Taro-第４７回「通常総会資料（作

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1 平 成 24 年 第 47 回 通 常 総 会 資 料 平 成 24 年 6 月 22 日

2 目 次 日 本 内 航 海 運 組 合 総 連 合 会 第 47 回 通 常 総 会 日 程 及 び 議 事 次 第 1 第 47 回 通 常 総 会 第 1 号 議 案 平 成 23 年 度 事 業 報 告 書 ( 案 ) 及 び 決 算 関 係 書 類 ( 案 )の 承 認 に 関 する 件 3 1. 平 成 23 年 度 事 業 報 告 書 ( 案 ) 5 2. 平 成 23 年 度 決 算 関 係 書 類 ( 案 ) (1) 平 成 23 年 度 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 及 び 内 航 海 運 老 齢 船 処 理 事 業 会 計 報 告 書 ( 案 )( 未 決 算 勘 定 ) 39 (2) 平 成 23 年 度 一 般 会 計 決 算 関 係 書 類 ( 案 ) 46 第 47 回 通 常 総 会 第 2 号 議 案 平 成 24 年 度 事 業 計 画 ( 案 ) 及 び 収 支 予 算 ( 案 )の 承 認 に 関 する 件 1. 平 成 24 年 度 事 業 計 画 ( 案 ) 平 成 24 年 度 収 支 予 算 ( 案 ) (1) 平 成 24 年 度 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 及 び 内 航 海 運 老 齢 船 処 理 事 業 資 金 収 支 予 算 ( 案 )( 未 決 算 勘 定 ) 57 (2) 平 成 24 年 度 一 般 会 計 収 支 予 算 ( 案 ) 58 第 47 回 通 常 総 会 第 3 号 議 案 平 成 24 年 度 事 業 計 画 実 施 要 領 ( 案 )の 承 認 に 関 する 件 59

3 日 本 内 航 海 運 組 合 総 連 合 会 第 47 回 通 常 総 会 日 程 及 び 議 事 次 第 開 催 日 程 平 成 24 年 6 月 22 日 ( 金 )14:00 開 催 場 所 千 代 田 区 平 河 町 海 運 ビル5 階 日 本 船 主 協 会 役 員 会 議 室 総 会 議 事 次 第 1. 開 会 2. 議 長 選 出 3. 議 案 審 議 第 1 号 議 案 平 成 23 年 度 事 業 報 告 書 ( 案 ) 及 び 決 算 関 係 書 類 ( 案 )の 承 認 に 関 する 件 第 2 号 議 案 平 成 24 年 度 事 業 計 画 ( 案 ) 及 び 収 支 予 算 ( 案 )の 承 認 に 関 する 件 第 3 号 議 案 平 成 24 年 度 事 業 計 画 実 施 要 領 ( 案 )の 承 認 に 関 する 件

4 第 1 号 議 案 平 成 23 年 度 事 業 報 告 書 ( 案 ) 及 び 決 算 関 係 書 類 ( 案 )の 承 認 に 関 する 件 1. 平 成 23 年 度 事 業 報 告 書 ( 案 ) 2. 平 成 23 年 度 決 算 関 係 書 類 ( 案 ) (1) 平 成 23 年 度 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 及 び 内 航 海 運 老 齢 船 処 理 事 業 会 計 報 告 書 ( 案 )( 未 決 算 勘 定 ) (2) 平 成 23 年 度 一 般 会 計 決 算 関 係 書 類 ( 案 )

5 平 成 23 年 度 事 業 報 告 書 目 次 事 業 の 概 要 7 業 務 関 係 事 項 Ⅰ 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 円 滑 かつ 着 実 な 実 施 11 Ⅱ 経 営 基 盤 強 化 対 策 の 推 進 1 運 賃 用 船 料 の 適 正 化 17 2 経 営 合 理 化 等 の 推 進 18 3 船 舶 建 造 の 円 滑 化 4 船 員 の 安 定 的 確 保 19 5 輸 送 の 安 全 の 確 保 20 6 公 正 な 取 引 環 境 の 整 備 21 Ⅲ カボタージュ 対 策 1 カボタージュ 制 度 の 堅 持 21 2 国 民 の 安 全 確 保 への 寄 与 22 3 カボタージュ 制 度 の 周 知 啓 蒙 Ⅳ 環 境 対 策 1 海 洋 環 境 保 護 対 策 の 推 進 23 2 大 気 汚 染 防 止 対 策 3 省 エネルギーと 地 球 温 暖 化 対 策 4 モーダルシフトの 推 進 等 24 Ⅴ 適 切 な 税 制 措 置 の 確 保 1 租 税 特 別 措 置 の 拡 充 及 び 期 限 延 長 25 2 新 規 の 要 望 事 項 Ⅵ 広 報 活 動 27

6 Ⅶ 東 日 本 大 震 災 による 災 害 対 策 の 実 施 28 Ⅷ 所 要 資 金 の 調 達 及 び 賦 課 金 の 賦 課 1 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 所 要 資 金 の 調 達 29 2 経 営 基 盤 強 化 対 策 及 びその 他 の 諸 対 策 のための 資 金 の 調 達 3 借 入 金 に 対 する 保 証 等 その 他 ( 総 務 関 係 事 項 ) 1 第 46 回 通 常 総 会 について 30 2 理 事 会 について 3 理 事 会 及 び 各 委 員 会 の 開 催 状 況 4 平 成 23 年 度 日 本 内 航 海 運 組 合 総 連 合 会 役 員 32 5 平 成 23 年 度 関 係 外 部 団 体 等 の 委 員 等 の 選 任 について 33 6 事 務 局 について 38

7 事 業 の 概 要 平 成 23 年 度 事 業 計 画 に 基 づき 内 航 海 運 業 の 経 営 の 安 定 と 地 位 の 向 上 を 目 的 と し 引 き 続 き 景 気 が 低 迷 している 状 況 に 的 確 に 対 応 していくため 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 円 滑 かつ 着 実 な 実 施 公 正 で 開 かれた 内 航 海 運 市 場 の 構 築 内 航 船 員 対 策 内 航 海 運 事 業 者 の 経 営 基 盤 強 化 カボタージュ 対 策 等 の 諸 対 策 を 推 進 する ことにより 内 航 海 運 業 界 が 直 面 している 厳 しい 経 営 環 境 の 打 開 に 一 致 団 結 して 取 り 組 んだ 今 年 度 は 昨 年 3 月 11 日 に 発 生 した 東 日 本 大 震 災 からの 復 旧 復 興 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 事 故 による 放 射 能 汚 染 への 対 応 に 重 点 を 置 いた 一 年 となった 我 が 国 経 済 は ギリシャに 端 を 発 したEUの 金 融 不 安 が 震 源 となり 世 界 経 済 を 牽 引 してきた 中 国 やインド 等 の 経 済 成 長 に 陰 りが 見 え 始 め 国 内 においては 東 日 本 大 震 災 とタイの 洪 水 によるサプライチェーンの 崩 壊 原 子 力 発 電 所 の 停 止 に よる 節 電 対 策 による 影 響 や 急 激 な 円 高 による 輸 出 の 減 速 により 景 気 回 復 の 鈍 化 が 顕 在 化 し 先 行 きの 不 透 明 感 が 拭 いきれない 状 況 にある 内 航 海 運 業 界 の 輸 送 量 は 東 日 本 大 震 災 原 子 力 発 電 所 の 事 故 サプライチェ ーンの 崩 壊 による 国 内 生 産 活 動 減 産 の 影 響 を 貨 物 船 は 色 濃 く 受 けたものの 油 送 船 は 火 力 発 電 所 向 け 燃 料 油 の 増 加 等 もあり 全 体 としては 貨 物 船 ほど 影 響 を 受 けな かった 業 界 を 取 り 巻 く 環 境 は 船 員 の 高 齢 化 に 伴 う 若 年 船 員 の 不 足 内 航 船 舶 の 代 替 建 造 意 欲 の 減 退 による 老 齢 船 比 率 の 上 昇 等 安 定 輸 送 の 確 保 に 支 障 を 生 じ かねない 喫 緊 の 課 題 が 山 積 している 一 方 東 日 本 大 震 災 における 内 航 海 運 の 緊 急 支 援 物 資 輸 送 等 への 対 応 が 政 府 経 済 界 や 一 般 の 方 々にも 高 く 評 価 されるとい う 一 面 もあった また 初 めての 試 みとして 企 画 した TVシンポジウム 国 民 生 活 と 国 の 安 全 を 守 る - 内 航 海 運 の 果 たすべき 役 割 と 課 題 - がその 意 味 でもまさに 時 宜 を 得 たものとなった 1 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 運 営 状 況 については 次 の 状 況 で 推 移 した 資 金 収 支 状 況 においては 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 か らの 借 入 金 は 借 り 換 えを 実 行 するとともに 市 中 銀 行 には 本 年 度 約 定 分 の 元 本 金 利 等 を 含 む 約 38 億 円 を 返 済 した また 建 造 申 請 量 が 回 復 傾 向 を 見 せた 反 面 交 付 金 申 請 量 は 前 年 に 引 き 続 き 低 調 であったことから 下 期 においては30 億 円 の 予 定 交 付 額 が 計 上 され この 枠 内 で 交 付 金 の 交 付 を 行 った 結 果 年 度 末 の 未 交 付 金 額 は 昨 年 度 末 の 約 50 億 円 から 約 20 億 円 に 減 少 した 次 に 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 については 内 航 海 運 代 替 建 造 対 策 検 討 会 が 平 成 23 年 3 月 に 提 言 した 報 告 書 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 在 り 方 の 中 で 平 成

8 28 年 度 以 降 は 交 付 金 の 対 象 船 舶 の 消 滅 による 交 付 金 の 廃 止 に 伴 い 納 付 金 の 免 除 制 度 留 保 制 度 がなくなる 一 方 で 納 付 金 自 体 は 収 支 相 償 うまで 続 くとし て これを 前 提 に 今 後 の 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 在 り 方 を 考 えていく 必 要 があ ると 指 摘 し 具 体 的 な 取 組 の 方 向 性 は 日 本 内 航 海 運 組 合 総 連 合 会 において 関 係 当 局 と 連 携 し 早 期 解 消 に 資 する 具 体 的 な 検 討 を 進 める としている これを 踏 まえ その 具 体 化 を 図 る 方 策 として 1 平 成 28 年 度 以 降 の 納 付 金 単 価 設 定 の 方 法 2 被 代 替 船 に 係 る 船 齢 及 び 所 有 期 間 に 関 する 条 件 及 び 代 替 船 に 係 る 所 有 期 間 の 条 件 3 環 境 性 能 に 優 れた 船 舶 に 代 替 建 造 するための 条 件 及 び 競 争 力 強 化 のための 集 約 化 要 件 等 を 中 心 に 国 土 交 通 省 との 協 議 が 進 められ 内 航 海 運 業 界 の 考 え 方 を 積 極 的 に 説 明 し 理 解 を 求 めた 2 経 営 基 盤 強 化 対 策 としては 運 賃 用 船 料 の 適 正 化 経 営 合 理 化 等 の 推 進 船 舶 建 造 の 円 滑 化 船 員 の 安 定 的 確 保 輸 送 の 安 全 の 確 保 及 び 公 正 な 取 引 環 境 の 整 備 等 広 範 な 分 野 における 諸 対 策 を 実 施 した (1) 運 賃 用 船 料 の 適 正 化 として 各 種 調 査 活 動 ( 内 航 海 運 輸 送 実 績 調 査 用 船 料 調 査 燃 料 油 高 騰 の 運 賃 転 嫁 状 況 調 査 等 )を 実 施 し 結 果 を 公 表 する こと 等 を 通 じて 荷 主 及 び 関 係 者 への 理 解 協 力 を 求 めた (2) 経 営 合 理 化 等 の 推 進 として 荷 主 団 体 等 からの 内 航 海 運 業 界 への 要 望 をも 踏 まえ 関 係 組 合 へ 船 主 のグループ 化 協 業 化 による 経 営 基 盤 強 化 に 向 けた 啓 蒙 活 動 及 び 経 営 相 談 室 における 事 業 運 営 に 関 する 広 範 な 相 談 への 対 応 に 努 めた (3) 船 舶 建 造 の 円 滑 化 として 代 替 建 造 促 進 対 策 の 一 環 として 造 船 所 43 社 に 対 して 建 造 受 注 量 調 査 を 実 施 した (4) 船 員 の 安 定 的 確 保 として 若 年 船 員 OJT 助 成 制 度 や 船 員 計 画 雇 用 促 進 事 業 などの 若 年 船 員 の 確 保 対 策 をはじめ ILO 海 上 労 働 条 約 の 国 内 法 化 に 伴 う 内 航 船 員 の 労 働 環 境 の 改 善 に 資 する 対 応 や 海 技 資 格 取 得 に 向 けた 内 航 船 員 教 育 の 充 実 等 の 他 国 土 交 通 省 主 催 の 船 員 ( 海 技 者 )の 確 保 育 成 に 関 する 検 討 会 への 参 画 など 船 員 を 取 り 巻 く 環 境 の 変 化 に 対 処 するための 諸 対 策 を 実 施 した (5) 輸 送 の 安 全 の 確 保 として 安 全 運 航 の 啓 蒙 活 動 を 柱 としつつ 新 たな 制 度 としての 船 橋 航 海 当 直 警 報 装 置 装 備 の 義 務 化 に 対 応 し 装 置 の 適 正 な 取 扱 いの 周 知 を 図 った (6) 公 正 な 取 引 環 境 の 整 備 として 公 正 取 引 委 員 会 国 土 交 通 省 の 通 達 下 請 け 取 引 の 適 正 化 及 び 下 請 け 事 業 者 への 配 慮 等 について を 受 け 全 国 各 地 に おいて 内 航 海 運 の 取 引 に 係 るトラブル 回 避 のための 契 約 書 の 必 須 条 項 につ いて の 説 明 会 を 開 催 し 周 知 徹 底 を 図 った

