員 及 び 消 団 員 )の 出 動 状 況 をみると 火 等 ( 火 救 助 活 動 風 水 害 等 の 害 捜 索 誤 報 等 及 び その 他 をいう )への 出 動 回 数 は106 万 8,127 回 で 出 動 延 人 員 は 781 万 8,611 人 である また 1 日 平 均 に

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1 第 2 章 消 の 組 織 と 活 動 第 2 節 消 職 団 員 の 活 動 第 1 活 動 状 況 (1) 消 団 員 の 活 動 状 況 東 日 本 大 震 における 被 地 消 団 の 活 動 をはじ め 平 成 25 年 台 風 第 26 号 における 住 民 の 避 難 誘 導 等 の 消 団 員 の 献 身 的 な 活 動 は 地 域 に 大 きく 貢 献 している このように 全 国 の 消 団 は 地 域 の 力 の 中 心 として 昼 夜 を 分 かたず 果 敢 に 活 動 し 被 害 の 拡 大 止 や 地 域 住 民 の 安 心 安 全 の 確 保 に 貢 献 してい る その 支 えとなっているのが 日 頃 の 訓 練 と 自 らの 地 域 は 自 らで 守 る という 崇 高 な 郷 土 愛 護 の 精 神 である 消 団 員 は 地 域 に 居 住 又 は 勤 務 する 住 民 により 構 成 され 地 域 に 密 着 しており 地 理 や 住 民 の 居 住 先 等 の 地 域 情 報 を 十 分 に 把 握 しているた め 大 規 模 害 時 には 特 に 能 力 を 発 揮 している 一 方 平 常 時 の 活 動 としては 訓 練 のほか 応 急 手 当 等 の 普 及 指 導 や 住 宅 の 火 訪 問 の 実 施 広 報 紙 の 発 行 など 各 地 で 活 発 な 取 組 が 行 われている このように 消 団 は 地 域 における 身 近 な 消 のリーダーとして 地 域 の 安 心 安 全 のため 重 要 な 役 割 を 担 っている (2) 出 動 状 況 平 成 24 年 中 における 全 国 の 消 職 団 員 ( 消 職 2 章 消 の 組 織 と 活 動 第 表 消 職 団 員 の 出 動 及 び 出 向 状 況 ( 平 成 24 年 中 )( 単 位 : 回 人 ) 消 職 員 消 団 員 計 構 成 比 (%) 火 回 数 49,289 34,991 84, 延 人 員 878, ,359 1,803, 救 急 回 数 5,802, ,803, 延 人 員 17,795,536 3,094 17,798, 救 助 活 動 回 数 86,637 1,391 88, 延 人 員 1,062,570 8,462 1,071, 風 水 害 等 の 害 回 数 15,863 6,336 22, 延 人 員 72, , , 演 習 訓 練 等 回 数 426, , , 延 人 員 2,474,751 4,436,763 6,911, 広 報 指 導 回 数 364,251 97, , 延 人 員 1,426, ,404 2,421, 警 調 査 回 数 469,784 15, , 延 人 員 1,612, ,527 1,769, 火 調 査 回 数 47, , 延 人 員 211, , 特 別 警 戒 回 数 94,607 86, , 延 人 員 669,890 1,353,245 2,023, 捜 索 回 数 6,361 2,412 8, 延 人 員 44,487 81, , 予 査 察 回 数 774,055 2, , 延 人 員 1,867,162 36,331 1,903, 誤 報 等 回 数 36,732 4,080 40, 延 人 員 421,643 53, , そ の 他 回 数 675, , , 延 人 員 2,658,913 1,420,487 4,079, 計 回 数 8,850, ,260 9,470, 延 人 員 31,196,312 9,661,079 40,857, ( 備 考 ) 1 消 震 対 策 現 況 調 査 により 作 成 2 本 表 では 害 現 場 における 消 活 動 の 実 施 の 有 無 にかかわらず 出 動 及 び 出 向 回 数 を 計 上 している 3 消 団 員 の 救 急 への 出 動 回 数 については 救 命 処 置 を 含 む 応 急 手 当 傷 病 者 搬 送 等 の 回 数 を 計 上 している 4 小 数 第 二 位 を 四 捨 五 入 のため 合 計 等 が 一 致 しない 場 合 がある 144

2 員 及 び 消 団 員 )の 出 動 状 況 をみると 火 等 ( 火 救 助 活 動 風 水 害 等 の 害 捜 索 誤 報 等 及 び その 他 をいう )への 出 動 回 数 は106 万 8,127 回 で 出 動 延 人 員 は 781 万 8,611 人 である また 1 日 平 均 にすると 2,926 回 29.5 秒 に1 回 の 割 合 で 出 動 し たことになる このうち 消 団 員 の 火 等 への 出 動 回 数 は 19 万 7,390 回 出 動 延 人 員 は 268 万 454 人 となって いる( 第 表 ) また 出 動 以 外 の 警 調 査 や 予 査 察 などの 出 向 回 数 は 259 万 9,317 回 で 延 べ 人 員 は 1,524 万 150 人 となっている 2 公 務 による 死 傷 者 の 状 況 (1) 公 務 による 死 傷 者 の 状 況 平 成 24 年 中 における 公 務 により 死 亡 した 消 職 団 員 ( 火 等 の 害 対 応 演 習 訓 練 等 に 出 動 し 職 務 遂 行 中 に 死 亡 したもの 等 )は 11 人 同 じく 負 傷 した 消 職 団 員 は2,615 人 である( 第 図 第 図 第 表 ) なお 平 成 23 年 は 東 日 本 大 震 被 地 におい て 住 民 の 避 難 誘 導 水 門 閉 鎖 等 の 業 務 に 従 事 した 消 職 団 員 が 津 波 により 被 したため 他 年 に 比 べ て 大 幅 に 死 傷 者 が 増 加 した 第 図 消 職 員 及 び 消 団 員 の 公 務 に よる 死 者 数 の 推 移 第 図 消 職 員 及 び 消 団 員 の 公 務 に よる 負 傷 者 数 の 推 移 消 職 員 消 団 員 ( 各 年 中 ) 0 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 ( 備 考 ) 1 消 震 対 策 現 況 調 査 により 作 成 2 東 日 本 大 震 の 影 響 により 平 成 22 年 の 手 県 県 及 び 福 島 県 のデータは 除 いた 数 値 により 集 計 している 1,500 1,400 1,300 1,200 1,100 1,000 ( 各 年 中 ) 消 職 員 消 団 員 900 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 ( 備 考 ) 1 消 震 対 策 現 況 調 査 により 作 成 2 東 日 本 大 震 の 影 響 により 平 成 22 年 の 手 県 県 及 び 福 島 県 のデータは 除 いた 数 値 により 集 計 している 第 表 消 職 員 及 び 消 団 員 の 公 務 による 死 傷 者 数 ( 平 成 24 年 中 )( 単 位 : 人 ) 区 分 消 職 員 消 団 員 計 構 成 比 (%) 火 死 者 負 傷 者 風 水 害 等 の 害 死 者 負 傷 者 救 急 死 者 負 傷 者 演 習 訓 練 死 者 負 傷 者 , 特 別 警 戒 死 者 負 傷 者 捜 索 死 者 負 傷 者 そ の 他 死 者 負 傷 者 計 死 者 負 傷 者 1,393 1,222 2, ( 備 考 ) 1 消 震 対 策 現 況 調 査 により 作 成 2 小 数 点 第 二 位 を 四 捨 五 入 のため 合 計 等 が 一 致 しない 場 合 がある 145

