水環境に関する政策

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1 論 文 アフリカにおける 開 発 経 済 学 はじめに 内 田 しのぶ 開 発 途 上 国 に 分 類 される 国 はさまざまある その 中 で 現 在 貧 困 の 除 去 が 最 も 必 要 とされて いるのはアフリカではないか なぜなら 現 在 アフリカは 48 カ 国 の 後 発 開 発 途 上 国 (LLDC) の 33 ヶ 国 を 占 め 42 カ 国 の 重 債 務 貧 困 国 (HIPCs)のうち 34 カ 国 を 占 めるからである アフ リカにおいて 経 済 発 展 をするためには 経 済 インフラまたは 社 会 インフラの 整 備 が 必 要 である 今 回 は 社 会 インフラの 整 備 の 点 からアフリカの 経 済 成 長 を 考 える 現 在 アフリカにおいて 人 的 資 源 は 有 効 に 利 用 されていないのが 実 情 である 発 展 途 上 国 が 貧 困 緩 和 または 削 減 を 果 た すためには 自 助 努 力 が 最 も 必 要 となるであろう そのためには 人 的 資 源 の 有 効 活 用 が 不 可 欠 である 貧 しい 人 々が 最 低 限 の 生 活 をするにはどうすれば 良 いのか アフリカの 開 発 経 済 学 を さまざまな 点 から 考 える 1. アフリカの 歴 史 1.1 アフリカの 奴 隷 貿 易 大 航 海 時 代 ヨーロッパ 人 1 はイスラム 世 界 の 彼 方 やアフリカの 世 界 のどこかに 黄 金 の 国 があると 信 じて 航 海 を 続 けていた 15 世 紀 末 東 インドと 香 辛 料 の 直 接 取 引 を 狙 い さらにイ スラム 世 界 の 背 後 に 隠 された 黄 金 の 山 を 発 見 しようとしたヨーロッパ 人 は 喜 望 峰 を 経 由 して インド 洋 に 進 出 する 一 方 で 大 西 洋 横 断 に 成 功 した こうして アフリカ 世 界 とアメリカ 世 界 に 足 がかりを 築 いた その 後 ヨーロッパ 人 は 直 接 的 な 略 奪 いわゆる 大 西 洋 奴 隷 貿 易 を 始 める 16 世 紀 初 頭 に 始 まった 奴 隷 貿 易 は 19 世 紀 近 くまで 400 年 近 くも 続 くことになった また こ の 奴 隷 貿 易 は 三 角 貿 易 のネットワークの 一 部 であった 三 角 貿 易 のメカニズムは ヨーロッパの 奴 隷 商 人 がヨーロッパで 生 産 した 綿 製 品 羊 毛 酒 類 装 飾 品 などを 仕 入 れ アフリカの 沿 岸 部 で 奴 隷 と 交 換 する その 奴 隷 は 西 洋 を 越 えてカ リブ 海 やブラジルに 専 用 船 で 搬 送 される そこでは ヨーロッパ 人 の 嗜 好 品 である 砂 糖 やタバ コ コーヒー 綿 花 などのプランテーションが 経 営 されており 先 住 民 の 大 部 分 が 死 滅 して 労 働 力 不 足 に 陥 っていたため 重 労 働 に 耐 えるアフリカ 人 奴 隷 が 必 要 になっていた 奴 隷 貿 易 の 傷 跡 まず 奴 隷 貿 易 は 強 制 的 な 人 口 移 動 として 人 類 史 上 最 大 規 模 のものであった しかし アフ リカ 世 界 すべてが 均 等 に 奴 隷 貿 易 の 影 響 を 受 けたわけではなく 主 に 影 響 を 受 けたのはセネガ ルからアンゴラにかけての 大 西 洋 岸 であった 大 西 洋 岸 では 奴 隷 貿 易 によって 人 口 規 模 が 長 期 にわたって 停 滞 し とくに 青 壮 年 層 を 大 量 に 奪 われたことが 今 日 のアフリカ 低 開 発 の 歴 史 的 根 源 になったとされる 3 29

2 香 川 大 学 経 済 政 策 研 究 第 3 号 ( 通 巻 第 3 号 ) 2007 年 3 月 1.3 植 民 地 化 前 のアフリカ 19 世 紀 初 期 にはアフリカの 対 外 貿 易 は 奴 隷 貿 易 に 依 存 しており その 仕 向 け 先 は 南 北 アメ リカ インド 洋 の 諸 島 および 沿 岸 地 域 インド ヨーロッパ 中 東 であった 19 世 紀 中 頃 には 東 および 中 央 アフリカからインド 洋 への 奴 隷 貿 易 はピークを 向 かえた しかし 1880 年 頃 まで には 大 西 洋 サハラ 越 えおよび 中 央 東 アフリカの 奴 隷 貿 易 は 減 少 し アフリカの 対 外 貿 易 は 奴 隷 に 変 わって 象 牙 ゴム コーヒー 綿 花 などが 中 心 となる このような 変 化 が 生 じた 結 果 アフリカ 大 陸 において 平 和 と 安 定 が 回 復 し 始 めた また 奴 隷 貿 易 廃 止 後 は 人 口 が 増 加 し アフリカの 人 々の 移 動 も 一 定 の 落 ち 着 きを 見 せた 19 世 紀 初 頭 では 大 量 の 人 口 移 動 が 見 ら れたが 1880 年 ごろには 定 着 化 していった そして 奴 隷 という 商 品 から 販 売 のために 生 産 する 人 間 に 変 わっていったのである アフリカの 植 民 地 化 とベルリン 会 議 1870 年 代 ヨーロッパ 列 強 は 競 い 合 ってアフリカの 植 民 地 領 有 を 進 めた 1884~1885 年 にか けては ヨーロッパ 諸 国 がアフリカの 植 民 地 領 有 の 際 戦 争 になるのを 避 けるためにベルリン 会 議 が 開 かれた このベルリン 会 議 で ヨーロッパ 14 カ 国 によるアフリカ 分 割 が 完 成 した ベ ルリン 会 議 の 特 徴 は アフリカを 無 人 の 土 地 として 国 際 法 上 取 り 扱 い またアフリカの 利 益 に 関 係 なく 行 われたことである 19 世 紀 末 アフリカの 各 植 民 地 は 鉄 道 や 海 運 の 急 速 な 技 術 的 発 展 にともない 熱 帯 産 品 の 輸 出 拠 点 およびヨーロッパ 製 品 の 販 売 市 場 へと 急 速 に 再 編 されて いく 1899~1902 年 には アングロ ボーア 戦 争 が 勃 発 し 南 アフリカでは ヨハネスブルクが 急 速 に 都 市 として 成 長 し アフリカで 最 も 優 れた 鉄 道 のネットワークが 建 設 され 工 業 経 済 の 進 展 が 始 まった 5 このような 状 況 を 北 川 勝 彦 は 次 のようにまとめる アフリカの 産 業 上 の 覇 権 を 軸 に 発 展 して いた 19 世 紀 の 世 界 経 済 は 次 第 にドイツ アメリカ 合 衆 国 フランス ロシアおよび 日 本 など の 工 業 国 の 競 争 の 場 となり その 周 辺 に 多 様 な 地 域 を 抱 える 20 世 紀 の 世 界 経 済 にかわっていっ た 工 業 化 は イギリスを 越 えて 広 がり 生 産 力 拡 大 の 結 果 物 価 は 下 落 し ヨーロッパの 内 外 で 激 しい 市 場 獲 得 競 争 が 生 じた こうした 動 きの 影 響 をうけてアフリカで 起 こった 一 次 産 品 価 格 の 下 落 は 現 地 で 活 動 していたヨーロッパ 人 商 人 の 不 安 をかきたてた このような 状 況 の なかで 一 方 で ヨーロッパ 諸 国 では 物 価 利 子 率 および 利 潤 が 低 下 し 大 不 況 が 発 生 す るとともに 他 方 で 商 品 労 働 資 本 技 術 および 企 業 家 活 動 の 自 由 な 移 動 を 認 めてきた 各 国 政 府 は 保 護 関 税 や 補 助 金 による 国 内 市 場 の 保 護 政 策 と 将 来 の 市 場 確 保 のために 植 民 地 獲 得 政 策 に 乗 り 出 していった 6 のである 1.5 アフリカの 独 立 1960 年 を 中 心 に アフリカ 諸 国 は 政 治 的 独 立 を 遂 げた それぞれの 国 によって 独 立 の 形 は 違 うものの ほとんどの 国 は 平 和 的 に 独 立 していった たとえば 旧 フランス 領 の 諸 国 は 通 貨 発 行 権 を 委 ねたり 公 用 語 をフランス 語 にするなどフランスと 強 い 結 びつきを 維 持 したまま 平 和 的 に 独 立 した また 第 二 次 世 界 大 戦 以 降 経 済 的 に 低 迷 していたイギリスは 植 民 地 経 営 が 難 しく 30

3 アフリカにおける 開 発 経 済 学 なり 60 年 に 独 立 に 向 かうことを 受 け 入 れた アフリカの 多 くの 独 立 は 平 和 に 行 われたが 権 利 などを 求 める 運 動 はしばしば 激 しく 弾 圧 された アフリカ 諸 国 は 政 治 的 つながりや 制 約 を 受 けたまま 独 立 にいたったのである またアフリカの 独 立 は 旧 来 の 植 民 地 の 境 界 線 をそのまま 引 きついだものとなった 独 立 後 のアフリカ 独 立 直 後 のアフリカでは 生 活 水 準 が 向 上 した 独 立 後 短 期 間 で 初 等 教 育 の 普 及 率 が 急 激 に 上 昇 し 平 均 寿 命 も 伸 びた また アフリカ 社 会 主 義 の 理 念 を 唱 える 指 導 者 も 次 々 現 れた そし てアフリカ 化 を 進 めるために 行 政 機 構 のポスト 企 業 商 店 の 経 営 権 雇 用 土 地 などの 権 利 を 非 アフリカ 系 の 人 々からアフリカ 人 へと 置 き 換 える 動 きを 起 こした しかし アフリカ 化 はうまく 進 まなかった アフリカ 人 に 行 政 や 経 営 を 担 う 能 力 そのものが 十 分 に 備 わっていな かったためである 企 業 については 政 府 が 国 営 化 する 形 をとり 全 体 の 雇 用 を 膨 張 させて ア フリカ 人 たちを 吸 収 していった 政 府 が 大 きな 役 割 を 担 う 立 場 となった アフリカ 化 における アフリカ 経 済 は 社 会 主 義 的 なものに 近 づいていったのである また 学 校 教 育 の 普 及 には 量 的 拡 大 は 行 われたが 質 の 充 実 は 遅 れた 学 校 数 の 増 加 に 教 師 の 数 が 追 いつかなかったためである 独 立 当 初 は 自 前 の 教 科 書 を 持 つことも 難 しく 旧 宗 主 国 のカリキュラムを 借 用 せざるをえなかった このために 教 育 内 容 は 児 童 や 父 母 のニーズから は 程 遠 いものとなり いったん 入 学 した 児 童 のドロップアウトが 後 を 絶 たなかった 8 独 立 後 明 るかった 未 来 への 展 望 は 消 え アフリカ 経 済 の 停 滞 期 が 訪 れる アフリカの 多 くの 国 で 低 成 長 が 続 き アフリカ 各 国 の 政 府 は 開 発 の 推 進 者 としての 信 望 を 失 うことになった そ して 1980 年 代 以 降 の 構 造 調 整 の 時 代 が 訪 れる 2. 構 造 調 整 政 策 2.1 構 造 調 整 政 策 とは 構 造 調 整 政 策 とは 国 際 収 支 が 困 難 に 陥 った 開 発 途 上 国 に 外 貨 を 貸 与 することと 引 き 換 えに 要 求 された 政 策 である 国 際 通 貨 基 金 (IMF)と 世 界 銀 行 ( 世 銀 )によって 1980 年 から 進 めら れてきた IMF は 国 際 通 貨 体 制 の 安 定 を 主 たる 役 割 とする 機 関 であり またその 中 で 国 際 収 支 の 調 整 支 援 も 行 う 世 銀 はインフラ 建 設 などの 経 済 開 発 プロジェクト 実 施 に 必 要 な 資 金 を 長 期 にわたって 貸 与 することを 役 割 としていた 1970 年 以 降 IMFの 必 要 措 置 についての 考 え 方 は 開 発 途 上 国 支 援 強 化 のためにそれぞれの 考 え 方 政 策 条 件 を 大 きく 幅 広 げた IMFは 通 貨 の 切 り 下 げ および 財 政 金 融 の 緊 縮 を 主 な 政 策 とするマクロ 的 で 短 期 的 な 需 要 の 調 整 によって 経 済 のバランスを 回 復 しようとする 見 方 を もっていた だが 開 発 途 上 国 の 国 際 収 支 困 難 の 理 由 を 経 済 活 動 に 対 する 規 制 等 供 給 に 対 する 制 約 に 起 因 する 構 造 的 なものであり 経 済 構 造 の 改 革 を 通 じて 供 給 を 増 加 させることが 必 要 だと 考 える 見 方 に 変 えた また 世 銀 は 1970 年 代 以 降 開 発 途 上 国 が 直 面 する 国 際 収 支 困 難 な どマクロ 経 済 的 な 問 題 に 対 処 するためには 足 の 速 い 資 金 を 短 期 的 に 大 量 に 供 給 することが 必 要 だと 考 えるようになった このようにして IMFと 世 銀 はともに 構 造 調 整 融 資 に 乗 り 出 す 31

