平 成 3(0) 年 度 博 士 学 位 申 請 論 文 清 代 地 方 政 治 官 僚 制 度 における 柔 構 造 大 阪 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 文 化 形 態 論 専 攻 東 洋 史 学 博 士 後 期 課 程 山 本 一

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1 Title 清 代 地 方 政 治 官 僚 制 度 における 柔 構 造 Author(s) 山 本, 一 Citation Issue Date Text Version ETD URL DOI Rights Osaka University

2 平 成 3(0) 年 度 博 士 学 位 申 請 論 文 清 代 地 方 政 治 官 僚 制 度 における 柔 構 造 大 阪 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 文 化 形 態 論 専 攻 東 洋 史 学 博 士 後 期 課 程 山 本 一

3 目 次 目 次 序 章 一 清 代 の 政 治 制 度 と 柔 構 造 二 清 代 政 治 制 度 史 における 問 題 点 : 清 国 行 政 法 の 金 科 玉 条 化 3 三 清 末 督 撫 専 権 の 理 解 4 四 各 章 の 構 成 5 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 7 一 はじめに: 清 代 の 官 僚 人 事 制 とその 実 態 7 二 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 選 任 規 定 と 地 方 官 ポストの 4 側 面 督 撫 による 地 方 官 選 任 規 定 の 形 成 過 程 () 管 轄 地 域 の 特 質 による 区 別 ()ポストの 重 要 度 による 区 別 4 (3) 選 任 方 法 による 地 方 官 ポストの 区 別 5 地 方 官 ポストの 4 つの 側 面 と 督 撫 選 任 の 条 件 6 三 督 撫 による 地 方 官 選 任 の 実 態 8 督 撫 による 規 定 外 の 地 方 官 選 任 の 濫 觴 8 規 定 外 の 地 方 官 の 選 任 事 例 0 3 選 任 方 法 の 変 更 要 請 6 4 規 定 外 の 規 定 の 制 定 9 四 結 語 : 督 撫 の 地 方 官 選 任 からみる 清 代 官 僚 制 度 の 柔 構 造 3 i

4 目 次 第 二 章 清 末 の 幕 僚 幕 府 と 地 方 政 治 張 之 洞 の 幕 僚 幕 府 を 中 心 に 34 一 関 心 の 所 在 と 問 題 意 識 : 幕 僚 と 幕 友 34 二 札 委 と 幕 僚 幕 府 : 張 之 洞 と 鄭 孝 胥 辜 鴻 銘 39 地 方 大 官 のもとに 集 まる 人 々 39 鄭 孝 胥 の 入 幕 40 3 張 之 洞 と 辜 鴻 銘 の 関 係 45 三 幕 僚 幕 府 からみる 清 末 地 方 政 治 50 地 方 大 官 による 人 材 確 保 50 清 末 の 幕 僚 と 地 方 政 治 56 四 おわりに 57 補 論 清 末 一 幕 僚 の 政 治 生 活 空 間 王 秉 恩 王 雪 澂 日 記 の 分 析 から 59 一 はじめに 59 二 王 秉 恩 と 王 雪 澂 日 記 59 三 王 秉 恩 の 政 治 生 活 空 間 64 貴 州 から 広 東 へ 64 広 州 で 王 秉 恩 に 下 された 札 とその 職 務 67 3 王 秉 恩 の 政 治 生 活 空 間 69 四 おわりに 7 ii

5 目 次 第 三 章 清 末 地 方 政 治 における 財 政 関 係 局 所 山 西 省 の 攤 捐 改 革 を 中 心 に 75 一 はじめに : 清 末 の 財 政 と 局 所 研 究 の 問 題 点 75 二 清 末 山 西 省 の 社 会 的 財 政 的 状 況 と 局 所 78 三 清 末 山 西 省 の 攤 捐 改 革 80 攤 捐 の 性 格 80 張 之 洞 以 前 の 攤 捐 改 革 案 8 3 張 之 洞 の 攤 捐 改 革 案 88 () 清 源 局 の 設 置 88 () 鉄 絹 局 の 設 置 94 (3) 籌 餉 局 による 攤 捐 補 填 財 源 の 確 保 96 (4) 張 之 洞 の 攤 捐 改 革 の 成 果 00 四 清 末 地 方 政 治 における 財 政 関 係 局 所 の 役 割 0 五 おわりに 03 終 章 05 一 各 章 の 結 論 05 二 清 代 地 方 政 治 官 僚 制 度 における 柔 構 造 07 参 考 文 献 目 録 09 iii

6 序 章 序 章 一 清 代 の 政 治 制 度 と 柔 構 造 政 治 の 様 々な 場 面 における 制 度 と 実 態 の 乖 離 これは 洋 の 東 西 時 代 の 古 今 を 問 わな い 普 遍 的 な 現 象 であろう 本 稿 は 清 代 中 国 の 地 方 政 治 官 僚 制 度 における 制 度 とその 実 態 を 柔 構 造 という 視 点 で 読 み 解 こうとする 試 みである 本 論 に 入 る 前 提 として 清 代 の 政 治 制 度 と 柔 構 造 清 代 政 治 制 度 史 研 究 における 問 題 点 清 末 督 撫 専 権 の 理 解 という 3 点 から 本 稿 が 目 指 すところを 示 していく 7 世 紀 前 半 に 北 東 アジア 地 域 から 起 こった 満 洲 族 王 朝 である 後 金 及 び 清 朝 は 満 洲 やモ ンゴルなどの 北 方 民 族 に 対 しては 遊 牧 国 家 らしくその 皇 帝 がハーン( 可 汗 )として 当 該 地 域 を 支 配 し 一 方 7 世 紀 中 葉 に 明 朝 を 瓦 解 させた 李 自 成 を 破 り いわゆるチャイナプロ パーを 統 治 するに 当 たっては 中 華 王 朝 的 皇 帝 として 君 臨 したことが 知 られている そし てチャイナプロパーにおける 政 治 制 度 については 基 本 的 に 明 朝 のそれを 踏 襲 しつつ 八 旗 制 や 満 漢 併 用 策 儲 位 密 建 ( 皇 太 子 を 擁 立 しない 策 ) 等 独 自 の 発 展 を 遂 げた[ 石 橋 000] つまりチャイナプロパーにおける 清 朝 の 統 治 システムは 前 近 代 中 国 封 建 的 中 央 集 権 王 朝 のもっとも 発 展 した 形 態 と 考 えられるのである 清 朝 が 山 海 関 を 越 えて 北 京 に 至 ったのは 644 年 であるが 日 本 では 603 年 に 徳 川 幕 府 が 開 かれ 日 本 の 統 治 システムの 整 備 を 堅 牢 にしつつあった その 後 両 政 権 はそれぞれの 歴 史 を 辿 る が 9 世 紀 後 半 に 目 を 向 けると 両 者 とも 00 年 以 上 継 続 した 統 治 のほころび と 西 洋 列 強 の 侵 出 に 対 応 せざるを 得 なくなった そして 幕 末 の 日 本 は 明 治 維 新 という 政 治 制 度 の 劇 的 な 変 革 によって 近 代 化 を 進 める 道 を 選 択 した 他 方 中 国 では 辛 亥 革 命 前 の 清 代 においても 洋 務 運 動 や 立 憲 君 主 制 への 試 行 錯 誤 といった 近 代 化 へ 向 けた 一 定 の 動 き がみられた つまり 日 本 は 旧 体 制 を 打 破 することで 近 代 化 を 成 し 遂 げたが 清 代 中 国 は 統 治 システム 内 に 近 代 化 を 含 む 新 たな 動 向 に 一 定 程 度 柔 軟 に 対 応 できる 構 造 を 備 えてい た という 仮 説 が 設 定 可 能 であろう アジア 諸 地 域 における 封 建 的 中 央 集 権 王 朝 が 柔 構 造 を 有 していたという 指 摘 は いくつ かの 先 行 研 究 でもなされている 鈴 木 董 氏 はオスマン 帝 国 の 統 治 体 制 について 強 靱 な 支 配 と 常 備 軍 による 中 央 集 権 制 と 民 族 も 宗 教 も 異 にする 多 種 多 様 な 人 々を ゆるやかに 一 つの 政 治 社 会 の 中 に 包 みこむ 統 合 と 共 存 のシステム とがあいまって 非 常 に 専 制 的 でありながら 同 時 に 非 常 に 柔 軟 性 をもつ 柔 らかい 専 制 であったとする[ 鈴 木 董 99 pp. -4] また オスマン 帝 国 の 社 会 には 非 世 襲 の 原 理 と 事 実 上 の 世 襲 が 併 存 していた つまり 開 放 性 と 閉 鎖 性 が 混 在 する 社 会 だったのである 閉 鎖 性 と 開 放 性 をもったさまざまな 道 が 共 存 し ていたこと 自 体 オスマン 帝 国 の 支 配 の 柔 軟 さのあらわれであった [ 鈴 木 董 99 p. 34] 6~8 世 紀 の 東 アジア 東 南 アジア 諸 地 域 の 比 較 史 に 関 しては[ 岸 本 998a]を 参 照

7 序 章 としている つまり 鈴 木 氏 は オスマン 帝 国 はその 制 度 と 社 会 の 両 方 に 柔 軟 な 構 造 を 有 し ていたのである と 指 摘 している また 岸 本 美 緒 氏 は 朝 鮮 日 本 東 南 アジア 島 嶼 部 などにおいては 6-7 世 紀 の 膨 張 流 動 化 の 動 きが 8 世 紀 には 停 止 し 一 種 の 固 い 構 成 をもつ 相 対 的 に 動 きの 少 ない 社 会 を 作 り 上 げていく という 印 象 がある それに 対 し 8 世 紀 の 中 国 やベトナム 南 部 の 社 会 経 済 はむしろ 流 動 的 で 拡 張 的 な 柔 らかいイメージを 与 える[ 岸 本 998a p. 59] と 概 観 し 特 に 中 国 に 関 しては 張 居 正 ( 明 末 の 中 央 高 官 執 筆 者 註 )によって 目 指 された 財 政 の 再 建 と 集 権 化 は 土 地 と 人 の 流 動 に 対 応 してそこから 効 率 的 に 税 を 吸 い 上 げる 柔 軟 な 財 政 システムを 指 向 していたのである こうした 柔 軟 なシステムを 通 じて 流 動 化 する 社 会 を 中 央 政 府 の 管 理 する 安 定 した 軌 道 の 上 に 載 せてゆこうとする 張 居 正 の 路 線 は 清 朝 にも 受 け 継 がれ 中 国 伝 統 社 会 の 特 質 ともいえる 集 権 的 でかつ 柔 らかい 体 制 の 一 側 面 を 形 成 していった[ 岸 本 998a p. 6] と 述 べ 明 清 期 の 中 国 の 社 会 経 済 が 流 動 的 拡 張 的 な 柔 らかいものであり それに 対 応 する 王 朝 の 財 政 制 度 も 必 然 的 に 柔 軟 なシステム を 指 向 したと 指 摘 する さらに 岸 本 氏 は 更 に 範 疇 を 拡 大 して 中 国 帝 政 時 代 の 社 会 のいわば 柔 構 造 的 な 性 格 を 指 摘 し 福 澤 諭 吉 の 言 を 借 りて 日 本 の 江 戸 時 代 の 身 分 的 固 定 制 を 指 摘 し それに 対 して 人 の 職 業 や 社 会 的 地 位 はその 人 の 出 自 ではなく 個 人 の 能 力 において 決 められるべきだという 考 え 方 は 中 国 の 人 々の 共 通 認 識 を 為 していたといってよ く 前 近 代 といえば 福 澤 諭 吉 のいわゆる 箱 のような 江 戸 時 代 の 身 分 制 社 会 が 自 然 に 思 い 浮 かぶ 日 本 人 にとって 出 自 による 職 業 規 制 をほとんどもたない 中 国 社 会 はきわめて 自 由 で 開 放 的 な 脱 身 分 制 社 会 との 見 方 を 提 示 し 旧 中 国 社 会 における 身 分 的 開 放 性 を 柔 構 造 と 捉 えている [ 尾 形 岸 本 998 pp. 8-3( 岸 本 執 筆 序 章 中 国 とは 何 か )] 以 上 氏 が 主 張 するのは 封 建 的 中 央 集 権 王 朝 の 社 会 経 済 制 度 が 停 滞 した ない しは 硬 直 的 な ものであるという 一 般 的 なイメージの 再 考 であろう 本 稿 で 扱 う 清 朝 は 伝 統 的 封 建 的 中 央 集 権 王 朝 と 理 解 されるが その 支 配 構 造 を 支 えたも ののひとつに 皇 帝 を 頂 点 とする 複 雑 かつ 堅 牢 な 官 僚 制 度 があったことは 論 を 待 たない 特 に 宋 代 (960-79)に 官 員 登 用 試 験 である 科 挙 が 整 備 されて 以 降 文 人 官 僚 は 基 本 的 に は 全 て 中 央 政 府 の 管 轄 下 に 置 かれ 任 地 の 中 央 地 方 を 問 わず その 任 命 権 は 皇 帝 ない しは 中 央 の 官 僚 人 事 担 当 部 署 ( 明 清 時 期 の 場 合 は 吏 部 )が 握 っていたという 理 解 が 一 般 的 である 清 朝 における 地 方 官 の 選 任 方 法 は 一 部 の 大 官 については 吏 部 が 数 人 の 候 補 者 を 選 抜 したうえで 皇 帝 が 最 終 的 人 選 を 行 う 形 をとっていたが それ 以 外 の 地 方 官 については 全 て 籤 引 きであった[ 傅 977] このような 官 僚 選 任 制 度 はドライで 硬 直 的 であると 捉 えることが 可 能 であろう しかし 本 稿 で 検 討 するように 明 末 に 起 源 をもち 清 代 前 期 から 顕 著 にみられる 督 撫 による 省 内 官 僚 の 人 員 配 置 の 実 態 はそのような 様 相 を 示 さない 督 撫 は 四 角 四 面 に 制 度 を 遵 守 するだ けではなく あるときは 規 定 を 越 えて 人 員 配 置 を 中 央 に 申 請 するなど 柔 軟 な 制 度 運 用 を