3 第 2 節 消 職 団 員 の 活 動 (2) 全 国 消 殉 職 者 慰 霊 祭 全 国 消 殉 職 者 慰 霊 祭 は 昭 和 57 年 (1982 年 ) から 毎 年 執 り 行 われており 平 成 25 年 は の 任 務 を 遂 行 中 不 幸 にして 尊 い 犠 牲 となられた 全 国 消 殉 職 者 並 びに 消 協 力 受 難 者 の 功 績 を 称 え そ の 御 霊 に 深 甚 なる 敬 意 と 感 謝 の 意 を 捧 げることを 目 的 として 消 庁 の 後 援 により 9 月 12 日 に 厳 粛 に 執 り 行 われた 3 勤 務 条 件 性 の 観 点 から 問 題 があり 条 例 により 一 般 職 員 と 異 なる 特 別 給 料 表 ( 現 在 の 国 の 公 安 職 俸 給 表 ( 一 )に 相 当 )を 採 用 することが 望 ましい なお 消 職 員 の 平 均 給 料 月 額 は 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 の 地 方 公 務 員 給 与 実 態 調 査 によると 平 均 年 齢 39.8 歳 で 30 万 9,417 円 であり 一 般 行 政 職 の 場 合 は 平 均 年 齢 43.1 歳 で 33 万 1,189 円 となってい る 一 般 行 政 職 より 消 職 員 の 平 均 給 料 月 額 が 低 い 理 由 のひとつに 消 職 員 の 平 均 年 齢 が 若 いことが 考 えられる また 消 職 員 の 平 均 諸 手 当 月 額 は 9 万 3,349 円 であり 出 動 手 当 等 が 支 給 されている 第 2 章 消 の 組 織 と 活 動 (1) 消 職 員 の 勤 務 条 件 等 消 職 員 の 勤 務 条 件 は 火 出 動 等 24 時 間 即 応 体 制 を 維 持 しなければならないという 特 殊 性 を 有 し ていることから 勤 務 時 間 や 休 日 休 憩 について は 一 般 職 員 と 異 なった 定 めがされている 具 体 的 な 給 与 勤 務 時 間 その 他 の 勤 務 条 件 は 市 町 村 の 条 例 によって 定 められている ア 給 料 及 び 諸 手 当 消 の 組 織 は 緊 急 時 の 部 隊 活 動 等 に 必 要 な 上 命 下 服 を 明 示 し 組 織 の 統 一 性 を 確 保 するため 階 級 制 度 がある 行 政 職 給 料 表 を 適 用 した 場 合 各 階 級 に 一 定 の 割 合 の 人 数 が 必 要 となるという 特 徴 を 持 つ 消 組 織 においては 階 級 制 度 を 維 持 しつつ 給 料 の 水 準 を 適 正 に 保 つということが 難 しい このため 消 職 員 の 給 料 については その 職 務 の 危 険 度 及 び 勤 務 の 態 様 の 特 殊 性 等 を 踏 まえ 一 般 職 員 と 異 なる 特 別 給 料 表 ( 現 在 の 国 の 公 安 職 俸 給 表 ( 一 )に 相 当 ) を 適 用 することとされている( 昭 和 26 年 国 家 消 庁 管 理 局 長 通 知 ) 行 政 職 給 料 表 を 採 用 しつつ 号 給 の 加 算 調 整 や 特 殊 勤 務 手 当 の 支 給 により 職 員 の 給 与 水 準 の 維 持 を 図 るなどの 対 応 は 明 確 性 及 び 透 明 イ 勤 務 体 制 等 消 職 員 の 勤 務 体 制 は 毎 日 勤 務 と 交 替 制 勤 務 と に 大 別 され さらに 交 替 制 勤 務 は 主 に 2 部 制 と 3 部 制 に 分 けられる 一 部 指 令 業 務 に 従 事 する 職 員 な どに 対 し 4 部 制 を 用 いている 消 本 部 もある 2 部 制 は 職 員 が 2 部 に 分 かれ 当 番 非 番 の 順 序 に 隔 日 ごとに 勤 務 し 一 定 の 期 間 で 週 休 日 をとる 制 度 であり 3 部 制 は 職 員 が 3 部 に 分 かれ 日 勤 当 番 非 番 を 組 み 合 わせて 勤 務 し 一 定 期 間 で 週 休 日 をとる 制 度 である( 第 表 第 表 ) ウ 消 職 員 委 員 会 消 職 員 委 員 会 は 消 職 員 間 の 意 思 疎 通 を 図 る とともに 消 職 員 の 士 気 を 高 め 消 事 務 を 円 滑 に 運 営 することを 目 的 として 消 組 織 法 第 17 条 の 規 定 により 消 本 部 に 置 くこととされている 消 職 員 委 員 会 においては 消 職 員 から 提 出 された 1 消 職 員 の 勤 務 条 件 及 び 厚 生 福 利 2 消 職 員 の 被 服 及 び 装 備 品 3 消 の 用 に 供 する 設 備 機 械 器 具 その 他 の 施 設 に 関 する 意 見 を 審 議 し その 結 果 に 基 づいて 消 長 に 対 して 意 見 を 述 べるこ 第 表 消 本 部 における 交 代 制 勤 務 体 制 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 勤 務 体 制 別 本 部 数 交 替 制 をとっている 消 本 部 数 消 本 部 数 2 部 制 3 部 制 併 用 その 他 % 28.4% 7.3% 2.3% ( 備 考 ) 1 消 震 対 策 現 況 調 査 により 作 成 2 交 替 制 の その 他 とは 指 令 業 務 のみ 4 部 制 を 取 り 入 れている 消 本 部 及 び 宿 直 者 を3 班 に 分 けて 変 則 的 な 勤 務 体 制 をとる 消 本 部 をいう 第 表 勤 務 体 制 別 消 吏 員 数 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 勤 務 体 制 別 毎 日 勤 務 2 部 制 3 部 制 その 他 派 遣 等 計 消 吏 員 数 30,263 80,783 44,436 3, , % 50.8% 28.0% 2.2% 100.0% ( 備 考 ) 1 消 震 対 策 現 況 調 査 により 作 成 2 勤 務 体 制 別 の その 他 派 遣 職 員 等 とは 首 長 部 局 に 派 遣 されて いる 職 員 及 び 消 学 校 など 消 本 部 ( 署 ) 以 外 の 部 署 に 勤 務 す る 職 員 等 をいう 146

4 とにより 消 事 務 に 消 職 員 の 意 見 を 反 映 しやす くしている 平 成 24 年 度 においては 全 国 784 消 本 部 中 780 本 部 で 消 職 員 委 員 会 が 開 催 され 職 員 から 提 出 された 5,067 件 の 意 見 について 審 議 された 平 成 24 年 度 においては 審 議 された 意 見 のうち 実 施 が 適 当 とされたものは 全 体 の37.8%を 占 めた また 平 成 23 年 度 において 審 議 された 意 見 のうち 実 施 が 適 当 とされた 意 見 の 48.9%が 既 に 実 施 さ れている 一 方 予 算 上 の 制 約 などにより 実 現 で きていない 意 見 も 見 られる( 第 表 第 表 第 表 第 表 ) エ 公 務 害 補 償 消 職 員 の 公 務 上 の 害 ( 負 傷 疾 病 障 害 又 は 死 亡 )には 地 方 公 務 員 害 補 償 法 の 定 めるところ により 療 養 補 償 休 業 補 償 傷 病 補 償 年 金 障 害 補 償 介 護 補 償 遺 族 補 償 及 び 葬 祭 補 償 が 支 給 され る また 福 祉 事 業 により 必 要 に 応 じ 社 会 復 帰 に 要 する 費 用 や 遺 族 への 援 護 資 金 も 支 給 される また 消 職 員 が 火 の 鎮 圧 等 の 職 務 に 従 事 し そのために 公 務 