図 表 3-1 官 民 連 携 手 法 の 関 連 組 織 [ 中 央 政 府 レベル] PPP 調 達 政 策 調 達 政 策 市 場 開 発 政 策 提 言 市 場 開 発 財 務 省 インフラストラクチャーズUK パートナーシップスUK (インフラストラクチャーズUKへ 2010 年 内 に

Size: px
Start display at page:

Download "図 表 3-1 官 民 連 携 手 法 の 関 連 組 織 [ 中 央 政 府 レベル] PPP 調 達 政 策 調 達 政 策 市 場 開 発 政 策 提 言 市 場 開 発 財 務 省 インフラストラクチャーズUK パートナーシップスUK (インフラストラクチャーズUKへ 2010 年 内 に"

Transcription

1 3 英 国 3.1 市 場 化 テスト 及 び 他 の 官 民 連 携 手 法 の 制 度 官 民 連 携 手 法 の 関 連 組 織 英 国 における 官 民 連 携 手 法 は 1980 年 代 のサッチャー 政 権 時 代 の CCT(Compulsory Competitive Tendering 強 制 競 争 入 札 )を 中 心 に 広 がり 90 年 代 以 降 は PFI が 中 心 と なる 1997 年 に 保 守 党 から 労 働 党 のブレア 政 権 に 変 わり CCT の 強 制 的 側 面 は 1999 年 地 方 政 府 法 により 廃 止 され 官 民 連 携 手 法 は PFI もしくはその 応 用 手 法 を 中 心 に 活 用 されてきた これらの 制 度 の 推 進 を 担 ってきたのが 財 務 省 (Her Majesty s Treasury :HMT)であ る 1997 年 には PFI を 推 進 する 組 織 として 財 務 省 にタスクフォースが 設 置 され PFI に 関 する 政 策 策 定 とプロジェクトの 支 援 を 進 めた その 後 2000 年 6 月 にこのタスクフ ォースを 引 き 継 ぐ 組 織 として 財 務 省 PPP(Public Private Partnership)ポリシーチー ム パートナーシップス UK(Partnerships UK:PUK) 商 務 局 (Office of Government Commerce:OGC)が 設 置 され 政 策 策 定 と 各 プロジェクトの 推 進 支 援 調 達 管 理 の 機 能 が 分 離 された 政 策 策 定 は 商 務 局 と 財 務 省 内 の PPP ポリシーチームに 引 き 継 がれ 各 プロジェクトの 推 進 支 援 の 機 能 をパートナーシップス UK が 引 き 継 いだ 2009 年 度 に は この 組 織 体 制 の 変 更 の 検 討 が 行 われ 新 たに 財 務 省 内 にインフラストラクチャーズ UK(Infrastructure UK:IUK)が 設 立 された 2010 年 度 中 には このインフラストラ クチャーズ UK にパートナーシップス UK や 後 述 の TIFU(The Infrastructure Finance Unit 融 資 提 供 ユニット) 等 が 統 合 される 予 定 である 以 下 は 現 時 点 における 官 民 連 携 手 法 に 関 与 する 組 織 である 43

2 図 表 3-1 官 民 連 携 手 法 の 関 連 組 織 [ 中 央 政 府 レベル] PPP 調 達 政 策 調 達 政 策 市 場 開 発 政 策 提 言 市 場 開 発 財 務 省 インフラストラクチャーズUK パートナーシップスUK (インフラストラクチャーズUKへ 2010 年 内 に 統 合 ) MPRG TIFUによる 資 金 提 供 インフラ 関 連 プロジェクトの 強 化 アドバイザー 資 金 提 供 VfM 評 価 レビュー 各 省 庁 プ ラ イ ベ ー ト フ ァ イ ナ ン ス ユ ニ ッ ト PPP プ ロ ジ ェ ク ト 予 算 決 定 [ 地 方 政 府 レベル] 財 務 省 PFIクレジット 上 限 設 定 PRG ローカル パートナーシップス ( 旧 4Ps 含 ) VfM 評 価 レビュー PFIクレジット 配 分 アドバイザー ゲートウェイレビュー 地 方 自 治 体 PPP プ ロ ジ ェ ク ト 政 府 組 織 政 府 組 織 職 員 民 間 専 門 家 パートーシップスUK/ローカル パートナーシップス 政 府 組 織 と 民 間 の 間 のJV 改 善 提 言 政 策 及 び 実 施 状 況 評 価 英 国 監 査 院 下 院 会 計 委 員 会 出 典 :プライスウォーターハウスクーパース 作 成 以 下 これらの 主 要 組 織 について 概 要 を 説 明 する (1) 財 務 省 PPP ポリシーチーム 財 務 省 の 一 部 門 であるコーポレート&プライベート ファイナンスチーム(Corporate and Private Finance Team)の 中 のチームであり PPP 及 び PFI に 関 する 制 度 と 市 場 を 調 整 する 役 割 を 担 っている 2003 年 に 設 立 されたプライベート ファイナンス ユニ ット(Private Finance Unit)の 後 継 組 織 具 体 的 な 任 務 は 以 下 の 通 り - PPP PFI に 関 する 重 要 政 策 やガイドラインの 策 定 実 施 状 況 等 に 関 する 統 計 の 作 成 - パートナーシップス UK の 下 で 活 動 しているオペレーショナル タスクフォース や TIFU( 後 述 )に 関 する 政 策 の 策 定 - 後 述 する MPRG(Major Projects Review Group 政 府 プロジェクト 審 査 グループ) に 必 要 な 情 報 と 支 援 を 提 供 し PRG(Project Review Group 地 方 プロジェクト 審 査 グループ)を 統 括 する (2) 商 務 局 商 務 局 は 政 府 調 達 を 担 う 機 関 として 財 務 省 から 独 立 した 機 関 として 2000 年 6 月 に 44

3 設 立 された 商 務 局 では 政 府 全 体 での 調 達 改 革 の 方 針 策 定 調 達 方 法 の 提 示 各 省 庁 の 調 達 の 実 施 状 況 の 評 価 効 率 的 な 調 達 方 法 に 関 するナレッジマネジメントを 担 ってい る このナレッジマネジメントの 取 組 みとこれに 基 づく 調 達 の 取 組 みを 総 称 してカテゴ リーマネジメントと 呼 び 省 庁 横 断 で 施 設 管 理 や IT 等 の 調 達 分 野 ごとに 優 れた 取 組 み を 集 約 し それらを 参 考 とした 実 施 を 推 奨 している 商 務 局 の 代 表 的 な 取 組 みとしては 2001 年 には PPP を 含 めて 調 達 一 般 に 用 いられる パフォーマンス 管 理 の 方 法 論 であるゲートウェイ プロセスを 導 入 したことが 挙 げられ る この 方 法 論 は 調 達 における 潜 在 的 な 課 題 を 早 めに 発 見 することを 目 的 とし 英 国 の PPP 等 の 調 達 における 指 針 となっている 詳 細 は 後 述 する (3) パートナーシップス UK パートナーシップス UK は 財 務 省 タスクフォースに 代 わる 官 民 連 携 事 業 の 推 進 機 関 として 財 務 省 (49% 所 有 )と 民 間 ( 合 計 51% 所 有 )の JV(Joint Venture)の 形 態 により 2000 年 に 設 立 された パートナーシップス UK を 官 民 JV として 設 立 したねらいは 雇 用 条 件 を 柔 軟 にすることにより 民 間 の 優 秀 な 人 材 の 確 保 を 容 易 にすることと 官 民 の 連 携 により 進 める PPP 事 業 について 官 民 共 同 で 基 本 的 な 考 え 方 を 構 築 することである 出 資 民 間 企 業 は 財 務 省 側 が 候 補 先 を 選 定 し 金 融 機 関 を 中 心 に 募 った 現 在 では 50 から 60 人 程 度 の 陣 容 になっている このパートナーシップス UK の 役 割 は 以 下 のようなものがある 1. 複 雑 な 調 達 プロジェクトの 支 援 ( 官 側 アドバイザー) プロジェクト ガバナンスの 策 定 支 援 品 質 管 理 モニタリング 手 法 策 定 支 援 VfM(Value for Money) 41 に 必 要 な 実 現 性 質 とコストのバランス 実 現 支 援 外 部 アドバイザーの 選 定 とリクルート 支 援 入 札 時 の 競 争 環 境 の 実 現 民 間 との 交 渉 支 援 法 ファイナンス 契 約 に 関 する 専 門 知 識 の 提 供 2. 小 規 模 地 方 公 共 団 体 によるプロジェクトの 支 援 (ヘルプデスク) 3. 調 達 ( 資 金 を 含 め)に 関 するガイドライン 等 の 策 定 支 援 SoPC( Standardisation of PFI Contracts PFI 標 準 契 約 書 )の 策 定 PRG 及 びMPRGのための 基 準 作 成 4. 公 共 サービスの 民 間 活 用 の 推 進 公 共 サービス 政 府 業 務 の 民 間 活 用 のスキームの 検 討 と 立 案 民 間 が 参 入 できるよう 活 用 範 囲 の 策 定 及 び 政 府 業 務 の 適 切 なパッケージ 化 5. PPP プロジェクトへの 直 接 投 資 2007 年 に 設 立 されたパートナーシップス UK ベンチャーズを 通 じて 現 在 41 VfM(Value for Money):PPP 事 業 の 評 価 に 用 いられる 官 民 連 携 によるコスト 縮 減 /アウトカム 向 上 効 果 のこと 45

4 まで 20 件 の PPP プロジェクトに 合 計 2000 万 ポンドを 投 資 パートナーシップス UK は それ 自 体 が 政 府 職 員 と 民 間 従 業 員 両 方 の 経 験 と 知 識 を 生 かした 官 民 連 携 組 織 として 運 用 されている 民 間 のコンサルティング 会 社 銀 行 事 業 会 社 等 出 身 の 専 門 性 の 高 い 人 材 を 雇 用 することによって このような 知 見 を 確 保 するこ とができている これらの 民 間 出 身 の 人 材 は 出 向 ではなく 公 募 を 行 って 採 用 されて いる 前 述 の 通 り パートナーシップス UK は 2010 年 度 中 にインフラストラクチャーズ UK に 統 合 される 予 定 となっている (4) PRG/MPRG PRGは 地 方 公 共 団 体 によるプロジェクトの VfM 等 に 関 する 評 価 ( 後 述 )をレビュー し 長 期 的 な 資 金 提 供 である PFI クレジット の 提 供 を 判 断 する 機 関 である PRG は 財 務 省 の 一 部 門 として 調 達 及 び PPP に 関 する 政 府 職 員 の 専 門 家 で 構 成 されている 幹 部 は 財 務 省 職 員 が 担 い コミュニティ 地 方 自 治 省 (Department for Communities and Local Government 42 )と 4Ps( 後 述 )から 常 勤 職 員 を 取 り 入 れて 構 成 されている MPRGは 同 様 なレビューの 役 割 を 国 レベルのプロジェクトに 対 して 担 っている 国 レベルの 組 織 については 資 金 提 供 の 要 素 はないが 全 ての 機 関 が VfM 等 の 評 価 をするの に 十 分 なスキルを 必 ずしも 持 ち 合 わせていないということを 考 慮 し 組 織 横 断 の 相 互 チ ェック 機 能 として 実 施 されている MPRGレビューの 対 象 となる 基 準 は 以 下 の 通 り である - プロジェクト 全 費 用 が 各 省 庁 が 自 分 の 判 断 のみで 使 える 支 出 限 度 額 (Departmental Expenditure Limits)を 超 える 場 合 - リスクが 高 く 実 施 及 びメリットの 実 現 が 困 難 であるとされているプロジェクト - 前 例 のないプロジェクト (5) TIFU 財 務 省 は 2009 年 の 金 融 危 機 の 中 で PFI 事 業 を 支 えるために 資 金 調 達 支 援 制 度 を 設 立 した 2009 年 3 月 に その 制 度 の 推 進 機 関 として 設 立 されたのが TIFU である 制 度 実 行 のために 政 府 は 合 計 130 億 ポンドを 準 備 している 当 該 ローンを 受 けたプロジェ クトは PFI の 形 のままで 運 用 されるため 事 業 関 連 のリスクは 従 来 通 り 民 間 負 担 となっ ている また 政 府 は 景 気 が 回 復 した 際 には ローンを 民 間 へ 売 却 する 予 定 としている TIFU による 資 金 の 支 援 を 受 ける 場 合 PFI プロジェクトは EU 官 報 (Official Journal of the European Union :OJEU)へ 公 告 をすることと 仕 様 書 の 内 容 や 要 求 水 準 等 の 変 更 では 資 金 不 足 の 問 題 を 解 消 できないことを 証 明 することが 条 件 となっている 最 初 の 支 援 対 象 となった PFI 事 業 は グレイター マンチェスター 州 廃 棄 物 処 理 当 局 (Greater 42 旧 Office of the Deputy Prime Minister 地 域 における 以 下 の 分 野 を 担 当 する Government Department (Building Regulations, Civil Resilience, Fire services, Homelessness, Housing, Local Government) 46

5 Manchester Waste Disposal Authority)であり 2009 年 8 月 に 120 百 万 ポンドのロー ンが 提 供 された (6) インフラストラクチャーズ UK 2009 年 12 月 の 次 年 度 予 算 の 概 算 要 求 において PPP を 含 め 政 府 のインフラ 投 資 に 関 する 権 限 及 び 機 能 についての 組 織 再 編 としてインフラストラクチャーズ UK の 設 立 が 発 表 された インフラストラクチャーズ UK は 公 共 インフラに 関 する 政 策 を 省 庁 横 断 で 統 括 する 中 心 組 織 として 設 立 され 2010 年 度 中 にその 下 に 財 務 省 の PPP ポリシーチ ームや TIFU 及 びパートナーシップス UK が 統 合 されることが 予 定 されている 以 下 は インフラストラクチャーズ UK の 主 な 役 割 である - 英 国 のインフラ 投 資 に 関 する 5 年 ~50 年 計 画 の 策 定 - インフラ 分 野 に 参 入 できる 民 間 事 業 者 の 特 定 と 参 入 投 資 の 奨 励 - 財 務 省 による 政 府 インフラ 投 資 の 支 援 - 英 国 のインフラ 関 連 プロジェクトの 強 化 と 支 援 - その 他 EU 領 域 での 投 資 に 関 する 管 理 パートナーシップス UK とは 異 なる 組 織 としてインフラストラクチャーズ UK を 設 立 することとなった 理 由 としては 各 省 庁 のインフラ 投 資 が 省 庁 毎 で 行 う 縦 割 りの 弊 害 に 陥 っていたため 英 国 政 府 全 体 において 省 庁 横 断 で 最 適 な 判 断 を 行 える 機 能 を 設 立 す る 組 織 が 必 要 だったことが 挙 げられる また そのような 機 能 を 果 たす 際 に 政 府 の 意 向 に 基 づいて 実 施 する 体 制 を 築 くことが 挙 げられる すなわち パートナーシップス UK は 政 府 外 組 織 であり 民 間 組 織 であるため 十 分 に 政 府 の 意 向 を 反 映 しにくい 状 況 にあっ たということである 加 えて インフラ 投 資 は 官 民 連 携 手 法 以 外 による 方 法 も 必 要 なた め インフラ 投 資 全 般 の 政 策 立 案 及 び 各 プロジェクトの 推 進 を 支 援 する 組 織 として 再 編 する 必 要 があったのである (7) ローカル パートナーシップス(Local Partnerships) ローカル パートナーシップスは 地 方 自 治 体 協 議 会 (Local Government Association) とパートナーシップス UK の 間 の JV として 設 立 された 政 府 から 独 立 した 機 関 として 存 在 していた 4Ps (Public Private Partnership Programme)が 担 っている 地 方 公 共 団 体 に 関 する 支 援 に 加 え 政 府 職 員 民 間 アドバイザーの 提 供 や 地 方 公 共 団 体 による PPP プロジェクトの 開 発 資 金 調 達 PFI 実 施 等 の 様 々な 面 を 支 援 している 以 下 は 具 体 的 な 業 務 である - プロジェクトアドバイザリー 契 約 手 続 きの 支 援 - Gateway Review Process のレビュー - 研 修 及 びスキル 開 発 - ガイドラインの 作 成 とベスト プラクティス 等 の 共 有 47

6 3.1.2 官 民 連 携 手 法 の 制 度 英 国 における 官 民 連 携 手 法 の 制 度 の 推 進 の 特 徴 は 大 きく 三 点 に 分 類 できる 第 一 に 財 務 省 を 中 心 とした 政 府 による 官 民 連 携 手 法 の 推 進 に 対 する 明 確 な 姿 勢 が 挙 げられる 第 二 には 先 述 の 官 民 連 携 推 進 組 織 の 立 ち 上 げ 等 に 代 表 されるように 方 法 論 やナレッジ を 拡 充 したことが 挙 げられる 第 三 には 官 民 連 携 のプロジェクトの 承 認 権 限 を 財 務 省 に 集 中 していることである 以 下 それぞれの 内 容 を 中 心 に 説 明 する (1) 官 民 連 携 手 法 の 政 策 先 述 の 通 り 英 国 では 1990 年 代 から PFI 等 の 官 民 連 携 手 法 の 導 入 を 積 極 的 に 行 って きたが その 過 程 で 官 民 連 携 手 法 を 推 進 する 組 織 の 設 立 や 政 策 及 び 指 針 の 発 表 を 実 施 し ている 以 下 は その 中 で 主 要 なものを 整 理 した 年 表 である 図 表 3-2 英 国 における 官 民 連 携 手 法 の 主 要 事 項 の 年 表 年 政 策 内 容 Ps の 設 立 これまで 全 てのプロジェクトに 対 して 適 用 しようとされていた PFI 実 施 メ 1997 リットの 評 価 (universal testing of all investment projects)を 止 め 各 省 庁 の 判 断 で 最 も 効 果 が 現 れそうなプロジェクトへの 集 中 1997 財 務 省 タスクフォース の 設 立 保 健 省 刑 務 局 高 速 道 路 管 理 局 等 の 組 織 における PFI の 専 門 である 1997~ PFU(Private Finance Unit)チームの 確 立 政 府 アドバイザーであるガーション 卿 による 政 府 調 達 に 関 するレポートの 1999 提 言 を 元 に 複 数 の 政 府 組 織 を 商 務 局 の 下 で 統 合 2000 パートナーシップス UK の 設 立 2001 Gateway Process の 導 入 2002 PFI の 標 準 契 約 書 (SoPC2)の 策 定 財 務 省 プライベート ファイナンス ユニット( 現 在 の PPP ポリシーチー ム)が 設 立 され 以 下 の 業 務 を 担 当 PFI 管 理 政 策 SoPC(Standardisation of PFI Contracts PFI 標 準 契 約 書 )の 策 定 2003 PFI に 関 する 統 計 の 国 会 への 提 供 PRGの 担 当 2003 年 度 財 務 省 報 告 の 発 表 官 民 連 携 手 法 への 批 判 に 対 する 政 府 の 回 答 を 記 載 2004 ガーション レポート Releasing Resources from the Front line 財 務 省 報 告 において PFI: strengthening long-term partnerships(pfi: 長 2006 期 的 な 連 携 の 強 化 にむけて)において 官 民 連 携 の 課 題 に 触 れ VFM の 拡 大 に 向 けたベンチマーキングや 市 場 比 較 の 実 施 を 含 めた 対 応 策 を 発 表 2007 MPRGの 導 入 2008 年 度 財 務 省 報 告 において PFI の 領 域 を 示 すとともに 他 の 官 民 連 携 手 2008 法 の 活 用 方 針 について 発 表 ローカル パートナーシップスの 設 立 インフラストラクチャーズ UK 設 立 2009 宣 言 出 典 :プライスウォーターハウスクーパース 作 成 48

