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1 公 告 別 紙 3 平 成 23 年 度 支 笏 無 意 根 緑 の 回 廊 及 び 知 床 半 島 緑 の 回 廊 における 猛 禽 類 調 査 業 務 仕 様 書 1 目 的 支 笏 無 意 根 緑 の 回 廊 及 び 知 床 半 島 緑 の 回 廊 においては これまでに クマタ カ オオタカを 含 めた 猛 禽 類 の 生 息 確 認 調 査 ( 定 点 調 査 )については 4 年 間 餌 動 物 の 生 息 把 握 を 目 的 とした 各 種 の 生 息 環 境 調 査 については 3 年 間 それぞれ 実 施 してきたと ころである 4 年 間 調 査 を 継 続 した 猛 禽 類 の 生 息 状 況 については 未 だ 推 測 の 部 分 が 多 く 追 加 調 査 を 実 施 して 営 巣 地 の 確 認 などの 確 証 を 得 る 必 要 がある また これまでの 調 査 結 果 を 踏 ま え 当 該 緑 の 回 廊 及 びその 周 辺 域 において 猛 禽 類 がどのような 林 分 のタイプを 選 好 する のかを 把 握 することで 猛 禽 類 の 定 着 利 用 を 促 すような 森 林 施 業 が 可 能 となることが 期 待 される 従 って 本 調 査 においては 上 記 の 考 えに 沿 って 調 査 内 容 の 整 理 を 図 り 3(1) の 通 りとりまとめた 下 記 の 調 査 により 来 年 度 は 調 査 地 に 生 息 する 猛 禽 類 の 実 態 解 明 と それら 猛 禽 類 が 選 好 する 林 分 タイプの 関 係 解 明 を 図 ることが 期 待 される また 知 床 半 島 緑 の 回 廊 周 辺 の 猛 禽 類 の 生 息 が 確 認 されている 地 域 において 当 該 種 等 の 生 態 に 配 慮 した 施 業 の 検 討 も 加 味 しつつ 地 域 内 の 森 林 資 源 状 況 等 を 把 握 する 必 要 が あることから 3(2)の 通 り 森 林 調 査 を 実 施 する 2 履 行 期 限 平 成 24 年 2 月 17 日 ( 金 ) 3 業 務 内 容 (1) 当 該 緑 の 回 廊 及 びその 周 辺 に 生 息 する 猛 禽 類 の 行 動 実 態 解 明 と それら 猛 禽 類 が 選 好 する 林 分 タイプの 関 係 解 明 1 生 息 確 認 調 査 平 成 22 年 度 までの 調 査 結 果 に 基 づき 次 のように 定 点 観 察 を 実 施 する(8 区 域 ) ア 調 査 時 期 育 雛 後 期 (6~7 月 ) 巣 立 ち 直 後 (8~9 月 ) 及 び 越 冬 期 (11~2 月 )の 3 期 とする -1-

2 イ 調 査 区 域 (8 区 域 ) 回 廊 調 査 区 域 1. 相 馬 沢 支 笏 無 意 根 知 床 半 島 2. 定 山 湖 3. 宝 来 山 4. 奥 定 山 5. 奥 藻 別 川 上 流 6.オペケプ 川 上 流 7. 幌 別 川 上 流 8. 根 北 峠 羅 臼 側 ウ エ 観 測 定 点 1~8までの 調 査 区 域 において 各 4 箇 所 の 観 測 定 点 を 設 定 する (これまで それぞれの 調 査 区 域 において 各 2 箇 所 の 観 測 定 点 を 設 定 しており それらの 定 点 は 継 続 調 査 とする 今 般 猛 禽 類 の 生 息 状 況 をより 詳 細 に 把 握 す るため それぞれの 調 査 区 域 において 各 2 箇 所 の 観 測 定 点 を 新 たに 設 定 するこ ととする 設 定 に 当 たっては 既 存 の 定 点 と 合 わせて 可 視 エリアを 最 大 化 する よう 十 分 検 討 し 現 地 踏 査 を 行 った 上 で 決 定 すること ) 観 察 定 点 の 設 定 に 当 たっての 留 意 事 項 1 調 査 地 の 観 察 定 点 の 視 野 範 囲 は 半 径 1km 程 度 となるよう 設 定 する 調 査 員 の 存 在 が 目 立 ちすぎて 猛 禽 類 の 繁 殖 に 影 響 を 与 える 可 能 性 が 大 き い 地 点 は 避 ける 土 砂 崩 れ 急 傾 斜 地 等 危 険 箇 所 には 観 察 定 点 を 設 定 してはならない また そのような 危 険 地 帯 を 通 過 しないと 到 着 できない 場 所 も 避 けること 観 測 記 録 設 定 した 観 察 定 点 から 双 眼 鏡 等 による 目 視 観 察 を 行 い 出 現 したクマタカ オオタカの 種 別 飛 翔 トレースや 行 動 特 性 を 図 面 に 記 録 する また 確 認 種 個 体 数 行 動 観 察 時 間 雌 雄 別 齢 個 体 特 徴 など 観 察 可 能 な 限 り 別 紙 記 録 票 に 記 録 する 特 に 繁 殖 に 伴 う 誇 示 行 動 見 張 りパーチ( 止 まり) 餌 運 び 警 戒 声 鳴 き 合 い 幼 鳥 鳴 声 に 配 慮 する なお 体 色 模 様 の 特 徴 翼 の 特 徴 ( 欠 損 曲 がり 開 き)が 確 認 された 場 合 には 図 で 記 録 整 理 して 認 識 番 号 により 個 体 識 別 を 行 う また 各 観 察 点 間 はトランシーバで 双 方 連 絡 し 合 い 個 体 の 行 動 を 連 続 的 に 記 録 する なお 繁 殖 の 可 能 性 が 高 いもしくは 繁 殖 が 確 認 された 場 合 当 該 地 区 へ 集 中 的 に 調 査 人 工 を 投 入 したりと 調 査 体 制 や 調 査 時 期 に 柔 軟 性 を 持 たせ 営 巣 地 等 の 特 定 把 握 に 努 めること また 現 地 調 査 に 当 たっては 当 該 種 の 生 態 に 悪 -2-

