平 成 22 年 度 厚 生 労 働 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 厚 生 労 働 科 学 特 別 研 究 事 業 ) 国 際 医 療 交 流 ( 外 国 人 患 者 の 受 入 れ)への 対 応 に 関 する 研 究 分 担 研 究 外 国 人 患 者 受 入 れに 必 要 な 医 療 機

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1 外国人患者受入れのための病院用マニュアル案 平成 22 年度厚生労働科学研究費補助金 厚生労働科学特別研究事業 国際医療交流 外国人患者の受入れ への対応に関する研究 分担研究 外国人患者受入れに必要な医療機関の条件に関する研究 外国人患者受入れのための 病院用マニュアル案

2 平 成 22 年 度 厚 生 労 働 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 厚 生 労 働 科 学 特 別 研 究 事 業 ) 国 際 医 療 交 流 ( 外 国 人 患 者 の 受 入 れ)への 対 応 に 関 する 研 究 分 担 研 究 外 国 人 患 者 受 入 れに 必 要 な 医 療 機 関 の 条 件 に 関 する 研 究 外 国 人 患 者 受 入 れのための 病 院 用 マニュアル 案

3 はじめに 平 成 22(2010) 年 6 月 18 日 に 閣 議 決 定 された 新 成 長 戦 略 元 気 な 日 本 復 活 のシナリオ では 国 家 戦 略 プロジェクトの 1 つとして 国 際 医 療 交 流 ( 外 国 人 患 者 の 受 入 れ) が 掲 げられた これを 受 けて わ れわれ 研 究 班 ( 平 成 22 年 度 厚 生 労 働 科 学 特 別 研 究 事 業 国 際 医 療 交 流 ( 外 国 人 患 者 の 受 入 れ)への 対 応 に 関 する 研 究 ( 研 究 代 表 者 : 東 京 女 子 医 科 大 学 遠 藤 弘 良 )では わが 国 における 国 際 医 療 交 流 への 対 応 の 在 り 方 を 研 究 するため 1 海 外 にアピールできる 日 本 の 医 療 技 術 等 を 明 ら かにする 研 究 2 外 国 人 患 者 の 受 入 れに 必 要 な 医 療 機 関 の 条 件 に 関 する 研 究 3 外 国 人 患 者 の 受 入 れの 際 に 考 えられる 問 題 点 を 明 らかにする 研 究 等 数 々の 研 究 を 行 ってきた 本 マニュアル 案 は これらの 研 究 成 果 を 基 に 日 本 の 医 療 機 関 が 海 外 から 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 円 滑 に 行 うための 手 順 や 注 意 事 項 等 をまとめ たものである また 本 マニュアル 案 では 実 際 に 海 外 から 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 っている 医 療 機 関 の 体 験 談 や 工 夫 等 も 紹 介 しており これ から 国 際 医 療 交 流 に 取 り 組 もうとする 医 療 機 関 だけではなく 現 在 実 際 に 国 際 医 療 交 流 に 取 り 組 んでいる 医 療 機 関 にとっても 参 考 となるもの になっている なお 医 療 機 関 が 国 際 医 療 交 流 に 取 り 組 むことに 関 しては いろいろ な 意 見 があることは 承 知 しているが 本 マニュアル 案 は 現 行 の 医 療 制 度 や 国 内 の 患 者 に 悪 影 響 を 与 えるような 国 際 医 療 交 流 は 決 してあって はならない という 一 貫 した 立 場 で 作 成 したものである そのため 本 マニュアル 案 では 現 場 のスタッフや 国 内 の 患 者 等 に 悪 影 響 を 与 えるこ となく 海 外 からの 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 円 滑 に 行 うにはどうすればよ いかという 点 も 十 分 考 えたつもりである 内 容 的 には 不 十 分 な 点 も 多 々 あり より 良 いものにするため 今 後 も 改 訂 を 重 ねていきたいと 考 えてい る ご 意 見 やご 感 想 等 をお 聞 かせいただきたい 本 マニュアル 案 が これから 国 際 医 療 交 流 に 取 り 組 もうとしている 医 療 機 関 や 実 際 に 取 り 組 んでいるなかで 様 々な 課 題 に 直 面 している 医 療 機 関 の 参 考 になれば 幸 いである 最 後 になるが 本 マニュアル 案 作 成 に ご 協 力 くださった 国 内 外 の 医 療 機 関 ならびに 医 療 関 係 者 の 方 々に この 場 をおかりして 心 より 厚 く 御 礼 申 し 上 げる

4 目 次 Contents はじめに Ⅰ 本 マニュアル 案 の 目 的 構 成 2 Ⅱ 受 入 れ 体 制 の 整 備 3 1 担 当 者 ならびに 担 当 専 門 部 署 の 設 置 3 2 通 訳 体 制 の 整 備 3 3 施 設 環 境 の 整 備 4 4 治 療 説 明 書 や 同 意 書 等 の 必 要 書 類 の 準 備 4 Ⅳ 来 院 前 の 事 前 準 備 25 事 前 準 備 1 来 院 日 の 打 ち 合 わせ 決 定 25 事 前 準 備 2 外 国 人 患 者 特 有 の 希 望 やニーズの 把 握 25 事 前 準 備 3 クリティカル パス の 作 成 26 事 前 準 備 4 医 療 費 の 支 払 いに 関 する 確 認 準 備 26 事 前 準 備 5 ビザ 申 請 支 援 29 豆 知 識 3 医 療 滞 在 ビザ とは? 30 事 前 準 備 6 来 院 入 院 案 内 情 報 の 事 前 提 供 32 事 前 準 備 7 具 体 的 な 来 院 スケジュールの 最 終 確 認 33 5 外 国 人 患 者 の 滞 在 やコミュニケーションを 円 滑 にするための 工 夫 6 豆 知 識 1 Medical Tourism とは? 7 6 医 療 費 の 請 求 や 支 払 いに 関 する 準 備 8 7 斡 旋 事 業 者 との 契 約 締 結 や 役 割 責 任 の 明 確 化 9 Ⅴ 来 院 時 入 院 中 の 注 意 点 34 1 受 付 入 院 手 続 き 34 2 健 診 や 治 療 の 実 施 36 豆 知 識 2 ファシリテーター とは? 10 8 自 院 の 状 況 に 応 じた 受 入 れフロー の 検 討 整 備 11 9 広 報 活 動 医 療 に 影 響 を 与 える 文 化 や 習 慣 の 違 いに 対 する 理 解 を 深 める 国 際 的 動 向 をしっかりと 把 握 する 19 Ⅵ 受 診 終 了 後 41 1 退 院 後 帰 国 後 のフォローアップ 41 2 関 連 書 類 や 診 療 データ 等 の 受 け 渡 し 41 3 医 療 費 の 支 払 い 42 4 医 療 訴 訟 対 策 42 Ⅲ 事 前 コンサルテーション 20 1 事 前 コンサルテーションとは 20 2 事 前 コンサルテーションの 流 れ 22

5 Ⅱ 受 入 れ 体 制 の 整 備 Ⅰ 本 マニュアル 案 の 目 的 構 成 Ⅱ 受 入 れ 体 制 の 整 備 日 本 の 医 療 機 関 の 場 合 在 日 外 国 人 や 日 本 滞 在 中 の 外 国 人 患 者 に 対 し て 医 療 を 提 供 した 経 験 はあったとしても 海 外 から 健 診 や 治 療 を 希 望 し てわざわざ 来 日 してくる 外 国 人 に 対 して 医 療 を 提 供 した 経 験 はないとい うところがほとんどであろう 実 際 に 経 験 してみるとよく 分 かるが 一 口 に 外 国 人 患 者 と 言 っても 両 者 では 医 療 機 関 の 対 応 はまったくと 言 っていいほど 変 わってくることが 少 なくない そこで 本 マニュアル 案 では 医 療 機 関 が 海 外 から 健 診 や 医 療 を 目 的 として 来 日 してくる 外 国 人 患 者 に 対 してどのように 対 応 していくべき か 受 入 れ 体 制 の 整 備 事 前 コンサルテーション 来 院 前 の 事 前 準 備 来 院 時 入 院 中 の 注 意 点 受 診 終 了 後 の 5 つの 段 階 に 分 け て 述 べていくことにする なお ここからは 海 外 から 健 診 や 医 療 を 目 的 として 来 日 してくる 外 国 人 患 者 のことを 単 に 海 外 からの 患 者 もしくは 外 国 人 患 者 と 呼 ぶことにする また 本 マニュアル 案 は 海 外 から 健 診 や 医 療 を 目 的 として 来 日 してくる 外 国 人 患 者 を 対 象 としたものであるが 在 日 外 国 人 患 者 や 日 本 滞 在 中 に 病 気 やけがにより 治 療 を 必 要 とすることになった 外 国 人 患 者 に 対 しても 適 用 できる 部 分 が 多 々あるので ぜひ 参 考 にして もらいたい 海 外 からの 患 者 の 受 入 れを 円 滑 に 行 うためには 一 定 の 受 入 れ 体 制 の 整 備 が 必 要 である 具 体 的 には 以 下 のような 受 入 れ 体 制 の 整 備 が 必 要 と 考 えられる 1 担 当 者 ならびに 担 当 専 門 部 署 の 設 置 第 1 に 海 外 からの 患 者 の 受 入 れに 伴 う 業 務 を 担 当 する 担 当 者 もしく は 担 当 部 門 を 設 置 する 必 要 がある 医 療 機 関 の 中 には 院 外 の 斡 旋 事 業 者 ( 医 療 コーディネーターやファシリテーター)を 利 用 することから 院 内 に 特 に 担 当 者 を 置 かないところもあるようであるが たとえ 斡 旋 事 業 者 を 利 用 したとしても 当 該 事 業 者 との 調 整 や 外 国 人 患 者 の 受 入 れ に 伴 う 院 内 の 部 署 間 の 調 整 緊 急 時 の 対 応 等 の 院 内 の 職 員 が 行 うべき 業 務 はたくさん 残 されている したがって その 役 割 や 責 任 の 所 在 を 明 ら かにするためにも 海 外 から 患 者 の 受 入 れを 行 う 際 には 必 ずその 担 当 者 や 担 当 部 署 を 決 めておくことが 重 要 である 2 通 訳 体 制 の 整 備 第 2 は 通 訳 体 制 の 確 保 である 医 療 機 関 では 日 本 語 が 話 せない 外 国 人 患 者 の 受 入 れに 備 えて 一 定 の 通 訳 体 制 を 整 備 しておくことが 必 要 である 例 えば 一 般 の 通 訳 と 異 なり 医 療 通 訳 の 場 合 は 通 訳 者 には 医 学 用 語 に 関 する 知 識 や 一 定 の 医 学 知 識 が 求 められることになる また 痛 み に 対 する 表 現 一 つにしても 国 によってその 表 現 方 法 や 表 現 の 度 合 いは 大 きく 異 なるため 通 訳 者 には そのような 国 民 性 や 文 化 の 違 い への 理 解 も 求 められる 医 療 機 関 として 通 訳 体 制 を 整 備 する 際 には 一 定 の 医 学 用 語 や 医 学 知 識 を 備 えた 上 で 海 外 の 国 民 性 や 文 化 の 違 いも 理 解 している 通 訳 者 を 採 用 することが 重 要 である また 現 在 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 っている 医 療 機 関 の 状 況 を 見 て みると 日 中 の 通 訳 に 関 しては 上 記 1 の 担 当 者 や 外 部 の 通 訳 会 社 や 通 2 3

6 Ⅱ 受 入 れ 体 制 の 整 備 訳 ボランティア 等 を 活 用 することによって 対 応 できていたとしても 夜 間 の 人 手 が 少 ない 場 合 には 苦 慮 しているところが 少 なくない そのため 通 訳 体 制 を 整 備 する 際 には 特 に 夜 間 緊 急 時 等 の 通 訳 体 制 については どのようにするのか あらかじめきちんと 検 討 しておくことが 重 要 で ある 図 Ⅱ.1 写 真 を 用 いた 日 本 語 ロシア 語 併 記 の 処 方 薬 説 明 書 3 施 設 環 境 の 整 備 第 3 は 施 設 環 境 の 整 備 である 例 えば 外 国 人 患 者 が 安 心 して 院 内 で 過 ごせるように 院 内 の 主 なサインは 日 本 語 英 語 および 患 者 受 入 れ 対 象 国 の 言 語 で 表 示 する 必 要 がある また ベッド 車 椅 子 手 術 台 等 の 各 種 施 設 設 備 についても 受 け 入 れる 患 者 に 合 わせて 用 意 する 必 要 が ある( 例 えば 日 本 の 手 術 台 の 耐 用 重 量 は 160kg 外 国 人 患 者 向 けには もっと 重 くても 大 丈 夫 なものにしなければならない) さらに プライ バシーを 重 視 する 外 国 人 患 者 の 場 合 には 個 室 が 必 須 であるし イスラム 教 の 外 国 人 患 者 の 場 合 には お 祈 り 用 のスペースを 確 保 しておく 必 要 が ある このように 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 う 際 には 受 け 入 れる 患 者 の 特 徴 や 文 化 国 民 性 に 十 分 留 意 して 施 設 環 境 の 整 備 を 進 めていくこと が 必 要 である 4 治 療 説 明 書 や 同 意 書 等 の 必 要 書 類 の 準 備 第 4 は 治 療 説 明 書 や 同 意 書 等 の 必 要 書 類 の 準 備 である 例 えば 通 常 造 影 剤 を 用 いた CT 検 査 を 受 ける 患 者 には 当 該 検 査 の 内 容 につい て 書 いた 説 明 書 や 注 意 事 項 説 明 書 同 意 書 等 を 用 意 するが これらは 日 本 語 で 書 かれていて 海 外 の 患 者 には 理 解 することができな い そのため 外 国 人 患 者 でも 理 解 できるように 英 語 や 患 者 受 入 れ 対 象 国 の 言 語 で 書 かれた 翻 訳 版 を 用 意 しておく 必 要 がある なお これら の 書 類 を 準 備 する 際 には 患 者 や 現 場 のスタッフが 利 用 しやすいように 図 Ⅱ.1 のように 日 本 語 外 国 語 の 併 記 版 にしたり 写 真 を 用 いたり するなど 各 医 療 機 関 でいろいろ 工 夫 してみるとよいだろう ( 出 典 : 函 館 新 都 市 病 院 ) 4 5

