Chap all

Size: px
Start display at page:

Download "Chap all"

Transcription

1 社 会 保 障 年 金 の 数 理 (Ver.1.2:2/ugust/213) 廣 瀬 賢 一

2 ii はじめに 社 会 保 障 特 に 年 金 制 度 に 関 連 して 提 起 される 様 々な 政 策 の 効 果 を 量 的 に 評 価 し また 自 ら 政 策 を 提 案 していくためには 数 理 的 な 手 法 はなくてはならないものである そうした 数 理 的 手 法 のうち 筆 者 の 日 本 における 年 金 行 政 ならびに 国 際 機 関 における 技 術 協 力 の 経 験 で 有 用 とおもわれるもののいくつかを 基 礎 的 事 項 から 説 明 するのが 本 書 の 目 的 である 本 書 は 六 つの 章 から 構 成 される 第 1 章 から 第 3 章 までは 年 金 数 理 の 基 礎 をまとめたもので ある 扱 われている 内 容 は 標 準 的 なものであるが 年 金 数 理 の 諸 概 念 をなるべく 明 確 に 定 式 化 するようつとめたことと 社 会 保 障 に 関 連 した 例 をなるべく 多 くとりいれたことが 特 徴 と いえるかもしれない 第 4 章 は 公 的 年 金 制 度 の 財 政 分 析 に 有 用 な 財 政 指 標 について 述 べ こ れらを 用 いて 長 期 的 に 保 険 料 率 を 設 定 する 方 法 について 解 説 する 第 5 章 は 人 口 分 析 と 人 口 推 計 の 方 法 への 入 門 である 第 6 章 は 所 得 分 布 の 分 析 と 所 得 格 差 の 指 標 に 関 する 数 学 的 側 面 を 扱 う 本 書 の 内 容 は 筆 者 が 年 にマーストリヒト 大 学 において 行 なった 講 義 および 211 年 に 京 都 大 学 において 行 なった 集 中 講 義 に 基 づく 本 書 をまとめるにあたってお 世 話 になった 井 川 孝 之 (みずほ 総 合 研 究 所 ) 大 場 聖 也 ( 京 都 大 学 ) 中 山 素 生 ( 日 本 生 命 京 都 大 学 ) 弓 場 美 裕 ( 国 民 年 金 基 金 連 合 会 )の 各 氏 に 感 謝 したい 本 書 に 残 存 する 誤 りは 全 て 筆 者 の 責 に 帰 せられるものである また 本 書 における 意 見 にわ たる 部 分 は 筆 者 が 現 在 所 属 する 若 しくは 過 去 に 所 属 した 組 織 機 関 の 意 見 を 反 映 するもの ではないことをお 断 りしておく 廣 瀬 賢 一

3 iii 目 次 第 1 章 ファイナンスの 数 学 利 子 率 の 意 味 複 利 計 算 キャッシュフローとその 現 価 確 率 的 キャッシュフローとその 期 待 現 価 応 用 個 人 積 立 勘 定 と 負 債 返 済 内 部 収 益 率 11 第 2 章 生 存 モデルと 生 命 表 生 存 関 数 死 力 平 均 余 命 いくつかの 死 亡 法 則 確 率 変 数 を 用 いたアプローチ 確 率 過 程 を 用 いたアプローチ 生 命 表 生 存 関 数 の 補 間 と 死 力 の 近 似 27 第 3 章 生 命 年 金 簡 単 な 生 命 年 金 現 価 いくつかの 応 用 年 1 回 以 上 支 払 われる 生 命 年 金 連 続 生 命 年 金 完 全 生 命 年 金 とその 精 密 化 生 命 年 金 現 価 のみたす 漸 化 式 と 微 分 方 程 式 確 率 論 的 アプローチ 生 命 年 金 現 価 と 確 定 年 金 現 価 の 間 の 不 等 式 生 命 保 険 ( 死 亡 一 時 金 ) 連 生 年 金 ( 特 に 遺 族 年 金 ) 48 3.B 数 学 公 式 補 遺 49 第 4 章 公 的 年 金 の 財 政 分 析 の 方 法 公 的 年 金 制 度 の 財 政 指 標 とそれらの 意 味 長 期 的 収 支 均 衡 の 条 件 と 流 動 性 確 保 の 条 件 保 険 料 率 の 長 期 的 な 設 定 手 法 先 進 国 における 財 政 再 計 算 と 財 政 指 標 の 適 用 例 6 頁

4 iv 4.5 一 般 化 スケールドプレミアム 補 足 と 今 後 の 課 題 7 4. 本 来 のスケールドプレミアム 72 4.B GDP 比 でみた 年 金 給 付 費 75 第 5 章 人 口 分 析 の 方 法 と 安 定 人 口 モデル 人 口 動 態 人 口 推 計 の 方 法 安 定 人 口 82 第 6 章 所 得 分 布 分 析 の 方 法 所 得 分 布 のモデル ローレンツ 曲 線 所 得 分 布 とローレンツ 曲 線 の 対 応 ジニ 係 数 所 得 分 布 の 比 較 所 得 再 分 配 と 貧 困 分 析 への 応 用 96 参 考 文 献 13

5 1 第 1 章 ファイナンスの 数 学 1.1 利 子 率 の 意 味 ある 資 産 の 価 格 に 関 して 等 価 原 理 と 呼 ばれる 次 の 関 係 が 成 り 立 つ. ( 終 価 )=( 現 価 ) ( 利 子 率 ), ( 現 価 )=( 終 価 ) ( 割 引 率 ). 資 産 の 運 用 や 借 入 ( 負 債 )に 伴 い 生 ずる 利 子 は, 異 なる 時 点 間 の 資 産 価 格 を 換 算 する 率 であ る.すなわち, 資 産 は 時 間 により 価 格 が 異 なり, 利 子 率 ( 利 率 )または 割 引 率 は 現 在 と 将 来 の 価 格 を 等 価 に 結 び 付 ける 役 割 を 果 たす. ある 資 産 の 価 格 が 時 間 の 関 数 として 記 述 されるとする.このとき,, = / は,この 資 産 の 時 点 の 価 格 と 時 点 における 等 価 な 価 格 との 相 対 価 格 である., は 次 の 性 質 を 持 つと 仮 定 する: (I-1) 任 意 のに 対 し,,=1; (I-2) 任 意 の,, < に 対 し,, >1; (I-3) 任 意 の,, に 対 し,,, =,. 第 1は 自 明 な 条 件 であり, 第 2の 条 件 は 資 産 が 稀 少 財 であることを, 第 3の 条 件 は 裁 定 機 会 が 存 在 しないことを 意 味 する. (I-1)と(I-3)から,, =,,すなわち, 割 引 率 は 利 子 率 の 逆 数 となることに 注 意.これら 三 条 件 によりの 形 が 制 限 される. 実 際, 次 の 定 理 が 成 り 立 つ. 定 理. 利 力 と 呼 ばれる 関 数 >が 存 在 して,, = とかける. 証 明.,=,!! により 平 均 利 率 を 定 義 する(すなわち,= ",!! となるように,を 定 めた). 瞬 間 利 率 としての 利 力 を 得 るため, の 極 限 をとる.すると, ここで, log, =lim,=lim = *!! * log,!,=,, =,.

6 2 である.また,(I-1)を 用 いた.,= * *, 一 方, 無 裁 定 機 会 条 件 の 両 辺 をに 関 して 微 分 すると, ここで=とおくと, となり,の 定 義 より 微 分 方 程 式 を 得 る.これを 積 分 すると, となる.( 証 明 終 ) さらに,.,,=.,.,,=.,..,,=., * *.,=.,.,= 2 11 (I-4) 任 意 の,,. に 対 し, +., +.=, を 仮 定 すれば == 一 定 となり,.,= 5 となる. 注 意. 上 の 微 分 方 程 式 をに 関 してかくと, = となる.これを 積 分 し て,= 6 11 を 得 る. 時 間 の 単 位 を 年 とする.1+7 = 8 11 により, 年 次 (すなわち 期 間 [, +1])にお ける 年 利 率 7 を 定 義 する. 利 力 が 一 定 のとき, 年 利 率 7は 1+7= により 定 まる. 注 意 1. 経 済 学 では 利 子 を 流 動 性 選 好 により 説 明 している. 資 産 の 流 動 性 とはその 資 産 が どれだれ 容 易 に 現 金 に 換 金 できるかを 意 味 し, 利 子 は 流 動 性 を 手 放 すことに 対 する 報 酬 であ る. 利 子 率 の 大 きさ,すなわちρの 大 小 は, 資 産 の 期 待 将 来 価 値 による. 注 意 2. 上 記 において, 完 全 情 報 の 前 提 をおいていることに 注 意 する 必 要 がある. 利 子 は 予 め 定 められた 利 率 が 確 実 に 支 払 われると 仮 定 している. 公 的 年 金 は,その 積 立 金 の 大 部 分 が 国 債 に 運 用 されておりこれらの 前 提 を 概 ね 満 たすと 考 えられる.より 一 般 に, 利 率 が 確 率 的 でデフォルトリスクがある 場 合 については 後 述 する.さらに, 利 子 率 の 市 場 における 決 定 に 関 して 年 金 基 金 の 財 政 運 営 の 影 響 がないものと 仮 定 する.この 仮 定 は, 年 金 基 金 が 国 民 経

7 3 済 に 比 して 相 当 な 規 模 となっている 場 合 には 必 ずしも 妥 当 でない.しかし 本 書 では,このよ うな 一 般 均 衡 効 果 は 考 慮 しない. 1.2 複 利 計 算 年 利 7> の 銀 行 口 座 に1 単 位 の 金 額 を 預 け 入 れると 仮 定 する. 単 利 計 算 では,; 年 間 の 元 利 合 計 は1+;7となる.この 場 合, 利 息 は 元 本 へ 繰 り 入 れられない. 一 方, 複 利 計 算 では, 毎 年 末 に 利 息 は 元 本 に 繰 り 入 れられ,その 利 息 は 翌 年 以 降 の 利 息 を 生 むことになり,; 年 後 の 元 利 合 計 は,1+7 < となる.これは;>1 のとき 1+;7よりも 大 きい. 実 務 上, 単 利 は 短 期 契 約 ( 通 常 1 年 未 満 )において 用 いられ, 複 利 は 長 期 契 約 において 用 い られる. 次 に, 年 = 回 転 化 の 複 利 を 考 える.すなわち,1 年 を= 期 に 分 割 し, 各 期 末 に 利 息 を 元 本 へ 繰 り 入 れる. 年 間 の 名 称 利 率 を7 > とかくと, 実 質 利 率 は, で 与 えられる.?1+ 7> > =1+7= 注 意. 7 =7, lim < 7 > = である. 実 際,7=7 >7 >7 > となる. 参 考. 貯 金 が 元 金 の2 倍 になるのに 何 年 かかるかを 計 算 する69の 規 則 というものがある. それは, 利 力 %のとき,69をで 割 った 答 えが 求 める 年 数 を 与 える というものである. 例 えば, 利 力 が6%ならば,69/6=11.5 年 となる.69の 代 わりの72を 使 えば, 少 し 過 大 見 積 も りとなるが,より 多 くの 約 数 を 持 つので 計 算 は 簡 単 になることがある.(69の 規 則 を 導 け. ヒント: log e 2=.69.) 1.3 キャッシュフローとその 現 価 本 節 の(1)と(2)では, 利 率 は 時 間 によらず 一 定 であると 仮 定 する. 利 率 7 または 利 力 に 対 応 する 割 引 率 を C= DE = とかく. (1) 離 散 時 間 の 場 合 (i) 一 般 論 離 散 時 間 の 場 合,キャッシュフローは,いつの 時 点 でいくら 支 払 われるかを 定 めたデータに より 記 述 される:

8 4 F=F G, G G, ここに, < < <. これらのデータは, 時 点 G で 金 額 F G が 支 払 われる 契 約 を 定 めている. 上 記 のキャッシュフローUの 現 価 は 次 式 により 計 算 される. JF=KF G L 1 N 1+7 M G, =KF G C N. 一 般 に, 数 列 O=PQ < R <, に 対 し, 次 式 で 定 義 される 級 数 はその 数 列 の 母 関 数 と 呼 ばれる. S T U=KQ < U <. 逆 に, 数 列 PQ < R <, の 各 項 は,その 母 関 数 から 次 式 により 求 めることができる. <, G, (ii) 確 定 年 金 現 価 Q < = 1 W < S T ;! WU <. 年 金 とは, 一 定 額 が 定 期 的 に 支 払 われる(すなわちF G = 一 定,かつ, GD G = 一 定 ) 特 別 な 型 のキャッシュフローである. G =X, F G =1 X=,1,,; 1)で 与 えられるキャッシュフローの 現 価 を 期 初 払 い; 年 確 定 年 金 現 価 と 呼 び, 次 の 記 号 で 表 わす. 図 : < QY< =JP1,X X ; 1R=KC G G, = 1 C< 1 C. QY< が7 によることを 強 調 したいときは,QY< 7 ともかく. ;が 無 限 大 のとき, 永 久 年 金 現 価 と 呼 び, 記 号 QY =lim < QY< = Z で 表 わす. 同 様 に, 様 々なタイプの 年 金 現 価 を 以 下 に 述 べるキャッシュフローの 現 価 として 定 義 する. キャッシュフロー 図 を 用 いると 現 価 の 計 算 が 簡 明 である.

9 5 a) [ 年 据 置 期 間 のある 期 初 払 い; 年 確 定 年 金 現 価 キャッシュフロー: G =X+[, F G =1 X=,1,,; 1). 図 : 記 号 と 計 算 式 : \D< \ QY< =JP1,X [ X [+; 1R= K C G G,\ =C \1 C< 1 C. b) 年 = 回 期 初 払 い; 年 確 定 年 金 現 価 キャッシュフロー: G =X/=, F G =1/= X=,1,,=; 1). 図 : 記 号 と 計 算 式 : >< > QY =J]^, G _` X =; 1a= 1 < > > = K CN b c) 期 末 払 い; 年 確 定 年 金 現 価 キャッシュフロー: G =X, F G =1 X=1,2,,;). 図 : G, = 1 = 1 C<. 1 C b 記 号 と 計 算 式 : Q < =JP1,X 1 X ;R=KC G < G, =C 1 C< 1 C. 問 題. 実 務 上,Q < よりも QY< の 方 がよく 用 いられる 理 由 を 答 えよ. 問 題. 問 題. QY< =Q < +1=C Q < を 示 し,キャッシュフロー 図 で 説 明 せよ. > de QY を 定 義 し,その 計 算 式 を 導 け. b f <

10 6 (iii) 変 額 年 金 支 給 額 が 時 間 とともに 増 加 する 年 金 の 二 つの 例 を 考 える. 第 一 は, 年 金 額 が 一 定 額 ずつ 増 加 する 場 合 である.キャッシュフローは, G =X 1, F G = X X=1,2,,;)とかける.この 現 価 を 表 わす 記 号 と 計 算 式 は 次 のとおり. gqy < =JPX,X 1 1 X ;R=KXC G < G, = 1 1 C L1 C< 1 C ;C< M. 問 題. gqy < = h hi Q < を 示 せ.また, h hj QY < を 計 算 せよ.(ヒント: 連 鎖 律 ) < G QY<G 問 題. 計 算 によって,また,キャッシュフロー 図 を 用 いて,gQY < = G, を 示 せ. 第 二 は, 年 金 額 が 一 定 率 で 増 加 する 場 合 である.これは, 年 金 額 が 賃 金 や 物 価 の 上 昇 率 によ ってスライドされる 場 合 である.このキャッシュフローは, G =X, F G =1+l G =m G X=,1,,; 1)とかける.この 現 価 を 表 わす 記 号 ( 本 書 でのみ 用 いる 記 号 )と 計 算 式 は 次 のと おり: < [n] QY < =JPm G,X X ; 1R=Km G C G G, = 1 mc< 1 mc. この 場 合 は, 実 質 割 引 率 を 用 いることにより, 通 常 の 年 金 の 場 合 に 帰 着 される. 問 題. = 8p (このとき q 7 l) とおけば,QY [n] 8o 8j < 7=QY< q となることを 示 せ. (2) 連 続 時 間 の 場 合 連 続 時 間 の 場 合,キャッシュフローは 時 刻 [, の 関 数 uにより 記 述 される.と+W の 間 に 支 払 われる 額 はuWであるから, 連 続 的 キャッシュフローuの 現 価 は 次 式 により 定 義 される. Ju=v u W. これは, 関 数 uのラプラス 変 換 wuとみなすことができることに 注 意 しておく.

11 d 7 ; 年 確 定 年 金 現 価 の 連 続 版 は,x < =y 1 z<;のとき{ d により 与 えられる 連 続 キャッシ z ;のとき{ ュフローの 現 価 として 定 義 される.このキャッシュフローは,ヘビサイド 関 数 を 用 いてx < =}; とかける. 1 z> のとき{ }=~ のとき ; 年 連 続 払 確 定 年 金 現 価 の 記 号 と 計 算 式 は 次 のとおり: < Q < =Jx < =v W 問 題. Q < =lim > QY< > =lim > Q > < を 示 せ. = 1 1 <. 注 意. デルタ 関 数 を 用 いれば, 離 散 的 キャッシュフロー F=F G, G G, は, 連 続 キャッ シュフロー u= G, F G G とみなすこともできる. (3) 利 率 が 時 間 に 依 存 する 場 合 への 一 般 化 上 記 の 結 果 は, 利 率 が 時 間 とともに 変 動 する 場 合 にも, 次 のような 修 正 を 行 えば,そのまま 成 り 立 つ. 離 散 時 間 の 場 合 : JF=KF G J G G, N ここに,J G = C 5. 5, 連 続 時 間 の 場 合 : Ju=v u 55 6 W. 後 者 の 場 合, 現 価 はもはや 変 数 に 関 する 関 数 をみることができないことに 注 意 せよ.むし ろ 関 数 に 対 する 汎 関 数 wu[]とみなさなければならない. 1.4 確 率 的 キャッシュフローとその 期 待 現 価 ある 事 象 ( 保 険 事 故 )が 起 こることを 条 件 として 額 が 支 払 われるように 契 約 を 修 正 するとし よう.この 場 合 に,キャッシュフローを 記 述 するには, 支 払 われる 金 額 F G と 時 点 G に 加 え, 保 険 事 故 が 発 生 する 確 率 Gも 与 える 必 要 がある. 離 散 時 間 の 場 合,データ

12 8 F=F G, G, G G, ここに, < < <. が 確 率 的 キャッシュフローを 記 述 する.その 期 待 現 価 を 計 算 するために,まず 期 待 値 のキャ ッシュフローを 計 算 する. F G =F G G +1 G =F G G だから, F=F G G, G であ る. 次 いで, F を 通 常 のキャッシュフローとみてその 現 価 を 計 算 する. JF=Jz F{=KF G G C G. 連 続 時 間 の 場 合, 確 率 的 キャッシュフローは, 時 間 軸 に 沿 って 配 列 された 確 率 変 数 の 族 ( 確 率 過 程 )Pƒ R [, を 考 えることになる.いま, Uをƒ の 確 率 密 度 関 数 とすると,ƒ の 期 待 値 は u= [ƒ ]= U UWU G, である.したがって, 期 待 現 価 は 次 のようになる. JPƒ R=J [ƒ ]=Ju=v u W. 一 方, =Jƒ = ƒ W と 定 める.これは 実 数 値 をとる 確 率 変 数 である. を の 確 率 密 度 関 数 とすると, 次 式 が 成 り 立 つ. JPƒ R= [Jƒ ]= [ ]=v W. (なお,3.7 節 を 参 照 ). 1.5 応 用 個 人 積 立 勘 定 と 負 債 返 済 実 際 に, 現 価 の 表 示 式 を 求 めることができるのは, 特 別 なキャッシュフローについてのみで ある.より 一 般 的 な 場 合 は, 漸 化 式 を 用 いて 帰 納 的 に 現 価 を 求 めることができる.ここでは 二 つの 応 用 について 考 える. (1) 個 人 積 立 勘 定 初 期 元 本 がˆで, 掛 金 が 年 =1,,;の 終 わりに 払 い 込 まれる 個 人 積 立 勘 定 を 考 える. ˆを 年 末 の 勘 定 の 残 高 とせよ. 年 における 残 高 の 増 加 は, 前 年 末 の 残 高 に 付 与 される 利 息 とその 年 に 払 い 込 まれる 掛 金 から 成 る.したがって, または Šˆ =ˆ ˆ =7ˆ +, ˆ =1+7ˆ +.