3 影 響 を 及 ぼさないよう 細 心 の 注 意 が 求 められることから 事 前 に 必 ず 北 海 道 森 林 管 理 局 の 指 定 する 学 識 経 験 者 の 指 導 を 受 け 指 示 に 従 って 実 施 すること オ 観 察 期 間 1 調 査 区 域 の4 観 測 定 点 について 育 雛 後 期 巣 立 ち 直 後 期 越 冬 期 それぞれ 最 低 2 日 連 続 で 調 査 することを 基 本 とするが 1 日 の 観 察 時 間 については 飛 翔 状 況 等 に 応 じて 設 定 すること カ 森 林 環 境 の 把 握 採 餌 及 び 探 餌 行 動 が 確 認 された 場 所 ( 狩 り 場 )について 森 林 環 境 の 特 徴 を 記 録 整 理 する 森 林 環 境 の 特 徴 については 飛 翔 ルート 及 び 止 まり 場 の 小 班 単 位 を 対 象 とする キ 取 りまとめ 調 査 結 果 から 観 察 位 置 図 視 野 図 累 積 観 察 時 間 図 記 録 個 票 飛 翔 等 トレ ース 図 記 録 写 真 行 動 圏 考 察 図 と 森 林 環 境 の 特 徴 考 察 等 を 報 告 書 へ 取 りま とめる 視 野 図 : 観 察 点 からどの 方 向 が 見 えるかを 図 示 累 積 観 察 時 間 図 : 視 野 累 積 時 間 ( 観 察 頻 度 ) 飛 翔 等 トレース 図 : 飛 翔 状 況 等 を 図 にまとめたもの 行 動 圏 考 察 図 : 飛 翔 やパーチから 高 利 用 域 と 利 用 域 を 考 察 する 2これまでの 採 餌 環 境 調 査 結 果 の 整 理 平 成 22 年 度 までの 調 査 結 果 を 基 に 次 の 項 目 について 情 報 のとりまとめを 行 う ア イ ウ エ オ 鳥 類 調 査 小 型 哺 乳 類 調 査 中 大 型 哺 乳 類 調 査 爬 虫 類 及 び 両 生 類 調 査 その 他 採 餌 環 境 に 関 する 調 査 3 調 査 結 果 の 分 析 調 査 結 果 を 基 に 猛 禽 類 の 行 動 圏 と 採 餌 環 境 森 林 環 境 の 特 徴 及 び 関 係 について 考 察 を 行 う 森 林 施 業 と 猛 禽 類 の 森 林 利 用 の 関 係 把 握 のため 該 当 区 域 内 において 過 去 5 年 以 内 に 森 林 施 業 が 実 施 された 林 分 の 抽 出 を 行 い それら 林 分 の 分 布 と 猛 禽 類 の 飛 翔 トレースや 採 餌 営 巣 等 状 況 の 関 係 を 分 析 する 施 業 と 飛 翔 行 動 の 間 に 関 係 性 が 認 められた 場 合 は 帳 簿 上 のみならず 現 地 において 立 木 密 度 や 開 空 度 ( 樹 冠 のうっ 閉 程 度 の 指 標 ) 等 を 実 測 し 解 析 を 行 う なお 分 析 解 析 に 当 たっては 北 海 道 森 林 管 理 局 の 指 定 する 専 門 家 の 指 導 助 言 を 十 分 に 受 けること -3-

4 (2) 当 該 緑 の 回 廊 周 辺 の シマフクロウ 保 護 林 における 森 林 資 源 状 況 等 の 把 握 知 床 半 島 緑 の 回 廊 の 周 辺 には 複 数 の 保 護 林 が 存 在 するが 本 節 ではその 中 の 一 つとしてシマフクロウ 生 息 地 保 護 林 について 採 り 上 げる 近 年 野 生 動 植 物 の 保 護 に 対 する 国 民 の 要 請 が 多 様 化 高 度 化 しており 特 に 絶 滅 の 恐 れのある 野 生 動 植 物 の 種 の 保 存 に 関 する 法 律 で 国 内 希 少 動 植 物 種 に 指 定 されているシマフクロウについては その 繁 殖 活 動 の 保 護 及 び 生 息 に 適 する 森 林 の 保 全 を 図 るために 適 切 な 森 林 の 取 扱 いをすることがより 必 要 となってきている このような 背 景 のもと 北 海 道 森 林 管 理 局 においては シマフクロウ 生 息 地 保 護 林 等 の 森 林 施 業 について(17 北 計 第 106 号 北 海 道 森 林 管 理 局 長 ) を 定 め 周 辺 環 境 改 変 の 制 限 及 び 行 動 圏 の 確 保 繁 殖 活 動 への 配 慮 等 に 積 極 的 に 取 り 組 んで きたところである 今 般 当 該 保 護 林 において 当 該 種 等 の 生 態 に 配 慮 した 施 業 の 検 討 も 加 味 しつつ 地 域 内 の 森 林 資 源 状 況 等 を 把 握 するものとする なお 具 体 的 調 査 方 法 および 調 査 結 果 の 記 載 様 式 については 別 添 1-1から1-4に 示 す また 現 地 調 査 に 当 たっては 当 該 種 の 生 態 に 悪 影 響 を 及 ぼさないよう 細 心 の 注 意 が 求 められることから 必 ず 北 海 道 森 林 管 理 局 の 指 定 する 学 識 経 験 者 の 指 導 を 受 け 指 示 に 従 って 実 施 すること 4 報 告 書 等 イ 支 笏 無 意 根 緑 の 回 廊 における 猛 禽 類 調 査 業 務 報 告 書 3(1)によって 求 めた 内 容 のうち 支 笏 無 意 根 緑 の 回 廊 地 域 における 結 果 を 網 羅 する ロ 知 床 半 島 緑 の 回 廊 における 猛 禽 類 調 査 業 務 報 告 書 3(1)によって 求 めた 内 容 のうち 知 床 半 島 緑 の 回 廊 地 域 における 結 果 を 網 羅 する ハ 支 笏 無 意 根 緑 の 回 廊 及 び 知 床 半 島 緑 の 回 廊 における 猛 禽 類 調 査 業 務 報 告 書 上 記 イ ロを 全 て 網 羅 する ニ シマフクロウ 保 護 林 における 森 林 資 源 状 況 等 報 告 書 3(2)によって 求 めた 内 容 を 網 羅 する イ ロはそれぞれ 紙 媒 体 ( 本 体 及 び 概 要 版 )5 部 ずつ 電 子 媒 体 (CD-R 等 )1 部 ず つ ハについては 紙 媒 体 ( 本 体 及 び 概 要 版 )5 部 電 子 媒 体 1 部 ニについては 紙 媒 体 5 部 電 子 媒 体 2 部 とする なお CD-R 版 については その 後 の 解 析 部 分 利 用 等 をスムーズにするため 調 査 野 帳 から 生 データ(Excel Word 等 ) を 転 記 整 理 し フォルダを 作 成 して 格 納 すると -4-

