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1 第 6 期 川 崎 市 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 介 護 保 険 事 業 計 画 かわさきいきいき 長 寿 プラン ( 平 成 27~29 年 度 ) 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 へ わたしたちは 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 を 進 めます 川 崎 市

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3 最 幸 のまち かわさき をめざして 私 の 市 政 運 営 の 基 本 姿 勢 は 市 民 が 主 役 であり 川 崎 を 日 本 一 幸 せあふれるまち 最 も 幸 福 という 意 味 の 最 幸 のまちにするために 市 の 組 織 全 体 をあげて 市 民 の 方 々の 笑 顔 あふれる 持 続 可 能 な 社 会 をつくっていきたいと 考 えております 高 齢 者 施 策 におきましては 高 齢 者 の 方 々が 住 み 慣 れた 川 崎 で 元 気 に いきがいを 持 って 暮 らしていただけるまちづくりを 進 めてまいります 本 市 は 平 成 26 年 10 月 1 日 現 在 高 齢 化 率 が 18.67%となり 全 国 平 均 の 25.97%と 比 べ 比 較 的 若 い 都 市 といえます しかしながら 平 成 37 年 (2025 年 )には いわゆる 団 塊 の 世 代 が 75 歳 以 上 の 高 齢 者 となること から 本 市 においても 超 高 齢 社 会 が 到 来 することが 予 測 されます 今 回 策 定 いたしました 第 6 期 かわさきいきいき 長 寿 プラン は 平 成 27 年 度 から 29 年 度 までの 3 か 年 の 高 齢 者 施 策 の 総 合 計 画 ですが 10 年 先 の 超 高 齢 社 会 を 見 据 え たとえ 介 護 が 必 要 になっても 可 能 な 限 り 住 み 慣 れた 川 崎 で 暮 らすための 地 域 づくりである 地 域 包 括 ケアシステム の 構 築 に 向 けて 様 々な 施 策 や 仕 組 みづくりに 取 り 組 んでまいります 私 も 市 長 としての 覚 悟 をもって 取 り 組 んでまいりますので より 一 層 の 御 理 解 と 御 協 力 をいただきますようお 願 い 申 し 上 げます 平 成 27 年 3 月 川 崎 市 長 福 田 紀 彦

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5 目 次 第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 と 位 置 付 け 1 計 画 の 趣 旨 名 称 計 画 の 期 間 計 画 の 位 置 付 け 計 画 への 意 見 の 反 映... 6 川 崎 市 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 策 定 協 議 会 介 護 保 険 運 営 協 議 会 合 同 会 議... 6 平 成 25 年 度 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査... 7 区 民 説 明 会 パブリックコメント これまでの 計 画 の 進 捗 状 況 と 課 題 計 画 の 実 施 状 況 の 評 価 見 直 し 第 2 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況 1 川 崎 市 の 高 齢 者 の 現 状 高 齢 者 人 口 の 推 移 高 齢 者 を 取 り 巻 く 状 況 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 の 推 移 認 知 症 高 齢 者 数 の 推 移 平 均 寿 命 と 健 康 寿 命 高 齢 者 世 帯 の 状 況 川 崎 市 における 高 齢 者 の 意 識 と 実 態 外 出 頻 度 就 労 状 況 不 安 や 困 りごと 生 活 のはりや 楽 しみ 家 族 以 外 の 方 との 交 流 第 3 章 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 1 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビジョン 策 定 の 経 緯 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビジョンの 基 本 的 な 考 え 方 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビジョン 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けた 取 組 の 推 進 個 別 施 策 の 展 開 とロードマップ 各 主 体 に 期 待 される 役 割 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けて 第 4 章 第 6 期 計 画 期 間 における 施 策 の 方 向 性 1 第 6 期 計 画 期 間 の 基 本 目 標 と 具 体 的 な 方 向 性 介 護 保 険 制 度 改 正 に 係 る 国 の 動 向 第 6 期 計 画 の 基 本 目 標 と 骨 子 第 6 期 かわさきいきいき 長 寿 プラン 施 策 体 系 図 日 常 生 活 圏 域 の 設 定... 42

6 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 1 いきがい 介 護 予 防 施 策 等 の 推 進 新 たな 介 護 予 防 体 制 の 実 現 介 護 予 防 の 普 及 啓 発 元 気 高 齢 者 のいきがいづくりへの 支 援 地 域 活 動 団 体 への 支 援 地 域 のネットワークづくりの 強 化 地 域 における 見 守 りネットワークの 充 実 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターを 核 とした 機 能 強 化 支 援 を 必 要 とする 方 と 地 域 資 源 を 結 びつけるための 地 域 のネットワーク 化.. 78 災 害 時 における 避 難 支 援 等 防 災 体 制 の 推 進 強 化 利 用 者 本 位 のサービスの 提 供 要 介 護 要 支 援 高 齢 者 が 地 域 で 生 活 を 続 けるためのサービスの 提 供 中 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 の 在 宅 生 活 を 支 えるための 取 組 在 宅 医 療 介 護 の 連 携 の 推 進 要 介 護 度 維 持 改 善 に 向 けた 取 組 介 護 人 材 の 確 保 と 定 着 の 支 援 ウェルフェアイノベーション( 福 祉 介 護 産 業 の 振 興 )との 連 携 認 知 症 高 齢 者 施 策 の 充 実 認 知 症 高 齢 者 の 生 活 支 援 認 知 症 高 齢 者 支 援 のための 医 療 と 介 護 の 連 携 権 利 擁 護 体 制 の 推 進 高 齢 者 の 多 様 な 居 住 環 境 の 実 現 (1) 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせる 住 まいの 確 保 等 (2) 在 宅 生 活 が 困 難 となった 方 のための 介 護 サービス 基 盤 の 整 備 (3) 多 様 な 住 まい 方 の 普 及 (4) 介 護 者 の 負 担 軽 減 に 向 けた 取 組 第 6 章 各 区 の 取 組 1 地 域 福 祉 計 画 との 連 携 川 崎 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 幸 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 中 原 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 高 津 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 宮 前 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 多 摩 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 麻 生 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 第 7 章 介 護 保 険 サービスの 見 込 量 と 保 険 料 1 介 護 保 険 サービスの 見 込 量 に 係 る 推 計 の 流 れ 高 齢 者 人 口 の 推 計 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 の 推 計

7 施 設 居 住 系 サービス 利 用 者 数 の 推 計 居 宅 サービス 等 利 用 者 数 の 推 計 介 護 保 険 給 付 費 及 び 地 域 支 援 事 業 費 等 の 推 計 介 護 保 険 サービスの 見 込 量 の 推 計 高 齢 者 人 口 及 び 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 の 推 計 サービス 利 用 者 数 の 推 計 介 護 保 険 サービス 量 の 推 計 介 護 保 険 給 付 費 の 推 計 地 域 支 援 事 業 費 の 推 計 保 健 福 祉 事 業 費 の 推 計 第 1 号 被 保 険 者 の 介 護 保 険 料 保 険 料 算 定 の 手 順 介 護 保 険 事 業 等 に 要 する 費 用 の 額 の 算 出 第 1 号 被 保 険 者 の 保 険 料 により 収 納 することが 必 要 な 額 の 算 定 保 険 料 基 準 額 の 算 定 保 険 料 及 び 利 用 料 の 負 担 軽 減 所 得 段 階 別 の 保 険 料 額 資 料 編 キーワード 一 覧 2025 年... 4 地 域 包 括 ケアシステム... 5 PDCA サイクル 健 康 寿 命 自 助 互 助 共 助 公 助 ケア 日 常 生 活 圏 域 地 域 支 援 事 業 と 総 合 事 業 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 の 推 進 地 域 資 源 在 宅 療 養 かわさき 健 幸 福 寿 プロジェクト キャリアパス 認 知 症 施 策 推 進 総 合 戦 略 ( 新 オレンジプラン) 認 知 症 サポーター 認 知 症 ケアパス ユニバーサルデザイン 長 寿 命 化 介 護 保 険 給 付 費 準 備 基 金

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9 第 第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 と 位 置 付 け 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 と 位 置 付 け

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11 第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 と 位 置 付 け 1 計 画 の 趣 旨 名 称 市 町 村 は 老 人 福 祉 法 第 20 条 の8に 基 づく 高 齢 者 福 祉 計 画 及 び 介 護 保 険 法 第 117 条 に 基 づく 介 護 保 険 事 業 計 画 を 一 体 的 に 策 定 することが 義 務 付 けられ ています 本 市 は 川 崎 市 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 介 護 保 険 事 業 計 画 をこれに 位 置 付 け 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 をめざし 持 続 可 能 な 高 齢 者 施 策 を 展 開 するための 総 合 的 な 計 画 としています 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 は 介 護 保 険 制 度 とそれ 以 外 のサービスを 組 み 合 わせ 健 康 いきがいづくりなどの 高 齢 者 福 祉 事 業 の 見 込 量 や 目 標 を 定 め 高 齢 者 全 体 の 地 域 における 福 祉 水 準 の 向 上 をめざす 計 画 です 介 護 保 険 事 業 計 画 は 介 護 保 険 給 付 サービスの 見 込 量 とその 確 保 策 制 度 の 円 滑 な 実 施 に 向 けた 取 組 内 容 保 険 料 などを 定 める 計 画 です また 本 市 では 市 民 や 事 業 者 の 方 々に 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 介 護 保 険 事 業 計 画 に 親 しみを 持 って 幅 広 く 知 っていただくため この 計 画 の 名 称 を かわさきいきいき 長 寿 プラン としており 今 後 も 継 続 して 使 用 していき ます 本 計 画 の 主 な 記 載 事 項 かわさきいきいき 長 寿 プラン ( 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 介 護 保 険 事 業 計 画 ) かわさきいきいき 長 寿 プラン 第 6 期 計 画 期 間 に 確 保 すべき 高 齢 者 福 祉 事 業 の 量 の 見 込 み 及 び 目 標 高 齢 者 に 対 する 医 療 等 以 外 の 保 健 事 業 の 目 標 高 齢 者 施 策 全 般 の 方 向 性 2025 年 を 見 据 えた 施 策 の 方 向 性 ( 介 護 保 険 事 業 計 画 部 分 ) 介 護 給 付 等 対 象 サービス 及 び 地 域 支 援 事 業 の 円 滑 な 提 供 を 図 るための 事 業 等 に 関 する 事 項 介 護 給 付 等 対 象 サービス 及 び 地 域 支 援 事 業 に 要 する 費 用 の 見 込 み 等 に 関 する 事 項 介 護 給 付 等 に 要 する 費 用 の 適 正 化 に 関 する 事 項 日 常 生 活 圏 域 の 設 定 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 のため 重 点 的 に 取 り 組 むことが 必 要 な 事 項 ( 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 基 盤 整 備 の 推 進 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 推 進 認 知 症 施 策 の 推 進 高 齢 者 の 居 住 安 定 に 係 る 施 策 との 連 携 等 ) -3- かわさきいきいき 長 寿 プラン

12 第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 と 位 置 付 け 2 計 画 の 期 間 この 計 画 は 平 成 12 年 度 から 一 体 的 に 策 定 しており 今 回 は 第 6 期 となり ます 第 6 期 の 計 画 期 間 は 平 成 27 年 度 から 平 成 29 年 度 までの3 年 間 です この 計 画 は3 年 ごとに 見 直 しを 行 うこととされていますので 第 5 期 計 画 を 見 直 し 今 回 新 たに 策 定 したものです また 今 回 の 計 画 は 第 6 期 計 画 期 間 だけではなく 高 齢 化 が 一 段 と 進 む 2025 年 ( 平 成 37 年 )までのサービスの 充 実 の 方 向 性 を 定 め 中 長 期 的 な 視 点 に 立 って 計 画 を 策 定 しています 計 画 の 期 間 年 度 ( 平 成 ) 第 5 期 第 6 期 2025 年 までの 見 通 し 第 7 期 第 8 期 第 9 期 団 塊 世 代 が75 歳 以 上 に 75 歳 以 上 の 高 齢 者 ( 後 期 高 齢 者 )は いわゆる 団 塊 の 世 代 が 後 期 高 齢 者 となる 2025 年 ( 平 成 37 年 )には 全 国 で 2,000 万 人 を 突 破 することが 見 込 まれています 特 に 都 市 部 を 中 心 に 後 期 高 齢 者 が 急 増 することから 本 市 においても 2025 年 を 見 据 えた 取 組 が 求 められます かわさきいきいき 長 寿 プラン -4-

13 第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 と 位 置 付 け 3 計 画 の 位 置 付 け この 計 画 は 本 市 の 新 たな 総 合 計 画 のもとに 位 置 付 けられ 川 崎 市 地 域 福 祉 計 画 など 関 連 するほかの 計 画 と 連 携 しながら 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 生 活 を 継 続 できるように 策 定 したものです また 第 5 期 計 画 から 開 始 しました 地 域 包 括 ケアシステム の 構 築 を 見 据 えた 取 組 については 本 市 としての 基 本 的 な 考 え 方 を 明 確 にするため 高 齢 者 施 策 をはじめ 関 連 する 個 別 計 画 を 包 括 的 一 体 的 に 推 進 するための 上 位 概 念 となる 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビジョン を 策 定 しました ( 詳 細 は 第 3 章 を 参 照 ) かわさきいきいき 長 寿 プランと 他 の 計 画 の 関 係 新 たな 総 合 計 画 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビジョン 関 連 計 画 か わ さ き い き い き 長 寿 プ ラ ン ( 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 介 護 保 険 事 業 計 画 ) か ( わ 障 さ 害 き 者 ノ 計 ー 画 マ ラ 障 イ 害 ゼ 福 ー 祉 シ 計 ョ 画 ン ) プ ラ ン 川 崎 市 子 ど も 子 育 て 支 援 事 業 計 画 か わ さ き 健 康 づ く り 21 川 崎 市 地 域 医 療 計 画 他 の 関 連 計 画 等 川 崎 市 住 宅 基 本 計 画 か わ さ き 教 育 プ ラ ン 川 崎 市 地 域 福 祉 計 画 地 域 の 実 情 に 応 じて 高 齢 者 が 可 能 な 限 り 住 み 慣 れた 地 域 でその 有 す る 能 力 に 応 じ 自 立 した 日 常 生 活 を 営 むことができるよう 医 療 介 護 介 護 予 防 住 まい 及 び 自 立 した 日 常 生 活 の 支 援 が 包 括 的 に 確 保 される 体 制 をいい ます 地 域 における 医 療 及 び 介 護 の 総 合 的 な 確 保 の 促 進 に 関 する 法 律 に 定 義 されています -5- かわさきいきいき 長 寿 プラン

14 第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 と 位 置 付 け 4 計 画 への 意 見 の 反 映 川 崎 市 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 策 定 協 議 会 介 護 保 険 運 営 協 議 会 合 同 会 議 計 画 の 策 定 に 当 たっては 平 成 26 年 度 に 設 置 した 川 崎 市 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 策 定 協 議 会 と 既 存 の 川 崎 市 介 護 保 険 運 営 協 議 会 の 合 同 会 議 にお いて 検 討 を 進 めてきました 各 協 議 会 の 委 員 は 学 識 者 公 募 の 市 民 被 保 険 者 地 域 団 体 事 業 団 体 保 健 医 療 福 祉 関 係 団 体 の 代 表 者 などにより 構 成 しています また 専 門 的 な 議 論 や 行 政 課 題 の 解 決 に 向 けた 協 議 を 行 うため 分 科 会 や 部 会 を 設 置 し 検 討 を 進 めてきました 分 科 会 や 部 会 の 委 員 には 各 協 議 会 の 委 員 のほか 地 域 包 括 支 援 センター 職 員 や 行 政 職 員 も 必 要 に 応 じて 参 加 し ています 計 画 策 定 の 検 討 体 制 合 同 会 議 川 崎 市 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 策 定 協 議 会 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 介 護 保 険 事 業 計 画 案 について 協 議 ( 高 齢 者 保 健 福 祉 全 般 を 討 議 ) 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 介 護 保 険 事 業 計 画 一 体 的 に 策 定 川 崎 市 介 護 保 険 運 営 協 議 会 介 護 保 険 の 運 営 介 護 保 険 事 業 に 係 る 高 齢 者 保 健 福 祉 施 策 について 調 査 審 議 ( 保 険 料 算 定 に 関 わる 議 題 を 討 議 ) 合 同 会 議 と 分 科 会 部 会 の 位 置 付 け 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 策 定 協 議 会 介 護 保 険 運 営 協 議 会 ( 合 同 会 議 ) 1 いきがい 介 護 予 防 施 策 の 推 進 ( 分 科 会 ) 2 地 域 のネットワークづくりの 推 進 ( 分 科 会 ) 3 高 齢 者 福 祉 サービスのあり 方 検 討 ( 部 会 ) 4 認 知 症 施 策 の 充 実 ( 分 科 会 ) 5 高 齢 者 の 多 様 な 居 住 環 境 の 実 現 ( 部 会 ) かわさきいきいき 長 寿 プラン -6-

15 第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 と 位 置 付 け 平 成 25 年 度 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 本 市 の 高 齢 者 の 生 活 実 態 及 び 本 市 で 介 護 保 険 事 業 を 展 開 する 事 業 者 の 実 態 などを 把 握 し 地 域 における 高 齢 者 施 策 の 総 合 的 な 推 進 を 図 るための 基 礎 資 料 を 得 ることや 介 護 保 険 料 の 改 定 を 目 的 として 平 成 25 年 7 月 に 実 施 し 高 齢 者 実 態 調 査 報 告 書 として とりまとめました 平 成 25 年 度 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 の 概 要 1 高 齢 者 (65 歳 以 上 ) ア 一 般 高 齢 者 ( 自 立 の 方 ) 213,285 人 から 3,600 人 を 無 作 為 抽 出 イ 要 介 護 要 支 援 者 (ウを 除 く) 239,090 人 から 3,000 人 を 無 作 為 抽 出 ウ 特 別 養 護 老 人 ホーム 入 所 希 望 者 114,022 人 から 1,500 人 を 無 作 為 抽 出 2 介 護 保 険 事 業 者 ア 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 322 事 業 者 イ 居 宅 介 護 サービス 事 業 者 927 事 業 者 ( 居 宅 介 護 支 援 居 宅 療 養 管 理 指 導 訪 問 看 護 ステーション 以 外 の 訪 問 看 護 福 祉 用 具 貸 与 の 事 業 所 を 除 く) ウ 介 護 保 険 施 設 等 262 事 業 者 区 民 説 明 会 パブリックコメント 市 民 から 幅 広 くご 意 見 をいただくため 平 成 26 年 11 月 に 第 6 期 かわ さきいきいき 長 寿 プラン( 案 ) を 作 成 し 区 役 所 支 所 や 情 報 プラザ 市 ホームページなどで 広 く 公 表 するとともに 説 明 会 を 市 内 7 区 で 行 いました また 12 月 から 1 月 にかけて パブリックコメント( 市 民 意 見 )の 募 集 を 行 い 意 見 の 把 握 と 反 映 に 努 めました 各 区 での 説 明 会 実 施 状 況 日 程 場 所 参 加 者 数 川 崎 区 平 成 26 年 12 月 19 日 ( 金 ) 川 崎 市 役 所 172 名 幸 区 平 成 26 年 12 月 24 日 ( 水 ) 幸 区 役 所 110 名 中 原 区 平 成 27 年 1 月 15 日 ( 木 ) 中 原 区 役 所 159 名 高 津 区 平 成 27 年 1 月 15 日 ( 木 ) 高 津 区 役 所 190 名 宮 前 区 平 成 27 年 1 月 19 日 ( 月 ) 宮 前 区 役 所 199 名 多 摩 区 平 成 27 年 1 月 18 日 ( 日 ) 多 摩 区 役 所 137 名 麻 生 区 平 成 27 年 1 月 21 日 ( 水 ) 麻 生 区 役 所 183 名 説 明 会 は 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビジョンとノーマライゼーションプラン( 障 害 者 計 画 等 )との 合 同 説 明 会 で 実 施 しました パブリックコメント 結 果 募 集 期 間 : 平 成 26 年 12 月 1 日 ~ 平 成 27 年 1 月 23 日 意 見 提 出 通 数 :188 通 意 見 総 数 :224 件 -7- かわさきいきいき 長 寿 プラン

16 第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 と 位 置 付 け 5 これまでの 計 画 の 進 捗 状 況 と 課 題 第 1 期 計 画 ( 平 成 12~14 年 度 )での 取 組 介 護 保 険 制 度 の 円 滑 な 実 施 と 介 護 保 険 サービスを 補 完 する 市 独 自 の 高 齢 者 福 祉 サービスの 実 施 をめざす 具 体 的 な 取 組 1 介 護 保 険 を 中 核 とした 24 時 間 365 日 型 介 護 支 援 システムづくり 介 護 保 険 の 円 滑 な 実 施 市 独 自 の 介 護 保 険 対 象 外 サービスの 取 組 2 生 涯 現 役 大 作 戦 の 推 進 地 域 を 単 位 とした 健 康 で 自 立 した 高 齢 者 に 対 する 積 極 的 な 社 会 参 加 健 康 づくり 予 防 リハビリなどの 取 組 第 2 期 計 画 への 課 題 1 特 別 養 護 老 人 ホームの 入 居 希 望 者 の 増 加 への 対 応 2 認 知 症 高 齢 者 への 対 応 3 介 護 予 防 の 更 なる 充 実 4 市 独 自 の 在 宅 サービス 体 系 の 整 理 第 2 期 計 画 ( 平 成 15~17 年 度 )での 取 組 身 近 な 地 域 における 高 齢 者 の 健 康 いきがい 支 え 合 いの 実 現 に 向 けた 健 康 で 安 心 できる 地 域 づくりをめざす 具 体 的 な 取 組 1 多 様 な 基 盤 整 備 の 促 進 2 在 宅 サービスのより 一 層 の 充 実 3 介 護 予 防 の 推 進 4 元 気 高 齢 者 のパワーアップの 具 体 的 な 推 進 5 地 域 市 民 が 主 役 となった 取 組 第 3 期 計 画 への 課 題 1 高 齢 者 虐 待 や 認 知 症 高 齢 者 等 の 権 利 擁 護 に 向 けた 対 応 2 介 護 予 防 の 更 なる 充 実 と 健 康 づくり 3 地 域 に 密 着 した 介 護 基 盤 によるサービス 提 供 4 元 気 高 齢 者 対 策 の 更 なる 充 実 かわさきいきいき 長 寿 プラン -8-

17 第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 と 位 置 付 け 第 3 期 計 画 ( 平 成 18~20 年 度 )での 取 組 介 護 保 険 制 度 を 中 核 とした 利 用 者 本 位 のケアシステムの 充 実 と 地 域 にお ける 支 え 合 いの 仕 組 みづくりと 定 着 をめざす 具 体 的 な 取 組 1 利 用 者 本 位 の 福 祉 サービスの 提 供 2 介 護 予 防 の 更 なる 推 進 3 権 利 擁 護 の 取 組 の 推 進 4 新 しい 住 まい 方 の 構 築 5 新 しい 福 祉 文 化 の 創 造 第 4 期 計 画 への 課 題 1 特 別 養 護 老 人 ホームの 入 居 希 望 者 への 対 応 2 地 域 のネットワークの 充 実 3 地 域 の 実 情 に 応 じた 介 護 予 防 の 取 組 の 推 進 4 介 護 人 材 の 確 保 5 認 知 症 高 齢 者 の 在 宅 生 活 の 支 援 の 充 実 6 高 齢 者 のいきがい 健 康 づくりに 向 けた 取 組 の 推 進 第 4 期 計 画 ( 平 成 21~23 年 度 )での 取 組 すべての 高 齢 者 が あんしん して 生 活 できるような 施 策 展 開 をめざす 具 体 的 な 取 組 1 地 域 居 住 の 実 現 2 地 域 ケア 体 制 の 充 実 3 利 用 者 本 位 の 福 祉 サービスの 提 供 4 認 知 症 高 齢 者 等 の 生 活 支 援 5いきがい 健 康 づくりの 取 組 の 推 進 第 5 期 計 画 への 課 題 1 介 護 予 防 健 康 いきがいづくり 元 気 高 齢 者 施 策 等 の 推 進 2 高 齢 者 の 孤 立 化 への 対 応 見 守 りをはじめとした 地 域 ネットワークの 構 築 3 介 護 福 祉 人 材 の 確 保 と 定 着 4 制 度 改 正 に 伴 う 新 たな 介 護 サービスの 推 進 5 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 への 対 応 6 高 齢 者 の 多 様 な 住 まい 方 の 構 築 -9- かわさきいきいき 長 寿 プラン

18 第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 と 位 置 付 け 第 5 期 計 画 ( 平 成 24~26 年 度 )での 取 組 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 を 見 据 えた 新 たな 視 点 での 取 組 を 開 始 し 可 能 な 限 り 地 域 で 暮 らし 続 けられる 地 域 居 住 の 実 現 をめざす Ⅰ.いきがい 介 護 予 防 施 策 等 の 推 進 介 護 予 防 事 業 として いこいの 家 で 実 施 する いこい 元 気 広 場 や 虚 弱 高 齢 者 に 対 する 事 業 を 行 うとともに 各 地 域 において 介 護 予 防 の 普 及 啓 発 や 組 織 づくりを 推 進 しました いきがい 健 康 づくり 介 護 予 防 等 の 重 要 性 を 広 く 市 民 に 普 及 啓 発 するため 平 成 22 年 度 から 開 始 した 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 を 地 域 全 体 で 進 め この 作 戦 を 推 進 する いきいきリーダー を 延 べ 450 人 以 上 養 成 しました 地 域 活 動 の 場 の 提 供 のため いこいの 家 やいきいきセンターの 利 用 促 進 を 図 りました Ⅱ. 地 域 ケア 体 制 の 推 進 地 域 包 括 支 援 センターや 区 役 所 が 中 心 となって 地 域 のネットワークづくりを 推 進 するた め 地 域 ケア 連 絡 会 議 などの 開 催 に 取 り 組 みました ひとり 暮 らし 高 齢 者 等 の 見 守 りを 充 実 させるため 30 以 上 の 民 間 事 業 者 や 地 域 住 民 など と 連 携 し 地 域 の 見 守 りネットワーク を 構 築 しました 災 害 時 における 要 援 護 者 等 の 安 否 確 認 や 避 難 支 援 などの 防 災 体 制 を 推 進 強 化 しました Ⅲ. 利 用 者 本 位 の 福 祉 サービスの 提 供 高 齢 者 の 在 宅 生 活 を 支 えるサービス 提 供 や 地 域 での 生 活 維 持 に 向 けたサービスの 整 備 に 努 め 中 でも 要 介 護 度 の 比 較 的 高 い 高 齢 者 の 在 宅 生 活 を 支 える 複 合 型 サービス 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 は 計 46 か 所 のサービス 事 業 所 を 開 設 しました ( 複 合 型 サービス は 現 在 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 へ 名 称 改 正 しました ) ひとり 暮 らし 高 齢 者 等 の 事 業 を 見 直 し 安 否 確 認 のための 見 守 り 機 能 の 充 実 を 図 りました 介 護 人 材 の 確 保 と 定 着 のため 研 修 の 受 講 料 補 助 のほか 未 就 職 者 や 資 格 未 取 得 者 の 就 労 支 援 などに 取 り 組 みました Ⅳ. 認 知 症 高 齢 者 施 策 の 充 実 認 知 症 高 齢 者 の 介 護 者 向 けに 研 修 会 などを 開 催 し 介 護 負 担 の 軽 減 を 図 りました 医 療 と 介 護 の 関 係 者 で 会 議 を 開 催 するとともに 本 市 内 の2 病 院 を 認 知 症 疾 患 医 療 セン ターに 指 定 し 医 療 と 介 護 の 連 携 に 努 めました 認 知 症 高 齢 者 等 の 権 利 擁 護 の 担 い 手 となる 市 民 後 見 人 の 研 修 を 開 催 しました Ⅴ. 高 齢 者 の 多 様 な 住 まい 方 の 構 築 特 別 養 護 老 人 ホーム 整 備 促 進 プランに 基 づき 平 成 20~25 年 度 に 特 別 養 護 老 人 ホー ムを 18 か 所 概 ね 1,560 床 整 備 しました 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせる 住 まいとして 認 知 症 高 齢 者 グループホーム や 介 護 付 有 料 老 人 ホーム サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 などの 供 給 等 を 行 いました 住 宅 のバリアフリーなどの 専 門 相 談 に 関 する 事 業 に 取 り 組 みました 第 6 期 計 画 への 主 な 課 題 ( 第 6 期 計 画 の 課 題 の 詳 細 は 第 4 章 を 参 照 ) 1 制 度 改 正 に 伴 う 新 たな 総 合 事 業 の 推 進 2 高 齢 者 の 孤 立 化 への 対 応 3 要 介 護 要 支 援 認 定 者 の 増 加 への 対 応 4 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 への 対 応 5 介 護 サービス 基 盤 等 の 整 備 6 介 護 人 材 の 確 保 と 定 着 など かわさきいきいき 長 寿 プラン -10-

19 第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 と 位 置 付 け 6 計 画 の 実 施 状 況 の 評 価 見 直 し 本 市 においては 被 保 険 者 の 代 表 や 学 識 経 験 者 保 健 医 療 福 祉 関 係 団 体 の 代 表 者 等 の 委 員 で 構 成 される 川 崎 市 介 護 保 険 運 営 協 議 会 を 平 成 12 年 度 に 設 置 し 介 護 保 険 事 業 計 画 に 基 づく 介 護 保 険 事 業 の 実 施 状 況 や 高 齢 者 保 健 福 祉 施 策 について 分 析 評 価 を 行 うとともに 課 題 の 検 討 協 議 を 行 っ てきました 第 6 期 計 画 期 間 中 も 同 協 議 会 等 において 計 画 の 進 捗 状 況 を 報 告 すると ともに 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 等 により 市 民 の 実 感 度 や 評 価 を 求 めるなど PDCA サイクル により 介 護 保 険 事 業 の 実 施 状 況 や 高 齢 者 保 健 福 祉 施 策 の 進 行 管 理 課 題 の 検 討 評 価 等 を 行 い 施 策 の 一 層 の 充 実 に 努 めます こうした 計 画 の 進 捗 管 理 を 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 推 進 を 念 頭 に 継 続 して 行 うことにより 次 期 計 画 の 策 定 につなげます 計 画 (Plan) 実 行 (Do) 評 価 (Check) 改 善 (Action) の4つで 構 成 される 行 動 システムのことをいいます 計 画 (Plan)は 普 遍 のものではなく 実 行 に 移 し(Do) 結 果 成 果 を 評 価 し(Check) 改 善 改 良 を 加 え(Action) 次 の 計 画 (Plan)へ 繋 げることが 必 要 になります 時 代 状 況 の 変 化 が 急 速 な 現 代 にあっては 事 業 の 不 断 の 見 直 しが 求 められ ています 計 画 (Plan) 施 策 推 進 に 向 けた 目 標 設 置 施 策 の 方 向 性 と 内 容 の 設 定 実 行 (Do) 目 標 の 達 成 に 向 けた 事 務 事 業 の 執 行 改 善 (Action) 目 標 の 見 直 し 施 策 の 方 向 性 と 内 容 に ついて 評 価 (Check) 目 標 の 進 捗 状 況 の 把 握 施 策 の 方 向 性 と 内 容 に ついての 成 果 の 確 認 -11- かわさきいきいき 長 寿 プラン

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21 第 2 第 2 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況

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23 第 2 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況 1 川 崎 市 の 高 齢 者 の 現 状 本 市 では 平 成 26 年 10 月 1 日 時 点 で 高 齢 者 人 口 が 約 26.9 万 人 を 超 え 平 成 22 年 の 国 勢 調 査 の 結 果 によると 約 4.7 万 人 がひとり 暮 らし 高 齢 者 で 約 4.7 万 世 帯 が 高 齢 者 のみの 夫 婦 世 帯 です また 平 成 26 年 10 月 1 日 時 点 で 要 介 護 要 支 援 認 定 者 ( 第 1 号 被 保 険 者 )は 4.6 万 人 を 超 え 本 市 の 全 高 齢 者 の 約 17.1%を 占 めています さらに 平 成 27 年 には 要 介 護 要 支 援 認 定 者 のうち 約 2.9 万 人 に 認 知 症 があると 推 計 しています 本 市 の 高 齢 者 の 全 体 図 川 崎 市 の 高 齢 者 万 人 一 般 高 齢 者 ( 虚 弱 な 高 齢 者 を 含 む) 22.3 万 人 要 介 護 要 支 援 認 定 者 ( 第 1 号 被 保 険 者 ) 4.6 万 人 要 支 援 万 人 要 介 護 万 人 要 介 護 3~5 1.6 万 人 ひとり 暮 らし 高 齢 者 4.7 万 人 高 齢 夫 婦 のみ 世 帯 4.7 万 世 帯 認 知 症 の 状 態 にある 人 (2.9 万 人 ) この 表 は 本 市 の 全 体 的 な 高 齢 者 の 現 状 をイメージしていただくためのものであり 厳 密 には 図 のとおりではあり ません また 表 中 の 数 値 は 概 算 です 第 1 号 被 保 険 者 とは 65 歳 以 上 の 方 をいいます 国 の 考 え 方 に 準 じ 要 介 護 認 定 の 認 定 調 査 や 主 治 医 意 見 書 等 で 日 常 生 活 自 立 度 Ⅱ 以 上 と 判 定 された 方 を 認 知 症 の 状 態 にある 人 と 定 義 しています( 平 成 24 年 8 月 24 日 付 け 厚 生 労 働 省 報 道 発 表 資 料 参 考 ) また 平 成 27 年 の 推 計 は 平 成 22 年 国 勢 調 査 をベースに 本 市 総 合 企 画 局 が 平 成 26 年 8 月 に 公 表 した 新 たな 総 合 計 画 の 策 定 に 向 けた 将 来 人 口 推 計 について に 平 成 27 年 の 日 常 生 活 自 立 度 Ⅱ 以 上 の 割 合 を 乗 じて 推 計 したものです -15- かわさきいきいき 長 寿 プラン

24 第 2 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況 2 高 齢 者 人 口 の 推 移 本 市 の 高 齢 者 人 口 は 年 々 増 加 を 続 け 平 成 26 年 10 月 1 日 時 点 では 269,609 人 となっています 今 後 第 6 期 計 画 の 最 終 年 度 である 平 成 29 年 度 には 30 万 人 を 超 える 見 込 みです また 本 市 の 高 齢 化 率 は 平 成 26 年 10 月 1 日 時 点 で 18.67%となり 全 国 値 の 25.97%と 比 べるとまだ 低 い 水 準 にありますが 行 政 区 によっては 20%を 超 え 本 市 でも 高 齢 化 が 確 実 に 進 行 しています さらに 2020 年 ( 平 成 32 年 度 )には 後 期 高 齢 者 の 数 が 前 期 高 齢 者 の 数 を 上 回 り 2025 年 ( 平 成 37 年 度 )には 高 齢 者 人 口 が 340,485 人 で 高 齢 化 率 は 市 全 体 で 22%を 超 える 見 込 みです なお 本 市 の 総 人 口 のピークは 2030 年 ( 平 成 42 年 度 )で 高 齢 者 人 口 の ピークは 2050 年 ( 平 成 62 年 度 )で 約 50 万 人 になると 想 定 しています 本 市 の 高 齢 者 人 口 の 推 移 ( 各 年 10 月 1 日 人 口 単 位 : 人 ) 第 5 期 計 画 期 間 中 第 6 期 計 画 期 間 中 2020 年 2025 年 平 成 24 年 度 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 32 年 度 37 年 度 総 人 口 1,422,375 1,431,400 1,444,250 1,471,410 1,477,827 1,484,244 1,503,511 1,515,727 高 齢 者 人 口 248, , , , , , , ,485 65~74 歳 135, , , , , , , , 歳 以 上 112, , , , , , , ,318 高 齢 化 率 17.45% 18.09% 18.67% 19.92% 20.23% 20.55% 21.47% 22.46% ( 全 国 ) 24.15% 25.06% 25.97% 26.82% 27.45% 27.98% 29.11% 30.31% 平 成 24~26 年 度 の 高 齢 者 人 口 については 住 民 基 本 台 帳 を 基 本 に 集 計 しています 平 成 27 年 度 以 降 の 人 口 は 本 市 総 合 企 画 局 が 平 成 26 年 8 月 に 公 表 した 新 たな 総 合 計 画 策 定 に 向 けた 将 来 人 口 推 計 について からの 抜 粋 推 計 を 行 っています 全 国 の 高 齢 化 率 について 平 成 24~26 年 は 人 口 推 計 ( 総 務 省 )の 確 定 値 平 成 27 年 以 降 については 日 本 の 将 来 推 計 人 口 ( 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 )から 引 用 しています 65~74 歳 を 前 期 高 齢 者 75 歳 以 上 を 後 期 高 齢 者 といいます 300 万 人 270 万 人 240 万 人 210 万 人 180 万 人 150 万 人 120 万 人 90 万 人 60 万 人 30 万 人 0 万 人 実 績 値 推 計 値 24.2% 25.1% 26.0% 26.8% 27.5% 28.0% 29.1% 30.3% 31.6% 17.5% 18.1% 18.7% 19.9% 20.2% 20.6% 21.5% 22.5% 24.2% % 35.0% 平 成 24 年 度 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 32 年 度 37 年 度 42 年 度 62 年 度 65~74 歳 ( 万 人 ) 75 歳 以 上 ( 万 人 ) 65 歳 未 満 ( 万 人 ) 高 齢 化 率 ( 本 市 )(%) 高 齢 化 率 ( 全 国 )(%) % 35.0% 30.0% 25.0% 20.0% 15.0% 10.0% 5.0% 0.0% -5.0% -10.0% -15.0% -20.0% -25.0% -30.0% -35.0% -40.0% -45.0% -50.0% 人 口 の 内 訳 は 千 人 以 下 を 四 捨 五 入 して 表 示 しているため 合 計 が 総 人 口 と 一 致 しない 場 合 があります かわさきいきいき 長 寿 プラン -16-

25 第 2 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況 平 成 26 年 の 行 政 区 別 にみた 高 齢 化 の 状 況 麻 生 区 36,475 人 (21.16%) 多 摩 区 37,467 人 (18.31%) 宮 前 区 40,838 人 (18.21%) 高 津 区 37,066 人 (16.76%) 中 原 区 36,250 人 (15.12%) 幸 区 33,480 人 (21.02%) 川 崎 区 48,033 人 (21.56%) 平 成 37 年 (2025 年 )の 行 政 区 別 にみた 高 齢 化 の 状 況 ( 推 計 ) 麻 生 区 47,745 人 (26.74%) 多 摩 区 48,661 人 (22.96%) 宮 前 区 53,806 人 (23.56%) 高 津 区 49,251 人 (20.90%) 中 原 区 47,405 人 (17.61%) 地 図 上 の 数 値 について 上 段 : 高 齢 者 人 口 下 段 : 高 齢 化 率 幸 区 39,389 人 (23.72%) 川 崎 区 54,228 人 (24.01%) 高 齢 化 率 ( 平 成 26 年 ) ( 平 成 37 年 ) 25.0% 以 上 ~27.5% 未 満 0 区 1 区 22.5% 以 上 ~25.0% 未 満 0 区 4 区 20.0% 以 上 ~22.5% 未 満 3 区 1 区 17.5% 以 上 ~20.0% 未 満 2 区 1 区 15.0% 以 上 ~17.5% 未 満 2 区 0 区 平 成 37 年 (2025 年 )の 高 齢 化 の 状 況 ( 推 計 ) ( 高 齢 者 人 口 単 位 : 人 ) 全 市 川 崎 幸 中 原 高 津 宮 前 多 摩 麻 生 高 齢 者 人 口 340,485 54,228 39,389 47,405 49,251 53,806 48,661 47,745 対 26 年 差 +70,876 +6,195 +5, , , , , ,270 高 齢 化 率 22.46% 24.01% 23.72% 17.61% 20.90% 23.56% 22.96% 26.74% 対 26 年 差 ポイ ポイ ポイ ポイ ポイ ポイ ポイ ポイ ント ント ント ント ント ント ント ント -17- かわさきいきいき 長 寿 プラン

26 第 2 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況 3 高 齢 者 を 取 り 巻 く 状 況 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 の 推 移 本 市 の 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 は 年 々 増 加 を 続 け 平 成 26 年 10 月 1 日 時 点 では 47,333 人 となっています( 第 2 号 被 保 険 者 を 含 みます ) 今 後 第 6 期 計 画 の 最 終 年 度 である 平 成 29 年 度 には 5 万 7 千 人 を 超 え さらに 2025 年 ( 平 成 37 年 度 )には 平 成 26 年 度 時 点 の 約 1.7 倍 にあ たる 7 万 9 千 人 を 超 えると 想 定 しています( 平 成 27 年 度 以 降 は 推 計 です ) 本 市 の 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 の 推 移 ( 各 年 10 月 1 日 単 位 : 人 ) 第 5 期 計 画 期 間 中 第 6 期 計 画 期 間 中 2020 年 2025 年 平 成 24 年 度 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 32 年 度 37 年 度 要 支 援 1 6,328 6,828 7,016 7,460 7,904 8,348 9,678 11,164 要 支 援 2 4,907 5,506 5,981 6,352 6,720 7,089 8,194 9,400 要 介 護 1 9,102 9,793 10,082 10,786 11,491 12,198 14,312 16,704 要 介 護 2 7,020 7,552 7,927 8,510 9,093 9,676 11,421 13,443 要 介 護 3 5,162 5,355 5,782 6,234 6,686 7,137 8,491 10,082 要 介 護 4 4,915 5,328 5,642 6,097 6,556 7,011 8,382 10,011 要 介 護 5 4,571 4,734 4,903 5,285 5,663 6,048 7,191 8,558 合 計 42,005 45,096 47,333 50,724 54,113 57,507 67,669 79,362 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 には 40 歳 以 上 64 歳 以 下 の 医 療 保 険 加 入 の 方 ( 第 2 号 被 保 険 者 )を 含 みます 90,000 人 22.86% 24.00% 要 介 護 % 22.00% 80,000 人 年 齢 別 の 要 介 護 要 支 援 認 定 率 18.40% 8, % 要 介 護 % 16.89% 17.07% 17.64% 70,000 人 16.85% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 10, % 70% 80% 7,191 60,000 人 40~64 歳 0.3% 16.00% 要 介 護 3 3.0% 6,048 8,382 10,082 70~74 歳 6.9% 5, % 50,000 人 15.0% 5,285 7,011 8,491 要 介 護 2 6,556 80~84 歳 4,734 4, % 13, % 6,097 40,000 人 4,571 7,137 5,328 5,642 6,686 6,234 11, % 10.00% 75.6% 90 歳 4,915 以 上 5,355 5,782 要 介 護 1 平 成 26 年 10 月 1 日 現 在 16,704 7,020 7,552 7,927 8,510 9,093 9,676 30,000 人 5, % 14,312 9,102 9,793 10,082 10,786 11,491 12, % 要 支 援 2 20,000 人 4,907 5,506 5,981 6,352 6,720 7,089 8,194 9, % 10,000 人 要 支 援 1 6,328 6,828 7,016 7,460 7,904 8,348 9,678 11, % 0 人 0.00% 第 1 号 被 保 険 平 成 24 年 度 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 32 年 度 37 年 度 者 認 定 率 本 市 の 年 齢 別 の 要 介 護 要 支 援 認 定 率 40~64 歳 65~69 歳 70~74 歳 75~79 歳 80~84 歳 85~89 歳 90 歳 以 上 実 績 値 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 0.3% 3.0% 6.9% 15.0% 30.9% 推 計 値 52.5% 75.6% 平 成 26 年 10 月 1 日 現 在 かわさきいきいき 長 寿 プラン -18-

27 第 2 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況 認 知 症 高 齢 者 数 の 推 移 本 市 の 認 知 症 高 齢 者 数 は 今 後 増 加 を 続 け 2025 年 ( 平 成 37 年 )には 平 成 22 年 の 約 1.9 倍 にあたる 43,600 人 まで 増 加 すると 想 定 しています 本 市 の 認 知 症 高 齢 者 数 の 推 移 50,000 人 45,000 人 40,000 人 35,000 人 30,000 人 25,000 人 20,000 人 12.8% 11.3% 9.5% 10.2% 43,600 36,500 29,900 22,500 平 成 22 年 27 年 32 年 37 年 (2025 年 ) 13.0% 12.0% 11.0% 10.0% 9.0% 8.0% 7.0% 6.0% 5.0% 4.0% 3.0% 2.0% 1.0% 0.0% 認 知 症 高 齢 者 数 65 歳 以 上 の 日 常 生 活 自 立 度 Ⅱ 以 上 の 割 合 国 の 考 え 方 に 準 じて 要 介 護 認 定 の 認 定 調 査 や 主 治 医 意 見 書 等 で 日 常 生 活 自 立 度 Ⅱ 以 上 と 判 定 された 方 を 認 知 症 高 齢 者 と 定 義 しています( 平 成 24 年 8 月 24 日 付 け 厚 生 労 働 省 報 道 発 表 資 料 参 照 ) 平 成 27 年 以 降 の 推 計 は 平 成 22 年 国 勢 調 査 をベースに 本 市 総 合 企 画 局 が 平 成 26 年 8 月 に 公 表 した 新 たな 総 合 計 画 の 策 定 に 向 けた 将 来 人 口 推 計 について に 平 成 27 年 の 日 常 生 活 自 立 度 Ⅱ 以 上 の 割 合 を 乗 じて 推 計 したものです 平 均 寿 命 と 健 康 寿 命 本 市 の 平 均 寿 命 と 健 康 寿 命 の 差 は 男 性 で 10.7 年 女 性 で 13.6 年 と なっています 男 女 ともに 日 常 生 活 に 制 限 のある 期 間 が 長 いことを 示 しています 本 市 の 平 均 寿 命 と 健 康 寿 命 ( 歳 ) 女 性 73.1 ( 全 国 :73.6) 86.7 ( 全 国 :86.4) 男 性 69.3 ( 全 国 :70.4) 80.0 ( 全 国 :79.6) 健 康 寿 命 平 均 寿 命 平 均 寿 命 は 厚 生 労 働 省 市 区 町 村 別 生 命 表 から 抜 粋 しています 健 康 寿 命 は 厚 生 労 働 科 学 研 究 費 補 助 金 分 担 研 究 報 告 書 から 抜 粋 しています 数 値 は いずれも 平 成 22 年 時 点 です 健 康 上 の 問 題 で 日 常 生 活 が 制 限 されることなく 健 康 的 に 生 活 ができる 期 間 のことです わが 国 では 国 民 生 活 基 礎 調 査 健 康 票 における 質 問 項 目 で ある 日 常 生 活 に 制 限 のない 期 間 の 平 均 と 生 命 表 を 基 礎 情 報 としたもので 算 出 する 場 合 が 多 く 上 記 グラフもこれに 基 づいています 健 康 寿 命 は 平 均 寿 命 との 差 に 着 目 しており その 差 は 日 常 生 活 に 制 限 のある 不 健 康 な 期 間 を 意 味 します 疾 病 の 予 防 健 康 増 進 介 護 予 防 等 によって 平 均 寿 命 と 健 康 寿 命 の 差 を 短 縮 することができれば 個 人 の 生 活 の 質 の 低 下 を 防 ぐことができるため 健 康 寿 命 の 延 伸 が 重 要 となります -19- かわさきいきいき 長 寿 プラン

28 第 2 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況 高 齢 者 世 帯 の 状 況 本 市 の 世 帯 の 状 況 について 国 勢 調 査 における 主 なものは 次 のとおりです 本 市 の 65 歳 以 上 の 親 族 のいる 家 族 類 型 別 一 般 世 帯 数 ( 単 位 : 世 帯 ) 世 帯 数 一 般 世 帯 数 660, % 構 成 比 高 齢 者 のいる 一 般 世 帯 ( ) 161, % 100.0% うち 親 族 世 帯 (113,151) % うち 核 家 族 (91,615) - - ( 夫 婦 のみ) (46,782) 7.1% ( 夫 婦 と 子 ども) (25,774) - ( 男 親 又 は 女 親 と 子 ども) (19,059) - うち その 他 親 族 世 帯 (21,536) - - うち 非 親 族 世 帯 (1,192) - 0.7% うち 単 独 世 帯 (ひとり 暮 らし 高 齢 者 ) (47,206) 7.1% 29.2% 平 成 22 年 国 勢 調 査 から 抜 粋 しています 高 齢 者 のいる 一 般 世 帯 数 の 割 合 は 一 般 世 帯 総 数 に 対 する 割 合 を 示 し それ 以 外 の 比 率 は 高 齢 者 のいる 一 般 世 帯 に 対 する 数 値 を 表 します 本 市 の 65 歳 以 上 の 親 族 のいる 一 般 世 帯 数 65 歳 以 上 の 親 族 のいる 一 般 世 帯 (24.5%) 7.1% 7.1% 10.2% 75.5% 平 成 22 年 国 勢 調 査 円 グラフの 内 訳 の 割 合 は 四 捨 五 入 しているため 合 計 が 合 わない 部 分 があります 本 市 の 65 歳 以 上 の 単 身 高 齢 者 数 の 推 移 ( 国 勢 調 査 から) 0 人 10,000 人 20,000 人 30,000 人 40,000 人 50,000 人 平 成 7 年 4,865 11,941 16,806 平 成 12 年 8,024 17,103 25,127 平 成 17 年 10,879 21,998 32,877 男 性 女 性 平 成 22 年 17,023 30,183 47,206 かわさきいきいき 長 寿 プラン -20-

29 第 2 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況 4 川 崎 市 における 高 齢 者 の 意 識 と 実 態 平 成 25 年 度 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 の 結 果 から 本 市 における 高 齢 者 の 日 常 生 活 や 社 会 参 加 いきがいなどについての 意 識 や 実 態 に 関 する 状 況 は 次 のとおりです ( 調 査 概 要 については 7 ページを 参 照 ) 外 出 頻 度 [ 一 般 高 齢 者 調 査 ] 問 1:あなたは 1 週 間 のうちどのくらい 外 出 していますか ( 単 数 回 答 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 5.4% 平 成 22 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,835 人 ) 45.3% 32.1% 16.2% 1.1% 3.6% 平 成 25 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,522 人 ) 48.1% 31.6% 13.8% 3.0% ほぼ 毎 日 週 3~4 日 週 1~2 日 ほとんど 外 出 しない 無 回 答 約 2 人 に 1 人 は ほぼ 毎 日 外 出 していると 回 答 している( 平 成 25 年 度 調 査 ) 一 方 前 回 調 査 より 割 合 は 低 くなっているものの 3.6%は ほとんど 外 出 しない と 回 答 している ( 上 記 の 質 問 で ほとんど 外 出 しない と 回 答 した 方 以 外 ) 問 2: 主 な 外 出 先 ( 外 出 理 由 )はどれですか ( 複 数 回 答 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 買 い 物 80.5% 通 院 散 歩 運 動 (ウォーキングや 体 操 など) 趣 味 のサークルや 教 室 仕 事 友 人 宅 ボランティアなど 地 域 の 活 動 その 他 無 回 答 47.5% 43.4% 36.3% 30.3% 24.4% 18.9% 11.4% 6.1% 3.1% 平 成 25 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,356 人 ) 主 な 外 出 先 としては 買 い 物 が 8 割 を 超 えて 最 も 多 い 次 いで 通 院 散 歩 の 回 答 が 多 くなっている -21- かわさきいきいき 長 寿 プラン

30 第 2 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況 就 労 状 況 [ 一 般 高 齢 者 調 査 ] 問 1:あなたは 現 在 収 入 が 伴 う 仕 事 をしていますか ( 単 数 回 答 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 平 成 22 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,835 人 ) 27.4% 71.6% 1.0% 平 成 25 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,522 人 ) 26.7% 71.1% 2.2% している していない 無 回 答 問 2:あなたは 今 後 収 入 が 伴 う 仕 事 をしたい( 続 けたい)と 思 いますか ( 単 数 回 答 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 平 成 22 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,835 人 ) 25.5% 21.2% 45.1% 8.3% 平 成 25 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,522 人 ) 23.9% 22.8% 44.3% 9.0% 仕 事 をしたい( 続 けたい) 都 合 のつく 時 のみ 仕 事 をしたい( 続 けたい) 仕 事 をしたくない 無 回 答 約 4 人 に 1 人 が 収 入 を 伴 う 仕 事 をしている( 問 1) 今 後 収 入 を 伴 う 仕 事 をしたい( 続 けたい)かどうかについては 前 回 調 査 と 同 様 に 半 数 程 度 が 仕 事 をしたい( 続 けたい) もしくは 都 合 のつく 時 のみ 仕 事 をし たい( 続 けたい) と 回 答 している( 問 2) かわさきいきいき 長 寿 プラン -22-

