目 次 第 1 部 一 般 的 コメント 1. 我 が 国 における 人 権 擁 護 の 制 度 的 側 面 2. 日 本 国 憲 法 における 公 共 の 福 祉 の 概 念 3. 本 規 約 と 憲 法 を 含 む 国 内 法 との 関 係 4. 人 権 教 育 啓 発 広 報 第 2 部 逐

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1 市 民 的 及 び 政 治 的 権 利 に 関 する 国 際 規 約 第 40 条 1(b)に 基 づく 第 6 回 政 府 報 告 ( 仮 訳 ) 2012 年 4 月

2 目 次 第 1 部 一 般 的 コメント 1. 我 が 国 における 人 権 擁 護 の 制 度 的 側 面 2. 日 本 国 憲 法 における 公 共 の 福 祉 の 概 念 3. 本 規 約 と 憲 法 を 含 む 国 内 法 との 関 係 4. 人 権 教 育 啓 発 広 報 第 2 部 逐 条 報 告 その 他 第 1 条 : 自 決 権 第 2 条 : 規 約 実 施 義 務 1. 外 国 人 問 題 2. 障 害 者 施 策 3. 第 一 選 択 議 定 書 第 3 条 : 男 女 平 等 原 則 1. 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 に 向 けた 推 進 体 制 2. 女 性 の 政 策 方 針 決 定 参 画 状 況 3. 雇 用 対 策 4. 暴 力 からの 保 護 第 4 条 : 緊 急 事 態 の 逸 脱 措 置 第 5 条 : 除 外 事 項 第 6 条 : 生 命 に 対 する 権 利 死 刑 問 題 第 7 条 : 拷 問 等 の 禁 止 第 8 条 : 奴 隷 的 拘 束 強 制 労 働 の 禁 止 1. 人 身 取 引 対 策 2.いわゆる 従 軍 慰 安 婦 問 題 第 9 条 : 身 体 の 自 由 1. 被 疑 者 の 身 柄 拘 束 1

3 2. 入 管 施 設 における 収 容 3. 精 神 保 健 福 祉 法 による 措 置 入 院 等 4.ハンセン 病 差 別 撤 廃 に 向 けた 取 組 第 10 条 : 被 拘 禁 者 等 の 処 遇 1. 刑 事 拘 禁 施 設 における 弁 護 人 との 接 見 交 通 権 2. 矯 正 施 設 における 処 遇 状 況 3. 代 替 収 容 制 度 第 11 条 : 民 事 拘 禁 の 禁 止 第 12 条 : 居 住 移 転 の 自 由 1. 出 入 国 管 理 制 度 及 び 難 民 認 定 法 に 規 定 する 再 入 国 許 可 制 度 2. 我 が 国 の 難 民 政 策 第 13 条 : 外 国 人 の 追 放 1. 在 留 期 間 更 新 在 留 資 格 変 更 不 許 可 処 分 に 対 する 異 議 申 し 立 て 制 度 2. 庇 護 申 請 者 の 取 扱 い 等 第 14 条 : 公 正 な 裁 判 を 受 ける 権 利 1. 法 的 枠 組 み 2. 弁 護 人 への 証 拠 開 示 第 15 条 : 遡 及 処 罰 の 禁 止 第 16 条 : 人 として 認 められる 権 利 第 17 条 :プライバシー 等 の 尊 重 第 18 条 : 思 想 良 心 及 び 宗 教 の 自 由 第 19 条 : 表 現 の 自 由 1. 公 職 選 挙 法 の 下 での 制 限 2. 国 家 公 務 員 の 政 治 的 行 為 の 制 限 3. 犯 罪 被 害 者 の 権 利 の 保 護 2

4 第 20 条 : 戦 争 等 の 宣 伝 の 禁 止 第 21 条 : 集 会 の 権 利 第 22 条 : 結 社 の 自 由 1. 労 働 組 合 2. 解 釈 宣 言 第 23 条 : 家 族 婚 姻 に 関 する 権 利 第 24 条 : 児 童 の 権 利 1. 児 童 の 権 利 に 関 する 条 約 及 び2つの 選 択 議 定 書 2. 児 童 の 保 護 第 25 条 : 参 政 権 第 26 条 : 法 の 下 の 平 等 1. 嫡 出 でない 子 の 取 扱 い 2. 国 民 年 金 法 の 国 籍 要 件 3. 公 営 住 宅 法 の 改 正 第 27 条 : 少 数 民 族 の 権 利 1. 最 近 のアイヌ 施 策 の 現 状 2.アイヌ 文 化 振 興 関 連 施 策 3. 北 海 道 アイヌ 生 活 向 上 関 連 施 策 その 他 1.( 注 ) 本 報 告 は 市 民 的 および 政 治 的 権 利 に 関 する 国 際 規 約 ( 以 下 規 約 という ) 第 40 条 1(b)に 基 づく 第 6 回 政 府 報 告 である 本 報 告 は 政 府 報 告 の 総 合 ガイドライン(HRI/GEN/2/Rev.6)を 考 慮 に 入 れて 作 成 されている 2. 本 報 告 に 記 載 されている 内 容 は 前 回 報 告 から 新 たに 導 入 された 施 策 等 で あり 具 体 的 日 付 が 明 記 されているものを 除 き 第 5 回 政 府 報 告 提 出 後 の20 07 年 1 月 から2011 年 9 月 時 点 のものである 3

5 第 1 部 一 般 的 コメント 1. 我 が 国 における 人 権 擁 護 の 制 度 的 側 面 (1) 法 務 省 の 人 権 擁 護 機 関 の 取 組 3. 法 務 省 の 人 権 擁 護 機 関 ( 法 務 省 人 権 擁 護 局 法 務 局 地 方 法 務 局 人 権 擁 護 委 員 )は 全 国 約 320か 所 に 設 置 された 法 務 局 地 方 法 務 局 及 びその 支 局 において 人 権 救 済 活 動 ( 被 害 者 からの 人 権 侵 害 の 申 立 てに 対 する 対 応 を 含 む ) 及 び 人 権 啓 発 活 動 を 行 っている これらの 活 動 については 法 務 省 人 権 擁 護 局 の 下 国 家 公 務 員 である 法 務 局 地 方 法 務 局 職 員 及 び 法 務 大 臣 が 委 嘱 した 民 間 のボランティアである 人 権 擁 護 委 員 ( 全 国 で 約 1 万 4000 人 )が 中 立 公 正 な 立 場 で 適 切 に 実 施 している 法 務 省 の 人 権 擁 護 機 関 が 取 り 扱 った 人 権 侵 犯 事 件 数 は 2006 年 が21,3 28 件 2007 年 が21,506 件 2008 年 が21,412 件 2009 年 が21,218 件 2010 年 が21,696 件 となっている 法 務 省 の 人 権 擁 護 機 関 は 様 々な 人 権 問 題 に 対 して 人 権 相 談 及 び 人 権 侵 犯 事 件 の 調 査 処 理 を 通 じて 人 権 侵 害 による 被 害 の 救 済 及 び 予 防 を 図 っているところである ちなみに 2010 年 に 法 務 省 の 人 権 擁 護 機 関 が 取 り 扱 った 人 権 侵 犯 事 件 の 主 な 内 訳 は 以 下 のとおりである 暴 行 虐 待 ( 夫 の 妻 に 対 する 暴 力 児 童 虐 待 等 ) 4,788 件 (22%) 住 居 生 活 の 安 全 ( 騒 音 をめぐる 近 隣 の 争 い 等 ) 3,889 件 (18%) 強 制 強 要 ( 離 婚 の 強 要 職 場 での 嫌 がらせ 等 ) 3,564 件 (16%) 学 校 におけるいじめ 2,714 件 (13%) (2) 新 たな 国 内 人 権 機 構 の 設 立 について 4. 新 たな 人 権 救 済 機 関 の 設 置 については 救 済 対 象 とすべき 人 権 侵 害 の 範 囲 人 権 救 済 機 関 の 独 立 性 の 担 保 方 法 その 調 査 権 限 の 内 容 等 について 様 々な 議 論 があるため 現 段 階 では 新 たな 人 権 救 済 制 度 に 関 する 法 案 を 再 び 国 会 に 提 出 するには 至 っていない 我 が 国 としては 政 府 からの 独 立 性 を 有 する 国 内 人 権 機 構 の 創 設 を 重 要 な 課 題 と 位 置 付 けており 機 構 の 創 設 に 向 けて 必 要 な 準 備 を 続 けていきたいと 考 えている 2. 日 本 国 憲 法 における 公 共 の 福 祉 の 概 念 5. 憲 法 における 公 共 の 福 祉 の 概 念 は これまでの 報 告 のとおり 各 権 利 毎 に その 権 利 に 内 在 する 性 質 を 根 拠 に 判 例 等 により 具 体 化 されており 憲 法 による 人 権 保 障 及 び 制 限 の 内 容 は 実 質 的 には 本 規 約 による 人 権 保 障 及 び 制 限 の 内 容 とほぼ 同 様 のものとなっている したがって 公 共 の 福 祉 の 概 念 4

6 の 下 国 家 権 力 により 恣 意 的 に 人 権 が 制 限 されることはもちろん 同 概 念 を 理 由 に 規 約 で 保 障 された 権 利 に 課 されるあらゆる 制 約 が 規 約 で 許 容 される 制 約 を 超 えることはあり 得 ない 6.このような 基 本 的 人 権 相 互 間 の 調 整 を 図 る 内 在 的 な 制 約 である 公 共 の 福 祉 についての 典 型 的 な 判 例 としては これまでの 報 告 のとおりであるが 最 近 のものとして 次 の 最 高 裁 判 所 2011 年 7 月 7 日 小 法 廷 判 決 ( 要 旨 ) 等 で この 判 断 が 踏 襲 されている 本 件 は 高 等 学 校 の 卒 業 式 において 起 立 して 国 歌 斉 唱 することに 反 対 してい た 被 告 人 ( 元 教 諭 )が 卒 業 式 の 行 われる 体 育 館 で 大 声 で 保 護 者 に 呼 びかけを 行 い 制 止 した 教 頭 らを 怒 号 し その 場 を 喧 騒 状 態 に 陥 らせて 卒 業 式 の 開 会 を 遅 らせた 事 案 であるところ 最 高 裁 判 所 は 表 現 の 自 由 は 民 主 主 義 社 会 にお いて 特 に 重 要 な 権 利 として 尊 重 されなければならないが 憲 法 21 条 1 項 も 表 現 の 自 由 を 絶 対 無 制 限 に 保 障 したものではなく 公 共 の 福 祉 のため 必 要 かつ 合 理 的 な 制 限 を 是 認 するものであって たとえ 意 見 を 外 部 に 発 表 するための 手 段 であっても その 手 段 が 他 人 の 権 利 を 不 当 に 害 するようなものは 許 されない 被 告 人 の 本 件 行 為 は その 場 の 状 況 にそぐわない 不 相 当 な 態 様 で 行 われ 静 穏 な 雰 囲 気 の 中 で 執 り 行 われるべき 卒 業 式 の 円 滑 な 遂 行 に 看 過 し 得 ない 支 障 を 生 じさせたものであって こうした 行 為 が 社 会 通 念 上 許 されず 違 法 性 を 欠 くも のでないことは 明 らかである 旨 判 示 して 被 告 人 に 威 力 業 務 妨 害 罪 の 成 立 を 認 めたものである 3. 本 規 約 と 憲 法 を 含 む 国 内 法 との 関 係 7. 本 規 約 と 我 が 国 の 憲 法 を 含 む 国 内 法 との 関 係 については これまでの 報 告 のとおりであり 憲 法 第 98 条 第 2 項 の 趣 旨 から 我 が 国 が 締 結 した 条 約 は 国 内 法 としての 効 力 を 持 つ 他 方 条 約 の 規 定 を 直 接 適 用 し 得 るか 否 かについて は 当 該 規 定 の 目 的 内 容 及 び 文 言 等 を 勘 案 し 具 体 的 場 合 に 応 じて 判 断 すべ きものとされているが 多 くの 場 合 においては 条 約 上 の 義 務 の 履 行 のために 必 要 な 法 律 を 別 途 制 定 しているため 規 約 違 反 の 事 案 も ほとんどが 国 内 法 違 反 の 事 案 として 処 理 されている 8. 訴 訟 において 原 告 側 が 本 規 約 の 条 項 を 引 用 して 争 っている 場 合 に 裁 判 所 が 国 内 の 法 律 規 則 処 分 等 の 当 該 条 項 違 反 の 有 無 を 判 示 している 例 は これ までの 報 告 のとおりである 4. 人 権 教 育 啓 発 広 報 5

7 (1) 人 権 教 育 及 び 人 権 啓 発 の 推 進 に 関 する 法 律 9. 本 法 に 基 づき 毎 年 前 年 度 に 各 府 省 庁 が 取 り 組 んだ 人 権 教 育 啓 発 の 施 策 を 取 りまとめ 人 権 教 育 及 び 人 権 啓 発 施 策 として 国 会 に 報 告 している 国 会 へ 報 告 した 内 容 については 広 く 国 民 向 けに 白 書 として 刊 行 されてい る 10.また 本 法 に 基 づき 策 定 された 人 権 教 育 啓 発 に 関 する 基 本 計 画 は 年 4 月 に 一 部 変 更 され 新 たに 北 朝 鮮 当 局 による 拉 致 問 題 等 の 事 項 が 人 権 課 題 に 盛 り 込 まれた (2) 人 権 教 育 のための 世 界 計 画 の 取 組 年 に 国 連 人 権 委 員 会 の 決 議 で 提 案 された 人 権 教 育 のための 世 界 計 画 に 関 連 する 一 連 の 決 議 では 我 が 国 は 一 環 して 共 同 提 案 国 となり 現 在 同 計 画 第 2フェーズ( ) 行 動 計 画 の 趣 旨 に 沿 った 形 で 関 係 省 庁 において 取 組 を 進 めているところである (3) 裁 判 官 検 察 官 行 政 官 への 人 権 教 育 (a) 公 務 員 一 般 12. 法 務 省 では 人 権 教 育 のための 世 界 計 画 第 2フェーズ 行 動 計 画 の 趣 旨 に 沿 い 人 権 問 題 に 関 して 国 家 公 務 員 等 の 理 解 と 認 識 を 深 めることを 目 的 と して 中 央 省 庁 等 の 職 員 を 対 象 とする 人 権 に 関 する 国 家 公 務 員 等 研 修 会 を 毎 年 2 回 開 催 している また 都 道 府 県 及 び 市 区 町 村 の 人 権 啓 発 行 政 に 携 わる 職 員 を 対 象 にして その 指 導 者 として 必 要 な 知 識 を 習 得 させることを 目 的 とした 人 権 啓 発 指 導 者 養 成 研 修 会 を 毎 年 3 回 開 催 している 13. 行 政 官 については 人 事 院 が 国 家 公 務 員 を 対 象 として 実 施 する 各 種 研 修 において 人 権 に 関 するカリキュラムを 設 けるとともに それぞれの 府 省 が 実 施 する 研 修 における 人 権 教 育 の 充 実 について 各 府 省 に 対 して 指 導 を 行 ってき ている 14.また 地 方 公 務 員 については 総 務 省 が 自 治 大 学 校 及 び 消 防 大 学 校 にお いて 実 施 している 各 研 修 において 人 権 教 育 の 充 実 を 図 るとともに 地 方 公 共 団 体 等 においても 人 権 教 育 を 実 施 している (b) 警 察 職 員 15. 警 察 は 犯 罪 捜 査 等 の 人 権 にかかわりの 深 い 職 務 を 行 っていることから 6