7 Ⅱ 受 入 れ 体 制 の 整 備 5 外 国 人 患 者 の 滞 在 やコミュニケーションを 円 滑 にするための 工 夫 第 5 は 外 国 人 患 者 の 滞 在 やのコミュニケーションを 円 滑 にするため の 工 夫 である 外 国 人 患 者 の 受 入 れ 実 績 がある 日 本 の 医 療 機 関 の 中 には 海 外 からの 患 者 の 受 入 れを 円 滑 に 行 うための 様 々な 工 夫 を 行 っていると ころが 少 なくない 例 えば 図 Ⅱ.2 は 職 員 と 外 国 人 患 者 とのコミュ ニケーションを 支 援 するために 作 成 された 会 話 用 ボードや 会 話 集 であ る これは 通 訳 がいないところでも 職 員 と 外 国 人 患 者 がコミュニケー ションを 取 りやすいように 工 夫 されていて 単 純 ではあるが このよう なものが 用 意 されていれば 外 国 人 患 者 だけではなく 現 場 のスタッフ も 心 強 いであろう また 図 Ⅱ.3 は 院 内 の 注 意 事 項 を 日 本 語 と 受 入 れ 対 象 国 の 言 語 の 2 カ 国 語 で 記 した 文 書 である これは 国 によって 院 内 でのルールや 過 ごし 方 が 異 なるため 自 院 のルールや 過 ごし 方 を 理 解 してもらおうと 用 意 されたものである これらは 必 ず 必 要 というわけではないが 外 国 人 患 者 の 滞 在 や 職 員 と 外 国 人 患 者 とのコミュニケーションを 円 滑 にした り 無 用 なトラブルを 防 止 したりするという 意 味 では 大 変 役 に 立 つもの である この 他 にも 各 医 療 機 関 でいろいろ 考 えてみるとよいだろう 図 Ⅱ.2 放 射 線 科 用 会 話 集 Для Шевляковой Юлией Программа детального обследования Schedule table of thorough examination CT среда Wednesday четверг Thursday пятница Friday завтрак завтрак госпитализация опрос и инструкция от медсестры Взятие крови Pентгенологическое исследование выписка из больницы Электрокардиограмма Эхокардиография обед Катетеризация (Голова) MR КТА (Грудной клетки Область живота ) MRI MRA (голова) обед ужин ужин Свет тушится в Свет тушится в 図 Ⅱ.3 注 意 事 項 説 明 書 инструкция и предупреждение Notes 1. Возможно изменение времени в связи с экстренным вызовом. обед Значение различных знаков Means of the each sign Разные виды обследования Examination Объяснение и информация Explanation Капельное введение, инъекция и т.д. Drip infusion желтый цвет в программе означает сопровождение переводчика во время всех процедур Больница «Хакодатэ Син-тоси» Hakodate shintoshi hospital 2. Контрастное средство будет введено иголкой 18G 20G в правую руку. 3. В больнице не курят. 4. Выпивание алкоголя не разрешается в срок госпитализации. 豆 知 識 1 Medical Tourism とは? 多 様 な 概 念 や 背 景 があるので 注 意 が 必 要 海 外 で 医 療 を 受 ける 患 者 の 数 は 年 々 増 加 しているが その 正 確 な 数 については 国 際 的 にも 必 ずしもはっきりとしていない その 理 由 の 一 つは 国 際 的 に 共 通 な 統 計 方 法 が 確 立 していないからだが もう 一 つ の 理 由 は Medical Tourism の 解 釈 が 人 によって 大 きく 異 なって いるからだと 言 われている すなわち 日 本 で Medical Tourism と 言 えば 医 療 観 光 と 当 初 直 訳 されたことから 医 療 と 観 光 を 合 わせた ものと 解 釈 されることが 多 いが これは 必 ずしも 国 際 的 な 解 釈 とは 一 致 しているとはいえない なぜなら 国 際 的 に Medical Tourism と 言 えば 医 療 を 目 的 として 海 外 へ 旅 行 をすることを 意 味 し 観 光 的 要 素 が 含 まれていてもよいが それが 必 須 とはされていないからであ る また 人 によっては Medical Tourism は 裕 福 な 者 を 対 象 と したものと 考 えているようであるが これも 正 確 な 解 釈 とは 言 えない なぜなら 海 外 の 医 療 機 関 を 受 診 する 患 者 の 中 には コストや 待 ち 時 間 医 療 レベルの 問 題 等 から 自 国 では 必 要 な 医 療 サービスを 受 けるこ とができず 仕 方 なく もしくは 次 善 の 策 として 海 外 の 医 療 機 関 を 選 択 する 者 も 少 なくなく 必 ずしも 裕 福 な 者 だけが 海 外 の 医 療 機 関 を 受 診 しているわけではないからである なお 北 米 やアジア 諸 国 では Medical Tourism という 言 葉 が 使 われているが ヨーロッパ 地 方 では Medical Tourism よりも Health Tourism という 言 葉 の 方 がより 一 般 的 となっている なお 最 近 では Medical Tourism を Medical (Health)Travel と ( 狭 義 の)Medical (Health)Tourism の 2 つに 分 け 前 者 は 癌 治 療 や 脊 椎 手 術 など 治 療 を 受 けることを 目 的 として 海 外 に 行 くこと そして 後 者 は 健 康 増 進 プログラムや 美 容 整 形 等 治 療 よりも 観 光 的 要 素 が 強 いものと 区 別 することも 多 い このように 一 口 に Medical Tourism と 言 ってもその 概 念 や 背 景 は 多 様 であるため 海 外 の 文 献 や 情 報 を 入 手 したり 海 外 の 患 者 や 保 険 会 社 斡 旋 事 業 者 等 と 交 渉 したりする 際 には 注 意 が 必 要 である ( 出 典 : 函 館 新 都 市 病 院 ) 6 7

8 Ⅱ 受 入 れ 体 制 の 整 備 6 医 療 費 の 請 求 や 支 払 いに 関 する 準 備 第 6 は 医 療 費 の 請 求 支 払 いに 関 する 体 制 の 整 備 である 外 国 人 患 者 に 対 していくら 医 療 費 を 請 求 するかは 各 医 療 機 関 の 判 断 に 委 ねら れている そのため 医 療 機 関 としては 外 国 人 患 者 に 対 していくら 請 求 するの か その 価 格 や 算 定 方 法 を 定 めておく 必 要 がある この 点 現 在 すで に 海 外 からの 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 っている 医 療 機 関 の 価 格 設 定 状 況 を 見 てみると 日 本 人 患 者 とまったく 同 じ 価 格 を 請 求 している 医 療 機 関 もあれば 通 訳 代 や 様 々なアレンジ 費 用 をオンする 形 で 診 療 報 酬 の 1.2 倍 から 3 倍 を 請 求 する 医 療 機 関 もあるなど その 対 応 状 況 は 様 々である また 医 療 機 関 の 中 には 海 外 の 医 療 機 関 のように ドクタフィー と その 他 の 費 用 に 分 けて 価 格 設 定 しているところもある 前 述 した 通 り 外 国 人 患 者 に 対 して 医 療 費 をいくら 請 求 するかは 各 医 療 機 関 の 裁 量 に 委 ねられている 事 項 であるが このように 医 療 費 の 価 格 設 定 を 行 う 際 に 留 意 すべき 点 としては 以 下 の 3 点 が 挙 げられる 第 1 点 目 は 海 外 の 医 療 費 事 情 も 意 識 しておくということである す なわち 国 際 的 な 傾 向 として 海 外 の 医 療 機 関 で 治 療 や 健 診 を 受 けよう と 考 えている 患 者 の 多 くは 複 数 の 候 補 病 院 に 対 して 事 前 に 見 積 書 等 を 要 求 し その 価 格 や 治 療 内 容 を 比 較 しながら 受 診 病 院 を 決 めるというの が 一 般 的 である そのため 医 療 費 の 価 格 設 定 を 行 う 際 には 国 内 の 事 情 だけではなく 海 外 の 医 療 機 関 の 価 格 等 も 十 分 加 味 しながら 価 格 設 定 を 行 うことが 重 要 となってくる 第 2 点 目 は その 価 格 設 定 した 医 療 費 に 関 してきちんと 説 明 ができる ようにしておくということである 現 在 海 外 の 外 国 人 患 者 から 日 本 の 医 療 機 関 に 対 する 大 きな 不 満 の 一 つになっているのが 医 療 費 に 関 して 詳 細 な 説 明 がないということである 外 国 人 患 者 や 海 外 の 保 険 会 社 の 中 には 医 療 費 に 関 して 詳 細 な 説 明 を 求 めてくることが 少 なくない した がって 日 本 の 医 療 機 関 としては 医 療 費 の 請 求 支 払 いの 段 階 でもめ ることがないよう あらかじめ 医 療 費 の 詳 細 について 説 明 ができるよう に 準 備 したり 明 細 書 の 用 意 をしておくことが 必 要 である なお 明 細 書 を 準 備 する 際 は 保 険 診 療 の 項 目 に 捉 われず 外 国 人 患 者 にとってわかりやすい 項 目 にしておくことが 重 要 である 医 療 機 関 の 中 には 入 院 治 療 を 終 えた 外 国 人 患 者 に 対 して 診 療 報 酬 点 数 項 目 どお り 入 院 料 や 加 算 をいちいち 並 べた 明 細 書 を 渡 すところもあ るが もらった 外 国 人 患 者 にしてみれば 何 のことやらわからず かえっ て 支 払 いに 関 するトラブルや 誤 解 を 招 く 事 態 が 発 生 している そのため 明 細 書 を 準 備 する 際 には 単 に 詳 しくすればいいというのではなく 外 国 人 患 者 からみてわかりやすい 明 細 書 を 用 意 することが 大 事 である 第 3 点 目 は 外 国 人 患 者 の 多 様 な 支 払 い 方 法 への 対 応 方 法 を 定 めてお くということである すなわち 外 国 人 患 者 の 場 合 その 支 払 い 方 法 に ついても 1 全 額 現 金 払 い 2クレジットカードによる 支 払 い 3 海 外 の 医 療 保 険 会 社 による 支 払 い 等 様 々な 支 払 い 方 法 が 考 えられる その ため 自 院 では どのような 支 払 い 方 法 を 認 めるのか また それぞれ の 支 払 い 手 続 きをどのように 進 めるのか あらかじめきちんと 決 めてお く 必 要 がある 7 斡 旋 事 業 者 との 契 約 締 結 や 役 割 責 任 の 明 確 化 第 7 に ファシリテーターや 医 療 コーディネーター 等 の 斡 旋 事 業 者 ( 以 下 斡 旋 事 業 者 という)を 利 用 して 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 う 場 合 に は これらの 事 業 者 とそれぞれの 役 割 や 責 任 の 範 囲 具 体 的 手 続 き 費 用 等 について 事 前 に 契 約 書 を 交 わして 明 らかにしておく 必 要 がある( 次 ページの 豆 知 識 2 参 照 ) なお 斡 旋 事 業 者 を 利 用 することは 外 国 人 患 者 の 受 入 れに 伴 う 自 院 の 負 担 を 軽 減 する 上 で 非 常 に 有 効 だと 考 えられるが 斡 旋 事 業 者 になる ためには 特 に 何 らかの 資 格 や 要 件 が 求 められているわけではなく 中 に は その 業 務 を 行 うだけの 十 分 な 能 力 を 有 していない 事 業 者 や 斡 旋 事 業 者 を 介 した 場 合 の 患 者 医 療 機 関 斡 旋 事 業 者 の 三 者 間 の 法 律 関 係 が 明 確 でないことから 自 らが 一 方 的 に 有 利 になるような 契 約 を 結 びたがる 事 業 者 もいないわけではない そのため 医 療 機 関 としては 斡 旋 事 業 者 と 提 携 することによって かえって 自 らの 首 を 絞 めることにならないよう 慎 重 に 提 携 する 斡 旋 事 業 者 を 選 んだり また 提 携 契 約 を 結 ぶ 際 には その 契 約 内 容 が 妥 当 なも のかきちんと 精 査 したりすることが 重 要 である 8 9