5 ともに 資 料 としての 利 便 性 を 求 めるため 紙 媒 体 版 と 同 構 成 の PDF 版 も 作 成 し フォルダを 作 成 して 格 納 すること また イ ロ ハ ニ 全 てについて 紙 媒 体 電 子 媒 体 ともに 機 密 性 2A 情 報 及 び 取 扱 厳 重 注 意 の 文 言 を 本 体 全 ての 目 立 つ 位 置 に 印 字 すること 5 守 秘 義 務 (1) 調 査 実 施 者 は 北 海 道 森 林 管 理 局 長 の 許 可 を 得 ることなく 本 事 業 の 成 果 を 公 開 あるいは 他 の 業 務 に 利 用 してはならない また この 委 託 事 業 に 関 する 資 料 を 転 写 し 又 は 第 三 者 に 閲 覧 若 しくは 貸 出 しし てはならない (2) 調 査 実 施 者 は 業 務 上 知 り 得 た 事 項 を 第 三 者 に 漏 らしてはならない (3) 本 業 務 に 伴 う 情 報 は 希 少 野 生 動 植 物 種 保 全 上 の 理 由 から 散 逸 の 防 止 に 特 段 の 対 策 を 講 じること 6 直 接 人 件 費 に 係 る 注 意 本 件 委 託 事 業 における 直 接 人 件 費 の 算 定 管 理 及 び 報 告 については 別 添 2-1 委 託 事 業 における 人 件 費 の 算 定 等 の 適 正 化 について により 厳 正 に 行 うこと 7 その 他 (1) 本 委 託 事 業 の 成 果 に 関 する 著 作 権 ( 著 作 権 法 ( 昭 和 45 年 法 律 第 48 号 ) 第 27 条 及 び 第 28 条 に 規 定 する 権 利 を 含 む )は 北 海 道 森 林 管 理 局 に 帰 属 する (2) 調 査 実 施 者 は この 仕 様 書 以 外 の 事 項 及 び 仕 様 書 に 記 載 がない 細 部 事 項 について 業 務 遂 行 上 疑 義 が 生 じた 場 合 は 北 海 道 森 林 管 理 局 担 当 者 と 協 議 の 上 指 示 に 従 う ものとする (3) 北 海 道 森 林 管 理 局 の 要 請 があった 場 合 平 成 24 年 1 月 に 開 催 予 定 の 北 の 国 森 林 づくり 技 術 交 流 発 表 会 において 本 業 務 の 実 施 により 得 られた 知 見 を 基 に 発 表 を 行 うこと なお 発 表 資 料 の 作 成 に 当 たっては 必 ず 北 海 道 森 林 管 理 局 及 び 専 門 家 と 十 分 な 打 合 せを 行 い 生 息 地 情 報 が 漏 洩 しないような 内 容 とするよう 特 に 注 意 を 払 うこと -5-

6 公 告 別 紙 4 ( 仕 様 書 別 添 1-1) 知 床 半 島 緑 の 回 廊 周 辺 の 猛 禽 類 生 息 地 域 における 森 林 調 査 1 調 査 における 考 え 方 森 林 現 況 の 把 握 は 国 有 林 の 管 理 経 営 の 根 幹 をなす 大 切 な 調 査 である 最 新 の 現 地 データにあわせて 森 林 調 査 簿 に 掲 載 された 各 林 小 班 の 各 種 データを 更 新 す ることが 主 目 的 であり かつ 最 新 の 現 地 調 査 結 果 は 施 業 の 検 討 にあたって 重 要 な 資 料 とな る 特 に 今 回 の 調 査 業 務 の 対 象 箇 所 は 希 少 野 生 生 物 に 配 慮 して 施 業 の 手 法 等 を 検 討 す る 必 要 があるため 本 調 査 業 務 においては 様 々な 角 度 から 森 林 施 業 について 分 析 検 討 が 行 えるようにデータ 収 集 を 行 うことを 目 的 とする 2 調 査 の 項 目 について 森 林 調 査 簿 の 各 種 項 目 の 記 載 事 項 の 修 正 のため 以 下 の 枠 に 記 載 された 各 種 項 目 の 調 査 を 行 うものである その 他 施 業 の 必 要 性 についても 意 見 を 付 すこと 1) 地 況 の 調 査 位 置 面 積 気 候 地 勢 ( 方 位 傾 斜 標 高 ) 地 質 土 壌 地 位 地 利 立 地 級 土 地 の 利 用 状 況 等 2) 林 況 の 調 査 林 種 樹 種 林 令 樹 冠 疎 密 度 混 交 歩 合 面 積 歩 合 面 積 歩 合 材 積 成 長 量 下 層 植 生 林 相 立 木 度 林 型 区 分 胸 高 直 径 樹 高 本 数 等 3) その 他 実 施 計 画 の 策 定 に 必 要 に 必 要 な 調 査 所 有 管 理 及 び 施 業 の 沿 革 前 計 画 の 実 行 状 況 野 生 生 物 の 生 息 生 育 状 況 鉱 物 採 取 等 の 権 利 等 必 須 調 査 項 目 は 林 相 樹 種 構 成 ( 樹 種 や 歩 合 ) 点 生 木 (N L) 被 害 木 (N L) 胸 高 直 径 樹 高 本 数 /ha 材 積 /ha 調 査 項 目 対 象 外 だが 伐 採 や 更 新 を 行 うとなれば 路 網 状 態 ( 林 道 作 業 道 集 材 道 ) や 土 場 設 定 の 有 無 ( 収 穫 調 査 の 外 部 委 託 等 の 資 料 ) ツル 被 害 等 重 要 上 記 調 査 結 果 は 毎 年 の 面 積 調 整 簿 で 調 査 簿 修 正 テ ータとして 活 用 されることや 5 ヶ 年 計 画 の 伐 採 更 新 等 の 基 礎 データとしても 活 用 される 3 調 査 方 法 等 の 考 え 方 について * 調 査 に 当 たっては 地 況 林 況 等 調 査 及 び 伐 採 更 新 箇 所 把 握 のマニュアル ( 道 局 版 H18.4) 人 工 林 間 伐 要 領 ( 道 局 版 H18.2) 森 林 施 業 の 手 引 き( 道 局 版 H18.4) 及 び 第 四 次 国 有 林 野 施 業 実 施 計 画 書 ( 道 局 版 H23.4)を 基 本 に 対 応 していく