31 第 2 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況 不 安 や 困 りごと [ 一 般 高 齢 者 調 査 ] 問 :あなたは 現 在 どのような 不 安 や 困 りごとがありますか ( 複 数 回 答 ) 0% 20% 40% 60% 80% 身 体 が 衰 えて 日 常 生 活 に 不 都 合 があること ひとりで 外 出 すること 毎 日 の 食 事 のため 買 い 物 や 調 理 をすること 金 銭 管 理 や 財 産 保 全 に 関 すること 発 作 など 緊 急 時 に 救 急 車 を 呼 ぶこと 困 りごとを 相 談 する 場 所 がよく 分 からないこと 気 軽 な 話 し 相 手 がいないこと 友 人 や 地 域 の 人 との 交 流 が 減 って 孤 独 に 感 じること その 他 10.0% 8.5% 4.2% 3.4% 6.9% 6.1% 3.7% 3.7% 7.9% 7.1% 8.1% 7.1% 5.6% 5.4% 5.5% 4.6% 3.6% 2.9% 特 にない 62.4% 62.0% 無 回 答 5.2% 8.8% 平 成 22 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,835 人 ) 平 成 25 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,522 人 ) 不 安 や 困 りごとが 特 にない と 回 答 する 方 が 6 割 を 超 え 一 方 何 らかの 不 安 や 困 りごとがあるという 方 は 約 3 割 となっている 生 活 のはりや 楽 しみ [ 一 般 高 齢 者 調 査 と 要 介 護 要 支 援 認 定 者 調 査 の 比 較 ] 問 :あなたは 現 在 はり や 楽 しみ を 感 じていますか ( 単 数 回 答 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2.1% 一 般 高 齢 者 調 査 ( 回 答 者 =2,522 人 ) 16.7% 18.4% 51.7% 9.3% 1.8% 6.0% 要 介 護 要 支 援 認 定 者 調 査 ( 回 答 者 =1,805 人 ) 17.1% 40.6% 22.0% 12.3% 2.0% とても 感 じる まあ 感 じる 普 通 あまり 感 じない 感 じない 無 回 答 一 般 高 齢 者 のほうが 要 介 護 要 支 援 者 認 定 者 に 比 べて 生 活 にはりを 感 じていると 回 答 している 方 の 割 合 が 高 い 要 介 護 要 支 援 認 定 者 は 3 割 強 の 方 が 感 じない もしくは あまり 感 じない と 回 答 している -23- かわさきいきいき 長 寿 プラン

32 第 2 章 川 崎 市 における 高 齢 者 の 状 況 家 族 以 外 の 方 との 交 流 [ 一 般 高 齢 者 調 査 と 要 介 護 要 支 援 認 定 者 調 査 の 比 較 ] 問 :あなたは 近 隣 の 方 やボランティアなど 家 族 以 外 の 方 との 交 流 がありますか ( 複 数 回 答 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 近 隣 の 方 との 定 期 的 な 行 き 来 がある 16.2% 25.9% 友 人 との 定 期 的 な 行 き 来 がある 老 人 クラブや 趣 味 の 団 体 に 入 っている ボランティアの 訪 問 がある 地 域 の 行 事 や 活 動 に 参 加 している その 他 2.7% 7.1% 4.8% 5.7% 14.5% 20.1% 13.5% 16.6% 25.0% 50.1% 交 流 がある の 割 合 一 般 高 齢 者 調 査 =72.2% 要 介 護 要 支 援 認 定 者 調 査 =59.4% 特 に 交 流 はない 24.2% 36.2% 無 回 答 3.6% 4.4% 一 般 高 齢 者 調 査 ( 回 答 者 =2,522 人 ) 要 介 護 要 支 援 認 定 者 調 査 ( 回 答 者 =1,805 人 ) 交 流 がある =100.0%- 特 に 交 流 はない - 無 回 答 一 般 高 齢 者 は 半 数 以 上 の 方 が 友 人 との 定 期 的 な 行 き 来 がある と 回 答 しており ほかにも 近 隣 の 方 とのかかわりや 老 人 クラブ 等 への 参 加 など 約 7 割 の 方 は 家 族 以 外 との 交 流 を 持 っている 一 方 要 介 護 要 支 援 認 定 者 は 特 に 交 流 はない との 回 答 が 3 割 強 となっており 一 般 高 齢 者 に 比 べて 家 族 以 外 との 交 流 の 機 会 が 少 ない 方 が 多 くなっている かわさきいきいき 長 寿 プラン -24-

33 第 3 第 1 章 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 章 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進

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35 第 3 章 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 1 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビジョン 策 定 の 経 緯 介 護 保 険 制 度 が 発 足 して 以 降 同 制 度 は 介 護 を 支 える 仕 組 みとして 定 着 普 及 していった 一 方 で サービス 利 用 の 拡 大 に 伴 い 介 護 給 付 費 や 保 険 料 が 上 昇 し 制 度 の 持 続 可 能 性 の 担 保 が 大 きな 課 題 となっています 特 に 団 塊 の 世 代 が 75 歳 以 上 の 後 期 高 齢 者 となる 2025 年 ( 平 成 37 年 ) を 目 途 に その 対 応 への 議 論 が 行 われるようになりました こうした 中 で 平 成 17 年 の 介 護 保 険 制 度 改 正 の 中 で 示 されたのが 地 域 包 括 ケア という 考 え 方 であり 平 成 26 年 の 地 域 における 医 療 及 び 介 護 の 総 合 的 な 確 保 の 促 進 に 関 する 法 律 の 改 正 において 地 域 包 括 ケアシステ ム は 地 域 の 実 情 に 応 じて 高 齢 者 が 可 能 な 限 り 住 み 慣 れた 地 域 で その 有 する 能 力 に 応 じ 自 立 した 日 常 生 活 を 営 むことができるよう 医 療 介 護 介 護 予 防 住 まい 及 び 自 立 した 日 常 生 活 の 支 援 が 包 括 的 に 確 保 される 体 制 をいう と 定 義 されました こうしたわが 国 の 現 状 を 踏 まえながら 本 市 においても 地 域 包 括 ケア システム の 構 築 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 を 示 し 地 域 全 体 で 共 有 した 上 で その 構 築 に 向 けた 具 体 的 な 行 動 につなげていくことを 目 的 として 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビジョン ( 以 下 推 進 ビジョン といいます ) を 策 定 しました 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けては 行 政 だけではなく 事 業 者 や 町 内 会 自 治 会 などの 地 縁 組 織 地 域 ボランティア 団 体 住 民 など 地 域 内 の 多 様 な 主 体 による 適 切 な 役 割 分 担 が 重 要 となります この 多 様 な 主 体 による 役 割 分 担 は 本 市 においては これまで 自 助 共 助 公 助 と 表 現 されてきましたが 推 進 ビジョンにおいては 自 助 互 助 共 助 公 助 と 区 分 しています 自 助 自 らの 活 動 により 自 らの 生 活 や 健 康 を 維 持 すること 互 助 町 内 会 自 治 会 などの 地 縁 組 織 や 地 域 住 民 ボランティア 等 のイン フォーマルなサポートによる 助 け 合 い 共 助 医 療 保 険 や 介 護 保 険 のような 社 会 保 険 を 介 して 提 供 されるサービス 公 助 主 に 税 負 担 により 提 供 される 行 政 が 担 う 社 会 福 祉 等 -27- かわさきいきいき 長 寿 プラン

36 第 3 章 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 2 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビジョンの 基 本 的 な 考 え 方 本 市 の 推 進 する 地 域 包 括 ケアシステムは 次 のような 考 えをもとに 高 齢 者 をはじめ 障 害 者 や 子 ども 子 育 て 中 の 親 などに 加 え 現 時 点 で 他 者 から のケア を 必 要 としない 方 々を 含 めた すべての 地 域 住 民 を 対 象 として そ の 構 築 を 推 進 することとしています 主 として 高 齢 者 を 中 心 に 議 論 が 展 開 されてきた 地 域 包 括 ケアシステム ですが 実 際 には 障 害 者 や 子 ども 子 育 て 中 の 親 など 地 域 内 において 何 らかのケア を 必 要 とするすべての 人 を 対 象 とした 場 合 についても 各 施 策 間 の 連 携 を 図 ることにより その 仕 組 みを 共 有 できる 部 分 は 多 いと 考 え られること 現 時 点 で 自 身 がケアを 必 要 としない 場 合 においても 自 立 的 に 自 らの 健 康 状 態 生 活 機 能 を 維 持 向 上 させる セルフケア の 視 点 や 地 域 のケ アを 支 える という 視 点 においては すべての 地 域 住 民 においてその 重 要 性 が 認 識 され 実 践 されることが 必 要 であること そのためには 若 年 層 からの 意 識 の 醸 成 や 健 康 づくり 介 護 予 防 など 健 康 寿 命 延 伸 のための 取 組 や 虚 弱 要 介 護 状 態 となっても 心 身 機 能 の 維 持 改 善 を 図 るための 取 組 要 介 護 状 態 が 重 度 化 しても 住 み 慣 れた 地 域 や 自 ら 望 む 場 で 暮 らし 続 けられるような 取 組 など ライフステージにおける 切 れ 目 ない 継 続 的 な 取 組 が 重 要 であると 考 えられること これらの 取 組 は 必 ずしも 自 ら 実 践 するもののみではなく 必 要 に 応 じて 地 域 のボランティア 等 による 活 動 や 社 会 保 険 制 度 社 会 福 祉 制 度 など 地 域 全 体 における 支 え 合 いや 助 け 合 いの 仕 組 みを 通 じた 多 面 的 な 支 援 を 受 けながら 取 組 支 えられるべきものであり 今 後 これらの 助 け 合 い の 仕 組 み をより 一 層 強 固 なものにしていくことが 求 められること そのためには 希 薄 化 が 懸 念 される 地 域 のつながりを 取 り 戻 し 誰 もが 互 いに 助 け 合 う 関 係 であるという 認 識 を 共 有 し 地 域 による 自 主 的 な 助 け 合 い の 活 動 を 活 発 化 させていくなどの 取 組 は 今 後 に 向 けて 必 要 不 可 欠 なものであること 行 政 においては そのような 地 域 活 動 を 支 えるとともに 安 全 安 心 な 暮 らしを 保 障 するためのセーフティーネットとして 確 実 に 整 備 していくこ とが 求 められること 推 進 ビジョンでは ケア を 住 み 慣 れた 地 域 や 自 らが 望 む 場 での 生 活 の 継 続 のために 自 立 した 生 活 と 尊 厳 の 保 持 を 目 標 として 行 われる 支 援 や 取 組 を 総 称 したものと 位 置 付 け ここで 定 義 している ケア には 近 隣 住 民 やボランティアなどのインフォーマルな 地 域 資 源 から 提 供 される サポー ト を 含 んでいます かわさきいきいき 長 寿 プラン -28-

37 第 3 章 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 3 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビジョン ~ 一 生 住 み 続 けたい 最 幸 のまち 川 崎 をめざして~ 基 本 理 念 基 本 的 な 視 点 具 体 的 な 取 組 に 向 けた 考 え 方 川 崎 ら 誰 し も い が 都 住 市 み 型 慣 の れ 地 た 域 地 包 域 括 や ケ 自 ア ら シ が ス 望 テ む ム 場 の で 構 安 心 し て 暮 ら し 続 け る こ と が で き る 地 域 の 実 現 築 に よ る [ 意 識 の 醸 成 と 参 加 活 動 の 促 進 ] 1. 地 域 における ケア への 理 解 の 共 有 とセルフケア 意 識 の 醸 成 [ 住 まいと 住 まい 方 ] 2. 安 心 して 暮 らせる 住 まいと 住 まい 方 の 実 現 [ 多 様 な 主 体 の 活 躍 ] 3. 多 様 な 主 体 の 活 躍 による よりよいケアの 実 現 [ 一 体 的 なケアの 提 供 ] 4. 多 職 種 が 連 携 した 一 体 的 な ケアの 提 供 による 自 立 した 生 活 と 尊 厳 の 保 持 の 実 現 [ 地 域 マネジメント] 5. 地 域 全 体 における 目 標 の 共 有 と 地 域 包 括 ケアをマネジ メントするための 仕 組 みの 構 築 (1) 地 域 における ケア への 理 解 の 共 有 と 共 生 意 識 の 醸 成 (2) セルフケア 意 識 の 醸 成 (1) まちづくり に 関 する 方 針 の 共 有 (2) 生 活 基 盤 としての 住 まい の 確 保 と 自 らのライフスタイルに 合 った 住 まい 方 の 実 現 (1) 助 け 合 いの 仕 組 み に 基 づく 適 切 なケアの 提 供 (2) 地 域 及 び 住 民 の 多 様 性 に 対 応 する ための 地 域 資 源 の 創 出 (3) 適 切 な 役 割 分 担 に 基 づいた 専 門 職 による 高 い 専 門 性 の 発 揮 (1) 多 職 種 連 携 による 切 れ 目 のない ケアの 提 供 (2) 必 要 な 機 能 に 着 目 した 適 切 な ケアマネジメントの 実 現 (1) 地 域 全 体 における 目 標 基 本 方 針 の 共 有 (2) 地 域 包 括 ケアをマネジメントするため の 仕 組 みの 構 築 -29- かわさきいきいき 長 寿 プラン

38 第 3 章 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 基 本 理 念 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 による 誰 もが 住 み 慣 れた 地 域 や らが 望 む 場 で 安 して 暮 らし 続 ける ことができる 地 域 の 実 現 本 市 の 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 にあたっては 上 記 の 基 本 理 念 を 掲 げ この 基 本 理 念 を 達 成 するために 5つの 基 本 的 な 視 点 を 設 定 して います 基 本 的 な 視 点 1 地 域 における ケア への 理 解 の 共 有 とセルフケア 意 識 の 醸 成 誰 もが 自 立 した 生 活 と 尊 厳 の 保 持 を 実 現 することのできる 地 域 をめざすため 地 域 全 体 が 互 いの 生 活 への 理 解 を 深 め 共 生 の 意 識 を 醸 成 し 人 々の 多 様 な 在 り 方 を 認 め 合 える 全 員 参 加 型 の 社 会 を 築 いていく ことが 必 要 です また すべての 地 域 住 民 には 住 み 慣 れた 地 域 や 自 らが 望 む 場 での 生 活 の 継 続 に 向 け 健 康 状 態 生 活 機 能 を 維 持 向 上 させるための 自 発 的 な 努 力 (セ ルフケア)が 求 められます 2 安 心 して 暮 らせる 住 まいと 住 まい 方 の 実 現 安 心 して 暮 らせる 住 まいと 住 まい 方 の 実 現 に 向 けては その 基 盤 とな る まちづくり についての 本 市 としての 考 え 方 を 地 域 全 体 で 共 有 すると ともに ケアの 在 り 方 を 視 野 に 入 れた まちづくり を 統 一 された 方 針 の もとに 共 同 で 進 めていくことが 求 められます 住 まい 方 に 深 く 関 わる 地 域 コミュニティ の 再 構 築 に 向 けては 地 域 の 子 どもから 障 害 者 高 齢 者 の 方 まで すべての 地 域 住 民 の 交 流 機 会 の 創 出 などを 通 じて 地 域 における 顔 の 見 える 関 係 を 構 築 していくことが 求 められます かわさきいきいき 長 寿 プラン -30-

39 第 3 章 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 3 多 様 な 主 体 の 活 躍 による よりよいケアの 実 現 今 後 は 求 められる ケアの 多 様 性 に 対 応 しながら 多 様 な 主 体 の 役 割 分 担 の 概 念 である 自 助 互 助 共 助 公 助 を 各 々の 特 徴 を 活 か しながら 柔 軟 に 組 み 合 わせていくことが 重 要 であるとともに このような 地 域 における 助 け 合 い の 仕 組 みを 広 く 整 備 機 能 させていくことが 求 め られます 特 に 本 市 が 有 する 豊 富 な ボランティア 活 動 や 民 間 資 源 の 活 躍 を 推 進 していくことは 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けては 不 可 欠 な 要 素 であるといえます さらに 今 後 増 加 が 見 込 まれる ケアを 必 要 とする 人 に 対 して 効 果 的 効 率 的 にケアを 行 っていくためには これらの 多 様 な 主 体 の 活 躍 と 適 時 適 切 な 役 割 分 担 を 実 現 していくことが 求 められます 4 多 職 種 が 連 携 した 一 体 的 なケアの 提 供 による 自 立 した 生 活 と 尊 厳 の 保 持 の 実 現 今 後 の 高 齢 化 とそれに 伴 う 疾 病 構 造 の 変 化 は 治 す 医 療 から 治 し 支 える 医 療 への 転 換 を 求 めることにつながりますが 在 宅 療 養 は 医 療 のみ によって 支 えられるものではなく 介 護 看 護 福 祉 生 活 支 援 など 多 職 種 が 顔 の 見 える 関 係 を 構 築 し 包 括 的 継 続 的 なケアの 提 供 を 実 現 して いくことが 求 められます さらに これらの 多 職 種 によるケアが 本 人 の 自 立 や 自 己 実 現 を 支 援 する ものとしてその 機 能 を 発 揮 するためには 本 人 や 家 族 の 要 望 に 単 純 に 応 える のではなく 真 のニーズを 満 たすために 必 要 となる 手 段 を 専 門 職 としての 立 場 から 適 切 に 提 案 していくことが 求 められます 5 地 域 全 体 における 目 標 の 共 有 と 地 域 包 括 ケアをマネジメントするため の 仕 組 みの 構 築 地 域 マネジメントは 主 に 行 政 に 強 く 期 待 される 役 割 であり 地 域 の 目 標 を 地 域 全 体 で 共 有 しながら 個 々の 活 動 が 1 つの 目 標 に 向 かって 機 能 するた めの 仕 組 みを 構 築 することが 求 められます 本 市 における 地 域 マネジメント のための 仕 組 みの 構 築 に 際 しては 全 市 レベル と 行 政 区 レベル の2 層 により 構 成 される 階 層 的 なマネジメ ント 体 制 を 構 築 することなどが 想 定 されます -31- かわさきいきいき 長 寿 プラン

40 第 3 章 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 4 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けた 取 組 の 推 進 個 別 施 策 の 展 開 とロードマップ 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 にあたっては 関 連 個 別 計 画 のサイクルをス テップとして 段 階 的 に 具 体 的 な 各 施 策 事 業 の 展 開 を 図 っていくことと していますが 全 体 としては 次 のロードマップにより 推 進 します 第 1 段 階 2018 年 ( 平 成 30 年 )3 月 末 まで ~ 土 台 づくり~ 本 市 では 新 たな 総 合 計 画 や 推 進 ビジョンを 上 位 概 念 としている 関 連 個 別 計 画 の 多 くが 2018 年 度 ( 平 成 30 年 度 )に 改 定 見 直 しの 時 期 を 迎 え ることから 本 市 にとって 大 きな 節 目 の 年 であると 言 えます この 段 階 では 市 域 における 推 進 ビジョンの 考 え 方 の 共 有 を 進 めるととも に 行 政 および 事 業 者 関 係 団 体 機 関 などの 専 門 組 織 は 必 要 な 資 源 体 制 手 法 等 について 検 討 し それを 明 確 化 した 上 で 推 進 ビジョンを 踏 まえ た 具 体 的 な 事 業 展 開 が 図 られるよう ケアシステムの 構 築 に 向 けた 土 台 づ くりを 行 います 第 2 段 階 2025 年 ( 平 成 37 年 )まで ~ケアシステムの 目 標 年 次 ~ 本 市 の 将 来 人 口 推 計 では 総 人 口 のピークは 2030 年 ( 平 成 42 年 ) 高 齢 者 人 口 のピークは 2050 年 ( 平 成 62 年 )であることから 2025 年 ( 平 成 37 年 )は 本 市 においては 通 過 点 ともいえます この 段 階 では 地 域 において 将 来 的 なあるべき 姿 についての 合 意 形 成 が なされ 行 政 や 事 業 者 町 内 会 自 治 会 などの 地 縁 組 織 地 域 ボランティ ア 団 体 住 民 などの 各 主 体 が それぞれの 役 割 に 応 じた 具 体 的 な 行 動 が 行 え るようになることをめざします 第 3 段 階 更 なる 進 化 ~ 時 代 や 社 会 状 況 に 応 じた 取 組 ~ 地 域 包 括 ケアシステムに 完 成 はないことから 誰 もが 住 み 慣 れた 地 域 や 自 らが 望 む 場 で 安 心 して 暮 らし 続 けることができる 地 域 の 実 現 をめざ し 時 代 や 社 会 状 況 に 応 じて 常 に 進 化 した 取 組 を 進 めます 平 成 30 年 度 (2018 年 度 ) 平 成 37 年 度 (2025 年 度 ) そして 更 なる 進 化 へ ホップ ステップ ジャンプ 第 1 段 階 第 2 段 階 第 3 段 階 かわさきいきいき 長 寿 プラン -32-

41 第 3 章 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 各 主 体 に 期 待 される 役 割 誰 もが 安 心 して 暮 らし 続 けることができるようにするためには 地 域 の 実 情 に 応 じた 適 切 な 地 域 包 括 ケアシステム の 構 築 を 推 進 していくことが 求 められています このため 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 にあたっては 行 政 だけではなく 事 業 者 や 地 縁 組 織 地 域 ボランティア 団 体 住 民 など 地 域 内 の 多 様 な 主 体 の 取 組 が 求 められるとともに 主 体 間 の 緊 密 な 連 携 が 求 められることから 各 主 体 には 次 のような 役 割 が 期 待 されます 市 民 地 域 社 会 は その 地 域 に 住 む 住 民 が 主 体 的 に 作 り 上 げていくものであり 住 民 一 人 ひとりが 地 域 におけるそれぞれの 役 割 を 担 うという 意 識 を 持 って 地 域 特 性 に 応 じ た 取 組 を 進 めていくことが 重 要 です 事 業 者 関 係 団 体 機 関 地 域 では 多 様 な 主 体 により 生 活 を 支 えるための 24 時 間 365 日 の 切 れ 目 ないサービス 提 供 が 必 要 であり 特 に 専 門 的 なサー ビスについては 事 業 者 や 関 係 団 体 機 関 が 積 極 的 に 取 り 組 んでいくことが 望 まれます 行 政 住 民 に 最 も 身 近 な 基 礎 自 治 体 として 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 において 本 市 は 中 心 的 な 役 割 を 担 うことが 必 要 と 考 え られます 全 市 的 には 財 政 面 や 技 術 面 から 効 果 的 な 施 策 展 開 を 進 めなが ら 行 政 区 の 単 位 では 地 域 ごとに 人 口 構 造 や 社 会 資 源 等 の 状 況 も 異 なることから 地 域 における 課 題 やサービス 等 の 需 要 を 把 握 し 分 析 をしながら その 地 域 に 適 した 仕 組 みを 検 討 し 施 策 を 展 開 していくことが 重 要 です -33- かわさきいきいき 長 寿 プラン

42 第 3 章 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けて 本 市 の 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けては 次 のとおり 整 理 した 川 崎 らしい 特 徴 を 踏 まえて 地 域 住 民 のニーズである ケアが 必 要 になった 場 合 でも 家 族 に 負 担 をかけずに 自 宅 で 暮 らしたい という 思 いを 実 現 する ための 基 盤 としての 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 を 推 進 します 1 若 い 都 市 日 本 全 体 で 人 口 の 減 少 が 顕 在 化 する 中 本 市 は 依 然 として 若 い 世 代 を 中 心 とした 人 口 の 流 入 と 高 い 出 生 率 を 維 持 しており 2030 年 ( 平 成 42 年 ) までは 引 き 続 き 人 口 の 増 加 が 続 くものと 見 込 まれ また 市 民 の 平 均 年 齢 は 政 令 市 の 中 で 最 も 若 く 高 齢 化 率 は 最 も 低 いです 2 様 々な 資 源 を 基 盤 としたケアを 行 うことが 可 能 な 地 域 市 内 には 高 齢 者 や 障 害 者 を 支 えるボランティア 団 体 などの 活 動 が 活 発 な 地 域 があること あるいは 福 祉 介 護 産 業 の 振 興 と 育 成 を 図 るウェル フェアイノベーションや 先 端 医 療 の 推 進 と 健 康 長 寿 社 会 の 実 現 をめざす ライフイノベーションなど これまで 培 ってきた 技 術 や 研 究 の 集 積 や 連 携 といった 多 様 な 社 会 資 源 を 有 します 3 多 様 な 地 域 と 住 民 によって 構 成 されるコンパクトな 都 市 狭 い 市 域 の 中 に 高 い 人 口 集 積 を 持 つ 過 密 都 市 でありながら 南 部 ( 臨 海 部 )の 工 業 産 業 地 域 と 中 部 ( 内 陸 部 ) 及 び 北 部 ( 丘 陵 部 )の 住 宅 地 域 と いう 性 格 が 大 きく 異 なる 地 域 から 形 成 され 多 くの 地 域 で 急 激 な 人 口 の 社 会 増 とそれに 伴 う 新 興 の 住 民 の 増 加 外 国 人 との 共 生 がみられるなど 多 様 な 地 域 と 住 民 によって 構 成 されたコンパクトな 都 市 であるといえま す 南 武 線 府 中 街 道 京 王 相 模 原 線 東 京 都 小 田 急 多 摩 線 麻 生 区 多 摩 区 宮 前 区 東 名 高 速 道 路 東 急 田 園 都 市 線 高 津 区 中 原 区 東 海 道 新 幹 線 東 海 道 線 京 浜 東 北 線 京 浜 急 行 線 小 田 急 小 田 原 線 国 道 246 号 第 三 京 浜 道 路 東 急 東 横 線 横 浜 市 幸 区 川 崎 区 羽 田 空 港 : 主 要 道 路 国 道 1 号 : 鉄 道 路 線 かわさきいきいき 長 寿 プラン -34-

43 第 第 4 章 第 6 期 計 画 4 期 間 における 施 策 の 方 向 性 章 第 6 期 計 画 期 間 に おける 施 策 の 方 向 性

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45 第 4 章 第 6 期 計 画 期 間 における 施 策 の 方 向 性 1 第 6 期 計 画 期 間 の 基 本 目 標 と 具 体 的 な 方 向 性 介 護 保 険 制 度 改 正 に 係 る 国 の 動 向 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 を 通 じて 地 域 における 介 護 の 総 合 的 な 確 保 を 推 進 するため 介 護 保 険 制 度 について 平 成 26 年 度 に 法 改 正 が 行 われました 今 回 の 制 度 改 正 の 主 な 内 容 は 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 と 費 用 負 担 の 公 平 化 ですが このほかに 2025 年 を 見 据 えた 介 護 保 険 事 業 計 画 の 策 定 や サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 への 住 所 地 特 例 の 適 用 小 規 模 通 所 介 護 の 地 域 密 着 型 サービスへの 移 行 などの 実 施 があります 介 護 保 険 制 度 の 主 な 改 正 内 容 について 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 生 活 を 継 続 することが できるようにするため 介 護 医 療 生 活 支 援 介 護 予 防 を 充 実 サービスの 充 実 〇 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けた 地 域 支 援 事 業 の 充 実 1 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 推 進 2 認 知 症 施 策 の 推 進 3 地 域 ケア 会 議 の 推 進 4 生 活 支 援 サービスの 充 実 強 化 重 点 効 率 化 1 全 国 一 律 の 予 防 給 付 ( 訪 問 介 護 通 所 介 護 )を 市 町 村 が 取 り 組 む 地 域 支 援 事 業 に 移 行 し 多 様 化 2 特 別 養 護 老 人 ホームの 新 規 入 所 者 を 原 則 要 介 護 3 以 上 に 限 定 ( 既 入 所 者 は 除 く) 要 介 護 1 2 でも 一 定 の 場 合 には 入 所 可 能 費 用 負 担 の 公 平 化 低 所 得 者 の 保 険 料 軽 減 を 拡 充 また 保 険 料 上 限 をで きる 限 り 抑 えるため 所 得 のある 人 の 利 用 者 負 担 を 見 直 す 低 所 得 者 の 保 険 料 軽 減 を 拡 充 〇 低 所 得 者 の 保 険 料 の 軽 減 割 合 を 拡 大 給 付 費 の5 割 の 公 費 に 加 えて 別 枠 で 公 費 を 投 入 し 低 所 得 者 の 保 険 料 の 軽 減 割 合 を 拡 大 重 点 効 率 化 1 一 定 以 上 の 所 得 のある 利 用 者 の 自 己 負 担 を 引 上 げ 2 低 所 得 の 施 設 利 用 者 の 食 費 居 住 費 を 補 填 する 補 足 給 付 の 要 件 に 資 産 などを 追 加 第 6 期 計 画 の 基 本 目 標 と 骨 子 国 の 動 向 を 踏 まえ 本 市 においても 第 6 期 計 画 期 間 中 に 地 域 包 括 ケアシ ステムの 構 築 に 向 けた 取 組 を 推 進 します 本 市 では 平 成 26 年 度 に 策 定 した 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビ ジョン を 上 位 概 念 として 第 6 期 計 画 での 具 体 的 な 施 策 に 推 進 ビジョン の 考 え 方 を 反 映 しています 第 6 期 計 画 では 第 5 期 計 画 期 間 中 に 生 じた 新 たな 課 題 や 引 き 続 き 検 討 す べき 課 題 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 の 結 果 等 を 踏 まえ 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 をめざします 具 体 的 には 1 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 暮 らせるまちづくり 2 介 護 が 必 要 となっても かわさき で 暮 ら し 続 けられる 支 え 合 いのまちづくりを 基 本 目 標 として 様 々な 施 策 を5つの 取 組 の 中 に 位 置 付 けて 展 開 していきます 次 ページには 以 上 のことを 踏 まえた 第 6 期 計 画 の 骨 子 を 示 しています -37- かわさきいきいき 長 寿 プラン

46 第 4 章 第 6 期 計 画 期 間 における 施 策 の 方 向 性 第 6 期 計 画 の 骨 子 上 位 概 念 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビジョン 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 による 誰 もが 住 み 慣 れた 地 域 や 自 らが 望 む 場 で 安 心 して 暮 らし 続 けることができる 地 域 の 実 現 かわさきいきいき 長 寿 プラン 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 基 本 目 標 1 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 暮 らせるまちづくり 2 介 護 が 必 要 となっても かわさき で 暮 らし 続 けられる 支 え 合 いのまちづくり 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けての5つの 取 組 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ いきがい 地 域 のネット 利 用 者 本 位 の 認 知 症 高 齢 者 高 齢 者 の 多 様 介 護 予 防 施 策 ワークづくり サービスの 施 策 の 充 実 な 居 住 環 境 の 等 の 推 進 の 強 化 提 供 実 現 制 度 改 正 に 伴 う 新 たな 総 合 事 業 の 推 進 地 域 の 担 い 手 づく りと 通 いの 場 の 充 実 社 会 参 加 型 の 介 護 予 防 の 推 進 高 齢 者 の 孤 立 化 への 対 応 単 身 高 齢 者 老 老 介 護 世 帯 等 の 増 加 への 対 応 地 域 課 題 の 把 握 や 解 決 手 法 の 充 実 強 化 要 介 護 要 支 援 認 定 者 の 増 加 への 対 応 介 護 人 材 の 確 保 と 定 着 制 度 改 正 に 伴 う 新 たな 介 護 サービ ス 構 築 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 への 対 応 家 族 の 介 護 負 担 の 増 大 への 対 応 高 齢 者 の 権 利 擁 護 医 療 と 介 護 の 連 携 介 護 サービス 基 盤 等 の 整 備 安 心 して 暮 らせる 住 まいの 確 保 等 多 様 な 住 まい 方 の 普 及 第 6 期 計 画 における 主 な 課 題 かわさきいきいき 長 寿 プラン -38-

47 第 4 章 第 6 期 計 画 期 間 における 施 策 の 方 向 性 5つの 取 組 の 概 要 Ⅰ.いきがい 介 護 予 防 施 策 等 の 推 進 介 護 予 防 の 普 及 啓 発 とセルフケア( 自 己 管 理 ) 意 識 の 醸 成 高 齢 者 の 社 会 参 加 ( 地 域 づくり) 型 の 介 護 予 防 の 実 現 要 支 援 もしくは 虚 弱 高 齢 者 に 対 する 支 援 介 護 予 防 拠 点 の 位 置 付 けと 機 能 強 化 Ⅱ. 地 域 のネットワークづくりの 強 化 地 域 における 見 守 りネットワークの 充 実 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターを 核 とした 連 携 強 化 支 援 を 必 要 とする 方 と 地 域 資 源 を 結 びつけるための 地 域 のネットワーク 化 災 害 時 における 避 難 支 援 等 防 災 対 策 の 推 進 強 化 Ⅲ. 利 用 者 本 位 のサービスの 提 供 介 護 保 険 サービスの 着 実 な 提 供 要 介 護 者 等 の 持 続 的 な 地 域 居 住 の 実 現 のための 支 援 要 介 護 度 維 持 改 善 に 向 けた 取 組 の 推 進 介 護 人 材 の 確 保 と 定 着 の 支 援 医 療 と 介 護 の 連 携 Ⅳ. 認 知 症 高 齢 者 施 策 の 充 実 認 知 症 ケアパス の 作 成 普 及 啓 発 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チームの 設 置 に 向 けた 検 討 認 知 症 高 齢 者 のための 医 療 介 護 の 連 携 強 化 認 知 症 高 齢 者 やその 家 族 等 への 生 活 支 援 権 利 擁 護 体 制 の 推 進 Ⅴ. 高 齢 者 の 多 様 な 居 住 環 境 の 実 現 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせる 住 まいの 確 保 等 在 宅 生 活 が 困 難 となった 方 のための 介 護 サービス 基 盤 の 整 備 多 様 な 住 まい 方 の 普 及 介 護 者 の 負 担 軽 減 に 向 けた 取 組 -39- かわさきいきいき 長 寿 プラン

48 第 4 章 第 6 期 計 画 期 間 における 施 策 の 方 向 性 2 第 6 期 かわさきいきいき 長 寿 プラン 施 策 体 系 図 基 本 目 標 1 基 本 方 針 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 暮 らせるまちづくり 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けた5つの 取 組 Ⅰ いきがい 介 護 予 防 施 策 等 の 推 進 (P47~) (1) 新 たな 介 護 予 防 体 制 の 実 現 1 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の 概 要 2 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 への 段 階 的 な 移 行 3 対 象 者 4 基 本 チェックリストの 活 用 方 法 5 一 般 介 護 予 防 事 業 6 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 7その 他 の 介 護 予 防 事 業 (2) 介 護 予 防 の 普 及 啓 発 1 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 の 推 進 2すこやか 福 寿 手 帳 3 健 康 づくり の 推 進 4セルフケア( 自 己 管 理 ) 意 識 の 醸 成 と 介 護 予 防 fお Ⅱ 地 域 のネットワークづくりの 強 化 (P69~) (1) 地 域 における 見 守 りネットワークの 充 実 1 市 民 主 体 の 見 守 りネットワーク づくりの 推 進 2ひとり 暮 らし 等 高 齢 者 見 守 りの 充 実 3 地 域 見 守 りネットワーク 事 業 の 推 進 (4) 災 害 時 における 避 難 支 援 等 防 災 体 制 の 推 進 強 化 (2) 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターを 核 とした 機 能 強 化 1 地 域 包 括 支 援 センターの 機 能 強 化 2 地 域 包 括 支 援 センターの 適 正 かつ 効 率 的 な 運 営 3 区 役 所 と 地 域 包 括 支 援 センターの 役 割 に 基 づく 支 援 (3) 支 援 を 必 要 とする 方 と 地 域 資 源 を 結 びつけるた めの 地 域 のネットワーク 化 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 地 域 ケア 連 絡 会 議 等 の 充 実 強 化 Ⅲ 利 用 者 本 位 のサービスの 提 供 (P81~) (1) 要 介 護 要 支 援 高 齢 者 が 地 域 で 生 活 を 続 ける ためのサービスの 提 供 1 介 護 保 険 サービスの 着 実 な 提 供 2 要 介 護 高 齢 者 への 介 護 支 援 のための 市 独 自 の 取 組 紙 おむつ 等 の 介 護 用 品 の 給 付 寝 具 乾 燥 事 業 高 齢 者 住 宅 改 造 費 助 成 事 業 養 護 老 人 緊 急 一 時 入 所 事 業 高 齢 者 等 短 期 入 所 ベッド 確 保 事 業 あんしん 見 守 り 一 時 入 院 等 事 業 在 宅 福 祉 サービス 緊 急 措 置 事 業 3 生 活 支 援 を 必 要 とする 在 宅 高 齢 者 を 支 える 市 独 自 の 取 組 生 活 支 援 型 食 事 サービス 事 業 要 介 護 者 生 活 支 援 ヘルパー 派 遣 事 業 訪 問 理 美 容 サービス 事 業 外 出 支 援 サービス 事 業 (おでかけ GO!) 福 祉 有 償 運 送 事 業 在 宅 寝 たきり 高 齢 者 歯 科 診 療 事 業 4ひとり 暮 らし 高 齢 者 を 支 えるための 市 独 自 の 取 組 緊 急 通 報 システム 事 業 福 祉 電 話 相 談 事 業 日 常 生 活 用 具 給 付 事 業 5 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 総 合 事 業 ) 6 高 齢 者 の 自 己 選 択 を 支 援 するための 取 組 (2) 中 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 の 在 宅 生 活 を 支 える ための 取 組 1 地 域 密 着 型 サービスの 整 備 と 普 及 に 向 けた 取 組 2 介 護 者 の 負 担 軽 減 に 向 けた 取 組 (3) 在 宅 医 療 介 護 の 連 携 の 推 進 124 時 間 365 日 の 在 宅 医 療 推 進 の 仕 組 みづくり 2 医 療 と 介 護 の 連 携 に 向 けた 仕 組 みづくり 3 在 宅 医 療 ケアに 関 する 市 民 啓 発 (4) 要 介 護 度 維 持 改 善 に 向 けた 取 組 要 介 護 度 の 維 持 改 善 を 図 る 仕 組 みづくり (かわさき 健 幸 福 寿 プロジェクト) (5) 介 護 人 材 の 確 保 と 定 着 の 支 援 1 人 材 の 呼 び 込 み 2 就 労 支 援 3 定 着 支 援 4キャ リアアップ 支 援 福 祉 人 材 バンク 人 材 開 発 研 修 センター 保 健 福 祉 研 究 センター (6)ウェルフェアイノベーションとの 連 携 かわさきいきいき 長 寿 プラン -40-

49 第 4 章 第 6 期 計 画 期 間 における 施 策 の 方 向 性 基 本 目 標 2 介 護 が 必 要 となっても かわさき で 暮 らし 続 けられる 支 え 合 いのまちづくり (3) 元 気 高 齢 者 のいきがいづくりへの 支 援 シニアパワーアップ 推 進 事 業 老 人 クラブ 育 成 事 業 全 国 健 康 福 祉 祭 ( 愛 称 ねんりんピック ) 敬 老 祝 事 業 敬 老 入 浴 事 業 高 齢 者 外 出 支 援 乗 車 事 業 外 国 人 高 齢 者 支 援 事 業 高 齢 者 就 労 支 援 事 業 (4) 地 域 活 動 団 体 への 支 援 1 活 動 団 体 場 所 の 実 態 把 握 活 動 団 体 場 所 実 態 把 握 調 査 事 業 2 情 報 場 資 金 による 活 動 支 援 情 報 による 活 動 支 援 場 による 活 動 支 援 資 金 による 活 動 支 援 Ⅳ (1) 認 知 症 高 齢 者 の 生 活 支 援 1 認 知 症 に 関 する 知 識 の 市 民 への 普 及 認 知 症 キャラバン メイト 養 成 研 修 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 認 知 症 サポーターのフォローアップ 川 崎 市 認 知 症 キャラバン メイト 連 絡 協 議 会 2 認 知 症 高 齢 者 の 家 族 介 護 者 への 支 援 川 崎 市 認 知 症 コールセンター 認 知 症 高 齢 者 介 護 教 室 3 新 オレンジプランへの 対 応 若 年 性 認 知 症 者 及 び 家 族 の 支 援 認 知 症 ケアパス 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チーム 等 4 認 知 症 による 徘 徊 高 齢 者 への 迅 速 な 対 応 徘 徊 高 齢 者 等 SOSネットワーク 事 業 徘 徊 高 齢 者 発 見 システム 事 業 (2) 認 知 症 高 齢 者 支 援 のための 医 療 と 介 護 の 連 携 Ⅴ 認 知 症 高 齢 者 施 策 の 充 実 (P111~) 1 介 護 従 事 者 に 対 する 認 知 症 の 研 修 等 認 知 症 介 護 実 践 研 修 等 2 認 知 症 地 域 医 療 支 援 事 業 認 知 症 サポート 医 養 成 研 修 かかりつけ 医 認 知 症 対 応 力 向 上 研 修 一 般 病 院 勤 務 の 医 療 従 事 者 向 け 認 知 症 対 応 力 向 上 研 修 3 認 知 症 疾 患 医 療 センター 4 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 (3) 権 利 擁 護 体 制 の 推 進 1 川 崎 市 あんしんセンター 2 成 年 後 見 制 度 の 円 滑 な 運 営 に 向 けた 取 組 川 崎 市 成 年 後 見 制 度 連 絡 会 市 民 後 見 人 成 年 後 見 制 度 利 用 促 進 あんしん 生 活 支 援 事 業 地 域 包 括 支 援 センターにおける 相 談 事 業 3 高 齢 者 虐 待 の 防 止 高 齢 者 虐 待 防 止 に 向 けた 各 種 研 修 身 体 拘 束 廃 止 に 向 けた 取 組 高 齢 者 の 多 様 な 居 住 環 境 の 実 現 (P129~)(3) 多 様 な 住 まい 方 の 普 及 (1) 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせる 住 まいの 確 保 等 1 一 般 住 宅 に 関 する 取 組 2 高 齢 者 向 け 住 宅 重 度 者 向 け 住 まいに 関 する 取 組 3 自 宅 地 域 での 生 活 継 続 に 向 けた 取 組 (2) 在 宅 生 活 が 困 難 となった 方 のための 介 護 サー ビス 基 盤 の 整 備 1 重 度 者 向 けの 住 まい の 確 保 特 別 養 護 老 人 ホームの 整 備 特 別 養 護 老 人 ホームの 地 域 展 開 役 割 強 化 等 2その 他 介 護 保 険 施 設 の 整 備 介 護 老 人 保 健 施 設 3 既 存 施 設 の 老 朽 化 への 対 応 老 朽 化 施 設 の 建 替 え 支 援 長 寿 命 化 の 取 組 推 進 1 円 滑 な 住 替 え 等 の 支 援 高 齢 期 の 住 まいガイド による 周 知 高 齢 者 世 帯 住 替 え 家 賃 助 成 事 業 住 まいに 関 する 相 談 体 制 の 充 実 地 域 単 位 の 住 情 報 提 供 の 仕 組 みづくり 地 域 の 住 まいに 関 する 相 談 等 を 行 っている 活 動 団 体 への 支 援 住 まいアドバイザー 派 遣 制 度 あんしん 賃 貸 支 援 事 業 マイホーム 借 上 げ 制 度 を 活 用 した 住 替 え 相 談 2 保 証 人 が 見 つからない 高 齢 者 への 支 援 3 住 宅 のバリアフリー 化 等 環 境 整 備 の 支 援 4 自 宅 での 生 活 継 続 を 支 えるための 取 組 5 低 所 得 低 資 産 高 齢 者 の 住 まいに 関 する 取 組 (4) 介 護 者 の 負 担 軽 減 に 向 けた 取 組 -41- かわさきいきいき 長 寿 プラン

50 第 4 章 第 6 期 計 画 期 間 における 施 策 の 方 向 性 3 日 常 生 活 圏 域 の 設 定 地 域 包 括 ケアシステムは 市 町 村 が 地 域 の 自 主 性 や 主 体 性 に 基 づき 地 域 の 特 性 に 応 じて 作 り 上 げていく 必 要 があります 第 6 期 計 画 を 策 定 するに 当 たり 本 市 における 地 域 の 特 性 等 については 主 に 次 のような 整 理 を 行 いました 本 市 は 神 奈 川 県 の 北 東 部 に 位 置 し 北 は 多 摩 川 を 挟 んで 東 京 都 に 南 は 横 浜 市 にそれぞれ 隣 接 し 政 令 指 定 都 市 の 中 では 最 も 面 積 が 小 さく 南 東 から 北 西 にわたる 細 長 い 地 形 です( 地 理 的 条 件 ) 本 市 の 人 口 密 度 高 齢 者 人 口 密 度 は 高 く 南 高 北 低 の 傾 向 があります また 中 原 区 では 武 蔵 小 杉 周 辺 の 再 開 発 に 伴 い 若 い 世 代 の 人 口 流 入 が 続 き 急 激 な 人 口 増 加 と 地 域 コミュニティの 構 造 変 化 が 見 られる 一 方 川 崎 区 幸 区 麻 生 区 では 高 齢 化 率 が 20%を 超 えています( 人 口 分 布 ) 東 京 を 中 心 とした 放 射 状 の 交 通 網 が 多 数 存 在 し 市 域 を 横 断 している 一 方 市 域 を 縦 貫 する 交 通 網 は 旅 客 鉄 道 は JR 南 武 線 道 路 網 は 国 道 409 号 線 ( 府 中 街 道 )をはじめ3 路 線 があります また 羽 田 空 港 から 鉄 道 で 十 数 分 の 距 離 にあり 成 田 空 港 からも 市 内 の 武 蔵 小 杉 駅 まで 鉄 道 で 直 接 接 続 しており 国 内 外 へのアクセスが 大 変 良 好 です( 交 通 事 情 ) 南 武 線 府 中 街 道 京 王 相 模 原 線 東 京 都 小 田 急 多 摩 線 麻 生 区 多 摩 区 宮 前 区 東 名 高 速 道 路 東 急 田 園 都 市 線 高 津 区 中 原 区 東 海 道 新 幹 線 東 海 道 線 京 浜 東 北 線 京 浜 急 行 線 小 田 急 小 田 原 線 国 道 246 号 第 三 京 浜 道 路 東 急 東 横 線 横 浜 市 幸 区 川 崎 区 羽 田 空 港 : 主 要 道 路 : 鉄 道 路 線 国 道 1 号 高 齢 者 が 自 宅 から 概 ね 30 分 以 内 に 駆 けつけられる 日 常 生 活 の 場 を 単 位 と して 設 定 される 範 囲 のことをいいます 国 は 市 町 村 が 地 理 的 条 件 人 口 交 通 事 情 その 他 の 社 会 的 条 件 介 護 給 付 等 対 象 サービスを 提 供 するための 施 設 の 整 備 状 況 などを 勘 案 し 地 域 の 実 情 に 応 じた 日 常 生 活 圏 域 を 設 定 するよう 定 めています かわさきいきいき 長 寿 プラン -42-

51 第 4 章 第 6 期 計 画 期 間 における 施 策 の 方 向 性 本 市 における 日 常 生 活 圏 域 日 常 生 活 圏 域 ( 行 政 区 ) 連 携 相 談 窓 口 施 設 介 護 サービス 地 域 ケア 圏 域 ( 概 ね 中 学 校 区 ) 区 役 所 あんしん センター 介 護 保 険 施 設 介 護 サービス 事 業 所 自 宅 から 転 居 または 在 宅 生 活 の 支 援 地 域 包 括 支 援 センター 医 療 機 関 認 知 症 高 齢 者 グループホーム 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 事 業 所 サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 民 生 委 員 児 童 委 員 地 区 社 協 病 院 薬 局 必 要 に 応 じて 転 居 町 内 会 自 治 会 警 察 消 防 診 療 所 訪 問 看 護 ステーション その 他 ( 日 ごろの 居 場 所 等 ) 市 民 館 図 書 館 老 人 クラブ いきいき センター 高 齢 者 いきいき リーダー 健 康 づくり 介 護 予 防 自 宅 いこいの 家 家 族 地 域 の 事 業 者 \ 郵 便 局 金 融 機 関 商 店 コンビニ 新 聞 配 達 店 大 型 商 業 施 設 電 気 水 道 検 針 ボランティア 団 体 日 常 的 な 見 守 り 緊 急 時 の 連 絡 先 本 市 は 地 理 的 条 件 交 通 事 情 などからみるとコンパクトな 都 市 であり 人 口 分 布 や 介 護 基 盤 の 整 備 状 況 などを 総 合 的 に 勘 案 して 行 政 区 の7か 所 を 日 常 生 活 圏 域 としています また 地 域 包 括 支 援 センターを 設 置 してい る 中 学 校 区 程 度 を 地 域 ケア 圏 域 として 概 念 的 に 設 定 し 地 域 づくりの 単 位 としています 地 域 で 生 活 するために 必 要 と 考 えられる 支 援 として 1 相 談 窓 口 の 確 保 2 日 常 的 な 見 守 りと 緊 急 時 の 連 絡 先 の 確 保 3 介 護 が 必 要 となった 時 のサー ビス 提 供 4 健 康 づくり 介 護 予 防 5 医 療 の 提 供 6その 他 ( 日 ごろの 居 場 所 等 )があります 第 6 期 計 画 では 地 域 ケア 圏 域 と 日 常 生 活 圏 域 のより 一 層 の 連 携 を 踏 まえながら 高 齢 者 施 策 の 充 実 を 図 ります -43- かわさきいきいき 長 寿 プラン

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53 第 第 5 章 川 崎 らしい 5 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現

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55 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 1 いきがい 介 護 予 防 施 策 等 の 推 進 これまでの 取 組 元 気 な 高 齢 者 のいきがい 対 策 として 経 験 知 識 能 力 を 発 揮 しながら 地 域 の 中 で 積 極 的 に 活 動 ができるよう 次 の 事 業 等 を 行 い 介 護 予 防 や 外 出 機 会 の 提 供 について 主 に 次 の 取 組 を 進 めてきました 一 次 予 防 事 業 として いこいの 家 で 実 施 する いこい 元 気 広 場 や 区 で 実 施 する 公 園 体 操 健 康 講 座 などを 通 じ 地 域 の 活 動 を 推 進 しました 二 次 予 防 事 業 として 虚 弱 傾 向 にある 高 齢 者 に 対 しては 生 活 機 能 の 低 下 を 予 防 する 運 動 器 機 能 向 上 事 業 や 栄 養 改 善 事 業 口 腔 機 能 向 上 事 業 等 を 実 施 しました いきがい 健 康 づくり 介 護 予 防 等 の 重 要 性 を 広 く 市 民 に 普 及 啓 発 す るため 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 を 地 域 全 体 で 進 めました 地 域 活 動 の 場 のため いこいの 家 ( 老 人 いこいの 家 ) いきいきセンター ( 老 人 福 祉 センター)の 利 用 促 進 を 図 りました 今 後 の 課 題 介 護 保 険 制 度 改 正 に 伴 う 新 たな 総 合 事 業 の 推 進 が 求 められます 若 いときからの 健 康 づくりを 含 め 要 介 護 状 態 等 になることを 予 防 し 更 に 介 護 が 必 要 となっても 重 度 化 を 予 防 するなど いつまでも 住 み 慣 れた 地 域 で 暮 らし 続 けるために 市 民 一 人 ひとりのセルフケア( 自 己 管 理 ) 意 識 の 醸 成 を 図 る 必 要 があります 元 気 なシニア 世 代 が 地 域 の 生 活 支 援 の 担 い 手 となり 住 民 同 士 の 支 え 合 い による 地 域 づくり 型 の 介 護 予 防 を 推 進 する 必 要 があります 単 に 心 身 機 能 の 改 善 だけをめざすだけでなく 今 後 は 高 齢 者 の 社 会 参 加 や 活 動 といった 環 境 へのアプローチが 重 要 であり 地 域 の 中 に 居 場 所 と 出 番 づくりを 推 進 する 必 要 があります いきがいづくり 介 護 予 防 等 の 取 組 を 効 率 的 効 果 的 に 広 げるとともに 高 齢 者 が 社 会 参 加 する 仕 組 みと 場 を 充 実 確 保 する 必 要 があります 地 域 活 動 をする 際 に 希 望 する 市 からの 援 助 内 容 0% 10% 20% 30% 40% 50% 身 近 な 所 で 活 動 できる 場 所 の 確 保 22.2% 様 々な 情 報 提 供 の 窓 口 の 設 置 高 齢 者 が 働 きやすい 就 業 の 場 の 確 保 15.8% 13.4% 平 成 25 年 度 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 から (n=2,522 上 位 3つのみ 記 載 ) -47- かわさきいきいき 長 寿 プラン