8 序 章 行 っていたのである 清 代 の 政 治 官 僚 制 度 の 柔 構 造 を 検 討 することにより 封 建 的 中 央 集 権 王 朝 のイメージをより 鮮 明 に 書 き 換 えることが 可 能 になると 思 われる 二 清 代 政 治 制 度 史 における 問 題 点 : 清 国 行 政 法 の 金 科 玉 条 化 近 年 清 朝 の 異 民 族 王 朝 としての 特 徴 を 明 らかにする 研 究 は 多 く 見 られるが 明 清 時 期 の 政 治 制 度 史 に 関 する 研 究 は 決 して 盛 んであるとは 言 えない また 明 清 研 究 の 他 の 分 野 に ついては 社 会 史 社 会 経 済 史 地 域 社 会 史 の 隆 盛 また 世 界 システム 論 やグローバルヒ ストリーを 利 用 しつつ 世 界 史 的 視 点 に 立 った 研 究 など 魅 力 的 な 歴 史 研 究 方 法 論 が 確 立 さ れている しかし 政 治 制 度 史 の 分 野 についていえば 古 典 としては[マックス ウェーバ ー 著 世 良 訳 960]が 封 建 中 国 の 官 僚 制 度 を 世 界 史 的 に 比 較 検 討 したが 少 なくとも 近 年 の 日 本 の 明 清 史 研 究 においては 魅 力 的 な 研 究 方 法 の 対 象 とはされず 研 究 の 蓄 積 があま りなされていない 政 治 制 度 史 研 究 が 空 洞 化 している 理 由 のひとつには 政 治 史 政 治 制 度 史 が 魅 力 的 な 研 究 対 象 では 無 いとされていることに 求 められようが もうひとつ 考 えられる 理 由 は 織 田 萬 編 清 国 行 政 法 ( 全 6 巻 大 安 )の 存 在 である 清 国 行 政 法 はまだ 清 朝 が 存 在 した 0 世 紀 初 頭 に 編 纂 が 始 まった 清 朝 の 諸 制 度 を 体 系 的 に 詳 述 した 書 物 であり 編 纂 後 約 00 年 を 経 た 現 在 にあっても 有 用 な 先 行 研 究 参 考 文 献 として 学 生 研 究 者 の 間 で 用 いられている 確 かに 清 国 行 政 法 は 非 常 に 優 れてお り 清 代 の 政 治 制 度 に 関 する 基 礎 的 事 項 については 最 も 詳 細 に 記 述 している ただ 執 筆 者 は 該 書 がいわば 金 科 玉 条 としての 扱 いを 受 けている 気 がしてならない 日 本 中 国 台 湾 の 諸 研 究 でも 清 国 行 政 法 を 追 補 こそすれ その 問 題 点 を 指 摘 して 越 えていこうと する 研 究 は 希 少 であるといえる 執 筆 者 の 考 える 清 国 行 政 法 の 問 題 点 それはまず 政 治 制 度 の 運 用 実 態 特 に 地 方 政 治 における 制 度 の 運 用 実 態 の 記 述 が 不 十 分 であること そして 清 代 末 期 (860 年 代 ~)の 政 治 制 度 の 実 態 を 記 した 部 分 が 希 薄 であることの 点 が 挙 げられる これらは 当 該 書 が 大 清 会 典 ( 清 朝 の 政 治 制 度 規 定 集 ) 等 を 主 たる 典 拠 として 編 纂 されていることに 起 因 するの であろう 清 国 行 政 法 が 語 らない 政 治 制 度 の 運 用 実 態 を 描 写 することは 無 味 乾 燥 で 複 雑 なだ けだと 思 われがちな 政 治 制 度 史 を 生 きた 制 度 として 研 究 することにほかならない こ のように 制 度 を 生 きたものとして 研 究 するという 視 点 は [ 大 野 00]や[ 伍 0]など に 見 られる 明 清 時 期 の 政 治 制 度 を 当 時 の 人 々がどのように 運 用 したのか そこには 当 時 の 人 々の 思 惑 と 社 会 の 状 況 が 反 映 されているだろう 本 稿 は 清 国 行 政 法 の 持 つ 問 題 中 国 大 陸 においては 清 国 行 政 法 汎 論 を 基 本 として 一 部 を 清 国 行 政 法 からおぎな いつつ 清 国 行 政 法 として 00 年 に 翻 訳 がなされた( 織 田 萬 撰 李 秀 清 王 沛 点 校 清 国 行 政 法 北 京 中 国 政 法 大 学 出 版 社 00) 3

9 序 章 点 を 解 消 し 清 代 の 政 治 制 度 の 運 用 実 態 の 一 端 を 解 明 しようと 試 みるものである 三 清 末 督 撫 専 権 の 理 解 0 世 紀 初 頭 中 国 最 後 の 中 央 専 制 王 朝 である 清 朝 が 辛 亥 革 命 によって 打 倒 され 中 華 民 国 が 建 国 された しかしその 国 内 政 治 状 況 に 目 を 向 けると 統 一 的 国 家 とは 到 底 いえるも のではなく 各 地 に 軍 閥 が 割 拠 抗 争 しており さながら 分 裂 国 家 の 様 相 を 呈 していた このような 状 況 は 中 華 民 国 建 国 以 後 に 突 如 出 現 したのではなく その 素 地 が 以 前 から 醸 成 されていた それは 清 朝 末 期 には 一 省 を 司 る 総 督 巡 撫 ( 督 撫 と 略 称 される)といった 地 方 大 官 が 省 内 における 権 力 権 限 を 増 長 させていたということを 意 味 する つまり 督 撫 が 管 轄 する 省 内 において 独 自 の 軍 隊 を 持 ったり 産 業 を 振 興 したりと 専 権 を 振 るうよ うになっていた この 清 末 督 撫 専 権 と 民 国 期 の 軍 閥 割 拠 とは 無 条 件 に 結 びつけられる ものではない 3 が 省 レベルの 地 方 勢 力 の 権 力 権 限 増 大 という 点 では 軌 を 一 にするもので ある この 清 末 督 撫 専 権 といわれる 政 治 状 況 について 従 来 は 軍 事 や 財 政 産 業 振 興 といった 側 面 4から 研 究 がなされていた 本 稿 では 従 来 の 財 政 史 的 視 点 からの 研 究 も 参 考 にして 検 討 を 加 えるが それとは 異 なる 人 事 的 アプローチでも 清 末 督 撫 専 権 の 側 面 を 検 討 する 清 末 の 督 撫 は 幕 僚 と 呼 ばれる 人 々を 自 らの 元 へ 個 人 的 に 集 めて 政 務 を 担 わせていた さら に 幕 僚 の 大 部 分 が 省 レベルに 新 設 された 局 所 と 総 称 される 部 署 へと 派 遣 任 命 さ れていた この 両 者 に 対 する 検 討 を 通 して 清 末 督 撫 専 権 の 一 端 を 解 明 したいと 考 える 本 稿 では 清 末 督 撫 の 代 表 として 張 之 洞 を 挙 げ 彼 の 施 策 等 に 検 討 を 加 える 張 之 洞 は 洋 務 運 動 後 半 期 の 地 方 大 官 として 知 られるが 日 本 においては 他 の 清 末 督 撫 ( 曾 国 藩 や 李 鴻 章 等 )に 比 べて 検 討 の 俎 上 に 載 せられることは 多 くなかった しかし[ 溝 口 983]は 後 期 洋 務 派 官 僚 の 代 表 として 張 之 洞 を 取 り 上 げ これまでの 近 代 中 国 研 究 が 歪 んで いたとする 刺 激 的 な 論 文 を 発 表 した まず 一 般 的 に 洋 務 派 官 僚 が 民 衆 運 動 を 弾 圧 したことにより 反 革 命 的 であると 評 価 されることについて 妄 信 的 な 迷 信 性 といった 民 衆 運 動 のマイナスの 側 面 を 指 摘 し これを 弾 圧 するのは 当 時 の 官 僚 として は 正 当 な 事 由 があったとした また 洋 務 派 官 僚 による 官 督 商 辨 式 の 洋 務 企 業 政 策 5に 関 して かつては 民 間 資 本 への 抑 圧 を 企 図 したとされたが 溝 口 氏 は 当 時 の 清 朝 の 劣 悪 な 経 3 軍 閥 割 拠 は 中 央 政 府 の 権 力 をめぐって 角 逐 して 地 方 に 割 拠 したが 督 撫 専 権 を 担 った 洋 務 派 地 方 大 官 は あくまでも 儒 教 国 家 の 権 威 と 権 力 の 体 系 にとどまることによって 政 治 権 力 を 保 有 していた よって 支 配 の 構 造 が 大 きく 異 なり 督 撫 専 権 と 軍 閥 割 拠 の 先 鋒 とみなす ことは 適 切 ではないとされる[ 岩 井 004 pp ] 4 [ 羅 939] [ 彭 947] [ 黒 田 994] [ 山 本 00a] [ 樊 003] [ 岩 井 004] 等 を 参 照 5 官 督 商 辨 式 の 洋 務 企 業 政 策 に 関 しては[ 鈴 木 智 夫 99] 等 を 参 照 4

10 序 章 済 状 況 下 で 外 国 資 本 の 企 業 や 輸 入 外 国 工 業 製 品 に 対 抗 するための 手 段 であったとした そして 洋 務 派 官 僚 の 外 交 政 策 について 従 来 の 売 国 的 投 降 買 弁 的 であるとの 評 価 に 対 して 対 外 的 に 一 定 の 主 体 性 と 抵 抗 の 姿 勢 をもち 外 国 に 対 峙 していたとした 中 華 人 民 共 和 国 の 大 躍 進 運 動 文 化 大 革 命 の 失 敗 を 知 った 日 本 において 溝 口 氏 の 論 文 が 与 えたインパクトは 大 きく 侃 々 諤 々の 議 論 6がなされたわけであるが 溝 口 氏 の 論 文 以 降 張 之 洞 の 政 治 施 策 を 論 じた 研 究 は 本 稿 第 三 章 で 引 用 した[ 山 本 995]の 差 徭 改 革 に 対 する 研 究 を 除 き それほど 多 くない 一 方 中 国 大 陸 ではかつては 封 建 王 朝 を 擁 護 し 革 命 民 衆 を 弾 圧 したことから 張 之 洞 をはじめとする 洋 務 派 官 僚 には 低 評 価 を 与 えられ 続 けて いた しかし 近 年 ( 特 に 改 革 開 放 以 降 )になって 張 之 洞 の 近 代 化 政 策 を 積 極 的 に 再 評 価 する 研 究 が 数 多 くなされている 7 本 稿 で 清 末 督 撫 の 代 表 として 張 之 洞 を 取 り 上 げ 彼 の 人 事 財 政 政 策 から 清 末 督 撫 専 権 の 特 徴 を 見 る 研 究 史 上 の 妥 当 性 は 以 上 のような 状 況 による 四 各 章 の 構 成 第 一 章 は 8 世 紀 前 半 の 清 代 中 国 で 確 立 した 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 制 度 とその 運 用 実 態 から 前 近 代 伝 統 的 封 建 王 朝 たる 清 朝 の 中 央 集 権 的 政 治 制 度 の 特 質 をみるものである 督 撫 による 地 方 官 選 任 に 関 して 日 本 国 内 で 全 面 的 に 取 り 扱 った 研 究 は 管 見 の 限 り 存 在 しない 中 国 台 湾 ではいくつかの 先 行 研 究 があり 督 撫 による 地 方 官 選 任 に 関 する 規 定 が 存 在 していたこと 明 らかにされている ただこういった 規 定 の 簡 明 な 整 理 がなされて おらず また 制 度 の 運 用 実 態 特 に 規 定 を 越 えた 事 例 については 未 だ 解 明 されていない のが 現 状 である まず 8 世 紀 前 半 における 督 撫 の 地 方 官 選 任 に 関 する 規 定 の 形 成 過 程 を 先 行 研 究 を 利 用 しながら 整 理 する その 中 で 清 代 の 地 方 官 ポストに 附 与 された 側 面 について さらに 督 撫 の 選 任 が 許 さるための 諸 条 件 について 確 認 する そして 台 湾 や 中 国 大 陸 から 出 版 された 明 清 時 期 の 档 案 ( 歴 史 公 文 書 )を 利 用 し 制 度 の 運 用 実 態 特 に 規 定 を 越 えるような 地 方 官 選 任 の 実 態 を 明 らかにし 一 般 的 な 中 央 集 権 型 王 朝 のイメージとは 異 なった 清 代 の 地 方 政 治 官 僚 制 度 の 具 体 的 様 相 を 提 示 したい 第 二 章 では 張 之 洞 の 幕 僚 幕 府 に 対 する 考 察 を 通 して 清 末 地 方 政 治 の 実 態 を 明 らか にする 明 清 時 期 の 地 方 官 は 幕 友 と 呼 ばれる 私 的 顧 問 を 招 聘 し 徴 税 裁 判 の 実 務 的 補 佐 を させていた 一 方 清 末 には 幕 僚 と 呼 ばれる 人 々が 督 撫 のもとに 集 められて 省 内 政 治 を 担 っていたことが 指 摘 されている ただ 幕 僚 という 語 は 幕 友 の 一 呼 称 として 捉 えられ 6 本 稿 ではこの 問 題 に 立 ち 入 らないが [ 久 保 田 985]を 皮 切 りに 様 々な 観 点 からの 反 論 コメントがなされている 7 [ 苑 秦 主 編 999] [ 皮 00] [ 陳 張 主 編 003] 等 を 参 照 5

11 序 章 てきた 傾 向 もあり その 実 態 には 検 討 の 余 地 がある 第 一 に 幕 友 と 幕 僚 との 差 異 をより 明 確 にしなければならない また 幕 友 のみならず 一 般 的 な 地 方 官 とも 比 較 しつつ 幕 僚 の 特 徴 を 様 々な 角 度 から 考 察 するべきである 第 二 に 局 所 と 総 称 される 部 署 が 清 末 に 多 く 新 設 されたことに 注 目 したい 咸 豊 年 間 太 平 天 国 以 後 (= 清 末 )の 幕 僚 の 増 加 と 局 所 の 多 設 は 同 時 進 行 的 であるが 両 者 の 間 に いかなる 関 係 性 を 見 いだせるか 以 上 点 をまとめると 張 之 洞 の 幕 僚 幕 府 に 対 する 考 察 を 通 して 清 末 という 時 代 的 社 会 的 状 況 下 の 地 方 政 治 の 実 態 を 明 らかにするということ になろう 補 論 では 前 章 で 詳 述 した 清 末 における 幕 僚 が 日 々どのように 職 務 に 従 事 し どのよう に 生 活 していたのかを 検 討 する 王 秉 恩 という 張 之 洞 の 一 幕 僚 を 例 とし どのような 政 治 生 活 空 間 において 活 動 していたのかを 分 析 し その 空 間 範 囲 の 意 味 するところと 張 之 洞 が 清 末 の 地 方 政 治 の 場 において 幕 僚 をどのように 扱 っていたのかについて 考 察 する 具 体 的 な 作 業 としては 未 刊 行 の 王 秉 恩 の 日 記 を 史 料 とし 広 東 において 彼 が 幕 僚 とし てどのような 職 務 をどこで 得 ていたのかをピックアップし さらに 職 務 を 得 た 部 署 への 訪 問 頻 度 を 整 理 し その 所 在 地 を 当 時 の 地 図 上 にプロットする これにより 清 末 地 方 政 治 における 幕 僚 の 役 割 の 一 端 を 考 察 する 第 三 章 では 攤 捐 と 呼 ばれる 陋 習 ( 地 方 官 が 養 廉 銀 から 省 政 府 へ 上 納 する 銀 両 )につ いて 張 之 洞 が 山 西 省 で 行 った 改 革 を 検 討 する 張 之 洞 は 省 レベルの 局 所 ( 主 に 財 政 を 扱 う 局 所 )を 設 立 利 用 して 攤 捐 改 革 を 行 った この 張 之 洞 の 攤 捐 改 革 を 題 材 に 清 末 地 方 政 治 において 局 所 が 果 たした 役 割 を 考 察 することを 目 的 とする 局 所 と 総 称 される 機 構 の 実 態 について 特 に 省 レベルの 局 所 が 清 末 地 方 政 治 においてど のような 役 割 を 果 たしたのかは 明 らかになっていない 部 分 も 多 い 督 撫 による 清 末 地 方 政 治 を 担 う 幕 僚 と 局 所 の 両 方 の 機 能 を 明 らかにすることにより より 明 確 な 清 末 地 方 政 治 の 柔 構 造 を 描 き 出 せると 考 えられる そして 本 稿 全 体 の 目 的 は チャイナプロパーでは 明 朝 の 制 度 を 発 展 的 に 踏 襲 した 清 代 の 地 方 政 治 官 僚 制 度 における 柔 構 造 を 解 明 するというところにある そしてこれは 清 末 の 近 代 化 を 含 む 新 たな 動 向 にある 程 度 柔 軟 に 対 応 できる 構 造 を 備 えるようになるのは いかなる 要 因 によるのかということを 清 代 中 国 の 統 治 システムのなかに 見 いだすことに つながる その 意 味 で 本 稿 は 明 清 時 期 を 通 じた 統 治 システムを 検 討 するという 時 代 的 長 期 性 および 東 アジア 地 域 の 前 近 代 から 近 代 への 移 行 に 関 する 比 較 史 的 空 間 性 にも 関 わる 議 論 となろう 6

