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1 ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 ベストプラクティス 集 平 成 25 年 3 月 経 済 産 業 省

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3 目 次 Ⅰ 平 成 24 年 度 ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 受 賞 企 業 一 覧 ( 産 業 別 / 地 域 別 ) ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 促 進 事 業 表 彰... 2 Ⅱ 価 値 創 造 のためのダイバーシティ 経 営 に 向 けて なぜ 今 ダイバーシティ 経 営 なのか ダイバーシティ 経 営 の 基 本 的 な 考 え 方 と 進 め 方 まとめ Ⅲ 平 成 24 年 度 ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 ベストプラクティス 集 平 成 24 年 度 ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 (1) 概 要 版 ( 全 社 ) (2) 詳 細 版 ( 抜 粋 ) 平 成 24 年 度 ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 促 進 事 業 表 彰

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5 Ⅰ 平 成 24 年 度 ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 受 賞 企 業 一 覧 ( 産 業 別 / 地 域 別 ) 対 象 について 応 募 時 の 各 社 記 載 に 基 づき をつけています なお 対 象 とする 人 材 は 必 ずしも 正 社 員 に 限 りません パートタ イマーや 派 遣 社 員 また 業 務 委 託 先 の 個 人 ( 事 業 主 )なども 対 象 になります キャリア スキル 経 験 の 多 様 な 人 材 : 中 途 採 用 子 育 て 後 の 復 職 などにより 多 様 なルートで 採 用 登 用 され ている 人 材 などです 特 定 層 に 限 定 しない : 会 社 が 教 育 職 業 訓 練 などの 機 会 を 積 極 的 に 提 供 することで 既 存 の 人 材 に 多 様 な 能 力 や 知 見 を 身 につけさせるような 取 組 を 行 っている 場 合 などです その 他 の 詳 細 ( 各 社 の 応 募 時 の 記 載 内 容 )については 次 頁 以 降 の 各 社 概 要 ページに 示 しています 1.ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 対 象 会 社 名 従 業 員 数 300 人 以 下 所 在 地 女 性 外 国 人 障 がい 者 高 齢 者 キャリア スキル 経 験 の 多 様 な 人 材 特 定 層 に 限 定 しない その 他 建 設 業 1 重 松 建 設 株 式 会 社 愛 媛 県 2 グリーンライフ 産 業 株 式 会 社 福 岡 県 製 造 業 3 六 花 亭 製 菓 株 式 会 社 北 海 道 4 株 式 会 社 マイスター 山 形 県 5 栗 田 アルミ 工 業 株 式 会 社 茨 城 県 6 株 式 会 社 金 子 製 作 所 埼 玉 県 7 三 州 製 菓 株 式 会 社 埼 玉 県 8 花 王 株 式 会 社 東 京 都 9 キリンホールディングス 株 式 会 社 東 京 都 10 サトーホールディングス 株 式 会 社 東 京 都 11 サントリーホールディングス 株 式 会 社 東 京 都 12 株 式 会 社 資 生 堂 東 京 都 13 株 式 会 社 東 芝 東 京 都 14 株 式 会 社 日 立 製 作 所 東 京 都 15 富 士 電 機 株 式 会 社 東 京 都 16 株 式 会 社 リコー 東 京 都 17 日 産 自 動 車 株 式 会 社 神 奈 川 県 18 株 式 会 社 大 谷 新 潟 県 19 株 式 会 社 小 川 の 庄 長 野 県 20 コクヨ 株 式 会 社 大 阪 府 21 サラヤ 株 式 会 社 大 阪 府 22 ウインナック 株 式 会 社 和 歌 山 県 23 有 限 会 社 エヌ イー ワークス 島 根 県 24 TOTO 株 式 会 社 福 岡 県 25 株 式 会 社 宇 佐 ランタン 大 分 県 情 報 通 信 業 26 アイエスエフネットグループ 東 京 都 27 NECソフト 株 式 会 社 東 京 都 28 株 式 会 社 NTTデータ 東 京 都 29 株 式 会 社 エス アイ 兵 庫 県 1

6 対 象 会 社 名 従 業 員 数 300 人 以 下 所 在 地 女 性 外 国 人 障 がい 者 高 齢 者 キャリア スキル 経 験 の 多 様 な 人 材 特 定 層 に 限 定 しない その 他 卸 売 業 小 売 業 33 有 限 会 社 モーハウス 茨 城 県 30 株 式 会 社 スタートトゥデイ 千 葉 県 31 株 式 会 社 日 本 レーザー 東 京 都 32 ハイソル 株 式 会 社 東 京 都 34 木 村 メタル 産 業 株 式 会 社 愛 知 県 35 株 式 会 社 天 彦 産 業 大 阪 府 金 融 業 保 険 業 36 第 一 生 命 保 険 株 式 会 社 東 京 都 37 株 式 会 社 りそな 銀 行 大 阪 府 学 術 研 究 専 門 技 術 サービス 業 38 株 式 会 社 オージェイティー ソリューションズ 愛 知 県 生 活 関 連 サービス 業 娯 楽 業 39 株 式 会 社 きものブレイン 新 潟 県 40 沖 縄 ツーリスト 株 式 会 社 沖 縄 県 その 他 サービス 業 41 株 式 会 社 24-7 北 海 道 42 株 式 会 社 高 齢 社 東 京 都 43 サポート 行 政 書 士 法 人 東 京 都 2.ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 促 進 事 業 表 彰 会 社 名 所 在 地 1 株 式 会 社 らむれす 北 海 道 2 株 式 会 社 赤 ちゃんとママ 社 東 京 都 3 株 式 会 社 wiwiw 東 京 都 4 株 式 会 社 ハーモニーレジデンス 東 京 都 5 株 式 会 社 夢 道 s 東 京 都 6 株 式 会 社 ワーク ライフバランス 東 京 都 2

7 Ⅱ 価 値 創 造 のためのダイバーシティ 経 営 に 向 けて 1.なぜ 今 ダイバーシティ 経 営 なのか (1) 競 争 優 位 を 構 築 するための 経 営 戦 略 ダイバーシティ 経 営 は 個 々の 企 業 が 置 かれた 市 場 環 境 や 技 術 構 造 の 中 で 競 争 優 位 を 築 くために 必 要 な 人 材 活 用 戦 略 です 福 利 厚 生 やCSR( 企 業 の 社 会 的 責 任 )としてではなく あくまでも 経 営 戦 略 の 一 環 として 自 社 の 競 争 力 強 化 という 目 的 意 識 を 持 って 戦 略 的 に 進 めることが 重 要 です ダイバーシティ 経 営 が 求 められる 背 景 には グローバル 化 をはじめとする 市 場 環 境 の 変 化 があります こうした 変 化 は 企 業 にとって 競 争 環 境 の 変 化 や 不 確 実 性 を 加 速 するとともに ステークホルダーの 多 様 化 をもたらします そうした 中 企 業 は 以 下 のような 対 応 を 求 められます 多 様 化 する 顧 客 ニーズを 的 確 に 捉 え 新 たな 収 益 機 会 を 取 り 込 むためのイノベーションを 生 み 出 すこと 急 激 な 環 境 変 化 に 柔 軟 かつ 能 動 的 に 対 応 し リスクをビジネス 上 の 機 会 として 捉 え 機 動 的 に 対 処 すること 国 内 外 の 投 資 家 からも 持 続 可 能 性 (サステナビリティー)のある 投 資 先 として 信 頼 されるこ となど こうした 要 請 に 対 応 するための 経 営 戦 略 として 事 業 展 開 に 不 可 欠 な 多 様 な 価 値 観 を 有 する 幅 広 い 層 の 人 材 1 を 確 保 し その 能 力 2 を 最 大 限 発 揮 してもらうことで イノベーションの 創 出 等 価 値 創 造 につ なげる ダイバーシティ 経 営 が 求 められます これは これからの 時 代 に 企 業 が 勝 ち 残 るための い わば 標 準 装 備 とも 言 えます (2)ダイバーシティ 経 営 の 成 果 ダイバーシティ 経 営 は 社 員 の 多 様 性 を 高 めること 自 体 が 目 的 ではありません また 福 利 厚 生 やC SR( 企 業 の 社 会 的 責 任 )の 観 点 のみを 直 接 的 な 目 的 とするものでもありません 経 営 戦 略 を 実 現 する うえで 不 可 欠 な 多 様 な 人 材 を 確 保 し そうした 多 様 な 人 材 が 意 欲 的 に 仕 事 に 取 り 組 める 職 場 風 土 や 働 き 方 の 仕 組 みを 整 備 することを 通 じて 適 材 適 所 を 実 現 し その 能 力 を 最 大 限 発 揮 させることにより 経 営 上 の 成 果 につなげることを 目 的 としています ここでは 経 営 上 の 成 果 として 大 きく 4 つに 分 けて 考 えることができます 1 多 様 な 価 値 観 を 有 する 幅 広 い 層 の 人 材 には 性 別 年 齢 国 籍 障 がいの 有 無 などだけでなく キャリアやライフスタイルなどの 多 様 性 も 含 みます 2 能 力 には 多 様 な 人 材 それぞれの 持 つ 潜 在 的 な 能 力 や 特 性 なども 含 みます 3

8 1 プロダクトイノベーション: 対 価 を 得 る 製 品 サービス 自 体 を 新 たに 開 発 したり 改 良 を 加 えたりするもの ( 多 様 な 人 材 が 異 なる 分 野 の 知 識 経 験 価 値 観 を 持 ち 寄 ることで 新 しい 発 想 が 生 ま れます ) 2 プロセスイノベーション: 製 品 サービスを 開 発 製 造 販 売 するための 手 段 を 新 たに 開 発 したり 改 良 を 加 え たりするもの( 管 理 部 門 の 効 率 化 を 含 む) ( 多 様 な 人 材 が 能 力 を 発 揮 できる 働 き 方 を 追 求 することで 効 率 性 や 創 造 性 が 高 まります ) 3 外 的 評 価 の 向 上 : 顧 客 満 足 度 の 向 上 社 会 的 認 知 度 の 向 上 など ( 多 様 な 人 材 を 活 用 していること 及 びそこから 生 まれる 成 果 によって 顧 客 や 市 場 などか らの 評 価 が 高 まります ) 4 職 場 内 の 効 果 : 従 業 員 のモチベーション 向 上 や 職 場 環 境 の 改 善 など ( 自 身 の 能 力 を 発 揮 できる 環 境 が 整 備 されることでモチベーションが 高 まり また 働 きが いのある 職 場 に 変 化 していきます ) このうち 1と2は 企 業 の 収 益 業 績 に 直 結 しうる 直 接 的 効 果 をもたらすものであり 3と4 は 企 業 の 収 益 業 績 に 間 接 的 効 果 をもたらすものと 言 えます ダイバーシティ 経 営 には 多 様 な 人 材 の 確 保 定 着 能 力 発 揮 などのために 様 々な 取 組 が 含 まれ そ の 過 程 で 1~4の 成 果 が 複 合 的 に 現 れてきます 4

9 2.ダイバーシティ 経 営 の 基 本 的 な 考 え 方 と 進 め 方 ダイバーシティ 経 営 を 成 果 につなげるために ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 に 選 定 された 各 社 の 取 組 事 例 から 共 通 的 な 要 素 を 抽 出 し 業 種 規 模 等 を 超 えて 幅 広 く 参 考 にしていただくためにとり まとめたものが 下 記 の 基 本 的 な 考 え 方 と 進 め 方 です この 基 本 的 な 考 え 方 を 参 考 としつつ 他 社 の 取 組 をそのままなぞるのではなく 事 業 目 的 や 市 場 環 境 等 に 応 じて 自 社 にとって 有 効 な ダイバーシティ 経 営 のあり 方 を 創 出 し 実 践 していくことが 重 要 です (1)ダイバーシティ 経 営 推 進 のための 戦 略 策 定 ダイバーシティ 経 営 は 企 業 が 競 争 優 位 を 築 くための 経 営 戦 略 の 一 環 として 位 置 付 けられる 人 材 活 用 戦 略 です そのため 経 営 全 体 の 方 向 性 に 整 合 的 に 設 計 される 必 要 があります まずは 自 社 が 今 置 かれ た 環 境 の 中 で どのような 競 争 優 位 の 確 立 を 目 指 すのか その 実 現 のためにどのような 経 営 戦 略 を 立 て るのか その 実 行 のためにどのような 人 材 を 確 保 し どのように 配 置 し どのようなミッションを 与 え どのようなマネジメントにより 成 果 を 上 げさせるか といった 一 連 の 取 組 を 一 貫 したものとして 構 築 す る 必 要 があります 1 トップのコミットメント トップは 自 社 にとって ダイバーシティとは 何 か どのような 意 味 を 持 つものか を 明 確 に 発 信 していますか ダイバーシティ 経 営 は 経 営 戦 略 を 実 現 するうえで 不 可 欠 な 人 材 活 用 上 の 課 題 ですが 各 社 の 置 かれ た 状 況 によってその 位 置 付 けや 取 組 内 容 は 大 きく 異 なります トップはまず なぜ 自 社 が 今 なぜ ダイバーシティ 経 営 に 取 り 組 むのか それによって 何 を 得 よう としているのか 自 身 が 理 解 納 得 した 上 で 社 員 に 対 してわかりやすく 説 明 する 必 要 があります また ダイバーシティ 経 営 を 実 現 するためには 既 存 の 職 場 風 土 や 働 き 方 を 改 革 することも 求 められ ます そのため トップが 繰 り 返 し 社 員 に 向 けてメッセージを 発 信 することによって その 必 要 性 に 対 する 理 解 を 会 社 全 体 に 浸 透 させていくことが 求 められます また ダイバーシティ 経 営 は 人 材 活 用 だ けでなく 人 材 育 成 への 取 組 が 重 要 となるため その 成 果 はすぐに 現 れるとは 限 りません そのため トップがその 重 要 性 を 継 続 的 に 発 信 し 続 けることによって 息 の 長 い 取 組 を 実 施 していくことが 重 要 に なります トップは 担 当 部 局 だけではなく 社 員 とコミュニケーションをとりながら 進 めています か ダイバーシティ 経 営 は 社 員 の 日 常 的 な 業 務 に 直 結 するものであり 特 に 管 理 職 層 の 意 識 改 革 とマネ ジメントの 改 革 が 必 要 です このため トップの 役 割 として ダイバーシティ 推 進 を 担 当 部 署 に 任 せき りにしていては その 実 現 には 至 りません 社 員 が 持 てる 能 力 を 十 分 に 発 揮 し 組 織 としてのパフォー 5