56 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 第 6 期 計 画 での 取 組 今 回 の 介 護 保 険 制 度 の 改 正 により 要 支 援 者 の 介 護 サービスの 一 部 であ る 介 護 予 防 通 所 介 護 と 介 護 予 防 訪 問 介 護 が 地 域 支 援 事 業 へ 移 行 さ れ 地 域 支 援 事 業 の 中 に 新 しい 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 以 下 総 合 事 業 といいます )が 創 設 されました 総 合 事 業 は 第 6 期 計 画 期 間 中 に 段 階 的 に 地 域 支 援 事 業 に 移 行 されます これは 平 成 29 年 度 までに 全 ての 市 町 村 で 実 施 することが 義 務 付 けられています 本 市 においては 平 成 28 年 4 月 から 総 合 事 業 を 開 始 します (なお 要 支 援 者 の 訪 問 看 護 や 福 祉 用 具 貸 与 等 のサービスは 引 き 続 き 予 防 給 付 として 実 施 します ) これまでの 介 護 事 業 所 による 既 存 のサービスに 加 え NPO 民 間 企 業 ボランティアなど 地 域 の 多 様 な 主 体 を 活 用 して 高 齢 者 を 支 援 すること で 地 域 支 援 事 業 の 充 実 を 図 ります また 元 気 な 高 齢 者 が 地 域 の 担 い 手 になることで 単 に 支 援 する 側 される 側 という 画 一 的 な 関 係 では なく 要 介 護 状 態 になっても 地 域 で 役 割 やいきがいを 持 ち できる 限 り 住 み 慣 れた 地 域 でいきいきと 暮 らし 続 けられるよう 努 めます わたしの 町 のすこやか 活 動 支 援 事 業 は 総 合 事 業 の 創 設 に 伴 い 支 援 方 法 の 見 直 しを 行 います 介 護 予 防 の 普 及 啓 発 として 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 において 養 成 した いきいきリーダー と 連 携 し 自 主 的 な 活 動 を 支 援 しながら 引 き 続 き 事 業 を 展 開 します また すこやか 手 帳 ( 介 護 予 防 手 帳 ) を 配 布 するなど 様 々な 場 面 で 介 護 予 防 に 関 する 情 報 等 を 提 供 すること で 市 民 のセルフケア 意 識 を 啓 発 します いきがいづくりについては 団 塊 の 世 代 の 方 の 能 力 を 地 域 で 活 かす 取 組 や 公 衆 浴 場 等 を 活 用 した 外 出 機 会 の 確 保 地 域 での 交 流 老 人 クラブ の 活 動 等 を 支 援 します さらに 就 労 を 通 したいきがいづくりとして シルバー 人 材 センター に 対 する 支 援 を 実 施 します 地 域 活 動 団 体 への 支 援 として 団 体 の 活 動 内 容 の 紹 介 や 活 動 場 所 の 紹 介 をするなどの 情 報 発 信 いこいの 家 や いきいきセンター の ほか 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 の 地 域 交 流 スペース 等 の 活 用 を 含 めた 場 の 提 供 ふれあい 活 動 支 援 事 業 など 支 援 を 引 き 続 き 実 施 します 2025 年 を 見 据 えた 施 策 の 方 向 性 高 齢 者 のいきがい 健 康 づくり 介 護 予 防 の 取 組 を 一 層 推 進 するため 地 域 で 支 え 合 うコミュニティの 形 成 をめざすとともに 市 民 一 人 ひとりのセルフ ケア 意 識 や 地 域 の 共 生 意 識 を 醸 成 する 取 組 を 進 めます かわさきいきいき 長 寿 プラン -48-

57 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 いきがい 介 護 予 防 施 策 等 の 推 進 の 取 組 (1) 新 たな 介 護 予 防 体 制 の 実 現 (P51) 1 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の 概 要 2 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 への 段 階 的 な 移 行 ( 実 施 時 期 ) 3 対 象 者 4 基 本 チェックリストの 活 用 方 法 (2) 介 護 予 防 の 普 及 啓 発 (P59) 1 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 の 推 進 2すこやか 福 寿 手 帳 3 健 康 づくり の 推 進 4セルフケア( 自 己 管 理 ) 意 識 の 醸 成 と 介 護 予 防 5 一 般 介 護 予 防 事 業 介 護 予 防 把 握 事 業 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 一 般 介 護 予 防 事 業 評 価 事 業 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 6 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービス 7その 他 の 介 護 予 防 事 業 ふれあいデイセントー 事 業 小 学 校 ふれあいデイサービス 事 業 高 齢 者 音 楽 療 法 推 進 事 業 わたしの 町 のすこやか 活 動 支 援 事 業 (3) 元 気 高 齢 者 のいきがいづくり への 支 援 (P62) シニアパワーアップ 推 進 事 業 老 人 クラブ 育 成 事 業 全 国 健 康 福 祉 祭 ( 愛 称 ねんりんピック ) 敬 老 祝 事 業 敬 老 入 浴 事 業 高 齢 者 外 出 支 援 乗 車 事 業 外 国 人 高 齢 者 支 援 事 業 高 齢 者 就 労 支 援 事 業 (4) 地 域 活 動 団 体 への 支 援 (P66) 1 活 動 団 体 場 所 の 実 態 把 握 活 動 団 体 場 所 実 態 把 握 調 査 事 業 2 情 報 場 資 金 による 活 動 支 援 情 報 による 活 動 支 援 場 による 活 動 支 援 資 金 による 活 動 支 援 -49- かわさきいきいき 長 寿 プラン

58 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 本 市 におけるいきがい 健 康 づくり 介 護 予 防 の 取 組 の 仕 組 み( 総 合 事 業 移 行 後 ) 生 活 機 能 元 気 高 齢 者 虚 弱 高 齢 者 要 支 援 1 2 要 介 護 高 齢 者 生 活 習 慣 病 予 防 健 康 な 状 態 1 次 予 防 健 康 づくり 2 次 予 防 疾 病 の 早 期 発 見 早 期 治 療 疾 病 を 有 する 状 態 3 次 予 防 疾 病 の 治 療 重 度 化 防 止 ポピュレーションアプローチ ハイリスクアプローチ いきがい 対 策 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 介 護 予 防 既 存 の 市 民 活 動 サ ー ク ル 活 動 連 携 パワーアップ 推 進 事 業 老 人 クラブ ねんりんピック 敬 老 入 浴 敬 老 祝 い 高 齢 者 就 労 支 援 事 業 高 齢 者 外 出 支 援 乗 車 事 業 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービス その 他 の 生 活 支 援 サービス 一 般 介 護 予 防 事 業 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 (いこい 元 気 広 場 事 業 ) 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 介 護 予 防 サ ー ビ ス 介 護 保 険 サ ー ビ ス 外 国 人 高 齢 者 支 援 事 業 ふれあいデイセントー 事 業 ミニデイ 会 食 会 サロン 趣 味 の 活 動 講 演 会 など 小 学 校 ふれあいデイサービス 高 齢 者 音 楽 療 法 推 進 事 業 活 動 支 援 かわさきシニア 応 援 サイト 情 報 いきいきセンター 場 資 金 シニア 向 け 情 報 誌 など いこいの 家 など ふれあい 活 動 など 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 地 域 支 援 事 業 は 介 護 保 険 制 度 の 枠 組 みの 中 に 位 置 付 けられており 大 き く 分 けて1 介 護 予 防 事 業 ( 平 成 28 年 度 からは 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 総 合 事 業 )) 2 包 括 的 支 援 事 業 3 任 意 事 業 の 3 つの 事 業 で 構 成 されています これらの 事 業 は 要 介 護 要 支 援 状 態 となることを 予 防 する とともに 要 介 護 状 態 となった 場 合 にも 可 能 な 限 り 地 域 において 自 立 し た 日 常 生 活 を 営 むことができるよう 支 援 することを 目 的 としています かわさきいきいき 長 寿 プラン -50-

59 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 新 たな 介 護 予 防 体 制 の 実 現 今 回 の 介 護 保 険 制 度 の 改 正 では 地 域 支 援 事 業 の 中 に 新 たに 総 合 事 業 が 創 設 されました 第 5 期 計 画 までは 要 支 援 者 の 通 所 介 護 と 訪 問 介 護 は 予 防 給 付 としてサービスを 提 供 していましたが 第 6 期 計 画 では 地 域 支 援 事 業 の 総 合 事 業 の 中 で 新 たなサービスとして 実 施 されることに なります これは 単 にサービス 提 供 の 枠 組 みが 変 わるということではなく 専 門 職 によるサービスが 必 要 な 方 には 専 門 的 サービスを 確 保 しつつ 更 に 地 域 の 社 会 資 源 等 を 活 用 して 民 間 事 業 者 や NPO ボランティア 協 同 組 合 などの 多 様 な 主 体 によるサービスの 提 供 を 充 実 させることで 様 々なニー ズに 対 応 することを 目 的 としています また これからの 介 護 予 防 は 運 動 機 能 の 向 上 や 栄 養 改 善 といった 心 身 機 能 の 改 善 だけを 目 的 とするのではなく 地 域 における 活 動 や 社 会 参 加 といった 高 齢 者 を 取 り 巻 く 環 境 へのアプローチにも 力 を 入 れ 地 域 の 中 に 居 場 所 や 役 割 をつくり 人 と 人 とのつながりの 中 で 住 民 同 士 が 支 えあうコミュニティを 形 成 し 結 果 として 介 護 予 防 につながるよう な 地 域 づくり 型 の 介 護 予 防 が 求 められます 1 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の 概 要 総 合 事 業 は 訪 問 型 通 所 型 サービス 等 の 介 護 予 防 生 活 支 援 サービ ス 事 業 ( 以 下 サービス 事 業 といいます )と 普 及 啓 発 や 活 動 支 援 等 を 内 容 とする 一 般 介 護 予 防 事 業 から 構 成 されます 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 新 たな 総 合 事 業 )の 構 成 ( 厚 生 労 働 省 ガイドラインから) 訪 問 型 サービス ( 第 1 号 訪 問 事 業 ) 現 行 の 訪 問 介 護 相 当 多 様 な サービス 1 訪 問 介 護 2 訪 問 型 サービスA( 緩 和 した 基 準 によるサービス) 3 訪 問 型 サービスB( 住 民 主 体 による 支 援 ) 4 訪 問 型 サービスC( 短 期 集 中 予 防 サービス) 5 訪 問 型 サービスD( 移 動 支 援 ) 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 新 しい 総 合 事 業 ) 介 護 予 防 生 活 支 援 サー ビス 事 業 ( 従 来 の 要 支 援 者 ) 要 支 援 認 定 を 受 け た 者 ( 要 支 援 者 ) 基 本 チェックリス ト 該 当 者 ( 介 護 予 防 生 活 支 援 サービ ス 事 業 対 象 者 ) 通 所 型 サービス ( 第 1 号 通 所 事 業 ) 現 行 の 通 所 介 護 相 当 多 様 な サービス その 他 の 生 活 支 援 サービス ( 第 1 号 生 活 支 援 事 業 ) 介 護 予 防 ケアマネジメント ( 第 1 号 介 護 予 防 支 援 事 業 ) 1 通 所 介 護 2 通 所 型 サービスA( 緩 和 した 基 準 によるサービス) 3 通 所 型 サービスB( 住 民 主 体 による 支 援 ) 4 通 所 型 サービスC( 短 期 集 中 予 防 サービス) 1 栄 養 改 善 を 目 的 とした 配 食 2 住 民 ボランティア 等 が 行 う 見 守 り 3 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービスに 準 じる 自 立 支 援 に 資 する 生 活 支 援 ( 訪 問 型 サービ ス 通 所 型 サービスの 一 体 的 提 供 等 ) 上 記 はサービスの 典 型 例 として 示 しているもの 市 町 村 はこの 例 を 踏 まえて 地 域 の 実 情 に 応 じた サービス 内 容 を 検 討 する 一 般 介 護 予 防 事 業 第 1 号 被 保 険 者 の 全 ての 者 その 支 援 のための 活 動 に 関 わる 者 1 介 護 予 防 把 握 事 業 2 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 3 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 4 一 般 介 護 予 防 事 業 評 価 事 業 5 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 -51- かわさきいきいき 長 寿 プラン

60 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 2 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 への 段 階 的 な 移 行 ( 実 施 時 期 ) 総 合 事 業 の 実 施 については 平 成 27 年 4 月 1 日 施 行 となっていますが 円 滑 な 移 行 のための 準 備 期 間 が 必 要 なこと 等 を 踏 まえ その 実 施 を 平 成 29 年 4 月 1 日 まで 猶 予 することが 認 められています 実 施 に 当 たっては 地 域 における 均 一 なサービス 提 供 体 制 を 構 築 してい くため 介 護 事 業 所 や NPO など 多 様 な 提 供 体 制 による 受 け 皿 を 確 保 して いくとともに 住 民 主 体 による 生 活 支 援 サービスの 充 実 を 図 り 高 齢 者 の 社 会 参 加 を 推 進 していく 必 要 があります このようなことから 本 市 では 多 様 なサービスの 基 準 の 作 成 やサービス 単 価 利 用 料 の 設 定 等 の 準 備 移 行 に 一 定 の 期 間 を 設 け 平 成 28 年 4 月 から 事 業 開 始 します ( 平 成 27 年 度 は 現 行 の 介 護 予 防 事 業 を 一 部 変 更 して 実 施 します 詳 細 は 下 記 参 照 ) 本 市 における 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 への 段 階 的 な 移 行 のイメージ 制 度 改 度 正 改 正 総 合 事 業 への 移 行 平 成 27 年 度 28 年 度 29 年 度 30 年 度 現 行 の 介 護 予 防 事 業 二 次 予 防 事 業 二 次 予 防 事 業 対 象 者 把 握 事 業 通 所 型 複 合 プログラム 事 業 一 次 予 防 事 業 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 ( いこい 元 気 広 場 事 業 ) 介 護 予 防 グループ 支 援 事 業 介 護 予 防 指 導 育 成 事 業 総 合 事 業 開 始 総 合 事 業 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 多 様 なサービスについ 事 業 推 進 ては 段 階 的 に 整 備 一 般 介 護 予 防 事 業 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 ( いこい 元 気 広 場 事 業 ) 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 総 合 事 業 平 成 27 年 度 においては 現 行 の 介 護 予 防 事 業 を 一 部 変 更 して 実 施 します 二 次 予 防 事 業 では 平 成 26 年 度 まで 実 施 していた 運 動 器 機 能 向 上 栄 養 改 善 口 腔 機 能 向 上 のそれぞれのプログラムを 通 所 型 複 合 プログラム 事 業 ( ) として 一 体 的 にする ことで より 効 果 的 な 介 護 予 防 事 業 を 実 施 します 一 次 予 防 事 業 では 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 いこい 元 気 広 場 事 業 介 護 予 防 グループ 支 援 事 業 介 護 予 防 指 導 育 成 事 業 を 引 き 続 き 実 施 します 3 対 象 者 サービス 事 業 の 対 象 者 は 介 護 保 険 制 度 改 正 前 の 要 支 援 者 に 相 当 す る 次 の 状 態 等 の 方 です 要 支 援 認 定 を 受 けた 方 基 本 チェックリスト 該 当 者 かわさきいきいき 長 寿 プラン -52-

61 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 一 般 介 護 予 防 事 業 の 対 象 者 は 第 1 号 被 保 険 者 の 全 ての 方 及 びその 支 援 のための 活 動 に 関 わる 方 です 対 象 者 ( 厚 生 労 働 省 ガイドラインから) 要 支 援 認 定 要 支 援 者 従 来 の 要 支 援 者 基 本 チェックリストで 判 断 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 対 象 者 一 般 高 齢 者 等 地 域 包 括 支 援 センターが 介 護 予 防 ケアマネジメントを 実 施 介 護 予 防 給 付 訪 問 看 護 福 祉 用 具 等 全 国 一 律 の 人 員 基 準 運 営 基 準 総 合 事 業 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 1 訪 問 型 通 所 型 サービス 2その 他 の 生 活 支 援 サービス( 栄 養 改 善 を 目 的 とした 配 食 定 期 的 な 安 否 確 認 緊 急 時 の 対 応 等 ) 事 業 内 容 は 市 町 村 の 裁 量 を 拡 大 柔 軟 な 人 員 基 準 運 営 基 準 一 般 介 護 予 防 事 業 ( 要 支 援 者 等 も 参 加 できる 住 民 運 営 の 通 いの 場 の 充 実 等 全 ての 高 齢 者 が 対 象 ) 4 基 本 チェックリスト( 本 市 では 暮 らしの 元 気 度 チェック )の 活 用 方 法 平 成 28 年 度 の 総 合 事 業 への 移 行 に 合 わせて 従 来 65 歳 以 上 の 高 齢 者 に 配 付 していた 暮 らしの 元 気 度 チェック については 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターなどの 相 談 窓 口 で その 方 に 必 要 なサービスを 総 合 事 業 で 利 用 できるよう 本 人 の 状 況 を 確 認 するツールとして 活 用 します 介 護 サービスの 利 用 の 手 続 き( 厚 生 労 働 省 ガイドラインから) 利 用 者 明 らかに 要 介 護 1 以 上 と 判 断 できる 場 合 介 護 予 防 訪 問 看 護 等 の 利 用 が 必 要 な 場 合 要 介 護 認 定 申 請 認 定 調 査 医 師 の 意 見 書 要 介 護 認 定 要 介 護 1 ~ 要 介 護 5 市 町 村 チ の ェ 窓 ッ 口 ク に リ 相 ス 談 ト 要 支 援 1 予 防 給 付 を 利 用 要 支 援 2 居 宅 サ ー ビ ス 計 画 介 サ 護 ー 予 ビ 防 ス 計 画 施 設 サービス 特 別 養 護 老 人 ホーム 介 護 老 人 保 健 施 設 介 護 療 養 型 医 療 施 設 居 宅 サービス 訪 問 介 護 訪 問 看 護 通 所 介 護 短 期 入 所 など 地 域 密 着 型 サービス 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 夜 間 対 応 型 訪 問 介 護 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 など 介 護 予 防 サービス 介 護 予 防 訪 問 看 護 介 護 予 防 通 所 リハビリ 介 護 予 防 居 宅 療 養 管 理 指 導 など 地 域 密 着 型 介 護 予 防 サービス 介 護 予 防 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 介 護 予 防 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 など 介 護 給 付 予 防 給 付 サービス 事 業 対 象 者 事 業 のみ 利 用 非 該 当 明 らかに 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 対 象 外 と 判 断 できる 場 合 (サービス 事 業 対 象 者 ) ケ 介 ア 護 マ 予 ネ 防 ジ メ ン ト 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービス 生 活 支 援 サービス 一 般 介 護 予 防 事 業 ( 全 ての 高 齢 者 が 利 用 可 ) 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 など 総 合 事 業 -53- かわさきいきいき 長 寿 プラン

62 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 5 一 般 介 護 予 防 事 業 ( 事 業 内 容 ) 一 般 介 護 予 防 事 業 は 市 町 村 の 独 自 財 源 で 行 う 事 業 や 地 域 の 互 助 民 間 サービスとの 役 割 分 担 を 踏 まえつつ 介 護 予 防 の 理 念 の 徹 底 の 観 点 から 元 気 高 齢 者 とこれまでの 二 次 予 防 事 業 対 象 者 (いわゆる 虚 弱 な 高 齢 者 )を 分 け 隔 てることなく 住 民 運 営 の 通 いの 場 を 充 実 させ 人 と 人 とのつながりを 通 じて 参 加 者 や 通 いの 場 が 継 続 的 に 拡 大 してい くような 地 域 づくりを 推 進 します この 事 業 は 介 護 予 防 把 握 事 業 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 一 般 介 護 予 防 事 業 評 価 事 業 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 から 構 成 され 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センター 委 託 事 業 者 などが 取 組 を 進 めていきます これらの 事 業 を 通 じて 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センター 等 が 民 間 企 業 や NPO などの 多 様 な 主 体 と 協 力 し 地 域 福 祉 や 保 健 に 関 する 地 域 全 体 の 課 題 を 住 民 と 共 有 するとともに 生 活 支 援 の 担 い 手 や 地 域 の 支 え 手 の 発 掘 支 援 を 行 い 住 民 主 体 の 活 動 により 地 域 で 支 え 合 える 体 制 を 推 進 します 一 般 介 護 予 防 事 業 の 内 容 ( 厚 生 労 働 省 ガイドラインから) 事 業 介 護 予 防 把 握 事 業 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 一 般 介 護 予 防 事 業 評 価 事 業 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 内 容 地 域 の 実 情 に 応 じて 収 集 した 情 報 等 の 活 用 により 閉 じこも り 等 の 何 らかの 支 援 を 要 する 方 を 把 握 し 介 護 予 防 活 動 へつ なげます 介 護 予 防 活 動 の 普 及 啓 発 を 行 います 地 域 における 住 民 主 体 の 介 護 予 防 活 動 の 育 成 支 援 を 行 います 介 護 保 険 事 業 計 画 に 定 める 目 標 値 の 達 成 状 況 等 を 検 証 し 一 般 介 護 予 防 事 業 の 評 価 を 行 います 地 域 における 介 護 予 防 の 取 組 を 機 能 強 化 するため 通 所 訪 問 地 域 ケア 会 議 サービス 担 当 者 会 議 住 民 運 営 の 通 いの 場 等 へのリハビリ 専 門 職 等 による 助 言 等 を 実 施 します 介 護 予 防 把 握 事 業 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センター 等 で 様 々な 相 談 場 面 や 地 域 活 動 を 通 じて 対 象 者 を 把 握 し 介 護 予 防 活 動 へつなげます 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 各 区 の 事 業 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センター 等 において 介 護 予 防 に 向 けた 知 識 の 普 及 とともに セルフケア 意 識 の 醸 成 や 身 近 な 地 域 における 新 たな 互 助 の 体 制 の 推 進 等 について 啓 発 します かわさきいきいき 長 寿 プラン -54-

63 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 いこい 元 気 広 場 事 業 市 内 48 か 所 のいこいの 家 で 毎 週 1 回 転 ばない 体 づくりのための 体 操 や 介 護 予 防 健 康 づくりに 関 するミニ 講 座 等 を 行 います 参 加 者 が 外 出 や 運 動 等 の 習 慣 を 身 に 付 けるとともに 地 域 で 活 動 する 団 体 等 と 連 携 を 図 り 参 加 修 了 後 も 地 域 の 中 で 社 会 参 加 や 活 動 への 参 加 等 を 含 め 継 続 して 介 護 予 防 に 取 り 組 めるよう 支 援 します そのために 市 で 養 成 し た 介 護 予 防 いきいきリーダー やボランティア 等 介 護 予 防 の 知 識 や 地 域 で 活 動 実 績 のある 市 民 が 参 加 した 効 果 的 な 事 業 運 営 について 検 討 します 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 介 護 予 防 に 資 する 住 民 主 体 の 通 いの 場 を 充 実 するために 介 護 予 防 に 関 するボランティアや 地 域 活 動 のリーダーとなる 市 民 など 地 域 の 支 え 手 や 生 活 支 援 の 担 い 手 の 発 掘 育 成 を 図 るとともに 新 たな 活 動 グループの 立 ち 上 げや 活 動 の 継 続 地 域 展 開 のための 助 言 や 支 援 など 地 域 で 支 えあう 仲 間 作 りや 地 域 づくりを 推 進 します 一 般 介 護 予 防 事 業 評 価 事 業 一 般 介 護 予 防 事 業 の 達 成 状 況 等 の 検 証 を 通 じて 一 般 介 護 予 防 事 業 の 評 価 を 行 い その 結 果 に 基 づき 事 業 の 実 施 方 法 等 の 改 善 を 図 ります 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 現 在 整 備 を 進 めている 地 域 リハビリテーションセンター との 連 携 も 含 め 第 6 期 計 画 期 間 の 中 で 検 討 します 6 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 サービス 事 業 は 要 支 援 者 等 の 多 様 な 生 活 支 援 のニーズに 対 応 するため 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 のサービスに 加 え 住 民 主 体 の 支 援 等 も 含 め 多 様 なサービスを 制 度 ( 総 合 事 業 )の 対 象 とします この 事 業 は 訪 問 型 サービス( 第 1 号 訪 問 事 業 ) 通 所 型 サービ ス( 第 1 号 通 所 事 業 ) その 他 の 生 活 支 援 サービス( 第 1 号 生 活 支 援 事 業 ) 及 び 介 護 予 防 ケアマネジメント( 第 1 号 介 護 予 防 支 援 事 業 ) から 構 成 されます ( 第 6 期 計 画 期 間 中 において 実 施 します ) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 内 容 ( 厚 生 労 働 省 ガイドラインから) 事 業 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービス その 他 の 生 活 支 援 サービス 介 護 予 防 ケアマネジメント 内 容 要 支 援 者 等 に 対 し 掃 除 洗 濯 等 の 日 常 生 活 上 の 支 援 を 提 供 し ます 要 支 援 者 等 に 対 し 機 能 訓 練 や 集 いの 場 など 日 常 生 活 上 の 支 援 を 提 供 します 要 支 援 者 等 に 対 し 栄 養 改 善 を 目 的 とした 配 食 やひとり 暮 らし 高 齢 者 等 への 見 守 りを 提 供 します 要 支 援 者 等 に 対 し 総 合 事 業 によるサービス 等 が 適 切 に 提 供 で きるようケアマネジメントします -55- かわさきいきいき 長 寿 プラン

64 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 訪 問 型 サービス 訪 問 型 サービスは 現 行 ( 介 護 予 防 給 付 )の 訪 問 介 護 に 相 当 するもの と それ 以 外 の 多 様 なサービスから 構 成 されます 多 様 なサービスについては 雇 用 労 働 者 等 が 行 う 緩 和 した 基 準 による サービスと 住 民 主 体 による 支 援 保 健 医 療 の 専 門 職 が 短 期 集 中 で 行 うサービス 移 動 支 援 を 想 定 しています ( 第 6 期 計 画 期 間 中 に サービスを 段 階 的 に 整 備 します ) 訪 問 型 サービス 一 覧 ( 厚 生 労 働 省 ガイドラインから) 基 準 現 行 の 訪 問 介 護 相 当 多 様 なサービス サービス 種 別 サービス 内 容 対 象 者 と サービス 提 供 の 考 え 方 1 訪 問 介 護 訪 問 介 護 員 による 身 体 介 護 生 活 援 助 既 にサービスを 利 用 しているケースで サービスの 利 用 の 継 続 が 必 要 なケース 以 下 のような 訪 問 介 護 員 によるサービス が 必 要 なケース ( 例 ) 認 知 機 能 の 低 下 により 日 常 生 活 に 支 障 がある 症 状 行 動 を 伴 う 者 退 院 直 後 で 状 態 が 変 化 しやすく 専 門 的 サービス が 特 に 必 要 な 者 等 状 態 等 を 踏 まえながら 多 様 なサービスの 利 用 を 2 訪 問 型 サービス A 3 訪 問 型 サービス B 4 訪 問 型 サービス C 5 訪 問 型 サービス D ( 緩 和 した 基 準 による ( 住 民 主 体 による 支 ( 短 期 集 中 予 防 サー ( 移 動 支 援 ) サービス) 援 ) ビス) 生 活 援 助 等 住 民 主 体 の 自 主 活 動 として 行 う 生 活 援 助 等 状 態 等 を 踏 まえながら 住 民 主 体 による 支 援 等 多 様 なサービス の 利 用 を 促 進 保 健 師 等 による 居 宅 での 相 談 指 導 等 体 力 の 改 善 に 向 け た 支 援 が 必 要 な ケース ADL や IADL の 改 善 に 向 けた 支 援 が 必 要 なケース 3~6 ヶ 月 の 短 期 間 で 行 う 促 進 していくことが 重 要 実 施 方 法 事 業 者 指 定 事 業 者 指 定 / 委 託 補 助 ( 助 成 ) 直 接 実 施 / 委 託 基 準 予 防 給 付 の 基 準 を 基 本 人 員 等 を 緩 和 した 基 準 サービス 提 供 者 ( 例 ) 個 人 情 報 の 保 護 等 の 最 低 限 の 基 準 訪 問 介 護 員 ( 訪 問 介 護 事 業 者 ) 主 に 雇 用 労 働 者 ボランティア 主 体 内 容 に 応 じた 独 自 の 基 準 保 険 医 療 の 専 門 職 ( 市 町 村 ) 移 送 前 後 の 生 活 支 援 訪 問 型 サービス B に 準 じる 通 所 型 サービス 通 所 型 サービスは 現 行 ( 介 護 予 防 給 付 )の 通 所 介 護 に 相 当 するもの と それ 以 外 の 多 様 なサービスから 構 成 されます 多 様 なサービスについては 雇 用 労 働 者 等 が 行 う 緩 和 した 基 準 による サービスと 住 民 主 体 による 支 援 保 健 医 療 の 専 門 職 が 短 期 集 中 で 行 うサービスを 想 定 しています ( 第 6 期 計 画 期 間 中 に サービスを 段 階 的 に 整 備 します ) 通 所 型 サービス 一 覧 ( 厚 生 労 働 省 ガイドラインから) 基 準 現 行 の 通 所 介 護 相 当 多 様 なサービス サービス 種 別 サービス 内 容 対 象 者 と サービス 提 供 の 考 え 方 1 通 所 介 護 通 所 介 護 と 同 様 のサービス 生 活 機 能 の 向 上 のための 機 能 訓 練 既 にサービスを 利 用 しており サービスの 利 用 の 継 続 が 必 要 なケース 多 様 なサービス の 利 用 が 難 しいケース 集 中 的 に 生 活 機 能 の 向 上 のトレーニングを 行 うことで 改 善 維 持 が 見 込 まれるケース 状 態 等 を 踏 まえながら 多 様 なサービスの 利 用 を 促 進 していくことが 重 要 2 通 所 型 サービス A 3 通 所 型 サービス B ( 緩 和 した 基 準 によるサービス) ( 住 民 主 体 による 支 援 ) ミニデイサービス 運 動 レクリエーション 等 状 態 等 を 踏 まえながら 住 民 主 体 による 支 援 等 多 様 なサービス の 利 用 を 促 進 4 通 所 型 サービス C ( 短 期 集 中 予 防 サービス) 生 活 機 能 を 改 善 するための 体 操 運 動 等 の 活 動 など 運 動 器 の 機 能 向 上 や 栄 養 改 自 主 的 な 通 いの 場 善 等 のプログラム ADL や IADL の 改 善 に 向 け た 支 援 が 必 要 なケース 等 3~6 ヶ 月 の 短 期 間 で 実 施 実 施 方 法 事 業 者 指 定 事 業 者 指 定 / 委 託 補 助 ( 助 成 ) 直 接 実 施 / 委 託 基 準 予 防 給 付 の 基 準 を 基 本 人 員 等 を 緩 和 した 基 準 サービス 提 供 者 ( 例 ) 通 所 介 護 事 業 者 の 従 事 者 主 に 雇 用 労 働 者 +ボランティア 個 人 情 報 の 保 護 等 の 最 低 限 の 基 準 ボランティア 主 体 内 容 に 応 じた 独 自 の 基 準 保 険 医 療 の 専 門 職 ( 市 町 村 ) かわさきいきいき 長 寿 プラン -56-

65 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 高 齢 者 の 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 体 制 整 備 のため 国 が 示 す 生 活 支 援 コーディネーター( 地 域 支 え 合 い 推 進 員 ) や 協 議 体 につい ても 第 6 期 計 画 期 間 中 に 検 討 します 7その 他 の 介 護 予 防 事 業 民 間 企 業 や NPO をはじめとする 様 々な 社 会 資 源 や 地 域 のニーズを 把 握 する 中 で 事 業 を 実 施 します ふれあいデイセントー 事 業 公 衆 浴 場 において 介 護 予 防 の 観 点 から 入 浴 を 含 めたデイサービス を 受 けられるよう 地 域 のボランティア 団 体 が 公 衆 浴 場 を 使 用 したミ ニデイサービスを 実 施 しようとする 際 に 活 動 の 場 として 公 衆 浴 場 を 提 供 し 外 出 機 会 の 確 保 地 域 等 の 交 流 を 図 ることを 目 的 に 事 業 を 実 施 します ふれあいデイセントー 事 業 ふれあいデイセントー 入 浴 サービス 健 康 チェック 食 事 サービス レクリエーション 手 芸 工 作 健 康 体 操 転 倒 予 防 デイセントー 運 営 委 員 会 事 務 局 : 浴 場 主 調 整 : 川 崎 市 社 会 福 祉 協 議 会 委 員 : 川 崎 市 看 護 協 会 各 ボランティア 団 体 ボランティア 団 体 ボランティア 団 体 ボランティア 団 体 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 や 介 護 保 険 制 度 改 正 を 参 考 にし 見 直 しを 検 討 します 小 学 校 ふれあいデイサービス 事 業 学 校 施 設 を 改 修 したデイサービスセンターで 健 康 づくりや 子 どもた ちとの 交 流 を 図 ることで 介 護 予 防 の 推 進 に 努 めます また 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 で 作 成 した 介 護 予 防 かわさき 体 操 の 普 及 も 進 めます 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 実 施 5 施 設 5 施 設 施 設 数 事 業 継 続 延 利 用 23,684 人 24,000 人 者 数 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです -57- かわさきいきいき 長 寿 プラン

66 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 小 学 校 ふれあいデイサービス 事 業 小 学 校 ふれあいデイサービス 世 代 間 交 流 学 校 行 事 に 参 加 生 徒 と 一 緒 に 給 食 合 同 レクリエーション 健 康 づくり 健 康 体 操 送 迎 サービス 食 事 サービス 健 康 講 座 レクリエーション 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 や 介 護 保 険 制 度 改 正 を 参 考 にし 見 直 しを 検 討 します 高 齢 者 音 楽 療 法 推 進 事 業 心 身 の 機 能 維 持 回 復 を 図 り 高 齢 者 が 健 康 で 活 動 的 な 生 活 を 送 れる よう 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 の 入 所 者 や 通 所 利 用 者 に 対 して 定 期 的 に 楽 器 の 演 奏 などの 音 楽 療 法 を 実 施 します 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 実 施 事 業 継 続 施 設 数 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じた 見 直 しを 検 討 します わたしの 町 のすこやか 活 動 支 援 事 業 平 成 12 年 度 から 小 地 域 において 閉 じこもり 予 防 や 健 康 づくり 寝 たきり 認 知 症 予 防 の 活 動 を 推 進 するため 自 主 活 動 グループと 地 域 の 町 内 会 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 老 人 クラブ 地 域 包 括 支 援 センター 等 が 連 携 した わたしの 町 のすこやか 活 動 地 域 推 進 委 員 会 に 対 し 普 及 啓 発 や 連 携 にかかる 活 動 費 の 一 部 を 補 助 し そ の 活 動 の 拡 充 を 支 援 することで 地 域 における 見 守 りネットワークの 推 進 を 図 ってきました 本 事 業 については 当 初 の 役 割 は 概 ね 達 成 したため 見 直 しを 行 い 平 成 28 年 度 からは 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 など 地 域 支 援 事 業 の 中 で 活 動 を 支 援 することとします 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 実 施 地 域 数 35 団 体 36 団 体 参 加 延 人 数 98,003 人 100,800 人 補 助 金 額 中 学 校 区 30 万 円 30 万 円 小 学 校 区 20 万 円 20 万 円 地 域 支 援 事 業 に 向 けた 取 組 地 域 支 援 事 業 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです かわさきいきいき 長 寿 プラン -58-

67 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 介 護 予 防 の 普 及 啓 発 1 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 の 推 進 いきがい 健 康 づくりや 介 護 予 防 など 高 齢 者 が 地 域 でいつまでも 元 気 でいきいきと 暮 らせるための 取 組 を 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 と 位 置 付 けて 地 域 全 体 で 進 めます この 大 作 戦 を 推 進 していく いきいきリーダー の 養 成 講 座 を 開 催 する とともに いきいきリーダーは 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 を 地 域 で 広 めていくために ともに 活 動 しているグループメンバー 等 へ 介 護 予 防 の 重 要 性 などを 伝 えて リーダーとともに 大 作 戦 を 推 進 していく 仲 間 を 増 やします いきいきリーダー 養 成 講 座 には 健 康 づくり 介 護 予 防 を テーマとして 活 動 している 団 体 をはじめ 幅 広 く 参 加 を 促 します また 介 護 予 防 かわさき 体 操 の DVD CD の 配 付 啓 発 イベントの 実 施 に よる 広 報 などにより 介 護 予 防 の 重 要 性 について 広 く 周 知 を 図 ります この 大 作 戦 の 取 組 を 広 げていくことにより 地 域 における 見 守 り 支 え 合 い 助 け 合 いなどのコミュニティづくりをめざします 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 いきいきリーダー の 養 成 79 人 100 人 事 業 継 続 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 の 概 要 市 民 意 識 の 醸 成 活 動 発 表 交 流 会 啓 発 イベント パンフレット チラ シの 配 布 協 力 団 体 によるス テッカー 表 示 FMかわさきによる 広 報 活 動 団 体 紹 介 誌 の 配 布 閉 じこもり 高 齢 者 健 康 づくり 食 生 活 推 進 員 運 動 普 及 推 進 員 要 支 援 要 介 護 高 齢 者 見 守 り 支 え 合 い 助 け 合 いのコミュニティの 形 成 大 作 戦 参 加 者 ひとり 暮 らし 高 齢 者 いきいき リーダー 認 知 症 高 齢 者 うつ 高 齢 者 介 護 予 防 公 園 体 操 ウォーキング ふれあい 活 動 活 動 用 グッズの 配 付 介 護 予 防 かわさき 体 操 DVD CDの 配 付 各 種 啓 発 グッズの 配 付 活 動 ハンドブックの 配 付 街 頭 キャンペーン 場 の 提 供 いこいの 家 の 夜 間 休 日 開 放 による 活 動 場 所 の 提 供 特 別 養 護 老 人 ホーム の 地 域 交 流 スペー スの 活 用 活 動 の 場 所 ガイド の 配 布 いきがいづくり 老 人 クラブ シルバー 人 材 センター 趣 味 サークル 地 域 組 織 との 連 携 町 内 会 自 治 会 との 連 携 民 生 委 員 児 童 委 員 と の 連 携 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 との 連 携 協 力 団 体 との 連 携 表 彰 など -59- かわさきいきいき 長 寿 プラン

68 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 を 展 開 していく 上 で マスコット キャラクターの 長 寿 郎 を 活 用 し 普 及 啓 発 を 図 っていま す 頭 部 は 川 崎 で 発 見 された 梨 長 十 郎 をモチーフにしてい ます 長 十 郎 は 病 気 に 強 く 日 持 ちのする 品 種 といわれ ています 生 年 明 治 26 年 生 まれ 出 身 地 大 師 河 原 村 ( 現 在 の 川 崎 市 川 崎 区 ) 趣 味 カラオケ 好 きな 歌 上 を 向 いて 歩 こう 好 きですかわさき 愛 の 街 2すこやか 福 寿 手 帳 すこやか 福 寿 手 帳 は すこやか 手 帳 ( 介 護 予 防 手 帳 ) と 福 寿 手 帳 で 構 成 されており 65 歳 以 上 の 市 民 を 対 象 に 配 付 します すこやか 手 帳 ( 介 護 予 防 手 帳 ) の 部 分 では 介 護 予 防 に 関 する 様 々 な 情 報 を 提 供 し 介 護 予 防 の 重 要 性 を 周 知 するとともに 日 常 の 健 康 状 態 を 記 録 することで 日 ごろの 健 康 管 理 を 促 します 今 後 は セルフケア( 自 己 管 理 ) 意 識 の 醸 成 のため 効 果 的 な 活 用 方 法 を 検 討 します また 福 寿 手 帳 の 部 分 は 高 齢 者 のための 相 談 窓 口 や 施 設 及 び 優 待 施 設 などを 案 内 し 日 常 の 生 活 に 役 立 てるほか 救 急 隊 病 院 が 救 命 活 動 を 行 うために 必 要 な 情 報 を 記 入 することで 迅 速 かつ 適 切 な 処 置 に 役 立 て ます 3 健 康 づくり の 推 進 本 市 では 平 成 25 年 度 から 平 成 34 年 度 を 計 画 期 間 とする 川 崎 市 健 康 増 進 計 画 第 2 期 かわさき 健 康 づくり21 を 策 定 し 健 康 づくりを 推 進 しています 高 齢 になっても 元 気 にいきいきとした 暮 らしを 続 けるために は 若 い 世 代 からの 健 康 づくり 習 慣 が 重 要 です 市 民 一 人 ひとりが 主 体 的 に 健 康 づくりに 取 り 組 み いつまでも 自 分 らしく 暮 らすことができるよう 学 校 職 場 関 係 機 関 関 係 団 体 企 業 などと 連 携 を 進 め 地 域 での 健 康 づくりの 推 進 に 取 り 組 みます かわさきいきいき 長 寿 プラン -60-

69 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 かわさき 健 康 づくり21 推 進 に 向 けたイメージ 図 健 康 都 市 かわさきの 実 現 個 人 の 取 組 主 体 的 参 加 健 康 づくりの 実 践 健 康 のレベルアップ 数 値 目 標 計 画 の 推 進 評 価 地 域 社 会 の 取 組 連 携 の 推 進 健 康 づくりの 環 境 整 備 企 業 医 療 関 係 市 民 ( 住 み 働 き 学 ぶ 人 ) 医 療 保 健 福 祉 関 係 機 関 / 団 体 学 校 川 崎 市 地 域 団 体 4セルフケア( 自 己 管 理 ) 意 識 の 醸 成 と 介 護 予 防 若 いときからの 健 康 づくりをはじめ 高 齢 になっても 自 らの 健 康 に 関 心 を 持 ち 健 康 寿 命 の 延 伸 のため 自 発 的 に 予 防 的 活 動 ができるように セ ルフケア 介 護 予 防 の 普 及 啓 発 を 行 います また 介 護 が 必 要 になっても 必 要 なサービスを 利 用 しながら 自 立 した 生 活 が 送 れるよう 様 々な 機 会 を 通 じて 意 識 の 醸 成 を 図 ります また 小 地 域 における 高 齢 者 の 居 場 所 づくりなどに 若 い 世 代 が 参 加 す ること 等 を 通 じて 健 康 づくり や 介 護 予 防 の 必 要 性 や 高 齢 者 へ の 理 解 を 深 め 住 民 自 らが 自 分 の 健 康 だけでなく 周 囲 の 人 の 健 康 予 防 への 関 心 および 意 識 を 高 めることで 地 域 で 支 えあうコミュニティの 形 成 を 推 進 します 介 護 予 防 の 周 知 度 ( 一 般 高 齢 者 ) ( 平 成 25 年 度 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 から) 問 : 介 護 予 防 とは 要 介 護 状 態 にならないようにするための 取 組 ですが 知 っていますか ( 単 数 回 答 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 介 護 予 防 の 周 知 度 (n=2,522) 45.9% 44.3% 9.8% 知 っている 知 らない 無 回 答 -61- かわさきいきいき 長 寿 プラン

70 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 元 気 高 齢 者 のいきがいづくりへの 支 援 65 歳 以 上 の 高 齢 者 の 約 83%の 方 は 何 らかの 病 気 や 障 害 があっても 自 立 した 生 活 を 送 っています このような 高 齢 者 が それぞれの 能 力 や 経 験 を 活 かして 地 域 活 動 に 参 加 することにより 元 気 でいきいきと 暮 らせるよう いきがい 健 康 づくりなどに 繋 がる 取 組 を 推 進 します シニアパワーアップ 推 進 事 業 ア シニア 向 け 傾 聴 講 座 高 齢 者 のいきがいづくりと 社 会 参 加 を 地 域 で 支 援 する 人 材 の 養 成 を 目 的 として 高 齢 者 とのコミュニケーションの 手 法 の 一 つである 傾 聴 の 技 術 の 獲 得 を 目 的 としたシニア 向 け 傾 聴 講 座 を 開 催 します 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 講 座 数 1 講 座 1 講 座 受 講 者 数 24 人 23 人 事 業 推 進 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです イ 自 己 啓 発 講 演 会 地 域 社 会 において 自 身 のシニアライフの 過 ごし 方 などについて 考 え るきっかけとなるよう 自 己 啓 発 講 演 会 を 開 催 します また 実 際 の 地 域 活 動 に 関 する 情 報 提 供 を 行 い 地 域 活 動 への 参 加 を 支 援 します ウ シニア 向 けパソコン 講 座 1 身 近 な 場 所 で 2ゆっくりとしたペースで 3 反 復 的 に を 基 本 方 針 とするシニア 向 けのプログラムに 基 づき パソコン 講 座 を 開 催 します 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 講 座 数 3 講 座 3 講 座 受 講 者 数 58 人 61 人 事 業 推 進 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 老 人 クラブ 育 成 事 業 地 域 の 活 動 として 高 齢 者 が 主 体 的 に 集 まる 仲 間 づくりの 場 として 1 教 養 の 向 上 2 健 康 の 増 進 3レクリエーション 4 社 会 活 動 などの 老 人 クラブ 活 動 を 支 援 します 持 続 可 能 な 高 齢 者 施 策 の 基 本 は 地 域 住 民 の 支 え 合 いであり 老 人 ク ラブの 活 動 強 化 は 主 要 なテーマのひとつとなっています 元 気 な 高 齢 者 の 知 識 と 経 験 を 活 かしながら 地 域 の 活 性 化 を 図 り 健 全 な 老 人 クラブの 発 展 をめざします 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 老 人 クラブ 数 友 愛 チーム 数 各 年 度 4 月 1 日 時 点 です 事 業 推 進 かわさきいきいき 長 寿 プラン -62-

71 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 ア 老 人 クラブ 連 合 会 地 域 社 会 における 市 内 外 相 互 の 情 報 交 換 や 交 流 を 背 景 にした 老 人 ク ラブ 活 動 の 健 全 な 発 展 を 目 的 として 市 区 老 人 クラブ 連 合 会 への 助 成 を 行 っています 市 区 老 人 クラブ 連 合 会 では 事 業 の 企 画 立 案 研 修 会 の 実 施 など 各 老 人 クラブ 活 動 の 強 化 を 図 ります イ 老 人 クラブ 友 愛 訪 問 活 動 病 弱 やねたきり ひとり 暮 らし 等 の 高 齢 者 を 定 期 的 に 訪 問 して 生 活 援 助 や 外 出 援 助 といった 日 常 生 活 における 介 護 活 動 を 支 援 します ウ 健 康 づくり 介 護 予 防 活 動 老 人 クラブを 中 心 とした 高 齢 者 の 健 康 づくり 運 動 を 進 めるため ス ポーツ 大 会 体 操 教 室 体 力 測 定 などを 実 施 するとともに 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 で 実 施 する いきいきリーダー 養 成 講 座 への 会 員 の 参 加 も 促 します 全 国 健 康 福 祉 祭 ( 愛 称 ねんりんピック ) スポーツや 趣 味 を 通 じて 健 康 づくりに 取 り 組 んでいる 高 齢 者 が 増 え ており 地 域 の 様 々な 団 体 がシニアスポーツに 力 を 入 れています スポーツを 通 したいきがい 健 康 づくり また 社 会 参 加 を 促 進 するた めに シニアスポーツの 展 開 を 図 るとともに 市 内 で 行 われる 高 齢 者 の スポーツ 大 会 等 のほか スポーツや 文 化 活 動 を 通 じた 全 国 的 な 高 齢 者 の 交 流 の 場 である 全 国 健 康 福 祉 祭 等 への 参 加 を 支 援 します < 全 国 健 康 福 祉 祭 > 2014 年 / 第 27 回 栃 木 県 2015 年 / 第 28 回 山 口 県 2016 年 / 第 29 回 長 崎 県 2017 年 / 第 30 回 秋 田 県 敬 老 祝 事 業 長 い 間 社 会 の 発 展 に 貢 献 された 高 齢 者 に 対 して 感 謝 の 意 を 表 し そ の 長 寿 をお 祝 いすることを 目 的 として 毎 年 9 月 15 日 ( 老 人 の 日 )を 基 準 日 として 88 歳 ( 米 寿 ) 99 歳 ( 白 寿 ) 以 上 の 方 々に 川 崎 にゆ かりのある 品 々を 贈 呈 します また 平 均 寿 命 の 延 び 等 による 急 激 な 高 齢 者 人 口 の 増 加 により 社 会 状 況 が 変 化 していることを 踏 まえて 第 6 期 計 画 期 間 中 に 制 度 の 見 直 し について 検 討 を 行 います 敬 老 入 浴 事 業 高 齢 者 に 公 衆 浴 場 を 入 浴 と 集 いの 場 として 開 放 することで 心 身 の 健 康 増 進 社 会 活 動 の 促 進 を 図 ります より 多 くの 高 齢 者 にご 利 用 いただ けるよう 事 業 を 進 めます 敬 老 入 浴 敬 老 入 浴 デー; 毎 週 土 曜 日 を 半 額 で 開 放 敬 老 の 日 入 浴 デー; 老 人 週 間 のうち 3 日 間 を 無 料 開 放 -63- かわさきいきいき 長 寿 プラン

72 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 高 齢 者 外 出 支 援 乗 車 事 業 70 歳 以 上 の 方 に 社 会 活 動 への 参 加 促 進 を 目 的 として 路 線 バスを 利 用 した 外 出 を 支 援 します 当 事 業 の 通 用 区 間 は 川 崎 市 バスの 運 行 系 統 と 民 営 バス( 小 田 急 バス 神 奈 川 中 央 交 通 バス 川 崎 鶴 見 臨 港 バス 羽 田 京 急 バス 東 急 バス)の 川 崎 市 内 及 び 川 崎 市 内 に 乗 り 入 れている 運 行 系 統 ( 乗 降 のどちらかが 川 崎 市 内 に 限 る)となります 利 用 方 法 は 次 の2 通 りです (1)バスに 乗 車 する 際 に 提 示 すると 半 額 乗 車 できる 高 齢 者 特 別 乗 車 証 明 書 を 交 付 します (2) 高 齢 者 特 別 乗 車 証 明 書 をバス 営 業 所 等 で 提 示 して 1か 月 あた り 千 円 で 高 齢 者 フリーパス を 購 入 すると その 期 間 中 は 何 回 で も 乗 車 が 可 能 です 高 齢 者 フリーパスの 負 担 額 1か 月 フリーパス 3か 月 フリーパス 6か 月 フリーパス 12 か 月 フリーパス 1,000 円 3,000 円 6,000 円 12,000 円 70 歳 以 上 の 方 のうち 障 害 者 手 帳 をお 持 ちの 方 などは 申 請 時 に 高 齢 者 特 別 乗 車 証 明 書 と 必 要 書 類 を 提 示 することにより 12 か 月 有 効 の 高 齢 者 フリーパス( 福 祉 パス)の 無 料 交 付 を 受 ける ことができます 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じた 見 直 しを 検 討 します 外 国 人 高 齢 者 支 援 事 業 ア ふれあい 館 高 齢 者 生 活 相 談 事 業 公 的 サービスを 利 用 することに 不 慣 れな 在 日 外 国 人 に 対 して 介 護 保 険 関 連 相 談 ひとり 暮 らし 外 国 人 高 齢 者 の 相 談 行 政 手 続 援 助 など 住 み 慣 れた 地 域 で 生 活 していくための 様 々な 相 談 活 動 を 実 施 します イ ふれあい 館 高 齢 者 交 流 事 業 在 日 外 国 人 高 齢 者 に 対 して ボランティア 等 の 協 力 を 得 ながら 交 流 活 動 レクリエーション 会 食 等 ミニデイサービスの 実 施 などを 支 援 し ます ウ 外 国 人 高 齢 者 福 祉 手 当 本 市 に 住 民 登 録 を1 年 以 上 しており 誕 生 日 が 昭 和 4(1929) 年 8 月 15 日 以 前 の 方 に 対 して 外 国 人 高 齢 者 福 祉 の 向 上 を 図 るため 福 祉 手 当 を 支 給 します かわさきいきいき 長 寿 プラン -64-

73 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 高 齢 者 就 労 支 援 事 業 定 年 後 においても 元 気 に 健 康 で 自 立 した 生 活 を 送 られている 60 歳 以 上 の 方 が いきがいを 高 めることなどを 目 的 として シルバー 人 材 センター では 発 注 者 からの 求 めに 応 じて 臨 時 的 短 期 的 又 は 軽 易 な 業 務 の 就 業 機 会 を 提 供 しています 今 後 福 祉 サービスや 生 活 サポート 事 業 などの 多 様 な 就 労 支 援 への 更 なる 充 実 を 図 っていきます また シルバー 人 材 センター については 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 における 新 たなサービスの 担 い 手 としての 可 能 性 を 検 証 して います シルバー 人 材 センター 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 会 員 数 6,165 人 7,500 人 受 注 件 数 8,412 件 8,900 件 事 業 推 進 一 人 月 平 均 10.5 日 10.0 日 就 業 日 数 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 計 画 値 です 今 後 の 就 労 意 欲 ( 一 般 高 齢 者 ) ( 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 から( 再 掲 )) 問 :あなたは 今 後 収 入 が 伴 う 仕 事 をしたい( 続 けたい)と 思 いますか ( 単 数 回 答 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 平 成 22 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,835 人 ) 25.5% 21.2% 45.1% 8.3% 平 成 25 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,522 人 ) 23.9% 22.8% 44.3% 9.0% 仕 事 をしたい( 続 けたい) 都 合 のつく 時 のみ 仕 事 をしたい( 続 けたい) 仕 事 をしたくない 無 回 答 -65- かわさきいきいき 長 寿 プラン

