彦根市地域防災計画案

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1 第 2 編 一 般 対 策 編 第 1 部 総 則 第 1 章 彦 根 市 の 状 況 第 2 編 一 般 対 策 編 第 1 部 総 則 第 1 章 彦 根 市 の 状 況 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 彦 根 市 の 状 況 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 災 害 履 歴 第 4 編 資 料 編 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 1 節 自 然 的 条 件 24 第 2 節 社 会 的 条 件 27-23

2 第 2 編 一 般 対 策 編 第 1 部 総 則 第 1 章 彦 根 市 の 状 況 第 1 節 自 然 的 条 件 第 1 節 自 然 的 条 件 1 位 置 面 積 本 市 は 滋 賀 県 東 北 部 近 江 盆 地 の 東 部 に 位 置 し 市 域 は 多 景 島 琵 琶 湖 岸 の 湖 東 平 野 から 鈴 鹿 山 地 に 及 んでいる (1) 位 置 関 係 方 位 隣 接 市 町 経 緯 度 距 離 北 米 原 市 最 北 北 緯 35 度 18 分 南 北 距 離 南 東 近 江 市 最 南 北 緯 35 度 11 分 12.35km 東 多 賀 町 甲 良 町 愛 荘 町 最 東 東 経 136 度 21 分 東 西 距 離 22.50km 西 ( 琵 琶 湖 ) 最 西 東 経 136 度 6 分 (2) 面 積 高 度 k m2 面 積 (うち 琵 琶 湖 の 面 積 98.59k m2) 高 度 最 高 682.2m 高 低 差 599.0m 最 低 83.2m 2 地 形 地 質 市 域 の 地 形 は 鈴 鹿 山 地 から 琵 琶 湖 まで 山 地 丘 陵 と 低 地 に 大 別 でき 地 質 状 況 もおおむね 地 形 と 対 応 しており 概 要 は 次 のとおりである (1) 山 地 丘 陵 市 域 の 北 東 部 は 鈴 鹿 山 地 の 西 縁 にあたる 山 地 が 占 めている 山 地 は 地 形 的 に 東 側 の 標 高 650 メー トル 前 後 の 山 塊 と 西 側 の 標 高 300 メートル 以 下 の 山 塊 ( 佐 和 山 を 含 む )の 2 つに 大 別 できる この 他 に 低 地 部 に 彦 根 山 雨 壷 山 荒 神 山 など 孤 立 丘 と 呼 ばれる 山 地 がある 山 地 は 基 盤 岩 と 呼 ばれる 固 結 した 地 層 から 成 る 基 盤 岩 の 地 質 は 砂 岩 泥 岩 石 灰 岩 など 主 に 堆 積 岩 類 であるが 荒 神 山 などには 火 成 岩 類 も 見 られる 一 般 に 丘 陵 は 粘 土 砂 砂 礫 などの 未 固 結 の 地 層 から 成 り 山 地 と 低 地 の 境 界 部 に 分 布 するが 本 市 には 野 田 山 笹 尾 町 に 一 部 見 られる 程 度 である 山 地 は 東 西 2 つの 山 塊 に 区 分 されるが これは 間 を 南 北 に 走 る 仏 生 寺 断 層 によるものと 考 えられ これを 境 に 東 側 の 山 塊 が 西 側 の 山 塊 に 乗 り 上 げる 形 態 となっている このため 断 層 に 接 する 基 盤 岩 は 破 砕 を 受 けており 急 斜 面 の 山 腹 には 崩 壊 跡 地 も 多 い (2) 低 地 湖 沼 河 川 琵 琶 湖 に 面 する 本 市 は その 市 域 の 3 分 の 2 以 上 が 低 地 である 低 地 部 は 鈴 鹿 山 地 から 琵 琶 湖 に 注 ぐ 河 川 がもたらした 土 砂 から 成 り その 形 成 は 現 在 の 河 川 と 密 接 な 関 係 がある 低 地 部 は 上 流 から 下 流 へ 扇 状 地 帯 自 然 堤 防 ( 氾 濫 平 野 ) 帯 三 角 州 ( 湖 岸 平 野 ) 帯 に 大 別 される 本 市 の 低 地 部 は おおむね 標 高 100 メートル 以 上 が 礫 を 主 体 とした 扇 状 地 帯 標 高 90~100 メートル 付 - 24

3 第 2 編 一 般 対 策 編 第 1 部 総 則 第 1 章 彦 根 市 の 状 況 第 1 節 自 然 的 条 件 近 が 粘 土 砂 礫 を 主 体 とした 自 然 堤 防 ( 氾 濫 平 野 ) 帯 標 高 90 メートル 以 下 が 腐 食 土 粘 土 を 主 体 と した 三 角 州 ( 湖 岸 平 野 ) 帯 である 湖 岸 沿 いには 比 高 2 メートル 程 の 砂 州 も 見 られるほか かつては 松 原 湖 野 田 沼 曽 根 沼 など 内 湖 があったが 現 在 その 大 半 は 干 拓 事 業 により 農 地 などになっている 主 な 河 川 としては 愛 知 川 宇 曽 川 犬 上 川 芹 川 矢 倉 川 がある これらの 河 川 は 県 内 の 一 般 的 な 河 川 の 特 徴 と 同 様 に 流 路 延 長 が 短 く( 市 域 内 での 最 長 の 宇 曽 川 で 14.9 キロメートル) やや 天 井 川 の 傾 向 にある 3 気 象 本 市 には 彦 根 地 方 気 象 台 ( 気 象 庁 )があり 観 測 資 料 が 整 備 されている 気 象 状 況 の 概 要 記 録 等 は 次 のとおりである 彦 根 市 の 気 象 概 要 ( 平 年 値 ) 項 目 内 容 内 容 年 平 均 気 温 14.7 年 間 降 水 量 年 間 降 雪 量 mm 104cm 年 平 均 相 対 湿 度 74% 年 間 日 照 時 間 年 平 均 風 速 年 最 多 風 向 時 間 2.7m/s 北 西 ( 平 年 値 :1981~2010 年 ) ( 注 ) 年 最 多 風 向 の 統 計 期 間 については 1990~2010 年 彦 根 市 の 気 象 記 録 ( 極 値 ) 項 目 最 大 値 年 月 日 日 最 大 10 分 間 降 水 量 27.5mm 日 最 大 1 時 間 降 水 量 63.5mm 日 降 水 量 596.9mm 月 降 水 量 1,018.8mm 年 降 水 量 3,065.5mm 日 最 大 風 速 31.2m/s 日 最 大 瞬 間 風 速 42.5m/s 日 最 深 積 雪 93cm 統 計 期 間 (1893 年 10 月 ~2015 年 3 月 ) ( 注 ) 日 最 大 10 分 間 降 水 量 の 統 計 期 間 については 1937 年 ~2015 年 3 月 ( 注 ) 日 最 大 1 時 間 降 水 量 の 統 計 期 間 については 1934 年 ~2015 年 3 月 ( 注 ) 日 最 大 瞬 間 風 速 の 統 計 期 間 については 1920 年 ~2015 年 3 月 - 25

4 第 2 編 一 般 対 策 編 第 1 部 総 則 第 1 章 彦 根 市 の 状 況 第 1 節 自 然 的 条 件 (1) 気 温 平 均 気 温 は 年 間 を 通 じて 隣 接 府 県 の 都 市 と 大 差 はなく 穏 やかな 地 域 にはいる (2) 降 水 量 記 録 的 な 降 水 量 としては 明 治 29 年 9 月 の 豪 雨 があげられる これは 停 滞 前 線 によるもので 日 降 水 量 ミリメートル 月 降 水 量 ミリメートルを 記 録 し 平 野 部 において 台 風 以 外 による 降 雨 では 全 国 的 にも 最 大 クラスである なお この 場 合 も 九 州 のはるか 南 の 海 上 に 台 風 があり それから 暖 湿 流 が 停 滞 前 線 に 流 入 していた しかし 一 般 的 には 年 間 の 降 水 量 の 平 年 値 は ミリメートルと 全 国 的 には 平 均 的 な 量 である また 彦 根 の 月 別 降 水 量 は 6~7 月 が 多 く 9 月 がこれに 次 ぐ つまり 梅 雨 前 線 による 降 雨 が 台 風 によ るものを 上 回 っており 瀬 戸 内 型 気 候 区 の 特 性 と 似 ている (3) 降 雪 量 年 間 降 雪 量 ( 降 雪 の 深 さ)の 平 年 値 は 104 センチメートルと 内 陸 盆 地 ながら 多 い (4) 風 向 風 速 風 向 は 年 間 を 通 じて 北 西 方 向 の 風 が 卓 越 し 特 に 冬 は 北 西 の 季 節 風 の 影 響 が 強 い 風 速 は 北 西 の 風 は 毎 秒 3~4 メートル 程 度 で 南 東 の 風 毎 秒 1~2 メートル 程 度 と 比 較 して 2~3 倍 に 達 し 内 陸 部 ながら 厳 冬 期 には 海 岸 部 なみに 風 は 強 い (5) 雹 (ひょう) 彦 根 の 気 象 特 性 の 中 で 特 筆 すべきものとして 大 正 15 年 の 降 雹 がある 大 正 15 年 9 月 14 日 夕 方 比 良 山 地 を 越 えてきた 雷 雲 の 通 過 に 伴 い 場 所 によっては 直 径 4~5 セン チメートルの 降 雹 があり 農 作 物 に 大 きな 被 害 を 与 えている - 26

5 第 2 編 一 般 対 策 編 第 1 部 総 則 第 1 章 彦 根 市 の 状 況 第 2 節 社 会 的 条 件 第 2 節 社 会 的 条 件 全 災 害 共 通 1 人 口 本 市 は 近 世 以 降 井 伊 家 の 城 下 町 として 発 展 したが 明 治 になり 人 口 は 減 少 し 同 22 年 に 最 低 を 記 録 した その 後 昭 和 12 年 に 市 制 を 施 行 し 近 隣 8 町 村 との 合 併 を 重 ねながら 湖 東 の 中 心 都 市 として 発 展 している 人 口 は その 間 停 滞 する 時 期 もあったが 同 35 年 以 降 は 増 加 傾 向 が 続 いている 人 口 世 帯 数 人 口 密 度 ( 人 /k m2) 1 世 帯 当 たり 人 口 根 拠 112,156 43, 平 成 22 年 国 勢 調 査 112,620 45, 平 成 27 年 3 月 末 日 現 在 人 口 総 数 昼 間 人 口 流 出 人 口 流 入 人 口 根 拠 114,070 21,669 23,583 平 成 22 年 国 勢 調 査 2 土 地 利 用 本 市 は 全 域 が 都 市 計 画 区 域 に 指 定 され このうち 市 街 地 周 辺 のほかに 鳥 居 本 河 瀬 亀 山 稲 枝 新 海 浜 の 各 地 区 において 市 街 化 区 域 が 指 定 されている 市 街 化 区 域 の 用 途 地 域 の 指 定 および 地 目 別 土 地 利 用 状 況 は 次 のとおりである 市 街 化 区 域 の 用 途 地 域 の 内 訳 地 域 名 面 積 (ha) 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 68.0 第 1 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 第 1 種 住 居 地 域 第 2 種 住 居 地 域 34.5 準 住 居 地 域 10.2 近 隣 商 業 地 域 商 業 地 域 60.5 準 工 業 地 域 工 業 地 域 工 業 専 用 地 域 用 途 地 域 2,570.8 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) - 27

6 第 2 編 一 般 対 策 編 第 1 部 総 則 第 1 章 彦 根 市 の 状 況 第 2 節 社 会 的 条 件 地 目 別 土 地 利 用 状 況 区 分 総 数 田 畑 宅 地 池 沼 山 林 原 野 雑 種 地 その 他 面 積 (k m2) ( 平 成 24 年 1 月 1 日 現 在 ) 3 産 業 本 市 の 事 業 所 の 概 況 は 次 のとおりである 事 業 所 の 概 況 区 分 総 数 農 林 漁 業 鉱 業 建 設 業 製 造 業 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 情 報 通 信 業 運 輸 業 事 業 所 数 5, 従 業 者 数 56, ,920 13, ,882 区 分 卸 売 小 売 業 金 融 保 険 業 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 学 術 研 究 専 門 技 術 サー ビス 飲 食 サ ービス 業 宿 泊 業 生 活 関 連 サー ビス 業 娯 楽 業 教 育 学 習 支 援 業 医 療 福 祉 事 業 所 数 1, 従 業 者 数 12,152 1, ,273 6,048 2,248 3,238 5,286 区 分 複 合 サ ービス 業 サービ ス 業 公 務 事 業 所 数 従 業 者 数 393 3, ( 平 成 21 年 7 月 1 日 現 在 ) 4 交 通 (1) 公 共 交 通 機 関 本 市 の 公 共 交 通 機 関 は 鉄 道 としてはJR 琵 琶 湖 線 と 近 江 鉄 道 線 があり バス 輸 送 としては 近 江 鉄 道 バス 湖 国 バスおよび 彦 根 観 光 バスが 運 行 されている 市 内 には JR 琵 琶 湖 線 の 4 駅 近 江 鉄 道 線 の 7 駅 が 開 業 されている また 路 線 バスはJR 各 駅 を 起 点 に 運 行 されている (2) 道 路 市 内 には 名 神 高 速 道 路 の 彦 根 インターチェンジがあるほか 幹 線 となる 道 路 としては 国 道 8 号 国 道 号 主 要 地 方 道 大 津 能 登 川 長 浜 線 および 彦 根 近 江 八 幡 線 が 湖 岸 線 とほぼ 平 行 に 市 域 を 貫 き その 他 の 県 道 市 道 などが 幹 線 を 繋 いでいる - 28

7 第 2 編 一 般 対 策 編 第 1 部 総 則 第 2 章 災 害 履 歴 第 2 節 社 会 的 条 件 第 2 章 災 害 履 歴 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 彦 根 市 の 状 況 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 災 害 履 歴 第 4 編 資 料 編 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 部 事 故 災 害 対 策 - 29

8 第 2 編 一 般 対 策 編 第 1 部 総 則 第 2 章 災 害 履 歴 第 2 節 社 会 的 条 件 本 市 の 災 害 形 態 別 の 主 な 災 害 履 歴 は 次 のとおりである 1 風 水 害 ( 土 砂 害 を 含 む ) 発 生 時 期 等 雨 量 風 速 等 災 害 概 要 および 被 害 状 況 明 治 29 年 (1896) 9 月 4 日 ~12 日 停 滞 前 線 による 豪 雨 災 害 昭 和 9 年 (1934) 9 月 21 日 室 戸 台 風 災 害 昭 和 28 年 (1953) 9 月 25 日 台 風 13 号 災 害 昭 和 33 年 (1957) 8 月 25 日 台 風 17 号 災 害 昭 和 34 年 (1959) 8 月 12 日 ~14 日 台 風 7 号 災 害 昭 和 34 年 (1959) 9 月 26 日 伊 勢 湾 台 風 災 害 昭 和 36 年 (1961) 6 月 26 日 ~29 日 梅 雨 豪 雨 災 害 昭 和 36 年 (1961) 9 月 16 日 第 二 室 戸 台 風 昭 和 40 年 (1965) 9 月 17 日 ~18 日 台 風 24 号 災 害 昭 和 63 年 (1988) 6 月 8~9 日 平 成 2 年 (1990) 9 月 19 日 ~20 日 台 風 19 号 災 害 平 成 6 年 (1994) 9 月 29 日 ~30 日 台 風 26 号 平 成 13 年 (2001) 7 月 17 日 大 雨 強 風 雷 平 成 25 年 (2013) 9 月 15 日 ~16 日 台 風 18 号 総 雨 量 1,008mm 日 雨 量 597mm(9/7) 総 雨 量 20mm 最 大 風 速 31.2m/s 最 大 瞬 間 風 速 39.2m/s 総 雨 量 183mm (9/23~25) 総 雨 量 116mm (8/24~25) 総 雨 量 280mm 総 雨 量 338mm(24~26) 日 雨 量 196mm(26) 最 大 風 速 21.9m/s 総 雨 量 376mm (6/24~29) 総 雨 量 66mm(14~16) 最 大 風 速 25.7m/s 総 雨 量 322mm (13~17) 日 雨 量 174mm 総 雨 量 141mm (6/8~6/9) 総 雨 量 190mm 日 雨 量 172mm(9/19) 総 雨 量 117mm(9/29~30) 日 雨 量 115.5mm(9/29) 日 雨 量 64mm 時 間 最 大 雨 量 63.5mm 総 雨 量 276 mm( 山 間 部 ) 総 雨 量 170 mm( 平 野 部 ) 琵 琶 湖 の 異 常 増 水 (+402cm)により 市 街 地 の 80%が 浸 水 した 犬 上 郡 の 被 害 は 死 者 3 床 上 浸 水 3856 床 下 浸 水 他 風 台 風 で 建 物 の 倒 壊 が 多 かった 犬 上 郡 の 被 害 は 死 者 1 全 壊 住 家 20 半 壊 住 家 57 他 琵 琶 湖 の 増 水 愛 知 川 犬 上 川 などの 氾 濫 で 浸 水 被 害 が 大 きく 日 夏 町 等 に 災 害 救 助 法 が 適 用 された 死 者 1 床 上 浸 水 133 床 下 浸 水 1718 他 浸 水 家 屋 627 他 死 者 1 床 上 浸 水 385 床 下 浸 水 3778 他 市 内 の 主 要 河 川 が 氾 濫 し 旧 稲 枝 町 などに 災 害 救 助 法 が 適 用 された 床 上 浸 水 804 床 下 浸 水 5754 他 琵 琶 湖 が 増 水 (+108cm)し 湖 畔 が 長 期 間 湛 水 した 床 上 浸 水 10 床 下 浸 水 598 他 全 壊 60 半 壊 485 芹 川 宇 曽 川 などが 氾 濫 した 床 上 浸 水 292 床 下 浸 水 2698 他 大 雨 の 影 響 で 荒 神 山 山 腹 が 表 層 崩 壊 し 土 砂 が 山 麓 の 道 路 まで 流 出 したが 大 きな 被 害 はなかった 雨 台 風 であり 愛 知 川 犬 上 川 芹 川 矢 倉 川 等 で 溢 水 などの 他 用 水 などで 内 水 氾 濫 が 多 かった 床 上 浸 水 27 床 下 浸 水 224 他 大 雨 の 影 響 で 犬 上 川 河 口 付 近 が 浸 食 した また 突 風 により 家 屋 の 半 壊 1 棟 寺 院 の 山 門 が 倒 壊 した 床 下 浸 水 17 他 発 達 した 大 規 模 な 積 乱 雲 による 大 雨 により 野 瀬 川 安 食 川 平 田 川 等 で 家 屋 浸 水 の 被 害 が 出 た 床 上 浸 水 4 戸 床 下 浸 水 344 戸 滋 賀 県 では 記 録 的 な 大 雨 となり 滋 賀 県 全 域 ( 豊 郷 町 を 除 く)に 大 雨 特 別 警 報 が 発 表 された 床 下 浸 水 4 戸 他 - 30

9 第 2 編 一 般 対 策 編 第 1 部 総 則 第 2 章 災 害 履 歴 第 2 節 社 会 的 条 件 2 その 他 の 災 害 (1) 雪 害 大 正 7 年 (1918) 1 月 9 日 豪 雪 昭 和 59 年 (1984) 1 月 ~3 月 豪 雪 月 最 深 積 雪 93cm 月 最 深 積 雪 73cm(2/10) 降 雪 の 深 さ 日 合 計 43cm(2 /7) 彦 根 ~ 河 瀬 間 で 列 車 が 運 転 不 能 となった 2 月 7 日 路 線 バスが 運 休 し 県 市 で 雪 害 対 策 本 部 除 雪 対 策 本 部 が 設 置 された (2) 雹 害 大 正 15 年 (1926) 9 月 14 日 降 雹 直 径 4~5cm( 稲 枝 村 ) 範 囲 東 西 57km 南 北 7km 時 間 1 時 間 15 分 程 愛 知 川 河 口 から 三 重 県 境 にかけて 降 雹 があり 農 作 物 に 大 きな 被 害 があった (3) 市 街 地 延 焼 火 災 江 戸 時 代 には 焼 失 家 屋 100 戸 以 上 の 大 火 が 度 々あったが その 後 は 明 治 19 年 の 八 坂 村 火 災 ( 焼 失 4 0 戸 ) 以 降 大 規 模 な 延 焼 火 災 は 起 きていない また 地 震 による 火 災 の 記 録 はない - 31

10 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 章 災 害 履 歴 第 2 節 社 会 的 条 件

11 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 第 2 部 災 害 予 防 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 防 災 体 制 の 整 備 34 第 2 節 自 主 防 災 組 織 の 育 成 強 化 35 第 3 節 災 害 ボランティアの 活 動 環 境 の 整 備 39 第 4 節 情 報 収 集 伝 達 体 制 の 整 備

12 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 第 1 節 防 災 体 制 の 整 備 第 1 節 防 災 体 制 の 整 備 担 当 部 署 危 機 管 理 室 市 各 部 課 各 防 災 関 係 機 関 < 方 針 > 災 害 応 急 対 策 を 効 率 的 に 実 施 する 際 に 必 要 な 事 前 対 策 を 推 進 するため 平 常 時 から 防 災 に 関 する 組 織 お よび 活 動 体 制 の 整 備 に 努 め 相 連 携 して 災 害 予 防 効 果 を 高 める < 現 況 > 市 は 関 係 法 令 等 に 基 づき 彦 根 市 防 災 会 議 を 設 置 し 防 災 に 係 る 調 査 研 究 をはじめ 必 要 に 応 じ 地 域 防 災 計 画 等 の 見 直 しを 行 っている 本 計 画 が 実 効 性 のあるものとするため 細 部 にわたっての 対 応 策 を 平 常 時 から 確 立 しておく 必 要 がある < 計 画 > 1 組 織 の 整 備 と 事 務 分 掌 災 害 応 急 対 策 活 動 を 効 率 的 に 運 用 するため 市 の 組 織 平 常 業 務 との 関 係 を 十 分 考 慮 し 災 害 対 策 本 部 の 組 織 および 事 務 分 掌 について 毎 年 検 討 を 加 え 必 要 がある 場 合 は 修 正 する 2 組 織 ( 各 班 ) 行 動 計 画 の 具 体 化 の 推 進 各 所 属 において 各 所 属 の 防 災 対 策 に 関 する 所 掌 事 務 に 係 わる 災 害 初 動 マニュアル 等 の 具 体 的 計 画 をあ らかじめ 作 成 し 関 係 所 属 や 関 係 機 関 との 調 整 に 努 める 3 専 門 委 員 会 部 会 等 の 設 置 彦 根 市 防 災 会 議 を 通 じて 専 門 委 員 の 配 置 や 部 会 の 設 置 関 係 者 からの 意 見 聴 取 各 班 務 としての 災 害 予 防 対 策 の 検 討 会 議 の 開 催 を 積 極 的 に 行 い 平 常 時 からの 取 組 みとしていく 特 に 次 の 事 項 についての 検 討 を 進 めていく (1) 職 員 動 員 配 備 計 画 (2) 応 援 要 請 受 け 入 れ 計 画 (3) 情 報 の 収 集 伝 達 計 画 (4) 避 難 収 容 計 画 (5) 集 団 医 療 救 護 計 画 (6) 輸 送 確 保 計 画 (7) 物 資 等 の 備 蓄 調 達 計 画 (8) 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 計 画 (9) 災 害 ボランティア 活 動 計 画 (10)ライフラインの 確 保 に 関 する 計 画 と 関 係 会 議 の 開 催 (11)その 他 災 害 対 策 上 の 有 効 な 手 段 の 確 保 4 防 災 関 係 機 関 の 組 織 整 備 改 善 への 働 きかけ 市 は 災 害 対 策 の 円 滑 な 整 備 推 進 と 防 災 施 設 等 の 効 率 的 な 設 置 運 用 を 図 るために 防 災 関 係 機 関 と の 綿 密 な 連 携 を 図 り 必 要 に 応 じて 防 災 関 係 機 関 の 防 災 体 制 について 整 備 改 善 等 を 積 極 的 に 働 きかける

13 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 第 2 節 自 主 防 災 組 織 の 育 成 強 化 第 2 節 自 主 防 災 組 織 の 育 成 強 化 担 当 部 署 危 機 管 理 室 消 防 本 部 署 団 < 方 針 > 大 規 模 な 災 害 が 発 生 した 場 合 には 防 災 関 係 機 関 の 応 急 活 動 が 遅 れたり 阻 害 されることが 予 測 される 災 害 時 の 人 命 の 安 全 確 保 被 害 の 防 止 軽 減 を 図 るため 地 域 あるいは 事 業 所 等 ごとに 市 民 の 自 主 的 な 防 災 活 動 が 実 施 されるよう 自 主 防 災 組 織 の 育 成 強 化 に 努 める < 現 況 > 本 市 は 彦 根 市 自 主 防 災 組 織 整 備 推 進 要 綱 ( 平 成 17 年 彦 根 市 告 示 第 59 号 )に 基 づき 自 主 防 災 組 織 の 設 置 推 進 に 努 めている 特 に 水 害 危 険 性 の 高 い 河 川 沿 いや 孤 立 しやすい 山 間 部 の 集 落 木 造 家 屋 密 集 地 域 での 未 結 成 地 域 では 組 織 化 の 推 進 が 特 に 望 まれる 地 区 別 の 自 主 防 災 組 織 状 況 小 学 校 区 自 主 防 災 組 織 設 置 数 小 学 校 区 自 主 防 災 組 織 設 置 数 小 学 校 区 自 主 防 災 組 織 設 置 数 城 東 12 平 田 2 河 瀬 11 城 西 12 城 南 10 亀 山 14 金 城 10 城 陽 11 稲 枝 東 13 城 北 5 若 葉 2 稲 枝 北 11 佐 和 山 10 鳥 居 本 21 稲 枝 西 8 旭 森 7 高 宮 19 市 全 体 178 * 自 主 防 災 組 織 一 覧 資 料 編 P-829 参 照 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) < 計 画 > 市 は 自 治 会 および 事 業 所 等 に 対 し 自 主 防 災 組 織 の 必 要 性 について 積 極 的 かつ 計 画 的 な 災 害 対 策 に 関 する 話 合 い 活 動 を 推 進 し 十 分 な 理 解 と 協 力 を 求 め それぞれの 実 情 に 応 じた 組 織 の 育 成 に 努 める 1 地 域 住 民 の 自 主 防 災 組 織 自 主 防 災 組 織 とは 住 民 が 自 分 たちの 地 域 は 自 分 たちで 守 ろう という 連 帯 感 のもとに 結 成 する 組 織 であり 自 主 的 な 交 流 による 人 間 関 係 を 尊 重 しながら 組 織 づくりを 進 める (1) 設 置 推 進 機 関 危 機 管 理 室 消 防 本 部 署 団 等 は 自 主 防 災 組 織 設 置 の 推 進 を 図 り 防 災 関 係 機 関 は 有 機 的 連 携 のも とに 市 の 設 置 推 進 活 動 に 協 力 する (2) 整 備 推 進 要 綱 自 主 防 災 組 織 は 彦 根 市 自 主 防 災 組 織 整 備 推 進 要 綱 に 基 づき 各 自 治 会 単 位 での 設 置 を 基 本 とする

14 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 第 2 節 自 主 防 災 組 織 の 育 成 強 化 (3) 自 主 防 災 組 織 連 絡 協 議 会 自 主 防 災 組 織 相 互 の 情 報 交 換 および 連 絡 調 整 を 図 るため 小 学 校 区 程 度 の 規 模 で 連 絡 協 議 会 等 の 設 置 を 促 進 する (4) 組 織 づくり ア 基 礎 的 住 民 自 治 組 織 である 自 治 会 を 基 礎 に その 自 治 活 動 の 一 環 としての 防 災 活 動 を 組 入 れること により 自 主 防 災 組 織 として 育 成 し より 体 系 的 な 防 災 組 織 である 自 主 防 災 組 織 の 設 置 を 推 進 する イ 自 主 防 災 組 織 は 災 害 発 生 時 の 応 急 活 動 を 迅 速 かつ 効 果 的 に 行 うため 活 動 班 を 編 成 するが 次 の [ 編 成 例 ] ような 編 成 が 一 般 的 と 考 えられる 情 報 班 ( 情 報 の 収 集 伝 達 ) 学 区 自 主 防 災 組 織 連 絡 協 議 会 町 自 治 会 防 災 会 町 自 主 防 災 会 町 自 主 防 災 組 織 消 火 班 または 自 警 団 ( 消 火 器 等 による 消 火 ) 避 難 誘 導 班 ( 避 難 誘 導 等 ) 搬 出 救 護 班 ( 負 傷 者 等 の 救 出 救 護 ) 給 食 給 水 班 ( 給 食 給 水 等 )

15 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 第 2 節 自 主 防 災 組 織 の 育 成 強 化 ウ 各 班 の 役 割 および 活 動 内 容 の 例 示 班 名 平 常 時 の 役 割 非 常 時 の 役 割 情 報 班 消 火 班 災 害 についての 知 識 の 吸 収 および 映 像 印 刷 物 などによる 啓 発 情 報 伝 達 収 集 訓 練 危 険 予 想 箇 所 の 点 検 把 握 避 難 行 動 要 支 援 者 の 把 握 火 災 予 防 運 動 の 推 進 消 火 器 等 による 家 庭 での 初 期 消 火 の 講 習 および 訓 練 消 防 水 利 の 確 保 災 害 情 報 の 伝 達 収 集 避 難 命 令 の 伝 達 被 害 状 況 の 収 集 と 伝 達 出 火 防 止 の 広 報 火 災 の 警 戒 初 期 消 火 活 動 避 難 誘 導 班 避 難 路 避 難 場 所 の 巡 回 点 検 避 難 訓 練 避 難 行 動 要 支 援 者 の 確 認 点 検 避 難 場 所 の 安 全 確 保 人 員 点 呼 説 得 避 難 誘 導 救 出 救 護 班 給 食 給 水 班 その 他 負 傷 者 の 救 出 に 必 要 な 用 具 の 調 達 および 技 術 の 習 得 救 助 訓 練 応 急 救 護 方 法 の 習 得 炊 飯 用 具 などの 調 達 計 画 と 管 理 必 要 物 資 の 調 達 計 画 やあっせん 方 法 の 検 討 炊 き 出 し 訓 練 応 急 修 理 の 技 術 習 得 と 管 理 資 材 の 備 蓄 労 務 の 出 動 計 画 の 作 成 警 察 署 との 連 携 体 制 づくり 地 区 内 の 巡 回 点 検 負 傷 者 の 救 助 活 動 応 急 救 護 と 搬 送 の 協 力 備 蓄 品 の 確 認 管 理 炊 き 出 し 給 水 救 援 物 資 配 分 の 協 力 破 損 した 家 屋 等 の 応 急 修 理 警 察 活 動 への 協 力 被 災 地 区 の 点 検 エ 組 織 編 成 時 の 留 意 点 (ア) 昼 間 と 夜 間 の 在 宅 者 数 が 異 なる 場 合 は 昼 夜 いずれの 場 合 も 自 主 防 災 活 動 に 支 障 のないよう 組 織 編 成 に 配 慮 する (イ) 地 域 の 実 情 に 応 じた 班 編 成 をする 例 えば 水 害 危 険 地 区 では 水 防 班 地 震 危 険 地 区 やがけ 地 崩 壊 危 険 地 区 では 巡 視 班 等 である (ウ) 地 域 内 の 事 業 所 と 協 議 の 上 事 業 所 等 の 自 衛 消 防 組 織 や 従 業 員 も 地 域 の 自 主 防 災 組 織 の 中 で 一 定 の 役 割 を 担 うように 位 置 付 けることが 望 ましい (エ) 活 動 班 員 が 特 定 地 域 に 偏 らないようにする (オ) 活 動 班 員 の 配 置 に 当 たっては 地 域 内 の 専 門 家 や 経 験 者 ( 消 防 経 験 者 医 師 看 護 師 等 )を 配 置 するなどして 班 員 の 活 動 に 実 効 性 をもたせる (カ) 役 割 分 担 を 決 める 時 は 地 域 の 実 情 に 応 じて 各 班 の 活 動 量 を 検 討 し 特 定 の 班 に 過 重 とならないよ うに 配 慮 する (6) 防 災 リーダーの 育 成 自 主 防 災 活 動 を 活 発 にするためには その 中 核 というべき 防 災 リーダーの 役 割 が 重 要 であり 危 機 管 理 室 消 防 本 部 署 団 は 自 主 防 災 活 動 の 要 となるべき 防 災 リーダー 等 を 次 の 方 法 等 により 育 成 する ア 防 災 リーダー 講 習 会 の 実 施 モデル 地 域 の 紹 介 等 を 通 じ 防 災 リーダーに 対 する 防 災 知 識 の 啓 発 を 図 り 防 災 リーダーとしての 能 力 を 向 上 させる イ 消 防 職 の 経 験 者 など 防 災 活 動 の 経 験 を 有 する 者 に その 経 験 を 生 かして 防 災 リーダーになってもら うように 促 す ウ その 他 医 師 看 護 師 自 衛 隊 経 験 者 大 工 エンジニア 等 専 門 知 識 と 経 験 を 有 する 者 がそれぞれ

16 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 第 2 節 自 主 防 災 組 織 の 育 成 強 化 の 専 門 分 野 に 関 連 する 班 のリーダーとなるように 人 材 を 発 掘 し 組 織 化 を 図 る エ 被 災 者 の 男 女 のニーズの 違 い 等 男 女 双 方 の 視 点 に 配 慮 し 女 性 の 参 画 の 促 進 に 努 める (7) 設 置 推 進 活 動 市 は 自 主 防 災 組 織 設 置 を 推 進 するため 防 災 関 係 機 関 との 連 携 を 図 りながら 次 の 活 動 を 実 施 する ア 広 報 活 動 隣 保 共 同 の 精 神 に 基 づく 自 発 的 な 防 災 組 織 の 必 要 性 を 認 識 させ あわせて 防 災 意 識 の 高 揚 を 図 るた めの 広 報 活 動 を 実 施 する イ 防 災 教 育 自 治 会 長 等 を 対 象 に 自 主 防 災 組 織 の 組 織 づくりを 指 導 するとともに 災 害 および 防 災 に 関 する 知 識 の 徹 底 を 図 るため 防 災 講 習 会 等 により 防 災 教 育 を 実 施 する ウ 自 主 防 災 組 織 用 資 機 材 整 備 の 助 成 自 主 防 災 組 織 の 基 礎 づくりとその 活 動 を 促 進 するため 設 置 団 体 に 対 し 必 要 な 資 材 等 の 供 給 助 成 あっせん 等 を 予 算 の 範 囲 内 において 行 う エ 防 災 訓 練 の 指 導 自 主 防 災 組 織 が 実 施 する 防 災 訓 練 に 対 し 助 言 指 導 する 2 事 業 所 および 施 設 等 の 自 衛 消 防 組 織 会 社 学 校 等 多 数 の 人 が 出 入 りする 事 業 所 および 施 設 等 については 防 火 管 理 者 を 主 体 とした 自 衛 消 防 組 織 の 設 置 に 努 める (1) 対 象 施 設 ア 中 高 層 建 築 物 劇 場 旅 館 大 規 模 小 売 店 等 多 数 の 者 が 利 用 する または 出 入 りする 施 設 イ 石 油 類 高 圧 ガス 火 薬 類 劇 毒 物 等 を 製 造 保 管 および 取 扱 う 施 設 ウ 多 人 数 が 従 事 する 工 場 事 務 所 で 自 衛 消 防 組 織 を 設 け 災 害 防 止 に 当 たることが 効 果 的 であると 認 められる 施 設 エ 利 用 ( 入 居 ) 事 業 所 が 複 数 である 複 合 用 途 施 設 (2) 組 織 設 置 要 領 事 業 所 の 規 模 形 態 により その 実 態 に 応 じた 組 織 づくりをし それぞれに 適 切 な 規 約 を 設 ける (3) 自 主 防 災 計 画 災 害 の 予 防 または 被 害 の 軽 減 のために 効 果 的 な 活 動 ができるよう あらかじめ 次 の 事 項 を 留 意 記 載 した 防 災 計 画 を 定 める ア 事 業 所 職 員 の 任 務 分 担 イ 自 主 的 な 防 災 訓 練 の 時 期 内 容 の 計 画 と 市 消 防 機 関 等 が 行 う 訓 練 への 積 極 的 な 参 加 ウ 防 災 関 係 機 関 市 本 部 各 事 業 所 との 体 系 的 な 連 絡 方 法 情 報 交 換 エ 出 火 防 止 消 火 に 関 する 役 割 消 火 用 その 他 資 機 材 の 配 置 場 所 等 の 周 知 徹 底 と 点 検 整 備 オ 負 傷 者 の 救 出 救 護 搬 送 の 方 法 カ 避 難 場 所 避 難 経 路 避 難 時 の 非 常 持 ち 出 し 等 キ 地 域 住 民 との 協 力 ク その 他 自 主 防 災 に 関 すること

17 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 第 3 節 災 害 ボランティアの 活 動 環 境 の 整 備 第 3 節 災 害 ボランティアの 活 動 環 境 の 整 備 担 当 部 署 社 会 福 祉 課 社 会 福 祉 協 議 会 < 方 針 > 大 規 模 な 災 害 が 発 生 した 場 合 には 市 職 員 および 防 災 関 係 機 関 のみで 対 処 するのは 困 難 になることが 予 想 される このような 事 態 に 備 え 災 害 ボランティアが 被 災 者 等 のニーズに 応 えて 円 滑 に 活 動 できるよう 市 は 社 会 福 祉 協 議 会 やその 他 のボランティア 活 動 推 進 機 関 等 と 連 携 し 災 害 ボランティアに 関 する 啓 発 や 必 要 な 環 境 整 備 等 の 検 討 を 行 う < 現 況 > 災 害 時 においてボランティアが 円 滑 に 活 動 できるための 環 境 整 備 を 図 る 必 要 がある < 計 画 > 1 災 害 ボランティアの 活 動 環 境 の 整 備 次 の 内 容 について 検 討 を 行 う (1) 受 け 入 れ 窓 口 の 整 備 等 (2) 災 害 時 設 置 の 災 害 ボランティアセンター の 組 織 体 制 運 営 方 法 (3) 必 要 な 資 機 材 の 確 保 (4) 活 動 支 援 体 制 の 整 備 (5) 災 害 ボランティアの 育 成 のための 啓 発

18 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 第 4 節 情 報 収 集 伝 達 体 制 の 整 備 第 4 節 情 報 収 集 伝 達 体 制 の 整 備 担 当 部 署 危 機 管 理 室 通 信 指 令 課 市 各 部 課 各 防 災 関 係 機 関 < 方 針 > 彦 根 市 および 各 防 災 関 係 機 関 は 災 害 関 係 の 予 警 報 の 伝 達 情 報 の 収 集 指 揮 命 令 の 伝 達 など 災 害 応 急 諸 活 動 の 動 脈 となる 無 線 通 信 施 設 および 有 線 通 信 施 設 について その 運 用 の 効 率 化 施 設 の 整 備 拡 充 お よび 機 器 の 改 善 を 図 るとともに 保 守 管 理 を 徹 底 し 非 常 通 信 ネットワークの 万 全 に 努 め 災 害 情 報 の 収 集 伝 達 体 制 を 確 立 する 特 に 無 線 通 信 施 設 の 整 備 強 化 および 無 線 従 事 者 の 確 保 を 図 る また 無 線 系 通 信 途 絶 時 に 備 えた 情 報 伝 達 手 段 として 消 防 団 バイク 隊 の 活 用 を 図 る < 現 況 > 現 在 本 市 において 次 の 有 線 無 線 の 通 信 手 段 の 利 用 が 可 能 である 1 無 線 施 設 (1) 彦 根 市 防 災 行 政 無 線 (2) 消 防 無 線 (3) 水 道 業 務 用 無 線 (4) 滋 賀 県 防 災 行 政 無 線 (5) 携 帯 電 話 (6) 衛 星 携 帯 電 話 2 有 線 施 設 (1) 一 般 加 入 電 話 (2) 緊 急 通 報 システム インターネット LAN (2) 災 害 時 優 先 扱 電 話 (3) 消 防 専 用 電 話 (119 番 )および 消 防 指 令 電 話 (4) 緊 急 地 震 速 報 システム 緊 急 地 震 速 報 システム 設 置 施 設 一 覧 資 料 編 P794 < 計 画 > 災 害 による 被 害 を 軽 減 するためには 迅 速 かつ 正 確 な 情 報 の 伝 達 を 図 ることが 重 要 であり 衛 星 携 帯 電 話 災 害 時 優 先 扱 電 話 の 配 備 やインターネット LANの 整 備 充 実 を 図 るなど 緊 急 通 信 手 段 の 確 保 に 努 める また 災 害 時 に 電 気 電 話 等 が 一 時 的 に 途 絶 しても 情 報 連 絡 体 制 が 確 保 できるよう 防 災 行 政 無 線 ( 同 報 系 ) 等 の 整 備 を 図 るとともにその 他 の 無 線 通 信 設 備 の 整 備 を 図 る 1 機 器 の 整 備 (1) 彦 根 市 防 災 行 政 無 線 ( 移 動 系 ) 危 機 管 理 室 は 災 害 現 場 の 情 報 を 迅 速 かつ 的 確 に 収 集 し 避 難 地 の 応 急 対 策 を 円 滑 に 実 施 するため 市 防 災 行 政 無 線 のデジタル 化 整 備 を 図 ったところであるが 引 き 続 き 避 難 施 設 の 非 常 時 通 信 網 を 強 化 す るため 原 則 として 市 指 定 の 避 難 施 設 には 防 災 行 政 無 線 の 送 受 信 機 器 を 整 備 する

19 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 第 4 節 情 報 収 集 伝 達 体 制 の 整 備 (2) 彦 根 市 防 災 行 政 無 線 ( 同 報 系 ) 危 機 管 理 室 は 地 域 住 民 に 対 する 情 報 提 供 を 迅 速 かつ 的 確 に 実 施 するため 同 報 系 防 災 行 政 無 線 の 導 入 を 行 う (3)インターネット インターネット LAN の 整 備 充 実 を 行 い 災 害 時 の 活 用 を 図 る (4) 消 防 無 線 通 信 指 令 課 は 消 防 救 助 救 急 活 動 を 迅 速 に 実 施 するため 消 防 救 急 デジタル 無 線 を 有 効 に 活 用 する (5) 消 防 通 信 施 設 通 信 指 令 課 は 出 動 指 令 等 出 動 部 隊 の 運 用 における 災 害 時 の 消 防 体 制 の 強 化 を 図 るため 現 庁 舎 にお いて 高 機 能 消 防 通 信 指 令 施 設 を 年 次 計 画 により 整 備 を 行 う (6) 有 線 通 信 設 備 ( 災 害 時 優 先 扱 いの 電 話 )の 整 備 防 災 関 係 機 関 は 情 報 連 絡 に 用 いる 電 話 について 必 要 に 応 じ 災 害 時 の 電 話 の 輻 輳 時 にも 発 信 でき る 災 害 時 優 先 扱 いの 電 話 の 拡 充 を 行 なう (7) 携 帯 電 話 ( 災 害 時 優 先 扱 いの 電 話 ) 危 機 管 理 室 および 防 災 関 係 機 関 は 携 帯 電 話 衛 星 携 帯 電 話 の 配 備 および 活 用 方 法 の 検 討 を 行 う (8) 防 災 相 互 通 信 用 無 線 危 機 管 理 室 および 防 災 関 係 機 関 は 災 害 時 に 相 互 に 通 信 することができる 防 災 相 互 通 信 用 無 線 の 重 要 性 を 認 識 し 整 備 の 検 討 を 行 う (9) 各 種 防 災 情 報 システム 防 災 関 係 機 関 は 防 災 情 報 の 一 元 化 に 資 するため それぞれに 整 備 計 画 を 作 成 し 資 機 材 等 の 整 備 を 行 う 2 既 設 有 線 通 信 施 設 等 の 点 検 整 備 各 施 設 管 理 者 は 有 線 通 信 施 設 について 次 のとおり 必 要 な 措 置 を 講 じる (1) 設 置 に 当 たっては 災 害 時 に 最 も 被 害 の 少 ない 取 付 位 置 を 選 定 する (2) 転 倒 が 予 想 される 機 器 は 壁 面 等 に 固 定 させる (3) 停 電 時 に 備 え 予 備 電 源 を 設 置 する (4) 不 良 箇 所 発 見 の 場 合 は 直 ちに 修 理 を 行 う (5) 作 動 状 態 老 化 状 況 等 を 常 に 監 視 し 常 時 使 用 可 能 な 状 態 を 保 持 できるよう 整 備 する 3 既 設 無 線 通 信 施 設 等 の 点 検 整 備 各 施 設 管 理 者 は 無 線 通 信 施 設 について 次 のとおり 必 要 な 措 置 を 講 じる (1) 災 害 時 には 経 験 豊 かな 無 線 従 事 者 を 配 置 できるような 体 制 を 整 備 する (2) 停 電 時 に 備 え 予 備 電 源 を 設 置 する (3) 送 受 信 機 電 源 装 置 空 中 線 の 点 検 および 清 掃 等 に 配 慮 し 常 時 使 用 可 能 な 状 態 を 保 持 できるよう 整 備 する

20 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 第 4 節 情 報 収 集 伝 達 体 制 の 整 備 4 通 信 体 制 の 整 備 (1) 無 線 従 事 者 の 確 保 市 は 市 職 員 に 対 して 無 線 従 事 者 資 格 の 取 得 を 積 極 的 に 推 進 し 無 線 従 事 者 の 増 員 確 保 を 図 る (2) 民 間 との 協 力 協 定 の 促 進 市 は 民 間 の 無 線 従 事 者 からの 情 報 提 供 や 非 常 時 の 通 信 網 構 築 のために アマチュア 無 線 愛 好 家 団 体 タクシー 無 線 取 扱 業 者 無 線 を 利 用 する 運 輸 業 者 等 の 把 握 に 努 めるとともに 災 害 時 の 協 力 体 制 の 整 備 を 検 討 する 5 消 防 団 バイク 隊 との 連 携 大 規 模 災 害 発 生 時 における 応 援 隊 に 対 する 連 絡 体 制 および 指 揮 命 令 の 伝 達 を 迅 速 かつ 的 確 に 行 い 被 害 の 軽 減 を 図 るため 市 本 部 と 彦 根 市 消 防 団 バイク 隊 との 連 携 を 図 る

21 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 2 章 水 害 予 防 対 策 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 河 川 対 策 44 第 2 節 ため 池 対 策 46 第 3 節 農 業 用 河 川 工 作 物 対 策 47 第 4 節 浸 水 対 策 48 第 5 節 農 地 関 係 冠 水 防 除 対 策 50 第 6 節 警 戒 避 難 体 制 の 整 備

22 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 1 節 河 川 対 策 第 1 節 河 川 対 策 担 当 部 署 道 路 河 川 課 国 県 事 業 対 策 室 都 市 計 画 課 県 土 木 交 通 部 < 方 針 > 豪 雨 時 の 河 川 の 氾 濫 や 洪 水 による 破 提 などの 水 害 から 市 民 の 生 命 財 産 を 守 るため 河 川 の 改 修 整 備 を 行 う ただし 治 水 事 業 は 長 期 にわたる 努 力 と 巨 額 の 経 費 を 必 要 とするため 県 および 市 は 各 々が 管 理 する 河 川 の 実 態 調 査 を 行 い 緊 急 度 の 高 いものから 年 次 計 画 をもって 逐 次 改 修 整 備 を 図 る また 同 時 に 水 防 施 設 設 備 の 充 実 と 水 防 監 視 体 制 の 強 化 に 努 める < 現 況 > 本 市 には 一 級 河 川 が 19 河 川 あり その 内 の 多 くが 鈴 鹿 山 系 を 水 源 として 琵 琶 湖 へ 注 ぎ 急 流 で 流 程 が 短 く 天 井 川 であるため 治 水 上 不 安 定 な 河 川 が 多 い 地 形 的 には 芹 川 犬 上 川 宇 曽 川 愛 知 川 を 中 心 と する 河 川 の 氾 濫 平 野 および 湖 岸 平 野 といった 低 地 が 市 域 に 占 める 比 率 が 高 く いったん 河 川 氾 濫 が 起 これ ば 浸 水 域 が 広 範 囲 に 及 ぶ 潜 在 的 な 可 能 性 が 高 い こうした 状 況 により 本 市 は 度 々 河 川 氾 濫 による 床 上 床 下 浸 水 や 橋 梁 流 出 破 損 などの 大 きな 被 害 を 受 けてきており 治 水 対 策 は 防 災 上 重 要 な 課 題 である 現 在 愛 知 川 などをはじめ 一 級 河 川 の 改 修 整 備 は 継 続 的 に 進 められているが 未 整 備 区 間 も 多 く 今 後 とも 一 層 改 修 整 備 などを 進 める 必 要 がある 特 に 市 街 地 を 流 下 する 芹 川 は 河 道 が 狭 く 堤 高 も 高 いうえ 両 岸 に 住 宅 密 集 地 が 連 なり 破 堤 溢 水 時 には 甚 大 な 水 害 を 被 ることが 懸 念 されるため 県 において 河 川 改 修 や 堆 積 土 砂 除 去 雑 木 伐 採 等 の 適 切 な 維 持 管 理 を 行 うことが 必 要 であり また 上 流 部 で 計 画 されて いた 芹 川 ダムは 治 水 対 策 上 必 要 不 可 欠 な 施 設 である * 水 防 区 域 資 料 編 P-756 参 照 * 水 防 上 重 要 な 水 門 樋 門 資 料 編 P-758 参 照 * 水 害 の 要 注 意 地 区 資 料 編 P-759 参 照 < 計 画 > 1 河 川 改 修 事 業 の 推 進 (1) 県 は 管 理 する 一 級 河 川 について 中 長 期 整 備 実 施 河 川 の 検 討 結 果 に 基 づき 年 次 計 画 により 早 急 に 河 川 を 改 修 整 備 する 必 要 がある (2) 市 は 管 理 する 準 用 河 川 普 通 河 川 について 改 修 事 業 の 必 要 箇 所 の 調 査 を 行 い 防 災 上 緊 急 性 の 高 いものから 順 次 実 施 し 開 発 事 業 と 調 和 のとれた 河 川 改 修 および 浸 水 対 策 下 水 道 事 業 等 を 行 う また 国 県 に 対 し 一 級 河 川 の 改 修 や 治 水 ダム 建 設 について 積 極 的 に 要 望 活 動 を 行 う (3) 被 害 箇 所 の 災 害 復 旧 事 業 を 推 進 し 水 害 の 再 発 防 止 に 努 める 2 水 防 施 設 の 点 検 整 備 (1) 一 級 河 川 や 琵 琶 湖 に 流 入 する 中 小 河 川 や 水 路 等 の 支 川 では 本 川 水 位 が 高 いため 自 然 流 下 が 不 可 能 な 場 合 に 備 えて 市 は 排 水 施 設 および 遊 水 池 の 整 備 に 努 める なお 開 発 や 農 地 転 用 を 行 う 場 合 に は 排 水 路 の 排 水 処 理 能 力 を 十 分 に 検 討 した 上 で 行 うよう 関 係 部 局 と 調 整 を 行 う (2) 既 設 の 水 防 施 設 の 破 損 による 氾 濫 防 止 と 水 防 機 能 の 向 上 のため 施 設 を 点 検 整 備 する

23 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 1 節 河 川 対 策 (3) 平 常 時 から 主 要 堤 防 の 法 面 等 の 実 態 調 査 を 行 い 予 防 対 策 を 検 討 しておく 3 各 ダム 管 理 事 務 所 との 連 絡 体 制 の 強 化 市 は 上 流 部 にある 永 源 寺 宇 曽 川 犬 上 芹 川 の 各 ダムおよびため 池 を 管 理 する 機 関 と 密 接 な 連 絡 を 取 り 適 切 な 放 水 がなされるよう 連 絡 体 制 の 強 化 に 努 める

24 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 2 節 ため 池 対 策 第 2 節 ため 池 対 策 担 当 部 署 農 林 水 産 課 ため 池 管 理 者 < 方 針 > ため 池 の 決 壊 等 による 災 害 を 防 止 するため 保 守 点 検 調 査 を 積 極 的 かつ 継 続 的 に 行 い 必 要 に 応 じて 施 設 の 改 良 補 強 を 行 うとともに 水 防 監 視 体 制 の 強 化 に 努 める < 現 況 > 本 市 の 鳥 居 本 旭 森 地 区 には ため 池 が 特 に 集 中 して 存 在 する 市 域 のため 池 の 中 には 築 造 時 期 が 古 い ものもあり 堤 体 は 漏 水 等 による 老 朽 弱 体 化 の 傾 向 にある 市 は 主 なため 池 について 施 設 の 構 造 や 周 囲 の 状 況 等 を 調 査 し 実 態 の 把 握 に 努 めているが 改 修 の 望 まれるため 池 が 存 在 する * 水 害 の 要 注 意 地 区 資 料 編 P-759 参 照 < 計 画 > 1 ため 池 等 整 備 事 業 の 推 進 市 は 主 要 なため 池 について 定 期 的 に 点 検 調 査 をし 各 管 理 者 に 危 険 箇 所 の 対 策 指 導 を 行 うとともに 老 朽 化 し 危 険 なため 池 については 国 県 の 補 助 等 による 整 備 事 業 の 推 進 を 図 る * 重 要 水 防 ため 池 資 料 編 P-771 参 照 2 水 防 監 視 体 制 の 強 化 (1)ため 池 管 理 者 は 随 時 ため 池 を 巡 視 して 危 険 箇 所 の 把 握 に 努 め 立 札 等 により 住 民 の 注 意 を 促 すと ともに 毎 年 出 水 期 に 先 立 ち 門 扉 の 操 作 に 支 障 がないよう 整 備 点 検 および 監 視 体 制 を 強 化 する (2) 市 は 気 象 状 況 およびため 池 管 理 者 の 報 告 等 により 災 害 発 生 のおそれがある 場 合 には 土 地 改 良 区 水 利 組 合 消 防 機 関 地 域 住 民 の 協 力 を 得 て 巡 視 など 監 視 体 制 の 強 化 を 図 る 3 滋 賀 県 ため 池 防 災 データベースシステムの 活 用 県 は ため 池 の 情 報 の 一 元 化 を 図 るため 平 成 7 年 からため 池 データベースの 拡 充 整 備 を 行 っている 市 は この 滋 賀 県 ため 池 防 災 データベースシステム を 活 用 し 老 朽 危 険 度 の 高 いものから 改 修 に 努 める

25 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 3 節 農 業 用 河 川 工 作 物 対 策 第 3 節 農 業 用 河 川 工 作 物 対 策 担 当 部 署 農 林 水 産 課 県 農 政 水 産 部 土 地 改 良 事 業 団 体 < 方 針 > 農 業 用 水 を 取 得 するため 設 置 された 施 設 で 築 造 後 経 年 とともに 構 造 が 河 床 変 動 等 により 不 適 当 不 十 分 なものについては 整 備 補 強 等 の 改 善 措 置 を 講 じるとともに 監 視 体 制 の 強 化 に 努 める < 現 況 > 市 内 の 農 業 用 河 川 工 作 物 のうち 緊 急 に 整 備 を 必 要 とする 危 険 な 施 設 は 早 期 改 修 を 図 るとともに 管 理 者 は 監 視 員 連 絡 員 を 定 め 異 常 気 象 に 注 意 し 水 位 変 動 を 監 視 し 河 川 管 理 者 と 状 況 により 協 議 し 必 要 な 措 置 をとっている * 農 業 用 水 施 設 資 料 編 P-769 参 照 < 計 画 > 1 農 業 用 河 川 工 作 物 応 急 対 策 事 業 の 実 施 整 備 補 強 の 必 要 な 施 設 については 施 設 受 益 者 の 申 請 による 補 助 事 業 の 適 用 を 受 け 国 県 費 の 導 入 を 図 りながら 整 備 を 推 進 する 2 施 設 の 点 検 および 監 視 体 制 の 強 化 出 水 期 に 先 立 ち 水 門 樋 門 等 の 操 作 に 支 障 がないよう 整 備 点 検 を 実 施 するほか 出 水 期 には 気 象 状 況 に 注 意 し 水 位 変 動 を 監 視 する

26 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 4 節 浸 水 対 策 第 4 節 浸 水 対 策 担 当 部 署 道 路 河 川 課 建 設 管 理 課 危 機 管 理 室 都 市 計 画 課 清 掃 センター 県 土 木 交 通 部 < 方 針 > 浸 水 対 策 として 河 川 改 修 はもちろん 水 路 側 溝 の 改 修 に 加 えて 雨 水 の 流 出 抑 制 や 浸 水 危 険 地 域 の 土 地 利 用 規 制 など 総 合 的 な 治 水 対 策 を 実 施 する < 現 況 > 近 年 全 国 的 に 河 川 の 破 堤 等 による 外 水 氾 濫 のほかに 都 市 化 の 進 展 に 治 水 施 設 の 整 備 が 間 に 合 わず 排 水 不 良 等 による 内 水 氾 濫 が 多 発 しているが 本 市 においても 河 川 氾 濫 の 危 険 性 に 加 えて 低 湿 な 埋 立 地 における 宅 地 開 発 による 水 路 等 への 流 入 量 増 大 等 により 平 成 2 年 の 台 風 19 号 平 成 13 年 7 月 の 大 雨 等 で 内 水 氾 濫 が 発 生 している こうした 状 況 から 浸 水 被 害 の 発 生 を 防 止 する 種 々の 施 設 整 備 を 強 力 に 推 進 すると 同 時 に 浸 水 時 にそ の 被 害 を 軽 減 するための 施 策 を 講 じる 必 要 がある 河 川 氾 濫 による 洪 水 は 微 地 形 の 影 響 を 大 きく 受 ける 場 合 が 多 いが 旧 集 落 は 過 去 の 経 験 から 自 然 堤 防 上 の 微 高 地 に 立 地 している しかし 新 興 住 宅 地 や 旧 集 落 周 辺 部 の 住 宅 は 微 高 地 上 にはなく こうした 住 宅 は 盛 土 を 高 くするなどの 自 衛 策 が 望 ましいが 現 状 は 一 部 に 限 られている また 河 川 改 修 等 により 安 全 性 が 高 まった 結 果 本 来 は 低 湿 地 や 河 川 沿 いで 水 害 の 危 険 性 がある 未 使 用 地 に 住 宅 地 や 公 共 施 設 が 進 出 したり あるいは 既 存 の 住 民 に 過 大 な 安 心 感 を 与 えて 防 備 の 水 準 を 低 下 させ るなど かえって 水 害 時 の 被 害 発 生 の 潜 在 的 な 可 能 性 が 増 大 するケースもあり 土 地 利 用 について 慎 重 な 検 討 も 必 要 である < 計 画 > 1 水 路 等 の 整 備 水 路 の 改 修 整 備 を 推 進 するとともに 土 地 改 良 区 水 利 組 合 等 の 協 力 を 得 て 平 常 時 から 危 険 箇 所 の 把 握 に 努 める 2 水 路 側 溝 等 の 整 備 (1) 道 路 の 側 溝 は 年 次 的 に 新 設 および 改 良 整 備 する (2) 水 路 等 は 自 治 会 および 清 掃 センターと 協 調 し 清 掃 を 行 う 3 雨 水 の 流 出 抑 制 浸 水 は 集 中 豪 雨 等 による 雨 水 が 河 川 や 水 路 等 へ 急 激 に 流 入 するため 発 生 する これを 防 止 するため 雨 水 の 流 出 抑 制 施 設 の 整 備 に 努 める (1) 遊 水 池 の 整 備 (2) 防 災 調 整 池 の 整 備 (3) 公 共 施 設 や 公 共 空 地 等 における 雨 水 貯 留 施 設 の 整 備 (4) 透 水 性 舗 装 や 雨 水 浸 透 桝 の 施 工 設 置 の 推 進 4 土 地 利 用 規 制 等 の 検 討

