全国介護保険担当課長会議資料

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1 全 国 介 護 保 険 担 当 課 長 会 議 資 料 平 成 2 6 年 1 1 月 1 0 日 ( 月 ) 厚 生 労 働 省 老 健 局 本 冊 子 は グリーン 購 入 法 ( 国 等 による 環 境 物 品 等 の 調 達 の 推 進 等 に 関 する 法 律 )に 基 づ く 基 本 方 針 の 判 断 の 基 準 を 満 たす 紙 を 使 用 しています リサイクル 適 性 の 表 示 : 紙 へリサイクル 可 本 冊 子 は グリーン 購 入 法 に 基 づく 基 本 方 針 における 印 刷 に 係 る 判 断 の 基 準 にしたが い 印 刷 用 の 紙 へのリサイクルに 適 した 材 料 [Aランク]のみを 用 いて 作 製 しています 今 後 関 係 者 との 調 整 により 内 容 に 変 更 等 生 じることがありますので ご 了 承 下 さい

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3 1. 新 しい 総 合 事 業 について 新 しい 総 合 事 業 については 先 般 の 全 国 介 護 保 険 担 当 課 長 会 議 ( 平 成 26 年 7 月 28 日 開 催 )において 市 町 村 が 円 滑 に 新 しい 総 合 事 業 を 実 施 できるよう 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 のガイドライン( 案 ) ( 以 下 ガイドライン( 案 ) という )をお 示 ししたところ 地 方 自 治 体 からいただいた 意 見 等 も 参 考 にその 後 の 検 討 結 果 を 踏 まえて 主 に 以 下 の 点 を 追 加 した ガイドライン( 案 ) をお 示 しする 主 な 追 加 点 ( 第 4 サービスの 利 用 の 流 れ) 介 護 予 防 ケアマネジメントの 考 え 方 等 について ( 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み) 生 活 保 護 制 度 等 その 他 の 制 度 における 総 合 事 業 の 取 扱 いについて ( 第 7 総 合 事 業 への 円 滑 な 移 行 ) 要 介 護 認 定 に 係 る 有 効 期 間 の 延 長 について ガイドライン 案 については 年 度 末 に 向 けて 介 護 保 険 法 に 基 づく 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 指 針 ( 大 臣 告 示 ) と 具 体 的 取 扱 方 針 ( 通 知 ) 等 に 整 理 していくこと を 予 定 している また ガイドライン 案 については 地 方 自 治 体 からの 質 問 等 を 踏 まえて 9 月 30 日 に 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についての Q&A をお 示 ししたところ その 主 要 なものを 抜 粋 しているのでご 確 認 いただきたい さらに ガイドライン( 案 )の 中 に 記 載 している 新 しい 総 合 事 業 の 上 限 について 詳 細 に 解 説 した 資 料 地 方 自 治 体 からの 御 意 見 等 を 踏 まえた 総 合 事 業 への 早 期 の 移 行 に 関 する 資 料 についても 新 たに 作 成 しているので 活 用 願 いたい Q&A に ついては 今 般 その 後 のご 質 問 等 を 踏 まえて 追 加 のものを 取 りまとめている あわせて ガイドライン( 案 )の 第 5 関 係 者 間 での 意 識 の 共 有 と 効 果 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメント の 中 でセルフマネジメントの 推 進 等 のために 活 用 す ることとしている 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) について 老 人 保 健 健 康 増 進 等 事 業 を 活 用 して 検 討 している 様 式 例 とその 考 え 方 を 中 間 案 として 提 示 する 被 保 険 者 証 や 負 担 割 合 証 についても 新 しい 総 合 事 業 の 内 容 を 盛 り 込 んだ 案 をお 示 しし ているので 参 考 としていただきたい 215

4 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 ( 概 要 ) 厚 生 労 働 省 老 健 局 振 興 課 本 案 は 新 しい 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 について 1 介 護 保 険 法 に 基 づく 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 指 針 ( 大 臣 告 示 )と2その 具 体 的 取 扱 方 針 ( 通 知 )を 含 め ガイドラインとして 提 示 するもの 216

5 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 ( 骨 子 ) 事 業 の 具 体 的 な 内 容 基 盤 整 備 217 第 1 総 合 事 業 に 関 する 総 則 的 な 事 項 (P1~) 事 業 は 要 支 援 者 の 多 様 なニーズに 要 支 援 者 の 能 力 を 最 大 限 活 かしつつ 多 様 なサービスを 提 供 する 仕 組 み 生 活 支 援 の 充 実 高 齢 者 の 社 会 参 加 支 え 合 い 体 制 づくり 介 護 予 防 の 推 進 関 係 者 間 の 意 識 共 有 と 自 立 支 援 に 向 けたサービスの 推 進 等 を 基 本 に 事 業 を 実 施 住 民 主 体 のサービス 利 用 認 定 に 至 らない 高 齢 者 増 加 重 度 化 予 防 推 進 により 結 果 として 費 用 の 効 率 化 第 2 サービスの 類 型 (P21~) 市 町 村 が 基 準 単 価 等 を 定 める 際 の 参 考 例 を 提 示 現 行 の 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービ スのほか 緩 和 した 基 準 のサービス 住 民 主 体 の 支 援 等 の 多 様 なサービス を 想 定 第 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 (P28~) コーディネーターや 協 議 体 等 を 通 じ 地 域 の 支 え 合 い 体 制 づくりを 推 進 担 い 手 の 知 識 スキルの 向 上 のため 研 修 実 施 市 町 村 で 行 われているボランティア ポイントも 活 用 可 能 第 4 サービスの 利 用 の 流 れ (P55~) 認 定 を 受 けずに チェッ クリストにより サービス を 利 用 可 能 ケアマネジメントで 利 用 者 に 適 切 なサービスを 提 供 第 5 関 係 者 間 の 意 識 共 有 と 介 護 予 防 ケアマネシ メント(P75~) 一 歩 進 んだケアマネジメ ントに 向 け 関 係 者 の 意 識 共 有 や 短 期 集 中 アプ ローチで 自 立 につなげる ケアマネジメントを 推 進 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み (P93~) 直 接 実 施 や 委 託 のほか 指 定 事 業 者 による 実 施 や 事 業 者 に 対 す る 補 助 による 実 施 が 可 能 基 準 単 価 等 は 国 の 基 準 や 単 価 の 上 限 を 踏 まえ 設 定 市 町 村 の 事 業 費 の 上 限 は 移 行 分 をまかなえるよう 設 定 第 7 円 滑 な 事 業 への 移 行 実 施 (P131~) 事 業 は29 年 4 月 まで 猶 予 可 能 市 町 村 は 早 期 から 総 合 事 業 に 取 り 組 む 一 方 で 受 け 皿 の 整 備 等 に 一 定 の 時 間 をかけることも 選 択 肢 エリアごとなど 段 階 的 な 実 施 も 可 1

6 第 1 総 合 事 業 に 関 する 総 則 的 な 事 項 2 218

7 第 1 総 合 事 業 に 関 する 総 則 的 な 事 項 3 1 事 業 の 目 的 考 え 方 (1) 総 合 事 業 の 趣 旨 (P1~) 総 合 事 業 は 市 町 村 が 中 心 となって 地 域 の 実 情 に 応 じて 住 民 等 の 多 様 な 主 体 が 参 画 し 多 様 なサービスを 充 実 するこ とで 地 域 の 支 え 合 い 体 制 づくりを 推 進 し 要 支 援 者 等 に 対 する 効 果 的 かつ 効 率 的 な 支 援 等 を 可 能 とすることを 目 指 すもの 219 (2) 背 景 基 本 的 考 え 方 (P3~) イ 多 様 な 生 活 支 援 の 充 実 住 民 主 体 の 多 様 なサービスを 支 援 の 対 象 とするとともに NPO ボランティア 等 によるサービスの 開 発 を 進 める 併 せ て サービスにアクセスしやすい 環 境 の 整 備 も 進 めていく ロ 高 齢 者 の 社 会 参 加 と 地 域 における 支 え 合 い 体 制 づくり 高 齢 者 の 社 会 参 加 のニーズは 高 く 高 齢 者 の 地 域 の 社 会 的 な 活 動 への 参 加 は 活 動 を 行 う 高 齢 者 自 身 の 生 きがいや 介 護 予 防 等 ともなるため 積 極 的 な 取 組 を 推 進 する ハ 介 護 予 防 の 推 進 生 活 環 境 の 調 整 や 居 場 所 と 出 番 づくりなどの 環 境 へのアプローチも 含 めた バランスのとれたアプローチが 重 要 その ため リハビリ 専 門 職 等 を 活 かした 自 立 支 援 に 資 する 取 組 を 推 進 する ニ 市 町 村 住 民 等 の 関 係 者 間 における 意 識 の 共 有 と 自 立 支 援 に 向 けたサービス 等 の 展 開 地 域 の 関 係 者 間 で 自 立 支 援 介 護 予 防 といった 理 念 や 高 齢 者 自 らが 介 護 予 防 に 取 り 組 むといった 基 本 的 な 考 え 方 地 域 づくりの 方 向 性 等 を 共 有 するとともに 多 職 種 によるケアマネジメント 支 援 を 行 う ホ 認 知 症 施 策 の 推 進 ボランティア 活 動 に 参 加 する 高 齢 者 等 に 研 修 を 実 施 するなど 認 知 症 の 人 に 対 して 適 切 な 支 援 が 行 われるようにする とともに 認 知 症 サポーターの 養 成 等 により 認 知 症 にやさしいまちづくりに 積 極 的 に 取 り 組 む へ 共 生 社 会 の 推 進 地 域 のニーズが 要 支 援 者 等 だけではなく また 多 様 な 人 との 関 わりが 高 齢 者 の 支 援 にも 有 効 で 豊 かな 地 域 づくりに つながっていくため 要 支 援 者 等 以 外 の 高 齢 者 障 害 者 児 童 等 がともに 集 える 環 境 づくりに 心 がけることが 重 要

8 予 防 給 付 のうち 訪 問 介 護 通 所 介 護 について 市 町 村 が 地 域 の 実 情 に 応 じた 取 組 ができる 介 護 保 険 制 度 の 地 域 支 援 事 業 へ 移 行 (29 年 度 末 まで) 財 源 構 成 は 給 付 と 同 じ( 国 都 道 府 県 市 町 村 1 号 保 険 料 2 号 保 険 料 ) 既 存 の 介 護 事 業 所 による 既 存 のサービスに 加 えて NPO 民 間 企 業 ボランティアなど 地 域 の 多 様 な 主 体 を 活 用 して 高 齢 者 を 支 援 高 齢 者 は 支 え 手 側 に 回 ることも サービスの 充 実 多 様 なニーズに 対 するサービスの 拡 がりにより 在 宅 生 活 の 安 心 確 保 同 時 に 実 現 費 用 の 効 率 化 住 民 主 体 のサービ ス 利 用 の 拡 充 第 1 総 合 事 業 に 関 する 総 則 的 な 事 項 参 考 総 合 事 業 と 生 活 支 援 サービスの 充 実 予 防 給 付 ( 全 国 一 律 の 基 準 ) 訪 問 介 護 移 行 地 域 支 援 事 業 既 存 の 訪 問 介 護 事 業 所 による 身 体 介 護 生 活 援 助 の 訪 問 介 護 NPO 民 間 事 業 者 等 による 掃 除 洗 濯 等 の 生 活 支 援 サービス 専 門 的 なサービスを 必 要 とする 人 に は 専 門 的 なサービスの 提 供 ( 専 門 サービスにふさわしい 単 価 ) 通 所 介 護 移 行 住 民 ボランティアによるゴミ 出 し 等 の 生 活 支 援 サービス 既 存 の 通 所 介 護 事 業 所 による 機 能 訓 練 等 の 通 所 介 護 NPO 民 間 事 業 者 等 によるミニテ イサーヒ ス コミュニティサロン 住 民 主 体 の 運 動 交 流 の 場 リハビリ 栄 養 口 腔 ケア 等 の 専 門 職 等 関 与 する 教 室 多 様 な 担 い 手 による 多 様 なサービス ( 多 様 な 単 価 住 民 主 体 による 低 廉 な 単 価 の 設 定 単 価 が 低 い 場 合 には 利 用 料 も 低 減 ) 支 援 する 側 とされる 側 という 画 一 的 な 関 係 性 ではなく サービスを 利 用 しながら 地 域 とのつながりを 維 持 で きる 介 護 予 防 生 活 支 援 の 充 実 住 民 主 体 で 参 加 しやすく 地 域 に 根 ざした 介 護 予 防 活 動 の 推 進 元 気 な 時 からの 切 れ 目 ない 介 護 予 防 の 継 続 リハビリテーション 専 門 職 等 の 関 与 による 介 護 予 防 の 取 組 見 守 り 等 生 活 支 援 の 担 い 手 として 生 きがいと 役 割 づくりによる 互 助 の 推 進 能 力 に 応 じた 柔 軟 な 支 援 により 介 護 サービスからの 自 立 意 欲 が 向 上 認 定 に 至 らない 高 齢 者 の 増 加 重 度 化 予 防 の 推 進

9 (1) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 (サービス 事 業 ) (P13~) (2) 一 般 介 護 予 防 事 業 (P14~) 5 2 総 合 事 業 を 構 成 する 各 事 業 の 内 容 及 び 対 象 者 221 対 象 者 は 制 度 改 正 前 の 要 支 援 者 に 相 当 する 者 1 要 支 援 認 定 を 受 けた 者 2 基 本 チェックリスト 該 当 者 ( 事 業 対 象 者 ) 事 業 内 容 訪 問 型 サービ ス 通 所 型 サービ ス その 他 の 生 活 支 援 サービス 介 護 予 防 ケア マネジメント 要 支 援 者 等 に 対 し 掃 除 洗 濯 等 の 日 常 生 活 上 の 支 援 を 提 供 要 支 援 者 等 に 対 し 機 能 訓 練 や 集 いの 場 など 日 常 生 活 上 の 支 援 を 提 供 要 支 援 者 等 に 対 し 栄 養 改 善 を 目 的 とした 配 食 や 一 人 暮 らし 高 齢 者 等 への 見 守 りを 提 供 要 支 援 者 等 に 対 し 総 合 事 業 によるサービス 等 が 適 切 に 提 供 できるようケアマネジメント 事 業 対 象 者 は 要 支 援 者 に 相 当 する 状 態 等 の 者 を 想 定 基 本 チェックリストは 支 援 が 必 要 だと 市 町 村 や 地 域 包 括 支 援 セン ターに 相 談 に 来 た 者 に 対 して 簡 便 にサービスにつなぐためのもの 予 防 給 付 に 残 る 介 護 予 防 訪 問 看 護 介 護 予 防 福 祉 用 具 貸 与 等 を 利 用 する 場 合 は 要 支 援 認 定 を 受 ける 必 要 がある 対 象 者 は 第 1 号 被 保 険 者 の 全 ての 者 及 び その 支 援 のための 活 動 に 関 わる 者 事 業 内 容 介 護 予 防 把 握 事 業 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 一 般 介 護 予 防 事 業 評 価 事 業 地 域 リハビリテー ション 活 動 支 援 事 業 収 集 した 情 報 等 の 活 用 により 閉 じこ もり 等 の 何 らかの 支 援 を 要 する 者 を 把 握 し 介 護 予 防 活 動 へつなげる 介 護 予 防 活 動 の 普 及 啓 発 を 行 う 住 民 主 体 の 介 護 予 防 活 動 の 育 成 支 援 を 行 う 介 護 保 険 事 業 計 画 に 定 める 目 標 値 の 達 成 状 況 等 を 検 証 し 一 般 介 護 予 防 事 業 の 評 価 を 行 う 介 護 予 防 の 取 組 を 機 能 強 化 するため 通 所 訪 問 地 域 ケア 会 議 住 民 主 体 の 通 いの 場 等 へのリハビリ 専 門 職 等 による 助 言 等 を 実 施

10 地 域 包 括 支 援 センターが 介 護 予 防 ケアマネジメントを 実 施 一 般 介 護 予 防 事 業 ( 要 支 援 者 等 も 参 加 できる 住 民 運 営 の 通 いの 場 の 充 実 等 全 ての 高 齢 者 が 対 象 ) 第 1 総 合 事 業 に 関 する 総 則 的 な 事 項 参 考 総 合 事 業 の 概 要 訪 問 介 護 通 所 介 護 以 外 のサービス( 訪 問 看 護 福 祉 用 具 等 )は 引 き 続 き 介 護 予 防 給 付 によるサービス 提 供 を 継 続 地 域 包 括 支 援 センターによる 介 護 予 防 ケアマネジメントに 基 づき 総 合 事 業 ( 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 及 び 一 般 介 護 予 防 事 業 )のサービスと 介 護 予 防 給 付 のサービス( 要 支 援 者 のみ)を 組 み 合 わせる 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 によるサービスのみ 利 用 する 場 合 は 要 介 護 認 定 等 を 省 略 して 介 護 予 防 生 活 支 援 サー ビス 事 業 対 象 者 とし 迅 速 なサービス 利 用 を 可 能 に( 基 本 チェックリストで 判 断 ) 第 2 号 被 保 険 者 は 基 本 チェックリストではなく 要 介 護 認 定 等 申 請 を 行 う 要 支 援 認 定 要 支 援 者 従 来 の 要 支 援 者 基 本 チェックリスト で 判 断 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 対 象 者 2 次 予 防 事 業 対 象 者 把 握 のための 基 本 チェックリ ストの 配 布 は 行 わない 一 般 高 齢 者 等 介 護 予 防 給 付 訪 問 看 護 福 祉 用 具 等 全 国 一 律 の 人 員 基 準 運 営 基 準 総 合 事 業 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 1 訪 問 型 通 所 型 サービス 2その 他 の 生 活 支 援 サービス( 栄 養 改 善 を 目 的 とした 配 食 定 期 的 な 安 否 確 認 緊 急 時 の 対 応 等 ) 事 業 内 容 は 市 町 村 の 裁 量 を 拡 大 柔 軟 な 人 員 基 準 運 営 基 準

11 7 3 市 町 村 による 効 果 的 効 率 的 な 事 業 実 施 (P15~) 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たって 市 町 村 は 住 民 主 体 の 多 様 なサービスの 充 実 による 要 支 援 者 の 状 態 等 に 応 じた 住 民 主 体 のサービス 利 用 促 進 高 齢 者 の 社 会 参 加 の 促 進 や 介 護 予 防 のための 事 業 の 充 実 による 認 定 に 至 らない 高 齢 者 の 増 加 効 果 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメントと 自 立 支 援 に 向 けたサービス 実 施 による 重 度 化 予 防 の 推 進 等 により 結 果 として 費 用 の 効 率 化 が 図 られることを 目 指 す 総 合 事 業 と 予 防 給 付 の 費 用 の 伸 び 率 は 中 長 期 的 に75 歳 以 上 高 齢 者 数 の 伸 び 率 程 度 となることを 目 安 に 努 力 さらに 総 合 事 業 を 効 率 的 に 実 施 していくため 個 々の 事 業 評 価 と 市 町 村 による 総 合 事 業 の 結 果 等 の 検 証 と 次 期 計 画 期 間 への 取 組 の 反 映 が 重 要 その 際 介 護 保 険 運 営 協 議 会 等 で 議 論 することが 重 要 4 都 道 府 県 による 市 町 村 への 支 援 (P17~) 都 道 府 県 においても 市 町 村 が 総 合 事 業 を 円 滑 に 実 施 することができるよう その 地 域 の 実 情 に 応 じて 例 えば 以 下 のような 市 町 村 支 援 の 取 組 を 実 施 総 合 事 業 の 検 討 状 況 の 把 握 や 必 要 な 支 援 についての 調 査 等 の 現 状 把 握 相 談 への 助 言 支 援 や 好 事 例 などの 収 集 情 報 提 供 総 合 事 業 において 中 核 を 担 う 市 町 村 職 員 や 地 域 包 括 支 援 センターの 職 員 生 活 支 援 コーディネーターな どに 対 する 研 修 保 健 師 やリハビリ 専 門 職 等 の 広 域 派 遣 調 整 等 の 人 材 育 成 人 材 確 保 市 町 村 間 や 各 団 体 組 織 との 連 絡 調 整 ネットワーク 化 等 の 広 域 調 整 等 5 好 事 例 の 提 供 (P19~) 市 町 村 による 効 率 的 効 果 的 な 総 合 事 業 の 実 施 のため 各 種 事 例 集 を 取 りまとめ( 次 頁 参 照 ) 223

12 地 域 包 括 ケアシステムについては 市 町 村 が 中 心 となって 地 域 の 多 様 な 支 える 力 を 集 結 させ 地 域 の 自 主 性 や 主 体 性 に 基 づ き 地 域 の 特 性 に 応 じてつくり 上 げていく 必 要 があります 特 に 予 防 給 付 を 見 直 し 円 滑 に 地 域 支 援 事 業 へ 移 行 していくためには 市 町 村 が 中 心 となって 支 え 合 いの 体 制 づくりを 進 めることが 必 要 です 厚 生 労 働 省 では 市 町 村 の 好 事 例 を 取 りまとめました 好 事 例 も 参 考 にしながら 各 市 町 村 で 取 組 を 進 めていただきたいと 考 えています 市 町 村 介 護 予 防 強 化 推 進 事 業 ( 介 護 予 防 モデル 事 業 )に 関 する 事 例 厚 生 労 働 省 のHP> 政 策 について > 分 野 別 の 政 策 一 覧 > 福 祉 介 護 > 介 護 高 齢 者 福 祉 > 介 護 予 防 >5 市 町 村 介 護 予 防 強 化 推 進 事 業 厚 生 労 働 省 のHP> 政 策 について > 分 野 別 の 政 策 一 覧 > 福 祉 介 護 > 介 護 高 齢 者 福 祉 > 地 域 包 括 ケアシステム> 5. 生 活 支 援 サービスの 充 実 と 高 齢 者 の 社 会 参 加 地 域 ケア 会 議 に 関 する 事 例 地 域 包 括 ケアの 実 現 に 向 けた 地 域 ケア 会 議 実 践 事 例 集 ~ 地 域 の 特 色 を 活 かした 実 践 のために~ 厚 生 労 働 省 のHP> 政 策 について > 分 野 別 の 政 策 一 覧 > 福 祉 介 護 > 介 護 高 齢 者 福 祉 > 地 域 包 括 ケアシステム>3. 地 域 ケア 会 議 について 第 1 総 合 事 業 に 関 する 総 則 的 な 事 項 参 考 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 へ 向 けた 取 組 事 例 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 に 関 する 事 例 介 護 予 防 事 業 に 関 する 事 例 地 域 の 実 情 に 応 じた 効 果 的 効 率 的 な 介 護 予 防 の 取 組 事 例 ( 参 考 ) 厚 生 労 働 省 のHP>> 政 策 について > 分 野 別 の 政 策 一 覧 > 福 祉 介 護 > 介 護 高 齢 者 福 祉 > 介 護 予 防 >4 地 域 の 実 情 に 応 じた 効 果 的 効 率 的 な 介 護 予 防 の 取 組 事 例 生 活 支 援 コーディネーターに 関 する 事 例 地 域 における 生 活 支 援 サービスのコーディネーターの 育 成 に 関 する 調 査 研 究 事 業 報 告 書 出 典 平 成 26 年 3 月 地 域 包 括 ケア 研 究 会 地 域 包 括 ケアシステムを 構 築 するための 制 度 論 等 に 関 する 調 査 研 究 事 業 報 告 書 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 に 関 する 事 例 事 例 を 通 じて 我 がまちの 地 域 包 括 ケアを 考 えよう 地 域 包 括 ケアシステム 事 例 集 成 ~できること 探 しの 素 材 集 ~ 厚 生 労 働 省 のHP> 政 策 について > 分 野 別 の 政 策 一 覧 > 福 祉 介 護 > 介 護 高 齢 者 福 祉 > 地 域 包 括 ケアシステム >1. 地 域 包 括 ケアシステムの 実 現 に 向 けて> 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 に 向 けた 取 組 事 例 過 疎 地 域 における 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 関 する 調 査 研 究 事 業 報 告 書 社 団 法 人 北 海 道 総 合 研 究 調 査 会 HP 日 本 地 図 から 全 国 の 事 例 を 検 索 をクリックすると 地 図 から 事 例 の 検 索 ができます

13 第 2 サービスの 類 型 9 225

14 要 支 援 者 等 の 多 様 な 生 活 支 援 のニーズに 対 して 総 合 事 業 で 多 様 なサービスを 提 供 していくため 市 町 村 は サービスを 類 型 化 し それに 併 せた 基 準 や 単 価 等 を 定 めることが 必 要 そこで 地 域 における 好 事 例 を 踏 まえ 以 下 のとおり 多 様 化 するサービスの 典 型 的 な 例 を 参 考 として 示 す( 別 紙 参 照 ) (P21~) 1 訪 問 型 サービス (P22~) 市 町 村 はこの 例 を 踏 まえて 地 域 の 実 情 に 応 じた サービス 内 容 を 検 討 する 訪 問 型 サービスは 現 行 の 訪 問 介 護 に 相 当 するものと それ 以 外 の 多 様 なサービスからなる 多 様 なサービスについては 雇 用 労 働 者 が 行 う 緩 和 した 基 準 によるサービスと 住 民 主 体 による 支 援 保 健 医 療 の 専 門 職 が 短 期 集 中 で 行 うサービス 移 動 支 援 を 想 定 第 2 サービスの 類 型 基 準 現 行 の 訪 問 介 護 相 当 多 様 なサービス サービス 種 別 サービス 内 容 対 象 者 と サービス 提 供 の 考 え 方 1 訪 問 介 護 訪 問 介 護 員 による 身 体 介 護 生 活 援 助 生 活 援 助 等 2 訪 問 型 サービスA ( 緩 和 した 基 準 によるサービス) 3 訪 問 型 サービスB ( 住 民 主 体 による 支 援 ) 住 民 主 体 の 自 主 活 動 と して 行 う 生 活 援 助 等 既 にサービスを 利 用 しているケースで サービスの 利 用 の 継 続 が 必 要 なケース 以 下 のような 訪 問 介 護 員 によるサービ スが 必 要 なケース ( 例 ) 状 態 等 を 踏 まえながら 住 民 主 体 による 支 援 等 認 知 機 能 の 低 下 により 日 常 生 活 に 支 障 がある 多 様 なサービス の 利 用 を 促 進 症 状 行 動 を 伴 う 者 退 院 直 後 で 状 態 が 変 化 しやすく 専 門 的 サービ スが 特 に 必 要 な 者 等 状 態 等 を 踏 まえながら 多 様 なサービスの 利 用 を 促 進 していくことが 重 要 4 訪 問 型 サービスC ( 短 期 集 中 予 防 サービス) 保 健 師 等 による 居 宅 での 相 談 指 導 等 体 力 の 改 善 に 向 けた 支 援 が 必 要 なケース ADL IADLの 改 善 に 向 けた 支 援 が 必 要 な ケース 実 施 方 法 事 業 者 指 定 事 業 者 指 定 / 委 託 補 助 ( 助 成 ) 直 接 実 施 / 委 託 基 準 予 防 給 付 の 基 準 を 基 本 人 員 等 を 緩 和 した 基 準 サービス 提 供 者 ( 例 ) 個 人 情 報 の 保 護 等 の 最 低 限 の 基 準 訪 問 介 護 員 ( 訪 問 介 護 事 業 者 ) 主 に 雇 用 労 働 者 ボランティア 主 体 5 訪 問 型 サービスD ( 移 動 支 援 ) 移 送 前 後 の 生 活 支 援 3~6ケ 月 の 短 期 間 で 行 う 訪 問 型 サービスB に 準 じる 内 容 に 応 じた 独 自 の 基 準 保 健 医 療 の 専 門 職 ( 市 町 村 )

15 2 通 所 型 サービス (P23~) 市 町 村 はこの 例 を 踏 まえて 地 域 の 実 情 に 応 じた サービス 内 容 を 検 討 する 通 所 型 サービスは 現 行 の 通 所 介 護 に 相 当 するものと それ 以 外 の 多 様 なサービスからなる 多 様 なサービスについては 雇 用 労 働 者 が 行 う 緩 和 した 基 準 によるサービスと 住 民 主 体 による 支 援 保 健 医 療 の 専 門 職 により 短 期 集 中 で 行 うサービスを 想 定 4 通 所 型 サービスC ( 短 期 集 中 予 防 サービス) 生 活 機 能 を 改 善 するための 運 動 器 の 機 能 向 上 や 栄 養 改 善 等 のプログラム ADLやIADLの 改 善 に 向 けた 支 援 が 必 要 なケース 等 3~6ケ 月 の 短 期 間 で 実 施 実 施 方 法 事 業 者 指 定 事 業 者 指 定 / 委 託 補 助 ( 助 成 ) 直 接 実 施 / 委 託 内 容 に 応 じた 独 自 の 基 準 保 健 医 療 の 専 門 職 ( 市 町 村 ) 基 準 現 行 の 通 所 介 護 相 当 多 様 なサービス サービス 種 別 1 通 所 介 護 2 通 所 型 サービスA ( 緩 和 した 基 準 によるサービス) 3 通 所 型 サービスB ( 住 民 主 体 による 支 援 ) サービス 内 容 通 所 介 護 と 同 様 のサービス 生 活 機 能 の 向 上 のための 機 能 訓 練 ミニデイサービス 運 動 レクリエーション 等 体 操 運 動 等 の 活 動 な ど 自 主 的 な 通 いの 場 対 象 者 と サービス 提 供 の 考 え 方 既 にサービスを 利 用 しており サービスの 利 用 の 継 続 が 必 要 なケース 多 様 なサービス の 利 用 が 難 しいケース 集 中 的 に 生 活 機 能 の 向 上 のトレーニングを 行 うこ とで 改 善 維 持 が 見 込 まれるケース 状 態 等 を 踏 まえながら 多 様 なサービスの 利 用 を 促 進 してい くことが 重 要 状 態 等 を 踏 まえながら 住 民 主 体 による 支 援 等 多 様 なサービス の 利 用 を 促 進 基 準 予 防 給 付 の 基 準 を 基 本 人 員 等 を 緩 和 した 基 準 サービス 提 供 者 ( 例 ) 通 所 介 護 事 業 者 の 従 事 者 主 に 雇 用 労 働 者 +ボランティア 個 人 情 報 の 保 護 等 の 最 低 限 の 基 準 ボランティア 主 体 227 3その 他 の 生 活 支 援 サービス (P24~) その 他 の 生 活 支 援 サービスは 1 栄 養 改 善 を 目 的 とした 配 食 や 2 住 民 ボランティア 等 が 行 う 見 守 り 3 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービスに 準 じる 自 立 支 援 に 資 する 生 活 支 援 ( 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービスの 一 体 的 提 供 等 )からなる 11

16 第 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実

17 第 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 基 本 的 な 考 え 方 (P28~) 地 域 支 援 事 業 の 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 の 活 用 などにより 市 町 村 を 中 心 とした 支 援 体 制 の 充 実 強 化 を 図 り 地 域 全 体 で 多 様 な 主 体 によるサービス 提 供 を 推 進 していくことが 重 要 市 町 村 の 参 考 のため 具 体 的 な 取 組 例 を 取 りまとめ 2 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 開 発 発 掘 のための 取 組 (P30~) 生 活 支 援 コーディネーター( 地 域 支 え 合 い 推 進 員 ) や 協 議 体 の 設 置 等 ( 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 )を 通 じて 市 町 村 が 中 心 となって サービスが 創 出 されるよう 取 組 を 積 極 的 に 進 める 具 体 的 には コーディネーターと 協 議 体 が 協 力 しながら 以 下 の 取 組 を 総 合 的 に 推 進 1 地 域 のニーズと 資 源 の 状 況 の 見 える 化 問 題 提 起 2 地 縁 組 織 等 多 様 な 主 体 への 協 力 依 頼 などの 働 きかけ 3 関 係 者 のネットワーク 化 < 生 活 支 援 コーディネーター( 地 域 支 え 合 い 推 進 員 )> 地 域 で 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 提 供 体 制 の 構 築 に 向 けたコーディ ネート 機 能 ( 主 に 資 源 開 発 やネットワーク 構 築 の 機 能 )を 果 たす 者 3 住 民 主 体 の 支 援 活 動 の 推 進 (P34~) 4 目 指 す 地 域 の 姿 方 針 の 共 有 意 識 の 統 一 5 生 活 支 援 の 担 い 手 の 養 成 やサービスの 開 発 6 ニーズとサービスのマッチング < 協 議 体 > 各 地 域 におけるコーディネーターと 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 提 供 主 体 等 が 参 画 し 情 報 共 有 及 び 連 携 強 化 の 場 として 中 核 となるネットワーク 生 活 支 援 の 担 い 手 となる 者 の 知 識 スキルの 向 上 はより 良 い 生 活 支 援 に 資 するため 担 い 手 に 対 し 市 町 村 が 中 心 と なって 介 護 保 険 制 度 高 齢 者 の 特 徴 と 対 応 認 知 症 の 理 解 などについての 各 種 研 修 を 実 施 するのが 望 ましい 高 齢 者 が 地 域 のサロン 会 食 会 外 出 の 補 助 介 護 施 設 等 でボランティア 活 動 を 行 った 場 合 にポイントを 付 与 するボラン ティアポイント 制 度 が 市 町 村 において 実 施 されており 地 域 支 援 事 業 の 一 般 介 護 予 防 事 業 の 枠 組 みが 活 用 可 能 4 地 域 ケア 会 議 既 存 資 源 他 施 策 の 活 用 (P38~) 個 別 ケースについて 多 職 種 や 住 民 で 検 討 を 行 うことで 地 域 課 題 を 共 有 し 課 題 解 決 に 向 け 関 係 者 のネットワーク 構 築 や 資 源 開 発 施 策 化 を 図 っていく 地 域 ケア 会 議 を 積 極 的 に 活 用 また サービス 開 発 の 際 既 存 の 地 域 資 源 (NPO ボラ ンティア 地 縁 組 織 社 協 介 護 事 業 者 民 間 企 業 等 )や 他 施 策 による 取 組 等 についても 活 用 ( 参 考 ) 新 地 域 支 援 構 想 会 議 の 提 言 ( 新 地 域 支 援 構 想 ) 助 け 合 い 活 動 を 行 う 側 から 総 合 事 業 で 主 体 的 に 役 割 を 果 たしていこうとの 趣 旨 でとりまとめ 市 町 村 において 制 度 設 計 事 業 運 営 を 行 ってい く 上 で 参 考 にすることが 有 益 ( 助 け 合 い 活 動 を 実 践 している 非 営 利 の 全 国 的 組 織 による 新 地 域 支 援 構 想 会 議 が 提 言 ) 13

18 単 身 世 帯 等 が 増 加 し 支 援 を 必 要 とする 軽 度 の 高 齢 者 が 増 加 する 中 生 活 支 援 の 必 要 性 が 増 加 ボランティア NPO 民 間 企 業 協 同 組 合 等 の 多 様 な 主 体 が 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスを 提 供 することが 必 要 高 齢 者 の 介 護 予 防 が 求 められているが 社 会 参 加 社 会 的 役 割 を 持 つことが 生 きがいや 介 護 予 防 につながる 多 様 な 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスが 利 用 できるような 地 域 づくりを 市 町 村 が 支 援 することについて 制 度 的 な 位 置 づけの 強 化 を 図 る 具 体 的 には 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 に 向 けて ボランティア 等 の 生 活 支 援 の 担 い 手 の 養 成 発 掘 等 の 地 域 資 源 の 開 発 やそのネットワーク 化 などを 行 う 生 活 支 援 コーディネーター( 地 域 支 え 合 い 推 進 員 ) の 配 置 などについて 介 護 保 険 法 の 地 域 支 援 事 業 に 位 置 づける 第 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 参 考 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 と 高 齢 者 の 社 会 参 加 生 活 支 援 介 護 予 防 サービス 地 域 住 民 の 参 加 高 齢 者 の 社 会 参 加 ニーズに 合 った 多 様 なサービス 種 別 住 民 主 体 NPO 民 間 企 業 等 多 様 な 主 体 によるサービス 提 供 地 域 サロンの 開 催 見 守 り 安 否 確 認 外 出 支 援 買 い 物 調 理 掃 除 などの 家 事 支 援 介 護 者 支 援 等 生 活 支 援 の 担 い 手 としての 社 会 参 加 現 役 時 代 の 能 力 を 活 かした 活 動 興 味 関 心 がある 活 動 新 たにチャレンジする 活 動 一 般 就 労 起 業 趣 味 活 動 健 康 づくり 活 動 地 域 活 動 介 護 福 祉 以 外 の ボランティア 活 動 等 バックアップ 市 町 村 を 核 とした 支 援 体 制 の 充 実 強 化 バックアップ 都 道 府 県 等 による 後 方 支 援 体 制 の 充 実

19 第 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 参 考 生 活 支 援 介 護 予 防 の 体 制 整 備 におけるコーディネーター 協 議 体 の 役 割 生 活 支 援 介 護 予 防 の 基 盤 整 備 に 向 け た 取 組 (1) 生 活 支 援 コーディネーター( 地 域 支 え 合 い 推 進 員 )の 配 置 多 様 な 主 体 による 多 様 な 取 組 のコーディネート 機 能 を 担 い 一 体 的 な 活 動 を 推 進 コーディネート 機 能 は 以 下 のA~Cの 機 能 があるが 当 面 AとBの 機 能 を 中 心 に 充 実 (A) 資 源 開 発 (B)ネットワーク 構 築 (C)ニーズと 取 組 のマッチング 地 域 に 不 足 するサービスの 創 出 サービスの 担 い 手 の 養 成 元 気 な 高 齢 者 などが 担 い 手 として 活 動 す る 場 の 確 保 など 関 係 者 間 の 情 報 共 有 サービス 提 供 主 体 間 の 連 携 の 体 制 づくり など エリアとしては 第 1 層 の 市 町 村 区 域 第 2 層 の 中 学 校 区 域 があり 平 成 26 年 度 は 第 1 層 平 成 29 年 度 までの 間 に 第 2 層 の 充 実 を 目 指 す 1 第 1 層 市 町 村 区 域 で 主 に 資 源 開 発 ( 不 足 するサービスや 担 い 手 の 創 出 養 成 活 動 する 場 の 確 保 ) 中 心 2 第 2 層 中 学 校 区 域 で 第 1 層 の 機 能 の 下 で 具 体 的 な 活 動 を 展 開 コーディネート 機 能 には 第 3 層 として 個 々の 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 事 業 主 体 で 利 用 者 と 提 供 者 をマッチング する 機 能 があるが これは 本 事 業 の 対 象 外 (2) 協 議 体 の 設 置 多 様 な 関 係 主 体 間 の 定 期 的 な 情 報 共 有 及 び 連 携 協 働 による 取 組 を 推 進 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 多 様 な 関 係 主 体 の 参 画 例 地 域 の 支 援 ニーズとサービス 提 供 主 体 の 活 動 をマッチング など NPO 民 間 企 業 協 同 組 合 ボランティア 社 会 福 祉 法 人 等 これらの 取 組 については 平 成 26 年 度 予 算 においても 先 行 的 に 取 り 組 めるよう5 億 円 を 計 上 2 コーディネーターの 職 種 や 配 置 場 所 については 一 律 には 限 定 せず 地 域 の 実 情 に 応 じて 多 様 な 主 体 が 活 用 でき る 仕 組 みとする 予 定 であるが 市 町 村 や 地 域 包 括 支 援 センターと 連 携 しながら 活 動 することが 重 要 15 15

20 コーディネーター と 協 議 体 の 設 置 の 手 法 については 地 域 の 状 況 によって 様 々であると 考 えられるが 一 例 として 市 町 村 が 各 地 域 ( 日 常 生 活 圏 域 第 2 層 )において 協 議 体 を 起 ち 上 げ 協 議 体 のメンバーの 中 から 第 2 層 のコーディネーターを 選 出 する 事 例 を 想 定 し 大 まかな 流 れを 示 す 市 町 村 協 議 体 コーディネーター コーディネーターと 協 議 体 の 連 携 による 生 活 支 援 の 担 い 手 の 養 成 やサービスの 開 発 第 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 参 考 コーディネーター 及 び 協 議 体 設 置 運 営 に 係 るフロー( 例 ) 生 活 支 援 サービスの 充 実 に 関 する 研 究 会 の 立 ち 上 げ ニーズと 地 域 資 源 の 把 握 市 町 村 の 方 針 の 決 定 研 究 会 の 立 ち 上 げは 早 期 に 行 う(26 年 度 中 が 望 ましい) 事 業 計 画 策 定 委 員 会 等 の 活 用 も 考 えられる 各 地 域 ( 日 常 生 活 圏 域 等 )に 協 議 体 を 設 置 コーディネーターの 適 任 者 がいる 場 合 協 議 体 とコーディ ネーターを 同 時 に 設 置 選 出 することも 考 えられる 以 後 適 宜 協 議 体 コーディネーターを 支 援 協 議 体 の 活 動 開 始 ( 初 期 は 情 報 収 集 等 から 開 始 ) ニーズや 地 域 資 源 の 情 報 共 有 連 携 の 強 化 既 存 のサービス 集 いの 場 等 の 活 用 開 発 が 必 要 なサービスの 議 論 コーディネーターの 選 出 コーディネーターが 選 出 されたら 協 議 体 コーディネーターが 中 心 に 実 施 コーディネーターは 都 道 府 県 が 実 施 するコーディネーター 向 け 研 修 を 受 講 することが 望 ましい 地 域 で 適 切 な 者 がいる 場 合 には コーディネーターの 配 置 を 先 に 行 うこともあり

21 第 4 サービスの 利 用 の 流 れ ( 被 保 険 者 の 自 立 支 援 に 資 するサービスのための 介 護 予 防 ケアマネジ メントや 基 本 チェックリストの 実 施 サービス 提 供 等 )

22 第 4 サービスの 利 用 の 流 れ 周 知 (P58~) 総 合 事 業 の 目 的 内 容 サービスメニュー 手 続 方 法 等 について 十 分 に 周 知 その 際 パンフレット 等 の 使 用 などにより 被 保 険 者 やその 家 族 などにわかりやすく 説 明 1 相 談 (P59~) 被 保 険 者 からの 相 談 を 受 け 窓 口 担 当 者 より 総 合 事 業 等 を 説 明 (サービス 事 業 は 目 的 や 内 容 手 続 き 等 を 十 分 説 明 ) その 際 1 事 業 のみ 利 用 する 場 合 は 基 本 チェックリストで 迅 速 なサービス 利 用 が 可 能 であること 2 事 業 対 象 者 となった 後 も 要 介 護 認 定 等 の 申 請 が 可 能 であることを 説 明 予 防 給 付 ( 訪 問 看 護 や 福 祉 用 具 貸 与 等 )を 希 望 している 場 合 等 は 要 介 護 認 定 等 の 申 請 につなぐ 第 2 号 被 保 険 者 は 要 介 護 認 定 等 申 請 を 行 う 2 基 本 チェックリストの 活 用 実 施 (P60~) 窓 口 で 相 談 をした 被 保 険 者 に 対 して 基 本 チェックリスト を 活 用 実 施 し 利 用 すべきサービスの 区 分 ( 一 般 介 護 予 防 事 業 サービス 事 業 及 び 給 付 )の 振 り 分 けを 実 施 3 介 護 予 防 ケアマネジメントの 実 施 サービスの 利 用 開 始 (P65~) 利 用 者 に 対 して 介 護 予 防 生 活 支 援 を 目 的 に その 心 身 の 状 況 等 に 応 じて その 選 択 に 基 づき 適 切 な 事 業 が 包 括 的 かつ 効 率 的 に 提 供 されるよう 専 門 的 視 点 から 必 要 な 援 助 を 行 う 利 用 者 が 居 住 する 地 域 包 括 支 援 センターが 実 施 するが 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 への 委 託 も 可 能 介 護 予 防 ケアマネジメントは 利 用 者 の 状 態 像 意 向 等 を 踏 まえ 3パターンに 分 けて 行 う 1 原 則 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメント 2 簡 略 化 した 介 護 予 防 ケアマネジメント(サービス 担 当 者 会 議 やモニタリングを 適 宜 省 略 ) 3 初 回 のみの 介 護 予 防 ケアマネジメント(アセスメントを 行 い サービスの 利 用 につなげるところまで)

23 介 護 給 付 予 防 給 付 総 合 事 業 19 利 用 者 第 4 サービス の 利 用 の 流 れ 明 らかに 要 介 護 認 定 が 必 要 な 場 合 予 防 給 付 や 介 護 給 付 による サービスを 希 望 している 場 合 等 市 町 村 の 窓 口 に 相 談 チ ェ ッ ク リ ス ト 参 考 介 護 サービスの 利 用 の 手 続 き 要 介 護 認 定 申 請 認 定 調 査 医 師 の 意 見 書 要 介 護 認 定 要 介 護 1 ~ 要 介 護 5 予 防 給 付 を 利 用 要 支 援 1 要 支 援 2 事 業 のみ 利 用 居 宅 サ ー ビ ス 計 画 介 護 サ 予 ー 防 ビ ス 計 画 施 設 サービス 特 別 養 護 老 人 ホーム 介 護 老 人 保 健 施 設 介 護 療 養 型 医 療 施 設 居 宅 サービス 訪 問 介 護 訪 問 看 護 通 所 介 護 短 期 入 所 など 地 域 密 着 型 サービス 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 夜 間 対 応 型 訪 問 介 護 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 など 介 護 予 防 サービス 介 護 予 防 訪 問 看 護 介 護 予 防 通 所 リハビリ 介 護 予 防 居 宅 療 養 管 理 指 導 など 地 域 密 着 型 介 護 予 防 サービス 介 護 予 防 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 介 護 予 防 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 など 235 サービス 事 業 対 象 者 非 該 当 (サービス 事 業 対 象 者 ) 明 らかに 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 対 象 外 と 判 断 できる 場 合 介 ケ 護 ア 予 マ 防 ネ ジ メ ン ト 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービス 生 活 支 援 サービス 一 般 介 護 予 防 事 業 ( 全 ての 高 齢 者 が 利 用 可 ) 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 など

24 第 5 関 係 者 間 での 意 識 の 共 有 と 効 果 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメント ~ 一 歩 進 んだケアマネジメントに 向 けたガイドライン~

25 第 5 関 係 者 間 での 意 識 の 共 有 と 効 果 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメント ~ 一 歩 進 んだケアマネジメントに 向 けたガイドライン~ 21 1 関 係 者 間 での 意 識 の 共 有 ( 規 範 的 統 合 の 推 進 ) (P75~) (1) 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 と 規 範 的 統 合 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 け 市 町 村 は 介 護 保 険 事 業 計 画 等 で 目 指 すべき 方 向 性 基 本 方 針 を 定 め その 方 向 性 基 本 方 針 を 介 護 事 業 者 住 民 等 の 関 係 者 で 共 有 ( 規 範 的 統 合 )し 地 域 資 源 を 統 合 していくことが 重 要 (2) 明 確 な 目 標 設 定 と 本 人 との 意 識 の 共 有 総 合 事 業 の 効 果 的 な 実 施 のためには この 高 齢 者 自 身 を 含 めた 幅 広 い 関 係 者 が 支 援 を 必 要 とする 高 齢 者 の 意 識 ケアプラン 設 定 された 目 標 等 を 共 有 していくことが 重 要 (3) ケアプランの 作 成 介 護 予 防 ケアマネジメントにおいては 地 域 包 括 支 援 センターが 作 成 するケアプランに 可 能 な 限 り 従 来 の 個 別 サービ ス 計 画 に 相 当 する 内 容 も 含 め 本 人 や 家 族 事 業 実 施 者 が 共 有 することが 望 ましい (4) モニタリング 評 価 必 要 に 応 じて 事 業 の 実 施 状 況 を 把 握 し 目 標 と 乖 離 した 場 合 にケアプランを 変 更 し 順 調 に 進 行 した 場 合 は 事 業 を 終 了 その 際 高 齢 者 がセルフケアを 継 続 できるよう 必 要 な 情 報 提 供 アドバイスを 行 う (5) セルフケア セルフマネジメントの 推 進 高 齢 者 自 身 が 自 らの 機 能 を 維 持 向 上 するよう 努 力 するには 分 かりやすい 情 報 の 提 示 専 門 職 の 助 言 等 とともに 成 果 を 実 感 できる 機 会 の 増 加 が 必 要 そのため 専 門 機 関 専 門 職 による 働 きかけやツールの 提 供 が 効 果 的 (6) 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 称 ) 等 の 活 用 セルフマネジメントの 推 進 等 のため 母 子 保 健 にて 活 用 されてきた 母 子 健 康 手 帳 の 概 念 を 総 合 事 業 に 活 用 効 果 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメントの 在 り 方 ~ 保 健 医 療 の 専 門 職 が 関 与 し 短 期 で 集 中 的 なアプローチにより 自 立 につなげる 方 策 ~ (P83~) (1) 自 立 支 援 に 向 けた 介 護 予 防 ケアマネジメントの 視 点 (2) サービス 担 当 者 会 議 と 多 職 種 協 働 による 介 護 予 防 ケアマネジメント 支 援

26 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み

27 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み 23 1 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 1 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 実 施 方 法 (P93~) 1 市 町 村 の 直 接 実 施 市 町 村 の 職 員 が 直 接 要 支 援 者 等 に 支 援 等 を 実 施 2 委 託 による 実 施 NPO 民 間 事 業 者 等 に 要 支 援 者 等 への 支 援 等 を 委 託 3 指 定 事 業 者 に よ る サービス 提 供 4NPOやボランティア 等 への 補 助 総 合 事 業 への 円 滑 な 移 行 を 図 るため 予 防 給 付 の 指 定 事 業 所 ( 訪 問 介 護 通 所 介 護 )を 総 合 事 業 の 指 定 事 業 所 とみなす 経 過 措 置 がある 2 サービスの 基 準 (P100~) 概 要 想 定 される 実 施 例 市 町 村 長 が 指 定 した 事 業 者 が 要 支 援 者 等 にサービスを 提 供 した 場 合 に その 費 用 を 支 給 ( 現 行 と 同 様 の 仕 組 み) NPOやボランティア 等 に 要 支 援 者 等 へのサービス 提 供 など を 条 件 として 立 ち 上 げ 経 費 や 活 動 経 費 を 補 助 ( 助 成 ) 保 健 師 やリハビリテーション 専 門 職 等 が 行 う 短 期 集 中 予 防 サービス NPO 民 間 事 業 者 等 が 行 う 生 活 援 助 やミ ニデイサービス 既 存 の 事 業 者 が 行 う 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービス ボランティア 等 による 生 活 支 援 や 通 いの 場 市 町 村 における 総 合 事 業 の 円 滑 な 実 施 のため 以 下 のようなサービスの 基 準 の 例 を 示 す <( 例 ) 通 所 型 サービスの 基 準 > 下 線 は 市 町 村 や 指 定 事 業 者 等 が 事 業 を 実 施 する 際 に 法 令 上 必 ず 遵 守 すべき 事 項 それ 以 外 は 参 考 例 239 人 員 設 備 運 営 1 現 行 の 通 所 介 護 相 当 2 通 所 型 サービスA( 緩 和 した 基 準 によるサービス) 3 通 所 型 サービスB( 住 民 主 体 による 支 援 ) 管 理 者 常 勤 専 従 1 以 上 生 活 相 談 員 専 従 1 以 上 看 護 職 員 専 従 1 以 上 介 護 職 員 ~15 人 専 従 1 以 上 15 人 ~ 利 用 者 1 人 に 専 従 0.2 以 上 機 能 訓 練 指 導 員 1 以 上 支 障 がない 場 合 同 一 敷 地 内 の 他 事 業 所 等 の 職 務 に 従 事 可 能 食 堂 機 能 訓 練 室 (3m2 利 用 定 員 以 上 ) 静 養 室 相 談 室 事 務 室 消 火 設 備 その 他 の 非 常 災 害 に 必 要 な 設 備 必 要 なその 他 の 設 備 備 品 個 別 サービス 計 画 の 作 成 従 事 者 の 清 潔 の 保 持 健 康 管 理 秘 密 保 持 等 事 故 発 生 時 の 対 応 廃 止 等 の 届 出 と 便 宜 の 提 供 等 ( 現 行 の 基 準 と 同 様 ) 管 理 者 専 従 1 以 上 従 事 者 ~15 人 専 従 1 以 上 15 人 ~ 利 用 者 1 人 に 必 要 数 支 障 がない 場 合 同 一 敷 地 内 の 他 事 業 所 等 の 職 務 に 従 事 可 能 サービスを 提 供 するために 必 要 な 場 所 (3m2 利 用 定 員 以 上 ) 必 要 な 設 備 備 品 必 要 に 応 じ 個 別 サービス 計 画 の 作 成 従 事 者 の 清 潔 の 保 持 健 康 管 理 従 事 者 又 は 従 事 者 であった 者 の 秘 密 保 持 事 故 発 生 時 の 対 応 廃 止 等 の 届 出 と 便 宜 の 提 供 従 事 者 必 要 数 サービスを 提 供 するために 必 要 な 場 所 必 要 な 設 備 備 品 従 事 者 の 清 潔 の 保 持 健 康 管 理 従 事 者 又 は 従 事 者 であった 者 の 秘 密 保 持 事 故 発 生 時 の 対 応 廃 止 等 の 届 出 と 便 宜 の 提 供

28 サービス 内 容 等 に 応 じて 市 町 村 が 単 価 利 用 者 負 担 を 設 定 する その 設 定 の 考 え 方 は 以 下 のとおり 現 行 の 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービスの 単 価 は 市 町 村 において 国 が 定 める 額 ( 予 防 給 付 の 単 価 )を 上 限 として 個 別 の 額 (サービス 単 価 )を 定 める 市 町 村 は 訪 問 介 護 員 等 による 専 門 的 サービスであること サービス 基 準 等 を 勘 案 し ふさわしい 単 価 を 定 める 利 用 者 負 担 は 市 町 村 が サービス 内 容 や 時 間 基 準 等 を 踏 まえ 設 定 なお 現 行 の 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービス は 介 護 給 付 の 利 用 者 負 担 割 合 (1 割 一 定 以 上 所 得 者 は2 割 ) 等 を 勘 案 し 設 定 ただし 下 限 は 当 該 給 付 の 利 用 者 負 担 割 合 給 付 管 理 は 指 定 事 業 者 によるサービスについて 支 給 限 度 額 を 勘 案 しつつ 国 保 連 を 活 用 しながら 実 施 市 町 村 は 指 定 事 業 者 によるサービスを 対 象 とした 高 額 介 護 サービス 費 に 相 当 する 事 業 を 実 施 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 ( 続 き) 3 サービスの 単 価 利 用 者 負 担 給 付 管 理 (P106~) 2 一 般 介 護 予 防 事 業 (P116~) 介 護 予 防 の 人 材 育 成 研 修 や 地 域 活 動 組 織 の 育 成 支 援 住 民 主 体 の 通 いの 場 等 へのリハビリ 専 門 職 等 の 関 与 など 効 果 的 効 率 的 な 介 護 予 防 に 資 する 事 業 を 積 極 的 に 展 開 実 施 に 当 たって 市 町 村 は 地 域 における 介 護 予 防 活 動 を 把 握 するとともに サービス 事 業 との 連 携 に 努 める 3 地 域 支 援 事 業 の 上 限 (P122~) 総 合 事 業 に 移 行 するサービスに 要 する 費 用 がまかなえるよう 以 下 のとおり 従 前 の 費 用 実 績 を 勘 案 した 上 限 を 設 定 また 総 合 事 業 の 円 滑 な 実 施 に 配 慮 し 計 算 式 による 上 限 を 超 える 場 合 は 個 別 に 判 断 する 枠 組 みを 設 ける 個 別 判 断 は 事 前 の 判 断 と 事 後 の 判 断 に 分 けて 行 う 総 合 事 業 の 上 限 = 1 当 該 市 町 村 の 事 業 開 始 の 前 年 度 の( 予 防 給 付 ( 介 護 予 防 訪 問 介 護 介 護 予 防 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 )+ 介 護 予 防 事 業 )の 総 額 2 当 該 市 町 村 の75 歳 以 上 高 齢 者 の 伸 び 4 定 期 的 な 評 価 検 証 (P124~) 市 町 村 は 個 々の 事 業 評 価 と 併 せて 定 期 的 (3 年 ごと)に 総 合 事 業 の 結 果 等 について 評 価 検 証 を 行 う 24

29 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 25 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み 現 行 の 介 護 予 防 事 業 参 考 新 しい 介 護 予 防 事 業 機 能 回 復 訓 練 などの 高 齢 者 本 人 へのアプローチだけではなく 地 域 づくりなどの 高 齢 者 本 人 を 取 り 巻 く 環 境 へのアプローチも 含 めたバランスのと れたアプローチができるように 介 護 予 防 事 業 を 見 直 す 年 齢 や 心 身 の 状 況 等 によって 分 け 隔 てることなく 住 民 運 営 の 通 いの 場 を 充 実 させ 人 と 人 とのつながりを 通 じて 参 加 者 や 通 いの 場 が 継 続 的 に 拡 大 していくような 地 域 づくりを 推 進 する リハ 職 等 を 活 かした 自 立 支 援 に 資 する 取 組 を 推 進 し 介 護 予 防 を 機 能 強 化 する 一 般 介 護 予 防 事 業 一 次 予 防 事 業 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 一 次 予 防 事 業 評 価 事 業 二 次 予 防 事 業 二 次 予 防 事 業 対 象 者 の 把 握 事 業 通 所 型 介 護 予 防 事 業 訪 問 型 介 護 予 防 事 業 二 次 予 防 事 業 評 価 事 業 一 次 予 防 事 業 と 二 次 予 防 事 業 を 区 別 せずに 地 域 の 実 情 に 応 じた 効 果 的 効 率 的 な 介 護 予 防 の 取 組 を 推 進 する 観 点 から 見 直 す 介 護 予 防 を 機 能 強 化 する 観 点 か ら 新 事 業 を 追 加 介 護 予 防 把 握 事 業 地 域 の 実 情 に 応 じて 収 集 した 情 報 等 の 活 用 により 閉 じこもり 等 の 何 らかの 支 援 を 要 する 者 を 把 握 し 介 護 予 防 活 動 へつな げる 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 介 護 予 防 活 動 の 普 及 啓 発 を 行 う 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 地 域 における 住 民 主 体 の 介 護 予 防 活 動 の 育 成 支 援 を 行 う 一 般 介 護 予 防 事 業 評 価 事 業 介 護 保 険 事 業 計 画 に 定 める 目 標 値 の 達 成 状 況 等 の 検 証 を 行 い 一 般 介 護 予 防 事 業 の 事 業 評 価 を 行 う ( 新 ) 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 地 域 における 介 護 予 防 の 取 組 を 機 能 強 化 するために 通 所 訪 問 地 域 ケア 会 議 サービス 担 当 者 会 議 住 民 運 営 の 通 い の 場 等 へのリハビリテーション 専 門 職 等 の 関 与 を 促 進 する 241 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 従 来 二 次 予 防 事 業 で 実 施 していた 運 動 器 の 機 能 向 上 プログラム 口 腔 機 能 の 向 上 プログラムなどに 相 当 する 介 護 予 防 については 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 として 介 護 予 防 ケアマネジメントに 基 づき 実 施

30 地 域 における 介 護 予 防 の 取 組 を 機 能 強 化 するために 通 所 訪 問 地 域 ケア 会 議 サービス 担 当 者 会 議 住 民 運 営 の 通 いの 場 等 へのリハビリテーション 専 門 職 等 の 関 与 を 促 進 する 住 民 運 営 の 通 いの 場 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み 参 考 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 の 概 要 訪 問 定 期 的 に 関 与 することにより 介 護 職 員 等 への 助 言 などを 実 施 するこ とで 通 所 や 訪 問 における 自 立 支 援 に 資 する 取 組 を 促 す 通 所 地 域 ケア 会 議 等 定 期 的 に 関 与 すること により 自 立 支 援 のプ ロセスを 参 加 者 全 員 で 共 有 し 個 々 人 の 介 護 予 防 ケアマネジメント 力 の 向 上 につなげる 定 期 的 に 関 与 すること により 要 介 護 状 態 に なっても 参 加 し 続 ける ことのできる 通 いの 場 を 地 域 に 展 開 する 連 携 リハビリテーション 専 門 職 等 地 域 包 括 支 援 センター リハビリテーション 専 門 職 等 は 通 所 訪 問 地 域 ケア 会 議 サービス 担 当 者 会 議 住 民 運 営 の 通 いの 場 等 の 介 護 予 防 の 取 組 を 地 域 包 括 支 援 センターと 連 携 しながら 総 合 的 に 支 援 する

31 給 付 から 事 業 への 移 行 により 多 様 な 主 体 による 多 様 なサービスが 可 能 となり 市 町 村 の 事 業 の 実 施 方 法 も 多 様 となる 国 が 介 護 保 険 法 に 基 づきガイドライン( 指 針 )を 定 め 円 滑 な 移 行 を 支 援 市 町 村 の 総 合 事 業 の 実 施 方 法 として 事 業 者 への 委 託 等 のほか 予 防 給 付 と 同 様 の 指 定 事 業 者 制 を 導 入 指 定 事 業 者 制 により 事 業 者 と 市 町 村 の 間 で 毎 年 度 委 託 契 約 を 締 結 することが 不 要 となり 事 務 負 担 を 軽 減 施 行 時 には 原 則 都 道 府 県 が 指 定 している 予 防 給 付 の 事 業 者 ( 訪 問 介 護 通 所 介 護 )を 市 町 村 の 総 合 事 業 の 指 定 事 業 者 とみなす 経 過 措 置 を 講 じ 事 務 負 担 を 軽 減 するとともに 円 滑 な 移 行 を 図 る 審 査 及 び 支 払 についても 現 在 の 予 防 給 付 と 同 様 に 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 の 活 用 を 推 進 < 介 護 予 防 給 付 の 仕 組 み> < 新 しい 総 合 事 業 の 仕 組 み> 1 指 定 事 業 者 による 方 法 ( 給 付 の 仕 組 みと 同 様 ) 27 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み 参 考 総 合 事 業 への 指 定 事 業 者 制 度 の 導 入 指 定 介 護 予 防 事 業 者 ( 都 道 府 県 が 指 定 ) 介 護 報 酬 ( 全 国 一 律 ) 国 保 連 に 審 査 支 払 いを 委 託 円 滑 な 移 行 ( 訪 問 介 護 通 所 介 護 ) 指 定 事 業 者 ( 市 町 村 が 指 定 ) 単 価 は 市 町 村 が 独 自 に 設 定 国 保 連 に 審 査 支 払 いの 委 託 が 可 能 243 ( 必 要 な 方 への 専 門 的 なサービス 提 供 等 ) ケアマネジメントを 通 じて 専 門 的 なサービスを 必 要 とする 方 に 対 し ては 既 存 の 介 護 事 業 者 等 も 活 用 して 専 門 的 なサービスを 提 供 専 門 的 なサービスの 利 用 と 併 せて 市 町 村 を 中 心 とした 支 え 合 い の 体 制 づくりを 進 めることで ボランティア NPOなどの 多 様 な サービスの 提 供 を 推 進 国 としては 専 門 的 なサービスについてふさわしい 単 価 設 定 を 行 う ことなど 市 町 村 の 取 組 を 支 援 2その 他 の 方 法 事 業 者 への 委 託 事 業 者 への 補 助 市 町 村 に よる 直 接 実 施 委 託 費 等 は 市 町 村 が 独 自 に 設 定 ( 利 用 者 1 人 当 たりに 要 する 費 用 が 国 が 定 める 上 限 単 価 を 上 回 らないように 設 定 )

32 第 7 総 合 事 業 への 円 滑 な 移 行

33 第 7 総 合 事 業 への 円 滑 な 移 行 (P131~) 市 町 村 が 条 例 で 定 める 場 合 は 総 合 事 業 の 実 施 を 平 成 29 年 4 月 まで 猶 予 可 能 市 町 村 は できる 限 り 早 期 から 新 しい 総 合 事 業 に 取 り 組 む 一 方 で 受 け 皿 の 整 備 等 のため 一 定 の 時 間 を かけて 総 合 事 業 を 開 始 することも 選 択 肢 総 合 事 業 の 実 施 を 猶 予 する 場 合 も 総 合 事 業 の 実 施 猶 予 の 趣 旨 を 踏 まえ 現 在 から 着 実 に 受 け 皿 の 整 備 を 行 うよう 努 めることが 適 当 < 段 階 的 な 実 施 例 > 1 エリアごとに 予 防 給 付 を 継 続 ( 例 広 域 連 合 の 市 町 村 ごと) 2 初 年 度 は 総 合 事 業 によるサービスの 利 用 を 希 望 する 者 以 外 は 予 防 給 付 を 継 続 3 既 に 給 付 によるサービスを 利 用 している 者 は 初 年 度 は 予 防 給 付 とし 翌 年 度 当 初 からすべての 者 を 総 合 事 業 に 移 行 : 予 防 給 付 ( 訪 問 介 護 通 所 介 護 ) : 新 しい 総 合 事 業 法 改 正 訪 問 介 護 通 所 介 護 ( 予 防 給 付 )から 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービスへの 移 行 (イメージ) 経 過 措 置 期 間 保 険 既 にサービスを 受 けている 者 については 事 業 移 行 後 も 必 要 に 応 じて 既 存 サービス 相 当 のサービスを 利 用 可 能 とする 者 新 しくサービスを 受 ける 者 については 多 様 なサービスの 利 用 を 促 進 ( 必 要 に 応 じて 既 存 サービス 相 当 のサービスを 利 用 可 能 とする) 数 要 支 援 認 定 期 間 最 大 12か 月 年 度 は 市 町 村 の 選 択 で 移 行 (エリアごとも 可 ) 全 ての 保 険 者 エリアで 導 入

34 1. 基 本 的 な 考 え 方 介 護 保 険 制 度 の 見 直 しに 関 する 意 見 ( 第 54 回 社 会 保 障 審 議 会 介 護 保 険 部 会 )を 踏 まえ 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たり 市 町 村 の 事 務 負 担 を 軽 減 するため 当 該 事 業 を 実 施 している 市 町 村 について 更 新 申 請 時 の 要 介 護 認 定 に 係 る 有 効 期 間 を 一 律 に 原 則 12か 月 上 限 24か 月 に 延 長 し 簡 素 化 する 2. 具 体 的 内 容 介 護 保 険 法 施 行 規 則 ( 平 成 11 年 厚 生 労 働 省 令 第 36 号 )に 規 定 する 有 効 期 間 について 以 下 の 通 り 改 正 する なお 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 を 市 町 村 全 域 で 実 施 している 場 合 に 限 り 改 正 内 容 を 適 用 することとする 現 行 改 正 案 新 規 申 請 6か 月 3か 月 ~12か 月 6か 月 3か 月 ~12か 月 区 分 変 更 申 請 6か 月 3か 月 ~12か 月 6か 月 3か 月 ~12か 月 第 7 総 合 事 業 へ の 円 滑 な 移 行 参 考 要 介 護 認 定 に 係 る 有 効 期 間 の 見 直 しについて( 案 ) 申 請 区 分 等 原 則 の 認 定 有 効 期 間 設 定 可 能 な 認 定 有 効 期 間 の 範 囲 原 則 の 認 定 有 効 期 間 設 定 可 能 な 認 定 有 効 期 間 の 範 囲 更 新 申 請 前 回 要 支 援 今 回 要 支 援 12か 月 3か 月 ~12か 月 12か 月 3か 月 ~24か 月 前 回 要 支 援 今 回 要 介 護 6か 月 3か 月 ~12か 月 12か 月 3か 月 ~24か 月 前 回 要 介 護 今 回 要 支 援 6か 月 3か 月 ~12か 月 12か 月 3か 月 ~24か 月 前 回 要 介 護 今 回 要 介 護 12か 月 3か 月 ~24か 月 12か 月 3か 月 ~24か 月

35 247 参 考

36 248 参 考 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 新 しい 総 合 事 業 )の 構 成 訪 問 型 サービス ( 第 1 号 訪 問 事 業 ) 現 行 の 訪 問 介 護 相 当 多 様 な サービス 1 訪 問 介 護 2 訪 問 型 サービスA( 緩 和 した 基 準 によるサービス) 3 訪 問 型 サービスB( 住 民 主 体 による 支 援 ) 4 訪 問 型 サービスC( 短 期 集 中 予 防 サービス) 5 訪 問 型 サービスD( 移 動 支 援 ) 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 新 しい 総 合 事 業 ) 介 護 予 防 生 活 支 援 サ ー ビ ス 事 業 ( 従 来 の 要 支 援 者 ) 要 支 援 認 定 を 受 け た 者 ( 要 支 援 者 ) 基 本 チェックリスト 該 当 者 ( 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 対 象 事 業 者 ) 通 所 型 サービス ( 第 1 号 通 所 事 業 ) その 他 の 生 活 支 援 サービス ( 第 1 号 生 活 支 援 事 業 ) 介 護 予 防 ケアマネジメント ( 第 1 号 介 護 予 防 支 援 事 業 ) 現 行 の 通 所 介 護 相 当 多 様 な サービス 1 通 所 介 護 2 通 所 型 サービスA( 緩 和 した 基 準 によるサービス) 3 通 所 型 サービスB( 住 民 主 体 による 支 援 ) 4 通 所 型 サービスC( 短 期 集 中 予 防 サービス) 1 栄 養 改 善 の 目 的 とした 配 食 2 住 民 ボランティア 等 が 行 う 見 守 り 3 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービスに 準 じる 自 立 支 援 に 資 する 生 活 支 援 ( 訪 問 型 サービ ス 通 所 型 サービスの 一 体 的 提 供 等 ) 上 記 はサービスの 典 型 例 として 示 しているもの 市 町 村 はこの 例 を 踏 まえて 地 域 の 実 情 に 応 じた サービス 内 容 を 検 討 する 1 介 護 予 防 把 握 事 業 一 般 介 護 予 防 事 業 第 1 号 被 保 険 者 の 全 ての 者 その 支 援 のための 活 動 に 関 わる 者 2 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 3 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 4 一 般 介 護 予 防 事 業 評 価 事 業 5 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業

37 参 考 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 新 しい 総 合 事 業 )の 構 成 < 現 行 > 介 護 保 険 制 度 < 見 直 し 後 > 財 源 構 成 国 25% 都 道 府 県 12.5% 市 町 村 12.5% 1 号 保 険 料 21% 2 号 保 険 料 29% 財 源 構 成 国 39.5% 都 道 府 県 19.75% 市 町 村 19.75% 1 号 保 険 料 21% 249 介 護 給 付 ( 要 介 護 1~5) 介 護 給 付 ( 要 介 護 1~5) 介 護 予 防 給 付 ( 要 支 援 1~2) 地 域 支 援 事 業 介 護 予 防 事 業 又 は 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 二 次 予 防 事 業 一 次 予 防 事 業 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の 場 合 は 上 記 の 他 生 活 支 援 サービスを 含 む 要 支 援 者 向 け 事 業 介 護 予 防 支 援 事 業 包 括 的 支 援 事 業 地 域 包 括 支 援 センターの 運 営 介 護 予 防 ケアマネジメント 総 合 相 談 支 援 業 務 権 利 擁 護 業 務 ケアマネジメント 支 援 任 意 事 業 介 護 給 付 費 適 正 化 事 業 家 族 介 護 支 援 事 業 その 他 の 事 業 訪 問 看 護 福 祉 用 具 等 訪 問 介 護 通 所 介 護 現 行 と 同 様 事 業 に 移 行 全 市 町 村 で 実 施 多 様 化 充 実 新 しい 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 要 支 援 1~2 それ 以 外 の 者 ) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービス 生 活 支 援 サービス( 配 食 等 ) 介 護 予 防 支 援 事 業 (ケアマネジメント) 一 般 介 護 予 防 事 業 包 括 的 支 援 事 業 介 護 予 防 給 付 ( 要 支 援 1~2) 地 域 包 括 支 援 センターの 運 営 ( 左 記 に 加 え 地 域 ケア 会 議 の 充 実 ) 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 推 進 認 知 症 施 策 の 推 進 ( 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チーム 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 等 ) 生 活 支 援 サービスの 体 制 整 備 (コーディネーターの 配 置 協 議 体 の 設 置 等 ) 任 意 事 業 介 護 給 付 費 適 正 化 事 業 家 族 介 護 支 援 事 業 その 他 の 事 業 地 域 支 援 事 業

38 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 のガイドライン( 案 ) 目 次 第 1 総 合 事 業 の 実 施 に 関 する 総 則 的 な 事 項 事 業 の 目 的 考 え 方... 1 (1) 総 合 事 業 の 趣 旨... 1 (2) 背 景 基 本 的 考 え 方 総 合 事 業 を 構 成 する 各 事 業 の 内 容 及 び 対 象 者 (1) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 ( 第 1 号 事 業 ) (2) 一 般 介 護 予 防 事 業 市 町 村 による 効 果 的 効 率 的 な 事 業 実 施 都 道 府 県 による 市 町 村 への 支 援 好 事 例 の 提 供 第 2 サービスの 類 型 ( 多 様 化 するサービスの 典 型 例 ) 第 3 市 町 村 を 中 心 とした 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 等 基 本 的 な 考 え 方 サービスの 分 類 について 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 開 発 発 掘 のための 取 組 (1) 基 本 的 な 考 え 方 及 び 定 義 (2) コーディネーターの 目 的 役 割 等 (3) 協 議 体 の 目 的 役 割 等 (4) 市 町 村 都 道 府 県 及 び 国 の 役 割 (5) 取 組 の 流 れ 住 民 主 体 の 支 援 活 動 の 推 進 (1) ボランティア 等 の 支 援 の 担 い 手 に 対 する 研 修 人 材 育 成 の 実 施 (2) 介 護 支 援 ボランティアポイントの 活 用 地 域 ケア 会 議 既 存 資 源 他 施 策 の 活 用 (1) 地 域 ケア 会 議 の 活 用 (2) 既 存 資 源 の 活 用 協 議 体 コーディネーター 設 置 について 参 考 となる 実 際 の 事 例 (1) 地 域 包 括 支 援 センター 型 (2) 住 民 行 政 等 協 働 型 (3) 社 会 福 祉 協 議 会 型 (4) NPO 型 (5) NPO 型 (6) 中 間 支 援 組 織 型 第 4 サービスの 利 用 の 流 れ( 被 保 険 者 の 自 立 支 援 に 資 するサービスのための 介 護 予 防 ケアマネジメントや 基 本 チェックリストの 活 用 実 施 サービス 提 供 等 ) 周 知

39 2 相 談 基 本 チェックリストの 活 用 実 施 介 護 予 防 ケアマネジメントの 実 施 サービスの 利 用 開 始 (1) 介 護 予 防 ケアマネジメントの 概 要 (2) 総 合 事 業 における 介 護 予 防 ケアマネジメントの 考 え 方 と 類 型 (3) 介 護 予 防 ケアマネジメントにおける 留 意 事 項 第 5 自 立 支 援 に 向 けた 関 係 者 間 での 意 識 の 共 有 ( 規 範 的 統 合 の 推 進 )と 効 果 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメントの 在 り 方 ~ 一 歩 進 んだケアマネジメントに 向 けたガイドライン~ 関 係 者 間 での 意 識 の 共 有 ( 規 範 的 統 合 の 推 進 ) (1) 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 と 規 範 的 統 合 (2) 明 確 な 目 標 設 定 と 本 人 との 意 識 の 共 有 (3) ケアプランの 作 成 (4) モニタリング 評 価 (5) セルフケア セルフマネジメントの 推 進 (6) 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 称 ) 等 の 活 用 好 事 例 等 から 得 られた 自 立 支 援 に 向 けた 効 果 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメントの 在 り 方 ~ 保 健 医 療 の 専 門 職 が 関 与 し 短 期 で 集 中 的 なアプローチにより 自 立 につなげ る 方 策 ~ (1) 自 立 支 援 に 向 けた 介 護 予 防 ケアマネジメントの 視 点 (2)サービス 担 当 者 会 議 と 多 職 種 協 働 による 介 護 予 防 ケアマネジメント 支 援 91 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 (1) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 概 要 (2) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 実 施 方 法 (3) 指 定 事 業 者 制 度 (4) サービスの 基 準 (5) 給 付 と 一 体 的 に 実 施 する 場 合 における 給 付 の 基 準 緩 和 (6) 単 価 等 (7) 利 用 者 負 担 ( 利 用 料 ) (8) 給 付 管 理 (9) 高 額 介 護 サービス 費 相 当 事 業 等 ( 国 保 中 央 会 と 調 整 中 ) (10) 審 査 支 払 の 国 保 連 合 会 の 活 用 (11) サービス 利 用 開 始 又 は 認 定 更 新 時 期 における 費 用 負 担 (12) その 他 の 制 度 における 総 合 事 業 の 取 扱 いについて( 関 係 部 局 と 調 整 中 ) 一 般 介 護 予 防 事 業 (1) 基 本 的 な 考 え 方 (2) 事 業 の 実 施 (3) 介 護 予 防 の 取 組 に 関 する 事 業 評 価 (4) 実 施 に 当 たっての 留 意 事 項 地 域 支 援 事 業 の 上 限 設 定