7 4 調 査 方 法 記 録 調 査 方 法 については 標 準 地 調 査 法 による 調 査 対 象 林 小 班 は 希 少 野 生 動 植 物 種 保 全 上 の 理 由 から 契 約 者 のみに 開 示 する 調 査 面 積 は 均 一 な 林 分 を 選 定 する 中 で 対 象 箇 所 面 積 の3% 以 上 を 目 安 に 行 う ( 事 前 に 空 中 写 真 やこれまでの 調 査 データなどを 有 効 に 活 用 する 中 で 3% 以 下 となる 場 合 も 可 能 とする) 1ha 未 満 の 区 域 については 全 木 調 査 を 行 う 標 準 地 の 区 域 測 量 は コンハ ス 測 量 GPS レーザー 測 距 計 等 を 基 本 とするが 人 工 林 で 植 栽 列 が 明 瞭 な 箇 所 等 については 植 栽 列 を 用 いて 間 縄 (エスロン 系 巻 尺 )のみ で 実 施 することも 可 能 である 標 準 地 調 査 を 行 った 箇 所 についてはテープ 標 示 等 を 行 う( 四 つ 角 に 二 重 巻 き)ととも に 成 果 品 の 図 面 に 図 示 を 行 う 標 準 地 調 査 の 区 域 内 は 毎 木 による 調 査 で 行 うこととするが 樹 高 については 樹 高 曲 線 ネスルンド 曲 線 一 変 数 材 積 表 等 を 活 用 することも 可 能 である 各 調 査 においては 林 内 状 況 の 写 真 を 近 景 遠 景 など 撮 影 を 行 っていく 撮 影 の 箇 所 は 調 査 プロット 及 び 周 辺 部 状 況 踏 査 段 階 での 林 相 状 況 を 撮 影 すること 撮 影 デー タについては CD に 納 め 参 考 資 料 として 提 出 すること 踏 査 を 行 う 場 合 は 国 有 林 GIS システム 及 び GPS 機 材 等 を 活 用 し 踏 査 した 経 路 や 路 網 状 況 ( 作 業 線 集 材 線 ) などを 記 述 行 うこと 調 査 結 果 の 記 録 様 式 は 別 添 1-2のとおりとする 地 況 林 況 調 査 野 帳 結 果 報 告 早 見 表 ( 別 添 1-3 様 式 内 の 標 題 は 現 地 調 査 用 地 況 林 況 調 査 野 帳 ( 人 工 林 用 天 然 林 用 ) となっている )を 判 定 や 現 地 状 況 の 早 見 表 などとして 活 用 すること 樹 木 調 査 林 相 状 況 の 把 握 に 努 めることとし 標 準 地 内 は 針 葉 樹 広 葉 樹 別 に 樹 種 名 胸 高 直 径 樹 高 を 調 査 し NL 別 の ha あたり 本 数 ha 当 たり 材 積 等 を 調 査 する ( 径 級 4cm~ 2cm 単 位 読 み ) 広 葉 樹 は L 包 括 ではなく 収 穫 調 査 規 程 に 記 載 の 樹 種 での 野 帳 記 載 を 行 うこと 下 層 植 生 ササの 種 別 や 地 上 高 被 度 を 目 視 により 調 査 ( 標 準 地 内 もしくは 外 で も 可 ) 林 床 草 本 標 準 地 内 に 出 現 する 植 物 を 種 名 被 度 を 目 視 により 記 録 エゾシカによる 樹 皮 食 い 調 査 エゾシカチェックシート( 別 添 1-4)による 記 入 による( 主 に 目 視 による)

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16 林 小 班 H 改 訂 版 現 地 調 査 用 地 況 林 況 調 査 野 帳 ( 天 然 林 用 ( 育 成 天 然 林 含 む)) 調 査 年 月 日 平 成 年 月 日 林 小 班 面 積 ha( 調 査 簿 と 違 う 場 合 の 理 由 : ) 機 能 類 型 施 業 群 生 産 群 等 林 種 細 分 施 業 方 法 現 地 写 真 を 忘 れず 撮 影 1 林 相 2 下 層 状 況 3 樹 冠 ( 上 方 ) 4 作 業 道 等 の 道 路 状 況 調 査 項 目 判 断 コメント( 理 由 等 ) 項 目 補 足 伐 採 可 能 の 判 断 可 不 可 全 面 積 一 部 ( ha) 調 査 データ 集 計 後 に 判 断 伐 採 方 法 単 木 群 状 孔 状 面 の 大 きさ(0.05~0.20ha 範 囲 ) 状 現 地 を 見 ながら 伐 採 シミ 況 箇 所 200m 以 内 ュレーションをしてみる 被 害 木 の 状 況 対 策 必 要 多 い(2~3 割 ) 少 ない(1 割 以 下 ) 虫 害 等 で 枯 損 状 況 等 成 長 衰 退 木 の 状 況 対 策 必 要 多 い(2~3 割 ) 少 ない(1 割 以 下 ) 老 齢 形 質 不 良 な 木 の 状 況 地 形 状 況 急 峻 地 ( 全 体 一 部 ) 緩 斜 面 平 坦 地 平 均 傾 斜 度 崩 壊 しそうな 地 形 地 質 風 衝 害 烈 風 強 風 弱 風 なし 被 害 歴 ( ) ( ) 状 況 後 継 樹 等 成 長 の 妨 げ 状 況 下 層 植 生 の 主 体 形 質 不 良 な 中 下 層 木 多 い 競 合 した 上 層 木 多 い 形 質 不 良 な 上 層 木 多 い 競 合 した 上 層 木 や 中 層 木 の 混 み 合 い 状 況 笹 草 本 型 落 密 生 状 態 伐 採 評 定 因 子 や 植 栽 葉 低 木 型 混 生 下 ( 足 下 が 見 えない 状 態 ) 時 の 因 子 の 判 断 植 生 高 cm 中 ( 歩 行 障 害 に 若 干 影 響 ) 上 ( 歩 行 に 問 題 なし) 樹 冠 層 単 層 2 層 多 層 上 中 下 木 の 林 相 状 況 を 見 る 樹 冠 疎 密 度 密 (9~10 割 ) 中 (6~8) 疎 (1~5) 上 方 を 見 た 感 覚 で 割 合 を 利 用 径 級 の 割 合 % 程 度 特 段 コメントあれば( 記 述 ) 後 継 樹 を 除 き 48cm 以 上 を 対 象 設 定 ( 調 査 テ ータ 集 計 後 の 記 入 欄 ) 冬 期 間 の 現 地 まで 2km 未 満 2km 以 上 冬 期 伐 採 時 の 除 雪 目 安 作 業 道 の 有 無 有 無 かきならし 掘 削 作 業 砂 利 使 用 管 理 及 び 伐 採 時 の 参 考 傾 斜 度 ( 悪 路 ) 立 木 ( 密 生 疎 生 ) ( 既 設 作 業 道 距 離 m) 集 材 道 の 有 無 有 無 平 均 集 材 100m 未 満 森 林 管 理 及 び 伐 採 時 の 傾 斜 度 100~500m 未 満 参 考 のため ( 冬 期 伐 採 500~1,000m 未 満 1,000m 以 上 の 場 合 の 林 地 影 響 度 等 を 判 断 ) 更 新 の 可 否 未 立 木 地 伐 採 跡 面 積 ( 実 測 航 空 写 真 ) 植 栽 の 必 要 性 を 把 握 地 その 他 ( ) Ha ( 造 林 の 条 件 調 査 も 忘 れず)

