Italia Marche

Size: px
Start display at page:

Download "Italia Marche"

Transcription

1 Wine List ITALIA TERRA VERT 東 京 都 港 区 赤 坂 アカネビル 7 階 TEL FAX 年 3 月 現 在 庫 最 新 情 報 はメールでご 案 内 しております メールアドレスを 登 録 下 さい 新 入 港 限 定 ワイン 毎 月 の 限 定 試 飲 会 便 利 な 検 索 機 能 付 価 格 表 ( 価 格 /スパークリング/ 熟 成 ) 期 間 限 定 のキャンペーン 情 報 各 造 り 手 の 詳 細 情 報 画 像 欠 品 ワイン(その 後 の 入 港 予 定 )

2 嘘 のないファインワイン 最 高 の 状 態 でお 届 けするためにテラヴェールの 約 束 テラヴェールのワインは 状 態 が 良 い と 言 ってくださる 方 々が 沢 山 いらっしゃることは 私 達 の 誇 りです 劣 化 していない 最 高 の 状 態 のワインを 飲 んでいただければ もっともっとワインの 素 晴 らしさが 一 般 のお 客 様 まで 伝 わるはず 2 テラヴェールでは 海 上 輸 送 は 勿 論 フランス イタリア 国 内 輸 送 日 本 国 内 輸 送 も 全 てリーファー 輸 送 ( 定 温 15 度 ) 日 本 国 内 の 保 管 倉 庫 は 横 浜 帝 蚕 倉 庫 とし 定 温 管 理 は 勿 論 湿 度 も 一 定 に 保 って 保 管 入 出 庫 時 も 搬 入 口 をドッグシェルターで 囲 み 外 気 との 接 触 を 遮 断 して 作 業 を 行 います また 契 約 店 制 度 により 契 約 を 交 わした 配 送 環 境 の 優 れた 酒 販 店 様 のみとのお 取 引 とし レストラン ホテル 様 まで 最 高 の 状 態 でお 届 け できるよう 努 力 いたします フランス イタリア 国 内 全 てのワイン 輸 送 に 関 してリーファートラックを 使 用 して います 海 上 の 定 温 輸 送 は 定 着 しつつありますが 現 地 国 内 輸 送 で100%リ ーファー 輸 送 を 行 っていることは 稀 です テラヴェールではたとえ 秋 や 冬 の 輸 送 であろうと ボジョレー ヌーヴォーであろうと 価 格 競 争 の 激 しいボルドーで あろうとも100%リーファー 輸 送 に 拘 ります フランス イタリアから 日 本 までの 海 上 輸 送 は2ヶ 月 以 上 その 間 ワインは 波 に 揺 られながら 赤 道 を2 回 通 過 します 温 度 変 化 振 動 に 弱 いワインが 影 響 を 受 けないはずはありません 赤 道 で40 度 以 上 にまで 温 められたワインは 大 きなダ メージを 受 けることになります テラヴェールは100%リーファーを 採 用 日 本 国 内 倉 庫 は 横 浜 帝 蚕 倉 庫 国 内 最 高 の 保 管 環 境 を 誇 ります 定 温 保 管 は 勿 論 湿 度 も 一 定 に 管 理 ワインにとって 最 高 の 状 態 を 約 束 します また 入 庫 時 には 全 てのワインをチェック 異 物 の 混 入 やボトル 不 良 などをできる 限 り 排 除 いたします 出 庫 時 はトラックの 搬 入 口 をドッグシェルターで 囲 み 外 気 と 遮 断 一 切 外 気 に 触 れることなく リーファートラ ックに 積 み 込 まれます 最 高 の 状 態 のワインはやっぱり 美 味 しい 残 念 ながら 成 熟 した 日 本 のワイン 市 場 でも 劣 化 したワインは 多 く 存 在 します 本 当 に 状 態 の 良 いワインを 飲 んだ 時 の 感 動 は 忘 れられません 日 本 人 は 元 来 旬 の 味 を 大 切 にしてきました 食 材 が 最 も 美 味 しくなった 状 態 で その 味 を 楽 しんできたわけです 世 界 で 最 も 繊 細 な 味 覚 を 持 つと 言 われる 日 本 人 ですからワインの 状 態 も 容 易 に 感 じることができるはずです 日 本 でもっと 健 全 なワインを 楽 しめる 環 境 が 増 えれば ワインを 愛 す る 人 口 はもっともっと 増 えるのではないでしょうか?ワインの 本 当 の 美 味 しさを ワインの 本 当 の 楽 しさを 少 しでも 多 くの 皆 様 にお 届 けする 為 テラヴ ェールでは 細 心 の 注 意 をはらい 最 高 の 状 態 でワインを 皆 様 のセラーまでお 届 けすることを 約 束 します 最 高 の 状 態 管 理 で 造 り 手 の 意 思 と 土 壌 の 個 性 をお 届 けします

3 テラヴェールのイタリアワイン 造 り 手 一 覧 造 り 手 名 をクリックするとそれぞれの 造 り 手 にジャンプします TOPで 戻 ります 3 ヴァッレ ダオスタ(P9) マレイ カーヴ デュ ヴァン ブラン ド モルジェー ラ クロッタ ディ ヴィニュロン レ クレーテ ロンバルディア(P5) ヴィッラ ウベルティ アンンドレア アリチ カーサ カテリーナ トレンティーノ(P13) フォラドリ ポイエル エ サンドリ アルト アディジェ(P16) ニーデルマイヤー フランツ ゴイエル コフェレルホーフ ピエモンテ(P23) ネッビオーロ ディ カレーマ レ ピアーネ アントニオロ イオッパ マッテオ コレッジァ エリオ アルターレ マリオ マレンゴ G.D.ヴァイラ カヴァロット ブリッコ ボスキス ジュゼッペ マスカレッロ プリンチピアーノ ロアーニャ ラバヤ ディ ブルーノ ロッカ モッカガッタ ラ カ ノヴァ カッシーナ ロエラ ラ ライア トスカーナ(P44) イル パラディソ ディ マンフレディ チャッチ ピッコロミニ ダラゴナ モンテセコンド リヴェルナーノ カザルヴェント レ チンチョレ フラスコレ バッケレート アンブラ デイ サンタ10 ウンブリア(P54) パラッツォーネ コッレカプレッタ ミルツィアデ アンタノ シチリア(P67) コス ベナンティ ジローラモ ルッソ グラーチ ラモレスカ ラッツィオ(P57) ジョヴァンニ テレンツィ カンパーニャ(P62) カンティーナ デル タブルノ ベニート フェラーラ ペリッロ サンフランチェスコ フリウリ(P19) ダリオ プリンチッチ ヴェネト(P20) ジーニ カ ラ ビオンダ マルスーレ エミリア ロマーニャ(P41) ラ ストッパ デナーヴォロ カ デ ノーチ マルケ(P58) ラ モナチェスカ サルタレッリ ヴァッレローザ ボンチ レ カニエッテ プーリア(P66) ナタリーノ デル プレーテ グラッパ リキュール(P72) ヴァルネッリ/マルケ ラ ヴァルドタイネ/アオスタ シボーナ/ピエモンテ 食 文 化 としてのイタリアワイン イタリアの 食 文 化 は 奥 が 深 い 地 域 に 根 ざした 料 理 はその 地 域 独 特 のものであり 地 のものを 食 す まさにマンマの 味 ワインはと 言 えば 年 々 加 熱 するワイン 醸 造 の 技 術 進 歩 と 自 然 派 志 向 確 実 に 進 化 する 一 方 でマンマの 味 とは 思 えないワインの 存 在 も 無 視 できなくなってきたようです そ んな 中 テラヴェールがイタリアワインに 求 めるのは マンマの 味 地 域 に 根 ざした 食 文 化 としてのワインをお 届 けしたい 私 達 テラヴェールの 出 発 点 はレストラン フランスワインもイタリアワインもテーブルの 上 で 真 価 を 発 揮 するワインが 理 想 です シンプルであっても 偉 大 なワインであって も ビオディナミであろうが 先 進 的 であろうが 古 典 的 であろうが それ 自 体 は 最 重 要 ではありません 単 体 で 飲 んでも 寂 しかったり 素 気 なかっ たりするワインであっても 食 事 と 共 に 楽 しむことで 味 わいに 幅 が 出 てくることが 多 々あります 欠 点 の 無 い 完 成 されたワインも 素 晴 らしいものです し かし 私 達 がもっと 伝 えたいのはピエモンテの 煮 込 みと 一 緒 に 飲 んだ 時 に 肉 の 甘 みをぐっと 引 き 立 ててくれる 粗 野 なランゲ ネッビオーロであり 炭 火 で 焼 いた 赤 身 肉 と 合 わせた 時 にシンプルなサンジョヴェーゼが まるで 香 辛 料 のように 味 わいを 引 き 締 めてくれたりといった 経 験 料 理 とワイン の 楽 しさは 難 しいことではありません ワインの 最 も 自 然 で 最 も 贅 沢 な 楽 しさをプロの 酒 販 店 様 レストラン 様 と 共 に 少 しでも 広 げていきたい もっと 感 覚 的 に もっと 気 楽 に 楽 しめるようになればワインはもっと 受 け 入 れられるのではないでしょうか 最 後 に 自 然 なワインについて 一 時 期 のモダン バローロにおいて 過 度 の 抽 出 を 行 い ローストの 強 いバリックで 樽 の 雰 囲 気 を 加 えたワインは 料 理 とは 相 容 れませんでした 自 然 なワイン 造 りも 行 き 過 ぎれば 葡 萄 そのものの 質 や 土 地 の 個 性 を 覆 い 隠 してしまうこともあるようです 自 然 を 尊 重 することは 勿 論 ですが 飲 み 物 として 安 全 であり 葡 萄 そのものの 表 現 やワインとしての 風 味 を 損 なっているものは 自 然 であるとは 思 えません ワインは 充 実 した 時 間 を 楽 しむ 最 も 情 緒 的 なお 酒 頭 で 飲 むのではなく 楽 に 単 純 に 美 味 しく 楽 しく 飲 めなければいけないと 思 うのです 本 当 の 自 然 なワインとは 無 理 せず 自 然 に 飲 めてしまうようなワインなのではないでしょうか

4 化 学 薬 品,SO2, 何 も 足 さない 葡 萄 100%モンテプルチャーノ 4 Rabasco(ラバスコ) 商 品 記 号 ワイン VIN 色 サイス 参 考 上 代 メモ 在 庫 御 注 文 数 69Y44 Rosso da Tavola 457 本 [2010] 赤 750ml 2,800 ロッソ ダ ターヴォラ 生 産 量 3000 本 作 品 ではない 日 常 のやすらぎの 為 に 造 ったワインで とにかく 飲 めちゃうワインだ /ダニッロ 本 69Y43 Montepulciano d'abruzzo Invecchiato 完 売 2007 赤 750ml 4,800 モンテプルチャーノ ダブルッツォ インヴェッキアート 生 産 量 1000 本 古 いセメントタンクに 入 れっぱないにしていたら 美 味 しくなっていて 驚 いた /ダニッロ 本 イタリア 今 月 のお 薦 めワイン グランサッソ 山 の 麓 に 位 置 するカンティーナ 樹 齢 は40 年 以 上 と この 地 域 では 例 外 的 に 高 い 仕 立 は 伝 統 的 仕 立 のテンドーネ この 仕 立 は 密 植 できない のでワインに 凝 縮 度 を 与 えることはできない 僕 等 はそんなものは 求 めていない 僕 等 がワインに 求 めているのはやすらぎや 地 方 感 だ 畑 では 伝 統 的 農 業 に 従 いながら 化 学 薬 品 化 学 肥 料 は 一 切 使 用 されない ビオディナミを 採 用 しているが 調 剤 は 購 入 しない 水 牛 の 角 で 寝 かせた 堆 肥 やケイ 素 やいら 草 の 煎 じ 薬 や 西 洋 ノコギリ 草 ツメ 草 などのハーブからなる 調 剤 など 全 てを 自 分 達 で 手 作 りしている 醸 造 に 関 してもできる 限 り 自 然 に 任 せたワイン 造 りが 行 われる コスメティックなものを 全 て 拒 否 して アルティザン( 職 人 )としてのワイン 造 りを 極 めていきた い と 言 うように 温 度 管 理 なしでの 開 放 発 酵 発 酵 時 は 酵 母 も 砂 糖 も 酸 素 も 一 切 何 も 足 しません 一 部 は 昔 の 家 庭 で 造 られていたワイン 造 りに 習 って ダ ミジャーナ(ガラス 瓶 )での 発 酵 熟 成 も 行 っています そして 彼 等 のワインは 発 酵 段 階 からボトリングまで 一 切 酸 化 防 止 剤 を 使 用 しない ラバスコでは 畑 か らボトリングまでの 間 葡 萄 以 外 に 何 も 足 すことがない 正 真 正 銘 葡 萄 100%のワインだ 標 高 800m 世 界 遺 産 アッシジから 産 まれるサンジョヴェーゼ Baroni Campanino(バローニ カンパニーノ) 上 記 のラバスコ そして 大 人 気 のコッレカプレッタの 醸 造 を 手 掛 けるダニッロが 次 に 始 めたのが 世 界 遺 産 アッシジのカンティーナ バローニ カンパニーノ アッ シジの 寺 院 のまわりには 昔 葡 萄 畑 であった 荒 地 が 多 く 残 っていた 聖 フランチェスコの 時 代 から ここアッシジではワインが 造 られていた 標 高 は mを 超 す 畑 もある 高 地 ならではの 味 わいはウンブリアのイメージを 覆 すものになるだろう 今 はまだ 樹 が 若 いが 既 に 高 地 らしい 背 筋 の 通 った 味 わいが 出 てきている 大 きなポテンシャルを 感 じるはずだ アッシジ 寺 院 を 見 下 ろす 標 高 900mに 位 置 する 小 さなアグリツーリズモ その 脇 にある 小 さなガレージでワイン 造 りは 行 われている 葡 萄 畑 は 下 草 が 生 えっぱ なし ほとんど 自 然 に 雑 草 が 枯 れ 果 てるのを 待 つだけで 刈 り 込 むことも 耕 すこともほとんどない 高 地 ゆえに 収 穫 は 遅 く 通 常 10 月 の 後 半 勿 論 自 然 酵 母 のみで 温 度 管 理 もしないで 発 酵 葡 萄 品 種 はサンジョヴェーゼ コロリーノ アンチェロッタ そしてガメイ(この 地 に 古 くから 伝 わる 品 種 )!!!どの 品 種 も 高 地 の 冷 涼 な 気 候 との 相 性 が 良 く アッシジらしさを 表 現 できるのだと 言 う 商 品 記 号 ワイン VIN 色 サイス 参 考 上 代 メモ 在 庫 御 注 文 数 69Y45 Rosso da Tavola 新 入 港 N.V 赤 750ml 2,200 サンジョヴェーゼ ロッソ ダ ターヴォラ 標 高 800m 世 界 遺 産 アッシジから 産 まれるサンジョヴェーゼをセメントタンクで 発 酵 熟 成 本 69Y46 Rosso dei Cavalieri 新 入 港 N.V 赤 750ml 2,600 サンジョヴェーゼ ロッソ デイ カヴァリエーリ 標 高 1000mの 畑 の 葡 萄 も 含 まれる 古 バリックで 発 酵 熟 成 高 地 のサンジョヴェーゼらしさを 最 も 表 現 する 本 69Y47 Sur Lie Appenninico 120 本 N.V 微 赤 750ml 3,400 コロリーノ/アンチェロッタ シュール リー アペニニコ 大 樽 で 発 酵 後 翌 春 に 有 機 きび 糖 を 加 えてボトリング 自 然 に 発 砲 が 生 じるという 昔 ながらの 微 発 泡 ワイン 本 69Y30 Rosso del Salice 120 本 N.V 赤 750ml 3,400 ガメイ ロッソ デル サリーチェ トラジメーノ 村 とペルージャ 村 のガメイを10 日 間 マセラシオンして 造 る 神 経 質 な 位 にミネラリー 本 寒 すぎた 年 のモスカート パッシート=アルコール4% Ferdinando Principiano(フェルディナンド プリンチピアーノ) この 人 ほど 貪 欲 に 進 化 を 続 ける 造 り 手 は 珍 しい フェルディナンドが 次 に 取 り 組 んだのはモスカート パッシート モスカートの 第 一 人 者 エッツィオ チェルーティ 氏 に 教 えを 請 い 初 めてのモスカート パッシートを 完 成 させた 初 ヴィンテージ09 年 が60 本 だけ 入 港 なんとこのワインアルコールが4%しかありません こ の 年 は 非 常 に 寒 く モスカートは 熟 さなかった 9 月 末 で 酸 度 は 通 常 の2 倍 以 上 仕 方 なく11 月 まで 収 穫 を 待 ち 収 穫 半 乾 燥 させて 発 酵 を 始 めたが 糖 分 が 凝 縮 し 過 ぎてアルコール 発 酵 は 思 うように 進 まず 4%しかアルコールを 生 成 しなかった ある 意 味 でこの 年 をよく 表 現 したワインだと 思 う 残 糖 分 は480g/l で 非 常 に 高 い 糖 度 を 持 っているが 酸 度 も 高 く 12g/lと 通 常 の2 倍 以 上 の 酸 度 を 持 っている 商 品 記 号 ワイン VIN 色 サイス 参 考 上 代 メモ 在 庫 御 注 文 数 69Y19 Langhe Freisa "Chila" 120 本 2011 赤 750ml 2,800 Chila= 彼 女 ランゲ フレイザ キーラ 3 週 間 の 長 期 マセラシオン バローロにも 劣 らない 奥 行 きを 持 つこのフレイザは 時 間 と 共 に 本 当 の 姿 が 現 れる 本 69Y20 Moscato Passito "Leo" 60 本 2009 赤 375ml 5,800 Leo= 息 子 の 名 前 モスカート パッシート レオ 恐 らくこんなワインはもう2 度 とできることはないでしょう アルコール 以 外 の 要 素 がいかに 重 要 かがよく 解 るはずです 本 御 注 文 はテラヴェール まで FAX: 貴 店 名 ご 担 当 者 様 帳 合 酒 販 店 納 品 希 望 日 月 日 メールでのご 案 内 に 切 換 えております ご 希 望 の 方 はメールアドレスをご 記 入 ください

5 5 Azienda. Agricola Villa Monticelli Brusati, Lombardia, Italia ヴィッラ 自 社 畑 100%の 家 族 経 営 フランチャコルタ 毎 年 決 まったレストランのみで 完 売 今 ではイタリアを 代 表 するスパークリングワインの 生 産 地 となったフラン チャコルタ しかし 30 年 前 までは 赤 ワイ ンの 生 産 地 であった 70 年 代 にベルルッ キ 家 が 瓶 内 2 次 発 酵 によるスプマンテ を 造 り 始 めてから 一 部 の 大 手 生 産 者 によってその 市 場 は 牽 引 されてきた 広 大 な 畑 と 設 備 を 必 要 とするスパークリング ワインの 生 産 は 現 在 でもベ ラ ヴィ スタ や カ デル ボスコのよ うな 大 手 企 業 によっ て 引 率 され イタリア 国 内 でもこの2 大 巨 頭 のシェ アは 高 く 品 質 も 安 定 している 彼 等 は 契 約 農 家 から 葡 萄 もしくはワインを 購 入 しワインに 仕 上 げてい る 一 方 自 社 畑 葡 萄 のみを 使 い 栽 培 から 醸 造 ボトリングまで 全 て 自 らの 手 で 行 い 毎 年 レストランの 予 約 のみで 完 売 してしまうフランチャコ ルタがあるのを 御 存 知 だろうか? 自 社 畑 100% ヴィッラは 歴 代 モンティチェッリ ブルッサーティ 地 区 で 果 実 や 家 畜 を 育 てつつワインの 量 り 売 りをしていたが 78 年 よりフランチャコルタのボトリ ングを 開 始 した 歴 史 ある 造 り 手 (この 時 代 フランチャコルタには10 軒 の 造 り 手 しか 存 在 しなかった)その 後 自 社 畑 100%に 拘 り 続 け 現 在 でも 家 族 経 営 で37ha の 自 社 畑 からミレジメのみのフランチャコルタ を 産 している 生 産 量 はベースのブリュット ミレジメで5000ケースと 大 手 の1/10 以 下 の 規 模 昔 からの 顧 客 であるレストランからの 熱 烈 な 支 持 を 集 めていて 販 売 と 同 時 に 毎 年 完 売 すると 言 う ヴィッラの 畑 はフラ ンチャコルタ DOCG の 東 側 に 位 置 する ベラヴィスタや カ デル ボスコが 位 置 する 西 半 分 はイゼオ 湖 を 形 成 し た 川 からの 堆 積 土 が 主 体 で 砂 質 が 混 じり 込 む 粘 土 質 土 壌 反 対 にヴィッラの 畑 は 海 底 が 隆 起 した 土 壌 1 億 5 千 年 前 の 海 底 に 由 来 する 複 雑 な 土 壌 でアルプスの 影 響 を 強 く 受 けてミネラル 分 に 富 む ビオロジックと 収 量 の 制 限 ヴィッラはこの 地 域 で 最 も 急 な 斜 面 の 畑 に 岩 を 積 み 上 げ て 畑 にしていて 一 切 除 草 剤 を 使 わず にビオロジックを 採 用 し 人 間 の 手 で 健 康 な 畑 を 維 持 し ている また 特 筆 すべきは 葡 萄 の 品 質 の 高 さ 通 常 スパークリングワインは その 泡 の 存 在 によって 果 実 味 の 質 を 覆 っている 為 スティルワインよりも 収 量 が 極 端 に 多 いことがほと んど ヴィッラでは 葡 萄 樹 1 本 から 平 均 3~5 房 の 葡 萄 を 収 穫 する ( 平 均 的 生 産 者 の1/2 程 度 の 収 量 ) 平 均 植 樹 率 は5000 本 /ha と 極 端 に 高 い 設 定 これによって 泡 にごまかされることないしっかりとした 果 実 味 を 持 つこととなる 収 穫 は 全 て 手 摘 み 醸 造 設 備 は 畑 に 隣 接 してい るので 直 に 低 温 に 保 ち ほとんど 除 梗 せずに65% 程 度 まで 圧 搾 し 1 8 度 に 保 って 醗 酵 段 階 に 入 る 収 穫 醗 酵 は 区 画 ごとに 行 われる そ してヴィッラの 最 も 大 きな 特 徴 は フランチャコルタもヴィンテージの 個 性 をしっかり 表 現 すべき との 考 え 方 から 行 われる 単 一 ヴィンテージに よる 瓶 詰 め( 熟 成 期 間 は 法 定 基 準 よりも 長 く30ヶ 月 ) よってベースの フランチャコルタまでもが そのヴィンテージの 個 性 を 良 くも 悪 くも 表 現 することになる ( 全 てミレジメで 瓶 詰 は2 社 のみ) 69R26 Franciacorta Brut "Emozione" Millesimato Ch, P.B, P.N 2008 泡 白 750ml 4,600 フランチャコルタ ブリュット エモショーネ ミレジマート 80% Chardonnay, 10% Pinot Bianco, 10% Pinot Nero 東 フランチャコルタのモンティチェッリ ブルッサーティ 村 アルプス 山 脈 の 麓 ローム 層 だがミネラル 分 の 多 い 畑 南 西 向 き ベースのワインながら 条 件 は 他 のワインと ほとんど 変 わらない 糖 度 以 上 に 酸 度 を 見 ながら 収 穫 空 気 圧 で 軽 くプレス 後 葡 萄 本 来 の 香 を 大 切 に 低 温 で 醗 酵 69X54 69V31 Franciacorta "Saten" Millesimato フランチャコルタ サテン ミレジマート Roccolo(Provaglio), Breda, Tralicci(Monticelli Brusati)の 葡 萄 を 使 用 粘 土 主 体 のミネラルに 富 んだ 畑 で 5000 本 の 高 密 植 ヴィッラはサテンで 有 名 な 造 り 手 Franciacorta Brut "Selezione" フランチャコルタ ブリュット セレッツィオーネ Chardonnay 2009 泡 白 750ml 5, 本 Ch, P.N 2004 泡 白 750ml 8,600 60ヶ 月 シュール リー 80% Chardonnay, 20% Pinot Nero ヴィッラの 最 高 級 フランチャコルタ 最 良 年 のみの 生 産 でヘクタールあたり4000kgというフランチャコルタとしては 考 えられない 低 収 量 60カ 月 澱 と 共 に 熟 成 してからデゴルジュマン 旨 み と 繊 細 さが 同 居 している ゆっくりと 温 度 を 上 げながら 楽 しんで 欲 しい

6 6 Azienda. Agricola Uberti Erbusco, Lombardia, Italia ウベルティ 西 フランチャコルタの 果 実 力 常 に 高 い 評 価 を 受 けるフランチャコルタ 高 いリザーヴ ワイン 比 率 エスプレッソ 誌 を 見 る 更 にはシャンパーニュで 学 んだ 娘 シルヴィアの 影 響 もありリザーヴ ワイ とフランチャコルタの ンの 比 率 を 徐 々に 高 めている シャンパーニュのジャック セロスで 働 造 り 手 3 社 に2つ 星 を いたことは 大 きな 収 獲 だった ワインに 複 雑 味 を 持 たせることにリザー 与 えていて これが ヴ ワインは 極 めて 大 きな 影 響 を 持 つ 今 後 リザーヴ ワインを 使 って 最 高 の 評 価 圧 倒 的 更 にウベルティらしさを 表 現 したい 現 当 主 はジョヴァンニ アゴスティー シ ェ ア を 誇 る カ デ ノ ウベルティ 氏 娘 のシルヴィアはジャック セロスで 働 いた 後 ウベル ル ボスコとベッラヴ ティに 戻 り 栽 培 から 醸 造 にまで 関 わる ィスタ は 勿 論 だが ようになっている 1980 年 代 初 めから 両 巨 頭 と 言 える2 社 ワイナリーを 運 営 ジョヴァンニの 代 にな と 並 んでの2つ 星 を ってからは 養 蚕 や 酪 農 も 辞 めフランチャ 獲 得 しているのが18 世 紀 からの 歴 史 を 誇 る 名 門 ウベルティ 生 産 量 コルタの 生 産 に 注 力 することとなってい は 前 述 2 社 の1/10 程 度 と 少 ないが 安 定 した 品 質 を 誇 っている (ウ て 近 年 更 にその 品 質 を 向 上 させてい ベルティのフランチャコルタはほぼ 全 量 がイタリア 国 内 で 販 売 されてい る 生 産 しているフランチャコルタは 全 る)ヴィッラはフランチャコルタ 東 側 に 位 置 する 海 底 が 隆 起 した 土 壌 で 部 で6 種 類 スタンダード キュヴェであ 気 候 も 少 し 冷 涼 一 方 カ デル ボスコやベッラヴィスタと 同 様 の 地 区 る フランチャコルタ ブリュット フランチ である 西 側 の 代 表 的 産 地 エルブスコに 位 置 するウベルティはイゼオ 湖 ェスコ 1 は 古 典 的 フランチャコルタの 完 熟 した 果 実 を 十 分 に 感 じさせ を 形 成 した 川 からの 堆 積 土 で 砂 質 が 混 じりあう 粘 土 質 土 壌 ( 氷 河 が 堆 てくれる 南 国 フルーツのような 熟 度 甘 味 を 酸 が 引 き 締 める 発 泡 は 積 してできた 土 壌 )となっている ワインに 溶 け 込 んでいて 柔 らかい ウベルティのスタイルがよく 解 る1 本 堆 積 土 から 生 まれる 果 実 のフランチャコルタ ではないだろうか 特 にウベルティの 畑 フランチャコルタ 古 来 の 仕 立 シルヴォー は 赤 い 粘 土 質 土 壌 そしてこの 蔵 の 代 名 詞 とも 言 えるのが フランチャコルタ エクストラ ブリ と 白 い 石 灰 土 壌 更 ュット コマリ デル サレム 平 均 樹 には 川 の 流 れで 砕 齢 50 年 近 い 区 画 (この 区 画 のみシル けた 石 が 風 化 した 砂 ヴォ 仕 立 という 昔 の 仕 立 を 採 用 してい 質 土 壌 と 色 々な 土 る)の 葡 萄 のみを 使 用 した 極 辛 口 だ 壌 が 交 錯 していて が 完 熟 した 果 実 にしっかりとした 骨 格 特 に 赤 い 粘 土 質 土 熟 成 からくる 複 雑 味 が 加 わってエクス 壌 から 生 まれる 濃 厚 トラ ドライながらも 非 常 にリッチ シャ な 果 実 の 厚 みはクラ ンパーニュとも 違 った 独 特 の 構 成 で シックなフランチャコルタの 噛 み 締 めるような 果 実 感 を 実 現 しているそ 飲 み 手 を 圧 倒 してくれる 今 後 間 違 うで ここに 石 灰 土 壌 からのミネラル 分 や 砂 質 土 壌 の 芳 香 性 などが 混 いなくフランチャコルタを 代 表 する 造 り じり 合 うことでウベルティ 独 特 のスタイルが 出 来 上 がるのだと 言 う フラ 手 として 発 展 を 続 けるであろうウベル ンチャコルタの 完 熟 した 果 実 からくる 柔 らかい 果 実 はウベルティでは 更 ティ シルヴィアの 活 躍 はフランチャコ に 昇 華 されている 法 定 基 準 でも 収 穫 量 は10000kg/ha とシャンパー ルタの 歴 史 を 変 えるはず ニュ 以 下 であるが ウベルティでは8500~9000kg/ha まで 制 限 69H57 Franciacorta Brut "Francesco 1" Ch, P.B, P.N N.V 泡 白 750ml 4,800 フランチャコルタ ブリュット フランチェスコ プリモ 75% Chardonnay, 15% Pinot Bianco, 10% Pinot Nero 全 ての 葡 萄 は 自 社 畑 から 手 摘 みで 収 獲 ステンレスタンクで 発 酵 後 澱 と 共 に24ヶ 月 から36ヶ 月 間 置 かれる ベースのワインであるがエルブスコらしい 非 常 にリッチ な 果 実 と 溶 け 込 んだ 泡 は 好 相 性 穏 やかで 柔 らかいフランチャコルタ 69V90 69V91 69H60 69V92 Franciacorta Saten "Magnificentia" フランチャコルタ サテン マニフィセンティア Franciacorta Extra Brut "Comari' del Salem" フランチャコルタ エクストラ ブリュット コマリ デル サレム Franciacorta Non dosato "Sublimis" フランチャコルタ ノン ドサージュ サブリミス Franciacorta Non dosato "Sublimis" フランチャコルタ ノン ドサージュ サブリミス Chardonnay 2008 泡 白 750ml 7,400 低 めのガス 圧 で 食 事 を 通 して 楽 しめる 手 摘 みで 収 穫 後 極 軽 くプレスしたジュースをステンレスタンクで 発 酵 ( 一 部 木 樽 を 使 用 ) 30ヶ 月 間 のシュール リー 穏 やかな 酸 と 溶 け 込 んだ 気 泡 はサテンのお 手 本 のような 出 来 栄 え Ch, P.B 2007 泡 白 750ml 8,000 伝 統 的 シルヴォー 仕 立 80% Chardonnay, 20% Pinot Bianco 単 一 畑 コマリ シルヴォと 呼 ばれる 古 代 の 仕 立 を 採 用 している 珍 しい 畑 で 今 やこの 仕 立 はほとんど 残 っていない 貴 重 な 存 在 極 軽 くプレスしたジュースをステンレスタンクで 発 酵 ( 一 部 木 樽 を 使 用 ) デゴルジュマン 後 48ヶ 月 熟 成 してから 出 荷 Chardonnay 2004 泡 白 750ml 7,800 5Grappoli/DUEMILAVINI Chardonnay 2006 泡 白 750ml 8,800 木 樽 発 酵 熟 成 100% Chardonnay 特 に 厳 しい 選 果 を 行 う 木 樽 のみで 発 酵 (ステンレスタンクは 使 用 しない) 澱 と 共 に 少 なくとも60ヶ 月 間 置 いておくことでスプマンテとしては 例 外 的 な 深 みを 手 に 入 れる ドサージュは 一 切 しないが 果 実 の 濃 さが 十 分 にあるのでボリュームさえ 感 じさせる

7 7 Azienda. Agricola Andrea Arici Gussago, Lombardia, Italia アンドレア アリチ 最 も 高 い 標 高 グッサーゴ 村 のフランチャコルタ ヴァルテッリーナのような 崖 1 週 間 遅 い)に 完 熟 の1 歩 手 前 で フランチャコルタの 東 端 グ 収 穫 し 自 然 酵 母 のみで 発 酵 ス ッサーゴの 丘 は400 年 以 上 テンレスタンクで 低 温 を 維 持 しな 葡 萄 栽 培 が 行 われてきた がら 発 酵 させる 発 酵 段 階 での 酸 実 はスプマンテは 造 られて 化 防 止 剤 は 使 用 しない 区 画 ごと おらず 赤 の 高 品 質 スティ に 収 穫 し 区 画 ごとに 醸 造 するこ ルワインで 有 名 だった 地 域 とで 畑 の 個 性 を 把 握 し ティラー しかし 2002 年 アリチ 家 の ジュする 時 にブレンドして 味 わいを 息 子 アンドレアとスプマンテ 整 える ベースのフランチャコルタ の 醸 造 コンサルタント ジョ は90%シャルドネ 10%ピノ ネロ ヴァンニが 出 会 ったことでフ だがトップ キュヴェはピノ ネロ10 ランチャコルタ 造 りが 始 まっ 0% どのキュヴェもティラージュ た (ジョヴァンニは 故 ジャン とデゴルジュマンの 時 期 を 明 記 し ニ マシャレッリの 下 で 働 いた 後 コンサルタントとして 独 立 し プリンチピ ている 通 常 のフランチャコルタはデゴルジュマンしてから 直 に 出 荷 さ アーノのスプマンテ 造 りも 手 伝 っている) フランチャコルタのほとんどが れるが アリチではデゴルジュマンしてから1 年 瓶 熟 成 させられる これ 平 野 部 で 造 られる 僕 等 の 畑 は 標 高 400m の 高 地 暑 いエルブスコ はシャンパーニュ ブルーノ パイヤールと 同 じ 考 え 方 で 澱 と 離 れてから のモレーン 土 壌 から 生 まれる 重 く 果 実 のたっぷりしたフランチャコルタと の 期 間 でワインは 成 長 するとの 考 え 硬 質 な 彼 等 のワインは 少 し 寝 か は 全 く 違 う グッサーゴは 石 灰 質 が 最 も 強 く 出 るエリアで1 年 を 通 して 冷 せてからの 方 が 楽 しめる 涼 ワインは 塩 味 を 感 じるほどのミネラルが 存 在 する フランチャコルタ 新 しいタイプのフランチャコルタ エリアを 一 望 できる 彼 等 の 畑 は8カ 所 に 分 かれた 段 々 畑 平 野 部 との 果 実 のボリューム 感 と 甘 みが 中 心 であったフランチャコルタが 変 わろう 標 高 差 は200m にもなる ビオロジックで 管 理 されていて 機 械 は 入 れ としている カ デル ボスコやベッラヴィスタといった 大 手 はエルブスコ ないので 全 ての 作 業 は 手 作 業 畑 には 野 生 のアスパラやチポッラ ニ に 位 置 しているが 近 年 の 温 暖 化 もあり 暑 いエルブスコでは 酸 度 が 確 ンニク ネギ 等 が 自 生 している 下 草 は 基 本 的 に 生 やしておき 雨 量 を 保 できなくなっているの みながら 年 に3~ だ 冷 涼 な 東 フランチャ 4 回 だけ 刈 り 込 み コルタの 葡 萄 栽 培 家 から を 行 う 高 地 で 風 葡 萄 を 買 い 集 めている が 通 るので 湿 気 が 注 目 が 集 まっている 東 フ 溜 まらず 病 気 に ランチャコルタ その 中 で 弱 いピノ ネロの 栽 も 最 も 標 高 の 高 い 畑 を 培 にも 向 いている 所 有 するアリチのワイン またこの 丘 は 表 土 は 他 のどのフランチャコ が 薄 く 少 し 掘 れ ルタよりも 硬 質 で シャン ば 岩 盤 が 出 てくる パーニュに 近 いバランス 痩 せた 土 壌 葡 萄 樹 は 細 く 低 くしか 育 たないが 凝 縮 した 葡 萄 が 収 穫 感 後 口 はしょっぱく 感 じ できる まるでシャンパーニュのような 痩 せた 土 壌 と 冷 涼 感 がグッサー るほどにドライで 食 欲 を 刺 激 する それだけではなく 急 勾 配 の 畑 の 高 ゴにはある 樹 齢 の 樹 はワインに 深 みを 与 えている フランチャコルタは 遂 に 新 しい ノン ドサージュのみ 時 代 へと 突 入 した シャンパーニュがそうであったように 土 地 と 造 り エルブスコのフランチャコルタは 厚 い 果 実 味 なのでドサージュすること 手 の 個 性 をしっかりと 表 現 するには 買 い 葡 萄 や 買 いワインではなく 栽 でバランスする 反 対 に 塩 味 を 感 じさせるほどにミネラルが 強 く 酸 がの 培 段 階 から 関 わっていかなければならない メゾンの 味 を 作 り 上 げると ったグッサーゴのフランチャコルタの 個 性 を 際 立 たせるにはドサージュ いうより レコルタン マニピュランとしてテロワールの 味 を 引 き 出 したフラ は 必 要 ないと 思 っている 醸 造 はシンプル 8 月 の 後 半 (エルブスコより ンチャコルタを 造 るべきだ 商 品 記 号 ワイン 葡 萄 品 種 ヴィンテージ 色 サイス 参 考 上 代 メモ 在 庫 69W23 Franciacorta Dosaggio Zero "Brut" Ch, P.N N.V 泡 白 750ml 5,200 ノン ドサージュ フランチャコルタ ドサッジョ ゼロ ブリュット 90%シャルドネ 10%ピノ ネロ ベースのワインだが 平 野 部 分 ではなく グッサーゴの 丘 の 上 の 畑 の 葡 萄 から 造 られる ステンレスタンクで 一 次 発 酵 酸 度 とミネラルを 大 切 にするので 完 熟 の 一 歩 手 前 で 収 穫 するが エルブス コより 遅 い 収 穫 になっている 69W24 69W25 Franciacorta Dosaggio Zero "Rose" フランチャコルタ ドサッジョ ゼロ ロゼ 元 々スティルワインを 造 っていた 畑 なので 密 植 率 が 高 く 葡 萄 自 体 のポテンシャルは 非 常 に 高 い ロゼであっても 酸 とミネラルが 主 体 Franciacorta Dosaggio Zero "Nero" フランチャコルタ ドサッジョ ゼロ ネロ Ch, P.N N.V 泡 ロセ 750ml 7,000 ノン ドサージュ Pinot Nero 2008 泡 白 750ml 8,600 ノン ドサージュ 100%ピノ ネロ ピノ ネロは 病 気 に 弱 く 収 量 も 少 ないのであまり 好 んで 造 られない(ピノ ネロ100%のフランチャコルタは4 社 のみ) 彼 等 の 畑 は 斜 面 にあり 風 通 しが 良 いのでカビや 病 気 に 侵 されることも 少 ない 酸 度 と 糖 度 のバランスが 素 晴 らしい

8 8 Azienda. Agricola Casa Caterina Monticelli Brusati, Lombardia, Italia カサ カテリーナ フランチャコルタを 脱 退 シャンパーニュ 以 上 の 完 成 度 セロスとプレヴォー フランチャコルタはその 厚 い 果 実 感 が 最 大 の 魅 力 かもしれない シャン パーニュとは 全 く 違 った 魅 力 その 決 定 的 な 違 いは 土 壌 と 気 候 にある と 思 っていたが 大 きな 間 違 いだったよ うだ カサ カテリー ナはフランチャコル タ 東 部 モンティチェ ッリ ブルッサーティ の 小 高 い 丘 に 小 さ な 畑 を 所 有 している 彼 等 が 意 識 している のはシャンパーニュ セロスやジェローム プレヴォーの 影 響 は 大 きか った ドサージュをしないで 複 雑 味 のあるスプマンテを 造 るには 自 然 酵 母 での 発 酵 が 不 可 欠 自 然 酵 母 での 発 酵 を 完 結 させる 為 には 健 全 で 腐 敗 の 無 い 葡 萄 が 絶 対 条 件 よって 自 然 な 栽 培 は 必 須 83 年 から2ha の 畑 でワイン 造 りを 始 め 89 年 に はフランチャコルタの 生 産 も 始 めたが 年 にフランチャコ ルタ 協 会 を 脱 会 する 全 く 違 うものを 造 っ ているのに 協 会 に 所 属 しても 意 味 が 無 いから 100% 葡 萄 のみの 唯 一 のスプマンテ ワイン 造 りは2001 年 から 大 きく 転 換 した 例 年 通 り 農 薬 を 撒 こうと 袋 を 開 けた 瞬 間 誤 って 薬 品 を 吸 い 込 んでしまい 気 絶 弟 に 助 けられたの だと 言 う これをきっかけに 除 草 剤 は 勿 論 一 切 の 薬 剤 の 使 用 を 中 止 した 醸 造 所 内 でも 同 じで 僅 かなSO2 以 外 は 何 も 加 えないことになる 当 初 瓶 内 2 次 発 酵 時 にはヴァテマラ 産 の 黒 糖 を 使 用 していたが こ れも 中 止 現 在 では 葡 萄 のモストを5 度 で 保 存 しておき(バクテリアの 繁 殖 を 防 ぐ 為 フィルターはかけておく)これを 瓶 内 2 次 発 酵 に 使 っている 自 然 のモストなので 完 璧 にガス 圧 をコントロールすることはできないが 蔗 糖 を 足 したものよりも 明 らか に 馴 染 んだ 味 わいになる 彼 等 のスプマンテは 正 真 正 銘 10 0% 葡 萄 のみ 葡 萄 が 全 てを 決 める ドサージュもしない リ キュールを 足 すと 厚 みもでるし コクも 出 るけど 葡 萄 本 来 のもの ではなくなってしまう ノン ドサ ージュでも 最 高 の 品 質 の 葡 萄 を 収 獲 すれば 深 い 味 わいを 手 に 入 れられる 畑 は 小 高 い 丘 に 点 在 除 草 剤 は 勿 論 一 切 の 薬 剤 を 使 用 しない 下 草 は 生 やしっぱなしで 年 に 数 回 刈 るだけ この 丘 の 土 壌 はライムストーンが 多 いのが 特 徴 で 白 い 粘 土 質 が 表 面 を 覆 っている この 土 壌 も 彼 等 のワインの 味 わいを 特 異 なものとしている 澱 と 共 に 長 期 熟 成 することで 旨 みを 得 る 毎 年 出 てくるワインは 違 うそうで 何 種 類 造 っているか 解 らないそうだが 全 てのワインは 澱 と 共 に 長 期 間 熟 成 される 澱 は 熟 成 中 にタンパク 質 をワイン 中 に 放 出 する これがワインに 旨 みを 与 える 彼 等 のスプマン テは 大 振 りのグラスで15 度 程 度 の 高 い 温 度 で 飲 まれることをお 薦 めし たい 冷 やさないと 欠 点 が 見 えてしまうスプマンテを 造 っているつもり はない 温 度 が 高 いほうが 全 ての 要 素 が 出 てくる ゆっくりと 酸 素 と 触 れ させながら 楽 しんで 欲 しい 泡 が 抜 けても 味 わいは 決 して 崩 れない そ れどころか 違 う 世 界 を 見 せてくれるはずだ 最 後 に 彼 等 のスプマンテは 毎 年 少 しずつデゴルジュマンを 行 いリリースしている ヴィンテージは 勿 論 だが バックラベルに 手 書 きでデゴルジュマンの 日 付 が 記 入 され ている このデゴルジュマンが 大 きく 味 わいを 左 右 することになるので ヴィンテージ 同 様 こちらもご 注 目 頂 きたい 69K34 Brut Cuvee' 60 完 売 Chardonnay 2006 泡 白 750ml 8,000 53ヶ 月 シュール リー ブリュット キュヴェ60 100%Chardonnay スタンダードキュヴェながらネクターのような 濃 厚 さ ノン ドサージュながら 甘 味 さえ 感 じさせる デキャンタに 移 して30 分 で 開 き 始 める デゴルジュマン 2011 年 8 月 7 日 ティラージュ 2007 年 3 月 13 日 生 産 本 数 6000 本 69H53 69S41 Cremant "Blanc de Blanc" クレマン ブラン ド ブラン Cremant "Blanc de Blanc" Ch, P.B 2002 泡 白 750ml 9,200 92ヶ 月 シュール リー Ch, P.B 2004 泡 白 750ml 9,200 92ヶ 月 シュール リー クレマン ブラン ド ブラン 75%Chardonnay, 25%Pinot Blanc このキュヴェのみ6g/Lのみドサージュ ふくよかな 果 実 と 発 酵 由 来 の 複 雑 味 が 加 わる デゴルジュマン 2011 年 1 月 3 日 ティラージュ 2003 年 5 月 15 日 生 産 本 数 1000 本 69S42 69H55 69H56 Brut Reserve ブリュット リゼルヴァ Brut "Blanc de Noir" ブリュット ブラン ド ノワール Brut "PM" ブリュット ピノ ムニエ P.N, Ch 2003 泡 白 750ml 9, ヶ 月 シュール リー 92%Pinot Noir, 8%Chardonnay ノン ドサージュ 香 は 熟 成 を 感 じさせるが 口 中 では 若 々しさを 保 っている デゴルジュマン 2011 年 3 月 30 日 ティラージュ 2000 年 5 月 3 日 生 産 本 数 1000 本 Pinot Nero 1990 泡 白 750ml 21, ヶ 月 シュール リー 黒 葡 萄 らしい 力 強 さを 最 大 限 に 表 現 しているキュヴェ 10 年 もの 間 澱 と 共 に 熟 成 されたワインは 果 実 ではなくブランデーのように 濃 厚 で 香 でも 口 中 でも 果 実 より 熟 成 を 味 わえる デゴルジュマン 2011 年 4 月 15 日 ティラー ジュ 1991 年 3 月 3 日 生 産 本 数 500 本 Pinot Munier 1994 泡 白 750ml 21,500 72ヶ 月 シュール リー 100%Pinot Munier ノン ドサージュ がっちりとした 骨 格 と 深 み 余 韻 は 圧 倒 的 に 長 く 偉 大 な 白 ワインといった 印 象 ピノ ムニエはフレッシュさを 加 える 品 種 と 言 われるが カサ カテリーナは 別 デゴルジュマン 2011 年 3 月 3 日 ティラージュ 1995 年 4 月 15 日 生 産 本 数 800 本

9 9 アルプスの 伝 統 の 酒 シードル イタリアでのシードルの 認 知 度 は 非 常 に 低 い が ここヴァッレ ダオ スタでは 古 代 日 常 的 に 飲 まれていた 酒 であ った モンテ ビアンコ の 麓 でこの 伝 統 的 な 酒 シードル の 復 活 を 実 現 させたのがマレイ ア オスタ 渓 谷 の 中 心 部 ブ リソーニュに 位 置 する 標 高 は900m シードルに 使 われるリンゴはブラ ン ド モルジェが 造 られるラ サレ 地 区 のラヴェンツェ 種 とフランス 領 シ ャモニーで 栽 培 されるクロッソン ド ブシ 種 の2つの 品 種 更 にアルプス の 伝 統 の 製 法 に 従 い4% 程 洋 ナシ が 加 えられる 樹 齢 の 高 い 古 い 樹 を 所 有 する 栽 培 家 から 購 入 してい て 全 てのリンゴはある 一 定 の 有 機 栽 培 規 定 を 満 たしたものを 使 用 し ている 1 世 紀 以 上 前 からモンテ ビアンコを 共 有 するかのように そ れぞれの 地 区 の 果 樹 園 は 協 力 し 合 ってシードルを 造 り 上 げてきた 標 高 1000m で 育 つリンゴ モンテ ビアンコのリンゴは 最 も 高 い 畑 で 標 高 1000m を 超 しており 生 産 は 困 難 を 極 めるが その 果 実 自 体 の 芳 香 は 他 の 地 域 のそれを 圧 倒 する 葡 萄 も ハー ブもそうだが 高 地 で 育 つ 植 物 果 実 は 香 味 成 分 が 豊 かで 繊 細 さを 味 わえる それは 発 酵 という 工 程 を 経 験 しても 同 じ ことで 我 々のシード ルは 果 実 そのものの 繊 細 なアロマが 感 じ 取 れるものになって Cidrerie Maley Novalaise, Aosta, Italia マレイ モンテ ビアンコでシードルを 復 活 させる いる 樹 齢 は80 年 を 超 えていてあまりの 標 高 の 高 さでカビ 害 や 害 虫 病 気 の 心 配 もほとんど 無 いのだ そう ラヴェンツェ 種 とフラクロッソン ド ブ シ 種 は 高 い 酸 度 と 豊 富 なタンニン そして 適 度 な 糖 分 を 備 えて いる 酸 度 も 糖 度 も タンニンも どれか1つでも 欠 けていればシードルは 完 成 しない 更 に 果 実 が 凝 縮 し 完 熟 していることが 何 よりも 重 要 なことなんだ メトド アンセストラル マレイでは 最 も 伝 統 的 な 手 法 であるメトド アンセストラルでシードルを 造 っている この 手 法 を 採 用 している 造 り 手 は 年 々 減 少 しているが 彼 等 にとっては 最 も 合 理 的 な 手 法 のようだ リンゴは 酸 度 と 糖 度 のバランス を 見 ながら 全 て 手 作 業 で 収 穫 される 300 kg のカゴに 入 れて 優 し く 醸 造 所 に 搬 入 され 手 早 く 切 り 刻 み 種 子 を 取 り 除 きローラー プレ ス 機 に 投 入 する 搾 り 出 されたモストは 冷 蔵 室 の 中 に 置 かれ 浮 遊 物 を 落 ち 着 かせる 発 酵 は 大 きな 樽 の 中 で 自 然 酵 母 のみでゆっく りと 進 んでいく 培 養 酵 母 や 砂 糖 酸 などは 何 も 足 すことはない アルコ ールが2.5%まで 上 がった 段 階 で 冷 却 し フィルターに 通 す その 後 ボトルに 移 し 更 に 発 酵 が 進 んでいくことで 天 然 の 発 泡 を 手 に 入 れる この 手 法 で 醸 したシードルは 長 く 還 元 状 態 にある よって 少 し 空 気 と 触 れさせて 開 かせてあげなくてはいけない よってフルートグラスでの サービスは 避 け 白 ワイングラス もしくはシードル ボウルなどで 空 気 と 触 れる 面 を 多 くしてあげることが 重 要 ゆっくりと 香 が 開 きだす 商 品 記 号 ワイン 葡 萄 品 種 ヴィンテージ 色 サイス 参 考 上 代 メモ 在 庫 69N81 Cidre Metode Ancestrale "Mont Blanc" 林 檎, 洋 ナシ N.V 泡 750ml 2,400 メトド アンセストラル シードル メトド アンセストラーレ モンブラン 発 酵 は 大 きな 樽 の 中 で 自 然 酵 母 のみでゆっくりと 進 んでいく 培 養 酵 母 や 砂 糖 酸 などは 何 も 足 すことはない アルコールが2.5%まで 上 がった 段 階 で 冷 却 し フィルターに 通 す その 後 ボトルに 移 し 更 に 発 酵 が 進 んでいく ことで 天 然 の 発 泡 を 手 に 入 れる この 手 法 で 醸 したシードルは 長 く 還 元 状 態 にある よって 少 し 空 気 と 触 れさせて 開 かせてあげなくてはいけない 69W03 Cidre Metodo Classico "Jorasses" シードル メトド クラシコ ジョラセス 600 本 林 檎, 洋 ナシ N.V 泡 750ml 3,800 シャンパーニュ 方 式 シャンパーニュ 方 式 で 造 られたシードル 瓶 内 2 次 発 酵 後 ピュピトールでゆっくりと 澱 を 移 動 させデゴルジュマン アルコールは7 度 以 上 と 少 し 高 めになっている

10 10 Soc. Coop Cave du Vin Blanc de Morgex Morgex, Aosta, Italia カーヴ デュ ヴァン ブラン ド モルジェー ヨーロッパ 最 高 標 高 1200m の 葡 萄 畑 イタリア 文 化 で 最 も 無 くなって 欲 しくないワイン 緑 がかった 光 沢 のある 色 調 細 身 のワイン ながら 鉱 物 的 で 上 質 な 酸 は 果 実 を 感 じ させる 位 に 甘 味 を 連 想 させる 香 は 直 線 的 で 一 切 の 曇 りも 無 い 口 中 ではファーストノ ーズの 柑 橘 系 のアロマティックな 雰 囲 気 か らアプリコット 洋 ナシ ハチミツ タバコ パ イナップルと 複 雑 こんなにも 透 き 通 ったワ インなのに 味 わいは 中 心 に 詰 まったよう こんな 繊 細 で 独 特 なワインが 他 にあるだろ うか? 今 は 亡 きルイジ ヴェロネッリにして イタリアのワイン 文 化 で 最 も 無 くなって 欲 し くないワイン と 言 わしめたワイン ブラン ド モルジェー エ デ ラ サッ レ ピエモンテから 国 道 を 走 り アオスタの 主 要 な 産 地 を 通 り 抜 けて 最 後 に 辿 り 着 くのがモルジェー モンブランが 育 てたワイン モンブランを 望 む 断 崖 絶 壁 に 位 置 する 畑 は 最 も 高 い 標 高 で 何 と1200m ヨ ーロッパで 最 も 標 高 の 高 い 葡 萄 畑 とい うことになる 厳 しい 自 然 環 境 に 耐 える 品 種 は 限 られるし 1 年 を 通 じて 極 端 に 気 温 が 上 ることが 無 い しかし 直 接 の 日 光 だけでなく 残 雪 で 白 いモンブラ ンに 反 射 した 日 射 も 葡 萄 育 成 に 重 要 な 影 響 を 与 える まさにモンブランが 育 てたワインと 言 える この 地 域 のワイン 造 りを 苦 しめる 最 大 の 問 題 は 春 先 の 遅 霜 発 芽 準 備 に 入 った 葡 萄 の 芽 は 霜 によって 全 滅 してしまう 年 さえあると 言 う それぐらい 厳 しい 環 境 無 事 果 実 を 付 けたとしても 丁 寧 な 摘 葉 摘 房 をして 熟 度 を 保 つ 努 力 が 必 須 となる 最 終 的 に 熟 度 が 足 りない 葡 萄 を 選 別 すると1ヘクタールから3 000 本 以 下 のワインしか 造 ることができない 葡 萄 品 種 はプリエ ブラン (ブラン ド モルジェー) 少 ない 日 照 条 件 でも 生 育 することができ 発 芽 から 完 熟 までの 期 間 も 短 い 為 この 地 域 では 昔 から 植 えられていた 仕 立 ては 極 端 に 低 いペルゴラ 冬 の 間 の 強 風 や 霜 に 対 する 処 置 なの だが 表 土 が 日 中 の 熱 を 夜 間 放 射 する 際 低 い 仕 立 ての 方 が 熱 を 葡 萄 樹 に 取 り 込 みやすいという 利 点 もあるのだそう 畑 は 急 斜 面 の 為 トラクターなどの 大 型 の 機 材 は 入 れない よって 毎 日 の 畑 仕 事 雑 草 対 策 収 穫 まで 全 てが 手 作 業 で 行 われる また あまりの 標 高 の 高 さによってカビや 病 原 菌 が 少 ないのもこの 地 域 の 大 き な 特 徴 除 草 剤 は 勿 論 防 カビ 剤 も 使 用 しない ( 銅 硫 黄 由 来 のもの のみ 若 干 使 用 )だからこそ ブラン ド モルジェーはあのピュアで 曇 りの 無 い 香 になるのだろう フィロキセラが 侵 食 していない 土 地 厳 しい 自 然 環 境 に 生 産 者 の 数 は 年 々 減 少 していった そんな 中 この 地 域 の 文 化 を 継 承 すべく 1983 年 に 設 立 されたのが 今 やモルジェーを 代 表 する ワインを 造 る 生 産 者 協 同 組 合 カーヴ デュ ヴァン ブラ ン ド モルジェー 醸 造 責 任 者 はジャンルカ 氏 フィ ロキセラもここまで 辿 り 着 け なかった 生 きている 原 種 のプリエ ブランの 枝 を 地 中 に 一 度 通 し 枝 を 切 り 離 さずに 地 面 に 付 け 土 をかぶせて 根 を 出 させ その 後 親 木 から 切 り 離 して 増 殖 させていく 方 法 を 取 りプ レ フィロキセラのプリエ ブラ ンを 現 在 に 残 しています こ の 厳 しい 自 然 環 境 だから 残 ったモンブランのワイン 繊 細 な 日 本 の 食 事 にも 合 うと 思 うのです 69W01 Blanc de Morgex et de La Salle ブラン ド モルジェー エ デ ラ サッレ Prié Blanc 2012 白 750ml 2, % Prié Blanc biotype Blanc de Morgex 厳 しい 選 果 後 ソフトプレス 発 酵 熟 成 はステンレスタンクを 使 用 より 冷 涼 で 酸 度 の 高 いモルジェ 地 区 の 葡 萄 と 標 高 は 高 いが 平 地 で 暖 かい 地 域 であるサッレ 地 区 の 熟 度 の 高 い 葡 萄 をブレンドすることでバランスを 取 るのが 伝 統 69W02 Blanc de Morgex et de la Salle "Rayon" ブラン ド モルジェー エ デ ラ サッレ レイヨン Prié Blanc 2012 白 750ml 3,000 L'Espresso17p 100% Prié Blanc biotype Blanc de Morgex 厳 しい 選 果 後 ソフトプレス 発 酵 熟 成 はステンレスタンクを 使 用 より 冷 涼 で 酸 度 の 高 いモルジェ 地 区 の 葡 萄 と 標 高 は 高 いが 平 地 で 暖 かい 地 域 であるサッレ 地 区 の 熟 度 の 高 い 葡 萄 をブレンドすることでバランスを 取 るのが 伝 統 レイヨンは その 年 で 最 も 出 来 の 良 かった 畑 をセレクトして 造 る 69P01 Brut"Blanc de Morgex"Extreme Brut ブリュット ブラン ド モルジェー エクストリーム ブリュット Prié Blanc 2010 泡 白 750ml 3,400 69Y41 Brut"Blanc de Morgex"Extreme Brut ブリュット ブラン ド モルジェー エクストリーム ブリュット 新 入 港 Prié Blanc 2011 泡 白 750ml 3, % Prié Blanc biotype Blanc de Morgex 高 い 酸 度 のプリエ ブランを 活 かす 為 に 造 られたスプマンテ 活 き 活 きとした 酸 はスプマンテになっても 十 分 に 存 在 感 を 持 っている 柑 橘 系 の 爽 やかさは 食 前 にしっくりくる 泡 は 細 かく 余 韻 は 細 く 長 く 続 く 理 想 的 食 前 酒