27 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 4 節 浸 水 対 策 長 期 的 な 展 望 と 防 災 重 視 の 観 点 から 河 川 沿 いや 低 湿 地 等 の 水 害 危 険 地 での 浸 水 時 の 被 害 軽 減 を 図 るた めに 土 地 利 用 等 について 検 討 する 5 市 民 への 啓 発 (1) 浸 水 の 要 因 の 一 つである 河 川 水 路 へのごみ 等 の 不 法 投 棄 を 防 止 するため 市 民 への 啓 発 を 強 力 に 行 う (2) 水 防 法 の 改 正 に 伴 い 浸 水 想 定 区 域 および 浸 水 した 場 合 に 想 定 される 水 深 を 表 示 した 図 面 が 公 表 されたことにより 市 は 洪 水 ハザードマップを 作 成 し 情 報 の 周 知 および 避 難 体 制 の 整 備 を 図 る (3) 滋 賀 県 から 大 河 川 だけでなく 中 小 河 川 等 があふれた 場 合 もシミュレーションした 最 大 浸 水 深 図 地 先 の 安 全 度 マップ が 公 表 されたことにより 市 は 水 害 ハザードマップを 作 成 し 情 報 の 周 知 および 避 難 体 制 の 整 備 を 図 る * 愛 知 川 洪 水 ハザードマップ 資 料 編 P 参 照 * 宇 曽 川 洪 水 ハザードマップ 資 料 編 P 参 照 * 犬 上 川 洪 水 ハザードマップ 資 料 編 P 参 照 * 芹 川 洪 水 ハザードマップ 資 料 編 P 参 照 * 琵 琶 湖 洪 水 ハザードマップ 資 料 編 P 参 照 * 彦 根 市 水 害 ハザードマップ( 統 合 版 ) 資 料 編 P 参 照 * 地 先 の 安 全 度 マップ 資 料 編 P 参 照

28 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 5 節 農 地 関 係 冠 水 防 除 対 策 第 5 節 農 地 関 係 冠 水 防 除 対 策 担 当 部 署 農 林 水 産 課 県 農 政 水 産 部 < 方 針 > 低 湿 地 における 農 地 の 湛 水 を 防 除 するため 排 水 路 の 整 備 排 水 能 力 の 向 上 等 を 図 り 農 地 の 湛 水 被 害 軽 減 に 努 める < 現 況 > 市 域 の 農 地 は 琵 琶 湖 岸 周 辺 を 中 心 に 低 地 部 に 多 く 湛 水 危 険 性 が 高 い 特 に 琵 琶 湖 の 湖 岸 部 には 砂 州 による 微 高 地 が 続 き 湖 水 の 浸 入 を 防 ぐ 一 方 で 内 陸 側 の 排 水 を 妨 げ 浸 水 を 長 期 化 させる 要 因 となってい る 古 くは 明 治 29 年 や 昭 和 36 年 の 豪 雨 による 琵 琶 湖 の 異 常 増 水 により 湖 岸 周 辺 部 が 湛 水 し 農 作 物 に 大 きな 被 害 が 及 んだこともある < 計 画 > 1 排 水 路 の 改 良 促 進 排 水 通 水 断 面 の 狭 小 断 面 不 整 形 流 域 の 状 況 変 化 による 排 水 能 力 の 低 下 等 に 伴 う 湛 水 被 害 を 防 ぐため 排 水 路 の 改 良 を 促 進 する 2 湖 岸 堤 防 の 整 備 と 排 水 能 力 の 向 上 琵 琶 湖 の 増 水 とそれに 伴 う 排 水 不 良 による 湛 水 被 害 を 防 ぐため 湖 岸 堤 防 と 排 水 ポンプ 等 の 整 備 改 良 に 努 める

29 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 6 節 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 第 6 節 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 担 当 部 署 危 機 管 理 室 道 路 河 川 課 警 防 課 通 信 指 令 課 市 民 課 社 会 福 祉 課 < 方 針 > 水 害 予 防 と 人 命 の 安 全 を 第 一 とした 緊 急 時 の 水 防 活 動 ( 災 害 応 急 対 策 )が 円 滑 かつ 効 果 的 に 実 施 され るため 水 害 に 対 する 警 戒 避 難 体 制 の 確 立 を 図 る < 現 況 > 本 市 では 彦 根 市 水 防 計 画 に 基 づき 警 戒 避 難 活 動 に 当 たっている 原 則 として 消 防 職 団 員 市 職 員 が 水 防 担 当 として( 水 防 団 は 設 置 していない ) 気 象 情 報 や 雨 量 計 量 水 標 等 の 情 報 を 参 考 に 水 防 区 域 を 重 点 的 に 警 戒 している 平 成 17 年 には 近 畿 地 方 整 備 局 より 琵 琶 湖 浸 水 想 定 区 域 図 県 より 愛 知 川 浸 水 想 定 区 域 図 が 公 表 されている また 平 成 21 年 には 県 から 宇 曽 川 浸 水 想 定 区 域 図 犬 上 川 浸 水 想 定 区 域 図 芹 川 浸 水 想 定 区 域 図 が 公 表 されている さらに 平 成 25 年 には 県 から 地 先 の 安 全 度 マップ が 公 表 されている * 水 防 区 域 資 料 編 P-756 参 照 * 雨 量 計 量 水 標 水 防 倉 庫 の 位 置 資 料 編 P-767 参 照 < 計 画 > 1 水 防 区 域 の 見 直 しと 住 民 への 周 知 市 は 河 川 改 修 等 の 整 備 や 災 害 状 況 に 応 じて 逐 次 水 防 区 域 を 見 直 すとともに 地 域 住 民 に 周 知 を 行 う 2 雨 量 計 量 水 標 の 点 検 整 備 市 は 観 測 に 支 障 が 生 じないように 定 期 的 に 機 器 を 点 検 整 備 するとともに 必 要 に 応 じて 観 測 機 器 を 増 設 する 3 水 防 倉 庫 および 水 防 用 資 機 材 の 点 検 整 備 道 路 河 川 課 は 応 急 活 動 に 支 障 がないよう 日 常 管 理 に 努 めるとともに 必 要 に 応 じて 倉 庫 の 増 設 や 資 機 材 の 見 直 しをする 4 避 難 勧 告 等 の 発 令 伝 達 マニュアルの 整 備 避 難 勧 告 等 の 発 令 伝 達 に 関 し 災 害 緊 急 時 において どのような 対 象 区 域 の 住 民 に 対 して 避 難 勧 告 等 を 発 令 すべきか 等 の 判 断 基 準 について 取 りまとめたマニュアルを 整 備 するため 県 および 市 は 避 難 勧 告 等 の 判 断 基 準 を 策 定 し 危 機 管 理 室 は 避 難 勧 告 等 の 伝 達 マニュアルの 整 備 に 努 める 5 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 支 援 制 度 の 推 進 福 祉 保 健 部 は 災 害 時 における 災 害 時 要 援 護 者 の 円 滑 迅 速 な 避 難 等 を 確 保 するため 災 害 時 避 難 行 動 要 支 援 者 支 援 制 度 への 登 録 を 推 進 し 避 難 行 動 要 支 援 者 個 別 支 援 計 画 作 成 マニュアルを 参 考 に 地 域

30 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 6 節 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 における 避 難 支 援 の 推 進 を 図 る 6 滋 賀 県 土 木 防 災 情 報 システムのネットワーク 化 による 防 災 体 制 の 確 立 市 は 広 域 的 な 雨 量 情 報 や 河 川 水 位 の 迅 速 な 情 報 収 集 伝 達 を 図 るため 滋 賀 県 土 木 防 災 情 報 システム からの 情 報 により 災 害 の 予 測 を 行 う 7 浸 水 予 警 報 システムの 導 入 の 検 討 市 は 水 害 危 険 性 の 高 い 地 域 にある 重 要 防 災 施 設 重 要 道 路 等 について 浸 水 予 警 報 システムの 導 入 を 検 討 する 8 地 域 住 民 による 水 防 活 動 の 強 化 と 自 衛 意 識 の 醸 成 浸 水 対 策 事 業 と 防 災 活 動 は 双 方 が 良 好 に 機 能 することにより 水 害 を 防 ぐ 重 要 な 役 割 を 果 たしてきた 市 は 地 域 住 民 による 水 防 活 動 の 強 化 を 推 進 し 水 害 から 自 分 たちの 生 命 身 体 と 財 産 は 自 分 たちで 守 る という 自 衛 意 識 を 醸 成 するよう 努 める 9 水 害 危 険 箇 所 地 域 ごとの 警 戒 避 難 体 制 の 検 討 市 は 関 係 各 課 の 協 力 を 得 ながら 水 害 危 険 箇 所 を 有 する 地 域 ごとに 次 のような 事 項 からなる 警 戒 避 難 体 制 を 定 める (1) 情 報 伝 達 体 制 以 下 の 手 段 等 を 活 用 し 情 報 の 伝 達 体 制 を 定 める ア 防 災 行 政 無 線 イ 広 報 車 消 防 車 両 ウ 自 主 防 災 組 織 エ 消 防 本 部 警 察 との 連 携 オ 避 難 行 動 要 支 援 者 への 配 慮 カ 彦 根 市 ホームページの 活 用 キ 放 送 機 関 との 連 携 ク 彦 根 市 メール 配 信 システム ケ エリアメール 緊 急 速 報 メール なお 避 難 行 動 要 支 援 者 等 避 難 行 動 に 時 間 を 要 する 者 が 避 難 場 所 への 安 全 な 避 難 行 動 を 開 始 できるよう 避 難 準 備 情 報 ( 避 難 行 動 要 支 援 者 避 難 情 報 )の 伝 達 方 法 については 特 に 具 体 的 に 定 める (2) 避 難 場 所 避 難 場 所 の 指 定 については 施 設 構 造 他 の 自 然 災 害 の 危 険 区 域 等 も 考 慮 し 地 域 住 民 と 連 携 し 見 直 し 等 を 実 施 する (3) 避 難 経 路 以 下 の 内 容 等 に 考 慮 した 避 難 経 路 を 定 める ア 各 種 災 害 の 特 性 に 対 応 した 避 難 経 路 イ 洪 水 ハザードマップ 等 を 活 用 した 危 険 な 箇 所 を 通 らない 避 難 経 路 ウ 避 難 行 動 時 の 安 全 確 保 エ 水 害 は 予 測 困 難 な 自 然 現 象 であるため 必 ずしも 計 画 した 避 難 場 所 に 避 難 することが 安 全 ではない

31 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 6 節 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 こと 10 琵 琶 湖 浸 水 想 定 区 域 の 住 民 への 周 知 近 畿 地 方 整 備 局 は 水 防 法 第 10 条 の 2 に 基 づき 洪 水 予 報 河 川 である 琵 琶 湖 の 浸 水 想 定 区 域 を 平 成 17 年 6 月 10 日 に 指 定 公 表 している この 浸 水 想 定 区 域 は 現 時 点 での 琵 琶 湖 湖 岸 や 下 流 河 道 の 整 備 状 況 瀬 田 川 洗 堰 の 操 作 等 を 勘 案 して 琵 琶 湖 における 計 画 の 検 討 のために 用 いた 実 績 洪 水 の 最 大 である 明 治 29 年 9 月 洪 水 と 同 規 模 の 洪 水 が 起 こることにより 想 定 される 浸 水 の 状 況 をシミュレーションにより 求 めたもので 区 域 内 には 彦 根 市 の 湖 岸 沿 いの 地 域 が 含 まれる 市 は これを 基 に 洪 水 ハザードマップ 等 を 作 成 し 印 刷 物 の 配 布 ホームページでの 公 表 等 を 通 じて 浸 水 想 定 区 域 洪 水 予 報 の 伝 達 方 法 浸 水 想 定 区 域 に 応 じた 避 難 場 所 等 の 情 報 について 住 民 に 周 知 する * 琵 琶 湖 洪 水 ハザードマップ 資 料 編 P 参 照 11 浸 水 想 定 区 域 の 住 民 への 周 知 県 は 水 防 法 の 規 定 により 洪 水 予 報 河 川 に 指 定 した 河 川 について 浸 水 想 定 区 域 を 指 定 している こ れにともない 愛 知 川 宇 曽 川 犬 上 川 芹 川 についても 洪 水 予 報 河 川 の 指 定 に 先 立 ち 浸 水 想 定 区 域 図 を 公 表 している 市 は これを 基 に 洪 水 ハザードマップ 等 を 作 成 し 印 刷 物 の 配 布 ホームページでの 公 表 等 を 通 じて 浸 水 想 定 区 域 洪 水 予 報 の 伝 達 方 法 浸 水 想 定 区 域 に 応 じた 避 難 場 所 等 の 情 報 について 住 民 に 周 知 する また 平 成 25 年 度 には 県 から 大 河 川 だけでなく 中 小 河 川 等 があふれた 場 合 もシミュレーションし た 最 大 浸 水 深 図 地 先 の 安 全 度 マップ が 公 表 されたことにより 想 定 浸 水 深 等 の 情 報 について 浸 水 想 定 区 域 図 と 同 様 に 住 民 に 周 知 する * 愛 知 川 洪 水 ハザードマップ 資 料 編 P 参 照 * 宇 曽 川 洪 水 ハザードマップ 資 料 編 P 参 照 * 犬 上 川 洪 水 ハザードマップ 資 料 編 P 参 照 * 芹 川 洪 水 ハザードマップ 資 料 編 P 参 照 * 彦 根 市 水 害 ハザードマップ( 統 合 版 ) 資 料 編 P 参 照 * 地 先 の 安 全 度 マップ 資 料 編 P 参 照 12 浸 水 区 域 等 内 の 避 難 行 動 要 支 援 者 が 利 用 する 施 設 への 連 絡 体 制 の 整 備 福 祉 保 健 部 は 愛 知 川 宇 曽 川 犬 上 川 芹 川 琵 琶 湖 浸 水 区 域 および 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 内 の 高 齢 者 心 身 障 害 者 乳 幼 児 その 他 特 に 防 災 上 の 配 慮 を 要 する 者 が 利 用 する 施 設 に 対 して 必 要 な 情 報 の 連 絡 を 行 う * 浸 水 区 域 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 内 の 避 難 行 動 要 支 援 者 が 利 用 する 施 設 資 料 編 P 参 照

32 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 土 石 流 対 策 55 第 2 節 急 傾 斜 地 崩 壊 対 策 57 第 3 節 地 すべり 対 策 59 第 4 節 治 山 対 策 60 第 5 節 宅 地 防 災 対 策 61 第 6 節 警 戒 避 難 体 制 の 整 備

33 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 1 節 土 石 流 対 策 第 1 節 土 石 流 対 策 担 当 部 署 道 路 河 川 課 県 土 木 交 通 部 < 方 針 > 県 は 荒 廃 した 山 地 や 渓 流 からの 土 砂 流 出 集 中 豪 雨 による 土 石 流 等 の 災 害 から 生 命 身 体 および 財 産 を 守 るため 次 の 事 業 を 推 進 する 道 路 河 川 課 は 事 業 の 進 捗 を 促 進 し 事 業 遂 行 に 協 力 する 1 荒 廃 山 腹 からの 土 砂 の 生 産 を 抑 制 するための 山 腹 工 事 2 上 流 山 地 より 流 出 する 土 砂 を 調 整 し 山 脚 の 固 定 を 図 る 砂 防 堰 堤 工 3 渓 流 の 河 床 安 定 を 図 り 縦 横 浸 食 を 防 止 するための 床 固 工 護 岸 工 4 天 井 川 となった 河 川 の 切 り 下 げにより 洪 水 時 の 災 害 から 人 家 耕 地 を 守 る 護 岸 工 5 土 石 流 危 険 渓 流 における 総 合 土 石 流 対 策 < 現 況 > 市 域 では 地 形 的 に 30 以 上 の 傾 斜 をもつ 急 斜 面 が 北 東 部 の 山 地 に 広 く 分 布 するほか 佐 和 山 や 平 野 部 の 孤 立 丘 ( 荒 神 山 雨 壷 山 等 )にもあり こうした 急 斜 面 付 近 では 土 砂 災 害 の 危 険 性 が 高 い 1 砂 防 指 定 地 砂 防 指 定 地 とは 国 民 の 生 命 財 産 を 守 るために 砂 防 堰 堤 等 を 設 置 するため または 当 該 区 域 で 行 われ る 一 定 行 為 の 禁 止 もしくは 制 限 を 行 う 区 域 として 法 律 により 国 土 交 通 省 大 臣 が 指 定 した 区 域 をいう 2 土 石 流 危 険 渓 流 土 石 流 危 険 渓 流 とは 土 石 流 の 発 生 する 危 険 性 があり 1 戸 以 上 の 人 家 等 ( 人 家 がなくても 官 公 署 学 校 病 院 宿 泊 施 設 等 のある 場 所 を 含 む)に 被 害 が 生 じるおそれのある 渓 流 や 人 家 がなくても 都 市 計 画 区 域 内 であること 等 一 定 の 要 件 を 満 たし 住 家 等 が 新 規 に 立 地 する 可 能 性 があると 考 えられる 当 該 区 域 に 流 入 する 渓 流 で 国 土 交 通 省 の 調 査 要 領 により 県 が 調 査 されている また 地 形 条 件 等 によって 土 石 流 の 堆 積 や 氾 濫 が 予 想 される 区 域 を 土 石 流 危 険 区 域 をいう 土 石 流 危 険 渓 流 は 鳥 居 本 地 区 や 野 田 山 地 区 の 山 地 および 佐 和 山 荒 神 山 等 にある * 土 石 流 危 険 渓 流 資 料 編 P-780 参 照 * 土 砂 災 害 の 要 注 意 地 区 資 料 編 P-783 参 照 < 計 画 > 1 砂 防 事 業 の 推 進 県 は 土 石 流 危 険 渓 流 など 土 砂 流 出 のおそれのある 渓 流 や 地 区 について 逐 次 砂 防 指 定 地 として 指 定 を 行 い 対 策 工 等 の 砂 防 事 業 を 推 進 する また 当 面 対 策 工 の 整 備 が 進 まない 土 石 流 危 険 渓 流 については 市 と 協 力 して 後 述 する 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 を 図 る

34 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 1 節 土 石 流 対 策 2 砂 防 事 業 の 推 進 要 請 と 危 険 渓 流 の 周 知 等 道 路 河 川 課 は 県 に 砂 防 事 業 の 推 進 を 要 請 するとともに 主 に 梅 雨 期 から 秋 期 にかけての 長 雨 や 集 中 豪 雨 により 土 石 流 が 発 生 するおそれのある 土 石 流 危 険 渓 流 についての 標 識 設 置 や 地 域 住 民 に 対 して 資 料 配 布 等 による 危 険 渓 流 の 周 知 や 防 災 知 識 の 普 及 に 努 める

35 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 2 節 急 傾 斜 地 崩 壊 対 策 第 2 節 急 傾 斜 地 崩 壊 対 策 全 災 害 共 通 担 当 部 署 道 路 河 川 課 県 土 木 交 通 部 < 方 針 > 急 傾 斜 地 の 崩 壊 による 災 害 から 住 民 の 生 命 身 体 および 財 産 を 保 護 するため 対 策 工 等 の 整 備 により 急 傾 斜 地 の 崩 壊 を 防 止 するとともに 崩 壊 に 対 する 警 戒 避 難 体 制 を 整 備 する < 現 況 > 本 市 では 昭 和 63 年 に 荒 神 山 山 腹 で 表 層 崩 壊 が 発 生 したほか 豪 雨 時 などに 度 々 小 規 模 な 崩 壊 が 生 じ ているが 大 規 模 な 災 害 の 記 録 はない 1 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 とは 崩 壊 により 相 当 数 の 居 住 者 等 に 危 険 が 生 ずるおそれのある 急 傾 斜 地 に 隣 接 する 地 域 で 崩 壊 を 助 長 誘 発 するおそれがないようにするために 一 定 の 行 為 を 制 限 するため 滋 賀 県 知 事 が 指 定 した 土 地 で 公 共 施 設 または 人 家 等 の 保 全 のため 対 策 施 設 の 施 工 一 定 の 行 為 の 制 限 土 地 所 有 者 の 土 地 保 全 の 努 力 義 務 等 が 行 われる 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 は 鳥 居 本 地 区 などで 指 定 されている * 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 指 定 箇 所 資 料 編 P-778 参 照 * 土 砂 災 害 の 要 注 意 地 区 資 料 編 P-783 参 照 2 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 とは 崩 壊 による 災 害 発 生 のおそれがある 急 傾 斜 地 で 法 指 定 は 受 けないが 国 土 交 通 省 の 調 査 要 領 に 基 づき 県 で 調 査 されたものである 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 は 鳥 居 本 地 区 の 他 雨 壷 山 荒 神 山 等 にある * 土 砂 災 害 の 要 注 意 地 区 資 料 編 P-783 参 照 < 計 画 > 1 急 傾 斜 地 崩 壊 防 止 事 業 の 推 進 (1) 県 は 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 など 崩 壊 のおそれが 著 しいと 認 められる 場 合 は 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 として 指 定 を 行 い 補 助 急 傾 斜 地 崩 壊 対 策 事 業 を 推 進 する (2) 市 は 急 傾 斜 地 の 崩 壊 のおそれが 著 しいと 認 められる 場 合 は 積 極 的 に 急 傾 斜 地 崩 壊 対 策 事 業 を 推 進 する 2 土 地 の 保 全 計 画 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 内 の 土 地 所 有 者 管 理 者 は その 土 地 の 維 持 管 理 において 崩 壊 防 止 に 努 める 急 傾 斜 地 の 崩 壊 により 被 害 を 受 けるおそれがある 者 は 被 害 の 防 止 軽 減 のために 必 要 な 措 置 を 講 じる

36 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 2 節 急 傾 斜 地 崩 壊 対 策 3 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 内 の 行 為 制 限 県 は 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 内 では 崩 壊 を 予 防 するため 次 の 行 為 を 制 限 する (1) 水 を 放 流 し または 停 滞 させる 行 為 その 他 水 の 浸 透 を 助 長 する 行 為 (2)ため 池 用 水 路 その 他 の 急 傾 斜 地 崩 壊 防 止 施 設 以 外 の 施 設 もしくは 工 作 物 の 設 置 または 改 造 行 為 (3)のり 切 り 切 土 掘 削 または 盛 土 行 為 (4) 立 木 竹 の 伐 採 行 為 (5) 木 竹 の 滑 下 または 地 引 きによる 搬 出 行 為 (6) 土 砂 の 採 取 または 集 積 行 為 (7)その 他 急 傾 斜 地 の 崩 壊 を 助 長 し または 誘 発 するおそれのある 行 為 4 危 険 箇 所 の 周 知 等 道 路 河 川 課 は 平 常 時 より 崩 壊 による 被 害 のおそれがある 地 域 住 民 に 対 して 資 料 提 供 による 危 険 箇 所 の 周 知 や 防 災 知 識 の 普 及 に 努 める

37 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 3 節 地 すべり 対 策 第 3 節 地 すべり 対 策 担 当 部 署 道 路 河 川 課 県 土 木 交 通 部 < 方 針 > 現 在 市 域 には 地 すべりによる 被 害 のおそれがある 危 険 箇 所 はないが 開 発 行 為 等 による 地 すべり 災 害 が 生 じないよう 指 導 監 視 に 努 める < 現 況 > 地 すべりによる 災 害 危 険 箇 所 には 次 のようなものがあるが 本 市 にはいずれも 該 当 する 場 所 はない 1 地 すべり 防 止 区 域 地 すべり 等 防 止 法 に 基 づき 法 指 定 された 場 所 である 2 地 すべり 危 険 箇 所 国 土 交 通 省 の 調 査 要 領 に 基 づき 県 で 調 査 された 地 すべり 災 害 のおそれがある 場 所 である < 参 考 > 独 立 行 政 法 人 防 災 科 学 技 術 研 究 所 が 行 った 地 形 判 読 調 査 結 果 よると 地 すべり 地 形 が 市 内 に 点 在 するこ とが 確 認 されている 地 すべり 地 形 は 過 去 に 地 すべりにより 形 成 された 地 形 であるが 地 すべり 危 険 箇 所 区 域 とは 異 なり 同 じ 場 所 において 再 度 地 すべりが 起 こる 可 能 性 は 低 いと 考 えられる ただし このような 地 形 が 存 在 する ことは 地 形 地 質 的 観 点 より 将 来 彦 根 市 域 において 地 すべりが 発 生 する 可 能 性 があることを 示 してお り 山 地 等 の 開 発 には 地 すべり 等 の 土 砂 災 害 に 対 する 注 意 が 必 要 である < 計 画 > 道 路 河 川 課 は 道 路 工 事 等 の 開 発 を 契 機 に 地 すべり 災 害 が 発 生 しないよう 指 導 監 視 に 努 める

38 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 4 節 治 山 対 策 第 4 節 治 山 対 策 担 当 部 署 農 林 水 産 課 県 琵 琶 湖 環 境 部 < 方 針 > 山 地 の 土 砂 流 出 を 防 ぎ 山 林 の 保 全 を 図 るとともに 下 流 域 の 水 害 防 止 のうえからも 山 のもつ 保 水 機 能 の 維 持 向 上 を 図 る 各 種 の 施 策 を 行 う また 林 道 は 山 間 住 民 の 日 常 生 活 道 路 または 災 害 時 の 避 難 および 資 機 材 運 搬 道 路 として 重 要 であり 法 面 路 肩 の 崩 壊 などの 防 止 および 早 期 災 害 復 旧 のための 体 制 強 化 に 努 める < 現 況 > 本 市 は 市 域 面 積 の 約 1/4 を 林 野 が 占 めており その 山 間 部 は 矢 倉 川 等 中 小 河 川 の 水 源 地 でもある 山 地 災 害 危 険 地 区 山 地 災 害 危 険 地 区 とは 昭 和 60 年 5 月 15 日 付 け 林 野 庁 治 第 1579 号 により 山 腹 の 崩 壊 崩 壊 土 砂 の 流 出 等 により 現 に 災 害 が 発 生 し または 発 生 するおそれのある 森 林 で その 危 害 が 人 家 または 公 共 施 設 に 直 接 及 ぶおそれのある 地 区 である * 山 地 災 害 危 険 地 区 資 料 編 P-781 参 照 < 計 画 > 1 復 旧 治 山 予 防 治 山 を 促 進 するとともに 開 発 行 為 に 際 しては 治 山 施 設 等 に 十 分 注 意 した 指 導 監 督 を 行 う 2 複 層 林 育 成 天 然 林 の 整 備 を 図 り 民 有 林 を 中 心 とした 造 林 活 動 を 促 進 し 保 育 間 伐 事 業 や 枝 打 ち 事 業 の 助 成 制 度 の 拡 充 に 努 める 3 山 地 災 害 危 険 地 区 等 山 地 災 害 を 招 く 恐 れのある 危 険 箇 所 を 把 握 するとともに 各 種 対 策 事 業 の 実 施 整 備 に 努 める

39 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 5 節 宅 地 防 災 対 策 第 5 節 宅 地 防 災 対 策 担 当 部 署 都 市 計 画 課 県 土 木 交 通 部 < 方 針 > 近 年 は 丘 陵 地 や 山 麓 部 に 近 接 した 宅 地 開 発 の 増 加 に 伴 い 高 い 擁 壁 や 人 工 斜 面 に 近 接 した 居 住 地 が 形 成 されつつある また 平 地 部 では 宅 地 開 発 による 農 地 等 の 減 少 により 雨 水 が 一 気 に 水 路 に 流 れ 込 み 宅 地 の 浸 水 浸 食 の 原 因 となっている このため 都 市 計 画 法 に 基 づく 開 発 許 可 制 度 による 指 導 規 制 を 行 い 災 害 の 防 除 を 図 る < 現 況 > 平 地 部 での 宅 地 開 発 の 進 行 とともに 今 後 佐 和 山 鳥 居 本 町 等 の 山 麓 で 斜 面 に 近 接 した 地 域 での 開 発 が 見 込 まれる 一 方 既 設 の 宅 地 においては 対 策 工 が 未 施 工 で 土 砂 災 害 等 の 危 険 性 がある 住 宅 もまだ 残 されている < 計 画 > 1 開 発 指 導 等 都 市 建 設 部 は 都 市 計 画 法 その 他 関 係 法 令 に 基 づき 県 と 連 携 のうえ 各 種 の 規 制 指 導 を 行 い 良 好 な 宅 地 の 創 出 改 善 を 図 る 2 防 災 指 導 都 市 計 画 課 は 平 常 時 の 防 災 パトロールを 強 化 し 宅 地 周 辺 の 土 砂 災 害 のおそれのあるがけ 地 等 につい て 防 災 指 導 を 行 う また 市 民 および 事 業 者 に 対 しての 防 災 指 導 を 推 進 する 3 広 報 活 動 等 都 市 計 画 課 は 宅 地 防 災 月 間 などを 通 じてポスターの 掲 示 およびパンフレット 作 成 配 布 等 を 実 施 し 住 民 および 事 業 者 に 対 する 広 報 活 動 指 導 を 推 進 する

40 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 6 節 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 第 6 節 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 担 当 部 署 危 機 管 理 室 道 路 河 川 課 市 民 課 県 土 木 交 通 部 警 防 課 通 信 指 令 課 社 会 福 祉 課 < 方 針 > 市 は 土 砂 災 害 の 予 防 と 人 命 を 守 ることを 目 的 とし 緊 急 時 の 災 害 応 急 対 策 を 円 滑 かつ 効 率 的 に 実 施 す るため 土 砂 災 害 警 戒 区 域 における 土 砂 災 害 防 止 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 ( 以 下 土 砂 災 害 防 止 法 と いう )に 基 づき 土 砂 災 害 の 恐 れのある 区 域 についての 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 周 知 を 行 う 等 土 砂 災 害 か ら 人 命 と 財 産 を 守 る < 現 況 > 本 市 においては 土 砂 災 害 の 危 険 性 のある 地 域 は 主 に 鳥 居 本 地 区 に 集 中 している 豪 雨 時 には 同 地 区 の 山 間 部 に 位 置 する 中 山 善 谷 荘 厳 寺 笹 尾 等 の 各 集 落 では 道 路 の 冠 水 や 土 砂 災 害 のため 孤 立 しやす い 状 況 にあり 警 戒 避 難 体 制 の 充 実 が 望 まれる 一 般 に 河 川 氾 濫 の 方 が 斜 面 崩 壊 より 早 く 始 まることが 多 く また 浸 水 災 害 はかなり 頻 繁 に 起 こるが 土 砂 災 害 はまれである そのため 最 初 に 浸 水 を 避 けて 山 の 方 へ 避 難 し 被 害 がより 大 きい 土 砂 災 害 を 被 る ことも 多 い 上 記 の 集 落 はこうした 点 に 注 意 を 要 する < 計 画 > 1 防 災 パトロールの 実 施 市 は 関 係 機 関 および 自 主 防 災 組 織 等 と 連 携 し 梅 雨 期 および 台 風 期 の 前 などに 土 砂 災 害 の 危 険 区 域 ( 箇 所 )の 防 災 パトロールを 実 施 する 2 危 険 区 域 ( 箇 所 )の 住 民 への 周 知 市 は 土 砂 災 害 から 住 民 の 生 命 身 体 および 財 産 を 守 るため 土 砂 災 害 の 恐 れのある 区 域 について 危 険 の 周 知 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 住 宅 等 の 新 規 立 地 の 抑 制 既 存 住 宅 の 移 転 促 進 等 ソフト 対 策 の 促 進 を 図 り 住 民 の 意 識 の 高 揚 を 図 る 3 水 防 倉 庫 および 水 防 用 資 機 材 の 点 検 整 備 道 路 河 川 課 は 応 急 対 策 活 動 に 支 障 がないよう 日 常 管 理 に 努 めるとともに 必 要 に 応 じて 倉 庫 の 増 設 や 資 機 材 の 見 直 しをする 4 避 難 勧 告 等 の 発 令 伝 達 マニュアルの 整 備 避 難 勧 告 等 の 発 令 伝 達 に 関 し 災 害 緊 急 時 において どのような 対 象 区 域 の 住 民 に 対 して 避 難 勧 告 等 を 発 令 すべきか 等 の 判 断 基 準 について 取 りまとめたマニュアルを 整 備 するため 県 および 市 は 避 難 勧 告 等 の 判 断 基 準 を 策 定 し 危 機 管 理 室 は 避 難 勧 告 等 の 伝 達 マニュアルの 整 備 に 努 める 5 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 支 援 制 度 の 推 進 福 祉 保 健 部 は 災 害 時 における 避 難 行 動 要 支 援 者 の 円 滑 迅 速 な 避 難 等 を 確 保 するため 災 害 時 避 難 行 動 要 支 援 者 支 援 制 度 への 登 録 を 推 進 し 避 難 行 動 要 支 援 者 個 別 支 援 計 画 作 成 マニュアルを 参 考 に 地 域 における 避 難 支 援 の 推 進 を 図 る

41 6 自 主 防 災 組 織 の 育 成 と 自 衛 意 識 の 醸 成 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 6 節 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 危 機 管 理 室 は 孤 立 しやすく 避 難 の 可 能 性 が 高 い 山 間 集 落 を 対 象 に 積 極 的 に 自 主 防 災 組 織 の 設 置 を 推 進 し 土 砂 災 害 に 対 する 自 衛 意 識 の 醸 成 を 図 る 7 警 戒 避 難 基 準 雨 量 の 運 用 土 砂 災 害 の 発 生 は 降 雨 状 況 によりある 程 度 予 測 が 可 能 である 市 および 県 は 人 的 被 害 を 回 避 するため 警 戒 避 難 基 準 雨 量 の 積 極 的 な 活 用 を 図 る 8 雨 量 計 等 の 整 備 市 および 県 は 山 間 部 の 局 所 的 な 雨 量 情 報 の 把 握 のため 山 間 部 への 雨 量 計 の 増 設 を 図 る 9 情 報 伝 達 施 設 の 整 備 危 機 管 理 室 は 土 砂 災 害 危 険 地 域 への 情 報 伝 達 体 制 を 強 化 するため 孤 立 のおそれがある 鳥 居 本 地 区 山 間 部 への 送 受 信 可 能 な 無 線 設 備 の 設 置 を 検 討 する 10 土 砂 災 害 危 険 箇 所 ごとの 警 戒 避 難 方 法 の 検 討 市 民 課 および 危 機 管 理 室 は 関 係 各 課 の 協 力 を 得 て 土 砂 災 害 危 険 箇 所 ごとに 次 のような 事 項 からなる 警 戒 避 難 方 法 を 定 める (1) 情 報 伝 達 方 法 以 下 の 手 段 等 を 活 用 し 情 報 の 伝 達 方 法 を 定 める ア 防 災 行 政 無 線 イ 広 報 車 消 防 車 両 ウ 自 主 防 災 組 織 エ 消 防 本 部 警 察 との 連 携 オ 避 難 行 動 要 支 援 者 への 配 慮 カ 彦 根 市 ホームページの 活 用 キ 放 送 機 関 との 連 携 ク 彦 根 市 メール 配 信 システム なお 避 難 行 動 要 支 援 者 等 避 難 行 動 に 時 間 を 要 する 者 が 避 難 場 所 への 安 全 な 避 難 行 動 を 開 始 できるよう 避 難 準 備 情 報 ( 避 難 行 動 要 支 援 者 避 難 情 報 )の 伝 達 方 法 については 特 に 具 体 的 に 定 める (2) 避 難 場 所 避 難 場 所 の 指 定 については 施 設 構 造 他 の 自 然 災 害 の 危 険 区 域 等 も 考 慮 し 地 域 住 民 と 連 携 し 見 直 し 等 を 実 施 する (3) 避 難 経 路 以 下 の 内 容 等 に 考 慮 した 避 難 経 路 を 定 める ア 各 種 災 害 の 特 性 に 対 応 した 避 難 経 路 イ 土 砂 災 害 危 険 区 域 を 通 過 しない( 渓 流 等 の 横 断 を 避 ける) 避 難 経 路 ウ 避 難 行 動 時 の 安 全 確 保 エ 土 砂 災 害 は 予 測 困 難 な 自 然 現 象 であるため 必 ずしも 計 画 した 避 難 場 所 に 避 難 することが 安 全 では ないこと

42 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 6 節 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 11 土 砂 災 害 防 止 法 に 基 づく 警 戒 区 域 等 の 指 定 土 砂 災 害 防 止 法 に 基 づく 警 戒 区 域 および 特 別 警 戒 区 域 の 指 定 を 受 けた 箇 所 について 円 滑 な 警 戒 避 難 が 行 われるために 必 要 な 下 記 事 項 について 整 備 をするよう 努 める (1) 情 報 の 収 集 および 伝 達 ア 急 傾 斜 地 の 崩 壊 等 の 誘 引 となる 局 所 的 な 降 雨 状 況 の 把 握 を 行 うための 雨 量 計 の 設 置 土 石 流 の 発 生 を 検 地 するためのワイヤーセンサー 等 の 設 置 等 危 険 情 報 収 集 機 器 の 整 備 に 努 める イ 子 どもにもわかりやすい 避 難 所 避 難 場 所 等 位 置 図 等 を 作 成 配 布 することにより 住 民 への 災 害 に 関 する 情 報 の 周 知 を 行 う * 土 砂 災 害 ハザードマップ 資 料 編 P-787 参 照 (2) 予 報 または 警 報 の 発 令 および 伝 達 ア 予 報 または 警 報 の 発 令 基 準 の 設 定 について 検 討 する イ 緊 急 時 に 住 民 の 避 難 を 促 すためのサイレンの 設 置 警 戒 区 域 に 係 る 住 民 の 電 話 連 絡 網 の 作 成 等 によ り 危 険 情 報 の 伝 達 手 段 の 整 備 を 行 う ウ 福 祉 保 健 部 は 警 戒 区 域 等 内 の 高 齢 者 心 身 障 害 者 乳 幼 児 その 他 特 に 防 災 上 の 配 慮 を 要 する 者 が 利 用 する 施 設 に 対 して 必 要 な 情 報 の 連 絡 を 行 う * 浸 水 区 域 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 内 の 避 難 行 動 要 支 援 者 が 利 用 する 施 設 資 料 編 P 参 照 (3) 土 砂 災 害 ハザードマップ 作 成 と 周 知 危 機 管 理 室 および 道 路 河 川 課 は 避 難 場 所 の 周 知 および 円 滑 迅 速 な 避 難 等 を 確 保 するため 災 害 危 険 場 所 や 避 難 場 所 等 を 明 記 したハザードマップを 作 成 し 周 知 する

43 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 雪 害 予 防 対 策

44 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 1 節 雪 害 予 防 対 策 第 1 節 雪 害 予 防 対 策 担 当 部 署 道 路 河 川 課 建 設 管 理 課 農 林 水 産 課 危 機 管 理 室 県 土 木 交 通 部 滋 賀 国 道 事 務 所 消 防 本 部 署 団 < 方 針 > 市 民 生 活 の 安 定 のため 除 雪 体 制 を 整 備 し 道 路 交 通 の 確 保 と 雪 害 の 軽 減 を 図 る < 現 況 > 本 市 における 道 路 除 雪 体 制 ( 除 雪 路 線 および 実 施 区 分 の 分 担 )は 以 下 のとおりである 1 国 道 および 県 道 は 国 土 交 通 省 近 畿 地 方 整 備 局 滋 賀 国 道 事 務 所 および 県 が 行 う 2 市 道 の 実 施 区 分 は 次 のとおりである * 市 道 の 除 雪 体 制 ( 実 施 区 分 ) 資 料 編 P-814 参 照 * 除 雪 体 制 関 係 図 資 料 編 P-817 参 照 < 計 画 > 1 除 雪 計 画 の 策 定 除 雪 対 策 本 部 ( 事 務 局 は 道 路 河 川 課 に 置 く)は 毎 年 除 雪 計 画 を 策 定 する 市 内 主 要 道 路 の 除 雪 路 線 の 選 定 については 地 域 差 をなくし 地 域 住 民 に 密 接 したものでなければなら ないこと 等 を 考 慮 し 除 雪 機 械 進 入 の 可 否 および 現 有 機 械 の 能 力 により 定 める また 除 雪 の 実 施 区 分 の 分 担 については 毎 年 県 および 関 係 機 関 と 協 議 する 2 市 内 主 要 道 路 の 除 雪 体 制 の 強 化 道 路 河 川 課 は 冬 期 における 道 路 交 通 の 安 全 を 確 保 するため 平 常 時 から 主 要 道 路 の 除 雪 および 凍 結 防 止 等 を 目 的 として 除 雪 機 械 の 整 備 および 要 員 を 確 保 するなど 除 雪 体 制 の 強 化 に 努 める (1) 除 雪 機 械 の 整 備 ア 平 常 時 から 除 雪 の 万 全 を 期 するよう 機 械 の 整 備 を 行 う イ 規 定 値 を 超 える 豪 雪 または 緊 急 除 雪 を 要 する 場 合 に 備 え 建 設 業 者 等 からの 借 上 げ 計 画 を 定 めてお く (2) 補 助 金 の 活 用 建 設 管 理 課 は 市 民 の 自 主 的 な 協 力 を 得 るために 彦 根 市 除 雪 用 機 械 購 入 事 業 補 助 金 交 付 要 綱 に 基 づく 補 助 事 業 を 活 用 し 自 治 会 組 織 による 除 雪 を 促 進 する (3) 凍 結 防 止 対 策 道 路 管 理 者 は 冬 期 における 主 要 道 路 の 凍 結 を 防 止 し 道 路 交 通 の 安 全 を 図 るため 凍 結 のおそれがある 場 合 は 凍 結 防 止 剤 ( 塩 化 カルシウム 等 )を 散 布 する また 凍 結 のおそれのある 場 合 の 注 意 喚 起 として 一 般 住 民 に 対 し 次 の 事 項 の 周 知 徹 底 に 努 める ア 凍 結 のおそれのある 場 合 には 道 路 に 水 をまかない イ 道 路 にみだりに 雪 を 積 んだり 雪 氷 などをまかない

45 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 1 節 雪 害 予 防 対 策 ウ 車 両 運 転 者 は 土 砂 石 水 などを 落 としながら 走 行 しない 3 広 報 および 連 絡 道 路 管 理 者 は 積 雪 および 凍 結 地 域 における 道 路 交 通 の 確 保 と 雪 害 予 防 のため 次 の 広 報 活 動 を 実 施 す るとともに 関 係 機 関 と 相 互 連 絡 を 密 接 に 行 いその 対 策 に 当 たる (1) 交 通 規 制 や 気 象 情 報 の 案 内 板 の 設 置 冬 期 の 道 路 交 通 の 案 内 のため 路 面 の 積 雪 凍 結 および 交 通 状 況 を 明 示 する (2) 雪 崩 危 険 箇 所 等 の 表 示 雪 崩 により 交 通 上 あるいは 生 命 身 体 財 産 に 被 害 を 及 ぼすおそれのある 箇 所 ( 特 に 児 童 の 登 下 校 道 等 )に 危 険 箇 所 表 示 を 行 う (3) 除 雪 作 業 の 一 般 協 力 要 請 積 雪 は 交 通 上 の 障 害 のみならず 消 防 水 利 ( 消 火 栓 防 火 水 槽 )を 覆 い 隠 し 火 災 時 における 消 火 活 動 の 阻 害 要 因 ともなることから これらを 含 めた 除 雪 作 業 に 対 し 市 民 の 積 極 的 な 労 働 提 供 の 協 力 が 得 られるよう 平 常 時 から 除 雪 作 業 の 一 般 協 力 要 請 に 努 める (4) 関 係 機 関 との 連 絡 警 察 と 密 接 な 連 絡 を 行 い 迂 回 路 の 周 知 連 絡 など 広 報 の 一 元 化 を 図 る 4 消 防 本 部 の 応 援 体 制 消 防 本 部 は 除 雪 に 関 し 関 係 機 関 より 出 動 要 請 があったときに 遅 滞 なく 対 応 できるよう あらかじめ 具 体 的 な 計 画 を 定 め 協 力 出 動 する 5 自 主 防 災 組 織 の 育 成 と 自 衛 意 識 の 醸 成 積 雪 により 孤 立 のおそれがあり 避 難 の 必 要 性 が 高 い 中 山 善 谷 荘 厳 寺 笹 尾 などの 山 間 集 落 を 対 象 に 積 極 的 に 自 主 防 災 組 織 の 育 成 を 推 進 し 雪 害 に 対 する 自 衛 意 識 の 醸 成 を 図 る

46 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 市 街 地 の 整 備 ( 都 市 再 開 発 ) 69 第 2 節 建 築 物 の 防 災 性 向 上 71 第 3 節 オープンスペースの 整 備 73 第 4 節 道 路 橋 梁 の 整 備

47 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 1 節 市 街 地 の 整 備 ( 都 市 再 開 発 ) 第 1 節 市 街 地 の 整 備 ( 都 市 再 開 発 ) 全 災 害 共 通 担 当 部 署 道 路 河 川 課 都 市 計 画 課 建 築 指 導 課 市 街 地 整 備 課 県 土 木 交 通 部 < 方 針 > 市 域 内 の 既 成 市 街 地 は 木 造 低 層 建 築 物 が 密 集 しており 火 災 地 震 等 の 災 害 が 発 生 すると 人 命 財 産 に 大 きな 損 害 を 与 える 状 況 にある こうした 災 害 の 発 生 を 防 止 するため 建 築 物 公 共 施 設 等 の 総 合 的 かつ 面 的 な 整 備 を 行 い 都 市 機 能 の 向 上 と 安 全 で 災 害 に 強 い 都 市 づくりを 推 進 する < 現 況 > 本 市 の 市 街 地 は 城 下 町 の 名 残 りとして 老 朽 木 造 住 宅 が 密 集 している 市 全 体 の 一 戸 建 住 宅 に 対 する 木 造 率 ( 平 成 27 年 1 月 現 在 )は 78 パーセントであり 老 朽 木 造 率 ( 昭 和 25 年 建 築 法 制 定 以 前 に 建 築 され ている 木 造 建 築 物 の 比 率 )は 13 パーセントである 特 に 旧 城 下 町 に 当 たる 市 街 地 の 城 西 地 区 で 31 パーセ ント 城 東 地 区 で 30 パーセントと 老 朽 木 造 率 は 高 い その 他 に 道 路 が 狭 小 でかつ 住 宅 が 密 集 し 消 防 活 動 が 困 難 で 延 焼 危 険 が 高 い 街 区 や 集 落 も 多 く こうした 地 区 では 建 築 物 の 不 燃 化 促 進 等 が 望 まれる 市 域 においては 銀 座 通 りを 中 心 に 防 火 地 域 を 指 定 している しかし 銀 座 通 り 周 辺 は 防 災 建 築 街 区 と して 防 災 事 業 が 推 進 されたが 事 業 完 成 後 相 当 年 数 を 経 過 している 法 指 定 区 域 区 地 域 等 防 火 地 域 準 防 火 地 域 建 築 基 準 法 第 22 条 指 定 区 域 銀 座 通 り 周 辺 (3.9ha) - 市 街 化 区 域 全 域 < 計 画 > 1 建 築 物 の 不 燃 化 (1) 防 火 準 防 火 地 域 の 指 定 建 築 基 準 法 による 防 火 準 防 火 地 域 を 積 極 的 に 指 定 することにより 都 市 の 不 燃 化 を 図 る ア 防 火 地 域 は 商 業 地 域 幹 線 道 路 沿 いで 土 地 の 高 度 利 用 を 図 るべき 地 域 防 災 上 不 燃 化 を 推 進 すべ き 地 域 について 指 定 する イ 準 防 火 地 域 は 防 火 地 域 の 周 辺 の 商 業 地 域 密 集 市 街 地 を 指 定 する (2) 建 築 基 準 法 第 22 条 区 域 指 定 防 火 準 防 火 地 域 以 外 の 地 域 においても 第 22 条 区 域 の 指 定 を 拡 大 し 建 築 物 の 不 燃 化 を 図 る

48 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 1 節 市 街 地 の 整 備 ( 都 市 再 開 発 ) 2 市 街 地 再 開 発 事 業 の 促 進 建 築 物 と 公 共 施 設 の 一 体 的 整 備 を 図 り 合 理 的 な 土 地 の 高 度 利 用 および 都 市 機 能 の 向 上 をめざし 市 街 地 再 開 発 事 業 の 促 進 を 図 るとともに 無 秩 序 な 都 市 化 の 規 制 良 好 な 居 住 環 境 への 誘 導 狭 あい 道 路 の 整 備 良 好 な 地 域 社 会 の 維 持 形 成 を 図 り 安 全 で 快 適 なまちづくりを 進 める 3 土 地 区 画 整 理 事 業 未 整 備 な 市 街 地 の 居 住 環 境 および 防 災 性 の 向 上 のため 土 地 の 権 利 の 交 換 分 合 整 頓 ( 換 地 ) 等 により 建 築 物 の 不 燃 化 の 促 進 や 避 難 路 避 難 場 所 としての 道 路 や 公 園 など 総 合 的 な 防 災 機 能 を 持 った 施 設 の 整 備 を 進 め 住 民 の 生 命 身 体 の 安 全 を 確 保 することも 視 野 に 入 れた 都 市 基 盤 整 備 を 推 進 する 4 密 集 住 宅 市 街 地 整 備 促 進 事 業 老 朽 住 宅 等 の 密 集 や 公 共 施 設 の 著 しい 不 足 などがみられる 住 宅 市 街 地 において 防 災 性 の 向 上 と 居 住 環 境 の 改 善 を 図 ることを 目 的 し 老 朽 建 築 物 の 除 却 建 替 えや 地 区 施 設 の 整 備 に 努 める 5 市 街 地 の 土 地 利 用 都 市 計 画 法 に 基 づく 用 途 地 域 特 別 用 途 地 区 や 地 区 計 画 の 活 用 により 住 宅 工 場 危 険 物 取 扱 施 設 等 の 混 在 地 域 の 純 化 を 進 める 6 延 焼 遮 断 帯 の 整 備 市 街 地 を 延 焼 遮 断 帯 により 区 分 することで 広 域 火 災 の 発 生 を 抑 止 することができる このような 観 点 から 道 路 鉄 道 河 川 等 の 整 備 に 当 たっては これらの 施 設 が 延 焼 遮 断 帯 としての 機 能 を 高 めるよう に 整 備 を 進 める 上 記 の 各 種 事 業 においても 延 焼 遮 断 帯 の 形 成 を 考 慮 して 事 業 計 画 を 策 定 する 市 内 では 銀 座 通 り 中 央 通 りが 防 火 地 域 に 指 定 されて 不 燃 化 が 進 んでいるが 今 後 も 主 要 地 方 道 大 津 能 登 川 長 浜 線 の 沿 線 など 不 燃 化 を 推 進 する 7 土 砂 災 害 危 険 区 域 等 における 市 街 化 の 抑 制 災 害 防 止 の 観 点 から 森 林 法 により 土 砂 流 出 防 備 等 のため 保 安 林 として 指 定 されている 区 域 地 すべり 等 防 止 法 による 地 すべり 防 止 区 域 降 水 や 出 水 によるがけ 崩 れや 水 害 等 の 被 害 が 想 定 される 区 域 土 砂 災 害 防 止 法 に 基 づき 土 砂 災 害 特 別 警 戒 区 域 に 指 定 された 区 域 等 については 市 街 化 を 抑 制 する

49 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 2 節 建 築 物 の 防 災 性 向 上 第 2 節 建 築 物 の 防 災 性 向 上 担 当 部 署 建 築 指 導 課 予 防 課 各 施 設 管 理 者 < 方 針 > 不 特 定 または 多 数 の 者 が 利 用 する 施 設 高 層 化 大 型 化 した 特 殊 建 築 物 公 共 施 設 および 一 般 建 築 物 の 防 災 性 向 上 のため 防 災 査 察 や 定 期 報 告 等 を 通 じて 防 災 関 係 法 令 の 制 度 の 周 知 徹 底 を 図 り 建 築 物 の 防 災 対 策 を 推 進 する < 現 況 > 都 市 化 の 進 展 により 市 街 地 に 建 設 される 高 層 化 大 型 化 した 特 殊 建 築 物 や 常 時 不 特 定 多 数 の 者 が 集 まる 施 設 においては 災 害 時 には 重 大 事 故 となる 可 能 性 が 高 い こうした 建 築 物 は 本 市 においても 増 加 傾 向 に あり その 防 災 対 策 が 望 まれる < 計 画 > 1 特 殊 建 築 物 の 予 防 査 察 高 層 建 築 物 大 規 模 小 売 店 病 院 等 の 不 特 定 多 数 の 者 が 利 用 する 特 殊 建 築 物 については 建 築 基 準 法 に 基 づく 定 期 報 告 の 徹 底 や 防 災 査 察 の 実 施 により 防 災 対 策 に 対 する 指 導 啓 発 を 行 う 2 公 共 建 築 物 等 の 耐 震 不 燃 化 学 校 公 民 館 病 院 庁 舎 等 の 多 人 数 を 収 容 しうる 建 築 物 においては 災 害 時 の 避 難 収 容 場 所 や 救 護 施 設 として 使 用 される これら 施 設 の 耐 震 耐 火 性 の 強 化 促 進 に 努 める また 次 のような 防 災 機 能 の 充 実 に 努 める (1) 既 存 木 造 建 築 物 の 不 燃 化 耐 震 化 を 図 る (2) 防 火 水 槽 等 を 設 置 し 水 利 を 確 保 する (3) 自 家 発 電 装 置 等 の 設 置 により 停 電 時 に 備 える (4) 消 防 法 の 規 定 に 基 づき 消 防 用 設 備 等 および 特 殊 消 防 用 設 備 等 の 整 備 をする (5)2 階 以 上 の 建 築 物 は 耐 火 性 能 の 向 上 を 図 るとともに 空 き 地 を 確 保 する 3 共 同 住 宅 一 般 住 宅 等 の 防 火 対 策 共 同 住 宅 一 般 住 宅 等 について 次 のような 防 火 対 策 を 実 施 する (1) 建 築 確 認 時 に 関 係 法 令 の 防 火 に 関 する 規 定 を 遵 守 するよう 指 導 する (2) 消 防 法 による 消 防 用 設 備 等 または 特 殊 消 防 用 設 備 等 の 設 置 および 建 築 基 準 法 による 建 築 物 の 内 装 不 燃 化 避 難 対 策 について 指 導 する (3) 彦 根 市 火 災 予 防 条 例 により 火 気 取 扱 場 所 ( 炉 ボイラー 等 )について 指 導 するとともに 住 宅 用 火 災 警 報 器 の 設 置 推 進 を 図 る

50 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 2 節 建 築 物 の 防 災 性 向 上 4 建 築 物 積 雪 関 係 指 導 指 針 の 遵 守 県 下 の 積 雪 深 100 センチメートル 以 上 の 多 雪 区 域 においては 大 梁 間 鉄 骨 造 建 築 物 に 対 する 設 計 施 工 維 持 管 理 について 建 築 物 積 雪 関 係 指 導 指 針 が 定 められている 本 市 で 該 当 地 域 にあたる 中 山 町 荘 厳 寺 町 善 谷 町 仏 生 寺 町 武 奈 町 男 鬼 町 付 近 において 該 当 す る 施 設 を 建 築 する 際 には 同 指 針 を 遵 守 するよう 指 導 する 5 その 他 建 築 物 の 防 災 対 策 (1) 老 朽 化 した 木 造 の 市 営 住 宅 等 については 逐 次 廃 止 し 防 災 に 配 慮 した 土 地 利 用 を 図 る (2) 建 築 基 準 法 の 実 効 性 を 高 めるため 関 係 団 体 に 対 し 法 施 行 上 の 協 力 を 要 請 し 遵 法 精 神 の 高 揚 に 努 める (3) 県 消 防 機 関 建 築 士 団 体 等 と 協 力 し 個 々の 建 築 物 の 防 災 対 策 を 推 進 する (4)ブロック 塀 等 について 安 全 な 施 工 技 術 の 紹 介 住 民 への 啓 発 既 存 塀 の 補 強 生 け 垣 への 転 換 等 の 安 全 対 策 指 導 を 推 進 する (5) 既 存 不 適 格 建 築 物 においては 建 築 物 の 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 する 法 律 等 に 基 づき 耐 震 性 の 確 保 に 努 める 6 民 間 との 協 力 体 制 災 害 時 における 応 急 救 援 活 動 として 公 共 土 木 建 設 施 設 ( 市 が 管 理 する 道 路 河 川 建 築 物 工 作 物 等 をいう )の 応 急 復 旧 人 命 救 助 被 災 住 宅 の 応 急 修 理 等 における 土 木 資 機 材 労 力 等 の 調 達 を 円 滑 に 実 施 するため 建 設 業 者 と 災 害 時 における 応 急 救 援 活 動 への 応 援 に 関 する 協 定 書 の 締 結 を 行 っており 建 設 業 者 との 協 力 体 制 の 確 立 を 図 っている なお 現 在 協 定 の 締 結 を 行 っている 団 体 は 下 記 のとおりである 協 定 締 結 業 者 名 称 滋 賀 県 建 設 業 協 会 彦 根 支 部 所 在 地 彦 根 市 極 楽 寺 町 4 番 地 1 号 * 協 定 書 ( 滋 賀 県 建 設 業 協 会 彦 根 支 部 ) 資 料 編 P-(951-1) 参 照

51 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 3 節 緑 とオープンスペースの 整 備 第 3 節 緑 とオープンスペースの 整 備 全 災 害 共 通 担 当 部 署 都 市 計 画 課 農 林 水 産 課 < 方 針 > 市 街 地 における 都 市 公 園 等 の 緑 とオープンスペースの 存 在 は 避 難 場 所 延 焼 遮 断 帯 救 護 活 動 物 資 集 積 の 拠 点 として 災 害 時 の 被 害 軽 減 に 重 要 な 役 割 を 果 たすことから 重 要 性 を 認 識 し 防 災 上 必 要 な 都 市 空 間 の 確 保 と 防 災 機 能 の 向 上 に 努 める < 現 況 > 本 市 には 彦 根 城 のある 金 亀 公 園 や 隣 接 する 総 合 運 動 場 また 庄 堺 公 園 や 文 化 プラザ 等 市 街 地 周 辺 に 都 市 公 園 や 公 共 施 設 が 設 置 され 琵 琶 湖 湖 岸 には 緑 地 帯 が 形 成 されている 金 城 地 区 平 田 地 区 などの 地 域 においては 農 地 空 閑 地 の 宅 地 転 用 化 が 進 行 しており オープンスペ ースは 減 少 傾 向 にある 1 都 市 公 園 の 状 況 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) 区 分 都 市 計 画 決 定 公 園 左 記 の 内 供 用 都 市 計 画 決 定 値 値 = 都 市 公 園 値 都 市 計 画 決 定 以 外 の 都 市 公 園 供 用 値 都 市 公 園 供 用 値 合 計 箇 所 数 面 積 (ha) 箇 所 数 面 積 (ha) 箇 所 数 面 積 (ha) 箇 所 数 面 積 (ha) 街 区 公 園 公 園 近 隣 公 園 地 区 公 園 総 合 公 園 小 計 緑 地 湖 岸 緑 地 河 川 緑 地 小 計 合 計 広 域 避 難 地 一 次 避 難 地 として 指 定 されている 公 園 広 域 避 難 地 金 亀 公 園 一 帯 一 次 避 難 地 庄 堺 公 園 鳥 居 本 公 園 千 鳥 ヶ 丘 公 園 は 地 震 火 災 の 要 避 難 地 域 を 対 象 とした 広 域 避 難 地 としてのみ 指 定 されている (P487 参 照 )