10 マンスに 貢 献 しているかどうか 常 に 確 認 をとりながら 取 組 を 改 善 していく 過 程 をトップダウンとボト ムアップの 両 方 から 進 めていく 必 要 があります また 社 員 からの 提 案 を 受 け 入 れ 実 行 に 移 す 体 制 を 構 築 することも 有 効 です 日 々の 業 務 の 中 で 気 付 いた 些 細 なことでも 社 員 の 声 に 耳 を 傾 け その 改 善 を 繰 り 返 すことにより 変 化 を 受 け 入 れる 風 土 が 育 ちやすくなります 2 行 動 指 針 や 目 標 における 計 画 策 定 企 業 理 念 や 行 動 指 針 との 関 連 性 の 中 で ダイバーシティ 経 営 が 位 置 付 けられていますか ダイバーシティ 経 営 は 企 業 理 念 や 社 員 の 行 動 指 針 の 中 で 明 確 に 位 置 付 けられることによって 具 現 化 してきます また 前 述 したように ダイバーシティ 経 営 は 社 員 の 多 様 性 を 高 めること 自 体 が 目 的 で はありません また 福 利 厚 生 やCSR( 企 業 の 社 会 的 責 任 )の 観 点 のみを 直 接 的 な 目 的 とするもので もありません そのため 企 業 理 念 に 基 づいてダイバーシティに 関 する 指 針 具 体 的 な 行 動 目 標 を 定 め ることで 具 体 的 なアクションを 推 進 するための 後 ろ 盾 ができ 具 体 的 な 施 策 を 実 行 に 移 すことができ るようになります 定 量 的 定 性 的 な 目 標 や 指 標 を 設 定 していますか また 目 標 に 対 して 適 正 に 進 捗 管 理 達 成 度 測 定 をしていますか 行 動 指 針 を 定 めるだけでは ダイバーシティ 経 営 は 画 餅 に 終 わってしまいます ダイバーシティ 経 営 を 推 進 するためには 現 状 を 分 析 し 課 題 点 を 洗 い 出 した 上 で 中 長 期 的 な 目 標 を 設 定 しなければなり ません また 定 期 的 にその 目 標 の 達 成 度 を 測 りながら 施 策 の 展 開 に 反 映 させる 必 要 があります す なわち ダイバーシティ 経 営 に 関 する PDCA サイクルを 回 すことが 重 要 です 多 様 な 人 材 を 量 的 に 確 保 したら 後 は 自 然 に 成 果 が 表 れてくる というものではないのです なお ダイバーシティ 経 営 の 推 進 に 関 する 指 標 として たとえば 女 性 管 理 職 比 率 や 外 国 人 採 用 率 などが 用 いられることが 多 くみられます こうした 目 標 設 定 は 重 要 ですが 単 にこの 数 値 を 上 げる ことを 自 己 目 的 化 するのではなく 何 のためにダイバーシティ 経 営 を 進 めるのか そのためには どの ような 人 材 に どのような 業 務 を 任 せ どのような 成 果 を 上 げることが 必 要 か という 点 を 常 に 明 確 に する 必 要 があります 3 担 当 部 署 の 設 置 ダイバーシティを 推 進 する 体 制 がありますか ダイバーシティ 経 営 の 推 進 にあたっては 人 事 評 価 や 配 置 両 立 支 援 などの 人 事 労 務 制 度 のみならず 職 場 マネジメントなど 業 務 遂 行 の 方 法 等 組 織 全 体 の 在 り 方 を 見 直 すことが 必 要 となります こうした 全 社 的 な 取 組 を 包 括 的 体 系 的 に 進 めるためには 部 署 を 横 断 してこうした 施 策 を 展 開 するための 体 制 6

11 が 必 要 となります なぜなら 特 定 の 役 割 と 権 限 を 持 つ 担 当 者 を 設 けることで 活 動 が 持 続 できる 可 能 性 が 高 くなり また 全 社 的 にその 活 動 を 認 識 させ 他 部 署 からの 支 援 を 得 やすくなるからです その 前 提 として 人 事 管 理 部 署 の 担 当 者 がダイバーシティ 経 営 に 関 して 正 しい 認 識 を 持 つことが 重 要 です もちろん 専 従 の もしくは 新 規 の 部 署 を 設 けなくとも 機 動 的 に 活 動 が 展 開 できる 場 合 には 既 存 の 部 署 に 同 様 の 権 限 を 持 たせることで 代 替 することも 可 能 です 特 に 中 小 企 業 にとっては その 方 が 効 率 的 な 場 合 が 多 いといえます ダイバーシティ 推 進 が 担 当 部 署 だけの 取 組 となっていませんか? 関 連 部 署 と 密 接 に 連 携 を 図 っていますか 上 記 で 述 べたように ダイバーシティ 経 営 は 一 部 署 内 で 完 結 する 施 策 ではありません あくまで 企 業 の 競 争 力 強 化 を 目 的 とした 経 営 戦 略 ですので その 目 的 に 応 じて 関 連 する 部 署 とは 密 に 連 絡 を 取 り 合 いながら 協 力 して 施 策 を 展 開 していくことが 必 要 になります (2) 多 様 な 人 材 が 活 躍 できる 土 壌 づくり ダイバーシティ 経 営 では 社 員 の 能 力 を 見 極 め 適 材 適 所 を 図 ることによって イノベーションの 創 出 や 生 産 性 の 向 上 を 実 現 させることを 目 指 します そのためには 個 々 人 の 抱 える 事 情 に 配 慮 し 全 て の 人 材 が 様 々な 制 約 の 中 でも 仕 事 への 意 欲 を 高 め 能 力 を 発 揮 できるような 環 境 整 備 が 必 要 となります たとえば 子 どもを 持 って 働 く 母 親 日 本 語 での 会 話 が 難 しい 外 国 人 何 らかのサポートが 必 要 な 障 が いのある 人 週 5 日 フルタイムで 働 くことを 望 まない 高 齢 者 等 です チャレンジド(the challenged) という 言 葉 があります これは 障 がいのある 人 を 挑 戦 という 使 命 やチャンスを 与 えられた 人 とポジティブに 捉 えようという 新 たな 考 え 方 を 表 しています 育 児 中 の 女 性 も 時 間 制 約 があるからこそ 緊 張 感 を 持 って 時 間 当 たりの 生 産 性 を 上 げようとする 傾 向 がありま すし 育 児 経 験 から 豊 富 なアイディアも 生 まれてきます 障 害 や 時 間 制 約 等 をマイナスとして 捉 えるの ではなく ビジネスチャンスや 生 産 性 向 上 につながる 可 能 性 として 捉 え 直 す 発 想 も 重 要 です こうした 多 様 な 人 材 が 仕 事 への 意 欲 を 高 め 能 力 を 発 揮 できるようにするためには 制 約 のない 社 員 を 前 提 とした 従 来 型 のマネジメントの 仕 組 みを 大 胆 に 改 革 し 柔 軟 性 を 高 める 方 向 で 働 き 方 を 改 変 していくことが 必 要 です 働 き 方 の 改 変 には 通 常 時 間 や 手 間 がかかります また そうした 改 変 は 制 約 のない 社 員 に は 一 時 的 に 不 都 合 が 感 じられる 場 合 もあり 社 内 の 抵 抗 がある 場 合 も 考 えられます しかしなが ら 最 終 的 にその 組 織 で 何 を 生 み 出 したいかを 明 確 にし 制 約 のある 人 材 に 対 して 制 約 だけに 着 目 するのではなく 一 人 一 人 の 可 能 性 の 部 分 に 着 目 し それを 引 き 出 す 技 術 や 制 度 を 生 み 出 してフォロー を 実 施 していくことによって 様 々なバックグラウンドを 持 つ 人 材 が 活 発 に 自 発 的 に 働 ける 組 織 に 変 わっていくことが 可 能 になります 1 多 様 で 柔 軟 な 働 き 方 を 可 能 とする 環 境 整 備 画 一 的 な 働 き 方 を 見 直 すとともに 個 々の 社 員 の 事 情 に 応 じて 時 間 や 場 所 等 に 関 して 柔 軟 な 働 き 方 が 可 能 になっていますか 7

12 画 一 的 硬 直 的 な 新 卒 採 用 男 性 正 社 員 長 期 継 続 雇 用 モデル を 前 提 にすると それ 以 外 の 人 材 の 活 躍 の 機 会 が 制 限 されます 多 様 な 人 材 が 仕 事 への 意 欲 を 高 め 能 力 を 発 揮 できるよう 従 来 型 の 働 き 方 そのものを 見 直 すことが 必 要 です また たとえば 育 児 中 のワーキング マザーや 在 宅 で 介 護 を 抱 える 社 員 など 様 々な 制 約 を 抱 えた 人 材 を 企 業 としてつなぎ 止 め 能 力 を 最 大 限 発 揮 してもらうには 人 材 活 用 戦 略 として 柔 軟 な 勤 務 環 境 制 度 が 必 要 となることもあります たとえば フレックスタイム 制 や 在 宅 勤 務 (テレワーク) などは 時 間 制 約 のある 社 員 がアウトプットを 出 すための 有 効 な 仕 組 みです 大 企 業 では 各 種 制 度 を 先 行 して 整 備 し 中 小 企 業 ではニーズが 生 じた 個 々の 社 員 の 事 情 に 応 じて そ の 都 度 必 要 な 対 応 や 制 度 整 備 を 行 う 傾 向 が 見 られます 制 度 を 整 備 するだけではなく 実 際 に 社 員 が 使 いやすい 制 度 になっているかを 確 認 しながら 絶 えず 見 直 しを 実 施 することが 有 効 だといえます 2 現 場 のマネジメント 改 革 多 様 な 人 材 の 能 力 を 発 揮 させるために 管 理 職 層 の 意 識 改 革 を 図 る 取 組 を 実 施 しています か ダイバーシティ 経 営 を 実 践 するにあたって 最 も 大 きな 課 題 となるのは 現 場 でのマネジメントです どれほど 制 度 が 整 っていても 実 際 に 働 く 現 場 で 活 躍 の 機 会 が 限 られていては 仕 事 への 意 欲 は 低 くな り 能 力 が 十 分 に 発 揮 されず ダイバーシティ 経 営 の 成 果 が 出 る 前 に 取 組 は 頓 挫 してしまいます まずは 自 社 にとってのダイバーシティ 経 営 の 目 的 (なぜ 今 取 り 組 まねばならないのか)を 社 員 特 に 管 理 職 層 が 十 分 に 理 解 し 納 得 する 必 要 があります その 時 企 業 理 念 や 行 動 指 針 などの 大 きな 目 的 を 踏 まえた 上 で 現 状 の 組 織 の 課 題 解 決 のためにダイバーシティをどのように 活 用 するかを 考 え ることが 有 効 でしょう ダイバーシティ 経 営 の 推 進 は 往 々にして 総 論 賛 成 各 論 反 対 になりがちです 組 織 全 体 でダイバー シティ 経 営 を 推 進 するためには 各 部 署 でどのような 取 組 が 必 要 かを 現 場 レベルで 具 体 的 に 検 討 すると ともに そうした 取 組 を 業 績 評 価 の 項 目 に 入 れるなど 管 理 職 層 に 対 する 十 分 なインセンティブを 与 え ることが 必 要 となります 管 理 職 層 のマネジメントスキルを 高 めるための 工 夫 を 行 っていますか 管 理 職 層 のマネジメントスキルを 上 げていくことも 必 要 です 従 来 の あうん の 呼 吸 が 通 じる 均 一 的 な 集 団 の 人 事 管 理 に 比 べ 様 々な 事 情 を 抱 えた 人 材 を 束 ねて 経 営 目 標 に 向 かって 組 織 としての 業 績 を 最 大 化 するためには 高 度 な 職 場 マネジメント 能 力 が 要 求 されます 日 々の 業 務 の 中 でも 個 々の 業 務 の 目 的 過 程 期 限 評 価 といった 点 について 多 様 な 社 員 に 対 し てきちんとコミュニケーションをとりながら 説 明 していく 必 要 があります 特 に 価 値 観 や 文 化 的 慣 習 の 異 なる 外 国 人 や 国 内 でもコミュニケーション 自 体 に 困 難 を 伴 う 障 がいや 多 様 な 価 値 観 を 持 つ 人 が 多 い 職 場 などでは とりわけ 意 識 的 に 伝 え 理 解 してもらう 過 程 が 重 要 になります このようなマネジメントスキルは 自 然 に 身 に 付 くものではありません 研 修 やワークショップなど を 通 して 意 識 的 な 改 革 を 促 す 必 要 があります また ダイバーシティ 経 営 推 進 の 観 点 からだけでなく 現 場 のマネジメント 改 革 それ 自 体 を 実 行 していく 中 で そこにダイバーシティ 経 営 の 観 点 を 組 み 込 んで 8

