00　次第

Transcription

1 第 1 回 耐 震 改 修 促 進 計 画 改 定 検 討 会 日 時 : 平 成 27 年 6 月 22 日 ( 月 )15:00~17:00 場 所 : 兵 庫 県 庁 第 2 号 館 11 階 A 会 議 室 次 第 1 開 会 2 耐 震 改 修 促 進 計 画 改 定 検 討 会 について 3 議 事 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 に 係 る 現 状 報 告 耐 震 化 率 の 推 移 耐 震 改 修 促 進 計 画 の 概 要 兵 庫 県 の 取 組 み 耐 震 化 を 取 り 巻 く 状 況 の 変 化 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 の 促 進 に 向 けた 意 見 交 換 4 閉 会 ( 配 付 資 料 ) 次 第 配 席 図 資 料 1-1 耐 震 改 修 促 進 計 画 改 定 検 討 会 について 資 料 1-2 検 討 会 規 程 資 料 2 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 に 係 る 現 状 - 1 -

2 第 1 回 耐 震 改 修 促 進 計 画 改 定 検 討 会 配 席 図 安 田 委 員 井 戸 田 委 員 野 崎 委 員 紅 谷 委 員 山 本 委 員 事 務 局 - 2 -

3 資 料 1-1 耐 震 改 修 促 進 計 画 改 定 検 討 会 について (1) 設 置 の 趣 旨 阪 神 淡 路 大 震 災 の 経 験 と 教 訓 を 踏 まえ 住 宅 や 建 築 物 の 耐 震 化 を 進 めるため 平 成 19 年 3 月 に 策 定 した 兵 庫 県 耐 震 改 修 促 進 計 画 は 平 成 27 年 度 末 に 終 期 を 迎 えるが 今 後 発 生 が 予 想 される 南 海 トラフ 地 震 等 の 被 害 から 県 民 の 安 全 を 守 るために 引 き 続 き 住 宅 や 建 築 物 の 耐 震 化 を 計 画 的 に 進 める 必 要 があることから 本 計 画 を 改 定 する 改 定 に 当 たっては 専 門 的 立 場 からの 意 見 を 反 映 させるため 学 識 経 験 者 等 で 構 成 さ れる 耐 震 改 修 促 進 計 画 改 定 検 討 会 を 設 置 する (2)メンバー 氏 名 ( 敬 称 略 ) 概 要 神 戸 大 学 名 誉 教 授 開 発 審 査 会 会 長 住 宅 審 議 会 副 会 長 等 や す だちゅうさく 安 田 丑 作 住 宅 政 策 建 築 計 画 都 市 計 画 に 関 して 長 年 研 究 を 実 施 し 県 や 市 町 の 様 々な 委 員 を 歴 任 今 年 度 は 全 国 建 築 審 査 会 長 会 の 会 長 として 建 築 基 準 法 の 的 確 な 運 用 に 尽 力 名 古 屋 工 業 大 学 教 授 名 古 屋 市 耐 震 判 定 委 員 会 委 員 い ど た ひ で き 井 戸 田 秀 樹 べ に やしょうへい 紅 谷 昇 平 建 築 構 造 住 宅 の 耐 震 化 が 専 門 簡 易 な 耐 震 改 修 工 法 に 関 する 技 術 的 な 検 証 を 行 い その 成 果 は 兵 庫 県 の 簡 易 耐 震 改 修 工 事 の 技 術 的 裏 付 けともなっており 全 国 の 自 治 体 における 耐 震 化 施 策 にも 精 通 神 戸 大 学 特 命 准 教 授 ( 専 門 : 都 市 防 災 ) 元 人 と 防 災 未 来 センター 研 究 員 元 三 和 総 研 ( 株 ) 研 究 員 都 市 の 防 災 減 災 対 策 を 専 門 とし 都 市 計 画 不 動 産 開 発 災 害 復 興 や 復 興 における 国 際 協 力 など 多 彩 な 分 野 での 研 究 を 実 施 の ざ き る み 野 崎 瑠 美 ( 株 ) 遊 空 間 工 房 取 締 役 景 観 審 議 会 委 員 住 宅 や 福 祉 施 設 の 設 計 ユニバーサルデザインが 専 門 景 観 審 議 会 等 県 の 様 々な 委 員 を 歴 任 やまもとこういちろう 山 本 康 一 郎 兵 庫 県 建 築 士 事 務 所 協 会 会 長 ( 株 ) 山 本 設 計 代 表 取 締 役 一 級 建 築 士 として 設 計 事 務 所 を 運 営 する 旁 ら 建 築 士 事 務 所 協 会 の 会 長 として 業 界 の 発 展 に 尽 力 - 3 -

4 (3) 検 討 内 容 改 定 する 耐 震 改 修 促 進 計 画 の 内 容 全 般 にわたり 検 討 を 行 うが 主 な 内 容 は 以 下 のとおり 1 計 画 の 目 標 住 宅 及 び 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 の 耐 震 化 率 の 目 標 2 計 画 を 達 成 するための 取 組 施 策 住 宅 の 耐 震 化 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 の 耐 震 化 避 難 路 沿 道 建 築 物 防 災 拠 点 建 築 物 の 指 定 普 及 啓 発 関 係 機 関 の 連 携 その 他 の 事 項 を 含 む (4) 検 討 会 の 進 め 方 時 期 6/22 第 1 回 検 討 会 7 月 第 2 回 検 討 会 実 施 検 討 事 項 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 に 係 る 現 状 報 告 現 計 画 及 びそれに 基 づく 取 組 みの 検 証 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 を 取 り 巻 く 状 況 の 変 化 耐 震 改 修 促 進 に 係 る 意 見 交 換 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 に 係 る 課 題 骨 子 案 8 月 第 3 回 検 討 会 中 間 報 告 案 9~11 月 < 内 部 協 議 市 町 意 見 照 会 等 > 12 月 第 4 回 検 討 会 パブリックコメント 案 1 月 <パブリックコメント> 2 月 第 5 回 検 討 会 最 終 案 - 4 -

5 資 料 1-2 耐 震 改 修 促 進 計 画 改 定 検 討 会 規 程 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 規 程 は 平 成 27 年 度 末 に 終 期 を 迎 える 兵 庫 県 耐 震 改 修 促 進 計 画 ( 以 下 計 画 という )の 改 定 に 向 けた 検 討 を 進 めるための 耐 震 改 修 促 進 計 画 改 定 検 討 会 ( 以 下 検 討 会 という )に 関 して 必 要 な 事 項 を 定 める ( 組 織 ) 第 2 条 検 討 会 の 委 員 は 計 画 の 改 定 に 当 たり 専 門 的 な 知 識 を 有 する 者 関 係 のある 民 間 団 体 の 中 から 別 表 に 掲 げる 委 員 で 構 成 する ( 所 掌 事 務 ) 第 3 条 検 討 会 は 計 画 の 改 定 に 関 する 事 項 について 検 討 する ( 組 織 ) 第 4 条 検 討 会 に 会 長 を 置 く 2 会 長 は 委 員 の 互 選 によって 定 める 3 会 長 は 会 務 を 総 理 し 検 討 会 を 代 表 する 4 委 員 の 任 期 は 平 成 28 年 3 月 31 日 までとする ( 会 議 ) 第 5 条 検 討 会 は 会 長 が 召 集 する ただし 会 長 が 互 選 される 前 に 召 集 する 検 討 会 は 兵 庫 県 県 土 整 備 部 住 宅 建 築 局 建 築 指 導 課 長 が 召 集 する 2 検 討 会 は 当 該 委 員 が 出 席 できないことについてやむを 得 ない 理 由 があると 認 めるときは 当 該 委 員 が 指 定 する 代 理 の 者 の 出 席 を 認 め 委 員 の 書 面 での 意 見 等 により 出 席 に 代 えることが できる 3 検 討 会 は その 検 討 のため 必 要 があると 認 めるときは 委 員 以 外 の 者 に 意 見 を 求 め 又 は 検 討 会 に 委 員 以 外 の 者 の 出 席 を 求 めることができる ( 書 面 による 検 討 会 ) 第 6 条 検 討 会 は その 検 討 事 項 について 急 施 を 要 する 場 合 や 特 に 必 要 と 認 めるときは 書 面 により 検 討 会 を 開 催 することができる ( 謝 金 ) 第 7 条 委 員 が 検 討 会 の 職 務 に 従 事 したときは 別 に 定 めるところにより 謝 金 を 支 給 する 2 第 5 条 第 2 項 又 は 第 3 項 の 規 定 に 基 づき 代 理 人 若 しくは 委 員 以 外 の 者 が 検 討 会 に 出 席 した とき 出 席 に 代 えて 委 員 が 書 面 で 意 見 を 述 べたとき 又 は 委 員 以 外 の 者 に 意 見 を 求 めたときは - 5 -

6 代 理 人 委 員 以 外 の 者 又 は 出 席 に 代 えて 書 面 で 意 見 を 述 べた 委 員 に 対 して 委 員 と 同 額 の 謝 金 を 支 給 することができる 3 前 条 の 規 定 に 基 づき 書 面 による 検 討 会 を 開 催 した 場 合 には 当 該 委 員 に 対 し 第 1 項 と 同 額 の 謝 金 を 支 給 することができる ( 旅 費 ) 第 8 条 委 員 が 検 討 会 の 職 務 を 行 うために 検 討 会 に 出 席 し 又 は 旅 行 したときは 旅 費 を 支 給 することができる 2 前 項 の 旅 費 の 額 は 職 員 等 の 旅 費 に 関 する 条 例 ( 昭 和 35 年 兵 庫 県 条 例 第 44 号 )の 規 定 によ り 行 政 職 8 級 の 職 務 にある 者 に 対 して 支 給 する 額 に 相 当 する 額 とする 3 第 5 条 第 2 項 又 は 第 3 項 の 規 定 に 基 づき 代 理 人 又 は 委 員 以 外 の 者 が 検 討 会 に 出 席 したとき は 代 理 人 又 は 委 員 以 外 の 者 に 対 して 旅 費 を 支 給 する この 場 合 において 代 理 人 又 は 委 員 以 外 の 者 の 格 付 けは 委 員 と 同 様 とする ( 事 務 局 ) 第 9 条 検 討 会 の 事 務 局 は 兵 庫 県 県 土 整 備 部 住 宅 建 築 局 建 築 指 導 課 に 置 く ( 補 則 ) 第 10 条 この 規 程 に 定 めるほか 検 討 会 の 運 営 に 関 して 必 要 な 事 項 は 別 に 定 める ( 附 則 ) この 規 程 は 平 成 27 年 5 月 25 日 から 適 用 する 別 表 耐 震 改 修 促 進 計 画 改 定 検 討 会 委 員 名 簿 氏 名 役 職 分 野 安 田 丑 作 神 戸 大 学 名 誉 教 授 住 宅 政 策 建 築 計 画 井 戸 田 秀 樹 名 古 屋 工 業 大 学 教 授 建 築 構 造 耐 震 リフォーム 紅 谷 昇 平 神 戸 大 学 特 命 准 教 授 都 市 防 災 リスクマネジメント 野 崎 瑠 美 遊 空 間 工 房 取 締 役 住 生 活 ユニバーサルデザイン 山 本 康 一 郎 兵 庫 県 建 築 士 事 務 所 協 会 会 長 建 築 設 計 実 務 - 6 -