7 以 下 上 記 のうち 特 に 官 民 連 携 の 推 進 に 影 響 のあった 財 務 省 報 告 及 びガーションレポ ートについて 詳 述 する 1 財 務 省 報 告 財 務 省 は PFI や PPP についての 政 策 方 針 についての 考 え 方 を 財 務 省 報 告 として 公 表 している この 財 務 省 報 告 によって 各 省 庁 や 民 間 事 業 者 等 の 関 係 者 が 政 府 の 方 向 性 を 理 解 することができる 以 下 報 告 書 の 例 を 紹 介 する 2003 年 には PFI について 公 共 サービスの 提 供 を 通 じて 民 間 事 業 者 が 利 益 を 得 ている ことや 民 間 市 場 から 調 達 する 金 利 が 公 共 の 資 金 調 達 よりも 高 い 水 準 であることについ ての 批 判 が 生 じた 際 に 投 資 への 課 題 への 対 応 という 題 名 の 財 務 報 告 書 を 作 成 してい る 同 報 告 書 では 民 間 事 業 者 が 利 益 を 得 ていることよりも VfM が 創 出 されることの 重 要 性 を 説 いており VfM が 生 じている 限 りは 公 共 の 財 政 に 寄 与 するものであり さら には 国 民 にもメリットがあることを 主 張 している また 金 利 の 問 題 については リフ ァイナンスをする 場 合 の 承 認 のルールや 資 金 調 達 の 一 部 を 公 共 が 担 うような 手 法 の 検 討 を 行 うこと 等 を 明 示 している 2 ガーション レポート ガーション レポートとは 2004 年 7 月 に 公 表 されたガーション 卿 による Releasing resources to the front line を 指 し 2003 年 ~2004 年 公 共 部 門 に 対 して 行 われた 効 率 化 調 査 (Efficiency Review)の 結 果 と 実 施 政 策 への 反 映 に 関 する 報 告 である この 報 告 書 は 各 省 庁 と 共 同 で 選 定 された 業 務 領 域 について 効 率 を 実 現 するための 効 率 化 計 画 が 作 成 され その 実 施 によって 2007 年 度 末 までに 84,000 人 の 人 員 整 理 と 200 億 ポンド のコスト 削 減 が 可 能 であることを 提 言 した これらの 効 率 化 計 画 の 実 施 を 進 めるため 政 府 はガーション 卿 の 提 言 の 下 で 各 省 庁 の 効 率 化 目 標 を 綿 密 な 分 析 に 基 づいて 設 定 した その 結 果 各 省 庁 の 効 率 化 目 標 は 具 体 的 な 計 画 に 基 づくこととなり 効 率 化 目 標 の 達 成 状 況 もより 透 明 で 確 認 しやすいものとな った また 業 務 によって 初 期 投 資 が 必 要 であることを 考 慮 し 政 府 は 特 別 予 算 を 計 上 し 初 期 投 資 用 に 300 百 万 ポンドを 提 供 可 能 とした このガーション レポートでは どの 分 野 において どの 規 模 の 効 率 化 効 果 が 期 待 で きるかについて 効 率 化 調 査 を 実 施 した この 調 査 では まずレビュー 担 当 政 府 職 員 及 び 民 間 の 経 験 及 び 各 省 庁 のヒアリングに 基 づいて 以 下 6つの 改 革 機 会 の 絞 込 みを 行 っ た - バックオフィス 業 務 - 調 達 - 取 引 処 理 ( 年 金 等 の 支 払 い 税 金 等 の 徴 収 ) - 公 共 セクターにおける 規 制 監 督 の 適 正 化 - 民 間 セクターにおける 規 制 監 督 の 適 正 化 - 周 辺 業 務 の 削 減 によるコア 業 務 への 集 中 このガーション レポートによる 提 言 を 受 けて 政 府 が 実 行 策 として 策 定 したのが 効 率 化 プログラム(Efficiency Program)である 同 プログラムでは 政 府 は 2005 年 か 49

8 ら 2007 年 の 間 の 新 しい 中 期 財 政 フレームにおいて 地 方 政 府 を 含 めて 8 万 人 以 上 のポ ストの 削 減 と 毎 年 215 億 ポンドの 効 率 化 を 達 成 することを 表 明 した 効 率 化 としては サービスの 質 を 低 下 せずに 人 員 や 費 用 の 投 入 資 源 を 節 約 することや 同 じ 人 員 や 費 用 の 投 入 資 源 でサービスの 質 を 向 上 させることを 示 している また 省 庁 別 の 目 標 や 調 達 生 産 性 向 上 IT 等 の 分 野 別 の 目 標 も 掲 げられている 財 務 省 によれば 2007 年 12 月 までに 230 億 ポンドの 効 率 化 を 達 成 したとしており 2008 年 以 降 の 中 期 財 政 フレームにおいては 業 務 効 率 化 プログラム(Operational Efficiency Program)として 更 なる 効 率 化 が 進 められている 3 官 民 連 携 手 法 の 方 法 論 やナレッジの 拡 充 英 国 では 官 民 連 携 手 法 の 推 進 を 円 滑 に 進 めるために 財 務 省 を 中 心 に 官 民 連 携 手 法 の 方 法 論 やナレッジを 整 備 する 専 門 組 織 を 設 置 し 大 いに 活 用 した その 代 表 的 な 機 関 がパ ートナーシップス UK であり 43 インフラストラクチャーズ UK である 特 に パート ナーシップス UK では 官 民 連 携 手 法 の 方 法 論 の 開 発 や 個 別 プロジェクトへの 助 言 を 適 切 に 行 うため 金 融 機 関 やコンサルティング 会 社 などから 優 秀 な 人 材 を 積 極 的 に 採 用 した このパートナーシップス UK を 中 心 に 開 発 がなされた 主 要 な 方 法 論 が VFM 分 析 や PFI の 標 準 契 約 (SoPC)である VFM 分 析 は 考 え 方 としては 既 に 確 立 していたが それをパートナーシップス UK がさらに 実 務 的 に 発 展 させている また SoPC につい ても 随 時 改 定 が 行 われ 現 在 第 四 版 の 改 訂 版 が 出 ている また 各 省 庁 においても 官 民 連 携 の 専 門 部 署 を 設 置 し 各 省 庁 内 での 必 要 な 人 材 の 育 成 を 推 進 した 4 財 務 省 による 官 民 連 携 手 法 の 集 中 管 理 英 国 においては 中 央 省 庁 の 官 民 連 携 事 業 のみならず 地 方 公 共 団 体 の 官 民 連 携 事 業 まで 財 務 省 を 中 心 に 管 理 が 行 われている 具 体 的 には PRG 及 び MPRG による VfM の 評 価 であり この 実 施 を 財 務 省 が 行 うことにより 財 務 省 が 一 元 的 に 管 理 をすることができる 特 に 地 方 公 共 団 体 においては PFI クレジット 制 度 に 基 づき 実 施 しており 予 算 面 につい ても 管 理 していることになる 以 下 では PRG における VfM 評 価 や PFI クレジット 制 度 について 説 明 する 5 PRG による VfM 評 価 PRG による 評 価 は 以 下 のプロセスに 基 づき 実 施 する なお 実 際 の 評 価 は PRG か らパートナーシップス UK やローカル パートナーシップスに 委 託 されており 評 価 コ ストは 財 務 省 が 負 担 する 仕 組 みになっている 43 E.R. Yescombe(2007) 50

9 手 順 1 st Stage - 評 価 は 地 方 公 共 団 体 に よるプロジェクトの VfM を 評 価 するために 実 施 される BCO(Business Case Outline)の 第 1 ステー ジ 実 施 終 了 時 に 行 われ その 結 果 をレビュー 検 証 する 形 で 右 の 基 準 に 従 って 行 われる 2 nd Stage - 2nd Stage の 評 価 は 最 適 提 案 者 決 定 前 に 行 わ れ プロジェクトの 予 算 の 許 容 性 及 び SoPC 等 に 対 する 準 拠 性 を 主 な 評 価 内 容 とする 評 価 は プロジェクト 責 任 者 に より 提 出 される 情 報 を もとに 行 われる 45 図 表 PRG による 評 価 過 程 評 価 の 基 準 - 予 算 の 許 容 性 - 設 計 の 質 - 成 果 の 具 体 性 - リスク 分 担 - 民 間 企 業 業 界 の 関 心 - 標 準 的 手 続 き(SoPC 等 )に 対 する 準 拠 性 - VfM 分 析 - アドバイザーの 適 合 性 - スケジュール - 実 施 体 制 - 関 係 者 の 承 認 合 意 - 法 廷 の 手 続 き - 予 算 の 許 容 性 ユニタリー チャージ 46 と 支 払 いメカニズム 及 び 将 来 の 支 払 いに 関 する 条 件 金 額 適 用 されると 思 われる 減 額 と 適 用 時 期 期 間 契 約 の 変 更 によるユニタリー チャージ 上 昇 のリ スク 評 価 ユニタリー チャージ 以 外 の モニタリング 等 の コストの 算 定 資 金 源 の 種 類 (PFI クレジット 土 地 売 却 による 収 入 既 存 予 算 等 ) 1 st Stage の 評 価 以 後 のプロジェクトスコープの 変 更 - 標 準 的 手 続 き(SoPC 等 )に 対 する 準 拠 性 契 約 と SoPC の 対 照 表 又 は 財 務 省 認 定 済 み 契 約 SoPC 規 定 外 の 条 件 が 含 まれている 場 合 リーガ ルアドバイザーによる 理 由 / 説 明 出 典 :HMT(2009) 47 6 PFI クレジット 制 度 地 方 公 共 団 体 による PFI プロジェクトについては 自 己 資 金 で 実 施 運 用 されること が 最 も 望 ましいが 必 要 な 場 合 PFI クレジットを 受 けるよう 申 請 することができ その ため PRG の 承 認 が 必 要 である PFI クレジットを 必 要 としない 地 方 公 共 団 体 の PFI については 中 央 政 府 の 承 認 は 必 要 ないが 実 際 には 自 己 資 金 での 運 用 が 可 能 でも 多 くの 地 方 公 共 団 体 が PFI クレジットを 獲 得 しようとしているとの 報 告 もある 48 毎 年 地 方 公 共 団 体 の PFI プロジェクトに 支 払 いできる PFI クレジットの 金 額 が 財 務 省 44 HMT(2009) 45 HMT(2009) 46 事 業 で 支 払 われる 様 々な 報 酬 を 包 括 的 に 示 した 言 葉 通 常 年 次 で 支 払 われる 金 額 を 示 す 47 Bastian Heinecke(2002) 48 Bastian Heinecke(2002) pp.21~22 51

10 により 決 定 されるが PRGはその 金 額 の 範 囲 内 でしか PFI クレジットが 提 供 できない そのため 地 方 公 共 団 体 の 中 で PFI クレジットの 獲 得 に 関 する 競 争 環 境 が 導 入 され 質 のより 高 い 確 実 なプロジェクトの 実 施 を 促 している 官 民 連 携 手 法 の 活 用 の 要 因 英 国 において 官 民 連 携 手 法 が 積 極 的 に 推 進 された 要 因 として まず 考 えられるのは 外 部 からの 圧 力 である EU 誕 生 にともないマーストリヒト 条 約 の 批 准 が 各 国 に 求 められ た 結 果 英 国 においても 財 政 的 な 改 善 が 必 要 になった 一 方 で 英 国 政 府 は 施 設 の 更 新 投 資 やインフラの 拡 充 が 求 められていたため 民 間 資 金 を 活 用 できることにより 財 政 的 な 負 担 が 軽 減 でき 政 府 の 負 債 をある 程 度 オフバランスにできる PFI 手 法 が 大 いに 活 用 されることとなった 各 省 庁 レベルにおける 官 民 連 携 手 法 の 活 用 の 要 因 としては 政 府 全 体 で 投 資 余 力 が 無 い 一 方 でインフラ 投 資 を 拡 充 する 必 要 があったため 予 算 が 限 られる 状 況 においては PFI 等 の 民 間 資 金 による 官 民 連 携 事 業 のメリットがあったことが 一 因 となっている さ らに 官 民 連 携 事 業 の 活 用 を 後 押 ししたのが 前 述 の 政 府 による 積 極 的 に 政 策 を 打 ち 出 し たことである また PFI クレジットのような 資 金 面 での 支 援 も 含 めることによって 官 民 連 携 手 法 の 活 用 に 一 層 弾 みがついた 他 方 民 間 企 業 の 参 入 を 後 押 ししたものとしては 各 省 庁 が 発 表 する 官 民 連 携 事 業 の 実 施 計 画 を 示 すプログラムが 重 要 な 役 割 を 果 たした この 官 民 連 携 事 業 のプログラムの 中 では 当 年 度 のプロジェクトのみならず 今 後 数 年 間 において 実 施 予 定 となっている PFI を 中 心 とした 官 民 連 携 事 業 の 案 件 内 容 実 施 スキーム 規 模 が 示 されている その ため 民 間 企 業 は 市 場 規 模 の 大 きさを 把 握 することができ 中 期 的 な 視 点 から 官 民 連 携 事 業 の 分 野 に 参 入 する 意 思 決 定 をすることができた また 事 業 譲 渡 等 の 場 合 の 雇 用 保 護 規 制 (Transfer of Undertakings Protection of Employment :TUPE)のような 人 材 の 流 動 化 を 促 進 する 制 度 も 民 間 企 業 における 人 材 やノウハウ 等 の 不 足 に 対 する 不 安 を 軽 減 した 事 業 譲 渡 等 の 場 合 の 雇 用 保 護 規 制 は 官 民 間 のみならず 民 間 企 業 間 も 含 めてアウトソーシング 等 において 業 務 が 他 の 企 業 に 移 行 する 際 にその 職 員 の 雇 用 に 対 して 適 用 される 法 で 職 員 が 新 しい 企 業 に 移 転 する 際 に 従 前 と 同 じ 条 件 のもとで 雇 われることを 要 求 する 49 制 度 である 同 制 度 は 1977 年 の EU における 被 雇 用 者 に 関 する 既 得 権 益 に 関 する 指 令 に 基 づき 1981 年 に 英 国 政 府 が 設 置 した 法 律 である 欧 州 における 雇 用 契 約 は 通 常 の 他 の 契 約 と 同 様 に 双 方 の 合 意 無 しに 条 件 を 変 えることはできないという 考 え 方 に 基 づき 被 雇 用 者 の 保 護 を 目 的 に 制 定 された なお 内 閣 府 は 2000 年 に 政 府 調 達 の 場 合 の 事 業 譲 渡 等 の 場 合 の 雇 用 保 護 規 制 適 用 に 関 するガイドラインを 公 表 した 50 同 ガイドラインでは PPP PFI により 民 間 へ 移 転 する 場 合 政 府 組 織 は 以 下 の 責 任 を 有 することを 規 定 して いる - 事 業 譲 渡 等 の 場 合 の 雇 用 保 護 規 制 の 規 定 が 適 用 されていること - 移 転 の 影 響 を 受 ける 職 員 及 びその 労 働 組 合 に 早 期 にその 旨 を 伝 えること 49 DBIS(2009), p.4 50 Cabinet Office(2000) 52