8 警 察 職 員 の 職 務 倫 理 及 び 服 務 に 関 する 規 則 (2000 年 国 家 公 安 委 員 会 規 則 第 1 号 )において 人 権 の 尊 重 を 大 きな 柱 とする 職 務 倫 理 の 基 本 を 定 め るとともに 職 務 倫 理 に 関 する 教 育 を 警 察 における 教 育 の 最 重 点 項 目 に 掲 げ 人 権 教 育 を 積 極 的 に 実 施 している 16. 新 たに 採 用 された 警 察 職 員 や 昇 任 する 警 察 職 員 に 対 しては 警 察 学 校 に おける 憲 法 刑 事 訴 訟 法 等 の 法 学 や 職 務 倫 理 の 授 業 等 で 人 権 尊 重 に 関 する 教 育 を 実 施 しているほか 性 犯 罪 ドメスティック バイオレンス 等 の 主 として 女 性 を 被 害 者 とする 暴 力 事 案 等 の 捜 査 要 領 の 授 業 では 被 害 者 への 配 慮 について 理 解 させる 教 育 を 実 施 している 犯 罪 捜 査 留 置 業 務 犯 罪 被 害 者 支 援 等 に 従 事 する 警 察 職 員 に 対 しては 各 級 警 察 学 校 における 専 門 教 育 や 警 察 本 部 警 察 署 等 の 職 場 における 研 修 会 等 の あらゆる 機 会 をとらえ 被 疑 者 被 留 置 者 被 害 者 等 の 人 権 に 配 意 した 適 正 な 職 務 執 行 を 期 する 上 で 必 要 な 知 識 技 能 等 を 修 得 させるための 教 育 を 行 ってい る (c) 裁 判 官 17. 裁 判 所 においては 第 5 回 報 告 に 対 する 規 約 人 権 委 員 会 の 最 終 見 解 の 趣 旨 を 踏 まえ 国 際 人 権 規 約 に 関 する 情 報 を 広 める 措 置 が 採 られていると 承 知 し ている 18.また 裁 判 官 が 職 務 経 験 年 数 等 に 応 じて 義 務 として 受 講 する 研 修 の 場 に おいて ジェンダーへの 配 慮 も 含 め 国 際 人 権 規 約 国 際 人 権 や 外 国 人 の 人 権 等 をテーマとした 講 義 が 行 われ 国 際 人 権 規 約 の 適 用 及 び 解 釈 についても 言 及 されていると 承 知 している 19.なお 裁 判 官 検 察 官 及 び 弁 護 士 になるいずれの 者 も 司 法 研 修 所 にお いて 司 法 修 習 を 受 けた 後 法 曹 資 格 を 取 得 するが この 修 習 期 間 中 には ジェ ンダーへの 配 慮 も 含 め 国 際 人 権 規 約 や 規 約 人 権 委 員 会 に 関 するカリキュラム が 組 み 込 まれていると 承 知 している (d) 検 察 官 20. 法 務 省 では 検 察 職 員 に 対 して 任 官 時 及 びその 経 験 年 数 等 に 応 じて 受 講 が 義 務 づけられている 各 種 研 修 において 本 規 約 に 関 する 講 義 及 び 犯 罪 被 害 者 の 保 護 支 援 女 性 に 対 する 配 慮 等 に 関 する 講 義 を 実 施 している 7

9 (e) 矯 正 職 員 21. 矯 正 職 員 に 対 しては 矯 正 研 修 所 及 び 同 支 所 における 各 種 研 修 プログラ ムにおいて 被 収 容 者 の 人 権 の 尊 重 を 図 る 観 点 から 憲 法 及 び 人 権 に 関 する 諸 条 約 を 踏 まえた 被 収 容 者 の 人 権 に 関 する 講 義 や 行 動 科 学 的 な 視 点 を 取 り 入 れた 研 修 セクシュアル ハラスメント 等 ジェンダーへの 配 慮 に 関 する 講 義 等 を 実 施 している また 各 矯 正 施 設 においても 被 収 容 者 の 人 権 について 実 務 に 即 した 自 庁 研 修 を 行 うなど 職 員 の 人 権 意 識 の 向 上 に 努 めている (f) 入 管 職 員 22. 入 管 職 員 に 対 しては 各 種 職 員 研 修 において 人 権 関 係 諸 条 約 等 につい ての 講 義 を 実 施 し 人 権 に 対 する 意 識 の 一 層 の 向 上 を 図 っている (4) 本 規 約 に 関 する 広 報 23. 政 府 は 第 5 回 報 告 及 び 委 員 会 の 最 終 見 解 について 関 係 省 庁 間 でその 意 義 を 共 有 し 最 高 裁 判 所 衆 議 院 及 び 参 議 院 事 務 局 地 方 自 治 体 並 びに 要 望 のあった 国 会 議 員 民 間 団 体 及 び 個 人 に 対 し その 和 文 仮 訳 とともに 配 布 した また これらは その 和 文 仮 訳 とともに 外 務 省 ホームページに 掲 載 し 報 道 関 係 者 を 含 め 国 民 等 からの 要 望 に 応 じて 随 時 配 布 している 24. 今 回 の 報 告 作 成 にあたっては 外 務 省 のホームページ 上 で 広 く 一 般 から 意 見 を 聴 取 するとともに 一 般 市 民 NGOの 意 見 を 聴 くための 意 見 交 換 会 を 開 催 した 政 府 は 人 権 尊 重 の 促 進 に 向 けた 民 間 レベルでの 活 動 の 重 要 性 を 認 識 し 今 後 とも 引 き 続 き 市 民 社 会 との 対 話 を 重 視 し 継 続 していく 考 えである なお 第 6 回 報 告 についても これまでの 報 告 と 同 様 NGO 等 市 民 社 会 が 利 用 することが 可 能 であるように 周 知 配 布 していく 第 2 部 逐 条 報 告 その 他 第 1 条 25.これまでの 報 告 のとおり 第 2 条 1. 外 国 人 問 題 (1) 入 管 法 の 改 正 年 7 月 15 日 に 出 入 国 管 理 及 び 難 民 認 定 法 及 び 日 本 国 との 平 和 条 約 に 基 づき 日 本 の 国 籍 を 離 脱 した 者 等 の 出 入 国 に 関 する 特 例 法 の 一 部 を 改 正 する 等 の 法 律 が 公 布 された(2012 年 7 月 施 行 予 定 ) これに 伴 い 外 国 人 8

10 登 録 制 度 は 廃 止 され 新 たに 導 入 される 在 留 管 理 制 度 により 法 務 大 臣 が 我 が 国 に 中 長 期 間 在 留 する 外 国 人 の 在 留 状 況 を 正 確 かつ 継 続 的 に 把 握 出 来 ることと なる 新 たな 在 留 管 理 制 度 によって 正 確 に 把 握 された 外 国 人 の 在 留 状 況 に 関 す る 情 報 は 住 民 基 本 台 帳 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 により 新 設 される 市 区 町 村 の 外 国 人 に 係 る 住 民 基 本 台 帳 に 反 映 され これらの 外 国 人 に 対 する 充 実 した 行 政 サービスを 行 うことが 可 能 となる 27. 新 たな 在 留 管 理 制 度 では 特 別 永 住 者 については 現 在 特 別 永 住 者 に 交 付 されている 外 国 人 登 録 証 明 書 がその 法 的 地 位 等 を 証 明 するものとして 重 要 な 役 割 を 果 たしていることに 鑑 み これと 同 様 の 証 明 書 として 法 務 大 臣 が 特 別 永 住 者 証 明 書 を 交 付 することとしている 特 別 永 住 者 証 明 書 の 記 載 事 項 については これを 必 要 最 小 限 にするとの 観 点 から 外 国 人 登 録 証 明 書 の 記 載 事 項 と 比 べて 大 幅 に 削 減 するとともに 記 載 事 項 の 変 更 や 再 交 付 などの 手 続 は 従 来 どおり 市 区 町 村 の 窓 口 で 行 うこととし ている なお 特 別 永 住 者 証 明 書 は 常 時 携 帯 する 必 要 はないものとされている (2) 外 国 人 労 働 者 の 受 入 れ 28. 我 が 国 の 外 国 人 労 働 者 の 受 入 れの 基 本 方 針 については 第 5 回 報 告 記 載 の1999 年 8 月 の 閣 議 決 定 第 9 次 雇 用 対 策 基 本 計 画 において 我 が 国 の 経 済 社 会 の 活 性 化 や 一 層 の 国 際 化 を 図 る 観 点 から 専 門 的 技 術 的 分 野 の 外 国 人 労 働 者 の 受 入 れをより 積 極 的 に 推 進 する こととし いわゆる 単 純 労 働 者 の 受 入 れについては 国 内 の 労 働 市 場 にかかわる 問 題 を 始 めとして 日 本 の 経 済 社 会 と 国 民 生 活 に 多 大 な 影 響 を 及 ぼすとともに 送 出 し 国 や 外 国 人 労 働 者 本 人 に とっての 影 響 も 極 めて 大 きいと 予 想 されることから 国 民 のコンセンサスを 踏 まえつつ 十 分 慎 重 に 対 応 することが 不 可 欠 である とされている 就 労 目 的 の 外 国 人 の 受 入 れについては 2010 年 3 月 に 策 定 された 第 4 次 出 入 国 管 理 基 本 計 画 において 我 が 国 社 会 に 活 力 をもたらす 外 国 人 の 受 入 れに 積 極 的 に 取 り 組 んでいくとされている 29.なお ビジネス 関 係 者 の 移 動 の 円 滑 化 に 関 しては 就 労 を 目 的 とする 在 留 資 格 について 逐 次 関 係 規 定 を 改 正 しているほか 2009 年 の 入 管 法 改 正 に 伴 い 導 入 される 新 たな 在 留 管 理 制 度 の 下 では 在 留 期 間 を 最 長 5 年 とするこ と 及 び 出 国 後 1 年 以 内 に 再 入 国 する 場 合 は 一 定 の 条 件 の 下 で 再 入 国 許 可 を 不 要 とすることとし 在 留 の 利 便 性 の 向 上 に 努 めている (3) 職 業 紹 介 体 制 等 9

11 30. 第 5 回 報 告 で 述 べたとおり 職 業 安 定 法 では 職 業 紹 介 職 業 指 導 等 に おいて 国 籍 等 を 理 由 とする 差 別 的 取 扱 いを 受 けないことが 規 定 されており( 同 法 第 3 条 ) 同 法 に 基 づいた 職 業 紹 介 等 を 日 本 人 と 同 様 に 我 が 国 で 就 労 す る 外 国 人 についても 行 うこととしている また 外 国 人 労 働 者 の 就 労 環 境 の 一 層 の 整 備 を 図 ることを 目 的 として 東 京 都 大 阪 府 に 続 き 2008 年 度 に 外 国 人 雇 用 サービスセンター を 愛 知 県 に 設 置 した (4) 適 正 就 労 の 推 進 等 31. 事 業 主 に 対 し 2007 年 度 に 策 定 された 外 国 人 労 働 者 の 雇 用 管 理 の 改 善 等 に 関 して 事 業 主 が 適 切 に 対 処 するための 指 針 等 に 基 づき 外 国 人 労 働 者 の 雇 用 管 理 の 改 善 指 導 を 進 めている (5) 外 国 人 研 修 生 技 能 実 習 生 32. 研 修 技 能 実 習 制 度 については 研 修 生 技 能 実 習 生 の 保 護 の 強 化 を 図 る 目 的 で 2009 年 7 月 に 出 入 国 管 理 及 び 難 民 認 定 法 を 改 正 した(2010 年 7 月 施 行 ) 実 務 研 修 (OJT)を 行 う 場 合 には 原 則 入 国 1 年 目 から 技 能 実 習 生 として 雇 用 契 約 に 基 づいて 技 能 等 修 得 活 動 を 行 うことを 義 務 付 け 労 働 基 準 法 や 最 低 賃 金 法 等 の 労 働 基 準 関 係 法 令 上 の 保 護 が 受 けられるようにした また 関 係 省 令 の 改 正 を 行 い パスポートの 取 上 げ 賃 金 不 払 い 等 の 重 大 な 人 権 侵 害 行 為 を 行 った 受 入 れ 機 関 の 技 能 実 習 生 の 受 入 れ 停 止 期 間 を3 年 から5 年 に 延 長 した 33. 上 記 のように 法 令 改 正 を 行 い 違 反 に 対 する 監 視 の 仕 組 みを 強 化 した 上 で 労 働 基 準 監 督 機 関 においては 技 能 実 習 生 に 係 る 法 定 労 働 条 件 の 履 行 確 保 上 問 題 があると 考 えられる 実 習 実 施 機 関 に 対 する 監 督 指 導 を 実 施 し 重 大 又 は 悪 質 な 事 案 については 司 法 処 分 も 含 め 厳 正 に 対 処 しているところである ま た 出 入 国 管 理 機 関 との 間 に 設 けた 相 互 通 報 制 度 の 適 切 な 運 用 に 努 めていると ころである 34.これらの 措 置 を 講 じることにより 技 能 実 習 生 の 権 利 を 適 切 に 保 護 した 上 で 制 度 が 適 正 に 運 用 されるよう 努 めているところである (6) 在 日 外 国 人 の 子 どもたちに 対 する 教 育 35. 日 本 国 籍 を 持 たない 外 国 人 の 子 女 であっても 我 が 国 の 公 立 学 校 におい て 義 務 教 育 を 受 けることを 希 望 する 場 合 には すべて 無 償 で 受 け 入 れることと している 日 本 の 学 校 教 育 を 受 けることを 希 望 しない 者 は 韓 国 朝 鮮 学 校 10