11 11 シャンバーヴの 歴 史 を 守 り 続 ける 協 同 組 合 イタリア 最 西 端 に 位 置 するヴァッレ ダオスタ 州 公 共 の 標 識 はフランス 語 とイタリア 語 が 併 記 されている アルプス 山 脈 に 程 近 く 主 要 産 業 は スキーや 登 山 などの 観 光 ワインはイタリア 全 州 で 最 小 の 生 産 量 しか し イタリアワインを 語 る 上 では 絶 対 に 外 せないし ここにしかない 重 要 な 個 性 を 持 っている 葡 萄 畑 はアルプ ス 山 脈 の 岩 肌 の 隙 間 に 段 々 畑 のよう に 造 られている 標 高 は 最 も 高 い 畑 で 1200m これは 全 世 界 で 最 も 高 い 標 高 ということになる 勿 論 育 つ 葡 萄 品 種 は 限 られるし 限 られた 葡 萄 品 種 に とってもかなり 厳 しい 生 育 環 境 となる ラ クロッタ ヴィニュロンはアオスタの 中 心 部 シャンバーヴの 街 に 位 置 する 1980 年 に25 名 で 結 成 された 生 産 者 協 同 組 合 で アオスタの 高 品 質 ワインを 支 え 続 けてきたと 言 っても 過 言 ではない 中 世 から 続 くシャンバ ーヴのモスカートの 歴 史 を 今 に 伝 えるという 意 味 でも 唯 一 と 言 ってもよ い 造 り 手 であり 重 要 な 意 味 を 持 っている 現 在 では120 名 まで 構 成 員 が 増 えており 生 産 量 も2500ケースまで 増 えた イタリアで 最 も 少 ない 降 雨 量 元 々 歴 史 的 にも 古 くから 葡 萄 にとって 最 良 の 条 件 が 揃 った 場 所 が 畑 に 開 墾 されていて 訳 で 標 高 500~850m に 位 置 する 畑 はパッチワー クのように 細 分 化 され その 殆 どが 太 陽 に 向 いた 真 南 を 向 く 畑 になって いる 特 筆 すべきは 幸 運 にも 降 雨 量 がイタ リアで 最 も 少 ないこと (500 mm/ 年 )これに よって 年 間 を 通 して 湿 気 が 低 く 細 菌 カビ の 繁 殖 を 防 いでくれることとなり この 地 域 で は 歴 史 的 に 防 カビ 剤 とは 殆 ど 使 われていな いのだそう 更 に 極 寒 のイメージのシャンバ ーヴも 真 夏 には 日 中 の 温 度 がトスカーナと 同 等 位 にまで 上 ることも 珍 しくないのだと 言 う しかしながら 日 が 沈 むの は 早 く 夜 間 の 温 度 は 極 端 に 下 がることとなる 遮 るものの 無 い 南 向 き 斜 面 の 日 照 量 によって 葡 萄 は 熟 度 を 手 にし 昼 夜 の 寒 暖 差 によって Soc. Coop La Crotta di Vegneron Chambave, Aosta, Italia ラ クロッタ ディ ヴィニュロン 14 世 紀 から 続 く 銘 酒 シャンバーヴ ミュスカ 高 い 酸 度 も 手 に 入 れるこ ととなる 葡 萄 の 生 育 サ イクルも 独 特 で 芽 吹 きか ら 結 実 まではゆっくりと 進 み 夏 場 の 高 温 で 一 気 に 熟 度 を 高 め その 後 は ゆっくりと 複 雑 味 を 高 めて いく アオスタのワイン 造 りを 更 に 過 酷 にしている のが その 地 形 断 崖 絶 壁 に 段 々 畑 のようになっていて 一 枚 の 大 きな 畑 は 存 在 しない 勿 論 ほぼ 全 ての 畑 でトラクターなどの 機 材 は 使 用 することが 不 可 能 で 必 然 的 に 全 ての 作 業 が 手 作 業 となる 歴 史 的 ワイン シャンバーヴ ミュスカ シャンバーヴでは 独 特 のワイン 文 化 が 育 っている 例 えばピノ ノワール から 造 られる 白 ワイン 歴 史 的 にこの 地 ではピノ ノワールの 糖 度 が 上 ら ないことが 多 かったことと 繊 細 で 伸 びのある 酸 味 を 活 かす 為 に 白 ワイ ンに 仕 立 てられている ステンレスタンクで12 度 程 度 の 低 温 下 で 発 酵 そのまま5ヶ 月 間 程 熟 成 させてからボトリングされる 若 干 ピンクがかっ た 色 調 凛 とした 酸 を 基 調 に 透 き 通 ったワインだが 味 わいの 奥 にはパ イナップルのような 熟 度 も 感 じさせる 勿 論 標 高 が 低 めで 最 高 の 日 照 条 件 を 持 つ 畑 では 赤 ワインに 仕 立 てられる アオスタではブ ルゴーニュから 伝 わったピノ ノ ワールのクローンが 未 だに 育 てられている そして 最 も 注 目 すべきは 他 のどの 地 域 と 比 べても 圧 倒 的 芳 香 を 持 ち 合 わ すと 言 われる 辛 口 のミュスカ シンプルな 構 成 ながらミュスカ らしい 甘 さを 連 想 させるマスカット 香 口 中 では 少 しスパイシーな 胡 椒 ナツメグのようなニュアンスまで 感 じさせる 歴 史 的 には14 世 紀 にまで 遡 ると 言 われるシャンバーヴの 歴 史 的 ワイン 69V93 Valle d Aosta Pinot Noir (vinificato in Bianco) Pinot Noir 2012 白 750ml 3,000 ピノ ノワールの 白 ヴァッレ ダオスタ ピノ ノワール ヴィニフィカート イン ビアンコ 100% Pinot Noir 南 東 から 南 西 に 位 置 する 標 高 450~650mの 畑 (Nus, Quart, Chambave, Verrayes, Saint-Denis, Châtillon, Saint-Vincent) 沖 積 土 壌 に 砂 が 混 じりこむ 仕 立 てはグイヨ 9 月 中 旬 に 収 穫 し ステンレスタ ンクのみで12 度 程 度 に 保 って 発 酵 年 によるが 果 皮 の 色 が 出 て 玉 ねぎ 色 になる 69T54 69P12 69T53 Valle d Aosta Pinot Noir (vinificato in Rosso) ヴァッレ ダオスタ ピノ ノワール ヴィニフィカート イン ロッソ Chambave Muscat シャンバーヴ ミュスカ Chambave Rosso シャンバーヴ ロッソ Pinot Noir 2012 赤 750ml 3,000 ピノ ノワールの 赤 100% Pinot Noir 南 東 から 南 西 に 位 置 する 標 高 450~650mの 畑 (Nus, Quart, Chambave, Verrayes, Saint-Denis, Châtillon, Saint-Vincent) 沖 積 土 壌 に 砂 が 混 じりこむ 仕 立 てはグイヨ 9 月 中 旬 に 収 穫 し 24 時 間 低 温 浸 漬 23 度 程 度 で10 日 間 発 酵 ステンレスタンクで8ヶ 月 間 落 ちつかせてからボトリング 69T55 Nus Malvoisie ニュス マルヴォワジ Muscat 2011 白 750ml 2,800 伝 統 の 辛 口 ミュスカ 100% White Muscat これほどにテロワールを 表 現 しているワインはない この 地 でしかあり 得 ないアロマ 個 性 的 でリッチ 南 東 から 南 西 に 位 置 する 標 高 450~650mの 畑 (Nus, Quart, Chambave, Verrayes, Saint-Denis, Châtillon, Saint-Vincent) 沖 積 土 壌 に 砂 が 混 じりこむ 16 度 程 度 の 低 温 下 でマセラシオン シャンバーヴの 伝 統 的 ワインで 地 元 では 肉 料 理 にも 合 わせられる Petit Rouge 他 2011 赤 750ml 2,800 アオスタ 伝 統 的 セパージュ プティ ルージュをメインの 品 種 とし 自 生 種 をアッサンブラージュしたこの 地 域 の 伝 統 的 地 酒 この 地 方 では 伝 統 的 に 各 家 庭 でプティ ルージュに 色 々な 地 品 種 をアサンブラージュして 飲 んでいた Pinot Grigio 2011 白 750ml 3,800 ニュス 産 ピノ グリージョ ニュスに 位 置 する 畑 から 造 られるピノ グリージョ アオスタらしい 清 涼 感 溢 れるミネラルが 特 筆 トレンティーノのフルーティーなピノ グリージョとは 全 く 違 うミネラルと 硬 質 感 が 個 性 となっている

12 12 Azienda Agricola Les Cretes Aymavilles, Aosta, Italia レ クレーテ 14 年 連 続 3ビッケーリ イタリア 最 高 峰 のシャルドネ キュヴェ ボワ アオスタを 代 表 するシャルドネ キュヴェ ボワ 最 も 生 産 量 の 少 ない 州 ヴ ァッレ ダオスタ この 州 のワイン 造 りの 歴 史 はレ クレーテによって 新 たな 高 みに 到 達 したと 言 える のではないだろうか 高 評 価 の 常 連 となったシャ ルドネ キュヴェ ボワ(14 年 連 続 で3ビッキエーリ) はレ クレーテを 代 表 する ワインだが 今 やアオスタを 代 表 するだけでなく イタリア 最 高 峰 の 白 ワ インと 称 されるまでに 成 長 している カンティーナはヴァッレ ダオスタの 州 都 アオスタ 郊 外 のアイマヴィーユに 位 置 する 1700 年 代 中 頃 にフ ランスより 移 住 してきたシャレール 一 族 はこの 地 で 小 麦 を 中 心 とする 製 粉 農 家 として 生 計 をたてていた 1955 年 土 着 品 種 の 多 様 な 個 性 に 興 味 を 持 ち 僅 か2ha の 畑 を 購 入 しワイン 造 りを 始 める 1989 年 には 現 在 のカンティーナを 完 成 させ 製 粉 所 はアグリツーリズモへと 変 更 され た 現 在 では6つの 異 なる 村 に25ha の 自 社 畑 を 持 ち この 地 特 有 の 土 着 品 種 に 加 えシャルドネ ピノ ノワールなどのフランス 品 種 まで 多 様 なワインを 造 っていて 協 同 組 合 の 多 いこの 地 方 では 個 人 所 有 のカン ティーナとしては 最 大 規 模 を 誇 るまでに 成 長 している 化 学 薬 品 全 廃 酸 化 防 止 剤 激 減 彼 等 は 一 貫 して 高 品 質 ワインに 拘 り 続 けている 当 初 から 密 植 率 は70 00~9000 本 /ha と 極 めて 高 く 降 雨 量 の 低 さゆえカビや 病 気 に 侵 さ れることが 少 なかったこともあり 防 カ ビ 剤 などの 使 用 も 極 端 に 少 ない 今 では 自 然 農 学 に 基 づいた 農 薬 散 布 や 化 学 肥 料 の 廃 止 必 要 最 低 限 の 酸 化 防 止 剤 の 使 用 など より 厳 格 な 規 定 を 作 り 品 質 向 上 に 努 めている アイマヴィーユは 氷 河 期 に 形 成 され た 帯 状 の 氷 堆 積 に 囲 まれていて 石 灰 質 片 岩 が 砕 けた 白 い 土 壌 と 砂 質 の 混 合 土 壌 表 土 は 石 灰 質 のもろ い 岩 に 覆 われている 標 高 は600~1000m 年 間 を 通 して 冷 涼 だが 雨 が 少 なく 意 外 なことに 日 照 量 は 他 の 産 地 と 比 べても 多 い 為 に 葡 萄 はゆっくりと 熟 していくこととなる 山 のピノ ノワール 葡 萄 はゆっくり 時 間 をかけて 成 熟 していく 適 度 な 酸 をキープしながら 秋 以 降 一 気 に 糖 度 を 蓄 える 100 日 以 上 もかけてゆっくり 成 熟 した 果 実 はタンニンも 酸 も 糖 度 も 全 てが 高 いレベルに 達 する 未 熟 さは 皆 無 だ 更 に 成 熟 期 の 秋 口 の 葡 萄 は 夜 は 氷 点 下 日 中 はモンブランの 山 に 反 射 する 太 陽 熱 で30 近 くまで 上 るという 昼 夜 の 寒 暖 差 で 複 雑 味 を 得 るようになるんだよ 白 ワインで 高 名 なレ クレーテだが 近 年 赤 ワインの 品 質 が 上 っている 墨 香 辛 料 のような 独 特 の 風 味 と 鋭 角 的 な 酸 で 敬 遠 されがちなフミンもジューシーで 濃 厚 な 果 実 はそのまま に どこか 爽 やかさを 感 じさせる 位 に 後 口 が 軽 い しっかりとフミンを 感 じさせるが 和 食 とも 合 わせられるようなまとまりを 持 っている 彼 等 が 他 の 産 地 のピノ ネロと 区 別 する 山 のピノ ノワール は よりブルゴーニュ に 近 い 果 実 よりも 余 韻 を 感 じさせる 穏 やかなワインとなっている 69D16 "Neblu" Spumante Metodo Classico Brut Premetta N.V 泡 ロゼ 750ml 5,400 プレメッタ100% ネブル スプマンテ メトド クラシコ 100% Prëmetta シャンパーニュ 方 式 ステンレスタンクで 定 温 管 理 しながら 発 酵 10ヶ 月 間 のシュール リー 標 高 650m 程 度 の0.5haの 畑 スパークリングとしては 極 端 に 高 い7500 本 /haの 密 植 された 畑 から 産 まれるワイン は 高 い 密 度 感 69T46 Bianco Mon Blanc 600 本 Ch, Muller, P.G N.V 白 750ml 2,800 多 品 種 ブレンド ビアンコ モンブラン Chardonnay, Müller Thurgau, Pinot Grigioのブレンド 優 しくプレスの 後 速 やかにステンレスタンクに 移 される 18 に 保 たれたタンク 内 で12 日 間 の 発 酵 シュール リーにて6ヶ 月 この 価 格 帯 では 信 じられないくらいの 完 成 度 熟 成 にも 耐 えるが アロマティックな 品 種 がブレンドされているので 早 いうちから 楽 しめるのが 最 大 の 魅 力 69V16 Petite Arvine Silver Medal Petit Arvine 2012 白 750ml 3,600 プティ アリヴィヌ DECANTER WORLD AWARD 100% Petit Arvine スイスとアオスタではポピュラーな 品 種 グレープフルーツからパッションフルーツのような 甘 い 香 に 岩 塩 の 塩 味 が 加 わる 決 して 強 いワインではないが 余 韻 は 細 いながらも 長 く 続 く 69V17 69N22 69K87 Chardonnay シャルドネ Chardonnay "Cuvee Bois" シャルドネ キュヴェ ボワ Chardonnay "Cuvee Bois" 1500ml シャルドネ キュヴェ ボワ 伝 統 的 ブルゴーニュの 製 法 完 璧 に 熟 す9 月 の 最 終 週 に 収 穫 バリック 発 酵 バリック 熟 成 プラムや 南 国 フルーツのようなどっしりとした 果 実 圧 倒 的 な 複 雑 味 69T45 69V18 69K88 69K89 69K90 Torette トレッテ Pinot Noir ピノノワール Grappa di Chardonnay グラッパ ディ シャルドネ Grappa di Moscato グラッパ ディ モスカート Grappa di Fumin グラッパ ディ フミン Chardonnay 2012 白 750ml 3,800 各 地 で 作 られるシャルドネだが アオスタのシャルドネはやはり 独 自 のバランスを 保 っている トロピカルな 印 象 や 濃 厚 なナッツ バターの 風 味 はほとんどなく カリン はっさくの 活 き 活 きした 果 実 と 芯 のあるミネラルが 特 徴 一 見 軽 やかだが 構 成 はしっかりとしているので 食 事 と 共 に 盛 り 上 がっていくワイン Chardonnay 2009 白 750ml 7,800 3Bicchiere/Gambero R Chardonnay 2009 白 1500ml 19,000 3Bicchiere/Gambero R Petit Rouge 他 2011 赤 750ml 2,800 伝 統 的 セパージュ 70% Petit Rouge, 30% Mayolet, Tinturier, Cornalin, Fumin アオスタの 最 も 典 型 的 な 赤 ワイン スグリ クランベリーのような 可 愛 らしい 果 実 でクリスピー 野 性 味 と 若 干 の 青 さが 田 舎 っぽくアオスタを 感 じさせる Pinot Noir 2012 赤 750ml 3,600 山 のピノ ノワールは 繊 細 さが 特 徴 との 考 えからステンレスタンクのみで 発 酵 熟 成 いちごのような 風 味 に 東 洋 的 なスパイスが 入 り 込 む アオスタだからこその 味 わい Chardonnay N.V 蒸 留 500ml 4,600 レヴィ(アオスタ) 蒸 留 Moscato N.V 蒸 留 500ml 4,600 レヴィ(アオスタ) 蒸 留 Fumin N.V 蒸 留 500ml 4,600 レヴィ(アオスタ) 蒸 留

13 13 テロルデゴの 独 自 性 テロルデゴの 品 質 が 正 しく 評 価 され るよう そして 大 量 生 産 品 からはっき りと 区 別 されるべきだ と 言 ったのは サンミケーレ アッラディジェ 農 業 研 究 所 の 初 代 所 長 エドモンド マック この 言 葉 から100 年 以 上 経 ち テロ ルデゴ 種 はエリザベッタ フォラドリに よって 世 界 に 広 められた エリザベッ タは 父 親 の 死 によって 早 くからワイン 造 りに 関 り テロルデゴの 可 能 性 に 注 目 当 時 無 名 であった 田 舎 品 種 テロ ルデゴに 人 生 を 賭 けることとなる テ ロルデゴは 常 に 個 性 の 際 立 ったワイ ンとして 認 識 されてきた ボルドーのような 力 強 さを 持 っている しかし 粗 野 でバランスの 悪 いワイン でも この 品 種 には 偉 大 な 個 性 と 質 の 高 い 酸 があった これは 偉 大 なワインを 造 る 上 で 最 も 重 要 な 要 素 と 言 える /エリザベッタ 10 年 以 上 のビオディナミが 土 壌 を 変 えた テロルデゴの 豊 かさは 砂 利 礫 岩 からの み 生 まれてくる とはエリザベッタの 言 葉 彼 女 はカンポ ロタリアーノ 地 区 の 礫 がこの 品 種 と 最 良 の 相 性 を 見 せることに 着 目 更 に 品 種 個 性 を 最 大 限 発 揮 させる 為 バイオ ディバーシティ( 生 物 の 種 多 様 性 )を 取 り 戻 すことに 着 手 当 時 は 収 量 の 多 いクローン がセレクションされ 単 一 のクローンでうめつくされていたが より 自 然 な 状 態 であった 昔 の 畑 ( 多 様 性 )を 再 現 していくというものであった この 作 業 は 実 に20 年 続 けられた 今 ではモザイクのように 色 々な 個 性 を 持 つテロルデゴが 混 在 している 人 間 が 操 作 しても 自 然 には 敵 わない エリザベッタの 進 化 はまだ 止 まらない この 土 地 のアイデンティティをよ Azienda Agricola Foradori Mezzolombardo, Trentino, Italia フォラドリ 樹 齢 80 年 生 まれ 変 わったテロルデゴ グラナート り 強 く 表 現 するには 葡 萄 の 育 成 環 境 をこの 土 地 独 自 の 環 境 にすること が 重 要 だとの 結 論 に 達 し ビオディナミに 転 向 一 切 の 化 学 肥 料 の 使 用 を 中 止 10 年 以 上 前 からプレパラシオンを 使 用 して 土 壌 の 改 良 に 努 めてきた 近 年 その 結 果 がしっかりと 認 識 できるようになった 確 か に 彼 女 のワインは 以 前 と 全 く 違 う 素 晴 らしいワインではあったが どこ か 人 間 味 を 感 じさせなかった 以 前 のワインに 対 して 現 在 のワインは 果 実 の 躍 動 感 を 感 じる 味 わいは 以 前 に 比 べておとなしいとさえ 言 えそう だが 溶 け 込 むような 心 地 良 さを 持 っている コンテストワインではなく 飲 み 物 としての 楽 しさだ テロルデゴを そして 私 達 の 土 地 をよりしっ かり 表 現 しようと 思 ったらビオディナミに 到 達 しただけ より 良 い 物 を 造 る 精 神 は 何 も 変 わっていない アンフォラでの 発 酵 もプレパラシオンも / エリザベッタ 樹 齢 80 年 のテロルデゴ グラナート テロルデゴの 可 能 性 を 追 求 しているのがグラナート 樹 齢 80 年 を 超 す 古 樹 であり 最 高 の 区 画 のテロルデゴは 大 きな 木 樽 とも 調 和 できる 力 強 さを 持 ち またアンフォラよりゆっくり 熟 成 す る(より 呼 吸 の 少 ない) 大 樽 が 最 適 と 判 断 そ して ビオディナミによって 畑 の 個 性 がより 際 立 ったことで 始 まった 単 一 畑 のテロルデゴ2 種 モレイは 川 に 近 く 日 照 条 件 も 良 い 岩 が 多 い 粘 土 質 昔 から 偉 大 な 畑 と 言 われて きた 畑 で 人 間 に 例 えるなら 神 経 質 なインテリ 気 質 スガルツォンは 標 高 の 高 い 冷 涼 な 畑 で 砂 の 比 率 が 高 まる スガルツォンはじゃじゃ 馬 で あけっぴろげでひ となつこい 性 格 この2つのワインはよりテロワールを 表 現 しやすいアンフ ォラでの 醸 造 になっている また ノジオラに 至 っては8カ 月 間 アンフォ ラでマセラシオンを 行 っている ニュートラルなノジオラは 長 いマセラシ オンでエキスを 最 大 限 に 引 き 出 すことが 重 要 逆 にアロマティックなマ ンツォーニは 伝 統 的 なセメント 発 酵 木 樽 熟 成 で 軽 さとアロマを 大 切 に している マンツォーニ ビアンコの 熟 成 にはこの 地 方 の 伝 統 アカシア の 木 樽 が 使 われている 69V33 Teroldego "Foradori" テロルデゴ フォラドリ Teroldego 2011 赤 750ml 3,800 大 樽 13の 別 々の 畑 の 葡 萄 をブレンドしているワイン 畑 の 個 性 ではなくテロルデゴという 品 種 自 体 の 個 性 を 味 わってもらう 為 に 造 っている フォラドリのワインの 中 では 最 も 樹 齢 が 若 いワインだが 近 年 では 均 衡 がとれてきてワイン 自 体 のレベルは 上 がっている 10 年 前 のワインとは 全 く 違 う 完 成 度 69R49 69L63 69L62 69R50 69Y39 Teroldego "Granato" テロルデゴ グラナート Teroldego "Sgarzon" Anfora テロルデゴ スガルツォン アンフォラ Teroldego "Morei" Anfora テロルデゴ モレイ アンフォラ Manzoni Bianco "Fontanasanta" マンツォーニ ビアンコ フォンタナサンタ Manzoni Bianco "Fontanasanta" 1500ml Teroldego 2009 赤 750ml 6,800 樹 齢 80 年 以 上 最 も 樹 齢 の 古 い 畑 の 葡 萄 を 使 っている 平 均 樹 齢 80 年 最 も 樹 齢 が 高 く 最 も 優 れた 畑 であるグラナートは 大 樽 でゆっくりと 成 熟 していくことで 更 なる 高 みに 達 すると 考 えているのでアンフォラは 使 用 しない テロルデゴとい う 品 種 の 可 能 性 をグラナートで 追 求 していく /エリザベッタ 69L61 マンツォーニ ビアンコ フォンタナサンタ マグナム Nosiola "Fontanasanta" Anfora ノジオラ フォンタナサンタ アンフォラ Teroldego 2010 赤 750ml 4,800 単 一 畑 /アンフォラ 畑 の 個 性 を 表 現 アンフォラで 発 酵 熟 成 マセレーションは8ヶ 月 間 にも 及 ぶ その 後 大 樽 に 移 して2ヶ 月 間 落 ち 着 かせてから 出 荷 年 産 5000 本 河 川 による 深 さ30cmの 堆 積 土 に 覆 われる 石 の 比 率 は 低 く 冷 涼 な 気 候 になっている 人 間 に 例 えるとじゃじゃ 馬 で ひとなつこい 性 格 /エリザベッタ Teroldego 2010 赤 750ml 4,800 単 一 畑 /アンフォラ 畑 の 個 性 を 表 現 砂 利 砂 を 豊 富 に 含 むノーチェ 川 に 隣 接 する 堆 積 土 壌 である 単 一 畑 モレイ 大 きな 石 が 散 らばる 日 照 条 件 に 優 れた 畑 8 年 以 上 ビオディナミ モレイという 言 葉 はトレンティーノの 方 言 で 暗 い 茶 色 や 濃 い 色 を 意 味 する 人 間 に 例 えるとちょっと 気 難 しい インテリ 気 質 /エリザベッタ Manzoni Bianco 2011 白 750ml 4,000 アカシアの 大 樽 Manzoni Bianco 2012 白 1500ml 8,400 アカシアの 大 樽 セメントタンクで 果 皮 ごと 発 酵 2 週 間 のマセラシオンで 果 皮 からの 成 分 を 抽 出 する 熟 成 はアカシアの 樽 で12ヶ 月 間 リースリング レナーノと ピノ ビアンコの 交 配 種 であるマンゾーニ ビアンコはフォンタナサンタ 畑 の 特 徴 を 表 現 することができる 数 少 ない 葡 萄 時 間 とともに 開 花 するこの 品 種 は 待 つことが 大 切 で 最 低 でも 収 穫 から2 年 待 って ようやく その 真 価 を 発 揮 することができる Nosiola 2010 白 750ml 4,800 アンフォラ アンフォラでの8ヶ 月 に 及 ぶマセラシオンは 果 皮 に 含 まれる 自 然 のタンニンに 守 られながら ゆっくりと 葡 萄 のエキスを 抽 出 し ノジオラの 表 現 力 を 最 大 限 に 引 き 出 すことを 可 能 にしている その 後 アカシアの 大 樽 に 移 して2ヶ 月 間 落 ち 着 かせて 出 荷 大 き 目 のグラスで 空 気 と 触 れさせながら 最 低 でも15 度 以 上 の 温 度 で 飲 んでもらいたい

14 14 Azienda Agricola e Disilleria Pojer & Sandri Faedo, Trentino, Italia ポイエル エ サンドリ 自 然 なワインへの 独 自 の 解 釈 とアプローチ ファエドはトレンティーノでも 特 殊 な 土 壌 1972 年 フィオレンティーノ サンドリとマリオ ポイエルによってファエド に 設 立 された 当 初 は2ha の 畑 とガレージに 置 かれた 簡 単 な 醸 造 設 備 のみであった(ボトリングはイエルマンで 行 っていた)が 今 日 ではトレン ティーノを 代 表 する 造 り 手 となっている ファエドは 特 別 な 地 だ 谷 が 多 く 日 陰 の 土 地 が 多 いトレンティーノにおいて 谷 が 大 きく 開 けていてトス カーナと 同 等 の 日 照 量 が 確 保 できる 実 際 フ ァエドの 下 に 位 置 するサンミケ ーレ ディ アデ ィジェではトレン ティーノ アルト アディジェで 最 も 気 温 が 高 いこ とで 知 られてい る 更 に 熱 い 夏 場 にはガルダ 湖 からの 冷 たい 風 がファエドの 谷 に 吹 きこむことで 葡 萄 は 健 康 度 を 保 ち 香 味 成 分 を 失 わない この 地 域 の 土 壌 は2 億 5000 万 年 前 のアフリカで 起 こった 噴 火 で 断 層 が 縦 に 隆 起 した 珍 しい 土 壌 にな っている 氷 山 に 押 し 出 された 石 灰 岩 が 主 体 の 堆 積 土 壌 とモルフィドと 呼 ばれる 火 山 岩 と 粘 土 の 重 たい 土 壌 が 主 体 だが この 土 壌 と 標 高 との 組 み 合 わせによって 品 種 を 選 ぶ 必 要 がある ポイエル エ サンドリは 現 在 6つの 村 にまたがって 細 かく 畑 を 所 有 していて 各 畑 の 個 性 に 合 わ せた 品 種 を 栽 培 し 各 畑 の 葡 萄 をブレンドすることでバランスを 保 って いる 例 えばパラディゾットと 呼 ばれる 標 高 300m の 沈 泥 土 主 体 の 石 灰 と 粘 土 からなる 堆 積 土 壌 からはロッソ ファイエが 生 まれる ドロミテ 渓 谷 の 白 い 石 灰 岩 が 主 体 で 標 高 が750mを 超 えるパライからはミュラ ー トゥルガウが 生 まれるといった 具 合 科 学 的 理 論 に 基 づいた 自 然 醸 造 彼 らは 独 自 のアプローチで 葡 萄 そのものの 表 現 に 挑 戦 している 例 えば 収 穫 した 葡 萄 を 発 酵 させる 前 に 冷 蔵 庫 に 入 れて6 度 まで 冷 やし 一 晩 置 く この 作 業 は 薬 剤 をほとんど 使 わずに 育 てた 健 康 な 葡 萄 には 必 ず 存 在 する 虫 を 除 去 する 為 のもので 果 実 内 に 忍 び 込 んでいるハサ ミムシ( 特 にピノ ノワール)は 冷 気 に 弱 く 冷 えた 果 実 から 外 に 這 い 出 してきて 冷 蔵 庫 内 で 死 滅 するそう 更 に ジャグジーのよう な 装 置 を 使 いクエン 酸 を1% 加 えた 水 で 葡 萄 を 洗 ってしまう クエン 酸 は 硫 黄 と 銅 を 落 としてくれるので 僅 かに 果 皮 に 残 った 銅 や 硫 黄 も 除 去 することができる その 際 野 生 酵 母 も50% 程 度 落 としてしまうが 雑 菌 も 落 とすので 綺 麗 になった 葡 萄 は 数 時 間 後 には 収 穫 時 の1.5 倍 まで 酵 母 が 復 活 するのだという 硫 黄 や 銅 は 菌 類 に 働 く 為 酵 母 の 動 きさえも 弱 めてしまう この 洗 う 作 業 で 実 際 には 野 生 酵 母 を 増 やし 更 に 酵 母 が 働 きやすい 環 境 を 作 り 出 せるので スターターと 呼 ばれる 若 干 の 培 養 酵 母 さえ 使 わずに 済 むのだという 出 回 っている 培 養 酵 母 は 若 干 量 でも 非 常 に 強 く ワインの 質 に 大 きく 影 響 する それにあれはほとんどがカナダ 産 なんだ そんなものを 使 っ てテロワールって 言 えるかい? 彼 等 は 健 全 な 葡 萄 を 栽 培 するだけで なく その 健 全 な 葡 萄 の 風 味 をワインになっても 失 わないように 努 力 を 続 けている ヴァン ナチュール 以 上 に 自 然 なワイン 造 り 近 年 のビオロジコのワインも 良 いワインは 沢 山 あるし 可 能 性 は 大 きい と 思 う だが 欠 点 の 多 いワインが 多 すぎる 栽 培 は 勿 論 醸 造 におい ても 何 もしないでよい 訳 ではない 科 学 的 な 何 かを 足 したり 引 いたり するべきではないが 葡 萄 を 健 全 にワインに 変 える 為 の 努 力 は 絶 対 に 必 要 だ 欠 点 や 汚 染 に 目 をつぶって 飲 むのが 本 当 の 楽 しさなの か? 彼 等 は 彼 等 のアプローチで 自 然 なワインを 造 っている 訳 である ワインはもっとエモーショナルで 単 純 に 楽 しむべきもの 考 えながら 飲 むべきものじゃないんじゃないかな もう1つ 彼 等 の 自 然 なワインへのア プローチが 始 まっているのが ソラリス フィロキセラなどの 防 ぎようが ない 病 気 に 耐 性 を 持 った 葡 萄 をドイツのフライベルグ 大 学 と 共 同 で 研 究 古 代 品 種 を 掛 け 合 わせている 訳 だが 一 切 の 薬 剤 を 使 用 しないで も 育 つ 葡 萄 を 隔 離 された 森 の 中 の 畑 で 栽 培 し 皮 ごと 発 酵 させるという もの 既 に 植 樹 されていて 数 年 後 にはワインができあがるという 4 日 以 内 に 蒸 留 するからフレッシュなグラッパ ポイエル エ サンドリのもうひとつの 顔 が 蒸 留 所 ここの 蒸 留 所 には 驚 かされる 蒸 留 器 は 自 家 製 色 々な 蒸 留 器 の 良 い 所 を 組 み 合 わせた のだという ほとんどの 蒸 留 所 ではエスプレッソマシーンのように 下 から 蒸 気 をヴィナッチャにあて その 熱 で 一 気 に 蒸 留 してしまうのが 普 通 で この 場 合 1 時 間 程 度 で 蒸 留 が 済 んでしまうという 彼 等 はバーニャ マリ アと 言 われる 手 法 をとっていてヴィナッチャに 水 を 注 ぎ 湯 煎 でゆっくりと 温 めて 蒸 気 を 出 し それを 蒸 留 していく 時 間 はかかるが 香 豊 かなもの となる また 彼 等 はSO2 は 一 切 添 加 せず 蒸 留 して いるが 蒸 留 の 過 程 でSO2 は 生 成 されてしまう これを 取 り 除 く 為 に 最 後 の 管 の 先 に 大 理 石 を 砕 いたフィルタ ーを 取 り 付 けていて この 大 理 石 がSO2を 除 去 する のだという そしてなんと 言 っても 大 きな 特 徴 はカンテ ィーナとディスティラートを 一 緒 に 運 営 しているからこそできる 訳 だが フレッシュなヴィナッチャを 使 えること 通 常 どこの 蒸 留 所 でも 発 酵 前 の ヴィナッチャ( 普 通 1ヶ 月 以 上 は 保 管 されている)は 赤 茶 けていて 葡 萄 品 種 本 来 の 香 はほとんど 感 じられない 彼 らに 言 わせれば 焼 けたリン ゴのような 風 味 しかし ここではタンクから 出 てきたノジオラのヴィナッ チャはキウイのように 光 る 黄 緑 色 で 品 種 本 来 の 香 が 強 烈 に 放 たれる この 新 鮮 なヴィナッチャを4 日 以 内 に 蒸 留 してしまうことで 品 種 由 来 の 香 といつまでもフレッシュな 風 味 を 持 つようになるという 4 日 以 内 に 蒸 留 している 造 り 手 は 僕 等 以 外 に 世 界 中 何 処 にも 存 在 しない これは 小 さい 造 り 手 だからできるんだ 蒸 留 後 は 基 本 的 にはステンレスタンク で 熟 成 される 近 隣 のミネラル 分 の 少 ない 湧 き 水 で 割 り 糖 分 香 料 香 付 けチップ カラメル 等 は 一 切 使 用 しないでボトリングされる

15 Wine 69M25 Filli 500ml フィリ(アルコール9.5%) 500ml Ri, Mu, Ke, M.B 2010 白 500ml 2,000 アルコール9.5% 69P15 Filli 500ml 500ml Ri, Mu, Ke, M.B 2011 白 500ml 1,600 アルコール9.5% フィリ(アルコール9.5%) リースリング 主 体 にミュラー トゥルガウ ケルナー マンツゾーニ ビアンコをブレンド ドロミテ 渓 谷 の 日 当 たりの 良 くない 畑 の 葡 萄 ( 糖 度 が 低 い)から 造 られていてアルコール 度 数 は9.5 度 まで 抑 えられている 薬 品 を 使 って 強 制 的 に 発 酵 を 止 めたものではなく 天 然 の 発 酵 由 来 の 低 アルコール 69P14 69V96 69T27 69T28 69V97 69V98 Nosiola Dolomiti ノジオラ ドロミティ Muller Thurgau delle Dolomiti "Palai" ミュラー トゥルガウ デッレ ドロミティ パライ Chardonnay Dolomiti シャルドネ ドロミティ Traminer Aromatico Dolomiti トラミネール アロマティコ ドロミティ Besler Biank ベスレル ビアンク Besler Biank ベスレル ビアンク 長 期 瓶 内 熟 成 長 期 瓶 内 熟 成 長 期 瓶 内 熟 成 Nosiola 2011 白 750ml 2,600 ノジオラとしては 恐 らく 最 高 の 品 質 を 誇 る 標 高 の 異 なる2つの 畑 の 葡 萄 を 使 うことで 青 リンゴのような 爽 やかで 伸 びのある 酸 味 とナッツのようなノジオラらしい 味 わいを 素 直 に 感 じさせる また 特 筆 すべきはノジオラとしては 例 外 的 に5~10 年 程 度 の 熟 成 に 耐 えうること それだけ 質 の 高 い 酸 を 持 っている Muller Thurgau 2012 白 750ml 2,800 標 高 550~750mの 南 西 向 き 斜 面 に 位 置 する 標 高 は 高 いがガルダ 湖 からの 暖 かい 空 気 が 葡 萄 を 完 熟 させるという 石 灰 岩 が 豊 富 でミネラルに 富 む 表 土 から100cmも 掘 ると 一 気 に 茶 色 い 粘 土 質 が 顔 を 出 す 品 種 独 特 のア ロマは 完 熟 した 葡 萄 から 味 わいの 骨 子 は 複 雑 な 土 壌 から 得 ている 69V99 Besler Biank ベスレル ビアンク Chardonnay 2011 白 750ml 2,600 異 なった 数 箇 所 の 畑 のブレンド 標 高 は300mから 最 も 高 い 畑 は750mを 超 える 石 灰 岩 が 豊 富 でミネラルに 富 む 表 土 から100cmも 掘 ると 一 気 に 茶 色 い 粘 土 質 が 顔 を 出 す トレンティーノらしい 繊 細 で 可 憐 なタイプのシャルドネ に 仕 上 げる 為 ステンレスタンクのみで 熟 成 Gew urztraminer 2010 白 750ml 2,900 アルザスのクローンを 使 ったゲビュルツトラミネル 2~3 年 で 飲 み 頃 を 迎 える 比 較 的 低 めの 標 高 300mに 位 置 する 畑 酸 化 を 極 力 抑 えたクリーンな 造 りで 薔 薇 ではなく ライチのような 風 味 を 際 立 たせる 69T30 69T29 Bianco Faye Dolomiti ビアンコ ファイエ ドロミティ Rosso Faye Dolomiti ロッソ ファイエ ドロミティ Essenzia Dolomiti エッセンツィア ドロミティ P.B, Ri, S.B, Ke 2005 白 750ml 3,800 P.B, Ri, S.B, Ke 2006 白 750ml 3,800 P.B, Ri, S.B, Ke 2007 白 750ml 3,800 一 部 の 葡 萄 は 貴 腐 菌 が 付 いたこと で 独 特 の 雰 囲 気 を 持 った 冷 涼 で 難 しい 年 であったが このワイ ンは 成 功 した 9 月 末 収 穫 暑 い 年 で 例 年 よりトラミネールのニュ アンスが 強 い Pinot Bianco, Riesling Renano 主 体 でSauvignon, Incrocio Manzoni, Kernerが 混 ざる 思 った 以 上 に 熟 成 能 力 の 高 いワインであることが 解 り リリース 時 期 を 遅 らせ 瓶 内 熟 成 を 長 く 行 っている 全 ての 葡 萄 を 同 時 に 収 穫 し アカシアの 大 樽 と 古 バリックで 発 酵 熟 成 6ヶ 月 間 シュール リー シャルドネ ピノ ビアンコのブレンド ポイエレ サンドリのフラッグシップ 的 なワインで 毎 年 高 評 価 を 得 ている Ch, P.B 2008 白 750ml 4,600 3Bicchiere/Gambero R C.S, C.F, Me, La 2008 赤 750ml 5,200 50%カベルネ ソーヴィニヨン カベルネ フラン メルロー ラグレイン(ヴィンテージによって 若 干 異 なる)イタリアで 夏 最 も 暑 くなると 言 われるファエド 地 区 だからこその 青 さの 無 いカベルネ 4 月 予 定 Ch, S.B, Ri, Gw 2010 甘 375ml シャルドネ ソーヴィニヨン リースリング レナーノ ゲビュルツトラミネル ケルナーのブレンド 350m~700mに 位 置 する 畑 パッシートはしていないのでフレッシュな 酸 が 口 中 を 引 き 締 める 葡 萄 はボトリティス シネレアの 影 響 を 受 けるが 一 部 ではフレッシュな 状 態 を 保 つ ハチミツ マンゴーなどの 詰 まった 印 象 にリンゴ ブラックベリーなどのフレッシュさが 加 わる Grappa & Acquavite 69G39 Grappa di Nosiola グラッパ ディ ノジオラ ステンレスタンク ファエド 地 区 のクリュコヴェッリとクラのノジオラ100%のグラッパ 全 て 自 社 畑 ステンレスタンクで6ヶ 月 間 熟 成 69G41 69G44 69G45 69G46 69G43 69G42 Grappa di Essenzia グラッパ ディ エッセンツィア ステンレスタンク Acquavite di Albicocche アクアヴィーテ ディ アルビコッケ(アンズ) Acquavite di Chiliege アクアヴィーテ ディ チリエジェ(さくらんぼ) Acquavite di Melecotogne アクアヴィーテ ディ メレコトーニャ(カリン) Acquavite di Sambuco アクアヴィーテ ディ サンブーコ ワイナリー 周 辺 にあるニワトコの 実 を 使 用 この 地 域 はニワトコにとっては 冷 涼 すぎるが 芳 香 成 分 は 十 分 に 生 育 するという ステンレスタンクで6ヶ 月 間 熟 成 Acquavite di Vino アクアヴィーテ ディ ヴィーノ 木 樽 10 年 熟 成 完 売 Nosiola N.V 蒸 留 500ml 4,600 ノジオラ Ch, S.B, Ri, Gw N.V 蒸 留 500ml 5,400 エッセンツィア デザートワイン エッセンツィア のグラッパ 品 種 はChardonnay, Traminer, Sauvignon, Riesling Renano, Kerner 全 て 自 社 畑 ステンレスタンクで6ヶ 月 間 熟 成 Albicocche N.V 蒸 留 500ml 5,600 アプリコット 800~1200mの 高 地 で 作 られるアンズ100% 高 地 のアンズは 生 育 が 遅 く 生 育 の 遅 さが 香 味 成 分 を 充 実 させることにより 芳 香 豊 かなものとなる ステンレスタンクで6ヶ 月 間 熟 成 Chiliege N.V 蒸 留 500ml 5,600 サクランボ 70%Stevensbear 種 (スウェーデンの 品 種 )Chat Morelle 種 (トレンティーノの 品 種 )のさくらんぼを 使 用 どちらの 品 種 も 熟 すのが 遅 く 芳 香 成 分 が 成 熟 してから 収 穫 できる ステンレスタンクで6ヶ 月 間 熟 成 Melecotogne N.V 蒸 留 500ml 5,600 カリン 有 機 栽 培 で 栽 培 された20 種 類 以 上 のクローンが 混 在 した 畑 のカリンを 使 用 ピアツェンツァ 大 学 と 共 同 でカリンのオリジナルクローンの 保 存 に 努 めている ステンレスタンクで6ヶ 月 間 熟 成 スキアーヴァとラガリーノのブレンドワインを 蒸 留 225lのバリックで10 年 間 熟 成 その 後 3~5 年 間 ステンレスタンクで 落 ちつかせてから 出 荷 Sambuco N.V 蒸 留 500ml 6,800 サンブーコ 4 月 予 定 Schiava 他 1994 蒸 留 500ml 6, 年 熟 成 ブランデー

16 16 アルト アディジェらしさを 表 現 イタリア 最 北 端 産 地 であるアルト アディ ジェにおいて 歴 史 的 に 高 い 品 質 を 誇 ってきた Girlan の 街 にカンティーナはあ る この 地 は 古 くから 協 同 組 合 が 発 達 し ていたお 陰 でワイン 造 りの 歴 史 は 古 く フ リウリ ヴェネツィア ジューリア 州 と 並 ん で 白 ワインの 優 秀 な 産 地 と 言 われる し かし その 個 性 は 全 く 異 なるもの アル ト アディジェはフリウリに 比 べ 標 高 も 高 く 冷 涼 な 気 候 条 件 を 持 つ 海 に 近 いフリ ウリは 逆 に 強 い 陽 光 を 持 っていて 葡 萄 の 糖 度 は 比 べものにならない 位 に 高 い し 果 皮 も 厚 く 成 長 する 勿 論 熟 度 も 高 い 土 壌 に 関 して 前 者 は 軽 く 白 い 土 壌 が 主 となっていて 後 者 は 粘 土 質 中 心 の 重 い 土 壌 が 主 とな る ワイン 自 体 はフリウリが 高 いアルコールを 背 景 にがっちりとした 骨 格 海 に 由 来 するヨード 的 な 大 粒 なミネラルに 対 して アルト アディジェは 軽 やかで 繊 細 な 酸 ときらりとした 細 かいミネラルが 特 徴 と 言 える 自 社 畑 自 社 醸 造 による 品 質 管 理 ニーデルマイヤーは1852 年 に 設 立 されたアルト アディジェらしい 軽 や かで 繊 細 なスタイルを 教 えてくれる 手 本 のような 造 り 手 3つのシリーズ でワインを 生 産 していて Club Finess はイタリア 国 内 外 で 毎 年 最 高 の 評 価 を 得 ているトップ キュヴェ 収 量 の 制 限 バリックによる 熟 成 古 樹 の 使 用 等 贅 沢 な 造 りながらアルト アディジェらしい 清 涼 感 も 持 ち 合 わす しかし ニーデルマイヤーの 素 晴 らしさは Club Finess のシリー ズだけではない 単 一 畑 を 中 心 とした Club Gourmet は 勿 論 その 圧 Tenuta e Azienda Vinicola Niedermayr Cornaiano, Alto-Adige, Italia ニーデルマイヤー 細 く 軽 やかなアルト アディジェのミネラル 感 倒 的 なコストパフォ ー マ ン ス が 魅 力 の Club Traditon も 非 常 に 完 成 度 が 高 い アルト アディジェらし い 繊 細 で 軽 やかな 酸 味 を 背 景 に 軽 や か で 食 事 の 良 き パ ートナーとなりえる 嫌 味 のないワインを 造 る 圧 倒 的 コストパフォーマンス 2010 年 ガンベロ ロッソ 誌 においてピノ ビアンコとサンタマッダレーナは 価 格 と 品 質 の バ ラ ン ス に 最 も 優 れ た ワ イ ン と い う こ と で Oscar Qualita-Prezzo を 受 賞 している これはある 程 度 の 生 産 量 を 確 保 し ながらも 全 て 自 社 畑 の 葡 萄 を 使 っているということに 起 因 していて 品 質 と 価 格 とのバランス を 大 切 にするジ ョセフ ニーデルマイヤーの 真 骨 頂 と 言 える エノロゴは20 年 以 上 もニーデルマ イヤーを 支 えてきたロレンツォ マルティ ーニ 氏 この 地 の 伝 統 と 世 界 に 通 用 する 品 質 の 両 方 を 意 識 している と 言 う 氏 は 全 ての 畑 全 てのパーセルでどの ように 葡 萄 が 熟 すかまで 把 握 していると いう 全 てのシリーズで 高 いレベルを 維 持 し その 伝 統 的 スタイルを 崩 さない 貴 重 なカンティーナである 69W66 Pinot Bianco Tradition Oscar Berebene Pinot Bianco 2012 白 750ml 2,600 ピノ ビアンコ トラディション Gambero Rosso 69W67 Chardonnay Tradition シャルドネ トラディション Chardonnay 2012 白 750ml 2,600 69W68 Pinot Grigio Tradition ピノ グリージョ トラディション Pinot Grigio 2012 白 750ml 2,600 69W69 Santa Maddalena Classico Tradition Schiava サンタ マッダレーナ クラシコ トラディション Lagrein 2012 赤 750ml 2,600 69W70 Pinot Nero Tradition ピノ ネロ トラディション Pinot Nero 2010 赤 750ml 3,400 この 地 方 を 代 表 するピノ ネロと 言 っても 良 いかもしれない ステンレスタンクのみで 仕 上 げたベースのラインながら 完 成 度 は 高 い 未 熟 さを 全 く 感 じさせない 健 全 な 果 実 感 リリース 後 3 年 目 くらいから 角 が 取 れて 丸 く 柔 らかい 味 わいが 出 てくる 食 中 酒 としてのおくゆかしさ 複 雑 味 をバランス 良 く 感 じさせる 69J76 69M17 69M18 Pinot Nero Riserva ピノ ネロ リゼルヴァ Pinot Nero Riserva ピノ ネロ リゼルヴァ Passito Bianco "Aureus" パッシート ビアンコ アウレウス Pinot Nero 2007 赤 750ml 5,400 Pinot Nero 2008 赤 750ml 5,400 ニーデルマイヤーを 語 る 上 で 最 も 重 要 なワイン ピノ ノワールの 代 表 的 な3 種 のクローンを 使 いGirlan 地 区 の 畑 のみで 造 られる 熟 成 はバリックで12ヶ 月 間 未 熟 さを 全 く 感 じさせない 健 全 な 果 実 感 若 いうちは 若 干 樽 のニュ アンスを 感 じるが 樽 との 相 性 は 非 常 に 優 れている Pinot Bianco 2008 甘 375ml 5,800 3Bicchiere/Gambero R シャルドネ ソーヴィニヨン ゲヴュルツトラミネル 手 摘 み 後 カセットに 並 べて2 月 まで 陰 干 し とろりとした 質 感 でオレンジの 蜂 蜜 のような 甘 みと 比 較 的 強 めの 酸 がバランスする 毎 年 最 高 の 評 価 を 受 けている

17 17 Azienda.Agricola Franz Gojer Glögglhof 180 年 続 く 葡 萄 栽 培 の 歴 史 イタリアワインの 本 当 の 素 晴 らしさはこんな 個 性 かもしれない 淡 い 色 合 いで 優 しい 質 感 ながら 味 わい 深 く 楽 に 喉 を 通 り 抜 け ていく 余 韻 は 若 干 アマーロを 思 わせる 苦 味 とハーブ 香 サ ンタ マッダレーナ ク ラシコを 現 地 で 飲 む 度 に その 素 朴 で 飾 りっ 気 のない 新 鮮 な 果 実 味 に 驚 かされる 決 して 偉 大 なワインではないかもしれない しかし イタリア らしさを 持 った 必 要 なワイン サンタ マッダレーナの 品 質 を 一 気 に 高 めた 偉 大 な 造 り 手 フランツ ゴイエルはボルツァーノの 街 からすぐ 東 に 位 置 する 180 年 続 く 葡 萄 栽 培 家 であるが 先 代 までは 瓶 詰 めは しないでスイスにバルク 売 りしていた 1983 年 現 当 主 に 引 き 継 がれ てからプライベート 用 に 瓶 詰 めを 始 め 徐 々に 瓶 詰 め 比 率 を 高 め 品 質 を 重 視 するようになっていった 現 在 ではこの 地 方 の 伝 統 的 品 種 ス キアーヴァとラグレインに 加 えて2010 年 からはケルナーも 手 掛 けてい る 4 種 のスキアーヴァのクローンを 混 植 スキアーヴァの 畑 はボルツァーノ 近 辺 に 位 置 し 氷 堆 石 土 壌 が 主 体 で 砂 質 を 多 く 含 んでいる 真 南 を 向 く 畑 は 陽 光 を 遮 るものがない 平 地 は ほとんどなく 丘 の 間 の 緩 やかな 斜 面 は 風 通 しが 良 い よって 昼 夜 の 寒 暖 差 が 非 常 に 大 きい 標 高 は200~350m 畑 は 基 本 的 にペルゴ ラ 仕 立 てが 採 用 されていて 全 て 有 機 栽 培 ヘクタールあたり5000 本 の 密 植 となっている (この 地 域 では 例 外 的 に 高 い)スキアーヴァは 厳 密 には4 種 のクローンに 分 割 されるが その4 種 全 てと 共 に 若 干 のラグ レインが 混 植 されていて 収 穫 から 醗 酵 まで 一 緒 に 行 われる 昔 の 畑 がそうであったように 色 々なクローンが 同 じ 生 態 系 の 中 で 混 植 され 収 St.Magdalena, Alto-Adige, Italia フランツ ゴイエル 伝 統 品 種 スキアーヴァとラグレインの 完 成 形 穫 も 一 緒 発 酵 も 一 緒 に 行 うことで 複 雑 味 を 実 現 し ているんだ 多 少 熟 度 に ばらつきがあろうが 醗 酵 段 階 から 一 緒 に 行 うことで 別 々に 醸 造 するよりも 良 い 結 果 を 得 ている ラグレ インはボルツァーノ 南 部 Piani di Bolzano を 中 心 に 植 えられ イサルコ 川 に 由 来 する 化 石 が 多 く 出 土 する 沖 積 層 に 中 程 度 の 岩 が 混 じる 重 めの 土 壌 この 畑 も 日 照 条 件 が 素 晴 らしく 完 璧 に 熟 することが 重 要 な( 熟 度 が 足 りないラグレインは 青 く 苦 い 印 象 を 与 える)ラグレインも 十 分 な 熟 度 を 得 る 大 樽 による 伝 統 的 醸 造 醸 造 に 関 しては 基 本 的 には 伝 統 的 手 法 を 用 いる セラーには 大 樽 が 並 び 醗 酵 は 温 度 管 理 機 能 のついたステンレスタンクを 使 用 ラグレイ ンに 関 しては 一 部 バリック 熟 成 も 試 していて 非 常 に 良 い 結 果 を 残 して いる 収 穫 からプレ ス 醗 酵 まで 過 度 な 力 を 加 えずに 繊 細 な 仕 事 がなされ る この 繊 細 な 仕 事 はワインを 口 に 含 むと 良 く 理 解 で きることなのだが 香 り 豊 かで 苦 味 酸 味 タンニン 全 てを 十 分 に 有 しているにも 関 わらず 丸 みを 帯 びていて 甘 さを 感 じさせる この 地 域 独 特 の 個 性 をしっかりと 反 映 させながらも 全 体 のバランスは 高 次 元 でバランスさせている 69N76 Kerner "Karneid" 完 売 Kerner 2011 白 750ml 3,000 ケルナー カルネイド 新 しく 購 入 した 古 いケルナーの 樹 の 畑 ケルナーの 古 樹 は 貴 重 な 存 在 芳 香 は 華 やかでゲヴュルツトラミネルのようだが 口 中 ではミネラルが 引 き 締 める 69V23 69V24 Schiava Vigne Vecchie スキアーヴァ ヴィーニュ ヴェッキエ Santa Maddalena Classico Schiava 2012 赤 750ml 2,800 貴 重 なスキアーヴァの 古 樹 Schiava Lagrein 2012 赤 750ml 3,000 サンタ マッダレーナ クラシコ 日 照 量 の 少 ないこの 地 方 にありながら 未 熟 さを 感 じさせないのがフランツ ゴイエルの 素 晴 らしさ サンタ マッダレーナの 最 高 の 造 り 手 の1 人 であることは 間 違 いない 69V25 69N N77 Santa Maddalena "Rondell" サンタ マッダレーナ ロンデル Lagrein "Furggl" ラグレイン フグル Lagrein Riserva ラグレイン リゼルヴァ PIPA XI Liquoloso Schiava Lagrein 2012 赤 750ml 3,400 サンタ マッダレーナの 丘 の 頂 上 付 近 に 位 置 する 単 一 畑 ロンデル100% 日 照 土 壌 条 件 も 最 高 でワインはより 凝 縮 され より 果 実 味 を 感 じさせる タンニン 分 も 豊 富 で2 年 後 位 から 深 みを 増 してくる Lagrein 2011 赤 750ml 3,000 完 売 Lagrein 2006 赤 750ml 3,800 Lagrein NV リキュール 500ml 6,800 ラグレインの 酒 精 強 化 ピパ XI リクオローソ ポルトガル 訪 問 でポートワインの 魅 力 に 触 れ ラグレインを 使 い 酒 精 強 化 ワインを 造 り 始 めた アルト アディジェのレストラン 数 店 のみでの 販 売 だったが 極 少 量 日 本 へ 出 荷

18 18 注 目 が 集 まっているヴァッレ イサルコ イタリア 最 北 の 産 地 がアルト ア ディジェのヴァッレ イサルコ 地 区 アルト アディジェの 州 都 ボルツァ ーノから 北 へ20km 以 上 更 に2 0km も 行 けばオーストリア 領 とな る 国 境 付 近 に 位 置 する 言 語 は ドイツ 語 が 主 となっていて 街 の 道 路 標 識 もドイツ 語 この 辺 り 一 帯 は 南 チロル 地 方 と 呼 ばれ 住 人 は 自 らのことを 南 チロル 人 と 呼 ぶ 郊 外 にはブリューワリーが 点 在 し 街 にはビア パブが 立 ち 並 び 皆 プレッツェルを 頬 張 っている 食 文 化 も 勿 論 ワイン 造 りもオースト リアの 文 化 を 色 濃 く 反 映 させてい て 適 度 なアルコールに 繊 細 で 伸 びやかな 酸 とクリスピーなミネラルが 印 象 的 他 には 存 在 しない 独 自 の 文 化 がここにはある イサルコ 渓 谷 は 険 しくテラス 状 になっていて 急 斜 面 の 畑 は 葡 萄 生 育 にとっては 非 常 に 厳 しい 環 境 となっている 標 高 は700m を 超 え 場 所 によっては1 000m を 超 える よって 育 つ 葡 萄 品 種 はシルヴァーナーやミュラー トゥルガウ ケルナー そしてリースリングなど 気 温 の 低 さに 対 応 できるド イツ 系 品 種 が 主 になっている ヴァッレ イサルコの 象 徴 はノヴァチェッ ラ 修 道 院 壮 大 な 規 模 の 修 道 院 で 観 光 地 としても 有 名 だが 地 域 に 根 ざして 高 品 質 なワイン 造 りやりんご 栽 培 も 行 っている ノヴァチェッラに 葡 萄 を 売 っていた コフェレルホーフは1940 年 から 葡 萄 栽 培 を 行 っていて 1995 年 に 瓶 詰 めを 始 めるまでアバッツィア ディ ノヴァチェッラ 修 道 院 に 葡 萄 の 状 態 で 販 売 していた コフェレルホーフの 葡 萄 の 品 質 の 高 さは 有 名 で 単 Tenuta Kofererhof Valle Isarco, Alto-Adige, Italia コフェレルホーフ イタリア 最 北 の 産 地 ヴァッレ イサルコの 独 自 性 独 でのボトリングの 要 望 が 高 まり 95 年 以 降 5.8ha の 畑 から 年 産 僅 か4000ケー ス 弱 を 生 産 販 売 するに 至 っている 畑 は 肥 沃 な 黒 い 土 壌 に 若 干 の 砂 質 が 混 じる 街 は 崖 の 窪 地 にできていて 畑 は 街 や 修 道 院 に 隣 接 している その 為 畑 では 科 学 薬 品 の 使 用 を 避 けていて 使 われるのは 硫 黄 銅 のみ (これも 最 低 限 の 量 に 抑 えら れる) 植 樹 率 は ha あたり6000~7000 本 の 高 密 植 葡 萄 が 育 つ 限 界 に 近 い 標 高 だ けに 昼 夜 の 寒 暖 差 は 非 常 に 大 きく 葡 萄 に 強 靭 な 酸 を 与 える 一 方 で 夏 場 はイタリアでも 最 も 高 い 気 温 になるこ ともある 位 に 日 照 条 件 が 良 く この 時 期 に 葡 萄 の 生 育 度 は 上 がる 最 も 素 晴 らしい 白 ワインに 選 出 される 発 酵 熟 成 に 関 しては 基 本 的 にステンレスタンクのみで 葡 萄 品 種 本 来 の 香 や 味 わいの 個 性 を 大 切 にしている (ピノ グリージョとシルヴァーナ ーは 一 部 古 木 樽 を 使 用 ) 所 有 畑 はピノ グリージョ:1.25 ha ゲヴュルツトラミネル:0. 85ha ケルナー:1.8ha ミ ュラー トゥルガウ:0.8ha シ ルヴァーナー:0.65ha とな っている いずれのワインも ほとんどが 地 元 リストランテで しか 飲 めないワインであったが 2011 年 にはガンベロ ロッソで 最 も 素 晴 らしい 白 ワイン に 選 出 された これによってイタリア 国 内 だけではなく 世 界 中 からの 注 目 を 集 めることとなり 必 然 的 にヴァッレ イサルコの 注 目 度 も 一 気 に 高 まっていった 69W76 Pinot Grigio "Valle Isarco" ヴァッレ イサルコ ピノ グリージョ Pinot Grigio 2012 白 750ml 4,000 基 本 的 にはステンレスタンク 熟 成 だが 一 部 木 樽 を 使 用 する 糖 度 は 低 く エレガント 69W77 69R36 Sylvaner "Valle Isarco" シルヴァネール ヴァッレ イサルコ 基 本 的 にはステンレスタンク 熟 成 だが 一 部 木 樽 を 使 用 する 硬 く 尖 った 味 わいながら 熟 度 も 高 い Sylvaner R "Valle Isarco" シルヴァネール エッレ ヴァッレ イサルコ Muller Thurgau "Valle Isarco" ミュラートゥルガウ ヴァッレ イサルコ 非 常 に 強 いミネラルと 酸 だが 口 中 ではハーブ 香 を 主 体 に 熟 した 果 実 を 感 じさせる ステンレスタンク 熟 成 69W74 69R66 69R41 69R38 Kerner "Valle Isarco " ケルナー ヴァッレ イサルコ Gewurztraminer "Valle Isarco" ゲヴュルツトラミネール ヴァッレ イサルコ Gruner Veltliner "Valle Isarco" グリューナフェルトリナー ヴァッレ イサルコ Riesling "Valle Isarco" リースリング ヴァッレ イサルコ Sylvaner 2012 白 750ml 4,000 L'Espresso18p 完 売 Sylvaner 白 750ml Muller Thurgau 2011 白 750ml 3,500 Kerner 2012 白 750ml 4,200 基 本 的 にはステンレスタンク 熟 成 だが 一 部 木 樽 を 使 用 する 柑 橘 系 でフレッシュな 質 の 高 い 酸 と 少 しスパイスを 感 じさせるリースリングにも 通 づる 香 が 特 徴 的 食 事 を 盛 り 上 げてくれる 比 較 的 ドライでミネラルに 溢 れた 造 り 華 やかな 香 とは 対 照 的 ステンレスタンクのみ ニュートラルな 香 ながらとろみさえあ 感 じるボリューム 感 標 高 は800mを 越 す 畑 ステンレスタンクのみ イタリア 最 高 峰 のリースリングと 称 される 基 本 的 にはステンレスタンク 熟 成 だが 一 部 木 樽 を 使 用 する 硬 く 尖 った 味 わいながら 熟 度 も 高 い Gew urztraminer 2011 白 750ml 3,800 Gruner Veltliner 2011 白 750ml 4,200 Riesling 2011 白 750ml 4,500

19 19 Azienda. Agricola Dario Princic Oslavia, Friuri Venezia Giulia, Italia ダリオ プリンチッチ より 優 しく よりピュアで 飲 みやすく 変 化 ビアンコ トレベッツ グラヴネル ラディコンに 学 んだ ヨスコ グラヴネルの 親 友 であり ス タンコ ラディコンやラ カステッラー ダのニーコとは 同 級 生 しかし ダリ オは 異 質 だ 彼 等 が 代 々 続 くカンテ ィーナの 子 供 であったのに 対 し ダリ オはそうではなかった 実 際 近 隣 のレストランやホテルに 食 材 やグラ ヴネル ラディコンのワインを 卸 す 仕 事 をしていたのだと 言 う ワイン 造 り への 情 熱 をおさえられるわけもなく 1993 年 から 自 家 瓶 詰 めを 開 始 技 術 的 なことの 多 くはスタンコ ラデ ィコンから 教 わりながらワイン 造 りに 対 する 考 えを 同 じくしていった 経 営 する 居 酒 屋 で 出 していたビアンコとロッソ ボトリングを 始 めてからの10 年 間 ワインは 全 く 売 れず 友 人 であるラデ ィコンやラ カステッラーダ グラヴネルが 世 界 的 にも 注 目 を 集 める 中 自 宅 1 階 部 分 で 居 酒 屋 を 営 みながら 量 り 売 りで 自 らのワインとサラミ を 販 売 し 生 計 を 立 てていた (ビアンコ ロッソはこの 居 酒 屋 で 出 されて いたワイン)しかし ダリオのワインは 特 別 だった 2004 年 のヴィラ フ ァヴォリータにて 当 時 無 名 のダリオ プリンチッチによる 長 期 間 マセラ シオンされオレンジがかった 白 ワイン ビアンコ トレベッツ2002が 人 気 を 博 した 不 遇 の10 年 間 そしてレストラン 卸 の 仕 事 を 通 してダリオは 直 接 飲 み 手 と 触 れ 合 い そのバランス 感 覚 を 自 然 と 高 めていたのであ ろう イタリア 国 内 だけでなく 国 外 でも 爆 発 的 な 人 気 となり 全 てのワイ ンが 毎 年 完 売 してしまうまでになってしまった ( 現 在 では 割 当 制 )ダリ オのワインは 特 別 だ グラヴネルやラディコンにある 難 解 さ や 気 難 し さ がない 飲 み 手 を 試 すような 素 気 ない 冷 たい 印 象 が 全 くなく 誰 に でも 近 寄 ってきてくれる 優 しさ に 溢 れている 華 やかで 豊 潤 に 香 るア タックは 口 中 に 強 烈 に 長 く 留 まる しかしながら 長 期 間 のマセラシオン による ワインの 重 さ はあまり 感 じさせず スイスイと 飲 み 進 んでしまう ある 意 味 での 軽 さ がある ワイン 造 りはスタンコに 教 わったし スタン コと 同 じ 気 持 ちでワインを 造 っているよ 大 切 なのはバランスじゃない か? 軽 やかさと 旨 みの 両 立 ダリオが 言 うように 彼 のワインは 全 てがバランスしている 長 期 間 の 果 皮 浸 透 によるタンニンや 厚 み 柔 らかい 酸 ポンカ 由 来 の 硬 さに 対 して 果 実 のフレッシュ 感 濃 密 で 詰 まった 甘 味 が 高 次 元 でつりあっている ラディコンやグラヴネルとは 全 く 違 った 方 向 に 向 かっているようで 果 皮 浸 透 を 施 しながらもエレガントだ ダリ オにしかできない 高 次 元 でバランスさ れたワインと 言 えるのではないだろう か 勿 論 畑 では 最 大 限 自 然 に 敬 意 を 払 った 葡 萄 育 成 が 行 われている 一 切 の 化 学 薬 品 の 不 使 用 ( 有 機 の 堆 肥 を3 年 に1 回 程 度 ) 醸 造 も 自 然 まかせ 温 度 管 理 はせず 天 然 酵 母 のみで 発 酵 温 度 差 や 薬 品 による 安 定 化 フィルタリング 清 澄 などもせず( 清 澄 は ボトリング 前 にステンレ スタンクで 休 ませることで 十 分 )に ボトリング 前 のごく 少 量 の 酸 化 防 止 剤 (1リットルあたり20~22mg)を 添 加 するのみ( 発 酵 時 や 澱 引 き 時 には 使 用 しない) 69R85 Vino Bianco Venezia Giulia 新 入 港 Ch, S.B, P.G [2011] 白 750ml 3,200 ヴィノ ビアンコ ヴェネツィア ジューリア 45% Chardonny, 35% Sauvignon, 20% Pinot Grigio 上 部 開 放 発 酵 桶 ですべて 一 緒 に 発 酵 4 日 間 のマセレーション 後 ステンレスタンクで 熟 成 翌 年 春 に 若 干 の 熟 成 したワインをブレンドして 休 ませた 後 ボトリングされる 経 営 する 居 酒 屋 で 出 されている 地 酒 生 産 本 数 :500ケース 程 度 69W28 69R86 69U60 69J67 69U61 Vino Rosso Venezia Giulia ヴィノ ロッソ ヴェネツィア ジューリア Bianco "Trebez" ビアンコ トレベツ Bianco "Jakot" ビアンコ ヤーコット Ribolla Gialla リボッラ ジャッラ Ribolla Gialla 新 入 港 Me, C.S [2011] 赤 750ml 3,400 70% Merlot 30% Cabernet Sauvignon 上 部 開 放 発 酵 桶 ですべて 一 緒 に 発 酵 10 日 間 のマセレーション 後 ステンレスタンクで 熟 成 翌 年 春 に 若 干 の 熟 成 したワインをブレンドして 休 ませた 後 ボトリングされる 経 営 する 居 酒 屋 で 出 されている 地 酒 生 産 本 数 :200ケース 程 度 新 入 港 Ch, S.B, P.G 2009 白 750ml 4,600 40% Chardonnay, 30%Sauvignon, 30%Pinot Grigio シャルドネとソーヴィニョンは 一 緒 に 発 酵 マセレーション ピノ グリージョのみ 別 に 発 酵 マセレーションしたのちブレンドし 一 緒 にマロラクティク 発 酵 ヴィンテージによっ てセパージュは 変 わる Tocai Friulano 2010 白 750ml 5, %Tocai Friulano25 日 間 のマセラシオン 温 度 管 理 はせず 天 然 酵 母 のみを 使 って 発 酵 フィルタリング 清 澄 なし ボトリング 前 にSO2(1リットルあたり20~22mg) Ribolla Gialla 2007 白 750ml 5,400 Ribolla Gialla 2009 白 750ml 5,600 リボッラ ジャッラ 100%Ribolla Gialla 35 日 間 のマセラシオン 温 度 管 理 はせず 天 然 酵 母 のみを 使 って 発 酵 フィルタリング 清 澄 なし ボトリング 前 にSO2(1リットルあたり20~22mg) 69U62 69B11 Pinot Grigio ピノ グリージョ 100%Pinot Grigio 7 日 間 のマセラシオン 温 度 管 理 はせず 天 然 酵 母 のみを 使 って 発 酵 フィルタリング 清 澄 なし ボトリング 前 にSO2(1リットルあたり20~22mg) Cabernet Sauvignon カベルネ ソーヴィニヨン Pinot Grigio 2010 白 750ml 5,400 Cabernet S 2001 赤 750ml 8, %Cabernet Sauvignon 50 日 間 のマセラシオン 温 度 管 理 はせず 天 然 酵 母 のみを 使 って 発 酵 フィルタリング 清 澄 なし ボトリング 前 にSO2(1リットルあたり20~22mg)

