[ 目 次 ] 1 法 人 の 概 要 1 学 校 法 人 の 沿 革 p1 2 法 人 の 組 織 図 p2 3 設 置 する 学 校 学 部 学 科 等 と 本 学 の 諸 活 動 p2 4 学 部 学 科 等 の 入 学 定 員 学 生 数 の 状 況 p4 5 卒 業 生 の 進 路 状 況

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1 2012 年 度 ( 平 成 24 年 度 ) 事 業 報 告 書 事 業 報 告 と 決 算 の 概 要 学 校 法 人 船 田 教 育 会

2 [ 目 次 ] 1 法 人 の 概 要 1 学 校 法 人 の 沿 革 p1 2 法 人 の 組 織 図 p2 3 設 置 する 学 校 学 部 学 科 等 と 本 学 の 諸 活 動 p2 4 学 部 学 科 等 の 入 学 定 員 学 生 数 の 状 況 p4 5 卒 業 生 の 進 路 状 況 p4 6 役 員 教 職 員 の 概 要 等 p5 (1) 役 員 (2) 教 員 ( 学 部 職 階 別 ) (3) 年 齢 別 専 任 教 員 数 (4) 教 員 一 人 当 たり 学 生 数 ( 学 部 ) (5) 職 員 の 概 要 2 事 業 の 概 要 1 設 置 校 別 教 育 活 動 等 の 概 要 1) 大 学 全 体 p6 2) 大 学 院 p9 3) 学 部 p10 4) 女 子 短 期 大 学 部 p17 5) 事 務 局 p18 2 施 設 設 備 修 繕 事 業 の 概 要 p21 3 平 成 24 年 度 決 算 の 概 要 概 要 説 明 p23 4 計 算 書 類 1 資 金 収 支 計 算 書 要 約 表 p24 2 消 費 収 支 計 算 書 要 約 表 p25 3 貸 借 対 照 表 要 約 表 p26 4 財 産 目 録 p27 5 監 査 報 告 書 監 査 報 告 書 写 p28 [ 資 料 ] p29

3 学 校 法 人 船 田 教 育 会 平 成 24 年 度 事 業 報 告 書 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで) 1 法 人 の 概 要 1. 学 校 法 人 の 沿 革 明 治 18 年 9 月 船 田 兵 吾 私 立 下 野 英 学 校 を 創 立 21 年 9 月 私 立 作 新 館 と 改 称 32 年 5 月 私 立 下 野 中 学 校 と 改 称 大 正 14 年 9 月 財 団 法 人 下 野 中 学 校 に 改 組 昭 和 16 年 3 月 船 田 中 船 田 小 常 財 団 法 人 作 新 館 高 等 女 学 校 を 創 立 22 年 8 月 中 学 校 女 学 校 を 合 併 し 財 団 法 人 作 新 学 院 となり この 年 中 等 部 高 等 部 を 置 く 25 年 9 月 学 校 法 人 作 新 学 院 と 改 称 28 年 4 月 幼 稚 園 を 置 く 29 年 4 月 小 学 部 を 置 く 30 年 4 月 高 等 部 に 商 業 科 設 置 35 年 4 月 法 人 名 を 学 校 法 人 船 田 教 育 会 と 改 称 35 年 4 月 高 等 部 に 工 業 科 ( 電 気 科 電 子 科 ) 設 置 37 年 4 月 高 等 部 に 家 政 科 設 置 42 年 4 月 作 新 学 院 女 子 短 期 大 学 を 開 学 63 年 4 月 高 等 部 に 英 進 部 設 置 ( 英 進 部 男 子 部 女 子 部 の3 部 制 とする) 平 成 元 年 4 月 作 新 学 院 大 学 を 開 学 元 年 4 月 幼 稚 園 を 作 新 学 院 女 子 短 期 大 学 附 属 幼 稚 園 に 改 称 3 年 4 月 高 等 部 に 情 報 科 学 部 設 置 ( 英 進 部 男 子 部 女 子 部 情 報 科 学 部 の4 部 制 と する) 5 年 4 月 作 新 学 院 大 学 に 大 学 院 経 営 学 研 究 科 ( 修 士 課 程 )を 設 置 7 年 4 月 作 新 学 院 大 学 大 学 院 経 営 学 研 究 科 に 博 士 課 程 後 期 を 設 置 修 士 課 程 を 博 士 前 期 課 程 に 改 める 11 年 4 月 作 新 学 院 女 子 短 期 大 学 を 作 新 学 院 大 学 女 子 短 期 大 学 部 に 改 称 11 年 4 月 作 新 学 院 女 子 短 期 大 学 附 属 幼 稚 園 を 作 新 学 院 大 学 女 子 短 期 大 学 部 附 属 幼 稚 園 に 改 称 12 年 4 月 作 新 学 院 大 学 に 地 域 発 展 学 部 ( 地 方 行 政 学 科 地 域 経 済 学 科 )を 設 置 14 年 4 月 作 新 学 院 大 学 に 人 間 文 化 学 部 ( 人 間 文 化 学 科 )を 設 置 15 年 3 月 作 新 学 院 大 学 女 子 短 期 大 学 部 文 科 を 廃 止 15 年 4 月 作 新 学 院 高 等 部 を 作 新 学 院 高 等 学 校 に 名 称 変 更 15 年 4 月 作 新 学 院 大 学 女 子 短 期 大 学 部 附 属 幼 稚 園 を 作 新 学 院 幼 稚 園 に 名 称 変 更 17 年 4 月 作 新 学 院 大 学 に 総 合 政 策 学 部 ( 総 合 政 策 学 科 )を 設 置 18 年 4 月 作 新 学 院 大 学 大 学 院 心 理 学 研 究 科 ( 修 士 課 程 ) 設 置 18 年 4 月 作 新 学 院 高 等 学 校 自 動 車 整 備 士 養 成 科 設 置 21 年 3 月 作 新 学 院 大 学 地 域 発 展 学 部 ( 地 方 行 政 学 科 地 域 経 済 学 科 )を 廃 止 22 年 4 月 作 新 学 院 高 等 学 校 中 等 部 小 学 部 幼 稚 園 の 設 置 者 を 学 校 法 人 船 田 教 育 会 から 学 校 法 人 作 新 学 院 に 変 更 1

4 2. 法 人 の 組 織 図 大 学 院 経 営 学 研 究 科 心 理 学 研 究 科 経 営 学 専 攻 臨 床 心 理 学 専 攻 作 新 学 院 大 学 附 属 臨 床 心 理 センター 経 営 学 部 経 営 学 科 学 部 総 合 政 策 学 部 平 成 22 年 度 より 募 集 停 止 総 合 政 策 学 科 人 間 文 化 学 部 人 間 文 化 学 科 大 学 教 育 センター 地 域 連 携 支 援 センター 情 報 センター 図 書 館 作 新 学 院 大 学 女 子 短 期 大 学 部 幼 児 教 育 科 3. 設 置 する 学 校 学 部 学 科 等 と 本 学 の 諸 活 動 (1) 作 新 学 院 大 学 作 新 学 院 大 学 女 子 短 期 大 学 部 は 時 代 の 変 化 に 対 応 して 自 らを 常 に 新 しくしていくとともに 時 代 に 応 じて 変 化 する 社 会 に 対 して 積 極 的 に 働 きかけ 社 会 を 良 き 方 向 に 変 える 能 動 的 人 間 の 育 成 ( 作 新 民 ) を 教 育 理 念 として 幅 広 い 教 養 と 実 践 的 な 専 門 性 を 身 につけ 持 続 可 能 な 社 会 の 創 造 に 挑 戦 し 未 来 を 切 り 拓 く 人 材 を 養 成 する 教 育 を 実 践 しています このような 本 学 の 教 育 理 念 と 目 的 を 理 解 し 本 学 において 主 体 的 に 学 ぶ 意 欲 のある 人 で 将 来 地 域 社 会 あるいは 国 際 社 会 で 活 躍 することを 希 望 する 人 材 を 受 け 入 れています ( 本 学 アドミッションポリシー)このため 次 のような 学 部 学 科 等 を 設 けています 2

5 設 置 する 学 校 学 部 学 科 大 学 院 大 学 学 部 短 期 大 学 経 営 学 研 究 科 / 心 理 学 研 究 科 経 営 学 部 経 営 学 科 総 合 政 策 学 部 総 合 政 策 学 科 人 間 文 化 学 部 人 間 文 化 学 科 幼 児 教 育 科 (2) 国 際 交 流 社 会 貢 献 等 の 諸 活 動 協 定 校 中 国 : 中 国 浙 江 財 経 学 院 内 モンゴル 民 族 大 学 鶏 西 大 学 山 西 大 学 商 務 学 院 呼 和 浩 特 民 族 学 院 邯 鄲 職 業 技 術 学 院 河 北 金 融 学 院 石 家 荘 外 国 語 翻 訳 職 業 学 院 河 北 邯 鄲 外 国 語 学 校 邯 鄲 学 院 湛 江 師 範 学 院 河 北 旅 行 職 業 学 院 大 連 翻 訳 職 業 学 院 韓 国 :ソウル 女 子 大 学 東 新 大 学 社 会 貢 献 活 動 教 員 免 許 状 更 新 講 習 (8 月 4 日 ~9 日 ) 学 校 図 書 館 司 書 教 諭 講 習 (8 月 7 日 ~10 日 ) (8 月 20 日 ~23 日 ) 作 新 こころの 相 談 クリニック( 相 談 業 務 ) 市 民 大 学 講 座 図 書 館 一 般 開 放 など 大 学 間 連 携 大 学 コンソーシアム(とちぎ 県 内 19 大 学 ) 大 学 間 連 携 事 業 地 域 連 携 事 業 産 学 官 連 携 サテライトオフィス 事 業 広 報 事 業 国 際 キャリア 開 発 支 援 プログラム 大 学 教 育 充 実 のための 戦 略 的 大 学 連 携 支 援 プログラム 3 大 学 連 携 事 業 ( 国 際 キャリア 開 発 支 援 プログラム) < 宇 都 宮 大 学 白 鴎 大 学 作 新 学 院 大 学 > 産 学 官 連 携 栃 木 県 産 学 官 連 携 経 営 工 学 講 座 Tochigi MOT Program 4. 学 部 学 科 等 の 入 学 定 員 学 生 数 の 状 況 学 部 学 科 専 攻 入 学 定 員 入 学 者 数 収 容 定 員 3 月 現 員 9 3 月 卒 業 者 学 位 授 与 数 経 営 学 研 究 科 大 学 院 心 理 学 研 究 科 経 営 学 部 経 営 学 科 総 合 政 策 学 部 総 合 政 策 学 科

6 人 間 文 化 学 部 人 間 文 化 学 科 計 女 子 短 期 大 学 部 幼 児 教 育 科 合 計 社 会 人 学 生 数 留 学 生 海 外 派 遣 学 生 数 卒 業 生 の 進 路 状 況 大 学 学 部 短 期 大 学 部 適 用 経 営 学 部 総 合 政 策 学 部 人 間 文 化 学 部 計 幼 児 教 育 科 計 卒 業 者 数 就 職 希 望 者 数 就 職 者 数 ( 対 希 望 者 内 定 率 ) 91.9% 93.3% 91.4% 91.9% 100% 100% 進 学 者 数 その 他 役 員 教 職 員 の 概 要 等 (1) 役 員 理 事 9 人 (うち 理 事 長 1 人 常 務 理 事 1 人 常 勤 理 事 2 人 ) 監 事 2 人 評 議 員 20 人 (2) 教 員 ( 学 部 職 階 別 ) 専 任 教 授 准 教 授 講 師 合 計 専 任 比 率 非 常 勤 合 計 大 学 計 % 経 営 学 部 [24] [7] [0] [31] 46.3% 36 [67] 総 合 政 策 学 部 [-] [-] [-] [-] [-] 12 [12] 4