9 Ⅱ 受 入 れ 体 制 の 整 備 豆 知 識 2 ファシリテーター とは? 世 界 に 数 千 社 あり 業 務 内 容 やレベルはまちまち ファシリテーター とは 英 語 の Medical Tourism Facilitator(ま たは Medical Tourism Agent ) のことで 海 外 の 医 療 機 関 で 健 診 や 医 療 サービスを 受 ける 患 者 を 支 援 するために 必 要 なサービスを 提 供 する 事 業 者 のことをいう 例 えば 下 図 は アメリカの 大 手 ファシリ テーター 会 社 の 1 つである A 社 が 海 外 で 健 診 や 医 療 サービスを 希 望 する 患 者 のために 提 供 しているサービスの 内 容 をまとめたものであ る もっとも この 業 務 内 容 については 国 際 的 に 明 確 な 基 準 がある わけではなく 事 業 者 によってカバー 範 囲 やレベルはまちまちである ファシリテーターの 存 在 は 日 本 ではまだまだ 知 られていないが 北 米 やヨーロッパ 東 南 アジア 等 の Medical Tourism 先 進 国 では 急 速 に 普 及 しており これらの 国 の 患 者 の 中 には ファシリテーターを 介 して 海 外 の 医 療 機 関 を 受 診 する 者 も 少 なくない そのため 日 本 の 医 療 機 関 も 海 外 からの 患 者 の 受 入 れを 始 めれば 外 国 人 患 者 だけでは なく こうしたファシリテーターとも 付 き 合 っていかなければならな いことになる 現 在 世 界 には 大 小 合 わせて 数 千 社 ものファシリテー ター 会 社 があると 言 われているが 最 近 では 費 用 を 節 約 するために ファシリテーターを 利 用 しない 患 者 も 増 えてきているといわれてい る 昨 年 (2010 年 ) 創 設 された 医 療 滞 在 ビザでは 外 国 人 患 者 の 受 入 れ 業 務 を 行 う 事 業 者 のことを 医 療 コーディネーター と 呼 んでい るが これも 世 界 で 言 われているファシリテーターの 一 種 に 属 するも のといえよう 8 自 院 の 状 況 に 応 じた 受 入 れフロー の 検 討 整 備 第 8 は 自 院 の 状 況 に 応 じた 受 入 れフロー の 検 討 整 備 である すなわち 海 外 から 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 う 際 には 受 入 れの 可 否 判 断 や 医 療 滞 在 ビザの 申 請 支 援 等 これまで 医 療 機 関 が 経 験 したことのな いような 様 々な 業 務 が 発 生 することになる そのため 医 療 機 関 として は これらの 業 務 も 適 切 に 行 い 外 国 人 患 者 が 円 滑 に 健 診 や 医 療 サービ スを 受 けられるようにあらかじめきちんと 外 国 人 患 者 の 受 入 れフローを 検 討 整 備 しておくことが 望 ましい なお 実 際 に 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 ってみるとよく 分 かるが 外 国 人 患 者 の 受 入 れに 慣 れないうちは 特 に 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 うこと によって 現 場 の 負 担 が 一 層 重 くなったり 待 ち 時 間 が 延 びたりして 他 の 患 者 に 迷 惑 をかけるような 事 態 にもなりかねない そのため 受 入 れフロー を 作 成 する 際 には 単 に 外 国 人 患 者 に 対 して 円 滑 に 健 診 や 医 療 サービスを 提 供 するためにはどのようにすればよいか という 観 点 からだけではなく 現 場 の 職 員 にできるだけ 負 担 をかけず 他 の 患 者 に 迷 惑 をかけないように 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 うためにはどのよう にすればよいか の 観 点 からも 考 えていくことが 必 要 である 例 えば 次 ページの 図 Ⅱ.4 と 図 Ⅱ.5 は 函 館 市 にある 函 館 新 都 市 病 院 のロシアからの 患 者 受 入 れの 際 の 受 入 れ 可 否 判 断 フロー 受 入 れ フロー のそれぞれを 示 したものである ちなみに 函 館 新 都 市 病 院 で は 現 場 の 負 担 を 考 え 外 国 人 患 者 の 受 入 れは 同 時 期 2 人 までとしてい る また 同 病 院 では 図 Ⅱ.6(13 ページ)に 示 したように 外 国 人 患 者 ごとにクリティカル パスを 作 成 して 外 国 人 患 者 に 対 する 効 率 的 で 良 質 なケアの 提 供 に 努 めている これらはもちろん 函 館 新 都 市 病 院 の 状 況 に 応 じたフローであって ど の 医 療 機 関 もこの 通 りにしなければいけないというものではない 大 事 なのは 自 院 の 状 況 に 応 じた 受 入 れフローを 検 討 整 備 し 現 場 のスタッ フに 過 度 の 負 担 をかけたり 他 の 患 者 に 迷 惑 をかけたりすることなく 外 国 人 患 者 に 対 して 良 質 なケアを 円 滑 に 提 供 できる 体 制 を 構 築 していく ということである 10 11

10 Ⅱ 受 入 れ 体 制 の 整 備 図 Ⅱ.4 受 入 れ 可 否 判 断 フロー 図 Ⅱ.5 受 入 れフロー ( 出 典 : 函 館 新 都 市 病 院 ) 図 Ⅱ.6 外 国 人 患 者 用 のクリティカル パス Для Шевляковой 様 用 スケジュール Юлией 表 Программа детального обследования Schedule table of thorough examination среда Wednesday четверг Thursday пятница Friday завтрак завтрак госпитализация опрос и инструкция от медсестры Взятие крови Pентгенологическое исследование Электрокардиограмма Эхокардиография Катетеризация (Голова) КТА (Грудной клетки Область живота ) обед обед MRI MRA (голова) выписка из больницы инструкц Notes 1. Возможно изм 2. Контрастное с 3. В больнице н 4. Выпивание ал обед Значение различны знаков Means of the each sig ужин Свет тушится в ужин Свет тушится в ( 出 典 : 函 館 新 都 市 病 院 ) Разные виды обследования Examination Объяснение и информаци Explanation Капельное введение, инъекция и т.д. Drip infusion желтый цвет в програм означает сопровождени переводчика во время всех процедур ( 出 典 : 函 館 新 都 市 病 院 ) 12 13

11 Ⅱ 受 入 れ 体 制 の 整 備 9 広 報 活 動 第 9 は 広 報 の 準 備 である 外 国 人 患 者 を 獲 得 する 際 には この 広 報 活 動 が 非 常 に 重 要 になってくる なぜなら 国 内 の 患 者 であれば 特 に 広 報 活 動 に 力 を 入 れなくても 自 院 の 存 在 や 特 徴 強 み 等 を 知 ってもらえ る 機 会 が 多 々あるのに 対 して 海 外 の 患 者 の 場 合 は 自 らが 積 極 的 に 広 報 活 動 を 行 っていかなければ 自 らの 存 在 や 特 徴 強 み 等 を 知 ってもら える 機 会 はほとんどないからである 医 療 機 関 としては 自 院 の 存 在 や 特 徴 強 み 等 を 海 外 の 患 者 にも 知 ってもらい 患 者 獲 得 につなげていくた めには しっかりと 広 報 活 動 を 行 っていくことが 非 常 に 重 要 である も ちろん この 広 報 活 動 の 際 には 医 療 法 の 広 告 規 制 等 をきちんと 踏 まえ ておく 必 要 がある なお 広 報 活 動 の 方 法 としては 様 々なものが 考 えられるが もっとも 有 効 な 方 法 の 一 つは 英 語 や 患 者 受 入 れ 対 象 国 の 言 語 を 用 いたホーム ページを 作 成 充 実 させることである なぜなら 海 外 の 医 療 機 関 を 受 診 しようと 考 えている 患 者 の 多 くは 通 常 インターネットを 使 って 海 外 の 医 療 機 関 の 情 報 を 入 手 しているからである また 先 の 第 7 で 述 べ た 通 り 患 者 の 病 院 選 択 には ファシリテーター 等 の 斡 旋 事 業 者 が 深 く 関 わっているため これらの 斡 旋 事 業 者 に 自 院 を 紹 介 したり 実 際 に 自 院 を 見 学 してもらったりするのも 有 効 な 方 法 である また ここで 問 題 になるのが ホームページにはどのような 情 報 を 掲 載 すればよいかということだが 外 国 人 患 者 の 獲 得 に 力 を 入 れている 海 外 の 医 療 機 関 のホームページでは 大 体 表 Ⅱ.1 のような 事 項 が 掲 載 されている 参 考 にしてみるとよいだろう 表 Ⅱ.1 海 外 医 療 機 関 のホームページの 掲 載 事 項 例 内 容 具 体 的 な 項 目 &ポイント 1. 病 院 の 概 要 沿 革 や 基 本 理 念 診 療 科 目 設 備 交 通 アクセス 問 い 合 わせ 窓 口 プライバシーポリシー 等 2. 診 療 内 容 詳 しい 診 療 内 容 については 基 本 的 には 患 者 から 問 い 合 わせがあった 時 に 説 明 すればよいが 海 外 の 患 者 向 けに 特 に 力 を 入 れている 健 診 医 療 サービスがあるの であれば その 内 容 についてはホームページ 上 でも 詳 しく 説 明 しておいた 方 がよい なお 海 外 の 患 者 や 斡 旋 事 業 者 の 中 には かなり 詳 細 なデータを 要 求 してく るところも 少 なくないので 健 診 や 医 療 サービスの 内 容 だけではなく それに 関 連 する 客 観 的 データ 等 も 合 わせて 掲 載 しておくとよいであろう 3. 診 療 案 内 患 者 にとって 海 外 の 医 療 機 関 を 受 診 することは 非 常 に 不 安 なことでもある 患 者 のこうした 不 安 を 軽 減 する ためにも 自 院 で 健 診 やセカンドオピニオン 治 療 等 を 希 望 する 場 合 には 最 初 にどこに 問 い 合 わせれば よいのか また その 後 どのような 手 続 きを 踏 めばよ いのか 全 体 の 流 れについて 分 かりやすく 説 明 してお くとよい 4. 医 師 に 関 する 情 報 海 外 の 患 者 や 斡 旋 事 業 者 が 医 療 機 関 を 選 択 する 際 に 特 に 重 視 しているのが その 医 療 機 関 にはどのような 医 師 がいるかということである そのため ホームペー ジにも 医 師 に 関 する 情 報 は 詳 しく 掲 載 しておくとよ い なお ここでいう 医 師 に 関 する 情 報 としては 教 育 歴 や 経 験 資 格 専 門 分 野 国 内 外 の 所 属 学 会 対 応 可 能 外 国 語 等 が 挙 げられる 5. 価 格 に 関 する 情 報 6. 医 療 費 の 支 払 い 方 法 に 関 する 情 報 7. 各 種 認 証 制 度 の 取 得 状 況 に 関 する 情 報 価 格 も 海 外 の 患 者 にとっては 医 療 機 関 を 選 択 する 際 の 大 きな 評 価 材 料 となっており 価 格 に 関 する 情 報 も 可 能 な 限 りホームページに 掲 載 しておくとよいであ ろう なお 価 格 に 関 する 情 報 を 掲 載 する 際 には 医 療 内 容 に 関 する 価 格 だけではなく 個 室 代 や 食 費 等 付 加 的 にかかるコストに 関 する 情 報 もあわせて 提 示 し ておくとよい 海 外 からの 患 者 にとっては 医 療 費 の 支 払 い 方 法 がど のようになっているかということも 非 常 に 気 になると ころである そのため 1 現 金 払 い 2クレジットカー ド 払 い 3 海 外 の 民 間 医 療 保 険 による 支 払 いのそれぞ れの 場 合 について その 詳 しい 内 容 や 手 続 きについて も 紹 介 しておくとよいであろう 患 者 や 斡 旋 会 社 保 険 会 社 等 が 海 外 の 医 療 機 関 の 医 療 の 質 や 安 全 性 をはかる 大 きな 目 安 の 一 つとしているの 14 15