20 20 Azienda. Agricola Gini Monteforte, Veneto, Italia ジーニ 火 山 岩 土 壌 に 拘 った 古 典 派 ソアヴェ クラシコ ガルガネガを 植 えたことがない クで 甘 く 果 実 が 主 張 する 世 間 一 般 的 に 認 識 されている 軽 く フルー 1700 年 代 からモンテフォ ティーなソアヴェは60 年 代 の 産 地 拡 大 後 に 大 量 生 産 とトレビアーノ デ ルテで 葡 萄 栽 培 農 家 とし ィ ソアヴェの 巧 みなブレンドによって 出 現 したものだったのだ ジーニは てガルガネガ 種 を 栽 培 して 火 山 岩 土 壌 からソアヴェ 本 来 の 鉱 物 的 ソアヴェを 生 む きた 歴 史 ある 造 り 手 僕 樹 齢 110 年 自 根 の 畑 サルヴァレンツァ はガルガネガを 植 樹 したこ ピエロパンのトップ キュヴェ ラ ロッカ の 隣 の 丘 黒 色 火 山 岩 土 壌 の とがない 彼 等 はモンテフ 代 表 的 な 畑 がサルヴァレンツァ 平 均 樹 齢 は100 年 を 超 える 勿 論 ォルテの 丘 の 中 腹 部 分 に フィロキセラにやられていない 自 根 のガルガネガ100% 発 酵 後 澱 と 35ha の 畑 を 所 有 している 共 に6ヶ 月 間 シュール リー ノン フィルターでボトリング ベースのソア が 最 も 新 しい 畑 で60 年 ヴェ クラシコの 半 前 に 取 得 した 畑 生 産 量 分 以 下 の 収 量 と は 変 わらないどころか 樹 齢 なっている 長 期 の 高 まりと 共 に 落 ちているよ 新 しい 苗 木 を 植 樹 することは 一 切 ないと 熟 成 も 可 能 で5 年 言 う よって 最 も 若 い 畑 でも 平 均 樹 齢 は60 年 を 越 している ( 最 も 古 程 度 で 独 特 のゴリ い 畑 は110 年 樹 ) 全 ての 畑 では 化 学 薬 品 は 勿 論 有 機 肥 料 さえ 使 用 ッとしたミネラルが されない 牛 糞 などの 動 物 性 の 肥 料 は 一 切 使 用 せず 豆 類 や 雑 草 を 出 現 する ジーニ 掻 き 込 むことと 数 年 に1 度 程 度 耕 すことで 土 壌 の 健 康 を 維 持 している にしか 表 現 できな 本 来 ソアヴェは 黒 色 火 山 岩 土 壌 であった い まさに 火 山 岩 意 外 と 知 られていないことだが ソアヴェを 理 解 する 上 で 最 も 重 要 なこ の 個 性 もう1つの とが1960 年 代 に 実 施 されたソアヴェ 生 産 地 域 の 拡 大 だ 元 々900 クリュがラ フロス ha 以 下 であったソアヴェ 生 産 地 域 は なんと8 倍 もの7000ha まで 拡 カ 樹 齢 は65-70 年 5つの 区 画 に 分 かれていて 基 本 的 には 黒 色 火 大 されてしまった ソアヴェにとって 正 しい 選 択 だったとは 思 えない 山 岩 土 壌 だが 掘 り 進 むと 石 灰 質 層 が 現 れるのが 特 徴 区 画 ごとに 収 僕 等 の 畑 はオリジナルのソアヴェ 生 産 地 域 にのみ 位 置 している 彼 等 穫 醸 造 し 状 態 を 見 ながら 良 い 物 だけをブレンドする ワインは 高 い 次 の 畑 が 位 置 するのはソアヴェ クラシコの 中 心 部 で 拡 大 前 の900ha の 元 でバランスする 全 ての 要 素 が 強 いが 調 和 することで 突 出 したものが 中 に 位 置 する オリジナルのソアヴェ 生 産 地 域 は 圧 倒 的 に 黒 色 火 山 岩 なく 丸 い 印 象 グリップのあるワインで 凝 縮 度 も 高 い リリースから 半 年 が 強 く 出 ている 頂 上 部 分 に 近 づくほどに 黒 色 火 山 岩 比 率 が 高 まり 程 度 で 火 山 岩 特 有 のミネラルが 口 中 でも 香 でも 強 く 出 てくる 完 璧 な 下 部 は 石 灰 比 率 が 増 えていく 一 方 拡 大 された 平 野 部 の 土 壌 は 堆 積 調 和 全 てのワインはノンフィルター 85 年 以 降 は 醸 造 時 の SO2 は 使 土 壌 で 赤 く 重 たい 粘 土 であり 火 山 岩 は 皆 無 なのだ 本 来 のソアヴェ 用 されていない 瓶 詰 め 時 に 必 要 に 応 じて 添 加 されるが 通 常 の 造 り 手 は 火 山 岩 土 壌 からくる 独 特 の 鉱 物 感 ミネラル 香 が 個 性 アロマでは の1/20 程 度 まで 抑 えている 酸 化 防 止 剤 なしのアルコール 度 数 低 め なく 鉱 物 のニュアンスが 重 要 果 実 感 よりもミネラルが 主 体 で 長 く 熟 の 白 ワインでも 十 分 に 熟 成 することが 解 ってもらえると 思 うよ 大 切 なの 成 する 平 野 部 の 肥 沃 な 堆 積 土 壌 から 生 まれるソアヴェはアロマティッ は 完 全 な 果 実 と 上 質 な 酸 そして 火 山 岩 土 壌 のミネラルなんだ 69U69 Soave Classico ソアヴェ クラシコ Garganega 2012 白 750ml 2,600 ベースのソアヴェ クラシコでさえも 平 地 ではなく 丘 陵 地 帯 オリジナルのソアヴェ クラシコ 地 域 の 葡 萄 のみを 使 用 している 基 本 的 には 黒 色 火 山 岩 土 壌 が 主 体 だが 数 ヶ 所 の 畑 は 石 灰 質 土 壌 になっていてクリュ ソアヴェとは 少 し 違 ったニュアンスも 感 じ 取 れる 最 低 6ヵ 月 間 のシュールリー 69Y32 69R77 Soave Classico "La Frosca" ソアヴェ クラシコ ラ フロスカ Soave Classico "Salvarenza" ソアヴェ クラシコ サルヴァレンツァ 新 入 港 Garganega 2012 白 750ml 3,800 樹 齢 は65-70 年 5つの 区 画 に 分 かれていて 基 本 的 には 黒 色 火 山 岩 土 壌 区 画 ごとに 収 穫 醸 造 し 状 態 を 見 ながら 良 い 物 だけをブレンドする 全 ての 要 素 が 強 いが 調 和 することで 突 出 したものがなく 丸 い 印 象 グリップのあ るワインで 凝 縮 度 も 高 い リリースから 半 年 程 度 で 火 山 岩 特 有 のミネラルが 口 中 でも 香 でも 強 く 出 てくる ガルガネガ100%でノンフィルター 69N82 69N83 Pinot Nero "Campo alle More" ピノ ネロ カンポ アレ モレ Recioto di Soave "Re Nobilis" レチョート ディ ソアヴェ レ ノビリス 新 入 港 Garganega 2010 白 750ml 4,800 プレ フィロキセラ 100 年 樹 Trebbiano 黒 色 火 山 岩 土 壌 の 代 表 的 な 畑 がサルヴァレンツァ 平 均 樹 齢 は100 年 を 超 える 勿 論 フィロキセラにやられていない 自 根 のガルガネガ90% トレビアーノ10% 発 酵 後 澱 と 共 に6ヶ 月 間 シュール リー ノン フィルターで ボトリング ベースのソアヴェ クラシコの 半 分 以 下 の 収 量 となっている ジーニにしか 表 現 できない まさに 火 山 岩 の 個 性 Pinot Nero 2008 赤 750ml 5,400 ブルゴーニュで 勉 強 をしたジーニファミリーの 拘 りは 樹 齢 の 高 さと 高 密 植 ピノ ネロで10,000 本 /haの 密 植 された 畑 というのはイタリア 中 探 しても 見 つからない 畑 は100 年 間 休 んでいた 土 地 で 健 康 的 で 最 高 の 条 件 と 言 える 86 年 に 購 入 し 植 樹 発 酵 終 了 後 古 いバリックで 澱 と 共 に2 年 間 熟 成 Garganega 2004 甘 375ml 6,800 最 良 年 のみ 造 られる 貴 腐 非 常 に 贅 沢 なデザートワイン 玄 武 岩 質 ( 火 山 岩 由 来 )の 畑 で 完 璧 な 熟 度 まで 収 穫 を 待 ち(9 月 末 ) 伝 統 的 手 法 によって 乾 燥 させる 水 分 は2/3 程 度 まで 減 り 凝 縮 したら 古 いバリックに 入 れて 発 酵 開 始 自 然 酵 母 のみで ゆっくりと 発 酵 させる そのまま3 年 以 上 熟 成 させる

21 21 Azienda. Agricola Ca la Bionda Marano di Valpolicella, Veneto, Italia カ ラ ビオンダ 食 事 と 共 にあるエレガントなアマローネ クインタレッリが 認 めた 畑 ヴァルポリチェッラを 語 る 上 で 最 も 重 要 な 造 り 手 クインタレッ リをしてヴァルポリチ ェッラで 最 も 優 れた 畑 と 言 わしめたのが このカ ラ ビオンダ の 畑 ヴァルポリチ ェッラは 非 常 に 広 大 な 生 産 地 だが 西 1 /3が Classico を 名 乗 れる 昔 からの 生 産 地 で 標 高 も 高 く 石 灰 分 を 含 む 比 率 も 高 い 優 良 な 畑 Classico エリアは3つの 谷 が 連 なっている その 中 央 マラーノ 丘 の 東 面 にカ ラ ビオンダの 中 心 的 な 畑 は 位 置 する マラーノの 丘 は 海 底 が 隆 起 して 出 来 上 がったもので 海 の 沈 殿 物 が 何 層 にも 重 なっていて 石 灰 分 が 豊 富 地 面 は 白 く 柔 らかい 岩 質 で 覆 われ ている 標 高 は150~300m 平 均 樹 齢 は50 年 程 度 で 区 画 によって は70 年 を 越 す 100 年 続 いている 循 環 型 農 業 自 分 達 を 農 民 と 称 するカステッラーニ 家 はヴァルポリチェ ッラの 自 然 に 敬 意 を 払 い 一 切 薬 剤 の 使 用 をしない 除 草 剤 も 使 用 せず 3 代 目 である 先 代 の 父 親 を 中 心 に 毎 日 畑 に 出 て 葡 萄 樹 の 管 理 をしていて 昨 年 の 剪 定 された 枝 や 果 実 牛 糞 などが 肥 料 に 使 わ れる 循 環 型 農 業 が 機 能 している 霧 の 多 い この 地 域 ではリスクも 高 いが100 年 も 続 け てきたので 葡 萄 樹 が 強 くなってきていて 病 気 に 対 する 抗 体 が 出 来 上 がっていると 言 う 収 穫 は 全 て 手 摘 み 小 さな 籠 を 使 い 葡 萄 が 重 なり その 重 さで 傷 つくことのないよう 細 心 の 注 意 を 払 って 収 穫 完 熟 に 拘 り 収 穫 時 期 は 各 パーセルによって 微 妙 に 変 えている アマローネに 使 用 する 葡 萄 の 収 穫 から2 週 間 程 度 遅 れてヴァルポリチェッラの 収 穫 に 入 る 陰 干 しの 奥 に 繊 細 さのあるアマローネを 造 りたい ヴァルポリチェッラではなく マラーノの 特 徴 を 表 現 したい マラーノ 渓 谷 は その 標 高 の 高 さと 石 灰 分 冷 涼 な 気 候 から 繊 細 さをワ インに 与 えてくれる アマローネは 陰 干 しからくる 独 特 の 風 味 と アタックに 感 じられる 凝 縮 度 の 強 さに 圧 倒 されがちだが 果 実 味 の 奥 にブルゴーニュのような 繊 細 さを 感 じさせ 余 韻 を 味 わえるワインに 仕 上 げたいと 彼 等 は 言 う その 為 には カビに 侵 されていない 健 全 で 完 熟 した 葡 萄 を 適 度 なマセ レーションを 行 い 畑 に 自 生 する 自 然 酵 母 を 使 って 発 酵 さ せることが 重 要 とのこと フィルタリングは 味 わいの 複 雑 味 を 破 壊 してしまうとの 理 由 で 行 わない また 発 酵 時 の SO2 の 添 加 は 一 切 無 し 瓶 詰 めの 際 に 最 低 限 加 える (40mg/liter)カンティーナにはソルデーラやジャコモ コン テルノ ポッジオ ディ ソットの 空 ボトルが 置 かれている 彼 らの 目 指 しているスタイルが 良 く 分 かる 気 がした 69V20 Valpolicella Classico ヴァルポリチェッラ クラシコ 新 入 港 Corvina 他 2012 赤 750ml 2, % Corvina e Corvinone, 15% Rondinella 5% Molinara. 69Y34 69H28 69R73 Valpolicella Classico Sup "Campo Casal Vegri" ヴァルポリチェッラ クラシコ スペリオーレ カンポ カサル ヴェッリ Amarone Classico アマローネ クラシコ Amarone Classico "Ravazzol" アマローネ クラシコ ラヴァッツォル 新 入 港 Corvina 他 2011 赤 750ml 3,800 アマローネを 造 らない 畑 70% Corvina, 20% Corvinone, 10% Rondinella ネグラールを 望 む 東 向 き 斜 面 の 畑 独 特 の 微 気 候 を 有 する 畑 この 畑 はアマローネは 生 産 せず 最 も 良 い 葡 萄 をヴァルポリチェッラにする 70% Corvina, 20% Corvinone, 10% Rondinella Y35 Amarone Classico "Ravazzol" Riserva アマローネ クラシコ ラヴァッツォル リゼルヴァ Bianco Passito ビアンコ パッシート Recioto della Valpolicella Classico レチョート デッラ ヴァルポリチェッラ クラシコ Corvina 他 2007 赤 750ml 6,000 Corvina 他 2008 赤 750ml 7,800 70% Corvina, 20% Corvinone, 10% Rondinella 標 高 200~300mの 畑 で 最 もエレカ ントなワインを 産 む 畑 最 高 レヘ ルの 選 果 を 行 い カンティーナ2 階 で40% 程 水 分 をとばす 香 を 大 事 にする 為 15 度 以 下 で 醗 酵 を 行 う 伝 統 的 大 樽 で 熟 成 最 良 年 のみ 造 られるリゼルヴァ 90% Garganega, 10% その 他 70% Corvina,10% Corvinone, 20% Rondinella 120 本 Corvina 他 2005 赤 750ml 8,600 最 良 年 のみ 10 年 熟 成 Garganega 2001 甘 白 500ml 4, 本 Corvina 他 2010 甘 赤 500ml 6,800

22 22 信 じられない 急 勾 配 の 畑 は 全 て 手 作 業 プロセッコがDOCGに 昇 格 することを 未 だに 納 得 していない 人 が 多 く いることも 事 実 だ しかし 元 々 原 産 地 呼 称 制 度 は 価 格 や 希 少 価 値 で はなく その 産 地 ワインの 個 性 を 守 る 為 に 存 在 したはずであり グレラ 種 にはその 可 能 性 が 十 分 にあ ると 確 信 している 近 年 のプロ セッコはテロワールの 表 現 とい う 意 味 でも1つ 上 のステップに 進 んだように 思 える その 土 壌 は 変 化 に 富 んでいる 氷 河 期 に 由 来 する 氷 堆 石 が 主 となる が アルプス 山 脈 を 形 成 する 石 灰 土 壌 が 所 々 顔 を 出 してい るかと 思 えば 海 に 由 来 する 泥 岩 や 砂 岩 質 も 存 在 する 非 常 に 起 伏 に 富 んだ 土 地 で 数 メ ートルごとに 土 壌 も 変 化 する この 狭 いエリア 内 で 標 高 差 は 軽 く200m を 越 す 特 にマル スーレは ほぼ 全 ての 畑 を 丘 の 頂 上 部 の 南 側 斜 面 に 所 有 し ている( 一 部 ヴァルドッビアーデネの 外 側 にも 所 有 )のが 特 徴 でプロセッ コのイメージとは 全 く 異 なる 急 斜 面 の 畑 になっている 勿 論 この 急 斜 面 にはトラクターは 入 ることができないので 耕 作 から 収 穫 まで 全 ての 作 業 は 人 間 の 手 によって 行 われることとなる また 彼 等 の 畑 では 有 機 的 な 取 組 みが 成 されていて 出 来 る 限 り 化 学 的 な 肥 料 を 制 限 し 健 全 な 葡 萄 の 栽 培 に 努 めている シャルマ 方 式 だから 本 当 のプロセッコが 完 成 する 私 達 のプロセッコはシャルマ 方 式 によって 完 成 する グレラ 種 の 本 来 の 個 性 を 表 現 することを 最 重 要 視 している とマッシモ 氏 健 全 な 状 態 で 適 度 に 熟 した 葡 萄 を 素 早 くプレスし 自 然 酵 母 で 発 酵 させる 更 には 瓶 内 ではなく 大 きなタンク 内 で2 次 発 酵 を 行 うこと で 酵 母 や 澱 に 影 響 されずにプロセ ッコ 本 来 のアロマティックで 華 やかな 白 い 果 実 を 思 わせる 香 が 素 直 に Azienda. Agricola Marsuret Valdobbiadene, Veneto, Italia マルスーレ グレラ 種 の 個 性 を 感 じる 為 のワイン プロセッコ 表 現 されること と な る シ ャ ン パーニュやフラ ンチャコルタに 存 在 す る 砂 糖 を 焦 がしたよう な 香 ばしい 風 味 や 後 口 のボリュ ーム 感 は 発 酵 行 程 に 起 因 し ていることがほ とんどで グレラ 種 のフレッシュさを 表 現 するには 邪 魔 になる 白 桃 青 りんご シトラスに 少 し 東 洋 的 なスパイスを 思 わせるマルスーレのプロセ ッコはグレラ 種 の 本 来 の 特 徴 を 忠 実 に 表 現 しながらも 味 わいの 骨 格 酒 質 という 意 味 では 従 来 のプロセッコのそれを 大 きく 上 回 っている 生 産 量 の50% 以 上 は 他 メーカーに 販 売 有 機 的 アプローチによって 強 くな った 葡 萄 樹 が 大 きな 要 因 と 言 うが 更 に 特 筆 すべきは 飛 び 地 のように 所 有 している 葡 萄 畑 の 多 様 なテロ ワールをブレンドしていることとその 樹 齢 の 高 さ 最 も 古 い 樹 では70 年 を 越 し 50 年 以 上 の 樹 が 半 分 以 上 を 占 めるというプロセッコにしては 贅 沢 な 環 境 最 後 にマルスーレは 家 族 経 営 で 成 り 立 っている マッシ モ 氏 を 中 心 に 家 族 全 員 がグレラ 種 の 個 性 を 守 り 続 けることに 情 熱 を 燃 やす 葡 萄 の 樹 齢 が 若 い 畑 や 微 気 候 によって 何 らかの 問 題 が 発 生 し た 畑 は 葡 萄 販 売 用 に 回 される そ して 第 二 段 階 手 作 業 による 収 穫 時 に 選 別 が 行 われマルスーレの 品 質 基 準 を 下 回 るものは 販 売 に 回 されると 言 う マルスーレのブランド そしてプロセッコの 本 来 の 姿 を 知 ってもらう 為 に 彼 等 の 畑 で 収 穫 された 葡 萄 は 驚 くべきことに 半 数 以 上 を 大 手 プロセッコメーカーに 販 売 してい るのだと 言 う 栽 培 から 醸 造 までプロセッコの 個 性 を 誠 実 に 表 現 したい 日 本 の 皆 さんとも 価 値 観 を 共 有 できたら 嬉 しい 69C58 Prosecco Treviso Extra Dry Glera N.V 泡 750ml 2,400 プロセッコ トレヴィゾ エクストラ ドライ Glera 100% 白 桃 の 香 に 少 し 香 草 のニュアンス プロセッコらしい 自 然 な 甘 みがファーストノーズからアフターまで 長 く 持 続 する エクストラ ドライながらブリュットに 近 い 味 わいに 感 じられるのは 酸 度 の 高 さから プロセッコ 本 来 の 香 味 わいを 十 分 に 感 じて 頂 けるお 勧 めの1 本 69C59 69M19 Prosecco Vardobbiadene Sp "San Boldo" Brut プロセッコ ヴァルドビアーデネ スペリオーレ サン ボルド ブリュット Prosecco Vardobbiadene Sp "Cartizze" Brut プロセッコ ヴァルドビアーデネ スペリオーレ カルティッツェ ブリュット 新 入 港 Glera N.V 泡 750ml 2,600 極 辛 口 Glera 100% プロセッコ 独 特 の 白 桃 のような 香 はマルスーレならでは しっかりとプロセッコの 存 在 感 を 保 っている 近 年 ブリュットタイプはプロセッコらしさよりも より 硬 質 なものが 主 体 になっているがマルスーレはあくまでもプロ セッコらしさを 重 視 している 食 前 に 優 しく 胃 を 刺 激 し 食 欲 増 進 させる ヴァルドッビアーデネの 中 で 最 も 優 れた 区 画 と 言 われるカルティッツェの 葡 萄 100% カルティッツェでブリュット タイプを 造 っているのは5 軒 しか 存 在 しない Glera N.V 泡 750ml 3,800 珍 しいカルティッツェの 極 辛 口

23 23 Cantina dei Produttori Nebbiolo di Carema Carema, Piemonte, Italia プロデュットリ ネッビオーロ ディ カレーマ カレーマにしか 表 現 できないもう 一 つのネッビオーロの 魅 力 人 口 700 人 の 村 カレーマの 地 酒 人 口 700 人 のピエモン テ 州 カレーマ 村 トリノか らアオスタに 向 かう 途 中 にあるこの 小 さな 田 舎 村 にトリノで 始 めてDOC を 獲 得 した 銘 酒 カレー マ が 存 在 する アオス タと 隣 接 するように 位 置 するカレーマ 村 は 独 特 のワイン 文 化 が 今 でも 残 されている その 中 心 的 役 割 を 果 たすのが700 人 の 村 民 のうち78 人 が 所 属 する 生 産 者 協 同 組 合 がプロデュットリ ネッビオーロ ディ カレーマ 1960 年 にカレーマのワイン 文 化 を 後 世 に 残 すことを 目 的 に 設 立 され た 組 合 で 組 合 員 は 全 員 が 他 の 農 業 などの 仕 事 と 兼 業 になっている ( 社 長 もワインメーカーも 兼 業 )カレーマの 畑 は 全 ての 畑 を 合 わせても1 2ha のみで そのほとんどがこの 組 合 によって 醸 造 されている 1960 年 に 設 立 1965 年 には 現 在 の 場 所 に 移 動 し 熟 成 からボトリング 販 売 までをこのカンティーナで 行 うようになる 1960 年 から1983 年 まで の 期 間 は 驚 くことに 各 家 庭 で 収 穫 発 酵 まで 行 っていた マロラクティッ クが 終 わった 時 点 でカンティーナに 持 ち 込 み 樽 熟 成 を 行 っていたと 言 う その 当 時 は 日 本 に 輸 出 するなんて 考 えもしない 地 酒 でした 現 在 でもほとんどの 設 備 は 変 わっていませんが 各 家 庭 のガレージで 発 酵 をしていたのでは 品 質 の 向 上 は 望 めませんから83 年 よりこちらのカンテ ィーナの 大 きなセメントタンクで 発 酵 をすることにしました 石 垣 造 りの 伝 統 的 葡 萄 畑 ドゥピン カレーマは 非 常 に 冷 涼 でネッビオーロが 育 つには 限 界 地 点 と 言 われる この 冷 涼 な 土 地 で 葡 萄 栽 培 を 可 能 にしているのが トゥ ピン と 言 われる 畑 の 作 り 方 ネッビオーロ の 畑 では 恐 らく 他 には 無 いであろう 石 垣 で 組 まれた 段 々 畑 で 古 い 区 画 は 支 柱 も 岩 盤 を 切 り 取 った 石 製 この 石 垣 と 石 柱 が 日 中 に 温 められ アルプスからの 冷 たい 風 で 一 気 に 冷 え 込 む 夜 間 に 熱 を 放 射 することで 葡 萄 が 死 滅 せずにすむのだと 言 う 仕 立 てはペルゴラ 身 長 よりも 高 い 仕 立 で 他 のどの 産 地 のネッビ オーロとも 全 く 違 う 光 景 急 勾 配 の 南 向 き 斜 面 に 葡 萄 樹 が2 ~4 列 程 度 植 わった 段 々 畑 が 張 り 付 いているように 見 える 勿 論 機 械 は 入 れないし 牛 など を 使 った 耕 作 も 不 可 能 なので 剪 定 から 収 穫 まで 全 ての 作 業 は 手 作 業 収 獲 時 は30kg の 収 獲 用 のカゴを 背 負 って 登 り 降 りすることとなる 効 率 が 良 いとは 言 えません しかし この 南 向 き 斜 面 でこの 石 垣 と 石 柱 があり この 仕 立 てでないとここでは 葡 萄 は 育 たない そしてカレーマ の 繊 細 な 酒 質 は 他 のどの 偉 大 なネッビオーロの 産 地 でも 表 現 しえない 訳 ですから 我 々はこのカレーマという 特 殊 なワインを 残 していきたいと 考 えています 荒 廃 していく 段 々 畑 人 口 減 に 加 え その 効 率 の 悪 さから 荒 廃 してしまう 段 々 畑 が 後 を 絶 た ず 後 継 者 問 題 に 直 面 しているカレーマ 味 わいはネッビオー ロを 愛 する 人 にはた まらない 魅 力 に 溢 れ ている 薄 い 色 調 軽 やかで 芳 香 に 富 む ネッビオーロながら 岩 盤 の 上 に 位 置 する カレーマはアルプス 由 来 の 石 灰 からミネ ラルを 吸 収 して 硬 水 のような 独 特 のミネラルの 硬 さを 持 っている 鉱 物 的 なニュアンスと 地 酒 らしい 収 量 の 多 さから 優 しく 親 しみの 持 てる 味 わ い ( 熟 成 によって 妖 艶 な 甘 味 が 出 てくるのがカレーマの 本 来 の 姿 )ガ ッティナーラほど 硬 質 な 酸 ではなく ゲンメほど 甘 い 果 実 ではない ロエ ロほど 華 やかでなく ボーカほど 強 くはない 一 度 体 験 したら 止 められな いバランス 感 覚 が この 薄 い 色 調 の 中 に 十 二 分 に 隠 されている 近 年 こういったネッビオーロは 姿 を 消 している 早 くにDOCに 指 定 された 意 味 はあるはず 後 世 に 残 したいネッビオーロの1つではないだろうか 69V41 Carema Classico カレーマ クラシコ 新 入 港 Nebbiolo 2009 赤 750ml 3,200 69X62 Carema Classico カレーマ クラシコ 新 入 港 Nebbiolo 2010 赤 750ml 3,200 L'Espresso 17.5p 100% Nebbiolo 高 地 で 育 ったネッビオーロは 近 年 のランゲの 凝 縮 度 や 高 いアルコール 度 数 とは 無 縁 各 生 産 農 家 は 専 業 ではなく 収 量 の 制 限 もほとんどしていないと 言 う 昔 ながらの 透 明 感 溢 れる 地 酒 的 なネッビオーロが ここには 僅 かに 残 っていた セメントタンクで 発 酵 ( 一 部 ステンレス) 大 樽 で 熟 成 69Y42 Carema Riserva カレーマ リゼルヴァ 新 入 港 Nebbiolo 2009 赤 750ml 4,200 3Bicchiere/Gambero R 18p L'Espresso 100% Nebbiolo 2009 年 までは 木 樽 熟 成 30ヶ 月 後 瓶 内 熟 成 12ヶ 月 以 上 が 義 務 付 けられているが2010 年 からは36ヶ 月 の 木 樽 熟 成 のみとなった 収 獲 前 に 葡 萄 をチェックしよい 区 画 の 葡 萄 をリゼルヴァに 使 用 する 非 常 に 大 きなセメントタンクでゆっくりと 発 酵 させることで 要 素 の 多 いワインに 仕 上 がる

24 24 Azienda. Agricola Le Piane Boca, Piemonte, Italia レ ピアーネ 絶 滅 寸 前 のD.O.Cボーカの 復 活 を 目 指 す 薄 れていくピエモンテワインの 個 性 ルプスからの 乾 いた 風 が 湿 バローロやバルバレスコに 気 を 払 いのけ 病 害 も 少 ない 代 表 されるネッビオーロは のだそうだ 昼 夜 の 温 度 差 間 違 いなくイタリアを 代 表 が 際 立 って 激 しく これがワ する 葡 萄 であり ワインとし インにストラクチャーを 与 え ての 味 わいも 誇 るべきも る しかし その 激 しい 寒 暖 のである しかし 近 年 昔 差 のため 雹 害 が 深 刻 なの ながらの 個 性 を 味 わう 機 も 事 実 (50 年 51 年 にワ 会 は 激 減 している レ ピ インを 全 く 生 産 できないほど アーネのオーナー クリス の 雹 害 があり すでに 衰 退 し 始 めていたボーカのワインは 終 わったと 言 トフ キュンズリ 氏 は 元 々ワ われている)レ ピアーネの 畑 は 現 在 では 国 立 自 然 公 園 に 囲 まれ 有 機 インの 輸 入 業 者 であった 栽 培 が 実 践 され 続 けている が 薄 れていく ピエモン 火 山 岩 のネッビオーロ テワインの 個 性 に 危 機 感 土 壌 は 火 山 岩 が 主 で 石 灰 岩 と を 感 じ 絶 滅 寸 前 であっ 砂 質 が 混 ざる 極 度 に 痩 せた 土 壌 た DOC ボーカの 再 建 に ランゲが 世 界 に 適 応 した 味 わい 乗 り 出 した ( 一 時 期 は 造 に 目 を 向 ける 中 本 来 のピエモン り 手 が7 人 まで 減 少 )きっ テの 素 朴 ながら 深 い 味 わいを 感 かけはイゾレ エ オレー じさせてくれる 貴 重 なワイン キュ ナ 当 主 パオロ 氏 に 紹 介 され 何 度 も 訪 問 を 重 ねていたアントニオ チェ ンズリ 氏 は 言 う 無 名 な DOC ボ ッリ(ボーカ 随 一 の 造 り 手 )が 病 気 でワイン 造 りを 断 念 したことであった ーカを 販 売 することは 困 難 の 連 1950 年 51 年 の 雹 害 で 全 滅 続 だ だが 火 山 岩 土 壌 から 造 アントニオ 氏 の 畑 醸 造 所 を 引 き 継 ぎアントニオ 氏 の 造 り 畑 仕 事 を 忠 られるネッビオーロはガッティナ 実 に 再 現 していく 特 殊 なマジョリーナ 仕 立 もそのまま 残 した (2~3 ーラとボーカだけ ボナルダなど 本 の 樹 を 棚 作 りにし 人 が 輪 になって 手 をつないでいるような 様 子 に とブレンドされるのはボーカしか 存 枝 を 仕 立 てる)セラーも 掃 除 在 しない この 個 性 は 後 世 に 残 しただけで 何 も 変 えていない すべきものだ 1995 年 に 受 け 継 ボーカはピエモンテの 最 北 部 いで 以 来 ネッビオーロを 中 心 に に 位 置 し 標 高 は500m を 越 ヴェスポリーナ ウヴァラーラを 栽 える 北 限 に 位 置 しながら 培 ( 最 高 樹 齢 は100 年 を 越 す) 現 在 では Le Piane, Montalbano, 南 風 の 影 響 と 山 に 囲 まれ 盆 Mottosergo, Traversagna, Valvecchi の5つの 畑 を 所 有 畑 では 有 地 状 に 切 り 出 されたような 格 機 栽 培 が 徹 底 され 醸 造 は 天 然 酵 母 のみで 醗 酵 数 年 前 までは 栗 材 に 好 の 特 殊 な 地 形 により オリ よる 大 樽 を 使 うなど 伝 統 的 醸 造 法 に 固 執 している ( 現 在 は 栗 材 が 入 ーヴの 木 や 椰 子 の 木 が 育 つような 温 暖 な 気 候 になっている また ア 手 困 難 とのことで 一 時 休 止 オーク 大 樽 を 使 用 ) 69T18 Colline Novaresi "La Maggiorina" Nebbiolo コッリーネ ノヴァレージ ラ マジョリーナ Ve, Bo 2011 赤 750ml 2,800 Nebbiolo30% 以 上, Vespolina, Croatinaで30% 以 下, Bonarda40% 以 下 5つの 畑 からフ レント される 天 然 酵 母 のみで 醗 酵 熟 成 は 大 樽 で 行 う ベースのワインだがコリーネ ヴォヴァレージの 法 定 収 量 以 上 に 厳 しく 制 限 若 いうちから 飲 めるが 少 し 落 ち 着 かせると 更 に 深 みを 見 せてくれる 69T17 Boca Nebbiolo ボーカ Ve, Bo 2006 赤 750ml 6,400 3Bicchiere/Gambero R Nebbiolo60-100%, Vespolina, Bonardaで40% 以 下 標 高 350~550mの 比 較 的 樹 齢 の 古 い 樹 が 中 心 品 種 ごとに 畑 由 来 の 酵 母 で 醗 酵 上 部 開 放 桶 で25 日 間 のマセラシオン 醗 酵 はゆっくりと 時 間 をかけて 行 われる ネッビオーロは 大 樽 他 品 種 は 古 小 樽 で 熟 成 最 北 の 産 地 らしいはっきりとした 酸 とランゲには 無 い 細 かいミネラル 感 はボーカならでは 69K30 Boca Nebbiolo 3 月 予 定 ボーカ Ve, Bo 1987 赤 750ml 8,900 アントニオ チェッリ 蔵 出 し 69K32 Boca Nebbiolo 3 月 予 定 ボーカ Ve, Bo 1990 赤 750ml 8,900 アントニオ チェッリ 蔵 出 し

25 25 家 族 のみで 経 営 するガッティナーラの 老 舗 ピエモンテ 北 部 アルプ スに 程 近 い 位 置 にガッテ ィナーラの 丘 はある 緯 度 はアオスタと 同 じで ラ ンゲと 比 べて 年 間 を 通 し て 冷 涼 で 非 常 に 厳 しい 自 然 環 境 にある この 地 域 ではネッビオーロをスパン ナと 呼 び スパンナの 最 高 峰 と 称 さ れ る の が DOCG ガッティナーラである アントニオロは1948 年 にマリオ アントニ オロによって 設 立 された 畑 はガッティナーラの 丘 の 南 面 に12ha を 所 有 し この 地 域 を 代 表 する 単 一 畑 を3つ 所 有 している (レ カステッレ: 1.5ha オッソ サン グラート:5.5ha サン フランチェスコ:3.5ha を 所 有 ) 現 在 ではロザンナと 彼 女 の 娘 ロレッラ 息 子 のアルベルトと 共 に 品 質 の 向 上 に 努 めている 1/100まで 激 減 したガッティナーラ 1900 年 代 ガッティナーラはワインの 王 と 称 されていた しかし 今 ではそれはバローロ に 取 って 代 わられ 畑 は 荒 廃 し 全 盛 期 の 1/100まで 激 減 してしまった 反 対 にラン ゲは 森 が 開 墾 され 葡 萄 畑 が100 倍 になっ ている 元 々 葡 萄 にとって 素 晴 しい 環 境 で あったのはガッティナーラなんだ /アルベル ト 昔 は 全 て 葡 萄 畑 であったガッティナーラ の 丘 は 今 ではほとんどが 森 ところどころに 葡 萄 畑 が 散 らばっていて 森 と 一 体 化 してい る お 陰 でここでは 森 から 色 々な 種 類 の 種 子 が 飛 んできて 自 生 虫 も Azienda. Agricola Antoniolo Gattinara, Piemonte, Italia アントニオロ 火 山 岩 土 壌 から 生 まれるネッビオーロ 動 物 も 豊 富 に 存 在 する 畑 は 自 然 の 一 部 になっている 自 然 がワイン を 造 るんだ 珍 しい 火 山 岩 (アルカリ 性 )のネッビオーロ 特 筆 すべきはその 土 壌 ランゲの 粘 土 質 とは 違 いアルプスに 由 来 する 火 山 岩 土 壌 が 主 であり 斑 岩 (マグマが 冷 え 固 まったもの)が 豊 富 この 土 壌 はアルカリ 性 に 傾 きやすく ミネラルの 吸 収 を 促 進 させるという ( 粘 土 石 灰 は 酸 性 )ゲンメまで 降 りると 海 に 由 来 する 土 壌 に 変 化 するの で 火 山 岩 土 壌 のネッビオー ロはガッティナーラとボーカ にしか 存 在 しないということ になる 醸 造 に 関 しては14 ~16 日 の 長 めのマセラシオ ンを 行 い セメントタンクで 醗 酵 (コステ デラ セシアのみ ステンレスタンク) 以 前 レ カステッレでは 一 部 バリック を 使 用 して 熟 成 させていたが 2008 年 を 最 後 に 全 て 大 樽 に 変 更 され ていくという 最 も 優 れた 畑 を 所 有 していると 自 負 している オッソ サ ン グラートとサン フランチェスコは 斑 岩 の 含 有 量 が 非 常 に 高 く 痩 せ ている ワインはしっかりとした 骨 格 を 備 え 高 い 酸 度 によって 長 熟 向 き レ カステッレは 粘 土 の 比 率 が 高 く 地 中 深 くに 岩 盤 が 通 っているのでミネラル 豊 富 なワインを 産 む 生 産 量 は 年 間 4000ケース 程 度 品 質 を 落 としたくないので 増 やさ ないのだという 現 在 では 全 世 界 割 当 制 で 販 売 開 始 と 共 に 完 売 してしまう 69T52 Erbaluce di Caluso Bianco エルヴァルーチェ ディ カルソ ビアンコ Erbaluce 2011 白 750ml 2,600 69V11 Erbaluce di Caluso Bianco エルヴァルーチェ ディ カルソ ビアンコ Erbaluce 2012 白 750ml 2,800 Erbaluce di Caluso100% この 地 域 のみで 栽 培 されている 品 種 エルヴァルーチェの 中 では 非 常 にドライな 仕 上 りになっていて 好 印 象 69V10 69T51 69T47 69T50 69T48 69F47 69T49 Coste della Sesia Rosato "Bricco Lorella" コステ デッラ セシア ロザート ブリッコ ロレッラ Coste della Sesia Nebbiolo コステ デッラ セシア ネッビオーロ Gattinara ガッティナーラ Gattinara "Le Castelle" ガッティナーラ レ カステッレ Gattinara "S.Francesco" ガッティナーラ サンフランチェスコ Gattinara "Osso S. Grato" ガッティナーラ オッソ サン グラート Gattinara "Osso S. Grato" 360 本 Nebbiolo 2010 ロゼ 750ml 2,800 妹 の 名 前 を 付 けたキュヴェ 完 売 Nebbiolo 2010 赤 750ml 2,900 Nebbiolo 100% 50 年 を 超 える 樹 齢 ステンレスタンクで 醗 酵 熟 成 2ヘクタールから800ケースを 生 産 していて 年 々レベルが 上 がってきている 土 壌 は 火 山 岩 土 壌 に 砂 質 が 混 ざりこんでいる ランゲより 軽 やかで 早 めに 熟 成 が 進 ん でいくが2 年 から5 年 の 熟 成 によってネッビオーロのタンニンが 甘 味 に 変 わりリッチな 余 韻 を 演 出 する Nebbiolo 2008 赤 750ml 5,000 平 均 樹 齢 45 年 11haの 畑 氷 河 期 に 遡 る 石 灰 分 の 多 い 地 層 が 表 面 近 くまで 出 ている 15 日 程 度 のマセラシオン 熟 成 は 中 規 模 の 古 樽 で24-30ヶ 月 古 樹 ならではの 凝 縮 感 と 複 雑 味 を 感 じさせる 特 に2004 年 はガッティ ナーラ 史 上 でも 歴 史 に 残 る 年 と 言 われ 最 盛 期 のアントニオロを 感 じさせてくれる バローロ 以 上 にしっかりとした 骨 格 と 北 ピエモンテらしい 細 かいミネラルと 伸 びのある 酸 に 控 えめな 果 実 の 甘 味 は 絶 妙 南 向 き 斜 面 に 位 置 する40 年 樹 畑 特 にミネラルに 富 む 土 壌 を 有 しながら 厚 い 果 実 味 も 備 える 熟 成 は 大 樽 で24ヶ 月 Nebbiolo 2008 赤 750ml 6,800 Nebbiolo 2008 赤 750ml 7,000 3Bicchiere/Gambero R 南 西 向 きの 畑 で 日 照 量 は 最 も 多 い セメントタンクでの 醗 酵 後 36ヶ 月 大 樽 で 熟 成 ネッビオーロらしい 繊 細 できめの 細 かい 味 わい クリュの 中 で 最 もバランスに 優 れたている Nebbiolo 2006 赤 750ml 7,500 3Bicchiere/Gambero R Nebbiolo 2008 赤 750ml 8,300 ガッティナーラ オッソ サン グラート 最 も 古 い 樹 が 残 っている 畑 年 樹 5.5ヘクタール ステンレスタンクで 醗 酵 若 干 酸 素 と 触 れさせながら 醗 酵 大 樽 で30ヶ 月 熟 成 最 もガッティナーラらしい 長 熟 タイプ

26 26 ゴルゴンゾーラの 里 ゲンメ ブルゴーニュを 極 めたらネッビオーロを 飲 むべきだと 言 ったのはシャンシス ロビンソ ン 彼 女 がそう 言 うのはブルゴーニュと 同 様 にピエモンテの 各 地 で 生 み 出 されるネ ッビオーロがテロワールをしっかりと 表 現 し ていて 土 地 のアイデンティティを 感 じられ るワインを 産 むからなのだろう 土 地 の 個 性 を 葡 萄 が 吸 い 上 げ ワインにその 土 地 にしかない 個 性 を 与 える テロワールの 表 現 が 可 能 な 葡 萄 品 種 はそんなにも 多 く 存 在 しない ネッビオーロがイタリアを 代 表 する 高 貴 品 種 と 言 われる 理 由 はそこにある 近 年 温 暖 化 によってランゲ 地 方 のネッビオーロはアル コール 度 数 が 高 まっている そんな 中 より 食 事 と 寄 り 添 うネッビオーロ として 注 目 されているのが 北 ピエモンテのスパンナ(ネッビオーロ) この 地 域 のネッビオーロはランゲほど 強 固 な 骨 格 ではなく 毎 日 でも 楽 しめ る 親 しみやすさがある 火 山 岩 土 壌 の 硬 くミネラリーなネッビオ ーロの 代 表 格 ガッティナーラと 川 を 挟 んで 向 かい 合 うゲンメは ボーカ コッリーネ ノヴァレージ の 南 シッツァーノの 北 に 位 置 する 人 口 僅 か3000 人 程 度 の 非 常 に 小 さな 産 地 (ワインよりも ゴルゴンゾーラチーズで 有 名 ) 海 底 が 隆 起 した 粘 土 主 体 の 堆 積 土 壌 Azienda.Agricola Ioppa Romagnano Sesia, Piemonte, Italia イオッパ ゲンメ の 個 性 を 表 現 できる 唯 一 の 造 り 手 ガッティナーラとは 全 く 違 う 海 底 が 隆 起 してできた 土 壌 で 粘 土 質 が 主 体 の 堆 積 土 壌 となっていてワインはおおらかで 若 いうちから 楽 しめる 柔 らかいタンニンが 特 徴 その 芳 香 の 高 いレベルを 最 大 の 個 性 とする 砂 地 のロエロとは 違 い 黄 土 からくる 濃 厚 な 果 実 感 も 持 ち 合 わせている 生 産 量 はバローロの1/100 程 度 で そのほ とんどが 地 元 で 消 費 されてしまう ゲンメの 造 り 手 は 数 十 軒 しか 存 在 しない 日 本 市 場 でも 見 かけるカンタルーポ 社 が 最 も 有 名 そんなゲンメにも 近 年 若 い 造 り 手 が 台 頭 してきた イオッパは 現 在 若 い2 人 の 兄 弟 によって 営 まれているが 歴 史 的 には 古 く 現 存 する 記 録 では1852 年 から 続 いている 1920 年 現 オーナーの 祖 父 に 当 たるジャコモが 新 たにカンティーナ 造 り 上 げ 品 質 重 視 のカンテ ィーナに 変 貌 を 遂 げた 素 朴 な 食 中 酒 として 大 活 躍 するゲンメ 彼 等 のコンセプトはゲンメの 個 性 の 追 求 ゲンメは 他 のどのネッビオー ロとも 違 う しかしランゲの 造 り 手 のような 高 い 意 識 を 持 って 造 っている 造 り 手 は 多 くない 収 量 が 多 すぎる 我 々は 勇 気 を 持 って 収 量 を 抑 え る 夏 の 間 のグリーン ハーベストと 収 穫 前 の 摘 果 によって 各 要 素 の 凝 縮 した 葡 萄 を 収 穫 することが 大 切 と 語 り 全 ての 葡 萄 は 手 作 業 でケア される( 収 穫 もて 作 業 ) 畑 ではボルドー 液 などの 最 低 限 のもの 以 外 は 薬 剤 を 使 用 しない ゲンメの 個 性 を 守 っていく 為 に 土 壌 環 境 を 守 ること は 大 切 そして 何 よりも 飲 み 手 にとっても 有 害 なものは 使 用 すべきでな いと 考 えている また 彼 等 はウヴァ ラーラやヴェスポリーナといった 地 元 品 種 にも 力 を 入 れていて 無 骨 な 印 象 の 野 生 種 をしっかり 収 量 を 制 限 することで 個 性 的 で 魅 力 あるワインに 仕 上 げている 69J65 Colline Novaresi Uva Rara Uva Rara 2009 赤 750ml 2,400 コッリーネ ノヴァレジ ウヴァラーラ この 地 方 では 普 通 に 飲 まれている 地 品 種 ステンレスタンクで26-27 以 下 に 温 度 を 保 ち3-7 日 醗 酵 ステンレスタンク 熟 成 (7-8カ 月 ) その 後 瓶 熟 成 69J64 69X97 Colline Novaresi Nebbiolo コッリーネ ノヴァレジ ネッビオーロ Colline Novaresi Nebbiolo コッリーネ ノヴァレジ ネッビオーロ 普 段 飲 みのネッビオーロに 求 められる 控 えめなタンニンと 爽 やかな 酸 味 が 高 次 元 でバランスする 決 して 凄 いワインではないが 食 事 と 共 にあるべきワイン 69J63 69Q43 69Q42 69Q41 69Q40 69Q39 69Q38 Colline Novaresi Vespolina コッリーネ ノヴァレジ ヴェスポリーナ Ghemme ゲンメ Ghemme ゲンメ Ghemme ゲンメ Ghemme ゲンメ Ghemme ゲンメ Ghemme ゲンメ Ghemme ゲンメ Nebbiolo 2008 赤 750ml 2,600 新 入 港 Nebbiolo 2011 赤 750ml 2,400 ここまでレベルの 高 いヴェスポリーナを 他 に 知 らない 単 一 品 種 では 複 雑 味 を 表 現 できないとされた 品 種 だがネッビオーロにも 負 けない 存 在 感 滑 らかな 口 当 たり 69Y24 69Y25 Ghemme "Santa Fe" ゲンメ サンタフェ Passito Vespolina "Stransi" パッシート ヴェスポリーナ ストランシ Vespolina 2006 赤 750ml 3,400 Nebbiolo 1995 赤 750ml 6,200 DOC 最 後 の 年 ピエモンテらし Vespolina い 熟 成 感 は 素 晴 らしい Nebbiolo 1996 赤 750ml 6,200 DODGに 昇 格 後 初 ヴィンテー Vespolina ジ 高 いポテンシャル Nebbiolo Vespolina Nebbiolo Vespolina 1997 赤 750ml 6, 赤 750ml 6,200 Nebbiolo Vespolina 1999 赤 750ml 6,200 Nebbiolo Vespolina 2000 赤 750ml 6,200 健 康 的 な 完 熟 度 が 理 想 的 でランゲ 以 上 に 良 い 結 果 を 出 している 前 年 の 雹 の 被 害 で 収 量 が 少 なかっ たが 品 質 は 素 晴 らしい 春 先 の 雨 で 心 配 させられたが8 月 の 猛 暑 で 葡 萄 は 完 熟 温 暖 な 年 早 めに 飲 み 頃 に 達 して いて 柔 かさが 出 ている Nebbiolo 69Y 赤 750ml 4,200 Vespolina 標 高 は300m 程 度 の 畑 で そのほとんどが 南 西 を 向 く ガッティナーラとは 全 く 違 う 海 底 が 隆 起 してできた 土 壌 で 粘 土 質 が 主 体 の 小 石 の 混 ざった 堆 積 土 壌 仕 立 はグイヨ 樹 齢 は20 年 から30 年 例 年 10 月 初 旬 に 収 穫 ステ ンレスタンクで22-25 以 下 に 温 度 を 保 ち12-15 日 醗 酵 その 後 オーク 樽 にて 約 36カ 月 熟 成 (1 年 バリック 2 年 間 大 樽 ) 最 低 1 年 瓶 熟 成 新 入 港 Nebbiolo Vespolina 2003 赤 750ml 8,000 新 入 港 Vespolina [2006] 甘 赤 375ml 6,000

27 27 Azienda Agricola Matteo Correggia Roero, Piemonte, Italia マッテオ コレッジア 芳 香 に 富 むロエロらしい 味 わいは 更 に 純 度 を 増 している ロベルト ヴォエルッィオに 学 んだ タナロ 川 を 挟 んでランゲと 向 かい 合 う ロエロ 30 年 前 まではランゲの 造 り 手 に 葡 萄 を 供 給 するのが 役 目 であった ロエロを 変 革 したのがマッテオ 赤 ワ インでランゲにも 負 けないワインを 造 ることを 目 標 に 畑 選 定 栽 培 醸 造 まで 全 てを 変 えた 大 きく 品 質 重 視 に 転 換 したきっかけはロベルト ヴォエ ルッツィオ エリオ アルターレと 共 に 行 ったブルゴーニュ 視 察 であった ブルゴーニュが 軽 さ エレガンス と 複 雑 味 フィネス を 併 せ 持 って いることに 驚 いたのと 同 時 にロエロの 可 能 性 に 自 信 を 深 めたという マッ テオ コレッジアの 名 声 はすぐに 広 まった 最 初 に 注 目 されたのはバル ベーラ ダルバ マルン 密 植 と 収 量 制 限 ( 収 獲 時 に 葡 萄 の 下 2/3を 捨 て より 要 素 の 詰 まった 上 部 1/3のみを 使 用 )による 高 い 凝 縮 度 を 持 ち ながらも 軽 さを 感 じさせるものだった マッテオ 亡 き 今 でも 婦 人 オルネッ ラを 中 心 に 厳 しい 収 量 制 限 をはじめ 当 初 のワイン 造 りを 継 承 している 軽 やかさ と 複 雑 味 ロッケ ダンピセ マルンは 特 別 な 畑 小 さな 丘 の 最 上 部 に 位 置 し 東 から 西 まで 広 が っている 縦 に3つに 分 けて 最 も 日 照 量 の 多 い 南 西 から 南 東 に 向 かっ て 熟 度 を 計 りながら 収 穫 強 い 凝 縮 度 を 誇 るが 南 東 部 の 高 い 酸 度 の 葡 萄 がワインに 緊 張 感 を 与 える そして ロエロ ロッケ ダンピセ 10 年 以 上 に わたって 最 高 評 価 を 得 ていてロエロ の 代 名 詞 となっている この 畑 は 特 殊 で 国 立 自 然 公 園 内 に 位 置 し 自 然 に 囲 まれている 表 土 はロエロ 特 有 の 砂 質 が60% 以 上 で 貝 殻 が 多 く 転 がっているのだが 地 中 5m 下 には 黄 土 層 が 存 在 し その 下 には 岩 盤 が 通 っている 石 灰 とマグネシ ウムが 豊 富 な 軽 い 砂 質 の 下 に 粘 土 と 岩 盤 が 通 っていることで 他 のロエ ロにはない 骨 格 を 手 に 入 れている マッテオがブルゴーニュで 感 じた 軽 さ エレガンス と 複 雑 味 フィネス の 同 居 が 感 じられる 地 酒 であるべきロエロ アルネイス イタリアでも 大 人 気 なのがロエロ アルネイス あくまでも 地 酒 の 範 囲 で あるべきとの 考 えで ステンレスタンクで 極 めてシンプルに 仕 上 げている アルネイスは 私 達 にとっては 日 常 酒 チャーミングで 大 好 きな 葡 萄 だ けど 偉 大 な 葡 萄 ではない 砂 質 土 壌 で 香 豊 かに 育 ったアルネイスはそ の 果 実 香 を 損 なわないようにしている ランゲの 重 い 土 壌 とは 違 う60% 以 上 が 砂 質 という 特 殊 な 土 壌 から 生 まれる 軽 やかな 美 味 しさ 69W78 Roero Rosso ロエロ ロッソ Nebbiolo 2011 赤 750ml 3,000 砂 質 土 壌 から 生 まれる 典 型 的 ネッビオーロ 軽 やかな 果 実 と 開 けた 瞬 間 から 香 る 高 い 芳 香 性 はこの 土 地 ならでは 69T42 69W79 69R88 69R89 69R90 Roero Rosso "La Val dei Perti" ロエロ ロッソ ラ ヴァル ディ プレティ Roero Rosso "La Val dei Perti" ロエロ ロッソ ラ ヴァル ディ プレティ Roero Rosso "Roche d'ampsej" Riserva ロエロ ロッケ ダンピセ リゼルヴァ Barbera d'alba バルベーラ ダルバ Barbera d'alba "Marun" バルベーラ ダルバ マルン Nebbiolo 2010 赤 750ml 4,600 樹 齢 80 年 の 区 画 Nebbiolo 2011 赤 750ml 5,000 樹 齢 80 年 の 区 画 1987 年 にネッビオーロ ダルバとしてリリースされたラ ヴァル ディ プレティ 故 マッテオが 当 初 からバローロやバルバレスコにはない 個 性 であるピュアさと 芳 香 を 最 も 強 く 感 じさせる 畑 であると 信 じ ネッビオーロ ダルバとしてリ リースしてきた 畑 が2010 年 ロエロDOCに 認 可 された 大 樽 とバリックを 併 用 69N21 69X46 Langhe Rosso "Le Marne Girigie" ランゲ ロッソ レ マルヌ グリジェ Roero Arneis ロエロ アルネイス Nebbiolo 2007 赤 750ml 6,800 3Bicchiere/Gambero R 表 土 は60% 以 上 が 砂 質 だが5mも 掘 れば 黄 土 層 その 下 には 更 に 強 い 粘 土 その 下 には 岩 盤 が 通 っていて 表 土 こそ 違 えどランゲにも 負 けないしっかりとした 土 壌 構 成 になっている 国 立 公 園 内 に 位 置 する 為 長 く 化 学 薬 品 等 は 厳 しく 制 限 されてきた ロエロの 可 能 性 を 追 求 する 優 れた 畑 69W84 69V05 Langhe Bianco "per Giappone" ランゲ ビアンコ 日 本 限 定 Langhe Bianco "Matteo Correggia" ランゲ ビアンコ マッテオ コレッジァ Barbera 2010 赤 750ml 3,000 Barbera 2010 赤 750ml 4,800 3haの 完 全 に 南 向 きで 風 通 しが 良 い 特 別 な 畑 で5,000 本 /haの 密 植 バルベーラで 偉 大 なワインを 造 るには 完 璧 な 熟 度 が 必 要 で3 回 に 分 けて 収 穫 するという 更 に 収 穫 時 には 未 熟 な 葡 萄 房 の 下 1/3を 切 り 落 としてしまうとい う 拘 りよう ステンレスタンクで 発 酵 を 開 始 するが 発 酵 中 にバリックに 移 し 変 える ( 樽 が 馴 染 む)70%が 新 樽 30%が2~3 年 樽 にて 熟 成 69W81 69W83 Anthos Brachetto アントス ブラケット Anthos Passito Brachetto アントス パッシート ブラケット 60 本 C.S, Me, P.V 2000 赤 1500ml 22,000 故 マッテオ 最 後 の 醸 造 Cabernet Sauvignon 25%,Merlot 25 %, Petit verdot 20%,Syrah 15%, Cabernet Franc 15% 標 高 300mの 真 南 を 向 く 丘 の 中 腹 に 位 置 する 畑 から 年 間 100ケース 程 度 生 産 されるワイン 外 国 品 種 のブレンドでコレッジア にしては 異 質 なワイン 10 月 に 入 ってから 全 て 手 収 穫 週 間 程 度 のマセラシオン マロラクティックから 新 バリック 移 して18ヶ 月 熟 成 非 常 に 軽 いフ レスのみ 100%ステンレスタンク 発 酵 熟 成 酸 化 に 弱 い 葡 萄 なので 酸 素 との 接 触 を 最 低 限 に 抑 える ランゲ ビアンコ マッテオ コレッジアと 同 じ 畑 早 く 収 穫 することで 爽 やかさとフレッシュな 酸 を 得 ている ステンレスタンクで 発 酵 ノン フィルターでボトリング 100%Sauvignon Blanc 250ケース/ 年 産 ステンレス 発 酵 熟 成 はステンレス 半 分 とハ リック 半 分 酵 母 を 若 干 残 したまま 熟 成 瓶 詰 め 高 い 密 度 Arneis 2012 白 750ml 3,000 Sauvignon B 2012 白 750ml 2,800 日 本 限 定 Sauvignon B 2010 白 750ml 4,600 遅 摘 み Brachetto 2012 赤 750ml 3,000 ブラケットの 辛 口 Brachetto 100% 300ケース/ 年 産 2~4 日 程 度 マセラシオンを 行 い 皮 からのエキス 色 を 抽 出 近 年 生 産 者 が 激 減 している 貴 重 なフ ラケットの 辛 口 ワイン ステンレスのみ 60 本 Brachetto 2012 甘 赤 375ml 4,500 ブラケットの 甘 口