上 の 害 を 受 けた 場 合 障 害 補 償 又 はこれらに 併 せて 支 給 する 傷 病 特 別 給 付 金 等 につい て 特 例 的 な 加 算 措 置 がなされる 平 成 24 年 度 に 発 生 した 消 職 員 の 公 務 上 の 害 のうち 地 方 公 務 員 害 補 償 基 金 が 受 理 した 公 務 害 認 定 請 求 件 数 及 び 通 勤 害 認 定 請 求 件 数 は1,582 件 であり 前 年 度 に 比 べ 11 件 減 少 している( 平 成 25 年 10 月 1 日 現 在 速 報 値 ) オ 消 長 及 び 消 署 長 の 資 格 の 基 準 消 長 及 び 消 署 長 の 資 格 については 市 町 村 の 消 長 及 び 消 署 長 の 任 命 資 格 を 定 める 政 令 ( 昭 和 34 年 政 令 第 201 号 )で 定 めているところであるが 地 域 の 自 主 性 及 び 自 立 性 を 高 めるための 改 革 の 推 進 を 図 るための 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する 法 律 ( 平 成 25 年 法 律 第 44 号 )による 消 組 織 法 第 15 条 の 改 正 により 政 令 で 定 める 基 準 を 参 酌 して 市 町 村 の 条 例 で 定 めることとされた このため 各 市 町 村 が 条 例 を 制 定 するに 当 たって 参 酌 すべき 基 準 が 市 町 村 第 表 審 議 意 見 勤 務 条 件 厚 生 福 利 被 服 装 備 品 機 械 器 具 その 他 の 施 設 等 計 審 議 件 数 消 職 員 委 員 会 の 審 議 結 果 実 施 が 適 当 諸 課 題 を 検 討 審 議 結 果 実 施 は 困 難 ( 平 成 24 年 度 ) 現 行 どおり その 他 1, % 14.7% 10.8% 1.8% 8.5% 1.3% 1, % 13.1% 8.8% 0.7% 10.0% 0.6% 1, % 10.0% 6.4% 1.1% 7.2% 5.0% 5,067 1,913 1, , % 37.8% 26.1% 3.6% 25.7% 6.8% ( 備 考 ) 1 平 成 24 年 度 消 職 員 委 員 会 の 運 営 状 況 調 査 結 果 より 作 成 2 小 数 点 第 二 位 を 四 捨 五 入 のため 合 計 等 が 一 致 しない 場 合 がある 第 表 実 施 が 適 当 とされた 意 見 数 (A) 平 成 23 年 度 に 消 職 員 委 員 会 に おいて 審 議 された 意 見 の 実 施 状 況 既 に 実 施 された 件 数 (B) ( 平 成 24 年 度 末 現 在 ) 割 合 (B)/(A) 100 2,050 件 1,003 件 48.9% ( 備 考 ) 平 成 24 年 度 消 職 員 委 員 会 の 運 営 状 況 調 査 結 果 より 作 成 第 表 各 年 度 の 消 職 員 委 員 会 開 催 状 況 ( 各 年 度 末 現 在 ) 開 催 年 度 消 本 部 数 開 催 本 部 数 開 催 率 20 年 度 806 本 部 804 本 部 99.8% 21 年 度 803 本 部 801 本 部 99.8% 22 年 度 802 本 部 796 本 部 99.3% 23 年 度 798 本 部 791 本 部 99.1% 24 年 度 784 本 部 780 本 部 99.5% ( 備 考 ) 平 成 24 年 度 消 職 員 委 員 会 の 運 営 状 況 調 査 結 果 より 作 成 第 表 審 議 件 数 各 年 度 の 消 職 員 委 員 会 審 議 件 数 及 び 審 議 結 果 実 施 が 適 当 諸 課 題 を 検 討 審 議 結 果 の 区 分 実 施 は 困 難 現 行 どおり その 他 20 年 度 5,008 1,888 1, , % 27.9% 4.3% 24.2% 5.9% 21 年 度 5,149 2,067 1, , % 26.7% 4.2% 24.0% 4.9% 22 年 度 4,971 1,836 1, , % 27.6% 4.6% 24.3% 6.6% 23 年 度 5,253 2,050 1, , % 27.1% 3.2% 25.1% 5.6% 24 年 度 5,067 1,913 1, , % 26.1% 3.6% 25.7% 6.8% 累 計 37,025 26,005 4,661 20,284 3,588 91,563 (8 年 度 24 年 度 ) 40.4% 28.4% 5.1% 22.2% 3.9% ( 備 考 ) 1 平 成 24 年 度 消 職 員 委 員 会 の 運 営 状 況 調 査 結 果 より 作 成 2 小 数 点 第 二 位 を 四 捨 五 入 のため 合 計 等 が 一 致 しない 場 合 がある 147

5 第 2 節 消 職 団 員 の 活 動 の 消 長 及 び 消 署 長 の 資 格 の 基 準 を 定 める 政 令 ( 平 成 25 年 政 令 第 263 号 )で 定 められ 消 組 織 法 の 改 正 とともに 平 成 26 年 4 月 1 日 から 施 行 さ れることとなった( 第 表 ) (2) 消 団 員 の 処 遇 改 善 消 団 員 は 大 規 模 害 時 においては 昼 夜 を 分 か たず 多 岐 にわたり 活 動 し また 平 常 時 においても 地 域 に 密 着 した 活 動 を 行 っており 消 団 員 の 処 遇 については 十 分 に 配 慮 し 改 善 していく 必 要 がある ア 報 酬 出 動 手 当 市 町 村 では 条 例 に 基 づき 消 団 員 に 対 し その 労 苦 に 報 いるための 報 酬 及 び 出 動 した 場 合 の 費 用 弁 償 としての 出 動 手 当 を 支 給 している 支 給 額 や 支 給 方 法 は 地 域 事 情 により 必 ずしも 同 一 ではない が 支 給 額 の 低 い 市 町 村 においては これらの 支 給 を 定 める 制 度 の 趣 旨 からも 引 上 げ 等 の 適 正 化 を 図 る 必 要 がある 特 に 地 震 風 水 害 などの 長 時 間 ( 長 期 間 )の 活 動 を 余 儀 なくされる 場 合 の 出 動 手 当 につ いては 充 実 を 図 るべきと 考 えられる なお 平 成 25 年 度 の 消 団 員 報 酬 等 の 地 方 交 付 税 算 入 額 は 第 表 のとおりである イ 公 務 害 補 償 消 活 動 は しばしば 危 険 な 状 況 の 下 で 遂 行 され るため 消 団 員 が 公 務 により 死 傷 する 場 合 もある ( 第 表 ) このため 消 組 織 法 の 規 定 によ り 市 町 村 は 政 令 で 定 める 基 準 に 従 って 条 例 で 定 めるところにより 消 団 員 が 公 務 上 の 害 によっ て 被 った 損 害 を 補 償 しなければならないとされてお り 他 の 公 務 害 補 償 制 度 に 準 じて 療 養 補 償 休 業 補 償 傷 病 補 償 年 金 障 害 補 償 介 護 補 償 遺 族 補 償 及 び 葬 祭 補 償 の 制 度 が 設 けられている なお 療 養 補 償 及 び 介 護 補 償 を 除 く 各 種 補 償 の 額 の 算 定 に 当 たっては 政 令 で 補 償 基 礎 額 が 定 められている( 第 表 ) 消 団 員 が 身 体 に 対 し 高 度 の 危 険 が 予 測 される 状 況 の 下 において 消 活 動 に 従 事 し そのため 公 務 害 を 受 けた 場 合 には 特 殊 公 務 害 補 償 として 遺 族 補 償 等 について 100 分 の 50 以 内 を 加 算 することと されている 火 風 水 害 等 においては 民 間 の 消 協 力 者 等 が 死 傷 する 場 合 もある( 第 表 ) この 消 協 力 者 等 