40 (1) 概 要 (2) 総 合 事 業 の 上 限 管 理 定 期 的 な 評 価 検 証 その 他 (1) 住 所 地 特 例 対 象 者 に 対 する 総 合 事 業 の 実 施 (2) 地 域 支 援 事 業 における 財 政 調 整 (3) 事 故 時 の 対 応 (4) 苦 情 処 理 (5) 総 合 事 業 でそれぞれの 者 が 利 用 できるサービスの 整 理 例 第 7 市 町 村 の 円 滑 な 事 業 への 移 行 実 施 に 向 けた 取 り 組 み 総 合 事 業 への 円 滑 な 移 行 (1) 市 町 村 における 総 合 事 業 の 実 施 の 猶 予 (2) 総 合 事 業 の 多 様 な 移 行 の 推 進 (3) 総 合 事 業 のみなし 指 定 (4) 要 介 護 認 定 に 係 る 有 効 期 間 の 延 長 総 合 事 業 への 移 行 のための 準 備 旧 総 合 事 業 を 実 施 している 市 町 村 の 移 行 その 他 第 8 その 他 総 合 事 業 の 会 計 年 度 会 計 の 費 目

41 本 案 は 新 しい 総 合 事 業 について 1 介 護 保 険 法 に 基 づく 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 指 針 ( 大 臣 告 示 )と2その 具 体 的 取 扱 方 針 ( 通 知 )を 含 め ガイドラインとして 提 示 するもの 第 1 総 合 事 業 の 実 施 に 関 する 総 則 的 な 事 項 1 事 業 の 目 的 考 え 方 (1) 総 合 事 業 の 趣 旨 団 塊 の 世 代 が 75 歳 以 上 となる 平 成 37 (2025) 年 に 向 け 単 身 高 齢 者 世 帯 や 高 齢 者 夫 婦 のみ 世 帯 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 が 予 想 されるなか 介 護 が 必 要 な 状 態 になって も 住 み 慣 れた 地 域 で 暮 らし 続 けることができるようにするため 市 町 村 が 中 心 とな って 介 護 だけではなく 医 療 や 予 防 生 活 支 援 住 まいを 一 体 的 に 提 供 する 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 が 重 要 な 政 策 課 題 となっている 介 護 保 険 法 ( 平 成 9 年 法 律 第 123 号 以 下 法 という ) 第 115 条 の 45 第 1 項 に 規 定 する 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 以 下 総 合 事 業 という 介 護 保 険 制 度 上 の 市 町 村 が 行 う 地 域 支 援 事 業 の 一 つ )は 市 町 村 が 中 心 となって 地 域 の 実 情 に 応 じて 住 民 等 の 多 様 な 主 体 が 参 画 し 多 様 なサービスを 充 実 することにより 地 域 の 支 え 合 いの 体 制 づくりを 推 進 し 要 支 援 者 等 に 対 する 効 果 的 かつ 効 率 的 な 支 援 等 を 可 能 とすることを 目 指 すものである 要 支 援 者 については 掃 除 や 買 い 物 などの 生 活 行 為 ( 以 下 IADL という ) 1 253

42 の 一 部 が 難 しくなっているが 排 せつ 食 事 摂 取 などの 身 の 回 りの 生 活 行 為 ( 以 下 ADL という )は 自 立 している 者 が 多 い このような 要 支 援 者 の 状 態 を 踏 まえ ると 支 援 する 側 とされる 側 という 画 一 的 な 関 係 性 ではなく 地 域 とのつながりを 維 持 しながら 有 する 能 力 に 応 じた 柔 軟 な 支 援 を 受 けていくことで 自 立 意 欲 の 向 上 につなげていくことが 期 待 される そのため 要 支 援 者 の 多 様 な 生 活 支 援 ニーズについて 従 来 予 防 給 付 として 提 供 されていた 全 国 一 律 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 及 び 介 護 予 防 通 所 介 護 ( 以 下 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 という )を 市 町 村 の 実 施 する 総 合 事 業 に 移 行 し 要 支 援 者 自 身 の 能 力 を 最 大 限 活 かしつつ 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 と 住 民 等 が 参 画 するような 多 様 なサービ スを 総 合 的 に 提 供 可 能 な 仕 組 みに 見 直 すこととした また 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たっては ボランティア 活 動 との 有 機 的 な 連 携 を 図 る 等 地 域 の 人 材 を 活 用 していくことが 重 要 である 60 歳 代 70 歳 代 をはじめとした 高 齢 者 の 多 くは 要 介 護 状 態 や 要 支 援 状 態 に 至 っておらず 地 域 で 社 会 参 加 できる 機 会 を 増 やしていくことが 高 齢 者 の 介 護 予 防 にもつながっていく できる 限 り 多 くの 高 齢 者 が 地 域 で 支 援 を 必 要 とする 高 齢 者 の 支 え 手 となっていくことで より 良 い 地 域 づくりにつながる このため 総 合 事 業 の 実 施 主 体 である 市 町 村 は 地 域 支 援 事 業 に 新 たに 設 けられ た 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 体 制 整 備 を 図 るための 事 業 ( 法 第 115 条 の 45 第 2 項 第 5 号 )( 以 下 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 という )を 活 用 しながら 地 域 におい て NPOやボランティア 地 縁 組 織 等 の 活 動 を 支 援 し これを 総 合 事 業 と 一 体 的 かつ 総 合 的 に 企 画 し 実 施 することが 望 ましい この 指 針 は 市 町 村 が 総 合 事 業 を 適 切 かつ 有 効 に 実 施 するための 基 本 的 な 事 項 を 示 すものである 254 2

43 (2) 背 景 基 本 的 考 え 方 新 しい 総 合 事 業 では 1 住 民 主 体 の 多 様 なサービスの 充 実 を 図 り 要 支 援 者 等 の 選 択 できるサービス 支 援 を 充 実 し 在 宅 生 活 の 安 心 確 保 を 図 るとともに 2 住 民 主 体 のサービス 利 用 の 拡 充 による 低 廉 な 単 価 のサービス 支 援 の 充 実 利 用 普 及 高 齢 者 の 社 会 参 加 の 促 進 や 要 支 援 状 態 となることを 予 防 する 事 業 の 充 実 による 認 定 に 至 らない 高 齢 者 の 増 加 効 果 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメントと 自 立 支 援 に 向 けたサービス 展 開 による 要 支 援 状 態 からの 自 立 の 促 進 や 重 度 化 予 防 の 推 進 等 により 結 果 として 費 用 の 効 率 化 が 図 られる ことを 目 指 す イ 多 様 な 生 活 支 援 の 充 実 要 支 援 者 等 軽 度 の 高 齢 者 については IADLの 低 下 に 対 応 した 日 常 生 活 上 の 困 りごとや 外 出 に 対 する 多 様 な 支 援 が 求 められる また 今 後 多 様 な 生 活 上 の 困 り ごとへの 支 援 が 特 に 必 要 となる 単 身 高 齢 者 世 帯 や 高 齢 者 夫 婦 のみ 世 帯 が 世 帯 類 型 の 中 で 大 きな 割 合 を 占 めていくことを 踏 まえ 高 齢 者 等 地 域 住 民 の 力 を 活 用 した 多 様 な 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスを 充 実 していくことが 求 められる 総 合 事 業 では 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 だけではなく 住 民 主 体 の 多 様 な 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスを 支 援 の 対 象 としていくとともに 包 括 的 支 援 事 業 の 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 により NPO ボランティア 地 縁 組 織 協 同 組 合 民 間 企 業 社 会 福 祉 法 人 シルバー 人 材 センター 等 による 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 開 発 ネ ットワーク 化 を 進 める また こうした 取 組 と 合 わせ 地 域 の 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 情 報 提 供 を 進 めるなど 高 齢 者 がサービスにアクセスしやすい 環 境 の 整 備 も 同 時 に 進 めていく 必 要 がある なお 地 域 における 医 療 及 び 介 護 の 総 合 的 な 確 保 を 推 進 するための 関 係 法 律 の 整 備 等 に 関 する 法 律 ( 以 下 改 正 法 という )においては 総 合 事 業 の 施 行 期 日 は 平 成 27 年 4 月 1 日 となっているが 市 町 村 による 実 施 は 平 成 29 年 4 月 まで 猶 予 でき ることとされている( 改 正 法 附 則 第 14 条 第 1 項 ) 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 体 制 整 備 等 を 進 め 円 滑 な 制 度 移 行 が 行 うことができるようにする 趣 旨 である 3 255

44 256 4

45 ロ 高 齢 者 の 社 会 参 加 と 地 域 における 支 え 合 いの 体 制 づくり ( 高 齢 者 の 社 会 参 加 ) 多 様 化 する 生 活 支 援 の 担 い 手 となりうる 高 齢 者 自 身 のグループ 活 動 の 参 加 状 況 については 平 成 15 年 が 54.8%であったが 平 成 25 年 では 61.0%と 増 加 してい る また 今 後 の 参 加 意 向 について 参 加 したい と 回 答 した 者 が 54.1%となっ ているなど 高 齢 者 の 社 会 参 加 のニーズは 高 い 一 方 その 活 動 内 容 では 高 齢 者 の 支 援 子 育 て 支 援 などは 低 い 割 合 にとど まっている 別 の 調 査 では 安 否 確 認 の 声 かけ 話 し 相 手 や 相 談 相 手 ちょっとした 買 い 物 やゴミ 出 しなどの 支 援 を 実 施 したいという 高 齢 者 が 80%を 超 えているというもの もあり 地 域 における 支 え 合 いの 力 は 可 能 性 を 秘 めている このような 高 齢 者 の 地 域 の 社 会 的 な 活 動 への 参 加 は 活 動 を 行 う 高 齢 者 自 身 の 生 きがいにつながり また 介 護 予 防 や 閉 じこもり 防 止 ともなることから 市 町 村 においても 積 極 的 な 取 組 を 推 進 することが 重 要 である また 地 域 貢 献 はしたいが 何 をどのようにしてよいかわからないとの 声 もあり これらを 地 域 の 力 として 生 かしていくことができるよう 今 後 市 町 村 が 中 心 と なって 地 域 支 援 事 業 の 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 等 も 活 用 しつつ 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスを 提 供 するボランティアとなるための 研 修 を 継 続 的 に 実 施 するなど 高 齢 者 も 含 めた 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスを 提 供 したいと 考 えている 者 と 地 域 における 生 活 支 援 のニーズをマッチングしていく 必 要 がある 表 1:60 歳 以 上 の 高 齢 者 の 住 民 のグループ 活 動 5 257

46 表 2:60 歳 以 上 の 高 齢 者 のグループ 活 動 への 参 加 意 向 ( 調 査 対 象 10 団 体 のサービスを 利 用 する 高 齢 者 のうち 有 効 回 答 数 n=836) 表 3: 困 っている 世 帯 への 手 助 け 人 口 の 高 齢 化 が 急 速 に 進 展 する 中 で 活 力 ある 社 会 を 実 現 するためにも 健 康 寿 命 の 延 伸 により 長 寿 を 実 現 することが 重 要 であることに 鑑 み 介 護 保 険 の 給 付 によるサービスとともに 個 人 の 選 択 を 尊 重 しつつ 個 人 の 主 体 的 な 介 護 予 防 等 への 取 組 を 奨 励 することが 重 要 である また 併 せて 住 民 相 互 の 助 け 合 いの 重 要 性 を 認 識 し 自 助 自 立 のための 環 境 整 備 等 の 推 進 を 図 ることが 重 要 である ハ 介 護 予 防 の 推 進 ( 基 本 的 な 考 え 方 ) 介 護 予 防 は 高 齢 者 が 要 介 護 状 態 等 となることの 予 防 や 要 介 護 状 態 等 の 軽 減 悪 化 の 防 止 を 目 的 として 行 うものである 特 に 生 活 機 能 の 低 下 した 高 齢 者 に 対 しては リハビリテーションの 理 念 を 踏 まえて 心 身 機 能 活 動 参 加 のそ れぞれの 要 素 にバランスよく 働 きかけることが 重 要 であり 単 に 高 齢 者 の 運 動 機 能 や 栄 養 状 態 といった 心 身 機 能 の 改 善 だけを 目 指 すものではなく 日 常 生 活 の 活 258 6

47 動 を 高 め 家 庭 や 社 会 への 参 加 を 促 し それによって 一 人 一 人 の 生 きがいや 自 己 実 現 のための 取 組 を 支 援 して 生 活 の 質 の 向 上 を 目 指 すものである 一 方 で これまでの 介 護 予 防 の 手 法 は 心 身 機 能 を 改 善 することを 目 的 とした 機 能 回 復 訓 練 に 偏 りがちであり 介 護 予 防 で 得 られた 活 動 的 な 状 態 をバランス 良 く 維 持 するための 活 動 や 社 会 参 加 を 促 す 取 組 ( 多 様 な 通 いの 場 の 創 出 など)が 必 ずしも 十 分 ではなかったという 課 題 がある このような 現 状 を 踏 まえると これからの 介 護 予 防 は 機 能 回 復 訓 練 などの 高 齢 者 本 人 へのアプローチだけではなく 生 活 環 境 の 調 整 や 地 域 の 中 に 生 きがい 役 割 を 持 って 生 活 できるような 居 場 所 と 出 番 づくりなど 高 齢 者 本 人 を 取 り 巻 く 環 境 へのアプローチも 含 めた バランスのとれたアプローチが 重 要 である この ような 効 果 的 なアプローチを 実 践 するため 地 域 においてリハビリテーション 専 門 職 等 を 活 かした 自 立 支 援 に 資 する 取 組 を 推 進 し 要 介 護 状 態 になっても 生 き がい 役 割 を 持 って 生 活 できる 地 域 の 実 現 を 目 指 す ( 要 支 援 者 等 に 対 する 自 立 支 援 に 向 けた 介 護 予 防 ケアマネジメント) 要 支 援 者 は ADLは 自 立 しているが IADLの 一 部 が 行 いにくくなってい る 者 が 多 い このような 支 障 のある 日 常 の 生 活 行 為 の 多 くは 生 活 の 仕 方 や 道 具 を 工 夫 することで 自 立 をすることが 期 待 できる 例 えば 掃 除 であれば 掃 除 機 からほうきやモップに 変 える 買 い 物 であればカゴ 付 き 歩 行 車 を 活 用 するなど 環 境 調 整 やその 動 作 を 練 習 することで 改 善 することができる < 要 支 援 者 の 状 態 > 7 259

48 要 支 援 者 を 含 め 私 たちの 生 活 は ADLやIADL 社 会 との 交 流 などさまざ まな 生 活 行 為 の 連 続 で 成 り 立 っている このような 当 たり 前 の 生 活 が 病 気 によ 260 8

49 る 体 調 の 不 調 や 加 齢 に 伴 う 視 力 や 聴 力 の 低 下 などをきっかけに 生 活 がうまくで きなくなり その 結 果 生 活 の 意 欲 が 低 下 し 閉 じこもり 状 態 に 至 ることもある また 親 しい 友 人 や 配 偶 者 との 死 別 をきっかけとして 孤 独 感 から 意 欲 が 低 下 し たり 一 人 暮 らし 高 齢 者 が 家 族 との 同 居 をきっかけとして 家 事 などの 家 庭 内 の 役 割 を 喪 失 し 何 もできない と 落 ち 込 み うつ 状 態 に 至 ることもある このため 高 齢 者 に 対 する 支 援 に 当 たっては 高 齢 者 自 身 が 役 割 や 生 きがい を 持 って 生 活 できる と 思 うことができるよう 地 域 の 力 を 借 りながら 新 たな 仲 間 づくりの 場 や 楽 しみとなるような 生 きがい 活 動 の 場 への 参 加 に 焦 点 をあて 生 活 の 意 欲 を 高 める 働 きかけが 求 められる ニ 市 町 村 地 域 包 括 支 援 センター 住 民 事 業 者 等 の 関 係 者 間 における 意 識 の 共 有 ( 規 範 的 統 合 )と 自 立 支 援 に 向 けたサービス 支 援 の 展 開 今 後 高 齢 者 が 地 域 において 健 康 で 自 立 した 生 活 を 送 るためには 保 険 者 である 市 町 村 地 域 包 括 支 援 センター 住 民 事 業 者 等 の 関 係 者 の 間 で 介 護 保 険 の 自 立 支 援 や 介 護 予 防 といった 理 念 や 高 齢 者 自 らが 健 康 保 持 増 進 や 介 護 予 防 に 取 り 組 むといった 基 本 的 な 考 え 方 わがまちの 地 域 包 括 ケアシステムや 地 域 づくりの 方 向 性 等 を 共 有 するとともに 多 職 種 の 専 門 的 視 点 を 活 用 しながら 自 立 支 援 に 向 けた 介 護 予 防 ケアマネジメント 支 援 を 行 うことが 求 められる ( 自 立 支 援 や 介 護 予 防 の 理 念 意 識 の 共 有 ) 法 第 4 条 においては 国 民 は 自 ら 要 介 護 状 態 となることを 予 防 するため 加 齢 に 伴 って 生 ずる 心 身 の 変 化 を 自 覚 して 常 に 健 康 の 保 持 増 進 に 努 めるとともに 要 介 護 状 態 となった 場 合 においても 進 んでリハビリテーションその 他 の 適 切 な 保 健 医 療 サービス 及 び 福 祉 サービスを 利 用 することにより その 有 する 能 力 の 維 持 向 上 に 努 める こととされている 被 保 険 者 は 給 付 や 総 合 事 業 により ニーズに 応 じたサービスを 利 用 すること が 可 能 であるが その 利 用 に 当 たっては 適 切 なサービス 内 容 を 公 正 中 立 に 判 断 す るために 地 域 包 括 支 援 センターや 介 護 支 援 専 門 員 等 の 専 門 職 が 介 護 予 防 ケアマ ネジメントによりサービス 提 供 につなげる 枠 組 みとなっている こうした 介 護 予 防 ケアマネジメントの 主 体 と 要 支 援 者 等 やサービス 提 供 者 が 介 護 保 険 制 度 の 自 立 支 援 の 理 念 や 介 護 予 防 の 重 要 性 等 を 共 有 し 具 体 的 な 支 援 の 在 り 方 を 考 えることが 重 要 である また 多 様 なニーズや 多 様 な 価 値 観 がある 中 で 支 援 する 側 の 知 識 技 術 価 値 観 によって 判 断 が 変 わることも 少 なくない そのため 対 人 支 援 に 関 わる 者 は 自 らの 判 断 だけによるのではなく 地 域 ケア 会 議 などにより 積 極 的 に 多 職 種 の 視 点 を 取 り 入 れることが 重 要 である (セルフマネジメントの 視 点 ) 地 域 住 民 が 健 康 を 維 持 し 改 善 可 能 な 場 合 は 適 切 な 支 援 を 受 けて 改 善 に 向 かい 状 態 の 悪 化 が 免 れない 場 合 であっても その 進 行 をできるだけ 緩 やかにし 医 療 や 介 護 生 活 支 援 等 を 必 要 とする 状 態 になっても 住 み 慣 れた 地 域 で 暮 らし その 9 261

50 生 活 の 質 を 維 持 向 上 させるためには 高 齢 者 自 身 がその 健 康 増 進 や 介 護 予 防 に ついての 意 識 を 持 ち 自 ら 必 要 な 情 報 にアクセスするとともに 介 護 予 防 健 康 の 維 持 増 進 に 向 けた 取 組 を 行 うことが 重 要 となる 住 民 一 人 一 人 が 医 療 介 護 予 防 などのリテラシーを 高 めることによって 個 人 の 健 康 寿 命 の 延 伸 と 生 活 の 質 の 向 上 につながり 個 人 が 情 報 や 支 援 にアクセス できない 場 合 には 家 族 がその 機 能 を 補 うことができ 家 族 が 果 たせない 場 合 に は 近 隣 が 支 えていくことができるというように 地 域 全 体 の 力 が 高 まっていく 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たっては 単 にサービスメニューや 利 用 方 法 提 供 体 制 等 について 周 知 するだけでなく 各 自 がその 能 力 を 最 大 限 活 用 しつつ 地 域 社 会 と のつながりを 断 絶 することなく 適 切 な 支 援 を 受 けることが 重 要 であることを 理 解 してもらう 必 要 がある 要 支 援 者 等 の 状 態 等 によっては 地 域 包 括 支 援 センター が 介 護 予 防 ケアマネジメントにより 継 続 的 に 関 与 しないケースも 想 定 されること から 要 支 援 者 等 自 らが 自 らの 健 康 保 持 や 介 護 予 防 の 意 識 を 共 有 し 各 種 サービ スの 利 用 支 援 への 参 加 等 をしていくことが 重 要 である ホ 認 知 症 施 策 の 推 進 認 知 症 高 齢 者 数 については 要 介 護 認 定 等 を 受 けている 65 歳 以 上 の 者 のうち 認 知 症 高 齢 者 の 日 常 生 活 自 立 度 Ⅱ 以 上 の 者 は 平 成 22 年 で 約 280 万 人 平 成 37 年 では 約 470 万 人 に 達 すると 見 込 まれている 一 方 上 記 の 認 知 症 高 齢 者 数 を 含 め 平 成 22 年 の 認 知 症 有 病 者 数 は 約 439 万 人 と 推 計 され また MCI( 正 常 と 認 知 症 の 中 間 状 態 の 者 )の 有 病 者 数 も 約 380 万 人 と 推 計 されている 認 知 症 になっても 本 人 の 意 思 が 尊 重 され できる 限 り 住 み 慣 れた 地 域 のよい 環 境 で 暮 らし 続 けることができる 社 会 の 実 現 を 目 指 すため 国 において 認 知 症 施 策 推 進 5か 年 計 画 (オレンジプラン)を 策 定 し 地 域 支 援 事 業 においても 初 期 の 段 階 で 医 療 と 介 護 との 連 携 の 下 に 認 知 症 の 人 や 家 族 に 対 して 個 別 の 訪 問 を 行 い 適 切 な 支 援 を 行 う 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チーム 医 療 機 関 介 護 サービス 事 業 所 や 地 域 の 支 援 機 関 をつなぐ 連 携 支 援 や 認 知 症 の 人 やその 家 族 を 支 援 する 相 談 業 務 等 を 行 う 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 の 設 置 等 を 位 置 づけ 取 組 を 推 進 するこ ととしている 総 合 事 業 の 実 施 においても 地 域 のボランティア 活 動 に 参 加 する 高 齢 者 等 に 対 して 認 知 症 の 理 解 に 関 する 研 修 を 実 施 することや 地 域 において 見 守 り 体 制 を 構 築 し 必 要 な 場 合 にはその 初 期 において 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 や 地 域 包 括 支 援 セ ンターなど 専 門 機 関 につなぐなど 認 知 症 の 人 に 対 して 適 切 な 支 援 が 行 われるよ うにするとともに 地 域 の 住 民 に 認 知 症 に 対 する 正 しい 理 解 を 促 進 するため 認 知 症 サポーターの 養 成 等 により 認 知 症 にやさしいまちづくりに 積 極 的 に 取 り 組 む 必 要 がある ヘ 共 生 社 会 の 推 進 住 民 主 体 の 支 援 等 を 実 施 していくに 当 たっては 地 域 のニーズが 要 支 援 者 等 の みに 限 定 されるものではなく また 多 様 な 人 との 関 わりやつながりが 高 齢 者 の 支 援 にとっても 有 効 であることから 要 支 援 者 等 以 外 の 高 齢 者 障 害 者 児 童 等

51 も 含 めた 対 象 を 限 定 しない 豊 かな 地 域 づくりを 心 がけることが 重 要 である そのため 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たっては 柔 軟 な 事 業 実 施 に 心 がけるとともに 子 育 て 支 援 施 策 や 障 害 者 施 策 等 と 連 携 した 対 応 が 重 要 である 2 総 合 事 業 を 構 成 する 各 事 業 の 内 容 及 び 対 象 者 ( 総 合 事 業 の 全 体 像 ) 総 合 事 業 は 1 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 を 移 行 し 要 支 援 者 等 に 対 して 必 要 な 支 援 を 行 う 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 ( 法 第 115 条 の 45 第 1 項 第 1 号 以 下 サー ビス 事 業 という )と 2 第 1 号 被 保 険 者 に 対 して 体 操 教 室 等 の 介 護 予 防 を 行 う 一 般 介 護 予 防 事 業 ( 法 第 115 条 の 45 第 1 項 第 2 号 )からなる( 詳 細 は 別 紙 参 照 )

52 264 12

53 (1) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 ( 第 1 号 事 業 ) ( 事 業 内 容 ) サービス 事 業 は 要 支 援 者 等 の 多 様 な 生 活 支 援 のニーズに 対 応 するため 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 のサービスに 加 え 住 民 主 体 の 支 援 等 も 含 め 多 様 なサービスを 制 度 ( 総 合 事 業 )の 対 象 として 支 援 する この 事 業 は 訪 問 型 サービス( 第 1 号 訪 問 事 業 ) 通 所 型 サービス( 第 1 号 通 所 事 業 ) その 他 の 生 活 支 援 サービス( 第 1 号 生 活 支 援 事 業 ) 及 び 介 護 予 防 ケアマネジメント( 第 1 号 介 護 予 防 支 援 事 業 ) から 構 成 される < 表 4: 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 > 事 業 内 容 訪 問 型 サービス( 第 1 号 訪 問 事 業 ) 要 支 援 者 等 に 対 し 掃 除 洗 濯 等 の 日 常 生 活 ( 法 第 115 条 の45 第 1 項 第 1 号 イ) 上 の 支 援 を 提 供 通 所 型 サービス( 第 1 号 通 所 事 業 ) ( 同 号 ロ) その 他 の 生 活 支 援 サービス( 第 1 号 生 活 支 援 事 業 )( 同 号 ハ) 介 護 予 防 ケアマネジメント( 第 1 号 介 護 予 防 支 援 事 業 )( 同 号 ニ) 要 支 援 者 等 に 対 し 機 能 訓 練 や 集 いの 場 など 日 常 生 活 上 の 支 援 を 提 供 要 支 援 者 等 に 対 し 栄 養 改 善 を 目 的 とした 配 食 や 一 人 暮 らし 高 齢 者 等 への 見 守 りを 提 供 要 支 援 者 等 に 対 し 総 合 事 業 によるサービス 等 が 適 切 に 提 供 できるようケアマネジメント ( 対 象 者 ) 対 象 者 は 改 正 法 による 改 正 前 の 要 支 援 者 に 相 当 する 者 であるが サービス 事 業 においては サービス 利 用 に 至 る 流 れとして 要 支 援 認 定 を 受 け 介 護 予 防 ケア マネジメントを 受 ける 流 れのほかに 基 本 チェックリスト を 用 いた 簡 易 な 形 で まず 対 象 者 を 判 断 し 介 護 予 防 ケアマネジメントを 通 じて 必 要 なサービスにつな げる 流 れも 設 ける 前 者 は 要 支 援 者 後 者 は 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 対 象 者 ( 以 下 事 業 対 象 者 という )として サービス 事 業 の 対 象 とする 市 町 村 においては 基 本 チェックリストが 従 来 の2 次 予 防 事 業 対 象 者 の 把 握 事 業 のように 市 町 村 から 被 保 険 者 に 対 して 積 極 的 に 配 布 するものではなく 支 援 が 必 要 だと 市 町 村 や 地 域 包 括 支 援 センターに 相 談 に 来 た 者 に 対 して 要 支 援 認 定 ではなく 簡 便 にサービスにつなぐために 実 施 するものであることに 留 意 する 必 要 がある 予 防 給 付 に 残 る 介 護 予 防 訪 問 看 護 介 護 予 防 福 祉 用 具 貸 与 等 のサービスを 利 用 する 場 合 については 引 き 続 き 要 支 援 認 定 を 受 ける 必 要 があるが サービス 事 業 のサービスのみを 利 用 する 場 合 には 要 支 援 認 定 を 受 けず 上 記 簡 便 な 形 でのサ ービス 利 用 が 可 能 となる 基 本 チェックリストの 活 用 に 当 たっては 従 来 の 利 用 方 法 とは 異 なり 市 町 村 又 は 地 域 包 括 支 援 センターに サービスの 利 用 相 談 に 来 た 被 保 険 者 ( 第 1 号 被 保 険 者 に 限 る )に 対 して 1 対 面 で 基 本 チェックリストを 用 い 相 談 を 受 け 基 本

54 チェックリストにより 事 業 対 象 者 に 該 当 した 者 には 2 更 に 介 護 予 防 ケアマネジ メントを 行 う なお 事 業 対 象 者 は 要 支 援 者 に 相 当 する 状 態 等 の 者 を 想 定 しており そのよ うな 状 態 等 に 該 当 しないケースについては 一 般 介 護 予 防 事 業 の 利 用 等 につなげ ていくことが 重 要 である( 詳 細 は 第 4 サービスの 流 れ( 被 保 険 者 の 自 立 支 援 に 資 するサービスのための 介 護 予 防 ケアマネジメントや 基 本 チェックリストの 活 用 実 施 サービス 提 供 等 )を 参 照 ) なお 第 2 号 被 保 険 者 については がんや 関 節 リウマチ 等 の 特 定 疾 病 に 起 因 し て 要 介 護 状 態 等 となることがサービスを 受 ける 前 提 となるため 基 本 チェックリ ストを 実 施 するのではなく 要 介 護 認 定 等 申 請 を 行 う (2) 一 般 介 護 予 防 事 業 ( 事 業 内 容 ) 一 般 介 護 予 防 事 業 は 市 町 村 の 独 自 財 源 で 行 う 事 業 や 地 域 の 互 助 民 間 サービ スとの 役 割 分 担 を 踏 まえつつ 高 齢 者 を 年 齢 や 心 身 の 状 況 等 によって 分 け 隔 てる ことなく 住 民 運 営 の 通 いの 場 を 充 実 させ 人 と 人 とのつながりを 通 じて 参 加 者 や 通 いの 場 が 継 続 的 に 拡 大 していくような 地 域 づくりを 推 進 するとともに 地 域 においてリハビリテーション 専 門 職 等 を 活 かした 自 立 支 援 に 資 する 取 組 を 推 進 し 要 介 護 状 態 になっても 生 きがい 役 割 をもって 生 活 できる 地 域 の 実 現 を 目 指 すことを 目 的 として 総 合 事 業 に 位 置 づけるものである この 事 業 は 介 護 予 防 把 握 事 業 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 一 般 介 護 予 防 事 業 評 価 事 業 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 から 構 成 される < 表 5: 一 般 介 護 予 防 事 業 > 事 業 介 護 予 防 把 握 事 業 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 一 般 介 護 予 防 事 業 評 価 事 業 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 内 容 地 域 の 実 情 に 応 じて 収 集 した 情 報 等 の 活 用 により 閉 じこもり 等 の 何 らかの 支 援 を 要 する 者 を 把 握 し 介 護 予 防 活 動 へつなげる 介 護 予 防 活 動 の 普 及 啓 発 を 行 う 地 域 における 住 民 主 体 の 介 護 予 防 活 動 の 育 成 支 援 を 行 う 介 護 保 険 事 業 計 画 に 定 める 目 標 値 の 達 成 状 況 等 の 検 証 を 行 い 一 般 介 護 予 防 事 業 の 事 業 評 価 を 行 う 地 域 における 介 護 予 防 の 取 組 を 機 能 強 化 するために 通 所 訪 問 地 域 ケア 会 議 サービス 担 当 者 会 議 住 民 運 営 の 通 いの 場 等 へのリハビリテーション 専 門 職 等 の 関 与 を 促 進 する ( 対 象 者 ) 第 1 号 被 保 険 者 の 全 ての 者 及 びその 支 援 のための 活 動 に 関 わる 者 とする

55 3 市 町 村 による 効 果 的 効 率 的 な 事 業 実 施 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たっては 市 町 村 は 効 率 的 な 事 業 実 施 につなげていくことが 求 められる そのため 市 町 村 は 以 下 のような 取 組 により 効 率 的 な 事 業 実 施 に 努 める

56 住 民 主 体 の 多 様 なサービスの 充 実 を 図 り 要 支 援 者 の 選 択 できるサービス 支 援 を 充 実 し 状 態 等 に 応 じた 住 民 主 体 のサービス 利 用 の 促 進 (サービス 内 容 に 応 じた 単 価 や 利 用 料 の 設 定 結 果 として 低 廉 な 単 価 のサービスの 利 用 普 及 ) 高 齢 者 の 社 会 参 加 の 促 進 ( 支 援 を 必 要 とする 高 齢 者 への 支 援 の 担 い 手 としての 参 加 等 )や 要 支 援 状 態 となることを 予 防 する 事 業 ( 身 近 な 地 域 における 体 操 の 集 いの 普 及 短 期 集 中 予 防 サービス 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 の 活 用 等 )の 充 実 による 認 定 に 至 らない 高 齢 者 の 増 加 効 果 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメントと 自 立 支 援 に 向 けたサービス 実 施 による 要 支 援 状 態 からの 自 立 の 促 進 や 重 度 化 予 防 の 推 進 等 により 結 果 として 費 用 の 効 率 化 が 図 られることを 目 指 す その 際 市 町 村 地 域 包 括 支 援 センター 事 業 者 利 用 者 住 民 等 関 係 者 間 で 意 識 の 共 有 が 図 られることが 重 要 である ( 目 標 設 定 ) 目 標 設 定 においては 総 合 事 業 と 予 防 給 付 の 費 用 の 伸 び 率 が 中 長 期 的 に サー ビスを 主 に 利 用 している 75 歳 以 上 の 高 齢 者 数 の 伸 び 率 程 度 となることを 目 安 に 努 力 する さらに 近 年 介 護 予 防 通 所 介 護 の 伸 びが 著 しい 市 町 村 があることも 踏 まえると 今 回 の 法 改 正 により 新 たに 設 けられた 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 も 活 用 して 市 町 村 において 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 体 制 整 備 を 急 いでいくことなどにより 短 期 的 に より 大 きな 費 用 の 効 率 化 も 期 待 される ( 事 業 の 評 価 検 証 と 次 期 計 画 への 反 映 ) 総 合 事 業 を 効 率 的 に 実 施 していくためには 個 々の 事 業 評 価 と 併 せて 市 町 村 に よる 総 合 事 業 の 結 果 等 の 評 価 検 証 と 次 期 計 画 期 間 への 取 組 の 反 映 が 重 要 である 総 合 事 業 の 評 価 は ストラクチャー 指 標 プロセス 指 標 アウトカム 指 標 といっ た 評 価 指 標 で 評 価 することが 考 えられる 評 価 結 果 については 市 町 村 地 域 包 括 支 援 センターをはじめとする 関 係 者 で 共 有 することで 以 降 のケアプラン 作 成 におけるサービス 選 定 や サービスの 質 の 向 上 に 活 用 することにもつながる さらに 評 価 の 実 施 に 当 たっては 関 係 者 間 での 議 論 が 重 要 であることから 各 市 町 村 で 開 催 している 介 護 保 険 運 営 協 議 会 や 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 等 に おいて 議 論 することが 重 要 である ( 総 合 事 業 の 検 証 の 詳 細 については 第 6の4 定 期 的 な 評 価 検 証 を 参 照 )

57 4 都 道 府 県 による 市 町 村 への 支 援 ( 都 道 府 県 による 支 援 ) 総 合 事 業 は 市 町 村 が その 地 域 の 実 情 に 応 じて 取 組 を 実 施 するものであり 多 様 なサービスの 充 実 等 による 地 域 の 支 え 合 い 体 制 づくりや 多 様 なサービスにお ける 単 価 や 基 準 利 用 者 負 担 の 設 定 など 多 岐 にわたる 事 務 が 生 じることとなる そのため 国 において 指 定 事 業 者 制 度 や 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 ( 以 下 国 保 連 合 会 という )による 審 査 支 払 を 可 能 とするなどの 仕 組 みを 設 けるとともに 市 町 村 における 総 合 事 業 の 円 滑 な 実 施 のためのガイドラインの 提 示 や 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 の 創 設 など 市 町 村 が 事 業 を 円 滑 に 実 施 することができるよう 配 慮 している 都 道 府 県 においても 市 町 村 が 総 合 事 業 を 円 滑 に 実 施 することができるよう そ の 実 情 に 応 じた 市 町 村 への 支 援 が 重 要 であることから 市 町 村 支 援 に 取 り 組 むこと が 求 められる ( 具 体 的 な 支 援 ) 都 道 府 県 においては その 地 域 の 実 情 に 応 じて 例 えば 以 下 のような 取 組 を 行 う ことが 重 要 である < 現 状 把 握 > 市 町 村 における 総 合 事 業 の 検 討 状 況 の 把 握 や 必 要 な 支 援 についての 調 査 < 相 談 助 言 > 市 町 村 からの 相 談 に 対 する 助 言 支 援 地 域 における 好 事 例 などの 収 集 情 報 提 供

58 < 人 材 育 成 人 材 確 保 > 市 町 村 職 員 や 地 域 包 括 支 援 センターの 職 員 など 総 合 事 業 において 中 核 を 担 う 者 に 対 する 研 修 の 実 施 生 活 支 援 コーディネーターの 養 成 ( 研 修 の 実 施 など) 保 健 師 やリハビリテーション 専 門 職 等 の 広 域 派 遣 調 整 ( 地 域 ケア 会 議 や 地 域 リ ハビリテーション 活 動 支 援 事 業 など) < 広 域 調 整 > 市 町 村 と 各 団 体 組 織 との 連 絡 調 整 ネットワーク 化 市 町 村 間 の 連 絡 調 整 <その 他 > 総 合 事 業 実 施 の 評 価 及 びフィードバック 都 道 府 県 市 町 村 における 地 域 福 祉 担 当 課 との 協 働 支 援 要 介 護 者 に 対 する 訪 問 介 護 や 通 所 介 護 とともに 総 合 事 業 を 提 供 している 指 定 事 業 者 に 対 する 監 督 指 導 不 適 切 な 事 例 が 見 つかった 場 合 における 市 町 村 への 通 知 ( 第 6の1(3) 指 定 事 業 者 制 度 を 参 照 ) 高 齢 者 の 社 会 活 動 等 の 振 興 のための 組 織 づくりや 人 づくり( 指 導 者 の 養 成 ) 等 を 行 っている 明 るい 長 寿 社 会 づくり 推 進 機 構 を 通 じた 市 町 村 支 援 ほかに 都 道 府 県 施 設 の 利 用 への 協 力 や 広 報 等 の 広 告 媒 体 での 協 力 など < 高 知 県 の 取 組 例 >

59 5 好 事 例 の 提 供 市 町 村 による 効 率 的 効 果 的 な 総 合 事 業 の 実 施 のため 各 種 好 事 例 を 収 集 し 以 下 のような 事 例 集 を 取 りまとめていることから 参 照 いただきたい 併 せて 参 照 しやすいよう 別 添 ( 好 事 例 のいくつかを 見 やすくまとめたもの) も 示 す 介 護 予 防 強 化 推 進 事 業 ( 予 防 モデル 事 業 )の 好 事 例 介 護 予 防 事 業 の 好 事 例 等 現 在 の 総 合 事 業 の 好 事 例 市 町 村 介 護 予 防 強 化 推 進 事 業 報 告 書 ~ 資 源 開 発 地 域 づくり 実 例 集 ~( 平 成 26 年 3 月 厚 生 労 働 省 ) 平 成 24 年 度 介 護 報 酬 改 定 の 効 果 検 証 及 び 調 査 研 究 に 係 る 調 査 ( 平 成 25 年 度 調 査 ) (11) 生 活 期 リハビリテーションに 関 する 実 態 調 査 報 告 書 生 活 期 リハビリテーションに 関 する 自 治 体 の 取 組 事 例 集 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の 実 施 効 果 に 関 する 調 査 研 究 事 業 報 告 書 ( 平 成 26 年 3 月 みずほ 情 報 総 研 ( 株 ))( 平 成 25 年 度 老 人 保 健 健 康 増 進 等 事 業 ) 19 sakunitsuite/bunya/hukush i_kaigo/kaigo_koureisha/y obou/jitsurei.html ics/kaigo/yobou/torikumi_ 02.html p/case/research/pdf/mhlw_ kaigo2014_01.pdf 271

60 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム の 事 例 集 事 例 を 通 じて 我 がまちの 地 域 包 括 ケアを 考 えよう 地 域 包 括 ケアシステム 事 例 集 ~できること 探 しの 素 材 集 ~( 平 成 26 年 3 月 ( 株 ) 日 本 総 合 研 究 所 )( 平 成 25 年 度 老 人 保 健 健 康 増 進 等 事 業 ) sakunitsuite/bunya/hukush i_kaigo/kaigo_koureisha/c hiiki-houkatsu/dl/jirei.p df 過 疎 地 域 における 地 域 包 括 ケアシステム の 構 築 に 関 する 調 査 研 究 事 業 報 告 書 ( 平 成 26 年 3 月 ( 一 社 ) 北 海 道 総 合 研 究 調 査 p/houkokusyo/2013tiikihok atsu.pdf 会 )( 平 成 25 年 度 老 人 保 健 健 康 増 進 等 事 業 ) 生 活 支 援 サ ー 地 域 における 生 活 支 援 サービスのコーデ ビ ス に 関 す る ィネーターの 育 成 に 関 する 調 査 研 究 事 業 e/06-seisakujouhou 取 組 の 事 例 集 報 告 書 ( 平 成 26 年 3 月 ( 株 ) 日 本 能 率 協 会 総 合 研 究 所 )( 平 成 25 年 度 老 人 保 健 健 00-Roukenkyoku/ pdf 康 増 進 等 事 業 ) 地 域 ケ ア 会 議 の 事 例 集 地 域 包 括 ケアの 実 現 に 向 けた 地 域 ケア 会 議 実 践 事 例 集 ~ 地 域 の 特 色 を 活 かした 実 践 のために~( 平 成 26 年 3 月 厚 生 労 働 省 老 健 局 ) sakunitsuite/bunya/hukush i_kaigo/kaigo_koureisha/c hiiki-houkatsu/dl/link pdf 介 護 予 防 強 化 推 進 事 業 ( 予 防 モデル 事 業 )とは 平 成 24 年 度 及 び 平 成 25 年 度 に 全 国 13 市 町 村 で 取 り 組 んだ 要 支 援 者 等 に 必 要 な 予 防 サービス 及 び 生 活 支 援 サービスを 明 らかにするため 一 次 予 防 事 業 対 象 者 から 要 介 護 2までの 者 であって ADLが 自 立 又 は 見 守 りレベルかつ 日 常 生 活 の 支 援 の 必 要 性 のある 者 に 対 するサービスニーズの 把 握 必 要 なサービス( 予 防 サービス 及 び 生 活 支 援 サービス) の 実 施 効 果 の 計 測 及 び 課 題 の 整 理 を 目 的 とした 事 業 また これらの 好 事 例 については 昨 年 度 から 運 用 している 地 域 包 括 ケア 見 え る 化 システム(プロトタイプ) においても 公 表 しており そちらも 積 極 的 に 活 用 いただきたい 公 的 統 計 や 介 護 保 険 レセプトデータ 等 を 活 用 し 全 国 都 道 府 県 市 町 村 日 常 生 活 圏 域 別 の 特 徴 や 課 題 取 組 等 介 護 保 険 事 業 の 現 状 分 析 を 客 観 的 かつ 容 易 に 把 握 できるようにすることにより その 地 域 の 実 情 に 合 わせた 市 町 村 における 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 を 支 援 するもの 平 成 26 年 2 月 末 か ら 運 用 を 開 始 している

61 第 2 サービスの 類 型 ( 多 様 化 するサービスの 典 型 例 ) ( 概 要 ) 要 支 援 者 等 の 多 様 な 生 活 支 援 のニーズに 対 して 総 合 事 業 により 多 様 なサービス を 提 供 していくためには 市 町 村 が 中 心 となって その 地 域 の 実 情 に 応 じて 総 合 事 業 によるサービスを 類 型 化 し それに 併 せた 基 準 や 単 価 等 を 定 めることが 必 要 で ある そこで 地 域 における 好 事 例 を 踏 まえ 以 下 のとおり 多 様 化 するサービスの 典 型 的 な 例 を 参 考 として 示 す( 別 紙 も 参 照 別 紙 における 事 業 の 実 施 方 法 や 各 サービ スの 基 準 などの 詳 細 については 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 みに 記 載 )ので 市 町 村 においては これらを 参 考 にしつつ その 地 域 の 実 情 に 応 じて そのサービ ス 提 供 の 在 り 方 について 検 討 する

62 イ 訪 問 型 サービス ( 概 要 ) 訪 問 型 サービスは 現 行 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 に 相 当 するもの( 訪 問 介 護 員 等 によ るサービス)と それ 以 外 の 多 様 なサービスからなる 現 行 の 訪 問 介 護 相 当 のものについては 訪 問 介 護 員 等 による 短 時 間 の 生 活 援 助 と いったサービス 内 容 も 想 定 される 多 様 なサービスについては 主 に 以 下 のようなサービス 類 型 が 想 定 される 主 に 雇 用 されている 労 働 者 により 提 供 される 緩 和 した 基 準 によるサービス( 訪 問 型 サービスA) 有 償 無 償 のボランティア 等 により 提 供 される 住 民 主 体 による 支 援 ( 訪 問 型 サービスB) 保 健 医 療 の 専 門 職 により 提 供 される 支 援 で 3~6か 月 の 短 期 間 で 行 われる もの( 訪 問 型 サービスC) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービスと 一 体 的 に 行 われる 移 動 支 援 や 移 送 前 後 の 生 活 支 援 ( 訪 問 型 サービスD) ( 留 意 事 項 ) 市 町 村 において 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たっては 以 下 の 点 に 留 意 する 必 要 がある 総 合 事 業 開 始 の 時 点 で 既 にサービスを 利 用 しているケースで サービスの 利 用

63 継 続 が 必 要 とケアマネジメントにおいて 認 められるケースについては 介 護 予 防 訪 問 介 護 相 当 のサービスの 利 用 に 配 慮 する 新 しく 事 業 の 対 象 となる 要 支 援 者 等 については 自 らの 能 力 を 最 大 限 活 用 しつ つ 住 民 主 体 による 支 援 等 の 多 様 なサービスの 利 用 を 促 す 訪 問 介 護 員 等 による 現 行 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 相 当 のサービスについては 主 に 認 知 機 能 の 低 下 等 により 日 常 生 活 に 支 障 があるような 症 状 や 行 動 を 伴 うケース 等 訪 問 介 護 員 による 専 門 的 なサービスが 必 要 と 認 められる 場 合 に 利 用 することが 想 定 される 現 行 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 相 当 のサービスを 利 用 する 場 合 や 訪 問 型 サービスAを 利 用 する 場 合 については 一 定 期 間 後 のモニタリングに 基 づき 可 能 な 限 り 住 民 主 体 の 支 援 に 移 行 していくことを 検 討 することが 重 要 である 多 様 なサービスについては サービス 内 容 は 柔 軟 に 提 供 可 能 とし ケアマネジ メントにより 利 用 者 の 自 立 支 援 に 資 する 支 援 を 提 供 する ロ 通 所 型 サービス ( 概 要 ) 通 所 型 サービスは 現 行 の 介 護 予 防 通 所 介 護 に 相 当 するもの( 通 所 介 護 事 業 者 の 従 事 者 によるサービス)と それ 以 外 の 多 様 なサービスからなる 現 行 の 通 所 介 護 相 当 のものについては サービス 内 容 や 想 定 される 状 態 の 違 い 等 に 対 応 して 生 活 機 能 向 上 型 のサービス 内 容 のものとそれ 以 外 のものの2つの 種 類 が 想 定 される 多 様 なサービスについては 主 に 以 下 のようなサービス 類 型 が 想 定 される 主 に 雇 用 されている 労 働 者 により 提 供 される 又 は 労 働 者 とともにボランティ アが 補 助 的 に 加 わった 形 により 提 供 される 緩 和 した 基 準 によるサービス( 通 所 型 サービスA) 有 償 無 償 のボランティア 等 により 提 供 される 住 民 主 体 による 支 援 ( 通 所 型 サービスB) 保 健 医 療 の 専 門 職 により 提 供 される 支 援 で 3~6か 月 の 短 期 間 で 行 われる もの( 通 所 型 サービスC) ( 留 意 事 項 ) 市 町 村 において 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たっては 以 下 の 点 に 留 意 する 必 要 がある 総 合 事 業 開 始 の 時 点 で 既 にサービスを 利 用 しているケースで サービスの 利 用 継 続 が 必 要 とケアマネジメントにおいて 認 められるケースについては 介 護 予 防 通 所 介 護 相 当 のサービスの 利 用 に 配 慮 する 新 しく 事 業 の 対 象 となる 要 支 援 者 等 については 自 らの 能 力 を 最 大 限 活 用 しつ つ 住 民 主 体 による 支 援 等 の 多 様 なサービスの 利 用 を 促 す 通 所 介 護 事 業 者 の 従 事 者 による 現 行 の 介 護 予 防 通 所 介 護 相 当 のサービスについ ては 主 に 多 様 なサービス の 利 用 が 難 しいケース 不 適 切 なケースや 専 門 職 の 指 導 を 受 けながら 生 活 機 能 の 向 上 のためのトレーニングを 行 うことで 生 活 機 能 の 改 善 維 持 が 見 込 まれるケース 等 通 所 介 護 事 業 者 の 従 事 者 による 専 門 的 な

64 サービスが 必 要 と 認 められる 場 合 に 利 用 することが 想 定 される この 場 合 一 定 期 間 後 のモニタリングに 基 づき 可 能 な 限 り 住 民 主 体 の 支 援 に 移 行 していくこと を 検 討 することが 重 要 である 多 様 なサービスについては サービス 内 容 は 柔 軟 に 提 供 可 能 とし ケアマネジ メントにより 利 用 者 の 自 立 支 援 に 資 する 支 援 を 提 供 する ハ その 他 の 生 活 支 援 サービス ( 概 要 ) その 他 の 生 活 支 援 サービスは 被 保 険 者 の 地 域 における 自 立 した 日 常 生 活 の 支 援 のための 事 業 であって 訪 問 型 サービスや 通 所 型 サービスと 一 体 的 に 行 われる 場 合 に 効 果 があると 認 められるものとして 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるものと 規 定 されている ( 法 第 115 条 の 45 第 1 項 第 1 号 ハ) 厚 生 労 働 省 令 においては その 他 の 生 活 支 援 サービスとして 総 合 事 業 により 実 施 することができるものについて 以 下 の3つサービスを 規 定 することを 予 定 してい る 1 配 食 : 栄 養 改 善 を 目 的 とした 配 食 や 一 人 暮 らし 高 齢 者 に 対 する 見 守 りとともに 行 う 配 食 など 2 定 期 的 な 安 否 確 認 及 び 緊 急 時 の 対 応 ( 以 下 見 守 り という ): 住 民 ボランテ ィアなどが 行 う 訪 問 による 見 守 り 3 その 他 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービスに 準 じる 生 活 支 援 であって 地 域 に おける 自 立 した 日 常 生 活 の 支 援 に 資 するサービスとして 市 町 村 が 定 める 生 活 支 援 ( 訪 問 型 サービス 及 び 通 所 型 サービスの 一 体 的 提 供 等 ) ( 留 意 事 項 ) サービスの 実 施 に 当 たっては 以 下 の 点 に 留 意 する 必 要 がある 総 合 事 業 によるその 他 の 生 活 支 援 サービスは 市 場 におけるサービス 提 供 の 活 用 を 補 足 するものとして 提 供 するものである 配 食 については 食 材 費 などの 補 助 を 行 う 趣 旨 ではないことから 食 材 費 など の 実 費 については 利 用 者 に 負 担 を 求 める [ 参 考 ] 利 用 券 を 発 行 利 用 して ボランティアがサービスを 提 供 する 事 例 ~NPO 法 人 市 民 助 け 合 いネット( 千 葉 県 流 山 市 )の 活 動 ~ 住 民 主 体 の 生 活 支 援 を 円 滑 に 提 供 することができるよう ボランティア 等 が 生 活 支 援 を 提 供 する 場 合 に 利 用 者 とボランティア 間 での 謝 金 の 収 受 を 利 用 券 の 収 受 で 代 用 する 仕 組 みを 設 けているところもある その 一 例 として NPO 法 人 市 民 助 け 合 いネット( 千 葉 県 流 山 市 )の 活 動 を 紹 介 する NPO 法 人 市 民 助 け 合 いネットは 平 成 16 年 4 月 から 高 齢 者 が 日 常 生 活 を 低 額 な 謝 金 で 支 え 合 う 有 償 ボランティア 活 動 に 取 り 組 んでいる 活 動 の 仕 組 みは 下 図 のとおりで まず サービスを 提 供 したい 人 は 提 供 会 員

65 として 予 め 提 供 できるサービスの 内 容 活 動 可 能 な 地 域 曜 日 等 を 登 録 する ま た サービスを 利 用 したい 人 は 利 用 会 員 として 登 録 し サービス 利 用 前 に 利 用 券 を 購 入 しておく 利 用 会 員 はサービスが 必 要 な 時 は 事 務 局 に 要 請 し 事 務 局 は 依 頼 を 受 けたサービスを 提 供 できる 提 供 会 員 を 選 定 し 調 整 後 利 用 者 宅 に 赴 いてサ ービスを 提 供 してもらう サービス 提 供 後 には 提 供 会 員 が 予 め 利 用 会 員 が 購 入 している 利 用 券 を 受 け 取 って 事 務 局 に 持 参 し 精 算 するという 流 れである 提 供 会 員 は 1 時 間 の 利 用 ならば 800 円 のうち 600 円 を 謝 金 として 会 から 受 け 取 り 残 りの 200 円 は 会 の 運 営 事 務 費 に 充 てる また 居 宅 に 赴 く 場 合 は 利 用 者 から 受 け 取 った 交 通 費 券 に 基 づいて 200 円 が 提 供 会 員 に 精 算 される 仕 組 みである 登 録 している 提 供 会 員 は 平 成 26 年 4 月 現 在 で 406 名 利 用 会 員 は 595 名 に 上 る 年 齢 についての 制 約 はないが 30 歳 代 から 90 歳 代 まで 幅 広 く 利 用 しており 最 も 多 いのは 60 歳 代 となっている 福 祉 関 係 の 助 け 合 いの 例 としては 高 齢 者 を 始 め 障 害 者 や 病 気 の 方 等 の 家 事 外 出 支 援 ごみ 出 し 網 戸 の 掃 除 等 生 活 全 般 に 関 わる 支 援 を 行 っている 同 ネットでは 活 動 の 目 的 を 多 くの 市 民 が 親 切 を 少 しずつ 寄 せ 合 って 誰 も が 住 み 慣 れた 所 で 安 心 して 暮 らせる 街 をつくる 一 助 とする この 社 会 貢 献 の 活 動 を 第 2の 人 生 の 生 きがい と 健 康 さらに 仲 間 づくり に 役 立 て 元 気 シニア を 目 指 し 介 護 予 防 に 寄 与 させる 定 年 退 職 後 の 就 労 機 会 を 提 供 する と 位 置 づけており 年 々 会 員 が 増 加 するなど 着 実 に 地 域 に 根 付 いてい る 利 用 時 間 は 利 用 希 望 の 受 付 時 間 のこと 実 際 の 利 用 においては 利 用 者 の 利 用 希

66 望 時 間 と 提 供 者 の 提 供 可 能 時 間 の 調 整 によるため 利 用 時 間 はこの 限 りではない ニ 介 護 予 防 ケアマネジメント ( 概 要 ) 総 合 事 業 による 介 護 予 防 ケアマネジメントは 介 護 予 防 支 援 と 同 様 地 域 包 括 支 援 センターが 要 支 援 者 等 に 対 するアセスメントを 行 い その 状 態 や 置 かれている 環 境 等 に 応 じて 本 人 が 自 立 した 生 活 を 送 ることができるようケアプランを 作 成 する ものである 要 支 援 者 で 予 防 給 付 によるサービスを 利 用 するケースについては 予 防 給 付 の 介 護 予 防 サービス 計 画 費 が 支 給 される 要 支 援 者 等 で 予 防 給 付 によるサービスの 利 用 がないケースについては 本 介 護 予 防 ケアマネジメントが 行 われる ケースに 応 じ 以 下 のような 類 型 の 介 護 予 防 ケアマネジメントが 想 定 される 主 に 訪 問 型 通 所 型 サービスにおいて 指 定 事 業 者 のサービスを 利 用 するケ ースや 訪 問 型 サービスC 通 所 型 サービスCを 組 み 合 わせた 複 数 のサービスを 利 用 するケース( 現 行 の 介 護 予 防 支 援 相 当 ケアマネジメントA) 主 に ケアマネジメントの 結 果 事 業 の 実 施 方 法 が 補 助 に 該 当 するような サービスや 配 食 などのその 他 の 生 活 支 援 サービス 又 は 一 般 介 護 予 防 事 業 の 利 用 につなげるケース( 緩 和 した 基 準 によるケアマネジメントで 基 本 的 にサービス 利 用 開 始 時 のみ 行 うもの ケアマネジメントC) 主 に ケアマネジメントAやC 以 外 のケース( 緩 和 した 基 準 によるケアマネジ メントで サービス 担 当 者 会 議 などを 省 略 可 ケアマネジメントB) ( 介 護 予 防 ケアマネジメントの 詳 細 については 第 4の4 介 護 予 防 ケアマネジメ ントの 実 施 サービスの 利 用 開 始 を 参 照 ) ( 留 意 事 項 ) 市 町 村 は 多 様 なサービスを 総 合 事 業 に 位 置 付 け 要 支 援 者 等 に 提 供 していくに 当 たって 以 下 の 事 項 に 留 意 する 総 合 事 業 では 既 存 のサービス 類 型 である 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 の 専 門 的 なサー ビスに 加 え 住 民 主 体 の 支 援 等 の 多 様 なサービス 一 般 介 護 予 防 事 業 による 事 業 の 充 実 を 図 り 市 町 村 の 独 自 施 策 や 市 場 において 民 間 企 業 により 提 供 される 生 活 支 援 サービスも 含 め 総 合 的 なサービス 提 供 が 行 われ 要 支 援 者 等 の 状 態 等 にあ ったふさわしいサービスが 選 択 できるようにすることが 重 要 である その 際 新 しく 総 合 事 業 によるサービスを 利 用 する 要 支 援 者 等 については 住 民 主 体 の 支 援 等 の 多 様 なサービスの 利 用 促 進 を 図 っていくことが 重 要 である 市 町 村 は あらかじめ 地 域 支 援 事 業 の 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 などを 活 用 して NPOやボランティアなどの 多 様 な 主 体 による 多 様 なサービスの 提 供 体 制 を 地 域 において 整 備 するとともに 介 護 予 防 生 活 支 援 サービスの 提 供 に 当 たっては 総 合 事 業 の 効 果 的 かつ 効 率 的 な 実 施 のため 住 民 主 体 の 支 援 等 に 一 部 運 営 費 補 助 を 行 うなど 住 民 主 体 の 活 動 を 積 極 的 に 支 援 することが 望 ましい 介 護 予 防 ケアマネジメントにより サービスの 提 供 をケアプランに 位 置 付 ける

67 に 当 たっては 単 に 支 援 をつなげるだけではなく 要 支 援 者 等 がその 知 識 や 能 力 を 生 かして 地 域 における 集 いの 場 に 自 ら 積 極 的 に 参 加 していくよう 促 していく など 社 会 とのつながりをつくっていくことができるよう 支 援 する 訪 問 型 サービスC 通 所 型 サービスCは 従 来 2 次 予 防 事 業 として 実 施 されて いたものに 予 防 モデル 事 業 の 成 果 も 反 映 させて 取 り 組 むことが 想 定 されており 住 民 主 体 の 支 援 と 合 わせ 新 しい 介 護 予 防 の 考 え 方 に 基 づき 短 期 間 (3~6か 月 程 度 )に 保 健 医 療 の 専 門 職 が 支 援 を 行 い 一 般 介 護 予 防 事 業 による 支 援 につ なげていくことが 求 められる 一 般 介 護 予 防 事 業 における 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 は リハビリ テーション 専 門 職 等 が 通 所 訪 問 地 域 ケア 会 議 住 民 運 営 の 通 いの 場 等 の 介 護 予 防 の 取 組 を 総 合 的 に 支 援 するものであり 多 職 種 協 働 による 介 護 予 防 ケアマ ネジメントとともに 積 極 的 に 推 進 されることが 期 待 される 高 齢 者 の 外 出 機 会 の 確 保 多 様 な 生 活 支 援 の 提 供 等 を 考 えたとき 今 後 地 域 に おける 移 動 支 援 ニーズが 高 まってくことが 予 想 され また サロン 等 をはじめと したサービス 事 業 を 効 果 的 に 実 施 していく 上 でも 移 動 支 援 のニーズは 高 いことか ら 訪 問 型 サービスDとしての 事 業 の 活 用 とともに 市 町 村 の 単 独 施 策 としての 充 実 が 望 まれる その 他 の 生 活 支 援 サービスを 中 心 に 総 合 事 業 は 市 場 において 提 供 されるサ ービスでは 満 たされないニーズに 対 応 するものであることから 市 場 における 民 間 サービス( 総 合 事 業 の 枠 外 のサービス)を 積 極 的 に 活 用 していくことが 重 要 で ある 介 護 予 防 等 訪 問 介 護 等 の 専 門 的 サービス 提 供 に 当 たっては 介 護 予 防 ケアマネ ジメントで 設 定 された 長 期 目 標 短 期 目 標 の 達 成 に 向 け 意 識 を 共 有 し 具 体 的 なサービス 提 供 につなげていくことが 重 要 である また 定 期 的 なモニタリング により 自 立 支 援 介 護 予 防 にサービスがつながっているかどうかの 点 検 評 価 を 共 有 し 住 民 主 体 の 支 援 等 要 支 援 者 等 の 状 態 等 にふさわしい 支 援 にできる 限 りつなげていくことが 重 要 である サービスが 多 様 化 し 指 定 や 補 助 など 様 々な 方 法 により 総 合 事 業 を 実 施 するこ とが 可 能 となるが 従 来 一 般 会 計 で 行 っていた 事 業 を 総 合 事 業 に 振 り 替 えるよう なことは 想 定 していない

68 第 3 市 町 村 を 中 心 とした 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 等 1 基 本 的 な 考 え 方 要 支 援 者 等 軽 度 の 高 齢 者 については IADLの 低 下 に 対 応 した 日 常 生 活 上 の 困 りごとや 外 出 に 対 する 多 様 な 支 援 が 求 められる また 今 後 多 様 な 生 活 上 の 困 り ごとへの 支 援 が 特 に 必 要 となる 単 身 高 齢 者 世 帯 や 高 齢 者 夫 婦 のみ 世 帯 が 世 帯 類 型 の 中 で 大 きな 割 合 を 占 めていくことを 踏 まえ 高 齢 者 等 地 域 住 民 の 力 を 活 用 した 多 様 な 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスを 充 実 していくことが 求 められる また 高 齢 者 がその 担 い 手 となることで 心 身 機 能 活 動 参 加 のそれぞれ の 要 素 にバランスよく 働 きかけることが 可 能 となり 高 齢 者 自 身 の 介 護 予 防 の 効 果 も 期 待 できる 新 たに 設 けられた 地 域 支 援 事 業 の 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 の 活 用 などにより 市 町 村 を 中 心 とした 支 援 体 制 の 充 実 強 化 を 図 り 地 域 全 体 で 多 様 な 主 体 によるサービス 提 供 を 推 進 していくことが 重 要 である 市 町 村 における 具 体 的 な 取 組 については 以 下 において 各 地 域 における 好 事 例 を 踏 まえた 取 組 例 を 取 りまとめたので 参 考 にして 実 施 していただきたい < 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 と 高 齢 者 の 社 会 参 加 >

69 < 多 様 な 主 体 による 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 重 層 的 な 提 供 > 2 サービスの 分 類 について 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスは 以 下 のような 事 業 実 施 の 枠 組 みの 分 類 があり サービス 内 容 に 応 じ 適 切 な 枠 組 みを 活 用 する < 介 護 保 険 制 度 の 地 域 支 援 事 業 > 1 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービス その 他 の 生 活 支 援 サービス 2 一 般 介 護 予 防 事 業 ( 市 町 村 や 地 域 の 住 民 が 主 体 となった 体 操 教 室 等 ) 3 任 意 事 業 ( 要 介 護 者 等 を 対 象 とした 配 食 見 守 り 等 ) < 介 護 保 険 制 度 外 > 4 その 他 市 町 村 実 施 事 業 ( 移 動 支 援 宅 配 訪 問 理 美 容 サービス 等 ) 5 民 間 市 場 でのサービス 提 供 地 域 支 援 事 業 の 実 施 に 当 たっては 三 位 一 体 改 革 において 一 般 財 源 化 された 事 業 は 実 施 できないことに 留 意 事 務 連 絡 サービスが 多 様 化 し 指 定 や 補 助 など 様 々な 方 法 により 総 合 事 業 を 実 施 する ことが 可 能 となるが 従 来 一 般 会 計 で 行 っていた 事 業 を 総 合 事 業 に 振 り 替 える

70 ようなことは 想 定 していない 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 分 類 と 活 用 例 サービスの 分 類 サービス 事 業 一 般 介 護 予 防 任 意 事 業 市 町 村 実 施 民 間 市 場 地 域 の 助 け 合 い 備 考 1 介 護 者 支 援 総 合 事 業 の 対 象 外 であり 任 意 事 業 市 町 村 の 独 自 事 業 での 実 施 を 想 定 介 護 者 の 集 い 介 護 教 室 等 2 家 事 援 助 訪 問 型 サービス で 実 施 NPO ボ ランティアを 主 に 活 用 要 介 護 者 の 生 活 支 援 は 任 意 事 業 で 実 施 可 能 一 般 財 源 化 された 軽 度 生 活 支 援 は 市 町 村 独 自 で 実 施 可 能 3 交 流 サロン 要 支 援 者 を 中 心 に 定 期 的 な 利 用 が 可 能 な 形 態 は 総 合 事 業 の 通 所 型 サービス その 他 の 地 域 住 民 の 通 いの 場 は 一 般 介 護 予 防 事 業 を 主 に 想 定 住 民 ボランティア 等 を 中 心 に 実 施 4 外 出 支 援 訪 問 型 サービスD で 実 施 担 い 手 は NPO ボランティア 左 記 以 外 は 市 町 村 民 間 事 業 者 が 独 自 に 実 施 5 配 食 + 見 守 り 6 見 守 り 安 否 確 認 その 他 の 生 活 支 援 サービスを 活 用 可 担 い 手 はNPO 民 間 事 業 者 等 その 他 の 生 活 支 援 サービスを 活 用 担 い 手 は 住 民 ボ ランティア 等 左 記 以 外 は 任 意 事 業 又 は 市 町 村 民 間 事 業 者 が 独 自 に 実 施 左 記 以 外 は 地 域 の 地 縁 組 織 民 間 事 業 者 等 による 緩 やかな 見 守 り サービス 事 業 では 民 間 市 場 で 提 供 され ないサービス を 提 供 1 任 意 事 業 は 再 整 理 も 有 り 得 る 2 上 表 中 地 縁 組 織 は 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 自 治 会 町 内 会 地 域 協 議 会 等 を 意 味 する 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 開 発 発 掘 のための 取 組 (1) 基 本 的 な 考 え 方 及 び 定 義 ( 概 要 ) 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 体 制 整 備 にあたっては 市 町 村 が 中 心 となって 元 気 な 高 齢 者 をはじめ 住 民 が 担 い 手 として 参 加 する 住 民 主 体 の 活 動 や NPO 社 会 福 祉 法 人 社 会 福 祉 協 議 会 地 縁 組 織 協 同 組 合 民 間 企 業 シルバー 人 材 センターなどの 多 様 な 主 体 による 多 様 なサービスの 提 供 体 制 を 構 築 し 高 齢 者 を 支 える 地 域 の 支 え 合 いの 体 制 づくりを 推 進 していく 必 要 がある その 際 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 を 活 用 した 生 活 支 援 コーディネーター( 地 域 支 え 合 い 推 進 員 ) や 協 議 体 の 設 置 等 を 通 じて 互 助 を 基 本 とした 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスが 創 出 されるよう 次 項 の 取 組 を 積 極 的 に 進 める

71 ( 生 活 支 援 コーディネーター( 地 域 支 え 合 い 推 進 員 )) 高 齢 者 の 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 体 制 整 備 を 推 進 していくことを 目 的 と し 地 域 において 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 提 供 体 制 の 構 築 に 向 けたコー ディネート 機 能 ( 主 に 資 源 開 発 やネットワーク 構 築 の 機 能 )を 果 たす 者 を 生 活 支 援 コーディネーター( 地 域 支 え 合 い 推 進 員 ) ( 以 下 コーディネーター とい う )とする ( 協 議 体 ) 市 町 村 が 主 体 となり 各 地 域 におけるコーディネーターと 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 提 供 主 体 等 が 参 画 し 定 期 的 な 情 報 共 有 及 び 連 携 強 化 の 場 として 中 核 となるネットワークを 協 議 体 とする (コーディネーターと 協 議 体 によるコーディネート 機 能 の 考 え 方 ) 日 常 生 活 ニーズ 調 査 や 地 域 ケア 会 議 等 により 地 域 の 高 齢 者 支 援 のニーズと 地 域 資 源 の 状 況 を 把 握 していくことと 連 携 しながら 地 域 における 以 下 の 取 組 を 総 合 的 に 支 援 推 進 1 地 域 のニーズと 資 源 の 状 況 の 見 える 化 問 題 提 起 2 地 縁 組 織 等 多 様 な 主 体 への 協 力 依 頼 などの 働 きかけ 3 関 係 者 のネットワーク 化 4 目 指 す 地 域 の 姿 方 針 の 共 有 意 識 の 統 一 5 生 活 支 援 の 担 い 手 の 養 成 やサービスの 開 発 ( 担 い 手 を 養 成 し 組 織 化 し 担 い 手 を 支 援 活 動 につなげる 機 能 )

72 6 ニーズとサービスのマッチング コーディネート 機 能 は 概 ね 以 下 の3 層 で 展 開 されることが 考 えられるが 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 は 第 1 層 第 2 層 の 機 能 を 充 実 し 体 制 整 備 を 推 進 していく ことが 重 要 第 1 層 市 町 村 区 域 で1~5を 中 心 に 行 う 機 能 第 2 層 中 学 校 区 域 で 第 1 層 の 機 能 の 下 1~6を 行 う 機 能 第 3 層 個 々の 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 事 業 主 体 で 利 用 者 と 提 供 者 をマッチングする 機 能 (2) コーディネーターの 目 的 役 割 等 1 コーディネーターの 設 置 目 的 市 町 村 が 定 める 活 動 区 域 ごとに 関 係 者 のネットワークや 既 存 の 取 組 組 織 等 も 活 用 しながら 上 記 のコーディネート 業 務 を 実 施 することにより 地 域 におけ る 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 提 供 体 制 の 整 備 に 向 けた 取 組 を 推 進 することを 目 的 とする 2 コーディネーターの 役 割 等 生 活 支 援 の 担 い 手 の 養 成 サービスの 開 発 ( 第 1 層 第 2 層 ) 関 係 者 のネットワーク 化 ( 第 1 層 第 2 層 ) ニーズとサービスのマッチング( 第 2 層 ) 3 配 置 地 域 包 括 支 援 センターとの 連 携 を 前 提 とした 上 で 配 置 先 や 市 町 村 ごとの 配 置 人 数 等 は 限 定 せず 地 域 の 実 情 に 応 じた 多 様 な 配 置 を 可 能 とする 4 コーディネーターの 資 格 要 件 地 域 における 助 け 合 いや 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 提 供 実 績 のある 者 ま たは 中 間 支 援 を 行 う 団 体 等 であって 地 域 でコーディネート 機 能 を 適 切 に 担 うこ とができる 者 特 定 の 資 格 要 件 は 定 めないが 市 民 活 動 への 理 解 があり 多 様 な 理 念 をもつ 地 域 のサービス 提 供 主 体 と 連 絡 調 整 できる 立 場 の 者 であって 国 や 都 道 府 県 が 実 施 する 研 修 ( 平 成 26 年 度 以 降 に 実 施 予 定 )を 修 了 した 者 が 望 ましい コーディネーターが 属 する 組 織 の 活 動 の 枠 組 みを 超 えた 視 点 地 域 の 公 益 的 活 動 の 視 点 公 平 中 立 な 視 点 を 有 することが 適 当 5 費 用 負 担 人 件 費 委 託 費 活 動 費 用 については 地 域 支 援 事 業 ( 平 成 26 年 度 : 任 意 事 業 ( 生 活 支 援 基 盤 整 備 ) 平 成 27 年 度 以 降 : 包 括 的 支 援 事 業 )が 活 用 可 能 (3) 協 議 体 の 目 的 役 割 等 1 協 議 体 の 設 置 目 的 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 体 制 整 備 に 向 けて 多 様 な 主 体 の 参 画 が 求 めら れることから 市 町 村 が 主 体 となって 定 期 的 な 情 報 の 共 有 連 携 強 化 の 場 と

73 して 設 置 することにより 多 様 な 主 体 間 の 情 報 共 有 及 び 連 携 協 働 による 資 源 開 発 等 を 推 進 することを 目 的 とする 2 協 議 体 の 役 割 等 コーディネーターの 組 織 的 な 補 完 地 域 ニーズの 把 握 (アンケート 調 査 やマッピング 等 の 実 施 ) 情 報 の 見 える 化 の 推 進 企 画 立 案 方 針 策 定 を 行 う 場 地 域 づくりにおける 意 識 の 統 一 を 図 る 場 情 報 交 換 の 場 働 きかけの 場 ( 例 ) 地 域 の 課 題 についての 問 題 提 起 課 題 に 対 する 取 組 の 具 体 的 協 力 依 頼 他 団 体 の 参 加 依 頼 (A 団 体 単 独 では 不 可 能 な 事 もB 団 体 が 協 力 することで 可 能 になることも) 3 協 議 体 の 設 置 主 体 市 町 村 と 第 1 層 のコーディネーターが 協 力 して 地 域 の 関 係 者 のネットワーク 化 を 図 り 協 議 体 を 設 置 する 地 域 の 実 情 に 応 じた 様 々なネットワーク 化 の 手 法 が 考 えられるため 既 に 類 似 の 目 的 を 持 ったネットワーク 会 議 等 が 開 催 されている 場 合 は その 枠 組 みを 活 用 することも 可 能 協 議 体 については 市 町 村 におかないことも 考 えられ 地 域 の 実 情 に 応 じた 形 で 実 施 可 能 特 定 の 事 業 者 の 活 動 の 枠 組 みを 超 えた 協 議 が 行 われることが 重 要 であり 例 えば 当 面 は 市 町 村 が 中 心 となって 協 議 の 場 を 設 けるなどし 関 係 者 間 の 情 報 共 有 を 目 的 とした 緩 やかな 連 携 の 場 を 設 置 することも 一 つの 方 法 4 協 議 体 の 構 成 団 体 等 行 政 機 関 ( 市 町 村 地 域 包 括 支 援 センター 等 ) コーディネーター 地 域 の 関 係 者 (NPO 社 会 福 祉 法 人 社 会 福 祉 協 議 会 地 縁 組 織 協 同 組 合 民 間 企 業 ボランティア 団 体 介 護 サービス 事 業 者 シルバー 人 材 センター 等 ) この 他 にも 地 域 の 実 情 に 応 じて 適 宜 参 画 者 を 募 ることが 望 ましい 5 費 用 負 担 人 件 費 委 託 費 活 動 費 用 については 地 域 支 援 事 業 ( 平 成 26 年 度 : 任 意 事 業 ( 生 活 支 援 基 盤 整 備 ) 平 成 27 年 度 以 降 : 包 括 的 支 援 事 業 )が 活 用 可 能 (4) 市 町 村 都 道 府 県 及 び 国 の 役 割 1 市 町 村 は 日 常 生 活 ニーズ 調 査 や 地 域 ケア 会 議 等 も 活 用 し 地 域 の 高 齢 者 支 援 のニーズと 地 域 資 源 の 状 況 を 把 握 した 上 で それらの 見 える 化 や 問 題 提 起 地 縁 組 織 等 多 様 な 主 体 への 協 力 依 頼 などの 働 きかけ 目 指 す 地 域 の 姿 方 針 の 決 定 共 有 意 識 の 統 一 を 行 う また 地 域 の 実 情 に 応 じた 生 活 支 援 介 護 予 防 サービ