28 28 Azienda. Agricola Elio Altare La Morra, Piemonte, Italia エリオ アルターレ 土 地 の 個 性 と 自 分 自 身 を 表 現 したワイン 造 り テリトリーの 復 興 とシステムの 改 革 ランゲは 豊 かさを 手 に 入 れた その 豊 かさと は 家 や 車 醸 造 設 備 ではなく 人 だ 今 では テリトリーを 守 る 為 に 若 者 達 が 手 を 汚 して 働 い ている これこそがランゲの 真 の 豊 かさだ こ れは 進 化 ではない 革 命 だったんだ (エ リオ) 彼 が 成 し 遂 げたのはバローロのモダン 化 ではなく 70 年 代 まで 廃 れていたランゲの 復 興 だった 転 換 点 となったのは76 年 故 マ ッテオ コレッジア 等 と 共 に 行 ったブルゴーニ ュ 視 察 彼 等 は 技 術 を 学 んだだけでなく 当 時 の 仲 買 人 主 導 による 葡 萄 購 入 システムか らの 脱 却 を 決 意 葡 萄 の 質 を 高 め 自 ら 醸 造 しボトリングし 販 売 まで 行 うことで 仲 買 人 に 安 く 買 い 叩 かれた 時 代 を 終 わらせたのだ 農 民 としてのワイン 造 り エリオの 名 刺 には VITICOLTORE( 農 民 )と 記 されている 受 け 継 い だテリトリーを 守 り 引 き 継 いでいく 当 然 自 然 を 尊 重 し 除 草 剤 や 殺 虫 剤 化 学 肥 料 は79 年 より 不 使 用 畑 は 自 ら 丁 寧 に 管 理 している 2006 年 アルボリーナには3 回 雹 が 降 った 葡 萄 は 壊 滅 自 然 を 尊 重 するが 工 夫 はするべきだ 今 ではアルボリーナの 葡 萄 樹 は 雹 の 危 険 性 のある 時 期 にはネットで 覆 われている 子 供 が 死 にそうならば 薬 を 使 ってでも 助 けるだろう?もし 本 当 に 必 要 な 時 がきたら 薬 品 を 使 っ てでもテリトリーを 守 る 30 年 以 上 も 栽 培 醸 造 を 手 掛 けてきた 農 民 らし い 言 葉 だ 確 かに 短 期 間 のマセラシオンや バリックといった 新 しい 技 法 の 導 入 は 早 かった しかし エリオは 農 民 のワインである 事 (できるだ け 自 然 に 醸 造 すること)を 重 要 視 している 例 えば 自 然 派 と 呼 ばれる 造 り 手 も 培 養 酵 母 を 使 用 していることも 多 いが エリオは 自 然 酵 母 のみ 発 酵 をスムーズに 行 う 為 それぞれの 畑 から 早 めに 収 穫 した 葡 萄 の 酵 母 を1 週 間 程 培 養 し 各 キュヴェのスターターに 使 っている 酸 化 防 止 剤 もビオロジコの 規 定 より 圧 倒 的 に 少 ないのだ 偉 大 なワインはシンプルだが 単 純 でない 彼 等 の 代 表 的 クリュがアルボリーナ ラ モッラの 標 高 300m のすり 鉢 状 の 畑 砂 比 率 が 高 めでラ モッラらしい 半 分 は48 年 に 半 分 は89 年 に 植 樹 された アルボリーナの 一 番 良 い 区 画 にはバルベーラが 植 え られていて ここがラリージと 呼 ばれる 実 は 昔 から 一 番 良 い 場 所 には 少 しバルベーラが 植 えられていた 自 分 達 で 一 番 美 味 しいワインを 飲 む 為 の 区 画 だったんだ そして セッラルンガのプルミエ クリュとでも 言 うべき 畑 がチェレッタ ヴィーニャ ブリッコ 標 高 390m で 冷 涼 鉄 やマ ンガンの 比 率 が 高 い チェレッタはジャコモ コンテルノやアゼリア 等 16 の 造 り 手 が 所 有 しているが チェレッタの 上 部 であるチェレッタ ヴィーニ ャ ブリッコは3つの 造 り 手 のみが 所 有 男 らしい 骨 格 のしっかりしたワイ ンだが どこかエリオらしいしなやかさがある 現 在 エリオを 筆 頭 に 娘 シルヴィアとエリオから 絶 大 な 信 頼 を 得 ているる 日 本 人 CYO Tesu さ んが 醸 造 を 担 当 している 69U52 Barolo バローロ Nebbiolo 2008 赤 750ml 12,000 WS91p クリュバローロの1ランク 下 もしくはセカンドバローロといったものではない その 畑 だけで 個 性 を 強 く 主 張 していて その 個 性 をそのまま 表 現 したものがクリュバローロ それ 以 外 の 畑 で それぞれの 村 の 個 性 は 持 ちながら 逆 に それぞれの 村 の 良 さ つまり LA MORRA 村 のエレガントさやSERRALUNGAの 力 強 さ CASTIGLIONEの 力 強 さと 優 しさをバランスよくブレンドしたものがこのワイン 69U53 69U54 69U56 69U49 69U51 69U50 69U48 69U47 69U57 69U58 Barolo "Arborina" バローロ アルボリーナ Barolo "Arborina" 1500ml バローロ アルボリーナ マグナム Barolo "Cerretta Vigna Bricco" バローロ チェレッタ ヴィーニャ ブリッコ Langhe Rosso "Arborina" ランゲ ロッソ アルボリーナ Langhe Rosso "Larigi" ランゲ ロッソ ラリジ Langhe Rosso "La Villa" ランゲ ロッソ ラ ヴィッラ Barbera d'alba バルベーラ ダルバ Dolcetto d'alba ドルチェット ダルバ L'Insieme リンシエメ L'Insieme 1500ml Nebbiolo 2008 赤 750ml 15,800 WS93p Nebbiolo 2008 赤 1500ml 32,000 WS93p ラ モッラ お 椀 形 に 形 成 されているため ミクロクリマが 生 まれやすく ぶどうの 生 長, 熟 成 に 好 影 響 を 与 えてくれる 土 壌 は 砂 質 で そのため ワインは 豊 かな 果 実 香 そしてエレガントな 酸 を 与 えてくれる LA MORRA 村 の 特 徴 をよく 表 してくれる 畑 のひとつである Nebbiolo 2006 赤 750ml 19,800 WSバローロ 特 集 2 位 (96p) セッラルンガ その 名 の 通 り 丘 の 上 に 位 置 し 日 中 いろいろな 方 角 から 日 の 光 を 浴 びる 事 が 出 来 るという 特 徴 がある CERRETTAはGIACOMO CONTERNO 等 16 生 産 者 が 所 有 しているが VIGNA BRICCOをもっている のはALTAREを 含 め3 生 産 者 のみ それだけ 貴 重 な 畑 土 壌 は 粘 土 質 で LA MORRA 村 と 比 べて 鉄 分 等 のミネラルが 多 くなる Nebbiolo 2009 赤 750ml 13,000 バリック18ヶ 月 ラ モッラ 100% 新 樽 のバリックで18ヵ 月 間 熟 成 バローロ アルボリーナとの 違 いはバリック 比 率 と 熟 成 期 間 のみ バローロ アルボリーナは 新 バリッック30%で24ヶ 月 熟 成 後 に 瓶 熟 1 年 熟 成 は2 3 回 使 用 したバリックで4 5ヶ 月 ラ モッラの 畑 の 葡 萄 が 使 われる 樹 齢 は10~30 年 Barbera 2009 赤 750ml 13,000 アルボリーナの 最 も 良 い 区 画 ラ モッラ 100% 新 樽 のバリックで18ヵ 月 間 熟 成 1948 年 に 植 樹 されたバルベーラ アルボリーナの 最 も 良 い 区 画 にある ブライダと 共 に82 年 からバリックでバルベーラを 造 り 始 めたのが このワインの 始 まり Nebbiolo 2009 赤 750ml 13,000 アルボリーナ+ラリジ Barbera ラ モッラ 100% 新 樽 のバリックで18ヵ 月 間 熟 成 89 年 がファーストヴィンテージで 当 時 はモンフォルテのラ ヴィッラの 葡 萄 を 使 用 していた 現 在 ではアルボリーナとラリジのブレンド Barbera 2010 赤 750ml 4,000 Dolcetto 2010 赤 750ml 3,400 ラ モッラとドリアーニの 樹 齢 20~40 年 の 樹 を 使 用 熟 度 と 酸 度 のバランスをみて 収 穫 する 本 当 の 完 熟 は365 日 中 2 日 しかない そのタイミングで 収 穫 することが 重 要 C.S, P.V, Sy 他 [2009] 赤 750ml 10,000 5ユーロ/ 本 が 文 化 遺 産 の 保 護 農 民 の 援 助 後 進 国 の 社 会 援 C.S, P.V, Sy 他 [2009] 赤 1500ml 22,000 助 等 に 寄 付 される リンシエメ マグナム カベルネ40% プティヴェルド5% シラー5% ドルチェット バルベーラ ネッビオーロあわせて50% 3~4 日 間 の 温 度 管 理 の 元 マセラシオン 熟 成 はフランス 産 のバリック( 新 樽 100%)を 使 い 約 15~18ヵ 月 間

29 29 Azienda. Agricola Mario Marengo La Morra, Piemonte, Italia マリオ マレンゴ レ ブルナーテ 最 高 の 畑 からラ モッラらしい 成 熟 したエレガンス ブルナーテで 最 高 の 区 画 を 所 有 私 が 知 っている 中 で 最 高 の 畑 はマレンゴのブルナーテだ これはエリ オ アルターレの 言 葉 ラ モッラの 最 大 の 長 所 である 繊 細 さを 最 も 高 い レ ベ ル で 表 現 することが 可 能 な の は 限 ら れ た 畑 であり その 最 も 重 要 な 畑 がブル ナーテである し っかりとした 骨 格 構 成 を 持 ちながら も まさにテロワー ルでしか 説 明 がつかない 繊 細 さを 持 っている 畑 コート ド ニュイのワイ ンで 稀 に 味 わうことができる どこまでも 丸 く 溶 けるような 甘 味 とそれを 支 える 凛 とした 酸 の 調 和 は 出 会 えることの 少 ない 貴 重 な 個 性 だ 少 し 時 間 は 必 要 だが 時 間 と 共 にその 本 来 のポテンシャルを 感 じさせてくれ るマリオ マレンゴのバローロはイタリア 最 高 峰 のワインに 育 ってきたと 言 って 良 いと 思 う 優 しくエレガントなラ モッラ マリオ マレンゴは1899 年 からボトリングを 開 始 現 在 でも 総 計 3.5ha という 僅 かな 所 有 畑 からブルナーテ(5000 本 )を 中 心 にブリッコ ヴィ オーレ(2800 本 )と1940 年 に 植 樹 された70 年 以 上 の 樹 齢 を 誇 る 貴 重 なワインであるヴェッキア ヴィーニュ ブルナーテ( 年 産 1000 本 )の 3 種 の 単 一 畑 バローロに 加 えて1999 年 に 植 樹 されたバローロ(3000 本 )も 造 っている 全 ての 畑 はラ モッラに 位 置 していて 畑 名 の 入 ってい ないバローロでさえも 非 常 に 優 れた 区 画 に 位 置 している ネッビオーロ ダルバはロエロの 畑 から 造 られる(3000 本 ) バローロに 比 べればシン プルな 仕 上 りだがマレンゴらしさを 感 じさせる 清 涼 感 溢 れるワイン 更 に はカスティリオーネ ファレットに 位 置 する 畑 から 産 するバルベーラ ダ ルバ プニャーネ(3800 本 )はネッビオーロにも 通 ずる 繊 細 さを 持 つ 5 5 年 樹 のドルチェット ダルバ(1500 本 )も 粗 野 な 印 象 は 全 くなくシルキ ーで 柔 らかい 完 成 度 の 高 いワインに 仕 上 がっている ブルナーテからド ルチェットまで 畑 仕 事 からボトリングまで 一 切 妥 協 の 無 いワイン 造 りを しているのがワインから 伝 わってくる まわりの 造 り 手 が 羨 む 健 康 な 土 壌 畑 ではできる 限 り 薬 品 に 頼 らない 葡 萄 樹 の 育 成 に 努 めていて 防 虫 剤 や 防 カビ 剤 は 基 本 的 には 使 わない 全 ての 畑 で 除 草 剤 も 使 わず 雑 草 との 共 存 によって 葡 萄 樹 は 生 育 に 必 要 な 栄 養 素 及 び 水 分 を 求 め まっすぐ 地 中 深 く 根 を 伸 ばす 葡 萄 樹 が 若 い 場 合 や 化 学 肥 料 に 慣 れ ている 葡 萄 樹 は 雑 草 との 競 争 に 敗 れてしまうこともあるそうだが マレン ゴの 畑 ではその 樹 齢 の 高 さと 長 年 の 自 然 な 畑 環 境 に 順 応 している 為 葡 萄 根 は 地 中 15m 以 上 まで 根 を 伸 ばし 色 々な 地 層 からの 栄 養 を 吸 収 することとなる 近 年 の 温 暖 化 に 対 してもこの 深 い 根 は 役 立 っていて 暑 く 乾 燥 した 夏 も 地 中 深 くの 水 分 を 吸 収 することができるので 灌 漑 の 必 要 も 全 く ないのだそう もう1つの 利 点 は 必 然 的 に 収 穫 量 が 減 ること 房 数 は 減 り より 凝 縮 した 健 全 で 強 い 葡 萄 の 収 穫 が 可 能 になると 言 う 3 代 に 渡 って 受 け 継 がれているマレンゴ 家 のワイン 造 り への 拘 りは2001 年 にマリオ 氏 が 亡 くなったのを 機 に 息 子 であるマルコ 氏 に 引 き 継 がれた ラ モッラ 村 にしか 表 現 できないバローロのエレガ ンスを 大 切 にしたい 何 も 変 える 必 要 はない 毎 日 畑 をケアしてあげる ことが 大 切 69J95 Barolo バローロ 新 入 港 Nebbiolo 2007 赤 750ml 7,200 年 産 3000 本 69X47 Barolo バローロ 新 入 港 Nebbiolo 2009 赤 750ml 6,500 年 産 3000 本 ラ モッラの 畑 のみを 使 用 した 畑 名 の 入 っていないバローロ 24ヶ 月 間 バリックにて 熟 成 年 産 3000 本 のみ 69R44 69R43 69R45 69R46 69R47 Barolo "Bricco delle Viole" バローロ ブリッコ デッレ ヴィオーレ 僅 か0.38haの 小 さい 畑 から 造 られる 単 一 畑 バローロ 発 酵 はステンレスタンクで 行 い 熟 成 はフレンチ バリックを 使 用 する 新 樽 は 全 体 の30% 以 下 に 抑 える 69X49 Barolo "Brunate" バローロ ブルナーテ Barolo Vecchie Vigne delle "Brunate" バローロ ヴェッキエ ヴィーニュ デッレ ブルナーテ Barolo Vecchie Vigne delle "Brunate" 1500ml バローロ ヴェッキエ ヴィーニュ デッレ ブルナーテ Nebbiolo d'alba "Valmaggiore" ネッビオーロ ダルバ ヴァルマッジョーレ Nebbiolo d'alba "Valmaggiore" ネッビオーロ ダルバ ヴァルマッジョーレ ヴェッツァ ダルバに 位 置 する 南 向 きの 畑 100% ステンレスタンクで 発 酵 フレンチオークで18ヶ 月 熟 成 ( 新 樽 比 率 30%) K01 69X48 Barbera d'alba "Pugnane" バルベーラ ダルバ プニャーネ Dolcetto d'alba ドルチェット ダルバ Dolcetto d'alba ドルチェット ダルバ Nebbiolo 2008 赤 750ml 7,200 年 産 3000 本 Nebbiolo 2008 赤 750ml 7,800 樹 齢 60 年 ラ モッラ 村 を 代 表 する 優 良 畑 ブルナーテ ブルナーテの 中 でも 最 も 優 れた 区 画 を 持 つのがマレンゴと 言 われる 樹 齢 は60 年 を 越 し 土 壌 は 典 型 的 な 石 灰 岩 を 多 く 含 む 泥 灰 土 日 当 たりは 最 高 で 秋 以 降 のピエモンテ 特 有 のネッビア( 霧 )によるカビ 害 もほとんどない 健 全 な 畑 完 売 Nebbiolo 2008 赤 750ml 12,000 樹 齢 70 年 以 上 完 売 Nebbiolo 2008 赤 1500ml 24,000 樹 齢 70 年 以 上 ラ モッラ 村 を 代 表 する 優 良 畑 ブルナーテ ブルナーテの 中 でも 最 も 優 れた 区 画 を 持 つのがマレンゴと 言 われる その 中 でも 最 も 樹 齢 の 古 い 特 別 な 区 画 の0.38haから 造 られる 樹 齢 は75 年 を 越 し 土 壌 は 典 型 的 な 石 灰 岩 を 多 く 含 む 泥 灰 土 素 晴 らしい 余 韻 完 璧 なバランス 2010 赤 750ml 3,800 ロエロ/ヴァルマッジョーレ 2011 赤 750ml 4,300 ロエロ/ヴァルマッジョーレ 完 売 Barbera 2006 赤 750ml 4,000 Dolcetto 2010 赤 750ml 2,800 Dolcetto 2012 赤 750ml 2,800

30 30 毎 年 120 種 の 醸 造 を 試 す 現 当 主 アルド ヴァイラ 氏 とミ レーナ 婦 人 は 非 常 に 穏 やか でピエモンテは 勿 論 他 の 産 地 の 造 り 手 からも 慕 われる 人 格 者 醸 造 や 栽 培 の 経 験 や 知 識 を 若 い 世 代 に 伝 えること を 重 視 していて 若 い 醸 造 家 達 の 憧 れの 存 在 にもなってい る 現 在 は 息 子 のジュゼッペ も 参 加 し 家 族 経 営 を 続 けている アルド 氏 の 父 親 はワイン 造 りを 仕 事 と はせず 街 で 働 いていた 醸 造 学 校 を 卒 業 後 お 爺 さんが 所 有 してい た 僅 か0.3ha の 畑 と 樽 の 枠 だけを 相 続 しワイン 造 りを 開 始 転 機 はすぐ に 訪 れた 86 年 バローロ 地 区 が 雹 害 でほとんど 全 ての 畑 が 壊 滅 的 な 被 害 を 受 けた 年 だ 大 不 況 の 真 只 中 の 雹 害 で 多 くの 造 り 手 が 廃 業 して いったが 諦 めきれず 借 金 をして 畑 を 買 い 増 したのだと 言 う 今 ではバ ローロ 村 を 中 心 に 各 地 域 の 優 良 畑 を 所 有 している ワインは 葡 萄 の 味 でなくてはいけない 美 味 しいのは 当 然 安 全 で 清 潔 そして 美 しい ものでなければ ならない そしてリンゴジュースを 飲 んだらリンゴの 味 しかしてはいけな いのと 同 じようにバローロを 飲 めばネッビオーロの 味 がすべき 樽 由 来 の 甘 味 やタンニンや 香 も 必 要 ない 現 にヴァイラのバローロは 美 しい 均 整 の 取 れた 酒 質 で 素 直 にフルーツを 感 じさせる 熟 成 と 共 に 妖 艶 さを 増 していくが ネッビオーロらしさは 崩 れない 発 酵 はステンレスタンク ( 一 部 大 樽 ) 自 然 酵 母 でゆっくりと 発 酵 を 進 める タンクのあらゆるとこ Azienda. Agricola G.D.Vajra Barolo, Piemonte, Italia G.D.ヴァイラ 美 味 しいだけでなく 美 しくピュア なものでなければ ろで 糖 分 が 二 酸 化 炭 素 を 造 り 果 帽 を 押 し 上 げることが 重 要 (1 日 に2 回 櫂 入 れを 行 う) ネッビオーロはカベルネやメルローと 違 い 果 汁 にアント シアニンや 色 々な 要 素 ( 香 味 成 分 も 果 皮 に 多 い)を 含 まないのでこのフ ォラトゥーラ( 櫂 入 れ)は 大 切 特 に 樹 齢 の 高 いネッビオーロは 収 量 が 落 ちるだけでなく 果 実 そのものが 小 さくなり 果 汁 に 対 する 果 皮 のバラ ンスが 若 い 樹 と 比 べて 高 くなる より 一 層 フォラトゥーラが 重 要 になって くる 果 皮 比 率 の 高 い 高 樹 齢 のネッビオーロは 多 くの 要 素 をワインに 与 える 高 樹 齢 であれば 過 度 の 抽 出 も 必 要 なく 適 度 なフォラトゥーラ をしてあげるだけでバローロは 偉 大 さを 備 える マルセル ダイスから 移 植 したリースリング アルド 氏 は 様 々な 挑 戦 を 続 けている 醸 造 学 校 の 卒 業 論 文 は 白 ワイ ンにおけるマロラクティック 発 酵 だったそうで 当 時 憧 れていた 品 種 リースリングを 植 樹 ド イツ 系 リースリングと 古 い 友 人 であるマルセ ル ダイスの100 年 以 上 の 畑 から 無 作 為 に 取 った 色 々なクローンを 植 樹 したそう 単 一 クローンでは 複 雑 味 を 産 まないのは 明 ら かマルセル ダイスは 早 くからそれに 気 付 い ていた 当 初 全 く 売 れなかったというリース リングは 今 ではランゲ 地 方 だけでも14の 造 り 手 がリリースする 人 気 品 種 となった ヴァイラは 全 ての 品 種 で 素 晴 しいワインを 造 っている 中 でも ドルチェットは 秀 逸 通 常 は 収 量 が 落 ちる 為 30 年 程 度 で 引 き 抜 かれる がコステは50 年 フォッサーティも27 年 程 度 と 高 樹 齢 ネッビオーロ 同 様 ピュアで 曇 りのないワインでチェリーやスミレの 香 が 爽 やかに 香 るエ レガントなドルチェット 69H48 Barolo "Albe" La Volta, Fossati, Nebbiolo 2006 赤 750ml 6,000 バローロ アルベ Coste di Vergne バローロ 村 のLa Volta, Fossati, Coste di Vergneを 中 心 に 複 数 の 畑 から 収 獲 する 葡 萄 を 使 用 ステンレスタンクで 発 酵 ( 葡 萄 の 状 態 によってだが 例 年 25 日 程 度 のマセラシオン) 熟 成 は 大 樽 で32~34ヶ 月 程 度 この 価 格 ながら 全 ての 葡 萄 は 自 社 畑 からのもの クリュもの 同 様 の 醸 造 によって 生 まれるバローロで 比 較 的 早 くから 楽 しめる 69V53 Barolo "Bricco delle Viole" 新 入 港 Nebbiolo 2008 赤 750ml 9,800 Wine Advocate 96p バローロ ブリッコ デッレ ヴィオーレ 伝 統 的 スタイルのバローロでありながら 繊 細 な 果 実 の 表 現 力 を 持 つ ブリッコ デッレ ヴィオーレはカンティーナのすぐ 上 に 位 置 する 丘 の 上 部 に 広 がる 南 向 き 斜 面 に 位 置 している ここではいつも 葡 萄 が 完 熟 すると 言 う 発 酵 は ステンレスタンク( 葡 萄 の 状 態 によってだが 例 年 25 日 程 度 のマセラシオン) 熟 成 は 大 樽 で42~48ヶ 月 程 度 ネッビオーロはミケとランピアのみを 使 用 (ロゼは 使 用 しない) 69Y13 69Q31 69T43 69H51 Langhe Nebbiolo ランゲ ネッビオーロ Langhe Freisa "Kye" ランゲ フレイザ キエ Barbera d'alba Speriore バルベーラ ダルバ スペリオーレ Dolcetto d'alba ドルチェット ダルバ 大 人 気 のヴァイラのドルチェット 樹 齢 の 高 さと 香 と 酸 を 大 切 にした 造 りで 飲 み 飽 きしない 69J87 69Y17 69Q30 Dolcetto d'alba "Coste & Fossati" ドルチェット ダルバ コステ エ フォッサーティ Langhe Rosso ランゲ ロッソ Langhe Bianco Riesling ランゲ ビアンコ リースリング Langhe Bianco Riesling Nebbiolo 2011 赤 750ml 4, 本 Freisa 2009 赤 750ml 5,800 Wine Advocate 91p フレイザの 最 高 峰 の1つと 言 える この 品 種 はネッビオーロ 以 上 に 良 い 条 件 と 樹 齢 の 高 さ そして 収 量 の 制 限 が 重 要 で 効 率 が 悪 い ヴァイラでは30 年 以 上 の 樹 しか 使 わない 年 によって 葡 萄 の 状 態 が 大 きく 変 わるので 生 産 量 は 安 定 しない 年 産 3000~9000 本 バローロと 比 べても 遜 色 ない 出 来 栄 え 69Y14 ランゲ ビアンコ リースリング 新 入 港 Barbera 2009 赤 750ml 4,800 Dolcetto 2010 赤 750ml 2,800 樹 齢 20 年 以 上 Dolcetto 2010 赤 750ml 3,800 3Stelle/Veronelli コステは 樹 齢 50 年 を 超 える 樹 も 多 い フォッサーティは 樹 齢 26 年 程 度 両 方 ともバローロで 名 高 い 畑 だが この 好 立 地 にドルチェットを 植 えている ドルチェットはチェリーやスミレの 香 がするべき 近 年 の 濃 厚 なドルチェットで はなくフィネスのある 昔 ながらのドルチェット Nb, Do, Ba, Al 各 畑 の 若 い 樹 を 使 って 造 られるカジュアルワイン 余 韻 は 短 いがどんな 料 理 にも 合 わせやすいピエモンテでは 貴 重 なワイン Fr, PN 2011 赤 750ml 2,600 Riesling 2011 白 750ml 4,200 マルセル ダイスから 移 植 Riesling 2012 白 750ml 5,400 マルセル ダイスから 移 植 友 人 であるマルセル ダイスの 畑 から 無 作 為 に 選 んだリースリングを 植 樹 ダイスはオリジナルの 色 々なクローンのリースリングを 混 植 することによってワインが 複 雑 になると 認 識 していて これと 同 じ 考 えを 持 つアルドはドイツのク ローンも 混 植 している 若 いうちは 果 実 が 中 心 だが 熟 成 してこそ 本 領 を 発 揮 する

31 31 Azienda. Agricola Cavallotto Bricco Boschis Castiglione Falletto, Piemonte, Italia カヴァロット ブリッコ ボスキス カスティリオーネ ファレットの 代 表 的 モノポール ブリッコ ボスキス 5 世 代 続 くバローロの 老 舗 中 の 老 舗 カヴァロットは1948 年 から5 世 代 に 渡 っ てカンティーナを 運 営 している 老 舗 古 典 派 バローロと 言 えば 必 ず 名 前 が 挙 がる 名 手 であり 地 元 では 偏 屈 者 として 非 常 に 有 名 なジュゼッペ 氏 が 現 在 の 当 主 カ ンティーナはブリッコ ボスキスの 丘 の 上 部 に 位 置 し 畑 がカンティーナを 取 り 囲 む ように 位 置 している ワインとしてのバラン スに 優 れながらも 力 強 い 酒 質 を 誇 る 豊 富 なタンニンと 鮮 烈 な 酸 今 では 珍 しい 古 典 的 な 味 わいがここにはある ブリッコ ボスキスはカスティリオーネ ファレットを 代 表 する 畑 で 周 辺 の 造 り 手 達 も 羨 む 好 立 地 農 民 としてグリーン ハーヴェストはしたくない 収 穫 量 は32-38hl/ha と 少 ないが これは 樹 齢 の 高 さから 収 量 が 落 ちて いるだけ お 爺 さんも 父 親 も 天 の 恵 みである 果 実 を 切 り 捨 てることに 抵 抗 を 感 じる よって ほとんど 摘 果 を 行 わない グリーン ハーヴェスト( 摘 果 )を 行 えば 凝 縮 感 は 出 せるが そ れはカヴァロットのスタイルではない との 判 断 農 薬 も 使 われないし 除 草 剤 も 一 切 使 用 しない ( 銅 硫 黄 のみ) 自 生 する 雑 草 をある 程 度 まで 生 やし ある 一 定 の 高 さまで 育 つと 手 作 業 で 刈 りとり そのまま 畑 を 耕 すことなく 放 置 しておくという 不 耕 起 栽 培 を 実 践 している 醸 造 所 は 大 きく 変 更 された 収 穫 した 葡 萄 をすみやか に 発 酵 槽 に 受 け 入 れら れるようにスペースがとら れた セラー 内 の 仕 事 は 変 りなく 伝 統 的 なスロヴェ ニアン オークでゆっくりと 熟 成 される 全 ての 作 業 がスムーズに 行 われるよ うになったこと 自 然 農 法 を 導 入 し 時 間 を 経 たことで 葡 萄 の 質 が 上 った こと セラー 内 が 清 潔 に 保 たれていることが 近 年 の 垢 抜 けた 味 わいに 寄 与 している 偉 大 な 畑 ブリッコ ボスキス カヴァロットでは3 種 のバローロを 造 っている 1945,1966 年 に 植 樹 さ れた1.56ha( 南 南 西 向 )のクリュから 産 まれる Barolo Vignolo ブリッ コ ボスキスよりも 低 い 位 置 にあり 優 美 な 甘 味 を 備 えている 他 の2つ のワインよりパワフルでありながら 優 しくクリーミーな 口 当 たり そして カ スティリオーネ ファレットのキャラクターを 素 直 に 表 現 するクリュ San Giuseppe ブリッコ ボスキスの 区 画 の 一 部 であり 最 も 古 い 樹 で73 年 を 越 す 優 れた 区 画 絶 対 的 な 威 厳 を 持 ちカスティリオーネ ファレッ トらしさを 最 大 限 に 発 揮 したカスティリオーネ ファレットを 代 表 する 偉 大 なワイン そして 最 後 にカヴァロットの 代 表 的 ワインである Bricco Boschis ブリッコ ボスキスはヴィラージュワインではない ブリッコ ボ スキスの 畑 (5.04ha 南 東 ~ 南 西 )のみの 葡 萄 を 使 い 色 々な 大 きさの スロヴェニアン オークの 大 樽 で36ヶ 月 間 熟 成 させる しっかりとしたス トラクチャーを 持 った 厳 格 なスタイルのバローロである 69N79 Barolo Bricco Boschis Nebbiolo 2007 赤 750ml 7,500 例 外 的 に 柔 かい 年 バローロ ブリッコ ボスキス カヴァロットを 代 表 する 銘 酒 南 東 から 南 西 までの 畑 の 葡 萄 をブレンドすることにより よりストラクチャーのしっかりしたバローロを 造 り 出 す 69K10 69K07 69W58 69R28 69W59 69U73 Barolo Riserva "San Giuseppe" バローロ リゼルヴァ サン ジュゼッペ Barolo Riserva "Vignolo" バローロ リゼルヴァ ヴィニョーロ Langhe Nebbiolo Bricco Boschis ランゲ ネッビオーロ ブリッコ ボスキス Barbera d'alba Bricco Boschis "Cuculo" バルベーラ ダルバ ブリッコ ボスキス ククロ Langhe Grignolino Bricco Boschis ランゲ グリニョリーノ ブリッコ ボスキス Dolcetto d'alba Bricco Boschis "Scot" ドルチェット ダルバ ブリッコ ボスキス スコット 120 本 Nebbiolo 2004 赤 750ml 12,000 3Stelle/Veronelli 5Grappoli/DUEMILAVINI (エノジェア) 評 価 を 得 ているブリッコ ボスキスの 中 でも 特 に 優 れた 中 腹 部 に 位 置 する 樹 齢 の 高 い 区 画 がサン ジュゼッペ 最 も 力 強 く しっかりとした 骨 格 のバローロらしいバローロが 生 まれる 畑 発 酵 熟 成 はスラヴォ ニア 産 の 大 樽 熟 成 期 間 は5 年 以 上 カヴァロットを 代 表 するキュヴェ 69R30 69P16 Langhe Chardonnay Bricco Boschis ランゲ シャルドネ ブリッコ ボスキス Langhe Bianco Pinot Nero Bricco Boschis ランゲ ビアンコ ピノ ネロ ブリッコ ボスキス Pinot Nero 100% 非 常 に 珍 しいピノ ネロから 造 られるブラン ド ノワール 120 本 Nebbiolo 2004 赤 750ml 12,000 3Stelle/Veronelli 3Bicchiere/Gambero Rosso ブリッコ ボスキスの1つ 南 の 丘 モンプリヴァート コダーナに 隣 接 する 優 良 畑 石 灰 比 率 が 高 く それでいて 地 中 の 粘 土 層 が 保 水 することで 難 しい 年 でも 良 い 結 果 を 残 すことができる 畑 大 樽 で60カ 月 の 熟 成 今 では 数 少 な いバローロ リゼルヴァは 圧 倒 的 な 余 韻 の 広 がりを 味 わうことができる ほとんどバローロと 言 っても 良 いのではないだろうか? 非 常 に 高 い 品 質 比 較 的 若 い 樹 が 使 われる Nebbiolo 2010 赤 750ml 4,800 Barbera 2009 赤 750ml 3,900 Grignolino 2011 赤 750ml 3,800 ブリッコ ボスキス 産 グリニョリーノ Dolcetto 2011 赤 750ml 2,800 Chardonnay 2011 白 750ml 3,300 ブリッコ ボスキスの 下 部 完 売 Pinot Nero 2011 白 750ml 3,300 ピノ ネロの 白

32 32 歴 史 に 残 るバローロにとって 重 要 な 造 り 手 伝 統 的 なバローロの 造 り 手 と 言 えば 必 ず 名 前 の 挙 がる 造 り 手 ジュゼッ ペ マスカレッロ 彼 等 のワインは 他 のどの 造 り 手 のワインとも 違 う ジュ ゼッペ マスカレッロ 独 自 の 味 わいが 確 実 に 存 在 する バルトロ マスカ レッロともジャコモ コンテルノとも 全 く 違 う 世 界 を 経 験 できる 大 袈 裟 で はなくバローロの1つの 完 成 品 1つの 芸 術 品 とも 言 えるのではないだろ うか 1881 年 ジュゼッペ マスカレッロ(1 世 )がモンフォルテ ダルバ に 葡 萄 畑 を 購 入 したことがこのカンティーナの 始 まり 1904 年 には 現 在 でも 単 独 所 有 を 続 けているフラッグシップ モンプリヴァート を 購 入 し た 現 在 ではバローロとモンフォルテ ダルバの 中 間 に 位 置 するモンキ エロの 氷 貯 蔵 庫 をワインセラーに 改 築 しカンティーナとしてカスティリオ ーネ ファレットとモンフォルテ ダルバにまたがって 優 良 畑 を 所 有 して いる 歴 史 と 経 験 がなければ 変 革 はできない 現 在 の 当 主 は3 代 目 マウロ マスカレ ッロ 農 民 としての 経 験 則 に 基 づいた 細 かい 仕 事 には 定 評 があり 伝 統 的 ジ ュゼッペ マスカレッロの 栽 培 醸 造 に おいても 次 々に 改 革 していったことでも 有 名 1970 年 からは 地 域 性 テロワー ルを 更 に 重 視 して 畑 ごとの 醸 造 に 踏 み 切 る これはジュゼッペ マスカレッロの 大 きな 変 革 の1つであった 彼 が 最 重 要 視 するのは 果 実 完 熟 した 果 実 を 最 適 の 状 態 で 収 獲 することが 重 要 薬 品 の 排 除 と 健 康 的 な 土 壌 によって 葡 萄 が 活 き 活 きとしている ことは 勿 論 だ そして 酸 糖 分 更 にはアントシアニンなどの 各 要 素 が Azienda. Agricola Giuseppe Mascarello Castiglione Falletto, Piemonte, Italia ジュゼッペ マスカレッロ 普 遍 的 味 わいモノポール バローロ モンプリヴァート 凝 縮 して 存 在 することもジュゼッペ マスカ レッロのワインにとって 不 可 欠 ジュゼッ ペ マスカレッロのワインは 歴 史 と 経 験 によ って 成 り 立 っている 歴 史 と 経 験 だけが 革 新 を 可 能 にする 栽 培 もマセレーション 瓶 詰 めまでもが 経 験 しなければ 解 らない ことばかりだ (マウロ) 妻 のマリア テレザ が 経 理 他 を 担 当 し 現 在 では1994 年 に アルバ 醸 造 学 校 を 卒 業 した 息 子 ジュゼッ ペ(3 世 )も 栽 培 醸 造 に 参 加 している 実 はDOCG 法 ではモンキエロで 醸 したワイン はバローロと 呼 ぶことができなくなっている しかし 伝 統 的 造 り 手 であるジュゼッペ マスカレッロのみ 例 外 としてモ ンキエロでの 醸 造 を 認 めている それほどまでにバローロにとって 重 要 な 造 り 手 だと 言 う 事 なのだ 最 もエレガントなバローロ モンプリヴァート 彼 等 のワインはドルチェットやバルベーラ フレイザまでもが 驚 くべき 完 成 度 を 誇 っている 妥 協 は 一 切 感 じさせない 気 品 に 溢 れたワインだ バローロに 関 しては 説 明 さえ 必 要 ないのかもしれない 歴 史 的 に 見 ても 重 要 な 畑 ばかりだが やはり 最 重 要 なのはモンプリヴァート 標 高 280 m の 南 西 向 き 斜 面 に 広 がるモノポール 凝 灰 質 泥 灰 質 に 強 い 石 灰 質 が 特 徴 的 で 表 土 が 白 くなっている ネッビオーロはミケとランピアに 少 量 のロゼが 混 じっている この 畑 から 生 まれる 偉 大 な 年 のワインは 丸 み を 帯 びて 各 要 素 が 完 璧 なまでに 調 和 する 口 中 ではいつまでも 太 く 長 く 伸 びていく 69L02 Barolo "Villero" バローロ ヴィレッロ Nebbiolo 2006 赤 750ml 12,800 カスティリオーネ ファレットに 位 置 する 南 西 の 畑 標 高 は280m 1985 年 からマスカレッロ 家 が 所 有 する0.65haの 畑 粘 土 質 石 灰 質 が 主 体 だが 他 の 畑 より 砂 質 の 比 率 が 高 いのが 特 徴 69Y26 69H74 69Y27 69L03 69H77 Barolo "Santo Stefano di Perno" バローロ サント ステファノ ディ ペルノ Barolo "Monprivato" バローロ モンプリヴァート Barolo "Monprivato" バローロ モンプリヴァート Langhe Nebbiolo ランゲ ネッビオーロ Barbera d'alba "Scudetto" バルベーラ ダルバ スクデット モンフォルテ ダルバに 位 置 する1.8haの 南 南 西 を 向 く 畑 1991 年 よりマスカレッロ 家 が 所 有 粘 土 と 砂 質 がバランスよく 混 じり 小 石 が 多 い 畑 新 入 港 Nebbiolo 2006 赤 750ml 16,000 モンフォルテ ダルバに 位 置 する1.69haの 畑 10~30 年 の 樹 が 主 体 だが 中 には60-70 年 の 樹 も 混 じっている 海 に 由 来 する 重 い 砂 が 固 まったものと 粘 土 が 主 体 69H75 69H76 Barbera d'alba "Santo Stefano di Perno" バルベーラ ダルバ サント ステファノ ディ ペルノ Barbera d'alba "Codana" バルベーラ ダルバ コダーナ Nebbiolo 2006 赤 750ml 16,500 3Stelle/Veronelli Wine Spectator 2013 新 入 港 Nebbiolo 2008 赤 750ml 18,500 TOP 100 第 6 位 カスティリオーネ ファレットに 位 置 する 南 西 の 畑 標 高 は280m 1904 年 からマスカレッロ 家 が 所 有 するモノポール レナート ラッティが 作 成 した 最 古 のバローロのクリュを 示 した 地 図 でも 最 良 の 畑 として 紹 介 されている 凝 灰 質 泥 灰 質 に 強 い 石 灰 質 が 特 徴 的 で 表 土 が 白 くなっている ネッビオーロはミケとランピアに 少 量 のロゼが 混 じっている 69P78 69H78 Langhe Freisa "Toetto" ランゲ フレイザ トエット Dolcetto d'alba "Santo Stefano di Perno" ドルチェット ダルバ サント ステファノ ディ ペルノ Nebbiolo 2009 赤 750ml 5,800 Barbera 2006 赤 750ml 5,800 Barbera 2006 赤 750ml 6,800 モンフォルテ ダルバに 位 置 する1.69haの 畑 10~30 年 の 樹 が 主 体 だが 中 には60-70 年 の 樹 も 混 じっている 海 に 由 来 する 重 い 砂 が 固 まったものと 粘 土 が 主 体 Barbera 2007 赤 750ml 7,800 モンプリヴァートに 隣 接 カスティリオーネ ファレットに 位 置 する 南 西 の 畑 標 高 は270m 0.38ha 土 壌 はモンプリヴァートとほとんど 変 わらない 特 筆 すべきは 樹 齢 100 年 を 超 える 樹 がほとんどで 収 量 は 極 端 に 少 ないが 驚 くほどの 深 みを 持 ってい る 長 期 熟 成 にも 耐 えるが 若 いうちの 楽 しめる カスティリオーネ ファレットに 位 置 する0.68haの 畑 北 西 を 向 く 畑 フレイザにしては 非 常 に 高 い25 年 以 上 の 樹 齢 新 入 港 Freisa 2006 赤 750ml 3,800 熟 成 させたフレイザ 完 売 Dolcetto 2009 赤 750ml 3,800 モンフォルテ ダルバに 位 置 する1.69haの 畑 10~30 年 の 樹 が 主 体 だが 中 には60-70 年 の 樹 も 混 じっている 海 に 由 来 する 重 い 砂 が 固 まったものと 粘 土 が 主 体

33 33 僕 は 後 悔 しているモダニスト バローロにおいてプリンチピアーノほど 劇 的 な 変 化 を 遂 げた 造 り 手 を 他 に 知 らない 90 年 代 バローロで 起 こった 一 大 革 命 ランガローラのヌー ヴェルバーグ( 日 本 ではバローロ ボーイズでしょうか)によって 現 当 主 フ ェルディナンドはモダン バローロとして 人 気 を 博 した でも 何 かが 違 った 大 切 に 育 てた 葡 萄 をいじくりまわすような 仕 事 は 違 うと 漠 然 と 感 じていた 年 除 草 剤 薬 剤 の 使 用 を 一 切 取 り やめる 現 在 では 銅 と 松 脂 を 混 ぜ たものと 硫 黄 ( 市 販 されているものではなく 鉱 山 から 採 ったもの)のみを 使 用 2005 年 にはバリックの 使 用 を 中 止 更 には 短 期 間 の 抽 出 を 可 能 にするロータリーファーメンテーターを 売 却 そのお 金 でスロヴェニア ン オークの 大 樽 を 導 入 する 当 時 のワインは 短 期 間 で 抽 出 すること で 凝 縮 しながらもフルーティーだった でも 偉 大 さが 無 かった 茎 ごとの 葡 萄 を 足 で 踏 んで 発 酵 しかし モダン バローロの 功 績 はある 意 味 では 大 きなものだった 20 年 前 10 人 中 2 人 しかバローロを 知 らなかったが 現 在 では10 人 中 8 人 がバローロを 認 知 している でも 現 在 バローロを 知 っている8 人 の 中 で 本 物 のバローロを 知 っている 人 はいるのかな?20 年 前 バローロを 知 っていた2 人 は 本 物 のバローロを 知 っていたよ 今 ではプリンチピアー ノのような 繊 細 さを 持 ったバローロはバローロの 一 般 的 イメージとは 違 っ てしまったようだが フェルディナンドは30 年 前 のブルゴーニュのように アフターの 繊 細 さ 長 さを 持 った 偉 大 なワイン を 造 りたいのだと 言 う 彼 の 挑 戦 はこれだけではない 自 然 酵 母 のみでの 発 酵 は 勿 論 トップ Azienda. Agricola Principiano Monteforte d'alba, Piemonte, Italia プリンチピアーノ 本 物 のセッラルンガ バローロ ボスカレート キュヴェ ボスカレート ではトノーを 立 てて 茎 ごと 葡 萄 を 投 入 足 で 踏 ん で 発 酵 を 促 す 現 在 では 茎 を 取 り 除 くけど 昔 の 農 民 は 茎 ごと 発 酵 さ せないと 発 酵 がスムーズに 進 まないと 言 っていた その 通 りだった ワイ ンは 不 思 議 とフィネスを 得 るようになった 凝 縮 感 やタンニン 量 が 偉 大 さではない 若 いうちからフィネスを 感 じさせ 熟 成 と 共 に 深 みを 増 して いくのが 偉 大 なワイン ボスカレートにはそれがある カッシーナ フランチャの 真 下 バローロ ボスカレート ボスカレートはセッラルンガを 代 表 する 畑 カッシーナ フランチャの 真 下 バローロ エリアの 境 界 線 にある 標 高 は 一 番 低 いところで320m(カン ヌビやブッシアよりも 高 い) 最 も 高 いところでは400m を 超 える バロ ーロ エリアの 境 界 線 であるゆえに 森 と 隣 接 している よってここには 鹿 や 猪 も 住 んでいて 葡 萄 以 外 の 生 態 系 が 存 在 する 実 はこれが 葡 萄 に とって 最 も 重 要 なこと 石 灰 比 率 が 高 いのも 特 徴 で 畑 の 横 から 湧 く 井 戸 は 石 灰 が 白 く 凝 固 していた 上 部 は 石 灰 と 砂 質 が 強 すぎて 痩 せてい る 為 時 々 鶏 糞 を 撒 くこともあるが 基 本 的 には 自 家 製 の 枝 とヴィナッチ ャから 作 られるコンポストのみ 除 草 剤 を 使 わなくなった 畑 では 色 々な 植 物 が 自 生 豆 が 窒 素 を 与 え 行 き 過 ぎれば 小 麦 が 窒 素 を 吸 収 する といったように 土 壌 のバランスをとる ボスカレートで 偉 大 なバローロ を 造 りたい 自 然 なアプローチはその 為 に 重 要 ただ 僕 は 自 然 なワイン を 造 りたいわけじゃない 醸 造 も 自 然 酵 母 だし 余 計 なことはしない S O2も 最 小 限 でも 醸 造 所 はカビが 生 えてはいけないし 埃 まみれでは いけない 偉 大 なワインには 清 潔 感 が 必 要 何 もしないことは 良 いこと ではないんだ 元 々 バローロは 凝 縮 度 を 誇 るものではなかったはずだ 細 さ 余 韻 残 り 香 じんわりとした 旨 み 染 み 入 るような 繊 細 さこそが バローロなのだし ブルゴーニュにも 通 ずる 偉 大 さ なのだろう 69T84 Barolo "Serralunga" Nebbiolo 2009 赤 750ml 5,200 ボスカレートの 若 い 樹 バローロ セッラルンガ セッラルンガ ボスカレートの 一 部 3.5haの 若 い 樹 齢 の 樹 を 使 用 酸 化 防 止 剤 を 添 加 せず 野 生 酵 母 のみで 発 酵 約 1ヶ 月 マセレーションの 後 24ヶ 月 20~40ヘクトリットルの 大 樽 で 熟 成 69V03 69K83 69V59 69V04 Barolo "Ravera" バローロ ラヴェラ Barolo "Boscareto" バローロ ボスカレート Barolo "Boscareto" バローロ ボスカレート Langhe Nebbiolo "Coste" ランゲ ネッビオーロ コステ 36 本 Nebbiolo 2009 赤 750ml 7,800 モンフォルテ/ミケ 種 のみ モンフォルテ ダルバ 樹 齢 50 歳 を 超 える0.6haの 小 さな 畑 ネッビオーロの 中 でも 古 いクローンのミケ 種 のみを 用 いて 造 られる 徐 梗 された 後 酸 化 防 止 剤 を 添 加 せず 野 生 酵 母 のみで 約 1ヶ 月 マセレーション 24ヶ 月 間 400リットルの 樽 で 熟 成 させた 後 ボトルで 熟 成 生 産 本 数 2000 本 69X42 69K80 Barbera d'alba "Laura" バルベーラ ダルバ ラウラ Barbera d'alba "La Romualda" バルベーラ ダルバ ロムアルダ Nebbiolo 2006 赤 750ml 11,500 カッシーナフランチャに 隣 接 Nebbiolo 2007 赤 750ml 12,000 カッシーナフランチャに 隣 接 セッラルンガ ボスカレートの 中 でも 南 西 向 きの 最 上 の 区 画 樹 齢 は40 年 以 上 早 くても10 月 の 初 旬 まで 完 熟 を 待 つ 徐 梗 せず 足 で 踏 み 潰 したブドウは 酸 化 防 止 剤 やセレクション 酵 母 の 添 加 を 行 わず 葡 萄 の 出 来 によ り40 日 ~90 日 間 のマセレーション 30ヶ 月 間 30ヘクトリットルの 大 樽 での 熟 成 を 経 た 後 ボトルで 熟 成 される 生 産 量 約 4000 本 標 高 350mの 畑 で 樹 齢 40 歳 以 上 のレ コステ 畑 でも 南 西 向 きと 南 東 向 きの2 区 画 あわせて1haの 区 画 の 葡 萄 に 若 干 ボスカレートの 葡 萄 を 加 えて 造 られる 69T85 69Y19 69Y20 Dolcetto d'alba "St. Anna" ドルチェット ダルバ サンタンナ Langhe Freisa "Chila" ランゲ フレイザ キーラ Moscato Passito "Leo" モスカート パッシート レオ Nebbiolo 2012 赤 750ml 3,000 樹 齢 40 年 Barbera 2011 赤 750ml 2,800 モンフォルテ ダルバ 標 高 300m 以 上 樹 齢 30 年 以 上 の 約 1.5haの 畑 南 西 向 き 酸 化 防 止 剤 を 添 加 せず 野 生 酵 母 のみで20 日 間 マセレーション 10ヶ 月 ステンレスタンクで 熟 成 Barbera 2009 赤 750ml 6,800 樹 齢 60 年 モンフォルテ ダルバ 0.7haの 畑 樹 齢 は 約 60 年 30~60 日 間 のマセレーション 酸 化 防 止 剤 を 添 加 せず 野 生 酵 母 のみ 大 樽 で20ヶ 月 熟 成 年 産 1800 本 Dolcetto 2011 赤 750ml 2,800 樹 齢 40 年 モンフォルテ ダルバ 標 高 400m 以 上 の2つの 畑 ( 合 計 約 2ha) サンタンナ(サンタアンナ)とサン マルティーノの 樹 齢 40 年 以 上 の 樹 を 使 用 ステンレスタンクによる10ヶ 月 の 熟 成 モンフォルテ ダルバ 標 高 500m 3 週 間 のマセラシオン 発 酵 熟 成 共 にステンレスタンクのみ ボトリング 時 のみSO2を 若 干 添 加 する エッツィオ チェリューティに 師 事 し 造 られたモスカート パッシート アルコール 度 数 は4 度 と 低 くなっている 新 入 港 Freisa 2011 赤 750ml 2,800 Chila= 彼 女 新 入 港 Moscato 2009 赤 375ml 5,800 Leo= 息 子 の 名 前

34 34 Azienda. Agricola Roagna Barbaresco, Piemonte, Italia ロアーニャ プレ フィロキセラ バローロ ロッカ エ ラ ピラ Roagna non cambia/ロアーニャは 変 らない 現 当 主 ルーカ ロアーニャは 専 門 誌 の インタビューにこう 答 えていた 僕 たち は 一 世 紀 半 以 上 前 から 全 く 変 わって ない 今 後 も 変 わることはないだろう それはワインに 対 する 哲 学 というよりは 人 生 の 選 択 なのだと 思 う テクノロジー に 助 けられることがあることは 認 めるし 必 要 があればある 程 度 取 り 入 れるのは 理 解 できるけど あくまで この 土 地 の 個 性 を 最 大 限 に 表 現 する 方 法 であり 葡 萄 の 独 自 性 の 追 求 に 有 効 である 場 合 にのみに 限 られるべきだ 現 当 主 の ルーカから 遡 ること5 世 代 ヴィンチェ ンツォ ロアーニャがバルバレスコの 村 の 中 心 にワイナリーを 開 いたのがロアー ニャの 始 まり ルーカのおじいさんであるジョヴァンニが 現 在 醸 造 所 を 構 えるパリエリ 地 区 (ピエモンテの 方 言 でパイエ)にネッビオーロに 最 も 適 したテロワールだとして 拠 点 を 移 した 更 にルーカの 父 アルフレッド が1990 年 にカスティリオーネ ディ ファッレート 村 のロッケ 地 区 500 年 以 上 の 歴 史 を 持 つカッシーナ ピラを 購 入 したことで バローロの 生 産 にも 乗 り 出 した 50 年 以 上 の 樹 齢 でないと 本 物 のバローロはできない 畑 では100 年 以 上 前 から 化 学 肥 料 は 勿 論 有 機 肥 料 も 一 度 も 使 っ たことがない(ボルドー 液 のみ 局 地 的 に 使 用 ) 春 先 に 刈 り 込 まれる 下 草 がその 役 割 を 十 分 に 果 たしてくれるのだそう 様 々な 雑 草 やハーブ 葡 萄 以 外 の 植 物 との 共 存 がより 複 雑 な 自 然 環 境 を 生 み 出 し 病 害 や 害 虫 への 耐 性 も 自 然 に 備 わってくるのだとい う セラーに 入 っても 考 え 方 は 変 わらない 150 年 前 から 全 く 変 わらぬ 醸 造 勿 論 亜 硫 酸 以 外 の 一 切 の 添 加 物 を 使 用 せず(SO2の 添 加 は 瓶 詰 時 のみ 発 酵 時 はなし) 野 生 酵 母 のみで 醗 酵 100 日 にも 及 ぶ 長 期 のマセレーションという 今 時 珍 しい 造 り また 彼 等 の 特 徴 は 熟 成 期 間 の 長 さ 世 の 中 に 出 回 っているほとんどのネッビオーロが その 本 当 の 個 性 を 発 揮 できる 前 に 消 費 され 誤 った 評 価 を 受 けてしまう これ ではネッビオーロの 良 さは 伝 わらない バローロ ラロッカ エ ピラ Ris19 95は14 年 間 樽 で 寝 かされたワイン 当 初 8 樽 あった 樽 は 瓶 詰 時 には 蒸 発 により7 樽 に 減 っていたそうだ こんなにも 長 い 樽 熟 成 を 経 て 出 荷 されるワインは 他 にある だろうか?また 彼 等 の 畑 は 非 常 に 樹 齢 が 高 い ほとんどの 畑 が60 年 以 上 樹 齢 の 高 い 畑 では1 00 年 樹 がざらに 存 在 す る ネッビオーロの 本 当 の 力 を 表 現 するには 最 低 でも50 年 以 上 の 樹 齢 が 必 要 30 年 樹 はまだ 赤 ちゃんだよ 砂 質 土 壌 のバローロ 彼 等 のワインの 中 でも 特 徴 的 で 貴 重 な 畑 がバローロ ラ ピラ 粘 土 質 土 壌 が 主 体 のバローロにおいてカッペラーノが 所 有 する 一 部 の 畑 とロア ーニャが 所 有 するこのロッカ エ ラ ピラだけが 砂 質 土 壌 となっている 砂 質 土 壌 のネッビオーロは 構 成 が 全 く 違 う 骨 格 ではなく 豊 潤 な 香 で 飲 み 応 えを 感 じさせてくれる 砂 質 は 大 きく2 種 類 存 在 する 黒 く 重 い 砂 層 は 海 底 が 隆 起 した 層 ( 砕 き 香 を 嗅 ぐと なんと 磯 の 香 がする) 白 く 軽 い 砂 層 は 石 灰 を 多 く 含 んでいる 層 でアルプスに 由 来 する 層 ワイン は 石 灰 層 からのミネラル 感 と 磯 の 香 に 通 じるヨード 的 なニュアンスを 持 っている プレ フィロキセラ/ 第 二 次 世 界 大 戦 以 前 のネッビオーロ そして この 畑 の 最 大 の 特 徴 はフィロキセラの 被 害 を 受 けず 自 根 の 状 態 で 古 代 のネッビオーロが 生 きていること ( 第 二 次 世 界 大 戦 以 前 の 葡 萄 樹 も 存 在 する)クローンのコントロールもなされず 樹 が 死 滅 すれば 隣 の 樹 の 枝 を 一 度 地 中 に 通 し 自 然 に 根 を 張 らせることで 独 自 の 自 然 環 境 を 守 っている これはマルゴッタ(プロヴィナージュ)と 呼 ばれる 手 法 で 通 常 は 根 が 生 えて2 3 年 で 親 樹 から 切 り 離 されるが ロアーニャでは20 年 以 上 親 樹 から 切 り 離 されない それに よって 若 い 樹 であっ ても 親 樹 の 根 から 地 中 の 養 分 やミネラル を 吸 い 上 げるのだと いう 砂 が 押 し 固 められたこの 土 壌 では 薬 剤 は 絶 対 使 えない 使 えば 雑 草 の 根 が 土 を 支 えられなくなり 土 壌 は 崩 れてしまう 砂 質 は 窒 素 が 極 端 に 少 ない それにも 関 らず 有 機 肥 料 なども 必 要 としないのは 森 林 に 囲 まれた 畑 であることで 色 々な 植 物 が 自 生 している 為 に 十 分 な 栄 養 を 得 ることができるから 更 に この 砂 と 石 灰 岩 だけの 貧 しい 土 壌 で は 葡 萄 の 育 成 が 極 端 に 遅 くなる その 分 葡 萄 は 複 雑 味 を 増 していく

35 35 69T33 Barbaresco "Paje" バルバレスコ パイエ Nebbiolo 2007 赤 750ml 8, 年 以 上 ロアーニャ 家 が 所 有 する 南 / 南 西 向 きの 急 斜 面 に 位 置 するバルバレスコ 村 パイエ 区 画 の3ヘクタールに 満 たない 畑 69T38 69T36 69A65 69T31 69T34 69T39 69T37 69T32 Barbaresco "Asili" バルバレスコ アジリ Barbaresco "Montefico" バルバレスコ モンテフィーコ Barbaresco "Crichet Paje" バルバレスコ クリケット パイエ Barolo "La Pira" バローロ ラ ピラ Barbaresco "Paje" Vecchie Vigne バルバレスコ パイエ ヴェッキエ ヴィーニュ Barbaresco "Asili" Vecchie Vigne バルバレスコ アジリ ヴェッキエ ヴィーニュ Barbaresco "Montefico" Vecchie Vigne バルバレスコ モンテフィーコ ヴェッキエ ヴィーニュ Barolo "La Pira" Vecchie Vigne バローロ ラ ピラ ヴェッキエ ヴィーニュ 完 売 Nebbiolo 2006 赤 750ml 12,000 最 も 歴 史 あるクリュの1つで 間 違 いなく 最 上 の 畑 である その 強 い 石 灰 質 により 最 も 男 性 的 なバルバレスコを 生 み 出 す ロアーニャ 家 所 有 は0.22ヘクタールのみ 69T35 Opera Prima XVIII オペラ プリマ 18 バルバレスコ パイエの 樹 齢 60 年 以 上 の 樹 を 使 用 2004 年 と2005 年 のブレンド Langhe Rosso ランゲ ロッソ 完 売 Nebbiolo 2006 赤 750ml 12,000 アジリとともに 重 要 な 歴 史 あるクリュのひとつでアジリと 比 べるとよりエレガントな 酒 質 に 仕 上 がる 畑 南 西 向 きのマール 質 を 多 く 含 む 石 灰 質 土 壌 ロアーニャ 家 所 有 は0.24ヘクタールのみ 69P49 Langhe Bianco ランゲ ビアンコ Dolcetto d'alba ドルチェット ダルバ Nebbiolo 2000 赤 750ml 24,000 パイエの 上 部 7 列 の 区 画 特 別 なヴィンテージのみに 造 られるロアーニャ 家 のトップキュヴェ 伝 統 的 なバルバレスコの 最 高 の 姿 を 純 粋 な 形 で 体 現 バルバレスコ 村 の 石 灰 質 の 泥 灰 土 壌 は 偉 大 な 骨 格 と 桁 外 れに 強 いタンニンを 贈 ってくれる クリケッ ト パイエに 使 用 される 葡 萄 はパイエの 区 画 の 最 上 部 の7 列 で 更 に その7 列 の 中 から 葡 萄 樹 1つ1つを 選 別 して どの 樹 をクリケット パイエにするか 確 定 させると 言 う セッラルンガに 位 置 する 砂 地 の 畑 でほぼ 全 ての 葡 萄 が 自 根 プロヴィナージュでプレ フィロキセラのネッビオーロを 保 存 している Nebbiolo 2007 赤 750ml 8,900 プレ フィロキセラ Nebbiolo 2007 赤 750ml 14,800 4Bottiglie/L'espresso Nebbiolo 2007 赤 750ml 14,800 3Bicchiere/Gambero R 5Bottiglie/L'espresso Nebbiolo 2007 赤 750ml 14,800 5Bottiglie/L'espresso Nebbiolo 2007 赤 750ml 14,800 5Bottiglie/L'espresso Nebbiolo (04/05) 赤 750ml 11,000 パイエの 古 樹 のみ 4 月 予 定 Nebbiolo 2008 赤 750ml 100%Nebbiolo このワインとバローロ バルバレスコの 違 いは 樹 齢 だけ 樹 齢 20 年 以 下 のブドウ 樹 は 根 がまだ 短 く 複 雑 味 を 帯 びることは 不 可 能 だから 2003 年 ヴィンテージのマセレーション 期 間 は35~40 日 Ch, Ne 2011 白 750ml 2,600 シャルドネ+ネッビオーロ 90%Chardonnay 10%Nebbiolo ネッビオーロのモストとシャルドネは 皮 ごと 木 樽 で 野 生 酵 母 のみ 酸 化 防 止 剤 の 使 用 量 はきわめて 少 量 で 他 の 全 てのワインと 同 様 ノンフィルター 4 月 予 定 Dolcetto 2012 赤 750ml 2008 年 ヴィンテージは 葡 萄 の 葉 が 落 ち 始 めてから 収 穫 するという 特 徴 的 な 年 となった これは 樹 がその 植 物 サイクルを 完 遂 したとい 点 からも 重 要 このような 年 は1958 年 に 一 度 きりということ 樹 齢 は 平 均 45 年 パイエ 畑 とア ジッリの 一 部 の 畑 のドルチェットが 使 用 されている 野 生 酵 母 のみ 35 日 間 のマセレーション