13 (**)の 両 辺 を1+7 で 割 って,=1から;までたし 上 げると, 9 となり, を 得 る. ˆ 1+7 ˆ=K 1+7 <, ˆ< =1+7 ˆ+K1+7 < <, 上 式 は,; 年 末 の 勘 定 の 残 高 は, 初 期 元 本 と 払 い 込 まれた 掛 金 の 終 価 の 総 和 となっているこ とを 意 味 する. 一 方,(*)を=1から;まで 総 和 することにより 次 を 得 る. < ˆ ˆ=K7ˆ +K., これは,; 年 後 の 勘 定 の 残 高 の 増 加 分 は, 掛 金 の 合 計 と 各 年 末 の 勘 定 に 係 る 利 息 の 合 計 から 成 ることを 意 味 する. 問 題. 個 人 積 立 勘 定 を 考 える.Œ を =1,,; 年 末 の 勘 定 残 高 とし, 初 期 元 本 Œ =と せよ.より 現 実 に 近 づけるため, 年 央 に 掛 金 が 支 払 われるとし, 利 率 7 は 時 間 に 依 存 する ものとする.この 状 況 において,ある 年 から 次 の 年 への 勘 定 残 高 の 変 化 を 記 述 する 漸 化 式 を 導 け(この 場 合, 掛 金 に 係 る 半 年 分 の 利 息 を 考 慮 すべきであることに 注 意 ).また,それを 解 いてŒ を と7 で 表 せ. 連 続 的 な 場 合 を 考 える.と+Wの 間 のキャッシュフローと 利 息 は,それぞれ Wと ˆWである.したがって <, Wˆ=ˆW+ W すなわち Wˆ W =ˆ+. =の 初 期 条 件 の 下 にこの 微 分 方 程 式 を 解 いて, 次 式 を 得 る. ˆ= ˆ+v 5.W.. 問 題. 連 続 的 な 場 合 と 離 散 的 な 場 合 の 結 果 を 比 較 し, 一 方 の 結 果 から 他 方 を 導 くにはどの

14 1 ような 読 み 替 えが 必 要 か 述 べよ. 問 題. 利 率 が 時 間 による 場 合, 上 の 結 果 は 次 のようになることを 確 認 せよ. (2) 負 債 返 済 ˆ= 55 6 ˆ+v 2.W.. いま, 金 額 を 借 り, 各 年 末 に 支 払 われる 額,,, < によって; 年 間 でこの 負 債 を 返 済 す るという 問 題 を 考 える. =1,,;を 年 末 の 負 債 残 高 とする.; 年 末 に 支 払 いを 完 了 するためには, < = でなければならない. は, 前 年 末 の 負 債 額 に1 年 間 の 利 息 が 付 加 された 額 から 返 済 額 を 引 いた 額 に 等 しい.よ って, =1+7. 整 理 すると, = =7. 上 式 は, 負 債 残 高 の 変 化 は, 前 年 末 の 負 債 に 係 る 利 息 による 増 加 分 と 返 済 による 減 少 分 から 成 ることを 意 味 する. 負 債 が 増 加 しないためには, 借 り 手 は 少 なくとも 利 息 分 を 返 済 しなけ ればならない. 前 例 と 同 様 に, 第 一 の 式 の 両 辺 にC (C= < =の 条 件 から, 次 の 予 算 制 約 式 を 得 る. DE )を 乗 じて,=1から;まで 総 和 すると, C < < =KC. <, < =KC, =JP R <,. 返 済 額 は 予 算 制 約 式 を 満 たしている 限 り 任 意 に 選 んでよい. 以 下 に 三 つの 例 を 記 す. (i) 初 期 負 債 に 係 る 利 息 のみ 返 済 し, 最 終 年 の 終 わりに 元 本 を 返 済 する 方 法. 各 年 の 返 済 額 と 負 債 残 高 は 次 の 通 り. = = = < =7 ; < =1+7 ; = = = < = ; < =.

15 (ii) 一 定 額 の 支 払 いによって 返 済 する 方 法. 予 算 制 約 式 から, 返 済 額 は 次 に 等 しい. 11 = = = < = < = Q <. 負 債 残 高 は 次 のように 指 数 的 に 減 少 する. = 1+7?1 Q Q 1 ;. (iii) 負 債 残 高 が 直 線 的 に 減 少 して 行 くような 返 済 方 法 もある: = L1 ; M 1 ;. 返 済 額 は 次 式 で 与 えられる. =7 1 ; = 7; +1 1 ; 1 ;. 注 意 1. n の 極 限 において, 三 つの 返 済 方 法 は 全 て 永 久 償 却 に 一 致 する.すなわち, 返 済 額 は, 永 久 に 支 払 われる 利 息 のみから 成 る. 注 意 2. (ii)の 結 果 から, 退 職 一 時 金 を; 年 確 定 年 金 化 ( 期 末 払 )するとき, 年 金 額 は 6 に 等 しいことが 分 かる. 逆 に,; 年 間 年 末 に1 単 位 の 年 金 を 支 払 うために 必 要 な 初 期 元 本 は =Q < この 値 は;より 小 さい に 等 しい.( 連 続 的 な 場 合 にも 同 様 の 事 実 を 定 式 化 せよ.) 1.6 内 部 収 益 率 これまで, 与 えられた 利 率 の 下 で 現 価 を 評 価 する 問 題 について 調 べてきた.ここでは 逆 の 問 題,すなわち,キャッシュフローとその 現 価 の 値 が 与 えられたとき,それらを 等 価 とする 利 率 を 見 出 せという 問 題 を 考 える. (1) 金 融 資 産 の 内 部 収 益 率.,.,,. < の; 回 の 支 払 いを 約 束 する 金 融 資 産 を 考 える.. G の 支 払 い 日 は 時 点 G とする.こ の 資 産 を 価 格 で 購 入 したとすると,その 収 益 率 は 次 の 方 法 により 計 算 される. (i) 単 利 ( 支 払 いは 利 息 を 生 まない)

16 < 1+7 < =K. G (ii) 単 利 ( 支 払 いは 単 利 を 生 む) G, 12 ; よって,7= < G,. G <. < 1+7 < =K. G z1+7 < G { G, < G,. G ; よって,7= <. <. G < G G, (iii) 複 利 ( 支 払 いは 複 利 を 生 む) < 1+7 =K. G 1+7 N G, すなわち, =K. G C N < G, C. このCに 関 する 高 次 代 数 方 程 式 に 対 しては, 以 下 に 述 べる 数 値 解 析 の 手 法 により 近 似 解 が 求 められる.また,Excelには, 内 部 収 益 率 を 計 算 する 組 み 込 み 関 数 IRR()がある. (a) はさみうち 法 < CはC C 1の 増 加 関 数 であり, =< であり, 通 常 1= G,. G > であ ることに 注 意 せよ. 1/2> または < に 応 じて,この 方 程 式 の 解 の 存 在 範 囲 は[,1/2] または[1/2,1]となる.この 操 作 を 続 けることにより, 解 の 存 在 範 囲 を 逐 次 制 限 していくこと ができる. (b) ニュートン ラフソン 法 解 は 次 の 逐 次 近 似 によって 見 つけられる. C ED =C E C E C E =C E < G,. GC N <. G G C. N G, ここで 初 期 値 は 例 えばC =1ととる. (c) Cの 性 質 を 用 いた 方 法 Cは C 1において 凸 な 増 加 関 数 であるという 事 実 を 利 用 した,より 簡 単 な 逐 次 近 似 スキームは 次 により 与 えられる. C ED = C 5 \ C E C E = <.G C N C E. G, E

17 13 ここで 初 期 値 は 例 えばC =1ととる. また, 所 有 者 がこの 資 産 を 価 格 で 時 刻 τ > <τ > で 売 却 した 場 合 の 収 益 率 は, 各 時 点 G で 支 払 われるF G =. G X=,1,,= 1 とτで 支 払 われるF > = から 成 るキャッシュ フローに 対 して 同 様 の 方 法 を 適 用 することにより 計 算 される. 例. 債 券 政 府 や 企 業 が 資 金 調 達 のために 発 行 する 債 券 は, 元 本 ( 額 面 価 格 )の 定 められた 期 限 における 償 還 と, 償 還 期 間 における 利 息 (クーポン)の 支 払 いに 関 する 債 権 債 務 関 係 を 定 めた 有 価 証 券 である.こうした 利 付 債 の 他, 利 息 の 付 かない 割 引 債 もある. ある 投 資 家 が, 額 面 価 格 ˆ,クーポン ( 年 末 払 い), 償 還 期 限 までの 残 存 期 間 ; 年 の 債 券 を で 購 入 したとする. 上 の 記 号 では,キャッシュフローは, G =X X=1,2,,;,. =. = =. < =,. < = +ˆと 記 述 される. 上 の(i)から(iii)の 方 法 に 基 づく 利 率 の 計 算 式 は, 次 の 通 り. (i) (ii) 7= ; +ˆ ; 7= ; +ˆ ; << š + < = + < = <. š. (iii)((c)の 逐 次 近 似 スキームを 示 す) C ED = < G < G, C E +ˆC C E. E 問 題. 上 の 方 法 (i)-(iii)を 用 いて 様 々な 債 券 の 収 益 率 を 評 価 せよ. (2) 年 金 基 金 の 運 用 利 回 り ある 年 金 基 金 の 一 年 間 の 財 政 運 営 を 考 える.その 年 における 時 点 を [,1]で 表 わす. ここで F(t) : 時 点 における 資 産 D(t) : 時 点 におけるキャッシュフロー 密 度 D I : その 年 のキャッシュフロー= W : その 年 の 運 用 収 入

18 14 : 年 初 の 資 産 (=F()) B : 年 末 の 資 産 (=F(1)) とおく. 年 間 の 資 産 の 増 分 =その 年 の 収 支 の 関 係 により,Œ O= +g が 恒 等 的 に 成 り 立 つ. この 年 金 基 金 の 利 力 をとすると, 次 式 が 成 り 立 つ. よって, Wˆ=ˆW+ W. ˆ=ˆ +v. 5 W..,B,D(t)が 既 知 ならば,の 値 は 次 式 により 決 定 される. 運 用 収 入 は 次 式 により 与 えられる. Œ=O +v W. g=œ O =v œo+v.w. W. ここで,= žo+.w. ŸWは, 運 用 元 本 平 均 残 高 である. が 小 さいときには, 次 の 近 似 が 成 り 立 つ: 7= 1 = g. 例. キャッシュフローは 年 央 に 発 生 する(すなわち,をデルタ 関 数 とし = ½)と 仮 定 すると, 次 式 が 成 り 立 つ. 近 似 式 j を 使 えば, Œ=O + =O Œ=O1+7+ L M. なお, 図 1.1 参 照.この 式 と Œ O= +g を 連 立 させて を 消 去 し,7をO,Œ,gで 表 わせば 次 式 を 得 る.

19 15 7= 2g O+Œ g. これは ハーディー(ardy)の 公 式 である. 図 1.1

20 16 第 2 章 生 存 モデルと 生 命 表 2.1 生 存 関 数 生 存 関 数 は, 人 の 年 齢 に 関 する 累 積 生 存 率 を 表 わす 関 数 である. 生 存 関 数 は, 次 の 性 質 を 持 つ 関 数 [: [, [, zすなわち,u に 対 し, [U の 値 をとる 関 数 {である. (S-1) [Uは 単 調 減 少,すなわち,U< ならば [U>[ ; (S-2) lim [U=. なお,U Oにおいて[U=となるようなOが 存 在 するとき,その ようなOの 下 限 を 最 終 年 齢 と 呼 ぶ; (S-3) [Uは 連 続 的 に 微 分 可 能 である(すなわちC 1 - 級 ). ここで,(S-1)と(S-3)から,[ U< が 従 うことに 注 意. 図 2.1 生 存 関 数 のグラフ ここでは, 上 の 性 質 を 持 つ 関 数 [Uが 与 えられているとする. 記 法 上,[Uを[ x とかくこと もある. 年 齢 U (xは 整 数 とは 限 らないことに 注 意 ), に 対 して, 次 を 定 義 する. これらの 量 は, 次 の 意 味 を 持 つ. = [ D, [ = x 歳 の 人 がx+t 歳 まで 生 存 する 確 率 = x 歳 の 人 がt 年 以 内 に 死 亡 する 確 率. =1 =1 [ D. [ 特 に=1のとき, = ; = とかく. また,, >について, が 成 り 立 つ. D = D

21 17 問 題. 上 の 関 係 式 の 確 率 的 意 味 を 述 べよ. 2.2 死 力 年 齢 U>における 死 力 を, と 定 義 する.この 定 義 から U= = 1 [ W[ WU = W log [ WU. W[ = [ WU となる.この 両 辺 をxからx+tまで 積 分 して,[ [ D = D5 [ D5 W. を 得 る.したがって, また, = [ [ D =v [ D5 [ D5 [ W.=v D5 =1 =v D5 5 W.. 5 W.. 上 の 式 から, D W は U 歳 における 余 命 の 確 率 分 布 を 表 わしていることがわかる. 一 方, 死 力 の 定 義 式 に 戻 って, Wlog[ = WU から 始 めて, 両 辺 をxからx+tまで 積 分 すると, を 得 る.よって, D logl [ D M= v [ 5 W.= v D5 W. [ D =[ または = この 表 現 を 偏 微 分 して, 次 の 関 係 式 を 得 る. * *U * = 25 _= D + = D, *U^ * * = * _= D = D. *^

22 18 後 者 の 方 程 式 は 上 述 の = D5 5 W. をで 偏 微 分 することによっても 導 かれる. 問 題. h h \, h h e ; 8, ª«ª を 示 せ. 2.3 平 均 余 命 年 齢 U における 完 全 平 均 余 命 を = 1 v [ [ D W=v W. と 定 義 する.x 歳 の 完 全 平 均 余 命 は, 図 形 的 には, 生 存 関 数 のx 歳 以 上 の 積 分 の 値 と 等 面 積 に なる 縦 [ の 長 方 形 の 横 の 長 さに 等 しい. 図 2.2 平 均 余 命 の 図 形 的 意 味 問 題. = D W を 示 せ.(ヒント 部 分 積 分 ); h h, ± を 示 せ.(ヒント 微 分 し2.2 節 で 導 いた 結 果 を 用 いよ.) 問 題. は 必 ずしもxの 減 少 関 数 でないが,U+ はxの 増 加 関 数 であることを 示 せ.この 事 実 に 直 観 的 な 説 明 を 与 えよ. また,[ :[ D = 2:1 となるtをx 歳 における 余 命 中 位 数 ( 半 減 期 )と 呼 ぶ. 2.4 いくつかの 死 亡 法 則 (i) ド モアブル(de Moivre)の 法 則 この 法 則 は,[ =[ z1 ² {³, > により 与 えられる.

23 19 問 題.この 法 則 の 下 で, = µ ², = ² µ8 となることを 示 せ. ド モアブルが1724 年 に 示 したのは, =1の 一 次 関 数 の 場 合 である.これはきわめて 単 純 化 されたモデルであり, 様 々な 量 が 容 易 に 計 算 できる. (ii) ワイブル(Weibull)の 法 則 この 法 則 は,[ =[ expl ^ _º M により 定 義 される. 死 力 は =» ^ _» で 与 えられる. (iii) ゴムパーツ メーカム(Gompertz-Makeham)の 法 則 この 法 則 は, 死 力 を 用 いて =O+Œ ¼, O,Œ,½> と 定 義 される.これは, 同 値 な 表 現 で =O+Œ¾, ½=log¾ ともかける.このモデルは, 生 命 表 の 高 年 齢 における 補 正 に 用 いられる. ゴムパーツ メーカムの 法 則 の 下 での 生 存 関 数 を 計 算 すると, [ =[ exp?v 5 =[ exp? v O+Œ ¼5 =[ T À z À { =X. Á  となる.ここで,¾= ¼ >1,.= T <1, Á= À <1, X=[ à À. これより, 完 全 平 均 余 命 は 次 の 通 り 計 算 される. において, =v W=v exp? v D5 exp? vo+œ ¼ D5 v zo+œ ¼ D5 {W. (ここで = ıÀ ¼ =O+Œ ¼ v ¼5 W. とおいた)であるから, =O+ Œ¼ ½ ¼ 1=O+ ¼ 1

24 2 =v exp O ¼ W = v T ±À W. ここで, = ¼ すなわち W =½ ¼ W=½ W と 変 数 変 換 すると,W=W /½ となり, 次 を 得 る. = v T ±À W Å = v ^ _ À Æ W ½ = 1 À ½ Å v Å À Æ W = 1 ½ Å À ÇL O ½,M. ここで,= À で,Ç.,U= À 5 W は( 第 2 種 ) 不 完 全 ガンマ 関 数 である. 注 意. ベンジャミン ゴムパーツが1825 年 の 論 文 でこの 法 則 を 導 いた 際 に 人 の 死 に 抗 す る 力 は,その 力 自 身 に 比 例 して 減 少 する と 考 えた.1/ を 彼 が 述 べた 死 に 抗 する 力 の 数 学 的 表 現 とみなすならば,この 法 則 は h ^ h _= ½ とかける.この 方 程 式 を 解 いて, È È =Œ ¼ を 得 る. 一 方, 同 じ 論 文 で, 彼 は 死 亡 は 二 つの 共 存 する 要 因 による. 一 つは 予 期 できない 偶 発 的 な 要 因 であり,もう 一 つは 死 に 抗 する 力 の 衰 弱 による. と 述 べている. この 考 え 方 に 忠 実 に 沿 って, 追 加 的 な 定 数 項 を 導 入 することによって 上 のモデルを 修 正 し たのがメーカム(186 年 )である. 例. ゴムパーツ-メーカムの 法 則 の 特 別 な 場 合 (i) B = の 場 合 ( 死 力 一 定 または 指 数 分 布 ) この 場 合, =O. よって,[ =[ Å, = Å. (ii) = の 場 合 (ゴムパーツの 法 則 ) Æ, この 場 合,[ =[ À À, = ± ÉÊ[ ] ここに,Ei[ ]= À = À À. < 注 意. より 一 般 的 には, = > E, O E U E + Œ Ì ¼ o Ì,, O E,Œ Ì,½ Ì > というモデルが 考 えられる. 問 題. 上 記 の 一 般 的 なモデルの 次 の 特 別 な 場 合 について[ を 求 めよ. (a) ==1,;=1(メーカムの 第 2 法 則 ); (b) ==,;=2 (ラザルス,ハーディー).