9 3 カボタージュ 対 策 については 平 成 22 年 3 月 に 沖 縄 県 の 自 由 貿 易 地 域 及 び 特 別 自 由 貿 易 地 域 に 限 定 して 例 外 的 に 認 められたカボタージュ 規 制 緩 和 の 特 例 措 置 は 現 在 のところ 輸 送 実 績 には 結 び 付 いていないが 緩 和 を 求 める 動 きはその 後 も 絶 えず 23 年 9 月 には 東 京 横 浜 川 崎 の 京 浜 3 港 が 国 際 競 争 力 の 強 化 を 図 るとして カボタージュ 規 制 の 緩 和 を 含 む 施 策 を 総 合 特 区 として 政 府 に 申 請 した これに 対 して 当 総 連 合 会 がカボタージュ 制 度 の 重 要 性 を 関 係 当 局 者 に 説 明 した 結 果 カボタージュ 制 度 の 緩 和 については 総 合 特 区 の 申 請 か ら 取 り 下 げられた 更 に 24 年 2 月 には 沖 縄 県 が 沖 縄 県 内 で 製 造 貯 蔵 され た 石 油 製 品 等 を 外 国 籍 船 で 国 内 輸 送 できるよう カボタージュ 制 度 の 緩 和 を 構 造 改 革 特 区 として 申 請 した これに 対 して 国 土 交 通 省 は 特 区 としての 対 応 は 困 難 であると 回 答 している このようにカボタージュ 問 題 は 予 断 を 許 さない 状 況 であるが 昨 年 発 生 した 東 日 本 大 震 災 では 非 常 時 における 内 航 海 運 の 重 要 性 が 多 くの 国 民 に 再 認 識 されており こうした 点 も 踏 まえて カボタージュ 制 度 の 堅 持 についての 理 解 を 求 めてきた 4 環 境 対 策 については 改 正 MARPOL 条 約 付 属 書 Ⅴ( 原 則 廃 棄 物 の 海 洋 投 棄 禁 止 ) 及 び 付 属 書 Ⅵ(NOx SOx PM 規 制 )への 対 応 を 行 政 当 局 と 協 議 を 進 めたり シッ プリサイクル 条 約 発 効 前 の 現 存 船 の 有 害 物 質 インベントリ 作 成 に 係 る 説 明 会 を 全 国 で 実 施 するとともに モーダルシフトの 推 進 のため 外 航 コンテナの 二 次 輸 送 量 の 実 態 調 査 を 実 施 し その 結 果 を 公 表 することで 推 進 に 努 めた 5 税 制 については 積 極 的 な 要 請 陳 情 活 動 の 結 果 平 成 23 年 12 月 10 日 の 平 成 24 年 度 税 制 改 正 大 綱 において 今 年 度 末 に 期 限 が 到 来 するの 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 の2 年 間 延 長 が 認 められた また 地 球 温 暖 化 対 策 税 の 導 入 に 際 して は 内 航 船 舶 に 対 し 新 たな 税 負 担 とならないよう 課 税 免 除 措 置 を 要 求 していた が 本 年 3 月 に 交 付 された 租 税 特 別 措 置 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 第 16 号 によ り24 年 10 月 1 日 以 後 地 球 温 暖 化 対 策 のための 石 油 石 炭 税 の 税 率 の 特 例 ( 還 付 措 置 )が26 年 3 月 31 日 まで 認 められた 6 広 報 活 動 については 広 報 の 一 層 の 充 実 を 図 るために 各 種 メディア パンフ レット 及 びホームページ 等 を 活 用 し 内 航 海 運 に 対 する 国 民 の 理 解 を 深 めるた めの 活 動 を 積 極 的 に 行 うとともに 初 めての 試 みとして 国 民 生 活 と 国 の 安 全 を 守 る- 内 航 海 運 の 果 たすべき 役 割 と 課 題 - と 題 して 有 識 者 によるパネル ディスカッション 方 式 でのシンポジウムを 開 催 した

10 その 模 様 は テレビシンポジウム 海 から 暮 らしを 支 える~ 内 航 海 運 の 可 能 性 ~ と 題 されてNHKEテレで 放 映 された また 海 事 振 興 連 盟 が 全 国 の 海 事 都 市 を 中 心 として 開 催 しているタウンミー ティングにおいて 内 航 海 運 の 現 状 と 課 題 についての 意 見 交 換 を 行 い 理 解 と 支 援 を 要 望 した 今 年 度 は 7 月 に 仙 台 市 2 月 に 下 関 市 において 開 催 された 7 平 成 23 年 3 月 11 日 に 発 生 した 東 日 本 大 震 災 に 際 し 直 ちに 東 日 本 大 震 災 対 策 本 部 を 設 置 し 政 府 等 の 要 請 による 燃 料 や 家 畜 用 飼 料 をはじめ 各 種 の 緊 急 支 援 物 資 並 びに 復 興 資 材 等 の 輸 送 を 実 施 し 被 災 地 支 援 に 貢 献 した

11 業 務 関 係 事 項 Ⅰ 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 円 滑 かつ 着 実 な 実 施 1 解 撤 等 交 付 金 関 係 平 成 10 年 5 月 に 運 輸 大 臣 の 認 可 を 受 けて 実 施 されている 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 は 14 年 目 を 迎 えた 内 航 海 運 業 界 の 景 況 は 輸 送 量 が 前 年 度 とほぼ 同 水 準 で 推 移 する 等 景 気 回 復 が 足 踏 みする 中 で 交 付 金 申 請 量 は 昨 年 度 よりは 減 少 する 結 果 となった 具 体 的 には 別 表 4(1) 解 撤 等 交 付 金 関 係 集 計 表 1 平 成 23 年 度 解 撤 等 交 付 金 受 付 期 別 認 定 状 況 5) 平 成 23 年 度 総 計 のとおり 年 間 交 付 金 申 請 認 定 量 は 13 隻 であり 前 年 度 の19 隻 に 比 較 し 6 隻 の 減 となっている また 交 付 金 の 認 定 状 況 は 24 年 3 月 末 日 現 在 で 対 象 船 舶 の 認 定 累 計 が 1,744 隻 2,059,558 対 象 トン 交 付 金 額 130,707 百 万 円 うち 交 付 金 交 付 済 み が1,708 隻 2,000,702 対 象 トン 交 付 額 128,489 百 万 円 となり 差 し 引 き36 隻 58,856 対 象 トン 交 付 金 額 2,218 百 万 円 が 未 交 付 となっている 交 付 金 の 交 付 は 資 金 管 理 計 画 に 基 づいて 計 上 される 予 定 交 付 額 の 範 囲 内 で 実 施 されるが 23 年 度 は 建 造 認 定 量 が 回 復 傾 向 を 見 せ 建 造 納 付 金 収 入 も 前 年 度 より 増 収 となったことから 23 年 度 下 期 においては30 億 円 を 限 度 とする 予 定 交 付 額 が 設 定 された 結 果 当 年 度 における 交 付 金 交 付 実 績 は 40 隻 63,622 対 象 トン 交 付 額 2,987 百 万 円 となった 2 建 造 認 定 建 造 等 納 付 金 免 除 認 定 関 係 本 年 度 の 建 造 等 認 定 量 は 107 隻 と100 隻 の 大 台 を 超 え 77 隻 に 止 まった 前 年 度 を 大 幅 に 上 回 る 結 果 となった 具 体 的 には 本 年 度 末 時 点 における 年 間 建 造 認 定 実 績 量 は 別 表 のとおり 107 隻 255,816 対 象 トンであるが これを 前 年 度 と 比 較 すると 隻 数 において30 隻 (39%) 増 対 象 トン 数 において105,078トン(70%) 増 となり 大 幅 に 増 加 している 建 造 等 認 定 量 が 大 幅 増 となった 要 因 としては 経 済 状 況 がリーマンショック 後 の 回 復 基 調 にあったこと 東 日 本 大 震 災 に 対 応 する 船 舶 が 必 要 となったこと 船 齢 の 高 齢 化 が 進 み 代 替 需 要 が 顕 在 化 してきたこと 等 の 背 景 があると 考 えられ る 一 方 において 本 年 度 の 免 除 船 認 定 実 績 も 232 隻 225,649 対 象 トン 免 除 額 6,659 百 万 円 となり 隻 数 で77 隻 (50%) 増 対 象 トン 数 で87,993トン(64%) 増 免 除 額 で1,838 百 万 円 (38%) 増 の 大 幅 増 となったが このことは 直 接 的 にも 間 接 的 にも 代 替 建 造 量 が 増 加 してきていることを 表 している この 結 果 本 年 度 の 建 造 等 納 付 金 額 から 免 除 認 定 額 を 差 し 引 いた 実 質 建 造 等 納 付 額 は 6,772 百 万 円 となり 前 年 度 比 30 億 68 百 万 円 (83%)の 大 幅 増 となった

12 3 内 航 二 法 の 遵 守 関 係 本 年 度 は コンプライアンスの 観 点 からモニター 制 度 の 活 用 により 違 反 行 為 の 把 握 や 防 止 に 努 めるとともに 平 成 16 年 度 に 設 定 された 積 載 トン 数 の 確 認 等 に 係 る 正 常 化 処 理 要 領 に 基 づき 認 定 トン 数 と 輸 送 能 力 の 乖 離 している 旨 申 告 のあった 船 舶 に 対 する 審 査 等 の 実 務 処 理 を 実 施 した なお 平 成 23 年 度 の 処 理 状 況 は 別 表 のとおりである 4 平 成 23 年 度 における 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 関 係 の 認 定 状 況 等 は 下 表 のとお りであった (1) 解 撤 等 交 付 金 関 係 集 計 表 1 平 成 23 年 度 解 撤 等 交 付 金 受 付 期 別 認 定 状 況 1) 平 成 23 年 3 月 期 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 交 付 金 額 ( 単 位 : 円 ) 一 般 貨 物 8 4,988 11, ,645,000 特 殊 船 曳 船 油 送 船 合 計 8 4,988 11, ,645,0000 2) 平 成 23 年 5 月 期 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 交 付 金 額 ( 単 位 : 円 ) 一 般 貨 物 特 殊 船 ,242 27,945,000 曳 船 油 送 船 合 計 ,242 27,945,0000 3) 平 成 23 年 9 月 期 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 交 付 金 額 ( 単 位 : 円 ) 一 般 貨 物 特 殊 船 1 6,801 4,023 81,465,750 曳 船 油 送 船 合 計 1 6,801 4,023 81,465,750

13 4) 平 成 23 年 11 月 期 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 交 付 金 額 ( 単 位 : 円 ) 一 般 貨 物 3 1,152 3, ,082,000 特 殊 船 曳 船 油 送 船 合 計 3 1,152 3, ,082,000 5) 平 成 23 年 度 総 計 ( 平 成 23 年 3 月 期 ~ 平 成 23 年 11 月 期 ) 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 交 付 金 額 ( 単 位 : 円 ) 一 般 貨 物 11 6,140 15, ,727,000 特 殊 船 2 7,297 5, ,410,750 曳 船 油 送 船 合 計 13 13,437 20, ,137,750 6) 平 成 10 年 度 ~ 平 成 23 年 度 総 合 計 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 交 付 金 額 ( 単 位 : 円 ) 一 般 貨 物 , ,832 70,356,599,500 特 殊 船 , ,701 25,021,649,475 曳 船 64 6,640 69, ,166,500 油 送 船 , ,961 34,750,075,625 合 計 1, ,905 2,059, ,707,491,100 注 : 3 月 期 受 付 分 10 隻 の 認 定 審 査 は 平 成 24 年 5 月 開 催 の 理 事 会 とな るため 本 表 には 算 入 していない 2 平 成 23 年 度 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 解 撤 等 交 付 金 交 付 状 況 1) 平 成 23 年 度 下 期 における 解 撤 等 交 付 金 交 付 実 績 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 交 付 金 額 ( 単 位 : 円 ) 一 般 貨 物 30 15,854 41,028 2,375,328,000 特 殊 船 ,415 37,497,500 曳 船 油 送 船 9 8,203 21, ,575,500 合 計 40 24,555 63,622 2,987,401,000

14 2) 平 成 23 年 度 末 における 解 撤 等 交 付 金 交 付 実 績 申 請 期 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 交 付 金 額 ( 単 位 : 円 ) 平 成 10 年 度 合 計 , ,555 57,383,933,000 平 成 11 年 度 合 計 , ,876 9,547,185,400 平 成 12 年 度 合 計 , ,238 11,840,073,225 平 成 13 年 度 合 計 , ,045 25,980,407,500 平 成 14 年 度 合 計 , ,609 13,371,788,000 平 成 15 年 度 合 計 34 34,038 51,045 2,400,350,075 平 成 16 年 度 合 計 , ,376,300 平 成 17 年 度 合 計 2 1,733 3, ,331,600 平 成 18 年 度 合 計 19 28,474 39,766 1,611,993,500 平 成 19 年 度 合 計 6 7,604 11, ,564,200 平 成 20 年 度 合 計 49 51,230 96,147 3,855,615,550 平 成 21 年 度 合 計 26 16,419 41,404 1,848,748,000 平 成 22 年 度 合 計 平 成 23 年 度 合 計 合 計 1, ,111 2,000, ,489,366,350 (2) 平 成 23 年 度 建 造 等 申 請 納 付 金 免 除 申 請 集 計 表 1 平 成 23 年 度 建 造 等 認 定 建 造 等 納 付 金 免 除 認 定 状 況 ( 納 付 金 免 除 額 単 位 : 円 ) 建 造 船 認 定 実 績 建 造 等 納 付 金 免 除 船 認 定 実 績 差 引 納 付 額 船 種 区 分 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 建 造 納 付 金 隻 数 総 トン 数 免 除 トン 数 納 付 金 免 除 額 油 送 船 43 70, ,030 58,503,97, , ,048 2,365,004,000 3,485,393,500 一 般 貨 物 船 48 35,590 77,523 5,891,748, ,253 89,573 3,557,115,900 2,334,632,100 特 殊 貨 物 船 12 33,243 37,043 1,576,885, ,645 17, ,869, ,016,000 曳 船 , ,982, , ,005 65,187,600 46,794,400 総 計 , ,816 13,431,013, , ,649 6,659,177,000 6,771,836,000