4 香 川 大 学 経 済 政 策 研 究 第 3 号 ( 通 巻 第 3 号 ) 2007 年 3 月 ことになった 世 銀 と IMF の 融 資 スキーム 世 銀 の 融 資 は 市 場 ベースでの 開 発 途 上 国 支 援 所 得 水 準 の 低 い 国 に 限 って より 緩 和 された 条 件 で 供 与 される 国 際 開 発 協 会 10 の 枠 を 通 じた 融 資 スキームがなされた また IMFは 1980 年 代 後 半 構 造 調 整 ファシリティ 11 拡 大 構 造 調 整 ファシリティ 12 といった 借 り 手 に 有 利 な 融 資 制 度 を 導 入 した こうして 1980 年 代 後 半 以 降 多 数 のアフリカ 諸 国 を 含 む 低 所 得 者 に 対 しては IMFと 世 銀 がそれぞれの 構 造 調 整 支 援 に 対 する 融 資 の 枠 組 みを 持 つようになった こ のIMFによるスタンド バイ 取 極 め 13 や 構 造 調 整 支 援 は 構 造 調 整 融 資 だけではなく 援 助 国 機 関 が マクロ 政 策 支 援 を 行 う 際 にも 前 提 条 件 とされた さらに ドナー 民 間 銀 行 団 による 債 務 返 済 期 限 の 延 期 についての 合 意 もあらかじめIMFおよび 世 銀 の 支 援 が 必 要 となった 結 果 として IMF 世 銀 の 構 造 調 整 支 援 の 決 定 がその 何 倍 もの 外 貨 資 金 の 動 員 を 左 右 するようにな った これをてこにして 開 発 途 上 国 の 政 府 に 経 済 政 策 の 変 更 をせまることができるようにな った 多 くのアフリカ 諸 国 は 有 無 を 言 わさず 構 造 調 整 政 策 を 受 け 入 れざるをえなくなったの である 構 造 調 整 政 策 の 内 容 世 界 銀 行 には 構 造 調 整 融 資 に 従 って 実 施 される 構 造 調 整 プログラムがあり さらにそれがマ ニュアル 化 され どの 国 にも 共 通 した 政 策 が 適 応 されることになった その 内 容 の 主 な 点 は 経 済 の 自 由 化 政 策 である この 自 由 化 政 策 は ワシントン コンセンサス と 呼 ばれる ワシントン コンセンサスは 1 為 替 レートの 自 由 化 2 金 利 の 自 由 化 3 貿 易 の 自 由 化 4 外 貨 の 自 由 化 5 民 営 化 7 公 共 支 出 改 革 8 税 制 改 革 9 財 政 の 自 立 10 私 的 所 有 権 の 保 障 という 10 カ 条 からなる これらの 条 件 を 遂 行 することが 世 銀 の 融 資 の 条 件 となった また 自 由 化 にも 3 つの 手 段 があり 1 為 替 レートの 自 由 化 2 金 利 政 策 ( 実 質 金 利 をプラスにする 政 策 ) 3 統 制 価 格 の 撤 廃 すなわち 政 府 が 決 めていた 財 やサービス 価 格 の 自 由 化 である このようにアフリカの 経 済 は 小 さい 政 府 と 市 場 経 済 原 理 という 単 純 明 快 な 論 理 に 従 って 変 更 されていくことになる 構 造 調 整 政 策 の 是 非 1980 年 代 初 めにおいて アフリカ 諸 国 ではごく 一 部 の 国 しか 構 造 調 整 政 策 をとろうとしなか った しかし その 後 次 第 に 構 造 調 整 政 策 を 実 施 していく 国 が 増 え 1986 年 には 約 30 のサハ ラ 以 南 アフリカ 諸 国 がこのプログラムを 実 施 することになった 構 造 調 整 政 策 は その 変 更 が 社 会 経 済 政 治 と 大 きく 影 響 するため 実 行 は 容 易 ではない また 実 行 していくに 伴 いさ まざまな 非 難 を 浴 びた まず 第 一 に 内 政 干 渉 だと 非 難 された IMF と 世 銀 の 主 張 は 支 援 対 象 国 に 政 策 の 変 更 を 提 案 し 支 援 対 象 国 との 合 意 の 上 で 実 施 を 求 めているというものであった しかし ドナーや 債 権 機 関 の 資 金 を 左 右 することができる IMF 世 銀 に 異 を 唱 えることは 難 しく 実 際 はほとんど の 国 が 要 求 をそのまま 受 け 入 れることになった そして それはアフリカ 諸 国 のそれまでの 理 32

5 アフリカにおける 開 発 経 済 学 念 を 変 えてしまうことになった また ドナーがアフリカ 諸 国 に 対 して 政 治 的 要 求 を 行 ってい けるような 状 況 を 作 り 出 すこととなった 第 二 に 弱 者 に 不 利 益 を 与 えるという 事 態 が 起 こった 例 えば 自 国 通 貨 の 切 り 下 げは 輸 入 依 存 度 の 高 いアフリカ 諸 国 ではインフレが 引 き 起 こされ 低 所 得 者 層 の 人 々の 生 活 をさらに 苦 しくすることになった 第 三 に 構 造 調 整 は アフリカの 経 済 の 安 定 回 復 や 開 発 の 観 点 からも 有 効 ではないと 非 難 さ れた 為 替 の 切 り 下 げや 国 営 企 業 の 民 営 化 は 産 業 や 市 場 の 十 分 発 達 していないアフリカでは 成 長 促 進 に 繋 がることはなかった 16 しかし 構 造 調 整 政 策 が 悪 影 響 のみを 及 ぼしたかといえばそうではない 構 造 調 整 政 策 を 続 けてきて 成 果 を 結 び 始 めた 国 もある 例 えば コートジボアール ウガンダ マリでは 為 替 レートの 切 り 下 げを 行 ったにも 関 わらず インフレになることもなく 輸 出 競 争 力 が 改 善 し た また SPA(サハラ 以 南 の 低 所 得 重 債 務 国 に 対 する 特 別 プログラム)により 債 務 が 軽 減 された 政 治 面 で いくつかの 国 は 軍 事 支 出 を 削 減 し 社 会 的 支 出 および 人 的 資 源 への 投 資 に 振 り 向 けた 例 もある 17 このように 構 造 調 整 政 策 はさまざまな 問 題 点 を 残 している 未 だ 国 民 生 活 に 目 立 った 改 善 は 見 られておらず アフリカ 経 済 の 改 善 には 長 い 時 間 を 要 するであろう アフリカには 自 助 努 力 が 必 要 であり 援 助 機 関 IMF 世 銀 は アフリカの 実 情 に 見 合 った 構 造 調 整 政 策 援 助 を すべきである 3. 人 口 問 題 3.1 アフリカにおける 人 口 増 加 と 経 済 に 対 する 作 用 人 口 増 加 は 本 来 資 本 蓄 積 技 術 進 歩 など 経 済 成 長 の 重 要 な 要 因 となる 人 口 が 増 加 すれば 生 産 に 携 わる 労 働 力 が 増 え 国 内 市 場 の 規 模 も 大 きくなる これは 先 進 国 においてはプラスに 作 用 する しかし 国 内 市 場 が 小 さく 雇 用 が 吸 収 しきれないアフリカにおいてはそうはいかな い アフリカでの 人 口 比 率 は 高 齢 者 の 比 率 は 増 えず 子 供 の 比 率 が 高 いままとなっている アフリカでは 全 人 口 に 占 める 15 から 64 歳 までの 働 く 年 代 の 人 々の 比 率 は 53%であり また 全 人 口 に 占 める 15 歳 未 満 の 子 供 の 比 率 が 44%にも 上 る それらの 子 供 が 続 々と 大 人 になってい く それに 見 合 って 雇 用 量 が 増 加 しないために 若 年 失 業 者 が 増 えているなどの 問 題 も 存 在 する 18 さまざまな 問 題 を 考 慮 しながら アフリカにおける 人 口 増 加 と 経 済 成 長 の 問 題 について 考 える 3.2 途 上 国 での 人 口 増 加 原 因 人 口 増 加 には 人 口 転 換 ( 人 口 増 加 についてのプロセス)は 3 つの 段 階 があるとされる 第 一 段 階 : 出 生 率 と 死 亡 率 が 共 に 高 く 人 口 増 加 が 緩 慢 な 時 期 第 二 段 階 : 予 防 医 学 の 発 達 により 死 亡 率 が 下 がるが 出 生 率 は 高 いまま という 人 口 増 加 が 加 速 する 時 期 第 三 段 階 : 死 亡 率 も 出 生 率 も 下 がり 人 口 増 加 が 停 滞 する 時 期 33