に 対 しては 消 法 等 の 規 定 に 基 づき 市 町 村 が 条 例 で 定 めるところにより 害 補 償 を 行 う こととされている 消 協 力 者 等 の 害 補 償 内 容 第 2 章 消 の 組 織 と 活 動 第 表 消 長 の 資 格 の 基 準 消 署 長 の 資 格 の 基 準 第 表 市 町 村 の 消 長 及 び 消 署 長 の 資 格 の 基 準 を 定 める 政 令 の 概 要 職 消 署 長 等 消 団 長 市 町 村 の 長 の 直 近 下 位 の 内 部 組 織 の 長 等 消 司 令 以 上 消 司 令 補 以 上 消 団 の 副 団 長 等 1 年 以 上 2 年 以 上 2 年 以 上 期 間 1 年 以 上 3 年 以 上 3 年 以 上 かつ 教 育 訓 練 を 受 講 消 団 員 報 酬 等 の 地 方 交 付 税 算 入 額 ( 単 位 : 円 ) 項 目 平 成 25 年 度 報 酬 団 員 ( 年 額 ) 36,500 団 長 ( 年 額 ) 82,500 出 動 手 当 (1 回 当 たり) 7,000 公 務 害 補 償 負 担 金 人 口 1 人 当 たり 3.5 団 員 1 人 当 たり 1,900 退 職 報 償 金 負 担 金 団 員 1 人 当 たり 19,200 第 表 補 償 基 礎 額 改 定 状 況 ( 各 年 度 中 ) ( 単 位 : 円 ) 勤 務 年 数 年 度 階 級 10 年 以 上 10 年 未 満 20 年 未 満 20 年 以 上 団 長 副 団 長 12,600 13,500 14, 分 団 長 副 分 団 長 10,800 11,700 12,600 部 長 班 長 団 員 9,000 9,900 10,800 団 長 副 団 長 12,740 13,340 14,200 16~17 分 団 長 副 分 団 長 10,740 11,600 12,470 部 長 班 長 団 員 9,000 9,870 10,740 団 長 副 団 長 12,400 13,300 14,200 18~25 分 団 長 副 分 団 長 10,600 11,500 12,400 部 長 班 長 団 員 8,800 9,700 10,600 第 表 消 協 力 者 等 の 死 傷 者 数 の 推 移 ( 各 年 度 中 ) ( 単 位 : 円 ) 年 度 項 目 死 者 負 傷 者 計 ( 出 典 : 消 基 金 調 べ) 148

6 は 補 償 基 礎 額 が 収 入 日 額 を 勘 案 して 定 められるこ と 以 外 は 団 員 に 対 するものと 同 様 である ウ 福 祉 事 業 公 務 上 の 害 を 受 けた 団 員 又 はその 遺 族 の 福 祉 に 関 して 必 要 な 事 業 は 市 町 村 が 行 うものであるが 消 団 員 等 公 務 害 補 償 責 任 共 済 契 約 を 締 結 している 市 町 村 については 消 基 金 又 は 指 定 法 人 がこれら 市 町 村 に 代 わって 行 うこととなっている 福 祉 に 関 して 必 要 な 事 業 の 内 容 は 外 科 後 処 置 補 装 具 リハビリテーション 傷 病 障 害 の 援 護 介 護 の 援 護 及 び 就 学 の 援 護 等 となっている エ 退 職 報 償 金 非 常 勤 の 消 団 員 が 退 職 した 場 合 市 町 村 は 当 該 団 員 の 階 級 及 び 勤 務 年 数 に 応 じ 条 例 で 定 めるとこ ろにより 退 職 報 償 金 を 支 給 することとされている なお 条 例 ( 例 )によれば その 額 は 勤 務 年 数 5 年 以 上 10 年 未 満 の 団 員 で 14 万 4,000 円 勤 務 年 数 30 年 以 上 の 団 長 で 92 万 9,000 円 となっている( 第 表 ) オ 公 務 害 補 償 等 の 共 済 制 度 昭 和 31 年 (1956 年 )に 市 町 村 の 支 給 責 任 の 共 済 制 度 として 消 基 金 が 設 けられ 統 一 的 な 損 害 補 償 制 度 が 確 立 された その 後 昭 和 39 年 (1964 年 ) には 退 職 報 償 金 の 支 払 制 度 が 昭 和 47 年 (1972 年 )には 福 祉 事 業 の 制 度 がそれぞれ 確 立 した 消 基 金 の 平 成 24 年 度 の 消 団 員 等 に 対 する 公 務 害 補 償 費 の 支 払 状 況 については 延 べ2,613 人 人 に 対 し 20 億 319 万 円 となっている( 第 表 ) また 福 祉 事 業 の 支 給 額 は 延 べ 1,048 人 に 対 し 7 億 5,165 万 円 となっている 消 基 金 の 平 成 24 年 度 の 退 職 報 償 金 の 支 払 額 は 47,327 人 に 対 し 約 158 億 円 となっている カ 消 団 員 等 が 害 活 動 等 で 使 用 した 自 家 用 車 に 損 害 が 生 じた 場 合 の 見 舞 金 の 支 給 消 団 員 等 公 務 害 補 償 等 責 任 共 済 等 に 関 する 法 律 が 改 正 され 平 成 14 年 度 から 消 基 金 は 消 団 員 等 が 害 活 動 で 使 用 した 自 家 用 車 に 損 害 が 生 じた 場 合 に 見 舞 金 ( 上 限 10 万 円 )を 支 給 する 事 業 を 実 施 している 平 成 24 年 度 の 支 払 状 況 は 延 べ283 人 に 対 し2,691 万 円 となっている キ 乙 種 消 設 備 士 及 び 丙 種 危 険 物 取 扱 者 資 格 の 取 得 に 係 る 特 例 消 団 の 活 性 化 に 資 するとともに 消 団 員 が 新 たに 取 得 した 資 格 を 活 用 し 更 に 高 度 な 消 団 活 動 を 行 える 環 境 の 整 備 を 目 的 として 消 団 員 に 対 す る 乙 種 消 設 備 士 試 験 及 び 丙 種 危 険 物 取 扱 者 試 験 に 係 る 科 目 の 一 部 を 免 除 する 特 例 が 創 設 された( 平 成 14 年 7 月 ) 危 険 物 取 扱 者 ( 丙 種 )に 関 しては 団 員 歴 5 年 以 上 で 消 学 校 の 基 礎 教 育 又 は 専 科 教 育 の 警 科 を 修 了 した 者 が 消 設 備 士 ( 乙 種 第 五 類 第 六 類 )に 関 しては 団 員 歴 5 年 以 上 で 消 学 校 の 専 科 教 育 の 機 関 第 表 消 基 金 の 公 務 害 補 償 費 の 支 払 状 況 ( 平 成 24 年 度 ) 区 分 支 払 人 員 ( 人 ) 支 払 額 ( 千 円 ) 療 養 補 償 1, ,892 休 業 補 償 ,923 傷 病 補 償 年 金 3 7,586 障 害 補 償 ,759 介 護 補 償 16 7,100 遺 族 補 償 674 1,419,681 葬 祭 補 償 15 9,244 小 計 2,613 2,003,185 ( 出 典 : 消 基 金 調 べ) 第 表 退 職 報 償 金 支 給 額 階 級 5 年 以 上 10 年 未 満 10 年 以 上 15 年 未 満 15 年 以 上 20 年 未 満 勤 務 年 数 20 年 以 上 25 年 未 満 ( 平 成 25 年 度 )( 単 位 : 千 円 ) 25 年 以 上 30 年 未 満 30 年 以 上 団 長 副 団 長 分 団 長 副 分 団 長 部 長 及 び 班 長 団 員

