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1 1. 学 習 のアドバイス 充 実 した 高 校 生 活 を 送 り 将 来 に 備 えるために (1) 日 々の 学 習 について 1 授 業 を 大 切 に 学 校 の 授 業 が 一 番 大 切 です 高 校 の 学 習 は とても 量 が 多 く 進 む 速 度 もとても 速 くなります 集 中 力 を 持 って 臨 みましょう 1 年 生 の1 学 期 はどの 科 目 も 中 学 の 総 復 習 や 高 校 への 橋 渡 しの 内 容 となっています そこで 高 校 の 勉 強 を 甘 く 考 え 手 を 抜 く 生 徒 もいます しかし 段 々と 勉 強 が 難 しく なりますので その 学 習 態 度 が 直 らないままでは 後 がとても 大 変 になります この1 学 期 にもう 一 度 中 学 の 総 復 習 をして 5 教 科 の 基 礎 をきちんと 固 めましょう 逆 に 苦 手 な 科 目 も 克 服 するチャンスです しっかりと 授 業 を 聞 き 授 業 に 参 加 しましょう 2 特 製 のノートを 作 ろう! 授 業 のノートをしっかり 取 るのはもちろんですが 先 生 の 板 書 したことをただ 写 す だけでは 意 味 が 半 減 してしまいます そのまわりに 余 白 を 十 分 にとって 自 分 なりの 疑 問 点 や 先 生 の 話 もメモしておくとよいでしょう 3 参 考 書 問 題 集 は 自 分 の 一 番 気 に 入 ったものを 選 ぼう! 参 考 書 問 題 集 などは まず 学 校 で 購 入 したものを 徹 底 的 に 活 用 することが 大 切 で す より 基 礎 的 な 内 容 のものや またはより 難 度 の 高 いものが 必 要 な 時 は まず 教 科 担 当 の 先 生 に 相 談 してみて 下 さい その 上 で 実 際 に 書 店 に 足 を 運 び 自 分 に 合 うもの を 選 び 一 度 決 めたら 100% 理 解 するまで 利 用 しましょう あれこれ 目 移 りしてたく さん 購 入 しても 結 局 全 てが 中 途 半 端 になってしまっては 意 味 がありません 4 先 生 を 大 いに 利 用 しよう! 分 からない 点 などが 出 てきたら 積 極 的 に 先 生 に 質 問 しましょう 疑 問 に 思 ったと ころは 多 くの 生 徒 もそう 思 っているものです 恥 ずかしがらずに 質 問 してみて 下 さい その 質 問 をもとにまた 分 かりやすい 授 業 が 展 開 されます 5 家 庭 学 習 が 将 来 の 進 路 を 決 める!( 授 業 の 予 習 復 習 を 中 心 に 毎 日 やろう) 毎 日 家 庭 学 習 をしましょう そんなことは 嫌 だ 無 理! と 思 ってしまう 人 は 1 年 2 年 でアルバイトや 遊 びに 夢 中 になり 2 年 での 進 路 選 択 や3 年 での 進 路 決 定 の 時 に 何 を 具 体 的 に 考 えてよいか 分 からなくなってしまいますよ 授 業 で 理 解 できた つもりでも 家 庭 学 習 が 不 十 分 だと すぐに 忘 れてしまったり 曖 昧 な 覚 え 方 をした り 応 用 力 がつかなかったりします 毎 日 2 時 間 の 家 庭 学 習 をしようと 言 いたいとこ ろですが まず30 分 から 始 めてみましょう その30 分 を2コマ 3コマ と 次 第 に 増 やしていくことができれば 予 習 と 復 習 がしっかりとでき 知 識 の 定 着 と 活 用 ができるようになります 2 時 間 はあっという 間 です 予 習 では 明 日 の 授 業 の 内 容 を 大 まかにとらえ 疑 問 点 をつかんでおき 授 業 でそれを 確 認 し 解 決 します そして 復 習 で 再 確 認 し 応 用 をしてみます このサイクルをぜひ 確 立 させましょう このサイク ルが 習 慣 になると 必 ず 成 績 は 向 上 し 目 標 をさらに 高 いところへ 設 定 できるようにな ります 自 分 の 未 来 が 開 けてきます! 自 分 の 夢 を 現 実 のものにできます! 6 補 講 に 参 加 しよう! 塾 予 備 校 がはやっています 学 校 での 勉 強 を 補 強 する 意 味 でそこへ 行 くのもよい でしょう しかし 本 校 では 朝 学 習 土 曜 講 習 長 期 休 業 中 の 補 講 などが 展 開 され ています 朝 学 習 で 手 を 抜 かないで 頑 張 り 補 講 に 積 極 的 に 参 加 して 普 段 教 わって

2 いる 先 生 だけでなく 教 わっていない 先 生 からも より 深 い 補 講 を 展 開 してもらいまし ょう その 上 で 塾 予 備 校 を 考 えましょう 7 長 期 休 業 中 の 学 習 は 計 画 的 に 目 標 を 立 て 計 画 的 に 学 習 を 進 めましょう だいたい1 年 生 の 最 初 の 夏 休 みで そ の 後 の 高 校 生 活 が 決 まっていくでしょう 教 科 書 の 復 習 と 課 題 の 完 成 そして 応 用 力 の 強 化 苦 手 科 目 の 克 服 などが 中 心 となります 補 講 もあります 参 考 書 や 問 題 集 を 1 冊 やり 終 えてはどうでしょうか 読 書 もどうですか (2) 定 期 テストへの 対 策 月 の 年 5 回 あります 中 学 時 代 のテストと 比 べると 範 囲 も 広 くまた 内 容 も 深 くなります 少 なくとも2 週 間 前 から 計 画 的 にやりましょう 学 年 によって 科 目 数 は 違 いますが 2 週 間 前 から 行 うことによって 結 果 は 大 きなものが 得 られます 定 期 テストは 学 習 の 到 達 度 を 測 り 基 礎 学 力 がどの 程 度 身 に 付 いたかを 観 るものです テストが 終 わった 後 は もういいやという 考 えではなく 必 ず 解 答 を 検 討 し 曖 昧 な 部 分 や 弱 点 を 確 認 し 補 強 して 下 さい 成 績 が 低 下 していく 人 は 必 ず 早 く 立 て 直 しをして 下 さい 自 分 がなぜ 山 北 高 校 に 通 って いるのか 分 からなくなり どうでもいいやという 気 持 ちになってしまいます 先 生 方 のア ドバイスや 注 意 を 聞 こうとしなくなり 転 落 していくだけです 2. 入 試 システムについて 入 試 の 種 類 推 薦 入 試 指 定 校 推 薦 公 募 推 薦 ( 一 般 推 薦 スポーツ 推 薦 自 己 推 薦 ) 特 別 入 試 (AO 入 試 ) 一 般 入 試 1. 