はじめに 法 令 は それが 制 定 改 正 された 当 時 における 技 術 を 前 提 としている このため 新 たな 技 術 の 登 場 は 法 令 の 規 律 が 前 提 としていた 紛 争 実 態 などの 事 実 に 変 化 をもたらす この 結 果 技 術 の 進 歩 に 応 じた 柔

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1 電 子 商 取 引 及 び 情 報 財 取 引 等 に 関 する 準 則 平 成 27 年 4 月 経 済 産 業 省

2 はじめに 法 令 は それが 制 定 改 正 された 当 時 における 技 術 を 前 提 としている このため 新 たな 技 術 の 登 場 は 法 令 の 規 律 が 前 提 としていた 紛 争 実 態 などの 事 実 に 変 化 をもたらす この 結 果 技 術 の 進 歩 に 応 じた 柔 軟 な 法 令 解 釈 が 求 められるとともに こうした 解 釈 では 対 応 できない 事 項 については 新 たな 法 令 の 構 築 が 求 められることとなる インターネットの 登 場 は 電 子 商 取 引 をはじめとした 新 たな 経 済 行 為 を 産 み 出 している と ころが 民 法 を 始 めとする 現 行 法 の 大 半 はこうした 新 たな 技 術 を 前 提 とせずに 制 定 されてい るため 電 子 商 取 引 について 現 行 法 がどのように 適 用 されるのかその 解 釈 が 明 確 であると は 必 ずしも 言 い 難 く 当 事 者 が 安 心 して 電 子 商 取 引 に 参 加 できる 法 的 な 環 境 にあるとは 言 え ない 本 来 であるならば 現 行 法 の 解 釈 に 関 して 不 明 確 な 事 項 があれば 判 例 の 積 み 重 ね によって 合 理 的 なルールが 自 ずと 明 らかになるのであるが 当 面 こうした 司 法 による 判 例 の 積 み 重 ねが 迅 速 に 進 むことにのみ 期 待 することは 難 しい この 準 則 は 電 子 商 取 引 等 に 関 する 様 々な 法 的 問 題 点 について 民 法 をはじめとする 関 係 する 法 律 がどのように 適 用 されるのか その 解 釈 を 示 し 取 引 当 事 者 の 予 見 可 能 性 を 高 め 取 引 の 円 滑 化 に 資 することを 目 的 とするものである もとより 個 別 具 体 的 な 事 例 において 現 行 法 がどのように 適 用 されるのかを 最 終 的 に 判 断 するのは 裁 判 所 であることは 言 うまでもない が この 準 則 が 一 つの 法 解 釈 の 叩 き 台 となることにより 新 しいルール 形 成 の 一 助 になること を 願 っている また この 準 則 は 電 子 商 取 引 等 をめぐる 様 々な 論 点 について 消 費 者 団 体 事 業 者 団 体 や 総 務 省 法 務 省 消 費 者 庁 文 化 庁 など 関 係 府 省 からのオブザーバーの 方 々の 御 助 言 を 頂 きながら 産 業 構 造 審 議 会 商 務 流 通 情 報 分 科 会 情 報 経 済 小 委 員 会 IT 利 活 用 ビジネスに 関 するルール 整 備 ワーキンググループにおいて 取 りまとめいただいた 提 言 を 踏 まえ 経 済 産 業 省 が 現 行 法 の 解 釈 についての 一 つの 考 え 方 を 提 示 するものであり 今 後 電 子 商 取 引 を 巡 る 法 解 釈 の 指 針 として 機 能 することを 期 待 する さらに この 準 則 は 電 子 商 取 引 等 をめぐる 取 引 の 実 務 それに 関 する 技 術 の 動 向 国 際 的 なルールメイクの 状 況 に 応 じて 柔 軟 に 改 正 されるべき 性 格 のものと 考 えている また 基 本 的 な 考 え 方 を 示 すとともに 具 体 的 事 例 における 考 え 方 も 示 したいと 考 えている そのため に 実 際 に 電 子 商 取 引 等 に 関 わっている 事 業 者 や 消 費 者 から 具 体 的 な 事 例 について 考 え 方 を 広 く 募 りたい この 準 則 の 中 でいくつか 具 体 例 を 挙 げているが これ 以 外 にもさらに 適 当 なものがあれば 是 非 以 下 へ 御 提 案 いただきたい

3 < 電 子 商 取 引 及 び 情 報 財 取 引 等 に 関 する 準 則 についての 連 絡 先 > 経 済 産 業 省 商 務 情 報 政 策 局 情 報 経 済 課 FAX 電 子 メール

4 略 称 一 覧 本 準 則 における 略 称 の 表 記 は 次 のとおりである 法 律 名 略 称 景 品 表 示 法 個 人 情 報 保 護 法 資 金 決 済 法 通 則 法 電 子 契 約 法 特 定 商 取 引 法 特 定 電 子 メール 法 独 占 禁 止 法 不 正 アクセス 禁 止 法 プロバイダ 責 任 制 限 法 預 金 者 保 護 法 正 式 名 称 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 資 金 決 済 に 関 する 法 律 法 の 適 用 に 関 する 通 則 法 電 子 消 費 者 契 約 及 び 電 子 承 諾 通 知 に 関 する 民 法 の 特 例 に 関 する 法 律 特 定 商 取 引 に 関 する 法 律 特 定 電 子 メールの 送 信 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 私 的 独 占 の 禁 止 及 び 公 正 取 引 の 確 保 に 関 する 法 律 不 正 アクセス 行 為 の 禁 止 等 に 関 する 法 律 特 定 電 気 通 信 役 務 提 供 者 の 損 害 賠 償 責 任 の 制 限 及 び 発 信 者 情 報 の 開 示 に 関 する 法 律 偽 造 カード 等 及 び 盗 難 カード 等 を 用 いて 行 われる 不 正 な 機 械 式 預 貯 金 払 戻 し 等 からの 預 貯 金 者 の 保 護 に 関 する 法 律 判 例 集 略 称 民 録 民 集 刑 集 高 民 下 級 民 集 無 体 例 集 集 民 判 時 判 タ 判 自 金 判 新 聞 正 式 名 称 出 版 元 大 審 院 民 事 判 決 録 司 法 省 最 高 裁 判 所 民 事 判 例 集 最 高 裁 判 所 判 例 調 査 会 最 高 裁 判 所 刑 事 判 例 集 最 高 裁 判 所 判 例 調 査 会 高 等 裁 判 所 民 事 判 例 集 最 高 裁 判 所 判 例 調 査 会 下 級 裁 判 所 民 事 裁 判 例 集 最 高 裁 判 所 事 務 総 局 民 事 局 無 体 財 産 権 関 係 民 事 行 政 裁 判 例 集 法 曹 会 最 高 裁 判 所 裁 判 集 民 事 最 高 裁 判 所 事 務 総 局 判 例 時 報 法 曹 会 判 例 タイムズ 判 例 タイムズ 社 判 例 地 方 自 治 ぎょうせい 金 融 商 事 判 例 経 済 法 令 研 究 会 法 律 新 聞 法 律 新 聞 社

5 目 次 Ⅰ 電 子 商 取 引 に 関 する 論 点... i.1 Ⅰ-1 オンライン 契 約 の 申 込 みと 承 諾... i.2 Ⅰ-1-1 契 約 の 成 立 時 期 ( 電 子 承 諾 通 知 の 到 達 )... i.2 Ⅰ-1-2 消 費 者 の 操 作 ミスによる 錯 誤... i.6 Ⅰ-1-3 インターネット 通 販 における 分 かりやすい 申 込 画 面 の 設 定 義 務... i.11 Ⅰ-1-4 ワンクリック 請 求 と 契 約 の 履 行 義 務... i.17 Ⅰ-2 オンライン 契 約 の 内 容... i.23 Ⅰ-2-1 ウェブサイトの 利 用 規 約 の 契 約 への 組 入 れと 有 効 性... i.23 Ⅰ-2-2 価 格 誤 表 示 と 表 意 者 の 法 的 責 任... i.34 Ⅰ-3 なりすまし... i.40 Ⅰ-3-1 なりすましによる 意 思 表 示 のなりすまされた 本 人 への 効 果 帰 属... i.40 Ⅰ-3-2 なりすましによるインターネット バンキングの 利 用... i.45 Ⅰ-3-3 なりすましを 生 じた 場 合 の 認 証 機 関 の 責 任... i.48 Ⅰ-4 未 成 年 者 による 意 思 表 示... i.51 Ⅰ-5 インターネット 通 販 における 返 品... i.61 Ⅰ-6 電 子 商 店 街 (ネットショッピングモール) 運 営 者 の 責 任... i.65 Ⅰ-7 インターネット オークション... i.69 Ⅰ-7-1 オークション 事 業 者 の 利 用 者 に 対 する 責 任... i.69 Ⅰ-7-2 オークション 利 用 者 ( 出 品 者 落 札 者 ) 間 の 法 的 関 係... i.73 Ⅰ-7-3 インターネット オークションにおける 売 買 契 約 の 成 立 時 期... i.78 Ⅰ-7-4 ノークレーム ノーリターン 特 約 の 効 力... i.81 Ⅰ-7-5 インターネット オークションと 特 定 商 取 引 法... i.83 Ⅰ-7-6 インターネット オークションと 景 品 表 示 法... i.87 Ⅰ-7-7 インターネット オークションと 電 子 契 約 法... i.88 Ⅰ-7-8 インターネット オークションと 古 物 営 業 法... i.89

6 Ⅰ-8 インターネット 上 で 行 われる 懸 賞 企 画 の 取 扱 い... i.91 Ⅰ-9 共 同 購 入 クーポンをめぐる 法 律 問 題 について... i.94 Ⅱ インターネット 上 の 情 報 の 掲 示 利 用 等 に 関 する 論 点... ii.1 Ⅱ-1 CGM(Consumer Generated Media)サービス 提 供 事 業 者 の 違 法 情 報 媒 介 責 任... ii.1 Ⅱ-2 他 人 のホームページにリンクを 張 る 場 合 の 法 律 上 の 問 題 点... ii.7 Ⅱ-3 P2Pファイル 共 有 ソフトウェアの 提 供... ii.15 Ⅱ-4 ウェブ 上 の 広 告... ii.21 Ⅱ-4-1 景 品 表 示 法 による 規 制... ii.21 Ⅱ-4-2 特 定 商 取 引 法 による 規 制... ii.27 Ⅱ-5 ドメイン 名 の 不 正 取 得 等... ii.32 Ⅱ-6 インターネット 上 への 商 品 情 報 の 掲 示 と 商 標 権 侵 害... ii.38 Ⅱ-7 ID パスワード 等 のインターネット 上 での 提 供... ii.41 Ⅱ-8 インターネットと 肖 像 権 パブリシティ 権 等... ii.52 Ⅱ-9 インターネットと 著 作 権... ii.60 Ⅱ-9-1 インターネット 上 の 著 作 物 の 利 用... ii.60 Ⅱ-9-2 サムネイル 画 像 と 著 作 権... ii.69 Ⅱ-9-3 著 作 物 の 写 り 込 み... ii.76 Ⅱ-9-4 eラーニングにおける 他 人 の 著 作 物 の 利 用... ii.82 Ⅲ 情 報 財 の 取 引 等 に 関 する 論 点... iii.1 Ⅲ-1 ライセンス 契 約 の 成 立 とユーザーの 返 品 等 の 可 否... iii.2 Ⅲ-1-1 情 報 財 が 媒 体 を 介 して 提 供 される 場 合... iii.2 Ⅲ-1-2 情 報 財 がオンラインで 提 供 される 場 合... iii.11 Ⅲ-1-3 重 要 事 項 不 提 供 の 効 果... iii.15 Ⅲ-2 当 事 者 による 契 約 締 結 行 為 が 存 在 しないライセンス 契 約 の 成 立... iii.19 Ⅲ-3 ライセンス 契 約 中 の 不 当 条 項... iii.24

7 Ⅲ-4 ライセンス 契 約 の 終 了... iii.28 Ⅲ-4-1 契 約 終 了 時 におけるユーザーが 負 う 義 務 の 内 容... iii.28 Ⅲ-4-2 契 約 終 了 の 担 保 措 置 の 効 力... iii.31 Ⅲ-5 ベンダーが 負 うプログラムの 担 保 責 任... iii.34 Ⅲ-6 SaaS ASPのためのSLA(Service Level Agreement)... iii.42 Ⅲ-7 ソフトウェアの 使 用 許 諾 が 及 ぶ 人 的 範 囲... iii.46 Ⅲ-8 ユーザーの 知 的 財 産 権 譲 受 人 への 対 抗... iii.55 Ⅲ-9 ソフトウェア 特 許 権 の 行 使 と 権 利 濫 用... iii.60 Ⅲ-10 使 用 機 能 使 用 期 間 等 が 制 限 されたソフトウェア( 体 験 版 ソフトウェア 期 間 制 限 ソフトウェア 等 )の 制 限 の 解 除 方 法 を 提 供 した 場 合 の 責 任... iii.69 Ⅲ-11 データベースから 取 り 出 された 情 報 データの 扱 い... iii.79 Ⅲ-12 デジタルコンテンツ... iii.83 Ⅲ-12-1 デジタルコンテンツのインターネットでの 提 供 等 における 法 律 問 題 について... iii.84 Ⅲ-12-2 デジタルコンテンツ 利 用 契 約 終 了 後 のデジタルコンテンツの 利 用... iii.87 Ⅲ-12-3 電 子 出 版 物 の 再 配 信 を 行 う 義 務... iii.93 Ⅲ-12-4 オンラインゲームにおけるゲーム 内 アイテムに 関 する 権 利 関 係... iii.97 Ⅳ 国 境 を 越 えた 取 引 等 に 関 する 論 点... iv.1 Ⅳ-1 事 業 者 間 取 引 についての 国 際 裁 判 管 轄 及 び 適 用 される 法 規... iv.1 Ⅳ-2 消 費 者 と 事 業 者 の 間 の 取 引 についての 国 際 裁 判 管 轄 及 び 適 用 される 法 規 ( 特 に 消 費 者 保 護 法 規 )... iv.12 Ⅳ-3 生 産 物 責 任 と 国 際 裁 判 管 轄 及 び 適 用 される 法 規... iv.18 Ⅳ-4 インターネット 上 の 名 誉 信 用 の 毀 損 と 国 際 裁 判 管 轄 及 び 適 用 される 法 規... iv.22 Ⅳ-5 国 境 を 越 えた 商 標 権 行 使... iv.24 Ⅳ-6 外 国 判 決 外 国 仲 裁 判 断 の 承 認 執 行... iv.30