12 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 一 はじめに: 清 代 の 官 僚 人 事 制 とその 実 態 前 近 代 伝 統 的 中 国 諸 王 朝 は 皇 帝 を 頂 点 とする 官 僚 制 を 権 力 基 盤 のひとつとした 中 央 集 権 型 王 朝 であったと 一 般 的 に 理 解 される 近 代 官 僚 制 研 究 の 嚆 矢 とされるマックス ウェ ーバーによれば 前 近 代 中 国 は 彼 のいう 合 法 的 支 配 伝 統 的 支 配 カリスマ 的 支 配 のうち 伝 統 的 支 配 に 分 類 され 中 央 集 権 的 官 僚 制 的 家 産 国 家 であると 世 界 史 上 に 位 置 づけられた[マックス ウェーバー 著 世 良 訳 960] 彼 のいう 近 代 官 僚 制 が 目 指 す 合 理 的 機 能 の 諸 要 件 のうち 官 僚 階 層 性 や 審 級 制 文 書 主 義 等 は 前 近 代 中 国 でも 見 られ ると 指 摘 されている[ 大 野 005] また[マートン 著 森 等 訳 96]の 提 示 する 近 代 官 僚 制 の 逆 機 能 ( 目 的 の 転 移 )のひとつである 繁 文 縟 礼 に 関 しても 北 京 の 故 宮 に 現 存 する 明 清 時 代 の 膨 大 な 上 奏 文 の 量 からして 該 当 することは 明 白 である ただ 本 章 は 0 世 紀 初 期 から 中 葉 にかけての 以 上 のような 研 究 が 前 近 代 中 国 に 該 当 するかを 論 じるわけでは なく 前 近 代 の 世 界 史 上 において 高 度 に 時 として 過 度 に 発 達 した 官 僚 制 を 基 盤 とする 清 朝 の 中 央 集 権 制 の 特 質 を 8 世 紀 前 半 に 確 立 した 地 方 官 の 選 任 制 度 とその 運 用 実 態 から 検 討 するものである 科 挙 が 整 備 された 宋 代 以 降 の 前 近 代 中 国 官 僚 制 では 科 挙 に 及 第 した 文 官 は 中 央 の 官 僚 人 事 担 当 部 署 ( 明 清 時 期 は 吏 部 )の 管 轄 下 に おかれ 明 清 時 期 では 彼 らの 任 官 は 中 央 地 方 を 問 わず 全 て 皇 帝 の 決 定 か 吏 部 の 籤 引 きによる 決 定 に 委 ねられたとされている 3 しかし 8 世 紀 前 半 の 清 代 中 国 における 総 督 巡 撫 ( 以 下 督 撫 と 略 記 )といった 地 方 大 官 が 中 央 へ 上 申 した 奏 摺 の 中 には 上 記 の 一 般 的 理 解 とは 異 なる 地 方 官 選 任 の 事 例 が 散 見 される 4 些 か 長 く なるが 乾 隆 十 六 年 十 二 月 四 日 (75 年 月 日 )の 閩 浙 総 督 と 浙 江 巡 撫 の 連 名 による 奏 摺 5をみてみよう 6 清 代 省 内 官 僚 関 係 図 マックス ウェーバーの 前 近 代 中 国 における 官 僚 制 については 大 野 晃 嗣 氏 が 明 代 の 観 政 制 度 ( 進 士 合 格 者 を 一 定 期 間 中 央 官 庁 に 見 習 いと 事 務 手 伝 いとして 派 遣 する 制 度 )と 共 に 簡 明 に 整 理 している[ 大 野 005] マックス ウェーバーの 理 論 では 前 近 代 中 国 官 僚 制 の 特 徴 を 説 明 できないことは[ 大 野 005]で 指 摘 されている 3 清 代 における 吏 部 の 選 任 については [ 傅 977] [ 艾 003 pp. 73-8( 第 二 章 文 官 之 任 用 )] 等 を 参 照 4 本 章 で 扱 う 清 代 地 方 官 制 の 概 略 は 本 文 中 に 図 示 した 清 代 省 内 官 僚 関 係 図 を 参 照 のこと 5 清 代 の 中 央 と 地 方 の 間 でやり 取 りされる 文 書 は 題 本 と 奏 摺 に 大 別 される 題 本 は 明 代 か 7

13 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 史 料 閩 浙 総 督 の 喀 爾 吉 善 と 浙 江 巡 撫 の 永 貴 が 上 奏 で 皇 帝 陛 下 の 上 諭 を 賜 りたく 存 じます との 事 で 謹 んで 上 奏 いたします 蕭 山 県 知 県 の 黄 鈺 は 在 任 中 に 病 没 しました 黄 鈺 の 病 没 については 現 在 別 に 題 本 で 報 告 しておりますが A 空 いた 蕭 山 県 知 県 の ポストは 衝 繁 難 の 3 項 目 が 該 当 する 要 缺 であり 例 ( 前 例 規 定 )には 在 外 調 補 であるとあります 布 政 使 葉 存 仁 と 按 察 使 徳 福 が 詳 しく 報 告 してきたと ころに 拠 りますと 葉 存 仁 と 徳 福 が 選 抜 したところ 天 台 県 知 県 の 楊 国 華 という 人 物 がおり 蕭 山 県 知 県 への 調 補 ( 調 = 同 等 ポストへの 異 動 補 =ポストへ 任 用 ) に 堪 えうるでしょう ただ 楊 国 華 は 歴 俸 未 満 ( 任 期 の 不 足 ) であり 規 定 に 合 ら 継 承 したもので 内 閣 などの 諸 部 門 を 経 て 皇 帝 に 送 られる 奏 摺 は 雍 正 期 から 重 要 視 さ れ 主 に 督 撫 が( 時 期 によっては 知 府 以 上 )が 皇 帝 に 直 接 提 出 する 文 書 である 一 般 に 題 本 はルーティンワークを 奏 摺 は 重 要 政 策 をそれぞれ 扱 い 時 代 が 降 るにつれて 奏 摺 の 意 味 合 いが 重 くなったと 理 解 されるが [ 黨 006]では 題 本 の 政 治 的 役 割 に 注 目 し その 重 要 性 が 再 確 認 されている 6 閩 浙 総 督 喀 爾 吉 善 奏 擬 調 補 知 県 人 員 請 旨 摺 乾 隆 十 六 年 十 二 月 四 日 (75 年 月 日 ) 国 立 故 宮 博 物 院 編 宮 中 档 乾 隆 朝 奏 摺 第 二 輯 p. 5( 台 北 国 立 故 宮 博 物 院 98) なお 訳 文 中 の は 執 筆 者 による 補 足 ( )は 説 明 を 表 す 閩 浙 総 督 臣 喀 爾 吉 善 浙 江 巡 撫 臣 永 貴 謹 奏 為 奏 明 請 旨 事 竊 照 蕭 山 県 知 県 黄 鈺 在 任 病 故 現 在 另 疏 題 報 外 所 遺 員 缺 係 A 衝 繁 難 三 項 相 兼 要 缺 例 応 在 外 調 補 臣 等 行 據 布 政 使 葉 存 仁 按 察 使 徳 福 詳 称 揀 選 得 天 台 県 知 県 楊 国 華 堪 以 調 補 但 歴 俸 未 満 與 例 不 符 応 請 照 例 声 明 具 奏 所 遺 天 台 県 知 県 員 缺 査 有 発 浙 委 用 知 県 萬 以 敦 堪 以 補 用 等 因 前 来 臣 等 査 楊 国 華 係 順 天 挙 人 加 捐 知 県 即 用 於 乾 隆 十 四 年 九 月 内 到 任 該 員 辦 事 勤 敏 奮 勉 向 上 堪 以 調 補 但 C- 歴 俸 未 満 三 年 與 例 不 符 惟 是 蕭 邑 為 浙 東 咽 喉 事 務 慇 繁 民 頑 難 治 且 現 在 災 務 緊 要 必 得 人 地 相 宜 之 員 以 資 料 理 通 省 知 県 内 或 本 属 要 缺 或 人 地 不 甚 相 宜 一 時 未 得 合 例 之 員 堪 以 調 補 理 合 恭 摺 具 奏 仰 懇 聖 恩 俯 准 以 楊 国 華 調 補 蕭 山 県 知 県 係 試 俸 未 満 之 員 応 於 調 任 内 接 算 前 俸 期 満 另 請 実 授 如 蒙 兪 允 所 遺 B 天 台 県 知 県 係 属 簡 缺 応 帰 部 選 但 査 有 発 浙 委 用 知 県 萬 以 敦 為 人 明 白 辦 事 勤 慎 委 査 災 務 亦 能 尽 心 辦 理 応 請 即 以 萬 以 敦 補 授 天 台 県 知 県 均 於 地 方 有 益 再 査 楊 国 華 係 対 品 調 補 萬 以 敦 係 発 浙 委 用 知 県 均 毋 庸 送 部 引 見 C- 至 楊 国 華 任 内 有 軍 犯 潘 功 流 犯 王 之 連 脱 逃 初 参 因 公 出 境 免 其 処 分 限 一 年 緝 拏 又 流 犯 張 希 武 脱 逃 限 満 無 獲 已 経 咨 参 未 准 部 覆 萬 以 敦 並 無 参 罰 案 件 合 併 陳 明 伏 祈 皇 上 睿 鑑 謹 奏 乾 隆 十 六 年 十 二 月 初 四 日 硃 批 : 該 部 速 議 具 奏 8

14 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 致 しません よって 規 定 通 り 上 奏 して この 選 任 について 請 願 すべきであります 空 いた 天 台 県 知 県 のポストは 調 べましたところ 発 浙 委 用 知 県 ( 中 央 吏 部 から 知 県 見 習 いをするために 浙 江 省 に 派 遣 されている 身 分 ) の 萬 以 敦 という 人 物 がおり 天 台 県 知 県 への 選 任 に 堪 えうるでしょう とありました 私 達 ( 督 撫 )が 調 査 したと ころ 楊 国 華 は 順 天 の 挙 人 で 捐 納 7によって 知 県 即 用 ( 所 属 する 省 内 の 知 県 ポスト に 空 きができれば 優 先 してポストにつくことができる 身 分 ) となり 乾 隆 十 四 年 (749) 九 月 に 天 台 県 知 県 に 着 任 しました 楊 国 華 は 職 務 態 度 は 勤 勉 で 政 務 に 奮 闘 して 能 力 は 進 歩 しているので 蕭 山 県 知 県 への 選 任 に 堪 えうるでしょ う ただ C- 任 期 が 3 年 未 満 であり 規 定 に 合 致 しません しかし 蕭 山 県 は 浙 江 省 東 部 の 要 所 であり 事 務 は 繁 雑 で 民 衆 は 固 陋 で 統 治 が 困 難 であります さらに 現 在 は 災 害 復 興 が 喫 緊 の 課 題 であり 必 ずや 適 材 適 所 の 人 員 を 配 置 して 処 理 させるべきであり ます 浙 江 省 の 知 県 のうち ある 者 はそもそも 要 缺 に 配 属 され またある 者 は 政 務 能 力 が 低 く 蕭 山 県 知 県 には 適 材 適 所 とならないので にわかには 例 に 合 致 する 人 員 を 選 任 することができません よって 謹 んで 楊 国 華 を 蕭 山 県 知 県 に 選 任 いたしま すことを 上 奏 し 皇 帝 陛 下 の 英 断 でご 許 可 いただけませんでしょうか 楊 国 華 は 見 習 いの 任 期 がまだ 残 っている 人 員 でありますので 異 動 前 の 残 りの 任 期 を 異 動 後 の 任 期 に 合 算 し 合 計 して 任 期 が 満 了 した 段 階 で 正 式 官 に 就 くことを 別 途 に 申 請 いた します もし 皇 帝 陛 下 の 裁 可 が 得 られましたら 空 いた B 天 台 県 知 県 のポストは 簡 缺 であって 部 選 ( 吏 部 の 選 任 ) に 帰 すべきであります ただ 調 べましたところ 発 浙 委 用 知 県 の 萬 以 敦 という 者 がおり 能 力 は 優 秀 で 政 務 には 誠 実 に 勤 めており 災 害 状 況 を 調 査 させたところ これもまた 誠 心 誠 意 に 処 理 しておりました よって 萬 以 敦 を 天 台 県 知 県 に 選 任 し 管 轄 地 方 にあまねく 有 益 をもたらすことを 申 請 いたし ます また 調 べましたところ 楊 国 華 は 品 級 と 同 等 のポストへの 選 任 で 萬 以 敦 は 発 浙 委 用 知 県 であるので どちらも 吏 部 に 送 って 皇 帝 陛 下 に 引 見 ( 面 会 )させる 必 要 はあ りません 8 C- 楊 国 華 についてはその 任 期 中 に 軍 の 犯 罪 者 の 潘 功 ならず 者 の 犯 罪 者 の 王 之 連 が 脱 走 した 事 件 がありました 初 めての 弾 劾 であり また 楊 国 華 はその 時 公 務 で 管 轄 範 囲 外 にいたので 処 分 を 一 年 間 の 再 逮 捕 に 減 免 されました またな らず 者 の 犯 罪 者 の 張 希 武 の 脱 走 については 期 限 内 に 再 逮 捕 できませんでした これ に 関 しては 既 に 咨 文 で 報 告 していますが まだ 吏 部 からの 返 答 はありません 萬 以 7 捐 納 とは 主 に 明 清 時 期 に 盛 んに 行 われた 売 官 売 位 制 度 である 詳 しくは[ 伍 0]を 参 照 8 引 見 とは 位 の 低 い 官 僚 が 中 央 の 官 僚 等 と 共 に 皇 帝 に 謁 見 することである 引 見 をさせるか どうかという 文 言 は 督 撫 が 地 方 官 を 選 任 する 上 奏 中 に 多 く 見 られる 引 見 が 必 要 なケー スは これから 就 任 するポストがその 官 員 の 現 在 の 品 級 より 高 い 場 合 に 多 い 9