7 人 間 文 化 学 部 [14] [9] [0] [23] 40.4% 34 [57] 女 子 短 期 大 学 部 % 合 計 % 学 長 は 大 学 ( 経 営 学 部 )に 含 み 短 期 大 学 部 からは 除 く 特 任 教 員 は 専 任 教 員 数 に 含 み 客 員 教 員 は 非 常 勤 教 員 数 に 含 む 総 合 政 策 学 部 兼 担 教 員 は 経 営 学 部 教 員 数 に 含 む 非 常 勤 教 員 数 は 経 営 学 部 人 間 文 化 学 部 とも 大 学 院 を 含 む (3) 年 齢 別 専 任 教 員 数 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 合 計 大 学 合 計 経 営 学 部 総 合 政 策 学 部 人 間 文 化 学 部 女 子 短 期 大 学 部 合 計 学 長 は 大 学 ( 経 営 学 部 )に 含 み 短 期 大 学 部 からは 除 く 副 学 長 は 大 学 ( 経 営 学 部 )に 含 む (4) 教 員 一 人 当 たり 学 生 数 ( 学 部 3 月 ) 学 部 学 科 専 攻 専 任 教 員 数 学 部 学 生 数 3 月 現 員 教 員 1 人 当 り 学 生 数 経 営 学 部 経 営 学 科 総 合 政 策 学 部 総 合 政 策 学 科 - 39 人 間 文 化 学 部 人 間 文 化 学 科 計 女 子 短 期 大 学 部 幼 児 教 育 科 合 計

8 (5) 職 員 の 概 要 事 務 局 区 分 大 学 短 大 法 人 合 計 専 任 職 員 内 男 子 [22] [3] [25] 内 女 子 [15] [0] [15] 非 常 勤 職 員 合 計 派 遣 職 員 事 業 の 概 要 1. 設 置 校 別 教 育 活 動 等 の 概 要 1) 大 学 全 体 本 学 の 第 1の 目 標 は 確 実 な 入 学 者 の 確 保 を 図 ることにありました 第 2 の 目 標 は 学 生 の 教 育 において キャリアへの 意 識 向 上 を 図 る 教 育 の 実 践 を 進 化 し 進 路 指 導 を 充 実 する ことであり 第 3 の 目 標 は 教 育 改 革 を 進 め 作 新 学 院 の 教 育 理 念 と 目 的 を 体 現 する 学 士 力 研 究 力 を 備 えた 人 材 の 輩 出 にありました 平 成 24 年 度 の 教 学 の 事 業 実 績 について その 概 要 を 以 下 に 報 告 します (1) 学 生 確 保 について 平 成 24 年 度 の 入 試 広 報 活 動 の 結 果 平 成 25 年 度 の 入 学 者 は 学 部 生 187 名 学 部 編 入 学 生 5 名 大 学 院 生 34 名 女 子 短 期 大 学 部 は 幼 児 教 育 科 入 学 者 138 名 で 学 部 大 学 院 短 期 大 学 部 の 合 計 入 学 生 数 は 364 名 となりました 学 部 生 の 充 足 率 向 上 への 対 策 として 26 年 度 に 向 けて 経 営 学 部 の 抜 本 的 な 改 組 再 編 を 実 行 し 経 営 学 部 人 間 文 化 学 部 両 学 部 の 人 材 養 成 教 育 の 明 確 化 を 図 ることにより 入 学 生 増 を 実 現 する 取 組 を 実 施 します 一 方 女 子 短 期 大 学 部 は 地 域 社 会 の 要 請 に 応 えるために 文 部 科 学 省 厚 生 労 働 省 の 認 可 を 受 けて 幼 児 教 育 科 の 入 学 定 員 を130 名 に 増 員 し それに 見 合 う 学 生 確 保 を 達 成 することができました これを 受 けて 教 育 研 究 の 充 実 を 図 るために 教 員 増 と 教 育 施 設 整 備 を 行 いました 6

9 (2) 教 育 改 革 について 平 成 24 年 度 は 人 間 文 化 学 部 が 発 達 教 育 専 攻 と 人 間 文 化 専 攻 に 改 組 再 編 後 の 初 年 度 にあ たり 新 たな 学 びとして 小 学 校 教 諭 1 種 免 許 状 と 特 別 支 援 学 校 教 諭 1 種 免 許 状 が 取 得 でき ることを 高 校 生 社 会 にひろく 広 報 し 学 生 確 保 に 注 力 しました その 結 果 入 学 生 は 隣 県 を 含 め 県 立 高 校 をはじめとして 様 々な 学 校 と 地 域 から 学 生 が 入 学 しました この 成 果 を 教 員 養 成 教 育 の 充 実 に 結 実 させるために 教 職 カリキュラムの 充 実 と 教 職 実 践 センターに おける 実 践 的 教 師 教 育 を 進 め 学 生 の 力 量 向 上 に 注 力 してまいります 経 営 学 部 は 平 成 26 年 度 に 向 けて 現 6コースを2 学 科 : 経 営 学 科 とスポーツマネジメ ント 学 科 に 再 編 する 学 部 改 組 計 画 を 文 部 科 学 省 に 届 出 を 行 いました これにより 高 校 生 に 何 が 学 べるか 学 んで 何 が 得 られるか を 明 確 に 提 示 することにより 学 生 確 保 を 図 るこ ととしました 大 学 院 は 経 営 学 研 究 科 と 心 理 学 研 究 科 において 北 関 東 で 小 粒 でもキラリとひかり 続 ける 高 等 教 育 機 関 としての 役 割 を 社 会 にアピールしております 経 営 学 研 究 科 は 24 年 秋 学 期 に 社 会 人 企 業 人 のビジネスマインドを 鼓 舞 するMBA 取 得 の 新 たな 学 びを 展 開 し 1 月 には 経 済 界 企 業 公 共 団 体 等 の 多 数 の 方 々のご 参 加 を 得 て SBSシンポジュウ ム を 開 催 し 作 新 ビジネススクールの 活 動 と 意 義 をアピールすることができました また 心 理 学 研 究 科 は 臨 床 心 理 士 1 種 指 定 の 教 育 研 究 機 関 として 他 大 学 からも 多 数 の 入 学 者 を 確 保 し 臨 床 心 理 センターは 活 発 な 活 動 を 展 開 しました 大 学 広 報 については 大 学 教 育 センターニュース 短 大 幼 児 教 育 科 月 報 の 作 成 配 布 等 を 積 極 的 に 行 いました これらを 改 善 し 大 学 広 報 として 育 てることにしております (3) 学 生 の 就 職 について 学 生 の 就 職 指 導 においては 共 通 教 育 におけるキャリアデザイン 科 目 の 必 修 化 基 礎 ゼ ミによる 学 生 指 導 栃 木 労 働 局 及 び 経 済 同 友 会 ボランティアプロフェッサーによる 授 業 提 供 キャリア 就 職 支 援 課 による 学 生 の 個 別 相 談 と 学 内 合 同 企 業 説 明 会 を 実 施 し 多 角 的 な 就 職 指 導 に 注 力 いたしました 今 後 さらに 質 保 証 を 担 保 すべく 大 学 教 育 センターの 新 たな 事 業 としてキャリア エクステンション 部 門 を 立 ち 上 げ リアルな 人 材 養 成 教 育 を 展 開 し 学 生 の 進 路 開 拓 と 就 職 率 の 向 上 に 努 めます また 学 生 の 企 業 や 事 業 所 でのインター ンシップを 必 修 化 するとともに 経 済 界 企 業 等 で 活 躍 している 卒 業 生 を 客 員 教 授 として 迎 えて 学 生 が 先 輩 から 就 職 活 動 を 学 ぶ 機 会 を 設 定 し 総 力 戦 で 在 学 生 のキャリアマイン ドの 向 上 を 図 ることとしました (4) 高 校 大 学 短 期 大 学 の 連 携 について 7

10 作 新 学 院 高 等 学 校 との 高 校 大 学 短 大 連 携 事 業 の 実 質 化 を 図 るために 英 進 部 総 合 進 学 部 情 報 科 学 部 との 実 践 的 な 事 業 連 携 活 動 を 通 して それぞれの 教 育 と 課 外 活 動 の 深 化 発 展 を 図 り 作 新 学 院 大 学 の 特 徴 を 生 かした 取 組 を 展 開 する 事 業 を 展 開 しました 特 に 平 成 24 年 度 は 23 年 度 に 立 ち 上 げた 吹 奏 学 部 の 充 実 26 年 度 から 強 化 部 として 立 ち 上 げる 女 子 バトミントン 部 の 創 設 準 備 を 行 いました これらの 活 動 を 基 礎 として 他 の 高 等 学 校 との 連 携 に 発 展 するよう 今 後 注 力 してまいります (5) 入 試 広 報 活 動 の 充 実 について 作 大 入 試 広 報 の 効 率 化 を 図 り 県 内 近 県 海 外 への 広 報 活 動 を 積 極 的 に 展 開 し 本 学 における 学 び その 楽 しさ 有 効 性 を 発 信 して 行 くことに 注 力 しました 具 体 的 には 大 学 ホームページへの 大 学 広 報 の 工 夫 奨 学 生 入 試 における 複 数 受 験 機 会 の 提 供 短 期 大 学 部 の 奨 学 生 試 験 の 実 施 読 書 感 想 文 コンテストの 実 施 等 を 積 極 的 に 行 いました また 学 生 確 保 作 戦 会 議 を 運 営 会 議 の 下 に 設 置 し 入 試 の 内 容 を 抜 本 的 に 改 革 することといたしまし た 具 体 的 には 経 営 学 部 の 改 組 再 編 に 伴 い 商 業 系 高 等 学 校 等 の 能 力 検 定 の 結 果 を 入 試 にお いて 評 価 することといたしました スポーツ 系 文 化 系 の 強 化 部 の 指 導 体 制 を 充 実 し 学 生 の 入 学 を 促 がすとともに 確 実 な 指 導 による 活 動 の 展 開 を 保 証 することといたしました また 国 際 交 流 及 び 留 学 生 交 流 の 本 学 の 基 本 的 な 目 標 と 方 法 を 設 定 するとともに 複 雑 な 国 際 関 係 下 においても 交 流 協 定 校 や 海 外 における 現 地 入 試 などにより 優 秀 な 留 学 生 の 積 極 的 な 受 け 入 れを 行 いました また 東 南 アジアからの 留 学 生 の 受 け 入 れを 行 うために ベトナムにおける 現 地 調 査 に 着 手 しました (6) 中 長 期 目 標 の 策 定 について 作 新 学 院 大 学 作 新 学 院 大 学 女 子 短 期 大 学 部 の 教 学 と 運 営 に 関 する 中 長 期 目 標 計 画 の 策 定 に 着 手 しました 運 営 会 議 のもとに 大 学 改 革 会 議 を 設 置 し 大 学 短 大 の 学 士 課 程 教 育 大 学 院 教 育 学 生 生 活 の 充 実 発 展 と 大 学 の 定 常 的 な 運 営 を 図 るためのロードマップ を 作 成 し 高 校 生 社 会 から 選 ばれる 大 学 つくりを 進 めることとしました また 教 員 の 教 育 研 究 評 価 基 準 の 策 定 に 着 手 し 平 成 27 年 度 大 学 及 び 28 年 度 短 大 の 次 期 第 三 者 評 価 に 資 することといたしました これを 運 営 会 議 から 理 事 会 に 提 案 し 本 学 の 中 長 期 目 標 を 策 定 す ることといたしました (7) 地 域 貢 献 研 究 基 盤 経 費 の 確 保 及 び 省 エネ 安 全 確 保 地 域 連 携 センターを 中 心 に 地 域 貢 献 事 業 として 企 業 団 体 等 との 共 同 研 究 を 開 始 し また 大 学 短 大 の 科 学 研 究 費 の 申 請 数 の 増 加 を 図 り 大 学 短 大 の 研 究 基 盤 を 学 生 納 付 金 のみに 依 存 することから 外 部 資 金 による 態 勢 の 変 換 に 取 り 掛 かりました 科 学 研 究 費 の 8