12 Ⅱ 受 入 れ 体 制 の 整 備 8. 外 国 人 患 者 に 対 する 自 院 のサービス 内 容 や 受 入 れ 状 況 に 関 す る 情 報 が 国 内 外 の 各 種 認 証 制 度 の 取 得 状 況 である もっと も 国 内 の 認 証 制 度 は 国 によってそのレベルが 大 きく 違 うことからその 信 用 性 は 必 ずしも 高 くなく 国 際 的 には 国 際 認 証 制 度 の 方 が 圧 倒 的 に 高 く 評 価 される 傾 向 がある しかし いずれにせよ 自 院 で JCI や ISO 等 の 国 際 認 証 を 取 得 している 際 はもちろんのこと 国 内 の 認 証 制 度 でも 取 得 している 場 合 には その 情 報 に ついてもきちんと 掲 載 しておくことが 望 ましい 海 外 からの 患 者 を 対 象 とした 自 院 の 受 入 れ 体 制 に 関 す る 情 報 も 詳 しく 掲 載 しておくとよいであろう 例 えば 対 応 可 能 な 外 国 語 は 何 か また 院 内 で 外 国 語 が 話 せ る 職 員 による 通 訳 や 施 設 案 内 各 種 の 連 絡 や 相 談 対 応 を 行 っているかどどうか 等 についてである また 自 院 の 受 入 れ 状 況 を 理 解 してもらうためには 国 別 の 受 入 れ 実 績 等 の 情 報 を 提 示 しておいてもよいであろう 9. 患 者 体 験 記 患 者 の 体 験 記 を 掲 載 することは 患 者 視 点 で 自 院 を 紹 介 するうえで 非 常 に 有 効 な 方 法 である 実 際 海 外 の 医 療 機 関 でも 患 者 の 体 験 記 は 文 書 だけではなく 動 画 等 も 用 いてかなり 積 極 的 に 紹 介 されている 10. 提 携 先 に 関 する 情 報 自 院 で 提 携 している 国 内 外 の 医 療 保 険 会 社 や 斡 旋 会 社 がある 場 合 には それらの 提 携 先 の 情 報 も 掲 載 してお くとよい 11.ビザに 関 する 情 報 海 外 の 患 者 の 中 には 日 本 で 健 診 や 医 療 サービスを 受 けるためにはビザが 必 要 となる 場 合 も 少 なくない そ のため ビザ 取 得 に 関 する 情 報 や 自 院 でビザ 取 得 支 援 サービスを 行 っているのであれば その 情 報 もあわ せて 掲 載 しておくとよい 12. 宿 泊 先 に 関 する 情 報 海 外 の 患 者 の 中 には 家 族 同 伴 でくる 場 合 も 少 なくな い そして この 場 合 同 伴 家 族 は 宿 泊 先 を 探 す 必 要 が 出 てくる そのため 自 院 で 提 携 しているホテルや 旅 館 がある 場 合 にはその 情 報 を 提 携 しているホテル や 旅 館 がない 場 合 でも 自 院 への 通 院 に 便 利 なホテル や 旅 館 の 情 報 を 提 供 しておくとよいだろう 13. 日 本 に 関 する 情 報 必 ずしも 必 須 というわけではないが 日 本 に 関 する 情 報 例 えば 気 候 や 通 貨 クレジットカードの 普 及 状 況 チップの 有 無 飲 料 水 電 圧 インターネットの 使 用 状 況 等 の 情 報 も 提 供 しておくと 海 外 の 患 者 に とっては 役 に 立 つであろう 14.その 他 上 記 のほか 自 院 に 対 する 理 解 を 深 めてもらうために は 病 院 紹 介 動 画 ニュースレター 等 も 積 極 的 に 活 用 していくとよいだろう 10 医 療 に 影 響 を 与 える 文 化 や 習 慣 の 違 いに 対 する 理 解 を 深 める 第 10 は 医 療 に 影 響 を 与 える 文 化 や 習 慣 の 違 いに 対 する 理 解 を 深 め るということである すでに 何 度 も 指 摘 しているが 日 本 の 医 療 機 関 が 海 外 から 患 者 の 受 入 れを 行 う 際 最 も 苦 慮 するのが 医 療 文 化 や 医 療 習 慣 医 療 に 対 する 考 え 方 の 違 いへの 対 応 である 例 えば CASE 1 は 検 査 結 果 の 説 明 方 法 が 次 ページの CASE 2 は 一 般 的 な 治 療 方 法 が 国 によって 異 なることから 患 者 の 戸 惑 いや 不 信 感 を 招 くことになったケースである このように 国 内 の 患 者 であれば 何 の 問 題 もないようなことでも 海 外 からの 患 者 の 場 合 は その 医 療 習 慣 や 医 療 文 化 の 違 いから 思 わぬ 苦 情 やトラブルにつながる 可 能 性 が 高 い そのため 海 外 から 患 者 の 受 入 れ を 行 う 際 には 国 によって 医 療 習 慣 や 医 療 文 化 には 大 きな 違 いがあるこ とを 肝 に 銘 じ また そのことによって 苦 情 やトラブルが 生 じることが ないように 海 外 の 医 療 習 慣 や 医 療 文 化 に 対 する 知 識 を 深 めたり 患 者 とのコミュニケーション 強 化 に 一 層 努 めるたりすることが 重 要 になって くるといえよう その 意 味 では 院 内 で 海 外 の 医 療 習 慣 や 医 療 制 度 に 対 する 研 修 や 勉 強 会 等 を 定 期 的 に 行 ったりするのもよいだろう CASE 1 : 検 査 結 果 についての 説 明 方 法 の 違 い A 病 院 では ロシア 人 患 者 に 対 する 人 間 ドックを 行 い B 医 師 が 通 訳 を 介 しながら 検 査 結 果 の 説 明 を 行 った B 医 師 は 言 葉 の 問 題 や 文 化 の 違 いにも 配 慮 して ロシア 人 患 者 に 検 査 結 果 が 書 かれた 用 紙 ( 日 本 語 ロシア 語 併 記 )を 見 せながら いつも 以 上 にゆっくり と 丁 寧 に 検 査 結 果 について 上 から 順 番 に 説 明 していった 最 初 は 身 を 乗 り 出 して 熱 心 に 説 明 を 聞 いていたロシア 人 患 者 だったが 説 明 が 進 むうちに 何 度 も 首 をかしげるようになった そこで 病 院 の 職 員 がどうしたのかと 尋 ねてみると ロシアでは まず 最 初 に 悪 い 結 果 から 説 明 します しかし この 先 生 の 説 明 ではどうもそうで はないようです いろいろ 説 明 してくれているのは 分 かりますが どこが 大 事 なのかよく 分 かりません という 返 事 が 返 ってきた 16 17

13 Ⅱ 受 入 れ 体 制 の 整 備 CASE 2 : 異 なる 治 療 習 慣 在 日 外 国 人 に 対 して 電 話 で 医 療 相 談 を 行 っている AMDA 国 際 医 療 情 報 センターに 中 国 人 留 学 生 から 歯 科 医 院 を 紹 介 してほしいと いう 電 話 がかかってきた 本 人 の 話 によると 歯 の 痛 みに 耐 えきれ なくなり 先 日 近 くの C 歯 科 医 院 を 受 診 した 診 察 の 結 果 虫 歯 が 3 本 あり 神 経 も 取 らなければいけない 状 態 ということで 担 当 医 となった D 医 師 からは とりあえず 応 急 処 置 をして これ から 少 しずつ 治 療 していきましょう と 言 われた 中 国 人 留 学 生 と しては D 医 師 はとてもやさしく 親 切 あったし 治 療 費 も 想 像 し ていたほど 高 くなかったので 言 われたとおり 通 院 することにし た ところが 3 回 通 院 した 後 D 医 師 から 治 療 はまだ 途 中 で これからさらに 3 回 ぐらいは 通 う 必 要 があるでしょう と 言 われた そのことから この 中 国 人 留 学 生 は ただの 虫 歯 の 治 療 だけなの に どうして 何 回 も 病 院 に 行 かなければならないのか?もしかし て わざと 治 療 の 回 数 を 増 やしてお 金 をたくさん 取 るつもりじゃな いのか いくら 親 切 な 先 生 でもこんな 先 生 はいやだ と 考 えるよう になり 1 回 だけで 治 療 が 終 わる 先 生 を 紹 介 してもらいたくて AMDA 国 際 医 療 情 報 センターに 電 話 をしてきたということであっ た 本 人 の 話 によると 日 本 と 異 なり 中 国 では 虫 歯 の 治 療 は 大 体 1 2 回 で 済 む 場 合 が 多 く たんなる 虫 歯 で 何 回 も しかも 長 期 間 通 う ことはとても 不 思 議 で 仕 方 がないということであった (このケー スについては AMDA 国 際 医 療 情 報 センターの 方 で 中 国 と 日 本 の 虫 歯 治 療 の 違 いについて 説 明 し D 医 師 に 対 して 治 療 回 数 を 減 らしてもらうことはできないか 相 談 するようにアドバイスした) 11 国 際 的 動 向 をしっかりと 把 握 する 第 11 は 外 国 人 患 者 の 受 入 れに 関 する 国 際 的 な 動 向 にも 常 に 目 を 向 けていくということである 外 国 人 患 者 の 受 入 れに 関 しては 国 際 的 な 関 心 も 非 常 に 高 く 現 在 で は 一 年 中 世 界 各 地 で 国 際 会 議 が 開 催 され 外 国 人 患 者 の 受 入 れに 関 する 議 論 ( 質 や 安 全 性 マーケティング 政 府 や 公 の 機 関 の 役 割 医 療 情 報 医 療 事 故 対 応 アフターケアの 問 題 等 )が 行 われたり 各 国 の 医 療 機 関 や 斡 旋 事 業 者 間 の 意 見 交 換 が 行 われたりしている また 専 門 誌 による 情 報 提 供 も 行 われており 中 には インターネットで 無 料 で 閲 覧 できるものもある こうした 海 外 の 動 向 をきちんと 把 握 しておくことは 自 院 の 受 入 れの 在 り 方 を 検 討 する 際 にも 大 変 役 に 立 つ そのため こうした 情 報 源 も 積 極 的 に 活 用 していくとよいだろう なお 海 外 の 最 新 の 動 向 に 関 してインターネットによる 入 手 可 能 な 情 報 源 ( 無 料 )としては 主 なものとして 次 のようなものがある 1 International Medical Travel Journal ( 2 Treatment Abroad ( 3 Medical Tourism magazine (

14 Ⅲ 事 前 コンサルテーション Ⅲ 事 前 コンサルテーション 1 事 前 コンサルテーションとは 海 外 からやってくる 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 円 滑 に 行 うためのポイント の 1 つは 事 前 コンサルテーション をしっかりやるということである 事 前 コンサルテーション とは 海 外 の 外 国 人 患 者 やその 代 理 人 から 治 療 や 手 術 に 関 する 問 い 合 わせや 受 診 依 頼 があった 場 合 に 事 前 に 問 診 票 や 各 種 検 査 データ 等 を 収 集 して 患 者 の 要 望 や 症 状 身 体 状 況 を 把 握 し 受 入 れの 可 否 や 治 療 方 針 入 院 期 間 費 用 等 を 患 者 に 伝 えることを いう 医 療 機 関 としては 事 前 に 患 者 の 症 状 や 身 体 状 況 を 把 握 していなけ れば 患 者 に 対 して 治 療 方 針 やおおよその 医 療 費 を 伝 えることはできな いし 患 者 も 具 体 的 な 治 療 方 針 や 医 療 費 がどれくらいかかるのか 分 から なければ 当 該 医 療 機 関 を 受 診 するかどうか 最 終 判 断 をくだすことはで きない そのため 健 診 等 の 場 合 であればそれほど 重 要 ではないかもし れないが 患 者 に 対 して 侵 襲 性 の 高 い 治 療 や 手 術 等 の 医 療 サービスを 提 供 する 場 合 には この 事 前 コンサルテーションが 非 常 に 重 要 になってく る また 事 前 コンサルテーションは 単 に 治 療 方 針 や 費 用 を 確 定 する ために 必 要 なだけではなく ベッドに 空 きがない 患 者 の 求 める 医 療 を 提 供 することが 適 当 とは 考 えられない 支 払 い 能 力 に 疑 問 がある 等 様 々 な 理 由 から 受 け 入 れることが 適 当 でない 場 合 も 多 々ありうることから そのあたりの 判 断 をするためにも 非 常 に 有 用 である なお いくら 事 前 コンサルテーションを 行 ったとしても その 時 に 収 集 した 患 者 の 要 望 や 医 療 データが 不 十 分 であれば 事 前 に 患 者 に 伝 えて いた 治 療 方 針 や 費 用 と 実 際 の 治 療 や 費 用 に 違 いが 生 じてしまい かえっ て 大 きなトラブルにつながる 恐 れがある(CASE 3) そのため 事 前 コ ンサルテーションのために 患 者 の 要 望 や 医 療 情 報 等 の 収 集 を 行 う 際 に は 丁 寧 かつ 慎 重 に 取 り 組 むことが 非 常 に 重 要 であることはいうまでも ない CASE 3 :できなかった 手 術 A 病 院 は 先 日 医 療 コーディネーター B から A 病 院 が 得 意 としている 胸 腔 鏡 による 肺 がん 手 術 を 希 望 する 中 国 人 患 者 がいる ので 受 け 入 れてくれないかという 相 談 を 受 けた A 病 院 では こ れまで 海 外 からの 患 者 の 受 入 れを 行 った 経 験 がなかったことから 最 初 は 断 ろうとしたが 受 入 れに 伴 う 諸 手 続 きはすべて B が 行 う というので 結 局 受 入 れを 行 うことにした そして 来 日 前 B から 患 者 の 主 治 医 から 収 集 したという 診 療 情 報 提 供 書 や 画 像 写 真 等 の 各 種 データの 日 本 語 に 翻 訳 されたものが 届 き A 病 院 では これ らの 翻 訳 資 料 データに 基 づいて 患 者 の 受 入 れ 準 備 を 進 めていた ところが 実 際 に 患 者 が 来 日 していろいろ 検 査 をしてみると こ の 患 者 には 糖 尿 病 や 腎 症 等 様 々な 合 併 症 があることが 分 かり A 病 院 としては 当 初 予 定 していた 治 療 内 容 やスケジュール 費 用 等 を 大 幅 に 見 直 さなければならなくなってしまった そこで そ の 旨 を 患 者 に 伝 えたところ 患 者 からは 合 併 症 の 件 については B にきちんと 伝 えていた それでも 胸 腔 鏡 による 肺 がん 手 術 が 可 能 だというので わざわざ 来 日 したのに 今 言 ったような 治 療 内 容 や 費 用 であるなら あなたの 病 院 で 治 療 を 受 けたくない もう 治 療 は 結 構 なので 今 回 の 渡 航 にかかった 費 用 をすべて 弁 償 してくれ と 言 われてしまった 病 院 が B にどういうことか 確 認 してみると 患 者 からは 合 併 症 の 話 は 聞 いていない また 自 分 たちの 仕 事 は 診 療 情 報 提 供 書 をそのままきちんと 翻 訳 して 渡 すことであるから たと え 診 療 情 報 提 供 書 に 合 併 症 に 関 する 記 述 が 漏 れていたとしてもそ れは 主 治 医 の 責 任 であって 自 分 たちの 責 任 ではない と 主 張 する のみであった 20 21