25 確 率 変 数 を 用 いたアプローチ これまでの 節 においては 存 在 を 仮 定 した 生 存 関 数 を 用 いて 様 々な 量 を 構 成 し,それらの 確 率 的 解 釈 を 与 えてきた.この 節 では, 理 論 の 出 発 点 として 確 率 変 数 を 取 って 等 価 な 理 論 が 得 ら れることを 示 す.このアプローチは, 生 存 モデルの 基 本 的 な 概 念 を 確 率 論 の 言 葉 で 明 確 に 定 式 化 できるという 利 点 を 持 つ. この 理 論 の 出 発 点 は, 出 生 時 の 余 命 を 表 わす 連 続 確 率 変 数 である.は, d ]d の 値 をとる. その 分 布 関 数 をÍ=Pr で 表 わす. 生 存 モデルの 分 析 においては, 生 存 関 数 (すな わち,1- 分 布 関 数 )ÍÐ 1 Í=Pr > を 用 いる 方 が 便 利 である. 確 率 密 度 関 数 は =Í により 定 義 される. 確 率 密 度 関 数 の 意 味 は W=Pr< +Wにより 与 えられる. 死 力 を = Ò ÓÐ = h h logí Ð により 定 義 する. 死 力 の 意 味 は, により 与 えられる. W= W ÍÐ =Pr< +W =Pr +W >) Pr> 年 齢 U における 余 命 を, 条 件 付 き 確 率 変 数 =( U) (>U) で 定 める. =で ある. に 関 する 基 本 的 な 量 を 以 下 のように 定 義 する. Í( U)=Pr( )=Pr( U+ >U)= Pr(U< U+) Pr(>U) ÍÐ( U)=Pr( >)=Pr(>U+ >U)= Pr(>U+) Pr(>U) ( U)= * * Í( U)= * * Í Ð( U)= (U+) ÍÐ(U). =1 Í Ð(U+) ÍÐ(U), = Í Ð(U+) ÍÐ(U), このとき, 確 率 測 度 WÍ( U)= ( U)W は の 確 率 分 布 であり, 次 が 成 り 立 つ. また, ( U)= WÍ( U)= ( U)W=Pr(< +W). ( U) ÍÐ( U) = * * logí Ð( U)

26 22 と 定 義 する.この 量 の 確 率 的 意 味 は 以 下 で 示 される. これらの 量 を 用 いて 得 られる 重 要 な 関 係 式 を 以 下 に 列 挙 する. 第 一 に, ÍÐ(+ U)=ÍÐ( U+) ÍÐ( U) (2.1) が 成 り 立 つ.この 関 係 式 は 次 を 意 味 する. Pr(>U++ >U)=Pr(>U++ >U+) Pr(>U+ >U). (2.1 ) 第 二 に, dô( ) = Ô( D) ÕÐ( ) ÕÐ( D) を 得 る.この 関 係 式 の 意 味 は 次 の 通 り. d より, ( U)= (U+) となることに 注 意 して, 死 力 の 定 義 から, * * Í Ð( U)= (U+) ÍÐ( U) (2.2) (U+) ÍÐ( U)W=WÍ( U)=Pr(< +W). (2.2 ) 特 に,=とおくと, ÍÐ( U)=1 に 注 意 して, 次 を 得 る. (U)W=Í(W U) d =Pr( U+W >U). (2.2 ) 第 三 に, 式 (2.2)をに 関 して 積 分 すると, 初 期 条 件 ÍÐ( U)=1 に 注 意 して, を 得 る. ÍÐ( U)=exp? v (2.3) 第 四 に, 式 (2.1)に, を 作 用 させ, 式 (2.2)を 用 いると(または, 式 (2.3)を 微 分 して), * * Í Ð( U)=( (U) (U+)) ÍÐ( U) (2.4) を 得 る. 第 五 に, 式 (2.2)と 式 (2.2 )を 用 いて,

27 23 ÍÐ( U)=v WÍ(. U) =v (U+.)ÍÐ(. U)W.=v Í(W. U+.)ÍÐ(. U) (2.5) となる.この 関 係 は 次 を 意 味 する. Pr(>U+ >U)=v Pr( U+.+W. >U+.) Pr(>U+. >U) =v Pr(U+.< U+.+W. >U). (2.5 ) 問 題.Í( U)= ; ÍÐ( U)= とかいたときに, 本 節 で 導 いた 関 係 式 に 対 応 する2.1 節,2.2 節 の 関 係 式 を 述 べよ. 問 題.(U U+)=ÍÐ( U) とおく.(U U+) (U,U+), (U) (U)の 比 較 により, 生 存 モデルと( 第 1 章 で 述 べた) 利 子 率 モデルの 間 の 類 似 を 議 論 せよ. 年 齢 U における 完 全 平 均 余 命 は の 期 待 値 として 定 義 される. = 9 := 9 U >U:=v WÍ( U)=v ÍÐ( U)W. また,U 歳 の 余 命 中 位 数 は,ÍÐ( U)= となる 期 間 として 定 義 される. 問 題. JQÛ9 :を 与 える 式 を 導 け. 問 題. 確 率 変 数 について, 上 限 付 き 期 待 値 9;U:を 9;U:= ()W+UÍÐ(U) によ り 定 義 する.すなわち, 上 限 Uを 考 慮 したの 値 を 表 わす 確 率 変 数 : U=min (,U)を 考 え, 9;U:= 9 U:とおく.このとき 9;U:と の 間 には 9:= 9;U:+ ÍÐ(U) という 関 係 が 成 り 立 つことを 示 せ. 2.6 確 率 過 程 を 用 いたアプローチ 前 節 で 述 べた 確 率 変 数 を 用 いたアプローチは,( 時 間 が 陽 に 現 れないという 意 味 で) 静 的 で あるという 側 面 をもつ.ここでは, 確 率 過 程 を 用 いて, 時 間 に 沿 って 生 存 状 態 の 推 移 を 追 跡 するアプローチを 説 明 する. まず 最 初 に Þ ( ) ()=}( )=~ 1 ( > のとき) d ( のとき)

28 24 と 定 義 する.Þ()=Þ () ()とかく.これらの 確 率 変 数 は, 各 時 点 において 生 存 状 態 を 観 測 し, 生 存 ならば 値 1, 死 亡 ならば 値 を 返 す 二 値 変 数 である. が 実 現 値 =.をとったときのÞ ( ) ()の 時 間 発 展 をみると, 次 の 見 本 路 を 得 る. x 5 ()=Þ ( ) ()!,5=}.. Þ の 分 布 は, 次 により 決 まる. Pr Þ =1=Pr >=PrÞU+=1 ÞU=1=Pr>U+ >U. 確 率 過 程 PÞ R [, を 特 徴 づける 上 の 基 本 的 な 量 は 遷 移 確 率 と 呼 ばれ,U U+とい う 記 号 で 表 わされる. 瞬 間 遷 移 確 率 としての 遷 移 力 は 次 により 定 義 される. U U+ U U U= lim = d * * U U+f = U U., 問 題. 上 で 定 義 した Uは2.5 節 で 定 義 した 死 力 と 同 一 であることを 示 せ. 以 上 をまとめると, 任 意 の に 対 して, 次 の 一 連 の 等 式 が 成 り 立 つ. ßÞ à=v x 5 WÍ. U =v WÍ. U =Pr >=PrzÞ =1{= \ 8 \. =ÍÐ U 問 題. 大 数 の 法 則 を 用 いて, 見 本 路 と 生 存 関 数 の 関 係 を 議 論 せよ. 注 意. 確 率 過 程 の 言 葉 では,PÞ R [, は{ 生 存 =1, 死 亡 =}の2 状 態 をとるマ ルコフ 過 程 (かつ 死 亡 状 態 は 吸 収 的 )であると 述 べることができる. 望 むなら,このマル コフ 過 程 の 性 質 から 出 発 して 等 価 な 理 論 を 再 構 築 することができる 1. 例 えば, はこの 過 程 から 次 により 定 義 される: =sup P Þ =1R. 1 確 率 過 程 の 言 葉 で 保 険 数 学 を 記 述 するアプローチを 説 明 した 日 本 語 の 本 として 次 の 近 著 をあげておく. 京 都 大 学 理 学 部 アクチュアリーサイエンス 部 門 編, 確 率 で 考 える 生 命 保 険 数 学 入 門, 岩 波 書 店,212.( 特 に 第 12,13 章 ).

29 25 図 2.3 確 率 過 程 による 生 存 モデルとその 見 本 路 生 存 死 亡 この 観 点 から, 例 えば 関 係 式 (U U++)=(U U+) (U+ U++) は, 次 の 様 に 示 される. 見 やすさのためÞ(U)=Þ 等 とかく. Pr(Þ DD =1 Þ =1) =Pr(Þ DD =1 Þ D =1 Þ =1) +Pr(Þ DD =1 Þ D = Þ =1) =Pr(Þ DD =1 Þ D =1 Þ =1) Pr (Þ D =1 Þ =1) =Pr(Þ DD =1 Þ D =1) Pr (Þ D =1 Þ =1). 確 率 過 程 によるアプローチは, 生 存 状 態 の 時 間 発 展 を 追 うという 直 観 的 な 描 像 が 得 られると いう 利 点 の 他 に, 多 状 態 モデルへの 一 般 化 が 容 易 にできるという 利 点 をもつ 1. 問 題. 社 会 保 障 制 度 の 観 点 から, 個 人 のとり 得 る 状 態 として{ 就 業, 失 業, 退 職, 障 害, 死 亡 }の5つを 考 える.これらの 状 態 間 の 遷 移 について 考 察 せよ( 遷 移 図 を 描 け). 遷 移 率 の 推 定 のためにはどのようなデータが 必 要 か,また,どのような 方 法 で 推 定 できるか. 2.7 生 命 表 これまでの 理 論 的 考 察 においては 滑 らかな 生 存 関 数 の 存 在 を 仮 定 してきたが, 実 際 の 計 算 に おいては, 生 存 関 数 の 整 数 値 の 年 齢 における 関 数 値 ( 生 存 数 )を 数 表 化 したものが 用 いられ る: [ >[ >[ >[ > >[ ä >[ ä =. 生 命 表 は, 生 存 数 とそれに 関 連 した 次 の 関 数 の 値 を 数 表 にして 示 したものである. 1 最 も 単 純 な 生 存 - 死 亡 の2 状 態 モデルを 超 えて3つ 以 上 の 状 態 の 間 の 遷 移 を 考 える 場 合, 遷 移 確 率 が 現 在 占 めている 状 態 のみに 依 存 する というマルコフ 性 を 仮 定 することは 適 切 ではないと 考 えられる.これを 修 正 して, 例 えば,2.6 節 末 の 問 題 で 述 べたような 状 況 では, 遷 移 確 率 は 過 去 にその 個 人 が 占 めた 各 状 態 における 滞 在 時 間 に 依 存 するという 仮 定 が 考 えられる.

30 26 W =[ [ D, = W [ =1 [ D [, =1 = [ D [. さらに, 次 を 定 義 する. D w =v [ W ; =Kw, =v [ W ; = = W w = [ [ D w. ここに,= は 中 央 死 亡 率 と 呼 ばれる.なお, 上 の 記 号 は, 節 で 用 いたU 歳 時 の 余 命 を 表 わす 確 率 変 数 とは 異 なることに 注 意. 台 形 近 似 を 用 いて 次 を 得 る. D w =v [ W [ +[ D 2 =Kw D, [ 2 +K[ D, ; = = [ [ D w 2 [ [ D =2 1 = [ +[ D å 簡 略 平 均 余 命 は, 次 式 で 定 義 される. = 1 K[ [ DG. G, 簡 略 平 均 余 命 と 完 全 平 均 余 命 の 間 には 次 の 関 係 がある 問 題. オイラー-マクローリンの 総 和 公 式 を 用 いて 上 式 を 示 せ. U 歳 時 の 余 命 を 表 わす 連 続 確 率 変 数 の 整 数 値 の 丸 めを 次 のように 定 義 する.

31 27 æ =ç è 1. ここで,çUèは,U 以 上 の 最 小 の 整 数 を 表 す.æ は 離 散 確 率 変 数 であり,,1,2,,ç Uè 1の 値 をとる. 生 命 表 から,æ の 確 率 分 布 は 次 のように 計 算 される. Pr(æ =X)=Pr(X< X+1)=PrzÞ ( ) (X+1)= éþ ( ) (X)=1 { =ÍÐ(X U) ÍÐ(X+1 U)=Í(1 U+X) ÍÐ(X U)= DG G = [ DG [ DGD. [ また, 上 で 定 義 した 簡 略 平 均 余 命 は, 次 のようにかける. = 9æ :=KX Pr (æ =X) G, =KX DG G G, =K G 信 頼 できる 生 命 表 が 無 い 国 においては,モデル 生 命 表 を 用 いることが 多 い. 途 上 国 に 対 する モデル 生 命 表 として 広 く 利 用 されているのは,コール デメミーによるものと 国 連 によるも のがある 1. 国 連 が 作 成 したモデル 生 命 表 には,5つの 地 域 型 があり, 各 地 域 型 について 平 均 寿 命 が35 年 から75 年 まで1 年 刻 みでの 生 命 表 がある 2. 国 連 モデル 生 命 表 は 次 の8パラメータ 式 を 使 用 している. =O ( DÄ)ê + exp( (logu logˆ) )+ S} 1+S}. 使 用 するモデル 生 命 表 の 選 択 は, 通 常, 平 均 寿 命 や 断 片 的 に 得 られたデータを 手 がかりに 行 われる. G,. 2.8 生 存 関 数 の 補 間 と 死 力 の 近 似 生 命 表 では, 通 常, 整 数 年 齢 における 生 存 関 数 の 値 のみ 示 されているが,1 年 に 満 たない 期 間 を 含 む 年 齢 に 関 しては,これらの 値 を 補 間 する 必 要 が 生 ずる. 以 下 に, 三 つの 主 な 補 間 方 法 を 述 べる. 以 下 において,Uは 整 数 とし,., >,.+<1とする. (i) 死 亡 の 一 様 分 布 : [ D =(1 )[ +[ D あるいは = と 仮 定 する.この 仮 定 の 下 では, 1 Coale,. J. and P. Demeny. Regional Model Life Tables and Stable Populations. Princeton University Press Coale,. J. and G. Guo. Revised regional model life tables at very low levels of mortality. Population Index 55(4) pp United Nations. Model life tables for developing countries. Population Studies, 77. New York: United Nations 年 に, 国 連 は, 人 口 推 計 の 必 要 から,モデル 生 命 表 を 平 均 寿 命 1 年 まで 拡 張 した. 以 下 を 参 照. Li, N. and P. Gerland. Modifying the Lee-Carter Method to Project Mortality Changes up to 21. Paper presented at the 211 nnual Meeting of the Population ssociation of merica (P) in Session 125: Formal Demography I: Mathematical Models and Methods on 1 pril 211.

32 28 D5 = ; 1. D =. 1 (ii) 死 力 一 定 : D =. これは 指 数 的 補 間 log[ D =(1 )log[ +log[ D と 同 じで ある.この 仮 定 の 下 では, D5 =1 ; D =. (iii) バルドゥッチ(Balducci) 補 間 : この 仮 定 の 下 では, (iv) 他 の 補 間 法 D5 = = +. \ 8 \ \ 8 1 (1.) ; D = 1 (1 ). 次 の 年 齢 区 間 と 両 端 において 滑 らかに(すなわち1 次 微 分 まで 連 続 に) 曲 線 が 接 続 する 多 項 式 補 間 を 適 用 する. 最 も 簡 単 な 公 式 の 一 つは,キング カルプ(King-Karup)の 補 間 公 式 で ある. [ D =[ + [ + (+1) [ + ( 1) [. ここでΔは 前 進 差 分 : [ =[ D [ である.この 公 式 では[,[ D の 値 のみならず [,[,[ D,[ D の 値 が 必 要 になることに 注 意 せよ.これを 微 分 することにより D を 計 算 で きる. データの 前 進 値 と 後 進 値 を 対 称 に 扱 う 場 合,テーラー 展 開 [(U±h)=[(U)±[ (U)h+! [ (U)h ±! [ (U)h + の 右 辺 第 2 項 までとりh=1とおくことにより, 次 の3 点 近 似 式 が 得 られる. = 1 [ W[ WU [ [ D 2[. また 上 のテーラー 展 開 の 右 辺 第 3 項 までとりh=1,2とおくことにより,5 点 近 似 式 が 得 られる. = 1 [ W[ WU 8([ [ D ) ([ [ D ) 12[ 注 意. これらの 結 果 はスターリング(Stirling)の 補 間 公 式 を 微 分 することにより 得 られる.

33 29 (3.B 節 数 学 公 式 補 遺 を 見 よ.) 8 25 一 方, = を 用 いて, 近 似 式 を 得 る. D D v 5 W. 1 = log =logl M 1 1 å ==

34 3 第 3 章 生 命 年 金 この 章 では, 前 二 章 で 述 べた 利 子 率 モデルと 生 存 モデルの 両 者 を 総 合 し, 生 命 年 金 について 論 ずる. 3.1 簡 単 な 生 命 年 金 生 命 年 金 は, 受 給 者 が 生 存 している 限 り 各 年 初 に1 単 位 の 年 金 を 支 払 う 契 約 である. 年 金 開 始 年 齢 がU 歳 の 期 初 払 い 終 身 生 命 年 金 現 価 は, QY =KC G G となる.なお, 計 算 基 数 =[ C を 用 いると, 上 式 は 次 のように 表 せる. G, QY =KC G G G, =K [ DG C G [ G, =K [ DGC DG [ C = 1 K DG. G, G, 生 命 年 金 現 価 は, 受 給 者 の 生 存 確 率 を 支 払 い 確 率 とする 確 率 的 キャッシュフローの 期 待 現 価 とみなすことができる.すなわち, QY = JP(1,X, G ) X=,1,2, R=KC G G. キャッシュフロー 図 ( 概 念 図, 以 下 同 様 ): G, 以 下 に,いくつかの 条 件 のついた 生 命 年 金 現 価 の 例 をあげる( 全 て 期 初 払 いとする). (i) ; 年 有 期 生 命 年 金 現 価 < < QY : d <î = JP(1,X, G ) X ; 1R=KC G G = 1 K DG. G, G,

35 d 31 キャッシュフロー 図 : (ii) ; 年 据 置 終 身 生 命 年 金 現 価 d< QY = JP(1,X, G ) X ;R=KC G G G, = 1 K DG. G,< キャッシュフロー 図 : (iii) ; 年 保 証 付 終 身 生 命 年 金 現 価 この 場 合, 支 払 い 確 率 は で 与 えられる.よって, ï G =ð 1 ( X ; 1) G (X ;) 求 める 年 金 現 価 = JP(1,X,ï G ) X=,1,2, R = JP(1,X,1) X ; 1R+ JP(1,X, G ) X ;R =QYd <î + d < QY. キャッシュフロー 図 :

36 32 問 題. Uと7が 変 化 したとき,QY はどう 変 化 するか 定 性 的 に 述 べよ. 問 題. Ûを 年 金 開 始 年 齢 とする.U<Û に 対 し, ñš = d ò QY を( 年 齢 U における) 単 位 積 立 保 険 料 と 呼 ぶ.これは,Û 歳 から 支 払 われる 年 金 権 の1 単 位 をU 歳 に 積 み 立 てるとしたとき の 保 険 料 である.このとき, ñš ñš < D となることを 示 せ. 問 題. 次 の 関 係 式 を 示 せ.ここに,Q はU 歳 開 始 の 期 末 払 い 終 身 生 命 年 金 現 価 を 表 わす. QY =QY : d <î + d < QY, QY =1+Q. 問 題. 変 額 生 命 年 金 ( 期 末 払 い)を により 定 義 する.このとき (gq) =KXC G G G, (gq) =K d G Q G, を 示 せ.また,この 現 価 は を 用 いてどうかけるか. 問 題. 次 を 示 せ. W WC QY = 1 C (gq). さらに,この 結 果 を 用 いて E QY を 求 めよ. 3.2 いくつかの 応 用 (1) 年 金 化 U 歳 で 退 職 した 個 人 が 退 職 一 時 金 を 終 身 年 金 化 することを 考 える( 年 金 額 はスライドされな いものとする). 退 職 一 時 金 をŒとすると, 年 金 額 は 次 のように 計 算 される. QY =Œ ; よって = Œ. QY (2) 加 入 年 齢 方 式 による 保 険 料 加 入 年 齢 方 式 とは, 加 入 年 齢 (U)から 退 職 年 齢 (Û)まで 平 準 保 険 料 により 年 金 給 付 費 を 積 み 立 てる 財 政 方 式 である. 保 険 料 と 給 付 費 の 期 待 現 価 が 等 しくなる 条 件 より, 加 入 年 齢 方 式 の 保