7 資 料 2 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 に 係 る 現 状 1 耐 震 化 率 の 現 状 (1) 住 宅 兵 庫 県 における 住 宅 の 耐 震 化 率 は 県 耐 震 改 修 促 進 計 画 に 掲 げる H27 の 97% 目 標 に 対 し 全 国 値 よりも 高 い 水 準 で 推 移 するものの H25 時 点 で 85.4%とな っている 兵 庫 県 と 全 国 の 住 宅 耐 震 化 率 の 比 較 ( 住 宅 土 地 統 計 調 査 より 推 計 ) 100.0% 90.0% 80.0% 77.9% 82.4% 79% 兵 庫 県 全 国 85.4% 82% 97% 県 目 標 兵 庫 県 国 70.0% 75% H15 H20 H25 H27 兵 庫 県 における 住 宅 の 耐 震 化 の 進 捗 状 況 平 成 15 年 平 成 20 年 平 成 25 年 S56.5 以 降 耐 震 性 あり 約 125 万 戸 (61%) S56.5 以 前 耐 震 性 なし 約 45 万 戸 (22%) S56.5 以 前 耐 震 性 あり 約 35 万 戸 (17%) S56.5 以 降 耐 震 性 あり 約 144 万 戸 (66%) S56.5 以 前 耐 震 性 なし 約 38 万 戸 (18%) S56.5 以 前 耐 震 性 あり 約 35 万 戸 (16%) S56.5 以 降 耐 震 性 あり 約 168 万 戸 (71%) S56.5 以 前 耐 震 性 なし 約 35 万 戸 (15%) S56.5 以 前 耐 震 性 あり 約 35 万 戸 (15%) - 7 -

8 (2) 多 数 利 用 建 築 物 兵 庫 県 における 多 数 利 用 建 築 物 の 耐 震 化 率 は H27 の 92% 目 標 に 対 し 全 国 値 よりも 高 い 伸 び 率 を 示 しているものの H27 時 点 で 86.6%( 速 報 値 )となっ ている 兵 庫 県 と 全 国 の 多 数 利 用 建 築 物 耐 震 化 率 の 比 較 ( 各 施 設 管 理 者 アンケート 等 より 推 計 ) 100% 92% 県 目 標 90% 85% 80% 70% 75% 全 国 70.4% 80% 77.8% 兵 庫 県 86.6% 兵 庫 県 国 60% H15 H18 H20 H22 H25 H27 兵 庫 県 における 多 数 利 用 建 築 物 の 耐 震 化 の 進 捗 状 況 平 成 18 年 平 成 22 年 平 成 27 年 耐 震 性 なし 約 0.7 万 棟 (30%) 耐 震 性 なし 約 0.5 万 棟 (22%) 耐 震 性 なし 約 0.4 万 棟 (13%) 耐 震 性 あり 約 1.6 万 棟 (70%) 耐 震 性 あり 約 1.9 万 棟 (78%) 耐 震 性 あり 約 2.3 万 棟 (87%) - 8 -

9 2 耐 震 改 修 促 進 計 画 の 概 要 (1) 策 定 の 趣 旨 平 成 18 年 1 月 26 日 に 改 正 建 築 物 の 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 以 下 耐 促 法 という ) が 施 行 された 同 法 では 都 道 府 県 において 速 やかに 耐 震 改 修 促 進 計 画 を 策 定 することを 義 務 付 けており 震 災 を 経 験 した 兵 庫 県 としては 減 災 の 取 り 組 みを 一 層 推 進 するため 住 宅 及 び 建 築 物 の 平 成 27 年 時 点 の 耐 震 化 率 の 目 標 や 耐 震 改 修 促 進 施 策 等 を 定 めた 兵 庫 県 耐 震 改 修 促 進 計 画 を 策 定 した なお 平 成 25 年 の 耐 促 法 改 正 を 受 けて 平 成 27 年 3 月 に 計 画 の 一 部 改 正 を 行 い 法 律 の 改 正 により 新 たに 指 定 することが 可 能 となった 大 規 模 地 震 発 生 時 にその 利 用 を 確 保 することが 必 要 な 施 設 (= 防 災 拠 点 )や 道 路 (= 緊 急 輸 送 道 路 )を 計 画 に 位 置 付 けた (2) 位 置 づけ 本 計 画 は 耐 促 法 第 5 条 第 1 項 及 び 国 土 交 通 省 告 示 建 築 物 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 促 進 を 図 るための 基 本 的 な 方 針 に 基 づき 策 定 する また 本 計 画 は 兵 庫 県 における 住 宅 建 築 物 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 を 促 進 す るための 計 画 として 位 置 付 けられるもので 兵 庫 県 地 域 防 災 計 画 及 び 兵 庫 県 住 生 活 基 本 計 画 と 整 合 を 図 る さらに 本 計 画 は 県 内 市 町 における 耐 震 改 修 促 進 計 画 策 定 の 指 針 でもある 災 害 対 策 基 本 法 (S36) 耐 震 改 修 促 進 法 (H7) 住 生 活 基 本 法 (H18) 防 災 基 本 計 画 ( 国 ) 建 築 物 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 促 進 を 図 るための 基 本 的 な 方 針 ( 国 ) 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 ) 兵 庫 県 地 域 防 災 計 画 整 合 兵 庫 県 耐 震 改 修 促 進 計 画 整 合 兵 庫 県 住 生 活 基 本 計 画 指 針 市 町 耐 震 改 修 促 進 計 画 住 宅 建 築 物 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 を 促 進 (3) 策 定 時 期 計 画 期 間 ア 策 定 時 期 平 成 18 年 度 ( 平 成 19 年 3 月 ) イ 計 画 期 間 平 成 18 年 度 から 平 成 27 年 度 ウ 中 間 検 証 平 成 22 年 度 に 耐 震 化 の 進 捗 状 況 を 検 証 - 9 -

10 (4) 計 画 の 構 成 ア 住 宅 建 築 物 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 実 施 に 関 する 現 況 と 目 標 イ 住 宅 建 築 物 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 促 進 を 図 るための 施 策 ウ 住 宅 建 築 物 の 地 震 に 対 する 安 全 性 の 向 上 に 関 する 啓 発 及 び 知 識 の 普 及 に 関 する 事 項 エ 建 築 基 準 法 による 勧 告 又 は 命 令 等 についての 所 管 行 政 庁 との 連 携 に 関 する 事 項 オ その 他 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 し 必 要 な 事 項 ( 市 町 計 画 の 策 定 等 ) (5) 住 宅 建 築 物 の 耐 震 改 修 の 目 標 ア 住 宅 の 耐 震 化 の 目 標 現 況 (H15) 耐 震 化 率 78%を 平 成 27 年 に 97%とする( 国 基 本 方 針 は 90%) イ 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 の 耐 震 化 の 目 標 現 況 (H18) 耐 震 化 率 70%を 平 成 27 年 に 92%とする( 国 基 本 方 針 は 90%) 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 : 耐 促 法 に 定 める 用 途 ( 学 校 病 院 百 貨 店 等 )で 階 数 3 以 上 かつ 延 べ 面 積 1,000m2 以 上 の 建 築 物 (6) 基 本 的 な 取 組 み 方 針 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 は それぞれの 所 有 者 等 が 地 震 防 災 対 策 を 自 らの 問 題 と して 取 り 組 むことが 不 可 欠 であり 県 としては 所 有 者 等 の 取 り 組 みを 支 援 する 観 点 から 必 要 な 施 策 を 講 じる 市 町 においては 本 計 画 を 指 針 として 市 町 耐 震 改 修 促 進 計 画 を 早 期 に 策 定 し それに 基 づき 耐 震 化 に 取 り 組 むこととする ア 公 共 建 築 物 施 設 管 理 者 がプログラムを 策 定 し 耐 震 化 イ 民 間 建 築 物 県 及 び 市 町 は 所 有 者 等 の 耐 震 化 への 取 り 組 みを 支 援 特 に 災 害 時 の 拠 点 となる 学 校 病 院 福 祉 施 設 に 対 し 積 極 的 に 支 援