15 2 平 成 10 年 4 月 期 ~ 平 成 24 年 1 月 期 までの 累 計 集 計 表 ( 認 定 ベース) ( 納 付 金 免 除 額 単 位 : 円 ) 建 造 船 免 除 船 差 引 納 付 額 船 種 区 分 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 建 造 納 付 金 隻 数 総 トン 数 免 除 トン 数 免 除 額 油 送 船 , ,092 50,332,025, , ,545 22,802,885,081 27,529,139,919 一 般 貨 物 船 , ,232 81,494,308, , ,553 44,539,046,182 36,955,261,818 特 殊 貨 物 船 , ,743 20,168,148, , ,116 7,081,056,275 13,087,091,825 モータ ルシフト 船 A , ,889 3,626,050,000 3,626,050,000 モータ ルシフト 船 B 1 5,844 6, ,120, ,120,000 沖 縄 特 例 船 A 5 36,563 45, ,620, ,620,000 大 型 Fーコンテナ 船 4 6,823 11, ,624, ,624,000 曳 船 82 15, ,730 2,285,768, , , ,747,400 1,478,020,600 総 計 1,158 1,468,012 2,613, ,460,663,100 1,521 1,130,514 1,707,479 75,230,734,938 84,229,928,162 3 平 成 23 年 度 内 航 臨 時 投 入 認 定 状 況 船 種 件 数 総 トン 数 対 象 トン 数 建 造 等 納 付 金 ( 単 位 : 円 ) 一 般 貨 物 船 ( P ) ,339 一 般 貨 物 船 ( B ) 1 1,408 2,346 1,659,198 石 材 砂 砂 利 専 用 船 (P) ,212 石 材 砂 砂 利 専 用 船 (B) 2 8,400 14,000 5,940,864 セ メ ン ト 船 75 87, ,567 23,648,766 起 重 機 船 5 5,628 2,800 91,821 台 船 , ,293 12,853,051 曳 船 1 2,096 7, ,329 油 送 船 55 1,535,343 2,948, ,216,544 特 殊 タ ン ク 船 8 3,896 8,074 3,033,824 総 計 179 1,808,818 3,490, ,923,948 4 平 成 23 年 度 認 定 条 件 変 更 申 請 関 係 本 年 度 は 下 記 のとおり78 件 の 申 請 を 処 理 した 1) 暫 定 措 置 事 業 規 程 関 係 申 請 案 件 34 件 2) 旧 規 程 関 係 申 請 案 件 20 件 合 計 78 件 3) 解 撤 等 交 付 金 関 係 申 請 案 件 24 件

16 5 平 成 23 年 度 竣 工 船 審 査 本 年 度 に 竣 工 し 認 定 された 船 舶 は 下 記 のとおりであった 認 定 トン 数 竣 工 トン 数 差 船 種 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 総 トン 数 対 象 トン 数 総 トン 数 対 象 トン 数 貨 物 船 59 68, ,989 68, , 曳 船 , , 油 送 船 26 34,843 64,394 34,881 64, 総 計 , , , , 平 成 23 年 度 海 外 売 船 状 況 本 年 度 における 内 航 船 舶 の 船 種 別 売 船 先 別 海 外 売 船 状 況 は 下 表 の とおりであった 船 種 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 一 般 貨 物 船 , ,324 砂 利 船 18 7,975 19,753 その 他 特 殊 船 11 11,176 16,325 曳 船 6 1,387 14,860 油 送 船 42 41,553 88,162 総 計 , ,424 売 船 先 ( 国 名 ) 隻 数 総 トン 数 対 象 トン 数 インドネシア 68 39,138 97,179 フ ィ リ ピ ン 20 5,644 14,679 大 韓 民 国 20 10,654 27,711 U A E 15 4,069 11,317 香 港 特 別 行 政 区 12 9,191 21,871 シンガポール 10 13,019 25,563 そ の 他 46 32,211 81,104 総 計 , ,424 7 平 成 23 年 度 モニター 報 告 及 び 投 書 について 本 年 度 は モニター 調 査 員 等 により 年 間 を 通 じてモニター 活 動 を 行 うとともに モニター 報 告 及 び 投 書 による 事 案 について1 件 処 理 した

17 8 平 成 23 年 度 積 載 トン 数 の 正 常 化 処 理 実 績 平 成 24 年 3 月 31 日 現 在 の 積 載 トン 数 正 常 化 の 処 理 実 績 は 下 表 のとお りとなっている 1) 正 常 化 処 理 申 請 内 訳 申 請 分 隻 数 正 常 化 トン 数 納 付 金 額 ( 単 位 : 円 ) 一 般 貨 物 船 ,938 3,982,948,000 特 殊 貨 物 船 , ,772,500 台 船 艀 32 10, ,000,000 合 計 1, ,614 4,839,720,500 2) 処 理 区 分 に 関 する 内 訳 処 理 区 分 正 常 化 トン 数 納 付 金 額 ( 単 位 : 円 ) 保 証 金 処 理 6, ,800,500 納 付 金 処 理 106,465 4,198,920,000 合 計 112,614 4,839,720,500 Ⅱ 経 営 基 盤 強 化 対 策 の 推 進 1 運 賃 用 船 料 の 適 正 化 (1) 船 腹 需 給 の 適 正 化 組 合 員 の 事 業 運 営 に 資 するため 内 航 海 運 の 元 請 オペレータ( 運 送 事 業 者 )を 対 象 とした 輸 送 実 績 調 査 を 半 期 毎 に 年 2 回 実 施 するとともに 内 航 輸 送 量 における 主 要 元 請 オペレータを 対 象 とした 輸 送 実 績 調 査 を 毎 月 実 施 し その 調 査 結 果 をプレス 発 表 及 び 当 総 連 合 会 のホームページを 通 じ て 情 報 提 供 した また 鉄 鋼 業 界 ( 鉄 鋼 連 盟 に 加 入 する 鉄 鋼 メーカー)との 意 見 交 換 の 場 で ある 鉄 鋼 内 航 輸 送 協 議 会 を 平 成 23 年 10 月 4 日 に 開 催 し 鉄 鋼 側 から 鉄 鋼 業 の 現 状 を 聴 取 するとともに 内 航 側 から 内 航 海 運 の 現 況 と 課 題 について 説 明 したうえで 内 航 船 と 内 航 船 員 の 需 給 展 望 について 意 見 交 換 を 行 った なお 鉄 鋼 側 からは 内 航 海 運 業 界 に 対 する 要 望 として 船 主 のグループ 化 協 業 化 による 経 営 基 盤 の 強 化 が 求 められた 他 オブザーバーとして 出 席 された 国 土 交 通 省 からは 内 航 海 運 行 政 をめぐる 最 近 の 動 向 について 説 明 が 行 われた

18 (2) 適 正 な 運 賃 用 船 料 の 確 保 内 航 貨 物 船 のオーナー( 貸 渡 事 業 者 )を 対 象 とした 用 船 料 及 び 運 航 委 託 費 に 係 る 調 査 を 年 度 末 に 実 施 した 他 内 航 の 貨 物 船 タンカー 及 びケミ カルタンカーのオーナーを 対 象 とした 同 一 船 舶 における 同 様 の 調 査 を 半 期 毎 に 年 2 回 実 施 し 調 査 結 果 を e- 内 航 を 通 じて 情 報 提 供 した 日 本 銀 行 調 査 統 計 局 の 物 価 指 数 月 報 を 基 に 直 近 の 過 去 1 年 間 における 運 輸 関 連 サービス 価 格 の 業 種 別 推 移 図 表 及 び 内 航 貨 物 輸 送 における 運 賃 推 移 図 表 等 を 作 成 し e- 内 航 に 掲 載 した また 原 油 価 格 の 高 騰 に 関 連 して オペレーターが 購 入 する 国 内 船 舶 用 燃 料 油 価 格 の 上 昇 分 に 対 する 荷 主 への 転 嫁 状 況 を 把 握 するため 半 期 毎 にアンケート 調 査 を 実 施 し 結 果 の 公 表 を 通 して 荷 主 及 び 関 係 者 に 理 解 と 協 力 を 求 めた (3) 船 舶 運 航 モデルコストの 活 用 内 航 海 運 業 のコスト 構 造 に 対 する 関 係 者 共 通 の 理 解 を 醸 成 する 目 的 で 平 成 19 年 1 月 に( 財 ) 運 輸 政 策 研 究 機 構 から 内 航 海 運 コスト 分 析 調 査 報 告 書 が 公 表 されているが その 後 の 経 済 環 境 の 変 化 により 各 種 経 費 が 変 動 していることから 船 員 費 船 舶 修 繕 費 潤 滑 油 費 に 係 る 補 完 調 査 を 行 う とともに アルファ 社 会 科 学 ( 株 )に 委 託 して 鉄 鋼 船 石 油 タンカー ケ ミカルタンカーの 各 船 型 に 関 わる 船 舶 コストの 分 析 及 びモデル 船 舶 コスト の 算 出 を 実 施 し その 結 果 を e- 内 航 を 通 じて 事 業 者 に 情 報 提 供 した 2 経 営 合 理 化 等 の 推 進 (1) 平 成 13 年 度 に 作 成 した 協 業 化 のための 栞 等 に 基 づき 関 係 組 合 を 通 じて 啓 蒙 活 動 を 行 った (2) 船 舶 管 理 会 社 を 活 用 したグループ 化 の 推 進 の 為 内 航 船 舶 管 理 ガイドラ インの 作 成 に 携 わり 内 航 業 界 の 意 見 を 反 映 することができた (3) 経 営 相 談 室 において 組 合 員 の 事 業 経 営 に 関 する 広 範 な 相 談 に 対 応 した 3 船 舶 建 造 の 円 滑 化 具 体 的 な 内 航 船 舶 の 建 造 見 通 しを 踏 まえ 今 後 の 代 替 建 造 促 進 の 対 策 を 講 じるため 平 成 23 年 9 月 に 前 回 調 査 まで 回 答 のあった 造 船 所 43 社 に 対 して 建 造 ( 起 工 ベース) 受 注 量 ( 船 種 船 型 契 約 状 況 別 ) 調 査 を23 年 下 期 から25 年

19 上 期 までの4 期 2 年 間 を 調 査 対 象 期 間 として 実 施 した 回 答 造 船 所 は36 社 で このうち 内 航 船 舶 建 造 予 定 造 船 所 は29 社 であった 調 査 結 果 概 要 は 23 年 度 起 工 予 定 隻 数 は 東 日 本 大 震 災 に 起 因 する 輸 送 需 要 が 高 まり 71 隻 で 前 年 調 査 結 果 の62 隻 より9 隻 増 あった また 24 年 度 起 工 予 定 隻 数 は 61 隻 で 前 年 度 起 工 予 定 隻 数 より10 隻 減 となっている 4 船 員 の 安 定 的 確 保 船 員 を 取 り 巻 く 雇 用 環 境 の 変 化 等 に 適 切 に 対 処 し 労 働 環 境 の 改 善 や 新 規 船 員 の 確 保 育 成 海 技 資 格 取 得 に 向 けた 船 員 教 育 の 充 実 等 を 図 るために 次 の 諸 対 策 を 実 施 した (1) 労 働 環 境 の 改 善 1 平 成 23 年 度 船 員 災 害 防 止 実 施 計 画 を 内 航 業 界 へ 周 知 し 船 員 の 災 害 防 止 安 全 の 確 保 管 理 指 導 の 周 知 徹 底 を 図 り 船 員 の 労 働 環 境 の 改 善 に 努 めた 2 ILO 海 上 労 働 条 約 の 国 内 法 化 に 伴 い 国 土 交 通 省 と 連 携 して 平 成 23 年 9 月 から10 月 にかけて 全 国 5カ 所 ( 東 京 神 戸 広 島 高 松 福 岡 )に おいて 船 員 法 改 正 案 の 説 明 会 を 開 催 し その 周 知 に 努 めた (2) 船 員 雇 用 の 充 実 1 平 成 23 年 5 月 国 土 交 通 省 が 開 催 した 船 員 ( 海 技 者 )の 確 保 育 成 に 関 する 検 討 会 に 積 極 的 に 参 画 し 航 機 両 用 教 育 のあり 方 求 められ る 内 航 船 員 像 内 航 船 の 運 航 実 態 に 即 した 教 育 訓 練 等 について 内 航 海 運 業 界 としての 意 見 を 述 べ 検 討 会 報 告 に 反 映 することができた 2 船 員 計 画 雇 用 促 進 事 業 ( 旧 若 年 船 員 トライアル 雇 用 事 業 )( 若 年 者 を6ヶ 月 間 試 行 的 に 雇 用 した 組 合 員 に 対 し 国 と 共 同 しSECOJ(( 財 ) 日 本 船 員 福 利 雇 用 促 進 センターを 介 して 助 成 する 制 度 )については 若 年 者 153 名 を 対 象 に70 社 に 対 し 助 成 した 3 若 年 船 員 OJT 助 成 制 度 ( 若 年 船 員 を 初 めて 雇 用 しOJT 教 育 ( 船 上 教 育 訓 練 )を 実 施 した 組 合 員 に 対 し 助 成 する 制 度 )については 規 程 を 一 部 改 正 し 本 年 度 より 新 たに 尾 道 海 技 学 院 が 開 催 する 6 級 海 技 士 ( 航 海 ) 短 期 航 海 当 直 資 格 別 科 ( 短 期 養 成 コース) を 修 了 した 者 を 対 象 に 加 え るとともに 対 象 となる 船 員 の 年 齢 を30 才 未 満 の 若 年 船 員 に 限 定 するこ ととした 本 年 度 は 若 年 船 員 72 名 を 対 象 に41 社 に 対 し 助 成 (2,280 万 円 )した 4 海 上 技 術 学 校 海 上 技 術 短 期 大 学 校 の 生 徒 学 生 70 名 に 対 し 32 社 船 舶 41 隻 の 協 力 を 得 て 内 航 船 乗 船 体 験 を 実 施 ( 平 成 23 年 7 月 末 ~8 月 )し