37 33 険 料 ótô は 次 のように 求 められる. ótô QY : îîîîîî = d ò d ò QY ; よって ótô = dò QY QY : d ò îîîîîî. 問 題. ótô はUとÛ にどのように 依 存 するか. (3) 早 期 退 職 の 減 額 率 正 規 の 年 金 受 給 開 始 年 齢 を Û 歳 とする.これより; 歳 早 く 退 職 する 場 合, 年 金 を 受 給 し 始 め る 年 齢 はÛ ; 歳 である. 早 期 退 職 と 正 規 退 職 の 給 付 現 価 が 等 しくなるように 早 期 退 職 の 減 額 率 を 定 める.mを 年 当 たりの 減 額 率 とすると, (1 m) < QYò< = d < QYò< ; よって m=1 õ d < QYò<. QYò< 問 題. 生 命 表 を 用 いてmを 計 算 せよ.mの 値 は,ほぼ6%~9%の 範 囲 である. 3.3 年 1 回 以 上 支 払 われる 生 命 年 金 1 年 を= 期 間 (=は 正 の 整 数 )に 等 分 割 し,U 歳 から 生 存 している 限 り, 各 期 初 に1/= 支 払 わ れる 終 身 生 命 年 金 を 考 える.その 年 金 現 価 は 次 で 与 えられる. (>) 1 QY =K C G > G = > = 1 K[ G =[ D G, G, C G > > 生 命 表 と 予 定 利 率 が 与 えられたとき,この 年 金 現 価 を 計 算 する 式 を 求 めよう. まず, 死 亡 の 一 様 分 布 を 仮 定 すると, 生 存 関 数 は, 各 歳 において. と 線 型 近 似 される.これより, [ E =[ DD D + 7 > = ([ DD [ D )=[ D 7 = W D. > (>) 1 QY = KK[ E =[ DD, > E, C DE > > > = 1 KC ökc>l[ E =[ D 7 = W DM = 1 KC ö[ =[ D KC E > W D K 7 = C E > =QYd (>) ø K [ D C 1 [ = gqy d (>) ø K W D C [, E, > E,, E,,,

38 34 を 得 る.ここで, > QYd (>) ø = 1 = KC E > E, > ; gqyd (>) ø = K 7 = C E > E, (>) とおいた. 上 式 により,QY は(1 歳 間 隔 の) 生 命 表 と 予 定 利 率 から, 例 えばExcelのよう な 表 計 算 ソフトで 計 算 可 能 である. ここでさらに, > (>) 1 QYd ø = = KC E > E, C > b E jù6 > =C > >, なる 近 似 をあえて 行 うならば, > gqyd (>) ø = K 7 = C E > E, > úk 7 û C = = 1 = 2 E, > (>) QY =C > QY = 1 2= O ü C を 得 る.ここで, Oü = 1 [ KW D C D, とおいた.この 記 号 については3.9 節 を 参 照. 他 方, (>) 1 QY = K[ G =[ D G, としてウールハウスの 総 和 公 式 を 用 いると, G, > 1 K G = 1 ök = D DG G, C G > > = 1 K G. = D G, = 1 2= ( + ) 1 = 1 12 = ( )+ となる. 右 辺 の1 次 微 分 の 項 までで 打 ち 切 った 式 を 上 のQY (>) の 式 に 代 入 し, = ( + ) に 注 意 すると, >

39 35 QY (>) =QY = 1 1 2= = 12= ( +) を 得 る.ここで 右 辺 第 3 項 に 現 れる は,2.9 節 で 述 べた 方 法 により[ 達 から 近 似 できる. さらに, 右 辺 第 3 項 を 切 り 上 げれば, 次 式 を 得 る: 問 題. = ( +)を 示 せ. QY (>) =QY = 1 2=. 以 上 は 期 初 払 いの 場 合 であったが, 期 末 払 いの 年 = 回 払 い 終 身 生 命 年 金 現 価 は, Q (>) =QY (>) 1 = により 求 められる. 3.4 連 続 生 命 年 金 連 続 生 命 年 金 は 離 散 時 間 の 生 命 年 金 の 連 続 版 である.その 現 価 は 次 により 与 えられる. 上 式 に を 代 入 すると, Qî =v C W = 1 v D W. =exp? v D5 ; C= Qî =v exp? v (+ D5 )W.@W を 得 る.ここでは, は 連 続 変 数 としての 年 齢 Uの 関 数 として 与 えられているものとする. 一 方, 連 続 生 命 年 金 とは 分 割 払 い 生 命 年 金 の 分 割 回 数 を 無 限 大 にしたものであると 考 えて, 次 のように 定 義 することもできる:

40 36 Qî = lim QY (>). > 前 項 の 結 果 を 使 うと, 近 似 式 または を 得 る. Qî =C QY 1 2 O ü, Qî =QY ( +) 問 題.オイラー マクローリンの 総 和 公 式 を 用 いて, 上 に 掲 げたQî の2 番 目 の 近 似 式 を 導 け. 例. ゴムパーツ-メーカムの 法 則 : =O+Œ ¼ の 下 で,Qî は 次 のようにかける: Qî =v exp? v(+o+œ ¼( D5) )W.@W. これより, が 従 う. *Qî *O =*Qî * 問 題. 上 の 関 係 はどのような 意 味 を 持 つか.また,Qî はŒやγにどのように 依 存 するか. 問 題.ゴムパーツ-メーカムの 法 則 : =O+Œ ¼ の 下 で Qî を 計 算 せよ.[2.4 節 で 求 め たゴムパーツ-メーカムの 法 則 の 下 での 完 全 平 均 余 命 の 式 において O +O とおきかえ よ.] 3.5 完 全 生 命 年 金 とその 精 密 化 (1) 完 全 生 命 年 金 年 金 の 支 払 い 日 と 死 亡 時 の 間 の 差 を 考 慮 して, 死 亡 時 に 年 金 額 の 一 部 が 支 払 われる 生 命 年 金 を 考 える.これは 完 全 生 命 年 金 と 呼 ばれる.その 支 給 条 件 は 次 の 通 りである. (i) 受 給 者 が 各 = 分 期 末 に 生 存 しているならば, 年 金 1/= を 支 払 う. (ii) 受 給 者 の 死 亡 時 に, 直 近 の 支 払 い 日 から 経 過 した 時 間 に 比 例 した 額 を 支 払 う. 完 全 生 命 年 金 現 価 をQ という 記 号 でかくことにすると, 次 が 成 り 立 つ:

41 37 Q =Q (>) +Û (>). 第 1 項 は, 年 = 回 払 いの( 期 末 払 ) 終 身 生 命 年 金 現 価 であり, 既 に3.3 節 で 求 めた. 第 2 項 は, 死 亡 した 場 合 に 支 払 われる 給 付 の 現 価 であり, 次 のように 見 積 もられる. > > (>) 1 Û = KKv þc D E > Dº [LU++ 7 [ = +þm LU++ 7 = +þm Wþ., E, 各 歳 における 死 亡 の 一 様 分 布 の 仮 定 の 下 で, 右 辺 の 総 和 記 号 のなかの > þに 関 する 積 分 =W D C DE >v þc º Wþ =W D C DE > gqø d/> îîîîîîé. よって > (>) 1 Û = KW [ D C KC E >, E, gqø d/> îîîîîîé ==QY d (>) ø gqø d/> îîîîîîé KW D, [ C となる.ここで, gqø d/> > îîîîîîé =v þcº Wþ=v W > > (>) 1 QYd ø = = KC E > E,, = 1 >^1+ ž1 _Ÿ (= logc) = である. 上 式 により,Û (>) は 生 命 表 と 予 定 利 率 から 計 算 可 能 である. 問 題. gqø d/> îîîîîîéの 計 算 に 使 われた 次 の 不 定 積 分 を 確 かめよ( は 積 分 定 数 ). v W= 1 (+1)+. さらにここで,3.3 節 で 行 ったと 同 様 に, QYd (>) ø C > >, îîîîîîé =v > þcº Wþ C gqø d/> > >v þwþ = 1 2= C >

42 38 なる 近 似 をあえて 行 うならば, を 得 る. Û (>) = 1 2= KW D, C D [ = 1 2= O ü 他 方,オイラー マクローリンの 総 和 公 式 を 用 いて, 以 下 のようにÛ (>) の 近 似 式 を 導 くこと もできる.そのために, 計 算 基 数 ø を で 定 める.ø は ø =v C D [ D D W Wø WU = =v D D W を 満 たすことに 注 意 すると, > > (>) 1 Û = KKv þlø, E, DD E > DºM とかける.ここで, 部 分 積 分 により, 右 辺 の 総 和 記 号 のなかの > > þに 関 する 積 分 =þø DD E v > Dº ø よって, (>) 1 Û = KK 1 = ø, > E, DD ED > > DD E > DºWþ v ø DD E > DºWþ = 1 Wþ. = 1 = ø DD ED > > v ø DD E > DºWþ. úv ø D W となる.ここで,オイラー マクローリンの 総 和 公 式 を 次 の 形 で 用 いる. v ø D W = 1 = v ø D W= 1 = ök ø G D > G, > 1 = K ø D û, 1 2 ( ø +ø ) 1 12= ( ø ø )+. 上 式 右 辺 を1 次 微 分 の 項 までで 打 ち 切 った 式 を 上 のÛ (>) の 式 に 代 入 すると,ø = に 注 意 して >

43 39 Û (>) = 1 L 1 2= ø = ø M= 1 ø 1 2= 12= を 得 る. 上 式 右 辺 の は,2.9 節 で 述 べた 方 法 で[ 達 から 近 似 できる.さらに,ø を と 近 似 すれば, となる. ø =v C D [ D D W KC DD, (2) 完 全 生 命 年 金 より 一 般 的 なケース D?v [ D5 D5 W. Û (>) = 1 2= O ü 1 DD W D さらに 年 金 支 払 いにおける 運 営 上 の 制 約 を 考 慮 し, 次 のような 状 況 を 考 える. (i ) 年 金 の 支 払 いは, 例 えば 年 6 回 払 いの 場 合 偶 数 月 の 末 日 といったように, 暦 の 上 で 定 め られた 日 になされる. 一 般 に, 年 金 は 月 単 位 で 年 = 回 支 払 われるものとし, 受 給 者 が 定 めら れた 支 払 い 月 の 末 に 生 存 しているならば, 年 金 1/= を 支 払 う.ここでは,=は12の 約 数 で あるとする.すなわち,=X=12とおくと, 年 金 はXカ 月 毎 に 支 払 われる. (ii ) 受 給 者 が 死 亡 した 場 合, 直 近 の 支 払 い 日 から 死 亡 した 日 の 属 する 月 までの 年 金 が 次 の 支 払 い 日 に 支 払 われる. この 生 命 年 金 の 現 価 を Q (>) という 記 号 で 表 わすこととする. 以 下 この 値 を 計 算 するにあた っては, 条 件 (i )に 関 して, 受 給 者 は 支 払 い 月 の 翌 月 の 初 めに 年 金 開 始 年 齢 に 達 するものと 仮 定 する(したがって,この 受 給 者 が 生 存 して 最 初 の1/=の 年 金 を 受 給 するのは 年 金 開 始 年 齢 に 達 した 日 からXカ 月 後 の 支 払 い 日 である).したがって, (>) (>) (>) Q =Q +Û が 成 り 立 つ. 上 述 の 仮 定 により, 生 存 している 受 給 者 に 支 払 われる 年 金 現 価 は, 第 1 項 の 年 = 回 払 いの( 期 末 払 ) 終 身 生 命 年 金 現 価 に 等 しい.これは, 既 に3.3 節 で 求 めた. 一 方, 第 2 項 の 死 亡 した 年 金 受 給 者 に 関 する 最 終 支 払 い 額 の 現 価 は, 次 のように 見 積 もられ る. (>) 1 Û = > [ KKv ç12þè, > E, ED 12 CD, > [LU++ 7 = +þm LU++ 7 = +þm Wþ.

44 4 ここで,çUè は U 以 上 の 最 小 の 整 数 を 表 す. 各 歳 における 死 亡 の 一 様 分 布 の 仮 定 の 下 で, 右 辺 の 総 和 記 号 のなかの となる.よって となる.ここで, þに 関 する 積 分 =W D C DED > K x 12 > (>) 1 Û = KW [ D C KC ED >, E, G, =W D C DED > =+12 24=. =+12 24= ==+12 24= Q d ø > Q (>) d ø = 1 = KC E > E, (>) K W D C [ とおいた. 上 式 により,Û (>) は 生 命 表 と 予 定 利 率 から 計 算 可 能 である., さらにここで, > Q (>) d ø = 1 = KC E > E, C > b E jù > =C >D > なる 近 似 をあえて 行 うならば, を 得 る. Û (>) = =+12 24= C > K W D C D [, = =+12 24= C > Oü 問 題. 受 給 者 が 年 金 開 始 年 齢 に 達 するのが, 必 ずしも 支 払 い 月 の 翌 月 の 初 めとは 限 らない 場 合 のQ (>) の 計 算 式 を 求 めよ.この 場 合, 条 件 (i )に 関 しては, 生 存 している 年 金 受 給 者 の 最 初 の 支 払 い 額 は, 年 金 開 始 年 齢 に 達 した 月 から 初 めての 支 払 い 月 までの 年 金 額 (これは 一 般 にXカ 月 分 の 年 金 額 1/=より 小 さい)と 修 正 する 必 要 がある.また, 条 件 (ii )に 関 しては, どのような 修 正 が 必 要 であるか.

45 生 命 年 金 現 価 のみたす 漸 化 式 と 微 分 方 程 式 離 散 的 な 場 合, QY =KC G G G, において, 第 1 項 をくくり 出 し, 第 2 項 以 下 で G を G D で 置 き 換 えることによ り, 次 の 漸 化 式 ( 差 分 方 程 式 )を 得 る. QY =1+C QY D. 上 式 の 意 味 は, 次 のように 説 明 される.QY を 期 待 現 価 とする 確 率 的 キャッシュフロー P(1,X, G ) X=,1,2, Rは,X=における1 単 位 の 年 金 支 払 いとX 1の 確 率 的 キャッシ ュフローから 成 る. 上 式 は,このように 二 通 りに 表 わした 確 率 的 キャッシュフローの 期 待 現 価 が 等 しいことを 意 味 している. この 漸 化 式 を 用 いて,QY の 値 を 最 終 年 齢 における 条 件 :QYä=から 始 めて, 年 齢 が 下 がる 向 きに 順 次 計 算 することができる. 連 続 的 な 場 合, Qî =v exp? v (+ D5 )W.@W を 微 分 して, 次 の 微 分 方 程 式 を 得 る. WQî WU =(+ )Qî 1. 逆 に, 境 界 条 件 :Qî ä =の 下 で, 上 のQî に 関 する 微 分 方 程 式 を 解 くことにより, 上 記 のQî の 式 が 得 られる. 問 題. 上 のQî に 関 する 微 分 方 程 式 を 解 け. なお, 生 命 年 金 現 価 の 満 たす 漸 化 式 と 微 分 方 程 式 は, 以 下 のように 遷 移 図 を 考 えることによ っても 導 くことができる. 離 散 的 な 場 合, 図 3.1( 左 )より,U 歳 の 者 が,U+1 歳 に 生 存 している 場 合 ( 確 率 )そ の 生 命 年 金 現 価 はQY D,またU+1 歳 までに 死 亡 した 場 合 ( 確 率 1 )その 生 命 年 金 現 価 はである.したがって,U 歳 における 生 命 年 金 現 価 は,これらの 期 待 値 をU+1 歳 からU 歳 ま での1 年 間 分 割 り 引 いた 額 と,U 歳 で 支 払 われる1 単 位 の 年 金 の 和 である.よって, 次 の 等 式 を 得 る.

46 42 QY =1+C9 QY D+(1 ) :=1+C QY D. 図 3.1 生 命 年 金 現 価 の 満 たす 漸 化 式 と 微 分 方 程 式 の 遷 移 図 による 導 出 残 りの 支 払 い 額 の 現 価 残 りの 支 払 い 額 の 現 価 生 存 生 存 支 払 い 1 死 亡 支 払 い 1dt 死 亡 v だけ 割 り 引 かれる 1- ρdt だけ 割 り 引 かれる 問 題. 同 様 な 考 えで, 図 3.1( 右 )から, 連 続 的 な 生 命 年 金 現 価 の 満 たす 微 分 方 程 式 を 導 け. 3.7 確 率 論 的 アプローチ 本 節 では 連 続 生 命 年 金 を 扱 うが, 基 本 的 な 結 果 は 離 散 的 な 場 合 にも 読 み 換 えられる.まず, W W Qîd ü = ; W W = D に 注 意 すれば, 部 分 積 分 により, Qî =v W =v Qîd ü D W ( ) を 得 る. ( ) 式 の 右 辺 は, Qî =v Qîd ü D W =v Qîd ü WÍ( U) =v Qîd ü Pr (< +W) と 表 わすことができる.ここに,Í( U)=Pr ( )である(2.5 節 参 照 ). また, 上 の 関 係 式 は,= Qîd! îîî = (1! )という 確 率 変 数 を 導 入 すれば, Qî = 9:= ß Qîd îîî à!

47 43 と 表 わされる. 確 率 変 数 に 関 連 する 他 の 基 本 量 は 以 下 のように 計 算 できる. まず, の 分 布 関 数 は, 変 数 変 換 によって 次 のように 得 られる. ˆ( )=ÍL 1 [^U 1 log(1 )fum= log(1 ) _. [(U) これより, の 確 率 密 度 関 数 は, 次 のように 求 められる. u( )=ˆ ( )=Í L 1 log(1 )fum 1 1 [^U 1 log(1 ) _ ^U 1 log(1 ) _ 1 = [(U) 1. 次 に, の 分 散 を 求 める.それには 次 の 関 係 を 用 いる. JQÛ9:= 9 : ( 9:) = 9 : (Qî ). いま, とおくと, (,)= Qîd ü ()=v 5 W. = 1 (1 ) z(,){ = 1 (1 2 + )= 2?1 だから, 2 2 z(,) (,2){ 9 := 2 zqî îîîî Q {. ここで, îîîî Q は 利 力 を2 倍 とした 生 命 年 金 現 価 を 表 わす.よって, JQÛ9:= 2 zqî îîîî Q { (Qî ) を 得 る.