36 36 Azienda. Agricola Rabaja di Bruno Rocca Barbaresco, Piemonte, Italia ラバヤ ディ ブルノ ロッカ バルバレスコの 畑 ごとのポテンシャルを 引 き 出 すワイン 造 り ブルゴーニュの 影 響 歴 史 は 浅 く 1950 年 代 前 半 に 現 当 主 ブルノの 父 フランチェス コと 母 マリア アデライドがバルバ レスコ 村 中 心 部 から 現 在 のラバ ヤの 地 に 移 住 したのが 始 まり 当 初 は 葡 萄 栽 培 農 家 として 協 同 組 合 や 近 隣 のカンティーナに 葡 萄 の 段 階 で 販 売 していた 父 が 亡 くなりブルノに 代 替 わりとな った81 年 にボトリングを 開 始 3 0 年 の 歴 史 しか 持 たない 若 い 造 り 手 ながら 今 や 他 の 造 り 手 達 も 認 め るバルバレスコを 代 表 する 造 り 手 となった ブルノとの 会 話 の 中 にはブ ルゴーニュという 言 葉 が 何 度 も 出 てくる 30 年 前 バルバレスコにはテ ロワールという 概 念 がなく 畑 ごとの 土 壌 の 違 いやミクロクリマの 違 いをワ インに 表 現 するという 考 えを 持 った 造 り 手 は 皆 無 だったという ブルノは 年 に 数 回 ブルゴーニュに 渡 り 土 壌 の 扱 い 方 栽 培 醸 造 までを 学 ん だそう バリックの 導 入 もブルゴーニュの 影 響 だ でも 勘 違 いしないで 欲 しい バリックの 香 は 大 嫌 い 葡 萄 に 力 があるからバリックが 必 要 にな る これは 自 然 なことだ バリックの 風 味 ではない バリックの 酸 素 供 給 能 力 が 必 要 になる 36ヶ 月 以 上 熟 成 乾 燥 させたバリックは 香 もタン ニンも 控 えめ 酸 素 をある 程 度 供 給 しながら 発 酵 熟 成 させることだけ が 重 要 なんだ 銅 は 酸 度 を 下 げるからほとんど 使 わない ブルノは 多 くのことを 実 際 のワインで 試 している 一 時 期 はロータリーフ ァーメンターを 活 用 し 速 やかな 抽 出 と 色 素 の 安 定 に 取 り 組 んだことも あったが 現 在 では 縦 型 ステンレスタンクでの 発 酵 に 戻 している 横 型 の 発 酵 容 器 では 果 帽 が 常 にワインに 漬 かっている 状 態 になり 調 整 が 効 かないが 縦 型 であれば 果 帽 が 上 部 で 完 全 にはワインに 漬 からず ル モンタージュの 仕 方 回 数 によって 調 整 ができる 一 方 畑 では 化 学 肥 料 は 一 切 使 用 されない 近 年 ではボルドー 液 も 使 用 しないという ボルドー 液 の 毒 性 は6ヶ 月 以 上 もの 間 畑 に 残 留 するが 我 々が 使 っ ている 天 然 硫 黄 は2 週 間 で 土 に 戻 る 大 きな 違 いだと 思 わないか?そ れにボルドー 液 の 主 原 料 である 銅 はネッビオーロの 命 である 酸 度 を 下 げることに 繋 がる トゥーフォ( 青 い 石 灰 )から 生 まれるラバヤ 畑 はラバヤを 中 心 にネイヴェ 側 のコパロッサ クラ 更 にはトレイゾにも 少 し 持 っている 全 ての 畑 はクリュを 名 乗 れる 区 画 であり なんとベースのバルバレスコも 全 てクリュの 葡 萄 が100% 使 われている 最 も 重 要 な 畑 ラバヤ はトゥーフォと 呼 ば れる 石 灰 質 の 堆 積 土 壌 であり 特 に 珪 素 が 強 く 他 の 土 壌 より 青 がかった 色 調 が 特 徴 的 南 西 向 きで 日 照 量 が 最 も 多 い 畑 で 盆 地 上 になっている 下 部 にはタナロ 川 が 流 れ ていて 川 から 年 間 を 通 じてこの 盆 地 を 冷 たい 風 が 吹 き 抜 けていくのだそうで この 風 がカビや 病 気 から 葡 萄 を 守 って くれる 理 想 的 環 境 ワインはしっかりとした 骨 格 を 持 ち 大 き なワインに 仕 上 がる 一 方 ネイヴェに 位 置 するコパロッサ は 砂 質 と 小 石 が 多 い 土 壌 で 粘 土 比 率 が 極 端 に 低 くなる 骨 格 では 劣 るが 芳 香 の 広 がりや 可 憐 さではラバヤ 以 上 の ワインに 仕 上 がるという 69R96 Barbaresco バルバレスコ 3 月 予 定 Nebbiolo 2009 赤 750ml 7,000 単 一 畑 "クラ" 主 体 69X59 Barbaresco バルバレスコ 新 入 港 Nebbiolo 2010 赤 750ml 7,800 単 一 畑 "クラ" 主 体 69X60 Barbaresco 1500ml バルバレスコ マグナム 12 本 Nebbiolo 2010 赤 1500ml 16,000 単 一 畑 "クラ" 主 体 ラバヤ コパロッサ クラからの 葡 萄 のみで 造 られる クリュ 以 外 の 葡 萄 は 一 切 使 われていない 若 い 区 画 の 葡 萄 や 熟 成 段 階 で 樽 から 試 飲 しクリュの 品 質 スタイルにはそぐわないと 判 断 したものをブレンドしたもの 毎 年 非 常 に 完 成 度 が 高 く お 買 い 得 なワイン 69V43 69V44 69X61 69L56 69L57 69S44 69R97 69V45 69V46 Barbaresco "Coparossa" バルバレスコ コパロッサ Barbaresco "Rabaja" バルバレスコ ラバヤ Barbaresco "Rabaja" 1500ml バルバレスコ ラバヤ ダブル マグナム Barbaresco "Maria Adelaide" バルバレスコ マリア アデライデ Barbaresco "Maria Adelaide" 1500ml バルバレスコ マリア アデライデ マグナム Langhe Nebbiolo ランゲ ネッビオーロ Babarbera d'alba バルベーラ ダルバ Babarbera d'asti バルベーラ ダスティ Dolcetto d'alba "Trifole" ドルチェット ダルバ トリフォレ Nebbiolo 2009 赤 750ml 11,000 砂 質 = 芳 香 ネイヴェに 位 置 するコパロッサは 砂 質 と 小 石 が 多 い 土 壌 で 粘 土 比 率 が 極 端 に 低 くなるというネイヴェでは 珍 しい 畑 軽 い 土 壌 で 水 はけが 良 く 毎 年 安 定 的 に 高 いレベルに 達 する 骨 格 ではラバヤに 劣 るが 芳 香 の 広 がりや 可 憐 さではラバヤ 以 上 のワインに 仕 上 がるという 69X58 Langhe Chardonnay "Cadet" ランゲ シャルドネ カデ Nebbiolo 2009 赤 750ml 12,000 3Bicchiere/Gambero R 3 本 Nebbiolo 2010 赤 1500ml 56,000 石 灰 ( 珪 素 ) 最 も 重 要 な 畑 ラバヤ はトゥーフォと 呼 ばれる 石 灰 質 の 堆 積 土 壌 であり 特 に 珪 素 が 強 く 他 の 土 壌 より 青 がかった 色 調 が 特 徴 的 南 西 向 きで 日 照 量 が 最 も 多 い 畑 で 盆 地 上 になっている 下 部 にはタナロ 川 が 流 れていてタ ナロ 川 から 年 間 を 通 じてこの 盆 地 を 冷 たい 風 が 吹 き 抜 けていく この 風 がカビや 病 気 から 葡 萄 を 守 ってくれる 理 想 的 環 境 ワインはしっかりとした 骨 格 を 持 ち 大 きなワインに 仕 上 がる 60 本 Nebbiolo 2007 赤 750ml 15,000 3Bicchiere/Gambero R 36 本 Nebbiolo 2007 赤 1500ml 30,000 3Bicchiere/Gambero R 現 当 主 ブルノの 母 親 の 名 前 を 冠 した 最 上 級 キュヴェ 2001 年 が 最 初 のヴィンテージで の4ヴィンテージしか 生 産 されていない 通 常 のキュヴェ 以 上 にマセラシオン 期 間 を 長 く 取 り 長 期 熟 成 を 目 的 に 造 っ ている 特 に 区 画 を 決 めている 訳 ではなく その 年 の 最 も 素 晴 らしい 区 画 の 葡 萄 で 造 る 3 月 予 定 Nebbiolo 2010 赤 750ml 3,600 Barbera 2010 赤 750ml 4,200 3 月 予 定 Barbera 2010 赤 750ml 4,200 Dolcetto 2012 赤 750ml 3,000 新 入 港 Chardonnay 2012 白 750ml 4,800

37 37 ほとんど 情 報 公 開 されないカンティーナ 1952 年 マリオ ミヌートに よってモッカガッタに 設 立 さ れた 現 在 はマリオ 氏 の 息 子 セルジオとフランコによっ て 運 営 されている 所 有 畑 は12ha で3つのクリュ バ ルバレスコを 中 心 にピエモ ンテで 最 もエレガントなシ ャルドネ と 称 される 白 ワイ ンも2 種 造 っている カンティーナの 真 正 面 にはガヤの 畑 が 広 がってい る モダン? 僕 等 が?バリックは 使 うが 酸 素 供 給 の 為 に 必 要 だから 使 うだけ ガヤの 畑 は 縦 に 葡 萄 列 が 並 んでいるだろう あれは 畑 に 機 械 を 入 れて 作 業 をする 為 だ 僕 等 は 全 てが 手 作 業 モダンなものか 最 高 の 畑 ブリック バリン 最 も 重 要 なワインはバルバレスコ 村 に 位 置 するバルバレスコ ブリック バリン 青 みがかった 泥 灰 土 で 石 灰 質 が 豊 富 に 含 まれる 南 西 を 向 き 日 当 たりは 良 好 樹 齢 は 最 も 古 い 区 画 で60 年 を 超 える 発 酵 は 縦 型 ステンレスタンクで 比 較 的 低 目 の 温 度 で 行 われる 熟 成 はバリックに 移 して 最 低 18ヶ 月 その 後 ボトル Azienda. Agricola Moccagatta Barbaresco, Piemonte, Italia モッカガッタ 最 高 の 完 成 度 を 誇 るバルバレスコのクリュごとの 個 性 内 熟 成 を 経 て 出 荷 される 元 々バランスに 優 れた 畑 であるが 樹 齢 の 高 さと 完 熟 度 からか モッカガッタの ブリック バリンは 力 強 い タンニン 量 も 多 く 長 い 熟 成 にも 耐 える ブリック バ リンは 素 晴 らしい 畑 だ 痩 せ 過 ぎてもいないし 重 すぎ もしない 冷 涼 な 風 が 吹 き 抜 ける 窪 地 になっていて 葡 萄 は 完 熟 する 若 いうちはフルーツが 前 面 に 出 るが 時 間 とともにタ バコ なめし 皮 色 々な 香 辛 料 の 香 が 出 てくる これこそがバルバレス コだ 有 機 栽 培 への 転 換 モッカガッタはEU2078/92 環 境 保 全 規 定 に 加 盟 している 自 然 環 境 を 保 全 することを 目 的 としていて 除 草 剤 化 学 肥 料 の 不 使 用 ( 銅 と 硫 黄 は 使 用 する) 肥 料 は 有 機 肥 料 のみとしている バルバレスコの 丘 は 昔 一 面 緑 だった 今 では 除 草 剤 によって 赤 く 色 付 いている 僕 等 の 畑 は 一 面 緑 ここに 住 んでいるのだから 当 たり 前 のことだ 雑 草 を 残 す ことで 地 表 は 乾 かず 根 によって 耕 され 昆 虫 も 自 生 する 雑 草 は 数 年 に1 度 刈 り 込 み 土 に 戻 される これによって 有 機 肥 料 も 最 小 限 に 抑 えることができる 69V34 Barbaresco Nebbiolo 2009 赤 750ml 6,400 バルバレスコ/ネイヴェ バルバレスコ バルバレスコ 村 とネイヴェ 村 の2つの 畑 合 計 0.8haの 畑 から 造 られる クリュ 名 は 入 っていないが 他 のクリュ 同 様 の 造 り 7 日 間 のマセラシオン 熟 成 は1 年 間 樽 熟 成 (20%が 新 樽 80%が2 年 目 以 降 の 樽 を 使 用 ) 後 ステンレス タンクでブレンド ボトルに 移 してからは1 年 間 休 ませてから 出 荷 する 年 産 4,500 本 のみ 69K98 Barbaresco "Basarin" 完 売 Nebbiolo 2006 赤 750ml 7,000 ネイヴェ バルバレスコ バサリン ネイヴェ 村 粘 土 と 石 灰 が 混 じりあった 典 型 的 泥 灰 土 の 畑 40 年 以 上 の 樹 齢 が 主 体 となっている 僅 か1.8haの 畑 はネイヴェ 村 に 位 置 する 真 南 向 きの 畑 フランス 産 新 バリックで18ヶ 月 間 の 熟 成 現 代 的 ネッビオーロと いう 印 象 が 強 いが 過 度 の 抽 出 はなく 果 実 そのものの 質 の 高 さ 感 じさせる 深 みを 持 っている 年 産 本 69V35 69V36 69V39 69J44 Barbaresco "Bric Balin" バルバレスコ ブリック バリン Barbaresco "Cole" バルバレスコ コッレ Langhe Nebbiolo ランゲ ネッビオーロ Barbera d'alba バルベーラ ダルバ Nebbiolo 2007 赤 750ml 7,800 バルバレスコ バルバレスコ 村 粘 土 と 石 灰 が 混 じりあった 典 型 的 泥 灰 土 の 畑 50 年 以 上 の 樹 齢 が 主 体 となっている 僅 か4haの 畑 はバルバレスコ 村 に 位 置 する 西 向 きの 畑 毎 年 最 高 の 評 価 を 受 けるバルバレスコを 代 表 するワインと 言 える フランス 産 新 バリックで18ヶ 月 間 の 熟 成 現 代 的 ネッビオーロという 印 象 が 強 いが 過 度 の 抽 出 はなく 果 実 そのものの 質 の 高 さ 感 じさせる 深 みを 持 っている 年 産 本 69L01 69V38 Dolcetto d'alba ドルチェット ダルバ Langhe Chardonnay ランゲ シャルドネ 60 本 Nebbiolo 2008 赤 750ml 9,000 年 産 800 本 バルバレスコ 村 粘 土 と 石 灰 が 混 じりあった 典 型 的 泥 灰 土 の 畑 40 年 以 上 の 樹 齢 が 主 体 となっている 僅 か0.46haの 畑 はバルバレスコ 村 に 位 置 する 南 東 向 きの 畑 でバルバレスコで 最 も 冷 涼 な 区 画 フランス 産 新 バリッ クで18ヶ 月 間 の 熟 成 現 代 的 ネッビオーロという 印 象 が 強 いが 過 度 の 抽 出 はなく 果 実 そのものの 質 の 高 さ 感 じさせる 深 みを 持 っている 年 産 800 本 のみ 造 られる 最 も 重 要 なワイン 69V37 Langhe Chardonnay "Buschet" ランゲ シャルドネ ブスケット Nebbiolo 2011 赤 750ml 3, %バルバレスコ 村 のネッビオーロのみ 使 用 平 地 の 葡 萄 を 使 ったワインではなく あくまでもバルバレスコの 畑 の 若 い 樹 で 造 られるバルバレスコのセカンドワイン 的 なもの よって 収 量 や 栽 培 に 関 しても 厳 格 にバルバレスコの 基 準 が 適 応 される 熟 成 に 関 してはクリュで 使 用 した2 年 落 ちのバリックを 使 用 する 内 容 はバルバレスコに 限 りなく 近 いお 得 なワイン 完 売 Barbera 2009 赤 750ml 3,200 バルバレスコに 位 置 する2haの 畑 この 区 画 は 昔 からバルベーラが 植 わっている よって 樹 齢 は60 年 を 超 えるものがほとんど 発 酵 はステンレスタンクで4~5 日 間 熟 成 は 熟 成 に 関 してはクリュで 使 用 した2 年 落 ちのバリックを 使 用 する 6ヶ 月 間 の 熟 成 濃 密 で 目 の 詰 まったワインで シルキーな 口 当 たり 完 売 Dolcetto 2009 赤 750ml 2,700 モッカガッタの 隠 れた 銘 酒 これを 飲 んでもらえばモッカガッタのワイン 造 りがよく 分 かる バルバレスコに 位 置 する1.5haの 畑 この 区 画 は 昔 からドルチェットが 植 わっている よって 樹 齢 は60 年 を 超 えるものがほとんど 発 酵 はステンレスタンクで4~5 日 間 熟 成 は 熟 成 に 関 してはクリュで 使 用 した2 年 落 ちのバリックと 少 し 大 きめの 古 樽 を 使 用 する Chardonnay 2012 白 750ml 3,400 ステンレス 熟 成 バルバレスコ 村 に 位 置 する 北 西 向 きの 僅 か0.8haの 畑 石 灰 質 を 感 じさせるミネラル 溢 れるワインであると 同 時 に 冷 涼 な 気 候 を 反 映 しブスケットとは 違 う 繊 細 さを 備 えている 600 本 Chardonnay 2011 白 750ml 5,600 バリック 熟 成 僅 か0.7haの 単 一 畑 ブスケット 石 灰 質 が 表 土 に 出 ている 発 酵 段 階 からバリック 熟 成 もフランス 産 新 バリックを 使 用 する 樽 のニュアンスはワイン 全 体 に 溶 け 込 み 違 和 感 を 感 じさせない

38 38 Azienda Agricola La Ca nova Barbaresco, Piemonte, Italia ラ カノヴァ バルバレスコの 優 しさが 残 る 数 少 ない 蔵 農 家 のバルバレスコ もの 全 く 近 代 醸 造 技 術 を 感 じさせない バルバレスコの 丘 に 電 気 が 通 っているのは 照 明 のみ 現 代 広 がる12ha の 畑 は のこの 地 域 のカンティーナには 標 準 的 科 学 的 なものを 極 力 に 配 置 されているバリックも 無 ければ 排 除 し 雑 草 が 青 々 ロータリーファーメンターも 勿 論 存 在 し と 茂 った 健 康 的 な 畑 ない このセラーは30 年 前 と 何 も 変 わ 山 道 に 手 製 の 木 の 看 らない 若 い 造 り 手 ながら ここにはバ 板 が 掲 げられている ルバレスコの 伝 統 が 息 づいている だけで そこがカンテ 伝 統 の 畑 モンテステファノ ィーナだと は 誰 も 気 一 方 で マルコは ワインの 品 質 はほとんどが 畑 で 決 まる だから 僕 等 付 かない ラ カ ノヴ は 畑 仕 事 に 情 熱 を 傾 ける と 言 いきる ビオディナミにはよく 知 らないと ァは 自 宅 の 地 下 部 分 がセラーになっている 家 族 経 営 のカンティーナで 言 い 全 く 興 味 がないようだ 伝 統 と 経 験 から 判 断 し 勿 論 のことだが マルコ ロッカ 氏 を 中 心 に3 人 の 兄 弟 で 運 営 されている 今 では 珍 しい 防 カビには 銅 を 使 うなど 科 学 的 なものはできる 限 り 排 除 している ( 防 カ バルバレスコの 土 地 の 香 を 感 じさせくれる 数 少 ないカンティーナの1つ ビ 剤 は 葡 萄 の 皮 を 弱 くするが 銅 は 葡 萄 の 皮 を 強 くする) 農 具 も 木 製 の 温 度 管 理 さえしない 発 酵 鍬 や 杭 が 使 われ 収 穫 も 全 て 手 作 業 畑 は 自 宅 の 周 辺 丘 の 頂 上 付 セラーではこの 地 方 近 に 所 有 特 にモンテステファノは 貴 重 な 畑 で 丘 の 頂 上 に 位 置 し バ の 伝 統 を 守 り 現 代 ルバレスコのエリア 内 で 最 も 石 的 な 技 術 は 一 切 排 除 灰 質 比 率 が 高 い 畑 と 言 われて さ れ る 例 え ば いる 白 い 粘 土 質 に 沖 積 物 が 発 酵 槽 も 熟 成 槽 も 混 ざる 理 想 的 土 壌 ワインは ただの 容 器 です ここ 独 特 の 風 味 を 持 ち 果 実 にチ では 伝 統 的 に 大 樽 が ョコレートのようなニュアンスも 使 われてきて それ 感 じさせる タンニンは 比 較 的 で 何 の 不 都 合 もない 細 かく 旨 味 に 溢 れている 余 マルコ 氏 の 言 う 通 り 韻 が 非 常 に 心 地 よいのは 上 質 発 酵 槽 は 温 度 管 理 機 能 も 付 いていないステンレスタンクのみ 熟 成 に な 酸 と 熟 度 のバランスからか 素 朴 で 優 しく 柔 らかい 造 り 手 そのものの 関 しては3000リットル 以 上 の 大 樽 が 並 び 圧 搾 機 も 木 製 の 昔 ながらの ようなワインに 仕 上 がっている 69X98 Barbaresco 新 入 港 Nebbiolo 2010 赤 750ml 4,200 バルバレスコ 自 社 畑 のみで 色 々な 畑 のブレンド 醸 造 過 程 においてはクリュと 全 く 同 じく 大 樽 による 熟 成 若 い 葡 萄 樹 はランゲ ネッビオーロに 使 われるので 基 本 的 には20 年 以 上 の 樹 を 使 用 透 明 感 のある 色 調 で 適 度 に 優 しい 果 実 味 が 中 心 だが 旨 味 のある 余 韻 はブルゴーニュを 思 わせる 69N39 69X99 69T87 Barbaresco "Bric Mentina" バルバレスコ ブリック メンティーナ Barbaresco "Montestefano" バルバレスコ モンテステファノ Langhe Nebbiolo ランゲ ネッビオーロ Nebbiolo 2008 赤 750ml 4, ケース/ 年 小 さな 丘 の 頂 上 にある 南 向 きの 優 良 畑 標 高 が 高 く 陽 光 の 恩 恵 を 最 大 限 受 ける モンテステファノに 比 べて 粘 土 質 が 強 い 樹 齢 20~30 年 バルバレスコに 位 置 しながら 霧 の 影 響 をあまり 受 けず しかも 強 い 日 差 しを 受 けて 完 熟 する ワイン 自 体 は 線 が 細 く 繊 細 で 細 身 な 印 象 若 いうちは 果 実 感 が 優 しいながら フィネスを 感 じさせる 69N38 69T88 Barbera d'alba "Loreto" バルベーラ ダルバ ロレート Dolcetto d'alba ドルチェット ダルバ Nebbiolo 2007 赤 750ml 5, ケース/ 年 バルバレスコの 丘 の 南 東 斜 面 に 位 置 バルバレスコで 最 もライムストーンの 比 率 が 高 い 畑 と 言 われている 畑 樹 齢 40~55 年 石 灰 質 土 壌 が 強 く 硬 くミネラルを 強 く 感 じさせる 骨 格 のしっかりした 伝 統 的 スタ イルで 強 固 なタンニンと 上 質 の 酸 に 柔 かな 果 実 がバランスする Nebbiolo 2011 赤 750ml 2,800 各 畑 の10 年 程 度 の 若 い 樹 を 使 う よって 全 ての 葡 萄 は 急 斜 面 の 上 部 から 収 穫 されたもの 平 野 部 の 水 分 量 の 多 い 葡 萄 は 一 切 使 用 されていない 発 酵 は 温 度 管 理 せずステンレスタンク 熟 成 はバルバレスコ 同 様 30hlの 大 樽 で 行 う 若 い 樹 ゆえに 果 実 中 心 だが 圧 倒 的 なコストパフォーマンスを 誇 る 年 産 6000 本 程 度 まさしく 地 酒 といった 感 じながらどこか 優 しさを 感 じさせる 明 るい 紫 色 で 中 程 度 の 凝 縮 度 過 度 な 抽 出 のない 素 直 な 味 わいは 飲 み 飽 きることがない 完 売 Barbera 2010 赤 750ml 2,600 カノヴァ 全 てに 共 通 することだが 柔 らかく しなやかな 質 感 が 特 徴 的 飲 み 進 むごとに 葡 萄 本 来 の 甘 みが 噛 み 締 められるよう 余 韻 も 長 くバランスに 優 れたワイン Dolcetto 2012 赤 750ml 2,400

39 39 Azienda Agricola Cascina Roera Costigliole d Asti, Piemonte, Italia カッシーナ ロエラ 本 物 のバルベーラが 生 まれるサンマルティーノ 葡 萄 栽 培 家 から 醸 造 家 に 転 向 2002 年 クラウディオ ロッソとピエロ ネッビオーロの2 人 によってバルベー ラ ダスティの 中 心 地 であるカスティリ オーレ ダスティにカッシーナ ロエラは 設 立 された 以 前 よりクラウディオもピ エロもワイン 造 りを 行 っていてクラウディ オ 家 はバルク 売 りが 主 だった60 年 代 に この 地 域 で 始 めてボトリングに 踏 み 切 っ た 一 家 早 くから 品 質 重 視 に 転 換 して いた ピエロも 葡 萄 栽 培 家 に 生 まれ 家 を 継 ぎ 品 質 重 視 に 転 換 させていた 職 人 として 飲 み 手 と 自 然 環 境 に 最 大 限 配 慮 してワインを 造 る ロレンツォ コリーノに 学 んだ 地 元 の 住 人 が 本 物 のバルベーラが 生 まれ る 畑 と 呼 ぶのがサンマルティーノ 真 南 を 向 く 畑 で 粘 土 砂 岩 石 灰 質 など 様 々な 土 壌 層 を 持 っている ワインは 濃 厚 で 高 いアル コールを 誇 るが 酸 度 と 質 感 の 滑 らかさによ って 自 然 な 飲 み 口 サンマルティーノの 畑 の すぐ 脇 に 住 んでいるのが ロレンツォ コリーノ ロレ ンツォに 多 くのアドヴァイ スをもらっている 畑 での 仕 事 と 収 穫 のタイミング そして 発 酵 技 術 も 彼 に 教 わった 彼 の 畑 は 正 に 自 然 だ 僕 らの 畑 も 最 小 限 の 手 助 けだけで 気 候 や 病 気 への 対 応 も 自 然 にできるようになってきた 当 然 除 草 剤 化 学 肥 料 防 虫 剤 も 必 要 なくなった ( 撒 くのは 銅 と 硫 黄 物 のみ) 畑 は 最 高 の 状 態 になりつつある これによってワインは 葡 萄 の 個 性 畑 の 個 性 を 厳 密 に 表 現 できるようになってきた リスクと 隣 り 合 わせの 自 然 醸 造 カンティーナに 入 っても 考 え 方 は 一 緒 畑 の 個 性 を 表 現 する 為 に 人 為 的 介 入 は 厳 しく 制 限 される 温 度 管 理 をせずにある 程 度 酸 素 と 触 れ 合 いながらの 発 酵 ラッキングもできる 限 り 行 わない いかなるフィルター も 通 さない 各 種 添 加 物 も 使 わない(SO2は 瓶 詰 前 に 極 少 量 使 用 )と 大 きなリスクと 隣 り 合 わせながら 信 念 を 貫 き 通 している 実 際 に2006 年 は 雹 と 天 候 不 良 による 未 熟 果 による 影 響 で 生 産 量 は 半 分 以 下 に 落 ち 込 んだと 言 う 69R93 Barbera "La Rovre" 4 月 予 定 Barbera 2010 赤 750ml 2,600 DOC 申 請 なし バルベーラ ラ ロヴェッレ バルベーラ100% 色 々な 畑 から 集 めたキュヴェで 比 較 的 若 い 樹 齢 のものや 収 量 もクリュモノにくらべればやや 高 めのブドウから 造 られる Haあたりの 収 量 は70~80キンタルでDOCの 規 定 よりは 低 く 保 ちながら 低 価 格 を 実 現 醗 酵 も 熟 成 もセメントタンクで 行 うので( 温 度 が 急 激 に 上 がるのを 防 いでくれるから)バルベーラ 種 の 特 徴 であるフレッシュな 酸 を 保 てる 69W26 69N32 Barbera d'asti Superiore "San Martino" バルベーラ ダスティ スペリオーレ サン マルティーノ Vino Rosso "Cardin" ヴィノ ロッソ カルディン Barbera 2008 赤 750ml 4,200 真 南 を 向 いた 特 徴 的 な 畑 粘 土 質 砂 岩 質 石 灰 質 などさまざまなバリエーションを 持 つ 細 かな 土 の 表 層 均 一 でない 複 雑 な 土 壌 からなる 畑 を 形 成 した 2,3メートル 向 こうはもう 違 う 土 壌 10 数 メートル 向 こうはまた 違 う 土 壌 というような 場 所 まである 特 にこの 粘 土 質 の 土 壌 はブドウに 高 い 糖 度 際 立 った 酸 そして 強 い 色 素 (アントシアニン)をもたらし それがワインに 反 映 され 力 強 く 粗 野 な( 柔 らかさに 欠 けるともいえる) 特 徴 となる かなり 急 な 斜 面 を 持 つ 丘 にある1.5haの 小 さな 畑 で ピエモンテ 人 は 本 当 のバルベーラ が 生 まれる 土 地 と 呼 ぶ 69X56 69X57 69X64 Vino Rosso "Cardin" Selezione ヴィノ ロッソ カルディン セレッツィオーネ Monferrato Rosso Nebbiolo モンフェッラート ロッソ ネッビオーロ Vino Bianco "Ciapin" ヴィノ ビアンコ チャピン 300 本 Barbera Nebbiolo [2006] 赤 750ml 3,600 バルベーラ+ネッビオーロ 以 前 から 計 画 されていたバルベーラとネッビオーロのブレンドワインが 遂 にリリース 彼 等 のバルベーラは 非 常 に 凝 縮 度 が 高 く 密 度 が 詰 まっている 為 ネッビオーロを 加 えることでバルベーラとは 全 く 違 ったエレガンスを 表 現 す ることとなる 少 しのネッビオーロがスパイスのように 全 体 を 引 き 締 める タンニン 酸 の 種 類 が 異 なることがよく 解 る 69X Chardonnay "Le Aie" シャルドネ レ アイエ Chardonnay "Le Aie" Selezione シャルドネ レ アイエ セレッツィオーネ Barbera 2007 赤 750ml 5,400 バルベーラ+ネッビオーロ Nebbiolo 最 も 樹 齢 の 高 い60 年 の 区 画 の 葡 萄 が 最 良 の 状 態 で 収 穫 された 時 のみ 造 られるワイン カルディンよりも 長 く70 日 間 のマセラシオン マセラシオンの 段 階 から70%のバルベーラと30%のネッビオーロは 一 緒 もはや 瞑 想 ワインと も 言 える 69Q28 Bag in box 5000ml バッグ イン ボックス 240 本 Nebbiolo 2007 赤 750ml 4,600 ネッビオーロ 極 少 量 だけ 造 られる100%ネッビオーロ 収 穫 は10 月 中 旬 まで 待 って 行 われる セメントタンクで60 日 間 のマセラシオン バローロ 以 上 にネッビオーロらしさを 味 わえる Chardonnay: 60%, Arneis: 30%, Cortese: 10% 非 常 に 可 愛 らしいワイン 甘 味 を 感 じさせる 香 とアルネイスの 引 き 締 まった 味 わいは 好 相 性 ノーマルキュヴェだけに 若 いうちから 華 やかで 開 いた 味 わい イタリアらしい 果 実 感 と 適 度 な 酸 とミネラル 心 地 よいワイン ロエラが 造 る 最 上 級 キュヴェ ピエモンテのシャルドネでこんなにもしっかりとした 輪 郭 を 持 つワインがあっただろうか バルベーラを 中 心 にクリュの 選 別 された 葡 萄 やネッビオーロなどもブレンドされた 自 家 消 費 用 ワインをバッグ イン ボックスに 詰 めました 現 定 数 Ch, Ar, Cor [2012] 白 750ml 2,800 シャルト ネ+アルネイス+コルテーセ Chardonnay 2012 白 750ml 3,000 Chardonnay 2007 白 750ml 3,800 5リットル Ba, Ne, Fr N.V 赤 5000ml 9,800 余 った 葡 萄 をブレンド

40 40 Azienda Agricola La Raia Alessandria, Piemonte, Italia ラ ライア 自 然 と 現 代 技 術 を 融 合 させたガヴィの 理 想 形 理 想 的 エコシステムとビオディナミ 出 しやすい 温 度 で 発 酵 させること 自 2007 年 イタリア 国 内 然 な 素 材 を 使 って 清 澄 すること こ では38カンティーナし れらは 美 味 しいガヴィを 造 る 為 に 適 か 取 得 していない 自 然 切 な 仕 事 だ 彼 等 は 自 然 に 育 てた 葡 環 境 保 全 認 証 団 体 デ 萄 を 完 璧 な 環 境 下 で 醸 造 し 最 大 メテルの 認 証 を 取 得 限 ポテンシャルを 引 き 出 したいと 考 え オーナーであるジョルジ ている 繊 細 な 風 味 が 特 徴 のコルテ ョ ロッシ カルロ 氏 が13 ーゼは 収 穫 後 冷 やされ すぐに 圧 搾 0ha もの 大 農 園 を 取 得 ステンレスタンクで18 度 の 定 温 発 酵 したのが2003 年 以 発 酵 段 階 では 酸 化 防 止 剤 は 使 用 し 降 ビオディナミを 実 践 ない 60 日 程 度 のシュール リーを し 古 代 モノココ 種 の 麦 の 復 活 ファッソーネ 牛 の 放 牧 栗 アカシアニ 経 て 清 澄 しボトリングとなる その 間 ワトコの 森 そしてワイン 造 りを 行 ってきた 近 年 では 有 機 野 菜 の 販 売 に 数 回 のデキャンタージュ 以 外 は 酸 素 も 着 手 敷 地 内 にはルドルフ シュタイナーの 提 唱 した 自 然 と 共 生 する と 触 れあうことなく コルテーゼの 繊 細 な 香 を 守 っている 教 育 を 行 うシュタイナー 学 校 も 併 設 している 畑 ではビオディナミの 思 ガヴィの 可 能 性 想 に 基 づき 銅 と 硫 黄 そしてプレパラシオンのみで 栽 培 している 特 ピエモンテを 代 表 する 白 ワインでありながら 近 年 では 市 場 では 見 かけ 別 なことをしようとしている 訳 ではない この 地 で 昔 から 行 われてきた 農 ることが 多 くないガヴィ コルテーゼは 繊 細 な 葡 萄 なので 少 しの 醸 造 業 を 実 践 し 継 続 していくことを 目 指 している 有 機 栽 培 だけでなく 地 の 間 違 いによってバランス 元 の 文 化 農 作 物 を 守 っていくこと 進 化 させていくことが 重 要 彼 等 の を 崩 したり 個 性 を 失 った 新 しいカンティーナはこの 地 の 粘 土 と 小 石 を 使 ったピセと 言 われる 伝 統 りする 醸 造 上 問 題 あるガ 的 な 土 壁 が 採 用 されている ヴィが 多 すぎたのがガヴィ 醸 造 技 術 は 進 化 する の 低 迷 につながった しか 一 方 カンティーナの 中 は 温 し 丁 寧 に 造 られたガヴィ 度 管 理 付 ステンレスタンクが はさらりとしたミネラルに 溢 整 然 と 並 び グラヴィティシ れ フラワリー 酸 と 甘 み ステムの 採 用 など 最 新 の 技 のバランス 感 は 食 事 を 引 術 が 採 用 されている コル き 立 てる 更 に 熟 成 によ テーゼ 種 は 酸 化 に 弱 い 品 種 ってガヴィは 生 まれ 変 わる 隠 れていたミネラルが 大 きく 存 在 感 を 増 し 最 適 のタイミングでの 収 穫 と 樽 熟 成 を 施 したかのような 濃 密 なワインに 変 化 ガヴィ リゼルヴァは 適 切 で 迅 速 な 醸 造 が 行 わ マドンニーナの 丘 の 上 にある 樹 齢 60 年 を 超 す 畑 から ガヴィ ピセは 標 れないとコルテーゼ 本 来 の 高 400m のラ カッシネッタと 呼 ばれる 樹 齢 70 年 を 超 す 畑 から 造 られ 香 は 表 現 できない 自 然 に る 樹 齢 の 高 さは 凝 縮 感 とミネラルの 表 現 に 向 いていて 熟 成 によって 任 せた 醸 造 とは 何 を 意 味 す その 真 価 を 発 揮 する 安 価 なガヴィでは 収 量 の 落 ちる 古 樹 は 貴 重 通 るのだろう 美 味 しいワインを 常 30 年 以 下 で 植 え 替 えられてしまう コルテーゼの 本 当 の 実 力 は 熟 造 る 為 に 過 度 に 酸 素 と 触 れ 成 によって 感 じることができるのかもしれない ないようにすること 香 が 抽 69W20 Gavi Cortese 2012 白 750ml 2,800 L'Espresso 17p ガヴィ 9 月 中 旬 に 手 収 穫 全 ての 葡 萄 はデメテルの 認 証 を 受 けた 畑 から ステンレスタンクで18 度 程 度 から 定 温 発 酵 3ヶ 月 程 度 シュール リー 69W21 Gavi Riserva ガヴィ リゼルヴァ Gavi "Pise" ガヴィ ピセ Cortese 2010 白 750ml 3,800 樹 齢 60 年 樹 齢 約 60 年 の 畑 マンドニーナ ステンレスタンクで 発 酵 澱 と 共 に6ヶ 月 間 ステンレスタンクで 熟 成 樽 には 一 切 入 れていない 樽 熟 成 したかのような 厚 みと 香 ばしい 味 わいは 樹 齢 の 高 さとミネラル 成 分 の 多 さに 起 因 している 熟 成 と 共 に 独 特 の 甘 みを 感 じさせる 樹 齢 70 年 69W22 Cortese 2011 白 750ml 5,600 L'Espresso 18p 樹 齢 70 年 のラ カシネッタ 畑 の 葡 萄 100% 使 用 ワイン 名 になっているピセとはこの 地 方 に 伝 わる 伝 統 的 土 壁 の 技 法 を 表 し カンティーナの 壁 も このピセの 技 法 で 造 られている 南 東 を 向 く 畑 からは 完 熟 感 を 感 じさせる 素 晴 ら しい 葡 萄 が 収 穫 される コルテーゼの 可 能 性 を 追 求 したワイン

41 41 Azienda. Vitivinicola La Stoppa Rivergaro, Emilia Romagna, Italia ラ ストッパ 最 初 の 飲 み 頃 を 迎 えるまで 熟 成 大 人 のワイン 最 も 優 れた 栽 培 家 に 選 出 培 醸 造 の 責 任 者 を 務 めるジュリオ アル どういうワインを 造 マーニ 氏 30 年 間 栽 培 醸 造 に 従 事 し るかなんておかしい エレナと 共 に 品 質 を 高 めてきた 福 岡 正 土 地 の 個 性 を 最 大 信 の 考 え 方 に 賛 同 しているが 一 方 でビ 限 に 反 映 させた 結 オディナミにも 異 議 を 唱 える ラ ビアンカ 果 がラ ストッパのワ ーラのアンジョリーノ マウレ 氏 ともある 意 インになる それこ 味 で 同 調 しながらも 一 部 では 激 しくぶつか そがラ ストッパの 個 る アンジョリーノは 粘 土 質 の 畑 は 絶 対 性 ガンベロ ロッソ 耕 すべきだというが 僕 等 はそう 思 わない にて 最 も 優 れた 栽 だって 空 気 の 粒 子 というのは 土 の 粒 子 培 家 に 選 出 された よりも 格 段 に 細 かくて 人 間 がひっくり 返 さなくても 地 底 深 くまで 浸 透 する エレナはいつでも 理 粘 土 質 が 完 全 に 固 まってしまうことはないんだ 知 的 で 信 念 の 強 さを 感 じさせる 広 大 な 所 有 地 は52ヘクタールにもお 地 下 熟 成 庫 で 納 得 いくまで 熟 成 させる よび その 内 葡 萄 畑 は30ha 1973 年 に 購 入 した 畑 で 現 在 では 全 て ワインは 全 体 が 丸 くまとまり 決 して 突 出 するところがない 完 璧 にバラ の 区 画 で 有 機 栽 培 が 徹 底 敷 地 内 には 小 川 も 流 れ 飛 び 地 になって ンスし 悪 いところが 見 つからない しかも 飲 み 頃 に 限 りなく 近 い 状 態 いる 各 畑 は 異 なるミクロクリマを 持 っていて それらをブレンドすることで で 出 荷 される 醸 造 全 体 のバランスが 取 れるのだ に 関 しては 至 ってシン 醸 造 責 任 者 ジュリオ アルマーニ プル 完 熟 を 待 って 1982 年 からは 一 切 の 除 草 剤 の 使 用 を 中 止 畑 は 木 製 の 杭 が 打 たれ 区 画 ごとに 収 穫 セメ 雑 草 が 生 い 茂 る 丘 の 上 から 向 こう 側 に 見 える 畑 は 除 草 剤 で 枯 れ 果 て ントか 縦 型 のステンレ た 草 の 赤 と 畝 の 間 の 緑 がシマ 模 様 になっていて 気 味 が 悪 い ラ ストッ スタンクにて 醗 酵 天 パの 畑 はルーコラ 豆 類 タンポポが 一 面 に 咲 き 一 面 黄 色 と 緑 葡 萄 然 酵 母 のみ 特 別 な 樹 は 活 力 がみなぎっている 昔 は 急 斜 面 の 畑 下 部 では 土 が 流 され 葡 温 度 管 理 もしない ワ 萄 樹 ごとさらわれる 事 があったが 1978 年 以 降 は 無 耕 起 が 採 用 され インは 瓶 詰 め 後 地 下 雑 草 の 根 が 土 を 固 定 してくれるようになった 本 当 に 自 然 で 緩 やかな セラーでゆっくりと 熟 空 気 が 漂 う ラ ストッパというカンティーナは 現 在 エレナが 暮 らす 城 とと 成 される 味 わいがこなれ 甘 みが 出 てきてから 出 荷 される 私 達 は もに100 年 以 上 前 から 存 在 していて 主 にフランス 品 種 を 栽 培 してい グラヴネルではない ステンレスタンクは 全 部 捨 てるというようなドラス た パンタレオーネ 家 が 購 入 してから 高 品 質 ワイン 造 りを 始 め エレナ ティックな 変 革 は 好 まない だってまだ 使 えるのよ それが 地 球 にとっ は2 代 目 になる このカンティーナを 支 えるもう1 人 の 重 要 な 人 物 が 栽 て 良 いことだとは 思 えない 自 分 達 がやれることを 最 大 限 やっていく 69V60 Trebbiolo Rosso Barbera 2011 赤 750ml 3,000 トレッビオロ ロッソ Bonarda 60%Barbera, 40%Bonarda 自 然 酵 母 によって 発 酵 味 わいはバルベーラ 種 の 強 い 果 実 と 深 み 伸 びのある 酸 とボナルダ 由 来 の 優 しさが 融 合 完 璧 なバランス 感 覚 としか 言 いようがない こちらは よりラ ストッパらしいし みじみとした 旨 味 を 感 じさせる スティルワイン 69R98 Emilia Rosso Barbera Barbera 2007 赤 750ml 3,800 エミリア ロッソ バルベーラ 100% Barbera 何 かが 突 出 することなくこの 地 区 のバルベーラらしい 親 しみやすさを 残 しながらもワンランク 上 のしっとりとした 味 わいを 実 現 69R99 69V61 69A51 69X87 Emilia Rosso "Macchiona" エミリア ロッソ マッキオーナ Emilia Rosso "Macchiona" 10anni dopo エミリア ロッソ マッキオーナ 10アンニ ドポ Colli Piacentini "Stoppa" Cabernet Sauvignon コッリ ピアチェンティーニ ストッパ カベルネ ソーヴィニヨン Emilia Bianco "Ageno" エミリア ビアンコ アジェーノ Barbera Bonarda 2007 赤 750ml 4,300 ラ ストッパらしさを 最 も 表 現 しているのではないだろうか 自 然 酵 母 のみで 発 酵 スロヴェニア 産 の 大 樽 で12ヶ 月 間 熟 成 瓶 詰 め 後 も 地 下 セラーにて 十 分 熟 成 させてからリリースされる しっかりとした 骨 格 と 濃 厚 な 果 実 感 を 持 っていながらも 全 体 が 馴 染 んでいる 重 さを 感 じさせない 伸 びやかで 優 美 な 酸 と 爽 やかな 甘 味 がバランス 69H62 Vigna del Volta Passito ヴィーニャ デル ヴォルタ パッシート Barbera Bonarda 2002 赤 750ml 7, 年 熟 成 / 蔵 出 し Cabernet S 2003 赤 750ml 5,300 蔵 出 しバックヴィンテージ Cabernet Sauvignon, Merlot この 地 区 では 昔 から 植 えられていたカベルネ ソーヴィニョン 及 びメルローが 主 体 彼 らにとっては 地 葡 萄 である 自 然 酵 母 のみで 発 酵 30 日 間 程 度 のマセラシオン バリックで14ヶ 月 熟 成 満 足 いくまで 瓶 熟 させてからリリース Malvasia Ortugo 2008 白 750ml 4,600 長 期 マセラシオン( 密 閉 ) 60%Malvasia, 40%Ortrugo,Trebbiano 天 然 酵 母 のみで 醗 酵 長 期 マセレーション 後 はステンレスと 木 樽 を 併 用 して1 年 間 熟 成 ノンフィルター 極 少 量 の 亜 硫 酸 を 添 加 するのみでボトリング 黄 金 色 の 色 調 は 濃 厚 な 旨 味 が 詰 まっているかのよう 紅 茶 ベルガモット ライチ アンズ 複 雑 で 濃 密 な 香 は 口 中 を 長 く 支 配 する Malvasia 95%Malvasia, 5%Moscato 完 璧 に 熟 した 葡 萄 を 樹 から 切 り 離 し 室 内 ではなく 畑 に 置 き 自 然 風 で 乾 燥 させることで 自 然 なパッシートを 造 り 上 げる Ortugo 2007 甘 500ml 5,600 葡 萄 樹 上 で 半 乾 燥

42 42 Azienda. Vitivinicola Denavolo Travo, Emilia Romagna, Italia デナーヴォロ 醸 造 家 としての 挑 戦 悪 魔 のワイン ヴァン ナチュールを 代 表 する 醸 造 家 エミリア ロマーニャを 代 表 する 造 り 手 ラ ストッパで 長 く 栽 培 醸 造 を 手 掛 けオーナー エレナと 共 にその 品 質 の 向 上 に 努 めてきたジュリオ アルマーニ 氏 彼 がラ ストッパの 名 声 をここまで 高 めたと 言 っても 過 言 ではないだろう エミリア ロマーニャの 地 品 種 を 使 った 伝 統 的 なワイン 造 りで 知 られるラ ストッパだけに 仕 事 は 赤 ワインが 中 心 になる しかも ある 程 度 の 生 産 本 数 をキープしなが らラ ストッパの 伝 統 と スタ イ ルを 継 承 していかなけれ ばいけない ジュリ オ 氏 曰 く ラ ストッ パは 大 人 の 味 わい を 持 った 完 成 され たワインであるべき しかし 醸 造 家 として は よりアグレッシヴな 挑 戦 がしたくなるものだ ラ ストッパでは すべき でないことを 自 分 のワインでやっている ラ ストッパとは 全 く 違 う 想 いで 造 られたワインだ ジュリオ 氏 は 元 々 農 学 の 専 門 家 で ラ ストッパでも 主 に 畑 の 管 理 を 仕 事 としていた しかし 毎 年 繰 り 返 される 醸 造 の 現 場 でワイン 醸 造 を 体 感 学 び 自 然 と 醸 造 まで 手 掛 けるようになった 今 では30 年 もの 経 験 を 活 かし 自 然 なワイン 造 りのコンサルタントとして 数 軒 のカンティーナの 醸 造 を 手 掛 けている 彼 を 慕 う 人 は 多 い ラ ストッ パを 間 借 りして 醸 造 熟 成 しているピノ ネロの 造 り 手 アルベルト アング イソッラもその1 人 フランスにおいては 自 然 なワインに 特 化 したコンサ ルタントが 数 人 存 在 するが イタリアでは 稀 な 存 在 ラ ストッパのオー ナー エレナは ジュリオと 私 はワイン 造 りの 哲 学 においては 完 璧 といっ てよいほどシンクロしている 彼 の 意 見 は 私 の 意 見 だし 彼 が 求 めてい るワインの 理 想 像 は 私 の 追 い 求 めているものと 全 く 同 じ と 絶 賛 畑 の 管 理 から 醸 造 熟 成 まで 全 てをジュリオ 氏 に 任 せている 勿 論 重 要 な 決 定 は2 人 で 話 し 合 って 決 定 するそうだが 基 本 的 には 各 地 各 国 の フェアや 表 に 出 て 行 くのはエレナの 仕 事 で 毎 日 のカンティーナでの 仕 事 の 全 権 はジュリオ 氏 にあるのだ ラ ストッパではできないリスクをとった 攻 めの 醸 造 ジュリオはラ ストッパではできないことがあるのだと 言 う ある 程 度 の 生 産 本 数 をキープしながら 伝 統 とスタイルを 毎 年 守 っていく 8 名 の 従 業 員 を 抱 え オーナーであるエレナの 下 で 働 いていれば 全 権 を 任 され ているとは 言 え 極 限 まで 攻 めた ワイン 造 りはすべきでないのだと 言 いたいのだろう ある 程 度 の 本 数 を 造 る 訳 だから 多 くの 人 に 受 け 入 れ られる 美 味 しさ がなくてはいけないし 極 端 に 人 を 選 ぶ 個 性 的 なワイ ンでもいけない 発 酵 中 にステンレスタンク 全 てがヴィネガーになってし まうようなことがあってもいけない ステ ンレスタンク1 本 のワイン 全 てを 捨 ててし まう リスク はとれるはずもない ラ スト ッパでやる 以 上 失 敗 は 許 されないのだ その 点 自 らのワイナリーでは リスク を とれる ワイン 造 りにおいて どこまで 攻 めて どこまで リスク をとるのか それ がラ ストッパでとデナーヴォロで 大 きく 違 う 30 年 もの 間 ラ ストッパで 自 然 なワイ ン 造 りを 追 求 してきたジュリオ 氏 が 自 らの 思 想 を 追 い リスク をとり 攻 めた ワイ ン 造 り 温 厚 でゆったりとした 雰 囲 気 のジュリオからは 想 像 もつかない 破 天 荒 で 異 端 児 的 なワインに 驚 くはず 嫌 気 的 環 境 での 長 期 マセラシオン 100 日 以 上 果 皮 種 子 ごとステンレスタンクの 中 で 漬 け 込 んでいる 長 期 マセラシオンのワインとしては 珍 しくステンレスタンクで 発 酵 させて いる 為 嫌 気 的 な 環 境 に 置 かれ 還 元 に 陥 りがち しかしこれがワインに 厳 しさを 与 えるのだという 更 に 果 皮 とワインが 触 れ 合 っている 最 上 部 は 若 干 酢 酸 的 なニュアンスを 帯 びるので 取 り 除 かれることが 普 通 だが デナーヴォロでは これもワインに 混 ぜこんでいる ここにもラ ストッパと の 大 きな 違 いがうかがい 知 れる 品 種 はマルヴァジーア オルトゥルゴ マルサンヌ 畑 はラ ストッパから 車 で15 分 程 度 登 ったデナーヴォロと いう 小 さな 町 に 位 置 する 非 常 に 暑 く 乾 燥 した 地 域 だが 標 高 500m と いう 環 境 にあっては 昼 夜 の 寒 暖 差 が10 度 以 上 開 く その 差 がワインに フレッシュさを 畑 の 強 い 石 灰 質 土 壌 が 強 烈 なミネラル 感 を 与 えている 有 機 栽 培 ビオディナ ミ 自 然 栽 培 などの 呼 び 方 に 拘 ら ず 畑 に 極 力 負 担 をか けない 最 小 限 の 栽 培 を 心 がけている 特 に 葡 萄 樹 を 含 めた 畑 の 生 態 系 本 来 のバランスを 崩 さないことに 気 を 使 っている その 為 下 草 を 生 やしたまま( 不 耕 起 )で 栄 養 分 が 足 り なさそうに 見 えても 簡 単 に 施 肥 はしない 樹 齢 が 高 くなれば 自 然 と 収 量 は 減 る よって 無 理 な 剪 定 や 摘 果 も 必 要 ない 収 穫 の 時 期 さえ 的 確 な ら 凝 縮 した 葡 萄 を 得 ることができると 考 えている 畑 ではボルドー 液 以 外 の 一 切 の 農 薬 除 草 剤 防 カビ 剤 などを 用 いず 徹 底 した 自 然 農 法 を 実 践 醸 造 時 にも 酸 化 防 止 剤 をはじめ いかなる 添 加 物 も 使 用 しな い Catavela Malvasia 完 売 白 750ml カタヴェラ Ortugo 2011 年 は 天 候 不 良 によってディナーヴォロ 及 びディナヴォリーノは 造 らなかった 全 ての 葡 萄 を 格 下 げしてカタヴェラ(この 土 地 の 古 い 呼 び 名 )としてリリース 69H63 69N78 Dinavolino ディナヴォリーノ Dinavolo ディナーヴォロ Malvasia Ortugo ディナーヴォロのセカンドワイン 畑 の 下 部 は 土 壌 が 水 分 を 多 く 含 む 為 葡 萄 も 水 分 を 多 く 含 んでしまう そこで 下 部 の 水 分 の 多 い 葡 萄 のみで 造 ったのがこのワイン Malvasia Ortugo 2010 白 750ml 2, 白 750ml 4,800 マルヴァジーア オルトゥルゴ マルサンヌ 葡 萄 の 皮 に 含 まれるタンニンや 香 味 成 分 を 引 き 出 す 長 いマセレーションは 複 雑 味 を 与 えるだけでなく そこで 抽 出 された 複 数 の 要 素 が 安 定 剤 の 役 割 を 果 たす 発 酵 熟 成 ともにス テンレスタンクを 用 いるのはフレッシュな 果 実 味 を 長 く 保 存 する 為 さらに あえて 好 気 的 な 樽 を 使 用 せず わずかながら 還 元 状 態 におくことでワインに 若 干 の 神 経 質 さ ナーヴァスさを 与 える

43 43 輪 廻 再 生 の 象 徴 ノーチェ( 胡 桃 ) ヴィットリオ 氏 によって60 年 代 に 植 えら れた 畑 をアルベルトとジョヴァンニの2 人 が 守 り 続 けている 1993 年 から 有 機 栽 培 を 実 践 100% 自 社 畑 で10 0% 有 機 栽 培 によって 得 られた 地 元 品 種 のみを 使 用 しワインを 醸 して いる アペニン 山 脈 の 麓 レッジャーノに 広 がる 約 10ha の 土 地 に この 地 方 において 最 も 高 貴 な 存 在 だと 考 えている 胡 桃 を 栽 培 している 胡 桃 の 木 は ギリシャ 神 話 にお いては 女 性 崇 拝 のシンボル であり 地 獄 の 創 造 と 同 時 に 輪 廻 再 生 を 象 徴 するものとして 登 場 する 彼 等 は 胡 桃 の 樹 を 高 貴 な 存 在 と 考 えており ノチ ーノ( 胡 桃 のリキュール)の 製 造 は 重 要 な 仕 事 となっている 葡 萄 はクロストロ 渓 谷 に 沿 って 横 たわる 石 と 泥 混 じりの 丘 陵 地 帯 に 約 5ヘクタールの 畑 を 所 有 していて レッジャーノ 地 方 で 最 も 古 い 品 種 スペルゴラやマルボ ジェンティーレ ランブルス コ ディ モンテリッコ ズガヴェッタなどの 他 に 現 在 も 研 究 中 の 絶 滅 し かけている 地 品 種 を 栽 培 している 灌 漑 なし 施 肥 なし 除 草 なし SO2なし この 丘 の 土 壌 の 貧 しさが 低 収 量 の 果 実 をもたらし 葡 萄 の 個 性 やポテ ンシャルを 最 大 限 に 引 き 出 している 私 達 のボトルはそれぞれに 唯 一 の 味 わいをもっており 毎 年 決 して 繰 り 返 されることのない 固 有 の 表 情 を 見 せてくれる これこそがワインの 楽 しさであり 深 さではないだろう か 有 機 栽 培 は カ デ ノーチで 実 践 される 唯 一 の 農 法 植 物 に 与 え られるのは 植 物 質 であれ 動 物 質 であれ 有 機 的 な 物 質 のみ ( 昔 から 使 用 されている 銅 と 硫 黄 は 極 小 量 使 用 ) 自 然 をケアしていくということ は 小 さな 菌 類 から 赤 ゲラ 何 世 紀 も 前 からある 巨 木 まで すべての Azienda. Agricola Ca de Noci Reggio Emilia, Emilia Romagna, Italia カ デ ノーチ 灌 漑 なし 施 肥 なし 除 草 なし SO2なし 動 植 物 の 均 衡 を 崩 さな いような 技 術 が 重 要 と 考 えている 彼 等 はワインを 造 る 為 に 必 要 最 低 限 の 手 助 けをどのタイミングで 行 うべきかだけに 集 中 す る この 地 方 では 当 たり 前 に 行 われている 灌 漑 も 行 われない 施 肥 も 一 切 行 われない そして 除 草 もしない しかし 畑 は 昆 虫 が 有 効 的 に 色 々な 草 木 の 受 粉 を 行 い 害 虫 の 駆 除 も 自 然 の 中 で 行 われている ランブルスコよりもドライで 食 事 に 寄 り 添 う 土 壌 は 活 性 化 し 健 全 な 状 態 を 保 っていると 言 う 彼 等 のワインはその 全 て で 発 酵 からボトリングまで 酸 化 防 止 剤 を 添 加 して いないにも 関 わらず 安 定 している( 醸 造 過 程 で 生 成 される SO2は 分 析 表 に 現 れるがその 数 値 は1 2mg 程 度 と 極 端 に 少 な い) 発 酵 は 全 て 自 然 酵 母 で 行 い 温 度 管 理 は 行 わない 瓶 内 2 次 発 酵 時 に 加 える 酵 母 に 関 しても 収 穫 した 葡 萄 に 付 着 している 天 然 酵 母 を 培 養 して 使 用 する 更 に 通 常 では2 次 発 酵 時 に 蔗 糖 を 加 えて 発 酵 を 促 すのだが 彼 等 は 収 穫 時 に 得 たモストを 低 温 で 保 管 しておき その モストの 糖 分 で2 次 発 酵 を 開 始 させる 100% 葡 萄 で 造 られワインなの だ 最 終 的 に 残 糖 分 をほとんど 感 じないほどに 発 酵 しつくしたワインはラ ンブルスコとは 全 く 違 うドライで 塩 っぽささえ 感 じさせるものに 仕 上 がる 色 々なタイプの 食 事 に 合 わせることが 可 能 なワインだ 全 てのワインは フィルターをかけないでボトリング 69T82 Sottobosco ソットボスコ Lambrusco 他 2011 微 赤 750ml 2,800 SO2 無 添 加 ランブルスコ モンテリッコ30% ランブルスコ グラッパロッサ30% スガベッタ20% マルボ ジェンティーレ20% 自 然 酵 母 で 発 酵 翌 年 5 月 頃 に 保 存 しておいたモストと 自 然 酵 母 を 培 養 した 酵 母 を 加 えて 瓶 内 2 次 発 酵 フィルターも 一 切 かけない 発 酵 からボトリングまで 一 切 SO2の 添 加 もしない 69W65 Querciole クエルチョーレ 69W64 Nottediluna ノッテ ディ ルナ 69Q26 Gheppio ゲッピオ Spergola 2011 微 白 750ml 3,600 SO2 無 添 加 スペルゴラ100% 自 然 酵 母 で 発 酵 翌 年 5 月 頃 に 保 存 しておいたモストと 自 然 酵 母 を 培 養 した 酵 母 を 加 えて 瓶 内 2 次 発 酵 フィルターも 一 切 かけない 発 酵 からボトリングまで 一 切 SO2の 添 加 もしない 澱 と 共 にボトリング されているので 若 干 の 還 元 状 態 に 陥 りがちだが 近 年 は 発 酵 を 完 全 に 行 うことでクリアしている 味 わいはドライで 後 口 に 塩 っぽさを 感 じさせる Muscat 2011 白 750ml 4,000 SO2 無 添 加 Malvasia ミュスカ40% マルヴァジア40% スペルゴラ20% 0.7haの 小 さな 区 画 で 樹 齢 は30 年 以 上 となっている 自 然 酵 母 で 発 酵 発 酵 期 間 中 は 果 皮 を 漬 け 込 んでおく マロラクティック 発 酵 後 も 酵 母 の 死 骸 と 共 に 熟 成 を 続 け 時 折 混 ぜこむように 棒 でかき 混 ぜる ワインは 旨 みを 手 に 入 れる 69W63 Spumante defratelli スプマンテ デフラテッリ Marbo Gentile C.S 2007 赤 750ml 3,800 SO2 無 添 加 マルボ ジェンティーレ60% カベルネ ソーヴィニヨン40% 1.3haの 畑 収 穫 後 セラーで1 日 冷 やしてから 発 酵 させる 酵 母 は100%は 果 皮 由 来 の 自 然 酵 母 中 程 度 の 使 い 古 しの 樽 で 熟 成 させる 非 常 に 強 い 果 実 感 と タンニン 10 年 程 度 の 熟 成 も 期 待 できる Spergola 2009 泡 白 750ml 6,400 SO2 無 添 加 スペルゴラ100% 0.5haの 小 さな 区 画 で 樹 齢 は45 年 以 上 と この 地 域 では 非 常 に 高 い 1 次 発 酵 も2 次 発 酵 も 自 然 酵 母 のみで 発 酵 2 次 発 酵 時 は 蔗 糖 の 代 わりにモストを 加 えて 発 酵 を 促 す 36ヶ 月 間 酵 母 と 共 に 熟 成 さ せ1 月 のっ 寒 い 時 期 に 屋 外 にさらして 自 然 の 力 を 利 用 してデゴルジュマン リキュールも 一 切 添 加 しないドサージュ ゼロ 勿 論 SO2も 添 加 しない