13 いくというアプローチも 有 効 です 3 職 務 の 明 確 化 公 正 な 人 事 評 価 制 度 誰 にとってもわかりやすい 評 価 体 系 になっていますか また 公 正 な 評 価 を 実 施 できるよ う 業 務 分 担 や 達 成 すべき 目 標 が 明 確 になっていますか 社 員 の 属 性 や 働 き 方 にかかわらず 職 務 やパフォーマンスに 応 じた 公 正 な 評 価 を 実 施 していくことが 必 要 です そのためにも 社 員 に 期 待 する 役 割 達 成 すべき 目 標 を 明 確 にし 社 員 自 身 がその 働 き 方 や 目 標 を 理 解 して 達 成 に 向 け 取 り 組 むとともに 上 役 等 が 適 切 にフォローする 体 制 が 求 められます 特 に グローバル 経 営 の 中 で 文 化 や 国 籍 の 異 なる 人 材 を 活 用 していく 上 では この 取 組 が 仕 事 への 意 欲 の 維 持 向 上 に 重 要 となります また 両 立 支 援 についても どれほど 働 きやすい 制 度 を 整 えたとしても 制 度 を 利 用 することで 不 当 に 低 い 評 価 を 下 される 不 安 があっては 活 用 できる 制 度 とは 言 えません また 逆 に ある 社 員 が 制 度 を 利 用 しながら 高 い 業 績 を 上 げていても その 評 価 が 不 透 明 な 場 合 には 他 の 社 員 との 軋 轢 を 生 ん でしまう 恐 れもあります したがって 両 立 支 援 等 の 制 度 を 導 入 し その 活 用 を 円 滑 化 していくためには 利 用 する 社 員 に 対 し て 求 めるアウトプットの 質 や 量 を 予 め 具 体 的 に 提 示 し その 成 果 に 対 して 評 価 を 行 う といった 明 確 な 評 価 軸 の 整 備 が 必 要 になります そうすることで 時 間 制 約 がある 中 でも 計 画 的 に 業 務 を 進 めて 期 待 されるアウトプットを 出 し 高 い 評 価 を 得 ることも 可 能 になります 4 多 様 な 人 材 の 積 極 的 な 登 用 人 材 登 用 について 数 値 目 標 の 達 成 が 自 己 目 的 化 していませんか 従 来 の 人 事 制 度 の 中 では 組 織 の 中 で 多 数 派 主 流 派 でなかった 属 性 の 人 材 は 重 要 な 仕 事 を 任 され にくい 管 理 職 等 に 登 用 されにくい といった 現 実 があります こうした 状 況 を 改 善 し 個 々 人 の 能 力 や 実 績 に 応 じた 適 材 適 所 を 図 るためには 過 渡 的 な 構 造 改 革 の 取 組 として 多 数 派 主 流 派 でなかった 人 材 を 積 極 的 に 登 用 するための 条 件 を 整 備 する 取 組 いわゆる ポジティブ アクション が 有 効 な 場 合 もあります ただし 管 理 職 登 用 の 目 標 値 の 設 定 など 数 値 目 標 ありきで 数 合 わせ をしても 却 って 逆 効 果 になる 可 能 性 もあります 登 用 対 象 層 の 拡 大 のために 仕 事 の 経 験 機 会 の 不 足 を 研 修 で 補 った り 意 識 改 革 のための 研 修 を 実 施 したり さらに 登 用 された 者 に 対 する 組 織 的 なフォロー 体 制 を 構 築 す るなどして 登 用 対 象 層 の 拡 大 や 登 用 された 人 材 が 能 力 を 十 分 に 発 揮 できる 環 境 の 整 備 が 併 せて 必 要 と なります 5 キャリア 形 成 や 能 力 開 発 のための 教 育 研 修 の 拡 充 多 様 な 人 材 を 意 思 決 定 層 に 引 き 上 げるために 多 様 な 人 材 を 対 象 とした 管 理 職 研 修 等 を 実 施 していますか?また 社 員 のスキルアップのための 多 様 な 手 段 を 用 意 していますか? 9

14 たとえば 女 性 など 組 織 の 中 でこれまで 多 数 派 主 流 派 でなかった 属 性 の 人 材 は スキルアップのた めの 機 会 や マネジメントスキル 向 上 のための 有 形 無 形 の 社 内 資 源 に 十 分 にアクセスできていない 場 合 がみられます そのような 状 態 のまま たとえ 抜 擢 登 用 したとしても 本 来 の 力 を 発 揮 できないままに 挫 折 してしまうケースも 生 じかねません 多 数 派 主 流 派 でない 人 材 が 組 織 の 中 で 実 力 を 発 揮 できるようにするためには 意 識 づけのための 研 修 やきめ 細 かいフォローアップの 仕 組 みを 設 ける 必 要 があります 女 性 を 例 に 挙 げれば 女 性 社 員 向 け 職 場 マネジメント 研 修 やメンター 制 度 など 主 流 派 が 暗 黙 知 として 継 承 してきたノウハウ 等 を 積 極 的 に 提 供 することが 有 効 です また 多 様 な 人 材 のスキルアップを 支 援 するための 取 組 も 重 要 です 業 務 に 直 接 かかわる 部 分 での OJT(on-the-job training)だけでなく たとえば 資 格 取 得 の 促 進 や 支 援 時 間 や 場 所 に 縛 られずに 受 講 できる e-ラーニングプログラムの 導 入 社 員 の 学 びを 促 進 するための 休 暇 取 得 や 助 成 制 度 の 整 備 など により 個 々の 社 員 が 自 発 的 積 極 的 なスキルアップに 取 り 組 む 組 織 が 作 られます 同 時 に そうした 人 材 が キャリアプランを 構 築 し 自 律 的 に 仕 事 に 向 き 合 う 機 会 を 提 供 することも 有 効 です 多 様 なロールモデルの 提 示 によって 従 業 員 の 仕 事 への 意 欲 の 向 上 を 図 っていますか 仕 事 への 意 欲 を 高 く 維 持 して 日 々の 業 務 に 取 り 組 むためには 中 長 期 的 なキャリアアップの 見 通 しを もつための ロールモデル の 存 在 が 重 要 です 特 に 女 性 にとっては 身 近 なロールモデルがいない ことが 課 題 として 挙 げられることが 多 く 大 企 業 の 場 合 は 各 部 署 で 成 果 を 上 げている 女 性 社 員 をネッ トワーク 化 することによって ロールモデルをみつけたり 成 功 体 験 を 共 有 できるとともに 一 人 では ない ことを 体 感 し 仕 事 への 意 欲 のさらなる 向 上 にもつながります 他 方 自 社 内 にはロールモデルと なり 得 る 社 員 がまだ 十 分 に 育 成 されていない 企 業 にとっては 複 数 社 が 共 同 でネットワーキングを 行 う 機 会 を 通 じて 社 外 からロールモデルをみつける 機 会 を 作 ることも 有 効 です 6 社 内 外 に 対 する 情 報 発 信 多 様 な 人 材 の 活 躍 状 況 を 社 内 外 に 周 知 していますか?また その 活 躍 を 一 部 にとどめず 横 展 開 できる 仕 組 みを 作 っていますか せっかくいろいろな 施 策 を 進 めていても そのことが 該 当 する 一 部 の 社 員 にしか 伝 わっていなければ 全 体 としての 成 果 にはつながりません 自 社 内 に どのような 社 員 がいるか どのような 仕 事 をして 成 果 を 上 げているかを 積 極 的 に 発 信 することによって ダイバーシティ 推 進 の 成 果 が 全 社 で 共 有 され 社 内 全 体 の 風 土 改 革 につながります また 仕 事 への 意 欲 を 高 めて 能 力 を 発 揮 しているロールモデルとな りうる 社 員 の 存 在 を 知 ることによって 他 の 社 員 の 励 みにもなり 仕 事 への 意 欲 の 向 上 の 一 策 ともなり ます また 社 外 への 情 報 発 信 により 多 様 な 人 材 が 活 躍 しやすい 職 場 であることが 認 知 されることで 地 域 における 多 様 な 人 材 の 雇 用 促 進 に 寄 与 するのみならず 全 国 各 地 から 優 秀 な 人 材 の 確 保 につながる 場 合 もあります さらには 顧 客 に 対 するイメージ 向 上 や 投 資 家 からの 信 頼 向 上 等 様 々なステークホ ルダーからの 評 価 も 高 まり 企 業 としての 持 続 可 能 性 の 基 盤 となります 10

15 3.まとめ グローバル 競 争 の 激 化 や 少 子 高 齢 化 による 内 需 の 低 迷 等 厳 しい 環 境 の 中 で 企 業 が 競 争 優 位 を 確 立 す るためには 多 様 な 人 材 の 能 力 を 最 大 限 活 かして 価 値 創 造 につなげることが 必 要 です こうして 名 実 と もに 人 材 を 経 営 資 源 として 有 効 に 活 用 することで 個 々の 企 業 の 競 争 力 が 強 化 されることは 我 が 国 経 済 をデフレ 経 済 から 脱 却 させ 成 長 路 線 へのシフトをもたらすことにもつながります ダイバーシティ 経 営 は 経 営 戦 略 の 一 環 であり 自 社 の 競 争 力 強 化 という 目 的 意 識 を 持 って 戦 略 的 に 取 り 組 むことが 必 要 です その 中 で 最 大 の 試 練 が 現 場 のマネジメント 改 革 であり 管 理 職 層 を 始 め とする 慣 性 を 断 ち 切 り ダイバーシティ 経 営 を 前 に 進 めるには トップの 強 いリーダーシップと 継 続 的 な 取 組 が 不 可 欠 です この ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 ベストプラクティス 集 に 収 録 された 企 業 事 例 を 参 考 に 各 社 においてダイバーシティ 経 営 を 推 進 し 競 争 力 強 化 につなげていただくことを 期 待 しています 11

16 Ⅲ 平 成 24 年 度 ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 ベストプラクティス 集 1. 平 成 24 年 度 ダイバーシティ 経 営 企 業 100 選 (1) 概 要 版 ( 全 社 ) 対 象 に 関 する 説 明 は p1 をご 覧 下 さい なお 文 中 のデータは 特 に 注 記 のない 限 り 審 査 時 のものです 対 象 会 社 名 従 業 員 数 300 人 以 下 所 在 地 女 性 外 国 人 障 がい 者 高 齢 者 キャリア スキル 経 験 の 多 様 な 人 材 特 定 層 に 限 定 しない その 他 ページ 建 設 業 1 重 松 建 設 株 式 会 社 愛 媛 県 13 2 グリーンライフ 産 業 株 式 会 社 福 岡 県 14 製 造 業 3 六 花 亭 製 菓 株 式 会 社 北 海 道 15 4 株 式 会 社 マイスター 山 形 県 16 5 栗 田 アルミ 工 業 株 式 会 社 茨 城 県 17 6 株 式 会 社 金 子 製 作 所 埼 玉 県 18 7 三 州 製 菓 株 式 会 社 埼 玉 県 19 8 花 王 株 式 会 社 東 京 都 20 9 キリンホールディングス 株 式 会 社 東 京 都 サトーホールディングス 株 式 会 社 東 京 都 サントリーホールディングス 株 式 会 社 東 京 都 株 式 会 社 資 生 堂 東 京 都 株 式 会 社 東 芝 東 京 都 株 式 会 社 日 立 製 作 所 東 京 都 富 士 電 機 株 式 会 社 東 京 都 株 式 会 社 リコー 東 京 都 日 産 自 動 車 株 式 会 社 神 奈 川 県 株 式 会 社 大 谷 新 潟 県 株 式 会 社 小 川 の 庄 長 野 県 コクヨ 株 式 会 社 大 阪 府 サラヤ 株 式 会 社 大 阪 府 ウインナック 株 式 会 社 和 歌 山 県 有 限 会 社 エヌ イー ワークス 島 根 県 TOTO 株 式 会 社 福 岡 県 株 式 会 社 宇 佐 ランタン 大 分 県 37 情 報 通 信 業 26 アイエスエフネットグループ 東 京 都 NECソフト 株 式 会 社 東 京 都 株 式 会 社 NTTデータ 東 京 都 株 式 会 社 エス アイ 兵 庫 県 41 卸 売 業 小 売 業 33 有 限 会 社 モーハウス 茨 城 県 株 式 会 社 スタートトゥデイ 千 葉 県 株 式 会 社 日 本 レーザー 東 京 都 ハイソル 株 式 会 社 東 京 都 木 村 メタル 産 業 株 式 会 社 愛 知 県 株 式 会 社 天 彦 産 業 大 阪 府 47 金 融 業 保 険 業 36 第 一 生 命 保 険 株 式 会 社 東 京 都 株 式 会 社 りそな 銀 行 大 阪 府 49 学 術 研 究 専 門 技 術 サービス 業 38 株 式 会 社 オージェイティー ソリューションズ 愛 知 県 50 生 活 関 連 サービス 業 娯 楽 業 39 株 式 会 社 きものブレイン 新 潟 県 沖 縄 ツーリスト 株 式 会 社 沖 縄 県 52 その 他 サービス 業 41 株 式 会 社 24-7 北 海 道 株 式 会 社 高 齢 社 東 京 都 サポート 行 政 書 士 法 人 東 京 都 55 12

17 女性 障がい者 高齢者 詳細版 p57 重松建設株式会社 建設業 女性営業 現場監督が顧客との強い信頼関係を構築 女性に訴える商品開発で顧客満足度向上 ダイバーシティ経営の背景 男性が圧倒的に多数を占める建築業界において 対顧客のコミュニケーションには女性の気配りや きめ細かさが優位に働くこと を期待したトップにより女性が積極的に採用されている 特に 理 系出身の女性 リケジョ チームに新築住宅建設の現場監督を任せたり 商品開発や広告等のア イディアを提案させたりなどし 地元では数少ない大卒女性の活躍する場を創出している 取組内容 トップの意向で 8 年ほど前から女性の現場監督を起用しているが 男性ばかりの従来の現場では どうしても経験年数の長いベテラン職人が力を持つ傾向があったため そこに女性という異質な存 在を混入させることで 監督の仕事 と 職人の仕事 を明確化し業務の円滑性を高めたいという 狙いもあった 結果 トップの後ろ盾も得ながら監督の業務範囲を再構築し 現在では現場とも良 好なコミュニケーションをとりながらの業務遂行が可能になっている また リフォーム部門は従来全員男性であったが 対応する顧客がほとんどの場合女性 主婦 で あることから女性営業のニーズが高まり 3 年前に 3 名新規採用した ベテランの男性営業とペア で 基本的に男性は現場対応 女性は顧客対応を担当しているが 突発事項に対しては相互にフォ ローし合える体制をとっている 顧客の話を徹底的に聴き取り 丁寧に返答しながら関係性を構築 することによって 顧客満足度が向上している 基本的にチーム制で仕事を進めることで 子育て中の女性でも緊急時にも対応できる余裕のある体 制を作っている また 2013 年春から社員や顧客が利用できる託児所の開設を予定している 成果 女性社員が主体的に商品開発に関わり 掃除を楽にしたい 収納場所に悩みたくないといったニー ズに応える 女ゴコロのわかる家 を開発し 成約件数を順調に伸ばしている また リフォーム 新築ともに 顧客満足度が高まっている 一方 女性が働きやすい職場を目指して制度整備や日々の業務プロセスを改善 現場での力作業の 負担を軽減させるような工程の工夫など したことにより 女性だけでなく 男性も高齢者も働き やすい職場が実現され モチベーションも大きく高まっている 企業概要 設立年 1965 年 資本金 55 百万円 本社所在地 愛媛県今治市常盤町 4 丁目 7-6 事業概要 総合建設全般 設計 施工 請負 官公庁工事 リフォーム 売上高 411 百万円 直近決算期 2012 年 9 月 従業員の状況 単体 総従業員数 17 人 うち非正規 0 人 属性ごとの人数等 女性 6 人 女性管理職比率 5.9 正規従業員の平均勤続年数 男性 3.8 年 女性 3.3 年 13 障がい者 1 人 65 歳以上 1 人