17 林 小 班 H 改 訂 版 植 栽 木 区 域 内 の 侵 入 木 状 況 トンネル 状 態 植 栽 木 と 同 高 侵 入 木 が 下 除 伐 の 必 要 性 必 要 経 過 判 断 ( 条 件 調 査 10 10m:1cm 以 上 の 1cm 単 位 で 立 木 調 査 ) つる 伐 りの 必 要 性 必 要 ( 条 件 調 査 :10 10mツル 何 本 巻 き 付 いているか 巻 くおそれ あるか) 除 伐 Ⅱ 類 本 数 調 整 伐 必 要 ( 条 件 調 査 500m2 1cm 以 上 の1cm 単 位 で 立 木 調 査 ) 被 害 木 の 状 況 原 因 対 策 必 要 多 い(2~3 割 ) 少 ない(1 割 以 下 ) 虫 害 等 で 枯 損 状 況 等 なし 原 因 ネズミ ヤツバ ハバチ 霜 その 他 ( ) 孔 状 面 の 造 林 地 も 含 被 害 程 度 % ha む エゾシカ 被 害 なし エゾシカによる 樹 木 等 被 害 ある 場 合 は エゾシカチェックシート 記 入 動 植 物 の 状 況 オオタカ オジロワシ オオワシ ハヤブサ タンチョウ ク 痕 跡 確 認 存 在 確 認 マゲラ シマフクロウ その 他 希 少 動 植 物 ( ) 外 部 情 報 内 部 情 報 樹 種 構 成 ( 主 たる 代 表 格 5 樹 種 ) 囲 みを(トド エゾ アカエゾ ミズナラ ニレ イタヤ シラカンバ タゲ カンバ ) 調 査 テ ータ 集 計 後 記 入 欄 ( 調 査 はL 包 括 でなく 樹 種 毎 ) HA 材 積 (m3/ha) 針 葉 樹 ( ) 広 葉 樹 ( ) 調 査 データ 集 計 後 記 入 欄 HA 本 数 ( 本 /ha) 針 葉 樹 ( ) 広 葉 樹 ( ) 調 査 データ 集 計 後 記 入 欄 配 慮 事 項 水 源 地 孵 化 場 施 設 希 少 野 鳥 類 の 採 餌 場 景 観 保 護 その 他 ( ) その 他 ( 踏 査 等 を 行 う 中 で 気 がついた 点 や 施 業 上 の 留 意 点 )

18 林 小 班 H 改 訂 版 現 地 調 査 用 地 況 林 況 調 査 野 帳 ( 人 工 林 用 ) 調 査 年 月 日 平 成 年 月 日 林 小 班 面 積 ha( 調 査 簿 と 違 う 場 合 の 理 由 : ) 機 能 類 型 施 業 群 生 産 群 等 林 種 細 分 施 業 方 法 現 在 植 栽 樹 種 トド アカエゾ エゾマツ カラマツ ストローブ欧 アカ その 他 ( ) 更 新 年 度 必 須 現 地 写 真 を 忘 れず 撮 影 1 林 相 2 下 層 状 況 3 樹 冠 ( 上 方 ) 4 作 業 道 等 の 道 路 状 況 など 調 査 項 目 判 断 コメント( 理 由 等 ) 項 目 補 足 主 伐 間 伐 の 時 期 主 伐 の 適 齢 期 間 伐 改 植 機 能 類 型 施 業 群 生 保 育 伐 調 整 伐 ( 植 生 50% 未 満 平 均 径 13cm 未 満 ) 搬 出 希 望 伐 採 等 時 期 産 群 などの 将 来 設 計 か ら 主 間 伐 の 判 断 を ( 収 第 五 次 時 期 希 望 無 前 半 中 間 後 半 ( 年 度 ) 穫 予 想 表 等 参 照 ) 施 業 群 生 産 群 施 業 方 法 等 の 変 更 区 分 伐 採 可 否 の 判 断 及 び 理 由 対 象 面 積 伐 採 不 可 理 由 ( 該 当 希 望 に 印 で 囲 む その 他 の 選 択 は にレ 点 を 入 れること ) 施 業 群 ( 水 源 かん 養 タイプ 生 産 群 ( 資 源 循 環 ) : ) 変 更 ある 場 合 のみ 記 載! 林 種 の 細 分 ( 単 層 複 層 育 天 天 然 生 伐 跡 未 立 木 地 ) 施 業 方 法 ( 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林 天 然 生 林 施 業 ) 可 樹 冠 閉 鎖 状 態 ( 密 度 調 整 が 必 要 ) 不 可 樹 冠 長 ( 枝 の 枯 れ 上 がりひどい) 間 伐 木 の 利 用 径 級 に 達 している 照 度 不 足 により 下 層 植 生 衰 退 表 土 保 全 支 障 あり 前 回 伐 採 より10 年 以 上 経 過 全 面 積 一 部 現 地 調 査 orデータ 集 計 後 の 中 で 判 断 ( ha) 見 合 わせある 場 合 は 図 面 に 図 示 をしておくこと (GPS 等 に よる 測 量 必 須 ) A. 気 象 害 虫 害 その 他 成 長 が 悪 い B. 路 網 復 旧 要 C. 路 網 なし D. 自 然 保 護 水 質 保 全 など 地 域 配 慮 の 点 E. 他 事 業 により 臨 時 伐 採 計 上 のため F. 臨 時 伐 採 等 実 行 済 み G.その 他 ( 人 工 林 では 無 理 ( 全 部 一 部 ) 天 然 林 への 繰 入 次 の 計 画 策 定 のための 伐 採 判 断 や 林 種 替 の 目 安 確 認 林 種 替 調 査 は NL 詳 細 の れ( 全 部 一 部 ) その 他 ( )) 立 木 調 査 遠 近 撮 影 小 班 統 合 の 有 無 小 面 積 で 隣 接 区 域 に 統 合 ( 統 合 先 小 班 : ) 1~2 年 の 差 であれば 統 植 栽 年 樹 種 同 年 で 管 理 上 から 統 合 ( 統 合 先 小 班 ) 合 可 能 伐 採 方 法 全 区 域 一 部 方 法 該 当 囲 み ( 列 状 定 量 上 層 ( 平 均 径 20 上 ) 複 層 伐 ( 単 木 列 状 群 状 ) 択 伐 その 他 ( ) 変 形 列 状 ( 全 部 一 部 ) 地 形 状 況 急 峻 地 ( 全 体 一 部 ) 緩 斜 面 平 坦 地 平 均 傾 斜 度 ( ) 現 地 を 見 ながら 伐 採 シミュレーションをしてみ る 基 本 は 1 回 目 列 状 2 回 目 トド 定 量 カラ 上 層 3 回 目 トド 上 層 カラ 定 量 4 回 目 主 伐 対 応 間 伐 要 領 参 照 崩 壊 しそうな 地 形 地 質 状 況 風 衝 害 烈 風 強 風 弱 風 無 し 被 害 歴 ( ) 冬 期 間 の 現 地 まで 2km 未 満 2km 以 上 冬 期 伐 採 時 の 除 雪 目 安 作 業 道 の 有 無 有 無 かきならし 掘 削 作 業 砂 利 使 管 理, 伐 採 時 の 参 考 傾 斜 度 用 ( 悪 路 ) 立 木 ( 密 生 疎 生 ) ( 既 設 作 業 道 距 離 m) 集 材 道 の 有 無 有 無 平 均 集 材 100m 未 満 森 林 管 理 及 び 伐 採 時 の 参 傾 斜 度 100~500m 未 満 考 のため ( 冬 期 伐 採 の 場 500~1,000m 未 満 合 の 林 地 影 響 度 等 を 判 断 ) 1,000m 以 上