6 香 川 大 学 経 済 政 策 研 究 第 3 号 ( 通 巻 第 3 号 ) 2007 年 3 月 この 時 期 には 生 活 水 準 が 改 善 される 19 途 上 国 では 第 一 段 階 から 第 二 段 階 の 移 行 期 だといえる アフリカの 人 口 は 勢 いが 衰 える ことなく 急 増 している 外 国 援 助 によって 簡 易 な 保 険 医 療 サービスが 導 入 されたため 独 立 後 から 1980 年 代 にかけては 平 均 余 命 が 伸 びたためだ 1993~2000 年 にかけては HIV/エイ ズの 流 行 によって 平 均 余 命 は 短 くなったが ウガンダなどでは 1992 年 ~2000 年 にかけて 性 感 染 症 への 対 策 強 化 妊 婦 への 自 主 的 HIV 検 査 とカウンセリングの 推 奨 といった 活 動 が 成 果 を 挙 げて 感 染 を 抑 制 させることに 成 功 した 例 20 もあり 現 在 では 人 口 は 第 一 段 階 から 第 二 段 階 の 移 行 期 だといえる 3.3 人 口 に 対 して 若 者 が 多 い 理 由 途 上 国 では 子 供 の 人 数 が 人 口 の 比 率 に 比 べ 非 常 に 多 い( 図 1) 若 年 層 が 人 口 に 占 める 割 合 が 高 く 所 得 が 低 い 世 帯 では より 多 くの 子 供 を 持 つ 傾 向 がある 図 1 地 域 別 にみた 総 人 口 に 占 める 子 供 の 割 合 (2004 年 ) 後 発 開 発 途 上 国 16% 49% 開 発 途 上 国 11% 37% 先 進 国 6% 21% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% (%) 18 歳 未 満 の 人 口 の 対 数 人 口 比 (% 2004 年 ) 5 歳 未 満 人 口 の 対 数 人 口 比 (% 2004 年 ) ( 出 所 )ユニセフ 2006 年 世 界 子 供 白 書 12 頁 より 作 成 その 理 由 は 途 上 国 の 子 供 を 持 つ 意 味 から 分 かる 途 上 国 の 子 供 は 農 業 の 手 伝 い 家 事 など の 働 き 手 であり 児 童 労 働 をすることによって 家 計 の 補 助 となる 社 会 保 障 が 整 っていないこ とから 親 の 老 後 は 子 供 に 依 存 することになる 子 供 が 働 き 手 になる 場 合 扶 養 コストは 少 な くすむので 生 活 保 障 の 利 益 のほうが 大 きくなる よって できるだけ 多 くの 子 供 を 産 もうと する 多 くの 途 上 国 において 女 性 軽 視 や 女 性 に 対 する 経 済 的 法 的 差 別 が 根 強 く 女 性 の 意 志 を 無 視 して 男 児 が 産 まれるまで 子 供 を 生 み 続 けるケースもあり 子 供 は 増 加 し 続 ける 21 またサハラ 以 南 アフリカでは 2004 年 には 0-14 歳 のほぼ 2500 万 人 がHIVに 感 染 したという 推 定 がされている サハラ 以 南 のアフリカでは 成 人 (15-49 歳 )の 有 病 率 が 2003 年 で 7.5%と なっており この 病 気 のために 1500 万 人 の 子 供 が 親 の 一 方 あるいは 両 親 を 失 っている HIV/ 34

7 アフリカにおける 開 発 経 済 学 エイズ 以 外 でも 女 性 が 出 産 する 際 に 専 門 技 術 者 が 付 き 添 う 比 率 も 低 く 出 産 時 に 妊 婦 が 死 亡 する 確 率 もサハラ 以 南 アフリカは 1/16 という 非 常 に 高 い 数 値 となっている 22 子 供 は 増 加 す るが 親 は 上 記 のような 原 因 のため 亡 くなり 子 供 が 多 くなっているという 状 況 である 3.4 人 口 増 加 が 農 業 に 及 ぼす 影 響 農 業 において 人 口 増 加 は 人 々にとっての 土 地 を 希 少 なものとさせる 1960 年 代 以 来 農 村 の 人 口 は 都 市 へ 移 動 した 人 口 を 差 し 引 いても 2 倍 以 上 に 増 えたともいわれる 人 口 が 増 加 すると 食 糧 等 の 農 産 物 の 需 要 は 増 える よって 耕 す 面 積 を 拡 大 させるか 単 位 面 積 あたりの 生 産 量 ( 土 地 生 産 性 )を 増 やすしかなくなる 現 在 アフリカでは 耕 地 を 拡 大 させる 方 法 と やせた 土 地 を 耕 し 森 林 を 切 り 開 いて 畑 に 変 える 方 法 を 同 時 に 行 っている 地 力 を 回 復 させる 休 閑 期 間 を 短 縮 することもある これらの 方 法 では 生 産 量 の 伸 びは 限 られる さらに 農 地 の 拡 大 は 環 境 問 題 も 引 き 起 こす 家 畜 の 増 殖 をした 過 放 牧 森 林 伐 採 による 森 林 破 壊 など 土 壌 の 酷 使 とともに 自 然 環 境 への 大 きな 負 担 を 及 ぼしている また 農 村 で 暮 らせなくなった 人 は 都 市 に 流 れ 込 むという 現 象 も 引 き 起 こす 人 口 移 動 を 引 き 起 こす 理 由 アフリカの 都 市 人 口 は 農 村 から 都 市 へ 労 働 移 動 すなわち 出 稼 ぎで 都 市 に 滞 在 する 人 がか なりを 占 めている 独 立 後 都 市 化 が 進 んだ 理 由 は 都 市 に 行 けば 仕 事 があり 農 村 よりも 高 い 現 金 収 入 が 得 られると 期 待 されていたからだ しかし アフリカ 諸 国 の 都 市 では 都 市 雑 業 24 の 就 業 者 が 都 市 人 口 の 過 半 数 を 占 めている そこで 人 々は 農 村 と 都 市 での 仕 事 を 組 み 合 わせるな どして 所 得 を 増 やそうとする 都 市 での 仕 事 は 不 安 定 なため その 保 険 として 農 業 や 土 地 家 畜 を 維 持 したりする また 老 後 を 都 市 で 過 ごすことは 不 安 が 大 きい 土 地 や 住 宅 の 資 産 を 得 ることは 難 しいし 保 険 や 年 金 の 制 度 が 整 っていないためだ しかし 農 業 だけでは 生 活 でき ない これが 人 々を 都 市 に 向 かわせる 要 因 となる 人 口 増 加 が 成 長 に 結 び 付 かない 理 由 人 口 増 加 が 先 進 国 では 経 済 成 長 にプラスに 作 用 するというのは 3.1 でも 述 べた 労 働 力 の 投 入 が 増 えれば 産 出 も 増 え 成 長 を 促 進 する この 場 合 多 くのものを 作 れば 作 るほど 経 済 は 成 長 する また 経 済 成 長 の 主 因 を 技 術 革 新 だと 捉 えれば 人 口 増 加 は 技 術 革 新 を 生 み 出 す 能 力 を 備 えた 人 の 数 が 増 えるということで 成 長 を 促 進 する しかし アフリカの 多 くの 国 では 需 要 が 伸 びず 生 産 物 も 生 まれていない なぜなら 国 内 の 需 要 を 生 み 出 す 所 得 が 不 足 しており また 内 需 に 適 合 輸 出 競 争 力 のある 製 品 を 作 り 出 せ ないからである 26 アフリカが 特 化 しているものといえば 一 次 産 品 である(6.1 アフリカの 工 業 構 造 で 詳 しく 述 べる) しかし 一 次 産 品 だけでは 内 需 に 適 合 輸 出 競 争 力 のある 製 品 を 作 り 出 すことは 不 可 能 である また 経 済 成 長 の 主 因 が 技 術 革 新 だという 考 えの 下 においても その 中 で 最 も 重 要 なのは 研 究 開 発 への 支 出 を 増 やすことであり 人 々に 教 育 の 機 会 を 与 え 人 的 資 本 へ 投 資 するといった ことが 重 要 となってくる 人 口 増 加 は 経 済 成 長 への 一 つの 必 要 条 件 としかなりえないのであ 35

8 香 川 大 学 経 済 政 策 研 究 第 3 号 ( 通 巻 第 3 号 ) 2007 年 3 月 る 人 口 政 策 アフリカにおける 人 口 増 加 問 題 は さまざまな 問 題 を 引 き 起 こす そのため 人 口 政 策 が 必 要 となるのではないか 農 村 における 人 口 増 加 も 都 市 における 人 口 増 加 も 良 い 効 果 をもたらして いるとは 考 えにくい では 人 口 増 加 を 食 い 止 めるためにはどのような 方 法 があるだろうか 人 口 政 策 について 考 える 人 口 政 策 には 狭 義 の 人 口 政 策 ( 家 族 計 画 を 行 うこと 法 廷 婚 姻 年 齢 の 引 き 上 げによって 初 婚 の 時 期 を 遅 らせるなど)と 広 義 の 人 口 政 策 ( 児 童 福 祉 手 当 ての 支 給 雇 用 政 策 など)がある 狭 義 の 人 口 政 策 には 中 国 の 一 人 っ 子 政 策 が 代 表 とされる 一 人 っ 子 政 策 は 一 人 っ 子 の 世 帯 に 対 する 報 奨 金 の 支 給 や 入 学 と 就 職 の 優 先 権 唯 一 の 子 供 が 女 児 の 場 合 は 衛 生 医 療 教 育 の 特 権 を 与 えられ 男 児 と 公 平 に 扱 うようにする また 多 産 については 罰 則 が 与 えられる このように 一 人 っ 子 政 策 は 少 子 の 場 合 さまざまな 特 権 が 与 えられ 大 家 族 に 対 しては 損 失 が 与 えられる 広 義 の 人 口 政 策 では 女 性 が 雇 用 機 会 を 与 えられることにより 機 会 費 用 を 増 やし 女 性 の 時 間 の 価 値 を 上 げ 女 性 の 地 位 や 職 業 生 活 のあり 方 が 人 口 変 動 に 大 きな 影 響 をもたらす そうす れば 出 産 の 機 会 は 減 り 出 生 力 が 自 然 と 低 下 していく 可 能 性 がある 社 会 保 障 保 健 医 療 が 充 実 することにより 親 は 安 心 して 少 数 の 子 供 に 十 分 な 養 育 を 与 えることができる 国 際 連 合 などで 人 口 問 題 が 議 論 されるようになったのは 1960 年 以 降 であった 世 界 人 口 行 動 計 画 が 世 界 的 な 人 口 政 策 として 採 択 され 1994 年 にはカイロでミクロ 的 な 視 点 を 焦 点 とし た 国 際 人 口 開 発 会 議 が 行 われた 最 近 では 広 義 の 人 口 政 策 が 取 り 入 れられるようになっ た 中 国 での 一 人 っ 子 政 策 は 人 口 抑 制 の 成 功 例 として 評 価 されてはいるが 実 際 は 女 性 の 教 育 や 地 位 の 向 上 による 効 果 が 大 きく これらの 条 件 が 達 成 されないまま 強 制 的 な 手 段 をとること は 難 しいように 考 えられる 児 童 労 働 と 教 育 4.1 途 上 国 の 児 童 途 上 国 の 児 童 は 出 生 登 録 をされないことが 多 い それは 出 生 登 録 が 法 律 上 の 手 続 きのみと してしか 認 識 されていないからだ そのため 親 のケアを 受 けられなくなった 子 供 は 出 生 登 録 が 無 いため 国 からの 保 護 も 受 けられない すなわち 姿 の 見 えない 子 供 たちとなる その 子 供 達 は 人 身 売 買 や 強 制 労 働 を 通 じて 搾 取 されたり 結 婚 や 危 険 な 労 働 をさせられたり ストリー トチルドレンとなる 場 合 が 多 い また 戦 場 に 送 り 出 されたり 人 身 売 買 の 対 象 とされたり 家 庭 内 労 働 に 出 された 子 供 もいる このため 子 供 にとってのケアはさらに 難 しくなる アフリカおける 児 童 の 現 状 途 上 国 における 労 働 に 従 事 する 5-17 歳 の 子 供 は 2 億 4800 万 人 にのぼるとも 言 われている サハラ 以 南 のアフリカでは 5-14 歳 の 36%が 児 童 労 働 をしている また 児 童 労 働 形 態 も 地 域 36