74 スの 体 制 整 備 の 推 進 に 向 けて コーディネーター を 特 定 するとともに 協 議 体 の 設 置 を 進 める 2 都 道 府 県 は 国 が 作 成 したコーディネーター 養 成 カリキュラム テキストを 活 用 し 市 町 村 で 配 置 を 予 定 している 人 材 の 研 修 を 実 施 する 更 に 県 内 のコーディ ネーターのネットワーク 化 を 進 めるとともに 配 置 状 況 の 偏 在 や 地 域 事 情 等 に 配 慮 し 適 宜 市 町 村 と 調 整 する 3 国 は 都 道 府 県 で 計 画 的 にコーディネーターを 養 成 出 来 るよう カリキュラム テキストを 作 成 する また 積 極 的 に 市 町 村 や 関 係 団 体 等 に 対 する 普 及 啓 発 等 を 行 い 全 国 的 な 展 開 が 図 られるよう 配 慮 する (5) 取 組 の 流 れ コーディネーター と 協 議 体 の 設 置 の 手 法 については 地 域 の 状 況 によ って 様 々であると 考 えられるが 一 例 として 市 町 村 が 各 地 域 ( 日 常 生 活 圏 域 第 2 層 )において 協 議 体 を 立 ち 上 げ 協 議 体 のメンバーの 中 から 第 2 層 のコーデ ィネーターを 選 出 する 事 例 を 想 定 し 大 まかな 流 れを 示 す( 表 6 参 照 ) 4. 住 民 主 体 の 支 援 活 動 の 推 進 (1) ボランティア 等 の 支 援 の 担 い 手 に 対 する 研 修 人 材 育 成 の 実 施 生 活 支 援 や 介 護 予 防 の 担 い 手 となるボランティア 等 が 要 支 援 者 等 に 対 して 適 切 な 生 活 支 援 や 介 護 予 防 を 提 供 するとともに 必 要 なときに 地 域 包 括 支 援 センタ ーなど 必 要 な 機 関 に 連 絡 することができるようにするためには これらの 者 に 対 して 介 護 保 険 制 度 や 高 齢 者 の 特 徴 緊 急 対 応 などについて 市 町 村 が 主 体 的 に 研 修 を 行 うことが 望 ましい そこで 各 地 域 における 好 事 例 を 参 考 に 以 下 のとおり 研 修 のカリキュラムの 内 容 を 例 示 する 市 町 村 においては 当 該 カリキュラムを 参 考 に 地 域 の 実 情 に 応 じた 研 修 を 実 施 することが 望 ましい (カリキュラムの 例 示 ) 介 護 保 険 制 度 介 護 概 論 高 齢 者 の 特 徴 と 対 応 ( 高 齢 者 や 家 族 の 心 理 ) 介 護 技 術 ボランティア 活 動 の 意 義 緊 急 対 応 ( 困 った 時 の 対 応 ) 認 知 症 の 理 解 ( 認 知 症 サポーター 研 修 等 ) コミュニケーションの 手 法 訪 問 マナー 訪 問 実 習 オリエンテーション

75 コーディネーター 及 び 協 議 体 設 置 運 営 に 係 るフロー( 例 ) コーディネーター と 協 議 体 の 設 置 の 手 法 については 地 域 の 状 況 によって 様 々であると 考 えられるが 一 例 として 市 町 村 が 各 地 域 ( 日 常 生 活 圏 域 第 2 層 )において 協 議 体 を 起 ち 上 げ 協 議 体 のメンバーの 中 から 第 2 層 のコーディネーターを 選 出 する 事 例 を 想 定 し 大 まかな 流 れを 示 す 市 町 村 協 議 体 コーディネーター コーディネーターと 協 議 体 の 連 携 による 生 活 支 援 の 担 い 手 の 養 成 やサービスの 開 発 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスへの 参 加 啓 発 地 域 に 不 足 する 生 活 支 援 サービスは 担 い 手 の 養 成 に 着 手 (サービスの 開 発 ) 人 材 (ボランティア 等 )の 育 成 育 成 したボランティア 等 が 活 動 する 場 所 の 確 保 注 : 上 記 のフロー 図 では 市 町 村 が 第 1 層 のコーディネーターの 機 能 を 担 うことで 第 2 層 の 協 議 体 とコーディネーターが 設 置 されている この 場 合 先 に 第 2 層 の 取 組 の 成 功 例 のパターン 化 を 図 り 第 1 層 レベルへ 広 く 普 及 を 図 ることも 考 えられる 小 規 模 市 町 村 では 第 2 層 と 第 1 層 が 重 なり 合 う 場 合 もある 注 : 地 域 で 適 切 な 者 がいる 場 合 には コーディネーターの 配 置 を 先 に 行 うこともあり 表 6 コーディネーター 及 び 協 議 体 の 設 置 運 用 に 係 る 取 組 例 生 活 支 援 サービスの 充 実 に 関 する 研 究 会 の 立 ち 上 げ 関 係 する 主 な 団 体 機 関 に 参 画 を 求 め 議 論 ( 例 ) 包 括 社 会 福 祉 協 議 会 NPO 社 会 福 祉 法 人 地 縁 組 織 協 同 組 合 民 間 企 業 等 ニーズと 地 域 資 源 の 把 握 市 町 村 の 方 針 の 決 定 市 町 村 が 目 指 す 地 域 の 姿 や 協 議 体 コーディネーターの 設 置 サービス 充 実 の 方 針 の 決 定 ( 必 須 ではない) 事 業 実 施 要 綱 等 の 策 定 研 究 会 の 立 ち 上 げはできるだけ 早 期 に 行 う(26 年 度 中 が 望 ましい) 事 業 計 画 策 定 委 員 会 等 の 活 用 も 考 えられる 各 地 域 ( 日 常 生 活 圏 域 等 )に 協 議 体 を 設 置 地 域 で 活 動 を 行 う 主 な 団 体 機 関 ( 生 活 支 援 介 護 予 防 の 提 供 主 体 等 )のリストアップ 団 体 機 関 に 協 議 体 への 参 画 を 求 める 市 町 村 の 方 針 の 周 知 コーディネーターの 適 任 者 がいる 場 合 協 議 体 とコー ディネーターを 同 時 に 設 置 選 出 することも 考 えられる 以 後 適 宜 協 議 体 コーディネーターを 支 援 協 議 体 の 活 動 開 始 ( 初 期 は 情 報 収 集 等 から 開 始 ) ニーズや 地 域 資 源 の 情 報 共 有 連 携 の 強 化 情 報 の 集 約 化 による 地 域 課 題 や 実 態 の 把 握 ( 地 域 資 源 の 調 査 マッピング 等 ) 既 存 のサービスで 対 応 できるものとできないものの 仕 分 け 既 存 のサービス 集 いの 場 等 の 活 用 開 発 が 必 要 なサービスの 議 論 地 域 包 括 支 援 センターとの 連 携 コーディネーターの 選 出 市 町 村 が 考 える 生 活 支 援 の 在 り 方 目 指 す 地 域 づくりに 最 も 適 した 者 で 協 議 体 の 活 動 で 中 核 となり 得 る 人 物 をコーディネーターとして 選 出 選 出 されたコーディネーターを 広 く 関 係 者 に 周 知 コーディネーターが 選 出 されたら 協 議 体 コーディネーターが 中 心 に 実 施 選 出 されたコーディネーターは 都 道 府 県 が 実 施 するコーディネーター 向 け 研 修 を 受 講 することが 望 ましい

76 ( 研 修 の 実 例 ) 岐 阜 県 大 垣 市 の 事 例 高 齢 者 の 日 常 生 活 の 困 りごと( 家 事 外 出 支 援 電 球 の 交 換 庭 の 草 取 り 使 用 していない 部 屋 の 掃 除 等 )に 適 切 に 対 応 する 住 民 参 加 型 の 活 動 として ラ イフサポート 事 業 を さんさん 広 場 つつみ を 拠 点 として 実 施 している 具 体 的 には 定 年 退 職 などで 時 間 に 余 裕 のできた 団 塊 世 代 の 住 民 等 (60 代 から 70 代 が 中 心 )を 対 象 にライフサポーターの 養 成 を 行 い 地 域 の 高 齢 者 の 日 常 生 活 の 困 りごとに 対 応 してもらう 役 割 を 担 ってもらうもの 利 用 料 金 は 1 時 間 1,000 円 の 利 用 料 金 (チケット 制 )であり そのうち 500 円 ( 交 通 費 含 む) はサポーターへの 謝 礼 に 残 りの 500 円 はサポーターの 会 の 運 営 に 充 てられる ライフサポーターにとっては いきがい やりがい 人 とのつながり 社 会 とのつながり 学 びの 機 会 自 分 と 社 会 の 今 後 を 考 える 機 会 を 得 られるものと なっている また この 事 業 を 実 施 することで 専 門 的 な 身 体 介 護 はヘルパーに 日 常 生 活 の 困 りごとへの 対 応 はライフサポーターに 任 せるという 整 理 ができている ライフサポーターが 継 続 して 事 業 に 関 わっていく 仕 組 みとして 以 下 の 特 徴 が 挙 げられる 1サポーター 研 修 として 14 時 間 の 講 習 会 の 中 で 自 立 支 援 を 基 本 とした 介 護 保 険 制 度 やコミュニケーション 高 齢 者 の 心 理 や 車 椅 子 の 介 助 方 法 などの 介 護 基 礎 訪 問 マナーなど 在 宅 介 護 の 基 本 的 な 研 修 を 終 了 すること 21 人 のライフサポーターが1 人 の 利 用 者 を 担 当 するのではなく チームで 関 わ りを 情 報 共 有 するチームケアを 行 うこと 3 毎 月 1 回 学 習 や 報 告 を 通 じて 問 題 を 解 決 し 合 える 場 として サポーター 会 議 を 実 施 していること 4ライフサポーターの 得 意 分 野 を 生 かした 対 応 ができるようにコーディネ ートしていること なお サポーター 養 成 講 座 のカリキュラムは 以 下 のとおり 288 <ライフサポーター 養 成 講 座 カリキュラム> 時 間 科 目 講 師 もしくは 担 当 者 1 日 目 10:00~12:00 ライフサポート 事 業 について 介 護 福 祉 士 現 状 を 考 えよう 2 日 目 10:00~12:00 コミュニケーション 社 会 福 祉 士 3 日 目 10:00~12:00 4 日 目 10:00~12:00 5 日 目 10:00~12:00 障 がい 者 の 心 理 家 族 の 心 理 認 知 症 の 理 解 介 護 技 術 ( 現 場 で 活 用 ) ライフサポートの 基 本 6 日 目 10:00~12:00 訪 問 マナー( 守 秘 義 務 ) 困 った 時 の 対 応 実 習 オリエンテーション 10:00~11:00 講 座 の 振 り 返 り 7 日 目 修 了 式 11:00~12:00 (サポーター 登 録 ボランティア 保 険 について) 7 日 目 終 了 後 ライフサポーターに 同 行 して 訪 問 する 実 習 を 行 う 36 経 験 者 専 門 職 介 護 福 祉 士 コ ディネーター ライフサポーター コ ディネーター ライフサポーター 事 務 局

77 神 奈 川 県 鎌 倉 市 の 事 例 鎌 倉 市 が 設 置 した 鎌 倉 市 高 齢 者 生 活 支 援 サポートセンター を 拠 点 として 加 齢 に 伴 い 日 常 生 活 が 少 しずつ 不 自 由 になってきた 方 等 を 対 象 に 高 齢 者 生 活 支 援 サポーターを 派 遣 し 趣 味 や 生 きがいのための 外 出 支 援 話 し 相 手 将 棋 等 の 趣 味 の 相 手 自 立 を 妨 げない 程 度 の 家 事 援 助 等 を 行 い 在 宅 での 暮 らしを 支 援 す るもの 利 用 料 金 は 1 時 間 900 円 及 び 交 通 費 実 費 であり 全 額 サポーターへの 謝 礼 に 充 てられる 事 業 の 特 徴 は 以 下 のとおり 1 担 い 手 である 高 齢 者 生 活 支 援 サポーターは 高 齢 者 生 活 支 援 サポーター 養 成 講 座 として 高 齢 者 の 生 活 支 援 に 関 する 基 礎 知 識 を 学 ぶ2 日 間 の 講 座 を 修 了 すること 2 鎌 倉 市 高 齢 者 生 活 支 援 サポートセンターにはコーディネーター( 相 談 員 ) が 配 置 されており このコーディネーターが 利 用 者 からの 相 談 を 受 け 付 け 利 用 者 宅 を 訪 問 して 依 頼 内 容 を 確 認 し 自 立 の 妨 げにならない 支 援 について サポーターを 紹 介 する 3 登 録 された 高 齢 者 生 活 支 援 サポーターを 対 象 に スキルアップを 目 的 とし て 月 1 回 高 齢 者 生 活 支 援 サポーター 会 議 を 開 催 している また 高 齢 者 生 活 支 援 サポーター 養 成 講 座 のカリキュラムは 以 下 のとおり < 鎌 倉 市 高 齢 者 生 活 支 援 サポーター 養 成 講 座 カリキュラム> 時 間 講 義 の 目 的 内 容 講 師 9:30~10:40 鎌 倉 市 の 高 齢 者 の 現 状 と 介 護 保 険 制 度 の 現 状 と 介 介 護 保 険 制 度 介 護 保 険 外 護 保 険 外 の 高 齢 者 への 公 のサービスについて 知 る 的 サービスについて 高 齢 者 いきいき 課 1 日 目 2 日 目 10:50~12:00 13:00~15:00 15:10~16:00 9:30~10:50 11:00~12:00 13:00~15:00 15:10~16:00 高 齢 者 の 身 体 的 変 化 と 老 化 についてと 地 域 福 祉 のあ り 方 について 知 る 信 頼 関 係 を つくる コミ ュニ ケーションについて 学 ぶ 高 齢 者 の 特 性 と 暮 らし 地 域 包 括 支 援 センターの 役 割 について 対 人 援 助 の 技 術 と 実 技 高 齢 者 いきいき 課 キネステティクストレーナー 神 奈 川 県 立 保 健 福 祉 大 学 実 践 教 育 センター 鎌 倉 市 高 齢 者 生 活 支 援 サ 生 活 支 援 サポーターの 必 要 ポーター 制 度 の 仕 組 みを 知 かまくら 地 域 介 護 支 援 機 構 性 る 実 際 の 活 動 内 容 を 知 る 1 外 出 支 援 生 活 支 援 サポーター 2 お 話 し 相 手 現 在 活 動 しているサポーターの 報 告 3 家 事 支 援 生 活 支 援 サホ ーターのあり 方 活 動 の 心 得 鎌 倉 市 高 齢 者 生 活 支 援 サホ ートセンター 食 支 援 について 高 齢 者 の 食 支 援 料 理 研 究 家 認 知 症 の 人 との コ ミ ュ ニ 認 知 症 の 理 解 ケーションのあり 方 について 当 事 者 家 族 の 話 を 聞 く 知 る サポーターの 登 録 について かまくら 認 知 症 ネットワーク かまくらりんどうの 会 鎌 倉 市 高 齢 者 生 活 支 援 サホ ートセンター

78 (2) 介 護 支 援 ボランティアポイントの 活 用 市 町 村 において 高 齢 者 が 地 域 のサロン 会 食 会 外 出 の 補 助 介 護 施 設 等 の 介 護 の 実 施 場 所 等 でボランティア 活 動 を 行 った 場 合 にポイントを 付 与 する 介 護 支 援 ボランティアポイントの 制 度 を 設 けているところが 209 市 町 村 ある( 平 成 25 年 4 月 現 在 一 般 会 計 によるものも 含 む) 平 成 19 年 度 から 先 駆 的 に 取 り 組 んでいる 稲 城 市 では 574 人 の 登 録 者 ( 平 成 26 年 3 月 31 日 現 在 )が 参 加 し 自 らの 知 識 や 能 力 などを 生 かしたレクリエーション などの 指 導 参 加 支 援 行 事 などの 手 伝 い( 模 擬 店 会 場 設 営 利 用 者 の 移 動 補 助 芸 能 披 露 など) 話 し 相 手 となるなどのボランティアを 行 った 場 合 に スタン プを 押 し そのスタンプの 数 に 応 じて ポイントを 付 与 する 取 組 を 行 っている 介 護 支 援 ボランティアポイントの 取 り 組 みは 地 域 支 援 事 業 の 一 般 介 護 予 防 事 業 の 枠 組 みが 活 用 可 能 である [ 参 考 ] 表 彰 制 度 の 積 極 的 な 活 用 厚 生 労 働 省 において 平 成 24 年 度 から 健 康 増 進 分 野 において 実 施 している 健 康 寿 命 をのばそう!アワード が 拡 充 され 平 成 26 年 度 から 介 護 予 防 高 齢 者 生 活 支 援 分 野 が 新 設 され 最 優 秀 賞 1 件 ( 厚 生 労 働 大 臣 賞 )とともに 優 秀 賞 ( 厚 生 労 働 大 臣 賞 )として3 件 < 企 業 1 団 体 1 自 治 体 1> 更 に 優 良 賞 ( 厚 生 労 働 省 老 健 局 長 賞 )が 企 業 部 門 自 治 体 部 門 団 体 部 門 で 更 に 数 件 ずつ 表 彰 されることになっ ている 市 町 村 においては このような 表 彰 制 度 を 活 用 するとともに 市 町 村 においても 独 自 に 表 彰 制 度 や 報 償 費 等 を 活 用 した 仕 組 みを 設 ける 等 により 地 域 における 住 民 主 体 の 活 動 を 積 極 的 に 推 進 することが 考 えられる 5 地 域 ケア 会 議 既 存 資 源 他 施 策 の 活 用 (1) 地 域 ケア 会 議 の 活 用 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 開 発 については 市 町 村 とコーディネーターが 中 心 となって 実 施 することになるが ニーズに 対 応 するサービス 全 てを 新 しく 開 発 する 必 要 はなく 既 に 存 在 し 利 用 できる 地 域 資 源 については その 活 用 を 図 る ことになる 地 域 ケア 会 議 は 個 別 ケースについて 多 職 種 住 民 等 の 地 域 の 関 係 者 間 で 検 討 を 重 ねることにより 地 域 の 共 通 課 題 を 関 係 者 で 共 有 し 課 題 解 決 に 向 け 関 係 者 間 の 調 整 ネットワーク 化 新 たな 資 源 開 発 さらには 施 策 化 を ボトムア ップで 図 っていく 仕 組 みであり 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 を 図 ってい く 上 で コーディネーターや 協 議 体 の 仕 組 みと 連 携 しながら 積 極 的 に 活 用 を 図 っていくことが 望 ましい

79 < 地 域 ケア 会 議 の 推 進 > ( 地 域 ケア 会 議 を 活 用 したサービス 開 発 の 事 例 ) 石 川 県 津 幡 町 の 事 例 <サービス 開 発 の 流 れ> 1 個 別 事 例 ごとに 開 催 する 地 域 ケア 会 議 ( 直 営 の 地 域 包 括 支 援 センターが 主 催 ) 地 域 生 活 継 続 のための 個 別 課 題 の 把 握 と 整 理 地 域 課 題 の 発 見 につながるア セスメントを 重 視 した 総 合 相 談 の 仕 組 みづくり その 人 が 地 域 生 活 を 継 続 するための 包 括 的 課 題 解 決 策 の 検 討 地 域 ケア 会 議 の 個 別 課 題 解 決 機 能 ネットワーク 構 築 機 能 2 地 区 単 位 各 種 ネットワーク 単 位 で 開 催 される 地 域 ケア 会 議 ( 直 営 の 地 域 包 括 支 援 センターが 主 催 ) 個 別 事 例 ごとの 地 域 ケア 会 議 の 積 み 重 ねの 中 で 把 握 した 地 域 課 題 及 び 課 題 解 決 策 の 検 討 地 域 ケア 会 議 の 地 域 課 題 の 発 見 機 能 地 域 づくり 機 能 資 源 開 発 機 能 3 町 レベルで 開 催 される 地 域 ケア 会 議 ( 町 が 主 催 ) 一 部 地 域 の 課 題 解 決 策 を 全 町 的 取 組 施 策 に 反 映 させるための 検 討 地 域 ケア 会 議 の 政 策 形 成 機 能

80 < 既 存 会 議 のもつ 地 域 ケア 会 議 機 能 の 活 用 > 事 業 所 / 専 門 職 連 絡 会 既 存 の 会 議 のもつ 地 域 ケア 会 議 機 能 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 管 理 者 連 絡 会 地 域 密 着 型 サービス 事 業 所 連 絡 会 訪 問 介 護 事 業 所 管 理 者 連 絡 会 リハビリ 専 門 職 連 絡 会 見 守 り 生 活 支 援 連 絡 会 医 療 保 健 介 護 連 絡 会 多 職 種 連 携 研 修 会 ネットワーク 構 築 介 護 保 険 事 業 計 画 推 進 協 議 会 その 他 連 絡 会 代 表 者 会 議 政 策 形 成 地 区 認 知 症 安 心 ネット 委 員 会 (5か 所 ) キャラバンメイト 連 絡 会 介 護 予 防 メイト 連 絡 会 地 域 課 題 発 見 地 域 づくり 資 源 開 発 介 護 者 交 流 会 若 年 性 認 知 症 の 会 事 務 局 会 議 地 域 ケア 会 議 ( 個 別 課 題 検 討 ) 随 時 個 別 課 題 解 決 協 議 会 等 施 策 につながる 会 議 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 地 域 福 祉 計 画 推 進 協 議 会 障 害 者 自 立 支 援 協 議 会 ネットワーク 構 築 認 知 症 安 心 ネット 推 進 委 員 会 ネットワーク 構 築 地 域 課 題 発 見 地 域 づくり 資 源 開 発 < 取 組 の 効 果 > 買 い 物 支 援 北 陸 地 域 づくり 協 会 北 陸 地 域 の 活 性 化 に 関 する 研 究 助 成 事 業 による 新 買 い 物 支 援 システム:オンデマンド 商 店 街 の 可 能 性 調 査 研 究 の 買 い 物 支 援 事 業 実 行 部 会 で 移 動 販 売 車 の 活 動 について 検 討 商 工 会 社 会 福 祉 協 議 会 地 域 包 括 支 援 センター 大 学 高 専 の 研 究 者 町 担 当 者 が 検 討 に 参 加 しており 平 成 26 年 2 月 から 販 売 拠 点 を 17 か 所 設 定 し 移 動 販 売 車 による 買 い 物 支 援 を 開 始 した 町 単 位 の 地 域 見 守 りネットワークの 構 築 平 成 26 年 度 に 業 務 中 に 異 変 に 気 付 いた 場 合 に 通 報 する 緩 やかな 見 守 りに 係 る 協 定 を 電 力 会 社 や 生 協 等 と 締 結 した 身 近 な 地 域 での 介 護 予 防 活 動 これまでの 高 齢 者 サロンの 殆 どは 月 1 回 程 度 の 開 催 であったため 平 成 25 年 度 に 安 心 生 活 サポート 事 業 を 活 用 し モデル 的 に 特 定 地 区 のサロン(JAが 地 域 の ボランティアと 運 営 )について 地 域 の 介 護 予 防 の 拠 点 生 活 支 援 の 拠 点 とすべ く 回 数 を 増 やし 内 容 の 充 実 のための 備 品 も 購 入 した (2) 既 存 資 源 の 活 用 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 開 発 の 際 活 用 可 能 な 資 源 として 以 下 のよう な 例 が 挙 げられる なお 過 去 に 一 般 財 源 化 された 生 活 支 援 等 については 地 域 支 援 事 業 で 実 施 できないことには 留 意 する 必 要 がある

81 < 既 存 資 源 の 例 > NPO 協 同 組 合 ボランティア 団 体 等 の 非 営 利 組 織 生 協 農 協 NPO ボランティアは 地 域 による 濃 淡 はあるものの 既 に 生 活 支 援 の 活 動 を 実 施 しており 資 源 開 発 の 前 に 地 域 の 資 源 を 確 認 することが 重 要 民 生 委 員 老 人 クラブ 自 治 会 まちづくり 協 議 会 商 工 会 シルバー 人 材 センター 食 生 活 改 善 推 進 員 等 地 縁 組 織 等 地 域 に 根 ざした 様 々な 組 織 マンパワーを 用 途 に 合 わせて 活 用 を 図 ることが 重 要 社 会 福 祉 協 議 会 ( 地 域 福 祉 コーディネーター 地 区 社 協 ) ソーシャルワークの 専 門 職 の 視 点 から 既 に 地 域 で 互 助 の 活 動 推 進 を 行 って いる 地 域 福 祉 コーディネーターとの 協 力 や 地 縁 組 織 としての 地 区 社 協 との 連 携 により 社 会 基 盤 を 有 効 に 活 用 することが 重 要 特 別 養 護 老 人 ホーム 老 人 保 健 施 設 小 規 模 多 機 能 居 宅 介 護 等 既 存 施 設 の 地 域 交 流 スペース 等 の 活 用 をはじめ 地 域 にある 高 齢 者 施 設 等 の 資 源 を 有 効 活 用 することにより 相 互 の 理 解 が 深 まり 地 域 の 生 活 支 援 に 資 する ことからこれらの 取 組 を 推 進 することが 重 要 社 会 福 祉 法 人 については その 地 域 貢 献 の 一 つとしても 地 域 に 対 する 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 提 供 が 求 められる 地 域 包 括 支 援 センターの 専 門 職 保 健 センターの 保 健 師 等 の 専 門 職 生 活 支 援 を 充 実 していく 中 で 生 じる 各 種 問 題 について 専 門 分 野 の 知 見 を 有 するものについては 地 域 包 括 支 援 センター 等 の 専 門 職 に 適 宜 相 談 支 援 要 請 を 行 い 専 門 的 な 知 見 を 取 り 入 れた 活 動 を 行 うことが 重 要 民 間 企 業 主 体 の 取 組 ( 社 会 貢 献 活 動 市 場 ベースで 提 供 する 生 活 支 援 ) 民 間 企 業 の 社 会 貢 献 の 取 組 を 地 域 に 呼 び 込 み また 情 報 提 供 等 により 市 場 によるサービスの 利 用 も 促 進 する その 他 他 施 策 として 取 り 組 まれている 生 活 支 援 の 体 制 整 備 に 活 用 可 能 な 各 種 資 源 総 務 省 の 人 材 の 活 用 施 策 ( 地 域 おこし 協 力 隊 集 落 支 援 員 等 ) ICT 活 用 法 務 省 の 法 テラスにおける 司 法 ソーシャルワーク 農 林 水 産 省 の 介 護 食 品 普 及 支 援 国 土 交 通 省 の 街 づくり 支 援 等 の 他 施 策 を 適 宜 活 用 することが 重 要 [ 参 考 ] 老 人 クラブの 役 割 活 動 全 国 に 約 11 万 会 員 数 約 650 万 人 である 老 人 クラブにおいては 植 木 の 処 理 雨 どいの 取 り 替 え 蛍 光 灯 やコンセントの 取 り 替 え 等 の 生 活 支 援 からサロン 活 動 まで 幅 広 い 活 動 を 行 うなどの 地 域 活 動 を 行 っている 老 人 クラブは 元 気 な 高 齢 者 が 集 う 団 体 として 今 後 地 域 における 生 活 支 援 における 担 い 手 としての 役 割 が 期 待 される ( 一 般 財 源 化 された 事 業 について) 三 位 一 体 の 改 革 として 国 から 地 方 に 財 源 移 譲 された( 一 般 財 源 化 ) 事 業 に

82 ついては 事 業 の 必 要 性 は 引 き 続 きあるが 地 方 が 自 主 性 をもって 取 り 組 むこと が 必 要 であると 整 理 されたものである 市 町 村 は 下 記 に 例 示 する 一 般 財 源 化 され た 事 業 についても 地 域 における 支 え 合 い 体 制 作 りの 一 環 として 必 要 に 応 じそ の 充 実 に 努 める 外 出 支 援 サービス 事 業 ( 医 療 機 関 への 通 院 等 の 移 送 サービス) 訪 問 理 美 容 サービス 事 業 ( 移 動 理 美 容 車 や 衛 生 管 理 を 備 えた 施 設 等 での 出 張 サービス) 施 設 等 で 実 施 する 場 合 は 衛 生 管 理 の 徹 底 を 図 る 必 要 有 等 参 考 新 地 域 支 援 構 想 会 議 の 提 言 ( 新 地 域 支 援 構 想 ) 助 け 合 い 活 動 を 実 践 支 援 している 非 営 利 の 全 国 的 組 織 が 自 主 的 に 集 まった 新 地 域 支 援 構 想 会 議 が 総 合 事 業 の 実 施 に 向 け 平 成 26 年 6 月 20 日 に 提 言 を 行 っている( 新 地 域 支 援 構 想 ) この 構 想 は 総 合 事 業 の 制 度 改 正 の 動 きを 踏 まえ 本 年 の 年 初 より 精 力 的 に 検 討 を 重 ね 提 言 としてとりまとめられたものである 構 成 メンバー 当 該 構 想 提 言 については 以 下 を 参 照 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たっては 住 民 主 体 の 支 援 の 充 実 活 用 が 重 要 である 一 方 で 住 民 主 体 の 助 け 合 い 活 動 は 自 主 性 自 発 性 を 持 って 行 われるもので 行 政 と しての 関 わり 方 も その 活 動 の 趣 旨 にあった 形 で 行 うことが 適 当 である 本 構 想 は 以 下 の 諸 点 について 助 け 合 い 活 動 を 行 う 側 の 視 点 から 総 合 事 業 に おいて 主 体 的 に 役 割 を 果 たしていこうという 趣 旨 でとりまとめられており 市 町 村 において 具 体 的 制 度 設 計 事 業 運 営 を 行 っていく 上 で 十 分 に 参 考 にしていくことが 有 益 である 助 け 合 い 活 動 の 基 本 的 理 念 や 総 合 事 業 における 意 義 住 民 主 体 の 支 援 を 行 っていく 際 の 自 主 的 自 発 的 活 動 という 性 格 への 配 慮 ケアマネジメントとの 関 係 公 費 助 成 との 関 係 での 留 意 事 項 コーディネーター 協 議 会 の 取 組 を 進 める 上 での 考 え 方 助 け 合 い 活 動 を 担 う 組 織 として NPO 等 の テーマ 型 組 織 と 自 治 会 地 区 社 協 老 人 クラブ 等 の 地 縁 型 組 織 の 特 色 と 留 意 点 助 け 合 い 活 動 の 種 類 ごとの 特 徴 と 留 意 点 市 町 村 等 への 提 言 等 6 協 議 体 コーディネーター 設 置 について 参 考 となる 実 際 の 事 例 協 議 体 の 立 ち 上 げや 活 動 には 様 々な 手 法 パターンが 存 在 するが 便 宜 上 以 下 の 類 型 に 分 け 代 表 的 な 事 例 を 紹 介 する 1 地 域 包 括 支 援 センター 型

83 地 域 包 括 支 援 センターの3 職 種 ( 保 健 師 社 会 福 祉 士 主 任 介 護 支 援 専 門 員 ) が 中 核 となって 設 置 した 事 例 2 住 民 行 政 等 協 働 型 行 政 が 仕 組 みづくり( 制 度 化 )を 実 施 し 住 民 と 協 働 して 設 置 した 事 例 3 社 会 福 祉 協 議 会 型 社 会 福 祉 協 議 会 が 中 核 となり 市 町 村 と 協 働 して 設 置 した 事 例 4NPO 型 テーマ 型 の 活 動 を 行 うNPOが 中 核 となり 市 町 村 と 協 働 して 設 置 した 事 例 5 中 間 支 援 組 織 型 自 らが 事 業 を 実 施 せず 事 業 を 行 うNPOを 側 面 から 支 援 するNPOのような 組 織 のはたらきかけ 等 により 設 置 した 事 例 (1) 地 域 包 括 支 援 センター 型 長 崎 県 佐 々 町 地 域 包 括 支 援 センター( 長 崎 県 佐 々 町 )の 取 組 事 例 (コーディネーター) 地 域 包 括 支 援 センター( 保 健 師 ) ( 協 議 体 の 構 成 団 体 ) 地 域 包 括 支 援 センター( 直 営 ) 介 護 予 防 ボランティア 講 座 で 養 成 した 新 たな 担 い 手 有 償 ボランティアの 会 (さくらの 会 ) シルバー 人 材 センター(シルバー 人 材 サービス) 社 会 福 祉 協 議 会 ( 地 域 デイサービス) 診 療 所 ( 認 知 症 専 門 医 療 の 提 供 ) 総 合 福 祉 センター 民 生 委 員 ( 取 組 の 経 緯 ) 佐 々 町 では 軽 度 の 要 介 護 認 定 等 を 受 けていた 者 が 多 く 認 定 率 も 20%を 超 え 介 護 保 険 料 も 長 崎 県 内 でも 最 も 高 い 約 6,000 円 まで 増 加 し 介 護 予 防 の 必 要 性 が 明 確 化 してきており また 住 民 の 在 宅 生 活 に 向 けた 自 発 的 な 活 動 意 識 も 弱 い 状 況 にあった その 状 況 下 において 地 域 包 括 支 援 センターが 中 心 となって 介 護 保 険 情 勢 の 厳 しさを 伝 え 元 気 な 高 齢 者 にボランティアを 呼 びかけた 結 果 地 域 支 援 体 制 を コーディネートしていくとともにまちづくりの 中 核 となるのが 地 域 包 括 支 援 セン ターの 主 要 な 役 割 である という 認 識 が 生 まれ 地 域 包 括 支 援 センターの 保 健 師 がコーディネーターとなり 取 組 が 行 われるようになった ( 地 域 ニーズの 把 握 ) 介 護 予 防 ボランティア 養 成 講 座 を 開 催 し 介 護 予 防 ボランティアの 活 動 の 場 と して 通 所 型 介 護 予 防 推 進 活 動 地 域 型 介 護 予 防 推 進 活 動 訪 問 型 介 護 予 防

84 推 進 活 動 を 整 備 ボランティアとの 連 携 情 報 交 換 を 通 じニーズを 把 握 ( 地 域 資 源 の 開 発 ) 訪 問 型 介 護 予 防 指 導 ( 理 学 療 法 士 作 業 療 法 士 管 理 栄 養 士 による 対 象 者 ( 要 介 護 2までを 対 象 )の 自 宅 への 訪 問 と 指 導 )を 導 入 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 及 び 介 護 予 防 強 化 推 進 事 業 ( 予 防 モデル 事 業 ) の 活 用 による 訪 問 型 介 護 予 防 指 導 訪 問 型 生 活 支 援 サービス 介 護 予 防 推 進 地 区 活 動 等 の 支 援 メニューの 充 実 ( 協 議 体 の 拡 大 ) ボランティアをはじめとした 関 係 者 間 が 相 互 に 連 携 し 情 報 交 換 及 び 介 護 予 防 に 関 する 知 識 の 習 得 を 行 い ボランティアのモチベーションを 維 持 するとともに 地 域 における 介 護 予 防 の 推 進 を 図 るための 介 護 予 防 推 進 連 絡 会 (にっこり 会 ) の 開 催 ( 毎 月 1 回 定 期 開 催 ) ( 取 組 の 効 果 ) 平 成 21 年 に 20%を 超 えていた 要 介 護 要 支 援 認 定 率 が その 後 減 少 を 続 け 平 成 26 年 2 月 には 全 国 平 均 を 下 回 る 15.5%となった 平 成 20 年 から 開 始 された 介 護 予 防 ボランティア 養 成 講 座 には 約 6 年 間 で 260 人 もの 受 講 者 がおり そのうち 50 人 が 介 護 予 防 ボランティアとして 活 動 しており 町 内 14 地 区 で 講 話 や 運 動 指 導 などの 活 動 を 担 当 している (2) 住 民 行 政 等 協 働 型 神 奈 川 県 平 塚 市 ( 町 内 福 祉 村 事 業 )の 取 組 事 例 (コーディネーター) 第 1 層 のコーディネーターは 平 塚 市 職 員 (2 名 ) 第 2 層 のコーディネーターは 各 町 内 福 祉 村 の 専 任 コーディネーター ( 参 考 ) 専 任 コーディネーターの 要 件 等 保 健 福 祉 に 関 する 総 合 相 談 業 務 や 地 区 内 の 関 係 団 体 及 び 関 係 機 関 等 によるネッ トワークづくりの 支 援 等 を 行 い 地 域 福 祉 の 推 進 に 情 熱 のある 人 で 配 置 期 間 は 1 年 配 置 日 数 は 最 低 週 4 日 以 上 配 置 時 間 は1 日 4 時 間 以 上 で 必 ずしも1 名 に 限 られるものではなくローテーションも 可 能 であるとされている ( 協 議 体 の 構 成 団 体 ) 自 治 会 連 合 会 地 区 社 協 民 生 委 員 児 童 委 員 ( 取 組 の 経 緯 ) 昔 ながらの 近 隣 同 士 のふれあいが 薄 らぎ 少 子 化 高 齢 化 核 家 族 化 傾 向 が 増

85 すにつれ 家 庭 や 地 域 が 持 つ 福 祉 力 が 弱 まっている 状 況 下 において 介 護 保 険 制 度 やその 他 の 公 的 福 祉 サービスでは 対 応 できない 身 近 な 生 活 支 援 やふれあい 交 流 が 必 要 であることから 地 域 で 共 に 支 え 合 うことができる 仕 組 みづくりとして 平 成 7 年 4 月 に 町 内 福 祉 村 構 想 を 市 長 が 将 来 を 見 据 えて 考 案 した その 後 同 年 8 月 に 庁 内 に 町 内 福 祉 村 構 想 検 討 委 員 会 ( 部 会 )を 設 置 し 検 討 を 重 ね 平 成 10 年 度 に 町 内 福 祉 村 構 想 モデル 事 業 第 1 号 として 廃 園 幼 稚 園 の 後 施 設 を 福 祉 村 の 拠 点 とした 松 原 地 区 町 内 福 祉 村 が 設 立 され 現 在 までに15 地 区 整 備 されている 現 在 平 塚 市 においては 総 合 計 画 に 地 域 福 祉 推 進 事 業 として 町 内 福 祉 村 を 市 内 各 地 区 ( 参 加 しやすい 地 区 公 民 館 区 (おおむね 小 学 校 区 )25 地 区 )に 設 置 する 方 針 であり 住 民 の 自 主 的 主 体 的 な 参 加 を 基 本 に 行 政 や 社 協 地 元 企 業 関 係 機 関 などとパートナーシップを 築 き 相 互 が 連 携 協 力 しながら 福 祉 活 動 を 主 体 とした 安 心 して 心 豊 かに 生 活 できる 環 境 づくりを 目 指 している 事 業 費 は 福 祉 村 1か 所 あたり 年 間 128 万 円 (そのうち 60 万 円 がコーディ ネーターの 経 費 残 りの 68 万 円 がその 他 の 事 務 経 費 )を 上 限 に 委 託 料 として 市 の 単 独 費 で 各 町 内 福 祉 村 の 運 営 委 員 会 ( 法 人 格 を 有 さない)に 支 出 している ( 地 域 ニーズの 把 握 ) 地 域 から 募 集 した 各 町 内 福 祉 村 の 専 任 のコーディネーターによる 住 民 からの 保 健 福 祉 に 関 する 相 談 の 受 付 によって ニーズを 継 続 的 に 把 握 ( 地 域 資 源 の 開 発 ) 地 域 から 募 集 した 各 町 内 福 祉 村 の 専 任 のコーディネーターによる 福 祉 村 ボラン ティアへの 支 援 活 動 に 係 るコーディネート ( 町 内 福 祉 村 で 対 応 が 困 難 な 場 合 には 行 政 や 関 係 機 関 につなげる) ボランティアの 中 心 的 な 担 い 手 は 自 治 会 や 福 祉 関 連 団 体 を 経 験 した 方 ( 活 動 拠 点 ) 地 区 内 の 既 存 資 源 の 有 効 活 用 を 基 本 に 平 塚 市 と 住 民 で 共 に 確 保 ( 平 塚 市 の 役 割 ) 組 織 づくりの 支 援 活 動 拠 点 の 設 置 運 営 費 用 研 修 機 会 情 報 提 供 など ( 町 内 福 祉 村 開 設 までのプロセス) 簡 単 な 流 れは 以 下 のとおり 1まずは 地 域 福 祉 推 進 事 業 として 町 内 福 祉 村 が 制 度 化 されており 町 内 福 祉 村 の 運 営 費 用 や 町 内 福 祉 村 の 活 動 拠 点 の 相 談 等 が 受 けられる 体 制 となっている 2 市 担 当 者 が 町 内 福 祉 村 未 設 置 地 区 に 出 向 き 町 内 福 祉 村 の 意 義 を 説 明 3 地 域 が 自 主 的 に 町 内 福 祉 村 の 立 ち 上 げに 声 を 上 げる 4 町 内 福 祉 村 設 立 準 備 委 員 会 が 設 立 される 準 備 委 員 会 は 地 区 社 協 や 自 治 会 長 が 中 心 であり 第 2 層 に 近 いイメージ

86 5 市 と 市 社 協 が 連 携 した 地 域 住 民 を 対 象 とした 地 域 の 課 題 発 見 を 目 的 としたワ ークショップの 開 催 6 市 職 員 は 委 託 料 ( 運 営 費 用 ) 活 動 拠 点 の 設 置 情 報 提 供 等 様 々な 面 で 調 整 を 行 う 市 職 員 は 第 1 層 のコーディネーターの 役 割 7 社 協 は 地 域 ニーズや 地 域 の 課 題 抽 出 ボランティア 研 修 会 等 への 支 援 を 行 う 社 協 は 第 1 層 のコーディネーターを 補 助 する 役 割 8 準 備 委 員 会 において 地 域 ニーズを 把 握 し ボランティアを 募 集 ( 地 域 資 源 の 開 発 )する 9 町 内 福 祉 村 設 立 設 立 された 町 内 福 祉 村 の 評 議 委 員 会 委 員 がそのまま 協 議 体 となるイメージ 評 議 委 員 会 委 員 自 治 会 連 合 会 社 協 民 生 委 員 児 童 委 員 防 犯 指 導 員 等 具 体 的 には 以 下 を 参 照 のこと ( 取 組 の 効 果 ) 現 在 までに 15 地 区 で 町 内 福 祉 村 が 整 備 されており その 主 な 活 動 は 地 区 内 の 援 助 が 必 要 な 人 のためのボランティアによる 外 出 時 の 付 き 添 い 話 し 相 手 庭 の 手 入 れといった 身 近 な 生 活 支 援 活 動 と 地 域 の 人 が 気 軽 に 立 ち 寄 れる 居 場 所 である ふれあい 交 流 活 動 の2 本 の 柱 となっている ふれあい 交 流 活 動 は 町 内 福 祉 村 の 拠 点 で 実 施 するほか 拠 点 まで 歩 いてこられない 方 のために 自 治 会 館 などを 利 用 した 出 向 きサロン も 開 催 している これらの 活 動 により 住 民 同 士 のつながりが 醸 成 された (3) 社 会 福 祉 協 議 会 型 伊 賀 市 社 会 福 祉 協 議 会 ( 三 重 県 伊 賀 市 )の 取 組 事 例 (コーディネーター) 市 社 会 福 祉 協 議 会 エリア 担 当 者 ( 協 議 体 の 構 成 団 体 ) 地 域 ケアネットワーク 会 議 住 民 自 治 協 議 会 自 治 会 地 元 企 業 民 生 委 員 児 童 委 員 福 祉 サービス 事 業 所 地 区 市 民 センター ボランティア 市 社 会 福 祉 協 議 会 など

87 ( 取 組 の 経 緯 ) 平 成 16 年 度 に1 市 3 町 2 村 の 合 併 により 伊 賀 市 が 誕 生 した 合 併 時 に 制 定 され た 自 治 基 本 条 例 において 自 治 会 ボランティア 市 民 活 動 団 体 や 地 域 の 事 業 者 などが 主 体 となったまちづくりを 行 う 住 民 自 治 が 位 置 づけられ 地 域 住 民 により 住 民 自 治 協 議 会 が 自 発 的 に 設 置 されるとともに 地 域 課 題 の 解 決 を 図 るため の 計 画 である 地 域 まちづくり 計 画 が 策 定 された 平 成 23 年 度 からの 第 2 次 伊 賀 市 地 域 福 祉 計 画 の 推 進 では 安 心 生 活 創 造 事 業 で 得 たノウハウを 活 かし 全 ての 住 民 自 治 協 議 会 単 位 に 地 域 課 題 の 解 決 に 向 けた 検 討 の 場 となる 地 域 ケアネットワーク 会 議 を 設 置 することを 目 標 としている 平 成 25 年 度 からは 行 政 が 市 社 会 福 祉 協 議 会 に 地 域 福 祉 体 制 づくり 事 業 を 委 託 し 行 政 と 市 社 会 福 祉 協 議 会 の 連 携 による 計 画 的 な 地 域 ケアネットワーク 会 議 の 設 置 支 援 を 行 っている ( 地 域 ニーズの 把 握 ) 住 民 自 治 協 議 会 単 位 で 設 置 する 地 域 ケアネットワーク 会 議 の 基 礎 となる 会 議 と して 自 治 会 単 位 で 開 催 する 地 域 会 議 で 地 域 のニーズを 把 握 し その 解 決 策 を 検 討 するため 地 域 ケアネットワーク 会 議 を 開 催 する 一 方 支 援 者 側 としては 行 政 の 専 門 職 が 行 う 個 人 支 援 (ソーシャルワーク) と 市 社 会 福 祉 協 議 会 のエリア 担 当 者 が 行 う 地 域 支 援 (コミュニティ ソーシャ ルワーク)の 両 面 から 地 域 ニーズの 把 握 を 行 う ( 地 域 資 源 の 開 発 ) 各 住 民 自 治 協 議 会 の 地 域 福 祉 活 動 に 関 する 連 絡 組 織 ( 連 絡 協 議 会 )の 設 置 を 進 め 地 域 課 題 に 対 する 取 り 組 み 事 例 などの 情 報 交 換 や 研 修 を 行 う 場 づくりを 行 う 地 域 ケアネットワーク 会 議 において 地 域 における 生 活 課 題 を 検 討 し 居 場 所 づ くりや 生 活 支 援 のしくみづくりなど 住 民 主 体 による 地 域 福 祉 活 動 の 支 援 を 行 う ( 協 議 体 の 拡 大 ) 地 域 ケアネットワーク 会 議 で 検 討 された 事 項 は 地 域 福 祉 活 動 計 画 分 野 を 担 う 社 会 福 祉 協 議 会 が 設 置 している 住 民 参 加 の 検 討 の 場 ( 地 域 福 祉 推 進 委 員 会 地 域 福 祉 活 動 推 進 会 議 )で 解 決 に 向 けた 検 討 を 行 い 施 策 検 討 が 必 要 な 事 項 は 行 政 の 附 属 機 関 である 審 議 会 ( 地 域 福 祉 計 画 推 進 委 員 会 )での 検 討 につなげる 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 に 向 け 行 政 として 保 健 医 療 福 祉 分 野 の 連 携 福 祉 総 合 相 談 体 制 の 構 築 自 助 互 助 共 助 のしくみづくり の3つの 施 策 を 推 進 している 中 で 行 政 から 社 会 福 祉 協 議 会 へ 委 託 している 協 議 体 設 置 支 援 に 関 する 事 業 の 効 果 もあり 現 在 約 2 割 の 地 域 で 地 域 課 題 の 解 決 に 向 けた 協 議 体 が 設 置 されている ( 取 組 の 効 果 ) 市 社 会 福 祉 協 議 会 のエリア 担 当 者 によるきめ 細 かい 地 域 支 援 を 行 うことで 地 域 の 中 でも 協 議 体 に 関 する 認 識 度 が 高 まってきている 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 し て 暮 らし 続 けるための 大 きな 取 り 組 みとして 継 続 的 計 画 的 な 支 援 をすすめて

88 いく 地 域 課 題 の 解 決 に 向 けた 協 議 体 ( 地 域 ケアネットワーク 会 議 )が 立 ち 上 がるこ とにより 地 域 における 支 え 合 い 活 動 などの 地 域 福 祉 活 動 が 活 性 化 され 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けた 自 助 互 助 共 助 のしくみづくり が 高 まって いる (4) NPO 型 1 NPO 法 人 ふらっとステーション ドリーム( 神 奈 川 県 横 浜 市 )の 取 組 事 例 (コーディネーター) NPO 法 人 ふらっとステーション ドリーム ( 協 議 体 の 構 成 団 体 ) 高 齢 者 関 係 団 体 6 団 体 子 育 て 関 係 団 体 3 団 体 まちづくり 関 係 団 体 2 団 体 自 治 会 関 係 3 自 治 会 学 校 関 係 小 学 校 校 長 PTA 行 政 区 役 所 以 上 の 団 体 が 地 域 運 営 協 議 会 を 構 成 し 月 1 回 集 まり 将 来 に 向 けた 地 域 の 課 題 等 について 話 し 合 いを 行 っている ( 取 組 の 経 緯 ) 横 浜 市 戸 塚 区 の 南 西 に 位 置 するドリームハイツは 約 40 年 前 に 分 譲 された 大 規 模 中 高 層 団 地 で 入 居 開 始 当 初 は 30~40 代 の 子 育 て 世 代 が 多 く 入 居 したが 現 在 その 世 代 の 多 くは 高 齢 化 し その 子 ども 世 代 は 独 立 して 人 口 の 減 少 が 進 んでい る 状 況 である また 最 寄 り 駅 まで 遠 く 交 通 の 便 が 悪 い 場 所 であり さらには 団 地 内 に 店 舗 や 医 療 福 祉 施 設 もほとんどなかったため 地 域 住 民 が 自 発 的 に 必 要 なサービスを 共 助 の 精 神 で 築 き 上 げてきた 第 1 期 (1974~) 自 主 保 育 保 育 園 学 童 等 の 子 育 て 関 係 第 2 期 (1985~) 高 齢 者 向 けの 配 食 サービス 家 事 介 護 の 助 け 合 い 介 護 保 険 介 護 予 防 高 齢 者 向 けのサロン 第 3 期 (1996~) 障 がい 児 者 支 援 ( 放 課 後 の 居 場 所 地 域 作 業 所 ) 地 域 の 居 場 所 (ふらっとステーション ドリーム) まちづくり 活 動 第 4 期 (2007~) 市 民 主 体 の 地 域 運 営 協 議 会 がスタート その 動 きの 中 で 第 3 期 には 団 地 住 民 の 高 齢 化 と 共 に 介 護 や 見 守 り 居 場 所 が 地 域 の 課 題 となり 高 齢 者 を 支 援 する3つの 団 体 ドリーム 地 域 給 食 の 会 ( 高 齢 者 向 けの 給 食 サービス) ふれあいドリーム( 介 護 保 険 事 業 障 害 福 祉 サービ ス 事 業 等 ) いこいの 家 夢 みん( 介 護 予 防 プログラムを 実 施 する 交 流 サロン) が 中 心 となり 平 成 17 年 にコミュニティカフェ ふらっとステーション ドリー ム が 開 設 された

89 ふらっとステーション ドリーム 設 立 のきっかけは 戸 塚 区 の 地 域 福 祉 計 画 策 定 委 員 が 行 った 30 回 以 上 に 及 ぶ 懇 話 会 であり その 中 で 区 役 所 まで 足 を 運 ばず に 必 要 な 情 報 が 手 に 入 る 場 所 が 欲 しい 日 頃 の 悩 みを 相 談 できる 場 所 が 欲 しいと いった 気 軽 に 地 域 で 集 うことができる 場 所 を 要 望 する 住 民 の 声 が 見 えてきた こうした 意 見 を 受 け 薬 局 の 空 き 店 舗 を 改 装 して 住 民 同 士 が 交 流 し 支 え 合 う 憩 いの 場 ふらっとステーション ドリーム が 創 設 された ( 地 域 ニーズの 把 握 ) 以 下 の 事 業 を 通 じたニーズの 把 握 年 齢 障 がいの 有 無 等 対 象 者 を 問 わず 皆 が 飲 食 を 共 にし 交 流 できるサロン 事 業 の 運 営 ( 日 曜 祝 日 を 含 む 毎 日 営 業 ) 高 齢 者 の 医 療 福 祉 に 関 する 情 報 提 供 や 担 当 者 による 健 康 相 談 などを 実 施 する よろず 相 談 所 の 運 営 地 域 の 高 齢 者 の 抱 える 不 安 を 解 消 する 手 段 として 地 域 住 民 ニーズに 合 わせた 講 座 を 定 期 的 に 開 講 する 文 化 交 流 事 業 の 実 施 ( 地 域 資 源 の 開 発 ) 高 齢 者 や 子 ども 向 けの 福 祉 などの 地 域 課 題 を 住 民 が 解 決 することを 目 指 し 自 治 会 や 市 民 活 動 団 体 等 7 団 体 が 主 体 となって 結 成 された ドリームハイツ 地 域 運 営 協 議 会 が 運 営 する 見 守 りネットセンターが 取 り 組 む 安 心 カード の 全 住 民 への 配 布 や 家 庭 の 電 力 量 変 化 で 部 屋 の 異 変 を 関 知 する 高 齢 者 に 係 る 見 守 りシステ ムの 実 施 に 向 けた 検 証 ドリームハイツ 地 域 運 営 協 議 会 は ふらっとステーション ドリームが 事 務 局 を 担 当 し 横 浜 市 のエリアマネジメントのモデル 事 業 ( 身 近 な 地 域 元 気 づくりモデル 事 業 )として 採 択 され 市 民 が 主 体 的 に 地 域 課 題 を 解 決 し 行 政 がその 後 押 しをする 行 政 と 市 民 の 対 等 な 関 係 が 構 築 されている ( 協 議 体 の 拡 大 ) 空 き 店 舗 を 改 築 して 法 人 事 務 所 として 使 用 しているが そこを 有 料 でギャラリ ーとして 地 域 に 開 放 したり 店 頭 コーナーの 売 り 上 げの 一 部 を 納 めてもらったり することによる 安 定 的 な 収 入 の 確 保 や 地 元 農 家 や 商 店 自 家 菜 園 から 野 菜 等 を 提 供 してもらい ランチの 食 材 費 を 抑 える 等 支 出 抑 制 の 工 夫 による 活 動 継 続 のた めの 取 組 を 推 進 している ( 取 組 の 効 果 ) ふらっとステーション ドリームは 後 にNPO 法 人 格 を 取 得 し 地 域 住 民 の 交 流 の 場 を 提 供 する 活 動 を 中 心 に 様 々な 地 域 づくり 事 業 を 行 っており 今 では 18 の 組 織 同 士 が 互 いにネットワークを 組 んで 利 用 者 の 利 便 性 を 図 っている ふらっとステーション ドリームは 仲 間 づくりや 新 たな 自 己 発 見 を 通 じた 利 用 者 の 生 活 の 質 の 向 上 や 栄 養 バランスの 良 い 食 事 の 提 供 を 通 じた 健 康 維 持 管 理 等 に 寄 与 している

90 (5) NPO 型 2 NPO 法 人 介 護 者 サポートネットワークセンターアラジン( 東 京 都 杉 並 区 )の 取 組 事 例 (コーディネーター) NPO 法 人 介 護 者 サポートネットワークセンターアラジン ( 協 議 体 の 構 成 団 体 ) NPO 法 人 介 護 者 サポートネットワークセンターアラジン 移 動 サービスNPO(おでかけサービス 杉 並 ) 地 域 包 括 支 援 センター 町 会 長 老 人 会 世 話 人 民 生 委 員 見 守 りボランティア ( 取 組 の 経 緯 ) NPO 法 人 介 護 者 サポートネットワークセンターアラジンが 事 務 局 となり 平 成 24 年 度 地 域 支 えあ い 体 制 づくり 補 助 金 ( 東 京 都 補 助 金 )により 高 齢 者 の 居 場 所 づくりとしてのコ ミュニティカフェおよび 地 域 づくり 事 業 を 杉 並 区 成 田 東 地 域 で 提 案 地 域 包 括 支 援 センター(ケア 24 松 ノ 木 ) 並 びに 移 動 サービスNPO(おでかけサービス 杉 並 )と 共 に 実 行 委 員 会 を 立 ち 上 げ 企 画 実 施 の 提 案 を 行 った その 後 成 田 東 地 域 に 居 住 するひとり 暮 らしの 高 齢 者 が 地 域 高 齢 者 のコミュニ ティカフェの 場 として 個 人 宅 のリビング(23 畳 )を 週 1 回 地 域 に 開 放 すること に 承 諾 いただき カフェスペースの 確 保 ができた 〇 企 画 内 容 としては 1カフェボランティア 養 成 講 座 の 開 催 2 地 域 資 源 マップ 作 成 3 地 域 運 営 推 進 委 員 会 の 開 催 4 日 帰 り 外 出 ツアーなどがあげられる ( 地 域 ニーズの 把 握 ) 地 域 包 括 支 援 センター 等 地 域 ネットワークのこれまでの 情 報 のやりとりの 中 で 従 前 から 高 齢 者 の 居 場 所 や 社 会 参 加 の 場 の 必 要 性 を 共 有 していた ( 地 域 資 源 の 開 発 ) カフェボランティア 養 成 講 座 において 地 域 で 高 齢 者 の 居 場 所 としてカフェ 等 を 運 営 するボランティアをしたいというメンバーが 集 まり 平 成 25 年 3 月 よりカ フェ 活 動 をスタートした NPO 法 人 介 護 者 サポートネットワークセンターアラジンは ボランティ アのコーディネートやミニ 講 座 企 画 などの 支 援 を 行 った 〇 地 域 包 括 支 援 センターを 中 心 に 商 店 やつどい 場 などをマッピングした 地 域 資 源 マップを 作 成 し 町 会 を 通 じて 配 布 を 行 った 3つの 地 域 包 括 支 援 センター( 阿 佐 ヶ 谷 ブロック)の 共 同 会 議 を 経 て 3 地 区 でのつどい 場 掘 り 起 し 活 動 を 行 い 次 の 居 場 所 づくりのための 資 源 マップを 作 成 した ( 平 成 25 年 度 杉 並 区 長 寿 応 援 ファンド 助 成 金 活 用 )

91 ( 協 議 体 の 拡 大 ) カフェがきっかけとなり 町 会 長 や 民 生 委 員 等 を 構 成 団 体 とした 協 議 体 の 集 ま りを 隔 月 で 開 催 し 始 め 各 団 体 の 活 動 報 告 や 地 域 の 課 題 などを 共 有 する 機 会 を 設 けた 〇 1つの 地 域 包 括 支 援 センターから3つの 包 括 支 援 センターへ 居 場 所 の 活 動 が 拡 がり 新 たなカフェとのネットワークもできた ( 取 組 の 効 果 ) 平 成 26 年 3 月 には ボランティアグループ ららカフェ として ボランティ アが 全 ての 企 画 運 営 を 担 う 自 主 グループとして 育 ち 自 立 に 至 った 〇 ノルディックウォークや 歌 声 喫 茶 などの 企 画 により 70 代 ~80 代 の 高 齢 男 性 が 活 き 活 きと 参 加 する 姿 が 増 えた 中 には 認 知 症 の 初 期 の 高 齢 者 もおり 確 実 に 地 域 の 住 民 による 自 主 的 な 見 守 り 機 能 を 含 む 居 場 所 となっている 〇 地 域 運 営 推 進 委 員 会 についても 平 成 26 年 7 月 より 地 域 包 括 支 援 センターが 運 営 を 担 うことになり 協 議 体 は 地 域 のネットワーク 機 関 として 継 続 運 営 される ことになった 参 考 事 例 : 家 族 介 護 者 の 孤 立 を 予 防 するケアラーコミュニティの 形 成 システム (コーディネーター) 介 護 者 の 会 ネットワーク ( 協 議 体 の 構 成 団 体 ) NPO 法 人 介 護 者 サポートネットワークセンターアラジン 地 域 包 括 支 援 センター 介 護 者 の 会 介 護 者 サポーター 介 護 者 の 会 ネットワーク 会 議 行 政 他 ( 取 組 の 経 緯 ) かねてより 杉 並 区 は 介 護 保 険 制 度 施 行 等 により 要 介 護 者 支 援 の 施 策 が 示 さ れたものの 家 族 介 護 者 等 に 対 する 支 援 が 不 足 しているとの 認 識 を 持 っており 地 域 で 家 族 介 護 者 等 を 支 援 するボランティアを 養 成 するために 平 成 17 年 秋 に 介 護 者 サポーター 養 成 講 座 を 開 催 した その 後 平 成 18 年 3 月 に その 修 了 生 が 杉 並 介 護 者 応 援 団 を 結 成 し 行 政 や 専 門 機 関 地 域 住 民 と 協 力 しながら 介 護 者 の 会 の 運 営 とネットワーク 化 の 支 援 をするなどの 活 動 を 行 っている NPO 法 人 介 護 者 サポートネットワークセンターアラジンでは 介 護 者 の 会 の 立 ち 上 げ 及 び 活 動 支 援 を 行 い 要 介 護 者 本 人 と 家 族 同 士 の 地 域 でのネットワークの 形 成 と 社

92 会 参 加 を 推 進 することにより 家 族 が 地 域 で 孤 立 しないよう 支 援 する 地 域 体 制 を つくることに 力 点 を 置 いている ( 地 域 ニーズの 把 握 ) 介 護 者 の 会 ( 月 1 回 程 度 のペースで 家 族 介 護 者 等 が 集 う 会 )のリーダー 間 のネ ットワークを 通 じた 首 都 圏 における 介 護 者 の 会 の 整 備 状 況 のマッピングやその 必 要 性 取 組 の 課 題 等 の 共 有 介 護 者 サポーター 養 成 講 座 で 養 成 された 介 護 者 サポーターによる 介 護 者 の 会 等 を 通 じた 介 護 者 のニーズを 把 握 ( 地 域 包 括 支 援 センター 等 とつなぐ) ( 地 域 資 源 の 開 発 ) 杉 並 区 内 を 中 心 に 地 域 包 括 支 援 センターとの 共 同 により 介 護 者 の 会 の 立 ち 上 げ( 区 内 15 か 所 )と 並 行 して 立 ち 上 げを 支 援 する 介 護 者 サポーターを 養 成 養 成 された 介 護 者 サポーターが 中 心 となった 家 族 介 護 者 等 の 支 援 のための 中 核 的 な 拠 点 となる 新 たなNPOや 市 民 グループの 立 ち 上 げ ( 協 議 体 の 拡 大 ) 結 成 された 首 都 圏 の 介 護 者 の 会 のリーダーが 集 まる 介 護 者 の 会 ネットワーク 会 議 を 年 4 回 程 度 開 催 市 民 発! 介 護 なんでも 文 化 祭 を 平 成 17 年 から 年 1 回 開 催 し 展 示 や 相 談 交 流 セミナーなど 様 々な 取 り 組 みを 実 施 し 介 護 者 を 中 心 として 専 門 職 企 業 事 業 者 支 援 者 行 政 などとのネットワークを 生 み 出 している ( 取 組 の 効 果 ) 新 たな 市 民 グループ 等 の 活 動 をきっかけに 杉 並 区 以 外 にも 港 区 や 練 馬 区 目 黒 区 豊 島 区 新 宿 区 等 にも 取 組 が 展 開 介 護 者 の 会 以 外 に ケアラーズカフェ として 敷 居 を 低 くした 介 護 者 の 居 場 所 づくりが 展 開 ( 平 成 24 年 4 月 杉 並 区 ) (6) 中 間 支 援 組 織 型 NPO 法 人 コミュニティ サポートセンター 神 戸 ( 兵 庫 県 神 戸 市 )の 取 組 事 例 (コーディネーター) NPO 法 人 コミュニティ サポートセンター 神 戸 ( 協 議 体 の 構 成 団 体 ) NPO 法 人 コミュニティ サポートセンター 神 戸 ( 公 財 ) 神 戸 いきいき 勤 労 財 団 大 学 ( 兵 庫 県 立 大 学 甲 南 大 学 神 戸 学 院 大 学 等 ) 社 会 福 祉 協 議 会 生 活 協 同 組 合 行 政 ( 兵 庫 県 神 戸 市 等 )

93 企 業 (1 部 上 場 地 元 企 業 等 ) ( 取 組 の 経 緯 ) 平 成 7 年 1 月 の 阪 神 淡 路 大 震 災 を 契 機 に 生 まれたボランティアグループ 東 灘 地 域 助 け 合 いネットワーク( 現 NPO 法 人 東 灘 地 域 助 け 合 いネットワーク)が 前 身 自 立 と 共 生 に 基 づくコミュニティづくりを 支 援 する 地 域 密 着 型 サポートセ ンターとして 平 成 8 年 10 月 に 発 足 した 誰 もが 孤 立 することなく 誰 かとつながり 居 場 所 と 社 会 的 役 割 が 得 られるこ とを ヒト モノ カネ 情 報 の 側 面 から 総 合 的 に 支 援 している NPOの 活 動 開 始 等 に 関 する 情 報 提 供 相 談 地 域 の 状 況 把 握 講 座 仲 間 づ くり 組 織 づくり ネットワークづくり 評 価 までのプロセスを 寄 り 添 い 型 で 支 援 している ( 地 域 ニーズの 把 握 ) 神 戸 市 の NPO 法 人 認 証 相 談 窓 口 事 業 を 受 託 し NPOに 関 する 様 々な 情 報 や 基 礎 知 識 NPOの 設 立 や 運 営 などの 相 談 の 受 付 NPOに 関 する 知 識 提 供 にとどまらず 活 動 の 実 現 のため これまで 築 いてき たネットワークを 活 用 しながらのサポートの 実 施 ( 地 域 資 源 の 開 発 ) コミュニティビジネス(CB) 実 践 講 座 ビジネス 手 法 を 用 いて 地 域 の 課 題 解 決 を 目 指 す 事 業 の 企 画 から 起 業 までを 総 括 的 にフォローする 短 期 集 中 型 の 研 修 で 個 別 相 談 会 も 行 い 各 プランにあった 人 材 基 金 拠 点 さらに 先 進 事 例 や 行 政 担 当 部 署 の 紹 介 など 経 験 豊 富 な 講 師 陣 が 実 践 的 なノウハウを 提 供 する 社 会 貢 献 塾 特 に 担 い 手 となる 人 材 開 発 では 社 会 貢 献 塾 において 座 学 や 実 践 を 通 じた 地 域 のしごとや 活 動 について 総 括 的 に 学 ぶ 研 修 プログラムを( 公 財 ) 神 戸 いきいき 勤 労 財 団 と 協 働 で 講 座 を 開 催 しており 修 了 生 の 多 くが 地 域 のさまざまな 仕 事 や 活 動 に 参 画 し 居 場 所 づくりや 里 山 保 全 に 取 り 組 むグループも 立 ち 上 がっている 修 了 生 と 現 役 受 講 生 の 交 流 もさかんである ( 協 議 体 の 拡 大 ) トータルケアシステム 助 け 合 いサービスを 提 供 する 10 団 体 の 団 体 によるネットワークを 形 成 し 人 材 開 発 の 共 同 講 座 やワンストップ 窓 口 を 開 くことにより 協 議 体 で 展 開 する 基 礎 を 築 いた このような 流 れが 平 成 24 年 度 に 介 護 予 防 総 合 事 業 に 関 する 神 戸 研 究 会 につながり 4 団 体 3 機 関 の 共 同 研 究 として 高 齢 者 ケアのあり 方 について 神 戸 市 に 政 策 提 案 した つなごう 神 戸

94 地 域 活 動 や 市 民 活 動 をする 人 たちを 互 いにつなぐためのホームページ 地 域 活 動 や 市 民 活 動 をする 人 たちをつなぐホームページ サイトを 通 じてNP O 企 業 大 学 行 政 の 様 々な 活 動 情 報 を 提 供 し それに 参 加 協 力 利 用 し たい 個 人 や 団 体 との 橋 渡 しをしている 全 県 キャンパス 事 業 兵 庫 県 立 大 学 のプロジェクト 全 県 キャンパスプログラム の 一 環 で 様 々な 企 画 立 案 やコーディネート 業 務 を 行 っている 県 立 大 学 のキャンパス 所 在 地 を 中 心 に 小 規 模 作 業 所 の 商 品 開 発 やNPOプロ モーションビデオ 作 成 など 大 学 とNPOが 協 力 して 地 域 課 題 の 解 決 に 向 けた プロジェクトを 実 施 している ( 取 組 の 効 果 ) 人 づくりの 成 果 相 談 者 年 間 平 均 2,000 人 うち 150 人 が 就 職 し 140 人 が 活 動 に 従 事 設 立 から 18 年 間 で 約 4,000 人 が 地 域 のための 仕 事 や 活 動 に 就 いたことになる 各 種 講 座 を 年 間 平 均 30 講 座 開 催 で 地 域 活 動 の 担 い 手 養 成 組 織 運 営 支 援 を 行 い 導 入 から 継 続 まで 系 統 的 にフォローできる 体 制 を 整 えている インターンシップ 勤 労 者 学 生 には 短 期 長 期 の NPO 研 究 員 インターンシッププログラムを 準 備 し 潜 在 層 の 掘 り 起 こしに 努 めている 組 織 づくりの 成 果 相 談 や 講 座 から 生 まれた 地 域 活 動 団 体 は 350 団 体 を 超 え 高 齢 者 障 がい 者 こども まちづくり 文 化 スポーツ 防 災 環 境 等 幅 広 い 分 野 で 神 戸 市 内 を 中 心 に 活 動 組 織 形 態 は NPO 法 人 が 52% 任 意 団 体 が 35% 営 利 法 人 が7%となってい る ネットワークづくりの 成 果 個 人 の 支 援 団 体 の 支 援 からさまざまなネットワークを 生 み さらに 共 同 活 動 や 協 働 事 業 を 行 うように 進 化 してきている NPOとのネットワークである 東 灘 NPOフォーラム や 企 業 との 協 働 事 業 体 まちづくりスポット 神 戸 ハンズオン ( 手 帳 を 持 たない 若 者 支 援 )に 代 表 される 他 セクターとの 協 働 事 業 は 短 期 中 期 に 地 域 課 題 を 解 決 し 今 後 の 地 域 活 動 モデルとして 期 待 される

95 第 4 サービスの 利 用 の 流 れ( 被 保 険 者 の 自 立 支 援 に 資 するサービスのための 介 護 予 防 ケアマネジメントや 基 本 チェックリストの 活 用 実 施 サービス 提 供 等 ) ( 概 要 ) 総 合 事 業 は 多 様 なニーズに 対 して 対 象 者 の 要 介 護 状 態 等 となることの 予 防 又 は 自 立 した 日 常 生 活 の 支 援 を 目 的 として 実 施 するものである 総 合 事 業 における 介 護 予 防 ケアマネジメントは 介 護 予 防 と 自 立 支 援 の 視 点 を 踏 まえ 対 象 者 の 心 身 の 状 況 その 置 かれている 環 境 その 他 の 状 況 に 応 じて 対 象 者 自 らの 選 択 に 基 づきサービスが 包 括 的 かつ 効 率 的 に 実 施 されるよう 専 門 的 な 視 点 から 必 要 な 援 助 を 行 うことを 目 的 としている さらに この 介 護 予 防 ケアマネジメントの 考 え 方 は サービス 利 用 を 終 了 した 場 合 においても 利 用 者 のセルフケアとして 習 慣 化 され 継 続 される 必 要 がある その ためには 対 象 者 が 主 体 的 に 取 り 組 めるように 働 きかけるとともに 知 識 や 技 術 の 提 供 によって 対 象 者 自 身 の 能 力 が 高 まるような 支 援 が 重 要 である 総 合 事 業 におけるサービス 事 業 の 利 用 においては 必 要 に 応 じて 住 民 主 体 の 支 援 等 多 様 なサービスを 効 率 的 に 利 用 促 進 することとともに 認 定 に 至 らない 高 齢 者 の 増 加 自 立 支 援 重 症 化 予 防 につなげることが 重 要 である 以 下 に 相 談 から 基 本 チェックリストの 使 用 介 護 予 防 ケアマネジメント サービス 提 供 の 流 れ 等 を 示 す ( 総 合 事 業 (サービス 事 業 )の 利 用 の 流 れ) 1 相 談 2 基 本 チェックリスト/( 明 らかに) 要 介 護 認 定 等 申 請 /( 明 らかに) 一 般 介 護 予 防 3 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 対 象 者 / 要 介 護 認 定 等 申 請 / 一 般 介 護 予 防 4 介 護 予 防 ケアマネジメント 依 頼 書 提 出 ( 対 象 者 市 ) 5 名 簿 登 録 被 保 険 者 証 発 行 6 介 護 予 防 ケアマネジメント 実 施 (アセスメント ケアプランの 作 成 サービス 担 当 者 会 議 等 ) 7 ケアプラン 交 付 8 サービス 事 業 利 用 ( 利 用 料 の 支 払 い 等 ) 9 モニタリング 10 給 付 管 理 票 作 成 国 保 連 合 会 送 付

96 ( 留 意 事 項 ) 基 本 チェックリストは 従 来 のような 二 次 予 防 事 業 対 象 者 の 把 握 のためという 活 用 方 法 ではなく 相 談 窓 口 において 必 ずしも 認 定 を 受 けなくても 必 要 なサービ スを 事 業 で 利 用 できるよう 本 人 の 状 況 を 確 認 するツールとして 用 いる 介 護 予 防 ケアマネジメントでは 利 用 者 本 人 や 家 族 との 面 接 にて 基 本 チェックリ ストの 内 容 をアセスメントによって 更 に 深 め 利 用 者 の 状 況 や 希 望 等 も 踏 まえて 自 立 支 援 に 向 けたケアプランを 作 成 し サービス 利 用 につなげる