15 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 敦 には 弾 劾 案 件 が 全 くありません 以 上 を あわせて 上 申 し 皇 帝 陛 下 のご 判 断 を 願 います 謹 んで 上 奏 いたします 乾 隆 十 六 年 二 月 初 四 日 (75 年 月 日 ) 硃 批 : 該 部 ( 吏 部 )は 速 やかに 討 議 し 上 奏 を 行 うようにせよ 浙 江 省 の 蕭 山 県 知 県 が 病 没 したことにより そのポストへ 布 政 使 按 察 使 が 選 抜 した 天 台 県 知 県 の 楊 国 華 の 選 任 を 督 撫 が 要 請 する( 下 線 部 ) さらに 上 記 人 事 で 生 じた 天 台 県 知 県 のポストには 発 浙 委 用 知 県 の 萬 以 敦 の 選 任 を 要 請 する( 下 線 部 ) このような 地 方 官 の 選 任 ( 図 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 の 例 参 照 )が 督 撫 の 奏 摺 によって 要 請 されている ことは 文 官 の 選 任 を 中 央 吏 部 が 一 手 に 担 うという 清 朝 の 中 央 集 権 的 官 僚 制 の 一 般 的 な 理 解 とは 一 線 を 画 す この 奏 摺 に 対 し 乾 隆 帝 は 吏 部 に 速 やかに 討 議 し 上 奏 を 行 うよう 硃 批 で 指 示 している また 地 方 志 の 記 述 から 蕭 山 県 知 県 は 翌 乾 隆 十 七 年 (75)から 楊 国 華 が 勤 めていることが 確 認 できる 9 天 台 県 知 県 のポストに 萬 以 敦 が 実 際 に 就 任 したかど うかは 史 料 からは 確 認 できないが 少 なくとも 蕭 山 県 知 県 への 楊 国 華 の 選 任 が 督 撫 によ って 要 請 されその 通 りに 人 員 配 置 されたことが 理 解 できよう このような 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 は 宮 中 档 雍 正 朝 奏 摺 や 宮 中 档 乾 隆 朝 奏 摺 中 に 多 数 見 られる 督 撫 の 選 任 弾 劾 案 件 簡 缺 部 選 歴 俸 未 満 弾 劾 案 件 衝 繁 難 要 缺 在 外 調 補 病 没 ここに 挙 げたような 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 を 歴 史 的 にどう 位 置 づけるかが 本 章 の 主 眼 であるが そのためには 奏 摺 中 にある 不 明 な 点 を 明 らかにしなければならない 以 下 に 3 点 に 分 類 して 明 らかにすべき 点 を 整 理 する 波 線 部 A: 蕭 山 県 知 県 の 衝 繁 難 三 項 要 缺 在 外 調 補 とは 何 か 波 線 部 B: 天 台 県 知 県 は 簡 缺 で 部 選 ( 吏 部 の 選 任 ) だが 督 撫 の 選 任 を 行 う 波 線 部 C- C-: 歴 俸 未 満 ( 任 期 の 不 足 ) や 参 罰 ( 弾 劾 ) 案 件 があるが 督 撫 が 選 任 を 行 う 9 彭 延 慶 修 民 国 蕭 山 県 志 稿 巻 十 二 上 官 師 表 葉 二 十 (935 年 鉛 印 本 影 印 中 国 地 方 志 集 成 浙 江 府 県 志 輯 上 海 上 海 書 店 993 p. 478) 0

16 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 上 記 3 点 について A は 督 撫 の 選 任 が 許 されるポストとはどういった 例 ( 前 例 規 定 ) で 定 められたポストであるか B と C は 例 に 合 致 しない 場 合 でも 督 撫 が 選 任 を 行 う ことは 常 見 されうるのか と 換 言 できる 前 掲 史 料 中 には 例 という 語 が 5 回 使 用 され ている 例 と 符 せず や 応 に 例 に 照 らして 声 明 し 具 奏 して 請 うべし などとあり 督 撫 による 地 方 官 選 任 に 関 する 規 定 が 存 在 していたことが 知 られよう こういった 規 定 がどの ように 形 成 され どのように 運 用 されていたのかという 実 態 は 未 だ 解 明 されていない 部 分 もあり また 簡 明 な 整 理 がなされていないのが 現 状 である 以 上 のような 清 代 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 について 日 本 国 内 では 管 見 の 限 り 主 だった 研 究 はなされていない 0 そもそも 近 年 の 日 本 では 明 清 時 代 の 官 僚 制 度 に 対 する 興 味 関 心 が 希 薄 であるように 思 われる その 理 由 のひとつは 清 国 行 政 法 が 金 科 玉 条 的 な 扱 いを 受 けていることに 求 められるのではないだろうか 該 書 が 清 代 の 政 治 制 度 を 知 る 上 で 非 常 に 優 れていることに 異 存 はない しかし 該 書 が 大 清 会 典 等 の 編 纂 史 料 を 主 たる 典 拠 として 作 成 されていることによって 政 治 制 度 の 運 用 実 態 特 に 地 方 政 治 制 度 の 運 用 実 態 の 記 述 が 不 十 分 であるという 感 は 否 めない その 具 体 例 は 最 後 に 述 べるが 台 湾 や 中 国 大 陸 から 明 清 期 の 政 治 の 場 で 実 際 に 用 いられていた 档 案 が 陸 続 と 出 版 され 閲 覧 可 能 であ る 現 在 従 来 の 研 究 では 分 からなかった 制 度 の 運 用 実 態 を 明 らかにすることが 可 能 とな ったのではないか 近 年 では 大 野 晃 嗣 氏 による 加 級 の 研 究 [ 大 野 00] や 伍 躍 氏 による 捐 納 の 研 究 [ 伍 0] 3 など 伝 統 中 国 の 制 度 を 生 きた ものとみる 動 きも ある では 生 きた 制 度 とは 具 体 的 にどのような 様 相 をもって 歴 史 的 に 顕 現 してくるの か これこそが 清 国 行 政 法 が 描 けなかった 制 度 の 運 用 実 態 であろう これに 対 して 中 国 大 陸 及 び 台 湾 では 督 撫 による 地 方 官 選 任 の 規 定 に 関 する 研 究 がなさ 0 ただ[ 近 藤 958 p. 4]では 後 述 する 分 発 委 署 試 用 人 員 に 関 して 現 地 採 用 主 義 であると 述 べている このことは 織 田 萬 等 清 国 行 政 法 ( 臨 時 台 湾 旧 慣 調 査 会 ) 巻 上 の 冒 頭 引 用 書 目 録 から 明 らかである 大 野 氏 によると 清 代 官 僚 の 肩 書 きにあらわれる 加 某 級 とは その 官 僚 のステータ スを 表 す 指 標 であり 官 僚 のインセンティブを 高 めた またこの 制 度 は 清 初 から 乾 隆 期 (8 世 紀 )にかけて 整 備 されるが 捐 納 によってあらかじめ 加 級 を 入 手 し 弾 劾 処 分 を 相 殺 する 手 段 へと 変 容 した さらに 伝 統 中 国 の 官 僚 制 度 における 対 処 療 法 的 な 国 家 の 対 応 には 当 時 の 人 々の 理 路 が 存 在 し 伝 統 中 国 の 官 僚 制 度 は 多 数 の 人 々と 多 様 な 欲 望 の 中 で 生 きた 強 靱 さを 維 持 し 続 け(p. 35) たとまとめられている 3 伍 氏 は 主 に 清 代 の 捐 納 ( 銀 銭 による 官 僚 資 格 等 の 購 入 )について 様 々な 政 治 制 度 と の 関 係 性 や 具 体 的 手 続 き 等 を 解 明 し 捐 納 が 社 会 にもたらした 影 響 と 役 割 を 社 会 移 動 の 手 段 科 挙 制 度 の 支 え 庶 民 性 とする そして 科 挙 や 捐 納 等 を 現 実 の 生 きた 制 度 と いう 観 点 (p. 44) から 積 極 的 に 評 価 している

17 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 れている 概 略 を 先 に 述 べるならば 主 に 8 世 紀 前 半 に 地 方 官 ポストに 対 して 幾 つかの 側 面 が 附 与 され どのようなポストに 対 して 督 撫 の 選 任 が 許 されるのかという 規 定 が 創 始 さ れた 先 行 研 究 では 当 該 規 定 形 成 の 過 程 と 結 果 が 述 べられるが 必 ずしも 簡 明 であると は 言 えない また 規 定 の 運 用 実 態 特 に 規 定 を 越 えた 督 撫 の 地 方 官 選 任 に 注 目 した 研 究 は 皆 無 である 以 上 のような 研 究 状 況 をふまえ 本 章 ではまず 二 で 8 世 紀 前 半 における 督 撫 の 地 方 官 選 任 に 関 する 規 定 の 形 成 過 程 を 先 行 研 究 を 利 用 しながら 整 理 する その 中 で 清 代 の 地 方 官 ポストに 附 与 された 側 面 について さらに 督 撫 の 選 任 が 許 さるための 諸 条 件 について 確 認 する そして 三 では 二 で 検 討 した 制 度 の 運 用 実 態 特 に 規 定 を 越 えるような 制 度 運 用 の 実 態 を 明 らかにし さらに 一 般 的 な 中 央 集 権 型 王 朝 のイメージとは 異 なった 清 代 の 地 方 政 治 官 僚 制 度 の 具 体 的 様 相 を 提 示 したい 二 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 選 任 規 定 と 地 方 官 ポストの4 側 面 督 撫 による 地 方 官 選 任 規 定 の 形 成 過 程 史 料 中 にあらわれる 例 ( 前 例 規 定 ) は 主 に 康 煕 雍 正 乾 隆 期 に 創 始 され た その 理 由 は 遠 方 の 省 では 欠 員 が 出 てから 後 任 の 官 僚 が 到 着 するまで 政 治 的 空 白 が 生 じること 吏 部 の 選 任 では 地 方 の 実 態 が 分 からず 適 材 適 所 の 人 員 配 置 ができないことに 求 められる[ 近 藤 958 pp ] [ 伍 0 pp ] では 具 体 的 にどのような 過 程 で 規 定 が 形 成 されていったのか それは 地 方 官 ポストを 区 別 するための 規 定 と 深 く 関 係 する よって 本 節 ではまず 地 方 官 ポストについて () 管 轄 地 域 の 特 質 による 区 別 () ポストの 重 要 度 による 区 別 という 点 を 整 理 し その 上 で(3) 選 任 方 法 による 区 別 を 明 らかにしたい ただこれらの 区 別 は それぞれ 個 別 に 規 定 が 作 られたのではなく ある 上 奏 や 皇 帝 の 裁 可 で 同 時 に 創 始 されたものも 多 く それらの 諸 要 素 を 整 理 しやすいよう 執 筆 者 が 分 別 したものである また 規 定 の 形 成 過 程 全 体 は 表 康 煕 ~ 乾 隆 時 期 にお ける 地 方 官 選 任 に 関 する 規 定 に 時 系 列 順 に 整 理 しており その 典 拠 も 示 してあるので 以 下 表 で 確 認 できる 個 々の 典 拠 については 省 略 することを 予 め 断 っておく () 管 轄 地 域 の 特 質 による 区 別 まずある 地 方 官 ポストについて その 地 方 官 の 管 轄 する 地 域 が 政 務 の 繁 雑 な 地 域 である のか またはどのような 政 務 が 重 要 であったのかを 区 別 するための 規 定 がどのように 形 成 されたのかを 整 理 する 時 期 は 少 し 古 くなるが 明 史 選 挙 志 三 から 明 代 の 官 僚 ポ ストに 繁 簡 の 区 別 があり もし 優 秀 な 官 僚 が 閑 職 に 凡 庸 な 官 僚 が 激 務 のポストにあっ た 場 合 は そのポストを 交 替 する 規 定 が 存 在 した つまり 明 代 から 同 等 のポストであっ ても 政 務 の 差 による 区 別 が 生 じていたと 考 えられる そしてチャイナプロパーにおいて 明 朝 の 政 治 制 度 を 継 承 した 清 朝 では 雍 正 六 年 (78)に 広 西 布 政 使 金 鉷 が 上 奏 を 行