52 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 3 節 緑 とオープンスペースの 整 備 < 計 画 > 1 都 市 公 園 等 ( 緑 とのオープンスペース)の 整 備 災 害 時 における 避 難 場 所 あるいは 延 焼 遮 断 帯 の 機 能 を 有 するまちの 緑 とオープンスペース である 都 市 公 園 緑 地 の 整 備 を 推 進 するとともに 植 栽 および 樹 林 等 の 保 全 と 防 火 用 樹 種 による 緑 化 の 推 進 を 図 る 都 市 公 園 等 の 整 備 とともに できるだけ 近 隣 にある 公 共 施 設 の 緑 化 推 進 を 図 って 緑 地 化 し 緑 とオープ ンスペースの 連 続 化 集 積 化 を 図 る 都 市 計 画 決 定 した 公 園 を 整 備 し 該 当 地 区 の 防 災 機 能 が 確 保 できるように 努 める [ 防 災 面 から 供 給 開 始 している 都 市 公 園 で 急 斜 面 を 改 良 または 修 復 を 図 る 公 園 ] 千 鳥 ケ 丘 公 園 公 園 名 整 備 対 象 供 用 該 当 区 域 10.08ha [ 一 次 避 難 地 としての 面 積 用 件 に 該 当 する 都 市 公 園 の 整 備 ] 公 園 名 整 備 面 積 河 瀬 公 園 野 田 山 公 園 旭 森 公 園 金 城 公 園 1.5ha 1.4ha 1.2ha 1.1ha 2 農 地 の 保 全 等 計 画 的 な 宅 地 化 を 進 める 一 方 で 残 存 する 農 地 に 対 しては 貴 重 な 緑 の 都 市 空 間 (オープンスペース) として 農 地 の 保 全 を 図 るよう 市 街 化 区 域 と 市 街 化 調 整 区 域 の 線 引 きの 見 直 しなど 各 種 の 施 策 を 検 討 する 3 市 街 地 の 再 開 発 木 造 家 屋 の 密 集 地 域 JR 琵 琶 湖 線 各 駅 周 辺 の 開 発 において 計 画 段 階 から 耐 震 構 造 物 不 燃 化 道 路 整 備 とともに 植 樹 および 都 市 公 園 等 のオープンスペースの 整 備 を 検 討 し 可 能 な 限 り 盛 り 込 み 実 施 してい く 4 民 間 との 協 力 体 制 災 害 時 の 公 園 地 等 における 応 急 復 旧 や 人 命 救 助 に 必 要 な 土 木 資 機 材 労 力 等 の 協 力 広 域 避 難 地 およ び 一 時 避 難 地 の 安 全 確 保 に 係 る 作 業 の 協 力 を 図 るため 災 害 時 における 応 急 救 援 活 動 への 応 援 に 関 する 協 定 書 を 締 結 している なお 現 在 協 定 の 締 結 を 行 っている 団 体 は 下 記 のとおりである 協 定 締 結 業 者 名 称 所 在 地 社 団 法 人 滋 賀 県 造 園 協 会 北 地 区 犬 上 郡 多 賀 町 四 手 131 * 協 定 書 ( 社 団 法 人 滋 賀 県 造 園 協 会 北 地 区 ) 資 料 編 P ~37 参 照

53 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 4 節 道 路 橋 梁 の 整 備 第 4 節 道 路 橋 梁 の 整 備 担 当 部 署 道 路 河 川 課 建 設 管 理 課 都 市 計 画 課 農 林 水 産 課 県 土 木 交 通 部 < 方 針 > 道 路 は 人 や 物 流 などの 輸 送 機 能 を 有 するだけでなく ライフラインの 収 容 空 間 良 好 な 居 住 環 境 の 形 成 に 加 え 延 焼 遮 断 帯 としての 防 火 性 など 多 くの 機 能 を 有 する 市 は 防 災 機 能 の 観 点 から 道 路 の 役 割 分 担 を 明 確 にし 延 焼 遮 断 機 能 や 避 難 路 として 有 効 な 道 路 網 の 整 備 を 図 る また 国 道 および 県 道 に 関 しては 各 管 理 者 に 対 して 防 災 機 能 に 配 慮 した 道 路 整 備 の 推 進 を 要 請 する < 現 況 > 本 市 においては 国 道 8 号 や 主 要 地 方 道 等 の 幹 線 道 路 と 湖 岸 が 平 行 しており 河 川 と 交 差 していること から 水 害 による 被 災 事 例 も 多 い そのため 避 難 および 輸 送 活 動 において これら 橋 梁 の 整 備 は 特 に 重 要 で ある また 芹 川 右 岸 側 の 市 街 地 や 消 防 活 動 困 難 地 区 とされている 旧 市 街 地 は 木 造 建 築 物 が 密 集 し 狭 あい 道 路 が 多 いため 生 活 道 路 の 整 備 が 望 まれる 道 路 の 整 備 現 況 ( 単 位 :m %) 区 分 総 延 長 舗 装 道 砂 利 道 舗 装 率 改 良 済 延 長 改 良 整 備 率 国 道 14,833 14, , 県 道 107, ,198 4, , 市 道 631, ,229 39, , 広 域 農 道 7,660 7, , 合 計 761, ,920 43, , ( 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ) 橋 梁 の 一 覧 区 分 総 数 永 久 橋 木 橋 石 橋 個 数 橋 長 個 数 橋 長 個 数 橋 長 総 数 650 8, , 国 道 県 道 139 3, , 市 道 486 4, , 広 域 農 道 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 )

54 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 4 節 道 路 橋 梁 の 整 備 < 計 画 > 1 幹 線 道 路 の 整 備 風 水 害 土 砂 災 害 等 に 対 する 対 策 施 設 の 整 備 など 道 路 災 害 の 予 防 措 置 を 推 進 する 鳥 居 本 地 区 の 県 道 古 沢 町 佐 和 山 町 の 山 間 部 の 国 道 8 号 雨 壷 山 東 麓 の 県 道 などは 土 砂 災 害 の 注 意 箇 所 である その 他 次 の 点 に 留 意 する (1) 本 市 の 道 路 網 の 骨 格 として 体 系 的 に 秩 序 ある 整 備 を 推 進 する (2) 車 道 と 歩 道 を 分 離 した 広 幅 員 道 路 の 新 設 または 拡 幅 改 良 を 行 う (3) 避 難 施 設 オープンスペース 等 へのアクセスを 確 保 するとともに 安 全 な 避 難 路 としての 整 備 を 図 る 2 生 活 道 路 の 整 備 (1) 災 害 時 の 避 難 路 として 安 全 性 に 配 慮 し 狭 小 部 の 改 良 を 推 進 する (2) 行 き 止 まり 三 差 路 曲 折 などを 解 消 し 幹 線 道 路 との 良 好 な 接 続 を 図 る (3) 商 店 街 の 道 路 整 備 に 当 たっては 車 道 と 歩 道 の 分 離 を 基 本 とし 災 害 時 の 安 全 性 を 配 慮 する 3 道 路 環 境 の 整 備 (1) 災 害 時 に 危 険 物 障 害 物 となる 路 上 駐 車 をなくすため 市 営 民 営 の 駐 車 場 の 確 保 を 図 る (2) 道 路 の 緑 化 を 推 進 し 良 好 な 道 路 環 境 を 整 備 する 特 に 延 焼 遮 断 帯 としての 役 割 が 期 待 される 道 路 や 避 難 上 重 要 な 道 路 については 植 栽 は 難 燃 性 樹 種 を 選 定 する (3) 災 害 時 の 避 難 誘 導 を 考 慮 した 道 路 標 識 案 内 板 を 整 備 する (4)ブロック 塀 ショーケースや 看 板 類 などの 沿 道 危 険 物 について 災 害 時 の 転 倒 および 落 下 防 止 の 安 全 対 策 を 講 じるよう 管 理 者 に 対 して 指 導 する 4 橋 梁 の 整 備 (1) 幹 線 道 路 の 橋 梁 耐 震 調 査 および 落 橋 防 止 対 策 を 実 施 する (2) 一 級 河 川 に 架 かる 道 路 橋 の 耐 水 害 性 および 耐 震 性 の 点 検 を 行 うとともに 老 朽 化 が 著 しく 洪 水 時 や 地 震 時 に 落 橋 破 損 の 危 険 性 が 高 い 橋 梁 は 架 け 替 えや 耐 震 構 造 に 補 強 を 行 う (3) 交 通 のネックとなる 幅 員 の 狭 い 橋 梁 の 架 け 替 え 拡 幅 を 行 う (4) 新 設 の 橋 梁 については 免 震 構 造 を 積 極 的 に 導 入 し また 架 け 替 えの 場 合 も 可 能 な 範 囲 で 免 震 構 造 とする 5 林 道 の 整 備 森 林 基 幹 道 については 広 域 的 な 避 難 路 となることから 計 画 的 な 整 備 を 図 る 6 民 間 との 協 力 体 制 災 害 時 における 応 急 救 援 活 動 として 公 共 土 木 建 設 施 設 ( 市 が 管 理 する 道 路 河 川 建 築 物 工 作 物 等 をいう )の 応 急 復 旧 人 命 救 助 被 災 住 宅 の 応 急 修 理 等 に 土 木 資 機 材 労 力 等 の 調 達 を 円 滑 に 実 施 する ため 建 設 業 者 と 災 害 時 における 応 急 救 援 活 動 への 応 援 に 関 する 協 定 書 の 締 結 を 行 っており 建 設 業 者 との 協 力 体 制 の 確 立 を 図 っている なお 現 在 協 定 の 締 結 を 行 っている 団 体 は 下 記 のとおりである 名 称 所 在 地 滋 賀 県 建 設 業 協 会 彦 根 支 部 彦 根 市 極 楽 寺 町 4 番 地 1 * 協 定 書 ( 滋 賀 県 建 設 業 協 会 彦 根 支 部 ) 資 料 編 P-(951-1) 参 照

55 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 電 力 施 設 の 対 策 78 第 2 節 ガス 施 設 の 対 策 80 第 3 節 通 信 施 設 の 対 策 81 第 4 節 防 災 行 政 無 線 等 の 対 策 82 第 5 節 放 送 施 設 の 対 策 84 第 6 節 鉄 道 施 設 の 対 策

56 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 1 節 電 力 施 設 の 対 策 第 1 節 電 力 施 設 の 対 策 担 当 機 関 関 西 電 力 株 式 会 社 滋 賀 支 店 彦 根 営 業 所 < 方 針 > 電 気 設 備 の 被 害 を 軽 減 し 安 定 した 供 給 電 力 の 確 保 をはかるため 台 風 洪 水 雷 雪 害 等 別 に 災 害 予 防 計 画 を 立 てて 実 施 する < 現 況 > 電 気 施 設 の 防 災 については 平 常 時 から 保 安 の 規 程 類 を 始 め 関 係 諸 規 程 要 則 要 綱 指 針 等 に 基 づき 施 設 の 管 理 維 持 改 良 を 行 い また 計 画 的 に 巡 視 点 検 および 測 定 等 を 実 施 している 発 雷 大 雨 または 降 雪 等 により 電 気 施 設 に 被 害 のおそれがある 場 合 には 気 象 情 報 に 留 意 し 電 力 供 給 に 支 障 を 及 ぼさないよう 措 置 するとともに 関 西 電 力 株 式 会 社 防 災 業 務 計 画 非 常 災 害 対 策 要 綱 に 基 づき 非 常 災 害 対 策 本 部 を 設 置 し 各 担 当 部 門 ごとに 重 点 的 に 巡 視 点 検 を 行 い 災 害 発 生 を 防 止 するとともに 災 害 発 生 時 の 応 急 復 旧 対 策 に 必 要 な 態 勢 を 整 えている 連 絡 先 関 西 電 力 ( 株 ) 彦 根 営 業 所 彦 根 市 松 原 町 石 持 TEL ( 非 常 災 害 用 ) FAX 電 力 施 設 の 現 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 施 設 名 所 在 地 容 量 (KVA) 受 電 用 連 絡 用 配 電 用 計 正 法 寺 変 電 所 正 法 寺 町 糠 塚 ,000 40, ,000 彦 根 変 電 所 京 町 一 丁 目 ,000 50,000 河 瀬 変 電 所 川 瀬 馬 場 町 石 住 ,000 30,000 芹 川 変 電 所 後 三 条 町 三 反 地 ,000 35,000 90,000 柳 川 配 電 塔 柳 川 町 ,000 3,000 高 宮 変 電 所 高 宮 町 字 寺 島 ,000 40,000 < 計 画 > 1 災 害 予 防 について 恒 久 的 な 設 備 計 画 を 推 進 する (1) 風 水 害 対 策 ア 変 電 設 備 (ア) 構 築 物 附 属 設 備 およびそれらの 防 御 施 設 の 点 検 整 備 と 非 常 用 電 源 の 整 備 (イ) 災 害 予 知 地 点 における 重 点 的 設 備 防 護 措 置 イ 送 配 電 設 備 (ア) 重 要 設 備 回 線 等 に 対 する 災 害 予 防 対 策 と 不 安 定 箇 所 に 対 する 措 置 対 策 (イ) 土 砂 採 取 等 に 対 する 鉄 塔 等 の 基 礎 周 辺 保 全 対 策

57 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 1 節 電 力 施 設 の 対 策 (ウ) 電 線 路 付 近 における 樹 木 ビニールハウス トタン 小 屋 等 の 飛 来 物 に 対 する 災 害 予 防 対 策 (2) 雷 害 対 策 ア 変 電 設 備 (ア) 耐 雷 遮 へい 避 雷 器 の 重 点 配 置 適 正 更 新 (イ) 重 要 系 統 保 護 継 装 置 の 強 化 イ 送 配 電 設 備 架 空 地 線 避 雷 器 消 弧 装 置 等 の 増 強 による 耐 雷 対 策 の 強 化 ウ 通 信 施 設 シールド 付 通 信 ケーブル 化 の 推 進 (3) 通 信 設 備 対 策 ア 主 要 通 信 系 統 の 2 ルート 化 イ 健 全 回 線 の 切 り 替 えによる 応 急 連 絡 回 線 の 確 保 ウ 無 停 電 電 源 および 予 備 電 源 の 強 化 エ 移 動 無 線 応 援 体 制 の 強 化 (4) 電 気 施 設 予 防 点 検 電 気 設 備 技 術 基 準 に 適 合 するよう 定 期 的 に 当 社 工 作 物 を 巡 視 点 検 ( 災 害 発 生 のおそれのある 場 合 は 直 前 の 巡 視 点 検 )を 実 施 するほか 自 家 用 需 要 家 を 除 く 一 般 需 要 家 の 電 気 工 作 物 の 調 査 を 行 い 事 故 の 未 然 防 止 を 図 る 2 災 害 対 策 用 資 材 の 確 保 ならびに 輸 送 力 確 保 の 体 制 を 確 立 する (1) 所 要 資 材 需 給 計 画 の 策 定 (2) 在 庫 流 用 を 含 む 調 達 保 有 (3) 輸 送 計 画 の 策 定 (4) 運 搬 業 者 および 道 路 状 況 の 把 握 3 防 災 意 識 の 高 揚 を 図 り 災 害 対 策 を 円 滑 に 推 進 するため 時 宜 に 応 じた 訓 練 を 実 施 する また 積 極 的 に 各 防 災 機 関 が 実 施 する 総 合 訓 練 に 参 加 する (1) 訓 練 の 種 類 ア 災 害 対 策 情 報 連 絡 訓 練 イ 災 害 対 策 復 旧 計 画 訓 練 ウ 災 害 対 策 実 施 作 業 訓 練 (2) 訓 練 の 方 法 ア 全 社 内 における 総 合 および 部 門 別 訓 練 イ 支 店 内 における 総 合 および 部 門 別 訓 練 ウ 各 防 災 機 関 の 実 施 する 総 合 訓 練 への 参 加 4 民 間 との 協 力 体 制 災 害 時 における 電 気 設 備 の 破 損 に 伴 う 迅 速 かつ 円 滑 な 電 気 整 備 の 応 急 復 旧 活 動 を 図 るため 電 気 工 事 業 者 と 災 害 時 における 電 気 設 備 の 応 急 復 旧 の 応 援 に 関 する 協 定 書 の 締 結 を 行 っており 電 気 工 事 業 者 と の 協 力 体 制 の 確 立 を 図 っている

58 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 1 節 電 力 施 設 の 対 策 なお 現 在 協 定 の 締 結 を 行 っている 団 体 は 下 記 のとおりである 協 定 締 結 業 者 名 称 所 在 地 滋 賀 県 電 気 工 事 工 業 組 合 彦 根 市 草 津 市 青 池 町 299 番 地 の1 * 協 定 書 ( 滋 賀 県 電 気 工 事 工 業 組 合 ) 資 料 編 P-(951-3) 参 照

59 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 2 節 ガス 施 設 の 対 策 第 2 節 ガス 施 設 の 対 策 担 当 機 関 大 阪 ガス 株 式 会 社 導 管 事 業 部 京 滋 導 管 部 LPガス 関 連 協 会 < 方 針 > 災 害 発 生 の 防 止 あるいは 被 害 の 軽 減 のため 平 常 から 防 災 施 設 および 工 作 物 の 設 置 および 維 持 管 理 の 基 準 防 災 に 関 する 教 育 訓 練 防 災 知 識 の 普 及 等 について 計 画 的 に 実 施 する < 現 況 > 大 阪 ガス は ガスの 製 造 供 給 にかかる 設 備 面 および 運 用 面 について 総 合 的 な 震 災 予 防 対 策 を 推 進 す るとともに 緊 急 時 の 要 領 等 を 策 定 するなど 具 体 的 措 置 を 定 めている 連 絡 先 平 日 昼 間 大 阪 ガス( 株 ) 京 滋 導 管 部 企 画 総 務 チーム 京 都 市 下 京 区 中 堂 寺 粟 田 町 93 TEL FAX 休 日 祝 日 夜 間 大 阪 ガス( 株 ) 中 央 保 安 指 令 部 保 安 指 令 室 大 阪 市 中 央 区 平 野 町 TEL FAX < 計 画 > 1 製 造 設 備 供 給 設 備 の 充 実 ガス 発 生 設 備 石 油 類 貯 蔵 槽 およびガスホルダー 等 は 耐 震 性 を 十 分 に 考 慮 して 設 置 し また 防 油 防 液 堤 消 火 設 備 保 安 電 力 設 備 等 の 拡 充 を 進 める 2 導 管 および 附 属 設 備 の 整 備 設 備 については 法 令 保 安 規 程 などに 定 めた 方 法 で 設 置 する さらに 耐 震 性 のある 導 管 継 手 を 開 発 使 用 し また 定 期 的 に 点 検 検 査 などの 維 持 管 理 を 実 施 する 3 教 育 訓 練 および 防 災 知 識 の 普 及 防 災 関 係 機 関 との 防 災 総 合 訓 練 を 実 施 するほか 当 社 員 および 関 係 会 社 従 業 員 に 対 し 緊 急 時 措 置 訓 練 地 震 訓 練 非 常 召 集 訓 練 等 を 通 じて 教 育 および 保 安 意 識 の 向 上 を 図 る 4 防 災 関 係 機 関 との 相 互 協 力 市 街 地 においてガス 洩 れ 等 による 爆 発 事 故 が 発 生 した 場 合 適 切 に 対 処 できるよう 防 災 関 係 機 関 と 平 常 時 から 責 任 分 担 を 明 確 にしておくとともに 必 要 な 相 互 協 力 ができるよう 協 議 する

60 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 2 節 ガス 施 設 の 対 策

61 第 3 節 通 信 施 設 の 対 策 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 3 節 通 信 施 設 の 対 策 担 当 機 関 西 日 本 電 信 電 話 株 式 会 社 < 方 針 > 災 害 による 故 障 防 止 または 故 障 発 生 時 の 迅 速 かつ 的 確 な 通 信 設 備 回 線 の 復 旧 のため 各 電 気 通 信 設 備 等 に 適 切 な 予 防 措 置 を 講 じる < 現 況 > 電 気 通 信 設 備 等 の 整 備 回 線 の 応 急 措 置 はほぼ 実 施 済 みであり 伝 送 路 の 整 備 も 一 部 の 遠 隔 地 を 除 き ほぼ 実 施 済 みである 連 絡 先 NTT 西 日 本 滋 賀 支 店 大 津 市 浜 大 津 1 丁 目 1 の 26 TEL FAX < 計 画 > 1 電 気 通 信 設 備 等 の 整 備 (1) 水 害 のおそれがある 地 域 における 設 備 等 の 耐 水 構 造 化 (2) 暴 風 豪 雪 のおそれがある 地 域 における 耐 風 耐 雪 構 造 化 (3) 主 要 な 設 備 が 設 置 されている 局 舎 建 物 の 耐 震 耐 火 構 造 化 (4) 主 要 な 設 備 に 対 する 予 備 電 源 設 備 の 設 置 2 伝 送 路 の 整 備 (1) 主 要 市 町 村 間 の 各 ルートの 伝 送 路 整 備 (2) 回 線 の 2 ルート 化 の 整 備 3 回 線 の 応 急 措 置 (1) 回 線 の 切 替 措 置 (2) 移 動 無 線 機 および 移 動 無 線 車 の 発 動 ならびに 運 用 (3) 災 害 対 策 用 電 話 回 線 の 作 成 (4) 災 害 用 伝 言 ダイヤルの 活 用 方 法 について 住 民 への 周 知

62 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 4 節 防 災 行 政 無 線 等 の 対 策 第 4 節 防 災 行 政 無 線 等 の 対 策 全 災 害 共 通 担 当 機 関 危 機 管 理 室 通 信 指 令 課 関 係 各 部 県 防 災 危 機 管 理 局 彦 根 警 察 署 < 方 針 > 災 害 発 生 時 における 通 信 の 疎 通 維 持 施 設 などの 防 護 復 旧 のため 迅 速 かつ 的 確 な 措 置 が 採 れるよう 各 機 関 ごとに 予 防 措 置 を 講 じ 万 全 を 期 す < 現 況 > 1 市 防 災 行 政 無 線 通 信 施 設 災 害 時 における 情 報 収 集 伝 達 手 段 として 現 在 次 の 市 防 災 行 政 デジタル 無 線 が 整 備 されている また 毎 年 保 守 点 検 を 実 施 するとともに 毎 月 1 回 定 期 無 線 交 信 の 訓 練 を 実 施 している 市 防 災 行 政 デジタル 無 線 設 置 状 況 整 備 年 度 基 地 局 遠 隔 制 御 器 半 固 定 式 移 動 局 車 載 型 移 動 局 携 帯 型 移 動 局 メーカー 形 式 平 成 24 年 * 彦 根 市 防 災 行 政 無 線 局 呼 出 名 称 一 覧 資 料 編 P-747 参 照 パナソニックシステムソリ ューションズジャパン 移 動 系 2 県 防 災 行 政 無 線 通 信 施 設 県 は 市 町 および 防 災 関 係 機 関 相 互 間 の 災 害 時 における 有 線 の 途 絶 等 を 考 慮 し 無 線 を 積 極 的 に 活 用 す ることとしている また 災 害 時 において 応 急 活 動 を 迅 速 かつ 効 果 的 に 実 施 するため 情 報 の 収 集 およ び 伝 達 に 最 も 適 合 しかつ 信 頼 性 の 高 い 通 信 網 とするため 衛 星 系 と 地 上 系 の 2 ルートで 構 成 し 相 互 に 補 完 する 防 災 行 政 通 信 網 を 整 備 している これらの 無 線 設 備 は 災 害 によって 生 じる 通 信 回 線 の 途 絶 等 の 障 害 の 発 生 を 防 止 するため 設 置 当 初 か ら 各 種 の 災 害 予 防 対 策 を 行 い 万 全 を 期 している (1) 各 無 線 局 の 送 受 信 設 備 は 可 能 な 限 りの 小 型 軽 量 化 を 図 り かつ 据 付 けにあたっては 揺 れ 止 め 施 工 をしている (2) 積 雪 地 域 の 無 線 局 の 空 中 線 は 融 雪 装 置 付 にしている (3) 各 無 線 局 には 予 備 電 源 として 自 動 起 動 停 止 型 の 発 動 発 電 機 を 設 置 している (4) 統 制 局 中 継 局 には 機 器 室 に 自 動 消 火 設 備 を 設 置 している 設 置 機 器 概 要 局 番 号 202 機 器 の 設 置 場 所 無 線 機 本 体 一 斉 受 令 電 話 機 防 災 FAX 防 災 電 話 機 電 話 機 械 室 総 務 部 危 機 管 理 室 INS 電 話 機 防 災 発 電 機 ( 庁 内 非 常 用 電 源 ) 通 話 方 式 ( 彦 根 市 消 防 本 部 局 番 号 155) 通 信 衛 星 利 用 の 衛 星 電 話

63 < 計 画 > 1 市 防 災 行 政 無 線 通 信 施 設 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 4 節 防 災 行 政 無 線 等 の 対 策 危 機 管 理 室 は 各 種 の 災 害 が 発 生 した 場 合 に 予 想 される 通 信 施 設 の 災 害 に 対 処 し 通 信 の 途 絶 防 止 対 策 および 災 害 復 旧 対 策 の 強 化 確 立 に 努 める (1) 災 害 を 未 然 に 防 止 するため 無 線 局 の 施 設 および 各 機 器 の 機 能 について 降 雨 雪 期 前 などに 定 期 保 守 点 検 を 行 うほか 巡 回 保 安 点 検 により 現 状 の 把 握 および 補 強 補 修 を 行 う (2) 避 難 施 設 の 非 常 時 通 信 網 強 化 のため 原 則 として 市 指 定 の 避 難 施 設 には 防 災 行 政 無 線 の 送 受 信 機 器 を 整 備 する 2 県 防 災 行 政 無 線 通 信 施 設 県 防 災 危 機 管 理 局 では 各 種 の 災 害 が 発 生 した 場 合 に 予 想 される 通 信 施 設 の 災 害 に 対 処 し 通 信 の 途 絶 防 止 対 策 および 災 害 復 旧 対 策 の 強 化 確 立 に 努 める (1) 災 害 を 未 然 に 防 止 するため 各 無 線 局 の 施 設 および 各 機 器 の 機 能 について 降 雨 雪 期 前 などに 定 期 保 守 点 検 を 行 うほか 巡 回 保 安 点 検 により 現 状 の 把 握 および 補 強 補 修 を 行 う (2) 応 急 機 器 としての 可 搬 型 移 動 局 ( 全 県 )の 増 強 および 幹 線 系 障 害 時 のバックアップ 用 としての 衛 星 車 載 局 の 整 備 を 推 進 する 3 消 防 無 線 通 信 施 設 災 害 が 発 生 した 場 合 でも 平 常 時 と 同 じ 形 で 運 用 できる 施 設 および 体 制 の 整 備 に 努 める 計 画 は 通 信 施 設 の 個 々について その 重 要 度 工 事 の 難 易 一 般 整 備 計 画 との 並 行 実 施 の 可 否 などを 総 合 的 に 検 討 のうえ 決 定 する

64 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 5 節 放 送 施 設 の 対 策 第 5 節 放 送 施 設 の 対 策 担 当 機 関 エフエムひこねコミュニティ 放 送 株 式 会 社 日 本 放 送 協 会 大 津 放 送 局 株 式 会 社 京 都 放 送 滋 賀 放 送 局 びわ 湖 放 送 株 式 会 社 株 式 会 社 エフエム 滋 賀 < 方 針 > 各 放 送 事 業 者 は 災 害 の 発 生 またはそのおそれがある 場 合 における 放 送 電 波 の 確 保 施 設 の 防 護 復 旧 の ため 各 施 設 等 に 適 切 な 予 防 措 置 を 講 じる < 現 況 > 本 市 は エフエムひこねコミュニティ 放 送 株 式 会 社 と 緊 急 放 送 の 実 施 に 関 する 協 定 を 締 結 している 県 は 公 衆 電 気 通 信 設 備 有 線 電 気 通 信 設 備 もしくは 無 線 設 備 による 通 信 ができない 場 合 または 著 し く 困 難 な 場 合 において 災 害 対 策 基 本 法 第 57 条 の 規 定 による 通 知 要 請 伝 達 または 警 告 のため 以 下 の 表 に 示 す 放 送 各 社 と 災 害 対 策 基 本 法 に 基 づく 放 送 要 請 に 関 する 協 定 を 締 結 している なお 放 送 各 社 は 別 に 定 める 放 送 施 設 局 舎 防 災 設 備 基 準 に 基 づく 防 災 対 策 を 行 っている * 協 定 書 (エフエムひこねコミュニティ 放 送 株 式 会 社 ) 資 料 編 P-946 参 照 連 絡 先 エフエムひこねコミュニティ 放 送 ( 株 ) 彦 根 市 立 花 町 6-19 日 本 放 送 協 会 大 津 放 送 局 大 津 市 打 出 浜 3-30 ( 株 ) 京 都 放 送 滋 賀 放 送 局 彦 根 市 大 東 町 13-1 びわ 湖 放 送 ( 株 ) 大 津 市 鶴 の 里 16-1 ( 株 )エフエム 滋 賀 大 津 市 西 の 庄 リンクスビル TEL FAX TEL FAX TEL FAX TEL FAX TEL FAX < 計 画 > 放 送 各 社 が 放 送 施 設 の 被 害 を 最 小 限 にとどめるとともに 被 害 が 発 生 したときは 迅 速 適 切 な 応 急 措 置 により 施 設 の 機 能 維 持 に 努 めるほか 施 設 全 般 について 早 期 復 旧 被 害 原 因 の 調 査 に 基 づく 施 設 改 良 に 最 善 の 努 力 を 払 うものとし 次 の 事 項 に 関 し 平 常 時 から 適 切 な 措 置 を 講 じる (1) 施 設 設 備 の 整 備 各 放 送 事 業 者 が 個 別 に 定 める 放 送 施 設 や 局 舎 の 防 災 基 準 に 基 づく 措 置 (2) 防 災 関 係 資 機 材 の 整 備 点 検 ア 消 耗 品 機 械 等 の 一 定 量 常 備 ( 特 に 浸 水 に 対 する 防 護 対 策 資 材 の 準 備 その 他 恒 常 的 に 災 害 を 受 け るおそれのある 地 区 への 応 急 機 材 の 配 備 ) イ 無 線 中 継 状 態 の 把 握

65 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 5 節 放 送 施 設 の 対 策 ウ 移 動 無 線 機 等 の 伝 搬 状 態 の 把 握 エ 非 常 持 出 機 器 書 類 の 指 定 オ 仮 設 送 信 設 備 の 設 置 場 所 の 検 討 カ その 他 必 要 と 認 められる 事 項

66 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 6 節 鉄 道 施 設 の 対 策 第 6 節 鉄 道 施 設 の 対 策 担 当 機 関 西 日 本 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 ( 彦 根 駅 ) 東 海 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 近 江 鉄 道 株 式 会 社 < 方 針 > 鉄 道 施 設 における 災 害 防 止 のため 線 路 諸 設 備 の 実 態 を 把 握 し あわせて 周 囲 の 諸 条 件 を 調 査 して 災 害 等 異 常 時 においても 常 に 健 全 な 状 態 で 保 持 できるように 諸 施 設 の 整 備 を 行 う < 現 況 > 市 内 には 西 日 本 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 の 東 海 道 本 線 東 海 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 の 東 海 道 新 幹 線 および 近 江 鉄 道 株 式 会 社 がある 連 絡 先 西 日 本 旅 客 鉄 道 ( 株 ) 彦 根 駅 彦 根 市 古 沢 町 近 江 鉄 道 ( 株 ) 本 社 彦 根 市 古 沢 町 181 TEL FAX TEL FAX 東 海 旅 客 鉄 道 ( 株 ) 関 西 支 社 大 阪 市 淀 川 区 西 中 島 TEL FAX < 計 画 > 1 西 日 本 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 ( 彦 根 駅 )および 近 江 鉄 道 株 式 会 社 ( 本 社 ) (1) 施 設 設 備 の 整 備 ア 構 造 物 ( 橋 梁 法 面 土 留 トンネル 落 石 対 策 施 設 防 雪 設 備 電 線 路 支 持 物 等 )の 点 検 補 修 ならびに 改 良 強 化 を 実 施 する イ 比 較 的 被 害 を 受 け 易 い 弱 点 箇 所 ( 軟 弱 地 盤 層 上 の 盛 土 橋 けた 支 承 部 分 など)を 抽 出 し 災 害 時 の 動 的 変 形 の 予 防 に 恒 久 的 な 対 策 を 検 討 して 逐 次 補 強 工 事 を 進 め 強 化 を 図 る ウ 土 砂 崩 壊 落 石 などの 危 険 箇 所 については 法 面 防 護 工 を 設 置 し また 老 朽 橋 梁 については 架 け 替 え 補 強 などを 推 進 し 災 害 に 対 し 万 全 の 措 置 を 講 ずる (2) 乗 務 員 連 絡 装 置 の 整 備 乗 務 員 用 無 線 電 話 装 置 が 搭 載 された 列 車 については 災 害 の 発 生 と 同 時 に 無 線 により 情 報 を 伝 達 する 搭 載 されていない 列 車 については 必 要 により 駅 係 員 を 派 遣 し 情 報 を 伝 達 する (3) 防 災 訓 練 災 害 発 生 に 対 し 速 やかに 対 応 し 輸 送 の 安 定 と 旅 客 公 衆 の 安 全 を 確 保 するため 防 災 災 害 復 旧 訓 練 を 適 宜 行 う (4) 防 災 関 係 資 機 材 の 整 備 点 検 および 要 員 の 確 保 ア クレ-ン 車 モ-タ-カ- トラック ジャッキ レ-ル 電 線 類 などを 整 備 する イ 重 機 械 類 その 他 必 要 な 資 機 材 および 要 員 については 関 係 の 民 間 企 業 などから 緊 急 時 に 協 力 が 得 られるよう あらかじめ 体 制 を 整 備 する

67 2 東 海 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 ( 関 西 支 社 ) 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 6 節 鉄 道 施 設 の 対 策 災 害 を 予 防 するため おおむね 次 に 掲 げる 事 項 について 計 画 実 施 する (1) 橋 りょうの 維 持 補 修 ならびに 改 良 強 化 (2) 河 川 改 修 に 伴 う 橋 りょう 改 良 (3) 法 面 土 留 の 維 持 補 修 ならびに 改 良 強 化 (4)トンネルの 維 持 補 修 ならびに 改 良 強 化 (5) 鉄 道 林 の 造 成 ならびに 落 石 防 止 設 備 の 改 良 強 化 (6) 建 物 等 の 維 持 補 修 ならびに 改 良 強 化 (7) 通 信 設 備 の 維 持 補 修 (8) 空 頭 不 足 による 橋 げた 衝 撃 事 故 防 止 および 自 動 車 転 落 事 故 防 止 の 推 進 (9) 線 路 周 辺 の 環 境 条 件 の 変 化 による 災 害 予 防 の 強 化 (10) 台 風 ならびに 強 風 時 等 における 線 路 警 戒 態 勢 の 確 立 (11)その 他 防 災 上 必 要 な 設 備 改 良

68 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 避 難 施 設 等 の 対 策

69 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 1 節 避 難 施 設 等 の 対 策 第 1 節 避 難 施 設 等 の 対 策 担 当 部 署 危 機 管 理 室 市 民 課 道 路 河 川 課 < 方 針 > 災 害 時 に 市 民 が 安 全 かつ 速 やかに 避 難 できるよう 総 合 的 かつ 計 画 的 な 避 難 対 策 の 整 備 推 進 を 行 うと ともに 平 常 時 から 避 難 施 設 等 については 自 然 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じて 適 切 な 施 設 を 選 定 し その 見 直 しと 施 設 整 備 等 に 努 めるとともに 避 難 施 設 について 地 域 および 職 場 での 周 知 徹 底 を 図 る また 要 配 慮 者 および 男 女 のニーズの 違 い 等 に 配 慮 した 避 難 場 所 環 境 整 備 の 充 実 を 図 る < 現 況 > 本 市 の 避 難 事 例 は 河 川 氾 濫 の 危 険 性 によるものが 多 い 特 に 芹 川 犬 上 川 宇 曽 川 愛 知 川 沿 い 等 の 住 民 および 鳥 居 本 地 区 の 山 間 集 落 部 の 住 民 は 避 難 施 設 まで 遠 距 離 の 移 動 が 必 要 な 場 合 があり こうした 地 区 では 身 近 で 安 全 な 避 難 施 設 の 整 備 が 必 要 であるとともに 警 戒 避 難 体 制 の 確 立 を 図 る 必 要 がある < 計 画 > 1 指 定 避 難 場 所 の 指 定 整 備 指 定 避 難 場 所 とは 市 が 指 定 した 避 難 場 所 で 一 時 避 難 場 所 と 拠 点 避 難 場 所 とをいう 一 時 避 難 場 所 とは 災 害 時 に 身 を 守 るために 一 時 的 に 避 難 する 場 所 をいう 拠 点 避 難 場 所 とは 拠 点 となる 避 難 場 所 で 各 小 学 校 をいう 避 難 所 とは 災 害 時 に 居 住 する 地 域 や 住 居 等 が 安 全 に 回 復 または 確 保 されるまでの 間 応 急 的 に 生 活 する 場 所 で 本 市 では 主 に 拠 点 避 難 場 所 ( 小 学 校 )から 本 部 長 が 指 定 した 施 設 をいう 本 市 では 拠 点 避 難 場 所 ( 避 難 所 )と 一 時 避 難 場 所 に 区 分 して 指 定 整 備 を 図 る [ 避 難 施 設 区 分 の 概 要 図 ] 住 民 一 時 避 難 場 所 拠 点 避 難 場 所 ( 小 学 校 ) 必 要 に 応 じ 本 部 長 の 指 定 により 避 難 所 に 移 行

70 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 1 節 避 難 施 設 等 の 対 策 (1) 避 難 施 設 の 見 直 しと 抽 出 基 準 拠 点 避 難 場 所 ( 避 難 所 ) 一 時 避 難 場 所 は 自 然 および 社 会 状 況 の 変 化 に 応 じてその 指 定 の 見 直 しに 努 める 必 要 がある 適 切 な 避 難 施 設 は 次 の 基 準 により 選 定 する * 避 難 場 所 ( 避 難 施 設 ) 資 料 編 P-748 参 照 拠 点 避 難 場 所 ( 避 難 所 ) 一 時 避 難 場 所 の 選 定 基 準 施 設 の 立 地 状 況 構 造 階 数 規 模 用 途 および 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 の 容 易 性 な ど の 観 点 から 安 全 で 適 切 な 避 難 施 設 を 選 定 する ア 立 地 の 状 況 災 害 危 険 性 が 小 さ い と 予 想 さ れる 場 所 イ 構 造 耐 火 準 耐 火 ウ 階 数 2 階 以 上 エ 規 模 収 容 人 数 50 人 以 上 オ 用 途 災 害 時 の 使 用 に 問 題 が な い ( 公 共 施 設 が 主 体 ) 収 容 人 数 = 延 床 面 積 の 40%( 体 育 館 アリーナ 等 は 80%) 2 m2( 一 人 当 たりの 面 積 ) (2) 拠 点 避 難 場 所 の 指 定 整 備 拠 点 となる 避 難 場 所 として 原 則 として 小 学 校 (17 箇 所 )を 指 定 する ここには 避 難 場 所 として の 機 能 を 一 時 避 難 場 所 に 優 先 して 充 実 させるとともに 学 区 の 防 災 拠 点 と 位 置 付 けて 防 災 施 設 等 の 整 備 を 図 る ア 避 難 場 所 としての 機 能 の 整 備 イ 防 災 活 動 拠 点 としての 強 化 拠 点 避 難 場 所 は 単 なる 避 難 場 所 としてだけではなく さらに 進 めて 防 災 活 動 拠 点 としての 性 格 の 強 化 に 努 める (ア) 人 員 の 強 化 担 当 者 の 防 災 教 育 や 災 害 時 の 職 員 派 遣 等 を 行 う (イ) 防 災 活 動 設 備 の 整 備 有 線 無 線 通 信 機 器 の 整 備 を 図 る

71 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 1 節 避 難 施 設 等 の 対 策 拠 点 避 難 場 所 が 備 えるべき 施 設 と 設 備 項 目 内 容 避 難 場 所 およびその 付 属 施 設 防 災 施 設 避 難 広 場 避 難 地 内 通 路 防 災 樹 林 帯 等 防 災 センター 貯 水 施 設 応 急 施 設 備 蓄 施 設 誘 導 施 設 情 報 施 設 消 防 水 防 施 設 芝 生 広 場 グランド 駐 車 場 道 路 通 路 防 護 壁 樹 林 総 合 管 理 施 設 防 災 教 育 施 設 備 蓄 施 設 飲 料 水 施 設 仮 設 トイレ 仮 設 テント 寝 具 ( 毛 布 ) ゴミ 捨 場 食 糧 ( 粉 ミルク 離 乳 食 おかゆ 等 を 含 む) 医 薬 品 ( 哺 乳 瓶 やおむつを 含 む) 照 明 施 設 案 内 板 ランドマーク 受 信 発 信 無 線 施 設 広 報 装 置 消 防 設 備 工 作 用 具 破 壊 用 具 工 作 材 料 運 搬 具 ( 担 架 等 ) 土 のう 炊 出 用 具 情 報 用 具 ( 携 帯 無 線 ) (3) 一 時 避 難 場 所 の 指 定 整 備 拠 点 避 難 場 所 以 外 の 避 難 場 所 であり 比 較 的 短 期 間 の 避 難 場 所 としての 機 能 を 有 するものであること (4) 避 難 所 避 難 所 は 身 体 生 命 の 危 険 から 身 を 守 ることを 目 的 とする 避 難 場 所 と 異 なり 被 災 者 の 住 宅 が 回 復 されるまで あるいは 応 急 仮 設 住 宅 へ 入 居 できるまでの 一 時 的 な 生 活 の 本 拠 地 となる したがって 係 員 による 避 難 所 の 開 設 および 運 営 が 必 要 となる また 指 定 されているすべての 避 難 所 を 開 設 するわけでなく 被 害 の 程 度 状 況 により 開 設 しない 避 難 所 もある 開 設 する 避 難 所 の 決 定 は 災 害 の 状 況 から 判 断 して 災 害 対 策 本 部 長 が 行 い 原 則 的 には 避 難 所 は 拠 点 避 難 場 所 から 選 定 する その 他 の 避 難 所 の 開 設 および 運 営 の 具 体 的 方 法 については 災 害 応 急 対 策 第 6 章 第 1 節 避 難 収 容 による 2 災 害 危 険 箇 所 ごとの 避 難 場 所 および 避 難 方 法 の 検 討 災 害 危 険 箇 所 ごとに 次 のような 事 項 からなる 警 戒 避 難 方 法 を 定 め 毎 年 これを 見 直 し 必 要 に 応 じて 広 報 ひこね に 掲 載 し 市 民 に 周 知 徹 底 を 行 う (1) 情 報 連 絡 体 制 (2) 避 難 場 所 3 避 難 施 設 の 管 理 者 等 との 事 前 協 議 災 害 時 に 避 難 施 設 として 適 切 な 対 応 がとれるよう 避 難 場 所 となる 施 設 の 管 理 者 等 と 平 常 時 から 十 分 な 事 前 協 議 を 行 う (1) 市 が 管 理 する 施 設 以 外 の 管 理 者 等 とは 特 に 所 要 の 事 前 協 議 を 行 う (2) 収 容 施 設 としての 日 常 的 な 維 持 管 理 の 徹 底 を 図 る (3) 迅 速 な 施 設 開 設 のため 鍵 の 適 切 な 管 理 方 法 の 検 討 および 施 設 管 理 者 との 連 携 体 制 の 強 化 に 努 める

72 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 1 節 避 難 施 設 等 の 対 策 4 避 難 場 所 の 整 備 避 難 場 所 として 避 難 者 のスムーズな 収 容 とその 安 全 確 保 等 のための 整 備 を 図 る (1) 安 全 確 保 ア 盛 土 高 床 防 水 壁 等 の 耐 水 設 備 の 整 備 優 先 して 耐 水 化 対 策 を 図 る 避 難 場 所 として 次 のものがある (ア) 特 に 重 要 な 水 防 区 域 から 近 距 離 (ほぼ 300m 以 内 )にある 避 難 場 所 滋 賀 県 立 大 学 彦 根 市 立 城 陽 小 学 校 彦 根 市 立 南 中 学 校 彦 根 市 立 鳥 居 本 小 学 校 彦 根 市 立 鳥 居 本 中 学 校 鳥 居 本 地 区 公 民 館 彦 根 市 立 高 宮 小 学 校 高 宮 地 域 文 化 センター( 高 宮 出 張 所 ) 人 権 福 祉 交 流 会 館 彦 根 市 立 稲 枝 西 小 学 校 新 海 町 公 民 館 (イ) 河 川 に 近 接 している 避 難 場 所 滋 賀 県 立 彦 根 翔 陽 高 等 学 校 彦 根 市 立 旭 森 小 学 校 イ 避 難 場 所 および 周 囲 の 不 燃 化 ( 消 火 栓 防 火 水 槽 防 火 林 等 の 防 火 設 備 の 整 備 を 含 む ) 優 先 して 不 燃 化 防 火 対 策 を 図 る 避 難 場 所 として 次 のものがある (ア) 延 焼 危 険 が 高 い 地 区 が 連 担 する 地 域 内 にある 避 難 場 所 彦 根 市 立 城 東 小 学 校 彦 根 商 工 会 議 所 滋 賀 県 立 彦 根 西 高 等 学 校 彦 根 市 立 城 西 小 学 校 西 地 区 公 民 館 彦 根 市 立 彦 根 幼 稚 園 ウ 耐 震 性 の 確 保 避 難 収 容 施 設 については 耐 震 診 断 および 耐 震 改 修 等 により 安 全 の 確 保 に 努 める エ 避 難 者 のニーズに 配 慮 した 避 難 所 の 整 備 要 配 慮 者 および 男 女 のニーズの 違 い 等 に 配 慮 し 要 配 慮 者 が 使 用 しやすい 設 備 となっているか 男 女 別 のトイレ 更 衣 室 の 用 意 が 可 能 な 施 設 であるか 等 の 把 握 を 行 い 必 要 に 応 じて 設 備 の 充 実 を 図 る (2) 迅 速 な 収 容 の 促 進 ア 避 難 地 表 示 板 の 整 備 イ 誘 導 標 識 等 の 整 備 ウ 避 難 場 所 表 示 板 の 整 備 エ 入 口 付 近 の 拡 張 障 害 物 の 除 去 適 切 な 照 明 オ 駐 車 場 の 確 保 (3) 収 容 者 の 滞 在 援 助 日 常 生 活 品 の 備 蓄 (4) 良 好 な 生 活 環 境 の 確 保 に 向 けた 取 組 市 は 避 難 所 の 組 織 体 制 および 応 援 体 制 の 整 備 避 難 所 における 備 蓄 避 難 所 運 営 マニュアルの 作 成 および 周 知 等 に 努 め 避 難 所 における 良 好 な 生 活 環 境 の 確 保 を 図 る 5 避 難 路 の 整 備 安 全 な 避 難 確 保 として 避 難 路 となる 道 路 整 備 に 努 める 避 難 路 とは 広 域 避 難 地 へ 通 じる 道 路 または 緑 道 であって 避 難 圏 域 内 の 住 民 を 当 該 広 域 避 難 地 に 迅 速 かつ 安 全 に 避 難 させるため 予 め 指 定 したまたは 整 備 する 道 路 等 をいう 避 難 路 の 選 定 要 件 は 広 域 避 難 地 に 通 じる 道 路 等 であって 幅 員 は 道 路 で 15m 以 上 緑 道 で 10m 以 上 を 確 保 するように 努 める

73 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 1 節 避 難 施 設 等 の 対 策 避 難 路 としての 道 路 については 次 の 点 を 考 慮 して 整 備 を 行 う (1) 避 難 路 の 整 備 は 要 避 難 地 域 から 避 難 先 までが 長 距 離 で また 災 害 の 危 険 性 が 高 く 自 由 に 避 難 する ことが 困 難 な 地 区 から 優 先 的 に 行 う (2) 避 難 路 としての 道 路 橋 梁 の 新 設 や 増 幅 歩 道 等 の 改 良 は 防 災 都 市 づくりの 一 環 として 整 備 を 行 うが 整 備 促 進 のため 積 極 的 に 関 係 機 関 に 要 請 を 図 る (3) 避 難 路 における 障 害 物 倒 壊 物 の 状 況 を 把 握 し その 除 去 防 止 を 図 る * 避 難 経 路 として 想 定 される 主 要 道 路 資 料 編 P-751 参 照 6 表 示 板 等 の 整 備 (1) 避 難 場 所 に 避 難 場 所 を 明 示 した 表 示 板 を 設 置 する (2) 避 難 場 所 の 周 辺 に 誘 導 標 識 を 設 置 する 7 避 難 に 関 する 情 報 の 周 知 広 報 避 難 に 関 する 情 報 ( 避 難 方 法 等 )について 防 災 マップ 各 種 ハザードマップ 広 報 ひこね 彦 根 市 ホームページ 等 を 通 じて 市 民 に 対 する 周 知 の 強 化 を 行 う 8 避 難 行 動 要 支 援 者 等 の 避 難 支 援 の 検 討 避 難 行 動 要 支 援 者 遠 距 離 避 難 者 等 のために バス 派 遣 などの 避 難 支 援 の 検 討 を 行 う 9 福 祉 避 難 所 の 指 定 福 祉 避 難 所 は 原 則 として 福 祉 センター 等 の 社 会 福 祉 施 設 などを 指 定 し 福 祉 避 難 室 は 拠 点 避 難 場 所 である 小 学 校 の 特 別 教 室 および 空 き 教 室 を 指 定 する 10 避 難 施 設 の 通 信 網 強 化 避 難 施 設 の 非 常 時 通 信 網 強 化 のため 原 則 として 市 指 定 の 避 難 施 設 には 防 災 行 政 無 線 の 送 受 信 機 器 を 整 備 する

74 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 防 災 資 機 材 等 の 整 備 95 第 2 節 救 急 救 護 体 制 の 整 備 97 第 3 節 給 水 体 制 の 整 備 99 第 4 節 食 糧 生 活 物 資 供 給 体 制 の 整 備 102 第 5 節 ごみ し 尿 処 理 体 制 の 整 備 106 第 6 節 緊 急 輸 送 体 制 の 整 備 108 第 7 節 災 害 用 ヘリポートの 整 備

75 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 1 節 防 災 資 機 材 等 の 整 備 第 1 節 防 災 資 機 材 等 の 整 備 全 災 害 共 通 担 当 部 署 危 機 管 理 室 道 路 河 川 課 警 防 課 生 活 環 境 課 < 方 針 > 災 害 応 急 対 策 に 必 要 な 備 蓄 資 機 材 は 有 事 の 際 にその 機 能 を 有 効 に 発 揮 できるよう 点 検 整 備 を 実 施 す る また 水 防 倉 庫 のほかに 新 たな 防 災 用 資 機 材 庫 の 設 置 や 避 難 施 設 への 防 災 に 関 連 する 資 機 材 等 の 配 備 を 検 討 する < 現 況 > 防 災 関 係 用 の 資 機 材 は 災 害 対 策 本 部 用 および 主 要 河 川 沿 いに10 箇 所 設 置 されている 水 防 倉 庫 に 整 備 されている * 水 防 倉 庫 の 現 有 資 機 材 資 料 編 P-764 参 照 < 計 画 > 1 資 機 材 の 点 検 補 充 各 保 管 責 任 者 は 防 災 用 に 備 蓄 した 資 機 材 を 毎 年 定 期 的 に 点 検 し 使 用 に 際 しその 機 能 に 問 題 がないよ う 維 持 するとともに 不 足 品 については 逐 次 補 充 を 行 う 2 備 蓄 倉 庫 等 の 設 置 応 急 対 策 の 円 滑 化 のため 応 急 用 の 食 糧 や 避 難 救 助 器 具 等 の 防 災 用 資 機 械 の 整 備 を 図 る 防 災 用 の 必 要 資 機 材 の 備 蓄 場 所 として 備 蓄 倉 庫 の 設 置 を 検 討 する 3 消 防 用 施 設 の 整 備 拡 充 大 規 模 災 害 時 における 消 火 および 救 助 等 の 機 能 向 上 のため 各 種 消 防 自 動 車 や 救 助 資 機 材 防 火 水 槽 等 の 消 防 用 施 設 について 整 備 拡 充 を 図 る 4 資 機 材 の 整 備 と 調 達 防 災 用 資 機 材 等 の 整 備 品 目 は 次 のとおりとし 緊 急 時 における 調 達 方 法 について 検 討 する 災 害 発 生 時 には 建 築 物 構 造 物 の 倒 壊 や 破 損 が 予 測 されるので この 対 応 について 検 討 する 5 民 間 との 協 力 体 制 (1) 土 木 資 機 材 労 力 などの 調 達 人 命 救 助 被 災 住 宅 の 応 急 処 理 等 における 土 木 資 機 材 労 力 等 などの 調 達 を 円 滑 に 実 施 するため 建 設 業 者 と 災 害 時 における 応 急 救 援 活 動 への 応 援 に 関 する 協 定 書 の 締 結 を 行 っており 建 設 業 者 との 協 力 体 制 の 確 立 を 図 っている なお 現 在 協 定 の 締 結 を 行 っている 団 体 は 下 記 のとおりである 協 定 締 結 業 者 名 称 所 在 地 滋 賀 県 建 設 業 協 会 彦 根 支 部 彦 根 市 極 楽 寺 町 4 番 地 1 協 定 書 ( 滋 賀 県 建 設 業 協 会 彦 根 支 部 ) 資 料 編 P

76 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 1 節 防 災 資 機 材 等 の 整 備 (2) 応 急 対 策 用 資 機 材 の 燃 料 等 調 達 災 害 時 における 応 急 対 策 用 資 機 材 の 燃 料 等 の 調 達 を 円 滑 に 実 施 するため 燃 料 等 供 給 業 者 と 災 害 時 における 燃 料 等 の 供 給 協 力 に 関 する 協 定 書 の 締 結 を 行 っており 燃 料 等 供 給 業 者 との 協 力 体 制 の 確 立 を 図 っている なお 現 在 協 定 の 締 結 を 行 っている 団 体 は 下 記 のとおりである 協 定 締 結 業 者 名 称 所 在 地 一 圓 テクノス 株 式 会 社 彦 根 市 小 泉 町 78 番 地 10 協 定 書 ( 一 圓 テクノス 株 式 会 社 ) 資 料 編 P

77 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 1 節 防 災 資 機 材 等 の 整 備 防 災 用 備 蓄 資 機 材 庫 の 必 要 資 機 材 用 途 品 名 備 考 消 火 用 具 水 防 等 用 具 情 報 連 絡 用 保 護 用 具 照 明 用 具 救 出 救 護 用 具 食 糧 品 関 係 用 具 その 他 消 火 器 初 期 消 火 用 バケツ 小 型 動 力 ポンプ 杭 土 のう 袋 防 水 シート 縄 ロープ バリケード 等 携 帯 用 無 線 (トランシーバー) ハンドマイク ラジオ 警 笛 防 護 ヘルメット 軍 手 手 袋 雨 合 羽 投 光 器 携 帯 用 発 電 機 コードリール 懐 中 電 灯 担 架 毛 布 タオル 応 急 医 療 セット ロープ チェンソー ジャッキ 他 飲 料 水 飲 料 水 用 給 水 タンク 米 カンパン 缶 詰 粉 ミルク( 哺 乳 瓶 ) 離 乳 食 炊 飯 器 具 食 器 浄 水 機 仮 設 トイレ 紙 おむつ( 乳 児 用 高 齢 者 用 ) 生 活 物 資

78 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 1 節 防 災 資 機 材 等 の 整 備

79 第 2 節 救 急 救 護 体 制 の 整 備 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 2 節 救 急 救 護 体 制 の 整 備 担 当 部 署 警 防 課 通 信 指 令 課 健 康 推 進 課 医 療 福 祉 推 進 課 彦 根 市 立 病 院 関 係 医 療 機 関 < 方 針 > 市 は 関 係 機 関 の 協 力 のもと 災 害 時 に 多 発 する 救 助 救 護 要 請 と 応 急 医 療 措 置 に 対 処 するため 消 防 機 関 を 中 心 に 機 動 力 の 増 強 資 機 材 の 整 備 隊 員 市 民 の 指 導 育 成 に 努 めるとともに 災 害 時 の 初 動 医 療 体 制 の 充 実 医 薬 品 の 確 保 に 努 める 災 害 時 の 医 療 救 護 活 動 を 円 滑 に 実 施 するため 災 害 拠 点 病 院 である 彦 根 市 立 病 院 を 中 心 拠 点 に 彦 根 医 師 会 や 関 係 機 関 の 協 力 を 得 て 集 団 救 急 事 故 等 における 救 急 救 護 体 制 の 充 実 強 化 を 図 るものと する < 現 況 > 彦 根 市 立 病 院 が 湖 東 保 健 医 療 圏 における 災 害 拠 点 病 院 として 県 より 指 定 されている 市 の 医 療 救 護 体 制 については 彦 根 市 消 防 本 部 集 団 救 急 救 護 活 動 要 綱 のほか 湖 東 保 健 医 療 圏 内 の 関 係 機 関 で 構 成 される 湖 東 地 域 救 急 高 度 化 推 進 協 議 会 ( 事 務 局 : 彦 根 市 消 防 本 部 警 防 課 )および 滋 賀 県 広 域 消 防 相 互 応 援 協 定 等 において 集 団 救 急 事 故 災 害 対 策 等 について 協 議 検 討 するとともに 警 防 課 通 信 指 令 課 が 軸 となって 管 内 の 救 急 病 院 と 定 期 的 な 会 議 を 持 ち 災 害 時 の 医 療 救 護 体 制 の 充 実 に 努 めている < 計 画 > 1 救 助 救 急 体 制 の 整 備 (1) 災 害 の 様 態 の 複 雑 多 様 化 に 的 確 に 対 応 するため 救 助 に 関 する 教 育 訓 練 体 制 の 充 実 救 助 用 資 機 材 の 整 備 等 救 助 体 制 の 充 実 強 化 を 図 る (2) 広 域 的 または 局 地 的 に 発 生 が 予 想 される 救 急 事 象 に 対 処 するため 救 急 救 命 士 の 養 成 等 救 急 隊 員 に 対 する 教 育 訓 練 の 拡 充 高 規 格 救 急 車 をはじめとする 高 度 救 急 処 置 用 資 機 材 の 整 備 等 を 推 進 し 救 急 業 務 体 制 の 充 実 強 化 を 図 る 2 救 護 体 制 の 整 備 救 急 救 護 事 象 に 対 処 するため 救 急 救 護 資 機 材 の 備 蓄 開 発 を 推 進 し 医 療 機 関 との 情 報 通 信 機 能 の 確 保 と 有 機 的 な 連 携 協 力 のもと 一 貫 性 のある 応 急 救 護 体 制 の 確 立 を 図 る 市 が 整 備 すべき 短 期 的 課 題 としては 消 防 本 部 と 救 急 告 示 4 病 院 との 連 絡 会 議 による 協 力 体 制 を 軸 とし て 次 の 現 場 活 動 体 制 を 確 立 する (1) 災 害 現 場 への 医 師 看 護 師 の 派 遣 に 伴 う 諸 手 当 医 薬 品 等 の 入 手 経 路 等 その 手 続 および 処 理 の 方 法 を 具 体 化 していく (2) 平 常 時 の 体 制 から 災 害 時 の 体 制 へ 円 滑 に 移 行 できる 体 制 として 次 のような 現 場 活 動 機 構 体 制 を 確 立 する

80 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 2 節 救 急 救 護 体 制 の 整 備 [ 消 防 本 部 からのホットライン( 突 発 性 事 故 )] 消 防 本 部 からのホットライン( 突 発 性 事 故 ) 彦 根 市 立 病 院 災 害 対 策 本 部 消 防 本 部 ( 通 信 指 令 課 ) 福 祉 保 健 部 ( 健 康 推 進 課 ) 彦 根 医 師 会 彦 根 中 央 病 院 友 仁 山 崎 病 院 豊 郷 病 院 県 地 方 本 部 医 師 会 会 員 ( 市 外 からの 応 援 ) 3 自 主 救 護 能 力 の 向 上 市 民 の 自 主 救 護 能 力 の 向 上 のため 住 民 に 対 する 応 急 手 当 および 救 助 活 動 の 基 礎 技 術 の 普 及 を 推 進 する など 災 害 発 生 時 における 消 防 や 医 療 機 関 と 地 域 住 民 との 連 携 強 化 を 図 る 4 初 動 医 療 体 制 の 整 備 災 害 時 における 負 傷 者 等 に 対 する 医 療 救 護 が その 軽 重 に 応 じて 迅 速 かつ 適 切 に 実 施 されるよう 必 要 な 体 制 の 整 備 を 図 る (1) 救 急 指 定 病 院 と 密 接 な 連 携 をとり 協 力 体 制 の 確 立 を 図 る (2) 彦 根 医 師 会 と 災 害 時 の 応 急 医 療 に 関 する 協 定 締 結 を 推 進 する (3) 彦 根 休 日 急 病 診 療 所 は 診 療 設 備 の 整 備 充 実 を 図 る 5 医 薬 品 の 確 保 初 動 医 療 活 動 に 必 要 な 医 薬 品 について 病 院 医 師 会 薬 剤 師 会 等 の 関 係 団 体 との 連 携 を 図 りながら 調 達 および 備 蓄 配 備 を 行 う (1) 主 要 な 避 難 施 設 ( 拠 点 避 難 場 所 )に 災 害 用 救 急 箱 を 配 備 する (2) 医 薬 品 を 確 保 するため 市 内 薬 局 等 との 協 力 協 定 締 結 を 推 進 する 6 要 配 慮 者 に 対 する 救 護 体 制 の 整 備 要 配 慮 者 の 安 全 確 保 を 図 るために 必 要 な 事 項 について 検 討 し 整 備 するとともに 自 主 防 災 組 織 事 業 所 防 災 組 織 等 の 協 力 により 地 域 ぐるみの 救 護 体 制 の 充 実 を 図 る