7 第 2 節 消 職 団 員 の 活 動 科 を 修 了 した 者 が それぞれ 適 用 対 象 とされている 4 安 全 衛 生 体 制 の 整 備 (1) 安 全 衛 生 体 制 消 は 労 働 安 全 衛 生 法 に 規 定 する 安 全 管 理 者 及 び 安 全 委 員 会 の 設 置 が 義 務 付 けられていないもの の 消 庁 においては 公 務 害 の 発 生 を 可 能 な 限 り 止 するとともに 消 活 動 を 確 実 かつ 効 果 的 に 遂 行 するため 消 本 部 における 安 全 管 理 体 制 の 整 備 について 消 における 安 全 管 理 に 関 する 規 程 訓 練 時 における 安 全 管 理 に 関 する 要 綱 訓 練 時 における 安 全 管 理 マニュアル 及 び 警 活 動 時 等 における 安 全 管 理 マニュアル をそれぞれ 示 し 体 制 の 整 備 の 促 進 及 び 事 故 止 の 徹 底 を 図 ってきた また 近 年 各 種 害 の 事 象 が 複 雑 多 様 化 大 規 模 化 する 様 相 を 強 めているとともに 警 活 動 時 及 び 訓 練 時 などでの 公 務 による 死 傷 事 案 も 依 然 として 発 生 している 状 況 を 改 善 するため 平 成 22 年 度 か ら 平 成 23 年 度 にかけて 開 催 した 警 活 動 時 及 び 訓 練 時 における 安 全 管 理 に 係 る 検 討 会 等 における 検 討 結 果 を 踏 まえ 両 マニュアルの 見 直 しを 行 った さらに 東 日 本 大 震 により 消 職 団 員 281 名 が 犠 牲 になるなど 改 めて 消 本 部 及 び 消 団 の 安 全 管 理 のあり 方 が 問 われることになったことから 警 活 動 時 等 における 安 全 管 理 マニュアルについ て 東 日 本 大 震 を 踏 まえた 大 規 模 害 時 におけ る 消 団 活 動 のあり 方 等 に 関 する 検 討 会 や 大 規 模 害 発 生 時 における 消 本 部 の 効 果 的 な 初 動 活 動 のあり 方 検 討 会 等 における 安 全 管 理 に 関 する 検 討 結 果 を 踏 まえ 特 に 津 波 害 時 における 消 職 団 員 の 警 活 動 時 における 安 全 管 理 について 検 証 を 行 い 平 成 25 年 度 中 に 見 直 しを 行 うこととしている また 消 職 員 の 衛 生 管 理 についても 消 に おける 衛 生 管 理 に 関 する 規 程 を 示 すなどの 対 応 を 行 っている (2) 消 団 員 の 安 全 対 策 東 日 本 大 震 において 被 地 の 消 団 員 は 自 らも 被 者 であったにもかかわらず 郷 土 愛 護 の 精 神 に 基 づき 水 門 等 の 閉 鎖 住 民 の 避 難 誘 導 救 助 消 火 避 難 所 の 運 営 支 援 行 方 不 明 者 の 捜 索 発 見 されたご 遺 体 の 搬 送 安 置 さらには 信 号 機 が 機 能 しない 中 での 交 通 整 理 夜 間 の 見 回 りまで 実 に 様 々な 活 動 に 献 身 的 に 従 事 した 一 方 で 254 名 にも 上 る 消 団 員 が 犠 牲 となった ことを 受 けて 消 庁 では 平 成 23 年 11 月 から 東 日 本 大 震 を 踏 まえた 大 規 模 害 時 における 消 団 活 動 のあり 方 等 に 関 する 検 討 会 を 開 催 し そ の 報 告 を 踏 まえ 津 波 害 時 の 消 団 員 の 安 全 確 保 対 策 について 平 成 24 年 3 月 9 日 付 け 消 第 100 号 津 波 害 時 の 消 団 員 の 安 全 確 保 対 策 について ( 通 知 ) を 通 知 し 津 波 害 時 の 消 団 活 動 安 全 管 理 マニュアル の 作 成 を 促 進 してきた 同 マニュアルの 策 定 状 況 等 について 海 岸 を 有 す る 市 町 村 及 び 津 波 の 遡 上 による 被 害 が 想 定 されてい る 市 町 村 に 対 し 調 査 を 行 った( 第 図 ) 調 査 結 果 によると 約 6 割 の 市 町 村 において 安 全 管 理 マニュアルが 策 定 済 み 又 は 検 討 に 着 手 済 みである 一 方 で 約 4 割 の 市 町 村 においては 検 討 に 着 手 してい ないという 状 況 であった 消 庁 では 安 全 管 理 マニュアルの 策 定 に 未 着 手 の 市 町 村 に 対 しては 早 急 な 着 手 を 働 きかけ また 第 2 章 消 の 組 織 と 活 動 第 図 安 全 管 理 マニュアル 策 定 状 況 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) (ウ) (ア) (イ)

8 安 全 管 理 マニュアル 策 定 済 みの 市 町 村 にあっても マニュアルに 基 づく 研 修 訓 練 の 積 極 的 な 実 施 や 水 門 等 の 閉 鎖 活 動 についての 検 討 等 を 推 進 していただ くよう 働 きかけていくこととしている また 平 成 24 年 度 補 正 予 算 においても 消 団 員 の 安 全 確 保 を 図 るために 必 要 な 資 機 材 車 両 を 市 町 村 に 無 償 で 貸 し 付 け 東 日 本 大 震 の 教 訓 を 踏 ま えた 安 全 管 理 マニュアル 等 に 基 づく 訓 練 を 実 施 する こととしている (3) 惨 事 ストレス 対 策 消 職 員 は 火 等 の 害 現 場 などで 悲 惨 な 体 験 や 恐 怖 を 伴 う 体 験 をすると 精 神 的 ショックやス トレスを 受 けることがあり これにより 身 体 精 神 情 動 又 は 行 動 に 様 々な 障 害 が 発 生 するおそれが ある このような 問 題 に 対 して 消 機 関 において も 対 策 を 講 じる 必 要 があるが 各 消 本 部 において は 情 報 不 足 や 専 門 家 が 身 近 にいないことなどが 課 題 とされていた 消 庁 では 消 職 員 が 惨 事 ストレスにさらされ る 危 惧 のある 害 が 発 生 した 場 合 現 地 の 消 本 部 等 の 求 めに 応 じて 精 神 科 医 等 の 専 門 家 を 派 遣 し 必 要 な 助 言 等 を 行 う 緊 急 時 メンタルサポートチー ム を 平 成 15 年 に 創 設 して 以 来 平 成 25 年 10 月 1 日 現 在 53 件 の 派 遣 実 績 がある なお 東 日 本 大 震 においても 凄 惨 な 現 場 も 多 く 活 動 にあたった 多 くの 消 職 団 員 に 惨 事 ストレ スの 発 生 が 危 惧 されたことから 消 庁 では 平 成 23 年 度 に 被 地 の 延 べ8 消 本 部 8 消 団 に 平 成 24 年 度 には 4 消 団 に 緊 急 時 メンタルサポー トチーム を 派 遣 するとともに 平 成 23 年 度 には 岩 手 県 宮 城 県 及 び 福 島 県 をはじめ 全 国 主 要 都 市 において 惨 事 ストレスセミナー 及 び 個 別 相 談 会 を 9 回 開 催 し 惨 事 ストレスに 対 するケアを 行 った 平 成 24 年 度 には 東 日 本 大 震 における 消 職 団 員 の 惨 事 ストレスの 状 況 やこれまでの 惨 事 ストレ ス 対 策 の 実 施 状 況 を 踏 まえつつ より 効 果 的 な 惨 事 ストレス 対 策 の 充 実 強 化 を 図 るために 設 置 した 大 規 模 害 時 等 に 係 る 惨 事 ストレス 対 策 研 究 会 にお いて 消 本 部 及 び 消 団 における 惨 事 ストレス 対 策 に 関 する 実 態 調 査 及 び 分 析 を 行 い その 結 果 を 報 告 書 として 取 りまとめた 今 後 は この 検 討 結 果 を 踏 まえ 消 職 団 員 に 対 する 惨 事 ストレス 対 策 に 関 する 教 育 普 及 啓 発 おおむね 都 道 府 県 域 を 範 囲 とした 広 域 的 な 体 制 整 備 消 職 団 員 の 家 族 への 惨 事 ストレスの 周 知 理 解 の 促 進 緊 急 時 メンタルサポートチームの 充 実 強 化 などの 取 組 