9 アフリカにおける 開 発 経 済 学 図 2 発 展 途 上 国 における 出 生 登 録 (%) サ ハ ラ 以 南 の ア フ リ カ 東 部 南 部 ア フ リ カ 西 部 中 部 ア フ リ カ 南 ア ジ ア 東 ア ジ ア と 太 平 洋 諸 国 ラ テ ン ブ ア 海 メ 諸 リ 国 カ と カ リ 開 発 途 を 上 除 国 く 平 均 ) ( 中 国 後 発 開 発 途 上 国 平 均 都 会 部 農 村 部 ( 原 注 ) 出 生 登 録 : 調 査 の 時 点 で 出 生 登 録 されていた 5 歳 未 満 児 の 割 合 この 指 標 の 分 子 には 調 査 者 に よって 出 生 証 明 書 が 確 認 された 子 供 や 母 親 の 世 話 人 の 証 言 によって 出 生 登 録 が 確 認 されている 子 どもを 含 む 地 域 平 均 : 総 数 には 各 地 域 のすべての 国 が 含 まれているわけではない しかし 調 査 対 象 人 口 の 50% 以 上 をカバーする 十 分 なデータが 入 手 できないため ここで 示 した 各 地 域 の 平 均 値 を 算 出 す ることができた 東 アジアと 太 平 洋 諸 国 および 開 発 途 上 国 の 平 均 値 には 中 国 が 含 まれていない データ 範 囲 :ここで 示 した 期 間 のうちデータが 利 用 可 能 な 直 近 の 年 のデータ ( 出 所 )ユニセフ 2006 年 世 界 子 供 白 書 37 頁 より 作 成 によってさまざまだ 例 えば 西 部 中 部 アフリカで 最 も 一 般 的 なものは 子 供 が 他 の 家 族 に 引 き 取 られる 人 身 売 買 が 行 われる また 東 アジアと 太 平 洋 諸 島 では ほとんどの 人 身 売 買 は 人 身 売 買 春 となっている 推 定 840 万 人 の 子 供 達 が このような 状 況 下 で 働 いているとされる 債 務 奴 隷 30 その 他 形 態 の 奴 隷 制 や 売 買 春 ポルノグラフィーの 世 界 に 無 理 やり 押 し 込 まれる または 武 力 紛 争 やそのた 不 法 な 活 動 への 参 加 を 強 制 されている 家 庭 内 労 働 に 従 事 している 子 供 もまた 数 百 万 人 に 達 すると 推 定 され このような 子 供 の 多 くは 女 子 である 31 また 数 百 万 人 の 女 子 が 早 婚 し 妊 娠 出 産 する 教 育 による 経 済 成 長 現 在 後 発 開 発 途 上 国 の 子 供 たちの 初 等 教 育 純 就 学 率 は 男 71% 女 65%であり 中 等 教 育 就 学 率 は 男 30% 女 26%となっている また 初 等 学 校 に 就 学 した 場 合 でも 第 5 学 年 に 達 しな い 子 供 の 割 合 は 3 分 の 1 を 超 える また 中 等 教 育 相 当 年 齢 の 子 供 は 約 8 割 中 等 学 校 に 通 うこ とがない この 現 状 で 子 供 たちに 教 育 を 受 けさせるためには 自 分 の 能 力 を 上 げれば 高 い 賃 金 を 得 られ るということを 親 や 子 供 に 知 ってもらわなければならない そうでないならば 今 後 子 供 たち は の 状 態 で 児 童 労 働 をし 続 ければならなくなる では 教 育 は 経 済 にどのような 効 果 をもたらすのであろうか 生 産 を 促 進 するにあたって 必 37

10 香 川 大 学 経 済 政 策 研 究 第 3 号 ( 通 巻 第 3 号 ) 2007 年 3 月 図 3 発 展 途 上 国 における 児 童 労 働 の 現 状 (1999~2004 年 ) 後 発 開 発 途 上 国 平 均 開 発 途 上 国 平 均 ( 中 国 を 除 く) 男 子 女 子 ラテンアメリカとカリブ 海 諸 国 11 8 東 アジアと 太 平 洋 諸 国 ( 中 国 を 除 く) 南 アジア 中 東 北 アフリカ 9 7 西 部 中 部 アフリカ 東 部 南 部 アフリカ サハラ 以 南 のアフリカ (%) ( 原 注 ) 児 童 労 働 : 子 どもは 以 下 の 分 類 で 児 童 労 働 活 動 に 従 事 したとみなされる (a)5-11 歳 の 子 どもで 調 査 期 間 の 直 前 の 週 に 少 なくとも 1 時 間 の 経 済 活 動 に 従 事 しているか もしくは 少 なくとも 28 時 間 の 家 庭 内 労 働 に 従 事 している (b)12-14 歳 の 子 ども 調 査 期 間 の 直 前 の 週 に 少 なくとも 14 時 間 の 経 済 活 動 に 従 事 しているか もしくは 経 済 活 動 と 家 庭 内 労 働 を 合 わせて 少 なくとも 42 時 間 従 事 している 地 域 平 均 : 総 数 には 各 地 域 のすべての 国 が 含 まれているわけではない しかし 調 査 対 象 人 口 の 50% 以 上 をカバーする 十 分 なデータが 入 手 できたため ここで 示 した 各 地 域 の 平 均 値 を 算 出 する ことができた 東 アジアと 太 平 洋 諸 国 および 開 発 途 上 国 の 平 均 値 には 中 国 が 含 まれていない データ 範 囲 :ここで 示 した 期 間 のうちデータが 利 用 可 能 な 直 近 の 年 のデータ ( 出 所 )ユニセフ 2006 年 世 界 子 供 白 書 50 頁 より 作 成 要 なものは 労 働 力 人 口 物 的 資 本 一 人 当 たりの 労 働 効 率 向 上 などがある 教 育 は 労 働 効 率 に 大 きく 寄 与 するのではないか 一 人 当 たりの 労 働 効 率 ( 能 力 )には 体 力 的 なものと 知 的 なものがある 教 育 はこの 知 的 な 能 力 を 向 上 させることにより 一 人 当 たりの 賃 金 の 上 昇 労 働 効 率 の 上 昇 を 見 込 み 生 産 能 力 を 高 くすることができる このような 知 識 や 技 能 のことを 人 的 資 本 という 資 本 というものは まず 投 資 をして その 後 長 期 に 渡 って そこから 利 益 を 回 収 する 仕 組 み である 人 的 資 本 は 教 育 を 受 けたり 職 場 で 訓 練 をして 人 間 の 知 恵 や 能 力 を 上 げる その 際 に 38

11 アフリカにおける 開 発 経 済 学 図 4 地 域 別 男 女 別 初 等 中 等 教 育 純 就 学 率 の 比 率 (2000~2004 年 ) 初 等 教 育 純 就 学 率 男 子 初 等 教 育 純 就 学 率 女 子 中 等 教 育 純 就 学 率 男 子 中 等 教 育 順 就 学 率 女 子 後 発 開 発 途 上 国 開 発 途 上 国 先 進 工 業 国 (%) ( 注 )2000~2004 年 のうちデータが 利 用 可 能 な 直 近 の 年 のデータ なお 中 等 教 育 のデータには 中 国 が 含 まれていない ( 出 所 )ユニセフ 2006 年 世 界 子 供 白 書 14 頁 より 作 成 授 業 料 などの 代 金 が 発 生 する 学 校 で 授 業 を 受 ける 場 合 その 間 は 働 けない 労 働 をしていた ら 発 生 していたであろう 給 料 ( 機 会 費 用 33 )が 投 資 となる またこの 場 合 機 会 費 用 ( 給 料 ) を 回 収 しなければならない 途 上 国 の 農 村 の 子 供 の 場 合 教 育 を 受 けていた 期 間 に 得 られたであろう 労 働 賃 金 を 諦 めず 教 育 の 機 会 費 用 を 使 わない 例 え 教 育 を 受 ける 機 会 を 与 えられていたとしても 長 期 となるの で 学 校 から 脱 落 しやすくなる 経 済 発 展 は 物 的 資 本 と 技 術 不 足 を 人 間 の 能 力 を 活 用 することで 起 きるものである 教 育 の 外 部 経 済 効 果 は 社 会 全 体 が 同 じ 知 識 を 共 有 することにより 社 会 全 体 の 生 産 効 率 がよくなる ものだ 教 育 は 外 部 経 済 効 果 を 生 み 出 し 経 済 発 展 に 大 きく 寄 与 する 教 育 政 策 生 産 活 動 に 対 する 人 的 資 本 の 貢 献 は 労 働 力 投 入 の 増 大 と 外 部 経 済 効 果 による 社 会 全 体 の 生 産 効 率 の 上 昇 である 個 人 の 生 産 効 率 の 上 昇 部 分 は 賃 金 として 働 いた 個 人 に 還 元 されるので その 分 は 自 分 の 技 術 向 上 に 努 力 するであろう しかし 社 会 全 体 の 生 産 効 率 の 上 昇 分 は 目 に 見 えないため 自 助 努 力 を 促 すことは 難 しい 社 会 全 体 から 望 ましい 水 準 にまで 人 的 資 本 の 形 成 が 行 われないこともあるであろう そこで 教 育 費 は 政 府 が 負 担 することが 賢 明 である 教 育 費 用 は 教 育 実 施 に 伴 う 直 接 費 用 と 機 会 費 用 がある 機 会 費 用 を 個 人 負 担 とした 場 合 問 題 は 授 業 料 の 自 己 負 担 である 現 在 の 日 本 と 同 じように 初 等 教 育 は 公 費 負 担 とし 大 学 教 育 など 個 人 の 将 来 に 高 い 所 得 を 求 める 場 合 は 受 益 者 負 担 とすることが 望 ましい 35 39

12 香 川 大 学 経 済 政 策 研 究 第 3 号 ( 通 巻 第 3 号 ) 2007 年 3 月 教 育 に 対 する 公 的 支 援 は 高 等 教 育 からの 補 助 として 奨 学 金 という 方 法 もある 初 等 教 育 中 等 教 育 における 教 育 費 は 原 則 政 府 が 負 担 することが 好 ましい 日 本 などの 先 進 国 でも 同 じ ように 高 等 教 育 から 奨 学 金 という 制 度 が 利 用 できる これは 家 が 貧 しくて 学 校 に 行 けない 子 供 達 がこの 制 度 を 利 用 して 高 等 教 育 を 受 けることができるというものだ 人 間 に 対 する 教 育 や 訓 練 にはリスクの 大 きいものが 少 なく 失 敗 する 可 能 性 も 大 きくはない さらに 人 的 資 本 に 対 する 投 資 は 融 資 や 担 保 はつかない このように 教 育 における 不 均 等 を 生 じさせないた めにも まずは 政 府 が 奨 学 金 という 制 度 を 運 営 し 子 供 達 に 教 育 を 受 ける 機 会 を 与 えていくこ とが 必 要 であると 考 える 農 業 構 造 5.1 アフリカの 産 業 構 造 アフリカの 産 業 構 造 を 見 るためには 南 アフリカを 除 かねばならない アフリカ 48 カ 国 の 総 生 産 の 40%を 占 めるためである その 他 にも ダイヤモンド 輸 出 依 存 するボツワナとナミビア アフリカでは 最 大 相 対 規 模 の 製 造 業 部 門 を 有 する 工 業 国 コンゴ 産 油 国 であるガボン コンゴ アンゴラ また 南 アフリカへの 出 稼 ぎで 国 内 総 生 産 の 50%にも 匹 敵 する 収 入 を 得 ている 労 働 力 輸 出 国 レソトなどは 農 業 の 生 産 比 が 低 い しかし それ 以 外 の 国 については 農 業 への 比 重 が 大 きい また 農 業 就 業 比 率 も 高 い 経 済 活 動 人 口 のうちの 大 半 が 農 業 に 従 事 している 例 外 はあるも のの 大 多 数 の 人 口 の 生 活 は 農 業 によって 支 えられている では 人 口 大 国 である 中 国 とインドとアフリカではどのような 違 いがあるのか もし 農 業 構 造 が 似 ているのであれば 一 般 の 問 題 としてアフリカ 問 題 は 解 決 できるはずである だが 実 際 は 違 う そこからアフリカ 問 題 の 本 質 が 明 らかになる アフリカの 輸 出 作 物 アフリカは 農 業 一 次 産 品 の 輸 出 地 である ヨーロッパ 列 強 によって 植 民 地 化 されたあと ア フリカは 奴 隷 労 働 力 の 排 出 地 から 農 産 物 や 鉱 物 資 源 の 供 給 地 へと 変 わっていったためである 農 産 物 が 総 輸 出 に 占 める 割 合 はアフリカ 全 体 で 12.8% 南 アフリカを 除 くと 15.4%である( 表 1) この 数 字 は 世 界 平 均 や 開 発 途 上 国 平 均 より 高 い だが アルゼンチンの 農 産 物 輸 出 比 率 は 40.8% オーストラリアは 27.2%に 達 しており アフリカの 数 値 を 大 きく 上 回 っている し かも これらの 諸 国 は 生 産 効 率 が 良 い 少 ない 労 働 力 で 輸 出 型 農 業 を 支 えている アメリカや フランスも 輸 出 型 農 業 であることから 輸 出 型 農 業 の 主 要 国 は 先 進 国 であり アフリカ 農 業 が 活 躍 する 場 ではない 38 またアフリカの 輸 出 用 作 物 は 最 大 輸 出 品 目 であるカカオを 例 としても 農 業 総 生 産 に 占 めて いる 割 合 は 3%ほどで 全 輸 出 農 産 物 を 合 わせても 20% 程 度 にとどまる それぞれの 各 産 品 は 特 定 の 国 に 偏 って 生 産 されているため いくつかの 国 では 農 業 総 生 産 における 輸 出 所 得 の 比 率 が 高 く 輸 出 型 の 構 造 を 持 っているところもある しかしアフリカ 全 体 で 見 ると 農 業 生 産 に おける 輸 出 用 作 物 の 生 産 規 模 が 大 きいとはいえない 農 業 生 産 の 大 半 は 国 外 ではなく 国 内 に 向 けて 行 われていることが 分 かる 39 40