81 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 3 節 給 水 体 制 の 整 備 第 3 節 給 水 体 制 の 整 備 全 災 害 共 通 担 当 部 署 上 下 水 道 総 務 課 上 下 水 道 業 務 課 上 水 道 工 務 課 < 方 針 > 災 害 時 に 生 命 維 持 の 上 から 最 低 限 必 要 な 飲 料 水 の 確 保 を 最 優 先 とし あわせて 必 要 最 少 限 の 生 活 用 水 を 確 保 し 市 民 に 配 給 する 応 急 給 水 体 制 の 整 備 を 図 る < 現 況 > 本 市 の 給 水 体 制 は 次 のとおりである 上 水 道 施 設 事 業 主 体 名 計 画 給 水 人 口 給 水 区 域 内 現 在 人 口 現 在 給 水 人 口 原 水 の 種 類 現 在 施 設 公 称 能 力 備 考 彦 根 市 118,700 人 112,620 人 112,400 人 湖 水 地 下 水 54,200 m3/ 日 14,600 m3/ 日 上 水 道 事 業 ( 平 成 27 年 3 月 末 現 在 ) < 計 画 > 1 給 水 の 整 備 目 標 災 害 時 の 給 水 量 を 次 のように 定 め その 確 保 と 円 滑 な 給 水 活 動 体 制 の 確 立 を 図 る 最 低 限 の 生 活 用 水 とは 手 洗 い 食 器 洗 浄 洗 面 程 度 の 用 途 に 必 要 な 水 とする 飲 料 水 の 確 保 最 低 限 の 生 活 用 水 の 確 保 1 人 1 日 3 リットル 1 人 1 日 20 リットル 2 給 水 用 資 機 材 の 整 備 被 災 者 への 円 滑 な 給 水 活 動 が 行 えるよう 資 機 材 の 整 備 充 実 を 図 る

82 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 3 節 給 水 体 制 の 整 備 給 水 用 資 機 材 の 整 備 資 機 材 名 容 量 (リットル) 現 有 数 計 画 数 管 理 先 備 考 給 水 車 3,000 2 上 下 水 道 部 給 水 タンク 1,000 2,000 8( 内 ポンプ 付 6) 1 上 下 水 道 部 上 下 水 道 部 給 水 ポリ 容 器 上 下 水 道 部 可 搬 式 ろ 水 機 - 17 総 務 部 給 水 袋 - 6 2,200 2,000 総 務 部 上 下 水 道 部 緊 急 用 臨 時 給 水 栓 8 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) 飲 料 水 タンク 所 有 者 所 在 地 電 話 積 載 能 力 台 備 考 彦 根 市 消 防 署 南 分 署 稲 里 町 320 番 地 ,000 リットル 1 飲 料 水 タンク 3 民 間 との 協 力 体 制 災 害 時 における 水 道 施 設 の 破 損 に 伴 う 応 急 措 置 ならびに 飲 料 水 生 活 用 水 等 応 急 給 水 の 確 保 を 図 るため 市 指 定 給 水 装 置 工 事 事 業 者 にて 組 織 する 組 合 2 団 体 と 上 水 道 施 設 災 害 応 急 復 旧 作 業 に 関 する 協 定 の 締 結 を 行 っており 水 道 施 設 工 事 業 者 との 協 力 体 制 の 確 立 を 図 っている なお 現 在 協 定 の 締 結 を 行 っている 団 体 は 下 記 のとおりである 協 定 締 結 業 者 名 称 彦 根 市 管 工 設 備 工 事 協 同 組 合 所 在 地 彦 根 市 極 楽 寺 町 4-1 彦 根 建 設 会 館 内 彦 根 水 道 協 同 組 合 彦 根 市 戸 賀 町 100 番 地 の 49 * 協 定 書 ( 彦 根 市 管 工 設 備 工 事 協 同 組 合 ) 資 料 編 P-948 参 照 * 協 定 書 ( 彦 根 市 水 道 協 同 組 合 ) 資 料 編 P-950 参 照 4 自 助 努 力 の 促 進 市 民 および 自 主 防 災 組 織 等 に 対 し 貯 水 および 給 水 に 関 する 指 導 を 行 い 自 給 率 を 高 めるとともに 災 害 時 給 水 活 動 の 担 い 手 として 積 極 的 な 協 力 が 得 られるようにする (1) 市 民 に 対 し 次 のような 対 策 の 指 導 を 行 う

83 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 3 節 給 水 体 制 の 整 備 ア 家 庭 において 前 1 給 水 の 整 備 目 標 の 水 量 を 基 準 に 世 帯 人 数 の 3 日 分 を 目 標 として 貯 水 する イ 水 道 水 など 衛 生 的 な 水 を 貯 水 する ウ 貯 水 には 衛 生 的 で 破 損 水 漏 れのしない 安 全 な 容 器 を 用 いる (2) 自 主 防 災 組 織 に 対 し 次 のような 対 策 の 指 導 を 行 う ア 応 急 給 水 を 円 滑 に 実 施 するため 給 水 班 の 編 成 を 準 備 する イ 非 常 時 に 利 用 予 定 の 井 戸 泉 河 川 貯 水 の 水 質 検 査 を 実 施 し 利 用 方 法 を 検 討 する ウ ろ 水 機 ポンプ 水 槽 ポリタンク 消 毒 薬 燃 料 など 応 急 給 水 に 必 要 な 資 機 材 等 を 整 備 する

84 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 4 節 食 糧 生 活 物 資 供 給 体 制 の 整 備 第 4 節 食 糧 生 活 物 資 供 給 体 制 の 整 備 担 当 部 署 保 険 年 金 課 危 機 管 理 室 契 約 監 理 室 県 < 方 針 > 災 害 発 生 後 3 日 間 程 度 は ライフラインの 途 絶 により 炊 事 調 理 を 行 うことが 困 難 であると 予 想 される ため 各 家 庭 において 平 常 時 から 災 害 に 備 え3 日 分 に 相 当 する 量 の 食 糧 および 必 要 物 資 等 を 確 保 すること を 基 本 とする 市 においては 災 害 応 急 対 策 の 生 活 救 援 活 動 が 迅 速 かつ 適 切 に 行 えるよう 食 糧 および 生 活 物 資 等 の 備 蓄 の 充 実 を 図 るとともに 備 蓄 庫 の 整 備 を 行 う < 現 況 > 本 市 では 食 糧 および 毛 布 や 生 活 物 資 等 を 中 心 に 公 共 施 設 において 備 蓄 整 備 に 努 めている また 災 害 時 に 必 要 なものを 全 て 市 で 備 蓄 確 保 することが 困 難 なことから 民 間 からの 食 糧 の 供 給 に 関 する 協 定 の 締 結 を 進 めている 食 料 備 蓄 状 況 カンパン クラッカー アルファ 化 米 粥 サバイバルフーズ 計 17,419 食 29,284 食 13,976 食 120 食 60,799 食 飲 料 水 (500ml 54,105 本 ) 粉 ミルク その 他 の 生 活 必 需 品 備 蓄 状 況 毛 布 200 箱 15,074 枚 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) ろ 水 機 17 台 ( 各 拠 点 避 難 場 所 1 台 ) トイレ ラジオ 衛 生 用 品 86 台 136 台 紙 おむつ 506 袋 生 理 用 品 854 袋 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 )

85 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 4 節 食 糧 生 活 物 資 供 給 体 制 の 整 備 < 計 画 > 1 備 蓄 品 の 整 備 目 標 備 蓄 品 については ライフラインの 途 絶 により 炊 事 調 理 を 行 うことが 困 難 であると 予 想 される3 日 分 程 度 の 食 糧 および 物 資 を 各 家 庭 に 準 備 することを 基 本 とするが 市 では 最 低 必 要 とする 被 災 者 への 供 給 食 糧 生 活 物 資 等 の 支 給 量 品 目 および 整 備 目 標 を 定 め 備 蓄 品 の 整 備 に 努 める (1) 食 糧 の 備 蓄 調 達 目 標 の 設 定 県 計 画 では 県 が 避 難 者 1 日 分 の 食 糧 を 確 保 することとしており 残 りの 2 日 分 について 各 家 庭 や 自 治 会 自 主 防 災 組 織 が 市 と 一 体 となって 確 保 することとしている 市 は 鈴 鹿 西 縁 断 層 帯 を 起 源 とする 地 震 が 最 大 規 模 で 発 生 した 際 に 想 定 される 避 難 者 数 を 参 考 に 避 難 者 1 日 分 に 相 当 する 食 糧 を 備 蓄 目 標 とした 公 的 備 蓄 を 行 う 不 足 分 については 民 間 からの 食 糧 の 供 給 に 関 する 協 定 の 締 結 により 必 要 量 の 確 保 に 努 める 食 料 備 蓄 目 標 鈴 鹿 西 縁 断 層 帯 を 起 源 とする 地 震 が 最 大 規 模 で 発 生 した 際 に 想 定 される 避 難 者 数 約 22,000 人 ( 災 害 発 生 初 日 に 想 定 される 避 難 者 1 日 分 ) 彦 根 市 常 住 の 避 難 者 約 15,000 人 市 外 からの 避 難 者 ( 帰 宅 困 難 者 ) 約 7,000 人 食 糧 の 備 蓄 目 標 66,000 食 :22,000 人 *1 日 (3 食 ) 分 水 :88,000 本 (500ml ペットボトル) 米 :44,000 食 ( 粥 アルファ 化 米 等 ) カンパン :22,000 食 (クラッカー 等 ) 粉 ミルク : 200 缶 ( 哺 乳 瓶 アレルギー 用 ミルク 等 考 慮 ) 危 機 管 理 室 は あらかじめ 市 内 または 近 隣 の 関 係 業 者 などと 協 定 を 締 結 し 災 害 発 生 時 に 食 糧 等 の 優 先 供 給 を 受 けられるようにするとともに 平 常 時 から 当 該 業 者 の 食 糧 等 の 供 給 可 能 量 を 把 握 するよう 努 める (2)その 他 の 主 な 生 活 必 需 品 食 糧 以 外 の 次 の 品 目 についても 備 蓄 調 達 体 制 を 整 えるものとする その 他 の 生 活 必 需 品 備 蓄 目 標 鈴 鹿 西 縁 断 層 帯 を 起 源 とす る 地 震 が 最 大 規 模 で 発 生 し た 際 に 想 定 される 避 難 者 数 約 15,000 人 (2 日 ~ 長 期 の 避 難 生 活 が 想 定 される 避 難 者 ) 彦 根 市 常 住 の 避 難 者 約 15,000 人 毛 布 15,000 枚 ( 整 備 済 み) ろ 水 機 17 台 ( 整 備 済 み) トイレ 94 台 ( 各 避 難 場 所 2 台 ) ラジオ 136 台 ( 各 避 難 場 所 手 巻 きラジオ 1 台 電 池 式 1 台 ) 日 用 品 セット 衛 生 用 品 15,000 組 (タオル 歯 ブラシ ティッシュ コップ 洗 剤 等 をまとめたもの) 紙 おむつ 400 袋 生 理 用 品 900 袋

86 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 4 節 食 糧 生 活 物 資 供 給 体 制 の 整 備 2 備 蓄 倉 庫 の 整 備 市 は 災 害 時 における 食 糧 生 活 物 資 の 備 蓄 ならびに 救 助 用 資 機 材 等 保 管 のための 備 蓄 倉 庫 を 整 備 する また 必 要 数 の 備 蓄 倉 庫 を 設 置 し 備 蓄 品 が 充 足 された 後 においては 防 災 関 係 施 設 や 主 要 な 避 難 施 設 ( 拠 点 避 難 場 所 )においても 食 糧 生 活 物 資 の 確 保 に 努 める ( 応 急 対 策 第 8 章 第 3 節 生 活 必 需 品 の 給 与 または 貸 与 の 対 象 品 目 を 参 照 ) 3 民 間 との 協 定 促 進 災 害 時 に 必 要 なものをすべて 市 で 備 蓄 確 保 することは 困 難 であり 最 小 限 必 要 なものは 備 蓄 を 行 い それ 以 外 は 民 間 からの 調 達 を 図 る 必 要 がある そのために 食 品 ( 特 に 米 パン 味 噌 食 塩 )の 供 給 確 保 に 関 して 関 係 製 造 販 売 業 者 との 供 給 に 関 する 協 定 の 締 結 を 進 める 契 約 監 理 室 は 協 定 の 締 結 を 行 っている 業 者 との 具 体 的 な 供 給 体 制 の 整 備 を 図 る なお 現 在 協 定 の 締 結 を 行 っている 業 者 は 下 記 のとおりである 協 定 締 結 業 者 名 称 所 在 地 彦 根 商 店 街 連 盟 彦 根 市 中 央 町 3 番 8 号 彦 根 商 工 会 議 所 ( 株 ) 平 和 堂 彦 根 市 小 泉 町 31 番 地 生 活 協 同 組 合 コープしが 野 洲 市 冨 波 甲 972 NPO 法 人 コメリ 災 害 対 策 センター 新 潟 県 新 潟 市 清 水 4501 番 地 1 号 株 式 会 社 ユタカファーマシー 岐 阜 県 大 垣 市 林 町 十 丁 目 1339 番 地 1 株 式 会 社 カインズ 株 式 会 社 ベイシア コカ コーラウエスト 株 式 会 社 社 団 法 人 彦 根 青 年 会 議 所 イオンタウン 株 式 会 社 イオンビッグ 株 式 会 社 群 馬 県 高 崎 市 高 関 町 380 番 地 群 馬 県 前 橋 市 亀 里 町 900 番 地 福 岡 県 福 岡 市 箱 崎 7 丁 目 9 番 66 号 彦 根 市 中 央 町 3 番 8 号 千 葉 市 美 浜 区 中 瀬 一 丁 目 5 番 地 1 名 古 屋 市 中 村 区 名 駅 愛 三 ビル4F * 協 定 書 ( 彦 根 商 店 街 連 盟 ) 資 料 編 P-940 参 照 * 協 定 書 ( 株 式 会 社 平 和 堂 ) 資 料 編 P-942 参 照 * 協 定 書 ( 生 活 協 同 組 合 コープしが) 資 料 編 P-943-1,2 参 照 * 協 定 書 (NPO 法 人 コメリ 災 害 対 策 センター) 資 料 編 P-943-3,4 参 照 * 協 定 書 ( 株 式 会 社 ユタカファーマシー) 資 料 編 P-943-5~8 参 照 * 協 定 書 ( 株 式 会 社 カインズ) 資 料 編 P-943-9~14 参 照 * 協 定 書 ( 株 式 会 社 ベイシア) 資 料 編 P ~20 参 照 * 協 定 書 (コカ コーラウエスト 株 式 会 社 ) 資 料 編 P ~26 参 照 * 協 定 書 (1 市 4 町 と 社 団 法 人 彦 根 青 年 会 議 所 ) 資 料 編 P ,39 参 照 * 協 定 書 (イオンタウン 株 式 会 社 イオンビッグ 株 式 会 社 ) 資 料 編 P 参 照

87 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 4 節 食 糧 生 活 物 資 供 給 体 制 の 整 備 4 自 助 努 力 の 促 進 (1) 目 標 災 害 に 備 えて 次 の 事 項 を 市 民 の 自 助 努 力 の 目 標 とする ア 家 庭 で 3 日 分 程 度 の 非 常 持 ち 出 し 用 の 食 糧 物 資 の 準 備 イ 助 け 合 い 運 動 の 推 進 ウ 共 同 備 蓄 の 推 進 (2) 実 施 の 指 導 危 機 管 理 室 は 市 民 に 対 し 上 記 の 事 項 の 実 施 を 広 報 等 を 通 じ 指 導 する なお 具 体 的 内 容 は 次 のとおりとする ア 緊 急 食 糧 物 資 の 備 蓄 米 乾 パン 麺 類 粉 ミルク 漬 物 つくだ 煮 缶 詰 調 味 料 等 長 期 保 存 の 可 能 な 食 糧 と 緊 急 物 資 を 3 日 分 程 度 備 蓄 する イ 非 常 持 ち 出 し 用 の 食 糧 物 資 の 準 備 3 日 分 程 度 の 食 糧 物 資 を 準 備 する 非 常 持 出 物 資 の 内 容 は その 重 量 避 難 の 距 離 によるが 日 用 品 等 についてはおおむね 次 の 基 準 により 準 備 する (ア) 準 備 すべきもの 救 急 薬 品 ( 消 毒 薬 傷 薬 胃 腸 薬 かぜ 薬 常 備 薬 包 帯 三 角 布 ガーゼ ばんそうこう 湿 布 薬 脱 脂 綿 ハサミ ピンセット 等 ) 懐 中 電 灯 携 帯 ラジオ 衣 類 タオル ライター ちり 紙 生 理 用 品 石 けん 洗 面 用 具 食 器 鍋 はし スプーン ごみ 袋 ビニール 袋 等 (イ) 必 要 により 準 備 すべきもの 燃 料 ( 固 形 燃 料 等 ) 工 具 哺 乳 瓶 紙 おむつ 毛 布 等 (ウ) 自 主 判 断 によるもの 貴 重 品 その 他 ウ 助 け 合 い 運 動 の 推 進 自 主 防 災 活 動 の 一 環 として 地 域 の 実 情 に 応 じて 指 導 する エ 共 同 備 蓄 の 推 進 自 主 防 災 活 動 の 一 環 として 共 同 備 蓄 を 推 進 する こうした 共 同 備 蓄 の 推 進 は 災 害 後 の 生 活 を 確 保 できるばかりでなく 自 主 防 災 組 織 の 育 成 自 主 防 災 意 識 の 向 上 につながる 備 蓄 物 資 としては 市 民 個 々の 物 資 のほか 自 主 防 災 活 動 に 必 要 な 担 架 医 薬 品 拡 声 器 トランシ ーバー ござ 発 煙 筒 等 を 自 主 防 災 組 織 ごとに 計 画 する

88 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 5 節 ごみ し 尿 処 理 体 制 の 整 備 第 5 節 ごみ し 尿 処 理 体 制 の 整 備 全 災 害 共 通 担 当 部 署 生 活 環 境 課 清 掃 センター 彦 根 市 事 業 公 社 < 方 針 > 市 は 関 係 機 関 の 協 力 のもと 災 害 によって 発 生 するごみおよびし 尿 の 迅 速 かつ 適 切 な 収 集 処 理 のた め 事 前 にごみ し 尿 の 応 急 処 理 体 制 の 整 備 に 努 め 環 境 の 衛 生 浄 化 と 人 心 の 安 定 を 図 る < 現 況 > 本 市 は ごみについては 収 集 体 制 の 整 備 と 処 理 施 設 の 整 備 充 実 を 図 っているが 水 害 後 等 に 一 時 的 に 大 量 発 生 するごみ 処 理 を 効 率 的 に 行 う 必 要 がある また し 尿 については 下 水 道 くみ 取 りおよび 浄 化 槽 により 処 理 されている 生 し 尿 は 彦 根 市 事 業 公 社 浄 化 槽 汚 泥 は 彦 根 市 事 業 公 社 および 民 間 許 可 業 者 が 収 集 している ごみ 処 理 施 設 事 業 主 体 名 所 在 地 電 話 番 号 処 理 能 力 備 考 彦 根 市 野 瀬 町 t/ 日 ごみ 焼 却 施 設 彦 根 市 野 瀬 町 t/ 日 粗 大 ごみ 処 理 施 設 彦 根 市 開 出 今 町 t/ 日 プラスチックごみ 減 容 装 置 彦 根 愛 知 犬 上 広 域 行 政 組 合 中 山 投 棄 場 中 山 町 一 般 廃 棄 物 最 終 処 分 場 し 尿 処 理 施 設 事 業 主 体 名 所 在 地 電 話 番 号 処 理 能 力 施 設 処 理 対 象 人 口 備 考 彦 根 市 開 出 今 町 kl/ 日 51,635 人 < 計 画 > 1 ごみ 処 理 体 制 の 整 備 災 害 後 に 市 民 から 多 数 寄 せられるごみ 処 理 要 請 に 的 確 かつ 効 率 良 く 対 処 するため あらかじめ 必 要 な 体 制 の 検 討 を 図 る 2 し 尿 処 理 体 制 の 整 備 災 害 により 下 水 道 施 設 の 機 能 が 停 止 した 場 合 や 避 難 場 所 での 大 量 の 避 難 収 容 者 に 対 処 するため あら かじめ 必 要 な 体 制 の 検 討 を 図 る (1) 災 害 時 用 仮 設 トイレの 備 蓄 災 害 時 には 仮 設 トイレを 設 置 するが そのための 備 蓄 を 図 るとともに 必 要 に 応 じて 民 間 から 仮 設 ト イレの 借 上 げ(レンタル) 方 法 も 検 討 していく (2) 資 機 材 の 整 備 (3) 搬 送 体 制 の 確 立 (4) 処 理 方 法 の 検 討

89 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 5 節 ごみ し 尿 処 理 体 制 の 整 備 3 処 理 施 設 の 整 備 等 災 害 により 一 般 廃 棄 物 処 理 施 設 の 円 滑 な 稼 動 を 損 なわれることがないよう 平 常 時 から 施 設 整 備 の 点 検 整 備 と 耐 震 化 等 施 設 保 護 のための 周 辺 整 備 に 努 める また 停 電 時 の 非 常 用 自 家 発 電 設 備 および 冠 水 時 の 被 害 により 施 設 が 稼 動 不 能 となった 場 合 の 代 替 設 備 の 確 保 に 努 める 4 災 害 時 の 相 互 協 力 体 制 清 掃 センターは ごみ 処 理 し 尿 処 理 に 係 る 民 間 の 委 託 業 者 許 可 業 者 等 に 対 して 緊 急 時 における 人 員 車 両 等 の 確 保 に 関 し 迅 速 かつ 積 極 的 な 協 力 が 得 られるよう 協 力 体 制 の 整 備 に 努 めると 共 に 近 隣 の 市 町 間 との 応 援 協 定 等 の 締 結 等 相 互 支 援 体 制 の 整 備 に 努 める 5 廃 棄 物 仮 置 き 場 等 の 配 置 計 画 生 活 環 境 課 は 交 通 事 情 地 域 ごとの 廃 棄 物 発 生 量 安 全 性 収 集 効 率 等 を 考 慮 し 平 常 時 から 仮 置 き 場 中 間 処 理 基 地 を 確 保 する 等 の 緊 急 処 理 のための 配 置 計 画 を 検 討 する

90 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 6 節 緊 急 輸 送 体 制 の 整 備 第 6 節 緊 急 輸 送 体 制 の 整 備 担 当 部 署 建 設 管 理 課 道 路 河 川 課 他 関 係 各 課 < 方 針 > 災 害 発 生 時 に 緊 急 要 員 および 緊 急 物 資 の 輸 送 供 給 を 迅 速 かつ 的 確 に 実 施 するため 緊 急 輸 送 体 制 の 整 備 に 努 める < 計 画 > 1 緊 急 輸 送 ネットワークの 整 備 県 指 定 の 緊 急 時 確 保 路 線 と 広 域 陸 上 輸 送 拠 点 広 域 湖 岸 輸 送 拠 点 等 をもとにして 市 における 市 内 輸 送 拠 点 および 市 緊 急 時 確 保 路 線 を 定 め さらにはヘリポート 等 を 結 んだ 緊 急 輸 送 ネットワークの 整 備 を 図 る (1) 市 配 送 拠 点 ア 市 民 体 育 センター イ 農 村 環 境 改 善 センター (2) 市 備 蓄 倉 庫 ア 彦 根 市 防 災 備 蓄 倉 庫 ( 稲 里 防 災 備 蓄 倉 庫 ) イ 彦 根 市 防 災 備 蓄 倉 庫 ( 東 沼 波 防 災 備 蓄 倉 庫 ) ウ 彦 根 市 防 災 備 蓄 倉 庫 ( 西 沼 波 防 災 備 蓄 倉 庫 ) 2 市 の 緊 急 時 確 保 路 線 の 指 定 県 指 定 の 第 一 次 および 第 二 次 緊 急 時 確 保 路 線 と 広 域 陸 上 輸 送 拠 点 広 域 湖 岸 輸 送 拠 点 等 をもとにして それらから 市 内 配 送 拠 点 備 蓄 倉 庫 および 避 難 所 等 を 効 率 的 に 結 ぶことができる 市 の 緊 急 時 確 保 路 線 を 指 定 する * 緊 急 時 確 保 路 線 資 料 編 P-808 参 照 * 緊 急 輸 送 ネットワーク 図 資 料 編 P-811 参 照 3 緊 急 時 確 保 路 線 の 整 備 緊 急 時 確 保 路 線 にあたる 市 道 および 橋 梁 については 災 害 発 生 時 においても 緊 急 輸 送 が 確 実 に 実 施 でき るよう 定 期 的 な 点 検 を 行 うとともに 耐 震 性 をも 十 分 配 慮 した 補 強 整 備 を 進 める (1) 構 造 物 ( 橋 梁 法 面 土 留 トンネル 落 石 対 策 施 設 防 雪 設 備 )の 点 検 補 修 ならびに 改 良 強 化 を 実 施 する (2) 比 較 的 被 害 を 受 け 易 い 弱 点 箇 所 ( 軟 弱 地 盤 層 上 の 盛 土 橋 けた 支 承 部 分 など)を 抽 出 し 災 害 時 の 動 的 変 形 の 予 防 に 恒 久 的 な 対 策 を 検 討 して 逐 次 補 強 工 事 を 進 め 強 化 を 図 る (3) 土 砂 崩 壊 落 石 などの 危 険 箇 所 については 法 面 防 護 工 を 設 置 し また 老 朽 橋 梁 については 架 け 替 え 補 強 などを 推 進 し 災 害 に 対 し 万 全 の 措 置 を 講 ずる

91 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 7 節 災 害 用 ヘリポートの 整 備 第 7 節 災 害 用 ヘリポートの 整 備 担 当 部 署 警 防 課 危 機 管 理 室 < 方 針 > 災 害 時 には 道 路 被 害 や 道 路 上 の 障 害 物 等 の 散 乱 等 により 被 災 地 域 への 救 急 救 護 活 動 火 災 防 御 活 動 緊 急 物 資 の 輸 送 等 の 様 々な 応 急 対 策 活 動 やライフライン 等 の 復 旧 活 動 に 支 障 をきたすおそれがある こうした 状 況 では ヘリコプターによる 応 急 復 旧 対 策 活 動 が 重 要 であるため 災 害 用 ヘリポートの 整 備 を 推 進 する < 現 況 > 現 在 滋 賀 県 防 災 ヘリコプター 飛 行 場 外 離 着 陸 場 として 本 市 には 6 箇 所 が 指 定 されている 防 災 ヘリコプター 指 定 離 着 陸 場 番 号 所 在 地 場 所 名 電 話 番 号 面 積 (m2) 備 考 1 稲 里 町 320 消 防 署 南 分 署 隣 接 消 防 屋 外 訓 練 場 ,000 照 明 設 備 有 り ヘリサイン 2 日 夏 町 4769 荒 神 山 公 園 多 目 的 グランド ,000 3 八 坂 町 1882 番 地 彦 根 市 立 病 院 屋 上 照 明 設 備 有 り 4 松 原 町 3028 県 立 彦 根 総 合 運 動 場 多 目 的 広 場 陸 上 競 技 場 多 目 的 広 場 4,578 陸 上 競 技 場 9, 岡 町 33 パナソニック 彦 根 グランド 鳥 居 本 町 1165 鳥 居 本 公 園 多 目 的 広 場 , ,800 緊 急 援 助 隊 ヘリコプター 発 着 予 定 地 番 号 所 在 地 場 所 名 電 話 番 号 面 積 (m2) 備 考 金 亀 町 金 亀 公 園 多 目 的 競 技 場 金 亀 町 22 大 手 前 公 園 松 原 町 彦 根 港 地 先 湖 東 土 木 事 務 所 管 理 防 災 広 場 , , ,

92 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 7 節 災 害 用 ヘリポートの 整 備 その 他 の 災 害 時 緊 急 ヘリコプター 発 着 予 定 地 番 号 所 在 地 場 所 名 電 話 番 号 面 積 (m2) 備 考 1 金 亀 町 8-1 西 中 学 校 運 動 場 ,429 2 金 亀 町 4-7 彦 根 東 高 等 学 校 ,000 3 芹 川 町 443 東 中 学 校 運 動 場 ,925 4 西 今 町 1207 中 央 中 学 校 運 動 場 5 鳥 居 本 町 788 鳥 居 本 中 学 校 運 動 場 6 甘 呂 町 156 南 中 学 校 運 動 場 7 西 葛 籠 町 553 彦 根 中 学 校 運 動 場 8 田 原 町 202 稲 枝 中 学 校 運 動 場 , , , ,957 照 明 設 備 有 リ 付 近 に 高 圧 線 有 り ,913 発 着 させる 場 合 は 誘 導 員 を 配 備 すること また 当 該 施 設 が 避 難 所 に 指 定 された 場 合 は 発 着 できな いもとする < 計 画 > 災 害 用 ヘリポートとして ヘリコプターの 離 着 陸 が 可 能 な 場 所 を 選 定 し 追 加 指 定 条 件 整 備 を 進 める とともに ヘリコプター 発 着 予 定 地 避 難 所 等 との 接 続 道 路 を 確 保 するため 対 象 となる 路 線 の 選 定 適 切 な 幅 員 の 整 備 に 努 める

93 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 112 第 2 節 文 教 関 係 対 策 115 第 3 節 文 化 財 対 策 117 第 4 節 農 林 水 産 関 係 対 策

94 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 1 節 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 第 1 節 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 全 災 害 共 通 担 当 部 署 福 祉 保 健 部 危 機 管 理 室 通 信 指 令 課 人 権 政 策 課 学 校 教 育 課 < 方 針 > 避 難 行 動 要 支 援 者 は 災 害 の 認 識 や 避 難 勧 告 等 の 受 理 自 力 避 難 などが 困 難 であり 災 害 時 における 避 難 行 動 要 支 援 者 の 保 護 安 全 のため 市 県 防 災 関 係 機 関 は 施 設 および 地 域 社 会 の 協 力 のもとに 対 象 者 の 把 握 設 備 等 の 点 検 改 良 施 設 ごとの 防 災 計 画 策 定 と 訓 練 実 施 指 導 啓 発 等 種 々の 施 策 に 努 める 災 害 は 突 発 的 に 起 きるため 精 神 的 に 動 揺 することが 考 えられるので 避 難 行 動 要 支 援 者 に 対 する 配 慮 は 極 めて 重 要 である < 現 況 > 高 齢 者 児 童 乳 幼 児 を 抱 えるひとり 親 家 庭 心 身 障 害 者 傷 病 者 妊 産 婦 外 国 人 等 の 人 達 は 身 体 発 達 状 態 言 語 等 の 制 約 によって 災 害 発 生 時 に 迅 速 的 確 な 行 動 が 取 りにくく いわゆる 避 難 行 動 要 支 援 者 と 呼 ばれている 現 在 ひとり 暮 らし 高 齢 者 等 を 対 象 に 彦 根 市 緊 急 通 報 システムが 稼 働 しているものの 避 難 行 動 要 支 援 者 への 対 応 については 関 係 所 属 機 関 等 が 連 携 を 保 ち 総 合 行 政 として 取 り 組 む 必 要 がある また 災 害 時 避 難 行 動 要 支 援 者 支 援 制 度 によるシステムを 活 用 し 情 報 の 収 集 管 理 を 行 い 迅 速 な 対 応 を 図 る * 乳 幼 児 施 設 資 料 編 P-819 参 照 * 福 祉 施 設 資 料 編 P-820 参 照 < 計 画 > 関 係 行 政 機 関 は 情 報 交 換 を 行 い 相 互 協 力 のもと 以 下 の 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 を 推 進 する 特 に 避 難 行 動 要 支 援 者 のための 避 難 支 援 対 策 の 検 討 を 行 う 1 社 会 福 祉 施 設 等 の 対 策 (1) 防 災 計 画 の 策 定 各 施 設 管 理 者 は 災 害 発 生 時 の 職 員 の 任 務 分 担 動 員 体 制 等 の 防 災 組 織 の 確 立 保 護 者 への 緊 急 連 絡 地 域 との 連 携 等 を 網 羅 した 綿 密 な 防 災 計 画 を 策 定 する (2) 防 災 訓 練 の 実 施 策 定 された 防 災 計 画 が 災 害 発 生 時 に 有 効 に 機 能 し 円 滑 に 避 難 が 行 えるように 各 施 設 ごとに 定 期 的 に 防 災 訓 練 を 実 施 する (3) 施 設 設 備 等 の 安 全 点 検 災 害 発 生 時 に 施 設 自 体 が 倒 壊 したり 火 災 が 発 生 したりすることのないよう 施 設 や 付 属 危 険 物 を 常 時 点 検 する また 火 気 については 日 頃 から 安 全 点 検 を 行 う (4) 地 域 社 会 との 連 携 社 会 福 祉 施 設 の 入 居 者 は 自 力 での 避 難 が 困 難 である 者 が 多 く 災 害 発 生 時 の 避 難 に 当 たっては 施

95 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 1 節 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 設 職 員 の 支 援 だけでは 不 十 分 な 場 合 が 予 想 される 常 に 施 設 と 地 域 社 会 との 連 携 を 密 にし 災 害 時 には 地 域 住 民 自 主 防 災 組 織 自 治 会 事 業 所 等 の 協 力 が 得 られる 体 制 づくりをする (5) 緊 急 連 絡 先 の 整 備 緊 急 時 には 保 護 者 または 家 族 と 確 実 に 連 絡 が 取 れるよう 緊 急 連 絡 先 の 整 備 を 行 う 2 在 宅 の 要 介 護 者 の 対 策 (1) 対 象 者 の 範 囲 防 災 上 対 象 となる 要 介 護 者 の 範 囲 は 在 宅 で 生 活 を 営 む 重 度 心 身 障 害 者 寝 たきり 老 人 乳 幼 児 およ びこれらに 準 じる 者 (2) 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 支 援 制 度 の 推 進 福 祉 保 健 部 は 災 害 時 における 避 難 行 動 要 支 援 者 の 円 滑 迅 速 な 避 難 等 を 確 保 するため 災 害 時 避 難 行 動 要 支 援 者 支 援 制 度 への 登 録 を 推 進 し 避 難 行 動 要 支 援 者 個 別 支 援 計 画 作 成 マニュアルを 参 考 に 地 域 における 避 難 支 援 の 推 進 を 図 る (3) 要 介 護 者 の 把 握 市 は 在 宅 の 要 介 護 者 の 把 握 に 努 める ただし これらの 対 象 者 の 情 報 は プライバシー 保 護 の 立 場 からその 管 理 に 注 意 する 当 面 の 対 応 策 としては 避 難 行 動 要 支 援 者 のうち 寝 たきり 独 居 等 の 高 齢 者 および 心 身 障 害 者 を 主 体 に 福 祉 保 健 部 および 消 防 本 部 の 避 難 行 動 要 支 援 者 救 護 体 制 の 確 立 を 図 り あわせて 関 係 各 部 の 内 部 体 制 を 強 化 し 避 難 行 動 要 支 援 者 救 護 体 制 を 確 立 していく このため 社 会 福 祉 課 は 毎 年 出 水 期 前 に 定 時 整 備 として 避 難 行 動 要 支 援 者 の 住 区 別 リストおよび 民 生 委 員 の 地 区 別 リストを 打 ち 出 しするものとし 通 年 逐 次 最 新 の 情 報 整 理 に 努 める (4) 地 域 でのバックアップ 体 制 の 確 立 広 報 等 により 在 宅 の 要 介 護 者 をはじめとして 家 族 地 域 住 民 に 対 する 啓 発 を 行 うとともに 地 域 の 民 生 委 員 児 童 委 員 や 福 祉 ボランティアおよび 周 辺 の 自 主 防 災 組 織 自 治 会 等 に 協 力 を 要 請 し 地 域 での バックアップ 体 制 の 確 立 を 図 る ア 在 宅 の 要 介 護 者 およびその 家 族 に 対 する 指 導 (ア) 日 常 的 に 防 災 に 対 する 理 解 を 深 め 日 頃 から 対 策 を 講 じておく (イ) 災 害 発 生 時 には 近 隣 の 協 力 が 得 られるよう 日 常 的 に 努 力 する (ウ) 地 域 において 防 災 訓 練 等 が 実 施 される 場 合 は 積 極 的 に 参 加 する イ 地 域 住 民 に 対 する 指 導 (ア) 自 治 会 等 において 地 域 住 民 の 要 介 護 者 の 把 握 に 努 め その 支 援 体 制 を 平 常 時 から 整 備 する (イ) 災 害 発 生 時 には 対 象 者 の 安 全 確 保 に 協 力 する (ウ) 地 域 防 災 訓 練 等 に 要 介 護 者 およびその 家 族 が 参 加 するよう 働 きかける (エ) 地 区 民 生 委 員 児 童 委 員 に 対 し 研 修 会 等 を 通 じて 防 災 面 での 地 域 協 力 の 気 運 を 盛 り 上 げるよう 働 きかけていく (オ) 危 機 管 理 室 および 消 防 本 部 署 は 自 治 会 や 自 主 防 災 組 織 等 を 通 じて 地 域 協 力 を 求 めていく 3 外 国 人 等 への 対 策 前 記 以 外 の 避 難 行 動 要 支 援 者 としては 外 国 人 旅 行 者 等 が 考 えられる 日 本 語 に 不 慣 れな 外 国 人 や 地 理 に 不 案 内 な 旅 行 者 などは 避 難 行 動 要 支 援 者 に 位 置 付 けられる

96 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 1 節 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 これらの 人 々に 対 しては 避 難 行 動 要 支 援 者 として 安 心 して 行 動 できるような 条 件 環 境 づくりが 必 要 である (1) 外 国 人 等 への 防 災 知 識 訓 練 の 普 及 (2) 外 国 語 による 防 災 情 報 等 の 表 示 の 推 進 外 国 人 に 対 して 外 国 人 向 けの 防 災 リーフレット 等 の 広 報 印 刷 物 を 配 布 する (3) 外 国 人 等 が 自 分 で 行 動 できる 条 件 の 整 備 外 国 人 については 言 葉 の 壁 の 問 題 が 大 きい そのため 広 報 活 動 等 において 英 語 等 を 併 用 して 実 施 する また 道 路 標 示 避 難 場 所 表 示 等 もローマ 字 併 記 とすることを 検 討 していく (4) 地 域 でのバックアップ 体 制 の 確 立 周 辺 の 自 主 防 災 組 織 自 治 会 等 に 協 力 を 要 請 し 地 域 でのバックアップ 体 制 の 確 立 を 図 る 4 浸 水 区 域 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 内 の 避 難 行 動 要 支 援 者 が 利 用 する 施 設 に 対 する 情 報 の 伝 達 市 は 愛 知 川 宇 曽 川 犬 上 川 芹 川 琵 琶 湖 浸 水 区 域 および 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 内 の 高 齢 者 心 身 障 害 者 乳 幼 児 その 他 特 に 防 災 上 の 配 慮 を 要 する 者 が 利 用 する 施 設 に 対 する 必 要 な 情 報 の 伝 達 内 容 方 法 等 について 具 体 的 に 定 める * 浸 水 区 域 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 内 の 避 難 行 動 要 支 援 者 が 利 用 する 施 設 資 料 編 P 参 照

97 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 2 節 文 教 関 係 対 策 第 2 節 文 教 関 係 対 策 全 災 害 共 通 担 当 部 署 教 育 委 員 会 福 祉 保 健 部 < 方 針 > 学 校 その 他 文 教 関 係 施 設 における 児 童 生 徒 等 の 保 護 安 全 のため 施 設 の 保 安 管 理 や 防 災 教 育 および 避 難 訓 練 の 実 施 等 に 努 める < 現 況 > 本 市 における 学 校 施 設 数 は 以 下 に 示 すとおりである 大 学 高 校 中 学 校 小 学 校 幼 稚 園 保 育 所 計 * 学 校 施 設 資 料 編 P-822 参 照 < 計 画 > 1 学 校 における 防 災 体 制 の 確 立 (1) 災 害 発 生 時 に 備 えて 講 ずるべき 措 置 についての 検 討 を 行 う ア 緊 急 避 難 計 画 の 策 定 イ 災 害 時 の 活 動 体 制 の 整 備 ウ その 他 必 要 な 計 画 他 (2) 学 校 の 立 地 条 件 等 を 考 慮 し 災 害 時 における 応 急 の 教 育 計 画 を 樹 立 するとともに 児 童 生 徒 等 の 避 難 訓 練 および 災 害 時 における 登 下 校 対 策 等 の 措 置 を 講 じておく 2 文 教 施 設 の 保 全 管 理 文 教 施 設 の 管 理 者 は 常 にその 施 設 の 保 全 管 理 に 努 める (1) 職 員 等 の 分 担 配 置 施 設 の 補 強 補 修 等 が 迅 速 かつ 的 確 に 実 施 できるように 職 員 の 任 務 分 担 または 作 業 員 の 配 置 を 定 め る (2) 施 設 の 点 検 整 備 平 常 時 から 施 設 の 点 検 調 査 を 実 施 し 危 険 箇 所 または 不 備 施 設 の 早 期 発 見 に 努 め 補 修 補 強 ある いは 整 備 に 当 たる 3 児 童 生 徒 等 の 安 全 確 保 各 学 校 長 は 常 に 災 害 時 の 児 童 生 徒 等 の 安 全 確 保 に 努 める (1) 学 校 の 立 地 条 件 等 を 考 慮 し 災 害 時 における 応 急 の 教 育 計 画 を 樹 立 するとともに 児 童 生 徒 等 の 避 難 訓 練 および 災 害 時 における 登 下 校 対 策 等 の 措 置 を 講 じておく (2) 気 象 状 況 等 に 注 意 し 次 の 事 項 に 留 意 して 災 害 時 における 応 急 体 制 に 備 える ア 学 校 行 事 会 議 出 張 等 の 中 止 延 期 イ 児 童 生 徒 等 の 避 難 訓 練 災 害 時 の 事 前 指 導 および 事 後 処 置 保 護 者 との 連 絡 方 法

98 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 2 節 文 教 関 係 対 策 ウ 県 および 市 教 育 委 員 会 ( 幼 稚 園 保 育 所 は 福 祉 保 健 部 ) 警 察 署 消 防 署 および 保 護 者 への 連 絡 網 の 確 認 エ 時 間 外 における 所 属 職 員 の 非 常 召 集 方 法 4 防 災 教 育 教 育 委 員 会 および 福 祉 保 健 部 は 関 係 職 員 の 協 力 を 得 て 事 前 に 児 童 生 徒 等 に 対 し 災 害 の 未 然 防 止 と 災 害 時 の 応 急 対 策 等 に 関 する 防 災 知 識 の 普 及 徹 底 を 図 る (1) 突 発 時 における 対 処 災 害 が 発 生 した 場 合 その 時 の 児 童 生 徒 等 の 所 在 環 境 条 件 に 応 じて まず 採 るべき 対 処 方 法 につい て あらかじめ 教 育 指 導 を 行 う (2) 避 難 訓 練 の 実 施 身 体 生 命 の 安 全 確 保 の 観 点 から 災 害 時 の 対 処 や 避 難 に 関 する 訓 練 を 定 期 的 に 実 施 する なお この 訓 練 は 火 災 訓 練 水 防 訓 練 や 地 域 の 総 合 訓 練 などと 関 連 させて 実 施 することを 検 討 する

99 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 3 節 文 化 財 対 策 第 3 節 文 化 財 対 策 担 当 部 署 教 育 委 員 会 予 防 課 < 方 針 > 文 化 財 は 貴 重 な 国 民 的 財 産 であり この 文 化 財 の 保 護 保 全 には 十 分 な 配 慮 が 必 要 である その 防 災 業 務 の 実 施 に 当 たっては 災 害 予 防 対 策 に 重 点 を 置 き 防 火 施 設 の 整 備 現 地 視 察 と 指 導 の 実 施 および 所 有 者 管 理 者 等 への 保 護 思 想 の 啓 発 等 の 施 策 を 行 う < 現 況 > 本 市 には 国 宝 の 彦 根 城 天 守 をはじめ 国 県 市 指 定 文 化 財 が 多 数 存 在 し 文 化 学 術 観 光 資 源 と しても 重 要 である * 文 化 財 資 料 編 P-826 参 照 < 計 画 > 1 施 設 等 の 整 備 国 県 教 育 委 員 会 文 化 財 の 所 有 者 および 管 理 者 は 次 のような 防 災 対 策 上 の 施 設 整 備 等 を 行 う なお 整 備 に 多 額 の 費 用 が 必 要 な 場 合 は 市 費 補 助 の 処 置 を 図 る (1) 火 災 対 策 ア 警 報 設 備 ( 自 動 火 災 報 知 設 備 漏 電 火 災 警 報 器 ) イ 消 火 設 備 ( 屋 内 外 消 火 栓 設 備 連 結 送 水 管 放 水 銃 スプリンクラー 設 備 ドレンチャー 設 備 ) ウ 防 火 設 備 ( 防 火 壁 保 存 収 蔵 庫 防 火 水 槽 ) エ 周 辺 環 境 ( 防 火 帯 ) オ 火 気 の 使 用 制 限 ( 禁 煙 区 域 等 の 設 定 ) (2) 落 雷 対 策 避 雷 針 の 設 置 (3)その 他 の 対 策 ア 環 境 整 備 ( 危 険 木 除 去 排 水 設 備 擁 壁 換 気 除 湿 ) イ 薬 剤 処 理 ( 害 虫 予 防 ) ウ 施 設 への 委 託 保 管 エ 防 災 施 設 機 器 の 点 検 整 備 2 査 察 等 による 指 導 教 育 委 員 会 は 消 防 機 関 の 協 力 を 得 て 定 期 的 あるいは 随 時 に 現 地 の 巡 回 査 察 等 を 行 い 防 災 上 必 要 な 勧 告 助 言 指 導 を 実 施 する 3 倒 壊 破 損 の 防 止 強 風 による 建 築 物 や 構 造 物 の 倒 壊 破 損 各 種 文 化 財 の 転 倒 落 下 の 可 能 性 がある 場 合 には あらかじ め 保 護 補 強 防 護 措 置 を 行 う

100 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 3 節 文 化 財 対 策 4 訓 練 および 保 護 思 想 の 啓 発 (1) 消 防 本 部 署 団 は 文 化 財 について 防 火 訓 練 または 図 上 訓 練 を 随 時 実 施 する (2) 文 化 財 保 護 強 調 週 間 文 化 財 保 護 月 間 文 化 財 防 火 デー 等 の 行 事 を 通 じて 文 化 財 所 有 者 市 民 ( 特 に 文 化 財 付 近 の 一 般 家 庭 ) 見 学 者 等 に 対 して 文 化 財 保 護 思 想 の 啓 発 を 行 う (3) 防 火 管 理 者 等 に 対 し 防 火 研 修 会 講 演 会 等 を 通 じて 防 火 管 理 体 制 の 確 立 およびその 適 切 な 運 用 を 指 導 する (4) 自 衛 消 防 隊 を 育 成 し 自 主 警 備 体 制 の 強 化 を 図 るとともに 付 近 住 民 等 による 自 衛 組 織 の 結 成 を 指 導 する 5 防 災 関 係 機 関 との 協 力 平 常 時 から 消 防 警 察 教 育 委 員 会 その 他 防 災 関 係 機 関 等 は 密 接 な 連 絡 を 保 ち 防 災 措 置 について 相 互 に 協 力 する

101 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 4 節 農 林 水 産 関 係 対 策 第 4 節 農 林 水 産 関 係 対 策 全 災 害 共 通 担 当 部 署 農 林 水 産 課 県 農 政 水 産 部 県 琵 琶 湖 環 境 部 < 方 針 > 各 種 災 害 による 農 作 物 施 設 漁 場 等 の 被 害 を 軽 減 するため 平 常 時 から 農 業 林 業 水 産 業 に 関 する 防 災 面 での 技 術 の 向 上 ならびに 気 象 情 報 等 の 迅 速 な 広 報 に 努 めるとともに 防 災 的 見 地 から 営 農 指 導 の 計 画 を 立 て 災 害 予 防 対 策 を 推 進 する < 現 況 > 平 常 時 から 農 業 林 業 水 産 業 に 関 する 防 災 面 での 技 術 の 向 上 および 災 害 時 の 被 害 軽 減 のための 方 策 に ついて 講 習 会 およびパンフレット 配 布 等 による 広 報 活 動 を 実 施 している また 林 道 は 林 業 林 産 業 の 振 興 のみならず 地 域 の 交 通 路 としても 重 要 な 役 割 を 果 たしているが 豪 雨 時 には 度 々 崩 壊 などが 発 生 している 主 な 林 道 の 整 備 状 況 ( 単 位 :m) 路 線 名 総 延 長 距 離 彦 根 工 区 距 離 完 成 距 離 備 考 滝 谷 武 奈 線 21,906 15,786 21,906 米 原 工 区 距 離 6,120 荒 神 山 線 2,388 2,388 2,388 日 夏 山 線 2,594 2,594 2,594 東 山 線 高 根 中 山 線 内 トンネル 203 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) < 計 画 > 1 農 業 対 策 (1) 農 地 の 予 防 対 策 水 路 の 氾 濫 ため 池 の 決 壊 等 による 農 地 等 の 冠 水 被 害 を 防 止 するため 農 業 用 排 水 路 の 整 備 ため 池 堤 防 の 強 化 等 を 図 る ア 農 地 関 係 冠 水 防 止 農 業 用 排 水 路 排 水 施 設 の 整 備 に 努 める イ ため 池 の 改 修 ため 池 の 決 壊 による 災 害 を 防 止 するため 防 災 上 重 要 なため 池 を 中 心 に 老 朽 ため 池 の 改 修 補 強 を 図 る (2) 作 物 別 の 予 防 対 策 以 下 に 示 す 各 種 災 害 に 対 する 作 物 別 ( 穀 類 野 菜 類 豆 類 いも 類 等 )の 災 害 予 防 計 画 を 市 県 農 業 協 同 組 合 土 地 改 良 区 等 と 連 携 を 図 り 策 定 する

102 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 4 節 農 林 水 産 関 係 対 策 ア 風 水 害 予 防 イ 寒 害 および 雪 害 予 防 ウ 晩 霜 と 低 温 障 害 予 防 エ 干 害 予 防 2 林 業 対 策 (1) 林 業 対 策 森 林 基 幹 道 については 広 域 的 な 避 難 路 および 緊 急 輸 送 道 路 となることから 計 画 的 な 整 備 を 進 める その 他 次 の 点 に 留 意 して 予 防 対 策 を 講 じる ア 特 に 森 林 基 幹 道 や 集 落 関 連 林 道 については 危 険 箇 所 に 対 する 各 種 予 防 対 策 事 業 を 構 じ 通 行 お よび 輸 送 の 確 保 に 努 める イ 側 溝 および 排 水 施 設 を 整 備 し 排 水 をよくしておく ウ 渓 流 や 河 川 に 散 乱 している 根 株 流 木 等 を 除 去 しておく エ 洪 水 時 の 被 災 のおそれがある 河 川 沿 いの 土 場 貯 木 場 の 木 材 は 搬 出 するか または 安 全 な 場 所 に 移 しておく 3 水 産 業 対 策 漁 港 港 湾 の 整 備 を 促 進 し 危 険 箇 所 を 点 検 整 備 するほか 災 害 時 に 採 るべき 処 置 を 検 討 しておく

103 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 防 災 体 制 の 整 備 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 2 章 水 害 予 防 対 策 第 3 章 土 砂 災 害 予 防 対 策 第 4 章 雪 害 予 防 対 策 第 5 章 防 災 都 市 づくりの 推 進 第 6 章 防 災 関 係 施 設 等 災 害 予 防 対 策 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 第 8 章 応 急 対 策 の 事 前 整 備 第 9 章 その 他 注 意 を 要 する 事 項 の 予 防 対 策 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 防 災 知 識 の 普 及 122 第 2 節 防 災 訓 練 の 実 施 125 第 3 節 防 災 調 査 の 推 進

104 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 防 災 知 識 の 普 及 第 1 節 防 災 知 識 の 普 及 担 当 部 署 危 機 管 理 室 消 防 本 部 署 団 各 防 災 関 係 機 関 < 方 針 > 市 および 防 災 関 係 機 関 は 関 係 職 員 に 対 して 専 門 的 教 育 を 実 施 し 防 災 知 識 の 普 及 向 上 に 努 めるとと もに 相 互 協 力 のもと 地 域 住 民 に 対 して 防 災 知 識 の 普 及 防 災 意 識 の 啓 発 に 努 める < 現 況 > 市 および 防 災 関 係 機 関 は 各 担 当 部 署 において 必 要 に 応 じて 防 災 知 識 の 普 及 活 動 を 実 施 しているが 今 後 より 的 確 で 詳 細 な 知 識 の 普 及 に 努 める 必 要 がある < 計 画 > 1 防 災 知 識 の 普 及 (1) 市 民 に 対 する 防 災 知 識 の 普 及 ア 実 施 方 法 防 災 知 識 の 普 及 は おおむね 次 の 手 段 等 により 実 施 する (ア) 広 報 ひこね 回 覧 文 書 の 配 布 (イ) チラシ ポスター 等 印 刷 物 の 配 布 (ウ) 彦 根 市 ホームページの 活 用 (エ) 新 聞 ラジオ テレビ 等 の 報 道 機 関 の 利 用 (オ) 講 習 会 研 修 会 等 の 開 催 (カ) 広 報 車 等 による 巡 回 (キ) 学 校 幼 稚 園 保 育 所 における 指 導 イ 普 及 すべき 内 容 (ア) 市 計 画 の 概 要 危 機 管 理 室 ( 防 災 会 議 事 務 局 )は 災 害 対 策 基 本 法 第 42 条 第 4 項 の 規 定 に 基 づき 市 計 画 の 要 旨 を 広 報 ひこね または 彦 根 市 ホームページにより 市 民 に 広 報 する (イ) 災 害 予 防 の 知 識 各 世 帯 に 対 して 災 害 防 止 のために 事 前 に 普 及 を 要 する 防 災 知 識 の 広 報 に 努 める (ウ) 災 害 時 の 心 得 各 世 帯 が 災 害 の 発 生 または 発 生 するおそれがある 際 に 承 知 しておくべき 次 の 事 項 の 広 報 に 努 め る a 気 象 予 警 報 の 種 類 と 対 策 b 避 難 する 場 合 の 携 帯 品 c 避 難 予 定 場 所 と 経 路 d その 他 災 害 時 に 心 得 ておくべき 事 項 (エ) 災 害 危 険 箇 所 防 災 マップ ハザードマップおよび 防 災 ハンドブックの 作 成 配 布 等 を 通 じて 次 のような 災 害 の おそれがある 危 険 箇 所 の 周 知 広 報 に 努 める

105 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 防 災 知 識 の 普 及 a 水 防 区 域 b 洪 水 浸 水 区 域 c 土 砂 災 害 警 戒 区 域 e 土 砂 災 害 警 戒 区 域 を 除 く その 他 の 土 砂 災 害 の 恐 れのある 地 域 f その 他 調 査 等 により 危 険 性 のある 箇 所 ウ 実 施 期 間 防 災 知 識 の 普 及 は 災 害 が 発 生 しやすい 時 期 または 全 国 的 に 実 施 される 災 害 予 防 運 動 期 間 等 を 考 慮 して おおむね 次 の 時 期 に 実 施 する 災 害 予 防 運 動 の 時 期 災 害 予 防 の 種 類 災 害 予 防 運 動 期 間 宅 地 防 災 予 防 に 関 する 事 項 宅 地 防 災 月 間 5 月 9 月 土 砂 災 害 予 防 に 関 する 事 項 土 砂 災 害 防 止 月 間 がけ 崩 れ 防 災 週 間 6 月 6 月 1 日 ~7 日 危 険 物 災 害 予 防 に 関 する 事 項 危 険 物 安 全 週 間 6 月 第 2 週 ( 毎 年 ) 火 災 予 防 に 関 する 事 項 一 般 災 害 地 震 災 害 予 防 に 関 する 事 項 文 化 財 防 火 デー 春 季 火 災 予 防 運 動 秋 季 火 災 予 防 運 動 山 火 事 予 防 運 動 防 災 とボランティアの 日 防 災 とボランティア 週 間 防 災 週 間 防 災 の 日 救 急 の 日 救 急 医 療 週 間 119 番 の 日 1 月 26 日 3 月 1 日 ~7 日 11 月 9 日 ~15 日 3 月 1 日 ~7 日 1 月 17 日 1 月 15 日 ~1 月 21 日 8 月 30 日 ~9 月 5 日 9 月 1 日 9 月 9 日 9 月 9 日 含 む 一 週 間 11 月 9 日 水 害 予 防 に 関 する 事 項 水 防 月 間 5 月 (2) 自 主 防 災 組 織 リーダーに 対 する 防 災 知 識 の 普 及 ア 自 主 防 災 組 織 のリーダーマニュアルを 作 成 し 活 動 内 容 等 の 知 識 の 普 及 を 図 るとともに 組 織 自 体 の 強 化 を 併 せて 推 進 する イ 防 災 関 連 機 関 の 協 力 を 得 て 自 主 防 災 組 織 リーダー 研 修 会 講 演 会 および 施 設 見 学 等 により 防 災 に 対 する 知 識 の 普 及 を 図 るとともに 自 主 防 災 組 織 リーダーの 交 流 を 図 る (3) 児 童 に 対 する 防 災 知 識 の 普 及 児 童 の 発 達 段 階 や 保 育 所 幼 稚 園 学 校 等 の 実 態 に 即 して 防 災 教 育 を 計 画 的 に 進 める (4) 事 業 所 に 対 する 防 災 知 識 の 普 及 ア 防 火 管 理 者 危 険 物 取 扱 者 および 自 衛 消 防 隊 員 に 対 する 講 習 を 実 施 する イ 従 業 員 に 対 する 講 習 会 等 を 実 施 し 防 災 知 識 の 普 及 に 努 める