11 補 助 金 申 請 については 外 部 講 師 を 招 き 申 請 のポイントと 要 点 について 学 習 会 を 開 催 し 申 請 件 数 の 増 加 を 図 りました 結 果 として 学 外 との 共 同 研 究 は3 企 業 と 取 組 むこととなり また 科 学 研 究 費 補 助 金 申 請 件 数 は8 件 に 増 加 しました 私 立 学 校 共 済 事 業 団 に 大 型 の 教 育 研 究 活 性 化 施 設 設 備 費 を 含 む 人 材 養 成 事 業 の 申 請 を 試 みましたが 採 択 に 至 らず 引 き 続 き 挑 戦 することといたしました 2) 大 学 院 (1) 経 営 学 研 究 科 本 学 においては 大 学 院 の 使 命 を 教 育 全 体 を 先 導 し 本 学 教 育 の 基 本 になることと 致 し ております これはカリキュラムの 内 容 や 教 育 方 法 のみならず 学 生 確 保 にかかわる 諸 施 策 にも 及 びます 経 営 学 研 究 科 では 修 了 後 のキャリアにより 将 来 教 育 研 究 職 を 目 指 す 人 々を 対 象 としたアカデミックコース 及 び 後 期 博 士 課 程 と 社 会 人 実 務 家 を 対 象 とした ビジネススクールの 二 つに 明 確 に 分 けてあります また 社 会 人 に 対 しては 論 文 博 士 の 路 も 開 いてあり 将 来 実 務 経 験 を 活 かし 教 育 研 究 にも 携 わる 意 欲 のある 人 々にも 選 択 肢 を 提 供 致 しております 平 成 24 年 度 は 修 士 課 程 アカデミックコースには 1 年 生 12 名 2 年 生 10 名 を 擁 し そ のすべてが 中 国 を 中 心 としたアジア 諸 国 からの 留 学 生 です また 1 名 の 実 務 家 に 論 文 博 士 を 授 与 し 開 学 から 総 計 6 名 の 論 文 博 士 と 3 名 の 課 程 博 士 を 輩 出 致 しました さらに 現 在 1 名 の 企 業 派 遣 生 が 博 士 論 文 作 成 に 向 け 準 備 中 です 平 成 25 年 度 には 博 士 課 程 に 正 式 移 籍 のうえ 課 程 博 士 を 目 指 す 予 定 です ビジネススクールは 平 成 24 年 10 月 に 予 定 通 り 開 講 致 しました 1 年 を 4 学 期 制 と し すべての 科 目 は 1 学 期 間 ( 約 二 ヶ 月 半 )にて 完 了 するようカリキュラム 設 計 し 履 修 生 の 長 期 出 張 にも 対 応 できるよう 1 年 プラス 2 年 目 1 学 期 から 4 学 期 かけMBAも 取 得 可 能 としました シラバスは 単 なる 授 業 予 定 表 であってはならず ビジネススクールの 教 員 すべてが 本 来 のシラバスを 用 意 し 履 修 生 は 授 業 を 受 ける 前 に 使 用 ケースを 読 破 分 析 出 来 るようにしてあります 授 業 は 開 始 と 同 時 に 討 論 形 式 で 進 められ 白 熱 した 討 論 は 毎 回 終 了 予 定 時 刻 を 大 きく 超 過 する 状 況 が 続 いています ビジネススクールの 受 験 資 格 は 実 務 経 験 2 年 以 上 入 学 時 年 齢 22 歳 以 上 で 必 ずしも 大 学 卒 である 必 要 はなく 面 接 によ り 同 等 以 上 の 力 があると 認 められた 場 合 は 受 験 入 学 可 能 です 指 定 試 験 日 は 設 けるものの 学 期 開 始 前 であれば 通 年 受 験 を 可 能 とします (2) 心 理 学 研 究 科 ( 財 ) 日 本 臨 床 心 理 士 資 格 認 定 協 会 指 定 の 1 種 校 になってから 2 年 が 経 ちました まだまだ 課 題 が 残 るのが 現 状 です 本 年 度 の 資 格 取 得 者 は 3 名 ( 平 成 24 年 度 までの 資 格 9

12 取 得 者 は 20 名 )でしたが 今 後 資 格 取 得 者 の 増 加 に 向 けて 現 状 の 分 析 と 具 体 的 な 対 策 に 努 めます 修 了 生 の 動 向 ですが 県 内 各 地 各 領 域 で 活 躍 が 見 られ 評 価 も 含 め 定 着 し つつあります しかし 本 研 究 科 への 認 知 度 につきましては 少 しずつ 広 まりを 見 せてい るものの 一 般 県 民 への 浸 透 の 努 力 が 引 き 続 き 必 要 です 教 育 臨 床 領 域 では 現 職 教 員 が 生 徒 の 理 解 と 対 応 の 高 度 な 専 門 性 を 身 に 付 けるために 離 職 し 入 学 しましたが 本 年 度 栃 木 県 教 員 採 用 試 験 に 合 格 し 再 び 教 育 現 場 に 戻 る 事 例 がありました 付 属 臨 床 心 理 センターにおいては 院 生 の 臨 床 力 を 高 めるための 陪 席 やスーパービジ ョンの 充 実 を 図 ってきましたが 心 理 臨 床 の 基 礎 力 を 高 めるための 指 導 体 制 として 複 数 での 指 導 のあり 方 など 再 検 討 していくつもりです 修 了 生 の 指 導 体 制 としても 研 究 生 や 相 談 員 として 臨 床 の 場 を 提 供 していますが 一 層 の 臨 床 力 向 上 のために 教 員 の 協 力 体 制 の 強 化 に 努 めます 栃 木 県 の 委 託 事 業 ( 家 庭 支 援 事 業 )については 5 ケースの 依 頼 があり そのうち 4 ケ ースが 継 続 しています 本 年 度 も 委 託 期 間 にありますので 専 門 機 関 として 依 頼 を 受 け たケースについて 信 頼 を 裏 切 らぬように 保 護 者 等 のカウンセリングの 充 実 に 努 める 所 存 です 3) 学 部 < 経 営 学 部 > (1) 経 営 学 部 中 長 期 計 画 と 学 部 改 組 学 部 改 組 計 画 (2014 年 初 年 度 年 完 成 年 度 )は 経 営 学 部 中 長 期 計 画 (2013~2020 年 度 )にほぼ 等 しいコアとなる 計 画 でありますが 昨 年 7 月 に 学 部 改 組 準 備 WGを 編 成 し 精 力 的 な 検 討 を 重 ねつつ 複 数 回 にわたる 教 授 会 審 議 を 経 て 成 案 を 得 ることができました これに 基 づき 所 要 の 学 内 手 続 を 経 て 本 年 1 月 末 に 文 科 省 に 対 して 事 前 相 談 に 係 る 書 類 を 提 出 し 3 月 末 に 大 学 設 置 審 議 会 から 届 出 了 承 の 判 定 結 果 を 得 た 後 4 月 24 日 に 学 部 改 組 に 係 る 届 出 をすべて 完 了 したところです 事 前 相 談 を 経 たうえでの 届 出 であることから 当 初 予 定 どおり 直 ちに 改 組 に 基 づく 学 生 募 集 活 動 を 始 動 できることとなりました (2) 平 成 25 年 度 入 試 結 果 と 学 生 募 集 活 動 平 成 24 年 度 入 学 者 数 が 125 名 となったことを 受 けて 学 部 長 の 特 命 にもとづく 入 試 広 報 特 命 PT を 設 置 し 学 部 広 報 パンフの 作 成 学 部 による 高 校 訪 問 作 新 高 校 情 報 科 学 部 への 進 学 説 明 会 ( 相 談 会 )の 開 催 などを 展 開 してきました また 強 化 部 等 のスカウテ ィング 活 動 によるスポーツ 推 薦 の 確 保 についても 新 たな 体 制 を 構 築 するなど 今 まで 以 上 に 注 力 した 結 果 スポーツ 推 薦 では 昨 年 実 績 を 大 きく 上 回 る 成 果 を 上 げることができま した しかし 指 定 校 推 薦 及 び 外 国 人 留 学 生 の 落 ち 込 みが 大 きく 25 年 度 入 学 者 数 は 106 名 となり 減 少 に 歯 止 めをかけることができませんでした ただ 簿 記 等 の 資 格 取 得 者 に 10

13 対 する 特 待 制 度 などを 導 入 し 関 係 校 にPRしたところ 手 ごたえのある 反 応 と 入 学 者 を 得 ることができ 今 後 に 期 待 がもてる 結 果 ともなりました (3) 新 経 営 学 概 念 の 確 立 とテキストの 出 版 学 部 における 教 育 研 究 の 質 的 な 向 上 を 目 的 に 新 経 営 学 研 究 会 ( 学 部 企 画 委 員 会 主 催 ) の 研 究 成 果 を 踏 まえ 新 たな 経 営 学 概 念 に 基 づく 学 部 テキストの 作 成 と 年 度 内 の 刊 行 をめ ざしました しかし 学 部 改 組 準 備 に 時 間 を 割 かざるを 得 ない 事 情 もあって 現 状 におい て 半 年 程 度 の 遅 れが 生 じています できる 限 り 早 期 に 刊 行 できるようとりまとめを 急 ぎま す (4) キャリア 教 育 の 推 進 と 学 外 教 育 資 源 の 活 用 大 学 教 育 センターと 連 携 しつつ 学 部 としてキャリア 教 育 を 充 実 強 化 する 取 組 みを 進 めました とくに 経 営 学 部 教 員 が 中 心 になって ボランティア プロフェッサー( 経 済 同 友 会 )を 活 用 した 取 組 みを 2 回 実 施 するとともに 栃 木 労 働 局 による 労 働 セミナーの 開 催 なども 実 施 致 しました また OBを 含 めご 協 力 いただける 5 名 の 方 々を 新 たに 客 員 教 員 に 迎 え 入 れることができ 今 後 PRの 強 化 とともに 更 なる 学 外 教 育 資 源 の 活 用 に 努 め ていきます < 人 間 文 化 学 部 > 人 間 文 化 学 部 は 平 成 24 年 度 から 人 間 文 化 専 攻 と 発 達 教 育 専 攻 の 二 専 攻 制 に 移 行 しま した これにより 人 間 文 化 専 攻 では 中 学 校 教 諭 一 種 ( 国 語 英 語 )と 高 等 学 校 教 諭 一 種 ( 国 語 英 語 ) また 発 達 教 育 専 攻 では 小 学 校 教 諭 一 種 と 特 別 支 援 学 校 教 諭 一 種 の 免 許 状 が 取 得 できるようになりました このことについては 1 年 次 後 期 に 二 つの 専 攻 の 相 違 や 目 的 などを 説 明 し 学 生 の 要 望 を 尊 重 した 配 属 希 望 調 査 を 行 い 学 生 のニーズを 改 めて 確 認 すると 同 時 に 学 生 たちは2 年 次 の 活 動 を 開 始 しています 人 間 文 化 学 部 では 学 部 とし ての 特 色 を 活 かした 教 育 の 実 践 により 地 域 社 会 の 問 題 解 決 を 解 決 し 諸 問 題 に 対 し 創 造 的 に 貢 献 できる 人 材 育 成 を 促 すために とくに 教 職 関 係 の 新 しい 組 織 制 度 作 りに 努 めま した 具 体 的 には 教 員 志 望 の 学 生 のニーズに 応 えるよう 教 員 養 成 カリキュラム 委 員 会 を 設 置 し その 下 に 教 職 実 践 センターを 置 き より 実 践 的 な 指 導 ができるよう 体 制 を 整 えま した さらに 昨 年 度 の 計 画 とした 掲 げた 事 項 については 次 のような 実 施 成 果 を 挙 げました (1) 学 生 担 任 制 による 学 生 に 対 する 支 援 体 制 の 強 化 担 任 制 をより 機 能 させるために 新 入 生 の 学 外 オリエンテーションに 前 期 担 任 だけでな く 後 期 担 任 も 全 員 参 加 し 学 生 と 教 員 の 距 離 を 縮 める 工 夫 をしました また 教 授 会 では 各 担 任 による 学 生 の 身 上 について 報 告 をするよう 求 め 長 期 欠 席 者 の 把 握 と 大 学 への 登 校 を 促 す 工 夫 するよう 努 めました (2) 大 学 への 不 適 応 学 生 への 対 応 心 理 学 担 当 の 教 員 を 中 心 として 学 生 がくつろげる れいんぼーさろん を 設 置 しまし 11