8 i Ⅰ 電 子 商 取 引 に 関 する 論 点 ここでは 電 子 商 取 引 が インターネットその 他 のコンピュータ ネットワークを 利 用 して 行 わ れるという 新 たな 経 済 行 為 であることに 伴 い 生 じる 諸 問 題 について 検 討 する i.1

9 Ⅰ-1 オンライン 契 約 の 申 込 みと 承 諾 Ⅰ-1-1 契 約 の 成 立 時 期 ( 電 子 承 諾 通 知 の 到 達 ) 最 終 改 訂 : 平 成 24 年 11 月 論 点 電 子 契 約 の 成 立 時 期 である 承 諾 通 知 が 到 達 した 時 点 ( 電 子 契 約 法 第 4 条 )とは 具 体 的 にいつか 1. 考 え 方 (1) 電 子 メールの 場 合 承 諾 通 知 の 受 信 者 ( 申 込 者 )が 指 定 した 又 は 通 常 使 用 するメールサーバー 中 のメールボッ クスに 読 み 取 り 可 能 な 状 態 で 記 録 された 時 点 である 1 承 諾 通 知 の 受 信 者 ( 申 込 者 )のメールサーバー 中 のメールボックスに 記 録 された 場 合 ( 該 当 する 例 ( 契 約 成 立 )) 承 諾 通 知 が 一 旦 メールボックスに 記 録 された 後 にシステム 障 害 等 により 消 失 した 場 合 ( 該 当 しない 例 ( 契 約 不 成 立 )) 申 込 者 のメールサーバーが 故 障 していたために 承 諾 の 通 知 が 記 録 されなかった 場 合 2 読 み 取 り 可 能 な 状 態 で 記 録 された 場 合 ( 該 当 しない 例 ( 契 約 不 成 立 )) 送 信 された 承 諾 通 知 が 文 字 化 けにより 解 読 できなかった 場 合 添 付 ファイルによって 通 知 がなされた 場 合 に 申 込 者 が 復 号 して 見 読 できない 場 合 ( 申 込 者 が 有 して いないアプリケーションソフトによって 作 成 されたため 復 号 して 見 読 できない 場 合 など) (2)ウェブ 画 面 の 場 合 申 込 者 のモニター 画 面 上 に 承 諾 通 知 が 表 示 された 時 点 である 2. 説 明 (1) 電 子 契 約 の 成 立 時 期 ( 承 諾 通 知 の 到 達 ) 電 子 メール 等 の 電 子 的 な 方 式 による 契 約 の 承 諾 通 知 は 原 則 として 極 めて 短 時 間 で 相 手 に 到 達 するため 隔 地 者 間 の 契 約 において 承 諾 通 知 が 電 子 メール 等 の 電 子 的 方 式 で 行 われ i.2

10 る 場 合 には 民 法 第 526 条 第 1 項 及 び 第 527 条 が 適 用 されず 当 該 契 約 は 承 諾 通 知 が 到 達 したときに 成 立 する( 電 子 契 約 法 第 4 条 民 法 第 97 条 第 1 項 ) なお 本 メールは 受 信 確 認 メールであり 承 諾 通 知 ではありません 在 庫 を 確 認 の 上 受 注 が 可 能 な 場 合 には 改 めて 正 式 な 承 諾 通 知 をお 送 りします といったように 契 約 の 申 込 み への 承 諾 が 別 途 なされることが 明 記 されている 場 合 などは 受 信 の 事 実 を 通 知 したにすぎず そもそも 承 諾 通 知 には 該 当 しないと 考 えられるので 注 意 が 必 要 である 1 (2) 到 達 の 意 義 この 到 達 の 時 期 について 民 法 には 明 文 の 規 定 はないが 意 思 表 示 の 到 達 とは 相 手 方 が 意 思 表 示 を 了 知 し 得 べき 客 観 的 状 態 を 生 じたことを 意 味 すると 解 されている すなわち 意 思 表 示 が 相 手 方 にとって 了 知 可 能 な 状 態 におかれたこと 換 言 すれば 意 思 表 示 が 相 手 方 の いわゆる 支 配 圏 内 におかれたことをいうと 解 される( 最 高 裁 昭 和 36 年 4 月 20 日 第 一 小 法 廷 判 決 民 集 15 巻 4 号 774 頁 最 高 裁 昭 和 43 年 12 月 17 日 第 三 小 法 廷 判 決 民 集 22 巻 13 号 頁 ) 電 子 承 諾 通 知 の 到 達 時 期 については 相 手 方 が 通 知 に 係 る 情 報 を 記 録 した 電 磁 的 記 録 にアクセス 可 能 となった 時 点 をもって 到 達 したものと 解 される 例 えば 電 子 メールにより 通 知 が 送 信 された 場 合 は 通 知 に 係 る 情 報 が 受 信 者 ( 申 込 者 )の 使 用 に 係 る 又 は 使 用 したメール サーバー 中 のメールボックスに 読 み 取 り 可 能 な 状 態 で 記 録 された 時 点 であると 解 される 具 体 的 には 次 のとおり 整 理 されると 考 えられる 1 相 手 方 が 通 知 を 受 領 するために 使 用 する 情 報 通 信 機 器 をメールアドレス 等 により 指 定 し ていた 場 合 や 指 定 してはいないがその 種 類 の 取 引 に 関 する 通 知 の 受 領 先 として 相 手 方 が 通 常 使 用 していると 信 じることが 合 理 的 である 情 報 通 信 機 器 が 存 在 する 場 合 には 承 諾 通 知 がその 情 報 通 信 機 器 に 記 録 されたとき 21 以 外 の 場 合 には あて 先 とした 情 報 通 信 機 器 に 記 録 されただけでは 足 りず 相 手 方 がその 情 報 通 信 機 器 から 情 報 を 引 き 出 して( 内 容 を 了 知 する 必 要 はない ) 初 めて 到 達 の 効 果 が 生 じるものと 解 される なお 仮 に 申 込 者 のメールサーバーが 故 障 していたために 承 諾 通 知 が 記 録 されなかった 場 合 は 申 込 者 がアクセスし 得 ない 以 上 通 知 は 到 達 しなかったものと 解 するほかない 他 方 承 諾 通 知 が 一 旦 記 録 された 後 に 何 らかの 事 情 で 消 失 した 場 合 記 録 された 時 点 で 通 知 は 到 達 しているものと 解 される 1 東 京 地 裁 平 成 17 年 9 月 2 日 判 決 判 時 1922 号 105 頁 は インターネットショッピングモールでの 商 品 の 売 買 契 約 において 利 用 者 からの 購 入 申 込 みに 対 してモール 運 営 事 業 者 が 返 信 した 受 注 確 認 メールは モール 運 営 事 業 者 が 送 信 したものであり 権 限 ある 売 主 ( 出 品 者 )が 送 信 したものではないから 権 限 あるも のによる 承 諾 がなされたと 認 めることはできない と 判 断 した また 受 注 確 認 メールの 趣 旨 について 買 い 手 となる 注 文 者 の 申 込 みが 正 確 なものとして 発 信 されたかをサイト 開 設 者 が 注 文 者 に 確 認 するものであ り 注 文 者 の 申 込 の 意 思 表 示 の 正 確 性 を 担 保 するものにほかならない と 指 摘 している i.3

11 (3) 読 み 取 り 可 能 な 状 態 の 意 義 送 信 された 承 諾 通 知 が 文 字 化 けにより 解 読 できなかった 場 合 (なお 解 読 できないか 否 か については 単 に 文 字 化 けがあることのみではなく 個 別 の 事 例 に 応 じて 総 合 的 に 判 断 され ることとなる 例 えば 文 字 コードの 選 択 の 設 定 を 行 えば 復 号 が 可 能 であるにもかかわらず それを 行 わなかったために 情 報 を 復 号 することができない 場 合 のように 当 該 取 引 で 合 理 的 に 期 待 されている 相 手 方 のリテラシーが 低 いため 情 報 の 復 号 ができない 場 合 には 表 意 者 ( 承 諾 者 )に 責 任 がなく この 要 件 は 相 手 方 が 通 常 期 待 されるリテラシーを 有 していることを 前 提 として 解 釈 されるべきであると 考 える )や 申 込 者 が 有 していないアプリケーションソフト ( 例 えば ワープロソフトの 最 新 バージョン 等 )によって 作 成 されたファイルによって 通 知 がな されたために 復 号 して 見 読 することができない 場 合 には 申 込 者 の 責 任 において その 情 報 を 見 読 するためのアプリケーションを 入 手 しなければならないとすることは 相 当 ではなく 原 則 として 申 込 者 が 復 号 して 見 読 可 能 である 方 式 により 情 報 を 送 信 する 責 任 は 承 諾 者 にある ものと 考 えられる したがって 申 込 者 が 復 号 して 見 読 することが 不 可 能 な 場 合 には 原 則 と して 承 諾 通 知 は 不 到 達 と 解 される (4)ウェブ 画 面 の 場 合 インターネット 通 販 等 の 場 合 ウェブ 画 面 上 を 通 じて 申 込 みがなされ 承 諾 もウェブ 画 面 で なされることがある すなわち ウェブ 画 面 上 の 定 型 フォーマットに 商 品 名 個 数 申 込 者 の 住 所 氏 名 等 の 必 要 事 項 を 入 力 し これを 送 信 することにより 申 込 みの 意 思 表 示 が 発 信 され この 申 込 み 通 知 がウェブサーバーに 記 録 された 後 申 込 者 のウェブ 画 面 に 承 諾 した 旨 又 は 契 約 が 成 立 した 旨 が 自 動 的 に 表 示 されるシステムが 利 用 される 場 合 がある このようにウェブ 画 面 を 通 じて 承 諾 通 知 が 発 信 された 場 合 についても 意 思 表 示 の 到 達 の 意 義 及 び 電 子 メールの 場 合 における 承 諾 通 知 の 到 達 時 期 と 同 様 の 視 点 で 考 えるのが 相 当 である すなわち 相 手 方 が 意 思 表 示 を 了 知 し 得 べき 客 観 的 状 態 を 生 じた 時 点 読 み 取 り 可 能 な 状 態 で 申 込 者 ( 受 信 者 )の 支 配 領 域 に 入 った 時 点 と 考 えられる 具 体 的 には ウェブ サーバーに 申 込 みデータが 記 録 され これに 応 答 する 承 諾 データが 申 込 者 側 に 到 達 の 上 申 込 者 のモニター 画 面 上 に 承 諾 通 知 が 表 示 された 時 点 と 解 される また 承 諾 通 知 が 画 面 上 に 表 示 されていれば 足 り 申 込 者 がそれを 現 認 したか 否 かは 承 諾 通 知 の 到 達 の 有 無 には 影 響 しない 他 方 通 信 障 害 等 何 らかのトラブルにより 申 込 者 のモニター 画 面 に 承 諾 通 知 が 表 示 されなかった 場 合 は 原 則 として 承 諾 通 知 は 不 到 達 と 解 される ちなみに お 申 込 みありがとうございました 在 庫 を 確 認 の 上 受 注 が 可 能 な 場 合 には 改 めて 正 式 な 承 諾 通 知 をお 送 りします といったように 契 約 の 申 込 みへの 承 諾 が 別 途 なされ ることが 明 記 されている 場 合 などは 受 信 の 事 実 を 通 知 したにすぎず そもそも 承 諾 通 知 に は 該 当 しないと 考 えられるので 注 意 が 必 要 である なお 承 諾 通 知 がウェブ 画 面 上 に 表 示 された 後 契 約 成 立 を 確 認 する 旨 の 電 子 メールが i.4

12 別 途 送 信 される 場 合 もあるが この 場 合 も 契 約 の 成 立 時 期 はあくまで 承 諾 通 知 が 表 示 された 時 点 であり 後 から 電 子 メールが 到 達 した 時 点 ではない 他 方 承 諾 通 知 がウェブ 画 面 に 表 示 されなかった 場 合 契 約 成 立 を 確 認 する 旨 の 電 子 メールが 送 信 されていれば それが 到 達 した 時 点 で 契 約 は 成 立 している i.5

13 Ⅰ-1-2 消 費 者 の 操 作 ミスによる 錯 誤 最 終 改 訂 : 平 成 26 年 8 月 論 点 BtoCの 電 子 契 約 では 事 業 者 側 が 消 費 者 の 申 込 み 内 容 等 の 意 思 を 確 認 する 措 置 を 設 けていない 場 合 には 原 則 として 操 作 ミスによる 契 約 は 無 効 となる( 電 子 契 約 法 第 3 条 ) 反 対 に 事 業 者 側 が 確 認 措 置 を 設 けていれば 消 費 者 に 重 大 な 過 失 があった 場 合 には 契 約 成 立 を 主 張 できるが この 確 認 措 置 とはどのようなものか 1. 考 え 方 (1) 消 費 者 の 操 作 ミスの 救 済 BtoCの 電 子 契 約 では 1 消 費 者 が 申 込 みを 行 う 前 に 消 費 者 の 申 込 み 内 容 等 を 確 認 す る 措 置 を 事 業 者 側 が 講 じた 場 合 2 消 費 者 自 らが 確 認 措 置 が 不 要 である 旨 意 思 の 表 明 をし た 場 合 を 除 き 要 素 の 錯 誤 に 当 たる 操 作 ミスによる 消 費 者 の 申 込 みの 意 思 表 示 は 無 効 とな る( 電 子 契 約 法 第 3 条 ) 1 2の 場 合 消 費 者 に 重 大 な 過 失 があれば 事 業 者 は 消 費 者 に 錯 誤 ( 操 作 ミス)があっても 契 約 の 有 効 性 を 主 張 できる( 民 法 第 95 条 ただし 書 ) (2) 事 業 者 が 講 じる 確 認 措 置 確 認 を 求 める 措 置 としては 申 込 みを 行 う 意 思 の 有 無 及 び 入 力 した 内 容 をもって 申 込 み にする 意 思 の 有 無 について 消 費 者 に 実 質 的 に 確 認 を 求 めていると 判 断 し 得 る 措 置 になっ ている 必 要 がある 例 えば 1あるボタンをクリックすることで 申 込 みの 意 思 表 示 となることを 消 費 者 が 明 らかに 確 認 することができる 画 面 を 設 定 すること 2 確 定 的 な 申 込 みとなる 送 信 ボタンを 押 す 前 に 申 込 みの 内 容 を 表 示 し そこで 訂 正 する 機 会 を 与 える 画 面 を 設 定 するこ と などが 考 えられる i.6