74 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 地 域 活 動 団 体 への 支 援 平 成 25 年 度 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 において 地 域 活 動 をする 際 に 市 に 対 して 望 まれる 援 助 策 の 質 問 に 対 し 情 報 場 資 金 に 関 す る 援 助 の 回 答 が 多 くありました このような 中 活 動 団 体 に 関 する 実 態 把 握 や 活 動 する 際 に 利 用 できる 場 所 の 調 査 を 実 施 するとともに 情 報 提 供 場 の 確 保 資 金 援 助 などにより 地 域 活 動 がより 活 発 に 行 われるよう 活 動 支 援 を 実 施 します なお 高 齢 者 へのボランティア 活 動 に 対 する 支 援 については 今 後 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 等 で 取 り 組 みます 1 活 動 団 体 場 所 の 実 態 把 握 活 動 団 体 場 所 実 態 把 握 調 査 事 業 市 内 において いきがい 健 康 づくり 介 護 予 防 などの 活 動 を 行 って いる 団 体 を 把 握 するための 調 査 を 実 施 します また 市 民 活 動 団 体 が 介 護 予 防 等 の 取 組 を 行 う 際 に 活 動 場 所 として 利 用 できる 市 内 の 施 設 を 調 査 します これらの 調 査 結 果 を 市 民 活 動 団 体 に 情 報 提 供 することにより 活 動 の 活 性 化 が 図 れるよう 支 援 します 2 情 報 場 資 金 による 活 動 支 援 情 報 による 活 動 支 援 地 域 で 活 動 しているシニアの 情 報 等 を 掲 載 した 楽 笑 を 発 行 します また シニアの 方 が 地 域 で 活 動 したいと 思 ったときの 手 引 書 となるよう な 小 冊 子 を 発 行 します 場 による 活 動 支 援 高 齢 者 が 教 養 レクリエーションの 向 上 健 康 の 増 進 などのために 活 用 する 公 の 施 設 として いきいきセンター( 老 人 福 祉 センター) い こいの 家 ( 老 人 いこいの 家 )を 設 置 しています いきいきセンターにつ いては 各 区 に いこいの 家 については 原 則 として 中 学 校 区 に1か 所 を 基 本 として 整 備 しています これらの 施 設 の 管 理 運 営 については 平 成 18 年 度 から 指 定 管 理 者 制 度 により 民 間 団 体 等 の 有 するノウハウを 活 用 して 効 果 的 効 率 的 な 管 理 運 営 によるサービス 向 上 を 図 ってきましたが 地 域 包 括 ケアシ ステムの 構 築 に 向 けて 生 活 支 援 介 護 予 防 の 地 域 拠 点 として 更 なる 機 能 強 化 をめざします また これらの 施 設 以 外 にも 特 別 養 護 老 人 ホームの 地 域 交 流 スペー ス 等 の 活 用 方 法 を 検 討 します かわさきいきいき 長 寿 プラン -66-

75 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 ア いきいきセンターの 運 営 ( 市 内 7か 所 ) 高 齢 者 の 健 康 や 生 活 など 各 種 の 相 談 に 応 じるとともに 教 養 の 向 上 や レクリエーション 活 動 を 行 う 場 として 運 営 します また 各 施 設 にイン ターネットが 利 用 できる 環 境 を 整 備 しています 川 崎 区 と 高 津 区 については 老 人 福 祉 地 域 交 流 センター として 老 人 福 祉 センター 事 業 を 実 施 するとともに 老 人 福 祉 センター 事 業 を 実 施 していない 時 間 帯 を 活 用 し 市 民 相 互 の 交 流 の 場 を 提 供 する 地 域 交 流 センター 事 業 を 併 せて 実 施 します イ いこいの 家 の 運 営 ( 市 内 48 か 所 ) 地 域 の 健 康 な 高 齢 者 のふれあいや いきがいの 場 としての 機 能 に 加 え 虚 弱 な 高 齢 者 を 地 域 で 支 え 合 い 助 け 合 っていくための 福 祉 活 動 や 介 護 予 防 の 拠 点 機 能 を 併 せ 持 つ 施 設 として 運 営 しています また いこいの 家 では 通 常 の 開 館 時 間 以 外 の 夜 間 休 日 においても 市 民 活 動 に 対 して 施 設 を 開 放 することにより 地 域 活 動 の 場 の 提 供 を 図 ります いこいの 家 いきいきセンターの 利 用 意 向 ( 一 般 高 齢 者 ) ( 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 から) 問 :あなたは いこいの 家 ( 老 人 いこいの 家 )やいきいきセンター( 老 人 福 祉 センター) をどのようなことで 利 用 したいと 思 いますか ( 複 数 回 答 ) 0% 20% 40% 60% 80% 趣 味 等 の 講 座 の 受 講 趣 味 や 娯 楽 等 のグループでの 活 動 の 場 地 域 交 流 の 場 介 護 予 防 の 場 (ミニデイサービスなどの 福 祉 の 拠 点 ) 福 祉 団 体 の 活 動 の 場 その 他 特 に 利 用 したいとは 思 わない 無 回 答 28.0% 25.4% 24.0% 21.6% 18.3% 16.3% 12.2% 9.6% 5.8% 5.2% 2.5% 1.9% 9.9% 13.2% 40.2% 41.5% 平 成 22 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,835 人 ) 平 成 25 年 度 調 査 ( 回 答 者 =2,522 人 ) -67- かわさきいきいき 長 寿 プラン

76 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 資 金 による 活 動 支 援 ふれあい 活 動 支 援 事 業 地 域 の 町 内 会 館 やいこいの 家 等 で 高 齢 者 向 けに 会 食 や 配 食 ミニデ イサービスを 行 っている 地 域 のボランティア 団 体 等 に 対 して 川 崎 市 社 会 福 祉 協 議 会 を 通 じて 活 動 費 の 一 部 を 助 成 します 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 実 施 団 体 数 136 団 体 132 団 体 事 業 推 進 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです かわさきいきいき 長 寿 プラン -68-

77 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 2 地 域 のネットワークづくりの 強 化 これまでの 取 組 地 域 の 中 で 高 齢 者 が 安 心 して 日 常 生 活 を 過 ごせるよう 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターが 核 となり 市 民 や 様 々な 地 域 資 源 と 連 携 しながら 地 域 のネットワークづくりを 次 のとおり 推 進 しました ひとり 暮 らし 等 高 齢 者 の 見 守 りについては 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 セン ターを 中 心 に 地 域 の 実 情 に 精 通 する 民 間 事 業 者 や 地 域 住 民 などと 連 携 し 地 域 全 体 で 高 齢 者 を 相 互 に 支 援 していく 見 守 りネットワーク の 構 築 を 推 進 しました 地 域 包 括 支 援 センターについては 高 齢 者 人 口 の 増 加 に 対 応 するため 機 能 を 強 化 し 着 実 に 運 営 しました また 区 役 所 においては 専 門 職 の 配 置 を 通 じ 支 援 体 制 の 充 実 強 化 を 図 りました 地 域 ケア 連 絡 会 議 や 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 については 検 討 す る 内 容 や 構 成 員 の 拡 充 を 図 るなど 機 能 強 化 を 図 りました 災 害 時 における 要 援 護 者 等 の 安 否 確 認 体 制 や 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 に 無 線 機 を 設 置 するなど 避 難 支 援 のための 防 災 体 制 を 推 進 強 化 しました 今 後 の 課 題 地 域 住 民 の 孤 立 防 止 や 異 変 の 早 期 発 見 に 向 けて 発 見 の 目 が 増 えるよう に 市 民 主 体 の 見 守 り 体 制 の 構 築 や 地 域 に 密 着 した 民 間 事 業 者 の 協 力 を 通 じた 見 守 りネットワーク の 充 実 が 必 要 です これまでも 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターが 核 となり 地 域 資 源 と 連 携 して 地 域 のネットワークづくりを 推 進 していますが 区 役 所 と 地 域 包 括 支 援 セン ターがそれぞれの 役 割 に 基 づき 今 後 もより 一 層 の 連 携 が 必 要 です 地 域 ケア 連 絡 会 議 や 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 において 地 域 課 題 を 抽 出 し 地 域 づくりや 資 源 開 発 等 につなげるなど 課 題 を 解 決 する 手 法 の 検 討 体 制 を 充 実 強 化 し 単 身 高 齢 者 や 老 老 介 護 世 帯 など 支 援 を 必 要 とする 高 齢 者 と 地 域 資 源 を 結 びつけるための 地 域 のネットワーク 化 を 推 進 することが 必 要 です また 地 域 ケア 連 絡 会 議 や 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 の 機 能 や 名 称 が 分 かりづらいとの 課 題 もあります 平 成 25 年 度 の 地 域 ケア 連 絡 会 議 等 の 実 施 状 況 ( 単 位 : 回 ) 区 川 崎 幸 中 原 高 津 宮 前 多 摩 麻 生 合 計 地 域 ケア 連 絡 会 議 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 かわさきいきいき 長 寿 プラン

78 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 第 6 期 計 画 での 取 組 住 民 同 士 が 互 いを 気 にかけ 様 々な 生 活 上 の 課 題 に 対 して 発 見 の 目 となる 支 え 合 いの 仕 組 みづくりに 向 けて 市 民 をはじめ 民 間 事 業 者 や 多 様 な 主 体 が 顔 の 見 える 関 係 を 築 き 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターと 連 携 しながら 地 域 特 性 に 応 じたネットワークづくりを 推 進 します 区 役 所 と 地 域 包 括 支 援 センターが 担 うべき 役 割 を 認 識 し 引 き 続 き 区 役 所 と 地 域 包 括 支 援 センターを 核 とした 地 域 のネットワークづくりを 推 進 します 地 域 ケア 連 絡 会 議 や 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 における 個 別 ケース の 支 援 内 容 の 検 討 等 から 地 域 課 題 の 抽 出 や 地 域 づくり 資 源 開 発 等 に つなげ 支 援 を 必 要 とする 方 と 地 域 資 源 を 結 びつけるための 地 域 のネッ トワーク 化 を 推 進 します 災 害 時 における 要 援 護 者 等 の 安 否 確 認 や 避 難 支 援 のための 防 災 体 制 を 引 き 続 き 推 進 強 化 します 2025 年 を 見 据 えた 施 策 の 方 向 性 市 民 をはじめ 民 間 事 業 者 や 多 様 な 主 体 が 顔 の 見 える 関 係 を 構 築 し 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターと 連 携 しながら 多 様 な 主 体 間 の 適 切 な 役 割 分 担 と 地 域 特 性 に 応 じたネットワークに 基 づき 住 民 同 士 が 互 いを 気 にかけ 様 々な 生 活 上 の 課 題 に 対 して 発 見 の 目 となるような 支 え 合 いの 仕 組 み を 構 築 します 地 域 包 括 支 援 センターについては 地 域 ケア 圏 域 における 多 様 な 主 体 による 顔 の 見 える 関 係 を 通 じて 地 域 包 括 支 援 ネットワークを 構 築 す るとともに そのようなネットワークから 多 職 種 が 連 携 し 切 れ 目 のない 継 続 した 一 体 的 な 支 援 を 提 供 します また 今 後 の 認 知 症 施 策 や 生 活 支 援 等 の 推 進 についても 地 域 包 括 支 援 センターの 役 割 分 担 や 連 携 を 強 化 し 効 率 的 かつ 効 果 的 な 運 営 を 図 る 中 で 検 討 します 区 役 所 においては 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 における 個 別 ケースの 支 援 内 容 の 検 討 等 を 通 じて 抽 出 検 討 された 地 域 課 題 を 地 域 ケア 連 絡 会 議 で 検 討 し 地 域 づくり 資 源 開 発 政 策 形 成 につなげるなど 地 域 課 題 と 施 策 が 連 携 連 動 するような 仕 組 みを 構 築 し 地 域 マネジメント の 実 施 主 体 としての 取 組 を 推 進 します かわさきいきいき 長 寿 プラン -70-

79 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 地 域 のネットワークづくりの 強 化 の 取 組 (1) 地 域 における 見 守 りネットワークの 充 実 (P72) 1 市 民 主 体 の 見 守 りネットワーク づくりの 推 進 2ひとり 暮 らし 等 高 齢 者 の 見 守 りの 充 実 3 地 域 見 守 りネットワーク 事 業 の 推 進 (3) 支 援 を 必 要 とする 方 と 地 域 資 源 を 結 び つけるための 地 域 のネットワーク 化 (P78) 1 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 の 充 実 強 化 ( 地 域 包 括 支 援 センターを 中 心 とした 取 組 ) 2 地 域 ケア 連 絡 会 議 の 充 実 強 化 ( 区 役 所 を 中 心 とした 取 組 ) (2) 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターを 核 と した 機 能 強 化 (P77) 1 地 域 包 括 支 援 センターの 機 能 強 化 2 地 域 包 括 支 援 センターの 適 正 かつ 効 率 的 な 運 営 3 市 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 の 充 実 強 化 ( 市 を 中 心 とした 取 組 ) (4) 災 害 時 における 避 難 支 援 等 防 災 体 制 の 推 進 強 化 (P80) 3 区 役 所 と 地 域 包 括 支 援 センターの 役 割 に 基 づく 支 援 -71- かわさきいきいき 長 寿 プラン

80 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 地 域 における 見 守 りネットワークの 充 実 高 齢 化 や 核 家 族 化 の 進 展 に 対 応 するため 大 幅 に 増 え 続 けている 単 身 高 齢 者 をはじめとする 高 齢 者 の 地 域 における 見 守 りの 充 実 が 大 きな 課 題 となっ ています また 制 度 の 対 象 とならない 状 態 の 人 であっても 地 域 で 安 心 して 暮 らせ るよう 地 域 との 関 係 性 を 築 くなどの 支 援 が 必 要 となっています こうしたことから 地 域 における 見 守 りネットワーク の 基 本 となる 活 動 として 小 地 域 のネットワークの 中 で 高 齢 者 が 高 齢 者 を 介 護 する 老 老 介 護 認 知 症 高 齢 者 が 認 知 症 高 齢 者 を 介 護 する 認 認 介 護 など 見 守 り が 必 要 となる 高 齢 者 を 住 民 同 士 が 互 いに 気 にかけるような 支 え 合 いの 仕 組 みづくりが 求 められています 1 市 民 主 体 の 見 守 りネットワーク づくりの 推 進 支 援 を 必 要 とする 住 民 が 必 要 な 情 報 を 把 握 したり 支 援 につながるよう な 住 民 同 士 の 互 助 の 仕 組 みや 関 係 機 関 との 連 携 体 制 の 強 化 に 向 けて 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターが 核 となり 様 々な 地 域 資 源 と 連 携 して 健 康 づくり 介 護 予 防 などの 地 域 活 動 の 活 用 や 第 5 期 計 画 期 間 中 にモデル 実 施 した 安 心 生 活 創 造 事 業 の 手 法 を 参 考 としながら 地 域 特 性 に 応 じ た 市 民 主 体 の 見 守 りネットワーク づくりを 推 進 します 2ひとり 暮 らし 等 高 齢 者 の 見 守 りの 充 実 地 域 の 実 情 に 通 じている 民 生 委 員 児 童 委 員 の 協 力 のもと 担 当 地 区 のひ とり 暮 らし 高 齢 者 世 帯 及 び 高 齢 者 のみ 世 帯 の 世 帯 状 況 や 生 活 状 況 の 実 態 を 把 握 し 地 域 において ひとり 暮 らし 高 齢 者 等 の 話 し 合 いの 機 会 を 増 や すなど 安 否 確 認 に 役 立 て 安 心 して 生 活 が 営 めるよう 見 守 りネットワー ク づくりに 活 用 していきます 一 般 的 には その 地 域 に 存 在 する 特 徴 的 なものを 活 用 可 能 な 資 源 として 捉 え 人 的 な 資 源 等 を 含 む 広 義 の 総 称 として 用 いられます 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 関 しては 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 や 診 療 所 等 の 介 護 医 療 等 の 拠 点 のほか 住 民 同 士 の 互 助 的 な 活 動 やボランティア 活 動 NPO 活 動 などのインフォーマルな 人 材 や 団 体 などの 存 在 も 有 用 な 地 域 資 源 として 考 えられます かわさきいきいき 長 寿 プラン -72-

81 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 3 地 域 見 守 りネットワーク 事 業 の 推 進 様 々な 生 活 上 の 課 題 に 対 して 発 見 の 目 となる 支 え 合 いの 仕 組 みづく りとして コンビニエンスストアや 新 聞 配 達 店 等 地 域 の 民 間 事 業 者 の 協 力 により 異 変 に 気 付 いた 場 合 に 区 役 所 に 連 絡 し 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターの 支 援 につなげる 地 域 見 守 りネットワーク 事 業 を 第 5 期 計 画 期 間 中 に 開 始 しました( 平 成 26 年 10 月 現 在 30 以 上 の 民 間 事 業 者 約 1,700 か 所 の 事 業 所 や 店 舗 等 と 協 力 体 制 を 構 築 ) 事 例 報 告 や 支 援 に 向 けた 情 報 交 換 を 目 的 とした あんしん 見 守 りネット ワーク 会 議 の 開 催 などを 通 じて 連 携 体 制 を 推 進 強 化 するとともに 協 力 事 業 者 を 拡 充 し 引 き 続 き 地 域 見 守 りネットワーク 事 業 を 推 進 しま す 地 域 における 見 守 りネットワーク 商 業 施 設 ライフライン 商 店 コンビニ スーパー 郵 便 局 金 融 機 関 新 聞 配 達 店 電 気 ガス 水 道 検 針 員 等 地 域 組 織 団 体 等 民 生 委 員 児 童 委 員 町 内 会 自 治 会 地 区 社 協 老 人 クラブ ボランティア 団 体 いきいきリーダー 等 集 いの 場 自 助 互 助 いこいの 家 地 域 カフェ 認 知 症 カフェ サロン 等 地 域 住 民 地 域 包 括 支 援 センター 調 整 支 援 共 助 公 助 見 守 る 見 守 られる 介 護 サービス 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 訪 問 介 護 事 業 所 通 所 介 護 事 業 所 高 齢 者 施 設 等 医 療 機 関 公 共 機 関 病 院 診 療 所 薬 局 訪 問 看 護 ステーション 等 あんしんセンター 警 察 消 防 署 等 各 機 関 は 状 況 に 応 じて 課 題 を 発 見 したり 課 題 を 解 決 したりする 区 役 所 ( 高 齢 障 害 課 地 域 保 健 福 祉 課 保 護 課 等 ) [ 第 6 期 計 画 ] 区 役 所 及 び 地 域 包 括 支 援 センターを 中 心 とした 見 守 りネットワークの 構 築 を 推 進 -73- かわさきいきいき 長 寿 プラン

82 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 高 齢 者 を 中 心 にした 見 守 り 支 援 の 取 組 ひとり 暮 らし 世 帯 高 齢 者 世 帯 等 への 見 守 り 1 行 政 等 2 関 係 機 関 団 体 3 民 間 事 業 者 1 区 保 健 福 祉 センターによる 生 活 健 康 支 援 2 市 単 独 サービスによる 高 齢 者 見 守 り 事 業 緊 急 通 報 システム 福 祉 電 話 生 活 支 援 型 食 事 サービス 3 徘 徊 高 齢 者 等 SOS ネット ワーク 事 業 4ふれあい 収 集 5 住 宅 供 給 公 社 の 団 地 巡 回 1 民 生 委 員 児 童 委 員 活 動 2 老 人 クラブ 友 愛 訪 問 活 動 3 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 活 動 4ひとり 暮 らし 等 高 齢 者 見 守 り 事 業 5 災 害 時 要 援 護 者 避 難 支 援 制 度 6いきいきリーダーによる 介 護 予 防 いきいき 大 作 戦 の 推 進 7 地 域 包 括 支 援 センターの 活 動 8 障 害 者 相 談 支 援 センターの 活 動 9 介 護 支 援 専 門 員 介 護 事 業 者 の 訪 問 等 事 業 10ボランティアによるサロン 活 動 等 1 川 崎 市 地 域 見 守 りネット ワーク 事 業 2 区 高 齢 者 見 守 りネット ワーク 事 業 ( 高 津 区 麻 生 区 ) 3ライフライン 事 業 者 によ る 供 給 停 止 時 の 保 健 福 祉 センターへの 相 談 勧 奨 6 川 崎 市 孤 立 死 対 策 連 絡 会 議 かわさきいきいき 長 寿 プラン -74-

83 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 第 6 期 計 画 における 本 市 の 地 域 ネットワークづくりの 体 制 地 域 ケア 圏 域 49か 所 ( 各 地 域 包 括 支 援 センター) 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 個 別 ケースの 支 援 内 容 の 検 討 等 を 通 じて 地 域 包 括 支 援 ネットワークの 構 築 地 域 課 題 の 把 握 その 他 地 域 包 括 支 援 センター 保 健 師 社 会 福 祉 士 主 任 介 護 支 援 専 門 員 地 域 組 織 団 体 等 民 生 委 員 児 童 委 員 町 内 会 自 治 会 地 区 社 協 老 人 クラブ ボランティア 団 体 いきいきリーダー 健 康 づくり 介 護 予 防 グループ 等 地 域 包 括 支 援 ネットワーク 多 職 種 多 機 関 連 携 による < 見 守 り>< 発 見 >< 支 援 > 本 人 家 族 介 護 サービス 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 訪 問 介 護 事 業 所 通 所 介 護 事 業 所 高 齢 者 施 設 等 公 共 機 関 あんしんセンター 警 察 署 消 防 署 等 商 業 施 設 ライフライン 商 店 コンビニ スーパー 郵 便 局 金 融 機 関 新 聞 配 達 店 電 気 ガス 水 道 検 針 員 等 医 療 機 関 病 院 診 療 所 薬 局 訪 問 看 護 ステーション 等 区 役 所 支 所 高 齢 障 害 課 地 域 保 健 福 祉 課 保 護 課 その 他 関 係 部 署 いこいの 家 地 域 カフェ 認 知 症 カフェ サロン 等 地 域 ケア 連 絡 会 議 日 常 生 活 圏 域 7か 所 ( 各 区 ) バックアップ 個 別 ケースの 支 援 内 容 や 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 での 課 題 の 検 討 等 を 通 じて 地 域 包 括 支 援 ネットワークの 構 築 地 域 課 題 の 把 握 支 援 困 難 ケース 等 支 援 方 法 の 検 討 その 他 川 崎 市 健 康 福 祉 局 高 齢 者 事 業 推 進 課 高 齢 者 在 宅 サービス 課 介 護 保 険 課 地 域 包 括 ケア 推 進 室 市 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 バックアップ 地 域 包 括 支 援 センターの 運 営 状 況 の 確 認 管 理 地 域 包 括 支 援 センターの 運 営 支 援 全 市 課 題 の 抽 出 検 討 見 守 り 体 制 の 構 築 情 報 交 換 -75- かわさきいきいき 長 寿 プラン

84 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 本 市 における 地 域 ネットワークづくり 推 進 の 組 織 連 携 指 導 監 督 情 報 提 供 等 地 域 の 高 齢 者 支 援 地 域 包 括 支 援 センター 保 健 師 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 町 内 会 自 治 会 民 生 委 員 児 童 委 員 健 康 福 祉 局 地 域 包 括 ケア 推 進 室 チームワーク 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 区 高 齢 障 害 課 地 域 保 健 福 祉 課 ボランティア 団 体 その 他 市 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 業 務 検 討 委 員 会 地 域 包 括 支 援 センター 連 絡 会 議 担 当 課 長 主 任 介 護 支 援 専 門 員 社 会 福 祉 士 総 合 相 談 支 援 事 業 包 括 的 継 続 的 ケアマネジメント 支 援 事 業 権 利 擁 護 事 業 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 個 別 ケースの 支 援 内 容 の 検 討 等 を 通 じて 地 域 包 括 支 援 ネットワークの 構 築 地 域 課 題 の 把 握 その 他 事 務 局 地 域 包 括 支 援 センター 連 携 ケアシステム 地 域 包 括 支 援 担 当 地 域 ケア 連 絡 会 議 区 役 所 構 成 員 事 務 局 : 区 役 所 高 齢 障 害 課 地 域 保 健 福 祉 課 1 地 域 包 括 支 援 センター 2 町 内 会 自 治 会 3 区 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 4 区 社 会 福 祉 協 議 会 5 介 護 支 援 専 門 員 連 絡 会 6 医 療 関 係 機 関 7ボランティア 団 体 8その 他 開 催 検 討 事 項 個 別 ケースの 支 援 内 容 の 検 討 や 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 での 課 題 の 検 討 等 を 通 じて 地 域 包 括 支 援 ネットワークの 構 築 地 域 課 題 の 把 握 支 援 困 難 ケース 等 支 援 方 法 の 検 討 その 他 地 域 ケア 担 当 者 会 議 高 齢 障 害 課 1 地 域 包 括 ケアの 推 進 地 域 包 括 支 援 センターへの 支 援 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 の 支 援 2 成 年 後 見 制 度 利 用 支 援 事 業 3 高 齢 者 権 利 擁 護 4 ひとり 暮 らし 等 高 齢 者 見 守 り 事 業 5 老 人 福 祉 法 に 基 づく 対 応 地 域 保 健 福 祉 課 1 地 域 包 括 ケアの 推 進 地 域 包 括 支 援 センターへの 支 援 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 の 支 援 2 介 護 困 難 者 への 支 援 虐 待 予 防 のための 支 援 認 知 症 高 齢 者 介 護 教 室 3 介 護 予 防 の 推 進 社 会 福 祉 職 保 健 師 各 区 地 域 ケア 担 当 と 協 議 課 題 や 取 組 の 共 有 化 地 域 包 括 ケア 体 制 の 推 進 チームワーク 連 携 地 区 分 担 事 務 職 等 保 健 師 保 健 師 保 健 師 かわさきいきいき 長 寿 プラン -76-

85 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターを 核 とした 機 能 強 化 行 政 機 能 の 一 部 として 地 域 の 最 前 線 に 立 ち 高 齢 者 の 総 合 相 談 権 利 擁 護 介 護 予 防 ケアマネジメント 等 を 業 務 とし 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 に 向 け た 中 核 的 な 機 関 である 地 域 包 括 支 援 センターの 機 能 を 強 化 します また 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 方 針 により 区 役 所 と 地 域 包 括 支 援 セン ターの 役 割 を 互 いに 認 識 し 引 き 続 き 区 役 所 と 地 域 包 括 支 援 センターを 核 と した 地 域 のネットワークづくりを 推 進 します 1 地 域 包 括 支 援 センターの 機 能 強 化 地 域 包 括 支 援 センター( 市 内 49 か 所 )について 広 く 市 民 に 周 知 します また 高 齢 者 人 口 の 増 加 に 対 応 するため 地 域 包 括 支 援 センターの 包 括 的 支 援 事 業 の 人 員 の 基 準 に 関 する 条 例 により 引 き 続 き 地 域 包 括 支 援 センターが 担 当 する 地 域 ケア 圏 域 において 高 齢 者 人 口 が 5,500 人 を 超 えた 場 合 に 保 健 師 社 会 福 祉 士 主 任 介 護 支 援 専 門 員 の 専 門 職 のう ち1 名 を 増 員 するなど 機 能 の 充 実 強 化 を 図 ります 2 地 域 包 括 支 援 センターの 適 正 かつ 効 率 的 な 運 営 介 護 保 険 制 度 が 改 正 され 市 町 村 は 定 期 的 に 地 域 包 括 支 援 センターに おける 事 業 の 実 施 状 況 の 点 検 に 努 めるとともに 地 域 包 括 支 援 センターの 設 置 者 は 自 らその 実 施 する 事 業 の 評 価 に 努 めるとされました よって 地 域 包 括 支 援 センターへの 定 期 的 な 事 業 の 実 施 状 況 の 点 検 を 行 うとともに 第 4 期 計 画 から 実 施 している 地 域 包 括 支 援 センターによる 自 己 評 価 を 継 続 し 地 域 包 括 支 援 センターの 適 正 かつ 効 率 的 な 運 営 を 図 りま す また 地 域 包 括 支 援 センターの 業 務 内 容 や 運 営 状 況 に 関 する 情 報 の 公 表 に 努 めます さらに より 細 かな 運 営 方 法 の 検 討 を 行 うため 市 地 域 包 括 支 援 セン ター 運 営 協 議 会 のほか 各 区 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 を 設 置 し 地 域 包 括 センターの 適 正 かつ 効 率 的 な 運 営 を 図 ります なお これまでの 介 護 保 険 運 営 協 議 会 地 域 ケア 推 進 部 会 及 び 区 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 は 市 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 と その 下 部 組 織 である 区 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 へと 変 更 し 介 護 保 険 条 例 に 位 置 付 けましたが その 機 能 は 従 来 どおりです 3 区 役 所 と 地 域 包 括 支 援 センターの 役 割 に 基 づく 支 援 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 方 針 により 地 域 包 括 支 援 センターは 地 域 ケア 圏 域 を 中 心 とした 地 域 のネットワークづくりを 推 進 するとともに 区 役 所 は 地 域 包 括 支 援 センターをバックアップし 区 内 全 域 や 区 内 広 域 の ネットワークづくりを 推 進 するなど それぞれが 担 うべき 役 割 を 認 識 し 引 き 続 き 区 役 所 と 地 域 包 括 支 援 センターを 核 とした 地 域 のネットワーク づくりを 推 進 します -77- かわさきいきいき 長 寿 プラン

86 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 支 援 を 必 要 とする 方 と 地 域 資 源 を 結 びつけるための 地 域 のネットワーク 化 支 援 を 必 要 とする 方 と 地 域 資 源 を 結 びつけるための 地 域 のネットワーク 化 の 手 法 の 一 つとして 地 域 ケア 会 議 があります 地 域 ケア 会 議 は 地 域 包 括 支 援 センターや 市 町 村 が 開 催 し 会 議 を 通 じて 多 職 種 連 携 や 地 域 ニーズ 社 会 資 源 の 的 確 な 把 握 が 可 能 となり 地 域 包 括 ケアシステム 実 現 のための 有 効 なツールとして 期 待 され 更 に 取 組 を 進 める 必 要 があります 具 体 的 には 個 別 ケースの 支 援 内 容 の 検 討 等 を 通 じて 地 域 包 括 支 援 ネッ トワークの 構 築 につなげるとともに 地 域 課 題 の 抽 出 等 を 通 じて 高 齢 者 を 支 援 する 取 組 が 推 進 されるなど 実 行 性 のあるものとして 推 し 進 める 必 要 が あります 本 市 の 地 域 ケア 会 議 は 地 域 包 括 支 援 センターが 主 催 する 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 区 役 所 が 主 催 する 地 域 ケア 連 絡 会 議 市 健 康 福 祉 局 が 主 催 する 市 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 の3 層 構 造 となっています なお 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 及 び 地 域 ケア 連 絡 会 議 の 名 称 につい ては 第 6 期 計 画 期 間 中 に 変 更 について 検 討 します 1 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 の 充 実 強 化 ( 地 域 包 括 支 援 センターを 中 心 とした 取 組 ) 地 域 包 括 支 援 センターを 中 心 に 町 内 会 自 治 会 や 民 生 委 員 児 童 委 員 等 の 地 域 住 民 や 関 係 団 体 で 構 成 される 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 については 個 別 ケースの 支 援 内 容 の 検 討 等 を 通 じて 高 齢 者 の 実 態 把 握 や 課 題 解 決 の ための 地 域 包 括 支 援 ネットワークを 構 築 するとともに 解 決 すべき 地 域 課 題 を 明 らかにし 地 域 において 必 要 な 地 域 づくりや 資 源 開 発 等 につながる よう 会 議 運 営 のルール 化 を 図 るなど 充 実 強 化 を 図 ります 2 地 域 ケア 連 絡 会 議 の 充 実 強 化 ( 区 役 所 を 中 心 とした 取 組 ) 区 役 所 を 中 心 に 地 域 包 括 支 援 センターや 区 内 の 町 内 会 自 治 会 民 生 委 員 児 童 委 員 関 係 機 関 の 代 表 等 で 構 成 される 地 域 ケア 連 絡 会 議 につ いては 個 別 ケースの 支 援 内 容 や 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 で 抽 出 された 課 題 の 検 討 等 を 通 じて 区 内 の 高 齢 者 の 実 態 把 握 や 課 題 解 決 のための 地 域 包 括 支 援 ネットワークを 構 築 するとともに 区 で 解 決 すべき 課 題 を 明 らかにし 必 要 な 地 域 づくりや 資 源 開 発 等 につながるような 手 法 を 検 討 するなど 充 実 強 化 を 図 ります 3 市 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 の 充 実 強 化 ( 市 を 中 心 とした 取 組 ) 市 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 については 地 域 ケア 連 絡 会 議 を 通 じて 把 握 した 高 齢 者 の 実 態 や 各 区 の 課 題 等 の 検 討 を 通 じて 区 におい て 必 要 な 地 域 づくりや 資 源 開 発 等 が 可 能 となるよう 地 域 ケア 連 絡 会 議 を バックアップする 手 法 を 検 討 し 充 実 強 化 を 図 ります かわさきいきいき 長 寿 プラン -78-

87 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 地 域 ケア 会 議 の 機 能 地 域 ケア 会 議 は 主 に 次 の5つの 機 能 を 有 し これらの 機 能 は 相 互 に 関 係 し 合 い 循 環 していま す 1 個 別 課 題 解 決 機 能 個 別 課 題 解 決 機 能 には 個 別 ケースについて 多 機 関 多 職 種 が 多 角 的 視 点 から 検 討 を 行 うこ とで 被 保 険 者 ( 住 民 )の 課 題 解 決 を 支 援 する 意 味 と そうしたプロセスを 通 じて 地 域 包 括 支 援 センター 職 員 や 介 護 支 援 専 門 員 等 の 課 題 解 決 力 の 向 上 を 図 ることで 被 保 険 者 への 支 援 の 質 を 高 めるという 二 つの 意 味 があります 個 別 事 例 に 基 づく 検 討 を 通 して 個 別 課 題 の 解 決 の みならず 次 の2~5につながっていきます 2 地 域 包 括 支 援 ネットワーク 構 築 機 能 地 域 の 関 係 機 関 等 の 相 互 の 連 携 を 高 める 機 能 です 3 地 域 課 題 発 見 機 能 個 別 ケースの 背 後 に 同 様 のニーズを 抱 えた 要 援 護 者 やその 予 備 軍 を 見 出 し かつ 関 連 する 事 実 や 課 題 地 域 の 現 状 等 を 総 合 的 に 判 断 して 解 決 すべき 地 域 課 題 を 明 らかにする 機 能 です 4 地 域 づくり 資 源 開 発 機 能 インフォーマルサービスや 地 域 の 見 守 りネットワークなど 必 要 な 地 域 資 源 を 地 域 で 開 発 し ていく 機 能 です 5 政 策 形 成 機 能 狭 義 には 市 町 村 による 地 域 に 必 要 な 施 策 や 事 業 の 立 案 実 施 につなげる 機 能 であり 広 義 には 都 道 府 県 や 国 への 政 策 の 提 言 までを 含 む 機 能 です -79- かわさきいきいき 長 寿 プラン

88 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 災 害 時 における 避 難 支 援 等 防 災 体 制 の 推 進 強 化 日 頃 の 見 守 り 活 動 が 災 害 時 における 地 域 の 助 け 合 いにもつながることか ら 災 害 時 要 援 護 者 避 難 支 援 制 度 など 防 災 に 関 する 事 業 と 密 接 に 連 携 しながら 見 守 り 体 制 の 推 進 強 化 を 図 ります 災 害 時 に 自 力 で 避 難 することが 困 難 な 高 齢 者 などの 災 害 時 要 援 護 者 から の 申 込 みに 基 づき 作 成 した 登 録 者 名 簿 を 地 域 の 支 援 組 織 に 提 供 し 地 域 の 助 け 合 いにより 避 難 を 支 援 する 災 害 時 要 援 護 者 避 難 支 援 制 度 については 地 域 包 括 支 援 センターや 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 などの 介 護 サービス 事 業 所 等 が 日 常 的 な 業 務 の 中 で 必 要 に 応 じて 登 録 の 勧 奨 を 行 います また 学 校 等 の 避 難 所 での 避 難 生 活 において 何 らかの 特 別 な 配 慮 を 要 する 高 齢 者 に 対 しては 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 の 高 齢 者 施 設 の 運 営 主 体 と 連 携 し ながら 施 設 を 利 用 した 二 次 避 難 所 を 整 備 し 発 災 時 に 備 えた 連 携 に 努 めま す さらに 市 健 康 福 祉 局 や 区 役 所 と 二 次 避 難 所 ( 特 別 養 護 老 人 ホームほか) や 地 域 包 括 支 援 センターに 設 置 した 無 線 機 を 日 頃 の 訓 練 等 を 通 じて 災 害 時 に 備 え 速 やかに 活 用 できるよう 取 り 組 むとともに 市 健 康 福 祉 局 や 区 役 所 と 二 次 避 難 所 や 地 域 包 括 支 援 センターなどの 関 係 機 関 との 連 携 が 図 れる よう 作 成 した 災 害 関 係 のマニュアルやガイドラインなどの 活 用 を 通 じて 関 係 機 関 との 連 携 を 推 進 し 防 災 体 制 を 推 進 強 化 します かわさきいきいき 長 寿 プラン -80-

89 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 3 利 用 者 本 位 のサービスの 提 供 これまでの 取 組 介 護 保 険 制 度 を 中 心 とした 介 護 保 険 サービスや その 他 の 在 宅 生 活 を 支 援 するサービスの 着 実 な 提 供 を 図 るため 主 に 次 の 取 組 を 進 めました 中 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 を 在 宅 で 支 えることを 目 的 として 介 護 保 険 制 度 の 改 正 により 新 設 された 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 や 複 合 型 サービス ( 現 在 は 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 ) 等 の 地 域 密 着 型 サービスの 整 備 を 進 めました 高 齢 化 の 進 展 やニーズの 多 様 化 など 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じ 介 護 保 険 制 度 以 外 の 在 宅 生 活 を 支 援 するサービスの 見 直 しを 図 るとともに ひ とり 暮 らし 等 の 高 齢 者 の 安 否 確 認 のため 福 祉 電 話 相 談 事 業 にお ける 携 帯 電 話 への 対 象 拡 大 などの 見 守 り 機 能 の 充 実 に 努 めました 介 護 人 材 の 確 保 と 定 着 のため 介 護 職 員 初 任 者 研 修 の 受 講 料 補 助 事 業 を 開 始 したほか 未 就 職 者 や 資 格 未 取 得 者 の 就 労 支 援 等 に 取 り 組 みまし た また 市 内 の 介 護 事 業 所 の 状 況 等 について 実 態 調 査 を 行 いました 介 護 保 険 制 度 全 般 に 関 する 苦 情 への 対 応 方 法 等 の 手 順 を 定 めた 介 護 保 険 苦 情 対 応 マニュアルを 策 定 し 相 談 苦 情 対 応 の 体 制 整 備 を 図 りました 今 後 の 課 題 要 介 護 要 支 援 高 齢 者 の 増 加 に 伴 う 介 護 ニーズ 等 の 増 大 と 多 様 化 に 対 応 する とともに 介 護 給 付 費 の 増 加 や 介 護 保 険 料 の 上 昇 を 抑 制 するため 要 介 護 度 の 維 持 改 善 への 取 組 が 必 要 です 高 齢 者 実 態 調 査 の 結 果 半 数 以 上 の 高 齢 者 が 介 護 が 必 要 になった 場 合 でも 自 宅 で 暮 らしたい と 希 望 されている 一 方 で 自 宅 外 を 希 望 する 高 齢 者 の 多 くは 家 族 に 迷 惑 をかけたくない 家 族 の 負 担 が 大 きい ことを 理 由 に 挙 げています これらの 回 答 結 果 から 介 護 が 必 要 になった 場 合 でも 家 族 に 負 担 をかけずに 自 宅 で 暮 らしたい との 希 望 に 対 応 する 取 組 が 必 要 です 介 護 が 必 要 になったときの 暮 らし 方 主 に 介 護 サービスを 利 用 して 自 宅 で 暮 らしたい 主 に 家 族 の 介 護 を 受 けながら 自 宅 で 暮 らしたい 特 別 養 護 老 人 ホームなどの 介 護 施 設 に 入 りたい 0% 10% 20% 30% 40% 50% 13.9% 10.1% 9.3% 38.2% 36.3% 平 成 25 年 度 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 から( 上 位 3つのみ 記 載 ) 介 護 サービス 提 供 事 業 者 の 介 護 人 材 の 確 保 が 依 然 厳 しい 状 況 の 中 引 き 続 き 人 材 の 確 保 と 定 着 の 支 援 に 向 けた 取 組 が 必 要 です 制 度 改 正 や 高 齢 化 等 の 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じた 市 独 自 サービスの 構 築 が 必 要 です 18.8% 上 段 = 平 成 22 年 度 下 段 = 平 成 25 年 度 n=2,835 n=2, かわさきいきいき 長 寿 プラン

90 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 第 6 期 計 画 での 取 組 各 種 サービスを 一 体 的 に 提 供 する 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 などの 地 域 に 密 着 した 介 護 保 険 サービスの 整 備 普 及 を 引 き 続 き 進 めるほか 介 護 保 険 サービス 以 外 の 在 宅 生 活 を 支 援 するサービスの 着 実 な 提 供 と 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じた 必 要 な 見 直 しを 進 めます 高 齢 者 の 在 宅 生 活 を 支 える 介 護 保 険 サービス 等 の 着 実 な 推 進 ととも に 高 齢 者 の 自 己 選 択 を 支 援 するための 情 報 発 信 に 努 めます 重 度 の 要 介 護 状 態 や 医 療 的 ケアが 必 要 になった 場 合 でも 地 域 での 生 活 を 続 けることができる 介 護 医 療 予 防 生 活 支 援 などのケ アの 確 保 と 医 療 と 介 護 の 連 携 の 推 進 に 取 り 組 みます 要 介 護 度 の 維 持 改 善 を 図 る 仕 組 みにより いつまでも 元 気 なお 年 寄 り でいただくことを 目 的 とした かわさき 健 幸 福 寿 プロジェクト を 推 進 します 介 護 人 材 の 確 保 と 定 着 の 支 援 については 人 材 の 呼 び 込 み 就 労 支 援 定 着 支 援 キャリアアップ 支 援 を 4 つの 柱 とし て 引 き 続 き 各 種 事 業 に 取 り 組 みます 制 度 改 正 や 高 齢 化 の 進 展 による 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じた 在 宅 生 活 の 支 援 サービスの 適 正 化 と 構 築 を 進 めます 2025 年 を 見 据 えた 施 策 の 方 向 性 限 られた 資 源 をもとに 今 後 増 加 が 見 込 まれる ケアを 必 要 とする 人 に 対 して 効 果 的 効 率 的 にケアを 行 うためにも 行 政 だけではなく 事 業 者 や 地 縁 組 織 地 域 ボランティア 団 体 住 民 など 地 域 の 多 様 な 主 体 による 助 け 合 い の 仕 組 みを 整 え 機 能 させることをめざします 自 立 した 生 活 と 尊 厳 の 保 持 の 実 現 のために 専 門 職 によるケアマネジメ ントのもと 医 療 看 護 介 護 福 祉 等 のケアの 組 み 合 わせが 適 切 に 提 案 さ れ 包 括 的 継 続 的 に 提 供 されていくことが 必 要 となります 本 市 では 介 護 サービス 基 盤 の 整 備 と 並 行 して そのような 多 職 種 連 携 による 切 れ 目 のな いケアの 提 供 に 向 けた 取 組 を 進 めます 専 門 的 なケアを 支 えるため 専 門 性 を 備 えた 介 護 人 材 の 確 保 と 育 成 を 推 進 し ます かわさきいきいき 長 寿 プラン -82-

91 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 利 用 者 本 位 のサービスの 提 供 のための 取 組 (1) 要 介 護 要 支 援 高 齢 者 が 地 域 で 生 活 を 続 けるためのサービスの 提 供 (P84) 1 介 護 保 険 サービスの 着 実 な 提 供 介 護 保 険 サービス 事 業 者 に 対 する 指 導 監 査 の 実 施 介 護 給 付 の 適 正 化 の 推 進 2 要 介 護 高 齢 者 への 介 護 支 援 のための 市 独 自 の 取 組 紙 おむつ 等 の 介 護 用 品 の 給 付 寝 具 乾 燥 事 業 高 齢 者 住 宅 改 造 費 助 成 事 業 養 護 老 人 緊 急 一 時 入 所 事 業 高 齢 者 等 短 期 入 所 ベッド 確 保 事 業 あんしん 見 守 り 一 時 入 院 等 事 業 在 宅 福 祉 サービス 緊 急 措 置 事 業 3 生 活 支 援 を 必 要 とする 在 宅 高 齢 者 を 支 える 市 独 自 の 取 組 生 活 支 援 型 食 事 サービス 事 業 要 介 護 者 生 活 支 援 ヘルパー 派 遣 事 業 訪 問 理 美 容 サービス 事 業 外 出 支 援 サービス 事 業 福 祉 有 償 運 送 事 業 在 宅 寝 たきり 高 齢 者 歯 科 診 療 事 業 4ひとり 暮 らし 高 齢 者 を 支 えるための 市 独 自 の 取 組 緊 急 通 報 システム 事 業 福 祉 電 話 相 談 事 業 日 常 生 活 用 具 給 付 事 業 5 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 総 合 事 業 ) 6 介 護 サービス 情 報 の 公 表 ケアマネジャー 等 の 専 門 職 による 高 齢 者 の 自 己 選 択 の 支 援 に 向 け た 取 組 介 護 相 談 員 派 遣 事 業 相 談 苦 情 対 応 の 仕 組 み (2) 中 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 の 在 宅 生 活 を 支 えるための 取 組 (P96) 1 地 域 密 着 型 サービスの 整 備 と 普 及 に 向 け た 取 組 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 の 整 備 と 普 及 ( 看 護 ) 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 の 整 備 と 普 及 2 介 護 者 の 負 担 軽 減 に 向 けた 取 組 緊 急 利 用 が 可 能 なショートステイの 確 保 に 向 けた 取 組 (3) 在 宅 医 療 介 護 の 連 携 の 推 進 (P101) 124 時 間 365 日 の 在 宅 医 療 推 進 の 仕 組 みづくり 2 医 療 と 介 護 の 連 携 に 向 けた 仕 組 み づくり 3 在 宅 医 療 ケアに 関 する 市 民 啓 発 (4) 要 介 護 度 維 持 改 善 に 向 けた 取 組 (P104) かわさき 健 幸 福 寿 プロジェクト (5) 介 護 人 材 の 確 保 と 定 着 の 支 援 (P106) 人 材 の 呼 び 込 み 就 労 支 援 定 着 支 援 キャリアアップ 支 援 福 祉 人 材 バンク 人 材 開 発 研 修 セン ター 保 健 福 祉 研 究 センター (6)ウェルフェアイノベーション( 福 祉 介 護 産 業 の 振 興 )との 連 携 (P109) -83- かわさきいきいき 長 寿 プラン

92 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 要 介 護 要 支 援 高 齢 者 が 地 域 で 生 活 を 続 けるためのサービスの 提 供 住 み 慣 れた 地 域 での 生 活 の 継 続 を 支 えるため 介 護 医 療 予 防 生 活 支 援 等 のケアの 一 体 的 継 続 的 な 提 供 及 び 高 齢 者 の 自 己 選 択 を 支 援 す るための 情 報 発 信 に 取 り 組 みます また 様 々な 資 源 を 組 み 合 わせた 統 合 的 なケアの 提 供 の 実 現 のため 各 事 業 の 役 割 やあり 方 について 制 度 改 正 や 社 会 状 況 の 変 化 民 間 サービスの 普 及 などを 踏 まえて 検 討 します 1 介 護 保 険 サービスの 着 実 な 提 供 介 護 保 険 サービス 事 業 者 に 対 する 指 導 監 査 の 実 施 介 護 サービスの 質 の 向 上 及 び 介 護 保 険 制 度 の 適 正 な 運 営 を 確 保 するた め 介 護 サービス 事 業 者 に 対 して 実 地 指 導 や 集 団 指 導 を 行 います また 指 定 基 準 違 反 や 介 護 報 酬 の 不 正 請 求 が 疑 われる 事 案 に 対 しては 監 査 を 実 施 し 厳 正 に 対 処 します 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 実 地 指 導 230 件 201 件 監 査 18 件 4 件 事 業 継 続 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 9 月 末 時 点 での 実 績 値 です かわさきいきいき 長 寿 プラン -84-

93 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 介 護 給 付 の 適 正 化 の 推 進 介 護 給 付 の 適 正 化 は 介 護 サービスを 必 要 とする 高 齢 者 を 適 切 に 認 定 し 介 護 サービスの 受 給 者 が 真 に 必 要 とする 過 不 足 のないサービスを 事 業 者 がルールに 従 って 適 切 に 提 供 するよう 促 し その 取 組 によって 適 切 なサービスの 確 保 とその 結 果 としての 費 用 の 効 率 化 を 通 じて 介 護 保 険 制 度 への 信 頼 を 高 め 持 続 可 能 な 介 護 保 険 制 度 の 構 築 をめざしていま す このため 次 の 主 要 5 事 業 を 柱 とし 給 付 実 績 データ 等 を 活 用 する ことにより 具 体 性 実 効 性 のある 取 組 を 推 進 します 介 護 給 付 の 適 正 化 の 主 な 取 組 区 分 主 な 取 組 内 容 要 介 護 認 定 の 適 正 化 認 定 調 査 員 に 対 して 必 要 な 知 識 技 能 の 習 得 に 向 け 指 導 を 適 切 に 実 施 します また 民 間 事 業 者 に 委 託 している 認 定 調 査 については 本 市 において 点 検 を 行 います ケアプラン 点 検 居 宅 サービス 計 画 等 は 利 用 者 の 自 立 支 援 に 資 する 適 切 なプランとする 必 要 があります 本 市 では 川 崎 市 介 護 支 援 専 門 員 連 絡 会 と 共 同 作 成 した ケアマネジメ ントツール~ケアプラン 確 認 マニュアル~ 川 崎 版 を 使 用 し 介 護 支 援 専 門 員 による 自 己 点 検 を 中 心 に 保 険 者 ( 川 崎 市 )とともにケアプ ランを 検 証 確 認 すること 等 を 通 して 介 護 支 援 専 門 員 自 らに 気 づき を 促 し 健 全 な 給 付 の 実 施 を 支 援 します 住 宅 改 修 の 点 検 住 宅 改 修 費 の 給 付 に 関 して 利 用 者 の 自 宅 の 事 前 訪 問 調 査 や 利 用 者 の 状 態 等 の 確 認 施 工 状 況 の 確 認 等 を 行 います 縦 覧 点 検 医 療 情 報 との 突 合 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 から 提 供 される 情 報 を 利 用 し 次 の 手 法 を 用 い て 請 求 内 容 の 点 検 を 行 います 1 縦 覧 点 検 : 介 護 報 酬 の 支 払 状 況 について 提 供 されたサービスの 整 合 性 算 定 回 数 日 数 等 を 確 認 し 請 求 内 容 の 誤 り 等 を 発 見 します 2 医 療 情 報 との 突 合 : 医 療 の 入 院 情 報 と 介 護 保 険 の 給 付 情 報 を 突 合 せ 医 療 と 介 護 の 重 複 請 求 の 排 除 等 を 図 ります 介 護 給 付 費 通 知 介 護 保 険 サービス 利 用 者 へ 利 用 したサービスの 内 容 と 費 用 額 の 内 訳 を 通 知 することにより 利 用 者 及 び 事 業 所 に 対 して 適 切 なサービスの 利 用 提 供 の 啓 発 を 行 うともに 適 正 な 請 求 に 向 けた 抑 制 を 図 ります -85- かわさきいきいき 長 寿 プラン

94 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 2 要 介 護 高 齢 者 への 介 護 支 援 のための 市 独 自 の 取 組 要 介 護 高 齢 者 が 在 宅 生 活 を 継 続 するために 必 要 とする 介 護 保 険 外 の 支 援 サービスを 実 施 するとともに 介 護 を 行 う 家 族 の 負 担 軽 減 を 図 ります 紙 おむつ 等 の 介 護 用 品 の 給 付 対 象 者 65 歳 以 上 の 要 介 護 3~5の 高 齢 者 紙 おむつ 類 に 加 え 防 水 シーツ ドライシャンプー 等 の 介 護 用 品 につい て 5,000 円 を 上 限 額 として 毎 月 支 給 します サービス 内 容 ( 生 活 保 護 制 度 等 の 対 象 者 の 紙 おむつ 及 びおむつカバーについては 当 該 制 度 から 支 給 し その 他 の 介 護 用 品 については 2,500 円 を 上 限 額 として 毎 月 支 給 します) 利 用 者 負 担 所 得 に 応 じて0%~20%の 利 用 者 負 担 があります 実 績 計 画 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 3,516 人 3,542 人 事 業 継 続 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 事 業 の 重 点 化 利 用 者 負 担 の 適 正 な 割 合 について 見 直 しを 検 討 します 寝 具 乾 燥 事 業 対 象 者 サービス 内 容 利 用 者 負 担 65 歳 以 上 で 要 介 護 3~5 の 在 宅 生 活 をしている 寝 たきり 高 齢 者 在 宅 で 生 活 する 寝 たきりの 高 齢 者 の 家 庭 を 寝 具 乾 燥 車 で 訪 問 し 寝 具 の 乾 燥 又 は 丸 洗 いを 行 います 所 得 に 応 じて0~10%の 利 用 者 負 担 があります 実 績 計 画 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 355 人 430 人 事 業 継 続 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じた 見 直 しを 検 討 します 高 齢 者 住 宅 改 造 費 助 成 事 業 対 象 者 65 歳 以 上 の 要 介 護 要 支 援 高 齢 者 身 体 機 能 の 低 下 により 介 護 を 必 要 とする 方 に 浴 室 手 洗 所 玄 関 食 サービス 内 容 堂 廊 下 階 段 等 の 改 造 費 を 助 成 します ( 介 護 保 険 給 付 に 含 まれるものを 除 きます) 助 成 対 象 基 準 限 度 額 100 万 円 利 用 者 負 担 所 得 に 応 じて0%~100%の 利 用 者 負 担 があります 実 績 計 画 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 87 件 48 件 事 業 継 続 事 業 の 効 率 化 の 観 点 から 見 直 しを 検 討 します 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです かわさきいきいき 長 寿 プラン -86-