14 た これはコミュニケーションが 苦 手 の 学 生 のために 居 場 所 を 提 供 し ピア カウンセリ ング 活 動 ( 先 輩 が 後 輩 などに 行 うカウンセリング)を 実 施 しています 実 施 は 心 理 学 の 教 員 の 指 導 の 下 心 理 学 研 究 科 の 大 学 院 生 4 名 によって 室 内 環 境 整 備 学 生 への 掲 示 執 務 日 誌 の 作 成 などが 行 われました その 他 心 理 学 担 当 の 複 数 の 教 員 が 栃 木 県 宇 都 宮 市 およびその 他 の 自 治 体 から 委 嘱 を 受 けスクールカウンセラーとしての 活 動 を 行 い さらに 那 須 烏 山 市 と 連 携 して2 名 の 教 員 が 特 別 支 援 教 育 の 推 進 活 動 を 展 開 しました (3) 外 国 人 留 学 生 を 受 け 入 れました 昨 年 度 の 私 費 留 学 生 は 4 年 次 2 名 3 年 次 2 名 2 年 次 2 名 1 年 次 3 名 の 計 9 名 ( 国 別 では 中 国 8 名 韓 国 1 名 ) 交 換 留 学 生 は 4 年 次 2 名 ( 韓 国 東 新 大 学 校 ) 3 年 次 3 名 ( 中 国 内 蒙 古 民 族 大 学 2 名 浙 江 財 形 大 学 1 名 )という 実 績 です (4) 現 職 教 員 を 内 地 留 学 生 として 受 け 入 れました 4 名 はスクールカウンセリング 関 係 について 学 び 1 名 は 中 国 語 学 関 係 について 学 びま した また 教 員 免 許 状 更 新 講 習 での 講 師 を 担 当 するなど 地 域 の 教 育 界 に 貢 献 するよう 努 め ました 昨 年 度 は 8 月 4 日 ~9 日 までの 日 程 で 実 施 しました 受 講 者 数 は 延 べ 336 名 で 履 修 認 定 者 数 も 同 じく 336 名 でした 平 成 24 年 度 図 書 館 司 書 教 諭 講 習 は 栃 木 県 では 本 学 の みで 実 施 され 単 位 習 得 者 は 83 名 でした (5) 教 職 実 践 センターの 設 置 予 定 では 24 年 4 月 開 設 の 予 定 でしたが 諸 事 情 から 本 年 3 月 に 伸 びたものの 広 いスペー スの 部 屋 を 確 保 して 教 職 実 践 センターが 活 動 を 始 めています [ 大 学 教 育 センター( 付 属 機 関 )] (1) 重 点 的 取 組 事 項 1 共 通 教 育 の 改 革 共 通 教 育 改 革 に 関 する 基 本 方 針 ( 共 通 教 育 の 目 標 構 成 の 明 確 化 設 置 単 位 数 の 削 減 キャリア 教 育 の 強 化 )を 確 立 し 経 営 学 部 改 組 届 出 に 合 わせて 基 本 的 なカリキュラム 構 成 を 決 定 しました 平 成 25 年 度 一 部 実 施 内 容 については キャリアデザイン1 と 基 礎 ゼミⅡ の 連 携 を 確 定 し インターンシップ は 中 間 報 告 の 科 目 担 当 者 増 加 案 ではなく 後 述 のキャリア エクステンションセクションの 設 置 および 教 務 運 営 セクションの 関 与 で 対 応 することとし 第 2 外 国 語 の 開 講 時 間 枠 の 調 整 は 旧 カリキュラム 開 講 科 目 の 減 少 及 び 読 替 えによって 対 応 しました 同 時 に シラバス 改 革 ( 予 習 復 習 が 可 能 となる 記 述 等 )など を 推 進 してきました ただ その 具 体 化 と 全 学 的 な 浸 透 については 今 後 に 残 されています また 就 業 力 の 実 践 的 な 育 成 強 化 に 向 けて 県 経 済 同 友 会 のボランティア プロフェッサ ー 事 業 など 学 外 教 育 資 源 の 活 用 を 図 り 今 後 の 継 続 と 更 なる 拡 大 に 向 けて 道 を 拓 くことが できました 2 高 大 短 連 携 事 業 の 推 進 12

15 高 大 短 連 携 プロジェクト 実 施 計 画 に 基 づき ア)コース 部 会 では 総 合 進 学 部 作 大 作 短 コース 平 成 24 年 度 高 大 連 携 講 座 を 当 初 計 画 通 り 実 施 するとともに 入 試 広 報 部 ( 課 )と 連 携 し 高 3 担 当 教 諭 を 対 象 とした 進 学 情 報 説 明 会 情 報 科 学 部 の 生 徒 保 護 者 を 対 象 にした 説 明 会 相 談 会 をそれぞれ 実 施 しました 要 望 のあった 作 新 高 校 出 身 学 生 の 在 籍 状 況 や 就 職 状 況 等 の 情 報 提 供 については 統 計 処 理 したサンプルデータを 提 示 し 意 見 交 換 を 実 施 しました なお コース 部 会 の 今 後 のあり 方 について 協 議 し 今 後 は 連 携 講 座 部 会 と 名 称 を 変 更 し 既 存 の 取 組 みを 効 果 的 に 実 施 するための 部 会 とすることを 確 認 しました イ)3 部 連 携 部 会 では 入 学 前 プログラムとして 読 書 感 想 文 コンテスト を 決 め 事 前 に 推 薦 ( 課 題 ) 図 書 や 実 施 プログラム 等 を 案 内 し 12 月 に 実 施 した 本 学 でのスクーリング には 多 くの 参 加 者 を 得 ました コンテストとして 受 賞 者 を 選 考 し その 結 果 について 講 評 を 添 えてHPに 掲 載 するとともに 入 学 式 で 受 賞 者 の 表 彰 を 行 いました ウ) 部 活 動 連 携 部 会 では 吹 奏 楽 部 の 育 成 や 運 動 部 における 合 同 練 習 などについて 協 議 を 進 め 指 導 者 の 確 保 や 女 子 バトミントン 部 の 創 部 について 目 途 を 付 けることができ 硬 式 野 球 部 や 陸 上 競 技 部 ( 作 新 清 陵 )では 選 手 獲 得 の 成 果 も 生 まれました 3キャリア エクステンションセクションの 設 置 全 学 的 な 視 点 からキャリア 教 育 を 推 進 する 専 門 部 門 として 大 学 教 育 センターに 平 成 25 年 度 よりキャリア エクステンションセクションを 追 加 設 置 することを 決 定 し キャリア 就 職 支 援 課 や 地 域 連 携 支 援 センターと 有 機 的 な 連 携 を 強 めつつ 学 生 の 就 業 力 を 育 成 強 化 する 体 制 を 構 築 しました また 同 セクションの 下 に 全 学 組 織 として 生 涯 学 習 委 員 会 を 設 置 し 従 来 からの 公 開 講 座 のほか リカレント 教 育 として 専 門 的 体 系 的 な 社 会 人 教 育 を 展 開 する 体 制 を 構 築 しました 4エンロールメント マネジメントの 取 組 方 針 の 明 確 化 中 途 退 学 者 の 防 止 と 学 生 の 満 足 度 の 向 上 をめざし 大 学 教 育 センター( 学 修 支 援 室 )が 中 心 になって 学 生 の 入 学 前 から 卒 業 後 までの 全 過 程 を 対 象 に 可 能 な 限 りの 有 用 な 情 報 を 全 学 横 断 的 に 収 集 分 析 し 中 途 退 学 や 満 足 度 の 因 果 関 係 を 明 確 にしながら 根 拠 に 基 づく 的 確 な 対 応 策 を 講 じていくエンロールメント マネジメントを 推 進 していく 方 針 を 明 確 にしました 先 ずは 情 報 の 収 集 と 蓄 積 を 進 めることとします 5 大 学 教 育 センターニュースの 発 行 第 1 号 を 昨 年 10 月 に 発 行 して 以 来 ほぼ 毎 月 欠 かさず 発 行 し 本 年 4 月 に 第 7 号 を 数 え るまでになりました 大 学 教 育 センターニュースは 学 修 支 援 室 が 編 集 作 業 に 当 たってい るものでありますが 以 前 からの 課 題 であった 本 学 の 発 信 力 の 強 化 に 向 けて 継 続 的 なニ ュースの 定 期 発 行 は 大 きな 効 果 をもたらすものと 期 待 されます (2) 教 務 運 営 セクション { 共 通 教 育 } 1 共 通 教 育 科 目 の 円 滑 な 運 営 について 履 修 登 録 に 関 する 指 導 は 良 好 に 推 移 したといえま 13