13 アフリカにおける 開 発 経 済 学 表 1 経 済 全 体 に 占 める 農 業 部 門 の 比 重 (2000 年 ) ( 単 位 :%) 就 業 比 生 産 比 輸 出 比 アフリカ ( 南 アフリカを 除 く) 中 国 インド アルゼンチン オーストラリア 開 発 途 上 国 先 進 国 世 界 ( 出 所 ) 平 野 克 己 農 業 と 食 糧 生 産 北 川 ほか, 2005 年, p 食 糧 生 産 アフリカでは 総 労 働 力 の 60% 以 上 が 農 業 従 事 者 で 農 業 生 産 物 の 大 半 が 国 内 で 消 費 されて いる これは 中 国 やインドに 似 ている 農 業 従 事 者 が 多 いということは 国 民 の 生 活 水 準 が 農 民 の 生 活 水 準 によって 左 右 されるということを 意 味 し また 工 業 発 展 による 大 規 模 な 労 働 人 口 移 動 が 未 だに 起 きていないということを 示 している アフリカ 人 の 食 生 活 は 一 様 ではない さまざまな 食 文 化 があり 主 食 も 異 なる さまざまな 違 いがある 理 由 は 歴 史 と 気 候 条 件 に 由 来 する 例 えば アフリカ 最 大 の 食 糧 穀 物 はメイズだ が メイズは 本 来 アメリカ 大 陸 の 原 産 で ヨーロッパ 人 によって 導 入 された また 南 アフリ カ ジンバブウェ ケニアにはヨーロッパ 人 が 多 数 入 植 し アフリカ 人 から 農 地 を 収 奪 し 小 麦 生 産 を 展 開 していった また アフリカ 社 会 の 特 徴 は 高 い 移 動 性 である アフリカでは 生 活 するのに 厳 しい 環 境 や 条 件 がある 紀 元 前 3000 年 頃 から 生 活 適 地 を 求 めて 人 が 常 に 動 いてきた 過 去 において 貧 しい 土 壌 乏 しい 水 資 源 の 中 でかたちづくられた 移 動 焼 畑 耕 作 は 環 境 に 過 度 な 負 担 をかける ことがなく 持 続 的 な 農 業 生 産 を 可 能 にしてきた 合 理 的 な 耕 作 形 態 だった だが 現 在 著 しい 人 口 増 加 が 起 きたため 危 機 を 迎 えている アフリカ 農 業 とアジア 農 業 の 相 違 点 アフリカ 農 業 とアジア 農 業 の 相 違 点 は 穀 物 輸 入 の 現 状 から 分 かる 現 在 4000 億 ドルの 農 産 物 貿 易 が 行 われており そのうち 3000 億 ドルが 食 料 で 農 産 物 貿 易 に 占 める 穀 物 の 割 合 は 10%ほどしかない 日 本 は 2700 万 トンの 穀 物 を 輸 入 しており 世 界 最 大 の 穀 物 輸 入 国 となっ ているが アフリカの 穀 物 輸 入 も 1700 万 トンに 達 する そしてアフリカの 穀 物 輸 入 は 増 加 の 一 途 を 辿 っている また アフリカの 各 々に 関 して 総 人 口 1 人 当 たりどれくらいの 穀 物 純 輸 入 があったかをみると( 図 5) アフリカ 以 上 の 食 料 不 足 を 経 験 したインドは 現 在 純 輸 出 国 に なっている しかし アフリカの 穀 物 収 支 は 悪 化 し 続 けている これが アジア 農 業 とアフリ カ 農 業 の 違 いである アフリカの 人 口 は 増 加 し 続 けている 1961 年 から 2000 年 にかけて ほぼ 3 倍 近 く 増 加 し ている しかし 穀 物 生 産 は 135.3%しか 増 加 していない( 表 2) しかし アジアやラテンアメ 41

14 香 川 大 学 経 済 政 策 研 究 第 3 号 ( 通 巻 第 3 号 ) 2007 年 3 月 リカは 人 口 増 加 を 上 回 る 穀 物 生 産 が 可 能 となっている また アフリカの 土 地 生 産 性 を 見 る と 1961 年 から 2000 年 にかけて 38.9%となっており 南 アフリカを 除 けば 32.7%に 下 がって しまう アジアやラテンアメリカと 比 べると 土 地 生 産 性 の 向 上 が 極 端 に 遅 いということが 分 かる また 農 民 一 人 当 たりの 収 穫 を 見 ると 12.4%も 減 少 している よって アフリカの 農 業 は 1961 年 以 降 大 して 向 上 を 見 せていないことになる 41 アフリカ 農 業 停 滞 の 理 由 は 穀 物 栽 培 面 積 の 急 拡 大 である 人 口 増 加 に 加 え 暗 黒 の 10 年 で 生 活 が 困 窮 した 多 くの 人 々は 自 給 用 穀 物 の 生 産 に 乗 り 出 した 1.4 でも 述 べたように 食 用 の 需 要 が 増 えると 耕 す 面 積 を 拡 大 させるか 単 位 面 積 あたりの 生 産 量 ( 土 地 生 産 性 )を 増 やすし かなくなる しかし 面 積 を 拡 大 するために やせた 土 地 や 劣 等 地 移 動 耕 作 の 周 期 が 短 縮 さ れ 地 力 の 回 復 が 間 に 合 っていない 土 地 まで 利 用 し 始 めると 土 地 生 産 性 にマイナスの 作 用 を 及 ぼす このような 連 鎖 がさらに 土 地 生 産 性 を 低 下 させるという 状 態 が 続 いている このままの 状 態 であれば 土 地 生 産 性 は 低 下 し 続 けるであろう 42 図 5 総 人 口 1 人 当 たりの 穀 物 収 支 ( 出 所 ) 平 野 克 己 農 業 と 食 糧 生 産 北 川 ほか, 2005 年, p.154. 表 2 穀 物 生 産 の 変 化 ( 年 ) ( 単 位 :%) 穀 物 生 産 総 人 口 穀 物 収 農 民 1 人 農 民 1 人 当 土 地 生 産 性 穫 面 積 当 たり 農 たり 農 地 アフリカ ( 南 アフリカを 除 く) アジア 開 発 途 上 国 中 国 インド ラテンアメリカ ( 出 所 ) 平 野 克 己 農 業 と 食 糧 生 産 北 川 ほか, 2005 年, p

15 アフリカにおける 開 発 経 済 学 5.5 アフリカ 農 業 改 革 アフリカの 農 民 は 高 いリスクにさらされている 降 水 量 が 不 安 定 土 壌 条 件 が 貧 しい 政 府 による 支 援 が 弱 いなどさまざまな 問 題 を 抱 えている しかし 著 しい 人 口 増 加 の 状 態 にある 現 在 昔 のような 環 境 にやさしい 農 業 をすることはできない すなわち 農 業 の 効 率 性 を 良 くす るしかない 農 業 の 生 産 性 が 向 上 し 農 業 従 事 者 が 十 分 な 所 得 を 得 て 貧 困 から 脱 却 できるよう な 政 策 開 発 行 政 が 設 計 される 必 要 がある 43 農 業 技 術 は 親 から 子 へと 継 承 されていくも のである その 親 の 立 場 を 専 門 家 が 担 うことができるのではないか 専 門 家 が 新 しい 技 術 を 開 発 し 農 村 に 伝 えていくという 形 態 をとることができれば アフリカに 農 業 改 革 を 起 こすことが できるはずである 6. 工 業 構 造 6.1 アフリカの 工 業 構 造 一 般 的 に 考 えると 工 業 ( 製 造 業 ) 生 産 は 自 然 の 制 約 から 免 れているといえる 工 業 部 門 は 農 業 などの 一 次 産 業 部 門 とは 異 なり 自 然 的 影 響 に 左 右 されず 24 時 間 連 続 した 生 産 も 可 能 であ る しかし 工 業 生 産 を 維 持 するためには 十 分 な 原 料 資 源 と 労 働 力 の 持 続 的 な 供 給 が 必 要 と なる また 原 料 は 地 理 的 に 不 均 等 であるため 国 内 で 十 分 な 量 を 調 達 できるとは 限 らない アフリカはそれぞれ 地 域 によって 特 化 するものは 違 うものの 以 前 から 原 料 資 源 に 恵 まれてい た 歴 史 を 振 り 返 ると アフリカ 大 陸 は 産 業 革 命 をいち 早 く 確 立 したヨーロッパ 諸 国 の 原 料 争 奪 戦 の 標 的 とされ 次 々と 植 民 地 化 されていった 大 陸 全 体 では 多 種 多 様 な 一 次 産 品 が 開 発 され アフリカ 大 陸 は 一 次 産 品 の 輸 出 に 特 化 するようになった 植 民 地 下 に 置 かれた 半 世 紀 を 通 じて アフリカ 諸 国 の 総 輸 出 額 の 95% 前 後 が 一 次 産 品 で 占 められ また 純 輸 入 額 のほぼ 60~70%が 工 業 品 であった このような 過 程 を 通 じて アフリカ 諸 国 は 数 品 目 の 生 産 と 輸 出 に 特 化 するよ うな 経 済 構 造 単 一 産 品 経 済 化 が 進 んでいったのである すなわち 宗 主 国 と 植 民 地 との 間 で 工 業 品 と 一 次 産 品 の 相 互 貿 易 という 垂 直 的 な 国 際 分 業 関 係 が 成 立 しているということになる そして 現 在 でもアフリカの 単 一 産 品 輸 出 構 造 が 根 強 く 残 っているといえる このため アフリカ 諸 国 の 経 済 動 向 は 一 次 産 品 の 世 界 市 場 に おける 需 要 や 価 格 の 動 きによって 常 に 左 右 されることになり 多 くの 諸 国 において 対 外 依 存 型 対 外 従 属 的 な 経 済 構 造 から 容 易 に 脱 却 するできない 状 況 に 陥 っているのである アフリカの 製 造 業 の 比 重 アフリカは 製 造 業 寄 与 度 が 低 い 以 下 のデータは 南 アフリカをすべて 除 く アフリカ 製 造 業 は 1980~1995 年 にかけて ほとんど 成 長 をしていない 1980 年 の 10.5%に 対 し 1995 年 の 9.8%と 下 がっている 45 また 1985 年 での 付 加 価 値 生 産 の 世 界 シェアは 0.5%となり 1998 年 においては 0.3%と 下 がってしまう ( 表 3)また 人 口 一 人 当 たりの 付 加 価 値 生 産 額 は 49 ドル 43