19 林 小 班 H 改 訂 版 土 場 の 設 定 新 規 既 設 土 場 の 設 定 植 生 の 主 体 笹 草 本 混 生 落 葉 低 木 植 生 高 cm 土 場 の 分 散 化 可 能 不 可 伐 採 系 で 行 なう 場 合 等 土 場 の 広 く 可 能 か 可 能 不 可 密 生 状 態 伐 採 評 定 因 子 や 植 栽 時 の 下 ( 足 下 が 見 えない 状 態 ) 因 子 の 判 断 中 ( 歩 行 障 害 に 若 干 影 響 ) 上 ( 歩 行 に 問 題 なし) 樹 冠 層 単 層 2 層 多 層 (3 段 林 複 層 林 ) 上 中 下 木 の 林 相 状 況 判 断 樹 冠 疎 密 度 密 (9~10 割 ) 中 (6~8) 疎 (1~5) 上 方 を 見 た 感 覚 で 割 合 を 林 型 区 分 少 径 木 林 ( 平 均 径 20 以 下 の 小 径 木 材 積 割 合 6 割 以 上 ) 中 径 木 林 ( 平 均 径 22-32の 中 径 木 材 積 割 合 6 割 以 上 ) 調 査 簿 の 項 目 の 補 足 のた め 大 径 木 林 ( 平 均 径 34 以 上 の 大 径 木 材 積 割 合 6 割 以 上 ) 混 径 木 林 ( 上 記 以 外 の 対 象 のもの) 植 栽 木 以 外 の 侵 入 木 の 状 況 針 葉 樹 主 体 広 葉 樹 主 体 混 交 トンネル 状 態 植 栽 木 と 同 高 侵 入 木 が 下 除 伐 の 必 要 性 必 要 経 過 判 断 ( 条 件 調 査 10 10m:1cm 以 上 の 1cm 単 位 で 立 木 調 査 ) つる 伐 りの 必 要 性 必 要 ( 条 件 調 査 :10 10mツル 何 本 巻 き 付 いているか 巻 くおそれあるか) 除 伐 Ⅱ 類 本 数 調 整 伐 必 要 ( 条 件 調 査 500m2 1cm 以 上 の1cm 単 位 で 立 木 調 査 ) 被 害 木 の 状 況 原 対 策 必 要 多 い(2~3 割 ) 少 ない(1 割 以 下 ) 虫 害 等 で 枯 損 状 況 等 因 原 因 ネズミ ヤツバ ハバチ 霜 その 他 ( ) なし 被 害 程 度 % ha エゾシカ 被 害 なし エゾシカによる 樹 木 等 被 害 ある 場 合 は エゾシカチェックシート 記 入 更 新 の 可 否 なし 未 立 木 地 伐 採 跡 地 改 植 その 他 ( ) 面 積 ( 実 測 航 空 写 真 ) Ha 更 新 発 生 する 場 合 は 条 件 調 査 も 忘 れず 動 植 物 の 状 況 オオタカ オジロワシ オオワシ ハヤブサ タンチョウ クマゲ 痕 跡 確 認 存 在 確 認 なし ラ シマフクロウ その 他 希 少 動 植 物 ( ) 外 部 情 報 内 部 情 報 HA 材 積 (m3/ha) 針 葉 樹 ( ) 広 葉 樹 ( ) 調 査 データ 集 計 後 記 入 欄 HA 本 数 ( 本 /ha) 針 葉 樹 ( ) 広 葉 樹 ( ) 調 査 データ 集 計 後 記 入 欄 平 均 径 樹 高 人 工 林 の 平 均 径 cm 平 均 樹 高 m 調 査 データ 集 計 後 記 入 欄 配 慮 事 項 水 源 地 孵 化 場 施 設 希 少 野 鳥 類 の 採 餌 場 景 観 保 周 辺 状 況 の 聞 き 取 り 情 報 護 その 他 ( ) など その 他 ( 踏 査 等 を 行 う 中 で 気 がついた 点 や 施 業 上 の 留 意 点 ) こうやれば 森 林 が 育 つと 思 うこともあれば 詳 細 を 記 入 下 さい

20 エゾシカ 影 響 調 査 簡 易 チェックシートについて 12 月 9 日 に 開 催 された 影 響 調 査 検 討 会 の 討 議 内 容 を 受 けて チェックシート 案 を 改 定 した 改 定 に 関 するポイントは 以 下 のとおり チェックシートの 形 態 チェックシートは 人 天 別 に 作 成 した 方 がよい( 人 工 林 は 天 然 林 に 比 べて 細 かく 整 理 できる シカ にとって 人 工 林 は 越 冬 地 という 位 置 付 けである 樹 種 や 林 齢 によりシカにとって 意 味 も 変 わる) 人 工 林 用 シートを 作 るならば 樹 種 別 林 齢 というやり 方 も 検 討 しうる 人 工 林 については 別 シートとし 植 栽 木 のサンプリング 調 査 形 式 とした ( 道 有 林 参 照 ) チェックシートの 改 善 点 チェックシートは 強 制 的 に 記 入 させるような 設 問 設 定 にすべきである 選 択 肢 を 整 理 し 必 ずいずれかにチェックが 入 るようにした 多 く 見 られる しばしば 見 られる は 人 によって 基 準 が 異 なってしまう 量 的 な 表 現 をなるべく 減 らした 入 れる 場 合 は 基 準 を 明 示 した A 中 ~ 大 径 木 ( 胸 高 直 径 10センチ 以 上 ) B 小 径 木 ( 胸 高 直 径 10センチ 未 満 ) の 区 分 を 胸 高 直 径 5cmとする 対 応 した D 林 床 植 生 は ササとそれ 以 外 に 分 ける 判 別 しやすいササ 類 に 焦 点 を 当 てた E シカの 痕 跡 において 0( 見 なかった)というデータが 重 要 加 見 ていないの 項 を 追 調 査 努 力 量 ( 時 間 )が 分 かるとよい 調 査 時 間 の 項 を 追 加 した 周 辺 環 境 について 人 工 林 に 接 しているかどうかの 項 目 もあってよい 追 加 チェックシートの 実 施 に 関 して 出 された 課 題 QC( 品 質 管 理 )の 観 点 から チェックシートの 結 果 を 詳 細 調 査 の 結 果 と 比 較 検 討 すべきである まず 今 年 度 調 査 を 実 施 した3 署 で 行 ってQCを 考 えるべきである まずは 簡 易 的 な 手 法 をなるべく 広 範 囲 ( 全 道 的 )で 進 めたいと 考 えている 森 林 官 の 意 見 が 反 映 される 仕 組 みを 作 ったほうがよい 実 施 時 に 使 いやすさなどについてのアンケートをした 方 がよい