12 アメリカ 人 学 校 ドイツ 人 学 校 等 の 外 国 人 学 校 において 教 育 を 受 けることも 可 能 である 36. 我 が 国 では 家 庭 の 状 況 にかかわらず 全 ての 意 志 ある 高 校 生 等 が 安 心 して 勉 学 に 打 ち 込 める 社 会 をつくるため 2010 年 4 月 に 公 立 高 等 学 校 につ いては 授 業 料 を 無 償 とするとともに 私 立 高 等 学 校 等 の 生 徒 については 高 等 学 校 等 就 学 支 援 金 を 支 給 する 制 度 を 創 設 した 本 制 度 は 国 籍 を 問 わず 我 が 国 において 後 期 中 等 教 育 段 階 の 学 びに 励 んでいる 生 徒 を 等 しく 支 援 するもので ある なお 各 種 学 校 である 外 国 人 学 校 のうち 高 等 学 校 の 課 程 に 類 する 課 程 を 置 くものとして 文 部 科 学 大 臣 の 指 定 を 受 けた 場 合 には 高 等 学 校 等 就 学 支 援 金 制 度 の 対 象 となる 37.これまでの 大 学 入 学 資 格 検 定 を 見 直 し 高 等 学 校 卒 業 程 度 以 上 の 学 力 を 認 定 する 試 験 として 2005 年 1 月 に 高 等 学 校 卒 業 程 度 認 定 試 験 を 創 設 した それにより 受 験 資 格 を 拡 大 し 当 該 年 度 末 までに 満 16 歳 以 上 になる 者 であれば 国 籍 を 問 わず 誰 でも 受 験 できることとした ( 既 に 大 学 入 学 資 格 を 持 っている 者 を 除 く )また 同 年 8 月 には 大 学 院 入 学 資 格 についても 弾 力 化 し 大 学 院 において 個 別 の 入 学 資 格 審 査 により 大 学 を 卒 業 した 者 と 同 等 以 上 の 学 力 があると 認 めた 者 で 22 歳 に 達 した 者 について 当 該 大 学 院 の 入 学 資 格 を 認 めた 38.なお 2003 年 9 月 には 既 に 各 大 学 における 個 別 の 入 学 資 格 審 査 に より 高 等 学 校 を 卒 業 した 者 と 同 等 以 上 の 学 力 があると 認 めた 者 で 18 歳 に 達 した 者 について 当 該 大 学 の 入 学 資 格 を 認 めること 等 により 外 国 人 学 校 の 卒 業 者 の 大 学 入 学 資 格 について 弾 力 化 を 行 っている (7) 外 国 人 の 人 権 擁 護 のための 諸 活 動 39.これまでの 報 告 のとおり 法 務 省 の 人 権 擁 護 機 関 では 人 権 尊 重 思 想 の 普 及 高 揚 を 図 る 立 場 から 外 国 人 の 人 権 を 尊 重 しよう を 啓 発 活 動 年 間 強 調 事 項 として 掲 げ 1 年 を 通 して 全 国 各 地 で テレビ ラジオ 放 送 新 聞 紙 週 刊 誌 等 への 関 連 記 事 の 掲 載 講 演 会 座 談 会 シンポジウム 等 の 開 催 啓 発 冊 子 の 配 布 等 の 啓 発 活 動 を 実 施 している 40.また 2002 年 9 月 の 日 朝 首 脳 会 談 において 北 朝 鮮 側 が 拉 致 の 事 実 を 正 式 に 認 めたこと 等 から 在 日 韓 国 朝 鮮 人 児 童 生 徒 らに 対 する 嫌 がらせ 脅 迫 暴 行 等 が 発 生 したため 人 権 擁 護 機 関 では 在 日 韓 国 朝 鮮 人 児 童 生 徒 11

13 が 多 数 利 用 する 通 学 路 等 においてパンフレット チラシ 等 の 配 布 ポスター 掲 示 等 の 啓 発 活 動 を 行 うとともに これらの 活 動 を 通 じて 在 日 韓 国 朝 鮮 人 児 童 生 徒 に 対 し 嫌 がらせ 等 を 受 けたときには 法 務 省 の 人 権 擁 護 機 関 に 相 談 するよう 呼 びかけを 行 った 41.さらに 2006 年 7 月 及 び2009 年 4 月 に 北 朝 鮮 がミサイルを 発 射 したとの 報 道 がされた 際 並 びに2006 年 10 月 及 び2009 年 5 月 に 北 朝 鮮 が 核 実 験 を 行 ったと 公 表 した 際 にも 同 様 の 対 応 を 実 施 した 42. 外 国 人 をめぐる 様 々な 人 権 問 題 に 対 しては 人 権 相 談 及 び 人 権 侵 犯 事 件 の 調 査 処 理 を 通 じて 人 権 侵 害 による 被 害 の 救 済 及 び 予 防 を 図 っている 外 国 人 のための 人 権 相 談 所 は 東 京 大 阪 名 古 屋 広 島 福 岡 高 松 の 各 法 務 局 及 び 神 戸 松 山 の 各 地 方 法 務 局 に 設 置 されている 2. 障 害 者 施 策 (1) 障 害 者 施 策 の 推 進 体 制 43. 第 5 回 報 告 記 載 の 重 点 施 策 実 施 5か 年 計 画 (2003 年 度 ~2007 年 度 )は 各 府 省 間 の 緊 密 な 連 携 の 下 に 着 実 な 実 施 が 図 られた その 後 障 害 者 基 本 計 画 の 後 期 5か 年 間 (2008 年 度 ~2012 年 度 )に 重 点 的 に 施 策 展 開 を 図 る 分 野 について 目 標 や 達 成 期 間 を 定 めた 重 点 施 策 実 施 5か 年 計 画 (2008 年 度 ~2012 年 度 )が 策 定 された 年 以 降 障 害 者 施 策 の 推 進 体 制 に 大 きな 変 化 があった 政 府 は 障 害 者 権 利 条 約 の 締 結 に 必 要 な 国 内 法 の 整 備 を 始 めとする 我 が 国 の 障 害 者 に 係 る 制 度 の 集 中 的 な 改 革 を 行 うため 全 閣 僚 を 構 成 員 とする 障 がい 者 制 度 改 革 推 進 本 部 を 設 置 した また その 下 で 障 害 当 事 者 を 中 心 とする 障 がい 者 制 度 改 革 推 進 会 議 ( 以 下 推 進 会 議 という )を 開 催 し 障 害 者 施 策 の 推 進 に 関 する 事 項 について 議 論 を 行 った 推 進 会 議 における 議 論 を 踏 まえ 2010 年 6 月 に 政 府 は 改 革 の 工 程 表 を 閣 議 決 定 した そこでは 主 に 障 害 者 基 本 法 の 改 正 障 害 者 総 合 福 祉 法 ( 仮 称 )の 制 定 障 害 を 理 由 とする 差 別 の 禁 止 に 関 する 法 律 ( 仮 称 )の 制 定 が 掲 げられた また 推 進 会 議 では 障 害 者 基 本 法 の 改 正 に 当 たって 政 府 に 求 める 事 項 を 取 りまとめた 政 府 はこれを 踏 まえ 施 策 の 実 施 状 況 の 監 視 等 を 担 う 組 織 の 設 置 等 を 内 容 とする 障 害 者 基 本 法 の 改 正 案 ( 以 下 改 正 案 という )を2011 年 4 月 22 日 に 国 会 に 提 出 した 改 正 案 は 衆 議 院 で 修 正 が 行 われ 衆 参 両 院 にて 全 会 一 致 で 可 決 同 年 7 月 29 日 に 成 立 した 12

14 (2) 障 害 福 祉 サービス 45. 障 害 福 祉 サービスについては 身 体 知 的 精 神 の 三 障 害 共 通 の 仕 組 み の 下 で 障 害 者 の 地 域 生 活 を 支 援 することを 目 的 とした2005 年 の 障 害 者 自 立 支 援 法 などに 基 づき 行 われているが 2010 年 12 月 10 日 に 公 布 された 障 がい 者 制 度 改 革 推 進 本 部 等 における 検 討 を 踏 まえて 障 害 保 健 福 祉 施 策 を 見 直 す までの 間 において 障 害 者 等 の 地 域 生 活 を 支 援 するための 関 係 法 律 の 整 備 に 関 す る 法 律 により 障 害 者 自 立 支 援 法 や 児 童 福 祉 法 が 改 正 された この 改 正 にお いては 利 用 者 負 担 を 負 担 能 力 に 応 じた 負 担 に 見 直 すほか 相 談 支 援 や 障 害 児 支 援 の 強 化 グループホーム ケアホームを 利 用 している 障 害 者 に 対 する 家 賃 の 助 成 重 度 視 覚 障 害 者 の 移 動 を 支 援 するサービスの 創 設 など 障 害 者 の 地 域 生 活 を 支 援 する 施 策 のより 一 層 の 充 実 を 図 ることとしている 46.また 精 神 障 害 者 施 策 については 2006 年 に 障 害 者 自 立 支 援 法 の 施 行 に 伴 い 精 神 保 健 及 び 精 神 障 害 者 福 祉 に 関 する 法 律 の 改 正 が 行 われ 医 療 保 護 入 院 等 に 係 る 精 神 保 健 指 定 医 による 診 察 の 特 例 措 置 の 導 入 任 意 入 院 患 者 に 関 する 病 状 報 告 制 度 の 導 入 など より 一 層 精 神 障 害 者 の 人 権 に 配 慮 した 医 療 が 確 保 されている (3) 雇 用 の 場 における 障 害 者 の 社 会 参 加 47. 雇 用 の 場 における 障 害 者 の 社 会 参 加 については 障 害 者 の 雇 用 の 促 進 等 に 関 する 法 律 ( 以 下 障 害 者 雇 用 促 進 法 という ) 及 び 同 法 に 基 づき 策 定 され た 障 害 者 雇 用 対 策 基 本 方 針 (2009 年 度 ~2012 年 度 )に 基 づき 推 進 して いる 48.また 2008 年 12 月 には 障 害 者 の 雇 用 が 着 実 に 進 展 する 中 で 障 害 者 雇 用 状 況 の 改 善 が 遅 れている 中 小 企 業 における 障 害 者 雇 用 の 促 進 を 図 るた め 1 障 害 者 雇 用 納 付 金 制 度 の 対 象 事 業 主 の 拡 大 2 短 時 間 労 働 者 の 雇 用 義 務 の 対 象 化 等 を 内 容 とする 障 害 者 雇 用 促 進 法 の 改 正 が 行 われ 2009 年 4 月 か ら 段 階 的 に 施 行 されている(12については2010 年 7 月 施 行 2015 年 4 月 からは1について 更 なる 対 象 拡 大 を 予 定 ) 3. 第 一 選 択 議 定 書 49. 本 規 約 第 一 選 択 議 定 書 が 定 める 個 人 通 報 制 度 については 本 規 約 の 実 施 の 効 果 的 な 担 保 を 図 るとの 趣 旨 から 注 目 すべき 制 度 と 認 識 している 同 制 度 の 受 入 に 当 たって 我 が 国 の 司 法 制 度 や 立 法 政 策 との 関 連 での 問 題 の 有 無 及 び 13

15 個 人 通 報 制 度 を 受 け 入 れる 場 合 の 実 施 体 制 等 の 検 討 課 題 につき 政 府 部 内 で 検 討 を 行 っており 2010 年 4 月 には 外 務 省 内 に 人 権 条 約 履 行 室 を 立 ち 上 げ た 引 き 続 き 各 方 面 から 寄 せられる 意 見 も 踏 まえつつ 同 制 度 の 受 入 れの 是 非 につき 真 剣 に 検 討 を 進 めていく 第 3 条 1. 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 に 向 けた 推 進 体 制 50. 我 が 国 はこれまで 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 に 向 けた 推 進 体 制 を 充 実 強 化 してきたが 政 府 は 2010 年 12 月 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 に 基 づく 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 を 閣 議 決 定 した この 基 本 計 画 は 2010 年 7 月 の 男 女 共 同 参 画 会 議 において 取 りまとめた 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 策 定 に 当 たっての 基 本 的 な 考 え 方 ( 答 申 ) を 踏 まえ 我 が 国 における 男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 が 一 層 加 速 されるよう 各 重 点 分 野 において 具 体 的 な 数 値 目 標 と スケジュールを 盛 り 込 むなど 実 効 性 のあるアクション プランとして 策 定 し た また 本 計 画 の 策 定 過 程 で 国 民 各 層 から 幅 広 く 意 見 要 望 を 聞 き 寄 せら れた 意 見 等 を 可 能 な 限 り 反 映 するよう 努 力 した 51. 本 計 画 では 以 下 の15の 重 点 分 野 が 掲 げられ それぞれの 分 野 につい て 基 本 的 考 え 方 を 定 めている また 基 本 的 考 え 方 の 下 で 平 成 32 年 までを 見 通 した 長 期 的 な 政 策 の 方 向 性 と 平 成 27 年 度 末 までに 実 施 する 具 体 的 施 策 が 盛 り 込 まれている 政 府 においては 地 方 公 共 団 体 国 民 各 層 との 連 携 をより 一 層 深 めつつ 本 計 画 に 掲 げた 施 策 を 着 実 に 推 進 し 男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 を 期 するものである 52.15の 重 点 分 野 1 政 策 方 針 決 定 過 程 への 女 性 の 参 画 の 拡 大 2 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 社 会 制 度 慣 行 の 見 直 し 意 識 の 改 革 3 男 性 子 どもにとっての 男 女 共 同 参 画 4 雇 用 等 の 分 野 における 男 女 の 均 等 な 機 会 と 待 遇 の 確 保 5 男 女 の 仕 事 と 生 活 の 調 和 6 活 力 ある 農 山 漁 村 の 実 現 に 向 けた 男 女 共 同 参 画 の 推 進 7 貧 困 など 生 活 上 の 困 難 に 直 面 する 男 女 への 支 援 8 高 齢 者 障 害 者 外 国 人 等 が 安 心 して 暮 らせる 環 境 の 整 備 9 女 性 に 対 するあらゆる 暴 力 の 根 絶 10 生 涯 を 通 じた 女 性 の 健 康 支 援 11 男 女 共 同 参 画 を 推 進 し 多 様 な 選 択 を 可 能 にする 教 育 学 習 の 充 実 14