20 た 5 各 地 の 内 航 船 員 確 保 対 策 協 議 会 活 動 に 対 し 助 成 (500 万 円 )し 船 員 確 保 対 策 を 推 進 した 6 船 員 採 用 ソースのひとつである 水 産 系 高 校 との 意 見 交 換 会 を 再 開 し 近 い 将 来 の 船 員 不 足 に 備 えることとし 今 後 も 継 続 して 開 催 することと した 7 内 航 船 員 確 保 対 策 広 報 活 動 として 全 国 の 海 事 機 関 関 係 団 体 等 に 対 して DVD 海 を 駆 ける 若 者 たち 海 へ や 小 冊 子 What is 内 航 海 運? を 活 用 し 内 航 船 の 我 が 国 経 済 社 会 の 中 で 果 たしている 役 割 や 内 航 船 員 の 仕 事 や 生 活 について 平 易 に 紹 介 し 新 規 船 員 の 確 保 に 努 めた (3) 船 員 教 育 の 充 実 1 平 成 19 年 4 月 独 立 行 政 法 人 海 技 教 育 機 構 海 技 大 学 校 において 新 6 級 海 技 士 ( 航 海 ) 課 程 が 創 設 された 同 課 程 への 受 講 生 12 名 に 対 して 受 講 費 用 の 一 部 として 直 接 教 育 機 関 へ 助 成 (84 万 円 )し 新 人 船 員 の 育 成 確 保 対 策 の 推 進 を 図 った 2 ( 財 ) 海 技 教 育 財 団 が 実 施 する 生 徒 学 生 募 集 のためのPR 活 動 事 業 等 に 対 し 助 成 (1,300 万 円 )し その 促 進 を 図 った 5 輸 送 の 安 全 の 確 保 (1) 運 輸 安 全 マネージメント 制 度 の 効 果 的 運 用 を 図 るため 事 業 形 態 に 応 じ た 安 全 管 理 規 程 ( 雛 形 ) の 作 成 に 行 政 当 局 と 協 力 して 取 り 進 めている ことと 運 用 面 で 運 送 事 業 者 に 定 着 するよう 啓 蒙 活 動 に 努 めた (2) 内 航 海 運 における 使 用 燃 料 油 潤 滑 油 に 関 する 実 態 調 査 に 基 づき 技 術 面 からの 周 知 徹 底 を 図 るとともに 燃 料 油 に 起 因 する 機 関 損 傷 事 故 を 未 然 に 防 ぐため 補 油 時 の 燃 料 油 サンプリングを 励 行 して 安 全 運 航 につながるよ う 周 知 及 び 啓 蒙 活 動 に 努 めた (3) 内 航 船 舶 の 安 全 確 保 の 観 点 から 新 世 代 復 原 性 基 準 ( 非 損 傷 時 )の 策 定 に 参 画 するとともに 次 世 代 航 海 システム(e-ナビゲーション)の 検 討 に 参 加 した (4) 内 航 ビジョン 等 に 基 づく 新 技 術 新 システムの 開 発 協 力 として 電 気 推 進 船 (SES) 及 び 高 度 船 舶 安 全 管 理 システム 搭 載 船 の 実 証 試 験 を 踏 まえて 船 舶 設 備 の 高 度 化 による 労 働 環 境 の 改 善 と 省 力 化 の 可 能 性 について 検 討 し

21 た (5) 平 成 23 年 7 月 1 日 以 降 150 総 トン 以 上 の 船 舶 に 船 橋 航 海 当 直 警 報 装 置 (BNWA S) 装 備 が 義 務 化 されるのを 機 に 同 装 置 の 適 正 な 取 扱 いの 周 知 及 び 安 全 運 航 に 対 する 啓 蒙 活 動 に 努 めた 6 公 正 な 取 引 環 境 の 整 備 (1) 下 請 取 引 の 適 正 化 及 び 下 請 事 業 者 への 配 慮 等 について (H23.11 公 正 取 引 委 員 会 国 土 交 通 省 )のそれぞれの 通 達 を 受 け 組 合 員 に 対 し 周 知 徹 底 を 図 った (2) 全 国 9ヶ 所 ( 松 山 今 治 徳 島 鹿 児 島 長 崎 小 倉 唐 津 名 古 屋 徳 山 )において 内 航 海 運 の 取 引 に 係 るトラブル 回 避 のための 契 約 書 の 必 須 条 項 について の 説 明 会 を( 社 ) 日 本 海 運 集 会 所 と 共 同 で 開 催 し 内 航 海 運 に 適 用 される 独 占 禁 止 法 の 規 程 及 び 過 去 のトラブル 事 例 を 回 避 するための 必 須 条 項 について 説 明 のうえ 周 知 徹 底 を 図 った Ⅲ カボタージュ 対 策 1 カボタージュ 制 度 の 堅 持 カボタージュ 制 度 は 国 防 及 び 産 業 政 策 の 観 点 から アメリカ 欧 州 ア ジア 等 大 多 数 の 海 運 国 で 実 施 されており グローバル スタンダードともい える 制 度 である 我 が 国 においてもカボタージュ 制 度 は 内 航 海 運 の 存 立 に とって 不 可 欠 であるのみならず 国 の 安 全 保 障 上 も 非 常 に 重 要 である しかしながら 近 年 主 にコスト 論 的 な 観 点 からカボタージュ 制 度 の 廃 止 乃 至 緩 和 を 求 める 動 きがしばしば 見 られるのであって とりわけ 平 成 22 年 3 月 に 国 土 交 通 省 が 沖 縄 県 那 覇 市 の 自 由 貿 易 地 域 と 同 県 うるま 市 の 特 別 自 由 貿 易 地 域 に 限 定 した 特 例 措 置 として 邦 船 社 が 運 航 する 外 国 籍 船 また は 二 国 間 の 相 互 主 義 に 基 づく 外 国 籍 船 を 対 象 に 沖 縄 と 本 土 間 の 沿 岸 輸 送 を 認 めたことは こうした 動 きを 象 徴 するものである 現 在 までのところ 本 事 案 で 外 国 籍 船 の 輸 送 実 績 は 発 生 していないが 今 後 同 様 な 動 きが 広 がるこ とが 懸 念 されるところであり 実 際 以 下 のような 事 例 が 発 生 している 先 ずカボタージュ 制 度 を 巡 る 議 論 としては 政 府 の 行 政 刷 新 会 議 の 規 制 制 度 改 革 に 関 する 分 科 会 で 一 部 の 委 員 からカボタージュ 規 制 の 見 直 しを 求 める 意 見 が 出 て 23 年 1 月 の 同 分 科 会 の 中 間 とりまとめ に 記 載 されたが 実 施 には 至 っていない

22 また 国 の 産 業 政 策 である 原 油 備 蓄 と 関 連 して 外 国 籍 船 による 原 油 の 国 内 輸 送 が 行 われようとしている これは 沖 縄 の 原 油 タンクをサウジアラビア のサウジアラムコ 社 に 貸 与 して 原 油 を 備 蓄 し 外 航 タンカーで 本 土 に 二 次 輸 送 を 行 うという 構 想 で 23 年 2 月 に30 万 キロリットルの 原 油 を 積 んだ 第 一 船 が 沖 縄 に 入 港 した 将 来 外 航 タンカーで 本 土 に 二 次 輸 送 されることが 予 想 される 一 方 国 の 特 区 制 度 を 活 用 してカボタージュ 制 度 を 崩 そうという 動 きも 起 きている 23 年 9 月 には 東 京 横 浜 川 崎 の 京 浜 3 港 が 国 際 競 争 力 の 強 化 を 図 るとして カボタージュ 規 制 の 緩 和 を 含 む 施 策 を 総 合 特 区 として 政 府 に 申 請 したが 当 総 連 合 会 がカボタージュ 制 度 の 重 要 性 を 関 係 当 局 者 に 説 明 した 結 果 カボタージュ 制 度 の 緩 和 については 総 合 特 区 の 申 請 から 取 り 下 げられ た 更 に24 年 2 月 には 沖 縄 県 が 沖 縄 県 内 で 製 造 貯 蔵 された 石 油 製 品 等 を 外 国 籍 船 で 国 内 輸 送 できるよう カボタージュ 制 度 の 緩 和 を 構 造 改 革 特 区 として 申 請 した これに 対 して 国 土 交 通 省 は 特 区 としての 対 応 は 困 難 であ ると 回 答 している このようにカボタージュ 制 度 を 巡 る 状 況 は 予 断 を 許 さないものがあるが 次 節 で 記 述 するように 昨 年 発 生 した 東 日 本 大 震 災 では 非 常 時 における 内 航 海 運 の 重 要 性 が 国 民 に 再 認 識 されており こうした 点 も 踏 まえて カ ボタージュ 制 度 の 堅 持 に 鋭 意 傾 注 した 2 国 民 の 安 全 確 保 への 寄 与 平 成 23 年 3 月 に 発 生 した 東 日 本 大 震 災 では 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 重 大 事 故 による 放 射 能 汚 染 を 恐 れて 一 部 の 外 国 船 が 関 係 地 域 への 寄 港 を 忌 避 するなど 物 流 の 現 場 に 混 乱 があった これは カボタージュ 制 度 を 緩 和 し た 場 合 に 緊 急 時 の 輸 送 を 外 国 船 に 頼 ることができるのかという 点 で 重 大 な 懸 念 を 惹 起 させるものである そうした 中 で 内 航 海 運 は 被 災 者 救 援 と 復 興 支 援 に 向 けて 積 極 的 に 輸 送 活 動 を 行 い 輸 送 事 業 者 としての 使 命 を 果 た した 3 カボタージュ 制 度 の 周 知 啓 蒙 カボタージュ 制 度 が 上 記 のように 世 界 の 多 くの 国 々で 実 施 されているグロ ーバルスタンダードなものであることを 踏 まえて その 必 要 性 と 重 要 性 が 関 係 者 をはじめ 国 民 一 般 に 広 く 理 解 されるよう 様 々な 形 で 周 知 啓 蒙 に 努 め た

23 Ⅳ 環 境 対 策 内 航 海 運 における 環 境 対 策 として 1973 年 の 船 舶 による 汚 染 の 防 止 のため の 国 際 条 約 (MARPOL 条 約 )に 関 する1978 年 の 議 定 書 等 の 批 准 に 関 連 した 海 洋 環 境 の 保 護 対 策 大 気 汚 染 防 止 及 び 省 エネ 対 策 並 びに 二 酸 化 炭 素 排 出 削 減 等 を 目 的 としたモーダルシフト 等 を 推 進 している 1 海 洋 環 境 保 護 対 策 の 推 進 (1) 内 航 船 の 廃 棄 物 の 処 理 と 受 入 施 設 に 関 する 調 査 研 究 及 び 内 航 ケ ミカルタンカーの 廃 棄 物 の 処 理 と 受 入 施 設 に 関 する 調 査 研 究 報 告 書 を 踏 まえ かつ2013 年 1 月 1 日 発 効 の 改 正 MARPOL 条 約 附 属 書 Ⅴ( 原 則 廃 棄 物 の 海 洋 投 棄 禁 止 )の 対 策 も 兼 ねた 廃 棄 物 の 陸 上 受 入 施 設 の 整 備 等 の 実 施 に 向 けて 行 政 当 局 と 協 議 した (2) 早 期 の 発 効 を 目 指 すシップリサイクル 条 約 に 関 する 動 向 を 注 視 し 出 来 るだけ 発 効 前 に 既 存 船 の 有 害 物 質 インベントリ 作 成 を 取 り 進 めるよ う 国 土 交 通 省 海 事 局 ( 一 財 ) 日 本 船 舶 技 術 研 究 協 会 ( 一 財 ) 日 本 海 事 協 会 の 協 力 を 得 ながら 全 国 7 都 市 において 地 方 の 船 主 の 方 々に 説 明 会 を 開 催 した 2 大 気 汚 染 防 止 対 策 MARPOL 条 約 上 の 窒 素 酸 化 物 (NOx) 硫 黄 酸 化 物 (SOx)の 排 出 規 制 に 関 連 する 国 土 交 通 省 主 催 のECA( 規 制 海 域 ) 技 術 検 討 委 員 会 に 参 加 し 内 航 船 外 航 船 漁 船 を 含 めた 海 域 別 の 基 礎 データを 基 に 大 気 シミュレーションモデルを 使 い 船 舶 からの 将 来 排 出 シナリオによる 日 本 全 域 シミュレーションの 作 成 及 びECA 設 定 に 要 するコストの 試 算 等 について 協 議 を 重 ねた 他 方 ECA 導 入 においては 内 航 海 運 事 業 者 に 過 度 の 負 担 とならぬよう 関 係 当 局 へ 理 解 を 求 めた 3 省 エネルギーと 地 球 温 暖 化 対 策 (1) 改 正 省 エネ 法 の 周 知 と 具 体 的 な 取 組 方 を 指 導 する 上 から 環 境 安 全 委 員 会 の 委 員 を 通 し 現 場 の 方 々にIMOのCO2 削 減 方 法 等 を 説 明 した (2) 国 土 交 通 省 海 事 局 の 船 舶 の 低 炭 素 化 等 推 進 検 討 委 員 会 に 参 加 し ( 一 社 ) 日 本 船 舶 機 関 士 協 会 の 協 力 も 得 ながら 内 航 船 8 隻 の 本 船 機 関 士 及 び 事 業 管 理 者 に 対 して 二 酸 化 炭 素 の 削 減 及 び 改 善 方 法 を 指 導 した

24 (3) 日 本 経 済 団 体 連 合 会 の 進 める 環 境 自 主 行 動 計 画 に 参 画 し 内 航 海 運 業 界 として 二 酸 化 炭 素 の 削 減 に 努 力 していることを 発 表 した 4 モーダルシフトの 推 進 等 地 球 環 境 問 題 への 対 応 や 幹 線 道 路 の 混 雑 改 善 等 を 図 るため 陸 上 貨 物 輸 送 から 地 球 環 境 に 優 しく かつ 効 率 的 な 大 量 輸 送 機 関 である 海 上 輸 送 への 転 換 を 図 ることが 社 会 的 に 求 められている そのため 前 年 度 に 引 き 続 いて 基 本 政 策 推 進 小 委 員 会 のモーダルシフトWG フィーダー コンテナWG 及 び 静 脈 物 流 WGでは 平 成 22 年 度 における 外 航 コンテナ の 国 内 フィーダー 輸 送 量 及 び 内 航 船 舶 による 循 環 資 源 輸 送 量 の 調 査 を 行 い 公 表 すると 共 に モーダルシフト 等 推 進 官 民 協 議 会 をはじめとするモ ーダルシフトに 関 する 各 種 外 部 委 員 会 に 参 加 し その 推 進 に 努 めた なお 主 たる 調 査 及 び 活 動 内 容 等 の 概 要 は 次 のとおりである (1) 外 航 コンテナの 国 内 フィーダー 輸 送 に 係 る 調 査 研 究 平 成 22 年 度 における 外 航 二 次 コンテナ 輸 送 量 の 実 態 を 調 査 した そ の 結 果 輸 送 実 績 数 量 は 実 入 コンテナ383 千 TEU( 前 年 度 対 比 約 9.3% 増 ) 空 コンテナ236 千 TEU( 同 7.1% 増 ) 総 計 619 千 TEU( 同 約 8.4% 増 )となり 平 成 20 年 度 以 降 減 少 傾 向 にあった 輸 送 量 は3 年 ぶりに 増 加 に 転 じた また 日 本 の 輸 出 入 コンテナが 韓 国 釜 山 港 をはじめとする 極 東 諸 港 において 接 続 される 事 例 が 急 増 している 状 況 に 鑑 み 国 際 コンテナ 戦 略 港 湾 構 想 に 寄 与 すべく 国 内 フィーダーの 競 争 力 強 化 を 目 的 とし て コスト 面 を 中 心 に 日 韓 フィーダーとの 比 較 調 査 を 行 い 分 析 結 果 を 公 表 した (2) 静 脈 物 流 の 推 進 に 係 る 研 究 内 航 海 運 における 循 環 資 源 輸 送 の 実 態 を 把 握 する 必 要 があるとの 観 点 から 平 成 16 年 度 の 実 績 調 査 から 継 続 する 元 請 オペレーター 208 社 に 対 する 内 航 船 舶 による 循 環 資 源 輸 送 の 実 態 調 査 ( 平 成 22 年 度 実 績 ) を 実 施 した 本 年 度 は 元 請 輸 送 の 実 績 のある70 社 から 回 答 を 得 調 査 開 始 後 7ヶ 年 の 実 績 集 計 を 対 比 した 調 査 結 果 及 び 分 類 品 目 別 の 都 道 府 県 間 輸 送 量 に 新 たに 各 地 域 で 搬 出 入 される 循 環 資 源 量 を 加 え 集 計 し 報 告 書 に 取 りまとめ 公 表 した また 循 環 資 源 ( 産 業 廃 棄 物 のリサイクル)の 輸 送 を 陸 上 輸 送 から 環 境 にやさしい 海 上 輸 送 への 転 換 を 促 進 するため 国 土 交 通 省 港 湾 局 の 推 進 す る 循 環 型 経 済 社 会 を 構 築 することを 目 指 す リサイクルポート 推 進 協 議 会