106 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 1 節 防 災 知 識 の 普 及 ウ 市 は 災 害 時 の 企 業 の 果 たす 役 割 ( 生 命 の 安 全 確 保 二 次 災 害 の 防 止 事 業 の 継 続 地 域 貢 献 地 域 との 共 生 )を 十 分 に 認 識 し 各 企 業 において 災 害 時 に 重 要 業 務 を 継 続 するための 事 業 継 続 計 画 (B CP)を 策 定 するよう 指 導 する 2 市 職 員 に 対 する 防 災 教 育 災 害 対 策 の 成 否 は 防 災 関 係 機 関 職 員 の 防 災 知 識 心 構 えが 重 要 な 要 素 を 成 しているので あらゆる 機 会 をとらえ 職 員 に 対 する 防 災 教 育 の 周 知 徹 底 を 図 る (1) 研 修 の 実 施 市 職 員 をはじめ 防 災 関 係 機 関 職 員 に 対 する 防 災 意 識 および 防 災 知 識 の 向 上 を 図 るため 防 災 知 識 の 普 及 役 割 の 分 担 責 任 の 明 確 化 等 について 習 熟 を 図 る (2) 研 修 のあらまし 市 職 員 は 日 常 の 業 務 を 通 じて 積 極 的 に 防 災 対 策 を 推 進 し 災 害 発 生 時 には 率 先 して 活 動 を 行 う 責 務 を 有 している これらの 活 動 の 万 全 を 期 すため 次 のとおり 研 修 会 講 習 会 講 演 会 実 技 修 得 演 習 を 実 施 する ア 新 規 採 用 市 職 員 防 災 研 修 新 たに 職 員 として 採 用 された 者 に 対 して 通 常 の 新 規 採 用 職 員 研 修 の 一 項 目 として 次 の 事 項 等 につ いて 防 災 研 修 を 行 う (ア) 災 害 活 動 の 概 要 (イ) 防 災 関 係 職 員 としての 心 構 え (ウ) 役 割 の 分 担 (エ) 防 災 資 機 材 等 の 取 扱 方 法 イ 職 場 研 修 災 害 時 の 担 当 職 務 が 平 常 時 の 担 当 職 務 と 著 しく 異 なる 場 合 または 技 術 的 な 職 務 を 担 当 する 所 属 では 所 属 長 は 定 期 的 に 実 技 修 得 演 習 を 実 施 する 実 施 の 内 容 は 図 上 訓 練 の 他 担 当 の 応 急 業 務 により 実 際 的 なケースを 想 定 し 決 定 する ウ その 他 の 研 修 講 習 会 その 他 必 要 に 応 じて 研 修 講 習 会 を 開 催 するように 努 めるとともに 県 や 防 災 関 係 機 関 が 行 う 研 修 会 講 習 会 講 演 会 に 職 員 を 派 遣 する (3) 市 職 員 用 防 災 活 動 要 領 (マニュアル)および 災 害 初 動 マニュアル 等 の 作 成 市 関 係 部 課 は 所 管 の 事 務 分 掌 に 係 る 職 員 用 活 動 要 領 (マニュアル) や 初 期 活 動 を 迅 速 にするた めの 初 動 マニュアル を 作 成 する 3 災 害 教 訓 の 伝 承 (1) 市 は 過 去 に 起 こった 大 規 模 災 害 の 教 訓 や 災 害 文 化 を 確 実 に 後 世 に 伝 えていくため 大 規 模 災 害 に 関 する 調 査 分 析 結 果 や 映 像 を 含 めた 各 種 資 料 を 広 く 収 集 整 理 し 適 切 に 保 存 するとともに 広 く 住 民 が 閲 覧 できるよう 公 開 に 努 めるものとする (2) 住 民 は 自 ら 災 害 教 訓 の 伝 承 に 努 めるものとする 市 は 災 害 教 訓 の 伝 承 の 重 要 性 について 啓 発 を 行 うほか 大 規 模 災 害 に 関 する 調 査 分 析 結 果 や 映 像 を 含 めた 各 種 資 料 の 収 集 保 存 公 開 等 により 住 民 が 災 害 教 訓 を 伝 承 する 取 組 を 支 援 するものとする

107 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 2 節 防 災 訓 練 の 実 施 第 2 節 防 災 訓 練 の 実 施 担 当 部 署 各 担 当 部 課 各 防 災 関 係 機 関 < 方 針 > 市 および 防 災 関 係 機 関 は 職 員 の 実 践 的 な 防 災 実 務 の 習 熟 各 機 関 の 連 携 体 制 の 強 化 および 市 民 の 防 災 意 識 の 向 上 を 図 るため 相 互 協 力 に 基 づき 各 種 災 害 を 想 定 した 訓 練 を 実 施 する < 現 況 > 県 下 では 滋 賀 県 防 災 会 議 の 主 唱 により 年 1 回 以 上 防 災 関 係 機 関 の 合 同 による 防 災 総 合 訓 練 が 実 施 されている 本 市 では こうした 訓 練 に 参 加 するとともに 市 として 毎 年 総 合 訓 練 を 実 施 している < 計 画 > 1 総 合 訓 練 市 は 原 則 として 毎 年 1 回 地 域 住 民 と 一 体 となった 総 合 訓 練 を 実 施 する 防 災 会 議 の 機 能 を 活 用 し 災 害 発 生 における 業 務 に 関 する 総 合 的 な 訓 練 を 行 うことで 防 災 計 画 を 周 知 徹 底 し その 適 宜 検 討 の 効 果 を 期 待 し また 防 災 体 制 の 基 礎 の 確 立 を 図 る (1) 参 加 機 関 市 市 消 防 本 部 消 防 署 消 防 団 小 中 学 校 幼 稚 園 保 育 所 彦 根 警 察 署 彦 根 市 立 病 院 自 主 防 災 組 織 自 治 会 彦 根 地 方 気 象 台 防 災 関 係 機 関 民 間 協 力 団 体 等 (2) 訓 練 内 容 非 常 召 集 訓 練 本 部 運 営 訓 練 情 報 伝 達 訓 練 災 害 対 策 本 部 設 置 訓 練 通 信 訓 練 広 報 訓 練 初 期 消 火 訓 練 水 防 訓 練 避 難 誘 導 訓 練 土 砂 災 害 危 険 箇 所 避 難 訓 練 応 急 救 護 訓 練 救 出 救 護 訓 練 道 路 警 戒 訓 練 救 助 物 資 輸 送 配 布 訓 練 応 急 給 水 訓 練 炊 出 訓 練 火 災 防 御 訓 練 防 災 資 機 材 取 扱 訓 練 電 力 設 備 応 急 復 旧 訓 練 電 話 回 線 設 備 応 急 復 旧 訓 練 ガス 設 備 応 急 復 旧 訓 練 水 道 管 応 急 復 旧 訓 練 災 害 ボ ランティアセンター 設 置 訓 練 等 2 職 員 非 常 召 集 訓 練 職 員 の 非 常 召 集 訓 練 を 実 施 する 訓 練 は 勤 務 時 間 内 外 の 様 々な 条 件 を 設 定 して 行 う 3 情 報 収 集 伝 達 訓 練 市 および 関 係 機 関 は 災 害 発 生 時 の 応 急 体 制 の 確 立 を 迅 速 に 行 うため 災 害 情 報 の 収 集 情 報 伝 達 等 に ついての 訓 練 を 実 施 する 4 災 害 時 初 動 体 制 訓 練 災 害 は 突 発 性 を 有 することから 緊 急 活 動 開 始 訓 練 を 行 う 5 避 難 救 助 訓 練 市 および 防 災 関 係 機 関 は 避 難 その 他 救 助 の 円 滑 な 遂 行 を 図 るため 水 防 消 防 等 の 災 害 防 御 活 動 と 併 せて または 単 独 で 避 難 救 助 訓 練 を 実 施 する 6 消 防 訓 練

108 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 2 節 防 災 訓 練 の 実 施 消 防 本 部 署 団 は 消 防 計 画 に 基 づく 消 防 活 動 の 円 滑 な 遂 行 を 図 るため 通 信 連 絡 非 常 召 集 消 火 救 助 救 急 等 の 消 防 に 関 する 単 独 訓 練 あるいは 必 要 に 応 じて 大 火 災 や 林 野 火 災 を 想 定 し 消 防 相 互 応 援 協 定 に 基 づく 隣 接 市 町 等 との 合 同 訓 練 を 実 施 する 7 地 域 防 災 訓 練 自 主 防 災 組 織 自 治 会 事 業 所 等 は それぞれを 単 位 とする 訓 練 を 消 防 本 部 署 消 防 団 市 警 察 署 等 の 協 力 のもとに 実 施 する (1) 訓 練 内 容 情 報 収 集 伝 達 訓 練 初 期 消 火 訓 練 避 難 誘 導 訓 練 応 急 措 置 救 出 訓 練 炊 出 訓 練 図 上 訓 練 等 8 水 防 訓 練 市 および 関 係 機 関 は 洪 水 等 に 迅 速 かつ 確 実 に 対 処 できるように 水 防 工 法 の 訓 練 を 実 施 する 9 小 中 学 校 等 の 防 災 訓 練 小 学 校 中 学 校 および 高 等 学 校 等 の 各 教 育 施 設 において 年 1 回 以 上 訓 練 を 行 う (1) 災 害 に 際 して 落 ち 着 いて 速 やかに 行 動 できるように 訓 練 の 必 要 性 を 理 解 させ 身 の 安 全 を 守 るた めの 動 作 方 法 判 断 基 準 を 修 得 させる (2) 訓 練 を 通 じて 防 災 意 識 の 向 上 を 図 る (3) 集 団 で 行 動 することを 通 じて 緊 急 時 における 規 律 と 協 力 の 精 神 を 養 う 10 社 会 福 祉 施 設 病 院 等 の 防 災 訓 練 収 容 者 の 人 命 保 護 のため 避 難 救 助 訓 練 を 実 施 する その 際 消 防 機 関 はこれらの 訓 練 に 協 力 指 導 す る (1) 訓 練 内 容 出 火 防 止 訓 練 初 期 消 火 訓 練 避 難 誘 導 訓 練 応 急 救 護 訓 練 情 報 伝 達 訓 練 防 災 資 機 材 取 扱 訓 練 図 上 訓 練 等 11 防 災 機 関 の 訓 練 防 災 関 係 機 関 は それぞれの 計 画 に 基 づいて 応 急 対 策 を 実 施 するために 必 要 な 訓 練 を 実 地 あるいは 図 上 により 単 独 もしくは 他 の 機 関 と 合 同 して 実 施 する

109 第 2 編 一 般 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 3 節 防 災 調 査 の 推 進 第 3 節 防 災 調 査 の 推 進 担 当 部 署 危 機 管 理 室 道 路 河 川 課 農 林 水 産 課 消 防 本 部 各 防 災 関 係 機 関 < 方 針 > 災 害 の 予 防 対 策 をはじめ 応 急 対 策 復 旧 対 策 等 の 防 災 対 策 をより 実 践 的 効 果 的 なものとするために 市 域 に 関 する 災 害 の 危 険 性 を 調 査 把 握 するとともに 広 く 災 害 および 防 災 に 関 する 情 報 を 収 集 するなど 防 災 調 査 研 究 の 推 進 を 図 る < 現 況 > 本 市 では 平 常 時 から 各 関 係 部 課 等 において 災 害 および 防 災 に 関 する 情 報 収 集 等 を 行 っている これま で 平 成 2 年 の 台 風 19 号 災 害 を 契 機 に 防 災 アセスメントの 実 施 および 地 区 別 防 災 カルテの 作 成 等 を 実 施 した 平 成 17 年 には 洪 水 ハザードマップ( 愛 知 川 琵 琶 湖 )や 土 砂 災 害 ハザードマップを 作 成 するととも に 事 故 災 害 対 策 計 画 の 充 実 に 努 めた また 阪 神 淡 路 大 震 災 等 の 過 去 の 震 災 を 踏 まえたうえで 鈴 鹿 西 縁 断 層 帯 地 震 の 被 害 調 査 を 実 施 するとともに 東 南 海 南 海 地 震 および 琵 琶 湖 西 岸 断 層 帯 地 震 の 被 害 調 査 をもとに 各 種 被 害 量 を 把 握 したうえで 地 域 防 災 計 画 の 充 実 に 努 めた また 平 成 21 年 には 洪 水 ハザードマップ( 宇 曽 川 犬 上 川 芹 川 )および 土 砂 災 害 ハザードマップ (11 箇 所 追 加 ) 作 成 した さらに 平 成 25 年 度 には 県 から 大 河 川 だけでなく 中 小 河 川 等 があふれた 場 合 もシミュレーション した 最 大 浸 水 深 図 地 先 の 安 全 度 マップ が 公 表 されたことにより これまで 作 成 した 洪 水 ハザードマッ プと 重 ね 合 わせた 彦 根 市 水 害 ハザードマップ( 統 合 版 ) および 滋 賀 県 作 成 データに 基 づく 地 先 の 安 全 度 マップ( 彦 根 市 版 ) を 作 成 した < 計 画 > 1 市 域 の 災 害 危 険 箇 所 調 査 市 は 防 災 関 係 機 関 地 域 住 民 その 他 の 協 力 を 得 て 災 害 危 険 箇 所 の 調 査 を 行 い それぞれ 予 測 される 諸 問 題 の 対 策 を 検 討 し 災 害 時 に 対 処 できるようにする (1) 事 前 調 査 危 機 管 理 室 は 市 関 係 部 課 および 防 災 関 係 機 関 に 資 料 を 提 供 するとともに 危 険 箇 所 調 書 の 提 出 を 求 めて 集 約 検 討 し 危 険 箇 所 の 把 握 をする * 災 害 危 険 箇 所 調 書 資 料 編 P-957 参 照 (2) 防 災 パトロール 市 担 当 部 課 は 事 前 調 査 により 集 約 検 討 した 危 険 箇 所 の 合 同 防 災 パトロールを 行 い その 実 態 を 把 握 する (3) 対 策 会 議 市 は 実 態 を 把 握 した 後 危 険 箇 所 の 予 防 応 急 恒 久 対 策 ならびに 各 関 係 機 関 との 連 携 等 を 協 議 し 災 害 時 に 対 処 できるよう 計 画 を 策 定 するとともに 地 域 住 民 関 係 機 関 に 周 知 する

110 第 2 編 一 般 対 策 編 第 10 章 防 災 施 策 の 推 進 第 3 節 防 災 調 査 の 推 進 2 その 他 の 防 災 調 査 研 究 (1) 防 災 関 係 機 関 との 情 報 交 換 国 都 道 府 県 市 町 村 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 公 共 的 団 体 その 他 防 災 上 重 要 な 施 設 における 地 域 防 災 計 画 にかかわる 情 報 については 連 絡 を 密 にし 防 災 計 画 や 関 係 する 調 査 研 究 の 情 報 交 換 をするよう 努 める (2) 防 災 に 関 する 刊 行 物 の 収 集 整 理 防 災 に 関 する 学 術 および 一 般 刊 行 物 の 収 集 整 理 に 努 める (3) 防 災 関 係 資 料 の 収 集 保 存 本 市 における 災 害 状 況 等 の 防 災 関 係 資 料 は 今 後 の 参 考 データとして 整 理 保 存 に 努 める (4) 調 査 研 究 等 ア 本 市 の 防 災 上 問 題 となる 事 項 については 今 後 とも 調 査 技 術 の 進 展 を 踏 まえつつ 詳 細 アセスメン ト 等 の 専 門 的 な 調 査 研 究 を 実 施 するよう 努 める イ 地 域 の 変 貌 を 考 慮 し 防 災 カルテや 防 災 マップ 等 の 防 災 基 礎 資 料 の 充 実 を 図 り 5~10 年 間 ごとに 見 直 しを 行 う ウ 震 災 に 係 わる 基 礎 的 なものとして 地 形 地 質 ( 構 造 ) 地 盤 想 定 地 震 の 規 模 と 被 害 想 定 につい て より 詳 細 な 調 査 研 究 を 継 続 して 実 施 する エ 市 は 県 に 対 して 浸 水 想 定 区 域 の 未 調 査 河 川 の 調 査 や 鈴 鹿 西 縁 断 層 帯 地 震 の 詳 細 な 調 査 を 求 める オ 技 術 進 歩 のめざましい 情 報 通 信 分 野 の 新 技 術 を 防 災 行 政 への 積 極 的 な 活 用 を 図 る カ 防 災 意 識 調 査 住 民 等 の 災 害 対 策 に 関 する 防 災 意 識 を 把 握 するため アンケート 調 査 等 の 防 災 意 識 調 査 を 必 要 に 応 じ 実 施 する

111 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 担 当 班 等 すべての 各 部 班 各 防 災 関 係 機 関 指 針 災 害 が 発 生 し または 発 生 するおそれがある 場 合 災 害 応 急 対 策 実 施 責 任 機 関 ( 市 およびその 他 防 災 関 係 機 関 )は 必 要 に 応 じて 警 戒 態 勢 を 整 え 災 害 対 策 本 部 等 を 設 置 して 必 要 な 体 制 を 確 立 したうえで 緊 密 な 連 絡 協 力 体 制 のもとに 災 害 応 急 対 策 を 実 施 する 章 の 体 系 地 域 防 災 計 画 第 1 編 総 則 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 1 部 総 則 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 3 章 水 害 の 応 急 対 策 ( 水 防 ) 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 7 章 救 助 救 急 および 医 療 救 護 対 策 第 8 章 生 活 救 援 対 策 第 9 章 交 通 輸 送 対 策 第 10 章 環 境 保 健 衛 生 対 策 第 11 章 災 害 ボランティア 対 策 およ び 赤 十 字 奉 仕 団 活 動 等 第 12 章 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 第 13 章 文 教 関 係 の 応 急 対 策 第 14 章 各 種 防 災 関 係 施 設 の 応 急 対 策 第 15 章 各 種 施 設 等 の 応 急 対 策 第 1 節 警 戒 体 制 の 確 立 130 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 133 第 3 節 職 員 の 動 員 配 備 149 第 4 節 職 員 の 出 動 応 援

112 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 1 節 警 戒 体 制 の 確 立 第 1 節 警 戒 体 制 の 確 立 担 当 班 等 危 機 管 理 班 道 路 河 川 班 警 防 班 その 他 関 係 各 部 班 各 防 災 関 係 機 関 1 基 本 方 針 気 象 状 況 等 により 災 害 の 発 生 が 予 想 されるときは 災 害 対 策 本 部 を 設 置 する 以 前 の 体 制 として 警 戒 体 制 をとり 気 象 水 防 等 の 情 報 収 集 事 前 準 備 および 災 害 対 策 本 部 の 設 置 検 討 等 を 行 う 2 市 計 画 に 基 づく 警 戒 体 制 (1) 警 戒 体 制 配 備 基 準 と 配 備 体 制 区 分 配 備 基 準 配 備 体 制 警 戒 第 1 号 体 制 警 戒 第 2 号 体 制 ( 警 戒 本 部 の 設 置 ) ア 次 の 注 意 報 等 の 1 以 上 が 本 市 に 発 表 され 危 機 管 理 監 危 機 管 理 室 長 道 路 河 川 課 長 警 防 課 長 が 協 議 し 必 要 と 認 めるとき (ア) 大 雨 注 意 報 (イ) 洪 水 注 意 報 (ウ) 大 雪 警 報 暴 風 雪 警 報 イ 次 の 警 報 の 1 以 上 が 本 市 に 発 表 され たとき (ア) 暴 風 警 報 (イ) 大 雨 警 報 (ウ) 洪 水 警 報 次 の 警 報 の 1 以 上 が 本 市 に 発 表 され かつ 災 害 の 発 生 が 大 きく 予 想 される ときで 危 機 管 理 監 総 務 部 長 都 市 建 設 部 長 消 防 長 が 協 議 し 決 定 する (ア) 大 雨 警 報 (イ) 暴 風 警 報 (ウ) 洪 水 警 報 (エ) 大 雪 警 報 暴 風 雪 警 報 防 災 の 初 動 体 制 を と る 部 課 ( 危 機 管 理 室 道 路 河 川 課 建 設 管 理 課 警 防 課 等 )が それ ぞれ 情 報 を 収 集 し 警 戒 本 部 体 制 ( 警 戒 第 2 号 体 制 ) 移 行 に 向 けての 事 前 体 制 災 害 応 急 対 策 に 特 に 関 係 のあ る 部 課 で 構 成 し 事 前 準 備 を 含 めて 状 況 により 速 やかに 災 害 対 策 本 部 体 制 に 移 行 できる 体 制 ( 注 1) 配 備 体 制 は 本 章 第 3 節 職 員 の 動 員 配 備 の 配 備 別 職 員 動 員 表 に 基 づき 各 班 の 班 長 は 状 況 に 応 じて 臨 機 応 変 に 動 員 する ( 注 2) 除 雪 に 係 る 職 員 の 配 備 体 制 は 除 雪 対 策 本 部 が 策 定 する 彦 根 市 道 路 除 雪 計 画 に 基 づき 配 備 す る (2) 警 戒 本 部 の 設 置 ア 警 戒 第 2 号 体 制 の 情 報 の 取 りまとめ 連 絡 調 整 のため 警 戒 本 部 を 置 く イ 警 戒 本 部 は 災 害 対 策 本 部 室 に 置 く ウ 警 戒 本 部 の 長 は 危 機 管 理 監 本 部 連 絡 員 は 各 部 次 長 等 とし 事 務 局 員 は 危 機 管 理 室 員 等 で 構 成 す る

113 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 1 節 警 戒 体 制 の 確 立 なお 危 機 管 理 監 不 在 または 事 故 ある 場 合 は 総 務 部 長 総 務 部 次 長 危 機 管 理 室 長 総 務 部 内 の 課 長 級 職 員 ( 年 齢 順 )の 順 にその 職 務 を 代 行 する エ 危 機 管 理 室 および 総 務 課 公 有 財 産 管 理 室 は 警 戒 2 号 体 制 とともに 警 戒 本 部 室 ( 災 害 対 策 本 部 室 )に 次 のとおり 設 営 する 電 話 無 線 電 話 FAX 備 品 関 係 防 災 資 料 直 通 2 台 内 線 7 台 防 災 行 政 無 線 統 制 台 危 機 管 理 室 FAX 1 台 机 椅 子 黒 板 テレビ ラジオ マグネットバー 筆 記 具 防 災 対 策 用 品 インタ ーネット PC3 台 庁 内 LAN 用 PC6 台 ( 県 防 災 情 報 システム 2 台 ) 県 土 木 防 災 情 報 シ ステム PC1 台 市 および 県 の 地 域 防 災 計 画 書 市 および 県 の 水 防 計 画 書 ハザードマップ 自 治 会 長 名 簿 電 話 帳 各 種 防 災 関 係 図 面 白 地 図 住 宅 地 図 地 区 別 防 災 カルテ その 他 必 要 資 料 オ 社 会 福 祉 課 介 護 福 祉 課 および 障 害 福 祉 課 は 警 戒 本 部 ( 警 戒 2 号 体 制 )の 開 設 に 伴 い 災 害 対 策 本 部 の 設 置 に 備 えて 避 難 行 動 要 支 援 者 住 区 別 リストの 準 備 を 行 う (3) 担 当 所 管 と 処 理 事 項 ( 警 戒 本 部 設 置 時 ) 主 要 な 防 災 担 当 課 危 機 管 理 室 総 務 課 公 有 財 産 管 理 室 道 路 河 川 課 建 設 管 理 課 警 防 課 (ア) 警 戒 本 部 の 運 営 (イ) 県 防 災 情 報 システム 等 による 情 報 収 集 および 県 へ 状 況 報 告 (ウ) 気 象 台 各 ダム 管 理 事 務 所 の 情 報 収 集 (エ) 関 係 各 部 課 等 の 情 報 の 取 りまとめ (オ) 関 係 各 部 課 および 関 係 機 関 への 情 報 伝 達 (ア) 現 場 情 報 の 収 集 と 警 戒 本 部 への 報 告 (イ) 県 土 木 防 災 情 報 システムによる 河 川 および 土 砂 災 害 の 状 況 把 握 (ウ) 防 災 用 資 機 材 の 業 者 調 達 手 配 と 持 ち 出 し 準 備 (ア) テレ メータの 情 報 等 を 元 に 河 川 巡 視 による 情 報 収 集 と 警 戒 本 部 への 報 告 (イ) 風 水 害 対 策 会 議 の 開 催 (4) 警 戒 本 部 会 議 の 構 成 警 戒 本 部 長 各 本 部 連 絡 員 事 務 局 員 (5) 警 戒 本 部 設 置 時 の 周 知 連 絡 危 機 管 理 室 および 総 務 課 公 有 財 産 管 理 室 は 警 戒 本 部 を 設 置 した 場 合 は 緊 急 通 報 システム 庁 内 LAN 庁 内 放 送 電 話 等 の 連 絡 手 段 により 各 本 部 連 絡 員 支 所 出 張 所 長 に 連 絡 する なお 各 本 部 連 絡 員 は 所 管 部 長 等 に 連 絡 するとともに 必 要 に 応 じ 一 般 職 員 にも 周 知 する (6) 廃 止 基 準 ア 市 域 で 災 害 発 生 または 拡 大 のおそれが 解 消 し かつ 応 急 対 策 がおおむね 完 了 したと 災 害 警 戒 本 部 長

114 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 1 節 警 戒 体 制 の 確 立 が 認 めたとき イ 災 害 対 策 本 部 が 設 置 されたとき ウ その 他 警 戒 本 部 長 が 必 要 ないと 認 めたとき 3 水 防 計 画 に 基 づく 警 戒 体 制 (1) 水 防 本 部 の 設 置 水 防 管 理 者 ( 市 長 )は 次 の 場 合 に 水 防 本 部 を 設 置 する ア 滋 賀 県 水 防 本 部 か ら 水 防 活 動 の 指 令 が あ る と き イ 水 防 管 理 者 ( 市 長 ) が 水 防 活 動 の 必 要 を 認 め る と き (2) 非 常 配 備 体 制 水 防 本 部 は 次 の 基 準 に 基 づき 非 常 配 備 体 制 をとるとともに 別 に 定 める 基 準 により 消 防 機 関 への 配 備 指 令 を 行 う 水 防 本 部 の 非 常 配 備 体 制 第 1 配 備 体 制 第 2 配 備 体 制 第 3 配 備 体 制 配 備 基 準 水 防 関 係 気 象 注 意 報 ま たは 水 防 関 連 気 象 警 報 が 発 表 されたとき 水 防 関 係 気 象 特 別 警 報 が 発 表 されたとき 水 防 活 動 を 必 要 とする 事 態 の 発 生 が 予 想 される とき 事 態 が 切 迫 し 危 険 性 が 大 で 第 2 配 備 体 制 では 処 理 しかねると 認 められる とき 配 備 体 制 地 域 防 災 計 画 一 般 対 策 編 の 警 戒 1 号 体 制 また は 警 戒 2 号 体 制 連 絡 用 自 動 車 は 2 台 待 機 する 地 域 防 災 計 画 一 般 対 策 編 の 災 害 対 策 本 部 第 1 配 備 または 第 2 号 配 備 なお 自 動 車 は 総 車 両 の 2 分 の1 以 内 待 機 する 地 域 防 災 計 画 一 般 対 策 編 の 災 害 対 策 本 部 第 3 配 備 なお 自 動 車 は 全 車 両 待 機 する * 彦 根 市 水 防 計 画 P-7 参 照 (3) 消 防 機 関 の 処 理 事 項 消 防 機 関 は 水 防 管 理 者 の 要 請 指 令 に 基 づき 洪 水 の 危 険 性 がなくなるまで 水 防 警 戒 水 防 活 動 に 従 事 する (4) 災 害 対 策 本 部 への 編 入 水 防 本 部 は 災 害 対 策 本 部 が 設 置 された 場 合 組 織 の 一 元 化 のため 災 害 対 策 本 部 のなかに 編 入 され その 後 の 水 防 活 動 を 続 ける

115 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 担 当 班 等 危 機 管 理 班 その 他 関 係 各 部 班 各 防 災 関 係 機 関 1 基 本 方 針 ア 災 害 が 発 生 し ま た は 災 害 が 発 生 す る お そ れ が あ る 場 合 で 災 害 応 急 対 策 に 対 処 す る 必 要 があるときは 市 計 画 の 定 めるところにより 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 を 設 置 す る イ 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 編 成 お よ び 組 織 等 は 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 条 例 お よ び 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 規 程 の 定 め る と こ ろ に よ る ウ 災 害 対 策 本 部 は 災 害 の 規 模 程 度 に よ っ て そ れ ぞ れ の 配 備 体 制 を と る エ 災 害 対 策 本 部 の 下 に 本 部 会 議 を 設 け 防 災 活 動 の 基 本 方 針 を 協 議 決 定 す る オ 災 害 対 策 本 部 の ほ か に 支 部 を 設 け 密 接 な 連 絡 の も と 各 支 部 区 域 内 の 実 態 に 応 じた 応 急 対 策 を 実 施 す る 2 設 置 に 関 する 事 項 (1) 設 置 の 検 討 危 機 管 理 監 総 務 部 長 都 市 建 設 部 長 消 防 長 は 気 象 および 現 場 情 報 に 基 づく 協 議 の 上 災 害 対 策 本 部 の 設 置 について 市 長 に 意 見 具 申 することができる (2) 市 本 部 の 設 置 廃 止 の 基 準 ア 設 置 おおむね 次 の 基 準 に 基 づき 設 置 する (ア) 気 象 業 務 法 に 基 づ く 大 雨 洪 水 暴 風 警 報 お よ び そ の 他 の 注 意 報 が 発 表 さ れ 市 本 部 を 設 置 して その 対 策 を 必 要 とするとき (イ) 気 象 業 務 法 に 基 づ く 大 雨 暴 風 暴 風 雪 大 雪 特 別 警 報 が 発 表 さ れ た と き (ウ) 大 規 模 な 地 震 火 災 爆 発 水 難 事 故 等 が 発 生 し 市 本 部 を 設 置 し て そ の 対 策 を 必 要 とするとき (エ) 警 戒 2 号 体 制 ( 警 戒 本 部 )では 対 応 困 難 と 市 長 が 判 断 したとき 市 長 不 在 または 事 故 ある 場 合 は 副 市 長 教 育 長 の 順 に 市 長 の 職 務 を 代 行 す る も の と し そ の ほ か は 市 長 の 職 務 を 代 理 す る 吏 員 お よ び 市 長 の 職 務 を 執 行 す る 吏 員 を 指 定 する 規 則 に 基 づく なお 職 務 代 理 者 不 在 または 事 故 ある 場 合 は 総 務 部 次 長 総 務 課 長 の 順 にこれを 判 断 することができる (オ)そ の 他 災 害 救 助 法 に よる 救 助 を 要 す る 災 害 が 発 生 し た と き イ 廃 止 災 害 応 急 対 策 を 一 応 終 了 し または 災 害 発 生 のおそれがなくなり 本 部 長 が 市 本 部 の 廃 止 を 適 当 と 認 めたときこれを 廃 止 する (3) 市 本 部 の 配 備 基 準 配 備 体 制 市 本 部 長 は 災 害 の 種 類 規 模 程 度 等 の 配 備 基 準 によって 市 本 部 における 次 の 配 備 体 制 をとる なお 原 則 として 市 本 部 の 設 置 とともに 第 1 配 備 体 制 をとるものとする

116 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 配 備 基 準 配 備 体 制 第 1 配 備 第 2 配 備 第 3 配 備 特 別 配 備 事 態 が 切 迫 し 災 害 が 発 生 し ま たはそのおそれがあるとき ( 市 本 部 の 設 置 基 準 参 照 ) 市 域 において 局 地 的 な 災 害 が 発 生 し またはそのおそれがあるとき 全 市 域 にわたって 甚 大 な 被 害 を 受 ける 災 害 が 発 生 し またはそのおそ れがあるとき 状 況 により 本 部 長 が 必 要 と 認 め たとき 各 班 長 およびその 都 度 命 ぜられた 職 員 で 構 成 し 必 要 に 応 じた 職 員 の 召 集 増 員 その 他 の 災 害 応 急 対 策 活 動 が 実 施 できる 体 制 係 長 級 以 上 の 職 員 およびその 都 度 命 ぜられ た 職 員 で 構 成 し 遅 滞 なく 災 害 応 急 対 策 活 動 が 実 施 できる 体 制 所 属 職 員 全 員 を 動 員 し 市 の 全 組 織 全 機 能 を 挙 げて 災 害 応 急 対 策 活 動 が 実 施 できる 体 制 市 本 部 長 が 必 要 と 認 める 部 班 および 人 員 で 編 成 し 災 害 予 防 ならびに 応 急 対 策 活 動 が 実 施 できる 体 制 (4) 市 本 部 の 設 置 廃 止 の 伝 達 市 本 部 の 設 置 および 配 備 体 制 が 決 定 したときは 次 のとおり 関 係 先 に 通 知 する 廃 止 の 場 合 も 同 様 と する 通 知 および 公 表 先 通 知 および 公 表 方 法 担 当 班 本 庁 舎 内 の 各 部 班 庁 内 LAN 市 防 災 行 政 無 線 庁 内 放 送 口 頭 本 部 連 絡 員 消 防 本 部 福 祉 保 健 部 病 院 部 下 水 道 部 各 支 部 (1 支 所 4 出 張 所 ) 県 本 部 防 災 関 係 機 関 ( 市 防 災 会 議 委 員 ) 庁 内 LAN 市 防 災 行 政 無 線 電 話 連 絡 FAX 庁 内 LAN 市 防 災 行 政 無 線 電 話 連 絡 FAX 県 防 災 情 報 システム 庁 内 LAN 県 防 災 行 政 無 線 電 話 連 絡 FAX 電 話 連 絡 FAX および 危 機 管 理 班 危 機 管 理 班 報 道 機 関 口 頭 文 書 電 話 連 絡 FAX 秘 書 広 報 班 一 般 住 民 彦 根 市 ホームページ 報 道 機 関 を 通 じての 公 表 広 報 車 彦 根 市 メール 配 信 システム 他 および 危 機 管 理 班

117 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 3 組 織 に 関 する 事 項 (1) 市 本 部 の 組 織 構 成 ( 支 部 を 含 む ) 本 部 室 本 部 会 議 本 部 長 市 長 副 本 部 長 副 市 長 本 部 長 付 教 育 長 総 務 部 企 画 振 興 部 市 民 環 境 部 危 機 管 理 班 総 務 班 人 事 班 財 政 班 税 務 班 納 税 班 契 約 監 理 班 公 有 財 産 管 理 班 議 会 班 企 画 班 秘 書 広 報 班 情 報 政 策 班 まちづ くり 推 進 班 荒 神 山 自 然 の 家 班 国 体 準 備 班 市 民 班 保 険 年 金 班 保 険 料 班 人 権 福 祉 交 流 会 館 班 東 山 会 館 班 人 権 政 策 班 生 活 環 境 班 清 掃 センター 班 危 機 管 理 監 本 部 室 事 務 局 福 祉 保 健 部 産 業 部 社 会 福 祉 班 介 護 福 祉 班 子 育 て 支 援 班 幼 児 班 子 ども 若 者 班 障 害 福 祉 班 健 康 推 進 班 医 療 福 祉 推 進 班 幼 稚 園 保 育 所 班 子 どもセンター 班 農 林 水 産 班 地 域 経 済 振 興 班 観 光 企 画 班 農 業 委 員 会 班 本 部 連 絡 員 都 市 建 設 部 上 下 水 道 部 建 設 管 理 班 道 路 河 川 班 都 市 計 画 班 建 築 指 導 班 市 街 地 整 備 班 交 通 対 策 班 建 築 住 宅 班 下 水 道 業 務 班 下 水 道 建 設 班 上 水 道 業 務 班 上 水 道 工 務 班 出 納 部 出 納 班 部 長 総 務 部 長 企 画 振 興 部 長 市 民 環 境 部 長 福 祉 保 健 部 長 産 業 部 長 都 市 建 設 部 長 上 下 水 道 部 長 会 計 管 理 者 教 育 部 長 文 化 財 部 長 消 防 長 病 院 長 本 部 付 き 本 部 員 教 育 部 文 化 財 部 消 防 本 部 病 院 部 教 育 総 務 班 学 校 教 育 班 生 涯 学 習 班 文 化 振 興 班 保 健 体 育 班 人 権 教 育 班 図 書 館 班 文 化 財 班 歴 史 民 俗 資 料 班 彦 根 城 博 物 館 班 彦 根 城 世 界 遺 産 登 録 推 進 班 消 防 総 務 班 予 防 班 警 防 班 通 信 指 令 班 消 防 署 班 救 護 班 部 長 付 き 本 部 員 支 部 稲 枝 支 部 鳥 居 本 支 部 河 瀬 支 部 亀 山 支 部 高 宮 支 部 現 地 災 害 対 策 本 部

118 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 (2) 本 部 長 副 本 部 長 ア 本 部 長 には 市 長 を 副 本 部 長 には 副 市 長 を 充 てる イ 本 部 長 が 不 在 または 事 故 ある 場 合 は 本 部 長 職 務 代 理 者 が 職 務 を 代 行 する ( 注 ) 本 部 長 職 務 代 理 者 は 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 条 例 および 同 本 部 規 程 によるほか 市 長 の 職 務 を 代 理 す る 職 員 および 市 長 の 職 務 を 執 行 する 職 員 を 指 定 する 規 則 に 基 づく なお 職 務 代 理 者 が 不 在 または 事 故 ある 場 合 は 総 務 部 次 長 危 機 管 理 室 長 の 順 にこれを 代 行 する ことができる (3) 本 部 長 付 ア 本 部 に 本 部 長 付 を 置 き 教 育 長 を 充 てる イ 本 部 長 付 は 本 部 長 の 命 を 受 け 特 定 の 事 務 をつかさどる (4) 部 長 ア 部 長 は 各 担 当 部 の 応 急 対 策 活 動 を 統 轄 するとともに 本 部 会 議 が 召 集 された 場 合 は 速 やかに 参 集 する また 市 本 部 設 置 時 には 本 部 室 に 詰 めて 本 部 長 を 補 佐 する (5) 本 部 会 議 本 部 長 が 必 要 と 認 めたときは 本 部 会 議 を 開 催 し おおむね 次 の 事 項 を 協 議 する ア 市 本 部 の 設 置 および 配 備 ならびに 職 員 の 動 員 に 関 すること イ 避 難 準 備 情 報 ( 避 難 行 動 要 支 援 者 避 難 情 報 ) 避 難 勧 告 避 難 指 示 に 関 すること * 一 般 対 策 編 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 P-208 参 照 ウ 現 地 における 指 揮 視 察 見 舞 い 等 に 関 すること エ 災 害 救 助 法 の 適 用 および 救 助 の 種 類 程 度 期 間 等 の 決 定 に 関 すること オ 災 害 の 防 除 ( 拡 大 防 止 ) 対 策 に 関 すること カ その 他 災 害 に 関 連 した 必 要 な 事 項 (6) 本 部 室 事 務 局 ア 災 害 対 策 本 部 室 に 本 部 室 事 務 局 を 設 置 する イ 本 部 室 事 務 局 は 本 部 連 絡 員 室 長 ( 総 務 部 次 長 ) 広 報 担 当 者 ( 秘 書 広 報 課 長 ) 記 録 担 当 者 ( 危 機 管 理 班 員 等 )から 構 成 する ウ 本 部 室 事 務 局 は 本 部 連 絡 員 危 機 管 理 班 等 と 密 接 な 連 絡 のもと 広 報 内 容 ほか 各 種 情 報 の 管 理 各 部 班 の 活 動 状 況 の 把 握 防 災 活 動 の 調 整 本 部 会 議 の 運 営 記 録 等 の 事 務 を 担 当 する (7) 本 部 連 絡 員 市 本 部 および 各 部 班 との 連 絡 のため 本 部 連 絡 員 をおき 次 長 級 職 員 を 充 てる 本 部 連 絡 員 室 長 には 総 務 部 次 長 を 充 てる 本 部 連 絡 員 は 本 部 室 ( 本 部 連 絡 員 席 )に 詰 め 本 部 室 事 務 局 と 協 力 して その 部 内 を 中 心 に 次 の 事 項 について 連 絡 調 整 に 当 たる ア 動 員 計 画 に 基 づく 通 知 イ 気 象 通 報 の 伝 達 ウ 部 内 情 報 の 本 部 への 報 告 および 本 部 室 情 報 の 部 内 伝 達 エ その 他 防 災 活 動 に 関 すること

119 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 本 部 員 名 簿 本 部 長 副 本 部 長 本 部 長 付 危 機 管 理 監 本 部 員 本 部 付 本 部 員 役 職 名 市 長 副 市 長 教 育 長 危 機 管 理 監 企 画 振 興 部 長 総 務 部 長 市 民 環 境 部 長 福 祉 保 健 部 長 産 業 部 長 都 市 建 設 部 長 上 下 水 道 部 長 会 計 管 理 者 教 育 部 長 文 化 財 部 長 消 防 長 病 院 長 議 会 事 務 局 長 市 立 病 院 事 務 局 長 本 部 連 絡 員 名 簿 区 分 所 属 部 連 絡 員 担 当 職 連 絡 事 項 室 長 総 務 部 総 務 部 次 長 総 括 および 総 務 部 に 関 する 事 項 の 連 絡 本 部 連 絡 員 企 画 振 興 部 企 画 振 興 部 次 長 企 画 振 興 部 に 関 する 事 項 の 連 絡 市 民 環 境 部 市 民 環 境 部 次 長 市 民 環 境 部 に 関 する 事 項 の 連 絡 福 祉 保 健 部 福 祉 保 健 部 次 長 福 祉 保 健 部 に 関 する 事 項 の 連 絡 産 業 部 産 業 部 次 長 産 業 部 に 関 する 事 項 の 連 絡 都 市 建 設 部 都 市 建 設 部 次 長 都 市 建 設 部 に 関 する 事 項 の 連 絡 上 下 水 道 部 上 下 水 道 部 次 長 上 下 水 道 部 に 関 する 事 項 の 連 絡 出 納 部 監 査 委 員 事 務 局 長 出 納 部 に 関 する 事 項 の 連 絡 教 育 部 教 育 部 次 長 教 育 部 に 関 する 事 項 の 連 絡 文 化 財 部 文 化 財 部 次 長 文 化 財 部 に 関 する 事 項 の 連 絡 消 防 本 部 消 防 総 務 課 長 消 防 本 部 に 関 する 事 項 の 連 絡 病 院 部 事 務 局 次 長 病 院 部 に 関 する 事 項 の 連 絡 ( 注 ) 次 長 不 在 または 空 席 の 場 合 は 当 該 部 の 部 長 が 定 める 者 を 本 部 連 絡 員 とする

120 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 (8) 災 害 対 策 支 部 ( 支 部 ) ア 市 本 部 の 設 置 と 同 時 に 次 の 支 所 出 張 所 に 災 害 対 策 支 部 を 設 置 する イ 支 部 は 本 部 との 密 接 な 連 絡 協 調 のもと 支 部 区 域 内 に 関 する 災 害 応 急 対 策 活 動 を 行 う ウ 支 部 長 には 支 所 長 各 出 張 所 長 を 充 てる 支 部 名 称 活 動 担 当 支 部 長 担 当 区 域 稲 枝 支 部 稲 枝 支 所 稲 枝 支 所 長 稲 枝 支 所 管 内 鳥 居 本 支 部 鳥 居 本 出 張 所 鳥 居 本 出 張 所 長 鳥 居 本 出 張 所 管 内 河 瀬 支 部 河 瀬 出 張 所 河 瀬 出 張 所 長 河 瀬 出 張 所 管 内 亀 山 支 部 亀 山 出 張 所 亀 山 出 張 所 長 亀 山 出 張 所 管 内 高 宮 支 部 高 宮 出 張 所 高 宮 出 張 所 長 高 宮 出 張 所 管 内 (9) 現 地 災 害 対 策 本 部 ア 特 定 の 地 域 に 被 害 が 集 中 し 市 本 部 長 ( 市 長 )が 局 地 的 な 対 応 が 必 要 と 判 断 した 場 合 には 当 該 地 域 に 現 地 災 害 対 策 本 部 ( 以 下 現 地 本 部 という)を 設 置 する イ 市 本 部 長 ( 市 長 )は 現 地 本 部 に 必 要 に 応 じ 次 の 人 員 を 派 遣 する (ア) 副 本 部 長 本 部 長 付 または 本 部 員 のうちから 現 地 本 部 長 を 指 名 する (イ) 本 部 員 または 本 部 職 員 のうちから 現 地 本 部 員 を 指 名 する (ウ) 本 部 職 員 のうちから 現 地 本 部 職 員 を 指 名 する (10) 彦 根 市 防 災 会 議 の 開 催 市 本 部 長 ( 市 長 )は 市 域 において 災 害 が 発 生 し 各 種 の 応 急 対 策 活 動 を 実 施 する 上 で 必 要 がある 場 合 は 彦 根 市 防 災 会 議 を 開 催 し 防 災 関 係 機 関 相 互 の 連 絡 調 整 情 報 の 交 換 等 を 実 施 し 円 滑 な 防 災 活 動 に 努 める * 彦 根 市 防 災 会 議 委 員 幹 事 書 記 名 簿 資 料 編 P-838 参 照

121 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 4 編 成 と 事 務 分 掌 (1) 組 織 編 成 ア 市 本 部 の 組 織 編 成 ( 部 別 班 編 成 ) 部 総 務 部 企 画 振 興 部 市 民 環 境 部 福 祉 保 健 部 部 長 本 部 員 本 部 付 き 本 部 連 絡 員 本 部 員 班 班 長 その 他 の 職 員 総 務 部 長 総 務 部 次 長 議 会 事 務 危 機 管 理 班 危 機 管 理 室 長 危 機 管 理 室 に 所 属 する 職 員 局 長 総 務 班 総 務 課 長 総 務 課 および 選 挙 管 理 委 員 会 事 務 局 に 所 属 する 職 員 企 画 振 興 企 画 振 興 部 部 長 次 長 市 民 環 境 市 民 環 境 部 部 長 次 長 福 祉 保 健 福 祉 保 健 部 部 長 次 長 人 事 班 人 事 課 長 人 事 課 に 所 属 する 職 員 財 政 班 財 政 課 長 財 政 課 に 所 属 する 職 員 税 務 班 税 務 課 長 税 務 課 に 所 属 する 職 員 納 税 班 納 税 課 長 納 税 課 に 所 属 する 職 員 契 約 監 理 班 公 有 財 産 管 理 班 議 会 班 契 約 監 理 室 次 長 契 約 監 理 室 に 所 属 する 職 員 公 有 財 産 管 理 室 公 有 財 産 管 理 室 に 所 属 する 職 員 長 議 会 事 務 局 次 長 議 会 事 務 局 に 所 属 する 職 員 企 画 班 企 画 課 長 企 画 課 に 所 属 する 職 員 秘 書 広 報 班 秘 書 広 報 課 長 補 秘 書 広 報 課 に 所 属 する 職 員 佐 情 報 政 策 班 情 報 政 策 課 長 情 報 政 策 課 に 所 属 する 職 員 まちづくり 推 進 班 荒 神 山 自 然 の 家 班 まちづくり 推 進 まちづくり 推 進 室 に 所 属 する 職 室 長 員 荒 神 山 自 然 の 家 荒 神 山 自 然 の 家 に 所 属 する 職 員 所 長 国 体 準 備 班 国 体 準 備 室 長 国 体 準 備 室 に 所 属 する 職 員 市 民 班 市 民 課 長 市 民 課 に 所 属 する 職 員 保 険 年 金 班 保 険 年 金 課 長 保 険 年 金 課 に 所 属 する 職 員 保 険 料 班 保 険 料 課 長 保 険 料 課 に 所 属 する 職 員 人 権 福 祉 交 流 会 館 班 人 権 福 祉 交 流 人 権 福 祉 交 流 会 館 に 所 属 する 職 会 館 長 員 東 山 会 館 班 東 山 会 館 長 東 山 会 館 に 所 属 する 職 員 人 権 政 策 班 人 権 政 策 課 長 人 権 政 策 課 に 所 属 する 職 員 生 活 環 境 班 生 活 環 境 課 長 生 活 環 境 課 に 所 属 する 職 員 清 掃 センター 班 清 掃 センター 副 所 長 清 掃 センターに 所 属 する 職 員 社 会 福 祉 班 社 会 福 祉 課 長 社 会 福 祉 課 に 所 属 する 職 員 介 護 福 祉 班 介 護 福 祉 課 長 介 護 福 祉 課 に 所 属 する 職 員 子 育 て 支 援 班 子 育 て 支 援 課 長 子 育 て 支 援 課 に 所 属 する 職 員 幼 児 班 幼 児 課 長 幼 児 課 に 所 属 する 職 員 子 ども 若 者 班 子 ども 若 者 課 子 ども 若 者 課 所 属 する 職 員 長 障 害 福 祉 班 障 害 福 祉 課 長 障 害 福 祉 課 障 害 者 福 祉 センタ ー 子 ども 療 育 センターおよび 発 達 支 援 室 に 所 属 する 職 員 健 康 推 進 班 健 康 推 進 課 長 健 康 推 進 課 に 所 属 する 職 員

122 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 産 業 部 都 市 建 設 部 上 下 水 道 部 出 納 部 教 育 部 文 化 財 部 医 療 福 祉 推 進 班 医 療 福 祉 推 進 課 医 療 福 祉 推 進 課 に 所 属 する 職 員 長 幼 稚 園 保 育 所 班 幼 稚 園 長 保 育 所 長 子 どもセンター 班 幼 稚 園 および 保 育 所 に 所 属 する 職 員 子 どもセンター 子 どもセンターに 所 属 する 職 員 次 長 産 業 部 長 産 業 部 次 長 農 林 水 産 班 農 林 水 産 課 長 農 林 水 産 課 および 農 村 環 境 改 善 センターに 所 属 する 職 員 都 市 建 設 都 市 建 設 部 部 長 次 長 上 下 水 道 上 下 水 道 部 部 長 次 長 会 計 管 理 監 査 委 員 事 者 務 局 長 地 域 経 済 振 興 班 地 域 経 済 振 興 課 地 域 経 済 振 興 課 に 所 属 する 職 員 長 観 光 企 画 班 観 光 企 画 課 長 観 光 企 画 課 に 所 属 する 職 員 農 業 委 員 会 班 農 業 委 員 会 事 務 農 業 委 員 会 に 所 属 する 職 員 局 長 建 設 管 理 班 建 設 管 理 課 長 建 設 管 理 課 に 所 属 する 職 員 道 路 河 川 班 道 路 河 川 課 長 道 路 河 川 課 に 所 属 する 職 員 都 市 計 画 班 都 市 計 画 課 長 都 市 計 画 課 に 所 属 する 職 員 建 築 指 導 班 建 築 指 導 課 長 建 築 指 導 課 に 所 属 する 職 員 市 街 地 整 備 班 市 街 地 整 備 課 長 市 街 地 整 備 課 に 所 属 する 職 員 交 通 対 策 班 交 通 対 策 課 長 交 通 対 策 課 に 所 属 する 職 員 建 築 住 宅 班 建 築 住 宅 課 長 建 築 住 宅 課 に 所 属 する 職 員 下 水 道 業 務 班 下 水 道 建 設 班 上 水 道 業 務 班 上 水 道 工 務 班 上 下 水 道 総 務 課 上 下 水 道 総 務 課 および 上 下 水 道 長 業 務 課 に 所 属 する 職 員 ( 下 水 道 事 業 に 従 事 する 職 員 に 限 る ) 下 水 道 建 設 課 長 下 水 道 建 設 課 に 所 属 する 職 員 上 下 水 道 業 務 課 上 下 水 道 総 務 課 および 上 下 水 道 長 業 務 課 に 所 属 する 職 員 ( 上 水 道 事 業 に 従 事 する 職 員 に 限 る ) 上 水 道 工 務 課 長 上 水 道 工 務 課 に 所 属 する 職 員 出 納 班 出 納 室 長 出 納 室 および 監 査 委 員 事 務 局 に 所 属 する 職 員 教 育 部 長 教 育 部 次 長 教 育 総 務 班 教 育 総 務 課 長 教 育 総 務 課 に 所 属 する 職 員 文 化 財 部 文 化 財 部 次 長 長 学 校 教 育 班 学 校 教 育 課 長 学 校 教 育 課 に 所 属 する 職 員 生 涯 学 習 班 生 涯 学 習 課 長 生 涯 学 習 課 および 地 区 公 民 館 に 所 属 する 職 員 文 化 振 興 班 文 化 振 興 室 長 文 化 振 興 室 市 民 会 館 およびみず ほ 文 化 センターに 所 属 する 職 員 保 健 体 育 班 保 健 体 育 課 長 保 健 体 育 課 市 民 体 育 センターお よび 学 校 給 食 センターに 所 属 す る 職 員 人 権 教 育 班 人 権 教 育 課 長 人 権 教 育 課 に 所 属 する 職 員 図 書 館 班 図 書 館 長 図 書 館 に 所 属 する 職 員 文 化 財 班 文 化 財 課 長 文 化 財 課 に 所 属 する 職 員 歴 史 民 俗 資 料 班 歴 史 民 俗 資 料 室 歴 史 民 俗 資 料 室 に 所 属 する 職 員 長 補 佐 彦 根 城 博 物 館 班 彦 根 城 博 物 館 長 彦 根 城 博 物 館 に 所 属 する 職 員 彦 根 城 世 界 遺 産 登 録 推 進 班 彦 根 城 世 界 遺 産 彦 根 城 世 界 遺 産 登 録 推 進 課 に 所 登 録 推 進 課 主 幹 属 する 職 員

123 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 消 防 部 消 防 長 消 防 総 務 課 長 消 防 総 務 班 予 防 班 警 防 班 通 信 指 令 班 消 防 総 務 課 長 補 消 防 本 部 および 消 防 署 に 所 属 す 佐 る 職 員 予 防 課 長 警 防 課 長 通 信 指 令 課 長 消 防 署 班 副 署 長 病 院 部 病 院 長 市 立 病 院 事 務 局 次 長 市 立 病 院 救 護 班 事 務 局 長 編 成 の 都 度 任 命 市 立 病 院 に 所 属 する 職 員

124 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置

125 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 イ 支 部 の 組 織 編 成 支 部 長 は 支 所 および 各 出 張 所 の 長 支 部 員 は 所 属 する 各 職 員 とする (2) 事 務 分 掌 ア 市 本 部 の 事 務 分 掌 部 班 分 掌 事 務 総 務 部 企 画 振 興 部 危 機 管 理 班 総 務 班 人 事 班 財 政 班 税 務 班 納 税 班 契 約 監 理 班 公 有 財 産 管 理 班 議 会 班 企 画 班 秘 書 広 報 班 情 報 政 策 班 (1) 防 災 および 救 助 業 務 の 総 合 計 画 に 関 すること (2) 他 機 関 および 他 団 体 ならびに 各 部 および 各 班 の 連 絡 調 整 に 関 すること (3) 災 害 対 策 本 部 員 の 招 集 に 関 すること (4) 災 害 対 策 本 部 長 の 命 令 の 伝 達 に 関 すること (5) 各 種 情 報 の 収 集 および 気 象 警 報 の 伝 達 に 関 すること (6) 機 動 隊 の 編 成 に 関 すること (7) 記 録 の 編 成 保 存 に 関 すること (8) 災 害 関 係 文 書 物 品 の 受 付 配 布 および 発 送 に 関 すること (9) 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 に 関 すること (10) 広 域 応 援 要 請 に 関 すること (11) 市 および 県 の 防 災 行 政 無 線 の 運 用 に 関 すること (12) 被 害 状 況 調 査 の 総 合 計 画 および 取 りまとめに 関 すること (13) 被 害 状 況 の 受 理 および 災 害 調 査 報 告 に 関 すること (14) 他 の 所 管 に 属 しないこと (1) 危 機 管 理 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 職 員 の 動 員 派 遣 に 関 すること (2) 公 務 災 害 補 償 に 関 すること (3) 被 災 職 員 に 対 する 給 付 および 援 助 に 関 すること (4) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 緊 急 予 算 の 編 成 および 資 金 の 調 達 に 関 すること (2) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 災 害 に 伴 う 市 税 の 減 免 等 に 関 すること (2) 固 定 資 産 等 の 被 害 調 査 報 告 に 関 すること (3) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 主 要 食 糧 衣 料 燃 料 その 他 必 要 物 資 の 調 達 に 関 すること (2) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 市 有 財 産 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 総 務 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 議 会 関 係 の 連 絡 調 整 に 関 すること (2) 議 会 関 係 その 他 外 来 者 の 災 害 地 視 察 に 関 すること (3) 議 会 関 係 各 種 陳 情 およびり 災 地 の 慰 問 に 関 すること (4) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 法 令 の 規 定 に 基 づいて 作 成 する 諸 計 画 と 地 域 防 災 計 画 との 調 整 に 関 すること (2) 復 興 計 画 の 策 定 に 関 すること (3) 総 務 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 本 部 長 および 副 本 部 長 の 秘 書 および 特 命 に 関 すること (2) 政 府 国 会 県 他 都 市 関 係 その 他 外 来 者 の 災 害 地 視 察 に 関 すること (3) 各 種 陳 情 およびり 災 地 の 慰 問 見 舞 いに 関 すること (4) 防 災 功 労 者 の 表 彰 に 関 すること (5) 災 害 関 係 の 広 報 活 動 および 報 道 機 関 との 連 絡 に 関 すること (6) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 災 害 対 策 本 部 等 の 情 報 システムに 関 すること (2) 秘 書 広 報 班 実 施 事 項 の 応 援 ま ち づ く り 推 進 (1) 自 治 会 等 からの 被 害 状 況 等 報 告 に 関 すること 班 (2) 他 班 実 施 事 項 の 応 援

126 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 市 民 環 境 部 福 祉 保 健 部 荒 神 山 自 然 の 家 (1) 荒 神 山 自 然 の 家 の 災 害 対 策 に 関 すること 班 (2) 他 班 の 実 施 事 項 の 応 援 国 体 準 備 班 市 民 班 保 険 年 金 班 保 険 料 班 (1) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 避 難 誘 導 に 関 すること (2) 避 難 所 運 営 および 相 談 所 に 関 すること (3) り 災 者 の 収 容 に 関 すること (4) 収 容 施 設 の 供 与 に 関 すること (5) 火 葬 の 許 可 に 関 すること (6) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 炊 き 出 しに 関 すること (2) 災 害 に 伴 う 国 民 年 金 保 険 料 の 免 除 等 に 関 すること (3) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 災 害 に 伴 う 国 民 健 康 保 険 料 の 減 免 等 に 関 すること (2) 災 害 に 伴 う 介 護 保 険 料 の 減 免 等 に 関 すること (3) 災 害 に 伴 う 後 期 高 齢 者 医 療 保 険 料 の 減 免 等 に 関 すること (4) 保 険 年 金 班 実 施 事 項 の 応 援 人 権 福 祉 交 流 会 (1) 人 権 福 祉 交 流 会 館 の 災 害 対 策 に 関 すること 館 班 (2) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 東 山 会 館 班 人 権 政 策 班 生 活 環 境 班 清 掃 センター 班 社 会 福 祉 班 介 護 福 祉 班 (1) 東 山 会 館 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 外 国 人 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 男 女 共 同 参 画 センターの 災 害 対 策 および 連 絡 調 整 に 関 すること (3) 地 域 総 合 センターの 災 害 対 策 および 連 絡 調 整 に 関 すること (4) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 公 害 の 予 防 に 関 すること (2) し 尿 処 理 に 関 すること (3) 火 葬 に 関 すること (4) 彦 根 市 事 業 公 社 等 関 係 機 関 との 連 絡 調 整 に 関 すること (5) 彦 根 愛 知 犬 上 広 域 行 政 組 合 中 山 投 棄 場 との 連 絡 調 整 に 関 すること (6) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 清 掃 施 設 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 廃 棄 物 の 処 理 等 に 関 すること (3) 消 毒 および 清 掃 に 関 すること (4) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 災 害 救 助 の 全 般 的 な 企 画 および 災 害 救 助 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 118 号 )に 基 づく 救 助 事 務 を 分 掌 する 各 班 の 連 絡 調 整 に 関 すること (2) 救 助 費 支 給 および 救 助 費 予 算 要 求 に 関 すること (3) 福 祉 施 設 の 災 害 対 策 に 関 すること (4) 民 間 諸 救 助 団 体 との 連 絡 調 整 に 関 すること (5) 災 害 ボランティアに 関 すること (6) 被 災 世 帯 に 対 する 更 生 資 金 の 融 資 に 関 すること (7) 諸 物 資 の 配 給 に 関 すること (8) り 災 証 明 書 の 発 行 に 関 すること (9) り 災 見 舞 金 の 募 集 および 配 分 に 関 すること (10) 被 災 者 に 対 する 生 活 保 護 の 適 用 に 関 すること (11) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 指 定 管 理 施 設 の 配 備 体 制 ( 連 絡 等 )に 関 すること (2) 指 定 管 理 施 設 の 被 害 状 況 の 調 査 報 告 に 関 すること (3) 要 支 援 者 要 介 護 者 の 被 害 状 況 の 調 査 報 告 に 関 すること (4) 要 援 護 者 等 の 社 会 福 祉 施 設 等 への 受 入 調 整 等 に 関 すること (5) 介 護 保 険 サービス 事 業 所 の 被 害 状 況 の 調 査 報 告 に 関 すること (6) 他 班 実 施 事 項 の 応 援