14 ( 確 認 措 置 と 認 められると 思 われる 例 ) 申 込 み 画 面 商 品 A ( 説 明 ) 購 入 します 申 込 み 画 面 商 品 A 商 品 B 個 数 個 11 個 次 へ 確 認 画 面 商 品 Aの 購 入 の 申 込 みと なります よろしいですか? 確 認 画 面 申 込 み 内 容 商 品 B 11 個 確 認 取 消 申 込 む 戻 る ( 確 認 措 置 と 認 められない 可 能 性 がある 例 ) 最 終 確 認 画 面 を 設 けていない 場 合 であって 意 思 表 示 の 内 容 が 同 一 画 面 上 であっても 確 定 的 な 申 込 みとなる 送 信 ボタンと 全 く 別 の 場 所 に 表 示 されているとき 申 込 みフレーム 確 認 フレーム 商 品 A 商 品 B 申 込 み 内 容 個 数 個 10 個 商 品 B 10 個 商 品 C 商 品 D 商 品 C 2 個 個 数 2 個 個 購 入 (3) 確 認 措 置 が 不 要 であるとの 消 費 者 の 意 思 の 表 明 消 費 者 が 自 ら 望 んで 確 認 措 置 が 必 要 ではないと 積 極 的 に 選 択 する 必 要 があり その 認 定 は 慎 重 になされると 考 えられる 例 えば 事 業 者 によって 同 意 するよう 強 制 されたり 意 図 的 に 誘 導 されたりしたような 場 合 には 消 費 者 の 意 思 の 表 明 には 当 たらないと 思 われる ( 意 思 の 表 明 に 当 たると 思 われる 例 ) 申 込 み 画 面 確 認 画 面 がなくても 良 い 場 合 は こちらから ( 注 意 事 項 ) ここを 選 択 すると 商 品 A 商 品 B 個 数 個 個 i.7

15 ( 意 思 の 表 明 に 当 たらないと 思 われる 例 ) 申 込 み 画 面 商 品 A 商 品 B 個 数 個 個 申 込 み 確 認 画 面 が 必 要 な 方 はこちらから 2. 説 明 (1) 錯 誤 無 効 の 特 例 措 置 消 費 者 がウェブ 画 面 を 通 じて 事 業 者 が 画 面 上 に 表 示 する 手 続 に 従 って 当 該 事 業 者 との 契 約 の 申 込 みを 行 う 際 意 図 しない 申 込 み( 例 えば 全 く 申 込 みを 行 う 意 思 がないにもかかわら ず 操 作 を 誤 って 申 込 みを 行 ってしまったような 場 合 )や 意 図 と 異 なる 内 容 の 申 込 み( 例 えば 操 作 を 誤 って 申 込 みの 内 容 を 入 力 してしまったにもかかわらず それを 訂 正 しないままに 内 心 の 意 思 と 異 なる 内 容 の 申 込 みであると 表 示 から 推 断 される 表 示 行 為 を 行 ってしまったような 場 合 )を 行 った 場 合 には 事 業 者 が 消 費 者 に 対 して 申 込 みを 行 う 意 思 や 申 込 みの 内 容 につ いて 確 認 を 求 める 措 置 を 講 じた 場 合 及 び 消 費 者 自 らが 申 込 みを 行 う 意 思 や 申 込 みの 内 容 に ついての 確 認 の 機 会 が 不 要 である 旨 の 意 思 を 表 明 した 場 合 を 除 き 民 法 第 95 条 ただし 書 の 規 定 は 適 用 されず 消 費 者 は 自 らに 重 大 な 過 失 があったとしても 意 図 しない 申 込 みや 意 図 と 異 なる 内 容 の 申 込 みの 意 思 表 示 を 無 効 とすることができる( 電 子 契 約 法 第 3 条 ) 意 図 しない 申 込 みの 例 としては 購 入 するかどうか 検 討 する 意 図 で 購 入 申 込 みの 内 容 を 入 力 して 価 格 を 表 示 させていたところ 誤 って 送 信 ボタンを 押 した 場 合 キャンセルボタンと 思 って 押 したが 有 料 の 契 約 の 申 込 みボタンだった 場 合 等 があり 意 図 と 異 なる 内 容 の 申 込 み の 例 としては 1 個 のつもりが11 個 と 入 力 して 申 込 みボタンを 押 した 場 合 等 がある (2) 電 子 契 約 法 第 3 条 の 確 認 を 求 める 措 置 事 業 者 が 消 費 者 に 対 して 申 込 みを 行 う 意 思 や 申 込 みの 内 容 について 画 面 上 確 認 を 求 め る 措 置 を 講 じた 場 合 には 電 子 契 約 法 第 3 条 本 文 の 適 用 はなく 事 業 者 は 民 法 第 95 条 た だし 書 の 規 定 により 消 費 者 に 意 図 しない 申 込 みや 意 図 と 異 なる 内 容 の 申 込 みをしたことに ついて 重 大 な 過 失 がある 場 合 には 錯 誤 があっても 契 約 として 有 効 であることを 主 張 すること ができる( 電 子 契 約 法 第 3 条 ただし 書 ) この 確 認 を 求 める 措 置 としては 申 込 みを 行 う 意 思 の 有 無 及 び 入 力 した 内 容 をもって 申 込 みにする 意 思 の 有 無 について 消 費 者 に 実 質 的 に 確 認 を 求 めていると 判 断 し 得 る 措 置 に なっている 必 要 がある 具 体 的 には 次 のようなものが 考 えられる 1 確 定 的 な 申 込 みとなる 送 信 ボタンが 存 在 する 同 じ 画 面 上 に 意 思 表 示 の 内 容 を 明 示 し i.8

16 当 該 ボタンをクリックすることで 申 込 みの 意 思 表 示 となることを 消 費 者 が 明 らかに 確 認 すること ができる 画 面 を 設 定 すること 2 確 定 的 な 申 込 みとなる 送 信 ボタンを 押 す 前 に 申 込 みの 内 容 を 表 示 し そこで 訂 正 す る 機 会 を 与 える 画 面 を 設 定 すること なお 近 時 は 上 の2の 方 法 に 従 い 入 力 画 面 とは 別 に 最 終 確 認 画 面 として 申 込 み の 内 容 を 表 示 しそこで 訂 正 する 機 会 を 与 える 画 面 を 設 ける 仕 組 みが 一 般 的 になっている し かし 1の 方 法 に 従 い 消 費 者 が 意 思 表 示 の 内 容 を 確 実 に 確 認 できるように 表 示 し かつ 意 思 表 示 の 内 容 と 同 じ 画 面 上 に 申 込 みの 意 思 表 示 となることを 消 費 者 が 明 らかに 確 認 できる 方 法 で 送 信 ボタンを 設 けるのであれば 確 認 を 求 める 措 置 として 入 力 画 面 とは 別 に 最 終 確 認 画 面 を 設 けることは 必 須 ではない ただし 最 終 確 認 画 面 を 設 けることが 一 般 化 して おり 入 力 画 面 上 のボタンのクリックは 最 終 的 な 意 思 表 示 ではないと 消 費 者 が 思 い 込 む 可 能 性 が 高 まっていることに 鑑 みれば 最 終 確 認 画 面 を 設 けない 場 合 には 消 費 者 が 入 力 した 情 報 を 全 て 表 示 して 消 費 者 が 意 思 表 示 の 内 容 を 確 実 に 確 認 できるようにするとともに ボタ ンをクリックすることで 最 終 的 な 意 思 表 示 となること を 消 費 者 に 明 瞭 に 表 示 する 必 要 があると 考 えられる また 入 力 画 面 と 同 一 画 面 の 別 の 箇 所 に 意 思 表 示 の 内 容 を 明 示 する 画 面 が 設 けられ 表 示 されているものの 送 信 ボタンが 入 力 画 面 側 に 設 けられている 場 合 等 意 思 表 示 の 内 容 が 同 一 画 面 上 であっても 確 定 的 な 申 込 みとなる 送 信 ボタンと 全 く 別 の 場 所 に 表 示 さ れている 場 合 には 消 費 者 が 意 思 表 示 の 内 容 を 確 認 せずに 送 信 ボタンをクリックするおそれ があるため 最 終 確 認 画 面 を 設 けなければ 確 認 を 求 める 措 置 として 不 十 分 とされる 可 能 性 があると 考 えられる (3) 電 子 契 約 法 第 3 条 の 意 思 の 表 明 消 費 者 自 らが 前 記 確 認 を 求 める 措 置 を 要 しない 旨 の 意 思 を 表 明 した 場 合 1 には 電 子 契 約 法 第 3 条 本 文 の 適 用 はなく 事 業 者 は 民 法 第 95 条 ただし 書 の 規 定 により 消 費 者 に 意 図 しない 申 込 みや 意 図 と 異 なる 内 容 の 申 込 みをしたことについて 重 大 な 過 失 があることを 主 張 することができる( 電 子 契 約 法 第 3 条 ただし 書 ) この 意 思 の 表 明 とは 消 費 者 がその 自 主 的 な 判 断 により 自 ら 積 極 的 に 確 認 措 置 の 提 供 が 必 要 ではないことを 事 業 者 に 明 らかにするとの 趣 旨 であり その 認 定 は 慎 重 になされると 考 えられる 消 費 者 が 確 認 措 置 を 要 しないとは 望 んでいないにもかかわらず 事 業 者 によっ てそれに 同 意 するよう 強 制 されたり 意 図 的 に 誘 導 されたりしたような 場 合 には ここでいう 消 費 者 の 意 思 の 表 明 には 当 たらない 例 えば 確 認 措 置 を 講 じていない 事 業 者 が 一 方 的 1 このような 場 合 であっても 事 業 者 が 確 認 を 求 める 措 置 を 講 じなかったことについて 特 定 商 取 引 法 第 1 4 条 の 規 定 に 違 反 したとして 行 政 処 分 の 対 象 となるおそれがある 本 準 則 Ⅰ-1-3 インターネット 通 販 における 分 かりやすい 申 込 画 面 の 設 定 義 務 を 参 照 されたい i.9

17 に 確 認 措 置 を 要 しない 旨 同 意 したものとみなす としているような 場 合 や 確 認 措 置 を 必 要 としない 旨 表 明 いたします というボタンをクリックしなければ 商 品 を 購 入 できないような 場 合 には ここでいう 消 費 者 の 意 思 の 表 明 には 当 たらない 要 するに 各 別 かつ 明 示 の 方 法 により 消 費 者 側 の 主 体 的 意 思 が 形 成 され 確 認 措 置 を 不 要 とする 意 思 の 表 明 がされるもの でなければならない また 実 際 の 電 子 商 取 引 サイトでは 表 示 スペースの 制 約 等 から 確 認 画 面 の 省 略 を 選 択 する 場 合 に 確 認 画 面 がなくてもよい 場 合 にはこちらをクリック というように 確 認 画 面 が 不 要 である 旨 の 文 章 を 記 載 したボタンをクリックさせるのではなく ワンフレーズの 短 い 表 現 が 記 載 されたボタンをクリックさせることが 多 い このような 省 略 して 表 現 されたボタンのクリックが 確 認 措 置 を 必 要 としない 旨 の 選 択 の 意 思 表 示 であることを 消 費 者 が 理 解 してクリックした 場 合 には 消 費 者 が 電 子 契 約 法 第 3 条 ただし 書 の 確 認 を 求 める 措 置 を 要 しない 旨 の 意 思 を 表 明 した 場 合 に 該 当 するが 当 該 ボタンの 趣 旨 が 消 費 者 に 適 切 に 説 明 されていないため 消 費 者 が 省 略 して 表 現 されたボタンの 意 味 を 正 しく 理 解 できないままクリックしたような 場 合 には 確 認 を 求 める 措 置 を 要 しない 旨 の 意 思 を 表 明 した 場 合 に 該 当 するとはいえないと 考 えられ る なお 意 思 の 表 明 の 有 無 については 事 業 者 が 主 張 立 証 責 任 を 負 担 する i.10

18 最 終 改 訂 : 平 成 22 年 10 月 Ⅰ-1-3 インターネット 通 販 における 分 かりやすい 申 込 画 面 の 設 定 義 務 論 点 特 定 商 取 引 法 第 14 条 で 規 制 されている 顧 客 の 意 に 反 して 契 約 の 申 込 みをさせようと する 行 為 とは インターネット 通 販 においてはどのような 行 為 か 1. 考 え 方 インターネット 通 販 において (1)あるボタンをクリックすれば それが 有 料 の 申 込 みとなる ことを 消 費 者 が 容 易 に 認 識 できるように 表 示 していない 場 合 (2) 申 込 みをする 際 に 消 費 者 が 申 込 みの 内 容 を 容 易 に 確 認 し かつ 訂 正 できるように 措 置 していない 場 合 には 特 定 商 取 引 法 第 14 条 により 行 政 処 分 の 対 象 となる (1) 有 料 の 申 込 みとなることの 表 示 について ( 有 料 の 申 込 みとなることを 表 示 していると 思 われる 例 ) 画 面 例 1 ステップ1: 商 品 の 選 択 商 品 広 告 商 品 1 商 品 社 製 1 価 格 1,000 円 買 い 物 かごに 入 れる 商 品 2 商 品 社 2 価 格 1,200 円 買 い 物 かごに 入 れる 商 品 単 価 数 量 小 計 商 品 1 1,000 円 1 個 1,000 円 削 除 買 い 物 を 続 ける レジに 進 む ステップ3: 最 終 確 認 画 面 の 表 示 注 文 内 容 確 認 注 文 内 容 を 確 認 し 注 文 を 確 定 して 下 さい(これが 最 後 の 手 続 きです ) 下 記 の 注 文 内 容 が 正 しいことを 確 認 してください 注 文 を 確 定 する ボタンをクリックするまで 実 際 の 注 文 は 行 われません ご 届 け 先 経 済 太 郎 東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関 変 更 支 払 方 法 カード - 変 更 有 効 期 限 :06/2002 注 文 明 細 商 品 単 価 数 量 小 計 商 品 1 1,000 円 1 個 1,000 円 送 料 200 円 消 費 税 60 円 合 計 1,260 円 ステップ2: 個 人 情 報 の 入 力 お 届 け 先 を 記 入 下 さい 発 送 方 法 : 宅 配 便 変 更 変 更 氏 名 : 注 文 を 確 定 する 郵 便 番 号 : 都 道 府 県 : - 選 択 して 下 さい TOP に 戻 る( 注 文 は 確 定 されません) 住 所 : 電 話 番 号 : 電 子 メールアト レス: 次 の 画 面 へ ステップ4: 最 終 的 な 申 込 み ご 注 文 ありがとうございました i.11