25 に 参 画 し 関 係 省 庁 及 び 関 係 業 界 と 連 携 して 内 航 船 舶 活 用 の 推 進 に 向 けた 研 究 を 行 った (3) モーダルシフトの 促 進 に 係 わる 活 動 国 土 交 通 省 の 主 導 の 下 モーダルシフトの 推 進 を 目 的 として 当 総 連 合 会 並 びに 日 本 長 距 離 フェリー 協 会 に 加 入 するモーダルシフト 船 運 航 船 社 をメンバーとする エコシップ モーダルシフト 事 業 実 行 委 員 会 に よる 平 成 23 年 度 エコシップ モーダルシフト 事 業 を 展 開 した また 同 事 業 により フェリー RORO 船 コンテナ 船 及 びCGC 船 を 一 定 程 度 利 用 するモーダルシフト 貢 献 企 業 を 選 定 し エコシップマークの 使 用 を 認 めるとともに 特 に 海 上 輸 送 モーダルシフトに 貢 献 のあった 荷 主 企 業 及 び 物 流 事 業 者 を 対 象 として 海 事 局 長 表 彰 を 行 なう 等 の 普 及 活 動 を 通 じ 船 舶 を 利 用 したモーダルシフトの 促 進 をアピールした Ⅴ 適 切 な 税 制 措 置 の 確 保 国 内 物 流 の 大 動 脈 としての 内 航 海 運 の 使 命 及 び 環 境 問 題 への 対 応 を 十 分 に 果 たしていくためには 税 制 上 の 支 援 措 置 が 必 要 不 可 欠 なことから 次 の 項 目 の 実 現 を 国 土 交 通 省 与 野 党 等 に 要 望 した 1 租 税 特 別 措 置 の 拡 充 及 び 期 限 延 長 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 度 の 期 限 延 長 ( 適 用 期 限 は 平 成 24 年 3 月 31 日 期 限 まで) 結 果 : 国 土 交 通 省 から 現 制 度 を 存 続 延 長 する 改 正 要 求 がなされ 政 府 税 調 で 審 議 され 2 年 間 延 長 が 認 められた 2 新 規 の 要 望 事 項 (1) 内 航 船 舶 の 用 に 供 する 燃 料 油 に 係 る 石 油 石 炭 税 ( 地 球 温 暖 化 対 策 部 分 を 除 く)の 減 免 又 は 還 付 に 関 する 特 例 措 置 の 創 設 陸 上 輸 送 に 比 べ CO2 排 出 量 が 少 なく 地 球 環 境 にやさしい 海 上 輸 送 へのモ ーダルシフトを 推 進 する 必 要 があるが 外 航 海 運 は 免 税 油 を 用 いており ま た 農 林 漁 業 用 のA 重 油 については 税 の 還 付 措 置 がある トラック 業 界 に 対 しても 運 輸 事 業 振 興 助 成 交 付 金 が 交 付 されているのに 対 し 内 航 海 運 には

26 燃 料 油 に 係 る 税 制 上 の 助 成 措 置 等 が 全 く 講 じられていない 日 本 の 国 内 貨 物 輸 送 の 約 40%を 担 当 し 地 球 にやさしい 海 上 輸 送 を 担 う 内 航 船 に 係 る 石 油 石 炭 税 の 減 免 又 は 還 付 の 措 置 を 講 ずることとされたい 結 果 : 国 土 交 通 省 から 省 として 提 出 できず 認 められなかった (2) 内 航 環 境 低 負 荷 船 に 係 る 税 制 の 特 例 措 置 の 創 設 ( 固 定 資 産 税 等 の 軽 減 措 置 ) 内 航 船 は トラック 輸 送 に 比 べエネルギー 効 率 のはるかに 優 れた 輸 送 機 関 であり 地 球 温 暖 化 対 策 に 大 きく 貢 献 しているが 近 年 の 国 内 景 気 の 急 激 な 収 縮 の 影 響 により 内 航 船 の 代 替 建 造 が 停 滞 しており このまま 放 置 すれば 内 航 船 舶 の 老 朽 化 がますます 進 行 し 安 全 で 安 定 的 な 輸 送 の 確 保 にも 支 障 を 生 ず ることが 懸 念 されている 環 境 に 優 れた 環 境 負 荷 低 減 船 への 代 替 建 造 を 促 進 する 観 点 から スーパーエコシップ 等 特 に 環 境 性 能 の 高 い 船 舶 について 次 の 施 策 を 講 じられたい 1 登 録 免 許 税 ( 国 税 )を 現 行 の1/2に 軽 減 現 行 : 船 舶 の 価 格 4/1,000 2 固 定 資 産 税 ( 地 方 税 )を 現 行 の1/2に 軽 減 現 行 : 課 税 標 準 額 (= 船 価 1/2) 1.4/100( 一 般 ) 結 果 : 国 土 交 通 省 から 省 として 提 出 できず 認 められなかった (3) 内 航 フィーダー 船 の 競 争 力 強 化 及 びモーダルシフト 推 進 に 資 する 船 舶 に 係 る 税 制 上 の 特 例 措 置 の 創 設 結 果 : 国 土 交 通 省 から 省 として 提 出 できず 認 められなかった (4) その 他 昨 年 度 地 球 温 暖 化 対 策 税 の 導 入 に 際 して 欧 州 の 環 境 先 進 国 と 同 様 に 環 境 に 優 しい 輸 送 機 関 である 内 航 船 について 新 たな 税 負 担 とならないように 課 税 免 除 措 置 等 を 講 じることを 要 望 し 国 土 交 通 省 から 新 規 要 求 がなされ 政 府 税 調 で 審 議 の 結 果 地 球 温 暖 化 対 策 のための 課 税 の 特 例 ( 環 境 税 )として 創 設 され 内 航 船 については 還 付 が 認 められたが 法 案 が 国 会 承 認 を 得 られなかっ た しかし 24 年 3 月 31 日 租 税 特 別 措 置 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 第 16 号 が 成 立 し 24 年 10 月 1 日 以 後 26 年 3 月 31 日 までの 間 還 付 措 置 が 適 用 されること となった

27 Ⅵ 広 報 活 動 1 各 種 パンフレット 等 の 作 成 配 布 (1) 平 成 23 年 度 版 内 航 海 運 の 活 動 ( 財 ) 内 航 海 運 安 定 基 金 から 内 航 海 運 の 活 動 制 作 の 委 託 ( 海 の 日 発 行 予 定 )を 受 け 海 の 日 関 連 行 事 など 広 く 関 係 先 に 配 布 し 内 航 海 運 の 活 動 の 周 知 に 努 めた (2) 小 学 生 向 けマンガ これが 内 航 海 運 だ! の 配 布 昨 年 度 内 航 海 運 の 重 要 性 や 役 割 船 員 の 仕 事 について マンガを 通 し て 学 んでもらうことを 意 図 して 作 成 した これが 内 航 海 運 だ! を 学 研 の 協 力 を 得 て 広 島 岡 山 山 口 香 川 愛 媛 の 瀬 戸 内 5 県 の 小 学 校 を 対 象 に 同 マンガの 配 布 希 望 の 有 無 を 確 認 したところ 44 校 から 配 布 の 希 望 が あったので 3,930 部 を 無 償 贈 呈 した 2 シンポジウムの 開 催 内 航 海 運 の 重 要 性 や 役 割 を 広 く 国 民 に 認 識 理 解 してもらうためのシンポ ジウムを 2 月 17 日 国 民 生 活 と 国 の 安 全 を 守 る - 内 航 海 運 の 果 たすべき 役 割 と 課 題 - と 題 して 有 識 者 等 4 名 ( 竹 内 健 蔵 東 京 女 子 大 教 授 白 石 真 澄 関 西 大 教 授 作 家 の 荒 俣 宏 NHKキャスターの 町 永 俊 雄 )を 招 き 六 本 木 ヒルズに 隣 接 するハリウッドホールにおいて パネルディスカッション 方 式 で 開 催 した この 模 様 は 3 月 24 日 ( 土 ) 14 時 からNHKEテレにおいて TVシンポ ジウム 海 から 暮 らしを 支 える~ 内 航 海 運 の 可 能 性 ~ と 題 されて 1 時 間 番 組 として 放 映 された 3 小 学 校 の 副 教 材 の 作 成 ( 公 財 ) 日 本 海 事 広 報 協 会 を 中 心 に 当 総 連 合 会 を 含 む 海 事 関 係 4 団 体 で 教 育 現 場 で 活 用 できることを 目 途 に 海 事 産 業 全 般 を 内 容 とする 副 教 材 を 作 成 し 呉 市 の 小 学 校 に 配 布 する 事 業 を2 年 間 の 事 業 として 実 施 した 今 年 度 は 呉 市 の 社 会 科 の 授 業 に 活 用 できることを 目 的 として 生 徒 用 副 教 材 教 師 用 指 導 書 ワークブックを 作 成 した 24 年 度 は 呉 市 の 各 小 学 校 に 配 布 し 副 教 材 を 使 ったモデル 授 業 の 映 像 をホームページで 公 開 するなど 教 師 が 実 際 の 授 業 で 使 い 易 くするための 情 報 提 供 を 行 う また 教 師 にアンケート 調 査 などを 実 施 し 次 年 度 以 降 の 展 開 に 反 映 させていく 予 定 としている

28 4 メディア 等 への 情 報 提 供 運 賃 用 船 料 の 市 況 輸 送 実 績 等 内 航 海 運 の 現 状 について 一 般 紙 等 へ の 情 報 提 供 を 行 い 内 航 海 運 に 係 る 多 くの 記 事 が 掲 載 されるよう 努 めた 5 ホームページ 及 び 組 合 員 専 用 ページ(e- 内 航 SPACE NEW)の 活 用 ホームページでは 一 般 向 けの 情 報 及 び 若 年 者 層 へ 内 航 海 運 のPRや 船 員 に 関 する 情 報 を 掲 載 した また 組 合 員 限 定 のe- 内 航 SPACE NEWにおいては 理 事 会 等 における 決 定 事 項 や 外 部 から 得 た 情 報 など 組 合 員 に 有 用 な 情 報 提 供 に 努 めた 更 に 最 新 の 掲 載 情 報 をメール 配 信 サービスとして 会 員 向 けに 発 信 した Ⅶ 東 日 本 大 震 災 による 災 害 対 策 の 実 施 震 災 が 発 生 した 平 成 23 年 3 月 11 日 に 日 本 内 航 海 運 組 合 総 連 合 会 では 上 野 会 長 を 本 部 長 とする 内 航 海 運 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 災 害 対 策 本 部 ( 同 年 4 月 1 日 に 東 日 本 震 災 対 策 本 部 に 名 称 変 更 )を 立 ち 上 げた 同 本 部 には 当 総 連 合 会 を 構 成 する 内 航 大 型 船 輸 送 海 運 組 合 全 国 海 運 組 合 連 合 会 全 国 内 航 タンカー 海 運 組 合 全 国 内 航 輸 送 海 運 組 合 全 日 本 内 航 船 主 海 運 組 合 の 各 会 長 も 本 部 員 として 加 わり 内 航 海 運 業 界 として 総 力 を 挙 げ 被 災 者 の 救 援 と 復 興 支 援 に 取 り 組 む 体 制 を 整 えた 具 体 的 な 対 応 としては 国 土 交 通 省 と 十 分 に 連 携 を 取 りながら 救 援 物 資 や 緊 急 機 材 などの 輸 送 を 取 り 進 めるために 震 災 後 直 ちにRORO 船 コンテナ 船 ガット 船 など 緊 急 輸 送 に 対 応 できる 候 補 船 をリストアップして 国 土 交 通 省 に 提 出 した 震 災 直 後 は 被 災 諸 港 の 損 傷 が 甚 大 で 船 舶 が 入 港 できない 状 態 であったが 港 湾 の 応 急 使 用 が 順 次 可 能 となるのを 待 って 3 月 21 日 に 内 航 タンカー 鶴 宏 丸 がガソリン 灯 油 軽 油 合 計 約 2 千 キロリットルを 塩 釜 へ 緊 急 輸 送 したの を 手 始 めに 内 航 船 による 各 種 の 緊 急 物 資 輸 送 を 実 施 した 4 月 末 までに 内 航 海 運 が 実 施 した 緊 急 輸 送 の 実 績 は 燃 料 油 LPG 等 約 205 万 キロリットル 家 畜 飼 料 約 6 万 2 千 トン 建 設 機 械 車 輌 等 約 230 台 で 合 計 約 210 万 トンに 上 った