大 学 の 推 薦 入 試 傾 向 ここ 数 年 受 験 生 減 少 の 影 響 で 大 学 受 験 は 易 化 傾 向 にあると 言 われています 数 年 前 に 比 べれば 確 かに 入 りやすくなった 感 触 はありますが それでも 一 部 の 難 関 校 ははっきりと した 易 化 傾 向 が 出 てきていません 推 薦 入 試 の 内 容 は 学 力 試 験 を 兼 ねた 小 論 文 口 頭 試 問 を 含 んだ 面 接 などの 選 考 方 法 が 定 着 してきました 今 後 もこの 流 れは 続 くものと 思 われますが 学 力 を 全 く 問 わない 選 考 方 法 は 考 えられず 英 文 を 読 んで 内 容 について 述 べる 小 論 文 面 接 での 英 語 を 使 った 自 己 紹 介 や 口 頭 試 問 など 何 らかの 形 で 学 力 を 問 う 形 式 になってくるでしょう 同 時 に 英 検 な どの 資 格 を 重 視 し 高 校 時 代 の 生 徒 会 活 動 部 活 動 ボランティア 活 動 などを 重 視 する 選 抜 方 法 になってくる 可 能 性 もあります AO 入 試 にこの 内 容 が 見 られます しかし 優 れた 学 生 の 優 遇 とは 別 に 早 期 の 生 徒 募 集 の 手 段 として 推 薦 入 試 の 名 が 使 われ る 例 が 急 増 しています 質 = 行 く 価 値 がある 大 学 かどうかをよく 調 べ 合 格 しやすさの

3 誘 惑 に 負 けず 本 来 の 志 望 校 の 受 験 に 向 かう 強 い 意 思 が 望 まれます 2. 推 薦 入 試 の 形 態 (1) 指 定 校 推 薦 入 試 大 学 が 指 定 校 ( 山 北 高 校 )に 基 準 を 満 たした 生 徒 の 募 集 を 依 頼 し 本 校 はそれに 応 え 生 徒 を 選 抜 推 薦 します 試 験 は 面 接 のみ または 無 し( 書 類 審 査 のみ) 大 学 が 期 待 する 人 物 像 とかけ 離 れた 場 合 を 除 き 本 校 の 校 内 推 薦 会 議 を 経 た 時 点 で 合 格 がほぼ 約 束 されます (2) 公 募 制 推 薦 入 試 大 学 が 公 表 する 基 準 (*)を 満 たし 受 験 を 希 望 する 生 徒 を 山 北 高 校 が( 学 校 長 が) 推 薦 し 出 願 を 認 めます 試 験 は 面 接 小 論 文 基 礎 的 なテスト 実 技 などで 行 われ 評 定 平 均 値 も 含 めた 総 合 的 な 判 定 の 末 合 格 が 決 まります 校 内 推 薦 審 査 は3 年 生 9 月 末 出 願 は10 月 試 験 は11 月 が 多 いです * 評 定 平 均 値 :3.5 以 上 欠 席 :3 年 間 で10 日 以 内 など (3)スポーツ 文 化 芸 術 活 動 推 薦 運 動 部 文 化 部 での 優 秀 者 の 推 薦 全 国 大 会 入 賞 歴 が 主 な 条 件 であり また ス ポーツ 推 薦 では 入 学 後 も 競 技 を 継 続 することが 前 提 とされます (4) 自 己 推 薦 ユニークな 才 能 他 より 秀 でた 技 能 などをアピールした 自 分 の 推 薦 状 を 添 え て 出 願 します 高 校 の 人 物 選 抜 はありません (5) 資 格 者 優 遇 推 薦 TOEFL( 英 語 を 母 国 語 としない 人 の 能 力 試 験 ) TOEIC( 国 際 コミュニケーション 英 語 能 力 試 験 ) 英 語 検 定 漢 字 検 定 など 公 式 の 高 資 格 取 得 を 条 件 に 加 えた 推 薦 入 試 < 出 願 は 専 願 で> 推 薦 入 試 は 合 格 後 は 必 ず 入 学 する ことが 条 件 に 含 まれており 併 願 は できません 2 校 目 の 出 願 は 1 校 目 の 不 合 格 が 判 明 した 後 にできます 併 願 可 能 な 大 学 ( 推 薦 入 試 での 合 格 を 辞 退 できる 学 校 )も 数 校 あります < 合 格 後 から 入 学 卒 業 まで> 出 願 の 時 点 から 受 験 の 辞 退 や 合 格 ( 入 学 )の 辞 退 は 認 められません 第 一 志 望 先 が 別 にある 場 合 は 推 薦 入 試 を 希 望 することはできません 指 定 校 推 薦 入 学 者 は 大 学 が 入 学 後 の 成 績 のチェックを 行 っており 結 果 は 翌 年 以 降 の 指 定 校 決 定 の 参 考 資 料 とされています 大 学 で 単 位 を 落 とすことは 許 されません (6)AO(アドミッションオフィス) 入 試 - AOを 考 える 生 徒 は 事 前 に 担 任 へ! (ア) 試 験 日 程 1 大 学 や 短 大 が 求 める 学 生 像 や 目 指 す 方 向 性 (アドミッション ポリシー)に 受 験 生 が 賛 同 し 受 験 の 希 望 を 出 します (エントリーという 正 式 な 出 願 では ない) 2 受 験 生 が 入 学 して 何 を 学 びたいか を 明 確 にし 志 望 校 側 と 面 談 や レポー

4 ト 提 出 をします 3 大 学 や 短 大 は 受 験 生 がアドミッション ポリシーに 適 合 しているか 見 極 めま す ( 不 適 合 を 見 なされた 段 階 で 不 合 格 または 辞 退 の 勧 めがある) 4 受 験 生 は 正 式 出 願 をします ( 合 格 と 判 定 されて 正 式 出 願 というケースもある) 5それまでの 面 談 レポート 内 容 再 度 の 面 談 レポートの 審 査 を 経 て 合 否 発 表 があります この 間 1~3ヶ 月 6~9 月 エントリー 面 談 10~12 月 合 否 発 表 以 上 のことをもう 少 し 明 確 にすると 1 書 類 審 査 エントリーシート( 受 験 生 の 自 己 紹 介 ) 志 望 理 由 活 動 記 録 課 題 提 示 と その 解 決 方 法 の 指 導 2 面 談 互 いを 知 る 話 し 合 い 課 題 の 進 み 具 合 の 確 認 質 問 以 後 の 指 導 3 体 験 授 業 講 義 授 業 のレポート 提 出 4 課 題 提 出 内 容 説 明 のプレゼンテーション 5 受 験 生 同 士 のグループディスカッション (イ) 選 抜 方 法 学 校 ごとに 様 々ですが およそ 次 の 論 文 重 視 型 と 対 話 重 視 型 の 二 つ に 分 類 されます 論 文 重 視 型 : 出 願 時 に 論 文 や 課 題 を 提 出 させ これに 書 類 審 査 を 含 めて 第 1 次 選 考 を 行 います その 合 格 者 にさらに 面 接 口 頭 試 問 や 論 文 を 課 し 最 終 的 に 合 否 判 定 します 対 話 重 視 型 : 出 願 前 に 予 備 面 談 やインタビューを 行 い AO 登 録 エントリー をさせます