18 第一章 8 世紀前半 督撫による地方官の選任 表 康煕 乾隆初期における地方官選任に関する規定 年 西暦 月 日 人物 組織 明代 隆慶 万暦年間 内容 田糧の多寡に応じて ポストの繁/簡を定め 互いにその官を交換して適材適所をはかる 調繁調簡の法 典拠 近藤958 p. 45 劉993 p. 78 両者とも 明史 選挙志三を参照 王007 p. 4 康煕 康煕 雲南/貴州/広西/四川のポストについて 代理させる人員を皇帝が 候補候撰知府同知通判知県 から選抜して 予め派遣 ポストに空きがで きれば その中から督撫が選抜 四川省の知府以下のポストは 総督の選抜とする 康煕 直隸省の保定/永平/河間に捕盗同知4名を置き 通州/盧溝橋/黄村/沙河に分駐させ 督撫の選抜とする 康煕 湖北/広東/貴州/四川の中の黎平/茶陵/東川/平越等の府/州/県は 苗族が多くいる地域に接しているので 督撫が選任 石渠余記 巻 紀守令 張009 p. 98 康煕 管河の官員は河道総督が選任 具体的な地名は不明 聖祖実録 巻44 張009 p. 98 康煕 直隸省の清苑/三河の知県は 督撫が現任の知県の中から選ぶ 雍正 会典 巻3 王007 p. 7 康煕 雲南省の元江/開化/広南/広西の4府にある 州県は烟瘴の地 南方の熱病蔓延の地 なので 督撫が雲南省内の州県官から選任 王007で は康煕三十七年 698 とする 康煕 康煕 康煕 39 康煕 5 康熙帝の硃批 4 吏科給仕中馬士芳の疏言に対 湖南/広西/貴州/四川の苗族居住区のポスト 黎平 貴州 /茶陵 湖南 /東川 雲南 /平越 貴州 等 は 省内の人員から督撫が選任 する 吏部の議覆 吏部 雍正 73 雍正 74 雍正 74 雍正 5 77 雍正 直隷巡撫 趙弘爕 伍0 pp 王007 p. 8 雍正 会典 巻3 王007 p. 7 聖祖実録 巻88 王007 p. 9 張009 p. 98 聖祖実録 巻95 王007 p. 8 広西省の苗族居住区のポストは 吏部の選任を停止し 督撫の推薦で選任する 王007 p. 8 貴州省の都匀/銅仁/黎平/威寧の4府 独山/大定/平遠/黔西の4州 永従県の文官は 巡撫が題本で貴州省内の人員を選任 聖祖実録 巻98 王007 p. 9 史料 河南省の祥符/栄沢/中牟/鄭州/蘭陽/儀封/後裁/商邱/考城/虞城/武陟/孟県/河内 3州県 山東省の徳州/東平/済寧/臨清/単県/滕県/嶧県/ 魚台/汶上/陽穀/恩県/曹県/鉅野 3州県 江南の山陽/江都/甘泉/高郵/邳州/宿遷/銅山/沛県/虹県/後裁/霊壁/泗州/盱眙 3州県 以上の 光緒 事例 巻63 沿河州県調補 知州/知県のポストは 現任の州県官から督撫が選任 劉993 p. 84 任期が3年になれば 督撫の推薦で昇進 7 吏部 雍正帝に対する答申 雲南/四川/貴州/広東/広西の遠方各省に 挙人を 試用人員 事務見習い として派遣し 優秀ならば督撫の 保題 題本による推薦 によっ 世宗実録 巻 て実職に就かせる 近藤958 pp 江南の太倉/常熟/崇明/華亭/上海/南匯/昭文/海州/泰州/通州 0州県 浙江省の仁和/海寧/海塩/平湖/鄞県/慈谿/奉化/鎮海/象山/定海/臨 光緒 事例 巻65 沿海州県調補 海/黄巌/寧海/永嘉/楽清/瑞安/平陽 7州県 山東省の諸城/掖県/昌邑/莱陽/文登/膠州/寧海州 7州県 広東省の東莞/香山/順德/新会/ 劉993 p. 84 新寧/帰善/潮陽/掲陽/饒平/澄海/海陽/陽江/電白 3州県 以上の知州/知県のポストは現任の州県官から督撫が選任 王007 pp 任期が3年になり 職務に問題がなければ 督撫の推薦で昇進 陝西省の赤金/靖逆/柳溝/安西/帰徳の直隷州知州のポストは 督撫が選任 光緒 事例 巻66 陝甘辺缺調補 任期が5年になり 職務に問題がなければ 督撫の推薦で昇進 劉993 p. 84 知州/知県のポストを督撫が 衝/繁/疲/難 によって性格付ける 3 雍正 7 79 雍正 雍正 雍正 雍正 雍正 乾隆 乾隆 4 9 広西布 政使 金鉷 9 吏 部 雍 正 六 年 の金 鉷 の 上 奏 に 対 す る 討 議 の結 果 8 湖南巡撫 趙弘恩 7 湖南巡撫 鍾保 四川総督黄廷桂 巡撫鄂昌 6 福建巡撫 趙国麟 739 乾隆 大 学 士 /九 卿 乾隆 6 75 乾隆 閩浙総督 喀爾吉善 3 飭禮総督 周元理 宮中档雍正 0 pp. 9-9 硃批諭旨 49 pp. 48a-49a 字句の異同あり 近藤958 pp 劉993 pp 劉 996 p. 5 広西省の太平府知府/左州知州/養利州知州/崇善県知県/思恩府知府/鎮安府知府/天保県知県/東蘭州知州/帰順州知州/百色同知/太平府 光緒 事例 巻67 広西煙瘴辺員調補 通判/寧明州知州/明江理土同知/西隆州知州/西林県知県/泗城府知府/淩雲県知県 7ポスト は 督撫が選任を行う際に 適当な人物がい 劉993 p. 84 なければ 督撫の上奏で3年任期を延長 道台/知府のポストは 請旨補授 皇帝の選任 旧例 世宗実録 巻3 沿海/沿河/苗疆にあるポストは 題補 題本で督撫が選任 旧例 近藤958 pp 劉993 pp 劉 衝/繁/疲/難 のうち3 4字を有する ポストは 督撫が属員から品級が合う者を選任 996 p. 5 0 文字のポストは 吏部の選任 史料3 史料5 註36 地方官選任規定改定のその他の事例 史料4 道台/知府のポストについて 衝/繁/疲/難 の3 4字のポストは 請旨缺 とし 字のポストは吏部の選任 乾隆 典拠 衝/繁/疲/難 のうち文字以上入るポスト 要缺 は督撫が現任の州県官の中から選任 無字のポスト 常缺といい 初任者を充てる は吏部 の選任 各省の知県以上の官員の一部は 題補 題本による 人事異動 を行う 題缺 題本で昇任させるポスト と 調缺 題本で同一品級に任命する ポスト があり 特別に 題缺 へ昇進させる 場合は吏部の審査と皇帝 の引見を経て決定 史料7 上諭で地方へ行く 督撫の題本で道台や知府になった官僚 試用人員はどんなポストであっても督撫の題補を許す 道 台 /知 府 /同 知 /通 判 /知 州 /知 県 の繁 /簡 を 再 度 督 撫 に報 告 によっ て 規 定 題缺 には任期5年以上勤めた者を 調缺 には任期3年以上勤めた者をそれぞれ任命 史料 史料6 宮中档雍正 国立故宮博物院編 宮中档雍正朝奏摺 台北 国立故宮博物院 硃批諭旨 雍正 硃批諭旨 光緒十三年 887 石印本 全60冊 世宗実録 清実録 世宗実録 北京 中華書局 985 高宗実録 清実録 高宗実録 北京 中華書局 986 雍正 会典 雍正 大清会典 近代中国史料叢刊 3編 台北文海出版社 994 光緒 事例 光緒 大清会典事例 北京 中華書局 99 雍正五年 77 以降における 各地方の題缺の詳細については 王007 pp, 6-43を参照 3 光緒 事例 巻6 衝繁疲難各項揀選調補 劉996 p. 5 近藤958 pp 近藤は乾隆 大清会典則例 八 吏部 遴選三を参照 光緒 事例 巻60 補用試用人員題缺 高宗実録 巻33 近藤958 pp. 48-5

19 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 い 各 省 の 督 撫 に 衝 繁 疲 難 4 という 文 字 を 用 いて 管 轄 省 内 の 各 州 県 の 政 務 の 特 質 を 報 告 させることを 提 議 した 衝 とは 交 通 の 要 所 を 繁 とは 政 務 が 繁 雑 であることを 疲 とは 税 糧 の 滞 納 が 多 いことを 難 とは 治 安 が 不 穏 であることをそれぞれ 意 味 し さらに 衝 繁 疲 難 のうちいくつに 該 当 するかを 0~4 字 の 合 計 6 通 りの 組 合 せによって 各 州 県 を 区 別 するようあわせて 提 議 した この 上 奏 の 内 容 に 雍 正 帝 は 深 く 感 心 し 吏 部 に 検 討 するよう 下 命 している 金 鉷 の 上 奏 を 受 けた 吏 部 の 覆 奏 及 び 雍 正 帝 の 裁 可 は 雍 正 九 年 (73)まで 待 たねばならないが この 内 容 については おおむね 金 鉷 の 内 容 通 り 裁 可 さ れている これ 以 降 衝 繁 疲 難 の 4 字 による 区 別 は 清 代 を 通 じて 使 用 されることと なった ただ 雍 正 年 間 の 督 撫 による 上 奏 中 には 衝 繁 疲 難 が 用 いられることはあまり なく 乾 隆 十 三 年 (748) 再 度 督 撫 に 道 台 知 府 同 知 通 判 知 州 知 県 のポストにつ いて 衝 繁 疲 難 を 報 告 させた 後 から 督 撫 の 地 方 官 選 任 に 関 する 上 奏 文 中 で 頻 出 する ようになる ()ポストの 重 要 度 による 区 別 ()で 検 討 した 衝 繁 疲 難 の 4 字 が 管 轄 地 域 の 特 質 を 表 すならば その 該 当 する 文 字 が 多 ければ 多 いほど 肝 要 かつ 政 務 の 煩 瑣 な 管 轄 地 域 であり そこを 治 める 地 方 官 ポ ストも 重 要 であると 理 解 される 雍 正 六 年 (78)の 金 鉷 の 上 奏 では 0 字 のポストを 常 缺 とし 文 字 以 上 は 要 缺 とすることを 提 議 した これに 対 する 雍 正 九 年 (73) の 吏 部 の 覆 奏 では 原 則 では 4 字 を 最 要 缺 3 字 を 要 缺 字 を 中 缺 字 を 簡 缺 と 定 めた この 吏 部 の 覆 奏 では 0 字 のポストの 扱 いは 分 からないが 乾 隆 年 間 には 0 字 のポストの 多 くは 簡 缺 に 分 類 されている 5 またこの 規 定 に 合 致 しない(4 字 のポ 4 真 水 氏 は 衝 繁 疲 難 の 清 代 中 国 全 土 における 地 域 偏 差 を 考 察 している[ 真 水 999a 999b 000] ただ 衝 繁 疲 難 と 関 わる 地 方 官 選 任 に 関 しての 言 及 は 無 い 5[ 劉 993 pp ]によれば 乾 隆 二 十 九 年 の 大 清 職 官 遷 除 全 書 では 0 字 の 知 府 の 全 7 ポストについて 最 要 缺 6 つ 要 缺 6 つ 簡 缺 5 つに 分 類 されてい る また 0 字 の 知 州 知 県 同 知 通 判 の 全 46 ポストについて 最 要 缺 4 つ 要 缺 38 つ 中 缺 8 つ 簡 缺 366 つに 分 類 されている つまり 0 字 のポストについて 知 州 知 県 同 知 通 判 は 88%が 簡 缺 に 知 府 でも 30%が 簡 缺 に 分 類 されている 知 府 は 比 較 的 上 位 の 地 方 官 ポストなので 0 字 であっても 要 缺 以 上 に 分 類 されるものが 多 かったの であろう 大 清 職 官 遷 除 全 書 とは 清 代 の 官 僚 ポストについて 衝 繁 疲 難 がいくつ 該 当 するか 重 要 度 は 何 に 該 当 するか そのポストに 就 いている 官 僚 はだれか 等 のデータを 集 めて 年 に 回 出 版 された 書 物 である 清 代 縉 紳 録 集 成 ( 清 華 大 学 図 書 館 科 技 史 曁 古 文 献 研 究 所 編 鄭 州 大 象 出 版 社 008)に 主 に 乾 隆 年 間 以 降 ( 最 古 は 雍 正 四 年 (76)) から 宣 統 年 間 までの 同 名 ないしは 同 内 容 の 書 物 ( 搢 紳 全 書 ( 文 官 ) 中 枢 備 覧 ( 武 官 )) 4

20 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 ストだが 要 缺 である 字 のポストだが 最 要 缺 である 等 ) 例 外 も 見 られるが おおむねこ の 原 則 に 沿 ってポストの 重 要 度 が 区 別 されている[ 劉 993 pp ] (3) 選 任 方 法 による 地 方 官 ポストの 区 別 衝 繁 疲 難 の 文 字 の 有 無 と 組 合 せで 地 方 官 ポストの 特 質 が 区 別 され その 文 字 数 で ポストの 重 要 度 が 区 別 された これが 督 撫 による 地 方 官 選 任 の 規 定 とどう 関 係 するのかを 確 認 しよう 督 撫 の 選 任 を 許 す 規 定 の 創 始 には 外 補 制 が 大 きく 関 係 している 外 補 制 とは 吏 部 の 選 任 によって 生 じる 問 題 の 解 消 つまり 遠 方 諸 省 の 官 僚 交 代 時 の 政 治 的 空 白 を 無 くすた め そして 現 地 の 状 況 を 知 る 督 撫 によって 適 材 適 所 の 人 員 配 置 を 行 うために 設 けられた 康 煕 六 年 (667)に 中 央 吏 部 で 地 方 官 ポストへの 任 用 を 待 つ 候 缺 官 員 から 0~30 人 を 選 んだうえで 遠 方 四 省 ( 雲 南 貴 州 広 西 四 川 )へと 備 遣 官 員 として 送 り ポストに 空 きがあれば 督 撫 がこれらの 人 員 をもってただちに 任 用 するという 方 法 を 康 煕 帝 が 提 案 した 吏 部 はこれを 受 けて 人 員 を 選 択 して 遠 方 四 省 に 送 った これによって 中 央 ではなく 地 方 で 地 方 官 ポストへの 任 命 を 待 機 する 在 外 候 補 官 の 雛 形 が 誕 生 し 地 域 限 定 的 ではあるが 督 撫 による 地 方 官 選 任 が 創 始 された さらに 雍 正 元 年 (73)には 試 用 人 員 ( 地 方 官 僚 事 務 見 習 )を 地 方 に 派 遣 し ポストに 空 きができれば まず 試 用 人 員 を 署 事 署 理 6( 代 理 )として 任 用 し その 結 果 成 績 優 秀 で 実 効 をあげた 者 は そのまま 督 撫 の 保 挙 題 請 ( 題 本 による 推 薦 上 奏 ) によって 実 官 を 与 えるとした[ 近 藤 958 pp ] [ 伍 0 pp. 99-0] 以 上 が 外 補 制 の 概 略 であり これは 督 撫 による 地 方 官 選 任 が 全 国 的 に 許 される 端 緒 となった また 雍 正 元 年 (73)には 黄 河 長 江 沿 いの 州 県 ポストは 督 撫 が 現 任 の 州 県 官 から 上 奏 で 選 任 するとの 規 定 ができている 表 にある ように これ 以 後 督 撫 による 地 方 官 選 任 はゆるやかな 拡 大 傾 向 にあったが 雍 正 九 年 (73) 以 前 は 全 国 の 府 州 庁 県 のポストのうち 督 撫 が 選 任 できるポストは 約 0% に 過 ぎなかった[ 劉 993 pp ] 次 いで 雍 正 六 年 (78)の 金 鉷 の 上 奏 で 知 州 知 県 のうち 衝 繁 疲 難 の 文 字 以 上 が 入 る 要 缺 は 督 撫 が 現 任 の 州 県 官 の 中 から 選 任 し それ 以 外 の 無 字 の 常 缺 は 吏 部 が 初 任 者 を 選 任 することを 提 議 した これに 対 する 雍 正 九 年 (73)の 吏 部 の 覆 奏 で は 道 台 知 府 は 旧 例 通 り 請 旨 補 授 7 とし 沿 海 沿 河 苗 疆 にあるポストは 旧 例 通 り 題 補 ( 題 本 で 督 撫 が 選 任 ) とし その 他 のポストについては 最 要 缺 と 要 缺 は 督 撫 が 属 員 から 品 級 が 合 う 者 を 選 任 し 中 缺 と 簡 缺 は 吏 部 の 選 任 とした おそらく 吏 部 は 金 鉷 が 収 録 されている 6 署 理 制 度 ( 代 理 制 度 )については [ 伍 0 pp ] 参 照 7 吏 部 が 北 京 にいる 候 補 官 から 数 名 を 選 抜 し その 中 から 皇 帝 が 任 命 する 選 任 方 法 である [ 張 009 pp ] 5