127 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 産 業 部 都 市 建 設 部 子 育 て 支 援 班 (1) 児 童 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 関 係 施 設 の 被 害 状 況 の 調 査 報 告 に 関 すること (3) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 幼 児 班 子 ども 若 者 班 障 害 福 祉 班 健 康 推 進 班 医 療 福 祉 推 進 班 (1) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 関 係 施 設 の 被 害 状 況 の 調 査 報 告 に 関 すること (2) 在 宅 障 害 者 の 被 害 状 況 の 調 査 報 告 に 関 すること (3) 在 宅 障 害 者 の 社 会 福 祉 施 設 等 への 受 入 調 整 等 に 関 すること (4) サービス 等 提 供 事 業 所 の 被 害 状 況 調 査 報 告 に 関 すること (5) 手 話 通 訳 等 ボランティア 確 保 等 の 調 整 に 関 すること (6) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 救 護 班 の 編 成 および 救 護 所 の 運 営 の 調 整 に 関 すること (2) 救 助 薬 品 および 医 療 資 機 材 の 供 給 および 確 保 に 関 すること (3) 医 療 施 設 との 連 絡 調 整 に 関 すること (4) 妊 産 婦 の 救 護 ならびに 傷 病 者 の 収 容 および 応 急 手 当 その 他 医 療 全 般 に 関 するこ と (5) 予 防 注 射 に 関 すること (6) 防 疫 班 の 編 成 に 関 すること (7) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 幼 稚 園 保 育 所 班 (1) 幼 稚 園 保 育 所 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 園 児 の 避 難 誘 導 に 関 すること (3) 保 護 者 地 域 等 への 連 絡 調 整 に 関 すること (4) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 子 ど も セ ン タ ー (1) 子 どもセンターの 災 害 対 策 に 関 すること 班 (2) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 農 林 水 産 班 地 域 経 済 振 興 班 観 光 企 画 班 農 業 委 員 会 班 建 設 管 理 班 道 路 河 川 班 (1) 農 林 水 産 関 係 の 被 害 状 況 の 調 査 報 告 および 災 害 対 策 に 関 すること (2) 農 林 水 産 関 係 の 食 糧 の 確 保 に 関 すること (3) 被 害 関 係 に 対 する 融 資 の 調 査 に 関 すること (4) 農 村 環 境 改 善 センター( 配 送 拠 点 )の 災 害 対 策 に 関 すること (5) 財 産 区 の 災 害 対 策 に 関 すること (6) 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 の 災 害 対 策 に 関 すること (7) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 中 小 企 業 関 係 の 災 害 対 策 および 連 絡 調 整 に 関 すること (2) 被 災 商 工 業 者 等 に 対 する 金 融 調 査 に 関 すること (3) 商 工 業 関 係 の 被 害 調 査 に 関 すること (4) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 余 暇 施 設 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 観 光 資 源 観 光 施 設 等 の 災 害 対 策 に 関 すること (3) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 農 業 委 員 会 関 係 の 連 絡 調 整 に 関 すること (2) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 道 路 および 河 川 施 設 の 被 害 状 況 の 取 りまとめ 報 告 に 関 すること (2) 災 害 応 急 物 資 等 ( 土 木 建 設 資 材 )の 輸 送 に 関 すること ( 総 括 ) (3) 公 共 土 木 施 設 の 復 旧 の 総 括 に 関 すること ( 総 括 ) (4) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 道 路 および 河 川 施 設 の 危 険 情 報 および 被 害 状 況 の 調 査 に 関 すること (2) 道 路 橋 りょう 河 川 堤 防 急 傾 斜 地 等 の 危 害 防 止 および 応 急 修 理 に 関 すること (3) 災 害 応 急 物 資 等 ( 土 木 建 設 資 材 )の 輸 送 に 関 すること (4) 公 共 土 木 施 設 の 復 旧 に 関 すること

128 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 (5) 雨 量 および 河 川 水 位 の 記 録 に 関 すること (6) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 上 下 水 道 部 出 納 部 教 育 部 都 市 計 画 班 建 築 指 導 班 市 街 地 整 備 班 交 通 対 策 班 建 築 住 宅 班 下 水 道 業 務 班 下 水 道 建 設 班 上 水 道 業 務 班 上 水 道 工 務 班 出 納 班 教 育 総 務 班 学 校 教 育 班 (1) 都 市 計 画 施 設 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 都 市 計 画 施 設 の 危 険 状 況 および 被 害 状 況 の 調 査 報 告 に 関 すること (3) 公 園 および 街 路 樹 の 災 害 対 策 に 関 すること (4) 二 次 災 害 防 止 のための 被 災 宅 地 危 険 度 判 定 調 査 に 関 すること (5) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 二 次 災 害 防 止 のための 被 災 建 築 物 応 急 危 険 度 判 定 調 査 に 関 すること (2) 被 災 建 築 物 の 復 旧 のための 建 築 物 被 災 度 区 分 判 定 の 相 談 に 関 すること (3) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 彦 根 駅 東 土 地 区 画 整 理 事 業 区 域 内 施 行 地 および 関 連 事 業 の 施 行 地 ならびに 稲 枝 駅 周 辺 地 区 における 災 害 対 策 に 関 すること (2) 彦 根 駅 東 土 地 区 画 整 理 事 業 区 域 内 施 行 地 および 関 連 事 業 の 施 行 地 ならびに 稲 枝 駅 周 辺 地 区 における 危 険 状 況 および 被 害 状 況 の 調 査 報 告 に 関 すること (3) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 交 通 途 絶 箇 所 および 交 通 う 回 路 線 の 公 示 に 関 すること (2) 災 害 時 の 交 通 規 制 および 統 括 等 交 通 全 般 に 関 すること (3) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 避 難 所 その 他 の 仮 設 建 築 物 の 建 築 に 関 すること (2) 市 有 建 築 物 の 応 急 対 策 および 被 害 状 況 の 調 査 報 告 に 関 すること (3) その 他 営 繕 に 関 すること (4) 市 営 住 宅 の 応 急 対 策 および 被 害 状 況 の 調 査 報 告 に 関 すること (5) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 下 水 道 施 設 の 被 害 調 査 に 関 すること (2) 災 害 に 伴 う 下 水 道 使 用 料 および 受 益 者 負 担 金 の 減 免 等 に 関 すること (3) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 下 水 道 施 設 の 被 害 調 査 および 災 害 対 策 に 関 すること (2) 下 水 機 器 および 修 理 資 材 の 確 保 に 関 すること (3) その 他 下 水 道 の 復 旧 に 関 すること (4) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 水 道 関 係 の 被 害 状 況 の 調 査 報 告 に 関 すること (2) 機 動 給 水 および 応 急 給 水 所 の 設 置 に 関 すること (3) 応 急 復 旧 資 機 材 の 確 保 に 関 すること (4) 関 係 機 関 への 連 絡 調 整 に 関 すること (5) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 水 道 施 設 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 水 道 施 設 の 被 害 状 況 の 調 査 に 関 すること (3) 水 道 施 設 に 係 る 緊 急 処 置 および 応 急 対 策 に 関 すること (4) 水 道 施 設 の 復 旧 に 関 すること (5) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 物 品 および 金 銭 の 出 納 に 関 すること (2) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 教 育 財 産 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 教 育 部 内 職 員 の 動 員 派 遣 に 関 すること (3) 教 育 関 係 義 援 金 品 の 受 領 保 管 配 分 に 関 すること (4) その 他 教 育 部 の 業 務 であって 他 の 班 に 属 さないこと (5) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 被 災 児 童 生 徒 に 対 する 教 育 に 関 すること (2) 学 校 教 育 財 産 を 避 難 所 に 開 放 することについての 協 力 に 関 すること

129 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 文 化 財 部 消 防 部 病 院 部 生 涯 学 習 班 文 化 振 興 班 (3) 被 災 児 童 生 徒 の 学 用 品 ( 災 害 救 助 法 に 基 づく 学 用 品 の 給 与 を 含 む )に 関 すること (4) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 災 害 活 動 に 協 力 する 女 性 団 体 その 他 社 会 教 育 関 係 団 体 の 連 絡 調 整 に 関 すること (2) 公 民 館 等 の 避 難 所 に 関 すること (3) 社 会 教 育 施 設 の 災 害 対 策 に 関 すること (4) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 市 民 会 館 ひこね 市 文 化 プラザ 彦 根 市 高 宮 地 域 文 化 センターおよびみずほ 文 化 センターの 災 害 対 策 に 関 すること (2) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 保 健 体 育 班 (1) 被 災 児 童 生 徒 に 対 する 保 健 に 関 すること (2) 被 災 児 童 生 徒 の 安 全 確 保 に 関 すること (3) 体 育 施 設 および 学 校 給 食 センターの 災 害 対 策 に 関 すること (4) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 人 権 教 育 班 図 書 館 班 文 化 財 班 歴 史 民 俗 資 料 班 彦 根 城 博 物 館 班 (1) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 図 書 館 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 文 化 財 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 (1) 彦 根 城 博 物 館 の 災 害 対 策 に 関 すること (2) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 彦 根 城 世 界 遺 産 (1) 他 班 実 施 事 項 の 応 援 登 録 推 進 班 消 防 総 務 班 予 防 班 警 防 班 通 信 指 令 班 消 防 署 班 救 護 班 (1) 消 防 関 係 機 関 との 連 絡 に 関 すること (2) 職 員 の 参 集 状 況 の 確 認 に 関 すること (3) 消 防 団 の 出 動 状 況 の 把 握 に 関 すること (4) 消 防 用 資 機 材 の 調 達 および 補 給 に 関 すること (5) 消 防 職 団 員 の 食 糧 飲 料 水 および 医 療 品 の 調 達 ならびに 供 給 に 関 すること (6) 部 内 の 他 班 に 属 さないこと (1) 災 害 に 関 する 情 報 の 収 集 および 整 理 に 関 すること (2) 広 報 宣 伝 に 関 すること (1) 消 防 活 動 に 関 すること (2) 特 別 部 隊 に 関 すること (3) 応 援 要 請 に 関 すること (4) 応 援 隊 に 対 する 誘 導 および 指 示 に 関 すること (1) 情 報 の 受 理 および 指 示 命 令 の 伝 達 に 関 すること (2) 消 防 無 線 の 運 用 および 通 信 統 制 に 関 すること (3) 非 常 召 集 に 関 すること (4) 部 隊 の 運 用 に 関 すること (1) 消 防 隊 の 運 用 に 関 すること (2) 参 集 員 の 把 握 および 出 動 隊 の 編 成 に 関 すること (3) 情 報 収 集 および 報 告 に 関 すること (4) 消 防 資 機 材 の 保 全 に 関 すること (5) 災 害 防 御 に 関 すること (6) 人 命 救 助 および 避 難 に 関 すること (7) 仮 救 護 所 設 置 に 関 すること (8) 現 場 広 報 に 関 すること (9) 資 機 材 の 運 搬 に 関 すること (1) 災 害 による 傷 病 者 の 救 護 に 関 すること ( 注 ) 本 表 にない 事 務 については 本 部 会 議 または 本 部 連 絡 員 において その 都 度 定 める

130 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 イ 支 部 の 事 務 分 掌 支 部 名 稲 枝 支 部 鳥 居 本 支 部 河 瀬 支 部 亀 山 支 部 高 宮 支 部 分 掌 事 務 1 本 部 との 連 絡 に 関 すること 2 支 部 管 内 地 区 住 民 に 対 する 災 害 広 報 活 動 に 関 すること 3 災 害 予 報 および 災 害 状 況 の 即 報 に 関 すること 4 応 援 班 および 救 護 班 の 出 動 要 請 に 関 すること 5 消 防 分 団 その 他 民 間 救 助 団 体 との 連 絡 に 関 すること 6 避 難 所 および 相 談 所 に 関 すること 7 火 葬 に 関 すること 8 その 他 特 命 事 項 に 関 すること ( 注 ) 本 表 にない 事 務 については 本 部 員 会 議 または 本 部 連 絡 員 において その 都 度 定 める (3) 各 防 災 関 係 機 関 の 事 務 分 担 指 定 地 方 行 政 機 関 等 の 防 災 関 係 機 関 における 組 織 および 事 務 分 掌 については それぞれの 機 関 が 定 め る 防 災 業 務 計 画 等 による 5 運 営 その 他 に 関 する 事 項 (1) 本 部 室 等 設 置 の 場 所 ア 本 部 室 は 原 則 として 市 仮 庁 舎 4 階 災 害 対 策 本 部 室 に 置 く( 災 害 警 戒 本 部 からの 移 行 ) ただし 市 庁 舎 被 災 時 には 消 防 本 部 3 階 防 災 会 議 室 に 置 く イ 支 部 は 特 別 の 場 合 を 除 き 支 所 および 出 張 所 に 置 く ウ 本 部 事 務 局 本 部 連 絡 員 席 は 本 部 室 に 併 設 する (2) 市 本 部 の 標 識 等 ア 市 本 部 が 設 置 されたときは 市 庁 舎 入 口 および 本 部 室 入 口 に 標 識 ( 看 板 )を 掲 げる イ 市 本 部 長 以 下 職 員 ( 消 防 警 備 本 部 に 属 する 職 員 は 除 く )は 災 害 応 急 対 策 活 動 に 従 事 する 際 には 腕 章 を 着 用 する * 標 識 および 腕 章 の 概 要 図 資 料 編 P-827 参 照 (3) 本 部 室 の 設 備 ア 警 戒 本 部 の 設 備 等 と 同 様 とする ただし 防 災 資 料 には 介 護 福 祉 班 障 害 福 祉 班 等 から 送 受 した 避 難 行 動 要 支 援 者 住 区 別 リストを 加 えるものとする イ 介 護 福 祉 班 障 害 福 祉 班 は 市 本 部 が 設 置 されたときは 避 難 行 動 要 支 援 者 住 区 別 リスト 等 を 直 ちに 送 致 する ウ 市 本 部 は 送 受 した 避 難 行 動 要 支 援 者 住 区 別 リスト 等 を 基 に 被 災 地 域 の 避 難 行 動 要 支 援 者 の 把 握 を 速 やかに 行 い 必 要 に 応 じ 救 護 班 の 編 成 を 行 う エ 消 防 本 部 は 市 本 部 が 設 置 されたときは 消 防 無 線 通 信 要 員 を 移 動 系 2 局 ( 活 動 波 1( 市 波 ) 活 動 波 2( 救 急 波 ))とともに 直 ちに 市 本 部 に 派 遣 する

131 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 設 営 図 ( 警 戒 本 部 も 同 様 ) 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置

132 (4) 自 家 発 電 設 備 の 確 保 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 停 電 に 備 え 自 家 発 電 設 備 の 再 点 検 燃 料 の 確 認 等 を 行 い 電 源 の 確 保 を 図 る また 長 時 間 の 使 用 が 必 要 な 場 合 は 燃 料 等 の 調 達 に 留 意 する 自 家 発 電 設 備 により 使 用 できる 設 備 非 常 用 照 明 非 常 用 コンセント 非 常 用 放 送 および 庁 内 放 送 市 および 県 防 災 行 政 無 線 (5) 支 部 の 設 備 支 部 においても 市 本 部 に 準 じて 通 信 設 備 資 料 備 品 類 自 家 発 電 設 備 等 の 整 備 確 保 に 努 める (6) 市 本 部 情 報 の 整 理 市 本 部 への 情 報 受 付 事 項 市 本 部 からの 連 絡 指 示 事 項 は 次 の 様 式 に 整 理 する * 災 害 対 策 本 部 情 報 処 理 票 資 料 編 P-956 参 照 (7) 記 録 担 当 本 部 室 事 務 局 は 記 録 担 当 者 を 置 き 市 本 部 の 活 動 状 況 を 整 理 記 録 する (8) 広 報 担 当 本 部 室 事 務 局 は 広 報 担 当 者 ( 秘 書 広 報 課 長 )を 置 き 災 害 情 報 の 管 理 一 元 化 を 図 り 報 道 機 関 等 へ の 対 応 を 行 う 災 害 時 プレスセンターの 設 置 時 は 秘 書 広 報 課 長 が 災 害 に 関 する 情 報 を 発 表 する (9) 無 線 担 当 消 防 総 務 課 は 本 部 室 に 消 防 無 線 通 信 要 員 を 派 遣 し 移 動 系 2 局 により 無 線 通 信 要 員 は 各 種 災 害 情 報 の 無 線 連 絡 に 対 応 する (10) 防 災 担 当 本 部 室 に 必 要 に 応 じて 災 害 状 況 等 に 通 じた 職 員 を 配 置 する (11) 支 部 との 連 絡 危 機 管 理 班 長 は 市 本 部 の 指 示 のもと 支 部 との 連 絡 にあたる (12) 情 報 交 換 市 本 部 および 消 防 警 備 本 部 は 市 防 災 行 政 無 線 および 本 部 直 通 電 話 等 により 密 接 な 情 報 連 絡 を 行 う

133 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 3 節 職 員 の 動 員 配 備 第 3 節 職 員 の 動 員 配 備 担 当 班 等 すべての 各 部 班 1 基 本 方 針 災 害 が 発 生 し または 発 生 するおそれがある 場 合 で 災 害 応 急 対 策 を 実 施 する 必 要 があるときは 直 ち に 適 切 な 配 備 体 制 をとり 速 やかに 必 要 な 職 員 を 動 員 する 2 配 備 体 制 警 戒 体 制 または 市 本 部 を 設 置 した 場 合 の 配 備 体 制 は 原 則 として 次 のとおりとする なお 動 員 の 基 準 については 第 1 節 警 戒 体 制 の 確 立 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 を 基 本 とし 本 部 長 の 指 令 に 基 づく 時 および 各 班 長 が 災 害 の 状 況 に 応 じて 必 要 と 認 める 場 合 は 臨 機 応 変 に 動 員 する 配 備 別 職 員 動 員 表 部 名 総 務 部 企 画 振 興 部 市 民 環 境 部 福 祉 保 健 部 班 名 警 戒 体 制 配 備 人 員 1 号 2 号 第 1 配 備 危 機 管 理 班 総 務 班 8 8 人 事 班 1 1 財 政 班 1 税 務 班 1 納 税 班 1 契 約 監 理 班 1 公 有 財 産 管 理 班 7 7 議 会 班 1 企 画 班 1 1 秘 書 広 報 班 1 1 情 報 政 策 班 1 1 まちづくり 推 進 班 1 荒 神 山 自 然 の 家 班 1 1 国 体 準 備 班 1 市 民 班 1 3 保 険 年 金 班 1 保 険 料 班 1 人 権 福 祉 交 流 会 館 班 1 1 東 山 会 館 班 1 1 人 権 政 策 班 1 生 活 環 境 班 1 1 清 掃 センター 班 1 社 会 福 祉 班 1 2 介 護 福 祉 班 1 2 子 育 て 支 援 班 1 2 災 害 対 策 本 部 配 備 人 員 第 2 配 備 係 長 級 以 上 の 職 員 第 3 配 備 全 職 員 備 考

134 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 3 節 職 員 の 動 員 配 備 部 名 班 名 警 戒 体 制 配 備 人 員 1 号 2 号 第 1 配 備 災 害 対 策 本 部 配 備 人 員 第 2 配 備 第 3 配 備 備 考 幼 児 班 1 福 祉 保 険 部 産 業 部 都 市 建 設 部 上 下 水 道 部 出 納 部 教 育 部 文 化 財 部 子 ども 若 者 班 1 障 害 福 祉 班 3 7 健 康 推 進 班 2 医 療 福 祉 推 進 班 1 幼 稚 園 保 育 所 班 子 どもセンター 班 係 長 級 以 上 の 職 障 害 者 福 祉 センターおよび 子 ども 療 育 センター 含 む 農 林 水 産 班 2 3 農 村 環 境 改 善 センターを 含 む 地 域 経 済 振 興 班 1 観 光 企 画 班 1 農 業 委 員 会 班 1 建 設 管 理 班 道 路 河 川 班 員 出 納 班 1 2 監 査 委 員 事 務 局 を 含 む 全 職 員 国 県 事 業 対 策 室 を 含 む 都 市 計 画 班 1 1 景 観 まちなみ 保 全 室 を 含 む 建 築 指 導 班 1 1 市 街 地 整 備 班 2 3 交 通 対 策 班 1 2 建 築 住 宅 班 2 1 下 水 道 業 務 班 1 3 下 水 道 建 設 班 1 3 上 水 道 業 務 班 1 2 上 水 道 工 務 班 3 5 教 育 総 務 班 1 4 学 校 教 育 班 1 生 涯 学 習 班 9 10 文 化 振 興 班 2 2 市 民 会 館 を 含 む 保 健 体 育 班 1 2 市 民 体 育 センターを 含 む 人 権 教 育 班 2 図 書 館 班 1 1 文 化 財 班 4 8 歴 史 民 俗 資 料 班 1 彦 根 城 博 物 館 班 2 彦 根 城 世 界 遺 産 登 録 推 進 班

135 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 3 節 職 員 の 動 員 配 備 消 防 本 部 病 院 部 消 防 本 部 および 病 院 部 の 動 員 については それぞれの 部 において 具 体 的 に 計 画 すること 配 備 人 数 は 上 部 のとおりとするが 各 所 属 長 はあらかじめ 出 務 職 員 数 ( 一 般 職 を 含 む )を 別 に 定 め ておくことができる 災 害 対 策 本 部 設 置 時 は 上 記 表 にかからわず 課 長 級 以 上 の 職 員 は 出 務 することとする 警 戒 第 2 号 体 制 時 には 各 施 設 長 は 出 務 することとする

136 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 3 節 職 員 の 動 員 配 備

137 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 3 節 職 員 の 動 員 配 備 イ 支 部 支 部 名 警 戒 体 制 配 備 人 員 1 号 2 号 第 1 配 備 災 害 対 策 本 部 配 備 人 員 第 2 配 備 第 3 配 備 備 考 災 害 対 策 支 部 稲 枝 鳥 居 本 係 長 級 河 瀬 1 1 以 上 亀 山 高 宮 の 職 員 全 職 員 第 2 配 備 は 原 則 として 係 長 級 以 上 の 職 員 とするが 各 所 属 長 はあらかじめ 出 務 職 員 数 ( 一 般 職 を 含 む ) を 別 に 定 めておくことができる 3 動 員 体 制 (1) 動 員 系 統 市 本 部 および 支 部 における 職 員 の 動 員 は 市 本 部 長 の 配 備 決 定 に 基 づき 次 の 系 統 で 伝 達 し 動 員 する ア 勤 務 時 間 内 の 動 員 系 統 本 部 長 指 示 危 機 管 理 監 ( 危 機 管 理 班 ) 本 部 員 本 部 連 絡 員 室 長 本 部 連 絡 員 各 班 長 班 員 支 部 長 支 部 員 総 務 班 本 部 連 絡 員 室 長 本 部 連 絡 員 各 班 長 支 部 長 * 総 務 班 長 市 本 部 員 市 本 部 連 絡 員 室 長 および 支 部 長 に 伝 達 する 本 部 連 絡 員 に 伝 達 する 速 やかに 関 係 各 班 長 に 伝 達 する 速 やかに 所 属 の 班 員 を 動 員 するとともに 指 定 された 配 備 体 制 を 整 える 速 やかに 所 属 の 支 部 員 を 動 員 するとともに 指 定 された 配 備 体 制 を 整 える 特 別 配 備 については 指 定 された 部 の 本 部 連 絡 員 に 伝 達 する

138 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 3 節 職 員 の 動 員 配 備 イ 勤 務 時 間 外 の 動 員 系 統 市 長 ( 本 部 長 ) 報 告 指 示 本 部 員 本 庁 舎 当 直 者 危 機 管 理 監 本 部 連 絡 員 各 班 長 班 員 ( 危 機 管 理 室 員 等 ) 支 部 長 支 部 員 当 直 者 危 機 管 理 監 市 長 ( 本 部 長 ) 本 部 員 支 部 長 班 員 支 部 員 気 象 予 警 報 災 害 前 兆 現 象 災 害 発 生 連 絡 等 について 防 災 関 係 機 関 や 市 民 等 から 通 報 を 受 けた 時 は 直 ちに 危 機 管 理 監 ( 危 機 管 理 班 )に 連 絡 する 上 記 の 情 報 について 確 認 し 市 長 副 市 長 総 務 部 長 等 に 連 絡 するほか 必 要 に 応 じて 防 災 関 係 機 関 に 通 報 する また 市 長 の 指 示 を 受 けて 直 ちに 総 務 部 長 ほか 各 本 部 員 ( 各 部 長 等 ) 支 部 長 に 動 員 指 令 を 伝 達 する 危 機 管 理 監 に 職 員 動 員 の 指 令 を 指 示 する 配 備 指 令 に 基 づき 各 班 員 支 部 員 を 直 ちに 召 集 する 連 絡 を 受 けた 班 員 支 部 員 は 昼 夜 の 別 あるいは 交 通 機 関 の 有 無 を 問 わず 安 全 かつ 最 短 時 間 で 登 庁 するよう 努 める (2) 動 員 の 伝 達 方 法 各 機 関 の 動 員 の 伝 達 は 次 の 方 法 によるものとする ア 緊 急 通 報 システム イ 庁 内 LAN ウ 電 話 による 伝 達 エ 口 頭 による 伝 達 オ 庁 内 放 送 による 伝 達 (3) 動 員 の 具 体 的 計 画 動 員 を 要 する 各 班 は 特 に 勤 務 時 間 外 における 動 員 の 系 統 動 員 の 順 序 あるいは 連 絡 の 方 法 等 につい て 具 体 的 に 定 めておく 職 員 の 連 絡 については 次 の 召 集 連 絡 表 を 参 考 にする * 災 害 対 策 配 備 体 制 召 集 連 絡 表 資 料 編 P-952 参 照 (4) 自 主 参 集 職 員 は 勤 務 時 間 外 において 配 備 指 令 がない 場 合 でも 報 道 機 関 等 により 災 害 が 発 生 し または 発 生 のおそれがあると 覚 知 した 場 合 は 状 況 に 応 じ 所 属 長 と 連 絡 のうえ または 自 らの 判 断 により 速 やか に 勤 務 場 所 に 参 集 することを 心 がける

139 (5) 交 通 途 絶 時 の 参 集 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 3 節 職 員 の 動 員 配 備 勤 務 時 間 外 の 非 常 参 集 は 勤 務 場 所 に 集 合 することを 原 則 とするが 交 通 の 途 絶 や 参 集 途 上 で 被 災 の おそれがある 場 合 は 最 寄 りの 各 支 所 出 張 所 に 参 集 し 当 該 機 関 の 上 席 者 の 指 示 に 従 い 応 急 対 策 活 動 に 従 事 する (6) 参 集 を 除 外 する 者 非 常 時 の 動 員 対 象 は 原 則 として 職 員 全 員 とするが 次 の 者 はその 参 集 を 除 外 する ア けが 病 気 等 により 許 可 を 得 て 休 暇 中 の 職 員 イ その 他 所 属 長 がやむを 得 ないと 認 めた 職 員 (7) 動 員 時 の 注 意 事 項 ア 参 集 者 の 服 装 携 行 品 応 急 活 動 に 適 した 服 装 を 着 用 し 手 袋 タオル 懐 中 電 灯 水 筒 食 糧 その 他 の 非 常 用 品 等 を 携 行 する イ 参 集 途 中 の 緊 急 措 置 参 集 途 中 において 救 助 等 を 要 する 災 害 現 場 に 遭 遇 した 場 合 は 必 要 に 応 じ 付 近 住 民 と 協 力 して 救 助 等 の 応 急 対 策 活 動 を 行 うとともに 最 寄 りの 防 災 機 関 へ 通 報 する ウ 被 害 状 況 の 報 告 参 集 途 中 で 知 り 得 た 被 害 状 況 等 の 情 報 を 参 集 途 上 情 報 報 告 書 により 所 属 長 等 を 通 じて 本 部 連 絡 員 ほか 本 部 に 報 告 する * 参 集 途 上 報 告 書 資 料 編 P-954 参 照 (8) 動 員 状 況 の 把 握 報 告 各 本 部 員 は 配 備 指 令 に 基 づく 職 員 の 動 員 配 備 状 況 等 について 把 握 し 次 の 様 式 にまとめて 必 要 に 応 じて 速 やかに 市 本 部 長 に 報 告 する 人 事 班 は 各 班 の 報 告 に 基 づき 職 員 の 動 員 配 備 状 況 を 集 計 する * 職 員 動 員 活 動 報 告 書 資 料 編 P-953 参 照 (9) 消 防 団 活 動 の 優 先 市 職 員 が 消 防 団 員 を 兼 ねる 場 合 は 原 則 として 消 防 団 活 動 を 優 先 する その 場 合 あらかじめ 所 属 長 にその 旨 を 届 け 出 ておくものとする 団 活 動 に 従 事 する 際 は 所 属 班 長 に 報 告 するものとするが 状 況 により 報 告 が 困 難 な 場 合 は 事 後 において 報 告 するものとする

140 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 4 節 職 員 の 出 動 応 援 第 4 節 職 員 の 出 動 応 援 担 当 班 等 すべての 各 部 班 1 基 本 方 針 各 班 の 職 員 を 災 害 現 場 へ 出 動 させ 迅 速 な 応 急 対 策 を 実 施 する 2 出 動 体 制 (1) 班 編 成 各 班 長 は 職 員 の 応 急 対 策 の 現 場 派 遣 にあたっては 最 低 2 人 編 成 で 現 場 出 動 させるとともに 現 場 の 地 理 に 明 るい 者 を 含 むよう 配 慮 する (2) 出 動 状 況 の 把 握 報 告 各 本 部 員 は 配 備 指 令 に 基 づく 職 員 の 出 動 活 動 状 況 ( 出 動 者 出 動 場 所 活 動 内 容 終 了 報 告 )に ついて 把 握 する また 職 員 活 動 報 告 書 にまとめて 必 要 に 応 じて 速 やかに 市 本 部 長 に 報 告 する 人 事 班 は 各 班 の 報 告 に 基 づき 職 員 の 出 動 活 動 状 況 を 整 理 する * 職 員 動 員 活 動 報 告 書 資 料 編 P-953 参 照 (3) 腕 章 等 の 着 用 災 害 応 急 活 動 に 従 事 する 際 腕 章 を 着 用 する * 標 識 および 腕 章 の 概 要 図 資 料 編 P-827 参 照 (4) 職 員 の 証 票 市 職 員 が 災 害 応 急 対 策 のため 災 害 対 策 基 本 法 に 基 づき 施 設 家 屋 物 資 の 集 積 保 管 場 所 等 に 立 入 り 調 査 を 行 う 場 合 には 市 職 員 証 等 をもって 職 員 の 身 分 を 明 らかにする (5) 車 両 配 備 ア 出 動 に 際 して 使 用 する 車 両 は 原 則 として 車 両 運 行 計 画 に 基 づき 使 用 する イ 運 行 計 画 であらかじめ 指 定 された 車 両 を 除 き 各 部 班 で 管 理 するその 他 の 未 使 用 車 両 は 本 部 が 優 先 使 用 権 を 持 つものとする ウ 出 動 車 両 の 配 車 位 置 は 原 則 として 総 務 課 から 指 定 されている 平 常 時 の 場 所 とする 車 庫 について は 地 震 時 にも 耐 えうる 車 両 基 地 としての 整 備 を 検 討 する 3 応 援 体 制 (1) 応 援 要 請 指 示 命 令 部 内 または 支 部 において 各 班 の 災 害 応 急 対 策 実 施 に 当 たって 職 員 が 不 足 するときは 応 援 要 請 書 に 必 要 事 項 を 記 入 し 市 本 部 に 要 請 するものとする ただし 要 請 書 を 提 出 するいとまのないときは 口 頭 で 要 請 するものとし 後 日 応 援 要 請 書 を 提 出 するものとする

141 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 第 4 節 職 員 の 出 動 応 援 市 本 部 への 要 請 事 項 市 本 部 に 次 の 応 援 内 容 を 示 した 要 請 書 を 提 出 する ア 作 業 の 内 容 イ 就 労 ( 勤 務 ) 場 所 ウ 応 援 の 職 種 別 および 人 員 エ 携 帯 品 オ その 他 応 援 要 請 書 に 記 載 すべ き 事 項 事 項 市 本 部 の 対 応 事 項 市 本 部 は 次 の 順 位 により 動 員 派 遣 する ア 応 援 要 請 班 の 所 属 部 内 に 余 裕 のある 班 から 応 援 する イ 上 記 の 応 援 でなお 不 足 するときは 他 の 部 または 支 部 か ら 応 援 する ウ 市 本 部 および 支 部 全 体 をもってなお 不 足 するときは 他 の 市 町 村 または 県 の 派 遣 を 要 請 して 応 援 を 得 る ( 第 4 章 参 照 ) * 応 援 要 請 指 示 命 令 書 資 料 編 P-955 参 照

142 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 担 当 班 等 市 防 災 関 係 機 関 等 の 関 係 部 班 等 指 針 災 害 応 急 対 策 実 施 機 関 ( 市 およびその 他 防 災 関 係 機 関 )は 災 害 が 発 生 し または 発 生 するおそれがあ る 場 合 災 害 に 関 する 各 種 の 情 報 を 収 集 把 握 するとともに 必 要 な 連 絡 先 に 情 報 伝 達 を 実 施 し 効 果 的 な 災 害 応 急 対 策 を 実 施 する 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 3 章 水 害 の 応 急 対 策 ( 水 防 ) 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 7 章 救 助 救 急 および 医 療 救 護 対 策 第 8 章 生 活 救 援 対 策 第 9 章 交 通 輸 送 対 策 第 10 章 環 境 保 健 衛 生 対 策 第 11 章 災 害 ボランティア 対 策 およ び 赤 十 字 奉 仕 団 活 動 等 第 12 章 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 第 13 章 文 教 関 係 の 応 急 対 策 第 14 章 各 種 防 災 関 係 施 設 の 応 急 対 策 第 15 章 各 種 施 設 等 の 応 急 対 策 第 1 節 通 信 連 絡 体 制 157 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 161 第 3 節 その 他 関 連 情 報 169 第 4 節 被 害 情 報 等 173 第 5 節 広 報

143 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 1 節 通 信 連 絡 体 制 第 1 節 通 信 連 絡 体 制 担 当 班 等 市 防 災 関 係 機 関 等 の 関 係 部 班 等 1 基 本 方 針 市 および 防 災 関 係 機 関 は 災 害 時 には 通 信 連 絡 に 関 する 利 用 手 段 や 運 用 方 法 等 を 十 分 理 解 したうえで 効 果 的 な 情 報 の 通 信 連 絡 を 行 う 2 概 要 (1) 災 害 に 関 する 情 報 の 種 類 気 象 予 警 報 等 その 他 関 連 情 報 被 害 情 報 等 気 象 予 警 報 など 法 令 等 に 基 づく 関 係 機 関 からの 情 報 雨 量 や 交 通 規 制 など 市 域 の 各 種 状 況 に 関 する 情 報 災 害 発 生 被 害 状 況 応 急 対 策 活 動 等 に 関 する 情 報 (2) 災 害 時 の 連 絡 系 統 および 連 絡 先 災 害 時 には 彦 根 市 災 害 通 信 連 絡 網 により 迅 速 かつ 効 果 的 に 通 信 連 絡 を 行 う なお 被 害 甚 大 で 県 との 連 絡 が 取 れない 場 合 は 市 本 部 は 直 接 国 ( 消 防 庁 )への 報 告 に 努 める * 彦 根 市 災 害 通 信 連 絡 網 資 料 編 P-746 参 照 (3) 災 害 時 のための 指 定 事 項 ア 指 定 電 話 市 各 部 および 防 災 関 係 機 関 は 災 害 時 連 絡 用 の 指 定 電 話 を 定 め 窓 口 の 統 一 を 図 る 災 害 時 には 指 定 電 話 を 平 常 業 務 に 使 用 することを 制 限 し 指 定 電 話 に 通 信 従 事 者 を 配 置 し 通 信 連 絡 に 当 たる イ 連 絡 責 任 者 市 各 部 および 防 災 関 係 機 関 は 連 絡 責 任 者 を 定 める 連 絡 責 任 者 は 各 所 属 および 各 機 関 の 通 信 連 絡 を 統 轄 する 3 伝 達 手 段 (1) 通 信 機 器 市 が 保 有 す る 通 信 機 器 そ の 他 利 用 で きる 通 信 機 器 有 線 機 器 緊 急 通 報 システム 一 般 加 入 電 話 ファクシミリ 庁 内 ( 内 線 ) 電 話 消 防 直 通 電 話 緊 急 地 震 速 報 システム 報 道 機 関 (テレビ ラジオ 等 ) アマチュア 無 線 無 線 機 器 彦 根 市 防 災 行 政 無 線 消 防 無 線 水 道 無 線 滋 賀 県 防 災 行 政 無 線 携 帯 電 話 衛 星 携 帯 電 話 緊 急 地 震 速 報 システム 設 置 施 設 一 覧 資 料 編 P

144 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 1 節 通 信 連 絡 体 制 (2)その 他 の 手 段 ア 広 報 車 イ サイレン ウ 口 頭 伝 達 4 有 線 通 信 の 運 用 (1) 一 般 加 入 電 話 の 活 用 市 本 部 設 置 時 の 電 話 活 用 の 基 本 指 針 は 次 のとおりとする ア 本 部 室 直 通 電 話 2 回 線 および 内 線 電 話 7 回 線 イ 各 班 相 互 連 絡 に は 所 属 の 内 線 電 話 を 使 用 ウ 外 部 代 表 電 話 ま た は 所 属 の 直 通 電 話 を 使 用 (やむを 得 ない 場 合 は 直 接 本 部 室 へ 連 絡 する ) (2) 市 民 からの 連 絡 市 民 等 からの 連 絡 に 対 応 するため 時 間 外 においては 人 事 班 員 を 守 衛 室 に 配 置 する 電 話 連 絡 が 通 報 ( 情 報 の 提 供 )か 問 い 合 わせ( 情 報 の 要 求 )かを 判 断 し 原 則 として 通 報 の 場 合 は 内 容 による 伝 達 先 取 次 先 へ 問 い 合 わせの 場 合 は 広 報 担 当 へ 取 り 次 ぐ (3) 災 害 時 の 電 話 等 の 優 先 利 用 ア 非 常 緊 急 扱 い 通 話 の 利 用 非 常 緊 急 扱 い 通 話 とは 天 災 事 故 その 他 の 非 常 事 態 が 発 生 し または 発 生 するおそれがある 場 合 の 災 害 の 予 防 または 救 援 交 通 通 信 もしくは 電 力 の 供 給 の 確 保 または 秩 序 の 維 持 のために 必 要 な 事 項 を 内 容 とする 手 動 接 続 電 話 ( 緊 急 扱 いの 通 話 )については 他 の 手 動 接 続 通 話 に 先 立 って 接 続 される 利 用 する 場 合 は (102)を 呼 び 出 し 下 記 事 項 を 告 げて 申 し 込 む (ア) 非 常 緊 急 扱 いの 通 話 の 別 (イ) 発 信 者 名 ( 彦 根 市 職 名 氏 名 電 話 番 号 ) (ウ) 着 信 者 の 局 名 電 話 番 号 機 関 名 (エ) NTTからの 問 い 合 わせ 事 項 (4)その 他 の 連 絡 手 段 ア インターネットの 活 用 彦 根 市 ホームページの 活 用 を 図 る イ 鉄 道 電 話 鉄 道 所 属 の 電 話 により 最 寄 りの 駅 等 から 通 信 先 相 手 機 関 に 最 も 近 い 駅 等 を 経 て 通 信 する

145 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 1 節 通 信 連 絡 体 制 5 無 線 通 信 の 運 用 (1) 有 線 通 信 途 絶 時 の 措 置 連 絡 先 市 の 各 部 有 線 通 信 途 絶 時 の 措 置 ア 彦 根 市 防 災 行 政 デジタル 無 線 の 活 用 イ 消 防 無 線 および 水 道 無 線 の 活 用 ウ 携 帯 電 話 の 活 用 エ 必 要 に 応 じて 伝 令 員 を 派 遣 ( 徒 歩 自 転 車 バイク 自 動 車 ) オ アマチュア 無 線 に 協 力 の 要 請 (2) 通 信 の 統 制 各 通 信 機 器 ( 施 設 )の 管 理 者 は 災 害 発 生 時 には 各 種 通 信 の 混 乱 が 予 想 されるため 必 要 に 応 じて 適 切 な 通 信 統 制 を 実 施 し 迅 速 かつ 円 滑 な 通 信 の 確 保 を 図 る ア 重 要 な 通 信 の 優 先 ( 救 助 避 難 な ど 緊 急 度 の 高 い 通 信 を 優 先 す る ) イ 統 制 者 の 許 可 ( 通 信 に 際 し て は 統 制 者 の 許 可 を 得 る ) ウ 子 局 間 通 信 の 禁 止 ( 子 局 間 通 信 の 際 は 統 制 者 の 許 可 を 得 る ) エ 簡 潔 な 通 信 の 実 施 ( 通 信 は 簡 潔 か つ 明 瞭 に 行 う ) オ 専 任 の 通 信 担 当 者 の 配 置 ( 各 子 局 に は 担 当 者 を 配 置 す る ) (3) 無 線 通 信 の 種 類 と 取 扱 順 位 < 種 類 > 緊 急 通 信 災 害 等 の 緊 急 事 態 が 発 生 した 場 合 の 緊 急 を 要 する 通 信 一 般 通 信 緊 急 通 信 以 外 の 通 信 一 斉 通 信 複 数 の 無 線 局 に 対 して 同 時 かつ 一 方 的 に 行 う 通 信 個 別 通 信 2 局 間 で 個 別 に 行 う 通 信 < 取 扱 い 順 位 > 1 番 緊 急 一 斉 通 信 2 番 緊 急 個 別 通 信 3 番 一 般 一 斉 通 信 4 番 一 般 個 別 通 信 (4) 無 線 機 器 の 運 用 ア 彦 根 市 防 災 行 政 無 線 危 機 管 理 室 は 災 害 応 急 対 策 のための 通 信 連 絡 を 目 的 として 彦 根 市 防 災 行 政 デジタル 無 線 局 運 用 管 理 規 程 ( 平 成 26 年 彦 根 市 訓 令 第 7 号 )の 規 定 に 基 づき 同 無 線 を 運 用 する 防 災 行 政 無 線 基 地 局 2 局 遠 隔 制 御 器 5 局 半 固 定 式 移 動 局 65 局 車 載 型 移 動 局 35 局 携 帯 型 移 動 局 38 局 * 彦 根 市 防 災 行 政 デジタル 無 線 局 運 用 管 理 規 程 資 料 編 P-851 参 照 * 彦 根 市 防 災 行 政 無 線 局 呼 出 名 称 一 覧 資 料 編 P-747 参 照

146 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 1 節 通 信 連 絡 体 制 イ 消 防 無 線 消 防 本 部 および 消 防 団 は 消 火 救 助 救 出 活 動 等 災 害 応 急 対 策 のための 通 信 連 絡 を 目 的 として 彦 根 市 消 防 通 信 規 程 ( 昭 和 58 年 消 防 本 部 訓 令 第 3 号 )に 基 づき 消 防 無 線 を 運 用 する なお 災 害 対 策 本 部 設 置 時 には 本 部 連 絡 用 に 移 動 系 2 局 ( 市 波 救 急 波 各 1 局 )および 無 線 通 信 要 員 を 配 置 する 統 制 波 (1~3ch) 切 り 替 え 式 基 地 局 1 局 車 載 型 移 動 局 26 局 携 帯 型 移 動 局 41 局 消 防 無 線 主 運 用 波 滋 賀 基 地 局 1 局 車 載 型 移 動 局 26 局 携 帯 型 移 動 局 41 局 活 動 波 1( 市 波 ) 基 地 局 1 局 車 載 型 移 動 局 26 局 携 帯 型 移 動 局 41 局 活 動 波 2( 救 急 波 ) 基 地 局 1 局 車 載 型 移 動 局 26 局 携 帯 型 移 動 局 41 局 デジタル 簡 易 無 線 ( 彦 根 市 消 防 団 ) 基 地 局 2 局 車 載 型 移 動 局 24 局 携 帯 型 移 動 局 62 局 ( 1 局 に 複 数 波 入 っているものは それぞれの 局 として 再 掲 している ) また 各 消 防 団 には 消 防 無 線 が 配 備 されており 有 線 通 信 途 絶 時 における 住 民 との 通 信 手 段 の 一 つと して 活 用 する なお 必 要 に 応 じ 消 防 団 バイク 隊 の 活 用 を 図 る ウ 水 道 無 線 上 水 道 業 務 班 上 水 道 工 務 班 は 給 水 活 動 および 上 水 道 施 設 の 応 急 復 旧 活 動 のための 通 信 連 絡 を 目 的 として 電 波 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 131 号 )に 基 づき 水 道 無 線 を 運 用 する 水 道 無 線 基 地 局 1 局 車 載 型 移 動 局 16 局 携 帯 型 移 動 局 12 局 エ 滋 賀 県 防 災 行 政 無 線 網 県 本 部 および 防 災 関 係 機 関 との 通 信 連 絡 においては 滋 賀 県 防 災 行 政 無 線 運 用 要 項 及 び 同 細 目 に 基 づき 滋 賀 県 防 災 行 政 無 線 網 を 活 用 する (5) 消 防 団 バイク 隊 の 活 用 災 害 時 における 被 害 状 況 を 把 握 するため 彦 根 市 消 防 団 に 設 置 されたバイク 隊 を 活 用 し 迅 速 かつ 的 確 な 情 報 収 集 伝 達 を 行 う

147 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 担 当 班 等 市 防 災 関 係 機 関 等 の 関 係 部 班 等 1 基 本 方 針 市 および 防 災 関 係 機 関 は 法 令 等 に 基 づく 予 警 報 等 の 情 報 を 必 要 な 部 署 機 関 に 遅 滞 なく 伝 達 する 予 警 報 等 の 情 報 の 種 類 種 類 発 表 発 令 ( 通 報 ) 者 根 拠 法 令 気 象 予 警 報 および 気 象 情 報 気 象 庁 ( 彦 根 地 方 気 象 台 ) 気 象 業 務 法 土 砂 災 害 警 戒 情 報 指 定 河 川 洪 水 予 報 滋 賀 県 気 象 庁 ( 彦 根 地 方 気 象 台 ) 滋 賀 県 気 象 庁 ( 彦 根 地 方 気 象 台 ) 土 砂 災 害 防 止 法 気 象 業 務 法 水 防 法 気 象 業 務 法 水 防 警 報 滋 賀 県 水 防 法 火 災 気 象 通 報 気 象 庁 ( 彦 根 地 方 気 象 台 ) 消 防 法 異 常 現 象 発 見 者 災 害 対 策 基 本 法 2 情 報 の 伝 達 (1) 伝 達 の 実 施 担 当 ア 危 機 管 理 室 ( 危 機 管 理 班 ) 予 警 報 等 の 各 通 報 義 務 者 から 通 報 を 受 けたときは 速 やかに 関 係 部 課 ( 各 班 ) 関 係 機 関 ならびに 必 要 に 応 じ 住 民 に 対 し その 内 容 を 伝 達 する イ 各 部 課 ( 各 班 ) 危 機 管 理 室 ( 危 機 管 理 班 ) 等 を 通 じて 通 報 を 受 けたときは その 内 容 を 判 断 し 各 関 係 機 関 に 連 絡 す るとともに 防 災 対 策 に 万 全 を 期 するよう 図 る 福 祉 保 健 部 は 愛 知 川 宇 曽 川 犬 上 川 芹 川 琵 琶 湖 浸 水 想 定 区 域 内 および 土 砂 災 害 警 戒 区 域 内 の 高 齢 者 心 身 障 害 者 乳 幼 児 その 他 特 に 防 災 上 の 配 慮 を 要 する 者 が 利 用 する 施 設 に 対 して 必 要 な 情 報 の 連 絡 を 行 う * 浸 水 区 域 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 内 の 避 難 行 動 要 支 援 者 が 利 用 する 施 設 資 料 編 P 参 照 ウ 支 部 危 機 管 理 室 ( 危 機 管 理 班 ) 等 を 通 じて 予 警 報 等 の 連 絡 を 受 けたときは 必 要 に 応 じ 住 民 への 周 知 徹 底 を 図 る (2) 伝 達 方 法 ア 勤 務 時 間 内 ( 月 ~ 金 8:30~17:15(ただし 休 日 を 除 く))の 通 報 危 機 管 理 室 ( 危 機 管 理 班 )は 発 令 または 変 更 に 応 じて 庁 内 LAN および 庁 内 放 送 等 をもって 本 伝 達 に 代 え その 他 の 連 絡 先 には 電 話 等 により 連 絡 する イ 勤 務 時 間 外 ( 上 記 時 間 以 外 )の 通 報 当 直 者 より 危 機 管 理 監 ( 危 機 管 理 班 )をはじめ 関 係 する 機 関 に 連 絡 する ウ 災 害 発 生 時 その 他 事 故 の 場 合

148 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 予 警 報 等 の 伝 達 について 上 記 の 措 置 をとり 難 いときは 関 係 機 関 が 相 互 に 連 絡 をとり 速 やかに 伝 達 されるよう 応 急 措 置 を 講 ずる (4) 伝 達 責 任 者 予 警 報 等 の 伝 達 取 扱 責 任 者 は 各 部 連 絡 員 とし 支 部 にあっては 支 部 長 とする 3 気 象 予 警 報 等 (1) 種 別 および 基 準 ア 特 別 警 報 大 雨 大 雪 暴 風 暴 風 雪 が 特 に 異 常 であるためによって 重 大 な 災 害 の 起 こるおそれが 著 しく 大 き い 場 合 に その 旨 を 警 戒 して 行 う 予 報 イ 警 報 大 雨 洪 水 大 雪 暴 風 暴 風 雪 によって 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 に その 旨 を 警 告 して 行 う 予 報 ウ 注 意 報 大 雨 洪 水 大 雪 強 風 風 雪 等 によって 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 に その 旨 を 注 意 して 行 う 予 報 特 別 警 報 発 表 基 準 一 覧 表 平 成 26 年 3 月 26 日 現 在 現 象 の 種 類 大 雨 基 準 台 風 や 集 中 豪 雨 により 数 十 年 に 一 度 の 降 雨 量 となる 大 雨 が 予 想 され 若 しくは 数 十 年 に 一 度 の 強 度 の 台 風 や 同 程 度 の 温 帯 低 気 圧 により 大 雨 になると 予 想 される 場 合 暴 風 暴 風 雪 数 十 年 に 一 度 の 強 度 の 台 風 や 同 程 度 の 温 帯 低 気 圧 により 暴 風 が 吹 くと 予 想 される 場 合 数 十 年 に 一 度 の 強 度 の 台 風 と 同 程 度 の 温 帯 低 気 圧 により 雪 を 伴 う 暴 風 が 吹 くと 予 想 される 場 合 大 雪 数 十 年 に 一 度 の 降 雪 量 となる 大 雪 が 予 想 される 場 合 注 ) 特 別 警 報 の 発 表 については 降 水 量 積 雪 量 台 風 の 中 心 気 圧 最 大 風 速 などについて 過 去 の 災 害 事 例 に 照 らして 算 出 した 客 観 的 な 指 標 を 設 け これらの 実 況 および 予 想 に 基 づき 発 表 される 警 報 注 意 報 発 表 基 準 一 覧 表 ( 彦 根 市 ) 平 成 26 年 10 月 9 日 現 在 発 表 官 署 彦 根 地 方 気 象 台 彦 根 市 府 県 予 報 区 一 次 細 分 区 域 市 町 村 等 をまとめた 地 域 大 雨 滋 賀 県 北 部 湖 東 ( 浸 水 害 ) 雨 量 基 準 1 時 間 雨 量 50mm ( 土 砂 災 害 ) 土 壌 雨 量 指 数 基 準 100 雨 量 基 準 1 時 間 雨 量 50mm 警 報 洪 水 暴 風 流 域 雨 量 指 数 基 準 複 合 基 準 指 定 河 川 洪 水 予 報 による 基 準 平 均 風 速 芹 川 流 域 =21 犬 上 川 流 域 =26 宇 曽 川 流 域 =13 愛 知 川 流 域 =35 淀 川 水 系 琵 琶 湖 [ 琵 琶 湖 ] 琵 琶 湖 琵 琶 湖 を 除 く 地 域 20m/s 20m/s

149 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 暴 風 雪 平 均 風 速 琵 琶 湖 琵 琶 湖 を 除 く 地 域 20m/s 雪 を 伴 う 20m/s 雪 を 伴 う 大 雪 降 雪 の 深 さ 平 地 山 地 24 時 間 降 雪 の 深 さ 40cm 24 時 間 降 雪 の 深 さ 50cm 波 浪 有 義 波 高 高 潮 潮 位 大 雨 雨 量 基 準 土 壌 雨 量 指 数 基 準 81 1 時 間 雨 量 30mm 雨 量 基 準 1 時 間 雨 量 30mm 注 意 報 注 意 報 洪 水 強 風 風 雪 大 雪 波 浪 高 潮 雷 融 雪 流 域 雨 量 指 数 基 準 複 合 基 準 指 定 河 川 洪 水 予 報 による 基 準 平 均 風 速 平 均 風 速 降 雪 の 深 さ 有 義 波 高 潮 位 芹 川 流 域 =11 犬 上 川 流 域 =21 宇 曽 川 流 域 =10 愛 知 川 流 域 =28 淀 川 水 系 琵 琶 湖 [ 琵 琶 湖 ] 琵 琶 湖 琵 琶 湖 を 除 く 地 域 琵 琶 湖 琵 琶 湖 を 除 く 地 域 平 地 山 地 落 雷 等 により 被 害 が 予 想 される 場 合 濃 霧 視 程 100m 乾 燥 最 小 湿 度 40%で 実 効 湿 度 65% 12m/s 12m/s 12m/s 雪 を 伴 う 12m/s 雪 を 伴 う 24 時 間 降 雪 の 深 さ 20cm 24 時 間 降 雪 の 深 さ 30cm なだれ 積 雪 の 深 さが 50cm 以 上 あり 次 のいずれか 1 24 時 間 降 雪 の 深 さ 30cm 以 上 2 日 最 高 気 温 10 以 上 3 24 時 間 雨 量 15mm 以 上 低 温 最 低 気 温 5 以 下 霜 着 氷 着 雪 4 月 以 降 の 晩 霜 24 時 間 降 雪 の 深 さ:30cm 以 上 気 温 :0 以 上 記 録 的 短 時 間 大 雨 情 報 1 時 間 雨 量 90mm 気 温 は 彦 根 地 方 気 象 台 の 値 ( 注 )1 注 意 報 警 報 の 発 表 については 市 町 ごとの 発 表 基 準 を 用 いて 判 断 し 発 表 する 2 発 表 基 準 に 記 載 した 数 値 は 滋 賀 県 における 過 去 の 災 害 発 生 頻 度 と 気 象 条 件 との 関 係 を 調 査 してきめたも のであり 気 象 要 素 によって 災 害 発 生 を 予 想 する 際 の 目 安 である 3 注 意 報 警 報 はその 種 類 にかかわらず 解 除 されるまで 継 続 される また 新 たな 注 意 報 警 報 が 発 表 され

150 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 る 時 は これまで 継 続 中 の 注 意 報 警 報 は 自 動 的 に 解 除 または 更 新 されて 新 たな 注 意 報 警 報 に 切 り 替 え られる ( 参 考 ) 土 壌 雨 量 指 数 : 土 壌 雨 量 指 数 とは 降 った 雨 が 土 壌 中 に 水 分 量 としてどれだけ 貯 まっているかを これまでに 降 った 雨 ( 解 析 雨 量 )と 今 後 数 時 間 に 降 ると 予 想 される 雨 ( 降 水 短 時 間 予 報 ) 等 の 雨 量 データから タンクモデル という 手 法 を 用 いて 指 数 化 したもの 地 表 面 を 5km 四 方 の 格 子 (メッシュ)に 分 けて それぞれの 格 子 で 計 算 する 流 域 雨 量 指 数 : 流 域 雨 量 指 数 は 河 川 の 流 域 に 降 った 雨 水 が どれだけ 下 流 の 地 域 に 影 響 を 与 えるかを これま でに 降 った 雨 ( 解 析 雨 量 )と 今 後 数 時 間 に 降 ると 予 想 される 雨 ( 降 水 短 時 間 予 報 )から 流 出 過 程 と 流 下 過 程 の 計 算 によって 指 数 化 したもの 地 表 面 を 5km 四 方 の 格 子 (メッシュ)に 分 けて それぞれの 格 子 で 計 算 する ウ 滋 賀 県 気 象 情 報 予 報 に 関 する 気 象 情 報 は 目 的 別 に 次 のように 分 けられる (ア) 注 意 報 警 報 に 先 立 って 注 意 を 喚 起 するためのもの (イ) 注 意 報 警 報 が 発 表 された 後 の 経 過 や 予 想 防 災 上 の 注 意 を 解 説 するもの (ウ) 少 雨 長 雨 低 温 梅 雨 など 比 較 的 長 期 にわたる 現 象 について 注 意 を 喚 起 したり 解 説 するため のもの エ 記 録 的 短 時 間 大 雨 情 報 県 内 で 数 年 に 一 度 程 度 しか 発 生 しないような 猛 烈 な 短 時 間 の 大 雨 を 観 測 ( 地 上 の 雨 量 計 による 観 測 )または 解 析 ( 気 象 レーダーと 地 上 の 雨 量 計 を 組 み 合 わせた 分 析 )したとき 府 県 気 象 情 報 の 一 種 として 発 表 する オ 竜 巻 注 意 情 報 積 乱 雲 の 下 で 発 生 する 竜 巻 ダウンバースト 等 による 激 しい 突 風 に 対 して 注 意 を 呼 びかける 情 報 で 雷 注 意 報 が 発 表 されている 状 況 下 において 竜 巻 等 の 激 しい 突 風 の 発 生 する 可 能 性 が 高 まった 時 に 都 道 府 県 単 位 で 発 表 する この 情 報 の 有 効 期 間 は 発 表 から1 時 間 である (2) 予 警 報 地 域 区 分 ア 警 報 注 意 報 は 市 町 村 を 単 位 として 発 表 する イ 基 本 的 には 愛 知 川 から 和 邇 川 を 通 る 線 を 北 部 南 部 の 境 とする さらに 注 意 報 警 報 は 県 内 の 気 象 特 性 災 害 特 性 を 考 慮 し 市 町 村 等 をまとめた 地 域 として 次 のとおり 北 部 を 湖 北 湖 東 近 江 西 部 に 南 部 を 東 近 江 甲 賀 近 江 南 部 と 6 区 域 に 細 分 する 彦 根 市 は 湖 東 に 属 する

151 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 滋 賀 県 の 地 域 細 分 1 次 細 分 区 域 市 町 村 等 を まとめた 地 域 市 町 近 江 西 部 大 津 市 北 部 高 島 市 北 部 湖 北 長 浜 市 米 原 市 湖 東 彦 根 市 多 賀 町 甲 良 町 豊 郷 町 愛 荘 町 近 江 南 部 大 津 市 南 部 草 津 市 守 山 市 栗 東 市 野 洲 市 南 部 東 近 江 近 江 八 幡 市 東 近 江 市 日 野 町 竜 王 町 甲 賀 甲 賀 市 湖 南 市 平 成 24 年 3 月 24 日 現 在

152 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 (3) 伝 達 系 統 防 : 防 災 情 報 提 供 システム 防 F: 防 災 FAX( 県 防 災 行 政 無 線 ) 警 : 警 察 無 線 他 :その 他 防 国 土 交 通 省 滋 賀 国 道 事 務 所 同 知 事 県 広 報 課 報 道 機 関 同 県 関 係 各 課 機 関 彦 根 市 消 防 本 部 市 長 副 市 長 部 長 彦 根 地 方 気 象 台 防 県 防 災 危 機 管 理 局 ( 県 本 部 ) 防 F 市 総 務 部 危 機 管 理 室 ( 市 本 部 ) 本 部 連 絡 員 各 班 長 各 支 部 各 土 木 事 務 所 陸 上 自 衛 隊 自 治 会 各 職 員 各 ダム 管 理 事 務 所 他 ( 浄 化 センター 等 ) 住 民 防 NHK 大 津 放 送 局 関 西 電 力 滋 賀 支 店 陸 上 自 衛 隊 今 津 駐 屯 地 状 況 に 応 じて 連 絡 する ( 注 ) 県 防 災 危 機 管 理 局 から 土 木 事 務 所 市 消 防 本 部 等 への 伝 達 は 時 間 内 の 場 合 予 警 報 の 全 文 は 防 災 行 政 無 線 FAX 一 斉 するとともに 防 災 行 政 無 線 により 音 声 一 斉 により 伝 達 する 時 間 外 の 場 合 FAX 伝 達 は 一 斉 指 令 装 置 により 自 動 送 出 され 音 声 による 伝 達 は 防 災 危 機 管 理 局 装 置 のボイスメール 装 置 から 市 宿 直 者 に 伝 達 する