11 兵 庫 県 耐 震 改 修 促 進 計 画 の 概 要 目 標 の 設 定 について 第 1 章 計 画 概 要 策 定 の 趣 旨 阪 神 淡 路 大 震 災 における 地 震 直 後 の 死 者 の 約 9 割 は, 住 宅 建 築 物 の 倒 壊 によって 発 生 ( 耐 震 改 修 の 必 要 性 の 認 識 ) 近 年 の 大 地 震 の 頻 発 や 東 南 海 南 海 地 震 発 生 の 切 迫 耐 震 改 修 促 進 法 に 基 づき, 耐 震 診 断 耐 震 改 修 の 目 標 及 び 耐 震 改 修 等 を 促 進 するための 施 策 を 定 めた, 耐 震 改 修 促 進 計 画 を 策 定 する 計 画 期 間 平 成 18 年 度 から 平 成 27 年 度 までの 10 年 間 第 2 章 兵 庫 県 で 今 後 発 生 が 想 定 される 地 震 規 模, 被 害 の 状 況 兵 庫 県 地 域 防 災 計 画 では, 今 後 県 内 で 発 生 が 予 想 される 次 の 5 地 震 について,その 地 震 規 模 と 被 害 状 況 が 想 定 されている 山 崎 断 層 帯 地 震 中 央 構 造 線 断 層 帯 地 震 日 本 海 沿 岸 地 震 南 海 地 震 第 3 章 住 宅 建 築 物 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 実 施 に 関 する 現 況 と 目 標 目 標 住 宅 : 現 況 耐 震 化 率 78%を 平 成 27 年 に 97%とする 多 数 利 用 建 築 物 : 現 況 耐 震 化 率 70%を 平 成 27 年 に 92%とする 住 宅 利 多 用 数 す の る 者 建 が 築 物 現 況 耐 震 性 あり 万 戸 地 震 危 険 住 宅 45.3 万 戸 耐 震 性 あり 15,900 棟 耐 震 性 なし 6,600 棟 耐 震 化 率 (H15) 78% ( 自 然 減 少 耐 震 改 修 等 による) 耐 震 化 率 (H18) 70% ( 自 然 減 少 耐 震 改 修 等 による) 目 標 (H27) 耐 震 性 あり 万 戸 地 震 危 険 住 宅 6.5 万 戸 耐 震 性 あり 22,100 棟 耐 震 性 なし 1,900 棟 耐 震 化 率 97% 耐 震 化 率 92% 考 え 方 住 宅 の 目 標 は 住 宅 マスタープランの 目 標 と 整 合 を 図 る 民 間 建 築 物 については, 少 なくとも 耐 震 化 率 90%を 確 保 する 公 共 建 築 物 ( 賃 貸 住 宅 を 除 く)については, 耐 震 化 の 推 進 状 況 を 踏 まえ, 耐 震 化 率 95%を 超 えることを 目 指 す 施 策 の 推 進 について 第 4 章 住 宅 建 築 物 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 促 進 を 図 るた めの 施 策 1 基 本 的 な 取 り 組 み 方 針 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 は,それぞれの 所 有 者 等 が 地 震 防 災 対 策 を 自 らの 問 題 として 取 り 組 むことが 不 可 欠 であり, 県 としては, 所 有 者 等 の 取 り 組 みを 支 援 する 観 点 から 必 要 な 施 策 を 講 じる 市 町 においては, 本 計 画 を 指 針 として, 市 町 耐 震 改 修 促 進 計 画 を 早 期 に 策 定 し,それに 基 づき 耐 震 化 に 取 り 組 むこととする 2 公 共 公 的 機 関 による 耐 震 診 断 及 び 改 修 に 関 する 事 項 1 公 共 公 的 機 関 が 所 有 管 理 する 建 築 物 の 耐 震 化 推 進 2 公 的 機 関 による 民 間 住 宅 建 築 物 耐 震 化 の 技 術 的 支 援 3 民 間 住 宅 建 築 物 の 耐 震 診 断 耐 震 改 修 の 促 進 を 図 る 支 援 策 1 簡 易 耐 震 診 断 の 推 進 2 わが 家 の 耐 震 改 修 促 進 事 業 の 推 進 3 住 宅 耐 震 改 修 支 援 事 業 の 推 進 4 独 立 行 政 法 人 住 宅 金 融 支 援 機 構 の 融 資 5 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 に 係 る 耐 震 診 断 助 成 事 業 の 創 設 6 新 しい 耐 震 改 修 工 法 の 開 発 及 び 普 及 7 私 立 学 校 における 国 庫 補 助 制 度 の 活 用 促 進 4 安 心 して 耐 震 改 修 を 行 うことができるための 環 境 整 備 1 耐 震 診 断 員 の 養 成 活 用 2 相 談 体 制 の 拡 充 3 住 宅 改 修 業 者 登 録 制 度 の 推 進 4 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 の 活 用 5 専 門 家 技 術 者 向 け 及 び 県 民 向 け 講 習 会 の 開 催 5 大 地 震 時 に 備 えた 住 宅 建 築 物 に 関 する 事 前 の 予 防 策 1 被 災 建 築 物 応 急 危 険 度 判 定 体 制 の 整 備 2 関 係 団 体 における 被 災 度 区 分 判 定 体 制 の 整 備 促 進 3 地 震 時 の 建 築 物 の 総 合 的 な 安 全 対 策 4 兵 庫 県 住 宅 再 建 共 済 制 度 の 加 入 促 進 5 長 周 期 地 震 動 への 対 応 6 防 災 拠 点 となる 建 築 物 の 指 定 要 緊 急 安 全 確 認 大 規 模 建 築 物 であるホテル 旅 館 等 のうち 災 害 時 に 避 難 所 として 活 用 することについて 県 又 は 市 町 と 協 定 を 締 結 しているものを 防 災 拠 点 として 指 定 7 地 震 発 生 時 に 通 行 を 確 保 すべき 道 路 の 指 定 1 県 地 域 防 災 計 画 に 定 める 緊 急 輸 送 道 路 を, 地 震 時 の 緊 急 車 両 の 通 行 や 住 民 の 避 難 を 確 保 する 必 要 がある 道 路 として 指 定 2 道 路 沿 道 の 耐 震 性 がない 建 築 物 に 対 する 耐 震 化 の 促 進 第 5 章 住 宅 建 築 物 の 地 震 に 対 する 安 全 性 の 向 上 に 関 する 啓 発 及 び 知 識 の 普 及 に 関 する 事 項 知 識 の 普 及 及 び 県 民 への 啓 発 を 図 り, 官 民 上 げて 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 に 取 り 組 む 1 相 談 体 制 の 整 備 充 実 相 談 体 制 の 拡 充 ( 再 掲 ) アドバイザー 派 遣 の 実 施, 耐 震 改 修 促 進 税 制 の 周 知 活 用 促 進, 耐 震 診 断 改 修 についての 相 談 窓 口 の 開 設 情 報 の 提 供 ひょうご 住 宅 耐 震 改 修 フェア の 開 催 2 支 援 事 業 の 活 用 促 進 耐 震 改 修 等 支 援 事 業 の 活 用 について 行 政 広 報 誌 等 を 通 して 県 民 へ 働 きかけ 3 町 内 会 等 との 連 携 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 に 関 する 啓 発 町 内 会, 自 主 防 災 組 織,NPO 等 との 連 携 4 関 係 団 体 との 連 携 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 に 関 する 啓 発 建 築 士 会, 建 築 設 計 事 務 所 協 会,わが 家 の 耐 震 改 修 推 進 協 議 会 等 との 連 携 第 6 章 建 築 基 準 法 による 勧 告 又 は 命 令 等 について 所 管 行 政 庁 との 連 携 に 関 する 事 項 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 に 対 する 指 導 に 関 して, 県 所 管 行 政 庁 が 連 携 して 取 り 組 むため, 特 定 行 政 庁 連 絡 会 議 を 活 用 特 に 学 校, 病 院 福 祉 施 設,ライフラインや 情 報 通 信 など 災 害 時 に 重 要 な 役 割 を 果 たす 施 設 について, 重 点 的 に 指 導 等 を 実 施 第 7 章 その 他 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 し 必 要 な 事 項 市 町 耐 震 改 修 促 進 計 画 の 策 定 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 耐 震 性 が 確 認 できない 場 合 耐 震 改 修 促 進 法 に 基 づく 指 導 助 言 指 示 公 表 従 わない 場 合 建 築 基 準 法 に 基 づく 勧 告 命 令 市 町 耐 震 改 修 促 進 計 画 を, 早 期 ( 平 成 19~20 年 度 )に 策 定 指 導 所 管 行 政 庁 となる 市 は, 特 に 速 やかに 策 定 指 導 県 は, 市 町 に 対 して 必 要 な 助 言 及 び 技 術 的 支 援 を 実 施 市 町 独 自 の 耐 震 改 修 支 援 施 策 の 創 設 への 働 きかけ

12 3 兵 庫 県 の 取 組 県 では 兵 庫 県 耐 震 改 修 促 進 計 画 に 基 づき 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 の 促 進 に 向 け 多 くの 取 組 みを 推 進 してきたが 主 なものは 以 下 のとおり (1) 簡 易 耐 震 診 断 推 進 事 業 兵 庫 県 では 耐 震 診 断 を 希 望 する 住 宅 所 有 者 の 求 めに 応 じて 兵 庫 県 内 の 市 町 が 簡 易 耐 震 診 断 員 を 派 遣 して 調 査 診 断 を 行 うとともに その 結 果 を 住 宅 所 有 者 に 報 告 することにより 耐 震 化 を 支 援 している 県 は 一 定 の 要 件 を 満 たす 者 を 簡 易 耐 震 診 断 員 として 登 録 する 事 務 を 担 う とともに 住 宅 所 有 者 ではなく 市 町 に 対 して 補 助 する 等 市 町 への 支 援 を 行 って いる 当 事 業 は 平 成 12~14 年 度 に3 年 間 限 定 で 当 初 実 施 したが 平 成 17 年 に 事 業 を 再 開 し 現 在 も 事 業 継 続 中 である 平 成 18 年 度 時 点 での 累 積 診 断 数 は 約 47,000 件 ( 約 9,400 件 / 年 )であったが 平 成 26 年 度 時 点 で 約 71,000 件 となっており 件 数 は 増 加 しているものの 平 成 19 年 度 以 降 の 年 平 均 は 約 3,000 件 / 年 であり 実 施 目 標 5,500 戸 / 年 の 目 標 には 達 していない 内 容 住 宅 所 有 者 が 市 町 に 耐 震 診 断 を 申 し 込 み 市 町 から 派 遣 された 簡 易 耐 震 診 断 員 の 診 断 を 受 ける 事 業 を 行 う 市 町 に 対 し 県 が 費 用 の 一 部 を 補 助 成 果 H12~14 無 料 の 簡 易 耐 震 診 断 を 実 施 H17~ 所 有 者 1 割 負 担 での 簡 易 耐 震 診 断 を 実 施 ( 一 部 市 町 では 無 料 化 ) 実 績 H26 末 71,346 戸 計 画 H26 末 88,000 戸 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 71,346 68,250 57,603 59,973 62,145 64,729 52,978 49,844 46,993 5,403 2,851 3,134 4,625 2,370 2,172 2,584 3,521 3,096 80,000 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 各 年 度 累 計 0 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 0 ~H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 計 計 画 38,500 5,500 5,500 5,500 5,500 5,500 5,500 5,500 5,500 5,500 88,000 実 施 41,590 5,403 2,851 3,134 4,625 2,370 2,172 2,584 3,521 3,096 71,