95 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 養 護 老 人 緊 急 一 時 入 所 事 業 身 体 上 又 は 精 神 上 の 障 害 があるため 在 宅 での 援 助 を 必 要 とする 65 歳 対 象 者 以 上 の 高 齢 者 ( 原 則 介 護 保 険 制 度 において 要 介 護 要 支 援 認 定 され た 方 を 除 く )であって 緊 急 に 一 定 期 間 の 施 設 入 所 が 必 要 となった 方 介 護 保 険 制 度 を 利 用 せず 原 則 として1 年 間 に 28 日 以 内 の 特 別 養 護 老 サービス 内 容 人 ホームへの 一 時 入 所 を 行 うことができます 桜 寿 園 しおん しゃんぐりら 夢 見 ヶ 崎 すみよし ひらまの 里 み やうち すえなが 多 摩 川 の 里 長 沢 壮 寿 の 里 鷲 ヶ 峯 太 陽 の 園 虹 実 施 施 設 の 里 緑 陽 苑 金 井 原 苑 よみうりランド 花 ハウス 実 施 施 設 は 変 更 となる 場 合 があります 生 活 保 護 世 帯 :サービス 居 室 代 0 円 ( 送 迎 費 0 円 ) その 他 世 帯 :( 従 来 型 個 室 )サービス 居 室 代 1,649 円 ( 送 迎 費 201 円 ) ( 多 床 室 )サービス 居 室 代,914 円 ( )( 送 迎 費 201 円 ) 利 用 者 負 担 (ユニット 型 個 室 )サービス 居 室 代 2,555 円 ( 送 迎 費 201 円 ) なお 全 世 帯 共 通 で 食 材 料 費 等 の 実 費 がかかります ( ) 介 護 報 酬 改 定 により 平 成 27 年 8 月 から 1,344 円 になります 実 績 計 画 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 133 日 100 日 事 業 継 続 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 高 齢 者 等 短 期 入 所 ベッド 確 保 事 業 身 体 上 又 は 精 神 上 の 障 害 があるため 在 宅 で 援 助 を 必 要 とする 高 齢 者 等 ( 原 則 として 介 護 保 険 制 度 において 要 介 護 要 支 援 と 認 定 された 方 ) 対 象 者 であって 介 護 する 者 の 急 病 事 故 その 他 の 事 情 ( 葬 式 等 )により 介 護 が 受 けられない 方 原 則 一 度 の 利 用 につき 10 日 以 内 の 特 別 養 護 老 人 ホーム 介 護 老 人 保 サービス 内 容 健 施 設 への 介 護 保 険 制 度 に 基 づく 一 時 入 所 サービスを 受 けられます 特 別 養 護 老 人 ホーム: 太 陽 の 園 ひらまの 里 しゃんぐりら 桜 寿 園 実 施 施 設 介 護 老 人 保 健 施 設 :ベルサンテ 三 田 あすみの 丘 実 施 施 設 は 変 更 となる 場 合 があります 利 用 者 負 担 原 則 として 介 護 保 険 法 に 基 づく 利 用 料 及 び 食 材 料 費 等 の 実 費 実 績 計 画 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 392 日 400 日 事 業 継 続 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです あんしん 見 守 り 一 時 入 院 等 事 業 対 象 者 医 療 依 存 度 が 高 く 医 療 処 置 の 必 要 な 在 宅 で 療 養 している 高 齢 者 等 医 療 処 置 が 必 要 な 高 齢 者 に 対 して 在 宅 療 養 の 継 続 を 図 るため 事 前 に サービス 内 容 利 用 登 録 を 行 った 上 で 医 療 機 関 での 入 院 治 療 又 は2 週 間 以 内 の 介 護 老 人 保 健 施 設 への 一 時 入 所 を 実 施 します 利 用 者 負 担 医 療 保 険 介 護 保 険 サービス 費 用 の 負 担 分 を 徴 収 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じた 見 直 しを 検 討 します -87- かわさきいきいき 長 寿 プラン

96 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 在 宅 福 祉 サービス 緊 急 措 置 事 業 認 知 症 や 家 庭 等 から 虐 待 を 受 けているなどのやむを 得 ない 事 由 により 対 象 者 介 護 保 険 法 に 規 定 する 居 宅 サービスを 利 用 することが 著 しく 困 難 な 高 齢 者 等 介 護 保 険 サービスが 利 用 できるよう 措 置 を 行 い 次 のサービス( 介 護 予 防 サービスを 含 む)を 提 供 します 1 訪 問 介 護 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 夜 間 対 応 型 訪 問 介 護 等 2 通 所 介 護 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 介 護 予 防 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 等 サービス 内 容 3 短 期 入 所 生 活 介 護 介 護 予 防 短 期 入 所 生 活 介 護 4 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 介 護 予 防 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 5 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 介 護 予 防 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 6 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 利 用 者 負 担 介 護 サービス 費 用 の1 割 相 当 額 2については 食 費 及 び 日 用 品 費 等 3~6については 食 費 居 住 費 及 び 日 用 品 費 等 が 別 途 かかります 3 生 活 支 援 を 必 要 とする 在 宅 高 齢 者 を 支 える 市 独 自 の 取 組 日 常 生 活 において 支 援 を 必 要 とする 高 齢 者 に 対 して 生 活 支 援 サービス を 提 供 し 在 宅 生 活 の 継 続 を 支 えます 生 活 支 援 型 食 事 サービス 事 業 65 歳 以 上 で 要 介 護 1 以 上 の 高 齢 者 で 次 の 要 件 を 満 たす 方 1ひとり 暮 らし 又 は 高 齢 者 のみの 世 帯 等 対 象 者 2 毎 日 の 食 事 に 支 障 のある 寝 たきり 虚 弱 認 知 症 高 齢 者 3 継 続 的 に 訪 問 介 護 の 利 用 を 含 む 居 宅 サービス 区 分 支 給 限 度 額 まで サービスを 利 用 している 方 で 食 事 サービスを 必 要 とする 方 土 日 を 含 め 1 週 間 に2 食 から7 食 の 夕 食 ( 又 は 昼 食 )を 配 達 するとと サービス 内 容 もに 安 全 確 認 を 行 います 利 用 回 数 週 7 回 まで 利 用 者 負 担 1 食 あたり 550 円 実 績 計 画 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 48,931 食 36,372 食 事 業 継 続 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 や 介 護 保 険 制 度 改 正 を 参 考 にし 見 直 しを 検 討 します かわさきいきいき 長 寿 プラン -88-

97 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 要 介 護 者 生 活 支 援 ヘルパー 派 遣 事 業 介 護 保 険 の 給 付 サービスだけでは 在 宅 生 活 の 維 持 が 困 難 な 65 歳 以 上 で 対 象 者 要 介 護 1 以 上 のひとり 暮 らし 高 齢 者 のみ 世 帯 日 中 独 居 世 帯 に 属 する 方 家 事 生 活 支 援 サービスのうち 必 要 なもの サービス 内 容 1 寝 具 交 換 2 掃 除 3 洗 濯 4 衣 類 整 理 補 修 5 調 理 後 片 付 け 6 買 物 7その 他 家 事 生 活 支 援 サービス 等 利 用 者 負 担 所 得 に 応 じて0 円 ~200 円 の 利 用 者 負 担 があります 派 遣 日 月 曜 日 ~ 日 曜 日 ( 祝 日 を 含 む) 派 遣 時 間 帯 9 時 ~17 時 ( 必 要 に 応 じて 20 時 まで) 派 遣 時 間 週 2 時 間 まで 実 績 計 画 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 112 人 95 人 事 業 継 続 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 や 介 護 保 険 制 度 改 正 を 参 考 にし 見 直 しを 検 討 します 訪 問 理 美 容 サービス 事 業 対 象 者 65 歳 以 上 で 要 介 護 3~5の 在 宅 の 高 齢 者 で 理 美 容 院 に 行 けない 方 サービス 内 容 理 美 容 師 が 居 宅 を 訪 問 し 調 髪 洗 髪 等 のサービスを 提 供 します 利 用 回 数 年 6 回 まで 利 用 者 負 担 1 回 2,000 円 実 績 計 画 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 2,677 回 2,622 回 事 業 継 続 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです -89- かわさきいきいき 長 寿 プラン

98 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 外 出 支 援 サービス 事 業 (おでかけGO!) 次 の 要 件 をすべて 満 たす 65 歳 以 上 の 方 1 市 内 で 在 宅 生 活 をしている 方 対 象 者 2 要 介 護 3~5の 方 で 身 体 機 能 の 低 下 により 他 の 交 通 手 段 の 利 用 が 困 難 な 方 3 利 用 時 にご 家 族 や 介 護 者 が 付 き 添 えて 介 助 できる 方 医 療 機 関 への 受 診 入 退 院 福 祉 施 設 への 入 退 所 官 公 庁 への 手 続 き 冠 婚 葬 祭 等 の 目 的 で 外 出 する 場 合 に 利 用 できます サービス 内 容 外 出 先 は 原 則 として 市 内 です ただし 隣 接 市 区 ( 市 内 から 概 ね 30 分 以 内 まで)については ご 相 談 となります 利 用 日 時 間 日 曜 祝 日 を 含 む 365 日 8~18 時 までの 間 で4 時 間 以 内 利 用 回 数 月 2 回 まで 1 時 間 400 円 介 助 料 は 片 道 750 円 利 用 者 負 担 介 助 は 原 則 としてご 家 族 等 での 対 応 となりますが ご 家 族 等 だけでの 対 応 が 困 難 な 場 合 には 介 助 員 を 有 料 で 派 遣 することができます 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 実 績 計 画 2,338 人 2,084 人 事 業 継 続 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じた 見 直 しを 検 討 します 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 福 祉 有 償 運 送 事 業 要 介 護 高 齢 者 等 公 共 交 通 機 関 を 利 用 して 移 動 することが 困 難 な 方 が 通 院 通 所 レジャー 等 で 外 出 できるように NPO 等 が 実 施 する 有 償 送 迎 サービスが 適 正 かつ 円 滑 に 提 供 されるよう 運 営 協 議 会 を 設 置 し 福 祉 有 償 運 送 を 促 進 します 川 崎 市 福 祉 有 償 運 送 運 営 協 議 会 にて 協 議 が 調 った 団 体 ( 平 成 26 年 9 月 末 日 時 点 ) 33 団 体 在 宅 寝 たきり 高 齢 者 歯 科 診 療 事 業 対 象 者 一 般 の 歯 科 診 療 機 関 で 診 療 を 受 けることが 困 難 な 65 歳 以 上 の 在 宅 寝 た きりの 高 齢 者 サービス 内 容 診 療 所 又 はポータブル 歯 科 診 療 機 器 による 歯 科 診 療 を 行 います 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 施 設 診 療 303 回 262 回 事 業 継 続 訪 問 診 療 215 回 228 回 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じた 見 直 しを 検 討 します 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです かわさきいきいき 長 寿 プラン -90-

99 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 4ひとり 暮 らし 高 齢 者 を 支 えるための 市 独 自 の 取 組 緊 急 通 報 システム 事 業 次 のA 又 はBに 該 当 する 方 A:1 65 歳 以 上 2 心 臓 疾 患 高 血 圧 等 の 慢 性 疾 患 のため 日 常 生 活 に 注 意 を 要 する 方 3 世 帯 の 状 況 が 次 のいずれかに 該 当 すること 対 象 者 ひとり 暮 らし 同 居 人 が 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 等 である 高 齢 者 のみ 世 帯 等 同 居 人 が 定 期 的 継 続 的 に 仕 事 等 で 長 時 間 外 出 するため 実 質 的 にひとり 暮 らしとなる 方 B:75 歳 以 上 のひとり 暮 らしの 方 124 時 間 365 日 体 制 での 緊 急 通 報 の 受 信 2 消 防 局 への 連 絡 ( 救 急 車 出 動 要 請 ) サービス 内 容 3 現 場 の 確 認 4 緊 急 連 絡 先 地 域 の 関 係 機 関 への 連 絡 利 用 者 負 担 所 得 に 応 じて 異 なります ( 月 額 0 円 ~4,500 円 ) 実 績 計 画 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 1,400 台 1,460 台 事 業 継 続 事 業 の 効 率 化 の 観 点 から 見 直 しを 検 討 します 福 祉 電 話 相 談 事 業 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 対 象 者 サービス 内 容 利 用 者 負 担 165 歳 以 上 の 環 境 的 にひとり 暮 らしの 高 齢 者 で 定 期 的 に 安 否 の 確 認 を 行 う 必 要 があると 認 められる 方 ( 電 話 による 安 否 確 認 各 種 相 談 ) 2さらに 現 に 電 話 を 占 有 していない 低 所 得 の 方 ( 電 話 設 置 ) 在 宅 でひとり 暮 らしの 高 齢 者 宅 に 老 人 電 話 相 談 センターの 相 談 員 が 定 期 的 に 電 話 をかけて 安 否 を 確 認 し 各 種 相 談 に 応 じます また 低 所 得 ( 市 町 村 民 税 非 課 税 )の 高 齢 者 宅 には 電 話 を 設 置 します 無 料 ( 但 し 利 用 者 が 使 用 した 通 話 料 は 全 額 自 己 負 担 となります ) 実 績 計 画 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 172 人 163 人 事 業 継 続 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じた 見 直 しを 検 討 します 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです -91- かわさきいきいき 長 寿 プラン

100 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 日 常 生 活 用 具 給 付 事 業 対 象 者 65 歳 以 上 の 寝 たきり ひとり 暮 らし 防 火 の 配 慮 が 必 要 な 高 齢 者 等 サービス 内 容 自 動 消 火 器 の 給 付 ( 基 準 限 度 額 36,800 円 ) 電 磁 調 理 器 の 給 付 ( 基 準 限 度 額 33,000 円 ) 利 用 者 負 担 所 得 に 応 じて0%~10%の 利 用 者 負 担 があります 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 自 動 消 火 器 3 件 4 件 事 業 継 続 電 磁 調 理 器 22 件 11 件 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 5 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 総 合 事 業 ) 要 支 援 者 等 に 対 する 効 果 的 かつ 効 率 的 な 支 援 の 実 現 を 目 的 とした 国 の 制 度 改 正 により (ア) 地 域 の 実 情 に 応 じて (イ) 住 民 等 の 多 様 な 主 体 が 参 画 し (ウ) 多 様 なサービスを 充 実 することで 地 域 の 支 え 合 い 体 制 づくり を 推 進 する 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 が 創 設 されました 今 回 の 見 直 しは 単 にサービス 提 供 の 枠 組 みが 変 わるということではな く 専 門 職 によるサービスが 必 要 な 方 には 専 門 的 サービスを 確 保 しつつ 更 に 地 域 の 社 会 資 源 等 を 活 用 して 民 間 事 業 者 や NPO ボランティア 協 同 組 合 などの 多 様 な 主 体 によるサービスの 提 供 を 充 実 させることで 様 々なニーズに 対 応 することを 目 的 としています ( 実 施 時 期 など 事 業 の 詳 細 については 第 5 章 1 いきがい 介 護 予 防 施 策 等 の 推 進 参 照 ) かわさきいきいき 長 寿 プラン -92-

101 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 6 高 齢 者 の 自 己 選 択 を 支 援 するための 取 組 介 護 サービス 情 報 の 公 表 すべての 事 業 者 は 介 護 サービスの 事 業 内 容 や 運 営 状 況 に 関 する 情 報 を 事 業 者 が 所 在 する 都 道 府 県 知 事 に 報 告 することが 義 務 付 けられてい ます また 都 道 府 県 知 事 は 報 告 を 受 けた 情 報 を 必 要 と 認 める 場 合 に 調 査 し 情 報 内 容 や 調 査 結 果 を 公 表 することになります 本 市 では 神 奈 川 県 が 実 施 する 介 護 サービス 情 報 の 公 表 の 制 度 について ホーム ページ 等 で 周 知 し 利 用 者 が 適 切 に 介 護 事 業 者 を 選 択 できるよう 図 ります 介 護 サービス 情 報 の 公 表 の 基 本 的 な 仕 組 み 介 護 サービスを 提 供 する 事 業 所 または 施 設 自 ら 提 供 する 介 護 サービスの 内 容 や 運 営 の 状 況 に 関 する 情 報 を 自 ら 記 入 1 報 告 < 基 本 情 報 > < 調 査 情 報 > 3 訪 問 調 査 の 実 施 神 奈 川 県 指 定 調 査 機 関 ( 訪 問 調 査 は 知 事 が 認 めた 場 合 に 実 施 ) 4 2 訪 問 調 査 の 訪 問 調 査 の 指 示 訪 結 問 果 調 報 査 告 の 神 奈 川 県 介 護 サービス 情 報 公 表 センター 介 護 サービス 情 報 公 表 システム で 公 表 情 報 の 検 索 活 用 利 用 者 家 族 介 護 支 援 専 門 員 等 公 表 情 報 を 比 較 検 討 の 上 サービスを 選 択 ケアマネジャー 等 の 専 門 職 による 高 齢 者 の 自 己 選 択 の 支 援 に 向 けた 取 組 本 市 では 川 崎 市 介 護 支 援 専 門 員 連 絡 会 等 の 関 係 する 団 体 と 協 働 して ケアマネジメントツール~ケアプラン 確 認 マニュアル~ 川 崎 版 を 平 成 20 年 度 に 作 成 し 平 成 26 年 度 には 大 幅 な 改 定 を 行 いました このマニュアルは ケアマネジメントの 各 プロセスが 適 切 に 実 施 され ているかをケアマネジャー( 介 護 支 援 専 門 員 ) 自 身 が 改 めて 確 認 し そ こで 得 た 気 づき を 元 に 必 要 に 応 じてケアプランを 修 正 していくこと で 高 齢 者 の 自 立 支 援 に 資 するケアマネジメント の 普 遍 化 が 行 われ ることをめざしたものです このような 取 組 を 継 続 していくことで 高 齢 者 自 身 がどのような 生 活 を 送 りたいか という 真 のニーズを 導 き 出 し 高 齢 者 の 自 己 選 択 を 支 える 支 援 が 行 われることが 期 待 されます -93- かわさきいきいき 長 寿 プラン

102 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 介 護 相 談 員 派 遣 事 業 介 護 サービスの 質 の 向 上 を 図 ることを 目 的 として 高 齢 者 福 祉 に 熱 意 を 持 つ 市 民 で 一 定 水 準 以 上 の 研 修 を 受 けた 方 を 介 護 相 談 員 として 委 嘱 し 特 別 養 護 老 人 ホームや 介 護 老 人 保 健 施 設 などに 派 遣 します 介 護 相 談 員 は サービスを 利 用 している 本 人 やその 家 族 の 不 安 不 満 疑 問 などの 解 消 を 図 るため 相 談 に 応 じます 受 け 付 けた 相 談 については 介 護 相 談 員 が 事 業 者 と 問 題 解 決 の 方 法 を 検 討 するなどして 双 方 の 橋 渡 し 役 を 担 います 介 護 相 談 員 派 遣 事 業 介 護 相 談 員 連 絡 会 川 崎 委 嘱 市 広 報 助 言 報 告 介 護 保 険 施 設 等 相 談 意 見 交 換 介 護 相 談 員 介 護 サ ー ビ ス の 質 の 向 上 派 遣 対 象 施 設 特 別 養 護 老 人 ホーム 介 護 老 人 保 健 施 設 認 知 症 高 齢 者 グループホーム 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 ( 有 料 老 人 ホーム 等 ) 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 施 設 職 員 入 居 者 家 族 実 績 計 画 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 352 回 368 回 事 業 継 続 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです かわさきいきいき 長 寿 プラン -94-

103 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 相 談 苦 情 対 応 の 仕 組 み 相 談 苦 情 対 応 の 窓 口 としては 区 役 所 を 中 心 に 市 健 康 福 祉 局 と 連 携 を 図 っています また 身 近 な 地 域 の 総 合 相 談 窓 口 として 地 域 包 括 支 援 センターや 薬 剤 師 会 柔 道 整 復 師 会 鍼 灸 マッサージ 師 会 司 法 書 士 会 の 協 力 で まちかど 介 護 相 談 窓 口 を 設 置 しています また 相 談 苦 情 対 応 への 体 制 整 備 に 向 けて 介 護 保 険 制 度 全 般 に 関 する 苦 情 への 対 応 方 法 などの 手 順 を 定 めた 介 護 保 険 苦 情 対 応 マニュ アル を 策 定 しています このマニュアルを 基 本 として 上 記 の 窓 口 とともに 神 奈 川 県 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 や かながわ 福 祉 サービス 運 営 適 正 化 委 員 会 といった 苦 情 対 応 機 関 とも 連 携 しながら 誰 もが 気 軽 に 相 談 ができ 苦 情 を 言 うことができる 窓 口 の 運 営 体 制 を 確 保 するとともに 苦 情 の 事 例 収 集 を 行 い その 対 応 について 検 討 し サービスの 質 の 向 上 を 図 りま す 相 談 苦 情 対 応 の 仕 組 み 当 事 者 段 階 当 事 者 での 解 決 が 原 則 直 接 の 相 談 苦 情 利 用 者 利 用 提 供 事 業 者 < 苦 情 対 応 窓 口 > 相 談 苦 情 申 立 対 応 調 整 地 域 の 関 係 機 関 地 域 包 括 支 援 センター まちかど 介 護 相 談 窓 口 区 社 会 福 祉 協 議 会 等 連 携 区 役 所 連 携 介 護 保 険 サービスについて 神 奈 川 県 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 福 祉 サービス 一 般 について かながわ 福 祉 サービス 運 営 適 正 化 委 員 会 連 携 市 健 康 福 祉 局 長 寿 社 会 部 -95- かわさきいきいき 長 寿 プラン

104 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 中 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 の 在 宅 生 活 を 支 えるための 取 組 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 の 結 果 高 齢 者 の 多 くが 将 来 介 護 が 必 要 になった 場 合 でも 家 族 に 負 担 をかけずに 自 宅 で 暮 らしたい と 希 望 しています 第 6 期 計 画 では 要 介 護 状 態 の 悪 化 認 知 症 介 護 者 の 負 担 等 の 課 題 を 抱 え 従 来 であれば 施 設 入 居 が 必 要 な 状 態 の 高 齢 者 であっても 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 した 生 活 を 続 けることができる 安 全 安 心 に 暮 らせる 地 域 づくり をめざし 多 様 な 介 護 ニーズに 柔 軟 に 対 応 することが 可 能 な 地 域 密 着 型 サービス や 介 護 者 の 負 担 軽 減 のための 支 援 の 充 実 に 取 り 組 みます 1 地 域 密 着 型 サービスの 整 備 と 普 及 に 向 けた 取 組 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 の 整 備 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 は 重 度 者 等 の 要 介 護 高 齢 者 の 在 宅 生 活 を 24 時 間 支 える 仕 組 みが 不 足 していることに 加 え 医 療 ニーズ が 高 い 高 齢 者 に 対 して 医 療 と 介 護 との 連 携 が 必 ずしも 充 分 ではないとい う 課 題 を 受 け 日 中 夜 間 を 通 じて 訪 問 介 護 と 訪 問 看 護 の 両 方 を 提 供 し 定 期 巡 回 と 随 時 の 対 応 を 行 う サービスとして 平 成 24 年 度 に 創 設 されました サービスのイメージ 一 般 社 団 法 人 24 時 間 在 宅 ケア 研 究 会 定 期 巡 回 随 時 対 応 サービスのポイント から 引 用 第 6 期 計 画 以 降 については 新 規 に 開 設 される 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 への 併 設 の 推 奨 や 100 戸 以 上 の 市 営 住 宅 を 建 て 替 える 際 に 創 出 される 余 裕 敷 地 を 活 用 した 事 業 所 開 設 等 により 引 き 続 き 整 備 を 促 進 します 実 績 計 画 ( 累 計 ) 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 32 年 度 37 年 度 8 か 所 11 か 所 18 か 所 23 か 所 30 か 所 (7か 所 の 開 設 ) 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です かわさきいきいき 長 寿 プラン -96-

105 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 の 普 及 に 向 けた 地 域 連 携 型 サービス の 導 入 全 国 的 に 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 事 業 所 の 整 備 が 進 まない 中 本 市 では 全 ての 行 政 区 に 事 業 所 が 開 設 されており 比 較 的 順 調 な 整 備 が 進 んでいます 一 方 で サービス 利 用 者 については 全 市 で 200 人 未 満 ( 平 成 26 年 10 月 時 点 )に 留 まっており 一 層 のサービス 普 及 が 必 要 となりますが サービスの 提 供 上 次 のような 課 題 があります サービス 普 及 に 向 けた 課 題 従 来 の 訪 問 介 護 との 競 合 と 利 用 者 の 状 態 に 応 じた 柔 軟 なサービスの 切 替 えが 難 しいこと 担 当 エリアが 広 くなると 訪 問 のための 移 動 時 間 のロスが 大 きくなること 介 護 スタッフの 確 保 が 難 しく 1 事 業 所 当 たりで 対 応 できる 件 数 が 少 ないこと 連 携 可 能 な 訪 問 看 護 ステーションが 少 ないこと 利 用 に 適 した 状 態 等 の 情 報 が 利 用 者 関 係 者 に 十 分 に 認 知 されていないこと これらの 課 題 に 対 応 するため 訪 問 介 護 事 業 所 と 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 事 業 所 の 連 携 によるサービス 提 供 の 仕 組 み( 地 域 連 携 型 サービス )の 導 入 を 検 討 し サービス 供 給 力 の 拡 大 及 び 普 及 に 向 け た 取 組 を 行 います 連 携 イメージ 定 期 巡 回 事 業 所 訪 問 介 護 事 業 所 業 務 委 託 情 報 連 携 24 時 間 コール 受 付 ケアコール 設 置 夜 間 の 定 期 巡 回 随 時 訪 問 利 用 者 日 中 の 定 期 巡 回 随 時 訪 問 期 待 される 効 果 移 動 時 間 の 短 縮 や 訪 問 介 護 事 業 所 との 連 携 によるサービスの 効 率 化 供 給 力 の 拡 大 訪 問 介 護 からの 状 態 に 応 じたサービスの 切 替 えを 容 易 とすることによるサービスの 普 及 利 用 拡 大 地 域 に 密 着 して 活 動 している 訪 問 介 護 事 業 所 による 重 度 者 への 継 続 的 な 支 援 の 実 現 地 域 の 事 業 所 間 の 連 携 の 土 壌 づくり ノウハウの 蓄 積 による 既 存 訪 問 介 護 事 業 所 の 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 事 業 への 新 規 参 入 -97- かわさきいきいき 長 寿 プラン

106 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 の 整 備 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 は 要 介 護 者 の 状 態 や 希 望 に 応 じて 随 時 通 い 訪 問 泊 まり を 組 み 合 わせてサービスを 提 供 することで 在 宅 での 生 活 継 続 を 支 援 するサービスです 本 市 では 地 域 での 生 活 の 持 続 に 向 けた 重 要 なサービスとして 位 置 付 け 整 備 促 進 を 図 ります サービスのイメージ 利 用 者 の 自 宅 通 い 食 事 入 浴 など 日 常 生 活 の 支 援 機 能 訓 練 を 日 帰 りで 行 います 泊 まり 短 期 間 滞 在 し 滞 在 中 日 常 生 活 の 支 援 が 受 け られます 訪 問 ヘルパーが 自 宅 にお 伺 いし 生 活 援 助 や 身 体 介 護 を 行 います 第 6 期 計 画 以 降 については 事 業 者 の 参 入 意 欲 が 高 い 介 護 付 有 料 老 人 ホーム 認 知 症 高 齢 者 グループホーム への 併 設 を 公 募 要 件 とする 等 引 き 続 き 整 備 促 進 に 向 けた 取 組 を 進 めます 実 績 計 画 ( 累 計 ) 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 32 年 度 37 年 度 37 か 所 41 か 所 (16 か 所 の 開 設 ) 57 か 所 72 か 所 93 か 所 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です 今 後 の 役 割 に 関 する 議 論 平 成 27 年 4 月 の 介 護 保 険 制 度 改 正 に 向 けた 国 の 部 会 等 の 中 では これまでの 通 い を 中 心 としたサービス 提 供 に 加 え 在 宅 での 生 活 全 般 を 支 援 する 観 点 から 訪 問 の 機 能 を 強 化 する 必 要 性 が 議 論 されたほか 地 域 包 括 ケアシステムを 担 う 中 核 的 なサービス 拠 点 の 一 つとして 地 域 に 対 する 役 割 の 拡 大 が 求 められています かわさきいきいき 長 寿 プラン -98-

107 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 の 整 備 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 ( 平 成 27 年 4 月 制 度 改 正 により 複 合 型 サービス から 名 称 変 更 )は 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 に 医 療 的 ケア を 提 供 する 訪 問 看 護 の 機 能 を 加 えた サービスの 一 元 管 理 による 医 療 介 護 の 連 携 により 効 果 的 かつ 柔 軟 な 支 援 を 可 能 としたサービスです 主 に 医 療 ニーズの 高 い 高 齢 者 を 対 象 として 地 域 在 宅 における 多 様 な 療 養 支 援 を 行 うことを 目 的 として 平 成 24 年 度 に 創 設 されました 自 宅 で 生 活 する 医 療 ニーズが 高 い 高 齢 者 を 支 える 重 要 なサービスとし て 位 置 付 け 整 備 促 進 を 図 ります サービスのイメージ 泊 まり 利 用 者 ニーズに 応 じた 柔 軟 な 対 応 看 護 通 い 介 護 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 泊 まり 通 い ( 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 と 訪 問 看 護 ) 訪 問 要 介 護 度 が 高 く 医 療 ニーズの 高 い 高 齢 者 に 対 応 するため 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 のサービスに 加 え 必 要 に 応 じて 訪 問 看 護 を 提 供 できる 仕 組 みとする 別 々に 指 定 しサービスを 提 供 するよりも 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 事 業 所 に 配 置 されたケアマネジャー ( 介 護 支 援 専 門 員 )によるサービスの 一 元 管 理 により 利 用 者 のニーズに 応 じた 柔 軟 なサービス 提 供 が 可 能 事 業 者 にとっても 柔 軟 な 人 員 配 置 が 可 能 第 6 期 計 画 以 降 については 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 と 同 様 の 手 法 に よる 整 備 のほか 既 存 の 訪 問 看 護 ステーションによる 事 業 参 入 の 促 しな ど 引 き 続 き 整 備 促 進 に 向 けた 取 組 を 進 めます 実 績 計 画 ( 累 計 ) 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 32 年 度 37 年 度 1 か 所 5 か 所 (7 か 所 の 開 設 ) 12 か 所 18 か 所 32 か 所 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です ( 看 護 ) 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 の 普 及 市 内 の 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 事 業 所 等 が 参 加 する 川 崎 市 小 規 模 多 機 能 型 事 業 者 連 絡 協 議 会 に 対 して 定 期 的 に 開 催 される 連 絡 会 の 運 営 の 支 援 を 行 っています 連 絡 協 議 会 では 事 業 所 間 の 情 報 交 換 研 修 の 開 催 のほか パンフレッ ト 作 成 や 本 市 などが 主 催 する 介 護 いきいきフェア での 広 報 等 の 活 動 を 通 じて サービスの 普 及 に 向 けた 取 組 を 行 っています -99- かわさきいきいき 長 寿 プラン

108 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 2 介 護 者 の 負 担 軽 減 に 向 けた 取 組 高 齢 者 の 多 くが 将 来 介 護 が 必 要 になった 場 合 でも 家 族 に 負 担 をかけ ずに 自 宅 で 暮 らしたい と 希 望 している 一 方 で 介 護 者 の 75.7%が 介 護 に 困 難 や 負 担 を 感 じているなど 介 護 者 の 負 担 増 大 が 問 題 となっています また 在 宅 生 活 継 続 のために 緊 急 利 用 が 可 能 なショートステイの 充 実 を 望 む 意 見 が 市 内 で 活 動 している 在 宅 ケアマネジャー( 介 護 支 援 専 門 員 ) 等 から 多 く 聞 かれました 第 6 期 計 画 では 介 護 者 の 負 担 軽 減 を 目 的 として 緊 急 利 用 が 可 能 な ショートステイの 充 実 に 向 けた 取 組 を 進 めます 緊 急 利 用 が 可 能 なショートステイの 確 保 に 向 けた 取 組 これまで 本 市 では 特 別 養 護 老 人 ホームの 新 規 整 備 を 行 う 際 に 運 営 法 人 に 施 設 本 体 の 入 居 定 員 の 10% 以 上 のショートステイ 定 員 確 保 を 求 めることで 整 備 を 進 めてきました 第 6 期 計 画 では 従 来 の 整 備 手 法 のほか 介 護 付 有 料 老 人 ホームや 認 知 症 高 齢 者 グループホームの 空 床 を 活 用 したショートステイの 実 施 を 積 極 的 に 進 めることで サービス 供 給 量 の 拡 大 を 図 ります また 供 給 主 体 の 多 様 化 によるサービス 利 用 者 側 の 選 択 肢 増 加 によっ て 緊 急 のショートステイ 利 用 がより 容 易 となることが 期 待 されます 介 護 の 負 担 を 軽 くするために 必 要 なサービス( 特 別 養 護 老 人 ホーム 入 所 希 望 者 ) 問 :あなたは 介 護 者 の 負 担 を 軽 くするために 特 別 養 護 老 人 ホーム 以 外 にどのよ うなサービスが 必 要 だと 思 いますか ( 複 数 回 答 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% ショートステイ 40.6% 認 知 症 高 齢 者 グループホーム 31.8% デイサービス( 通 所 介 護 ) 29.4% 特 養 入 所 希 望 者 調 査 ( 回 答 者 数 =170 人 ) 平 成 25 年 度 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 から ( 上 位 3つのみ 記 載 ) かわさきいきいき 長 寿 プラン -100-

109 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 在 宅 医 療 介 護 の 連 携 の 推 進 超 高 齢 社 会 を 迎 えるに 当 たり 国 や 他 都 市 と 比 較 して 高 齢 化 率 が 低 い 本 市 ですが 今 後 団 塊 の 世 代 が 後 期 高 齢 者 となる 2025 年 に 向 け 後 期 高 齢 者 の 増 加 が 見 込 まれています また 後 期 高 齢 者 となるにつれて 要 介 護 認 定 率 は 高 くなり 要 介 護 度 が 高 くなるにつれて 医 療 への 依 存 度 が 高 まる 傾 向 に あると 考 えられます 一 方 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 の 結 果 では 介 護 が 必 要 となったときに 在 宅 で 介 護 を 受 けたいと 希 望 している 方 は 半 数 を 上 回 っていますが 施 設 への 入 居 を 希 望 している 方 は 家 族 に 負 担 がかかることを 理 由 に 施 設 を 選 択 して いる 方 も 多 い 状 況 です また 人 生 の 最 期 を 迎 える 場 所 について 自 宅 で 迎 えられる 方 は 1 割 強 となっています こうしたことから 本 市 では 住 み 慣 れた 地 域 で 暮 らし 続 けられるよう 地 域 包 括 ケアシステム づくりを 最 重 要 課 題 の1つと 捉 え 川 崎 市 地 域 包 括 ケアシステム 推 進 ビジョン を 策 定 しています 医 療 や 介 護 が 必 要 と なっても 本 人 や 家 族 の 状 況 に 応 じて 生 活 の 場 を 選 択 できる 環 境 の 整 備 を 図 るため 在 宅 医 療 の 充 実 医 療 と 介 護 の 連 携 を 推 進 します 現 状 と 課 題 1わが 国 の 一 人 開 業 医 が 多 い 状 況 の 中 で かかりつけ 医 を 中 心 に 訪 問 診 療 や 往 診 にも 取 り 組 みやすい 環 境 づくりを 進 めるため 急 速 な 都 市 部 の 高 齢 化 に 対 応 した 24 時 間 365 日 の 在 宅 医 療 推 進 の 仕 組 みづくりを 行 うことが 必 要 と 考 えられます 2 医 療 と 介 護 の 連 携 がよりスムーズに 進 められるよう 円 滑 な 連 携 に 向 けたルールづくりや コーディネート 機 能 のあり 方 を 検 討 していくことが 必 要 です 3 在 宅 医 療 ケアへの 理 解 が 十 分 に 浸 透 しておらず 在 宅 医 療 ケアが 市 民 の 選 択 肢 の1つ となりきっていない 状 況 から 在 宅 医 療 ケアについての 更 なる 啓 発 の 取 組 を 進 めること が 重 要 です こうした 取 組 を 通 じて 入 院 から 在 宅 への 切 れ 目 ない 継 続 支 援 が 十 分 に 提 供 できるような 在 宅 療 養 の 仕 組 みづくりにつなげていきます 医 療 や 介 護 が 必 要 な 高 齢 者 等 が 地 域 や 自 宅 等 の 生 活 の 場 において 家 族 や 医 療 職 介 護 職 ボランティアなどの 協 力 や 支 援 のもと 必 要 な 医 療 介 護 サー ビスを 利 用 し 安 心 して 在 宅 で 療 養 していくことをいいます かわさきいきいき 長 寿 プラン

110 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 ( 具 体 的 な 取 組 の 方 向 性 ) 124 時 間 365 日 の 在 宅 医 療 推 進 の 仕 組 みづくり 在 宅 チーム 医 療 を 担 う 地 域 リーダー 研 修 等 による 人 材 育 成 在 宅 医 療 に 係 わる 医 療 介 護 従 事 者 に 対 する 多 職 種 研 修 を 行 い チー ムとして 在 宅 療 養 患 者 ( 利 用 者 ) 家 族 を 支 えていくための 人 材 を 育 成 します 各 区 への 在 宅 療 養 調 整 医 師 の 配 置 各 区 において 開 業 医 の 顔 の 見 える 関 係 づくりを 進 め 開 業 医 のネッ トワークづくりを 進 めるとともに 1 多 職 種 への 医 療 的 な 助 言 2 医 療 資 源 等 の 把 握 3 退 院 調 整 支 援 等 につなげるため 川 崎 市 医 師 会 の 協 力 のもと 各 区 に 在 宅 療 養 調 整 医 師 を 配 置 します 2 医 療 と 介 護 の 連 携 に 向 けた 仕 組 みづくり 川 崎 市 在 宅 療 養 推 進 協 議 会 の 開 催 開 業 医 歯 科 医 師 薬 剤 師 病 院 訪 問 看 護 師 介 護 支 援 専 門 員 地 域 包 括 支 援 センターなどの 医 療 介 護 関 連 団 体 の 代 表 者 が 定 期 的 に 集 ま り 多 職 種 連 携 の 強 化 在 宅 療 養 患 者 ( 利 用 者 )に 対 する 一 体 的 な 支 援 体 制 の 構 築 に 向 けた 協 議 を 進 めます 各 区 における 多 職 種 による 協 議 の 場 の 設 置 に 向 けた 取 組 上 記 の 取 組 とともに 各 区 において 1 診 診 連 携 による 在 宅 医 の 負 担 軽 減 2 多 職 種 での 緊 密 な 連 携 の 推 進 3 市 民 啓 発 など 在 宅 医 療 ケ アの 課 題 解 決 に 向 けた 取 組 を 進 め 各 区 における 多 職 種 による 協 議 の 場 づくりを 進 めます 在 宅 療 養 連 携 ノート を 活 用 した 多 職 種 間 の 情 報 共 有 在 宅 医 療 介 護 従 事 者 間 の 情 報 共 有 を 図 るため 在 宅 療 養 患 者 宅 に 置 いて 従 事 者 間 及 び 本 人 家 族 との 情 報 共 有 につなげるため 在 宅 療 養 連 携 ノート を 作 成 し 普 及 活 用 を 図 ります 記 載 事 項 基 本 情 報 医 療 情 報 歯 科 情 報 嚥 下 連 絡 票 検 査 結 果 薬 剤 情 報 看 護 情 報 週 間 サービス 計 画 表 リビング ウィル 連 絡 ページ かわさきいきいき 長 寿 プラン -102-

111 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 在 宅 医 療 サポートセンター 事 業 の 実 施 在 宅 療 養 調 整 医 師 とともに 1 多 職 種 への 医 療 的 な 助 言 2 医 療 資 源 等 の 把 握 3 退 院 調 整 支 援 4 市 民 啓 発 等 を 行 うため コーディネーター の 看 護 職 を 配 置 し 在 宅 医 療 サポートセンターを 運 営 します 3 在 宅 医 療 ケアに 関 する 市 民 啓 発 医 療 や 介 護 が 必 要 となっても 本 人 や 家 族 の 状 況 に 応 じて 生 活 の 場 を 選 択 できるように 在 宅 医 療 ケアについても 市 民 の 選 択 肢 の1つでき るような 理 解 の 浸 透 を 図 っていくことが 重 要 です そのため リーフレット 在 宅 医 療 Q&A による 周 知 や 市 民 シンポ ジウムの 定 期 的 な 開 催 出 前 講 座 等 を 通 じた 啓 発 を 進 めます 在 宅 医 療 ケアシステムのイメージ 川 崎 市 在 宅 療 養 推 進 協 議 会 ( 多 職 種 連 携 のルール 作 成 ) 市 健 康 福 祉 局 医 療 政 策 推 進 室 病 院 病 診 連 携 薬 剤 師 歯 科 医 師 個 別 ケースの 検 討 多 職 種 による 対 話 の 場 訪 問 看 護 師 ヘルパー 介 護 支 援 専 門 員 区 保 健 福 祉 セ ン タ ー 急 性 増 悪 時 等 在 宅 医 各 区 調 整 医 在 宅 医 診 診 連 携 患 者 ( 利 用 者 ) 地 域 包 括 支 援 センター 医 療 介 護 の 一 体 的 なサービス 提 供 在 宅 医 療 サポートセンター 医 療 的 助 言 医 療 資 源 等 の 把 握 退 院 調 整 支 援 等 取 組 状 況 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 ( 見 込 ) 27 年 度 28 年 度 29 年 度 在 宅 療 養 推 進 協 議 会 設 置 地 域 リーダー 研 修 開 催 在 宅 療 養 連 携 ノート 作 成 他 継 続 実 施 活 用 手 法 の 検 討 各 区 での 取 組 の 試 行 事 業 推 進 かわさきいきいき 長 寿 プラン

112 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 要 介 護 度 維 持 改 善 に 向 けた 取 組 高 齢 者 人 口 は 年 々 増 え 続 けることが 想 定 され 要 介 護 要 支 援 認 定 者 の 増 加 とそれに 伴 う 介 護 保 険 給 付 費 等 の 増 大 が 課 題 となっています これまで 本 市 では 介 護 予 防 の 取 組 として すべての 高 齢 者 を 対 象 に い こい 元 気 広 場 公 園 体 操 公 園 ウォーキング 等 の 一 次 予 防 事 業 虚 弱 な 高 齢 者 を 対 象 とした 運 動 器 機 能 向 上 栄 養 改 善 口 腔 機 能 向 上 等 の 二 次 予 防 事 業 等 を 実 施 し 虚 弱 な 状 態 の 軽 減 要 介 護 状 態 等 になることの 予 防 に 努 めてきました これらの 取 組 を 充 実 強 化 していく 一 方 で 要 介 護 状 態 となった 方 につい ても 状 態 の 維 持 改 善 に 取 り 組 むことが 今 後 ますます 重 要 となります 介 護 保 険 制 度 は 尊 厳 の 保 持 自 立 支 援 を 基 本 理 念 として 要 介 護 状 態 の 軽 減 又 は 悪 化 の 防 止 のために 介 護 保 険 給 付 を 行 うことが 定 められ ていますが 介 護 サービス 提 供 事 業 者 の 取 組 によって 要 介 護 度 の 改 善 が 図 ら れても 事 業 者 の 努 力 が 評 価 されにくいという 課 題 があります この 課 題 に 対 応 するため 適 切 なサービスを 提 供 し 要 介 護 度 の 維 持 改 善 を 達 成 した 事 業 者 を 評 価 する 仕 組 みが 必 要 です 要 介 護 度 維 持 改 善 の 取 組 元 気 な 高 齢 者 虚 弱 な 高 齢 者 要 支 援 高 齢 者 要 介 護 高 齢 者 健 康 維 持 要 介 護 要 支 援 状 態 に ならないための 取 組 要 介 護 度 等 の 維 持 改 善 に 向 けた 取 組 改 善 改 善 改 善 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 平 成 28 年 度 から 実 施 介 護 予 防 サービス 介 護 保 険 サービス 介 護 予 防 事 業 平 成 28 年 度 に 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 へ 移 行 いきがい 対 策 かわさきいきいき 長 寿 プラン -104-

113 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 要 介 護 度 の 維 持 改 善 を 図 る 仕 組 みづくり 本 市 では 利 用 者 の 要 介 護 度 の 改 善 を 図 った 場 合 や 長 期 にわたって 利 用 者 の 要 介 護 度 を 維 持 した 場 合 報 奨 表 彰 公 表 等 のインセンティ ブを 付 与 することで 介 護 サービス 提 供 事 業 者 のサービスの 質 を 評 価 す る 仕 組 みを 構 築 します また この 仕 組 みにより 介 護 サービス 提 供 事 業 者 による 積 極 的 な 自 立 支 援 に 向 けたサービスが 提 供 され 高 齢 者 自 身 にも 尊 厳 の 保 持 に 対 する 意 識 の 醸 成 が 図 られるよう 取 り 組 みます 本 市 の 平 均 寿 命 と 健 康 寿 命 ( 歳 ) 女 性 73.1 ( 全 国 :73.6) 86.7 ( 全 国 :86.4) 男 性 69.3 ( 全 国 :70.4) 80.0 ( 全 国 :79.6) 健 康 寿 命 平 均 寿 命 平 均 寿 命 は 厚 生 労 働 省 市 区 町 村 別 生 命 表 から 抜 粋 しています 健 康 寿 命 は 厚 生 労 働 科 学 研 究 費 補 助 金 分 担 研 究 報 告 書 から 抜 粋 しています 数 値 は いずれも 平 成 22 年 時 点 です 本 市 の 平 均 寿 命 と 健 康 寿 命 の 差 は 男 性 で 10.7 年 女 性 で 13.6 年 と なっています 男 女 ともに 日 常 生 活 に 制 限 のある 期 間 が 長 いことを 示 していま す 元 気 なうちから 高 齢 者 自 身 が 介 護 予 防 に 取 り 組 むことは 健 康 寿 命 を 延 伸 させ 高 齢 者 の 幸 福 につながります 本 市 では これらの 取 組 を かわさき 健 幸 福 寿 プロジェクト として 推 進 し 介 護 予 防 の 普 及 啓 発 が 一 層 広 まることで 高 齢 者 や 事 業 者 の 介 護 予 防 に 対 する 意 識 が 高 まり 結 果 として 介 護 給 付 費 の 上 昇 の 抑 制 にもつながることを 期 待 しています いつまでも 元 気 なお 年 寄 り でいただくことを 目 的 として 平 成 26 年 4 月 に 設 置 したプロジェクトです 介 護 サービス 提 供 事 業 者 のケアにより 要 介 護 度 の 維 持 改 善 を 図 った 場 合 の 事 業 者 への 適 正 な 評 価 を 行 うことで 維 持 改 善 に 対 する 取 組 意 識 を 高 め 介 護 保 険 給 付 費 上 昇 の 抑 制 を 図 り 無 理 なく 安 心 して 介 護 サービスを 利 用 できる 新 たな 仕 組 みづくりをめざします 今 後 は 市 内 の 特 別 養 護 老 人 ホームや 通 所 介 護 事 業 所 を 対 象 としたモデル 事 業 を 実 施 します かわさきいきいき 長 寿 プラン

114 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 介 護 人 材 の 確 保 と 定 着 の 支 援 介 護 人 材 については 多 くの 市 内 介 護 サービス 提 供 事 業 者 が 人 材 確 保 に 向 けた 募 集 等 を 行 っているものの 人 材 確 保 が 困 難 な 状 況 にあり 事 業 を 運 営 する 上 で 大 きな 課 題 となっています そこで 市 内 の 介 護 事 業 所 や 介 護 事 業 所 で 就 労 する 職 員 に 対 して 実 態 調 査 を 行 い 今 後 の 介 護 人 材 確 保 策 の 推 進 を 図 るための 基 礎 資 料 を 得 るとともに 状 況 の 把 握 に 努 めました 市 内 の 介 護 事 業 所 の 状 況 等 について 平 成 25 年 度 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 から 事 業 を 展 開 する 上 での 問 題 点 や 課 題 として 居 宅 サービス 事 業 所 の 75.1% 介 護 保 険 施 設 等 の 84.0%が 人 材 の 確 保 が 困 難 という 課 題 をあげています これは 前 回 ( 平 成 22 年 度 )の 調 査 よりポイントが 増 加 し 問 題 点 課 題 の 第 1 位 となり ました 川 崎 市 介 護 労 働 者 実 態 調 査 ( 職 員 向 け 調 査 ) から 必 要 と 感 じる 行 政 の 支 援 として 職 場 環 境 の 改 善 が 42.0%と 最 も 高 く 続 い て 介 護 職 のイメージアップ が 33.1% 職 員 のメンタルヘルスケア が 28.1% となりました 介 護 の 仕 事 に 関 心 を 持 ち 始 めた 時 期 として 10 代 が 16.0%と 最 も 高 く 続 い て 40 代 前 半 が 15.4% 20 代 前 半 が 13.6%となりました 0% 20% 40% 60% 80% 100% 介 護 の 仕 事 に 関 心 を 持 ち 始 めた 時 期 (n=1,539) 16.0% 13.6% 9.3% 13.1% 10.4% 15.4% 17.8% 4.4% 10 代 20 代 前 半 20 代 後 半 30 代 前 半 30 代 後 半 40 代 前 半 40 代 後 半 以 降 無 回 答 川 崎 市 介 護 人 材 の 確 保 定 着 に 関 する 実 態 調 査 ( 事 業 者 向 け 調 査 ) から 運 営 上 の 問 題 点 として 良 質 な 人 材 の 確 保 が 難 しい が 55.2% 十 分 な 賃 金 を 支 払 えない が 50.8% 書 類 作 成 の 時 間 に 追 われる が 35.5%となりました 0% 20% 40% 60% 80% 良 質 な 人 材 の 確 保 が 難 しい 十 分 な 賃 金 を 支 払 えない 書 類 作 成 の 時 間 に 追 われる 35.5% 55.2% 50.8% (n=183) 上 位 3つを 記 載 定 着 促 進 に 効 果 のあった 方 策 として 労 働 時 間 の 希 望 を 聞 くこと が 31.7% 労 働 条 件 を 改 善 すること が 25.2% コミュニケーションの 円 滑 化 を 図 るこ と が 22.3%となりました かわさきいきいき 長 寿 プラン -106-

115 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 本 市 における 介 護 人 材 確 保 策 福 祉 介 護 事 業 所 キャリア アップ 人 材 就 労 職 員 定 着 1 人 材 の 呼 び 込 み 2 就 労 支 援 3 定 着 支 援 福 祉 介 護 に 関 する 普 及 啓 発 介 護 いきいきフェア の 開 催 等 介 護 職 のイメージアップ 介 護 現 場 の 周 知 啓 発 のパンフレット 作 成 等 高 校 大 学 専 門 学 校 への 出 張 ガイダンス 等 無 料 職 業 紹 介 就 職 相 談 会 等 による 就 職 支 援 福 祉 のお 仕 事 相 談 会 等 資 格 取 得 者 への 就 労 支 援 介 護 職 員 初 任 者 研 修 の 受 講 料 補 助 等 潜 在 的 有 資 格 者 の 掘 り 起 こし 再 就 職 支 援 セミナー 等 職 場 環 境 の 改 善 管 理 者 向 け 研 修 等 職 員 のメンタルヘルスケア 相 談 窓 口 の 開 設 や 研 修 4キャリアアップ 支 援 研 修 講 座 等 の 開 催 たんの 吸 引 等 研 修 等 各 種 研 修 の 実 施 1 人 材 の 呼 び 込 み 福 祉 人 材 バンクを 中 心 として 福 祉 介 護 の 仕 事 についての PR 高 等 学 校 福 祉 関 係 学 校 大 学 等 への 情 報 提 供 小 中 学 生 やその 保 護 者 に 介 護 職 の 魅 力 を 普 及 啓 発 する 取 組 等 により 人 材 の 掘 り 起 こしを 図 ります 2 就 労 支 援 福 祉 の 仕 事 に 関 する 求 人 情 報 の 提 供 や 相 談 会 ガイダンスの 開 催 事 業 所 が 自 らの 魅 力 を 引 き 出 すための 採 用 力 向 上 の 研 修 就 労 に 必 要 となる 資 格 取 得 研 修 の 開 催 等 により 介 護 の 仕 事 に 就 くための 就 労 支 援 を 実 施 し ます また 外 国 人 材 の 活 用 について 市 内 介 護 保 険 事 業 所 における 受 入 動 向 等 を 見 ながら 必 要 な 支 援 策 について 検 討 します 3 定 着 支 援 福 祉 人 材 バンクによるメンタルヘルス 相 談 事 業 の 実 施 や 看 護 師 の 福 祉 施 設 就 職 に 向 けた 研 修 働 き 続 けたい 職 場 づくりに 向 けた 経 営 管 理 者 等 へ の 研 修 などにより 介 護 人 材 の 定 着 を 支 援 します 4キャリアアップ 支 援 人 材 開 発 研 修 センターにおいて 介 護 サービス 従 事 者 の 資 質 向 上 とキャ リアアップのための 各 種 の 研 修 を 開 催 するほか 川 崎 市 看 護 協 会 への 委 託 により 訪 問 看 護 師 の 養 成 講 習 会 を 開 催 します かわさきいきいき 長 寿 プラン