19 画 面 例 2 注 文 書 ご 希 望 の 商 品 を 選 んで 下 さい ( 1) 希 望 商 品 を 選 んで 下 さい ( 2) 希 望 商 品 を 選 んで 下 さい お 届 け 先 氏 名 : 郵 便 番 号 : 都 道 府 県 : 住 所 : 電 話 番 号 : - 選 択 して 下 さい 電 子 メールアト レス: 注 文 やり 直 し ( 有 料 の 申 込 みとなることを 表 示 していないとされるおそれがある 例 ) 画 面 例 3 (1ページ) 申 込 フォーム 申 込 手 順 (2ページ) ご 贈 答 品 について (3ページ) 申 込 者 名 郵 便 番 号 住 所 申 し 込 み 返 品 について 商 品 A 商 品 B (チェックを 入 れて 下 さい ) 商 品 01 商 品 02 商 品 03 お 支 払 い 方 法 商 品 13 商 品 14 商 品 15 (チェックを 入 れて 下 さい ) 電 話 番 号 お 支 払 い 方 法 銀 行 振 り 込 み 郵 便 振 替 代 金 引 換 (チェックを 入 れて 下 さい ) 送 料 銀 行 振 り 込 み 郵 便 振 替 は 全 国 一 律 円 代 金 引 換 の 場 合 は 地 域 によって 異 なります( 別 表 参 考 ) 送 料 に 代 金 引 換 手 数 料 円 が 加 算 されます 送 信 取 消 i.12

20 (2) 確 認 訂 正 機 会 の 提 供 について ( 確 認 訂 正 機 会 の 提 供 があると 思 われる 例 ) 画 面 例 4 ご 注 文 内 容 確 認 この 内 容 で 店 主 にメールが 送 信 されます この 内 容 で 良 ければ この 内 容 で 注 文 する を 修 正 したい 部 分 があれば ブラウザのボタンで 前 のページに 戻 って 下 さい ご 注 文 商 品 商 品 単 価 数 量 小 計 商 品 1 1,000 円 1 個 1,000 円 送 料 200 円 消 費 税 60 円 合 計 1,260 円 ご 注 文 者 氏 名 : 住 所 : 電 話 番 号 : お 届 け 先 ご 注 文 者 に 同 じ お 支 払 い 方 法 代 金 引 換 この 内 容 で 注 文 する ( 確 認 訂 正 機 会 の 提 供 がないとされるおそれがある 例 ) 画 面 例 5 画 面 例 6 画 面 1 商 品 名 画 像 商 品 説 明 5,340 進 む 画 面 2 代 引 き 送 り 先 の 住 所 を 入 力 してください お 名 前 会 社 名 住 所 郵 便 番 号 電 話 番 号 商 品 の 注 文 フォームです 以 下 をもれなく 記 入 して 商 品 申 込 みをする ボタンをクリックして 下 さい お 名 前 ふりがな ご 住 所 都 道 府 県 住 所 電 話 番 号 ご 注 文 Ⅰ 商 品 名 A A 型 リング 10,000 商 品 名 B B 型 ネックレス 15,000 サイズ 7 ご 注 文 Ⅱ 商 品 名 A A 型 リング 10,000 商 品 名 B B 型 ネックレス 15,000 サイズ 7 購 入 OK 商 品 代 金 消 費 税 合 計 金 額 お 支 払 い 方 法 円 円 円 商 品 申 込 をする 取 り 消 し ご 注 文 ありがとうございました i.13

21 2. 説 明 (1) 特 定 商 取 引 法 第 14 条 の 規 制 販 売 業 者 等 が 顧 客 の 意 に 反 して 売 買 契 約 若 しくは 役 務 提 供 契 約 の 申 込 みをさせようとす る 行 為 等 をした 場 合 において 取 引 の 公 正 及 び 購 入 者 等 の 利 益 が 害 されるおそれがあると 認 められるときは 主 務 大 臣 は 必 要 な 措 置 をとるべきことを 指 示 することができる( 特 定 商 取 引 法 第 14 条 ) この 顧 客 の 意 に 反 して 契 約 の 申 込 みをさせようとする 行 為 とは 具 体 的 には インター ネット 通 販 において 1あるボタンをクリックすれば それが 有 料 の 申 込 みとなることを 消 費 者 が 容 易 に 認 識 できるように 表 示 していないこと( 特 定 商 取 引 法 施 行 規 則 第 16 条 第 1 項 第 1 号 ) 2 申 込 みをする 際 に 消 費 者 が 申 込 みの 内 容 を 容 易 に 確 認 し かつ 訂 正 できるように 措 置 していないこと( 同 項 第 2 号 )を 指 す (2) 顧 客 の 意 に 反 して 契 約 の 申 込 みをさせようとする 行 為 に 係 るガイドライン 消 費 者 庁 及 び 経 済 産 業 省 は 顧 客 の 意 に 反 して 契 約 の 申 込 みをさせようとする 行 為 に 係 るガイドラインを 策 定 し 以 下 のような 解 釈 基 準 を 示 している 1 申 込 みとなることの 表 示 ( 第 1 号 ) ⅰ) 以 下 のような 場 合 は 一 般 に 第 1 号 で 定 める 行 為 に 該 当 しないと 考 えられる a) 申 込 みの 最 終 段 階 において 注 文 内 容 の 確 認 といった 表 題 の 画 面 (いわゆる 最 終 確 認 画 面 )が 必 ず 表 示 され その 画 面 上 で この 内 容 で 注 文 する といった 表 示 の あるボタンをクリックして 初 めて 申 込 みになる 場 合 b)いわゆる 最 終 確 認 画 面 がない 場 合 であっても 以 下 のような 措 置 が 講 じられ 最 終 的 な 申 込 みの 操 作 となることが 明 示 されている 場 合 ア) 最 終 的 な 申 込 みにあたるボタンのテキストに 私 は 上 記 の 商 品 を 購 入 ( 注 文 申 込 み)します と 表 示 されている イ) 最 終 的 な 申 込 みにあたるボタンに 近 接 して 購 入 ( 注 文 申 込 み)しますか との 表 示 があり ボタンのテキストに はい と 表 示 されている ⅱ) 以 下 のような 場 合 は 第 1 号 で 定 める 行 為 に 該 当 するおそれがある a) 最 終 的 な 申 込 みにあたるボタン 上 では 購 入 ( 注 文 申 込 み) などといった 用 語 で はなく 送 信 などの 用 語 で 表 示 がされており また 画 面 上 のほかの 部 分 でも 申 込 み であることを 明 らかにする 表 示 がない 場 合 i.14

22 b) 最 終 的 な 申 込 みにあたるボタンに 近 接 して プレゼント と 表 示 されているなど 有 償 契 約 の 申 込 みではないとの 誤 解 を 招 くような 表 示 がなされている 場 合 2 確 認 訂 正 機 会 の 提 供 ( 第 2 号 ) ⅰ) 以 下 のa) 及 びb)の 両 方 を 満 たしているような 場 合 は 一 般 に 第 2 号 で 定 める 行 為 に 該 当 しないと 考 えられる a) 申 込 みの 最 終 段 階 で 以 下 のいずれかの 措 置 が 講 じられ 申 込 み 内 容 を 容 易 に 確 認 できるようになっていること ア) 申 込 みの 最 終 段 階 の 画 面 上 において 申 込 み 内 容 が 表 示 される 場 合 イ) 申 込 みの 最 終 段 階 の 画 面 上 において 申 込 み 内 容 そのものは 表 示 されていない 場 合 であっても 注 文 内 容 を 確 認 する といったボタンが 用 意 され それをクリック することにより 確 認 できる 場 合 あるいは 確 認 したい 場 合 には ブラウザの 戻 る ボタンで 前 のページに 戻 って 下 さい といった 説 明 がなされている 場 合 b)a)により 申 込 み 内 容 を 確 認 した 上 で 以 下 のいずれかの 措 置 により 容 易 に 訂 正 で きるようになっていること ア) 申 込 みの 最 終 段 階 の 画 面 上 において 変 更 取 消 といったボタンが 用 意 され そのボタンをクリックすることにより 訂 正 ができるようになっている 場 合 イ) 申 込 みの 最 終 段 階 の 画 面 上 において 修 正 したい 部 分 があれば ブラウザの 戻 るボタンで 前 のページに 戻 って 下 さい といった 説 明 がなされている 場 合 ⅱ) 以 下 のような 場 合 は 第 2 号 で 定 める 行 為 に 該 当 するおそれがある a) 申 込 みの 最 終 段 階 の 画 面 上 において 申 込 み 内 容 が 表 示 されず これを 確 認 する ための 手 段 ( 注 文 内 容 を 確 認 などのボタンの 設 定 や ブラウザの 戻 るボタンで 前 に 戻 ることができる 旨 の 説 明 )も 提 供 されていない 場 合 b) 申 込 みの 最 終 段 階 の 画 面 上 において 訂 正 するための 手 段 ( 変 更 などのボタン の 設 定 や ブラウザの 戻 るボタンで 前 に 戻 ることができる 旨 の 説 明 )が 提 供 されて いない 場 合 c) 申 込 みの 内 容 として あらかじめ( 申 込 み 者 が 自 分 で 変 更 しない 限 りは) 同 一 商 品 を 複 数 申 し 込 むように 設 定 してあるなど 一 般 的 には 想 定 されない 設 定 がなされて おり よほど 注 意 していない 限 り 申 込 み 内 容 を 認 識 しないままに 申 し 込 んでしまうよ i.15

23 うになっている 場 合 ( 参 考 ) いかなる 画 面 が 上 記 場 合 に 該 当 するか 否 かについて ガイドラインが 公 表 されている(イ ンターネット 通 販 における 意 に 反 して 契 約 の 申 込 みをさせようとする 行 為 に 係 るガイドライ ン) ( i.16

24 Ⅰ-1-4 ワンクリック 請 求 と 契 約 の 履 行 義 務 最 終 改 訂 : 平 成 22 年 10 月 論 点 ワンクリック 請 求 について 契 約 が 成 立 しているとして 代 金 を 請 求 された 者 は これに 応 じる 法 的 な 義 務 があるか 1. 考 え 方 (1)ワンクリック 請 求 ワンクリック 請 求 とは 携 帯 電 話 やパソコンに 届 いたメールや 各 種 ウェブページ ブログの トラックバックに 記 載 されている URL を 一 度 クリックしてアクセスしただけで 有 料 サービスの 登 録 がされたという 画 面 表 示 がなされ 代 金 を 請 求 されるというケースであり 多 くの 場 合 は 詐 欺 的 手 法 で 代 金 名 目 で 金 銭 をだましとることが 目 的 とされている 架 空 請 求 の 一 類 型 といえる このようなワンクリック 請 求 を 受 けた 者 が 契 約 に 基 づく 代 金 の 支 払 義 務 を 負 うかを 検 討 する (2) 契 約 が 不 成 立 の 場 合 ワンクリックが 契 約 の 申 込 みであるといえない 場 合 には そもそも 申 込 みの 意 思 表 示 がなく 契 約 は 成 立 しない したがって 代 金 請 求 の 根 拠 がなく 請 求 に 応 じる 法 的 義 務 はない 1 ( 契 約 が 不 成 立 と 判 断 しうる 例 ) ワンクリックが 契 約 の 申 込 みであることを 認 識 できないケース 単 なる 宣 伝 メールを 装 い 特 定 URLを 表 示 しているケース ( 動 画 が 見 放 題! 今 すぐクリック! など) 知 人 からのメールを 装 い 特 定 サイトの 単 なる 紹 介 であるかのように 特 定 URLを 表 示 しているケース ( お 久 しぶりです 昨 日 話 したサイト! などといった 文 章 のあとに 特 定 URLが 表 示 されてい て ここをクリックすると 自 動 登 録 されるケース) 有 料 サービスの 解 約 退 会 手 続 案 内 メール(もともと 退 会 しなければならない 有 料 サービスなどは 存 在 していない)を 装 い 特 定 URLを 表 示 しているケース ( 退 会 手 続 のためには こちらへ 登 録 が 不 要 な 場 合 はこちらへ などといった 文 章 のあとに UR Lが 表 示 されていて ここをクリックすると 自 動 登 録 されるケース) 特 定 サイトにおいて 次 の 画 面 に 移 るときに 入 口 を 見 る というボタン 表 示 のみがあり これ 1 東 京 地 裁 平 成 18 年 1 月 30 日 判 決 判 時 1939 号 52 頁 は ワンクリック 請 求 の 被 害 者 から サイト 運 営 者 に 対 する 慰 謝 料 請 求 が 認 められた 事 案 である 本 事 案 では 原 告 がサイトにアクセスした 時 点 でのサイトの 構 成 ( 画 像 をクリックしただけで 自 動 会 員 登 録 及 び 代 金 請 求 の 表 示 がなされると いうもの)では 原 告 被 告 間 にはそもそも 契 約 が 成 立 しておらず 被 告 から 原 告 に 対 する 不 当 請 求 は 原 告 に 対 する 不 法 行 為 にあたると 判 断 した 上 で 被 告 に 対 して 慰 謝 料 30 万 円 の 支 払 が 命 じられている i.17