13 (2) わが 家 の 耐 震 改 修 促 進 事 業 阪 神 淡 路 大 震 災 で 大 きな 被 害 を 受 けた 住 宅 のほとんどが 昭 和 56 年 5 月 以 前 の 旧 耐 震 基 準 で 建 築 された 木 造 住 宅 であったことを 踏 まえ 県 は 旧 耐 震 基 準 の 住 宅 の 耐 震 改 修 工 事 に 助 成 する わが 家 の 耐 震 改 修 促 進 事 業 を 平 成 15 年 度 に 創 設 した 補 助 内 容 は 大 きく 分 けて 耐 震 改 修 の 補 強 設 計 及 び 工 事 見 積 書 の 作 成 等 を 行 う 計 画 策 定 と 地 震 に 対 する 安 全 性 を 確 保 するための 耐 震 改 修 工 事 を 行 う 改 修 工 事 に 対 する 補 助 がある 事 業 創 設 後 も 随 時 事 業 内 容 を 見 直 し 補 助 限 度 額 の 拡 大 補 助 対 象 工 事 の 追 加 等 の 制 度 改 善 を 行 ってきており 補 助 限 度 額 では 全 国 トップクラスである また 平 成 27 年 度 より 事 業 名 を ひょうご 住 まいの 耐 震 化 促 進 事 業 とし 補 助 内 容 の 更 なる 拡 充 に 加 え 新 たに 建 替 え 工 事 や 防 災 ベッド 設 置 に 対 する 補 助 を 新 設 した 補 助 件 数 の 実 績 では 愛 知 県 や 高 知 県 に 及 ばないものの 計 画 策 定 の 累 積 件 数 は 平 成 18 年 度 時 点 で 660 件 であったものが 平 成 26 年 度 時 点 で 約 6,000 件 改 修 工 事 の 累 積 件 数 は 平 成 18 年 度 時 点 で 456 件 であったものが 平 成 26 年 時 点 で 約 3,300 件 に 達 している 内 容 耐 震 診 断 の 結 果, 耐 震 性 能 が 不 足 すると 判 定 された 住 宅 について, 耐 震 改 修 計 画 策 定 費 や 耐 震 改 修 工 事 費 への 補 助 を 行 い, 既 存 民 間 住 宅 の 耐 震 化 を 促 進 成 果 H15 わが 家 の 耐 震 改 修 促 進 事 業 を 実 施 H16 限 度 額 嵩 上 げ H18 耐 震 改 修 促 進 計 画 の 策 定 を 機 に 補 助 率 限 度 額 を 嵩 上 げ H21 補 助 率 限 度 額 を 嵩 上 げ H25 限 度 額 を 嵩 上 げ H26 簡 易 な 耐 震 改 修 定 額 助 成 パック 実 施 H27 全 市 町 で 工 事 費 に 対 する 上 乗 せ 補 助 制 度 を 実 施 ひょうご 住 まいの 耐 震 化 促 進 事 業 として 制 度 拡 充 改 修 工 事 に 加 え 建 替 工 事 等 も 市 町 事 業 として 補 助 対 象 に あわせて 市 町 事 業 として 防 災 ベッド 等 設 置 費 助 成 を 創 設 1 住 宅 耐 震 改 修 計 画 策 定 費 補 助 安 全 性 を 確 保 するための 耐 震 改 修 計 画 の 策 定 ( 補 強 設 計 及 び 工 事 見 積 書 の 作 成 )とそれに 伴 う 耐 震 診 断 に 要 する 費 用 の 一 部 を 補 助 補 助 限 度 額 率 戸 建 住 宅 :2/3 以 内 ( 限 度 額 20 万 円 ) 実 績 H26 末 までに5,936 件 補 助 共 同 住 宅 :2/3 以 内 ( 限 度 額 12 万 円 / 戸

14 1,200 1, , ,913 2, ,070 5,936 5, ,986 3,504 4, H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 各 年 度 累 計 2 住 宅 耐 震 改 修 工 事 費 補 助 地 震 に 対 する 安 全 性 を 確 保 するための 基 礎 の 補 強 や 屋 根 軽 量 化 等 の 耐 震 改 修 工 事 ( 附 帯 工 事 を 含 む)に 要 する 費 用 ( 内 装 工 事 費 も 一 部 可 )の 一 部 を 補 助 補 助 限 度 額 率 戸 建 住 宅 :1/3 以 内 ( 限 度 額 100 万 円 ) 実 績 H26 末 までに3,342 件 補 助 共 同 住 宅 :1/2 以 内 ( 限 度 額 40 万 円 / 戸 ) , ,953 2, ,590 2, , H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 と 神 加 戸 評 20 万 30 万 し 戸 算 建 点 H22の 円 み 円 て 市 (~ を 加 加 実 が 0.7 未 算 算 施 市 13.3 万 満 事 H26) 円 業 ( ) 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, 各 年 度 累 計 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 計 計 画 実 施 計 画 策 定 , ,525 改 修 工 事 ,625 計 画 策 定 , , ,936 改 修 工 事 ,

15 (3) 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 に 対 する 耐 震 化 兵 庫 県 では 災 害 が 発 生 した 場 合 に 避 難 所 等 として 活 用 される 学 校 災 害 時 要 援 護 者 を 収 容 している 病 院 福 祉 施 設 などの 耐 震 診 断 に 係 る 費 用 を 補 助 する 制 度 を 平 成 19 年 度 に 創 設 した 平 成 25 年 に 耐 促 法 が 改 正 され 一 定 規 模 以 上 の 大 規 模 建 築 物 は 平 成 27 年 12 月 までに 耐 震 診 断 の 実 施 所 管 行 政 庁 への 報 告 が 義 務 付 けられたことを 受 け 県 では 用 途 を 制 限 せず 耐 震 診 断 等 が 義 務 付 けられた 建 築 物 に 対 し 耐 震 診 断 補 強 設 計 耐 震 改 修 建 物 除 却 に 係 る 費 用 を 補 助 する 制 度 を 平 成 26 年 度 に 創 設 した( 県 は 市 町 に 対 する 補 助 ) なお 大 規 模 建 築 物 の 中 でも 避 難 所 としての 活 用 が 可 能 で 市 町 と 協 定 を 結 んだホテル 旅 館 等 については その 他 の 用 途 に 比 べて 補 助 内 容 を 拡 充 している 補 助 制 度 創 設 後 8 年 間 で 50 件 に 対 して 補 助 を 行 っており 特 に 平 成 26 年 度 は 耐 震 診 断 義 務 付 け 建 築 物 への 補 助 が12 件 と 増 加 している 内 容 学 校, 病 院 福 祉 施 設 の 耐 震 診 断 に 係 る 助 成 制 度 を 創 設 成 果 H19 年 度 より 学 校 病 院 福 祉 施 設 を 対 象 とした 補 助 制 度 を 実 施 H23 H26 年 度 に 用 途 補 助 額 等 を 拡 充 し 以 下 の 事 業 を 実 施 1 大 規 模 多 数 利 用 建 築 物 等 耐 震 化 助 成 事 業 (H26 創 設 ) 耐 震 診 断 が 義 務 付 けられた 大 規 模 多 数 利 用 建 築 物 等 に 対 し 耐 震 診 断 耐 震 補 強 設 計 耐 震 改 修 工 事 等 に 要 する 費 用 の 一 部 を 補 助 2 中 規 模 多 数 利 用 建 築 物 耐 震 診 断 助 成 事 業 (H27 拡 充 ) 学 校 病 院 福 祉 施 設 の 耐 震 診 断 に 係 る 助 成 制 度 を 拡 充 し 診 断 義 務 付 け 規 模 未 満 の 一 定 規 模 以 上 の 建 築 物 に 対 し 耐 震 診 断 に 要 する 費 用 の 一 部 を 補 助 H19 0 補 H20 H21 H22 H23 H24 H25 耐 H26 制 助 促 度 制 法 拡 度 改 充 創 正 設 各 年 度 累 積 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 計 計 画 各 年

16 (4) 防 災 拠 点 となる 建 築 物 の 指 定 内 容 要 緊 急 安 全 確 認 大 規 模 建 築 物 であるホテル 旅 館 等 のうち 災 害 時 に 避 難 所 として 活 用 することについて 県 又 は 市 町 と 協 定 を 締 結 してい るものを 防 災 拠 点 として 指 定 成 果 H27 指 定 : 以 降 耐 震 診 断 の 実 施 と 診 断 結 果 の 期 限 (H27.12 末 ) までの 確 実 な 報 告 に 向 けた 個 別 対 応 H27 市 町 事 業 として 指 定 建 築 物 の 耐 震 診 断 補 強 設 計 改 修 工 事 費 の 補 助 制 度 を 創 設 実 績 - 計 画 H27 末 7 件 ( 診 断 ) 大 規 模 避 難 施 設 耐 震 化 助 成 事 業 (H27 拡 充 ) 災 害 時 に 避 難 所 として 活 用 が 可 能 な 大 規 模 多 数 利 用 建 築 物 のうち 県 又 は 市 町 と 協 定 を 結 んだものについて 耐 震 診 断 耐 震 補 強 設 計 耐 震 改 修 工 事 に 要 する 費 用 の 一 部 を 補 助 ( 大 規 模 多 数 利 用 建 築 物 等 耐 震 化 助 成 事 業 を 拡 充 し て 創 設 ) (5) 地 震 発 生 時 に 通 行 を 確 保 すべき 道 路 の 指 定 内 容 県 地 域 防 災 計 画 に 定 める 緊 急 輸 送 道 路 を, 地 震 時 の 緊 急 車 両 の 通 行 や 住 民 の 避 難 を 確 保 する 必 要 がある 道 路 として 指 定 成 果 H23 市 町 事 業 として 指 定 道 路 沿 道 建 築 物 の 耐 震 診 断 補 強 設 計 改 修 工 事 費 を 補 助 制 度 を 創 設 H26 主 な 緊 急 輸 送 道 路 沿 道 の 状 況 調 査 H27 指 定 実 績 H26 末 8 件 ( 診 断 設 計 改 修 ) 計 画 H26 末 件 緊 急 輸 送 道 路 沿 道 建 築 物 耐 震 化 助 成 事 業 (H23 創 設 ) 災 害 時 においても 緊 急 輸 送 道 路 をすぐに 使 用 できる 状 態 とする 必 要 があ ることから 道 路 を 閉 塞 する 可 能 性 の 高 い 建 築 物 を 対 象 とした 耐 震 診 断 耐 震 補 強 設 計 耐 震 改 修 工 事 又 は 建 物 除 却 に 要 する 費 用 の 一 部 を 補 助 H23 0 H24 H25 H26 H23 H24 H25 H26 計 計 画 各 年 度 各 年 度 累 積