15 Ⅲ 事 前 コンサルテーション 2 事 前 コンサルテーションの 流 れ 基 本 的 な 事 前 コンサルテーションの 流 れは 以 下 の 通 りである 1 問 い 合 わせの 準 備 まず 患 者 からの 問 い 合 わせをどのような 形 で 受 付 けるか 決 める 必 要 がある 一 般 的 には 1 電 話 2ホームページからの 問 い 合 わせ 3メー ル 等 の 方 法 が 考 えられる 1の 電 話 受 付 の 場 合 には ホームページ 等 で 電 話 番 号 や 受 付 時 間 対 応 可 能 言 語 等 をきちんと 記 載 しておく 必 要 があ る なお 時 差 のことを 考 えれば 2のホームページからの 問 い 合 わせや 3のメールが 便 利 であるが この 場 合 には 患 者 からの 問 い 合 わせや 要 望 を 効 率 的 に 聞 きだすために 24 ページの 図 Ⅲ.1 のような 問 い 合 わせ 受 診 依 頼 記 入 フォーム を 作 成 しておくとよいであろう 5 医 師 による 診 断 受 入 れの 可 否 判 断 診 断 を 依 頼 された 医 師 は 診 療 情 報 提 供 書 や 画 像 検 査 データ 等 を 基 に 診 断 ならびに 受 入 れの 可 否 判 断 を 行 う そして 受 入 れ 可 能 と 判 断 し た 場 合 には 診 断 結 果 のほか 患 者 が 自 院 での 治 療 を 受 けるかどうか 最 終 決 断 するのに 必 要 な 情 報 (1 治 療 や 手 術 の 詳 しい 内 容 2 期 待 できる 結 果 3 合 併 症 等 のリスク 4 担 当 する 医 師 の 経 験 や 実 績 5 入 院 期 間 等 )を 担 当 者 に 伝 える また 手 元 にある 資 料 だけでは 判 断 が 難 しく 来 院 後 の 検 査 等 によって 治 療 方 針 が 変 わる 可 能 性 が 大 きいような 場 合 等 は その 旨 も 必 ず 伝 えておく 患 者 からの 問 い 合 わせ 受 診 依 頼 2 患 者 の 詳 しい 要 望 や 医 療 データの 提 出 依 頼 収 集 患 者 から 治 療 や 手 術 に 関 する 依 頼 や 問 い 合 わせが 届 いたら 外 国 人 患 者 受 入 れ 担 当 者 ( 以 下 担 当 者 と 呼 ぶ)は 患 者 の 詳 しい 要 望 や 状 態 を 把 握 するために 患 者 に 対 して 診 療 情 報 提 供 書 の 記 載 や 画 像 や 検 査 データ 等 の 提 出 を 依 頼 する なお 場 合 によっては 患 者 の 居 住 国 の 主 治 医 と 直 接 やり 取 りするなどして できるだけ 最 新 詳 細 な 情 報 把 握 に 努 めよう 3 収 集 した 患 者 データの 翻 訳 収 集 した 患 者 データが 外 国 語 である 場 合 には 担 当 者 は 院 内 もしく は 外 部 の 事 業 者 に 依 頼 して 翻 訳 し 各 担 当 者 が 受 入 れの 可 否 判 断 をでき るように 準 備 する 4 院 内 の 関 係 者 に 対 する 受 入 れの 可 否 判 断 の 依 頼 患 者 データの 翻 訳 作 業 等 が 終 了 したら 関 係 する 医 師 に 対 して 診 断 受 入 れの 可 否 判 断 を 依 頼 する 6 医 師 以 外 の 関 係 者 による 受 入 れ 可 否 判 断 および 医 療 費 の 見 積 もり 本 文 の 中 で 述 べた 通 り 医 学 的 な 観 点 から 受 入 れ 可 能 であったとして も ベッドの 空 き 状 況 や 現 場 スタッフへの 負 担 等 院 内 の 事 情 から 受 入 れが 困 難 な 場 合 もありうる そこで 担 当 者 は 医 師 から 受 入 れ 可 能 と の 返 事 を 受 けたら 今 度 は 他 の 関 係 部 署 に 対 しても 受 入 れの 可 否 判 断 を 依 頼 する また 医 事 課 に 対 しては 医 師 から 示 された 医 療 方 針 に 基 づいて 治 療 を 行 った 際 に 患 者 に 対 して いくら 請 求 するのかその 見 積 もりの 作 成 を 依 頼 する 7 患 者 へ 渡 す 診 断 結 果 資 料 等 の 準 備 担 当 者 は 医 師 や 他 の 関 係 部 署 から 送 られてきた 診 断 結 果 や 治 療 方 針 医 療 費 の 見 積 もり 等 のデータを 整 理 して 必 要 な 場 合 には 翻 訳 して 患 者 に 渡 せるように 準 備 する 8 患 者 への 診 断 結 果 等 の 連 絡 患 者 に 診 断 結 果 や 受 入 れの 可 否 判 断 結 果 治 療 方 針 医 療 費 見 積 書 等 必 要 な 書 類 を 送 付 する また 患 者 から 治 療 方 針 や 医 療 費 などについて 質 問 があった 場 合 には 患 者 が 納 得 するまでその 質 問 に 対 応 する 医 療 機 関 の 方 で 受 入 れ 可 能 と 判 断 し また 患 者 が 送 付 されてきた 治 療 方 針 や 医 療 費 に 納 得 して 自 院 での 受 診 を 希 望 する 場 合 には 来 院 準 備 を 開 始 する 22 23

16 Ⅳ 来 院 前 の 事 前 準 備 図 Ⅲ.1 問 い 合 わせ 受 診 依 頼 記 入 用 紙 の 一 例 Ⅳ 来 院 前 の 事 前 準 備 医 療 機 関 が 海 外 から 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 う 際 事 前 準 備 として 行 うべき 事 項 としては 以 下 のような 点 があげられる これらの 事 項 は 外 国 人 患 者 に 自 院 に 安 心 して 来 院 してもらい 健 診 サービスや 医 療 サー ビスをスムーズに 受 けてもらうために 欠 かせない 準 備 だが 同 時 に 患 者 や 斡 旋 事 業 者 等 とのトラブル 防 止 にも 不 可 欠 な 準 備 といえよう 事 前 準 備 1 来 院 日 の 打 ち 合 わせ 決 定 ( 出 典 : 筆 者 作 成 ) 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 うことが 決 定 した 際 には まず 担 当 者 は 患 者 や 院 内 の 関 係 者 と 相 談 しながら 来 院 日 を 決 定 する 必 要 がある 通 常 患 者 が 入 院 して 治 療 や 手 術 を 行 う 必 要 がある 場 合 医 療 機 関 では 目 的 とする 検 査 や 手 術 の 予 約 状 況 ベッドの 空 き 状 況 患 者 の 希 望 等 を 勘 案 して 患 者 の 来 院 日 や 入 院 日 を 決 定 しているが その 基 本 的 な 部 分 は 国 内 の 患 者 であろうとも 海 外 からの 外 国 人 患 者 であろうとも 同 様 である ただ 外 国 人 患 者 の 場 合 には それに 加 えていくつか 特 有 の 考 慮 すべ き 事 項 がある 例 えば 外 部 の 通 訳 者 に 通 訳 を 依 頼 する 場 合 には その 通 訳 者 の 都 合 も 考 慮 に 入 れる 必 要 がある また 患 者 によっては 日 本 行 きの 飛 行 機 が 週 に 1 2 本 しかない 場 合 もあるため そのような 場 合 に は 飛 行 機 の 到 着 日 にあわせて 来 院 日 を 決 めることも 必 要 であろう さ らに 例 えば 北 米 系 の 患 者 はプライバシーを 非 常 に 重 視 しており 病 室 は 個 室 が 基 本 となっている そのため 北 米 系 の 患 者 であれば 個 室 を 前 提 としてベッドの 空 き 状 況 を 確 認 するなど 患 者 の 文 化 や 慣 習 にも 配 慮 しながら 院 内 の 調 整 を 行 い 来 院 日 を 決 定 することが 大 切 である 事 前 準 備 2 外 国 人 患 者 特 有 の 希 望 やニーズの 把 握 外 国 人 患 者 の 文 化 や 宗 教 考 え 方 の 違 いには 患 者 の 受 入 れに 直 接 影 響 を 与 えてしまうものも 少 なくない 例 えば イスラム 教 の 患 者 が 入 院 するのであれば お 祈 りの 場 所 や 時 間 等 も 確 保 する 必 要 がある また 24 25

17 Ⅳ 来 院 前 の 事 前 準 備 イスラム 教 の 患 者 の 中 でも 豚 肉 だけを 食 べない 患 者 もいれば ハラル フード( 専 門 家 の 祈 りによって 許 された 食 品 )でなければ 一 切 口 にしな い 者 もいる こうした 外 国 人 患 者 の 宗 教 や 文 化 的 な 特 徴 から 発 生 する 特 有 の 希 望 や 背 景 やニーズについて 事 前 に 把 握 できていれば 医 療 機 関 の 方 で 何 らかの 対 応 を 考 えることも 可 能 であるが 知 らないまま 来 院 入 院 してしまえば その 後 現 場 が 混 乱 してしまうのは 必 至 である このよ うな 混 乱 を 未 然 に 防 止 するためにも 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 う 際 には 国 内 患 者 の 受 入 れを 行 う 際 に 行 っているような 通 常 の 情 報 収 集 に 加 え て その 患 者 の 特 有 な 希 望 やニーズも 把 握 するようにしておこう 事 前 準 備 3 クリティカル パス の 作 成 実 際 に 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 っている 医 療 機 関 の 話 を 聞 くと どの 医 療 機 関 も 特 に 最 初 のうちは 多 かれ 少 なかれ 言 葉 も 慣 習 も 異 なる 外 国 人 患 者 の 受 入 れに 戸 惑 うことが 少 なくない このような 戸 惑 いをなく し 患 者 に 対 してスムーズな 健 診 サービスや 医 療 サービスの 提 供 を 実 現 していくためには 11 ページでも 触 れたとおり 患 者 ごとにクリティカ ル パスを 作 成 して 対 応 していくことが 非 常 に 有 用 である なお クリティカル パスを 作 成 する 際 には 外 国 人 患 者 特 有 の 事 情 にも 十 分 配 慮 することが 必 要 である 例 えば 外 国 人 患 者 が 通 訳 を 必 要 とする 場 合 には 通 訳 を 介 さない 場 合 に 比 べて 検 査 や 診 察 に 2 4 倍 の 時 間 がかかってしまうと 言 われている そのため 検 査 や 診 察 のスケ ジュールを 組 み 込 む 場 合 にはその 点 にも 十 分 配 慮 する 必 要 がある なお 作 成 したクリティカル パスを 事 前 に 患 者 に 渡 しておけば 患 者 としては あらかじめ 検 査 や 治 療 退 院 の 日 程 等 を 把 握 することがで き また 治 療 への 取 り 組 み 方 も 良 く 理 解 できるため 外 国 人 患 者 が 抱 える 異 国 の 医 療 機 関 で 治 療 を 受 けることへの 不 安 の 軽 減 にもつながるだ ろう 事 前 準 備 4 医 療 費 の 支 払 いに 関 する 確 認 準 備 20 ページでも 述 べた 通 り 医 療 機 関 が 海 外 から 外 国 人 患 者 の 受 入 れ を 行 う 際 もっともトラブルにつながりやすいのが 医 療 費 の 支 払 いに 関 する 問 題 である そのため 医 療 費 の 支 払 いについては 事 前 準 備 の 段 階 で 患 者 ときちんと 打 ち 合 わせておくことが 重 要 である なお 支 払 い 方 法 別 の 主 なトラブルやその 防 止 策 としては 表 Ⅳ.1 のようなことが 考 えられる 表 Ⅳ.1 支 払 いに 関 する 主 なトラブル 事 前 防 止 策 支 払 い 方 法 主 なトラブル 防 止 策 1. 現 金 払 い 患 者 に 支 払 い 能 力 が なく 未 収 金 が 発 生 してしまった 預 貯 金 の 残 高 証 明 書 のコピーの 提 出 を 求 める 事 前 コンサルテーションで 提 示 した 医 療 費 の 見 積 額 の 全 額 を 事 前 に 支 払 ってもら い 差 額 が 発 生 した 場 合 には 退 院 時 に 返 金 したり 追 加 で 支 払 ってもらったり する 事 前 コンサルテーションで 提 示 した 医 療 費 の 見 積 額 の 一 定 割 合 を 事 前 に 支 払 って もらい 残 りは 退 院 時 に 支 払 ってもらう 事 前 に 分 割 払 いの 計 画 を 立 てておく 2. 民 間 の 医 療 保 険 会 社 か ら 海 外 特 にアメリカの 民 間 医 療 保 険 会 社 保 険 会 社 事 前 許 可 (pre authorization) を 取 っていないため 支 払 うことはできない と 言 われてしまった では 治 療 や 手 術 を 行 う 際 には 緊 急 の 場 合 を 除 いて 事 前 許 可 を 必 要 とす るところが 多 い そのため このような 場 合 には 必 ず 事 前 許 可 を 取 って おく 保 険 会 社 から 提 供 した 治 療 や 手 術 処 方 薬 は 保 険 の 対 象 外 であるとして 支 払 いを 断 られた 保 険 の 種 類 や 患 者 の 支 払 っている 保 険 金 額 によって カバーされる 治 療 や 手 術 処 方 薬 の 範 囲 は 様 々である そのため 外 国 人 患 者 に 対 して 特 定 の 治 療 や 手 術 を 行 う 際 には 当 該 医 療 行 為 がカバーされ る 範 囲 内 であるかどうかあらかじめ 確 認 しておく 保 険 会 社 に 医 療 費 の 支 払 いを 請 求 したと ころ 在 院 日 数 が 長 すぎる 余 計 な 検 査 を 行 っている 等 と 様 々なクレームがつ けられ なかなかな か 医 療 費 を 支 払 って もらえなかった 海 外 の 医 療 保 険 会 社 の 中 には 事 前 に 許 可 やカバー 範 囲 の 確 認 をしていたとし ても 実 際 の 支 払 い 段 階 になって 細 か なクレームをつけてくるところが 少 なく ない そのため 医 療 機 関 としては ク レームがつけられて 戸 惑 うことがないよ うに 行 った 医 療 行 為 に 対 してはいつで もきちんと 説 明 ができるように 準 備 して おく 26 27