44 44 Azienda. Agricola Il Paradiso di Manfredi Montalcino, Toscana, Italia イル パラディソ ディ マンフレディ 北 斜 面 魂 のブルネロ ディ モンタルチーノ ブルネロは 北 側 斜 面 から 始 まった イタリアを 代 表 するワ インの1つであるブル ネロ ディ モンタル チーノは 現 在 130を 超 える 生 産 者 が 存 在 している 海 外 資 本 も 参 入 するなど 世 界 的 な 注 目 も 高 まっ てきた イル パラデ ィソ ディ マンフレデ ィはモンタルチーノ の 街 から 北 東 に 抜 け た 荒 れた 農 道 沿 いにある 元 々ブルネロの 中 心 地 は 北 東 斜 面 であり イル パラディソ ディ マンフレディはこの 北 東 斜 面 に 僅 か2.5ha の 畑 から 家 族 5 人 で 年 産 750ケースのみの 極 少 量 生 産 を 続 けている 現 当 主 で 元 数 学 教 師 のフローリオ 氏 は 言 う ブルネロの 本 来 の 姿 は 北 側 斜 面 にあり その 個 性 は 南 側 と 全 く 違 うもの このカンティーナは195 0 年 頃 先 代 が イ ル パラディソと 呼 ば れる 畑 を 購 入 し 年 に Baricci 等 数 軒 の 造 り 手 と 共 にモンタルチーノ 協 会 を 設 立 したこと に 始 まっている 以 来 畑 は 薬 剤 など を 一 切 排 除 した 自 然 農 法 が 実 践 され 醸 造 に 関 しても 伝 統 に 則 り 流 行 にぶれることなく 自 分 達 のブルネロを 造 り 続 けてきた 蜂 が 害 虫 から 葡 萄 を 守 ってくれる 義 父 から 引 き 継 いだフローリオ 氏 も 先 代 の 意 思 を 継 ぎ 自 然 農 法 を 実 践 畑 には 色 々なハーブが 自 生 し 害 虫 対 策 にはその 害 虫 の 天 敵 である 益 虫 を 畑 に 放 つことで 対 応 する 除 草 剤 も 防 虫 剤 も 使 われていない 葡 萄 樹 を 支 える 支 柱 さえも 木 製 本 当 に 信 じられない 位 自 然 と 共 存 し ている 葡 萄 がここにはある 樹 齢 は 平 均 30 年 で 地 下 セラーの 壁 から 根 が 出 てくるくらいに( 深 さ20m) 地 中 深 くまで 根 を 伸 ばしている これによ って2003 年 のような 酷 暑 にも 耐 える 丈 夫 な 葡 萄 が 育 つ 栽 培 に 関 し ても 醸 造 に 関 しても 自 然 に 任 せた 彼 等 のワインはモンタルチーノの 景 色 のように 丸 く おおらかで 優 しい 印 象 その 奥 に 繊 細 ながら 深 みを 感 じさせてくれる これこそがサンジョヴェーゼ グロッソの 本 来 の 姿 なのか もしれない 自 然 は 人 間 が 考 えたものより 偉 大 なものを 造 る 畑 は7 段 の 段 々 畑 になっていて 石 灰 の 強 い 白 い 土 壌 から 粘 土 の 強 い 赤 い 土 壌 まで 様 々 この 様 々な 土 壌 の 葡 萄 を 全 てアッサンブラージュ してワインにしている 土 壌 ごとに 分 けてワインにするなんて 考 えたこと もない 人 間 が 考 えて 造 り 出 すものなんて 意 味 が 無 い 天 から 授 かっ た 畑 の 葡 萄 を 完 熟 させて 発 酵 させるだ け 魂 は1つしか 無 いのだから 魂 を 込 めたワインは1つし かできないはずだし 自 然 は 人 間 以 上 の ものをいつも 造 って しまう 収 穫 は 区 画 ごとに 完 熟 を 待 って 行 う モスト 計 など で 熟 度 を 見 るので はなく フローリオ 氏 が 葡 萄 を 食 べて 収 穫 時 期 を 決 定 していて2007 年 に 関 しては 列 ごとに 収 穫 をした 醗 酵 は 伝 統 的 に20~50hl のセメント タンクで 収 穫 した 区 画 ごとに 行 う 時 折 セメントタンクに 手 をあて 温 度 が 上 がりすぎた 時 だけ ルモンタージュを 行 う 熟 成 は5hl~32hl の 大 樽 のみ 10 年 以 上 使 用 している 古 樽 が 中 心 ある 程 度 ワインが 安 定 し てきたら 全 てをアッサンブラージュして 更 に 熟 成 を 続 ける 瓶 詰 め 直 前 に 極 少 量 の SO2 を 添 加 するが 醗 酵 から 熟 成 に 至 るまでは 一 切 無 添 加 ワインはブルネロ ディ モンタルチーノ1 種 類 のみだが 最 良 年 に は 一 部 がリゼルヴァにまわされる また 昔 からの 顧 客 向 けにブルネロ を 早 くボトリングして( 中 身 は 格 落 ちでないブルネロ)ロッソ ディ モンタ ルチーノとして 出 荷 している 69X50 Rosso di Montalcino Sangiovese 完 売 2010 赤 750ml 6,000 ブルネロの 熟 成 期 間 を ロッソ ディ モンタルチーノ Grosso 短 くして 出 荷 彼 等 の 造 るワインはブルネロ ディ モンタルチーノ1 種 類 のみ しかし 昔 からの 顧 客 のリクエストでブルネロ ディ モンタルチーノを 熟 成 期 間 を 短 くし 早 めにボトリングすることでロッソ ディ モンタルチーノとして 極 少 量 だけリ リースしている 毎 年 日 本 への 割 当 は360 本 のみ 69X51 69X52 69Q32 Brunello di Montalcino ブルネッロ ディ モンタルチーノ Brunello di Montalcino 1500ml ブルネッロ ディ モンタルチーノ マグナム Brunello di Montalcino Riserva ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァ Brunello di Montalcino Riserva 1500ml 完 売 完 売 Sangiovese Grosso 2006 赤 750ml 11, 赤 1500ml 22, 赤 750ml 14, 赤 1500ml 28,000 Sangiovese Grosso Sangiovese Grosso Sangiovese 69T94 完 売 ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァ マグナム Grosso 最 高 の 年 だけ 造 られるリゼルヴァ ブルネロ ディ モンタルチーノを 長 く 樽 熟 成 させたもので 特 別 な 畑 から 造 られる 訳 ではない しかし 圧 倒 的 存 在 感 を 持 つ

45 45 Azienda. Agricola Ciacci Piccolomini d Aragona Montalcino, Toscana, Italia チャッチ ピッコロミニ ダラゴナ 粘 土 質 土 壌 ブルネロ ディ モンタルチーノの 最 高 峰 ブルネロを 代 表 する 造 り 手 に 成 長 ビッグネームが 揃 うブ ルネロ ディ モンタル チーノの 中 でその 独 特 の 味 わいと 比 類 なき 完 成 度 で 存 在 感 を 示 す のがチャッチ ピッコロミ ーニ ダラゴナ シエナ の 南 10km 程 田 舎 道 を 進 んでいくとモンタル チーノの 丘 がぽっかりと 現 れる 世 界 的 に 有 名 な 産 地 のわりには 飾 り 気 のない 素 朴 な 街 並 みで130を 越 える 生 産 者 がひしめきあう 周 辺 のなだ らかな 丘 陵 部 分 は 見 渡 す 限 り 葡 萄 とオリーヴが 占 領 している 更 に 南 に 進 んだモンタルチーノの 南 端 カステルヌォーヴォにチャッチ ピッコロ ミーニ ダラゴナは 位 置 する 赤 土 から 生 まれる 濃 厚 な 果 実 ガレストロ 土 壌 が 広 がるモンタルチーノ において ここは 少 し 特 異 な 土 壌 になっ ている 白 いガレスト ロ に 赤 い 粘 土 質 が 混 ざりこみ 鉄 分 マグネシウムの 比 率 が 周 りの 土 壌 と 比 べ て 格 段 に 高 くなっている この 特 殊 な 土 壌 がチャッチ ピッコロミーニ ダ ラゴナのスタイルを 独 特 のものにしている 標 高 は240~360m 程 度 オルチァ 川 の 影 響 もあり 日 中 は 陽 光 が 強 く 夜 間 は 冷 え 込 みが 強 い 理 想 的 微 気 候 となっている チャッチ ピッコロミーニ ダラゴナの 歴 史 は 古 く 起 源 は17 世 紀 に 遡 る 1985 年 にはジュゼッペ ビアンキーニ ( 現 オーナー 一 族 )に 引 き 継 がれ 一 気 に 品 質 志 向 を 強 めていくこととな る セラーは 改 築 され 最 新 鋭 の 設 備 が 整 い 醸 造 責 任 者 にはロベルト チプレッソを 起 用 した こ の 改 革 後 数 年 で 最 高 の 評 価 を 得 て 一 気 に 人 気 ワイナリーの 仲 間 入 り を 果 たした 現 在 ではジュゼッペから 息 子 パオロと 娘 ルチアに 引 き 継 が れ 醸 造 責 任 者 もパオロ ヴァッカジーニとなって 更 に 安 定 感 を 増 し ている 法 定 基 準 の3/4まで 抑 えた 収 量 畑 では 有 機 栽 培 が 実 践 され 防 虫 剤 防 カビ 剤 は 勿 論 除 草 剤 も 使 用 しない ( 一 部 ボルドー 液 銅 硫 黄 化 合 物 は 使 用 する) 収 量 も 厳 しく 制 限 され 法 定 基 準 の3/4まで 抑 えられている フ ラッグシップであるブルネロ ディ モンタ ルチーノ ピアンロッソはモンタルチーノの 南 西 端 に 位 置 する 単 一 畑 ピアンロッソ (11.6ha)100%でオルチァ 川 に 南 向 きに 面 している 粘 土 と 石 灰 が 混 ざりあ った 泥 灰 土 壌 で 標 高 は360m 熟 成 は スロヴェニア 産 の 大 樽 で36ヶ 月 間 行 わ れる また2003 年 より 新 たな 試 みとし てIGTトスカーナ ロッソが 発 売 された アテオの 畑 の 若 木 を 中 心 にサン ジョヴェーゼ カベルネ メルローをアッサンブラージュ 若 木 ゆえに 若 いうちから 開 き 楽 しめるが 流 石 に 素 晴 らしい 完 熟 度 チャッチ ピッコ ロミーニらしさを 感 じさせる 69W62 Rosso Toscana Sangiovese 他 2011 赤 750ml 2,400 アテオの 若 樹 ロッソ トスカーナ アテオの 畑 の 植 え 替 えに 伴 い 誕 生 したワイン 若 い 樹 は 香 味 成 分 に 複 雑 味 が 少 なく 単 純 なワインになりがちなのでアテオには 向 かないと 判 断 格 下 げしてテーブルワインとして 販 売 することを 決 めた 将 来 的 に 樹 齢 が 高 まる とアテオにブレンドされる 栽 培 醸 造 は 全 てアテオと 同 じくする 69V26 69T14 69V27 69R94 69R34 Rosso di Montalcino ロッソ ディ モンタルチーノ Brunello di Montalcino ブルネッロ ディ モンテルチーノ Brunello di Montalcino "Pianrosso" ブルネッロ ディ モンテルチーノ ピアンロッソ Brunello di Montalcino "Pianrosso" Riserva ブルネッロ ディ モンテルチーノ ピアンロッソ リゼルヴァ Sant'Antimo Rosso "Ateo" 60 本 Sangiovese Grosso このカンティーナのロッソ ディ モンタルチーノはブルネロとは 全 く 違 う 魅 力 を 持 っている しなやかで 丸 く 適 度 な 果 実 感 が 特 徴 リリース 後 半 年 程 度 で 開 いてくる 69Y28 サンタンティモ ロッソ アテオ Sant'Antimo Rosso "Ateo" 新 入 港 Sangiovese 2011 赤 750ml 4,000 Grosso 2008 赤 750ml 7,000 樹 齢 の 高 まりと 共 に 毎 年 素 晴 らしい 評 価 を 受 けるピアンロッソにも 負 けない 評 価 を 受 けるようになってきた 標 高 は mで 赤 土 に 石 灰 砂 と 複 雑 な 土 壌 果 実 のピュアさと 濃 厚 さが 両 立 していることが このワインの 素 晴 らしさ 若 いうちは 果 実 の 凝 縮 感 甘 さが 際 立 っているが 熟 成 と 共 に その 奥 に 存 在 する 複 雑 味 が 前 面 に 出 てくる 2007ヴィンテージはワインスペクテイター 誌 が 選 ぶ 世 界 トップ100の 第 9 位 に 選 出 された Sangiovese Grosso モンタルチーノを 代 表 する 畑 ピアンロッソ 5000 年 前 に 由 来 する 泥 灰 土 壌 の 比 率 が 高 く 理 想 的 環 境 熟 成 にはスラヴォニア 産 大 樽 が 使 われ36カ 月 間 熟 成 される Sangiovese 2008 赤 750ml 8,600 Grosso 2006 赤 750ml 16, 赤 750ml 3,200 Me, Sg 2011 赤 750ml 3,400 Cabernet S Me, Sg Cabernet S サンタンティモ ロッソ アテオ ブルネロとはまた 違 った 魅 力 を 持 つサンタンティモ 産 1989 年 という 難 しい 年 チャッチ ピッコロミニではブルネロの 生 産 を 取 りやめた そして この 無 神 論 者 という 意 味 を 持 つアテオが 誕 生 することとなる 69G98 69G99 Grappa di Brunello グラッパ ディ ブルネロ Grappa di Brunello"Pianrosso" Riserva グラッパ ディ ブルネロ ピアンロッソ リゼルヴァ 60 本 Sangiovese Grosso Sangiovese Grosso N.V 蒸 留 500ml 6,800 ステンレス 熟 成 2008 蒸 留 700ml 16,000 樽 熟 成

46 46 Azienda. Agricola Montesecondo Chianti Classico, Toscana, Italia モンテセコンド アルベレッロ 仕 立 茎 ごと 発 酵 アンフォラ 発 酵 アルベレッロ 仕 立 の 唯 一 のキャンティ 1716 年 にキャンティの 地 区 の 境 界 が 設 定 されて 以 来 キャンティは8 つのサブゾーンに 分 割 された モンテセコンドはフィレンツェから 程 近 い キャンティ クラシコ ゾーンの 最 北 端 サン カッシャーノ イン ヴァル デ ィ ペサに 位 置 している 周 囲 を 森 に 囲 まれた 自 然 に 溢 れる11ha の 畑 では2001 年 から 有 機 栽 培 を 実 践 2004 年 からはビオディナミを 採 用 していて 土 壌 は 石 灰 質 が 強 く 出 ている 炭 酸 カルシウムやマンガン が 豊 富 でサンジョヴェーゼにとって 理 想 的 土 壌 樹 齢 は 平 均 30 年 で 古 い 畑 はヘクタールあたり3300 本 植 樹 植 替 えた 畑 は6000 本 /ha の 密 植 針 金 に 支 えられている 樹 に 自 然 を 感 じられず 徐 々に 支 柱 を 必 要 としないアルベレッロ( 株 造 り)に 変 更 されている これはトスカーナ では 初 めての 試 みかもしれない 失 敗 続 きのビオディナミ 畑 の 真 中 に 自 宅 があり 子 供 達 と 生 活 している 子 供 達 の 健 康 を 考 えていた 時 期 にニコラ ジョリーのセミナーに 参 加 し ビオディナミに 自 然 と 共 感 した しかし ビオディナミへの 転 換 は 多 くの 困 難 を 伴 った 2008 年 はベト 病 にかかりほとんどの 葡 萄 が 焼 け 死 んでしまった 自 根 の 野 生 の 葡 萄 を 植 樹 し サンジョヴェーゼを 刺 木 した 際 は30%がフィロキセラにやられたそう しかし 確 実 に 葡 萄 樹 は 耐 性 を 強 めて いて 葡 萄 自 体 も 強 くなってきているし シルヴィオ 本 人 も 自 然 への 対 処 の 仕 方 が 理 解 できるようになってきた 醸 造 に 関 しても 色 々なことを 試 している マセラ シオンの 期 間 も 毎 年 変 わっていく 年 頃 からは 完 熟 と 美 しい 酸 の 確 保 の 両 立 を 強 く 意 識 し 始 める それに 伴 って 収 穫 時 期 が 若 干 早 くなって きた 更 には 果 実 だけでなく 種 子 茎 も 熟 してくれるので15% 程 度 は 茎 ごと 発 酵 させるようになった 一 時 期 は 完 熟 を 追 い 過 ぎていたし マセラシオンも 長 すぎたのかもしれ ない 言 葉 通 り エレガントなワインに 変 化 している 還 元 的 でないアンフォラ 発 酵 キャンティ 以 外 で 試 しているのがアンフォラによる 発 酵 熟 成 2010ヴィンテージのロッソ デル ロスポは アンフォラで 発 酵 させたものとステンレスタンクで 発 酵 させたものの2 種 類 を 造 っている カベルネでワイン を 造 るならインターナショナルなものでなく この 土 地 のアイデンティティを 表 したものにしたかった 木 との 相 性 は 悪 くは 無 いが 香 を 何 も 与 えずに 嫌 気 的 な 環 境 にないアンフォラを 試 してみたかった ワインは 洗 練 さ れていてボトリング 前 であるのにも 関 らず 既 に 完 成 さ れたようなワインになっていた 酸 化 防 止 剤 に 関 して は 畑 での 自 然 なアプローチという 点 ではもっと 努 力 をしていきたいが ワイン 造 りという 点 では クリーンさ は 大 切 だと 考 えている よって SO2 完 全 無 添 加 よりも 完 璧 な 状 態 で 消 費 者 に 届 けられることの 方 が 大 切 だ と 思 う 勿 論 添 加 す る 量 は 必 要 最 低 限 で あることは 当 然 だけど ね 彼 のアナライズを 見 ると 亜 硫 酸 の 数 値 は 恐 ろしく 少 ない 来 年 からはトノーから 大 樽 での 発 酵 に 変 わる 予 定 毎 年 劇 的 に 進 化 していくシルヴィオの ワイン よりエレガントで 透 明 感 のあるワインに 向 かっているようだ 69R81 Rosso Toscano Sangiovese 2011 赤 750ml 2,600 サンジョヴェーゼ100% ロッソ トスカーノ 100%Sangiovese 畑 はキャンティ クラシコに 位 置 中 身 はキャンティ クラシコだが 手 軽 な 価 格 を 実 現 する 為 あえてデクラッセして 販 売 している 69V55 69J48 69V54 69R83 69R84 Chianti Classico キャンティ クラシコ Chianti Classico 1500ml キャンティ クラシコ マグナム Rosso del Rospo ロッソ デル ロスポ Saingiovese in Anfora "TIN" サンジョヴェーゼ イン アンフォラ ティン Saingiovese in Anfora "TIN" 1500ml サンジョヴェーゼ イン アンフォラ ティン Sangiovese Ca, Co Sangiovese Ca, Co 2011 赤 750ml 3, 赤 1500ml 7,200 Sangiovese 80 %, Canaiolo 15 %, Colorino 5 % 手 作 業 で 収 穫 し 厳 しく 選 果 後 自 然 酵 母 で 醗 酵 以 前 は 完 熟 に 拘 り マセラシオンの 期 間 もできる 限 り 長 くとっていたが 近 年 では 完 熟 とフレッシュ 酸 とのバランスを 重 視 している マセラシオンも 以 前 よりは 短 く 設 定 Cabernet S 2011 赤 750ml 3,800 ステンレス 手 作 業 で 収 穫 し 厳 しく 選 果 後 自 然 酵 母 で 醗 酵 マセラシオンは1ヶ 月 以 上 一 部 ハ リック 熟 成 カヘ ルネらしい 凝 縮 感 を 持 ちながら 完 璧 に 熟 したなめらかな 質 感 青 臭 さは 一 切 無 い 一 方 過 熟 したニュアンスもなく 健 全 な 葡 萄 を 感 じさせる Sangiovese 2011 赤 750ml 5,600 アンフォラ Sangiovese 2011 赤 1500ml 11,000 アンフォラ キャンティは 法 規 制 上 アンフォラは 使 用 できない 為 サンジョヴェーゼ 単 体 でアンフォラ 発 酵 熟 成 で 造 ったがテーブルワインとしてリリース TINはアラビア 語 で 粘 土 を 表 す サンジョヴェーゼのピュアさを 表 現 する 為 に 最 も 適 した 発 酵 容 器 がアンフォラであるとの 判 断 に 至 った

47 47 Azienda Agricola Livernano ラッダ イン キャンティのエレガンス トスカーナ 中 心 部 ラッダ イン キャ ンティの 街 から 少 し 離 れた 高 台 に カンティーナはあ る キャンティ 地 区 は 日 本 でもお 馴 染 みの 造 り 手 が 多 く イタリアを 代 表 する 生 産 地 と 言 って 間 違 いないだろう そのキャンティ 地 区 でラッダ イン キャンテ ィは 特 に 標 高 の 高 い 地 区 日 照 量 は 多 いが 気 温 は 相 対 的 に 低 く なだ らかなトスカーナにおいて 若 干 強 い 傾 斜 になっている 標 高 は 約 650 m よって 最 も 繊 細 でエレガントなワインを 産 むと 言 われる キャンティ 本 来 の 伸 びやかな 酸 ジュヴレ シャンベルタンのような 梅 や 鉄 のニュ アンス そしてトスカーナの 豊 富 な 太 陽 を 感 じさせるふくよかさ 畑 に 撒 かれた 石 が 葡 萄 を 完 熟 させる 独 特 な 姿 勢 を 貫 くリヴェルナーノは90 年 以 降 続 いていたカンティーナの 改 築 を 完 成 させた (リヴェルナーノとカサル ヴェントは 同 じ 醸 造 所 )グラヴィティシス テム 完 全 温 度 管 理 のセラーなどの 導 入 によって 更 に 完 成 度 を 上 げている 醸 造 責 任 者 及 び 栽 培 管 理 者 は 両 ブラ ンドともステファノ キオッチョリ 氏 ( 彼 と 初 めて 契 約 したのがリヴェルナーノ) ステファノ 氏 は 畑 を 完 璧 に 知 り 尽 くして いるよう 僕 にとっての 良 いワインとは 土 地 の 個 性 を 表 現 できているワインの Azienda Agricola Casalvento Radda in Chianti, Toscana, Italia リヴェルナーノ カサルヴェント キャンティ クラシコ 最 高 峰 のコストパフォーマンス こと と 言 う 通 り 週 に1 度 は 畑 を 回 り 葡 萄 を 完 熟 に 導 くことに 全 力 を 傾 ける 完 熟 した 葡 萄 を 最 適 のタイミングで 収 穫 できれば ここの 土 地 は 必 ず 最 高 の 結 果 ワインを 生 み 出 してくれる そうい うポテンシャルを 持 っている 畑 には 葡 萄 を 完 熟 させる 為 の1つの 試 みとして 手 のひら 大 の 石 が 撒 かれている これによって 適 度 な 温 度 が 保 たれ るという 純 血 という 名 のサンジョヴェーゼ 93 年 にワイン 造 りを 開 始 して 以 来 各 評 価 誌 で 高 い 評 価 を 得 続 けてい ることで 既 に 証 明 されている トップ キュヴェのリヴェルナーノは97 年 以 降 3 年 連 続 の3ビッケーレを 始 め ヴェロネッリ エスプレッソ 他 でも 最 高 評 価 プロ サングエはサンジョヴェーゼ100%のワインの 中 で 毎 年 最 高 の 評 価 を 得 ている1つの 完 成 型 と 言 ってよい そして 特 筆 すべき はベースとなるキャンティの 品 質 の 高 さである 年 産 1000ケースとい う 決 して 少 なくない 生 産 量 にも 拘 らず 凝 縮 した 果 実 が 素 直 に 出 ていて 好 感 が 持 てる 別 ブランドのカサルヴェントはカベルネの 品 質 の 高 さを 活 かして20%ブレンドしたキャンティで 濃 厚 だが 何 処 かリヴェルナーノ のエスプリを 感 じさせる 驚 く べきコストパフォーマンスを 誇 る ヤヌスはカベルネ ソーヴ ィニヨン100% 圧 倒 的 な 凝 縮 感 と 豊 富 なタンニン 分 熟 成 によってその 個 性 を 発 揮 するだろう 大 きなワインになっ ている リヴェルナーノとは 全 く 違 う 個 性 を 感 じて 欲 しい 生 産 量 が 少 なく イタリア 国 内 ではリストランテ エノテカ ピンキオーリが 買 い 占 めていた 経 緯 もあって ほとんど 手 に 入 ることのないワインであっ た 69R95 Chianti Classico "Livernano" Sangiovese 2009 赤 750ml 3,000 キャンティ クラシコ Merlot 80%Sangiovese, 20%Merlot ラッダ イン キャンティの 街 の 郊 外 真 南 を 向 く 畑 冷 涼 な 気 候 だがメルローも 含 めて 完 熟 する しなやかで 上 品 でありながら 中 程 度 の 凝 縮 度 と 骨 格 が 素 晴 らしいバランスをとっている エ チェットからは 想 像 できない 実 力 派 69P71 69K67 69K66 Chianti Classico "Casalvento" キャンティ クラシコ カサルヴェント Livernano リヴェルナーノ Puro Sangue プーロ サングエ Sangiovese C.S 2009 赤 750ml 3,000 80%Sangiovese, 20% Cabernet Sauvignon リヴェルナーノのカベルネの 状 態 が 素 晴 らしかった 為 これを 活 かすべく 力 強 いキャンティを 造 り 出 した 畑 醸 造 は 全 てリヴェルナーノと 同 じくする カベルネ 由 来 の 骨 格 と 太 い 果 実 感 が 支 配 する 高 いコストパフォーマンス 69N48 Janus "Casalvento" ヤヌス カサルヴェント 3 月 予 定 Me, C.S, C.F 2007 赤 750ml 6, ケース/ 年 産 Merlot, Cabernet S, Cabernet F, Sangiovese 9 月 末 に 完 熟 を 待 ってメルローを 収 穫 10 月 以 降 順 次 他 の 葡 萄 を 手 摘 み ヘクタールあたり30hl 程 度 にまで 収 量 を 制 限 した 贅 沢 な 造 り 葡 萄 を 完 熟 させることに 執 着 しているだけに 非 常 に 濃 厚 なエキス 皮 からのタンニン 分 も 豊 富 余 韻 も 長 く 太 いもの 3 月 予 定 Sangiovese 2007 赤 750ml 6,800 アルベレッロのSg 400ケース/ 年 産 100%Sangiovese サンジョヴェーゼの1つの 完 成 形 7,000 本 の 密 殖 カヘ ルネ 等 に 比 べて 繊 細 で 気 難 しい 品 種 と 言 われるだけに 栽 培 にも 醸 造 にも 最 も 気 を 使 うワイン 収 量 もヘクタールあたり30hl 程 度 にまでお さえる 雑 味 を 出 さない 為 にヒ シャーシ ュは 一 切 行 わないでルモンターシ ュのみ リウ ェルナーノに 比 べてより 細 身 で 繊 細 伸 びのある 酸 味 は 嫌 味 がなく 綺 麗 3 月 予 定 Cabernet S 2007 赤 750ml 6, %Cabernet Sauvignon リウ ェルナーノとは 違 いどっしりとした 果 実 味 を 持 つ 圧 倒 的 な 凝 縮 度 若 いうちは 硬 く 冷 たい 印 象 極 少 量 のみ 生 産 近 年 評 価 が 上 がっていて 今 後 が 楽 しみなワイン

48 48 パンツァーノ イン キャンティ 最 高 評 価 キャンティ 地 区 で 最 も 健 康 的 な 畑 の1つ と 言 われるレ チンチョレの 畑 キャンティ クラシコの 中 心 部 に 位 置 し シエナからもフィレンツェか らも30km の 距 離 にあるパンツァーノ キャンティの 山 と 呼 ばれる 緩 や かな 丘 に 囲 まれたクラ シコ エリアの 中 心 で 標 高 は450m から470m と 高 め ガレストロと 言 われる 土 壌 が 中 心 のキ ャンティ クラシコにおい て 粘 土 比 率 が 高 く( 保 水 性 に 優 れる) 砂 石 灰 のバランスが 取 れて いることで 近 年 注 目 の 産 地 となっている 10 年 以 上 に 渡 って 土 壌 を 元 気 にする 努 力 を 続 けてきたと 言 う 畑 は1 畝 ごとに 年 一 回 だけ 下 草 が 刈 り 込 まれる 以 外 は 基 本 的 には 何 もしない 1 年 間 下 草 は 生 えっぱなしに され 下 草 と 共 に 大 麦 などの 豆 類 が 植 えられている 下 草 や 大 麦 は1 m 程 度 根 を 伸 ばし 土 壌 にミクロの 穴 をあけ 土 壌 に 酸 素 を 供 給 ミミ ズなど 色 々な 虫 も 生 息 するようになる また 下 草 自 体 が 緑 肥 となり 豆 類 は 土 壌 に 窒 素 を 与 え 葡 萄 樹 の 成 長 を 促 してくれる 畑 は 随 分 と 元 気 になって 有 機 肥 料 すらほとんど 必 要 としないくらいになった 2 年 間 熟 成 自 家 製 コンポストのみ 畑 は 青 々とした 下 草 で 満 たされ 歩 けばぐっと 沈 み 込 むほどの 柔 らかな 土 土 壌 が 疲 れてしまった 場 合 のみ ウムスと 呼 ばれる 自 家 製 の 培 養 土 を 畑 に 撒 く ( 市 販 のものは 何 が 入 っているか 分 からないので 培 養 土 さえも 自 家 製 剪 定 した 枝 や 葉 に 馬 糞 などを 極 少 量 加 えて2 年 以 上 か けてゆっくりと 発 酵 熟 成 させたものを 使 用 )ほぼ 全 ての 畑 は 南 西 を 向 き 上 部 にはサンジョヴェーゼが 植 えられ 日 没 時 に 一 番 先 に 日 陰 に なる 比 較 的 冷 涼 な 畑 にはカベルネやシラーが 植 えられている 密 植 の 効 果 と 痩 せた 土 壌 剪 定 によってベースのキャンティでも1つの 樹 から 1200g 程 度 の 葡 萄 しか 収 穫 しない( 平 均 的 には3000g/ 樹 と 言 われ る) 更 にカマライオーネに 使 われるカベルネは1つの 樹 から500g(2 Podere Le Cinciole Panzano in Chianti, Toscana, Italia レ チンチョレ 最 もエレガントでしなやかなキャンティ クラシコ 房 程 度 )の 収 穫 と 異 常 なまでの 低 収 量 となっている カマライオーネを 除 いて 全 てのワインはセメントタンクで 発 酵 野 生 酵 母 を 元 気 に 活 動 させる 酸 素 供 給 発 酵 は 野 生 酵 母 のみで3~4 週 間 野 生 酵 母 のみでゆっくりと 発 酵 す ることは 極 めて 重 要 このゆっくりとした 発 酵 の 初 期 段 階 で 色 々な 要 素 が 抽 出 される 野 生 酵 母 のみでのゆっくりとした 発 酵 は 完 璧 な 果 実 で ないと 不 可 能 もし 未 熟 な 果 実 であれば 青 いタンニンやえぐみが 抽 出 さ れてしまう カマライオーネは 使 い 古 しのトノーを 立 てて 側 面 を 取 り 外 し 開 放 発 酵 桶 として 使 用 ピシャージュを 繰 り 返 し 酸 素 を 与 えながら 発 酵 を 行 う 全 てのワインはマロラクティック 終 了 後 に 軽 くデキャンタージ ュし 粗 い 酵 母 の 死 骸 などを 取 り 除 き 細 かいオリとは 接 触 させ ておく オリは 酸 素 を 吸 収 する 効 能 がある ので 天 然 の 酸 化 防 止 の 役 割 を 果 たしなが らオリ 特 有 の 旨 味 をワ インに 与 えてくれる そして 彼 等 が 最 も 重 要 視 するのが 健 康 的 な 酵 母 発 酵 初 期 の 段 階 で 酸 素 をある 程 度 供 給 してあげることで 酵 母 が 元 気 に 活 動 できるようにすることが 重 要 酵 母 が 不 健 康 な 状 態 で 残 り 続 けるとバクテリアの 影 響 等 で 嫌 な 香 が 出 る ことがあるのだ チンチョレらしい 独 自 の 個 性 をワインに 与 える 為 には 自 然 な 畑 環 境 は 勿 論 醸 造 も 自 然 であるべきだと 考 えている そうで ないとテロワールの 表 現 にはならないからね 決 して 特 異 で 奇 抜 なワイ ンではないが キャンティにもカベルネにも 全 てのワインにチンチョレの スタイルが 表 現 されている 果 実 の 濃 度 の 奥 に 隠 れたミネラルの 強 さ や 酸 の 質 の 高 さ ここ 数 年 で 大 きく 進 化 を 遂 げ イタリア 国 内 でも 注 目 を 集 めているのは10 年 以 上 の 土 壌 改 良 と 醸 造 テクニックに 頼 らない 毎 年 の 経 験 値 からくる 適 切 な 醸 造 スキルの 高 さによるものなのだ 69U76 Rosato Toscana ロザート トスカーナ Sangiovese 2012 ロゼ 750ml 2,400 自 家 消 費 用 Sangiovese サラッソ(セニエ) 方 式 によるロゼ 破 砕 してすぐにジュースのみを 発 酵 させるロゼで 自 家 消 費 用 として 少 量 造 っているもの 69Y33 69P03 69U74 69F43 69U75 69P04 Cinciorosso チンチオロッソ Chianti Classico "Le Cinciole" キャンティ クラシコ レ チンチオーレ Chianti Classico "Le Cinciole" キャンティ クラシコ レ チンチオーレ Chianti Classico Riserva "Petresco" キャンティ クラシコ リゼルヴァ ペトレスコ Chianti Classico Riserva "Petresco" キャンティ クラシコ リゼルヴァ ペトレスコ Camalaione カマライオーネ 新 入 港 Sangiovese 2011 赤 750ml 2,600 Sangiovese 2009 赤 750ml 2,800 Wine Advocate 91p Sangiovese 2010 赤 750ml 2,800 セメントタンク(イノックスは 便 利 だが 酸 素 を 供 給 してくれないので 使 用 しない)で 野 生 酵 母 で3-4 週 間 かけてゆっくり 発 酵 (この 期 間 はマセレーションと 同 じ 効 果 )しオリと 共 に 熟 成 発 酵 の 初 期 段 階 では 空 気 が 必 要 なのでタンク の 下 から 液 体 を 全 て 取 り 出 し 上 から 戻 す(デレスタージュ)ことによって 空 気 により 多 く 触 れさせる Sangiovese 2007 赤 750ml 5,200 Sangiovese 2008 赤 750ml 5,800 Sangioveseのみ 収 穫 前 の 葡 萄 の 状 態 を 見 て 最 高 の 区 画 のサンジョヴェーゼを 厳 選 する 区 画 は 年 によって 異 なるがほぼ 毎 年 一 番 標 高 の 高 い 畑 が 選 ばれる 醸 造 はベースのキャンティと 同 じだが 熟 成 は2-3 年 使 用 し たバリックで12ヶ 月 間 行 う C.S, Sy, Me 2007 赤 750ml 6,800 トノーをたてて 開 放 桶 として 発 酵 マロラクティックからはバリック(70% 新 樽 ) 移 し 変 える 前 に 軽 くデキャンタージュ 粗 い 酵 母 のみ 沈 殿 させるが 細 かい 酵 母 の 死 骸 は 一 緒 に 詰 める 細 かい 酵 母 の 死 骸 は 酸 素 を 吸 収 するの で 自 然 の 酸 化 防 止 剤 となる(これが 一 番 大 切 )し オリの 中 には 旨 味 もあるのでその 為 にも 細 かいオリはワインと 接 触 させておく マロ 終 了 後 にオリ 引 きしてバリックにつめて18ヶ 月 熟 成

49 49 キャンティ クラシコ 以 上 のポテンシャル キャンティ クラシコはキャ ン テ ィ よ り 優 れ て い る の か? 総 面 積 8500ha とい う 広 大 なキャンティ クラシ コ イメージ 的 にキャンティ クラシコが 上 位 のように 認 識 されているかもしれない 現 にキャンティ クラシコで は 伝 統 的 に 行 われてきた 白 葡 萄 品 種 のブレンドを20 06 年 より 法 的 に 規 制 する など 高 品 質 化 に 向 けて 動 いているし 法 定 熟 成 期 間 も7ヶ 月 長 い 比 べてみるとキャンティ DOCG は 一 部 の 量 産 品 と 藁 苞 ボトルに 代 表 される 低 価 格 キャンティに よって 低 品 質 イメージが 拭 えずにいる そんなキャンティ 地 区 の7つの ソットゾーナの1つ 総 面 積 800ha と 非 常 に 小 さいキャンティ ルフィナ を 質 で 牽 引 するのがフラスコレ 大 きく 違 うのが 標 高 だ キャンティ ク ラシコが200~300m 程 度 なのに 対 してフラスコレの 標 高 は500m 以 上 2 倍 の 高 さに 位 置 する ワインはたっぷりの 陽 光 と 昼 夜 の 寒 暖 差 に よ って 強 靭 な 酸 と 骨 格 を 手 に 入 れる (オ ーナー エンリコ リッ ピ) 外 国 資 本 が 入 り 世 界 に 向 けたワイン 造 りが 行 われるキャンテ ィ クラシコに 対 して1/ 10 程 度 の 小 さな 田 舎 の 産 地 ルフィナのワイ ンは 良 くも 悪 くも 田 舎 っぽく 素 朴 な 美 味 しさを 感 じさせてくれる ジュリオ ガンベッリ そしてオルネライア 醸 造 責 任 者 はフェデリコ スタデリーニ 氏 オルネライアの 前 醸 造 担 当 者 であり ポッジオ ディ ソットでジュリオ ガンベッリと 共 に 働 いていた ベテラン フラスコレの 品 質 を 一 気 に 高 めた 大 きな 要 因 となっている パッソ デル ブラリオーネ(1600m 級 の 山 )とムジェッロ 丘 がぶつか る 場 所 であるフラスコレの 畑 は 特 殊 だ 急 斜 面 の 中 で 唯 一 扇 状 に 広 がったこの 畑 は 朝 日 を 一 番 に 受 ける 畑 でありながら 日 が 沈 む 直 前 ま Azienda. Agricola Frascole Chianti Rufina, Toscana, Italia フラスコレ 最 も 標 高 の 高 い 畑 から 生 まれるキャンティ で 日 光 を 浴 びる 標 高 は520m で 土 壌 的 に はシスト 土 壌 が 中 心 この 土 壌 はパンツァー ノと 酷 似 しているがパン ツァーノより 砂 質 が 強 く 地 中 深 くまでいかない と 水 分 を 貯 め る 粘 土 質 が 存 在 しない 葡 萄 樹 はより 厳 しい 環 境 で 地 中 深 くまで 根 を 伸 ばさなくてはならない (フェデリコ スタデリーニ) 畑 では 一 切 の 化 学 薬 品 は 不 使 用 銅 と 硫 黄 のみで 対 応 している 醸 造 に 関 しては2006 年 まで 使 用 していたステンレスタンクでの 発 酵 を 中 止 し 徐 々に 小 型 のセメントタンクでの 発 酵 に 切 り 替 えている 発 酵 は 糖 分 も 酵 母 も 加 えずに 自 然 酵 母 のみで 行 う ステンレスタンクは 発 酵 期 間 が 短 くなってしまうので 個 性 が 出 難 いと 感 じた 今 では 区 画 ごとに 小 さなセメントタンクで 発 酵 熟 成 させることでその 区 画 の 個 性 を 以 前 より 強 く 感 じられるようになってきた 硬 くなりがちなルフィナだが 年 に 数 回 タンクを 移 し 替 え 酸 素 に 触 れさせることによって 徐 々に 花 開 いていく 年 に 数 回 の 移 し 替 えを 行 い 最 後 にアッサンブラージュしてボトリング 新 たな 挑 戦 と 自 由 な 発 想 彼 等 は 古 い 区 画 のカ ナイオーロやコロリーノ を 活 かしながら 新 しく 条 件 の 良 い 畑 を 細 かく 買 い 足 している 色 々 な 条 件 の 畑 の 葡 萄 を ブレンドすることで 全 体 のバランスを 取 ってい くのだと 言 う 更 に 白 ワ インも2 種 類 造 り 始 め ていて 15 時 間 のみの 軽 いマセラシオンによる 伝 統 的 トレビアーノと 遅 摘 みした 葡 萄 を35 日 間 マセラシオンした 長 期 マセラシオンのトレビアー ノも 完 成 させた 伝 統 的 手 法 によるヴィンサントも 素 晴 らしい 自 然 酵 母 のみ 酸 化 防 止 剤 もフィルターも 不 使 用 発 酵 は 自 然 に 任 せて 完 全 に 発 酵 が 終 了 するのを 待 つだけだと 言 う 奇 抜 なワインを 造 ることが 目 的 ではない あくまでもバランス 力 があり ルフィナの 個 性 を 表 現 するワ インに 拘 っていきたい 69W17 Toscana Rosso "Bitornino" Sg, Ca 2011 赤 750ml 2,400 最 も 古 い 畑 トスカーナ ロッソ ビトルニノ Trebbiano, Ma 85%サンジョヴェーゼ 10%カナイオーロ 5%トレビアーノとマルヴァジア 平 均 樹 齢 40 年 以 上 の 畑 全 ての 葡 萄 はキャンティ ルフィナのエリアから ステンレスタンクで 発 酵 マロラクティックからセメントタンクで 発 酵 キャンティ より 短 い 熟 成 期 間 でリリース 自 然 酵 母 のみ 69W18 69W19 Chianti Rufina "Frascole" キャンティ ルフィナ フラスコレ Chianti Rufina "Frascole" Riserva キャンティ ルフィナ フラスコレ リゼルヴァ Sangivese Colorino Sangivese Colorino 2010 赤 750ml 2,800 95%サンジョヴェーゼ 5%コロリーノ 標 高 400mから500mの 畑 平 均 樹 齢 は35 年 発 酵 は 基 本 的 にセメントタンクで 行 う 何 種 類 かのサンジョヴェーゼのクローンを 混 植 2ヶ 月 間 のマセラシオン セメントタンクと 木 樽 で 熟 成 熟 成 中 に 何 度 か 移 し 替 えを 行 い 酸 素 と 触 れさせることで 開 かせる 2009 赤 750ml 4,600 標 高 500mの 畑 95%サンジョヴェーゼ 5%コロリーノ 標 高 400mから500mの 畑 2000 年 に 植 樹 した 若 い 畑 だが7500 本 /haの 密 植 サンジョヴェーゼはF9, CH 22; Tin 10, Tin 50のクローンが 混 植 されている 14ヶ 月 程 度 古 バリックで 熟 成 後 セメントタンクで 落 ち 着 かせてからボトリング

50 50 Fattoria di Bacchereto Terre a Mano Carmignano, Toscana, Italia バッケレート テッレ ア マーノ 手 造 りの 大 地 (テッレ ア マーノ)と 呼 ばれる 畑 カルミニャーノ 唯 一 のビオディナミ ている 暑 さによる 旱 魃 から ニコラ ジョリーに 刺 も 守 っている 収 穫 は 全 て 激 を 受 けビオディナ 手 作 業 1 房 ごと1 果 実 ご ミに 転 向 する 造 り 手 とに 選 別 する 醗 酵 はセメ は 多 くいるし ビオデ ントタンクで 葡 萄 果 実 に 着 ィナミが 販 促 ツール く 自 然 酵 母 のみ 醗 酵 時 のように 扱 われてい は 温 度 管 理 もしない 自 然 ることも 多 々ある ビ に 任 せた 醗 酵 過 程 はマロ オディナミの 誠 実 な ラクティック 醗 酵 時 も 何 も イメージは 昔 の 話 の 足 さないし 何 も 引 かない 勿 論 醗 酵 時 のSO2 添 加 もなし アリエ 産 ような 気 もするが こ のトノー(350l)で18ヶ 月 熟 成 し フィルターをかけずに 瓶 詰 め ういうワインと 出 会 ってしまうとビオディナミの 力 を 信 じたくなってしまう カルミニャーノとしては 異 例 の 凝 縮 感 カルミニャーノの 街 から 西 に3km プラートにあるモンタルバーノの 丘 に 出 来 上 がったワインはカルミニャーノとしては 異 例 の 凝 縮 感 と 大 ぶりで ファットリア ディ バッケレートは 位 置 する トスカーナらしい 緩 やかな 丘 強 烈 なタンニンに 支 配 されている サンジョヴェーゼらしい 繊 細 な 酸 も に 手 つかずの 自 然 が 残 って 感 じられるが 濃 密 な 果 実 味 とタンニンに 隠 れてしまう しかし 抜 栓 から いる 所 有 面 積 は150ha 2 時 間 を 経 過 すると 徐 々に そのしなやかなボディと 杏 のニュアンスや 内 葡 萄 畑 はたった8ha で6 黒 胡 椒 などのスパイス 香 更 に 動 物 的 な 香 も 出 てきて 複 雑 味 を 感 じさ 0ha はオリーヴ 畑 そして9 せる 余 韻 も 非 常 に 長 く 飲 み 手 を 引 きつける ファットリア アンブラの 0ha の 森 林 を 残 し 自 然 環 出 し 汁 のようなしみじみとした 主 張 しすぎない 旨 味 とは 正 反 対 で 力 強 く 境 を 維 持 している 現 当 主 存 在 感 の 強 いワイン 一 度 飲 めば 忘 れられない 現 在 の 考 え 方 に 基 づ はロセッラ ベンチーニ 彼 いたワイン 造 りに 転 換 したのは2002 年 から ロセッラによると こうした 女 はニコラ ジョリーの 講 演 やイタリアの 然 派 ワインのグループ Triple 自 分 達 の 哲 学 の 変 化 が 目 に 見 えて 現 れたのは 葡 萄 の 樹 と 従 業 員 の A に 参 加 することで 徐 々にビオディナミに 無 理 のない 自 然 なワイン 造 健 康 だと 言 う 葡 萄 樹 はより 強 く 丈 夫 になってきた 従 業 員 は 薬 剤 りに 引 かれていった 彼 女 は 蜂 蜜 と 干 し 無 花 果 も 作 っている にまみれて 仕 事 をしなくてすむようになった これによって 真 の 意 味 で 薬 剤 の 代 りに 豆 類 を 畑 に 植 えた 嘘 のない 身 体 に 悪 いものが 何 一 つ 入 っていない 健 康 なワインを 消 費 畑 では 有 機 栽 培 が 実 者 に 届 けることがで 践 されていて 科 学 肥 きることを 実 感 した 料 はほとんど 使 用 しな 消 費 者 にとって 良 い い ( 農 薬 はボルドー ことを 信 じて 続 けて 液 のみ 殺 虫 剤 や 除 いけば いずれ 自 分 草 剤 なども 使 わない) 達 に 何 らかの 形 で 薬 剤 の 代 わりに 緑 肥 戻 ってくるだろう バ 豆 類 を 植 えある 程 度 ッケレートにおけるビ 育 ったら 浅 く 耕 し その オディナミはスタイ 枯 れ 草 を 畑 に 撒 きっぱ ルや 売 り 文 句 ではなく 嘘 のないワイン 造 りに 欠 かせない 信 念 であり なしにすることによって 豊 かな 土 壌 と 強 く 生 命 力 に 溢 れる 葡 萄 樹 をつく 道 しるべのようだ ると 共 に 土 壌 からの 過 剰 な 水 分 蒸 発 を 防 ぎ ここ 何 年 かで 深 刻 化 し 69V09 Carmignano "Terre a Mano" Sangiovese 2010 赤 750ml 4,600 カルミニャーノ テッレ ア マーノ Ca, C.S 東 南 - 南 東 向 き 5haが1975 年 2ha が1993 年 1haが2003 年 に 植 えたもの 品 種 :サンジョヴェーゼ75% カナイオーロ ネーロ10% カベルネ ソーヴィニョン15% 年 間 生 産 量 :13000 本 収 穫 :だいたい10 月 第 1 週 にサン ジョヴェーゼとカナイオーロ ネーロ カベルネは2 週 目 くらい 醗 酵 : 伝 統 的 なセメントタンクで 野 生 酵 母 による 醗 酵 約 15 日 間 熟 成 :18ヶ 月 アリエ 産 のオーク 樽 (350リットルのトノー) 69N03 69N04 Sassocarlo "Terre a Mano" Bianco サッソカルロ テッレ ア マーノ ビアンコ Vin Santo di Carmignano ヴィンサント ディ カルミニャーノ 4 月 予 定 Trebbiano 2008 白 750ml 4,000 遅 摘 み 辛 口 仕 上 げ 10 月 中 旬 まで 収 穫 を 遅 らせたトレッビアーノ80%とマルヴァージア20%のブレンド 5 日 間 程 度 のマセラシオン 非 常 に 濃 厚 な 旨 味 粘 度 300 本 のみの 入 港 Trebbiano 2001 甘 375ml 6,500 Malvasia

51 51 Fattoria Ambra Carmignano, Toscana, Italia アンブラ カルミニャーノの 最 も 重 要 なカンティーナ 最 小 のDOCG カルミニャーノ 1975 年 にキャンティ モ ンタルバーノから 切 り 離 さ れたカルミニャーノ 歴 史 的 には13 世 紀 より 高 品 質 ワインの 生 産 地 として 認 識 されており 1716 年 コジモ3 世 の 指 示 により 生 産 地 域 収 量 や 流 通 まで もが 厳 しく 制 限 された 同 年 イタリアで 最 初 の 生 産 地 呼 称 に 指 定 され 当 時 は 貴 族 のワインとして 重 宝 されていたのだそう その 影 響 もあり 現 在 でもイタリア 最 小 のDOCGエリアとなっている 生 産 者 は10 軒 程 度 と 非 常 に 小 さなもの 力 強 さ よりも フィネス キャンティは75% 以 上 のサンジョヴェーゼ 比 率 が 求 められるのに 対 して カルミニャーノでは50% 以 上 のサンジョヴェーゼ にカベルネ シラー メ ルローなどのフランス 品 種 更 にマンモロ コロリ ーノなどの 地 品 種 のブレ ンドが 認 められている カベルネは 僕 等 にとってはフランス 品 種 という よりも 昔 からある 地 元 の 品 種 と 当 主 ジュゼッペが 言 うように 昔 からブレ ンドされている ワインはキャンティよりも 黒 果 実 系 のリッチさが 現 れる 熟 成 ポテンシャルは 高 いが ブルネロと 比 べれば 大 きなワインではない し タンニン 量 も 少 なく チャーミングなワイン 特 にアンブラのスタイル は 力 強 さ よりも フィネス の 表 現 に 長 けている サンタ クリスティーナ イン ピッリ ファットリア アンブラは1955 年 に 設 立 20ha の 畑 から 年 産 6000ケ ースのワインを 造 っている オーナーであり 醸 造 責 任 者 ジュゼッペはト スカーナの 他 のカンティーナの 醸 造 コンサルタントとしても 活 躍 していて トスカーナらしいおおらかでゆったりとした 味 わいには 定 評 がある 単 一 畑 毎 に4 種 類 のカルミニャーノを 造 っている 最 も 重 要 なクリュがサン タ クリスティーナ イン ピッリ 最 も 石 灰 岩 比 率 が 高 い 畑 でストラクチャ ーのはっきりしたワインが 生 まれる 砂 質 比 率 が 高 く 小 石 とガレストロ 主 体 の 畑 がモンテフォルティー ニ 骨 格 ではサンタ クリスティ ーナ イン ピッリに 劣 るが 華 や かさ 優 しさでは 群 を 抜 く 最 も 標 高 の 高 い 畑 がモンタルビオロ ガレストロ 主 体 で 若 干 の 赤 い 粘 土 質 が 混 じる 土 壌 から 比 類 なき エレガントなワインが 生 まれる この 畑 は1985 年 から 熟 成 期 間 を 延 ばしリゼルヴァとなった (フ レンチバリック 熟 成 )もう1つのリゼルヴァがエルツァーナ 粘 土 とガレス トロが 半 分 程 度 の 比 率 のリッチな 土 壌 パワフルで 濃 密 目 の 詰 まった ワインを 生 む もう1つ 面 白 いのがトレビアーノ 飾 らない 素 朴 なワイン 比 較 的 遅 めの 完 熟 したトレビアーノから 蜜 のようなワインが 出 来 上 がる トスカーナの 昔 ながらのスタイルのトレビアーノは 今 や 貴 重 な 存 在 と 言 える 69W35 Barco Reale Sangiovese バルコ レアーレ C.S, Me, Sy 2012 赤 750ml 2,400 比 較 的 シンフ ルなワイン カ レストロ 土 壌 が 主 だが 粘 土 質 の 強 い 畑 など 多 岐 にわたる ステンレスタンク 醗 酵 仏 産 トノーで8ヶ 月 熟 成 69P74 69R75 Carmignano "Montefortini" カルミニャーノ モンテフォルティーニ 砂 質 比 率 が 高 く 小 石 とガレストロ 主 体 の 畑 がモンテフォルティーニ 骨 格 ではサンタ クリスティーナ イン ピッリに 劣 るが 華 やかさ 優 しさでは 群 を 抜 く 69K36 69K37 Carmignano "S.Cristina in Pilli" カルミニャーノ サンタ クリスティーナ イン ピッリ Carmignano Riserva "Elzana" カルミニャーノ リゼルヴァ エルツァーナ Carmignano Riserva "Montalbiolo" カルミニャーノ リゼルヴァ モンタルビオーロ 完 売 完 売 Sangiovese 2009 赤 750ml 2,600 砂 質 C.S, Me, Sy Sangiovese C.S, Me, Sy 2009 赤 750ml 2,800 粘 土 +ガレストロ アンブラを 代 表 するワイン カルミニャーノらしさをよく 表 しているワインで 最 も 人 気 平 均 樹 齢 30 年 ライムストーン 比 率 が 非 常 に 高 い4haの 畑 ワインはミネラル 感 が 反 映 され ストラクチャーがはっきりする 50%トノー 50% 小 樽 で12ヶ 月 熟 成 69W37 Sangiovese "S.Cristina in Pilli" すみれ サンジョヴェーゼ サンタ クリスティーナ イン ピッリ すみれ 69W36 Trebbiano トレッビアーノ Sangiovese 2007 赤 750ml 4,000 粘 土 質 C.S, Me, Sy Sangiovese90% Cabernet sauvignon10% 1haの 畑 から 年 産 400ケースのみ 生 産 12ヶ 月 バリック 熟 成 カベルネをブレンドすることにより 凝 縮 感 の 強 いワインに 仕 上 がっていてタンニンも 豊 富 Vin Santo di Carmignano ヴィン サント ディ カルミニャーノ Trebbiano90% San Colombano10% 収 穫 後 3 月 まで 陰 干 し スロウ ェニア 産 の 中 樽 で 熟 成 6 年 間 Sangiovese C.S, Me, Sy 2007 赤 750ml 4,000 石 灰 質 最 も 標 高 の 高 い 畑 がモンタルビオロ ガレストロ 主 体 で 若 干 の 赤 い 粘 土 質 が 混 じる 土 壌 から 比 類 なきエレガントなワインが 生 まれる この 畑 は1985 年 から 熟 成 期 間 を 延 ばしリゼルヴァとなった 日 本 限 定 Sangiovese 2011 赤 750ml 3, %サンジョヴェーゼ カルミニャーノでは 法 規 上 カベルネなどのブレンドが 義 務 付 けられている しかし 年 々 サンタ クリスティーナ イン ピッリのサンジョヴェーゼの 樹 齢 が 高 まり 状 態 が 良 くなるにつれサンジョヴェーゼのみでも 十 分 に 個 性 を 発 揮 で きることに 気 付 く そこで 日 本 向 けにサンジョヴェーゼのみで 実 験 的 に 造 ったのがこのワイン Trebbiano 2012 白 750ml 2, 年 樹 ステンレスタンクで 醗 酵 熟 成 南 向 き 斜 面 に 位 置 する 畑 からよく 熟 したトレビアーノを 収 穫 バランスの 取 れたテーブルワインで 今 では 珍 しい 昔 っぽいトスカーナワイン Trebbiano San Colombano 2002 甘 375ml 5,600

52 52 Cantine Dei Montepulciano, Toscana, Italia デイ 家 族 用 に 造 ったワインに 魅 了 された 1964 年 現 在 の 当 主 カテリーナのお 爺 さんであるアリブラン ド デイが ボッソー ナ を 購 入 し 葡 萄 を 植 えたのが このカ ンティーナの 始 まり ボッソーナは 古 くから その 土 壌 の 複 雑 性 と すり 鉢 状 になった 丘 陵 地 である 為 に 水 は けの 良 さ 日 照 量 の 多 さを 得 ることから この 地 域 では 最 良 の 畑 の1つ と 言 われていた その 後 1973 年 は ボッソーナ とは 違 う 個 性 である 畑 マルティエーナ と 糸 杉 に 囲 まれた 別 荘 を 購 入 (この 別 荘 が 現 在 の デイのカンティーナとなっている) 当 時 は 葡 萄 の 段 階 で 販 売 していた が 1985 年 1 樽 だけ 家 族 用 にワインを 造 ったのだそう 素 晴 らしか った 友 人 のセラーを 借 りてシンプルに 発 酵 させたワインであっ たが 想 像 以 上 の 味 わいで 一 気 に 魅 了 されてしまった /ガリ レオ デイ(カテリーナ の 父 )こうしてデイはワ イン 造 りを 開 始 年 にはそれまで 歌 手 として 活 動 していた 娘 カテリーナが 現 場 に 復 帰 更 に 品 質 を 高 めている 私 達 のやりたい 事 は 単 純 なことなの モンテプルチャーノの 中 でも 特 に 優 れたテロワー ルを 最 大 限 に 活 かすこと それだけ /カテリーナ デイ トスカーナのポムロール ヴィーノ ノビレ ディ モンテプルチャーノはトスカーナのポムロールと 称 されることがある 若 いうちから 柔 らかく 肉 厚 硬 さはなく 丸 さ ヴェル ヴェットのような 質 感 がポムロールを 連 想 させるのだろう 本 当 に 良 い ワインは 若 いうちから 飲 める 果 実 の 力 がみなぎり 主 張 する 熟 成 と 共 最 も 高 貴 なトスカーナを 造 る カテリーナ デイ に 妖 艶 さを 増 していくが 果 実 の 力 は 失 わな い キャンティにもブルネロにもないヴィー ノ ノビレの 個 性 だ 最 良 の 畑 ボッソーナ 最 も 重 要 な 畑 はボッソーナ 彼 等 の 起 源 と も 言 える 畑 でリゼルヴァを 造 る 畑 だ 最 も 標 高 が 高 く トスカーナと 言 うよりはピエモンテ のような 急 斜 面 水 はけが 良 いので 葡 萄 粒 は 小 さく 日 照 量 は 多 いので 果 皮 は 厚 い 岩 盤 が 地 中 20m に 通 っていて2003 年 の ような 酷 暑 でも 岩 盤 の 上 には 水 が 貯 まって いる 為 葡 萄 が 焼 けることはなかった 黄 色 がかった 粘 土 質 に 小 石 や 化 石 が 混 じる また 年 間 を 通 してウンブリアとの 州 境 の 湖 からの 冷 涼 な 風 が 吹 き 抜 け る 為 カビの 発 生 率 が 低 く 昼 夜 の 温 度 差 によって 酸 度 も 落 ちることが ない もう1つの 重 要 な 畑 マルティエーナ ボッソーナより 粘 土 が 強 く 小 石 や 岩 の 含 有 率 は 低 い グレーがかった 表 土 はねっとりと 重 く 湿 度 を 持 っている 石 灰 比 率 は 低 く 標 高 も 低 くなる この 畑 は 柔 らかいタン ニンと 滑 らか な 質 感 をワイ ンに 与 えてく れる 最 もヴ ィーノ ノビレ デ ィ モ ン テ プルチャーノ ら し さ を 感 じ させる 畑 全 て の 畑 は 有 機 栽 培 を 実 践 除 草 剤 は 一 切 使 用 しない 基 本 的 には 有 機 肥 料 も 与 えないで 空 豆 などを 植 えることで 窒 素 を 補 給 す る 下 草 を 年 に1 回 掻 き 込 むことで 土 壌 はストレスを 感 じないのだそう 69V56 Rosso di Montepulciano Sangiovese 2011 赤 750ml 3,000 ロッソ ディ モンテプルチャーノ Ca, Me セカンドワインのような 立 ち 位 置 だが マルティエーナの 葡 萄 が 中 心 になっている 各 畑 の 下 部 の 少 し 水 分 が 多 くなってしまう 区 画 や 若 い 樹 が 使 われる 樹 齢 の 高 まりと 共 に 年 々レベルが 上 がっていてお 買 い 得 なワインになっ てきた 香 の 立 ち 上 りはヴィーノ ノビレ 以 上 で 楽 しめる 69T20 69V58 69V57 Vino Nobile di Montepulciano ヴィーノ ノビレ ディ モンテプルチャーノ Vino Nobile di Montepulciano Riserva"Bossona" ヴィーノ ノビレ ディ モンテプルチャーノ リゼルヴァ ボッソーナ Sancta Catharina サンタ カタリーナ Bianco di Martiena ビアンコ ディ マルティエーナ 50%Trebbiano, 40%Malvasia, 10%Grechetto 樹 齢 40 年 の 畑 Sangiovese Canaiolo 2009 赤 750ml 3,600 Wine Advocate 91p まさにポムロールのような 柔 らかい 果 実 口 中 ではヴェルヴェットのような 質 感 で 滑 らか 若 いうちから 全 てのバランスが 取 れているのが このワインの 素 晴 らしさ 色 々な 畑 のブレンドで それぞれの 畑 の 個 性 を 合 わせることでバ ランスを 取 っている 赤 身 肉 との 相 性 は 最 高 Wine Advocate 92p 69T 本 Sangiovese 2007 赤 750ml 6,000 Corona vini buoni d'italia 最 も 重 要 な 畑 最 も 標 高 が 高 く 急 斜 面 水 はけが 良 いので 葡 萄 粒 は 小 さく 日 照 量 は 多 いので 果 皮 は 厚 い 岩 盤 が 地 中 20mに 通 っていて2003 年 のような 酷 暑 でも 岩 盤 の 上 には 水 が 貯 まっている 為 葡 萄 が 焼 けることは なかった 黄 色 がかった 粘 土 質 に 小 石 や 化 石 が 混 じる 120 本 C.S, Sg, P.V 2009 赤 750ml 7,200 4Grappoli/DUEMILAVINI Trebbiano Ma, Gr 2012 白 750ml 3,000