17 (6) 市 町 の 主 な 取 組 み ア 市 町 耐 震 改 修 促 進 計 画 の 策 定 内 容 市 町 耐 震 改 修 促 進 計 画 を 早 期 ( 平 成 19 年 度 ~20 年 度 )に 策 定 成 果 実 績 H25までに 全 市 町 が 策 定 済 イ 簡 易 耐 震 診 断 の 推 進 内 容 市 町 による 簡 易 耐 震 診 断 の 積 極 的 な 推 進 成 果 県 内 全 市 町 が 実 施 (22 市 町 で 無 料 化 ) 実 績 H26 末 71,346 戸 の 診 断 実 績 ウ わが 家 の 耐 震 改 修 促 進 事 業 の 活 用 促 進 内 容 市 町 独 自 の 耐 震 改 修 支 援 制 度 の 創 設 を 働 きかけ 成 果 全 市 町 が 県 補 助 額 に3~30 万 円 の 上 乗 せ 補 助 を 実 施 エ 市 町 独 自 の 耐 震 改 修 支 援 制 度 の 創 設 内 容 市 町 による わが 家 の 耐 震 改 修 促 進 事 業 の 活 用 促 進 成 果 H24より 神 戸 市 は 市 事 業 として 実 施 その 他 県 補 助 の 対 象 外 となるものへの 補 助 を 市 町 が 独 自 に 実 施 共 同 住 宅 に 対 する 精 密 な 耐 震 診 断 費 用 補 助 ( 神 戸 市 ) 改 修 後 の 評 点 が0.7 以 上 となるものに 対 する 計 画 策 定 費 補 助 ( 神 戸 市 西 宮 市 川 西 市 ) 実 績 神 戸 市 改 修 工 事 費 補 助 累 計 1,565 戸 補 助 金 の 流 れ 神 戸 市 : 県 神 戸 市 申 請 者 神 戸 市 以 外 : 県 申 請 者 市 町 上 乗 せ 補 助 オ 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 の 耐 震 化 助 成 制 度 の 実 施 耐 震 診 断 が 義 務 付 けられた 建 築 物 に 対 する 補 助 を 始 めとする 住 宅 以 外 の 建 築 物 に 対 する 耐 震 化 助 成 制 度 については その 全 てを 市 町 事 業 として 実 施

18 主 な 取 組 ( 第 4 章 の2) 公 共 公 的 機 関 による 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 に 関 する 事 項 ( 第 4 章 の3) 民 間 住 宅 建 築 物 の 耐 震 診 断 耐 震 改 修 の 促 進 を 図 る 支 援 策 簡 易 耐 震 診 断 の 推 進 わが 家 の 耐 震 改 修 促 進 事 業 の 推 進 新 しい 耐 震 改 修 工 法 の 開 発 及 び 普 及 住 宅 耐 震 改 修 支 援 事 業 の 推 進 独 立 行 政 法 人 住 宅 金 融 支 援 機 構 の 融 資 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 に 係 る 耐 震 診 断 助 成 事 業 の 創 設 役 割 分 担 1 兵 庫 県 耐 震 改 修 促 進 計 画 における 主 な 取 組 (1/3) 内 容 取 組 みと 実 績 評 価 2 県 有 市 町 有 施 設 について 自 ら 所 有 管 理 する 建 築 物 の 耐 震 診 断 耐 震 改 修 促 進 プログラムを 策 定 し 耐 震 化 を 実 施 県 住 宅 供 給 公 社 と 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 に よる 民 間 住 宅 等 の 耐 震 診 断 耐 震 改 修 の 実 施 住 宅 所 有 者 が 市 町 に 耐 震 診 断 を 申 し 込 み 市 町 か ら 派 遣 された 簡 易 耐 震 診 断 員 の 診 断 を 受 ける 事 業 を 行 う 市 町 に 対 し 県 が 費 用 の 一 部 を 補 助 耐 震 診 断 の 結 果, 耐 震 性 能 が 不 足 すると 判 定 され た 住 宅 について, 耐 震 改 修 計 画 策 定 費 や 耐 震 改 修 工 事 費 への 補 助 を 行 い, 既 存 民 間 住 宅 の 耐 震 化 を 促 進 居 住 しながら 補 強 が 可 能 な 方 法 等, 新 しい 耐 震 改 修 工 法 等 を 民 間 から 公 募 し その 活 用 を 推 進 金 融 機 関 から 融 資 を 受 けて 耐 震 改 修 工 事 を 実 施 する 場 合 に 県 は 利 子 補 給 を 行 う 住 宅 耐 震 改 修 工 事 利 子 補 給 事 業 を 実 施 耐 震 改 修 工 事 を 伴 うリフォームを 実 施 する 場 合 に 機 構 が 低 利 融 資 を 行 う(H9より 実 施 ) 市 町 事 業 として 多 数 利 用 建 築 物 の 耐 震 診 断 等 を 実 施 する 事 業 者 にその 費 用 の 一 部 を 補 助 する 制 度 を 創 設 県 有 施 設 : 各 所 管 部 局 で 耐 震 化 計 画 を 策 定 市 町 有 施 設 : 市 町 耐 震 化 促 進 計 画 で 耐 震 化 計 画 を 策 定 実 績 H26 末 耐 震 化 率 90% 計 画 H27 末 94% 賃 貸 住 宅 : 公 社 機 構 とも 単 独 管 理 する 住 宅 の 全 てを 診 断 済 分 譲 住 宅 : 公 社 機 構 とも 特 段 の 取 組 みなし 実 績 H26 末 耐 震 化 率 88%( 賃 貸 住 宅 ) 計 画 H27 末 92% H12~14 無 料 の 簡 易 耐 震 診 断 を 実 施 H17~ 所 有 者 1 割 負 担 での 簡 易 耐 震 診 断 を 実 施 ( 一 部 市 町 では 無 料 化 ) 県 有 市 町 有 とも 全 て 計 画 策 定 済 学 校 は 95% その 他 の 施 設 は 計 画 未 達 成 分 譲 住 宅 の 対 策 を 再 検 討 賃 貸 住 宅 の 耐 震 化 計 画 未 達 成 全 市 町 で 実 施 実 績 H26 末 71,346 戸 計 画 H26 末 88,000 戸 計 画 戸 数 未 達 成 H15 わが 家 の 耐 震 改 修 促 進 事 業 を 実 施 H18 耐 震 改 修 促 進 計 画 の 策 定 を 機 に 補 助 率 限 度 額 を 嵩 上 げ 以 降 順 次 補 助 率 限 度 額 を 嵩 上 げ H27 改 修 工 事 に 加 え 建 替 工 事 等 も 対 象 として 制 度 を 拡 充 し ひょうご 住 まいの 耐 震 化 促 進 事 業 として 実 施 全 市 町 で 工 事 費 に 対 する 上 乗 せ 補 助 制 度 を 実 施 計 画 策 定 実 績 H26 末 5,936 戸 計 画 H26 末 5,525 戸 改 修 工 事 実 績 H26 末 3,342 戸 計 画 H26 末 4,625 戸 H16 18 ひょうご 住 宅 耐 震 改 修 技 術 コンペ 実 施 : 表 彰 された 工 法 は ひょうご 住 まいの 耐 震 化 促 進 事 業 の 補 助 対 象 に H26 他 都 道 府 県 で 補 助 対 象 として 認 められた 工 法 のうち 第 三 者 機 関 による 認 定 を 受 けた 工 法 を 補 助 対 象 に H19 県 で 住 宅 耐 震 改 修 工 事 利 子 補 給 事 業 制 度 創 設 全 国 トップクラスの 制 度 に 拡 充 改 修 工 事 の 実 績 件 数 では 全 国 第 4 位 だが 計 画 戸 数 未 達 成 診 断 から 工 事 に 至 る 割 合 が 低 い 新 工 法 を 積 極 的 に 活 用 制 度 創 設 済 実 績 H26 末 25 件 計 画 - 利 用 実 績 少 ない 実 績 H26 末 13 件 計 画 - 利 用 実 績 少 ない H19 学 校 病 院 福 祉 施 設 を 対 象 とした 補 助 制 度 を 創 設 H26 用 途 補 助 額 等 を 拡 充 一 定 の 用 途 規 模 のみ 対 象 実 績 H26 末 50 件 計 画 H26 末 244 件 計 画 未 達 成 私 立 学 校 における 国 庫 補 助 制 度 の 活 用 促 進 私 立 学 校 の 耐 震 改 修 工 事 の 実 施 にあたって 国 庫 補 助 事 業 の 活 用 を 促 進 (H18 より 実 施 ) 1 県 市 : 県 市 担 当 課 事 : 事 業 者 ( 設 計 事 務 所 改 修 工 事 業 者 金 融 機 関 等 ) 民 : 県 民 多 数 が 利 用 する 建 築 物 等 の 所 有 者 2 : 目 標 通 りの 成 果 : 目 標 を 下 回 る 成 果 -: 評 価 できない H21 従 来 の 国 庫 補 助 に 県 が 上 乗 せする 私 立 学 校 耐 震 化 補 助 事 業 を 実 施 国 庫 補 助 に 加 え 県 補 助 制 度 も 創 設 実 績 H26 末 84 件 (うち 県 補 助 75 件 ) 計 画 - 学 校 耐 震 化 率 ( 民 間 )80%