その 後 正 式 出 願 をさせ 面 接 面 談 を 重 ねて 合 否 を 決 めます いずれの 場 合 も 学 業 成 績 だけでなく 課 外 活 動 ( 生 徒 会 活 動 部 活 動 ボラン ティア 活 動 など) 取 得 資 格 や 特 技 本 人 の 意 欲 や 志 願 理 由 などを 含 めて 多 面 的 総 合 的 に 評 価 して 選 考 するのが 特 色 です 同 時 に 複 数 の 大 学 を 受 けられます (ウ) 入 試 対 策 1 志 望 理 由 書 面 接 提 出 課 題 論 文 など あらゆる 機 会 にアドミッションポリ シーを 理 解 していること それゆえに 強 くその 学 校 学 部 を 希 望 していること をアピールします 2 学 校 学 部 内 容 も 十 分 に 研 究 し 理 解 していること( 教 育 方 針 どんな 講 座 が あるか 教 授 陣 他 大 学 との 比 較 特 徴 ) その 内 容 に 対 する 自 己 の 資 質 能 力 が あることを 示 します 3 高 校 時 代 に 頑 張 ったこと 主 体 的 意 欲 的 に 課 題 解 決 したことを 示 します (どんな 努 力 をし 課 題 を 解 決 したのか プロセスを 伝 えられるとよい) 4どのような 学 生 生 活 を 過 ごしたいと 考 えているのか さらに 将 来 の 仕 事 につ いて 示 します 自 分 の 未 来 の 可 能 性 を 大 学 側 がどのように 評 価 してくれるかが ポイントです 5 面 接 論 文 テーマの 学 習 をします( 書 籍 新 聞 記 事 ) ア. 志 望 学 部 系 統 に 関 連 したテーマ イ. 関 連 する 社 会 問 題 ( 環 境 問 題 高 齢 化 社 会 情 報 化 社 会 など)

5 ウ. 最 新 の 研 究 成 果 (クローン 技 術 エコ 自 動 車 開 発 など) など 事 実 関 係 と 自 分 の 考 えを 深 いレベルでまとめるよう 努 めましょう (エ)その 他 1 学 校 説 明 会 オープンスクールには 初 回 から 必 ず 参 加 し 学 校 の 特 色 をしっ かりとつかむこと( 模 擬 授 業 などで 顔 を 覚 えてもらう のも 有 利 ) 様 々なAO 入 試 の 形 態 についての 調 査 研 究 をしっかり 行 って 下 さい 2 正 式 出 願 後 は 専 願 = 他 校 を 並 行 して 受 けられません 辞 退 はできません 初 回 のエントリーシート 提 出 は 出 願 ではありません 面 談 やレポート( 論 文 ) 審 査 が 終 了 した 段 階 で 正 式 出 願 となるのが 普 通 であり 出 願 しないこと( 辞 退 )は 自 由 といえます 出 願 前 までの 審 査 結 果 を 踏 まえて 出 願 を 勧 められる( 暗 に 合 格 可 能 性 を 保 証 されている)ような 場 合 もあり 推 薦 一 般 受 験 の 難 度 の 高 い 志 望 校 第 一 志 望 の 意 思 の 強 い 学 校 への 挑 戦 手 段 として 考 えるべきです 3AO 入 試 は 学 力 試 験 では 評 価 しがたい 個 性 の 発 掘 というプラス 面 がある 一 方 で 一 般 入 試 合 格 組 との 学 力 差 という 問 題 もあり 7 割 の 大 学 が 入 学 前 教 育 を 実 施 しています その 入 学 前 教 育 を 必 ず 受 けなければなりません 3. 山 北 高 校 に 推 薦 受 験 希 望 票 を 出 す 9 月 中 旬 に 推 薦 入 試 希 望 者 全 員 について 希 望 の 適 否 を 判 断 する 会 議 を 行 います ( 校 内 選 考 会 議 ) 受 験 を 認 められた 者 のみが その 後 の 出 願 受 験 ができます 推 薦 入 試 は 専 願 (= 同 時 に 複 数 校 を 受 けられない)であり また 受 験 合 格 後 の 入 学 を 誓 約 して 受 ける 試 験 なので この 会 議 以 降 の 辞 退 は 認 めません 入 学 後 の 推 薦 合 格 者 追 跡 調 査 なども 行 われ 卒 業 まで 山 北 高 校 の 代 表 者 とし て 前 向 きに 勉 学 に 取 り 組 む 強 い 意 思 が 必 須 です 1.AO 推 薦 を 同 時 には 受 けられません! AO 入 試 と 推 薦 ( 公 募 制 指 定 校 ) 入 試 は いずれも 専 願 = 同 時 に 複 数 校 を 受 けていないことが 条 件 です 即 ち 一 つの 入 試 の 不 合 格 が 確 定 しないと 次 の 受 験 手 続 に 入 ることができません この 仕 組 みをよく 理 解 し 山 北 高 校 への 手 続 き と 大 学 短 大 専 門 学 校 への 手 続 きのタイミング を 考 え 受 験 校 を 選 択 します 指 定 校 推 薦 を AO 入 試 の 不 合 格 結 果 を 待 たずに 出 願 することは 原 則 認 められませ ん 結 果 待 ちをしていない 指 定 校 希 望 者 が9 月 会 議 で 決 定 されます( 指 定 校 枠 の 予 約 を 認 めない= 他 者 の 受 験 機 会 を 奪 う) 2. 併 願 可 校 の 推 薦 受 験 一 部 で 推 薦 入 試 ですが 併 願 可 能 な 学 校 があります( 神 奈 川 大 帝 京 大 他 ) 合 格 後 入 学 手 続 を 一 定 期 間 待 ち 他 校 の 推 薦 入 試 受 験 を 認 める 学 校 ですが 1 併 願 不 可 = 専 願 校 を 同 時 に 受 け 両 方 合 格 した 場 合 は 必 ず 専 願 校 に 決 定 し なければならない 第 一 希 望 は 専 願 校 でなくてはなりません 2 併 願 可 とは 正 しくは 推 薦 入 試 合 格 の 辞 退 を 入 学 手 続 開 始 まで 認 める 学 校 の 意 味 です 推 薦 である 以 上 入 学 手 続 をした 後 の 辞 退 はできません