48 44 問 題. 死 力 一 定 =,かつ, 利 力 一 定 = の 仮 定 の 下 で, 次 の 量 を 求 めよ. Qî = 9: ; JQÛ9: ; Pr(>Qî ). さらに,ゴムパーツ-メーカムの 法 則 の 下 でこれらの 量 を 計 算 せよ. 一 方,( ) 式 の 中 辺 は 次 のようにかける. Qî =v W =v ÍÐ( U)W =v Pr ( >)W. ここに,ÍÐ( U)=1 Í( U)=Pr ( >) は, 確 率 変 数 の 生 存 関 数 である(2.5 節 参 照 ). この 関 係 式 は, とかける. Qî =JßÍÐ( U)à=J9Pr ( >): 以 上 より,Qî を 二 通 りの 見 方 で 表 わす( ) 式 は, あるいは, 簡 潔 に, と 表 わすことができる. Qî =v Pr ( >)W =v Qîd ü Pr (< +W), Qî =J9Pr ( >):= ß d Qîd îîî d! à さらに, 確 率 過 程 を 用 いたアプローチでは, 確 率 変 数 に 対 して, Þ ( ) ()=}( )=~ 1 ( > のとき) d ( のとき) により 定 義 される 確 率 過 程 Þ ( ) () 9,) を 考 えた(2.6 節 参 照 ).すると, Pr( >)=PrzÞ ( ) ()=1{, Qîd! îîî =JßÞ ( ) ()à=v Þ ( ) ()W

49 45 に 注 意 すれば,( ) 式 は Qî =JßPr (Þ ( ) ()=1)à= žjßþ ( ) ()àÿ と 表 わすことができる. 問 題. 確 率 過 程 Pƒ()R 9,) により 与 えられる 確 率 的 キャッシュフローを 考 える.さらに, 利 力 も 確 率 過 程 P()R 9,) に 従 うとする. 任 意 のと.についてƒ()と(.)は 独 立 であると 仮 定 する. 確 率 変 数 J を J =v ƒ()exp? v により 定 義 するとき,J に 関 する 基 本 量 ( 例 えば 期 待 値 や 確 率 密 度 関 数 等 )はどのように 計 算 されるか.さらに,ƒ()と(.)との 間 に 相 関 がある 場 合 にはどうなるか. 問 題. 離 散 的 な 場 合 についても, 上 と 同 様 に, 関 係 式 QY =KC G G =KQYG DG G G, G, を 確 率 変 数 æ =9 : (9U:は d U d を 超 えない 最 大 の 整 数 を 表 わす)を 用 いて 二 通 りに 表 わせ. 3.8 生 命 年 金 現 価 と 確 定 年 金 現 価 の 間 の 不 等 式 生 命 年 金 現 価 Qî を, 確 定 年 金 現 価 Qîd <î において 支 払 い 期 間 ;= としたもので 近 似 するのは それほど 的 はずれではない.しかし, 厳 密 にはこれら 二 つの 値 は 異 なる. 実 際, 次 の 不 等 式 が 成 り 立 つ: Qî <Qî d± îîî`. この 不 等 式 は,イェンセンの 不 等 式 : 確 率 変 数 ƒと 狭 義 凹 関 数 1 u() に 対 して 9u(ƒ):< u( 9ƒ:) が 成 り 立 つ を 用 いて 示 すことができる. 問 題. 上 の 不 等 式 の 証 明 を 完 結 せよ.[ƒ= とu()=Qîd ü について,イェンセンの 不 等 式 を 適 用 せよ.u ()< を 示 せ.] 1 u(u)が 狭 義 凹 関 数 であるとは, 任 意 のU, と (,1)に 対 し (1 )u(u)+u( )<u((1 )U+ ) が 成 り 立 つことをいう.

50 46 一 方,この 結 果 は,グラフを 見 れば 明 らかであろう( 図 3.2において, 面 積 の 等 しい 二 領 域 に 対 応 する 年 金 額 は 右 側 の 方 が 左 側 より 多 く 割 り 引 かれる).また, 図 より,Qî d± îîî`とqî の 差 が 小 さくなるのは, 死 亡 率 が 平 均 余 命 の 近 傍 でのみ 急 激 に 上 昇 するような 場 合 であること がわかる. 図 3.2 生 命 年 金 と 平 均 余 命 と 確 定 年 金 の 関 係 3.9 生 命 保 険 ( 死 亡 一 時 金 ) 生 命 保 険 ( 死 亡 一 時 金 )は, 被 保 険 者 ( 保 険 加 入 年 齢 U)が 死 亡 した 時,1 単 位 の 保 険 金 を( 期 末 に) 支 払 う 契 約 である. 離 散 時 間 の 場 合, 終 身 生 命 保 険 の 現 価 は, O =K [ DG [ DGD C GD = 1 KW [ [ DG C GD. G, となる.また,O は, 被 保 険 者 が(U+X,U+X+1:の 範 囲 の 年 齢 で 死 亡 する 確 率 を 支 払 い 確 率 とする 確 率 的 キャッシュフローの 期 待 原 価 とみることができる: 問 題. 次 の 関 係 式 を 示 せ. G, O = JP(1,X+1, G DG ) X=,1,2, R. O =CQY Q =1 (1 C)QY. 連 続 時 間 の 場 合, 終 身 生 命 保 険 の 現 価 は 次 のように 計 算 される. Oü =v C D W = 1 v D D W 次 の 関 係 式 が 成 り 立 つことに 注 意 せよ. =v D exp? v (+ D5 )W.@W.

51 47 Oü =v D W =v WÍ( U) これは, =! と 定 義 される 確 率 変 数 に 対 し, であることを 意 味 する.なお, Oü = 9 := 9! : Oü = 9! :=J9 ( U): =v Pr ( +W). が 成 り 立 つことに 注 意.ここで, ( U)は の 確 率 密 度 関 数 である. 問 題. の 分 布 関 数 と 確 率 密 度 関 数 を 求 めよ. 問 題. は,3.7 節 で 考 えた 確 率 過 程 Þ ( ) () 9,) を 用 いて =J * * Þ( ) () と 表 わされることを 確 かめよ.ここに, Þ( ) ()=( ) z()はデルタ 関 数 {. 問 題.Oü は 次 の 微 分 方 程 式 を 満 たすことを 示 せ.また,この 式 の 意 味 を 述 べよ. WOü WU =(+ )Oü. さて,3.7 節 で 定 義 した= Qîd! îîî = (1! )と 上 で 定 義 した =! との 間 には, + =1 という 関 係 がある.この 期 待 値 をとれば 次 の 関 係 式 が 成 り 立 つ. Qî +Oü =1. 問 題. 上 の 関 係 式 を 定 義 式 から 部 分 積 分 を 用 いて 示 せ.また, 次 を 示 せ. WQî WU =d d Qî Oü. 生 命 表 を 用 いてOü を 近 似 する 式 は 以 下 の 通 り:

52 48 Oü = 1 v C [ [ D D W D D = 1 [ Kv C 5 [ D5 D5 W., 1 KC D v [ [ D5 D5 W. = 1 KW [ D C D.,, 3. 連 生 年 金 ( 特 に 遺 族 年 金 ) 本 章 では, 受 給 者 が 一 人 である 単 生 年 金 のみを 考 えたが, 受 給 者 が 複 数 となる 連 生 年 金 を 考 える 必 要 が 生 ずることがある.ここでは, 典 型 例 として, 一 組 の 夫 婦 から 成 る 世 帯 ( 夫 をX, 妻 をYで 表 わす)に 支 払 われる 年 金 について 補 足 する. 連 生 年 金 を 定 義 するには, 生 存 モデルを 複 数 の 個 人 の 生 存 状 態 に 拡 張 する 必 要 がある.= の 時 点 におけるXの 年 齢 をU 歳,Yの 年 齢 を 歳 とする.2.6 節 でみたように,XとYのそれ ぞれに 関 して, 時 点 において 生 存 していれば1, 死 亡 していればの 値 をとる 確 率 過 程 が 考 えられる(XとYは 異 なる 死 亡 法 則 に 従 うことに 注 意 せよ).それらを d Þ ( ) () d, dþ () () d ( )と 表 わす.Þ ( ) ()とÞ () ()は 独 立 であると 仮 定 すると Pr^Þ ( ) ()=7 Þ () ()=q_=pr^þ ( ) ()=7_ Pr^Þ () ()=q_, 7,q P,1R が 成 り 立 つ.この 値 を (7,q)と 表 わすと, 時 点 において d d (i) XもYも 共 に 生 存 している 確 率 : = (1,1)= 1 (ii) Xは 死 亡 しYが 生 存 している 確 率 : = (,1)= (iii) Xは 生 存 しYが 死 亡 している 確 率 : = (1,)= となる.これらの 生 存 確 率 に 基 づく( 期 初 払 い) 生 命 年 金 現 価 をQY, QYd, QYd と 表 わす. 次 の 関 係 式 が 成 り 立 つことに 注 意. QYd = QY QY ; QYd = QY QY. これらを 用 いて 以 下 では 二 通 りの 年 金 現 価 を 求 める. 第 一 に, 夫 に1 単 位 の 老 齢 年 金 を 支 払 い, 夫 が 死 亡 した 場 合,その 妻 に (< 1)の 割 合 を 遺 族 年 金 として 終 身 支 払 う 場 合 の 老 齢 年 金 と 遺 族 年 金 の 現 価 をO( )とかくと, O( )=QY + QYd =QY + QY QY 1 通 例 の 記 法 に 従 ったが, 一 般 に, と は 異 なる 死 亡 法 則 に 従 う 生 存 確 率 であることに 注 意.

53 49 を 得 る. 図 3.3( 左 ) 参 照.なお, 世 帯 に 支 払 われる 年 金 には 妻 の 老 齢 年 金 を 別 途 考 慮 す る 必 要 がある. 第 二 に, 夫 婦 では1 単 位, 単 身 になった 場 合 (< 1)を 終 身 支 払 う 老 齢 年 金 の 現 価 を Œ( )とかくと, Œ( )=QY + zqyd +QYd {= QY + QY+(1 2 )QY を 得 る. 図 3.3( 右 ) 参 照. 図 3.3 X Y X Y 1 1 α α 1 α 注 意. 子 供 に 支 払 われる 遺 族 年 金 ( 遺 児 年 金 )も 同 様 の 扱 いが 可 能 である.ただし, 遺 児 年 金 は, 受 給 者 が 二 人 以 上 の 場 合 もあり 得 る(その 場 合, 最 年 少 の 子 供 に 着 目 すればよい), また, 受 給 者 が 成 人 したり 学 校 教 育 を 終 えた 時 点 で 給 付 が 終 了 することから 年 金 の 支 払 いは 有 期 である( 受 給 者 が 障 害 を 持 っているような 場 合 には 継 続 して 支 給 される),といった 点 を 考 慮 する 必 要 がある. 3.B 数 学 公 式 補 遺 1 本 節 では, 本 章 で 証 明 なしに 用 いた 数 学 公 式 のうち, (i) 生 命 表 の 生 存 関 数 l x から 死 力 µ x を 近 似 する 際 に 用 いた 数 値 微 分 法 の 公 式 ; (ii) 連 続 生 命 年 金 現 価 や 完 全 生 命 年 金 現 価 の 近 似 式 を 導 くときに 用 いたオイラー マクロー リン(Euler-Maclaurin)の 総 和 公 式 ;および, (iii) 年 m 回 分 割 払 いの 生 命 年 金 現 価 の 近 似 式 を 導 くときに 用 いたウールハウス(Woolhouse)の 総 和 公 式 について 補 足 する.これらの 公 式 は,テイラー 展 開 とニュートンの 前 進 差 分 公 式 の, 微 分 な らびに 差 分 演 算 子 による 形 式 的 な 表 現 を 適 用 することにより, 簡 潔 に 表 すことができる. なお,(ii),(iii)に 関 しては,これらの 公 式 を 使 わずとも, 死 亡 の 一 様 分 布 の 仮 定 を 用 いるこ とにより, 生 命 表 から 計 算 可 能 な 年 金 現 価 の 近 似 式 を 導 くことができることを 注 意 しておく. 1 本 節 は[irose1] Chap 1.に 基 づく.

54 5 以 下 考 える 関 数 u(u)は 実 数 上 において 無 限 回 連 続 微 分 可 能 とする. (1) テイラー 展 開 とニュートンの 前 進 差 分 公 式 関 数 u(u)のu=qにおける 最 初 のn 項 までとったテイラー 展 開 は 次 で 与 えられる: ここに, 剰 余 項 は < u(u)=k u(g) (Q) (U Q) G + X! < (U). G, であり, U Q <Û において 1 < (U)= (; 1)! v (U )< u (<) ()W < (U) u (<) v (U )< (; 1)! W u (<) Û < ;! と 評 価 される(ここで はsupノルム). 以 下 この 項 では,u(U)は 各 点 の 近 傍 で 剰 余 項 がnが 無 限 大 の 極 限 でになる,すなわち 実 解 析 的 と 仮 定 する. テイラー 展 開 を 用 いると, 実 解 析 関 数 u(u)の 引 数 x を 有 限 な h だけずらしたものは 形 式 的 に u(u+h)=k u(g) (U) h G = u(u) X! G, とかける.ここに, は 微 分 演 算 子 = である. 一 方, 次 数 n の 多 項 式 (U) に 関 するニュートンの 前 進 差 分 公 式 は < (U)=K^U Q X _ G (Q) とかける.ここに は 前 進 差 分 (U)= (U+1) (U)である. これは 二 項 定 理 を 使 って 形 式 的 に G, (U+h)=KL h X M Δ G (U)=(1+Δ) (U) G,

55 51 とかくことができる( G (U)=, X>; に 注 意 ). ここで (>) u(u)==9u(u+1 = ) u(u):==9(1+ ) > 1:u(U) と 定 義 すると,Δ () u(u)=δu(u) かつ lim > Δ (>) u(u) =u (U) であり, 上 の 結 果 は と 簡 潔 な 形 に 表 わされる. > =1+ =?1+ (>) なお, 上 の 関 係 式 と, 利 力, 利 率, 年 m 回 転 化 の 名 称 利 率 の 間 に 成 り 立 つ 関 係 式 との 形 式 上 の 類 似 に 注 意 しておく. =1+7=?1+ 7(>) > 一 方, 上 に 述 べた =1+ を に 関 して 形 式 的 に 解 くと, =log(1+ )= となるが, 右 辺 は 多 項 式 に 作 用 する 演 算 子 として 定 まり,その 結 果 は 多 項 式 の 微 分 に 一 致 す る.この 関 係 式 を 利 用 して 微 分 を 高 階 差 分 で 表 わすことができる.データの 対 称 性 をいかす には,スターリング(Stirling)の 補 間 公 式 1 を 微 分 することによって 得 られる, =K ( 1)G (X!) (2X+1)! GD G, を 用 いればよい.ここに,μu()=½9u(+½)+u( ½):( 中 心 平 均 ),δu()=u(+½) u( ½)( 中 心 差 分 )である. 上 式 の 初 項 だけをとれば3 点 近 似 公 式 が, 最 初 の2 項 をとれ ば5 点 近 似 公 式 が 得 られる. 1 スターリングの 補 間 公 式 は 次 の 通 り: (U)= ()+K G (U) GD () +K ± G (U) G (). G, G, ここに,μ ()=½9 (+½)+ ( ½):;δ ()= (+½) ( ½),かつ, G (U)=L U+X 2X+1 M=U(U 1) (U X ) (2X+1)! ; ± G (U)= U 2X LU+X 1 (U 1) (U (X 1) ) 2X 1 M=U. (2X)! この 公 式 の 証 明 については,[irose1] Chap 1.を 参 照 されたい. 数 値 微 分 法 の 公 式 を 導 くには,ある 関 数 u(u)のu=+x (X=,±1, ±2,,±=) における 値 が 与 えられたとして, (U)=u(+U)に 上 記 スターリングの 補 間 公 式 を 適 用 し,u ()を ()で 近 似 せよ.

56 52 (2) オイラー マクローリンの 総 和 公 式 とウールハウスの 総 和 公 式 区 間 [M, N] (N-Mは 正 の 整 数 )において, 関 数 u(u)に 関 するn-1 階 微 分 までとったオイラー マクローリンの 総 和 公 式 は 次 で 与 えられる: ここに, 剰 余 項 は ô Ku(X) G, ô =v u(u)wu < = ( 1)< ;! < + d K Œ G u (G) (U) X! G, ô v Œ < (U)u (<) (U)WU. ô, なお, 上 式 に 現 れるベルヌーイ 数 Œ < は 次 の 母 関 数 で 定 められる: 最 初 のいくつかのベルヌーイ 数 は, 1 =KŒ < <. ;! <, + <. Œ =1, Œ = 1 2, Œ = 1 6, Œ =, Œ = 1 3, Œ =, Œ! = 1 42 等 々である.また 剰 余 項 の 被 積 分 関 数 に 現 れるŒ < (U)とは,ベルヌーイ 多 項 式 Œ < (U) < G, z < G { Œ G U <G の 区 間 [, 1]での 値 を 周 期 的 に 延 長 したもの,すなわちŒ < (U)= Œ < (U 9U:) (ここで[x]は x を 超 えない 最 大 の 整 数 を 表 わす)である. オイラー マクローリンの 総 和 公 式 の 剰 余 項 を 上 から 評 価 すると, < 1 ;! max Œ <(U) v éu (<) (U)éWU # # ô æ (2ï) <u(<) (æは 正 の 定 数 ) となる(ここで はL 1 ノルム). 以 下 この 項 では, 考 えている 区 間 において 上 の 不 等 式 の 最 右 辺 はnが 無 限 大 の 極 限 でになると 仮 定 する.このとき, 前 項 の 注 意 からこの 区 間 の 内 部 でu(U)は 実 解 析 的 であることに 注 意. オイラー マクローリンの 総 和 公 式 は,ベルヌーイ 数 の 母 関 数 に 形 式 的 に 微 分 演 算 子 を 代 入 して

57 G, 53 dδ ô u(x) G, = d K Œ G u (G) (U) X! ô, = d ô 1 1 u(u)f, と 表 わされる.ここで d Δ u(x) d = d E$Gu(7) d,また, u(u) は u(u) の 原 始 関 数 の 意 味 と 約 束 する.この 式 は,より 簡 潔 に, = 1 1 とかける.これは, =1+ を に 関 して 解 いた 形 になっていることに 注 意. ウールハウスの 総 和 公 式 は, >< 1 = KuLQ+ X = M =Ku(Q+X) G, < G, とかける.これは 次 のように 書 き 換 えられる. >< = 1 2= 9u(Q)+d u(q+x): K Œ G (2X)! 1 = K ulq+ X = M = Ku(Q+X) d K Œ G u (G) (Q+U) X! G, < G, これを 演 算 子 形 式 で 簡 潔 にかくと G, < G,, + d K Œ G X! G, z (>) { = = /> 1 となり, 先 に 掲 げた 同 様 の 式 と 形 式 上 整 合 的 である. = G 1 = G 1 = G u (G) (Q+U) u (G) (Q+U) ウールハウスの 総 和 公 式 はオイラー マクローリンの 総 和 公 式 から 導 かれる. 一 方,ウール ハウスの 総 和 公 式 においてm を 無 限 大 にした 極 限 をとると, lim >< > u^q+ G _ > G, = > < u(q+u)wu に 注 意 すれば,オイラー マクローリンの 総 和 公 式 が 再 び 得 られる. <,. <,