11 - 提 案 者 に 事 業 譲 渡 等 の 場 合 の 雇 用 保 護 規 制 に 沿 った 政 府 職 員 の 移 転 計 画 を 求 め そ れに 従 わない 提 案 は 失 格 としても 良 いこと - 再 競 争 入 札 更 なるアウトソーシングの 際 に 事 業 譲 渡 等 の 場 合 の 雇 用 保 護 規 制 が 適 用 されること - PFI から 政 府 の 内 部 組 織 の 実 施 に 戻 る 場 合 にも 事 業 譲 渡 等 の 場 合 の 雇 用 保 護 規 制 は 適 用 されること 事 業 譲 渡 等 の 場 合 の 雇 用 保 護 規 制 は 従 前 の 条 件 を 強 いるため 民 間 企 業 にとって 負 担 となる 側 面 はあるものの 一 方 で 新 しい 分 野 において 知 見 のある 職 員 を 雇 用 することを 容 易 にすることの 他 行 政 機 関 内 の 組 合 の 反 対 を 減 少 させ 官 民 連 携 事 業 を 推 進 しやすく する 効 果 等 があり 官 民 連 携 事 業 の 浸 透 に 貢 献 したと 考 えられている また 官 民 連 携 事 業 によって 実 施 する 事 業 の 場 合 契 約 期 間 が 終 了 し 民 間 事 業 者 が 変 更 する 場 合 に こ の 事 業 譲 渡 等 の 場 合 の 雇 用 保 護 規 制 によって 一 定 の 職 員 が 引 き 続 き 雇 用 されることにな り ノウハウの 継 続 やサービスの 継 続 にも 貢 献 しているという 効 果 もある 官 民 連 携 手 法 の 諸 形 態 英 国 では 1980 年 代 に 市 場 化 テスト 1990 年 代 には PFI が 主 に 用 いられ 2000 年 後 半 からはさらに PFI を 応 用 した 各 種 の 官 民 連 携 手 法 が 広 がっている 以 下 市 場 化 テス ト 及 び PFI 以 外 の 主 要 な 手 法 について 説 明 する (1) BSF(Building Schools for the Future) BSF とは 老 朽 化 が 進 み 数 多 くの 建 替 えや 改 築 が 必 要 になっていた 英 国 の 全 中 学 校 の 建 設 を PFI のスキームを 応 用 することにより 効 率 的 に 進 めるために 2003 年 に 策 定 さ れた 官 民 連 携 手 法 である BSF では 学 校 を 地 域 住 民 が 利 用 する 地 域 コミュニティのための 中 核 施 設 とすること を 目 指 す 一 方 民 間 事 業 者 とともに 自 治 体 も 出 資 して 地 方 教 育 パートナーシップ(Local Education Partnership:LEP)を 組 成 し 地 方 教 育 パートナーシップが PFI の SPC (Special Purpose Company 特 別 目 的 会 社 )の 株 式 を 保 有 する 仕 組 みとした 上 で 事 業 の 計 画 から 遂 行 まで 官 民 が 共 同 して 推 進 する 枠 組 みとなっている BSF では BSF 用 の 詳 細 な 各 種 ガイドラインや 入 札 文 書 PFI 事 業 契 約 案 要 求 水 準 マネジメントサー ビス 契 約 等 の 標 準 化 がなされている (2) LIFT(Local Improvement Finance Trust) LIFT は 様 々な 初 期 医 療 ( 内 科 外 科 歯 科 等 )を 新 しい 施 設 に 集 約 し ワンストップ による 初 期 医 療 を 以 下 のステップで 実 現 することを 目 指 している LIFT では まず 保 健 省 が 指 定 した 地 域 の 地 方 公 共 団 体 と 共 に SSDP(Strategic Service Development Plan 戦 略 的 保 健 開 発 計 画 )を 作 成 する NHS(National Health Service 国 民 保 健 サ ービス)は 公 的 機 関 側 のパートナーとなり SSDP の 実 現 のために 必 要 な 施 設 サー ビスを 提 供 する 民 間 事 業 者 と 共 に LIFT 会 社 を 起 こす 民 間 事 業 者 とのパートナーシッ プについては PFI がベスト プラクティスとされているが 他 の 調 達 方 法 も 許 可 されて 53

12 いる また LIFT 会 社 はその 資 産 及 びサービスを 医 師 や 初 期 医 療 センター 等 の 保 健 プレ ーヤーにリースすることを 含 む 契 約 を 締 結 する 重 要 な 特 徴 として LIFT 会 社 の 資 本 構 成 が 挙 げられる 具 体 的 には 地 域 の NHS と 民 間 パートナーの 両 方 に 加 えて 保 健 省 とパートナーシップス UK の JV であるパート ナーシップ フォア ヘルス(Partnership for Health)も 株 主 となっており リスクが 官 民 中 央 政 府 地 域 に 分 散 されている 図 表 3-4 LIFT 制 度 による 保 健 戦 略 開 発 計 画 の 実 現 保 健 省 パートナーシップスUK JV 対 象 地 域 指 定 パートナーシップ フォア ヘルス LIFT 会 社 への 資 本 提 供 地 域 保 健 への 投 資 開 発 地 域 公 共 保 健 関 連 緒 組 織 SSDP 作 成 民 間 パートナー 選 定 資 本 提 供 LIFT 会 社 建 設 された 施 設 + 提 供 サービスを 所 有 契 約 ( リ ー ス 含 む ) 医 師 NHS PCT SSDP 実 現 調 達 民 間 パートナー 施 設 建 設 サービス 提 供 資 本 提 供 出 典 :プライスウォーターハウスクーパース 作 成 (3) LSP(Local Strategic Partnership ) LSP は 英 国 独 特 の 地 方 公 共 団 体 における 官 民 連 携 手 法 である LSP は 調 達 までの 計 画 段 階 として 位 置 づけることができ 地 域 コミュニティの 目 標 設 定 や 方 針 を 設 定 するた めの PPP である 51 LSP は 経 済 環 境 福 祉 等 に 関 する 10 年 ~20 年 ビジョンとなる SUS(Sustainable Community Strategy 持 続 可 能 な 地 域 戦 略 )を 作 成 し それをもとに そのビジョンを 実 現 するための 具 体 的 な 3 年 計 画 とターゲットを 示 す LAA(Local Area Agreement 地 域 目 標 合 意 書 52)を 作 成 する LAA は 政 府 からの 資 金 を 得 るための 手 続 き であり また 政 府 は LAA の 期 間 終 了 後 (3 年 後 ) LAA ターゲットが 達 成 された 場 合 補 助 金 を 与 える 仕 組 みとなっている LSP 段 階 では 民 間 事 業 者 の 参 加 は 無 償 であり 競 争 報 酬 はない - 地 方 公 共 団 体 にとってのメリット LAA 作 成 時 ターゲットの 実 現 可 能 性 コスト 等 に 関 するアドバイス 51 HMGovernment(2008) 52 LAA は 2004 年 に 20 件 のパイロットプロジェクトを 通 じて 導 入 された 54

13 民 間 事 業 者 の 意 見 を SCS に 取 り 入 れることで 本 当 のニーズの 把 握 - 民 間 事 業 者 にとってのメリット SCS と LAA に 影 響 を 与 える 機 会 LAA の 実 現 に 必 要 な 調 達 を 実 施 できることのアピール LSP に 基 づいて 計 画 された 事 業 の 実 施 は SSP ( Strategic service-delivery partnership 戦 略 的 サービス 提 供 パートナーシップ)と 呼 ばれる 手 法 で 実 施 されること が 多 い ただし SSP は 必 ずしも LSP と 一 体 で 行 う 必 要 はないことに 留 意 する 必 要 が ある SSP は 地 方 公 共 団 体 と 民 間 事 業 の 間 の 長 期 的 で 協 力 的 な 契 約 として 位 置 づけられ るものであり 単 独 での 実 施 も 可 能 である 形 態 として PFI と 類 似 しているが 以 下 の 点 で PFI とは 異 なる 図 表 3-5 従 来 の PFI と SSP の 違 い 従 来 の PFI SSP 仕 様 書 は 地 方 公 共 団 体 が 作 成 仕 様 書 の 共 同 作 成 が 可 能 民 間 資 金 による finance(pfi の 場 合 ) 地 方 公 共 団 体 民 間 事 業 者 どちらか Public funding ( 建 設 契 約 の 場 合 ) による finance 民 間 事 業 者 か 公 共 かのどちらかによ 共 同 提 供 可 能 るサービス 提 供 出 典 :Office of the Prime Minister(2003) 図 表 3-6 SSP 実 施 状 況 導 入 済 検 討 中 検 討 せず 不 明 合 計 事 業 数 割 合 43% 15% 17% 25% 100% 出 典 :Office of the Prime Minister(2003) (4) 官 民 ジョイントベンチャー(JV) JV は 民 間 企 業 間 においても 用 いられる 手 法 であるが 官 民 連 携 手 法 では 官 と 民 の 出 資 により 設 立 された 法 人 が 公 共 サービスを 提 供 する 手 法 を 指 す 双 方 がリスクをシェ アしながら 連 携 組 織 を 作 ることによって 両 者 の 強 みを 生 かすことができる その 例 と しては 後 述 の バーミンガム 市 において IT サービスを 提 供 するサービス バーミンガ ムや 治 験 のサービスを 提 供 する GSTS などが 挙 げられる 官 民 連 携 手 法 の 現 状 と 課 題 英 国 では 2000 年 から 2005 年 にかけて PFI 利 用 が 急 増 した その 背 景 として ガ イドラインの 整 備 SoPC 2000 年 のパートナーシップス UK の 設 立 等 が 挙 げられる 2006 年 以 降 はそれなりの 資 本 価 値 が 大 きくなる 一 方 で 新 しく 締 結 された PFI の 数 は 減 少 している ただし 法 務 省 の 刑 務 所 や 保 健 省 の 病 院 /LIFT などの 分 野 では PFI が 成 長 し 続 けている 55

14 図 表 3-7 契 約 が 締 結 された PFI の 数 と 資 本 価 値 の 推 移 資 本 価 値 契 約 が 締 結 さ れたPFIの 数 図 表 3-8 省 ごとのユニタリー チャージ 支 払 いの 推 移 出 典 :NAO(2009) 単 位 : 百 万 英 ポンド 内 閣 府 検 察 庁 児 童 学 校 および 家 庭 省 コミュニティ 地 方 自 治 省 文 化 スポーツ メディア 省 運 輸 省 労 働 年 金 省 保 健 社 会 福 祉 省 外 務 英 連 邦 省 政 府 通 信 本 部 大 蔵 省 歳 入 局 内 務 省 法 務 省 法 務 省 北 アイルランド 省 スコットランド 省 ウェールズ 国 民 議 会 ( 年 度 ) 出 典 :HMT PPP ホームページ: PFI Signed Projects List 上 記 PFI 件 数 の 増 加 が 示 すように PFI は 一 般 的 に 高 く 評 価 されている その 理 由 と して PFI がスケジュール 通 り 且 つ 予 算 以 内 またサービス 水 準 が 満 たされる 形 で 完 成 されているからである 56

15 図 表 3-9 価 格 の 不 確 実 性 の 比 較 公 共 調 達 における 価 格 の 不 確 実 性 (%) 財 務 省 PFI 事 例 監 査 院 PFI 事 例 従 来 の 公 共 事 業 Source: HM Treasury; NAO: Modemising Construction, 20001, HC 87, Session ; NAO: PFI Construction Performance 2002 HC 371. Session February 年 の PFI 契 約 管 理 者 に 対 して 行 った 調 査 では 以 下 のように 成 果 が 出 ている 年 については 契 約 水 準 が 満 たされたと 答 えた 契 約 管 理 者 が 94% - 契 約 管 理 者 の 92%は 顧 客 満 足 度 調 査 の 結 果 ユーザーがサービスを 許 容 できる 範 囲 として 評 価 していると 答 えた また 過 去 の 課 題 に 関 する 改 善 の 実 現 が 行 われていることも 重 要 である 2003 年 時 点 では 小 規 模 の PFI も 多 くの 場 合 管 理 水 準 上 成 功 しているが 規 模 と 比 例 せず 開 発 及 び 取 引 に 関 するコストが 高 く また 調 達 期 間 も 長 いとされていた 53 その 対 策 として 提 案 開 発 された LIFT と BSF は 現 在 多 く 実 施 完 成 されており 小 規 模 業 務 の 包 括 PFI 契 約 を 部 分 的 に 実 現 できている 一 方 で 改 善 点 もある 英 国 会 計 検 査 院 によれば 以 下 の 点 が 指 摘 されている - VfM は 相 対 的 な 評 価 モデルであり 同 じ 業 務 の PFI と 他 の 調 達 方 法 による 実 施 の 比 較 がなされていないため PFI の 成 果 を 評 価 することができない 同 様 な 業 務 の 他 の 調 達 方 法 との 比 較 のためのデータ 収 集 システムの 構 築 が 必 要 である - 資 金 調 達 については 経 済 危 機 以 降 コストが 上 昇 しており PFI の 持 続 可 能 性 が 疑 問 視 されている その 他 に 頻 繁 に 議 論 される 課 題 としては 以 下 のようなものがある - 調 達 手 続 きの 長 さと 提 案 コストの 大 きさ - 政 府 方 針 により 調 達 を 取 消 すリスク - 法 務 面 を 含 むアドバイザーのコストが 高 いこと - 定 額 報 酬 であるため 必 要 が 生 じても 追 加 報 酬 が 認 められ 難 いこと - PPP は 労 働 組 合 にとっては 労 働 機 会 を 減 らすことにつながるように 考 えられるため 53 HMT, PFI: Meeting the Investment challenge p.53 57

16 反 対 が 起 きやすい その 結 果 政 治 的 なリスクに 晒 される 可 能 性 がある 3.2 官 民 連 携 手 法 の 事 業 実 施 方 法 発 注 形 態 以 下 では 業 務 を 組 織 横 断 的 に 集 約 するシェアードサービスの 業 務 においてその 業 務 を 官 民 連 携 手 法 により 発 注 している 事 例 や 包 括 的 に 業 務 を 委 託 している 例 を 説 明 する (1) 活 用 領 域 現 在 では 官 民 連 携 手 法 はほとんどのインフラ 資 産 において 適 用 されている 具 体 的 には 病 院 学 校 庁 舎 刑 事 施 設 裁 判 所 防 衛 施 設 取 り 分 け 社 会 保 障 関 連 の 施 設 では 官 民 連 携 手 法 の 活 用 が 主 流 になっている また 最 近 では 廃 棄 物 施 設 においても 活 用 が 行 われている 最 も 官 民 連 携 手 法 が 活 用 されていると 言 われているのは 医 療 領 域 であり 初 期 医 療 の 官 民 連 携 手 法 である LIFT や 病 院 PFI 医 療 サービスの JV 等 広 範 に 多 様 な 手 法 が 用 いられている (2) シェアードサービス 事 例 英 国 では 前 述 のガーション レポート 等 の 提 言 の 影 響 もありシェアードサービスが 実 施 されその 中 の 業 務 が 官 民 連 携 手 法 により 実 施 されている 対 象 業 務 としては 人 事 給 与 の 計 算 や 経 理 事 務 旅 費 計 算 IT 関 連 業 務 等 があり これらの 業 務 を 集 約 して 実 施 している (3) 包 括 民 間 委 託 の 事 例 業 務 を 包 括 的 に 委 託 する 手 法 としては PFI や 先 述 の BSF LIFT 等 の 手 法 が 広 く 用 い られている また 最 近 では 官 民 の JV によって 包 括 的 な 業 務 を 実 施 する 例 も 多 く 見 ら れる 以 下 では その 代 表 的 な 例 を 紹 介 する 1 サービス バーミンガム サービス バーミンガムは バーミンガム 市 と CAPITA 社 の JV により 設 立 された 法 人 で バーミンガム 市 に IT 関 連 サービスを 広 く 提 供 している パートナーとなる 民 間 事 業 者 は 後 述 の 競 争 的 対 話 に 近 い 手 法 を 用 いて 候 補 企 業 を 段 階 的 に 絞 り 込 んだ 後 に 数 社 との 対 話 を 通 じて 決 定 された 背 景 - バーミンガム 市 は 2006 年 4 月 に 以 下 の 目 的 で 事 業 変 革 プログラムを 開 始 した そ の 一 環 としてサービス バーミンガムが 設 立 されることとなった 業 務 効 率 化 担 当 業 務 を 実 施 するのに 十 分 なスキルの 達 成 市 民 がサービスを 受 けるためのチャンネルを 増 やすこと より 良 い 決 定 をするための より 良 い 情 報 の 管 理 個 別 のニーズをベースとしたサービス 開 発 の 実 現 58

17 業 務 内 容 - 当 初 の 役 割 は ICT(Information, Communication Technologies)のシェアードサ ービス 実 現 を 目 的 として 業 務 を 開 始 した - サービス バーミンガムはそれまで7つに 分 かれていた ICT 関 連 サービスデスクを 二 つに 統 合 し 使 用 されていた 550 つのアプリケーションと 150 に 統 合 した その 結 果 業 務 のスピードが 向 上 するとともに IT の 安 定 性 が 向 上 した 更 にユーザー 増 加 効 果 も 出 た - その 成 果 を 受 け 市 はサービス バーミンガムにより 広 範 囲 の 役 割 を 付 加 すること を 決 定 した それが 事 業 変 革 支 援 そのものである 具 体 的 には 市 の 戦 略 パート ナーとして ICT 導 入 等 の 改 善 による 効 率 可 能 な 領 域 の 特 定 を 行 う - その 一 貫 として 市 の 財 務 関 連 情 報 と 業 務 関 連 情 報 を 統 合 する SAP システムの 開 発 と 業 務 上 の 活 用 を 進 めた このシステム Voyager は 2007 年 から 稼 動 しており 以 下 メリットをもたらしている 効 率 的 な 物 とサービスの 調 達 財 務 等 のデータのモニタリングと 報 告 業 務 の 効 率 化 と 一 貫 性 の 実 現 (システム の 一 元 化 ) 現 金 管 理 機 能 の 更 新 2 GSTS パソロジー GSTS パソロジーは 治 験 を 提 供 するために 2009 年 に NHS 傘 下 のセントトーマス 病 院 とサーコ 社 の 出 資 により 設 立 された JV である 背 景 - NHS では 医 療 サービスの 支 援 を 行 うために 治 験 の 実 施 を 強 化 することを 目 指 して いた しかしながら 治 験 を 提 供 する 機 関 は 少 なく 育 成 する 必 要 があった - しかし 公 共 機 関 は 新 しい 事 業 を 展 開 することは 得 意 ではないため 民 間 事 業 者 と パートナーを 組 むことにより 事 業 を 効 率 的 に 展 開 することを 目 指 した 業 務 内 容 - GSTS パソロジーの 基 本 的 なサービスは 治 験 であり これを 親 組 織 であるセントト ーマス 病 院 や 契 約 関 係 にあるその 他 の 病 院 に 提 供 している この 治 験 のサービス 提 供 にあたり GSTS パソロジーは 業 務 の 効 率 化 を 行 うことによって 従 来 よりも 納 期 を 大 幅 に 短 縮 している - GSTS パソロジーのパートナーであるサーコ 社 はこの 業 務 効 率 化 に 貢 献 している 具 体 的 には IT の 活 用 によって 治 験 に 関 連 する 情 報 管 理 を 拡 充 することを 支 援 してい る - また サーコ 社 は GSTS パソロジーの 中 で 事 業 展 開 部 分 の 戦 略 立 案 等 の 民 間 企 業 が 得 意 とする 領 域 を 担 っている 事 業 管 理 の 基 本 的 な 考 え 方 59