25 をクリックすると 自 動 登 録 とされるが このボタンをクリックすることが 契 約 の 申 込 みとなることが 表 示 さ れていないケース 契 約 の 申 込 みをしますか? の 問 いがあり はい いいえ のボタンがあるが いいえ いいえをク リックしたにもかかわらず 自 動 登 録 されるケース ( 契 約 が 不 成 立 と 判 断 される 可 能 性 のある 例 ) 利 用 規 約 の 表 示 はあるが 利 用 規 約 の 存 在 が 認 識 しにくいように 画 面 設 計 がされているケース 携 帯 電 話 で はじめのほうに 特 定 URLが 表 示 されているが 長 い 画 面 の 一 番 下 までスクロールしな いと 利 用 規 約 が 表 示 されないケース テキストエリアやフレームのスクロールバーを 背 景 色 と 同 じにし 重 要 箇 所 に 気 がつかないようにして いる 非 常 に 小 さな 文 字 であるなど 表 示 自 体 に 気 がつきにくいものとなっているケース ワンクリックが 契 約 の 申 込 みであることを 認 識 しにくいケース 利 用 規 約 でクリックが 契 約 の 申 込 みになることが 記 載 されているが 実 際 のクリックボタンの 前 には クリックが 申 込 みになるとの 記 載 ではなく 18 歳 以 上 ですか の 問 いが 記 載 され ボタン 表 示 には OK キャンセル とのみ 表 示 されているケース (3) 錯 誤 により 契 約 の 無 効 の 主 張 が 可 能 な 場 合 契 約 の 申 込 みについて 申 込 者 に 契 約 の 要 素 につき 錯 誤 がある 場 合 には 申 込 者 に 重 過 失 があるときを 除 き 申 込 者 は 錯 誤 による 契 約 の 無 効 を 主 張 することができる( 民 法 第 95 条 ) ただし 表 意 者 が 錯 誤 につき 重 過 失 ある 場 合 に 錯 誤 無 効 の 主 張 を 認 めない 理 由 は 相 手 方 保 護 であるところ ワンクリック 請 求 業 者 が 申 込 者 が 錯 誤 に 陥 ることを 意 図 していたような 場 合 に は 相 手 方 であるワンクリック 請 求 業 者 を 保 護 する 必 要 がないため 錯 誤 無 効 を 主 張 できる 可 能 性 が 高 い また 電 子 消 費 者 契 約 にあたる 場 合 において 申 込 者 が 契 約 を 申 し 込 む 意 思 がなかったのに 誤 って 申 込 みのクリックボタンを 押 してしまったときは 事 業 者 が 申 込 内 容 の 確 認 措 置 を 講 じていた 場 合 を 除 き 申 込 者 の 重 過 失 の 有 無 にかかわらず 錯 誤 無 効 の 主 張 ができる( 電 子 契 約 法 第 2 条 第 3 条 ) 2 錯 誤 により 契 約 が 無 効 となる 場 合 は 代 金 請 求 の 根 拠 がないことになり 請 求 に 応 じる 法 的 義 務 はない ( 錯 誤 による 契 約 の 無 効 の 主 張 が 可 能 な 例 ) 2 事 業 者 の 確 認 措 置 の 具 体 的 内 容 につき 本 準 則 Ⅰ-1-2 消 費 者 の 操 作 ミスによる 錯 誤 参 照 i.18

26 申 込 者 には 契 約 を 申 し 込 む 意 思 がなかったのに 誤 って 申 込 みのクリックボタンを 押 してしまった 場 合 ( 申 込 内 容 の 確 認 措 置 が 講 じられていない 場 合 ) 申 込 者 が 内 心 で 認 識 していたサービス 提 供 の 代 金 と 実 際 に 成 立 した 契 約 の 代 金 とに 食 い 違 いが あった 場 合 申 込 者 が 内 心 で 認 識 していたサービス 内 容 と 実 際 に 成 立 した 契 約 で 提 供 されるサービス 内 容 とに 食 い 違 いがあった 場 合 (4) 消 費 者 契 約 法 違 反 の 条 項 があり 無 効 となる 場 合 契 約 の 内 容 について 消 費 者 契 約 法 第 8 条 から 第 10 条 までに 違 反 する 条 項 がある 場 合 は 当 該 条 項 は 無 効 となる このような 条 項 に 基 づいてなされた 請 求 に 対 して 請 求 に 応 じる 法 的 義 務 はない ( 消 費 者 契 約 法 に 違 反 して 無 効 となる 条 項 の 例 ) 下 記 のような 文 言 の 条 項 について 計 算 される 利 率 が 年 14 6%を 超 えるものとなっている 場 合 その 超 える 部 分 についての 利 率 の 定 めは 無 効 である 最 終 的 にお 支 払 なき 場 合 は 合 計 支 払 金 額 の 約 倍 の 請 求 をさせていただくことがありますので お 忘 れなく 入 金 してください 未 払 いの 場 合 利 用 規 約 に 基 づき 延 滞 金 円 延 滞 一 日 につき 円 の 損 害 金 を 加 算 します ( 消 費 者 契 約 法 に 違 反 して 無 効 となる 可 能 性 のある 条 項 の 例 ) 支 払 を 延 滞 した 場 合 は 事 務 手 数 料 として 万 円 をいただきます 等 の 文 言 で 支 払 請 求 がなさ れるケース( 架 空 請 求 一 般 に 見 られる) 退 会 解 約 について 一 方 的 に 制 限 している 条 項 (5) 契 約 の 内 容 が 公 序 良 俗 に 違 反 するとして 無 効 の 主 張 が 可 能 な 場 合 契 約 の 内 容 が 公 序 良 俗 に 反 する 場 合 契 約 は 無 効 となる( 民 法 第 90 条 ) 契 約 が 無 効 とな る 場 合 は 代 金 請 求 の 根 拠 がないことになり 請 求 に 応 じる 法 的 義 務 はない ( 公 序 良 俗 違 反 で 契 約 が 無 効 となる 可 能 性 のある 例 ) 提 供 されるサービス 等 とその 対 価 が 一 般 常 識 に 照 らして 著 しくバランスを 欠 き 公 序 良 俗 に 反 する 程 度 に 達 している 場 合 わいせつ 物 の 販 売 又 は 著 作 権 処 理 されていない 画 像 の 販 売 など その 取 引 自 体 が 法 律 に 違 反 する i.19

27 ものである 場 合 (6) 詐 欺 による 契 約 の 取 消 しの 主 張 が 可 能 な 場 合 ワンクリック 請 求 業 者 が 申 込 者 に 対 して 欺 罔 行 為 を 行 い その 結 果 として 申 込 者 が 錯 誤 に 陥 って 申 込 みの 意 思 表 示 をなした 場 合 には 申 込 者 は 詐 欺 ( 民 法 第 96 条 )による 契 約 の 取 消 しを 主 張 することができる (7) 申 込 者 が 未 成 年 であることにより 取 消 しの 主 張 が 可 能 な 場 合 申 込 者 が 未 成 年 である 場 合 には 原 則 として 意 思 表 示 を 取 り 消 して 契 約 の 効 力 を 否 定 す ることができる( 民 法 第 5 条 )が 年 齢 確 認 画 面 への 対 応 によっては 民 法 第 21 条 の 詐 術 の 適 用 により 取 り 消 すことができない 場 合 がある 契 約 の 取 消 しをした 場 合 には 契 約 は 遡 って 無 効 となることにより( 民 法 第 121 条 ) 代 金 請 求 の 根 拠 がないことになり 請 求 に 応 じる 法 的 義 務 はない ( 申 込 者 が 未 成 年 であることにより 取 消 しの 主 張 が 可 能 な 例 ) ワンクリックの 前 に 未 成 年 者 であるかどうかの 確 認 をしていないケース 単 に 成 年 ですか あるいは 18 歳 以 上 ですか との 問 いに はい や OK のボタンをクリックさせるの みの 場 合 ( 本 準 則 Ⅰ-4 未 成 年 者 による 意 思 表 示 の 1. 考 え 方 中 ( 取 り 消 すことができると 思 われ る 例 ) 参 照 ) 2. 説 明 (1) 問 題 の 所 在 ワンクリック 請 求 とは 架 空 請 求 の 一 類 型 であり 多 くの 場 合 契 約 が 成 立 していない 又 は 契 約 の 無 効 取 消 しの 主 張 が 可 能 であるケースであるのに 契 約 が 成 立 したと 誤 信 させて 代 金 の 請 求 をし これを 詐 取 しようとするものである ワンクリックをした 者 は クリックという 自 分 の 行 為 が 介 在 しているため そのことにより 契 約 が 成 立 したのだと 誤 信 して 代 金 の 支 払 に 応 じてしまう 場 合 がある 以 下 では 請 求 に 応 じる 法 的 義 務 がないと 考 えられる 類 型 ごとに 検 討 を 行 う (2) 契 約 が 不 成 立 の 場 合 契 約 は 申 込 みと 承 諾 の 意 思 表 示 が 合 致 した 場 合 に 成 立 し 申 込 とは それをそのまま 受 け 入 れるという 相 手 の 意 思 表 示 があれば 契 約 を 成 立 させるという 意 思 表 示 である ところが ワンクリック 請 求 では そもそもワンクリックが 契 約 の 申 込 みであるとの 判 断 ができない 場 合 が i.20

28 ある この 場 合 は そもそも 契 約 の 申 込 みといえる 意 思 表 示 がなく これに 対 する 承 諾 もありえ ないから 契 約 は 成 立 していない ワンクリックの 際 に クリックが 契 約 の 申 込 みであるとの 表 示 がまったくない 場 合 が 典 型 的 な ケースである また 表 示 がなされていたとしても それが 画 面 構 成 上 認 識 しにくいようになっ ている 場 合 も 契 約 の 申 込 み 行 為 がないと 判 断 される 可 能 性 がある (3) 錯 誤 により 契 約 の 無 効 の 主 張 が 可 能 な 場 合 契 約 の 申 込 みについて 申 込 者 に 契 約 の 要 素 につき 錯 誤 がある 場 合 には 申 込 者 に 重 過 失 があるときを 除 き 申 込 者 は 錯 誤 による 契 約 の 無 効 を 主 張 することができる( 民 法 第 95 条 ) ただし 表 意 者 が 錯 誤 につき 重 過 失 ある 場 合 に 錯 誤 無 効 の 主 張 を 認 めない 理 由 は 相 手 方 保 護 であるところ ワンクリック 請 求 業 者 が 申 込 者 が 錯 誤 に 陥 ることを 意 図 していたような 場 合 に は 相 手 方 であるワンクリック 請 求 業 者 を 保 護 する 必 要 がないため 錯 誤 無 効 又 は 詐 欺 取 消 しを 主 張 できる 可 能 性 が 高 い また 電 子 消 費 者 契 約 にあたる 場 合 において 申 込 者 が 契 約 を 申 し 込 む 意 思 がなかったのに 誤 って 申 込 みのクリックボタンを 押 してしまったような 場 合 に おいては 事 業 者 が 申 込 内 容 の 確 認 措 置 を 講 じていた 場 合 を 除 き 申 込 者 の 重 過 失 の 有 無 にかかわらず 錯 誤 無 効 の 主 張 ができる( 電 子 契 約 法 第 2 条 第 3 条 ) なお 契 約 の 有 効 性 とは 直 接 の 関 係 はないが 販 売 業 者 役 務 提 供 事 業 者 又 は 通 信 販 売 電 子 メール 広 告 受 託 事 業 者 が 顧 客 の 意 に 反 して 売 買 契 約 又 は 役 務 提 供 契 約 の 申 込 みを させようとする 行 為 等 をした 場 合 において 取 引 の 公 正 及 び 購 入 者 等 の 利 益 が 害 されるおそ れがあると 認 められる 場 合 には 特 定 商 取 引 法 第 14 条 に 基 づき 主 務 大 臣 は 必 要 な 措 置 を とるべきことを 指 示 することができる 3 したがって ワンクリックサイトの 事 業 者 が 特 定 商 取 引 法 の 規 制 対 象 となる 販 売 業 者 役 務 提 供 事 業 者 又 は 通 信 販 売 電 子 メール 広 告 受 託 事 業 者 であり そのワンクリックサイトの 表 示 が 例 えば (1)あるボタンをクリックすれば それが 有 料 の 申 込 みになることを 消 費 者 が 容 易 に 認 識 できるように 表 示 していない 場 合 (2) 申 込 みをする 際 に 消 費 者 が 申 込 みの 内 容 を 容 易 に 確 認 し かつ 訂 正 できるように 措 置 していない 場 合 には 同 法 第 14 条 によって 指 示 の 対 象 になり 得 る (4) 消 費 者 契 約 法 違 反 の 条 項 があり 無 効 となる 場 合 契 約 が 消 費 者 契 約 にあたる 場 合 ( 消 費 者 契 約 法 第 2 条 ) 契 約 の 内 容 について 同 法 第 8 条 から 第 10 条 までに 違 反 する 条 項 がある 場 合 は 当 該 条 項 は 無 効 となる ワンクリック 請 求 においては 代 金 請 求 の 際 支 払 が 遅 延 すると 高 額 の 遅 延 損 害 金 や 手 数 料 が 発 生 するような 表 示 をして 早 期 の 支 払 を 迫 るケースが 見 られるが 消 費 者 契 約 法 第 9 条 3 本 準 則 Ⅰ-1-3 インターネット 通 販 における 分 かりやすい 申 込 画 面 の 設 定 義 務 参 照 i.21