58 54 第 4 章 公 的 年 金 の 財 政 分 析 の 方 法 本 章 では,まず 公 的 年 金 に 関 する 三 つの 財 政 指 標 を 定 義 し,それらの 意 味 と 用 途 について 調 べる. 次 いで 年 金 財 政 が 長 期 的 に 健 全 に 維 持 されるための 条 件 と 保 険 料 率 の 長 期 的 な 設 定 方 法 について 説 明 する. 保 険 料 率 の 設 定 にあたって 要 請 される 条 件 は, 先 進 国 の 例 にみるよう に, 多 くの 場 合 財 政 指 標 を 用 いて 述 べることができる.そこで 本 章 の 後 半 では, 財 政 指 標 に 関 する 条 件 を 満 たすような 保 険 料 率 の 一 般 的 な 設 定 方 法 について 詳 しく 解 説 する. 4.1 公 的 年 金 制 度 の 財 政 指 標 とそれらの 意 味 被 保 険 者 が 拠 出 する 保 険 料 と 積 立 金 の 運 用 収 入 ( 国 庫 負 担 がある 場 合 もあるが,ここでは 考 慮 しない)を 財 源 とする, 給 付 建 ての 年 金 制 度 を 考 えよう.この 年 金 制 度 の 収 入 支 出 の 各 項 目 の 間 には, 次 の 関 係 式 が 成 り 立 つ( 図 4.1 参 照 ). ()= ()+g(), (4.1) ()= () %(), (4.2) ˆ()=ˆ() ˆ( 1)=() Œ(), (4.3) g()=^&1+7() 1_z () Œ(){+7()ˆ( 1). (4.4) ここで, () : 年 における 総 収 入 () : 年 における 保 険 料 収 入 () : 年 における 保 険 料 率 %() : 年 における 拠 出 対 象 所 得 総 額 g() : 年 における 運 用 収 入 Œ() : 年 における 総 支 出 ( 支 出 は 給 付 費 のみからなるとする) ˆ() : 年 末 における 積 立 金 7() : 年 における 積 立 金 の 運 用 利 回 り である. 図 4.1 公 的 年 金 制 度 の 収 支 構 造 保 険 料 給 付 費 国 庫 負 担 事 務 管 理 費 運 用 収 入

59 55 一 つの 制 度 の 財 政 状 態 の 時 系 列 の 変 遷 を 記 述 する 場 合 や, 規 模 の 異 なる 複 数 の 制 度 の 財 政 状 態 を 比 較 する 場 合 には, 収 入 や 支 出 の 名 目 額 を 扱 うよりも, 正 規 化 された 財 政 指 標 を 用 いた 方 がみやすい. 以 下 では, 賦 課 費 用 率, 積 立 比 率, 収 支 比 率 と 呼 ばれる 三 つの 財 政 指 標 を 定 義 する. 第 一 に, 年 における 賦 課 費 用 率 (pay-as-you-go cost rate) または 年 金 費 用 率 (pension cost rate) は, 次 の 通 り 定 義 される: T' ()= Œ() %(). これは,ある 年 の 年 金 給 付 費 がその 年 の 保 険 料 により 賄 われるとした 場 合 に 必 要 な 保 険 料 率 に 等 しい.さらに, 賦 課 費 用 率 は 次 の 二 要 素 の 積 に 分 解 される: T' ()=W() þ(). ここで W() は 年 金 制 度 扶 養 指 数 (system dependency ratio) 成 熟 度 とも 呼 ばれる であり, 年 金 者 人 口 の 現 役 拠 出 者 人 口 に 対 する 比 率 として 定 義 される.また,þ() は 平 均 所 得 代 替 率 (system replacement ratio)であり, 平 均 年 金 額 の 平 均 拠 出 対 象 所 得 に 対 する 比 率 として 定 義 される. 上 の 関 係 は, 年 金 者 一 人 を 支 える 現 役 拠 出 者 の 数 が 少 ないほど,また, 平 均 拠 出 対 象 所 得 対 比 でみた 平 均 年 金 額 の 水 準 が 高 いほど, 賦 課 費 用 率 は 高 くなることを 意 味 する.し たがって, 平 均 所 得 代 替 率 が 大 きく 変 動 しないならば, 急 速 な 人 口 構 造 高 齢 化 は, 年 金 制 度 扶 養 指 数 ( 成 熟 度 )の 上 昇 を 通 じて, 賦 課 費 用 率 ( 年 金 費 用 率 )の 急 速 な 上 昇 を 引 き 起 こす ことが 予 測 される. 第 二 に, 年 における 積 立 比 率 (funding ratio; reserve ratio)は, 次 の 通 り 定 義 される: Q()=ˆ( 1) Œ() 積 立 比 率 は, 年 金 制 度 が 年 初 において 保 有 している 積 立 金 がその 年 の 支 出 の 何 年 分 に 相 当 するかを 測 る 指 標 である.この 指 標 は 積 立 金 の 相 対 的 規 模 を 表 わす. 第 三 に, 年 における 収 支 比 率 (balance ratio)は, 次 の 通 り 定 義 される: (()= Œ() () g() 収 支 比 率 は, 支 出 と 保 険 料 との 差 ( 保 険 料 収 入 を 上 回 る 支 出 額 )の 運 用 収 入 に 対 する 比 率 を 表 す.この 指 標 の 意 味 を 明 確 化 するため, 保 険 料 収 入 は 現 金 と 等 価 であるのに 対 し, 運 用 収 入 の 流 動 性 は 一 般 に 資 産 の 種 類 によることに 注 意 する 必 要 がある.したがって, 収 支 比 率 は, 保 険 料 が 支 出 に 不 足 する 場 合,その 不 足 分 をカバーするために 現 金 化 する 必 要 がある 運 用 収 入 の 割 合 を 表 す.なお, 積 立 金 を 取 り 崩 して 支 出 にあてることも 可 能 であるが, 一 般 に, 長..

60 56 期 運 用 している 資 産 を 流 動 化 するためには 特 別 な 配 慮 が 必 要 である(なお,4.5 節 (3)5 参 照 ). なお, 年 におけるキャッシュフローを ()= () Œ()と 定 めると, 当 該 年 における 収 支 比 率 は, 次 のようにかける: (()= () g(). したがって,キャッシュフローが 正 のとき 収 支 比 率 は 負 の 値 をとり, 逆 にキャッシュフロー が 負 のとき 収 支 比 率 は 正 の 値 をとることに 注 意. 収 支 比 率 は, 年 金 制 度 の 異 なる 財 政 状 態 の 様 相 を 特 徴 付 ける. 当 初 は 支 出 ( 給 付 費 )が 小 さ いが 制 度 の 成 熟 化 に 伴 い 徐 々に 増 加 し 最 終 的 には 保 険 料 収 入 を 上 回 る 仮 想 的 な 年 金 制 度 を 考 える 1.この 制 度 の 発 足 時 点 を 年 とする. 第 Ⅰ 段 階 では, 支 出 を 賄 うのに 十 分 な 保 険 料 があり, 収 支 比 率 は 負 の 値 をとる. 保 険 料 収 入 がちょうど 支 出 と 一 致 する 時 点 を 年 とする. 第 Ⅱ 段 階 では, 保 険 料 収 入 のみでは 支 出 を 賄 うのに 十 分 ではないが 運 用 収 入 の 一 部 を 支 出 に 充 てることにより 収 支 は 依 然 黒 字 である.このとき, 収 支 比 率 はと1の 間 の 値 をとる. 収 支 がゼロとなる 時 点 を 年 とする. 最 後 に, 第 Ⅲ 段 階 では, 総 収 入 が 支 出 を 下 回 り, 赤 字 分 は 積 立 金 の 取 り 崩 しにより 賄 われる.この 場 合, 収 支 比 率 は1より 大 きい.ここで 何 の 対 策 も うたなければ, 最 終 的 に 積 立 金 は 枯 渇 するに 至 る 2.その 時 点 を 年 とする. 図 4.2 仮 想 的 な 年 金 制 度 の 収 支 見 通 し 金 額 年 以 上 を 要 約 すると, 次 の 表 のようになる. 1 すべての 公 的 年 金 制 度 がこのような 段 階 を 経 るわけではないことに 注 意 する 必 要 がある. 2 実 際,199 年 から21 年 代 にかけて, 中 東 欧 の 移 行 経 済 国 における 賦 課 方 式 の 公 的 年 金 制 度 では, 保 険 料 が 支 出 に 不 足 し, 赤 字 分 の 補 填 を 国 家 予 算 に 頼 っている.

61 57 表 4.1 収 支 比 率 と 財 政 状 態 の 関 係 期 間 収 支 比 率 収 支 状 況 キャッシ ュフロー 積 立 金 (, ) (()< Œ()< () 正 増 加 (()= Œ()= () ゼロ 増 加 (, ) <(()<1 ()<Œ()<() 負 増 加 (()=1 Œ()=() 負 極 値 (, ) (()>1 Œ()>() ( ˆ()<) 負 減 少 財 政 状 況 保 険 料 は 支 出 を 上 回 り, 運 用 収 入 を 流 動 化 する 必 要 はない. 保 険 料 は 支 出 に 等 し い. 保 険 料 は 支 出 より 小 さ いが, 運 用 収 入 を 含 め ると 収 支 は 正 ( 黒 字 ). 保 険 料 と 運 用 収 入 は 支 出 に 等 しい. 収 支 はゼ ロである. 総 収 入 は 支 出 に 不 足. 収 支 は 負 ( 赤 字 )で, 積 立 金 は 減 少 する. 一 方,キャッシュフローと 積 立 金 の 関 係 は, 位 相 図 を 用 いて 記 述 することもできる. 積 立 金 の 運 用 利 回 り7は 時 間 によらず 一 定 と 仮 定 すると, 本 節 の 最 初 に 掲 げた(4.3) 式 と(4.4) 式 より, 積 立 金 の 時 間 発 展 を 記 述 する 次 の 差 分 方 程 式 が 得 られる: ˆ()= 1+7 ()+7 ˆ(). 図 4.3 仮 想 的 な 年 金 制 度 における 積 立 金 の 時 間 発 展 の 位 相 図 L 第 II 段 階 F 第 III 段 階 第 I 段 階 積 立 金 の 枯 渇 D ˆ 平 面 の 上 半 分 の 領 域 の 各 点 は, 年 金 制 度 の 財 政 状 態 を 表 すと 考 えられる. 図 の 曲 線 は

62 58 上 述 の 仮 想 的 な 年 金 制 度 の 財 政 状 態 の 時 間 発 展 を 表 す. 図 からわかるように, 上 半 平 面 は, 収 支 比 率 の 値 によって 三 つの 領 域 に 分 割 される. 第 Ⅰ 段 階 は とˆの 双 方 が 正 である 第 1 象 限 に 対 応 する. 第 Ⅱ 段 階 は 縦 軸 と 右 下 がりの 直 線 wとの 間 の 領 域 に 対 応 する.ここで, 直 線 w はそこで 積 立 金 が 極 値 をとる(すなわち, ˆ()=である) 点 の 全 体 であり, ˆ= で 与 えられる. 第 Ⅲ 段 階 は 上 半 平 面 で 直 線 wより 左 側 の 領 域 に 対 応 する. 4.2 長 期 的 収 支 均 衡 の 条 件 と 流 動 性 確 保 の 条 件 財 政 的 観 点 から 年 金 制 度 の 健 全 性 を 評 価 するためには, 二 つの 条 件 が 考 慮 されるべきである. 一 つは, 長 期 的 な 収 支 均 衡 (ソルベンシー)の 条 件 であり,もう 一 つは 給 付 支 払 いが 円 滑 に 行 われるための 収 入 における 流 動 性 確 保 の 条 件 である. 第 一 に, 年 金 制 度 の 長 期 的 収 支 均 衡 の 条 件 は, 次 のように 定 式 化 される. J9 ():+ˆ=J9Œ():. ここで ()は 将 来 保 険 料 収 入 の 推 計 値,ˆは 再 計 算 基 準 時 点 ( 年 初 )において 保 有 する 積 立 金,Œ()は 将 来 給 付 費 の 推 計 値 である.J9 :は 現 価 を 意 味 する.なお, 上 に 述 べた 長 期 的 収 支 均 衡 の 条 件 は, 次 の 条 件 と 同 値 であることに 注 意 せよ: lim Cˆ()=. ここでCは 割 引 率 である.なお,この 条 件 は, 有 限 均 衡 期 間 9,:の 場 合 には 最 終 年 度 末 の 積 立 金 がゼロになる,すなわちˆ()=という 条 件 に 同 値 である. 年 金 制 度 の 長 期 的 収 支 均 衡 の 条 件 を 検 証 するためには, 以 下 に 示 す 数 理 的 バランスシート ( 数 理 的 貸 借 対 照 表 )がしばしば 用 いられる. 表 4.2 年 金 制 度 の 数 理 的 バランスシート 資 産 負 債 積 立 金 : ˆ 給 付 現 価 : J9Œ():= Ä(), (DE) 保 険 料 現 価 : š() J9 ():= 数 理 的 収 支 : ˆ+J9Œ(): J9 ():, (DE)

添 付 資 料 の 目 次 1. 当 四 半 期 決 算 に 関 する 定 性 的 情 報 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 説 明 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 説 明 2 (3) 連 結 業 績 予 想 などの 将 来 予 測 情 報 に 関 する 説 明 2 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 3 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間

More information

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene.

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene. 平 成 23 年 3 月 期 第 1 四 半 期 決 算 短 信 日 本 基 準 ( 連 結 ) 平 成 22 年 8 月 11 日 上 場 会 社 名 松 井 建 設 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コ ー ド 番 号 1810 URL http://www.matsui-ken.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 松 井 隆 弘 ( 役 職

More information

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一 貸 借 対 照 表 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 内 訳 金 額 科 目 内 訳 金 額 流 動 資 産 千 円 千 円 流 動 負 債 千 円 千 円 預 金 5,145,515 預 り 金 240, 有 価 証 券 2,000,000 未 払 金 274, 前 払 費 用 61,184 未 払 収 益 分 配 金 789 未 収 入 金 未

More information

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 の 法 令 等 に 準 拠 Up Newsletter 養 老 保 険 の 減 額 逓 増 定 期 保 険 の 取 扱 い 変 更 介 護 費 用 保 険 の 導 入 企 業 の 保 険 のポイント http://www.up-firm.com 1 養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者

More information

スライド 1

スライド 1 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 について 厚 生 労 働 省 年 金 局 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 25 年 法 律 第 63 号 )の 概 要

More information

<95BD90AC825133944E93788C888E5A82CC8A54977620208FEE95F18CF68A4A97702E786C73>

<95BD90AC825133944E93788C888E5A82CC8A54977620208FEE95F18CF68A4A97702E786C73> 平 成 23 年 度 決 算 の 概 要 学 校 法 人 京 都 成 安 学 園 はじめに 1 金 額 は 千 円 未 満 の 端 数 については 四 捨 五 入 し 全 て 千 円 単 位 で 表 記 しているため この 資 料 内 の 表 の 合 計 欄 の 金 額 や この 資 料 と 計 算 書 類 の 金 額 が 一 致 しない 場 合 があります 2 この 資 料 でいう 予 算 額 とは

More information

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越 平 成 25 事 業 年 度 財 務 諸 表 の 概 要 1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越 欠 損 金 792 億 円 : 利 益 剰

More information

<31352095DB8CAF97BF97A6955C2E786C73>

<31352095DB8CAF97BF97A6955C2E786C73> 標 準 報 酬 月 額 等 級 表 ( 厚 生 年 金 ) 標 準 報 酬 報 酬 月 額 厚 生 年 金 保 険 料 厚 生 年 金 保 険 料 率 14.642% ( 平 成 18 年 9 月 ~ 平 成 19 年 8 月 ) 等 級 月 額 全 額 ( 円 ) 折 半 額 ( 円 ) 円 以 上 円 未 満 1 98,000 ~ 101,000 14,349.16 7,174.58 2 104,000

More information

財政再計算結果_色変更.indd

財政再計算結果_色変更.indd 私 たちの 共 済 年 金 財 政 再 計 算 結 果 と 新 保 険 料 率 について 組 合 員 の 皆 さまに これまでリーフレットなどでお 知 らせしてきましたように 本 年 は 組 合 員 の 皆 さまが 加 入 している 共 済 年 金 で5 年 に 一 度 の 財 政 再 計 算 を 行 う 年 になっています 去 る5 月 27 日 に 財 務 省 から 財 政 再 計 算 に 関

More information

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有 平 成 22 年 3 月 期 第 3 四 半 期 決 算 短 信 平 成 22 年 2 月 10 日 上 場 会 社 名 松 井 建 設 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コード 番 号 1810 URL http://www.matsui-ken.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 松 井 隆 弘 問 合 せ 先 責 任 者 ( 役 職 名 )

More information

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66 平 成 26 年 度 健 保 組 合 予 算 早 期 集 計 結 果 の 概 要 平 成 26 年 4 月 18 日 健 康 保 険 組 合 連 合 会 問 い 合 わせ 先 : 健 保 連 企 画 部 調 査 分 析 グループ :03-3403-0926 本 概 要 は 平 成 26 年 度 における 健 保 組 合 の 財 政 状 況 等 を 早 期 に 把 握 するため 26 年 度 予 算

More information

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有 平 成 22 年 3 月 期 第 2 四 半 期 決 算 短 信 平 成 21 年 11 月 11 日 上 場 会 社 名 松 井 建 設 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コード 番 号 1810 URL http://www.matsui-ken.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 松 井 隆 弘 問 合 せ 先 責 任 者 ( 役 職 名 )

More information

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし 3 会 計 基 準 の 見 直 しの 主 な 内 容 (1) 借 入 金 借 入 金 制 度 を 廃 止 し 建 設 又 は 改 良 に 要 する 資 金 に 充 てるための 企 業 債 及 び 一 般 会 計 又 は 他 の 特 別 会 計 からの 長 期 借 入 金 は に 計 上 することとなりまし た に 計 上 するに 当 たり 建 設 又 は 改 良 等 に 充 てられた 企 業 債 及

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1 独 立 行 政 法 人 統 計 センター( 法 人 番 号 7011105002089)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 独 立 行 政 法 人 通 則 法 第 52 条 第 3 項 の 規 定 に 基 づき

More information

Microsoft Word - A04◆/P006-008.doc

Microsoft Word - A04◆/P006-008.doc Ⅰ 簡 易 生 命 表 の 概 要 生 命 表 とは 生 命 表 とは 一 定 期 間 ( 作 成 基 礎 期 間 )におけるある 集 団 の 死 亡 状 況 を 年 齢 の 関 数 ( 生 命 関 数 )として 表 したものである 生 命 関 数 の 中 で 最 も 広 く 使 われている 平 均 余 命 は ある 年 齢 の 者 が 当 該 期 間 での 死 亡 状 況 で 死 亡 していった

More information

弁護士報酬規定(抜粋)

弁護士報酬規定(抜粋) はなみずき 法 律 事 務 所 弁 護 士 報 酬 規 定 ( 抜 粋 ) 2008 年 10 月 改 訂 2014 年 4 月 * 以 下 の 弁 護 士 報 酬 は いずれも 税 込 です ただし D E L の2の 表 に 基 づき 算 出 さ れた 金 額 については 消 費 税 を 上 乗 せした 額 を 弁 護 士 報 酬 とします 目 次 A 法 律 相 談 料 B 顧 問 料 C 手

More information

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~ 第 2 回 社 会 保 険 料 労 働 保 険 料 の 賦 課 対 象 となる 報 酬 等 の 範 囲 に 関 する 検 討 会 平 成 24 年 9 月 20 日 資 料 1 通 勤 手 当 について 1 これまでの 通 勤 に 要 する 費 用 に 関 する 考 え 方 では 通 勤 手 当 の 金 額 が 実 費 弁 償 的 に 算 定 される 場 合 でも それは 通 常 使 用 者 が 負

More information

Microsoft Word - ☆f.doc

Microsoft Word - ☆f.doc 第 1 問 問 1 正 解 2 6,000 千 円 給 与 所 得 の 金 額 は 次 の 式 より 求 める 給 与 所 得 の 金 額 = 収 入 金 額 - 給 与 所 得 控 除 額 まず 給 与 所 得 控 除 額 を 設 例 の 中 の 速 算 表 から 求 め 次 に 上 記 計 算 式 より 給 与 所 得 控 除 後 の 金 額 を 求 めることになる 給 与 所 得 控 除 額