21 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 の 上 奏 内 容 では 知 州 知 県 任 命 に 関 する 督 撫 の 権 限 が 過 大 で 吏 部 の 権 限 が 過 小 であると 判 断 したのだろう さらに 乾 隆 元 年 (736)に 道 台 知 府 について 最 要 缺 と 要 缺 は 請 旨 缺 ( 皇 帝 の 選 任 ) 中 缺 と 簡 缺 は 吏 部 の 選 任 を 原 則 とするという 修 正 が 加 えられ これ が 定 例 化 する 以 上 ()から(3)で 分 かるように 督 撫 による 地 方 官 選 任 に 関 する 規 定 は 康 煕 年 間 から 定 められ 始 めたが 画 期 になったのは 雍 正 六 年 (78)の 金 鉷 の 上 奏 であった 金 鉷 は 衝 繁 疲 難 によって 管 轄 地 方 の 区 別 とその 文 字 の 組 合 せによって 重 要 度 を 示 し さ らに 上 記 4 文 字 のうち 文 字 以 上 に 該 当 する 地 域 の 全 ポストは 督 撫 の 選 任 によることを 提 議 した 雍 正 帝 は 吏 部 にこれを 審 議 するよう 命 じ その 回 答 の 覆 奏 が 雍 正 九 年 (73) になされた そこでは 旧 例 通 り 沿 海 沿 河 苗 疆 を 管 轄 する 地 域 のポストは 督 撫 の 選 任 とするほかは 金 鉷 の 衝 繁 疲 難 の 方 式 を 踏 襲 しつつ 4 字 に 該 当 する 最 要 缺 と 3 文 字 に 該 当 する 要 缺 のうち 道 台 と 知 府 は 請 旨 缺 ( 請 旨 補 授 ) とし 知 州 同 知 通 判 知 県 は 督 撫 の 選 任 とした それ 以 外 の 中 缺 ( 字 )と 簡 缺 ( 字 0 字 もこれに 該 当 すると 思 われる)は 吏 部 の 選 任 とした これを 整 理 したのが 下 掲 の 表 清 代 督 撫 による 地 方 官 ポストの 選 任 規 定 一 覧 である これから 明 らかなように 比 較 的 重 要 なポストが 督 撫 の 選 任 によるという 傾 向 が 分 かる ただし 全 体 からの 比 率 でいうと 時 代 は 若 干 下 るが 乾 隆 二 十 九 年 (764)において 督 撫 の 選 任 が 可 能 な 地 方 官 ポストは 全 体 の 30% 程 度 であった [ 張 009 pp ] 表 清 代 督 撫 による 地 方 官 ポストの 選 任 規 定 一 覧 沿 海 沿 河 苗 疆 最 要 缺 要 缺 中 缺 簡 缺 道 台 知 府 請 旨 補 授 吏 部 の 選 任 知 州 同 知 通 判 知 県 督 撫 の 選 任 督 撫 の 選 任 吏 部 の 選 任 地 方 官 ポストの 4 つの 側 面 と 督 撫 選 任 の 条 件 前 節 で 見 たように 清 代 の 地 方 官 ポストは 8 世 紀 前 半 に 創 始 された 規 定 により 3 つの 側 面 で 区 別 されていたことが 分 かった これに 地 域 ポスト 名 をあわせた 4 つの 側 面 によ って 清 代 の 地 方 官 ポストは 意 味 づけられていた つまり 地 方 官 ポストは 地 名 とポスト 名 管 轄 地 域 の 特 質 3ポストの 重 要 度 4 地 方 官 の 選 任 方 法 という 4 つの 側 面 を 持 つ と 整 理 できる 例 えば 史 料 波 線 部 A にある 蕭 山 県 知 県 というポストは 衝 繁 難 の 3 項 目 に 該 当 する 管 轄 地 域 で 3 要 缺 という 重 要 度 で 4 地 方 で 督 撫 が 選 任 する と 規 定 されていた ということになる( 下 掲 蕭 山 県 知 県 の4つの 側 面 参 照 ) これらの 諸 側 面 は 独 立 したものではなく 該 当 する 文 字 数 の 違 いで 重 要 度 も 異 なり それに 伴 っ て 選 任 方 法 も 変 わってくるというように 互 いに 有 機 的 に 連 動 しあって 地 方 官 ポストの 性 質 を 形 成 していた 6

22 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 さて 督 撫 の 地 方 官 選 任 に 関 しては 上 記 のポストに 関 わる 規 定 のほかに 選 任 される 地 方 官 に 関 する 規 定 条 件 も つ 存 在 していた ひとつは 歴 俸 ( 任 期 )を 満 たしているこ とである 乾 隆 十 三 年 (748)に 知 県 から 知 州 へといった 昇 進 人 事 の 場 合 は 現 任 ポスト で 5 年 の 任 期 を 同 級 ポストへの 異 動 の 場 合 は 3 年 の 任 期 を 勤 め 上 げていることが 必 要 で あると 定 められた[ 近 藤 958 p. 49 伍 0 pp ] 8 もうひとつは 参 罰 ( 弾 劾 ) 案 件 の 有 無 である 乾 隆 元 年 (736) 選 任 される 地 方 官 に 弾 劾 案 件 が 件 でもあれ ば 督 撫 の 選 任 は 不 可 と 規 定 された ただし 弾 劾 案 件 が 件 も 無 い 官 僚 を 探 すのは 至 難 であ ったため 乾 隆 中 期 に 0 件 以 内 であれば 督 撫 の 選 任 が 可 能 であると 緩 和 された[ 劉 996 p. 6] [ 伍 0 pp ] ( 二 )の 内 容 を 整 理 すると 以 下 のとおりである 8 世 紀 前 半 ( 特 に 雍 正 九 年 (73) から 乾 隆 初 期 ) 地 方 官 ポストに 関 する 規 定 の 基 礎 が 確 立 した その 中 で 地 方 官 ポストは 4 つの 側 面 ( 地 名 とポスト 名 管 轄 地 域 の 特 質 3ポストの 重 要 度 4 地 方 官 の 選 任 方 法 )から 定 義 され それぞれに 規 定 があてはめられ 有 機 的 に 連 動 して 地 方 官 ポストの 特 徴 を 形 成 していた そして 一 部 の 重 要 なポストは 督 撫 による 選 任 が 許 可 された 以 上 を もって 史 料 中 での 波 線 部 A の 疑 問 は 解 決 できる さらに 督 撫 による 選 任 が 許 されるための 規 定 は 以 下 の 3 点 であった 督 撫 の 選 任 が 許 されたポストであること 選 任 対 象 官 僚 の 任 期 が 満 たされていること 3 選 任 対 象 官 僚 に 弾 劾 案 件 がないこと( 後 に 0 件 以 内 に 緩 和 ) 史 料 中 の 波 線 部 のうち B で 明 らかにすべきとした 点 は 上 記 の 規 定 を C で 明 らかにすべきとした 点 は と 3 の 規 定 を 越 えて 督 撫 が 上 奏 で 地 方 官 の 選 任 を 行 っている つまり 規 定 は 規 定 として 存 在 しているが その 運 用 実 態 はまた 別 に 検 討 しな ければならないといえるだろう 当 時 の 現 実 問 題 として 政 治 制 度 と 実 態 の 乖 離 が 見 られる わけであるが 次 の 三 では 8 世 紀 前 半 の 督 撫 が 規 定 を 越 えて 地 方 官 を 選 任 していた 事 例 を 挙 げ 地 方 官 選 任 制 度 の 運 用 実 態 を 考 察 する 8 ただ 両 者 ともその 規 定 を 指 摘 するのみで 規 定 を 越 えた 制 度 の 運 用 については 言 及 して いない 7

23 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 三 督 撫 による 地 方 官 選 任 の 実 態 督 撫 による 規 定 外 の 地 方 官 選 任 の 濫 觴 まずは 督 撫 による 規 定 外 の 地 方 官 の 選 任 がいつごろから 行 われていたのかを 確 認 しよ う 現 在 執 筆 者 が 確 認 できる 範 囲 は 史 料 の 制 約 9により 康 煕 年 間 後 半 以 降 に 限 られる 以 下 管 見 の 限 りでは 最 も 早 い 事 例 である 康 煕 四 十 五 年 (706)の 奏 摺 をみてみよう 0 史 料 巡 撫 直 隷 等 処 地 方 管 轄 紫 荊 密 雲 等 関 隘 賛 理 軍 務 兼 理 糧 餉 都 察 院 右 副 都 御 史 加 柒 級 の 趙 弘 爕 が 上 奏 で 申 請 して 皇 帝 陛 下 のご 判 断 を 願 います とのことで 謹 んで 上 奏 いたします 河 間 府 知 府 の 白 為 璣 はすでに 上 諭 を 奉 じて 直 隸 省 の 通 求 道 に 昇 進 しております 空 いた 河 間 府 知 府 の ポストは 当 然 吏 部 の 選 任 を 待 つべきであり まして 本 来 ならば 私 はどうしてみだりに 奏 摺 で 上 奏 することがありましょう か ( 中 略 :ただ 河 間 府 は 災 害 が 多 く また 水 陸 の 要 所 であり 現 地 の 実 情 を 知 る 優 秀 な 人 物 を 選 抜 する 必 要 性 を 述 べる ) 9 執 筆 者 は 現 在 のところ 国 立 故 宮 博 物 院 編 宮 中 档 康 煕 朝 奏 摺 ( 台 北 国 立 故 宮 博 物 院 )しか 見 られていない 康 煕 朝 の 奏 摺 は 上 記 の 他 に 中 国 第 一 歴 史 档 案 館 編 康 煕 朝 漢 文 硃 批 奏 摺 彙 編 ( 北 京 档 案 出 版 社 )が 出 版 されている また 現 在 出 版 されている 清 代 の 上 奏 文 は 大 部 分 が 奏 摺 であり 題 本 の 多 くは 北 京 の 第 一 歴 史 档 案 館 に 所 蔵 されている 本 章 に 関 係 する 吏 部 題 本 は 該 館 にてマイクロフィルム 化 されて 閲 覧 可 能 であることを 確 認 している 0 巡 撫 直 隷 等 処 地 方 趙 弘 爕 奏 陳 揀 員 陞 補 河 間 知 府 摺 康 煕 四 十 五 年 十 月 二 十 九 日 (706 年 月 3 日 ) 宮 中 档 康 煕 朝 奏 摺 第 一 輯 pp 巡 撫 直 隷 等 処 地 方 管 轄 紫 荊 密 雲 等 関 隘 賛 理 軍 務 兼 理 糧 餉 都 察 院 右 副 都 御 史 加 柒 級 臣 趙 弘 爕 謹 奏 為 奏 請 聖 裁 事 切 照 河 間 府 知 府 白 為 璣 已 経 奉 旨 陛 補 通 求 道 所 遺 員 缺 自 応 候 部 銓 補 臣 又 何 敢 瀆 奏 ( 中 略 ) 今 臣 査 有 河 間 府 現 任 巡 捕 同 知 兼 管 管 河 同 知 兪 品 大 名 府 現 任 漳 河 同 知 李 玉 堂 皆 才 具 優 長 居 官 清 謹 今 年 委 伊 等 査 捕 蝗 蝻 実 心 任 事 頗 著 勤 労 兪 品 於 康 煕 肆 拾 参 年 前 任 撫 臣 李 光 地 題 授 兼 管 管 河 同 知 於 本 年 参 月 貳 拾 柒 日 到 任 計 両 年 零 柒 個 月 将 及 参 年 李 玉 堂 於 康 煕 肆 拾 貳 年 前 任 撫 臣 李 光 地 由 保 定 府 蒲 城 県 知 県 保 題 陞 授 漳 河 同 知 於 本 年 拾 壹 月 貳 拾 柒 日 到 任 已 及 参 年 又 査 有 古 北 口 管 駅 站 同 知 趙 弘 揆 由 河 間 府 慶 雲 県 知 県 於 康 煕 参 拾 捌 年 前 任 撫 臣 李 光 地 保 題 陞 補 本 年 柒 月 初 捌 日 到 任 在 任 年 久 辦 差 練 達 才 守 倶 好 若 以 此 参 員 内 将 壹 員 陞 補 河 間 府 知 府 一 切 地 方 事 宜 及 河 防 重 務 自 能 悉 心 料 理 其 於 民 生 河 道 大 有 裨 益 可 否 仰 邀 特 旨 陞 補 壹 員 臣 未 敢 擅 行 具 題 謹 具 摺 奏 請 聖 裁 伏 乞 睿 鑑 施 行 謹 具 奏 聞 康 煕 肆 拾 伍 年 拾 月 貳 拾 玖 日 8

24 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 今 私 が 調 べましたところ 現 在 河 間 府 の 巡 補 同 知 兼 管 管 河 同 知 である 兪 品 と 現 在 大 名 府 の 漳 河 同 知 である 李 玉 堂 がおります どちらも 才 能 は 豊 かで 清 廉 潔 白 であります 今 年 彼 らにイナゴの 調 査 捕 獲 を 委 任 しましたが 誠 意 を 持 って 事 に 当 たり 非 常 に 勤 勉 でありました 兪 品 は 康 煕 四 十 三 年 (704)に 前 任 の 直 隷 巡 撫 の 李 光 地 ( 康 煕 三 十 七 年 (698) 末 ~ 四 十 四 年 (705) 末 在 任 )の 題 授 ( 題 本 で 任 官 を 願 うこと) で 管 河 同 知 を 兼 務 するようになり その 年 の 三 月 二 十 七 日 (4 月 30 日 )に 着 任 してお り 任 期 は 年 7 ヶ 月 で もうすぐ 3 年 になります 李 玉 堂 は 康 煕 四 十 二 年 (703) に 前 任 の 直 隷 巡 撫 の 李 光 地 の 保 題 ( 題 本 による 推 薦 ) によって 保 定 府 蒲 城 県 知 県 から 漳 河 同 知 に 昇 進 しており その 年 の 十 一 月 二 十 七 日 (704 年 月 3 日 ) に 着 任 し 任 期 は すでに 3 年 を 経 過 しております また 調 べましたところ 古 北 口 管 駅 站 同 知 の 趙 弘 揆 がおります 趙 弘 揆 は 康 煕 三 十 八 年 (699)に 前 任 の 直 隷 巡 撫 の 李 光 地 の 保 題 で 河 間 府 慶 雲 県 知 県 から 古 北 口 管 駅 站 同 知 に 昇 進 し その 年 の 七 月 八 日 (8 月 3 日 )に 赴 任 しております 在 任 期 間 は 長 く 賦 役 の 徴 収 や 物 資 の 手 配 に 熟 達 しており 才 能 と 品 性 はともに 優 れております もしこの 3 人 の 中 から 人 を 選 んで 河 間 府 知 府 に 昇 進 させれば その 人 物 は 一 切 の 地 方 の 事 柄 と 黄 河 の 氾 濫 防 止 の 責 務 に 対 して 心 を 尽 くして 処 理 できる 者 なので 民 生 と 黄 河 の 治 水 に 大 いに 利 益 があるでしょう 以 上 について 上 諭 を 頂 きたく 皇 帝 陛 下 の 決 定 がなされるまで 私 は 独 断 で 題 本 を 書 いて 人 を 昇 進 させる 上 奏 は いたしません 謹 んで 奏 摺 で 皇 帝 陛 下 のご 判 断 を 申 請 し 3 人 の 中 からの 選 任 を 実 施 していただきますようお 願 いいたします 謹 んで 上 奏 いたします 康 煕 四 十 五 年 十 月 二 十 九 日 (706 年 月 3 日 ) 直 隷 巡 撫 が 河 間 知 府 のポストについて 本 来 は 自 ら 応 に 部 の 銓 補 を 候 つべし と 吏 部 の 選 任 によるとしながらも 河 間 府 が 重 要 な 地 域 であるので 3 人 の 現 任 官 僚 を 推 薦 し 皇 帝 に 人 を 選 んでもらうよう 奏 摺 で 要 請 している 最 終 的 人 選 を 皇 帝 に 委 ねており 完 全 な 督 撫 の 選 任 とは 言 えないが 元 来 は 吏 部 の 選 任 であるポストの 官 僚 を 督 撫 が 選 抜 し て 皇 帝 の 判 断 によって 任 命 を 行 っているといえよう また 波 線 部 にこの 内 容 の 上 奏 は 題 本 ではなく 奏 摺 を 使 用 するとある 換 言 すれば 康 煕 年 間 における 一 般 的 な 督 撫 の 選 任 は 題 本 で 行 われており 規 定 外 の 選 任 を 行 う 場 合 に 奏 摺 を 使 用 していたと 考 えられる さ らに 波 線 部 で 3 年 の 任 期 に 言 及 しており 昇 進 人 事 に 関 する 任 期 の 規 定 が 康 煕 年 間 後 半 にも 存 在 したことがうかがえる つまり 康 煕 年 間 後 半 には 少 なくとも 選 任 対 象 官 僚 の 任 期 に 関 する 規 定 (3 年 で 昇 進 が 可 能 )があり また 地 方 官 の 選 任 は 吏 部 が 行 うという 規 定 を 越 えて 督 撫 が 皇 帝 に 選 択 権 を 委 ねる 形 で 選 任 を 行 っており その 場 合 は 奏 摺 を 使 用 して 皇 帝 の 裁 可 を 要 請 していた この 奏 摺 の 結 果 誰 が 河 間 府 知 府 に 任 命 されたのかは 史 料 がないため 確 認 しえない 9