18 Ⅳ 来 院 前 の 事 前 準 備 患 者 に 自 己 負 担 分 を 請 求 したが お 金 が なくて 払 えないと 言 われてしまった 高 額 な 治 療 や 手 術 等 を 行 った 場 合 には 患 者 の 自 己 負 担 分 だけでも 大 きな 額 に なってしまう そのため 患 者 に 自 己 負 担 分 を 請 求 する 必 要 がある 場 合 には 現 金 払 い の 時 のように あらかじめ 預 貯 金 の 残 高 証 明 書 のコピーの 提 出 を 求 めた り 支 払 額 の 一 部 を 事 前 に 払 ってもらっ ておいたりするようにする 事 前 許 可 を 取 っ ていなかったため 保 険 会 社 から 支 払 わ られなかった 医 療 費 を 患 者 に 請 求 したと ころ 患 者 から 医 療 一 応 医 療 保 険 で 支 払 いを 行 うことに なっても 何 らかの 理 由 により 保 険 会 社 から 医 療 費 の 支 払 いが 行 われなかった 場 合 には 当 該 医 療 費 の 支 払 い 責 任 は 患 者 にあることを きちんとあらかじめ 患 者 に 伝 えておく 保 険 で 払 うつもりで あったため 現 金 の 余 裕 はないと 言 われ てしまった 3.クレジット カード 自 院 で 利 用 可 能 なク レジットカード 会 社 ではなかった 患 者 がクレジットカードで 医 療 費 の 支 払 いを 行 う 場 合 には 自 院 で 利 用 可 能 なク レジットカード 会 社 をあらかじめ 患 者 に 伝 えておく 医 療 費 が 患 者 のクレ ジットカード 上 限 利 用 額 を 超 えており あらかじめ 患 者 に クレジットカード の 上 限 利 用 限 度 額 を 確 認 してもらってお く 決 済 することができ なかった 4. 共 通 手 術 後 に 合 併 症 を 発 症 し その 検 査 や 治 療 のために 当 初 の 見 積 額 よりも 医 療 費 が 20% 以 上 高 くなっ てしまった そこで その 部 分 の 支 払 いを 患 者 に 求 めたとこ ろ そのような 話 は 聞 いていないといっ て 支 払 いを 拒 否 され た 事 前 コンサルテーションにおいて 医 療 費 の 見 積 書 を 患 者 に 渡 したり 来 院 前 に 医 療 費 の 最 終 確 認 を 行 ったりする 際 には 治 療 や 手 術 の 経 過 によっては 追 加 の 治 療 や 手 術 が 必 要 となり その 場 合 にはどれ くらいの 医 療 費 がかかるのかということ をきちんと 患 者 に 納 得 してもらっておく 合 併 症 の 治 療 等 当 初 予 定 していなかっ た 検 査 や 治 療 を 行 う 際 には 必 ず その 旨 を 患 者 に 伝 え 患 者 の 支 払 い 意 思 を 確 認 してから 当 該 検 査 や 治 療 を 行 うよう にする 事 前 準 備 5 ビザ 申 請 支 援 事 前 準 備 の 5 つ 目 としては 外 国 人 患 者 が 日 本 へ 入 国 するためにビザ が 必 要 な 場 合 に その 発 給 の 支 援 を 行 うことが 挙 げられる 従 来 ビザ が 必 要 な 外 国 人 が 日 本 で 健 診 サービスや 医 療 サービスを 受 けたい 場 合 に は 短 期 滞 在 ビザ を 利 用 していた しかし この 短 期 滞 在 ビザでは 原 則 として 1 回 しか 入 国 できなかったり 家 族 の 同 伴 が 認 められなかっ たりするなど いろいろな 面 で 不 便 な 点 が 多 く 患 者 からも 医 療 機 関 か らも 大 変 不 評 であった そこで 2010 年 6 月 に 発 表 された 新 成 長 戦 略 では 外 国 人 の 健 診 や 医 療 を 目 的 とした 来 日 を 促 進 するための 施 策 として 医 療 滞 在 ビザ を 創 設 することが 閣 議 決 定 され 2011 年 1 月 からは 医 療 滞 在 ビザ による 外 国 人 患 者 の 来 日 も 可 能 となっている 次 ページの 豆 知 識 3で 紹 介 している 通 り 医 療 滞 在 ビザ は 最 大 6 カ 月 続 けて 日 本 に 滞 在 できるようになったり 必 要 に 応 じて 家 族 や 付 き 添 いの 同 伴 も 認 められたりするなど 以 前 に 比 べて 非 常 に 便 利 なものと なっているが その 一 方 で このビザを 申 請 するには 特 定 の 登 録 身 元 保 証 機 関 を 介 在 させなければならないことになっている そのため 実 際 に 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 っている 医 療 機 関 の 中 には 登 録 身 元 保 証 機 関 を 介 在 させることによってかえって 患 者 との 連 絡 が 煩 雑 になり ま た 患 者 との 信 頼 関 係 も 弱 くなってしまう 恐 れがあるとして 医 療 滞 在 ビ ザ 創 設 後 も 引 き 続 き 短 期 滞 在 ビザによって 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 っ ているところもある このように 短 期 滞 在 ビザと 医 療 滞 在 ビザに 関 して は それぞれメリット デメリットが 挙 げられるので ビザが 必 要 な 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 う 際 には その 外 国 人 患 者 の 治 療 スケジュールや 個 別 事 情 に 照 らし 合 わせて どちらのビザがより 適 当 なのか 慎 重 に 見 極 めたうえで 申 請 支 援 を 行 うことが 望 ましいであろう なお 短 期 滞 在 ビザの 場 合 には 医 療 機 関 の 方 で 1 招 へい 理 由 書 2 身 元 保 証 書 3 滞 在 予 定 表 4 招 へい 機 関 に 関 する 資 料 等 の 準 備 が 求 められることになる 一 方 医 療 滞 在 ビザの 場 合 には 1 医 療 機 関 によ る 受 診 等 予 定 証 明 書 2( 数 次 にわたり 治 療 のため 来 日 する 必 要 がある 場 合 には) 治 療 予 定 表 等 の 準 備 が 求 められることになる 28 29

19 Ⅳ 来 院 前 の 事 前 準 備 豆 知 識 3 医 療 滞 在 ビザ 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 促 進 するための 施 策 の 一 環 として わが 国 で は 2010 年 12 月 に 医 療 滞 在 ビザ が 創 設 され 翌 月 の 2011 年 1 月 から 運 用 が 開 始 されている 以 下 の 表 Ⅳ.2 は この 医 療 滞 在 ビザ の 概 要 を 整 理 したものであるが この 表 からもわかる 通 り 医 療 滞 在 ビザでは 健 診 や 治 療 を 目 的 とした 外 国 人 患 者 の 長 期 滞 在 や 数 回 の 出 入 国 同 伴 者 の 同 行 等 を 認 めており 特 に 日 本 で 本 格 的 な 治 療 や 手 術 を 受 けることを 考 えている 外 国 人 患 者 にとっては 大 変 便 利 なものと なっている しかし その 一 方 で 本 文 の 中 でも 述 べた 通 り この 医 療 滞 在 ビザでは 登 録 身 元 保 証 機 関 を 置 くことが 義 務 付 けられている にもかかわらず 現 時 点 では その 登 録 身 元 保 証 機 関 の 数 が 非 常 に 限 られているなど 数 々の 問 題 も 抱 えている このように 医 療 滞 在 ビザ に 関 しては 創 設 されたばかりということもあり 実 際 に 軌 道 に 乗 る までにはもう 少 し 時 間 がかかるであろう そのため 医 療 機 関 の 方 で も この 医 療 滞 在 ビザに 関 しては 今 後 も 慎 重 にその 推 移 を 見 守 って いくことが 必 要 であろう 表 Ⅳ.2 医 療 滞 在 ビザの 概 要 項 目 内 容 1 受 入 れ 分 野 2 数 次 査 証 3 同 伴 者 同 じ 査 証 証 が 発 給 される なお 外 国 人 同 伴 者 は 外 国 人 患 者 等 の 身 の 回 りの 世 話 をするため に 訪 日 する 方 で 収 入 を 伴 う 事 業 を 運 営 し 又 は とは?と 報 酬 を 得 る 活 動 はできない 4 有 効 期 限 必 要 に 応 じ 3 年 外 国 人 患 者 等 の 病 態 等 を 踏 まえて 決 定 される 軌 道 に 乗 るまでにはもう 少 し 時 間 が 5 滞 在 期 間 最 大 6 カ 月 外 国 人 患 者 等 の 病 態 を 踏 まえて 決 定 滞 在 予 定 期 間 が 90 日 を 超 える 場 合 は 入 院 が 前 提 となる この 場 合 外 国 人 患 者 等 は 本 人 が 入 院 するこ ととなる 医 療 機 関 の 職 員 又 は 本 邦 に 居 住 する 本 人 の 親 族 を 通 じて 法 務 省 入 国 管 理 局 から 在 留 資 格 認 定 証 明 書 を 取 得 する 必 要 がある 医 療 機 関 における 治 療 行 為 だけではなく 人 間 ドック 健 康 診 断 から 温 泉 湯 治 等 の 療 養 まで 幅 広 い 分 野 を 含 む 必 要 に 応 じ 数 次 査 証 の 発 行 が 可 能 但 し 数 次 有 効 査 証 が 発 給 されるのは 1 回 の 滞 在 期 間 が 90 日 以 内 の 場 合 のみ 数 次 有 効 の 査 証 を 申 請 する 場 合 には 医 師 による 治 療 予 定 表 の 提 出 が 必 要 外 国 人 患 者 等 の 親 戚 だけではなく 親 戚 以 外 の 者 であっても 必 要 に 応 じ 同 伴 者 としての 同 行 が 可 能 同 伴 者 については 必 要 に 応 じ 外 国 人 患 者 等 6 申 請 手 続 き 7 申 請 提 出 書 類 日 本 の 医 療 機 関 で 受 診 等 を 希 望 する 外 国 人 患 者 等 は 登 録 された 身 元 保 証 機 関 ( 医 療 コーディネー ター 旅 行 会 社 等 )に 連 絡 して 受 診 等 のアレンジ を 依 頼 登 録 身 元 保 証 機 関 については 外 務 省 の 医 療 滞 在 ビザ 紹 介 ページにて 確 認 可 能 2011 年 3 月 31 日 現 在 登 録 されている 身 元 保 証 機 関 は 登 録 医 療 コーディネーターが 1 社 登 録 旅 行 会 社 が 2 社 の 計 3 社 のみ 1) 旅 券 2) 査 証 申 請 書 3) 写 真 4) 医 療 機 関 による 受 診 等 予 定 証 明 書 及 び 身 元 保 証 機 関 によ る 身 元 保 証 書 5) 一 定 の 経 済 力 を 有 することを 証 明 するもの( 銀 行 残 高 証 明 書 等 )6) 本 人 の 確 認 のための 書 類 7) 在 留 資 格 認 定 証 明 書 ( 入 院 で 90 日 を 超 えて 滞 在 の 必 要 がある 場 合 )8) 治 療 予 定 表 ( 数 次 にわたり 治 療 のための 訪 日 が 必 要 な 場 合 ) ( 出 典 : 外 務 省 HP 医 療 滞 在 ビザを 申 請 される 外 国 人 患 者 等 の 皆 様 へ を 基 に 筆 者 作 成 ) 30 31

20 Ⅳ 来 院 前 の 事 前 準 備 事 前 準 備 6 来 院 入 院 案 内 情 報 の 事 前 提 供 事 前 準 備 7 具 体 的 な 来 院 スケジュールの 最 終 確 認 一 口 に 病 院 や 入 院 といっても 病 院 内 での 過 ごし 方 は 国 によっ てかなり 異 なることが 少 なくない 例 えば ある 国 では 患 者 の 日 常 的 な 世 話 は 看 護 師 ではなく 家 族 や 付 き 添 いの 者 が 行 ったり また 別 の 国 では ベッドの 寝 具 は 患 者 が 持 参 するのが 基 本 となっていたりする そ のため 実 際 に 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 うと このような 病 院 内 での 慣 習 の 違 いが 外 国 人 患 者 や 現 場 のスタッフに 思 わぬ 戸 惑 いやトラブルを 引 き 起 こしてしまう 可 能 性 がある このような 戸 惑 いやトラブルを 防 止 するためにも 各 医 療 機 関 で 外 国 人 患 者 用 の 来 院 入 院 案 内 等 を 作 成 して 来 院 予 定 の 外 国 人 患 者 に は 事 前 に 渡 して 読 んでおいてもらうとよいだろう なお 来 院 入 院 案 内 で 説 明 しておくとよい 事 項 としては 以 下 のような 点 が 考 えられる ⑴ 来 院 入 院 中 の 注 意 事 項 院 内 入 院 中 に 守 ってもらいたい 注 意 事 項 ⑵ 入 院 時 の 案 内 1 来 院 後 の 窓 口 2 入 院 時 に 準 備 するもの 3 寝 具 持 参 の 有 無 等 ⑶ 入 院 生 活 に 関 する 案 内 1 部 屋 の 概 要 や 設 備 に 関 する 紹 介 2 食 事 に 関 する 紹 介 3 付 き 添 いに 関 する 条 件 や 情 報 4 携 帯 電 話 の 使 用 に 関 する 情 報 5 消 灯 時 間 や 外 出 の 際 のルールに 関 する 紹 介 6シーツ 交 換 や 洗 濯 に 関 する 情 報 7 入 浴 に 関 するもの 8 貴 重 品 の 管 理 に 関 する 情 報 9 面 会 に 関 する 情 報 等 ⑷ 病 院 に 関 する 情 報 1 病 院 の 概 要 2 院 内 施 設 の 案 内 3 院 内 マップ 4アクセスに 関 する 情 報 ⑸ 病 院 周 辺 の 情 報 ( 本 人 および 付 き 添 い 家 族 のため) 1 宿 泊 施 設 に 関 する 情 報 2スーパーやお 店 に 関 する 情 報 3 公 共 交 通 機 関 やタクシーに 関 する 情 報 4 周 辺 地 図 等 ⑹その 他 日 本 に 関 する 情 報 ( 気 候 通 貨 チップに 関 する 習 慣 電 圧 等 ) 等 前 述 した 来 院 日 の 打 ち 合 わせ 決 定 や 外 国 人 患 者 特 有 の 希 望 や ニーズの 把 握 のほか クリティカル パスの 作 成 医 療 費 の 支 払 いに 関 する 確 認 や 準 備 ビザ 取 得 支 援 来 院 入 院 に 関 する 情 報 の 事 前 提 供 等 の 準 備 が 無 事 終 了 すれば 外 国 人 患 者 の 受 入 れに 関 する 準 備 は 一 通 り 整 ったはずである そこで 最 後 にこれらの 内 容 を 踏 まえて 受 入 れが 決 まった 外 国 人 患 者 と 具 体 的 な 来 院 に 関 するスケジュールを 確 認 しておこう 例 えば 月 日 何 時 の 飛 行 機 で 到 着 して 病 院 から 迎 えの 車 を 出 すのか そ れとも 患 者 自 身 がタクシーや 公 共 交 通 機 関 を 利 用 して 来 院 してくるの かなどである また その 際 には 患 者 本 人 だけではなく 付 き 添 いの 家 族 がいる 場 合 には 付 添 い 家 族 のスケジュールについても ホテルの チェックインは 患 者 入 院 後 に 行 うのか 等 についてもあらかじめ 患 者 側 と 確 認 しておけば 当 日 混 乱 することはないだろう なお 外 国 人 患 者 の 受 入 れにあたって 外 部 の 医 療 コーディネーター や 通 訳 会 社 を 利 用 するのであれば それぞれの 役 割 や 責 任 の 範 囲 何 ら かのトラブルや 事 故 が 生 じた 際 の 対 応 方 法 等 について 細 かく 確 認 して おこう 32 33