6 4. 一 般 入 試 最 近 の 状 況 と 受 験 結 果 1. 大 学 をめぐる 最 近 の 状 況 ここ 十 年 ほどの 間 生 徒 減 などによる 大 学 の 易 化 傾 向 が 続 き 大 学 志 望 者 にとってはま すます いい 時 代 になりつつあります 2009 年 にはいよいよ* 大 学 全 入 時 代 になり ました ただ 大 学 に 入 りたい ではなく 大 学 に 入 りたい を 勉 強 したい 将 来 は になりたい というようなことを 真 剣 に 考 えることが 重 要 になってきています 皆 さんは 平 成 23 年 3 月 に 卒 業 した 大 学 生 の 就 職 状 況 についてどれだけ 知 っていますか 高 卒 の 就 職 も 大 変 でしたが 高 い 学 費 を( 親 が)4 年 間 支 払 って 就 職 できなかった 学 生 は 今 どうしているのでしょうか また 8 人 に1 人 が 中 退 しているという 現 実 彼 らは アルバイト? ニート? 皆 さん 自 身 がしっかりと 社 会 状 況 を 把 握 して 保 護 者 や 先 生 方 と 相 談 の 上 で 志 望 校 を 決 定 して 下 さい 大 学 受 験 に 奇 跡 や 偶 然 はあり 得 ません まず 学 校 の 授 業 を 大 事 にし 基 礎 学 力 を 確 実 に 付 けておくことが 第 一 です * 大 学 全 入 時 代 : 大 学 志 願 者 数 が 全 大 学 の 定 員 合 計 に 満 たない すなわち 学 校 を 選 ば なければ 必 ず 大 学 に 入 れるという 状 況 ただし それは 大 学 全 体 として 見 た 時 そう 言 える ことで 難 関 校 は 相 変 わらず 難 しい 入 試 が 続 いています 大 学 の 二 極 化 と 呼 ばれています 各 校 が 公 表 する 入 試 日 程 を 見 て 第 一 希 望 の 気 持 ちの 強 弱 自 分 の 実 力 評 定 平 均 など を 総 合 して AO 推 薦 一 般 受 験 の 受 験 計 画 を 考 えます 順 調 な 実 力 上 昇 が 自 他 共 に 見 えれば 素 晴 らしいのですが 夏 以 降 不 安 が 頭 をもたげてくることでしょう 高 い 評 定 平 均 を 持 っている 場 合 そのこと 自 体 はあなたの 努 力 の 成 果 なのですが 1 指 定 校 の 推 薦 基 準 には 校 内 成 績 上 位 に 設 定 されているところがありますが 近 年 では 校 内 成 績 中 下 位 の 者 が 一 般 受 験 で 十 分 に 合 格 している 学 校 が 多 く 学 力 のある 生 徒 が 行 くべきところなのでしょうか 2 少 子 化 の 中 での 早 期 の 学 生 集 め を 意 図 した 指 定 校 が 少 なくありません 成 績 上 位 の 者 が 行 くべき 学 校 なのかなどの 疑 問 を 感 じます 早 く 決 まる 安 心 感 と 行 きたい 学 校 へ の 気 持 ちとの 闘 いには 全 員 が 強 気 で ( 正 解 は 後 者!) 臨 んでほしいと 思 います (1) 私 立 大 学 1 大 学 別 一 般 入 試 多 様 化 複 雑 化 して 全 大 学 がこうだ!と 一 概 に 言 えません 志 望 校 の 情 報 をよく 集 め て 受 験 勉 強 を 進 めましょう その 際 に 注 意 したいことは ある 一 大 学 のその 学 部 だけし か 受 験 しないなどということは 絶 対 に 避 けなければなりません 受 験 科 目 の 違 いなど 他 に 受 験 できる 大 学 が 無 くなり さてどうしたらいいのだろう ということになります また 入 りやすいから で 選 択 すると 入 学 後 のモチベーションを 維 持 できません 私 大 独 自 入 試 は1 月 から 出 願 が 始 まり 2 月 に 試 験 が 行 われます チャレンジ 校 実 力 相 応 校 安 全 校 = 滑 り 止 め 校 のバランスを 良 く 考 え 試 験 日 程 の 重 複 がないことを 確 認 します 数 日 間 の 連 続 入 試 を 覚 悟 して 可 能 性 にかけますが 体 調 への 気 遣 いをし 数 校 の 不 合 格 に 挫 けない 気 持 ちを 持 って 臨 みます 国 公 立 大 学 前 期 試 験 は2 月 下 旬 です 私 立 大 学 に 受 かっておいて 挑 戦 したいものです 2センター 試 験 利 用 入 試 全 国 共 通 の 統 一 テストで( 文 科 省 ) 大 学 入 試 センターが 全 国 の 試 験 場 で 一 斉 に 実 施 す

7 るマークシート 方 式 の 試 験 国 公 立 大 の 一 般 入 試 受 験 生 にとっては 一 次 試 験 にあたり 必 須 ですが 平 成 23 年 度 入 試 では 私 立 大 学 でも 全 私 大 の 約 8 割 を 超 える 503 大 学 がこの 試 験 を 実 施 しました 私 大 を 希 望 する 生 徒 で この 入 試 を 利 用 する 場 合 は まず 1 月 第 3 土 曜 日 曜 に 行 われ るセンター 試 験 を 受 験 します この 際 全 ての 科 目 を 受 験 する 必 要 はなく 各 大 学 が 指 定 する 科 目 だけでよく 多 くは3 科 目 型 です 合 否 判 定 はこのセンター 試 験 の 結 果 のみ で 判 定 するところがほとんどです 一 度 センター 試 験 を 受 けると 実 際 には 大 学 別 の 受 験 をしないで 何 校 でも 出 願 し 合 否 の 判 定 を 受 けることができます 入 学 検 定 料 はセンター 試 験 が 18,000 円 (2 教 科 以 下 12,000 円 )( 昨 年 度 )で 共 通 です が 大 学 別 に 出 願 する 時 に 納 める 入 学 検 定 料 は 15,000~20,000 円 程 度 で 大 学 別 一 般 入 試 の 検 定 料 (30,000~35,000 円 )の 半 額 程 度 です 多 くの 生 徒 が5~6 校 受 験 しますの で 経 済 的 といえます また 同 じ 大 学 の 学 部 を 一 般 入 試 とセンター 試 験 利 用 入 試 で 併 願 できるというメリットもあります 試 験 問 題 は 基 本 的 に 高 校 の 教 科 書 と 授 業 のレベルに 沿 って 作 問 されており 出 題 範 囲 の7 割 は2 年 までで 学 習 したことといわれています ですから 日 常 の 授 業 を 大 切 にする ことが 肝 要 です なお 2010 年 から 過 去 問 の 再 利 用 の 出 題 を 可 能 としているので 過 去 問 の 演 習 は 重 要 です なお 翌 朝 の 朝 刊 やネット 上 に 発 表 される 正 答 と 照 らし 合 せて 正 確 な 自 分 の 得 点 を 知 ります( 自 己 採 点 模 試 のような 結 果 の 返 送 がありません) 試 験 終 了 翌 月 曜 朝 学 校 に て 自 己 採 点 結 果 を 業 者 に 送 ります 全 受 験 生 の 得 点 分 布 センター 利 用 試 験 の 合 格 可 能 性 判 定 結 果 を 待 って 最 終 的 なセンター 利 用 試 験 の 出 願 校 を 決 めます( 一 部 センター 試 験 を 待 たず 出 願 する 学 校 もあります) (2) 国 公 立 大 学 国 公 立 大 学 の 一 般 入 試 はまず 全 員 がセンター 試 験 を 受 験 し その 後 各 大 学 で 個 別 に 実 施 される 二 次 試 験 を 受 験 します センターで 受 験 する 教 科 は5 教 科 7 科 目 型 が 主 流 で す 二 次 試 験 は 書 類 審 査 のみという 大 学 学 部 もあれば 小 論 文 面 接 という 場 合 もあり 1 教 科 型 から3 教 科 型 までまちまちです 2. 