18 財 務 省 が 作 成 したガイドラインによれば 個 別 プロジェクトの 調 達 から 業 務 実 施 の 管 理 において 以 下 のような 内 容 が 重 要 であるとしている 図 表 3-10 契 約 管 理 の 全 体 の 流 れ 契 約 ステージ 調 達 ステージ ( 契 約 締 結 まで) 開 発 ステージ (サービスの 提 供 が 開 始 さ れ 最 初 の 報 酬 支 払 い 直 前 ま で) 運 営 ステージ ( 最 初 の 報 酬 支 払 い 以 降 ) 契 約 管 理 重 要 項 目 全 体 の 契 約 プランニングの 準 備 計 画 契 約 管 理 体 制 の 検 討 事 業 者 の 自 己 モニタリングに 関 する 要 求 水 準 の 確 認 モニタリングに 対 する 監 査 方 法 紛 争 解 決 方 法 等 を 契 約 に 定 める 設 定 されたサービス 提 供 開 始 日 までに サービスが 提 供 可 能 になるよう 進 捗 管 理 必 要 に 応 じて 要 求 水 準 の 明 確 化 不 足 する 部 分 の 補 足 委 任 型 モニタリング( 後 述 ) 提 供 されているサービスの 委 任 型 モニタリング 不 備 改 善 のモニタリング 法 規 制 遵 守 のモニタリング パフォーマンスレベルに 応 じて 公 共 側 の 追 加 モニタ リングの 開 発 と 実 施 支 払 いメカニズムの 適 用 とユニタリー チャージの 支 払 い ガイドラインの 中 で 特 に 重 要 としている 事 項 を 以 下 説 明 する (1) 契 約 管 理 と 関 係 性 構 築 の 重 要 性 - 契 約 管 理 は 調 達 競 争 入 札 管 理 とは 異 なる 業 務 であり それとは 別 に 企 画 準 備 を 進 めることが 重 要 である - 成 功 の 要 因 は 調 達 主 体 である 公 共 と 民 間 事 業 者 間 の 関 係 構 築 であり その 準 備 に おいて 競 争 入 札 段 階 と 実 施 段 階 の 間 の 継 続 性 が 重 要 である 継 続 性 を 担 保 するため 調 達 の 早 い 段 階 で 調 達 責 任 者 は 契 約 管 理 の 責 任 者 ( 契 約 マネージャー)により 構 成 されるチームを 任 命 すべきである 契 約 マネージャーは 契 約 の 理 解 及 び 事 業 に 関 す る 知 識 と 共 に 事 業 のミッションとプロジェクトに 対 する 期 待 目 標 も 理 解 するこ とが 契 約 管 理 の 成 功 のもう 一 つの 要 因 である - 上 記 継 続 性 と 知 識 を 担 保 するため 競 争 入 札 から 実 施 まで 契 約 マネージャーはでき る 限 り 同 じスタッフが 担 うことが 望 ましい - 契 約 管 理 と 事 業 のモニタリングは 連 動 しているため 同 じチームによって 担 われる ことも 可 能 である 施 設 サービスが 複 数 の 場 所 で 提 供 されている 場 合 現 場 政 府 職 員 がモニタリングを 行 い 契 約 マネージャー 又 はモニタリングチームマネージャ ーに 報 告 する 60

19 - 契 約 管 理 及 びモニタリングの 手 順 やモニタリングの 内 容 は できる 限 りシンプルに しておき 契 約 マネージャーに 必 要 とされない 情 報 をモニターしないようにする - 契 約 管 理 及 びモニタリングが 定 期 的 に 独 立 チームから 監 査 を 受 けることが 望 ましい (2) コミュニケーション 手 段 - 調 達 元 公 共 団 体 と 民 間 事 業 者 の 間 にコミュニケーションや 情 報 の 共 有 等 のための 連 絡 担 当 者 を 設 定 することが 重 要 であり プロジェクトの 内 容 によって 連 絡 担 当 者 が 一 人 だけでは 足 りない 場 合 もある - そのため 公 共 団 体 側 は 複 数 の 連 絡 担 当 者 を 設 けて それぞれの 責 任 と 役 割 担 当 業 務 範 囲 を 明 確 にすることが 重 要 である 連 絡 担 当 者 は 公 共 団 体 民 間 事 業 者 ユーザーの 中 から 設 定 し 公 共 団 体 はそれぞれの 責 任 役 割 範 囲 を 明 確 に 提 示 する ことも 必 要 になる 場 合 がある (3) モニタリングのアプローチ - 政 府 の 建 設 調 達 における 経 験 を 生 かし PFI においても 介 入 型 のモニタリングを 実 施 しがちだが 公 共 団 体 の 負 担 を 抑 え リスクを 公 共 側 に 取 り 戻 さないよう 委 任 型 モニタリングを 実 施 すべきである 委 任 型 モニタリングで 重 要 な 事 項 は 以 下 の 通 り 契 約 時 民 間 事 業 者 のモニタリング 及 び 品 質 管 理 に 関 する 実 施 手 法 が 十 分 であ ることを 確 認 する 公 共 団 体 側 はそれらの 手 法 の 定 期 的 な 監 査 を 行 うことに 留 め 手 法 の 網 羅 性 一 貫 性 を 確 認 する 事 業 者 が 下 請 けに 対 しても 十 分 な 品 質 管 理 を 行 っているこ とも 確 認 する 民 間 事 業 者 の 財 務 状 況 や プロジェクト 資 金 管 理 の 定 期 的 な 監 査 を 行 う 第 三 者 専 門 家 アドバイザーの 評 価 が 必 要 な 場 合 評 価 の 結 果 が 他 のステー クホルダー( 事 業 者 資 金 提 供 者 等 )に 報 告 されることが 重 要 である (4) 契 約 管 理 の 体 制 - 十 分 なスキルを 有 する 人 材 として 他 部 門 や 民 間 アドバイザー 等 の 任 命 も 必 要 に 応 じてすべきである 必 要 なスキルは 例 えば 次 の 領 域 に 関 する 知 識 である : 法 調 達 手 続 き 対 象 業 務 関 連 市 場 価 格 支 払 いメカニズム リスク 管 理 ベンチマー キング 手 法 パフォーマンス 管 理 手 法 品 質 管 理 手 法 官 庁 会 計 等 - スキルが 不 足 している 場 合 契 約 管 理 のアウトソーシングが 可 能 であるが 内 部 職 員 に 寄 る 契 約 管 理 をした 方 が 公 共 団 体 と 民 間 事 業 者 の 直 接 な 関 係 が 保 てる 契 約 管 理 又 はその 一 部 を 委 託 した 場 合 公 共 団 体 にオーナーシップが 残 るよう 委 託 先 から 定 期 的 な 報 告 を 受 け 状 況 を 把 握 し 続 けることが 重 要 である - 契 約 管 理 体 制 及 び 各 スタッフの 役 割 と 責 任 を 事 業 者 側 に 伝 えることが 望 ましい 多 くの 場 合 事 業 者 側 はそれに 応 じた 契 約 チームと 窓 口 を 構 築 する - 公 共 側 契 約 管 理 チームの 構 成 必 要 なスキルは 契 約 マネージャーが 決 定 する 61

20 (5) 紛 争 の 解 決 - 紛 争 が 発 生 しないよう 普 段 からのコミュニケーション パフォーマンスの 記 録 が 重 要 である - 連 絡 委 員 会 ( 以 下 を 参 照 )を 設 置 することも 紛 争 発 生 を 防 御 することになる - 裁 判 による 解 決 が 非 効 率 だと 想 定 される 場 合 紛 争 解 決 方 法 を 事 前 に 民 間 事 業 者 と 合 意 し 契 約 時 に 定 める 図 表 3-11 連 絡 委 員 会 の 構 成 - 通 常 は 契 約 マネージャーがコンタクト ポイントとなり 直 接 事 業 者 とのコミュ ニケーションを 担 当 するが コミュニケーションを 公 共 団 体 代 表 契 約 マネージ ャー 事 業 者 代 表 ユーザー 代 表 から 構 成 される 正 式 な 連 絡 委 員 会 を 通 して 行 う ことも 一 つの 手 法 である メリットは 以 下 の 通 り 重 要 な 課 題 に 関 する 議 論 の 場 が 設 けられる 委 員 の 経 験 を 生 かすことができる 民 間 側 が 公 共 団 体 の 観 点 を 理 解 する 機 会 になる - 契 約 マネージャーはミーティングの 成 果 物 を 公 共 団 体 の 上 層 部 責 任 者 に 報 告 し なければならない また 事 業 管 理 については 商 務 局 も 実 施 方 法 について 考 え 方 を 提 示 している 先 述 の 通 り 商 務 局 では 政 府 調 達 について 各 省 庁 に 助 言 し プロジェクトの 実 施 における 省 庁 の 能 力 向 上 を 図 ってきた 商 務 局 が 調 達 のあり 方 を 定 めたものが 2001 年 2 月 に 導 入 されたゲートウェイレビューである この 方 法 論 は プロジェクトに 内 在 するリスクを 早 期 に 発 見 し 修 正 措 置 を 促 すことにより 各 省 庁 の 調 達 管 理 を 適 正 化 することを 目 指 している この 方 法 論 では プロジェクトの 実 施 を 5 段 階 に 分 け 各 段 階 を 終 了 するごとに 進 捗 状 況 を 審 査 するようになっている 図 表 3-12 ゲートウェイレビューの 手 順 ステップ ゲートウェイレビュー0: 戦 略 的 評 価 ゲートウェイレビュー1: ビジネス 上 の 正 当 性 ゲートウェイレビュー2: 調 達 戦 略 ゲートウェイレビュー3: 投 資 決 定 ゲートウェイレビュー4: サービス 提 供 の 準 備 ゲートウェイレビュー5: 便 益 の 評 価 主 な 審 査 内 容 プログラムの 必 要 性 は 確 立 されているか プログラムの 実 行 可 能 性 成 功 度 は 高 いか 主 要 関 係 者 の 支 持 は 得 ているか ビジネス ケースは 確 立 されているか プロジェクトの 構 成 と 主 要 責 任 者 の 役 割 は 明 確 か 調 達 戦 略 は 堅 実 か 入 札 者 の 選 定 及 び 選 定 に 至 った 経 緯 は 適 切 か 当 初 の 便 益 目 標 は 実 現 しそうか サービス 提 供 及 びビジネス 変 革 の 準 備 は 整 っているか 計 画 通 りの 便 益 を 達 成 したか バリューフォーマネーと 成 果 の 改 善 を 目 指 しているか 62

21 3.2.3 事 前 評 価 のあり 方 官 民 連 携 事 業 を 実 施 するかどうかの 判 断 は 基 本 的 には VfM の 考 え 方 に 基 づいて 実 施 される そこで まず 前 提 となる VfM 分 析 の 考 え 方 を 説 明 する 英 国 では VfM は 市 場 化 テスト PPP のみならず 調 達 全 般 に 適 用 されている 概 念 であ る VfM ではコストのみならずサービスの 質 が 重 視 されていることが 重 要 である 以 下 は 財 務 省 が 提 供 するガイダンス 54 における VfM の 考 え 方 である - VfM は 利 用 者 の 要 求 に 対 して 提 供 する 商 品 やサービスの 質 とコストの 最 適 化 と 定 義 される - VfM は 最 低 価 格 のコストやサービスを 意 味 しない - VfM は 政 府 職 員 従 業 員 の 人 件 費 カット 等 を 通 じて 実 現 されるものではない PFI 等 の 調 達 プロジェクトの 際 VfM と 同 時 に 予 算 内 で 実 施 できるかどうかの 評 価 も 重 要 であるが VfM の 評 価 とは 切 り 離 して 行 われる VfM を 評 価 するため 従 来 PSC というモデルが 使 用 されていた PSC ではまず 政 府 組 織 によるサービスの 提 供 コストを 算 定 し PFI による 調 達 コストとの 比 較 で VfM が 計 算 されていた 提 出 された 提 案 内 容 の VfM を 算 定 するために 政 府 組 織 による 提 供 コスト 算 定 の 調 整 が 必 要 であるため 調 達 期 間 を 長 くする 傾 向 にあったとも 言 われる なお 英 国 会 計 検 査 院 の 報 告 では PSC がそれぞれの 調 達 方 法 のメリットを 把 握 するのに 不 十 分 であるとの 報 告 もある 55 近 年 VfM は BCO(Business Case Outline)という 従 来 より 簡 易 なモデルによって 評 価 されている BCO では 三 つのステージを 経 て VfM が 評 価 される 図 表 3-13 BCO の 3 つの PLA ステージ # 実 施 ステージ 実 行 者 評 価 内 容 1 Programme Level Assessment 当 該 省 庁 の PFU 及 定 性 的 評 価 PFI による 実 施 可 能 性 のある 業 務 び 予 算 編 成 担 当 チー - 実 行 可 能 性 に 対 して 概 算 要 求 提 出 前 ム - メリット 2 Project Level Assessment プロジェクト - 達 成 可 能 性 EU 官 報 への 公 告 までに 担 当 チーム 定 量 的 評 価 - PFI による 実 施 にメリ ットがあるかの 確 認 3 Procurement Level Assessment EU 官 報 への 公 告 後 契 約 の 締 結 まで プロジェクトチーム の 上 の 調 達 責 任 者 上 記 評 価 時 から 重 要 な 前 提 が 変 わっていないこと の 確 認 市 場 上 の 潜 在 的 課 題 の 特 定 ( 競 争 の 有 無 等 ) 54 HMT, Value for Money Assessment Guidance 55 NAO, A paper for the lords economic affairs committee, 頁 63

22 - ステージ1 PFI による 実 施 に 対 して 定 性 的 に 実 行 可 能 性 (PFI の 形 態 性 質 上 実 行 が 可 能 か) メリット(PFI として 実 施 することにメリットはあるか?) 達 成 可 能 性 ( 参 入 する 民 間 事 業 者 はいるか 参 入 インセンティブはあるか)が 評 価 される 定 量 評 価 では PFI で 実 行 するコスト 面 でのメリット 必 要 な 民 間 資 本 の 導 入 民 間 側 にリスクを 移 転 するコストがリスクの 規 模 に 適 合 しているかを 算 定 する - ステージ2 具 体 情 報 を 元 にステージ1の 定 性 定 量 評 価 の 検 証 と 再 評 価 を 行 う また 民 間 競 争 度 事 業 者 参 入 可 能 性 の 評 価 56を 行 う PFI 契 約 期 間 の 長 さを 踏 まえて 新 しい 基 準 として 将 来 の 変 更 に 対 する 柔 軟 性 の 評 価 及 びソフトサービスやファシリティ マネジメントのテストが 2006 年 に 導 入 された ソフトサービスの 評 価 は PFI 契 約 に 当 該 サービスを 入 れる ことが 望 ましいか 事 業 者 に 委 託 するべきかに 関 する 評 価 となっており 決 定 は 再 委 託 による 潜 在 的 な 問 題 と ソフトサービスのモニタリング 負 担 等 の 比 較 を 元 になされる - ステージ3では 調 達 する 組 織 及 び 資 金 を 提 供 する 省 庁 が 潜 在 的 な 課 題 を 認 識 する ため 契 約 の 締 結 まで 継 続 して 評 価 を 行 う なお 提 案 者 が 一 者 となる 場 合 には 以 下 のような 対 応 を 取 ることになっている - 提 案 提 出 以 前 に 競 争 不 足 (1 者 の 応 募 提 案 のみ)が 明 らかになった 場 合 原 則 とし て 業 務 の 調 達 過 程 を 停 止 しなければならない 市 場 の 状 況 によりどの 調 達 方 法 を 用 いても 競 争 が 期 待 できない 場 合 は 例 外 として 継 続 して 実 施 できる - 競 争 不 足 が 提 案 提 出 後 明 らかになった 場 合 競 争 化 可 能 な 業 務 を 切 り 出 して 競 争 に かけ VfM を 高 めるよう 努 めなければならない 提 案 者 が 下 請 けを 入 札 により 選 定 することを 断 る 場 合 は VfM が 実 現 されていない 可 能 性 が 高 く 調 達 を 停 止 すべき である 事 業 者 の 選 定 方 法 事 業 者 の 選 定 においては 以 下 の4つの 調 達 方 法 が 許 可 されている 57 図 表 3-14 調 達 の 選 定 手 法 方 法 概 要 1Open Procedures - 応 募 者 制 限 不 可 - 契 約 交 渉 不 可 2Restricted Procedures - 予 備 選 定 の 実 施 により 応 募 者 を 制 限 - 契 約 交 渉 不 可 56 評 価 の 方 法 として 事 前 公 告 (Prior Information Notice)を 公 表 し 直 接 事 業 者 とコミュニケーションをとること が 可 能 としている 57 OGC HMT(2008) 64