21 Ⅴ 来 院 時 入 院 中 の 注 意 点 Ⅴ 来 院 時 入 院 中 の 注 意 点 1 受 付 入 院 手 続 き ⑴ 円 滑 な 受 付 海 外 から 長 時 間 の 移 動 を 経 て 来 院 してきた 外 国 人 患 者 にとって 煩 雑 な 受 付 は 肉 体 的 にも 精 神 的 にも 負 担 である そのため 来 院 時 の 受 付 は できるだけ 簡 単 で 分 かりやすいものが 望 ましい 例 えば 院 内 に 国 際 患 者 のための 専 用 の 窓 口 や 部 屋 があるのであれば そこで 受 付 を 行 うよう にするとよいだろう また 専 用 窓 口 がないのであれば 担 当 者 が 病 院 の 玄 関 まで 迎 えに 行 って 直 接 に 病 室 まで 案 内 し 病 室 内 で 受 付 を 行 うの でもよいだろう ⑵ オリエンテーション( 健 診 や 治 療 内 容 の 説 明 および 最 終 確 認 ) 受 付 が 終 了 したら 健 診 サービスの 場 合 は 健 診 の 流 れやスケジュー ルについて 担 当 者 から 説 明 しておこう 一 方 患 者 が 入 院 して 検 査 や 治 療 手 術 等 を 行 う 場 合 には まず 病 室 に 案 内 して 入 院 手 続 きを 済 ませる とともに 今 後 の 治 療 スケジュールや 治 療 内 容 について 患 者 に 最 終 確 認 を 取 っておこう なぜなら 事 前 準 備 の 段 階 で 患 者 に 治 療 内 容 や 治 療 スケジュールを 説 明 していたとしても それまでは や 電 話 越 しの 説 明 であったため 患 者 が 本 当 にその 内 容 を 理 解 できているのかどうか 定 かではないし ま た 最 後 に 連 絡 した 時 から 来 院 までの 間 に 患 者 の 要 望 や 考 えが 変 わって しまっているということも 十 分 考 えられるからである つまり この 段 階 で 行 う 健 診 や 治 療 内 容 等 の 説 明 は 単 に 患 者 の 利 便 性 を 考 えて 行 うと いうだけではなく これから 提 供 する 医 療 内 容 に 関 して 患 者 と 医 療 機 関 間 で 齟 齬 が 生 じていないか 最 終 確 認 するという 重 要 な 意 味 をも 持 ってい ることになる そのため 医 療 機 関 としては この 受 付 時 のオリエンテーションは 丁 寧 かつ 慎 重 に 行 うことが 必 要 であろう また 患 者 の 要 望 が 医 療 機 関 の 方 で 事 前 に 把 握 していたものと 異 なることが 判 明 した 場 合 には 速 やかに その 旨 を 担 当 医 や 関 係 部 署 に 知 らせて 治 療 方 針 や 治 療 スケジュールの 見 直 しが 必 要 かどうか 検 討 することが 必 要 である なお 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 積 極 的 に 行 っている 海 外 の 医 療 機 関 の 中 には このオリエンテーションの 段 階 で 医 療 機 関 の 受 入 れリスクを 最 小 限 にするため 各 種 の 患 者 の 権 限 放 棄 や 免 責 条 項 に 関 する 書 類 へのサ インを 要 求 するところもある ⑶ 院 内 施 設 や 院 内 マナーに 関 する 説 明 オリエンテーションでは 治 療 内 容 や 治 療 スケジュールだけではなく 院 内 施 設 や 院 内 マナーに 関 する 説 明 をしっかり 行 っておこう なぜなら 事 前 準 備 のところでも 触 れたが 一 口 に 病 院 といっても 国 によっ てその 設 備 や 過 ごし 方 マナーは 驚 くほど 異 なっている そのため 日 本 人 からみれば 当 然 と 思 っていることが 外 国 人 患 者 にとって 当 然 で ないこともしばしばである 例 えば 次 ページの CASE 4 で 日 本 人 の 感 覚 では 病 院 内 では 静 かに 過 ごすというのが 暗 黙 の 了 解 となっているが この 患 者 の 国 では 暗 黙 の 了 解 となっていなかったことから 結 果 的 に 周 りの 日 本 人 患 者 に 不 快 な 印 象 を 与 えることになってしまっている こうした 事 態 を 避 け るためにも オリエンテーションの 際 に 院 内 のマナーや 設 備 について も 外 国 人 患 者 が 理 解 納 得 できるまでしっかり 説 明 して 外 国 人 患 者 は もちろんのこと 周 りの 日 本 人 患 者 や 現 場 の 職 員 も 気 持 ちよく 過 ごせる ようにしていこう 34 35

22 Ⅴ 来 院 時 入 院 中 の 注 意 点 CASE 4 : 異 なる 病 院 マナー E 病 院 では 先 日 初 めて 地 元 の 旅 行 会 社 と 組 んで 海 外 から の 旅 行 客 6 名 に 対 する 人 間 ドック ツアーを 行 った 海 外 からの 旅 行 客 が 受 ける 人 間 ドックは 9 時 から 始 まる 半 日 コースで 同 時 間 帯 には 日 本 人 患 者 の 予 約 も 8 名 入 っていた 今 回 の 人 間 ドック ツアーには 通 訳 も 2 名 付 き 添 っていた その ため 言 葉 の 問 題 もほとんどなく 各 種 検 査 はいつもとほとんど 変 わらぬ 様 子 で 進 んでいた その 様 子 を 見 て 今 回 のツアーがうまく いくかどうか 心 配 していた F 院 長 もホッと 胸 をなでおろしていた ところが しばらくすると F 院 長 は 健 診 フロアの 待 合 室 がやたら 騒 がしいことに 気 付 いた 何 か 問 題 が 起 こったのかと 思 い 院 長 が 慌 てて 待 合 室 に 向 かうと そこでは 海 外 からの 観 光 客 が まるでそ こが 市 場 か 宴 会 場 かのように 互 いに 大 きな 声 で 話 をしたり 記 念 写 真 を 取 り 合 ったりしており 一 方 その 片 隅 では 日 本 人 患 者 がその 様 子 を 唖 然 とした 表 情 で 見 ていた F 院 長 はすぐに 通 訳 を 介 して 静 かにしてもらうようにお 願 いして 他 の 患 者 さんの 迷 惑 になるよ うな 写 真 撮 影 は 遠 慮 してもらいたいことを 伝 えた 後 日 E 病 院 では 今 回 の 人 間 ドック ツアーに 関 する 反 省 会 を 行 ったが そこでも 問 題 となったのが 待 合 室 の 騒 がしさや 写 真 撮 影 のマナーの 点 であった F 院 長 が 通 訳 者 に 確 認 してみると 今 回 の 観 光 客 の 出 身 国 では 病 院 で 静 かにするという 習 慣 はほとんどな く プライバシー 意 識 も 日 本 ほど 高 くないということであった そ こで E 病 院 では 次 回 の 人 間 ドック ツアーから 院 内 で 守 って もらいたい 病 院 マナーについても 事 前 に 文 書 で 説 明 することにし た 2 健 診 や 治 療 の 実 施 ⑴ 通 訳 通 訳 を 介 して 健 診 や 治 療 を 行 う 際 の 注 意 事 項 としては 以 下 の 点 が 挙 げ られる 1 通 訳 者 の 通 訳 能 力 が 診 察 の 場 面 や 治 療 内 容 の 説 明 を 行 うために 十 分 か 見 極 める 通 訳 を 介 して 健 診 や 治 療 を 行 う 際 は 医 師 や 看 護 師 等 医 療 機 関 の 職 員 が 言 ったことが 患 者 に 理 解 できるように 伝 わり また 患 者 の 述 べたことが 正 確 に 医 療 機 関 の 職 員 に 伝 わることが 大 切 である しかし 特 に 患 者 が 母 国 から 付 添 いを 兼 ねて 連 れてきた 通 訳 者 や 外 部 の 通 訳 会 社 から 派 遣 された 通 訳 者 の 中 には 医 学 用 語 や 臨 床 医 学 に 関 する 知 識 が 不 十 分 で 医 療 の 現 場 で 通 用 するだけの 能 力 を 備 えていない 場 合 も 少 なくない そのため 院 外 の 通 訳 者 を 介 して 健 診 や 治 療 を 行 う 際 には まず その 通 訳 者 の 通 訳 能 力 が 十 分 なものか 確 認 しておこう なお 当 然 のことながら 通 訳 者 の 能 力 が 日 常 会 話 の 通 訳 としては 十 分 であっ ても 診 察 の 場 面 や 治 療 内 容 の 説 明 を 行 うには 不 十 分 であると 判 断 した 場 合 には 直 ちに 他 の 通 訳 者 をお 願 いするようにしよう たと え 患 者 がわざわざ 連 れてきた 通 訳 者 だったとしても 誤 訳 や 不 十 分 な 通 訳 によって 一 番 困 るのは 患 者 自 身 であるため この 点 は 徹 底 す るようにしよう 2 医 療 者 の 方 でも 通 訳 者 が 通 訳 しやすいように 心 がける 通 訳 者 の 能 力 が 優 れていたとしても 医 療 者 が 早 口 で 話 したり 難 しい 専 門 用 語 を 羅 列 するようでは 通 訳 者 の 方 で 上 手 に 通 訳 する のは 難 しくなってしまう そのため 通 訳 を 介 して 健 診 や 治 療 を 行 う 際 には 医 療 者 の 方 でも ゆっくりしゃべる 専 門 用 語 はで きるだけ 避 け 平 易 な 言 葉 を 使 うようにする 文 書 は 短 く 切 って 話 す など 通 訳 者 が 通 訳 しやすいように 心 がけることが 大 切 であ る また 医 療 通 訳 で 最 も 難 しい 点 の 1 つは 日 本 で 使 われている 医 学 用 語 に 該 当 する 言 葉 がなかったり そのまま 通 訳 して 患 者 に 伝 え ても 一 般 に 普 及 している 言 葉 ではないため 患 者 が 理 解 できなかった りすることがあるということである 例 えば カンボジア 語 には 胃 潰 瘍 にあたる 言 葉 はないし また 外 反 母 趾 は 英 語 で hallux valgus というが hallux valgus と 言 われてすぐにピンとくるア メリカ 人 はそんなに 多 くない そのため このような 場 合 は 医 療 36 37