16 すが 成 績 不 良 者 の 出 欠 や 履 修 登 録 では 更 なる 情 報 共 有 化 が 課 題 です 2 科 目 担 当 者 会 議 の 運 営 では 日 常 的 に 調 整 が 必 要 な 課 題 を 有 する 部 会 の 改 善 が 必 要 です キャリア 就 職 支 援 委 員 会 との 連 携 留 学 生 の 日 本 語 教 育 や 日 本 人 学 生 との 交 流 は 共 通 教 育 改 革 の 中 で 検 討 を 進 めます 3 共 通 教 育 科 目 の 運 用 については 特 に 規 程 の 改 定 が 必 要 な 事 案 は 発 生 しませんでした 4 中 教 審 答 申 に 関 する 情 報 を 教 職 員 向 けに 学 内 情 報 サービスに 掲 載 しま した { 教 務 事 務 } 1 教 務 事 務 全 般 の 円 滑 な 運 営 については 年 間 スケジュールに 沿 って 順 調 に 推 移 してきま したが 教 務 システム 情 報 の 効 果 的 な 活 用 として 成 績 不 良 者 の 早 期 把 握 などが 課 題 です 2 教 務 事 務 運 営 上 の 学 部 間 調 整 では 研 究 生 の 研 究 報 告 書 の 提 出 方 法 について 経 営 学 部 と 人 間 文 化 学 部 の 教 務 委 員 会 間 において 調 整 し 決 定 しました 3 平 成 25 年 度 学 年 歴 開 講 科 目 及 び 時 間 割 を 共 通 教 育 科 目 担 当 者 および 各 学 部 教 務 委 員 会 で 調 整 作 成 しました (3) 企 画 開 発 セクション { 教 育 企 画 } 国 語 基 礎 力 調 査 (4 月 実 施 分 )の 分 析 を 実 施 しましたが 今 後 学 内 情 報 の 管 理 活 用 方 法 を 模 索 するために 英 語 プレイスメントテスト 授 業 評 価 アンケート 退 学 者 などのデー タを 含 む 詳 細 な 分 析 を 行 う 必 要 があります {ESSD 活 動 } 8.28 中 教 審 答 申 をめぐる 研 修 会 授 業 評 価 アンケート 教 員 自 己 評 価 アンケートを 実 施 したが 学 生 参 加 による 活 動 については 十 分 な 検 討 に 至 りませんでした (4) 運 営 委 員 会 ほぼ 毎 月 開 催 するとともに その 前 段 において 正 副 センター 長 会 議 ( 正 副 センター 長 + 教 務 課 長 + 学 修 支 援 室 長 )を 適 宜 開 催 し 大 学 教 育 センターの 機 動 的 効 果 的 な 運 営 を 図 っ てきました ただ 会 議 集 中 日 である 水 曜 日 の 開 催 のため 他 の 委 員 会 等 との 競 合 等 によ り 欠 席 する 委 員 が 生 じるなど 運 営 委 員 会 の 円 滑 な 運 営 に 支 障 が 生 じている 面 があり 改 善 が 必 要 です その 一 方 で 24 年 度 から 学 修 支 援 室 が 設 置 され 大 学 教 育 センターの 事 務 機 能 が 強 化 さ れたことにより 大 学 教 育 センターHPのアップや 教 育 センターニュースの 発 行 など 従 来 からの 懸 案 事 項 が 大 きく 改 善 されました 今 後 は 3 つのセクション(3 人 の 副 センター 長 ) 体 制 やキャリア 就 職 支 援 課 長 を 含 めた 正 副 センター 長 会 議 の 開 催 など 教 育 センタ ーの 組 織 や 機 能 の 強 化 に 応 じた 更 なる 効 果 的 効 率 的 な 運 営 が 求 められることになります [ 地 域 連 携 支 援 センター( 付 属 機 関 ) ] (1) 受 託 共 同 研 究 & 協 定 1 宇 都 宮 市 役 所 との 共 同 研 究 : 企 業 の 新 分 野 進 出 に 関 する 調 査 研 究 責 任 者 : 経 営 学 部 春 日 特 任 教 授 14

17 2 ホンダアクセスとの 共 同 研 究 : 統 計 的 手 法 による 車 両 空 力 性 能 向 上 に 関 する 研 究 (25 年 度 継 続 ) 責 任 者 : 経 営 学 部 春 日 特 任 教 授 3 ホンダアクセスとの 共 同 研 究 : 音 場 空 間 の 定 位 と 快 適 感 の 関 連 性 に 関 する 研 究 (25 年 度 継 続 ) 責 任 者 : 経 営 学 部 春 日 特 任 教 授 4 那 須 烏 山 市 との 連 携 特 別 支 援 教 育 事 業 に 関 する 協 定 : 責 任 者 : 人 間 文 化 学 部 松 本 准 教 授 (2) 第 9 回 学 生 & 企 業 発 表 会 関 係 1 参 加 ゼミ 個 人 募 集 9 月 予 行 演 習 会 (5 件 応 募 )11 月 2 発 表 会 12 月 8 日 太 田 学 長 ( 運 営 委 員 長 ) 春 日 副 所 長 ( 総 合 司 会 ) 3 本 学 該 当 者 表 彰 式 ( 式 後 参 加 者 慰 労 会 )1 月 (3,4 後 援 会 報 掲 載 ) (3) 支 援 センター 主 催 講 演 会 1 科 研 費 獲 得 のための 講 演 会 ( 学 内 教 員 向 )( 宇 都 宮 大 学 香 西 秀 夫 氏 )10 月 2 最 先 端 先 導 的 経 営 特 別 講 演 会 ( 終 了 後 意 見 交 換 会 ) 大 学 コンソーシアム 共 催 第 1 回 (11 月 21 日 ) 栃 木 労 働 局 五 百 旗 頭 千 奈 美 氏 大 貫 重 範 氏 第 2 回 (12 月 5 日 ) 栃 木 銀 行 常 務 取 締 役 鷹 箸 一 成 氏 第 3 回 (12 月 12 日 ) 足 利 銀 行 取 締 役 小 野 訓 啓 氏 3 宇 都 宮 市 商 工 会 議 所 主 催 春 日 副 所 長 講 演 会 (3 月 14 日 ) テーマ:IT が 拓 く 企 業 経 営 -ビッグデータの 活 用 による 新 たなビジネス 領 域 へのチャレンジ - (4) 大 学 コンソーシアム 事 業 1 キャンパスネット 発 行 (28,29 号 ) 編 集 参 加 本 学 学 生 取 材 編 集 支 援 2 地 域 連 携 事 業 部 会 大 学 見 学 会 7 月 : 自 治 医 科 大 学 3 月 : 作 新 学 院 大 学 開 催 参 加 : 太 田 委 員 長 ( 学 長 ) 西 田 教 授 ( 企 画 委 員 ) 田 中 ( 事 務 局 員 ) (5) 地 域 連 携 活 動 1 宇 都 宮 市 空 き 店 舗 活 用 事 業 参 加 本 学 から 2 件 応 募 ベトナム 食 堂 選 定 10 月 開 店 セレモニー(キャンパスネット 29 号 掲 載 ) 2 ささつなプロジェクト 来 ら 丼 開 発 出 展 ( 経 営 学 部 前 橋 教 授 指 導 )( 後 援 会 報 掲 載 ) 3 清 原 地 区 防 災 訓 練 参 加 支 援 4 栃 木 県 産 業 振 興 センター 情 報 誌 (25 年 度 4 月 号 ) 2013 年 日 本 経 済 の 展 望 と 栃 木 県 経 済 ( 天 尾 准 教 授 担 当 ) 5 清 原 地 区 防 災 訓 練 支 援 (10 月 ) (6) 国 際 キャリア 文 科 省 担 当 者 実 施 調 査 処 理 3 月 宇 都 宮 大 学 上 記 実 施 調 査 (センター 職 員 田 中 立 会 い) 以 上 が 本 センターの 事 業 報 告 です 以 下 に 報 告 に 関 する 簡 単 な 説 明 コメントを 述 べます 15

18 (1)2012 年 度 地 域 連 携 支 援 センターは 上 記 6つの 分 野 で 活 動 展 開 しました これ まで 受 託 研 究 は 文 系 分 野 限 定 でしたが 春 日 副 所 長 を 迎 え 文 理 融 合 受 託 研 究 が 実 現 できたのが 本 年 の 特 色 として 挙 げられます (25 年 度 も 事 業 継 続 ) (2) 第 9 回 学 生 & 企 業 発 表 会 は 学 生 にとりコンソーシアム 最 大 の 事 業 です 過 去 本 学 は 2 度 金 賞 を 獲 得 していますが 昨 年 の 第 8 回 は 8 件 応 募 したが 金 賞 銀 賞 特 別 賞 は 1 件 もなく 不 振 でした そこで 今 年 度 は 予 行 演 習 会 を 開 催 し 本 選 に 備 えました その 結 果 金 賞 1 件 特 別 賞 1 件 を 獲 得 一 定 の 成 果 を 挙 げました 一 部 大 学 ではこの 発 表 会 に 向 け 日 頃 から 準 備 し 年 々 学 生 発 表 内 容 野 やプレゼンターショ ン 力 が 向 上 していることを 見 ても この 発 表 会 は 学 生 の 研 究 学 習 意 欲 増 進 を 図 り 結 果 的 に 学 生 の 教 育 の 著 しい 向 上 ができることに 連 なります この 意 味 から これから 社 会 に 巣 立 っていく 学 生 のキャリア 育 成 のためにも 十 分 活 用 できるので 今 後 もこの 発 表 会 を 積 極 的 に 教 育 の 場 として 活 用 します (3) 本 学 活 性 化 のため 科 研 費 応 募 の 促 進 事 業 学 生 のキャリアアップのための 講 演 会 本 学 の 教 育 研 究 活 動 の 広 報 のための 活 動 など 下 記 の 活 動 を 通 して 今 年 度 は 充 実 し た 活 動 が 実 施 できたので これを 来 年 度 にもつなげていきます 1 本 学 の 科 研 費 活 用 促 進 のため 宇 都 宮 大 学 香 西 先 生 を 講 師 に 招 きし 講 演 会 を 開 催 しました 利 用 促 進 に 資 する 講 演 でした 2 平 成 20 年 度 から 求 められる 社 会 人 養 成 プログラム と 題 して 本 県 の 産 業 経 済 界 の リーダーを 招 き 開 催 しています 今 年 度 からは 最 先 端 先 導 的 経 営 特 別 講 演 会 と 題 して 講 演 会 (3 回 )を 実 施 しました 今 後 も 多 分 野 の 方 をお 迎 えして 学 生 のキャリア 力 アップにつながる 講 演 会 を 実 施 します 3 春 日 副 所 長 の 市 商 工 会 議 所 主 催 の 講 演 会 でした 参 加 者 全 員 が 問 題 意 識 の 高 い 方 々 の 講 演 会 でした 経 営 学 研 究 科 ビジネスコースのPRにもつながる 講 演 会 となること が 期 待 できます (4)コンソーシアム 栃 木 の 活 性 化 活 動 について 1キャンパスネット( 学 生 新 聞 )は コンソーシアム 傘 下 の 地 域 連 携 事 業 委 員 会 ( 太 田 学 長 委 員 長 )と 産 官 学 サテライトオフィス 事 業 委 員 会 の 合 同 発 行 事 務 局 田 中 が 編 集 会 議 に 参 加 学 生 編 集 欄 は 本 学 鈴 木 ゼミ 学 生 が 担 当 しました 従 来 は 広 告 収 入 で 発 行 費 用 全 部 を 賄 っていましたが 今 年 度 も 広 告 収 入 で 賄 えず 地 域 連 携 事 業 委 員 会 とコンソーシアムの 資 金 を 一 部 拠 出 して 発 行 を 継 続 しています 大 学 と 学 生 県 内 高 校 生 大 学 教 職 員 地 域 の 方 々をつなぐ 情 報 誌 として 普 及 につとめます 2 学 長 がコンソーシアム 部 会 の 委 員 長 本 学 が 部 会 事 務 局 となっています また 部 会 選 出 の 企 画 委 員 を 西 田 教 授 が 勤 めています 年 2 回 ほどの 部 会 で 地 域 連 携 に 関 する 様 々な 課 題 (キャンパスネット 発 行 学 生 & 企 業 発 表 会 とちぎ 学 の 推 進 留 学 学 生 の 支 援 等 )を 検 討 しています 同 時 に 開 催 校 の 見 学 会 を 開 催 し 部 会 の 活 性 化 に 寄 与 しています 16