受 験 勉 強 のあり 方 1 学 校 によって 要 求 されるレベルが 異 なるので まず 志 望 校 を 具 体 的 にきめることが 先 決 実 際 の 志 望 校 よりも 最 初 のうちは 一 段 高 いところに 目 標 を 立 てて 自 分 を 励 ま し 努 力 することが 必 要 です 初 めから 弱 気 になって 志 望 校 を 下 げてしまうのは 相 対 的 にそれだけ 達 成 感 も 下 がってしまいます 2 受 験 勉 強 の 期 間 は 長 いですが 本 番 まであと 何 ヶ 月 などと 数 えてため 息 ばかりついて いるようでは 成 果 も 上 がらず 精 神 的 にも 参 ってしまいます したがって 数 回 行 う 校 外 模 試 をそのつど 全 力 投 球 して 達 成 度 を 見 定 め さらに 次 回 の 目 標 を 決 めて 努 力 しましょう この 積 み 重 ねを 通 して 本 番 まで 精 神 力 の 持 続 をはかる 工 夫 が 大 切 です 3 自 分 に 適 した 勉 強 方 法 を 試 行 錯 誤 を 重 ねながら 工 夫 する 努 力 が 自 らの 力 になります 短 い 時 間 で 最 も 効 率 のよい 勉 強 方 法 を 模 索 してみましょう この 冊 子 には 先 輩 の 体 験 談 が 載 せてあります 志 望 分 野 が 違 っていても 是 非 読 んで 参 考 にして 下 さい 4 受 験 勉 強 の 基 本 は 授 業 です 毎 日 の 授 業 を 真 剣 に 受 け 基 本 事 項 を 身 に 付 けた 上 で 問 題 集 などで 応 用 力 をつけます その 日 に 学 習 したことは その 日 のうちに 自 分 のも

8 のとする 努 力 が 何 といっても 一 番 大 切 です 昨 日 習 ったことはもう 基 礎 です 5 受 験 勉 強 の 開 始 は 3 年 になってからでよいのでしょうか 志 望 校 を 具 体 的 に 想 定 し た 受 験 勉 強 は 3 年 になってからでしょうが それをスムーズに 遂 行 するためには 基 礎 学 力 をつけておかなければなりません それが 出 来 るのが 1 2 年 です 1 2 年 で 十 分 な 計 画 的 学 習 がなされていなくては 受 験 はほぼ 不 可 能 に 近 いのです 3. 校 外 模 擬 試 験 と 一 般 入 試 との 相 関 関 係 全 国 から 受 験 生 の 集 まる 大 学 入 試 では その 合 格 可 能 性 を 知 るために 全 国 の 受 験 生 の 中 で 自 分 はどの 位 に 位 置 するか を 知 ることが 大 切 です 本 校 では 全 国 模 擬 試 験 を 年 に 数 回 実 施 しています 勉 強 していないし 出 来 ないから と 言 って 受 けずにいては いつま でも 自 分 を 変 えることはできません どれだけ 出 来 ないかを 知 ることから 自 分 なりの 勉 強 が 始 められるのです 進 学 を 希 望 する 者 は 積 極 的 に 模 擬 試 験 を 受 けましょう 合 格 可 能 性 判 定 とは 校 外 模 擬 試 験 を 受 けると 受 験 生 には 後 に 個 人 成 績 表 が 渡 され たいていの 場 合 はそ こに 得 点 と 順 位 志 望 大 学 の 合 格 可 能 性 が 書 かれています この 合 格 可 能 性 判 定 は 基 本 的 にA~Eで 表 され その 意 味 は 次 のようなものです A: 今 のところは 合 格 圏 にあり このペースで 頑 張 れ ( 合 格 可 能 性 80% 以 上 ) B: 油 断 するな 合 格 圏 にもう 一 踏 ん 張 り ( 合 格 可 能 性 65% 以 上 ) C:ボーダーライン 合 格 圏 目 指 して 頑 張 れ ( 合 格 可 能 性 50%) D:これからの 努 力 でまだまだ 伸 びる 大 いに 頑 張 れ ( 合 格 可 能 性 35%) E: 再 検 討 を 要 す 学 習 方 法 を 一 考 せよ ( 合 格 可 能 性 20% 以 下 ) ここで 注 意 したいのは A 判 定 とは 受 験 生 が 100 人 いたら 80 人 受 かり 20 人 落 ちる 率 だということ つまり A 判 定 だからといって 確 実 に 合 格 するというわけではないの です また 言 い 換 えると E 判 定 とは 100 人 いたら 20 人 位 は 受 かる 率 だということ です 合 格 可 能 性 に 一 喜 一 憂 するのではなく 自 分 の 学 習 到 達 度 の 目 安 と 考 え 今 後 の 学 習 の 参 考 にすることが 大 切 です 最 終 的 に 志 望 校 に 合 格 することが 皆 さんの 究 極 の 目 標 なのですから 4. 受 験 科 目 ( 進 路 別 系 統 ) 志 望 校 ごとに 入 試 科 目 は 異 なります 志 望 校 に 合 わせて コースや 選 択 科 目 を 選 びまし ょう また 近 年 各 校 で 様 々な 入 試 改 革 も 実 施 され 私 大 ではセンター 試 験 を 入 試 の 一 つ として 取 り 入 れるところが 増 えてきました 今 後 さらに 大 幅 な 変 化 も 予 想 されます 以 下 の 科 目 内 容 に 頼 ることなく 情 報 収 集 を 積 極 的 に 行 い 受 験 勉 強 をしていきましょう 私 立 大 学 ( 文 系 ) 学 部 名 受 験 科 目 文 外 国 語 経 済 商 経 営 国 語 社 会 ( 地 歴 公 民 )(1 科 目 選 択 ) 英 語 の 形 が 多 い 専 攻 などにより 範 囲 や 配 点 が 変 わる 場 合 がある ( 例 えば 国 文 科 は 古 典 英 文 科 はリスニングを 含 む など) 国 語 社 会 ( 地 歴 公 民 )(1 科 目 選 択 ) 英 語 の 形 が 多 いが 社 会 と 数 学 の 各 科 目 から 選 択 できる 場 合 も 多 い