16 12 科 学 技 術 学 術 分 野 における 男 女 共 同 参 画 13 メディアにおける 男 女 共 同 参 画 の 推 進 14 地 域 防 災 環 境 その 他 の 分 野 における 男 女 共 同 参 画 の 推 進 15 国 際 規 範 の 尊 重 と 国 際 社 会 の 平 等 開 発 平 和 への 貢 献 2. 女 性 の 政 策 方 針 決 定 参 画 状 況 53. 政 府 は 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 において 実 効 性 ある 積 極 的 改 善 措 置 (ポジティブ アクション)の 推 進 を 掲 げ 各 重 点 分 野 において 期 限 と 数 値 を 定 めたゴール アンド タイムテーブル 方 式 のポジティブ アクションを 導 入 した 54. 我 が 国 における 国 政 の 分 野 への 女 性 の 参 画 状 況 のうち 女 性 国 会 議 員 数 については 2011 年 11 月 の 時 点 で 総 数 721 人 のうち97 人 (13.5%) 衆 議 院 議 員 479 人 のうち52 人 (10.9%) 参 議 院 議 員 242 人 のうち4 5 人 (18.6%)である 国 会 において 女 性 が 就 いている 役 職 については 年 11 月 の 時 点 で 衆 議 院 における 常 任 委 員 長 及 び 特 別 委 員 長 がある 55. 政 府 は 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 において これまで 取 り 上 げてこ なかった 政 治 分 野 への 女 性 の 参 画 の 拡 大 について 定 め 衆 議 院 議 員 の 候 補 者 に 占 める 女 性 割 合 及 び 参 議 院 議 員 の 候 補 者 に 占 める 女 性 割 合 について それぞれ 2020 年 までに30%を 目 指 すという 目 標 を 初 めて 設 定 した 同 計 画 に 基 づ き 内 閣 府 特 命 担 当 大 臣 ( 男 女 共 同 参 画 )は 各 政 党 及 び 各 地 方 議 会 議 長 会 に 対 し 各 政 党 の 役 員 等 に 占 める 女 性 割 合 国 会 議 員 選 挙 及 び 地 方 議 会 選 挙 にお ける 女 性 候 補 者 の 割 合 の 拡 大 や 仕 事 と 生 活 の 調 和 の 推 進 体 制 の 整 備 女 性 の 地 方 議 会 議 員 のネットワーク 形 成 を 始 めとするポジティブ アクションの 導 入 に ついて 協 力 を 要 請 した 56. 国 の 審 議 会 等 委 員 への 女 性 の 参 画 の 促 進 については 2006 年 4 月 の 男 女 共 同 参 画 推 進 本 部 決 定 で2020 年 までに 政 府 全 体 として 男 女 のいず れか 一 方 の 委 員 の 数 が 委 員 の 総 数 の10 分 の4 未 満 にならない 状 態 を 達 成 す ること また 当 面 の 目 標 として2010 年 度 末 までに33.3%とすることを 目 標 とした 2010 年 9 月 末 時 点 で33.8%を 達 成 しており 現 在 は 年 までの 目 標 に 向 けて 女 性 人 材 データベースなどを 活 用 しながら 各 省 において 取 組 を 進 めている 57. 国 家 公 務 員 採 用 試 験 の 受 験 採 用 及 び 登 用 に 関 しては 国 家 公 務 員 法 に 15

17 定 める 平 等 取 扱 いの 原 則 及 び 成 績 主 義 の 原 則 により 女 性 に 対 する 制 限 差 別 はなく 男 女 平 等 の 取 扱 いとなっている 58.なお 人 事 院 は 一 層 の 女 性 国 家 公 務 員 の 採 用 登 用 の 拡 大 を 図 るため 2001 年 5 月 に 女 性 国 家 公 務 員 の 採 用 登 用 の 拡 大 等 に 関 する 指 針 を 策 定 各 府 省 に 通 知 して 各 府 省 における 女 性 職 員 の 採 用 登 用 の 拡 大 を 推 進 し ている この 指 針 は その 後 の 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 の 改 定 を 踏 まえて 年 12 月 及 び2011 年 1 月 に 改 定 が 行 われている 59. 国 家 公 務 員 への 女 性 の 参 画 の 拡 大 については 2004 年 4 月 に 各 省 庁 人 事 担 当 課 長 会 議 での 申 し 合 わせで 2010 年 度 頃 までの 政 府 全 体 としての 採 用 者 に 占 める 女 性 割 合 を 国 家 公 務 員 Ⅰ 種 試 験 事 務 系 については30% 程 度 を 目 標 にし 2004 年 度 には21.3%であった 割 合 が2009 年 度 には 初 め て30%を 超 えた 一 方 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 については 2008 年 4 月 に 男 女 共 同 参 画 推 進 本 部 で 決 定 した 女 性 の 参 画 加 速 プログラム において 2010 年 度 末 までに5% 程 度 との 目 標 が 設 定 されていたが 2005 年 度 時 点 の1.7%から2008 年 度 には2.2%に 増 加 したものの 目 標 達 成 には 届 かなかった このため 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 においては 政 府 全 体 の 目 標 として 役 職 段 階 ごとの 数 値 目 標 を 設 定 するとともに 各 府 省 において も 採 用 登 用 に 関 する 数 値 目 標 を 設 定 することとした 地 方 公 務 員 への 女 性 の 参 画 拡 大 については 各 都 道 府 県 知 事 政 令 指 定 都 市 市 長 に 対 し ポジティブ アクションの 導 入 等 に 関 する 要 請 を 内 閣 府 特 命 担 当 大 臣 ( 男 女 共 同 参 画 )から 行 った 3. 雇 用 対 策 (1) 雇 用 状 況 60. 日 本 の 全 雇 用 者 に 占 める 女 性 雇 用 者 の 割 合 は 上 昇 傾 向 にあり 女 性 の 労 働 市 場 への 進 出 が 進 んでいる 2009 年 の 係 長 課 長 部 長 相 当 職 における 女 性 の 割 合 は 11.1% 5.0% 3.1%であり それぞれ 上 昇 してい る 61.また 政 府 は 企 業 の 自 主 的 な 取 組 を 促 進 するため 男 女 共 同 参 画 やワ ーク ライフ バランスに 取 り 組 む 企 業 を 積 極 的 に 評 価 支 援 し これらに 関 連 する 調 査 等 の 委 託 先 の 選 定 に 当 たり 当 該 調 査 等 の 品 質 確 保 の 観 点 から 男 女 共 同 参 画 等 に 積 極 的 に 取 り 組 む 企 業 に 加 点 する 取 組 を2010 年 度 に 初 めて 行 った 16

18 (2) 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 の 遵 守 措 置 年 に 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 を 改 正 し(2007 年 4 月 から 全 面 施 行 ) 男 女 双 方 に 対 する 差 別 の 禁 止 間 接 差 別 の 禁 止 セクシュアルハラスメ ント 対 策 の 強 化 ポジティブ アクションの 推 進 等 を 内 容 とする 法 律 の 整 備 を 行 った 63. 男 女 間 の 賃 金 格 差 については 2008 年 6 月 より 開 催 した 変 化 する 賃 金 雇 用 管 理 制 度 の 下 における 男 女 間 賃 金 格 差 に 関 する 研 究 会 の 報 告 書 を 受 け 政 府 において2010 年 8 月 に 各 企 業 における 男 女 間 格 差 の 実 態 把 握 気 付 きを 促 すため 賃 金 雇 用 管 理 の 見 直 しの 視 点 や 格 差 の 実 態 を 把 握 するた めの 調 査 票 といった 実 践 的 な 支 援 ツールを 盛 り 込 んだ 男 女 間 の 賃 金 格 差 解 消 に 向 けた 労 使 の 取 組 支 援 のためのガイドライン を 作 成 した 64.また 2011 年 度 には 業 種 毎 の 雇 用 管 理 の 実 態 の 特 徴 を 踏 まえ 業 種 別 に 男 女 間 格 差 の 見 える 化 支 援 ツール 及 び 支 援 ツールの 活 用 マニュアル を 作 成 普 及 し ガイドラインをより 利 用 しやすいものに 改 善 するとともに その 普 及 を 図 ることとしている (a) 間 接 差 別 の 禁 止 65. 間 接 差 別 については 公 労 使 三 者 構 成 の 審 議 会 における 審 議 を 踏 まえ 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 上 違 法 となるものを 厚 生 労 働 省 令 で 定 めている 66. 世 帯 主 であることを 要 件 として 家 族 手 当 や 住 宅 手 当 を 支 給 することにつ いては 前 述 の 審 議 会 で1 世 帯 主 を 男 女 すなわち 夫 婦 のどちらにするかについ ては 世 帯 での 選 択 が 可 能 な 事 項 であり 女 性 が 世 帯 主 になることが 排 除 され ているものではないこと 2 家 族 手 当 や 住 宅 手 当 の 支 給 方 法 等 については 生 活 補 助 的 な 賃 金 として 労 使 協 議 のなかで 積 み 上 げられてきたものであること といった 強 い 意 見 がみられ 直 ちに 間 接 差 別 として 違 法 とすべきというコンセ ンサスは 得 られなかったため 間 接 差 別 規 定 の 対 象 としないこととしている 67.また パートタイム 労 働 者 や 契 約 社 員 といった 立 場 に 基 づく 従 業 員 間 の 異 なる 取 り 扱 いについても 1これまでの 審 議 会 の 議 論 においてパート 労 働 者 の 処 遇 問 題 は パートタイム 労 働 法 で 対 応 することが 適 当 であるとの 強 い 意 見 が 見 られたこと 2 実 際 正 社 員 とパートタイム 労 働 者 の 均 衡 処 遇 の 問 題 は その 本 質 を 性 差 別 というよりは 雇 用 形 態 間 の 処 遇 の 均 衡 問 題 であること 等 から 17

19 直 ちに 間 接 差 別 として 違 法 とすべきというコンセンサスは 得 られなかったため 間 接 差 別 規 程 の 対 象 としないこととしている 68.なお 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 の 下 で 制 定 された 指 針 の 中 で 省 令 で 規 定 さ れた 措 置 以 外 についても 裁 判 において 間 接 差 別 として 違 法 と 判 断 される 可 能 性 がある 旨 を 明 記 し パンフレット 等 にもその 旨 を 記 載 しているところであ り 今 後 ともこのような 取 組 を 通 じて 周 知 啓 発 を 図 っていく (b)セクシュアルハラスメント 対 策 の 強 化 69.セクシュアルハラスメントに 係 る 事 案 は 未 然 の 防 止 対 策 こそが 重 要 で あり このため 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 においては セクシュアルハラスメントの 防 止 のため 労 働 者 からの 相 談 に 適 切 に 対 応 するために 必 要 な 体 制 の 整 備 等 の 雇 用 管 理 上 必 要 な 措 置 を 講 ずることを 事 業 主 に 義 務 づけることとし 事 業 主 の 雇 用 管 理 上 の 責 務 を 定 めている 70.なお 職 場 におけるセクシュアルハラスメントについては 強 制 わいせ つ 罪 等 の 犯 罪 となることがあり 刑 罰 法 規 に 当 たる 場 合 には 事 案 に 応 じた 適 切 な 捜 査 処 理 及 び 科 刑 の 実 現 が 図 られている (c)ポジティブ アクションの 推 進 年 の 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 改 正 においては ポジティブ アクシ ョンの 一 層 の 進 展 を 図 るため 新 たにポジティブ アクションの 実 施 状 況 を 外 部 に 開 示 する 事 業 主 に 対 して 国 から 相 談 その 他 の 援 助 を 行 うことができること とした 72.また 2010 年 度 から 個 別 企 業 の 取 組 を 自 己 診 断 できるシステム 等 の コンテンツを 追 加 したポータルサイトによりポジティブ アクションに 関 する 総 合 的 な 情 報 提 供 を 行 うとともに 大 企 業 に 比 べて 取 組 の 遅 れている 中 小 企 業 に 対 するコンサルタントの 派 遣 マニュアルの 作 成 といったポジティブ アク ションの 導 入 を 支 援 する 事 業 を 実 施 している 73.なお 第 三 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 において ポジティブ アクション に 取 り 組 む 企 業 の 割 合 を2014 年 までに40% 超 とする 目 標 を 設 けている (3) 育 児 介 護 支 援 (a) 育 児 介 護 休 業 法 の 改 正 18

20 74. 少 子 化 対 策 の 観 点 から 喫 緊 の 課 題 となっている 仕 事 と 家 庭 の 両 立 支 援 等 を 一 層 推 進 するため 2009 年 6 月 に 育 児 介 護 休 業 法 の 改 正 (2010 年 6 月 30 日 から 施 行 )が 行 われた その 主 な 内 容 は 以 下 のとおり 13 歳 までの 子 を 養 育 する 労 働 者 について 短 時 間 勤 務 制 度 (1 日 6 時 間 )を 設 けることを 事 業 主 の 義 務 とし 労 働 者 からの 請 求 があったときの 所 定 外 労 働 の 免 除 を 制 度 化 2 父 母 がともに 育 児 休 業 を 取 得 する 場 合 1 歳 2か 月 ( 改 正 前 1 歳 )までの 間 に 1 年 間 育 児 休 業 を 取 得 可 能 とした(パパ ママ 育 休 プラス) 3 介 護 のための 短 期 の 休 暇 制 度 を 創 設 ( 要 介 護 状 態 の 対 象 家 族 が 1 人 であれ ば 年 5 日 2 人 以 上 であれば 年 10 日 ) 75.なお 2010 年 に 実 施 された 調 査 ( 厚 生 労 働 省 平 成 22 年 度 雇 用 均 等 基 本 調 査 )によると 出 産 者 ( 女 性 )に 占 める 育 児 休 業 取 得 者 割 合 は83. 7% 配 偶 者 が 出 産 した 者 ( 男 性 )に 占 める 育 児 休 業 取 得 者 割 合 は1.38% であった 育 児 休 業 取 得 者 の 男 女 比 は 女 性 の97.1%に 対 し 男 性 は2.9% となっている (b) 仕 事 と 家 庭 の 両 立 支 援 76. 仕 事 と 育 児 介 護 等 を 両 立 させながら 働 き 続 けることのできる 環 境 を 整 備 するため 育 児 介 護 休 業 法 の 周 知 徹 底 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 基 づ く 事 業 主 の 取 組 推 進 助 成 金 の 支 給 を 通 じた 事 業 主 への 支 援 保 育 ニーズへの 対 応 等 仕 事 と 家 庭 の 両 立 が 図 れる 雇 用 環 境 の 整 備 に 取 り 組 んでいる 77. 具 体 的 には 待 機 児 童 解 消 に 向 け 子 ども 子 育 てビジョン において 潜 在 的 な 保 育 ニーズにも 対 応 した 数 値 目 標 を 定 め 定 員 を 毎 年 約 5 万 人 ずつ 増 やしていくこととし 具 体 的 には 平 成 23 年 度 予 算 において 保 育 所 運 営 費 の 確 保 等 により 量 的 拡 充 を 図 っている 78.また 保 育 所 の 整 備 等 を 更 に 促 進 させるため 2008 年 度 第 2 次 補 正 予 算 において 都 道 府 県 に 創 設 された 安 心 こども 基 金 を2009 年 度 第 1 次 第 2 次 補 正 予 算 2010 年 度 補 正 予 算 において 増 額 するとともに 2010 年 度 末 までとしていた 事 業 実 施 期 間 を 2011 年 度 末 まで 延 長 した この 安 心 子 ども 基 金 により 地 域 の 余 裕 スペース( 学 校 公 営 住 宅 公 民 館 等 )を 活 用 した 認 可 保 育 所 の 分 園 等 設 置 促 進 家 庭 的 保 育 の 拡 充 についても 取 り 組 ん でいる 19