25 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 と 考 えられる 雍 正 乾 隆 年 間 になると 上 記 のような 皇 帝 に 選 択 の 余 地 を 残 す 形 での 選 任 ではなく 史 料 の 様 に 督 撫 が 奏 摺 で 官 僚 の 人 員 配 置 を 要 請 するようになるのである 規 定 外 の 地 方 官 の 選 任 事 例 本 節 では 督 撫 の 選 任 に 関 する ~ 3 規 定 の 基 礎 が 確 立 した 雍 正 九 年 (73) 以 降 において その 規 定 の 運 用 実 態 を 確 認 する まずは 雍 正 十 一 年 一 月 十 八 日 (733 年 3 月 3 日 )の 湖 広 総 督 と 湖 南 巡 撫 の 連 名 による 奏 摺 から 湖 南 省 内 における 知 府 等 の 選 任 の 事 例 を 見 てみよう 史 料 3 湖 広 総 督 の 邁 柱 湖 南 巡 撫 の 趙 弘 恩 が 皇 帝 陛 下 の 上 諭 を 賜 りたく 存 じます との 事 で 謹 んで 上 奏 いたします 常 徳 府 知 府 の 王 葉 滋 について 現 在 既 に 私 達 が 題 本 で 辰 永 靖 道 に 選 任 いたしました 空 いた 常 徳 府 知 府 のポストは 題 本 による 督 撫 の 選 任 が 規 定 で 定 められてはおりませんが ただ 常 徳 府 は 湖 北 省 の 南 北 の 要 所 かつ 雲 南 貴 州 への 重 要 なルートであり 商 人 や 民 衆 が 夥 しく 政 務 は 繁 雑 でありますので 衝 繁 難 の 3 項 目 に 該 当 しており よって 強 壮 かつ 勤 勉 で 熟 練 した 人 員 でなければ そ の 任 に 堪 えません 調 べましたところ 永 順 府 同 知 の 張 廷 慶 という 人 物 がおり 彼 は 才 能 と 頭 脳 は 優 秀 で かつて 湖 北 省 の 江 夏 県 に 選 任 されました 江 夏 県 は 湖 北 省 の 附 郭 の 県 ( 県 衙 門 と 上 級 行 政 区 の 衙 門 が 同 居 する 城 市 )でありますが 張 廷 慶 の 処 理 は 余 裕 のあるものでした 張 廷 慶 の 現 在 の 任 地 である 永 順 府 は 苗 族 の 居 住 す る 地 域 でありますが その 施 策 は 実 に 適 切 であります もし 張 廷 慶 を 常 徳 府 知 府 に 選 任 すれば まことに 適 材 適 所 と 言 えましょう 永 順 府 同 知 のポストについて 3 湖 南 巡 撫 趙 弘 恩 奏 請 張 廷 慶 補 常 徳 知 府 摺 雍 正 十 一 年 一 月 十 八 日 (733 年 3 月 3 日 ) 国 立 故 宮 博 物 院 編 宮 中 档 雍 正 朝 奏 摺 ( 国 立 故 宮 博 物 院 印 行 ) 第 二 十 一 輯 pp. 6-6 湖 広 総 督 臣 邁 柱 湖 南 巡 撫 臣 趙 弘 恩 謹 奏 為 請 旨 事 竊 査 常 徳 府 知 府 王 葉 滋 現 経 臣 等 題 補 辰 永 靖 道 其 所 遺 常 徳 府 知 府 員 缺 不 在 題 補 之 例 但 常 郡 為 楚 省 南 北 咽 喉 滇 黔 要 路 商 民 繁 庶 政 務 紛 紜 係 衝 繁 難 三 項 相 兼 非 強 幹 勤 練 之 員 未 足 勝 任 査 有 永 順 府 同 知 張 廷 慶 才 猷 敏 練 昔 任 湖 北 江 夏 県 省 会 首 邑 辦 理 裕 如 現 任 永 順 苗 疆 地 方 尤 見 措 置 得 当 若 補 授 常 徳 府 知 府 洵 為 人 地 相 称 其 永 順 同 知 員 缺 有 宝 慶 府 通 判 朱 汝 珩 明 白 勤 慎 歴 任 五 載 熟 悉 苗 情 以 之 補 授 永 順 同 知 亦 能 勝 任 其 宝 慶 府 通 判 員 缺 応 帰 部 選 臣 等 因 地 方 需 才 起 見 理 合 具 摺 会 奏 請 旨 硃 批 : 該 部 議 奏 3 少 し 時 代 はくだるが 乾 隆 十 三 年 (748) 段 階 では 永 順 府 同 知 は 要 缺 とされている ( 縉 紳 新 書 ( 乾 隆 十 三 年 春 ) 清 代 縉 紳 録 集 成 p. 0) 0

26 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 こう 宝 慶 府 通 判 の 朱 汝 珩 という 人 物 がおり 彼 は 優 秀 かつ 勤 勉 で 宝 慶 府 通 判 の 職 を 5 年 間 勤 め 上 げており 苗 族 の 状 況 を 熟 知 していますので 彼 を 永 順 府 同 知 に 選 任 す れば 必 ずや 任 務 に 堪 えうるでしょう 宝 慶 府 通 判 のポスト 4 は 吏 部 の 選 任 による ところであります 私 達 は 地 方 の 実 情 に 従 って 人 材 をもとめるという 観 点 から 総 督 と 巡 撫 が 合 同 で 上 奏 して 皇 帝 陛 下 の 上 諭 を 賜 りたく 存 じます 硃 批 : 吏 部 は この 件 について 論 議 のうえ 上 奏 せよ 湖 広 総 督 と 湖 南 巡 撫 は 以 前 の 人 事 異 動 で 空 いた 常 徳 府 知 府 のポストについて 規 定 上 題 本 による 督 撫 の 選 任 が 認 められてはいないが 衝 繁 難 の 3 項 目 に 該 当 するため 5 奏 摺 を 用 いて 永 順 府 同 知 だった 人 物 を 選 任 して 昇 進 を 要 請 している つまり 本 来 督 撫 が 選 任 を 許 されないポストであるにも 関 わらず 督 撫 が 現 任 の 地 方 官 から 選 任 した 事 例 で あり 規 定 の に 抵 触 している しかしこの 人 事 異 動 は 地 方 志 の 記 述 により 裁 可 され たことが 確 認 できる 6 規 定 に 抵 触 していても 適 材 適 所 であるならば 督 撫 の 選 任 が 認 め られるという 柔 軟 な 対 応 が 採 られているのである そしてさらに 空 いた 永 順 府 同 知 のポス トには 宝 慶 府 通 判 を 宝 慶 府 通 判 のポストには 吏 部 の 選 任 で 官 僚 をつけることを 要 請 して いる この 奏 摺 では 督 撫 が 知 府 同 知 という 上 位 のポストの 選 任 を 要 請 し 知 府 同 知 に 比 べて 下 位 である 通 判 に 関 しては 吏 部 の 選 任 によるとしている 比 較 的 重 要 な 地 方 官 ポストについては 督 撫 が 選 任 を 行 い それ 以 外 は 吏 部 の 選 任 によるという 傾 向 が 読 み 取 れよう 次 に 雍 正 十 二 年 十 一 月 六 日 (734 年 月 30 日 )の 福 建 総 督 代 理 と 福 建 巡 撫 による 奏 摺 から 福 建 省 内 における 知 県 の 選 任 の 事 例 を 見 てみよう 7 4 乾 隆 十 三 年 (748) 段 階 では 宝 慶 府 通 判 は 簡 缺 とされている ( 縉 紳 新 書 ( 乾 隆 十 三 年 春 ) 清 代 縉 紳 録 集 成 p. 98) 5 乾 隆 十 三 年 (748) 段 階 では 常 徳 府 は 衝 繁 難 の 要 缺 とされている ( 縉 紳 新 書 ( 乾 隆 十 三 年 春 ) 清 代 縉 紳 録 集 成 p. 99) 要 缺 に 該 当 するならば 督 撫 の 選 任 が 原 則 であるが 雍 正 年 間 では 吏 部 の 選 任 によるポストと 定 められていたのであろう 6 応 先 烈 修 嘉 慶 常 徳 府 志 巻 二 十 二 職 官 志 一 葉 二 十 八 (83 年 刻 本 影 印 中 国 地 方 志 集 成 湖 南 府 県 志 輯 76 南 京 江 蘇 古 籍 出 版 社 00 p. 00) 7 福 建 巡 撫 趙 国 麟 奏 請 胡 格 調 晋 江 県 摺 雍 正 十 二 年 十 一 月 六 日 (734 年 月 30 日 ) 宮 中 档 雍 正 朝 奏 摺 第 二 十 三 輯 p. 708 福 州 将 軍 署 福 建 総 督 臣 阿 爾 賽 福 建 巡 撫 臣 趙 国 麟 謹 奏 臣 等 題 建 安 県 知 県 曹 鑾 調 補 晋 江 県 員 缺 一 疏 於 玖 月 貳 拾 玖 日 准 吏 部 咨 以 曹 鑾 有 徴 収 一 案 與 例 未 符 令 臣 等 另 選 調 補 等 因 臣 等 査 調 補 官 員 必 須 人 地 相 宜 方 有 裨 益 今 晋 江 県 係 泉 郡 附 郭 首 邑 政 務 慇 繁 乃 衝 繁 疲 難 四 字 倶 全 之 缺 臣 等 将 通 省 県 令 逐 一 詳 査 或 無 参 罰 而 與 例 相 符 者 必 係 地 方 簡 小 才 具 中 平 之 員 不 能 勝 此 晋 江 繁 劇 之 任 惟 有 同 安 県 知 県 胡 格 聴 断 公 明 催 科 得 法 上 年 大 計 曾 経 附 薦 堪 以 調 補 晋 江 県 員 缺 其 同 安 県 地 処

27 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 史 料 4 福 州 将 軍 兼 福 建 総 督 代 理 の 阿 爾 賽 福 建 巡 撫 の 趙 国 麟 が 謹 んで 上 奏 いたします 私 達 は 建 安 県 知 県 の 曹 鑾 を 晋 江 県 知 県 に 選 任 するとの 題 本 を 上 奏 しましたが 本 年 九 月 二 十 九 日 に 受 け 取 った 吏 部 の 咨 文 ( 平 行 文 書 )には 曹 鑾 には 徴 収 の 一 案 ( 徴 税 に 関 する 弾 劾 ) があり 規 定 と 合 致 しないので 私 達 督 撫 に に 再 度 選 任 を 行 わ せる とありました 私 達 が 調 べましたところ 官 員 を 選 任 するには 必 ず 適 材 適 所 になるようにし そして 初 めて その 地 方 に 有 益 たるでしょう 晋 江 県 は 泉 州 府 の 附 郭 の 県 で 政 務 は 繁 雑 であり 衝 繁 疲 難 の 4 字 が 全 て 揃 った 地 域 の ポスト であります 私 達 は 福 建 省 内 の 知 県 をそれぞれ 調 査 したところ 弾 劾 案 件 が 無 く 規 定 に 合 致 する 者 がおりますが そういった 人 員 の 任 地 はどれしもが 簡 単 で 小 さく 人 員 の 能 力 は 平 凡 であります 晋 江 県 知 県 の 劇 務 に 堪 えないでしょう ただ 同 安 県 知 県 の 胡 格 という 人 物 がおり 裁 判 は 公 正 で 徴 税 は 適 切 であり 前 年 の 大 計 (3 年 に 度 の 勤 務 評 定 ) で 推 薦 しており 晋 江 県 知 県 のポストに 選 任 しても そ の 任 務 に 堪 えうるでしょう 同 安 県 は 沿 海 部 に 位 置 し 民 衆 の 性 格 は 荒 々しく こ の 地 も また 衝 繁 疲 難 の 4 字 が 全 て 揃 った 地 域 の ポストであります 調 べ ましたところ 恵 安 県 試 用 知 県 代 理 の 周 岱 という 人 物 がおり 年 齢 も 適 当 で 強 壮 であり 政 務 にも 才 能 がありますので 同 安 県 知 県 に 選 任 しても その 任 務 に 堪 えうる でしょう この 人 は 共 に 任 期 中 に 弾 劾 案 件 があって 今 も 罰 則 が 継 続 中 であり ますので 規 定 に 合 致 しませんが ただ 両 名 とも 敏 腕 でありますので 胡 格 は 実 に 晋 江 県 知 県 に 適 当 で 周 岱 は 実 に 同 安 県 知 県 に 適 当 であります 私 阿 爾 賽 はか つて 泉 州 で 提 督 代 理 であったとき( 雍 正 九 年 ~ 十 一 年 頃 ) この 人 のことを 深 く 熟 知 しており この 人 事 は 確 かに 適 材 適 所 であります もし 皇 帝 陛 下 の 偉 大 な 恩 恵 に 賜 り 私 達 の 申 請 するところが 裁 可 されましたならば 地 方 の 重 要 なポストに ど ちらも 優 秀 な 人 材 を 得 るという 効 験 がございましょう 恵 安 県 知 県 のポストに 関 しては 実 に 交 通 の 要 所 ではありますが 衝 繁 疲 難 の 4 字 が 全 て 揃 っていたり 3 字 に 該 当 する 地 域 のポスト でもありませんので 督 撫 による 選 任 が 許 される ための 規 定 とは 合 致 せず 吏 部 の 選 任 を 待 ちます 以 上 の 選 任 に 関 しましては 題 本 辺 海 民 俗 強 悍 亦 係 衝 繁 疲 難 四 字 倶 全 之 缺 査 有 署 恵 安 県 試 用 知 県 周 岱 年 力 強 幹 辦 事 有 才 堪 以 調 補 同 安 県 此 貳 員 任 内 倶 有 未 完 参 罰 例 雖 未 符 但 各 係 能 員 胡 格 実 宜 於 晋 江 周 岱 実 宜 於 同 安 臣 阿 爾 賽 在 泉 州 署 提 督 時 熟 悉 深 知 委 係 人 地 相 宜 倘 蒙 皇 上 天 恩 俯 允 臣 等 所 請 則 地 方 要 缺 均 収 得 人 之 効 至 恵 安 県 一 缺 雖 係 最 衝 然 非 衝 繁 疲 難 四 字 倶 全 亦 非 兼 三 字 者 與 調 補 之 例 不 符 応 聴 部 選 除 一 面 具 題 請 旨 外 理 合 将 縁 由 具 摺 奏 明 伏 乞 皇 上 睿 鑑 雍 正 拾 貳 年 拾 壱 月 初 陸 日 硃 批 : 題 到 有 旨