97 < 現 行 のサービス 利 用 手 続 > < 総 合 事 業 実 施 後 の 利 用 手 続 >

98 1 周 知 事 業 を 開 始 するに 当 たっては 市 町 村 において 総 合 事 業 の 目 的 内 容 サービ スメニュー 手 続 方 法 等 について 十 分 に 周 知 を 図 る その 際 パンフレット 等 の 使 用 などにより 被 保 険 者 やその 家 族 などにわかりやすく 説 明 できることが 望 ましい パンフレットへの 記 載 が 望 ましい 事 項 総 合 事 業 の 目 的 対 象 者 利 用 開 始 までの 流 れ 自 立 支 援 の 理 念 等 サービスの 類 型 ごとのサービス 内 容 利 用 方 法 月 ごと( 週 ごと)の 利 用 でき る 回 数 の 目 安 利 用 者 負 担 サービス 提 供 事 業 所 一 覧 (サービス 事 業 一 般 介 護 予 防 事 業 市 町 村 の 単 独 施 策 や 民 間 サービスなども 参 照 できることが 望 ましい ) 介 護 予 防 ケアマネジメントに 関 する 留 意 事 項 ( 評 価 等 ) サービス 事 業 利 用 終 了 後 について (セルフケアの 重 要 性 一 般 介 護 予 防 事 業 への 参 加 ) [ 参 考 ]~ 地 域 ネットワークによる 支 援 が 必 要 な 対 象 者 の 発 見 と 情 報 の 共 有 ~ ( 地 域 づくりによる 効 率 的 な 事 業 運 営 ) 本 人 や 家 族 からの 申 請 を 必 ずしも 待 たずに また 基 本 チェックリストの 一 律 配 布 等 によらずに 地 域 の 重 層 的 なネットワークを 構 築 することにより 支 援 が 必 要 な 高 齢 者 を 早 期 発 見 早 期 支 援 し 自 立 支 援 を 促 進 する 一 般 介 護 予 防 事 業 を 地 域 で 活 性 化 させることにより 閉 じこもり 等 で 参 加 が 困 難 な 者 重 度 化 により 参 加 できなくなった 者 等 に 対 して 住 民 自 治 会 民 生 委 員 ボランティア 等 から 地 域 包 括 支 援 センターへの 相 談 を 勧 めるほか 地 域 包 括 支 援 センターに 情 報 提 供 する 仕 組 みをつくる( 住 民 ネットワーク) 医 療 機 関 や 介 護 サービス 事 業 者 その 他 の 相 談 機 関 等 では 支 援 が 必 要 な 高 齢 者 を 把 握 した 場 合 に 一 律 に 要 介 護 認 定 等 申 請 を 勧 めるのではなく 総 合 事 業 におけるサービス 事 業 や 一 般 介 護 予 防 事 業 への 参 加 を 紹 介 するほか 地 域 包 括 支 援 センターへの 相 談 を 勧 める 本 人 の 了 解 を 得 て 地 域 包 括 支 援 センターに 情 報 提 供 するなどの 対 応 を 行 う( 専 門 機 関 によるネットワーク) その 他 高 齢 者 が 日 常 的 に 利 用 する 機 関 ( 銀 行 郵 便 局 商 店 など)が 支 援 を 必 要 とする 高 齢 者 を 把 握 した 場 合 は 本 人 やその 家 族 に 対 して 市 町 村 窓 口 または 地 域 包 括 支 援 センターへの 相 談 を 勧 めるなどの 対 応 を 行 う( 民 間 事 業 者 を 活 用 したネットワーク) これらの 情 報 に 基 づいて 地 域 包 括 支 援 センター 等 は 当 該 高 齢 者 宅 に 訪 問 す るなどのアウトリーチ 機 能 を 発 揮 して 状 況 を 把 握 するとともに 適 切 な 医 療 介 護 生 活 支 援 介 護 予 防 につなぐ その 際 基 本 チェックリストの 活 用 実 施 によって 事 業 対 象 者 に 該 当 した 場 合 は サービス 事 業 を 紹 介 する 上 記 のような 重 層 的 なネットワーク 構 築 のためには 市 町 村 や 地 域 包 括 支 援 センターが 中 心 となって 住 民 や 関 係 機 関 地 域 のあらゆる 社 会 資 源 に 対 する 普 及 啓 発 が 必 要 であり 一 般 介 護 予 防 事 業 サービス 事 業 及 び 給 付 について

99 誰 もが 理 解 できるようこれらの 制 度 を 周 知 していく 必 要 がある また 相 談 を 勧 めても 適 切 な 支 援 につながらない 高 齢 者 については 支 援 が 必 要 になった 時 に 地 域 住 民 や 関 係 機 関 が 市 町 村 窓 口 や 地 域 包 括 支 援 センターに つなぐことができるよう 日 頃 から 関 係 づくりを 行 っておくことが 重 要 である [ 参 考 ]~ 市 町 村 及 び 地 域 包 括 支 援 センターの 日 常 業 務 における 対 象 者 の 把 握 ~ 市 町 村 や 地 域 包 括 支 援 センターは 通 常 の 業 務 において 可 能 な 限 り 地 域 の 高 齢 者 の 状 況 把 握 に 努 め 支 援 を 必 要 とする 高 齢 者 については 適 切 な 医 療 介 護 生 活 支 援 予 防 等 のサービスにつなげる 市 町 村 は 介 護 分 野 のみならず 保 健 部 門 高 齢 者 福 祉 部 門 障 害 者 福 祉 部 門 まちづくり 部 門 等 との 横 断 的 な 連 携 を 行 い 支 援 を 必 要 とする 高 齢 者 を 把 握 した 場 合 は 適 切 なサービスや 事 業 につなげる 体 制 づくりを 強 化 する 特 に 保 健 部 門 においては 各 種 健 康 診 査 の 機 会 を 捉 えて 利 用 者 を 把 握 したり 地 域 の 健 康 づくり 活 動 等 の 事 業 と 結 びつけたり 総 合 事 業 との 連 続 的 な 支 援 が できるよう 工 夫 する 地 域 包 括 支 援 センターは 高 齢 者 が 一 般 介 護 予 防 事 業 に 積 極 的 に 参 加 し 孤 立 しそうな 高 齢 者 を 地 域 の 力 で 支 え 必 要 なときに 適 切 なサービスや 支 援 につ なげられるよう 包 括 的 支 援 事 業 の 各 種 業 務 等 を 通 じて 地 域 に 働 きかける 2 相 談 ( 相 談 受 付 ) 相 談 受 付 時 は まず 被 保 険 者 より 相 談 の 目 的 や 希 望 するサービスを 聴 き 取 る 窓 口 担 当 者 は サービス 事 業 要 介 護 認 定 等 の 申 請 一 般 介 護 予 防 事 業 について 説 明 を 行 う ( 特 に サービス 事 業 は その 目 的 や 内 容 メニュー 手 続 き 等 につい て 十 分 説 明 を 行 う ) 明 らかに 要 介 護 認 定 が 必 要 な 場 合 や 予 防 給 付 ( 介 護 予 防 訪 問 看 護 介 護 予 防 福 祉 用 具 貸 与 等 )や 介 護 給 付 によるサービスを 希 望 している 場 合 等 は 要 介 護 認 定 等 の 申 請 の 手 続 につなぐ 介 護 予 防 のための 住 民 主 体 の 通 いの 場 など 一 般 介 護 予 防 事 業 の 利 用 のみを 希 望 する 場 合 は それらのサービスにつなぐ 総 合 事 業 の 説 明 の 際 には 1サービス 事 業 によるサービスのみ 利 用 する 場 合 は 要 介 護 認 定 等 を 省 略 して 基 本 チェックリストを 用 いて 事 業 対 象 者 とし 迅 速 なサー ビスの 利 用 が 可 能 であること 2 事 業 対 象 者 となった 後 や サービス 事 業 によるサ ービスを 利 用 し 始 めた 後 も 必 要 な 時 は 要 介 護 認 定 等 の 申 請 が 可 能 であることを 説 明 する あわせて 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の 趣 旨 として 1 効 果 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメントと 自 立 支 援 に 向 けたサービス 展 開 による 要 支 援 状 態 からの 自 立 の 促 進 や 重 症 化 予 防 の 推 進 をはかる 事 業 であること 2ケアマネジメントの 中 で 本 人 が 目 標 を 立 て その 達 成 に 向 けてサービスを 利 用 しながら 一 定 期 間 取 り 組 み 達 成 後 は より 自 立 へ 向 けた 次 のステップに 移 っていくことを 説 明 する

100 例 えば サービス 事 業 における 医 療 保 健 の 専 門 職 ( 保 健 師 リハビリ 専 門 職 等 ) が 関 与 する 訪 問 型 サービスC 通 所 型 サービスCについては ケアマネジメントに より 維 持 改 善 すべき 課 題 ( 目 標 )に 対 して 有 効 なサービスを 利 用 し 課 題 ( 目 標 ) 達 成 後 は 地 域 の 集 いの 場 に 移 行 するものである 等 事 業 の 趣 旨 を 利 用 者 に 説 明 の 上 事 業 でのサービス 提 供 について 理 解 を 得 る サービス 事 業 利 用 のための 手 続 きは 原 則 被 保 険 者 本 人 が 直 接 窓 口 に 出 向 いて 行 う ただし 本 人 が 来 所 できない( 入 院 中 である 相 談 窓 口 が 遠 い 外 出 に 支 障 がある 等 ) 場 合 は 電 話 や 家 族 の 来 所 による 相 談 に 基 づき 本 人 の 状 況 や 相 談 の 目 的 等 を 聴 き 取 る このような 場 合 における 基 本 チェックリストの 活 用 実 施 については 本 人 や 家 族 が 行 ったものに 基 づき 介 護 予 防 ケアマネジメントのプロセスで 地 域 包 括 支 援 センター 等 が 本 人 の 状 況 を 確 認 するとともに 事 業 の 説 明 等 を 行 い 適 切 なサービ スの 利 用 につなげる 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 等 からの 代 行 によるチェックリストの 提 出 も 可 とするが 本 人 が 来 所 出 来 ない 場 合 と 同 様 の 扱 いとする なお 第 1の2(1) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 のとおり 第 2 号 被 保 険 者 については がんや 関 節 リウマチ 等 の 特 定 疾 病 に 起 因 して 要 介 護 状 態 等 となる ことがサービスを 受 ける 前 提 となるため 基 本 チェックリストを 実 施 するのではな く 要 介 護 認 定 等 申 請 を 行 う 3 基 本 チェックリストの 活 用 実 施 ( 概 要 ) 地 域 包 括 支 援 センターや 市 町 村 窓 口 において 生 活 の 困 りごと 等 の 相 談 をした 被 保 険 者 に 対 して 基 本 チェックリストを 実 施 し 利 用 すべきサービスの 区 分 ( 一 般 介 護 予 防 事 業 サービス 事 業 及 び 給 付 )の 振 り 分 けを 行 う 基 本 チェックリストの 質 問 項 目 及 び 基 準 については 改 正 前 の 二 次 予 防 事 業 対 象 者 の 把 握 として 利 用 していたものと 変 わらないものとし 以 下 に 掲 げる< 事 業 対 象 者 に 該 当 する 基 準 >に 該 当 する 者 について 地 域 包 括 支 援 センター 等 において 介 護 予 防 ケアマネジメントを 実 施 する その 際 対 象 者 の 基 準 については 閉 じこもり 認 知 機 能 の 低 下 うつ 病 の 可 能 性 を 判 断 する 項 目 についても 活 用 する 実 施 に 際 しては 後 述 の 基 本 チェックリストの 使 い 方 に 基 づき 質 問 項 目 の 趣 旨 を 説 明 しながら 本 人 等 に 記 入 してもらう 表 8 事 業 対 象 者 に 該 当 する 基 準 のある1つの 基 準 のみに 該 当 ( 例 えば 口 腔 機 能 の 低 下 のみに 該 当 )した 場 合 でも 介 護 予 防 ケアマネジメントにおいてア セスメントを 行 い 該 当 した 基 準 の 項 目 に 関 係 なく 自 立 支 援 に 向 けた 課 題 の 抽 出 目 標 の 設 定 等 を 行 い 必 要 なサービスにつなげる ( 留 意 事 項 ) 市 町 村 窓 口 においては 必 ずしも 専 門 職 でなくてもよい 基 本 チェックリストの 活 用 実 施 の 際 には 質 問 項 目 と 併 せ 利 用 者 本 人 の 状 況 やサービス 利 用 の 意 向 を 聞 き 取 った 上 で 振 り 分 けを 判 断 する

101 市 町 村 窓 口 で 基 本 チェックリストを 実 施 した 場 合 には 一 般 介 護 予 防 事 業 のみを 利 用 する 場 合 を 除 いて 基 本 チェックリストの 実 施 結 果 等 を 地 域 包 括 支 援 センター に 送 付 し 地 域 包 括 支 援 センターにおいて 介 護 予 防 ケアマネジメントを 開 始 する 基 本 チェックリストのチェック 内 容 は 本 人 の 状 態 に 応 じて 変 化 するため 一 般 介 護 予 防 へ 移 行 した 後 や 一 定 期 間 サービス 事 業 の 利 用 がなかった 後 に 改 めてサ ービス 利 用 の 希 望 があった 場 合 は 再 度 基 本 チェックリストを 行 い サービスの 振 り 分 けから 行 う なお 基 本 チェックリストの 活 用 実 施 により 要 介 護 認 定 等 の 申 請 が 必 要 と 判 断 した 場 合 は 認 定 申 請 を 受 け 付 ける また 要 介 護 認 定 等 の 申 請 とサービス 事 業 の 利 用 を 並 行 して 進 める 場 合 や 事 業 対 象 者 として 介 護 予 防 ケアマネジメントを 行 っている 中 で 要 介 護 認 定 等 申 請 を 行 う 場 合 もある 介 護 予 防 ケアマネジメント 活 用 実 施 に 当 たって 市 町 村 窓 口 で 基 本 チェックリ ストを 実 施 した 場 合 は 地 域 包 括 支 援 センターから 介 護 予 防 ケアマネジメントを 受 けることを 利 用 者 から 市 町 村 に 対 して 届 け 出 ることとし その 届 出 があった 場 合 に 市 町 村 は 当 該 者 を 受 給 者 台 帳 に 登 録 し 被 保 険 者 証 を 発 行 する また 地 域 包 括 支 援 センターで 基 本 チェックリストを 実 施 した 場 合 は 利 用 者 は 市 町 村 に 対 してセンターを 通 じて 地 域 包 括 支 援 センターから 介 護 予 防 ケアマネジ メントを 受 けることを 届 け 出 ることとし その 届 出 があった 場 合 に 市 町 村 は 当 該 者 を 受 給 者 台 帳 に 登 録 し 被 保 険 者 証 を 発 行 する 被 保 険 者 証 には 事 業 対 象 者 である 旨 チェックリスト 実 施 日 担 当 地 域 包 括 支 援 センター 名 を 記 載 する また セルフマネジメントの 推 進 のため 本 人 の 介 護 予 防 に 関 する 情 報 が 集 約 さ れたものとして 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 称 ) を 作 成 し 被 保 険 者 証 への 記 載 事 項 の 代 用 とすることも 可 能 とする

102 表 7 基 本 チェックリスト 様 式 例 記 入 日 : 平 成 年 月 日 ( ) 氏 名 住 所 生 年 月 日 希 望 するサービス 内 容 No. 質 問 項 目 回 答 :いずれかに をお 付 けください 1 バスや 電 車 で1 人 で 外 出 していますか 0.はい 1.いいえ 2 日 用 品 の 買 い 物 をしていますか 0.はい 1.いいえ 3 預 貯 金 の 出 し 入 れをしていますか 0.はい 1.いいえ 4 友 人 の 家 を 訪 ねていますか 0.はい 1.いいえ 5 家 族 や 友 人 の 相 談 にのっていますか 0.はい 1.いいえ 6 階 段 を 手 すりや 壁 をつたわらずに 昇 っていますか 0.はい 1.いいえ 7 椅 子 に 座 った 状 態 から 何 もつかまらずに 立 ち 上 がっていますか 0.はい 1.いいえ 8 15 分 位 続 けて 歩 いていますか 0.はい 1.いいえ 9 この1 年 間 に 転 んだことがありますか 1.はい 0.いいえ 10 転 倒 に 対 する 不 安 は 大 きいですか 1.はい 0.いいえ 11 6ヶ 月 間 で2~3kg 以 上 の 体 重 減 少 がありましたか 1.はい 0.いいえ 12 身 長 cm 体 重 kg (BMI= )( 注 ) 13 半 年 前 に 比 べて 固 いものが 食 べにくくなりましたか 1.はい 0.いいえ 14 お 茶 や 汁 物 等 でむせることがありますか 1.はい 0.いいえ 15 口 の 渇 きが 気 になりますか 1.はい 0.いいえ 16 週 に1 回 以 上 は 外 出 していますか 0.はい 1.いいえ 17 昨 年 と 比 べて 外 出 の 回 数 が 減 っていますか 1.はい 0.いいえ 18 周 りの 人 から いつも 同 じ 事 を 聞 く などの 物 忘 れがあると 言 われますか 1.はい 0.いいえ 19 自 分 で 電 話 番 号 を 調 べて 電 話 をかけることをしていますか 0.はい 1.いいえ 20 今 日 が 何 月 何 日 かわからない 時 がありますか 1.はい 0.いいえ 21 (ここ2 週 間 ) 毎 日 の 生 活 に 充 実 感 がない 1.はい 0.いいえ 22 (ここ2 週 間 )これまで 楽 しんでやれていたことが 楽 しめなくなった 1.はい 0.いいえ 23 (ここ2 週 間 ) 以 前 は 楽 にできていたことが 今 はおっくうに 感 じられる 1.はい 0.いいえ 24 (ここ2 週 間 ) 自 分 が 役 に 立 つ 人 間 だと 思 えない 1.はい 0.いいえ 25 (ここ2 週 間 )わけもなく 疲 れたような 感 じがする 1.はい 0.いいえ ( 注 )BMI= 体 重 (kg) 身 長 (m) 身 長 (m)が 18.5 未 満 の 場 合 に 該 当 とする 表 8 事 業 対 象 者 に 該 当 する 基 準 1 1~20 までの 20 項 目 のうち 10 項 目 以 上 に 該 当 ( 複 数 の 項 目 に 支 障 ) 2 6~10 までの5 項 目 のうち3 項 目 以 上 に 該 当 ( 運 動 機 能 の 低 下 ) 3 11~12 の2 項 目 のすべてに 該 当 ( 低 栄 養 状 態 ) 4 13~15 までの3 項 目 のうち2 項 目 以 上 に 該 当 ( 口 腔 機 能 の 低 下 ) 5 16~17 の2 項 目 のうち 16 に 該 当 ( 閉 じこもり) 6 18~20 までの3 項 目 のうちいずれか1 項 目 以 上 に 該 当 ( 認 知 機 能 の 低 下 ) 7 21~25 までの5 項 目 のうち2 項 目 以 上 に 該 当 (うつ 病 の 可 能 性 )

103 表 9 基 本 チェックリストについての 考 え 方 共 通 事 項 1 対 象 者 には 各 質 問 項 目 の 趣 旨 を 理 解 していただいた 上 で 回 答 してもらってください それが 適 当 な 回 答 であるかどうかの 判 断 は 基 本 チェックリストを 評 価 する 者 が 行 ってください 2 期 間 を 定 めていない 質 問 項 目 については 現 在 の 状 況 について 回 答 してもらってください 3 習 慣 を 問 う 質 問 項 目 については 頻 度 も 含 め 本 人 の 判 断 に 基 づき 回 答 してもらってください 4 各 質 問 項 目 の 趣 旨 は 以 下 のとおりです 各 質 問 項 目 の 表 現 は 変 えないでください 質 問 項 目 質 問 項 目 の 趣 旨 1~5の 質 問 項 目 は 日 常 生 活 関 連 動 作 について 尋 ねています 1 バスや 電 車 で1 人 で 外 出 してい ますか 家 族 等 の 付 き 添 いなしで 1 人 でバスや 電 車 を 利 用 して 外 出 してい るかどうかを 尋 ねています バスや 電 車 のないところでは それ に 準 じた 公 共 交 通 機 関 に 置 き 換 えて 回 答 してください なお 1 人 で 自 家 用 車 を 運 転 して 外 出 している 場 合 も 含 まれます 2 日 用 品 の 買 い 物 をしていますか 自 ら 外 出 し 何 らかの 日 用 品 の 買 い 物 を 適 切 に 行 っているかどう か( 例 えば 必 要 な 物 品 を 購 入 しているか)を 尋 ねています 頻 度 は 本 人 の 判 断 に 基 づき 回 答 してください 電 話 での 注 文 のみ で 済 ませている 場 合 は いいえ となります 3 預 貯 金 の 出 し 入 れをしています か 自 ら 預 貯 金 の 出 し 入 れをしているかどうかを 尋 ねています 銀 行 等 での 窓 口 手 続 きも 含 め 本 人 の 判 断 により 金 銭 管 理 を 行 ってい る 場 合 に はい とします 家 族 等 に 依 頼 して 預 貯 金 の 出 し 入 れをしている 場 合 は いいえ となります 4 友 人 の 家 を 訪 ねていますか 友 人 の 家 を 訪 ねているかどうかを 尋 ねています 電 話 による 交 流 や 家 族 親 戚 の 家 への 訪 問 は 含 みません 5 家 族 や 友 人 の 相 談 にのっていま すか 家 族 や 友 人 の 相 談 にのっているかどうかを 尋 ねています 面 談 せ ずに 電 話 のみで 相 談 に 応 じている 場 合 も はい とします 6~10 の 質 問 項 目 は 運 動 器 の 機 能 について 尋 ねています 6 階 段 を 手 すりや 壁 をつたわらず に 昇 っていますか 階 段 を 手 すりや 壁 をつたわらずに 昇 っているかどうかを 尋 ねてい ます 時 々 手 すり 等 を 使 用 している 程 度 であれば はい とし ます 手 すり 等 を 使 わずに 階 段 を 昇 る 能 力 があっても 習 慣 的 に 手 すり 等 を 使 っている 場 合 には いいえ となります 7 椅 子 に 座 った 状 態 から 何 もつか まらずに 立 ち 上 がっていますか 椅 子 に 座 った 状 態 から 何 もつかまらずに 立 ち 上 がっているかどう かを 尋 ねています 時 々 つかまっている 程 度 であれば はい とします 8 15 分 位 続 けて 歩 いていますか 15 分 位 続 けて 歩 いているかどうかを 尋 ねています 屋 内 屋 外 等 の 場 所 は 問 いません 9 この1 年 間 に 転 んだことがあり この1 年 間 に 転 倒 の 事 実 があるかどうかを 尋 ねています ますか 10 転 倒 に 対 する 不 安 は 大 きいです か 現 在 転 倒 に 対 する 不 安 が 大 きいかどうかを 本 人 の 主 観 に 基 づ き 回 答 してください の 質 問 項 目 は 低 栄 養 状 態 かどうかについて 尋 ねています 11 6ヵ 月 で2~3kg 以 上 の 体 重 減 6ヵ 月 間 で2~3kg 以 上 の 体 重 減 少 があったかどうかを 尋 ねてい

104 316 少 がありましたか ます 6ヵ 月 以 上 かかって 減 少 している 場 合 は いいえ となり ます 12 身 長 体 重 身 長 体 重 は 整 数 で 記 載 してください 体 重 は1カ 月 以 内 の 値 を 身 長 は 過 去 の 測 定 値 を 記 載 して 差 し 支 えありません 13~15 の 質 問 項 目 は 口 腔 機 能 について 尋 ねています 13 半 年 前 に 比 べて 固 いものが 食 べ にくくなりましたか 半 年 前 に 比 べて 固 いものが 食 べにくくなったかどうかを 尋 ねてい ます 半 年 以 上 前 から 固 いものが 食 べにくく その 状 態 に 変 化 が 生 じていない 場 合 は いいえ となります 14 お 茶 や 汁 物 等 でむせることがあ りますか お 茶 や 汁 物 等 を 飲 む 時 に むせることがあるかどうかを 本 人 の 主 観 に 基 づき 回 答 してください 15 口 の 渇 きが 気 になりますか 口 の 中 の 渇 きが 気 になるかどうかを 本 人 の 主 観 に 基 づき 回 答 し てください の 質 問 項 目 は 閉 じこもりについて 尋 ねています 16 週 に1 回 以 上 は 外 出 しています か 週 によって 外 出 頻 度 が 異 なる 場 合 は 過 去 1ヵ 月 の 状 態 を 平 均 し てください 17 昨 年 と 比 べて 外 出 の 回 数 が 減 っ ていますか 昨 年 の 外 出 回 数 と 比 べて 今 年 の 外 出 回 数 が 減 少 傾 向 にある 場 合 は はい となります 18~20 の 質 問 項 目 は 認 知 症 について 尋 ねています 18 周 りの 人 から いつも 同 じ 事 を 聞 く などの 物 忘 れがあると 言 われ 本 人 は 物 忘 れがあると 思 っていても 周 りの 人 から 指 摘 されるこ とがない 場 合 は いいえ となります ますか 19 自 分 で 電 話 番 号 を 調 べて 電 話 を かけることをしていますか 何 らかの 方 法 で 自 ら 電 話 番 号 を 調 べて 電 話 をかけているかど うかを 尋 ねています 誰 かに 電 話 番 号 を 尋 ねて 電 話 をかける 場 合 や 誰 かにダイヤルをしてもらい 会 話 だけする 場 合 には いいえ となります 20 今 日 が 何 月 何 日 かわからない 時 がありますか 今 日 が 何 月 何 日 かわからない 時 があるかどうかを 本 人 の 主 観 に 基 づき 回 答 してください 月 と 日 の 一 方 しか 分 からない 場 合 には はい となります 21~25 の 質 問 項 目 は うつについて 尋 ねています 21 (ここ2 週 間 ) 毎 日 の 生 活 に 充 実 ここ2 週 間 の 状 況 を 本 人 の 主 観 に 基 づき 回 答 してください 感 がない 22 (ここ2 週 間 )これまで 楽 しんで やれていたことが 楽 しめなくな った 23 (ここ2 週 間 ) 以 前 は 楽 に 出 来 て いたことが 今 ではおっくうに 感 じられる 24 (ここ2 週 間 ) 自 分 が 役 に 立 つ 人 間 だと 思 えない 25 (ここ2 週 間 )わけもなく 疲 れた ような 感 じがする 64

105 4 介 護 予 防 ケアマネジメントの 実 施 サービスの 利 用 開 始 介 護 予 防 ケアマネジメントは 利 用 者 に 対 して 介 護 予 防 及 び 生 活 支 援 を 目 的 とし て その 心 身 の 状 況 置 かれているその 他 の 状 況 に 応 じて その 選 択 に 基 づき 適 切 な 事 業 が 包 括 的 かつ 効 率 的 に 提 供 されるよう 専 門 的 視 点 から 必 要 な 援 助 を 行 うもの である (1) 介 護 予 防 ケアマネジメントの 概 要 ( 概 要 ) 介 護 予 防 ケアマネジメントは 予 防 給 付 の 介 護 予 防 支 援 と 同 様 利 用 者 本 人 が 居 住 する 地 域 包 括 支 援 センターが 実 施 するものとするが 市 町 村 の 状 況 に 応 じて 地 域 包 括 支 援 センターから 指 定 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 に 対 する 委 託 も 可 能 である 介 護 予 防 ケアマネジメントの 実 施 に 当 たっては 市 町 村 においてその 地 域 の 実 情 に 応 じて どのような 実 施 体 制 が 望 ましいかについて 検 討 し 実 施 する < 望 ましい 実 施 体 制 の 例 > ア 地 域 包 括 支 援 センターが すべて 介 護 予 防 ケアマネジメントを 行 う イ 初 回 の 介 護 予 防 ケアマネジメントは 地 域 包 括 支 援 センターが 行 い (1クー ル 終 了 後 の)ケアプランの 継 続 変 更 の 時 点 以 後 は 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 で 行 い 適 宜 地 域 包 括 支 援 センターが 関 与 する 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 が 多 くのケースについて 介 護 予 防 ケアマネジメントを 行 う 場 合 も 地 域 包 括 支 援 センターは 初 回 の 介 護 予 防 ケアマネジメント 実 施 時 に は 立 ち 会 うよう 努 めるとともに 地 域 ケア 会 議 等 を 活 用 しつつ その 全 てに 関 与 する ( 予 防 給 付 とサービス 事 業 を 併 用 する 場 合 ) 予 防 給 付 とサービス 事 業 によるサービスをともに 利 用 する 場 合 にあっては 予 防 給 付 によるケアマネジメントにより 介 護 報 酬 が 地 域 包 括 支 援 センターに 対 して 支 払 われる 給 付 管 理 については 予 防 給 付 とサービス 事 業 の 給 付 管 理 の 必 要 なものについ ては 併 せて 限 度 額 管 理 を 行 う 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 や 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 を 利 用 し 地 域 包 括 支 援 センターがケアマネジメントを 実 施 しない 場 合 には 予 防 給 付 においてケアマネジメントを 行 っていることから 前 述 と 同 様 事 業 に よるサービスを 利 用 している 場 合 にあっても 事 業 によるケアマネジメント 費 を 支 給 しない ( 要 介 護 認 定 等 申 請 している 場 合 における 介 護 予 防 ケアマネジメント) 福 祉 用 具 貸 与 等 予 防 給 付 のサービス 利 用 を 必 要 とする 場 合 は 要 介 護 認 定 等 の 申 請 を 行 うことになる 要 介 護 認 定 等 申 請 とあわせて サービス 事 業 による 訪 問 型 サービスや 通 所 型 サ ービス 等 の 利 用 を 開 始 する 場 合 は 現 行 の 予 防 給 付 の 様 式 で 介 護 予 防 ケアマネジ メントを 実 施 する

106 要 介 護 認 定 等 申 請 とあわせて 基 本 チェックリストを 実 施 した 場 合 は 基 本 チェ ックリストの 結 果 が 事 業 対 象 者 の 基 準 に 該 当 すれば 介 護 予 防 ケアマネジメント を 経 て 迅 速 にサービス 事 業 のサービスを 利 用 することができる その 後 要 介 護 1 以 上 の 認 定 がなされた 場 合 には 介 護 給 付 サービスの 利 用 を 開 始 するまで の 間 サービス 事 業 によるサービスの 利 用 を 継 続 することができる なお 要 介 護 認 定 のいわゆる 暫 定 ケアプランによる 介 護 給 付 サービスを 利 用 し ている 場 合 は 並 行 してサービス 事 業 を 利 用 することはできない 認 定 結 果 と 利 用 サービスや 報 酬 の 関 係 は 第 6の1(11)サービス 利 用 開 始 又 は 認 定 更 新 時 期 における 費 用 負 担 を 参 照 (2) 総 合 事 業 における 介 護 予 防 ケアマネジメントの 考 え 方 と 類 型 介 護 予 防 ケアマネジメントの 考 え 方 介 護 予 防 ケアマネジメントは 介 護 予 防 の 目 的 である 高 齢 者 が 要 介 護 状 態 に なることをできる 限 り 防 ぐ 要 支 援 要 介 護 状 態 になっても 状 態 がそれ 以 上 に 悪 化 しないようにする ために 高 齢 者 自 身 が 地 域 における 自 立 した 日 常 生 活 を 送 れるよう 支 援 するものであり 基 本 的 なケアマネジメントのプロセスに 基 づくも のである 新 しい 総 合 事 業 における 介 護 予 防 ケアマネジメント( 第 一 号 介 護 予 防 支 援 事 業 ) は 生 活 上 の 困 りごとがあり 何 らかの 支 援 を 必 要 として 窓 口 に 来 た 者 の うち 基 本 チェックリストの 記 入 により 事 業 対 象 者 に 該 当 する 基 準 のいず れかに 該 当 した 者 に 対 して 行 うものである 新 しい 総 合 事 業 に 移 行 することによって これまでの 二 次 予 防 事 業 は 廃 止 となり 二 次 予 防 事 業 対 象 者 に 対 して 必 要 に 応 じて 実 施 していた 介 護 予 防 ケアマネジメント 業 務 も 廃 止 される 地 域 において 高 齢 者 が 健 康 を 維 持 し 改 善 可 能 な 場 合 は 適 切 な 支 援 を 受 けて 改 善 に 向 かい もし 医 療 や 介 護 生 活 支 援 等 を 必 要 とする 状 態 になっても 住 み 慣 れた 地 域 で 暮 らし その 生 活 の 質 を 維 持 向 上 させるためには 高 齢 者 一 人 一 人 が 自 分 の 健 康 増 進 や 介 護 予 防 についての 意 識 を 持 ち 自 ら 必 要 な 情 報 にアクセ スするとともに 介 護 予 防 健 康 の 維 持 増 進 に 向 けた 取 組 を 行 うことが 重 要 と なる 新 しい 総 合 事 業 においては 高 齢 者 自 身 が 地 域 で 何 らかの 役 割 を 果 たせる 活 動 を 継 続 することにより 結 果 として 介 護 予 防 につながるという 視 点 からも 利 用 者 の 生 活 上 の 何 らかの 困 りごとに 対 して 単 にそれを 補 うサービスを 当 ては めるのではなく 利 用 者 の 自 立 支 援 に 資 するよう 心 身 機 能 の 改 善 だけではなく 地 域 の 中 で 生 きがいや 役 割 を 持 って 生 活 できるような 居 場 所 に 通 い 続 けるなど 心 身 機 能 活 動 参 加 にバランスよくアプローチしていくことが 重 要 であ る このようなことから 総 合 事 業 における 介 護 予 防 ケアマネジメントについては 適 切 なアセスメントの 実 施 により 利 用 者 の 状 況 を 踏 まえた 目 標 を 設 定 し 利 用 者 本 人 がそれを 理 解 した 上 で その 達 成 のために 必 要 なサービスを 主 体 的 に 利 用 し 目 標 の 達 成 に 取 り 組 んでいけるよう 具 体 的 にサービス 事 業 等 の 利 用 につい て 検 討 し ケアプランを 作 成 していくこととなる

107 介 護 予 防 ケアマネジメントの 類 型 介 護 予 防 ケアマネジメントにおいては 高 齢 者 の 自 立 支 援 を 考 えながら 利 用 者 と 目 標 やその 達 成 のための 具 体 策 を 共 有 し 利 用 者 が 介 護 予 防 の 取 り 組 みを 自 分 の 生 活 の 中 に 取 り 入 れ 自 分 で 評 価 し 実 施 できる 支 援 することが 求 められ る そのためには より 身 近 に 分 かりやすい 情 報 や 専 門 職 の 助 言 サービス 事 業 の 利 用 による 効 果 などを 得 られる 体 制 をつくりつつ 利 用 者 がそれらを 理 解 し て 自 身 の 行 動 を 変 えていくよう ケアマネジメントのプロセスにおいて 利 用 者 の 状 態 等 について 説 明 しながら 共 有 していくことが 必 要 である ( 参 考 ) 原 則 的 なケアマネジメントのプロセス アセスメント ケアフ ラン サーヒ ス ケアフ ラン 確 定 ケアフ ランの 実 行 モニタリンク ( 課 題 分 析 ) 原 案 作 成 担 当 者 会 議 本 人 に 交 付 (サーヒ ス 提 供 ) 評 価 介 護 予 防 ケアマネジメントのプロセスについては 利 用 者 の 状 態 や 基 本 チェ ックリストの 結 果 本 人 の 希 望 するサービス 等 を 踏 まえて 1 原 則 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメント(ケアマネジメントA) 2 簡 略 化 した 介 護 予 防 ケアマネジメント(ケアマネジメントB) 3 初 回 のみの 介 護 予 防 ケアマネジメント(ケアマネジメントC) の3パターンに 分 けて 行 う ( 具 体 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメント(アセスメント ケアプラン 等 )の 考 え 方 ) 1 原 則 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメントのプロセス(ケアマネジメントA) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 指 定 を 受 けた 事 業 所 のサービスを 利 用 する 場 合 訪 問 型 サービスC 通 所 型 サービスCを 利 用 する 場 合 その 他 地 域 包 括 支 援 センターが 必 要 と 判 断 した 場 合 アセスメント ケアプラン 原 案 作 成 サービス 担 当 者 会 議 利 用 者 への 説 明 同 意 ケアプランの 確 定 交 付 ( 利 用 者 サービス 提 供 者 へ) サービス 利 用 開 始 モニタリング( 給 付 管 理 ) 2 簡 略 化 した 介 護 予 防 ケアマネジメントのプロセス(ケアマネジメントB) 1 又 は3 以 外 のケースで ケアマネジメン トの 過 程 で 判 断 した 場 合 ( 指 定 事 業 所 以 外 の 多 様 なサービスを 利 用 する 場 合 等 ) アセスメント ケアプラン 原 案 作 成 ( サービス 担 当 者 会 議 ) 利 用 者 への 説 明 同 意 67 ケアプランの 確 定 交 付 ( 利 用 者 サービス 319

108 提 供 者 へ) サービス 利 用 開 始 モニタリング( 適 宜 ) 3 初 回 のみの 介 護 予 防 ケアマネジメントのプロセス(ケアマネジメントC) ケアマネジメントの 結 果 補 助 や 助 成 のサ アセスメント ービス 利 用 や 配 食 などのその 他 の 生 活 支 ケアマネジメント 結 果 案 作 成 援 サービスの 利 用 につなげる 場 合 利 用 者 への 説 明 同 意 ( 必 要 に 応 じ その 後 の 状 況 把 握 を 実 施 ) 利 用 するサービス 提 供 者 等 への 説 明 送 付 ( ) 内 は 必 要 に 応 じて 実 施 サービス 利 用 開 始 1 原 則 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメント(ケアマネジメントA) 現 行 の 予 防 給 付 に 対 する 介 護 予 防 ケアマネジメントと 同 様 アセスメントに よってケアプラン 原 案 を 作 成 し サービス 担 当 者 会 議 を 経 て 決 定 する モニタリングについてはおおむね3ヶ 月 ごとに 行 い 利 用 者 の 状 況 等 に 応 じてサービスの 変 更 も 行 うことが 可 能 な 体 制 をとっておく 2 簡 略 化 した 介 護 予 防 ケアマネジメント(ケアマネジメントB) アセスメント( 課 題 分 析 )からケアプラン 原 案 作 成 までは 原 則 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメント(ケアマネジメントA)と 同 様 であるが サービス 担 当 者 会 議 を 省 略 したケアプランの 作 成 と 間 隔 をあけて 必 要 に 応 じてモニタ リング 時 期 を 設 定 し 評 価 及 びケアプランの 変 更 等 を 行 う 簡 略 化 した 介 護 予 防 ケアマネジメントを 実 施 する 3 初 回 のみの 介 護 予 防 ケアマネジメント(ケアマネジメントC) ケアマネジメントの 結 果 利 用 者 本 人 が 自 身 の 状 況 目 標 の 達 成 等 を 確 認 し 住 民 主 体 のサービス 等 を 利 用 する 場 合 に 実 施 する 初 回 のみ 簡 略 化 した 介 護 予 防 ケアマネジメントのプロセスを 実 施 し ケア マネジメントの 結 果 ( 本 人 の 生 活 の 目 標 維 持 改 善 すべき 課 題 その 課 題 の 解 決 への 具 体 的 対 策 目 標 を 達 成 するための 取 り 組 み 等 を 記 載 )を 利 用 者 に 説 明 し 理 解 してもらった 上 で 住 民 主 体 の 支 援 等 につなげる そ の 後 は モニタリング 等 は 行 わない また その 者 の 状 態 等 に 応 じた 適 切 なサービス 提 供 につながるよう ケア マネジメントの 結 果 については サービス 提 供 者 に 対 して 利 用 者 の 同 意 を 得 てケアマネジメント 結 果 を 送 付 するか 利 用 者 本 人 に 持 参 してもらう このとき 第 5の1(6)で 示 す 介 護 予 防 手 帳 の 利 用 も 想 定 している ケアマネジメントの 結 果 一 般 介 護 予 防 事 業 や 民 間 事 業 のみの 利 用 となり その 後 のモニタリング 等 を 行 わない 場 合 についても アセスメント 等 のプロ セスに 対 して ケアマネジメント 開 始 月 分 のみ 事 業 によるケアマネジメン ト 費 が 支 払 われる

109 ( 初 回 のみの 介 護 予 防 ケアマネジメントにおける 留 意 事 項 ) 初 回 のみの 介 護 予 防 ケアマネジメントを 実 施 することとした 場 合 は その 後 は 名 簿 等 の 簡 易 な 利 用 者 管 理 を 行 うことも 可 能 とする 初 回 のみの 介 護 予 防 ケアマネジメントや 簡 略 化 した 介 護 予 防 ケアマネジ メントによりモニタリングを 省 略 する 場 合 は 利 用 者 の 状 況 に 変 化 があっ た 際 に 適 宜 サービス 提 供 者 等 から 地 域 包 括 支 援 センターに 連 絡 する 体 制 を 作 っておくことが 適 当 である < 状 況 悪 化 を 見 過 ごさない 仕 組 みづくりの 例 > サービス 提 供 者 と 地 域 包 括 支 援 センターの 間 で 利 用 中 止 無 断 欠 席 な どのケースについて 報 告 する 仕 組 みをつくる 定 期 的 に 専 門 職 が 活 動 の 場 を 巡 回 し 参 加 状 況 を 確 認 する 活 動 の 場 における 体 力 測 定 等 で 悪 化 の 兆 しを 発 見 する 出 席 簿 を 作 成 の 上 毎 月 報 告 を 求 める 市 町 村 ( 地 域 包 括 支 援 センター 等 )の 判 断 により 1から3までの 介 護 予 防 ケ アマネジメントのプロセスは その 途 中 においても 利 用 者 本 人 の 状 況 等 に 応 じ て 変 更 できるものである 〇 介 護 予 防 ケアマネジメントを 行 い 整 理 された 課 題 に 対 する 具 体 的 ケアプラン ( 好 事 例 等 )については 第 5の2(1) 自 立 支 援 に 向 けた 介 護 予 防 ケアマネジ メントの 視 点 を 参 照 ケアプラン ケアマネジメント 結 果 等 を 交 付 された 後 利 用 者 は サービスの 利 用 を 開 始 する モニタリング サービス 担 当 者 会 議 の 実 施 と 報 酬 に 関 しては 表 10 サービ ス 事 業 のみ 利 用 の 場 合 のケアマネジメント 費 第 5の2(2) サービス 担 当 者 会 議 と 多 職 種 協 働 による 介 護 予 防 ケアマネジメント 支 援 をあわせて 参 照 のこと (3) 介 護 予 防 ケアマネジメントにおける 留 意 事 項 介 護 予 防 ケアマネジメントの 実 施 に 当 たっては 自 立 支 援 や 介 護 予 防 のため 総 合 事 業 の 趣 旨 やケアマネジメントの 結 果 適 当 と 判 断 したサービスの 内 容 につい て 利 用 者 が 十 分 に 理 解 し 納 得 する 必 要 がある そのため 地 域 包 括 支 援 セン ターは 利 用 者 本 人 やその 家 族 の 意 向 を 的 確 に 把 握 しつつ 専 門 的 な 視 点 からサ ービスを 検 討 し そのサービス 内 容 自 立 支 援 や 介 護 予 防 に 向 けて 必 要 なサービ スをケアプランに 位 置 付 けていること それによりどのような 効 果 を 期 待 してい るのか 等 を 利 用 者 に 丁 寧 に 説 明 し その 理 解 同 意 を 得 て サービスを 提 供 する ことが 重 要 である 給 付 管 理 を 伴 わないサービス 利 用 の 場 合 においても 指 定 サービスについて 給 付 管 理 が 行 われる 趣 旨 が 損 なわれることのないよう 利 用 者 の 状 態 等 に 応 じた 内 容 量 のサービスをすることが 適 当 である 総 合 事 業 における 介 護 予 防 ケアマネジメントは 第 一 号 介 護 予 防 支 援 事 業 とし て 地 域 包 括 支 援 センターによって 行 われるものであり 指 定 介 護 予 防 支 援 事 業 所

110 により 行 われる 指 定 介 護 予 防 支 援 とは 異 なる また ケアプランの 自 己 作 成 に 基 づくサービス 事 業 の 利 用 は 想 定 していない 予 防 給 付 において 自 己 作 成 している 場 合 は 現 行 制 度 と 同 様 市 町 村 の 承 認 が 必 要 である( 介 護 給 付 と 異 なる)が 加 えてサービス 事 業 を 利 用 する 場 合 は 必 要 に 応 じ 地 域 包 括 支 援 センターによ る 介 護 予 防 ケアマネジメントにつないでいくことが 適 当 である 総 合 事 業 の 介 護 予 防 ケアマネジメントは 自 立 支 援 に 資 するものとして 行 うも のであり その 介 護 予 防 ケアマネジメントの 支 援 の 一 つとして 地 域 ケア 会 議 の 活 用 が 考 えられる( 以 下 参 照 ) < 地 域 ケア 会 議 のイメージ>

111 地域ケア会議で介護予防ケアマネジメント支援を行っている取組例 71 323

112 ( 介 護 予 防 ケアマネジメントにおける 様 式 ) 介 護 予 防 ケアマネジメントに 関 する 様 式 については 予 防 給 付 で 用 いている 様 式 を 活 用 する 他 市 町 村 の 判 断 で 任 意 の 様 式 を 使 用 することも 可 能 である また 介 護 予 防 ケアマネジメントを 簡 略 化 する 場 合 においては 市 町 村 の 判 断 でケアプランの 様 式 を 任 意 で 簡 略 化 したものを 作 成 して 使 用 することも 可 能 であ る ただし 市 町 村 で 統 一 しておくことが 望 ましい ケアプランの 作 成 の 必 要 がなく 初 回 のみのケアマネジメントを 行 う 場 合 は サービス 事 業 の 利 用 の 前 に 利 用 者 及 びサービス 提 供 者 等 とケアマネジメント 結 果 等 を 共 有 することにより ケアプランの 作 成 に 代 えることもできる ケアマネジ メント 結 果 としては 本 人 の 生 活 の 目 標 維 持 改 善 すべき 課 題 その 課 題 の 解 決 への 具 体 的 対 策 ( 利 用 サービス) 目 標 を 達 成 するための 取 り 組 み 等 につ いては 記 載 がのぞましい また 介 護 予 防 ケアマネジメントの 形 態 にかかわらず ケアプラン 内 容 やケア マネジメントの 結 果 の 他 本 人 の 介 護 予 防 に 関 する 情 報 を 記 載 して 本 人 に 携 帯 してもらえるような 取 組 なども 検 討 することが 望 ましい 第 5の1(6) 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 称 ) 等 の 活 用 も 参 照 市 町 村 においては 統 一 した 様 式 を 使 用 するに 当 たって 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 介 護 サービス 事 業 者 等 とも 使 用 方 法 や 認 識 の 統 一 を 図 ることが 望 ましい また 自 立 支 援 に 向 けたケアマネジメントを 進 める 観 点 や 多 職 種 間 で 意 識 の 共 有 を 進 める 観 点 から アセスメントや 課 題 分 析 モニタリングの 参 考 様 式 と して 興 味 関 心 チェックシート 課 題 整 理 総 括 表 評 価 表 アセスメン ト 地 域 個 別 ケア 会 議 総 合 記 録 票 (モデル 事 業 様 式 ) 等 について 積 極 的 に 活 用 す ることが 望 ましい (サービスの 利 用 開 始 と 費 用 の 支 払 ) 事 業 対 象 者 の 特 定 は 前 述 のとおり 基 本 チェックリストの 活 用 実 施 により 行 う 基 本 チェックリストの 活 用 実 施 後 介 護 予 防 ケアマネジメントが 開 始 され るが その 際 名 簿 への 記 載 等 により 介 護 予 防 ケアマネジメントの 対 象 者 を 特 定 しておく 事 業 対 象 者 である 旨 の 証 ( 被 保 険 者 証 )は 基 本 チェックリスト 実 施 により 事 業 対 象 者 であると 特 定 された 後 介 護 予 防 ケアマネジメントの 依 頼 を 受 けたタイ ミングで 発 行 する ( 予 防 給 付 における 介 護 予 防 サービス 計 画 作 成 依 頼 届 出 書 の 提 出 に 代 わり 事 業 では 介 護 予 防 ケアマネジメント 依 頼 書 を 提 出 する ) 要 介 護 認 定 等 申 請 を 行 い 非 該 当 となった 場 合 は 基 本 チェックリストを 実 施 し サービス 事 業 の 対 象 とすることができる ( 通 常 の 流 れと 同 じく 介 護 予 防 ケアマネジメント 依 頼 書 の 作 成 名 簿 登 録 被 保 険 者 証 の 発 行 を 行 う ) なお 要 支 援 認 定 を 受 けている 者 が 要 支 援 認 定 を 更 新 せずに 継 続 的 にサービス を 利 用 することができるよう 有 効 期 間 終 了 時 に 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 対 象 者 とすることで 引 き 続 き 介 護 予 防 ケアマネジメントに 基 づき 切 れ 目 のないサービスを 利 用 することを 可 能 とする ケアマネジメントの 各 類 型 による 介 護 予 防 ケアマネジメント 費 の 考 え 方 につ

113 いては 表 10 サービス 事 業 のみ 利 用 の 場 合 のケアマネジメント 費 を 参 照 の こと

114 < 表 10 サービス 事 業 のみ 利 用 の 場 合 のケアマネジメント 費 (サービス 提 供 開 始 の 翌 月 から 3 ヶ 月 を 1 クールとしたときの 考 え 方 )> ケアマネジメントプロセス ケアプラン 利 用 するサービス サービス 提 供 開 始 月 2 月 目 ( 翌 月 ) 3 月 目 ( 翌 々 月 ) 4 月 目 (3ヶ 月 後 ) 326 原 則 的 な ケアマネジメント 簡 略 化 した ケアマネジメント 初 回 のみの ケアマネジメント 作 成 あり 作 成 なし ケアマネ ジメント 結 果 の 通 知 指 定 事 業 者 のサービス 訪 問 型 C 通 所 型 C サービス その 他 ( 委 託 補 助 )の サービス その 他 ( 委 託 補 助 )の サービス 一 般 介 護 予 防 民 間 事 業 のみ サービス 担 当 者 会 議 74 モニタリング 等 ( 1) ( 1) ( 1) ( 面 接 による) ( 1) 報 酬 基 本 報 酬 + 初 回 加 算 ( 2) 基 本 報 酬 基 本 報 酬 基 本 報 酬 サービス 担 当 者 会 議 モニタリング 等 報 酬 サービス 担 当 者 会 議 基 本 報 酬 + 初 回 加 算 ( 必 要 時 実 施 ) 基 本 報 酬 基 本 報 酬 基 本 報 酬 モニタリング 等 報 酬 ( 基 本 報 酬 -X-Y) + 初 回 加 算 ( 3) ( 必 要 時 実 施 ) 基 本 報 酬 -X-Y 基 本 報 酬 -X-Y 基 本 報 酬 -X-Y サービス 担 当 者 会 議 モニタリング 等 報 酬 サービス 担 当 者 会 議 ( 基 本 報 酬 + 初 回 加 算 )を 踏 まえた 単 価 ( 4) モニタリング 等 報 酬 ( 基 本 報 酬 + 初 回 加 算 )を 踏 まえた 単 価 ( 4) ( 1) 指 定 事 業 者 のサービスを 利 用 する 場 合 には 給 付 管 理 票 の 作 成 が 必 要 ( 2) 基 本 報 酬 : 予 防 給 付 の 単 価 を 踏 まえた 単 価 を 設 定 ( 3) X:サービス 担 当 者 会 議 実 施 分 相 当 単 位,Y:モニタリング 実 施 分 相 当 単 位 ( 4) 2 月 目 以 降 は ケアマネジメント 費 の 支 払 いが 発 生 しないことを 考 えて 原 則 的 なケアマネジメントの 報 酬 単 価 を 踏 まえた 単 価

115 第 5 自 立 支 援 に 向 けた 関 係 者 間 での 意 識 の 共 有 ( 規 範 的 統 合 の 推 進 )と 効 果 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメントの 在 り 方 ~ 一 歩 進 んだケアマネジメントに 向 けたガイドライ ン~ 1 関 係 者 間 での 意 識 の 共 有 ( 規 範 的 統 合 の 推 進 ) (1) 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 と 規 範 的 統 合 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 においては 市 町 村 は 介 護 保 険 事 業 計 画 等 で 目 指 すべき 方 向 性 を 明 確 にし 地 域 単 位 で 具 体 的 な 基 本 方 針 を 定 め その 基 本 方 針 を 介 護 サービス 事 業 者 医 療 機 関 民 間 企 業 NPO 地 縁 組 織 住 民 等 のあら ゆる 関 係 者 に 働 きかけて 共 有 することによって 地 域 内 に 分 散 しているフォーマ ル インフォーマル 資 源 を 統 合 していくことが 重 要 である ( 参 考 ) 市 町 村 が 進 める 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 関 する 基 本 方 針 が 同 一 の 目 的 の 達 成 のために 地 域 内 の 専 門 職 や 関 係 者 に 共 有 されることを 表 すも のとして 規 範 的 統 合 という 表 現 がある( 価 値 観 文 化 視 点 の 共 有 ) ( 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けては 市 町 村 は 具 体 的 な 基 本 方 針 を 明 示 し 関 係 者 に 働 きか けて 共 有 していく 規 範 的 統 合 が 必 要 となる 市 町 村 が 示 す 基 本 方 針 の 背 景 についての 十 分 な 理 解 がないままに システムのみ 統 合 を 図 っても その 効 果 は 発 揮 できないため 規 範 的 統 合 は 重 要 な 意 味 を 持 つ 地 域 包 括 ケア 研 究 会 (2014.3) 持 続 可 能 な 介 護 保 険 制 度 及 び 地 域 包 括 ケアシステムの 在 り 方 に 関 する 調 査 研 究 事 業 報 告 書 三 菱 UFJ リサーチ&コンサルティング) 総 合 事 業 における 各 利 用 者 へのサービス 提 供 に 係 る 地 域 包 括 支 援 センターや 市 町 村 事 業 主 体 といった 関 係 者 間 の 情 報 共 有 及 びサービス 提 供 にあたっての 意 識 共 有 も 規 範 的 統 合 であり ここでは サービス 提 供 における 規 範 的 統 合 を 推 進 するために 必 要 な 事 項 を 示 す (2) 明 確 な 目 標 設 定 と 本 人 との 意 識 の 共 有 総 合 事 業 では 介 護 事 業 所 のみならず NPOや 民 間 企 業 協 同 組 合 ボラン ティア 社 会 福 祉 法 人 地 縁 組 織 シルバー 人 材 センター 等 多 様 な 事 業 主 体 が 多 様 なサービスの 実 施 主 体 となる また 高 齢 者 自 身 が 担 い 手 として 活 躍 するこ とで 生 きがいや 介 護 予 防 にもつながるものである このような 幅 広 い 関 係 者 が 支 援 を 必 要 とする 高 齢 者 の 意 識 ケアプラン 設 定 された 目 標 等 を 共 有 していく ことが 重 要 である 総 合 事 業 のサービス 提 供 におけるケアプランは 高 齢 者 が 自 らのケアプランで あると 実 感 できるものでなくてはならず その 目 標 は 達 成 可 能 で しかも 本 人 の 意 欲 を 引 き 出 せるよう 明 確 に 設 定 される 必 要 がある そのためには 1かつて 本 人 が 生 きがいや 楽 しみにしていたこと(しかし 今 は できなくなったこと)で 2 介 護 予 防 に 一 定 期 間 ( 例 :3か 月 ) 取 り 組 むことに より 実 現 可 能 なこと そして3それが 達 成 されたかどうかが 具 体 的 にモニタリン グ 評 価 できる 目 標 とすることが 望 ましい もちろん 設 定 された 目 標 はサー ビス 提 供 者 に 共 有 され 目 標 の 達 成 に 役 立 つプログラムが 実 施 されなければなら ない ( 介 護 予 防 マニュアル 改 定 委 員 会 (2011.3) 介 護 予 防 マニュアル 改 訂 版 三 菱 総 合 研 究 所 ) 生 活 意 欲 が 低 下 している 高 齢 者 等 については 具 体 的 な 目 標 を 表 明 しない 場 合

116 も 少 なくない その 際 ケアマネジメント 等 において 高 齢 者 等 の 興 味 関 心 に 気 付 くヒントを 得 るためのツールとして 興 味 関 心 チェックシート が 開 発 さ れているので その 活 用 も 一 つの 方 法 である

117 ( 参 考 ) 介 護 予 防 ケアマネジメントにおける 課 題 と 目 標 の 例 課 題 目 標 セルフケア 健 康 : 毎 年 健 診 に 行 く 体 にいいと 思 う 食 清 潔 整 容 排 せつの 自 立 事 や 運 動 を 日 々 続 ける 自 分 で 服 薬 管 理 す TPO に 応 じた 更 衣 る 服 薬 管 理 健 康 に 留 意 した 食 事 運 動 など 日 常 生 活 : 起 床 から 就 寝 まで 規 則 正 しい 生 活 リズムで 過 ごす TPO に 応 じた 身 支 度 をす る 家 庭 生 活 家 事 : 炊 事 掃 除 洗 濯 などを 自 分 でする 日 常 の 買 い 物 食 事 の 準 備 掃 除 洗 濯 用 事 : 買 い 物 や 銀 行 の 用 事 を 自 分 ですます ゴミ 捨 てなどの 家 事 簡 単 な 家 の 修 理 電 球 の 交 換 水 やり ペットの 世 話 など 対 人 関 係 関 係 : 家 族 と 仲 良 く 過 ごす 近 所 の 人 とい 家 族 や 友 人 への 気 配 り 支 援 近 所 の 人 い 関 係 で 過 ごす 友 人 同 僚 との 人 間 関 係 づくりと 保 持 夫 役 割 : 庭 の 草 むしりや 孫 の 世 話 など 家 族 の 婦 親 密 なパートナーとの 良 好 な 関 係 保 持 用 事 や 世 話 をする など 他 者 への 支 援 : 誰 かの 手 助 けをしたり 相 談 者 になる 主 要 な 生 活 領 域 ( 仕 事 と 雇 用 経 済 生 活 ) 仕 事 : 店 番 や 畑 仕 事 など 自 営 業 の 手 伝 いを 自 営 業 の 店 番 田 んぼの 見 回 りなどの 仕 事 続 ける ボランティアや 奉 仕 活 動 など 人 の 役 に 立 つ 活 動 : 地 域 の 奉 仕 活 動 に 参 加 活 動 預 貯 金 の 出 し 入 れ 経 済 生 活 : 預 貯 金 の 出 し 入 れや 管 理 コミュニケーション 家 族 や 友 人 との 会 話 や 電 話 手 紙 やメール 家 族 や 友 人 への 手 紙 やメール 家 族 や 友 人 のやりとりを 続 ける との 会 話 電 話 での 会 話 運 動 と 移 動 外 出 : 週 に 2 回 は 買 い 物 に 行 く 展 覧 会 自 宅 内 自 宅 以 外 の 屋 内 屋 外 を 円 滑 に 移 公 園 など 行 きたいところに 外 出 する 動 移 動 にバス 電 車 他 人 が 運 転 する 自 動 旅 行 : 家 族 や 友 人 と 2 泊 3 日 の 旅 行 に 行 く 車 を 使 用 自 分 で 自 動 車 や 自 転 車 を 使 って 移 動 知 識 の 応 用 ( 判 断 決 定 ) 何 か 起 こったら 自 分 で 判 断 する 自 分 のこ 日 常 生 活 に 関 する 内 容 について 自 分 で 判 とは 自 分 で 決 める 断 決 定 コミュニティライフ 社 会 生 活 市 民 生 活 交 流 参 加 : 自 治 会 のお 祭 りに 参 加 老 人 友 人 との 行 き 来 趣 味 や 楽 しみの 継 続 候 会 の 行 事 に 参 加 候 補 者 を 決 めて 投 票 補 者 を 決 めて 投 票 自 治 会 や 老 人 会 の 年 行 楽 しみ: 趣 味 の 会 に 参 加 する 週 に 1 回 外 事 お 祭 りへの 参 加 など 出 する 趣 味 を 持 つ ( 介 護 予 防 マニュアル 改 定 委 員 会 (2011.3) 介 護 予 防 マニュアル 改 訂 版 三 菱 総 合 研 究 所 )

118 ( 出 典 ) 平 成 25 年 度 老 人 保 健 健 康 増 進 等 事 業 医 療 から 介 護 保 険 まで 一 貫 した 生 活 行 為 の 自 立 支 援 に 向 けたリハビリテーションの 効 果 と 質 に 関 する 評 価 研 究 一 般 社 団 法 人 日 本 作 業 療 法 士 協 会 (2014.3)

119 なお 介 護 予 防 は 終 わりのない 取 組 であり 事 業 の 利 用 が 終 了 した 後 も 高 齢 者 のセルフケアとして 習 慣 化 され 継 続 される 必 要 がある さらに 介 護 予 防 と は 単 に 総 合 事 業 その 他 の 市 町 村 事 業 だけでなく 家 庭 でのセルフケアや 地 域 での 様 々な 支 援 をも 含 むものであるから 総 合 事 業 の 直 接 の 関 係 者 のみならず 地 域 の 支 え 手 である 民 生 委 員 や 老 人 クラブ 自 治 会 町 内 会 等 の 役 割 も 重 要 であり それらの 多 様 な 主 体 が 高 齢 者 の 継 続 した 取 組 を 支 援 するため 地 域 が 目 指 すべき 目 標 について 規 範 的 統 合 が 図 られていくことも 重 要 である (3) ケアプランの 作 成 総 合 事 業 は 多 様 な 事 業 主 体 が 多 様 なサービスの 実 施 主 体 となることから 従 前 の 予 防 給 付 のようなサービス 提 供 責 任 者 が 存 在 しない 形 態 も 想 定 される そこ で 総 合 事 業 における 介 護 予 防 ケアマネジメントにおいては 地 域 包 括 支 援 セン ターが 作 成 するケアプランに 可 能 な 限 り 従 来 の 個 別 サービス 計 画 に 相 当 する 内 容 も 含 め 本 人 や 家 族 事 業 実 施 者 が 共 有 することが 望 ましい 従 前 の 予 防 給 付 に 相 当 する 専 門 性 を 要 するサービスを 提 供 する 場 合 には 当 該 事 業 所 と 地 域 包 括 支 援 センターが 連 携 し ケアプランに 基 づいて 個 別 サービ ス 計 画 を 作 成 することになる したがって 初 回 のサービス 担 当 者 会 議 は 充 実 した 内 容 とすることが 適 当 であ り 将 来 を 予 測 した 支 援 の 内 容 等 を 一 定 程 度 定 めておくことが 必 要 になる また 適 切 な 目 標 設 定 サービス 選 定 のためには アセスメントによる 利 用 者 の 心 身 の 状 況 ( 特 にADL IADL)の 正 確 な 把 握 が 欠 かせない 課 題 整 理 総 括 表 等 を 活 用 し 関 係 者 で 共 有 することも 望 ましい 方 策 である 市 町 村 で 既 に 活 用 している 様 式 があれば 当 該 様 式 を 活 用 しても 可 なお 利 用 者 本 人 が 自 らのケアプランであると 実 感 し ケアプランで 立 てたス テップからの 乖 離 に 自 ら 気 づくためには 専 門 用 語 の 使 用 はできるだけ 避 けるか 十 分 に 説 明 をし 理 解 を 得 た 上 で 使 用 する 必 要 があることに 留 意 する 必 要 がある このことは 多 様 な 事 業 主 体 が 連 携 するためにも 有 効 である (4) モニタリング 評 価 地 域 包 括 支 援 センターは 利 用 者 に 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 による 支 援 が 実 施 されている 間 必 要 に 応 じて 実 施 状 況 を 把 握 し 目 標 との 乖 離 が 見 られ た 場 合 には 再 度 ケアプランを 作 成 することになるが 順 調 に 進 行 した 場 合 に は 事 業 を 終 了 し 本 人 との 面 接 等 により 評 価 を 行 う この 場 合 は 事 業 終 了 後 も 高 齢 者 がセルフケアを 継 続 できるよう 一 般 介 護 予 防 事 業 の 紹 介 等 必 要 な 情 報 提 供 アドバイスを 行 うことが 不 可 欠 である また サービスを 利 用 する 過 程 において ケアプランで 立 てたステップからの 乖 離 が 見 られた 時 には 事 業 実 施 者 はもちろんのこと 利 用 者 本 人 や 家 族 もそれに 気 づき 適 宜 地 域 包 括 支 援 センターに 情 報 を 集 約 することで 状 況 に 応 じて 適 切 なサービスが 提 供 されるよう 努 めることも 重 要 である

120 (5) セルフケア セルフマネジメントの 推 進 法 第 4 条 第 1 項 において 国 民 の 努 力 及 び 義 務 として 示 されているように 高 齢 者 には 要 介 護 状 態 とならないための 予 防 やその 有 する 能 力 の 維 持 向 上 に 努 めることが 求 められている 国 民 は 自 ら 要 介 護 状 態 となることを 予 防 するため 加 齢 に 伴 って 生 ずる 心 身 の 変 化 を 自 覚 して 常 に 健 康 の 保 持 増 進 に 努 めるとともに 要 介 護 状 態 となった 場 合 においても 進 んでリハビリテーションそ の 他 の 適 切 な 保 健 医 療 サービス 及 び 福 祉 サービスを 利 用 することにより その 有 する 能 力 の 維 持 向 上 に 努 めるものとする 高 齢 者 自 身 が 必 要 な 支 援 サービスを 選 択 し 利 用 しながら 自 らの 機 能 を 維 持 向 上 するよう 努 力 を 続 けるためには 分 かりやすい 情 報 の 提 示 専 門 職 の 助 言 支 援 サービスの 利 用 による 効 果 の 成 功 体 験 の 蓄 積 伝 達 が 求 められるとともに 自 ら 健 康 を 保 持 増 進 していく 過 程 に 対 する 動 機 をもち 必 要 な 知 識 を 持 った 上 で 自 らの 行 動 を 変 え 成 果 を 実 感 できる 機 会 の 増 加 が 必 要 である そのためには セルフマネジメントのプログラムの 提 供 が 有 効 であり 専 門 機 関 専 門 職 による 教 育 的 な 働 きかけやツールの 提 供 が 効 果 的 と 考 えられる 具 体 的 には 地 域 住 民 に 対 するセルフマネジメント 講 習 の 実 施 や 地 域 包 括 支 援 セン ターや 保 健 師 看 護 師 ケアマネジャー 等 が 高 齢 者 との 接 する 中 で 適 宜 そ の 役 割 を 担 う 体 制 が 期 待 される (6) 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 称 ) 等 の 活 用 ( 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 称 ) について) セルフマネジメントを 推 進 するため あるいは 多 様 な 支 援 者 が 本 人 の 心 身 の 状 況 等 を 把 握 し 共 有 化 された 支 援 の 方 針 や 目 標 に 向 かって 支 援 していくためのツ ールとして 母 子 保 健 において 活 用 されてきた 母 子 健 康 手 帳 の 概 念 を 総 合 事 業 に 活 用 することが 考 えられる 日 本 の 公 衆 衛 生 史 のなかでも 一 定 の 効 果 をあげてきた 母 子 保 健 において セルフマネジメントのツー ルとして 活 用 されてきた 母 子 健 康 手 帳 の 概 念 を 他 の 世 代 にも 活 用 する 試 みも 効 果 的 と 考 えられる 養 生 の 意 識 が 比 較 的 高 いと 考 えられる 介 護 予 防 の 対 象 者 への 介 入 を 先 行 させることも 一 つの 方 法 である ( 地 域 包 括 ケア 研 究 会 (2014.3) 持 続 可 能 な 介 護 保 険 制 度 及 び 地 域 包 括 ケアシステムの 在 り 方 に 関 する 調 査 研 究 事 業 報 告 書 三 菱 UFJ リサーチ&コンサルティング) 母 子 健 康 手 帳 の 意 義 は 妊 娠 期 から 乳 幼 児 期 までの 健 康 に 関 する 重 要 な 情 報 が 一 つの 手 帳 で 管 理 されることにある 母 子 健 康 手 帳 には 各 種 の 健 康 診 査 や 訪 問 指 導 保 健 指 導 といった 母 子 保 健 サービスを 受 けた 際 の 記 録 が 一 つの 手 帳 に 記 載 されるため 異 なる 場 所 で 異 なる 時 期 に 異 なる 専 門 職 が 母 子 保 健 サービスを 行 う 場 合 でも これまでの 記 録 を 参 照 するなどして 継 続 性 一 貫 性 のあるケア を 提 供 できるメリットがある 母 子 健 康 手 帳 の 交 付 活 用 の 手 引 き 高 齢 者 の 分 野 においても これまで 老 人 保 健 事 業 における 健 康 手 帳 や 地 域 支 援 事 業 における 介 護 予 防 手 帳 が 活 用 されており 1 介 護 予 防 手 帳 につい ては 以 下 を 参 考 とするよう 示 しているところである 2 1 白 井 市 富 山 県 等

121 2 地 域 支 援 事 業 に 関 するQ&A 名 称 : 各 市 町 村 で 命 名 して 差 し 支 えない 用 途 : 介 護 予 防 事 業 の 効 果 的 な 実 施 のためには 本 人 家 族 地 域 包 括 支 援 セン ター 事 業 者 等 の 関 係 者 が 介 護 予 防 事 業 に 関 する 情 報 を 共 有 することが 求 められる このため 生 活 機 能 の 状 況 や 介 護 予 防 ケアプランの 内 容 等 をファイリングし 本 人 に 携 行 させる 媒 体 として 介 護 予 防 手 帳 を 活 用 す るものとする 交 付 対 象 者 : 特 定 高 齢 者 及 びその 他 希 望 する 者 大 きさ:A4 版 を 標 準 とする 形 態 : 二 穴 ファイルを 標 準 とする ファイリングする 書 類 の 例 : 1 基 本 チェックリスト 2 健 康 診 査 等 の 結 果 票 3 医 療 機 関 から 提 供 された 診 療 情 報 4 利 用 者 基 本 情 報 5 介 護 予 防 サービス 支 援 計 画 書 6 介 護 予 防 サービス 支 援 評 価 表 7 事 業 者 による 事 前 事 後 アセスメントの 結 果 票 8 介 護 予 防 に 関 する 啓 発 資 料 ( 各 プログラムの 内 容 地 域 のサービス 資 源 相 談 窓 口 のリスト 等 ) 9その 他 介 護 予 防 に 関 する 書 類 ( 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 称 ) の 活 用 ) 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 称 ) は セルフマネジメントを 推 進 し 規 範 的 統 合 を 図 る 目 的 では 以 下 のように 活 用 することが 考 えられる 1 地 域 包 括 支 援 センターによるアセスメント 結 果 ( 心 身 の 状 況 )や 状 態 を 維 持 改 善 するためのアドバイス 必 要 な 支 援 サービス 到 達 すべき 短 期 目 標 長 期 目 標 等 が 記 入 された 手 帳 を 交 付 2 本 人 がいつでも 手 帳 の 記 載 内 容 を 確 認 できるようにすることで 本 人 のセルフマ ネジメントを 促 す 3サービス 利 用 時 には 手 帳 を 必 ず 持 参 することとし その 都 度 サービス 提 供 者 も 手 帳 の 内 容 を 確 認 してからサービスを 実 施 し 必 ず 記 録 4 各 サービス 提 供 者 が 他 のサービスの 実 施 状 況 も 確 認 できるようになることで 状 況 に 応 じた より 適 切 なサービス 提 供 が 期 待 でき まさに 規 範 的 統 合 を 推 進 する ツールにもなり 得 る 5 手 帳 にセルフケアの 記 録 欄 等 を 設 けることで 総 合 事 業 の 利 用 終 了 により 地 域 包 括 支 援 センターから 離 れても セルフマネジメントにより 介 護 予 防 を 継 続 するた めのツールとなる

122 掲 載 内 容 や 使 用 方 法 手 帳 のサイズ あるいは 手 帳 の 形 式 ではなくファイル 形 式 にするなど 地 域 の 関 係 者 によって 適 切 なツールを 検 討 し 合 意 の 上 使 用 す ることが 望 ましい 内 容 を 充 実 させる 場 合 例 えば 市 が 掲 げる 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 のため の 基 本 方 針 や 総 合 事 業 のメニューの 掲 載 を 行 ったり ボランティアポイント 手 帳 と 兼 ねることも 考 えられる 逆 に 持 ち 歩 き 等 を 考 慮 すれば ケアプランのエッセ ンスをわかりやすくA4サイズ1 枚 程 度 にまとめ 随 時 確 認 できるようにする ことでも 効 果 はあると 考 えられる なお 平 成 26 年 度 中 に 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 称 )の 標 準 例 を 参 考 にお 示 しする 予 定 である 事 業 対 象 者 には 対 象 者 であることを 証 明 する 何 らかの 証 の 交 付 が 必 要 と 考 えら れるが これを 手 帳 で 代 替 することも 考 えられる 基 本 的 にはお 薬 手 帳 程 度 のコ ンパクトな 手 帳 が 望 ましい (その 他 ) このほか サービス 担 当 者 会 議 に 本 人 家 族 が 出 席 し 専 門 職 の 助 言 を 受 けら れる 体 制 も セルフマネジメントの 推 進 となりうる なお 地 域 住 民 には 積 極 的 に 生 活 や 健 康 をセルフマネジメントするとともに 資 源 が 有 限 であることを 認 識 し 市 町 村 の 政 策 を 理 解 することも 求 められ 市 町 村 は 地 域 住 民 の 努 力 が 財 政 上 もたらす 効 果 等 を 示 すことも 重 要 である

123 2 好 事 例 等 から 得 られた 自 立 支 援 に 向 けた 効 果 的 な 介 護 予 防 ケアマネジメントの 在 り 方 ~ 保 健 医 療 の 専 門 職 が 関 与 し 短 期 で 集 中 的 なアプローチにより 自 立 につなげる 方 策 ~ (1) 自 立 支 援 に 向 けた 介 護 予 防 ケアマネジメントの 視 点 ( 概 要 ) 自 立 支 援 に 向 けた 介 護 予 防 ケアマネジメントは 要 支 援 者 等 が 有 している 生 活 機 能 の 維 持 改 善 が 図 られるよう ケアマネジメントのプロセスを 通 じて 本 人 の 意 欲 に 働 きかけながら 目 標 指 向 型 の 計 画 を 作 成 し 地 域 での 社 会 参 加 の 機 会 を 増 やし 状 態 等 に 応 じ 要 支 援 者 等 自 身 が 地 域 の 支 え 手 になることを 目 指 すものである 特 にADL IADLの 自 立 支 援 では 在 宅 生 活 で 要 支 援 者 等 の 有 する 能 力 が 実 際 に 活 かされるよう 支 援 することが 重 要 であることから 必 要 に 応 じて 地 域 リハビ リテーション 活 動 支 援 事 業 を 活 用 し 日 常 の 環 境 調 整 や 動 作 の 仕 方 などの 改 善 の 見 極 めについてアドバイスができるリハビリテーション 専 門 職 等 が ケアマネジメン トのプロセスに 関 与 していくことが 望 ましい さらに この 場 合 は 訪 問 で 居 宅 での 生 活 パターンや 環 境 をアセスメントし 通 所 では 訪 問 で 把 握 した 生 活 行 為 や 動 作 上 の 問 題 を 集 中 的 に 練 習 するなど 訪 問 と 通 所 が 一 体 的 に 提 供 されることが 効 果 的 である 具 体 的 には 1 通 所 型 サービスCや 訪 問 型 サービスCを 組 み 合 わせる 又 は2 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 による 生 活 環 境 のアセスメントと 他 の 通 所 型 サ ービスや 一 般 介 護 予 防 事 業 を 組 み 合 わせる などが 考 えられる 以 下 は リハビリテーション 専 門 職 等 との 連 携 による 介 護 予 防 ケアマネジメント の 視 点 をそれぞれの 構 成 要 素 について 説 明 したものであり ケアマネジメント 実 施 の 際 に 留 意 して 取 り 組 むことが 望 ましい イ 課 題 分 析 課 題 分 析 の 目 的 は 本 人 の 望 む 生 活 (= したい )( 生 活 の 目 標 )と 現 状 の 生 活 (= うまくできていない )のギャップについて 課 題 分 析 項 目 に 基 づく 情 報 の 収 集 から なぜ うまくできていないのか という 要 因 を 分 析 し 生 活 機 能 を 高 め るために 必 要 な 維 持 改 善 すべき 課 題 ( 目 標 ) を 明 らかにすることである 課 題 分 析 の 過 程 を 通 して 生 活 機 能 のどこに 問 題 があり 困 った 状 況 になったの かを 本 人 家 族 と 認 識 を 共 有 し 必 要 な 助 言 を 行 うことで プラン 実 施 の 際 には 本 人 家 族 の 取 組 を 積 極 的 に 促 すことができる また 将 来 の 生 活 機 能 の 低 下 を 予 防 することにもつながる 状 態 を 把 握 する 際 には なぜ 要 支 援 認 定 の 申 請 をしたのだろう( 申 請 のきっかけ) なぜ 要 支 援 状 態 になったのだろう 生 活 の 中 で 何 か 困 っていることが 生 じているのだろうか それはいつから 具 体 的 にどんなことで 困 っているのだろうか 最 も 困 っている 人 は 本 人 なのだろうか 家 族 なのだろうか というように なぜ を 考 えつつ 本 人 や 家 族 から 必 要 な 情 報 をもらさず 聞 き 取 ることが 重 要 である