19 主 な 取 組 耐 震 診 断 員 の 養 成 活 用 役 割 分 担 1 兵 庫 県 耐 震 改 修 促 進 計 画 における 主 な 取 組 (2/3) 内 容 取 組 みと 実 績 評 価 2 住 宅 の 簡 易 耐 震 診 断 推 進 事 業 を 実 施 する 簡 易 耐 震 診 断 員 の 養 成 活 用 を 推 進 簡 易 耐 震 診 断 員 認 定 講 習 会 を 毎 年 実 施 養 成 活 用 を 推 進 実 績 H26 末 506 名 計 画 600 名 計 画 未 達 成 ( 第 4 章 の4) 安 心 して 耐 震 改 修 を 行 うこ とができるた めの 環 境 整 備 相 談 体 制 の 拡 充 住 宅 改 修 業 者 登 録 制 度 の 推 進 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 の 活 用 ( 第 5 章 に 記 載 ) 県 が 技 術 主 任 者 の 設 置 など 一 定 の 要 件 を 満 たす 住 宅 改 修 業 者 を 登 録 する 制 度 を 推 進 (H18 創 設 ) 耐 震 改 修 の 実 施 に 伴 い 仮 住 居 を 必 要 とする 者 が 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 に 特 定 入 居 できる 制 度 を 活 用 実 績 H26 末 388 社 登 録 計 画 - 実 績 なし 一 定 の 登 録 数 を 達 成 制 度 の 活 用 状 況 が 不 明 確 - 制 度 の 役 割 再 考 専 門 家 技 術 者 向 け 県 民 向 け 講 習 会 の 開 催 ( 第 5 章 に 記 載 ) 被 災 建 築 物 応 急 危 険 度 判 定 体 制 の 整 備 大 規 模 な 地 震 が 発 生 した 際 に, 被 災 した 建 築 物 を 調 査 し,その 危 険 性 を 判 定 する 専 門 家 を 養 成 実 績 H26 末 2,135 名 養 成 計 画 2,500 名 計 画 未 達 成 ( 第 4 章 の5) 大 地 震 時 に 備 えた 住 宅 建 築 物 に 関 する 事 前 の 予 防 策 ( 第 4 章 の6) 防 災 拠 点 とな る 建 築 物 の 指 定 (H27.3 追 加 ) 関 係 団 体 における 被 災 度 区 分 判 定 体 制 の 整 備 促 進 地 震 時 の 建 築 物 の 総 合 的 な 安 全 対 策 兵 庫 県 住 宅 再 建 共 済 制 度 の 加 入 促 進 長 周 期 地 震 動 への 対 応 大 規 模 地 震 が 発 生 した 場 合 に 利 用 確 保 が 公 益 上 必 要 な 建 築 物 の 指 定 ( 第 4 章 の7) 地 震 発 生 時 に 通 行 を 確 保 すべき 道 路 の 指 定 (H27.3 一 部 改 定 ) 建 築 関 係 団 体 における 被 災 度 区 分 判 定 体 制 の 整 備 を 促 進 地 震 時 の 総 合 的 な 安 全 性 を 確 保 するため, 落 下 物 事 故 防 止 対 策 等 の 取 組 を 推 進 県 が 創 設 した 兵 庫 県 住 宅 再 建 共 済 制 度 による 相 互 扶 助 の 取 り 組 みを 推 進 (H17 創 設 ) 今 後 必 要 な 研 究 や 施 策 を 検 討 要 緊 急 安 全 確 認 大 規 模 建 築 物 であるホテル 旅 館 等 のうち 災 害 時 に 避 難 所 として 活 用 することに ついて 県 又 は 市 町 と 協 定 を 締 結 しているものを 防 災 拠 点 として 指 定 県 地 域 防 災 計 画 に 定 める 緊 急 輸 送 道 路 を, 地 震 時 の 緊 急 車 両 の 通 行 や 住 民 の 避 難 を 確 保 する 必 要 がある 道 路 として 指 定 建 築 士 事 務 所 協 会 会 員 を 中 心 に 登 録 を 推 進 1 県 市 : 県 市 担 当 課 事 : 事 業 者 ( 設 計 事 務 所 改 修 工 事 業 者 金 融 機 関 等 ) 民 : 県 民 多 数 が 利 用 する 建 築 物 等 の 所 有 者 2 : 目 標 通 りの 成 果 : 目 標 を 下 回 る 成 果 -: 評 価 できない 体 制 を 整 備 実 績 H26 末 44 事 務 所 が 登 録 一 定 の 登 録 数 を 達 成 建 築 物 防 災 月 間 ( 毎 年 3 月 及 び9 月 )において 広 告 板 窓 ガラス 等 の 点 検 是 正 指 導 等 を 実 施 実 績 159 件 指 導 (H26) - 一 定 の 取 組 を 実 施 実 績 H25 末 159,313 戸 ( 加 入 率 9%) 計 画 加 入 率 15% 計 画 未 達 成 H21 兵 庫 県 高 層 建 築 物 等 防 災 計 画 書 作 成 要 領 を 修 正 し 家 具 固 定 や 耐 震 建 具 採 用 等 の 指 導 項 目 を 追 加 長 周 期 地 震 動 に 対 する 安 全 基 準 等 については 内 閣 府 国 土 交 通 省 において 検 討 中 H27 指 定 : 以 降 耐 震 診 断 の 実 施 と 診 断 結 果 の 期 限 (H27.12 末 ) までの 確 実 な 報 告 に 向 けた 個 別 対 応 H27 市 町 事 業 として 指 定 建 築 物 の 耐 震 診 断 補 強 設 計 改 修 工 事 費 の 補 助 制 度 を 創 設 実 績 - 計 画 H27 末 7 件 ( 診 断 ) - H23 市 町 事 業 として 指 定 道 路 沿 道 建 築 物 の 耐 震 診 断 補 強 設 計 改 修 工 事 費 を 補 助 制 度 を 創 設 H26 主 な 緊 急 輸 送 道 路 沿 道 の 状 況 調 査 H27 指 定 一 定 の 取 組 を 実 施 指 定 及 び 補 助 制 度 の 創 設 指 定 及 び 補 助 制 度 の 創 設 実 績 H26 末 8 件 ( 診 断 設 計 改 修 ) 計 画 H26 末 89 件 計 画 未 達 成

20 ( 第 5 章 ) 住 宅 建 築 物 の 地 震 に 対 する 安 全 性 の 向 上 に 関 する 啓 発 に 関 する 事 項 等 主 な 取 組 相 談 体 制 の 整 備 充 実 支 援 事 業 の 活 用 促 進 町 内 会 等 との 連 携 関 係 団 体 との 連 携 ( 第 6 章 ) 建 築 基 準 法 による 勧 告 又 は 命 令 等 につ いて 所 管 行 政 庁 との 連 携 に 関 する 事 項 ( 第 7 章 ) その 他 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 し 必 要 な 事 項 役 割 分 担 1 兵 庫 県 耐 震 改 修 促 進 計 画 における 主 な 取 組 (3/3) 内 容 取 組 みと 実 績 評 価 2 ひょうご 住 まいサポートセンターにおいて 相 談 体 制 を 充 実 させるとともに, 市 町 に 対 して 相 談 窓 口 の 開 設 を 要 請 広 報 誌 やパンフレット HP マスコミ 等 の 手 段 を 通 じて 耐 震 改 修 に 係 る 支 援 事 業 の 活 用 を 県 民 に 広 く 働 きかけ 活 用 を 促 進 町 内 会 等 の 自 主 防 災 組 織 や NPO などと 連 携 し, 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 についての 啓 発 活 動 を 実 施 建 築 関 係 団 体 と 連 携 し, 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 に ついて 啓 発 活 動 を 実 施 県 と 市 町 が 連 携 して 耐 震 性 が 確 認 されていない 多 数 利 用 建 築 物 に 対 し, 指 導 助 言 を 実 施 市 町 耐 震 改 修 促 進 計 画 を 早 期 (H19 年 度 ~20 年 度 )に 策 定 市 町 による 簡 易 耐 震 診 断 の 積 極 的 な 推 進 市 町 による わが 家 の 耐 震 改 修 促 進 事 業 の 活 用 促 進 市 町 独 自 の 耐 震 改 修 支 援 制 度 の 創 設 を 働 きかけ H7 住 宅 相 談 所 を 開 設 ( 現 ひょうご 住 まいサポートセンター)し 耐 震 化 を 含 めた 住 宅 に 関 する 相 談 対 応 H19 耐 震 改 修 アドバイザー 派 遣 事 業 を 実 施 ( 原 則 1 回 無 料 ) H12 神 戸 市 において 相 談 窓 口 すまいるネット を 設 置 他 22 市 町 において 相 談 窓 口 を 設 置 実 績 相 談 :H26 末 614 件 (ひょうご 住 まいサホ ートセンター) アト ハ イサ ー 派 遣 :H26 末 86 件 ( ) 市 町 と 協 力 し 広 報 誌 パンフレット ホームページ 新 聞 ラジ オ 等 で 支 援 事 業 の 活 用 を 働 きかけ 実 績 ホームページ ラジオで 事 業 紹 介 (1 回 / 年 ) 県 広 報 で 年 度 当 初 に 事 業 紹 介 及 び 防 災 特 集 (1 回 / 年 ) 1.17 ひょうご 安 全 の 日 の 集 いで 支 援 事 業 の 展 示 ブース 設 置 神 戸 市 では マスコットキャラクターによる PR 工 事 現 場 の 公 開 などを 実 施 神 戸 市 において 戸 別 訪 問 等 による 啓 発 活 動 を 実 施 県 において 共 同 住 宅 管 理 組 合 にダイレクトメールを 発 送 実 績 戸 別 訪 問 : 約 1,500 戸 ( 神 戸 市 H26) 共 同 住 宅 へのダイレクトメール 発 送 : 約 350 棟 ( 県 H26) H16 ひょうご わが 家 の 耐 震 改 修 推 進 協 議 会 を 設 置 中 播 磨 県 民 局 で 地 元 建 築 士 会 等 と 連 携 した 相 談 会 を 実 施 相 談 体 制 はほぼ 整 備 先 進 県 に 比 べ 実 施 不 足 ( 市 事 業 として 実 施 する 神 戸 市 は 積 極 的 に 実 施 ) 神 戸 市 以 外 の 市 町 未 実 施 先 進 県 と 比 べ 関 係 団 体 と の 連 携 不 足 実 績 協 議 会 :H21 以 降 活 動 休 止 相 談 会 : 中 播 磨 県 民 局 で 相 談 会 を 実 施 (H26 27 各 2 回 ) H27 末 までに 耐 震 診 断 結 果 を 報 告 することを 義 務 付 けられた 多 数 利 用 建 築 物 に 対 し 随 時 指 導 助 言 を 実 施 中 今 後 所 管 行 政 庁 間 で 連 絡 調 整 を 図 りながら 結 果 の 公 表 や 未 報 告 建 築 物 への 指 導 等 を 実 -( 取 組 中 ) 施 ( 改 正 耐 促 法 への 対 応 ) 実 績 H25 義 務 付 け 対 象 建 築 物 の 調 査 ( 県 内 約 750 棟 ) 実 績 39 市 町 が H20 年 度 までに 策 定 全 市 町 策 定 H25 年 度 までに 全 市 町 が 策 定 済 県 内 全 市 町 が 実 施 (22 市 町 で 無 料 化 を 実 施 ) 全 市 町 実 施 実 績 H26 末 71,346 戸 計 画 H26 末 88,000 戸 計 画 戸 数 未 達 成 全 市 町 が 工 事 費 に 対 する 県 補 助 額 に 3~30 万 円 / 戸 の 上 乗 せ 補 助 を 実 施 H24 より 神 戸 市 は 市 事 業 として 実 施 その 他 県 補 助 の 対 象 外 となるものへの 補 助 を 市 町 が 独 自 に 実 施 共 同 住 宅 に 対 する 精 密 な 耐 震 診 断 費 用 補 助 ( 神 戸 市 ) 改 修 後 の 評 点 が 0.7 以 上 となるものに 対 する 計 画 策 定 費 補 助 ( 神 戸 市 西 宮 市 川 西 市 ) 実 績 神 戸 市 改 修 工 事 費 補 助 累 計 1,565 戸 1 県 市 : 県 市 担 当 課 事 : 事 業 者 ( 設 計 事 務 所 改 修 工 事 業 者 金 融 機 関 等 ) 民 : 県 民 多 数 が 利 用 する 建 築 物 等 の 所 有 者 2 : 目 標 通 りの 成 果 : 目 標 を 下 回 る 成 果 -: 評 価 できない 全 市 町 で 工 事 費 上 乗 せ 補 助 を 実 施 市 町 独 自 の 制 度 創 設 が 不 足