153 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 4 指 定 河 川 洪 水 予 報 (1) 概 要 琵 琶 湖 周 辺 については 水 防 法 および 気 象 業 務 法 に 基 づき 彦 根 地 方 気 象 台 と 滋 賀 県 が 共 同 して 洪 水 のおそれがあるときに 水 位 または 流 量 を 示 して これを 一 般 に 周 知 させるため 発 表 するものをいう (2) 種 類 および 基 準 淀 川 水 系 琵 琶 湖 はん 濫 注 意 情 報 淀 川 水 系 琵 琶 湖 はん 濫 警 戒 情 報 淀 川 水 系 琵 琶 湖 はん 濫 危 険 情 報 淀 川 水 系 琵 琶 湖 はん 濫 発 生 情 報 はん 濫 注 意 水 位 ( 警 戒 水 位 )に 達 し 更 に 水 位 の 上 昇 が 見 込 まれるとき 一 定 時 間 後 にはん 濫 危 険 水 位 に 到 達 することが 見 込 まれるとき ある いは 避 難 判 断 水 位 に 達 し 更 に 水 位 の 上 昇 が 見 込 まれるとき はん 濫 危 険 水 位 ( 危 険 水 位 )に 達 したとき はん 濫 が 発 生 したとき (3) 洪 水 予 報 河 川 琵 琶 湖 5 水 防 警 報 (1) 概 要 水 防 警 報 とは 水 防 法 の 規 定 に 基 づき 国 土 道 交 通 大 臣 または 知 事 が 指 定 する 河 川 について 洪 水 に より 重 大 な 損 害 を 生 ずるおそれがあると 認 められるとき 警 告 を 発 するもので この 措 置 については 水 防 計 画 で 定 める 本 市 関 係 では 愛 知 川 ( 対 象 量 水 標 : 上 流 は 紅 葉 橋 下 流 は 御 幸 橋 )が 県 知 事 による 水 防 警 報 を 発 令 する 河 川 に 指 定 されている (2) 種 類 および 基 準 準 備 出 動 解 除 気 象 状 況 および 上 流 雨 量 により 増 水 のおそれがあると 認 めたとき または 対 象 量 水 標 の 水 位 が 水 防 団 待 機 水 位 ( 通 報 水 位 )に 達 し なお 増 水 のおそれがあるとき 対 象 量 水 標 の 水 位 がはん 濫 注 意 水 位 ( 警 戒 水 位 )に 達 し なお 増 水 のおそれがあると き または 上 流 の 雨 量 並 びに 水 位 により 危 険 の 予 想 されるとき 水 位 が 水 防 団 待 機 水 位 ( 通 報 水 位 ) 以 下 になり 水 防 作 業 を 必 要 としなくなったとき (3) 水 位 周 知 河 川 愛 知 川 観 測 所 名 河 川 名 位 置 自 記 固 定 の 別 水 防 団 待 機 ( 通 報 ) 水 位 はん 濫 注 意 ( 警 戒 ) 避 難 判 断 ( 特 別 警 戒 ) 計 画 管 理 者 御 幸 橋 愛 知 川 愛 荘 町 テレメータ 湖 東 土 木 事 務 所 * 雨 量 計 量 水 標 ( 各 河 川 の 水 位 ) 資 料 編 P-761 参 照

154 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 6 土 砂 災 害 警 戒 情 報 滋 賀 県 と 彦 根 地 方 気 象 台 が 共 同 で 発 表 する 情 報 で 大 雨 警 報 ( 土 砂 災 害 ) 発 表 中 に 大 雨 による 土 砂 災 害 発 生 の 危 険 度 が 高 まった 時 市 町 の 長 が 避 難 勧 告 等 を 発 令 する 際 の 判 断 や 住 民 の 自 主 避 難 の 参 考 と なるよう 市 町 ごとに 発 表 する 土 砂 災 害 警 戒 情 報 に 加 え 大 雨 特 別 警 報 ( 土 砂 災 害 )が 発 表 されている ときは 避 難 勧 告 等 の 対 象 地 域 が 十 分 であるか 等 すでに 実 施 済 みの 措 置 の 内 容 を 再 確 認 し 必 要 に 応 じて 避 難 勧 告 等 の 対 象 地 域 の 拡 大 等 更 なる 措 置 を 検 討 する 必 要 がある 発 表 対 象 地 域 発 表 単 位 滋 賀 県 内 全 市 町 (ただし 土 砂 災 害 発 生 危 険 箇 所 がない 守 山 市 豊 郷 町 を 除 く) 市 町 単 位 発 表 基 準 警 戒 基 準 警 戒 解 除 基 準 大 雨 警 報 発 表 中 において 実 況 雨 量 および 気 象 庁 が 作 成 する 降 雨 予 測 に 基 づいて 算 出 する 降 雨 指 標 が 監 視 基 準 に 達 したとき 大 雨 警 報 発 表 中 において 降 雨 指 標 が 監 視 基 準 を 下 回 り かつ 短 時 間 で 再 び 監 視 基 準 を 超 過 しないと 予 測 されるとき 7 火 災 気 象 通 報 (1) 概 要 彦 根 地 方 気 象 台 は 消 防 法 の 規 定 により 気 象 の 状 況 が 火 災 予 防 上 危 険 であると 認 めるときは その 状 況 を 直 ちに 火 災 気 象 通 報 として 滋 賀 県 知 事 に 通 報 をする なお 地 域 細 分 境 界 ( 県 北 部 県 南 部 )により 発 表 することがある 彦 根 市 は 一 次 細 分 区 域 では 県 北 部 に 属 する (2) 火 災 警 報 市 長 は 火 災 気 象 通 報 を 受 け 必 要 と 認 める 場 合 は 火 災 警 報 を 発 令 することができる 火 災 気 象 通 報 の 発 表 基 準 ( 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 ) 1 実 効 湿 度 が 65% 以 下 で 最 小 湿 度 が 30% 以 下 2 実 効 湿 度 が 65% 以 下 で 平 均 風 速 が 7m /s 以 上 の 風 が 1 時 間 以 上 吹 く と 予 想 し た と き 3 平 均 風 速 12m /s 以 上 の 風 が 1 時 間 以 上 連 続 し て 吹 く 見 込 み の と き た だ し 降 雨 降 雪 中 は 通 報 しないこともある (3) 乾 燥 注 意 報 種 類 乾 燥 注 意 報 発 表 基 準 空 気 が 乾 燥 し 火 災 の 危 険 があるとき 具 体 的 には 次 の 条 件 に 該 当 する 場 合 実 効 湿 度 65% 以 下 で 最 小 湿 度 40% 以 下 になると 予 想 される 場 合 ( ) ( ) ( 注 1) 発 表 基 準 に 記 載 した 数 値 は 滋 賀 県 における 過 去 の 災 害 発 生 頻 度 と 気 象 条 件 との 関 係 を 調 査 して 決 めたものであり 気 象 要 素 によって 災 害 発 生 を 予 想 する 際 の 目 安 である ( 注 2) 注 意 報 警 報 は その 種 類 にかかわらず 解 除 されるまで 継 続 される また 新 たな 注 意 報 警 報 が 発 表 されるときは これまで 継 続 中 の 注 意 報 警 報 は 自 動 的 に 解 除 または 更 新 されて 新 たな 注 意 報 警 報 に 切 替 えられる ( 注 3) 印 は 彦 根 地 方 気 象 台 での 値 であることを 示 す

155 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 8 異 常 現 象 災 害 が 発 生 するおそれがある 異 常 な 現 象 ( 洪 水 がけ 崩 れ なだれ 等 )を 発 見 した 者 は 直 ちに 市 ( 総 務 課 ) 警 察 官 または 消 防 本 部 等 に 通 報 しなければならない 県 市 ( 危 機 管 理 室 ) 住 民 彦 根 地 方 気 象 台 発 見 者 警 察 消 防 本 部

156 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報

157 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 第 3 節 その 他 関 連 情 報 担 当 班 等 市 防 災 関 係 機 関 等 の 関 係 部 班 等 1 基 本 方 針 市 および 防 災 関 係 機 関 は 市 域 の 状 況 に 関 する 情 報 を 積 極 的 に 収 集 し 警 戒 避 難 等 応 急 対 策 の 基 礎 情 報 とする 2 情 報 活 動 の 概 要 (1) 市 域 の 状 況 に 関 する 情 報 の 種 類 種 類 照 会 および 入 手 先 市 の 担 当 雨 量 関 係 機 関 現 場 道 路 河 川 班 河 川 の 状 況 河 川 水 位 上 下 流 水 防 管 理 者 関 係 機 関 役 場 道 路 河 川 班 消 防 本 部 樋 門 水 門 堰 の 放 流 状 況 水 利 組 合 農 業 組 合 自 治 会 等 農 林 水 産 班 ( 犬 上 川 以 南 ) 道 路 河 川 班 ( 犬 上 川 以 北 ) ダムの 放 流 状 況 各 ダム 管 理 事 務 所 危 機 管 理 班 危 険 箇 所 の 状 況 自 治 会 長 他 まちづくり 推 進 班 交 通 規 制 等 の 状 況 警 察 他 建 設 管 理 班 交 通 対 策 班 消 防 本 部 ライフラインの 状 況 各 施 設 管 理 者 危 機 管 理 班 公 共 施 設 等 の 状 況 各 施 設 管 理 者 学 校 教 育 班 生 涯 学 習 班 関 係 各 部 班 介 護 福 祉 班 子 育 て 支 援 班 幼 児 班 子 ど も 若 者 班 幼 稚 園 保 育 所 班 子 どもセンタ ー 班 (2) 情 報 の 整 理 各 種 情 報 の 収 集 担 当 班 は 収 集 した 情 報 を 危 機 管 理 班 に 伝 達 する 危 機 管 理 班 は 各 種 情 報 を 整 理 する (3) 情 報 の 伝 達 担 当 班 および 危 機 管 理 班 は 収 集 整 理 した 情 報 を 必 要 に 応 じて 各 部 各 班 支 部 防 災 関 係 機 関 なら びに 関 係 住 民 に 伝 達 する 3 雨 量 に 関 する 情 報 (1) 担 当 道 路 河 川 班 は 滋 賀 県 土 木 防 災 情 報 システム 等 からの 雨 量 情 報 を 把 握 する

158 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 (2) 雨 量 測 定 箇 所 ア 県 が 測 定 する 箇 所 雨 量 計 設 置 場 所 計 3 箇 所 仏 生 寺 観 測 所 彦 根 観 測 所 清 崎 観 測 所 * 雨 量 計 量 水 標 水 防 倉 庫 の 位 置 資 料 編 P-767 参 照 イ 市 が 測 定 する 箇 所 雨 量 計 設 置 場 所 計 3 箇 所 城 南 小 河 瀬 小 稲 枝 北 小 ウ その 他 の 防 災 関 係 機 関 が 測 定 する 箇 所 (3) 伝 達 方 法 滋 賀 県 土 木 防 災 情 報 システムからの 情 報 により 防 災 関 係 機 関 および 関 係 自 治 会 等 に 伝 達 する 4 水 位 に 関 する 情 報 (1) 担 当 道 路 河 川 課 を 中 心 に 編 成 する 班 ならびに 消 防 本 部 は 各 河 川 を 巡 視 警 戒 するとともに 防 災 関 係 機 関 が 設 置 した 量 水 標 の 水 位 情 報 を 把 握 する (2) 水 位 測 定 箇 所 ア 市 が 測 定 する 箇 所 矢 倉 川 芹 川 犬 上 川 宇 曽 川 愛 知 川 の 水 防 活 動 上 重 要 な 箇 所 を 状 況 に 応 じて 測 定 する イ 他 の 防 災 関 係 機 関 が 測 定 する 箇 所 * 雨 量 計 量 水 標 水 防 倉 庫 の 位 置 資 料 編 P-767 参 照 (3) 測 定 方 法 計 測 位 置 計 測 方 法 は 橋 梁 調 査 図 を 使 用 し 消 防 班 は 目 視 により 水 位 を 測 定 し 水 位 観 測 集 計 表 に 記 録 する * 記 録 ( 河 川 水 位 観 測 集 計 表 ) 資 料 編 P-762 参 照 (4)ダム 放 流 状 況 の 把 握 危 機 管 理 班 は 各 ダム 放 流 情 報 (FAX)により 放 流 状 況 を 把 握 し 必 要 に 応 じて 各 ダム 管 理 事 務 所 に 連 絡 をし 放 流 状 況 を 把 握 する 5 水 門 堰 等 に 関 する 情 報 道 路 河 川 班 および 農 林 水 産 班 は 中 小 河 川 等 の 水 門 や 堰 等 の 状 況 を 巡 視 し 必 要 に 応 じ 各 管 理 者 に 連 絡 し 適 正 な 管 理 をするよう 指 導 する

159 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 6 各 災 害 危 険 箇 所 の 情 報 (1) 担 当 まちづくり 推 進 班 は 各 災 害 危 険 箇 所 および 周 辺 の 状 況 を 自 治 会 長 および 防 災 責 任 者 など 住 民 組 織 の 代 表 者 等 を 通 じて 把 握 する (2) 危 険 箇 所 ア 水 防 区 域 イ 土 砂 災 害 警 戒 区 域 ウ 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 エ 土 石 流 危 険 渓 流 * 水 害 の 要 注 意 地 区 資 料 編 P-759 参 照 * 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 資 料 編 P-778 参 照 * 土 砂 災 害 の 要 注 意 地 区 資 料 編 P-785 参 照 (3) 把 握 内 容 ア 構 造 物 の 状 況 イ 法 面 の 状 況 ウ 地 表 水 わき 水 漏 水 亀 裂 エ 竹 木 等 の 傾 斜 オ 人 家 等 の 損 壊 の 状 況 カ 住 民 および 滞 在 者 の 数 7 交 通 情 報 (1) 担 当 建 設 管 理 班 および 道 路 河 川 班 は 道 路 状 況 を 巡 視 警 戒 するとともに 交 通 状 況 を 把 握 する (2) 照 会 先 ア 彦 根 東 近 江 両 警 察 署 イ 湖 東 土 木 事 務 所 ウ 国 土 交 通 省 近 畿 地 方 整 備 局 滋 賀 国 道 事 務 所 彦 根 維 持 出 張 所 エ 中 日 本 高 速 道 路 株 式 会 社 彦 根 保 全 サービスセンター オ 西 日 本 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 彦 根 駅 カ 近 江 鉄 道 (3) 把 握 内 容 ア 交 通 規 制 イ 事 故 ウ 混 雑 エ 各 管 理 者 の 対 応 状 況 オ その 他

160 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 2 節 気 象 予 警 報 等 の 情 報 8 ライフラインの 状 況 (1) 担 当 危 機 管 理 班 は 市 域 および 市 域 に 影 響 する 範 囲 の 各 ライフライン( 市 管 理 施 設 以 外 )の 状 況 を 把 握 す る 市 が 管 理 する 上 下 水 道 は 各 担 当 班 が 施 設 の 状 況 把 握 に 努 め 危 機 管 理 班 に 連 絡 する (2) 照 会 先 ア 関 西 電 力 株 式 会 社 彦 根 営 業 所 イ 大 阪 ガス 株 式 会 社 導 管 事 業 部 京 滋 導 管 部 ウ 西 日 本 電 話 電 信 株 式 会 社 滋 賀 支 店 (3) 把 握 内 容 ア 事 故 イ 各 管 理 者 の 対 応 状 況 ウ その 他 9 各 公 共 施 設 等 の 情 報 (1) 担 当 学 校 教 育 班 生 涯 学 習 班 および 関 係 各 部 班 は 市 域 における 避 難 予 定 施 設 となる 公 共 施 設 等 に 対 して 災 害 関 連 情 報 を 伝 達 するとともに 施 設 の 状 況 等 を 把 握 する (2) 連 絡 先 * 避 難 場 所 ( 避 難 施 設 ) 資 料 編 P-748 参 照 (3) 把 握 内 容 ア 管 理 責 任 者 の 所 在 の 有 無 イ 施 設 および 周 辺 の 状 況 ウ 各 管 理 者 の 対 応 状 況 エ その 他

161 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 4 節 被 害 情 報 等 第 4 節 被 害 情 報 等 担 当 班 等 市 防 災 関 係 機 関 等 の 関 係 部 班 等 1 基 本 方 針 市 本 部 の 各 班 長 等 は 災 害 が 発 生 し または 発 生 するおそれがある 場 合 直 ちに 情 報 の 収 集 活 動 を 開 始 し 必 要 に 応 じて 関 係 機 関 等 と 緊 密 な 連 絡 をとり 災 害 の 状 況 その 他 災 害 応 急 対 策 活 動 に 関 する 必 要 な 情 報 の 収 集 伝 達 を 行 う 2 被 害 情 報 等 の 収 集 伝 達 の 概 要 (1) 情 報 の 種 類 災 害 情 報 被 害 情 報 応 急 対 策 活 動 に 関 する 情 報 ア 災 害 の 原 因 イ 災 害 発 生 の 日 時 分 ウ 災 害 発 生 の 場 所 範 囲 エ 被 害 の 程 度 オ 世 帯 別 被 害 状 況 等 カ 住 民 等 の 避 難 状 況 キ 避 難 勧 告 指 示 の 状 況 ク 防 災 対 策 の 実 施 状 況 ケ 防 災 関 係 機 関 の 防 災 体 制 コ その 他 必 要 な 事 項 (2) 災 害 経 過 状 況 による 情 報 の 区 分 本 計 画 では 主 に 災 害 の 経 過 状 況 により 次 のように 情 報 の 調 査 報 告 を 区 分 する 調 査 報 告 災 害 の 経 過 状 況 概 況 調 査 発 生 即 報 災 害 発 生 直 後 の 段 階 被 害 調 査 被 害 即 報 災 害 が 継 続 または 続 発 する 段 階 被 害 確 定 調 査 被 害 確 定 報 告 災 害 が 一 段 落 した 段 階 (3) 担 当 総 務 班 は 災 害 概 況 および 災 害 応 急 対 策 の 情 報 に 関 する 取 りまとめ 整 理 を 行 う (4) 情 報 の 収 集 伝 達 各 班 長 は 災 害 発 生 による 本 市 体 制 の 確 立 と 災 害 に 対 する 適 切 な 応 急 対 策 活 動 のため 災 害 情 報 等 を 調 査 把 握 し 市 本 部 に 報 告 する 市 本 部 および 各 班 長 は 必 要 に 応 じて 県 などの 防 災 関 係 機 関 に 伝 達 する なお 報 告 は 原 則 として 所 定 の 様 式 により その 都 度 定 められた 時 間 までに 行 う 所 轄 警 察 署 長 は 災 害 発 生 直 後 の 被 害 状 況 について 市 長 へ 速 やかに 伝 達 するとともに 早 急 に 対 応 す べき 措 置 等 につき 必 要 な 助 言 をするものとする

162 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 4 節 被 害 情 報 等 (5) 国 への 報 告 被 害 甚 大 で 県 との 連 絡 が 取 れない 場 合 は 市 本 部 は 直 接 国 ( 消 防 庁 )へ 報 告 するものとし 通 信 復 旧 後 において 県 へ 報 告 する (6) 報 告 すべき 災 害 の 定 義 本 計 画 で 被 害 情 報 として 取 扱 う 災 害 の 定 義 は 次 のとおりである * 災 害 の 定 義 ( 被 害 即 報 基 準 ) 資 料 編 P-897 参 照 (7) 情 報 の 内 容 各 班 長 は 被 害 状 況 等 災 害 に 関 する 情 報 をおおむね 被 害 即 報 事 項 例 示 に 従 い 迅 速 かつ 的 確 に 市 本 部 に 報 告 する * 災 害 即 報 事 項 例 示 資 料 編 P-899 参 照 (8) 被 害 の 判 定 被 害 状 況 調 査 実 施 に 当 たっては 被 害 程 度 の 判 定 基 準 に 従 い 正 確 に 調 査 するとともに 警 察 その 他 関 係 機 関 との 連 絡 を 密 にして 調 査 の 抜 け 落 ち 重 複 等 のないよう 十 分 注 意 し 少 なくとも 異 なった 被 害 状 況 ( 内 容 )は 報 告 または 発 表 前 に 調 整 しなければならない * 災 害 の 被 害 認 定 基 準 資 料 編 P-901 参 照 3 調 査 報 告 の 種 別 伝 達 市 本 部 および 防 災 関 係 機 関 は 被 害 を 覚 知 した 都 度 判 明 したものから 順 次 滋 賀 県 防 災 情 報 システム 有 線 通 信 または 無 線 通 信 ( 携 帯 電 話 を 含 む)により 県 本 部 に 即 報 を 伝 達 する ただし 大 規 模 被 害 発 生 等 緊 急 の 場 合 は 様 式 によらず おおむねの 被 害 規 模 等 判 明 している 事 項 を 速 やかに 伝 達 する また 通 信 が 不 通 の 場 合 は 通 信 可 能 な 地 域 まで 伝 令 を 派 遣 する 等 あらゆる 手 段 を 用 いて 報 告 するように 努 める (1) 概 況 調 査 ( 発 生 即 報 ) 災 害 により 被 害 が 発 生 したときは 直 ちにその 概 況 を 調 査 する 本 調 査 は 災 害 に 対 する 応 急 対 策 実 施 上 の 基 礎 となるものであるから 短 時 間 にその 概 況 を 把 握 し 発 生 即 報 として 報 告 する 通 報 者 ならびに 調 査 者 は 被 害 の 有 無 および 程 度 の 概 況 等 全 般 的 な 状 況 を 迅 速 に 報 告 するよう 努 め る 市 から 県 に 即 報 する 場 合 には あらかじめ 定 める 様 式 を 用 いる (2) 被 害 調 査 ( 被 害 即 報 ) 災 害 の 状 況 が 判 明 次 第 被 害 の 状 況 を 調 査 する 被 害 調 査 は 災 害 ( 被 害 )の 変 動 に 伴 う 諸 対 策 の 基 礎 となるものであるから 災 害 ( 被 害 )の 変 動 に 従 って その 都 度 できる 限 り 被 害 状 況 を 把 握 し 被 害 即 報 として 報 告 する 各 班 長 は 被 害 状 況 等 を 災 害 の 推 移 に 応 じて 時 間 を 区 切 って 各 町 毎 に 取 りまとめ 調 査 結 果 を 市 本 部 に 報 告 する 市 から 県 に 即 報 する 場 合 には あらかじめ 定 める 様 式 を 用 いる (3) 被 害 確 定 調 査 ( 被 害 確 定 報 告 ) 市 は 応 急 措 置 が 完 了 した 後 15 日 以 内 に 県 本 部 に 被 害 確 定 報 告 を 行 う 本 調 査 は その 後 の 災 害 応

163 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 4 節 被 害 情 報 等 急 対 策 および 災 害 復 旧 の 基 礎 となるものであり 各 種 費 用 負 担 にまで 影 響 を 与 えるものであるから 正 確 に 把 握 し 被 害 確 定 報 告 として 報 告 する ただし 被 害 報 告 は 状 況 に 応 じて 被 害 の 概 況 報 告 中 間 報 告 確 定 報 告 と 段 階 別 に 行 う 総 務 班 は 企 画 班 等 の 協 力 を 得 て 応 急 措 置 が 完 了 した 後 各 班 からの 被 害 報 告 に 基 づき 関 係 主 管 各 班 と 協 議 のう え 取 りまとめを 行 う 4 伝 達 系 統 (1) 総 括 伝 達 系 統 市 本 部 から 県 本 部 ( 設 置 前 は 防 災 危 機 管 理 局 )へ 県 防 災 情 報 システムでの 報 告 経 路 を 基 本 とする ( 第 一 報 報 告 時 にシステムにその 災 害 名 がない 場 合 は 未 命 名 に 情 報 入 力 を 行 い その 旨 を 県 防 災 危 機 管 理 局 に 連 絡 する) ただし システムが 使 用 不 可 能 な 場 合 または 県 からの 指 示 があった 場 合 は 県 地 方 本 部 ( 設 置 前 は 土 木 事 務 所 )を 通 じ 県 本 部 ( 設 置 前 は 防 災 危 機 管 理 局 )へ 報 告 する また 消 防 庁 火 災 災 害 等 即 報 要 領 を 遵 守 し 即 報 基 準 に 該 当 する 災 害 等 が 発 生 した 際 には 県 に 直 接 即 報 基 準 に 該 当 する 災 害 等 が 発 生 した 際 には 県 および 消 防 庁 に 第 一 報 の 即 報 を 覚 知 後 3 0 分 以 内 に 報 告 する なお 火 災 の 多 発 や 多 数 の 死 傷 者 が 発 生 し 消 防 機 関 への 通 報 が 殺 到 している 場 合 は 市 本 部 は 直 ち にその 状 況 を 電 話 または 県 防 災 行 政 無 線 にて 消 防 庁 および 県 本 部 へ 報 告 するものとする

164 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 4 節 被 害 情 報 等 県 本 部 ( 防 災 危 機 管 理 局 ) 国 ( 総 務 省 消 防 庁 ) 警 察 庁 県 地 方 本 部 ( 各 土 木 事 務 所 ) 県 防 災 情 報 システム 警 察 本 部 市 防 災 会 議 市 本 部 消 防 本 部 警 察 署 ( 危 機 管 理 室 ) 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 本 部 各 調 査 実 施 班 支 部 ( 支 所 出 張 所 ) 住 民 (2) 市 本 部 内 ( 庁 内 )の 被 害 報 告 系 統 本 部 室 担 当 各 班 ( 各 所 属 ) 危 機 管 理 班 ( 危 機 管 理 室 ) 危 機 管 理 監 本 部 長 ( 市 長 ) 各 本 部 連 絡 員 各 部 長 副 本 部 長 本 部 長 付 本 部 設 置 前

165 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 4 節 被 害 情 報 等 5 調 査 実 施 に 関 する 事 項 (1) 総 括 危 機 管 理 班 は 被 害 調 査 の 主 体 となり 企 画 班 の 協 力 を 得 て 調 査 についての 総 合 的 な 計 画 および 調 整 を 行 う (2) 調 査 担 当 班 各 班 は 次 の 表 に 基 づきそれぞれ 関 係 部 門 の 調 査 を 実 施 する 調 査 事 項 調 査 主 体 実 施 班 協 力 応 援 班 総 括 危 機 管 理 班 企 画 班 総 務 班 公 有 財 産 管 理 班 住 家 等 一 般 被 害 税 務 班 人 事 班 市 民 班 納 税 班 社 会 福 祉 施 設 被 害 ( 幼 稚 園 保 育 所 を 含 む) 社 会 福 祉 班 介 護 福 祉 班 子 育 て 支 援 班 幼 児 班 子 ども 若 者 班 障 害 福 祉 班 幼 稚 園 保 育 所 班 子 どもセンター 班 地 域 総 合 センター 被 害 人 権 政 策 班 人 権 福 祉 交 流 会 館 班 東 山 会 館 班 衛 生 施 設 被 害 清 掃 センター 班 生 活 環 境 班 医 療 関 係 被 害 健 康 推 進 班 医 療 福 祉 推 進 班 商 工 観 光 関 係 被 害 地 域 経 済 振 興 班 観 光 企 画 班 農 林 水 産 被 害 農 林 水 産 班 農 業 委 員 会 班 土 木 施 設 被 害 道 路 河 川 班 建 設 管 理 班 都 市 計 画 班 市 街 地 整 備 班 建 築 指 導 班 交 通 対 策 班 建 築 住 宅 班 水 道 施 設 被 害 上 水 道 業 務 班 上 水 道 工 務 班 教 育 関 係 被 害 ( 幼 稚 園 保 育 所 を 除 く) 教 育 総 務 班 学 校 教 育 班 人 権 教 育 班 保 健 体 育 班 生 涯 学 習 班 文 化 振 興 班 文 化 財 班 市 有 財 産 被 害 公 有 財 産 管 理 班 建 築 住 宅 班 下 水 道 施 設 被 害 下 水 道 建 設 班 下 水 道 業 務 班 自 治 会 長 から 被 害 状 況 聴 取 まちづくり 推 進 班 各 支 部 荒 神 山 自 然 の 家 被 害 荒 神 山 自 然 の 家 班 企 画 班 (3) 参 集 途 上 での 被 害 状 況 の 把 握 各 職 員 は 庁 舎 等 に 参 集 する 途 中 で 被 害 状 況 の 把 握 収 集 に 努 め 庁 舎 等 到 着 後 速 やかに 所 属 長 を 通 じ て 市 本 部 に 報 告 する ( 第 1 章 第 3 節 職 員 の 動 員 配 備 3-(7)-ウ 参 照 ) (4) 協 力 要 請 被 害 調 査 にあたっては 各 自 治 会 関 係 機 関 および 関 係 団 体 等 の 協 力 を 得 る 特 に 住 家 等 一 般 被 害 の 調 査 にあたっては 地 元 自 治 会 長 等 の 協 力 を 得 るよう 努 める (5) 応 援 要 請 被 害 調 査 に 専 門 的 な 技 術 を 要 するとき または 被 害 が 甚 大 で 市 においても 調 査 が 不 可 能 なときは 調 査 に 関 係 のない 他 部 他 班 の 応 援 を 求 めるほか 県 本 部 の 応 援 を 得 て 行 う

166 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 4 節 被 害 情 報 等 (6) 被 害 調 査 室 の 設 置 市 本 部 は 必 要 と 認 める 場 合 には 庁 内 に 被 害 調 査 室 を 設 置 する 6 世 帯 別 被 害 調 査 (1) 被 害 調 査 市 本 部 ( 税 務 班 )は 市 民 の 身 体 生 命 および 財 産 に 被 害 が 及 んだ 場 合 は 世 帯 別 の 被 害 調 査 を 行 う 税 務 班 は 被 害 調 査 にあたり 次 の 点 に 注 意 する ア 被 害 が 甚 大 な 場 合 は 他 班 の 応 援 を 求 める イ 調 査 員 であることを 明 示 し トラブルのないよう 調 査 する (2) 世 帯 構 成 員 別 被 害 状 況 報 告 危 機 管 理 班 は 世 帯 別 被 害 調 査 に 基 づき 世 帯 構 成 員 別 被 害 状 況 報 告 書 を 作 成 し 応 急 復 旧 対 策 活 動 に 関 係 する 各 班 に 提 供 する * 様 式 12 号 世 帯 構 成 員 別 被 害 状 況 報 告 書 資 料 編 P-920 参 照 (3)り 災 者 台 帳 の 作 成 税 務 班 は 被 害 調 査 ( 被 害 状 況 調 査 表 等 )に 基 づき 速 やかに り 災 者 台 帳 を 作 成 する り 災 者 台 帳 は 各 世 帯 別 の 救 助 復 旧 に 関 する 活 動 およびその 実 施 記 録 の 基 本 となるため その 作 成 に 当 たっては 市 民 班 等 と 密 接 な 連 絡 の 上 正 確 を 期 するとともに 救 助 実 施 状 況 等 をできるだけ 具 体 的 に 記 録 し 整 備 保 管 する また 被 害 調 査 の 結 果 を 危 機 管 理 班 と 社 会 福 祉 班 へ 報 告 する *り 災 者 台 帳 資 料 編 P-969 参 照 7 り 災 証 明 書 の 発 行 (1)り 災 証 明 書 社 会 福 祉 班 は 被 害 確 定 調 査 により 被 害 が 明 らかになった 市 民 に 対 して り 災 証 明 書 を 交 付 する ただし 災 害 時 の 混 乱 等 によりその 発 行 が 困 難 な 場 合 は 仮 り 災 証 明 書 を 交 付 し 後 日 速 やかに 本 証 明 書 と 取 り 替 える *り 災 証 明 書 資 料 編 P-970 参 照 * 仮 り 災 証 明 書 資 料 編 P-972 参 照 (2) 注 意 事 項 証 明 書 の 交 付 にあたり 契 印 などの 措 置 をし 重 複 欠 落 等 のないよう 注 意 する 8 部 署 別 の 対 応 事 項 (1) 市 本 部 ア 災 害 状 況 および 応 急 対 策 の 実 施 状 況 を 自 治 会 単 位 に 取 りまとめる イ 取 りまとめた 被 害 状 況 等 を 県 地 方 本 部 を 通 じて 県 知 事 に 報 告 するとともに 必 要 に 応 じて 防 災 会 議 を 構 成 する 関 係 機 関 等 に 連 絡 する (2) 支 部 ア 災 害 状 況 および 災 害 対 策 の 実 施 状 況 を 支 部 管 轄 の 自 治 会 単 位 に 取 りまとめる

167 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 4 節 被 害 情 報 等 イ 取 りまとめた 被 害 状 況 等 を 市 本 部 に 報 告 する (3) 調 査 実 施 班 または 自 治 会 調 査 した 管 内 の 災 害 状 況 および 災 害 応 急 対 策 の 状 況 を 市 本 部 ( 支 部 管 轄 区 域 にあっては 支 部 を 通 じ る )に 報 告 する 9 連 絡 時 の 注 意 事 項 (1) 勤 務 時 間 外 の 対 応 勤 務 時 間 外 に 当 直 者 が 災 害 発 生 の 報 告 ( 発 生 即 報 )を 受 けた 場 合 は 直 ちに 危 機 管 理 監 ( 危 機 管 理 班 ) に 連 絡 する (2) 伝 達 方 法 被 害 情 報 等 の 伝 達 については 市 が 保 有 または 利 用 できる 通 信 機 器 等 を 利 用 し 迅 速 かつ 効 果 的 な 伝 達 を 図 る ( 第 2 章 第 1 節 通 信 連 絡 体 制 による ) (3) 記 録 災 害 状 況 その 他 の 報 告 事 項 は 電 話 口 達 伝 令 等 による 場 合 でも 発 受 については 必 ず 記 録 を 残 し 整 理 保 管 を 行 う

168 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 4 節 被 害 情 報 等 10 調 査 および 報 告 の 種 類 調 査 報 告 調 査 報 告 の 内 容 様 式 番 号 細 分 類 事 項 備 考 概 況 調 査 発 生 即 報 初 期 的 なもので 被 害 の 有 無 および 程 度 の 概 況 等 全 般 的 な 状 況 を 迅 速 に 報 告 する 災 害 全 般 火 災 特 定 の 事 故 救 助 救 急 災 害 概 況 県 1 号 様 式 県 2 号 様 式 県 3 号 様 式 県 4 号 様 式 その2 被 害 調 査 被 害 即 報 災 害 の 総 合 的 な 応 急 対 策 を 立 てる 基 礎 となるものであり 人 的 被 害 および 住 家 被 害 を 優 先 し て 即 報 する 災 害 全 般 人 建 物 道 路 河 川 農 業 県 4 号 様 式 その1 県 様 式 県 様 式 県 様 式 被 害 確 定 調 査 被 害 確 定 報 告 災 害 応 急 対 策 および 災 害 復 旧 計 画 の 基 礎 となるものであり 正 確 な 調 査 により 報 告 を 要 する が 状 況 に 応 じて 被 害 の 概 況 報 告 中 間 報 告 確 定 報 告 と 段 階 別 に 行 う 災 害 全 般 被 害 の 総 括 県 1 号 様 式 そ の 他 の 部 門 別 の 災 害 調 査 そ の 他 の 部 門 別 の 被 害 報 告 災 害 応 急 対 策 および 災 害 復 旧 計 画 の 基 礎 となるものであり 部 門 別 に 正 確 な 調 査 により 報 告 を 要 するが 状 況 に 応 じて 被 害 の 概 況 報 告 中 間 報 告 確 定 報 告 と 段 階 別 に 行 う なお これらのほかに 各 部 署 において 関 係 上 位 機 関 等 へ 報 告 を 要 するものもあ るので 注 意 を 要 する 世 帯 構 成 員 別 水 道 事 故 学 校 給 食 用 物 資 市 有 財 産 ( 報 告 ) 市 有 財 産 ( 集 計 ) 農 林 関 係 下 水 道 事 故 * 災 害 の 定 義 ( 被 害 即 報 基 準 ) 資 料 編 P-897 参 照 * 災 害 即 報 事 項 例 示 資 料 編 P-899 参 照 * 災 害 の 被 害 認 定 基 準 資 料 編 P-901 参 照 * 被 害 発 生 即 報 資 料 編 P-903 参 照 * 災 害 確 定 報 告 ( 様 式 10~17 号 ) 資 料 編 P-913 参 照

169 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 5 節 広 報 第 5 節 広 報 担 当 班 等 秘 書 広 報 班 市 防 災 関 係 機 関 等 の 関 係 部 班 等 1 基 本 方 針 市 および 防 災 関 係 機 関 は 収 集 した 災 害 に 関 する 情 報 を 整 理 し 正 確 な 情 報 を 必 要 に 応 じて 市 民 および 報 道 機 関 等 に 広 報 する なお インターネット 等 の 活 用 を 図 るものとする 2 広 報 活 動 の 概 要 (1) 広 報 担 当 秘 書 広 報 班 が 広 報 活 動 を 実 施 し 災 害 関 連 情 報 の 受 発 信 を 一 元 化 する (2) 作 業 分 担 各 部 各 班 危 機 管 理 班 秘 書 広 報 班 (ア) 刻 々の 情 報 を 本 部 に 報 告 するとともに 災 害 記 録 写 真 広 報 資 料 などを 積 極 的 に 速 やかに 提 出 する (イ) 企 画 班 等 と 緊 密 な 連 絡 を 取 るとともに 各 部 とも 有 機 的 な 連 絡 を 行 う (ウ) 災 害 現 場 の 記 録 とその 後 の 整 理 保 管 に 努 める (エ) 市 民 および 報 道 機 関 に 対 しての 広 報 活 動 を 行 う (オ) 県 地 方 行 政 機 関 地 方 公 共 機 関 に 対 し 直 接 に または 関 係 各 部 各 班 を 通 じ て 間 接 的 に 広 報 の 相 互 連 絡 を 行 う (カ) 中 央 諸 官 庁 に 対 して 直 接 に または 関 係 各 部 各 班 を 通 じて 間 接 的 に 災 害 情 報 災 害 写 真 各 種 情 報 報 告 要 望 事 項 などの 広 報 を 行 う (キ) 特 に 災 害 写 真 の 撮 影 収 集 などに 努 める (3) 情 報 の 調 整 確 認 広 報 する 情 報 は 正 確 を 期 するため 事 前 に 市 本 部 県 防 災 関 係 機 関 等 と 調 整 確 認 を 行 う (4) 広 報 内 容 ( 例 示 ) ア 気 象 予 警 報 等 の 連 絡 を 受 けた 場 合 の 事 項 (ア) 気 象 予 警 報 等 の 内 容 (イ) 雨 量 水 位 等 の 状 況 (ウ) 予 想 される 災 害 の 種 類 と 場 所 (エ) 災 害 に 対 する 警 戒 の 呼 び 掛 け (オ) 事 前 避 難 の 必 要 な 地 区 避 難 施 設 および 避 難 方 向 の 指 示 (カ) 避 難 途 中 の 注 意 点 (キ) その 他 必 要 な 情 報 イ 災 害 発 生 後 の 事 項 (ア) 災 害 の 種 別 ( 名 称 ) (イ) 発 生 年 月 日 (ウ) 災 害 発 生 の 場 所 (エ) 被 害 状 況

170 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 5 節 広 報 (オ) 災 害 救 助 法 適 用 の 有 無 (カ) 市 や 関 係 機 関 の 防 災 体 制 (キ) 市 や 関 係 機 関 の 応 急 対 策 復 旧 対 策 の 状 況 (ク) 市 民 に 対 する 注 意 協 力 要 請 (ケ) 避 難 の 勧 告 指 示 (コ) 避 難 の 必 要 がなくなった 旨 (サ) その 他 必 要 な 情 報 (5) 広 報 の 表 現 災 害 広 報 は 次 のようなチェックポイントや 広 報 文 例 等 を 参 考 に 適 切 な 表 現 に 努 める ア 内 容 は 正 確 か? イ 簡 潔 か? ウ アクセント めりはりはついているか? エ 要 素 は 抜 けていないか? オ 分 りやすいか? カ 気 配 りをしているか? * 広 報 文 例 資 料 編 P-959 参 照 3 市 民 への 広 報 (1) 広 報 手 段 別 の 広 報 活 動 ア テレビ ラジオ 等 の 報 道 機 関 の 利 用 テレビ ラジオによる 広 報 は 伝 達 量 伝 達 速 度 伝 達 範 囲 信 頼 性 に 優 れ 災 害 時 の 有 効 性 が 高 い ので 積 極 的 な 利 用 のため 報 道 機 関 に 要 請 する ただし 狭 い 範 囲 や 個 別 向 けの 広 報 には 制 限 があることに 留 意 する イ 広 報 車 等 による 広 報 市 域 全 般 および 特 に 災 害 が 切 迫 した 地 域 への 広 報 には 広 報 車 またはスピーカーを 搭 載 した 車 両 によ る 広 報 を 行 う ただし 広 報 車 による 情 報 伝 達 は 走 行 速 度 または 風 向 によっては 聞 き 取 りづらいこと を 認 識 し 走 行 以 外 に 人 が 集 中 する 場 所 で 停 止 した 状 態 での 広 報 や 広 報 車 以 外 の 広 報 手 段 との 併 用 など を 心 掛 ける ウ 住 民 組 織 を 通 じた 伝 達 電 話 連 絡 や 防 災 関 係 機 関 の 職 員 消 防 団 等 の 伝 令 員 を 通 じて 自 治 会 長 自 主 防 災 組 織 の 責 任 者 等 に 連 絡 し 住 民 組 織 を 通 じての 広 報 活 動 を 依 頼 する エ 広 報 紙 チラシ ポスター 等 の 配 布 掲 示 文 字 情 報 としての 広 報 紙 チラシ ポスター 等 による 広 報 は 被 災 者 にとって 重 要 な 情 報 入 手 手 段 で あり 緊 急 情 報 も 含 めて 可 能 な 限 り 広 報 紙 チラシ 等 を 作 成 し 配 布 掲 示 を 行 う 特 に 行 政 施 策 等 の 複 雑 な 情 報 を 被 災 者 に 的 確 に 伝 える 手 段 として 非 常 に 有 効 であることから 迅 速 に 災 害 時 広 報 紙 を 発 行 する 掲 示 については 市 役 所 や 公 共 機 関 等 だけでなく 避 難 施 設 や 街 頭 など 周 知 のしやすい 場 所 を 選 び 随 所 に 掲 示 する オ インターネットの 活 用

171 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 5 節 広 報 彦 根 市 ホームページや 彦 根 市 メール 配 信 システムによる 広 報 を 行 う カ その 他 アマチュア 無 線 局 の 協 力 を 求 め 広 報 を 行 う (2) 避 難 者 への 広 報 避 難 所 責 任 者 は 避 難 施 設 等 における 避 難 者 に 対 し 適 宜 災 害 の 状 況 見 通 しなどを 広 報 し 避 難 者 の 不 安 を 取 り 除 くよう 努 める (3) 避 難 行 動 要 支 援 者 および 外 国 人 への 広 報 ア 障 害 者 聴 覚 障 害 者 に 対 しては 県 に 要 請 のうえテレビの 放 送 枠 を 確 保 し 文 字 情 報 や 手 話 通 訳 による 放 送 を 行 うとともに FAXや 広 報 紙 等 による 広 報 を 行 う 視 覚 障 害 者 に 対 しては ラジオ テレビで 繰 り 返 しての 情 報 提 供 を 行 うとともに 可 能 な 限 り 点 字 で の 広 報 を 行 う また 各 種 障 害 者 支 援 団 体 やボランティア 団 体 との 連 携 を 行 い その 団 体 への 情 報 提 供 を 通 じての 広 報 を 行 う イ 外 国 人 被 災 外 国 人 への 情 報 伝 達 を 行 うため 広 報 内 容 を 多 言 語 で 表 現 するとともに 国 際 交 流 団 体 等 の 協 力 を 求 めるなど 有 効 な 広 報 に 努 める (4) 浸 水 区 域 警 戒 区 域 等 内 の 避 難 行 動 要 支 援 者 が 利 用 する 施 設 に 対 する 情 報 の 伝 達 福 祉 保 健 部 は 災 害 の 発 生 または 発 生 するおそれがある 浸 水 区 域 警 戒 区 域 等 内 の 高 齢 者 心 身 障 害 者 乳 幼 児 その 他 特 に 防 災 上 の 配 慮 を 要 する 者 が 利 用 する 施 設 に 対 して 必 要 な 情 報 ( 避 難 準 備 情 報 等 ) を 伝 達 する * 浸 水 区 域 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 内 の 避 難 行 動 要 支 援 者 が 利 用 する 施 設 資 料 編 P 参 照 (5) 市 民 等 からの 問 い 合 わせ 電 話 等 による 一 般 市 民 等 からの 問 い 合 わせには 丁 寧 に 応 対 するとともに 情 報 の 混 乱 がないよう 確 実 な 情 報 を 提 供 する また 住 民 の 安 否 の 問 い 合 わせにも 対 応 できるよう 避 難 施 設 に 避 難 した 市 民 の 名 簿 等 の 把 握 に 努 める (6) 市 民 の 要 望 等 の 把 握 災 害 時 における 市 民 の 要 望 を 速 やかに 把 握 することに 努 める 4 報 道 機 関 への 情 報 提 供 (1) 提 供 内 容 災 害 対 策 に 関 する 情 報 は 各 報 道 機 関 に 提 供 する 収 集 した 諸 情 報 については 内 容 を 取 りまとめ 各 報 道 機 関 に 提 供 する 新 聞 ラジオ 放 送 等 各 種 報 道 機 関 が 行 う 独 自 の 取 材 活 動 に 対 しても 情 報 資 料 の 提 供 放 送 出 演 等 積 極 的 に 協 力 する (2) 提 供 方 法 報 道 機 関 に 対 しては 秘 書 広 報 課 長 が 災 害 に 関 する 情 報 を 発 表 する なお 被 害 が 甚 大 な 場 合 は 庁 舎 内 に 災 害 時 プレスセンター を 設 置 し 秘 書 広 報 課 長 が 情 報 を 提 供 する

172 (3) 放 送 機 関 に 対 する 緊 急 警 報 放 送 の 放 送 要 請 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 5 節 広 報 市 本 部 は 災 害 に 関 して 次 に 掲 げる 緊 急 事 態 で 住 民 に 周 知 徹 底 をする 必 要 がある 場 合 は 県 を 経 由 し て( 市 と 県 が 通 信 途 絶 等 特 別 の 事 情 がある 場 合 は 直 接 行 う )FMひこねコミュニティ 放 送 株 式 会 社 日 本 放 送 協 会 大 津 放 送 局 びわ 湖 放 送 株 式 会 社 株 式 会 社 京 都 放 送 株 式 会 社 エフエム 滋 賀 に 放 送 を 求 めることができる この 場 合 放 送 要 請 の 理 由 放 送 事 項 希 望 する 放 送 日 時 等 を 明 示 する ア 災 害 が 発 生 し ま た は 発 生 す る お そ れ の あ る 場 合 で 多 く の 人 命 財 産 を 保 護 す る た め の 避 難 の 勧 告 および 指 示 等 イ 災 害 に 関 す る 重 要 な 情 報 の 伝 達 な ら び に 予 想 さ れ る 災 害 の 事 態 お よ び こ れ に 対 し て とるべき 措 置 ウ 災 害 時 に お け る 混 乱 を 防 止 す る た め の 指 示 等 エ そ の 他 市 本 部 が 特 に 必 要 と 認 め る 事 項 * 緊 急 警 報 放 送 の 放 送 要 請 書 資 料 編 P-932 参 照 [ 参 照 ] 災 害 対 策 基 本 法 に 基 づく 通 信 施 設 の 利 用 等 に 関 する 協 定 ( 県 地 域 防 災 計 画 ) 災 害 対 策 基 本 法 に 基 づく 放 送 要 請 に 関 する 協 定 ( 県 地 域 防 災 計 画 ) 緊 急 警 報 放 送 の 放 送 要 請 に 関 する 覚 書 ( 県 地 域 防 災 計 画 ) (4) 放 送 事 業 者 と 地 方 公 共 団 体 との 連 携 体 制 市 本 部 は 住 民 避 難 に 特 に 重 要 な 情 報 である 避 難 準 備 情 報 避 難 勧 告 および 避 難 指 示 を 住 民 に 伝 える に 当 たり 放 送 事 業 者 との 連 携 を 図 る この 場 合 災 害 時 における 連 絡 方 法 避 難 勧 告 等 の 連 絡 内 容 等 について あらかじめ 申 し 合 わせるとともに 関 係 機 関 の 連 絡 担 当 者 を 定 めたリストを 作 成 し 共 有 する * 放 送 事 業 者 との 連 携 体 制 における 連 絡 様 式 資 料 編 P 参 照 5 防 災 関 係 機 関 における 広 報 防 災 関 係 機 関 は 各 防 災 計 画 の 定 めるところにより 災 害 の 様 態 に 応 じて 適 宜 適 切 な 災 害 広 報 を 実 施 す るとともに 広 報 事 項 を 市 本 部 に 通 知 する 彦 根 警 察 署 防 災 関 係 機 関 FMひこねコミュニティ 放 送 ( 株 ) 日 本 放 送 協 会 大 津 放 送 局 びわ 湖 放 送 ( 株 ) ( 株 ) 京 都 放 送 滋 賀 総 局 ( 株 )エフエム 滋 賀 関 西 電 力 ( 株 ) 彦 根 営 業 所 大 阪 ガス( 株 ) 導 管 事 業 部 京 滋 導 管 部 NTT 西 日 本 滋 賀 支 店 西 日 本 旅 客 鉄 道 ( 株 ) 彦 根 駅 近 江 鉄 道 ( 株 ) 関 連 注 意 事 項 交 通 規 制 状 況 および 治 安 状 況 を 重 点 に 広 報 を 分 担 し 随 時 広 報 活 動 を 行 なう 災 害 時 または 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 には 災 害 関 連 番 組 を 編 成 する 市 その 他 防 災 機 関 からの 通 報 事 項 に 対 しては 臨 時 の 措 置 を 講 じて 一 般 に 周 知 徹 底 する 広 報 車 および 報 道 機 関 等 により 被 害 箇 所 の 復 旧 見 通 しや 感 電 傷 害 防 止 について 市 民 への 周 知 に 努 める 広 報 車 および 報 道 機 関 等 により 被 害 箇 所 の 復 旧 見 通 しや ガス 漏 れの 事 故 防 止 について 市 民 への 周 知 に 努 める 広 報 車 および 報 道 機 関 等 により 被 害 箇 所 ( 範 囲 )の 復 旧 見 通 しや 応 急 措 置 について 市 民 への 周 知 に 努 める 被 害 箇 所 の 復 旧 見 通 しや 輸 送 の 状 況 について 駅 内 の 掲 示 板 案 内 板 等 に 掲 示 して 一 般 への 周 知 を 図 る 災 害 時 において 市 から 災 害 広 報 資 料 の 掲 示 を 依 頼 されたと きは これに 協 力 する

173 第 3 章 水 害 の 応 急 対 策 ( 水 防 ) 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 3 章 水 害 の 応 急 対 策 ( 水 防 ) 担 当 班 等 危 機 管 理 室 道 路 河 川 課 消 防 本 部 関 係 各 班 指 針 水 害 に 対 して 実 施 責 任 活 動 体 制 応 急 措 置 の 内 容 等 を 定 め 災 害 特 性 に 応 じた 適 切 な 応 急 活 動 を 行 う 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 3 章 水 害 の 応 急 対 策 ( 水 防 ) 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 7 章 救 助 救 急 および 医 療 救 護 対 策 第 8 章 生 活 救 援 対 策 第 9 章 交 通 輸 送 対 策 第 10 章 環 境 保 健 衛 生 対 策 第 11 章 災 害 ボランティア 対 策 およ び 赤 十 字 奉 仕 団 活 動 等 第 12 章 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 第 13 章 文 教 関 係 の 応 急 対 策 第 14 章 各 種 防 災 関 係 施 設 の 応 急 対 策 第 15 章 各 種 施 設 等 の 応 急 対 策

174 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 3 章 水 害 の 応 急 対 策 ( 水 防 ) 1 基 本 方 針 災 害 が 発 生 し または 発 生 するおそれがある 場 合 は 市 内 の 河 川 ため 池 等 を 巡 視 し 被 害 状 況 等 を 調 査 するとともに 被 害 を 受 け 危 険 と 思 われる 箇 所 については 速 やかに 応 急 措 置 を 講 じる 2 水 防 計 画 水 害 の 応 急 対 策 は 水 防 法 に 基 づき 彦 根 市 水 防 計 画 に 別 途 定 めるが 概 要 について 以 下 に 示 す ( 詳 細 は 水 防 計 画 による ) 3 水 防 本 部 市 は 水 防 管 理 者 ( 市 長 )が 必 要 と 認 め あるいは 県 水 防 本 部 から 指 令 を 受 けた 場 合 は 本 庁 舎 内 に 水 防 本 部 を 設 置 するとともに 消 防 機 関 道 路 河 川 班 等 を 出 動 させ 水 防 活 動 を 行 う なお 水 防 本 部 は 市 災 害 対 策 本 部 が 設 置 された 場 合 には その 組 織 に 編 入 する 4 活 動 体 制 市 水 防 計 画 による 5 水 防 区 域 第 2 部 災 害 予 防 第 2 章 第 1 節 河 川 対 策 による * 水 防 区 域 資 料 編 P-756 参 照 6 水 防 工 法 * 滋 賀 県 水 防 計 画 ( 資 料 編 ) および 彦 根 市 水 防 計 画 ( 水 防 工 法 一 覧 表 ) P-26 参 照

175 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 担 当 班 等 危 機 管 理 班 消 防 総 務 班 警 防 班 社 会 福 祉 班 指 針 大 規 模 な 災 害 が 発 生 し 市 内 の 関 係 機 関 の 防 災 能 力 だけでは 対 応 が 不 十 分 であり 県 他 市 町 村 自 衛 隊 およびその 他 防 災 関 係 機 関 等 に 応 援 を 要 請 する 必 要 があると 認 める 場 合 は 各 種 法 令 相 互 応 援 協 定 等 に 基 づき 応 援 の 要 請 を 迅 速 に 行 う 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 3 章 水 害 の 応 急 対 策 ( 水 防 ) 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 7 章 救 助 救 急 および 医 療 救 護 対 策 第 8 章 生 活 救 援 対 策 第 9 章 交 通 輸 送 対 策 第 10 章 環 境 保 健 衛 生 対 策 第 11 章 災 害 ボランティア 対 策 およ び 赤 十 字 奉 仕 団 活 動 等 第 12 章 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 第 13 章 文 教 関 係 の 応 急 対 策 第 14 章 各 種 防 災 関 係 施 設 の 応 急 対 策 第 15 章 各 種 施 設 等 の 応 急 対 策 第 1 節 県 への 応 援 要 請 188 第 2 節 他 の 自 治 体 等 との 相 互 応 援 190 第 3 節 公 共 的 団 体 および 民 間 等 との 協 力 体 制 191 第 4 節 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 193 第 5 節 航 空 機 等 の 応 援 要 請 199 第 6 節 応 援 の 受 け 入 れ 体 制

176 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 1 節 県 への 応 援 要 請 第 1 節 県 への 応 援 要 請 担 当 班 等 市 長 ( 本 部 長 ) 危 機 管 理 班 1 基 本 方 針 市 長 ( 市 本 部 長 )は 市 の 総 力 をもってしても 万 全 な 応 急 対 策 を 実 施 することがむずかしい 場 合 は 県 地 方 本 部 を 通 じて 県 本 部 長 へ 応 援 要 請 を 行 う ただし 県 地 方 本 部 への 連 絡 が 不 可 能 な 場 合 は 直 接 県 本 部 長 へ 応 援 要 請 の 連 絡 を 行 う 2 実 施 方 法 (1) 県 への 応 援 要 請 県 に 応 急 措 置 等 を 要 請 する 場 合 は 県 地 方 本 部 に 対 してとりあえず 無 線 または 電 話 等 をもって 連 絡 し 後 日 文 書 により 改 めて 処 理 する ただし 県 地 方 本 部 への 連 絡 が 不 可 能 な 場 合 は 直 接 県 本 部 長 ( 防 災 危 機 管 理 局 )に 連 絡 する この 場 合 次 の 事 項 を 記 載 した 文 書 をもって 要 請 する ア 県 への 応 援 要 請 または 応 急 措 置 の 実 施 を 要 請 する 場 合 (ア) 災 害 の 状 況 および 応 援 を 求 める 理 由 (イ) 応 援 を 希 望 する 機 関 名 (ウ) 応 援 を 希 望 する 人 員 物 資 資 材 器 具 等 の 品 名 数 量 (エ) 応 援 を 必 要 とする 場 所 期 間 (オ) 応 援 を 必 要 とする 活 動 内 容 (カ) その 他 必 要 事 項 イ り 災 者 の 他 地 区 への 移 送 を 要 請 する 場 合 (ア) 移 送 を 要 請 する 理 由 (イ) 移 送 を 必 要 とするり 災 者 の 数 (ウ) 希 望 する 移 送 先 (エ) 移 送 先 で 収 容 を 要 する 機 関 (オ) その 他 必 要 事 項 (2) 他 市 町 指 定 地 方 公 共 機 関 等 への 応 援 あっせんの 要 請 県 に 対 して 他 市 町 指 定 地 方 公 共 機 関 等 への 応 援 のあっせんを 要 請 する 場 合 は とりあえず 無 線 ま たは 電 話 等 をもって 連 絡 し 後 日 前 (1)の 各 号 に 準 じた 文 書 を 改 めて 提 出 する (3) 他 府 県 への 要 請 大 規 模 な 災 害 が 発 生 し 市 の 消 防 力 県 内 の 消 防 応 援 では 十 分 な 対 応 が 取 れないときは 県 本 部 長 を 経 由 し 緊 急 消 防 援 助 隊 の 応 援 要 請 を 行 う ( 被 害 が 甚 大 で 県 との 連 絡 が 取 れない 場 合 は 消 防 庁 長 官 へ 直 接 要 請 を 行 うものとし 通 信 手 段 の 回 復 後 速 やかに 県 への 報 告 を 行 うこととする ) [ 参 照 ] 県 地 域 防 災 計 画 近 畿 2 府 7 県 震 災 時 等 の 相 互 応 援 に 関 する 協 定 中 部 9 県 1 市 の 災 害 応 援 に 関 する 協 定 全 国 都 道 府 県 における 災 害 時 の 広 域 応 援 に 関 する 協 定 滋 賀 県 緊 急 消 防 援 助 隊 受 援 計 画 ( 平 成 20 年 11 月 )

177 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 1 節 県 への 応 援 要 請 (4) 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 の 要 請 詳 細 は 本 章 第 4 節 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 による