23 3 Competitive Dialogue - 予 備 選 定 の 実 施 により 応 募 者 を 制 限 ( 競 争 的 対 話 ) - 対 話 による 適 切 なソリューションの 策 定 - 最 終 提 案 提 出 後 交 渉 不 可 4Competitive Negotiated - 予 備 選 定 の 実 施 による 応 募 者 を 制 限 - 交 渉 の 方 法 は 定 められていないが 実 践 上 優 先 交 渉 権 者 が 選 定 された 後 にも 契 約 交 渉 が 行 われる 歴 史 的 には4がよく 用 いられていたが 次 の 理 由 により 現 在 では 上 記 3が 使 用 されて いる まず 第 一 に 優 先 交 渉 権 者 との 交 渉 の 不 透 明 性 競 争 上 不 公 平 との EU からの 指 摘 があること 次 に 優 先 交 渉 権 者 選 定 後 競 争 の 働 きがなくなるため 交 渉 が 困 難 であ ったことである 2006 年 商 務 局 ガイダンスによれば 4は 極 めて 例 外 的 にしか 使 用 が 許 されないようになっている また 競 争 的 対 話 は 規 模 が 大 きく 又 は 複 雑 なプロジェク トの 場 合 にのみ 使 用 すべきであり それ 以 外 の 場 合 は1また2で 調 達 を 実 施 している なお 3の 競 争 的 対 話 は 以 下 のような 特 徴 を 有 する - 英 国 では 競 争 的 対 話 は 期 限 が 無 く 十 分 と 判 断 するまで 行 われる ただし 企 業 に はその 時 間 が 嫌 がられることがある - 競 争 的 対 話 は 複 雑 なプロジェクトで 行 われるため 資 金 調 達 の 担 保 が 重 要 になる そのため 一 つでも 融 資 可 能 な 銀 行 を 確 保 できているかを 確 認 している 実 際 の 資 金 調 達 はコンペで 落 札 後 に 行 っている - 予 算 制 約 があるため 予 算 を 超 えるような 提 案 については 予 算 と 要 求 事 項 を 伝 え ることによってその 範 囲 内 の 提 案 に 修 正 するよう 求 めている 図 表 3-15 競 争 的 対 話 の 流 れ 案 件 掲 載 との 契 約 交 渉 作 成 の 提 示 出 典 : 会 計 検 査 院 (2008) 上 記 図 表 において 特 に 留 意 すべき 点 は 以 下 の 通 りである - Step 3: 応 募 者 数 制 限 を 事 前 に 設 けて 制 限 することは 可 能 だが 十 分 な 競 争 を 担 保 し 65

24 なければならない - Step 4: 競 争 的 対 話 は 幾 つかのフェーズに 分 けて 実 施 しても 良 い 最 初 のフェーズ 終 了 後 応 募 者 に 提 案 概 要 コスト 算 定 を 求 めることにより 対 話 を 具 体 的 していくこ とが 多 い また 提 案 者 に 対 する 調 査 はこの Step 4 から 検 討 し 始 めることが 必 要 で あり また 開 始 しても 良 い - Step 7: 提 案 内 容 は 対 話 終 了 時 にほぼ 固 定 されているので 評 価 に 際 してそれと 提 案 内 容 の 適 合 性 を 確 認 し 適 合 していると 判 断 された 提 案 の 中 から 経 済 的 により 効 率 の 良 いものを 優 先 交 渉 権 者 とする 実 際 の 選 定 においては 先 述 の 4 つの 選 定 手 続 きのいずれかを 選 択 することになるが いずれの 手 法 を 採 用 する 場 合 においても コスト 面 よりも 質 の 面 を 重 視 する 傾 向 が 強 く 価 格 面 の 比 重 は 低 い 傾 向 にある すなわち 調 達 における 最 適 な VfM を 重 視 した 取 組 みに 基 づき 予 算 内 で 最 も 効 果 を 上 げる 提 案 を 重 視 する この 考 えに 従 って 競 争 的 対 話 を 活 用 して 徹 底 したコミュニケーションが 行 われ その 結 果 に 基 づいて 柔 軟 な 対 応 が 図 られることとなっている その 過 程 で 対 象 者 を 絞 り 込 んでいくことで 一 定 の 水 準 をク リアしながら 提 案 者 同 士 の 競 争 を 生 み 出 し より 優 れた 提 案 を 引 き 出 すことに 注 力 し ている また 最 近 では これらの 調 達 手 法 に 加 えて フレームワーク 契 約 という 手 法 も 活 用 されている これは 例 えば 財 務 分 野 に 関 する 支 援 において 適 用 する 場 合 には 官 と 一 定 の 条 件 を 満 たす 金 融 機 関 や 会 計 事 務 所 コンサルティング 会 社 等 との 間 でサービスの 提 供 条 件 や 大 枠 の 契 約 内 容 について 事 前 に 合 意 を 結 ぶものである 実 際 にそのサービス が 必 要 になった 場 合 には フレームワーク 契 約 の 参 加 企 業 内 で 価 格 入 札 を 行 ったり 場 合 によっては 随 意 契 約 を 結 んだりする 事 前 合 意 があるため 迅 速 に 受 託 者 を 決 定 でき るとともに 一 定 の 条 件 を 満 たした 者 だけが 参 加 しているため 質 についても 確 保 するこ とができる この 手 法 は 指 名 競 争 入 札 との 共 通 点 もあるがより 機 動 的 に 手 続 きが 行 え る 点 でメリットがある また 民 間 事 業 者 側 にとっても 契 約 に 係 る 手 続 きが 効 率 化 さ れることや 受 注 可 能 性 が 向 上 することがメリットである 契 約 手 続 きのあり 方 英 国 の PFI 等 の 官 民 連 携 手 法 では 契 約 内 容 について SoPC により 定 められている SoPC は 3 度 の 改 訂 を 経 て 現 在 第 四 版 の SoPC4 として 細 かい PFI 契 約 規 定 を 定 めてい る SoPC は 三 つの 目 的 を 有 している 58 - 調 達 の 交 渉 が 要 する 期 間 の 短 縮 及 びコスト 削 減 - PFI における 主 なリスクに 対 する 理 解 を 高 める - 様 々なプロジェクトのニーズに 応 えながら 一 貫 性 を 保 つ 標 準 化 された 手 順 と 報 酬 体 系 の 提 供 SoPC4 の 適 用 範 囲 は 資 本 価 値 が 2000 万 ポンドを 超 えるプロジェクトとされている 58 HMT(2003) 66

25 なお SoPC4 の 規 定 に 沿 わない 契 約 条 件 を 用 いることは 当 該 理 由 を 財 務 省 に 報 告 しパ ートナーシップス UK の 許 可 を 経 た 場 合 にのみ 可 能 である 59 すなわち ある 程 度 の 自 由 が 許 されているが プロジェクトごとに 許 可 が 必 要 な 制 度 になっている 支 払 いメカニズム 官 民 連 携 手 法 における 支 払 いは ユニタリー チャージ(Unitary Charge 単 一 料 金 ) に 減 額 基 準 を 適 用 することが 一 般 的 になっている 減 額 基 準 は 事 業 者 が 要 求 水 準 を 満 たすためのインセンティブとして 用 いられている 基 本 的 な 減 額 基 準 の 考 え 方 は 以 下 の 通 りである - サービスの 可 用 性 :サービスが 利 用 可 能 な 状 況 にあるかという 基 準 を 用 いて 利 用 可 能 でない 場 合 はその 程 度 に 合 わせて 減 額 する - サービスの 成 果 : 契 約 時 定 められた 要 求 水 準 が 満 たされているかを 評 価 し 満 たさ れていない 場 合 はその 程 度 に 合 わせて 減 額 する プロジェクトの 質 を 保 つため 契 約 時 全 ての 要 求 水 準 に 支 払 いメカニズムを 連 動 させることが 奨 励 されている - 代 替 的 なメカニズムとして 施 設 の 利 用 状 況 に 比 例 する 基 本 報 酬 の 考 え 方 も SoPC で 提 示 されている - 上 記 基 準 の 混 合 によるバランス パートナーシップス UK が 行 った 調 査 によれば 基 本 報 酬 からの 減 額 は 65%の 場 合 効 果 が 見 られる 一 方 でマイナスの 評 価 の 意 見 は 無 かった このように 減 額 基 準 は 要 求 水 準 を 満 たすためのインセンティブとして 機 能 していると 考 えられる 図 表 3-16 減 額 基 準 の 効 果 減 額 基 準 が 民 間 事 業 者 のパフォーマンスに 与 える 影 響 に 関 する 調 査 成 果 が 大 幅 に 向 上 成 果 が 向 上 変 化 なし 成 果 が 低 減 成 果 が 大 幅 に 低 減 Source:Partnerships UK 59 HMT(2007) 67

26 3.2.7 モニタリングのあり 方 モニタリングは 支 払 いメカニズムに 必 要 なモニタリングは 基 本 的 に 事 業 者 が 担 当 し そのコストを 負 担 することを 基 本 としている 官 側 はそのモニタリングの 監 査 を 行 い そのコストを 負 担 する ただし 事 業 者 の 要 求 水 準 の 未 達 による 追 加 コストは 事 業 者 が 担 当 することとなっている モニタリングのあり 方 としては 以 下 のような 取 組 みを 奨 励 している - 三 つのレベルでのモニタリング: 事 業 者 の 自 己 モニタリングと 官 のチェック 監 査 に 加 え ユーザー( 教 師 医 師 等 )によるユーザーレポート(report failures)を 取 り 入 れたモニタリングを 行 う - モニタリングに 必 要 なスキルを 開 発 するために 研 修 の 実 施 が 奨 励 されるが 事 業 者 とのパートナーシップを 強 化 するため 官 民 スタッフの 共 同 研 修 を 行 う また 以 下 の 点 について 留 意 が 必 要 である - サービスの 可 用 性 が 支 払 い 金 額 と 連 動 しているため 問 題 が 発 生 時 その 問 題 が 予 め 設 定 されたある 期 間 内 に 解 決 される 場 合 サービスの 可 用 性 や 成 果 に 影 響 がないと 見 なされることもある - 不 備 改 善 期 間 は 通 常 簡 単 な 問 題 ( 故 障 : 窓 電 球 等 )に 対 して 予 め 設 定 されるが 解 決 がより 困 難 な 場 合 交 渉 により 直 接 不 備 改 善 期 間 を 設 定 することもある - サービスの 可 用 性 が 特 に 重 要 な 場 合 返 答 期 間 と 実 施 期 間 を 設 定 することがあ る 返 答 期 間 は 一 時 的 な 対 策 を 提 供 するために 許 される 時 間 期 間 であり 完 全 な 解 決 を 提 供 するために 許 されている 期 間 である 実 施 期 間 より 短 く 設 定 される 設 定 された 期 間 以 内 にサービスの 可 用 性 が 回 復 された 場 合 サービスの 可 用 性 基 準 の もとでの 減 額 は 許 されないが パフォーマンス 基 準 の 内 容 に 係 る 問 題 の 発 生 が 減 額 の 対 象 となり 得 る 官 民 連 携 事 業 の 事 業 評 価 監 査 評 価 機 関 PFI を 含 め 調 達 の 実 施 状 況 等 を 評 価 する 機 関 として 英 国 会 計 検 査 院 (National Audit Office :NAO) 及 び 下 院 会 計 委 員 会 (Public Accounts Committee :PAC)が 置 かれてい る 英 国 会 計 検 査 院 は PFI に 関 する 実 施 状 況 と 成 果 の 評 価 算 定 を 担 っており そのた めに 調 達 に 関 する 政 策 調 達 の 実 施 及 び VfM 実 現 の 監 査 を 行 っている 中 央 政 府 の 監 査 機 関 として PFI プロジェクトに 関 する 財 務 会 計 の 監 査 も 行 っている 下 院 会 計 委 員 会 は 下 院 が 任 命 し 野 党 メンバーが 指 揮 命 令 権 を 有 する 機 関 で 主 な 活 動 として 英 国 会 計 検 査 院 の 報 告 に 対 する 追 加 確 認 報 告 を 作 成 する 下 院 会 計 委 員 会 は 英 国 会 計 検 査 院 が 指 摘 した 事 項 をヒアリング 等 の 英 国 会 計 検 査 院 とは 異 なる 情 報 を 60 HMT(2007) 68

27 元 に 検 証 し 評 価 した 上 で 導 入 すべき 対 策 等 の 政 策 提 言 を 行 っている なお 英 国 会 計 検 査 院 は 下 院 会 計 委 員 会 及 び 英 国 監 査 委 員 自 体 が 行 った 提 言 をデー タベース 化 し インターネット 上 で 公 表 している 事 業 評 価 の 考 え 方 PFI では 契 約 期 間 終 了 後 事 業 の 運 用 形 態 について 施 設 等 の 資 産 の 状 況 と 連 動 す る 以 下 の 選 択 肢 の 検 討 が 定 められている 62 - 再 び PPP 形 態 での 調 達 : 施 設 に 大 きな 修 理 改 良 が 必 要 な 場 合 に 最 も 適 切 - サービスの 調 達 : 施 設 に 大 きな 修 理 改 良 が 必 要 なく 同 じ 業 務 を 行 い 続 ける 予 定 だが 新 しい 技 術 等 に 要 求 水 準 を 合 わせる 必 要 がある 場 合 に 最 も 適 切 - PFI 業 務 の 再 編 : 要 求 されているサービスを 複 数 の 契 約 に 分 割 したり 業 務 範 囲 を 変 更 する - サービスを 再 び 公 共 で 提 供 する - 契 約 期 間 の 延 長 (PFI の 契 約 期 間 が 15 年 ~20 年 であり 民 間 資 金 の 再 交 渉 が 必 要 に なることもあり 契 約 期 間 の 延 長 は 例 外 的 一 時 的 な 措 置 としてしか 使 用 されてい ない) 上 記 選 択 肢 の 検 討 に 際 して 新 規 の 政 府 調 達 の 際 と 同 様 にビジネス ケースを 検 証 す ることとなっている 新 規 の 検 証 と 異 なるのは それまでの 結 果 を 参 考 にしより 厳 密 な VfM の 評 価 が 可 能 となっていることである なお これまでの 結 果 を 評 価 するに 当 たっ てゲートウェイレビュー5 が 用 いられている また 英 国 会 計 検 査 院 では 先 述 の 通 り 官 民 連 携 事 業 の 評 価 を 実 施 している さらに 契 約 内 容 の 一 部 の 価 格 の 妥 当 性 を 確 認 す る 手 法 として 近 年 バリュー テスティングの 手 法 が 活 用 されている 以 下 これらの 手 法 について 説 明 する (1) ゲートウェイレビュー5 商 務 局 のゲートウェイレビューでは 最 終 段 階 として 事 業 評 価 を 行 うことが 定 められ ている ここでは 初 期 に 設 定 したビジネス ケースや VfM 評 価 の 検 証 を 行 うこととさ れている 基 本 的 には 民 間 事 業 者 のパフォーマンス 評 価 ではなく プロジェクトの 管 理 成 果 等 の 全 体 的 な 評 価 を 行 うことが 定 められている 主 な 検 証 事 項 は 以 下 の 通 り - 調 達 されているサービスが 未 だ 必 要 であるか - 期 待 されていたメリットが 実 現 されているか - 契 約 の 管 理 プロセスが 効 率 よく 行 われているか - ベンチマーキング 及 び 市 場 比 較 は 十 分 に 実 施 されているか - 政 府 組 織 が 契 約 を 効 率 よく 管 理 できるための 十 分 なリソースを 有 しているか - 契 約 に 変 更 があった 場 合 その 変 更 が 当 初 の 戦 略 を 妨 げていないか - 環 境 変 化 に 応 じて 契 約 の 変 更 が 必 要 か - 契 約 期 間 終 了 に 向 けて 準 備 が 進 められているか HMT(2009) 69

28 ゲートウェイレビュー5 の 実 施 時 期 は 定 められていない 契 約 の 期 間 及 びサービスの 内 容 により 1 回 ~ 複 数 回 実 施 されることとされている 複 数 回 実 施 する 場 合 は 1 回 目 は business case の 検 証 を 行 い 中 間 評 価 では 契 約 管 理 の 効 率 及 び 変 更 の 検 証 最 終 評 価 では 終 了 に 向 けての 準 備 の 実 施 状 況 の 確 認 に 焦 点 が 合 わせられる この 評 価 の 留 意 点 としては 以 下 の 事 項 が 挙 げられている - プロジェクトの 全 体 的 な 評 価 をする 際 ユーザーの 満 足 度 を 考 慮 すべきである そ の 検 証 の 仕 方 として 民 間 事 業 者 がユーザー 調 査 を 定 期 的 に 行 っており その 結 果 を 基 に 改 善 がなされており ユーザー 調 査 の 結 果 が 支 払 いメカニズムと 連 動 してい ることが 重 要 である - 官 民 の 関 係 によって PFI の 成 果 が 大 きく 左 右 されるため プロジェクトが 協 力 的 に 行 われているかを 評 価 する 必 要 がある その 基 準 として オペレーションの 状 況 課 題 等 について 定 期 的 なミーティングが 政 府 組 織 と 事 業 者 の 間 で 行 われていること や 事 業 者 にとって 潜 在 的 な 課 題 を 伝 える 機 会 が 定 期 的 にあり 発 生 した 問 題 への 対 応 の 手 順 が 十 分 に 理 解 されていること スタッフのスムーズな 入 れ 替 わりのため の 計 画 が 存 在 することが 重 要 である - PFI では 支 払 いのメカニズムがパフォーマンスと 連 動 しているため パフォーマン スが 当 初 の 仕 様 書 で 規 定 されている 基 準 を 満 たしていること 仕 様 書 が 現 在 のニー ズに 適 していることを 確 認 することが 重 要 である また 契 約 の 管 理 者 が 仕 様 書 を 完 全 に 理 解 していることや パフォーマンスが 仕 様 書 のレベルに 達 していることが 求 められている (2) PIR(Post Implementation Review) 商 務 局 は ゲートウェイレビュー5 の 一 つのインプットとして 契 約 期 間 中 に 実 施 す る 運 用 状 況 の 評 価 である PIR の 使 用 を 奨 励 している 63 詳 細 な 手 法 はプロジェクトごと に 設 定 する 必 要 があるため 定 められていないが 概 ね 以 下 のような 進 め 方 がガイドライ ンでは 提 示 されている 図 表 3-17 PIR 実 施 の 流 れ 範 囲 と 利 害 関 係 者 の 特 定 体 制 構 築 情 報 収 集 の 実 施 分 析 の 実 施 ( 計 画 と の 対 比 VfM 等 ) 報 告 提 言 必 要 に 応 じて 範 囲 の 見 直 し PIR は 上 記 のように 評 価 の 範 囲 を 定 めて 情 報 収 集 を 行 った 上 で 計 画 等 と 比 較 を 行 うことにより 期 待 されていた 成 果 が 得 られているか 得 られていない 場 合 はどうす れば 良 いかを 分 析 し 明 らかにするための 評 価 である そのため 改 善 の 余 地 のある 領 域 に 焦 点 を 合 わせて 実 施 する 評 価 結 果 は 運 用 の 改 善 の 参 考 として 用 いられる また 契 約 期 間 中 複 数 回 実 施 することが 奨 励 されている