18 女性 キャリア スキル 詳細版 p61 グリーンライフ産業株式会社 建設業 エンドユーザー向け事業への転換を機に女性を積極登用 顧客ニーズを汲んだサービス提供で業績拡大 ダイバーシティ経営の背景 ハウスメーカーの下請業からエンドユーザーと直接取引するガーデニング エクステリアの設計 施工事業へビジネスモデルを転換したことをきっかけに 女性の積極的な採用 登用を促進してき た 顧客の要望を聞きながらデザイン設計をしていくプランナー職等は 顧客に対する気配りやフ ォローが重要であり 女性社員の細やかな配慮が存分に活かされることとなった 取組内容 育休 産休 から復職する女性社員を育休前と同役職で復帰させている 各店舗に来店した顧客向 けに キッズコーナー 子どもが遊べるおもちゃ等を用意したスペース を設置しており 保育 所に預けられない場合には 子ども同伴出勤 が可能な環境となっている また 家族参加型の社 内旅行や催しに子どもを同伴させることで 時間制約のある社員を気持ちよくサポートする企業文 化が醸成されている 造園業は年功序列が一般的だが 成績 受注件数と売上額 による評価制度を導入し 実力があれ ば性別や年齢を問わず活躍できる職場となっている 女性従業員比率は造園建設業界で異例の 50 超を誇る また 女性社員が出産後も定着 過去 5 年の定着率 85% するようになった 男女の区 別なく公正に評価した結果 女性管理職比率は 店舗中 5 店舗で女性が店長を務めるなど 意思決定権を持つ役職でも活躍している 成果 女性スタッフによる接遇 提案により顧客満足度が向上 また キャリア継続が実現するようにな ったことで 設計 営業各分野でのスキルやノウハウの高度化が図られ 設計サービス等の高付加 価値化 営業力の強化につながった 毎年 順調に店舗拡大を続け 女性社員が細やかさを活かしてガーデニングの設計 施工後も丁寧 なフォローを続けることにより 顧客からの信頼性が高まり リノベーション 個人住宅のリフォ ーム リノベーションの設計 施工 への事業拡大につなげている また 性別や年齢を問わず活躍できることが認知され 新卒採用応募者数が年間 2 3 名から 100 名を超えるほどまでに増加するとともに 男女の区別なく活躍できる企業文化へ大いに共感した台 湾企業から接遇レベル 設計提案力を高く評価され 台湾でのビジネス展開が実現しつつある 企業概要 設立年 1976 年 資本金 20 百万円 本社所在地 福岡県福岡市東区多の津 5 丁目 32 番 20 号 事業概要 ガーデニング事業 外構緑化事業 リフォーム事業 公共緑化事業 売上高 1,525 百万円 直近決算期 2011 年 12 月 従業員の状況 単体 総従業員数 80 人 うち非正規 3 人 属性ごとの人数等 女性 40 人 うち非正規 2 人 女性管理職比率 36 正規従業員の平均勤続年数 4.4 年 男性 4.0 年 女性 4.8 年 14

19 女 性 / 特 定 層 に 限 定 なし 六 花 亭 製 菓 株 式 会 社 ( 製 造 業 ) 社 員 の 適 材 適 所 を 可 能 にする 柔 軟 な 職 域 創 造 とシ ョフ ローテーションで 生 産 性 とモチヘ ーションが 向 上 ダイバーシティ 経 営 の 背 景 社 員 全 員 に 対 して 男 女 差 正 社 員 パートなどの 区 分 なく 気 持 ちよく 働 ける 会 社 にしたいとい うトップの 強 い 意 思 によって 多 様 な 制 度 や 取 組 が 実 施 されてきた 女 性 は 結 婚 出 産 等 で 離 職 す るケースもあったが 会 社 の 理 念 を 共 有 した 貴 重 な 人 材 になるべく 活 躍 してもらうため 職 域 を 拡 大 開 発 しながら 適 材 適 所 を 実 現 している 取 組 内 容 製 造 販 売 流 通 などの 部 門 間 で 頻 繁 にジョブローテーションを 実 施 し 複 数 部 署 の 業 務 に 精 通 さ せることで 繁 忙 期 の 柔 軟 な 人 員 対 応 等 を 可 能 にしている また 前 の 職 場 の 常 識 や 工 夫 を 次 の 職 場 に 持 ち 込 むことで 生 産 効 率 の 向 上 や 改 善 も 実 現 させている 全 社 員 が 年 度 当 初 に 作 成 する 年 休 取 得 計 画 と ジョブローテーションで 可 能 となった 応 援 体 制 により 有 給 休 暇 取 得 率 は 100%を 達 成 24 年 間 継 続 中 有 給 以 外 にも 社 員 のチャレンジ 意 欲 を 支 援 するため 公 休 利 用 制 度 ( 年 1 回 の 公 募 で 2 週 間 から 最 長 2 ヶ 月 の 公 休 が 付 与 )や 社 内 旅 行 制 度 ( 旅 行 費 用 の 8 割 を 会 社 が 補 助 )などの 取 組 も 充 実 させている 多 様 なスキル キャリアを 社 内 に 保 有 することが 経 営 力 につながるという 視 点 で 食 堂 や 農 園 検 査 室 コールセンター システム 開 発 社 内 保 育 園 まであらゆる 業 務 を 内 製 化 し 社 員 の 希 望 や 能 力 に 応 じた 適 材 適 所 を 実 現 している 成 果 質 の 高 い 休 暇 取 得 や 各 自 の 改 善 提 案 が 直 接 的 に 自 身 の 評 価 につながる 仕 組 みにより 社 員 の 仕 事 への 集 中 力 やモチベーションが 大 きく 向 上 した また 社 員 からの 自 発 的 な 工 夫 に 基 づく 徹 底 した 効 率 化 の 実 施 により 生 産 性 ( 経 常 利 益 率 )が 2008 年 度 の 7.5%から 2011 年 度 には 10.1%に 上 昇 した 各 種 制 度 を 活 用 した 社 員 が 社 内 外 で 様 々なスキルや 経 験 を 身 につけることで 新 たな 視 点 からの 業 務 改 善 提 案 が 生 まれている 公 休 利 用 制 度 を 用 いて 保 育 士 資 格 を 取 得 した 女 性 社 員 を 中 心 に 社 内 保 育 園 を 立 ち 上 げるなど 優 秀 な 人 材 の 適 材 適 所 を 叶 えるための 職 域 開 発 と 両 立 支 援 施 策 の 実 施 を 同 時 に 実 現 させている このような 工 夫 により 社 員 のモチベーションや 会 社 へのロイヤルティを 高 めることにつながっている < 企 業 概 要 > 設 立 年 1933 年 資 本 金 百 万 円 本 社 所 在 地 北 海 道 帯 広 市 西 24 条 北 1 丁 目 3-19 事 業 概 要 和 洋 菓 子 製 造 販 売 美 術 館 運 営 売 上 高 ( ) 15,031 百 万 円 ( ) 直 近 決 算 期 (2012 年 3 月 ) < 従 業 員 の 状 況 ( 単 体 )> 総 従 業 員 数 1,249 人 (うち 非 正 規 385 人 ) 属 性 ごとの 人 数 等 女 性 869 人 (うち 非 正 規 376 人 ) 女 性 管 理 職 比 率 6% 障 がい 者 14 人 (うち 非 正 規 5 人 ) 65 歳 以 上 3 人 (うち 非 正 規 3 人 ) 正 規 従 業 員 の 平 均 勤 続 年 数 12.4 年 ( 男 性 15.8 年 女 性 9.9 年 ) 15

20 女性 高齢者 キャリア スキル 詳細版 p64 株式会社マイスター 製造業 県内初の女性技能士を輩出 組織的サポートで未経験者のスキルアップを実現し 受注増 業績拡大へ ダイバーシティ経営の背景 1994 年 社会や顧客の意識 価値観の多様化への対応 男性の職人ばかりで硬直化した現場組織の 変革を企図して トップダウンで女性技能職育成を開始した 現在は 女性 16 名のうち 9 名が技能職 うち 8 名が技能検定取得者 として現場で活躍するほか 営業や品質管理などの部門にも職域を拡大しつつある 取組内容 女性の未経験者を技術職として育成する上で 休憩所の美化やデザイン性の高い作業服 安全服へ の変更 女性専用の作業場の確保など 現場の男性的なイメージを払拭し 未経験な女性にとって の抵抗感を和らげ働き易い作業環境にするための工夫を重ねることで 女性技能職が定着した 社員の継続的なスキルアップを促すため 評価は従来の年功序列から職能給に変更しており 技能 検定取得状況を公開して社内外への見える化を図っている また 技能の伝承を目的に 55 歳以上 のシニア層の積極採用 70 歳までの継続雇用奨励を実施 人材育成に注力している 全社員の職業能力のマルチ化を図り 約 5 年ごとに配置転換を実施している 人材配置やプロジェ クトへの人員割り当てに際しては 余裕を持たせた柔軟な勤務体制を構築している そのため 子 育て中の女性でも安心して働ける環境となり 多くのワーキングマザーが活躍している 成果 部品の小型化 軽量化に伴う微細加工技術の要請に対応するためには 女性の器用さや繊細さ 忍 耐力を活かすことができるとトップが認識し 粘り強く女性技術者の育成に継続的に取り組むこと で 採用から7年で県内初の女性切削工具研削技能検定の合格者を輩出するに至った 男性中心の 職人の世界に チャレンジ意欲の高い女性が混ざることにより 柔軟で顧客ニーズに敏感に対応で きるようになり 顧客満足度が向上 受注件数 売上高も 1.3 倍に拡大してきた 女性の未経験者を育成していくプロセスを通して 社員全体の技能や品質に対する意識が向上した その結果 現在では医療分野への事業展開にも成功した また 女性の定着 安定雇用を目指す中 で 5S 活動など職場環境 勤務環境を整備してきたことが 男女 年齢問わず働きやすい職場創出 につながり 社員のモチベーション向上にも貢献している 企業概要 設立年 1980 年 資本金 20 百万円 本社所在地 山形県寒河江市中央工業団地 事業概要 機械加工用切削工具の再研磨と設計製作および機械部品の加工 売上高 645 百万円 直近決算期 2012 年 6 月 従業員の状況 単体 総従業員数 48 人 うち非正規 2 人 属性ごとの人数等 女性 16 人 うち非正規パート 2 人 女性管理職比率 2 65 歳以上 2 人 正規従業員の平均勤続年数 12.3 年 男性 12.4 年 女性 10.9 年 16

21 外国人 障がい者 高齢者 キャリア スキル 特定層に限定なし 栗田アルミ工業 株式会社 製造業 人材 は 人財 ベテランによる技術の伝承 多能工 の育成 働きやすい環境の整備 ダイバーシティ経営の背景 2004 年 IT 化経営戦略 を立案 経営理念や経営課題を明確にし経営の見える化を実践していく 中で 社員一人ひとりが共通認識を持ちながら会社に貢献する風土が醸成されてきた 障がい者の 受け入れをきっかけに 高齢者や外国人など社員一人ひとりの能力を活かす取組を推進している 取組内容 当時の社長(現会長)が毎朝社員を挨拶で出迎えるなど 社員を何より大事にしている 社長(現会長) のスローガン 社員は財産 財務リストラはするが人材整理は絶対にしない 6Sの徹底 5 継続的収益確保 黒字決算確保 技術力向上 不良低減 企業理念の浸透 S+スピード は 社内の至るところに掲示され 社員の目にとまるようになっている 就業規則で 70 歳継続雇用 や 教育研修 自己啓発 費用の会社負担等が定められている ベ テラン技術者 現在最高齢者男性 75 歳 女性 66 歳 が重要な役職に就き技術の継承に貢献すると ともに 若手技術者には オールラウンドプレイヤー 多能工 となるべく社外セミナーや通信講 座受講の費用を全額会社が負担 他にもシスアドや社会保険労務士 第一種衛生管理者資格の取得 など社員 パートタイマー含む のスキルアップを実現している また 県内の施設から受け入れた障がい者も 金型修理 熱処理 機械加工など現場で活躍してい る コミュニケーションをはかるために 技術開発記録ノート を作り現場のチーフとやり取りし ている 10 年以上続けている取り組みで 自律に向けた考え方なども合わせて記載している 短時間勤務や出勤日数調整など 個々の事情に応じた働き方を推奨している 成果 高齢者 障がい者 育児休業復職者 外国人 パートタイマーなど 社員それぞれに合わせた技能 開発や就業形態の柔軟化が実現され 社員のモチベーション向上につながっている また 70 歳継続雇用の実現や社員の多能工化によってスムーズな技能伝承が可能となっているほか フレキシブルな勤務形態等が根付いていたことによって 2008 年リーマンショックや 2011 年大震 災後も解雇を行うことなく 業績回復につなげることに成功した 企業概要 設立年 1957 年 資本金 50 百万円 本社所在地 茨城県土浦市北神立町 4-5 事業概要 自動車等エンジン ミッション等アルミ部品の鋳造から機械加工 一部組み付け 売上高 3,344 百万円 直近決算期 2012 年 10 月 従業員の状況 単体 総従業員数 216 人 うち非正規 65 人) 属性ごとの人数等 女性 58 人 うち非正規 40 人 女性管理職比率 1.0 外国人 34 人 障がい者 8 人 65 歳以上 11 人 正規従業員の平均勤続年数 男性 13 年 女性 12 年 17