124 なぜ を 考 える 際 には 居 宅 を 訪 問 した 上 で 課 題 分 析 標 準 項 目 を 参 考 に ど こに 問 題 があるのだろう を 考 え 客 観 的 にかつ どの 程 度 といった 定 量 的 な 情 報 を 把 握 する 下 表 に 課 題 分 析 標 準 項 目 の 中 で 特 に 要 支 援 者 等 について 把 握 が 必 要 な 項 目 を 例 示 する 表 11 要 支 援 者 等 について 特 に 把 握 が 必 要 な 課 題 分 析 (アセスメント)に 関 する 項 目 ( 例 ) 標 準 項 目 名 項 目 の 主 な 内 容 ( 例 ) 健 康 状 態 既 往 歴 主 傷 病 症 状 痛 み 服 薬 管 理 状 況 睡 眠 の 状 態 筋 力 持 久 力 など 身 体 機 能 に 関 する 項 目 ADL 立 ち 座 り 歩 行 運 搬 洗 髪 洗 体 など 入 浴 爪 切 り 下 着 の 脱 着 等 に 関 する 項 目 IADL 調 理 整 理 整 頓 掃 除 洗 濯 買 い 物 服 薬 管 理 などに 関 する 項 目 認 知 日 常 の 生 活 を 行 う 上 での 認 知 機 能 の 程 度 に 関 する 項 目 コミュニケーション 能 力 視 力 聴 力 などのコミュニケーションに 関 する 項 目 社 会 との 関 わり 社 会 的 活 動 趣 味 活 動 への 参 加 意 欲 社 会 との 関 わりの 変 化 喪 失 感 や 孤 独 感 人 的 交 流 状 況 家 族 や 地 域 との 関 わり 状 況 などに 関 する 項 目 排 尿 排 便 排 尿 排 便 頻 度 と 失 禁 の 有 無 じょく 瘡 皮 膚 の 清 潔 状 況 に 関 する 項 目 皮 膚 の 状 態 口 腔 衛 生 歯 口 腔 内 の 状 態 や 口 腔 衛 生 に 関 する 項 目 食 事 摂 取 食 事 水 分 の 摂 取 量 栄 養 の 状 態 に 関 する 項 目 問 題 行 動 暴 言 暴 行 徘 徊 収 集 火 の 不 始 末 等 に 関 する 項 目 介 護 力 介 護 者 の 有 無 介 護 者 の 介 護 意 思 介 護 者 の 身 体 的 心 理 的 負 担 感 の 程 度 主 な 介 護 者 に 関 する 情 報 等 に 関 する 項 目 居 住 環 境 手 すりや 段 差 解 消 などの 住 宅 改 修 の 必 要 性 歩 行 車 などの 福 祉 用 具 の 必 要 性 危 険 箇 所 等 の 現 在 の 居 住 環 境 本 人 がよく 利 用 してきた 地 域 の 社 会 資 源 と 地 理 的 状 況 (アクセス 手 段 自 宅 からの 距 離 等 )に 関 する 項 目 特 別 な 状 況 虐 待 ターミナルケア 等 に 関 する 項 目 状 態 の 把 握 にあたっては できていない 問 題 がある というマイナス 部 分 だ けではなく できている 頑 張 っている というプラスの 部 分 も 把 握 し プラス の 部 分 については それが 家 庭 内 や 地 域 の 通 いの 場 などで 発 揮 できないか 検 討 す ることが 重 要 である そのことで 要 支 援 者 等 の 自 己 有 効 感 を 高 め 積 極 的 な 社 会 参 加 や 活 動 的 な 生 活 を 促 すことができる また 課 題 分 析 では 本 人 はどのような 生 活 を 望 んでいるのか 具 体 的 に (で きれば)してみたい 参 加 してみたい ADL IADL 趣 味 活 動 社 会 的 活 動 などの 内 容 を 聞 き 取 ることが 重 要 である なぜなら こういうことをしてみ たい という 生 活 の 目 標 を 認 識 し それに 向 かうことができれば 生 活 の 意 欲 を 高 めることができるからである しかし 高 齢 者 は 周 囲 への 遠 慮 や あきらめ 意 欲 の 低 下 により 具 体 的 な 目

125 標 を 表 明 しないこともある そこで 併 せて 家 族 が 本 人 とどのような 生 活 を 望 んでいるのか 本 人 に 何 をさせたいと 考 えているのか といった 家 族 の 意 向 も 聞 き 取 ることが 重 要 である さらに 別 添 の 興 味 関 心 チェックシート を 活 用 することで 高 齢 者 自 身 も 忘 れていた 興 味 関 心 に 気 づき それを 目 標 にできる 場 合 があるので 積 極 的 活 用 が 望 ましい また 課 題 分 析 の 段 階 でも 必 要 に 応 じて 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 ( 第 6の2 一 般 介 護 予 防 事 業 を 参 照 )を 活 用 し リハビリテーション 専 門 職 等 による 生 活 行 為 の 妨 げになっている 要 因 のアセスメントや 生 活 の 予 後 予 測 等 を 求 めることも 考 えられる ロ ケアプラン ケアプランの 目 的 は 維 持 改 善 すべき 課 題 を 解 決 する 上 で 最 も 適 切 な 目 標 支 援 内 容 達 成 時 期 を 含 め 段 階 的 に 支 援 するための 計 画 を 作 成 することである 手 法 としては 3~12か 月 を 目 途 とする 本 人 自 身 がこのような 自 立 した 生 活 を 送 りたいと 思 う 生 活 の 目 標 に 対 し 3~6か 月 を 目 途 とする 維 持 改 善 す べき 課 題 である 目 標 が 達 成 されることを 目 的 に どのように 改 善 を 図 るのか ( 最 も 効 果 的 な 方 法 の 選 択 ) どこで 誰 がアプローチするとよいのか ( 最 も 効 果 的 手 段 の 選 択 ) いつ 頃 までに ( 期 限 ) を 考 慮 し 計 画 を 作 成 することが 望 ましい また ケアプランの 作 成 の 際 には 本 人 家 族 と1 本 人 のしたい 生 活 ( 生 活 の 目 標 )のイメージを 共 有 し 2 生 活 の 目 標 が 達 成 されるためには 維 持 改 善 す べき 課 題 ( 目 標 )の 解 決 を 図 ることが 大 切 であること 3 目 標 が 達 成 されたら 生 活 機 能 を 維 持 し さらに 高 めていくために 次 のステップアップの 場 である 様 々 な 通 所 の 場 や 社 会 参 加 の 場 に 通 うことが 大 切 であることを 説 明 しておくことが 重 要 である 本 人 にとってのステップアップの 場 となる 社 会 資 源 が 地 域 にない 場 合 は その 開 発 を 検 討 する 必 要 がある 地 域 ケア 会 議 の 場 等 を 活 用 して 生 活 支 援 コーディネ ーターや 市 町 村 等 に 情 報 提 供 することが 望 ましい 要 支 援 者 等 の 維 持 改 善 すべき 課 題 別 の 代 表 的 な 状 態 としては 1 健 康 管 理 の 支 援 が 必 要 な 者 2 体 力 の 改 善 に 向 けた 支 援 が 必 要 な 者 3ADLやIAD Lの 改 善 に 向 けた 支 援 が 必 要 な 者 4 閉 じこもりに 対 する 支 援 が 必 要 な 者 5 家 族 等 の 介 護 者 への 負 担 軽 減 が 必 要 な 者 に 整 理 することができ 要 支 援 者 等 によ っては 複 数 該 当 する 場 合 も 考 えられる ケアプランの 作 成 にあたっては 支 援 課 題 別 状 態 に 合 わせ 対 応 方 法 を 組 み 合 わせ リハビリテーション 専 門 職 等 によるアセスメント 訪 問 と 生 活 機 能 向 上 を 目 的 とした 通 所 を 一 体 的 に 提 供 し 最 終 的 には 一 般 住 民 等 が 実 施 する 身 近 な 通 いの 場 に 結 びつくよう 段 階 的 集 中 的 に 実 施 することが 求 められる 以 下 に 支 援 課 題 別 状 態 から 想 定 される 対 応 方 法 とケアプランの 在 り 方 モデル 事 例 を 例 示 す る

126 338 維 持 改 善 すべき 課 題 1 健 康 管 理 の 支 援 が 必 要 な 者 表 維 持 改 善 すべき 課 題 別 の 状 態 と 配 慮 すべきケアプランの 在 り 方 ( 例 ) 状 態 り 徒 歩 で 帰 ることが 可 能 となる 通 所 介 護 を 終 了 し 地 域 の 通 いの 場 である 体 操 教 室 に 参 加 をすることと 配 慮 すべきケアプランの 在 り 方 事 例 高 血 圧 や 糖 尿 病 がんなど 服 1 悪 化 要 因 が 疾 病 によるものである 場 合 は 受 診 をす 80 歳 男 性 のAさん 要 支 援 1 1 薬 管 理 を 含 め 疾 患 管 理 が 必 要 すめる 元 々 社 交 的 な 方 だったAさん 一 人 暮 らしになり 娘 な 者 2リハビリテーション 専 門 職 等 ( 管 理 栄 養 士 や 保 健 師 夫 婦 との 同 居 をきっかけに 閉 じこもりがちになった 等 )との 同 行 訪 問 で 健 康 のアセスメントや 在 宅 での 注 意 散 漫 で 転 倒 しやすく 物 忘 れが 進 んできた 保 健 飲 水 食 事 摂 取 量 の 低 下 睡 具 体 的 取 り 組 み 方 法 の 指 導 を 受 け 自 分 で 管 理 できる 師 による 訪 問 で 糖 尿 病 があり 医 師 から 食 事 制 限 の 眠 量 の 低 下 便 秘 などから 認 知 ようになる 指 導 があるにも 関 わらず 毎 日 ドーナツなどのおやつ 機 能 の 低 下 や 体 調 不 良 を 呈 し 3 健 康 管 理 に 対 する 知 識 意 識 を 高 め 行 動 変 容 に 結 や 甘 いコーヒーを 飲 んでいた 食 事 と 運 動 の 指 導 を 行 その 管 理 の 支 援 が 必 要 な 者 びつく 通 所 での 健 康 教 育 の 場 への 参 加 を 促 す い 通 所 介 護 で 食 事 と 水 分 のコントロール 運 動 プロ (1)まず 食 事 や 水 分 摂 取 量 服 薬 管 理 など 生 活 を グラムに 参 加 を 促 した また 近 所 の 男 性 ボランティ 健 康 状 態 の 悪 化 もしくは 管 理 整 える 支 援 を 行 う アに 相 談 し ウォーキングに 誘 ってもらった 結 果 がうまくできていない 者 かつ (2) 次 いで 自 分 で 管 理 できるよう 健 康 教 育 を 実 施 注 意 力 が 高 まり 物 忘 れもなくなり 通 所 介 護 を 終 了 本 人 家 族 が 管 理 することが 難 する し 地 域 のウォーキング 会 に 参 加 するようになった しいまたは 第 三 者 による 管 理 (3) 栄 養 改 善 口 腔 機 能 運 動 機 能 向 上 プログラム が 必 要 な 者 を 実 施 する 81 歳 男 性 のBさん 要 支 援 2 更 新 せず 4 本 人 に 健 康 管 理 に 対 する 健 康 教 育 を 実 施 したが 理 旅 行 を 楽 しみとしていたBさん 歩 くとふらつくとい 解 や 意 識 が 低 く かつ 家 族 の 支 援 が 得 られない 者 に 対 うことで 臥 床 がちに 保 健 師 による 訪 問 で 本 人 が 疲 しては 健 康 管 理 のための 支 援 を 検 討 する 労 をつよく 訴 えたこと 糖 尿 病 の 管 理 もうまくいって 5 目 標 達 成 後 は 地 域 の 住 民 主 体 の 体 操 教 室 などに 参 ないことから 受 診 を 勧 める 結 果 甲 状 腺 機 能 低 下 が 加 し 自 分 の 健 康 を 維 持 できるよう ステップアップ あり 服 薬 治 療 が 開 始 される 通 所 介 護 で 生 活 リズムを の 場 である 通 いの 場 へ 参 加 できるようにする 整 えるとともに 運 動 プログラムに 参 加 した 通 所 の 帰 なった 86

127 2 体 力 の 改 善 健 康 状 態 が 悪 化 した 結 果 体 1リハビリテーション 専 門 職 等 による 訪 問 で 体 力 が 90 歳 Cさん 男 性 要 支 援 2 2 に 向 けた 支 援 力 が 低 下 し 体 力 の 向 上 支 援 が 低 下 した 理 由 をアセスメントし 動 作 の 仕 方 や 環 境 調 シルバーカーを 利 用 して 散 歩 や 集 会 場 の 高 齢 者 の 集 が 必 要 な 者 必 要 な 者 整 効 果 的 な 運 動 プログラムの 指 導 を 行 う いに 参 加 することを 楽 しみにしていたCさん 夏 の 脱 2 体 力 改 善 に 向 け 通 所 で 集 中 的 に 運 動 プログラムを 水 をきっかけに 体 力 が 低 下 し 寝 たり 起 きたりの 生 活 退 院 後 間 もない 者 実 践 となる 送 迎 を 利 用 し 通 所 介 護 の 運 動 プログラムに 参 (1)まずは 送 迎 による 外 出 支 援 加 する 徐 々に 体 力 がつき 近 所 程 度 は 散 歩 できるよ 体 力 が 低 下 し ADLやIA (2) 通 所 で 運 動 プログラムの 提 供 による 体 力 向 上 支 うになったことから 歩 いていける 通 いの 場 に 参 加 す DLが 疲 れてうまくできない 援 ることとした 結 果 地 域 の 住 民 が 集 まるサロンに 参 者 (3) 徐 々に 歩 いて 行 ける 範 囲 への 通 いの 場 へ 移 行 で 加 するようになった きるよう 屋 外 歩 行 の 練 習 など 外 出 練 習 をする 閉 じこもりがちで 体 力 の 低 下 もし 歩 いていける 範 囲 に 通 いの 場 がない 場 合 75 歳 Dさん 女 性 要 支 援 2 更 新 せず の 恐 れがある 者 は 公 共 交 通 機 関 の 利 用 練 習 も 併 せて 実 施 し 買 元 々デパートへ 行 くことが 楽 しみだったDさん 大 腿 い 物 や 趣 味 活 動 などの 日 常 生 活 に 結 びつくよう 骨 頸 部 骨 折 による 退 院 後 歩 行 や 体 力 に 自 信 がないと 支 援 する いうことで 外 出 は 通 院 のみであった リハビリテー 3 目 標 達 成 後 は 運 動 の 習 慣 化 をするために 地 域 の 住 ション 専 門 職 等 の 訪 問 で アセスメントを 行 い 玄 関 民 が 運 営 している 体 操 教 室 などに 参 加 をすすめ 仲 間 の 段 差 に 手 すりの 設 置 や 歩 行 車 を 導 入 近 くの 通 いの と 共 に 体 力 の 維 持 を 実 践 できるようにする 場 に ボランティアの 送 迎 で 運 動 プログラムに 参 加 3ADLやI 不 自 由 になっているADL/ 1リハビリテーション 専 門 職 等 による 訪 問 で ADL ADLの 改 善 IADLに 対 し 生 活 行 為 の 仕 /IADLのアセスメントと 在 宅 で 動 作 の 仕 方 や 道 に 向 けた 支 援 方 の 練 習 や 道 具 の 工 夫 など 環 具 の 工 夫 などの 環 境 調 整 を 行 い 自 分 でできるように が 必 要 な 者 境 を 調 整 するなどの 支 援 が 必 する 要 な 者 2 併 せて 通 所 に 参 加 し (1)ADL/IADLの 基 本 的 動 作 の 集 中 的 な 練 習 を 87 する 結 果 歩 くことに 自 信 がつき 地 域 住 民 が 実 施 する 通 いの 場 の 体 操 教 室 に 参 加 し 最 近 ではバスを 利 用 しデパートにも 行 けるようになった 80 歳 男 性 のEさん 要 支 援 1 更 新 せず 趣 味 のグラウンドゴルフや 町 内 会 の 会 長 をするなど 活 動 的 な 生 活 を 送 っていたEさん 脳 梗 塞 後 住 宅 改 修 の 相 談 で 介 護 保 険 を 申 請 独 居 で ゴミの 運 搬 や 浴 槽 の 出 入 りができず 困 っていた リハビリテーショ ン 専 門 職 等 の 訪 問 により 環 境 調 整 や 動 作 の 仕 方 を 指 339

128 340 認 知 機 能 の 低 下 痛 みや 筋 力 実 施 する 導 した 結 果 入 浴 はできるようになる 併 せて 運 搬 動 などの 低 下 から 生 活 行 為 に 支 (2)ADL/IADLの 生 活 行 為 そのものを 反 復 的 に 作 の 練 習 のため 通 所 介 護 を 利 用 運 搬 が 容 易 になっ 障 があり 道 具 や 環 境 の 工 夫 実 施 する たことで 買 い 物 にも 行 けるようになり 通 所 介 護 を 終 動 作 の 仕 方 などの 指 導 が 必 要 (3) 通 所 で 練 習 しているADL/IADLの 生 活 行 為 了 し 元 々していたグラウンドゴルフの 会 に 参 加 する な 者 は 通 所 の 場 面 だけではなく 適 宜 在 宅 に 訪 問 ようになった し 実 際 の 生 活 の 場 面 で 練 習 が 活 かせるようにア プローチするなど 訪 問 と 一 体 的 に 実 施 する 84 歳 女 性 のFさん 要 支 援 目 標 達 成 後 は ADL/IADLが 維 持 できるよう 軽 トラックを 運 転 して 買 い 物 に 行 くなど 家 の 家 事 の 地 域 の 通 いの 場 や 趣 味 活 動 などに 参 加 をすすめ 生 活 ほとんどを 担 っていた F さん 腰 痛 後 家 事 のすべて 意 欲 を 維 持 できるようにする を 娘 がするようになった リハビリテーション 専 門 職 88 等 の 訪 問 により 歩 行 車 の 導 入 と 洗 濯 や 物 干 しの 仕 方 箒 ばきやモップによる 掃 除 の 仕 方 自 宅 からバス 停 までの 歩 行 の 仕 方 を 指 導 する 併 せて 通 所 介 護 で も 動 作 の 練 習 や 運 動 プログラムに 参 加 した 徐 々に 外 出 に 対 する 自 信 がつき 近 所 のお 店 まで 買 い 物 に 行 け るようになる 結 果 通 所 を 終 了 し 地 域 の 通 いの 場 で 体 操 に 参 加 し 友 達 もでき 通 いの 場 が 楽 しみになっ ている 家 では 掃 除 洗 濯 買 い 物 を 担 当 するように なった 4 閉 じこもり 病 院 から 退 院 してまもない 者 1リハビリテーション 専 門 職 等 の 訪 問 で 閉 じこもり 82 歳 Gさん 男 性 要 支 援 2 1 に 対 する 支 援 になった 理 由 をアセスメントし 生 活 の 中 で 楽 しみに 囲 碁 教 室 に 通 うことを 楽 しみにしていたGさん 腰 痛 が 必 要 な 者 孤 独 感 や 生 活 の 意 欲 が 低 下 し していた 大 切 にしていた 生 活 行 為 を 聞 き 出 し 家 庭 で 立 ち 座 りや 家 事 の 一 部 が 困 難 になったことをきっ ている 者 でできる 家 事 などの 役 割 の 回 復 を 促 す かけに 閉 じこもりがちになった 訪 問 で 本 人 のして 2うつや 認 知 機 能 に 低 下 がみられる 場 合 は 受 診 を 勧 みたいことを 確 認 し 歩 く 自 信 をつけることを 目 的 に うつや 認 知 機 能 などが 低 下 し める 通 所 介 護 を 利 用 する 歩 行 に 自 信 がつき 通 所 介 護 を ている 者 3 訪 問 で 役 割 や 余 暇 活 動 の 機 会 を 提 供 し 本 人 のし 終 了 し 歩 いていける 範 囲 にある 通 いの 場 に 参 加 する

129 たい 生 活 行 為 ができるよう 支 援 する 併 せて 体 力 の こととした 結 果 公 民 館 の 囲 碁 教 室 に 通 うようにな 日 中 家 庭 での 役 割 や 趣 味 活 向 上 の 必 要 性 を 説 明 し 理 解 を 得 つつ 通 所 への 参 加 っている 動 など 何 もすることがない 者 を 促 す 4 通 所 参 加 後 は 80 歳 Hさん 女 性 要 支 援 2 2 社 会 的 活 動 に 参 加 したいと 思 (1)まず 送 迎 による 外 出 支 援 を 行 いつつ 友 達 とスポーツジムの 水 中 ウォーキングに 参 加 する っているが 体 力 などに 自 信 が (2) 人 的 な 交 流 ことを 楽 しみとしていた H さん 膝 の 痛 みもあり 物 なく 閉 じこもっている 者 (3) 運 動 プログラムの 実 施 など 本 人 のしたい 活 動 の 忘 れが 出 始 めたころから 閉 じこもりがちになった 拡 大 を 図 る 体 操 が 好 きとのことで 介 護 予 防 通 所 介 護 の 運 動 プロ 家 族 が 閉 じこもりがちな 状 態 目 標 達 成 後 は 身 近 な 通 いの 場 に 歩 いて 参 加 し 人 的 グラムに 参 加 する 併 せてボランティアの 訪 問 も 行 に 対 し 心 配 している 者 交 流 や 運 動 プログラム 仲 間 と 様 々な 余 暇 活 動 の 参 加 い 一 緒 に 毎 日 1 時 間 の 散 歩 をする 結 果 相 変 わら の 機 会 を 提 供 する ず 財 布 がないと 言 っているものの 穏 やかになり 本 人 5 家 族 等 の 介 家 族 が 本 人 の 健 康 状 態 に 対 し 1 家 族 を 含 め 介 護 者 が 精 神 的 にも 介 護 負 担 を 感 じて 護 者 への 負 担 て 不 安 を 持 ち 精 神 的 に 負 担 に いる 場 合 は 通 所 を 活 用 し 一 定 の 期 間 の 介 護 軽 減 を 軽 減 が 必 要 な 思 っている 者 図 る 者 2リハビリテーション 専 門 職 等 の 訪 問 で 本 人 との 関 係 の 中 で 心 理 的 ス (1) 本 人 の 健 康 状 態 や 介 護 軽 減 につながる 環 境 のア トレスを 感 じている 者 セスメントし 環 境 調 整 を 実 施 する 併 せて 本 人 には 体 力 の 向 上 などの 必 要 性 を 含 め 通 所 への ADL や IADL に 具 体 的 に 介 護 負 参 加 を 説 明 理 解 を 得 る 担 を 感 じている 者 (2) 本 人 への 自 立 支 援 プログラムをケアマネジメン ト 実 施 者 や 通 所 サービス 提 供 事 業 所 のスタッフ 他 の 家 族 に 介 護 が 必 要 な 者 が に 提 案 する できたことによる 物 理 的 介 護 2 訪 問 では 家 族 が 具 体 的 に 介 護 負 担 を 感 じている 生 負 担 がある 者 活 行 為 について 支 援 を 行 う 89 の 希 望 により 通 所 介 護 から 元 々 参 加 していた 地 域 の 友 達 がいるスポーツジムに 参 加 するようになる 83 歳 I さん 男 性 要 支 援 2 2 山 師 の 仕 事 を 引 退 後 畑 をしていたがだんだんと 日 中 何 もしたがらなくなり うつ 病 と 診 断 され 寝 たきり になってきた 歩 き 方 も 不 安 定 で 立 ち 座 り 時 ふらつ く リハビリテーション 専 門 職 等 の 訪 問 で 手 すりの 設 置 手 すり 付 きベットを 導 入 する 通 所 介 護 は 拒 否 妻 はふさぎ 込 んでいる 夫 と 共 に 過 ごす 時 間 が 苦 痛 に なっている 訪 問 介 護 を 導 入 し 家 族 の 介 護 負 担 軽 減 を 目 的 に 通 院 援 助 を 実 施 した また リハビリテーシ ョン 専 門 職 等 の 訪 問 による 運 動 の 指 導 は 受 け 入 れが 良 好 だったので 在 宅 での 運 動 の 指 導 から 徐 々に 再 度 通 所 介 護 の 運 動 プログラムに 参 加 を 進 めた 341

130 342 (1) 通 院 援 助 (2) 介 護 軽 減 に 向 けた 環 境 調 整 (3) 排 泄 などのADLの 介 護 支 援 3 併 せて 通 所 型 サービスを 組 み 合 わせ (1) 家 族 の 休 息 (2) 本 人 への 運 動 プログラムや 栄 養 改 善 のためのプ ログラム ADL/IADLの 生 活 行 為 の 基 本 的 動 作 の 集 中 的 な 練 習 生 活 行 為 そのものを 反 復 的 に 実 施 する 4 通 所 での 本 人 の 有 する 能 力 の 改 善 に 合 わせ 通 所 の 場 面 だけではなく 適 宜 在 宅 に 訪 問 し 実 際 の 生 活 の 場 面 で 練 習 が 活 かせるようにアプローチするなど 訪 問 と 一 体 的 に 実 施 する 5 併 せて 家 族 に 対 し 本 人 ができるようになった 生 活 行 為 を 説 明 本 人 の 生 活 意 欲 を 高 めるためにも 本 人 が 有 する 能 力 を 発 揮 できるような 関 わり 方 など 教 育 的 アプローチを 実 施 する 本 人 と 家 族 の 状 況 を 踏 ま えつつ 訪 問 による 支 援 方 法 も 変 更 する 5 目 標 達 成 後 は ADL/IADLが 維 持 できるよう 地 域 の 通 いの 場 や 趣 味 活 動 などに 参 加 をすすめ 生 活 意 欲 を 維 持 できるようにする 98 歳 Jさん 女 性 要 支 援 2 2 シルバーカーを 押 して 散 歩 をするなど 生 活 を 送 って いたが 徐 々に 生 活 機 能 が 低 下 し 食 事 量 も 低 下 臥 床 がちの 生 活 となっていった また 夜 間 のトイレの 失 敗 や 紙 パンツに 排 便 することが 増 加 し その 後 始 末 が 家 族 にとって 精 神 的 負 担 となっていた 保 健 師 の 訪 問 で 食 事 水 分 摂 取 量 の 確 認 と 医 療 への 受 診 を 勧 め 医 師 から 栄 養 補 助 剤 の 処 方 してもらい 栄 養 を 確 保 し た 排 便 は 定 期 的 にあることから 訪 問 介 護 を 導 入 し 排 便 誘 導 と 朝 のトイレの 後 始 末 を 支 援 した 90

131 ハ モニタリング モニタリングの 目 的 は 支 援 計 画 の 実 施 状 況 を 把 握 し 目 標 の 達 成 状 況 の 確 認 支 援 内 容 の 適 否 新 たな 目 標 がないかを 確 認 し 次 の 支 援 計 画 に 結 びつけていく ことである モニタリングの 結 果 目 標 が 達 成 された 場 合 は 速 やかに 再 課 題 分 析 を 行 い 課 題 が 解 決 されている 場 合 は 次 のステップアップのために 住 民 主 体 や 一 般 介 護 予 防 事 業 などの 通 いの 場 を 見 学 するなど スムーズな 移 行 に 配 慮 する 新 たな 課 題 が 見 つかった 場 合 目 標 達 成 が 困 難 な 場 合 は 計 画 を 組 み 直 すこと になるが その 際 も 必 要 に 応 じてサービス 担 当 者 会 議 等 でリハビリテーション 専 門 職 等 の 意 見 を 入 手 し 維 持 改 善 の 可 能 性 を 追 求 することが 望 まれる (2)サービス 担 当 者 会 議 と 多 職 種 協 働 による 介 護 予 防 ケアマネジメント 支 援 サービス 担 当 者 会 議 では サービス 提 供 事 業 者 だけではなく 必 要 に 応 じて 下 図 のリハビリテーション 専 門 職 等 の 参 加 により 対 象 者 の 有 する 能 力 はどの 程 度 あるのか 改 善 できるのかという 見 通 し 効 果 的 な 支 援 方 法 を 入 手 し 自 立 支 援 の 視 点 に 立 ったケアマネジメントを 実 践 することが 望 ましい 図 サービス 担 当 者 会 議 で 求 められるリハビリテーション 専 門 職 等 の 発 言 内 容 歯 科 衛 生 士 歯 や 口 腔 内 の 衛 生 状 況 に 関 する 助 言 指 導 管 理 栄 養 士 健 康 や 栄 養 状 態 の 見 極 めと 支 援 方 法 の 助 言 指 導 歯 科 医 師 歯 や 口 腔 内 の 疾 患 や 摂 食 嚥 下 機 能 等 に 関 する 助 言 指 導 心 身 機 能 筋 力 持 久 力 関 節 痛 み 睡 眠 排 便 排 尿 摂 食 摂 水 認 知 機 能 理 学 療 法 士 筋 力 持 久 力 痛 みなどの 心 身 機 能 や 起 居 歩 行 などの 基 本 的 動 作 の 能 力 の 見 極 めや 支 援 方 法 や 訓 練 方 法 の 助 言 指 導 医 師 疾 患 に 着 目 した 生 活 の 留 意 事 項 の 助 言 指 導 健 康 状 態 病 気 や 障 害 の 状 態 支 援 の 目 標 本 人 の 生 活 目 標 (このような 生 活 がしたい) 本 人 家 族 が 生 活 の 中 で 困 っていること 活 動 と 参 加 ADL/IADL 人 との 交 流 趣 味 などのレジャー 看 護 師 健 康 状 態 や 水 分 食 事 量 排 泄 睡 眠 などの 療 養 上 の 世 話 の 見 極 めや 助 言 指 導 言 語 聴 覚 士 聴 覚 言 語 機 能 嚥 下 摂 食 機 能 などの 心 身 機 能 や 作 業 療 法 士 コミュニケーション 能 力 の 見 極 めや 支 援 方 法 や 訓 練 方 法 の 指 導 認 知 機 能 などの 心 身 機 能 や 入 浴 行 為 などのADL 調 理 などのIADL 余 暇 活 動 道 具 の 選 定 や 環 境 調 整 などの 能 力 の 見 極 めや 支 援 方 法 の 助 言 指 導 保 健 師 ( 地 域 包 括 支 援 センター) 健 康 状 態 の 見 極 めと 助 言 家 族 への 指 導 薬 剤 師 健 康 状 態 と 薬 剤 の 見 極 めと 適 切 使 用 のための 助 言 指 導 環 境 要 因 独 居 高 齢 者 世 帯 経 済 状 況 介 護 負 担 ストレス 社 会 資 源 社 会 福 祉 士 ( 地 域 包 括 支 援 センター) 経 済 家 族 関 係 地 域 社 会 資 源 関 係 制 度 利 用 上 の 課 題 の 見 極 めと 助 言 支 援 多 様 なサービス 提 供 事 業 者 通 所 型 訪 問 型 サービス 一 般 介 護 予 防 事 業 生 活 支 援 コーディネーター など 対 象 者 の 生 活 目 標 を 達 成 するために なぜうまくできないのか 困 っているかの 要 因 を 分 析 する 際 に 様 々な 職 種 が 得 意 とする アセスメント 領 域 の 自 立 の 可 能 性 について 意 見 を 参 考 とすることで 生 活 の 目 標 を 阻 害 している 要 因 を 特 定 することができる また 自 立 に 向 けた 具 体 的 解 決 策 についても 提 案 していただくことで 効 果 的 自 立 支 援 が 実 施 できる サービス 担 当 者 会 議 では 1 会 議 開 催 前 には さんの 自 立 を 支 援 するためには どの 様 な 支 援 が 必 要

132 か をまず 考 えた 上 で 図 のリハビリテーション 専 門 職 等 の 中 から 自 立 支 援 に 向 けたチームをどのように 構 成 するかを 検 討 する 2 会 議 開 催 時 には ケアマネジメント 担 当 者 が ケースの 年 齢 や 家 族 構 成 など の 基 本 情 報 今 回 の 認 定 申 請 等 に 至 った 経 緯 維 持 改 善 すべき 課 題 とそれに 至 る 課 題 分 析 の 過 程 計 画 の 原 案 を 説 明 する 3 その 後 リハビリテーション 専 門 職 等 の 各 職 種 が 得 意 とする 領 域 から 計 画 の 原 案 に 対 して アセスメントで 不 足 している 視 点 新 たな 維 持 改 善 すべき 課 題 の 有 無 内 容 効 果 的 な 支 援 方 法 などの 助 言 を 受 けることになるが 積 極 的 な 発 言 が 得 られるよう 本 人 の 情 報 を 十 分 に 用 意 するなど 配 慮 する 4 また 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 提 供 事 業 所 が 会 議 に 参 加 することで 要 介 護 者 のしたい 生 活 ( 生 活 の 目 標 )のイメージや 維 持 改 善 すべき 課 題 ( 目 標 )を 共 有 でき( 支 援 の 方 向 性 の 共 有 ) リハビリテーション 専 門 職 種 等 から 個 別 事 例 にあった 運 動 の 仕 方 ADL/ IADLの 生 活 行 為 の 自 立 支 援 の 仕 方 認 知 症 高 齢 者 の 具 体 的 対 応 の 仕 方 な ど 支 援 方 法 の 情 報 を 入 手 でき( 効 果 的 なアプローチ 方 法 の 入 手 ) 的 確 な 通 所 計 画 などを 立 案 でき 効 果 的 なサービスの 提 供 を 促 すことがで きる 多 職 種 協 働 によるサービス 担 当 者 会 議 の 開 催 は ケアマネジメントのスキルア ップのみならず サービス 提 供 事 業 所 の 質 の 向 上 にも 働 きかけることができる サービス 担 当 者 会 議 は 一 事 例 について 初 回 ケアプランの 目 標 が 達 成 する 時 期 ごとに 開 催 することが 望 ましい 目 標 達 成 後 は 必 要 に 応 じて 再 度 サービス 担 当 者 会 議 を 開 催 し リハビリテーション 専 門 職 等 から 1 終 了 後 も 継 続 して 取 り 組 むとよい 体 操 2 疾 患 からみた 心 身 機 能 の 特 徴 と 関 わり 方 3 生 活 行 為 の 仕 方 や 考 えられるリスク などの 情 報 を 次 のステップアップの 場 である 地 域 の 通 いの 場 や 社 会 資 源 のスタ ッフに 提 供 することは 本 人 が 安 心 して 社 会 参 加 する 上 で 有 効 である また このような 個 別 の 事 例 を 通 したサービス 提 供 事 業 者 住 民 主 体 の 支 援 の 担 い 手 一 般 介 護 予 防 事 業 のスタッフ 等 の 連 携 は 効 果 的 な 体 操 などが 地 域 の 社 会 資 源 間 のどこででも 取 り 組 まれるきっかけとなり 地 域 全 体 での 生 活 機 能 の 維 持 に 向 けた 取 組 みが 推 進 されることにつながるものである

133 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み 1 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 (1) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 概 要 サービス 事 業 については 1 直 接 実 施 や2 委 託 だけではなく 3 指 定 事 業 者 に よるサービス 提 供 や 4NPO 等 住 民 主 体 の 支 援 実 施 者 に 対 する 補 助 ( 助 成 )と いった 様 々な 実 施 方 法 があることから 以 下 においてその 実 施 方 法 及 び 留 意 事 項 について 整 理 する また サービス 事 業 の 実 施 に 当 たっては 事 業 の 適 切 かつ 効 率 的 な 実 施 の 観 点 から 市 町 村 において サービスの 種 類 ごとに 支 援 等 を 提 供 する 事 業 者 等 が 遵 守 すべき 基 準 やサービス 単 価 利 用 者 負 担 ( 利 用 料 )を 定 める 必 要 があることか ら 併 せてその 考 え 方 を 整 理 する (2) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 実 施 方 法 ( 多 様 な 方 法 による 事 業 の 実 施 ) 従 来 の 予 防 給 付 から 市 町 村 実 施 の 地 域 支 援 事 業 ( 総 合 事 業 )に 移 行 するサービ ス 事 業 については そのサービス 提 供 量 が 多 いことや 委 託 契 約 の 締 結 等 市 町 村 の 事 務 負 担 の 軽 減 等 を 考 慮 し 市 町 村 による 直 接 実 施 や 委 託 だけではなく 現 行 の 給 付 と 同 様 指 定 事 業 者 制 度 及 び 国 保 連 合 会 の 審 査 支 払 の 枠 組 み( 市 町 村 長 が あらかじめ 指 定 した 事 業 者 からサービス 提 供 を 受 けた 場 合 にその 提 供 に 要 した 費 用 について 市 町 村 が 要 支 援 者 等 に 対 して 第 1 号 事 業 支 給 費 を 支 給 することとし それを 指 定 事 業 者 が 代 理 受 領 する 枠 組 み)が 新 たに 設 けれらている( 法 第 115 条 の 45 の3) 指 定 事 業 者 制 度 の 概 要 については (3) 指 定 事 業 者 制 度 を 参 照 また 市 町 村 において 住 民 主 体 の 支 援 をその 自 主 性 自 発 性 といった 性 格 を 損 なうことなく 効 果 的 に 総 合 事 業 の 中 で 実 施 することができるよう 市 町 村 が 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービス 及 び 生 活 支 援 サービスを 提 供 する 者 に 対 して 補 助 ( 助 成 )する 方 法 も 可 能 とする <サービス 事 業 の 実 施 方 法 > 実 施 方 法 概 要 想 定 される 実 施 例 1 市 町 村 の 直 接 実 施 2 委 託 による 実 施 3 指 定 事 業 者 によるサービ ス 提 供 ( 第 1 号 事 業 支 給 費 の 支 給 ) 市 町 村 の 職 員 が 直 接 利 用 者 に 対 して 支 援 等 を 実 施 するもの 介 護 サービス 事 業 者 やNPO 民 間 企 業 に 要 支 援 者 等 に 対 する 支 援 等 の 提 供 を 委 託 する 現 行 の 給 付 と 同 様 市 町 村 長 が 指 定 した 事 業 者 が 要 支 援 者 等 にサービスを 提 供 した 場 合 に その 要 した 費 用 について 居 宅 要 支 援 被 保 険 者 等 に 対 して 第 1 号 事 業 支 給 費 を 支 給 する 93 保 健 師 やリハビリテー ション 専 門 職 等 が 行 う 短 期 集 中 予 防 サービス NPO 民 間 事 業 者 等 が 行 う 生 活 援 助 やミニデ イサービス 既 存 の 介 護 サービス 事 業 者 が 行 う 現 行 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービス 345

134 4 NPOやボ ランティア 等 への 補 助 ( 補 助 金 ( 助 成 金 )の 支 給 ) 地 域 において 活 動 しているNPOやボ ランティア 等 に 対 して 要 支 援 者 に 対 す るサービス 提 供 などを 条 件 として その 立 ち 上 げ 経 費 や 活 動 に 要 する 費 用 に 対 して 補 助 ( 助 成 )する 地 域 で 活 動 しているボ ランティア 等 による 生 活 支 援 や 通 いの 場 参 考 インフォーマルサービスのネットワーク 化 情 報 提 供 地 域 において 既 にボランティアやNPOが 自 立 して 生 活 支 援 介 護 予 防 サービ スを 提 供 している 場 合 など 総 合 事 業 とは 別 にサービスが 提 供 されるケースも 想 定 される 一 方 地 域 包 括 支 援 センターやその 委 託 を 受 けた 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 が 介 護 予 防 ケアマネジメントを 行 うに 当 たっては インフォーマルサービスをケアプランに 位 置 づけていくことも 重 要 であることから 地 域 にどのような 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスが 利 用 可 能 かなどの 情 報 が 整 理 して 提 供 されていることが 望 ましい そのため 市 町 村 や 地 域 包 括 支 援 センターは 情 報 公 表 制 度 や 生 活 支 援 コーディ ネーター( 地 域 支 え 合 い 推 進 員 ) 等 の 活 用 により このようなインフォーマルサー ビスについて 広 くネットワーク 化 を 図 り 情 報 提 供 に 努 めていくことが 望 ましい ( 法 令 上 の 留 意 事 項 ) 1 指 定 事 業 者 によるサービス 提 供 (3) 指 定 事 業 者 制 度 を 参 照 2 委 託 による 実 施 サービス 事 業 の 委 託 に 当 たっては 市 町 村 が 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 基 準 に 適 合 する 者 に 委 託 しなければならない( 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 基 準 の 詳 細 は(4)サービスの 基 準 参 照 ) 事 業 の 実 施 に 当 たっては 第 115 条 の 45 第 1 項 第 1 号 イからニまでに 規 定 す る 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 基 準 に 従 って 実 施 する 必 要 がある( 他 の 実 施 方 法 においても 同 様 ) 委 託 の 場 合 には 市 町 村 は 受 託 者 より 実 績 報 告 を 受 けて 委 託 料 を 支 払 うこ ととなる その 際 サービス 利 用 者 の 人 数 利 用 者 の 氏 名 被 保 険 者 番 号 要 支 援 者 事 業 対 象 者 の 別 提 供 したサービスの 内 容 等 を 報 告 する 必 要 がある 実 績 報 告 の 内 容 については そのサービス 内 容 に 応 じて 市 町 村 が 定 める 3 補 助 ( 助 成 )による 実 施 住 民 主 体 の 支 援 の 場 合 には 補 助 ( 助 成 )の 方 法 で 事 業 実 施 することが 通 常 考 えられるが 当 該 補 助 ( 助 成 )の 対 象 や 額 等 については 立 ち 上 げ 支 援 や 活 動 場 所 の 借 り 上 げ 費 用 間 接 経 費 ( 光 熱 水 費 サービスの 利 用 調 整 等 を 行 う 人 件 費 等 ) 等 様 々な 経 費 を 市 町 村 がその 裁 量 により 対 象 とすることも 可 能 とする 運 営 費 の 一 部 を 補 助 するものであるが 例 えば 年 定 額 での 補 助 といっ たことも 考 えられる

135 なお 施 設 整 備 の 費 用 直 接 要 支 援 者 等 に 対 する 支 援 等 と 関 係 ない 従 業 員 の 募 集 雇 用 に 要 する 費 用 広 告 宣 伝 に 要 する 費 用 等 は 対 象 とすることはでき ない サービスを 提 供 するのは 補 助 ( 助 成 )を 受 けた 事 業 者 となるが 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たっては 法 第 115 条 の 45 第 1 項 第 1 号 イからニまでに 規 定 する 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 基 準 に 従 って 実 施 する 必 要 があることから 補 助 金 ( 助 成 金 )の 交 付 条 件 等 として 当 該 基 準 を 遵 守 するよう 定 める 必 要 がある 補 助 による 場 合 にも 適 切 にサービスが 実 施 されたかについて 実 績 の 報 告 を 求 めることとなる その 際 どのような 報 告 を 求 めるかについては その 補 助 の 方 法 やサービス 内 容 によって 異 なることから 市 町 村 が 定 める ( 総 合 事 業 の 事 業 対 象 者 ごとの 実 施 方 法 ) 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たっては 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービス 及 びその 他 の 生 活 支 援 サービス( 以 下 訪 問 型 サービス 等 という )と 介 護 予 防 ケアマネジメ ントについてはその 実 施 方 法 が 異 なる( 表 12) 訪 問 型 サービス 等 については 表 12 のとおりその 具 体 的 なサービス 内 容 に 応 じ て 直 接 実 施 委 託 による 実 施 指 定 事 業 者 によるサービス 提 供 及 び 補 助 といっ た 実 施 方 法 がありうる 一 方 介 護 予 防 ケアマネジメントについては 原 則 地 域 包 括 支 援 センターが 実 施 するものであることなどから 市 町 村 が 直 接 実 施 するか 包 括 的 支 援 事 業 を 受 託 し 地 域 包 括 支 援 センターを 設 置 している 法 人 に 委 託 するかのいずれかの 実 施 方 法 によることとなる( 表 12 参 照 ) また 介 護 予 防 ケアマネジメントについて 地 域 包 括 支 援 センターの 設 置 者 に 対 して 委 託 することと するが その 場 合 にあっても 現 行 の 予 防 給 付 ( 介 護 予 防 支 援 )と 同 様 地 域 包 括 支 援 センターから 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 に 一 部 委 託 することが 可 能 である( 法 第 115 条 の 47 第 5 項 及 び 第 6 項 ) 委 託 契 約 においては 予 防 給 付 の 場 合 と 同 様 一 件 当 たりの 介 護 予 防 ケアマネジメントごとの 単 価 設 定 を 行 い 適 切 な 介 護 予 防 ケアマネジメントにつなげていくことが 望 ましい( 単 価 は 予 防 給 付 における 単 価 以 下 で 設 定 )

136 < 表 12: 総 合 事 業 の 事 業 対 象 者 ごとの 実 施 方 法 > ( 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービスにおける 内 容 に 応 じた 事 業 実 施 の 方 法 ) 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たっては 以 下 のとおり 多 様 化 するサービス 内 容 に 応 じ て 実 施 方 法 を 整 理 する( 詳 細 は 表 13 を 参 照 ) 1 介 護 サービス 事 業 者 の 従 業 者 による 現 行 の 訪 問 介 護 通 所 介 護 に 相 当 する サービスについては 総 合 事 業 の 指 定 を 受 けた 事 業 者 ( 以 下 指 定 事 業 者 と いう )によるサービス 提 供 により 給 付 管 理 等 も 行 いつつ 事 業 を 効 率 的 かつ 効 果 的 に 実 施 する 2 緩 和 した 基 準 による 生 活 支 援 ミニデイサービス( 訪 問 型 サービスA 通 所 型 サービスA)のうち 指 定 事 業 者 制 度 を 活 用 して 行 われるものについては 1と 同 様 給 付 管 理 を 行 う 一 方 例 えば 要 支 援 者 等 の 参 加 人 数 に 応 じて 支 払 うサービスについては 委 託 や 補 助 により 実 施 する 3 住 民 主 体 の 生 活 援 助 通 いの 場 ( 訪 問 型 サービスB 通 所 型 サービスB) については 指 定 事 業 者 によるサービス 提 供 や 委 託 になじまないケースも 多 い と 考 えられることから 補 助 ( 助 成 )により 支 援 を 行 っていく 4 保 健 師 やリハビリテーション 専 門 職 等 が 行 う 短 期 集 中 予 防 サービスについ ては 従 来 の2 次 予 防 事 業 と 同 様 市 町 村 の 直 接 実 施 や 委 託 による 実 施 を 行 う ことが 想 定 される

137 < 表 13: 訪 問 型 サービスや 通 所 型 サービスの 内 容 ごとの 実 施 方 法 > 直 接 指 定 事 業 者 によ ( 例 ) 委 託 実 施 るサービス 提 供 介 護 予 防 生 活 支 援 サ ー ビ ス 事 業 1 現 行 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービス 2 緩 和 した 基 準 による 生 活 支 援 ミニデイサービス( 訪 問 型 通 所 型 サービスA) 3ボランティアなどによる 生 活 支 援 通 いの 場 ( 訪 問 型 通 所 型 サービスB) 4 保 健 師 やリハビリテーショ ン 専 門 職 等 が 行 う 短 期 集 中 予 防 サービス( 従 来 の2 次 予 防 事 業 に 相 当 )( 訪 問 型 通 所 型 サービスC) 補 助 一 般 介 護 予 防 事 業 介 護 予 防 に 資 する 住 民 主 体 の 通 いの 場 づくり 市 町 村 が 実 施 する 場 合 も 原 則 第 1 号 事 業 支 給 費 の 支 給 により 実 施 する ( 注 ) は 一 般 的 なケースとしては 考 えていないが このような 形 式 をとることも 可 能 (3) 指 定 事 業 者 制 度 ( 指 定 事 業 者 制 度 の 概 要 ) 市 町 村 の 事 務 負 担 の 軽 減 等 のため 予 防 給 付 と 同 様 要 支 援 者 等 が 市 町 村 長 が 指 定 した 事 業 者 によるサービスを 利 用 した 場 合 に 当 該 サービスに 要 した 費 用 について 第 1 号 事 業 支 給 費 を 支 給 することにより 総 合 事 業 の 実 施 とみなす 規 定 が 新 たに 法 第 115 条 の 45 の3に 定 められ さらに 第 115 条 の 45 の5から 第 115 条 の 45 の9までにおいて 指 定 や 更 新 取 消 等 その 手 続 として 必 要 な 事 項 が 定 められている 指 定 事 業 者 の 指 定 に 当 たっては 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 基 準 に 従 って 適 正 に 事 業 を 実 施 することができないと 認 められるときは 指 定 してはならないとされて いる( 法 第 115 条 の 45 の5 第 2 項 ) この 厚 生 労 働 省 令 においては 国 が 示 す 標 準 的 な 基 準 ( 従 来 の 予 防 給 付 による 基 準 )を 規 定 する 予 定 のほか 市 町 村 が 当 該 標 準 的 な 基 準 とは 異 なった 基 準 を 定 めることができる 旨 を 規 定 する 予 定 であ り 市 町 村 においてサービスの 種 類 や 内 容 に 応 じて 定 めるものである( 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 基 準 の 詳 細 は (4)サービスの 基 準 を 参 照 ) 指 定 事 業 者 についても 総 合 事 業 を 実 施 するに 当 たっては 国 で 定 める 必 ず 遵 守 すべき 基 準 として 以 下 の4つの 基 準 を 遵 守 する 必 要 があることから 市 町 村 においてはこれらの 基 準 を 必 ず 指 定 事 業 者 の 指 定 に 係 る 基 準 として 規 定 する((4)サービスの 基 準 を 参 照 )

138 事 故 発 生 時 の 対 応 従 事 者 又 は 従 事 者 であった 者 による 秘 密 保 持 従 事 者 の 清 潔 保 持 と 健 康 管 理 の 管 理 廃 止 休 止 の 届 出 と 便 宜 の 提 供 また 指 定 事 業 者 に 対 して 支 払 う 第 1 号 事 業 支 給 費 の 額 については 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより 算 定 する 額 とされているが この 額 については 厚 生 労 働 省 令 において 予 防 給 付 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービスの 額 を 定 め これを 上 限 として 市 町 村 が 定 めると 規 定 するほか これらのサービスの 額 や 利 用 者 負 担 については 食 事 代 等 の 実 費 相 当 の 費 用 を 事 業 の 対 象 費 用 から 除 く ことや 介 護 給 付 の 利 用 者 負 担 割 合 ( 原 則 1 割 一 定 以 上 所 得 者 は2 割 ) 等 を 勘 案 して 利 用 者 負 担 を 定 める( 特 に 現 行 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービス の 場 合 )ことを 規 定 することを 予 定 している 第 1 号 事 業 支 給 費 の 支 給 に 当 たっては 現 行 の 給 付 と 同 様 指 定 事 業 者 に 対 して 国 保 連 合 会 経 由 で 支 払 いすることができる 旨 規 定 されている ((10) 審 査 支 払 の 国 保 連 合 会 の 活 用 を 参 照 ) ( 市 町 村 の 裁 量 による 指 定 指 定 拒 否 ) 給 付 に 係 る 事 業 者 の 指 定 においては 基 準 について 遵 守 してサービスを 提 供 で きる 者 と 認 められる 場 合 にあっては 原 則 指 定 することと 取 り 扱 われている しか し 総 合 事 業 は 市 町 村 が 地 域 の 実 情 に 応 じて 要 支 援 者 等 に 対 する 多 様 な 支 援 の 形 を 作 っていくものであり また 委 託 等 による 事 業 実 施 の 一 類 型 として 指 定 の 仕 組 みが 位 置 づけられるものであることなどから 市 町 村 の 指 定 について 裁 量 が 認 められる 幅 は 広 いことを 想 定 している 市 町 村 はその 事 業 者 の 指 定 申 請 に 対 し ては 公 正 な 手 続 等 に 留 意 しつつ 例 えば 公 募 等 により 既 存 のサービスの 量 の 兼 ね 合 いを 踏 まえつつ 市 町 村 による 介 護 保 険 の 運 営 において 適 切 と 認 められ る 事 業 者 に 限 って 指 定 し 又 は 要 綱 に 規 定 された 計 画 量 を 超 える 場 合 などは 指 定 を 行 わないなどの 取 扱 いも 考 えられる ( 指 定 の 有 効 期 間 ) また その 指 定 の 有 効 期 間 について 現 行 の 予 防 給 付 では 一 律 6 年 と 定 められ ている 総 合 事 業 においては 市 町 村 が 地 域 の 実 情 に 応 じ 事 業 を 柔 軟 に 実 施 でき るよう その 指 定 の 有 効 期 間 については 厚 生 労 働 省 令 において 市 町 村 が 定 め るものと 規 定 することを 予 定 している 市 町 村 において 指 定 の 有 効 期 間 を 定 めるに 当 たっては 必 ずしも6 年 を 前 提 と したものではなく それより 長 くも 短 くも 定 めることも 可 能 であることから 市 町 村 において 地 域 の 実 情 に 応 じてその 期 間 を 検 討 し 定 める ( 他 市 町 村 における 指 定 事 業 者 の 指 定 ) 予 防 給 付 においては 他 市 町 村 に 所 在 する 事 業 所 についても 利 用 することが 可 能 となっており 総 合 事 業 においても 市 町 村 境 に 所 在 する 事 業 所 など 他 市 町 村 の 被 保 険 者 が 利 用 する 場 合 が 生 じると 考 えられる

139 施 行 時 の 経 過 措 置 において 予 防 給 付 の 指 定 事 業 所 として 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 を 行 っている 事 業 者 については 法 施 行 時 に 全 ての 市 町 村 において 総 合 事 業 の 指 定 事 業 者 の 指 定 をみなすこととしていることから 原 則 どの 市 町 村 においても そのサービスを 利 用 することは 可 能 となる( 第 7 市 町 村 の 円 滑 な 事 業 への 移 行 実 施 に 向 けた 取 り 組 みを 参 照 ) 一 方 平 成 27 年 4 月 以 降 に 指 定 された 事 業 者 については 当 該 経 過 措 置 の 対 象 とならず また 平 成 30 年 4 月 以 降 はみなし 指 定 の 事 業 者 についても それぞ れの 市 町 村 に 更 新 申 請 が 必 要 になる( 例 えば 当 該 事 業 所 のサービスを 利 用 する 要 支 援 者 等 に 他 市 町 村 の 被 保 険 者 がいる 場 合 には 当 該 他 市 町 村 にも 更 新 申 請 を 行 う 必 要 がある ) みなし 指 定 の 有 効 期 間 は 原 則 一 律 平 成 27 年 4 月 から3 年 間 とすることを 予 定 しているが 平 成 27 年 3 月 末 までに 市 町 村 がこれと 異 なる 期 間 を 定 める 場 合 もあり その 場 合 には 当 該 市 町 村 が 定 める 有 効 期 間 までとなる( 第 7の1(3) 総 合 事 業 のみなし 指 定 を 参 照 ) 保 険 者 である 市 町 村 は 他 の 市 町 村 に 所 在 する 事 業 者 のサービスを 利 用 する 被 保 険 者 の 便 の 観 点 から 当 該 事 業 所 の 指 定 について 配 慮 することが 適 当 である また 事 業 所 も 所 在 市 町 村 以 外 の 市 町 村 の 利 用 者 がいる 場 合 は 当 該 他 の 市 町 村 への 指 定 申 請 の 手 続 きを 行 うことが 適 当 である 他 市 町 村 ( 市 町 村 A) が 自 らの 市 町 村 内 に 所 在 しない 指 定 事 業 者 の 基 準 を 定 める 際 には 例 えば 当 該 基 準 については 所 在 する 市 町 村 ( 市 町 村 B)の 基 準 に よる 旨 を 規 定 することにより 市 町 村 Bに 所 在 し 当 該 市 町 村 Bから 指 定 がある 事 業 所 について 申 請 があった 場 合 には 審 査 の 過 程 を 簡 略 化 することも 考 えられ る また みなし 指 定 の 指 定 の 有 効 期 間 についても 当 該 経 過 措 置 により 他 市 町 村 の 事 業 者 に 対 しての 指 定 をみなしているものについては 有 効 期 間 を 長 くする こと 等 も 考 えられる( 法 の 施 行 日 の 前 に 定 めることが 必 要 ) ( 指 定 事 業 者 に 対 する 指 導 監 督 ) 市 町 村 においては 以 下 のように 都 道 府 県 等 による 給 付 の 指 定 事 業 者 の 指 導 監 督 において 不 適 切 な 事 例 が 見 つかった 場 合 に 都 道 府 県 と 連 携 して 指 導 監 督 を 行 うなど 効 率 的 に 適 切 な 総 合 事 業 の 実 施 に 努 める 既 存 の 介 護 サービス 事 業 者 については 引 き 続 き 要 介 護 者 及 び 要 支 援 者 双 方 にサービス 提 供 を 行 うことが 想 定 されることから 訪 問 介 護 事 業 者 や 通 所 介 護 事 業 者 に 対 して 指 定 し その 指 導 監 督 を 行 う 都 道 府 県 が 関 与 することが 適 当 であ る そのため 都 道 府 県 においては その 指 導 監 督 において 不 正 請 求 や 運 営 基 準 違 反 等 が 判 明 した 場 合 には その 勧 告 命 令 や 指 定 の 取 消 を 行 うとともに 必 要 な 情 報 を 市 町 村 に 提 供 し 共 同 で 指 導 監 督 を 行 うなど 市 町 村 に 配 慮 した 指 導 監 督 を 行 うことが 望 ましい

140 また それ 以 外 の 事 業 者 に 対 する 指 導 監 督 においては そのサービス 内 容 等 に 応 じた 形 で 実 施 されることが 望 ましい 例 えば 地 域 包 括 支 援 センターがケア マネジメントによりそのサービスの 提 供 状 況 について 一 定 程 度 把 握 していること から そこを 端 緒 として 必 要 な 指 導 監 督 を 行 っていくことも 考 えられる (その 他 ) 事 業 を 廃 止 又 は 休 止 しようとする 指 定 介 護 予 防 サービス 事 業 者 は その 廃 止 又 は 休 止 の1カ 月 前 までにその 旨 を 都 道 府 県 知 事 に 届 け 出 なければならない 旨 規 定 されている( 法 第 115 条 の5) 総 合 事 業 の 指 定 においても 利 用 者 保 護 の 観 点 から 市 町 村 において 同 様 の 規 定 を 設 け 届 け 出 があった 場 合 には 必 要 に 応 じて 利 用 者 の 受 け 入 れ 先 の 調 整 など を 行 うことが 望 ましい (4) サービスの 基 準 ( 総 合 事 業 によるサービスに 対 する 基 準 ) 総 合 事 業 によるサービスに 関 する 基 準 については それぞれのサービス 内 容 に 応 じて 以 下 のような 考 え 方 に 基 づいて 市 町 村 において 定 める なお 法 令 上 総 合 事 業 によるサービスに 対 する 基 準 については 1サービス の 実 施 に 当 たって 必 ず 遵 守 すべき 基 準 ( 法 第 115 条 の 45 第 1 項 第 1 号 イからニ

141 まで) 2 委 託 する 際 に 受 託 者 が 適 合 すべき 基 準 ( 法 第 115 条 の 47 第 4 項 ) 及 び 3 指 定 事 業 者 の 指 定 に 当 たって 遵 守 すべき 基 準 ( 法 第 115 条 の 45 の5 第 2 項 ) が 規 定 されており 市 町 村 はこれらの 基 準 は 遵 守 する 必 要 がある

142 < 表 14:サービスの 基 準 のイメージ( 例 )> 1 現 行 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービス 1のサービスに 係 る 指 定 事 業 者 の 指 定 に 当 たっては 国 が 示 す 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービスについての 基 準 によることも 可 能 とする 予 定 である 改 正 法 附 則 第 13 条 の 経 過 措 置 に 基 づき 総 合 事 業 の 指 定 を 受 けたとみなされる 事 業 者 に 対 しては 国 が 省 令 で 定 めた 基 準 単 価 を 勘 案 して 市 町 村 が 定 める

143 2 緩 和 した 基 準 によるサービス( 訪 問 型 サービスA 通 所 型 サービスA) 緩 和 した 基 準 によるサービスの 実 施 に 当 たっては 指 定 事 業 者 によるサービス 提 供 と 委 託 によるものが 想 定 される ( 指 定 事 業 者 によるサービス 提 供 ) 指 定 事 業 者 の 指 定 に 当 たって 遵 守 すべき 基 準 はサービス 内 容 に 応 じ 市 町 村 が 定 める 具 体 的 に 考 えられる 基 準 の 例 については 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービスに ついて 参 考 として それぞれ 表 14 のとおり 示 す 指 定 事 業 者 についても 総 合 事 業 を 実 施 するに 当 たっては 国 で 定 める 必 ず 遵 守 すべき 基 準 として 以 下 の4つの 基 準 を 遵 守 する 必 要 があることから 市 町 村 においてはこれらの 基 準 を 必 ず 指 定 事 業 者 の 指 定 に 係 る 基 準 として 規 定 する((4)サービスの 基 準 を 参 照 ) 事 故 発 生 時 の 対 応 従 事 者 又 は 従 事 者 であった 者 による 秘 密 保 持 従 事 者 の 清 潔 保 持 と 健 康 管 理 の 管 理 廃 止 休 止 の 届 出 と 便 宜 の 提 供 ( 委 託 による 実 施 : 受 託 者 が 適 合 すべき 基 準 ) 市 町 村 が 委 託 により 実 施 するに 当 たって 市 町 村 から 委 託 を 受 けた 受 託 者 が 適 合 すべき 基 準 ( 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 基 準 )は 以 下 のとおり 規 定 することを 予 定 している 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービス 及 びその 他 の 生 活 支 援 サービスは サービス の 実 施 に 当 たって 国 で 定 める 必 ず 遵 守 すべき 基 準 に 基 づき 総 合 事 業 を 実 施 できること 第 1 号 介 護 予 防 支 援 事 業 ( 介 護 予 防 ケアマネジメント)を 行 う 者 は 地 域 包 括 支 援 センターの 設 置 者 であること( 指 定 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 への 一 部 委 託 も 可 能 ) 必 ず 遵 守 すべき 基 準 の 具 体 的 な 項 目 については 以 下 を 規 定 することを 検 討 している 事 故 発 生 時 の 対 応 従 事 者 又 は 従 事 者 であった 者 の 秘 密 保 持 従 業 者 の 清 潔 保 持 と 健 康 の 管 理 廃 止 休 止 の 届 出 と 便 宜 の 提 供 (ケアマネジメントのみ) 地 域 包 括 支 援 センタ ーでの 実 施 ( 指 定 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 への 一 部 委 託 も 可 能 ) 3 住 民 主 体 による 支 援 ( 訪 問 型 サービスB 通 所 型 サービスB) ボランティアによる 支 援 については その 自 主 性 等 にかんがみ 主 に 補 助 ( 助 成 )によることを 想 定 している その 基 準 においても 同 様 にその 自 主 性 を 尊 重 しつつ 設 定 することが 望 ましく 最 低 限 の 基 準 としては 必 ず 遵 守 すべき 基 準 に 基 づき 実 施 することを 想 定 している( 表 14)

144 必 ず 遵 守 すべき 基 準 の 具 体 的 な 項 目 については 前 述 のとおり サービスの 提 供 主 体 は 補 助 ( 助 成 )を 受 ける 事 業 者 となるが 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たっては 必 ず 遵 守 すべき 基 準 に 基 づいて 実 施 することが 必 要 であること から 補 助 金 ( 助 成 金 )の 交 付 条 件 等 として 当 該 基 準 を 遵 守 するよう 定 める 必 要 がある 4 保 健 師 やリハビリテーション 専 門 職 等 が 行 う 短 期 集 中 予 防 サービス( 訪 問 型 サ ービスC 通 所 型 サービスC) 当 該 サービスも 市 町 村 の 地 域 の 実 情 や 考 え 方 に 応 じて 実 施 されるものであ り その 基 準 等 についても 市 町 村 において 独 自 に 定 める 国 で 定 める 必 ず 遵 守 すべき 基 準 は 市 町 村 がそれぞれに 定 める 基 準 に 含 めて 実 施 する 市 町 村 の 直 接 実 施 や 委 託 による 実 施 を 行 うことが 想 定 される 委 託 による 実 施 における 基 準 については 前 述 のとおり また 直 接 実 施 においても 同 様 であり 総 合 事 業 として 実 施 するためには 上 述 の 必 ず 遵 守 すべき 基 準 を 満 たすこと が 必 要 となる なお 総 合 事 業 によるサービス 提 供 に 当 たって 個 人 情 報 の 保 護 という 観 点 か ら 総 合 事 業 を 実 施 する 場 合 には 従 事 者 又 は 従 事 者 であった 者 が 正 当 な 理 由 なく その 業 務 上 知 り 得 た 利 用 者 又 はその 家 族 の 秘 密 を 漏 らすことがないよう 必 要 な 措 置 が 講 じられていること とされている そのため 市 町 村 においては 当 該 基 準 を 遵 守 するために 事 業 者 等 に 対 する 委 託 契 約 や 指 定 における 基 準 補 助 の 条 件 として 当 該 基 準 を 遵 守 することを 定 めることとなる 予 防 給 付 においては 従 業 者 は 正 当 な 理 由 がなく その 業 務 上 知 り 得 た 利 用 者 又 はその 家 族 の 秘 密 を 漏 らしてはならない とされているが 当 該 規 定 は 指 定 介 護 予 防 サービス 事 業 者 に 対 して 遵 守 すべき 基 準 として 課 せられているもので あり 従 業 者 が 個 人 情 報 を 漏 洩 した 場 合 も あくまでも 事 業 者 の 指 定 が 取 り 消 さ れるだけであり その 従 業 者 に 対 して 罰 則 等 が 課 せられるものではない この 点 予 防 給 付 も 総 合 事 業 も 同 様 であり サービスを 提 供 する 事 業 者 等 は サービスに 従 事 する 者 との 契 約 により 個 人 情 報 が 漏 洩 しないよう 担 保 するもの である (5) 給 付 と 一 体 的 に 実 施 する 場 合 における 給 付 の 基 準 緩 和 総 合 事 業 を 実 施 するに 当 たっては 引 き 続 き 介 護 サービス 事 業 者 が 要 支 援 者 等 と 要 介 護 者 とを 一 体 的 にサービスを 提 供 することも 想 定 されることから 以 下 のような 要 介 護 者 に 対 する 介 護 給 付 の 基 準 について 要 支 援 者 等 に 対 する 総 合 事 業 を 同 じ 場 所 で 実 施 する 場 合 の 基 準 緩 和 策 を 設 けることを 予 定 している ( 検 討 の 方 向 性 ) 従 業 者 の 専 従 義 務 について 総 合 事 業 を 実 施 する 場 合 に 緩 和 する プログラム 等 を 分 けるなど 要 介 護 者 への 処 遇 に 影 響 を 与 えないことを 前 提 に

145 要 支 援 者 等 については 総 合 事 業 の 基 準 による 人 員 配 置 等 を 可 能 とする

146 (6) 単 価 等 ( 総 合 事 業 によるサービスの 内 容 ) 総 合 事 業 は 市 町 村 が 要 支 援 者 に 対 して 1 現 行 の 訪 問 介 護 通 所 介 護 に 相 当 するサービス 2 緩 和 した 基 準 によるサービス( 訪 問 型 サービスA 通 所 型 サービスA) 3 住 民 主 体 による 支 援 ( 訪 問 型 サービスB 通 所 型 サービスB) 4 保 健 師 やリハビリテーション 専 門 職 等 が 行 う 短 期 集 中 予 防 サービス( 従 来 の2 次 予 防 事 業 に 相 当 )( 訪 問 型 サービスC 通 所 型 サービスC) などの 多 様 な 主 体 による 多 様 なサービスの 提 供 を 可 能 とするものであり そのサ ービス 内 容 に 応 じた 単 価 設 定 が 基 本 であるが それぞれの 単 価 の 設 定 について 考 え 方 を 整 理 する ( 現 行 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービス) 要 支 援 者 等 が 個 別 のサービスを 受 けその 利 用 状 況 に 応 じて 対 価 を 支 払 うサービ スであり 指 定 事 業 者 によるサービス 提 供 ( 第 1 号 事 業 支 給 費 の 支 給 )により 事 業 を 実 施 する 第 1 号 事 業 支 給 費 の 額 (サービス 単 価 )については 厚 生 労 働 省 令 により 市 町 村 において 国 が 定 める 額 ( 予 防 給 付 の 単 価 )を 上 限 として 個 別 の 額 (サー

147 ビス 単 価 )を 定 めることとする 予 定 である 国 が 定 める 上 限 は 単 位 で 規 定 市 町 村 は サービス 単 価 を 設 定 するに 当 たって 訪 問 介 護 員 等 による 専 門 的 サ ービスであること 設 定 する 人 員 基 準 運 営 基 準 等 の 内 容 等 を 勘 案 し 地 域 の 実 情 に 応 じつつ 国 が 定 める 額 ( 予 防 給 付 と 同 じ 額 )を 上 限 としつつ ふさわしい 単 価 を 定 めることが 望 ましい 単 価 は 月 当 たりの 包 括 単 価 とする 場 合 の 他 利 用 1 回 ごとの 出 来 高 で 定 める ことができるが この 場 合 月 の 合 計 額 が 包 括 単 価 以 下 となるようにする 加 算 については 地 域 の 実 情 に 応 じて 市 町 村 が 定 めることが 可 能 であるが 総 合 事 業 の 効 率 的 な 実 施 の 観 点 から 市 町 村 は 加 算 を 定 めた 結 果 国 が 定 める 単 価 の 上 限 額 を 超 過 することがないようにする ただし 国 が 定 めている 加 算 に ついては その 範 囲 において 単 価 の 上 限 額 を 超 過 することができる また 限 度 額 管 理 外 とする 加 算 については 国 において 定 められている 加 算 ( 中 山 間 地 域 の 小 規 模 事 業 所 に 対 する 加 算 や 特 別 地 域 加 算 処 遇 改 善 加 算 等 )のみ その 範 囲 内 で 定 めることができるものとする ( 緩 和 した 基 準 によるサービス( 訪 問 型 サービスA 通 所 型 サービスA): 指 定 事 業 者 によるサービス 提 供 によるもの) 要 支 援 者 等 が 個 別 のサービスを 受 けその 利 用 状 況 に 応 じて 対 価 を 支 払 うサービ スであり 指 定 事 業 者 によるサービス 提 供 ( 第 1 号 事 業 支 給 費 の 支 給 )により 事 業 を 実 施 する 第 1 号 事 業 支 給 費 の 額 (サービス 単 価 )については 厚 生 労 働 省 令 により 市 町 村 において 国 が 定 める 額 ( 予 防 給 付 の 単 価 )を 下 回 る 額 を 個 別 の 額 (サービス 単 価 )として 定 めることとする 予 定 であり 市 町 村 は サービス 内 容 や 時 間 基 準 等 を 踏 まえ 定 める 単 価 は 月 当 たりの 包 括 単 価 利 用 1 回 ごとの 出 来 高 のいずれも 可 能 である (その 他 の 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービス) 上 記 以 外 のものについては 委 託 の 場 合 の 単 価 設 定 あるいは 補 助 における 補 助 単 価 の 設 定 ということになる 委 託 の 場 合 の 単 価 については 必 ずしも 市 町 村 において 要 支 援 者 個 々 人 に 対 す る 個 別 のサービス 単 価 を 設 定 するものではないことが 多 いと 考 えられるため 指 定 事 業 者 の 場 合 に 国 が 定 める 上 限 単 価 と 厳 密 に 比 較 することになじまないが 事 業 の 実 施 に 当 たって 市 町 村 は 利 用 者 一 人 当 たりに 要 する 費 用 が 国 が 定 める 上 限 単 価 を 上 回 らないよう 事 業 を 計 画 して 実 施 する( 参 加 者 が 予 定 より 少 なかった 等 により 結 果 的 に 利 用 者 一 人 当 たりに 要 する 費 用 が 国 が 定 める 上 限 単 価 を 上 回 ることは 生 じうる) ただし 保 健 師 やリハビリテーション 専 門 職 等 が 関 与 する 短 期 集 中 予 防 サービ スについては 医 療 保 健 の 専 門 職 が 関 与 するものであることから この 限 りで はない ただし そのような 保 健 師 やリハビリテーション 専 門 職 等 が 関 与 する 短 期 集 中 予 防 サービスは

148 事 業 の 効 果 的 かつ 効 率 的 な 実 施 という 観 点 から 3~6ヶ 月 等 の 期 間 を 限 定 して 実 施 されるべきも のである また 補 助 ( 助 成 )の 方 式 により 事 業 実 施 するものについては 支 援 の 内 容 に 応 じ 市 町 村 が 適 切 な 補 助 単 価 の 設 定 を 行 う (その 他 の 生 活 支 援 サービス) 単 価 は サービス 内 容 等 に 応 じて 市 町 村 が 定 めるものとする また 補 助 ( 助 成 )の 方 式 により 事 業 実 施 するものについては 支 援 の 内 容 に 応 じ 市 町 村 が 適 切 な 補 助 単 価 の 設 定 を 行 う ( 介 護 予 防 ケアマネジメント) 介 護 予 防 ケアマネジメントは 直 接 実 施 又 は 委 託 により 実 施 するものとされて いることから 前 述 のとおり サービス 単 価 を 設 定 するということは 必 ずしも 生 じないが 介 護 予 防 ケアマネジメントは 要 支 援 者 等 の 個 人 に 対 する 個 別 のサービ スであることから 委 託 に 当 たっては 1 件 当 たりの 単 価 を 設 定 することとし その 単 価 については 提 供 する 内 容 等 に 応 じて 予 防 給 付 の 報 酬 単 価 以 下 の 単 価 を 市 町 村 が 定 める (1 単 位 当 たりの 単 価 設 定 ) 給 付 においては 1 単 位 10 円 を 基 本 としつつ 事 業 所 の 所 在 する 市 町 村 の 地 域 区 分 や 各 サービスの 人 件 費 割 合 に 応 じて 各 サービスごとに 10 円 から 円 までの 間 で 1 単 位 当 たりの 単 価 が 設 定 されている 総 合 事 業 については 市 町 村 において 訪 問 型 サービスについては 介 護 給 付 の 訪 問 介 護 の 単 価 通 所 型 サービスについては 介 護 給 付 の 通 所 介 護 の 単 価 を 設 定 す る( 例 えば 3 級 地 ではそれぞれ 円 円 ) しかし 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービス 以 外 の 訪 問 型 サービス 及 び 通 所 型 サービスについては 市 町 村 の 判 断 により 10 円 の 単 価 を 用 いることもできるものとする 一 方 その 他 の 生 活 支 援 サービスについては 市 町 村 が そのサービスの 内 容 に 応 じて 設 定 することができる そのため 例 えば 3 級 地 の 市 町 村 においては 1 単 位 当 たりの 単 価 を 10 円 円 円 円 から 選 択 することが できる