29 (3) 英 国 会 計 検 査 院 の 評 価 のあり 方 英 国 の 会 計 検 査 院 にあたる 英 国 会 計 検 査 院 では PFI をはじめとする 官 民 連 携 手 法 に 関 する 評 価 を 行 っている 評 価 のあり 方 は 大 きく 二 つに 分 かれ 一 つは 個 別 のプロジェ クトに 関 する 評 価 である もう 一 方 は 同 様 の 条 件 の 事 業 を 取 り 上 げて 全 体 的 な 傾 向 等 について 評 価 するものである 前 者 の 個 別 プロジェクトの 評 価 では 大 きく 3 つの 観 点 から 評 価 を 行 っている その 3 つの 観 点 が 経 済 性 効 率 性 有 効 性 である これらの 観 点 から 調 達 手 続 きは 十 分 に 競 争 原 理 が 働 くような 条 件 が 設 定 されていたか 報 酬 体 系 は 民 間 事 業 者 の 努 力 を 促 す ような 仕 組 みになっているか 等 について 確 認 を 行 っている 後 者 の 全 体 的 な 傾 向 については 刑 事 施 設 の 運 営 や PFI 事 業 における 契 約 変 更 のあり 方 等 のテーマを 設 定 した 上 で 統 計 的 な 分 析 や 定 性 的 な 傾 向 分 析 などを 行 っている (4) バリュー テスティング バリュー テスティングは 長 期 契 約 を 締 結 した 場 合 に 委 託 金 額 について VfM が 継 続 して 得 られていることを 評 価 確 認 するために 実 施 される SoPC2 以 降 このバリュ ー テスティングが 契 約 上 で 定 められている バリュー テスティングは 基 本 的 には 配 膳 業 務 などの 業 務 単 位 で 運 営 業 務 に 対 し て 実 施 される 実 施 時 期 は 契 約 期 間 終 了 まで 5~7 年 が 経 過 する 度 に 実 施 を 定 めること が 多 い 実 施 手 法 としては ベンチマーキングや 市 場 比 較 もしくはその 両 方 となって いる それらの 具 体 的 な 実 施 方 法 は 以 下 の 通 りである 1 ベンチマーキング - 事 業 者 による 運 営 業 務 の 質 コストを 市 場 で 調 達 した 場 合 のコストと 比 較 し 差 が ある 場 合 市 場 と 同 じ 基 準 になるよう 契 約 内 容 を 変 更 する - 実 施 期 間 は 計 画 策 定 を 含 め 9 月 以 上 が 通 常 - ベンチマーキングを 行 う 項 目 は 政 府 組 織 と 事 業 者 の 間 で 合 意 される - 合 意 が 得 られない 場 合 市 場 比 較 手 法 によりバリュー テスティングを 行 う 2 市 場 比 較 - 運 営 業 務 を 対 象 に 再 競 争 入 札 を 再 び 行 う ( 現 行 サービス 提 供 者 も 参 加 ) - 実 施 期 間 は 計 画 策 定 を 含 め 2 年 が 通 常 - 競 争 の 結 果 サービスコストに 差 が 出 た 場 合 その 金 額 は 基 本 報 酬 に 反 映 される ( 官 側 にとってコスト 削 減 となる 場 合 もあれば 基 本 報 酬 の 上 昇 となることもある) 財 務 省 は より 透 明 公 平 であることや 必 要 な 要 求 水 準 の 変 更 を 取 り 入 れる 機 会 と なることから ベンチマーキングよりも 市 場 比 較 の 実 施 を 奨 励 している 事 業 評 価 の 事 例 (1) 刑 事 施 設 の 事 例 刑 事 施 設 では PFI 市 場 化 テスト 直 営 の 運 用 方 法 が 異 なる 各 刑 事 施 設 について 71

30 共 通 の KPI を 用 いて 評 価 を 行 っている 共 通 の 指 標 を 用 いることによって 成 果 の 比 較 分 析 が 可 能 になっている 図 表 3-18 刑 事 施 設 の KPI とペナルティポイント KPI 1 回 あたりの ペナルティポイント 安 全 面 の 手 続 きの 不 備 5 鍵 やロックの 不 備 50 禁 止 物 品 の 混 入 20 囚 人 やスタッフへの 暴 力 20 屋 根 への 侵 入 5 囚 人 への 検 診 における 遅 延 1 洗 濯 納 期 の 遅 延 2.5 納 期 の 遵 守 割 合 が 95% 以 下 になる 5 納 期 の 遵 守 割 合 が 50% 以 下 になる 25 刑 事 施 設 では これらの KPI の 結 果 に 加 えて 他 の 調 査 結 果 等 も 加 えた 上 で 評 価 を 行 っている さらに その 評 価 結 果 に 基 づいて 色 分 けを 行 い 問 題 が 大 きい 刑 事 施 設 から 問 題 が 少 ない 刑 事 施 設 まで 明 示 している このような 色 分 けを 使 って 評 価 結 果 を 示 す 手 法 は トラフィックライトと 呼 ばれ 評 価 管 理 の 一 つの 枠 組 みとして 用 いられている その 結 果 が 以 下 の 表 である このように 評 価 結 果 を 明 示 し 問 題 点 を 明 らかにするこ とにより 次 期 に 向 けた 改 善 を 促 す 仕 組 みとなっている また 直 営 民 間 委 託 PFI の 運 営 方 式 を 分 類 して 示 しており これらの 運 営 形 態 別 の 比 較 も 可 能 になっている 図 表 3-19 刑 事 施 設 の 評 価 表 暴 力 事 件 意 義 のある 脱 走 標 準 レート 防 犯 レート 定 性 情 報 MDTs+ve 刑 務 所 発 生 率 活 動 職 員 満 足 度 職 員 不 満 度 囚 人 満 足 度 囚 人 不 満 度 該 当 指 標 数 公 営 ペントンヴィル 6 公 営 ブリントン * * 6 公 営 ルイス 6 公 営 スウェールサイド 6 公 共 SLA マンチェスター 5 PFI アッシュフィールド 5 PFI ドーブゲイト 4 公 営 チェルムスフォード 4 公 営 ガース 3 公 営 ハイダウン 3 PFI ライヒル 3 PFI フォレストバンク 2 公 営 ブリンスフォード 2 公 営 グレンドン 2 PFI ラウドハム グレンジ 2 PFI オルトコース 1 民 営 化 ウォールズ 1 民 営 化 ドンキャスター 1 PFI パルク 0 公 営 スワンシー 0 公 営 ランカスター ファームズ * * 0 出 典 :NAO(2003) (2) ホートン パーク センター 病 院 の 市 場 比 較 ホートン パーク センター 病 院 の PFI では 2005 年 に 市 場 比 較 手 法 で 以 下 のサー ビスのバリュー テスティングを 実 施 した - クリーニング 72

31 - 地 面 の 維 持 管 理 - エレベーター - 害 虫 駆 除 - 水 質 検 査 実 施 に 際 して 官 側 がテストすべきサービスを 指 定 し 事 業 者 が 競 争 を 実 施 した - 害 虫 駆 除 以 外 全 てのサービスに 対 して 現 行 サービス 提 供 者 と 応 募 者 の2 者 が 参 加 し 現 行 サービス 提 供 者 の 継 続 と 価 格 の 上 昇 が 決 定 された 害 虫 駆 除 については 現 行 サービス 提 供 者 の 参 加 のみで 価 格 が 上 昇 した 73

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 論 点 と 意 見 について ( 概 要 ) 神 奈 川 県 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 検 討 会 議 について 1 テーマ 地 方 公 務 員 制 度 改 革 ( 総 務 省 地 方 公 務 員 の 労 使 関 係 制 度 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 )の 課 題 の 整

More information

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務 職 場 積 立 NISAに 関 するガイドライン 第 1 章 総 則 1. 制 定 の 趣 旨 NISA 推 進 連 絡 協 議 会 は NISA 推 進 連 絡 協 議 会 に 参 加 する 業 界 団 体 等 に 属 する 金 融 商 品 取 引 業 者 及 び 金 融 機 関 等 ( 以 下 NISA 取 扱 業 者 という )が 取 り 扱 う 職 場 積 立 NISAについて 適 正 かつ

More information

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378> 平 成 27 年 度 施 策 評 価 調 書 施 策 の 名 称 等 整 理 番 号 22 評 価 担 当 課 営 業 戦 略 課 職 氏 名 施 策 名 ( 基 本 事 業 ) 商 業 の 活 性 化 総 合 計 画 の 位 置 づけ 基 本 目 主 要 施 策 4 想 像 力 と 活 力 にあふれたまちづくり 商 業 の 振 興 2 施 策 の 現 状 分 析 と 意 図 施 策 の 対 象 意

More information

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可 ミスミグループ コーポレートガバナンス 基 本 方 針 本 基 本 方 針 は ミスミグループ( 以 下 当 社 グループ という)のコーポレートガバナン スに 関 する 基 本 的 な 考 え 方 を 定 めるものである 1. コーポレートガバナンスの 原 則 (1) 当 社 グループのコーポレートガバナンスは 当 社 グループの 持 続 的 な 成 長 と 中 長 期 的 な 企 業 価 値 の

More information

●電力自由化推進法案

●電力自由化推進法案 第 一 八 五 回 参 第 二 号 電 力 自 由 化 推 進 法 案 目 次 第 一 章 総 則 ( 第 一 条 - 第 三 条 ) 第 二 章 電 力 自 由 化 の 基 本 方 針 ( 第 四 条 - 第 九 条 ) 第 三 章 電 力 自 由 化 推 進 本 部 ( 第 十 条 - 第 十 九 条 ) 附 則 第 一 章 総 則 ( 目 的 ) 第 一 条 この 法 律 は 平 成 二 十

More information

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情 資 料 2-1 公 的 年 金 制 度 の 持 続 可 能 性 の 向 上 を 図 るための 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 の 概 要 厚 生 労 働 省 年 金 局 平 成 28 年 4 月 21 日 公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可

More information

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene.

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene. 平 成 23 年 3 月 期 第 1 四 半 期 決 算 短 信 日 本 基 準 ( 連 結 ) 平 成 22 年 8 月 11 日 上 場 会 社 名 松 井 建 設 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コ ー ド 番 号 1810 URL http://www.matsui-ken.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 松 井 隆 弘 ( 役 職

More information

スライド 1

スライド 1 835.0 840.0 810.0 900.0 800.0 700.0 706.4 751.5 722.2 739.8 771.2 766.8 784.3 774.3 754.8 739.5 731.3 732.8 736.3 653.7 600.0 556.0 602.2 500.0 400.0 H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6 様 式 租 税 特 別 措 置 等 に 係 る 政 策 の 事 前 評 価 書 1 政 策 評 価 の 対 象 とした 産 業 活 力 の 再 生 及 び 産 業 活 動 の 革 新 に 関 する 特 別 措 置 法 に 基 づく 登 録 免 租 税 特 別 措 置 等 の 名 称 許 税 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 国 税 32)( 登 録 免 許 税 : 外 ) 2 要 望 の 内 容

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D20313431323235817988C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B8343836883898343839381698A4F8D91906C8DDE8A889770816A>

<4D6963726F736F667420576F7264202D20313431323235817988C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B8343836883898343839381698A4F8D91906C8DDE8A889770816A> 外 国 人 建 設 就 労 者 受 入 事 業 に 関 する 下 請 指 導 ガイドライン 第 1 趣 旨 復 興 事 業 の 更 なる 加 速 を 図 りつつ 2020 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 の 関 連 施 設 整 備 等 による 一 時 的 な 建 設 需 要 の 増 大 に 対 応 するため 2020 年 度 までの 緊 急 かつ 時 限 的 な 措 置 として 国

More information

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定 62 (Q&A) 目 次 1 鑑 定 評 価 の 委 託 は 入 札 か 随 意 契 約 か またその 理 由 は 何 か 2 委 託 料 は 他 県 と 比 べて 妥 当 性 のある 金 額 か 3 地 価 公 示 ( 国 の 調 査 )との 違 いは 何 か また 国 の 調 査 結 果 はどう 活 用 しているか 4 路 線 価 を 利 用 しない 理 由 は 何 か 5 委 託 料 の 算

More information

<6D33335F976C8EAE825081698CF6955C9770816A2E786C73>

<6D33335F976C8EAE825081698CF6955C9770816A2E786C73> 国 立 大 学 法 人 新 潟 大 学 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 18 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 本 学 が 定 める 役 員 に 支 給 する 期 末 特 別 手 当 (ボーナス)において, 役 員 の 本 給

More information

001-00 セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

001-00 セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用) 平 成 28 年 度 地 方 税 制 改 正 ( 税 負 担 軽 減 措 置 等 ) 要 望 事 項 ( 新 設 拡 充 延 長 その 他 ) No 1 府 省 庁 名 厚 生 労 働 省 対 象 税 目 個 人 住 民 税 法 人 住 民 税 事 業 税 不 動 産 取 得 税 固 定 資 産 税 事 業 所 税 その 他 ( ) 要 望 項 目 名 要 望 内 容 ( 概 要 ) セルフメディケーション

More information

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について 平 成 25 年 度 独 立 行 政 法 日 本 学 生 支 援 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 日 本 学 生 支 援 機 構 は 奨 学 金 貸 与 事 業 留 学 生 支 援

More information

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社 北 秋 田 市 クリーンリサイクルセンターエネルギー 回 収 推 進 施 設 等 長 期 包 括 的 運 転 維 持 管 理 業 務 委 託 に 係 る 発 注 支 援 業 務 公 募 型 プロポ-ザル 実 施 要 領 1 プロポーザルの 目 的 この 要 領 は 平 成 30 年 4 月 から 運 転 を 予 定 している 北 秋 田 市 クリーンリサイクルセンター エネルギー 回 収 推 進 施

More information

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc 佐 野 市 生 活 排 水 処 理 構 想 ( 案 ) 平 成 27 年 12 月 佐 野 市 目 次 1. 生 活 排 水 処 理 構 想 について 1.1 生 活 排 水 処 理 構 想 とは P.1 1.2 生 活 排 水 処 理 施 設 の 種 類 P.1 2. 佐 野 市 の 現 状 と 課 題 2.1 整 備 状 況 P.2 2.2 主 な 汚 水 処 理 施 設 P.2 2.3 生 活

More information

弁護士報酬規定(抜粋)

弁護士報酬規定(抜粋) はなみずき 法 律 事 務 所 弁 護 士 報 酬 規 定 ( 抜 粋 ) 2008 年 10 月 改 訂 2014 年 4 月 * 以 下 の 弁 護 士 報 酬 は いずれも 税 込 です ただし D E L の2の 表 に 基 づき 算 出 さ れた 金 額 については 消 費 税 を 上 乗 せした 額 を 弁 護 士 報 酬 とします 目 次 A 法 律 相 談 料 B 顧 問 料 C 手

More information

文化政策情報システムの運用等

文化政策情報システムの運用等 名 開 始 終 了 ( 予 定 ) 年 度 番 号 0406 平 成 25 年 行 政 レビューシート ( 文 部 科 学 省 ) 文 化 政 策 情 報 システム 運 用 等 担 当 部 局 庁 文 化 庁 作 成 責 任 者 平 成 8 年 度 なし 担 当 課 室 長 官 官 房 政 策 課 政 策 課 長 清 水 明 会 計 区 分 一 般 会 計 政 策 施 策 名 根 拠 法 令 ( 具

More information

スライド 1

スライド 1 社 会 保 障 税 一 体 改 革 における 年 金 関 連 法 案 について 年 金 機 能 強 化 法 案 (3 月 30 日 提 出 ) 国 会 提 出 時 の 法 案 の 内 容 1 基 礎 年 金 国 庫 負 担 2 分 の1の 恒 久 化 2 受 給 資 格 期 間 の 短 縮 (25 年 10 年 ) 3 産 休 期 間 中 の 社 会 保 険 料 免 除 4 遺 族 基 礎 年 金

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2087472D3188C091538AC7979D8B4B92F6814594F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2087472D3188C091538AC7979D8B4B92F6814594F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63> 飛 鳥 交 通 株 式 会 社 安 全 管 理 規 程 平 成 23 年 11 月 10 日 改 定 目 次 第 一 章 総 則 第 二 章 輸 送 の 安 全 を 確 保 するための 事 業 の 運 営 の 方 針 等 第 三 章 輸 送 の 安 全 を 確 保 するための 事 業 の 実 施 及 びその 管 理 の 体 制 第 四 章 輸 送 の 安 全 を 確 保 するための 事 業 の 実

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1 独 立 行 政 法 人 統 計 センター( 法 人 番 号 7011105002089)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 独 立 行 政 法 人 通 則 法 第 52 条 第 3 項 の 規 定 に 基 づき

More information

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 1 部 改 案 旧 照 文 昭 和 百 傍 線 部 改 部 改 案 現 服 服 管 研 修 研 修 罰 罰 附 附 総 総 休 懲 戒 服 管 研 休 懲 戒 服 研 修 修 福 祉 益 保 護 福 祉 益 保 護 根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監

More information

公表表紙

公表表紙 国 立 大 学 法 人 山 梨 大 学 の 役 の 報 酬 給 与 等 について 国 立 大 学 法 人 等 の 役 員 の 報 酬 等 及 び の 給 与 の 水 準 の 公 表 方 法 等 について(ガイドライン) ( 平 成 17 年 2 月 7 日, 総 務 大 臣 策 定 )に 基 づく 公 表 平 成 26 年 9 月 国 立 大 学 法 人 山 梨 大 学 国 立 大 学 法 人 山

More information

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案) 監 督 指 針 Ⅱ 保 険 監 督 上 の 評 価 項 目 Ⅱ-2-7 商 品 開 発 に 係 る 内 部 管 理 態 勢 Ⅱ-2-7-2 主 な 着 眼 点 (1)~(4) (5) 関 連 部 門 との 連 携 1~3 4 関 連 部 門 は 販 売 量 拡 大 や 収 益 追 及 を 重 視 する 例 えば 営 業 推 進 部 門 や 収 益 部 門 から 不 当 な 影 響 を 受 けることなく

More information

Microsoft Word - 目次.doc

Microsoft Word - 目次.doc 長 寿 医 療 制 度 と 国 民 健 康 保 険 一 体 化 に 関 する 舛 添 大 臣 私 案 イメージ < 現 行 > < 見 直 し 後 > 75 歳 長 寿 医 療 制 度 ( 県 単 位 広 域 連 合 ) 長 寿 医 療 ( 都 道 府 県 ) 1 両 者 を 一 体 化 し 都 道 府 県 が 運 営 75 歳 65 歳 被 用 者 保 険 から 財 政 調 整 国 保 国 保 被

More information

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m2 4 50.40m2 昭 和 43 年 36.50m2 3 50.90m2 昭 和 44 年 36.