22 女性 外国人 高齢者 キャリア スキル 株式会社金子製作所 製造業 職人集団に持ち込まれた 外部の風 を契機に 海外で戦えるものづくり企業への飛躍を図る ダイバーシティ経営の背景 創業以来 技術向上に特化した経営を行ってきた反面 組織の硬直化を招き 新たなチャレンジを 阻む風土になり また 生産管理 品質管理の面でも顧客ニーズに十分に対応できていない面があ った それらを変えるべく 現社長の就任後 未経験で柔軟な発想のできる女性社員を採用するこ とから始め 以降は多様な経歴やスキルを有する人材の 業界の常識や自社の慣習にとらわれない 視点や発想を取り込んで 組織風土改革 新規市場開拓を図っている 取組内容 女性取締役 上記女性社員の現職 は元々経理担当者として入社 伝票整理のシステム化等の業務 改革を先導した 経理という業務の特性上 人事考課や受発注 収益状況まで社内状況を数値とし て把握できたことに加え 客観的な視点から改善策を提案 社外の専門家等も巻き込んで制度 組 織風土改革を実行した その後 大手企業からの受注に際し 生産管理 品質管理の徹底が経営課題となった そこで社外 から品質管理の経験者を募集 他社を退職した人材 62 歳 を雇用し業務改革に取り組んだことで 2004 年に航空宇宙産業の品質規格である JISQ9100 を中小企業としていち早く取得した さらに 他社との差別化を図るため 2006 年には薬事法に基づく医療機器製造業許可を取得するなどし 航 空 宇宙 医療分野への展開を実現した また 女性取締役の提案で JETRO の海外展示会に出展したことをきっかけに 海外との直接取引 が実現し 3 年間で取引関係や商談準備等 10 カ国弱の企業とのネットワークを構築した 海外展開 に伴い 海外顧客との交渉担当として外国人を採用し 技術営業の担当として育成している 成果 社内外の多様なスキルや経験を有する人材に活躍してもらう環境を整備したこと また 市場環境 の変化に対応しながら新たな分野に積極的にチャレンジしていく風土が醸成されたことにより 国 内大手企業の下請という立場から 海外市場で評価される優れた技術を持ったメーカーとして大き くブランド力を高め 売上高を約 10 近く拡大した 特に 医療 航空 宇宙分野等の成長産業分野の技術に携わるメーカーに成長したことにより 理 系 文系問わず応募者が増え 5 年間で約 40 名程度の優秀な学卒人材の獲得にも成功している 企業概要 設立年 1956 年 資本金 16 百万円 本社所在地 埼玉県さいたま市岩槻区古ヶ場 1 丁目 3 番地 13 事業概要 内視鏡の先端部品の切削加工及び一部組立 航空機のエンジン関連部品の切削加工 売上高 921 百万円 直近決算期 2012 年 12 月 従業員の状況 単体 総従業員数 80 人 うち非正規 3 人 属性ごとの人数等 女性 18 人 うち非正規 3 人 女性管理職比率 5.9 外国人 2 人 正規従業員の平均勤続年数 65 歳以上 2 人 男性 7 年 女性 5 年 18

23 女 性 / 特 定 層 に 限 定 なし 三 州 製 菓 株 式 会 社 ( 製 造 業 ) 市 場 を 睨 んだ 全 員 女 性 の 商 品 企 画 室 と 多 様 な 就 労 を 支 える 勤 務 制 度 で 新 規 市 場 の 拡 大 へ ダイバーシティ 経 営 の 背 景 少 品 種 大 量 生 産 による 業 界 の 低 価 格 競 争 が 進 む 中 1988 年 現 社 長 の 就 任 を 機 に 多 品 種 少 量 生 産 に 転 換 デパートや 専 門 店 テーマパーク 等 への OEM 製 造 など ニッチ 市 場 でシェアを 獲 得 新 商 品 の 比 率 を 全 商 品 の 30% 以 上 に 定 め 消 費 者 の 9 割 を 占 める 女 性 のニーズをいかにとらえるか が 勝 負 と 認 識 商 品 企 画 室 を 全 員 女 性 とし 消 費 者 ニーズを 汲 み 取 った 商 品 開 発 を 行 っている 取 組 内 容 現 場 を 支 えるのはパートタイマーの 女 性 たちで 委 員 会 活 動 等 にパートを 含 めた 全 従 業 員 を 参 加 さ せ 朝 礼 で 月 次 の 決 算 報 告 や 経 営 環 境 の 変 化 を 説 明 し 品 質 向 上 への 取 組 の 重 要 性 の 理 解 を 促 進 して いる 正 社 員 登 用 制 度 を 設 け 正 社 員 57 名 のうち 20% 弱 がパートからの 移 行 者 パートから 正 社 員 になる 道 が 開 かれていることで 将 来 の 展 望 が 開 け 働 く 意 欲 の 向 上 につながっている 従 業 員 の 約 8 割 が 女 性 のため 製 造 ラインでそれぞれが 多 能 工 となり 一 人 三 役 以 上 の 仕 事 を 覚 える 一 人 三 役 制 度 を 推 進 しており 誰 かが 代 わってくれる 安 心 感 と 代 わりに 次 は 自 分 が 手 伝 いたいといった 好 循 環 が 生 まれ 育 児 休 業 等 を 取 得 しやすい 職 場 環 境 が 醸 成 された 育 休 等 からの 復 帰 後 には 時 間 を 短 縮 して 勤 務 できる 短 時 間 正 社 員 制 度 が 設 けられ (フルタイムへの 復 帰 も 可 能 ) 正 社 員 のキャリアを 継 続 しやすい 環 境 となっている また HP 制 作 更 新 や 顧 客 の 要 望 に 応 じてイラストを 印 刷 する 印 刷 せんべい を 担 当 してい た 優 秀 な 女 性 が 配 偶 者 の 転 勤 を 機 に 通 勤 できなくなったため 在 宅 勤 務 を 導 入 し キャリアを 継 続 させるなど 柔 軟 に 制 度 を 取 り 入 れている 成 果 全 員 女 性 の 商 品 企 画 室 で 市 場 ニーズに 敏 感 に 応 えるマーケティング 実 践 に 成 功 若 手 女 性 社 員 が 考 案 した 揚 げパスタ が 売 上 全 体 の 9%を 超 える 大 ヒット 商 品 として 成 長 した 酒 のつまみとして も 好 まれ 酒 造 メーカーなど 新 規 顧 客 や 新 規 市 場 開 拓 にもつながっている 短 時 間 正 社 員 制 度 や 正 社 員 登 用 制 度 一 人 三 役 などの 制 度 を 通 じて 育 児 等 により 離 職 した 女 性 を 即 戦 力 として 採 用 登 用 課 長 職 や 現 場 ラインのアシスタントマネージャーとして 活 躍 するなど パートタイマー 女 性 も 高 いモチベーションで 働 き 続 けられる 職 場 環 境 が 構 築 されている < 企 業 概 要 > 設 立 年 1950 年 資 本 金 86 百 万 円 本 社 所 在 地 埼 玉 県 春 日 部 市 豊 野 町 事 業 概 要 菓 子 専 門 店 向 けの 高 級 米 菓 製 造 販 売 売 上 高 ( ) 2,645 百 万 円 ( ) 直 近 決 算 期 (2012 年 6 月 ) < 従 業 員 の 状 況 ( 単 体 )> 総 従 業 員 数 220 人 (うち 非 正 規 163 人 ) 属 性 ごとの 人 数 等 女 性 137 人 (うち 非 正 規 129 人 ) 女 性 管 理 職 比 率 27% 外 国 人 1 人 障 がい 者 3 人 65 歳 以 上 12 人 正 規 従 業 員 の 平 均 勤 続 年 数 男 性 10.3 年 女 性 9.8 年 19

24 女 性 / 外 国 人 / 障 がい 者 詳 細 版 p67 花 王 株 式 会 社 ( 製 造 業 ) 多 様 な 社 員 の 活 躍 を 支 える 30 年 の 取 組 がイノヘ ーションの 源 泉 となり 事 業 拡 大 業 績 向 上 を 達 成 ダイバーシティ 経 営 の 背 景 従 来 から 常 に 新 しいことに 挑 戦 することを 仕 事 のよろこびとする 風 土 があり そのためには 社 員 一 人 ひとりの 個 の 力 を 結 集 させることは 必 然 であり その 理 念 が 多 様 性 の 尊 重 につながっている 1934 年 に 設 立 された 家 事 科 学 研 究 所 ( 後 に 生 活 科 学 研 究 所 と 改 称 )を 中 心 に 女 性 社 員 が 主 婦 向 けの 製 品 普 及 活 動 を 展 開 していく 中 で 主 婦 の 視 点 を 事 業 に 活 かすことは 必 然 との 文 化 が 醸 成 されていった また その 中 で 研 究 や 商 品 開 発 に 携 わった 多 くの 女 性 社 員 が 家 事 研 究 社 外 講 演 消 費 者 相 談 消 費 者 動 向 調 査 分 析 商 品 開 発 や CM 作 りへのアドバイスなどに 幅 広 く 活 躍 の 場 を 広 げていった 取 組 内 容 1990 年 に 女 性 能 力 開 発 担 当 人 事 部 長 が 置 かれ 80 年 代 後 半 から 90 年 代 に 仕 事 と 育 児 介 護 との 両 立 支 援 制 度 が 整 備 された 2000 年 には 多 様 性 の 推 進 を 目 的 とした 推 進 委 員 会 が 設 立 され 男 女 共 に 持 てる 力 を 十 分 に 発 揮 できる 環 境 づくりを 目 指 した その 後 2010 年 には 花 王 ウェイ ( 花 王 の 経 営 理 念 )の 改 定 に 伴 い ダイバーシティが 事 業 の 発 展 の 原 動 力 となることが 明 記 されるに 至 った 2006 年 からは 男 性 社 員 の 育 児 参 加 促 進 活 動 を 開 始 男 性 社 員 のみならず 女 性 社 員 の 配 偶 者 も 含 めて 育 児 は 家 族 で 協 力 しあうもの という 意 識 啓 発 に 取 り 組 んでいる その 結 果 性 別 によらず 意 欲 ある 人 材 が 活 躍 できる 環 境 となっている 女 性 管 理 職 比 率 は 2006 年 度 の 3.7%から 2012 年 度 には 7.9%まで 伸 びており 特 に 家 庭 用 製 品 化 粧 品 の 企 画 分 野 では 社 員 数 はほぼ 男 女 同 数 女 性 管 理 職 比 率 は 20%を 超 えている また 男 性 の 育 休 取 得 率 は 約 40%に 上 っている さらに 事 業 のグローバル 展 開 を 支 える 人 材 育 成 のため マネジメント 研 修 のグローバル 展 開 公 正 な 人 事 制 度 構 築 などが 進 められ イノベーションの 生 まれやすい 組 織 風 土 が 形 成 されている 成 果 30 年 以 上 にわたる 取 組 の 結 果 現 在 では 性 別 国 籍 人 種 等 を 問 わず 多 様 な 人 材 が 能 力 を 発 揮 しながら 働 き 続 ける 組 織 風 土 が 形 成 され 化 粧 品 事 業 やヘルスケア 事 業 への 新 規 参 入 を 果 たすなど 消 費 者 視 点 に 立 脚 したイノベーションを 生 み 続 けられる 組 織 として 業 績 を 拡 大 している < 企 業 概 要 > 設 立 年 1887 年 資 本 金 85,400 百 万 円 本 社 所 在 地 東 京 都 中 央 区 日 本 橋 茅 場 町 一 丁 目 14 番 10 号 事 業 概 要 化 学 工 業 ( 石 鹸 など 家 庭 用 製 品 化 粧 品 産 業 用 化 学 製 品 の 製 造 販 売 とこれらに 付 帯 するサ ービス 業 務 ) 売 上 高 ( ) 1,012,595 百 万 円 ( ) 直 近 決 算 期 (2012 年 12 月 ) < 従 業 員 の 状 況 >( 単 体 ) 総 従 業 員 数 6,241 人 (うち 非 正 規 189 人 ) 従 業 員 に 占 める 割 合 女 性 1,274 人 女 性 管 理 職 比 率 7.9% 外 国 人 160 人 障 がい 者 105 人 (2012/6 時 点 ) 正 規 従 業 員 の 平 均 勤 続 年 数 19.8 年 ( 男 性 21.5 年 女 性 13.5 年 ) 20

25 女性 外国人 障がい者 詳細版 p70 キリンホールディングス株式会社 製造業 女性マネジメント層の積極関与による女性ターゲットの商品開発を次々に展開 業績を拡大 ダイバーシティ経営の背景 2006 年前後 ビール市場が縮小する中 新規市場創造が喫緊の課題であった スーパーやコンビニ などでの主な購入層である主婦や働く女性をターゲットとすると 既存の男性中心による企画提案 ではなく 女性等も含めて様々な視点からの企画提案が必要との考えから多様性を推進してきた 取組内容 長期経営構想 キリン グループ ビジョン 2021 の中に 多様な人が活き活きと働く企業グルー プになる と明記している また 2006 年には社長から キリングループが多様性を推進する理由 として企業競争力を高めるためであるというポジティブアクション宣言がなされている 例えば 当初より女性の少なかった営業や生産の現場に 2004 年頃から女性の登用を始めたり 採用 育成 機会の均等化を図ったりするなど 活躍推進のための素地を作っている その結果 女性支社長や ビール工場の部長 海外マネージャなど 今まで男性が占めていた役職への登用が進み 女性管理 職比率は 2006 年の 1.5 から 2013 年では管理職の女性比率は 3.4 係長クラスを入れた女性リ ーダー比率では 2006 年の 1.9%から 4.5%と大きく伸び 活躍の場を広げている 一方 ボトムアップによる取組も必要であることから 女性社員の活躍を積極的に支援する女性社 員のネットワーク作りとして キリンウィメンズネットワーク(KWN) を 2007 年に立ち上げた 役員に対して女性活躍のための提言を実施することで 両立支援制度 配偶者転勤などによる最大 3年間の休職 や 女性リーダー育成プログラムなどが誕生し 女性社員自身の意識変革やキャリ ア支援の機会となっている 成果 上記の取組の結果 女性営業職が消費者目線に立った提案をスーパーや飲食店などへ行ったことで 営業成績を大きく上げている 商品開発プロセスに女性が強く関与して生まれた代表的な商品として 病気や妊娠 授乳中の女性 がビール アルコール飲料 を飲むことが出来ないという声をもとに 女性が商品企画から関与し て生まれた キリンフリー や 世界の各家庭に根付く手作り飲料を取り上げるというコンセプト で開発された高付加価値商品の 世界の Kitchen から シリーズなど 従来のビール市場に捉われ ていては生まれない発想で商品企画 開発がなされ 業績向上に貢献している 企業概要 設立年 1907 年 資本金 102,045 百万円 本社所在地 東京都中野区中野 4 丁目 10 番 2 号 事業概要 飲料 食品 医薬品などの製造販売 売上高 2,186,100 百万円 直近決算期 2012 年 12 月 従業員の状況 単体 キリンビール 総従業員数 属性ごとの人数等 5518 人 うち非正規 1096 人 女性 1,488 人 うち非正規 500 人 女性管理職比率 4.5 (係長クラス以上) 外国人 非公表 障がい者 115 人 正規従業員の平均勤続年数 男性 18.6 年 女性 15.7 年 21