149 < 現 行 の 単 位 当 たり 単 価 >

150 (7) 利 用 者 負 担 ( 利 用 料 ) ( 基 本 的 な 考 え 方 ) 総 合 事 業 移 行 後 のサービスは 多 様 化 したものとなることから 訪 問 型 サービ ス 通 所 型 サービス その 他 の 生 活 支 援 サービスの 利 用 者 負 担 については 市 町 村 が サービス 内 容 や 時 間 基 準 等 を 踏 まえつつ 定 める 住 民 主 体 の 支 援 等 事 業 への 補 助 の 形 式 で 実 施 されるものは 自 主 的 に 実 施 さ れるものであることから 当 該 支 援 の 提 供 主 体 が 定 めることも 考 えられる ( 現 行 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービス) 現 行 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 相 当 するサービスについては 介 護 給 付 の 利 用 者 負 担 割 合 ( 原 則 1 割 一 定 以 上 所 得 者 は2 割 ) 等 を 勘 案 し 市 町 村 が 定 める ただし その 下 限 は 当 該 給 付 の 利 用 者 負 担 割 合 とする 介 護 予 防 支 援 は 利 用 者 負 担 なし ( 留 意 事 項 ) 指 定 事 業 者 による 提 供 されるサービスについては 上 記 取 扱 いを 踏 まえ 予 防 給 付 と 同 様 高 額 介 護 サービス 費 相 当 の 事 業 の 対 象 とする それ 以 外 のサービス については 利 用 料 の 設 定 に 当 たり 適 宜 低 所 得 者 の 配 慮 を 行 うことが 適 当 であ る 生 活 保 護 の 介 護 扶 助 については 今 回 の 介 護 保 険 法 の 改 正 に 併 せて 生 活 保 護 法 の 改 正 が 行 われ 引 き 続 き 総 合 事 業 の 利 用 者 負 担 に 対 しても 支 給 されること とされている 低 所 得 者 に 対 する 介 護 保 険 サービスに 係 る 利 用 者 負 担 額 の 軽 減 制 度 の 実 施 に ついて ( 平 成 12 年 老 発 474 号 )に 基 づき 1 障 害 者 ホームヘルプサービス 利 用 者 に 対 する 支 援 措 置 事 業 2 社 会 福 祉 法 人 等 による 生 計 困 難 者 等 に 対 する 介 護 保 険 サービスに 係 る 利 用 者 負 担 軽 減 制 度 3 離 島 等 地 域 における 特 別 地 域 加 算 に 係 る 利 用 者 負 担 額 軽 減 措 置 事 業 4 中 山 間 地 域 等 の 地 域 における 加 算 に 係 る 利 用 者 負 担 額 軽 減 措 置 事 業 が 行 われているが 今 般 の 改 正 に 伴 い 当 該 通 知 を 改 正 し 予 防 給 付 と 同 様 総 合 事 業 により 実 施 しているサービス( 具 体 的 なサービスの 範 囲 は 追 ってお 示 しす る)について 対 象 とすることとする (8) 給 付 管 理 イ 給 付 管 理 の 実 施 ( 給 付 管 理 の 実 施 ) 現 行 の 給 付 では 介 護 予 防 サービス 等 に 係 る 費 用 について 要 支 援 1から 要 介 護 5までのそれぞれの 介 護 の 必 要 の 程 度 に 応 じて それぞれサービス 費 の 支 給 を 受 けることができる 限 度 ( 支 給 限 度 額 )が 規 定 されている( 法 第 55 条 第 1 項 等 ) 要 支 援 者 が 総 合 事 業 を 利 用 する 場 合 には 引 き 続 き 給 付 に 残 されたサービス

151 を 利 用 しつつ 総 合 事 業 のサービス( 指 定 事 業 者 のサービス)を 利 用 するケース が 想 定 されることなどから 予 防 給 付 の 支 給 限 度 額 の 範 囲 内 で 給 付 と 事 業 を 一 体 的 に 給 付 管 理 する 介 護 予 防 ケアマネジメントにおいては 指 定 事 業 者 による サービス 以 外 の 多 様 なサービス 等 の 利 用 状 況 なども 勘 案 してケアプランを 作 成 す ることが 適 当 である 一 方 で 事 業 対 象 者 については 指 定 事 業 者 のサービスを 利 用 する 場 合 にのみ 原 則 給 付 管 理 を 行 う ( 給 付 管 理 を 行 う 際 の 目 安 ) 給 付 管 理 の 上 限 額 の 設 定 については 市 町 村 が 事 業 の 実 施 要 綱 等 において 定 め るべきものであるが 以 下 の 点 に 留 意 すべきである 事 業 対 象 者 につき 給 付 管 理 を 行 う 際 は 予 防 給 付 の 要 支 援 1の 限 度 額 を 目 安 として 行 う 介 護 予 防 ケアマネジメントにおいては 指 定 事 業 者 によるサー ビス 以 外 の 多 様 なサービス 等 の 利 用 状 況 も 勘 案 してケアプランを 作 成 すること が 適 当 であり 利 用 者 の 状 態 によっては 予 防 給 付 の 要 支 援 1の 限 度 額 を 超 えることも 可 能 である 例 えば 退 院 直 後 で 集 中 的 にサービス 利 用 することが 自 立 支 援 につながる と 考 えられるようなケース 等 ロ 給 付 管 理 の 対 象 等 ( 対 象 となるサービス) 給 付 管 理 の 対 象 となるサービスについては 主 に 指 定 事 業 者 によるサービスを 想 定 している ハ 国 保 連 合 会 の 活 用 ( 国 保 連 合 会 の 積 極 的 な 活 用 ) 予 防 給 付 においては 市 町 村 から 介 護 報 酬 の 請 求 に 対 する 審 査 支 払 の 委 託 を 受 けた 国 保 連 合 会 が 地 域 包 括 支 援 センターが 作 成 する 給 付 管 理 票 を 事 業 者 から の 介 護 報 酬 の 請 求 に 突 合 させることにより その 支 給 限 度 額 を 管 理 している 総 合 事 業 における 給 付 管 理 についても 引 き 続 き 国 保 連 合 会 が 実 施 すること が 可 能 な 枠 組 みとしていることから 市 町 村 ではその 積 極 的 な 活 用 を 検 討 する なお 国 保 連 合 会 に 給 付 管 理 を 委 託 するに 当 たっては 市 町 村 において 以 下 の 点 に 留 意 する 必 要 がある 市 町 村 ごとに 定 める 単 価 及 びその 限 度 額 については 単 位 で 定 めること 給 付 管 理 票 やその 作 成 等 について 全 国 統 一 の 様 式 やルールによること 給 付 管 理 の 対 象 とするサービスに 関 する 審 査 支 払 を 国 保 連 合 会 に 委 託 するこ と 給 付 管 理 の 対 象 とするサービスか 否 かをあらかじめ 分 けて 国 保 連 合 会 に 審 査 支 払 を 依 頼 すること 市 町 村 のサービスごとの 単 価 を 設 定 し 国 保 連 合 会 に 登 録 すること 審 査 支 払 のため 受 給 者 台 帳 や 事 業 者 台 帳 を 登 録 すること

152 ( 給 付 と 事 業 を 利 用 している 場 合 における 国 保 連 合 会 の 活 用 ) 現 行 の 予 防 給 付 においては 地 域 包 括 支 援 センターが 作 成 する 給 付 管 理 票 を 事 業 者 からの 介 護 報 酬 の 請 求 に 突 合 させることにより その 支 給 限 度 額 を 管 理 して いるところ 給 付 とサービス 事 業 を 併 せて 利 用 している 要 支 援 者 に 対 する 支 給 限 度 額 の 審 査 について 地 域 包 括 支 援 センターが 当 該 要 支 援 者 の 介 護 予 防 支 援 として 行 うこと とされており その 際 給 付 と 事 業 を 併 せたケアマネジメントを 行 うこととされて いる そのため 給 付 管 理 においても 地 域 包 括 支 援 センターが サービス 事 業 で 利 用 しているサービスも 含 めて 一 括 した 給 付 管 理 票 を 作 成 し 国 保 連 に 送 付 する こととし 当 該 給 付 管 理 票 に 基 づき 国 保 連 において 限 度 額 を 審 査 することとな る (9) 高 額 介 護 サービス 費 相 当 事 業 等 ( 国 保 中 央 会 と 調 整 中 ) ( 高 額 介 護 サービス 費 相 当 事 業 及 びその 対 象 サービス) 市 町 村 は 総 合 事 業 によるサービス 利 用 に 係 る 利 用 者 負 担 の 家 計 に 与 える 影 響 を 考 慮 し 高 額 介 護 サービス 費 に 相 当 する 事 業 を 実 施 する その 対 象 となるサービスについては 指 定 事 業 者 によるサービス 提 供 を 行 うも のとする なお 基 本 的 には 要 支 援 1 2の 者 については 個 人 で 上 限 額 に 到 達 し 高 額 介 護 予 防 サービス 費 の 対 象 となることは 想 定 されず 夫 が 要 介 護 で 妻 が 要 支 援 であるなどの 世 帯 合 算 の 場 合 のみ 該 当 になると 考 えられる ( 高 額 医 療 合 算 介 護 予 防 サービス 費 相 当 の 事 業 の 実 施 ) 例 えば 当 該 事 業 により 利 用 者 負 担 を 軽 減 した 後 においても なお 残 る 負 担 額 と 医 療 保 険 の 自 己 負 担 額 を 合 算 した 額 が 年 間 上 限 を 超 えた 場 合 に 高 額 医 療 合 算 介 護 予 防 サービス 費 と 同 様 に 事 業 により 利 用 者 負 担 を 軽 減 することも 想 定 され 市 町 村 はそのような 軽 減 に 配 慮 した 事 業 を 行 うことが 適 当 である ( 調 整 の 方 法 ) 例 えば 給 付 と 事 業 の 双 方 を 受 けている 利 用 者 世 帯 がある 場 合 は 法 律 に 基 づ く 高 額 介 護 予 防 サービス 費 等 の 調 整 後 に その 自 己 負 担 額 が 月 額 上 限 を 超 える 場 合 に 事 業 の 運 用 の 中 で 事 業 の 利 用 料 を 償 還 することを 想 定 している 具 体 的 な 額 等 のルールは 現 在 の 高 額 介 護 予 防 サービス 費 等 を 踏 まえて 以 下 の 例 のとおり 実 施 することとする

153 < 参 考 > 介 護 保 険 医 療 保 険 夫 (78 歳 要 介 護 2) 妻 (75 歳 要 支 援 2) 月 800 単 位 のサービス( 約 0.8 万 円 ) ( 福 祉 用 具 ) 年 9 万 円 月 2,000 単 位 のサービス( 約 2 万 円 ) ( 通 所 介 護 + 訪 問 介 護 総 合 事 業 ) 年 8 万 円 それぞれ 高 額 介 護 予 防 サービス 費 の 上 限 額 24,600 円 高 額 医 療 合 算 介 護 予 防 サービス 費 の 上 限 額 310,000 円 の 場 合 従 来 の 予 防 給 付 世 帯 における 給 付 の 利 用 額 を 合 算 して 高 額 サービス 費 等 を 算 定 高 額 介 護 予 防 サービス 費 ( 月 単 位 ) ( 上 限 額 との 差 ) 8,000 円 +20,000 円 -24,600 円 =3,400 円 (サービス 費 の 額 ) 3,400 円 (20,000 円 28,000 円 )= 約 2,428 円 の 支 給 他 に 高 額 介 護 サービス 費 より 972 円 支 給 ( 月 の 自 己 負 担 額 ) 夫 :7,028 円 妻 :17,572 円 高 額 医 療 合 算 介 護 予 防 サービス 費 ( 年 単 位 ) ( 利 用 額 ) 24,600 円 12 月 (295,200 円 )+90,000 円 +80,000 円 =465,200 円 ( 上 限 額 との 差 ) 465,200 円 -310,000 円 =155,200 円 (サービス 費 の 額 )155,200 円 (17,572 円 12 月 465,200 円 ) = 約 70,348 円 の 支 給 他 に 高 額 医 療 合 算 介 護 サービス 費 より 約 28,137 円 医 療 保 険 より 約 円 支 給 総 合 事 業 による 事 業 案 高 額 介 護 予 防 サービス 費 相 当 の 事 業 ( 月 単 位 ) 1 高 額 介 護 サービス 費 の 支 給 ( 上 限 額 との 差 =サービス 費 の 額 )8,000 円 -24,600 円 <0 円 高 額 介 護 サービス 費 の 対 象 外 2 高 額 介 護 予 防 サービス 費 相 当 の 事 業 による 支 給 ( 上 限 額 との 差 = 事 業 の 支 給 額 )8,000 円 +20,000 円 -24,600 円 =3,400 円 の 支 給 ( 事 業 ) ( 月 の 自 己 負 担 額 ) 夫 :8,000 円 妻 :16,600 円 高 額 サービス 費 等 の 対 象 となった ものから 対 応 する 額 を 算 定 する ため 按 分 まず 給 付 の 高 額 サービス 費 の 支 給 を 算 定 その 後 高 額 サービス 費 相 当 の 事 業 による 支 給 を 算 定 まず 給 付 の 高 額 サービス 費 高 額 医 療 合 算 介 護 予 防 サービス 費 相 当 の 事 業 ( 年 単 位 ) の 支 給 を 算 定 1 高 額 医 療 合 算 介 護 サービス 費 等 の 支 給 ( 利 用 額 ) 8,000 円 12 月 (96,000 円 )+90,000 円 +80,000 円 =266,000 円 ( 上 限 額 との 差 ) 266,000 円 -310,000 円 <0 円 高 額 医 療 合 算 サービス 費 の 対 象 外 その 後 高 額 サービス 費 相 当 2 高 額 医 療 合 算 介 護 予 防 サービス 費 相 当 の 事 業 による 支 給 の 事 業 による 支 給 を 算 定 ( 利 用 額 ) 24,600 円 12 月 (295,200 円 )+90,000 円 +80,000 円 =465,200 円 ( 事 業 の 支 給 額 ) 465,200 円 -310,000 円 =155,200 円 の 支 給 ( 事 業 ) ( 年 の 自 己 負 担 額 ) 夫 :96,000 円 妻 :44,000 円 医 療 :170,000 円

154 (10) 審 査 支 払 の 国 保 連 合 会 の 活 用 ( 予 防 給 付 における 国 保 連 合 会 の 活 用 ) 介 護 保 険 の 給 付 ( 特 定 福 祉 用 具 販 売 住 宅 改 修 等 を 除 く )において 市 町 村 が 指 定 事 業 者 からの 請 求 に 対 する 審 査 支 払 を 行 う( 法 第 41 条 第 9 項 )が 市 町 村 の 事 務 負 担 軽 減 の 観 点 から 当 該 審 査 支 払 は 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 ( 以 下 国 保 連 合 会 という )に 委 託 でき( 法 第 41 条 第 10 項 ) 実 際 上 給 付 の 審 査 支 払 いの ほとんどが 国 保 連 により 行 われている ( 国 保 連 で 審 査 支 払 が 可 能 な 事 項 ) 総 合 事 業 においても 市 町 村 の 審 査 支 払 に 関 する 事 務 が 軽 減 できるよう 現 行 の 給 付 と 同 様 国 保 連 の 審 査 支 払 を 活 用 することができるように 規 定 を 設 けてい る( 法 第 115 条 の 45 の3) 国 保 連 システムにおいては 事 業 者 に 対 してその 人 数 にかかわりなく 包 括 的 に 支 払 うこととなっているものや 複 数 の 月 にまたがった 支 払 いによるものは 対 応 で きないことから 給 付 と 同 様 1 利 用 者 ごとの2 利 用 状 況 に 応 じて 支 払 われる 費 用 の 支 払 決 定 に 係 る 審 査 及 び 支 払 のみ 国 保 連 の 業 務 として 市 町 村 の 委 託 を 受 け ることとなっており 総 合 事 業 においては 指 定 事 業 者 によるサービスの 場 合 に 活 用 可 能 である 1 回 のサービスごとに 報 酬 が 定 められているか 月 ごとに 包 括 的 に 報 酬 が 定 められているもの なお 国 保 連 において 給 付 管 理 の 審 査 を 行 う 場 合 には 給 付 管 理 票 を 作 成 する 必 要 がある ( 国 保 連 委 託 において 必 要 な 手 続 ) 国 保 連 に 審 査 支 払 を 委 託 する 場 合 は 市 町 村 は 以 下 の 事 務 を 行 う 必 要 がある ( 下 線 が 新 たに 必 要 な 手 続 ) 市 町 村 によるサービスごとの 価 格 の 設 定 国 保 連 への 登 録 指 定 事 業 者 の 登 録 ( 変 更 届 の 登 録 等 ) 市 町 村 台 帳 の 作 成 都 道 府 県 台 帳 への 登 録 都 道 府 県 台 帳 による 付 番 市 町 村 台 帳 への 送 付 都 道 府 県 台 帳 から 国 保 連 への 登 録 事 業 対 象 者 の 登 録 ( 異 動 届 の 登 録 等 ) 審 査 支 払 手 数 料 の 支 払 給 付 管 理 票 の 提 出 (11) サービス 利 用 開 始 又 は 認 定 更 新 時 期 における 費 用 負 担 チェックリストと 介 護 予 防 ケアマネジメントによりサービスを 利 用 できる 時 期 と 要 支 援 認 定 又 は 要 介 護 認 定 の 時 期 がずれる 場 合 におけるサービスに 要 した 費 用 の 支 払 は 表 15 のように 整 理 する

155 ( 留 意 事 項 ) 介 護 予 防 ケアマネジメントに 関 する 費 用 の 支 払 : 要 介 護 等 認 定 を 受 け 結 果 が 要 支 援 1 2の 場 合 予 防 給 付 からのサービス 利 用 があれば 予 防 給 付 の 介 護 予 防 ケアマネジメントの 介 護 報 酬 が 支 払 われること になり( 国 保 連 支 払 ) 要 支 援 認 定 を 受 けていない 事 業 対 象 者 ( 申 請 をしていない 者 や 申 請 はしたが 非 該 当 となった 者 ) 又 は 要 支 援 認 定 は 受 けたが 総 合 事 業 による サービス 利 用 のみの 場 合 にあっては 総 合 事 業 から 介 護 予 防 ケアマネジメントの 費 用 が 市 町 村 から 支 払 われることになる サービス 事 業 に 関 する 費 用 の 支 払 : 要 介 護 等 認 定 を 受 け 認 定 結 果 が 出 る 前 にサービス 事 業 の 利 用 を 開 始 していた 場 合 認 定 結 果 が 要 介 護 1 以 上 であっても 認 定 結 果 の 出 た 日 以 前 のサービス 事 業 利 用 分 の 報 酬 は 総 合 事 業 より 支 給 されるものとする 事 業 対 象 者 としてサービス 事 業 からサービスを 提 供 された 後 要 介 護 認 定 を 受 けた 場 合 には 要 介 護 認 定 の 通 知 を 受 けるまでの 間 にあっては 事 業 対 象 者 として 取 り 扱 う < 表 15: 要 介 護 認 定 等 の 申 請 期 間 中 のサービス 利 用 と 費 用 の 関 係 > 給 付 のみ 給 付 と 総 合 事 業 総 合 事 業 のみ 非 該 当 事 業 対 象 者 要 支 援 認 定 要 介 護 認 定 全 額 自 己 負 担 予 防 給 付 よ り 支 給 介 護 給 付 よ り 支 給 給 付 分 は 全 額 自 己 負 担 介 護 予 防 ケアマネジメントも 含 めた 事 業 分 は 事 業 より 支 給 介 護 予 防 ケアマネジメントを 含 めた 給 付 分 は 予 防 給 付 より 支 給 事 業 分 は 事 業 より 支 給 介 護 予 防 ケアマネジメントを 含 めた 給 付 分 は 介 護 給 付 より 支 給 事 業 分 は 要 介 護 認 定 までのサー ビス 提 供 分 は 事 業 により 支 給 ( 注 ) 上 記 は それぞれの 指 定 を 受 けていることが 前 提 介 護 予 防 ケアマネ ジ メ ン ト も 含 め て 事 業 より 支 給 介 護 予 防 ケアマネ ジ メ ン ト も 含 め て 事 業 より 支 給 要 介 護 認 定 までの サービス 提 供 分 は 事 業 により 支 給 (12) その 他 の 制 度 における 総 合 事 業 の 取 扱 いについて( 関 係 部 局 と 調 整 中 ) 1 生 活 保 護 法 における 介 護 扶 助 ( 総 合 事 業 における 介 護 扶 助 の 給 付 について) 今 般 の 改 正 に 伴 い 生 活 保 護 法 ( 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 においてその 例 による 場 合 を 含 む 以 下 同 じ )における 介 護 扶 助 について 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 を 給 付 対 象 とする 改 正 が 行 われた 給 付 対 象 の 範 囲 としては 従 前 の 予 防 給 付 と 同 様 の 仕 組 みである 指 定 事 業 所 に よるサービス 提 供 に 限 らず 全 てのサービスについて 給 付 対 象 とすることとする 具 体 的 には 介 護 扶 助 費 として 指 定 事 業 所 によるサービス 提 供 については 利 用 者 の 自 己 負 担 分 について 給 付 を 行 い また 市 町 村 による 直 接 実 施 委 託 によ

156 る 実 施 又 は 補 助 による 実 施 にて 行 われるサービスについては 利 用 者 の 利 用 料 負 担 分 を 給 付 することとする 2 原 子 爆 弾 被 爆 者 に 対 する 公 費 助 成 について 原 子 爆 弾 被 爆 者 については 現 在 通 所 介 護 や 訪 問 介 護 等 の 自 己 負 担 部 分 につ いて 全 額 公 費 による 助 成 事 業 が 行 われているところであるが 今 般 の 総 合 事 業 の 実 施 に 伴 う 助 成 範 囲 については 現 在 関 係 部 局 において 検 討 中 である 3 障 害 給 付 における 介 護 優 先 について 障 害 者 に 係 る 自 立 支 援 給 付 については 介 護 保 険 において 自 立 支 援 給 付 のサー ビスと 同 等 のサービスが 提 供 される 場 合 において 介 護 保 険 の 保 険 給 付 を 優 先 する 規 定 がある 今 般 の 法 改 正 により 当 該 規 定 に 事 業 を 追 加 したが その 具 体 的 な 介 護 と 障 害 の 適 用 関 係 については 追 って 周 知 するため ご 留 意 いただきたい 2 一 般 介 護 予 防 事 業 (1) 基 本 的 な 考 え 方 一 般 介 護 予 防 事 業 は 市 町 村 の 独 自 財 源 で 行 う 事 業 や 地 域 の 互 助 民 間 サービ スとの 役 割 分 担 を 踏 まえつつ 高 齢 者 を 年 齢 や 心 身 の 状 況 等 によって 分 け 隔 てる ことなく 住 民 主 体 の 通 いの 場 を 充 実 させ 人 と 人 とのつながりを 通 じて 参 加 者 や 通 いの 場 が 継 続 的 に 拡 大 していくような 地 域 づくりを 推 進 するとともに 地 域 においてリハビリテーション 専 門 職 等 を 活 かした 自 立 支 援 に 資 する 取 組 を 推 進 し 要 介 護 状 態 になっても 生 きがい 役 割 をもって 生 活 できる 地 域 を 構 築 するこ とにより 要 介 護 状 態 等 となることの 予 防 など 介 護 予 防 を 推 進 することを 目 的 と する (2) 事 業 の 実 施 ( 地 域 の 実 情 に 応 じた 効 果 的 かつ 効 率 的 な 介 護 予 防 の 取 組 の 推 進 ) 一 般 介 護 予 防 事 業 は 基 本 的 な 考 え 方 を 踏 まえて 次 のような 内 容 の 事 業 の 実 施 が 想 定 されるが それぞれの 地 域 の 実 情 に 応 じた 効 果 的 効 率 的 な 介 護 予 防 に 資 する 事 業 が 積 極 的 に 展 開 されることが 期 待 される なお 市 町 村 においては それぞれの 地 域 でどのような 介 護 予 防 に 資 する 活 動 がどのように 実 施 されているのか 適 宜 その 把 握 に 努 めるとともに 事 業 の 実 施 に 当 たっては 地 域 住 民 の 介 護 予 防 に 関 する 理 解 を 深 め 地 域 において 育 成 され たボランティアや 地 域 活 動 組 織 を 要 支 援 者 要 介 護 者 の 支 援 のために 積 極 的 に 活 用 するなど サービス 事 業 との 有 機 的 な 連 携 に 努 めることが 必 要 である < 事 業 内 容 > 1 介 護 予 防 に 資 する 体 操 などを 行 う 住 民 主 体 の 通 いの 場 を 充 実 するために 介 護 予 防 に 関 するボランティア 等 の 人 材 を 育 成 するための 研 修 や 介 護 予 防 に 資 する 地 域 活 動 組 織 の 育 成 及 び 支 援 を 行 う ( 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 ) 2 地 域 における 介 護 予 防 の 取 組 を 機 能 強 化 するために 通 所 訪 問 地 域 ケア

157 会 議 住 民 運 営 の 通 いの 場 等 へのリハビリテーション 専 門 職 等 の 関 与 を 促 進 す る ( 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 ) 3 地 域 の 実 情 に 応 じて 収 集 した 情 報 等 ( 例 えば 民 生 委 員 等 からの 情 報 など) の 活 用 により 閉 じこもり 等 の 何 らかの 支 援 を 要 する 者 を 把 握 し 介 護 予 防 に 資 する 活 動 へつなげる ( 介 護 予 防 把 握 事 業 ) 1 及 び2の 事 業 について 現 在 具 体 的 に 取 り 組 んでいる 市 町 村 における 好 事 例 は 以 下 のとおりである

158 < 介 護 予 防 に 資 する 体 操 などを 行 う 住 民 運 営 の 通 いの 場 を 充 実 する 例 > 住 民 自 らが 取 り 組 みたい と 思 えるように 支 援 することで 行 政 にやらされ ているという 感 覚 ではなく 自 分 たちの 活 動 として 主 体 性 を 持 ち 工 夫 を 凝 らし ながら 様 々な 取 組 が 行 われるようになる 実 施 主 体 は 住 民 であることを 常 に 意 識 し 住 民 が 困 っていることをどうすれば 取 り 組 み 解 決 することができるのか 共 に 考 え 解 決 方 法 を 見 出 し 住 民 が 継 続 して 実 施 できるよう 支 援 していく また 住 民 自 身 が 体 操 会 場 の 取 組 を 報 告 する 機 会 を 設 けることで 活 動 への 自 信 が 高 まり 活 動 意 欲 が 向 上 することで 継 続 的 な 取 組 につながる

159 [ 参 考 ] 住 民 主 体 の いきいき 百 歳 体 操 による 介 護 予 防 の 取 り 組 み 高 知 県 高 知 市 の 取 組 事 例 高 知 市 ( 人 口 34 万 人 )には, 住 民 が 誰 でも 参 加 でき 週 1 回 以 上 行 われている 体 操 会 場 が 310 会 場 あり 高 齢 者 人 口 の 約 1 割 要 支 援 認 定 者 の 約 2 割 が 参 加 している ( 取 組 の 経 緯 ) 平 成 14 年 に 市 の 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 の 見 直 しを 検 討 する 中 で 認 定 率 の 著 しい 伸 び 新 規 認 定 者 の7 割 が 要 支 援 や 要 介 護 1であることが 分 かり 介 護 予 防 の 推 進 を 重 点 課 題 として 位 置 づけた 要 支 援 や 要 介 護 1の 方 の 主 な 疾 患 は 高 血 圧 症 や 整 形 疾 患 であることが 分 かっ た 認 定 に 至 る 背 景 には 筋 力 体 力 の 低 下 ( 廃 用 症 候 群 )があると 考 え 米 国 国 立 老 化 研 究 所 が 作 成 した 高 齢 者 のための 運 動 の 手 引 き を 参 考 に 保 健 所 の 医 師 理 学 療 法 士 が 中 心 となって 虚 弱 高 齢 者 でも 実 施 できる いきいき 百 歳 体 操 ( 以 下 体 操 ) を 開 発 した 体 操 の 効 果 を 検 証 するために 非 認 定 者 から 要 介 護 認 定 者 までを 含 む 高 齢 者 に 対 してモデル 事 業 を 実 施 し 下 肢 筋 力 や 歩 行 スピードの 改 善 を 確 認 した モデル 事 業 終 了 1 年 後 に 追 跡 調 査 を 行 った 結 果 近 隣 に 体 操 会 場 があり 体 操 を 継 続 できていた 者 の 介 護 度 は 維 持 改 善 されていたが 継 続 できていなかった 者 は 改 善 しておらず 半 数 は 悪 化 していた 高 齢 者 の 身 近 な 場 所 に 継 続 して 参 加 できる 体 操 会 場 が 必 要 であると 考 えられた ( 地 域 展 開 に 向 けた 普 及 啓 発 ) 体 操 をできるだけ 多 くの 場 所 で 行 われるようにするためには 行 政 職 員 がその 場 に 行 かなくても 地 域 のボランティアなどが 主 体 となって 継 続 される 仕 組 みづくり が 必 要 と 考 えた 行 政 主 導 で 立 ち 上 げたものを 途 中 から 住 民 主 体 に 変 えることは 経 験 的 に 困 難 で あると 感 じ 行 政 側 からお 願 いして 開 始 してもらうのではなく 地 域 住 民 側 からや りたいと 言 ってきてもらえるまで 待 つことを 基 本 戦 略 とした 普 及 啓 発 では 保 健 師 が 中 心 となり 老 人 クラブや 民 生 委 員 町 内 会 等 様 々な 地 区 組 織 に 働 きかけて 体 操 の 効 果 を 徹 底 的 に 伝 えた ( 平 成 18 年 度 における 健 康 講 座 の 実 績 :541 回 ) 効 果 を 伝 える 際 は 数 値 や 映 像 (96 歳 の 杖 を 付 いて 歩 いていた 女 性 が 3 ヶ 月 後 に 小 走 りに 走 れるようになった)を 用 いて 住 民 がやりたいと 思 えるよう 効 果 をわか りやすく 伝 える 工 夫 を 行 った やがて 住 民 から やりたい という 声 があがるようになった ( 行 政 による 活 動 支 援 ) 支 援 開 始 の 条 件 体 操 を 行 う 場 所 椅 子 テレビ ビデオデッキ 等 を 準 備 すること 週 1~2 回 実 施 し 最 低 3ヶ 月 は 継 続 すること

160 地 域 の 誰 でもが 参 加 可 能 であること 支 援 方 法 理 学 療 法 士 や 保 健 師 による 最 初 4 回 の 技 術 支 援 体 操 のビデオ 重 りの 無 料 貸 し 出 し 3ヶ 月 後 6ヶ 月 後 1 年 後 に 状 況 確 認 のためフォロー 住 民 主 体 の 活 動 をサポートする 体 制 づくり 住 民 ボランティア いきいき 百 歳 サポーター の 育 成 いきいき 百 歳 大 交 流 大 会 の 開 催 お 世 話 役 サポーター 交 流 会 の 実 施 (まちづくりへの 発 展 ) 運 営 は 住 民 ( 地 域 の 民 生 委 員 児 童 委 員 町 内 会 役 員 いきいき 百 歳 サポーター 地 域 住 民 の 有 志 等 ) 主 体 そのおかげで 高 齢 者 の 身 近 な 場 所 での 開 催 が 可 能 とな るとともに 介 護 予 防 だけでなくまちづくり 活 動 へと 広 がる 体 操 の 場 に 通 うことで 高 齢 者 が 互 いに 知 り 合 い 支 え 合 うようになる また 情 報 交 換 の 場 にもなり 高 齢 者 同 士 のつながりが 強 化 されている 体 操 会 場 が 健 康 講 座 や 交 通 安 全 振 り 込 め 詐 欺 等 の 啓 発 など 高 齢 者 に 情 報 を 伝 える 場 として 活 用 されている 既 存 の 地 区 組 織 ( 町 内 会 老 人 クラブ 自 主 防 災 組 織 等 )の 活 性 化 につながって いる ( 住 民 組 織 の 発 展 ) 実 施 会 場 間 の 交 流 と 継 続 実 施 の 動 機 づけのために 平 成 16 年 から 毎 年 行 っている いきいき 百 歳 大 交 流 大 会 は 平 成 18 年 に 市 民 を 含 めた 実 行 委 員 会 を 結 成 平 成 24 年 には 住 民 だけで 組 織 する 実 行 委 員 会 となり 会 場 探 しから 資 金 獲 得 当 日 の 企 画 や 運 営 まで 全 てを 住 民 が 担 っている 会 場 数 の 増 加 や 継 続 実 施 に 伴 い お 世 話 役 サポーターの 高 齢 化 や 会 場 運 営 の 負 担 感 などが 課 題 となった 課 題 を 解 決 すべく 住 民 自 身 が 情 報 交 換 をし 皆 で 体 操 会 場 を 支 えようと 平 成 23 年 に 11 人 のお 世 話 役 が 発 起 人 となりNPO 法 人 いきい き 百 歳 応 援 団 を 設 立 体 操 会 場 情 報 満 載 の いきいき 百 歳 新 聞 の 発 行 お 世 話 役 研 修 会 の 実 施 や 困 り ごと 相 談 体 操 会 場 への 支 援 他 の 自 治 体 で 実 施 している 体 操 会 場 との 交 流 などを 行 っている

161 < 介 護 予 防 の 取 組 へのリハビリテーション 専 門 職 等 を 関 与 させる 例 > 地 域 ケア 会 議 やサービス 担 当 者 会 議 にリハビリテーション 専 門 職 等 が 定 期 的 に 関 与 することにより 1 日 常 生 活 に 支 障 のある 生 活 行 為 の 要 因 2 疾 患 の 特 徴 を 踏 まえた 生 活 行 為 の 改 善 の 見 通 し 3 要 支 援 者 等 の 有 する 能 力 を 最 大 限 に 引 き 出 すための 方 法 等 について 検 討 しやすくなり 自 立 支 援 のプロセスを 参 加 者 全 員 で 共 有 し 個 々 人 の 介 護 予 防 ケアマネジメント 力 の 向 上 につながる 住 民 運 営 の 通 いの 場 にリハビリテーション 専 門 職 等 が 定 期 的 に 関 与 することに より 1 身 体 障 害 や 関 節 痛 があっても 継 続 的 に 参 加 することの 出 来 る 運 動 法 の 指 導 2 認 知 症 の 方 への 対 応 方 法 等 を 世 話 役 に 指 導 3 定 期 的 な 体 力 測 定 等 につ いて 実 施 し 要 介 護 状 態 になっても 参 加 し 続 けることのできる 通 いの 場 を 地 域 に 展 開 することができる 通 所 や 訪 問 にリハビリテーション 専 門 職 等 が 定 期 的 に 関 与 することにより 1 日 常 生 活 に 支 障 のある 生 活 行 為 を 改 善 するための 効 果 的 な 運 動 プログラムの 提 案 2 介 護 職 等 への 助 言 等 を 実 施 し 通 所 や 訪 問 における 自 立 支 援 に 資 する 取 組 を 促 すことができる (3) 介 護 予 防 の 取 組 に 関 する 事 業 評 価 地 域 の 実 情 に 応 じた 効 果 的 かつ 効 率 的 な 介 護 予 防 の 取 組 を 推 進 する 観 点 から 市 町 村 は 定 期 的 に 介 護 予 防 の 取 組 状 況 等 に 関 する 評 価 ( 以 下 事 業 評 価 とい う )を 実 施 するものとする 事 業 評 価 においては 体 操 などを 行 う 住 民 運 営 の 通 いの 場 の 充 実 状 況 や 介 護 予 防 に 関 するボランティアの 育 成 状 況 及 び 新 規 認 定 者 の 状 況 等 について 地 域 別 の 時 系 列 評 価 を 行 うとともに 人 口 規 模 や 高 齢 化 率 等

162 の 状 況 が 同 程 度 の 市 町 村 との 比 較 評 価 を 行 う 市 町 村 は 事 業 評 価 の 結 果 について 積 極 的 に 地 域 住 民 と 情 報 共 有 し 地 域 住 民 の 介 護 予 防 に 対 する 理 解 を 深 めることに 努 めるとともに 地 域 住 民 からの 意 見 も 踏 まえ 適 宜 事 業 の 内 容 を 見 直 すなど 地 域 の 実 情 に 応 じた 住 民 主 体 の 介 護 予 防 活 動 を 展 開 するために 不 断 の 取 組 を 図 るものとする (4) 実 施 に 当 たっての 留 意 事 項 一 般 介 護 予 防 事 業 の 実 施 に 当 たっては 地 域 の 医 師 会 歯 科 医 師 会 等 の 協 力 を 得 るとともに 保 健 精 神 保 健 福 祉 等 の 関 係 課 部 局 保 健 所 医 療 機 関 等 の 関 係 機 関 と 十 分 に 調 整 を 図 るものとする 介 護 予 防 生 活 支 援 総 合 事 業 の 実 施 を 猶 予 する 市 町 村 においても 高 齢 者 を 年 齢 や 心 身 の 状 況 等 によって 分 け 隔 てることなく 住 民 運 営 の 通 いの 場 を 充 実 させ 人 と 人 とのつながりを 通 じて 参 加 者 や 通 いの 場 が 継 続 的 に 拡 大 していくような 地 域 づくりを 推 進 することが 重 要 であることから 従 来 の 一 次 予 防 事 業 に 重 点 的 に 取 り 組 むこと これらの 市 町 村 においても 早 期 に 介 護 予 防 を 機 能 強 化 する 必 要 があることか ら 平 成 27 年 4 月 をもって 従 来 の 一 次 予 防 事 業 の 1 メニューとして 地 域 リハビ リテーション 活 動 支 援 事 業 を 実 施 することが 可 能 である 3 地 域 支 援 事 業 の 上 限 設 定 (1) 概 要 改 正 前 の 地 域 支 援 事 業 では 市 町 村 における 介 護 予 防 事 業 と 包 括 的 支 援 事 業 任 意 事 業 のぞれぞれの 費 用 について 介 護 給 付 費 見 込 額 の2%を 上 限 とし 更 に 地 域 支 援 事 業 全 体 で 介 護 給 付 費 見 込 額 の3%を 上 限 としていた 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 を 総 合 事 業 に 移 行 した 後 においても 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 の 移 行 分 をまかなえるよう 地 域 支 援 事 業 の 上 限 を 見 直 しつつ 事 業 の 効 果 的 かつ 効 率 的 な 実 施 の 観 点 から 引 き 続 き 上 限 を 設 定 する 具 体 的 には 地 域 支 援 事 業 の 上 限 については 以 下 の 二 つの 区 分 で 上 限 管 理 を 行 う なお 地 域 支 援 事 業 全 体 の 上 限 は 設 定 しない 1 総 合 事 業 2 包 括 的 支 援 事 業 任 意 事 業 基 本 事 業 分 ( 包 括 的 支 援 事 業 (うち 総 合 相 談 権 利 擁 護 包 括 的 継 続 的 ケアマネジメ ント 支 援 ) 任 意 事 業 ) 重 点 事 業 分 ( 包 括 的 支 援 事 業 (うち 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 認 知 症 総 合 支 援 地 域 ケア 会 議 ( 包 括 的 継 続 的 ケアマネジメント 支 援 の 充 実 ) 生 活 支 援 体 制 整 備 )) (2) 総 合 事 業 の 上 限 管 理 ( 基 本 的 な 考 え 方 ) 予 防 給 付 から 総 合 事 業 に 移 行 するサービスに 要 する 費 用 がまかなえるように 従 前 の 費 用 実 績 を 勘 案 した 上 限 を 設 定 する 具 体 的 には 以 下 の 計 算 式 を 基 本 と

163 する 総 合 事 業 の 上 限 = 1 当 該 市 町 村 の 事 業 開 始 の 前 年 度 の( 予 防 給 付 ( 介 護 予 防 訪 問 介 護 介 護 予 防 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 )+ 介 護 予 防 事 業 )の 総 額 2 当 該 市 町 村 の 75 歳 以 上 高 齢 者 の 伸 び 平 成 27 年 度 から 平 成 29 年 度 まで 総 合 事 業 の 上 限 = 1 当 該 市 町 村 の 事 業 開 始 の 前 年 度 の( 予 防 給 付 ( 介 護 予 防 訪 問 介 護 介 護 予 防 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 )+ 介 護 予 防 事 業 )の 総 額 2 当 該 市 町 村 の 75 歳 以 上 高 齢 者 の 伸 び - 当 該 年 度 の 予 防 給 付 ( 介 護 予 防 訪 問 介 護 介 護 予 防 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 )の 総 額 注 1 計 算 式 の1 部 分 について 総 合 事 業 への 移 行 前 年 度 の 費 用 とし それぞれの 市 町 村 の 実 績 額 ( 見 込 値 ) とする 介 護 予 防 支 援 (ケアマネジメント)については 平 成 30 年 度 以 降 は 改 めて 平 成 29 年 度 までの 実 績 を 踏 まえ 設 定 する 保 険 者 において 以 下 の 計 算 式 を 基 本 とした 上 限 を 選 択 可 能 とし 予 防 給 付 全 体 での 費 用 効 率 化 の 取 組 を 評 価 する ( 選 択 可 能 な 計 算 式 ) 総 合 事 業 の 上 限 = 1 当 該 市 町 村 の 事 業 開 始 の 前 年 度 の( 予 防 給 付 全 体 + 介 護 予 防 事 業 )の 総 額 2 当 該 市 町 村 の 75 歳 以 上 高 齢 者 の 伸 び - 当 該 市 町 村 の 当 該 年 度 の 予 防 給 付 の 総 額 注 2 計 算 式 の2 部 分 について 総 合 事 業 への 移 行 後 は 年 度 ごとに 75 歳 以 上 高 齢 者 の 伸 び 率 を 乗 じて 上 限 管 理 をしていくこととする 当 該 伸 び 率 については 年 度 ごとに 変 動 があるため 平 均 値 として 直 近 3か 年 平 均 の 伸 び 率 等 を 用 いる 注 3 平 成 27 年 度 から 平 成 29 年 度 までについては 費 用 の 伸 びが2を 上 回 った 場 合 に 事 業 開 始 の 前 年 度 の 費 用 額 に 10%を 乗 じた 額 ( 平 成 27 年 度 又 は 平 成 28 年 度 事 業 開 始 の 市 町 村 は 以 下 の 額 )の 範 囲 内 で 個 別 判 断 を 不 要 とし 翌 年 度 以 降 は1をその 実 績 額 におきかえる 平 成 27 年 度 から 事 業 を 開 始 する 市 町 村 平 成 27 年 度 : 前 年 度 の 費 用 の 実 績 10%(=a) 平 成 28 年 度 :(a) 直 近 3カ 年 平 均 の 75 歳 以 上 高 齢 者 の 伸 び 率 (=b) 平 成 29 年 度 :(b) 直 近 3カ 年 平 均 の 75 歳 以 上 高 齢 者 の 伸 び 率

164 平 成 28 年 度 から 事 業 を 開 始 する 市 町 村 平 成 28 年 度 : 前 年 度 の 費 用 の 実 績 10%(=c) 平 成 29 年 度 :(c) 直 近 3カ 年 平 均 の 75 歳 以 上 高 齢 者 数 の 伸 び 率 ( 個 別 判 断 ) 市 町 村 における 総 合 事 業 の 円 滑 な 実 施 に 配 慮 し 計 算 式 による 上 限 を 超 える 場 合 について 個 別 に 判 断 する 枠 組 みを 設 ける 個 別 判 断 は 事 前 の 判 断 と 事 後 の 判 断 に 分 けて 行 う < 事 前 の 判 断 > 当 該 年 度 の 見 込 額 が 明 らかに 上 限 を 超 える 場 合 について 一 定 の 特 殊 事 情 を 勘 案 して 認 める 例 介 護 予 防 に 効 果 的 なプログラムを 新 たに 導 入 する 場 合 介 護 予 防 や 生 活 支 援 サ ービスの 供 給 体 制 が 近 隣 市 町 村 と 比 較 して 著 しく 不 足 している 場 合 小 規 模 市 町 村 で 通 いの 場 等 の 新 たな 基 盤 整 備 を 通 じて 当 該 年 度 だけ 費 用 の 伸 びが 増 加 する 場 合 など 費 用 の 伸 びが 一 時 的 に 高 くなるが 住 民 主 体 の 取 組 等 が 確 実 に 促 進 され 費 用 の 伸 びが 低 減 していく 見 込 みである 場 合 前 年 度 の 個 別 判 断 で 上 限 を 引 き 上 げており その 影 響 が 当 該 年 度 以 降 も 継 続 す ると 見 込 まれる 場 合 ( 計 算 式 の1を 前 年 度 の 上 限 の 引 き 上 げを 踏 まえた 額 におき かえる) < 事 後 の 個 別 判 断 > 事 業 実 施 後 結 果 として 上 限 を 超 えた 場 合 について 一 定 の 特 殊 事 情 を 勘 案 し て 認 める 例 病 気 などの 大 流 行 災 害 の 発 生 などの 避 けられない 事 情 により 要 支 援 者 等 が 急 増 した 場 合 多 様 なサービスへの 移 行 促 進 を 図 る 等 費 用 の 効 率 化 に 向 け 政 策 努 力 したが 結 果 として 上 限 以 上 となった 場 合 で その 後 住 民 主 体 の 取 組 等 が 確 実 に 促 進 され 費 用 の 伸 びが 低 減 していく 見 込 みである 場 合 総 合 事 業 開 始 当 初 総 合 事 業 への 移 行 に 伴 うやむを 得 ない 事 情 により 費 用 の 伸 び 率 が 高 くなった 場 合 4 定 期 的 な 評 価 検 証 総 合 事 業 を 効 率 的 に 実 施 していくためには 個 々の 事 業 評 価 と 併 せて 市 町 村 に よる 総 合 事 業 の 結 果 等 の 評 価 検 証 と 次 期 計 画 期 間 への 取 組 の 反 映 が 重 要 である 総 合 事 業 の 評 価 は ストラクチャー 指 標 プロセス 指 標 アウトカム 指 標 といっ た 評 価 指 標 で 評 価 することが 考 えられる 評 価 結 果 については 以 降 の 当 該 市 町 村 におけるサービス 基 盤 の 整 備 の 方 針 総

165 合 事 業 の 制 度 設 計 や 運 営 方 針 の 見 直 し 等 につなげ また 地 域 包 括 支 援 センターを はじめとする 関 係 者 間 で 共 有 することで ケアマネジメントやサービスの 質 の 向 上 介 護 予 防 自 立 支 援 の 取 り 組 みの 強 化 地 域 の 支 え 合 い 体 制 の 強 化 につなげていく また 評 価 の 実 施 に 当 たっては 関 係 者 間 での 議 論 が 重 要 であることから 市 町 村 において 開 催 している 介 護 保 険 運 営 協 議 会 や 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 等 において 議 論 することが 重 要 である 5 その 他 (1) 住 所 地 特 例 対 象 者 に 対 する 総 合 事 業 の 実 施 イ 概 要 ( 住 所 地 特 例 対 象 者 に 対 する 地 域 支 援 事 業 の 実 施 ) 住 所 地 特 例 対 象 者 に 対 する 総 合 事 業 も 含 めた 地 域 支 援 事 業 については 予 防 給 付 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 を 総 合 事 業 に 移 行 すること 等 を 踏 まえ 住 所 地 特 例 対 象 者 がより 円 滑 にサービスを 受 けることができるよう 当 該 者 が 居 住 する 施 設 が 所 在 する 市 町 村 ( 以 下 施 設 所 在 市 町 村 という )が 行 うものとしている( 法 第 115 条 の 45 第 1 項 ) ただし 任 意 事 業 については 転 居 前 の 市 町 村 ( 以 下 保 険 者 市 町 村 という ) も 行 うことができる 仕 組 みになっており 事 業 の 内 容 ( 例 えば 給 付 費 適 正 化 事 業 など)によっては 引 き 続 き 保 険 者 市 町 村 が 行 うことを 想 定 している ( 市 町 村 間 の 財 政 調 整 ) 住 所 地 特 例 対 象 者 は 引 き 続 き 保 険 者 市 町 村 の 被 保 険 者 として 保 険 料 も 保 険 者 市 町 村 に 納 めていることから 当 該 者 に 対 する 地 域 支 援 事 業 の 費 用 は 本 来 保 険 者 市 町 村 が 負 担 することが 適 当 である そのため 市 町 村 間 の 財 政 調 整 の 観 点 から 当 該 費 用 については 政 令 により 算 定 される 額 を 保 険 者 市 町 村 が 施 設 所 在 市 町 村 に 対 して 負 担 するものとしている ( 法 第 124 条 の3) 上 記 の 保 険 者 市 町 村 による 費 用 負 担 は 保 険 者 市 町 村 による 地 域 支 援 事 業 の 費 用 として 整 理 し 他 の 地 域 支 援 事 業 と 合 わせた 地 域 支 援 事 業 全 体 にかかった 費 用 について 国 や 県 の 負 担 地 域 支 援 事 業 費 支 援 交 付 金 ( 支 払 基 金 から 交 付 される 第 2 号 被 保 険 者 の 負 担 分 )が 支 給 される ロ 財 政 調 整 の 方 法 ( 財 政 調 整 の 対 象 となるサービス) 総 合 事 業 で 実 施 される 指 定 事 業 所 によるサービス 等 は なるべく 実 額 に 近 い 形 での 負 担 の 調 整 を 行 うことが 望 ましい そのため 政 令 において 総 合 事 業 に 要 する 費 用 のうち 1 施 設 所 在 市 町 村 の 指 定 した 指 定 事 業 者 による 提 供 サービスと 2 介 護 予 防 ケアマネジメントに 要 し た 費 用 額 ( 総 合 事 業 により 支 出 する 分 )を 保 険 者 市 町 村 が 施 設 所 在 市 町 村 に 対 して 支 払 う 旨 規 定 する それ 以 外 のサービスに 要 する 費 用 については 費 用 が 小 さい 一 方 その 調 整 の ために 市 町 村 において 一 定 の 事 務 が 必 要 となること 等 を 踏 まえ 市 町 村 間 におけ

166 る 財 政 調 整 は 行 わない ( 財 政 調 整 の 方 法 ) 指 定 事 業 者 に 対 する 費 用 の 支 払 は 国 保 連 経 由 で 行 うことを 原 則 とする その 際 上 記 財 政 調 整 に 関 する 市 町 村 の 事 務 負 担 の 軽 減 という 観 点 から その 費 用 の 支 払 については 国 保 連 合 会 は 保 険 者 市 町 村 に 対 して 請 求 することとする そのため 1のケースはこの 過 程 で 財 政 調 整 は 行 われることとなる また 2 介 護 予 防 ケアマネジメントに 要 した 費 用 については 国 保 連 経 由 によ る 支 払 ではなく 施 設 所 在 市 町 村 が 介 護 予 防 ケアマネジメントを 行 う 地 域 包 括 支 援 センターに 支 払 うこととなる その 際 指 定 事 業 者 に 対 する 費 用 の 支 払 とは 異 なる 仕 組 みが 必 要 となるため 保 険 者 市 町 村 からの 報 告 に 基 づき 年 1 回 国 保 連 で 全 国 の 市 町 村 と 一 括 して 財 政 調 整 することができる 仕 組 みを 設 けることとしている 市 町 村 においては 費 用 の 請 求 を 行 うか 否 かにかかわらず 国 保 連 合 会 と 委 託 契 約 を 締 結 し 財 政 調 整 を 円 滑 に 実 施 することが 必 要 となる 毎 年 1 月 から 12 月 までを 単 位 として 年 明 け 以 降 に 市 町 村 からの 報 告 に 基 づき 財 政 調 整 を 行 う 予 定 ハ 住 所 地 特 例 対 象 者 における 必 要 な 事 務 手 続 住 所 地 特 例 対 象 者 についての 市 町 村 間 の 財 政 調 整 は 以 下 のとおり 行 うものと する ( 事 業 の 対 象 となる 者 の 特 定 ) 事 業 の 対 象 となる 者 の 特 定 のため 要 支 援 者 事 業 対 象 者 について それぞれ 市 町 村 においては 以 下 の 手 続 が 必 要 となる ( 要 支 援 者 ) 施 設 所 在 市 町 村 (B 市 )の 窓 口 に 相 談 介 護 保 険 給 付 を 希 望 ( 施 設 所 在 市 町 村 に 相 談 があった 場 合 は 保 険 者 市 町 村 (A 市 )に 認 定 申 請 す ることを 説 明 ) 利 用 者 が 保 険 者 市 町 村 (A 市 )に 認 定 申 請 A 市 が 要 支 援 認 定 ないし 認 定 非 該 当 A 市 はいずれの 場 合 も 国 保 連 に 受 給 者 台 帳 を 登 録 する 要 介 護 認 定 のときには 以 下 の 事 務 フローは 生 じない A 市 は B 市 に 連 絡 (システム 管 理 は 必 要 とせず 名 簿 で 管 理 可 )し B 市 が 対 象 者 を 把 握 ( 事 業 対 象 者 ) B 市 の 窓 口 に 相 談 総 合 事 業 のサービスを 希 望 ( 施 設 所 在 市 町 村 が 把 握 ( 必 ずしもシステム 管 理 は 必 要 とせず 名 簿 で 管 理 可 )) B 市 が 基 本 チェックリストにて 該 当 か 否 かを 確 認 該 当 した 者 については B 市 がA 市 に 連 絡 A 市 町 村 から 国 保 連 に 受 給 者 台 帳 を 登 録

167 (サービスの 提 供 ) B 市 の 地 域 包 括 支 援 センターが 要 支 援 者 事 業 対 象 者 に 対 して 介 護 予 防 ケア マネジメントを 実 施 ケアマネジメントに 基 づき B 市 の 指 定 する 事 業 者 等 がサービスを 提 供 委 託 事 業 者 や 補 助 による 事 業 者 がサービスを 提 供 する 場 合 ( 介 護 予 防 ケアマ ネジメントを 除 く )には 以 下 の 手 続 はない ( 事 業 者 による 費 用 の 請 求 ) B 市 の 指 定 事 業 者 が 国 保 連 を 通 じて A 市 に 対 して 第 1 号 事 業 支 給 費 を 請 求 する それにより A 市 も B 市 に 対 して 地 域 支 援 事 業 の 財 政 調 整 も 行 ったこと になる 地 域 包 括 支 援 センターによる 介 護 予 防 ケアマネジメントについては 地 域 包 括 支 援 センターがB 市 に 要 した 費 用 を 請 求 する ( 介 護 予 防 ケアマネジメントに 係 る 財 政 調 整 ) 市 町 村 と 国 保 連 間 で 財 政 調 整 についての 委 託 契 約 を 締 結 する 介 護 予 防 ケアマネジメントに 要 した 費 用 について B 市 が 要 支 援 者 等 の 保 険 者 市 町 村 及 び 該 当 する 者 の 数 を 保 険 者 市 町 村 ごとにまとめた 負 担 金 調 整 依 頼 書 を 年 に1 回 国 保 連 に 提 出 する 国 保 連 は 全 国 すべての 市 町 村 から 受 けた 人 数 を 整 理 して 各 市 町 村 に 対 して 対 象 となる 住 所 地 特 例 対 象 者 の 数 に 単 価 をかけたものを 負 担 金 として 支 払 い 又 は 請 求 する 有 料 老 人 ホームやサービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 においては 居 住 する 住 所 地 特 例 対 象 者 がサービスの 利 用 を 希 望 する 場 合 には 施 設 所 在 市 町 村 の 窓 口 に 案 内 す る

168 ニ その 他 住 所 地 特 例 対 象 者 に 対 する 総 合 事 業 によるサービス 提 供 については 施 設 所 在 市 町 村 が 行 うこととなるため 総 合 事 業 による 介 護 予 防 ケアマネジメントについ ては 施 設 所 在 市 町 村 の 地 域 包 括 支 援 センターが 行 うこととなる サービス 事 業 のほか 予 防 給 付 によるサービス( 介 護 予 防 訪 問 看 護 福 祉 用 具 など)を 利 用 する 場 合 における 要 支 援 者 に 対 するケアマネジメントについては 引 き 続 き 予 防 給 付 ( 介 護 予 防 支 援 )により 提 供 されることとなっているが そ の 提 供 する 者 は 総 合 事 業 によるサービスのみを 利 用 している 場 合 と 介 護 予 防 ケ アマネジメントの 主 体 が 変 わることがないよう 施 設 所 在 市 町 村 が 指 定 した 地 域 包 括 支 援 センターが 介 護 予 防 ケアマネジメント( 介 護 予 防 支 援 )を 行 うこととな っている( 法 第 58 条 ) しかし 予 防 給 付 による 介 護 予 防 ケアマネジメント( 介 護 予 防 支 援 )について は 施 設 所 在 市 町 村 の 地 域 包 括 支 援 センターからの 請 求 により 国 保 連 経 由 で 保 険 者 市 町 村 が 給 付 として 審 査 支 払 を 行 うことになるため 給 付 と 総 合 事 業 に よる 請 求 の 流 れが 異 なることになることに 留 意 する 必 要 がある (2) 地 域 支 援 事 業 における 財 政 調 整 ( 地 域 支 援 事 業 交 付 金 の 仕 組 み) 地 域 支 援 事 業 交 付 金 については 総 合 事 業 に 要 する 費 用 の 25%を 国 が 市 町 村 に 対 して 交 付 する

169 従 来 の 介 護 予 防 事 業 においては 全 ての 市 町 村 に 対 して 一 律 25%の 支 給 を 行 って いたものを 予 防 給 付 を 移 行 するに 当 たって 給 付 の 調 整 交 付 金 と 同 様 の 仕 組 み を 設 けている そのため 25%のうちの5% 部 分 については 第 一 号 被 保 険 者 の 年 齢 階 級 別 の 分 布 状 況 ( 第 1 号 被 保 険 者 のうち 75 歳 以 上 の 高 齢 者 の 割 合 ) 第 一 号 被 保 険 者 の 所 得 の 分 布 状 況 に 応 じて 市 町 村 に 支 給 するものとする ( 移 行 期 間 中 の 算 定 ) 平 成 27 年 度 から 平 成 29 年 度 までの 総 合 事 業 の 移 行 期 間 中 にあっては 予 防 給 付 と 総 合 事 業 が 併 存 し 市 町 村 ごとにその 移 行 割 合 が 異 なることから 予 防 給 付 と 総 合 事 業 に 要 した 費 用 を 合 わせて 調 整 することとする( 改 正 法 附 則 第 15 条 ) そのため 当 該 期 間 においては 給 付 における 調 整 交 付 金 において 給 付 と 総 合 事 業 に 要 した 費 用 を 合 わせた 額 の5%を 調 整 交 付 金 に 充 て 総 合 事 業 に 要 する 費 用 については 調 整 交 付 金 の 枠 において 調 整 を 行 う (3) 事 故 時 の 対 応 現 在 も 地 域 支 援 事 業 により 行 われる 各 種 サービス 提 供 時 の 事 故 については サ ービス 内 容 や 実 施 方 法 等 に 応 じ 民 間 事 業 者 や 団 体 等 によるサービスは 実 施 主 体 ごとに 市 町 村 が 直 接 実 施 する 事 業 は 市 町 村 が それぞれ 事 故 報 告 の 窓 口 設 置 や 損 害 保 険 への 加 入 などの 対 応 を 行 い 事 故 発 生 時 に 必 要 な 対 応 がとられている 総 合 事 業 による 各 種 サービス 事 業 の 提 供 に 当 たっても 基 本 的 に 同 様 の 考 え 方 に 基 づく 運 用 となる 例 えば 市 町 村 が 直 接 実 施 する 場 合 等 には 市 町 村 が 指 定 制 度 を 活 用 して 指 定 事 業 者 がサービスを 提 供 する 場 合 や 補 助 により 民 間 事 業 者 や 団 体 等 がサービスを 提 供 する 場 合 には 実 施 主 体 が 保 険 加 入 等 必 要 な 対 応 を 行 う ことが 適 当 である 保 険 者 としての 市 町 村 は 総 合 事 業 全 般 について 相 談 等 必 要 な 対 応 を 行 う 体 制 を 整 えることが 適 当 である [ 参 考 ] 長 崎 県 佐 々 町 の 取 組 事 例 町 として 保 険 ( 全 国 町 村 会 総 合 賠 償 補 償 保 険 )に 加 入 町 村 等 が 主 催 共 催 する 行 事 ( 活 動 ) 及 びボランティア 活 動 に 参 加 する 住 民 等 第 三 者 が 死 亡 または 身 体 障 害 ( 後 遺 障 害 を 伴 うものに 限 る ) 若 しくは 入 院 通 院 を 伴 う 傷 害 を 被 った 場 合 町 村 等 が 規 定 する 総 合 災 害 補 償 規 程 に 基 づき 当 該 被 災 者 に 支 払 う 補 償 費 用 を 補 填 している (4) 苦 情 処 理 サービス 利 用 に 当 たって 苦 情 等 が 生 じた 時 は 今 の 予 防 給 付 と 同 様 以 下 のと おり サービス 提 供 者 自 身 の 対 応 はもちろん 介 護 予 防 ケアマネジメントをする 地 域 包 括 支 援 センター 等 や 市 町 村 国 保 連 合 会 においても 必 要 に 応 じ 相 談 に 対 応 する サービス 事 業 者 日 常 的 な 苦 情 を 受 け 付 けるとともに 市 町 村 国 保 連 合 会 の 調 査 等 に 協 力 し

170 指 導 助 言 を 受 けた 場 合 には 必 要 な 改 善 を 行 うとともに 市 町 村 国 保 連 合 会 の 求 めに 応 じて 改 善 内 容 を 報 告 地 域 包 括 支 援 センター 介 護 予 防 ケアマネジメントを 行 うものとして 利 用 者 事 業 者 等 から 事 情 を 聞 き 対 応 を 検 討 必 要 に 応 じて 利 用 者 に 説 明 し 国 保 連 合 会 への 苦 情 申 立 てに ついての 援 助 を 行 う 市 町 村 苦 情 の 窓 口 指 定 権 者 として 事 業 者 等 に 対 する 調 査 指 導 助 言 を 実 施 国 保 連 合 会 市 町 村 等 と 適 宜 調 整 しつつ 市 町 村 で 対 応 できない 苦 情 等 の 相 談 を 実 施 すると ともに 申 立 に 基 づき 事 業 者 等 に 対 する 指 導 助 言 等 を 実 施 (5) 総 合 事 業 でそれぞれの 者 が 利 用 できるサービスの 整 理 例

171 第 7 市 町 村 の 円 滑 な 事 業 への 移 行 実 施 に 向 けた 取 り 組 み 1 総 合 事 業 への 円 滑 な 移 行 (1) 市 町 村 における 総 合 事 業 の 実 施 の 猶 予 ( 総 合 事 業 の 趣 旨 ) 総 合 事 業 は 市 町 村 が 中 心 となって 地 域 の 実 情 に 応 じて 地 域 の 支 え 合 いの 体 制 づくりを 推 進 し 住 民 等 の 多 様 な 主 体 が 参 画 し 多 様 なサービスを 充 実 すること により 要 支 援 者 等 に 対 する 効 果 的 かつ 効 率 的 な 支 援 等 を 可 能 とすることを 目 指 す もの 改 正 法 において 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 係 る 指 定 事 業 者 について 法 の 施 行 日 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 )をもって 総 合 事 業 による 指 定 事 業 者 の 指 定 とみなす 規 定 を 設 け ており 円 滑 に 総 合 事 業 に 移 行 することが 可 能 である 一 方 で 総 合 事 業 の 趣 旨 を 実 現 するためには 市 町 村 が 中 心 となって 住 民 主 体 の 支 援 等 の 多 様 なサービス 提 供 体 制 を 整 備 する 必 要 がある ( 改 正 法 の 規 定 ) 多 様 なサービスについては 新 たに 地 域 支 援 事 業 に 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 を 設 け 充 実 を 図 ることとしている しかし そのサービスの 充 実 には 一 定 の 時 間 がかかる こと 総 合 事 業 への 円 滑 な 移 行 のための 準 備 期 間 が 必 要 なこと 等 を 踏 まえ 平 成 27 年 4 月 施 行 とされている 総 合 事 業 の 実 施 については 市 町 村 において 条 例 で 定 める 場 合 には その 実 施 を 平 成 29 年 4 月 まで 猶 予 することができる 2 ものとしている ( 法 附 則 第 14 条 第 1 項 ) 1 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 体 制 整 備 のための 事 業 については 第 2 市 町 村 を 中 心 とした 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 等 を 参 照 2 年 度 途 中 の 移 行 も 可 能 である 総 合 事 業 への 移 行 に 当 たっては 市 町 村 が これまでの 取 組 成 果 も 踏 まえて で きる 限 り 早 期 から 新 しい 総 合 事 業 に 積 極 的 に 取 り 組 んでいただくことが 制 度 改 正 の 趣 旨 にかなうものである 一 方 で 指 針 (ガイドライン)などにより 提 示 される 総 合 事 業 の 詳 細 も 踏 まえ 受 け 皿 の 整 備 や 地 域 の 特 性 を 活 かした 取 組 等 のため 一 定 の 時 間 をかけて 準 備 し 総 合 事 業 を 開 始 していただくことも 選 択 肢 である 事 業 実 施 の 猶 予 に 関 する 条 例 については 別 に 介 護 保 険 条 例 参 考 例 として 条 例 準 則 をお 示 しすることを 予 定 している なお 地 域 支 援 事 業 で 新 たに 設 けられた 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 認 知 症 総 合 支 援 事 業 等 に おいては 平 成 30 年 3 月 末 までその 実 施 が 猶 予 できることとされていることから それぞれの 実 施 の 猶 予 のための 条 例 を 例 えば 介 護 保 険 条 例 のなかで 併 せて 規 定 することも 可 能 である ただし 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 については 総 合 事 業 の 推 進 の 観 点 から 地 域 の 資 源 開 発 や 多 様 な 主 体 のネットワーク 化 等 を 図 るため 先 行 して 取 り 組 むことが 重 要 であることから 例 えば 平 成 27 年 4 月 から 実 施 するな ど できる 限 り 早 期 の 実 施 が 望 ましい なお 市 町 村 において 日 常 生 活 圏 域 に おける 協 議 体 又 はその 立 ち 上 げのための 準 備 委 員 会 等 を 設 置 し 生 活 支 援 のニー ズの 把 握 やサービスの 開 発 に 資 する 検 討 を 行 っている 場 合 には 生 活 支 援 体 制 整

172 備 事 業 を 実 施 しているものとして 差 し 支 えないものである 総 合 事 業 の 実 施 を 猶 予 する 場 合 にあっても 総 合 事 業 の 実 施 猶 予 の 規 定 の 趣 旨 を 踏 まえ 現 在 から 着 実 に 受 け 皿 の 整 備 を 行 うよう 努 めることが 適 当 である < 市 町 村 の 新 しい 総 合 事 業 実 施 に 向 けたスケジュールについて> (2) 総 合 事 業 の 多 様 な 移 行 の 推 進 ( 改 正 法 の 規 定 ) 改 正 法 により 総 合 事 業 への 移 行 においては その 円 滑 な 移 行 を 図 るため 総 合 事 業 開 始 時 点 以 降 も 既 に 要 支 援 認 定 を 受 けている 居 宅 要 支 援 被 保 険 者 について その 認 定 更 新 まで 予 防 給 付 を 受 けられるようにされている ( 要 支 援 者 の 認 定 の 有 効 期 間 は 最 長 1 年 であることから 総 合 事 業 開 始 から1 年 で すべての 要 支 援 者 が 総 合 事 業 に 移 行 することとなる ) また その 他 にも 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 者 については 平 成 30 年 3 月 31 日 ま でであって 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるまでの 間 にあっては 引 き 続 き 予 防 給 付 を 受 けら れる 規 定 が 設 けられている ( 市 町 村 独 自 の 工 夫 ) この 省 令 の 規 定 を 活 用 して 上 記 のほか 市 町 村 において 多 様 な 移 行 を 可 能 と することとしており 例 えば 以 下 のような 段 階 的 な 実 施 も 可 能 とする

173 < 実 施 例 > 1 エリアごとに 予 防 給 付 を 継 続 ( 例 広 域 連 合 の 市 町 村 ごと) 2 初 年 度 は 総 合 事 業 によるサービスの 利 用 を 希 望 する 者 以 外 は 予 防 給 付 を 継 続 3 既 に 給 付 によるサービスを 利 用 している 者 は 初 年 度 は 予 防 給 付 を 継 続 し 翌 年 度 当 初 からすべての 者 を 予 防 給 付 から 総 合 事 業 に 移 行 市 町 村 においては 総 合 事 業 の 猶 予 とともに こういった 措 置 も 活 用 しつつ 地 域 の 受 け 皿 の 整 備 を 進 め 円 滑 な 制 度 移 行 をしていくことが 望 ましい (3) 総 合 事 業 のみなし 指 定 ( 改 正 法 の 規 定 ) 総 合 事 業 の 移 行 に 当 たって 総 合 事 業 に 係 る 規 定 の 施 行 日 前 日 である 平 成 27 年 3 月 31 日 において 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 係 る 指 定 介 護 予 防 サービスの 事 業 者 につい て 当 該 施 行 日 において 総 合 事 業 による 指 定 事 業 者 の 指 定 をみなす( 改 正 法 附 則 第 13 条 ) 旨 の 規 定 を 設 け 市 町 村 及 び 事 業 者 の 負 担 軽 減 を 図 っている < 表 16:みなし 指 定 の 対 応 表 > 既 存 の 指 定 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 介 護 予 防 訪 問 介 護 に 係 る 指 定 介 護 予 防 サービス 事 業 者 に 係 る 指 定 介 護 予 防 通 所 介 護 に 係 る 指 定 介 護 予 防 サービス 事 業 者 に 係 る 指 定 附 則 の 規 定 により 指 定 を 受 けたもの とみなされる 総 合 事 業 の 指 定 ( 以 下 みなし 指 定 という ) 訪 問 型 サービス( 第 1 号 訪 問 事 業 ) に 係 る 事 業 者 の 指 定 通 所 型 サービス( 第 1 号 通 所 事 業 ) に 係 る 事 業 者 の 指 定 なお 総 合 事 業 における 介 護 予 防 ケアマネジメントについては 原 則 市 町 村 の 直 接 実 施 又 は 委 託 で 行 うため みなしによる 指 定 事 業 者 の 仕 組 みを 活 用 することは 想 定 されていない なお 事 業 者 がみなし 指 定 を 希 望 しない 場 合 は 事 業 者 が 施 行 日 の 前 日 までに 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより 別 段 の 申 出 をしたときは 総 合 事 業 の 指 定 をみ なさないこととなっている( 同 条 ただし 書 ) (みなし 指 定 の 有 効 期 間 ) みなし 指 定 の 有 効 期 間 については 第 6 期 事 業 計 画 期 間 における 経 過 措 置 として 原 則 平 成 27 年 4 月 から 平 成 30 年 3 月 末 までの3 年 間 とする が 市 町 村 が 平 成 27 年 4 月 までにその 有 効 期 間 を 定 めた 場 合 にはその 定 める 期 間 とする 予 定 である みなしによる 総 合 事 業 の 指 定 については 平 成 27 年 4 月 1 日 に 受 けたものとみなされることから み なし 指 定 の 有 効 期 間 は 全 国 一 律 平 成 27 年 4 月 1 日 からとなる そのため 例 えば 介 護 予 防 生 活 支 援 サービスの 体 制 整 備 が 充 実 している 市 町 村 においては 例 えばみなし 指 定 の 有 効 期 間 をあらかじめ2 年 と 定 めること 等 も 可 能 である なお 予 防 給 付 から 総 合 事 業 への 移 行 期 間 中 である 平 成 27 年 度 から 平 成 29 年 度 までの 間 にあっては 予 防 給 付 ( 指 定 介 護 予 防 サービス 事 業 者 の 指 定 )による 指 定

174 の 効 力 も 残 るため みなし 指 定 について 別 段 の 申 出 しない 事 業 者 については 総 合 事 業 の 指 定 と 予 防 給 付 による 指 定 の2つが 効 力 を 生 じる 総 合 事 業 と 地 域 密 着 型 通 所 介 護 のみなし 指 定 ( 現 時 点 で 検 討 しているもの) 総 合 事 業 への 移 行 では 予 防 給 付 ( 介 護 予 防 サービス)と 総 合 事 業 の 指 定 が 並 立 する 地 域 密 着 型 通 所 介 護 への 移 行 では 定 員 数 により 地 域 密 着 型 通 所 介 護 か 通 所 介 護 かのいずれかに 移 行 する みなし 指 定 の 有 効 期 間 は 総 合 事 業 が 平 成 27 年 4 月 から3 年 間 ( 市 町 村 が 定 める 場 合 はその 期 間 ) 地 域 密 着 型 通 所 介 護 が 平 成 28 年 4 月 までの 間 で 政 令 で 定 める 施 行 日 から 移 行 前 の 通 所 介 護 の 有 効 期 間 が 終 了 するまでとなる < 例 > 平 成 22 年 7 月 1 日 に 指 定 を 受 けた 事 業 者 H H 市 町 村 による 総 合 事 業 開 始 の 日 政 令 で 定 める 施 行 日 H H H H 介 護 予 防 サービスの 指 定 介 護 予 防 サ ー ビ ス の 指 定 介 護 予 防 サ ー ビ ス の 指 定 介 護 予 防 サー ビスと 総 合 事 業 の 指 定 は 別 更 新 介 護 予 防 サービスの 更 新 の 有 無 は みなし 指 定 の 効 力 に 影 響 しない パターン1(みなし 指 定 の 有 効 期 間 を 定 めな い 市 町 村 ) 総 合 事 業 ( 国 基 準 ) の 指 定 サ ー は な ビ ス い 提 供 総 合 事 業 の 指 定 更 新 は 不 要 パターン2(27 年 4 月 まで にみなし 指 定 の 有 効 期 間 を 定 めた 市 町 村 ( 例 :2 年 )) 総 合 事 業 ( 国 基 準 ) の 指 定 サ ー は ビ な ス い 提 供 みなし 指 定 は 更 新 するこ ともできる 通 所 介 護 の 指 定 定 員 が 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 数 以 上 更 新 通 所 介 護 の 指 定 通 所 介 護 の 指 定 いずれかの 指 定 のみ 地 域 密 着 型 通 所 介 護 の 指 定 定 員 が 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 数 未 満 (みなし 指 定 事 業 者 の 基 準 やサービス 単 価 利 用 者 負 担 ) みなし 指 定 に 係 る 事 業 者 が 提 供 するサービスの 基 準 や 報 酬 単 価 利 用 者 負 担 割 合 については 国 が 定 めたものを 勘 案 して 市 町 村 が 定 める 国 が 定 める 具 体 的 な 基 準 やサービス 単 価 利 用 者 負 担 割 合 については 予 防 給 付 によるものとほぼ 同 じ 内 容 と する 予 定 である( 平 成 27 年 度 介 護 報 酬 改 定 等 の 改 定 についても 反 映 する) みなし 指 定 を 受 けた 事 業 者 について 平 成 30 年 4 月 ( ) 以 降 も 事 業 を 継 続 する 場 合 には 市 町 村 から 総 合 事 業 の 指 定 の 更 新 を 受 ける 必 要 がある 前 述 のとおり みなし 指 定 の 有 効 期 間 を 市 町 村 独 自 に 設 定 した 場 合 には 当 該 期 間 の 満 了 日 以 降 地 域 密 着 型 通 所 介 護 の 指 定 更 新 6 年 ( 予 防 給 付 の 指 定 の 有 効 期 間 ) 6 年 ( 予 防 給 付 の 指 定 の 有 効 期 間 ) (みなし 指 定 の 効 力 の 範 囲 ) みなし 指 定 は 現 行 の 予 防 給 付 の 指 定 からの 円 滑 な 移 行 のため 全 市 町 村 に 効 力 が 及 ぶ 国 の 定 める 基 準 等 と 異 なる 取 扱 いをする 場 合 は 影 響 が 予 想 される 事 業 者 市 町 村 等 と 必 要 な 調 整 が 行 われることが 適 当 である みなし 指 定 の 有 効 期 間 が 満 了 し 更 新 を 行 う 場 合 は その 効 力 は 各 市 町 村 域 の 範 囲 内 で 効 力 が 及 ぶことになることから 事 業 所 が 所 在 している 市 町 村 (A 市 町 村 ) 以 外 の 市 町 村 (B 市 町 村 )の 被 保 険 者 が 利 用 している 事 業 所 については A 市 町 村 の 指 定 更 新 とともに B 市 町 村 の 指 定 更 新 が 必 要 となる ( 留 意 事 項 ) 総 合 事 業 を 平 成 27 年 4 月 から 実 施 しない 市 町 村 も 想 定 されるところであるが 改