116 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 サービスの 質 の 向 上 とキャリアアップに 向 けた 従 事 者 向 け 研 修 の 体 系 福 祉 職 員 向 け 研 修 キャリアパスをイメージした 研 修 介 護 技 術 の 向 上 に 関 する 研 修 認 知 症 に 関 する 基 本 的 な 研 修 精 神 障 害 者 等 に 関 する 研 修 医 療 感 染 症 に 関 する 研 修 たんの 吸 引 等 研 修 介 護 職 員 初 任 者 研 修 介 護 支 援 専 門 員 専 門 研 修 等 介 護 サービス 等 の 質 の 向 上 従 事 者 本 人 のキャリアアップ 質 の 高 い 介 護 人 材 の 養 成 看 護 師 への 研 修 訪 問 看 護 師 養 成 講 習 ( 訪 問 看 護 技 術 在 宅 ケアシステム 等 ) 看 護 師 向 け 医 療 技 術 再 確 認 研 修 認 知 症 介 護 実 務 者 への 研 修 認 知 症 介 護 の 専 門 性 を 高 める ための 認 知 症 介 護 実 践 研 修 等 〇 福 祉 人 材 バンク 川 崎 市 社 会 福 祉 協 議 会 に 運 営 を 委 託 し 福 祉 介 護 の 仕 事 に 関 する 無 料 職 業 紹 介 や 就 職 相 談 会 ガイダンスの 開 催 福 祉 介 護 の 仕 事 などに ついての 啓 発 を 行 い 就 労 を 促 進 します また 福 祉 職 従 事 者 向 けにメ ンタルヘルス 相 談 事 業 を 実 施 し 人 材 の 定 着 を 支 援 します 〇 人 材 開 発 研 修 センター 保 健 福 祉 研 究 センター 高 齢 社 会 福 祉 総 合 センター 内 の 人 材 開 発 研 修 センターにて 介 護 職 員 初 任 者 研 修 等 介 護 職 として 就 労 する 際 に 必 要 となる 資 格 取 得 のための 研 修 を 開 催 するほか 介 護 支 援 専 門 員 への 研 修 認 知 症 の 専 門 職 員 を 養 成 するための 研 修 その 他 従 事 者 向 けにキャリアパス をイメージしたス キルアップ 研 修 などを 開 催 し 介 護 サービス 従 事 者 の 資 質 向 上 とキャリ アアップを 支 援 します また 保 健 福 祉 研 究 センターにて 市 民 向 けに 普 及 啓 発 講 座 やイベン トを 開 催 するほか 高 齢 者 福 祉 に 関 する 情 報 を 発 信 し 福 祉 介 護 職 への 人 材 の 誘 導 など 高 齢 者 福 祉 に 対 する 地 域 の 方 々の 意 識 向 上 を 図 ります どのような 仕 事 をどれくらいの 期 間 担 当 し どの 資 格 を 取 得 するとどのよ うなポストに 就 けるか といったキャリアアップの 道 筋 を キャリアパス といいます 国 は 介 護 に 従 事 する 人 が 一 生 の 仕 事 としてやりがいを 持 てる よう キャリアパスの 仕 組 みを 介 護 職 場 に 広 げるための 取 組 を 行 っており 人 材 育 成 や 昇 進 の 制 度 を 取 り 入 れる 事 業 所 が 増 えてきています かわさきいきいき 長 寿 プラン -108-

117 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 ウェルフェアイノベーション( 福 祉 介 護 産 業 の 振 興 )との 連 携 本 市 では 高 齢 者 等 の 自 立 を 支 援 し 社 会 的 課 題 に 対 応 するため ウェル フェアイノベーション( 福 祉 介 護 産 業 の 振 興 )を 推 進 し 高 齢 化 に 伴 う 課 題 解 決 と 人 々の 幸 福 を 支 える 産 業 の 発 展 に 取 り 組 んでいます この 取 組 を 推 進 するため ウェルフェアイノベーション 推 進 計 画 を 策 定 するとともに 介 護 施 設 等 の 福 祉 関 係 者 と 企 業 等 の 産 業 を 繋 ぐネットワー クの 基 盤 として ウェルフェアイノベーションフォーラム を 設 立 し 新 たな 福 祉 製 品 サービスの 創 出 や 活 用 を 促 進 するとともに 誰 もがいきいき と 暮 らせる 安 心 社 会 の 実 現 をめざしています ウェルフェアイノベーションの 推 進 における 取 組 の 柱 の1つとして か わさき 基 準 ( Kawasaki Innovation Standard ; 通 称 KIS) の 理 念 の 普 及 を 実 施 しています KIS は 最 適 な 福 祉 製 品 のあり 方 を 示 した 本 市 独 自 の 基 準 であり 高 齢 になっても 心 身 に 何 らかの 疾 病 や 障 害 を 持 つことに なっても 住 み 慣 れた 地 域 で 誰 もが 自 立 して 楽 しく 安 心 して 暮 らし 続 けら れる 社 会 をめざした 利 用 者 の 自 立 支 援 を 中 心 概 念 としています また 福 祉 製 品 等 の 活 用 による 介 護 現 場 の 課 題 解 決 を 図 るため 介 護 施 設 の 職 員 向 けに 当 該 施 設 において 認 証 福 祉 製 品 等 を 試 用 できる 出 張 PR 事 業 を 実 施 するなど ウェルフェアイノベーションの 推 進 により 福 祉 分 野 の 課 題 を 解 決 する 様 々な 事 業 を 実 施 しています ウェルフェアイノベーションの 推 進 ウェルフェアイノベーション 推 進 計 画 趣 旨 かわさき 基 準 の 理 念 に 基 づいた 高 齢 者 や 障 害 者 等 への 多 様 なサービス 製 品 を 創 出 し 活 用 を 促 進 することにより 新 たな 川 崎 の 活 力 を 生 み 出 すとともに 社 会 システムを 構 築 するウェルフェアイノベーションを 推 進 社 会 の 課 題 解 決 を 先 導 する 福 祉 介 護 産 業 の 振 興 育 成 福 祉 製 品 サービスに 関 する 情 報 共 有 販 路 拡 大 等 による 活 用 促 進 サービス 等 を 提 供 する 現 場 と 製 品 等 を 供 給 する 企 業 や 人 材 をはじめとした 関 係 者 間 のネットワークの 形 成 取 組 方 針 1 KIS の 理 念 普 及 2 社 会 システムの 構 築 に 3 健 康 長 寿 のまちづくり 4 福 祉 産 業 等 への 参 入 促 進 認 証 製 品 拡 充 による 先 導 的 な 取 組 の 推 進 向 けた 新 たな 福 祉 製 品 サービスの 創 出 に 向 けた 新 たな 福 祉 製 品 サービスの 活 用 海 外 展 開 による 活 力 の 創 出 と 国 際 貢 献 の 推 進 目 的 目 的 目 的 目 的 KIS 理 念 の 普 及 福 祉 製 品 のKIS 認 証 の 拡 充 KISの 一 般 化 標 準 化 新 たな 福 祉 製 品 サービスの 創 出 在 宅 自 立 支 援 型 施 策 の 推 進 革 新 的 な 取 組 の 実 施 利 便 性 の 向 上 と 社 会 参 加 の 促 進 安 心 安 全 な 生 活 環 境 の 提 供 健 康 寿 命 の 延 伸 福 祉 産 業 等 への 新 規 参 入 雇 用 創 出 福 祉 人 材 の 育 成 アジアへの 技 術 情 報 の 国 際 展 開 計 画 に 掲 げる 取 組 の 実 行 取 組 内 容 の 情 報 発 信 市 内 中 小 製 造 業 者 特 養 等 ( 高 齢 障 害 施 設 ) 市 立 病 院 等 ( 医 療 機 関 ) IT 企 業 医 療 機 器 メーカー 建 築 産 業 福 祉 介 護 産 業 ものづくり 技 術 福 祉 産 業 への 参 入 現 場 ニーズ 市 場 ニーズ 情 報 基 盤 の 整 備 機 器 の 試 験 導 入 流 通 情 報 福 祉 と 産 業 の ネットワーク 専 門 的 知 見 研 究 成 果 等 豊 富 なデータ デザイン 性 の 向 上 テクノエイド 協 会 等 ( 福 祉 機 関 ) 福 祉 研 究 所 等 ( 研 究 機 関 ) 大 学 教 授 等 ( 有 識 者 ) 中 小 企 業 診 断 士 等 ( 専 門 家 ) デザイナー 産 業 振 興 財 団 等 ( 専 門 機 関 ) 創 出 された 製 品 の 認 証 KIS 協 議 会 ( 認 証 機 関 ) K 製 I 品 の S 普 理 及 念 ウェルフェアイノベーションフォーラム かわさきいきいき 長 寿 プラン

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119 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 4 認 知 症 高 齢 者 施 策 の 充 実 これまでの 取 組 第 4 期 計 画 からは 認 知 症 高 齢 者 施 策 を 大 きな 柱 の 一 つに 据 えて 医 療 と 介 護 の 連 携 などの 取 組 を 更 に 強 化 しました 続 く 第 5 期 計 画 におけ る 主 な 取 組 は 次 のとおりです 認 知 症 サポーター の 養 成 やフォローアップ 認 知 症 キャラバン メイト 養 成 研 修 の 開 催 等 による 地 域 で 認 知 症 高 齢 者 を 支 える 体 制 づ くりを 行 いました 川 崎 市 認 知 症 コールセンター~サポートほっと~ におけるピアカ ウンセリングの 手 法 を 用 いた 総 合 相 談 認 知 症 あんしん 生 活 実 践 塾 各 区 の 認 知 症 高 齢 者 介 護 教 室 の 開 催 等 による 本 人 家 族 介 護 者 支 援 を 行 いました 徘 徊 高 齢 者 等 SOS ネットワーク 事 業 の 実 施 による 徘 徊 高 齢 者 の 早 期 発 見 警 察 等 関 係 機 関 との 連 携 強 化 を 図 りました 医 療 と 介 護 の 関 係 者 からなる 川 崎 市 認 知 症 支 援 連 携 会 議 によるシ ンポジウム 症 例 検 討 等 を 通 じた 医 療 介 護 連 携 かかりつけ 医 から 専 門 医 につなげる 際 に 使 用 する 川 崎 市 認 知 症 連 携 情 報 提 供 書 の 作 成 普 及 による 病 診 連 携 を 図 りました 平 成 24 年 8 月 設 置 の 認 知 症 疾 患 医 療 センター( 聖 マリアンナ 医 科 大 学 病 院 及 び 日 本 医 科 大 学 武 蔵 小 杉 病 院 )による 専 門 医 療 相 談 鑑 別 診 断 初 期 対 応 多 職 種 連 携 会 議 の 開 催 等 を 通 じた 認 知 症 疾 患 の 保 健 医 療 水 準 の 向 上 に 努 めました 市 民 後 見 人 養 成 による 権 利 擁 護 の 新 たな 担 い 手 の 育 成 を 行 いました 平 成 25 年 4 月 に 川 崎 市 高 齢 者 虐 待 対 応 マニュアル や 平 成 26 年 6 月 に 川 崎 市 成 年 後 見 制 度 関 連 業 務 マニュアル を 改 訂 しました 今 後 の 課 題 今 後 も 増 加 が 見 込 まれる 認 知 症 の 人 が 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 暮 らし 続 けることができるように 認 知 症 に 関 する 知 識 の 普 及 早 期 発 見 早 期 対 応 家 族 介 護 者 が 抱 える 様 々な 悩 みや 不 安 の 軽 減 徘 徊 への 迅 速 な 対 応 成 年 後 見 制 度 の 利 用 虐 待 防 止 等 の 取 組 につ いて 引 き 続 き 総 合 的 に 推 進 していく 必 要 があります 認 知 症 の 取 組 を 推 進 していくためには 医 療 と 介 護 の 従 事 者 が 顔 の 見 える 関 係 性 を 構 築 して 積 極 的 に 連 携 する 必 要 があります 若 年 性 認 知 症 について 支 援 体 制 の 構 築 が 求 められます かわさきいきいき 長 寿 プラン

120 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 第 6 期 計 画 での 取 組 認 知 症 サポーター が 果 たすべき 役 割 を 再 検 証 し それを 踏 まえた 養 成 講 座 の 開 催 やフォローアップを 実 施 します 川 崎 市 認 知 症 コールセンター~サポートほっと~ におけるピアカウン セリングの 手 法 を 用 いた 総 合 相 談 支 援 により 本 人 家 族 介 護 者 の 精 神 的 負 担 の 軽 減 を 図 ります また 継 続 的 反 復 的 な 相 談 支 援 にも 対 応 します 徘 徊 高 齢 者 等 SOS ネットワーク 事 業 について 対 象 範 囲 と 登 録 者 の 拡 充 より 広 域 な 探 索 に 向 けた 効 果 的 な 体 制 づくりに 取 り 組 みます 認 知 症 の 早 期 発 見 早 期 対 応 に 向 けて かかりつけ 医 等 の 認 知 症 対 応 力 向 上 を 一 層 推 進 します 認 知 症 疾 患 医 療 センター の 運 営 により 本 市 の 認 知 症 疾 患 の 保 健 医 療 水 準 の 向 上 を 図 るとともに 医 療 介 護 連 携 病 診 連 携 を 推 進 します 市 民 後 見 人 の 家 庭 裁 判 所 による 選 任 をめざします 高 齢 者 虐 待 の 防 止 に 向 けて 区 役 所 と 地 域 包 括 支 援 センターとの 一 層 の 連 携 強 化 とスキルアップを 図 るとともに 市 民 に 対 する 普 及 啓 発 を 推 進 します 認 知 症 施 策 推 進 総 合 戦 略 ( 新 オレンジプラン) に 掲 げられている 若 年 性 認 知 症 施 策 の 強 化 や 認 知 症 ケアパスの 確 立 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チームの 設 置 等 の 新 たな 取 組 について 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センターなど 庁 内 外 の 検 討 体 制 を 構 築 し 実 施 に 向 けた 検 討 を 行 います 2025 年 を 見 据 えた 施 策 の 方 向 性 認 知 症 となっても 身 近 な 地 域 で 安 心 して 暮 らせるよう 地 域 におけるイン フォーマルな 主 体 も 含 め 認 知 症 に 関 わる 様 々な 職 種 が 顔 の 見 える 関 係 を 基 礎 に 連 携 して 切 れ 目 のない 一 体 的 なケアの 提 供 を 図 ります 本 市 における 認 知 症 ケアの 提 供 体 制 等 について 広 く 普 及 啓 発 を 図 り 本 人 家 族 が 症 状 に 応 じてどこに 相 談 したらよいか どこでどのようなサービス が 受 けられるか また 市 民 が 地 域 の 見 守 り 支 え 手 として 自 分 に 何 がで きるのかといった 意 識 の 醸 成 を 推 進 します 2025 年 ( 平 成 37 年 )をめざし 認 知 症 の 人 の 意 思 が 尊 重 され できる 限 り 住 み 慣 れた 地 域 のよい 環 境 で 自 分 らしく 暮 らし 続 けることができる 社 会 を 実 現 すべく 認 知 症 施 策 推 進 5か 年 計 画 (オレンジプラン)を 改 め 厚 生 労 働 省 が 平 成 27 年 1 月 に 公 表 したものです 1 認 知 症 への 理 解 を 深 め るための 普 及 啓 発 の 推 進 2 認 知 症 の 容 態 に 応 じた 適 時 適 切 な 医 療 介 護 等 の 提 供 3 若 年 性 認 知 症 施 策 の 強 化 等 の7つの 柱 について 目 標 が 定 めら れています かわさきいきいき 長 寿 プラン -112-

121 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 認 知 症 施 策 の 充 実 のための 取 組 (1) 認 知 症 高 齢 者 の 生 活 支 援 (P115) 1 認 知 症 に 関 する 知 識 の 市 民 への 普 及 認 知 症 キャラバン メイト 養 成 研 修 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 認 知 症 サポーターのフォローアップ 川 崎 市 認 知 症 キャラバン メイト 連 絡 協 議 会 2 認 知 症 高 齢 者 の 家 族 介 護 者 への 支 援 川 崎 市 認 知 症 コールセンタ- 認 知 症 高 齢 者 介 護 教 室 3 新 オレンジプランへの 対 応 若 年 性 認 知 症 者 及 び 家 族 の 支 援 認 知 症 ケアパス( 状 態 に 応 じた 適 切 な サービス 提 供 の 流 れ) 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チーム 認 知 症 の 人 や 家 族 が 憩 える 場 (3) 権 利 擁 護 体 制 の 推 進 (P124) 1 川 崎 市 あんしんセンター 2 成 年 後 見 制 度 の 円 滑 な 運 営 に 向 けた 取 組 川 崎 市 成 年 後 見 制 度 連 絡 会 市 民 後 見 人 成 年 後 見 制 度 利 用 促 進 あんしん 生 活 支 援 事 業 地 域 包 括 支 援 センターにおける 相 談 事 業 3 高 齢 者 虐 待 の 防 止 高 齢 者 虐 待 防 止 に 向 けた 各 種 研 修 身 体 拘 束 廃 止 に 向 けた 取 組 4 認 知 症 による 徘 徊 高 齢 者 への 迅 速 な 対 応 徘 徊 高 齢 者 等 SOS ネットワーク 事 業 徘 徊 高 齢 者 発 見 システム 事 業 (2) 認 知 症 高 齢 者 支 援 のための 医 療 と 介 護 の 連 携 (P121) 1 介 護 従 事 者 に 対 する 認 知 症 の 研 修 等 認 知 症 介 護 実 践 研 修 等 2 認 知 症 地 域 医 療 支 援 事 業 認 知 症 サポート 医 養 成 研 修 かかりつけ 医 認 知 症 対 応 力 向 上 研 修 一 般 病 院 勤 務 の 医 療 従 事 者 向 け 認 知 症 対 応 力 向 上 研 修 3 認 知 症 疾 患 医 療 センター 4 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 かわさきいきいき 長 寿 プラン

122 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 認 知 症 施 策 の 今 後 の 体 系 図 医 療 医 療 関 係 者 の 人 材 育 成 認 知 症 サポート 医 医 療 関 係 者 の 人 材 育 成 かかりつけ 医 に 対 する 研 修 助 言 等 認 知 症 対 応 の 知 識 のあるかかりつけ 医 等 の 医 療 従 事 者 認 知 症 地 域 医 療 支 援 事 業 認 知 症 サポート 医 の 養 成 研 修 かか りつけ 医 や 病 院 勤 務 の 医 療 従 事 者 の 認 知 症 対 応 力 向 上 研 修 川 崎 市 医 師 会 かかりつけ 医 早 期 段 階 での 発 見 気 づき 専 門 医 療 機 関 への 受 診 指 導 一 般 患 者 として 日 常 的 な 身 体 疾 患 対 応 健 康 管 理 家 族 の 介 護 負 担 不 安 の 理 解 地 域 の 認 知 症 介 護 サービス 諸 機 関 との 連 携 等 紹 介 日 常 的 な 医 療 提 供 認 知 症 疾 患 医 療 センター(2か 所 ) 鑑 別 診 断 地 域 連 携 専 門 医 療 相 談 鑑 別 診 断 や 周 辺 症 状 への 対 応 身 体 合 併 症 への 対 応 連 携 日 常 生 活 に 関 する 相 談 支 援 行 政 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 区 保 健 福 祉 センター 認 知 症 高 齢 者 介 護 教 室 老 人 精 神 保 健 相 談 クリニック 地 域 包 括 支 援 センター かかりつけの 病 院 川 崎 市 病 院 協 会 川 崎 市 看 護 協 会 川 崎 市 薬 剤 師 会 川 崎 市 歯 科 医 師 会 本 人 家 族 権 利 擁 護 権 利 擁 護 の 取 組 等 適 切 な 介 護 サービス 提 供 市 民 目 線 での 見 守 り 相 談 支 援 川 崎 市 あんしんセンター 日 常 生 活 自 立 支 援 事 業 成 年 後 見 制 度 介 護 認 知 症 介 護 指 導 者 認 知 症 介 護 実 践 者 介 護 従 事 者 の 人 材 育 成 市 民 認 知 症 サポーター 認 知 症 キャラバン メイト 市 民 町 内 会 自 治 会 企 業 等 への 普 及 啓 発 人 材 育 成 川 崎 市 認 知 症 コールセンター ~サポートほっと~ 認 知 症 の 初 期 相 談 認 知 症 介 護 方 法 の 相 談 傾 聴 による 介 護 者 支 援 新 オレンジプランへの 対 応 : 若 年 性 認 知 症 者 家 族 支 援 認 知 症 ケアパスの 作 成 普 及 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チームの 設 置 憩 いの 場 等 かわさきいきいき 長 寿 プラン -114-

123 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 認 知 症 高 齢 者 の 生 活 支 援 平 成 24 年 8 月 に 国 が 公 表 した 推 計 では 全 国 の 認 知 症 高 齢 者 数 は 平 成 22 年 の 約 280 万 人 が 団 塊 の 世 代 が 75 歳 以 上 になる 平 成 37 年 には 約 470 万 人 になると 見 込 まれています(15 年 間 で 約 190 万 人 7 割 増 ) ただし この 推 計 では 要 介 護 認 定 申 請 を 行 っていない 認 知 症 高 齢 者 は 含 まれていません 平 成 25 年 6 月 に 国 が 公 表 した 有 病 率 に 基 づく 推 計 では 全 国 の 65 歳 以 上 の 高 齢 者 について 認 知 症 有 病 率 推 定 値 が 15%( 約 439 万 人 ) 正 常 でもない 認 知 症 でもない 状 態 の 者 の 有 病 率 推 定 値 が 13%( 約 380 万 人 )と 見 込 まれています 国 や 他 都 市 と 比 較 して 高 齢 化 率 が 低 い 本 市 においても 認 知 症 高 齢 者 は 今 後 確 実 に 増 えていきます( 下 グラフ 参 照 ) 認 知 症 の 人 の 地 域 居 住 のため 認 知 症 の 理 解 を 深 め 本 人 家 族 の 生 活 を 支 える 支 援 を 進 めます 本 市 の 認 知 症 高 齢 者 数 の 推 計 ( 日 常 生 活 自 立 度 を 用 いた 推 計 ) ( 再 掲 ) 50,000 人 45,000 人 40,000 人 35,000 人 30,000 人 25,000 人 20,000 人 9.5% 22, % 29, % 36,500 平 成 22 年 27 年 32 年 37 年 (2025 年 ) 国 の 考 え 方 に 準 じて 要 介 護 認 定 の 認 定 調 査 や 主 治 医 意 見 書 等 で 日 常 生 活 自 立 度 Ⅱ 以 上 と 判 定 された 方 を 認 知 症 高 齢 者 と 定 義 しています( 平 成 24 年 8 月 24 日 付 け 厚 生 労 働 省 報 道 発 表 資 料 参 照 ) 平 成 27 年 以 降 の 推 計 は 平 成 22 年 の 国 勢 調 査 をベースに 本 市 総 合 企 画 局 が 平 成 26 年 8 月 に 公 表 し た 新 たな 総 合 計 画 の 策 定 に 向 けた 将 来 人 口 推 計 について に 平 成 27 年 の 日 常 生 活 自 立 度 Ⅱ 以 上 の 割 合 を 乗 じて 推 計 したものです 43,600 1 認 知 症 に 関 する 知 識 の 市 民 への 普 及 家 族 や 地 域 住 民 地 元 企 業 を 対 象 に 認 知 症 の 症 状 等 について 普 及 啓 発 し 身 近 な 見 守 りや 支 援 の 体 制 をつくることをめざし 認 知 症 キャラバ ン メイト 養 成 講 座 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 等 を 引 き 続 き 実 施 します これまでの 地 域 における 認 知 症 の 理 解 者 から 更 に 踏 み 込 んで サポー ターに 期 待 される 役 割 を 検 討 するとともに サポーターと 行 政 地 域 包 括 支 援 センター 地 域 のコミュニティ あるいはサポーター 同 士 のつながり が 広 がっていく 環 境 をめざします 認 知 症 キャラバン メイト 養 成 研 修 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 の 講 師 役 である 認 知 症 キャラバン メイ ト を 養 成 する 研 修 を 実 施 します 認 知 症 キャラバン メイト の 活 動 の 活 性 化 や 認 知 症 サポーター の 役 割 等 を 踏 まえ 研 修 の 対 象 や フォローアップのあり 方 について 検 討 します 12.8% 13.0% 12.0% 11.0% 10.0% 9.0% 8.0% 7.0% 6.0% 5.0% 4.0% 3.0% 2.0% 1.0% 0.0% 認 知 症 高 齢 者 数 65 歳 以 上 の 日 常 生 活 自 立 度 Ⅱ 以 上 の 割 合 かわさきいきいき 長 寿 プラン

124 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 実 績 計 画 ( 累 計 ) 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 養 成 人 数 637 人 700 人 770 人 830 人 900 人 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 これまでの 地 域 における 認 知 症 の 理 解 者 から 一 歩 踏 み 込 んで 認 知 症 サポーター が 果 たすべき 役 割 を 再 検 証 し それを 踏 まえた 養 成 講 座 の 開 催 やフォローアップを 実 施 します 検 証 に 当 たっては 稼 働 年 齢 層 の 割 合 が 高 い 企 業 や 教 育 機 関 が 集 積 活 気 ある 商 店 街 が 多 数 存 在 するといった 本 市 の 特 徴 を 踏 まえるとともに 養 成 講 座 の 対 象 や 内 容 についても 川 崎 ならではの 工 夫 を 凝 らします 実 績 計 画 ( 累 計 ) 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 受 講 者 数 17,900 人 22,400 人 26,900 人 31,400 人 35,900 人 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です 認 知 症 サポーターのフォローアップ これまで 本 市 において 養 成 してきた 認 知 症 サポーター について 知 識 の 定 着 や それぞれの 意 欲 に 応 じた 役 割 を 果 たせるように 活 動 の 場 や 認 知 症 に 関 する 様 々な 情 報 を 提 供 します 各 区 役 所 における 取 組 の 共 有 化 を 図 り 全 市 的 な 展 開 につなげていく ほか いつ 起 こるか 分 からない 大 規 模 災 害 時 の 避 難 生 活 も 視 野 に 入 れ 庁 内 の 福 祉 分 野 以 外 の 部 署 や 町 内 会 等 との 連 携 を 図 ります 認 知 症 サポーター は 認 知 症 の 理 解 者 であり 認 知 症 の 人 や 家 族 を 温 かく 見 守 る 応 援 者 です 全 国 で 約 580 万 人 ( 平 成 26 年 12 月 31 日 時 点 )と 当 初 の 見 込 みを 上 回 る 勢 いで 増 えています 具 体 的 な 役 割 は 友 人 や 家 族 に 知 識 を 伝 える 認 知 症 になった 人 や 家 族 の 気 持 ちを 理 解 するよう 努 める 隣 人 や 商 店 交 通 機 関 等 まちで 働 く 人 とし て できる 範 囲 で 手 助 けをすることなどです 認 知 症 サポーター になるには 区 役 所 や 地 域 包 括 支 援 センター 等 が 開 催 する 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 を 受 講 するか 地 域 等 のグループで 川 崎 市 高 齢 社 会 福 祉 総 合 センター( 電 話 )に 認 知 症 サポー ター 養 成 講 座 開 催 を 調 整 してもらう 方 法 があります 認 知 症 サポーター になると ブレスレット 状 の オレンジリングが 渡 されます それを 着 けることで 周 囲 の 人 に 自 分 が サポーター であることを 表 明 します かわさきいきいき 長 寿 プラン -116-

125 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 川 崎 市 認 知 症 キャラバン メイト 連 絡 協 議 会 市 民 団 体 介 護 サービス 事 業 者 その 他 関 係 機 関 で 構 成 する 川 崎 市 認 知 症 キャラバン メイト 連 絡 協 議 会 において 年 3 回 程 度 運 営 委 員 会 を 開 催 し 本 市 における 認 知 症 の 普 及 啓 発 を 効 果 的 に 実 施 するための 検 討 を 進 めます 前 述 のとおり キャラバン メイトやサポーターの 取 組 の 強 化 を 図 っ ていく 上 で 重 要 な 役 割 を 担 っていくことになります 2 認 知 症 高 齢 者 の 家 族 介 護 者 への 支 援 認 知 症 施 策 として 川 崎 市 認 知 症 ネットワーク 等 の 協 力 のもと 認 知 症 高 齢 者 本 人 だけでなく 家 族 介 護 者 支 援 のための 取 組 を 実 施 します 川 崎 市 認 知 症 コールセンター 相 談 員 が 自 らの 介 護 経 験 を 踏 まえつつ 相 談 者 と 同 じ 目 線 に 立 って 相 手 の 心 に 寄 り 添 うピアカウンセリングの 手 法 や 傾 聴 スキルを 用 いて 精 神 的 な 負 担 の 軽 減 を 図 ります これにより 虐 待 防 止 の 効 果 も 期 待 で きます また 引 き 続 き 区 役 所 地 域 包 括 支 援 センター 等 の 関 係 機 関 との 連 携 を 強 化 し 認 知 症 の 早 期 発 見 早 期 対 応 につなげていきます 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 相 談 件 数 618 件 630 件 640 件 650 件 660 件 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です 認 知 症 高 齢 者 介 護 教 室 各 区 役 所 等 において 認 知 症 に 対 する 正 しい 理 解 を 深 め 介 護 の 不 安 や 対 応 のしかたを 専 門 スタッフや 既 に 経 験 している 家 族 と 共 に 分 かち 合 い 介 護 の 工 夫 について 学 び 合 います 日 々の 介 護 に 追 われる 中 家 族 介 護 者 同 士 の 仲 間 づくりや 認 知 症 につ いて 学 ぶ 貴 重 な 場 であることから 一 層 の 周 知 に 努 めます 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 参 加 者 延 べ 数 710 人 720 人 730 人 740 人 750 人 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です かわさきいきいき 長 寿 プラン

126 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 3 新 オレンジプランへの 対 応 新 オレンジプランに 掲 載 されている 次 の 項 目 について 実 施 に 向 けて 検 討 を 進 めます 若 年 性 認 知 症 者 及 び 家 族 の 支 援 市 内 の 若 年 性 認 知 症 者 数 本 人 家 族 のニーズや 地 域 の 社 会 資 源 等 の 実 態 を 把 握 の 上 それらを 踏 まえた 支 援 のあり 方 支 援 者 側 のスキル 向 上 や 受 け 皿 の 確 保 等 について 検 討 し 本 市 としての 若 年 性 認 知 症 施 策 の 構 築 を 図 ります 認 知 症 ケアパス ( 状 態 に 応 じた 適 切 なサービス 提 供 の 流 れ) 認 知 症 の 人 の 状 態 や 症 状 に 応 じて インフォーマルなものも 含 め 地 域 でどのようなケア(サービス)を 受 けることができるか 分 かりやす く 示 した 標 準 的 なケアパスを 作 成 普 及 を 図 ります 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チーム 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チームとは 医 師 と 保 健 師 や 看 護 師 等 の 専 門 職 が 認 知 症 が 疑 われる 人 やその 家 族 等 を 訪 問 観 察 評 価 家 族 支 援 などを 包 括 的 集 中 的 に 行 い 自 立 生 活 のサポートを 行 う 取 組 です 国 は 平 成 26 年 度 に 全 国 100 市 町 村 で 事 業 採 択 し 今 後 この 検 証 結 果 を 踏 まえ 平 成 30 年 度 から 全 市 町 村 で 実 施 する 方 向 です 今 後 各 区 の 老 人 精 神 保 健 相 談 クリニックなど 既 存 の 類 似 の 取 組 と の 関 係 性 も 踏 まえて 設 置 に 向 けた 検 討 を 行 います 認 知 症 の 人 や 家 族 が 憩 える 場 いわゆる 認 知 症 カフェなど 地 域 において 認 知 症 の 人 やその 家 族 が 気 軽 に 参 加 することができ また 本 人 も 一 定 の 役 割 を 担 うことで い きがいにつながるような 取 組 を 把 握 し 普 及 等 の 支 援 を 図 ります また 空 き 家 や 空 き 店 舗 など 無 料 又 は 安 価 で かつ 安 定 的 に 利 用 で きる 場 に 関 する 情 報 を 収 集 提 供 できる 仕 組 みづくりについて 庁 内 関 係 機 関 と 協 議 します 認 知 症 の 人 が 認 知 症 を 発 症 したときから 生 活 機 能 障 害 が 進 行 していく 中 で その 進 行 状 況 にあわせていつ どこで どのような 医 療 介 護 サービス を 受 ければよいのかをあらかじめ 標 準 的 に 決 めておくものです( 出 典 : 厚 生 労 働 省 認 知 症 施 策 検 討 プロジェクトチーム 平 成 24 年 6 月 18 日 付 け 今 後 の 認 知 症 施 策 の 方 向 性 について ) これにより 認 知 症 の 初 期 の 段 階 から 最 期 を 迎 えるまでのケアの 流 れが 早 めに 分 かり 本 人 家 族 の 不 安 軽 減 につながります かわさきいきいき 長 寿 プラン -118-

127 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 4 認 知 症 による 徘 徊 高 齢 者 への 迅 速 な 対 応 徘 徊 高 齢 者 等 SOSネットワーク 事 業 徘 徊 することにより 生 命 に 危 険 を 及 ぼす 可 能 性 がある 認 知 症 高 齢 者 及 び 若 年 性 認 知 症 者 に 対 し 地 域 において 早 期 に 発 見 できるよう 民 間 事 業 者 をはじめ 区 内 の 様 々な 関 係 機 関 との 連 携 を 強 化 し 徘 徊 者 の 安 全 と 家 族 等 への 支 援 を 図 ります 広 域 な 探 索 に 向 けて 県 と 連 携 し 県 内 外 へも 情 報 提 供 の 協 力 を 行 う ほか 県 警 察 署 への 登 録 データの 提 供 など より 効 果 的 な 体 制 づくりに 取 り 組 みます また 身 元 不 明 者 を 保 護 した 際 についても 早 期 に 家 族 へ 引 き 渡 せる ように ホームページ 等 を 活 用 し 全 国 への 照 会 を 行 います 徘 徊 高 齢 者 等 SOS ネットワーク 事 業 徘 徊 高 齢 者 等 SOS ネットワーク 徘 徊 後 のフォロー 体 制 徘 徊 の 発 生 登 録 家 族 事 前 登 録 システム 情 報 提 供 地 域 包 括 支 援 センター 区 役 所 発 見 身 元 不 明 身 元 判 明 ( 疾 病 等 あり) 医 療 機 関 ( 疾 病 等 なし) 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 ( 一 時 保 護 ) ( 要 治 療 ) 入 院 ( 治 療 不 要 ) 入 所 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 早 期 発 見 健 康 福 祉 局 連 携 警 察 署 協 力 引 取 家 族 介 護 者 へ の 支 援 家 族 身 元 判 明 引 取 徘 徊 高 齢 者 発 見 システム 認 知 症 ネットワーク 民 生 委 員 児 童 委 員 介 護 支 援 専 門 員 地 域 の 住 民 民 間 事 業 者 関 係 機 関 等 認 知 症 ネットワーク 地 域 のボランティア 認 知 症 コールセンター~サポートほっと~ 家 族 会 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 登 録 者 数 429 人 520 人 540 人 560 人 580 人 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です かわさきいきいき 長 寿 プラン

128 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 徘 徊 高 齢 者 発 見 システム 事 業 徘 徊 高 齢 者 等 SOSネットワーク への 登 録 と 併 せ 専 用 端 末 を 持 ち 徘 徊 して 行 方 不 明 となった 際 に 探 索 に 役 立 てます 対 象 者 65 歳 以 上 の 在 宅 の 高 齢 者 で 徘 徊 することにより 生 命 に 危 険 がある 方 高 齢 者 に 専 用 端 末 をもっていただき 行 方 不 明 になったときにその 電 波 を サービス 内 容 キャッチし 現 在 地 を 知 らせるサービスを 提 供 します 利 用 者 負 担 月 額 2,000 円 実 績 目 標 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 39 人 38 人 事 業 推 進 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 事 業 の 効 率 化 の 観 点 から 見 直 しを 検 討 します かわさきいきいき 長 寿 プラン -120-

129 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 認 知 症 高 齢 者 支 援 のための 医 療 と 介 護 の 連 携 認 知 症 については 早 期 発 見 早 期 対 応 が 大 変 重 要 です そのためには 医 療 と 介 護 の 関 係 者 が 顔 の 見 える 関 係 性 を 構 築 し 密 に 連 携 して 切 れ 目 な く 支 援 していくことが 不 可 欠 です 本 市 では これまで 川 崎 市 在 宅 療 養 推 進 協 議 会 で 作 成 した 川 崎 市 在 宅 療 養 連 携 ノート や 川 崎 市 認 知 症 支 援 連 携 会 議 ( 平 成 25 年 度 末 で 川 崎 市 在 宅 療 養 推 進 協 議 会 に 統 合 ) 監 修 による 川 崎 市 の 認 知 症 ガイド ブック 川 崎 市 認 知 症 連 携 情 報 提 供 書 の 作 成 普 及 等 神 奈 川 県 が 進 める よりそいノート への 協 力 等 を 通 じて 医 療 介 護 連 携 を 推 進 してき ました 今 後 も 医 療 介 護 連 携 はますます 重 要 になりますので 引 き 続 き 連 携 強 化 に 向 けた 取 組 を 進 めていきます 1 介 護 従 事 者 に 対 する 認 知 症 の 研 修 等 市 内 の 介 護 従 事 者 に 対 する 研 修 の 実 施 により 人 材 を 育 成 し 認 知 症 高 齢 者 に 対 する 専 門 的 な 支 援 体 制 や 連 携 体 制 の 構 築 を 図 ります 認 知 症 介 護 実 践 研 修 等 介 護 の 現 場 で 認 知 症 に 関 する 最 新 の 知 識 やケアの 手 法 等 に 関 する 理 解 を 促 進 し 介 護 サービス 従 事 者 の 技 術 の 向 上 を 図 るため 川 崎 市 人 材 開 発 研 修 センターにおいて 研 修 を 実 施 します 介 護 事 業 所 においては 今 後 もより 質 の 高 いケア(サービス)が 求 め られますので 各 研 修 の 意 義 受 講 者 の 役 割 等 について 検 討 を 進 めま す 実 績 計 画 ( 累 計 ) 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 指 導 者 養 成 研 修 17 人 20 人 22 人 24 人 26 人 実 践 リーダー 研 修 80 人 90 人 100 人 110 人 120 人 実 践 者 研 修 716 人 800 人 880 人 960 人 1,040 人 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です かわさきいきいき 長 寿 プラン

130 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 認 知 症 介 護 研 修 の 事 業 体 系 指 導 者 養 成 研 修 認 知 症 介 護 指 導 者 養 成 研 修 認 知 症 介 護 実 践 研 修 の 企 画 立 案 講 師 等 を 担 う 中 心 的 人 材 ( 認 知 症 介 護 研 修 指 導 者 ) の 養 成 をめざす 介 護 実 践 研 修 企 画 立 案 講 師 として 実 施 認 知 症 介 護 実 践 リーダー 研 修 施 設 事 業 所 及 び 地 域 において 認 知 症 介 護 等 の 支 援 の 核 となる 人 材 の 育 成 をめざす 認 知 症 介 護 実 践 者 研 修 施 設 事 業 所 において 認 知 症 介 護 看 護 の 中 心 的 な 役 割 を 担 う 職 員 を 対 象 に 実 践 的 な 知 識 技 術 を 取 得 させ 居 宅 施 設 等 の 形 態 にとら われず 認 知 症 介 護 を 展 開 できる 人 材 の 養 成 をめざす 2 認 知 症 地 域 医 療 支 援 事 業 医 師 や 看 護 師 等 を 対 象 に 認 知 症 の 対 応 力 向 上 を 目 的 とした 各 種 研 修 を 開 催 します 認 知 症 サポート 医 養 成 研 修 認 知 症 の 人 の 診 療 に 習 熟 し かかりつけ 医 への 助 言 などの 支 援 を 行 い 専 門 医 療 機 関 や 地 域 包 括 支 援 センター 等 との 連 携 の 推 進 役 となる 認 知 症 サポート 医 を 養 成 します かかりつけ 医 認 知 症 対 応 力 向 上 研 修 かかりつけ 医 に 対 し 適 切 な 認 知 症 診 療 の 知 識 技 術 や 認 知 症 高 齢 者 とその 家 族 を 支 える 知 識 と 方 法 を 習 得 するための 研 修 を 実 施 すること により 地 域 において 認 知 症 の 発 症 初 期 から 医 療 と 介 護 が 一 体 となっ た 認 知 症 の 人 への 支 援 に 繋 げる 体 制 の 構 築 を 図 ります かかりつけ 医 は 認 知 症 の 早 期 発 見 早 期 対 応 において 非 常 に 重 要 な 役 割 を 担 っていますので 研 修 修 了 者 の 増 加 に 努 めます 一 般 病 院 勤 務 の 医 療 従 事 者 向 け 認 知 症 対 応 力 向 上 研 修 認 知 症 の 人 が 認 知 症 以 外 の 病 気 やけがで 入 院 するケースが 増 加 して います そこで 一 般 病 院 勤 務 の 医 師 看 護 師 等 の 医 療 従 事 者 に 対 し 認 知 症 の 人 や 家 族 を 支 えるために 必 要 な 基 本 知 識 や 医 療 と 介 護 の 連 携 かわさきいきいき 長 寿 プラン -122-

131 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 の 重 要 性 認 知 症 ケアの 原 則 等 の 知 識 について 修 得 するための 研 修 を 実 施 することにより 病 院 での 認 知 症 の 人 の 手 術 や 処 置 等 の 適 切 な 実 施 の 確 保 を 図 ります 当 研 修 の 講 師 を 務 める 医 師 及 び 看 護 師 の 養 成 ( 伝 達 講 習 の 受 講 )と 併 せて 病 院 スタッフを 対 象 とする 研 修 を 開 催 します 実 績 計 画 ( 累 計 ) 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 サポート 医 研 修 修 了 者 22 人 25 人 28 人 31 人 34 人 かかりつけ 医 研 修 修 了 者 202 人 250 人 300 人 350 人 400 人 伝 達 講 習 受 講 者 2 人 4 人 6 人 8 人 一 般 病 院 勤 務 医 療 従 事 者 研 修 修 了 者 150 人 300 人 450 人 600 人 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です かかりつけ 医 が 参 画 した 早 期 からの 認 知 症 高 齢 者 支 援 体 制 かかりつけ 医 認 知 症 対 応 力 向 上 研 修 ( 認 知 症 サポート 医 による 企 画 立 案 ) 早 期 段 階 での 発 見 気 づき 専 門 医 療 機 関 への 受 診 指 導 一 般 患 者 として 日 常 的 な 身 体 疾 患 への 対 応 健 康 管 理 家 族 の 介 護 負 担 不 安 への 理 解 地 域 の 認 知 症 介 護 サービス 諸 機 関 との 連 携 等 か か り つ け 医 川 崎 市 医 師 会 かかりつけ 医 への アドバイス 等 鑑 別 診 断 や BPSD ( 周 辺 症 状 )への 対 応 地 域 における 支 援 認 知 症 サポート 医 専 門 医 療 機 関 本 人 家 族 3 認 知 症 疾 患 医 療 センター 認 知 症 疾 患 医 療 センター において 地 域 連 携 や 専 門 医 療 相 談 鑑 別 診 断 とそれに 基 づく 初 期 対 応 身 体 合 併 症 や 徘 徊 暴 言 暴 力 など 精 神 症 状 の 重 い 方 への 対 応 多 職 種 からなる 認 知 症 疾 患 医 療 連 携 協 議 会 の 一 環 として 研 修 会 各 種 事 例 検 討 会 の 開 催 等 を 行 い 本 市 における 認 知 症 疾 患 の 保 健 医 療 水 準 の 向 上 を 図 ります 4 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 健 康 福 祉 局 地 域 包 括 ケア 推 進 室 に 配 置 した 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 は 川 崎 市 認 知 症 コールセンター 等 と 協 力 しつつ 認 知 症 高 齢 者 支 援 のための 地 域 の 医 療 と 介 護 の 連 携 体 制 の 構 築 を 図 ります かわさきいきいき 長 寿 プラン

132 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 権 利 擁 護 体 制 の 推 進 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 に 伴 い 訪 問 販 売 等 による 消 費 者 被 害 や 高 齢 者 虐 待 な ど 高 齢 者 の 権 利 侵 害 も 増 加 していくことが 見 込 まれることから このよう な 権 利 侵 害 を 未 然 に 防 ぎ 認 知 症 高 齢 者 等 が 安 心 して 生 活 していくために 成 年 後 見 制 度 の 利 用 促 進 や 高 齢 者 虐 待 の 防 止 対 応 策 などを 推 進 します 平 成 25 年 度 に 各 区 役 所 において 高 齢 者 福 祉 と 障 害 者 福 祉 を 所 管 する 高 齢 障 害 課 が 整 備 されたことを 踏 まえ 健 康 福 祉 局 内 の 障 害 者 の 権 利 擁 護 を 所 管 する 障 害 計 画 課 と 連 携 を 強 化 し 高 齢 者 障 害 者 の 権 利 擁 護 に 一 体 的 に 取 り 組 みます 1 川 崎 市 あんしんセンター 川 崎 市 社 会 福 祉 協 議 会 が 運 営 する 川 崎 市 あんしんセンター において 成 年 後 見 制 度 の 法 人 後 見 や 福 祉 サービス 利 用 援 助 事 業 など 社 会 福 祉 法 に 定 める 日 常 生 活 自 立 支 援 事 業 ( 旧 地 域 福 祉 権 利 擁 護 事 業 )を 推 進 します 各 区 社 会 福 祉 協 議 会 の 相 談 窓 口 においても きめ 細 やかな 権 利 擁 護 体 制 の 構 築 を 推 進 します 実 績 計 画 ( 高 齢 者 及 び 障 害 者 ) ( 各 年 度 末 ) 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 法 人 後 見 受 任 件 数 43 人 45 人 45 人 45 人 45 人 日 常 生 活 自 立 支 援 事 業 445 人 480 人 515 人 550 人 585 人 ( 金 銭 管 理 サービス) 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です 2 成 年 後 見 制 度 の 円 滑 な 運 営 に 向 けた 取 組 成 年 後 見 制 度 の 更 なる 円 滑 な 運 営 をめざし 普 及 啓 発 の 取 組 や 研 修 の 実 施 のほか 制 度 利 用 を 通 じて より 効 果 的 に 地 域 で 支 える 仕 組 みづくりを 推 進 します 川 崎 市 成 年 後 見 制 度 連 絡 会 本 市 と 川 崎 市 あんしんセンターを 中 心 に 家 庭 裁 判 所 弁 護 士 司 法 書 士 行 政 書 士 社 会 福 祉 士 等 が 参 加 する 川 崎 市 成 年 後 見 制 度 連 絡 会 を 引 き 続 き 開 催 し 成 年 後 見 制 度 の 普 及 啓 発 のためのシンポジウムや 親 族 後 見 人 向 けの 研 修 等 に 取 り 組 みます 市 民 後 見 人 権 利 擁 護 の 新 たな 担 い 手 として 平 成 25 年 度 から 市 民 後 見 人 を 養 成 してまいりました 2か 年 の 研 修 修 了 者 について 後 見 等 の 対 象 者 が 施 設 入 所 中 親 族 間 の 紛 争 性 がないなど 一 定 の 条 件 を 満 たす 場 合 に 家 庭 裁 判 所 に 対 する 後 見 等 開 始 の 市 長 申 立 時 に 候 補 者 として 挙 げ 選 任 をめ ざします かわさきいきいき 長 寿 プラン -124-

133 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 成 年 後 見 制 度 利 用 促 進 あんしん 生 活 支 援 事 業 身 寄 りのない 方 や 親 族 と 疎 遠 な 方 が 成 年 後 見 制 度 を 必 要 とする 場 合 に 川 崎 市 長 が 後 見 開 始 の 申 立 人 となる 市 長 申 立 や 低 所 得 の 方 への 申 立 費 用 後 見 報 酬 の 助 成 などを 実 施 します 実 績 計 画 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 認 知 症 高 齢 者 87 件 95 件 100 件 105 件 110 件 成 年 後 見 制 度 市 長 申 立 件 数 で 後 見 保 佐 補 助 の 合 計 です 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です 地 域 包 括 支 援 センターにおける 相 談 事 業 地 域 包 括 支 援 センター においても 認 知 症 発 症 初 期 の 相 談 や 成 年 後 見 制 度 の 利 用 に 向 けた 初 期 相 談 等 を 実 施 します 成 年 後 見 制 度 の 方 向 性 課 題 成 年 後 見 制 度 の 更 なる 普 及 啓 発 第 三 者 後 見 人 確 保 策 の 検 討 権 利 擁 護 を 担 う 相 談 機 関 の 機 能 強 化 専 門 性 を 持 った 処 遇 困 難 ケースへの 対 応 身 近 な 地 域 福 祉 の 担 い 手 を 活 かした 成 年 後 見 制 度 の 活 用 課 題 に 対 する 対 応 の 方 向 性 1 普 及 の 推 進 や 円 滑 な 運 営 により 制 度 を 持 続 可 能 なものへ ( 具 体 的 な 取 組 ) 成 年 後 見 制 度 シンポジウムや 市 民 相 談 会 の 継 続 実 施 親 族 後 見 人 向 け 研 修 の 継 続 実 施 第 三 者 後 見 人 確 保 に 向 けた 成 年 後 見 制 度 連 絡 会 の 継 続 実 施 相 談 機 関 の 強 化 に 向 けた 研 修 の 実 施 など 2 地 域 居 住 の 実 現 に 向 け 成 年 後 見 制 度 の 活 用 方 法 を 検 討 ( 具 体 的 な 取 組 ) 処 遇 困 難 ケース 等 の 検 討 の 場 の 設 置 市 民 後 見 人 の 養 成 家 庭 裁 判 所 による 選 任 など 認 知 症 高 齢 者 や 障 害 のある 方 が あんしん して 暮 らせるまちづくりをめざす かわさきいきいき 長 寿 プラン

134 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 本 市 における 市 民 後 見 人 を 含 む 権 利 擁 護 体 制 川 崎 市 あんしんセンター 成 年 後 見 制 度 の 利 用 支 援 法 人 後 見 の 実 施 各 区 あんしんセンター 日 常 生 活 自 立 支 援 事 業 の 実 施 成 年 後 見 制 度 の 利 用 支 援 権 利 擁 護 の 相 談 支 援 連 携 市 民 後 見 推 進 機 関 研 修 修 了 者 の 管 理 フォローアップ 市 民 後 見 人 の 日 常 的 な 相 談 支 援 市 民 後 見 人 の 登 録 管 理 監 督 養 成 研 修 の 実 施 連 携 養 成 登 録 管 理 監 督 市 健 康 福 祉 局 全 市 的 な 取 組 の 推 進 連 携 連 携 養 成 研 修 修 了 者 市 民 後 見 人 後 見 等 認 知 症 高 齢 者 障 害 者 等 連 携 成 年 後 見 制 度 連 絡 会 選 任 後 の 連 携 市 長 申 立 日 常 的 な 支 援 弁 護 士 会 司 法 書 士 会 社 会 福 祉 士 会 行 政 書 士 会 区 役 所 保 健 福 祉 センター 市 長 申 立 の 実 施 市 民 後 見 人 との 連 携 による 支 援 地 域 包 括 支 援 センター 障 害 者 生 活 支 援 センター 権 利 擁 護 事 業 ( 虐 待 防 止 早 期 発 見 消 費 者 被 害 の 防 止 など) 市 長 申 立 ケース 成 年 後 見 ニーズの 発 見 など 消 費 者 行 政 センター 地 域 連 携 体 制 の 構 築 地 域 連 携 体 制 の 構 築 その 他 関 係 機 関 家 庭 裁 判 所 地 域 の 見 守 りネットワーク ( 町 内 会 自 治 会 地 区 社 協 民 生 委 員 ボランティア 家 族 会 等 ) 3 高 齢 者 虐 待 の 防 止 行 政 内 部 地 域 包 括 支 援 センターのほか 介 護 サービス 事 業 者 等 を 対 象 とする 研 修 等 を 通 じて 高 齢 者 虐 待 の 防 止 を 図 ります 平 成 19 年 3 月 に 作 成 し 平 成 22 年 4 月 と 平 成 25 年 4 月 に 改 訂 を 行 っ た 川 崎 市 高 齢 者 虐 待 対 応 マニュアル を 適 宜 改 訂 するとともに 必 要 に 応 じてダイジェスト 版 を 市 民 に 配 布 するなどして 普 及 啓 発 を 図 ります 高 齢 者 虐 待 防 止 に 向 けた 各 種 研 修 健 康 福 祉 局 各 区 役 所 地 域 包 括 支 援 センター 川 崎 市 社 会 福 祉 協 議 会 介 護 事 業 者 等 庁 内 外 の 虐 待 防 止 に 関 わる 職 員 を 対 象 とする 研 修 を 開 催 し 高 齢 者 虐 待 の 防 止 高 齢 者 の 養 護 者 に 対 する 支 援 等 に 関 する 法 律 虐 待 の 類 型 本 市 の 虐 待 対 応 システムのフロー 等 に 対 する 理 解 を 深 めます かわさきいきいき 長 寿 プラン -126-