26 女性 高齢者 障害者 外国人 キャリア スキル 特定層に限定なし その他 階層別 サトーホールディングス株式会社 詳細版 p73 製造業 ダイバーシティ 経営戦略 を体得させるマネジメント研修を基に 更なる女性の活躍促進策を展開 ダイバーシティ経営の背景 結束機メーカーから現在の自動認識技術の総合メーカーに拡大してきた背景には 異質で柔軟な発 想を尊重し変化を楽しむ組織風土があった 多様化し続ける市場ニーズに対し 社員の多様な発想 から事業展開を加速させるため 2011 年 改めてダイバーシティを経営上の課題として位置付けた 取組内容 2011 年に社長直下の組織としてダイバーシティ推進室を新設 国内 14 のグループ会社社長を責任 者とし 組織風土づくりと各社のダイバーシティ推進プロジェクトに取り組んでいる 付加価値を生み出す源泉は人である という認識から 65 歳以降の再雇用制度 病児保育支援制 度 シングルマザー採用枠など従前より法定基準を上回る独自の制度を導入し 社員が働きやすく 能力を発揮できる環境整備に努めていた それらを統合する視点をマネジメント層で共有するため に グループの経営幹部から順次ワークショップ形式の研修を実施 徹底討論を通して 経営のた めのダイバーシティ の必要性に自ら気づき 実践してもらうきっかけを提供することから始めた 従来から実施していた 女性社員の提案を活かしたシール ラベル製品の企画 製造事業などに加 え 更なる女性や高齢者の活躍促進のため 従来の契約数ではなく 顧客のニーズを如何に吸い上 げたかを評価することで短時間勤務でも対応可能にした女性エンジニアによるカスタマケアグルー プの創設や 56 歳以上のベテラン開発者を中心とした介護 福祉マーケット向けの新規事業立ち上 げなどに意欲的に取り組んでいる また モノカルチャー脱却を企図した障がい者雇用 海外事業拡大に向けた外国人雇用を実施 自 社の e-ラーニングシステムは 通常の音声のほか手話と英語のバージョンを用意し学習環境を整備 成果 カスタマケアグループの女性エンジニアが徹底して顧客ニーズを把握する業務を担当し始めたこと で 継続受注件数を拡大するとともに きめ細やかな対応により顧客満足度も向上している 一連の取組から優秀な人材の獲得 定着に成功 多様な発想を活かす社風のもと新規事業やサービ スが次々に立ち上がり 女性役員も 3 名活躍する中 スピーディな事業展開を実現している 企業概要 設立年 1940 年 資本金 6,331 百万円 本社所在地 東京都目黒区下目黒 1 丁目 7 番 1 号 ナレッジプラザ 事業概要 グループ経営戦略の策定 経営管理 純粋持株会社 売上高 80,536 百万円 直近決算期 2012 年 3 月 従業員の状況 国内連結 総従業員数 2,184 人 うち非正規 381 人 属性ごとの人数等 女性 675 人 うち非正規 334 人 女性管理職比率 7.6 外国人 38 人 うち非正規 0 人 障がい者 24 人 うち非正規 18 人 65 歳以上 5 人 うち非正規 5 人 正規従業員の平均勤続年数 男性 14.2 年 女性 10.8 年 22

27 女性 外国人 障がい者 高齢者 詳細版 p77 サントリーホールディングス株式会社 製造業 現場に軸足をおいた課題解決と柔軟な働き方の導入により 社員一人ひとりの活躍を支援 ダイバーシティ経営の背景 やってみなはれの社風をベースにした会社大好き人間の集団 この強みが 大きくグローバルへ 舵を切る中では変革を阻むリスクになりかねないという危機感のもと ダイバーシティ経営への転 換が図られた 性別 年齢 ハンディキャップ 国境の 4 つの超える を重点領域とし それら に共通する課題である 働き方革新 マネジメント革新 一人ひとりの考動革新に取り組んでいる 取組内容 現場の問題についてボトムアップで課題解決を図るために小集団での活動を実施 例えば 子育て 環境プロジェクト からは復職前後の育児支援施策 短時間勤務者ユニット からは多様な働き方 への改革 営業女性ユニット からは女性の職域拡大と環境整備 といった課題が挙げられ それ を具体的な解決に結び付けている 2010 年 全社員を対象に S流仕事術の創造 を打ち出した IT のパワーを最大限に活用 これ までの仕事のやり方を大きく見直し 決められた時間で最大の成果を出す 在宅勤務やフレックス 勤務も柔軟な運用ができるよう制度変更した上で マネジャー全員に 1 日在宅勤務を体験させるな ど活用定着に向けた取組の結果 2012 年には社員の 40 が在宅勤務を経験するほど普及してきた また 2013 年の人事制度改定では マネジャーの評価項目に ダイバーシティ と 革新 創造 を追加し マネジメントの変革に向けて更に取組を進めている 女性が活躍し続けられる環境を整備したことで ここ数年女性マネジャーが増加 マネジャー一歩 手前の層が厚みを増しパイプラインが確立してきた 2012 年には初の女性役員も誕生した 成果 女性管理職の厚みが増した結果 新商品開発のプロセスなどにも女性が当たり前に関与するように なった 例えば 50 代以上向け通販スキンケア商品 低アルコール飲料の商品開発では 開発部門 の部長が女性 メンバーの過半数も女性であり 顧客ニーズに即応した商品開発の実現 業績拡大 に貢献している 社員意識調査でも 柔軟な働き方が会社にも個人にもプラスになっているとの結果がでており 社 員のモチベーションも更に向上している 時間と場所のフレキシビリティを最大化したことで 最 前線の営業現場などで活躍するワーキングマザーも現れるなど職域拡大に繋がっている 企業概要 創業 1899 年 資本金 70,000 百万円 本社所在地 大阪府大阪市北区堂島浜 事業概要 食品関連事業 酒類関連事業 外食 スポーツ 花 サービス関連事業 売上高 1,851,567 百万円 直近決算期 2012 年 12 月 連結決算 従業員の状況 単体 総従業員数 6,109 人 うち非正規 1,133 人 2012 年末現在 属性ごとの人数等 女性 1,040 人(正社員数) 女性管理職比率 8.6 障がい者 82 人 65 歳以上 31 人 正規従業員の平均勤続年数 15.5 年 男性 15.8 年 女性 14.3 年 23 外国人 非公表

28 女性 外国人 障がい者 株式会社資生堂 製造業 女性クリエイターらによる感応を意識した企画立案 製品開発でメガブランドの戦略策定に寄与 ダイバーシティ経営の背景 マーケットの移り変わりが激しい生活用消費材の分野で 新たな市場創造に向かうためには 女性 をはじめ様々な視点を持った多様な人材の発想が必要であるという認識を全社で共有していた 経営方針として 2005 年から 男女共同参画行動計画 を策定して社内外に公表 2010 年からの 第 3 次では 女性リーダーの任用 育成強化 働き方の見直し を重点課題とし 執行役員を部 会長 副部会長とする組織体 男女共同参画プロジェクト を設置してアクションプランを推進中 取組内容 キャリアサポートフォーラム 社外や女性役員による講演 ラウンドテーブルなどのプログラム を実施 や きゃりなびランチ 社内外の女性ロールモデルの講演を聞くランチ会 など女性社員 のキャリアに対する意識向上のための取組を進めるほか 事業所内保育所 カンガルーム の設置 運営や イクメンランチ 育休取得経験のある男性社員とその上司のインタビュー 意見交換会 で男性の育児参加への意識啓発を行うなど 多様な取組を実施している 2005 年に立ち上がった メガブランド戦略 では 低迷していたシャンプー リンス市場で No.1 を奪回するため 部門を横断したプロジェクト体制が組まれ 従来の男性による意思決定では成し 得なかった商品開発を追求するため 社内でもトップクラスの女性マーケッターを中心に意思決定 権を持たせた 一方 グローバル市場への展開に向け 2008 年に グローバル人事ポリシー を作成 日本と現地 の連携を深める人事交流や 現地子会社間での人事異動を含めた人材連携など 海外現地法人社員 に対する人材育成の本格的取組を開始 また 2012 年度は現地法人外国人約 50 名に対し グロー バルリーダー育成プログラムを実施した 成果 アクションプランに基づく両立支援施策や女性のキャリアアップに関する取組により 本社内での 商品開発や試作など意思決定を行う会議の場に女性が増加 上記プロジェクト体制のもと 洗い上 がりの手触り感を重視し 洗練されたパッケージを採用するなど従来にない視点での商品開発が行 われた結果 シャンプー リンス市場で発売直後にシェア1位を獲得するなど 女性をはじめとし た多様な人材の視点や発想を活かした商品開発等によって業績拡大などの成果を上げている 企業概要 設立年 1872 年 資本金 64,500 百万円 本社所在地 東京都中央区銀座 事業概要 化粧品製造 販売等 売上高 682,400 百万円 直近決算期 2012 年 3 月 従業員の状況 単体 総従業員数 属性ごとの人数等 5,877 人 うち非正規 1,908 人 女性 3,497 人(うち非正規 1,460 人) 女性管理職比率 23.8 連結 外国人 非公表 正規従業員の平均勤続年数 障がい者 112 人 男性 18.1 年 女性 17.4 年 24

29 女性 外国人 障がい者 高齢者 キャリア スキル 特定層に限定なし 株式会社東芝 詳細版 p81 製造業 女性管理職育成施策の第一期生によって新規大規模プロジェクトが成功 女性活躍のモデルケースへ ダイバーシティ経営の背景 国内マーケットの成熟に伴い 海外マーケットへ軸足を移す中で 国際競争力を高めるためには より一層 人材の活躍を促しイノベーションを起こす組織へ変革する必要があった 2002 年に組織 活性化プロジェクトが発足 社員意識調査の結果 女性社員の現状に対する満足度が男性に比べて 低く まず女性社員の働き甲斐を高める取り組みが推進されることとなった 取組内容 2004 年に社長直属の専任組織 きらめきライフ&キャリア推進室 設置 ワークライフバランスや 女性のキャリア形成への支援等を推進してきた 年には女性リーダー養成のための きら めき塾 を開講 200 人超が参加し その後マネジメント層に昇進し活躍の幅を広げている 働き方に関しては 効率的でメリハリのある仕事を実現するためのマネジメントノウハウ に関す るハンドブック作成や社内 HP 上での情報発信を実施 事業場ごとに定時退社日を設定するなどし て業務の効率化と付加価値創造を図っている また 市場拡大を視野に入れ ユーザーの目線を取り入れた商品開発を実施すべく 女性 外国籍 障がいがある社員のアイディアを積極的に活用するための体制を構築している 2009 年にはユーザ ー起点の商品企画を目的として女性社員を中心とした ママゴコロ推進室 を立ち上げ 白物家電 の新企画としてシリーズ化 メンバーは自身の所属組織と兼務で企画立案を実施している また 障がいがある社員をモニターとし ユニバーサルデザイン UD の商品開発を進めている 成果 きらめき塾 第一期生の女性が裸眼3Dディスプレイ開発の中核を担い 成功に漕ぎつけた 能 力や実績を公正に評価する上司のマネジメントの下 子育ての 制約 を乗り越え開発の立役者と して社外からの表彰も受け 現在では別部署の部長級となって活躍している 多様性推進部の取組によって 優秀な人材が活躍できる風土が醸成されてきている ママゴコロ推 進室の新たな発想から 野菜の鮮度保持能力を向上させる冷蔵庫等の商品開発に結び付いている UD の観点で開発された製品も 海外で表彰されるなど国際的な評価を得ている 企業概要 設立年 1875 年 資本金 439,901 百万円 本社所在地 東京都港区芝浦 事業概要 デジタルプロダクツ 液晶 TV PC 等 電子デバイス 半導体 HDD/ODD 等 社会インフラ 発電 交通システム 医療機器 エレベーター等 家庭電器 白物家電 売上高 6,100,262 百万円 直近決算期 2012 年 3 月 従業員の状況 単体 総従業員数 36,754 人 属性ごとの人数等 女性 4,291 人 女性管理職比率 歳以上 非公表 正規従業員の平均勤続年数 男性 15.3 年 女性 15.3 年 25 外国人 343 人 障がい者 510 人