21 79.さらに 2010 年 11 月 29 日 に 取 りまとめられた 国 と 自 治 体 が 一 体 的 に 取 り 組 む 待 機 児 童 解 消 先 取 り プロジェクト により 質 の 確 保 され た 認 可 外 保 育 施 設 への 助 成 や 複 数 の 家 庭 的 保 育 者 ( 保 育 ママ)が 同 一 の 場 所 で 実 施 する 事 業 などを 進 めていくこととしている (4) 関 連 の 取 組 80. 長 時 間 労 働 を 抑 制 し 労 働 者 の 健 康 確 保 や 仕 事 と 生 活 の 調 和 を 図 るこ とを 目 的 とする 労 働 基 準 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 が 2010 年 4 月 1 日 から 施 行 されている 81.この 改 正 では 1か 月 60 時 間 を 超 える 時 間 外 労 働 については 法 定 割 増 賃 金 率 を25%から50%に 引 き 上 げる( 中 小 企 業 については 当 分 の 間 適 用 を 猶 予 )など 長 時 間 労 働 に 対 する 規 制 を 強 化 しており 現 在 この 内 容 の 定 着 を 図 っている 年 のパートタイム 労 働 法 一 部 改 正 法 附 則 において 改 正 法 施 行 3 年 経 過 後 の 施 行 状 況 を 勘 案 して 必 要 な 措 置 を 講 じることとされていることを 踏 まえ 2011 年 9 月 から 労 働 政 策 審 議 会 雇 用 均 等 分 科 会 において パー トタイム 労 働 対 策 の 在 り 方 について 検 討 している 4. 暴 力 からの 保 護 (1) 配 偶 者 からの 暴 力 の 防 止 及 び 被 害 者 の 保 護 に 関 する 法 律 83. 配 偶 者 からの 暴 力 の 防 止 及 び 被 害 者 の 保 護 に 関 する 法 律 ( 以 下 配 偶 者 暴 力 防 止 法 という )は 2004 年 6 月 に 第 一 次 改 正 が 行 われ さらに2 007 年 7 月 には 保 護 命 令 の 拡 充 や 市 町 村 についての 規 定 の 強 化 を 柱 とした 改 正 法 が 成 立 し 2008 年 1 月 に 施 行 された 84. 同 法 は 配 偶 者 からの 暴 力 に 係 る 通 報 相 談 保 護 自 立 支 援 等 の 体 制 を 整 備 し 配 偶 者 からの 暴 力 の 防 止 及 び 被 害 者 の 保 護 を 図 ることを 目 的 として いる 85. 第 二 次 改 正 の 主 な 内 容 は 以 下 のとおり 1 保 護 命 令 制 度 の 拡 充 (a) 生 命 又 は 身 体 に 対 する 脅 迫 を 受 けた 被 害 者 に 係 る 保 護 命 令 (b) 電 話 等 を 禁 止 する 保 護 命 令 (c) 被 害 者 の 親 族 等 への 接 近 禁 止 命 令 20

22 2 市 町 村 基 本 計 画 の 策 定 の 努 力 義 務 3 配 偶 者 暴 力 相 談 支 援 センターに 関 する 改 正 4 裁 判 所 から 配 偶 者 暴 力 相 談 支 援 センターへの 保 護 命 令 の 通 知 など (2) 政 府 の 取 組 86. 政 府 においては 2007 年 の 第 二 次 改 正 を 踏 まえ 既 存 の 基 本 方 針 を 見 直 し 配 偶 者 からの 暴 力 の 防 止 及 び 被 害 者 の 保 護 のための 施 策 に 関 する 基 本 的 な 方 針 を2008 年 1 月 11 日 に 策 定 した 87.また 内 閣 府 に 置 かれている 男 女 共 同 参 画 会 議 の 女 性 に 対 する 暴 力 に 関 する 専 門 調 査 会 において 配 偶 者 暴 力 防 止 法 の 円 滑 な 施 行 に 向 けた 検 討 を 行 い 当 検 討 結 果 は 2010 年 12 月 17 日 に 政 府 において 策 定 された 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 に 盛 り 込 まれている 現 在 は 当 計 画 に 基 づき 夫 パ ートナーからの 暴 力 を 含 む 女 性 に 対 する 暴 力 に 関 し 幅 広 い 取 組 を 推 進 してい る (a) 取 締 り 88. 警 察 では 配 偶 者 からの 暴 力 の 特 性 を 踏 まえ 事 案 に 応 じた 適 切 な 対 応 保 護 命 令 に 係 る 被 害 者 対 策 保 護 命 令 違 反 や 他 法 令 に 違 反 する 場 合 の 厳 正 な 取 締 り 等 を 推 進 している 配 偶 者 暴 力 防 止 法 の 適 用 状 況 は 以 下 のとおり 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 警 察 本 部 長 等 の 援 助 4,260 5,208 7,225 8,730 9,748 保 護 命 令 違 反 検 挙 他 法 令 による 検 挙 1,525 1,581 1,650 1,658 2, 家 庭 内 の 暴 力 や 性 的 虐 待 であっても 殺 人 罪 傷 害 致 死 罪 傷 害 罪 暴 行 罪 逮 捕 監 禁 罪 強 制 わいせつ 罪 及 び 強 姦 罪 等 の 処 罰 規 定 の 適 用 が 排 除 され るものではなく 家 庭 内 の 暴 力 や 性 的 虐 待 については 事 案 に 応 じた 適 切 な 捜 査 処 理 及 び 科 刑 の 実 現 が 図 られているほか 保 護 命 令 の 対 象 にもなり 同 命 令 違 反 についても 違 反 者 の 身 柄 を 拘 束 して 捜 査 に 当 たるなど 事 案 に 応 じた 適 切 な 捜 査 処 理 及 び 科 刑 の 実 現 が 図 られている 90. 刑 法 の 強 姦 罪 は 配 偶 者 による 強 姦 についても 処 罰 の 対 象 としている 91. 我 が 国 においては 近 親 関 係 を 悪 用 して 人 の 性 的 自 由 を 侵 害 する 行 為 は 21

23 強 姦 罪 強 制 わいせつ 罪 及 び 児 童 福 祉 法 違 反 の 罪 等 として 処 罰 され 得 るところ であり また 性 交 以 外 の 性 的 暴 行 や 男 性 に 対 する 性 的 暴 行 は 強 制 わいせつ 罪 によって 処 罰 の 対 象 とされており 厳 正 に 対 処 しているところである 92. 強 姦 罪 及 び 強 制 わいせつ 罪 が 成 立 するためには 被 害 者 の 抵 抗 を 著 しく 困 難 にする 程 度 の 暴 行 脅 迫 は 必 要 であるが 実 際 に 被 害 者 の 抵 抗 があること は 犯 罪 の 成 立 要 件 とはされていない また 強 姦 罪 及 び 強 制 わいせつ 罪 は 被 害 者 の 名 誉 やプライバシーを 保 護 するとの 趣 旨 から 親 告 罪 とされている (b) 被 害 者 の 保 護 支 援 の 取 組 93. 子 どもを 同 伴 している 配 偶 者 暴 力 被 害 者 については 母 子 家 庭 に 対 する 支 援 の 枠 組 みにより 児 童 扶 養 手 当 の 支 給 母 子 生 活 支 援 施 設 での 支 援 各 種 の 就 業 支 援 など 様 々な 取 組 を 推 進 している 94. 各 都 道 府 県 に 設 置 されている 婦 人 相 談 所 において 配 偶 者 からの 暴 力 被 害 女 性 や 人 身 取 引 被 害 女 性 等 からの 相 談 に 応 じるとともに 保 護 が 必 要 な 女 性 に 対 しては 一 時 保 護 や 婦 人 保 護 施 設 への 入 所 措 置 を 行 うなどの 支 援 を 行 ってい る また 国 においては 配 偶 者 からの 暴 力 被 害 者 等 の 保 護 支 援 を 行 ってい る 都 道 府 県 に 対 し 心 のケアのための 心 理 療 法 担 当 職 員 の 配 置 外 国 人 被 害 者 を 支 援 するための 専 門 通 訳 者 養 成 研 修 弁 護 士 等 による 法 的 な 調 整 や 援 助 を 得 るための 法 的 対 応 支 援 などについて 予 算 補 助 を 行 っている 95. 配 偶 者 からの 暴 力 の 被 害 者 である 外 国 人 について 入 国 管 理 局 では 関 係 機 関 と 連 携 して 被 害 者 の 身 体 の 保 護 を 確 実 なものとする 一 方 配 偶 者 からの 暴 力 被 害 のために 別 居 を 余 儀 なくされたり 提 出 資 料 が 用 意 できない 被 害 者 か らの 在 留 期 間 の 更 新 申 請 や 配 偶 者 からの 暴 力 被 害 を 要 因 として 在 留 資 格 の 変 更 が 必 要 となった 被 害 者 からの 在 留 資 格 の 変 更 申 請 については 原 則 としてこ れを 許 可 し また 配 偶 者 からの 暴 力 被 害 を 原 因 として 不 法 残 留 等 の 入 管 法 違 反 となっている 場 合 は 在 留 を 特 別 に 許 可 するなど 迅 速 かつ 適 切 に 対 応 して いる (3) 刑 事 手 続 における 性 犯 罪 被 害 者 の 保 護 96. 警 察 では 性 犯 罪 被 害 者 の 立 場 に 立 った 適 切 な 対 応 により 被 害 者 の 精 神 的 負 担 の 軽 減 を 図 るとともに 適 正 かつ 強 力 な 性 犯 罪 捜 査 を 推 進 するため 前 回 報 告 した 施 策 に 加 え 警 察 大 学 校 等 における 性 犯 罪 捜 査 員 を 対 象 とした 専 門 的 教 養 の 実 施 等 の 施 策 を 推 進 している 22

24 97. 児 童 買 春 等 の 事 件 の 捜 査 公 判 においては 児 童 買 春 児 童 ポルノ 法 第 12 条 の 趣 旨 に 照 らし 被 害 児 童 の 人 権 及 び 特 性 に 配 慮 しており 公 判 段 階 に おいては 被 害 者 特 定 事 項 の 秘 匿 ( 刑 事 訴 訟 法 第 290 条 の2 第 1 項 第 2 号 ) やビデオリンクによる 証 人 尋 問 ( 刑 事 訴 訟 法 第 157 条 の4 第 1 項 第 2 号 )が 可 能 である (4)ストーカー 行 為 等 の 規 制 等 に 関 する 法 律 98. 警 察 では ストーカー 行 為 等 の 規 制 等 に 関 する 法 律 に 基 づき 厳 正 な 取 締 りを 推 進 するとともに 被 害 者 の 支 援 及 び 防 犯 対 策 並 びに 広 報 啓 発 活 動 を 推 進 している 同 法 律 の 適 用 状 況 は 以 下 のとおり 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 警 告 1,375 1,384 1,335 1,376 1,344 禁 止 命 令 等 警 察 本 部 長 等 の 援 助 1,631 2,141 2,260 2,303 2,470 ストーカー 規 制 法 違 反 検 挙 ストーカー 行 為 罪 禁 止 命 令 等 違 反 (5) 女 性 の 人 権 擁 護 のための 諸 活 動 99. 法 務 省 の 人 権 擁 護 機 関 では 女 性 の 人 権 を 守 ろう を 啓 発 活 動 年 間 強 調 事 項 として 掲 げ 1 年 を 通 して 全 国 各 地 で 女 性 の 人 権 問 題 をテーマとした 講 演 会 や 座 談 会 の 開 催 テレビ ラジオ 新 聞 雑 誌 等 による 広 報 ポスター リーフレット 等 の 作 成 配 布 各 種 イベントにおける 啓 発 活 動 などを 行 ってい る 100.なお 専 用 相 談 電 話 女 性 の 人 権 ホットライン については 年 は 約 23,000 件 の 利 用 があった ( 法 務 省 ) 第 4 条 101.これまでの 報 告 のとおり 第 5 条 102.これまでの 報 告 のとおり 23