53 53 Azienda Agricola Santa 10 Siena, Toscana, Italia サンタ ディエチ 子 供 が 遊 べる 安 全 な 畑 から 生 まれるシエナのワイン シエナに 残 っていた 古 い 畑 を 再 生 トスカーナの 中 心 に 位 置 するキャン ティ 地 区 そのす ぐ 南 の 歴 史 ある 街 シ エ ナ の 郊 外 に 位 置 するのがサン タ10 シエナに5 軒 ほどしか 残 って いないカンティー ナのうちの1つで1. 5ha の 葡 萄 畑 と4 8 0 本 のオリーヴ の 樹 を 含 む8ha の 土 地 を 所 有 していて 生 産 量 は500ケースのみという 極 々 小 さな 造 り 手 オーナーであるジャンニ マッソーネは 会 計 士 とし て 生 計 を 立 てながらワイン 造 りに 没 頭 し 始 める シエナから 近 いコッリ セネージの 友 人 であるパーチナのステファノ ジョヴァンナ 夫 妻 の 指 導 もあって 自 然 な 栽 培 自 然 な 醸 造 へ 傾 倒 していくこととなる キャンティにはないトゥーフォ 土 壌 シエナの 黄 色 い 土 トゥーフ ォ の 畑 を 理 解 することから 始 め 祖 父 母 の 時 代 のワイ ン 醸 造 方 法 を 研 究 し 実 践 している (ジャンニ マッソ ーネ) 土 壌 は 火 山 噴 火 に 由 来 する 凝 灰 岩 と 砂 を 多 く 含 む 特 徴 的 な 構 成 でキャンテ ィ 地 区 には 存 在 しない 土 壌 元 々50 年 以 上 も 放 置 され ていた 葡 萄 畑 は 荒 れ 放 題 であったが 土 壌 自 体 は 健 全 性 を 保 っていた 2003 年 高 品 質 なワインを 造 る 為 に 一 部 を 植 え 替 え 2007 年 よりワイン 造 りを 始 める 子 供 達 と 共 に 畑 近 くで 生 活 していることもあり 農 薬 や 殺 虫 剤 防 カビ 剤 などを 一 切 使 用 していない そして パーチナに 倣 って 無 施 肥 の 自 然 農 法 を 実 践 している 畑 では 毎 日 飼 い 犬 と 子 供 達 が 遊 んで いるが 薬 品 を 使 用 していないので 何 の 心 配 もない 最 高 の 遊 び 場 だ 畑 での 自 然 に 対 するリス ペクト 同 様 中 世 の 小 さ い 塔 を 修 理 した 小 さなセ ラーの 中 でもシエナの 自 然 を 活 かすべく 出 きる 限 り 人 為 的 介 入 を 排 除 し たワイン 造 りを 目 指 してい る テロワールの 表 現 に は 向 かないので 培 養 酵 母 は 一 切 使 用 しない 葡 萄 畑 に 住 む 自 然 酵 母 のみ フィルターもかけない ボトリング 時 の 電 動 ポンプまで 不 使 用 とし 栽 培 収 穫 醸 造 ボトリングまで 全 工 程 を 人 間 の 手 によってのみ 行 っている エチケットに 込 められた 想 い 母 親 から 葡 萄 畑 と 中 世 の 小 さい 塔 を 相 続 し 葡 萄 畑 を 整 備 塔 の 地 下 の 部 屋 を 修 復 していたら そこはその 昔 ワイン 貯 蔵 庫 であったことが 判 明 した その 時 このワイン 造 りという 私 の 夢 の 選 択 は 正 しかったと 確 信 した 現 在 ジャンニ マッソーネ 本 人 は 会 計 士 とワイン 造 りの 両 立 奥 様 は 大 学 の 数 学 教 師 を 辞 め 自 宅 で 小 さなアグリツーリズモを 経 営 することでジャンニのワイン 造 りの 夢 を 支 えている そんな 家 族 を 象 徴 し ているのが 特 徴 的 なエチケット 家 族 の 生 活 の 象 徴 である 家 と 人 生 とワイン 造 りの 象 徴 である 樹 4つの 葉 は 家 族 4 人 を 表 しています 生 活 と ワイン 造 りを 通 して 家 族 が 成 長 していく ことをイメージして います 彼 のワイン は 既 に 驚 くべき 品 質 に 到 達 している が まだまだ 樹 齢 の 低 さなど 未 熟 な 要 素 が 多 い しかし 彼 のワインには 中 心 にしっかりと 上 質 な 酸 の 美 味 しさが 存 在 している 樹 齢 が 高 まるのと 共 に より 複 雑 な ワインへと 進 化 するはずだ 進 化 するジャンニの 仕 事 と 高 まっていく 樹 齢 によるワインの 成 熟 が 楽 しみでたまらない 69T16 Santa Subito Sangiovese 2011 赤 750ml 3,200 サンタ スビト Ca, Ci, Co Sangiovese 20%, Canaiolo 20%, Ciliegiolo 20%, Colorino 20%, Trebbiano 20% サンタ10と 全 く 同 じ 畑 の 若 い 樹 を 使 ったセカンドワイン 柔 らかく 若 いうちから 楽 しめる サンタ10に 比 べるとシリアスさに 欠 けるが 料 理 との 相 性 は 素 晴 らしい 69K61 69T15 Santa 10 サンタ ディエチ Santa 10 サンタ ディエチ Sangiovese 60%, Petit verdot 20%, Cabernet Sauvignon 20% Sangiovese P.V, C.S 2008 赤 750ml 4,800 P.V, C.S 2009 赤 750ml 4,800 Sangiovese

54 54 Azienda. Agricola Palazzone Orvieto, Umbria, Italia パラッツォーネ 5 種 類 の 品 種 をブレンドした 伝 統 ワイン 造 り 手 は25 人 しか 存 在 しない 実 はオルヴィエートの 造 り 手 は25 人 しか 存 在 しない しかし 市 場 には500 種 類 以 上 のオルヴィエートが 存 在 する これこそ がオルヴィエートの 評 判 を 落 とした 大 きな 原 因 なのだ 葡 萄 を 栽 培 し ワインに 仕 上 げた 段 階 でワインを 買 い 取 るボトラー(80 社 もあるのだそう)が 色 々なエチケットを 貼 って 大 量 にスーパーマーケットなどに 販 売 していた 為 オルヴィエートは 安 ワインの 代 名 詞 のような 扱 いになってしまった お 陰 で2500 年 続 いている 伝 統 的 オル ヴィエートの 評 判 は 損 なわれた そして 今 そこから 抜 け 出 す 為 にオルヴィエートで 流 行 しているのがカベルネやメルローへの 植 え 替 えだ オルヴィエート の 造 り 手 として 最 も 愚 かな 行 為 だ 悲 しいことだよ 実 はオルヴィエート の 歴 史 は 古 く2500 年 前 エトルリア 人 の 時 代 に 遡 る 海 底 が 火 山 の 噴 火 によって 隆 起 した 土 壌 でアルジッラとコンカの 混 合 土 壌 粘 度 が 高 く 保 水 力 がある この 暑 いウンブリアでもオルヴィエートの 葡 萄 はこ の 土 壌 のお 陰 で 焼 けない 空 豆 を 植 えた 緑 の 畑 60 年 代 後 半 に 父 親 がパラッツォーネ 荘 園 を 購 入 70 年 に 葡 萄 を 植 樹 74 年 から 葡 萄 の 販 売 を 開 始 70 年 代 後 半 には 自 家 消 費 用 ワイ ンを 造 り 始 めたが 販 売 はしていなかった 84 年 に 父 親 の 亡 くなったのを 機 に 本 格 的 にワイン 造 りを 開 始 した 当 時 は5 種 類 の 葡 萄 を 混 植 して いたが 2000 年 には 殆 ど 畑 を 植 替 え 区 画 毎 に 品 種 を 分 けて 植 えて いる 品 種 毎 に 病 気 への 耐 性 も 違 うし 熟 すタイミングも 違 うので 今 で は 分 けて 栽 培 し 品 種 毎 に 発 酵 させ ブレンドしてから 熟 成 させている 密 植 率 も1500 本 /ha から5000 本 /ha へ 変 更 した 畑 では ボルドー 液 以 外 の 薬 剤 は 使 用 されない 肥 料 も 撒 く 事 は 無 い 畝 の 間 に 空 豆 を 植 えることで 窒 素 を 補 給 同 時 に 急 斜 面 の 畑 の 表 土 が 流 さ れるのも 防 いでいるのだそう 畑 は 標 高 250~300m でほぼ 北 側 を 向 いている 暑 いウンブリアでは 北 側 斜 面 の 方 が 葡 萄 がゆっくり 熟 すので 高 品 質 な 葡 萄 が 収 穫 できるのだそう グレケットがワインの 骨 5 種 類 の 葡 萄 品 種 は18ha のば らばらに 散 った 畑 それぞれの 土 壌 個 性 に 合 わせて 植 えられ ている 勿 論 品 種 も 土 壌 も 違 うので 熟 度 が 違 ってしまう そこ が 多 品 種 ブレンドワインの 難 しい ところだが 最 高 のタイミングで 収 穫 できれば それぞれの 品 種 個 性 が 独 特 の 複 雑 味 を 表 現 し バラ ンスしてくれるのだそう プロカニコはワインの 肉 でグレケットは 骨 マル ヴァジアは 香 を 与 えてくれるし ヴェルデッロはアルコールとボリューム を ドゥルペッジォは 酸 を 与 えてくれる ジョヴァンニ 曰 く このブレンドや 収 穫 時 期 は 長 年 の 経 験 しかないのだと 言 う 醸 造 面 では 空 気 圧 での ソフトプレスと 発 酵 期 間 の 長 さを 意 識 している 69R72 Dubini Bianco Umbria ドゥビニ ビアンコ ウンブリア Pr, Ve, Gr, Ma 2011 白 750ml 1,800 Procanico, Verdello, Grechetto, Malvasia, Drupeggioのブレンド 圧 倒 的 なコストパフォーマンスでありながら 熟 成 にも 耐 えるしっかりとした 骨 格 69V95 69V22 69V94 69T92 69R71 69T91 69K05 Orvieto Classico "Terre Vineate" オルヴィエート クラシコ テッレ ヴィナーテ Orvieto Classico "Terre Vineate" Superiore オルヴィエート クラシコ テッレ ヴィナーテ スペリオーレ Orvieto Classico Sp "Campo del Guardiano" オルヴィエート クラシコ スペリオーレ カンポ デル ガルディアーノ Grek Grechetto グレック グレケット L'Ultima Spiaggia Viognier ルルティマ スピアッジャ ヴィオニエ Sangiovese "Piviere" サンジョヴェーゼ ピヴィエレ Muffa Nobile Umbria Bianco 中 身 は 同 じ Pr, Gr, Ve, Dr 2012 白 750ml 2,700 スクリューキャップ Pr, Gr, Ve, Dr 2012 白 750ml 2,800 コルク 50%Procanico, 20%Grechetto, 30%Verdello, Drupeggio, Malvasia オリウ ィエートらしさを 表 現 するに 最 高 の 畑 収 穫 量 はオリウ ィエート 平 均 の2/3 程 度 にまで 制 限 収 穫 は 全 て 手 作 業 で 行 われる 土 壌 は 沖 積 層 と 粘 土 層 が 複 雑 に 入 り 混 じる 標 高 は m 醗 酵 は 房 ごと できるかぎり 優 しくフ レスして20 度 以 下 で 醗 酵 ステンレスタンクのみで 熟 成 Pr, Gr, Ve, Dr 2011 白 750ml 4,200 50%Procanico, 25%Grechetto, 25%Verdello, Drupeggio, Malvasia 標 高 260mのCampo del Guardianoという 単 一 畑 から 造 られる 複 雑 な 土 壌 で10mごとに 地 質 が 変 わる 600ケースのみの 生 産 10 月 初 めまで 収 穫 を 遅 らせることによって 例 外 的 な 深 みを 持 つに 至 る オリウ ィエート 最 高 の 畑 の1つ Grechetto100% ウンフ リアで 歴 史 を 持 つク レケットの 原 種 100% 果 皮 が 厚 く 酸 度 も 糖 度 も 高 いのが 特 徴 ステンレスタンクで 非 常 に 繊 細 で 個 性 的 に 仕 上 がっている Grechetto 2011 白 750ml 2,500 Viognier 2011 白 750ml 3, %Viognier 1991 年 に 高 密 植 で 植 樹 されたウ ィオニエ100% 8 月 後 半 から9 月 に 収 穫 冷 却 後 ハ リック 醗 酵 ハ リック 熟 成 イタリアで 最 も 完 成 度 の 高 いウ ィオニエと 言 える Sangiovese 2010 赤 750ml 3,600 Sauvignon B 2007 甘 375ml 6,800 ソーヴィニヨンの 貴 腐 ムッファ ノービレ ウンブリア ビアンコ 100%Sauvignon Blanc 樹 齢 の 古 いソーヴィニヨンを 遅 摘 みして 造 られる 貴 腐 ワイン ウンブリア 最 高 のデザートワインとしてイタリア 国 内 のリストランテで 人 気 を 得 ている

55 55 Azienda. Agricola Collecapretta Spoleto, Umbria, Italia コッレカプレッタ ウンブリアの 可 能 性 を 追 求 する 奇 跡 的 に 残 っていた 田 舎 のワイン ヤギの 丘 を 意 味 するコッ レカプレッタはウンブリア 南 部 のスポレート 郊 外 に 位 置 する ヴィットリオとアンナ 夫 妻 そして 娘 のアンナリサに よって 地 元 品 種 のオリーヴ 小 麦 や 野 菜 等 の 栽 培 そし て 固 有 品 種 によるワイン 造 りを 行 っている 生 産 量 は7 000 本 程 度 ウンブリアの 中 でも 標 高 が500m を 越 し 昼 夜 の 寒 暖 差 が 大 きい そ してコッレカプレッタの 丘 は カルシウムと 鉄 分 が 豊 富 な 粘 土 と 石 灰 層 が 折 重 なった 優 れた 土 壌 だ ( 醸 造 責 任 者 ダニッロ) 畑 では 一 切 の 化 学 薬 品 も 有 機 肥 料 も 使 われな い 彼 等 の 飼 育 している 動 物 の 糞 と 葡 萄 樹 の 枝 や 剪 定 された 果 実 の みが 肥 料 となって 葡 萄 樹 の 生 育 は 進 んでいく 僕 はここ スポレートで 生 まれた 昔 から 何 も 変 わらずに 行 われているコッレカプレッタのワイン 造 りに 大 きなポテンシャルを 感 じ ワイン 造 りを 手 伝 うことにした 思 った 以 上 のポテンシャルに 驚 いている ( 醸 造 責 任 者 ダニッロ) 完 全 酸 化 防 止 剤 無 添 加 醸 造 責 任 者 のダニッロは 大 学 卒 業 後 建 築 関 係 で 働 いていたが 縁 あってモンテファルコのワインセラーで 働 き 始 める 1900 年 代 後 半 の ワインはエノロジストの 台 頭 によって 技 術 革 新 が 進 んだ 結 果 として あ る 意 味 での 完 璧 なワインがお 金 を 稼 ぐようになり 地 域 性 や 自 然 の 癒 し はワインには 存 在 しなくなってしまった その 後 Porthos 誌 で 現 代 的 ワ イン 造 りやワイン 業 界 を 批 判 する 記 事 を 書 き 続 けることとなる 2000 年 代 に 入 るとラディコン レ ボンチ リナルディ ロアーニャなどと 交 流 を 持 つようになり ナチュラルワインについて 執 筆 を 続 ける 2002 年 に はヴィーニ ヴェーリ 2003 年 にはヴィッラ ファヴォリータを 成 功 させ ナチュラルワインのムーブメントを 一 気 に 加 速 させていった 2005 年 地 元 に 戻 り コッレカプレッタの 昔 ながらのワインに 触 れ そのポテンシ ャルに 気 付 かずにいる 生 産 者 の 存 在 に 気 が 付 いたんだ ダニッロは 地 元 に 根 差 した 造 り 手 達 の 発 掘 と 醸 造 から 販 売 までを 手 掛 けるようにな っていく コッレカプレッタの 醸 造 は 至 ってシンプル ぎりぎりまで 完 熟 を 待 ち 手 作 業 で 選 別 しながら 収 穫 (ここで 腐 敗 果 を 完 璧 に 取 り 除 くこと が 重 要 ) 手 で 果 実 を 潰 しながらホーロー 製 のタンクに 投 入 自 然 酵 母 のみで 発 酵 を 開 始 発 酵 は 開 放 発 酵 で 温 度 管 理 も 行 わない しかも 酸 化 防 止 剤 も 一 切 使 用 しない 葡 萄 栽 培 から 発 酵 ボトリングまで 全 ての 作 業 は 手 作 業 で 行 われる トレビアーノ スポレティーノの 可 能 性 収 穫 を 遅 らせたトレビアーノ スポレティーノ 種 の 果 皮 はピンク 色 に 色 付 き 始 める このタイミングで 収 穫 された 葡 萄 を10 日 程 度 マセラシオンす ることでワインは 若 干 色 調 が 濃 くな っている Terra dei Preti は 綺 麗 な 果 実 とコッレカプレッタという 土 地 を 表 現 するミネラルに 支 えられてい るが 染 みいるように 優 しい 飲 み 口 を 実 現 している 赤 のベースとなる のが Rosso da Tavola サンジョヴ ェーゼから 造 られる 田 舎 っぽいワイ ンだが やはりミネラルに 支 えられ ているので どこか 引 き 締 まったス タイル 年 間 生 産 量 は 僅 かに300 0 本 そして 彼 等 の 最 上 級 キュヴ ェが Le Cese Selezione Sangiovese 樹 齢 60 年 以 上 のサンジョヴ ェーゼから 造 られるこのワインはセメントタンクで2 年 熟 成 その 後 木 樽 で18ヶ 月 以 上 熟 成 させてから 出 荷 される ウンブリア いやイタリアを 代 表 するワインに 育 っていくかもしれない 少 し 前 のマッサ ヴェッキア のような 雰 囲 気 を 感 じさせてくれるこのワインの 生 産 量 は500 本 程 度 と 非 常 に 少 なくなっている 69Y03 Rosso tavola ロッソ ダ ターヴォラ Sangiovese 2012 赤 750ml 3,800 SO2 無 添 加 69Y05 Le Cese レ チェーゼ 完 売 Sangiovese 2010 赤 750ml 4,200 SO2 無 添 加 69Y07 Le Cese Selezione レ チェーゼ セレッツィオーネ 完 売 Sangiovese 2007 赤 750ml 7,200 SO2 無 添 加 69Y08 Le Cese Selezione レ チェーゼ セレッツィオーネ 完 売 Sangiovese 2008 赤 750ml 7,200 SO2 無 添 加 Sangiovese 開 放 発 酵 桶 で 発 酵 後 セメントタンクで2 年 その 後 木 樽 で18ヶ 月 程 度 熟 成 してから 出 荷 される 69Y04 69Y09 69Y10 69Y06 69Y11 69Y12 69Y02 Merlo Nero メルロ ネロ Burbero ブルベロ Rosato "Casa Mattioli" ロザート カーサ マッティオーリ Buscaia ブスカイア Pigro delle Sorbe ピグロ デッレ ソルベ Vigna Vecchia ヴィーニャ ヴェッキア Terra dei Preti テッラ デイ プレティ Merlot 2012 赤 750ml 4,200 SO2 無 添 加 Sangiovese 他 2011 赤 750ml 5,800 SO2 無 添 加 完 売 Ciliegiolo 2012 ロゼ 750ml 3,600 SO2 無 添 加 完 売 Malvasia 2012 白 750ml 3,800 SO2 無 添 加 Greco 2012 白 750ml 4,200 SO2 無 添 加 Trebbiano Spoletino 2012 白 750ml 4,600 SO2 無 添 加 完 売 Trebbiano Spoletino 2012 白 750ml 4,800 SO2 無 添 加

56 56 Fattoria Milziade Antano Montefalco, Umbria, Italia ミルツィアデ アンタノ サグランティーノの 本 来 の 姿 を 今 に 伝 える 自 宅 地 下 のセラーで 醸 す ンタノしかいないよ と 語 るのはジャン ピエロ 氏 (サグランティーノの 第 一 元 々 サグランティーノはパッシート 人 者 パオロ ベアのオーナー 兼 醸 造 責 任 者 ) パオロ ベアのワインにも ( 甘 口 ) 用 品 種 として 植 えられていた 感 じるが アンタノのワインは 高 い 糖 度 を 持 っているがタンニンが 豊 強 さの 中 に 柔 らかく 成 熟 した 富 で 気 難 しい 品 種 である 為 陰 干 しし 果 実 を 持 っている 大 きく 強 甘 く 飲 みやすくしていたのだろう セッ いワインでありながら しっとり コ( 辛 口 )が 造 られるようになったのは として 上 品 な 質 感 フランチ 80 年 代 後 半 と 歴 史 は 浅 い 90 年 代 ェスコ 氏 曰 く 粗 野 で 荒 っぽ に 入 るとアルナルド カプライが 現 代 く 無 作 法 な 喰 えない 奴 とい 風 にアレンジしたサグランティーノ デ うサングランティーノ 女 性 ィ モンテファルコを 造 り 人 気 を 獲 得 と 同 じでゆっくり 時 間 をかけて サグランティーノの 知 名 度 は 一 気 に 熟 成 することによって 丸 く 上 品 にまとまり 成 熟 した 色 気 を 放 つように 高 まり 多 くの 生 産 者 がセッコを 造 り 始 めた モンテファルコから1km ほ なる のだそう 豊 富 なタンニンと 黒 胡 椒 や 鉄 丁 子 ジュニパーベリー ど 北 西 の 丘 ベヴァーニャという 町 に 位 置 するミルツィアデ アンタノ モ のニュアンス 押 し 寄 せるような 濃 厚 な 果 実 若 いうちはアタックの 強 さ ンテファルコの 老 舗 のワイナリーであり ウンブリアには 何 処 にでもある に 奥 が 感 じられないが 時 間 と 共 に 花 開 きサグランティーノにしかない 極 普 通 の 農 家 何 も 特 別 なことはない 元 々は 小 作 人 として 働 いてい 個 性 を 感 じさせる 最 近 のフルーティーでドリンカブルなサグランティ たが 現 当 主 フランチェスコの 父 ミルツィアデが1969 年 に30ヘクター ーノには 全 く 興 味 がない 長 期 の 熟 成 に 耐 えうる がっしりした 体 躯 のワ ルの 土 地 を 購 入 ワイン 造 りとキアーナ 牛 の 放 牧 を 始 めることとなる 1 イン この 地 の 伝 統 的 ワインを 造 るんだ 975 年 モンテファルコ ロッソとサグランティーノ パッシートを 醸 造 開 父 親 と 同 じことを 続 けていくだけ 始 80 年 代 にはサグランティーノ セッコの 生 産 も 始 め ボトリングまで 彼 の 父 親 がそうであったように 昔 から 普 通 に 行 われてきたワイン 造 りを 行 うようになった 毎 年 繰 り 返 す ワイン 作 りは 土 壌 から 始 まり 畑 での 葡 萄 樹 のケアがク 2 軒 しか 残 っていない 昔 ながらのサグランティーノ オリティーを 左 右 するという 父 サグランティーノは90 年 代 のブームで 随 分 と 世 界 基 準 の 味 わいに 近 親 の 教 えの 通 り フランチェス づいたのかもしれない しか コは 生 活 の 大 半 を 畑 で 過 ごし し 本 来 のサグランティーノ ている 手 作 業 で 収 穫 した 完 の 滋 味 溢 れる 野 性 味 を 素 熟 した 果 実 をセメントタンクで 直 に 楽 しめる 機 会 は 確 実 に 温 度 管 理 もせずに 自 然 酵 母 減 ったと 言 える 世 界 中 で のみで 発 酵 木 樽 での 熟 成 ウンブリアの 極 一 部 でしか いかなるフィルターも 通 さずボ 表 現 することができないサ トリングされることとなる 尊 敬 グランティーノというワインの する 父 親 は3 年 前 に 亡 くなっ 個 性 圧 倒 的 存 在 感 は 今 た 現 在 ワイナリーは40ha うちブドウ 畑 は12ha 弟 のファブリツィオと 途 絶 えようとしているのだ 今 では 本 物 のサグランティーノは 少 なくな 2 人 で 畑 仕 事 のほとんどをこなし 醸 造 に 関 してはフランチェスコ 本 人 った 僕 が 知 る 限 りサグランティーノを 真 剣 に 追 求 しているのは 他 にア が1 人 で 行 っている 69V28 Montefalco Rosso Sg, Sagrantino 2010 赤 750ml 4,600 モンテファルコ ロッソ Me 強 い 粘 土 質 の 土 壌 で 標 高 は250m 樹 齢 はまちまちで10 年 ~35 年 まで 収 穫 はタンニンの 完 熟 を 待 って9 月 末 から10 月 に 入 る 発 酵 は 野 生 酵 母 のみでステンレスタンクで 行 う ボトリング 前 の 最 低 限 の 添 加 以 外 いかなる 添 加 物 も 使 用 しない ノンフィルターでボトリング 18ヶ 月 間 大 樽 で 熟 成 させる 非 常 にデリケートなワイン サグランティーノの 荒 々しいタンニンは 十 分 に 存 在 するが 割 りと 早 いうちから 飲 める 69V29 69V30 Montefalco Rosso Riserva モンテファルコ ロッソ リゼルヴァ Sagrantino di Montefalco サグランティーノ ディ モンテファルコ Sg, Sagrantino Me, C.S 2009 赤 750ml 6,000 強 い 粘 土 質 の 土 壌 で 標 高 は250m 樹 齢 はまちまちで10 年 ~35 年 まで 収 穫 はタンニンの 完 熟 を 待 って9 月 末 から10 月 に 入 る 発 酵 は 野 生 酵 母 のみでステンレスタンクで 行 う ボトリング 前 の 最 低 限 の 添 加 以 外 いかなる 添 加 物 も 使 用 しない ノンフィルターでボトリング 30ヶ 月 間 大 樽 で 熟 成 させる 野 性 的 な 荒 々しいワインに 仕 上 がっているが 熟 成 と 共 に 滑 らかさを 増 していく 年 間 3000 本 のみの 生 産 Sagrantino 2009 赤 750ml 8,000 サグランティーノ100% Sagrantino 100% 強 い 粘 土 質 の 土 壌 で 標 高 は250m 樹 齢 はまちまちで10 年 ~35 年 まで 収 穫 はタンニンの 完 熟 を 待 って9 月 末 から10 月 に 入 る 発 酵 は 野 生 酵 母 のみでステンレスタンクで 行 う ボトリング 前 の 最 低 限 の 添 加 以 外 いかなる 添 加 物 も 使 用 しない ノンフィルターでボトリング 30ヶ 月 間 大 樽 で 熟 成 させる 年 間 6000 本 のみの 生 産 今 や 見 かけることの 少 なくなった 古 典 的 なサグランティーノ

57 57 ラッツィオ 州 唯 一 の D.O.C.G 2008 年 5 月 ラッツィオ 州 で 初 めての D.O.C.G に 認 定 されたのがチ ェサネーゼ デル ピッリオ このチェサネーゼ デル ピッリオを 代 表 する 造 り 手 で D.O.C.G 昇 格 に 尽 力 したのがジョヴァンニ テレンツィ 氏 年 に 設 立 された 家 族 のみで 運 営 されるカンティーナであるジョヴァ ンニ テレンツィのオーナーだ チェサネーゼの 品 種 個 性 を 最 も 素 直 に 表 現 している 造 り 手 としてイタリア 国 内 での 評 価 を 年 々 高 めている こ こに 生 まれて この 畑 と 共 に 生 きてきた チェサネーゼ ダッフィ レの 素 晴 らしさと 品 種 としての 気 難 しさは 良 く 理 解 している だ からこそ 素 直 なチェサネーゼ デル ピッリオを 造 りたいんだ (アルマンド) ローマの 南 約 50 km のラ フォルマ-セッローネ にカンティーナは 位 置 する 歴 史 的 に 見 てもローマ 時 代 からチ ェサネーゼの 中 心 産 地 とされて きた 地 域 で 現 在 に 至 っても 最 もしっかりとした 偉 大 なチェサネ ーゼが 生 まれる 地 域 と 言 われて いる 所 有 畑 は12ha 息 子 アルマンドを 中 心 に 家 族 4 人 で 手 作 業 での 畑 のケアと 醸 造 ボトリング 販 売 までをこなしている チェサネーゼ ダッフィレ ローマ 時 代 から 栽 培 されている 歴 史 ある 葡 萄 品 種 チェサネー ゼ 以 前 は 識 別 されてなかった が 現 在 では2 種 類 の 亜 種 が 存 在 することが 解 っている チェサ ネーゼ コムーネ 種 はこの 地 域 以 外 のカンパーニャでも 栽 培 さ れていて 樹 勢 が 強 く 沢 山 の 果 実 を 収 穫 できることから 多 くの 造 り 手 に 採 用 されていて 現 在 の 主 流 一 方 ジョヴァンニ テレンツィが 主 に 栽 培 しているのはチェサ ネーゼ ダッフィレ 種 果 実 は 小 さく 果 皮 は 厚 い 密 集 していて 病 気 に Azienda Agricola Giovanni Terenzi Serrone, Lazio, Italia ジョヴァンニ テレンツィ 廃 れていくチェサネーゼ ダッフィレ 種 弱 い 気 難 しい 性 格 で 収 量 も 少 ないこと から 減 少 傾 向 にあり 限 られた 産 地 限 られた 造 り 手 にしか 栽 培 されていない チェサネーゼ ダッフィレは 気 難 しい 品 種 だ 気 候 土 壌 の 影 響 を 受 けやすく 収 穫 の 最 適 なタイミングも 短 い サンジョ ヴェーゼやピノ ネロのようだ 大 切 なの は 適 切 な 環 境 の 畑 に 植 えることだ ここ はローマ 時 代 からチェサネーゼ ダッフィ レが 栽 培 されてきた この 土 地 にはチェ サネーゼ ダッフィレが 適 合 するのであっ てカベルネやメルローではないんだ (ア ルマンド) 紫 がかった 濃 い 色 調 豊 富 なタンニンと 繊 細 で 細 く 長 く 残 る 酸 味 チェリー 香 とシナモン 胡 椒 のよ うなスパイス 香 もこの 品 種 の 個 性 すっきりとした 独 特 の 硬 質 感 は 豊 富 なミネラルに 支 えられている 証 拠 であり 他 の 品 種 と 明 らかに 違 う 個 性 を 味 わうことができる 2つの 産 地 ピッリオ と オレヴァアノ 毎 日 畑 に 出 て 葡 萄 をケアし 健 康 に 暮 らしていけることが 何 より 幸 せ だと 思 っている 周 りの 自 然 環 境 に 気 を 配 りながら 配 慮 し 感 謝 する 畑 にも 出 ないで 醸 造 だけを するような 仕 事 は 好 きでは ない だから 僕 等 は100% 自 社 葡 萄 し か 使 わ な い 彼 等 はチェサネーゼ デル ピッリオの 他 にピッリオから1 0km ほど 離 れた 海 岸 寄 りの オレヴァノにも 畑 を 所 有 し チェサネーゼ ダッフィレを 栽 培 している 今 や 有 名 に なったピッリオが 骨 格 のある しっかりとしたチェサネーゼだとするとオレヴァノは より 小 さな 産 地 で 冷 涼 造 り 手 も6 人 ほどしか 存 在 しない ワインはアロマに 優 れ より 細 く 繊 細 な 果 実 酸 は 活 き 活 きと 主 張 している 熟 成 ポテンシャルや 力 強 さ ではピッリオが 優 勢 ではあるが 繊 細 で 華 やかな 味 わいは 日 々の 食 卓 で 活 躍 してくれる 69U71 Passerina del Frusinate "Villa Santa" Passerina 2011 白 750ml 2,600 パッセリーナ デル フルシナーテ ヴィラ サンタ 100%パッセリーナ セッローネ 地 区 の 土 壌 は 程 よく 混 ざり 合 った 粘 土 質 と 砂 質 石 灰 質 土 壌 乾 燥 した 地 域 で 標 高 は380m 手 摘 み 収 穫 後 ソフトプレス 温 度 管 理 下 ( 約 18 )で 約 20 日 アルコール 発 酵 ステンレスタンク で 約 6カ 月 熟 成 瓶 熟 成 約 3カ 月 を 経 て 出 荷 69U72 69U70 Cesanese di Olevano "Colle San Quirico" チェサネーゼ ディ オレヴァノ ロマーノ サン クイリコ Cesanese del Piglio "Velobra" チェサネーゼ デル ピリオ ヴェロブラ Cesanese 2011 赤 750ml 2,600 チェサネーゼ ダッフィレにチェサネーゼ コムーネをブレンド 手 摘 み 収 穫 後 ソフトプレス 温 度 管 理 下 でのマセレーション 約 12 日 約 20 日 間 のゆっくりとアルコール 発 酵 後 ステンレスタンク 熟 成 ヴェロブラと 比 べると 軽 や かで 華 やかな 香 が 若 いうちから 開 いている Cesanese Sangiovese 2010 赤 750ml 2,900 90%チェザネーゼ ダッフィレ, 10%サンジョヴェーゼ 1962 年 植 樹 手 摘 み 収 穫 後 ソフトプレス 温 度 管 理 下 でのマセレーション 約 7 日 約 20 日 間 のゆっくりとアルコール 発 酵 後 ステンレスタンクで12カ 月 熟 成 瓶 熟 成 は 約 4カ 月 熟 成 したプルーンやさくらんぼ 香 辛 料 の 香 力 強 い 果 実 を 味 わえる

58 58 海 のヴェルディッキオと 山 のヴェルディッキオ カステリ ディ イエ ジに 比 べて 認 知 度 の 低 いマテリカ し かし 意 外 にもカス テリ ディ イエジよ りも 歴 史 は 古 い ま た 熟 成 とい う 観 点 から 見 ると 数 段 上 のポテンシャル を 持 っている リゼ ルヴァ ミルム は 15 年 ~20 年 以 上 の 熟 成 に 耐 えるもので 熟 成 と 共 にリースリングのよ うなペトロール 香 をまとう 地 理 的 にはアドリア 海 から 海 洋 性 気 候 の 影 響 を 大 きく 受 けるカステリ ディ イエジに 比 べ 60km 内 陸 に 入 ったマ テリカは 山 に 囲 まれ 内 陸 性 の 気 候 となっていて 標 高 も400~500m と 高 く 冷 涼 湿 気 を 含 んだ 海 風 の 影 響 は 山 々に 完 全 に 遮 断 されている 為 に ほとんど 受 けない 同 じ ヴェルディッキオ 種 でも 全 く 違 った 環 境 優 れた ワインでありながら 産 地 の 規 模 が 非 常 に 小 さいこ と 山 々に 囲 まれ 陸 の 孤 島 となる 物 流 条 件 の 悪 さがマテリカワインの 普 及 を 妨 げてきた 当 主 ア ルド チフォラ 氏 はマテリカの 塩 分 を 感 じさせる 程 のミネラル 感 と 高 い 酸 度 に 可 能 性 を 感 じ マテリカの 育 成 に 努 めてきた モナチェスカのワイ ンは 透 明 感 溢 れる 造 りながらも 豊 かな 表 情 を 持 つ 小 高 い 丘 の 頂 上 部 にカンティーナを 構 え そのまわりに 畑 が 広 がっている 南 西 にはヴ ェルディッキオとサンジョヴェーゼ 北 西 にはシャルドネとメルローが 植 えられている 27ha の 畑 は 平 均 35 年 以 上 とヴェルディッキオにしては 樹 齢 が 高 く ベースとなるヴェルディッキオでさえ 樹 齢 30 年 以 上 の 樹 が 半 分 以 上 となっている Azienda Agricola Fattoria La Monacesca Matelica, Marche, Italia ラ モナチェスカ 最 も 熟 成 する 地 白 品 種 ヴェルディッキオ ディ マテリカ 元 々 塩 田 だった 畑 はミネラル 分 豊 か 特 筆 すべきは 豊 富 なミネラルを 含 んだ 土 壌 元 々 塩 田 であった 関 係 で 表 面 は 灰 色 がかった 粘 土 質 が 覆 っているが 地 中 深 くにミネラルに 富 む 土 壌 が 厚 く 続 いて いて 複 雑 な 構 成 高 い 樹 齢 から 密 度 の 高 さを 複 雑 な 土 壌 から 味 わいの 深 み を 南 向 き 斜 面 から 強 い 果 実 感 を そして 比 較 的 冷 涼 で 昼 夜 の 温 度 差 の 大 きさから 高 い 酸 度 を 得 ている まさにヴェルディッキオにとって 最 高 の 条 件 が 揃 っている 畑 と 言 える 醸 造 に 関 しては 非 常 にシンプル ヴェルディッキオは 勿 論 シャルドネに 関 しても 品 種 由 来 の 香 を 最 大 限 表 現 したいとの 理 由 で 一 切 の 木 を 排 除 発 酵 から 熟 成 に 至 るまで4000リットル 以 上 の 大 型 の ステンレスタンクで 完 結 する 冷 涼 な 気 候 な 為 10 月 の 初 め 頃 まで 完 熟 を 待 ち 収 穫 は 人 間 の 手 を 使 って 行 う 選 別 と 同 時 に 極 めて 軽 いプ レスをかけて 発 酵 槽 へ (この 時 点 での SO2は 添 加 しない)その 後 20 度 以 下 で15 日 程 度 の 発 酵 を 行 う 4ヴィンテージをブレンドした ミルム 20アンニ ミルムは10 月 の 最 終 週 まで 収 穫 を 遅 らせたリゼルヴァ 限 界 まで 樹 の 上 で 熟 させることで 豊 かな 厚 みとエキゾチックな 香 を 得 る 2008 年 マ テリカは 好 天 に 恵 まれ アルド は 勿 論 ミルムの 生 産 を 決 めた 出 来 上 がったミルムはアルドの 期 待 を 大 きく 上 回 るものであっ たことに 加 え ファーストヴィン テージから20 周 年 ということも あり 最 初 で 最 後 のミルム20アンニという 記 念 ワインを 造 ることとなった 20アンニは2008 年 をベース(85%)にミルムの 最 良 年 である2000 年 2001 年 2002 年 2004 年 をブレンドしたもの 69S93 Verdicchio di Matelica ヴェルディッキオ ディ マテリカ Verdicchio 2011 白 750ml 2,800 ヘ ースのワインながら 全 て 手 収 穫 半 分 が30 年 以 上 の 古 樹 半 分 が6 年 程 度 の 若 樹 となっている 時 間 が 経 つにつれ 丸 くとろりとした 質 感 とリースリンク のような 香 が 出 てくる 発 酵 から 熟 成 まで 全 てステンレスタンク 低 温 醗 酵 で 葡 萄 本 来 の 香 を 損 なわないよう 細 心 の 注 意 を 払 う 酸 化 防 止 剤 にに 関 しては 発 酵 時 の 添 加 は 無 し 瓶 詰 め 時 に 極 少 量 の 添 加 に 抑 えている 69W27 69P20 Verdicchio di Matelica Riserva "MIRUM" ヴェルディッキオ ディ マテリカ リゼルヴァ ミルム "Ecclesia" Marche Chardonnay エクレシア マルケ シャルドネ Verdicchio 2010 白 750ml 4,600 3Bicchiere/Gambero R 圧 倒 的 に 粘 土 の 多 い3ヘクタールの 畑 10 月 の 最 終 週 まで 収 穫 を 遅 らせる 限 界 まで 樹 の 上 で 熟 させることで 豊 かな 厚 みとエキソ チックな 香 を 得 る 全 て 手 収 穫 で 厳 密 に 選 果 を 行 う 空 気 圧 でやさしくフ レスを 施 し SO2は 使 わな いで 醗 酵 に 入 る 発 酵 は 低 めの 温 度 でゆっくり20 日 以 上 かけて 行 う (ステンレスタンク)マロラクティック 醗 酵 が 始 まるのは 通 常 夏 頃 になる 最 良 年 のみの 生 産 自 他 共 に 認 めるマテリカ 最 高 のワイン Chardonnay 2008 白 750ml 3,000 ステンレス 発 酵 熟 成 500ケース/ 年 産 砂 質 が 入 る 北 西 向 き 斜 面 に 植 えられているシャルト ネ 勿 論 木 樽 を 使 わずにステンレスのみで 熟 成 どこかウ ェルテ ィッキオを 連 想 させる 苦 味 を 余 韻 に 残 す 中 部 イタリアのシャルト ネの 中 ではトッフ クラスの 評 価 を 受 け ていてイタリア 国 内 でも 手 に 入 り 難 いワインとなっている

59 59 最 高 のコストパフォーマンス この 低 価 格 ながら2010 年 のヴェルディッキオ ク ラシコはワインアドヴォゲ イドから88point の 評 価 を 受 けている 2008 年 のヴィニタリーでも 最 もコ ストパフォーマンスの 高 い 白 ワインにサルタレッリ のクラシコが 指 名 されて いた 数 多 い 土 着 白 品 種 の 中 でヴェルディッキオが 最 も 高 いポテンシ ャルを 持 っている 品 種 の1つということは 間 違 いない 更 にカステリ デ ィ イエジ 地 区 はイタリアでも 有 数 の 高 いコストパフォーマンスを 誇 る 地 域 で あり サルタレッリはその 高 い 品 質 で 早 くから 注 目 を 集 めてきた 50ha 以 上 の 広 大 な 畑 を 持 ち 内 30ha 以 上 がベースのヴェルディッキオ クラシコ に 充 てられる 一 家 族 が 経 営 するカ ンティーナとしては 広 大 な 畑 だが 長 い 歴 史 の 中 で 一 度 も 品 質 至 上 主 義 を 崩 していない 優 良 生 産 者 カステ リ ディ イエジを 引 っ 張 ってきたのは 間 違 いなくこのカンティーナである サ ルタレッリはパトリッツィオ キアリーニ 氏 と 夫 人 のドナテッラが 経 営 しており エノロゴはアルベルト マッツォーニ パトリッツィオは1990 年 まではパ ン 職 人 であった 義 父 が1970 年 に14ha の 葡 萄 畑 を 購 入 し 少 しず つワイン 造 りにのめり 込 んでいったが 1989 年 に 義 父 が 亡 くなってしま う パトリッツィオはこれを 引 き 継 ぎ 一 気 に 品 質 を 高 めていった 収 穫 量 の60%は 地 ワインとして 地 元 で 直 売 畑 では 防 虫 剤 除 草 剤 は 使 わず 有 機 系 肥 料 は 必 要 に 応 じて 使 用 す Azienda. Agricola Sartarelli Castelli di Jesi, Marche, Italia サルタレッリ 36 種 ものクローンをマスセレクション る 一 定 期 間 一 定 量 に 限 って 雑 草 も 繁 らせる アンコ ーナの 北 西 に 広 がる 畑 は 基 本 的 に 南 東 ~ 南 西 向 き 樹 齢 は 平 均 2 0 年 程 度 (ベースのクラシコは 平 均 1 5 年 樹 ) 驚 くべきことに 生 産 量 の60%は 地 元 で 量 り 売 りされている これは 選 別 さ れた 良 い 葡 萄 のファースト プレスだけを 商 品 にすることで 品 質 を 高 める 工 夫 であり このお 陰 でリー ズナブルな 価 格 も 実 現 できているのだ 36 種 のクローンを 混 植 現 在 カステリ ディ イエジではほとんどの 造 り 手 が 病 気 に 強 く 多 産 で 育 てやすいクローン3 種 を 植 樹 している しかしサルタレッリは 違 う 昔 のカステリ ディ イエジを 表 現 すべく36 種 類 のクローンを 混 植 している 昔 はクローンという 考 え 方 自 体 が 存 在 しなかった だから 自 然 と 畑 の 中 で 様 々なクローン が 共 存 し 熟 度 酸 度 凝 縮 度 どれを とってもそれぞれに ばらつきがあった こ れこそがワインにメリ ハリを 与 えていたの だ ワインはより 複 雑 味 を 持 つようになっ た サルタレッリを 一 躍 有 名 にしたのはバルチャーナと 呼 ばれる 遅 摘 みによる 辛 口 ヴェルデ ィッキオ バルチャーナの 畑 は 北 東 斜 面 に 位 置 する 為 急 激 な 糖 度 の 上 昇 は 避 けられる よって 貴 腐 菌 が 付 くまで 収 穫 を 遅 らせることも 可 能 になる (2008 年 の 収 穫 は11 月 3 日 ~18 日 の 間 6 回 に 分 けて 収 穫 ) 69T89 Verdicchio dei Castelli di Jesi "Classico" Verdicchio 2012 白 750ml 1,700 Tanzer 88p ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラシコ 平 均 樹 齢 15 年 程 度 の 比 較 的 若 い 畑 南 東 ~ 南 西 斜 面 標 高 350m 畑 は 非 常 に 広 く31ヘクタールにもおよぶ 有 機 肥 料 のみ 収 穫 も 全 て 手 作 業 とこの 広 さにも 拘 らず 徹 底 されている 醸 造 に 関 しては 品 種 個 性 を 表 現 する 為 に 余 計 なことをしないことが 第 一 第 二 に 優 しく 扱 うことと 酸 化 を 防 ぐこと 69V32 69W29 69K75 Verdicchio dei Castelli di Jesi "Tralivio" ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ トラリヴィオ Verdicchio dei Castelli di Jesi "Balciana" ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ バルチャーナ Verdicchio dei Castelli di Jesi "Balciana" ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ バルチャーナ 貴 腐 が 付 いた 年 Verdicchio 2011 白 750ml 2,800 5Grappoli/DUEMILAVINI 15ヘクタールの 単 一 畑 から 造 られる 区 画 ごとに 熟 度 を 見 て 別 々に 収 穫 ヘ ースのワインと 違 い 厳 しい 選 果 を 行 い 除 梗 せず 空 気 圧 で 優 しく 圧 搾 低 温 で 醗 酵 させる 日 照 条 件 の 良 い 畑 だけに 凝 縮 度 が 高 く 噛 み 締 められるように ねっとりとした 質 感 69U46 Passito パッシート Verdicchio 2007 白 750ml 5,200 5Grappoli/DUEMILAVINI Verdicchio 2009 白 750ml 4,800 3Bicchiere/Gambero R Bronze/Decanter 2012 北 東 斜 面 で 特 異 な 気 象 条 件 を 有 する9.5ヘクタールの 畑 11 月 末 までに 数 回 に 分 けて 収 穫 を 行 う 収 穫 は4~5 房 / 樹 に 制 限 し 20hl/haまでにおさえることによりウ ェルテ ィッキオでもトッフ クラスの 凝 縮 度 を 誇 る 一 部 には 貴 腐 葡 萄 も 混 ざっている 為 独 特 の 風 味 を 感 じさせる Verdicchio 2010 甘 500ml 4,300

60 60 Azienda. Agricola Vallerosa Bonci Castelli di Jesi, Marche, Italia ヴァッレローザ ボンチ ヴェルディッキオにとっての 理 想 郷 サン ミケーレ クプラモンターナのヴェルディッキオ 初 代 ドメニコ ボンチによりカステリ ディ イエジに 程 近 いクプラモンタ ーナで 葡 萄 栽 培 が 始 められたのがヴァッレローザ ボンチの 始 まり 年 には 現 在 の 場 所 にカンティーナが 建 設 さ れ 本 格 的 なワイン 造 りがスタ ート 当 時 は 葡 萄 を 購 入 し 大 型 のセメ ントタンクで 発 酵 させ 300 万 本 ものヴェル ディッキオを 販 売 し ていた 1979 年 現 当 主 ジュゼッペ ボンチへの 代 替 わりを 機 会 に 買 い 葡 萄 ではなく 自 社 栽 培 葡 萄 のみ での 高 品 質 ワイン 造 りへと 転 換 特 に 自 家 醸 造 でのスプマンテの 高 品 質 さで 一 気 に 人 気 が 高 まることとなる カステリ ディ イエジと 言 っ てもクプラモンターナは 海 から 最 も 離 れたエリアで 海 産 物 を 食 べる 習 慣 さえない 海 洋 性 気 候 の 影 響 も 受 けないし 標 高 は505m カステリ ディ イエジで 最 も 標 高 が 高 い 地 域 で 比 べものにならない 位 に 冷 涼 なん だ (ジュゼッペ) 土 壌 も 特 筆 すべき カステリ ディ イエジは 赤 土 比 率 が 多 いのに 対 し クプラモンタナは 白 い 表 土 で 石 灰 比 率 が 高 くなる 砂 と 石 灰 質 と 粘 土 の 混 合 土 壌 であるがカステリ ディ イエジより 格 段 に 痩 せている この 地 のヴェルディッキオは 酸 度 と 品 種 由 来 の 苦 み( 強 いミ ネラル)が 表 現 される 自 家 醸 造 スプマンテ 現 在 ヴェルディッキオでスプマンテを 造 っているのは 協 同 組 合 を 含 め 3 社 その 中 で 自 社 醸 造 しているのはヴァッレローザ ボンチのみ ス プマンテ 醸 造 は 規 制 が 非 常 に 厳 しくなっている スティルワインと 同 じ 建 物 内 では 造 れないし 蔗 糖 の 購 入 量 までもが 申 告 の 対 象 になる 誰 も やりたがらないから 他 社 に 委 託 し 醸 造 する だが 私 達 は 自 分 達 で 栽 培 し 自 分 達 で 収 穫 し 自 分 達 で 醸 造 して 自 分 達 で 販 売 する そうで ないと 自 分 達 のワインを 心 から 愛 すことなんてできない 愛 せないと 品 質 は 上 がらないと 思 っている (ジュゼッペ) 収 穫 はスティルワインより 早 く 8 月 最 終 週 シャルマ 方 式 とシャンパーニュ 方 式 の2 種 類 で 造 って いるが シャルマ 方 式 でも 180 日 程 度 の 瓶 内 熟 成 を 経 ることでキメ 細 かい 泡 を 手 に 入 れる (シャンパーニュ 方 式 は 最 低 36カ 月 の 瓶 熟 成 ) 酸 度 とミネラルから 表 現 される 苦 みがヴェル ディッキオ スプマンテ の 特 徴 早 目 の 収 穫 で 酸 度 を 確 保 し 苦 みを 感 じさせる 為 に 残 糖 は 出 来 る 限 り 抑 えている 1975 年 から 造 られているボンチ 家 のスプマンテは 他 のどのスプマンン テとも 異 なる 個 性 を 持 っている 歴 史 的 な 単 一 畑 サン ミケーレ 昔 からこの 地 方 で 最 良 のヴェルディッキオを 産 む 畑 と 言 われているの が サン ミケーレ 標 高 は 約 500m 南 を 向 くすり 鉢 状 の 畑 で1 年 中 風 が 吹 き 抜 ける 為 冷 涼 で 病 気 にも 強 い 平 均 樹 齢 は25 年 以 上 間 違 いなく 最 高 の 畑 だ 葡 萄 の 熟 成 がゆっくりと 進 む 畑 で 完 熟 までに 1~2 週 間 余 計 に 時 間 が 必 要 難 しい 年 にでも1ランク 上 の 結 果 を 出 し てくれる もう1つの 重 要 な 畑 が ピエトローネ 北 を 向 く 斜 面 で 日 照 量 は 少 な 目 樹 の 上 でゆっくりと 熟 成 させることで 独 特 の 風 味 を 纏 わせる (10 月 後 半 の 収 穫 ) 全 て 手 作 業 で 収 穫 して 酸 化 させずにソフトプ レス 空 気 に 触 れることなくセメ ントタンクで 発 酵 に 移 っていく 初 期 段 階 での 酸 化 を 確 実 に 防 ぐことでフレッシュなヴェルディ ッキオの 個 性 を 表 現 したい カ ンティーナは 大 型 のセメントタ ンクが 並 んでいる 一 時 期 はス テンレスタンクを 使 用 したそう だが あまりに 嫌 気 的 な 環 境 で はワインとしての 奥 行 きが 出 て こないと 判 断 し 昔 のセメントタンクでの 醸 造 に 変 更 された 昔 ながら のセメントタンクは 大 型 で 厚 いコンクリートに 囲 まれている 為 発 酵 初 期 の 温 度 上 昇 もゆっくりと 進 む よって 発 酵 期 間 も 長 く 確 保 されることとな る これによってワインは 複 雑 味 を 手 に 入 れる 69T21 Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Verdicchio 2011 白 750ml 2,000 ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラシコ 毎 日 飲 めるシンプルで 飽 きのこない 味 わいを 理 想 としている 自 社 畑 葡 萄 のみで 醸 造 も 他 のワインと 同 じくする ヴェルディッキオは 安 価 で 粗 雑 なワインというイメージを 払 拭 していきたい みずみずしい 果 実 味 にヴェルディッ キオ 特 有 の 苦 みが 加 わり 全 体 として 引 き 締 まっている 69T22 69T25 69T23 Verdicchio dei C di Jesi Cl Sp "San Michele" ヴェルディッキオ デイ カステリ ディ イエジ クラシコ スペリオーレ サン ミケーレ Verdicchio dei C di Jesi Cl Ris "Pietrone" ヴェルディッキオ デイ カステリ ディ イエジ クラシコ リゼルヴァ ピエトローネ Verdicchio dei C di Jesi " Charmat" Brut ヴェルディッキオ デイ カステリ ディ イエジ シャルマ ブリュット Verdicchio dei C di Jesi " Classico" Brut ヴェルディッキオ デイ カステリ ディ イエジ クラシコ ブリュット Verdicchio 2010 白 750ml 3,400 3Bicchiere/Gambero R サン ミケーレ 教 会 のまわりに 位 置 する 真 南 を 向 く 畑 1 年 中 風 が 吹 き 抜 けるので 冷 涼 であり 湿 気 も 少 ないので 病 気 も 少 ない 他 の 畑 に 比 べて 葡 萄 が 熟 するまでの 時 間 が 長 くかかるのも この 畑 の 特 徴 で このハンギングタイ ムの 長 さがワインに 複 雑 味 を 与 える また 一 般 的 な 悪 いヴィンテージでも 素 晴 らしい 結 果 を 出 せるポテンシャルがある Verdicchio 2007 白 750ml 4,600 遅 摘 み 辛 口 仕 上 げ セレッツィオーネ 以 上 の 熟 成 期 間 を 必 要 とする 法 定 期 間 は6カ 月 だが ボンチではセメントタンクで12カ 月 の 熟 成 の 後 に 瓶 内 で12カ 月 間 熟 成 して 出 荷 となる 収 穫 は 通 常 の 畑 より1カ 月 以 上 遅 い10 月 中 旬 遅 摘 み 特 有 の 味 わいが 個 性 白 身 肉 や 熟 成 したチーズとも 相 性 が 良 い 完 売 Verdicchio N.V 泡 白 750ml 2,800 シャルマ 方 式 ヴェルディッキオのスプマンテとしては 唯 一 の 自 家 醸 造 スプマンテ シャルマ 方 式 で 発 酵 させることで より 品 種 個 性 を 際 立 たせることを 重 視 している また 低 価 格 でありながら フレッシュな 果 実 とキメ 細 かい 泡 を 手 に 入 れてい る 泡 もちも 良 いのでグラス スプマンテに 最 適 自 社 69T24 醸 造 泡 1975 年 から 造 られているシャンパーニュ 方 式 のスプマンテ 自 他 共 に 認 めるヴェルディッキオ スプマンテの 代 名 詞 凝 縮 した 果 実 に 高 い 酸 度 とアフターに 長 く 残 る 苦 み フランチャコルタでは 味 わえない 魅 力 がここには 存 在 する 瓶 内 熟 成 期 間 は36カ 月 Verdicchio 2008 泡 白 750ml 4,800 シャンパーニュ 方 式

61 61 Azienda Agricola Le Caniette Ripatransone, Marche, Italia レ カニエッテ リパトランソーネならではの 長 期 熟 成 型 ロッソ ピチェーノ ロッソ ピチェーノ 唯 一 の 石 灰 土 壌 ヴェルディッキオで 高 名 なマルケ 州 州 都 アンコーナから 南 方 アブル ッツォ 州 に 程 近 い 南 端 アスコリピチェーノ 県 リパトランソーネの 山 奥 にレ カニエッテは 位 置 する アドリア 海 に 接 し 海 洋 性 の 気 候 を 連 想 させるが 全 く 異 なる 気 候 海 岸 から8km しか 離 れていないので 微 妙 に 海 風 が 影 響 しながらも 標 高 は280~400m にも 達 し 昼 夜 の 寒 暖 差 が 大 き くなるという 微 気 候 また 特 筆 すべきは 土 壌 ロッソ ピチェーノの 生 産 エリアでは 極 めて 異 例 だが 石 灰 分 に 富 みマンガン カルシウム 等 必 要 な 養 分 を 十 分 に 含 んでいる 先 代 から 続 く 自 然 農 法 PHが 低 い 土 壌 なので 酸 度 を 確 保 できる ワインは 熟 成 にも 耐 えるよう になる 適 度 に 粘 土 質 と 砂 質 が 混 ざる 土 壌 でロッソ ピチェーノというより も 北 ピエモンテのような 土 壌 構 成 畑 では 現 当 主 ジョヴァンニの 父 親 の 代 より 有 機 栽 培 が 実 践 され 除 草 剤 も 使 わずに 健 全 な 土 壌 が 確 保 さ れている D.O.C ロッソ ピチェーノはマルケ 州 で 最 も 広 い 生 産 地 域 を 持 っているだけに D.O.C ロッソ コーネロと 比 べ 品 質 よりも 生 産 量 を 重 視 する 印 象 があるかもしれない しかし アッピニャーノ オッフィーダ リパトランソーネ 等 の 一 部 の 生 産 地 では 量 から 質 への 転 換 が 進 み 次 世 代 の 高 品 質 志 向 の 造 り 手 が 少 しずつ 誕 生 している 更 に 主 要 品 種 のモンテプルチャーノの 特 徴 はその 凝 縮 感 やボリューム 感 と 考 えられ がちだが リパトランソーネのように 標 高 が 高 い 産 地 で 完 熟 を 待 ち 最 適 のタイミングで 収 穫 されたものは 酸 度 と 糖 度 のバランスがとれるので 長 い 熟 成 に 耐 える 偉 大 なワインを 生 み 出 す 素 質 を 持 つ 私 はガイアよ ルクレッツィアじゃないわ カニエッテのワインは 赤 白 共 に 長 熟 タイプ 白 ワインは 若 干 の 果 皮 浸 透 を 行 い 果 皮 の 成 分 を 抽 出 している ルクレッツィアはお 姉 ちゃん の 名 前 が 付 けられたパッセリ ーナ ドライで 爽 やかな 軽 さ が 特 徴 のテーブルワイン イ オ ソノ ガイア ノン ソノ ル クレッツィア( 私 はガイアよ ルクレッツィアじゃないわ)という 変 わった 名 前 のワインはペコリーノ(トレ ビアーノの 亜 種 )100% ここまで 大 柄 で 複 雑 味 のあるワインに 出 会 うこ とはない ペコリーノの 最 高 峰 と 言 える 赤 ワインは 畑 ごとにボトリングし ていて 最 も 石 灰 比 率 の 高 いネロ ディ ヴィーテは 大 樽 で 発 酵 マロラク ティックからバリックに 移 して 熟 成 まるでネッビオーロかアリアニコのよ うなシリアスさがある 最 もカジュアルなロッソ ベッロは 東 向 きの 畑 を 中 心 に 色 々な 畑 の 葡 萄 をブレンドする 適 度 な 熟 度 と 全 体 を 引 き 締 める 酸 がこのワインに 品 格 を 与 えている 69U45 Rosso Piceno "Rosso Bello" ロッソ ピチェーノ ロッソ ベッロ Sg, Mon, C.S 2010 赤 750ml 2,400 L'Espresso 16.5p 69Z46 Rosso Piceno "Morellone" Sangiovese 3 月 予 定 ロッソ ピチェーノ モレッローネ Montepulciano 2001 赤 750ml 4,200 69Z47 Rosso Piceno "Morellone" Sangiovese 3 月 予 定 ロッソ ピチェーノ モレッローネ Montepulciano 2002 赤 750ml 4,200 69Z48 Rosso Piceno "Morellone" Sangiovese 3 月 予 定 ロッソ ピチェーノ モレッローネ Montepulciano 2003 赤 750ml 4,200 69H83 Rosso Piceno "Morellone" Sangiovese ロッソ ピチェーノ モレッローネ Montepulciano 2006 赤 750ml 3,600 30%Sangiovese 70%Montepulciano 選 別 された 優 れた 畑 のみの 葡 萄 を 使 用 (ヴィンテージにより 異 なる) 一 般 的 なロッソ ピチェーノとは 全 く 違 い 果 実 ではなく 酸 とミネラルに 支 えられている 若 いうちも 楽 しめるが 熟 成 によって 本 当 の 姿 を 見 せてくれる 69Z49 69V47 69V52 69V51 69V50 69V49 Marche Rosso "Cinabro" マルケ ロッソ チナブロ Offida Passerina "Lucrezia" オッフィーダ パッセリーナ ルクレッツィア Offida Pecorino "Veronica" オッフィーダ ペコリーノ ヴェロニカ Offida Pecorino "Io sono gaia non sono Lucrezia" オッフィーダ ペコリーノ イオ ソノ ガイア ノン ソノ ルクレッツィア Offida Pecorino "Io sono gaia non sono Lucrezia" オッフィーダ ペコリーノ イオ ソノ ガイア ノン ソノ ルクレッツィア Offida Pecorino "Io sono gaia non sono Lucrezia" オッフィーダ ペコリーノ イオ ソノ ガイア ノン ソノ ルクレッツィア 3 月 予 定 Grenache 2009 赤 750ml 18,000 Passerina 2012 白 750ml 2,400 ルクレッツィア( 次 女 ) 100%Passerina ステンレスタンク 熟 成 だが 入 りきらないので 一 部 樽 に 入 れている 樹 齢 の 高 まりと 共 にワインが 安 定 してきた パッセリーナ 本 来 のレモンの 果 皮 のような 爽 やかな 苦 みと 鮮 度 の 良 い 酸 味 が 全 体 を 引 き 締 める 非 常 に 使 い 勝 手 の 良 いワイン 69V48 Offida Pecorino "Io sono gaia non sono Lucrezia" オッフィーダ ペコリーノ イオ ソノ ガイア ノン ソノ ルクレッツィア 新 ワイン Pecorino 2012 白 750ml 2,800 ヴェロニカ( 奥 様 ) 100%Pecorino ステンレスタンク 熟 成 だが 入 りきらないので 一 部 樽 に 入 れている 樹 齢 の 高 まりと 共 にワインが 安 定 してきた ペコリーノ 本 来 のレモンの 果 皮 のような 爽 やかな 苦 みと 鮮 度 の 良 い 酸 味 が 全 体 を 引 き 締 める 非 常 に 使 い 勝 手 の 良 いワイン 69G47 Vino Santo Offida Passerina "Sibilla Libica" シヴィッラ リヴィカ ヴィノ サント オッフィーダ パッセリーナ 蔵 出 し Pecorino 2004 白 750ml 4,800 蔵 出 し Pecorino 2005 白 750ml 4,600 蔵 出 し Pecorino 2006 白 750ml 4,400 蔵 出 し Pecorino 2007 白 750ml 4,400 私 はガイア( 長 女 )よ ルクレッツィア( 次 女 )じゃないわ 私 はガイア( 長 女 )よ ルクレッツィア( 次 女 )じゃないわ 私 はガイア( 長 女 )よ ルクレッツィア( 次 女 )じゃないわ 私 はガイア( 長 女 )よ ルクレッツィア( 次 女 )じゃないわ 100%Pecorino バリック 発 酵 バリック 熟 成 (12カ 月 間 バリック 6ヶ 月 ステンレス)ペコリーノの 最 高 峰 と 言 われる ワイン 名 のイオ ソノ ガイア ノン ソノ ルクレッツィアは 私 はガイアよ ルクレッツィアじゃないわ という 娘 の 言 葉 を そのままワイン 名 にしている Passerina 2005 甘 375ml 5, %Passerina 厳 しく 選 別 した 特 別 な 葡 萄 のみを 使 用 機 械 を 使 わずに 自 然 風 のみで 乾 燥 させている カニエッテの 他 のワインにも 共 通 しているが 甘 い 果 実 だけでなく 酸 味 がしっかり 主 張 する 為 にワイン 自 体 が 複 雑 味 を 帯 びており ひとまわり 大 きなワインに 仕 上 がっている