9 社 会 人 間 科 学 国 際 関 係 情 報 な ど 国 語 社 会 ( 地 歴 公 民 )(1 科 目 選 択 ) 英 語 の 文 系 パターンだが 新 しい 学 部 なので 色 々 な 受 験 型 がある 数 学 Ⅰ(あるいはⅡまで)が 社 会 と 選 択 になったり 必 修 になったり している 法 政 治 経 済 国 語 社 会 ( 地 歴 公 民 )(1 科 目 選 択 ) 英 語 の 形 が 多 い 数 学 を 社 会 に 代 えることので きる 大 学 もある 文 系 の 共 通 科 目 国 語 はほとんどが 国 語 総 合 で 古 文 漢 文 を 除 く 大 学 もある 国 語 総 合 と 発 展 として 現 代 文 古 典 を 学 んでおくとよい 英 語 は 英 語 Ⅰ Ⅱの 他 に 他 科 目 も 合 わせた 範 囲 から 出 題 される 大 学 もある 社 会 ( 地 歴 公 民 )は 現 代 社 会 政 経 日 本 史 世 界 史 地 理 から1 ~2 科 目 出 題 されるが 大 学 ごとに 指 定 科 目 が 異 なるので 現 社 の 他 に2 科 目 は 履 修 して おくとよい 科 目 のチェックが 大 切 である 私 立 大 学 ( 理 系 ) 学 部 名 受 験 科 目 理 数 学 理 科 英 語 が 普 通 理 科 は 物 理 化 学 生 物 などから 専 攻 学 科 に 関 連 ある 科 目 を 受 験 する 数 学 は 全 範 囲 工 理 学 部 とほとんど 同 じ 理 科 は 物 理 化 学 のいずれか1 科 目 か 両 方 の2 科 目 医 歯 薬 理 工 とほとんど 同 じだが 数 学 の 範 囲 が 数 Ⅰと 数 Ⅱ 数 Ⅲまでの 場 合 がある ただし 難 関 である 高 得 点 が 要 求 される 農 水 産 理 工 とほとんど 同 じだが 数 学 の 範 囲 は 狭 い( 数 学 のないところもある) 理 科 に 生 物 が 入 ることが 多 い また 農 業 経 済 食 品 経 済 などは 国 社 英 の 文 系 科 目 で 受 験 する 理 系 共 通 科 目 数 学 は 数 Ⅰ Ⅱ Ⅲ A Bまで 履 修 しておくこと ただし 農 学 部 は 数 Ⅱレベル 程 度 まででだいたい 足 りる 私 立 大 学 (その 他 の 系 列 ) 学 部 名 受 験 科 目 家 政 国 語 総 合 現 代 文 数 学 (Ⅰ A) 理 科 ( 化 学 Ⅰ 生 物 Ⅰ) 英 語 (Ⅰ Ⅱ)など 広 い 範 囲 から2 科 目 程 度 の 選 択 が 指 定 されている 難 関 の 大 学 ほど 科 目 が 多 く また 食 物 栄 養 系 に 理 数 の 指 定 が 多 い 体 育 国 語 総 合 英 語 (Ⅰ Ⅱ) 数 Ⅰ また 実 技 科 目 が 必 須 であり 重 視 される 芸 術 国 語 総 合 国 表 Ⅰ 小 論 文 英 語 (Ⅰ Ⅱ) 美 術 音 楽 学 科 では 実 技 科 目 が 必 ずあり 学 科 と 同 じくらいの 比 重 がある 国 公 立 大 学 学 部 名 受 験 科 目 全 学 部 センター 試 験 で5 教 科 7 科 目 が 必 須 であるが 学 校 により 科 目 数 が 少 ない 場 合 もある ま た それぞれの 大 学 独 自 の 二 次 試 験 が 前 期 ( 中 期 ) 後 期 に 分 かれて 実 施 されるので 幅 広 い 準 備 が 必 要 である 短 期 大 学 学 科 名 受 験 科 目 文 教 養 系 英 語 国 語 の2 教 科 型 が 多 い 英 文 では 英 語 Ⅰ Ⅱ R Wも 国 文 では 漢 文 を 含 まな いこともある 家 政 生 活 科 学 系 国 語 総 合 現 代 文 英 語 (Ⅰ Ⅱ) 数 Ⅰ Aより 選 択 食 物 栄 養 科 では 生 物 Ⅰ 化 学 Ⅰが 課 せられることが 多 い 幼 児 教 育 保 育 系 英 語 国 語 が 主 小 論 文 と 面 接 というところもある

10 芸 術 体 育 系 英 語 国 語 実 技 の3 教 科 が 多 い 小 論 文 と 実 技 というように 実 技 が 重 視 される 学 校 が 多 い 基 準 点 をクリヤーすれば あとは 実 技 で 決 まる その 他 の 系 統 4 年 制 大 学 に 準 ずるが 科 目 も 範 囲 も 少 ないのが 普 通 である 短 大 では 推 薦 入 試 が 主 流 になり 各 短 大 で 科 目 も 方 法 も 異 なります 一 般 受 験 では 上 のよう なパターンで 科 目 数 が 少 ないのが 普 通 です( 平 均 2 科 目 ) 従 って1 科 目 そのものを 大 切 に しなければ 合 格 に 結 びつきません 大 学 短 大 の 実 技 試 験 1 芸 術 系 絵 画 でデッサン 音 楽 でピアノ 演 奏 や 声 楽 の 試 験 2 体 育 系 基 礎 的 運 動 能 力 や 専 攻 の 実 技 能 力 の 測 定 3 建 築 系 デッサンや 製 図 能 力 の 試 験 4 教 員 養 成 系 教 師 としての 芸 術 や 体 育 などの 実 技 試 験 一 般 に 試 験 は 長 時 間 に 渡 り 合 否 をかなり 左 右 します 実 技 試 験 の 内 容 や 形 式 については 進 路 が 決 まったら 早 めに 芸 術 科 や 体 育 科 の 先 生 に 相 談 するなどして 情 報 を 集 め 試 験 に 備 えて 練 習 や 準 備 をしておきましょう 大 学 入 試 センター 試 験 や 私 立 大 学 の リスニングテスト センター 試 験 では 英 語 でリスニングが 必 修 になっています 私 立 大 学 では 文 学 部 英 文 学 科 を 中 心 に リスニングを 課 すところがあります 志 望 する 大 学 の 入 試 要 項 で 必 ず 確 認 す ること 傾 向 と 対 策 図 や 表 と 本 文 を 照 応 させるなど 様 々な 工 夫 を 凝 らしたものがあります センター 試 験 は 英 検 準 2 級 程 度 といわれていましたが 3 年 前 から 若 干 難 度 が 上 がりました また 一 部 の 大 学 では 二 次 試 験 で 課 すところがあり 過 去 問 などで 傾 向 をつかんでおく 必 要 があります ラジオ テレビの 語 学 講 座 や 市 販 のリスニング 教 材 などを 活 用 したり 英 語 検 定 TOEIC に 挑 戦 したりするなど 日 頃 から 訓 練 しておくことが 大 切 です 5. 短 大 をめぐる 最 近 の 状 況 (1) 学 科 の 内 容 文 系 文 教 養 外 国 語 系 統 : 文 学 国 文 外 国 語 教 養 文 化 人 文 社 会 など 法 商 社 会 学 系 統 : 法 学 経 済 経 営 経 営 情 報 情 報 処 理 秘 書 福 祉 など 教 員 養 成 保 母 系 統 : 初 等 教 育 保 育 保 健 体 育 など 芸 術 系 統 : 美 術 写 真 デザイン 音 楽 など 生 活 科 学 系 統 : 家 政 食 物 栄 養 被 服 デザイン 住 居 デザインなど 理 系 農 学 系 統 : 農 学 畜 産 園 芸 造 園 農 業 工 学 醸 造 農 業 経 営 など 理 工 学 系 統 : 機 械 自 動 車 電 気 電 子 情 報 工 学 情 報 処 理 土 木 建 築 など 医 療 保 健 系 統 : 看 護 衛 生 技 術 保 健 臨 床 検 査 医 療 秘 書 理 学 療 法 作 業 療 法 放 射 線 鍼 灸 など