135 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 本 市 における 養 護 者 による 高 齢 者 虐 待 対 応 フロー は 本 市 ローカル ルール 生 命 の 危 険 大 入 院 保 護 相 談 通 報 発 見 者 被 虐 待 高 齢 者 高 齢 者 養 護 者 相 見 守 り 介 護 スコア リスクアセスメントシート の 活 用 談 情 報 提 供 地 域 包 括 支 援 センター 通 相 報 談 必 ず 地 域 包 括 支 援 センターへ 情 報 提 供 可 能 性 の 段 階 でも 必 ず 受 理 情 報 収 集 事 実 確 認 ネットワークミーティング( 主 催 : 区 高 齢 者 支 援 係 ) より 積 極 的 な 介 入 が 必 要 と 判 断 通 報 の 受 理 ( 区 高 齢 者 支 援 係 ) 緊 急 性 の 判 断 支 援 方 針 に 基 づく 対 応 なるべく 複 数 で 行 う 定 期 的 な 訪 問 等 によるモニタリング リスクアセスメントシートの 活 用 必 ず 行 政 ( 区 高 齢 障 害 課 ) が 招 集 ネットワークミーティングでの 支 援 計 画 策 定 ( 議 事 録 高 齢 者 虐 待 個 別 支 援 計 画 シートの 作 成 ) 既 存 の 枠 組 みで 対 応 可 能 と 判 断 ネットワークミーティングによる 評 価 立 入 調 査 適 切 な 権 限 行 使 措 置 成 年 後 見 制 度 利 用 の 検 討 早 期 発 見 初 動 期 対 応 コ ア メ ン バ ー 会 議 援 助 モ ニ タ リ ン グ 評 価 終 結 虐 待 対 応 チーム 終 結 (ネットワークミーティングでの 合 意 による) 養 介 護 施 設 従 事 者 等 による 高 齢 者 虐 待 対 応 フロー 養 介 護 施 設 従 事 者 等 による 高 齢 者 虐 待 の 対 応 システム 虐 待 の 発 見 者 通 報 被 虐 待 者 本 人 届 出 本 市 老 人 福 祉 法 介 護 保 険 法 により 対 応 平 成 24 年 度 に 神 奈 川 県 から 訪 問 介 護 等 の 広 域 型 サービス 事 業 者 の 指 定 指 導 監 督 権 限 が 移 譲 されました これにより 介 護 保 険 法 上 の 全 サービス 事 業 者 について 本 市 が 管 理 することとなりました 本 市 が 老 人 福 祉 法 介 護 保 険 法 で 与 えられた 権 限 を 行 使 かわさきいきいき 長 寿 プラン

136 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 身 体 拘 束 廃 止 に 向 けた 取 組 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 の 運 営 法 人 の 団 体 である 川 崎 市 老 人 福 祉 施 設 事 業 協 会 が 行 う 身 体 拘 束 廃 止 に 向 けた 取 組 の 支 援 や 神 奈 川 県 が 実 施 する 取 組 の 普 及 に 努 めます 身 体 拘 束 を 廃 止 していくためのケアの 工 夫 等 について 具 体 的 な 助 言 指 導 を 身 体 拘 束 廃 止 モデル 施 設 とともに 実 施 します 身 体 拘 束 廃 止 モデル 施 設 一 覧 施 設 名 称 所 在 地 特 別 養 護 老 人 ホーム 夢 見 ヶ 崎 幸 区 南 加 瀬 特 別 養 護 老 人 ホーム 鷲 ヶ 峯 宮 前 区 菅 生 ヶ 丘 13-1 特 別 養 護 老 人 ホーム フレンド 神 木 宮 前 区 神 木 本 町 介 護 老 人 保 健 施 設 帝 京 大 学 老 人 保 健 センター 慈 宏 之 里 宮 前 区 野 川 907 介 護 老 人 保 健 施 設 レストア 川 崎 宮 前 区 犬 蔵 グループホーム 麻 生 麻 生 区 はるひ 野 かわさきいきいき 長 寿 プラン -128-

137 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 5 高 齢 者 の 多 様 な 居 住 環 境 の 実 現 これまでの 取 組 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 暮 らせる 多 様 な 居 住 環 境 の 実 現 を 図 るため 主 に 次 の 取 組 を 進 めました 平 成 20~25 年 度 に 川 崎 市 特 別 養 護 老 人 ホーム 整 備 促 進 プラン に 基 づき 施 設 整 備 の 補 助 金 の 大 幅 な 引 き 上 げや 低 未 利 用 地 を 含 む 公 有 地 の 活 用 等 により 特 別 養 護 老 人 ホームなどの 介 護 保 険 施 設 の 整 備 を 着 実 に 進 めました 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせる 住 まいとして 認 知 症 高 齢 者 グループホー ム 介 護 付 有 料 老 人 ホーム サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 等 の 整 備 を 進 めました 地 域 での 生 活 の 持 続 に 向 けた 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 をはじめとす る 地 域 密 着 型 サービスの 整 備 を 進 めました 高 齢 期 の 住 まいガイド を 作 成 し 高 齢 者 の 状 態 に 応 じた 住 まいに 関 する 多 様 な 選 択 肢 の 整 理 情 報 提 供 を 実 施 しました 可 能 な 限 り 自 宅 で 住 み 続 けられるよう 住 宅 のバリアフリー 化 などの 専 門 相 談 ( 住 情 報 提 供 事 業 )を 実 施 しました 今 後 の 課 題 自 宅 で 暮 らす 中 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 の 増 加 や 介 護 ニーズの 多 様 化 への 対 応 と して 地 域 での 生 活 を 支 える 介 護 サービス 基 盤 体 制 の 構 築 が 必 要 です 自 宅 での 生 活 継 続 が 困 難 となる 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 の 増 加 への 対 応 として 個 々の 状 況 に 応 じて 住 まいを 選 択 できるよう 介 護 保 険 施 設 居 住 系 サービ スなどの 確 保 が 必 要 です 既 存 の 介 護 保 険 施 設 の 老 朽 化 への 対 応 が 必 要 です 高 齢 者 人 口 の 増 加 に 伴 い ひとり 暮 らし 高 齢 者 や 高 齢 者 世 帯 が 増 加 することが 予 測 されるため 引 き 続 き 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせる 住 まいの 確 保 が 必 要 です 要 介 護 要 支 援 認 定 者 の 家 族 の 状 況 0% 20% 40% 60% 80% 100% 家 族 の 状 況 (n=2,522) 25.0% 25.5% 40.7% 6.6% 2.0% 一 人 暮 し 高 齢 者 夫 婦 世 帯 子 や 孫 などと 同 居 その 他 の 世 帯 無 回 答 平 成 25 年 度 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 から かわさきいきいき 長 寿 プラン

138 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 第 6 期 計 画 での 取 組 第 6 期 計 画 では 高 齢 者 の 多 様 な 居 住 環 境 の 実 現 のため 関 連 す る 川 崎 市 高 齢 者 居 住 安 定 確 保 計 画 と 調 和 を 図 りつつ 次 の 取 組 や 施 策 を 推 進 します 住 み 慣 れた 地 域 での 生 活 の 持 続 に 向 けて 支 援 してきました 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けては 生 活 基 盤 としての 住 まいの 高 齢 確 者 保 が が 安 重 心 して 要 となることを 暮 らせる 住 まいの 踏 まえ 供 給 として 高 齢 者 が 介 護 安 付 心 き して 有 料 暮 老 らせる 人 ホーム サー 住 まいの ビス 確 付 保 き 等 高 に 齢 向 者 向 けた け 住 取 宅 組 を 高 進 齢 めます 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 等 の 整 備 促 進 を 図 りました 自 宅 での 生 活 が 困 難 な 高 齢 者 のため 特 別 養 護 老 人 ホームをはじめと 地 域 した での 施 生 設 活 の 居 持 住 続 に 系 向 サービスの けた 小 規 整 模 多 備 機 を 能 推 型 進 居 します 宅 介 護 を 始 めとする 地 域 密 着 型 サービスの 老 朽 化 した 整 備 を 介 進 護 めてきました 保 険 施 設 の 建 替 えについて 一 定 の 支 援 を 図 ります 多 様 な 住 まい 方 の 普 及 啓 発 のため 住 まい や 住 まい 方 の 選 択 介 護 度 が 重 度 となり 在 宅 生 活 の 継 続 が 困 難 となった 方 のための 介 護 保 険 施 設 の 整 決 定 を 支 援 するための 情 報 発 信 を 行 います 備 を 着 実 に 進 めてきました 多 様 な 介 護 ニーズに 対 応 したケアの 提 供 体 制 構 築 や 介 護 者 の 負 担 軽 高 齢 減 者 等 の 状 高 態 齢 に 応 者 じた の 在 宅 住 生 まい に 活 継 続 関 を する 支 えるための 多 様 な 選 択 肢 取 の 組 整 を 理 進 情 めます 報 提 供 ( 高 齢 者 住 まいガイド)に 努 めてきました 自 宅 で 住 み 続 けられるよう 住 宅 のバリアフリー 等 の 専 門 相 談 ( 住 情 報 提 供 事 業 ) を 2025 実 施 しました 年 を 見 据 えた 施 策 の 方 向 性 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けては 生 活 の 基 盤 として 必 要 な 住 まいが 整 備 され 本 人 の 希 望 と 経 済 力 に 合 った 住 まいが 確 保 されていることが 前 提 となり ます 本 市 では 次 の 方 向 性 により 安 心 して 暮 らせる 住 まいと 住 まい 方 の 実 現 に 取 り 組 みます まちづくりに 関 する 方 針 の 共 有 に 向 けて 高 齢 者 人 口 の 増 加 に 伴 う 様 々なケア へのニーズの 急 増 に 対 応 するため 地 域 の 現 状 の 把 握 と 地 域 ( 市 場 )への 情 報 発 信 を 積 極 的 に 行 うとともに 行 政 としてめざす 中 長 期 的 な 方 向 性 を 提 示 する ことで まちづくりに 関 する 方 針 の 共 有 化 を 図 ります 生 活 基 盤 としての 住 まい の 確 保 と 自 らのライフスタイルに 合 った 住 ま い 方 の 実 現 に 向 けて 単 身 高 齢 者 の 増 加 や 地 域 住 民 の 年 齢 構 造 ライフス タイルなどの 変 化 などに 合 わせた 住 まい を 整 備 確 保 するとともに 地 域 コミュニティの 再 構 築 等 の 推 進 により 多 様 な 住 まい 方 の 実 現 をめざしま す かわさきいきいき 長 寿 プラン -130-

139 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 高 齢 者 の 多 様 な 居 住 環 境 の 実 現 のための 取 組 (1) 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせる 住 まいの 確 保 等 (P133) 1 一 般 住 宅 に 関 する 取 組 住 宅 の 良 質 化 の 促 進 市 営 住 宅 の 建 替 え 等 に 伴 うユニバー サルデザイン 仕 様 への 変 更 2 高 齢 者 向 け 住 宅 重 度 者 向 け 住 まいに 関 す る 取 組 サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 シルバーハウジング 福 祉 住 宅 軽 費 老 人 ホーム(ケアハウス) 養 護 老 人 ホーム 有 料 老 人 ホーム 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 ( 認 知 症 高 齢 者 グループホーム) 特 別 養 護 老 人 ホーム ( 介 護 老 人 福 祉 施 設 ) 介 護 老 人 保 健 施 設 介 護 療 養 型 医 療 施 設 3 自 宅 地 域 での 生 活 継 続 に 向 けた 取 組 (2) 在 宅 生 活 が 困 難 となった 方 のための 介 護 サービス 基 盤 の 整 備 (P138) 1 重 度 者 向 けの 住 まい の 確 保 特 別 養 護 老 人 ホームの 整 備 地 域 ニーズに 応 じた 居 室 形 態 の 特 別 養 護 老 人 ホームの 整 備 特 別 養 護 老 人 ホームの 機 能 の 地 域 展 開 に 向 けた 取 組 中 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 を 支 える 施 設 としての 特 別 養 護 老 人 ホームの 役 割 強 化 特 別 養 護 老 人 ホームにおける 高 齢 障 害 者 の 受 入 れ 医 療 重 度 者 への 対 応 2その 他 介 護 保 険 施 設 の 整 備 介 護 老 人 保 健 施 設 3 既 存 施 設 の 老 朽 化 への 対 応 老 朽 化 施 設 の 建 替 え 支 援 長 寿 命 化 の 取 組 推 進 (3) 多 様 な 住 まい 方 の 普 及 (P142) 1 円 滑 な 住 替 え 等 の 支 援 高 齢 期 の 住 まいガイド による 周 知 高 齢 者 世 帯 住 替 え 家 賃 助 成 事 業 住 まいに 関 する 相 談 体 制 の 充 実 地 域 単 位 の 住 情 報 提 供 の 仕 組 みづくり 地 域 の 住 まいに 関 する 相 談 等 を 行 っ ている 活 動 団 体 への 支 援 住 まいアドバイザー 派 遣 制 度 あんしん 賃 貸 支 援 事 業 マイホーム 借 上 げ 制 度 を 活 用 した 住 替 え 相 談 2 保 証 人 が 見 つからない 高 齢 者 への 支 援 川 崎 市 居 住 支 援 制 度 3 住 宅 のバリアフリー 化 等 環 境 整 備 の 支 援 住 宅 改 修 ( 介 護 保 険 適 用 ) 高 齢 者 住 宅 改 造 費 助 成 事 業 川 崎 市 マンション 段 差 解 消 工 事 等 費 用 助 成 制 度 住 情 報 提 供 事 業 4 自 宅 での 生 活 継 続 を 支 えるための 取 組 在 宅 生 活 を 支 える 介 護 保 険 サービス の 充 実 市 営 住 宅 の 建 替 えに 伴 う 社 会 福 祉 施 設 等 の 併 設 市 営 住 宅 における 介 護 者 支 援 のため の 取 組 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 における 生 活 支 援 のための 取 組 5 低 所 得 低 資 産 高 齢 者 の 住 まいに 関 する 取 組 地 域 善 隣 事 業 生 活 にお 困 りの 方 の 相 談 支 援 (4) 介 護 者 の 負 担 軽 減 に 向 けた 取 組 (P149) かわさきいきいき 長 寿 プラン

140 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 地 域 包 括 ケアにおける 住 まい の 分 類 と 住 み 慣 れた 地 域 での 生 活 の 継 続 地 域 包 括 ケアにおける 住 まい は 機 能 に 応 じて 一 般 住 宅 高 齢 者 向 け 住 宅 重 度 者 向 けの 住 まい に 大 別 されます 住 み 慣 れた 地 域 での 生 活 を 継 続 するためには これらの 住 まい を 適 切 に 選 択 した 上 で 介 護 医 療 予 防 生 活 支 援 などの 様 々な ケア を 組 み 合 わせて 利 用 し 状 態 に 応 じてその 組 み 合 わせを 見 直 し ていくことが 求 められます 住 まい の 種 類 一 般 住 宅 ( 持 ち 家 借 家 ) 住 まい 高 齢 者 向 け 住 宅 支 援 サービスを 受 ける 場 所 住 まいと 医 療 機 関 の 中 間 施 設 重 度 者 向 けの 住 まい 医 療 機 関 一 般 住 宅 一 般 的 な 住 宅 であり 持 ち 家 か 借 家 かは 問 いません バリアフリー 改 修 などによって 所 有 者 又 は 入 居 者 自 身 が 環 境 を 整 備 し 生 活 支 援 介 護 保 険 サービス 等 を 導 入 することで 地 域 での 生 活 継 続 を 可 能 とすることが 必 要 となります 高 齢 者 向 け 住 宅 (サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 等 ) 基 本 的 な 生 活 支 援 や 見 守 り 等 のサービスが 付 加 された 住 宅 で 一 般 住 宅 での 生 活 継 続 が 難 しい( 難 しくなる 見 込 みがある)などの 場 合 に 住 み 替 える 住 まい を 指 し ます 基 本 的 な 見 守 りサービスなどのほか 心 身 の 状 況 に 応 じて 住 宅 内 外 のサービスを 組 み 合 わせて 利 用 します 入 居 者 が 地 域 住 民 として 生 活 できるよう 地 域 交 流 や 社 会 参 加 の 機 会 の 確 保 が 必 要 となります 重 度 者 向 けの 住 まい ( 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 ) 要 介 護 状 態 が 重 くなり 集 中 的 な 介 護 看 護 を 必 要 とする 場 合 に 住 み 替 える 住 まい を 指 します 専 門 職 が 集 中 して 配 置 されているため 重 度 者 に 対 して 効 率 的 なケアの 提 供 が 可 能 とな ります かわさきいきいき 長 寿 プラン -132-

141 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 (1) 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせる 住 まいの 確 保 等 高 齢 者 の 多 様 なニーズに 対 応 するため サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 や 本 市 独 自 の 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 などのほか 市 営 住 宅 の 建 替 え 等 に 伴 うユニバーサルデザイン ( 仕 様 )への 移 行 など 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせる 住 まい の 確 保 等 を 図 ります 1 一 般 住 宅 に 関 する 取 組 一 般 住 宅 の 供 給 については 供 給 主 体 によって 大 多 数 を 占 める 民 間 資 本 の 市 場 原 理 に 基 づく 住 宅 供 給 と 行 政 等 による( 準 ) 公 共 財 としての 住 宅 供 給 に 大 別 されます 行 政 が 住 まいの 質 量 について 関 与 することが 多 い 高 齢 者 向 け 住 宅 重 度 者 向 け 住 まい とは 異 なり 一 般 住 宅 の 供 給 確 保 に 当 たって の 方 針 は 各 供 給 主 体 が 独 自 に 判 断 決 定 する 比 重 が 高 くなります 一 方 で 多 くの 高 齢 者 は 一 般 住 宅 での 生 活 を 送 っており 地 域 での 生 活 を 継 続 する 上 での 生 活 基 盤 として 住 宅 の 役 割 は より 重 要 となってい ます こうした 状 況 を 踏 まえ 本 市 としては 地 域 ( 市 場 )に 対 し 超 高 齢 社 会 に 対 応 していくための ケアのあり 方 を 視 野 に 入 れたまちづくり に 関 する 方 針 の 共 有 化 発 信 を 行 います 住 宅 の 良 質 化 の 促 進 ( 住 宅 性 能 表 示 制 度 の 推 奨 等 級 の 設 定 等 ) 住 宅 の 品 質 確 保 に 関 する 法 律 に 基 づく 住 宅 性 能 表 示 制 度 において 定 められている 高 齢 者 等 配 慮 対 策 等 級 について 本 市 として 推 奨 する 性 能 評 価 等 級 を 川 崎 市 住 宅 性 能 評 価 推 奨 等 級 として 設 定 し 効 果 的 な 運 用 による 住 宅 の 質 の 向 上 を 図 ります また 共 同 住 宅 の 共 用 廊 下 等 に 必 要 なスペースが 確 保 されているなど 将 来 のバリアフリー 改 修 に 対 応 できる 長 期 優 良 住 宅 の 普 及 促 進 に 努 めます 市 営 住 宅 の 建 替 え 等 に 伴 うユニバーサルデザイン 仕 様 への 変 更 ( 市 主 導 の 住 宅 供 給 の 取 組 ) 市 営 住 宅 を 建 替 える 際 には ユニバーサルデザインを 取 り 入 れ 入 居 者 が 使 いやすい 住 宅 を 供 給 します 高 齢 者 や 障 害 者 だけでなく 誰 もが 使 いやすいデザイン( 仕 様 )を 意 味 した もので バリアフリーをさらに 発 展 させた 概 念 のことをいいます かわさきいきいき 長 寿 プラン

142 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 2 高 齢 者 向 け 住 宅 重 度 者 向 け 住 まいに 関 する 取 組 サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 バリアフリー 構 造 で 24 時 間 の 安 否 確 認 と 生 活 相 談 等 のサービスを 備 えた サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 の 民 間 事 業 者 による 供 給 を 支 援 す るとともに 適 正 な 管 理 が 行 われるよう 啓 発 に 取 り 組 みます サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 訪 問 介 護 事 業 所 や デイサービスなどを 併 設 する 場 合 もあり ます 主 な 登 録 基 準 訪 問 介 護 事 業 所 併 設 デイサービス 入 居 は 原 則 60 歳 以 上 居 室 の 床 面 積 は 25 m2 以 上 ( 浴 室 やキッチンなどを 共 用 する 場 合 は 18 m2 以 上 ) バリアフリー 構 造 キッチンや 水 洗 トイレなどの 設 置 安 否 確 認 生 活 相 談 サービスを 提 供 長 期 入 院 などを 理 由 に 一 方 的 な 変 更 や 契 約 解 除 をされない 入 居 者 が 払 うのは 敷 金 家 賃 サービス 対 価 に 限 定 実 績 計 画 ( 累 計 戸 数 は 登 録 ベース) 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 1,231 戸 1,505 戸 供 給 支 援 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 ( 家 賃 補 助 を 受 けられる 公 的 賃 貸 住 宅 ) 所 得 に 応 じて 一 定 期 間 の 家 賃 補 助 が 受 けられ バリアフリー 構 造 で 緊 急 通 報 装 置 と 生 活 相 談 サービスを 備 えた 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 の 民 間 事 業 者 による 供 給 を 促 進 するとともに 適 正 な 管 理 が 行 われるよ う 啓 発 に 取 り 組 みます 実 績 計 画 ( 累 計 ) 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 185 戸 185 戸 供 給 促 進 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです かわさきいきいき 長 寿 プラン -134-

143 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 シルバーハウジング( 高 齢 者 向 け 市 営 住 宅 ) 高 齢 者 の 安 全 や 利 便 に 配 慮 した 高 齢 者 用 の 市 営 住 宅 ( 民 間 借 上 げ 住 宅 を 含 む)であり 入 居 者 の 生 活 支 援 や 相 談 を 受 ける 生 活 援 助 員 や 生 活 相 談 員 等 を 派 遣 します 実 績 計 画 ( 累 計 ) 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 1,193 戸 1,193 戸 事 業 継 続 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 福 祉 住 宅 民 間 賃 貸 住 宅 の 建 替 え 等 による 立 ち 退 き 要 求 を 受 け 住 宅 確 保 に 困 窮 しているひとり 暮 らし 高 齢 者 の 生 活 の 安 定 を 図 るため 高 齢 者 の 安 全 や 利 便 に 配 慮 した 民 間 借 上 型 住 宅 であり 生 活 相 談 員 等 を 派 遣 し 入 居 者 の 生 活 支 援 や 相 談 に 応 じます 実 績 計 画 ( 累 計 ) 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 108 戸 108 戸 事 業 継 続 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 見 込 みです 軽 費 老 人 ホーム(ケアハウス) 家 族 と 同 居 できない 事 情 がある 方 を 対 象 に 食 事 と 入 浴 サービスを 提 供 し 自 立 した 生 活 が 確 保 できるよう 個 室 で 必 要 な 支 援 を 行 う 施 設 です 介 護 保 険 法 上 の 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 サービスとして 介 護 が 必 要 になった 場 合 に 介 護 サービスを 利 用 しながら 生 活 できる 施 設 と 訪 問 介 護 等 の 外 部 の 介 護 サービスを 利 用 しながら 生 活 することができる 施 設 があります 養 護 老 人 ホーム 原 則 として 65 歳 以 上 で 環 境 上 及 び 経 済 的 な 理 由 により 家 庭 での 生 活 が 難 しい 方 を 対 象 に 本 市 の 決 定 により 生 活 場 所 を 提 供 します ケアハウスと 同 様 に 施 設 によって 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 が 受 けら れます かわさきいきいき 長 寿 プラン

144 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 有 料 老 人 ホーム ア 介 護 付 有 料 老 人 ホーム 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 のサービスが 付 いた 高 齢 者 向 けの 居 住 施 設 で 健 康 な 方 は 食 事 等 のサービスの 提 供 要 介 護 状 態 となった 方 はこれ に 加 え 入 浴 排 せつ 食 事 等 の 介 護 日 常 生 活 上 のサポート 機 能 訓 練 療 養 上 のケアなどのサービスが 受 けられる 介 護 付 有 料 老 人 ホーム の 整 備 を 進 めます なお 既 に 本 市 内 で 定 員 7,000 名 分 を 超 える 整 備 が 進 んでいること から 第 6 期 計 画 以 降 の 公 募 では ニーズの 多 様 化 等 に 合 わせた 上 乗 せ 要 件 を 設 定 します 実 績 計 画 ( 累 計 ) 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 32 年 度 37 年 度 6,810 名 7,185 名 7,425 名 7,665 名 7,985 名 ( 定 員 240 名 分 の 公 募 ) 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 は 整 備 中 のものを 含 みます 上 乗 せ 要 件 の 概 要 医 療 重 度 者 を 受 け 入 れるための 体 制 確 保 地 域 密 着 型 サービスの 併 設 等 による 地 域 の 在 宅 高 齢 者 の 支 援 空 床 を 利 用 したショートステイの 実 施 イ 住 宅 型 有 料 老 人 ホーム 生 活 支 援 等 のサービスが 付 いた 高 齢 者 向 けの 居 住 施 設 で 介 護 が 必 要 になった 場 合 入 居 者 自 身 の 選 択 により 地 域 の 訪 問 介 護 等 の 介 護 サー ビスを 利 用 しながら 生 活 を 継 続 することができます 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 ( 認 知 症 高 齢 者 グループホーム) 比 較 的 状 態 が 安 定 している 認 知 症 高 齢 者 に 対 して 共 同 生 活 のなかで 入 浴 排 せつ 食 事 などの 日 常 生 活 上 の 世 話 や 機 能 訓 練 などのサービ スを 提 供 する 認 知 症 高 齢 者 グループホーム の 整 備 を 進 めます また 公 募 に 当 たっては 高 齢 者 の 在 宅 生 活 を 支 える 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 や 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 の 併 設 や 空 床 を 活 用 し たショートステイの 実 施 を 条 件 とするなど 地 域 の 在 宅 介 護 サービスの 拠 点 としての 機 能 を 付 加 します 実 績 計 画 ( 累 計 ) ( 単 位 :ユニット) 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 32 年 度 37 年 度 (46 ユニット 分 の 公 募 ) ユニットとは 入 居 者 の 単 位 で 1 ユニットの 定 員 は 概 ね 9 人 です かわさきいきいき 長 寿 プラン -136-

145 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 特 別 養 護 老 人 ホーム( 介 護 老 人 福 祉 施 設 ) 常 時 介 護 を 必 要 とし 家 族 等 の 生 活 環 境 により 自 宅 で 生 活 すること が 困 難 になった 寝 たきりや 認 知 症 の 重 度 者 を 受 け 入 れる 役 割 を 担 います ( 整 備 計 画 は (2) 在 宅 生 活 が 困 難 となった 方 のための 介 護 サービス 基 盤 の 整 備 を 参 照 ) 介 護 老 人 保 健 施 設 住 まいと 医 療 機 関 の 中 間 施 設 であり 病 状 が 安 定 した 状 態 にある 方 が 慢 性 期 医 療 とリハビリテーションによって 在 宅 復 帰 をめざすための 施 設 です ( 整 備 計 画 は (2) 在 宅 生 活 が 困 難 となった 方 のための 介 護 サー ビス 基 盤 の 整 備 を 参 照 ) 介 護 療 養 型 医 療 施 設 継 続 的 な 医 療 サービスを 受 けながら 長 期 療 養 するための 施 設 であり 療 養 上 の 管 理 看 護 医 学 的 管 理 下 の 介 護 等 のケア リハビリテーショ ン 等 の 必 要 な 医 療 などのサービスが 受 けられます 長 期 療 養 ケアが 必 要 な 方 が 在 宅 復 帰 をめざしながら 医 療 と 介 護 の 両 方 のサービスを 受 けら れる 施 設 です 3 自 宅 地 域 での 生 活 継 続 に 向 けた 取 組 平 成 25 年 度 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 の 結 果 多 くの 高 齢 者 が 介 護 が 必 要 になった 場 合 でも 家 族 に 負 担 をかけずに 自 宅 で 暮 らしたい と 希 望 し ている 一 方 で 本 市 では 依 然 として 特 別 養 護 老 人 ホームの 入 居 申 込 者 が 多 く 介 護 者 の 75.7%が 介 護 に 困 難 や 負 担 を 感 じているなど 在 宅 生 活 の 継 続 に 不 安 を 覚 えている 方 が 多 い 傾 向 にあります 第 6 期 計 画 では 前 述 の 住 まい の 確 保 と 並 行 して 比 較 的 状 態 の 軽 い 方 から 要 介 護 状 態 の 悪 化 認 知 症 介 護 者 の 負 担 等 の 課 題 を 抱 えてい る 方 まで 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 した 生 活 を 続 けることができる 安 全 安 心 に 暮 らせる 地 域 づくり を 実 現 するため 次 の 取 組 を 推 進 します ( 詳 細 は 第 5 章 3 利 用 者 本 位 のサービスの 提 供 を 参 照 ) 要 介 護 要 支 援 高 齢 者 が 地 域 で 生 活 を 続 けるためのサービスの 提 供 中 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 の 在 宅 生 活 を 支 えるための 取 組 在 宅 医 療 介 護 の 連 携 の 推 進 要 介 護 度 維 持 改 善 に 向 けた 取 組 かわさきいきいき 長 寿 プラン

146 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 (2) 在 宅 生 活 が 困 難 となった 方 のための 介 護 サービス 基 盤 の 整 備 1 重 度 者 向 けの 住 まい の 確 保 要 介 護 状 態 が 重 くなり 集 中 的 な 介 護 看 護 の 必 要 性 から 自 宅 での 生 活 継 続 が 困 難 となった 高 齢 者 を 支 える 特 別 養 護 老 人 ホーム や 重 度 者 への 対 応 が 可 能 な 介 護 付 有 料 老 人 ホーム 等 の 確 保 を 行 います 特 別 養 護 老 人 ホームの 整 備 特 別 養 護 老 人 ホームは 常 時 介 護 を 必 要 とし 家 族 等 の 生 活 環 境 によ り 自 宅 で 生 活 することが 困 難 になった 寝 たきりや 認 知 症 の 重 度 者 を 受 け 入 れる 役 割 を 担 っています 第 6 期 計 画 以 降 においては 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 による 施 設 病 院 から 地 域 在 宅 へのケアの 場 の 移 行 という 基 本 的 な 方 向 性 を 踏 まえつつ 真 に 施 設 入 居 を 必 要 とする 方 が 優 先 的 に 入 居 できるよ う 一 定 の 水 準 で 整 備 を 行 います 実 績 計 画 ( 開 所 ベース) ( 単 位 : 床 上 段 : 累 計 下 段 : 新 規 開 設 ) 大 規 模 特 別 養 護 老 人 ホーム( 定 員 ) 小 規 模 特 別 養 護 老 人 ホーム( 定 員 ) 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 32 年 度 37 年 度 3,599 (584) 216 (29) 3,834 (235) 274 (58) 3,934 (100) 274 (0) 4,158 (224) 274 (0) 4,438 (280) 274 (0) 累 計 ( 定 員 ) 3,815 4,108 4,208 4,432 4,712 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です 5,212 5,712 地 域 ニーズに 応 じた 居 室 形 態 の 特 別 養 護 老 人 ホームの 整 備 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 の 結 果 入 居 を 希 望 する 特 別 養 護 老 人 ホームの 居 室 形 態 については 個 室 を 利 用 したいという 希 望 がある 一 方 で 多 床 室 を 希 望 する 比 率 が 高 くなっています 本 市 ではこのような 地 域 のニー ズを 受 け 多 床 室 と 個 室 を 組 み 合 わせた 整 備 を 進 めています 希 望 する 居 室 形 態 ( 川 崎 市 高 齢 者 実 態 調 査 から) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 平 成 19 年 度 調 査 ( 回 答 者 数 =270 人 ) 27.8% 29.3% 21.9% 7.4% 13.7% 平 成 22 年 度 調 査 ( 回 答 者 数 =264 人 ) 17.4% 43.9% 12.9% 11.7% 14.0% 平 成 25 年 度 調 査 ( 回 答 者 数 =245 人 ) 22.4% 45.3% 16.3% 4.1% 11.8% 個 室 を 利 用 したい 複 数 の 人 と 一 緒 の 部 屋 ( 多 床 室 )を 利 用 したい どちらでもよい わからない 無 回 答 かわさきいきいき 長 寿 プラン -138-

147 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 特 別 養 護 老 人 ホームの 機 能 の 地 域 展 開 に 向 けた 取 組 これまでは 主 に 中 重 度 の 状 態 の 高 齢 者 を 受 け 入 れる 終 の 棲 家 と しての 役 割 を 担 ってきましたが それらの 役 割 とは 別 に 地 域 における 在 宅 生 活 者 介 護 者 への 支 援 など 地 域 における 介 護 福 祉 拠 点 の 一 つ として 地 域 に 積 極 的 に 展 開 していくことが 期 待 されます 地 域 交 流 スペースの 積 極 的 な 活 用 新 規 に 公 募 を 行 う 特 別 養 護 老 人 ホームについては 地 域 開 放 を 目 的 とした 地 域 交 流 スペースの 設 置 に 関 する 指 針 を 定 めるとともに ス ペースを 用 いた 地 域 住 民 の 交 流 やコミュニティ 形 成 のための 取 組 の 提 案 を 運 営 法 人 の 選 考 時 の 評 価 加 点 項 目 として 追 加 し 運 営 法 人 から の 積 極 的 な 提 案 を 促 します 中 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 の 在 宅 生 活 継 続 に 向 けた 取 組 新 規 に 公 募 を 行 う 特 別 養 護 老 人 ホームについて 中 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 の 在 宅 生 活 を 支 える 地 域 密 着 型 サービス 等 の 併 設 を 進 めるとと もに 必 要 なときだけ 特 別 養 護 老 人 ホームを 利 用 して また 在 宅 に 戻 れる 循 環 の 仕 組 み(ホームシェアリング)の 導 入 等 について 検 証 を 行 い 施 設 機 能 の 地 域 展 開 に 向 けた 取 組 を 進 めます 中 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 を 支 える 施 設 としての 特 別 養 護 老 人 ホームの 役 割 強 化 自 宅 での 生 活 が 困 難 な 中 重 度 の 要 介 護 高 齢 者 を 支 える 施 設 としての 機 能 に 重 点 化 を 図 ることを 目 的 とした 介 護 保 険 制 度 改 正 により 平 成 27 年 4 月 から 特 別 養 護 老 人 ホームへの 新 規 入 居 は 原 則 要 介 護 3 以 上 の 方 に 限 定 されます 特 例 として 一 定 の 要 件 に 該 当 する 要 介 護 1 2の 方 については 入 居 が 可 能 とされていることから 本 市 では 川 崎 市 特 別 養 護 老 人 ホー ム 入 退 居 指 針 を 改 定 し 必 要 性 が 高 い 方 が 優 先 的 に 入 居 することがで きる 仕 組 みづくりを 進 めます 要 介 護 1 2 の 方 の 特 例 入 居 の 要 件 認 知 症 や 知 的 障 害 精 神 障 害 である 方 であって 日 常 生 活 に 支 障 を 来 すような 症 状 行 動 や 意 思 疎 通 の 困 難 さが 頻 繁 に 見 られること 家 族 等 による 深 刻 な 虐 待 が 疑 われることなどにより 心 身 の 安 全 安 心 の 確 保 が 困 難 で あること 介 護 者 がいない 介 護 者 が 高 齢 または 病 弱 であるなどにより 支 援 が 期 待 できず かつ やむを 得 ない 理 由 により 必 要 な 介 護 サービスや 生 活 支 援 を 十 分 に 利 用 できない 状 態 で あること かわさきいきいき 長 寿 プラン

148 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 特 別 養 護 老 人 ホームにおける 高 齢 障 害 者 の 受 入 れ 障 害 者 入 所 施 設 に 入 所 している 方 の 高 齢 化 を 踏 まえ 高 齢 障 害 者 のう ち 特 別 養 護 老 人 ホームでの 支 援 がふさわしく かつ 移 行 を 希 望 され る 方 を 受 け 入 れるため 公 有 地 を 活 用 した 特 別 養 護 老 人 ホームにおいて 受 け 入 れるための 体 制 を 整 備 します 医 療 重 度 者 への 対 応 公 有 地 を 活 用 した 特 別 養 護 老 人 ホームを 整 備 するに 当 たっては 胃 ろ う 経 管 栄 養 喀 痰 吸 引 等 の 医 療 的 処 置 の 必 要 な 要 介 護 高 齢 者 を 受 け 入 れることを 条 件 とした 整 備 を 進 めます また 介 護 付 有 料 老 人 ホームの 選 定 において 医 療 的 ケアの 充 実 を 公 募 要 件 に 加 えるなど 医 療 依 存 度 が 高 い 方 であっても 住 み 慣 れた 地 域 で 最 後 まで 暮 らし 続 けられるよう 居 住 環 境 の 整 備 を 図 ります 2その 他 の 介 護 保 険 施 設 の 整 備 介 護 老 人 保 健 施 設 近 年 稼 働 率 が 低 下 傾 向 にあることから 平 成 27~29 年 度 の 新 規 整 備 は 行 わず 施 設 としての 機 能 強 化 役 割 整 理 のための 議 論 を 行 い 次 期 計 画 以 降 の 整 備 についての 方 向 性 を 定 めます 実 績 計 画 ( 開 所 ベース) ( 単 位 : 床 上 段 : 累 計 下 段 : 新 規 開 設 ) 平 成 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 32 年 度 37 年 度 介 護 老 人 2,155 2,281 2,281 2,281 2,281 保 健 施 設 (150) (126) (0) (0) (0) ( 定 員 ) 平 成 25 年 度 は 実 績 値 平 成 26 年 度 以 降 は 見 込 み 又 は 計 画 値 です 2,431 2,581 かわさきいきいき 長 寿 プラン -140-

149 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 3 既 存 施 設 の 老 朽 化 への 対 応 本 市 では 平 成 26 年 10 月 時 点 で 50 施 設 の 特 別 養 護 老 人 ホームが あります そのうち 一 部 の 施 設 では 老 朽 化 が 進 んでおり 今 後 も 増 加 す る 老 朽 化 施 設 への 対 応 が 課 題 となっています また 老 朽 化 施 設 においては 老 朽 化 の 度 合 い 運 営 法 人 の 経 営 基 盤 老 朽 化 予 防 のための 各 施 設 における 長 寿 命 化 のための 予 防 保 全 の 取 組 等 に 相 違 がある 状 況 です 上 記 の 課 題 や 状 況 を 踏 まえ 本 市 では 介 護 保 険 制 度 開 始 前 に 開 設 した 老 朽 化 施 設 の 建 替 えについて 一 定 の 支 援 を 行 います 老 朽 化 施 設 の 建 替 え 支 援 施 設 の 建 替 えに 当 たっては 既 存 施 設 の 建 築 状 況 を 踏 まえ 別 の 場 所 に 代 替 施 設 を 整 備 することが 主 となると 想 定 されますが 一 方 で 代 替 地 を 確 保 することが 困 難 な 場 合 については 現 在 地 における 建 替 えが 想 定 され 既 存 の 施 設 入 居 者 等 に 影 響 が 生 じることが 想 定 されることから これらのリスクを 最 小 限 に 抑 えられるよう 取 り 組 みます 長 寿 命 化 の 取 組 推 進 老 朽 化 の 防 止 策 として 予 防 保 全 型 の 長 寿 命 化 対 策 の 実 施 を 推 進 して います 施 設 管 理 者 の 定 期 的 かつ 着 実 な 点 検 体 制 を 確 立 していくことが 必 要 となります 日 頃 からの 適 正 な 点 検 等 によって 建 築 物 の 機 能 や 性 能 の 劣 化 の 有 無 や 兆 候 状 態 を 常 に 把 握 し 現 状 では 異 常 が 見 当 たらなくても 時 間 の 経 過 とと もに 劣 化 の 状 態 を 予 測 した 上 で 計 画 的 に 適 切 な 処 置 を 行 い 機 能 停 止 など を 未 然 に 防 ぐことにより 建 築 物 をより 長 く 活 用 する 手 法 のことをいいま す かわさきいきいき 長 寿 プラン

150 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 (3) 多 様 な 住 まい 方 の 普 及 ライフスタイルや 自 身 の 心 身 の 状 況 等 に 合 わせた 住 まいの 選 択 や 介 護 が 必 要 となった 際 のケア 方 法 に 関 する 選 択 等 自 己 決 定 が 適 切 に 行 われるため に 必 要 な 支 援 情 報 発 信 などを 行 います 1 円 滑 な 住 替 え 等 の 支 援 高 齢 期 の 住 まいガイド による 周 知 介 護 が 必 要 となった 場 合 の 住 まいの 選 択 等 について 高 齢 者 の 自 己 決 定 を 支 援 するため 生 活 場 所 の 希 望 や 身 体 状 況 費 用 負 担 等 に 合 わせた 住 まい の 選 択 肢 に 関 する 情 報 を 冊 子 としてわかりやすくまとめ 各 区 役 所 等 の 窓 口 で 配 布 することで 周 知 を 行 っています 高 齢 期 の 住 まいガイドより ( )この 図 は 費 用 負 担 や 身 体 状 況 の 視 点 から 各 住 まいがどの 辺 りに 位 置 しているかをイメージしていただくた めのおおまかな 目 安 であり 厳 密 には 図 のとおりではない 部 分 もあります ( ) 費 用 負 担 や 身 体 状 況 の 視 点 で 表 示 するため 重 ねて 表 示 しています かわさきいきいき 長 寿 プラン -142-

151 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 高 齢 者 世 帯 住 替 え 家 賃 助 成 事 業 民 間 賃 貸 住 宅 などに 入 居 する 高 齢 者 が 建 替 えなどで 立 ち 退 きを 求 め られ 公 営 住 宅 などに 入 居 できない 場 合 に 住 替 えに 必 要 な 家 賃 差 額 な どを 助 成 します なお 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じた 見 直 しを 検 討 します 住 まいに 関 する 相 談 体 制 の 充 実 住 まいに 関 する 多 様 な 情 報 の 提 供 や 住 宅 の 改 善 に 係 る 専 門 的 な 相 談 への 対 応 などを 効 果 的 に 行 うため 高 齢 者 に 分 かりやすく アクセスし やすいワンストップサービスの 取 組 を 検 討 します また 住 替 え 相 談 空 き 家 相 談 賃 貸 住 宅 入 居 相 談 など 住 宅 に 関 する 高 齢 者 の 様 々な 相 談 に 対 し 多 面 的 かつ 総 合 的 に 応 えられるよう 窓 口 の 充 実 を 図 ります 地 域 単 位 の 住 情 報 提 供 の 仕 組 みづくり 身 近 な 地 域 で 空 き 家 化 した 持 ち 家 や 賃 貸 住 宅 の 有 効 活 用 を 積 極 的 に 図 るため 賃 貸 オーナーと 入 居 者 とのマッチングや 空 き 家 空 き 地 等 の 事 業 的 な 運 用 に 関 する 相 談 などができるような 地 域 単 位 の 住 情 報 提 供 の 仕 組 みを 検 討 し モデル 事 業 の 実 施 などにより 取 組 を 進 めます 地 域 の 住 まいに 関 する 相 談 等 を 行 っている 活 動 団 体 への 支 援 高 齢 者 の 在 宅 生 活 の 継 続 や 所 有 する 住 宅 の 有 効 活 用 を 進 めるため 片 づけや 掃 除 等 の 暮 らしの 支 援 や リフォーム 相 談 や 住 替 え 相 談 等 に 応 じ る 住 まいの 支 援 に 取 り 組 んでいる 活 動 団 体 に 対 して 支 援 を 行 います 住 まいアドバイザー 派 遣 制 度 一 級 建 築 士 等 の 専 門 家 アドバイザーを 無 料 で 派 遣 し 住 宅 のバリアフ リー 工 事 の 進 め 方 や 工 事 に 伴 うトラブルなどの 相 談 に 対 応 することによ り 良 質 な 住 宅 ストックと 住 環 境 の 形 成 に 取 り 組 みます あんしん 賃 貸 支 援 事 業 高 齢 者 等 の 入 居 を 拒 まない 民 間 賃 貸 住 宅 の 登 録 を 行 い 神 奈 川 県 居 住 支 援 協 議 会 が 運 営 するホームページや 神 奈 川 県 が 発 行 する 情 報 紙 で 公 開 し 高 齢 者 の 入 居 機 会 の 確 保 を 図 ります かわさきいきいき 長 寿 プラン

152 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 マイホーム 借 上 げ 制 度 を 活 用 した 住 替 え 相 談 高 齢 者 向 け 住 宅 等 への 住 替 えに 関 する 相 談 や 住 替 え 後 のマイホームを JTI( 一 般 社 団 法 人 移 住 住 替 え 支 援 機 構 )が 借 り 上 げるマイホーム 借 上 げ 制 度 の 紹 介 を 行 うなど 高 齢 者 の 住 替 えに 関 する 相 談 窓 口 の 充 実 に 取 り 組 みます( 川 崎 市 住 宅 供 給 公 社 ) かわさきいきいき 長 寿 プラン -144-

153 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 2 保 証 人 が 見 つからない 高 齢 者 への 支 援 高 齢 者 の 中 には 介 護 サービスを 受 ける 必 要 はないものの 安 定 した 住 まいの 確 保 に 困 窮 する 人 も 含 まれています そのような 方 が 必 要 に 応 じて 住 まいを 確 保 できるようにするための 支 援 を 行 います 川 崎 市 居 住 支 援 制 度 アパートなどの 民 間 賃 貸 住 宅 を 借 りる 際 に 家 賃 等 の 支 払 能 力 がある にもかかわらず 保 証 人 が 見 つからない 場 合 本 市 の 指 定 する 保 証 会 社 を 利 用 し 併 せて 本 市 の 様 々な 施 策 により 居 住 を 支 援 し 家 賃 の 支 払 い や 入 居 後 の 病 気 事 故 などの 家 主 がいだく 不 安 を 軽 減 し 入 居 機 会 の 確 保 と 安 定 した 居 住 継 続 を 支 援 する 制 度 です 家 賃 の 滞 納 や 原 状 回 復 費 な ど 退 去 時 の 金 銭 的 な 保 証 は 市 の 指 定 する 保 証 会 社 が 行 い 言 葉 の 違 い によるトラブル 発 生 時 の 通 訳 派 遣 や 障 害 者 団 体 による 入 居 者 の 見 守 りな どを 市 や 支 援 団 体 が 行 います 家 賃 を 助 成 する 制 度 ではありません あくまで 給 与 年 金 など 安 定 した 収 入 や 生 活 保 護 費 で 家 賃 等 の 支 払 いができる 方 で 自 立 した 生 活 ができ 国 内 に 在 住 し ている 親 族 等 の 緊 急 連 絡 人 がいることが 利 用 条 件 です 3 住 宅 のバリアフリー 化 等 環 境 整 備 の 支 援 自 らの 家 でできる 限 り 在 宅 生 活 を 継 続 するためには 介 護 が 必 要 になっ たとき 等 に 高 齢 者 自 身 も 介 護 環 境 の 整 備 に 努 めることが 求 められます 本 市 としては 自 宅 のバリアフリー 改 修 等 の 必 要 性 を 周 知 するとともに バリアフリー 化 を 促 進 する 事 業 の 実 施 により これを 支 援 していきます 住 宅 改 修 ( 介 護 保 険 適 用 ) 介 護 保 険 適 用 となる 住 宅 のバリアフリー 改 修 で 上 限 は 20 万 円 です 主 に 軽 度 の 要 介 護 高 齢 者 が 早 い 段 階 で 自 宅 のバリアフリー 化 をすること の 支 援 策 として 設 けられており 手 すりやスロープ 設 置 等 の 簡 易 な 改 修 が 対 象 となります 高 齢 者 住 宅 改 造 費 助 成 事 業 ( 再 掲 ) 身 体 機 能 の 低 下 により 支 援 介 護 を 必 要 とする 高 齢 者 が 住 宅 の 改 造 を 行 うことにより 在 宅 で 安 全 な 生 活 が 続 けられるよう 支 援 するとと もに 介 護 者 の 身 体 的 精 神 的 負 担 を 軽 減 することを 目 的 として その 改 造 費 用 の 助 成 を 行 います なお 介 護 保 険 の 適 用 となる 住 宅 改 修 とは 対 象 工 事 が 異 なります かわさきいきいき 長 寿 プラン

154 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 川 崎 市 マンション 段 差 解 消 工 事 等 費 用 助 成 制 度 誰 もが 使 いやすい 良 質 なマンションストックの 形 成 を 図 るため 既 存 分 譲 マンションの 敷 地 内 通 路 外 部 出 入 口 廊 下 階 段 において 傾 斜 路 手 すり 等 の 段 差 解 消 工 事 等 を 実 施 する 場 合 に その 工 事 等 に 要 する 費 用 の 一 部 について 助 成 を 行 います 住 情 報 提 供 事 業 南 部 と 北 部 の 住 情 報 拠 点 において 住 宅 供 給 公 社 まちづくり 公 社 NPO 法 人 と 連 携 して 相 談 窓 口 を 設 け バリアフリー 化 を 含 む 住 宅 の 適 切 な 改 善 方 法 や 公 的 機 関 による 融 資 助 成 制 度 の 案 内 工 事 に 伴 う 様 々な トラブルなどの 相 談 に 対 応 します 4 自 宅 での 生 活 継 続 を 支 えるための 取 組 在 宅 生 活 を 送 るうえで 生 活 支 援 を 必 要 とする 高 齢 者 や 要 介 護 状 態 の 悪 化 認 知 症 介 護 者 の 負 担 等 の 課 題 を 抱 えた 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 生 活 を 続 けることができる 地 域 社 会 の 構 築 をめざして 次 の 取 組 を 行 います 在 宅 生 活 を 支 える 介 護 保 険 サービスの 充 実 ( 第 5 章 3 再 掲 ) 状 態 が 重 くなった 方 の 自 宅 での 生 活 を 支 える 取 組 として 通 常 の 介 護 保 険 サービスの 着 実 な 提 供 のほか 高 齢 者 の 状 態 に 応 じて 柔 軟 なサービ ス 提 供 が 可 能 な 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 ( 看 護 ) 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 等 の 地 域 密 着 型 サービスの 充 実 を 図 ります また 介 護 者 の 負 担 を 軽 くするために 必 要 なサービスとしてニーズが 高 いショートステイの 拡 充 のため 新 設 の 特 別 養 護 老 人 ホームへの 併 設 ( 施 設 本 体 の 入 居 定 員 の 10% 以 上 のショートステイ 定 員 を 確 保 )を 求 め る 従 来 の 整 備 手 法 のほか 介 護 付 有 料 老 人 ホーム や 認 知 症 高 齢 者 グループホーム の 短 期 利 用 を 活 用 したサービス 供 給 量 の 拡 大 を 図 りま す 併 せて 供 給 主 体 の 多 様 化 により 緊 急 のショートステイ 利 用 がよ り 容 易 となることが 期 待 されます 市 営 住 宅 の 建 替 えに 伴 う 社 会 福 祉 施 設 等 の 併 設 100 戸 以 上 の 市 営 住 宅 を 建 替 える 際 には 余 裕 敷 地 を 創 出 し 社 会 福 祉 施 設 等 を 併 設 し 入 居 者 も 含 めた 地 域 住 民 に 必 要 な 支 援 を 行 います 市 営 住 宅 における 介 護 者 支 援 のための 取 組 市 営 住 宅 入 居 者 のために 整 備 した 駐 車 場 について 高 齢 者 の 介 護 目 的 等 の 来 訪 者 が 利 用 できるよう 試 験 的 にコインパーキングを 導 入 します また 自 動 車 を 手 放 した 高 齢 者 の 多 様 な 交 通 環 境 整 備 等 の 観 点 から カー シェアリングについても 試 験 的 に 導 入 しています 今 後 の 検 証 結 果 も 踏 まえ 市 営 住 宅 へのコインパーキング カーシェアリングの 設 置 につい て 拡 大 する 方 向 で 検 討 を 行 います かわさきいきいき 長 寿 プラン -146-

155 第5章 川崎らしい都市型の地域居住の実現 高齢者向け優良賃貸住宅における生活支援のための取組 高齢者向け優良賃貸住宅においては 介護 福祉拠点としての役割も 期待されることから 介護サービス事業所等と合築又は併設された住宅 を優先して認定します また 入居者の孤立を防ぐため 生活相談スペースを兼ねた一定面積 以上の高齢者交流施設の整備を義務付けており 定期的な生活相談と入 居者間の交流を促すようなイベントの開催等を実施します 一部の住宅 では 地域包括支援センターと連携した地域交流の取組を行います 高齢者向け優良賃貸住宅と介護サービスとの合築計画例 かわさきいきいき長寿プラン