29 第 2 号 は 消 費 者 契 約 について 年 14.6%を 超 える 損 害 賠 償 額 の 予 定 や 違 約 金 の 規 定 を 当 該 超 える 部 分 につき 無 効 としている また 同 法 第 10 条 は 消 費 者 の 利 益 を 一 方 的 に 害 す る 条 項 を 無 効 としている (5) 契 約 の 内 容 が 公 序 良 俗 に 違 反 するとして 無 効 の 主 張 が 可 能 な 場 合 契 約 の 内 容 が 公 序 良 俗 に 反 する 場 合 契 約 は 無 効 となる( 民 法 第 90 条 ) 画 像 の 閲 覧 など につき 一 般 常 識 に 照 らして 不 相 当 に 高 額 な 代 金 を 設 定 している 場 合 などは 暴 利 行 為 とし て 公 序 良 俗 に 違 反 していると 判 断 しうる 可 能 性 がある また わいせつ 物 の 販 売 ( 刑 法 第 175 条 ) 著 作 権 者 の 許 諾 など 正 規 な 著 作 権 処 理 がなされていない 画 像 の 販 売 など 取 引 自 体 が 法 律 に 違 反 するような 取 引 については そもそも 公 序 良 俗 に 違 反 する 契 約 として 無 効 とな る 可 能 性 がある (6) 詐 欺 による 契 約 の 取 消 しの 主 張 が 可 能 な 場 合 ワンクリック 請 求 業 者 が 申 込 者 に 対 して 欺 罔 行 為 を 行 い その 結 果 として 申 込 者 が 錯 誤 に 陥 って 申 込 みの 意 思 表 示 をなした 場 合 には 申 込 者 は 詐 欺 ( 民 法 第 96 条 )による 契 約 の 取 消 しを 主 張 することができる ワンクリック 請 求 業 者 に 欺 罔 行 為 があったかどうかについては 契 約 の 申 込 みをさせるため のメール 又 はサイトの 画 面 構 成 や 文 言 代 金 請 求 に 当 たっての 画 面 構 成 や 文 言 などから 総 合 的 に 判 断 しうると 考 えられる (7) 申 込 者 が 未 成 年 であることにより 取 消 しの 主 張 が 可 能 な 場 合 契 約 の 一 方 当 事 者 が 未 成 年 の 場 合 その 未 成 年 者 は 原 則 として 意 思 表 示 を 取 り 消 して 契 約 の 効 力 を 否 定 することができる( 民 法 第 5 条 )が 年 齢 確 認 画 面 への 対 応 によっては 同 法 第 21 条 の 詐 術 の 適 用 により 取 り 消 すことができない 場 合 がある 4 4 本 準 則 Ⅰ-4 未 成 年 者 による 意 思 表 示 参 照 i.22

30 Ⅰ-2 オンライン 契 約 の 内 容 Ⅰ-2-1 ウェブサイトの 利 用 規 約 の 契 約 への 組 入 れと 有 効 性 最 終 改 訂 : 平 成 24 年 11 月 論 点 インターネット 通 販 インターネット オークション インターネット 上 での 取 引 仲 介 情 報 提 供 サービスなど 様 々なインターネット 取 引 やクラウド サービス CGMサービスなど 各 種 の サービスや 機 能 の 提 供 を 行 うウェブサイトには 利 用 規 約 利 用 条 件 利 用 契 約 等 の 取 引 条 件 を 記 載 した 文 書 ( 以 下 総 称 して サイト 利 用 規 約 という)が 掲 載 されていることが 一 般 的 であるが サイト 利 用 規 約 は 利 用 者 との 間 の 取 引 についての 契 約 にその 一 部 として 組 み 入 れられるのか 1. 考 え 方 (1)ウェブサイトを 通 じた 取 引 やウェブサイトの 利 用 についての 契 約 の 成 立 サイト 利 用 規 約 が 契 約 に 組 み 入 れられるためには そもそもウェブサイトを 通 じた 取 引 や ウェブサイトの 利 用 に 関 して 契 約 が 成 立 することが 前 提 となる サイト 運 営 者 (サービス 提 供 者 )と 利 用 者 の 間 に 契 約 関 係 が 成 立 するためには サイト 運 営 者 と 利 用 者 の 双 方 に 客 観 的 に 見 て 合 意 内 容 に 拘 束 される 意 思 を 認 定 できることが 必 要 である (2)サイト 利 用 規 約 が 契 約 に 組 み 入 れられるための 要 件 ウェブサイトを 通 じた 取 引 やウェブサイトの 利 用 に 関 して 契 約 が 成 立 する 場 合 に サイト 利 用 規 約 がその 契 約 に 組 み 入 れられる(サイト 利 用 規 約 の 記 載 が 当 該 契 約 の 契 約 条 件 又 はそ の 一 部 となる)ためには 1 利 用 者 がサイト 利 用 規 約 の 内 容 を 事 前 に 容 易 に 確 認 できるように 適 切 にサイト 利 用 規 約 をウェブサイトに 掲 載 して 開 示 されていること 及 び2 利 用 者 が 開 示 さ れているサイト 利 用 規 約 に 従 い 契 約 を 締 結 することに 同 意 していると 認 定 できることが 必 要 で ある (サイト 利 用 規 約 が 契 約 に 組 み 入 れられると 認 められる 場 合 ) 例 えばウェブサイトで 取 引 を 行 う 際 に 申 込 みボタンや 購 入 ボタンとともに 利 用 規 約 へのリンクが 明 瞭 1 に 設 けられているなど サイト 利 用 規 約 が 取 引 条 件 になっていることが 利 用 者 に 対 して 明 瞭 に 告 知 1 本 論 点 では 告 知 は 利 用 者 に 対 して 利 用 規 約 によってその 契 約 を 締 結 する 旨 の 意 思 を 表 示 する 行 為 の 意 味 で 用 いられており 開 示 は 利 用 者 が 希 望 する 場 合 には 容 易 に 情 報 が 得 られるようにすることの 意 味 で 用 いられている この 用 法 によれば 例 えば 申 込 み 画 面 の 申 込 みボタンに サイト 利 用 規 約 に 同 意 の 上 で 申 し 込 みます と 記 載 することは サイト 利 用 規 約 が 取 引 条 件 になっていることの 告 知 にあた り 申 込 み 画 面 にサイト 利 用 規 約 を 掲 載 したウェブページへのリンクを 設 けることは サイト 利 用 規 約 の 内 容 の 開 示 にあたる i.23

31 され かつ 利 用 者 がいつでも 容 易 にサイト 利 用 規 約 を 閲 覧 できるようにウェブサイトが 構 築 されている ことによりサイト 利 用 規 約 の 内 容 が 開 示 されている 場 合 ウェブサイトの 利 用 に 際 して 利 用 規 約 への 同 意 クリックが 要 求 されており かつ 利 用 者 がいつでも 容 易 にサイト 利 用 規 約 を 閲 覧 できるようにウェブサイトが 構 築 されていることによりサイト 利 用 規 約 の 内 容 が 開 示 されている 場 合 (サイト 利 用 規 約 が 契 約 に 組 み 入 れられないであろう 場 合 ) ウェブサイト 中 の 目 立 たない 場 所 にサイト 利 用 規 約 が 掲 載 されているだけで ウェブサイトの 利 用 に つきサイト 利 用 規 約 への 同 意 クリックも 要 求 されていない 場 合 サイト 利 用 規 約 が 変 更 された 場 合 には 変 更 後 のサイト 利 用 規 約 は 変 更 後 の 取 引 につい てのみ 組 み 入 れられ 変 更 前 の 取 引 については 変 更 前 のサイト 利 用 規 約 が 適 用 される サイト 利 用 規 約 が 利 用 者 とサイト 運 営 者 の 間 の 契 約 に 組 み 入 れられていると 認 定 できる 場 合 でも 消 費 者 契 約 法 第 8 条 第 9 条 などの 強 行 法 規 に 抵 触 する 場 合 には その 限 度 でサイ ト 利 用 規 約 の 効 力 が 否 定 される また 具 体 的 な 法 規 に 違 反 しないとしても サイト 利 用 規 約 中 の 利 用 者 の 利 益 を 不 当 に 害 する 条 項 については 普 通 取 引 約 款 の 内 容 の 規 制 について の 判 例 理 論 や 消 費 者 契 約 法 が 消 費 者 の 利 益 を 一 方 的 に 害 する 条 項 を 無 効 としている 趣 旨 等 にかんがみ 無 効 とされる 可 能 性 がある なお サイト 利 用 規 約 には 例 えば 利 用 条 件 利 用 規 則 ご 同 意 事 項 ご 利 用 に あたって など サイトごとに 様 々な 表 題 が 付 されているが サイト 利 用 規 約 につきサイト 側 が 付 している 表 題 は 特 段 の 事 情 がない 限 り 効 力 に 影 響 しない (3)サイト 利 用 規 約 の 変 更 サイト 運 営 者 は その 裁 量 によりサイト 利 用 規 約 を 変 更 することができ 変 更 後 に 成 立 する 契 約 には 変 更 後 のサイト 利 用 規 約 が 組 み 入 れられる しかし サイト 運 営 者 と 利 用 者 の 間 に 継 続 的 な 契 約 が 締 結 される 場 合 には サイト 利 用 規 約 の 変 更 前 からの 既 存 の 利 用 者 との 間 には 変 更 前 のサイト 利 用 規 約 を 組 み 入 れた 継 続 的 な 契 約 が 既 に 存 在 している したがって サイト 運 営 者 が 新 しいサイト 利 用 規 約 を 既 存 の 利 用 者 に 適 用 するためには 既 存 の 継 続 的 な 契 約 の 変 更 が 必 要 になる 既 存 の 継 続 的 な 契 約 の 条 件 を 変 更 後 のサイト 利 用 規 約 の 条 件 に 変 更 するためには 契 約 の 相 手 方 である 利 用 者 の 同 意 が 必 要 である サイト 利 用 規 約 の 変 更 への 同 意 は 契 約 変 更 についての 同 意 であるから サイト 利 用 規 約 の 契 約 への 組 入 れと 同 様 の 要 件 を 満 たすもので あることが 必 要 である i.24

32 利 用 者 による 明 示 的 な 変 更 への 同 意 があれば 変 更 されたサイト 利 用 規 約 が 当 事 者 の 契 約 関 係 に 組 み 入 れられる さらに 利 用 者 による 明 示 的 な 変 更 への 同 意 がなくとも 事 業 者 が 利 用 規 約 の 変 更 について 利 用 者 に 十 分 に 告 知 した 上 であれば 変 更 の 告 知 後 も 利 用 者 が 異 議 なくサイトの 利 用 を 継 続 することをもって 黙 示 的 にサイト 利 用 規 約 の 変 更 への 同 意 が あったと 認 定 すべき 場 合 があると 考 えられる 2. 説 明 (1) 問 題 の 所 在 インターネット 通 販 クラウド サービス SNS ブログ 動 画 投 稿 サイトなどのCGMサービ ス インターネット オークション インターネット 上 での 取 引 仲 介 情 報 提 供 サービスなどの 様 々なインターネット 取 引 やインターネット 上 でのサービス 提 供 のサイトには 利 用 規 約 利 用 条 件 利 用 契 約 等 の 取 引 条 件 を 記 載 した 文 書 ( 以 下 総 称 して サイト 利 用 規 約 という)が 掲 載 されている サイト 利 用 規 約 の 開 示 の 方 法 は ウェブのトップページから 単 にリンクされて いる 場 合 もあれば 取 引 の 申 込 みの 際 にサイト 利 用 規 約 が 表 示 される 場 合 もある また 利 用 者 がサイト 利 用 規 約 に 従 って 取 引 を 行 う 意 思 を 有 していることを 確 認 する 手 段 についても 利 用 者 にサイト 利 用 規 約 への 同 意 クリックを 要 求 する 場 合 もあれば 取 引 申 込 み 画 面 でサイト 利 用 規 約 が 取 引 条 件 であることを 告 知 するがサイト 利 用 規 約 への 同 意 クリックまでは 要 求 しない 場 合 もあるなど サイトによって 様 々である インターネットを 通 じた 消 費 者 取 引 については 契 約 書 を 取 り 交 わした 上 で 行 うことはまれであり 事 業 者 はサイト 利 用 規 約 を 前 提 として 利 用 者 と 取 引 を 行 うことが 一 般 的 である そこで どのような 場 合 にサイト 利 用 規 約 が 消 費 者 との 当 該 取 引 についての 契 約 に 組 み 入 れられるのかが 問 題 となる (2)サイト 利 用 規 約 が 利 用 者 とサイト 運 営 者 の 間 の 契 約 に 組 み 入 れられるための 要 件 1 取 引 その 他 の 契 約 関 係 の 存 在 サイト 利 用 規 約 が 契 約 内 容 に 組 み 入 れられるためには まず 利 用 者 とサイト 運 営 者 の 間 にそもそも 何 らかの 契 約 関 係 が 認 められることが 必 要 である 日 本 法 上 は 単 なる 当 事 者 間 の 合 意 で 契 約 が 成 立 するという 諾 成 主 義 を 原 則 としている ため 要 物 契 約 など 特 別 な 場 合 を 除 き 両 当 事 者 が 合 意 内 容 に 拘 束 されることを 意 図 して 合 意 すれば 契 約 は 成 立 する ウェブサイトを 通 じた 取 引 やウェブサイトの 利 用 などに 関 して 成 立 する 契 約 としては 概 要 以 下 の 三 つの 性 質 のものが 考 えられる 以 下 のうち ⅱ)の 基 本 契 約 とⅲ)の 継 続 的 な サービスや 取 引 に 関 する 契 約 は 継 続 的 な 契 約 であるため これらの 契 約 に 組 み 入 れら れたサイト 利 用 規 約 の 変 更 については 後 に(3)2 及 び 同 3で 述 べる 変 更 前 のサイト 利 用 規 約 を 組 み 入 れて 成 立 した 既 存 の 契 約 の 取 扱 いの 問 題 が 生 じる i.25