19 (5) 地 域 連 携 活 動 について 1ベトナム 食 堂 の 展 開 は 市 内 中 心 地 の 活 性 化 の 起 爆 剤 となっています 食 堂 は 2 月 一 時 休 業 再 開 しました 現 在 では 宇 都 宮 とベトナムとの 交 流 拠 点 としてなりつつ あります また 宇 都 宮 市 役 所 の 担 当 者 もかなり 高 く 評 価 しています 今 年 9 月 終 了 時 まで 当 センターとしても 支 援 を 継 続 します 2 前 橋 ゼミの 学 生 が 産 学 連 携 事 業 ささつなプロジェクト の 一 環 である 来 ら 丼 を 高 根 沢 町 と 共 同 で タンタンアイラン 丼 として 開 発 しました これを 県 庁 前 で 開 催 された とちぎ 元 気 グルメまつり に 出 展 参 加 ( 詳 細 は 後 援 会 報 ) 初 期 段 階 か ら 支 援 しています 3 栃 木 県 産 業 振 興 センター 情 報 誌 (25 年 4 月 号 ) 2013 年 日 本 経 済 の 展 望 と 栃 木 経 済 執 筆 依 頼 があり 日 本 経 済 担 当 の 天 尾 准 教 授 を 紹 介 原 稿 を 執 筆 してもらいました 4 本 学 が 寄 与 する 清 原 地 区 防 災 訓 練 実 施 が 恒 例 になりつつありますが 24 年 度 は 地 区 在 住 の 外 国 人 の 方 の 参 加 もありました (6) 宇 都 宮 大 学 が 主 催 する 国 際 キャリア 開 発 プログラムは 24 年 3 月 末 で 終 了 したプロ グラムです このプログラムの 文 科 省 調 査 が 25 年 3 月 に 実 施 されました 本 学 では プロジェクト 担 当 者 が 不 在 なため 支 援 センター 職 員 の 田 中 が 宇 大 での 調 査 に 立 ち 会 い 文 科 省 の 提 出 要 求 等 の 調 査 請 求 に 対 応 しました 若 干 書 類 に 不 具 合 があり 訂 正 が 必 要 となりました このことは 多 くの 組 織 が 連 携 するプロジェクトでは その 開 始 時 の 正 確 な 運 用 取 決 めが 重 要 であることを 示 唆 しており プログラム 開 始 のより 慎 重 で 的 確 な 企 画 立 案 をすることが 今 後 の 課 題 として 残 されました 4) 女 子 短 期 大 学 部 短 期 大 学 部 の 大 きな 社 会 的 使 命 である 保 育 者 養 成 の 拡 大 を 図 るために 進 めていた 定 員 増 については 文 部 科 学 省 厚 生 労 働 省 の 認 可 を 受 け 25 年 度 入 学 試 験 を 実 施 しました その 結 果 志 願 者 171 名 受 験 者 170 名 合 格 者 144 名 入 学 者 138 名 と 増 員 した 定 員 (130 名 ) を 超 える 入 学 生 を 迎 えることができました 広 報 活 動 では 高 校 訪 問 による 進 路 指 導 担 当 教 員 とのきめ 細 かい 情 報 交 換 学 外 における 高 校 主 催 企 業 主 催 の 多 数 の 進 学 相 談 会 学 内 でのオープンキャンパス サタデーキャンパス ワンデーキャンパスなどによる 情 報 提 供 と 個 別 相 談 を 重 ねることで 受 験 生 の 増 加 につなげてきました また 自 己 推 薦 入 学 試 験 を 導 入 し 受 験 機 会 を 増 やす 試 みを 始 めました さらに 奨 学 金 制 度 を 新 たに 導 入 したことによ り 意 欲 と 能 力 のある 高 校 生 の 入 学 の 後 押 しをすることも 可 能 となりました 人 材 を 社 会 に 送 り 出 す 就 職 については 本 年 度 も 就 職 率 100%を 達 成 することができまし た 就 職 先 は 幼 稚 園 42 名 (38%) 保 育 所 59 名 (54%) 施 設 5 名 (5%) 一 般 企 業 3 名 (3%) となりますが 一 般 企 業 3 名 のうち 2 名 は 保 育 士 派 遣 会 社 採 用 のため 幼 稚 園 教 諭 2 種 免 許 保 育 士 資 格 を 生 かした 専 門 就 職 率 は 99%となりました 例 年 同 様 3 月 以 降 も 求 人 が 多 17

20 く 寄 せられており 定 員 増 で 受 け 入 れた 学 生 の 就 職 先 は 確 保 可 能 の 見 通 しを 持 てる 状 況 に あります 就 職 指 導 についてはキャリア 就 職 支 援 課 と 連 携 し 入 学 間 もない 4 月 下 旬 か ら 個 人 面 談 や 多 様 な 指 導 を 継 続 しており ライフデザイン の 授 業 担 任 会 における 面 談 各 種 実 習 などを 経 て 学 生 それぞれが 自 己 の 将 来 設 計 をして 上 記 の 結 果 につながりました 短 大 案 内 (パンフレット)は 在 学 生 の 学 生 生 活 実 習 風 景 卒 業 生 の 活 躍 など 多 くの 写 真 を 配 することにより 高 校 生 が 親 しみを 持 ちやすく 保 護 者 に 信 頼 される 内 容 で 編 集 した ことにより 短 大 に 対 する 好 印 象 を 得 られることになりました 県 内 外 の 高 等 学 校 との 連 携 については 高 校 訪 問 や 出 前 講 座 によって 情 報 交 換 と 高 校 生 の 実 態 把 握 短 大 への 関 心 喚 起 に 努 めてきました 特 に 作 新 高 校 とは 高 大 短 連 携 プロジ ェクト 会 議 及 び 各 部 会 会 議 により 高 校 の 先 生 方 との 連 携 を 緊 密 化 してきました 総 合 進 学 部 における 短 大 講 座 では 将 来 の 職 業 社 会 貢 献 への 展 望 につながるように 高 校 生 の 進 路 に 対 する 考 えに 配 慮 しながら 実 施 しました 在 学 生 の 教 育 については 幼 稚 園 教 諭 2 種 免 許 保 育 士 資 格 取 得 をめざした 教 育 課 程 の 充 実 を 図 り 学 生 の 履 修 相 談 単 位 取 得 状 況 の 確 認 を 進 めてきました また 安 定 した 学 生 生 活 の 継 続 のために 担 任 を 中 心 に 教 員 全 員 で 情 報 を 共 有 しながら 学 生 相 談 に 対 応 するこ とにより 学 生 の 心 情 状 況 の 理 解 に 努 め 時 に 保 護 者 と 面 談 しながら 支 援 を 重 ね 退 学 の 事 態 を 極 力 回 避 しました 学 生 主 体 の 活 動 では 学 友 会 主 催 の 多 様 な 行 事 が 活 発 に 展 開 され 学 生 の 企 画 運 営 力 の 充 実 が 図 られました 昨 年 の 七 夕 では NHK 宇 都 宮 支 局 の 取 材 を 受 け テレビ 放 映 されまし た またサークル 活 動 では 学 内 活 動 にとどまらず 幼 稚 園 保 育 所 児 童 館 水 遊 園 のイ ベントに 協 力 して 地 域 貢 献 に 力 を 発 揮 しました 教 員 の 地 域 貢 献 として 学 内 においては 教 員 免 許 更 新 講 習 の 講 師 を 学 外 においては 栃 木 県 幼 稚 園 研 究 大 会 助 言 者 関 東 ブッロク 保 育 研 究 大 会 助 言 者 栃 木 県 及 び 県 内 各 市 町 の 審 議 会 委 員 市 町 主 催 の 講 演 会 等 で 多 数 回 の 講 師 を 務 めました 5) 事 務 局 < 法 人 事 務 局 > 平 成 24 年 度 は 平 成 22 年 度 の 設 置 者 変 更 に 伴 い 策 定 した 新 財 政 4 カ 年 計 画 の 2 年 目 に あたります 財 政 基 盤 強 化 をにらんだ 諸 施 策 実 践 の 結 果 ほぼ 単 年 度 の 帰 属 収 支 差 額 計 画 の 達 成 に 至 りました 次 年 度 以 降 も 引 き 続 き 改 革 を 進 めて 行 きます また 設 置 する 大 学 院 学 部 の 進 化 が 始 まった 年 度 として 振 り 返 ることができます 詳 細 は 既 述 と 重 複 いたし ますので 省 略 致 します さらに 本 年 度 は 本 法 人 の 中 長 期 計 画 策 定 に 新 たに 着 手 した 元 年 でもあります 本 学 を 取 り 囲 む 厳 しい 少 子 化 経 済 環 境 等 の 中 で 如 何 に 私 学 として 社 会 貢 献 を 継 続 して 行 くか 18

21 様 々な 調 査 や 統 計 分 析 データのもと 計 画 概 要 が 見 えてきた 状 況 です < 大 学 短 大 事 務 局 > 1. 学 生 確 保 学 生 確 保 の 取 り 組 みは 入 試 広 報 課 員 を 中 心 に 教 員 職 員 で 担 当 高 校 を 決 め 各 高 校 ごとの 戦 略 を 踏 まえ 高 校 訪 問 を 実 施 目 標 を 上 回 りました 入 試 説 明 会 進 学 相 談 会 で は 栃 木 茨 城 福 島 県 を 中 心 に 参 加 しました 本 学 独 自 の 進 学 懇 談 会 では 高 校 の 進 路 指 導 担 当 者 を 招 き 学 部 学 科 の 概 要 入 試 制 度 の 説 明 を 実 施 昨 年 を 上 回 る 参 加 校 数 でした 学 校 見 学 会 では 参 加 校 が 固 定 化 しており 新 規 開 拓 が 必 要 です オープンキャンパスは 学 生 教 職 員 が 一 丸 となり 6 回 実 施 参 加 者 数 で 昨 年 は 上 回 ったものの 目 標 に 達 しません でした 出 張 講 義 は 教 員 の 協 力 により 実 施 し 新 規 の 高 校 からの 依 頼 がありました ホーム ページでの 広 報 活 動 では 最 新 情 報 の 発 信 更 新 頻 度 のアップを 図 りましたが 一 部 更 新 されていない 部 分 があり 次 年 度 に 向 けてチェック 体 制 の 見 直 しが 必 要 となりました その 他 新 聞 進 学 情 報 誌 への 記 事 掲 載 も 計 画 的 に 行 い 幅 広 い 広 報 を 行 いました 結 果 として 大 学 学 部 では 昨 年 比 入 学 者 減 となり 経 営 学 部 の 入 学 者 減 少 が 響 き 昨 年 を 上 回 れませんでした 人 間 文 化 学 部 では 最 近 にはない 新 たな 志 願 者 層 が 出 来 つつあり 小 学 校 教 員 免 許 取 得 の 広 報 が 浸 透 してきている 良 い 傾 向 が 見 え 継 続 できるよう 努 力 いた します 短 期 大 学 部 においては 入 学 定 員 を 30 名 増 員 したことや 新 しい 入 試 制 度 を 導 入 したこ とにより 入 学 定 員 を 8 名 上 回 る 入 学 者 となりました 大 学 院 は 経 営 学 研 究 科 で 若 干 の 減 少 であったが 心 理 学 研 究 科 では 入 学 定 員 を 上 回 りました 2. 教 育 研 究 の 深 化 と 質 保 証 教 育 基 盤 を 構 築 するための 中 長 期 計 画 の 策 定 は 大 学 改 革 会 議 に 参 加 し 目 標 の 設 定 に 取 り 組 んできました 懸 案 であった 教 務 課 学 生 課 の 移 転 による 空 き 室 に 教 職 実 践 指 導 の 充 実 のために 教 職 実 践 センターを 設 置 し 教 務 課 を 中 心 に 4 月 からのオープンに 備 え ました 大 学 教 育 センターに キャリア エクステンションセクションが 新 たに 設 置 され 学 修 支 援 室 やキャリア 就 職 支 援 課 による 支 援 体 制 が 整 いました 学 生 の 相 談 業 務 の 充 実 と 退 学 やドロップアウトを 防 ぐために 空 き 研 究 室 に れいんぼーさろん を 設 置 するこ とが 決 定 しました 3. 地 域 連 携 と 社 会 貢 献 活 動 清 原 地 区 市 民 センターとの 連 携 強 化 により 地 元 主 催 の 各 種 イベントの 協 力 要 請 に 対 し 主 に 短 大 生 のボランティア 学 生 がレクリエーション 等 に 積 極 的 に 参 加 しました 公 開 講 座 では 公 開 講 座 委 員 会 の 企 画 で 総 務 課 が 担 当 実 施 したが 6 講 座 122 名 の 参 加 となり 従 来 の 展 開 にとどまりました 施 設 等 の 貸 出 では 清 原 工 業 団 地 の 企 業 のイベントや 各 種 公 19