を 進 めていくこととしている (4) 事 故 事 例 の 情 報 収 集 等 平 成 15 年 中 に 相 次 いで 発 生 した 消 職 団 員 の 殉 職 事 故 を 契 機 として 消 庁 では 今 後 の 再 発 止 に 資 するため 消 活 動 における 安 全 管 理 に 係 る 検 討 会 を 開 催 し 安 全 確 保 策 の 充 実 強 化 策 などにつ いて 検 討 を 行 い 平 成 16 年 11 月 に 報 告 書 を 取 りま とめた これを 受 け 安 全 管 理 のための 情 報 共 有 化 方 策 として 消 ヒヤリハットデータベース( 消 職 団 員 の 事 故 事 例 の 情 報 収 集 提 供 システム) の 運 用 を 開 始 した( 参 照 URL: go.jp/hiyarihatto/) 5 消 表 彰 等 消 関 係 者 等 に 対 して 現 在 国 が 行 っている 表 彰 等 は 第 表 のとおりである (1) 国 の 栄 典 日 本 国 憲 法 に 基 づく 国 の 栄 典 としては 叙 位 叙 勲 及 び 褒 章 がある 国 の 栄 典 制 度 については 21 世 紀 を 迎 え 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 対 応 したものと するため 平 成 14 年 8 月 の 閣 議 決 定 により 危 険 業 務 従 事 者 叙 勲 の 創 設 や 勲 等 の 簡 素 化 などの 見 直 しが 行 われ 平 成 15 年 秋 から 改 正 後 の 同 制 度 が 実 施 さ れた 叙 位 国 家 又 は 公 共 に 対 して 功 労 のある 者 をそ の 功 労 の 程 度 に 応 じて 位 に 叙 し 栄 誉 を 称 えるも のであり 1946 年 ( 昭 和 21 年 )の 閣 議 決 定 によ り 生 存 者 に 対 する 運 用 は 停 止 され 死 亡 者 にのみ 運 用 されている 消 関 係 者 については 消 吏 員 及 び 消 団 員 が 対 象 となっており 階 級 と 在 職 年 数 を 要 件 とした 運 用 基 準 に 基 づき 叙 されるものである 叙 勲 国 家 又 は 公 共 に 対 して 功 労 のある 者 に 対 して 勲 章 を 授 与 し 栄 誉 を 称 えるものである 消 関 係 者 については 消 吏 員 及 び 消 団 員 な どが 対 象 となっており 以 下 の 種 類 に 分 けられる 151

9 第 2 節 消 職 団 員 の 活 動 ( 第 表 ) 平 成 20 年 秋 以 降 の 叙 勲 に 係 る 改 正 事 項 は 以 下 の とおりである 春 秋 叙 勲 について 市 町 村 合 併 前 に 消 団 長 の 階 級 にあり 合 併 後 に 副 団 長 となった 場 合 合 併 前 団 長 歴 が5 年 以 上 の 者 に ついては 合 併 後 についても 団 長 格 として 扱 うこと 消 団 の 規 模 や 方 面 隊 長 の 階 級 等 一 定 の 要 件 を 満 たす 方 面 隊 の 隊 長 については 団 長 格 として 扱 うと ともに 市 町 村 合 併 に 伴 い 合 併 した 消 団 に 設 け た 方 面 隊 については 一 定 期 間 特 例 を 設 け 小 規 模 な 方 面 隊 であっても 隊 長 を 団 長 格 として 扱 うこと 危 険 業 務 従 事 者 叙 勲 について 春 秋 叙 勲 の 対 象 となっていた 消 吏 員 のうち 消 監 以 下 の 階 級 の 者 は 危 険 業 務 従 事 者 叙 勲 の 対 象 としたこと 褒 章 自 己 の 危 難 を 顧 みず 人 命 救 助 に 尽 力 した 者 業 務 に 精 励 し 衆 民 の 模 範 である 者 公 衆 の 利 益 を 興 し 成 績 著 明 である 者 や 公 同 の 事 務 に 尽 力 した 者 その 他 公 益 の 為 私 財 を 寄 附 した 者 等 に 対 して 褒 章 を 授 与 して 栄 誉 を 称 えるものである 消 関 係 者 については 消 団 員 及 び 婦 人 ( 女 性 ) 火 クラブ 役 員 などが 対 象 となっており 以 下 の 種 類 に 分 けられる( 第 表 ) (2) 内 閣 総 理 大 臣 表 彰 閣 議 了 解 に 基 づき 実 施 されるもので 消 関 係 で は 安 全 功 労 者 表 彰 と 功 労 者 表 彰 がある 総 務 大 臣 表 彰 受 賞 者 及 び 消 庁 長 官 が 行 う 功 労 者 表 彰 等 の 受 賞 者 のうち 特 に 功 労 が 顕 著 な 個 人 又 は 団 体 について 内 閣 総 理 大 臣 が 表 彰 する( 第 表 ) 平 成 24 年 度 においては 平 成 23 年 11 月 9 日 に 消 庁 が 実 施 した 消 職 団 員 への 感 謝 の 集 い に て 東 日 本 大 震 の 被 地 における 救 出 救 助 等 害 活 動 に 尽 力 した 功 績 により 総 務 大 臣 表 彰 を 受 賞 した 第 2 章 消 の 組 織 と 活 動 第 表 叙 勲 春 秋 叙 勲 春 は 4 月 29 日 秋 は 11 月 3 日 付 で 授 与 される 危 険 業 務 従 事 者 叙 勲 著 しく 危 険 性 の 高 い 業 務 に 精 励 した 功 労 者 に 対 し 春 は 4 月 29 日 秋 は 11 月 3 日 付 で 春 秋 叙 勲 とは 別 に 授 与 される 高 齢 者 叙 勲 春 秋 叙 勲 又 は 危 険 業 務 従 事 者 叙 勲 をいまだ 授 与 されていない 功 労 者 のうち 88 歳 になった 者 に 対 し 毎 月 1 日 付 で 授 与 される 死 亡 叙 勲 死 亡 した 功 労 者 に 対 し 随 時 授 与 される( 発 令 の 日 付 は 生 前 最 後 の 日 ) 緊 急 叙 勲 殉 職 者 など 特 別 な 功 績 を 有 する 者 に 対 し 随 時 授 与 される 第 表 褒 章 紅 綬 褒 章 火 等 に 際 し 身 を 挺 して 人 命 救 助 に 尽 力 した 者 を 対 象 としている 黄 綬 褒 章 消 関 係 業 務 に 精 励 し 衆 民 の 模 範 である 者 を 対 象 としている 藍 綬 褒 章 永 年 にわたり 消 業 務 に 従 事 しその 功 績 が 顕 著 な 消 団 員 及 び 婦 人 ( 女 性 ) 火 クラブ 役 員 並 びに 永 年 にわたり 消 機 器 製 造 業 等 に 従 事 しその 功 績 が 顕 著 な 者 を 対 象 としている 紺 綬 褒 章 消 関 係 機 関 等 に 対 し 公 益 のために 一 定 の 金 額 以 上 の 私 財 の 寄 附 を 行 った 個 人 又 は 団 体 を 対 象 としている 第 表 内 閣 総 理 大 臣 表 彰 安 全 功 労 者 表 彰 安 全 功 労 者 消 庁 長 官 表 彰 等 の 受 賞 者 のうち 国 民 の 安 全 に 対 する 運 動 の 組 織 及 び 運 営 について 顕 著 な 成 績 を 上 げ 又 は 功 績 が あった 個 人 又 は 団 体 を 毎 年 国 民 安 全 の 日 (7 月 1 日 )にちなみ 表 彰 している 功 労 者 表 彰 功 労 者 消 庁 長 官 表 彰 等 の 受 賞 者 のうち 害 における 活 動 について 顕 著 な 功 績 があった 者 や 思 想 の 普 及 又 は 体 制 の 整 備 について 顕 著 な 功 績 があった 個 人 又 は 団 体 を 毎 年 の 日 (9 月 1 日 )にちなみ 表 彰 している 第 表 総 務 大 臣 表 彰 安 全 功 労 者 表 彰 安 全 思 想 の 普 及 安 全 水 準 の 向 上 等 のために 顕 著 な 成 績 を 上 げ 又 は 功 労 があった 個 人 や 消 機 関 以 外 の 団 体 を 表 彰 している 広 く 地 域 消 のリーダーとして 地 域 社 会 の 安 全 確 保 思 想 の 普 及 消 施 設 の 整 備 その 他 の 害 の ぎょに 関 する 対 策 の 実 施 消 功 労 者 表 彰 について 功 績 顕 著 な 消 団 員 及 び 婦 人 ( 女 性 ) 火 クラブ 役 員 を 表 彰 している 救 急 功 労 者 表 彰 救 急 業 務 の 推 進 に 貢 献 し 国 民 の 生 命 身 体 を 守 るとともに 社 会 公 共 の 福 祉 の 増 進 に 顕 著 な 功 績 があった 者 を 表 彰 している ( 備 考 ) 安 全 功 労 者 表 彰 は 平 成 20 年 度 までは 消 庁 長 官 表 彰 としていたが 民 間 における 安 心 安 全 への 取 組 を 更 に 推 進 するため 平 成 21 年 度 より 総 務 大 臣 表 彰 としたところである 152