More information

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章 第 4 章 金 要 件 と 金 額 1 ( 高 齢 になった 場 合 に 受 け 取 れる 金 ) 要 件 1 受 資 格 期 間 保 険 料 納 付 済 期 間 と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 わせて25 以 上 あること (ただし 金 額 には 反 映 されないが 受 資 格 期 間 には 算 入 される 合 算 対 象 期 間 があります) 消 費 税 が 引 き 上 げられる 27

More information

https://www.online3.tdnet.info/onre/jsp/tdzz.download?uji.verb=

https://www.online3.tdnet.info/onre/jsp/tdzz.download?uji.verb= 平 成 21 年 3 月 期 平 成 20 年 7 月 31 日 上 場 会 社 名 松 井 建 設 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コード 番 号 1810 URL http://www.matsui-ken.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 松 井 隆 弘 問 合 せ 先 責 任 者 ( 役 職 名 ) 管 理 本 部 経 理 部 長 (

More information

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減 平 成 22 年 度 健 保 組 合 決 算 見 込 の 概 要 平 成 23 年 9 月 8 日 健 康 保 険 組 合 連 合 会 問 い 合 わせ 先 : 健 保 連 企 画 部 調 査 分 析 グループ :03-3403-0926 本 概 要 は 平 成 23 年 3 月 末 に 存 在 した 1,458 組 合 の 22 年 度 決 算 見 込 状 況 を 集 計 した 結 果 をまとめたものである

More information

スライド 1

スライド 1 社 会 保 障 税 一 体 改 革 における 年 金 関 連 法 案 について 年 金 機 能 強 化 法 案 (3 月 30 日 提 出 ) 国 会 提 出 時 の 法 案 の 内 容 1 基 礎 年 金 国 庫 負 担 2 分 の1の 恒 久 化 2 受 給 資 格 期 間 の 短 縮 (25 年 10 年 ) 3 産 休 期 間 中 の 社 会 保 険 料 免 除 4 遺 族 基 礎 年 金

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 株 式 会 社 化 に 伴 う から 特 定 の 員 への 株 式 譲 渡 に 係 る 課 税 関 係 と 手 続 きについて 平 成 20 年 2 月 商 工 中 金 当 資 料 は 貴 において 本 件 取 引 に 関 する 検 討 をされるに 際 して ご 参 考 のための 情 報 提 供 のみを 目 的 として 国 税 庁 の 確 認 を 受 けた 内 容 に 基 づき 商 工 中 金 が

More information

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 3 月 31 日 現 在 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 85,772 流 動 負 債 22,025 現 金 及 び 預 金 49,232 営 業 未 払 金 1,392 営 業 未 収 入 金 6,597 未 払 金 1,173 前 払 費 用 313 未

More information

添 付 資 料 の 目 次 1. 経 営 成 績 財 政 状 態 に 関 する 分 析 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 分 析 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 分 析 3 (3) 利 益 配 分 に 関 する 基 本 方 針 及 び 当 期 次 期 の 配 当 3 2. 企 業 集 団 の 状 況 4 3. 経 営 方 針 5 (1) 経 営 の 基 本 方 針 5 (2) 目

More information

添 付 資 料 の 目 次 1. 当 四 半 期 決 算 に 関 する 定 性 的 情 報 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 説 明 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 説 明 2 (3) 連 結 業 績 予 想 などの 将 来 予 測 情 報 に 関 する 説 明 2 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 3 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間

More information

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾 付 議 第 3 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 に 係 る 意 見 聴 取 に 関 する 議 案 平 成 26 年 2 月 高 知 県 議 会 定 例 会 提 出 予 定 の 条 例 議 案 に 係 る 地 方 教 育 行 政 の 組 織 及 び 運 営 に 関 する 法 律 ( 昭 和 31 年 法 律 第 162 号 )

More information

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財 1. 平 成 24 年 度 正 味 財 産 増 減 計 算 書 平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 科 目 当 年 度 前 年 度 増 減 Ⅰ. 一 般 正 味 財 産 増 減 の 部 1. 経 常 増 減 の 部 (1) 経 常 収 益 弁 済 業 務 保 証 金 運 用 益 869,730,392 846,525,434 23,204,958 弁 済

More information

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提 国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 財 務 省 主 計 局 給 与 共 済 課 長 調 査 主 任 土 谷 晃 浩 加 塩 雄 斗 1.はじめに ( 以 下 19 年 一 元 化 法 案 という )において 厚 退 職 給 付 ( 退 職 金 + 年 金 ( 事 業 主 分 ))の 官 民 均 衡 を 図 る 観 点 から 国 家 公 務 員 の 退 職 手

More information

Microsoft PowerPoint - 2010a1.ppt

Microsoft PowerPoint - 2010a1.ppt 21 年 度 秋 学 期 金 曜 4 限 財 政 学 2 個 人 所 得 課 第 2 回 担 当 : 石 川 達 哉 当 講 義 用 ホームページはhttp://www1.meijigakuin.ac.jp/~ishikawa 2-1. 家 計 の 経 済 的 選 択 行 動 と 課 の 全 体 像 公 共 サービス の 享 受 ( 譲 渡 所 得 課 ) 効 用 ( 経 済 的 な 充 足 ) 消

More information

スライド 1

スライド 1 平 成 28 年 度 市 県 民 税 の 計 算 方 法 ( 鳥 取 市 ) まず 計 算 の 全 体 の 流 れを 示 すと 以 下 のようになります 総 所 得 金 - 所 得 控 除 = ( 千 円 未 満 切 り 捨 て ) 課 税 標 準 所 得 割 の 税 率 6% 所 得 割 の 税 率 4% 算 出 調 整 税 控 均 等 割 所 得 割 - - + 控 除 除 = 算 出 調 整

More information

資料2 年金制度等について(山下委員提出資料)

資料2 年金制度等について(山下委員提出資料) 資 料 2 年 金 制 度 等 について 平 成 27 年 3 月 9 日 山 下 馨 日 本 私 立 学 校 振 興 共 済 事 業 団 理 事 公 的 年 金 制 度 の 仕 組 み 公 的 年 金 制 度 は 加 齢 などによる 稼 得 能 力 の 減 退 喪 失 に 備 えるための 社 会 保 険 ( 防 貧 機 能 ) 現 役 世 代 は 全 て 国 民 年 金 の 被 保 険 者 となり

More information

連結計算書

連結計算書 第 54 期 決 算 公 告 貸 借 対 照 表 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 728,213 流 動 負 債 527,973 現 金 及 び 預 金 22,917 短 期 借 入 金 398,450 営 業 貸 付 金 714,350 1 年 内 返

More information

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務 定 年 制 職 員 ( 研 究 系 ) 給 与 規 程 ( 平 26 規 程 第 75 号 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 国 立 研 究 開 発 法 人 海 洋 研 究 開 発 機 構 ( 以 下 機 構 とい う )の 定 年 制 職 員 ( 研 究 系 ) 就 業 規 程 ( 平 25 規 程 第 80 号 以 下 就

More information

定款

定款 地 方 公 務 員 共 済 組 合 連 合 会 定 款 ( 昭 和 59 年 4 月 1 日 ) 変 更 昭 和 59 年 12 月 1 日 平 成 11 年 4 月 1 日 平 成 21 年 3 月 31 日 昭 和 60 年 3 月 31 日 平 成 12 年 5 月 12 日 平 成 21 年 8 月 7 日 昭 和 61 年 4 月 1 日 平 成 13 年 5 月 8 日 平 成 24 年

More information

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 平 成 22 年 3 月 期 第 1 四 半 期 決 算 短 信 平 成 21 年 8 月 11 日 上 場 会 社 名 サンエツ 金 属 株 式 会 社 上 場 取 引 所 名 コード 番 号 5757 URL http://www.sanetu.co.jp 代 表 者 ( 役 職 名 ) 代 表 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 釣 谷 宏 行 問 合 せ 先 責 任 者 ( 役 職 名 )

More information

平成16年度

平成16年度 平 成 28 年 度 町 県 民 税 申 告 書 の 書 き 方 ( 説 明 ) ご 自 分 で 申 告 書 を 記 入 される 方 はこの 書 き 方 を 参 考 に 申 告 書 に 記 入 のうえ 申 告 会 場 にお 持 ちくだ さい 申 告 期 限 は3 月 5 日 です 説 明 をよくお 読 みになり それぞれ 記 入 のうえ 申 告 相 談 日 においで ください この 申 告 をされないと

More information

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A7937882CC8A549776816998568AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A7937882CC8A549776816998568AE98EBA8DEC90AC816A2E707074> 第 1 回 社 会 保 障 審 議 会 後 期 高 齢 者 医 療 の 在 り 方 に 関 する 特 別 部 会 平 成 1 8 年 1 0 月 5 日 資 料 2-1 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 概 要 現 行 の 医 療 保 険 制 度 の 基 本 構 造 老 人 保 健 制 度 75 歳 65 歳 国 保 老 人 保 健 制 度 退 職 者 医 療 制 度 75 歳 以 上 の 人

More information

退職手当とは

退職手当とは 第 3 退 職 手 当 について 1 退 職 手 当 とは 退 職 手 当 は 教 職 員 が 退 職 ( 又 は 死 亡 )した 場 合 に その 者 又 は 遺 族 に 一 時 金 として 支 給 される 給 与 で 給 料 の 補 充 的 な 性 格 をもつ 他 の 手 当 とは 異 なり 勤 続 報 償 的 な 性 格 を 有 する 手 当 であ って その 取 扱 いは 教 職 員 及 び

More information

<485020208145944E8BE08F6D2082C682B5905690DD2E786C7378>

<485020208145944E8BE08F6D2082C682B5905690DD2E786C7378> < 年 金 塾 > ( 年 金 判 例. 1/ ) 公 的 年 金 の 逸 失 利 益 性 (その-1) H.. 課 題 < 逸 失 利 益 > 1. 街 頭 相 談 会 ( 当 塾 の 主 催 や ) で 次 のような 質 問 があったとしたら 貴 方 は どう 答 えますか? < 想 定 質 問 > 年 金 受 給 中 のお 爺 さんが 横 断 歩 道 を 通 行 中 に 信 号 無 視 の 車

More information

定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり

定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり 平 成 21 年 3 月 期 第 3 四 半 期 決 算 短 信 平 成 21 年 2 月 10 日 上 場 会 社 名 松 井 建 設 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コード 番 号 1810 URL http://www.matsui-ken.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 松 井 隆 弘 問 合 せ 先 責 任 者 ( 役 職 名 )

More information

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5> 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 会 計 事 務 取 扱 規 則 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 規 則 第 36 号 制 定 平 成 16 年 4 月 1 日 一 部 改 正 平 成 17 年 2 月 23 日 一 部 改 正 平 成 18 年 2 月 28 日 一 部 改 正 平 成 19 年 3 月 30 日 一 部 改 正 平 成

More information

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7 平 成 22 年 度 高 山 市 貸 借 対 照 表 ( 連 結 ) 行 政 コスト 計 算 書 ( 連 結 ) 純 資 産 変 動 計 算 書 ( 連 結 ) 資 金 収 支 計 算 書 ( 連 結 ) 平 成 24 年 3 月 岐 阜 県 高 山 市 目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資

More information

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について 平 成 25 年 度 独 立 行 政 法 日 本 学 生 支 援 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 日 本 学 生 支 援 機 構 は 奨 学 金 貸 与 事 業 留 学 生 支 援

More information

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情 資 料 2-1 公 的 年 金 制 度 の 持 続 可 能 性 の 向 上 を 図 るための 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 の 概 要 厚 生 労 働 省 年 金 局 平 成 28 年 4 月 21 日 公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可

More information

年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 )

年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 ) 共 済 組 合 員 の 皆 さんへ 年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 に 係 る 付 与 率 掛 金 率 等 について 昨 年 11 月 にも 組 合 員 の 皆 様 にお 知 らせしましたとおり 本 年 10 月 に 施 行 される 被 用 者 年 金 制 度 の 一 元 化 により これまでの 職 域 年 金 相 当 部 分 は 廃 止 され 新 たに 年 金 払 い 退 職 給 付 制

More information

Microsoft PowerPoint - 総合型DB資料_県版基金説明用.pptx

Microsoft PowerPoint - 総合型DB資料_県版基金説明用.pptx 全 国 建 設 企 業 年 金 基 金 ( 仮 称 )について 平 成 29 年 春 の 設 立 に 向 けて 準 備 を 進 めています 平 成 26 年 10 月 全 国 建 設 厚 生 年 金 基 金 ( 注 ) 現 時 点 における 制 度 の 大 枠 であり 詳 細 については 今 後 検 討 を 行 います 1. 全 国 建 設 企 業 年 金 基 金 ( 仮 称 )について 全 国 建

More information

6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )-

6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )- テキスト 6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )- 権 利 の 確 定 - 4. 権 利 行 使 ( 新 株 の 発 行 ) 5. 権 利 行

More information

(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険

(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険 1 国 民 年 金 事 業 の 概 要 国 民 年 金 制 度 は, 昭 和 34 年 の 発 足 以 来,50 年 以 上 の 歳 月 を 経 て, 平 成 26 年 3 月 末 には,2,750 万 人 の 被 保 険 者 ( 第 2 号 被 保 険 者 を 除 く)と3,140 万 人 の 受 給 者 を 擁 する 制 度 に 発 展 し, 国 民 の 中 に 広 く 定 着 しています 昭

More information

不 動 産 所 得 の 赤 字 < 土 地 等 の 取 得 の 負 債 利 子 なら 300 万 500 万 不 動 産 所 得 の 赤 字 300 万 のうち 利 子 分 の500 万 は 通 算 できない = 赤 字 分 の300 万 は 全 額 通 算 できないことになる = 損 益 通 算

不 動 産 所 得 の 赤 字 < 土 地 等 の 取 得 の 負 債 利 子 なら 300 万 500 万 不 動 産 所 得 の 赤 字 300 万 のうち 利 子 分 の500 万 は 通 算 できない = 赤 字 分 の300 万 は 全 額 通 算 できないことになる = 損 益 通 算 7. 損 益 通 算 繰 越 控 除 損 益 通 算 の 対 象 となる 損 失 原 則 不 動 産 所 得 事 業 所 得 山 林 所 得 譲 渡 所 得 に 生 じた 損 失 ( 赤 字 ) 一 定 の 順 序 によって 他 の 黒 字 の 所 得 から 控 除 して 相 殺 できる これら4つ 以 外 の 所 得 は 赤 字 でも 控 除 できない 例 外 損 益 通 算 できる 所 得 の

More information

目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を

目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を 外 形 標 準 課 税 に 関 する 申 告 誤 り 事 例 ( 調 査 で 判 明 した 事 例 ) 平 成 28 年 3 月 福 井 県 税 事 務 所 目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった

More information

○ 愛 知 県 都 市 職 員 共 済 組 合 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 規 則 ( 平 成 22 年 10 月 1 日 ) 平 成 22 年 規 則 第 9 号 改 正 平 成 22 年 11 月 30 日 規 則 第 11 号 愛 知 県 都 市 職 員 共 済 組 合 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 規 則 ( 平 成 10 年 愛 知 県 都 市 職 員 共 済

More information

 

  第 4 経 理 の 状 況 1. 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 方 法 について 当 社 の 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 は 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 用 語 様 式 及 び 作 成 方 法 に 関 する 規 則 ( 平 成 19 年 内 閣 府 令 第 64 号 )に 基 づいて 作 成 しております 2. 監 査 証 明 について 当 社 は 金 融 商

More information

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 58 条 第 1 項 に 定 める 財 政 再 計 算 の 実 施 第 2 号 議 案 : 基 金 規

More information

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63>

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63> 平 成 18 年 7 月 独 立 行 政 法 人 国 立 大 学 財 務 経 営 センター 国 立 大 学 法 人 等 による 国 立 大 学 財 務 経 営 センターへの 土 地 譲 渡 収 入 の 一 部 納 付 の 仕 組 みについて 国 立 大 学 法 人 等 が 国 から 出 資 された 土 地 を 譲 渡 した 場 合 文 部 科 学 大 臣 が 定 める 基 準 に より 算 定 した

More information

科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保

科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保 貸 借 対 照 表 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 1 流 動 資 産 8,394,416 流 動 負 債 12,053,662 現 金 及 び 預 金 234,676 買 掛 金 1,838,002 受 取 手 形 15,672 関 係 会 社 短 期 借 入 金 3,352,137 売 掛 金 4,409,667 1 年 内 償 還 予 定 の

More information

< F2D824F C D9197A791E58A C938C8B9E>

< F2D824F C D9197A791E58A C938C8B9E> 国 立 大 学 法 人 東 京 外 国 語 大 学 職 員 退 職 手 当 規 程 平 成 18 年 3 月 22 日 規 則 第 23 号 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 国 立 大 学 法 人 東 京 外 国 語 大 学 職 員 就 業 規 則 ( 平 成 16 年 規 則 第 52 号 以 下 職 員 就 業 規 則 という ) 第 38 条 の 規 定 に 基 づき 国 立 大

More information

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例 東 近 江 行 政 組 合 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 条 例 改 正 平 成 6 年 12 月 27 日 条 例 第 5 号 平 成 10 年 3 月 12 日 条 例 第 1 号 平 成 11 年 12 月 24 日 条 例 第 7 号 平 成 13 年 3 月 19 日 条 例 第 3 号 平 成 14 年 3 月 11 日 条 例 第 5 号 平 成 18 年 3 月 16

More information

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる 独 立 行 政 法 人 の 役 員 の 退 職 金 に 係 る 業 績 勘 案 率 の 算 定 ルールについて 平 成 27 年 5 月 25 日 総 務 大 臣 決 定 独 立 行 政 法 人 特 殊 法 人 及 び 認 可 法 人 の 役 員 の 退 職 金 について ( 平 成 27 年 3 月 24 日 閣 議 決 定 以 下 閣 議 決 定 という )に 基 づき 独 立 行 政 法 人

More information

第316回取締役会議案

第316回取締役会議案 貸 借 対 照 表 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 30,235,443 流 動 負 債 25,122,730 現 金 及 び 預 金 501,956 支 払 手 形 2,652,233 受 取 手 形 839,303 買 掛 金 20,067,598 売 掛 金 20,810,262

More information

Microsoft Word )40期決算公開用.doc

Microsoft Word )40期決算公開用.doc 貸 借 対 照 表 [ 株 式 会 社 ニラク] ( 平 成 21 年 3 月 31 日 現 在 ) ( 単 位 : 千 円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 現 金 及 び 預 金 売 掛 金 有 価 証 券 商 品 貯 蔵 品 前 払 費 用 短 期 貸 付 金 未 収 入 金 繰 延 税 金 資 産 貸 倒 引 当 金 固 定

More information

プラス 0.9%の 年 金 額 改 定 が 行 われることで 何 円 になりますか また どのような 計 算 が 行 われているのですか A これまでの 年 金 額 は 過 去 に 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 年 金 額 は 据 え 置 く 措 置 をと った 時 の 計 算 式 に 基

プラス 0.9%の 年 金 額 改 定 が 行 われることで 何 円 になりますか また どのような 計 算 が 行 われているのですか A これまでの 年 金 額 は 過 去 に 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 年 金 額 は 据 え 置 く 措 置 をと った 時 の 計 算 式 に 基 今 年 4 月 分 (6 月 受 け 取 り 分 )からの 年 金 額 の 改 定 について (Q&A) < 国 民 年 金 機 構 のHPより> 平 成 27 年 4 月 分 (6 月 15 日 支 払 分 1)の 年 金 額 からは 賃 金 上 昇 率 (2.3%)に 特 例 水 準 の 解 消 (マイナス 0.5%) 及 びマクロ 経 済 スライド(マイナス 0.9%)をあわせ 3 月 分 までの