11 (2)メインは 推 薦 入 試 私 立 短 大 少 子 化 4 年 制 大 学 人 気 の 影 響 により 各 校 とも 定 員 確 保 の 手 段 として 推 薦 入 試 定 員 を 一 段 と 広 くしており 高 校 での 成 績 = 評 定 平 均 値 をあげる 努 力 が 合 格 と 直 結 して います (3)あまり 知 られぬ 国 公 立 短 大 学 科 の 種 類 が 少 なく 多 くは 国 公 立 大 学 の 医 療 技 術 短 期 大 学 部 ( 看 護 学 科 3 年 制 )と いう 実 態 もあり あまり 知 られていません 一 般 入 試 は 各 校 独 自 で 行 われ センター 試 験 は 利 用 しませんが 私 立 と 比 べて 受 験 科 目 が 多 く( 看 護 系 は4 科 目 ) 募 集 人 数 も 少 ないので かなりの 難 関 です (4) 女 子 の 就 職 状 況 最 近 の 就 職 状 況 は 厳 しいものがあります しかし 短 大 卒 の 就 職 率 が 悪 いかといえば 一 部 の 研 究 職 専 門 職 総 合 職 以 外 ではそうでもないようです 内 容 にもよりますが 近 年 就 職 率 を 90% 台 に 乗 せている 短 大 も 少 なくありません ただし 入 学 後 1 年 も しないうちから 就 職 活 動 に 追 われることを 覚 悟 しなければなりません 具 体 的 な 就 職 状 況 も 細 かくチェックして 下 さい (5) 資 格 の 取 れる 学 科 への 集 中 就 職 難 を 反 映 して 資 格 が 取 れる 学 科 への 人 気 は 依 然 高 く 保 育 士 や 幼 稚 園 教 諭 免 許 の 取 れる 幼 児 教 育 系 栄 養 士 資 格 の 取 れる 栄 養 系 歯 科 衛 生 士 資 格 の 取 れる 歯 科 衛 生 士 や 介 護 福 祉 士 などの 資 格 の 取 れる 福 祉 系 の 学 科 では 高 倍 率 が 続 いています (6) 依 然 続 く 入 試 改 革 近 年 多 くの 短 大 で 推 薦 入 試 からの 学 科 試 験 の 廃 止 指 定 校 制 の 導 入 などの 入 試 改 革 が 行 われてきました 推 薦 基 準 の 切 り 下 げ 一 般 入 試 での1 教 科 受 験 導 入 などの 変 更 は まだ 続 いています また 自 己 推 薦 の 一 つであるAO 入 試 スポーツ 推 薦 有 資 格 者 推 薦 一 芸 一 能 推 薦 などのいわゆる ユニーク 推 薦 も 増 加 の 傾 向 にあります (7)4 大 への 編 入 制 度 の 充 実 4 大 併 設 校 では 文 化 女 子 短 大 拓 殖 短 大 などのように 短 大 からの 学 部 3 年 への 編 入 を 優 先 的 に 行 っているところもあります 従 来 編 入 試 験 はどこでも 大 変 難 しく 一 握 りの 上 位 の 者 しか 編 入 できませんでしたが 最 近 は 編 入 がかなりしやすくなっているよ うです 一 方 4 大 を 併 設 していない 短 大 では 他 大 学 からの 指 定 校 推 薦 の 指 定 を 受 け て 推 薦 編 入 を 積 極 的 に 行 っている 短 大 もあります 短 大 進 学 を 考 えている 人 は 調 べて おきましょう (8) 一 般 入 試 結 果 かなり 前 から 短 大 離 れの 傾 向 が 続 いています 中 には 一 般 入 試 でも 定 員 割 れをした 短 大 もあります この 結 果 定 員 枠 の 決 まっている 推 薦 入 試 で 落 ちても 一 般 試 験 ではそ の1ランク 2ランク 上 の 学 校 がねらえるという 状 況 になってきています 2 期 入 試 1 教 科 受 験 など 受 験 チャンスは 大 幅 に 広 がっていますから 指 定 校 推 薦 をねらうから よいなどと 安 易 に 妥 協 せず 自 分 の 目 的 をしっかりと 定 めて 学 習 に 取 り 組 んで 下 さい 短 大 の 文 系 の 一 般 入 試 の 大 半 は 国 英 の2 教 科 型 になっていますが 最 近 は1 教 科 型 も 増 えました 看 護 医 療 系 は 国 ( 現 代 文 ) 英 が 必 須 で 数 Ⅰか 理 ( 生 化 物 の うち1)の 選 択 となっているところが 多 いですが 各 短 大 で 多 様 なので 志 望 校 の 受 験 科 目 を 調 べておきましょう 短 大 は 入 りやすくなったといわれていますが 名 門 短 大 や 看 護 医 療 系 は 依 然 として 難 しい 状 況 が 続 いています

12 6. 一 般 入 試 受 験 校 の 決 め 方 (1) 自 分 の 実 力 を 知 る 校 外 模 試 などの 偏 差 値 を 確 認 し 自 分 の 実 力 を 知 ります ランキング 表 などを 見 て 学 校 の 難 易 度 と 同 程 度 の 偏 差 値 であれば 合 格 可 能 性 は 60%ということになります ( 難 易 度 は 予 備 校 や 出 版 社 によって 若 干 異 なり また 年 によって 多 少 の 変 動 があります ) (2) 併 願 校 を 考 える(5~6 校 は 受 験 する) チャレンジ 校 (1~2 校 ): 自 分 の 偏 差 値 よりも5~10 高 い 大 学 短 大 はかなり 高 めにチャレンジすることも 可 能 実 力 相 応 校 (2~3 校 ) : 自 分 の 偏 差 値 と 同 程 度 (±5)の 大 学 安 全 校 (1~2 校 ) : 自 分 の 偏 差 値 より5~10 低 い 大 学 いずれも 合 格 したら 入 学 する という 気 持 ちのある 学 校 を 選 ぶこと 合 格 しても 行 く 気 はない ような 学 校 は 最 初 から 受 験 しない お 金 の 無 駄 です これはあくまでも 基 本 早 いうちから 担 任 の 先 生 などに 相 談 し 自 分 に 合 った 受 験 校 を 選 びましょう (3) 受 験 日 程 を 組 んでみる 試 験 日 が 重 複 している 大 学 学 部 は 難 易 度 などの 条 件 が 同 じならば どちらか あ るいは 両 方 とも 受 験 生 が 減 り 倍 率 が 下 がる 傾 向 があります 体 力 的 に 精 神 的 に 無 理 な 日 程 は 組 まないことです (4) 偏 差 値 だけでなく 倍 率 合 格 定 員 なども 検 討 する 隔 年 現 象 といって 前 年 の 競 争 率 が 高 い( 低 い)と 翌 年 は 低 く( 高 く)なる 現 象 が あります ただし 倍 率 が 高 ければ 難 しく 低 ければ 易 しいと 単 純 には 考 えられません 競 争 率 の 変 動 には 理 由 ( 科 目 数 