10 881 団 体 のうち 特 に 功 績 顕 著 な 83 団 体 が 功 労 者 表 彰 を 受 賞 した (3) 総 務 大 臣 表 彰 安 全 思 想 の 普 及 徹 底 又 は 安 全 水 準 の 向 上 のため 各 種 安 全 運 動 安 全 のための 研 究 もしくは 教 育 又 は 害 の 発 生 の 止 もしくは 被 害 軽 減 に 尽 力 し 又 は 貢 献 した 個 人 又 は 団 体 などについて 総 務 大 臣 が 表 彰 する( 第 表 ) (4) 消 庁 長 官 表 彰 消 表 彰 規 程 に 基 づき 消 業 務 に 従 事 し その 功 績 等 が 顕 著 な 消 職 員 消 団 員 等 に 対 し 消 庁 長 官 が 表 彰 する その 表 彰 の 種 類 により 定 例 表 彰 と 随 時 表 彰 に 大 別 される ア 定 例 表 彰 3 月 7 日 の 消 記 念 日 にちなみ 毎 年 3 月 上 旬 に 実 施 されるもので その 種 類 と 対 象 は 以 下 のとおり である( 第 表 ) イ 随 時 表 彰 害 現 場 等 における 人 命 救 助 など 現 場 功 労 を 対 象 に 事 案 発 生 の 都 度 実 施 されるもので その 種 類 と 対 象 は 以 下 のとおりである( 第 表 ) (5) 賞 じゅつ 金 害 に 際 し 危 険 な 状 況 下 であるにもかかわらず 身 の 危 険 を 顧 みず 敢 然 と 職 務 を 遂 行 して 傷 害 を 受 け そのために 死 亡 又 は 障 害 を 負 った 消 職 員 消 団 員 都 道 府 県 航 空 消 隊 職 員 又 は 消 庁 職 員 に 対 し 消 庁 長 官 表 彰 ( 特 別 功 労 章 顕 功 章 または 功 績 章 )の 授 与 とあわせて 支 給 される (6) 退 職 消 団 員 報 償 永 年 勤 続 した 消 団 員 の 功 労 に 報 いるため 退 職 消 団 員 報 償 規 程 に 基 づき その 勤 続 年 数 に 応 じて 消 庁 長 官 から 賞 状 と 銀 杯 が 授 与 される (7) 消 庁 長 官 感 謝 状 消 の 発 展 に 貢 献 し その 功 績 顕 著 な 部 外 の 個 人 又 は 団 体 に 対 しては 消 庁 長 官 感 謝 状 授 与 内 規 に 基 づき 消 庁 長 官 感 謝 状 が 授 与 される (8) その 他 平 成 25 年 は 消 組 織 法 が 施 行 され 自 治 体 消 制 度 が 発 足 して 65 周 年 を 迎 える 年 であるとと もに 消 組 規 則 の 制 定 により 全 国 的 に 統 一 した 消 組 ( 消 団 の 前 身 )がスタートしてから 120 年 目 を 迎 えることから これらを 記 念 して 平 成 25 年 11 月 25 日 に 消 団 120 年 自 治 体 消 65 周 年 記 念 大 会 ( 主 催 : 日 本 消 協 会 全 国 消 長 会 後 援 : 消 庁 )が 東 京 ドームにて 開 催 され 内 閣 総 理 大 臣 表 彰 や 総 務 大 臣 表 彰 など 各 種 表 彰 等 が 盛 大 に 執 り 行 われた また 消 関 係 の 各 分 野 において 功 労 のあった 者 に 対 し 消 庁 長 官 が 表 彰 するものは 次 のとおりであ る( 第 表 ) 第 表 消 庁 長 官 の 定 例 表 彰 功 労 章 火 思 想 の 普 及 消 施 設 の 整 備 その 他 害 の ぎょに 関 する 対 策 の 実 施 について その 成 績 が 特 に 優 秀 な 消 職 員 及 び 消 団 員 を 対 象 としている 永 年 勤 続 功 労 章 永 年 勤 続 し その 勤 務 成 績 が 優 秀 で 他 の 模 範 と 認 められる 消 職 員 及 び 消 団 員 を 対 象 としている かんとうじゅ 表 彰 旗 竿 頭 綬 火 思 想 の 普 及 消 施 設 の 整 備 その 他 害 の ぎょに 関 する 対 策 の 実 施 について その 成 績 が 特 に 優 秀 で 他 の 模 範 と 認 められ る 消 機 関 を 対 象 としている 153

11 第 2 節 消 職 団 員 の 活 動 第 表 消 庁 長 官 の 随 時 表 彰 特 別 功 労 章 害 に 際 して 消 作 業 に 従 事 し 功 労 抜 群 で 他 の 模 範 と 認 められる 消 職 員 消 団 員 等 を 対 象 としている けんこうしょう 顕 功 章 害 に 際 して 消 作 業 に 従 事 し 特 に 顕 著 な 功 労 があると 認 められる 消 職 員 消 団 員 等 を 対 象 としている こうせきしょう 功 績 章 害 に 際 して 消 作 業 に 従 事 し 多 大 な 功 労 があると 認 められる 消 職 員 消 団 員 等 を 対 象 としている けんしょうじょう 顕 彰 状 職 務 遂 行 中 に 死 亡 した 消 職 員 消 団 員 等 を 対 象 としている 国 際 協 力 功 労 章 国 際 緊 急 援 助 隊 の 派 遣 に 関 する 法 律 に 基 づき 派 遣 され 救 急 活 動 等 に 従 事 し 功 労 顕 著 な 消 職 員 等 を 対 象 としている 功 労 者 表 彰 害 における 活 動 について 顕 著 な 功 績 がある 又 は 思 想 の 普 及 等 についてその 成 績 が 特 に 優 秀 な 個 人 又 は 団 体 を 対 象 とし ている 表 彰 状 害 に 際 して 消 作 業 に 従 事 し 顕 著 な 功 労 を 上 げ 又 は 火 思 想 の 普 及 等 について 優 秀 な 成 績 をおさめた 個 人 又 は 団 体 を 対 象 と している 賞 状 害 に 際 して 消 作 業 に 従 事 し 功 労 が 認 められる 又 は 他 の 模 範 として 推 奨 されるべき 功 績 が 認 められる 個 人 又 は 団 体 を 対 象 と している 第 表 危 険 物 保 安 功 労 者 表 彰 消 関 係 の 各 分 野 における 表 彰 優 良 危 険 物 関 係 事 業 所 表 彰 危 険 物 安 全 週 間 推 進 標 語 表 彰 危 険 物 事 故 止 対 策 論 文 表 彰 救 急 功 労 者 表 彰 消 設 備 保 守 関 係 功 労 者 表 彰 優 良 消 用 設 備 等 表 彰 消 機 器 開 発 普 及 功 労 者 表 彰 消 機 器 等 の 開 発 改 良 消 科 学 論 文 及 び 原 因 調 査 事 例 報 告 に 関 する 表 彰 危 険 物 の 保 安 に 永 年 にわたり 努 められてきた 個 人 団 体 を 表 彰 している 危 険 物 の 関 係 法 令 遵 守 危 険 物 の 取 扱 いにかかる 保 安 上 の 措 置 の 自 主 的 かつ 積 極 的 な 推 進 等 に 特 に 顕 著 な 功 績 のある 危 険 物 関 係 事 業 所 を 表 彰 している 危 険 物 の 保 安 に 関 する 行 