33 ⅰ) 単 発 の 取 引 についての 契 約 まず インターネット 通 販 ソフトウェアや 音 楽 などの 情 報 財 のダウンロード 販 売 などイ ンターネットを 通 じた 単 発 の 売 買 や 情 報 財 のライセンスなどの 取 引 についての 契 約 が 考 えられる このような 契 約 は 当 該 個 別 の 商 品 等 を 利 用 者 が 発 注 し サイト 運 営 者 がこれ を 受 注 することで 成 立 する ⅱ) 複 数 の 単 発 取 引 について 適 用 される 基 本 契 約 ネットショッピングモール 通 販 サイト インターネット オークションなどのサイトでは サイト 利 用 の 条 件 として 会 員 登 録 を 要 求 することが 一 般 化 している 会 員 登 録 の 具 体 的 な 趣 旨 や 内 容 は 個 別 のサイト 利 用 規 約 次 第 であるが 通 常 はIDとパスワードを 本 人 確 認 の 手 段 として 登 録 させるなど 当 該 ウェブサイトを 通 じた 売 買 その 他 の 取 引 の 形 成 につ いてのルールや 当 該 ウェブサイトを 通 じて 形 成 される 取 引 に 適 用 される 条 件 を 定 める ことを 中 心 として 個 人 情 報 の 取 扱 いやポイントサービスなどの 付 随 的 な 事 項 も 規 定 する 当 該 ウェブサイトを 通 じた 取 引 についての 基 本 契 約 としての 性 質 を 有 していると 考 えられ る このような 会 員 登 録 についての 契 約 は ウェブサイトの 利 用 者 が 当 該 ウェブサイト 所 定 の 手 続 きにより 会 員 登 録 の 申 込 みを 行 い サイト 運 営 者 が 登 録 を 受 け 付 けることで 成 立 する ⅲ) 継 続 的 な 取 引 やサービスについての 契 約 インターネット 上 では ブログ SNS 動 画 投 稿 サイトなどのCGMサービス クラウド サービス 月 額 料 金 制 の 動 画 視 聴 サービスなど 様 々な 継 続 的 なサービス 提 供 が 行 われ ている このような 継 続 的 なサービスの 提 供 に 関 する 契 約 も 利 用 者 の 申 込 みとサイト 運 営 者 の 承 諾 により 成 立 するが サービスの 提 供 が 継 続 的 な 性 質 を 持 つため 契 約 も サービスの 提 供 期 間 中 継 続 するという 点 で 単 発 の 物 の 売 買 に 関 する 契 約 とは 異 なって いる 2サイト 利 用 規 約 が 適 切 に 開 示 され かつ 利 用 者 がサイト 利 用 規 約 に 同 意 の 上 で 取 引 の 申 込 みを 行 っていると 認 定 できること サイト 利 用 規 約 が 利 用 者 との 契 約 に 組 み 入 れられるためには ⅰ)サイト 利 用 規 約 があ らかじめ 利 用 者 に 対 して 適 切 に 開 示 されていること 2 及 びⅱ) 当 該 ウェブサイトの 表 記 や 構 2 運 送 約 款 などの 普 通 契 約 約 款 に 関 する 過 去 の 判 例 ( 例 えば 航 空 運 送 約 款 に 関 する 大 阪 高 裁 昭 和 40 年 6 月 29 日 判 決 下 級 民 集 16 巻 6 号 1154 頁 自 動 車 運 送 約 款 に 関 する 京 都 地 裁 昭 和 30 年 11 月 25 日 判 決 下 級 民 集 6 巻 11 号 2457 頁 など)は 約 款 を 顧 客 に 開 示 ( 掲 示 など)することを 約 款 に 法 的 拘 束 力 を 認 めるための 要 件 として 要 求 している また 最 高 裁 昭 和 57 年 2 月 23 日 第 三 小 法 廷 判 決 民 集 36 巻 2 号 18 i.26

34 成 及 び 取 引 申 込 みの 仕 組 みに 照 らして 利 用 者 がサイト 利 用 規 約 の 条 件 にしたがって 取 引 を 行 う 意 思 をもってサイト 運 営 者 に 対 して 取 引 を 申 し 入 れたと 認 定 できることが 必 要 である したがって ⅰ)サイト 利 用 規 約 の 内 容 が 利 用 者 に 適 切 に 開 示 されていない 場 合 やⅱ)サ イト 利 用 規 約 に 同 意 することが 取 引 申 込 みの 前 提 であることが 適 切 に 表 示 されておらず 利 用 者 が 当 該 サイト 利 用 規 約 に 従 って 取 引 を 行 う 意 思 があると 客 観 的 に 認 定 できない 場 合 には 利 用 者 はサイト 利 用 規 約 には 拘 束 されない ところで インターネットを 利 用 した 電 子 商 取 引 は 今 日 では 広 く 普 及 しており ウェブサイ トにサイト 利 用 規 約 を 掲 載 し これに 基 づき 取 引 の 申 込 みを 行 わせる 取 引 の 仕 組 みは 少 なくともインターネット 利 用 者 の 間 では 相 当 程 度 認 識 が 広 まっていると 考 えられる したがっ て 取 引 の 申 込 みにあたりサイト 利 用 規 約 への 同 意 クリックが 要 求 されている 場 合 は 勿 論 例 えば 取 引 の 申 込 み 画 面 ( 例 えば 購 入 ボタンが 表 示 される 画 面 )にわかりやすくサイト 利 用 規 約 へのリンクを 設 置 するなど 当 該 取 引 がサイト 利 用 規 約 に 従 い 行 われることを 明 瞭 に 告 知 しかつサイト 利 用 規 約 を 容 易 にアクセスできるように 開 示 している 場 合 には 必 ずし もサイト 利 用 規 約 への 同 意 クリックを 要 求 する 仕 組 みまでなくても 購 入 ボタンのクリック 等 により 取 引 の 申 込 みが 行 われることをもって サイト 利 用 規 約 の 条 件 に 従 って 取 引 を 行 う 意 思 を 認 めることができる なお 例 えばインターネット オークションのように 契 約 関 係 がウェブサイトの 利 用 者 間 で 形 成 される 場 合 であっても サイト 利 用 規 約 にウェブサイトの 利 用 者 間 の 契 約 条 件 が 規 定 されており かかるサイト 利 用 規 約 がウェブサイト 上 に 適 切 に 開 示 され かつ 契 約 当 事 者 双 方 がこれに 従 い 契 約 することに 同 意 していると 認 められる 場 合 には サイト 利 用 規 約 中 に 規 定 されたウェブサイトの 利 用 者 間 の 契 約 条 件 がウェブサイトの 利 用 者 間 の 契 約 に 組 み 入 れられる 3サイト 利 用 規 約 についての 説 明 義 務 消 費 者 契 約 法 第 3 条 第 1 項 は 事 業 者 に 対 して 消 費 者 との 契 約 の 内 容 が 明 確 かつ 平 易 なもの となるように 配 慮 する 努 力 義 務 を 課 している 勿 論 取 引 内 容 や 条 件 が 複 雑 であ る 場 合 には サイト 利 用 規 約 が 長 文 で 複 雑 なものとなることは 避 け 難 い 面 があり 単 にサイ ト 利 用 規 約 の 文 章 が 長 文 であったり 複 雑 であったりすることが 直 ちにこの 義 務 の 違 反 にな るわけではない しかし サイト 運 営 者 にはサイト 利 用 規 約 に 不 必 要 に 難 読 な 表 現 を 用 い ることは 避 けるように 配 慮 し できるだけ 平 易 な 表 現 を 用 いてわかりやすく 作 成 するように 努 めることが 求 められる また 消 費 者 契 約 法 第 3 条 第 1 項 では 契 約 の 締 結 を 勧 誘 するに 際 し て 消 費 者 の 理 解 を 深 めるために 消 費 者 の 権 利 義 務 その 他 の 消 費 者 契 約 の 内 容 につい 3 頁 は 共 済 契 約 の 約 款 につき 契 約 前 に 約 款 の 要 点 を 説 明 して 約 款 を 異 議 なく 受 領 したことを 根 拠 とし て 約 款 の 条 件 による 契 約 の 成 立 を 認 めている i.27

35 ての 必 要 な 情 報 を 提 供 するよう 努 めなければならない と 定 められており 一 般 的 な 利 用 者 にとってサイト 利 用 規 約 の 内 容 を 理 解 することが 難 しい 場 合 には 例 えばウェブサイト 中 で 取 引 条 件 についての 補 足 説 明 ( 取 引 の 流 れについての 説 明 や 図 説 説 明 イラストな ど)を 行 うなど 利 用 者 がサイト 利 用 規 約 の 内 容 を 十 分 に 理 解 できるように 努 めることが 求 め られる 特 に 利 用 者 に 不 利 益 な 条 件 については 十 分 な 説 明 が 求 められる また 電 子 商 取 引 についてもある 程 度 取 引 慣 行 ないし 取 引 条 件 の 相 場 が 形 成 されてきていることから 他 社 と 異 なる 特 殊 な 取 引 条 件 であって サイト 利 用 者 にとって 予 期 することが 難 しいものに ついても ウェブサイト 中 で 説 明 を 行 うことが 必 要 とされる 可 能 性 がある 消 費 者 契 約 法 第 3 条 第 1 項 は 努 力 義 務 を 定 めたものであるから サイト 利 用 規 約 が 複 雑 であるため 平 均 的 な 利 用 者 にとって 理 解 に 相 当 な 労 力 を 要 するものであったり 利 用 者 に 対 する 契 約 条 件 の 説 明 が 不 十 分 であるからといって 当 然 にサイト 利 用 規 約 の 契 約 への 組 入 れや 効 力 に 影 響 するものではない しかし 具 体 的 な 事 情 によっては 事 業 者 には 取 引 上 の 信 義 則 により 消 費 者 が 意 思 決 定 をするにつき 重 要 な 意 義 をもつ 事 実 について 適 切 な 告 知 説 明 の 義 務 を 負 う 場 合 があることから 3 サイト 運 営 者 がサイト 利 用 規 約 に 記 載 され た 重 要 な 事 項 につき 十 分 な 説 明 を 行 わず これにより 利 用 者 が 取 引 条 件 を 誤 認 して 契 約 した 場 合 には 損 害 賠 償 責 任 が 課 せられたりサイト 利 用 規 約 の 有 効 性 が 制 限 されたりする 可 能 性 がある また 例 えば 重 要 な 事 項 に 関 連 して 利 用 者 に 有 利 な 条 項 はウェブサイト 中 で 強 調 しつつ 同 じ 事 項 について 不 利 益 な 条 項 は 説 明 をしなかったり 重 要 な 事 項 に 関 連 して 利 用 者 に 有 利 な 条 項 は 平 易 明 瞭 に 同 じ 事 項 について 不 利 益 な 条 項 は 難 解 な 表 現 で 記 載 するよう な 行 為 は 消 費 者 契 約 法 第 4 条 第 2 項 の 消 費 者 に 対 してある 重 要 事 項 又 は 当 該 重 要 事 項 に 関 連 する 事 項 について 当 該 消 費 者 の 利 益 となる 旨 を 告 げ かつ 当 該 重 要 事 項 につ いて 当 該 消 費 者 の 不 利 益 となる 事 実 を 故 意 に 告 げなかった 場 合 に 該 当 する 可 能 性 があ り 仮 にこれに 該 当 するとすれば 利 用 者 がサイト 利 用 規 約 には 当 該 不 利 益 な 条 項 が 含 ま れていないと 誤 信 して 契 約 を 申 し 込 んだ 際 には 利 用 者 は 同 項 により 契 約 の 申 込 みの 意 思 表 示 を 取 り 消 すことができる (3)サイト 利 用 規 約 の 変 更 とその 効 力 サイト 利 用 規 約 は ウェブサイトの 実 際 の 運 営 の 経 験 等 を 踏 まえて 随 時 変 更 するのが 通 例 である そこで 以 下 サイト 利 用 規 約 の 変 更 について 検 討 する 3 例 えば 大 津 地 裁 平 成 15 年 10 月 3 日 判 決 ( 判 例 集 未 登 載 裁 判 所 ウェブサイトで 閲 覧 可 )は 予 約 制 のパ ソコン 講 座 の 申 込 みに 際 して 予 約 制 の 講 座 には 教 育 訓 練 給 付 制 度 を 利 用 できないことを 説 明 しなかっ たことにつき 事 業 者 の 説 明 義 務 に 関 する 消 費 者 契 約 法 の 趣 旨 から 信 義 則 上 の 説 明 義 務 の 違 反 を 肯 定 し 損 害 賠 償 を 命 じている i.28

36 1サイト 利 用 規 約 の 変 更 と 新 規 契 約 サイト 利 用 規 約 が 変 更 された 場 合 には 変 更 後 に 締 結 される 契 約 には 変 更 後 のサイト 利 用 規 約 が 組 み 入 れられる なお 変 更 前 にサイト 利 用 規 約 の 内 容 を 確 認 した 利 用 者 は 変 更 の 事 実 が 告 知 されな い 限 り 変 更 の 事 実 に 気 が 付 かない 可 能 性 がある したがって 例 えば 新 着 情 報 欄 に 変 更 内 容 の 要 旨 を 記 載 するなどの 方 法 でサイト 利 用 規 約 の 変 更 の 事 実 を 利 用 者 に 告 知 する ようにしていない 場 合 には サイト 利 用 規 約 の 変 更 を 知 らなかった 利 用 者 に 対 する 関 係 で 変 更 後 の 条 件 ( 特 に 変 更 前 よりも 利 用 者 に 不 利 となる 条 件 )の 拘 束 力 に 疑 義 が 生 じる 可 能 性 がある 2サイト 利 用 規 約 の 変 更 と 変 更 前 のサイト 利 用 規 約 に 基 づき 締 結 された 既 存 の 継 続 的 な 契 約 の 変 更 上 の(2)1で 述 べたように ネットショッピングモール 等 の 会 員 登 録 により 当 該 ウェブサイ トでの 複 数 の 取 引 に 共 通 して 適 用 される 継 続 的 な 基 本 契 約 が 形 成 される また ブログ S NS 動 画 投 稿 サイトなどのCGMサービス クラウド サービス 月 額 料 金 制 の 動 画 視 聴 サービスなど 継 続 的 なサービス 等 に 関 する 契 約 も 継 続 的 な 契 約 である サイト 利 用 規 約 が 変 更 されたとしても サイト 利 用 規 約 の 変 更 以 前 に 成 立 した 契 約 に 変 更 後 のサイト 利 用 規 約 が 自 動 的 に 組 み 入 れられるわけではない したがって サイト 運 営 者 が 既 に 継 続 的 な 契 約 を 締 結 している 既 存 の 利 用 者 に 変 更 後 のサイト 利 用 規 約 を 適 用 す るためには 変 更 前 のサイト 利 用 規 約 を 組 み 入 れて 成 立 した 既 存 の 継 続 的 な 契 約 を 変 更 する 必 要 がある 契 約 の 変 更 には 両 当 事 者 の 合 意 を 要 するという 契 約 法 の 原 則 に 照 らせ ば 既 存 の 継 続 的 な 契 約 に 変 更 後 のサイト 利 用 規 約 が 組 み 入 れられるためには 利 用 者 の 同 意 を 得 ることが 必 要 である なお 変 更 前 のサイト 利 用 規 約 が 期 間 の 定 めのある 契 約 に 組 み 入 れられている 場 合 に 利 用 者 が 期 間 満 了 後 に 変 更 後 のサイト 利 用 規 約 の 下 で 契 約 期 間 更 新 の 申 込 みを 行 うの であれば 上 の1に 述 べた 新 規 契 約 の 場 合 と 同 様 に 変 更 後 のサイト 利 用 規 約 が 更 新 後 の 契 約 に 組 み 入 れられる サイト 運 営 者 側 が 変 更 前 のサイト 利 用 規 約 に 定 める 契 約 条 件 に 従 い 自 動 更 新 の 拒 絶 や 契 約 の 解 除 を 行 った 上 で 変 更 後 のサイト 利 用 規 約 の 下 での 契 約 更 新 の 申 込 みを 勧 誘 するケースも これと 同 様 である 3サイト 利 用 規 約 の 変 更 前 に 締 結 された 継 続 的 な 契 約 の 変 更 に 対 する 黙 示 的 な 同 意 上 の2で 述 べた 通 り サイト 利 用 規 約 の 変 更 前 に 継 続 的 な 契 約 が 締 結 されている 場 合 には 変 更 後 のサイト 利 用 規 約 が 組 み 入 れられることへの 利 用 者 の 同 意 がない 限 り サイト 利 用 規 約 の 変 更 前 に 継 続 的 な 契 約 を 締 結 した 利 用 者 に 対 しては 変 更 前 のサイト 利 用 規 約 が 適 用 される i.29