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m2 4 50.40m2 昭 和 43 年 36.50m2 3 50.90m2 昭 和 44 年 36. 市 営 住 宅 建 替 えPFI 等 導 入 可 能 性 調 査 業 務 委 託 仕 様 書 1. 適 用 範 囲 本 仕 様 書 は 十 和 田 市 ( 以 下 発 注 者 という )が 実 施 する 市 営 住 宅 建 替 えPFI 等 導 入 可 能 性 調 査 業 務 委 託 ( 以 下 本 業 務 委 託 という )に 適 用 するものとする 2. 業 務 目 的 十 和 田 市 営 住

More information

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73> 国 立 大 学 法 人 茨 城 大 学 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 24 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 役 員 に 支 給 される 給 与 のうち 期 末 特 別 手 当 については 国 立 大 学 評 価 委 員 会

More information

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63> 平 成 22 年 11 月 9 日 高 校 等 の 授 業 料 無 償 化 の 拡 大 検 討 案 以 下 は 大 阪 府 の 検 討 案 の 概 要 であり 最 終 的 には 平 成 23 年 2 月 議 会 での 予 算 の 議 決 を 経 て 方 針 を 確 定 する 予 定 です Ⅰ. 検 討 案 の 骨 子 平 成 23 年 度 から 大 阪 の 子 どもたちが 中 学 校 卒 業 時 の

More information

・モニター広告運営事業仕様書

・モニター広告運営事業仕様書 秋 田 市 新 庁 舎 動 画 広 告 放 映 事 業 仕 様 書 1 目 的 多 く の 市 民 の 目 に 触 れ る 市 役 所 の 特 性 を 活 か し 映 像 や 音 声 を 活 用 し た モ ニ タ ー に よ る 動 画 広 告 を 新 庁 舎 内 に 導 入 し 新 庁 舎 の 主 要 機 能 の 一 つ で あ る 情 報 発 信 拠 点 と し て の 役 割 を 果 た す

More information

J J.フロント リテイリング 株 式 会 社 内 部 統 制 システム 構 築 の 基 本 方 針 制 定 平 成 19 年 09 月 03 日 改 定 平 成 19 年 11 月 26 日 改 定 平 成 21 年 05 月 26 日 改 定 平 成 22 年 03 月 01 日 改 定 平 成 25 年 04 月 01 日 改 定 平 成 26 年 03 月 01 日 改 定 平 成 27 年 05

More information

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等 私 立 大 学 等 研 究 設 備 整 備 費 等 補 助 金 ( 私 立 大 学 等 研 究 設 備 等 整 備 費 ) 交 付 要 綱 目 次 第 1 章 通 則 ( 第 1 条 - 第 4 条 ) 第 2 章 私 立 大 学 等 ( 第 5 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 専 修 学 校 ( 第 16 条 - 第 25 条 ) 第 4 章 補 助 金 の 返 還 ( 第 26 条 ) 第

More information

<5461726F2D8740919D93878376838D837C815B8355838B8EC08E7B97768D80>

<5461726F2D8740919D93878376838D837C815B8355838B8EC08E7B97768D80> 飛 騨 市 立 増 島 保 育 園 調 理 室 改 修 設 計 施 工 プロポーザル( 公 募 型 ) 実 施 要 項 平 成 23 年 8 月 飛 騨 市 -1- 1 目 的 飛 騨 市 立 増 島 保 育 園 は 平 成 24 年 度 より 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 する 予 定 です 給 食 については 現 在 3 歳 未 満 児 ( 以 下 未 満 児 という )を 含 め 外

More information

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ 簡 易 公 募 型 競 争 入 札 方 式 ( 総 合 評 価 落 札 方 式 )に 係 る 手 続 開 始 の 公 示 次 のとおり 指 名 競 争 入 札 参 加 者 の 選 定 の 手 続 を 開 始 します 平 成 28 年 9 月 20 日 分 任 支 出 負 担 行 為 担 当 官 東 北 地 方 整 備 局 秋 田 河 川 国 道 事 務 所 長 渡 邊 政 義 1. 業 務 概 要

More information

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税 項 目 : 153. 不 動 産 取 得 税 岩 手 県 ( 商 工 労 働 観 光 部 企 業 立 地 推 進 課 ) 被 災 地 域 の 企 業 が 投 資 する 再 生 可 能 エネルギー 設 備 に 対 する 課 税 免 除 大 震 災 津 波 において 被 災 地 域 では 電 気 水 道 ガスなどのインフラ 機 能 が 喪 失 し 工 場 では 稼 働 再 開 まで 長 期 間 を 要

More information

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 社 会 保 険 等 加 入 促 進 計 画 平 成 24 年 10 月 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 1 計 画 策 定 の 趣 旨 目 的 この 計 画 は 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 ( 以 下 日 造 協 という ) 及 び 日 造 協 の 正 会 員 ( 以 下 会 員

More information

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし 3 会 計 基 準 の 見 直 しの 主 な 内 容 (1) 借 入 金 借 入 金 制 度 を 廃 止 し 建 設 又 は 改 良 に 要 する 資 金 に 充 てるための 企 業 債 及 び 一 般 会 計 又 は 他 の 特 別 会 計 からの 長 期 借 入 金 は に 計 上 することとなりまし た に 計 上 するに 当 たり 建 設 又 は 改 良 等 に 充 てられた 企 業 債 及

More information

(Microsoft Word - \203A \225\345\217W\227v\227\314 .doc)

(Microsoft Word - \203A  \225\345\217W\227v\227\314 .doc) ま ち づ く り 推 進 の た め の ア ン ケ ー ト 調 査 及 び 分 析 業 務 委 託 プ ロ ポ ー ザ ル 募 集 要 領 1 趣 旨 本 要 領 は, ま ち づ く り 推 進 の た め の ア ン ケ ー ト 調 査 及 び 分 析 業 務 委 託 の 受 託 者 を 特 定 す る た め, 企 画 提 案 型 プ ロ ポ ー ザ ル 方 式 ( 以 下 プ ロ ポ ー

More information

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑 等 の 当 初 見 直 し 案 の 検 討 状 況 について 資 料 1-1 項 目 名 検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 都 道 府 県 担 当 者 との 意 見 交 換 では 結 果 精 度 の 低 下 に 伴 い 結 果 が 活 用 されなくなった 場 合 の 員 のモチベーション 低 下 の 可 能 性 や 員 の 配 置 換 え 等 についての 考 慮 が 必 要 との 意

More information

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の 3 月 1 日 ( 火 )HP 公 表 基 本 関 係 社 会 保 険 等 未 加 入 対 策 に 関 する 想 定 問 答 問 1 社 会 保 険 等 とは 何 か 社 会 保 険 ( 健 康 保 険 及 び 厚 生 年 金 保 険 )と 労 働 保 険 ( 雇 用 保 険 )を 指 します 問 2 どのような 場 合 でも 元 請 と 未 加 入 業 者 との 一 次 下 請 契 約 が 禁 止

More information

国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 防 災 業 務 計 画 平 成 17 年 10 月 1 日 制 定 平 成 25 年 3 月 8 日 修 正 平 成 26 年 6 月 19 日 修 正 平 成 27 年 12 月 1 日 修 正 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力

More information

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果 平 成 7 年 度 検 査 結 果 について () 検 査 体 制 等 農 政 部 農 地 整 備 課 の 検 査 員 名 以 上 により 土 地 改 良 区 等 あたり 日 間 から 日 間 実 施 しました 農 業 振 興 事 務 所 の 土 地 改 良 区 指 導 担 当 職 員 及 び 関 係 市 町 職 員 が 立 会 いました () 検 査 件 数 定 期 検 査 8( 土 地 改 良

More information

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事 資 料 5 これまでの 取 組 状 況 と 今 後 の 課 題 ( 年 金 分 野 ) 平 成 24 年 12 月 7 日 神 野 委 員 提 出 資 料 社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または

More information

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険 1 参 考 資 料 6 退 職 関 連 手 続 の 現 行 業 務 分 析 1. ヒアリング 対 象 2. ワンストップ 化 に 向 けて 検 討 すべき 課 題 ( 参 考 )ヒアリング 結 果 分 析 2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁

More information

スライド 1

スライド 1 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 について 厚 生 労 働 省 年 金 局 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 25 年 法 律 第 63 号 )の 概 要

More information

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提 国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 財 務 省 主 計 局 給 与 共 済 課 長 調 査 主 任 土 谷 晃 浩 加 塩 雄 斗 1.はじめに ( 以 下 19 年 一 元 化 法 案 という )において 厚 退 職 給 付 ( 退 職 金 + 年 金 ( 事 業 主 分 ))の 官 民 均 衡 を 図 る 観 点 から 国 家 公 務 員 の 退 職 手

More information

<30338140926E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A7937882CC8CA992BC82B582C982C282A282C48140483234944E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477>

<30338140926E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A7937882CC8CA992BC82B582C982C282A282C48140483234944E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477> Ⅳ 地 方 公 営 企 業 会 計 制 度 の 見 直 しについて 見 直 しの 背 景 と 基 本 的 考 え 方 総 務 省 では 地 方 公 営 企 業 会 計 制 度 の 今 後 のあり 方 等 について 検 討 を 行 うため 平 成 年 6 月 8 日 から 地 方 公 営 企 業 会 計 制 度 等 研 究 会 を 開 催 し その 研 究 会 で 報 告 書 が 取 り まとめられました

More information

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63>

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63> 平 成 18 年 7 月 独 立 行 政 法 人 国 立 大 学 財 務 経 営 センター 国 立 大 学 法 人 等 による 国 立 大 学 財 務 経 営 センターへの 土 地 譲 渡 収 入 の 一 部 納 付 の 仕 組 みについて 国 立 大 学 法 人 等 が 国 から 出 資 された 土 地 を 譲 渡 した 場 合 文 部 科 学 大 臣 が 定 める 基 準 に より 算 定 した

More information

一般競争入札について

一般競争入札について ( 一 般 競 争 入 札 ) 総 合 評 価 落 札 方 式 ガイドライン 平 成 21 年 4 月 ( 独 ) 工 業 所 有 権 情 報 研 修 館 1.はじめに 現 在 公 共 調 達 の 透 明 性 公 正 性 をより 一 層 めることが 喫 緊 の 課 題 とな っており 独 立 行 政 法 人 も 含 めた 政 府 全 体 で 随 意 契 約 の 見 直 しに 取 り 組 んで おります

More information

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73>

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73> 株 式 会 社 国 際 協 力 銀 行 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 国 会 で 認 められた 予 算 に 従 い 国 家 公 務 員 指 定 職 に 準 じた 水 準 としている なお 役 員

More information

【労働保険事務組合事務処理規約】

【労働保険事務組合事務処理規約】 労 働 保 険 事 務 組 合 事 務 処 理 規 約 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 約 は 熊 本 商 工 会 議 所 ( 以 下 本 所 という )の 定 款 第 7 条 第 18 項 の 規 定 により 本 所 が 労 働 保 険 の 保 険 料 の 徴 収 等 に 関 する 法 律 ( 以 下 法 という ) 第 4 章 及 び 石 綿 による 健 康 被 害 の

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D20D8BDB8CFC8BCDED2DDC482A882E682D1BADDCCDFD7B2B1DDBD8B4B92F632303133303832362E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D20D8BDB8CFC8BCDED2DDC482A882E682D1BADDCCDFD7B2B1DDBD8B4B92F632303133303832362E646F63> リスクマネジメントおよび コンプライアンス 規 程 株 式 会 社 不 二 ビルサービス リスクマネジメントおよびコンプライアンス 規 程 1 リスクマネジメントおよびコンプライアンス 規 程 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 本 規 程 は 当 社 におけるリスクマネジメントに 関 して 必 要 な 事 項 を 定 め もってリスクの 防 止 および 会 社 損 失 の 最 小 化

More information

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾 付 議 第 3 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 に 係 る 意 見 聴 取 に 関 する 議 案 平 成 26 年 2 月 高 知 県 議 会 定 例 会 提 出 予 定 の 条 例 議 案 に 係 る 地 方 教 育 行 政 の 組 織 及 び 運 営 に 関 する 法 律 ( 昭 和 31 年 法 律 第 162 号 )

More information

定款

定款 地 方 公 務 員 共 済 組 合 連 合 会 定 款 ( 昭 和 59 年 4 月 1 日 ) 変 更 昭 和 59 年 12 月 1 日 平 成 11 年 4 月 1 日 平 成 21 年 3 月 31 日 昭 和 60 年 3 月 31 日 平 成 12 年 5 月 12 日 平 成 21 年 8 月 7 日 昭 和 61 年 4 月 1 日 平 成 13 年 5 月 8 日 平 成 24 年

More information

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交 1 マイナンバー 制 度 の 導 について( 案 ) 平 成 27 年 7 22 日 部 会 議 資 料 総 務 部 ( 政 管 理 課 情 報 政 策 課 庶 務 課 ) 市 活 部 ( 市 窓 課 籍 住 記 録 課 ) 通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら)

More information

Microsoft Word - 140611行革PF法案-0概要

Microsoft Word - 140611行革PF法案-0概要 行 政 改 革 に 関 する 野 党 実 務 者 協 議 共 同 立 法 行 革 プラットフォーム 法 案 について ( 総 合 的 な 行 財 政 改 革 を 推 進 するための 基 盤 の 整 備 に 関 する 法 律 案 ) 1. 行 政 改 革 に 関 する 野 党 実 務 者 協 議 について (1) 構 成 ( 共 同 代 表 ) 前 原 誠 司 衆 議 院 議 員 ( 民 主 党 )

More information

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一 貸 借 対 照 表 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 内 訳 金 額 科 目 内 訳 金 額 流 動 資 産 千 円 千 円 流 動 負 債 千 円 千 円 預 金 5,145,515 預 り 金 240, 有 価 証 券 2,000,000 未 払 金 274, 前 払 費 用 61,184 未 払 収 益 分 配 金 789 未 収 入 金 未

More information

平 成 23 年 度 における 子 ども 手 当 の 支 給 等 に 関 する 特 別 措 置 法 の 概 要 配 付 資 料 趣 旨 現 下 の 子 ども 及 び 子 育 て 家 庭 をめぐる 状 況 に 鑑 み 平 成 24 年 度 からの 恒 久 的 な 子 どものための 金 銭 の 給 付 の 制 度 に 円 滑 に 移 行 できるよう 平 成 23 年 度 における 子 ども 手 当 の

More information

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 に 係 る 基 準 ( 案 )の 概 要 1. 子 ども 子 育 て 新 制 度 について 平 成 24 年 8 月 幼 児 期 の 学 校 教 育 保 育 の 総 合 的 な 提 供 保 育 の 量 的 拡 大 確 保 地 域 の 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 などを 目 的 に 子 ども 子 育 て3 法 (1 子 ども 子 育 て 支 援

More information

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか 平 成 23 年 度 自 己 報 告 書 1 理 念 目 的 (1) 大 学 学 部 研 究 科 等 の 理 念 目 的 は 適 切 に 設 定 されているか 平 成 19 年 6 月 に の 目 標 として 大 学 の 発 展 に 貢 献 する 力 のある 組 織 とい う 共 通 の 目 標 を 掲 げ この 目 標 を 常 に 念 頭 に 置 きながら 日 々の 業 務 に 当 たっている さらに

More information

(Microsoft Word - \212\356\226{\225\373\220j2014220_\217C\220\263\201j.doc)

(Microsoft Word - \212\356\226{\225\373\220j2014220_\217C\220\263\201j.doc) 平 成 26 年 2 月 20 日 日 本 医 師 従 業 員 国 民 年 金 基 金 年 金 資 産 運 用 の 基 本 方 針 日 本 医 師 従 業 員 国 民 年 金 基 金 ( 以 下 当 基 金 という)は 年 金 給 付 等 積 立 金 ( 以 下 年 金 資 産 という)の 運 用 にあたり 以 下 の 基 本 方 針 を 定 める 当 基 金 から 年 金 資 産 の 管 理 又

More information

m07 北見工業大学 様式①

m07 北見工業大学 様式① 国 立 大 学 法 人 北 見 工 業 大 学 ( 法 人 番 号 6460305000387)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 当 該 法 人 の 主 要 事 業 は 教 育 研 究 事 業 である 役

More information

Microsoft PowerPoint - 基金制度

Microsoft PowerPoint - 基金制度 基 金 制 度 の 創 設 ( 医 療 法 施 行 規 則 第 30 条 の37 第 30 条 の38) 医 療 法 人 の 非 営 利 性 の 徹 底 に 伴 い 持 分 の 定 めのない 社 団 医 療 法 人 の 活 動 の 原 資 となる 資 金 の 調 達 手 段 として 定 款 の 定 めるところにより 基 金 の 制 度 を 採 用 することができるものとする ( 社 会 医 療 法

More information

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に 契 約 書 ( 案 ) 独 立 行 政 法 人 医 薬 品 医 療 機 器 総 合 機 構 契 約 担 当 役 石 井 信 芳 ( 以 下 甲 という) と ( 以 下 乙 という)の 間 に 医 療 情 報 データベースに 関 するデータマッピング 業 務 ( 千 葉 大 学 医 学 部 附 属 病 院 )( 以 下 業 務 という)について 下 記 条 項 により 請 負 契 約 を 締 結 する