政 の 推 進 に 協 力 し 国 民 の 安 全 保 持 に 顕 著 な 功 績 があった 者 として 危 険 物 安 全 週 間 推 進 標 語 を 考 えた 者 を 表 彰 している 危 険 物 に 係 る 事 故 止 対 策 に 関 する 優 れた 論 文 を 著 した 者 を 危 険 物 事 故 止 の 推 進 に 資 することを 目 的 として 表 彰 し ている 救 急 業 務 の 推 進 に 貢 献 し 国 民 の 生 命 身 体 を 守 るとともに 社 会 公 共 の 福 祉 の 増 進 に 顕 著 な 功 績 があった 者 を 表 彰 している 消 用 設 備 等 の 設 置 及 び 維 持 管 理 の 適 正 化 等 を 通 じ 消 行 政 の 推 進 に 寄 与 し その 功 績 が 顕 著 であった 者 を 表 彰 している 消 用 設 備 等 又 は 特 殊 消 用 設 備 等 のうち 消 技 術 の 高 度 化 に 資 するもの 又 はユニバーサルデザインの 推 進 に 資 す るもので 他 の 模 範 となるものの 設 置 者 施 工 者 設 計 者 又 は 開 発 者 を 表 彰 している 消 機 器 等 の 開 発 普 及 業 界 の 発 展 等 を 通 じ 消 行 政 の 推 進 に 寄 与 し その 功 績 が 顕 著 であった 者 を 表 彰 している 消 機 器 等 の 優 れた 開 発 改 良 を 行 った 者 消 科 学 に 関 する 優 れた 論 文 を 著 した 者 及 び 原 因 調 査 に 関 する 優 れた 事 例 報 告 を 著 した 者 を 表 彰 している まちづくり 大 賞 地 方 公 共 団 体 や 自 主 組 織 等 における に 関 する 優 れた 取 組 工 夫 アイデア 等 幅 広 い 視 点 からの 効 果 的 な 取 組 を 推 奨 し 害 に 強 い 安 心 安 全 なまちづくりの 一 層 の 推 進 に 資 することを 目 的 として 表 彰 している 消 団 等 地 域 活 動 表 彰 都 道 府 県 の 推 薦 により 地 域 力 の 向 上 や 消 団 員 の 確 保 に 寄 与 した 消 団 及 び 事 業 所 を 表 彰 している 優 良 少 年 消 クラブ 及 び 優 良 少 年 消 クラブ 指 導 者 表 彰 火 予 及 び に 関 する 思 想 の 普 及 に 貢 献 している 少 年 消 クラブや 少 年 消 クラブ 指 導 者 を 表 彰 している 第 2 章 消 の 組 織 と 活 動 154

12 第 表 消 関 係 表 彰 の 種 類 表 彰 時 期 等 一 覧 155 表 彰 の 種 類 区 分 担 当 課 室 表 彰 時 期 ( 備 考 1) 表 彰 者 数 等 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 叙 位 総 務 課 随 時 (15) 357 叙 勲 春 秋 叙 勲 総 務 課 毎 年 春 秋 969 1,151 1,221 1,255 1,201 危 険 業 務 従 事 者 叙 勲 総 務 課 毎 年 春 秋 1,212 1,229 1,239 1,234 1,241 高 齢 者 叙 勲 総 務 課 毎 月 1 日 付 死 亡 叙 勲 緊 急 叙 勲 総 務 課 随 時 (218) 226(1) 褒 章 紅 綬 褒 章 総 務 課 毎 年 春 秋 黄 綬 褒 章 総 務 課 毎 年 春 秋 藍 綬 褒 章 総 務 課 毎 年 春 秋 紺 綬 褒 章 総 務 課 随 時 内 閣 総 理 大 臣 表 彰 安 全 功 労 者 表 彰 総 務 課 7 月 上 旬 ( 備 考 2) 功 労 者 表 彰 総 務 課 9 月 上 旬 総 務 大 臣 表 彰 ( 備 考 3) 安 全 功 労 者 表 彰 総 務 課 7 月 上 旬 消 功 労 者 表 彰 総 務 課 7 月 上 旬 救 急 功 労 者 表 彰 救 急 企 画 室 9 月 上 旬 消 庁 長 官 表 彰 功 労 章 総 務 課 3 月 上 旬 永 年 勤 続 功 労 章 総 務 課 3 月 上 旬 2,900 2,900 2,899 2,894 2,893 表 彰 旗 総 務 課 3 月 上 旬 かんとうじゅ 竿 頭 綬 総 務 課 3 月 上 旬 特 別 功 労 章 総 務 課 随 時 (222) 2(1) けんこうしょう 顕 功 章 総 務 課 随 時 こうせきしょう 功 績 章 総 務 課 随 時 国 際 協 力 功 労 章 総 務 課 随 時 けんしょうじょう 顕 彰 状 総 務 課 随 時 表 彰 状 総 務 課 随 時 2 5(3) 賞 状 総 務 課 随 時 9 賞 じゅつ 金 総 務 課 随 時 3 人 6 人 5 人 225 人 (221 人 ) 3 人 (1 人 ) 3,210 万 円 6,570 万 円 7,670 万 円 668,080 万 円 6,230 万 円 (663,000 万 円 ) (3,000 万 円 ) 報 賞 金 総 務 課 随 時 2 人 4 人 4 人 (3 人 ) 150 万 円 350 万 円 7,660 万 円 ( 備 考 4) 退 職 消 団 員 報 償 (7,560 万 円 ) 1 号 報 償 総 務 課 年 4 回 9,170 8,814 8,724 8,232 8,964 2 号 報 償 総 務 課 年 4 回 15,938 15,259 14,723 14,205 14,205 感 謝 状 各 課 室 随 時 (141) ( 備 考 3) 安 全 功 労 者 表 彰 総 務 課 7 月 上 旬 30 功 労 者 表 彰 総 務 課 課 随 時 危 険 物 保 安 功 労 者 表 彰 危 険 物 保 安 室 6 月 上 旬 優 良 危 険 物 関 係 事 業 所 表 彰 危 険 物 保 安 室 6 月 上 旬 危 険 物 安 全 週 間 推 進 標 語 表 彰 危 険 物 保 安 室 6 月 上 旬 危 険 物 事 故 止 対 策 論 文 表 彰 危 険 物 保 安 室 6 月 上 旬 救 急 功 労 者 表 彰 救 急 企 画 室 9 月 上 旬 消 設 備 保 守 関 係 功 労 者 表 彰 予 課 11 月 上 旬 優 良 消 用 設 備 等 表 彰 予 課 11 月 上 旬 消 機 器 開 発 普 及 功 労 者 表 彰 予 課 11 月 上 旬 消 機 器 等 の 開 発 改 良 消 科 学 論 文 及 び 原 因 調 査 事 例 報 告 に 関 する 表 彰 消 研 究 センター 10 月 下 旬 まちづくり 大 賞 課 1 月 下 旬 消 団 等 地 域 活 動 表 彰 課 2 月 下 旬 優 良 少 年 消 クラブ 及 び 優 良 少 年 消 クラブ 課 3 月 下 旬 指 導 者 表 彰 ( 備 考 ) 1 平 成 23 年 度 及 び24 年 度 の 表 彰 者 数 等 のうち 括 弧 書 きの 数 字 については 東 日 本 大 震 に 関 連 して 実 施 した 表 彰 における 表 彰 者 数 等 である 2 平 成 23 年 度 内 閣 総 理 大 臣 表 彰 ( 功 労 者 表 彰 )は 未 実 施 である 3 安 全 功 労 者 表 彰 は 平 成 20 年 度 までは 消 庁 長 官 表 彰 としていたが 民 間 における 安 心 安 全 への 取 組 を 更 に 推 進 するため 平 成 21 年 度 より 総 務 大 臣 表 彰 としたと ころである 4 退 職 消 団 員 報 償 の1 号 報 償 は 勤 続 25 年 以 上 の 者 が 対 象 2 号 報 償 は 勤 続 15 年 以 上 25 年 未 満 の 者 が 対 象 である 5 まちづくり 大 賞 は 平 成 21 年 度 から 平 成 23 年 度 までの 主 催 者 が 一 般 財 団 法 人 消 科 学 総 合 センター 及 び 一 般 財 団 法 人 日 本 火 危 機 管 理 促 進 協 会 であったた め 数 字 に 下 線 を 引 いている