175 正 法 においては そのような 市 町 村 においてもみなし 指 定 の 効 力 は 生 じる 旨 規 定 さ れている( 改 正 法 附 則 第 14 条 第 1 項 ) 予 防 給 付 の 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 に 係 る 指 定 介 護 予 防 サービス 事 業 者 による 指 定 については 平 成 27 年 4 月 以 降 であっても 新 たな 指 定 や 更 新 を 受 けることは 可 能 である ただし その 場 合 にあっては みな し 指 定 の 対 象 とならない (4) 要 介 護 認 定 に 係 る 有 効 期 間 の 延 長 介 護 保 険 制 度 の 見 直 しに 関 する 意 見 ( 第 54 回 社 会 保 障 審 議 会 介 護 保 険 部 会 ) を 踏 まえ 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たり 市 町 村 の 事 務 負 担 を 軽 減 するため 当 該 事 業 を 実 施 している 市 町 村 について 更 新 申 請 時 の 要 介 護 認 定 に 係 る 有 効 期 間 を 一 律 に 原 則 12 か 月 上 限 24 か 月 に 延 長 し 簡 素 化 する 現 行 の 要 支 援 認 定 に 係 る 有 効 期 間 が 最 大 12 か 月 であることから 市 町 村 において 新 しい 総 合 事 業 を 実 施 後 基 本 的 に 1 年 間 で 利 用 者 全 員 が 新 しい 総 合 事 業 に 移 行 す る 仕 組 みとしている そのため 市 町 村 全 域 で 新 しい 総 合 事 業 を 実 施 した 自 治 体 に 限 って 認 定 期 間 の 上 限 を 24 か 月 にすることとしたものである なお 転 居 の 場 合 は 従 来 通 り 新 規 申 請 の 取 扱 いとなることから 転 入 先 市 町 村 において 定 める 有 効 期 間 については 6か 月 間 ( 月 途 中 の 申 請 の 場 合 は その 月 の 月 末 までの 期 間 +6か 月 間 )を 基 本 とし 3か 月 間 から 12 か 月 間 の 範 囲 で 有 効 期 間 を 設 定 できるものとする

176 社 保 審 - 介 護 給 付 費 分 科 会 第 110 回 (H ) 資 料 4 運 用 の 例 ( 例 1) 平 成 27 年 度 から 市 内 全 域 で 総 合 事 業 を 実 施 する 場 合 平 成 27 年 度 当 初 から 改 正 内 容 を 適 用 することとなる ( 例 2) 平 成 27 年 度 は 市 町 村 内 のあるエリアから 事 業 を 実 施 し 平 成 28 年 度 から 全 てのエリアで 事 業 を 開 始 した 場 合 平 成 28 年 度 当 初 から 改 正 内 容 を 適 用 することとなる ( 例 3) 平 成 27 年 度 は 市 町 村 内 の 全 域 で 事 業 実 施 の 準 備 をするが 総 合 事 業 によるサービスの 利 用 を 希 望 する 者 のみ 事 業 に 移 行 し それ 以 外 は 予 防 給 付 を 継 続 その 後 平 成 28 年 度 に 事 業 を 全 域 で 実 施 し それ 以 降 は 希 望 にかかわらず 認 定 期 間 が 切 れ 更 新 をする 者 から 事 業 に 移 行 す る 場 合 平 成 28 年 度 当 初 から 改 正 内 容 を 適 用 することとなる ( 例 4) 平 成 29 年 度 から 市 内 全 域 で 総 合 事 業 を 実 施 する 場 合 平 成 29 年 度 当 初 から 改 正 内 容 を 適 用 することとなる 2 総 合 事 業 への 移 行 のための 準 備 ( 市 町 村 において 必 要 な 事 務 手 続 )

177 416 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 第 1 総 合 事 業 の 実 施 に 関 する 総 則 的 な 事 項 問 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 及 び 一 般 介 護 予 防 事 業 における 各 事 業 は 全 てを 実 施 しなければならないもので はなく 選 択 実 施 と 考 えてよいか ( 答 ) 1 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 は 訪 問 型 サービス 通 所 型 サービス その 他 の 生 活 支 援 サービス 介 護 予 防 ケア マネジメントの4 事 業 により 構 成 されるが そのうち 訪 問 型 サービスや 通 所 型 サービス( 以 下 訪 問 型 サービス 等 という )については 予 防 給 付 の 訪 問 介 護 通 所 介 護 で 実 施 されていたサービスが 移 行 されてくることを 踏 まえ 法 律 上 必 ず 実 施 すべき 事 業 と 位 置 付 けられている また 介 護 予 防 ケアマネジメントについては 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 のみを 利 用 する 場 合 に 実 施 される 事 業 であることを 踏 まえ 総 合 事 業 への 移 行 により 必 ず 実 施 すべき 事 業 とされている なお ガイドライン 案 の 中 では 訪 問 型 サービス 等 については 市 町 村 が 円 滑 に 事 業 を 実 施 できるようにするため 例 えば 現 行 の 訪 問 介 護 に 相 当 するものに 加 えて 訪 問 型 サービスA( 緩 和 した 基 準 によるサービス) 訪 問 型 サービ スB( 住 民 主 体 による 支 援 )など 多 様 化 するサービスの 典 型 的 な 例 をお 示 ししているところ これらについては あく までも 例 示 であり この 内 容 を 参 考 として 市 町 村 において 地 域 の 実 情 に 応 じて 取 り 組 んでいただきたいと 考 えている また その 他 の 生 活 支 援 サービスについては 市 町 村 の 取 組 として 訪 問 型 サービス 等 と 一 体 的 に 行 われる 場 合 に 効 果 が 認 められるものに 限 定 していることから 市 町 村 によっては 実 施 しない 場 合 も 想 定 されうる 2 一 般 介 護 予 防 事 業 は 介 護 予 防 把 握 事 業 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 一 般 介 護 予 防 事 業 評 価 事 業 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 の5 事 業 により 構 成 され 市 町 村 の 判 断 により 選 択 的 に 実 施 することは 可 能 であるが 住 民 の 主 体 性 を 尊 重 し 高 齢 者 を 年 齢 や 心 身 の 状 況 等 によって 分 け 隔 てることなく 住 民 主 体 の 介 護 予 防 活 動 を 地 域 に 展 開 するためには 地 域 の 実 情 に 応 じて 必 要 な 事 業 を 組 み 合 わせて 実 施 することが 望 ましいと 考 えてい る

178 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 2 幾 つかの 市 町 村 では 高 齢 者 を 年 齢 や 心 身 の 状 況 等 によって 分 け 隔 てることなく 住 民 が 主 体 となって 行 う 介 護 予 防 活 動 を 広 く 展 開 し 人 と 人 とのつながりを 通 じて 参 加 者 や 通 いの 場 が 継 続 的 に 拡 大 していくような 地 域 づくりを 推 進 することで 心 身 機 能 活 動 参 加 のそれぞれの 要 素 にバランスよく 働 きかけることが 可 能 となり 全 国 の 推 移 と 比 較 して 要 介 護 認 定 率 の 伸 びが 緩 やかになる 効 果 が 示 されている また 社 会 参 加 の 割 合 が 高 い 地 域 ほど 転 倒 や 認 知 症 やうつのリスクが 低 いという 傾 向 も 指 摘 されている 3 このような 地 域 の 実 情 に 応 じた 効 果 的 かつ 効 率 的 な 介 護 予 防 の 取 組 を 推 進 する 観 点 から 介 護 予 防 事 業 の 見 直 しを 行 うこととしており 平 成 26 年 度 実 施 要 綱 改 正 において 二 次 予 防 事 業 対 象 者 に 関 する 情 報 収 集 は 様 々な 関 係 機 関 からの 情 報 を 活 用 することとし 全 国 一 律 に 基 本 チェックリストの 配 布 回 収 を 求 めないこととした 4 具 体 的 には 地 域 のリハビリテーション 専 門 職 等 を 活 かしつつ 従 来 の 二 次 予 防 事 業 対 象 者 であっても 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 対 象 者 であっても 要 支 援 者 であっても 要 介 護 者 であっても 一 緒 に 参 加 することのできる 住 民 主 体 の 介 護 予 防 活 動 の 地 域 展 開 ( 介 護 予 防 普 及 啓 発 事 業 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 を 活 用 )を 目 指 し 住 民 同 士 のつながりを 構 築 し こ の 住 民 同 士 のつながりから 得 られる 情 報 を 含 め 様 々な 関 係 機 関 からの 情 報 を 活 用 して 閉 じこもり 等 の 何 らかの 支 援 を 要 する 者 を 把 握 し 住 民 主 体 の 介 護 予 防 活 動 へつなげるといった 参 加 者 や 通 いの 場 が 継 続 的 に 拡 大 していくような 地 域 づくりによる 介 護 予 防 を 推 進 して いただきたい 第 1 総 合 事 業 の 実 施 に 関 する 総 則 的 な 事 項 問 従 来 の 二 次 予 防 事 業 対 象 者 把 握 事 業 のように チェックリストを 全 数 配 布 する 等 を 一 般 介 護 予 防 事 業 の 介 護 予 防 把 握 事 業 において 実 施 しても 差 し 支 えないか( 対 象 経 費 と 認 められるか) ( 答 ) 1 介 護 予 防 事 業 は 平 成 18 年 に 市 町 村 を 実 施 主 体 として 創 設 され 二 次 予 防 事 業 には 高 齢 者 人 口 の5%が 参 加 することを 目 指 して 取 り 組 んできたが 1 直 近 の 実 績 でも0.7%( 平 成 24 年 度 )と 低 調 であること 2 対 象 者 を 把 握 するための 費 用 が 介 護 予 防 事 業 全 体 の 約 3 割 を 占 めていること から より 効 果 的 かつ 効 率 的 に 事 業 を 改 善 する 必 要 があると 認 識 している 5 なお 基 本 チェックリストを 配 布 回 収 する 方 法 が 地 域 の 実 情 に 応 じた 効 果 的 かつ 効 率 的 な 方 法 ということであれば 当 該 方 法 により 把 握 することも 否 定 するものではないが 例 えば 単 身 世 帯 や 老 々 世 帯 に 対 象 を 絞 って 行 うなど 上 記 の 趣 旨 を 鑑 みて 実 施 していただきた 417 い ( 当 該 経 費 は 地 域 支 援 事 業 の 経 費 として 計 上 可 能 )

179 1 介 護 予 防 の 推 進 にあたっては リハビリテーションの 理 念 を 踏 まえて 心 身 機 能 活 動 参 加 のそれぞれの 要 素 にバランスよく 働 きかけることが 重 要 であり 高 齢 者 本 人 へのアプローチだけではなく 高 齢 者 本 人 を 取 り 巻 く 環 2 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 は 高 齢 者 本 人 へのリハビリテーションの 提 供 を 主 たる 目 的 とする 保 険 給 付 と は 異 なり 1 住 民 主 体 の 介 護 予 防 活 動 への 技 術 的 支 援 2 介 護 職 員 等 への 技 術 的 支 援 3 地 域 ケア 会 議 やサービス 担 当 者 会 議 におけるケアマネジメント 支 援 など 高 齢 者 を 取 り 巻 く 環 境 へのリハビリテーション 専 門 職 等 による 関 与 を 促 進 3 したがって 介 護 サービス 事 業 所 に 対 して 関 与 することも 可 能 であり 例 えば 介 護 サービス 事 業 所 に 従 事 する 介 護 418 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 第 1 総 合 事 業 の 実 施 に 関 する 総 則 的 な 事 項 問 地 域 リハビリテーション 活 動 支 援 事 業 では 地 域 における 介 護 予 防 の 取 組 を 強 化 するために 通 所 訪 問 地 域 ケ ア 会 議 サービス 担 当 者 会 議 住 民 運 営 の 通 いの 場 等 へのリハビリテーション 専 門 職 等 の 関 与 を 促 進 するとのことだ が 高 齢 者 本 人 へのリハビリテーションを 提 供 することは 可 能 か また 介 護 サービス 事 業 所 に 対 して 関 与 すること は 可 能 か ( 答 ) 境 へのアプローチも 含 めた バランスのとれたアプローチが 重 要 である するものであり 高 齢 者 本 人 へのリハビリテーションを 提 供 するものではない 職 員 等 への 技 術 的 支 援 も 想 定 される

180 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 等 取 り 組 んでいるところであり このような 取 組 を 活 用 しながら 事 業 を 展 開 していただきたい 第 1 総 合 事 業 の 実 施 に 関 する 総 則 的 な 事 項 問 一 次 予 防 事 業 と 二 次 予 防 事 業 を 区 別 しなくなることにより 対 象 者 の 身 体 状 況 のレベル 差 が 大 きくなると 考 えるが 今 後 どのように 事 業 を 展 開 していくのが 効 果 的 なのか ( 答 ) 1 住 民 の 主 体 性 を 尊 重 し 高 齢 者 を 年 齢 や 心 身 の 状 況 等 によって 分 け 隔 てることなく 住 民 主 体 の 介 護 予 防 活 動 を 地 域 に 展 開 することが 地 域 の 実 情 に 応 じた 効 果 的 かつ 効 率 的 な 事 業 展 開 であると 考 えている そのためには 住 民 に 最 も 身 近 であり 地 域 の 実 情 をよく 把 握 することのできる 市 町 村 こそが 主 体 性 をもって 地 域 と 向 き 合 いながら 取 組 を 進 める 必 要 がある 2 市 町 村 が このような 地 域 の 実 情 に 応 じた 効 果 的 かつ 効 率 的 な 事 業 を 展 開 できるように 国 及 び 都 道 府 県 は 市 町 村 を 支 援 する 必 要 がある このため 1 平 成 26 年 度 から 地 域 づくりによる 介 護 予 防 の 実 践 経 験 を 有 する40 名 のアドバイザー 25 府 県 59 市 町 村 の 介 護 予 防 担 当 者 とともに 地 域 づくりによる 介 護 予 防 推 進 支 援 モデル 事 業 を 開 始 2 先 行 している 市 町 村 の 取 組 内 容 や 立 ち 上 げからのプロセス 等 を 整 理 し 事 例 集 としてとりまとめ 厚 生 労 働 省 の 介 護 予 防 のHP 上 に 公 表 3 地 域 包 括 ケア 見 える 化 システム(プロトタイプ)に 先 行 事 例 を 検 索 できる 機 能 を 実 装 介 護 予 防 のHPアドレス 地 域 包 括 ケア 見 える 化 システム(プロトタイプ)のHPアドレス 419

181 1 新 しい 総 合 事 業 は 生 活 支 援 コーディネーターの 配 置 等 を 通 じて 地 域 の 支 え 合 いの 体 制 づくりを 推 進 し 既 存 の 介 護 サービス 事 業 者 によるサービス 提 供 から 高 齢 者 を 始 め 住 民 が 担 い 手 として 積 極 的 に 参 加 する 支 援 まで それぞれの 地 域 の 実 情 に 応 じてサービスの 多 様 化 を 図 っていき 高 齢 者 のニーズに 応 えていくことを 目 的 としている 2 ガイドライン 案 でお 示 ししたサービスの 類 型 は 多 様 なサービスを 提 供 していくためには 市 町 村 が 地 域 の 実 情 に 応 じてサービスを 類 型 化 し それに 併 せた 基 準 や 単 価 等 を 定 めることが 必 要 であることから 地 域 の 好 事 例 を 踏 まえて 整 理 した 典 型 的 な 例 であって 全 てを 実 施 する 必 要 はなく また 地 域 の 実 情 に 応 じて 異 なる 類 型 を 定 めることを 妨 げるも 420 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 第 2 サービスの 類 型 問 訪 問 型 サービスにおいて 典 型 的 な 例 として 訪 問 型 サービスA~Dが 示 されているが 全 てを 実 施 しなければなら ないのか また 典 型 例 として 示 されたサービス 種 別 以 外 のサービスを 実 施 することは 可 能 か ( 答 ) のではない

182 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 2 ガイドライン 案 のP35の コーディネーター 及 び 協 議 体 の 設 置 運 営 のフロー( 例 ) において 例 示 として まずは 生 活 支 援 サービス の 充 実 に 係 る 研 究 会 を 立 ち 上 げ その 後 各 地 域 ( 日 常 生 活 圏 域 等 )に 協 議 体 を 設 置 し コーディネーターを 選 出 していくという 流 れをお 示 ししているが まず 早 期 に 協 議 体 を 設 置 し その 後 具 体 的 な 活 動 の 中 からコーディネーターを 選 出 していただくことが 典 型 的 な 例 となる と 考 え お 示 ししたものである 具 体 的 な 取 組 みについては 市 町 村 が 地 域 の 実 情 に 応 じて 実 施 していただくことが 必 要 であるが 生 活 支 援 の 基 盤 整 備 に 向 けての 取 組 は 早 期 に 開 始 することが 有 効 であることから そうした 取 組 を 支 援 するために 国 としても 平 成 26 年 度 から 協 議 体 及 びコーディネーターの 設 置 運 営 に 係 る 財 源 措 置 ( 地 域 支 援 事 業 の 任 意 事 業 において5 億 円 を 計 上 )をしたところである なお 当 該 事 業 に 係 る 平 成 26 年 度 の 予 算 ( 地 域 支 援 事 業 の 任 意 事 業 )については 既 存 の 地 域 支 援 事 業 に 係 る 予 算 とは 別 枠 で 確 保 しているため 今 後 各 市 町 村 から 追 加 で 申 請 を 受 け 付 ける 予 定 であり 積 極 的 な 活 用 について 検 討 いただきたい 第 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 問 生 活 支 援 コーディネーター( 地 域 支 え 合 い 推 進 員 )( 以 下 コーディネーター という ) 及 び 協 議 体 の 設 置 は 必 須 なのか ( 答 ) 1 総 合 事 業 の 円 滑 な 実 施 に 向 けて 地 域 の 受 け 皿 を 確 保 する 観 点 から ボランティアの 養 成 や 住 民 主 体 の 通 いの 場 の 設 置 等 生 活 支 援 の 基 盤 整 備 が 重 要 であり そのため 地 域 の 資 源 開 発 や 関 係 者 のネットワークの 構 築 等 を 行 うコーディネーター 定 期 的 な 情 報 の 共 有 連 携 強 化 の 場 として 設 置 する 協 議 体 の 役 割 は 大 きく できるだけ 速 やかに 取 組 みを 始 めていただきたいと 考 えている 3 全 国 介 護 保 険 担 当 課 長 会 議 資 料 2のP225 介 護 保 険 条 例 参 考 例 ( 案 )に 関 するQ&A で 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 ( 以 下 整 備 事 業 という )は 何 を 行 うと 実 施 していることとなるか という 問 の 回 答 において 市 町 村 において 当 該 年 度 に 日 常 生 活 圏 域 におけ る 協 議 体 又 はその 立 ち 上 げのための 準 備 委 員 会 等 を 立 ち 上 げて 生 活 支 援 のニーズの 把 握 やサービスの 開 発 の 資 する 検 討 を 行 っている 場 合 には 当 初 は 必 ずしも 生 活 支 援 コーディネーターを 配 置 していなくとも 整 備 事 業 を 実 施 しているものとして 差 し 支 えない としている が これは 日 常 生 活 圏 域 で 設 置 された 協 議 体 の 活 動 が 一 定 期 間 経 過 した 後 に 協 議 体 の 中 からコーディネーターが 選 出 される 場 合 を 念 頭 に 当 初 は 必 ずしも 生 活 支 援 コーディネーターを 配 置 していなくとも 整 備 事 業 を 実 施 しているものとして 差 し 支 えない としているもの である なお 例 えば 小 規 模 な 自 治 体 等 については 地 域 の 実 情 に 応 じて NPOや 中 間 支 援 組 織 等 の 団 体 をコーディネーターとして 位 置 づけることもあり 得 ると 考 えている 421

183 1 生 活 支 援 の 担 い 手 の 養 成 サービスの 開 発 等 を 行 うコーディネーターについては 生 活 困 窮 者 対 策 の 相 談 支 援 員 主 任 相 談 支 援 員 や 社 会 福 祉 協 議 会 のコミュニティソーシャルワーカー( 地 域 福 祉 コーディネーター) 等 とも 連 携 し 地 域 のネットワークを 活 かして 取 り 組 んでいただきたいと 考 えているが 経 験 や 実 績 のある 人 材 の 確 保 活 用 の 観 点 や 小 規 模 な 自 治 体 など 自 治 体 の 状 況 に 応 じた 取 組 の 推 進 の 観 点 から 必 要 に 応 じて 他 職 種 と 兼 務 することも 可 能 である 2 両 者 を 兼 務 した 場 合 に その 人 件 費 にそれぞれの 補 助 金 負 担 金 を 財 源 として 充 当 することは 差 し 支 えないが それ ぞれの 補 助 目 的 にそった 支 出 が 求 められることとなるため 業 務 量 等 により 按 分 し 区 分 経 理 を 行 えるようにすること 422 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 第 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 問 コーディネーターは 生 活 困 窮 者 対 策 の 相 談 支 援 員 主 任 相 談 支 援 員 や 社 会 福 祉 協 議 会 のコミュニティソーシャ ルワーカー( 地 域 福 祉 コーディネーター)のような 他 職 種 と 兼 務 することは 差 し 支 えないか また 兼 務 が 可 能 で あった 場 合 それぞれの 職 種 について 別 々の 財 源 を 充 当 することは 可 能 か ( 答 ) が 必 要 だと 考 える

184 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 職 種 や 配 置 場 所 については 一 律 には 限 定 せず 地 域 の 実 情 に 応 じて 多 様 な 主 体 が 活 用 できる 仕 組 みとする 予 定 地 域 における 助 け 合 いや 生 活 支 援 サービスの 提 供 実 績 のある 者 または 中 間 支 援 を 行 う 団 体 等 であって 地 域 で 既 存 の 職 員 が 兼 務 をすることを 否 定 するものではないが 地 域 包 括 支 援 センターの 職 員 の 業 務 量 等 の 現 状 を 踏 まえれ ば 基 本 的 には 地 域 の 人 材 をコーディネーターとして 新 たに 配 置 することを 想 定 している 2 なお 新 たに 配 置 するコーディネーターの 職 種 や 配 置 場 所 については 地 域 の 実 情 に 応 じて 柔 軟 に 設 定 していただけ ればよいと 考 えているが 生 活 支 援 の 担 い 手 の 養 成 サービスの 開 発 等 を 行 うコーディネ-ターの 役 割 を 効 果 的 に 果 た すことができる 職 種 や 配 置 場 所 を 市 町 村 が 中 心 となって 例 えば 協 議 体 とも 連 携 しつつ 幅 広 く 検 討 していただき 第 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 問 地 域 包 括 支 援 センターに コーディネーターを 配 置 する 場 合 は 現 在 の 地 域 包 括 支 援 センターの 職 員 のほかに 配 置 する 必 要 があるのか 業 務 に 支 障 が 無 い 場 合 は 兼 務 しても 差 し 支 えないか ( 答 ) 1 コーディネーターについては ガイドライン 案 では であるが 市 町 村 や 地 域 包 括 支 援 センターと 連 携 しながら 活 動 することが 重 要 コーディネート 機 能 を 適 切 に 担 うことができる 者 などとしているところ たいと 考 えている 423

185 1 地 域 ケア 会 議 については 多 職 種 による 個 別 事 例 の 検 討 を 通 じ 高 齢 者 の 自 立 に 資 するケアプランにつなげていくと ともに 個 別 事 例 の 検 討 を 積 み 重 ねることで 地 域 課 題 を 発 見 し 新 たな 資 源 開 発 などにつなげていくもの このように 地 域 ケア 会 議 については 地 域 資 源 の 把 握 開 発 という 側 面 で 協 議 体 の 取 組 をサポートするものであるこ とから ガイドライン 案 P38でお 示 ししているとおり 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 を 図 っていく 上 で コー ディネーターや 協 議 体 の 仕 組 みと 連 携 しながら 積 極 的 に 活 用 を 図 っていくことが 望 ましい と 考 えており 例 えば 地 域 ケア 会 議 にコーディネーターが 参 加 するなど 地 域 の 実 情 に 応 じた 連 携 した 取 組 を 進 めていただきたいと 考 えている (なお ガイドライン 案 P39において 地 域 ケア 会 議 によるサービス 開 発 の 事 例 も 紹 介 している ) 2 地 域 ケア 会 議 は 個 別 事 例 の 検 討 を 通 じて 医 療 関 係 職 種 などを 含 めた 多 職 種 協 働 によるケアマネジメント 支 援 を 行 う ことが 基 本 である 一 方 協 議 体 は 多 様 なサービス 提 供 主 体 間 の 情 報 共 有 及 び 連 携 協 働 による 資 源 開 発 等 を 推 進 する こととしている このように 性 格 等 は 異 なるが 協 議 体 の 構 成 メンバーは 地 域 ケア 会 議 のうち 地 域 包 括 支 援 ネット ワークを 支 える 職 種 機 関 の 代 表 者 レベルが 集 まり 地 域 づくり 資 源 開 発 政 策 の 形 成 の 観 点 から 議 論 する 市 町 村 レ ベルの 会 議 と 一 般 的 には 一 部 重 複 することも 想 定 されるので 例 えば 小 規 模 な 自 治 体 では 両 者 を 連 続 した 時 間 で 開 催 424 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 第 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 問 地 域 ケア 会 議 と 協 議 体 との 連 携 についての 記 載 があるが どのような 関 係 なのか 構 成 メンバーは 共 通 するもので はないか ( 答 ) する 等 により 効 率 的 な 運 営 を 図 っていただければと 考 えている

186 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 1 総 合 事 業 のうち 生 活 支 援 介 護 予 防 サービス 事 業 については 現 行 の 要 支 援 者 相 当 を 対 象 者 として 想 定 しており 具 体 的 には 何 らかの 支 援 を 必 要 として 窓 口 に 来 た 者 のうち 生 活 上 の 困 りごとに 対 して 基 本 チェックリストの 記 入 に よって 事 業 対 象 者 に 該 当 した 者 ( 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 対 象 者 )を 対 象 とすることとしている 2 ガイドライン 案 P13にも 記 載 しているとおり 市 町 村 におかれては 基 本 チェックリストが 従 来 の2 次 予 防 事 業 対 象 者 の 把 握 事 業 のように 市 町 村 から 被 保 険 者 に 対 して 積 極 的 に 配 布 するものではなく 支 援 が 必 要 だと 市 町 村 や 地 域 包 括 支 援 センターに 相 談 に 来 た 者 に 対 して 要 支 援 認 定 ではなく 簡 易 にサービスにつなぐために 実 施 するものである 第 4 サービス 利 用 の 流 れ 問 サービス 事 業 は 要 支 援 及 び 基 本 チェックリスト 該 当 者 の 両 方 が 対 象 となっている 基 本 チェックリストに 該 当 す ればサービスを 利 用 できるため 結 果 的 に 利 用 者 が 増 大 してしまうのではないか ( 答 ) ことに 留 意 していただきたいと 考 えている 425

187 3 この 中 で 明 らかに 要 介 護 認 定 が 必 要 であると 想 定 できる 場 合 としては 予 防 給 付 や 介 護 給 付 によるサービスを 希 望 している 場 合 に 加 えて 例 えば 寝 たきり 状 態 にある 場 合 や 認 知 機 能 の 低 下 や 問 題 行 動 により 目 が 離 せない 状 況 にあ る 場 合 等 が 想 定 され この 場 合 には 要 介 護 認 定 等 申 請 を 案 内 していただくことになると 考 える 426 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 第 4 サービス 利 用 の 流 れ 問 市 町 村 窓 口 での 対 応 は 必 ずしも 専 門 職 でなくてもよい (ガイドライン 案 P60)とされているが 相 談 や 基 本 チェックリストによる 振 り 分 けのみで 適 切 な 判 断 ができるような 基 準 を 示 してほしい 特 に サービスの 利 用 の 流 れ において 明 らかに 要 介 護 認 定 が 必 要 な 場 合 明 らかに 一 般 介 護 予 防 と 判 断 できる 場 合 とは どのようなも のを 想 定 しているのか ( 答 ) 1 基 本 チェックリストは 相 談 窓 口 において 生 活 上 の 困 りごと 等 のある 相 談 者 に 対 し 必 ずしも 認 定 を 受 けなくても 必 要 なサービスを 事 業 で 利 用 できるよう 本 人 の 状 況 を 確 認 するものとして 用 いる 基 本 チェックリストの 結 果 が 事 業 対 象 者 に 該 当 する 基 準 (ガイドライン 案 P62)に 何 らか 該 当 した 場 合 に 介 護 予 防 ケアマネジメント( 第 一 号 介 護 予 防 支 援 事 業 )のプロセスにおいて 適 切 なサービスにつなげるものとしている 2 窓 口 においては 相 談 の 目 的 や 希 望 するサービスを 聴 き 取 るとともに 総 合 事 業 の 趣 旨 と 手 続 き 要 介 護 認 定 等 の 申 請 後 の 流 れ 総 合 事 業 のサービス 利 用 開 始 後 も 要 介 護 認 定 等 申 請 も 可 能 であること 等 を 説 明 し 利 用 者 やその 家 族 と 相 談 しながら 進 めていただきたい 4 同 様 に 窓 口 に 来 た 者 が 一 般 介 護 予 防 事 業 の 利 用 を 希 望 している 場 合 や 高 齢 者 の 集 まりに 参 加 して 担 い 手 と して 活 動 したい 等 の 場 合 には 一 般 介 護 予 防 事 業 を 案 内 することが 考 えられる 窓 口 においては 本 人 の 相 談 内 容 や 希 望 等 も 丁 寧 に 聴 き 取 っていただいた 上 で 案 内 をしていただきたい

188 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 第 4 サービス 利 用 の 流 れ 問 介 護 予 防 ケアマネジメントは 直 接 実 施 又 は 委 託 により 実 施 するものとされていることから 前 述 のとおり サービス 単 価 を 設 定 するということは 必 ずしも 生 じないが 介 護 予 防 ケアマネジメントは 要 支 援 者 等 の 個 人 に 対 する 個 別 のサービスであることから 委 託 に 当 たっては 1 件 当 たりの 単 価 を 設 定 することとし その 単 価 については 提 供 する 内 容 等 に 応 じて 予 防 給 付 の 報 酬 単 価 以 下 の 単 価 を 市 町 村 が 定 める とあり 矛 盾 しているように 思 われ るが これはどういう 意 味 か ( 答 ) 介 護 予 防 ケアマネジメント( 第 一 号 介 護 予 防 支 援 事 業 )は 直 接 実 施 又 は 委 託 により 実 施 するものとされていることか ら 予 防 給 付 の 報 酬 を 踏 まえた 指 定 事 業 者 としての 単 価 の 設 定 はないが 地 域 包 括 支 援 センターが 委 託 されている 場 合 や 事 業 の 一 部 が 地 域 包 括 支 援 センターから 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 に 委 託 されている 場 合 には 単 価 設 定 が 必 要 であるという 意 味 である 地 域 包 括 支 援 センターを 直 営 で 運 営 している 市 町 村 現 行 の 指 定 介 護 予 防 支 援 事 業 所 に 係 る 経 費 を 計 上 するのと 同 じように 所 要 額 を 計 上 するものであるから 介 護 予 防 ケア マネジメントに 係 る 単 価 を 設 定 し それに 基 づく 積 算 を 行 う 必 要 はないと 考 えられる 一 方 で 介 護 予 防 ケアマネジメントが 要 支 援 者 等 の 個 人 に 対 する 個 別 のサービスであることから 事 業 の 一 部 を 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 に 委 託 する 場 合 にあっては 1 件 あたりの 単 価 を 設 定 する 必 要 があるが その 単 価 は 予 防 給 付 の 報 酬 単 価 以 下 の 単 価 ( 事 業 の 一 部 を 委 託 することから 委 託 する 事 務 量 に 応 じた 単 価 で 設 定 する 必 要 がある)を 市 町 村 が 定 めることと している 地 域 包 括 支 援 センターを 委 託 している 市 町 村 委 託 に 際 する 所 要 額 の 算 定 にあっては 介 護 予 防 ケアマネジメントが 要 支 援 者 等 の 個 人 に 対 する 個 別 のサービスである ことから 1 件 あたりの 単 価 を 設 定 する 必 要 があるが その 単 価 は 予 防 給 付 の 報 酬 単 価 以 下 の 単 価 を 市 町 村 が 定 めること としている なお 介 護 予 防 支 援 は 指 定 事 業 者 制 度 に 基 づき 国 保 連 を 通 じて 報 酬 が 支 払 われるが 介 護 予 防 ケアマネジメントは 427 市 町 村 から 直 接 委 託 料 が 支 払 われるものである

189 1 包 括 的 支 援 事 業 の 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 費 は 総 合 事 業 移 行 に 際 してはこれを 廃 し 新 たに 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 として 位 置 付 けるもの 2 新 たに 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 として 位 置 付 けられた 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 費 は その 支 払 いに 国 保 連 を 経 由 するものでは ないため 一 部 の 国 保 連 で 行 われている 介 護 予 防 サービス 計 画 給 付 費 に 関 する 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 への 委 託 料 を 直 接 国 保 連 が 支 払 うとの 仕 組 み は 想 定 されない 428 介 護 保 険 固 有 財 源 ( 国 庫 保 険 料 等 ) 財 源 充 当 市 町 村 介 護 保 険 事 業 特 別 会 計 介 護 保 険 事 業 特 別 会 計 介 護 保 険 給 付 費 介 護 予 防 支 援 給 付 地 域 支 援 事 業 地 域 包 括 支 援 センター 部 分 < 介 護 予 防 支 援 給 付 と 介 護 予 防 ケアマネジメントの 違 い( 直 営 型 包 括 )> 包 括 的 支 援 事 業 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 費 ( 1) 総 合 相 談 事 業 費 権 利 擁 護 事 業 費 包 括 的 継 続 的 ケアマネジメント 支 援 事 業 費 指 定 事 業 所 部 分 介 護 予 防 支 援 運 営 費 請 求 (/ 件 ) 支 払 (/ 件 ) 支 払 (/ 件 ) 請 求 (/ 件 ) [ 現 行 ] [ 総 合 事 業 導 入 後 ] 市 町 村 介 護 介 護 保 険 事 業 特 別 会 計 保 介 護 保 険 事 業 特 別 会 計 険 固 介 護 保 険 給 付 費 有 請 求 (/ 件 ) 財 財 源 介 護 予 防 支 援 給 付 支 払 (/ 件 ) 源 充 ( 当 国 地 域 支 援 事 業 庫 地 域 包 括 支 援 センター 部 分 保 険 国 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 料 国 保 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 費 ( 1) 等 保 連 ) 連 委 託 契 約 委 託 料 支 払 (/ 件 ) 包 括 的 支 援 事 業 総 合 相 談 事 業 費 権 利 擁 護 事 業 費 包 括 的 継 続 的 ケアマネジメント 支 援 事 業 費 指 定 事 業 所 部 分 介 護 予 防 支 援 運 営 費 支 払 (/ 件 ) 請 求 (/ 件 ) 委 託 契 約 委 託 料 支 払 (/ 件 ) ( 2) 委 託 契 約 委 託 料 支 払 (/ 件 ) 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 居 宅 介 護 支 援 事 業 所

190 429 介 護 保 険 固 有 財 源 ( 国 庫 保 険 料 等 ) 財 源 充 当 受 託 法 人 市 町 村 介 護 保 険 事 業 特 別 会 計 介 護 保 険 事 業 特 別 会 計 介 護 保 険 給 付 費 介 護 予 防 支 援 給 付 地 域 支 援 事 業 < 介 護 予 防 支 援 給 付 と 介 護 予 防 ケアマネジメントの 違 い( 委 託 型 包 括 )> 包 括 的 支 援 事 業 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 費 ( 1) 総 合 相 談 事 業 費 権 利 擁 護 事 業 費 包 括 的 継 続 的 ケアマネジメント 支 援 事 業 費 委 託 契 約 委 託 料 支 払 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 費 ( 1) 総 合 相 談 事 業 費 権 利 擁 護 事 業 費 包 括 的 継 続 的 ケアマネジメント 支 援 事 業 費 地 域 包 括 支 援 センター 部 分 介 護 予 防 支 援 運 営 費 指 定 事 業 所 部 分 請 求 (/ 件 ) 支 払 (/ 件 ) 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 (/ 委 委 託 託 料 契 支 約 払 支 払 (/ 件 ) 件 ) 請 求 (/ 件 ) [ 現 行 ] [ 総 合 事 業 導 入 後 ] 介 市 町 村 護 介 護 保 険 事 業 特 別 会 計 保 介 護 保 険 事 業 特 別 会 計 険 固 有 介 護 保 険 給 付 費 請 求 (/ 件 ) 財 財 源 源 介 護 予 防 支 援 給 付 支 払 (/ 件 ) 充 ( 当 国 地 域 支 援 事 業 庫 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 保 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 費 ( 1) 険 料 等 ) 国 保 連 受 託 法 人 委 託 契 約 委 託 料 支 払 (/ 件 ) 包 括 的 支 援 事 業 総 合 相 談 事 業 費 権 利 擁 護 事 業 費 包 括 的 継 続 的 ケアマネジメント 支 援 事 業 費 委 託 契 約 委 託 料 支 払 総 合 相 談 事 業 費 権 利 擁 護 事 業 費 包 括 的 継 続 的 ケアマネジメント 支 援 事 業 費 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 費 ( 1) 地 域 包 括 支 援 センター 部 分 介 護 予 防 支 援 運 営 費 指 定 事 業 所 部 分 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 (/ 委 委 託 託 料 契 支 約 払 件 ) 委 託 料 支 払 (/ 支 払 (/ 件 ) 請 求 (/ 件 ) 1 包 括 的 支 援 事 業 の 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 費 は 総 合 事 業 移 行 に 際 してはこれを 廃 し 新 たに 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 として 位 置 付 けるもの 2 新 たに 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 として 位 置 付 けられた 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 費 は その 支 払 いに 国 保 連 を 経 由 するものではないため 一 部 の 国 保 連 で 行 われている 介 護 予 防 サービス 計 画 給 付 費 に 関 する 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 への 委 託 料 を 直 接 国 保 連 が 支 払 うとの 仕 組 みは 想 定 されない ( 2) 件 ) 委 託 契 約 国 保 連

191 地 域 支 援 事 業 はあくまで 市 町 村 が 実 施 するものであり 介 護 保 険 法 上 基 準 等 の 制 定 を 条 例 委 任 している 規 定 も 設 けられ ておらず また 住 民 主 体 の 支 援 など 高 齢 者 の 多 様 なニーズに 対 応 する 多 様 なサービスが 地 域 で 展 開 されることが 見 込 ま れる 中 で 行 政 側 もそれに 応 じた 事 業 展 開 ができるようにする 必 要 があることから 基 準 や 単 価 等 については 必 ずしも 条 ただし 委 託 や 直 接 実 施 で 事 業 を 実 施 する 場 合 において 利 用 者 から 手 数 料 を 徴 収 する 場 合 には 条 例 を 定 める 必 要 430 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み 問 総 合 事 業 により 多 様 なサービス 提 供 をするには それにあわせた 基 準 や 単 価 等 を 市 町 村 が 定 める 必 要 があるが そ の 基 準 や 単 価 等 は 条 例 で 定 める 必 要 があるか ( 答 ) 例 で 定 める 必 要 はないと 考 えている があると 考 えている

192 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 1 ガイドライン 案 では 共 生 社 会 の 推 進 のため 要 支 援 者 等 以 外 の 高 齢 者 障 害 者 児 童 等 がともに 集 える 環 境 づくり に 心 がけることが 重 要 である 旨 記 載 している(ガイドライン 案 P130では 総 合 事 業 でそれぞれの 者 が 利 用 できるサー 2 本 事 例 は 共 生 社 会 の 推 進 に 資 するものであると 考 えられるが ガイドライン 案 の 別 紙 において 典 型 例 としてお 示 し 要 支 援 者 が 中 心 であれば 通 所 型 サービスの 例 ( 典 型 例 として 整 理 したもの) の 中 の 多 様 なサービス の 高 齢 者 が 中 心 であり 地 域 における 住 民 主 体 の 介 護 予 防 活 動 を 育 成 支 援 するために 必 要 であると 市 町 村 が 認 める ものであれば 一 般 介 護 予 防 事 業 の 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 ( 通 いの 場 関 係 ) 3 これらについては ガイドライン 案 P94の 3 補 助 ( 助 成 )による 実 施 等 にもお 示 ししているとおり 立 ち 上 げ 支 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み 問 事 業 当 初 から 子 どもや 障 害 者 の 利 用 も 想 定 して 新 たにNPO ボランティア 組 織 などが 通 いの 場 を 立 ち 上 げ る 場 合 であっても 地 域 支 援 事 業 としてその 立 ち 上 げ 費 用 を 負 担 して 差 し 支 えないか ( 答 ) ビスの 整 理 例 を 示 しており その 中 で 共 生 型 についても 触 れている ) したサービスの 例 に 当 てはめれば Ⅳ 通 所 型 サービスB( 住 民 主 体 による 支 援 ) に 該 当 すると 考 えられる 431 援 に 係 る 経 費 について 市 町 村 が 総 合 事 業 の 枠 組 みの 中 で 補 助 して 差 し 支 えないものと 考 えられる

193 432 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み 問 住 所 地 特 例 対 象 者 のサービス 利 用 に 関 し 総 合 事 業 に 要 する 費 用 のうち 1 施 設 所 在 地 市 町 村 の 指 定 した 指 定 事 業 者 による 提 供 サービスと 2 介 護 予 防 ケアマネジメントに 要 した 費 用 額 ( 総 合 事 業 により 支 出 する 分 )を 保 険 者 市 町 村 が 施 設 所 在 地 市 町 村 に 対 して 支 払 う 旨 規 定 されており その 際 には 国 保 連 を 活 用 することが 原 則 とされている 一 方 それ 以 外 のサービスは 財 政 調 整 を 行 わないとされている この 場 合 総 合 事 業 の 実 施 に 関 して 保 険 者 市 町 村 と 居 住 地 市 町 村 の 間 で 負 担 金 の 授 受 を 直 接 行 うことはない( 介 護 保 険 事 業 特 別 会 計 に 他 市 へ 支 払 う 負 担 金 支 出 科 目 や 他 市 町 村 からの 負 担 金 収 入 科 目 を 設 けなくてもよい)ものとの 解 釈 で 良 いか ( 答 ) 指 定 事 業 所 についてはその 都 度 総 合 事 業 における 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 費 の 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 費 については 年 1 回 いずれの 場 合 も 国 保 連 合 会 を 経 由 して 財 源 調 整 が 行 われるため 保 険 者 市 町 村 と 居 住 地 市 町 村 の 間 で 負 担 金 の 授 受 を 直 接 行 うことはない なお このため 総 合 事 業 の 実 施 の 有 無 にかかわらず 国 保 連 合 会 との 間 で 総 合 事 業 の 財 源 調 整 に 係 る 契 約 を 締 結 する ことが 必 要 である

194 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガイドライン 案 についてのQ&A 抜 粋 第 7 円 滑 な 事 業 への 移 行 実 施 問 総 合 事 業 におけるみなし 事 業 所 について 事 業 者 に 対 してみなし 指 定 を 行 うかどうか 判 断 することは 可 能 か また 平 成 27 年 4 月 以 降 に 新 総 合 事 業 における 事 業 所 の 指 定 の 基 準 を 市 町 村 が 制 定 した 際 現 にみなし 指 定 されている 事 業 者 に 対 し みなし 指 定 が 有 効 期 間 であっても 指 定 を 切 り 替 えることは 可 能 か ( 答 ) 現 在 の 指 定 事 業 所 については 指 定 事 業 所 側 からの 申 出 がない 限 り 平 成 27 年 4 月 1 日 に 指 定 事 業 所 とみなされる ただし 原 則 3 年 間 とする 予 定 のみなし 指 定 の 有 効 期 間 については 市 町 村 が 要 綱 等 で 定 めた 場 合 には 3 年 未 満 とする ことも 可 能 とする 予 定 である 指 定 事 業 所 の 見 直 しを 検 討 されている 市 町 村 においては みなし 指 定 の 期 間 を 短 縮 するな ど 地 域 の 実 情 に 応 じて 適 切 なみなし 指 定 の 有 効 期 間 を 検 討 していただきたい また 平 成 27 年 4 月 以 降 に 市 町 村 が 新 たな 指 定 の 基 準 として 例 えば みなし 指 定 の 基 準 とは 別 に 緩 和 した 基 準 を 定 めた 場 合 には 事 業 所 が 当 該 緩 和 した 基 準 によるサービスを 提 供 するためには その 基 準 に 基 づく 新 たな 指 定 を 受 けるこ とが 必 要 となる この 場 合 みなし 指 定 を 受 けた 事 業 所 についても 緩 和 した 基 準 に 基 づく 指 定 を 重 ねて 受 けることが 可 能 であり 指 定 を 受 ければ 緩 和 した 基 準 に 基 づくサービス 提 供 ができることになる 433

195 平 成 26 年 度 の 予 防 給 付 ( 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 ) 及 び 介 護 予 防 事 業 の 実 績 額 に 直 近 3か 年 平 均 の75 歳 以 上 高 齢 者 数 の 伸 び 率 を 乗 じて 平 成 27 年 度 の 上 限 を 設 定 平 成 28 年 度 以 降 は 前 年 度 の 上 限 額 に 直 近 3か 年 平 均 の75 歳 以 上 高 齢 者 数 の 伸 び 率 を 乗 じて 上 限 管 理 を 行 う 但 し 移 行 期 である 平 成 27 年 度 から29 年 度 は 予 防 給 付 と 総 合 事 業 によるサービス 提 供 が 混 在 するため 算 定 さ れた 上 限 から 予 防 給 付 で 対 応 する 費 用 を 除 いた 額 を 当 該 年 度 の 総 合 事 業 の 上 限 とする 下 図 は 平 成 26 年 度 実 績 を100とし 以 降 を5%の 伸 び 率 で 上 限 管 理 する 場 合 のイメージ( 便 宜 上 各 年 度 の 伸 び 率 を 一 定 としている) 平 成 29 年 度 までは 当 該 年 度 に 予 防 給 付 で 実 施 する 介 護 予 防 支 援 の 費 用 を 上 限 の 計 算 式 から 除 く 必 要 があるが イメージ 図 では 便 宜 上 割 愛 以 降 の 資 料 に ついて 同 じ 434 新 しい 総 合 事 業 の 上 限 1 ( 原 則 の 上 限 ) 平 成 27 年 度 から 移 行 し 28 年 度 当 初 から 全 て 総 合 事 業 に 切 り 替 わる 場 合 のイメージ 予 護 予 防 防 事 介 給 業 護 付 の 予 ( 実 防 訪 績 支 問 額 援 介 ) 及 護 び 通 介 所 護 介 100 予 防 給 付 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 介 護 予 防 事 業 ( 一 次 二 次 ) 又 は 現 行 総 合 事 業 ( 差 し 引 く ) 当 該 年 度 に 総 合 事 業 で 実 施 する 分 当 該 年 度 に 予 防 給 付 で 実 施 する 分 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 30 年 度 ~ ( 移 行 年 度 ) 給 付 と 事 業 が 混 在 ( 全 て 移 行 ) 総 合 事 業 の 原 則 の 上 限 1

196 移 行 期 間 における10%の 特 例 ( 原 則 の 上 限 に 適 用 する 場 合 ) 平 成 27 年 度 から29 年 度 の 移 行 期 においては 事 業 開 始 の 前 年 度 の 予 防 給 付 ( 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 ) 及 び 介 護 予 防 事 業 の 実 績 額 に 110%を 乗 じた 額 の 範 囲 内 で 個 別 判 断 を 不 要 とし 翌 年 度 はその 実 績 額 を 基 本 とした 額 に 上 限 を 置 き 換 えることができる < 平 成 27 年 度 から 総 合 事 業 を 開 始 する 場 合 の 算 定 イメージ> 平 成 27 年 度 : 平 成 26 年 度 の 費 用 額 の 実 績 110%(=a) 算 定 された 額 の 範 囲 内 で 平 成 28 年 度 : (a) 直 近 3カ 年 平 均 の75 歳 高 齢 者 の 伸 び 率 (=b) 原 則 の 上 限 を 置 き 換 えることが 可 能 平 成 29 年 度 : (b) 直 近 3カ 年 平 均 の75 歳 高 齢 者 の 伸 び 率 (=c) 平 成 30 年 度 : 平 成 29 年 度 の 費 用 額 の 実 績 直 近 3カ 年 平 均 の75 歳 以 上 高 齢 者 数 の 伸 び 率 下 図 は 平 成 27 年 度 から 事 業 を 開 始 し 28 年 度 当 初 から 全 て 総 合 事 業 に 切 り 替 わる 場 合 のイメージ 27 年 度 から29 年 度 の 棒 グラフ 左 ( 青 色 )は 平 成 26 年 度 を100とし 以 降 を5%の 伸 び 率 で 管 理 を 行 う 原 則 の 上 限 同 様 に 棒 グラフ 右 ( 緑 色 )は 原 則 の 上 限 を 超 え 10%の 特 例 を 使 用 する 場 合 の 上 限 ( 最 大 値 ) 10%の 特 例 による 上 限 は 棒 グラフ 右 ( 緑 色 )の 範 囲 内 で 設 定 435 予 護 予 防 防 事 介 給 業 護 付 の 予 ( 実 防 訪 績 支 問 額 援 介 ) 及 護 び 通 介 所 護 介 110% 予 防 給 付 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 介 護 予 防 事 業 ( 一 次 二 次 ) 又 は 現 行 総 合 事 業 当 該 年 度 に 総 合 事 業 で 実 施 する 分 当 該 年 度 に 予 防 給 付 で 実 施 する 分 ( 差 し 引 く) 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 30 年 度 ~ ( 移 行 年 度 ) 給 付 と 事 業 が 混 在 ( 全 て 移 行 ) 原 則 の 上 限 % の 特 例 10%の 特 例 を 使 う 場 合 30 年 度 以 降 は29 年 度 の 実 績 額 に 基 づき 上 限 管 理 122 2

197 原 則 の 上 限 のほか 予 防 給 付 全 体 での 費 用 効 率 化 を 評 価 した 上 限 を 選 択 し 原 則 の 上 限 を 置 き 換 えることを 可 能 とする 選 択 可 能 な 計 算 式 は 原 則 の 上 限 と 比 較 の 上 いつでも 選 択 可 能 選 択 可 能 な 計 算 式 を 採 用 し 原 則 の 上 限 に 置 き 換 えた 場 合 も 10%の 特 例 を 活 用 することが 可 能 選 択 可 能 な 計 算 式 は 予 防 給 付 として 残 る 給 付 ( 訪 問 看 護 リハビリ 等 )の 費 用 の 伸 び 率 が 75 歳 以 上 高 齢 者 数 の 伸 び 率 ( 自 然 増 )を 下 回 る 場 合 に 原 則 の 上 限 で 算 定 された 額 を 超 える (1) 原 則 の 上 限 平 成 26 年 度 の 訪 問 介 護 等 直 近 3ヵ 年 後 期 伸 び 率 当 該 年 度 の 訪 問 介 護 + 介 護 予 防 事 業 の 実 績 年 度 年 度 等 給 付 総 額 27 年 度 100 万 円 万 円 = 53 万 円 28 年 度 100 万 円 万 円 = 110 万 円 ガイドライン 案 P120の 算 定 式 を 参 照 436 新 しい 総 合 事 業 の 上 限 2( 選 択 可 能 な 計 算 式 ) 平 成 27 年 度 から 移 行 し 28 年 度 当 初 から 全 て 総 合 事 業 に 切 り 替 わる 場 合 のイメージ 算 定 イメージ( 原 則 の 上 限 と 選 択 可 能 な 計 算 式 の 比 較 ) 仮 定 75 歳 以 上 高 齢 者 数 の 伸 び 率 ( 自 然 増 )が 1.05 ( 便 宜 上 一 定 とする) 予 防 給 付 に 残 る 訪 問 看 護 リハビリ 等 の 費 用 伸 び 率 が 1.02 と 仮 定 平 成 26 年 度 の 予 防 給 付 全 体 + 介 護 予 防 事 業 の 実 績 を 150 万 円 とし そのうち 総 合 事 業 に 移 行 するサービス( 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 介 護 予 防 事 業 )を 100 万 円 その 他 サービス( 訪 問 看 護 リハビリ 等 )を 50 万 円 とする) 総 合 事 業 へ 移 行 後 も 27 年 度 に 一 部 給 付 で 実 施 する 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 の 実 績 を 52 万 円 と 仮 定 (2) 選 択 できる 計 算 式 平 成 26 年 度 の 予 防 給 付 全 体 直 近 3ヵ 年 後 期 伸 び 率 当 該 年 度 の 予 防 給 付 総 額 + 介 護 予 防 事 業 の 実 績 年 度 年 度 < 訪 問 介 護 等 > <その 他 給 付 > 27 年 度 150 万 円 (52 万 円 +(50 万 円 1.02)) = 55 万 円 28 年 度 150 万 円 ( 0 円 +(50 万 円 )) = 113 万 円 3

198 ( 仮 定 ) 75 歳 以 上 高 齢 者 数 の 伸 び 率 ( 自 然 増 )が 1.05 ( 便 宜 上 一 定 とする) 予 防 給 付 に 残 る 訪 問 看 護 リハビリ 等 の 費 用 伸 び 率 が 1.02 と 仮 定 平 成 26 年 度 の 予 防 給 付 全 体 + 介 護 予 防 事 業 の 実 績 を 150 万 円 とし そのうち 総 合 事 業 に 移 行 するサー ビス( 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 介 護 予 防 事 業 )を 100 万 円 その 他 サービス( 訪 問 看 護 リハ ビリ 等 )を 50 万 円 とする) 総 合 事 業 へ 移 行 後 も 27 年 度 に 一 部 給 付 で 実 施 する 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 の 実 績 を 52 万 円 と 仮 定 選 択 可 能 な 計 算 式 によ る 上 限 原 則 の 上 限 では122 訪 問 看 護 リ ハビリ 等 の 費 用 の 伸 び 率 ( 1.02) 4 ( 選 択 可 能 な 計 算 式 を 継 続 的 に 選 択 する 場 合 の 上 限 管 理 のイメージ) 介 予 護 防 予 給 防 付 事 全 業 体 の 及 実 び 績 額 予 防 給 付 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 介 護 予 防 事 業 ( 一 次 二 次 ) 又 は 現 行 総 合 事 業 予 防 給 付 訪 問 看 護 リハビリ 等 原 則 の 上 限 では53 当 該 年 度 に 総 合 事 業 で 実 施 する 分 当 該 年 度 に 予 防 給 付 で 実 施 する 分 ( 差 し 引 く) 限 では 原 則 の 上 差 し 引 く 53 原 則 の 上 限 では 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 30 年 度 ~ ( 移 行 年 度 ) 給 付 と 事 業 が 混 在 ( 完 全 移 行 )

199 平 成 27 年 度 : 平 成 26 年 度 の 費 用 額 の 実 績 110%(=a) 平 成 28 年 度 :(a) 直 近 3カ 年 平 均 の75 歳 高 齢 者 の 伸 び 率 (=b) 平 成 29 年 度 :(b) 直 近 3カ 年 平 均 の75 歳 高 齢 者 の 伸 び 率 (=c) 平 成 30 年 度 : 平 成 29 年 度 の 費 用 額 の 実 績 直 近 3カ 年 平 均 の75 歳 以 上 高 齢 者 数 の 伸 び 率 算 定 された 額 の 範 囲 内 で 選 択 可 能 な 計 算 式 を 置 き 換 えることが 可 能 下 図 は 平 成 27 年 度 から 事 業 を 開 始 し 28 年 度 当 初 から 全 て 総 合 事 業 に 切 り 替 わる 場 合 のイメージ 27 年 度 から29 年 度 の 棒 グラフ 左 ( 青 色 )は 平 成 26 年 度 実 績 を150とし 以 降 を5%の 伸 び 率 で 伸 ばした 場 合 の 選 択 可 能 な 計 算 式 同 様 に 棒 グラフ 右 ( 緑 色 )は 選 択 可 能 な 計 算 式 による 上 限 を 超 え 10%の 特 例 を 使 用 する 上 限 ( 最 大 値 ) 10%の 特 例 による 上 限 は 棒 グラフ 右 ( 緑 色 )の 範 囲 内 で 設 定 %の 特 例 を 使 う 場 合 30 年 度 以 降 は 29 年 度 の 実 績 額 に 基 づき 上 限 管 理 訪 問 看 護 リ ハビリ 等 の 費 用 の 伸 び 率 ( 1.02) 移 行 期 間 における10%の 特 例 ( 選 択 可 能 な 計 算 式 に 適 用 する 場 合 ) 介 予 護 防 予 給 防 付 事 全 業 体 の 及 実 び 績 額 110% 予 防 給 付 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 介 護 予 防 事 業 ( 一 次 二 次 ) 又 は 現 行 総 合 事 業 予 防 給 付 訪 問 看 護 リハビリ 等 当 該 年 度 に 総 合 事 業 で 実 施 する 分 当 該 年 度 に 予 防 給 付 で 実 施 する 分 ( 差 し 引 く) 選 択 可 能 な 計 算 式 % の 特 例 差 し 引 く 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 30 年 度 ~ ( 移 行 年 度 ) ( 完 全 移 行 ) 給 付 と 事 業 が 混 在

200 ( 仮 定 )75 歳 以 上 高 齢 者 数 の 伸 び 率 が1.05 予 防 給 付 ( 訪 問 看 護 リハビリ 等 )のサービスの 伸 び 率 が 1.02で 伸 びる 場 合 (1) 原 則 の 上 限 < 平 成 26 年 度 の 実 績 > 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 介 護 予 防 事 業 <27 年 度 の 訪 問 介 護 等 給 付 額 ><27 年 度 の 総 合 事 業 上 限 > 235,000 千 円 ,000 千 円 = 146,750 千 円 1 (2) 選 択 できる 計 算 式 < 平 成 26 年 度 の 実 績 > 予 防 給 付 全 体 + 介 護 予 防 事 業 <27 年 度 の 予 防 給 付 総 額 ><27 年 度 の 総 合 事 業 上 限 > 285,000 千 円 ,000 千 円 = 148,250 千 円 2 (3) 原 則 の 上 限 に10% 上 乗 せする 場 合 < 平 成 26 年 度 の 実 績 > 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 介 護 予 防 事 業 <27 年 度 の 訪 問 介 護 等 給 付 額 ><27 年 度 の 総 合 事 業 上 限 > 235,000 千 円 ,000 千 円 = 158,500 千 円 3 (4) 選 択 できる 計 算 式 に10% 上 乗 せする 場 合 < 平 成 26 年 度 の 実 績 > 予 防 給 付 全 体 + 介 護 予 防 事 業 <27 年 度 の 予 防 給 付 総 額 ><27 年 度 の 総 合 事 業 上 限 > 285,000 千 円 ,000 千 円 = 162,500 千 円 4 具 体 的 な 金 額 による 上 限 算 定 のイメージ ある 自 治 体 の 実 際 の 数 字 を 基 に27 年 度 の 上 限 を 試 算 2-1 = 1,500 千 円 選 択 可 能 な 計 算 式 の 方 が1,500 千 円 高 く 算 定 される さらに 移 行 期 における10% 特 例 を 使 う 場 合 439 移 行 期 (27 年 度 ~29 年 度 )においては 特 例 により 以 下 の 額 まで 個 別 協 議 が 不 要 となる (3)の 場 合 は 原 則 の 上 限 と 比 べ+11,750 千 円 (3-1) (4)の 場 合 は 選 択 できる 上 限 と 比 べ+14,250 千 円 (4-2) 6

201 市 町 村 における 総 合 事 業 の 円 滑 な 実 施 に 配 慮 し 計 算 式 による 上 限 を 超 える 場 合 について 個 別 に 判 断 する 枠 組 みを 設 ける 個 別 判 断 は 事 前 の 判 断 と 事 後 の 判 断 に 分 けて 行 う 特 に 事 前 の 判 断 においては 市 町 村 が 予 算 要 求 や 実 施 計 画 策 定 を 円 滑 にできるように 配 慮 < 事 前 の 判 断 > 当 該 年 度 の 見 込 額 が 明 らかに 上 限 を 超 える 場 合 について 一 定 の 特 殊 事 情 を 勘 案 して 認 める < 事 後 の 個 別 判 断 > 事 業 実 施 後 結 果 として 上 限 を 超 えた 場 合 について 一 定 の 特 殊 事 情 を 勘 案 して 認 める 例 病 気 などの 大 流 行 災 害 の 発 生 などの 避 けられない 事 情 により 要 支 援 者 等 が 急 増 した 場 合 多 様 なサービスへの 移 行 促 進 を 図 る 等 費 用 の 効 率 化 に 向 け 政 策 努 力 したが 結 果 として 上 限 以 上 となっ た 場 合 で その 後 住 民 主 体 の 取 組 等 が 確 実 に 促 進 され 費 用 の 伸 びが 低 減 していく 見 込 みである 場 合 総 合 事 業 開 始 当 初 総 合 事 業 への 移 行 に 伴 うやむを 得 ない 事 情 により 費 用 の 伸 び 率 が 高 く なった 場 合 新 しい 総 合 事 業 の 上 限 3( 個 別 判 断 ) 例 介 護 予 防 に 効 果 的 なプログラムを 新 たに 導 入 する 場 合 介 護 予 防 や 生 活 支 援 サービスの 供 給 体 制 が 近 隣 市 町 村 と 比 較 して 著 しく 不 足 している 場 合 小 規 模 市 町 村 で 通 いの 場 等 の 新 たな 基 盤 整 備 を 通 じて 当 該 年 度 だけ 費 用 の 伸 びが 増 加 する 場 合 など 費 用 の 伸 びが 一 時 的 に 高 くなるが 住 民 主 体 の 取 組 等 が 確 実 に 促 進 され 費 用 の 伸 びが 低 減 していく 見 込 み である 場 合 前 年 度 の 個 別 判 断 で 上 限 を 引 き 上 げており その 影 響 が 当 該 年 度 以 降 も 継 続 すると 見 込 まれる 場 合 ( 計 算 式 の1を 前 年 度 の 上 限 の 引 き 上 げを 踏 まえた 額 におきかえる) ガイドライン 案 P120の 算 定 式 を 参 照

202 生 活 支 援 介 護 予 防 は 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 生 活 を 継 続 するために 地 域 包 括 ケアシステムの 基 本 となる 要 素 2025 年 に 向 け 介 護 保 険 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 地 域 の 多 様 な 主 体 人 材 を 活 用 し 地 域 包 括 ケアシステムを 構 築 するた めには 市 町 村 が 主 体 的 に 総 合 事 業 に 取 り 組 み 生 活 支 援 介 護 予 防 の 充 実 に 努 めることが 必 要 例 えば みなし 指 定 によるサービスを 適 切 に 実 施 しつつ 一 般 介 護 予 防 事 業 の 通 いの 場 の 強 化 等 を 通 じて 徐 々に 住 民 主 体 の 支 援 の 充 実 を 図 るといった 形 式 でも 地 域 包 括 ケアシステム 構 築 に 資 することから 総 合 事 業 に 移 行 したこととなる 総 合 事 業 への 早 期 の 移 行 について 住 民 主 体 の 支 援 等 地 域 の 支 え 合 いの 体 制 づ くりの 推 進 協 議 体 の 早 期 設 置 を 通 じた 関 係 機 関 の 連 携 強 化 441 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けては 生 活 支 援 介 護 予 防 について 住 民 が 主 体 的 に 参 加 し 自 らが 担 い 手 となっていくような 地 域 づくりが 必 要 である 住 民 主 体 の 地 域 の 支 え 合 いの 体 制 づくりには 一 定 の 年 月 が 必 要 となるが 総 合 事 業 へ 移 行 することにより 早 期 に 促 進 することができる ( 参 考 ) 総 合 事 業 の 枠 組 みを 活 用 して 地 域 のボランティアや 非 営 利 団 体 等 の 活 動 に 関 する 立 ち 上 げ 経 費 や 活 動 経 費 の 補 助 等 を 実 施 可 能 ( 総 合 事 業 の 事 業 実 施 方 法 の 一 つとしてNPOやボランティアへの 補 助 を 想 定 ) 総 合 事 業 の 上 限 額 は 移 行 当 初 の 事 業 費 の 変 動 への 対 応 や 支 え 合 いの 体 制 づくりの 構 築 が 必 要 であること 等 から 平 成 27 年 度 から 平 成 29 年 度 までの 間 は 事 業 開 始 の 前 年 度 の 予 防 給 付 ( 訪 問 介 護 通 所 介 護 介 護 予 防 支 援 ) 及 び 介 護 予 防 事 業 の 実 績 額 に110% を 乗 じた 額 の 範 囲 内 で 個 別 判 断 を 不 要 としている( 予 防 給 付 全 体 で 上 限 管 理 する 選 択 可 能 な 計 算 式 も 同 様 ) この 枠 組 みを 最 大 限 活 かした 積 極 的 な 取 組 が 可 能 となる 協 議 体 を 早 期 に 設 置 し 社 会 福 祉 法 人 NPO 協 同 組 合 自 治 会 民 間 企 業 等 地 域 の 多 様 な 関 係 者 の 参 加 を 推 進 することで これまで 以 上 に 幅 広 いネットワークが 構 築 され 情 報 交 換 や 連 携 が 進 むことになり 地 域 での 支 援 に 早 期 から 積 極 的 に 参 画 いただくこと が 可 能 となる 地 域 の 受 け 皿 づくりのため 協 議 体 の 設 置 は 有 効 であり 総 合 事 業 への 移 行 時 期 に 関 わらず 早 期 の 取 組 が 求 められる 協 議 体 は 地 域 のネットワーク 構 築 に 資 する 既 存 の 会 議 と 連 携 し 実 施 することが 可 能 ( 参 考 ) 地 域 の 非 営 利 団 体 の 参 画 による 住 民 主 体 の 支 援 の 推 進 とともに 民 間 企 業 等 も 含 めた 地 域 の 多 様 な 関 係 者 に 徐 々に 参 画 を 求 めることで 配 食 などの 高 齢 者 の 生 活 を 支 える 市 場 ( 保 険 外 )サービスの 充 実 が 図 られ る 民 間 企 業 等 の 関 係 機 関 による 見 守 り 協 定 の 締 結 等 地 域 貢 献 の 取 組 の 促 進 も 期 待 される

203 ( 参 考 ) 上 記 に 加 えて 総 合 事 業 の 実 施 に 当 たり 市 町 村 の 事 務 負 担 を 軽 減 するために 以 下 のような 枠 組 みも 整 備 されている 市 町 村 による 契 約 審 査 支 払 事 務 の 負 担 軽 減 について 市 町 村 が 毎 年 度 委 託 契 約 を 締 結 する 事 務 を 不 要 とするため 指 定 事 業 者 制 度 を 活 用 審 査 支 払 について 国 保 連 の 活 用 要 介 護 認 定 の 事 務 負 担 の 軽 減 について 総 合 事 業 に 全 面 移 行 した 自 治 体 については 更 新 申 請 時 の 要 介 護 認 定 等 の 有 効 期 間 の 延 長 を 行 うことができる 早 期 に 移 行 する 自 治 体 に 対 しては 移 行 前 後 を 通 じて 事 業 実 施 に 係 る 継 続 的 な 支 援 を 検 討 442 地 域 の 多 様 な 人 材 によ る 高 齢 者 支 援 の 推 進 市 町 村 による 事 業 所 の 計 画 的 な 指 定 の 推 進 次 期 計 画 策 定 時 に 展 望 が 可 能 総 合 事 業 への 早 期 の 移 行 について 高 齢 者 の 多 様 なニーズに 対 応 するため ボランティア NPO 民 間 企 業 等 の 多 様 な 主 体 が 支 援 の 担 い 手 になることで 地 域 の 多 様 な 人 材 の 活 躍 の 場 を 広 げることができる ( 例 ) 必 ずしも 資 格 を 有 さない 人 材 に 対 して 研 修 等 により 一 定 の 質 を 確 保 しつつ 活 躍 の 場 を 創 出 するこ とで 地 域 の 支 え 手 が 増 加 する また 既 存 の 介 護 サービス 事 業 者 ( 専 門 職 )は 中 重 度 者 への 対 応 にその 専 門 性 を 発 揮 することができる 総 合 事 業 では 事 業 所 の 指 定 を 市 町 村 が 裁 量 を 持 って 行 えるため 例 えば 市 町 村 の 計 画 量 や 事 業 所 のサービス 提 供 状 況 等 を 踏 まえた 計 画 的 な 指 定 ができる これによ り 圏 域 内 の 効 果 的 な 配 置 や 質 の 向 上 を 図 ることが 可 能 となる 予 防 給 付 から 移 行 するみなし 指 定 の 事 業 所 についても 有 効 期 間 (3 年 )を 市 町 村 の 判 断 で 短 縮 することも 可 能 であり 地 域 の 実 情 に 応 じた 判 断 を 早 期 から 実 施 できる 早 期 移 行 により 第 6 期 中 の 実 施 状 況 を 踏 まえ 例 えば 必 要 に 応 じて 事 業 内 容 を 見 直 しつつ 第 7 期 を 迎 えるなど 第 7 期 以 降 (2018~2024 年 )の 展 望 が 可 能 特 に 平 成 29 年 4 月 移 行 とした 場 合 は 第 7 期 の 計 画 策 定 段 階 で 実 施 データがないため 適 正 な 事 業 規 模 を 見 込 めない 等 第 7 期 事 業 計 画 への 反 映 が 困 難 になり 2025 年 に 向 け 地 域 包 括 ケアシステムの 基 本 要 素 である 生 活 支 援 介 護 予 防 への 取 組 が 困 難 となる 恐 れ 住 民 等 地 域 の 多 様 な 主 体 に 参 画 を 求 め 地 域 の 支 え 合 いの 体 制 づくりを 推 進 すること 市 町 村 による 質 の 高 いサービスの 効 果 的 な 配 置 の 推 進 等 を 通 じ 総 合 事 業 の 費 用 の 効 率 化 が 図 られ 介 護 保 険 料 の 水 準 にも 反 映 される

204 総 合 事 業 ガイドライン 案 に 係 る 追 加 質 問 項 目 について 第 2 サービスの 類 型 問 1 福 祉 有 償 運 送 については 現 在 は 要 支 援 者 が 旅 客 の 対 象 になっているが 改 正 後 は 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 対 象 者 ( 基 本 チェックリスト 対 象 者 )も 対 象 となるのか 問 2 訪 問 型 サービスD( 移 動 支 援 )には 具 体 的 などのような 類 型 があるのか 問 3 通 所 型 サービスに 係 る 移 動 支 援 の 対 象 経 費 は 何 か 第 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 問 4 協 議 体 の 設 置 を 推 進 することのだが どのようなメンバーに 声 かけをすれば 良 いか 民 間 企 業 に も 積 極 的 に 参 加 してもらうのか 第 4 サービスの 利 用 の 流 れ 問 5 サービス 事 業 対 象 者 の 介 護 予 防 ケアマネジメント ケアプラン 作 成 は 地 域 包 括 支 援 センターに 配 置 される3 職 種 ( 保 健 師 社 会 福 祉 士 主 任 介 護 支 援 専 門 員 )に 限 られるのか 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み 問 6 指 定 事 業 者 に 対 して 市 町 村 が 監 査 を 行 っていくことになるが 市 町 村 の 取 組 を 支 援 するため 国 として 指 針 等 を 示 すべきではないか 問 7 新 しい 総 合 事 業 について 上 限 を 超 えた 場 合 には 市 町 村 が 設 置 した 介 護 給 付 費 準 備 基 金 を 取 り 崩 して 充 てることは 可 能 か 問 8 特 別 養 護 老 人 ホームや 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 を 活 用 して 円 滑 に 総 合 事 業 を 実 施 できるように 必 要 な 措 置 を 講 じるべきではないか 問 9 総 合 事 業 へ 移 行 後 の 指 定 事 業 者 の 指 定 の 事 務 の 流 れはどうなるのか 特 に 平 成 27 年 4 月 に 行 われ るみなし 指 定 についてはどのような 事 務 の 流 れになるのか 問 10 総 合 事 業 において 地 域 の 実 情 に 応 じたサービスの 多 様 化 が 図 られる 中 介 護 予 防 生 活 支 援 サ ービス 事 業 における 指 定 事 業 者 からの 請 求 に 対 する 審 査 支 払 を 国 保 連 に 委 託 できることとなってい るが 準 備 状 況 如 何 問 11 総 合 事 業 の 高 額 介 護 サービス 費 相 当 事 業 について 対 象 となるサービスは 現 行 の 訪 問 介 護 通 所 介 護 相 当 と 緩 和 した 基 準 によるサービスであり 国 保 連 を 活 用 することが 可 能 なサービスと 考 え て 良 いか その 際 の 事 務 の 流 れはどうなるのか 第 7 円 滑 な 事 業 への 移 行 実 施 問 12 多 様 なサービスについては 開 発 を 推 進 していくが 一 定 の 時 間 がかかることが 見 込 まれ 平 成 27 年 4 月 の 段 階 では 準 備 が 整 っていない 場 合 や 仮 に 整 っていても 一 定 の 周 知 期 間 をおく 必 要 がある 場 合 などが 考 えられる この 場 合 平 成 27 年 4 月 の 段 階 ではみなし 指 定 のよるサービスのみが 利 用 でき る 状 態 であっても 事 業 への 移 行 が 完 了 しているとして 猶 予 の 条 例 の 制 定 は 不 要 ということで 良 い か 443

205 第 2 サービスの 類 型 問 1 福 祉 有 償 運 送 については 現 在 は 要 支 援 者 が 旅 客 の 対 象 になっているが 改 正 後 は 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 対 象 者 ( 基 本 チェックリスト 該 当 者 )も 対 象 となるのか ( 答 ) 1 今 般 の 改 正 により 多 様 なニーズがある 要 支 援 者 に 対 する 予 防 給 付 ( 訪 問 介 護 通 所 介 護 )が 新 し い 総 合 事 業 に 移 行 されるが 新 しい 総 合 事 業 の 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 対 象 者 は 引 き 続 き 従 来 の 要 支 援 者 に 相 当 する 者 である この 従 来 の 要 支 援 者 に 相 当 する 事 業 の 対 象 者 については これまでの 要 支 援 認 定 のほか 基 本 チ ェックリストを 活 用 して 簡 便 迅 速 に 支 援 につなげていくこととしている 2 現 在 道 路 運 送 法 施 行 規 則 において 福 祉 有 償 運 送 の 旅 客 の 対 象 として 介 護 保 険 の 給 付 対 象 と なる 要 介 護 認 定 及 び 要 支 援 認 定 を 受 けた 者 を 規 定 しているところであるが 上 記 を 踏 まえ 要 支 援 者 と 同 様 に 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 対 象 者 ( 基 本 チェックリスト 該 当 者 )についても 福 祉 有 償 運 送 の 旅 客 の 対 象 とする 予 定 である 3 なお 生 活 保 護 法 や 税 法 等 の 他 法 における 取 扱 いにおいても 支 援 が 必 要 な 基 本 チェックリスト 該 当 者 に 対 する 生 活 保 障 の 観 点 から 要 支 援 者 と 同 様 事 業 の 支 援 対 象 となるチェックリスト 該 当 者 もその 対 象 とし これらの 者 について 扱 いは 同 一 とすることとしている 担 当 : 老 健 局 振 興 課 生 活 支 援 サービス 係 ( 内 線 3982) 問 2 訪 問 型 サービスD( 移 動 支 援 )には 具 体 的 にどのような 類 型 があるのか ( 答 ) 1 訪 問 型 サービスD( 移 動 支 援 )については 以 下 のような2 類 型 に 分 類 できる 444 1