37 しかし ウェブサイトを 通 じた 新 しいサービスや 取 引 のサイト 利 用 規 約 はトラブルを 含 め た 運 用 経 験 の 中 で 順 次 改 良 されていくことが 通 例 である また 多 数 の 利 用 者 を 画 一 的 に 取 り 扱 う 必 要 性 から 変 更 前 の 旧 サイト 利 用 規 約 の 下 で 継 続 的 な 契 約 を 締 結 した 既 存 の 利 用 者 との 関 係 でも 最 新 のサイト 利 用 規 約 を 組 み 入 れるべき 必 要 性 は 高 い 利 用 者 の 多 くは このような 状 況 を 理 解 しており したがってサイト 利 用 規 約 の 変 更 の 可 能 性 につき 認 識 があると 考 えられる 特 にオンラインゲームやインターネット オークションなど 利 用 者 相 互 間 の 関 係 が 問 題 となる 局 面 では 利 用 者 には 他 の 利 用 者 にも 平 等 に 変 更 後 の 最 新 のサイト 利 用 規 約 が 組 み 入 れられることへの 積 極 的 な 期 待 があると 考 えられる この 点 利 用 者 による 明 示 的 な 変 更 への 同 意 がなくとも 事 業 者 が 利 用 規 約 の 変 更 に ついて 利 用 者 に 十 分 に 告 知 した 上 で 変 更 の 告 知 後 も 利 用 者 が 異 議 なくサイトの 利 用 を 継 続 していた 場 合 は 黙 示 的 にサイト 利 用 規 約 の 変 更 への 同 意 があったと 認 定 すべき 場 合 があると 考 えられる 黙 示 の 同 意 を 認 定 する 上 では 変 更 の 告 知 により 利 用 者 が 少 なくともサイト 利 用 規 約 に 何 らかの 変 更 がなされる 事 実 を 認 識 しているであろうと 認 定 できること 及 び 利 用 者 に 対 して 変 更 内 容 が 適 切 に 開 示 されていることがまず 必 要 となる 4 なお 上 の(2)3に 述 べ た 利 用 者 への 説 明 に 配 慮 すべき 努 力 義 務 は サイト 利 用 規 約 の 変 更 の 告 知 にも 当 ては まる また 例 えば ⅰ) 変 更 が 一 般 の 利 用 者 に 合 理 的 に 予 測 可 能 な 範 囲 内 であるか 否 か ⅱ) 変 更 が 一 般 の 利 用 者 に 影 響 を 及 ぼす 程 度 ⅲ) 法 令 の 変 更 への 対 応 悪 意 の 利 用 者 による 不 正 やトラブルへの 対 応 条 項 文 言 の 整 理 など 一 般 の 利 用 者 であれば 当 然 同 意 するであろう 内 容 であるか 否 か ⅳ) 変 更 がサービスの 改 良 や 新 サービスの 提 供 など 利 用 者 にもメリットのあるものであるか 否 か といった 点 は サイト 利 用 規 約 の 変 更 への 黙 示 の 同 意 の 成 否 を 認 定 するにあたり 考 慮 される 可 能 性 がある 4サイト 利 用 規 約 の 変 更 履 歴 の 保 存 の 必 要 性 適 用 されるべきサイト 利 用 規 約 の 記 載 内 容 につき 万 が 一 利 用 者 と 紛 争 が 生 じた 場 合 に は 取 引 時 点 のサイト 利 用 規 約 の 内 容 やその 変 更 時 期 などについてはサイト 運 営 者 が 立 証 すべきであるとされる 可 能 性 が 高 い その 理 由 としては サイト 運 営 者 側 はサイト 利 用 規 約 を 含 めたサイト 上 の 情 報 を 作 成 しサーバー 等 で 管 理 しておりサイト 利 用 規 約 の 変 更 履 歴 等 を 保 存 することが 容 易 な 立 場 にあること 及 び 通 常 の 書 面 ベースの 契 約 と 異 なり 電 子 消 費 者 契 約 では 利 用 者 側 にサイト 利 用 規 約 の 内 容 の 証 拠 となる 電 磁 的 記 録 が 残 らな 4 但 し 必 ずしもサイト 利 用 規 約 の 変 更 につき 変 更 がなされたことの 告 知 と 変 更 内 容 の 開 示 が 別 々に 必 要 と いう 趣 旨 ではなく 例 えば 電 子 メールにサイト 利 用 規 約 の 変 更 内 容 を 記 載 して 利 用 者 に 送 付 することで 変 更 を 告 知 する 場 合 には 当 該 電 子 メールは 変 更 の 告 知 と 変 更 内 容 の 開 示 の 両 方 の 機 能 を 兼 ねている ことになる i.30

38 い 仕 組 みが 一 般 的 であることが 挙 げられる したがって サイト 運 営 者 は 将 来 の 紛 争 に 備 えて 何 時 どのようなサイト 利 用 規 約 をウェブサイトに 掲 載 し 何 時 どのような 変 更 を 行 ったのかの 履 歴 を 記 録 しておくことが 望 ましい (4) 消 費 者 契 約 法 等 による 内 容 規 制 サイト 利 用 規 約 が 契 約 に 組 み 入 れられる 場 合 であっても その 中 の 強 行 法 規 に 違 反 する 条 項 や 公 序 良 俗 に 反 する 条 項 は 無 効 とされる 消 費 者 を 対 象 とするインターネット 通 販 との 関 係 で 最 も 重 要 な 強 行 法 規 は 消 費 者 契 約 法 であることから 以 下 その 内 容 を 説 明 する 1 事 業 者 の 責 任 を 制 限 する 条 項 に 対 する 規 制 消 費 者 契 約 法 第 8 条 は 事 業 者 の 消 費 者 に 対 する 債 務 不 履 行 責 任 不 法 行 為 責 任 瑕 疵 担 保 責 任 等 の 損 害 賠 償 責 任 を 全 面 的 に 免 責 する 条 項 を 無 効 としている これに 対 して 責 任 の 一 部 制 限 ( 例 えば 上 限 の 設 定 など)は 消 費 者 契 約 法 のもとでも 基 本 的 には 無 効 とはされていないが 事 業 者 側 の( 代 表 者 又 は 従 業 員 の) 故 意 重 過 失 によ る 責 任 については 一 部 であっても 免 除 制 限 は 消 費 者 契 約 法 第 8 条 により 無 効 とされてい る なお 身 体 的 な 被 害 については 消 費 者 契 約 法 の 成 立 前 から 責 任 制 限 の 効 力 が 非 常 に 限 定 的 に 解 釈 されてきた 5 消 費 者 契 約 法 第 10 条 に 消 費 者 の 利 益 を 一 方 的 に 害 する 条 項 の 無 効 が 定 められていることは このような 人 身 損 害 の 制 限 に 対 する 裁 判 所 の 厳 しい 姿 勢 を 支 持 する 方 向 に 作 用 すると 予 想 される よって 人 身 被 害 については 全 面 的 な 免 責 が 認 められないことはもちろん 責 任 を 一 部 制 限 するような 条 項 であっても 無 効 とされる 可 能 性 があろう 2 消 費 者 に 対 する 過 大 な 損 害 賠 償 額 の 予 定 の 無 効 消 費 者 契 約 法 第 9 条 第 1 号 は 消 費 者 との 契 約 につき 契 約 解 除 (キャンセル)に 対 し て 同 種 の 消 費 者 契 約 の 解 除 に 伴 い 当 該 事 業 者 に 生 ずべき 平 均 的 な 損 害 の 額 を 超 え る キャンセル 料 を 規 定 したとしても 当 該 平 均 的 な 損 害 額 を 超 える 部 分 についての 約 定 は 無 効 であると 規 定 している したがって 消 費 者 からのキャンセル 料 から 利 益 を 得 ること は これによって 禁 止 されることになる 東 京 地 裁 平 成 14 年 3 月 25 日 判 決 金 判 1152 号 36 頁 は 飲 食 店 の 予 約 取 消 しについて 飲 食 代 金 を 越 えるキャンセル 料 の 合 意 を 一 部 無 5 例 えば 東 京 高 裁 平 成 元 年 5 月 9 日 判 決 判 時 1308 号 28 頁 は 航 空 運 送 についての 責 任 制 限 自 体 は 是 認 しつつ 国 内 旅 客 運 送 約 款 の 人 身 被 害 600 万 円 までという 制 限 は 低 額 過 ぎるとして 無 効 とした ワルソ ー 条 約 に 見 られるように 国 際 的 に 責 任 制 限 が 是 認 されてきた 航 空 運 送 についても 人 身 被 害 の 責 任 制 限 が 相 当 厳 しく 解 釈 されている 以 上 基 本 的 には 人 身 被 害 についての 責 任 制 限 はできないと 考 える 方 が 妥 当 であろう i.31

39 効 とし 違 約 金 額 を 飲 食 代 金 額 の3 割 に 限 定 する 旨 を 判 示 した また 新 古 車 の 売 買 契 約 の 解 除 に 伴 う 約 定 違 約 金 6 や 入 学 前 に 入 学 を 辞 退 した 場 合 の 私 立 大 学 の 授 業 料 の 不 返 還 7 は 平 均 的 な 損 害 額 を 超 える 部 分 について 消 費 者 契 約 法 上 無 効 とされている した がって サイト 利 用 規 約 にキャンセル 料 などが 規 定 されていたとしても 当 該 キャンセル 料 がキャンセルによってサイト 運 営 者 に 生 じる 損 害 の 平 均 額 を 超 えていれば 超 えた 部 分 につき 無 効 となる また 同 法 第 9 条 第 2 号 は 消 費 者 に 対 する 遅 延 利 息 の 上 限 を 年 率 14.6%に 制 限 し ている なお 特 定 商 取 引 法 上 の 特 定 継 続 的 役 務 ( 現 在 エステティック 外 国 語 会 話 学 習 塾 家 庭 教 師 パソコン 教 室 結 婚 相 手 紹 介 サービスが 指 定 されている)の 提 供 契 約 につい ては 特 定 商 取 引 法 第 49 条 で 中 途 解 約 権 と 中 途 解 約 の 場 合 の 損 害 賠 償 を 特 定 商 取 引 法 施 行 令 第 16 条 及 び 同 別 表 4に 定 める 契 約 の 締 結 及 び 履 行 のために 通 常 要 する 費 用 の 額 と 解 約 までに 提 供 された 役 務 の 対 価 8 の 合 計 額 と 法 定 利 率 を 超 えては 請 求 できない 旨 が 定 められている 3その 他 消 費 者 の 利 益 を 一 方 的 に 害 する 条 項 の 無 効 消 費 者 契 約 法 第 10 条 は 民 法 商 法 その 他 の 任 意 法 規 ( 契 約 により 適 用 を 排 除 できる 法 規 )に 比 して 消 費 者 の 権 利 を 制 限 し 又 は 義 務 を 加 重 する 条 項 であって 消 費 者 の 利 益 を 一 方 的 に 害 するものは 無 効 とする 旨 を 定 めている これにより 無 効 とされる 可 能 性 が ある 条 項 としては 以 下 のようなものが 挙 げられる ⅰ) 民 法 第 570 条 の 瑕 疵 担 保 責 任 に 基 づく 解 除 や 債 務 不 履 行 による 契 約 解 除 などの 法 律 上 認 められる 解 除 権 を 消 費 者 につき 制 限 する 条 項 や 事 業 者 側 の 契 約 解 除 権 を 拡 大 する 条 項 9 ⅱ) 事 業 者 側 にだけ 仲 裁 人 の 選 定 権 のある 仲 裁 条 項 ⅲ) 一 般 の 取 引 慣 行 に 照 らして 黙 示 の 意 思 表 示 とまでは 言 えない 消 費 者 の 一 定 の 作 為 不 作 為 につき 意 思 表 示 を 擬 制 する 条 項 ( 例 えば 一 定 期 間 に 返 答 がなければ 同 意 と みなすネガティブ オプションなど) ⅳ) 消 費 者 の 証 明 責 任 を 加 重 し 又 は 事 業 者 の 証 明 責 任 を 軽 減 する 条 項 6 大 阪 地 裁 平 成 14 年 7 月 19 日 判 決 金 判 1162 号 32 頁 は 売 買 契 約 の 対 象 車 両 は 他 にも 販 売 可 能 なので 販 売 から 得 べかりし 利 益 は 当 該 車 両 の 売 買 契 約 の 解 除 により 生 ずべき 平 均 的 な 損 害 には 該 当 しないとし た 7 消 費 者 契 約 法 施 行 後 に 締 結 された 在 学 契 約 等 は 消 費 者 契 約 法 第 2 条 第 3 項 所 定 の 消 費 者 契 約 に 該 当 することが 明 らかであるとされた( 最 高 裁 平 成 18 年 11 月 27 日 第 二 小 法 廷 判 決 民 集 60 巻 9 号 2473 頁 ) 8 既 に 提 供 された 役 務 の 対 価 の 計 算 方 法 についての 判 例 として 最 高 裁 平 成 19 年 4 月 3 日 第 三 小 法 廷 判 決 民 集 61 巻 3 号 967 頁 がある 9 なお 仲 裁 法 附 則 第 3 条 によれば 消 費 者 は 事 業 者 との 仲 裁 合 意 を 解 除 することができる i.32

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