16 香 川 大 学 経 済 政 策 研 究 第 3 号 ( 通 巻 第 3 号 ) 2007 年 3 月 1998 年 には 40 ドルになる このような 製 造 業 の 低 迷 は 過 去 10 年 以 上 にわたって 続 いており さらに 1985~1998 年 にかけての 生 産 増 加 率 は 1.4%になる また 輸 出 の 世 界 シェアにおいては 1985 年 が 0.2%であるのに 対 し 1998 年 では 0.1%になる また 1985~1998 年 の 輸 出 増 加 率 は 7.3%となり 南 アフリカを 除 くサハラ 以 南 アフリカ 諸 国 は 世 界 市 場 における 競 争 力 という 点 においても 低 水 準 に 留 まっており この 傾 向 は 1985 年 以 降 もほとんど 改 善 されてはいない 表 3 世 界 の 製 造 業 (1985~98 年 ) 1985 年 1998 年 1985~98 年 生 産 額 世 界 シェア 生 産 額 / 人 生 産 額 世 界 シェア 生 産 額 / 人 生 産 増 加 率 1. 付 加 価 値 生 産 (10 億 ドル) (%) (ドル) (10 億 ドル) (%) (ドル) (%) 先 進 工 業 国 2, ,579 4, , 移 行 経 済 諸 国 発 展 途 上 諸 国 世 界 合 計 2, , , 東 アジア 西 アジア ラテンアメリカ 中 東 北 アフリカ サハラ 以 南 アフリカ 同, 南 アを 除 く 年 1998 年 1985~98 年 輸 出 額 世 界 シェア 輸 出 額 / 人 輸 出 額 世 界 シェア 輸 出 額 / 人 輸 出 増 加 率 2. 輸 出 (10 億 ドル) (%) (ドル) (10 億 ドル) (%) (ドル) (%) 先 進 工 業 国 1, ,345 3, , 移 行 経 済 諸 国 発 展 途 上 諸 国 世 界 合 計 1, , 東 アジア 西 アジア ラテンアメリカ 中 東 北 アフリカ サハラ 以 南 アフリカ 同, 南 アを 除 く ( 出 所 ) 室 井 義 雄 製 造 業 の 発 展 と 停 滞 北 川 ほか, 2005 年, p.126. また 製 造 業 の 動 向 をみると( 以 下 のデータは 南 アフリカを 含 む ) 国 内 市 場 の 規 模 に 必 要 と される 人 口 規 模 をみると サハラ 以 南 のアフリカ 大 陸 における 独 立 国 家 は 48 カ 国 であるが 1999 年 時 点 で そのうち 26 カ 国 の 人 口 数 は 1000 万 人 未 満 であり 4000 万 人 以 上 の 人 口 を 擁 す る 国 はわずか 4 カ 国 に 過 ぎない また 一 人 当 たり 国 民 総 生 産 の 規 模 を 見 ると 360 ドル 以 下 の 諸 国 が 25 カ 国 に 達 している つまり 大 まかに 考 えるとこれらの 諸 国 は 1 日 1 ドル 以 下 で 生 活 する 最 貧 国 となる よって 多 くのアフリカ 諸 国 の 製 造 業 に 寄 与 している 人 口 数 は 相 対 的 に 少 なく また 所 得 水 準 も 低 いことになる すなわち アフリカの 製 造 業 の 規 模 がもともと 小 さいのである 国 内 市 場 の 規 模 が 製 造 業 生 産 の 動 向 をそのまま 反 映 するわけではない しかし 生 産 額 が 比 較 的 多 い 諸 国 では 人 口 数 もまた 多 いという 傾 向 がみられる また 製 造 業 部 門 の 年 平 均 成 長 率 をみると 1980~1990 年 および 1990~2000 年 のいずれの 10 年 においても マイナス 成 長 を 記 録 した 国 は 13 カ 国 5% 以 上 の 成 長 をした 国 は 3 カ 国 のみであり サハラ 以 南 アフリカ 諸 国 全 体 の 同 成 長 44

17 アフリカにおける 開 発 経 済 学 率 は それぞれの 期 間 中 1.7%と 1.6%であることから 長 期 的 な 停 滞 傾 向 を 見 せていることが わかる よって アフリカは 高 度 成 長 の 要 である 製 造 業 という 原 動 力 を 有 していないのであ る アフリカ 製 造 業 の 姿 アフリカの 労 働 者 一 人 当 たりの 労 働 生 産 性 は 世 界 の 水 準 からみても 低 くはない さらに アフリカの 国 々は 一 人 当 たりのGNPが 自 分 より 優 れている 国 に 比 べ 製 造 業 の 労 働 生 産 性 が 高 い しかしこれは 次 のような 理 由 による 1970 年 代 ピークであった 投 資 は 以 後 減 少 を 続 けたが 投 資 の 減 少 よりも 著 しく 低 い 経 済 成 長 率 のために 資 本 装 備 率 47 が 相 対 的 に 高 くなっているこ とに 由 来 する すなわち アフリカの 労 働 生 産 性 は 一 見 すれば 高 そうであるが 実 際 は 経 済 の 低 成 長 によって 高 く 算 出 されているだけである また ほかの 国 と 比 べ アフリカのほとんど の 国 々は 中 国 やインドよりも 高 い 賃 金 を 支 払 っている すなわち アフリカの 労 働 コストは 一 般 的 に 高 く 比 較 優 位 を 持 たないことになる また 一 人 当 たりGNPよりも 製 造 業 の 平 均 賃 金 は 高 い アフリカ 製 造 業 部 門 の 総 雇 用 がその 国 の 総 労 働 力 をどのくらい 吸 収 しているかという と 大 多 数 のアフリカ 諸 国 は 1%に 達 していない ここでのアフリカ 製 造 業 の 特 徴 は 雇 用 創 出 力 が 劣 っており 少 ない 労 働 力 を 雇 用 して 相 対 的 に 高 い 賃 金 を 支 払 っているということであ る また アフリカではそれぞれに 限 られた 業 種 しか 持 っておらず GDP 貢 献 度 が 3%に 届 く サブセクターを 有 していないというのが アフリカ 製 造 業 の 一 般 的 な 姿 となる 製 造 業 発 展 の 阻 害 要 因 アフリカ 諸 国 の 工 業 化 の 遅 滞 には さまざまな 原 因 があるとされる まず 最 大 の 要 因 として 信 用 の 不 足 がある アフリカの 資 金 調 達 は 企 業 の 規 模 が 大 きくな るほど 商 業 銀 行 からの 借 入 や 貿 易 信 用 の 利 用 頻 度 が 高 くなり 逆 に 小 規 模 なほど 貯 蓄 組 合 など インフォーマルな 金 融 機 関 に 依 存 することとなる その 事 情 はそれぞれの 国 によって 異 なるが アフリカ 諸 国 の 資 本 市 場 は 多 くの 制 約 を 抱 えている 一 般 的 に 製 造 業 部 門 は 多 額 の 資 本 と 長 期 的 な 信 用 を 必 要 不 可 欠 としている だが アフリカ 諸 国 の 銀 行 が 供 与 する 信 用 は 短 期 的 で あり また 銀 行 業 自 体 が 寡 占 的 であるので 利 子 率 も 相 対 的 に 高 くなっている それにもかか わらず 非 公 式 の 金 融 市 場 は 必 ずしも 整 備 されてはいない そのため 小 規 模 企 業 の 多 くは 会 社 経 営 の 困 窮 時 には 支 払 いの 遅 滞 個 人 貯 金 の 取 り 崩 し 知 人 からの 借 入 などの 方 法 で 資 金 調 達 を 行 っている また 人 的 資 源 と 物 的 資 源 の 面 でも 問 題 はある 企 業 経 営 をするためには 経 営 に 関 する 高 度 な 知 識 を 必 要 とし また 知 識 の 豊 富 な 熟 練 技 術 者 規 律 正 しい 労 働 者 などが 必 要 となる しかし アフリカ 諸 国 では 先 進 国 に 本 社 をもつ 多 国 籍 企 業 に 企 業 経 営 者 や 熟 練 技 術 者 に 依 存 している 場 合 が 少 なくない 物 的 資 源 の 面 では 工 業 用 電 力 工 業 用 水 輸 送 手 段 など 各 種 の 社 会 資 本 に 加 えて 工 場 を 建 設 し 生 産 を 維 持 していくための 資 本 財 や 中 間 財 および 原 材 料 などが 必 要 である しかし このような 社 会 資 本 は 現 在 でも 未 発 達 であり 機 械 類 などの 資 本 財 や 部 品 半 製 品 などの 中 間 財 の 多 くが 海 外 からの 輸 入 に 依 存 している またそれらの 獲 得 のためには 外 貨 が 必 要 となり 従 来 型 の 一 次 産 品 の 輸 出 に 依 存 せざるをえないという 状 態 にある 49 45

18 香 川 大 学 経 済 政 策 研 究 第 3 号 ( 通 巻 第 3 号 ) 2007 年 3 月 6.5 アフリカの 産 業 革 命 アフリカの 産 業 革 命 は 農 業 革 命 が 起 きる 前 には 起 きることはないであろう 農 業 の 生 産 性 の 向 上 により 余 剰 労 働 力 が 生 まれ 工 業 化 のための 社 会 的 素 地 が 形 成 される アフリカでは 1.5 でも 述 べたように 人 口 が 都 市 に 流 れ 都 市 化 が 進 んでいるが 農 業 革 命 を 伴 ってはいない 都 市 化 は 就 業 機 会 の 増 加 のためではなく 農 業 で 十 分 な 所 得 が 得 られないため インフォーマルセ クターのような 非 正 規 雇 用 との 組 み 合 わせにより 所 得 を 増 やそうとするために 進 んだものであ る アフリカには この 都 市 に 流 入 した 人 たちを 生 産 部 門 へ 組 み 入 れる 受 け 皿 が 欠 けているの である 50 安 くて 豊 富 な 労 働 力 を 生 産 部 門 へ 投 入 することで 東 アジアのような 高 成 長 が 見 込 めるのではないか 7. 日 本 の 援 助 7.1 日 本 からアフリカへの 援 助 状 況 日 本 にはODA( 政 府 開 発 援 助 )というものがある これまで 日 本 政 府 は 無 償 の 贈 与 ではな く 低 い 利 息 を 取 って 貸 し 付 ける 借 款 を 中 心 としてきた しかし 現 在 の 主 流 は 贈 与 となって いる また これまで 経 済 的 収 益 性 の 比 較 的 高 い 交 通 通 信 エネルギーなどの 経 済 インフラ を 建 設 するために 借 款 を 供 与 する 形 でおこなわれてきた 東 アジア 地 域 は 1980~90 年 代 前 半 にかけて 急 速 な 経 済 成 長 を 遂 げた その 中 で イギリスやフランスの 主 要 な 援 助 地 域 であった アフリカは 紛 争 などで 貧 困 が 進 んだ イギリスやフランスは アフリカに 対 する 援 助 を 贈 与 と いう 形 で 行 ってきたので 日 本 もアフリカに 対 する 援 助 は 贈 与 が 中 心 となった 日 本 の 援 助 活 動 の 中 で 他 地 域 に 比 べてアフリカが 目 立 つのは ボランティアによる 青 年 海 外 協 力 隊 であり 2000 年 には 342 人 がアフリカ 各 地 に 派 遣 された 同 年 までの 派 遣 累 積 人 数 は 6727 人 にのぼり 東 アジア 地 域 への 同 4161 人 を 上 回 った 51 そこで 日 本 の 今 まで 行 ってきた 援 助 はさまざま であるが その 中 で 日 本 の 技 術 移 転 に 関 するものをとりあげ アジアを 参 考 にし 分 析 する 7.2 先 進 国 からの 技 術 移 転 日 本 とアジア 途 上 国 における 技 術 摩 擦 は 長 い 間 続 いている 1984 年 にマレーシアのマハテ ィール 首 相 が 日 本 の 企 業 の 技 術 移 転 は 移 転 速 度 が 遅 いと 非 難 した 途 上 国 の 技 術 要 求 が 高 い 理 由 は 途 上 国 の 経 済 成 長 に 技 術 移 転 は 不 可 欠 だからであり さらに 経 済 全 体 の 生 産 効 率 が 高 いほど 成 長 率 が 高 くなるからである しかし 技 術 の 自 力 開 発 にはコスト 時 間 がかかりす ぎるため 途 上 国 では 不 可 能 となる よって それらは 先 進 国 から 輸 入 するしかなくなる 技 術 移 転 の 仕 方 商 品 の 生 成 は 生 成 から 消 滅 まで 数 個 の 段 階 をたどるとすると まず 先 進 国 で 開 発 生 産 し 46