21 4 耐 震 化 を 取 り 巻 く 状 況 の 変 化 (1) 最 近 の 地 震 被 害 状 況 ア 東 日 本 大 震 災 東 日 本 大 震 災 における 建 築 物 の 被 害 は 全 壊 127,361 戸 半 壊 273,268 戸 一 部 破 損 762,277 棟 ( 平 成 26 年 9 月 現 在 ) 等 で あり 特 に 岩 手 県 宮 城 県 福 島 県 の 沿 岸 部 では 津 波 によって 多 くの 住 宅 が 流 され た この 震 災 では 津 波 による 被 害 に 比 べ 地 震 動 による 建 物 倒 壊 は 比 較 的 小 さかった とされているが 体 育 館 や 音 楽 ホールなど で 天 井 の 大 規 模 な 落 下 やエレベーターやエスカレーターの 被 害 が 発 生 している また 震 源 から 700km 以 上 離 れた 大 阪 の 超 高 層 ビルが 共 振 により 大 きく 揺 れ 内 装 材 等 に 損 傷 が 発 生 するなど 非 構 造 部 材 の 耐 震 対 策 や 長 周 期 地 震 動 を 考 慮 した 設 計 等 が 重 要 な 教 訓 として 挙 げられた また 津 波 による 被 害 が 大 き かったことから 津 波 避 難 ビルの 指 定 推 進 や 避 難 路 や 緊 急 輸 送 道 路 の 確 保 等 の 重 要 性 が 指 摘 されている 天 井 崩 落 事 例 ( 独 ) 建 築 研 究 所 調 査 報 告 資 料 より 参 考 :H18~H27.1 に 日 本 付 近 で 発 生 した 主 な 被 害 地 震 発 生 年 月 地 震 名 人 的 被 害 物 的 被 害 H19.3 H19.7 H20.6 平 成 19 年 (2007 年 ) 能 登 半 島 地 震 平 成 19 年 (2007 年 ) 新 潟 県 中 越 沖 地 震 平 成 20 年 (2008 年 ) 岩 手 宮 城 内 陸 地 震 H20.7 岩 手 県 沿 岸 北 部 H23.3 平 成 23 年 (2011 年 ) 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 H23.3 長 野 県 新 潟 県 県 境 付 近 死 1 負 356 死 15 負 2,346 死 17 不 明 6 負 426 死 1 負 211 死 19,074 不 明 2,633 負 6,219 死 3 負 57 H25.4 淡 路 島 付 近 負 35 H26.11 長 野 県 北 部 負 46 住 家 全 壊 686 棟 住 家 半 壊 1,740 棟 など 住 家 全 壊 1,331 棟 住 家 半 壊 5,710 棟 住 家 一 部 破 損 37,633 棟 など 住 家 全 壊 30 棟 住 家 半 壊 146 棟 など 住 家 全 壊 1 棟 住 家 一 部 破 損 379 棟 住 家 全 壊 127,361 棟 住 家 半 壊 273,268 棟 住 家 一 部 破 損 762,277 棟 住 家 全 壊 73 棟 住 家 半 壊 427 棟 など 住 家 全 壊 8 棟 住 家 半 壊 101 棟 住 家 一 部 破 損 8,305 棟 など 住 家 全 壊 77 棟 住 家 半 壊 137 棟 住 家 一 部 破 損 1,626 棟 など 最 大 震 度 6 強 6 強 6 強 6 弱 7 6 強 6 弱 6 弱 ( 気 象 庁 HPより 住 家 全 壊 の 被 害 があったものを 抜 粋 )

22 イ 兵 庫 県 の 対 応 ( 建 築 物 関 係 ) 阪 神 淡 路 大 震 災 の 経 験 と 教 訓 を 活 かし 以 下 のとおり 東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 の 支 援 や 対 策 を 実 施 した 宮 城 県 に 対 し 応 急 仮 設 住 宅 建 設 の 支 援 を 行 う 職 員 を 広 域 的 に 甚 大 な 被 害 を 受 けた 市 町 に 対 し 復 興 まちづくり 計 画 の 策 定 等 を 支 援 する 職 員 を 派 遣 阪 神 淡 路 大 震 災 の 経 験 を 生 かした 今 後 の 復 興 まちづくりに 向 けた 提 言 を 数 次 にわたり 実 施 阪 神 淡 路 大 震 災 の 復 興 まちづくりを 経 験 した 専 門 家 を 被 災 地 に 派 遣 また 県 内 では 東 日 本 大 震 災 等 の 教 訓 を 踏 まえ 南 海 トラフ 地 震 等 への 対 策 として 以 下 の 取 組 みを 実 施 した 総 合 的 な 津 波 対 策 の 実 施 や 防 災 道 路 の 強 靱 化 南 海 トラフ 地 震 の 被 害 想 定 の 見 直 し 緊 急 輸 送 道 路 沿 道 建 築 物 の 耐 震 化 への 補 助 制 度 と 津 波 避 難 ビルの 耐 震 診 断 に 対 する 助 成 事 業 の 創 設 天 井 崩 落 防 止 対 策 に 関 する 技 術 基 準 の 周 知 と 審 査 体 制 の 整 備

23 (2) 南 海 トラフの 被 害 想 定 南 海 トラフを 震 源 とする 地 震 については 国 において 最 新 の 科 学 的 知 見 に 基 づく 最 大 クラスの 地 震 津 波 の 検 討 が 行 われており 本 県 では 国 の 検 討 結 果 を 踏 まえ 県 独 自 の 浸 水 想 定 を 基 礎 にするなど 地 域 特 性 を 考 慮 した 県 独 自 の 被 害 想 定 を 平 成 26 年 6 月 にとりまとめている それによると 大 きな 横 揺 れにより 耐 震 基 準 を 満 たしていない 家 屋 を 中 心 に 多 数 の 建 物 が 倒 壊 する 神 戸 市 や 淡 路 地 域 姫 路 市 などの 急 傾 斜 地 や 林 地 では 土 砂 災 害 が 発 生 するほか 尼 崎 市 西 宮 市 神 戸 市 姫 路 市 を 中 心 に 液 状 化 により 建 物 が 大 きく 傾 くなどの 被 害 が 生 じる 想 定 結 果 の 建 物 被 害 冬 の 早 朝 5 時 発 災 夏 の 昼 間 12 時 発 災 冬 の 夕 方 18 時 発 災 全 壊 ( 棟 ) 約 37,200 約 36,800 約 38,500 (うち 揺 れ) 約 32,000 約 32,000 約 32,000 半 壊 ( 棟 ) 約 177,500 約 177,600 約 177,100 棟

24 (3) 国 の 動 き ア 耐 促 法 改 正 建 築 物 の 地 震 に 対 する 安 全 性 の 向 上 を 一 層 推 進 するため 地 震 に 対 する 安 全 性 が 明 らかでない 建 築 物 の 耐 震 診 断 の 実 施 の 義 務 付 けなど 耐 震 化 促 進 のため の 制 度 を 強 化 するとともに 耐 震 改 修 計 画 の 認 定 基 準 の 緩 和 など 建 築 物 の 耐 震 化 の 円 滑 な 促 進 を 図 るため 耐 促 法 が 改 正 された( 平 成 25 年 11 月 施 行 ) (ア) 大 規 模 建 築 物 等 に 係 る 耐 震 診 断 結 果 の 報 告 の 義 務 付 け 病 院 店 舗 旅 館 等 の 不 特 定 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 及 び 学 校 老 人 ホ ーム 等 の 避 難 弱 者 が 利 用 する 建 築 物 のうち 大 規 模 なもの 等 について 耐 震 診 断 の 実 施 及 び 耐 震 診 断 結 果 の 報 告 が 義 務 付 けられた また 緊 急 輸 送 道 路 等 の 避 難 路 沿 道 建 築 物 であって 一 定 の 高 さ 以 上 のもの や 庁 舎 避 難 所 等 の 防 災 拠 点 建 築 物 について 都 道 府 県 等 が 耐 震 改 修 促 進 計 画 で 指 定 することで 耐 震 診 断 や 耐 震 改 修 の 実 施 について 所 管 行 政 庁 によ る 指 示 が 可 能 となったほか 必 要 に 応 じて 耐 震 診 断 の 実 施 及 び 耐 震 診 断 結 果 の 報 告 を 義 務 付 けることが 可 能 となった (イ) 耐 震 改 修 の 円 滑 化 のための 緩 和 措 置 耐 震 性 を 向 上 させるために 増 築 を 行 うことで 容 積 率 建 蔽 率 制 限 に 適 合 し ないこととなる 場 合 に 所 管 行 政 庁 がやむを 得 ないと 認 めて 認 定 したときは 当 該 制 限 が 適 用 されないとする 制 度 等 が 創 設 された イ 国 基 本 方 針 耐 促 法 に 基 づく 国 土 交 通 省 告 示 ( 建 築 物 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 促 進 を 図 るための 基 本 的 な 方 針 )において 建 築 物 の 耐 震 改 修 の 目 標 が 以 下 のとおり 設 定 されている 住 宅 の 耐 震 化 率 :95%( 平 成 32 年 ) 住 宅 及 び 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 の 耐 震 化 率 :90%( 平 成 27 年 ) 平 成 32 年 目 標 は 記 載 されていない なお 国 基 本 方 針 については 今 年 度 見 直 される 予 定 ウ 首 都 直 下 地 震 緊 急 対 策 推 進 基 本 計 画 首 都 直 下 地 震 対 策 特 別 措 置 法 に 基 づき 首 都 中 枢 機 能 の 維 持 を 始 めとす る 首 都 直 下 地 震 に 関 する 施 策 の 基 本 的 な 事 項 を 定 めており( 平 成 27 年 4 月 閣 議 決 定 ) 以 下 のとおり 目 標 を 定 めている 住 宅 の 耐 震 化 率 ( 全 国 ):95%( 平 成 32 年 ) 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 の 耐 震 化 率 ( 全 国 ):95%( 平 成 32 年 )