21 エゾシカ 影 響 調 査 簡 易 チェックシート( 天 然 林 用 ) 場 所 管 理 署 名 森 林 事 務 所 名 林 班 小 班 面 積 ha 調 査 日 年 月 日 時 ~ 時 前 年 の 狩 猟 可 猟 禁 猟 ( 法 的 規 制 を 除 く) 法 的 規 制 周 辺 環 境 天 然 林 と 隣 接 人 工 林 と 隣 接 沢 を 含 む 沢 と 隣 接 畑 と 隣 接 牧 草 地 と 隣 接 以 下 の 項 目 で 当 てはまるものにチェック を 入 れる 食 痕 等 の 判 断 については 意 識 しないで 食 痕 等 が 目 に 付 くのは 多 い 探 さないと 食 痕 等 が 見 つからない 場 合 は わずかにある とする 樹 皮 剥 ぎ 等 の 新 しい は 今 シーズンの 樹 皮 剥 ぎ 等 を 対 象 とする A. 中 ~ 大 径 木 ( 胸 高 直 径 5cm 以 上 ) 林 相 針 広 混 交 林 針 葉 樹 林 広 葉 樹 林 注 ) 針 葉 樹 林 広 葉 樹 林 とは それぞれの 針 葉 樹 広 葉 樹 の 材 積 歩 合 が75% 以 上 の 林 分 を 指 し 針 葉 樹 林 及 び 広 葉 樹 林 以 外 の 林 分 を 針 広 混 交 林 とする A1. 樹 皮 剥 ぎ/ 角 こすり 見 られる 樹 種 : 新 しい/ 古 い 見 られない A2. 高 さ2m 以 下 の 下 枝 や 萌 芽 ある ほとんどない( 目 安 :5 本 /100m2 以 下 ) ない A3. 下 枝 の 食 痕 多 い わずかにある ない 分 からない 注 ) 下 枝 は 広 葉 樹 のみ 対 象 とする B. 小 径 木 ( 胸 高 直 径 5cm 未 満 ) B1. 小 径 木 見 られる 少 ない( 目 安 :5 本 /100m2 以 下 ) ない B2. 樹 皮 剥 ぎ/ 角 こすり 見 られる 樹 種 : 新 しい / 古 い 見 られない B3. 高 さ2m 以 下 の 下 枝 や 萌 芽 ある ほとんどない( 目 安 :5 本 /100m2 以 下 ) ない B4. 下 枝 の 食 痕 多 い わずかにある ない 分 からない 注 ) 下 枝 は 広 葉 樹 のみ 対 象 とする C. 稚 樹 ( 高 木 になる 木 本 種 の 樹 高 20cm 程 度 から200cm 程 度 のもの) C1. 稚 樹 見 られる 少 ない( 目 安 :5 本 /100m2 以 下 ) ない C2. 食 痕 多 い わずかにある ない 分 からない D. 林 床 植 生 (ササ 類 や 草 本 類 A~C 以 外 の 木 本 類 など 全 てが 対 象 ) 植 生 ササ 類 主 体 草 本 類 主 体 低 木 類 主 体 ( ) 注 ) 主 体 とは 林 床 のおおむね75%を 占 めている 状 態 をいう D1.ササの 現 存 量 密 生 している 散 在 している ない ササの 種 類 ( ) D2.ササの 枯 死 枯 れた 稈 がある 枯 れた 稈 はない D3.ササの 食 痕 多 い わずかにある ない 分 からない D4. 不 嗜 好 植 物 の 量 フッキソウ シダ 類 ハンゴンソウ 等 のシカが 好 まない 草 が 多 い( 目 安 :30% 以 上 ) 上 記 のような 草 は 少 ない( 目 安 :30% 未 満 ) よく 分 からない E.シカの 痕 跡 E1.シカの 痕 跡 次 のシカの 痕 跡 等 が 見 られる 痕 跡 はない シカ 道 足 跡 糞 骨 死 体 角 E2.シカの 鳴 声 この 林 班 周 辺 でシカの 鳴 声 を 聞 いた 聞 いていない E3.シカの 目 視 この 林 班 周 辺 でシカを 見 た 頭 見 ていない E4. 越 冬 地 としての 利 用 利 用 している 利 用 していない 分 からない 自 由 記 述 欄 (シカの 被 食 状 況 に 関 することで 気 がついた 点 があれば 記 述 する)

22 エゾシカ 影 響 調 査 簡 易 チェックシート( 人 工 林 用 ) 場 所 管 理 署 名 森 林 事 務 所 名 林 班 小 班 植 付 面 積 ha 植 付 本 数 本 /ha 植 付 樹 種 植 付 年 年 近 年 の 施 業 今 年 下 刈 りを 実 施 ( 予 定 ) 昨 年 まで 下 刈 りを 実 施 ( ) 年 前 に 除 間 伐 その 他 ( ) 平 均 胸 高 直 径 約 cm 平 均 樹 高 約 m 調 査 日 年 月 日 時 ~ 時 前 年 の 狩 猟 可 猟 禁 猟 ( 法 的 規 制 を 除 く) 法 的 規 制 周 辺 環 境 天 然 林 と 隣 接 人 工 林 と 隣 接 沢 を 含 む 沢 と 隣 接 畑 と 隣 接 牧 草 地 と 隣 接 以 下 の 項 目 を 記 入 するほか 当 てはまるものにチェック を 入 れる 食 痕 等 の 判 断 については 意 識 しないで 食 痕 等 が 目 に 付 くのは 多 い 探 さないと 食 痕 等 が 見 つからない 場 合 は わずかにある とする 樹 皮 剥 ぎの 新 しい は 今 シーズンの 樹 皮 剥 ぎ 等 を 対 象 とする A. 植 栽 樹 種 の 痕 跡 調 査 本 数 ( 本 ) 注 )50 本 を 目 安 に 調 査 の 対 象 とした 本 数 を 記 入 A1. 新 しい 角 こすりが 見 られる ( 約 本 ) A2 樹 皮 の 食 痕 が 見 られる ( 約 本 ) A3. 頂 芽 の 食 痕 が 見 られる ( 約 本 ) A4シカによる 幹 折 れの 痕 跡 が 見 られる ( 約 本 ) B. 小 径 木 ( 胸 高 直 径 5cm 未 満 ) B1. 小 径 木 見 られる 少 ない( 目 安 :5 本 /100m2 以 下 ) ない B2. 樹 皮 剥 ぎ/ 角 こすり 見 られる 樹 種 : 新 しい / 古 い 見 られない B3. 高 さ2m 以 下 の 下 枝 や 萌 芽 ある ほとんどない( 目 安 :5 本 /100m2 以 下 ) ない B4. 下 枝 の 食 痕 多 い わずかにある ない 分 からない C. 稚 樹 ( 高 木 になる 木 本 種 の 樹 高 20cm 程 度 から200cm 程 度 のもの) C1. 稚 樹 見 られる 少 ない( 目 安 :5 本 /100m2 以 下 ) ない C2. 食 痕 多 い わずかにある ない 分 からない D. 林 床 植 生 (ササ 類 や 草 本 類 A~C 以 外 の 木 本 類 など 全 てが 対 象 ) 植 生 ササ 類 主 体 草 本 類 主 体 低 木 類 主 体 ( ) 注 ) 主 体 とは 林 床 のおおむね75%を 占 めている 状 態 をいう D1.ササの 現 存 量 密 生 している 散 在 している ない ササの 種 類 ( ) D2.ササの 枯 死 枯 れた 稈 がある 枯 れた 稈 はない D3.ササの 食 痕 多 い わずかにある ない 分 からない D4. 不 嗜 好 植 物 の 量 フッキソウ シダ 類 ハンゴンソウ 等 のシカが 好 まない 草 が 多 い( 目 安 :30% 以 上 ) 上 記 のような 草 は 少 ない( 目 安 :30% 未 満 ) よく 分 からない E.シカの 痕 跡 E1.シカの 痕 跡 次 のシカの 痕 跡 等 が 見 られる 痕 跡 はない シカ 道 足 跡 糞 骨 死 体 角 E2.シカの 鳴 声 この 林 班 周 辺 でシカの 鳴 声 を 聞 いた 聞 いていない E3.シカの 目 視 この 林 班 周 辺 でシカを 見 た 頭 見 ていない E4. 越 冬 地 としての 利 用 利 用 している 利 用 していない 分 からない 自 由 記 述 欄 (シカの 被 食 状 況 に 関 することで 気 がついた 点 があれば 記 述 する)