156 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 5 低 所 得 低 資 産 高 齢 者 の 住 まいに 関 する 取 組 地 域 善 隣 事 業 地 域 善 隣 事 業 は 自 立 した 生 活 を 送 ることが 困 難 な 低 所 得 低 資 産 高 齢 者 を 対 象 に 社 会 福 祉 法 人 や NPO 法 人 等 が 地 域 支 援 の 拠 点 となるこ と 等 を 通 じ 既 存 の 空 き 家 等 を 活 用 した 低 廉 な 家 賃 の 住 まいの 確 保 を 支 援 するとともに 日 常 的 な 相 談 等 ( 生 活 支 援 )や 見 守 りにより 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 において 継 続 的 に 安 心 して 暮 らせるような 体 制 を 整 備 することを 目 的 として 国 が 創 設 したモデル 事 業 です ( 事 業 スキーム) 本 市 では 一 定 のモデル 地 域 を 設 定 して 次 のスキームで 取 組 を 進 め ます ア) 社 会 福 祉 法 人 や NPO 法 人 等 の 地 域 善 隣 事 業 者 に 生 活 支 援 と ネットワーク 構 築 のための 事 業 を 委 託 します イ) 地 域 善 隣 事 業 者 と 不 動 産 事 業 者 との 連 携 により 空 き 家 等 の 低 廉 な 家 賃 の 物 件 を 確 保 し 入 居 者 と 家 主 との 直 接 契 約 による 入 居 を 図 り ます ウ) 地 域 善 隣 事 業 者 は 入 居 者 の 生 活 支 援 を 行 うとともに 地 域 に 根 ざ した 新 たな 取 組 を 実 施 しながら 地 域 ネットワーク(プラットホーム) を 構 築 します 国 のイメージ 図 ハードとしての 住 まいの 確 保 対 象 者 の 住 まいにふさわしい 物 件 の 開 拓 家 主 等 との 連 携 住 まいの 物 件 情 報 の 把 握 地 域 善 隣 事 業 ソフトとしての 住 まい 方 の 支 援 支 援 対 象 者 の 把 握 支 援 対 象 者 と 住 まいのマッチング 支 援 計 画 の 作 成 住 まいの 入 居 者 同 士 や 地 域 の 互 助 の 醸 成 支 援 対 象 者 のニーズに 応 じた 継 続 的 な 相 談 生 活 支 援 地 域 住 民 組 織 介 護 事 業 所 地 域 包 括 支 援 センター プラットフォーム 機 能 日 常 生 活 圏 域 等 福 祉 事 務 所 日 常 生 活 圏 域 等 住 まいの 確 保 住 まい 方 の 支 援 個 別 事 業 体 住 まいの 確 保 住 まい 方 の 支 援 個 別 事 業 体 病 院 診 療 所 家 主 不 動 産 仲 介 業 者 生 活 にお 困 りの 方 の 相 談 支 援 失 業 等 により 家 賃 を 滞 納 しているなど 生 活 にお 困 りの 方 を 対 象 とし た 相 談 窓 口 として 川 崎 市 生 活 自 立 仕 事 相 談 センター(だい JOB セ ンター) があります 支 援 員 が 相 談 を 受 け 相 談 者 の 状 況 によって 就 労 支 援 や 必 要 な 支 援 制 度 の 利 用 手 続 きのサポートを 行 うほか より 適 切 な 窓 口 を 紹 介 するなど 自 立 に 向 けた 支 援 を 行 います かわさきいきいき 長 寿 プラン -148-

157 第 5 章 川 崎 らしい 都 市 型 の 地 域 居 住 の 実 現 (4) 介 護 者 の 負 担 軽 減 に 向 けた 取 組 緊 急 利 用 が 可 能 なショートステイの 充 実 介 護 者 の 負 担 を 軽 くするために 必 要 なサービスとしてニーズが 高 い ショートステイの 拡 充 のため 新 設 の 特 別 養 護 老 人 ホームへの 併 設 ( 施 設 本 体 の 入 居 定 員 の 10% 以 上 のショートステイ 定 員 を 確 保 )を 求 める 従 来 の 整 備 手 法 のほか 介 護 付 有 料 老 人 ホームや 認 知 症 高 齢 者 グループ ホームの 短 期 利 用 を 活 用 したサービス 供 給 量 の 拡 大 を 図 ります 併 せて 供 給 主 体 の 多 様 化 により 緊 急 のショートステイ 利 用 がより 容 易 となる ことが 期 待 されます ( 詳 細 は 第 5 章 3 利 用 者 本 位 のサービスの 提 供 を 参 照 ) 認 知 症 高 齢 者 の 家 族 介 護 者 への 支 援 認 知 症 施 策 として 川 崎 市 認 知 症 ネットワーク 等 の 協 力 のもと 認 知 症 高 齢 者 本 人 だけではなく 家 族 介 護 者 支 援 のための 取 組 を 実 施 し ます ( 詳 細 は 第 5 章 4 認 知 症 高 齢 者 施 策 の 充 実 を 参 照 ) かわさきいきいき 長 寿 プラン

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159 第 第 6 章 各 区 の 取 6 組 章 各 区 の 取 組

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161 第 6 章 各 区 の 取 組 1 地 域 福 祉 計 画 との 連 携 地 域 福 祉 計 画 は 社 会 福 祉 法 に 位 置 付 けられた 市 町 村 で 定 める 地 域 福 祉 を 推 進 する 上 での 共 通 の 理 念 や 具 体 的 な 施 策 を 定 めるものです そのため 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 介 護 保 険 事 業 計 画 の 策 定 に 当 たっては この 地 域 福 祉 計 画 と 調 和 が 保 たれた 計 画 とすることが 求 められています( 老 人 福 祉 法 第 20 条 の8 介 護 保 険 法 第 117 条 ) 地 域 福 祉 計 画 において 定 めるべき 具 体 的 な 事 項 としては 1 地 域 における 福 祉 サービスの 目 標 の 提 示 目 標 達 成 のための 戦 略 利 用 者 の 権 利 擁 護 に 関 することを 定 め 2 複 雑 多 様 化 した 生 活 課 題 を 解 決 するため 社 会 福 祉 を 目 的 とする 多 様 なサービスの 振 興 参 入 促 進 及 びこれらと 公 的 サービスの 連 携 による 公 私 協 働 の 実 現 についての 方 策 や 保 健 医 療 福 祉 と 生 活 に 関 連 す る 他 分 野 との 連 携 方 策 などについて 定 め 3 地 域 住 民 ボランティア 団 体 NPO 法 人 等 の 社 会 福 祉 活 動 への 支 援 住 民 等 による 問 題 関 心 の 共 有 化 への 動 機 付 けと 意 識 の 向 上 地 域 福 祉 推 進 への 主 体 的 参 加 の 促 進 等 を 定 めることが 必 要 となっています これらを 踏 まえ 平 成 26 年 3 月 に 第 4 期 川 崎 市 地 域 福 祉 計 画 を 策 定 し ています 第 4 期 川 崎 市 地 域 福 祉 計 画 基 本 理 念 活 力 とうるおいのある 地 域 づくり をめざして (1)いつまでも 誰 もがいきいきと 自 立 した 生 活 を 送 ることができる (2) 共 に 生 き 共 に 手 をつなぐことによって 心 が 通 うことができる (3) 誰 もが 地 域 社 会 の 一 員 として 社 会 的 活 動 に 参 加 することができる 基 本 目 標 (1)サービス 利 用 者 の 意 向 を 尊 重 した 施 策 の 充 実 (2) 保 健 医 療 福 祉 サービスの 質 の 向 上 に 向 けた 体 制 の 強 化 (3) 地 域 福 祉 活 動 への 住 民 参 加 の 促 進 に 向 けた 基 盤 整 備 この 川 崎 市 地 域 福 祉 計 画 については 地 域 の 多 様 な 福 祉 課 題 に 対 応 するた め さらに 各 区 の 計 画 を 策 定 しています かわさきいきいき 長 寿 プラン

162 第 6 章 各 区 の 取 組 2 川 崎 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 1 区 の 概 況 区 の 面 積 :40.25km 2 区 の 人 口 :222,764 人 ( 住 民 基 本 台 帳 人 口 平 成 26 年 10 月 1 日 現 在 ) 区 内 の 人 口 推 移 区 内 の 高 齢 者 人 口 高 齢 化 率 人 口 ( 万 人 ) H22 H27 H32 H37 H42 H62 区 内 の 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 認 定 率 認 定 者 数 ( 万 人 ) 認 定 率 (%) H22 H27 H32 H37 認 定 者 数 ( 左 目 盛 ) 第 1 号 被 保 険 者 認 定 率 ( 右 目 盛 ) いずれの 統 計 も H27 以 降 は 推 計 値 です (10) (20) 万 人 口 ( 万 人 ) 高 齢 化 率 (%) (10) 0 (20) H22 H27 H32 H37 H42 H62 65~74 歳 ( 左 目 盛 ) 75 歳 以 上 ( 左 目 盛 ) 高 齢 化 率 ( 右 目 盛 ) 高 齢 化 率 は 高 齢 者 人 口 を 総 人 口 で 除 していますが 結 果 を 四 捨 五 入 しているため 上 記 グラフの 数 値 と 一 致 しない 場 合 があります ( 川 崎 区 の 位 置 ) 2 高 齢 者 に 関 するこれまでの 主 な 取 組 ( 平 成 24~26 年 度 ) 年 度 取 組 の 概 要 認 知 症 高 齢 者 を 地 域 で 支 える 体 制 づくり 寸 劇 やシンポジウム 等 を 内 容 とする 普 及 啓 発 講 座 (120 人 参 加 )や 認 知 症 サポーター 24 養 成 講 座 ( 延 べ 113 人 参 加 ) 認 知 症 家 族 介 護 教 室 等 を 開 催 しました 権 利 擁 護 体 制 の 充 実 に 向 けた 取 組 サービス 事 業 所 職 員 を 対 象 に 成 年 後 見 制 度 に 係 る 研 修 を 開 催 しました (78 人 参 加 ) 関 係 機 関 事 業 者 との 連 携 に 関 する 取 組 区 内 の 病 院 医 療 連 携 室 相 談 室 職 員 との 意 見 交 換 会 (49 人 参 加 )や 区 内 指 定 サービス 25 事 業 所 職 員 との 意 見 交 換 会 (110 人 参 加 )を 開 催 しました 区 民 や 関 係 機 関 を 対 象 とする 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 の 開 催 ( 延 べ 479 人 参 加 ) 地 域 ケア 連 絡 会 議 による 地 域 のネットワークの 推 進 地 域 ケア 連 絡 会 議 を 開 催 し 課 題 を 共 有 するとともに 地 域 のネットワーク 強 化 を 図 26 るため 広 く 関 係 機 関 団 体 等 に 参 加 を 呼 びかけ 会 議 を 開 催 しました ( 全 4 回 ) 健 康 づくりサポーターの 養 成 地 域 ぐるみで 健 康 づくりに 取 り 組 むため ワークショップを 開 催 しました ( 全 10 回 ) かわさきいきいき 長 寿 プラン -154-

163 第 6 章 各 区 の 取 組 3 区 の 地 域 福 祉 計 画 計 画 の 理 念 : つながりでつくる いつまでも 安 心 して 健 やかに 暮 らせるまち 川 崎 区 計 画 の 基 本 目 標 : 1 誰 もが 安 心 して 暮 らせる 住 みやすいまちづくり (1)サービス 周 知 とサービス 利 用 者 の 権 利 擁 護 と 啓 発 に 取 り 組 みます (2) 健 康 で 安 心 して 生 活 できる 地 域 づくりに 取 り 組 みます (3) 様 々な 生 活 課 題 への 幅 広 いサービスの 提 供 に 取 り 組 みます 2 みんなで 支 え 合 えるまちづくり (1) 地 域 ぐるみの 見 守 り 支 え 合 いの 環 境 づくりに 取 り 組 みます (2) 地 域 福 祉 への 理 解 を 広 め 福 祉 のまちづくりを 推 進 します (3) 関 係 機 関 及 び 各 種 団 体 の 活 動 を 支 援 し 連 携 を 強 化 します 3 分 かりやすい 支 援 体 制 と 地 域 の 資 源 を 活 用 できる 豊 かなまちづくり (1) 総 合 的 な 支 援 体 制 づくりに 取 り 組 みます (2) 保 健 福 祉 情 報 の 集 約 提 供 に 取 り 組 みます (3) 地 域 活 動 者 の 育 成 支 援 と 保 健 福 祉 従 事 者 の 人 材 育 成 に 取 り 組 みます 4 区 における 地 域 のネットワークづくりの 基 本 理 念 高 齢 者 が 慣 れ 親 しんだ 地 域 で 安 心 して 暮 らせる 川 崎 区 行 政 と 地 域 包 括 支 援 センターを 中 心 として 高 齢 者 支 援 に 関 わる 地 域 の 様 々な 関 係 団 体 機 関 とネットワークを 構 築 し 連 携 を 図 りながら 元 気 な 方 介 護 が 必 要 な 方 皆 が 安 心 し て 暮 らせる 体 制 づくりをめざします 5 高 齢 者 に 関 する 主 な 地 域 課 題 本 区 は 市 内 で 最 も 高 齢 化 率 が 高 く ひとり 暮 らし 等 高 齢 者 や 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 が 見 込 ま れます 単 身 高 齢 者 世 帯 の 割 合 が 高 く( 高 齢 者 のいる 世 帯 のうち 34.5%が 単 身 世 帯 ) 家 族 関 係 の 希 薄 化 や 隣 近 所 の 付 き 合 いが 少 なくなっていることなどを 背 景 に 孤 立 する 高 齢 者 が 増 える 恐 れがあります ( 平 成 22 年 国 勢 調 査 によります 全 市 の 単 身 高 齢 者 世 帯 の 割 合 は 29.2%) 6 高 齢 者 に 関 する 今 後 の 主 な 取 組 ( 平 成 27~29 年 度 ) 高 齢 者 が 抱 える 健 康 課 題 への 対 応 地 域 コミュニティにおける 介 護 予 防 認 知 症 予 防 の 取 組 を 推 進 します また 地 域 住 民 や 関 係 機 関 等 を 対 象 とする 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 を 開 催 し 認 知 症 に 対 する 理 解 を 深 めるとともに 地 域 で 認 知 症 高 齢 者 を 支 える 環 境 づくりを 進 めます 地 域 における 交 流 の 場 づくり 地 域 包 括 支 援 センターやボランティア 団 体 等 と 連 携 し 高 齢 者 が 気 軽 に 集 える 場 や 介 護 予 防 閉 じこもり 予 防 につながる 場 の 充 実 を 図 ります また シニアのためのおでかけ 情 報 等 を 活 用 し 効 果 的 な 情 報 提 供 を 行 います 高 齢 者 の 地 域 生 活 を 支 えるネットワークの 強 化 地 域 ケア 連 絡 会 議 及 び 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 等 を 活 用 し 関 係 団 体 機 関 との 連 携 強 化 を 図 るとともに 地 域 における 見 守 り 支 え 合 いのネットワークの 充 実 を 図 ります かわさきいきいき 長 寿 プラン

164 第 6 章 各 区 の 取 組 3 幸 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 1 区 の 概 況 区 の 面 積 :10.09km 2 区 の 人 口 :159,290 人 ( 住 民 基 本 台 帳 人 口 平 成 26 年 10 月 1 日 現 在 ) 区 内 の 人 口 推 移 区 内 の 高 齢 者 人 口 高 齢 化 率 人 口 ( 万 人 ) 区 内 の 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 認 定 率 2 高 齢 者 に 関 するこれまでの 主 な 取 組 ( 平 成 24~26 年 度 ) 年 度 取 組 の 概 要 H22 H27 H32 H37 H42 H62 いずれの 統 計 も H27 以 降 は 推 計 値 です 認 定 者 数 ( 万 人 ) 認 定 率 (%) H22 H27 H32 H37 認 定 者 数 ( 左 目 盛 ) 第 1 号 被 保 険 者 認 定 率 ( 右 目 盛 ) (10) (20) 万 人 口 ( 万 人 ) 高 齢 化 率 (%) (10) 0 (20) H22 H27 H32 H37 H42 H62 65~74 歳 ( 左 目 盛 ) 75 歳 以 上 ( 左 目 盛 ) 高 齢 化 率 ( 右 目 盛 ) 高 齢 化 率 は 高 齢 者 人 口 を 総 人 口 で 除 していますが 結 果 を 四 捨 五 入 しているため 上 記 グラフの 数 値 と 一 致 しない 場 合 があります ( 幸 区 の 位 置 ) 健 康 長 寿 推 進 事 業 の 開 催 (373 人 参 加 ) 南 加 瀬 地 区 を 対 象 に 健 康 づくりリーダー 養 成 講 座 健 康 づくり 普 及 講 座 を 実 施 し ました 日 吉 地 区 を 対 象 に 日 吉 健 康 フェスタ を 開 催 (100 人 参 加 ) ふれあい&すこやか 事 業 の 実 施 御 幸 西 地 区 を 中 心 に 講 座 を 開 催 しました (46 人 養 成 ) 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 の 開 催 (233 人 養 成 ) 健 康 長 寿 推 進 事 業 の 開 催 (380 人 参 加 ) 日 吉 第 3 地 区 を 対 象 に 健 康 づくりリーダー 養 成 講 座 健 康 づくり 普 及 講 座 を 実 施 しました 日 吉 地 区 を 対 象 に 日 吉 健 康 フェスタ を 開 催 (100 人 参 加 ) ふれあい&すこやか 事 業 の 実 施 南 河 原 地 区 を 中 心 に 講 座 を 開 催 しました (45 人 養 成 ) 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 の 開 催 (233 人 養 成 ) 区 と 地 域 包 括 支 援 センターとケアマネの 連 絡 会 の 開 催 (55 人 参 加 ) 健 康 長 寿 推 進 事 業 の 開 催 御 幸 西 第 2 地 区 を 対 象 に 健 康 づくりリーダー 養 成 講 座 健 康 づくり 普 及 講 座 を 実 施 しました 御 幸 地 区 を 対 象 に 御 幸 地 区 健 康 フェスタ( 仮 称 ) を 開 催 ふれあい&すこやか 事 業 の 実 施 日 吉 地 区 を 中 心 に 開 催 区 と 地 域 包 括 支 援 センターとケアマネの 連 絡 会 の 開 催 地 域 包 括 ケアシステムについて の 講 演 会 の 開 催 ( 地 域 住 民 79 人 専 門 職 45 人 参 加 ) かわさきいきいき 長 寿 プラン -156-

165 第 6 章 各 区 の 取 組 3 区 の 地 域 福 祉 計 画 計 画 の 理 念 : 誰 もが 生 涯 にわたって 安 心 して いきいきと 暮 らせる 幸 区 の 実 現 計 画 の 基 本 目 標 : 1 誰 もが 安 心 して 生 活 できる 住 みやすいまちづくり (1) 地 域 ぐるみの 見 守 り 支 え 合 いの 環 境 づくり (2) 保 健 福 祉 サービス 情 報 提 供 の 充 実 とネットワーク 活 用 (3) 安 全 で 安 心 な 生 活 環 境 の 充 実 2 国 籍 障 害 世 代 等 を 超 えたつながりのある 健 康 で 豊 かなまちづくり (1)ノーマライゼーション 社 会 の 実 現 のための 啓 発 と 普 及 (2) 地 域 における 健 康 づくりの 推 進 3 区 民 の 参 加 と 協 働 による 活 力 あるまちづくり (1) 人 材 の 育 成 とコーディネート 機 能 の 充 実 (2) 区 民 関 係 機 関 団 体 事 業 所 と 行 政 の 連 携 の 強 化 (3) 地 域 活 動 への 区 民 参 加 の 促 進 4 区 における 地 域 のネットワークづくりの 基 本 理 念 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 暮 らし 続 けられるまちづくり 行 政 と 地 域 包 括 支 援 センターを 中 心 として 幸 区 の 様 々な 地 域 住 民 の 方 や 民 生 委 員 児 童 委 員 及 び 町 内 会 自 治 会 など 高 齢 者 支 援 に 関 わる 関 係 団 体 とともに 高 齢 者 の 方 が 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 暮 らせるまちづくりをめざします 5 高 齢 者 に 関 する 主 な 地 域 課 題 本 区 の 平 成 26 年 10 月 現 在 の 高 齢 化 率 は 21.02%で 新 川 崎 エリアの 再 開 発 が 進 み 人 口 流 入 が 加 速 している 一 方 既 に 50%を 超 える 地 域 もあります 健 康 寿 命 の 延 伸 のため 自 助 の 強 化 が 必 要 です 近 所 付 き 合 いは 希 薄 傾 向 にあり 孤 立 する 高 齢 者 が 増 えていくことが 予 測 されるため 地 域 の 支 え 合 いの 充 実 が 必 要 です 6 高 齢 者 に 関 する 今 後 の 主 な 取 組 ( 平 成 27~29 年 度 ) 健 康 長 寿 推 進 事 業 地 域 における 住 民 主 体 の 健 康 づくり 活 動 や そのための 環 境 づくりを 町 内 会 等 の 地 区 組 織 と ともに 地 区 特 性 に 応 じた 高 齢 者 の 健 康 づくりの 学 習 会 などの 事 業 を 計 画 し 実 施 します ふれあい&すこやか 事 業 高 齢 者 が 安 心 して 地 域 で 暮 らし 続 けられるための 知 識 を 習 得 した ふれすこサポーター を 養 成 します サポーターを 増 やすことで 地 域 での 見 守 りや 支 え 合 いの 環 境 づくりの 実 現 を めざします 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 住 み 慣 れた 地 域 で その 人 らしい 生 活 を 可 能 な 限 り 継 続 できるよう 自 助 互 助 共 助 公 助 の 関 係 者 が 参 加 する 地 域 ケア 連 絡 会 議 等 を 通 じて 推 進 します かわさきいきいき 長 寿 プラン

166 第 6 章 各 区 の 取 組 4 中 原 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 1 区 の 概 況 区 の 面 積 :14.81km 2 区 の 人 口 :239,767 人 ( 住 民 基 本 台 帳 人 口 平 成 26 年 10 月 1 日 現 在 ) 区 内 の 人 口 推 移 区 内 の 高 齢 者 人 口 高 齢 化 率 人 口 ( 万 人 ) H22 H27 H32 H37 H42 H62 区 内 の 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 認 定 率 万 人 口 ( 万 人 ) 高 齢 化 率 (%) (10) 0 (20) H22 H27 H32 H37 H42 H62 65~74 歳 ( 左 目 盛 ) 75 歳 以 上 ( 左 目 盛 ) 高 齢 化 率 ( 右 目 盛 ) 高 齢 化 率 は 高 齢 者 人 口 を 総 人 口 で 除 していますが 結 果 を 四 捨 五 入 しているため 上 記 グラフの 数 値 と 一 致 しない 場 合 があります 認 定 者 数 ( 万 人 ) 認 定 率 (%) H22 H27 H32 H37 認 定 者 数 ( 左 目 盛 ) 第 1 号 被 保 険 者 認 定 率 ( 右 目 盛 ) いずれの 統 計 も H27 以 降 は 推 計 値 です (10) (20) ( 中 原 区 の 位 置 ) 2 高 齢 者 に 関 するこれまでの 主 な 取 組 ( 平 成 24~26 年 度 ) 年 度 取 組 の 概 要 閉 じこもり 予 防 と 健 康 保 持 を 目 的 とした 人 と 地 域 をつなぐ 高 齢 者 のふれあいの 場 よりあい 処 みち~ 美 知 ~ を 地 域 関 係 者 とともに 創 設 しました 24 歌 を 通 して 高 齢 者 が 気 軽 に 集 まれる 居 場 所 づくり 歌 声 喫 茶 の 創 設 に 向 けた 取 組 を 地 域 包 括 支 援 センターとともに 取 り 組 みました 歌 声 喫 茶 の 創 設 閉 じこもり 予 防 にむけた 情 報 発 信 シニアための 中 原 区 おでかけマップ を 作 成 しました 25 高 齢 者 が 消 費 者 トラブルに 巻 き 込 まれない 取 組 消 費 者 トラブルに 関 係 する 機 関 と 連 携 し 消 費 者 トラブル 発 生 時 ( 未 遂 含 む)は 速 やか に 関 係 機 関 で 情 報 共 有 し 高 齢 者 に 注 意 啓 発 を 実 施 しました 中 原 区 における 認 知 症 対 策 に 関 する 取 組 の 映 像 化 の 実 施 市 民 提 案 型 事 業 を 受 け 認 知 症 対 策 に 関 する 事 業 の 紹 介 DVD を 作 成 しました 26 地 域 ケア 連 絡 会 議 による 地 域 のネットワークづくりの 推 進 町 内 会 民 生 委 員 等 構 成 員 を 増 やし ネットワークづくりを 推 進 しました かわさきいきいき 長 寿 プラン -158-

167 第 6 章 各 区 の 取 組 3 区 の 地 域 福 祉 計 画 計 画 の 理 念 : 福 祉 のこころ 人 と 人 との 橋 わたしで 支 え 合 える 地 域 づくり 計 画 の 基 本 目 標 : 1 思 いやりや 支 え 合 いのこころが 育 つ 地 域 の 意 識 づくり (1) 地 域 福 祉 の 情 報 発 信 を 充 実 し 地 域 福 祉 の 普 及 啓 発 をめざします (2) 子 どもの 豊 かな 成 長 を 促 し 子 どもの 時 から 地 域 に 目 を 向 ける 意 識 を 育 てます (3) 転 入 者 に 対 し 福 祉 施 策 の 浸 透 を 図 ります 2 人 と 人 をつなぐ 出 会 いの 場 づくり (1) 交 流 の 場 に 関 する 地 域 のニーズと 実 情 を 把 握 します (2) 仲 間 を 求 めている 人 がほっとできる 身 近 な 場 づくりを 支 援 します 3 ボランティアがいきいきと 活 動 できる 支 援 体 制 の 充 実 (1) 青 少 年 から 団 塊 の 世 代 まで 幅 広 くボランティアの 輪 を 広 げます (2) 既 存 のボランティア 活 動 を 支 援 します 4 区 民 が 安 心 して 暮 らせるネットワークづくり (1) 地 域 や 関 係 機 関 と 連 携 し 地 域 福 祉 活 動 を 支 援 します (2) 地 域 のネットワークづくりを 推 進 し 安 心 安 全 な 地 域 づくりを 支 援 します 4 区 における 地 域 のネットワークづくりの 基 本 理 念 住 民 の 活 力 を 生 かし 支 え 合 えるまちづくり 地 域 で 暮 らす 人 と 人 の 絆 を 大 切 にして 共 に 支 え 合 い 助 け 合 う 誰 でも 歳 を 重 ねても 安 心 して 暮 らせる 町 づくり に 向 け 区 民 福 祉 活 動 団 体 介 護 事 業 所 など 地 域 福 祉 にかか わるすべての 人 が 一 体 になれる 支 援 体 制 づくりをめざします 5 高 齢 者 に 関 する 主 な 地 域 課 題 本 区 は 若 い 世 代 が 多 い 中 高 齢 化 率 21% 以 上 の 地 域 も 増 加 しており 地 域 で 住 民 同 士 の 支 え 合 う 体 制 づくりが 必 要 です ひとり 暮 らし 高 齢 者 や 認 知 症 高 齢 者 が 増 加 しています さらに 武 蔵 小 杉 駅 を 中 心 に 高 層 マ ンション 建 設 等 により 住 民 の 転 入 も 多 く 閉 じこもりがちな 高 齢 者 が 高 齢 者 同 士 や 地 域 との 交 流 ができる 場 づくり 見 守 り 体 制 の 充 実 が 必 要 です 6 高 齢 者 に 関 する 今 後 の 主 な 取 組 ( 平 成 27~29 年 度 ) 地 域 での 住 民 同 士 の 支 え 合 いと 見 守 り 体 制 づくり 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 した 生 活 を 継 続 できるために 各 地 域 包 括 支 援 センターが 主 催 する 地 域 包 括 ケア 連 絡 会 議 を 支 援 し 関 係 機 関 住 民 組 織 とともに 地 域 の 課 題 を 検 討 し 高 齢 者 見 守 りネットワークを 推 進 します 認 知 症 についての 正 しい 知 識 をもち 高 齢 者 を 地 域 で 温 かくゆるやかに 見 守 る 人 を 増 やし ます 高 齢 者 同 士 や 地 域 との 交 流 ができる 場 づくり 地 域 活 動 等 を 積 極 的 に 利 用 することで 閉 じこもりを 予 防 するために ホームページや シニアのための 中 原 区 おでかけマップ 等 の 情 報 誌 を 活 用 して 情 報 発 信 を 充 実 させます なかはらパンジー 体 操 の 普 及 を 通 じて 地 域 活 動 への 参 加 や 仲 間 づくりの 機 会 を 提 供 し ます かわさきいきいき 長 寿 プラン

168 第 6 章 各 区 の 取 組 5 高 津 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 1 区 の 概 況 区 の 面 積 :17.10km 2 区 の 人 口 :221,099 人 ( 住 民 基 本 台 帳 人 口 平 成 26 年 10 月 1 日 現 在 ) 区 内 の 人 口 推 移 区 内 の 高 齢 者 人 口 高 齢 化 率 人 口 ( 万 人 ) H22 H27 H32 H37 H42 H62 区 内 の 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 認 定 率 万 人 口 ( 万 人 ) 高 齢 化 率 (%) (10) 0 (20) H22 H27 H32 H37 H42 H62 65~74 歳 ( 左 目 盛 ) 75 歳 以 上 ( 左 目 盛 ) 高 齢 化 率 ( 右 目 盛 ) 高 齢 化 率 は 高 齢 者 人 口 を 総 人 口 で 除 していますが 結 果 を 四 捨 五 入 しているため 上 記 グラフの 数 値 と 一 致 しない 場 合 があります 認 定 者 数 ( 万 人 ) 認 定 率 (%) H22 H27 H32 H37 認 定 者 数 ( 左 目 盛 ) 第 1 号 被 保 険 者 認 定 率 ( 右 目 盛 ) (10) (20) ( 高 津 区 の 位 置 ) いずれの 統 計 も H27 以 降 は 推 計 値 です 2 高 齢 者 に 関 するこれまでの 主 な 取 組 ( 平 成 24~26 年 度 ) 年 度 取 組 の 概 要 高 津 区 高 齢 者 見 守 りネットワーク 事 業 交 流 会 の 実 施 (77 人 参 加 ) 協 力 団 体 協 力 事 業 者 とともに 認 知 症 見 守 りに 関 する 現 状 の 理 解 を 深 めました 24 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 の 開 催 (69 人 養 成 ) 市 民 向 け 区 役 所 職 員 向 けに 講 座 を 開 催 しました 成 年 後 見 制 度 研 修 の 実 施 (20 人 参 加 ) 介 護 支 援 専 門 員 を 対 象 とした 研 修 を 実 施 しました 25 介 護 者 の 会 の 開 催 ( 毎 月 第 2 水 曜 日 開 催 ) 介 護 者 の 悩 みや 不 安 を 受 け 止 め 身 近 な 相 談 機 関 家 族 会 等 の 情 報 を 提 供 しました 26 医 療 と 介 護 の 連 携 シンポジウム の 開 催 (84 人 参 加 ) 医 療 関 係 者 介 護 支 援 関 係 者 区 民 とで 医 療 と 介 護 の 連 携 の 現 状 を 学 びました 高 津 区 高 齢 者 見 守 りネットワーク 事 業 交 流 会 講 演 会 の 実 施 (182 人 参 加 ) 協 力 団 体 協 力 事 業 者 とともに 見 守 りが 必 要 な 高 齢 者 の 理 解 を 深 めました かわさきいきいき 長 寿 プラン -160-

169 第 6 章 各 区 の 取 組 3 区 の 地 域 福 祉 計 画 計 画 の 理 念 : 生 まれ 育 ち 支 えあう 健 やかな 高 津 をめざして 計 画 の 基 本 目 標 : 1 子 どもを 健 やかに 育 むまち (1) 児 童 家 庭 相 談 の 充 実 (2)こんにちは 赤 ちゃん 事 業 (3) 転 入 者 子 育 て 交 流 会 (4) 学 習 支 援 居 場 所 づくり 事 業 2 高 齢 者 障 害 者 が 安 心 して 暮 らせるまち (1) 地 域 ケア 連 絡 会 議 等 の 開 催 を 通 した 地 域 の 関 係 団 体 と 関 係 機 関 との 連 携 (2) 地 域 ケア 連 絡 会 議 等 の 開 催 を 通 した 地 域 の 見 守 り 活 動 の 推 進 3 交 流 ふれあい 支 えあいのあるまち (1) 自 主 防 災 組 織 への 支 援 4 区 における 地 域 のネットワークづくりの 基 本 理 念 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせるまち 民 生 委 員 児 童 委 員 町 内 会 自 治 会 老 人 クラブ 高 津 区 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 の 協 力 事 業 者 地 域 包 括 支 援 センター 行 政 等 の 様 々な 関 係 機 関 団 体 に 加 え 区 民 の 方 々とも 連 携 協 力 し 合 い 高 齢 者 が 住 み 慣 れたまちで 安 心 して 生 き 生 きと 暮 らし 続 けられるまち 高 津 区 をめざします 5 高 齢 者 に 関 する 主 な 地 域 課 題 本 区 は 過 去 10 年 間 の 人 口 増 加 率 が 約 14%と 人 口 流 入 が 続 く 中 高 齢 者 が 地 域 で 孤 立 しないよう 地 域 社 会 全 体 で 見 守 る 体 制 の 拡 充 が 必 要 です 医 療 的 なケアが 必 要 な 在 宅 高 齢 者 が 増 加 しており 医 療 関 係 者 と 介 護 支 援 関 係 者 の 連 携 強 化 の 取 組 が 必 要 です 認 知 症 の 予 防 や 早 期 発 見 のため また 認 知 症 になっても 安 心 して 暮 らせるまちづくりのた め 認 知 症 の 理 解 を 促 進 する 取 組 が 必 要 です 生 涯 を 通 じて 健 康 でいきがいのある 生 活 が 送 れるよう 介 護 予 防 に 関 する 取 組 の 推 進 が 必 要 です 6 高 齢 者 に 関 する 今 後 の 主 な 取 組 ( 平 成 27~29 年 度 ) 高 津 区 高 齢 者 見 守 りネットワーク 事 業 の 推 進 見 守 りネットワーク 事 業 の 協 力 団 体 協 力 事 業 者 が 見 守 りが 必 要 な 高 齢 者 の 理 解 を 深 め 早 期 に 相 談 機 関 に 繋 げることができるよう 交 流 会 を 実 施 します また 協 力 事 業 者 の 拡 充 に 努 めます 医 療 と 介 護 の 連 携 シンポジウム の 開 催 医 療 関 係 者 と 介 護 支 援 関 係 者 の 連 携 強 化 と 区 民 への 周 知 を 図 るため 医 療 と 介 護 の 連 携 の 現 状 を 知 り 地 域 で 何 ができるかを 考 えるためのシンポジウムを 開 催 します 認 知 症 に 関 する 普 及 啓 発 の 推 進 認 知 症 の 理 解 を 深 め 介 護 の 工 夫 等 の 情 報 を 共 有 して 支 え 合 うことにより 高 齢 者 虐 待 を 予 防 し 認 知 症 高 齢 者 と 介 護 者 家 族 が 地 域 で 安 心 して 暮 らせるように 支 援 を 行 います 身 近 な 地 域 での 介 護 予 防 活 動 の 推 進 地 域 団 体 へ 介 護 予 防 の 出 前 講 座 等 を 実 施 するとともに 高 津 公 園 体 操 転 倒 予 防 教 室 自 主 グル ープへの 支 援 を 行 います また ボランティアや 地 域 団 体 等 のリーダーの 支 援 も 行 います かわさきいきいき 長 寿 プラン

170 第 6 章 各 区 の 取 組 6 宮 前 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 1 区 の 概 況 区 の 面 積 :18.60km 2 区 の 人 口 :224,280 人 ( 住 民 基 本 台 帳 人 口 平 成 26 年 10 月 1 日 現 在 ) 区 内 の 人 口 推 移 区 内 の 高 齢 者 人 口 高 齢 化 率 区 内 の 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 認 定 率 2 高 齢 者 に 関 するこれまでの 主 な 取 組 ( 平 成 24~26 年 度 ) 年 度 取 組 の 概 要 人 口 ( 万 人 ) H22 H27 H32 H37 H42 H62 認 定 者 数 ( 万 人 ) 認 定 率 (%) H22 H27 H32 H37 認 定 者 数 ( 左 目 盛 ) 第 1 号 被 保 険 者 認 定 率 ( 右 目 盛 ) いずれの 統 計 も H27 以 降 は 推 計 値 です (10) (20) 万 人 口 ( 万 人 ) 高 齢 化 率 (%) (10) 0 (20) H22 H27 H32 H37 H42 H62 65~74 歳 ( 左 目 盛 ) 75 歳 以 上 ( 左 目 盛 ) 高 齢 化 率 ( 右 目 盛 ) 高 齢 化 率 は 高 齢 者 人 口 を 総 人 口 で 除 していますが 結 果 を 四 捨 五 入 しているため 上 記 グラフの 数 値 と 一 致 しない 場 合 があります ( 宮 前 区 の 位 置 ) 全 4 回 シリーズの 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 の 開 催 ( 全 延 人 数 178 人 ) 地 域 包 括 支 援 センターとの 連 携 宮 前 区 における 虐 待 対 応 の 統 一 化 を 図 りました また 介 護 支 援 専 門 員 を 対 象 に 要 支 援 のケアプラン 作 成 についての 勉 強 会 を 開 催 しました 区 内 3 団 地 で 見 守 り 事 業 を 展 開 有 馬 第 二 団 地 での 見 守 り 事 業 開 始 ( 平 成 23 年 度 ~ 鷲 ヶ 峰 西 住 宅 南 平 耐 火 住 宅 ) 認 知 症 の 人 と 家 族 を 地 域 で 支 える 体 制 づくり 各 地 域 におけるボランティアや 町 内 会 自 治 会 民 生 委 員 児 童 委 員 地 域 包 括 支 援 セン ターが 主 体 の 認 知 症 カフェや 高 齢 者 のサロンの 立 ち 上 げに 協 力 しました 高 齢 者 の 孤 立 化 を 防 ぐ 地 域 の 見 守 りネットワークの 推 進 地 域 ケア 連 絡 会 議 に 町 内 会 自 治 会 や 介 護 医 療 の 関 係 機 関 へ 参 加 を 呼 びかけ 多 面 的 な 地 域 課 題 の 解 決 ができるよう 体 制 を 整 えました 高 齢 者 虐 待 研 修 の 開 催 区 内 地 域 包 括 支 援 センターと 連 携 して 開 催 しました ( 関 係 職 員 32 人 参 加 ) かわさきいきいき 長 寿 プラン -162-

171 第 6 章 各 区 の 取 組 3 区 の 地 域 福 祉 計 画 計 画 の 理 念 : 区 民 一 人 ひとりが 主 人 公 身 近 なあいさつから 広 がる 地 域 の 輪 計 画 の 基 本 目 標 : 1 情 報 提 供 を 充 実 させ コミュニティの 場 づくり (1) 区 民 が 主 役 の 地 域 福 祉 活 動 を 促 進 するための 広 報 等 を 充 実 します (2) 区 民 同 士 の 交 流 を 促 進 する 講 座 講 演 会 等 を 充 実 します 2 地 域 福 祉 を 担 う 人 材 の 育 成 (1) 区 民 の 福 祉 活 動 への 参 加 を 促 進 する 講 座 講 演 会 等 を 充 実 します (2) 子 どもが 福 祉 への 理 解 を 深 める 機 会 の 提 供 を 図 ります (3) 地 域 の 活 動 団 体 の 相 互 交 流 を 支 援 します 3 住 民 同 士 の 助 けあいの 意 識 を 向 上 (1)すべての 世 代 が 交 流 し 地 域 の 輪 を 広 げる 意 識 づくりを 支 援 します (2) 助 けあいのネットワークを 地 域 に 広 げるために 区 民 地 域 の 活 動 団 体 行 政 の 連 携 を 強 化 します (3) 誰 もが 安 心 して 生 活 できる 地 域 環 境 づくりを 推 進 します 4 区 における 地 域 のネットワークづくりの 基 本 理 念 地 域 で 支 える いつまでも 暮 らし 続 けたいまち 宮 前 区 行 政 と 地 域 包 括 支 援 センターだけでなく 宮 前 区 の 様 々な 地 域 住 民 やボランティア 団 体 高 齢 者 支 援 に 関 わる 関 係 団 体 とともに 高 齢 者 がいつまでも 自 分 らしく 安 心 して 暮 らせる 体 制 づくりをめざします 5 高 齢 者 に 関 する 主 な 地 域 課 題 本 区 は 平 均 寿 命 が 男 性 は 全 国 第 2 位 で 女 性 は 全 国 平 均 を 上 回 るため 急 激 な 高 齢 者 人 口 の 増 加 に 備 え 高 齢 者 や 関 係 者 が 利 用 しやすい 相 談 体 制 や 適 切 な 情 報 を 提 供 する 仕 組 みの 整 備 が 必 要 です ( 厚 生 労 働 省 平 成 22 年 市 区 町 村 別 生 命 表 によります) ボランティア 活 動 が 活 発 であり 今 後 も 継 続 的 な 活 動 ができるように 人 材 の 確 保 育 成 が 必 要 です 公 営 住 宅 が 多 く 地 域 ぐるみでのひとり 暮 らしや 高 齢 者 世 帯 に 対 する 見 守 りの 仕 組 みづくりが 必 要 です 6 高 齢 者 に 関 する 今 後 の 主 な 取 組 ( 平 成 27~29 年 度 ) 情 報 提 供 を 充 実 させ コミュニティの 場 づくり 地 域 のボランティアや 民 生 委 員 児 童 委 員 町 内 会 自 治 会 関 係 団 体 関 係 部 署 等 から 得 た 情 報 を 共 有 できる 仕 組 みづくりを 推 進 します 地 域 福 祉 を 担 う 人 材 の 育 成 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 や 各 種 講 演 会 の 受 講 者 が 継 続 的 にボランティア 活 動 をできるよう にフォロー 講 座 等 を 開 催 します また 地 域 における 認 知 症 カフェ 等 の 開 催 に 地 域 包 括 支 援 センターや 関 係 団 体 と 連 携 して 協 力 していきます 住 民 同 士 の 助 けあいの 意 識 を 向 上 地 域 の 関 係 団 体 や 地 域 包 括 支 援 センターと 連 携 し 誰 でも 参 加 できる 交 流 の 場 づくりを 推 進 します また 町 内 会 自 治 会 民 生 委 員 児 童 委 員 地 域 包 括 支 援 センター 介 護 医 療 関 係 機 関 等 と 連 携 して 地 域 の 課 題 の 解 決 に 向 けた 地 域 ケア 連 絡 会 議 を 開 催 します かわさきいきいき 長 寿 プラン

172 第 6 章 各 区 の 取 組 7 多 摩 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 1 区 の 概 況 区 の 面 積 :20.39km 2 区 の 人 口 :204,668 人 ( 住 民 基 本 台 帳 人 口 平 成 26 年 10 月 1 日 現 在 ) 区 内 の 人 口 推 移 区 内 の 高 齢 者 人 口 高 齢 化 率 人 口 ( 万 人 ) H22 H27 H32 H37 H42 H62 区 内 の 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 認 定 率 万 人 口 ( 万 人 ) 高 齢 化 率 (%) (10) 0 (20) H22 H27 H32 H37 H42 H62 65~74 歳 ( 左 目 盛 ) 75 歳 以 上 ( 左 目 盛 ) 高 齢 化 率 ( 右 目 盛 ) 高 齢 化 率 は 高 齢 者 人 口 を 総 人 口 で 除 していますが 結 果 を 四 捨 五 入 しているため 上 記 グラフの 数 値 と 一 致 しない 場 合 があります 認 定 者 数 ( 万 人 ) 認 定 率 (%) H22 H27 H32 H37 認 定 者 数 ( 左 目 盛 ) 第 1 号 被 保 険 者 認 定 率 ( 右 目 盛 ) いずれの 統 計 も H27 以 降 は 推 計 値 です (10) (20) ( 多 摩 区 の 位 置 ) 2 高 齢 者 に 関 するこれまでの 主 な 取 組 ( 平 成 24~26 年 度 ) 年 度 取 組 の 概 要 地 域 ケア 全 体 会 特 別 講 演 一 緒 に 作 ろう! 老 いても 楽 しい 多 摩 のまち 区 民 に 地 域 包 括 ケアシステムの 普 及 を 目 的 に 立 川 市 大 山 自 治 会 の 地 域 活 動 を 紹 介 しま 24 した ( 参 加 者 200 人 ) 認 知 症 冊 子 の 作 成 区 独 自 に 作 成 し 認 知 症 の 理 解 を 広 めることに 活 用 しました (1,000 部 ) 災 害 認 知 症 を 主 要 テーマとした 多 職 種 による 会 議 開 催 介 護 福 祉 医 療 地 域 活 動 団 体 等 との 情 報 交 換 により 機 能 や 役 割 の 認 識 を 深 めてきま した 25 認 知 症 キャラバンメイトの 組 織 化 とサポーター 養 成 講 座 の 実 施 区 内 のキャラバンメイトの 活 動 機 会 づくり 及 びサポーター 養 成 により 認 知 症 の 理 解 を 広 める 活 動 を 実 施 してきました (6 回 301 人 参 加 ) 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 暮 らせる 支 援 の 体 制 づくり 26 医 療 介 護 保 健 福 祉 等 多 職 種 連 携 による 在 宅 療 養 体 制 づくり 及 び 区 民 への 普 及 啓 発 の 講 演 会 を 開 催 しました ( チーム たま 市 民 公 開 講 座 ) かわさきいきいき 長 寿 プラン -164-

173 第 6 章 各 区 の 取 組 3 区 の 地 域 福 祉 計 画 計 画 の 理 念 : みんなでつくる 誰 もが 健 やかに 安 心 して 暮 らせる 多 摩 区 計 画 の 基 本 目 標 : 1 保 健 福 祉 に 係 わる 区 民 団 体 間 の 連 携 強 化 とサービスの 向 上 (1) 区 民 団 体 関 係 機 関 行 政 等 の 協 力 関 係 を 高 め 福 祉 サービスの 充 実 を 図 ります (2) 保 健 福 祉 情 報 の 共 有 化 と 支 援 体 制 の 充 実 を 図 ります 2 地 域 での つながり の 推 進 (1) 地 域 での 交 流 機 会 を 大 切 にします (2) 地 域 の 自 主 的 な 取 組 を 支 援 します (3) 世 代 間 でつながり 誰 もが 参 加 できる 場 づくりに 努 めます 3 多 様 な 人 材 の 参 画 と 人 材 の 育 成 (1) 情 報 発 信 を 行 い 地 域 福 祉 への 意 識 を 高 めます (2) 様 々な 人 がボランティアを 行 い 地 域 貢 献 できる 取 組 を 進 めます 4 区 における 地 域 のネットワークづくりの 基 本 理 念 私 がつくる! 老 いても 楽 しいたまのまち 地 域 包 括 ケアシステムの 理 念 を 広 く 区 民 に 理 解 を 深 めてもらうことをとおして 地 域 の 担 い 手 として 活 動 に 参 加 し 易 い 環 境 づくりを 進 めます ccvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv 区 民 地 域 の 団 体 行 政 等 が 各 々の 役 割 を 持 って 地 域 づくりを 進 めます 5 高 齢 者 に 関 する 主 な 地 域 課 題 本 区 は 古 くから 住 む 住 民 と 新 しく 引 っ 越 してきた 住 民 世 帯 間 や 団 体 間 などの 交 流 がない ことから 地 域 でのつながりを 深 めていくことが 必 要 です ひとり 暮 らし 高 齢 者 の 増 加 にも 関 わらず 交 流 の 場 が 不 足 し 男 性 高 齢 者 の 地 域 活 動 への 参 加 率 の 低 さから 高 齢 者 の 見 守 りや 気 軽 に 集 まれる 場 所 の 確 保 が 必 要 です 地 域 の 集 まりや 買 い 物 の 外 出 ができるように 交 通 アクセスの 確 保 が 必 要 です 6 高 齢 者 に 関 する 今 後 の 主 な 取 組 ( 平 成 27~29 年 度 ) 医 療 介 護 保 健 福 祉 の 連 携 による 在 宅 療 養 と 介 護 支 援 住 み 慣 れた 地 域 で 生 活 を 続 けるためには 多 くの 関 係 機 関 の 連 携 が 必 要 となります 在 宅 で 療 養 介 護 を 受 けている 区 民 とその 家 族 に 適 切 かつ 円 滑 に 支 援 が 進 められるシステムづくり を 進 めます 認 知 症 理 解 のための 普 及 啓 発 活 動 の 推 進 認 知 症 の 普 及 啓 発 に 係 るキャラバン メイトの 組 織 化 と 活 動 支 援 を 行 い 認 知 症 サポーター の 養 成 を 区 内 に 広 げていきます 地 域 ケアを 推 進 するための 地 域 ネットワークづくり 地 域 活 動 に 参 画 している 個 人 関 係 機 関 の 方 々とで 会 議 を 実 施 し 協 働 して 地 域 課 題 に 取 り 組 みます かわさきいきいき 長 寿 プラン

174 第 6 章 各 区 の 取 組 8 麻 生 区 の 高 齢 者 施 策 の 取 組 1 区 の 概 況 区 の 面 積 :23.11km 2 区 の 人 口 :172,382 人 ( 住 民 基 本 台 帳 人 口 平 成 26 年 10 月 1 日 現 在 ) 区 内 の 人 口 推 移 区 内 の 高 齢 者 人 口 高 齢 化 率 区 内 の 要 介 護 要 支 援 認 定 者 数 認 定 率 2 高 齢 者 に 関 するこれまでの 主 な 取 組 ( 平 成 24~26 年 度 ) 年 度 取 組 の 概 要 人 口 ( 万 人 ) H22 H27 H32 H37 H42 H62 認 定 者 数 ( 万 人 ) 認 定 率 (%) H22 H27 H32 H37 認 定 者 数 ( 左 目 盛 ) 第 1 号 被 保 険 者 認 定 率 ( 右 目 盛 ) いずれの 統 計 も H27 以 降 は 推 計 値 です (10) (20) 万 人 口 ( 万 人 ) 高 齢 化 率 (%) (10) 0 (20) H22 H27 H32 H37 H42 H62 65~74 歳 ( 左 目 盛 ) 75 歳 以 上 ( 左 目 盛 ) 高 齢 化 率 ( 右 目 盛 ) 高 齢 化 率 は 高 齢 者 人 口 を 総 人 口 で 除 していますが 結 果 を 四 捨 五 入 しているため 上 記 グラフの 数 値 と 一 致 しない 場 合 があります ( 麻 生 区 の 位 置 ) 関 係 機 関 介 護 サービス 事 業 者 との 連 携 に 係 る 取 組 民 生 委 員 介 護 サービス 事 業 所 職 員 を 対 象 とした 講 演 会 対 人 援 助 者 のためのセルフケ ア (116 人 参 加 )や 介 護 支 援 専 門 員 を 対 象 とした 高 齢 者 虐 待 勉 強 会 (29 人 参 加 ) 市 単 独 事 業 研 修 会 (43 人 参 加 )を 実 施 しました 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 の 開 催 (116 人 参 加 ) 権 利 擁 護 体 制 の 充 実 に 向 けた 取 組 介 護 支 援 専 門 員 を 対 象 とした 成 年 後 見 制 度 に 係 る 研 修 会 (32 人 参 加 )や 民 生 委 員 を 対 象 とした 高 齢 者 虐 待 に 係 る 研 修 会 (27 人 参 加 )を 開 催 しました 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 フォロー 講 座 の 開 催 川 崎 市 認 知 症 ネットワークと 連 携 し 養 成 講 座 ( 延 べ 152 人 参 加 )のほか 新 たにフォ ロー 講 座 (57 人 参 加 )を 開 催 しました 高 齢 者 見 守 りネットワークの 推 進 地 域 ケア 連 絡 会 議 によるひとり 暮 らし 高 齢 者 の 見 守 り 体 制 の 検 討 や 麻 生 区 高 齢 者 見 守 りネットワーク 事 業 の 協 力 事 業 者 及 び 関 係 機 関 との 情 報 交 換 会 を 開 催 しました 認 知 症 高 齢 者 と 家 族 を 地 域 で 支 える 体 制 づくり 川 崎 市 認 知 症 ネットワークと 連 携 し サポーター 養 成 講 座 フォロー 講 座 の 開 催 のほか 認 知 症 ケアに 関 する 区 内 の 情 報 を 集 約 し 情 報 紙 オレンジ 通 信 を 創 刊 しました かわさきいきいき 長 寿 プラン -166-

<4D6963726F736F667420576F7264202D20819F964C96BE8E73816991E682548AFA89EE8CEC816A8A54977694C52E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D20819F964C96BE8E73816991E682548AFA89EE8CEC816A8A54977694C52E646F63> 計 画 策 定 の 趣 旨 わが 国 は 世 界 に 例 のないスピードで 高 齢 化 が 進 んでおり 世 界 でも 最 高 水 準 の 前 例 のない 高 齢 社 会 を 迎 えました 今 後 も 一 層 の 高 齢 化 が 進 行 し ねたきりや 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 介 護 期 間 の 長 期 化 など 介 護 に 対 するニーズがますます 増 大 することが 見 込 まれます

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