19 アフリカにおける 開 発 経 済 学 その 後 その 商 品 が 標 準 化 大 量 生 産 される 標 準 化 された 後 技 術 は 輸 出 され 労 働 コストの 安 い 途 上 国 での 生 産 が 可 能 になる その 後 技 術 は 途 上 国 に 販 売 されるのである 農 業 をする 際 最 初 は 新 種 導 入 にためらいが 生 じるが その 後 普 及 が 進 むと 農 家 は 導 入 を 始 める 工 業 の 場 合 も 同 様 に 技 術 の 対 価 は 最 初 非 常 に 高 額 になるが 次 第 に 下 落 し 末 期 に は 急 下 落 する このように 途 上 国 には 最 新 の 技 術 は 移 転 されず 先 進 国 が 導 入 し 標 準 化 され た 後 に 技 術 が 移 転 される 日 本 型 による 技 術 移 転 日 本 における 技 術 移 転 は 先 進 国 から 盛 んに 先 端 技 術 を 導 入 し 標 準 化 安 定 化 した 後 途 上 国 に 輸 出 するものである 技 術 移 転 の 定 着 には 技 術 風 土 が 必 要 となる 技 術 風 土 は 5MとPといわれ 機 械 (machine) 資 材 (material) 人 材 (manpower) 市 場 (market) 経 営 力 (management) 政 府 の 技 術 政 策 (policy) から 形 成 される 一 般 に 導 入 技 術 の 吸 収 力 が 高 い 国 はこれらが 良 好 とされる この 典 型 は 韓 国 やインドである さらに 工 場 風 文 化 54 も 必 要 とされており 従 業 員 をその 社 風 に 染 めたり その 国 の 工 場 風 文 化 に 染 まっていない 工 業 大 学 や 高 校 から 卒 業 した 従 業 員 を 雇 うようにする 場 合 もある 日 本 型 技 術 移 転 は 労 働 者 の 定 着 率 が 高 い よって 自 分 でどのようにしたら 機 械 を 使 うこ とができるかを 個 々の 従 業 員 が 熟 知 している さらに 日 本 の 工 場 などでは 機 械 を 使 うための マニュアルは 存 在 しない その 場 合 OJT(on the job training 直 接 の 現 場 指 導 )が 必 要 となる OJT の 良 い 面 は マニュアルだと 分 かりにくい 面 をカバーできることである さらに 現 場 で は 従 業 員 全 員 でその 機 械 の 使 用 方 法 など 改 良 改 善 を 行 える 技 術 移 転 をするにしても 長 期 的 に 指 導 する 技 術 移 転 の 速 度 が 遅 いといわれるのは このような 理 由 による もし 日 本 の 技 術 移 転 が 技 術 文 書 を 作 りOJTを 続 ければ 途 上 国 における 技 術 移 転 は 良 い 効 果 を 生 み 出 すであろう しかし これらはすべて 技 術 風 土 の 良 否 にかかわる よって 途 上 国 に 見 合 った 技 術 移 転 をし 更 なる 発 展 を 目 指 すべきである 日 本 の ODA の 無 償 資 金 協 力 日 本 のODAの 無 償 資 金 協 力 における 地 域 別 配 分 によると 対 アジアへの 無 償 資 金 協 力 は 全 体 (アジア アフリカ 大 洋 州 中 東 中 南 米 東 欧 中 央 アジア その 他 )の 42.84% 対 アフ リカへの 援 助 は 20.71%である 56 またその 援 助 実 績 の 内 容 を 見 てみると 一 位 のインドネシアにおいて 無 償 資 金 協 力 は 8236 万 ドルに 対 し 技 術 協 力 は 1 億 2066 万 ドルとなっている また 二 位 の 中 国 は 無 償 資 金 協 力 が 7263 万 ドルに 対 し 技 術 協 力 は 3 億 0013 万 ドルとなっている このように ほとんどほと んどの 国 で 技 術 協 力 の 額 のほうが 無 償 資 金 協 力 の 援 助 の 額 よりも 大 きい また 合 計 額 もそ れぞれ 2 億 0302 万 ドル 3 億 7276 万 ドルとなっている 次 にアフリカにおける 援 助 実 績 を 見 てみると 一 位 のタンザニアにおいて 無 償 資 金 協 力 は 5390 万 ドルに 対 し 技 術 協 力 は 2232 万 ドルとなっている また 二 位 のエチオピアにおいて は 無 償 資 金 協 力 が 4521 万 ドルで 技 術 協 力 が 1132 万 ドルとなっている アフリカにおいて は ほとんどの 国 で 無 償 資 金 協 力 の 援 助 額 のほうが 技 術 協 力 の 援 助 額 よりも 大 きい また 47

20 香 川 大 学 経 済 政 策 研 究 第 3 号 ( 通 巻 第 3 号 ) 2007 年 3 月 合 計 額 はそれぞれ 7622 万 ドル 5653 万 ドルとなっている このように アジアへの 援 助 額 のほうがアフリカの 援 助 額 よりはるかに 大 きいのに 加 え ア ジアには 技 術 協 力 アフリカには 無 償 資 金 協 力 の 額 のほうが 大 きいものとなっている 表 4 東 アジア 地 域 における 援 助 実 績 2003 年 ( 支 出 純 額 ベース 単 位 : 百 万 ドル) 贈 与 順 位 国 又 は 地 域 名 無 償 資 金 協 力 技 術 協 力 計 政 府 貸 付 等 合 計 1 インドネシア , 中 国 フィリピン ベトナム カンボジア ラオス マレーシア モンゴル ミャンマー 東 ティモール タ イ , , そ の 他 [ 香 港 ] 韓 国 [マカオ] ブルネイ シンガポール その 他 北 東 アジア 東 ア ジ ア 地 域 合 , , ( 注 ):(1) 地 域 区 分 は 外 務 省 分 類 (2) 卒 業 国 を 含 む (3) 四 捨 五 入 の 関 係 上 合 計 が 一 致 しないことがある ( 出 所 ) 外 務 省 政 府 開 発 援 助 (ODA ホームページ) ODA 白 書 ( 東 アジア 地 域 ) 48

21 アフリカにおける 開 発 経 済 学 表 5 アフリカ 地 域 における 援 助 実 績 2003 年 ( 支 出 純 額 ベース 単 位 : 百 万 ドル) 贈 与 順 位 国 又 は 地 域 名 無 償 資 金 協 力 技 術 協 力 計 政 府 貸 付 等 合 計 1 タンザニア エチオピア モザンビーク アンゴラ マラウィ ガーナ セネガル ザンビア モーリタニア ギニア 南 アフリカ 共 和 国 マ リ ニジェール カーボヴェルデ エリトリア カメルーン ブルキナファソ マダガスカル ウガンダ ガンビア ジブチ ナイジェリア ベナン スワジランド ジンバブエ レソト シエラレオネ モーリシャス コートジボワール ガボン 中 央 アフリカ サントメ プリンシペ ボツワナ ナミビア セーシェル ルワンダ コンゴ 民 主 共 和 国 トーゴ チャド コンゴ 共 和 国 ブルンジ ギニアビサウ 赤 道 ギニア コモロ リベリア ケニア そ の 他 ア フ リ カ 地 域 合 計 ( 注 ):(1) 地 域 区 分 は 外 務 省 分 類 (2) 四 捨 五 入 の 関 係 上 合 計 が 一 致 しないことがある ( 出 所 ) 外 務 省 政 府 開 発 援 助 (ODA ホームページ) ODA 白 書 (アフリカ) 49

22 香 川 大 学 経 済 政 策 研 究 第 3 号 ( 通 巻 第 3 号 ) 2007 年 3 月 7.6 日 本 によるアフリカへの 援 助 今 まで 述 べてきたように 日 本 へのアジアへの 援 助 は 非 常 に 大 きいものであり 日 本 型 によ る 技 術 移 転 は 今 日 のアジアにおいて 非 常 に 大 きな 役 割 を 果 たしたであろう さらに 日 本 の ODA がアジアに 援 助 する 理 由 は 歴 史 などの 問 題 があるから 仕 方 ないものではある しかし は じめに で 述 べたように 援 助 が 現 在 最 も 必 要 なのはアフリカである その 現 状 は 1 節 から 6 節 までで 述 べてきた 現 在 日 本 の ODA のアフリカに 対 する 援 助 は 技 術 協 力 へとは 向 かって はいない 無 償 資 金 協 力 の 額 のほうが 明 らかに 大 きい アジアとアフリカでは 歴 史 も 違 えば 文 化 も 違 う しかし 社 会 インフラの 整 備 はこれから 必 要 となってくる また 青 年 海 外 協 力 隊 や NGO のさらなる 活 躍 がこれから 必 要 となってく るであろう 日 本 型 の 技 術 移 転 は 非 常 に 緩 やかなものであるが しっかりと 根 付 くものではないか その 場 その 場 の OJT であれば 教 育 を 受 けていない 大 人 でも 働 くことができ さらにそれを 後 世 に 伝 えていき 改 良 改 善 を 行 っていくことができるはずである おわりに アフリカの 経 済 の 低 成 長 や 停 滞 には さまざまな 経 緯 や 問 題 がある 先 進 国 が 途 上 国 に 残 し た 傷 跡 は 今 もなお 途 上 国 を 苦 しめている また IMF 世 銀 がとった 構 造 調 整 政 策 も 途 上 国 の 実 情 をしっかりと 見 たものではなく 成 功 したとはいえないであろう 現 在 途 上 国 には 人 口 問 題 教 育 問 題 農 業 工 業 の 問 題 技 術 移 転 の 問 題 とさまざまなも のがある 人 口 問 題 では 途 上 国 側 に 人 口 増 加 は 必 ずしも 経 済 発 展 には 結 びつかない ということ 女 性 に 家 族 計 画 に 対 する 知 識 を 得 てもらい 人 口 政 策 を 実 施 していくことが 必 要 となるであろ うことが 示 唆 された また 教 育 政 策 ではできるだけ 多 くの 子 供 に 教 育 を 受 けてもらい それ ぞれの 人 間 の 価 値 を 上 げることで 高 所 得 が 得 られるということを 知 ってもらうことが 必 要 とな る さらに 人 的 資 本 を 整 えた 上 での 技 術 移 転 が 良 好 だと 考 えられる 技 術 を 得 ることで 教 育 とはまた 違 った 人 的 資 本 への 投 資 と 成 り 得 るし 現 在 工 場 や 現 場 で 働 いている 大 人 であれば 働 きながら 知 識 を 吸 収 し 賃 金 を 得 て その 技 術 を 後 進 の 人 たちに 伝 えることにより 人 的 資 本 の 投 資 は 比 較 的 容 易 になるはずである 農 業 工 業 においても 停 滞 が 続 いており その 成 長 が 急 がれる 農 業 工 業 においても 先 進 国 の 技 術 援 助 が 必 要 であり その 実 情 に 見 合 った 援 助 が 必 要 になる ただ 援 助 をするだけではいけない その 定 着 を 目 指 すなら 日 本 の OJT などは 素 晴 らしいも のである 人 的 資 本 への 投 資 を 実 施 しながら 日 本 の ODA や NGO 技 術 移 転 を 行 うことがで きる 企 業 など 先 進 国 が 5M と P の 技 術 風 土 を 整 えていくことができれば 途 上 国 の 発 展 に 大 き く 寄 与 するのではないか これからの 援 助 はアフリカ 経 済 をしっかりと 理 解 し 実 情 を 考 えながら 過 去 の 反 省 を 踏 まえた ものとならなければならないだろう そこから 更 に アフリカのそれぞれの 国 が 自 立 した 経 済 発 展 を 行 えるような 状 況 を 整 えていかなければならない 50