28 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 で 別 に 上 奏 して 上 諭 を 賜 る 一 方 で この 奏 摺 では 規 定 外 の 選 任 を 行 う 理 由 を 上 奏 で 明 確 にし 皇 帝 陛 下 のご 判 断 を 願 います 雍 正 十 二 年 十 一 月 初 六 日 (734 年 月 30 日 ) 硃 批 : 題 本 が 到 着 次 第 上 諭 をくだす 衝 繁 疲 難 の 4 字 缺 である 晋 江 県 知 県 のポスト 8 について かつて 督 撫 がある 人 物 を 選 任 したが 規 定 に 合 わないという 理 由 で 吏 部 の 反 駁 にあった そこで 現 任 の 同 安 県 知 県 を 晋 江 県 知 県 に 選 任 することを 奏 摺 で 要 請 する この 人 員 配 置 が 裁 可 されたことは 地 方 志 の 記 述 から 確 認 できる 9 この 人 事 異 動 で 生 じた 同 安 県 知 県 のポスト 30 も 4 字 缺 であり 署 恵 安 県 試 用 知 県 を 選 任 したいと 述 べる 3 ここで 注 目 すべきは 上 記 選 任 によって 異 動 する 名 は どちらも 弾 劾 案 件 があって 規 定 に 合 致 しないが 適 材 適 所 であるので 是 非 と も 選 任 したいと 下 線 部 で 督 撫 が 述 べていることである これによって 乾 隆 元 年 以 前 に も 弾 劾 案 件 があれば 督 撫 の 選 任 を 許 さないという 規 定 3 が 存 在 していたことがうか がえる よってこの 上 奏 の 冒 頭 で 督 撫 の 選 任 が 吏 部 によって 反 対 された 理 由 は かつて 選 任 した 人 員 にも 徴 税 に 関 する 弾 劾 案 件 があったためであろう ならば 督 撫 の 選 任 が 許 され るためには 制 度 規 定 上 弾 劾 案 件 の 無 い 人 員 を 選 ぶ 必 要 があったはずであるが 督 撫 は 弾 劾 案 件 が 無 く 規 定 に 合 致 する 者 は 平 凡 であるので 今 回 も 弾 劾 案 件 があるが 優 秀 な 人 員 を 選 ぶこととし またも 規 定 の 3 に 抵 触 している 以 上 つの 事 例 から 督 撫 の 選 任 に 関 する から 3 規 定 の 基 礎 が 確 立 した 8 世 紀 前 半 であっても 規 定 外 の 選 任 がなされていたことが 分 かる こういった 規 定 外 の 選 任 は 時 には 吏 部 ( 時 には 皇 帝 )によって 却 下 されることもあるが 多 くの 場 合 は 督 撫 の 意 向 が 裁 可 されている そして 乾 隆 年 間 になると 史 料 のような 規 定 の から 3 の 全 てに 抵 触 す るような 督 撫 の 選 任 もなされていた これは 規 定 が 有 名 無 実 化 した または 督 撫 の 権 限 が 増 長 したと 理 解 するよりも 規 定 は 規 定 として 存 在 しつつ 督 撫 のいう 人 地 相 宜 ( 適 材 適 所 ) の 人 員 配 置 を 行 うために 督 撫 が 柔 軟 に 制 度 を 運 用 して 地 方 官 の 選 任 を 行 い 中 央 はそれを 審 議 裁 可 して 正 式 な 辞 令 を 出 す 機 関 としての 働 きを 担 っていた という 権 限 の 8 乾 隆 十 三 年 (748) 段 階 では 晋 江 県 知 県 は 最 要 缺 とされている ( 縉 紳 新 書 ( 乾 隆 十 三 年 春 ) 清 代 縉 紳 録 集 成 p. 86) 9 胡 之 鋘 修 道 光 晋 江 県 志 巻 二 十 八 職 官 志 文 秩 葉 八 十 五 (89 年 抄 本 影 印 中 国 地 方 志 集 成 福 建 府 県 志 輯 5 上 海 上 海 書 店 出 版 社 000 p. 360) 30 乾 隆 十 三 年 (748) 段 階 では 同 安 知 県 は 最 要 缺 とされている ( 縉 紳 新 書 ( 乾 隆 十 三 年 春 ) 清 代 縉 紳 録 集 成 p. 86) 3 ここで 選 任 を 請 願 された 周 岱 は 地 方 志 中 のリストに 見 られない 林 学 増 修 民 国 同 安 県 志 巻 十 三 職 官 葉 九 十 (99 年 鉛 印 本 影 印 中 国 地 方 志 集 成 福 建 府 県 志 輯 4 上 海 上 海 書 店 出 版 社 000 p. 376) 3

29 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 分 化 が 進 んでいた 理 解 すべきである では 具 体 的 にどれくらいの 官 僚 が 督 撫 によって 選 任 されていたのだろうか 表 3 乾 隆 十 六 年 ~ 十 七 年 (75-5)における 各 省 督 撫 による 地 方 官 選 任 は 各 省 の 督 撫 が 乾 隆 十 六 年 七 月 から 十 七 年 十 月 まで( 十 六 年 十 月 十 七 年 一 月 二 月 六 月 の 各 月 の 奏 摺 が 収 録 されていないので 合 計 ヶ 月 間 となる)に 行 った 地 方 官 選 任 の 事 例 をまとめたもので ある まず ヶ 月 で 約 00 件 の 督 撫 による 選 任 が 行 われており 約 半 数 が 昇 進 人 事 であ ったことが 分 かる 規 定 を 越 えた 選 任 ( 破 例 )の 部 分 を 見 ると 規 定 の ( 部 選 )に 抵 触 するものが 6 件 ( 任 期 )に 抵 触 するものが 37 件 3 ( 弾 劾 )に 抵 触 するも のが 3 件 あり 督 撫 による 規 定 を 越 えた 選 任 が 数 多 く 行 われていたことが 知 られよう また 史 料 4 に 見 られるような 吏 部 の 反 対 にあって 却 下 されたものが 5 件 以 前 の 吏 部 の 選 任 に 反 して 督 撫 が 選 任 する 事 例 が 4 件 あり 中 央 と 督 撫 は 同 等 の 立 場 にあって 吏 部 は 制 度 規 定 の 観 点 からの 選 任 の 可 否 を 督 撫 は 地 方 の 実 情 にあった 選 任 をそれぞれ 主 眼 としていたと 考 えられる さらに 督 撫 の 上 奏 文 中 に 布 政 使 按 察 使 等 と 人 選 を 相 談 した ところ や 布 政 使 按 察 使 等 からの 文 書 によると などと 述 べられる 事 例 が 39 件 あっ た つまり 管 轄 下 の 地 方 官 や 候 補 官 から 誰 を 昇 進 異 動 させるかという 人 選 に 関 しては 布 政 使 按 察 使 等 も 関 わることが 少 なくなかったことが 分 かる そして 陝 西 省 が 0 件 福 建 省 が 0 件 と 差 があるが 全 体 を 俯 瞰 して 見 ると この ヶ 月 間 に 各 省 数 件 の 選 任 を 行 っている つまり 地 方 官 の 選 任 は 督 撫 のパーソナリティや 管 轄 地 域 によらない 普 遍 的 な 実 態 としてみることができる さらにもう 点 督 撫 による 文 書 制 度 の 運 用 について 触 れておきたい 史 料 の 二 重 下 線 部 では 吏 部 の 選 任 を 待 つべきだが 奏 摺 を 用 いるとあり その 理 由 は 督 撫 が 規 定 外 に 選 任 を 行 うためだと 考 えられる また 史 料 4 の 二 重 下 線 部 でも 規 定 外 の 選 任 を 行 う 理 由 を 明 らかにするために 奏 摺 を 行 うと 述 べ 雍 正 帝 の 硃 批 にも 題 到 らば 旨 有 り と あり この 奏 摺 とは 別 に 題 本 で 督 撫 が 選 任 を 要 請 していると 思 われる つまり 督 撫 が 規 定 外 の 選 任 を 行 う 場 合 は まず 奏 摺 で 皇 帝 に 直 接 上 申 し その 後 に 題 本 で 人 事 異 動 を 要 請 していたと 考 えられる 時 代 は 下 るが 史 料 の 二 重 下 線 部 でも 規 定 に 合 致 しない 場 合 は 奏 摺 で 上 奏 するとある 奏 摺 を 中 央 地 方 間 における 行 政 文 書 の 中 心 に 据 えたのは 雍 正 帝 であったが 康 煕 年 間 であっても 奏 摺 は 中 央 六 部 を 介 さない 形 で 皇 帝 と 地 方 官 とが 私 的 なもしくは 機 密 的 なやり 取 りが 行 える 文 書 という 位 置 づけであった 3 以 上 の 文 書 のやり 取 りを 整 理 すると 以 下 のようになろう 督 撫 が 規 定 外 の 選 任 を 中 央 に 要 請 する 際 まずは 奏 摺 で 皇 帝 に 上 申 する これはおそらく 吏 部 の 影 響 を 受 けることの ないよう 皇 帝 からの お 墨 付 き をもらっておくためだと 考 えられる 皇 帝 は 督 撫 の 奏 摺 の 内 容 について 上 諭 A で 吏 部 に 審 議 するよう 下 命 する 吏 部 は 審 議 の 上 3 議 覆 を 行 い 同 じ 頃 に 督 撫 は 本 来 の 文 書 である3 題 本 で 人 事 異 動 を 上 奏 する 督 撫 からの 奏 摺 と 3 奏 摺 制 度 の 開 始 については [ 宮 崎 957] 参 照 4

30 三 字数 ポストの重要度 選任方法 破例 吏部の 二 一 零 最 要 中 簡 請旨 部選 在外 部選 任期 弾劾 反対 貴州 雲南 四川 広西 広東 湖南 湖北 江西 安徽 江蘇 浙江 福建 甘肅 陝西 (3) (3) () (3) () () (4) (4) () (5) (4) () (5) (4) () () 3 3 () () () () () () 3 () () () () () () 3 () () () () () () () () () () () (5) (4) () () 吏部に 反対 99 (45) 7 (7) 0 (6) 4 (3) 3 (0) 4 () 50 (6) () 凡例 典拠 宮中档乾隆朝奏摺 -4 は昇進人事をあらわす なお知県の の場合は 候補官等から初めて実職官を得た事例を指す 乾隆十六年七月から十七年十月まで 十六年十月 十七年一月 二月 六月は除く の合計ヶ月間の事例を抽出 なおこの間に総督人 巡撫人が交代 異動している 字数や重要度などの項目について不明であるポストもあり 破例も複数該当する場合があるなど 必ずしも合計の数値は一致しない また一つの上奏で複数の地方官選任を行うことが通例である 異動先ポストの 直知 は直隷州知州を 破例の部選は 異動先ポストが部選 であることを 任期は 任期が規定未満 であることを 弾劾は 選任された人員が弾劾案件あり ということをそれぞれ示している 布按と相談とは 上奏文中に 布政使 按察使等と相談したところ や 布政使 按察使等からの文書によれば といった文言があることを示している 四 合計 州判 直隷総督 山東巡撫 山西巡撫 河南巡撫 陝甘総督 陝西巡撫 陝甘総督 甘肅巡撫 閩浙総督 福建巡撫 閩浙総督 浙江巡撫 両江総督 江蘇巡撫 両江総督 安徽巡撫 両江総督 江西巡撫 湖広総督 湖北巡撫 湖広総督 湖南巡撫 両広総督 広東巡撫 両広総督 広西巡撫 四川総督 雲貴総督 雲南巡撫 雲貴総督 貴州巡撫 異動先ポスト 内は昇進をあらわす 同知 直知 知州 通判 知県 4 () 5 () 3 4 (3) () 直隷 山東 山西 河南 知府 () 督撫 省名 件数 昇進 表3 乾隆十六年 十七年 75-5 における各省督撫による地方官選任 布按と 相談 第一章 8 世紀前半 督撫による地方官の選任

31 第 一 章 8 世 紀 前 半 督 撫 による 地 方 官 の 選 任 題 本 および 吏 部 の 議 覆 によって 皇 帝 は 督 撫 に4 上 諭 B を 下 して 人 事 異 動 の 可 否 を 通 達 し たと 考 えられる これを 図 示 したのが 下 掲 図 督 撫 による 規 定 外 の 地 方 官 選 任 にお ける 文 書 手 続 である 図 督 撫 による 規 定 外 の 地 方 官 選 任 における 文 書 手 続 皇 帝 上 諭 A 奏 摺 4 上 諭 B 3 題 本 3 議 覆 督 撫 中 央 機 関 : 吏 部 3 選 任 方 法 の 変 更 要 請 本 節 では 地 方 官 選 任 に 関 する 規 定 を 督 撫 が 変 更 するよう 求 めている 事 例 を 確 認 する まずは 雍 正 十 二 年 一 月 十 七 日 (734 年 月 0 日 )の 湖 南 巡 撫 の 奏 摺 を 見 てみよう 湖 南 巡 撫 鍾 保 奏 報 瀘 渓 辰 谿 麻 陽 三 県 由 部 選 改 為 題 保 之 缺 摺 雍 正 十 二 年 一 月 十 七 日 (734 年 月 0 日 ) 宮 中 档 雍 正 朝 奏 摺 第 二 十 二 輯 pp 礼 部 侍 郎 署 理 湖 南 巡 撫 印 務 臣 鐘 保 謹 奏 為 請 旨 事 ( 中 略 ) 査 湖 南 各 府 州 県 有 係 苗 疆 之 缺 題 明 揀 調 五 年 俸 満 陞 転 者 有 向 定 衝 繁 疲 難 四 字 三 字 相 兼 之 缺 応 請 題 補 者 有 向 定 二 字 相 兼 并 専 於 一 字 之 缺 応 帰 部 選 者 但 因 地 制 宜 随 時 通 変 其 員 缺 之 応 題 応 選 有 尚 須 酌 更 之 処 謹 為 我 皇 上 陳 之 如 辰 州 府 属 之 瀘 渓 辰 谿 麻 陽 三 県 向 與 永 順 鎮 筸 乾 州 苗 界 相 聯 今 永 順 既 改 土 帰 流 設 立 郡 縣 鎮 筸 又 駐 劄 総 兵 道 員 等 官 乾 州 又 添 設 同 知 均 為 三 県 之 藩 籬 已 成 腹 地 並 非 苗 疆 之 缺 似 無 庸 揀 調 又 靖 州 属 之 通 道 会 同 二 県 併 郴 州 属 之 桂 東 桂 陽 二 県 雖 係 苗 疆 而 苗 民 沐 浴 聖 澤 旧 習 潜 移 頗 称 安 静 且 銭 糧 易 徴 命 盗 稀 少 実 属 事 簡 易 治 地 方 似 無 庸 揀 調 以 上 七 缺 実 不 応 仍 行 保 題 俾 得 濫 叨 五 年 陞 転 之 恩 典 応 請 帰 部 選 者 也 再 長 沙 府 属 之 瀏 陽 県 向 定 繁 難 二 字 之 缺 帰 於 部 選 但 査 該 県 界 接 江 西 棚 民 雑 処 遷 徙 靡 常 最 易 蔵 匪 且 民 多 健 訟 盗 竊 時 有 若 非 幹 員 不 能 稽 査 弾 圧 応 請 揀 調 又 岳 州 属 之 平 江 県 向 定 疲 難 二 字 之 缺 帰 於 部 選 但 査 該 県 歴 年 侵 蝕 銭 糧 刁 民 滑 吏 甚 多 又 與 江 西 連 界 遍 地 棚 民 風 俗 強 悍 必 須 幹 員 辦 理 方 得 無 悞 応 請 揀 調 又 常 徳 府 属 之 桃 源 県 向 定 衝 繁 二 字 之 缺 帰 於 部 選 但 査 該 県 地 当 孔 道 民 情 不 甚 惇 朴 諸 務 繁 冗 且 又 近 洞 庭 大 湖 稽 査 盗 匪 実 非 平 常 供 職 之 員 所 能 治 理 応 請 揀 調 以 上 三 県 6

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