29 Ⅷ 所 要 資 金 の 調 達 及 び 賦 課 金 の 賦 課 1 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 所 要 資 金 の 調 達 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 適 正 な 運 用 を 確 保 するため 資 金 管 理 計 画 に 基 づ き 資 金 運 用 を 行 っている 本 年 度 の 解 撤 等 交 付 金 の 交 付 は 下 期 に40 隻 2,987 百 万 円 交 付 金 交 付 し 必 要 な 資 金 は ( 独 ) 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 からの 借 入 金 の 借 り 換 え 及 び 建 造 納 付 金 等 の 入 金 を 以 て 充 当 した 2 経 営 基 盤 強 化 対 策 及 びその 他 の 諸 対 策 のための 資 金 の 調 達 本 年 度 の 事 業 計 画 実 施 に 必 要 な 資 金 は 構 造 改 善 対 策 賦 課 金 会 費 手 数 料 補 助 金 等 の 収 入 により 調 達 した 3 借 入 金 に 対 する 保 証 等 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 及 び 内 航 海 運 老 齢 船 処 理 事 業 について 総 連 合 会 及 び 五 組 合 は 同 事 業 の 円 滑 な 推 進 に 尽 力 するものとし 当 総 連 合 会 が 必 要 な 所 用 資 金 を 借 り 換 えるときは 五 組 合 から 保 証 等 を 得 た すなわち 市 中 金 融 機 関 からの 借 入 金 については ( 財 ) 内 航 海 運 安 定 基 金 の 保 証 等 を 得 ており ( 独 ) 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 からの 借 り 入 れについては 五 組 合 の 連 帯 保 証 を 得 ている

30 その 他 ( 総 務 関 係 事 項 ) 1 第 46 回 通 常 総 会 について 平 成 23 年 6 月 17 日 ( 金 ) 日 本 船 主 協 会 5 階 役 員 会 議 室 ( 東 京 都 千 代 田 区 平 河 町 )において 第 46 回 通 常 総 会 を 開 催 し 次 の 案 件 を 審 議 し いずれも 原 案 ど おり 承 認 可 決 した 第 1 号 議 案 平 成 22 年 度 事 業 報 告 書 ( 案 ) 及 び 決 算 関 係 書 類 ( 案 )の 承 認 に 関 する 件 第 2 号 議 案 平 成 23 年 度 事 業 計 画 ( 案 ) 及 び 収 支 予 算 ( 案 )の 承 認 に 関 する 件 第 3 号 議 案 平 成 23 年 度 事 業 計 画 実 施 要 領 ( 案 )の 承 認 に 関 する 件 第 4 号 議 案 役 員 の 任 期 満 了 に 伴 う 改 選 ( 案 )の 件 2 理 事 会 について 理 事 会 を8 回 開 催 し 事 業 計 画 及 び 実 施 要 領 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 等 の 政 策 関 係 総 務 財 務 関 係 建 造 認 定 関 係 交 付 金 認 定 関 係 運 賃 用 船 料 関 係 船 員 対 策 関 係 環 境 安 全 関 係 懲 罰 関 係 等 重 要 事 項 について 各 担 当 委 員 会 で 検 討 した 結 果 を 審 議 し 必 要 に 応 じ 決 定 を 行 った 3 理 事 会 及 び 各 委 員 会 の 開 催 状 況 (1) 平 成 23 年 度 理 事 会 開 催 状 況 理 事 会 開 催 日 通 算 回 数 平 成 23 年 5 月 19 日 第 566 回 平 成 23 年 6 月 17 日 第 567 回 平 成 23 年 6 月 17 日 第 568 回 平 成 23 年 7 月 14 日 第 569 回 平 成 23 年 9 月 15 日 第 570 回 平 成 23 年 11 月 17 日 第 571 回 平 成 24 年 1 月 20 日 第 572 回 平 成 24 年 3 月 15 日 第 573 回 合 計 8 回 (2) 平 成 23 年 度 各 委 員 会 の 開 催 状 況 各 委 員 会 については 政 策 委 員 会 11 回 臨 時 政 策 委 員 会 1 回 広 報 委 員 会 2 回 総 務 財 務 委 員 会 3 回 交 付 金 認 定 委 員 会 12 回 建 造 認 定 委 員 会 12 回 運 賃 用 船 料 委 員 会 4 回 船 員 対 策 委 員 会 7 回 環 境 安 全 委 員 会 3 回 不 公 正 取 引 防 止 委 員 会 1 回 懲 罰 委 員 会 1 回 基 本 政 策 推 進 小 委 員 会 2 回 図 面 竣 工 船 審 査 小 委 員 会 12 回 モニター 小 委 員 会 2 回 砂 砂 利 土 砂

31 小 委 員 会 1 回 船 舶 等 近 代 化 標 準 化 小 委 員 会 4 回 IMO 関 係 専 門 委 員 会 3 回 危 険 物 ばら 積 み 運 送 技 術 専 門 委 員 会 4 回 を 開 催 し 各 関 係 事 項 を 検 討 した (3) 委 員 会 委 員 長 の 委 嘱 について 各 委 員 会 委 員 長 及 び 関 係 小 委 員 会 委 員 長 は それぞれ 次 のとおり 第 569 回 理 事 会 ( 平 成 23 年 7 月 14 日 開 催 )において 決 定 し 会 長 の 委 嘱 を 受 け た 政 策 委 員 会 委 員 長 上 野 孝 広 報 委 員 会 委 員 長 野 崎 哲 一 総 務 財 務 委 員 会 委 員 長 吉 田 裕 信 交 付 金 認 定 委 員 会 委 員 長 後 藤 田 直 哉 建 造 認 定 委 員 会 委 員 長 藤 井 肇 運 賃 用 船 料 委 員 会 委 員 長 原 田 勝 弘 船 員 対 策 委 員 会 委 員 長 上 窪 良 和 環 境 安 全 委 員 会 委 員 長 内 藤 吉 起 不 公 正 取 引 防 止 委 員 会 委 員 長 阿 部 範 雄 懲 罰 委 員 会 委 員 長 齋 藤 正 好 ( 関 係 小 委 員 会 ) 政 策 小 委 員 会 委 員 長 阿 部 範 雄 基 本 政 策 推 進 小 委 員 会 委 員 長 石 井 繁 礼 図 面 竣 工 船 審 査 小 委 員 会 委 員 長 車 元 稔 モニター 小 委 員 会 委 員 長 河 菜 春 文 砂 砂 利 土 砂 小 委 員 会 委 員 長 斉 藤 通 直 船 舶 等 近 代 化 標 準 化 小 委 員 会 委 員 長 山 田 敏 雄 IMO 関 係 専 門 委 員 会 委 員 長 村 上 幸 夫 危 険 物 ばら 積 み 運 送 技 術 専 門 委 員 会 委 員 長 戸 松 憲 治

32 4 平 成 23 年 度 日 本 内 航 海 運 組 合 総 連 合 会 役 員 役 名 所 属 海 運 組 合 役 職 名 氏 名 理 事 ( 会 長 ) 全 国 内 航 タンカー 海 運 組 合 理 事 相 談 役 上 野 孝 理 事 ( 副 会 長 ) 内 航 大 型 船 輸 送 海 運 組 合 会 長 栗 林 宏 理 事 ( 副 会 長 ) 全 国 海 運 組 合 連 合 会 会 長 小 比 加 恒 久 理 事 ( 副 会 長 ) 全 国 内 航 タンカー 海 運 組 合 会 長 岩 田 誠 理 事 ( 副 会 長 ) 全 国 内 航 輸 送 海 運 組 合 会 長 三 木 孝 幸 理 事 ( 副 会 長 ) 全 日 本 内 航 船 主 海 運 組 合 会 長 佐 藤 國 臣 理 事 ( 理 事 長 ) 常 勤 影 山 幹 雄 理 事 内 航 大 型 船 輸 送 海 運 組 合 副 会 長 野 崎 哲 一 理 事 内 航 大 型 船 輸 送 海 運 組 合 副 会 長 齋 藤 正 好 理 事 全 国 海 運 組 合 連 合 会 副 会 長 雜 喉 平 三 郎 理 事 全 国 海 運 組 合 連 合 会 副 会 長 藤 井 肇 理 事 全 国 海 運 組 合 連 合 会 副 会 長 原 田 勝 弘 理 事 全 国 内 航 タンカー 海 運 組 合 副 会 長 内 藤 吉 起 理 事 全 国 内 航 輸 送 海 運 組 合 副 会 長 後 藤 田 直 哉 理 事 全 国 内 航 輸 送 海 運 組 合 副 会 長 吉 田 裕 信 理 事 全 日 本 内 航 船 主 海 運 組 合 副 会 長 阿 部 範 雄 理 事 全 日 本 内 航 船 主 海 運 組 合 副 会 長 上 窪 良 和 ( 理 事 17 名 ) 監 事 全 国 内 航 タンカー 海 運 組 合 副 会 長 馬 越 正 文 監 事 全 国 内 航 輸 送 海 運 組 合 副 会 長 系 井 辰 夫 監 事 全 日 本 内 航 船 主 海 運 組 合 副 会 長 田 上 雅 敏 ( 監 事 3 名 )

33 5 平 成 23 年 度 関 係 外 部 団 体 等 の 委 員 等 の 選 任 について 依 頼 者 等 委 員 会 等 名 称 氏 名 決 定 理 事 会 ( 社 ) 日 本 海 難 防 止 協 会 港 湾 専 門 委 員 会 稲 垣 拡 夫 第 566 回 ( ) ( 財 ) 評 議 員 影 山 幹 雄 日 本 船 舶 職 員 養 成 協 会 ( 財 ) 自 衛 隊 援 護 協 会 評 議 員 山 谷 周 二 危 険 物 等 海 上 運 送 国 際 基 準 ( 一 社 ) 検 討 委 員 会 日 本 海 事 検 定 協 会 危 険 物 運 送 要 件 部 会 山 田 貢 特 殊 貨 物 運 送 部 会 寺 田 由 充 ばら 積 み 液 体 危 険 物 部 会 戸 松 憲 治 国 土 交 通 省 船 員 ( 海 技 者 )の 確 保 育 成 に 上 窪 良 和 関 する 検 討 会 理 事 影 山 幹 雄 ( 財 ) 海 技 教 育 財 団 監 事 上 窪 良 和 評 議 員 藤 岡 宗 一 奨 学 生 選 考 委 員 会 藤 岡 宗 一 ( 財 ) 理 事 影 山 幹 雄 日 本 海 事 広 報 協 会 ラメール 編 集 委 員 会 畔 柳 健 彦 ( 財 ) 海 難 審 判 協 会 監 事 石 井 隆 司 国 土 交 通 省 シップリサイクル 検 討 委 員 会 及 川 武 司

34 依 頼 者 等 委 員 会 等 名 称 氏 名 決 定 理 事 会 シップリサイクル 委 員 会 及 川 武 司 第 566 回 ( ) ( 財 ) 救 命 及 び 防 火 分 科 会 ( 兼 防 火 及 川 武 司 日 本 船 舶 技 術 研 究 協 会 検 討 会 ) タンカー ハ ルカー 等 の 構 造 に 係 る 基 準 整 備 に 関 する 調 査 研 究 委 員 会 及 川 武 司 ( 社 ) 日 本 海 難 防 止 協 会 全 国 海 難 防 止 強 調 運 動 実 行 及 川 武 司 委 員 会 ( 一 社 ) 内 航 船 舶 のエネルギー 効 率 マネ 及 川 武 司 日 本 船 舶 機 関 士 協 会 ージメント 推 進 委 員 会 ( 公 財 ) 理 事 ( 副 会 長 ) 上 野 孝 第 569 回 日 本 殉 職 船 員 顕 彰 会 ( ) ( 財 ) 新 世 代 復 原 性 基 準 に 関 する 調 査 車 元 稔 日 本 船 舶 技 術 研 究 協 会 研 究 委 員 会 ( 新 世 代 復 原 性 フ ロシ ェクト) ( 財 ) 海 上 保 安 協 会 理 事 影 山 幹 雄 海 洋 政 策 研 究 財 団 排 出 規 制 海 域 設 定 に 関 わる 大 気 及 川 武 司 質 改 善 効 果 算 定 委 員 会 ( 社 ) 日 本 海 難 防 止 協 会 海 事 の 国 際 的 動 向 に 関 する 調 査 及 川 武 司 研 究 委 員 会 ( 海 洋 汚 染 防 止 関 係 ) 文 部 科 学 省 原 子 力 損 害 賠 償 紛 争 審 査 会 専 門 及 川 武 司 委 員

35 依 頼 者 等 委 員 会 等 名 称 氏 名 決 定 理 事 会 独 立 行 政 法 人 船 舶 航 行 安 全 対 策 委 員 会 藤 岡 宗 一 第 569 回 宇 宙 航 空 研 究 開 発 機 構 ( ) 国 土 交 通 省 内 航 海 運 代 替 建 造 対 策 検 討 会 上 野 孝 厚 生 労 働 省 全 国 健 康 保 険 協 会 船 員 保 険 三 木 孝 幸 協 議 会 船 舶 技 術 戦 略 委 員 会 佐 藤 有 造 蔵 本 由 紀 夫 戸 松 憲 治 ( 財 ) タンカー ハ ルカー 等 の 構 造 に 係 る 基 準 日 本 船 舶 技 術 研 究 協 会 整 備 に 関 する 調 査 研 究 (タンカー ハ 戸 松 憲 治 ルカー 等 構 造 関 係 フ ロシ ェクト) 大 気 汚 染 防 止 規 制 の 円 滑 な 導 入 のための 調 査 研 究 ( 大 気 汚 染 防 止 規 制 導 入 フ ロシ ェクト) 及 川 武 司 ( 社 ) 日 本 海 難 防 止 協 会 海 難 多 発 海 域 における 安 全 対 策 藤 岡 宗 一 の 構 築 に 関 する 調 査 研 究 委 員 会 ( 社 ) 日 本 海 難 防 止 協 会 海 運 水 産 関 係 団 体 打 合 会 村 上 幸 夫 第 570 回 ( ) 経 済 産 業 省 モーダルシフト 等 推 進 官 民 藤 井 英 男 国 土 交 通 省 協 議 会 支 援 物 資 物 流 システムの 基 本 的 な 国 土 交 通 省 考 え 方 に 関 するアト ハ イサ リー 藤 井 英 男 会 議

36 依 頼 者 等 委 員 会 等 名 称 氏 名 決 定 理 事 会 ( 財 ) 運 輸 政 策 研 究 機 構 ハ ラスト 水 管 理 条 約 G7カ イト ラインに 第 570 回 基 づく 日 韓 航 路 のリスク 評 価 に 係 及 川 武 司 ( ) る 研 究 会 船 員 災 害 防 止 協 会 商 船 漁 船 合 同 専 門 委 員 会 藤 岡 宗 一 ( 財 ) 海 技 教 育 財 団 業 界 ニーズ 把 握 等 に 関 する 調 査 藤 岡 宗 一 検 討 会 ( 公 社 ) 新 しい 交 通 情 報 調 査 システム 東 京 湾 海 難 防 止 協 会 を 利 用 した 東 京 湾 における 航 行 藤 岡 宗 一 安 全 調 査 研 究 ( 社 ) 評 議 員 影 山 幹 雄 第 571 回 船 舶 整 備 共 有 船 主 協 会 ( ) ( 社 ) 業 務 改 善 委 員 会 藤 井 英 男 日 本 物 流 団 体 連 合 会 STCW 条 約 の 改 正 に 伴 う 船 員 国 土 交 通 省 の 健 康 証 明 制 度 における 視 力 及 藤 岡 宗 一 び 色 覚 検 査 のあり 方 に 関 する 検 討 会 ( 財 ) 船 員 保 険 会 船 舶 所 有 者 を 代 表 する 者 小 比 加 恒 久 評 議 員 国 土 交 通 省 人 にやさしいブリッジ 検 討 会 土 肥 晴 司 ( 社 ) BCP 対 策 ワーキンググループ 藤 井 英 男 日 本 物 流 団 体 連 合 会