や 範 囲 の 変 更 受 験 機 会 の 増 減 定 員 の 増 減 など)があ り とにかく 入 れればいい と 倍 率 の 低 さだけを 目 安 に 受 験 するのは 間 違 いです (5) 女 子 は 短 大 を 押 さえに 使 うことも 学 科 にもよりますが 短 大 は 入 り 易 くなっています 大 学 志 望 でも 浪 人 が 不 可 能 な 場 合 など 短 大 を 選 択 肢 に 加 えることを 勧 めます 私 大 の 入 試 日 程 4 月 入 試 科 目 の 発 表 開 始 5 月 6 月 7 月 入 試 要 項 発 表 8 月 募 集 要 項 配 布 開 始 9 月 10 月 センター 試 験 出 願 11 月 12 月 一 般 入 試 出 願 開 始 1 月 センター 試 験 一 般 入 試 (Ⅰ 期 ) 2 月 3 月 2 次 募 集 Ⅱ 期 試 験 オープンキャンパス 入 試 説 明 会 AO 自 己 推 薦 一 般 推 薦 募 集 出 願 試 験 指 定 校 推 薦 の 依 頼 開 始 指 定 校 推 薦 募 集 および 校 内 選 考 会 議 指 定 校 推 薦 募 集 および 校 内 選 考 会 議 指 定 校 推 薦 出 願 試 験

13 (6) 既 合 格 者 の 来 春 一 般 受 験 秋 にAO 推 薦 で 合 格 内 定 した 後 挑 戦 力 試 し 記 念 などの 名 目 で 受 験 を 希 望 する 例 が 時 々あります 気 持 ちは 分 からなくもないのですが 1センター 試 験 は 受 験 可 10 月 に 既 に 受 験 料 を 払 っています 2 他 は 禁 止 します 難 関 の 隠 れ 第 一 希 望 校 に 合 格 した 場 合 心 が 揺 れるのは 目 に 見 え ています 社 会 的 な 約 束 = 専 願 合 格 は 辞 退 できません これは 厳 守 しなくてはな りません 結 局 秋 の 推 薦 受 験 シーズンに 妥 協 をしないで 頑 張 ることです 専 門 学 校 専 門 学 校 の 場 合 は 書 類 審 査 のみ 書 類 審 査 プラス 面 接 書 類 審 査 プラス 面 接 プラス 学 科 実 技 試 験 などパターンが 色 々あります 学 校 によっては 推 薦 入 試 で 入 学 定 員 のほ とんどをとるため 一 般 入 試 の 倍 率 が 高 くなる 場 合 があります その 場 合 は 事 前 に 進 学 先 について 十 分 な 検 討 をして 推 薦 入 試 で 受 験 することを 勧 めます 一 般 的 に 言 えば 看 護 医 療 系 は 難 関 であり 美 容 系 幼 児 教 育 系 製 菓 系 美 術 系 の 中 にも 難 しい 学 校 があるので 安 易 に 考 えてはいけません 看 護 医 療 系 の 受 験 科 目 は 国 ( 現 代 文 ) 数 Ⅰ 英 理 ( 生 物 か 化 学 か 物 理 )の4 教 科 型 が 主 流 です 理 科 がない ところも 増 えていますが 入 学 後 のことを 考 えると 理 科 も 大 切 です 準 大 学 文 部 科 学 省 所 管 以 外 の 学 校 ですが 大 学 卒 短 大 卒 に 準 ずるものとして 次 のようなも のがあります 入 試 の 難 易 度 は 4 年 生 の 大 学 校 の 場 合 通 常 の 国 公 立 と 同 様 かなり の 難 関 です (ア) 防 衛 医 科 大 学 校 (6 年 ) 防 衛 大 学 校 航 空 保 安 大 学 校 (2 年 ) 海 上 保 安 大 学 校 気 象 大 学 校 水 産 大 学 校 職 業 能 力 開 発 大 学 校 ( 相 模 原 市 )など (イ) 港 湾 職 業 能 力 開 発 短 期 大 学 校 横 浜 校 神 奈 川 県 立 産 業 技 術 短 期 大 学 校 ( 横 浜 市 )など ( 印 の 学 生 は 国 家 公 務 員 の 身 分 になり 給 与 か 手 当 が 支 給 されます ) 職 業 技 術 校 職 業 技 術 校 では 就 職 に 必 要 な 専 門 の 知 識 と 高 い 技 術 を 学 び 各 種 の 資 格 を 得 ること ができます その 点 では 専 門 学 校 と 共 通 ですが 次 のような 特 色 があります 1ほとんどが 公 立 で 施 設 設 備 が 整 っている 2 入 校 検 定 料 は 2,200 円 入 校 料 は 5,650 円 授 業 料 は 1 2 年 コースで 年 間 約 12 万 円 6ヶ 月 コースは 原 則 として 無 料 教 材 費 は 個 人 負 担 経 済 的 に 楽 3 学 生 割 引 が 適 用 される 他 学 生 生 活 は 普 通 の 学 校 と 同 じように 楽 しめます 入 試 について 高 卒 程 度 対 象 の 科 では 学 力 検 査 と 面 接 が 行 われるのが 普 通 です 科 目 は 国 語 数 学 の 基 礎 的 な 問 題 で 英 語 が 加 えられることもあります 倍 率 は 科 によって 異 なりますが かなり 高 めです 推 薦 入 試 も 高 倍 率 です

14 神 奈 川 の 職 業 技 術 校 県 内 には 横 浜 秦 野 相 模 原 など5 校 22 コースが 設 置 されています 訓 練 科 は 学 校 ごとに 異 なり また 定 員 も 10~40 名 と 少 ないです 工 業 系 建 築 設 備 などを 始 め 情 報 処 理 電 子 技 術 ビジネス 実 務 福 祉 など 専 門 学 校 と 同 じような 科 がそろ っており 就 職 もほとんど 専 門 分 野 へ 100% 進 んでいます 訓 練 期 間 は6ヶ 月 から2 年 ですが 主 として 高 校 卒 業 生 を 対 象 にした 養 成 訓 練 課 程 は1~2 年 となっています 学 習 内 容 も 高 度 になっており 能 力 と 適 応 性 が 必 要 と されているので 目 的 をしっかり 持 って 選 択 して 下 さい 各 職 業 技 術 校 についてはキャリア 担 当 の 教 員 に 尋 ねて 下 さい 通 信 教 育 ( 大 学 通 信 教 育 の 教 育 方 法 と 学 習 について) 卒 業 所 要 単 位 4 年 制 124 単 位 以 上 ( 短 大 62 または 67 単 位 以 上 )の4 分 の3を 通 信 授 業 によって 履 修 しますが 科 目 の 学 習 がすむと 大 学 または 全 国 主 要 都 市 で 監 督 実 施 され る 科 目 試 験 を 受 験 して 単 位 を 修 得 します 残 り 約 4 分 の1は 夏 期 昼 間 3~5 週 間 また は 夜 間 約 10 週 間 の 面 接 授 業 (スクーリング)に4 回 ( 短 大 は2~3 回 ) 出 席 するなどし て 履 修 します 選 考 試 験 による1 年 間 の 通 年 スクーリングもあります