62 62 ベネヴェントの 楽 しさ ネッビオーロやサンジョベーゼと 同 様 にアリアニコの 持 つ 品 位 複 雑 さ 余 韻 タンニンの 質 長 熟 の 可 能 性 は 周 知 の 事 実 であろう 紀 元 前 ま でその 歴 史 をさかのぼるアリアニコは 別 格 だ しかし 長 い 間 この 土 地 の 持 つポテンシャルに 甘 んじてワインの 品 質 向 上 に 目 を 向 ける 生 産 者 は 少 なかった ( 必 要 性 に 迫 られることが 無 いほど 恵 まれていた 産 地 だったのかもしれな い)カンパーニャの 生 産 地 区 は 単 純 な 形 で 海 岸 地 帯 と 山 岳 地 帯 に 分 けることができる 海 岸 地 帯 は 穏 やかな 気 候 に 起 因 し 爽 やかさだけでなく 香 り 豊 かで 十 分 な 凝 縮 度 を 持 った 白 ワインが 多 く 産 出 される 一 方 山 岳 地 帯 では 石 灰 岩 土 壌 や 小 石 を 含 む 粘 土 質 より 豊 富 なミネラルを 得 て 寒 暖 の 差 から 伸 びやかな 酸 を 得 て 緊 張 感 のあるワインに 仕 上 がる カンティー ナ デル タブルノは 後 者 山 岳 地 帯 の 中 心 地 ベネヴェントに 位 置 する 350 人 もの 構 成 員 を 抱 える 巨 大 協 同 組 合 文 化 を 創 る 協 同 組 合 象 徴 でもあるタブルノ 山 の 東 側 にある 丘 陵 地 帯 標 高 350m の 地 に 合 計 700ha も の 畑 を 持 ち アリアニコ ファランギーナ コ ーダ ディ ヴォルペ ピエディロッソ 等 の 地 場 品 種 のみに 拘 り 地 域 特 性 をしっかりと 表 現 したワインを 造 っている 赤 葡 萄 は 緻 密 なタンニン 味 わいを 引 き 締 める 適 度 な 酸 Cantina del Taburno Foglianise, Campania, Italia カンティーナ デル タブルノ 正 統 派 カンパーニャ ワイン を 醸 す 協 同 組 合 豊 かなボディを 持 ち 合 わせる 白 品 種 は 厚 みがあり 決 してぼやけるこ とのない 酸 とアロマティックで 温 かみを 感 じとれる 果 実 味 を 持 っている まさにカンパーニャの 食 卓 にぴったりのワイン イタリア 国 内 でも 最 大 規 模 の 生 産 者 協 同 組 合 ともなればマイナスイメージを 持 つ 人 もいるかもし れない しかし プロドゥットリ デル バルバレスコ テラミン 同 様 カンテ ィーナ デル タブルノはテロワールを 反 映 させた 文 化 とも 言 える 地 ワイ ンを 醸 している ある 意 味 ではカンパーニャのワイン 造 りを 牽 引 している 立 場 と 言 える 樹 齢 150 年 ( 自 根 )のアリアニコ ブエ アピス カンティーナ デル タブルノはカンパーニャワインのトップ 生 産 者 アント ニオ カッジャーノやサン グレゴリオで 醸 造 を 手 掛 けたルイジ モイオ 氏 を 醸 造 責 任 者 に 迎 えた 更 にフィリッポ コーランドレアに 率 いられた25 名 もの 優 秀 な 技 術 者 を 配 備 して 各 農 家 に 綿 密 な 指 導 を 与 えるように 制 度 改 正 化 学 的 なものを 極 力 排 除 した 農 法 密 植 や グ リー ン ハーヴェスト 厳 しい 選 果 による 収 量 制 限 健 全 な 葡 萄 を 劣 化 させない 醸 造 技 術 と 設 備 の 拡 充 も 進 んでいる そして 最 も 重 要 なのが 各 契 約 農 家 の 健 康 で 健 全 な 葡 萄 を 育 てる という 高 い 品 質 意 識 彼 らのフラッグ シップワインでもある 樹 齢 150 年 を 超 える 自 根 (プレ フィロキセラ)のア リアニコが 生 み 出 すブエ アピスをぜひ 試 して 欲 しい 極 めてパワフルで いながら シルクのようなタンニンを 持 ち 計 算 つくされた 複 雑 性 飲 み 手 を 説 き 伏 せるまでの 凝 縮 度 ここに 彼 らのワインへの 情 熱 と 可 能 性 が 集 約 されている 69U59 Falanghina del Tabruno Falanghina 2012 白 750ml 2,500 ファランギーナ デル タブルノ 標 高 200~600mの 各 畑 のブレンド 均 整 のとれた 味 わいでファランギーナらしい 白 い 花 のようなアロマが 支 配 的 69R23 69X43 69F52 69K93 Falanghina del Taburno "Folius" ファランギーナ デル タブルノ フォリウス 遅 摘 み 30 日 間 のマセラシオン 後 バリックで 発 酵 熟 成 南 東 向 き 標 高 350m 以 上 の5haの 畑 の 葡 萄 100% Coda di Volpe "Amineo" コーダ ディ ヴォルペ アミネオ 標 高 200~600mの 各 畑 のブレンド ステンレスタンクのみ 69Z55 Greco "Beneventano" グレーコ ベネヴェンターノ Fiano "Beneventano" フィアーノ ベネヴェンターノ Aglianico del Taburno "Fidelis" アリアニコ デル タブルノ フィデリス 90%Aglianico, 5%Sangiovese, 5%Merlot ステンレスタンクで 発 酵 熟 成 には 大 樽 と 使 用 済 みのバリックを 併 用 69B37 69B44 Aglianico del Taburno "Bue Apis" アリアニコ デル タブルノ ブエ アピス Falanghina Passito "Ruscolo" ファランギーナ パッシート ルスコロ Falanghina 2009 白 750ml 3, 日 間 マセラシオン 新 入 港 Coda di Volpe 2012 白 750ml 2,500 Greco 2010 白 750ml 2,400 Fiano 2010 白 750ml 2,400 完 売 Aglianico 2010 赤 750ml 2,400 Aglianico 2004 赤 750ml 12,800 5Grappoli/DUEMILAVINI プレ フィロキセラ カンパーニャにとって 特 別 なワイン 200 年 の 歴 史 を 持 つ 畑 のフィロキセラに 侵 されていない 自 根 のアリアニコのみを 使 用 している 40 日 間 のマセラシオン 18ヶ 月 間 バリック 及 び 栗 の 木 樽 で 熟 成 させる 圧 倒 的 な 凝 縮 度 を 誇 る 濃 厚 な 果 実 の 奥 に 酸 とミネラルに 支 えられた 芯 がある 10 月 後 半 に 収 穫 し2~3ヶ 月 間 乾 燥 させてから 発 酵 12ヶ 月 間 のバリック 熟 成 Falanghina 2004 甘 500ml 5,000 ファランギーナの 陰 干 し

表紙

表紙 現 況 の 指 定 容 積 率 をすべて 使 い 切 った 場 合 に 現 況 容 積 率 の 2.25 倍 以 上 になるかどうかを 確 認 する 現 況 の 街 区 面 積 は 3,569,759m2 延 べ 床 面 積 は 3,569,759m2であるから 目 標 とする 延 べ 床 面 積 はその 2.25 倍 の 8,031,958m2である 一 方 指 定 容 積 率 をすべて 使 い

More information

1

1 -------------------------------------------------------------------------------- 別 添 5-4 事 後 調 査 の 計 画 -------------------------------------------------------------------------------- 1 事 後 調 査 項 目 の 選

More information

Taro-H19退職金(修正版).jtd

Taro-H19退職金(修正版).jtd 調 査 結 果 の 概 要 1 退 職 金 制 度 (1) 採 用 状 況 ( 表 1) 集 計 第 1 表 第 2 表 退 職 金 制 度 の 採 用 状 況 をみると 退 職 一 時 金 制 度 のみ 14 社 ( 退 職 金 制 度 採 用 企 業 246 社 の5.7 %) 退 職 年 金 制 度 のみ 27 社 ( 同 11.0%) 退 職 一 時 金 制 度 と 退 職 年 金 制 度

More information

の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は

の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は 小 牧 市 地 域 防 犯 カ メ ラ 等 設 置 補 助 金 交 付 要 綱 平 成 2 8 年 3 月 2 2 日 2 7 小 市 安 第 7 5 7 号 ( 通 則 ) 第 1 条 小 牧 市 地 域 防 犯 カ メ ラ 等 設 置 補 助 金 ( 以 下 補 助 金 と い う )の 交 付 に つ い て は 市 費 補 助 金 等 の 予 算 執 行 に 関 す る 規 則 ( 昭 和

More information

47 高 校 講 座 モ オ モ 圏 比 較 危 述 覚 普 第 章 : 活

47 高 校 講 座 モ オ モ 圏 比 較 危 述 覚 普 第 章 : 活 46 高 校 講 座 モ オ モ 型 新 古 前 材 広 前 半 筆 覚 推 追 求 従 推 流 丁 寧 追 次 ぞ 押 捉 筆 析 構 造 後 半 始 旧 友 賀 状 転 例 図 察 深 成 子 親 友 先 周 々 方 身 選 成 長 偏 覚 性 直 今 作 エ 解 深 講 師 吉 田 光 ポイ 空 虚 二 第 二 1 2 3 第 1 好 2 3 第 章 : 活 第 章 : 活 47 高 校 講

More information

想 像 思 行 ず 消 毒 擦 む 薄 血 混 じ 滲 み ぶ 痂 ぶ 取 下 薄 来 経 験 沢 山 お 思 健 常 人 間 元 々 備 能 力 中 具 的 何 起 ょ 簡 単 説 明 ず 人 間 負 部 リ ン パ 球 血 小 板 マ ク ロ フ ァ ジ 悪 食 べ 集 死 溶 食 べ 清 浄

想 像 思 行 ず 消 毒 擦 む 薄 血 混 じ 滲 み ぶ 痂 ぶ 取 下 薄 来 経 験 沢 山 お 思 健 常 人 間 元 々 備 能 力 中 具 的 何 起 ょ 簡 単 説 明 ず 人 間 負 部 リ ン パ 球 血 小 板 マ ク ロ フ ァ ジ 悪 食 べ 集 死 溶 食 べ 清 浄 想 像 思 行 ず 消 毒 擦 む 薄 血 混 じ 滲 み ぶ 痂 ぶ 取 下 薄 来 経 験 沢 山 お 思 健 常 人 間 元 々 備 能 力 中 具 的 何 起 ょ 簡 単 説 明 ず 人 間 負 部 リ ン パ 球 血 小 板 マ ク ロ フ ァ ジ 悪 食 べ 集 死 溶 食 べ 清 浄 一 肉 作 線 維 芽 作 表 活 発 肉 芽 コ ラ ゲ ン 線 維 呼 増 殖 埋 縮 併 進 先

More information

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等 私 立 大 学 等 研 究 設 備 整 備 費 等 補 助 金 ( 私 立 大 学 等 研 究 設 備 等 整 備 費 ) 交 付 要 綱 目 次 第 1 章 通 則 ( 第 1 条 - 第 4 条 ) 第 2 章 私 立 大 学 等 ( 第 5 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 専 修 学 校 ( 第 16 条 - 第 25 条 ) 第 4 章 補 助 金 の 返 還 ( 第 26 条 ) 第

More information

試 験 概 略 試 験 目 的 同 同 一 一 規 規 格 格 の の 電 電 熱 熱 線 線 式 式 ヒーティングユニットを2 台 台 並 並 べ べ 片 片 方 方 のユニットに 遠 遠 赤 赤 外 外 線 線 放 放 射 射 材 材 料 料 である アルミ 合 金 エキスパンションメタルを 組

試 験 概 略 試 験 目 的 同 同 一 一 規 規 格 格 の の 電 電 熱 熱 線 線 式 式 ヒーティングユニットを2 台 台 並 並 べ べ 片 片 方 方 のユニットに 遠 遠 赤 赤 外 外 線 線 放 放 射 射 材 材 料 料 である アルミ 合 金 エキスパンションメタルを 組 遠 赤 外 線 アルミ 合 金 併 用 融 雪 システム 融 雪 試 験 報 告 書 平 成 20 年 2 月 試 験 概 略 試 験 目 的 同 同 一 一 規 規 格 格 の の 電 電 熱 熱 線 線 式 式 ヒーティングユニットを2 台 台 並 並 べ べ 片 片 方 方 のユニットに 遠 遠 赤 赤 外 外 線 線 放 放 射 射 材 材 料 料 である アルミ 合 金 エキスパンションメタルを

More information

神の錬金術プレビュー版

神の錬金術プレビュー版 みみ 増! 神 錬 術 God's alchemy Prologue ロローグ God's alchemy 4 神 錬 術! 人 非 常 重 素 ば 必 ず 幸 わ 幸 人 極 め 少 数 派 思 ぎ 困 困 大 変 起 ぎ 直 接 原 因 命 落 充 活 保 障 取 直 ず 命 安 全 味 欠 乏 人 存 重 大 危 険 有 無 私 達 非 常 密 接 関 係 代 有 無 私 達 活 直 接 左

More information

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 清 瀬 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (25 年 度 末 ) 25 年 度 千 74,247 27,195,534 A 768,602 千 4,616,550 B 千 17.0 B/A 昨 年 度 の 件 費 率 17.3

More information

目 標 を 達 成 するための 指 標 第 4 章 計 画 における 環 境 施 策 世 界 遺 産 への 登 録 早 期 登 録 の 実 現 史 跡 の 公 有 地 化 平 成 27 年 度 (2015 年 度 )までに 235,022.30m 2 施 策 の 体 系 1 歴 史 的 遺 産 とこ

目 標 を 達 成 するための 指 標 第 4 章 計 画 における 環 境 施 策 世 界 遺 産 への 登 録 早 期 登 録 の 実 現 史 跡 の 公 有 地 化 平 成 27 年 度 (2015 年 度 )までに 235,022.30m 2 施 策 の 体 系 1 歴 史 的 遺 産 とこ Ⅲ 歴 史 的 文 化 的 環 境 の 確 保 古 都 鎌 倉 の 歴 史 的 遺 産 を 保 全 活 用 し 世 界 遺 産 に 登 録 されることをめざしま 現 状 と 課 題 わが 国 初 めての 武 家 政 権 が 誕 生 した 本 市 南 東 部 は 三 方 を 山 に 囲 まれ 南 に 相 模 湾 を 望 む 特 徴 ある 地 形 をしており この 地 形 を 生 かした 独 自 の 都

More information

Taro-学校だより学力調査号.jtd

Taro-学校だより学力調査号.jtd 第 5 号 ( H2 7. 1 1. 1 7 ) 舞 鶴 小 学 校 ま い づ る 発 行 人 大 澤 正 史 本 校 の 学 習 状 況 に つ い て ( 今 年 度 6 年 生 が 実 施 し た 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 の 結 果 ) 今 年 度 の 全 国 学 A1 2007 年 よ り 日 本 全 国 の 小 中 学 校 の 最 高 学 年 ( 小 学 6 年 力 学

More information

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章 第 4 章 金 要 件 と 金 額 1 ( 高 齢 になった 場 合 に 受 け 取 れる 金 ) 要 件 1 受 資 格 期 間 保 険 料 納 付 済 期 間 と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 わせて25 以 上 あること (ただし 金 額 には 反 映 されないが 受 資 格 期 間 には 算 入 される 合 算 対 象 期 間 があります) 消 費 税 が 引 き 上 げられる 27

More information

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額 白 鷹 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について( 平 成 23 年 度 ) 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (22 年 度 末 ) A H22 年 度 15,653 7,495,399 471,366 1,214,22 16.1 B B/A H21 年 度 の 件

More information

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) 15 15 1 1 95 95 9 9 ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) 94.4 95. 1. (H24) 12.1 1.2

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) 15 15 1 1 95 95 9 9 ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) 94.4 95. 1. (H24) 12.1 1.2 平 成 25 年 度 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) ( 平 成 24 年 度 末 ) A B B/A 平 成 2 年 度 の 件 費 率 平 成 24 年 度 千 千 千 5,594,744,222 164,19 62,94

More information

(Microsoft Word - \220V\227v\215j\221S\225\266.DOC)

(Microsoft Word - \220V\227v\215j\221S\225\266.DOC) ( 目 的 ) 広 島 コインランドリー 営 業 施 設 衛 生 指 導 要 綱 第 の 管 1 確 理 条 保 及 この 及 び びその 利 要 用 綱 に は, 適 関 正 する 県 な 内 利 基 ( 用 準 県 の 等 保 普 を 健 及 定 所 を めることにより,コインランドリー が 図 管 り,もって 轄 する 区 域 公 )のコインランドリー 衆 衛 生 の 向 上 に 寄 与 営

More information

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運 地 本 業 務 ニ ュ ー ス J R 東 海 労 静 岡 地 方 本 部 NO.1 8 2 0 1 2 年 6 月 1 9 日 発 行 者 : JR 東 海 労 静 岡 地 方 本 部 山 本 繁 明 申 6 号 に 関 する 幹 事 間 折 衝 を 開 催!! 6 月 15 日 地 本 は 静 岡 車 両 区 に お け る 構 内 運 転 士 に 対 す る 誤 支 給 及 び 戻 入 に つ

More information

別紙3

別紙3 別 紙 3 1 総 括 平 成 26 年 度 栃 木 市 の 給 与 定 員 管 理 等 に つ い て (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (26 年 1 月 1 日 ) A B B / A 24 年 度 の 件 費 率 % % 25 年 度 146,544 56,331,297

More information

回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が

回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が 税 に 関 するQ&A 質 問 と 回 答 質 問 一 覧 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? Q3-2 先 日 父 親 が 亡 くなりました 父 が 所 有 していた 土 地 や 家 屋 は 今 後 誰 が 固 定 資 産 税 を 払 うことになりますか? Q3-3 住 宅 を 壊 したのに 家 屋 にかかる 納 税 通 知 が 届

More information

市 の 人 口 密 度 は 5,000 人 を 超 え 図 4 人 口 密 度 ( 単 位 : 人 /k m2) に 次 いで 高 くなっている 0 5,000 10,000 15,000 首 都 圏 に 立 地 する 政 令 指 定 都 市 では 都 内 に 通 勤 通 学 する 人 口 が 多

市 の 人 口 密 度 は 5,000 人 を 超 え 図 4 人 口 密 度 ( 単 位 : 人 /k m2) に 次 いで 高 くなっている 0 5,000 10,000 15,000 首 都 圏 に 立 地 する 政 令 指 定 都 市 では 都 内 に 通 勤 通 学 する 人 口 が 多 政 令 指 定 都 市 市 の 特 徴 ~ 他 都 市 等 との 比 較 と 政 策 の 方 向 性 市 が 政 令 指 定 都 市 となって 4 年 経 過 した 2007( 平 成 19) 年 4 月 に 市 と 市 が 加 わり 政 令 指 定 都 市 は 全 国 で 17 市 となった そこで 改 めて 他 の 政 令 指 定 都 市 と 比 較 分 析 を 実 施 した 図 1 政 令 指

More information

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc 佐 野 市 生 活 排 水 処 理 構 想 ( 案 ) 平 成 27 年 12 月 佐 野 市 目 次 1. 生 活 排 水 処 理 構 想 について 1.1 生 活 排 水 処 理 構 想 とは P.1 1.2 生 活 排 水 処 理 施 設 の 種 類 P.1 2. 佐 野 市 の 現 状 と 課 題 2.1 整 備 状 況 P.2 2.2 主 な 汚 水 処 理 施 設 P.2 2.3 生 活

More information

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定 射 水 市 建 設 工 事 施 行 に 関 する 工 事 成 績 評 定 要 領 平 成 8 年 3 月 7 告 示 第 44 号 ( 目 的 ) 第 条 この 要 領 は 射 水 市 が 所 掌 する 工 事 の 成 績 評 定 ( 以 下 評 定 という )に 必 要 な 事 項 を 定 め 公 正 かつ 的 確 な 評 定 を 行 うことにより もって 請 負 業 者 の 選 定 及 び 指

More information

90 1979 1999 1981 1999 1990 1990 1987 197382 198186 80 70 60 50 40 30 20 10 0 160,000 1.40 140,000 1.20 120,000 1.00 100,000 0.80 80,000 0.60 60,000 0.40 40,000 0.20 20,000 0 0.00 1970 1980 1990 2000

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36 独 立 行 政 法 人 駐 留 軍 等 労 働 者 労 務 管 理 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 検 証 結 果 理 事 長 は 今 中 期 計 画 に 掲 げた 新 たな 要

More information

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日 年 1 年 制 度 の 概 要 1 長 期 給 付 の 種 類 ( 共 済 年 と 基 礎 年 の 種 類 ) 長 期 給 付 は 組 合 員 又 は 組 合 員 であった 方 が 一 定 の 年 齢 に 達 したとき 病 気 やけがによっ て 障 害 の 状 態 になったとき 死 亡 したときなどに 給 付 され 組 合 員 又 は 組 合 員 であった 方 とそ の 家 族 の 生 活 の 安

More information

公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与

公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与 電 子 版 職 員 給 与 のあらまし < 公 営 企 業 版 > 平 成 24 年 度 目 次 公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 2 工 業 用 水 道 事 業 3 下 水 道 事 業 4 自 動 車 運 送 事 業 5 高 速 度 鉄 道 事 業 6 病 院 事 業 < 問 い 合 わせ 先 > 上 下 水 道 局 総 務 部 総 務 課 交 通 局 総 務 部 労 務 課

More information

目 次 第 1 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 1. 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 2. 施 行 者 の 名 称 1 第 2 施 行 地 区 1 1. 施 行 地 区 の 位 置 1 2. 施 行 地 区 位 置 図 1 3. 施 行 地 区 の 区 域 1 4

目 次 第 1 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 1. 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 2. 施 行 者 の 名 称 1 第 2 施 行 地 区 1 1. 施 行 地 区 の 位 置 1 2. 施 行 地 区 位 置 図 1 3. 施 行 地 区 の 区 域 1 4 資 料 1 土 地 区 画 整 理 事 業 画 書 ( 案 ) ( 仮 称 ) 箕 面 市 船 場 東 地 区 土 地 区 画 整 理 組 合 目 次 第 1 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 1. 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 2. 施 行 者 の 名 称 1 第 2 施 行 地 区 1 1. 施 行 地 区 の 位 置 1 2. 施 行 地 区 位 置 図 1

More information

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66 平 成 26 年 度 健 保 組 合 予 算 早 期 集 計 結 果 の 概 要 平 成 26 年 4 月 18 日 健 康 保 険 組 合 連 合 会 問 い 合 わせ 先 : 健 保 連 企 画 部 調 査 分 析 グループ :03-3403-0926 本 概 要 は 平 成 26 年 度 における 健 保 組 合 の 財 政 状 況 等 を 早 期 に 把 握 するため 26 年 度 予 算

More information

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 が 無 い た め 記 載 し て お り ま せ ん 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 A 公 務 員 給 与 B 較 差 A - B 勧 告 ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 国 の 改

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 が 無 い た め 記 載 し て お り ま せ ん 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 A 公 務 員 給 与 B 較 差 A - B 勧 告 ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 国 の 改 別 紙 3 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 芽 室 町 の 給 与 定 員 管 理 等 に つ い て 区 分 住 民 基 本 台 帳 口 (21 年 度 末 ) 歳 出 額 A 21 年 度 1 9, 3 7 6 1 1, 3 4, 9 4 実 質 収 支 件 費 B 件 費 率 B / A 1 6, 3 9 3 9 9 6, 541 8. 8 1 ( 参

More information

130117_『高齢社会をむかえた東京23区の将来 人口と建物の関係から見て

130117_『高齢社会をむかえた東京23区の将来 人口と建物の関係から見て 第 60 回 (n300)nsri 都 市 環 境 フォーラム 2013.1.17 超 高 齢 社 会 をむかえた 東 京 23 区 の 将 来 人 口 と 建 物 の 関 係 から 見 て 早 稲 田 大 学 特 命 教 授 伊 藤 滋 1 総 人 口 の 推 移 予 測 東 京 23 区 の 人 口 東 京 23 区 の 総 人 口 は 2010 年 の907 万 人 から 2030 年 には985

More information

東京都立産業技術高等専門学校

東京都立産業技術高等専門学校 東 京 都 立 産 業 技 術 高 等 専 門 学 校 卒 業 生 を 対 象 とした 調 査 (OB OG アンケート)の 結 果 について 1 は じ め に 東 京 都 立 産 業 技 術 高 等 専 門 学 校 で は 本 校 の 教 育 水 準 の 向 上 や 教 育 内 容 の 充 実 と 改 善 を 目 的 と し て 本 校 の 前 身 校 で あ る 東 京 都 立 工 業 高 等

More information

目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行 区 位 置 図 1 (3) 施 行 区 の 区 域 1 (4) 施

目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行 区 位 置 図 1 (3) 施 行 区 の 区 域 1 (4) 施 北 部 大 阪 都 市 画 事 業 JR 高 槻 駅 北 東 土 区 画 整 理 事 業 事 業 画 書 高 槻 市 JR 高 槻 駅 北 東 土 区 画 整 理 組 合 目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行

More information

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 論 点 と 意 見 について ( 概 要 ) 神 奈 川 県 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 検 討 会 議 について 1 テーマ 地 方 公 務 員 制 度 改 革 ( 総 務 省 地 方 公 務 員 の 労 使 関 係 制 度 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 )の 課 題 の 整

More information

Microsoft PowerPoint - エントリー04_結婚TextVoice

Microsoft PowerPoint - エントリー04_結婚TextVoice エントリー04 結 婚 についてのテキスト 分 析 分 析 概 要 分 析 目 的 消 費 者 の 結 婚 観 を 把 握 する 分 析 データ MyEL19618/ 結 婚 ( 第 3 回 ) 調 査 性 年 代 構 成 に 分 析 が 影 響 されてしまう? 8ページ 以 降 では 男 女 20~60 代 が 均 等 になるように ランダムに 各 200 件 ずつ 計 2000 件 抽 出 した

More information

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32,743 353,826 341,321

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32,743 353,826 341,321 平 成 24 年 度 職 員 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (23 年 度 末 ) A B B/A 22 年 度 の 件 費 率 千 千 千 23 年 度 16,465 1,969,859 183,816 2,34,765 21.3

More information

Microsoft Word - 101 第1章 定款.doc

Microsoft Word - 101 第1章 定款.doc 第 1 章 定 款 規 約 山 梨 県 土 地 改 良 事 業 団 体 連 合 会 定 款 昭 和 33 年 8 月 1 日 制 定 昭 和 33 年 10 月 9 日 認 可 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 会 は 土 地 改 良 事 業 を 行 う 者 ( 国 県 及 び 土 地 改 良 法 第 95 条 第 1 項 の 規 定 により 土 地 改 良 事 業 を 行 う

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135,600 185,800 222,900 2

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135,600 185,800 222,900 2 日 田 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 人 口 歳 出 額 実 質 収 支 人 件 費 人 件 費 率 ( 参 考 ) 年 度 (22 年 度 末 ) A B B/A 21 年 度 の 人 件 費 率 22 71,889 39,061,738 人 % % 1,444,329 6,050,275

More information

添 付 資 料 の 目 次 1. 当 四 半 期 決 算 に 関 する 定 性 的 情 報 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 説 明 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 説 明 2 (3) 連 結 業 績 予 想 などの 将 来 予 測 情 報 に 関 する 説 明 2 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 3 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (22 年 度 末 ) A B B/A 21 年 度 の 件 費 率 22 年 度 158,172 44,66,25 1,13,136 7,281,69 16.3 16.7 (2) 職 員 給 与

More information

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc)

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc) (1) 1 ア 調 査 すべき の 手 法 情 報 できる 主 要 な 眺 望 地 点 及 び 主 要 で 身 近 な 視 点 の 状 況 な 実 視 施 点 地 ( 区 点 不 域 のうち 特 周 定 辺 の 多 主 数 の 要 な なものをいう 人 々 眺 望 又 地 は 点 周 ( 辺 の 不 以 住 特 下 民 定 が 同 多 じ ) 数 の する 人 及 々が 場 び 所 対 利 で 象

More information

P38-P42.indd

P38-P42.indd ナ 倍 俊 彦 文 肆 矢 純 通 喧 噪 抜 細 小 路 ぐ 秀 喜 ユ ォ 数 々 守 素 材 厳 丁 寧 堪 能 不 議 ぬ 隠 ナ 伺 勉 強 以 外 夢 米 置 賜 身 経 緯 早 稲 田 4 辞 ) ぼ ャ 勉 強 縁 始 9 歳 ロ ウ 授 業 普 通 進 ゅ 喫 茶 仲 退 屈 始 喫 茶 家 三 鷹 国 際 基 教 ぐ 空 借 ミ サ 車 余 リ 夜 ガ 工 電 工 以 外 38

More information

(\202g22\214\366\225\\.xls)

(\202g22\214\366\225\\.xls) 別 (1) 紙 3 区 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 21 年 度 分 住 民 基 本 (21 台 年 帳 度 人 末 口 ) 歳 出 額 A 人 件 費 別 海 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (2) 職 員 給 与 16,052 費 の 状 況 ( 普 14,873,338 通 会 計 決 算 ) 586,003千 円 2,316,507 千

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378> 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 交 付 要 綱 ( 通 則 ) 第 1 条 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 ( 以 下 助 成 金 という )の 交 付 については 山 梨 県 補 助 金 等 交 付 規 則 ( 昭 和 36 年 山 梨 県 規 則 第 25 号 以 下 規 則 という )に 定 め るところによるほか この 要 綱 に 定 めるところによる ( 目

More information

Microsoft Word - H24様式(那珂市版).doc

Microsoft Word - H24様式(那珂市版).doc 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) (2) 職 員 給 与 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) (3) 特 記 事 項 (4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均

More information

答申第585号

答申第585号 別 紙 諮 問 第 722 号 答 申 1 審 査 会 の 結 論 平 成 23 年 月 日 区 営 業 所 で 起 きた 物 損 事 故 に 関 する 全 ての 内 容 の 文 書 の 開 示 請 求 に 対 し 終 業 点 呼 記 録 簿 ほか7 件 を 対 象 公 文 書 として 特 定 し 一 部 開 示 と した 決 定 は 妥 当 である 2 審 査 請 求 の 内 容 (1) 審 査

More information

192 1925 193 1935 194 1945 195 1955 196 1965 197 1975 198 1985 199 1995 2 25 21 215 22 225 23 235 24 245 25 255 26 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

192 1925 193 1935 194 1945 195 1955 196 1965 197 1975 198 1985 199 1995 2 25 21 215 22 225 23 235 24 245 25 255 26 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人 北 海 道 人 口 ビジョン 骨 子 全 体 構 成 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人 口 動 向 分 析 (1) 時 系 列 による 人 口 動 向 分 析 1 年 齢 3 区 分 別 人 口 の 推 移 と 将 来 推 計 2 自 然 増 減 ( 出 生 死 亡 )の 推 移 (ⅰ) 出 生 数 死 亡 数 の 推 移 (ⅱ) 出 生 数 合 計 特 殊 出 生 率 の 推 移 3 社 会

More information

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 1) 一 般 行 政 職 福 島 県 国 類 似 団 体 平 均 年 齢 平

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 1) 一 般 行 政 職 福 島 県 国 類 似 団 体 平 均 年 齢 平 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 決 算 ) 24 年 度 住 民 基 本 台 帳 口 ( 各 年 度 末 ) 40,427 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) A B B/A 23 年 度 の 件 費 率 % % 24,380,602 1,175,572 3,729,291 15.3 16.6 (2) 職

More information

君 聞 着 捨 周 見 黒 埋 尽 所 華 彩 心 陣 取 げ 楽 見 浮 酷 浮 酷 光 景 君 顔 走 回 私 振 回 彼 ク ム ド メ カ 彼 教 室 寂

君 聞 着 捨 周 見 黒 埋 尽 所 華 彩 心 陣 取 げ 楽 見 浮 酷 浮 酷 光 景 君 顔 走 回 私 振 回 彼 ク ム ド メ カ 彼 教 室 寂 君 聞 着 捨 周 見 黒 埋 尽 所 華 彩 心 陣 取 げ 楽 見 浮 酷 浮 酷 光 景 君 顔 走 回 私 振 回 彼 ク ム ド メ カ 彼 教 室 寂 む 雰 囲 製 作 者 英 語 授 業 習 訳 堅 苦 役 割 メ カ ム ド ク ッ シ ャ 面 白 自 発 想 ぼ 今 度 空 読 今 入 付 会 主 導 権 握 題 換 タ ミ ン グ 全 次 第 天 然 周 来 楽 百 倍 百 倍

More information

1_2013BS(0414)

1_2013BS(0414) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 3 月 31 日 現 在 ) 三 井 住 友 金 属 鉱 山 伸 銅 株 式 会 社 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 25,869,002 流 動 負 債 9,707,274 現 金 及 び 預 金 987,167 買 掛 金 3,612,919 受 取 手 形 1,225,710 短 期 借

More information

(5) 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 (6) 色 等 の 処 理 の 方 法 (7) 排 出 水 の 色 等 の 汚 染 状 態 及 び 量 2 一 の 施 設 が 特 定 施 設 となった 際 現 にその 施 設 を 設 置 している 者 ( 設 置 の 工 事 をしている 者 を 含

(5) 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 (6) 色 等 の 処 理 の 方 法 (7) 排 出 水 の 色 等 の 汚 染 状 態 及 び 量 2 一 の 施 設 が 特 定 施 設 となった 際 現 にその 施 設 を 設 置 している 者 ( 設 置 の 工 事 をしている 者 を 含 和 歌 山 市 排 出 水 の 色 等 規 制 条 例 平 成 3 年 10 月 5 日 条 例 第 44 号 改 正 平 成 12 年 3 月 27 日 条 例 第 58 号 平 成 13 年 7 月 9 日 条 例 第 34 号 平 成 14 年 12 月 26 日 条 例 第 52 号 ( 目 的 ) 第 1 条 この 条 例 は 排 出 水 の 色 等 を 規 制 することにより 公 共 用

More information

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 11. 15. 1. 95. H.4.1 94.6 H5.4.1 15.1 H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H5.7.1 14.9 H.4.1 97.1 H5.4.1 14.5 H5.4.1 H5.7.1 13. 1. H5.4.1 ( 参 考

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 11. 15. 1. 95. H.4.1 94.6 H5.4.1 15.1 H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H5.7.1 14.9 H.4.1 97.1 H5.4.1 14.5 H5.4.1 H5.7.1 13. 1. H5.4.1 ( 参 考 石 井 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (4 年 度 末 ) A B B/A 3 年 度 の 件 費 率 4 年 度 6,69 8,136,675 373,713 1,54,11 18.95 19.18 () 職 員 給 与

More information

0 現 代 ジオ 学 習 メモ 当 淡 マ チ 件 語 当 切 失 ( 32 34 ) 覚 ひ 読 直 良 : 未

0 現 代 ジオ 学 習 メモ 当 淡 マ チ 件 語 当 切 失 ( 32 34 ) 覚 ひ 読 直 良 : 未 09 現 代 ジオ 学 習 メモ 雪 圏 無 連 絡 誕 外 音 聞 寝 袋 ざ 寝 後 び 配 闇 捜 全 体 新 伝 雪 ぶ 晩 所 暖 灯 通 触 む 妻 酷 所 懸 テ ビ 追 仕 成 星 道 夫 動 物 有 名 メ マ メ 合 衆 国 州 雄 動 物 む 残 念 テ ビ 材 故 亡 各 展 開 催 星 残 教 材 ひ 奥 ぜ 決 読 * * * 理 解 深 講 師 佐 藤 泉 学 習 ポイト

More information

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環 資 料 2-2 容 積 率 規 制 等 について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保

More information

スライド 1

スライド 1 第 11 回 賃 貸 住 宅 市 場 景 況 感 調 査 日 管 協 短 観 年 度 ( 年 10 月 ~2014 年 3 月 ) 公 益 財 団 法 人 日 本 賃 貸 住 宅 管 理 協 会 日 管 協 総 合 研 究 所 目 次 1 Ⅰ 調 査 の 概 要 1. 調 査 の 目 的 2. 調 査 方 法 対 象 期 間 3. 回 答 社 数 4. の 対 象 都 府 県 5. 項 目 の 数

More information

・モニター広告運営事業仕様書

・モニター広告運営事業仕様書 秋 田 市 新 庁 舎 動 画 広 告 放 映 事 業 仕 様 書 1 目 的 多 く の 市 民 の 目 に 触 れ る 市 役 所 の 特 性 を 活 か し 映 像 や 音 声 を 活 用 し た モ ニ タ ー に よ る 動 画 広 告 を 新 庁 舎 内 に 導 入 し 新 庁 舎 の 主 要 機 能 の 一 つ で あ る 情 報 発 信 拠 点 と し て の 役 割 を 果 た す

More information

2. 建 築 基 準 法 に 基 づく 限 着 色 項 目 の 地 区 が 尾 張 旭 市 内 にはあります 関 係 課 で 確 認 してください 項 目 所 管 課 窓 口 市 役 所 内 電 話 備 考 がけに 関 する 限 (がけ 条 例 ) 都 市 計 画 課 建 築 住 宅 係 南 庁 舎

2. 建 築 基 準 法 に 基 づく 限 着 色 項 目 の 地 区 が 尾 張 旭 市 内 にはあります 関 係 課 で 確 認 してください 項 目 所 管 課 窓 口 市 役 所 内 電 話 備 考 がけに 関 する 限 (がけ 条 例 ) 都 市 計 画 課 建 築 住 宅 係 南 庁 舎 重 要 事 項 調 査 シート( 法 令 に 基 づく 限 の 調 べ 方 ) 尾 張 旭 市 版 1. 都 市 計 画 法 に 基 づく 限 項 目 市 内 所 管 課 窓 口 市 役 所 内 電 話 区 都 市 計 画 区 有 都 市 計 画 課 計 画 係 南 庁 舎 2F 76-8156 都 市 計 画 道 路 有 都 市 計 画 課 計 画 係 南 庁 舎 2F 76-8156 都 市 計

More information

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始 部 案 参 照 文 目 1 1 持 可 能 療 険 制 構 築 国 民 険 部 9 部 11 1 5 特 別 15 6 17 7 運 確 18 8 0 9 独 立 10 - 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門

More information

サッカーの話をしよう 旅するワールドカップ 立ち読み版

サッカーの話をしよう 旅するワールドカップ 立ち読み版 8 旅 ケ 番 号 頼 着 席 ゴ 裏 ポ 中 * 9 7 年 西 ツ 次 グ 第 3 戦 ポ 対 生 初 め 最 終 年 前 オ ピ ク 優 ゼ ハ 連 高 評 価 受 ポ 予 定 ひ お 苦 労 ケ 入 手 シ ュ ツ ガ 陸 上 競 技 ゴ 裏 前 列 席 ほ ピ 高 ャ 周 囲 ぐ 立 上 ょ 立 前 男 め 瞬 間 ピ 視 野 消 陽 楽 シ ュ ツ ガ ツ 南 部 町 ぐ 南 下 縦 断

More information

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一 貸 借 対 照 表 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 内 訳 金 額 科 目 内 訳 金 額 流 動 資 産 千 円 千 円 流 動 負 債 千 円 千 円 預 金 5,145,515 預 り 金 240, 有 価 証 券 2,000,000 未 払 金 274, 前 払 費 用 61,184 未 払 収 益 分 配 金 789 未 収 入 金 未

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1 独 立 行 政 法 人 統 計 センター( 法 人 番 号 7011105002089)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 独 立 行 政 法 人 通 則 法 第 52 条 第 3 項 の 規 定 に 基 づき

More information

スライド 1

スライド 1 本 資 料 は 学 会 代 議 員 との 意 見 交 換 を 踏 まえて 多 数 意 見 をまとめたものです しかし 学 術 団 体 として 多 様 な 意 見 があります これを 契 機 に 議 論 が 活 性 化 することを 期 待 します マンション 建 替 えに 関 する 意 見 ( 第 2 版 ) 当 日 の 口 頭 説 明 を 一 部 加 筆 千 葉 大 学 小 林 秀 樹 < 一 般

More information

<31352095DB8CAF97BF97A6955C2E786C73>

<31352095DB8CAF97BF97A6955C2E786C73> 標 準 報 酬 月 額 等 級 表 ( 厚 生 年 金 ) 標 準 報 酬 報 酬 月 額 厚 生 年 金 保 険 料 厚 生 年 金 保 険 料 率 14.642% ( 平 成 18 年 9 月 ~ 平 成 19 年 8 月 ) 等 級 月 額 全 額 ( 円 ) 折 半 額 ( 円 ) 円 以 上 円 未 満 1 98,000 ~ 101,000 14,349.16 7,174.58 2 104,000

More information

(Microsoft Word - \203A \225\345\217W\227v\227\314 .doc)

(Microsoft Word - \203A  \225\345\217W\227v\227\314 .doc) ま ち づ く り 推 進 の た め の ア ン ケ ー ト 調 査 及 び 分 析 業 務 委 託 プ ロ ポ ー ザ ル 募 集 要 領 1 趣 旨 本 要 領 は, ま ち づ く り 推 進 の た め の ア ン ケ ー ト 調 査 及 び 分 析 業 務 委 託 の 受 託 者 を 特 定 す る た め, 企 画 提 案 型 プ ロ ポ ー ザ ル 方 式 ( 以 下 プ ロ ポ ー

More information

Microsoft PowerPoint - 総合型DB資料_県版基金説明用.pptx

Microsoft PowerPoint - 総合型DB資料_県版基金説明用.pptx 全 国 建 設 企 業 年 金 基 金 ( 仮 称 )について 平 成 29 年 春 の 設 立 に 向 けて 準 備 を 進 めています 平 成 26 年 10 月 全 国 建 設 厚 生 年 金 基 金 ( 注 ) 現 時 点 における 制 度 の 大 枠 であり 詳 細 については 今 後 検 討 を 行 います 1. 全 国 建 設 企 業 年 金 基 金 ( 仮 称 )について 全 国 建

More information

(1) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 11 月 30 日 現 在 ) ( 単 位 : 千 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 資 産 4,623,985 流 動 負 債 3,859,994 現 金 及 び 預 金 31,763 支 払 手 形

(1) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 11 月 30 日 現 在 ) ( 単 位 : 千 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 資 産 4,623,985 流 動 負 債 3,859,994 現 金 及 び 預 金 31,763 支 払 手 形 第 44 期 計 算 書 類 ( 自 平 成 25 年 12 月 1 日 至 平 成 26 年 11 月 30 日 ) (1) 貸 借 対 照 表 (2) 損 益 計 算 書 (3) 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 (4) 個 別 注 記 表 株 式 会 社 アクタス 東 京 都 新 宿 区 新 宿 2 丁 目 19 番 1 号 1 (1) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 11 月

More information

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt 経 営 事 項 審 査 建 設 業 を 取 り 巻 く 環 境 工 事 不 足 は 深 刻 化 しており 建 設 業 者 の 統 廃 合 も 活 発 化 している 中 選 ばれる 企 業 となる 事 が 生 き 残 りをかけた 最 重 要 課 題 といえる 選 ばれる 企 業 の 指 標 となるものが 経 営 事 項 審 査 であり この 評 点 はインターネット 等 にて 公 開 されている 事

More information

労働時間と休日は、労働条件のもっとも基本的なものの一つです

労働時間と休日は、労働条件のもっとも基本的なものの一つです 36 協 定 作 成 マニュアル 労 働 時 間 と 休 日 は 労 働 条 件 のもっとも 基 本 的 なものの 一 つです 労 働 基 準 法 では まず 第 32 条 第 1 項 で 使 用 者 は 労 働 者 に 休 憩 時 間 を 除 き 1 週 間 に 40 時 間 を 超 えて 労 働 させてはならない とし 法 定 労 働 時 間 が 1 週 40 時 間 であること を 掲 げ 次

More information

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene.

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene. 平 成 23 年 3 月 期 第 1 四 半 期 決 算 短 信 日 本 基 準 ( 連 結 ) 平 成 22 年 8 月 11 日 上 場 会 社 名 松 井 建 設 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コ ー ド 番 号 1810 URL http://www.matsui-ken.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 松 井 隆 弘 ( 役 職

More information

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 の 法 令 等 に 準 拠 Up Newsletter 養 老 保 険 の 減 額 逓 増 定 期 保 険 の 取 扱 い 変 更 介 護 費 用 保 険 の 導 入 企 業 の 保 険 のポイント http://www.up-firm.com 1 養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者

More information

2016年夏のボーナス見通し

2016年夏のボーナス見通し 216 年 4 月 6 日 経 済 レポート 216 年 夏 のボーナス 見 通 し ~ 小 幅 ながらも 2 年 ぶりに 増 加 へ~ 調 査 部 研 究 員 藤 田 隼 平 216 年 夏 の 民 間 企 業 ( 調 査 産 業 計 事 業 所 規 模 人 以 上 )の ボ ー ナ ス は 2 年 ぶりに 増 加 すると 予 測 する 労 働 需 給 がタイトな 中 今 年 の 春 闘 では 基

More information

和 光 市 駅 南 口 地 区 地 区 計 画 整 備 計 画 の 内 容 地 区 計 画 の 方 針 名 称 和 光 市 駅 南 口 地 区 地 区 計 画 位 置 和 光 市 本 町 の 一 部 和 光 市 丸 山 台 一 丁 目 面 積 約 8.6ha 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保

和 光 市 駅 南 口 地 区 地 区 計 画 整 備 計 画 の 内 容 地 区 計 画 の 方 針 名 称 和 光 市 駅 南 口 地 区 地 区 計 画 位 置 和 光 市 本 町 の 一 部 和 光 市 丸 山 台 一 丁 目 面 積 約 8.6ha 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 和 光 市 駅 南 口 地 区 地 区 計 画 整 備 計 画 の 内 容 地 区 計 画 の 方 針 名 称 和 光 市 駅 南 口 地 区 地 区 計 画 位 置 和 光 市 本 町 の 一 部 和 光 市 丸 山 台 一 丁 目 面 積 約 8.6ha 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 の 方 針 地 区 計 画 の 目 標 土 地 利 用 の 方 針 地 区 施 設 の 整 備 方

More information

Microsoft Word - jigyoukeikakusho.docx

Microsoft Word - jigyoukeikakusho.docx 様 式 (7)~1 建 売 住 宅 共 同 住 宅 宅 地 分 譲 公 営 住 宅 公 共 施 設 関 係 1. 転 用 目 的 とその 内 容 イ. 建 売 住 宅 ロ. 共 同 住 宅 ハ. 宅 地 分 譲 ニ. 公 営 住 宅 ホ. 公 共 施 設 ( ) 転 用 敷 地 総 面 積 ( 内 農 地 面 積 その 他 ) 土 地 利 用 計 画 住 宅 用 地 店 舗 集 会 所 等 施 設

More information

平 成 26 年 度 第 3 回 農 商 工 等 事 業 計 画 認 定 事 業 一 覧 ( 別 紙 ) 農 商 工 等 事 業 計 画 :3 件 今 回 の 認 定 により 当 局 の 認 定 案 件 は121 件 ( 富 山 県 17 件 石 川 県 17 件 岐 阜 県 23 件 51 件 三

平 成 26 年 度 第 3 回 農 商 工 等 事 業 計 画 認 定 事 業 一 覧 ( 別 紙 ) 農 商 工 等 事 業 計 画 :3 件 今 回 の 認 定 により 当 局 の 認 定 案 件 は121 件 ( 富 山 県 17 件 石 川 県 17 件 岐 阜 県 23 件 51 件 三 中 部 の 農 商 工 等 事 業 計 画 平 成 26 年 度 第 3 回 認 定 について 平 成 27 年 2 月 2 日 中 部 経 済 産 業 局 北 陸 農 政 局 東 海 農 政 局 中 部 経 済 産 業 局 北 陸 農 政 局 及 び 東 海 農 政 局 では 平 成 20 年 7 月 に 施 行 された 中 小 企 業 者 と 農 林 漁 業 者 との による 事 業 活 動 の

More information

32 農事組合法人法人用パンフ_24.2一部改正)

32  農事組合法人法人用パンフ_24.2一部改正) 一 定 農 事 組 合 法 人 に 係 る 法 人 事 業 税 課 税 標 準 算 定 方 法 等 について(お 知 らせ) 平 成 23 年 4 月 大 分 県 地 方 税 法 第 72 条 4 第 3 項 規 定 により 一 定 農 事 組 合 法 人 が 行 う 農 業 に 対 しては 事 業 税 が 非 課 税 とされていますが 大 分 県 では そ 具 体 的 な 取 扱 いについて 以

More information

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農 国 営 かんがい 排 水 事 業 石 垣 島 地 区 事 業 の 概 要 本 事 業 は 沖 縄 本 島 から 南 西 約 400kmにある 石 垣 島 に 位 置 する 石 垣 市 の4,338haの 農 業 地 帯 において 農 業 用 水 の 安 定 供 給 を 図 るため 農 業 水 利 施 設 の 改 修 整 備 を 行 うものである 事 業 の 目 的 必 要 性 本 地 区 は さとうきびを

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208FE3927291DC926E8BE6926E8BE68C7689E681408C7689E68F912E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208FE3927291DC926E8BE6926E8BE68C7689E681408C7689E68F912E646F63> 東 京 都 市 計 画 地 区 計 画 の 決 定 ( 豊 島 区 決 定 ) 都 市 計 画 上 池 袋 二 三 四 丁 目 地 区 地 区 計 画 を 次 のように 決 定 する 名 称 上 池 袋 二 三 四 丁 目 地 区 地 区 計 画 位 置 豊 島 区 上 池 袋 二 丁 目 上 池 袋 三 丁 目 上 池 袋 四 丁 目 及 び 池 袋 本 町 一 丁 目 各 地 内 面 積 約 46.5ha

More information

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について 平 成 25 年 度 独 立 行 政 法 日 本 学 生 支 援 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 日 本 学 生 支 援 機 構 は 奨 学 金 貸 与 事 業 留 学 生 支 援

More information

第1回

第1回 やすだ 社 会 学 研 究 法 a( 2015 年 度 春 学 期 担 当 : 保 田 ) 基 礎 分 析 ( 1): 一 変 量 / 二 変 量 の 分 析 SPSSの 基 礎 テ キ ス ト pp.1-29 pp.255-257 デ ー タ の 入 力 [ デ ー タ ビ ュ ー ] で Excelの よ う に 直 接 入 力 で き る [ 変 数 ビ ュ ー ] で 変 数 の 情 報 を

More information

J A K カ イ ロ プ ラ ク テ ィ ッ ク 協 同 組 合 規 約 ( 目 的 ) 第 1 条 組 合 員 の 権 利 義 務 等 は 定 款 に よ っ て 定 め ら れ て い る が 定 款 の 第 6 条 の 規 定 に よ り 定 款 に 記 載 さ れ な い 必 要 事 項

J A K カ イ ロ プ ラ ク テ ィ ッ ク 協 同 組 合 規 約 ( 目 的 ) 第 1 条 組 合 員 の 権 利 義 務 等 は 定 款 に よ っ て 定 め ら れ て い る が 定 款 の 第 6 条 の 規 定 に よ り 定 款 に 記 載 さ れ な い 必 要 事 項 J A K カ イ ロ プ ラ ク テ ィ ッ ク 協 同 組 合 規 約 J A K カ イ ロ プ ラ ク テ ィ ッ ク 協 同 組 合 H23/4/25 に 第 9 回 通 常 総 会 理 事 会 で 採 択 済 H23/12 月 現 在 J A K カ イ ロ プ ラ ク テ ィ ッ ク 協 同 組 合 規 約 ( 目 的 ) 第 1 条 組 合 員 の 権 利 義 務 等 は 定 款 に

More information

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 社 会 保 険 等 加 入 促 進 計 画 平 成 24 年 10 月 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 1 計 画 策 定 の 趣 旨 目 的 この 計 画 は 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 ( 以 下 日 造 協 という ) 及 び 日 造 協 の 正 会 員 ( 以 下 会 員

More information

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか 平 成 23 年 度 自 己 報 告 書 1 理 念 目 的 (1) 大 学 学 部 研 究 科 等 の 理 念 目 的 は 適 切 に 設 定 されているか 平 成 19 年 6 月 に の 目 標 として 大 学 の 発 展 に 貢 献 する 力 のある 組 織 とい う 共 通 の 目 標 を 掲 げ この 目 標 を 常 に 念 頭 に 置 きながら 日 々の 業 務 に 当 たっている さらに

More information

業 種 別 業 況 は 製 造 業 が 46.2 で 前 期 より 12.3 ポイント 低 下 ( 前 期 33.9) し 建 設 業 が 48.1 で 13.1 ポイントの 低 下 商 業 サービス 業 が 65.1 で 3.4 ポイントの 低 下 となりました 製 造 業 のポイントの 低 下

業 種 別 業 況 は 製 造 業 が 46.2 で 前 期 より 12.3 ポイント 低 下 ( 前 期 33.9) し 建 設 業 が 48.1 で 13.1 ポイントの 低 下 商 業 サービス 業 が 65.1 で 3.4 ポイントの 低 下 となりました 製 造 業 のポイントの 低 下 平 成 23 年 6 月 24 日 参 考 資 料 送 付 平 成 23 年 4~6 月 期 中 小 企 業 景 気 動 向 調 査 結 果 全 業 種 で 業 況 DIが 悪 化 輸 送 用 機 械 は 過 去 最 大 の 落 ち 込 み 業 況 判 断 DI は 総 合 で 前 期 比 7.5 ポイント 低 下 の 56.3 となりました 業 種 別 では 製 造 業 が 46.2 と 前 期

More information

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378> 平 成 27 年 度 施 策 評 価 調 書 施 策 の 名 称 等 整 理 番 号 22 評 価 担 当 課 営 業 戦 略 課 職 氏 名 施 策 名 ( 基 本 事 業 ) 商 業 の 活 性 化 総 合 計 画 の 位 置 づけ 基 本 目 主 要 施 策 4 想 像 力 と 活 力 にあふれたまちづくり 商 業 の 振 興 2 施 策 の 現 状 分 析 と 意 図 施 策 の 対 象 意

More information

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の 3 月 1 日 ( 火 )HP 公 表 基 本 関 係 社 会 保 険 等 未 加 入 対 策 に 関 する 想 定 問 答 問 1 社 会 保 険 等 とは 何 か 社 会 保 険 ( 健 康 保 険 及 び 厚 生 年 金 保 険 )と 労 働 保 険 ( 雇 用 保 険 )を 指 します 問 2 どのような 場 合 でも 元 請 と 未 加 入 業 者 との 一 次 下 請 契 約 が 禁 止

More information

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 東 庄 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) 分 ( 年 度 末 ) A B B/A 1 年 度 の 件 費 率 千 千 千 年 度 15,408 5,093,505 1,033,984 517,441 0.3 0.8 ()

More information

する 場 合 だけが 下 請 法 の 対 象 となる 5000 万 円 基 準 の 場 合 3 億 円 を5000 万 円 と 置 き 換 えればよい つ まり 自 社 の 資 本 金 の 額 が5000 万 円 超 であれば 5000 万 円 以 下 の 事 業 者 ( 法 人 だけでなく 個 人

する 場 合 だけが 下 請 法 の 対 象 となる 5000 万 円 基 準 の 場 合 3 億 円 を5000 万 円 と 置 き 換 えればよい つ まり 自 社 の 資 本 金 の 額 が5000 万 円 超 であれば 5000 万 円 以 下 の 事 業 者 ( 法 人 だけでなく 個 人 201200719 下 請 法 の 基 礎 知 識 太 樹 法 律 事 務 所 弁 護 士 高 橋 善 樹 1 下 請 法 の 趣 旨 下 請 代 金 支 払 遅 延 等 防 止 法 ( 以 下 下 請 法 という)は 読 んで 字 のごと く 下 請 代 金 の 支 払 遅 延 等 を 防 止 することを 目 的 とする 法 律 である 何 故 このような 法 律 ができたか 取 引 が 上 流

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6 様 式 租 税 特 別 措 置 等 に 係 る 政 策 の 事 前 評 価 書 1 政 策 評 価 の 対 象 とした 産 業 活 力 の 再 生 及 び 産 業 活 動 の 革 新 に 関 する 特 別 措 置 法 に 基 づく 登 録 免 租 税 特 別 措 置 等 の 名 称 許 税 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 国 税 32)( 登 録 免 許 税 : 外 ) 2 要 望 の 内 容

More information

編 5ヶ 月 6 総 論 7 抜 ピ ド ピ ド 速 永 久 繰 ロ セ 慣 容 易 結 共 通 決 々 5 照 づ 具 ご 紹 介 与 監 査 比 較 場 限 提 始 箇 提 進 ご 安 心 話 提 与 監 査 雑 把 与 締 役 緒 算 類 作 機 関 従 来 税 始 忘 生 物 繰 切 忘 葉

編 5ヶ 月 6 総 論 7 抜 ピ ド ピ ド 速 永 久 繰 ロ セ 慣 容 易 結 共 通 決 々 5 照 づ 具 ご 紹 介 与 監 査 比 較 場 限 提 始 箇 提 進 ご 安 心 話 提 与 監 査 雑 把 与 締 役 緒 算 類 作 機 関 従 来 税 始 忘 生 物 繰 切 忘 葉 編 5ヶ 月 6 総 論 7 抜 ピ ド ピ ド 速 永 久 繰 ロ セ 慣 容 易 結 共 通 決 々 5 照 づ 具 ご 紹 介 与 監 査 比 較 場 限 提 始 箇 提 進 ご 安 心 話 提 与 監 査 雑 把 与 締 役 緒 算 類 作 機 関 従 来 税 始 忘 生 物 繰 切 忘 葉 辞 引 忘 葉 聞 兆 蓄 積 科 世 正 総 論 省 略 編 5ヶ 月 98 ソ 99 王 道 事

More information

目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円 平 成 26 年 2 月 19 日 政 策 総 務 財 政 委 員 会 配 付 資 料 財 政 局 平 成 26 年 度 制 改 正 ( 地 方 )の 概 要 について 平 成 26 年 度 制 改 正 のうち に 関 係 する 主 な 改 正 事 項 は 次 のとおりです なお これらの 事 項 について 地 方 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 が 可 決 された 場 合 には

More information

波佐見町の給与・定員管理等について

波佐見町の給与・定員管理等について 波 佐 見 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 人 口 歳 出 額 実 質 収 支 人 件 費 人 件 費 率 ( 参 考 ) (24 年 度 末 ) A B B/A 23 年 度 の 人 件 費 24 年 度 15,253 人 5,698,68 113,830 46,156 13.1 %

More information

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている. 別 紙 高 山 村 の 給 与 定 員 管 理 等 について 総 括 () 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (26 年 月 日 ) A B B/A 24 年 度 の 件 費 率 年 度 千 千 千 2,9 2,64,628 6,8 467,928 8. 2.4 (2) 職 員 給 与 費

More information

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 例 規 整 備 * 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 例 規 整 備 公 布 年 月 日 番 号 平 成 24 年

More information

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 厚 生 労 働 大 臣 が 定 め る 基 準 ( 平 成 十 八 年 九 月 二 十 九 日 ) ( 厚 生 労 働 省 告 示 第 五 百 四 十 三 号 ) 障 害 者 自 立 支 援 法 に 基 づ く 指 定 障 害 福 祉 サ ー ビ ス 等 及 び 基 準 該 当 障 害 福 祉 サ ー ビ ス に 要 す る 費 用 の 額 の 算 定 に 関 す る 基 準 ( 平 成 十 八 年

More information

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2) 第 11 章 建 築 物 の 建 ぺい 率 等 の 指 定 ( 都 市 計 画 法 第 41 条 ) 建 築 物 の 建 ぺい 率 等 の 指 定 ( 都 市 計 画 法 第 41 条 ) 法 律 ( 建 築 物 の 建 ぺい 率 等 の 指 定 ) 第 四 十 一 条 都 道 府 県 知 事 は 用 途 地 域 の 定 められていない 土 地 の 区 域 における 開 発 行 為 につい て 開

More information

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年 年 1 年 制 度 の 概 要 1 厚 生 年 と 基 礎 年 の 種 類 組 合 員 又 は 組 合 員 であった 方 が 一 定 の 年 齢 に 達 したとき 病 気 やけがによって 障 害 の 状 態 になったとき 死 亡 したときなどに 給 付 され 組 合 員 又 は 組 合 員 であった 方 とその 家 族 の 生 活 の 安 定 を 図 ることを 目 的 としています 厚 生 年 (

More information

「節電に対する生活者の行動・意識

「節電に対する生活者の行動・意識 節 電 に 対 する 生 活 者 の 行 動 意 識 に 関 する 調 査 -2014 年 調 査 - みずほ 情 報 総 研 株 式 会 社 環 境 エネルギー 第 1 部 2015 年 3 月 9 日 目 次 要 旨 調 査 の 背 景 と 目 的 調 査 方 法 調 査 の 主 な 結 果 調 査 結 果 1. 回 答 者 の 基 本 属 性 2. 電 力 不 足 地 球 温 暖 化 への 意

More information

添 付 資 料 の 目 次 1. 当 四 半 期 決 算 に 関 する 定 性 的 情 報 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 説 明 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 説 明 2 (3) 連 結 業 績 予 想 などの 将 来 予 測 情 報 に 関 する 説 明 2 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 3 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間

More information

第316回取締役会議案

第316回取締役会議案 貸 借 対 照 表 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 30,235,443 流 動 負 債 25,122,730 現 金 及 び 預 金 501,956 支 払 手 形 2,652,233 受 取 手 形 839,303 買 掛 金 20,067,598 売 掛 金 20,810,262

More information

平 政 種 郵 便 物 認 可 信 無 埋 般 触 機 可 能 面 幅 繋 待 道 口 ギ 握 定 友 共 感 現 揺 ぶ 趣 志 向 析 展 揺 ぶ 始 博 爆 博 ネ 無 料 ゾ 閉 鎖 室 建 物 空 移 = ゴ 続 難 夢 室 校 病 院 東 六 木 降 湾 ガ 熱 狂 渦 巻 6 員 録

平 政 種 郵 便 物 認 可 信 無 埋 般 触 機 可 能 面 幅 繋 待 道 口 ギ 握 定 友 共 感 現 揺 ぶ 趣 志 向 析 展 揺 ぶ 始 博 爆 博 ネ 無 料 ゾ 閉 鎖 室 建 物 空 移 = ゴ 続 難 夢 室 校 病 院 東 六 木 降 湾 ガ 熱 狂 渦 巻 6 員 録 平 政 種 郵 便 物 認 可 連 載 誘 致 紹 介 電 沖 縄 落 戻 背 景 説 西 南 沖 縄 美 素 晴 ゴ 礁 起 伏 富 形 然 恵 6 平 太 求 先 寒 ピ 下 依 存 球 バ ァ 続 春 軍 崎 移 苦 境 直 面 千 ァ 幅 太 統 頼 呼 模 風 媚 豊 遺 産 紀 6 紀 拠 豪 族 墓 掘 井 戸 深 遺 跡 実 際 十 切 モ 隠 計 認 獲 ギ 応 述 対 青 先 候

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 135,6 243,7 2 級 185,8 37,8 3 級 4 級 222,9 354,7 ( 注 )

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 135,6 243,7 2 級 185,8 37,8 3 級 4 級 222,9 354,7 ( 注 ) の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 平 成 23 年 度 (23 年 度 末 ) 31,244 歳 出 額 A 実 質 収 支 件 費 件 費 率 B/A 千 千 千 21,46,642 97,678 2,698,812 B 12.6 ( 参 考 ) 前 年 度 の 件 費 率 13.1 (2)

More information