23 Ⅴ 来 院 時 入 院 中 の 注 意 点 通 訳 者 の 方 で 患 者 が 理 解 できるように 言 葉 を 選 んで 通 訳 すること になるが その 作 業 を 医 療 通 訳 者 にまかせっきりにするのではなく 医 療 者 側 でも 一 緒 に 説 明 や 表 現 の 仕 方 を 考 えるなど 協 力 して 臨 む ことが 大 切 である とも 十 分 考 えられる そのため 医 療 機 関 は そのような 場 合 に 対 し て オンコールで 対 応 するのか それとも 夜 間 でも 対 応 可 能 な 別 の 通 訳 会 社 に 通 訳 の 派 遣 を 依 頼 するのか 夜 間 緊 急 時 の 対 応 につ いてもきちんと 考 えておくことが 大 切 である 3 効 率 的 に 通 訳 を 行 うための 工 夫 を 考 える 実 際 に 医 療 通 訳 を 介 して 健 診 や 診 察 などを 行 ってみるとよくわか るが 通 訳 を 介 した 健 診 や 診 察 を 行 うと 通 常 の 2 4 倍 の 時 間 が かかってしまうため その 日 の 検 査 や 診 察 のスケジュールが 狂 って しまったり 他 の 患 者 の 待 ち 時 間 が 延 びてしまったりすることが 少 なくない このような 事 態 を 避 けるため 実 際 に 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 っ ている 医 療 機 関 では 診 察 前 に 担 当 者 もしくは 通 訳 者 が 患 者 のそ の 日 の 体 調 や 医 師 に 質 問 したいこと 等 をあらかじめ 聞 き 出 してメモ にまとめておき 医 師 はそれを 見 ながら 診 察 を 行 うなど 限 られた 診 察 時 間 を 効 率 的 に 使 うための 工 夫 をしているところが 少 なくな い このほかにも 外 国 人 患 者 の 受 入 れ 日 は 病 院 の 休 診 日 に 制 限 し たり 外 国 人 患 者 の 診 察 や 検 査 の 予 約 は 昼 休 み 時 間 や 診 察 時 間 の 最 後 に 入 れるようにするなどしているところもある いずれにせよ 医 療 機 関 としては 通 訳 を 介 した 外 国 人 患 者 の 検 査 や 診 察 には 時 間 がかかるということを 念 頭 において 他 の 日 本 人 患 者 の 予 約 時 間 に 食 い 込 んでしまったり 待 ち 時 間 が 延 びてしまっ たりしないようにするためにはどうしたらよいのか その 対 応 策 を しっかりと 考 えておこう 4 夜 間 緊 急 時 の 対 応 実 際 に 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 っている 医 療 機 関 の 話 を 聞 いてみ ると 院 内 の 職 員 が 医 療 通 訳 者 の 役 割 を 担 っている 場 合 でも 外 部 の 医 療 通 訳 会 社 や 医 療 コーディネーター 会 社 に 医 療 通 訳 者 の 派 遣 を 依 頼 している 場 合 でも 日 中 の 通 訳 者 に 関 してはどうにか 確 保 が 可 能 なものの 夜 間 の 通 訳 者 の 確 保 に 関 しては 苦 労 しているところが 多 いようである しかし 夜 間 に 患 者 の 容 体 が 急 変 して 通 訳 者 が 急 に 必 要 となるこ ⑵ インフォームド コンセント 外 国 人 患 者 に 対 して 検 査 や 治 療 を 行 う 際 彼 らから 最 も 出 てくる 不 満 の 一 つが 日 本 人 の 医 療 者 は 十 分 な 説 明 をしてくれない ということで ある これを 聞 くと 日 本 の 医 療 関 係 者 の 中 には 自 分 たちはきちんと インフォームド コンセントを 行 っていると 憤 慨 する 者 もいるかもしれ ないが これはインフォームド コンセントに 対 する 基 本 的 な 捉 え 方 が 日 本 人 と 外 国 人 では 異 なることから 生 じている 問 題 である すなわち 日 本 でインフォームド コンセントというと 多 くの 医 療 者 は 侵 襲 性 のある 医 療 行 為 を 行 う 際 に 当 該 医 療 行 為 の 内 容 やリスク 等 について 文 書 等 を 用 いて 説 明 し 患 者 に 承 諾 してもらった 証 拠 として 同 意 書 にサインをしてもらうことと 考 えているであろう しかし 例 えば 欧 米 人 の 場 合 医 療 は 契 約 という 意 識 が 強 いため インフォームド コンセントは 医 療 者 から 必 要 な 情 報 をもらい 自 分 で 医 療 方 針 を 決 定 するための 大 事 なプロセスと 捉 えるのが 一 般 的 であ る そのため 欧 米 人 の 患 者 は 自 分 が 納 得 するまで 徹 底 的 に 医 療 者 が 説 明 することを 要 求 し 自 分 がまだ 納 得 できていないにもかかわらず 不 十 分 だったり 一 方 的 な 説 明 だけで 同 意 書 にサインさせようとする 日 本 の 医 療 者 には 不 信 感 を 抱 いてしまうことが 少 なくない また アラブ 系 の 国 の 中 には 妻 に 対 して 医 療 行 為 を 行 う 際 には 夫 の 同 意 が 必 要 とし ているところもある このように 一 口 に インフォームド コンセント といっても 国 の 文 化 や 考 え 方 によって 大 きな 差 異 がある そのため インフォームド コンセントを 行 う 際 には 日 本 の 医 療 慣 習 通 りに 行 うのではなく その 外 国 人 患 者 の 出 身 国 の 文 化 や 考 え 方 にも 十 分 配 慮 を 示 すことが 大 切 であ る 言 うまでもなく 不 十 分 な 説 明 や 一 方 的 な 説 明 だけして 同 意 書 に サインを 求 めるのは 望 ましくないが やはりインフォームド コンセン トをきちんと 行 った 証 拠 は 文 書 で 残 しておく 必 要 がある なお 同 意 書 のフォーマットであるが 現 場 の 利 便 性 を 考 えれば 日 本 語 と 外 国 人 患 38 39

24 Ⅵ 受 診 終 了 後 者 の 出 身 国 の 言 語 の 2 カ 国 語 併 記 のものを 用 意 しておくとよいだろう ⑶ 外 国 人 患 者 の 環 境 や 文 化 を 反 映 した 療 養 指 導 外 国 人 患 者 の 背 景 や 文 化 等 に 対 する 配 慮 が 必 要 なのは インフォーム ド コンセントの 場 面 だけではない 医 療 指 導 などを 行 う 際 も 同 様 であ る 例 えば ある 病 院 では 人 間 ドックで 糖 尿 病 と 診 断 されたロシア 人 患 者 に 対 して 食 事 療 法 を 行 おうとしたものの ロシアでの 食 習 慣 がよく 分 からなかったために 具 体 的 な 食 事 指 導 が 行 えずに 終 わってしまった このように 特 に 糖 尿 病 などの 慢 性 疾 患 の 療 養 指 導 などでは 患 者 の 生 活 環 境 や 文 化 を 理 解 していないと 適 切 に 行 うことが 難 しいものも 少 なくな いだけに 外 国 人 患 者 に 療 養 指 導 を 行 う 際 には その 点 にも 十 分 留 意 し ておくようにしよう Ⅵ 受 診 終 了 後 1 退 院 後 帰 国 後 のフォローアップ 患 者 が 国 境 を 越 えて 医 療 を 受 ける 場 合 大 きな 課 題 の 一 つとなるのが ケアの 継 続 性 (Continuum of Care) に 関 する 問 題 である 日 本 では まだ 海 外 から 受 け 入 れている 外 国 人 患 者 の 数 そのものが 限 られているこ とから それほど 問 題 となっていないが 海 外 では 居 住 国 以 外 で 手 術 を 受 けた 患 者 が 帰 国 後 合 併 症 を 起 こして その 治 療 を 地 元 の 医 療 機 関 が 拒 んだり その 医 療 費 を 誰 が 負 担 するかでもめたりするケースが 多 数 報 告 されている そのため 最 近 では 海 外 の 医 療 機 関 で 治 療 や 手 術 を 受 け ることを 考 えている 患 者 の 間 ではもちろんのこと 海 外 の 民 間 医 療 保 険 会 社 や 斡 旋 事 業 者 の 間 でも 受 診 後 のフォローアップ 体 制 がしっかりし ているかどうかということが 医 療 機 関 選 択 の 重 要 な 判 断 基 準 の 1 つと なっているのが 現 状 である この 点 日 本 の 医 療 機 関 では もともと 患 者 の 退 院 時 には 退 院 計 画 等 を 立 てて 患 者 のフォローアップには 力 を 注 いできているが 外 国 人 患 者 の 場 合 には 日 本 人 患 者 と 同 じように 考 えられない 部 分 も 多 々 存 在 し てくる 例 えば 退 院 時 に 処 方 した 薬 剤 が 患 者 の 居 住 国 では 入 手 困 難 だっ たり 患 者 の 地 元 の 医 療 機 関 では 退 院 計 画 の 中 に 組 み 入 れていたリハビ リや 継 続 治 療 が 実 施 困 難 なことも 十 分 考 えられる そのため 退 院 計 画 等 を 立 案 する 際 には 患 者 の 居 住 国 の 医 療 レベルや 医 療 機 関 の 状 況 生 活 環 境 等 に 関 する 情 報 を 細 かく 収 集 して 実 行 性 のあるものにしていく ことが 重 要 である 2 関 連 書 類 や 診 療 データ 等 の 受 け 渡 し 患 者 が 一 度 帰 国 してしまうと 電 話 や 等 によるやり 取 りは 可 能 だとしても 書 類 の 受 け 渡 し 等 は 困 難 になってしまう そのため 患 者 が 希 望 する 書 類 や 診 療 データ ならびに 患 者 が 今 後 必 要 になると 考 えら 40 41

25 Ⅵ 受 診 終 了 後 れる 書 類 や 診 療 データ 等 の 類 は 患 者 の 帰 国 時 までにそろえて 渡 して おくことが 望 ましい なお 時 間 的 な 関 係 から 帰 国 時 に 渡 すことが 困 難 な 場 合 には どのような 方 法 で 渡 すことにするのか( 例 えば 郵 送 方 法 や 郵 送 時 期 等 ) 患 者 ときちんと 打 ち 合 わせておくことが 大 切 である 3 医 療 費 の 支 払 い 医 療 費 の 支 払 いについては 事 前 準 備 の 段 階 で 決 めておいた 方 法 で 行 う なお 医 療 費 の 支 払 いに 関 する 問 題 で 外 国 人 患 者 から 不 満 が 多 く 寄 せられているのが 医 療 費 の 内 訳 に 関 する 説 明 や 明 細 書 が 不 十 分 であ るということである また 外 国 人 患 者 の 中 には 入 院 中 に 他 の 入 院 患 者 等 からいろいろな 情 報 を 入 手 して 同 じ 病 気 で 入 院 している 国 内 の 患 者 は 円 なのに 自 分 はなぜ 円 も 高 いのか 等 の 質 問 をして くることもある 日 本 の 医 療 機 関 の 場 合 日 頃 医 療 費 の 価 格 そのものについて 説 明 を 求 められることがほとんどないため この 類 の 質 問 に 慣 れておらず 戸 惑 うことが 多 いようだが 外 国 人 患 者 の 場 合 には なぜこの 価 格 なのか それぞれの 検 査 や 治 療 の 価 格 はいくらなのか 細 かく 知 るのが 当 然 と 考 えている 場 合 も 少 なくないので 説 明 が 求 められた 場 合 には いつで もその 説 明 に 応 えられるようにしておくことも 大 切 である が 解 決 するだけであって 実 際 に 患 者 から 医 療 過 誤 訴 訟 が 提 起 された 場 合 国 内 の 患 者 と 海 外 の 患 者 で 医 療 機 関 の 責 任 に 差 異 があるのか 否 かと いった 点 についてはまだまだ 不 明 である また 斡 旋 事 業 者 を 介 した 場 合 の 医 療 機 関 と 斡 旋 事 業 者 の 責 任 の 問 題 や 帰 国 後 の 合 併 症 によって 患 者 が 死 亡 した 場 合 の 医 療 機 関 の 責 任 問 題 等 これまでほとんど 議 論 され てこなかった 問 題 も 今 後 起 こりうることと 考 えられる それだけに こ の 問 題 については 各 医 療 機 関 で 慎 重 にその 動 向 を 押 さえておくことが 必 要 であろう 4 医 療 訴 訟 対 策 外 国 人 患 者 の 受 入 れを 行 う 際 医 療 機 関 にとって 最 も 気 になる 問 題 の 一 つが 医 療 過 誤 訴 訟 対 策 をどのようにするべきか ということであろう 現 在 のところ いわゆる Medical Tourism に 関 する 国 際 法 上 の 規 則 は 定 まっておらず 医 療 過 誤 訴 訟 が 発 生 した 場 合 には 各 国 の 国 内 法 に 従 っ て 裁 判 が 行 われているのが 現 状 である そのため 外 国 人 患 者 の 受 入 れ を 積 極 的 に 行 っている 各 国 の 病 院 では 医 療 過 誤 訴 訟 対 策 の 一 環 として 患 者 に 対 して いわゆる 法 律 上 の 権 利 放 棄 書 (legal waiver) ( 訴 訟 を 起 こす 際 には 患 者 の 居 住 国 ではなく 治 療 を 行 った 国 で 提 起 するよう に 約 した 文 書 )へのサインを 要 求 しているところが 少 なくない しかし legal waiver を 用 意 したとしても これでは 裁 判 管 轄 の 問 題 42 43

26 平 成 22 年 度 厚 生 労 働 科 学 特 別 研 究 事 業 国 際 医 療 交 流 ( 外 国 人 患 者 の 受 入 れ)への 対 応 に 関 する 研 究 研 究 班 組 織 研 究 代 表 者 遠 藤 弘 良 東 京 女 子 医 科 大 学 国 際 環 境 熱 帯 医 学 講 座 教 授 分 担 研 究 者 金 谷 泰 宏 国 立 保 健 医 療 科 学 院 政 策 科 学 部 部 長 齋 藤 剛 財 団 法 人 日 本 医 療 機 能 評 価 機 構 評 価 事 業 部 部 長 研 究 協 力 者 (マニュアル 案 作 成 担 当 ) 岡 村 世 里 奈 国 際 医 療 福 祉 大 学 大 学 院 医 療 経 営 管 理 分 野 准 教 授 平 成 22 年 度 厚 生 労 働 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 厚 生 労 働 科 学 特 別 研 究 事 業 ) 国 際 医 療 交 流 ( 外 国 人 患 者 の 受 入 れ)への 対 応 に 関 する 研 究 外 国 人 患 者 受 入 れのための 病 院 用 マニュアル 案 発 行 日 : 平 成 23 年 3 月 編 集 発 行 : 国 際 医 療 交 流 ( 外 国 人 患 者 の 受 入 れ)への 対 応 に 関 する 研 究 研 究 代 表 者 遠 藤 弘 良 東 京 女 子 医 科 大 学 国 際 環 境 熱 帯 医 学 講 座 東 京 都 新 宿 区 河 田 町 8-1 Tel:( 代 表 ) (22611) Fax:

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