22 共 団 体 の 検 定 試 験 等 の 会 場 として 本 学 の 施 設 を 提 供 し 昨 年 比 増 収 となりました 教 員 免 許 状 更 新 講 習 ( 延 べ 336 名 受 講 )や 図 書 館 司 書 教 諭 講 習 ( 延 べ 84 名 受 講 )を 教 務 課 を 中 心 に 実 施 運 営 し 地 域 社 会 への 社 会 的 責 務 を 果 たしました 4. 学 生 サービスの 向 上 学 生 に 対 しては 親 切 丁 寧 な 窓 口 対 応 を 心 掛 けていますが ルールや 書 類 の 提 出 期 限 を 守 れない 学 生 に 対 しては 注 意 指 導 をしてきました しかしながら 学 生 生 活 アンケ ートでは 学 生 への 窓 口 対 応 が 悪 いという 評 価 が 一 部 にあり 今 後 一 層 の 改 善 努 力 が 必 要 とされています 学 修 支 援 室 では 学 内 情 報 サービスの 利 用 促 進 のため 学 生 ルームに 各 学 部 別 ルームを 作 成 しました 学 生 のワンストップサービスの 充 実 の 実 現 に 向 け 教 務 課 及 び 学 生 課 を キャリア 就 職 支 援 課 のある 中 央 研 究 棟 に 移 転 する 計 画 を 準 備 し 3 月 末 に 実 施 完 了 しました かねてから 学 生 から 要 望 のあった スクールバスの 無 料 化 及 び 学 生 駐 車 場 の 無 料 化 を 併 せて 検 討 し 次 年 度 から 実 施 する 運 びになりました また 学 生 から 不 満 があった 購 買 部 の 改 革 に 着 手 し 次 年 度 から 新 たな 形 態 で 開 店 することが 決 定 しました 5. 人 材 育 成 平 成 24 年 度 は 大 幅 な 人 事 異 動 が 有 り 多 く 採 用 された 新 任 職 員 には 円 滑 に 業 務 に 取 り 組 めるように 研 修 会 において 基 礎 的 な 業 務 知 識 を 授 けたほか OJT により 教 育 指 導 しま した 事 務 局 全 体 の SD 研 修 では 学 生 生 活 アンケートを 受 けて 事 務 局 の 改 善 対 策 について 及 び 私 立 大 学 等 経 常 費 補 助 金 事 務 担 当 者 説 明 会 を 受 けて という 2 つのテーマで 実 施 し 先 のテーマでは 全 職 員 を5グループに 分 けてそれぞれ 改 善 策 を 考 え 各 グループの 代 表 者 による 発 表 を 通 して 全 員 で 課 題 を 共 通 理 解 として 改 善 に 取 り 組 みました キャリア 就 職 支 援 課 においては 課 員 のスキルアップのため 外 部 講 師 を 招 聘 し 学 生 対 応 の 研 修 会 を 実 施 しました 他 の 課 でも 課 長 を 中 心 に 定 例 で 打 ち 合 わせ 会 を 実 施 し 情 報 の 共 有 課 題 や 問 題 点 の 解 決 に 取 り 組 みました 職 員 のスキルアップのために 私 学 団 体 主 催 の 研 修 会 や 官 公 庁 の 事 務 説 明 会 等 に 職 員 が 参 加 し 新 しい 知 識 を 習 得 しました 自 己 研 鑽 により 各 種 資 格 取 得 に 励 み キャリアカウンセラー(CDA) 資 格 取 得 者 1 名 スチューデントカウンセラー 認 定 取 得 者 2 名 産 業 カウンセラー 資 格 取 得 者 1 名 を 出 しま した 6. 財 政 基 盤 の 強 化 経 費 削 減 運 動 の 一 環 として 節 電 運 動 に 取 り 組 み 電 力 使 用 量 で 目 標 値 のマイナス47 MW 料 金 で 54 万 円 の 削 減 をしました 各 課 の 予 算 作 成 段 階 で 昨 年 比 減 を 目 標 に 作 成 し 執 行 段 階 でも 適 正 な 支 出 を 検 討 しなが ら 削 減 し 事 務 局 全 体 で 予 算 比 約 1 割 以 上 の 支 出 削 減 をしました 20

23 学 生 納 付 金 の 確 保 の 面 では 現 在 の 経 済 状 況 を 反 映 してか 特 に 学 費 未 納 による 除 籍 者 数 が 増 加 しているので 今 後 事 務 局 としての 対 応 が 課 題 となります 外 部 資 金 の 獲 得 では 地 域 連 携 支 援 センター 主 催 で 科 研 費 の 申 請 書 の 記 載 方 法 について 外 部 講 師 を 招 聘 し 研 修 会 を 実 施 したほか 総 務 課 による 教 員 対 象 の 事 務 説 明 会 を 実 施 し ており 次 年 度 の 申 請 増 につながることが 期 待 されます 2. 施 設 設 備 修 繕 事 業 の 概 要 教 育 や 研 究 を 一 層 充 実 させるための 投 資 及 び 修 繕 として 施 設 設 備 事 業 の 総 投 資 額 は 58 百 万 円 修 繕 事 業 8 百 万 円 となりました 主 な 事 業 の 内 容 は 次 のとおりです 施 設 設 備 事 業 ( 建 物 ) (1) 硬 式 野 球 投 球 練 習 場 [5.0 百 万 円 ] (2) 蓄 熱 冷 暖 房 用 空 冷 チラー 取 替 設 置 工 事 [4.4 百 万 円 ] (3) 教 職 実 践 センター 設 置 教 務 課 学 生 課 移 設 間 仕 切 工 事 [1.5 百 万 円 ] ( 管 理 棟 1 階 中 央 研 究 棟 1 階 ) ( 構 築 物 ) (4) 駐 車 場 ゲート 設 置 工 事 [5.8 百 万 円 ] ( 機 器 備 品 ) (5) 業 務 システムサーバー [5.7 百 万 円 ] (6) 電 話 交 換 機 設 備 更 新 工 事 [20.3 百 万 円 ] (7) 図 書 購 入 [8.8 百 万 円 ] 計 [58.7 百 万 円 ] 修 繕 事 業 (1) ピアノ 調 律 [0.5 百 万 円 ] 21

24 (2) 非 常 照 明 用 バッテリー 取 替 [0.9 百 万 円 ] ( 第 3 教 育 棟 ) (3) 消 防 設 備 保 守 点 検 不 良 箇 所 修 理 [0.7 百 万 円 ] (4) 食 器 洗 浄 機 修 理 [0.4 百 万 円 ] (5) 職 員 駐 車 場 ライン 工 事 [0.2 百 万 円 ] 計 [8.7 百 万 円 ] 22

25 3 平 成 24 年 度 決 算 の 概 要 1 資 金 収 支 について 資 金 収 支 計 算 書 は 当 該 年 度 の 諸 活 動 に 対 応 する 収 入 および 支 出 の 内 容 を 明 らかにすると ともに 期 首 と 期 末 の 支 払 資 金 残 高 を 比 較 するもので 企 業 の 資 金 繰 り 表 に 相 当 します 平 成 24 年 度 の 収 入 の 部 合 計 は 予 算 に 比 べて 学 生 生 徒 等 納 付 金 や 借 入 金 等 収 入 等 の 増 加 により 予 算 比 1,031 百 万 円 増 の 3,041 百 万 円 となりました 一 方 支 出 の 部 は 借 入 金 等 返 済 支 出 や 資 産 運 用 支 出 の 増 加 により 次 年 度 繰 越 支 払 資 金 は 予 算 比 94 百 万 円 増 の 302 百 万 円 となりました 2 消 費 収 支 について 消 費 収 支 計 算 書 は 当 該 年 度 の 消 費 収 入 および 消 費 支 出 の 内 容 と 収 支 の 均 衡 の 状 態 を 示 す ためのもので 企 業 会 計 の 損 益 計 算 書 に 相 当 します 平 成 24 年 度 の 帰 属 収 入 合 計 は 学 生 生 徒 等 納 付 金 や 補 助 金 が 予 算 を 上 回 ったことにより 予 算 比 93 百 万 円 増 加 しました 一 方 消 費 支 出 合 計 は 退 職 給 与 引 当 金 の 取 崩 しがあった こと 並 びに 教 育 研 究 経 費 管 理 経 費 及 び 借 入 金 等 利 息 の 科 目 を 中 心 に 予 算 比 129 百 万 円 下 回 りました その 結 果 当 年 度 の 帰 属 収 支 差 額 は 予 算 比 222 百 万 円 好 転 し 113 百 万 円 とな りました 3 貸 借 対 照 表 貸 借 対 照 表 は 学 校 法 人 の 会 計 年 度 末 の 財 政 状 態 を 表 すものです 平 成 24 年 度 の 貸 借 対 照 表 の 概 要 は 次 のとおりです (1) 資 産 の 部 総 資 産 は 固 定 資 産 の 取 得 に 比 べ 減 価 償 却 や 除 却 が 大 きかったことなどにより 前 年 度 比 364 百 万 円 減 少 し 10,622 百 万 円 となりました (2) 負 債 の 部 総 負 債 は 長 期 借 入 金 の 返 済 退 職 給 与 引 当 金 の 取 崩 し 等 により 固 定 負 債 が272 百 万 円 減 少 したことを 主 因 に 前 年 度 比 251 百 万 円 減 少 し 2,103 百 万 円 となりました (3) 基 本 金 の 部 基 本 金 は 第 1 号 基 本 金 の 組 入 により 前 年 度 比 213 百 万 円 増 加 の 13,334 百 万 円 となりま した (4) 消 費 収 支 差 額 の 部 消 費 収 支 差 額 累 計 は 4,815 百 万 円 となり 基 本 金 との 合 算 である 正 味 財 産 は 前 年 度 比 113 百 万 円 減 少 し 8,519 百 万 円 となりました 23

26 4 計 算 書 類 資 金 収 支 要 約 表 平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 収 入 の 部 ( 単 位 百 万 円 ) 1 学 生 生 徒 等 納 付 金 収 入 1,128 1, 手 数 料 収 入 寄 付 金 収 入 補 助 金 収 入 う ち 国 庫 補 助 金 う ち 地 方 公 共 団 体 補 助 金 0 そ の 他 補 助 金 5 資 産 運 用 収 入 資 産 売 却 収 入 事 業 収 入 雑 収 入 借 入 金 等 収 入 前 受 金 収 入 そ の 他 の 収 入 資 金 収 入 調 整 勘 定 当 年 度 資 金 収 入 合 計 1,721 2,752 1, 前 年 度 繰 越 支 払 資 金 収 入 の 部 合 計 2,010 3,041 1,031 支 出 の 部 科 目 A 予 算 額 B 決 算 額 差 異 (A-B) 科 15 人 件 費 支 出 1,020 1, 教 育 研 究 経 費 支 出 管 理 経 費 支 出 借 入 金 等 利 息 支 出 借 入 金 等 返 済 支 出 施 設 関 係 支 出 設 備 関 係 支 出 資 産 運 用 支 出 そ の 他 の 支 出 ( 予 備 費 ) 資 金 支 出 調 整 勘 定 当 年 度 資 金 支 出 合 計 1,802 2, 次 年 度 繰 越 支 払 資 金 支 出 の 部 合 計 2,010 3,041 1, 当 年 度 資 金 収 支 差 額 は 消 費 収 支 と 共 通 計 数 目 A 予 算 額 B 決 算 額 差 異 (A-B) 24