25 第 6 条 死 刑 問 題 (1) 適 用 状 況 103. 我 が 国 においては 死 刑 の 定 めのある 罪 を19 罪 に 限 定 し うち 外 患 誘 致 を 除 く 他 のすべての 罪 については 死 刑 以 外 に 無 期 又 は 有 期 の 懲 役 刑 又 は 禁 錮 刑 を 選 択 刑 として 規 定 し 重 大 な 犯 罪 の 罪 種 の 中 でも 特 に 重 大 なもの( 殺 人 又 は 人 の 生 命 を 害 する 重 大 な 危 険 のある 故 意 の 行 為 )についてのみ 死 刑 が 適 用 されるような 法 制 が 採 られている 上 具 体 的 な 事 件 においても 犯 行 の 罪 質 動 機 態 様 ことに 殺 害 の 手 段 方 法 の 執 拗 性 残 虐 性 結 果 の 重 大 性 ことに 殺 害 された 被 害 者 の 数 遺 族 の 被 害 感 情 社 会 的 影 響 犯 人 の 年 齢 前 科 犯 行 後 の 情 状 等 各 般 の 情 状 を 併 せ 考 察 したとき その 罪 責 が 誠 に 重 大 であって 罪 刑 の 均 衡 の 見 地 からも 一 般 予 防 の 見 地 からも 極 刑 がやむをえないと 認 められる 場 合 には 死 刑 の 選 択 も 許 される との 最 高 裁 第 2 小 法 廷 判 決 (1983 年 7 月 8 日 )の 趣 旨 等 を 踏 まえて 死 刑 の 適 用 は 極 めて 厳 格 かつ 慎 重 に 行 われている 現 に 2006 年 から2010 年 までの5 年 間 に 死 刑 が 適 用 され 判 決 が 確 定 し た 者 は 合 計 80 名 であり いずれも 残 虐 な 殺 人 事 件 や 強 盗 殺 人 事 件 に 限 られ 人 の 殺 害 を 伴 わない 事 案 はない (2) 死 刑 存 廃 等 についての 考 え 方 104. 死 刑 の 存 廃 については 基 本 的 には 各 国 において 当 該 国 の 国 民 感 情 犯 罪 情 勢 刑 事 政 策 の 在 り 方 等 を 踏 まえて 慎 重 に 検 討 し 独 自 に 決 定 すべ きものと 考 えている 我 が 国 では 死 刑 の 存 廃 は 我 が 国 の 刑 事 司 法 制 度 の 根 幹 にかかわる 重 要 な 問 題 であるから 国 民 世 論 に 十 分 配 慮 しつつ 社 会 におけ る 正 義 の 実 現 等 種 々の 観 点 から 慎 重 に 検 討 すべき 問 題 と 考 えている 我 が 国 と して 現 時 点 では 国 民 世 論 の 多 数 が 極 めて 悪 質 凶 悪 な 犯 罪 については 死 刑 もやむを 得 ないと 考 えていること(2009 年 11 月 から12 月 に 実 施 された 最 新 の 世 論 調 査 では 85.6%が 場 合 によっては 死 刑 もやむを 得 ない と 回 答 している ) 凶 悪 犯 罪 がいまだ 後 を 絶 たない 状 況 等 にかんがみれば その 罪 責 が 著 しく 重 大 な 凶 悪 犯 罪 を 犯 した 者 に 対 しては 死 刑 を 科 することもやむ を 得 ず 直 ちに 死 刑 を 廃 止 することは 適 当 でないと 考 えている 105. 上 記 の 理 由 から 本 規 約 の 第 二 選 択 議 定 書 の 締 結 問 題 については 慎 重 な 検 討 が 必 要 である 106.なお 死 刑 の 代 替 刑 として 主 張 されることがある 仮 釈 放 を 認 めない 終 24

26 身 刑 については 一 生 拘 禁 されることにより 受 刑 者 の 人 格 が 完 全 に 破 壊 される など 刑 事 政 策 上 問 題 の 多 い 刑 であるとの 指 摘 もあり 様 々な 観 点 から 慎 重 な 検 討 が 必 要 であると 考 えている (3) 死 刑 確 定 者 の 処 遇 (a) 死 刑 確 定 者 の 収 容 の 根 拠 処 遇 一 般 107. 死 刑 の 判 決 が 確 定 した 者 は 死 刑 の 執 行 に 至 るまで 拘 置 所 に 収 容 さ れる 死 刑 確 定 者 は 作 業 を 行 う 義 務 はないこと 飲 食 物 の 自 費 購 入 が 認 めら れることなど おおむね 未 決 拘 禁 者 に 準 じた 処 遇 を 受 けている また その 心 情 の 安 定 に 資 するため 希 望 により 宗 教 教 誨 及 び 篤 志 面 接 委 員 による 助 言 指 導 も 行 われている (b) 死 刑 確 定 者 の 外 部 交 通 108. 死 刑 確 定 者 は 死 刑 の 執 行 を 待 つといういわば 極 限 的 な 立 場 に 置 かれ 極 めて 大 きな 精 神 的 不 安 と 苦 悩 のうちにあるので 身 柄 を 厳 格 に 確 保 するとと もに その 心 情 の 安 定 が 得 られるよう 配 慮 する 必 要 がある 109.このような 観 点 から 刑 事 収 容 施 設 及 び 被 収 容 者 等 の 処 遇 に 関 する 法 律 では 死 刑 確 定 者 の 外 部 交 通 を 1 親 族 2 重 大 な 利 害 に 係 る 用 務 の 処 理 の ための 面 会 又 は 信 書 の 発 受 をすることが 必 要 な 者 3 心 情 の 安 定 に 資 すると 認 められる 者 については 原 則 として 許 すこととし それ 以 外 の 者 については 交 友 関 係 の 維 持 その 他 面 会 等 を 必 要 とする 事 情 があり かつ 刑 事 施 設 の 規 律 秩 序 を 害 するおそれがないと 認 めるときに 刑 事 施 設 の 長 の 裁 量 により 許 す ことができると 規 定 されている (c) 死 刑 執 行 の 本 人 及 び 家 族 に 対 する 告 知 110. 死 刑 確 定 者 本 人 に 対 する 死 刑 執 行 の 告 知 は 執 行 の 当 日 執 行 に 先 立 って 行 う 取 扱 いとしている これは 執 行 の 当 日 より 前 の 日 に 告 知 した 場 合 当 該 死 刑 確 定 者 の 心 情 に 及 ぼす 影 響 が 大 きく 平 穏 な 心 情 を 保 ち 難 いと 考 えられ ること 等 の 理 由 によるものである 111.また 被 収 容 者 が 死 亡 した 場 合 には その 遺 族 等 に 対 し 死 亡 の 原 因 及 び 日 時 等 を 速 やかに 通 知 するとの 規 定 のほかは 死 刑 確 定 者 の 家 族 等 への 通 知 に 関 する 法 令 上 の 規 定 は 何 ら 存 しないところ 死 刑 の 執 行 日 については 事 前 に 家 族 を 始 めとして 外 部 の 者 には 知 らせない 取 扱 いとしている これは 死 刑 確 定 者 の 家 族 等 に 対 し 死 刑 執 行 の 日 時 を 事 前 に 告 知 することにより 通 知 25

27 を 受 けた 家 族 に 対 し 無 用 の 精 神 的 苦 痛 を 与 えること 仮 に 通 知 を 受 けた 家 族 と の 面 会 が 行 われ 死 刑 確 定 者 本 人 が 執 行 の 予 定 を 知 った 場 合 には 本 人 に 直 接 告 知 した 場 合 と 同 様 当 該 死 刑 確 定 者 の 心 情 に 及 ぼす 影 響 が 大 きく 平 穏 な 心 情 を 保 ち 難 いと 考 えられること 等 の 理 由 によるものである (d) 恩 赦 112. 死 刑 確 定 者 は 収 容 されている 刑 事 施 設 の 長 に 対 していつでも 恩 赦 の 出 願 をすることができ 出 願 があったときは その 刑 事 施 設 の 長 は 意 見 を 付 し て 中 央 更 生 保 護 審 査 会 にその 上 申 をしなければならず これを 受 けた 中 央 更 生 保 護 審 査 会 において 審 理 がなされることとなっている 近 年 死 刑 確 定 者 について 恩 赦 がなされた 例 はないが 死 刑 確 定 者 から 恩 赦 の 出 願 があると そ の 都 度 恩 赦 の 上 申 がなされ 中 央 更 生 保 護 審 査 会 において 審 理 が 行 われている また 恩 赦 の 審 理 を 求 める 手 続 については 恩 赦 法 及 び 恩 赦 法 施 行 規 則 に 規 定 されている (e) 高 齢 者 および 精 神 障 害 者 113. 我 が 国 の 法 律 上 死 刑 の 執 行 に 関 し 高 齢 者 であることを 理 由 に 特 別 の 取 扱 いを 定 めたものはないが 刑 事 訴 訟 法 第 479 条 第 1 項 は 死 刑 の 言 渡 を 受 けた 者 が 心 神 喪 失 の 状 態 にあるときは 法 務 大 臣 の 命 令 によって 執 行 を 停 止 すると 規 定 しており 死 刑 確 定 者 の 精 神 状 態 については 常 に 注 意 を 払 い 必 要 に 応 じ 医 師 の 専 門 的 見 地 からの 診 療 等 を 受 けさせるなど 慎 重 な 配 慮 が なされており このような 判 断 をも 踏 まえて 心 神 喪 失 の 状 態 にあると 判 断 さ れた 場 合 には 死 刑 の 執 行 を 停 止 することとなる 第 7 条 114. 我 が 国 は 1999 年 6 月 に 拷 問 及 び 他 の 残 虐 な 非 人 道 的 な 又 は 品 位 を 傷 つける 取 扱 い 又 は 刑 罰 に 関 する 条 約 を 締 結 し 同 条 約 第 19 条 1に 基 づ き 第 1 回 政 府 報 告 を2005 年 12 月 に 第 2 回 政 府 報 告 を2011 年 7 月 に 提 出 した 115.なお 2009 年 7 月 15 日 に 公 布 された 出 入 国 管 理 及 び 難 民 認 定 法 及 び 日 本 国 との 平 和 条 約 に 基 づき 日 本 の 国 籍 を 離 脱 した 者 等 の 出 入 国 に 関 す る 特 例 法 の 一 部 を 改 正 する 等 の 法 律 において 退 去 強 制 を 受 ける 者 を 送 還 す る 場 合 の 送 還 先 に 拷 問 禁 止 条 約 第 3 条 第 1 項 に 規 定 する 拷 問 が 行 われるお それがあると 信 ずるに 足 りる 実 質 的 な 根 拠 がある 国 を 含 まないことを 明 文 化 した 26

28 第 8 条 1. 人 身 取 引 対 策 116. 日 本 政 府 は2004 年 に 策 定 した 人 身 取 引 対 策 行 動 計 画 に 基 づき I C 旅 券 の 導 入 等 の 水 際 対 策 在 留 資 格 興 行 に 係 る 上 陸 許 可 基 準 の 見 直 し 及 び 査 証 審 査 の 厳 格 化 人 身 売 買 罪 の 創 設 取 締 りの 徹 底 人 身 取 引 被 害 者 への 在 留 特 別 許 可 の 付 与 を 可 能 とする 入 管 法 の 改 正 等 の 人 身 取 引 対 策 を 着 実 に 実 施 し 大 きな 成 果 を 上 げてきた 政 府 は 人 身 取 引 の 手 口 の 巧 妙 化 潜 在 化 など の 人 身 取 引 をめぐる 近 年 の 情 勢 を 踏 まえ 2009 年 12 月 にこれを 改 訂 し 人 身 取 引 対 策 行 動 計 画 2009 を 策 定 した これに 基 づき 関 係 機 関 が 相 互 に 連 携 し それぞれの 施 策 を 包 括 的 に 実 施 していくことで 人 身 取 引 の 防 止 撲 滅 及 び 被 害 者 の 保 護 の 一 層 の 充 実 を 図 ることとしている 117. 同 計 画 では 広 報 資 料 等 を 活 用 した 潜 在 的 被 害 者 に 対 する 被 害 者 保 護 施 策 の 周 知 を 盛 り 込 むとともに 警 察 入 国 管 理 局 法 務 局 婦 人 相 談 所 児 童 相 談 所 労 働 基 準 監 督 署 外 務 本 省 市 区 町 村 等 の 各 種 窓 口 や 外 国 人 総 合 相 談 窓 口 において 適 切 な 対 応 がなされるよう 関 係 機 関 相 互 の 連 携 を 図 り また 警 察 入 国 管 理 局 労 働 基 準 監 督 署 等 が 所 管 事 犯 や 法 違 反 事 案 を 取 り 扱 う 際 に は 人 身 取 引 事 犯 の 早 期 発 見 に 努 めることとしている 118. 入 国 管 理 局 における 各 種 手 続 警 察 における 風 俗 営 業 等 に 対 する 立 入 調 査 や 取 締 り 婦 人 相 談 所 における 人 身 取 引 被 害 女 性 の 保 護 等 の 活 動 や 在 京 大 使 館 NGO 関 係 者 弁 護 士 等 からの 情 報 提 供 を 通 じて 関 係 行 政 機 関 におい て 外 国 人 女 性 及 び 外 国 人 労 働 者 の 稼 働 状 況 や 人 身 取 引 被 害 の 発 生 状 況 国 内 外 のブローカー 組 織 の 現 状 等 の 把 握 分 析 に 努 めるとともに わが 国 を 経 由 し て 第 三 国 に 入 国 を 図 ろうとする 人 身 取 引 事 案 の 防 止 のため 航 空 会 社 と 協 力 し て ブローカー 等 からの 偽 変 造 旅 券 の 受 渡 し 等 不 審 な 動 きの 監 視 摘 発 に 努 め ている 119. 入 国 管 理 局 では 人 身 取 引 事 案 についてデータベース 化 し 人 身 取 引 の 防 止 を 図 っている 120. 人 身 取 引 事 案 については 2005 年 の 刑 法 改 正 により 人 身 取 引 議 定 書 で 犯 罪 化 が 要 請 されている 全 ての 類 型 が 処 罰 対 象 となるとともに 逮 捕 監 禁 罪 等 の 関 連 犯 罪 の 法 定 刑 が 引 き 上 げられ 刑 法 やその 他 関 連 刑 罰 法 規 を 適 用 して 人 身 取 引 事 案 の 訴 追 を 行 っている 27

29 121.また 同 年 の 入 管 法 改 正 により 被 害 者 保 護 の 強 化 ( 被 害 者 に 在 留 特 別 許 可 できる 規 定 の 新 設 等 ) 及 び 加 害 者 処 罰 に 係 る 規 定 を 整 備 するなど 関 連 法 規 の 改 正 を 行 っている 122. 量 刑 は 犯 罪 の 態 様 結 果 動 機 犯 行 への 関 与 の 程 度 前 科 等 の 諸 事 情 を 総 合 的 に 考 慮 して 決 せられるものであるところ 2010 年 において 警 察 が 人 身 取 引 事 案 として 検 挙 し 起 訴 された14 名 の 量 刑 は 懲 役 刑 の 実 刑 判 決 を 受 けた 者 が7 名 (5 名 は 罰 金 併 科 ) 執 行 猶 予 付 の 懲 役 刑 の 判 決 を 受 けた 者 が6 名 (4 名 は 罰 金 併 科 ) 罰 金 判 決 を 受 けた 者 が1 名 であり 事 案 に 応 じて 適 切 な 量 刑 が 科 されている 123. 被 害 者 の 保 護 については 関 係 機 関 と 連 携 の 上 その 推 進 に 取 り 組 ん でいる 婦 人 相 談 所 における 被 害 女 性 の 保 護 援 助 等 については より 適 切 な 保 護 が 見 込 まれる 場 合 には 民 間 シェルター 等 への 一 時 保 護 委 託 を 実 施 している ほか 被 害 者 の 母 国 語 による 支 援 の 充 実 必 要 な 医 療 ケアの 提 供 カウンセリ ング 利 用 可 能 な 法 的 援 助 に 関 する 周 知 を 図 っている また 我 が 国 への 滞 在 が 中 長 期 化 している 被 害 者 に 対 する 保 護 施 策 についても 被 害 者 の 精 神 的 負 担 の 軽 減 に 努 めることとしている 124.さらに 被 害 者 の 保 護 を 優 先 する 観 点 から 被 害 者 の 立 場 を 十 分 考 慮 しながら 被 害 者 の 希 望 等 を 踏 まえ 被 害 者 が 正 規 在 留 者 である 場 合 には 在 留 期 間 の 更 新 や 在 留 資 格 の 変 更 を 許 可 し 被 害 者 が 不 法 残 留 等 の 入 管 法 違 反 状 態 にある 場 合 には 在 留 特 別 許 可 を 行 って 被 害 者 の 法 的 地 位 の 安 定 を 図 って いる 年 の 入 管 法 改 正 以 降 現 在 までの 間 に 保 護 した 人 身 取 引 被 害 者 のうち 不 法 滞 在 状 態 にあった 者 全 員 について 在 留 を 特 別 に 許 可 している 2.いわゆる 従 軍 慰 安 婦 問 題 126. 本 規 約 は 我 が 国 が 同 規 約 を 締 結 (1979 年 )する 以 前 に 生 じた 問 題 に 対 して 遡 って 適 用 されないため いわゆる 従 軍 慰 安 婦 問 題 を 同 規 約 の 実 施 状 況 の 報 告 において 取 り 上 げることは 適 切 でないが 2008 年 10 月 第 94 回 会 期 自 由 権 規 約 委 員 会 の 審 議 及 び 日 本 の 報 告 書 に 対 する 最 終 見 解 に 留 意 し 我 が 国 の 取 組 について 述 べることとする 28