30 女性 外国人 障害者 高齢者 キャリア スキル 詳細版 p84 株式会社日立製作所 製造業 グローバル市場での競争力向上を目的に グローバル人財戦略とも関連付けた適材適所の配置を実現 ダイバーシティ経営の背景 2006 年 社長直轄の ダイバーシティ推進プロジェクト 活動を開始 ダイバーシティ推進の 試 金石 としてまずは女性の活躍支援を促進 意識改革や各種啓発活動に加え メリハリのある働き 方を進めることによる 働き方の見直し も同時に強化した 2009 年には 専任組織および 日立 グループダイバーシティ推進協議会 を立ち上げ グループ全体での取組も加速 リーマンショッ ク後の経営危機 事業の統廃合等 様々な困難を経て社員全体が変革の必要性を肌身で感じたこと で 建前 だけでない 本気のダイバーシティ マネジメントを推進している 顧客 パートナーが多様化する中で グローバル市場で戦うには社員の多様化が必然という理解の 下 2012 年には ダイバーシティ for NEXT 100 と称し経営戦略としてのダイバーシティ推進へ と深化させている 取組内容 2009 年より 同社ではグループ グローバルでの最適な人財マネジメントによる事業への貢献をめ ざし 処遇も人 年功 ベースからジョブ 業務 ベースへ転換 業務の切り分けや役割分担の明 確化を実施 多様な人財が能力を発揮できる環境づくりを推進している 従来よりワーク ライフ バランス向上には積極的に取り組んできたが 2012 年度からは ワー ク ライフ マネジメント へのシフトチェンジを図り これまで以上に 従業員一人ひとりが自 ら仕事と生活のマネジメント 更にはその組合せをマネジメントすることで 仕事と生活双方の 質 を高めることに注力している 女性の管理職比率の向上という命題に対しては 女性の戦力化 を 重要なテーマと位置づけ 経営トップの強いコミットメントによる取組の強化を図っている 成果 同社の中核事業である社会インフラビジネスは そもそも女性の進出 活用が進んでいない業種 業態という特徴がある中で 女性がプロジェクトの中心的な役割を果たすことにより 新たなマー ケットの創出 新規顧客の開拓といったビジネスの幅が拡大するケースが増加している 企業概要 設立年 1920 年 資本金 427,780 百万円 本社所在地 東京都千代田区丸の内 事業概要 情報 通信システム 電力システム 社会 産業システム 他 売上高 96,658 百万円 連結 直近決算期 2012 年 3 月 従業員の状況 単体 総従業員数 32,251 人 従業員に占める割合 女性 5,203 人 女性管理職比率 3.5 障がい者 757 人 正規従業員の平均勤続年数 外国人 277 人 65 歳以上 非公表 男性 18.5 年 女性 14.1 年 2012 年 9 月末日時点 26

31 女 性 / 外 国 人 / 障 がい 者 / 高 齢 者 /キャリア スキル/ 特 定 層 に 限 定 なし 富 士 電 機 株 式 会 社 ( 製 造 業 ) BtoBの 製 造 業 において 女 性 をはじめ 多 様 な 人 材 がチームワークで 力 を 発 揮 ダイバーシティ 経 営 の 背 景 2000 年 代 後 半 団 塊 世 代 の 一 斉 退 職 によるマンパワー 不 足 を 回 避 し 優 秀 な 人 材 を 確 保 すべく 従 来 の 日 本 人 男 性 という 画 一 的 な 人 材 獲 得 からの 脱 却 が 必 要 であるという 認 識 を 社 内 経 営 層 が 共 有 した 取 組 内 容 2006 年 社 長 直 轄 の 組 織 として 女 性 活 躍 推 進 室 を 設 置 し 社 長 と 責 任 者 との 対 談 を 社 内 報 イ ントラネットで 全 社 員 に 対 して 発 信 するとともに 社 長 から 全 幹 部 社 員 に 対 し 電 子 メールでメッ セージを 発 信 するなど 経 営 層 の 本 気 度 を 周 知 する 取 組 を 行 った 経 営 方 針 の 一 つに 多 様 な 人 材 の 意 欲 を 尊 重 し チームで 総 合 力 を 発 揮 します と 掲 げ トップダ ウン 型 の 活 動 を 進 めるとともに 多 様 な 属 性 の 社 員 で 構 成 されるワーキンググループが 社 員 の 生 の 声 を 拾 い 上 げ その 課 題 解 決 に 向 けた 取 組 を 推 進 するボトムアップ 型 の 活 動 を 展 開 している 女 性 社 員 のキャリア 意 識 醸 成 と 能 力 開 発 女 性 幹 部 社 員 登 用 を 目 的 として 幹 部 候 補 者 向 けの 能 力 開 発 研 修 や 総 合 職 向 けのメンター 制 度 を 実 施 している また 育 児 休 職 からの 復 職 者 がその 上 司 と お 互 いの 状 況 価 値 観 を 共 有 する 研 修 に 参 加 することで 復 職 後 のキャリアプランの 形 成 協 力 体 制 を 確 立 している 外 国 人 障 がいを 持 つ 社 員 に 対 するアンケート 調 査 結 果 を 基 に 会 社 との 相 互 理 解 を 推 進 し 働 き やすい 職 場 環 境 整 備 に 取 り 組 んでいる 成 果 意 識 改 革 環 境 整 備 能 力 開 発 を 進 めた 結 果 女 性 幹 部 社 員 幹 部 社 員 候 補 者 が 増 加 するとともに 離 職 率 の 高 かった 女 性 が 結 婚 出 産 後 も 継 続 して 活 躍 するようになった 技 術 系 女 性 社 員 による 女 子 理 工 系 採 用 プロジェクトの 活 動 により 理 工 系 女 子 学 生 の 採 用 数 が 拡 大 している 技 術 部 門 では プロジェクトのトップ 及 びメンバーに 女 性 を 多 く 配 置 している 職 場 もあり 多 くの ステークホルダーとの 調 整 が 必 要 とされる 局 面 で 専 門 技 術 知 識 と 丁 寧 なフォローで 多 大 な 貢 献 を するなど 当 人 の 能 力 や 適 性 を 活 かした 活 躍 が 実 現 している < 企 業 概 要 > 設 立 年 1923 年 資 本 金 47,586 百 万 円 本 社 所 在 地 東 京 都 品 川 区 大 崎 ゲートシティ 大 崎 イーストタワー 事 業 概 要 エネルギー 産 業 輸 送 その 他 社 会 インフラに 関 する 各 種 機 器 システム および 半 導 体 デバイス 自 動 販 売 機 の 開 発 製 造 販 売 サービスならびにこれらに 関 するソリューションの 提 供 売 上 高 ( ) 703,500 百 万 円 ( 連 結 ) ( ) 直 近 決 算 期 (2012 年 3 月 ) < 従 業 員 の 状 況 ( 単 体 )> 総 従 業 員 数 12,664 人 (うち 非 正 規 1,783 人 ) 属 性 ごとの 人 数 等 女 性 1,454 人 (うち 非 正 規 374 人 ) 女 性 管 理 職 比 率 非 公 表 外 国 人 88 人 障 がい 者 92 人 65 歳 以 上 135 人 正 規 従 業 員 の 平 均 勤 続 年 数 男 性 19.6 年 女 性 17.2 年 27

32 女性 外国人 障がい者 高齢者 キャリア スキル その他 非正規社員の正社員登用 株式会社リコー 製造業 海外マーケティング部門等への女性登用を積極的に推進 円滑なビジネス展開を進める体制を構築 ダイバーシティ経営の背景 1986 年の雇用機会均等法施行を機に 女性活躍推進のための委員会活動など トップ主導で 女性 が働き続けられる環境づくり にいち早く着手した 育児休業制度等の利用が進み スキルや経験 を積んだ女性が増加 意思決定層として活躍してもらうための環境づくりに取り組み始めている 取組内容 2003 年より キャリアリカバリー施策 として 休業 短時間勤務者の評価 昇格に際して 休 業前と復職後の評価及び成果を対象に昇格査定を行うことにより マイナスの影響をなくす制度を 導入 また 女性の育成施策として 管理職 管理職候補層 若手係長層 若手 先輩社員との交 流 と段階を分けて研修プログラム 勉強会等を実施するほか 両立支援再雇用制度 育児や介護 配偶者の転勤等で退職した社員の再雇用 や非正規社員から正規社員への登用など 多様なキャリ アパスの支援を行っている 一方 海外マーケティング部門では 若手社員向け海外派遣へのチャレンジ制度 公募制度 導入 後 自ら活躍の場を求める女性の志望者が増加し 海外駐在員の女性比率が上昇している BOP 事 業でも女性が手を挙げ 現地での女性向けビジネス支援の提案に繋がっている 成果 両立支援の制度整備に加え多様なキャリアパス構築により 育児支援制度の利用率 復職率ともに ほぼ 100%で推移 また 育児休業後のキャリアリカバリーの仕組みを導入したことで 女性管理 職のワーキングマザー率は 40 まで上昇し 活躍の場を大きく広げてきている さらに 従来女性比率が低かった技術職でも ソフト分野では 全社での女性比率 14% より高 い 20%の職場も出てきて ソフト評価など細かなチェック作業において 女性ならではのきめ細や かな視点を活かして活躍している 海外マーケティング部門における女性駐在員の増加と共に 海外マーケティング部門における女性 管理職も増加し リサーチや企画段階など現地と密なコミュニケーションが必要とされる場面で活 躍している 女性社員の丁寧な気配りやフォロー等により顧客との意思疎通が順調に進むようにな ったことで ビジネスを円滑に進める体制づくりに成功している 企業概要 設立年 1936 年 資本金 135,300 百万円 本社所在地 東京都中央区銀座 事業概要 複写機 プリンタなどオフィス画像関連機器 ネットワークソリューションの製造 提供 売上高 795,471 百万円 直近決算期 2012 年 3 月 従業員の状況 単体 総従業員数 12,494 人 うち非正規 1,112 人 属性ごとの人数等 女性 1,856 人 うち非正規 247 人 女性管理職比率 2.5 取組に該当する属性のみ 65 歳以上 3 人 外国人 76 人 障がい者 140 人 正規従業員の平均勤続年数 17.4 年 男性 17.5 年 女性 16.8 年 28

33 女 性 / 外 国 人 /キャリア スキル 詳 細 版 p88 日 産 自 動 車 株 式 会 社 ( 製 造 業 ) キャリア 開 発 サポートによる 女 性 役 職 者 の 活 躍 促 進 真 のグローバル 企 業 への 飛 躍 を 図 る ダイバーシティ 経 営 の 背 景 1999 年 ルノーとの 提 携 以 来 否 応 なくグローバル 化 多 様 性 尊 重 への 変 革 が 迫 られる 中 で ダイバ ーシティを 経 営 戦 略 として 位 置 付 けて 取 り 組 んできた 2004 年 にダイバーシティ 推 進 の 専 任 部 署 を 設 置 グローバル 行 動 指 針 NISSAN WAY や 独 自 の 経 営 ツール V-up にもダイバーシティの 概 念 を 組 み 込 み 人 事 評 価 や 人 材 配 置 など 日 常 業 務 の 中 で 自 然 に 実 行 に 移 せる 仕 掛 けを 構 築 している 取 組 内 容 女 性 の 意 思 決 定 層 への 参 画 が 課 題 であり 部 長 級 候 補 の 女 性 を 対 象 にした 役 員 によるメンタリング や 管 理 職 候 補 の 女 性 へのキャリアアドバイザー 配 置 などを 実 施 している メンタリングの 効 果 と しては 心 理 的 サポートやキャリア 思 考 マネジメント 思 考 の 醸 成 を 狙 っている その 結 果 全 社 的 なダイバーシティマインドが 向 上 するとともに 意 思 決 定 層 としての 女 性 管 理 職 比 率 が 2004 年 の 1.6%から 2012 年 には 6.7%と 約 4 倍 に 増 加 した 女 性 社 員 の 目 線 を 活 かした 製 造 ラインの 改 善 等 により 生 産 性 向 上 を 図 っている 研 修 や e-learning システムなどで 異 文 化 理 解 を 促 進 するとともに 日 々の 業 務 マネジメントの 中 で 異 なる 価 値 観 から 生 じる 対 立 等 をうまく 乗 り 越 え 目 標 達 成 のために 協 力 する 風 土 となっている 成 果 商 品 開 発 の 面 では 女 性 の 魅 力 創 出 グループ を 開 発 部 門 に 設 置 使 い 方 や 動 作 における 男 女 差 を 検 証 し 現 場 へフィードバックすることで セレナ や ノート など 女 性 顧 客 のニーズを 反 映 し た 商 品 が 次 々に 開 発 され 順 調 な 売 上 を 継 続 している 乗 用 車 ノート の 商 品 企 画 責 任 者 に 女 性 が 抜 擢 され チャイルドシートへの 子 どもの 乗 降 や 荷 物 の 出 し 入 れがしやすいようにと 最 大 で 約 90 度 開 く 後 席 ドアや 駐 停 車 をサポートするアラウンド ビューモニターを 装 備 するなど 女 性 にとっての 使 い 易 さを 追 求 した 開 発 を 実 現 した その 結 果 発 売 3 か 月 で 売 上 目 的 を 達 成 し ガソリン 登 録 車 5 か 月 連 続 販 売 台 数 1 位 を 獲 得 するという 成 果 を おさめた 異 文 化 理 解 が 促 進 され 多 様 な 背 景 やキャリアを 有 した 人 材 が 活 躍 できる 組 織 風 土 となったことで 世 界 中 から 意 欲 と 能 力 の 高 い 人 材 を 獲 得 することに 成 功 している < 企 業 概 要 > 設 立 年 1933 年 資 本 金 605,813 百 万 円 本 社 所 在 地 神 奈 川 県 横 浜 市 西 区 高 島 1 丁 目 1 番 1 号 事 業 概 要 自 動 車 船 舶 の 製 造 販 売 および 関 連 事 業 売 上 高 ( ) 2011 年 度 連 結 9,409,000 百 万 円 ( ) 直 近 決 算 期 (2012 年 5 月 ) < 従 業 員 の 状 況 >( 単 体 ) 総 従 業 員 数 正 社 員 24,240 人 ( 非 正 規 736 人 ) 属 性 ごとの 人 数 等 女 性 正 社 員 1,915 人 女 性 管 理 職 比 率 6.7% (2012/4 月 時 点 ) 外 国 人 266 人 (2012/4 月 時 点 ) 障 がい 者 1.95%(2011 年 度 計 ) 65 歳 以 上 非 公 表 正 規 従 業 員 の 平 均 勤 続 年 数 18.3 年 ( 男 性 19.9 年 女 性 14.0 年 )(2011 年 度 ) 29