23 場 所 管 理 署 名 森 林 事 務 所 名 林 班 小 班 面 積 ha 調 査 日 年 月 日 時 ~ 時 前 年 の 狩 猟 可 猟 禁 猟 ( 法 的 規 制 を 除 く) 法 的 規 制 周 辺 環 境 天 然 林 と 隣 接 人 工 林 と 隣 接 沢 を 含 む 沢 と 隣 接 畑 と 隣 接 牧 草 地 と 隣 接

24 場 所 管 理 署 名 森 林 事 務 所 名 林 班 小 班 植 付 面 積 ha 植 付 本 数 本 /ha 植 付 樹 種 植 付 年 昭 平 年 直 近 の 下 刈 り 昭 平 年 平 均 胸 高 直 径 約 cm 平 均 樹 高 約 m 調 査 日 年 月 日 時 ~ 時 前 年 の 狩 猟 可 猟 禁 猟 ( 法 的 規 制 を 除 く) 法 的 規 制 周 辺 環 境 天 然 林 と 隣 接 人 工 林 と 隣 接 沢 を 含 む 沢 と 隣 接 畑 と 隣 接 牧 草 地 と 隣 接 場 所 管 理 署 名 森 林 事 務 所 名 林 班 小 班 植 付 面 積 ha 植 付 本 数 本 /ha 植 付 樹 種 植 付 年 年 近 年 の 施 業 今 年 下 刈 りを 実 施 ( 予 定 ) 昨 年 まで 下 刈 りを 実 施 ( ) 年 前 に 除 間 伐 その 他 ( ) 平 均 胸 高 直 径 約 cm 平 均 樹 高 約 m 調 査 日 年 月 日 時 ~ 時 前 年 の 狩 猟 可 猟 禁 猟 ( 法 的 規 制 を 除 く) 法 的 規 制 周 辺 環 境 天 然 林 と 隣 接 人 工 林 と 隣 接 沢 を 含 む 沢 と 隣 接 畑 と 隣 接 牧 草 地 と 隣 接

25 エゾシカ 影 響 ランク 大 径 木 小 径 木 稚 樹 林 床 痕 跡 A1 A3 A4 B1 B2 B3 B4 C1 C2 D1 D2 D3 E1 E2 E3 Ⅰ.エゾシカの 影 響 はほとんどない Ⅱ. 影 響 が 出 始 めている Ⅲ. 強 い 影 響 が 出 てきている Ⅳ. 強 い 影 響 が 累 積 している エゾシカ 影 響 ランク 大 径 木 小 径 木 稚 樹 林 床 痕 跡 A1 A3 A4 B1 B2 B3 B4 C1 C2 D1 D2 D3 E1 E2 E3 Ⅰ.エゾシカの 影 響 はほとんどない Ⅱ. 影 響 が 出 始 めている Ⅲ. 強 い 影 響 が 出 てきている Ⅳ. 強 い 影 響 が 累 積 している M N O P Q R S T U V W X Y Z AA AB AC エゾシカ 影 響 ランク 大 径 木 植 栽 木 小 径 木 稚 樹 林 床 痕 跡 E1 A1 A2 A3 A1 A2 A3 A4 B1 B2 B3 B4 C1&D1 C2 D1 D2 D3 D4 道 足 糞 なし Ⅰ.エゾシカの 影 響 はほとんどない Ⅱ. 影 響 が 出 始 めている Ⅲ. 強 い 影 響 が 出 てきている Ⅳ. 強 い 影 響 が 累 積 している 植 栽 木 の 食 痕 率 とランクの 関 係 は 樹 種 によって 異 なる C1はD1で ササが 密 生 している の 場 合 には 評 価 対 象 としない

26 エゾシカの 立 木 食 害 等 が 天 然 更 新 等 に 与 える 影 響 調 査 影 響 ランクの 整 理 ランク ライトセン サス 密 度 ( 頭 /10km) SPUE ( 頭 / 人 日 ) 森 林 への 影 響 立 木 天 然 更 新 林 床 植 生 動 物 多 様 性 Ⅰ.エゾシカの 影 響 はほとんどな い <10 <2 (S1) Ⅱ. 影 響 が 出 始 めている Ⅲ. 強 い 影 響 が 出 てきている Ⅳ. 強 い 影 響 が 累 積 している 10~20 20~50 50~100 >100 (S2) 2~6 (S3) >6 (S4) ( 累 積 S4) 小 径 木 で 樹 皮 剥 ぎ が 見 られる 樹 皮 剥 ぎが 見 られ 枯 死 し 始 める 樹 皮 剥 ぎが 見 られ 特 定 の 樹 種 は 激 減 する 食 痕 が 目 立 ち 成 長 が 阻 害 される 稚 樹 の 枯 死 が 目 立 つ 実 生 は 増 加 する 稚 樹 が 消 失 して 更 新 が 困 難 にな る 忌 避 植 物 が 増 加 する ササが 減 少 す る 特 定 の 植 物 が 減 少 する ササが 消 失 す る 特 定 の 種 が 絶 滅 する 下 層 植 生 を 利 用 する 鳥 昆 虫 が 減 少 す る フンを 利 用 す る 昆 虫 が 増 加 する 文 献 梶 ほか(2006) 宮 木 (2006) 梶 ほか(2006) 梶 ほか(2006) 梶 ほか(2006) ランク Ⅰ.エゾシカの 影 響 はほとんどない Ⅱ. 影 響 が 出 始 めている Ⅲ. 強 い 影 響 が 出 てきている Ⅳ. 強 い 影 響 が 累 積 している 今 回 の 調 査 地 での 対 応 上 川 西 上 川 東 釧 路 中 日 高 釧 路 東 日 高 新 冠 等 釧 路 西 層 雲 峡 静 内 周 辺 SPUE_ I IV 日 高 上 川 釧 路 E 釧 路 W SPUE_2007 調 査 地 の2007 年 SPUEと 累 積 SPUE( ) II III SPUE_ I 釧 路 中 上 川 西 IV 釧 路 西 上 川 東 日 高 上 川 釧 路 日 高 SPUE_2007 II III 釧 路 東 エリアの2007 年 SPUEと 累 積 SPUE( )