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378> 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 交 付 要 綱 ( 通 則 ) 第 1 条 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 ( 以 下 助 成 金 という )の 交 付 については 山 梨 県 補 助 金 等 交 付 規 則 ( 昭 和 36 年 山 梨 県 規 則 第 25 号 以 下 規 則 という )に 定 め るところによるほか この 要 綱 に 定 めるところによる ( 目

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36 独 立 行 政 法 人 駐 留 軍 等 労 働 者 労 務 管 理 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 検 証 結 果 理 事 長 は 今 中 期 計 画 に 掲 げた 新 たな 要

More information

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている. 別 紙 高 山 村 の 給 与 定 員 管 理 等 について 総 括 () 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (26 年 月 日 ) A B B/A 24 年 度 の 件 費 率 年 度 千 千 千 2,9 2,64,628 6,8 467,928 8. 2.4 (2) 職 員 給 与 費

More information

波佐見町の給与・定員管理等について

波佐見町の給与・定員管理等について 波 佐 見 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 人 口 歳 出 額 実 質 収 支 人 件 費 人 件 費 率 ( 参 考 ) (24 年 度 末 ) A B B/A 23 年 度 の 人 件 費 24 年 度 15,253 人 5,698,68 113,830 46,156 13.1 %

More information

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 清 瀬 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (25 年 度 末 ) 25 年 度 千 74,247 27,195,534 A 768,602 千 4,616,550 B 千 17.0 B/A 昨 年 度 の 件 費 率 17.3

More information

Taro-給与公表(H25).jtd

Taro-給与公表(H25).jtd 1 総 括 (1) 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 分 玄 海 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 住 民 基 本 台 帳 人 口 歳 出 額 人 件 費 人 件 費 率 ( 参 考 ) 実 質 収 支 (23 年 度 末 ) A B B/A 22 年 度 の 人 件 費 率 人 千 円 千 円 千 円 % % 23 年 度 6,381 7,330,475 230,520

More information

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 ( 平 成 27 年 12 月 期 第 1 四 半 期 決 算 短 信 日 本 基 準 ( 連 結 ) 平 成 27 年 5 月 13 日 上 場 会 社 名 KLab 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コ ー ド 番 号 3656 URL http://www.klab.com/jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 代 表 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 真 田 哲 弥 問 合 せ 先 責

More information

 

  障 害 者 政 策 委 員 会 第 2 小 委 員 会 ( 第 3 回 ) 資 料 一 覧 資 料 1-1 論 点 4 15 24 条 所 得 保 障 等 ( 年 金, 諸 手 当, 経 済 的 負 担 の 軽 減 等 )について に 関 する 厚 生 労 働 省 資 料 1 資 料 1-2 論 点 4 15 24 条 所 得 保 障 等 ( 年 金, 諸 手 当, 経 済 的 負 担 の 軽 減

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 老 齢 年 金 の 基 礎 知 識 森 井 社 会 保 険 労 務 士 事 務 所 平 成 24 年 3 月 作 成 1 本 スライドにおける 注 意 事 項 ご 注 意 本 スライドでは 老 齢 年 金 をわかりやすく 解 説 するため 一 部 の 説 明 を 省 略 したり 省 略 した 名 称 を 使 用 している 部 分 があります また 表 示 の 年 金 額 は 平 成 22 年 の 年

More information

第5回法人課税ディスカッショングループ 法D5-4

第5回法人課税ディスカッショングループ 法D5-4 平 2 6. 5. 9 法 D 5-4 税 制 調 査 会 ( 法 人 課 税 DG5) 中 小 法 人 公 益 法 人 等 ( 地 方 税 ) 平 成 26 年 5 月 9 日 ( 金 ) 総 務 省 目 次 中 小 企 業 に 対 する 特 別 な 取 扱 い( 主 なもの) 地 方 税 1 中 小 法 人 と 個 人 事 業 主 との 税 負 担 率 の 比 較 ( 国 税 地 方 税 ) 2

More information

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の 大 和 市 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 大 和 市 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 条 例 ( 平 成 4 年 大 和 市 条 例 第 4 号 )の 一 部 を 次 のよ うに 改 正 する 第 1 条 中 第 8 条 の 次 に 第 10 条 第 1 項 及 び 第 2 項 第 14 条 及 び 第 15 条 (こ れらの

More information

定款  変更

定款  変更 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 定 款 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 定 款 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 法 人 は 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 ( 以 下 公 社 という )と 称 する ( 事 務 所 ) 第 2 条 公

More information

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 東 庄 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) 分 ( 年 度 末 ) A B B/A 1 年 度 の 件 費 率 千 千 千 年 度 15,408 5,093,505 1,033,984 517,441 0.3 0.8 ()

More information

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1 1 育 児 休 業 について Q1 育 児 休 業 とはどのような 制 度 ですか? A1 子 が 満 3 歳 に 達 する 日 まで, 一 定 の 要 件 を 満 たした 職 員 が 任 命 権 者 ( 宮 城 県 教 育 委 員 会 )の 承 認 を 受 けて,その3 歳 に 満 たない 子 を 養 育 するため, 職 務 に 従 事 しな いことを 可 能 とする 制 度 です 仕 事 と 育

More information

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す 9 退 職 金 事 務 に 関 する 注 意 事 項 1 労 務 管 理 の 観 点 から( 労 働 契 約 法 労 働 基 準 法 関 係 ) そもそも 退 職 金 の 支 給 は 法 人 の 任 意 で 必 ず 支 払 わなくてはならないものではありませんが 賃 金 の 後 払 いとして あるいは 長 年 の 功 労 への 報 償 や 退 職 後 の 生 活 保 障 として 制 度 を 設 ける

More information

添 付 資 料 の 目 次 1.サマリー 情 報 (その 他 )に 関 する 事 項... 2 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動... 2 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用.

添 付 資 料 の 目 次 1.サマリー 情 報 (その 他 )に 関 する 事 項... 2 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動... 2 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用. 平 成 26 年 3 月 期 第 3 四 半 期 決 算 短 信 日 本 基 準 ( 連 結 ) 平 成 26 年 1 月 29 日 会 社 名 SMBC 日 興 証 券 株 式 会 社 (URL http://www.smbcnikko.co.jp/ ) 代 表 者 ( 役 職 名 ) 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 久 保 哲 也 問 合 せ 先 責 任 者 ( 役 職 名 ) 経 理 部

More information

役員退職手当規程

役員退職手当規程 役 員 退 職 手 当 規 程 平 成 15 年 10 月 1 日 規 程 第 5 号 改 正 平 成 16 年 1 月 21 日 規 程 第 21 号 改 正 平 成 23 年 9 月 30 日 規 程 第 17 号 改 正 平 成 25 年 3 月 29 日 規 程 第 10 号 改 正 平 成 27 年 6 月 4 日 規 程 第 4 号 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 独 立

More information

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 Ⅱ 国 地 方 公 共 団 体 公 共 公 益 法 人 等 の 消 費 税 Q&A ( 問 1) 免 税 期 間 における 起 債 の 償 還 元 金 に 充 てるための 補 助 金 等 の 使 途 の 特 定 Q 地 方 公 共 団 体 の 特 別 会 計 が 消 費 税 の 納 税 義 務 が 免 除 される 課 税 期 間

More information

H28記入説明書(納付金・調整金)8

H28記入説明書(納付金・調整金)8 1 常 用 雇 用 労 働 者 の 総 数 の 把 握 ( STEP1 ) (1) 常 用 雇 用 労 働 者 とは 障 害 者 雇 用 納 付 金 制 度 における 常 用 雇 用 労 働 者 とは あなたの 企 業 で の 形 式 の 如 何 を 問 わず 1 雇 用 ( 契 約 ) の 定 めがなく 雇 用 されている 労 働 者 及 び 一 定 の 雇 用 ( 契 約 ) を 定 めて 雇

More information

<30338140926E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A7937882CC8CA992BC82B582C982C282A282C48140483234944E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477>

<30338140926E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A7937882CC8CA992BC82B582C982C282A282C48140483234944E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477> Ⅳ 地 方 公 営 企 業 会 計 制 度 の 見 直 しについて 見 直 しの 背 景 と 基 本 的 考 え 方 総 務 省 では 地 方 公 営 企 業 会 計 制 度 の 今 後 のあり 方 等 について 検 討 を 行 うため 平 成 年 6 月 8 日 から 地 方 公 営 企 業 会 計 制 度 等 研 究 会 を 開 催 し その 研 究 会 で 報 告 書 が 取 り まとめられました

More information

(2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 該 当 事 項 はありません (3) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 作 成 に 係 る 会 計 処 理 の 原 則 手 続 表 示 方 法 等 の 変 更 当

(2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 該 当 事 項 はありません (3) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 作 成 に 係 る 会 計 処 理 の 原 則 手 続 表 示 方 法 等 の 変 更 当 定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 会 計 期 間 ( 以 下 当 四 半 期 という)では 米 国 のサブプライムローンに 端 を 発 した 金 融 危 機 が 世 界 的 に 連 鎖 する 中 想 定 をはるかに 超 えた 円 高 株 安 雇 用 環 境 の 悪 化 や 個 人 消 費 の 低 迷

More information

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H25.11.15 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H25.11.15 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支 長 野 県 における 行 政 財 政 改 革 の 取 組 について 参 考 資 料 3 1 行 政 財 政 改 革 を 推 進 するための 計 画 1 財 政 改 革 推 進 プログラム(H14~H18 ) 2 長 野 県 行 財 政 改 革 プラン(H19~H23 ) 3 長 野 県 行 政 財 政 改 革 方 針 (H24~H28 ) 事 務 事 業 の 見 直 し 民 間 委 託 など 外 部

More information

Taro-H19退職金(修正版).jtd

Taro-H19退職金(修正版).jtd 調 査 結 果 の 概 要 1 退 職 金 制 度 (1) 採 用 状 況 ( 表 1) 集 計 第 1 表 第 2 表 退 職 金 制 度 の 採 用 状 況 をみると 退 職 一 時 金 制 度 のみ 14 社 ( 退 職 金 制 度 採 用 企 業 246 社 の5.7 %) 退 職 年 金 制 度 のみ 27 社 ( 同 11.0%) 退 職 一 時 金 制 度 と 退 職 年 金 制 度

More information

Microsoft Word - T2-09-1_紙上Live_独自給付_①_12分_20150525

Microsoft Word - T2-09-1_紙上Live_独自給付_①_12分_20150525 第 1 号 被 保 険 者 の 独 自 給 付 と 脱 退 一 時 金 今 回 の 講 義 では 第 1 号 被 保 険 者 の 独 自 給 付 と 短 期 滞 在 の 外 国 人 に 支 給 される 脱 退 一 時 金 について 学 習 します 付 加 年 金 付 加 年 金 に 関 しては 法 第 43 条 から 法 第 48 条 に 規 定 されています また 付 加 保 険 料 に 関 しては

More information

減 少 率 ) と 平 均 余 命 の 伸 びを 勘 案 した 一 定 率 (0.3%) の 合 計 である スライド 調 整 率 を 差 し 引 いて 年 金 額 の 改 定 が 行 われる( 図 表 ) ただし マクロ 経 済 スライドが 完 全 に 実 施 されるのは 賃 金 や 物 価 があ

減 少 率 ) と 平 均 余 命 の 伸 びを 勘 案 した 一 定 率 (0.3%) の 合 計 である スライド 調 整 率 を 差 し 引 いて 年 金 額 の 改 定 が 行 われる( 図 表 ) ただし マクロ 経 済 スライドが 完 全 に 実 施 されるのは 賃 金 や 物 価 があ みずほインサイト 政 策 05 年 3 月 5 日 マクロ 経 済 スライド 初 めて 実 施 へ 05 年 度 の 年 金 額 は 0.9% 引 き 上 げ 政 策 調 査 部 上 席 主 任 研 究 員 堀 江 奈 保 子 03-359-308 naoko.horie@mizuho-ri.co.jp 05 年 度 の 年 金 改 定 率 は 現 役 人 口 の 減 少 や 平 均 余 命 の 伸

More information

Microsoft Word - 1608 ETF・日経400ベア決算短信.doc

Microsoft Word - 1608 ETF・日経400ベア決算短信.doc 平 成 ( 平 成 27 年 8 月 21 日 ~ 平 成 28 年 8 月 20 日 ) 決 算 短 信 平 成 28 年 9 月 28 日 上 場 取 引 所 東 証 フ ァ ン ド 名 JPX 日 経 400ベア 上 場 投 信 (インバース) コ ー ド 番 号 1468 連 動 対 象 指 標 JPX 日 経 400インバース インデックス 主 要 投 資 資 産 公 社 債 売 買 単

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2091DE90458F8A93BE82C991CE82B782E98F5A96AF90C582CC93C195CA92A58EFB82CC8EE888F882AB81694832355B315D2E312E318160816A2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2091DE90458F8A93BE82C991CE82B782E98F5A96AF90C582CC93C195CA92A58EFB82CC8EE888F882AB81694832355B315D2E312E318160816A2E646F63> 退 職 所 得 に 対 する 住 民 税 の 特 別 徴 収 の 手 引 ( 平 成 25 年 1 月 1 日 以 降 適 用 ) 愛 知 県 清 須 市 - 1 - は じ め に 個 人 の 住 民 税 は 納 税 義 務 者 の 前 年 中 の 所 得 を 課 税 標 準 としてその 翌 年 に 課 税 するいわゆる 前 年 所 得 課 税 をたてまえとしておりますが 退 職 所 得 に 対

More information

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

賦課の根拠となった法律及び条例(その2) 平 成 28 年 度 税 額 の 算 出 方 法 等 ( 賦 課 の 根 拠 となった 法 律 及 び 条 例 ) [ 凡 例 ] 法 : 地 方 税 法 都 : 東 京 都 都 税 条 例 区 : 新 宿 区 特 別 区 税 条 例 条 :1 2 3 項 :1 2 3 号 :Ⅰ Ⅱ Ⅲ 東 日 本 : 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 に 関 し 地 方 公 共 団 体 が 実 施 する 防

More information

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事 資 料 5 これまでの 取 組 状 況 と 今 後 の 課 題 ( 年 金 分 野 ) 平 成 24 年 12 月 7 日 神 野 委 員 提 出 資 料 社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または

More information

連 結 損 益 計 算 書 売 上 高 及 びその 他 の 営 業 収 入 営 業 費 用 売 上 原 価 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 研 究 開 発 費 営 業 費 用 合 計 営 業 利 益 営 業 外 収 益 ( 費 用 ) 受 取 利 息 支 払 利 息 営 業 外 収 益 (

連 結 損 益 計 算 書 売 上 高 及 びその 他 の 営 業 収 入 営 業 費 用 売 上 原 価 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 研 究 開 発 費 営 業 費 用 合 計 営 業 利 益 営 業 外 収 益 ( 費 用 ) 受 取 利 息 支 払 利 息 営 業 外 収 益 ( 任 意 適 用 に 伴 う 連 結 財 務 諸 表 の 変 化 点 国 際 財 務 報 告 基 準 () 任 意 適 用 に 伴 い 2015 年 4 月 下 旬 に 発 表 を 予 定 しております 2016 年 3 月 期 連 結 業 績 予 想 につきましてはで 開 示 いたします 2016 年 3 月 期 連 結 業 績 予 想 の 米 国 会 計 基 準 との 数 値 の 差 異 につきましては

More information

<323031358DE096B1838C837C815B83673237313030398ECA905E93FC2E786C7378>

<323031358DE096B1838C837C815B83673237313030398ECA905E93FC2E786C7378> 公 立 大 学 法 人 首 都 大 学 東 京 財 務 レポート ( 平 成 27 年 10 月 ) 事 業 年 度 2014 年 4 月 1 日 ー2015 年 3 月 31 日 は じ め に 平 成 26 事 業 年 度 の 財 務 諸 表 について 平 成 27 年 8 月 31 日 付 で 東 京 都 知 事 の 承 認 を 受 けましたので ここに 公 表 します 加 えて 今 回 発

More information

(1) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 11 月 30 日 現 在 ) ( 単 位 : 千 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 資 産 4,623,985 流 動 負 債 3,859,994 現 金 及 び 預 金 31,763 支 払 手 形

(1) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 11 月 30 日 現 在 ) ( 単 位 : 千 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 資 産 4,623,985 流 動 負 債 3,859,994 現 金 及 び 預 金 31,763 支 払 手 形 第 44 期 計 算 書 類 ( 自 平 成 25 年 12 月 1 日 至 平 成 26 年 11 月 30 日 ) (1) 貸 借 対 照 表 (2) 損 益 計 算 書 (3) 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 (4) 個 別 注 記 表 株 式 会 社 アクタス 東 京 都 新 宿 区 新 宿 2 丁 目 19 番 1 号 1 (1) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 11 月

More information

役員退職金支給規程

役員退職金支給規程 平 成 17 年 10 月 1 日 17( 規 程 ) 第 62 号 ( 改 正 ) 平 成 21 年 12 月 1 日 21( 規 程 ) 第 42 号 ( 改 正 ) 平 成 25 年 3 月 26 日 24( 規 程 ) 第 56 号 ( 改 正 ) 平 成 26 年 6 月 30 日 26( 規 程 ) 第 32 号 ( 改 正 ) 平 成 27 年 4 月 14 日 27( 規 程 ) 第

More information

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療 一 発 合 格!FP 技 能 士 2 級 AFP 完 全 攻 略 実 戦 問 題 集 14-15 年 版 別 冊 FP 技 能 士 2 級 AFP 2014 年 1 月 実 施 試 験 解 答 & 解 説 実 技 試 験 生 保 顧 客 資 産 相 談 業 務 ( 金 融 財 政 事 情 研 究 会 ) 問 題 解 答 解 説 第 1 問 問 1 1ハ 2ニ 3ト 国 民 年 金 の 毎 月 の 保

More information

別紙3

別紙3 別 紙 3 1 総 括 平 成 26 年 度 栃 木 市 の 給 与 定 員 管 理 等 に つ い て (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (26 年 1 月 1 日 ) A B B / A 24 年 度 の 件 費 率 % % 25 年 度 146,544 56,331,297

More information

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

賦課の根拠となった法律及び条例(その2) 平 成 26 年 度 税 額 の 算 出 方 法 等 ( 賦 課 の 根 拠 となった 法 律 及 び 条 例 ) [ 凡 例 ] 法 : 地 方 税 法 都 : 東 京 都 都 税 条 例 区 : 新 宿 区 特 別 区 税 条 例 条 :1 2 3 項 :1 2 3 号 :Ⅰ Ⅱ Ⅲ 東 日 本 : 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 に 関 し 地 方 公 共 団 体 が 実 施 する 防

More information

スライド 1

スライド 1 資 料 122-3 日 本 郵 政 グループにおける 資 本 の 再 構 成 について 2014 年 11 月 10 日 日 本 郵 政 株 式 会 社 日 本 郵 便 株 式 会 社 株 式 会 社 ゆうちょ 銀 行 1. 概 要 日 本 郵 政 が 抱 える7,000 億 円 弱 の 整 理 資 源 (1958 年 ( 昭 和 33 年 ) 以 前 から 郵 政 事 業 に 携 わっていた 者

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2032303130944E91E6318E6C94BC8AFA925A904D8354837D838A815B8BA693AF8E9497BF2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2032303130944E91E6318E6C94BC8AFA925A904D8354837D838A815B8BA693AF8E9497BF2E646F63> 平 成 23 年 3 月 期 第 1 四 半 期 決 算 短 信 日 本 基 準 ( 連 結 ) 平 成 22 年 7 月 30 日 上 場 会 社 名 協 同 飼 料 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コ ー ド 番 号 2052 URL http://www.kyodo-shiryo.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 代 表 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 村 井 弘 一

More information