25 ( 参 考 1) 住 宅 耐 震 化 に 向 けた 全 国 の 取 組 1 概 要 兵 庫 県 では 旧 耐 震 基 準 住 宅 に 補 助 す る わが 家 の 耐 震 改 修 促 進 事 業 を 平 成 15 年 度 から 実 施 しているが 現 在 では 補 助 実 績 で 兵 庫 県 を 上 回 る 県 もある (1 位 静 岡 県 2 位 愛 知 県 3 位 高 知 県 兵 庫 県 は4 位 ) これらの 県 の 取 組 みについては 別 添 資 料 のとおりであるが 市 町 との 関 係 や 業 界 との 関 係 などデータに 表 れない 普 及 啓 発 への 取 組 みを 探 るため 電 話 及 び 訪 問 によるヒアリングを 実 施 した 20,000 18, ,000 静 岡 14, 愛 知 12,000 10,000 8,000 高 知 兵 庫 6,000 4,000 2, H23 H24 H25 H26 < 耐 震 改 修 工 事 費 補 助 実 績 上 位 4 県 > 2 ヒアリング 結 果 県 静 岡 愛 知 高 知 兵 庫 事 業 主 体 市 町 市 町 市 町 県 補 助 金 額 補 助 スキーム 40~90 万 円 定 額 ( 国 1/2 県 1/4 市 1/4) 負 担 割 合 は 市 町 上 乗 せ 額 により 変 動 90 万 円 定 額 ( 国 1/2 県 1/4 市 1/4) 60~90 万 円 定 額 ( 国 1/2 県 1/4 市 1/4) 110~130 万 円 補 助 率 1/3 ( 国 1/2 県 1/2+ 市 ) 市 への 支 援 チラシの 作 成 戸 別 訪 問 を 実 施 した 市 町 に 対 し 費 用 補 助 チラシの 作 成 チラシの 作 成 戸 別 訪 問 を 実 施 した 市 町 に 対 し 費 用 補 助 + 補 助 金 額 の 割 増 し チラシの 作 成 普 及 啓 発 ( 主 なもの) 業 界 との 連 携 その 他 業 界 や 市 町 と 連 携 し 事 業 推 進 協 議 会 設 置 事 業 者 向 け 説 明 会 地 域 の 耐 震 化 推 進 事 業 を 実 施 する 民 間 組 織 へ 補 助 ポータルサイト 設 置 ( 協 議 会 ) 補 強 済 シールや 補 強 工 事 中 垂 れ 垂 幕 業 界 や 市 町 と 連 携 し 事 業 推 進 協 議 会 設 置 希 望 した 場 合 補 助 事 業 の 個 別 データ を 公 開 ポータルサイト 設 置 ( 協 議 会 ) 業 界 や 市 町 と 連 携 し 事 業 推 進 協 議 会 設 置 事 業 者 登 録 制 度 事 業 者 に 対 し 耐 震 化 事 業 の のぼ り や 戸 別 訪 問 を 実 施 する 際 の 名 刺 の 統 一 様 式 を 提 供 ポータルサイト 設 置 ( 県 ) 業 界 や 市 町 と 連 携 し 事 業 推 進 協 議 会 設 置 1.17 ひょうご 安 全 の 日 の 集 いへ 出 展

26 3 先 進 県 の 取 組 まとめ 補 助 制 度 補 助 額 は 定 額 としている 場 合 に 成 果 が 見 られる (41 都 道 府 県 中 7 県 が 定 額 うち4 府 県 が5 位 以 内 ) 市 町 事 業 としての 実 施 がほとんど(41 都 道 府 県 中 業 は 兵 庫 佐 賀 のみ) 市 町 との 関 係 市 町 事 業 として 実 施 し 住 民 への 直 接 の 普 及 活 動 は 市 町 が 実 施 する 体 制 を 構 築 静 岡 県 や 高 知 県 では 市 町 が 実 施 する 戸 別 訪 問 活 動 に 対 する 補 助 を 実 施 県 内 でも 唯 一 自 主 事 業 として 耐 震 化 補 助 事 業 を 実 施 している 神 戸 市 では 外 郭 団 体 等 を 活 用 し 独 自 に に 対 し 戸 別 訪 問 やポスティング 等 を 実 施 < 参 考 : 平 成 26 年 度 に 神 戸 市 が 実 施 した 普 及 啓 発 事 業 > 項 目 内 容 産 経 新 聞 毎 日 新 聞 広 告 さんちか 広 告 広 報 誌 KOBE 広 告 広 報 誌 等 市 政 広 報 ポスター 市 バス 広 告 山 陽 バス 広 告 山 陽 垂 水 駅 壁 面 看 板 設 置 ミント 神 戸 モニター 広 告 (9 回 ) ポスティング 全 戸 ポスティング(18 万 戸 ) 戸 別 訪 問 職 員 による 訪 問 (1,478 戸 ) 自 治 会 役 員 による 訪 問 (174 戸 ) イベント 出 展 ラジオ 関 西 祭 り 灘 ふれあい 夏 祭 り 兵 庫 運 河 祭 等 7 イベント に 出 展 出 前 講 座 業 界 との 関 係 出 前 トーク7 回 セミナー6 回 住 教 育 8 校 補 助 実 績 トップの 静 岡 県 では 民 間 組 織 が 実 施 する 普 及 啓 発 事 業 への 補 助 をは じめ 様 々な 取 組 みを 推 進 近 年 実 績 を 伸 ばしている 高 知 県 では 名 刺 様 式 や のぼり の 配 布 事 業 者 の 登 録 講 習 制 度 など 事 業 者 の 信 用 を 高 める 取 組 を 実 施 多 くは 事 業 者 と 連 携 し 住 宅 耐 震 化 に 係 る 事 業 推 進 協 議 会 の 設 置 や 耐 震 化 に 係 るポータルサイトを 活 用 した 情 報 提 供 に 取 り 組 んでいる < 関 連 木 耐 協 へのヒアリング> 耐 震 改 修 工 事 費 補 助 のあり 方 等 について 民 間 事 業 者 からの 視 点 を 得 るため こ れまでに 約 16 万 棟 の 住 宅 の 耐 震 診 断 を 実 施 している 民 間 組 織 日 本 木 造 住 宅 耐 震 補 強 事 業 者 協 同 組 合 へのヒアリングも 実 施 公 共 団 体 の 補 助 事 業 について 以 下 の 意 見 を 得 た 診 断 をして 見 積 りを 提 示 しても 客 は 工 事 費 の 相 場 がわからないことから 成 約 に 至 らないケースが 多 いので 公 共 団 体 による 実 績 データの 公 開 があればよい 判 断 材 料 になる 訪 問 営 業 となることが 多 いことから 不 信 感 を 避 けるため 公 的 な 主 体 が 作 成 した 営 業 ツール( 行 政 の 問 い 合 わせ 先 を 明 記 した 名 刺 など)があれば 信 用 が 得 られる 耐 震 化 すべき 住 宅 はまだまだ 多 い 静 岡 県 や 高 知 県 の 例 を 見 ても 公 共 団 体 の 制 度 により 件 数 はまだまだのびると 考 えている

27 ( 参 考 2)アンケート 調 査 の 概 要 住 宅 の 耐 震 化 率 向 上 に 関 する 課 題 を 抽 出 するため 過 去 に 県 の 補 助 を 受 けた 方 等 を 対 象 にアンケートを 実 施 し 課 題 を 抽 出 する (6 月 ~7 月 実 施 ) 対 象 対 象 詳 細 調 査 数 質 問 内 容 過 去 5 年 間 に 工 事 改 修 の 補 助 を 受 けた 方 1,500 事 業 の 満 足 度 ( 補 助 内 容 手 続 ) 制 度 利 用 のきっかけ 工 事 改 修 に 踏 み 切 った 理 由 事 業 への 要 望 補 助 事 業 申 請 者 過 去 5 年 間 に 計 画 策 定 の 補 助 を 受 けて 工 事 改 修 の 補 助 を 受 けなかった 方 600 事 業 の 満 足 度 ( 補 助 内 容 手 続 ) 制 度 利 用 のきっかけ 計 画 策 定 後 の 工 事 の 有 無 工 事 改 修 補 助 を 受 けなかった 理 由 事 業 への 要 望 簡 易 耐 震 パックの 補 助 を 受 け た 方 40 事 業 の 満 足 度 ( 補 助 内 容 手 続 ) 制 度 利 用 のきっかけ 簡 易 パック 活 用 の 理 由 事 業 への 要 望 補 助 事 業 事 業 者 簡 易 耐 震 診 断 員 計 画 策 定 補 助 を 受 けて 工 事 改 修 補 助 を 受 けなかった 案 件 の 事 業 者 50 実 績 のある 診 断 員 50 事 業 の 満 足 度 ( 補 助 内 容 手 続 ) 工 事 改 修 に 至 らなかった 理 由 事 業 への 要 望 事 業 の 満 足 度 簡 易 耐 震 診 断 後 のフォローアップ 事 業 への 要 望