30 127. 我 が 国 は かつて 植 民 地 支 配 と 侵 略 によって 多 くの 国 々 とりわけ アジア 諸 国 の 人 々に 対 して 多 大 の 損 害 と 苦 痛 を 与 えた 事 実 を 謙 虚 に 受 け 止 め これまで 痛 切 な 反 省 の 意 を 表 し 心 からのお 詫 びの 気 持 ちを 表 明 してきた ま た 戦 後 一 貫 して 軍 事 大 国 にならず いかなる 問 題 も 平 和 的 に 解 決 するとの 立 場 を 堅 持 している 128. 我 が 国 政 府 としては いわゆる 従 軍 慰 安 婦 問 題 が 多 数 の 女 性 の 名 誉 と 尊 厳 を 傷 つけた 問 題 であると 認 識 しており これまで 機 会 あるごとに 慰 安 婦 の 方 々へ 心 からのお 詫 びと 反 省 の 気 持 ちを 表 明 してきた 129. 我 が 国 は 関 係 国 との 間 でサンフランシスコ 平 和 条 約 二 国 間 の 平 和 条 約 等 を 締 結 し それらに 従 って 賠 償 の 支 払 い 等 を 誠 実 に 行 ってきた このよ うに 先 の 大 戦 に 関 する 請 求 権 等 の 問 題 については これら 条 約 等 の 当 事 国 との 間 においては 法 的 に 解 決 されている しかしながら 慰 安 婦 問 題 は 多 数 の 女 性 の 名 誉 と 尊 厳 を 深 く 傷 つけた 問 題 であるとして 日 本 政 府 は 日 本 が 心 からの お 詫 びと 反 省 の 気 持 ちを 元 慰 安 婦 の 方 々に 表 明 することが 適 当 であると 判 断 し た アジア 女 性 基 金 (AWF)は 1995 年 に 設 立 され 政 府 による 約 48 億 円 の 支 援 を 受 けながら 元 慰 安 婦 の 方 に 医 療 福 祉 事 業 や 日 本 国 民 の 募 金 を 原 資 とした 計 約 6 億 円 の 償 い 金 を 直 接 届 ける 等 の 支 援 を 行 った 130. 同 基 金 は 関 係 国 との 調 整 の 結 果 最 後 の 事 業 としていたインドネシ ア 事 業 が 完 了 したことから 2007 年 3 月 末 をもって 解 散 したが 日 本 政 府 としては 同 基 金 の 事 業 に 表 れた 日 本 国 民 の 本 問 題 に 対 する 真 摯 な 気 持 ちに 理 解 が 得 られるよう 今 後 とも 最 大 限 努 力 していく 考 えであり, 同 基 金 の 事 業 のフ ォローアップを 行 っていく 第 9 条 1. 被 疑 者 の 身 柄 拘 束 (1) 身 柄 拘 束 期 間 131.これまでの 報 告 のとおり (2) 取 調 べ (a) 取 調 べに 係 る 手 続 の 適 正 132. 検 察 では 2008 年 4 月 取 調 べの 適 正 を 一 層 確 保 するため 検 察 における 取 調 べ 適 正 化 方 策 を 公 表 した 同 方 策 では 被 疑 者 やその 弁 護 人 等 か ら 取 調 べに 関 する 不 満 等 の 陳 述 や 申 入 れがなされた 場 合 その 内 容 を 書 面 化 さ 29

31 せて 決 裁 官 にその 内 容 等 を 報 告 させ 決 裁 官 において 所 要 の 調 査 を 行 って 必 要 な 措 置 を 講 じ 可 能 な 範 囲 で 申 入 れ 者 に 説 明 を 行 うこととし その 後 同 方 策 に 従 った 運 用 がなされている 133. 警 察 においても 2008 年 1 月 警 察 捜 査 における 取 調 べの 一 層 の 適 正 化 を 推 進 するため 警 察 捜 査 における 取 調 べ 適 正 化 指 針 を 取 りまとめ 取 調 べに 対 する 監 督 の 強 化 取 調 べ 時 間 の 管 理 の 厳 格 化 及 び 捜 査 に 携 わる 者 の 意 識 向 上 等 これに 基 づく 各 種 施 策 を 推 進 している 134. 加 えて 検 察 では 2011 年 7 月 最 高 検 察 庁 に 監 察 指 導 部 を 新 設 し 同 部 において 違 法 又 は 不 適 正 な 取 調 べを 含 む 検 察 官 等 の 違 法 不 適 正 行 為 等 を 把 握 し 調 査 を 行 った 上 で 指 導 するなどの 体 制 を 整 備 した (b) 時 刻 と 時 間 135. 捜 査 の 流 動 性 や 事 件 の 多 種 多 様 性 にかんがみると 一 定 時 間 を 超 える 取 調 べや 特 定 の 時 間 帯 における 取 調 べを 法 律 で 一 律 に 規 律 することは 困 難 であ る 136.もっとも 近 年 我 が 国 の 警 察 及 び 検 察 では 被 疑 者 に 過 度 の 負 担 を かけることがないよう 従 前 にも 増 して 取 調 べの 時 間 及 び 時 刻 について 配 慮 している 137. 検 察 では 検 察 における 取 調 べ 適 正 化 方 策 において 逮 捕 勾 留 中 の 被 疑 者 を 取 り 調 べるに 当 たっては 1 刑 事 施 設 等 において 定 められている 時 間 帯 に 就 寝 食 事 又 は 入 浴 等 ができるように 努 めること 2やむを 得 ない 理 由 が ある 場 合 以 外 は 深 夜 に 又 は 長 時 間 にわたる 被 疑 者 の 取 調 べは 避 けること 3 被 疑 者 の 取 調 べにおいては 少 なくとも4 時 間 ごとに 休 憩 時 間 をとるように 努 めることとし その 後 同 方 策 に 従 った 運 用 がなされている 138. 警 察 においては やむを 得 ない 理 由 がある 場 合 のほか 深 夜 に 又 は 長 時 間 にわたる 取 調 べを 原 則 として 避 けなければならないとする 規 定 を 内 部 規 則 に 明 記 し また 2008 年 1 月 に 取 りまとめた 警 察 捜 査 における 取 調 べの 適 正 化 指 針 に 基 づき 新 たな 内 部 規 則 を 制 定 し 1 日 につき8 時 間 を 超 えて 取 調 べを 行 うとき 等 には 警 察 本 部 長 等 の 事 前 の 承 認 を 受 けることとした 上 この 事 前 の 承 認 を 受 けずにかかる 取 調 べを 行 った 場 合 取 調 べの 中 止 その 他 の 措 置 を 講 ずることを 同 内 部 規 則 に 明 記 している 30

32 139.さらに 我 が 国 の 警 察 及 び 検 察 では 取 調 べ 時 刻 及 び 時 間 等 を 書 面 で 記 録 するとともに その 内 容 を 被 疑 者 に 確 認 させて その 署 名 押 印 を 得 ること などの 措 置 を 講 じ 取 調 べ 時 間 の 適 正 や 客 観 性 を 担 保 することとしている (c) 弁 護 人 の 立 会 い 140. 我 が 国 の 刑 事 司 法 手 続 においては 諸 外 国 で 認 められているような 司 法 取 引 や 会 話 の 傍 受 等 の 強 力 な 証 拠 収 集 手 段 がほとんど 認 められていないこと などから 被 疑 者 の 取 調 べは 事 案 の 真 相 を 解 明 するため 最 も 重 要 な 捜 査 手 法 となっており 極 めて 重 要 な 役 割 を 果 たしている 141.ところが 被 疑 者 の 取 調 べに 弁 護 人 を 同 席 させることを 義 務 付 けると した 場 合 1 取 調 官 が 被 疑 者 と 向 き 合 い 聴 取 と 説 得 を 通 じてその 信 頼 を 得 つ つ 事 案 の 真 相 を 聞 き 出 すという 取 調 べの 本 質 的 機 能 を 大 きく 阻 害 するおそれ があること 2 取 調 べの 際 に 示 される 証 拠 や 情 報 を 弁 護 人 が 直 接 見 聞 すること となるため 例 えば 他 の 客 観 的 証 拠 等 と 矛 盾 する 供 述 をしている 被 疑 者 に 対 し 取 調 官 が 一 部 の 証 拠 の 内 容 を 示 して 矛 盾 点 を 問 い 質 すなど 我 が 国 で 一 般 的 に 用 いられている 取 調 べの 手 法 を 用 いることが 困 難 となる 場 合 が 生 じ 被 疑 者 の 供 述 の 真 偽 を 吟 味 しながら 十 分 な 取 調 べを 行 うことが 困 難 となること 3 起 訴 前 の 身 柄 拘 束 には 最 長 23 日 間 という 期 間 制 限 が 設 けられているところ 弁 護 人 の 同 席 が 得 られない 限 り 取 調 べを 行 うことができない 仕 組 みとすると 必 要 に 応 じて 迅 速 に 取 調 べを 行 うことができなくなること などにより 捜 査 に 重 大 な 支 障 を 生 ずるおそれがある 142. 他 方 で 被 疑 者 と 弁 護 人 との 接 見 については 被 疑 者 国 選 弁 護 制 度 の 対 象 事 件 が 死 刑 無 期 又 は 長 期 3 年 を 超 える 懲 役 又 は 禁 錮 に 当 たる 事 件 へと 拡 大 され 第 10 条 部 分 に 後 述 のとおり 我 が 国 において 被 疑 者 と 弁 護 人 との 接 見 については 従 来 以 上 にその 保 障 が 担 保 されている 弁 護 人 の 立 会 いの 問 題 については 刑 事 手 続 全 体 における 取 調 べの 機 能 役 割 との 関 係 で 慎 重 な 配 慮 が 必 要 であるところであり 様 々な 観 点 からの 慎 重 な 検 討 を 要 する 問 題 であ ると 考 えている (d) 電 磁 的 手 段 による 記 録 143. 検 察 においては 裁 判 員 裁 判 における 自 白 の 任 意 性 の 効 果 的 効 率 的 な 立 証 方 策 の 検 討 の 一 環 として 2006 年 7 月 から 被 疑 者 の 取 調 べの 録 音 録 画 の 試 行 を 始 め 2009 年 4 月 から 原 則 として 裁 判 員 裁 判 対 象 事 件 の 31

33 うち 自 白 事 件 の 全 件 について 被 疑 者 の 取 調 べの 録 音 録 画 を 実 施 することとし その 後 2009 年 4 月 から2011 年 3 月 末 までに 合 計 3,296 件 の 取 調 べ の 録 音 録 画 が 実 施 された 144. 警 察 においても 同 様 に 2008 年 9 月 から 一 部 の 都 府 県 警 察 に おいて 裁 判 員 裁 判 対 象 事 件 のうち 自 白 事 件 の 被 疑 者 の 取 調 べの 録 音 録 画 の 試 行 を 開 始 し 2009 年 4 月 からこの 試 行 を 全 国 警 察 に 拡 大 した 2011 年 3 月 末 までに 合 計 791 件 の 試 行 が 実 施 された 145.このような 検 察 及 び 警 察 における 録 音 録 画 は 取 調 室 の 状 況 や 取 調 官 の 発 問 状 況 被 疑 者 の 表 情 声 の 様 子 挙 動 等 を 客 観 的 に 明 らかにするもの であり 録 音 録 画 された 取 調 べの 中 において 被 疑 者 が 自 白 の 経 緯 や 取 調 べ 状 況 について 自 由 に 供 述 する 機 会 が 与 えられている 上 犯 罪 を 立 証 する 上 で 不 利 な 供 述 がなされていても 途 中 で 録 音 録 画 が 中 断 されることはなく 録 音 録 画 については その 終 了 後 に 一 切 改 変 や 編 集 を 加 えることなくそのまま 弁 護 人 に 開 示 されている 146.また 法 務 省 等 において 被 疑 者 の 取 調 べの 可 視 化 やこれを 含 めた 刑 事 司 法 制 度 の 在 り 方 等 についての 検 討 がなされているところであり 具 体 的 な 検 討 状 況 については 次 のとおりである 147. 法 務 省 においては 2009 年 10 月 以 降 省 内 に 被 疑 者 取 調 べの 可 視 化 に 関 する 勉 強 会 を 設 け 2011 年 8 月 その 調 査 検 討 の 結 果 を 取 りま とめるとともに 制 度 としての 取 調 べの 可 視 化 の 在 り 方 について 一 定 の 方 向 性 を 示 した 上 で その 制 度 設 計 の 検 討 に 資 するよう 検 察 の 運 用 による 取 調 べの 録 音 録 画 を 試 行 的 に 拡 大 することとした 148.これを 受 けて 検 察 においては 2011 年 8 月 から 試 行 的 に 裁 判 員 裁 判 対 象 事 件 における 被 疑 者 の 取 調 べの 録 音 録 画 の 範 囲 を 拡 大 し 否 認 事 件 も 対 象 として 様 々な 取 調 べの 場 面 の 録 音 録 画 を 実 施 している 加 えて 検 察 では 同 年 3 月 からは 特 別 捜 査 部 が 取 り 扱 う 身 柄 事 件 の 取 調 べ 同 年 7 月 から は 知 的 障 害 によりコミュニケーション 能 力 に 問 題 がある 被 疑 者 等 の 取 調 べの 録 音 録 画 の 試 行 を 始 めており これらの 試 行 の 対 象 にも 否 認 事 件 が 含 まれる 上 取 調 べの 全 過 程 の 録 音 録 画 も 試 行 の 対 象 となっている 149.また 警 察 においては 2010 年 2 月 治 安 水 準 を 落 とすことのな 32