34 女性 障がい者 株式会社大谷 製造業 障がい者の長期的雇用のノウハウと女性パート社員のモチベーションアップで生産性が向上 全国展開を実現 ダイバーシティ経営の背景 印章業界は 障がいがあっても技能を発揮しやすいため比較的障がい者雇用が進んだ業界であり 同社も創業当時から地元の障がい者の雇用や職場実習の受入などに積極的に取り組んできた 店舗の全国展開にあたり スタッフとして 1995 年より女性のパート社員の雇用を開始した 取組内容 1988 年に新工場を建設した際には 身体障がい者の働きやすさを考慮し 車いす 2 台がすれ違える 通路やチャイムと連動した回転灯の設置など多様な工夫を凝らした また 配属についても 入社 後に可能な限り様々な職種を経験させ 本人の希望や能力を見極めながら適材適所を実現している 障がいを持つ社員の家族とも密接にコミュニケーションを図り 技術 スキルの習得に向けてサポ ートを行うなど 障がい者の就労継続のノウハウを蓄積してきた 評価体系についても 身体面 健康面には配慮しつつ 健常者と同一基準を採用し 本人の努力や実績に応じて障がいの有無に関 係のない評価と報酬を実施している 現在では障がい者の幹部社員も誕生している 店舗拡大を目指すにあたり 女性パート社員の戦力化が不可避となった そこで 希望する勤務時 間や給与に柔軟に応えるために 平日 休日 早番 遅番の組み合わせによる 4 シフトを導入 4 人以上のローテーションを設定することでフレキシブルな勤務を実現している また 実績評価に よる昇給や 採用などの店舗運営における権限移譲を行うことで 現場のパート社員のモチベーシ ョン向上を促す仕組みを工夫している 成果 高いレベルの技術やスキルを有する工場勤務社員の増員 店舗のパート社員の戦力化の成功により 全国の店舗での受注を本社工場で一括製造する大規模化に成功 国内有数の売上を誇るに至った 現在では 全国展開を始めた当初の 10 倍以上となる 136 店舗を有し 売上高も 8 億円から 27 億円 まで大きく拡大している 自己資本比率も 50 を超え 安定した経営基盤を構築している 障がい者の活躍も質量ともに拡がり 現在 幹部社員にも障がいを持つ社員が登用されている 職 場内のノーマライゼーションも達成されており 障がい者の定着が進んだことで 工場における生 産性も向上し 業績向上に貢献している 企業概要 設立年 1966 年 資本金 本社所在地 新潟市江南区亀田工業団地 事業概要 印章 ゴム印等の製造販売 名刺 ハガキ印刷 売上高 2,741 百万円 直近決算期 2012 年 6 月 100 百万円 従業員の状況 単体 総従業員数 597 人 うち非正規 541 人 属性ごとの人数等 女性 546 人 うち非正規 522 人 女性管理職比率 68.7 店舗店長含む 障がい者 22 人 うち非正規 6 人 正規従業員の平均勤続年数 14 年 男性 15 年 女性 13 年 歳以上 29 人 うち非正規 29 人

35 障がい者 高齢者 株式会社小川の庄 製造業 代の社員たちが互いに刺激し合いながらビジネスと村の活性化に成功 ますます発展中 ダイバーシティ経営の背景 小川村は雪深く冬には仕事がない 雇用を生み出し村が自立するために企業を立ち上げたい 自 分たちが汗した農産物に付加価値をつけて販売したい 村人に喜んでもらえるように地域を元気に したい 夢と希望と理想に燃えた 代のメンバーが集結し 1986 年 5 月 同社を設立 地域の高齢者の雇用創出が大前提であったが 同社はそれを強みに変えた 田舎らしい郷愁のある 食べ物をふるまうことが最高のおもてなしと考え まず 60 歳以上の高齢者 7 名を採用 家庭に伝わ る伝統的な味や作り方などお年寄りの知恵をもとに冷めてもやわらかくて食べやすい 同社オリジ ナル 縄文おやき を開発 国内外へ販路を拡大している 取組内容 60 歳入社 定年なし で高齢者を継続的に雇用 高齢者の勤務は 1 カ月単位でシフト表を作り 勤怠管理を徹底している 各人が一通りの作業を身に付けた 多能工 であるため様々な作業に適 応でき 互いに融通を利かせることができる 最近では 代の若手社員の採用も進み インターネット販売やそれに伴う個人情報のセキュリ ティ保護などを主に担当 その他 力仕事など高齢者をカバーする役割を担っている 高齢者は二 三手先回りして働き この気配りに若手は学ぶ 一方高齢者は若手の仕事の速さ 効 率の良さ等をほめる 互いの良さを認め合い尊敬しあうことで 仕事を通じて社内のモラルが自然 と高まっている 年代は 20 代から 80 代までと非常に幅広いが 高齢者 代 と若者 代 それをつなぐ中間層 代 のマネジメント層が 適切に役割分担を行い 互いの能力を 認めて尊敬し合い 一体感のある職場の雰囲気を醸成している 成果 新商品のアイディアは お年寄りの知恵 から生まれる それを 50 歳前後のマネジメント層も交え 議論しながら改良を重ね 市場が求める"売れる商品"に仕上げる ただ地域が古くから伝承する食品 を提供するのではなく お年寄りの知恵 に基づく新商品の緻密な開発が売上増を支えている また 創業当初から東京など他地域への販路開拓を指向し 若手社員の入社がきっかけとなって始 めたインターネット販売などによる販路拡大で全国展開 海外展開に成功 創業以来売上高はほぼ 順調に伸びている 企業概要 設立年 1986 年 資本金 本社所在地 長野県上水内郡小川村高府 2876 事業概要 食品製造 おやき 漬物 惣菜 売上高 730 百万円 直近決算期 2012 年 9 月 30 百万円 従業員の状況 単体 総従業員数 80 人 属性ごとの人数等 障がい者 3 人 正規従業員の平均勤続年数 11 年 65 歳以上 17 人 31

36 障がい者 詳細版 p91 コクヨ株式会社 製造業 特例子会社を活用した BPO*により 障がい者の適性に見合った業務創出で収益性向上を実現 * BPO:ビジネスプロセスアウトソーシング ダイバーシティ経営の背景 戦前より積極的に障がい者雇用に取り組むが 2004 年の特例子会社 コクヨ K ハート(株) 設立後 には 障がい者雇用 自体が目的化する事態に陥る 事業会社が自ら障がい者雇用に積極的に取り 組むことに加え 経営資源を事業会社の本業に集中させることを目指し コクヨ K ハートの事業を 印刷下請け 業務からより付加価値の高い業務プロセス代行分野へ拡大することで 事業会社の パフォーマンス向上の実現を図っている 取組内容 K ハート社の事業分野拡大に伴い 既存事業のノウハウを有するシニア社員や商品開発職の社員を 事業会社から K ハート社に出向させ 指導や商品開発の担当とし フォロー体制を構築した また アウトソーシングを行う側の事業会社では 業務プロセスの見直しを実施 業務の棚卸 細分化に よって K ハート社への業務の切り出しを可能にした 一方 K ハート社では事業会社で切り出してもらった業務に即した人材を選定 個々の障がい者の 特性や状態 スキルや資質に応じて適切な業務を任せるが 更なる能力発揮が期待される場合には 新たな業務に挑戦させている また 学び直しのためのフレックス勤務の適用や在宅勤務の導入な ど 柔軟な勤務形態や制度が導入されている 特例子会社で働く障がい者の活躍について 担当部署がグループ全体に対して積極的な情報発信を 行うことで 障がい者の活躍が社員全体に認知され 職場内で共に認め合う風土が醸成されている 成果 K ハート社の事業分野拡大により 同社の収益性向上 経営基盤の安定に加え 事業会社の業務効 率化が格段に進展 新製品開発などコア業務の比率を 50%から 75%向上を目標としているが ユニ ークな新製品の立ち上げなど着実に成果が見え始めている 自身の能力やスキルに応じた業務で活躍する場を得られ 障がい者自身のモチベーションが高まっ たことで より付加価値の高いアウトプット創出に積極的に取り組んでいる 事例としてオフィス 家具レイアウトの図面作成にとどまらず 依頼者へのヒアリングから図面作成までワンストップサ ービスへ拡大している 企業概要 設立年 1905 年 資本金 15,800 百万円 本社所在地 大阪府大阪市東成区大今里南 事業概要 ステーショナリー事業 ファニチャー事業他 売上高 275,821 百万円 直近決算期 2012 年 12 月 従業員の状況 単体 女性管理職比率 男女別の平均勤続年数は 単体 主要子会社 4 社 で算出 総従業員数 363 人 うち非正規 16 人 属性ごとの人数等 女性 144 人 うち非正規 16 人 女性管理職比率 3.3 障がい者 19 人 うち非正規 2 人 正規従業員の平均勤続年数 17.4 年 男性 18.8 年 女性 13.6 年 32

37 女性 外国人 障がい者 高齢者 キャリア スキル サラヤ株式会社 製造業 女性専門職のキャリア継続支援や 海外展開の実行部隊として外国人の積極登用を実施 ダイバーシティ経営の背景 創立当初から企業理念として 環境負荷の低減 が掲げられていたが 現社長の就任時に サステ イナブルな社会の構築 として理念化され サステイナブルな成長のために多様性という概念が重 視されることとなった 近年の事業戦略と展開の中で 事業の多角化や海外展開等により 人材の 多様化が不可避となり ダイバーシティ施策の拡充を図っている 従来から主に女性を対象とした両立支援施策や積極的な外国人雇用などをそれぞれ個別に実施して きたが 2 年前にダイバーシティ推進室を立ち上げ全社的な取り組みとして体系化してきた 取組内容 1990 年代半ばに事業規模を大きく拡大したが その当時に採用した女性社員の両立支援策やキャリ ア形成に関するニーズが 2000 年代以降高まってきた 特に 食品衛生インストラクター と呼ば れる対企業の食品衛生管理構築のサポート業務を行う専門スタッフには女性が多く ノウハウや技 能を有する彼女らに長期的に活躍してもらう環境整備が喫緊の課題となっていた そこで 衛生イ ンストラクターの業務プロセスを細分化し 在宅勤務者に書類作成を分担させたり 繁忙期のみ派 遣調査員として委託したりすることで 繁閑に応じて現場のスタッフ数を柔軟に対応させるととも に 勤務地 時間の制限を柔軟化し スタッフの多様なキャリア形成が実現できるようになった また 現在は海外展開に向けて 中国人やフィリピン人 インド人など外国人を積極的に新卒採用 し 主に研究開発や海外事業の分野で一定程度の責任を持たせて業務を任せている 成果 衛生インストラクターの人員配置の柔軟化と業務プロセス改善により 生産性向上と社員のモチベ ーションの向上の両者がともに実現された 全体としても 働きやすい環境づくり等の取組が功を 奏し 就職希望者が前年比 10 ずつ増加 優秀な人材獲得につながっている また 女性や外国人など多様な人材に対して 積極的に重要な役割に登用してきたことで 期待度 の高いコア社員のモチベーションが向上してきた 特に 外国人社員の活躍により 10 年間で 11 カ国 15 拠点に増加した海外拠点での事業拡大が着実に実現している 企業概要 設立年 1959 年 資本金 45 百万円 本社所在地 大阪府東住吉区湯里2 2 8 事業概要 石鹸 洗剤 消毒剤等 予防衛生商品と衛生機器および食品 化粧品等の開発 製造 サービス 売上高 23,648 百万円 直近決算期 2012 年 10 月 従業員の状況 単体 総従業員数 1,102 人 うち非正規 403 人 属性ごとの人数等 女性 511 人 うち非正規 330 人 女性管理職比率 7.6 障がい者 12 人 内重度 7 名 正規従業員の平均勤続年数 8.5 年 男性 10.2 年 女性 6.6 年 歳以上 20 人 外国人 20 人

38 障がい者 ウインナック株式会社 製造業 福祉 ではなく ビジネス として障がい者の安定的雇用と継続的な所得収入の確保を実現 ダイバーシティ経営の背景 障がい者雇用を目的に 1994 年に第三セクター方式の重度障害者多数雇用事業所として和歌山県 和歌山市とアクロナイネン株式会社の共同出資により創設された 2009 年には子会社のウインワー クス社を創設 障がい者の管理職が職業訓練や指導を実施するなど活躍している 取組内容 創業当初は 障がいを持つ社員に対しての接し方や作業の指導法まで すべて手探りであった 本 人の能力や適性に合う作業の選択や 作業の最適な指導方法が見つからず 大量に採用しては大量 に離職する状況であった 2004 年に親会社がダイカスト鋳造事業を拡大したことを契機に 製品のバリ取り作業をウインナッ ク社で請け負うことになり 繰り返し作業の集中力に優れた知的障がいを持つ社員に適した作業プ ロセスが発生した そこで 本格的に障がい者を活用するため 支援体制として 社員 4 名を相談 員とし 年金給付の手続きや親との面談などにも対応するなど 生活面にわたる指導や支援を実施 するなど安心して働ける環境づくりに注力してきた その結果 事業が安定し始めるとともに生産 現場も軌道に乗り始めた 2009 年には就労支援 A 型作業所のウインワークス(株)を子会社として創設 2012 年 10 月現在 障 害者雇用率 82.4 障がいを持つウインナック社員が管理職として活躍するようになった 障がい 者比率が増えたことで お互いをフォローしあいながら できるところをほめる プラスの発想で 業務に取り組めるようになった その結果 業務に対する自信もつき 障がいの有無にかかわらず スキルやノウハウを持つ社員が他の社員に対して指導を行うことができるようになっている 評価については 年に 1 回 社員ごとに求められる技術水準への到達度が測られ 給与に反映され る仕組みとなっており 社員のモチベーションを高めることにもつながっている 成果 障がい者の定着率が飛躍的に向上し 年平均離職数 年 8 名 年 1.4 名 就労 が安定 障がいのある社員同士の教え合いにより社員のスキルアップ 生産性向上につなげている また 企業理念に賛同した企業からの引き合いもあり 直接的な業績拡大にもつながっている 企業概要 設立年 1994 年 本社所在地 和歌山市雑賀崎2017 3 資本金 事業概要 ダイカスト鋳造 グラビティ鋳造 金型製造 各種金属製品のバリ取り等加工 リサイクルトナー製造 売上高 676 百万円 直近決算期 2012 年 1 月 従業員の状況 単体 総従業員数 52 人 うち非正規 0 人 属性ごとの人数等 障がい者 11 人 正規従業員の平均勤続年数 9年 百万円

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