23 アフリカにおける 開 発 経 済 学 注 1 主 にオランダ イギリス ポルトガル スペイン フランスなどの 人 々 2 峯 陽 一 歴 史 への 視 座 2003 年,pp 峯 陽 一 歴 史 への 視 座 2003 年,pp 北 川 勝 彦 植 民 地 化 とその 経 済 的 影 響 北 川 ほか 2005 年, pp 北 川 勝 彦 植 民 地 化 とその 経 済 的 影 響 北 川 ほか 2005 年, pp 峯 陽 一 歴 史 への 視 座 2003 年,pp 北 川 勝 彦 植 民 地 化 とその 経 済 的 影 響 北 川 ほか 2005 年, pp 高 橋 基 樹 独 立 後 アフリカの 経 済 政 策 北 川 ほか 2005 年, pp 高 橋 基 樹 独 立 後 アフリカの 経 済 政 策 北 川 ほか 2005 年, pp 正 木 響 構 造 調 整 政 策 北 川 勝 彦 ほか 2005 年, pp 国 際 開 発 協 会 (IDA)は 途 上 国 のなかでも 特 に 貧 しい 国 々を 支 援 するため 国 際 復 興 開 発 銀 行 (IBRD) の 姉 妹 機 関 として 1960 年 に 設 立 された IDAの 融 資 は IBRDと 同 様 に 政 府 政 府 またはその 他 の 適 切 な 保 証 を 得 られる 公 的 民 間 機 関 を 対 象 とするが こうした 目 的 から 無 利 子 で 償 還 期 間 も 35~40 年 (う ち 据 置 期 間 10 年 )という 極 めて 緩 やかな 条 件 で 行 われている IDAの 資 金 は 借 入 国 が 推 進 する 貧 困 削 減 戦 略 の 重 要 政 策 分 野 にあてられている( 生 産 性 の 向 上 責 任 あるガバナンス 民 間 投 資 環 境 の 整 備 教 育 と 医 療 に 対 する 貧 困 層 のアクセスの 改 善 など) 11 構 造 調 整 ファシリティ(SAF)は 融 資 期 間 3 年 で マクロ 経 済 の 安 定 を 核 とした 構 造 改 革 への 支 援 を 行 うことを 目 的 とした 1986 年 3 月 開 始 12 拡 大 構 造 調 整 ファシリティ(ESAF)とは 3 年 の 取 極 めの 下 でIMFクォータの 最 大 140%までの 融 資 をすることである またこの 限 度 は 例 外 的 な 状 況 下 では 最 大 でクォータの 185%まで 増 額 が 可 能 ESAF に 基 づく 融 資 は 年 利 0.5%で 半 年 毎 の 返 済 は 貸 付 け 後 5 年 半 から 開 始 され 10 年 で 完 済 とされていた 1987 年 12 月 開 始 13 短 期 の 国 際 収 支 困 難 に 陥 った 国 を 支 援 するIMFの 融 資 制 度 14 正 木 響 構 造 調 整 政 策 北 川 ほか 2005 年, pp 朽 木 昭 文 構 造 調 整 政 策 と 産 業 政 策 朽 木 ほか 2005 年, pp 正 木 響 構 造 調 整 政 策 北 川 ほか 2005 年, pp 白 鳥 正 喜 アフリカの 停 滞 1998 年, pp 高 橋 基 樹 激 動 するアフリカ 北 川 ほか 2005 年, pp 白 鳥 正 喜 開 発 と 援 助 の 政 治 経 済 学 1998 年, pp 落 合 雄 彦 HIV/エイズ 問 題 北 川 ほか 2005 年, p 鳥 飼 行 博 開 発 と 環 境 の 経 済 学 1998 年, p.23, l ユニセフ 排 除 の 根 本 的 原 因 2005 年, p.16, 表 4 HIV/エイズ 指 標 pp 高 橋 基 樹 激 動 するアフリカ 北 川 ほか 2005 年,pp インフォーマルセクター 靴 磨 きや 行 商 などの 労 働 25 児 玉 谷 史 郎 農 村 社 会 の 変 容 北 川 ほか 2005 年, pp 石 見 徹 開 発 と 環 境 の 政 治 経 済 学 2004 年, pp 石 見 徹 開 発 と 環 境 の 政 治 経 済 学 2004 年, p 野 上 祐 生 早 瀬 保 子 人 的 資 源 朽 木 ほか 2005 年, pp ユニセフ 姿 の 見 えない 子 供 たち 2005 年, pp 債 務 がどのように 発 生 したものであれ 子 供 を 地 主 事 業 主 金 貸 し 業 者 の 完 全 な 支 配 下 に 置 くもの その 状 態 は 奴 隷 制 とほとんど 区 別 がつかない 31 ユニセフ 姿 の 見 えない 子 供 たち 2005 年, pp ユニセフ 姿 の 見 えない 子 供 たち 2005 年, pp ある 生 産 要 素 をある 特 定 の 用 途 に 利 用 するについて それを 別 の 用 途 に 利 用 したならば 得 られたであ ろう 最 大 貨 幣 額 のこと 34 野 上 祐 生 早 瀬 保 子 人 的 資 源 朽 木 ほか 2005 年, pp 野 上 祐 生 早 瀬 保 子 人 的 資 源 朽 木 ほか 2005 年, pp 野 上 祐 生 早 瀬 保 子 人 的 資 源 朽 木 ほか 2005 年, p.70 には 教 育 対 する 公 的 支 援 の 方 法 には 公 的 教 育 施 設 を 作 るという 方 法 のほかに 奨 学 金 という 方 法 もある とあるが 私 は 奨 学 金 の 制 度 を 高 等 教 育 の 補 助 として 利 用 するものと 考 える 37 平 野 克 己 アフリカの 農 業 2003 年, pp 平 野 克 己 農 業 と 食 糧 生 産 北 川 ほか 2003 年, pp 平 野 克 己 農 業 と 食 糧 生 産 北 川 ほか 2003 年, p

24 香 川 大 学 経 済 政 策 研 究 第 3 号 ( 通 巻 第 3 号 ) 2007 年 3 月 40 平 野 克 己 農 業 と 食 糧 生 産 北 川 ほか 2003 年, pp 年 代 は 70 年 代 の 2 度 の 石 油 危 機 で 破 綻 しかかったアフリカ 経 済 を 救 済 するため 構 造 調 整 政 策 が 導 入 され 緊 縮 政 策 と 物 価 上 昇 が 同 時 進 行 した 時 代 42 平 野 克 己 農 業 と 食 糧 生 産 北 川 ほか 2003 年, pp 平 野 克 己 農 業 と 食 糧 生 産 北 川 ほか 2003 年, pp 室 井 義 雄 製 造 業 の 発 展 と 停 滞 北 川 ほか 2005 年, pp 平 野 克 己 図 説 アフリカ 経 済 2003 年, pp 室 井 義 雄 製 造 業 の 発 展 と 停 滞 北 川 ほか 2005 年, pp 資 本 量 の 労 働 量 に 対 する 比 率 企 業 産 業 および 経 済 全 体 が 利 用 する 生 産 技 術 の 特 徴 を 資 本 と 労 働 の 組 み 合 わせと 言 う 観 点 から 表 現 するための 用 語 48 平 野 克 己 図 説 アフリカ 経 済 2003 年, pp アジア 経 済 研 究 所 (IDE-JETRO) PIC 東 京 ( 世 界 銀 行 情 報 センター) 共 同 開 発 講 座 シリーズ 第 一 回 ア フリカのパラドックスー 農 工 間 貧 困 の 関 連 49 室 井 義 雄 製 造 業 の 発 展 と 停 滞 北 川 ほか 2005 年, pp 平 野 克 己 図 説 アフリカ 経 済 2003 年, pp 佐 藤 誠 日 本 のアフリカ 援 助 外 交 北 川 ほか 2005 年, pp 伊 藤 正 二 技 術 移 転 朽 木 ほか 2005 年, pp 伊 藤 正 二 技 術 移 転 朽 木 ほか 2005 年, pp その 国 宗 教 や 文 化 や 意 識 によって 影 響 を 受 ける 工 場 の 環 境 それぞれの 国 の 工 場 には それぞれの 文 化 があるとされる 技 術 移 転 を 進 める 場 合 その 国 の 工 場 文 化 や 意 識 が 邪 魔 をして 移 転 が 進 まないこと もある 55 伊 藤 正 二 技 術 移 転 朽 木 ほか 2005 年, pp 外 務 省 政 府 開 発 援 助 (ODAホームページ) ODA 白 書 (アフリカ) 2004 年, 図 表 Ⅲ-36 参 照 参 考 文 献 1. 白 鳥 正 喜 開 発 と 援 助 の 政 治 経 済 学 東 洋 経 済 報 社 1998 年 2.ジェトロ アジア 経 済 研 究 所 朽 木 昭 文 野 上 裕 生 山 形 辰 史 編 テキストブック 開 発 経 済 学 新 版 有 斐 閣 ブックス 2004 年 3. 鳥 飼 行 博 開 発 と 環 境 の 経 済 学 人 間 開 発 論 の 視 点 から 東 海 大 学 出 版 会 1998 年 4. 豊 田 俊 雄 発 展 途 上 国 の 教 育 と 学 校 明 石 書 店 1998 年 5.ベルトラン シュナイダー 国 際 援 助 の 限 界 ローマクラブ リポート 田 草 川 弘 / 日 比 野 正 明 訳 朝 日 新 聞 社 1996 年 6. 新 岡 智 板 木 雅 彦 増 田 正 人 編 国 際 経 済 政 策 論 有 斐 閣 ブックス 2005 年 7.Unicef 世 界 子 供 白 書 存 在 しない 子 供 たち Unicef 2005 年 8. 北 川 勝 彦 高 橋 基 樹 編 著 アフリカ 経 済 論 ミネルヴァ 書 房 2005 年 9 峯 陽 一 現 代 アフリカと 開 発 経 済 学 市 場 経 済 の 荒 波 のなかで 日 本 評 論 社 2003 年 10. 金 森 久 雄 荒 憲 治 郎 森 口 親 司 編 第 四 版 経 済 辞 典 有 斐 閣 2002 年 11. 平 野 克 己 図 説 アフリカ 経 済 日 本 評 論 者 2003 年 12.リチャード コール(OECD) 編 著 開 発 途 上 国 におけるグローバル 化 と 貧 困 不 平 等 及 川 祐 二 訳 明 石 書 店 2004 年 13. 世 界 銀 行 アジア 経 済 研 究 所 (IDE-JETRO) PIC 東 京 ( 世 界 銀 行 情 報 センター), 共 同 開 発 講 座 シリーズ 第 一 回 アフリカのパラドックスー 農 工 間 貧 困 の 関 連 外 務 省 政 府 開 発 援 助 (ODA ホームページ) ODA 白 書 ( 東 アジア 地 域 ) 2004 年 m 15. 外 務 省 政 府 開 発 援 助 (ODA ホームページ) ODA 白 書 (アフリカ) 2004 年 m 16. 石 見 徹 開 発 と 環 境 の 政 治 経 済 学 東 京 大 学 出 版 会 2004 年 52

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