206 ケース1) 通 院 等 をする 場 合 における 送 迎 前 後 の 付 き 添 い 支 援 ( 通 院 等 乗 降 介 助 のイメージ) 利 用 者 宅 病 院 等 利 用 者 宅 送 迎 前 後 の 付 き 添 い 支 援 ( 乗 車 前 若 しくは 降 車 後 の 屋 内 外 における 移 動 の 身 体 介 助 等 )は 訪 問 型 サービスD と 整 理 ケース2) 通 所 型 サービスBにおいて その 送 迎 を 別 主 体 で 実 施 する 場 合 利 用 者 宅 通 いの 場 利 用 者 宅 通 いの 場 での 支 援 2は 通 所 型 サービスB 送 迎 部 分 1 3は 訪 問 型 サービスD と 整 理 なお 訪 問 型 サービスDには 該 当 しないが 以 下 の 事 例 も 紹 介 する 参 考 ) 通 所 型 サービスBにおいて その 送 迎 も 同 一 主 体 で 実 施 する 場 合 利 用 者 宅 通 いの 場 利 用 者 宅 の 全 てを 一 体 的 に 通 所 型 サービスB と 整 理 上 記 では 通 所 型 サービスBの 場 合 としているが 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 の 場 合 も 同 様 担 当 : 老 健 局 振 興 課 生 活 支 援 サービス 係 ( 内 線 3982) 2 445

207 問 3 通 所 型 サービスに 係 る 移 動 支 援 の 対 象 経 費 は 何 か ( 答 ) 1 移 送 前 後 の 生 活 支 援 いわゆる 訪 問 型 サービスDについては 通 院 等 をする 場 合 における 送 迎 前 後 の 付 き 添 い 支 援 であるので 移 送 に 関 する 直 接 経 費 は 対 象 とならず サービスの 利 用 調 整 の 人 件 費 等 の 間 接 経 費 のみが 対 象 となる 2 通 所 介 護 相 当 通 所 型 サービスA B C 地 域 介 護 予 防 活 動 支 援 事 業 に 係 る 送 迎 については ガイドライン 案 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み 1 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 (2) 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 実 施 方 法 3 補 助 ( 助 成 )による 実 施 等 にお 示 ししていると ころであるが 車 両 購 入 費 等 具 体 的 な 対 象 経 費 については 費 用 の 効 率 性 の 観 点 から 市 町 村 の 裁 量 により 判 断 されたい 担 当 : 老 健 局 振 興 課 生 活 支 援 サービス 係 ( 内 線 3982) 446 3

208 第 3 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 充 実 問 4 協 議 体 の 設 置 を 推 進 するとのことだが どのようなメンバーに 声 がけをすれば 良 いか 民 間 企 業 にも 積 極 的 に 参 加 してもらうのか ( 答 ) 1 協 議 体 については ガイドライン 案 3 (3) 協 議 体 の 目 的 役 割 等 4 協 議 体 の 構 成 団 体 等 にもお 示 ししているとおり 市 町 村 地 域 包 括 支 援 センター 等 の 行 政 機 関 生 活 支 援 コーディネー ターのほか NPO 社 会 福 祉 法 人 社 会 福 祉 協 議 会 地 縁 組 織 協 同 組 合 民 間 企 業 ボランテ ィア 団 体 介 護 サービス 事 業 者 シルバー 人 材 センター 等 の 地 域 の 関 係 者 で 構 成 されることを 想 定 しており この 他 にも 地 域 の 実 情 に 応 じて 適 宜 参 加 者 を 募 ることが 望 ましいと 考 えている 2 また 生 活 支 援 体 制 整 備 事 業 は 市 町 村 の 生 活 支 援 介 護 予 防 サービスの 体 制 整 備 を 目 的 として おり ガイドライン 案 2にもお 示 ししているとおり 介 護 保 険 制 度 でのサービスのみならず 市 町 村 実 施 事 業 や 民 間 市 場 あるいは 地 域 の 支 え 合 いで 行 われているサービスを 含 めて 市 町 村 内 の 資 源 を 把 握 し 保 険 外 のサービスの 活 用 を 促 進 しつつ 互 助 を 基 本 とした 生 活 支 援 介 護 予 防 サービ スが 創 出 されるような 取 組 を 積 極 的 に 進 める 必 要 がある したがって 配 食 事 業 者 移 動 販 売 事 業 者 等 地 域 の 高 齢 者 の 生 活 を 支 える 上 で 必 要 不 可 欠 な 民 間 企 業 にも 地 域 の 実 情 に 応 じて 参 画 いただくことを 想 定 している ( 参 考 ) 総 合 事 業 のケアマネジメントでは ケアマネジメントのプロセスを 評 価 することとしており ケアマネジメント の 結 果 保 険 外 の 民 間 企 業 のサービスのみの 利 用 となり その 後 のモニタリング 等 を 行 わない 場 合 についても ア セスメント 等 のプロセスに 対 し ケマネジメント 開 始 月 分 のみ 事 業 によるケアマネジメント 費 が 支 払 われる 3 いずれにしても 地 域 の 資 源 開 発 や 多 様 な 主 体 のネットワーク 化 等 を 図 るため 協 議 体 の 設 置 を 早 期 に 行 うことが 重 要 であり 例 えば まず 協 議 体 の 機 能 を 有 するような 既 存 の 会 議 等 も 積 極 的 に 活 用 しつつ 最 低 限 必 要 なメンバーで 協 議 体 を 立 ち 上 げ 徐 々にメンバーを 増 やしていくなどと いった 方 法 も 有 効 であると 考 えている 担 当 : 老 健 局 振 興 課 生 活 支 援 サービス 係 ( 内 線 3982) 4 447

209 第 4 サービスの 利 用 の 流 れ 問 5 サービス 事 業 対 象 者 の 介 護 予 防 ケアマネジメント ケアプラン 作 成 は 地 域 包 括 支 援 センター に 配 置 される3 職 種 ( 保 健 師 社 会 福 祉 士 主 任 介 護 支 援 専 門 員 )に 限 られるのか ( 答 ) 1 総 合 事 業 における 介 護 予 防 ケアマネジメント( 第 一 号 介 護 予 防 支 援 事 業 )は ガイドライン 案 に もお 示 ししているとおり 地 域 包 括 支 援 センターが 実 施 するものとしているが 市 町 村 の 状 況 に 応 じて 地 域 包 括 支 援 センターから 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 に 委 託 することも 可 能 としている 2 従 って 介 護 予 防 ケアマネジメント( 第 一 号 介 護 予 防 支 援 事 業 )については 地 域 包 括 支 援 セン ターに 配 置 されている3 職 種 ( 保 健 師 社 会 福 祉 士 主 任 介 護 支 援 専 門 員 ) 以 外 にも 現 行 制 度 と 同 様 介 護 支 援 専 門 員 等 の 指 定 介 護 予 防 支 援 の 業 務 を 行 っている 職 員 や 地 域 包 括 支 援 センターか ら 事 業 の 一 部 委 託 を 受 けている 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 の 介 護 支 援 専 門 員 により 実 施 することができる 3 なお ガイドライン 案 にお 示 ししているとおり 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 が 多 くのケースについて 介 護 予 防 ケアマネジメントを 実 施 することも 想 定 しており こうした 場 合 には 地 域 包 括 支 援 センタ ーは 地 域 ケア 会 議 の 活 用 等 何 らかの 形 で ケアマネジメント 全 体 に 関 与 していただきたい 担 当 : 老 健 局 振 興 課 地 域 包 括 ケア 推 進 係 ( 内 線 3982) 448 5

210 第 6 総 合 事 業 の 制 度 的 な 枠 組 み 問 6 指 定 事 業 者 に 対 して 市 町 村 が 監 査 を 行 っていくことになるが 市 町 村 の 取 組 を 支 援 するため 国 として 指 針 等 を 示 すべきではないか ( 答 ) 9 月 30 日 版 のQ&Aにおいてもお 示 ししたように 指 定 事 業 者 に 対 する 指 導 については 総 合 事 業 の 趣 旨 を 踏 まえ 必 要 に 応 じて 市 町 村 において 適 切 に 実 施 していただくとともに 不 正 事 案 があっ た 場 合 の 監 査 については 改 正 後 の 介 護 保 険 法 第 115 条 の 45 の7 及 び 第 115 条 の 45 の8の 規 定 も 踏 まえ 状 況 に 応 じて 市 町 村 において 適 切 に 実 施 していただきたいと 考 えている 市 町 村 の 取 組 を 支 援 するため 指 導 や 監 査 の 基 本 的 な 事 項 を 整 理 した 指 針 をお 示 しすることを 検 討 しており 市 町 村 においてはその 内 容 を 参 考 にしていただきたいと 考 えている なお 都 道 府 県 から 市 町 村 に 対 して 例 えば 事 業 所 の 指 導 監 査 に 係 る 様 式 の 提 供 や 都 道 府 県 の 指 導 とあわせた 実 地 指 導 の 実 施 研 修 会 等 の 開 催 これまでの 指 導 監 査 の 情 報 の 提 供 等 の 必 要 な 支 援 を 実 施 するように 国 から 依 頼 していきたい 担 当 : 老 健 局 振 興 課 法 令 係 ( 内 線 3937) 問 7 新 しい 総 合 事 業 について 上 限 を 超 えた 場 合 には 市 町 村 が 設 置 した 介 護 給 付 費 準 備 基 金 を 取 り 崩 して 充 てることは 可 能 か ( 答 ) 新 しい 総 合 事 業 の 上 限 については 9 月 30 日 版 のQ&Aにおいてもお 示 ししたように 総 合 事 業 に 移 行 するサービスに 要 する 費 用 が 賄 えるよう 従 前 の 費 用 実 績 を 勘 案 した 上 限 を 設 定 する 一 方 総 合 事 業 の 円 滑 な 実 施 への 配 慮 から 厚 生 労 働 省 において 個 別 に 判 断 する 仕 組 みを 設 ける( 事 前 及 び 事 後 の 判 断 ) 等 様 々な 措 置 を 講 じているところ これらを 踏 まえ 効 率 的 効 果 的 な 事 業 実 施 に 努 め 上 限 の 範 囲 内 で 適 切 な 事 業 実 施 に 努 めていただきたいと 考 えている その 中 で 仮 に 費 用 が 総 合 事 業 の 上 限 を 超 え 上 記 の 様 々な 措 置 で 対 応 できない 場 合 には 上 限 を 超 えた 部 分 については 保 健 福 祉 事 業 として 介 護 給 付 費 準 備 基 金 を 取 り 崩 してその 費 用 に 充 てるこ とができる 担 当 : 老 健 局 振 興 課 地 域 包 括 ケア 推 進 係 ( 内 線 3982) 6 449

211 問 8 特 別 養 護 老 人 ホームや 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 を 活 用 して 円 滑 に 総 合 事 業 を 実 施 できるよう に 必 要 な 措 置 を 講 じるべきではないか ( 答 ) 1 特 別 養 護 老 人 ホームや 小 規 模 多 機 能 居 宅 介 護 などの 地 域 の 拠 点 については 地 域 の 高 齢 者 を 支 える 機 能 を 果 たし また もともと 地 域 交 流 スペースを 設 けるなど 地 域 住 民 との 交 流 が 重 視 されてきたところである 今 後 は それらの 取 組 を 更 に 強 化 する 観 点 から 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 積 極 的 に 参 画 し 地 域 が 目 指 す 方 向 性 を 十 分 に 踏 まえた 上 で 市 町 村 と 連 携 して 総 合 事 業 に 積 極 的 に 取 り 組 んでいただきたいと 考 えている このため 利 用 者 の 処 遇 が 確 保 されていることを 前 提 として 事 業 者 の 創 意 工 夫 や 新 たな 取 り 組 みも 含 めた 総 合 事 業 が 円 滑 に 実 施 できるよう 必 要 な 運 営 上 の 措 置 を 講 じることを 検 討 してい る 2 具 体 的 には 以 下 の 点 について 介 護 給 付 費 分 科 会 での 議 論 を 踏 まえつつ 検 討 していく 1 特 別 養 護 老 人 ホーム 特 別 養 護 老 人 ホームの 職 員 に 係 る 専 従 要 件 の 緩 和 を 検 討 2 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 管 理 者 が 総 合 事 業 の 訪 問 型 サービスや 通 所 型 サービス 等 の 職 務 と 兼 務 することを 認 める 従 事 者 は 常 勤 換 算 方 法 による 配 置 であり 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 の 従 業 者 としての 勤 務 時 間 以 外 に 従 事 できる 職 務 について 現 在 でも 特 段 の 制 限 はない 設 備 ( 居 間 及 び 食 堂 を 除 く)について 総 合 事 業 の 訪 問 型 サービスや 通 所 型 サービス 等 との 共 用 を 認 める(( 例 )トイレ 浴 室 など) 担 当 : 老 健 局 振 興 課 法 令 係 ( 内 線 3937) 450 7

212 問 9 総 合 事 業 へ 移 行 後 の 指 定 事 業 者 の 指 定 の 事 務 の 流 れはどうなるのか 特 に 平 成 27 年 4 月 に 行 わ れるみなし 指 定 についてはどのような 事 務 の 流 れになるのか ( 答 ) 1 総 合 事 業 の 指 定 について 通 常 の 事 業 所 指 定 の 流 れは 以 下 のとおりと 考 えている 8 451

213 2 平 成 27 年 4 月 に 行 われるみなし 指 定 については 以 下 のとおりと 考 えている 452 9

214 10 453

215 問 10 総 合 事 業 において 地 域 の 実 情 に 応 じたサービスの 多 様 化 が 図 られる 中 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 における 指 定 事 業 者 からの 請 求 に 対 する 審 査 支 払 を 国 保 連 に 委 託 できることとなっ ているが 準 備 状 況 如 何 ( 答 ) ガイドライン 案 第 6 1 (10) 審 査 支 払 の 国 保 連 合 会 の 活 用 の ( 国 保 連 委 託 におい て 必 要 な 手 続 ) に 記 載 の 手 続 を 行 うことで 平 成 27 年 度 から 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 審 査 支 払 を 国 保 連 に 委 託 することができる 例 えば これまでも 国 保 中 央 会 から 国 保 連 に 対 して 国 保 連 システムの 改 修 内 容 の 詳 細 の 説 明 などを 実 施 するとともに 今 後 市 町 村 に 対 し 国 保 連 より 事 業 の 審 査 支 払 業 務 委 託 に 係 る 手 続 きの 詳 細 を 説 明 するなどを 予 定 しており 国 保 連 システムの 準 備 は 滞 りなく 行 われて いる 担 当 : 老 健 局 振 興 課 地 域 包 括 ケア 推 進 係 ( 内 線 3982)

216 問 11 総 合 事 業 の 高 額 介 護 サービス 費 相 当 事 業 について 対 象 となるサービスは 現 行 の 訪 問 介 護 通 所 介 護 相 当 と 緩 和 した 基 準 によるサービスであり 国 保 連 合 会 を 活 用 することが 可 能 なサービス と 考 えてよいか その 際 の 事 務 の 流 れはどうなるのか ( 答 ) ご 指 摘 のとおり 高 額 介 護 サービス 費 相 当 事 業 について 対 象 となるサービスは ガイドライン 案 の 中 で 例 示 としてお 示 ししたサービスの 類 型 に 即 していえば 現 行 の 訪 問 介 護 通 所 介 護 相 当 と 緩 和 した 基 準 によるサービス( 指 定 事 業 者 を 使 用 したサービス)である 当 サービスについては 個 別 の サービスを 受 けその 利 用 状 況 に 応 じて 対 価 を 支 払 うサービスであり また 国 保 連 を 活 用 するサービス であることから 高 額 介 護 サービス 費 相 当 事 業 の 対 象 サービスとすることとしている 一 方 その 他 のサービスについては 高 額 介 護 サービス 費 相 当 事 業 の 対 象 サービスとすることは 予 定 していない なお 高 額 介 護 サービス 費 相 当 事 業 を 実 施 する 際 には 必 ずしも 条 例 を 制 定 する 必 要 は 無 いと 想 定 しているが 事 務 の 流 れについて 現 在 以 下 のとおり 検 討 しているところである 担 当 : 老 健 局 振 興 課 地 域 包 括 ケア 推 進 係 ( 内 線 3982)

217 第 7 総 合 事 業 への 円 滑 な 移 行 問 12 多 様 なサービスについては 開 発 を 推 進 していくが 一 定 の 時 間 がかかることが 見 込 まれ 平 成 27 年 4 月 の 段 階 では 準 備 が 整 っていない 場 合 や 仮 に 整 っていても 一 定 の 周 知 期 間 をおく 必 要 が ある 場 合 などが 考 えられる この 場 合 平 成 27 年 4 月 の 段 階 ではみなし 指 定 のよるサービスのみが 利 用 できる 状 態 であっても 事 業 への 移 行 が 完 了 しているとして 猶 予 の 条 例 の 制 定 は 不 要 という ことで 良 いか ( 答 ) 総 合 事 業 への 移 行 にあたっては 例 えば 既 存 の 会 議 に 必 要 に 応 じてメンバーを 加 えて 有 効 活 用 す る 等 による 協 議 体 の 早 期 設 置 やその 活 動 を 通 じたコーディネーターの 配 置 等 を 通 じ 多 様 なサービス の 充 実 を 推 進 していくことが 重 要 であるが その 整 備 には 一 定 の 時 間 が 必 要 となると 考 えている このため 平 成 27 年 4 月 の 段 階 ではみなし 指 定 によるサービスのみが 利 用 できるといった 状 況 が 生 じる 可 能 性 があると 思 われるが この 場 合 においても 総 合 事 業 への 移 行 が 行 われているということ で 条 例 を 制 定 することは 不 要 であると 考 えている なお 地 域 の 受 け 皿 づくりの 取 り 組 みは 設 置 され た 協 議 体 等 も 活 用 しつつ 並 行 して 積 極 的 に 進 めていただく 必 要 があると 考 えている 担 当 : 老 健 局 振 興 課 法 令 係 ( 内 線 3987)

218 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 )の 導 入 にあたって ここで 提 示 する 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 )の 中 間 案 は 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ガ イドライン 案 の 中 で 多 様 化 するケアマネジメントの 典 型 的 な 例 としてお 示 しした 類 型 のうち 主 に 初 回 のみの 介 護 予 防 ケアマネジメント(ケアマネジメント C) の 対 象 者 に 対 し 高 齢 者 が セルフマネジメント に 取 り 組 むためのツールとして 用 いる 場 合 の 例 として 作 成 したもので 携 行 用 と 保 管 用 に 分 かれている 介 護 予 防 手 帳 を 活 用 するか 否 か また 活 用 する 場 合 どのような 者 を 対 象 にするかは 自 治 体 の 判 断 であるが 以 下 に 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 )を 導 入 する 場 合 の 基 本 的 な 考 え 方 の 例 を 示 したので 参 考 にしていただきたい 1. 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 )の 目 的 介 護 予 防 は 単 に 高 齢 者 の 運 動 機 能 や 栄 養 状 態 といった 心 身 機 能 の 改 善 だけを 目 指 す ものではなく 日 常 生 活 の 活 動 を 高 め 家 庭 や 社 会 への 参 加 を 促 し それによって 一 人 一 人 の 生 きがいや 自 己 実 現 のための 取 組 を 支 援 して 生 活 の 質 の 向 上 を 目 指 すものであ る このため 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 生 きがいや 役 割 をもって いきいきと 楽 しく 暮 らし 続 けることができるように 支 援 するためのツールとして 介 護 予 防 手 帳 を 作 成 し たものである 介 護 予 防 手 帳 の 対 象 者 には 単 にサービスメニューや 利 用 方 法 提 供 体 制 等 について 周 知 するだけでなく 各 自 がその 能 力 を 最 大 限 活 用 しつつ 地 域 社 会 とのつながりを 断 絶 することなく 適 切 な 支 援 を 受 けることが 重 要 であることを 理 解 してもらう 必 要 があ る また 要 支 援 者 等 の 状 態 等 に 応 じて 地 域 包 括 支 援 センターが 介 護 予 防 ケアマネジ メントにより 継 続 的 に 関 与 しないケース(ケアマネジメント C)も 想 定 していることか ら 要 支 援 者 等 が 自 らの 健 康 保 持 や 介 護 予 防 の 意 識 を 高 く 保 ち 関 係 者 と 共 有 して 各 種 サービスの 利 用 支 援 への 参 加 等 をしていくことが 重 要 である 従 来 の 介 護 予 防 手 帳 は 高 齢 者 の 心 身 の 状 況 等 の 情 報 を 共 有 してきたが これに 加 え て 高 齢 者 が 自 律 的 に 生 活 を 管 理 (セルフマネジメント)する 力 を 高 めるため 自 身 の 興 味 関 心 に 基 づいた 生 活 の 目 標 をたて 活 動 計 画 を 作 成 し 活 動 経 過 を 記 録 しながら 関 係 者 と 共 有 できるように 様 式 を 工 夫 している 2. 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 )の 想 定 される 主 な 交 付 対 象 者 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 対 象 者 のうち 初 回 のみの 介 護 予 防 ケアマネジメント (ケアマネジメント C)の 対 象 者 その 他 交 付 を 希 望 する 者 1 457

219 地 域 の 通 いの 場 等 へ 自 ら 参 加 し 自 ら 介 護 予 防 に 取 り 組 むことができる 高 齢 者 を 想 定 しており 身 体 介 護 や 機 能 訓 練 を 必 要 とする 高 齢 者 については 原 則 的 な 介 護 予 防 ケアマ ネジメント(ケアマネジメント A)が 必 要 であると 考 えられるため 原 則 として 対 象 外 と 想 定 している 基 本 チェックリストにおいて 事 業 対 象 者 に 該 当 しない いわゆる 元 気 高 齢 者 について は 介 護 予 防 ケアマネジメントにおける 地 域 包 括 支 援 センターの 支 援 を 受 けないことか ら 原 則 として 対 象 外 と 想 定 している いずれにしても 本 人 が 希 望 する 場 合 は 交 付 することができると 考 えており そもそ も これまでの 介 護 予 防 手 帳 は 特 定 高 齢 者 及 びその 他 希 望 する 者 を 対 象 者 としてい たものであるが 第 1 号 被 保 険 者 であれば 市 町 村 が 対 象 者 の 範 囲 を 広 げる( 狭 める) ことを 妨 げるものではない 3. 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 )に 掲 載 すべき 情 報 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 )は 携 行 用 と 保 管 用 に 分 かれており 携 行 用 は 本 事 業 の 活 動 に 参 加 する 際 に 持 ち 歩 き 保 管 用 は 自 宅 に 保 管 の 上 必 要 時 に 活 用 するもの としている 携 行 用 は 高 齢 者 の 持 ち 歩 きや 個 人 情 報 保 護 を 考 慮 した 簡 易 なセルフマネジメン トツールとなっており 本 人 の 興 味 関 心 を 確 認 し それに 基 づいた 生 活 の 目 標 を 設 定 それに 向 けて 自 身 で 取 り 組 む 活 動 を 決 め 自 分 一 人 では 難 しいことについては 家 族 知 人 の 助 けや 支 援 サービスを 設 定 できるようになっている 保 管 用 では 本 事 業 における 介 護 予 防 の 基 本 的 な 考 え 携 行 用 の 記 載 方 法 地 域 内 の 活 動 場 所 や 支 援 サービス 等 について 定 めているが その 他 必 要 な 書 類 ととも にファイリングして 保 管 しておくことが 望 ましい その 他 ケアマネジメントにおいて 参 考 にすべき あるいは 本 人 と 地 域 の 多 様 な 支 援 者 にて 共 有 するべき 情 報 として 次 のものが 考 えられる 利 用 者 基 本 情 報 生 活 の 目 標 目 標 を 達 成 するための 活 動 活 用 する 支 援 サービス *1 携 行 用 地 域 内 の 活 動 場 所 支 援 サービスに 関 する 情 報 *2 保 管 用 心 身 の 状 況 に 関 する 情 報 基 本 チェックリスト 健 康 診 査 等 の 結 果 票 医 療 機 関 から 提 供 された 診 療 情 報 / 等 利 用 している 支 援 サービスの 情 報 2 458

220 介 護 予 防 サービス 支 援 計 画 書 (ケアマネジメント 結 果 等 記 録 表 ( 仮 )) 介 護 予 防 サービス 支 援 評 価 表 事 業 者 による 事 前 事 後 アセスメント 結 果 票 / 等 本 人 が 介 護 予 防 の 知 識 を 習 得 するための 情 報 健 康 づくり 介 護 予 防 に 関 する 啓 発 資 料 運 動 口 腔 栄 養 機 能 に 関 する 基 本 知 識 / 等 その 他 介 護 予 防 に 関 する 書 類 うち *1は 携 行 用 の 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) *2は 保 管 用 の 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 )の 中 で 情 報 の 掲 載 案 を 示 している その 他 の 情 報 については 必 要 に 応 じて 保 管 用 の 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 )とともに 保 管 することを 想 定 している 4. 介 護 支 援 ボランティアポイントの 活 用 について 一 部 の 市 町 村 において 介 護 予 防 事 業 ( 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 においては 一 般 介 護 予 防 事 業 )の1つとして 市 町 村 が 主 体 となり 高 齢 者 が 介 護 保 険 施 設 等 でボラ ンティア 活 動 を 行 った 場 合 にポイントを 付 与 する 介 護 支 援 ボランティアポイント の 取 組 が 実 施 されている 多 くの 市 町 村 では 介 護 支 援 ボランティアポイント の 対 象 者 は 要 介 護 認 定 を 受 けていない 高 齢 者 等 となっているが 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 では 支 援 する 側 とされる 側 の 垣 根 を 取 り 払 い サービスを 利 用 しながら 地 域 とのつながりを 維 持 する ことを 目 指 しており 例 えば サロンの 利 用 者 がお 茶 くみを 手 伝 うなど 要 支 援 者 等 で あったとしても 得 意 なこと 等 を 活 かすことで ボランティアの 担 い 手 になり 得 ると 考 えている このような 場 合 でも 第 1 号 被 保 険 者 の 介 護 予 防 に 資 するボランティア 活 動 であると 市 町 村 が 判 断 すれば 介 護 支 援 ボランティアポイント について 基 本 的 に 一 般 介 護 予 防 事 業 の 枠 組 みが 活 用 可 能 であり 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) と 介 護 支 援 ボラン ティアポイント の 手 帳 を 兼 ねることも 有 効 であると 考 えているので 参 考 にされたい この 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) は 平 成 26 年 度 老 人 保 健 健 康 増 進 等 事 業 にて 検 討 中 の 中 間 案 であり 今 後 市 町 村 等 関 係 者 の 意 見 を 幅 広 く 聞 いて 年 度 末 までに 修 正 版 をお 示 しする 予 定 である ( 今 後 市 町 村 等 において 試 行 的 な 手 帳 の 使 用 による 意 見 の 聴 取 を 行 い あわせて 地 域 包 括 支 援 センター 向 けに 介 護 予 防 ケアマネジメントと 介 護 予 防 手 帳 の 使 用 についてのマニュアルを 作 成 予 定 ) 3 459

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231 市 町 村 名 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) 保 管 用 この 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) 保 管 用 は 平 成 26 年 度 老 人 保 健 健 康 増 進 等 事 業 にて 検 討 中 の 中 間 案 であ り 今 後 市 町 村 等 関 係 者 の 意 見 を 幅 広 く 伺 っていき 年 度 末 までに 確 定 案 をお 示 しする 予 定 である 470

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233 目 次 1. はじめに 手 帳 の 活 用 方 法... 3 (1) 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 )の 構 成... 3 (2) 手 帳 の 活 用 の 流 れ... 4 (3) 手 帳 の 説 明 記 入 方 法 について していることや 興 味 の 確 認 私 のプラン 活 動 記 録 介 護 支 援 ボランティアポイント 地 域 内 の 活 動 場 所 (1) 働 きたい (2) 地 域 に 貢 献 したい (3) 楽 しみたい (4) 身 体 を 動 かしたい (5) 学 びたい (6) つながりたい 地 域 内 の 生 活 支 援 サービス (1) 日 用 品 食 料 品 お 弁 当 などの 配 達 (2) 移 動 販 売 (3) 家 事 援 助 ( 掃 除 片 付 け 洗 濯 など) (4) 外 出 支 援 (5) その 他 ( 訪 問 理 美 容 室 など) 地 域 内 の 相 談 窓 口 (1) 相 談 の 流 れ (2) 地 域 包 括 支 援 センター 一 覧

234 1.はじめに Q. 介 護 予 防 は トレーニングすること? A. トレーニングよりも 大 切 なのは 張 り 合 いのある 生 活 です 皆 さんは 介 護 予 防 と 聞 くと どんなことをイメージしますか? 体 操 教 室 に 通 うことでし ょうか それともジムで 筋 トレに 励 むことでしょうか このようないわゆるトレーニングも 介 護 予 防 の 一 つですが それだけでなく 張 り 合 いのある 生 活 を 送 ることが 大 切 と 言 われてい ます どんな 生 活 に 張 り 合 いを 感 じるかは 人 によって 違 います 働 くこと 地 域 のボランティアに 参 加 すること 趣 味 やスポーツに 打 ち 込 むこと 自 分 の 教 養 を 高 めること 孫 の 世 話 をすること このように 自 分 の 好 きなことや 大 事 にしていること を 中 心 とした 生 活 を 送 ることが 介 護 予 防 には 大 切 です あなたにとって 張 り 合 いのある 生 活 は 何 ですか? 地 域 活 動 介 護 予 防 働 く 孫 の 世 話 趣 味 活 動 スポーツ 1 473

235 Q. 心 身 が 衰 えてきたら 張 り 合 いのある 生 活 はできない? A. 心 身 の 状 況 や 環 境 にあわせた 張 り 合 いのある 生 活 が 可 能 です そうはいっても 加 齢 に 伴 い 体 力 や 記 憶 力 は 低 下 していきます 介 護 予 防 は それを 遅 らせ ることはできても 永 遠 に 老 いることのない 人 はいません では 加 齢 により 心 身 が 衰 えてきた 時 張 り 合 いのある 生 活 を 送 ることはできないのでしょうか そんなことはありません 社 会 で 活 躍 していた 人 が 退 職 後 に 地 域 で 防 災 や 環 境 美 化 の 活 動 に 取 り 組 み 地 域 に 貢 献 している 例 もあります また 近 所 の 子 どもたちの 面 倒 をみることで 近 隣 の 家 庭 をサポートしている 例 もあります 各 々の 心 身 の 状 況 や 環 境 に 応 じて 地 域 近 隣 家 庭 などで 張 り 合 いのある 生 活 を 送 ることは 可 能 です 特 に 地 域 では 近 年 防 災 子 育 て 環 境 など 様 々な 課 題 を 抱 えており 支 え 手 を 必 要 としています Q. 張 り 合 いのある 生 活 を 続 けるには どうすればよい? A. セルフマネジメント( 自 己 管 理 )の 力 を 高 めることが 大 切 です 心 身 が 衰 えてきても 張 り 合 いのある 生 活 を 継 続 するには 自 らの 健 康 を 管 理 するセルフマネ ジメントの 力 が 必 要 です セルフマネジメントでは 心 身 の 健 康 に 良 い 生 活 を 送 るよう 心 がけると ともに 自 分 では 難 しいことは 必 要 な 支 援 サービスを 選 択 して 利 用 することも 大 切 です また 心 身 の 衰 えに 応 じて 生 活 のあり 方 を 見 直 していくことも 必 要 です こうした 考 えは 日 本 では 養 生 として 古 くから 伝 えられてきました そこには 食 事 や 生 活 習 慣 のあり 方 だけでなく 医 師 や 薬 の 活 用 方 法 もありました まさに できることは 自 分 でしつつ 難 しいことは 身 の 回 りの 支 援 を 活 用 する 生 活 の 姿 が 示 されていたのです 現 在 地 域 の 中 には 張 り 合 いのある 生 活 を 送 るための 様 々な 活 動 (NPO ボランティア 団 体 カルチャーセンター 等 : 本 冊 子 3. 参 照 )や 身 の 回 りの 支 援 として 様 々な 支 援 サー ビス( 宅 配 配 食 サービス コミュニティバスなど: 本 冊 子 4. 参 照 )があります 自 分 にとっての 張 り 合 いのある 生 活 を 確 認 し 必 要 に 応 じて 身 の 回 りの 支 援 を 活 用 しな がらセルフマネジメントの 力 を 高 めるツールとして この 手 帳 を 活 用 いただければと 思 います 2 474

236 2. 手 帳 の 活 用 方 法 (1) 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 )の 構 成 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) は 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) 携 行 用 と 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) 保 管 用 ( 本 冊 子 )の2つで 構 成 されています 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) 携 行 用 には セルフマネジメントに 必 要 なことを 確 認 するための 項 目 が 下 記 の 通 り 設 定 されています 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) 保 管 用 ( 本 冊 子 )では 3. 地 域 内 の 活 動 場 所 で 就 労 地 域 貢 献 活 動 趣 味 活 動 スポーツ 健 康 づくりといった 様 々 な 活 動 の 情 報 を 掲 載 し また 4. 地 域 内 の 生 活 支 援 サービス で 家 事 援 助 や 外 出 支 援 と いった 生 活 の 中 で 活 用 できる 支 援 サービスを 掲 載 していますので 私 のプラン1 2の 作 成 の 際 参 考 にしてください 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) 携 行 用 の 構 成 手 帳 の 項 目 セルフマネジメントに 必 要 なこと 1.していることや 興 味 の 確 認 自 分 の 好 きなことや 大 事 にしていること の 確 認 書 き 方 5 ページ 2-1. 私 のプランその1 自 分 にとって 張 り 合 いのある 生 活 の 姿 の 確 認 その 生 活 の 中 で 自 分 ですること 書 き 方 7,8 ページ 2-2. 私 のプランその2 生 活 を 工 夫 する 上 で 活 用 したい 身 の 回 りの 支 援 書 き 方 9,10 ページ 3. 活 動 記 録 4. 介 護 支 援 ボランティアポイント 張 り 合 いのある 生 活 の 記 録 書 き 方 11,12 ページ 活 動 場 所 へ 参 加 するときは 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) 携 行 用 を 携 行 して 様 々な 活 動 を 記 録 しましょう そうすることで 本 人 家 族 地 域 包 括 支 援 センター 事 業 者 等 の 担 当 者 など 様 々な 人 が あなたの 生 活 機 能 や 心 身 の 状 況 を 把 握 することができ 維 持 改 善 するためのアド バイスをすることが 出 来 ます 更 に 自 分 の 生 活 状 況 を 常 に 把 握 することができます また 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) 保 管 用 とあわせて 下 記 の 書 類 を 受 け 取 ったら 自 宅 に 保 管 しておきましょう これらの 書 類 には あなたの 心 身 の 状 況 に 関 する 詳 しい 情 報 が 記 入 されて いますので 必 要 に 応 じて 活 用 できるよう 大 切 に 保 管 してください 基 本 チェックリスト 健 康 診 査 等 の 結 果 票 医 療 機 関 から 提 供 された 診 療 情 報 利 用 者 基 本 情 報 アセスメントシート 介 護 予 防 サーヒ ス 支 援 計 画 書 評 価 表 ケアマネシ メント 結 果 等 記 録 表 ( 仮 ) 事 業 者 による 事 前 事 後 アセスメントの 結 果 票 介 護 予 防 に 関 する 啓 発 資 料 (1)( 各 フ ロク ラムの 内 容 地 域 のサーヒ ス 資 源 相 談 窓 口 のリスト) その 他 介 護 予 防 に 関 する 書 類 3 475

237 (2) 手 帳 の 活 用 の 流 れ 地 域 包 括 支 援 センターや 市 町 村 窓 口 で 基 本 チェックリストを 受 けた 結 果 総 合 事 業 の 対 象 になった 人 について 地 域 包 括 支 援 センターのケアマネジメントの 中 で 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) 保 管 用 と 介 護 予 防 手 帳 ( 仮 ) 携 行 用 を 配 布 します 主 には 住 民 主 体 のサロンと いった 通 いや 活 動 の 場 を 利 用 する 方 を 対 象 としています 総 合 事 業 の 対 象 になった 人 に 地 域 包 括 支 援 センターのケアマネジメントの 中 で 手 帳 を 配 布 していることや 興 味 の 確 認 の 該 当 するものに をつける 手 帳 該 当 部 分 :していることや 興 味 の 確 認 地 域 包 括 支 援 センターの 担 当 者 と 上 記 内 容 を 確 認 しながら 具 体 的 な 生 活 目 標 を 立 て どのような 活 動 をすべきか 計 画 する 手 帳 該 当 部 分 : 私 のプラン 適 宜 事 業 所 や 団 体 などにおいて 地 域 活 動 に 参 加 し あなたの 活 動 に 関 わるひとと 相 談 して 活 動 状 況 や 参 加 度 を 記 録 する 手 帳 該 当 部 分 : 活 動 記 録 一 定 の 頻 度 で あなたの 活 動 に 関 わるひとに 確 認 してもらう 身 体 の 具 合 が 悪 くなった 場 合 など 要 介 護 認 定 はいつでも 申 請 することができます 何 か 分 からないことや 困 ったことがあったら お 近 くの 地 域 包 括 支 援 センターにお 問 い 合 わせください 指 定 された 地 域 のボランティア 活 動 で 貢 献 したら 介 護 支 援 ボランティア ポイントを 取 得 手 帳 該 当 部 分 : 介 護 支 援 ボランティアポイント 4 476

238 (3) 手 帳 の 説 明 記 入 方 法 について 1していることや 興 味 の 確 認 あなたが 日 常 的 に 行 っている 行 為 や 興 味 のあること 好 きなことや 大 事 にしていることなど を 確 認 しましょう あなたが 日 常 的 に 行 っている 行 為 に ついて 当 てはまる ものに をつける あなたの 趣 味 や 興 味 のあ るものについて 当 てはま るものに をつける 5 477

239 あなたの 得 意 なことを 活 かし た 活 動 について 地 域 に 貢 献 したいものがあれば 記 入 6 478

240 2 私 のプラン していることや 興 味 の 内 容 に 基 づき あなたがいきいきと 暮 らしている 姿 を 私 の 生 活 の 目 標 として 設 定 します そのためにあなたがすることを 目 標 を 達 成 するために 取 り 組 むこと に 記 載 して 積 極 的 に 取 り 組 んでください また 活 用 したいサポートがあれば 家 族 や 知 人 にしてほしいこと 活 用 する 生 活 支 援 サービス に 記 入 します 最 初 は 地 域 包 括 支 援 センターの 職 員 と 一 緒 に 記 載 しましょう 具 体 的 な 生 活 の 目 標 を 記 入 記 入 は 自 由 な 発 想 で 本 人 の 状 態 にあわせて 相 談 の 上 で 記 載 7 479

241 私 のプラン を 作 成 し た 担 当 者 の 情 報 を 記 入 特 記 事 項 などがあればコ メントしてもらう あなたが 生 活 の 目 標 を 達 成 するために 取 り 組 んでみたいと 思 ってい ることを 記 入 生 活 の 目 標 について 実 行 度 と 満 足 度 について 当 てはまるものに を つける 8 480

242 あなたの 周 りの 人 や 支 援 者 が 必 ず 知 っておく 必 要 のあるこ とを 記 入 ( 疾 病 上 の 配 慮 等 や 本 人 の 嗜 好 ) あなたが 家 族 や 知 人 に 対 して 応 援 を 希 望 することがあれ ば 具 体 的 に( 誰 に どんな こと) 記 入 あなたの 活 用 を 希 望 する 生 活 支 援 サービス( 誰 に どんな こと)を 記 入 9 481

243 専 門 職 が 必 要 に 応 じてコメン トやアドバイスを 記 載 する また 専 門 職 の 職 種 またはサ インを 記 入

244 3 活 動 記 録 あなた1 人 で 生 活 の 目 標 を 達 成 することは 難 しいかもしれません 日 々 あなたの 取 組 状 況 を 地 域 のひとたちと 一 緒 に 確 認 して 活 動 記 録 に 記 載 してください また あなたが 思 うよう に 参 加 できていないときは どのようにしたら 良 いか 周 りの 人 たちと 相 談 しましょう あなたの 活 動 に 関 わるひとがあなたと 相 談 して 記 入 します あなたが 活 動 してい る 場 所 の 名 称 を 記 入 活 動 場 所 での 役 割 や 過 ご し 方 について 記 入 あなたが 活 動 に 参 加 した ら 日 付 スタンプをつけ てもらう

245 4 介 護 支 援 ボランティアポイント ( 各 自 治 体 の 介 護 支 援 ボランティアポイント 制 度 の 概 要 や ポイントの 活 用 方 法 について 記 載 ) 活 動 を 行 った 日 付 を 記 載

246 3. 地 域 内 の 活 動 場 所 やりたいことがあっても どこに 行 けば 活 動 できるのか 分 からないときは 以 下 に 示 す 連 絡 先 に 問 い 合 わせてみましょう (1) 働 きたい 例 ) 通 訳 一 つの 言 語 を 通 じて 異 文 化 間 のコミュニケーションを 図 ることが 出 来 ます 働 きたい 例 )サロン 開 設 名 称 住 所 電 話 番 号 内 容 市 (1234)1111 例 ) 通 訳 例 )サロンの 開 き 方 が 分 かる 人 市 (1234)1234 例 )サロン 開 設 例 )シルバー 人 材 センター 市 (1234)5678 例 ) 大 工 公 園 清 掃 介 護 など ここでは 特 定 の 項 目 内 容 を 入 れなければならないという 決 まりはありません 各 市 町 村 オリジナルの 内 容 としてください ただし 高 齢 者 が 何 かのサービスを 受 けるというもの ( 受 身 )ではなく 何 かしたいといったもの( 希 望 )としてください

247 (2) 地 域 に 貢 献 したい 例 ) 料 理 長 年 培 ってきた 料 理 の 腕 前 を 地 域 の 仲 間 にも 伝 授 することが 出 来 ます 地 域 に 貢 献 したい 例 ) 民 謡 日 本 の 伝 統 ある 音 楽 を 地 域 の 仲 間 に 伝 授 しましょう 名 称 住 所 電 話 番 号 内 容 公 民 館 市 (1234)1111 例 ) 料 理 さん 宅 市 (1234)1234 例 ) 民 謡 ここでは 特 定 の 項 目 内 容 を 入 れなければならないという 決 まりはありません 各 市 町 村 オリジナルの 内 容 としてください ただし 高 齢 者 が 何 かのサービスを 受 けるというもの ( 受 身 )ではなく 何 かしたいといったもの( 希 望 )としてください

248 (3) 楽 しみたい 例 )カラオケ 楽 しみたい 例 ) 将 棋 名 称 住 所 電 話 番 号 内 容 市 (1234)1111 例 )カラオケ 市 (1234)1234 例 ) 将 棋 ここでは 特 定 の 項 目 内 容 を 入 れなければならないという 決 まりはありません 各 市 町 村 オリジナルの 内 容 としてください ただし 高 齢 者 が 何 かのサービスを 受 けるというもの ( 受 身 )ではなく 何 かしたいといったもの( 希 望 )としてください

249 (4) 身 体 を 動 かしたい 例 ) 体 操 教 室 様 々なプログラムで 身 体 を 動 かすことが 出 来 ます 身 体 を 動 かしたい 例 ) 歩 こう 会 名 称 住 所 電 話 番 号 内 容 市 (1234)1111 例 ) 体 操 教 室 市 (1234)1234 例 ) 歩 こう 会 ここでは 特 定 の 項 目 内 容 を 入 れなければならないという 決 まりはありません 各 市 町 村 オリジナルの 内 容 としてください ただし 高 齢 者 が 何 かのサービスを 受 けるというもの ( 受 身 )ではなく 何 かしたいといったもの( 希 望 )としてください

250 (5) 学 びたい 例 ) 英 会 話 英 語 を 通 じて 様 々な 人 と 会 話 をすれば 自 分 の 世 界 を 広 げることが 出 来 ます 今 後 通 訳 翻 訳 家 といった 仕 事 につながるかもしれません 学 びたい 例 ) 歴 史 今 まで 一 度 も 触 れたことのない 各 地 の 歴 史 を 学 び 日 本 を 深 く 知 りましょう 名 称 住 所 電 話 番 号 内 容 大 学 公 開 講 座 市 (1234)1111 例 ) 英 会 話 公 民 館 市 (1234)1234 例 ) 歴 史 ここでは 特 定 の 項 目 内 容 を 入 れなければならないという 決 まりはありません 各 市 町 村 オリジナルの 内 容 としてください ただし 高 齢 者 が 何 かのサービスを 受 けるというもの ( 受 身 )ではなく 何 かしたいといったもの( 希 望 )としてください

251 (6)つながりたい 例 )サークル 交 流 会 つながりたい 例 ) 茶 話 会 名 称 住 所 電 話 番 号 内 容 市 (1234)1111 例 ) 交 流 会 市 (1234)1234 例 ) 茶 話 会 ここでは 特 定 の 項 目 内 容 を 入 れなければならないという 決 まりはありません 各 市 町 村 オリジナルの 内 容 としてください ただし 高 齢 者 が 何 かのサービスを 受 けるというもの ( 受 身 )ではなく 何 かしたいといったもの( 希 望 )としてください

252 4. 地 域 内 の 生 活 支 援 サービス 活 用 したい 生 活 支 援 サービスがあれば 以 下 に 示 す 連 絡 先 に 問 い 合 わせてみましょう (1) 日 用 品 食 料 品 お 弁 当 などの 配 達 名 称 住 所 電 話 番 号 内 容 市 (1234)1111 例 ) 日 用 品 生 活 雑 貨 市 (1234)1234 例 ) 食 料 品 市 (1234)5678 例 )お 弁 当 市 (1111)1111 例 ) 灯 油 ここでは 特 定 の 項 目 内 容 を 入 れなければならないという 決 まりはありません 各 市 町 村 オリジナルの 内 容 としてください (2) 移 動 販 売 名 称 住 所 電 話 番 号 内 容 市 (1234)1111 例 ) 食 料 品 市 (1234)1234 例 ) 日 用 品 市 (1234)5678 例 ) 本 ここでは 特 定 の 項 目 内 容 を 入 れなければならないという 決 まりはありません 各 市 町 村 オリジナルの 内 容 としてください

253 (3) 家 事 援 助 ( 掃 除 片 付 け 洗 濯 など) 名 称 住 所 電 話 番 号 内 容 市 (1234)1111 例 )ハウスクリーニング 市 (1234)1234 例 ) 不 用 品 回 収 買 取 市 (1234)5678 例 ) 集 配 クリーニング 例 ) 庭 の 手 入 れ ここでは 特 定 の 項 目 内 容 を 入 れなければならないという 決 まりはありません 各 市 町 村 オリジナルの 内 容 としてください (4) 外 出 支 援 名 称 住 所 電 話 番 号 内 容 市 (1234)1111 例 ) 送 迎 サービス 市 (1234)1234 例 )コミュニティバス 市 (1234)5678 例 ) 高 齢 者 バス 定 期 券 ここでは 特 定 の 項 目 内 容 を 入 れなければならないという 決 まりはありません 各 市 町 村 オリジナルの 内 容 としてください

254 (5)その 他 ( 訪 問 理 美 容 室 など) 名 称 住 所 電 話 番 号 内 容 市 (1234)1111 例 ) 訪 問 理 美 容 室 ここでは 特 定 の 項 目 内 容 を 入 れなければならないという 決 まりはありません 各 市 町 村 オリジナルの 内 容 としてください

255 5. 地 域 内 の 相 談 窓 口 (1) 相 談 の 流 れ 地 域 包 括 支 援 センターでは 介 護 や 福 祉 に 関 して さまざまなご 相 談 を 受 けております. ご 相 談 に 来 られた 際 の 流 れは 以 下 のとおりです 1お 近 くの 地 域 包 括 支 援 センターに 相 談 してください 地 域 包 括 支 援 センターには 高 齢 者 や 家 族 地 域 の 方 から 介 護 や 福 祉 の 相 談 を 受 けている 担 当 者 がいます あなたがお 困 りのことや 必 要 なサービスについて ご 相 談 ください 2 心 身 の 状 況 や 生 活 の 様 子 を 確 認 させていただきます あなたの 心 身 の 状 況 を 判 断 するため 必 要 に 応 じて 以 下 のいずれかを 行 います 基 本 チェックリスト あなたの 生 活 の 状 況 などを 確 認 するため 幾 つかの 質 問 に 回 答 いただきます 要 介 護 認 定 調 査 員 がご 自 宅 に 訪 問 し 生 活 の 状 況 などを 調 査 します その 結 果 に 基 づいて 医 師 等 で 構 成 する 会 議 にて あなたがどのくらい 介 護 が 必 要 か( 要 介 護 度 )を 検 討 します 3 支 援 サービスの 利 用 計 画 を 一 緒 につくります 2の 結 果 に 基 づき あなたが 望 む 生 活 の 姿 を 目 標 として 定 め それを 実 現 するため に 必 要 な 支 援 サービスとその 利 用 回 数 について 専 門 職 と 相 談 しながら 計 画 をつ くります 4 介 護 サービス 等 を 利 用 していただきます 3の 計 画 に 基 づき 支 援 サービスを 利 用 します 利 用 できる 支 援 サービスは あなたの 要 介 護 度 等 によって 異 なります 要 介 護 1~5 要 支 援 1 2 その 他 の 方 居 宅 サービス 地 域 密 着 型 サービス 施 設 サービス 介 護 予 防 サービス 地 域 密 着 型 介 護 予 防 サー ビス 総 合 事 業 サービス 総 合 事 業 サービス 5 定 期 的 に 状 況 を 確 認 し 支 援 サービスの 利 用 計 画 を 再 検 討 します 3の 計 画 を 一 緒 に 作 成 した 専 門 職 が 定 期 的 にあなたの 様 子 を 確 認 します 心 身 の 状 況 は 変 化 していきますので それに 応 じて 支 援 サービスを 組 み 替 えていきます

256 (2) 地 域 包 括 支 援 センター 一 覧 何 か 分 からないことや 困 ったことがあったら お 近 くの 地 域 包 括 支 援 センターにお 問 い 合 わ せください また 身 体 の 状 態 が 悪 くなってきたと 感 じた 場 合 も 地 域 包 括 支 援 センターの 担 当 者 に 相 談 してください ご 相 談 の 内 容 に 応 じて 地 域 内 の 支 援 やサービスをご 紹 介 したり 介 護 保 険 サ ービスの 利 用 手 続 きを 行 います 地 域 包 括 支 援 センター 住 所 電 話 番 号 備 考 市 (1234)1111 市 (1234)1234 各 市 町 村 に 存 在 する 地 域 包 括 支 援 センターの 連 絡 先 住 所 等 を 記 載 してください

257 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 について 在 宅 医 療 と 介 護 の 連 携 推 進 については 本 年 10 月 9 日 に 開 催 した 都 道 府 県 在 宅 医 療 介 護 連 携 担 当 アドバイザー 合 同 会 議 において 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 における 取 組 内 容 や 検 討 中 の 実 施 要 綱 ( 案 )( 別 添 1) 等 についてお 示 ししたところ また 全 国 介 護 保 険 担 当 課 長 会 議 資 料 についてのQ&A 9 月 19 日 版 にお いて 当 該 事 業 と 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 との 整 理 についてお 示 ししたとこ ろであるが 追 加 事 項 があるため 当 該 事 業 と 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 の 関 係 については 別 添 2を 参 照 いただきたい なお 詳 細 な 事 業 内 容 及 び 実 施 方 法 事 業 に 取 り 組 んでいただく 上 での 留 意 事 項 等 についての 手 引 は 現 在 検 討 中 であり 今 後 可 能 な 限 り 早 期 に 情 報 提 供 を 行 う 予 定 であるが 各 市 区 町 村 におかれては 都 道 府 県 保 健 所 等 の 支 援 を 得 つ つ これらを 踏 まえた 可 能 な 限 りの 準 備 に 着 手 していただきたい また 全 国 介 護 保 険 担 当 課 長 会 議 資 料 についてのQ&A 9 月 19 日 版 の 公 表 後 に 当 該 事 業 について 頂 いたご 質 問 の 回 答 は 別 添 4を 参 考 とされたい 521

258 522 地 域 支 援 事 業 実 施 要 綱 ( 該 当 部 分 抜 粋 ) 検 討 中 の 改 正 案 別 添 1 第 2 事 業 内 容 抜 粋 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 業 務 ア 目 的 在 宅 医 療 介 護 の 連 携 推 進 業 務 は 医 療 と 介 護 の 両 方 を 必 要 とする 状 態 の 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 自 分 らしい 暮 らしを 人 生 の 最 後 まで 続 けることができるよう 在 宅 医 療 と 介 護 サービスを 一 体 的 に 提 供 するために 居 宅 に 関 する 医 療 機 関 と 介 護 サービス 事 業 者 などの 関 係 者 の 連 携 を 推 進 することを 目 的 とする イ 事 業 内 容 (ア) 地 域 の 医 療 介 護 サービス 資 源 の 把 握 地 域 の 医 療 機 関 介 護 事 業 者 等 の 住 所 機 能 等 を 調 査 し これまでに 自 治 体 等 で 把 握 されている 情 報 と 合 わ せて マップ 又 はリストを 作 成 する 作 成 したマップ 等 は 地 域 の 医 療 介 護 関 係 者 や 住 民 に 広 く 公 開 を 行 う (イ) 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 課 題 の 抽 出 と 対 応 の 協 議 地 域 の 医 療 介 護 関 係 者 等 が 参 画 する 会 議 を 開 催 し 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 現 状 と 課 題 の 抽 出 解 決 策 等 の 協 議 を 行 う (ウ) 在 宅 医 療 介 護 連 携 支 援 センター( 仮 称 )の 運 営 地 域 の 在 宅 医 療 介 護 連 携 についての 相 談 窓 口 を 担 う 在 宅 医 療 介 護 連 携 支 援 センター( 仮 称 )の 運 営 を 行 い (エ) (オ) (カ) 等 の 支 援 を 行 うとともに 地 域 の 医 療 介 護 関 係 者 等 に 対 して 在 宅 医 療 介 護 サービスに 関 す る 事 項 の 相 談 の 受 付 を 行 う また 必 要 に 応 じて 退 院 の 際 の 地 域 の 医 療 関 係 者 と 介 護 関 係 者 の 連 携 の 調 整 や 医 療 介 護 関 係 者 に 対 して 利 用 者 患 者 又 は 家 族 の 要 望 を 踏 まえた 地 域 の 医 療 機 関 介 護 事 業 者 の 紹 介 を 行 う (エ) 在 宅 医 療 介 護 サービスの 情 報 の 共 有 支 援 地 域 連 携 パス 等 の 情 報 共 有 ツールや 情 報 共 有 の 手 順 等 を 定 めたマニュアルを 活 用 し 地 域 の 医 療 介 護 関 係 者 等 の 間 で 事 例 の 医 療 介 護 等 に 関 する 情 報 を 共 有 できるよう 支 援 する 1

259 検 討 中 の 改 正 案 2 (オ) 在 宅 医 療 介 護 関 係 者 の 研 修 地 域 の 医 療 関 係 者 に 介 護 に 関 する 研 修 会 の 開 催 介 護 関 係 者 に 医 療 に 関 する 研 修 会 の 開 催 等 の 研 修 を 行 う また 地 域 の 医 療 介 護 関 係 者 が 多 職 種 連 携 の 実 際 等 についてグループワーク 等 の 研 修 を 行 う (カ)24 時 間 365 日 の 在 宅 医 療 介 護 サービス 提 供 体 制 の 構 築 切 れ 目 なく 在 宅 医 療 介 護 サービスが 一 体 的 に 提 供 されるよう 利 用 者 等 の 急 変 時 等 の 連 絡 体 制 も 含 めて 地 域 の 医 療 介 護 関 係 者 の 協 力 を 得 て 体 制 の 整 備 を 計 画 的 に 行 う (キ) 地 域 住 民 への 普 及 啓 発 在 宅 医 療 介 護 サービスに 関 する 講 演 会 開 催 パンフレットの 作 成 配 布 等 によって 地 域 住 民 の 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 理 解 の 促 進 を 図 る (ク) 二 次 医 療 圏 内 関 係 市 区 町 村 の 連 携 同 一 の 二 次 医 療 圏 内 にある 市 区 町 村 が 連 携 して 当 該 二 次 医 療 圏 内 の 病 院 から 退 院 する 事 例 等 に 関 して 都 道 府 県 保 健 所 等 の 支 援 の 下 当 該 病 院 と 協 力 して 退 院 後 に 在 宅 医 療 介 護 サービスが 一 体 的 に 提 供 され るよう 情 報 共 有 の 方 法 等 を 含 む 在 宅 医 療 介 護 連 携 のために 必 要 な 事 項 について 協 議 を 行 う また 必 要 に 応 じて 同 一 の 二 次 医 療 圏 にある 市 区 町 村 が 連 携 して 利 用 者 等 が 急 変 時 に 診 療 する 医 療 機 関 の 確 保 等 につい て 協 議 を 行 う 523

260 別 添 2 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 を 活 用 した 在 宅 医 療 の 充 実 のための 事 業 と 地 域 支 援 事 業 の 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 との 関 係 について 在 宅 医 療 の 充 実 については 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 を 活 用 し 地 域 の 取 組 を 支 援 することとしている 平 成 26 年 度 においては 以 下 の 事 業 例 を 示 し 在 宅 医 療 と 介 護 の 連 携 に 関 する 事 業 も その 対 象 としている ( 参 考 ) 都 道 府 県 会 議 (3 月 20 日 )で 示 した 基 金 の 事 業 例 在 宅 医 療 の 実 施 に 係 る 拠 点 の 整 備 在 宅 医 療 の 人 材 育 成 基 盤 を 整 備 するための 研 修 の 実 施 在 宅 医 療 と 介 護 の 連 携 推 進 については これまでの 医 政 局 施 策 である 在 宅 医 療 連 携 拠 点 事 業 ( 平 成 年 度 ) 在 宅 医 療 連 携 推 進 事 業 ( 平 成 25 年 度 ~) の 成 果 を 踏 まえ 平 成 27 年 度 以 降 介 護 保 険 法 の 地 域 支 援 事 業 として 全 国 的 に 取 り 組 むこととしており( ) 市 区 町 村 が 実 施 する 当 該 事 業 に 必 要 な 経 費 について は 地 域 支 援 事 業 交 付 金 により 措 置 されることとなる 介 護 保 険 法 の 地 域 支 援 事 業 の 包 括 的 支 援 事 業 として 新 たに 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 を 創 設 し 市 区 町 村 が 主 体 となって 取 り 組 む 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 の 対 象 事 業 については 診 療 報 酬 や 他 の 補 助 金 等 で 措 置 されているものは 対 象 外 としているため 在 宅 医 療 と 介 護 の 連 携 に 関 する 事 業 のうち 地 域 支 援 事 業 交 付 金 により 措 置 されている 事 業 は 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 の 対 象 とはならないものである すなわち 在 宅 医 療 と 介 護 の 連 携 に 関 する 事 業 については そのうち 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 の 実 施 要 綱 ( 案 )( 別 添 1)に 示 している 事 業 は 平 成 27 年 度 以 降 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 の 対 象 とならない ただし 市 区 町 村 との 役 割 分 担 を 明 確 にした 上 で 都 道 府 県 が 広 域 的 又 は 補 完 的 に 在 宅 医 療 と 介 護 の 連 携 に 関 する 事 業 を 行 う 場 合 は 平 成 27 年 度 以 降 も 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 を 活 用 し て 差 し 支 えない なお 在 宅 医 療 の 充 実 のための 事 業 については 平 成 27 年 度 以 降 も 引 き 続 き 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 を 活 用 して 実 施 していくこととなる 例 えば 平 成 26 年 度 に 市 区 町 村 と 市 区 町 村 以 外 のものが 在 宅 医 療 連 携 拠 点 事 業 と 称 する 事 業 を 行 い 両 方 とも 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 が 活 用 されているケースについて 平 成 27 年 度 以 降 市 区 町 村 が 行 う 事 業 について 介 護 保 険 法 の 地 域 支 援 事 業 として 位 置 付 けることと なった 場 合 その 市 区 町 村 事 業 は 当 該 基 金 の 対 象 とならない 一 方 市 区 町 村 以 外 のものが 行 う 事 業 については 介 護 保 険 法 の 地 域 支 援 事 業 ではないので 当 該 基 金 の 活 用 が 可 能 とな る 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 を 活 用 した 在 宅 医 療 の 充 実 のため 取 組 例 については 別 添 3 を 参 考 とされたい 524

261 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 を 活 用 した 在 宅 医 療 の 充 実 のための 取 組 例 別 添 3 在 宅 医 療 の 提 供 体 制 の 充 実 訪 問 診 療 往 診 医 師 の 在 宅 医 療 導 入 研 修 24 時 間 体 制 等 のための 医 師 のグループ 化 在 宅 医 療 推 進 協 議 会 の 設 置 運 営 在 宅 医 療 の 充 実 訪 問 歯 科 医 療 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 の 設 置 支 援 在 宅 歯 科 医 療 技 術 研 修 医 療 機 関 間 の 連 携 体 制 構 築 情 報 共 有 等 在 宅 医 療 の 推 進 について 県 内 の 在 宅 医 療 関 係 者 等 で 協 議 を 行 う 在 宅 医 療 介 護 連 携 に 関 する 事 業 在 宅 医 療 介 護 連 携 のための 事 業 で 右 記 以 外 の 事 業 については 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 を 活 用 することが 可 能 在 宅 医 療 介 護 連 携 のための 相 談 員 (コーディ ネーター)の 育 成 ICTによる 医 療 介 護 情 報 共 有 等 市 区 町 村 との 役 割 分 担 を 明 確 にした 上 で 都 道 府 県 が 広 域 的 又 は 補 完 的 に 在 宅 医 療 と 介 護 の 連 携 に 関 する 事 業 を 行 う 場 合 は 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 を 活 用 して 差 し 支 えない 525 訪 問 看 護 強 化 型 訪 問 看 護 STやST 空 白 地 域 への 設 置 支 援 新 任 訪 問 看 護 師 の 研 修 充 実 研 修 機 関 の 集 約 化 薬 局 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 衛 生 材 料 等 の 供 給 拠 点 の 設 置 支 援 訪 問 薬 剤 管 理 指 導 導 入 研 修 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 推 進 個 別 の 疾 患 領 域 等 に 着 目 し た 質 の 向 上 医 療 関 係 者 に 対 する 専 門 的 な 研 修 や 専 門 的 に 取 り 組 む 医 療 機 関 を 支 援 看 取 り 認 知 症 末 期 がん 精 神 疾 患 疾 患 に 関 わらない 緩 和 ケア 褥 瘡 小 児 等 在 宅 医 療 口 腔 栄 養 ケア 難 病 在 宅 医 療 リハビリ 在 宅 療 養 にかかる 意 思 決 定 支 援 等 在 宅 医 療 に 関 する 普 及 啓 発 一 般 住 民 に 対 する 在 宅 医 療 に 関 する 理 解 を 深 めるための 講 演 会 の 実 施 等 介 護 保 険 の 地 域 支 援 事 業 ( 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 )での 取 組 ( 地 域 支 援 事 業 交 付 金 ) (ア) 地 域 の 医 療 介 護 サービス 資 源 の 把 握 (イ) 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 課 題 の 抽 出 と 対 応 の 協 議 (ウ) 在 宅 医 療 介 護 連 携 支 援 に 関 する 相 談 の 受 付 等 (エ) 在 宅 医 療 介 護 サービス 等 の 情 報 の 共 有 支 援 (オ) 在 宅 医 療 介 護 関 係 者 の 研 修 (カ) 24 時 間 365 日 の 在 宅 医 療 介 護 サービス 提 供 体 制 の 構 築 (キ) 地 域 住 民 への 普 及 啓 発 (ク) 二 次 医 療 圏 内 関 係 市 区 町 村 の 連 携

262 別 添 4 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 推 進 についてのQ&A 11 月 10 日 版 問 1 平 成 27 年 度 内 に 限 り 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 に 位 置 づけられた 事 業 と 同 じ 取 組 について 地 域 医 療 再 生 基 金 で 取 り 組 むことが 可 能 であるが その 場 合 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 に 取 り 組 んでいるとみなされるのか ( 答 ) 地 域 医 療 再 生 基 金 で 市 区 町 村 が 取 り 組 んでいる 場 合 は 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 に 取 り 組 ん でいるとみなされる その 場 合 は 当 該 事 業 の 実 施 が 困 難 である 旨 の 条 例 を 制 定 する 必 要 はない ただし 平 成 28 年 度 以 降 当 該 事 業 に 引 き 続 き 取 り 組 むことができない 場 合 は 条 例 の 制 定 が 必 要 である 市 区 町 村 が 取 り 組 んでいない 場 合 ( 地 域 医 療 再 生 基 金 で 市 区 町 村 以 外 が 実 施 している 場 合 を 含 む) 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 に 取 り 組 んでいるとはみなされないため 条 例 の 制 定 が 必 要 である 問 2 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 に 位 置 づけられた 事 業 と 同 じ 取 組 について 市 区 町 村 が 一 般 財 源 や 都 道 府 県 の 補 助 金 を 用 いている 場 合 当 該 事 業 に 取 り 組 んでいるとみなされるのか ( 答 ) 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 に 取 り 組 んでいるとみなされる その 場 合 は 当 該 事 業 の 実 施 が 困 難 である 旨 の 条 例 を 制 定 する 必 要 はない 問 3 情 報 共 有 のために ICT を 導 入 する 場 合 の 必 要 経 費 は 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 の 対 象 とな るのか ( 答 ) 当 該 事 業 においては 情 報 共 有 の 方 法 やツール 等 を 検 討 する 際 の 協 議 情 報 共 有 ツールの 使 用 方 法 等 の 説 明 会 の 開 催 情 報 共 有 の 使 用 状 況 の 把 握 と 改 善 の 検 討 に 係 る 費 用 を 想 定 しており 情 報 共 有 のための PC やモバイル 機 器 等 の 購 入 費 用 については 地 域 医 療 介 護 総 合 確 保 基 金 の 活 用 を 想 定 している 526

263 問 4 二 次 医 療 圏 内 が 一 つの 市 のみで 構 成 されている 場 合 二 次 医 療 圏 内 関 係 市 区 町 村 の 連 携 に ついては どのような 取 組 が 想 定 されるのか ( 答 ) 二 次 医 療 圏 が 一 つの 市 で 構 成 されている 場 合 など 患 者 利 用 者 の 退 院 から 在 宅 療 養 まで 市 区 町 村 内 で 完 結 していると 考 えられる 場 合 は (イ)の 取 組 をもって (ク)に 取 り 組 んでいるとみな し 必 ずしも(ク)を 実 施 しなくても 差 し 支 えない しかしながら 二 次 医 療 圏 内 に 限 らず 隣 接 市 区 町 村 との 医 療 と 介 護 の 連 携 の 状 況 について 把 握 し 連 携 の 方 法 について 検 討 いただきたいと 考 えている 問 5 在 宅 医 療 介 護 連 携 支 援 センター( 仮 称 )は 新 たな 建 物 を 設 置 しないといけないのか 名 称 はセンターという 名 前 をつけないといけないのか ( 答 ) 新 たな 建 物 を 設 置 していただく 必 要 はない あくまでも 在 宅 での 療 養 生 活 を 送 る 上 で 地 域 の 医 療 介 護 関 係 者 等 に 対 して 在 宅 医 療 と 介 護 の 連 携 に 関 する 相 談 の 受 付 や 連 携 の 調 整 情 報 提 供 等 の 機 能 を 設 けていただきたいという 趣 旨 である 既 に 在 宅 医 療 介 護 連 携 を 支 援 する 機 能 が 設 けられている 場 合 など 地 域 の 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 支 援 を 推 進 するためにふさわしい 名 称 があるのであれば 在 宅 医 療 介 護 連 携 支 援 センター( 仮 称 )の 名 称 を 付 けなくても 差 し 支 えない 地 域 の 実 情 に 応 じてご 検 討 いただきたい 527

264 528 在 宅 医 療 介 護 連 携 推 進 事 業 ( 介 護 保 険 の 地 域 支 援 事 業 平 成 27 年 度 ~) 在 宅 医 療 介 護 の 連 携 推 進 については これまで 医 政 局 施 策 の 在 宅 医 療 連 携 拠 点 事 業 ( 平 成 年 度 ) 在 宅 医 療 推 進 事 業 ( 平 成 25 年 度 ~)により 一 定 の 成 果 それを 踏 まえ 介 護 保 険 法 の 中 で 制 度 化 し 全 国 的 に 取 り 組 む 介 護 保 険 法 の 地 域 支 援 事 業 に 位 置 づけ 市 区 町 村 が 主 体 となり 郡 市 区 医 師 会 等 と 連 携 しつつ 取 り 組 む 可 能 な 市 区 町 村 は 平 成 27 年 4 月 から 取 組 を 開 始 し 平 成 30 年 4 月 には 全 ての 市 区 町 村 で 実 施 各 市 区 町 村 が 原 則 として(ア)~(ク)の 全 ての 事 業 項 目 を 実 施 一 部 を 郡 市 医 師 会 等 ( 地 域 の 中 核 的 医 療 機 関 や 他 の 団 体 を 含 む)に 委 託 することができる 都 道 府 県 保 健 所 が 市 区 町 村 と 都 道 府 県 医 師 会 等 の 関 係 団 体 病 院 等 との 協 議 の 支 援 や 都 道 府 県 レベルでの 研 修 等 によ り 支 援 国 は 事 業 実 施 の 手 引 書 や 事 例 集 の 作 成 等 により 支 援 都 道 府 県 を 通 じて 実 施 状 況 を 把 握 事 業 項 目 と 取 組 例 (ア) 地 域 の 医 療 介 護 サービス 資 源 の 把 握 地 域 の 医 療 機 関 の 分 布 医 療 機 能 を 把 握 し 地 図 又 はリスト 化 さらに 連 携 に 有 用 な 項 目 ( 在 宅 医 療 の 取 組 状 況 医 師 の 相 談 対 応 が 可 能 な 日 時 等 )を 調 査 した 結 果 を 関 係 者 間 で 共 有 住 民 にも 公 表 等 ( 熊 本 市 ) (イ) 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 課 題 の 抽 出 と 対 応 の 協 議 地 域 の 医 療 機 関 ケアマネジャー 等 介 護 関 係 者 等 が 参 画 する 会 議 を 開 催 し 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 現 状 と 課 題 の 抽 出 解 決 策 等 を 協 議 等 (ウ) 在 宅 医 療 介 護 連 携 支 援 センター( 仮 称 )の 運 営 等 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 支 援 窓 口 の 設 置 運 営 によ り 在 宅 医 療 と 介 護 サービスの 担 当 者 ( 看 護 師 社 会 福 祉 士 等 )の 連 携 を 支 援 するコーディネー ターを 配 置 して 連 携 の 取 組 の 支 援 とともに ケ アマネジャー 等 から 相 談 受 付 等 (エ) 在 宅 医 療 介 護 サービス 等 の 情 報 の 共 有 支 援 地 域 連 携 パス( 在 宅 医 療 を 行 う 医 療 機 関 介 護 事 業 所 等 の 情 報 を 含 む) 等 の 活 用 により 在 宅 医 療 介 護 の 情 報 の 共 有 支 援 在 宅 での 看 取 り 急 変 時 の 情 報 共 有 に も 対 応 等 (オ) 在 宅 医 療 介 護 関 係 者 の 研 修 地 域 の 医 療 介 護 関 係 者 がグループ ワーク 等 を 通 じて 多 職 種 連 携 の 実 際 を 学 ぶ 介 護 職 種 を 対 象 とした 医 療 関 連 のテー マの 研 修 会 を 開 催 等 (カ)24 時 間 365 日 の 在 宅 医 療 介 護 サー ビス 提 供 体 制 の 構 築 地 域 の 医 療 介 護 関 係 者 の 協 力 を 得 て 在 宅 医 療 介 護 サービスの 提 供 体 制 を 整 備 等 (キ) 地 域 住 民 への 普 及 啓 発 地 域 住 民 を 対 象 にしたシンポジウ ムの 開 催 パンフレット チ ラシ 区 報 HP 等 を 活 用 し 在 宅 医 療 介 護 サービ スに 関 する 普 及 啓 発 在 宅 での 看 取 りに ついても 普 及 啓 発 等 ( 鶴 岡 地 区 医 師 会 ) (ク) 二 次 医 療 圏 内 関 係 市 区 町 村 の 連 携 二 次 医 療 圏 内 の 病 院 から 退 院 する 事 例 等 に 関 して 都 道 府 県 保 健 所 等 の 支 援 の 下 在 宅 医 療 介 護 等 の 関 係 者 間 で 情 報 共 有 の 方 法 等 について 協 議 等 1

265 在 宅 医 療 介 護 連 携 支 援 センター( 仮 称 ) ( 在 宅 医 療 介 護 連 携 相 談 窓 口 ) 介 護 保 険 の 知 識 を 有 する 看 護 師 医 療 ソーシャルワーカー 等 を 配 置 し 地 域 の 医 療 介 護 関 係 者 地 域 包 括 支 援 セ ンター 等 から 相 談 を 受 け 付 ける ( 原 則 住 民 からの 相 談 は 地 域 包 括 支 援 センターが 受 け 付 ける) 地 域 の 在 宅 医 療 介 護 関 係 者 地 域 包 括 支 援 センターに 対 して 在 宅 医 療 介 護 連 携 に 関 する 情 報 提 供 等 を 行 う 市 区 町 村 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 課 題 と 抽 出 の 対 応 の 協 議 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 課 題 を 抽 出 し その 解 決 策 及 び 他 の 各 事 業 の 対 応 方 針 について 協 議 二 次 医 療 圏 内 関 係 市 区 町 村 の 連 携 退 院 後 の 在 宅 医 療 介 護 サービスが 円 滑 に 提 供 されるよう 同 一 の 二 次 医 療 圏 内 にある 市 区 町 村 が 連 携 し 当 該 二 次 医 療 圏 内 にある 病 院 と 介 護 サービス 事 業 者 間 における 情 報 共 有 等 の 方 法 について 協 議 郡 市 区 医 師 会 等 に 委 託 連 携 必 要 支 に 在 宅 医 療 介 護 連 携 支 援 センター( 仮 称 ) 援 応 じ ( 郡 市 区 医 師 会 等 ) て ( 在 宅 医 療 と 介 護 連 携 についての 相 談 窓 口 ) 地 域 住 民 への 普 及 啓 発 ( ) 地 域 の 医 療 介 護 サービス 資 源 の 把 握 ( ) 地 域 の 医 療 機 関 介 護 事 業 者 の 住 所 機 能 等 を 調 査 し これまで に 自 治 体 で 把 握 されている 情 報 と 併 せてマップ 又 はリストを 作 成 在 宅 医 療 介 護 サービスに 関 する 講 演 会 開 催 パンフレットの 作 成 配 布 等 によって 地 域 住 民 の 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 理 解 の 促 進 を 図 る 在 宅 医 療 介 護 連 携 に 関 する 相 談 の 受 付 等 ( ) 在 宅 医 療 介 護 連 携 についての 窓 口 の 設 置 し 医 療 介 護 関 係 者 地 域 包 括 支 援 センター 等 からの 相 談 の 受 付 及 び 情 報 提 供 を 行 う 退 院 支 援 ルールが 整 備 されていない 地 域 における 医 療 機 関 から 在 宅 への 円 滑 な 移 行 が 困 難 な 事 例 につ いて 医 療 介 護 の 関 係 者 に 対 して 調 整 支 援 を 行 う 市 区 町 村 で 協 議 された 対 応 方 針 を 踏 まえ 各 事 業 の 必 要 に 応 じて 支 援 をする 支 援 地 域 包 括 支 援 センター 又 は 市 区 町 村 役 場 に 設 置 することも 可 能 529 在 宅 医 療 介 護 サービス 等 の 情 報 の 共 有 支 援 ( ) 医 療 介 護 関 係 者 に 対 し 情 報 共 有 ツール 等 の 導 入 を 支 援 24 時 間 365 日 の 在 宅 医 療 介 護 サービス 提 供 体 制 の 構 築 ( ) 地 域 の 医 療 介 護 関 係 者 の 協 力 を 得 て 緊 急 時 等 の 連 絡 体 制 も 含 めた 在 宅 医 療 介 護 の 提 供 体 制 を 整 備 在 宅 医 療 介 護 関 係 者 の 研 修 ( ) 医 療 関 係 者 に 対 する 介 護 サービス 等 の 研 修 介 護 関 係 者 に 対 す る 医 療 等 の 研 修 を 実 施 する また 多 職 種 連 携 のグループワークを 実 施 がついている 事 業 項 目 については 委 託 可 能

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