34 い 取 調 べの 可 視 化 を 実 現 するために 捜 査 手 法 の 高 度 化 についても 検 討 をする ため 国 家 公 安 委 員 会 委 員 長 が 主 催 する 部 外 有 識 者 からなる 研 究 会 が 設 けられ た 同 研 究 会 は 2011 年 4 月 それまでの 議 論 を 整 理 し 今 後 の 検 討 課 題 を 明 らかにするため 中 間 報 告 を 取 りまとめた 150.さらに 法 務 大 臣 は 2011 年 6 月 その 諮 問 機 関 に 対 し 被 疑 者 の 取 調 べ 状 況 を 録 音 録 画 の 方 法 により 記 録 する 制 度 の 導 入 など 時 代 に 即 し た 新 たな 刑 事 司 法 制 度 を 構 築 するための 法 整 備 の 在 り 方 について 諮 問 を 行 い 審 議 が 行 われている (e) 警 察 の 役 割 151. 我 が 国 においては 捜 査 段 階 から 起 訴 公 判 段 階 を 経 て 刑 の 執 行 段 階 にいたるまでのすべての 刑 事 手 続 について 規 定 する 刑 事 訴 訟 法 が 事 案 の 真 相 を 明 らかにし 刑 罰 法 令 を 適 正 且 つ 迅 速 に 適 用 実 現 することを 目 的 とする ( 第 1 条 )と 定 めており 警 察 官 の 行 う 捜 査 についても 事 案 の 真 相 を 明 らか にして 事 件 を 解 決 することが 基 本 とされている 152.また 警 察 では 捜 査 を 行 うに 当 たっては 証 拠 によって 事 案 を 明 ら かにしなければならない 旨 並 びに 捜 査 は 公 訴 の 実 行 及 び 公 判 の 審 理 を 念 頭 に 置 いて 行 わなければならない 旨 を 内 部 規 則 に 明 記 しており 公 判 のための 証 拠 収 集 にも 努 めている 2. 入 管 施 設 における 収 容 (1) 収 容 期 間 153. 我 が 国 の 退 去 強 制 手 続 は 身 柄 を 収 容 して 進 めることが 原 則 とされて いるものの 収 容 令 書 又 は 退 去 強 制 令 書 の 発 付 を 受 けて 収 容 されている 場 合 で あっても 人 道 的 配 慮 を 要 するなどの 情 状 等 にかんがみ 身 柄 の 拘 束 を 解 く 必 要 が 生 じたときには 職 権 又 は 請 求 により 仮 放 免 を 認 めるなど 人 権 保 障 の 観 点 にも 十 分 配 慮 した 弾 力 的 な 運 用 を 行 っている なお 2010 年 は 仮 放 免 許 可 申 請 5,629 件 のうち 4,174 件 について 許 可 している (2) 処 遇 ( 女 子 被 収 容 者 に 対 する 配 慮 を 含 む) 154. 入 国 管 理 局 の 収 容 施 設 に 収 容 されている 被 収 容 者 には 通 信 文 の 発 受 親 族 知 人 や 弁 護 士 等 との 面 会 物 品 の 購 入 礼 拝 等 の 宗 教 活 動 が 認 められて おり 運 動 の 機 会 の 確 保 にも 努 めている また 給 食 は 被 収 容 者 の 風 俗 習 慣 宗 教 等 に 配 慮 し 栄 養 士 がカロリー 計 算 の 上 栄 養 バランスに 配 慮 した 食 33

35 事 を 配 膳 しているほか 常 駐 の 医 師 による 診 療 や 外 部 の 医 療 機 関 に 連 行 しての 診 療 を 実 施 しており また 一 部 の 収 容 施 設 においては 精 神 科 医 の 診 療 や 臨 床 心 理 士 によるカウンセリングを 行 うなど 健 康 管 理 に 万 全 を 期 しており 入 浴 や 居 室 寝 具 などの 衛 生 保 持 にも 十 分 配 慮 している 155.さらに 被 収 容 者 処 遇 規 則 では 意 見 箱 の 設 置 により 所 長 等 が 被 収 容 者 から 直 接 意 見 を 聴 取 する 制 度 を 実 施 して 処 遇 の 適 正 を 期 するものとしており 2010 年 は913 件 の 意 見 が 出 されているほか 被 収 容 者 が 自 己 の 処 遇 に 関 して 不 服 があるときは 当 該 収 容 施 設 の 長 に 対 し 不 服 を 申 し 立 て 最 終 的 には 法 務 大 臣 に 対 して 異 議 を 申 し 立 てることができることとする 不 服 申 出 制 度 を 導 入 しており 2010 年 の 不 服 申 出 は58 件 異 議 申 出 件 数 は17 件 となって いるなど 被 収 容 者 の 人 権 に 一 層 配 慮 した 処 遇 の 確 保 に 努 めている 156.また 2009 年 の 入 管 法 の 改 正 により 2010 年 7 月 からは 入 国 者 収 容 所 等 視 察 委 員 会 が 設 置 されたところ 学 識 経 験 者 や 法 曹 関 係 者 等 の 公 平 中 立 性 を 有 する 者 から 法 務 大 臣 が 任 命 する 委 員 会 の 委 員 は 収 容 施 設 の 視 察 や 被 収 容 者 との 面 接 収 容 区 域 内 に 設 置 する 提 案 箱 を 通 じて 被 収 容 者 から 自 由 な 意 見 の 提 出 を 受 けて その 結 果 に 基 づいて 入 国 者 収 容 所 等 の 運 営 に 関 して 入 国 者 収 容 所 長 等 に 意 見 を 述 べ もって 警 備 処 遇 の 透 明 性 の 確 保 入 国 者 収 容 所 等 の 運 営 の 改 善 として 窓 ガラスの 一 部 透 明 化 や 精 神 科 の 定 期 診 療 開 始 といった 向 上 が 図 られている 157.さらに 入 国 者 収 容 所 長 等 が 入 国 警 備 官 の 立 会 の 必 要 がないと 認 める ときは 面 会 の 立 会 を 省 略 することができ 設 備 の 整 っている 一 部 の 収 容 施 設 においては 一 定 の 時 間 帯 において 被 収 容 者 が 職 員 の 立 会 なしに 自 由 に 電 話 を 使 用 できることとするなど 被 収 容 者 の 人 権 により 一 層 配 慮 している 158.また 2010 年 9 月 には 入 国 管 理 局 と 日 本 弁 護 士 連 合 会 が 出 入 国 管 理 行 政 における 収 容 に 関 する 諸 問 題 についてより 望 ましい 状 況 を 実 現 するた めの 方 策 等 を 協 議 する 場 を 持 つことに 合 意 し 定 期 的 に 協 議 を 行 うとともに 弁 護 士 による 被 収 容 者 に 対 する 無 料 法 律 相 談 を 実 施 するなどしている 159. 女 子 被 収 容 者 に 対 する 配 慮 も 行 っている 被 収 容 者 処 遇 規 則 において 女 子 被 収 容 者 に 対 する 特 則 が 定 められており これを 受 けて 女 子 被 収 容 者 の 処 遇 はすべて 女 子 入 国 警 備 官 が 行 うという 方 針 に 基 づき 女 子 入 国 警 備 官 の 増 配 置 を 図 りつつ その 徹 底 に 努 めている 特 に 身 体 検 査 衣 類 の 検 査 及 び 入 浴 の 34

36 立 会 いといった 女 子 被 収 容 者 の 処 遇 はすべて 女 子 入 国 警 備 官 や 他 の 女 子 職 員 が 行 うよう 徹 底 している 3. 精 神 保 健 福 祉 法 による 措 置 入 院 等 年 には 障 害 者 自 立 支 援 法 の 施 行 に 伴 い 精 神 保 健 及 び 精 神 障 害 者 福 祉 に 関 する 法 律 の 改 正 を 行 い 1 医 療 保 護 入 院 等 に 係 る 精 神 保 健 指 定 医 による 診 察 の 特 例 措 置 を 導 入 したほか 2 任 意 入 院 患 者 に 関 する 病 状 報 告 制 度 を 導 入 したこと 3 改 善 命 令 に 従 わない 精 神 科 病 院 に 関 する 公 表 制 度 を 導 入 したこと 等 精 神 障 害 者 の 人 権 に 配 慮 した 適 正 な 精 神 医 療 の 確 保 を 図 る 等 の 措 置 を 講 じたところである 年 の 精 神 医 療 審 査 会 の 審 査 状 況 は 以 下 のとおりである 定 期 報 告 措 置 入 院 での 入 院 継 続 が 不 要 な 者 0 人 医 療 保 護 入 院 での 入 院 継 続 が 不 適 当 な 者 4 人 退 院 請 求 入 院 が 不 適 当 な 者 62 人 処 遇 改 善 請 求 処 遇 が 不 適 当 な 者 12 人 162.さらに 精 神 医 療 審 査 会 における 審 査 期 間 について 原 則 1か 月 以 内 としていることを 改 めて 徹 底 しているところである 163.なお 心 神 喪 失 者 等 医 療 観 察 法 は 2005 年 7 月 15 日 に 施 行 され ている 4.ハンセン 病 差 別 撤 廃 に 向 けた 取 組 164. 政 府 としては ハンセン 病 療 養 所 入 所 者 等 に 対 する 補 償 金 の 支 給 等 に 関 する 法 律 や ハンセン 病 問 題 の 解 決 の 促 進 に 関 する 法 律 (2009 年 4 月 1 日 施 行 )に 基 づき 適 切 な 補 償 を 行 うとともに 啓 発 事 業 の 実 施 等 によるハ ンセン 病 療 養 所 入 所 者 等 の 名 誉 の 回 復 や 福 祉 の 増 進 のための 措 置 を 行 い ハン セン 病 問 題 の 早 期 かつ 全 面 的 解 決 に 向 けて 今 後 も 引 き 続 き 全 力 を 尽 くすことと している 165.また 政 府 は ハンセン 病 差 別 問 題 について 我 が 国 の 経 験 を 活 かし て 国 際 的 なイニシアティブをとって 活 動 しており 人 権 理 事 会 においては 年 から3 年 連 続 で 我 が 国 が 提 出 した ハンセン 病 差 別 撤 廃 決 議 が 全 会 一 致 で 採 択 された さらに 2010 年 には 国 連 総 会 において 我 が 国 が 提 出 した ハンセン 病 に 関 する 誤 った 認 識 や 誤 解 に 基 づく 偏 見 差 別 の 問 題 を 解 決 35

37 するため 各 国 政 府 等 に 対 し ハンセン 病 差 別 撤 廃 のための 原 則 及 びガイドラ イン に 十 分 な 考 慮 を 払 うことを 求 める 決 議 が 全 会 一 致 で 採 択 された 166. 政 府 は 同 原 則 及 びガイドラインを 各 国 で 普 及 促 進 させていくことが 重 要 であることから 2011 年 4 月 ハンセン 病 人 権 啓 発 大 使 の 委 嘱 期 間 を 2 年 間 延 長 し 引 き 続 き 大 使 と 連 携 してハンセン 病 差 別 問 題 に 取 り 組 んでいく こととしている 第 10 条 1. 刑 事 拘 禁 施 設 における 弁 護 人 との 接 見 交 通 権 (1) 刑 事 訴 訟 法 第 39 条 第 3 項 に 基 づく 接 見 指 定 権 の 行 使 年 9 月 からは 逮 捕 勾 留 中 の 被 疑 者 と 弁 護 人 等 との 間 の 接 見 に 関 し 検 察 及 び 警 察 において 被 疑 者 に 対 して 弁 解 録 取 の 際 に 弁 護 人 選 任 権 を 告 知 するとともに 取 調 中 に 弁 護 人 等 と 接 見 したい 旨 の 申 出 があると きは 直 ちにその 申 出 があった 旨 を 弁 護 人 に 通 知 する 旨 告 知 するほか 弁 護 人 が ない 場 合 に 自 らの 費 用 で 弁 護 人 を 選 任 したいときは 弁 護 士 弁 護 士 法 人 又 は 弁 護 士 会 を 指 定 して 弁 護 人 の 選 任 を 申 し 出 ることができる 旨 教 示 し また 取 調 中 の 被 疑 者 又 は 検 察 庁 に 押 送 された 被 疑 者 について 弁 護 人 等 から 接 見 の 申 出 があった 場 合 には できるかぎり 早 期 に 接 見 の 機 会 を 与 えるように 配 慮 するこ ととしている (2) 施 設 管 理 上 の 必 要 に 基 づく 制 約 168. 施 設 管 理 上 の 必 要 に 基 づく 制 約 とは これまで 報 告 したとおり 例 え ば 刑 事 施 設 が 緊 急 の 必 要 性 のない 深 夜 の 接 見 を 拒 否 するような 場 合 であり 施 設 の 人 的 及 び 物 的 条 件 が 有 限 である 以 上 当 然 に 認 められる 制 約 で やむを 得 ないものである 169. 刑 事 収 容 施 設 及 び 被 収 容 者 等 の 処 遇 に 関 する 法 律 第 118 条 は 未 決 拘 禁 者 の 弁 護 人 等 との 面 会 の 日 及 び 時 間 帯 を 日 曜 日 その 他 政 令 で 定 める 日 以 外 の 日 の 刑 事 施 設 の 執 務 時 間 内 とするものとし 施 設 管 理 上 の 必 要 に 基 づく 未 決 拘 禁 者 の 弁 護 人 等 との 面 会 の 制 限 を 認 めている しかし 休 日 においても 緊 急 の 必 要 性 がある 場 合 弁 護 人 接 見 の 訴 訟 手 続 上 果 たす 重 要 な 役 割 にかんが み 一 定 の 条 件 で 接 見 を 認 めることとしている 170.また 前 回 報 告 でも 述 べたとおり 留 置 施 設 においては 被 留 置 者 と 弁 護 人 等 との 接 見 交 通 権 の 重 要 性 に 鑑 み 休 日 その 他 留 置 施 設 の 執 務 時 間 外 に 36

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