37 依 頼 者 等 委 員 会 等 名 称 氏 名 決 定 理 事 会 ( 社 ) 日 本 港 湾 協 会 港 湾 BCPによる 協 働 体 制 構 築 藤 岡 宗 一 第 571 回 に 関 する 委 員 会 ( ) ( 公 社 ) 平 成 23 年 度 東 京 港 内 における 海 東 京 湾 海 難 防 止 協 会 上 工 事 に 伴 う 船 舶 航 行 安 全 対 策 藤 岡 宗 一 検 討 委 員 会 特 定 非 営 利 活 動 法 人 内 航 船 舶 管 理 ガイドライン 作 成 藤 岡 宗 一 第 572 回 日 本 船 舶 管 理 者 協 会 業 務 検 討 会 ( ) ( 財 ) e-navigation 戦 略 の 実 施 に 関 す 藤 岡 宗 一 日 本 船 舶 技 術 研 究 協 会 る 調 査 研 究 (e-navフ ロシ ェクト) ( 財 ) 海 技 振 興 センター 海 上 の 安 全 に 係 る 人 的 要 因 等 の 藤 岡 宗 一 検 討 に 関 する 専 門 委 員 会 ( 財 ) 運 輸 政 策 研 究 機 構 顧 問 ( 一 般 財 団 法 人 への 移 行 ) 上 野 孝 第 573 回 ( ) 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 技 術 委 員 会 内 藤 吉 起 整 備 支 援 機 構 独 立 行 政 法 人 内 航 用 練 習 船 建 造 総 合 評 価 方 式 上 窪 良 和 航 海 訓 練 所 委 員 会 ( 公 財 ) 催 事 専 門 委 員 会 藤 岡 宗 一 日 本 殉 職 船 員 顕 彰 会

38 6 事 務 局 について 平 成 24 年 3 月 31 日 現 在 職 員 ( 理 事 長 を 含 む25 名 ) 総 務 部 4 名 広 報 室 3 名 ( 総 務 部 兼 務 2 名 ) 事 務 局 長 1 名 経 理 部 5 名 ( 理 事 長 兼 務 ) 調 査 企 画 部 8 名 事 業 部 6 名

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54 第 2 号 議 案 平 成 24 年 度 事 業 計 画 ( 案 ) 及 び 収 支 予 算 ( 案 )の 承 認 に 関 する 件 1. 平 成 24 年 事 業 計 画 ( 案 ) 2. 平 成 24 年 度 収 支 予 算 ( 案 ) (1) 平 成 24 年 度 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 及 び 内 航 海 運 老 齢 船 処 理 事 業 資 金 収 支 予 算 ( 案 )( 未 決 算 勘 定 ) (2) 平 成 24 年 度 一 般 会 計 収 支 予 算 ( 案 )

55 平 成 24 年 度 事 業 計 画 ( 案 ) 内 航 海 運 業 の 経 営 の 安 定 と 地 位 の 向 上 を 目 的 とし 引 き 続 き 景 気 が 低 迷 し ている 状 況 に 的 確 に 対 応 していくため 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 円 滑 かつ 確 実 な 実 施 公 正 で 開 かれた 内 航 海 運 市 場 の 構 築 内 航 船 員 対 策 内 航 海 運 事 業 者 の 経 営 基 盤 強 化 カボタージュ 対 策 等 の 諸 対 策 を 推 進 することにより 内 航 海 運 業 界 が 直 面 している 厳 しい 経 営 環 境 の 打 開 に 一 致 団 結 して 当 たると ともに 東 日 本 大 震 災 の 復 興 輸 送 への 協 力 及 び 国 土 交 通 省 の 内 航 海 運 代 替 建 造 対 策 検 討 会 及 び 船 員 ( 海 技 者 )の 確 保 育 成 に 関 する 検 討 会 の 提 言 の 具 体 化 に 向 けた 取 り 組 みを 行 う 記 Ⅰ 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 円 滑 かつ 着 実 な 実 施 Ⅱ 経 営 基 盤 強 化 対 策 の 推 進 1 運 賃 用 船 料 の 適 正 化 (1) 船 腹 需 給 の 適 正 化 (2) 適 正 な 運 賃 用 船 料 の 確 保 (3) 船 舶 運 航 モデルコストの 活 用 2 経 営 合 理 化 等 の 推 進 3 船 舶 建 造 の 円 滑 化 4 船 員 の 安 定 的 確 保 と 育 成 (1) 船 員 の 安 定 的 確 保 (2) 船 員 教 育 の 充 実 (3) 労 働 環 境 の 改 善 5 輸 送 の 安 全 の 確 保 6 公 正 な 取 引 環 境 の 整 備 Ⅲ カボタージュ 対 策 1 カボタージュ 制 度 の 堅 持 2 国 民 の 安 全 確 保 への 寄 与 3 カボタージュ 制 度 の 周 知 啓 蒙

56 Ⅳ 環 境 対 策 1 海 洋 環 境 保 護 対 策 の 推 進 2 大 気 汚 染 防 止 対 策 3 省 エネルギーと 地 球 温 暖 化 対 策 4 モーダルシフトの 推 進 等 Ⅴ 適 切 な 税 制 措 置 の 確 保 と 運 用 1 租 税 特 別 措 置 の 拡 充 及 び 制 度 の 恒 久 化 又 は 期 限 延 長 2 新 規 の 要 望 事 項 3 地 球 温 暖 化 対 策 税 の 還 付 措 置 の 円 滑 適 正 な 運 用 Ⅵ 広 報 活 動 Ⅶ 東 日 本 大 震 災 による 災 害 対 策 の 実 施 Ⅷ 所 要 資 金 の 調 達 及 び 賦 課 金 の 賦 課 1 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 所 要 資 金 の 調 達 2 経 営 基 盤 強 化 対 策 及 びその 他 の 諸 対 策 のための 資 金 の 調 達 3 借 入 金 に 対 する 保 証 等

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59 第 3 号 議 案 平 成 24 年 度 事 業 計 画 実 施 要 領 ( 案 )の 承 認 に 関 する 件

60 新 旧 対 照 表 2 3 年 度 目 次 2 4 年 度 目 次 頁 第 一 事 業 計 画 の 目 標 第 一 事 業 計 画 の 目 標 No. 1 第 二 目 標 実 現 の 方 法 第 二 目 標 実 現 の 方 法 No. 1 Ⅰ 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 円 滑 かつ 着 実 な 実 施 Ⅰ 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 円 滑 かつ 着 実 な 実 施 No. 1 Ⅱ 経 営 基 盤 強 化 対 策 の 推 進 1. 運 賃 用 船 料 の 適 正 化 (1) 船 腹 需 給 の 適 正 化 (2) 適 正 な 運 賃 用 船 料 の 確 保 (3) 船 舶 運 航 モデルコストの 活 用 2. 経 営 合 理 化 等 の 推 進 3. 船 舶 建 造 の 円 滑 化 4. 船 員 の 安 定 的 確 保 (1) 労 働 環 境 の 改 善 (2) 船 員 雇 用 の 確 保 (3) 船 員 教 育 の 充 実 5. 輸 送 の 安 全 の 確 保 6. 公 正 な 取 引 環 境 の 整 備 Ⅲ カボタージュ 対 策 1.カボタージュ 制 度 の 堅 持 2. 国 民 の 安 全 確 保 への 寄 与 3.カボタージュ 制 度 の 周 知 啓 蒙 Ⅳ 環 境 対 策 1. 海 洋 環 境 保 護 対 策 の 推 進 2. 大 気 汚 染 防 止 対 策 3. 省 エネルギーと 地 球 温 暖 化 対 策 4.モーダルシフトの 推 進 等 Ⅴ 適 切 な 税 制 措 置 の 確 保 1. 租 税 特 別 措 置 の 拡 充 及 び 期 限 延 長 2. 新 規 の 要 望 事 項 Ⅵ Ⅶ 広 報 活 動 東 日 本 大 震 災 による 災 害 対 策 の 実 施 Ⅷ 所 用 資 金 の 調 達 及 び 賦 課 金 の 賦 課 1. 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 所 要 資 金 の 調 達 2. 経 営 基 盤 強 化 対 策 及 びその 他 の 諸 対 策 のための 資 金 の 調 達 3. 借 入 金 に 対 する 保 証 等 Ⅱ 経 営 基 盤 強 化 対 策 の 推 進 1. 運 賃 用 船 料 の 適 正 化 (1) 船 腹 需 給 の 適 正 化 (2) 適 正 な 運 賃 用 船 料 の 確 保 (3) 船 舶 運 航 モデルコストの 活 用 2. 経 営 合 理 化 等 の 推 進 3. 船 舶 建 造 の 円 滑 化 4. 船 員 の 安 定 的 確 保 と 育 成 (1) 船 員 の 安 定 的 確 保 (2) 船 員 教 育 の 充 実 (3) 労 働 環 境 の 改 善 5. 輸 送 の 安 全 の 確 保 6. 公 正 な 取 引 環 境 の 整 備 Ⅲ カボタージュ 対 策 1.カボタージュ 制 度 の 堅 持 2. 国 民 の 安 全 確 保 への 寄 与 3.カボタージュ 制 度 の 周 知 啓 蒙 Ⅳ 環 境 対 策 1. 海 洋 環 境 保 護 対 策 の 推 進 2. 大 気 汚 染 防 止 対 策 3. 省 エネルギーと 地 球 温 暖 化 対 策 4.モーダルシフトの 推 進 等 Ⅴ 適 切 な 税 制 措 置 の 確 保 と 運 用 1. 租 税 特 別 措 置 の 拡 充 及 び 制 度 の 恒 久 化 又 は 期 限 延 長 2. 新 規 の 要 望 事 項 3. 地 球 温 暖 化 対 策 税 の 還 付 措 置 の 円 滑 適 正 な 運 用 Ⅵ Ⅶ 広 報 活 動 東 日 本 大 震 災 による 災 害 対 策 の 実 施 Ⅷ 所 要 資 金 の 調 達 及 び 賦 課 金 の 賦 課 1. 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 所 要 資 金 の 調 達 2. 経 営 基 盤 強 化 対 策 及 びその 他 の 諸 対 策 のための 資 金 の 調 達 3. 借 入 金 に 対 する 保 証 等 No. 2 No. 2 No. 2 No. 2 No. 2 No. 3 No. 3 No. 4 No. 4 No. 5 No. 5 No. 5 No. 6 No. 6 No. 6 No. 7 No. 7 No. 7 No. 7 No. 7 No. 8 No. 8 No. 9 No. 9 No. 9 No. 9 No.10 No.10 No.11 No.11 No.11 No.11