More information

第2回 制度設計専門会合 事務局提出資料

第2回 制度設計専門会合 事務局提出資料 第 3 回 制 度 設 計 専 門 会 合 事 務 局 提 出 資 料 ~ 電 力 の 小 売 営 業 に 関 する 指 針 ( 案 )の 概 要 について~ 平 成 27 年 12 月 4 日 ( 金 ) 電 力 の 小 売 営 業 に 関 する 指 針 ( 案 )で 整 備 する の 目 次 1. 需 要 家 への 適 切 な 情 報 提 供 (1) 一 般 的 な 情 報 提 供 (2) 契

More information

●幼児教育振興法案

●幼児教育振興法案 第 一 九 〇 回 衆 第 五 〇 号 幼 児 教 育 振 興 法 案 目 次 前 文 第 一 章 総 則 ( 第 一 条 - 第 八 条 ) 第 二 章 幼 児 教 育 振 興 基 本 方 針 等 ( 第 九 条 第 十 条 ) 第 三 章 基 本 的 施 策 ( 第 十 一 条 - 第 十 七 条 ) 附 則 幼 児 期 において 人 は その 保 護 者 や 周 囲 の 大 人 との 愛 情

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36 独 立 行 政 法 人 駐 留 軍 等 労 働 者 労 務 管 理 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 検 証 結 果 理 事 長 は 今 中 期 計 画 に 掲 げた 新 たな 要

More information

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 例 規 整 備 * 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 例 規 整 備 公 布 年 月 日 番 号 平 成 24 年

More information

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知) 27 文 科 初 第 1593 号 平 成 28 年 3 月 22 日 各 都 道 府 県 知 事 各 都 道 府 県 教 育 委 員 会 各 指 定 都 市 教 育 委 員 会 殿 附 属 学 校 を 置 く 各 国 立 大 学 法 人 学 長 構 造 改 革 特 別 区 域 法 第 12 条 第 1 項 の 認 定 を 受 けた 地 方 公 共 団 体 の 長 文 部 科 学 省 初 等 中 等

More information

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 清 瀬 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (25 年 度 末 ) 25 年 度 千 74,247 27,195,534 A 768,602 千 4,616,550 B 千 17.0 B/A 昨 年 度 の 件 費 率 17.3

More information

Microsoft Word - 1-3 利子補給金交付要綱

Microsoft Word - 1-3 利子補給金交付要綱 宮 城 県 新 しい 公 共 支 援 事 業 つなぎ 融 資 利 子 補 給 金 交 付 要 綱 ( 趣 旨 ) 第 1 条 県 は,NPO 等 との 協 働 業 務 を 促 進 して 新 しい 公 共 の 拡 大 と 定 着 を 図 るため, 行 政 から 受 託 した 業 務 の 実 施 に 際 して 金 融 機 関 等 からの 借 入 れ(つなぎ 融 資 )を 利 用 するNPO 等 に 対

More information

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考 共 済 年 金 職 域 部 分 と 退 職 給 付 に 関 する 有 識 者 会 議 報 告 書 概 要 1. 民 間 の 企 業 年 金 及 び 退 職 金 に 関 する 人 事 院 調 査 結 果 結 果 民 間 :2547.7 万 円 公 務 2950.3 万 円 ( 差 額 402.6 万 円 ) 人 事 院 の 見 解 官 民 均 衡 の 観 点 から 民 間 との 較 差 を 埋 める

More information

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の 地 域 づくり 一 括 交 付 金 の 交 付 に 関 する 要 綱 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 要 綱 は 川 西 市 地 域 分 権 の 推 進 に 関 する 条 例 ( 平 成 26 年 川 西 市 条 例 第 10 号 以 下 条 例 という ) 第 14 条 の 規 定 に 基 づく 地 域 づくり 一 括 交 付 金 ( 以 下 交 付 金 という )の 交 付 に 関 し 必 要

More information

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この 現 員 退 された 元 地 方 公 務 員 の 退 管 理 の 適 正 の 確 保 について 員 のかたは ご 留 意 願 います 地 方 公 務 員 法 及 び 地 方 独 立 行 政 法 人 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 26 年 法 律 第 34 号 )が 公 布 され 地 方 公 共 団 体 における 退 管 理 の 確 保 にため 以 下 のことについて 規 定 され

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2097988976918A94BD837D836C83578381839383678B4B92F62E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2097988976918A94BD837D836C83578381839383678B4B92F62E646F6378> 一 般 社 団 法 人 日 本 ジェネリック 医 薬 品 学 会 利 益 相 反 マネジメント 規 程 ( 目 的 ) 第 1 条 一 般 社 団 法 人 日 本 ジェネリック 医 薬 品 学 会 ( 以 下 本 学 会 と 略 す)は その 活 動 におい て 社 会 的 責 任 と 倫 理 性 が 求 められていることに 鑑 み 利 益 相 反 マネジメント 規 程 を 策 定 する その 目

More information

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5 資 料 3 番 号 制 度 で 何 ができるようになるか 2011 年 1 月 31 日 内 閣 官 房 社 会 保 障 改 革 担 当 室 ( 注 )ここで 示 される 利 用 場 面 については 関 係 者 にシステム 対 応 等 の 負 担 を 求 める 可 能 性 があることや 個 人 情 報 等 の 取 扱 い 等 に 特 に 留 意 が 必 要 な 場 合 もあることから 引 き 続 き

More information

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程 学 校 法 人 日 本 医 科 大 学 利 益 相 反 マネジメント 規 程 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 学 校 法 人 日 本 医 科 大 学 ( 以 下 本 法 人 という )が 本 法 人 利 益 相 反 マネジメントポリシー( 平 成 18 年 12 月 1 日 制 定 )の 精 神 に 則 り 教 職 員 等 の 産 学 官 連 携 活 動 に 伴 い

More information

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~ 第 2 回 社 会 保 険 料 労 働 保 険 料 の 賦 課 対 象 となる 報 酬 等 の 範 囲 に 関 する 検 討 会 平 成 24 年 9 月 20 日 資 料 1 通 勤 手 当 について 1 これまでの 通 勤 に 要 する 費 用 に 関 する 考 え 方 では 通 勤 手 当 の 金 額 が 実 費 弁 償 的 に 算 定 される 場 合 でも それは 通 常 使 用 者 が 負

More information

工 事 名 能 代 南 中 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 5 月 24 日 ( 火

工 事 名 能 代 南 中 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 5 月 24 日 ( 火 能 代 市 建 設 工 事 応 募 型 指 名 競 争 入 札 の 参 加 者 の 募 集 について 次 のとおり 入 札 を 執 行 するので 下 記 により 入 札 参 加 者 を 公 募 する 1 公 募 日 平 成 28 年 5 月 24 日 2 契 約 担 当 者 能 代 市 長 齊 藤 滋 宣 3 工 事 名 4 施 工 場 所 能 代 南 中 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐

More information

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入 入 札 公 告 次 のとおり 一 般 競 争 入 札 に 付 します なお 本 業 務 の 契 約 締 結 は 当 該 業 務 に 係 る 平 成 27 年 度 予 算 の 執 行 が 可 能 となってい ることを 条 件 とします 平 成 27 年 2 月 17 日 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 契 約 担 当 役 鉄 道 建 設 本 部 九 州

More information

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに 第 7 章 会 計 規 程 1. 会 計 規 程 の 概 要 (1) 規 程 及 び 目 的 平 成 18 年 度 に 病 院 事 業 管 理 者 を 設 置 して 札 幌 市 病 院 局 会 計 規 程 ( 平 成 18 年 札 幌 市 病 院 局 規 程 第 37 号 以 下 この 章 で 規 程 という )を 定 め これに 則 って 会 計 処 理 が 行 わ れていなお 規 程 の 具 体

More information

Microsoft Word - 101 第1章 定款.doc

Microsoft Word - 101 第1章 定款.doc 第 1 章 定 款 規 約 山 梨 県 土 地 改 良 事 業 団 体 連 合 会 定 款 昭 和 33 年 8 月 1 日 制 定 昭 和 33 年 10 月 9 日 認 可 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 会 は 土 地 改 良 事 業 を 行 う 者 ( 国 県 及 び 土 地 改 良 法 第 95 条 第 1 項 の 規 定 により 土 地 改 良 事 業 を 行 う

More information

<4831398CF6955C976C8EAE8140816982DE82C28E73816A2E786C73>

<4831398CF6955C976C8EAE8140816982DE82C28E73816A2E786C73> 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (18 年 度 末 ) むつ 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について A B B/A 17 年 度 の 件 費 率 18 年 度 65,960 32,435,254 2,134,451 5,440,498 16.77 18.00 (2)

More information

老発第    第 号

老発第    第 号 事 務 連 絡 平 成 23 年 10 月 7 日 各 都 道 府 県 介 護 保 険 主 管 部 ( 局 ) 御 中 厚 生 労 働 省 老 健 局 介 護 保 険 計 画 課 高 額 医 療 合 算 介 護 ( 予 防 )サービス 費 の 受 給 権 及 び 介 護 報 酬 の 返 還 請 求 権 の 消 滅 時 効 の 取 扱 いに 関 する 事 務 連 絡 等 の 一 部 改 正 について

More information

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や 参 考 資 料 1-17 民 間 都 市 整 備 事 業 建 築 計 画 に 関 わる 関 連 制 度 の 整 理 都 市 開 発 諸 制 度 には 公 開 空 地 の 確 保 など 公 共 的 な 貢 献 を 行 う 建 築 計 画 に 対 して 容 積 率 や 斜 線 制 限 などの 建 築 基 準 法 に 定 める 形 態 規 制 を 緩 和 することにより 市 街 地 環 境 の 向 上 に

More information

工 事 名 渟 城 西 小 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 2 月 23 日 ( 火

工 事 名 渟 城 西 小 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 2 月 23 日 ( 火 能 代 市 建 設 工 事 応 募 型 指 名 競 争 入 札 の 参 加 者 の 募 集 について 次 のとおり 入 札 を 執 行 するので 下 記 により 入 札 参 加 者 を 公 募 する 1 公 募 日 平 成 28 年 2 月 23 日 2 契 約 担 当 者 能 代 市 長 齊 藤 滋 宣 3 工 事 名 渟 城 西 小 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事

More information

Microsoft PowerPoint - 【資料5】社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直し(案)について

Microsoft PowerPoint - 【資料5】社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直し(案)について 資 料 5 社 会 福 祉 施 設 職 員 等 退 職 手 当 共 済 制 度 の 見 直 し( 案 )について 社 会 福 祉 施 設 職 員 等 退 職 手 当 共 済 制 度 ( 現 行 制 度 )の 概 要 目 的 社 会 福 祉 施 設 職 員 等 退 職 手 当 共 済 制 度 は 民 間 社 会 福 祉 施 設 経 営 者 の 相 互 扶 助 の 精 神 に 基 づき 昭 和 36 年

More information

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 東 庄 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) 分 ( 年 度 末 ) A B B/A 1 年 度 の 件 費 率 千 千 千 年 度 15,408 5,093,505 1,033,984 517,441 0.3 0.8 ()

More information

18 国立高等専門学校機構

18 国立高等専門学校機構 様 式 1 公 表 されるべき 事 項 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 当 機 構 役 員 給 与 規 則 で 文 部 科

More information

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ 井 原 市 発 注 工 事 における 一 次 下 請 人 の 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 の 限 定 について 平 成 27 年 9 月 28 日 井 原 市 では 建 設 業 の 持 続 的 な 発 展 に 必 要 な 人 材 の 確 保 等 の 観 点 から 井 原 市 発 注 工 事 における 社 会 保 険 等 ( 健 康 保 険 厚 生 年 金 保 険 及 び 雇 用 保

More information

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63> 社 会 保 険 加 入 状 況 等 の 実 態 調 査 結 果 平 成 27 年 6 月 18 日 一 般 社 団 法 人 日 本 電 設 工 業 協 会 社 会 保 険 加 入 状 況 等 の 実 態 調 査 結 果 について 1. 調 査 の 目 的 社 会 保 険 加 入 促 進 計 画 の 計 画 期 間 (H24 年 度 ~H28 年 度 までの5 年 間 )の 中 間 時 点 として 1

More information

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A7937882CC8A549776816998568AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A7937882CC8A549776816998568AE98EBA8DEC90AC816A2E707074> 第 1 回 社 会 保 障 審 議 会 後 期 高 齢 者 医 療 の 在 り 方 に 関 する 特 別 部 会 平 成 1 8 年 1 0 月 5 日 資 料 2-1 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 概 要 現 行 の 医 療 保 険 制 度 の 基 本 構 造 老 人 保 健 制 度 75 歳 65 歳 国 保 老 人 保 健 制 度 退 職 者 医 療 制 度 75 歳 以 上 の 人

More information

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農 国 営 かんがい 排 水 事 業 石 垣 島 地 区 事 業 の 概 要 本 事 業 は 沖 縄 本 島 から 南 西 約 400kmにある 石 垣 島 に 位 置 する 石 垣 市 の4,338haの 農 業 地 帯 において 農 業 用 水 の 安 定 供 給 を 図 るため 農 業 水 利 施 設 の 改 修 整 備 を 行 うものである 事 業 の 目 的 必 要 性 本 地 区 は さとうきびを

More information

別 添 1 提 案 書 等 作 成 要 領 1 調 達 件 名 PIO-NET2015 に 係 る 運 用 等 支 援 業 務 一 式 2 提 案 書 等 の 提 出 本 調 達 に 係 る 提 案 書 等 は PIO-NET2015 に 係 る 運 用 等 支 援 業 務 一 式 調 達 仕 様

別 添 1 提 案 書 等 作 成 要 領 1 調 達 件 名 PIO-NET2015 に 係 る 運 用 等 支 援 業 務 一 式 2 提 案 書 等 の 提 出 本 調 達 に 係 る 提 案 書 等 は PIO-NET2015 に 係 る 運 用 等 支 援 業 務 一 式 調 達 仕 様 別 紙 6 国 民 生 活 センター 組 織 図 審 議 役 総 務 部 広 報 部 理 事 長 理 事 情 報 管 理 部 監 事 相 談 情 報 部 商 品 テスト 部 教 育 研 修 部 紛 争 解 決 委 員 会 事 務 局 55 / 98 別 添 1 提 案 書 等 作 成 要 領 1 調 達 件 名 PIO-NET2015 に 係 る 運 用 等 支 援 業 務 一 式 2 提 案 書

More information

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D20303282D382E982B382C68AF1958D8BE090A7937882C98AD682B782E9834183938350815B83678C8B89CA81698CF6955C9770816A2E70707478>

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D20303282D382E982B382C68AF1958D8BE090A7937882C98AD682B782E9834183938350815B83678C8B89CA81698CF6955C9770816A2E70707478> ふるさと 納 税 に 関 する 調 査 結 果 ( 概 要 ) ( 対 象 団 体 : 都 道 府 県 47 団 体 市 区 町 村 1,742 団 体 ) 総 務 省 自 治 税 務 局 1 寄 附 金 の 納 付 手 続 きについて ふるさと 納 税 に 関 する 調 査 結 果 ( 概 要 ) 寄 附 手 続 きに 係 る 改 善 すべき 点 としては クレジットカード 決 済 コンビニ 納

More information

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始 部 案 参 照 文 目 1 1 持 可 能 療 険 制 構 築 国 民 険 部 9 部 11 1 5 特 別 15 6 17 7 運 確 18 8 0 9 独 立 10 - 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門

More information

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について 様 式 1 公 表 されるべき 事 項 国 立 研 究 開 発 法 人 土 木 研 究 所 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について 別 添 Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 当 研 究 所 は 土 木 技 術 に 関 する 研 究 開 発 技 術

More information

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 2051102 87 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 2051102 87 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門 新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 2051101 86 取 組 施 策 地 方 政 府 を 担 う 職 員 像 の 策 定 と 人 材 育 成 ( 新 人 材 育 成 ビジョンの 策 定 ) 平 成 17 年 度 静 岡 市 人 材 育 成 ビジョン を 策 定 平 成 20 年 度 進 捗 管 理 に 伴 う 一 部 改 訂 職 員 セッションの 試 行 を 行 った

More information

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D2081694832302E36816A984A93AD8C5F96F1964082CC837C8343839383678140838A815B8374838C836283672E707074>

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D2081694832302E36816A984A93AD8C5F96F1964082CC837C8343839383678140838A815B8374838C836283672E707074> 労 働 契 約 法 のポイント 労 働 契 約 法 がスタート! ~ 平 成 20 年 3 月 施 行 ~ 就 業 形 態 が 多 様 化 し が 個 別 に 決 定 変 更 される ようになり 個 別 労 働 紛 争 が 増 えています この 紛 争 の 解 決 の 手 段 とし ては 裁 判 制 度 のほかに 平 成 13 年 から 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 が 平 成 18 年

More information

Taro13-公示.jtd

Taro13-公示.jtd 参 加 者 の 有 無 を 確 認 する 公 募 手 続 に 係 る 参 加 意 思 確 認 書 の 提 出 を 求 める 公 示 平 成 19 年 4 月 12 日 九 州 地 方 整 備 局 熊 本 河 川 国 道 事 務 所 長 七 條 牧 生 次 のとおり 参 加 意 思 確 認 書 の 提 出 を 招 請 する 1. 業 務 概 要 (1) 業 務 名 用 地 補 償 総 合 技 術 (

More information

中根・金田台地区 平成23年度補償説明業務

中根・金田台地区 平成23年度補償説明業務 簡 易 公 募 型 競 争 入 札 方 式 に 準 じた 手 続 による 手 続 開 始 掲 示 次 とおり 指 名 競 争 入 札 参 加 者 選 定 手 続 を 開 始 します 平 成 23 年 6 月 1 日 中 根 金 田 台 開 発 事 務 所 長 関 根 宣 由 1 務 概 要 (1) 務 名 中 根 金 田 台 地 区 平 成 23 年 度 補 償 説 明 務 (2) 務 内 容 研

More information