27 消 費 収 支 要 約 表 平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 消 費 収 入 の 部 ( 単 位 百 万 円 ) 科 目 A 予 算 額 B 決 算 額 差 異 (A-B) 1 学 生 生 徒 等 納 付 金 1,128 1, 手 数 料 寄 付 金 補 助 金 う ち 国 庫 補 助 金 う ち 地 方 公 共 団 体 補 助 金 0 そ の 他 補 助 金 5 資 産 運 用 収 入 資 産 売 却 差 額 事 業 収 入 雑 収 入 帰 属 収 入 合 計 A 1,474 1, 基 本 金 組 入 額 合 計 消 費 収 入 の 部 合 計 a 1,209 1, 消 費 支 出 の 部 科 目 A 予 算 額 B 決 算 額 差 異 (A-B) 12 人 件 費 1, 教 育 研 究 経 費 管 理 経 費 借 入 金 等 利 息 資 産 処 分 差 額 徴 収 不 能 引 当 金 繰 入 額 徴 収 不 能 額 ( 予 備 費 ) 消 費 支 出 の 部 合 計 B 1,810 1, ( 減 価 償 却 額 合 計 ) 当 年 度 帰 属 収 支 差 額 ( A - B ) 当 年 度 消 費 収 支 差 額 ( a - B ) b 前 年 度 繰 越 消 費 収 支 差 額 C 4,489 4, 翌 年 度 繰 越 消 費 収 支 差 額 (b+c) 5,090 4, < 帰 属 収 入 基 本 金 消 費 収 入 > 帰 属 収 入 は 学 生 生 徒 納 付 金 や 補 助 金 などの 学 校 法 人 の 負 債 とならない 収 入 で 借 入 金 や 前 受 金 は 除 かれます 基 本 金 は 教 育 研 究 活 動 を 行 うために 取 得 した 建 物 や 備 品 などの 資 産 の 額 です 消 費 収 入 は 帰 属 収 入 から 基 本 金 組 入 額 を 控 除 した 額 です 25

28 貸 借 対 照 表 要 約 表 平 成 25 年 3 月 31 日 資 産 の 部 ( 単 位 百 万 円 ) 科 目 A 本 年 度 末 B 前 年 度 末 増 減 (A-B) 1 固 定 資 産 10,196 10, 有 形 固 定 資 産 9,292 9, ( 土 地 ) 2,410 2, ( 建 物 ) 4,750 4, その 他 の 固 定 資 産 904 1, ( 減 価 償 却 引 当 資 産 ) 流 動 資 産 ( 現 金 預 金 ) 資 産 合 計 10,622 10, 負 債 の 部 基 本 金 の 部 消 費 収 支 差 額 の 部 科 目 A 本 年 度 末 B 前 年 度 末 増 減 (A-B) 10 固 定 負 債 1,473 1, ( 長 期 借 入 金 ) 1,128 1, ( 退 職 給 与 引 当 金 ) ( 長 期 未 払 金 ) 流 動 負 債 ( 短 期 借 入 金 ) ( 前 受 金 ) ( 未 払 金 ) ( 預 り 金 ) 負 債 合 計 2,103 2, 基 本 金 13,334 13, ( 第 1 号 基 本 金 ) 13,159 12, ( 第 3 号 基 本 金 ) ( 第 4 号 基 本 金 ) 消 費 収 支 差 額 累 計 ( a ) 4,815 4, 合 計 10,622 10, 正 味 財 産 8,519 8, < 基 本 金 について> 学 校 法 人 会 計 基 準 で 定 められている 基 本 金 の 分 類 ( 第 1 号 基 本 金 ) 土 地 建 物 備 品 図 書 などの 固 定 資 産 の 取 得 価 額 ( 第 2 号 基 本 金 ) 将 来 固 定 資 産 を 取 得 する 目 的 で 積 み 立 てた 預 金 などの 額 ( 第 3 号 基 本 金 ) 基 金 として 継 続 的 に 保 有 する 資 産 の 額 ( 第 4 号 基 本 金 ) 1ヵ 月 の 運 転 資 金 ( 文 部 科 学 大 臣 の 定 める 額 ) 26

29 財 産 目 録 ( 平 成 25 年 3 月 31 日 現 在 ) Ⅰ. 資 産 総 額 金 10,621,536,735 円 内 1 基 本 財 産 金 10,195,246,701 円 2 運 用 財 産 金 426,290,034 円 3 収 益 事 業 用 財 産 金 0 円 Ⅱ. 負 債 総 額 金 2,102,893,278 円 Ⅲ. 正 味 財 産 金 8,518,643,457 円 区 分 金 額 [1] 資 産 1. 基 本 財 産 (1) 土 地 (2) 建 物 (3) 構 築 物 104,660m2 33,537m2 58 件 2,410,499,667 円 4,750,401,141 円 797,102,171 円 (4) 図 書 212,561 冊 (5) 教 具 校 具 及 び 備 品 16, 663 点 (6)その 他 1,239,322,829 円 92,946,501 円 904,974,392 円 2. 運 用 財 産 (1) 現 金 預 金 (2)その 他 301,885,738 円 124,404,296 円 [2] 負 債 1. 固 定 負 債 (イ) 長 期 借 入 金 (ロ)その 他 2. 流 動 負 債 (イ) 短 期 借 入 金 (ロ)その 他 1,472,917,639 円 1,128,000,000 円 344,917,639 円 629,975,639 円 172,000,000 円 457,975,639 円 27

30 5 監 査 報 告 書 [ 写 ] 監 査 報 告 書 平 成 25 年 5 月 21 日 学 校 法 人 船 田 教 育 会 理 事 会 御 中 ( 評 議 員 会 御 中 ) 監 事 中 津 正 修 監 事 内 野 直 忠 印 印 私 たちは 学 校 法 人 船 田 教 育 会 の 監 事 として 私 立 学 校 法 第 37 条 第 3 項 に 基 づいて 同 法 人 の 平 成 24 年 度 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで)における 財 産 目 録 及 び 計 算 書 類 ( 資 金 収 支 計 算 書 消 費 収 支 計 算 書 貸 借 対 照 表 )を 含 め 学 校 法 人 の 業 務 及 び 財 産 に 関 し 監 査 を 行 いました 監 査 の 結 果 私 たちは 学 校 法 人 船 田 教 育 会 の 平 成 25 年 3 月 31 日 現 在 の 財 産 目 録 及 び 計 算 書 類 を 含 め 学 校 法 人 の 業 務 及 び 財 産 に 関 し 不 正 の 行 為 または 法 令 若 しくは 寄 附 行 為 に 違 反 する 重 大 な 事 実 のないことを 認 めます 以 上 28

31 [ 資 料 ] 1. 財 務 比 率 推 移 ( 注 *) 比 率 算 式 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 学 生 生 徒 等 納 付 金 比 率 学 生 生 徒 等 納 付 金 帰 属 収 入 53.3% 59.1% 80.0% 62.8% 72.9% 寄 補 付 助 金 金 比 比 率 率 寄 付 金 帰 属 収 入 補 助 金 帰 属 収 入 0.1% 28.2% 0.3% 29.9% 0.3% 14.2% 0.1% 32.0% 0.1% 17.4% 基 本 金 組 入 率 基 本 金 組 入 額 帰 属 収 入 10.9% 6.5% 0.0% 10.1% 13.6% 人 件 費 比 率 人 件 費 帰 属 収 入 68.9% 70.2% 71.7% 53.9% 58.6% 教 育 研 究 経 費 比 率 教 育 研 究 費 帰 属 収 入 27.2% 29.0% 40.5% 44.6% 35.6% 管 消 理 費 経 収 費 支 比 比 率 率 管 理 経 費 帰 属 収 入 消 費 支 出 消 費 収 入 5.5% 116.9% 5.4% 113.4% 12.0% % 9.6% 123.0% 10.5% 124.1% 帰 属 収 支 差 額 比 率 帰 属 収 入 - 消 費 支 出 帰 属 収 入 -4.2% -6.0% % -10.6% -7.2% ( 注 *) 平 成 22 年 4 月 より 運 営 する 設 置 校 を 大 学 と 短 大 に 変 更 2. 学 校 会 計 と 企 業 会 計 企 業 が 利 益 追 求 を 事 業 目 的 にしているのに 対 し 学 校 法 人 は 教 育 研 究 活 動 を 目 的 としていま す 企 業 会 計 は 計 算 書 類 にもとづく 収 益 と 費 用 の 差 額 による 利 益 により 経 営 実 績 を 明 らかにしま すが 学 校 法 人 会 計 は 計 算 書 類 による 財 務 の 面 から 教 育 研 究 活 動 が 円 滑 に 遂 行 されたかを 明 ら かにします 学 校 法 人 が 持 続 的 発 展 をする 状 況 測 定 のために 企 業 の 損 益 計 算 書 に 類 似 する 消 費 収 支 計 算 書 は 大 変 重 要 な 計 算 書 です 本 法 人 の 財 務 比 率 の 推 移 は 上 記 のとおりです 3. 学 校 法 人 会 計 計 算 書 類 の 主 な 用 語 等 (1) 資 金 収 支 計 算 書 にだけみられる 科 目 前 受 金 収 入 資 金 収 支 調 整 勘 定 施 設 関 係 支 出 設 備 関 係 支 出 (2) 消 費 収 支 計 算 書 にだけみられる 科 目 帰 属 収 入 消 費 支 出 退 職 給 与 引 当 金 繰 入 額 減 価 償 却 額 資 産 処 分 差 額 基 本 金 組 入 額 (3) 学 校 会 計 に 特 有 の 用 語 資 金 収 支 調 整 勘 定 :その 年 度 における 支 払 い 資 金 の 実 際 の 収 入 と 支 出 だけで 計 算 したのでは 表 現 が 不 十 分 のため 前 年 度 以 前 に 収 入 支 出 されたもので 当 年 度 の 活 動 に 属 するもの 翌 年 度 以 降 に 収 入 支 出 となるが 当 年 度 の 活 動 に 属 するものも 含 めて 計 算 調 整 することとし その 勘 定 科 目 を 言 います 資 金 収 入 調 整 勘 定 と 資 金 支 出 調 整 勘 定 があります 帰 属 収 入 : 学 生 生 徒 等 納 付 金 手 数 料 寄 付 金 補 助 金 など 負 債 を 伴 わないで 学 校 法 人 に 帰 属 する 収 入 です 消 費 支 出 : 人 件 費 教 育 研 究 費 管 理 経 費 借 入 金 利 息 などの 支 出 です 資 金 の 支 出 を 伴 わな い 退 職 給 与 引 当 金 繰 入 額 や 減 価 償 却 額 を 含 みます 基 本 金 組 入 額 : 学 校 法 人 が 諸 活 動 の 計 画 にもとづき 教 育 研 究 の 維 持 充 実 に 必 要 な 資 産 を 継 続 的 に 保 持 するための 金 額 であり 帰 属 収 入 から 組 入 れた 金 額 で 第 1 号 基 本 金 から 第 4 号 基 本 金 があります 消 費 収 支 差 額 : 消 費 収 支 計 算 書 において 消 費 収 入 が 消 費 支 出 より 多 い 場 合 その 差 額 を 当 年 度 消 費 収 入 超 過 額 と 表 示 し 逆 の 場 合 は 当 年 度 消 費 支 出 超 過 額 と 表 示 します 各 年 度 の これらの 合 計 額 が 貸 借 対 照 表 の 消 費 収 支 差 額 の 部 合 計 となります 29