61 新 旧 対 照 表 No.1 平 成 23 年 度 事 業 計 画 実 施 要 領 平 成 24 年 度 事 業 計 画 実 施 要 領 備 考 平 成 23 年 度 事 業 計 画 実 施 要 領 平 成 23 年 6 月 17 日 通 常 総 会 承 認 平 成 24 年 度 事 業 計 画 実 施 要 領 平 成 24 年 6 月 22 日 通 常 総 会 承 認 ( 一 部 改 正 ) 平 成 23 年 度 においては 下 記 のとおり 実 施 するものとする 平 成 24 年 度 においては 下 記 のとおり 実 施 するものとする 記 記 第 一 事 業 計 画 の 目 標 内 航 海 運 業 の 経 営 の 安 定 と 地 位 の 向 上 を 目 的 とし 引 き 続 き 景 気 が 低 迷 している 状 況 に 的 確 に 対 応 していくため 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 円 滑 かつ 着 実 な 実 施 公 正 で 開 かれた 内 航 海 運 市 場 の 構 築 内 航 船 員 対 策 内 航 海 運 事 業 者 の 経 営 基 盤 強 化 カボタージュ 対 策 等 の 諸 対 策 を 推 進 することにより 内 航 海 運 業 界 が 直 面 している 厳 しい 経 営 環 境 の 打 開 に 一 致 団 結 して 当 たるとともに 東 日 本 大 震 災 の 復 興 輸 送 へ の 協 力 及 び 国 土 交 通 省 の 内 航 海 運 代 替 建 造 対 策 検 討 会 ( 以 下 代 替 建 造 検 討 会 という ) 提 言 の 具 体 化 に 向 けた 取 り 組 みを 行 なう 第 二 目 標 実 現 の 方 法 Ⅰ 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 円 滑 かつ 着 実 な 実 施 1. 解 撤 等 交 付 金 の 交 付 については 資 金 管 理 計 画 の 適 正 化 方 策 に 関 する 理 事 会 決 定 に 基 づき 策 定 する 上 下 半 期 毎 の 資 金 管 理 計 画 により 適 切 に 対 応 する 2. 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 実 施 状 況 等 を 組 合 員 に 周 知 するため 資 金 管 理 計 画 交 付 金 処 理 完 了 届 受 付 状 況 積 載 トン 数 の 正 常 化 処 理 状 況 等 をホームページ( 組 合 員 専 用 サイト)に 掲 載 し 情 報 開 示 に 努 める 3. 代 替 建 造 検 討 会 提 言 の 趣 旨 を 踏 まえ 次 の 方 針 により 代 替 建 造 促 進 策 の 着 実 な 実 施 を 図 る (1) 代 替 建 造 検 討 会 提 言 で 示 された 将 来 の 輸 送 量 や 船 腹 量 の 推 計 に 基 づく 暫 定 措 置 事 業 に 係 る 資 金 管 理 計 画 を 毎 年 の 実 績 を 基 に 必 要 に 応 じ 見 直 しを 行 なう (2) 平 成 28 年 度 以 降 は 交 付 金 対 象 船 舶 の 消 滅 による 交 付 金 制 度 免 除 制 度 及 び 留 保 制 度 が 無 くなる 一 方 で 納 付 金 自 体 は 収 支 相 償 うまで 続 くとの 観 点 か ら これを 前 提 に1 暫 定 措 置 事 業 の 早 期 終 了 を 図 りつつも 代 替 建 造 を 阻 害 し ない 納 付 金 単 価 のあり 方 2 納 付 金 制 度 を 活 用 した 業 界 構 造 改 善 のためのイ ンセンティブの 付 与 等 を 含 め 今 後 の 制 度 の 具 体 化 を 検 討 する 第 一 事 業 計 画 の 目 標 内 航 海 運 業 の 経 営 の 安 定 と 地 位 の 向 上 を 目 的 とし 引 き 続 き 景 気 が 低 迷 している 状 況 に 的 確 に 対 応 していくため 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 円 滑 かつ 着 実 な 実 施 公 正 で 開 かれた 内 航 海 運 市 場 の 構 築 内 航 船 員 対 策 内 航 海 運 事 業 者 の 経 営 基 盤 強 化 カボタージュ 対 策 等 の 諸 対 策 を 推 進 することにより 内 航 海 運 業 界 が 直 面 している 厳 しい 経 営 環 境 の 打 開 に 一 致 団 結 して 当 たるとともに 東 日 本 大 震 災 の 復 興 輸 送 へ の 協 力 及 び 国 土 交 通 省 の 内 航 海 運 代 替 建 造 対 策 検 討 会 ( 以 下 代 替 建 造 検 討 会 という ) 及 び 船 員 ( 海 技 者 )の 確 保 育 成 に 関 する 検 討 会 ( 以 下 船 員 確 保 育 成 検 討 会 という )の 提 言 の 具 体 化 に 向 けた 取 り 組 みを 行 なう 第 二 目 標 実 現 の 方 法 Ⅰ 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 円 滑 かつ 着 実 な 実 施 1. 解 撤 等 交 付 金 の 交 付 については 資 金 管 理 計 画 の 適 正 化 方 策 に 関 する 理 事 会 決 定 に 基 づき 策 定 する 上 下 半 期 毎 の 資 金 管 理 計 画 により 適 切 に 対 応 する 2. 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 実 施 状 況 等 を 組 合 員 に 周 知 するため 資 金 管 理 計 画 交 付 金 処 理 完 了 届 受 付 状 況 積 載 トン 数 の 正 常 化 処 理 状 況 等 をホームページ( 組 合 員 専 用 サイト)に 掲 載 し 情 報 開 示 に 努 める 3. 代 替 建 造 検 討 会 提 言 の 趣 旨 を 踏 まえ 次 の 方 針 により 代 替 建 造 促 進 策 の 着 実 な 実 施 を 図 る (1) 代 替 建 造 検 討 会 提 言 で 示 された 将 来 の 輸 送 量 や 船 腹 量 の 推 計 に 基 づく 暫 定 措 置 事 業 に 係 る 資 金 管 理 計 画 を 毎 年 の 実 績 を 基 に 必 要 に 応 じ 見 直 しを 行 なう (2) 平 成 28 年 度 以 降 の 暫 定 措 置 事 業 は 交 付 金 対 象 船 舶 の 消 滅 による 交 付 金 制 度 免 除 制 度 及 び 留 保 制 度 が 無 くなる 一 方 で 納 付 金 自 体 は 収 支 相 償 うま で 続 くとの 観 点 から これを 前 提 に1 暫 定 措 置 事 業 の 早 期 終 了 を 図 りつつも 代 替 建 造 を 阻 害 しない 納 付 金 単 価 のあり 方 2 納 付 金 制 度 を 活 用 した 業 界 構 造 改 善 のためのインセンティブの 付 与 等 を 含 め 制 度 の 具 体 化 を 図 る ( 追 加 ) ( 一 部 追 加 ) ( 一 部 削 除 修 正 )

62 No.2 平 成 23 年 度 事 業 計 画 実 施 要 領 平 成 24 年 度 事 業 計 画 実 施 要 領 備 考 4. 平 成 16 年 度 に 制 定 された 積 載 トン 数 の 確 認 等 に 係 る 正 常 化 処 理 要 領 に 基 づく 措 置 を 継 続 して 実 施 するとともに 関 係 法 令 等 の 違 反 を 防 止 するため 監 査 調 査 員 によるモニター 制 度 の 活 用 を 通 じその 把 握 に 努 め 必 要 に 応 じ 違 反 船 の 排 除 を 行 政 当 局 に 求 める 4. 平 成 16 年 度 に 制 定 された 積 載 トン 数 の 確 認 等 に 係 る 正 常 化 処 理 要 領 に 基 づく 措 置 を 継 続 して 実 施 するとともに 関 係 法 令 等 の 違 反 を 防 止 するため 監 査 調 査 員 によるモニター 制 度 の 活 用 を 通 じその 把 握 に 努 め 必 要 に 応 じ 違 反 船 の 排 除 を 行 政 当 局 に 求 める Ⅱ 経 営 基 盤 強 化 対 策 の 推 進 内 航 海 運 業 の 構 造 改 善 を 推 進 するため 以 下 の 事 項 を 骨 子 とする 経 営 基 盤 強 化 対 策 を 実 施 する Ⅱ 経 営 基 盤 強 化 対 策 の 推 進 内 航 海 運 業 の 構 造 改 善 を 推 進 するため 以 下 の 事 項 を 骨 子 とする 経 営 基 盤 強 化 対 策 を 実 施 する 1. 運 賃 用 船 料 の 適 正 化 船 腹 需 給 の 適 正 化 対 策 を 基 本 としつつ 運 賃 用 船 料 の 現 況 を 出 来 るだけ 正 確 に 把 握 し 運 賃 用 船 料 の 改 善 に 資 するため 以 下 の 事 項 を 推 進 する (1) 船 腹 需 給 の 適 正 化 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 着 実 な 実 施 を 通 じて 船 腹 需 給 バランスの 適 正 化 に 努 める (2) 適 正 な 運 賃 用 船 料 の 確 保 国 内 輸 送 量 が 減 少 する 中 にあって 内 航 海 運 業 界 が 質 の 高 い 安 全 輸 送 及 び 安 定 輸 送 を 維 持 するには 適 正 な 運 賃 用 船 料 の 確 保 を 通 して 事 業 経 営 体 質 を 強 化 し 環 境 安 全 対 策 の 促 進 若 年 船 員 の 確 保 育 成 船 舶 修 繕 の 計 画 的 実 施 代 替 建 造 の 促 進 等 を 引 き 続 き 行 なう 必 要 がある そのため 運 賃 用 船 料 の 実 態 を 把 握 するとともに 内 航 海 運 の 重 要 性 を 訴 えるパンフレットを 活 用 し 運 賃 用 船 料 の 改 善 の 必 要 性 について 荷 主 業 界 等 関 係 者 の 理 解 と 協 力 が 得 られるよう 努 める (3) 船 舶 運 航 モデルコストの 活 用 1 組 合 員 の 事 業 運 営 に 資 するため 船 舶 コストの 主 要 変 動 項 目 等 の 実 態 を 調 査 し 直 近 のコスト 変 動 を 反 映 した 内 航 海 運 モデルコストの 研 究 を 外 部 の 研 究 機 関 に 委 託 する 2 日 本 海 運 集 会 所 が 公 表 した 油 送 船 における 内 航 タンカースケールの 活 用 に ついて 関 係 者 の 理 解 が 得 られるよう 努 める 1. 運 賃 用 船 料 の 適 正 化 船 腹 需 給 の 適 正 化 対 策 を 基 本 としつつ 運 賃 用 船 料 の 現 況 を 出 来 るだけ 正 確 に 把 握 し 運 賃 用 船 料 の 改 善 に 資 するため 以 下 の 事 項 を 推 進 する (1) 船 腹 需 給 の 適 正 化 内 航 海 運 暫 定 措 置 事 業 の 着 実 な 実 施 を 通 じて 船 腹 需 給 バランスの 適 正 化 に 努 める (2) 適 正 な 運 賃 用 船 料 の 確 保 国 内 輸 送 量 が 減 少 する 中 にあって 内 航 海 運 業 界 が 質 の 高 い 安 全 輸 送 及 び 安 定 輸 送 を 維 持 するには 適 正 な 運 賃 用 船 料 の 確 保 を 通 して 事 業 経 営 体 質 を 強 化 し 環 境 安 全 対 策 の 促 進 若 年 船 員 の 確 保 育 成 船 舶 修 繕 の 計 画 的 実 施 代 替 建 造 の 促 進 等 を 引 き 続 き 行 なう 必 要 がある そのため 運 賃 用 船 料 の 実 態 を 把 握 するとともに 内 航 海 運 の 重 要 性 を 訴 えるパンフレットを 活 用 し 運 賃 用 船 料 の 改 善 の 必 要 性 について 荷 主 業 界 等 関 係 者 の 理 解 と 協 力 が 得 られるよう 努 める (3) 船 舶 運 航 モデルコストの 活 用 1 組 合 員 の 事 業 運 営 に 資 するため 船 舶 コストの 主 要 変 動 項 目 等 の 実 態 を 調 査 し 直 近 のコスト 変 動 を 反 映 した 内 航 海 運 モデルコストの 研 究 を 外 部 の 研 究 機 関 に 委 託 する 2 日 本 海 運 集 会 所 が 公 表 した 油 送 船 における 内 航 タンカースケールの 活 用 に ついて 関 係 者 の 理 解 が 得 られるよう 努 める

63 No.3 平 成 23 年 度 事 業 計 画 実 施 要 領 平 成 24 年 度 事 業 計 画 実 施 要 領 備 考 2. 経 営 合 理 化 等 の 推 進 1 代 替 建 造 検 討 会 提 言 の 趣 旨 を 踏 まえ 事 業 者 のグループ 化 協 業 化 等 の 取 組 みを 具 体 的 に 進 めるための 方 策 を 検 討 する 2 内 航 海 運 事 業 者 の 協 業 化 の 栞 及 び 経 営 合 理 化 に 向 けて- 内 航 海 運 事 業 者 の 明 るい 未 来 へ- 並 びに 国 土 交 通 省 が 作 成 した 内 航 海 運 グループ 化 のしおり 及 び 内 航 海 運 グループ 化 について (マニュアル)の 活 用 等 に より 地 方 海 運 組 合 等 と 連 携 して 経 営 合 理 化 の 促 進 を 図 る 3 組 合 員 からの 事 業 経 営 に 関 する 相 談 事 に 対 応 するため 組 合 員 経 営 相 談 室 の 活 用 を 図 る 3. 船 舶 建 造 の 円 滑 化 1 近 年 内 航 船 舶 の 老 朽 船 比 率 が 一 層 高 まり 安 全 輸 送 やエネルギー 効 率 上 問 題 であることが 指 摘 されている このため 船 舶 整 備 共 有 船 主 協 会 に 協 力 し 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 ( 以 下 運 輸 支 援 機 構 という)の 共 有 比 率 の 引 き 上 げ 同 機 構 の 新 船 建 造 に 係 る 建 造 条 件 の 緩 和 等 を 国 土 交 通 省 及 び 同 機 構 に 要 請 する 2 代 替 建 造 検 討 会 提 言 の 趣 旨 を 踏 まえ 環 境 性 能 に 優 れた 船 舶 への 代 替 建 造 促 進 に 努 める 3 新 エネルギー 産 業 技 術 総 合 開 発 機 構 (NEDO 技 術 開 発 機 構 )の 補 助 金 制 度 を 活 用 し 内 航 船 の 省 エネルギー 設 備 技 術 の 導 入 を 図 り 内 航 船 舶 の 近 代 化 が 広 く 図 られるよう 引 続 き 周 知 徹 底 に 努 める 4 景 気 が 低 迷 している 経 営 環 境 下 における 船 舶 建 造 意 向 を 把 握 するため 平 成 22 年 度 と 同 様 に 内 航 船 建 造 造 船 所 を 対 象 に 今 後 の 建 造 計 画 ( 受 注 状 況 ) についてのアンケート 調 査 を 実 施 する 2. 経 営 合 理 化 等 の 推 進 1 代 替 建 造 検 討 会 提 言 の 趣 旨 を 踏 まえ 事 業 者 のグループ 化 協 業 化 等 の 取 組 みを 促 進 するために 船 舶 管 理 に 関 するガイドラインの 策 定 や 船 舶 管 理 に 従 事 する 者 を 評 価 する 仕 組 み 作 り 等 に 協 力 する 2 内 航 海 運 事 業 者 の 協 業 化 の 栞 及 び 経 営 合 理 化 に 向 けて- 内 航 海 運 事 業 者 の 明 るい 未 来 へ- 並 びに 国 土 交 通 省 が 作 成 した 内 航 海 運 グループ 化 のしおり 及 び 内 航 海 運 グループ 化 について (マニュアル)の 活 用 等 に より 地 方 海 運 組 合 等 と 連 携 して 経 営 合 理 化 の 促 進 を 図 る 3 組 合 員 からの 事 業 経 営 に 関 する 相 談 事 に 対 応 するため 組 合 員 経 営 相 談 室 の 活 用 を 図 る 3. 船 舶 建 造 の 円 滑 化 1 近 年 内 航 船 舶 の 老 朽 船 比 率 が 一 層 高 まり 安 全 輸 送 やエネルギー 効 率 上 問 題 であることが 指 摘 されている このため 船 舶 整 備 共 有 船 主 協 会 に 協 力 し 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 ( 以 下 運 輸 支 援 機 構 という)の 共 有 比 率 の 引 き 上 げ 同 機 構 の 新 船 建 造 に 係 る 建 造 条 件 の 緩 和 等 を 国 土 交 通 省 及 び 同 機 構 に 要 請 する 2 代 替 建 造 検 討 会 提 言 の 趣 旨 を 踏 まえ 環 境 性 能 に 優 れた 船 舶 への 代 替 建 造 促 進 に 努 める 3 環 境 共 創 イニシアチブの 補 助 金 制 度 を 活 用 し 内 航 船 の 省 エネルギー 設 備 技 術 の 導 入 を 図 り 内 航 船 舶 の 近 代 化 が 広 く 図 られるよう 引 続 き 周 知 徹 底 に 努 める 4 景 気 が 低 迷 している 経 営 環 境 下 における 船 舶 建 造 意 向 を 把 握 するため 平 成 23 年 度 と 同 様 に 内 航 船 建 造 造 船 所 を 対 象 に 今 後 の 建 造 計 画 ( 受 注 状 況 ) についてのアンケート 調 査 を 実 施 する ( 一 部 修 正 追 加 ) ( 一 部 修 正 ) ( 一 部 改 正 )