178 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 2 節 他 の 自 治 体 等 との 相 互 応 援 第 2 節 他 の 自 治 体 等 との 相 互 応 援 担 当 班 危 機 管 理 班 警 防 班 1 基 本 方 針 広 域 的 な 大 規 模 災 害 に 対 応 するために 近 隣 の 他 市 町 および 親 善 都 市 等 との 間 で 災 害 時 の 相 互 応 援 協 定 等 を 締 結 するとともに 災 害 が 発 生 した 場 合 は 締 結 した 協 定 等 に 基 づき 他 の 自 治 体 等 に 応 援 を 要 請 す る 2 実 施 方 法 他 市 町 村 または 指 定 地 方 公 共 機 関 の 長 に 対 して 応 援 または 応 援 のあっせんを 要 請 する 場 合 は 地 理 的 要 件 等 の 事 情 を 考 慮 し 電 話 等 迅 速 な 方 法 によって 要 請 する 事 後 には 文 書 を 速 やかに 提 出 する 災 害 時 の 相 互 応 援 は あらかじめ 応 援 協 定 を 結 んだ 機 関 とする 3 他 自 治 体 等 との 災 害 時 相 互 応 援 災 害 が 発 生 した 場 合 は 相 互 応 援 協 定 を 締 結 している 他 自 治 体 等 にとりあえず 電 話 等 により 応 援 の 要 請 を 行 う その 後 速 やかに 文 書 を 提 出 する (1) 応 援 の 種 類 および 内 容 ( 例 示 ) ア 食 糧 飲 料 水 および 生 活 必 需 品 ならびにその 供 給 に 必 要 な 資 機 材 の 提 供 イ 被 災 者 の 救 出 救 護 防 疫 および 消 防 活 動 ならびに 施 設 等 の 応 急 復 旧 等 に 必 要 な 資 機 材 ならびに 物 資 の 提 供 ウ 救 援 救 助 および 消 防 活 動 に 必 要 な 車 両 等 の 提 供 エ 救 援 救 助 消 防 その 他 応 急 復 旧 活 動 等 に 必 要 な 職 員 の 派 遣 オ 被 災 児 童 生 徒 等 の 受 け 入 れ カ 被 災 者 に 対 する 住 宅 のあっせん キ 災 害 ボランティアのあっせん ク その 他 特 に 希 望 する 事 項 (2) 応 援 要 請 の 手 続 次 に 掲 げる 事 項 を 可 能 な 限 り 明 らかにし とりあえず 電 話 等 により 要 請 するものとし その 後 速 やか に 文 書 を 提 出 する ア 被 害 の 状 況 イ 必 要 とする 物 資 等 の 品 目 および 数 量 ウ 必 要 とする 職 員 の 職 種 人 数 および 活 動 内 容 エ 応 援 場 所 応 援 場 所 への 経 路 集 結 地 等 オ 応 援 を 必 要 とする 期 間 カ その 他 特 に 希 望 する 事 項 * 協 定 書 ( 大 垣 市 長 浜 市 彦 根 市 ) 資 料 編 P-936 参 照 * 協 定 書 ( 水 戸 市 高 松 市 彦 根 市 ) 資 料 編 P 参 照 * 協 定 書 ( 佐 野 市 彦 根 市 ) 資 料 編 P 参 照 * 協 定 書 ( 滋 賀 県 市 長 会 ) 資 料 編 P 参 照 * 協 定 書 ( 湖 東 定 住 自 立 圏 鳥 取 県 中 部 定 住 自 立 圏 ) 資 料 編 P937-6 参 照 * 協 定 書 ( 彦 根 市 愛 荘 町 豊 郷 町 甲 良 町 および 多 賀 町 と 稲 枝 商 工 会 愛 知 川 商 工 会 愛 荘 町 商 工 会 豊 郷 商 工 会 甲 良 町 商 工 会 および 多 賀 町 商 工 会 ) 資 料 編 P 参 照

179 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 3 節 公 共 的 団 体 および 民 間 等 との 協 力 体 制 第 3 節 公 共 的 団 体 および 民 間 等 との 協 力 体 制 担 当 班 関 係 各 班 1 基 本 方 針 市 は 公 共 的 団 体 や 地 域 住 民 災 害 ボランティアならびに 民 間 機 関 団 体 等 に 対 して 災 害 時 に 積 極 的 な 協 力 が 得 られ 効 果 的 な 応 急 対 策 活 動 が 実 施 できるよう 協 力 体 制 の 整 備 に 努 める 2 公 共 的 団 体 との 協 力 体 制 (1) 公 共 的 団 体 ここでいう 公 共 的 団 体 とは 日 赤 奉 仕 団 医 師 会 および 歯 科 医 師 会 薬 剤 師 会 社 会 福 祉 協 議 会 農 業 協 同 組 合 漁 業 協 同 組 合 森 林 組 合 商 工 会 議 所 および 商 工 会 社 会 福 祉 関 係 団 体 社 会 教 育 団 体 等 をいう (2) 協 力 活 動 の 内 容 ア 異 常 現 象 災 害 危 険 箇 所 等 を 発 見 した 場 合 に 市 またはその 他 関 係 機 関 に 連 絡 する イ 災 害 に 関 する 予 警 報 およびその 他 情 報 を 区 域 内 住 民 に 伝 達 する ウ 災 害 時 における 広 報 広 聴 活 動 に 協 力 する エ 災 害 時 における 出 火 の 防 止 および 初 期 消 火 に 関 し 協 力 する オ 災 害 時 における 倒 壊 家 屋 に 閉 じ 込 められた 被 災 者 の 救 助 救 急 活 動 に 関 し 協 力 する カ 避 難 誘 導 避 難 所 内 被 災 者 の 救 助 業 務 に 協 力 する キ 被 災 者 に 対 する 炊 き 出 し 救 助 物 資 の 配 分 等 に 協 力 する ク 被 害 状 況 の 調 査 に 協 力 する ケ 被 災 区 域 内 の 秩 序 維 持 に 協 力 する コ り 災 証 明 書 交 付 事 務 に 協 力 する 3 地 域 住 民 の 協 力 被 災 地 の 地 域 住 民 は 市 本 部 および 県 本 部 が 実 施 する 応 急 対 策 活 動 に 協 力 するほか 自 発 的 に 次 のよう な 防 災 活 動 上 の 責 務 を 負 うものとする (1) 防 災 機 関 へ の 協 力 (2) 被 害 情 報 等 の 防 災 機 関 への 伝 達 ( 特 に 被 災 直 後 ) (3) 出 火 防 止 お よ び 初 期 消 火 (4) 初 期 救 助 救 急 (5) 避 難 行 動 要 支 援 者 の 保 護 (6) 家 庭 に お け る 水 食 糧 等 の 備 蓄

180 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 3 節 公 共 的 団 体 および 民 間 等 との 協 力 体 制 4 災 害 ボランティアの 協 力 市 本 部 および 県 本 部 は 応 急 対 策 活 動 を 有 効 かつ 効 果 的 にすすめるため 被 災 者 の 救 援 等 を 自 発 的 に 行 うボランティアに 協 力 を 求 めるものとする これらボランティア 活 動 が 円 滑 に 実 施 されるために 市 本 部 および 県 本 部 は 彦 根 市 社 会 福 祉 協 議 会 等 の 関 係 団 体 と 連 携 し 必 要 な 措 置 を 講 じる 詳 細 については 第 11 章 第 1 節 災 害 ボランティア 対 策 による 5 民 間 機 関 と 市 の 協 定 による 協 力 災 害 が 発 生 した 場 合 に 備 えて 民 間 機 関 の 積 極 的 な 協 力 が 得 られるよう 協 定 の 締 結 あるいは 事 前 協 議 を 行 うなど 協 力 体 制 の 確 立 に 努 める

181 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 4 節 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 第 4 節 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 担 当 班 等 危 機 管 理 班 他 1 基 本 方 針 市 長 ( 本 部 長 )の 指 示 により 危 機 管 理 班 は 災 害 に 際 して 人 命 財 産 保 護 の 応 急 対 策 の 実 施 が 市 単 独 では 困 難 であり 自 衛 隊 の 部 隊 組 織 による 活 動 が 必 要 または 効 果 的 であると 認 める 場 合 自 衛 隊 法 第 83 条 の 規 定 に 基 づき 県 知 事 に 自 衛 隊 の 派 遣 を 要 請 する 2 派 遣 要 請 の 範 囲 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 を 要 請 できる 範 囲 は 原 則 として 人 命 および 財 産 の 救 援 のため 必 要 があり かつ そ の 事 態 がやむを 得 ないと 認 めるもので 他 に 要 員 を 確 保 する 組 織 等 がない 場 合 とし おおむね 次 による (1) 被 害 状 況 の 把 握 車 両 航 空 機 等 状 況 に 適 した 手 段 による 情 報 収 集 (2) 避 難 の 援 助 避 難 者 の 誘 導 輸 送 等 ( 避 難 命 令 が 発 令 された 場 合 ) (3) 遭 難 者 等 の 捜 索 救 助 行 方 不 明 者 負 傷 者 等 の 捜 索 救 助 (ただし 緊 急 を 要 し かつ 他 に 適 当 な 手 段 がない 場 合 他 の 救 援 作 業 等 に 優 先 して 実 施 する) (4) 水 防 活 動 堤 防 護 岸 等 の 決 壊 に 対 する 土 のうの 作 成 積 込 みおよび 運 搬 (5) 消 防 活 動 利 用 可 能 な 消 防 車 その 他 の 防 火 用 具 による 消 防 機 関 への 協 力 (6) 道 路 または 水 路 等 交 通 路 上 の 障 害 物 の 除 去 施 設 の 損 壊 または 障 害 物 がある 場 合 の 啓 開 除 去 等 (7) 応 急 医 療 救 護 および 防 疫 被 災 者 の 応 急 診 療 大 規 模 な 感 染 症 等 の 発 生 に 伴 う 応 急 衛 生 等 ( 薬 剤 等 については 市 で 準 備 ) (8) 通 信 支 援 自 衛 隊 の 通 信 連 絡 に 支 障 のない 範 囲 における 通 信 支 援 (9) 人 員 および 物 資 の 緊 急 輸 送 救 急 患 者 医 師 その 他 救 難 活 動 に 必 要 な 人 員 および 救 援 物 資 の 緊 急 輸 送 (10) 炊 飯 および 給 水 支 援 被 災 者 への 炊 飯 給 水 支 援 (11) 救 援 物 資 の 無 償 貸 付 または 譲 与 防 衛 庁 の 管 理 に 属 する 物 品 の 無 償 貸 付 および 譲 与 等 に 関 する 総 理 府 令 ( 昭 和 33 年 総 理 府 令 第 1 号 )による

182 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 4 節 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 (12) 危 険 物 の 保 安 および 除 去 火 薬 類 爆 発 物 等 危 険 物 について 能 力 上 可 能 な 範 囲 での 保 安 措 置 および 除 去 (13)その 他 県 本 部 長 ( 知 事 )が 必 要 と 認 め 自 衛 隊 の 能 力 で 対 処 可 能 なものについて 関 係 部 隊 の 長 と 協 議 して 決 定 する 3 派 遣 要 請 の 手 続 (1) 通 常 の 場 合 ( 県 を 通 じた 要 請 ) 市 長 ( 本 部 長 )の 指 示 により 危 機 管 理 班 は 県 知 事 ( 依 頼 先 は 防 災 危 機 管 理 局 )に 文 書 または 電 話 等 で 要 請 を 行 う この 場 合 において その 旨 および 災 害 状 況 を 防 衛 大 臣 またはその 指 定 する 者 に 通 知 す ることができる ただし 緊 急 を 要 する 場 合 は 電 話 等 により 依 頼 し 事 後 速 やかに 文 書 を 提 出 する 市 長 ( 本 部 長 ) 不 在 または 事 故 ある 場 合 は 第 1 章 第 2 節 彦 根 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 2-(1) - ア- (ウ)による (2) 緊 急 の 場 合 ( 直 接 通 知 または 通 信 途 絶 の 場 合 ) 通 信 途 絶 により 県 知 事 へ 要 請 の 依 頼 ができない 場 合 は その 旨 および 被 害 の 状 況 を 防 衛 大 臣 または 次 の 部 隊 に 直 接 通 知 し 事 後 速 やかに 所 定 の 手 続 を 行 う 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 長 名 所 在 地 電 話 番 号 陸 上 自 衛 隊 第 3 戦 車 大 隊 長 ( 今 津 駐 屯 地 司 令 ) 陸 上 自 衛 隊 第 2 教 育 団 長 ( 大 津 駐 屯 地 司 令 ) 高 島 市 今 津 町 平 郷 大 津 市 際 川 内 線 235~237 衛 星 内 線 230~233 衛 星 (3) 派 遣 要 請 書 の 記 載 事 項 要 請 する 場 合 は 次 の 事 項 を 明 らかにする ア 災 害 の 状 況 お よ び 派 遣 を 要 請 す る 理 由 イ 派 遣 を 希 望 す る 期 間 ウ 派 遣 を 希 望 す る 区 域 お よ び 活 動 内 容 エ 要 請 責 任 者 の 役 職 氏 名 オ 特 殊 携 行 装 備 ま た は 作 業 の 種 類 カ 派 遣 地 へ の 最 短 経 路 キ 連 絡 場 所 現 場 責 任 者 氏 名 標 識 ま た は 誘 導 地 点 等 ク 受 け 入 れ 場 所 等 ケ そ の 他 参 考 と な る べ き 事 項 ア~ウは 必 須 事 項 ( 文 書 については 自 衛 隊 派 遣 要 請 書 を3 部 防 災 危 機 管 理 局 に 提 出 )

183 (4) 航 空 機 による 緊 急 の 人 命 救 助 等 の 要 請 の 場 合 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 4 節 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 航 空 機 による 緊 急 の 人 命 救 助 等 を 要 請 する 場 合 は 次 の 事 項 を 明 らかにする 区 分 ア 災 害 の 一 般 状 況 イ 特 別 救 護 要 請 ( 情 報 通 報 のときは 除 く) ウ 気 象 情 報 エ 他 の 機 関 の 活 動 状 況 派 遣 要 請 時 に 明 らかにすべき 事 項 (ア) 災 害 発 生 の 日 時 (イ) 種 類 (ウ) 場 所 (エ) 原 因 (オ) 被 害 状 況 ( 人 命 に 関 するものは 特 に 症 状 病 名 を 明 らかにする ) (ア) 要 請 者 (イ) 要 請 内 容 a 事 由 ( 目 的 ) b 派 遣 希 望 時 期 または 期 間 c 派 遣 を 希 望 する 人 員 航 空 機 等 の 概 要 d 派 遣 を 希 望 する 場 所 または 区 域 および 活 動 内 容 ( 輸 送 の 場 合 は 目 的 地 および 連 絡 先 を 明 示 ) e 患 者 の 付 添 医 者 の 有 無 その 他 参 考 となる 事 項 (ア) 災 害 発 生 現 場 の 気 象 状 況 (ア) 防 災 ヘリコプター 等 の 活 動 状 況 (イ) 防 災 ヘリコプター 等 との 現 場 での 協 力 方 法 (5) 市 長 および 県 知 事 からの 要 請 前 の 自 衛 隊 派 遣 災 害 が 特 に 緊 急 かつ 突 発 的 で 要 請 権 者 の 要 請 を 待 っては 時 期 を 失 すると 認 められる 場 合 は 警 察 消 防 機 関 等 一 般 の 救 難 機 関 からの 災 害 情 報 の 通 知 により または 別 に 通 知 のなかった 場 合 においても 自 衛 隊 独 自 の 判 断 により 部 隊 等 が 派 遣 されることがある ただし この 場 合 には 自 衛 隊 の 派 遣 状 況 について 速 やかに 知 事 ( 防 災 危 機 管 理 局 )に 連 絡 する 4 派 遣 部 隊 の 受 け 入 れ 体 制 市 本 部 は 次 の 要 領 により 自 衛 隊 の 受 け 入 れ 措 置 を 行 う (1) 県 本 部 または 自 衛 隊 から 災 害 派 遣 をする 旨 の 通 知 を 受 けたとき ア 派 遣 部 隊 の 宿 泊 所 車 両 機 材 等 の 保 管 場 所 を 準 備 する イ 派 遣 部 隊 および 県 本 部 と 連 絡 に 当 たる 連 絡 員 を 職 員 の 中 から 指 名 し 窓 口 の 一 本 化 を 図 る ウ 応 急 復 旧 に 必 要 な 機 材 等 については 市 で 準 備 し 部 隊 の 活 動 が 速 やかに 開 始 されるよう 留 意 する エ 諸 作 業 に 関 連 のある 管 理 者 の 了 解 を 取 り 付 けたり 災 害 現 地 に 必 ず 工 事 責 任 者 を 立 ち 会 わせるなど 作 業 に 支 障 をきたすことのないよう 措 置 する オ 派 遣 部 隊 に 依 頼 するのみで 市 民 が 傍 観 したりすることのないよう 積 極 的 に 協 力 する カ 自 衛 隊 の 作 業 が 他 の 災 害 復 旧 救 助 機 関 活 動 と 競 合 重 複 することのないよう 最 も 効 率 的 に 作 業 を 分 担 するよう 配 慮 する キ 自 衛 隊 に 対 し 作 業 を 要 請 するに 当 たっては 先 行 性 のある 計 画 を 次 の 基 準 により 樹 立 する (ア) 作 業 箇 所 および 作 業 内 容 (イ) 作 業 の 優 先 順 位

184 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 4 節 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 (ウ) 作 業 に 要 する 資 材 の 種 類 別 保 管 ( 調 達 ) 場 所 (エ) 部 隊 との 連 絡 責 任 者 連 絡 方 法 および 連 絡 場 所 (2) 派 遣 部 隊 が 到 着 したとき ア 派 遣 部 隊 を 作 業 現 地 に 誘 導 し 派 遣 部 隊 の 責 任 者 と 応 援 作 業 計 画 等 について 協 議 し 調 整 のうえ 必 要 な 措 置 をとる イ 次 の 事 項 を 県 地 方 本 部 に 報 告 する (ア) 派 遣 部 隊 の 指 揮 官 の 官 職 氏 名 (イ) 隊 員 数 (ウ) 作 業 の 状 況 (エ) 市 本 部 における 連 絡 責 任 者 氏 名 および 今 後 の 連 絡 方 法 ウ 派 遣 された 部 隊 に 対 し 次 の 施 設 等 を 提 供 する なお 被 災 状 況 により 下 記 施 設 に 限 定 することなく 応 急 対 策 活 動 が 有 効 に 行 えるよう 必 要 に 応 じ 自 衛 隊 の 活 動 拠 点 場 所 を 選 定 し 提 供 する (ア) 本 部 事 務 室 市 役 所 31 会 議 室 (イ) 宿 舎 公 共 施 設 または 市 内 宿 泊 施 設 をあてる (ウ) 資 材 置 場 炊 事 場 荒 神 山 公 園 (エ) 駐 車 場 ( 車 1 台 の 基 準 は 3m 8m) 荒 神 山 公 園 (オ) ヘリコプター 発 着 場 荒 神 山 公 園

185 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 4 節 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 5 派 遣 部 隊 の 活 動 範 囲 区 分 即 時 および 応 急 救 援 活 動 ( 災 害 発 生 直 後 人 命 救 助 第 一 義 として 即 時 に 行 う 救 助 活 動 ) 組 織 的 救 援 活 動 ( 即 時 および 応 急 救 援 活 動 に 引 続 き 被 害 状 況 の 概 要 が 判 明 し 派 遣 部 隊 の 主 力 をも ってする 組 織 化 され た 救 助 活 動 ) その 他 活 動 範 囲 (1) 偵 察 連 絡 活 動 空 地 よりの 偵 察 連 絡 被 害 状 況 の 把 握 および 情 報 の 提 供 (2) 救 出 救 助 避 難 支 援 等 被 災 者 の 捜 索 救 助 および 避 難 路 の 啓 開 輸 送 応 急 救 護 空 地 よりの 避 難 誘 導 支 援 (3) 緊 急 輸 送 患 者 および 人 命 救 助 に 必 要 な 人 員 物 資 等 を 車 両 航 空 機 により 輸 送 (4) 消 火 活 動 利 用 可 能 な 消 防 車 消 防 火 用 具 による 消 防 機 関 への 協 力 (5) 資 料 提 出 および 広 報 活 動 県 本 部 関 係 機 関 への 資 料 の 提 出 および 空 地 よりの 立 体 的 広 報 協 力 (6) 危 険 物 の 保 安 および 除 去 火 薬 類 爆 発 物 等 能 力 上 可 能 な 危 険 物 の 保 安 措 置 および 除 去 (1) 土 木 活 動 道 路 水 路 の 応 急 啓 開 作 業 (2) 水 防 活 動 堤 防 護 岸 等 の 決 壊 に 伴 う 応 急 復 旧 作 業 (3) 架 橋 活 動 応 急 橋 梁 の 構 築 (4) 通 信 支 援 自 衛 隊 の 通 信 連 絡 に 支 障 のない 範 囲 において 各 種 有 無 線 活 動 支 援 (5) 医 療 救 護 活 動 応 急 医 療 防 疫 活 動 および 医 具 血 液 薬 品 等 の 輸 送 (6) 炊 飯 および 給 水 支 援 被 災 地 避 難 地 における 炊 飯 給 水 支 援 (7) 救 援 物 資 の 無 償 貸 付 または 譲 与 防 衛 庁 の 管 理 に 属 する 物 品 の 無 償 貸 付 および 譲 与 等 に 関 する 総 理 府 令 ( 昭 和 37 年 総 理 府 令 第 1 号 )による ただし 譲 与 は 市 本 部 県 本 部 その 他 の 公 共 機 関 の 救 助 が 受 けられ ず 当 該 物 品 の 譲 与 を 受 けなければ 生 命 身 体 が 危 険 であると 認 められ る 場 合 に 限 る 要 請 に 基 づき 自 衛 隊 の 能 力 で 処 置 が 可 能 なものについて 所 要 の 活 動 を 行 う 6 派 遣 部 隊 の 撤 収 要 請 市 本 部 は 災 害 救 助 活 動 が 終 了 し 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 の 必 要 がなくなった 場 合 または 作 業 が 復 旧 の 段 階 に 入 った 場 合 速 やかに 県 本 部 に 対 して 自 衛 隊 の 撤 収 要 請 の 連 絡 を 行 う 7 経 費 の 負 担 区 分 市 は 原 則 として 自 衛 隊 の 救 助 活 動 に 要 した 経 費 を 負 担 する

186 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 4 節 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 その 内 容 は おおむね 次 のとおりとする (1) 派 遣 部 隊 が 救 援 活 動 を 実 施 するために 必 要 な 資 機 材 ( 自 衛 隊 装 備 に 係 るものを 除 く ) 等 の 購 入 費 借 上 料 および 修 繕 費 (2) 派 遣 部 隊 の 船 舶 による 湖 上 輸 送 等 の 経 費 (3) 派 遣 部 隊 の 宿 営 に 必 要 な 土 地 建 物 等 の 使 用 料 および 借 上 料 (4) 派 遣 部 隊 の 宿 営 および 救 難 活 動 に 伴 なう 光 熱 水 道 電 話 料 等 (5) 派 遣 部 隊 の 救 援 活 動 実 施 の 際 生 じた( 自 衛 隊 装 備 に 係 るものを 除 く ) 損 害 の 補 償 (6)その 他 救 援 活 動 の 実 施 に 要 する 経 費 で 負 担 区 分 に 疑 義 ある 場 合 は 自 衛 隊 と 市 長 が 協 議 するものと する

187 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 5 節 航 空 機 等 の 応 援 要 請 第 5 節 航 空 機 等 の 応 援 要 請 担 当 班 等 危 機 管 理 班 各 防 災 関 係 機 関 1 基 本 方 針 市 本 部 は 災 害 の 状 況 により 航 空 機 等 の 使 用 が 必 要 で また 効 果 があると 認 める 場 合 は 関 係 機 関 に 航 空 機 等 の 応 援 を 要 請 する 2 広 域 航 空 消 防 応 援 市 本 部 は 災 害 の 状 況 により 航 空 機 (ヘリコプター)の 使 用 が 必 要 で また 効 果 があると 認 める 場 合 大 規 模 特 殊 災 害 時 における 広 域 航 空 消 防 応 援 実 施 要 綱 に 定 めるところにより 県 本 部 に 応 援 を 要 請 す る 3 滋 賀 県 防 災 航 空 隊 市 本 部 は 災 害 の 状 況 により 防 災 ヘリコプターの 使 用 が 必 要 で また 効 果 があると 認 められる 場 合 は 滋 賀 県 防 災 ヘリコプター 支 援 協 定 ( 平 成 16 年 3 月 24 日 )に 基 づき 派 遣 を 要 請 する * 滋 賀 県 防 災 ヘリコプター 緊 急 運 航 要 領 資 料 編 P-873 参 照 4 滋 賀 県 警 察 本 部 生 活 安 全 部 機 動 警 察 隊 ( 航 空 隊 ) 市 本 部 は 災 害 の 状 況 により 航 空 機 (ヘリコプター)の 使 用 が 必 要 で また 効 果 があると 認 める 場 合 所 轄 警 察 署 を 経 由 し 滋 賀 県 警 察 本 部 機 動 警 察 隊 ( 航 空 隊 )の 派 遣 を 要 請 する 5 赤 十 字 飛 行 隊 (1) 活 動 内 容 ア 航 空 機 を 利 用 しての 災 害 救 助 および 救 護 活 動 イ 救 急 患 者 および 特 殊 患 者 の 航 空 輸 送 ウ 救 急 医 薬 品 および 血 液 等 の 航 空 輸 送 エ その 他 日 本 赤 十 字 社 が 必 要 と 認 める 活 動 (2) 要 請 方 法 総 務 班 は 県 本 部 へ 連 絡 し 県 本 部 は 日 本 赤 十 字 社 滋 賀 県 支 部 に 派 遣 を 要 請 する 緊 急 避 難 人 命 救 助 など 事 態 が 切 迫 して 県 本 部 に 要 請 依 頼 するいとまがない 場 合 は 直 接 赤 十 字 社 に 通 報 し 事 後 速 や かに 所 定 の 手 続 を 行 う なお 要 請 に 当 たっては 次 の 事 項 を 明 らかにする ア 目 的 ( 任 務 ) イ 日 時 ウ 場 所

188 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 5 節 航 空 機 等 の 応 援 要 請 (3) 赤 十 字 社 連 絡 先 日 本 赤 十 字 社 ( 東 京 ) TEL 日 本 赤 十 字 社 滋 賀 県 支 部 ( 大 津 ) TEL 林 野 火 災 用 空 中 消 火 資 機 材 警 防 班 は 林 野 火 災 発 生 のため 空 中 消 火 資 機 材 が 必 要 となった 場 合 滋 賀 県 林 野 火 災 対 策 用 空 中 消 火 資 機 材 運 用 要 綱 に 基 づき 資 機 材 の 借 受 申 請 を 行 う * 林 野 火 災 対 策 用 資 機 材 資 料 編 P-881 参 照

189 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 6 節 応 援 の 受 け 入 れ 体 制 第 6 節 応 援 の 受 け 入 れ 体 制 担 当 班 等 危 機 管 理 班 警 防 班 1 基 本 方 針 市 本 部 は 県 および 指 定 行 政 機 関 等 に 応 援 を 要 請 した 場 合 は 応 援 部 隊 の 効 率 的 な 応 急 対 策 活 動 が 実 施 されるよう 速 やかに 受 け 入 れ 体 制 を 整 備 する 2 応 援 の 受 け 入 れ 体 制 各 種 協 定 等 に 基 づく 応 援 の 受 け 入 れに 際 しては 以 下 の 決 定 を 迅 速 に 行 い その 体 制 を 早 期 に 確 立 する (1) 応 援 担 当 連 絡 員 の 指 名 応 援 部 隊 の 受 け 入 れにあたっては 担 当 連 絡 員 を 指 名 し 窓 口 の 一 本 化 を 図 るとともに 実 施 する 応 援 救 助 活 動 が 他 の 災 害 救 助 復 旧 機 関 と 競 合 重 複 することのないよう 調 整 を 行 うものとする (2) 集 結 地 の 指 定 市 本 部 は 応 援 元 の 機 関 ごとに 集 結 地 を 指 定 し 各 応 援 部 隊 の 応 援 救 助 活 動 が 円 滑 にかつ 最 も 効 率 的 に 実 施 されるよう 十 分 配 慮 する なお 集 結 地 については あらかじめ 候 補 地 を 検 討 しておくものとす る また 応 援 担 当 連 絡 員 は 市 本 部 の 指 示 を 受 けて 当 該 集 結 地 の 担 当 責 任 者 となる 3 応 援 元 の 機 関 との 確 認 事 項 応 援 元 の 機 関 とは 応 援 受 け 入 れ 時 に 原 則 として 次 の 事 項 を 確 認 しておくものとする (1) 応 援 内 容 (2) 応 援 の 規 模 ( 部 隊 数 人 員 ) (3) 応 援 の 物 資 資 機 材 等 (4) 責 任 者 との 連 絡 方 法 4 災 害 現 場 等 への 誘 導 人 命 救 助 等 緊 急 を 要 する 場 合 において 応 援 部 隊 の 迅 速 かつ 効 率 的 な 応 急 対 策 活 動 が 行 われるよう 消 防 団 バイク 隊 等 を 活 用 し 集 結 地 から 災 害 現 場 へ 誘 導 等 を 行 うものとする

190 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 担 当 班 社 会 福 祉 班 関 係 各 部 班 指 針 災 害 に 際 して 市 本 部 は 災 害 救 助 活 動 を 行 うとともに 一 定 規 模 以 上 の 災 害 に 関 しては 災 害 救 助 法 の 適 用 を 要 請 する 同 法 の 適 用 を 受 けた 場 合 知 事 が 行 う 救 助 のうち 市 長 に 委 任 された 救 助 については 市 長 がこれを 実 施 するとともに 受 託 を 受 けない 救 助 については 知 事 を 補 助 し り 災 者 の 保 護 と 秩 序 の 安 定 を 図 る 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 3 章 水 害 の 応 急 対 策 ( 水 防 ) 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 7 章 救 助 救 急 および 医 療 救 護 対 策 第 8 章 生 活 救 援 対 策 第 9 章 交 通 輸 送 対 策 第 10 章 環 境 保 健 衛 生 対 策 第 11 章 災 害 ボランティア 対 策 およ び 赤 十 字 奉 仕 団 活 動 等 第 12 章 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 第 13 章 文 教 関 係 の 応 急 対 策 第 14 章 各 種 防 災 関 係 施 設 の 応 急 対 策 第 15 章 各 種 施 設 等 の 応 急 対 策 第 1 節 災 害 救 助 法 の 適 用

191 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 第 1 節 災 害 救 助 法 の 適 用 第 1 節 災 害 救 助 法 の 適 用 担 当 班 社 会 福 祉 班 関 係 各 部 班 1 基 本 方 針 県 本 部 長 は 災 害 救 助 法 の 適 用 に 基 づく 災 害 救 助 活 動 を 行 う ただし 市 本 部 長 は 事 態 が 急 迫 し 県 本 部 長 による 救 助 活 動 を 待 つ 余 裕 のない 場 合 は 県 本 部 長 に 代 わって 救 助 活 動 を 実 施 する また 市 本 部 長 は 県 本 部 長 の 職 権 の 一 部 を 委 任 された 場 合 は 委 任 された 事 項 について 実 施 責 任 者 として 応 急 対 策 活 動 を 実 施 する 2 災 害 救 助 法 の 適 用 基 準 災 害 救 助 法 の 適 用 基 準 は 同 法 同 法 施 行 令 および 滋 賀 県 災 害 救 助 法 施 行 細 則 等 によるが 災 害 救 助 法 施 行 令 第 1 条 に 基 づく 本 市 における 具 体 的 運 用 基 準 は おおむね 次 のとおりである (1) 当 市 の 区 域 内 で 100 世 帯 以 上 の 住 家 が 滅 失 したとき (2) 県 の 区 域 内 の 住 家 滅 失 世 帯 数 が 1,500 世 帯 以 上 で 本 市 域 内 の 50 世 帯 以 上 の 住 家 が 滅 失 したとき (3) 県 の 区 域 内 の 住 家 滅 失 世 帯 数 が 7,000 世 帯 以 上 である 場 合 で かつ 本 市 域 内 で 多 数 の 住 家 が 滅 失 し たとき (4) 災 害 が 隔 絶 した 地 域 に 発 生 したものである 等 り 災 者 の 救 護 を 著 しく 困 難 とする 特 別 の 事 情 がある 場 合 であって かつ 本 市 域 内 で 多 数 の 住 家 が 滅 失 したとき (5) 多 数 の 者 が 生 命 もしくは 身 体 上 に 危 害 を 受 け または 受 けるおそれが 生 じたとき ( 例 ) ア 船 舶 の 沈 没 または 交 通 事 故 により 多 数 の 者 が 危 険 状 態 となる 場 合 イ 豪 雪 により 多 数 の 者 が 危 険 状 態 となる 場 合 ウ 山 崩 れ がけ 崩 れなどにより 多 数 の 住 家 に 被 害 が 生 じ かつ 多 数 の 者 が 死 傷 した 場 合 3 災 害 救 助 法 との 関 係 (1) 市 域 に 災 害 救 助 法 が 適 用 された 場 合 市 本 部 が 行 う 救 助 業 務 は 同 法 に 定 める 救 助 の 限 度 内 におい て 同 法 による 救 助 業 務 に 移 行 される (2) 市 域 に 災 害 救 助 法 が 適 用 された 場 合 市 本 部 は 県 本 部 が 行 う 救 助 業 務 を 補 助 執 行 し また その 職 権 の 一 部 が 委 任 された 場 合 は 委 任 事 項 についてこれに 当 たる (3) 実 施 した 応 援 救 助 については 災 害 救 助 法 が 適 用 されたときは 災 害 救 助 法 に 基 づく 救 助 として 取 扱 い 適 用 されない 災 害 にあっては 市 単 独 の 救 助 として 処 理 する

192 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 第 1 節 災 害 救 助 法 の 適 用 4 被 害 の 認 定 基 準 被 害 の 認 定 は 災 害 救 助 法 適 用 の 判 断 の 基 礎 資 料 となるものであり また 災 害 救 助 法 に 基 づく 救 助 の 実 施 にあたり 救 助 の 種 類 程 度 期 間 の 決 定 の 基 礎 となるものであることから 適 正 かつ 迅 速 に 行 うもの とする (1) 住 家 の 滅 失 等 の 認 定 * 災 害 の 被 害 認 定 基 準 資 料 編 P-901 参 照 (2) 住 家 の 滅 失 等 の 算 定 ア 全 壊 全 焼 流 失 等 住 家 が 滅 失 した 世 帯 は 生 活 を 一 にする 実 際 の 生 活 単 位 をもって 1 世 帯 とする イ 住 家 が 半 壊 または 半 焼 する 等 著 しく 損 傷 した 世 帯 は 2 世 帯 をもって 住 家 が 床 上 浸 水 土 砂 のたい 積 等 により 一 時 的 に 居 住 できない 状 態 となった 世 帯 は 3 世 帯 をもって それぞれ 住 家 が 滅 失 した 1 世 帯 とみなす 5 災 害 救 助 法 の 適 用 手 続 (1) 通 常 の 場 合 市 長 ( 市 本 部 長 )は 本 市 における 被 害 が 適 用 基 準 のいずれかに 該 当 し または 該 当 する 見 込 みであ るときは 直 ちに 次 の 事 項 を 県 地 方 本 部 を 通 じて 県 知 事 ( 県 本 部 長 )に 報 告 するとともに 被 災 者 が 現 に 救 助 を 要 する 状 態 にある 場 合 には 併 せて 災 害 救 助 法 の 適 用 を 要 請 する ただし 発 生 の 報 告 の 時 点 で その 内 容 の 全 てが 判 明 しないときは 判 明 している 内 容 について 報 告 すること ア 災 害 発 生 の 日 時 および 場 所 イ 災 害 の 要 因 ウ 被 害 の 状 況 エ 既 にとった 救 助 措 置 と 今 後 の 救 助 措 置 の 見 込 み (2) 緊 急 の 場 合 市 長 ( 市 本 部 長 )は 災 害 の 事 態 が 急 迫 して 県 知 事 ( 県 本 部 長 )による 救 助 の 実 施 を 待 つことがで きないときは 災 害 救 助 法 による 応 急 救 助 に 直 ちに 着 手 するとともに その 状 況 を 速 やかに 県 地 方 本 部 を 通 じて 県 知 事 ( 県 本 部 長 )に 報 告 し その 後 の 処 置 に 関 して 県 知 事 ( 県 本 部 長 )の 指 示 を 受 けなけれ ばならない

193 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 第 1 節 災 害 救 助 法 の 適 用 6 災 害 救 助 法 による 救 助 の 種 類 (1) 救 助 の 種 類 市 本 部 において 実 施 する 災 害 救 助 法 による 救 助 の 種 類 は おおむね 次 のとおりである 救 助 の 種 類 救 助 の 種 類 実 施 期 間 実 施 の 区 分 避 難 所 発 生 から 7 日 以 内 市 本 部 応 急 仮 設 住 宅 発 生 から 着 工 は20 日 以 内 供 与 期 間 は 2 年 以 内 対 象 者 敷 地 の 選 定 = 市 本 部 建 設 = 県 本 部 炊 き 出 しその 他 による 食 品 の 給 与 発 生 から 7 日 以 内 市 本 部 飲 料 水 の 供 給 発 生 から 7 日 以 内 市 本 部 被 服 寝 具 その 他 生 活 必 需 品 の 給 与 または 貸 与 医 療 および 助 産 発 生 から 10 日 以 内 発 生 から 医 療 14 日 以 内 分 娩 した 日 から 助 産 7 日 以 内 確 保 輸 送 = 県 本 部 調 査 報 告 割 当 配 分 = 市 本 部 医 療 班 出 動 要 請 = 県 本 部 その 他 = 市 本 部 災 害 にかかった 者 の 救 出 発 生 から 3 日 以 内 市 本 部 災 害 にかかった 住 宅 の 応 急 修 理 発 生 から 1 箇 月 以 内 対 象 者 選 定 = 市 本 部 修 理 = 県 本 部 市 本 部 学 用 品 の 給 与 発 生 から 教 科 書 1 箇 月 以 内 文 房 具 15 日 以 内 調 査 報 告 割 当 配 分 = 市 本 部 埋 葬 援 助 発 生 から 10 日 以 内 市 本 部 死 体 の 捜 索 発 生 から 10 日 以 内 市 本 部 死 体 の 処 理 発 生 から 10 日 以 内 市 本 部 障 害 物 の 除 去 発 生 から 10 日 以 内 市 本 部 (2) 県 計 画 に 定 める 救 助 の 程 度 方 法 および 期 間 の 基 準 により 難 い 特 別 の 事 情 がある 場 合 は 特 別 基 準 の 設 定 を 県 本 部 長 に 申 請 する (3) 市 長 への 委 任 知 事 は 救 助 を 迅 速 に 行 うため 必 要 があると 認 めるときは 知 事 の 権 限 に 属 する 救 助 の 実 施 に 関 する 事 務 の 一 部 を 市 長 に 委 任 することができる なお 委 任 されない 事 務 については 市 長 は 知 事 の 行 う 救 助 を 補 助 する

194 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 第 1 節 災 害 救 助 法 の 適 用 7 救 助 の 実 施 状 況 の 記 録 および 報 告 社 会 福 祉 班 は 災 害 救 助 法 による 救 助 活 動 の 実 施 状 況 を 日 毎 に 記 録 整 理 するとともに その 状 況 を 救 助 日 報 の 様 式 により 県 本 部 ( 健 康 福 祉 政 策 班 )に 報 告 する * 救 助 日 報 資 料 編 P-889 参 照 8 救 助 の 程 度 方 法 および 期 間 の 早 見 表 災 害 救 助 法 による 救 助 の 程 度 方 法 および 期 間 の 早 見 表 は 次 のとおりである 同 法 に 基 づく 救 助 活 動 に 当 たっては これらの 基 準 に 配 慮 して 実 施 する * 災 害 救 助 法 による 救 助 の 程 度 方 法 および 期 間 早 見 表 資 料 編 P-884 参 照 9 彦 根 市 災 害 対 策 基 金 の 活 用 災 害 救 助 法 のほか 被 災 者 の 救 助 応 急 措 置 その 他 災 害 対 策 に 要 する 臨 時 的 経 費 として 彦 根 市 災 害 対 策 基 金 を 活 用 する * 彦 根 市 災 害 対 策 基 金 の 設 置 管 理 および 処 分 に 関 する 条 例 資 料 編 P 参 照

195 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 6 章 避 難 対 策 担 当 班 等 市 民 班 道 路 河 川 班 危 機 管 理 班 福 祉 保 健 部 の 各 班 人 権 政 策 班 農 林 水 産 班 消 防 署 団 彦 根 警 察 署 各 施 設 管 理 者 その 他 関 係 機 関 等 指 針 市 本 部 は 災 害 が 発 生 し またはそのおそれがあるとき 警 察 署 その 他 関 係 機 関 と 協 力 し 住 民 に 対 して 避 難 指 示 避 難 誘 導 収 容 保 護 等 の 応 急 避 難 措 置 を 行 うとともに 災 害 警 備 等 に 努 める なお その 際 には 傷 病 者 心 身 障 害 者 高 齢 者 児 童 妊 産 婦 外 国 人 等 の 避 難 行 動 要 支 援 者 に 十 分 配 慮 する 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 3 章 水 害 の 応 急 対 策 ( 水 防 ) 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 4 編 資 料 編 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 第 6 章 避 難 対 策 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 7 章 救 助 救 急 および 医 療 救 護 対 策 第 8 章 生 活 救 援 対 策 第 9 章 交 通 輸 送 対 策 第 10 章 環 境 保 健 衛 生 対 策 第 11 章 災 害 ボランティア 対 策 およ び 赤 十 字 奉 仕 団 活 動 等 第 12 章 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 第 13 章 文 教 関 係 の 応 急 対 策 第 14 章 各 種 防 災 関 係 施 設 の 応 急 対 策 第 15 章 各 種 施 設 等 の 応 急 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 208 第 2 節 各 種 施 設 等 の 避 難 対 策 218 第 3 節 災 害 警 備

196 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 担 当 班 等 市 民 班 危 機 管 理 班 社 会 福 祉 班 彦 根 警 察 署 各 施 設 管 理 者 社 会 福 祉 協 議 会 その 他 関 係 機 関 等 1 基 本 方 針 市 民 班 は 災 害 に 際 し 警 察 署 および 関 係 機 関 団 体 と 連 携 のもと 市 本 部 長 の 指 示 ( 命 令 )に 基 づき 住 民 の 生 命 身 体 の 安 全 を 図 るため 避 難 誘 導 を 実 施 する 各 施 設 管 理 者 は 市 本 部 長 の 指 示 や 協 力 要 請 を 受 け 避 難 場 所 を 開 放 し 避 難 所 の 開 設 収 容 体 制 の 整 備 および 人 心 の 安 定 に 協 力 する 2 応 急 措 置 (1) 避 難 準 備 情 報 ( 避 難 行 動 要 支 援 者 避 難 情 報 ) 暴 風 洪 水 土 砂 崩 れ 雪 崩 等 の 災 害 が 発 生 するおそれがある 場 合 は 危 険 区 域 内 の 住 民 に 避 難 準 備 情 報 ( 避 難 行 動 要 支 援 者 避 難 情 報 )を 伝 達 し 避 難 行 動 要 支 援 者 等 避 難 行 動 に 時 間 を 要 し 緊 急 避 難 の 対 応 が 困 難 な 者 の 計 画 した 避 難 場 所 への 避 難 を 開 始 させるとともに 通 常 の 避 難 行 動 ができる 者 に 避 難 準 備 を 開 始 させる * 浸 水 区 域 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 内 の 避 難 行 動 要 支 援 者 が 利 用 する 施 設 資 料 編 P 参 照 (2) 避 難 勧 告 通 常 の 避 難 行 動 ができる 者 に 計 画 した 避 難 場 所 への 避 難 または 建 物 内 の 安 全 な 場 所 での 待 避 等 を 開 始 させる (3) 避 難 指 示 避 難 勧 告 等 の 発 令 後 で 避 難 中 の 住 民 に 確 実 な 避 難 行 動 を 完 了 させるとともに 避 難 していない 住 民 に 対 し 避 難 行 動 に 移 らせる (4) 避 難 収 容 状 況 に 応 じて 安 全 な 施 設 を 避 難 所 として 開 設 し 事 前 に 避 難 した 者 および 一 時 的 に 緊 急 避 難 した 者 を 避 難 所 に 収 容 保 護 する また 被 害 を 受 けて 日 常 居 住 する 場 所 を 失 った 者 も 同 様 に 一 時 収 容 保 護 する 3 避 難 勧 告 指 示 等 の 実 施 責 任 者 法 令 に 基 づき 避 難 の 勧 告 指 示 ができる 権 限 者 は 次 のとおりである なお 避 難 勧 告 指 示 等 の 発 令 者 は 原 則 本 部 長 とするが 本 部 長 に 事 故 ある 場 合 は 副 本 部 長 副 本 部 長 が 欠 ける 時 または 事 故 ある 場 合 は 本 部 長 付 きがその 職 務 を 代 行 する 発 令 をするいとまがない 時 は そ の 補 助 執 行 機 関 として 消 防 長 または 消 防 署 長 が 行 うものとする

197 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 避 難 勧 告 指 示 の 基 準 事 項 区 分 実 施 責 任 者 措 置 実 施 の 基 準 避 難 勧 告 市 町 村 長 ( 災 害 対 策 基 本 法 第 60 条 ) 立 退 き 安 全 確 保 措 置 の 勧 告 および 立 退 き 先 の 指 示 災 害 が 発 生 し または 発 生 するおそれが ある 場 合 において 特 別 の 必 要 があると 認 められるとき 知 事 およびその 命 を 受 け 立 退 きの 指 示 洪 水 により 著 しい 危 険 が 切 迫 していると た 職 員 ( 水 防 法 第 29 条 ) 認 められるとき 水 防 管 理 者 立 退 きの 指 示 洪 水 により 著 しい 危 険 が 切 迫 していると ( 水 防 法 第 29 条 ) 認 められるとき 知 事 又 はその 命 を 受 けた 立 ち 退 きの 指 示 地 すべりにより 著 しい 危 険 が 切 迫 してい 吏 員 ( 地 すべり 等 防 止 法 ると 認 められるとき 第 25 条 ) 避 難 の 指 市 町 村 長 ( 災 害 対 策 基 本 法 第 60 条 ) 立 退 き 安 全 確 保 措 置 の 指 示 および 立 退 き 先 の 指 示 災 害 が 発 生 し または 発 生 するおそれが ある 場 合 において 特 別 の 必 要 があると 認 められるとき 示 等 警 察 官 ( 災 害 対 策 基 本 法 立 退 きの 指 示 警 告 市 町 村 長 が 避 難 のための 立 ち 退 きを 指 示 することができないと 認 めるとき 第 61 条 ) 避 難 等 の 指 示 市 町 村 長 から 要 求 があったとき ( 警 察 官 職 務 執 行 重 大 な 被 害 が 切 迫 したと 認 めるときは 法 第 4 条 ) 警 告 を 発 し または 特 に 急 を 要 する 場 合 において 危 害 を 受 けるおそれのある 者 に 対 し 必 要 な 限 度 で 避 難 の 措 置 をとる 自 衛 官 災 害 により 危 険 な 事 態 が 生 じた 場 合 にお ( 自 衛 隊 法 第 94 条 ) いて 警 察 官 がその 場 にいない 場 合 に 限 り 災 害 派 遣 を 命 じられた 部 隊 等 の 自 衛 官 は 避 難 について 必 要 な 措 置 をとる 知 事 による 避 難 の 指 示 等 の 代 行 ( 災 害 対 策 基 本 法 第 60 条 の6) 知 事 は 市 町 村 長 がその 全 部 または 大 部 分 の 事 務 を 行 うこと ができないときは 避 難 のための 立 ち 退 きに 関 する 指 示 等 お よび 安 全 確 保 措 置 に 関 する 指 示 等 の 全 部 または 一 部 を 代 行 す る ( 注 ) 避 難 の 勧 告 指 示 は 法 令 により 知 事 またはその 命 を 受 けた 県 の 職 員 および 警 察 官 自 衛 官 等 にもあ り 市 長 ( 市 本 部 長 )の 行 う 勧 告 指 示 およびその 伝 達 については 状 況 判 断 したうえで 実 施 する 4 避 難 準 備 情 報 勧 告 指 示 等 の 周 知 (1) 周 知 方 法 避 難 準 備 情 報 勧 告 指 示 等 は 状 況 に 応 じておおむね 次 の 方 法 によるほか 第 2 章 第 5 節 広 報 による * 広 報 文 例 資 料 編 P-959 参 照

198 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 避 難 準 備 情 報 勧 告 指 示 等 の 方 法 区 分 発 令 時 の 状 況 住 民 に 求 める 行 動 伝 達 内 容 伝 達 手 段 ( 避 難 行 避 動 難 要 準 支 備 援 情 者 報 避 難 情 報 ) 避 難 行 動 要 支 援 者 等 特 に 避 難 行 動 に 時 間 を 要 する 者 が 避 難 行 動 を 開 始 しなければな らない 段 階 であり 人 的 被 害 の 発 生 する 可 能 性 が 高 まった 状 況 避 難 行 動 要 支 援 者 等 特 に 避 難 行 動 に 時 間 を 要 する 者 は 計 画 された 避 難 場 所 への 避 難 行 動 を 開 始 ( 避 難 支 援 者 は 支 援 行 動 を 開 始 ) 上 記 以 外 の 者 は 家 族 等 との 連 絡 非 常 時 持 出 品 の 用 意 等 避 難 準 備 を 開 始 ア 事 前 避 難 すべき 理 由 イ 危 険 区 域 ウ 避 難 対 象 者 エ 避 難 先 オ その 他 注 意 事 項 ア 広 報 車 イ 緊 急 通 報 システム ウ 彦 根 市 ホームページ エ FMひこね オ 口 頭 伝 達 カ 放 送 事 業 者 キ 彦 根 市 メール 配 信 シ ステム 避 難 勧 告 通 常 の 避 難 行 動 がで きる 者 が 避 難 行 動 を 開 始 しなければならない 段 階 であり 人 的 被 害 の 発 生 する 可 能 性 が 明 らかに 高 まった 状 況 通 常 の 行 動 ができ る 者 は 計 画 された 避 難 場 所 等 への 避 難 または 建 物 内 の 安 全 な 場 所 での 待 避 を 開 始 ア 避 難 すべき 理 由 イ 要 避 難 対 象 地 域 ウ 避 難 先 エ 避 難 経 路 オ その 他 注 意 事 項 ア 広 報 車 イ 緊 急 通 報 システム ウ 彦 根 市 ホームページ エ FMひこね オ 口 頭 伝 達 カ 警 鐘 乱 打 キ サイレン 吹 鳴 ク 放 送 事 業 者 ケ 彦 根 市 メール 配 信 シ ステム 避 難 指 示 ア 前 兆 現 象 や 現 地 の 切 迫 した 状 況 か ら 人 的 被 害 の 発 生 する 危 険 性 が 高 いと 判 断 された 状 況 イ 堤 防 の 隣 接 地 等 地 域 の 特 性 から 人 的 被 害 の 発 生 する 危 険 性 が 非 常 に 高 いと 判 断 された 状 況 ウ 人 的 被 害 の 発 生 し た 状 況 避 難 勧 告 等 の 発 令 後 で 避 難 中 の 住 民 は 確 実 な 避 難 行 動 を 直 ちに 完 了 未 だ 避 難 していな い 対 象 住 民 は 直 ち に 避 難 行 動 に 移 ると ともに そのいとま がない 場 合 は 生 命 身 体 を 守 る 最 低 限 の 行 動 ア 避 難 すべき 理 由 イ 要 避 難 対 象 地 域 ウ 避 難 先 エ 避 難 経 路 オ その 他 注 意 事 項 ア 広 報 車 イ 緊 急 通 報 システム ウ 彦 根 市 ホームページ エ FMひこね オ 口 頭 伝 達 カ 警 鐘 乱 打 キ サイレン 吹 鳴 ク 放 送 事 業 者 ケ 彦 根 市 メール 配 信 シ ステム 避 難 収 容 緊 急 的 に 避 難 した 一 時 避 難 場 所 から 避 難 所 への 移 動 が 適 切 と 考 えられる 状 況 一 時 避 難 場 所 から 避 難 所 への 移 動 ア 一 時 避 難 場 所 か ら 移 動 する 理 由 イ 移 動 方 法 ウ 移 動 先 ( 収 容 施 設 ) エ その 他 注 意 事 項 ア 口 頭 伝 達 ( 注 1) 避 難 の 勧 告 または 指 示 をしたとき あるいは 自 主 避 難 が 行 われたことを 覚 知 したときは 速 やか に 関 係 機 関 と 協 力 して その 周 知 徹 底 を 図 る ( 注 2)サイレン 吹 鳴 30 秒 吹 鳴 30 秒 吹 鳴 30 秒 吹 鳴 3 秒 休 止 3 秒 休 止

199 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 土 砂 災 害 に 関 する 避 難 勧 告 発 令 の 判 断 基 準 避 難 準 備 情 報 ( 避 難 行 動 要 支 援 者 避 難 情 報 ) 避 難 勧 告 避 難 指 示 大 雨 警 報 ( 土 砂 災 害 )が 発 表 され 災 害 の 発 生 する 可 能 性 が 高 まった 時 近 隣 で 前 兆 現 象 ( 湧 き 水 地 下 水 の 濁 りや 量 の 変 化 )が 発 見 された 時 大 雨 警 報 ( 土 砂 災 害 )が 発 表 され 災 害 の 発 生 する 可 能 性 が 明 らかに 高 まった 時 土 砂 災 害 警 戒 情 報 が 発 表 され 災 害 の 発 生 する 可 能 性 が 明 らかに 高 まった 時 近 隣 で 前 兆 現 象 ( 斜 面 崩 壊 斜 面 のはらみ 擁 壁 道 路 等 にクラック)が 発 見 された 時 大 雨 警 報 ( 土 砂 災 害 )が 発 表 され 災 害 の 発 生 する 危 険 性 が 非 常 に 高 いと 判 断 された 時 土 砂 災 害 警 戒 情 報 が 発 表 され 災 害 の 発 生 する 危 険 性 が 非 常 に 高 いと 判 断 され た 時 近 隣 で 土 砂 移 動 現 象 災 害 が 発 生 した 時 県 が 土 砂 災 害 が 認 定 される 土 地 の 区 域 および 時 期 を 明 らかにするための 緊 急 調 査 を 実 施 し その 結 果 に 基 づきこれらの 情 報 を 土 砂 災 害 緊 急 情 報 として 通 知 し たとき 河 川 氾 濫 に 関 する 避 難 勧 告 発 令 の 判 断 基 準 避 難 準 備 情 報 ( 避 難 行 動 要 支 援 者 避 難 情 報 ) 避 難 勧 告 避 難 指 示 洪 水 予 報 等 の 通 知 を 受 け 災 害 の 発 生 する 可 能 性 が 高 まった 時 いずれかの 量 水 標 にて はん 濫 注 意 水 位 ( 警 戒 水 位 )を 超 え 災 害 の 発 生 する 可 能 性 が 高 まった 時 水 防 警 報 の 通 知 を 受 け 災 害 の 発 生 する 可 能 性 が 明 らかに 高 まった 時 大 雨 洪 水 警 報 が 発 表 され 災 害 の 発 生 する 可 能 性 が 明 らかに 高 まった 時 いずれかの 量 水 標 にて 避 難 判 断 水 位 ( 特 別 警 戒 水 位 )を 超 え 今 後 も 引 き 続 き 相 当 量 の 降 雨 が 見 込 まれる 時 河 川 管 理 施 設 の 異 常 ( 漏 水 等 堤 防 の 決 壊 につながるおそれがある 被 災 等 )を 確 認 した 時 災 害 の 発 生 する 危 険 性 が 非 常 に 高 いと 判 断 された 時 いずれかの 量 水 標 にてはん 濫 危 険 水 位 ( 危 険 水 位 )を 超 え 災 害 の 発 生 する 危 険 性 が 非 常 に 高 いと 判 断 された 時 堤 防 の 決 壊 を 確 認 した 時 河 川 管 理 施 設 の 異 常 ( 亀 裂 大 規 模 漏 水 等 )を 確 認 した 時 5 避 難 準 備 情 報 勧 告 指 示 等 に 関 する 注 意 事 項 避 難 勧 告 指 示 に 当 たっては 次 の 事 項 に 注 意 する (1) 避 難 者 への 周 知 事 項 ア 避 難 に 際 し 電 源 ブレーカーの 切 断 火 気 危 険 物 等 の 後 始 末 および 戸 締 りを 完 全 にする イ 会 社 工 場 等 では 油 脂 類 の 流 失 防 止 発 火 しやすい 薬 品 電 気 ガス 等 の 保 安 措 置 を 講 ずる ウ 現 金 貴 重 品 ほか 日 用 品 身 回 品 を 最 小 限 にする

200 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 状 況 に 応 じ 避 難 者 に 2 食 程 度 の 食 糧 水 タオル チリ 紙 照 明 具 および 最 小 限 の 着 替 えを 携 行 さ せる エ なるべく 氏 名 票 を 携 行 させる オ 携 行 品 は 避 難 に 支 障 をきたさない 程 度 にする カ 隣 人 ( 家 )への 伝 達 (2) 避 難 者 の 確 認 救 出 警 察 官 消 防 職 団 員 等 は 避 難 の 勧 告 指 示 を 発 した 地 域 に 対 し 避 難 終 了 後 速 やかにパトロール を 行 い 立 ち 退 きに 遅 れた 者 等 の 有 無 の 確 認 および 救 出 に 努 める また 避 難 の 勧 告 指 示 に 従 わない 者 については 説 得 に 努 め 状 況 によっては 強 制 措 置 を 執 る 6 関 係 機 関 への 通 知 避 難 の 勧 告 指 示 を 行 ったものは おおむね 次 により 必 要 な 事 項 を 関 係 機 関 へ 通 知 する (1) 市 長 の 措 置 市 長 ( 危 機 管 理 室 ) 県 知 事 ( 防 災 危 機 管 理 局 ) 市 長 から 県 知 事 への 報 告 は 県 防 災 情 報 システムで 行 うことを 原 則 とする ただし システムが 使 用 不 可 能 な 場 合 または 県 からの 指 示 があった 場 合 は 各 環 境 総 合 事 務 所 経 由 で 報 告 を 行 う (2) 警 察 官 の 措 置 ア 災 害 対 策 基 本 法 に 基 づく 措 置 警 察 官 警 察 署 長 市 長 県 知 事 ( 防 災 危 機 管 理 局 ) イ 警 察 官 職 務 執 行 法 ( 職 権 )に 基 づく 措 置 警 察 官 警 察 署 長 県 警 察 本 部 長 県 知 事 ( 防 災 危 機 管 理 局 ) 市 長 (3) 自 衛 官 の 措 置 自 衛 官 市 長 県 知 事 ( 防 災 危 機 管 理 局 )

201 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 7 警 戒 区 域 の 設 定 (1) 警 戒 区 域 の 基 準 市 本 部 等 は 災 害 が 発 生 し またはそのおそれがある 場 合 人 命 および 身 体 を 保 護 するために 警 戒 区 域 を 設 定 し 一 般 の 立 入 禁 止 退 去 を 命 ずることができる 警 戒 区 域 の 設 定 権 限 設 定 権 者 種 類 要 件 ( 内 容 ) 根 拠 法 令 市 長 災 害 全 般 災 害 が 発 生 し または 災 害 が 発 生 しようとしてい る 場 合 において 人 の 生 命 または 身 体 に 対 する 危 険 を 防 止 するため 特 に 必 要 があると 認 めるとき 警 察 官 災 害 全 般 同 上 の 場 合 において 市 長 もしくはその 委 任 を 受 けた 市 の 吏 員 が 現 場 にいないとき またはこれら の 者 から 要 求 があったとき 人 の 生 命 もしくは 身 体 に 危 険 を 及 ぼし または 財 産 に 重 大 な 損 害 を 及 ぼすおそれのある 天 災 等 危 険 な 事 態 がある 場 合 自 衛 官 災 害 全 般 市 長 等 警 察 官 および 海 上 保 安 官 がその 場 にいな い 場 合 に 限 る 災 害 対 策 基 本 法 第 63 条 災 害 対 策 基 本 法 第 63 条 警 察 官 職 務 執 行 法 第 4 条 災 害 対 策 基 本 法 第 63 条 消 防 吏 員 火 災 を 除 く 災 害 の 現 場 において 消 防 活 動 の 確 保 を 主 目 的 に 消 防 法 第 36 の 2 または 災 害 全 般 設 定 する の 2 条 において 消 防 団 員 準 用 する 同 第 28 条 水 防 団 長 水 防 団 員 または 消 防 機 関 に 属 する 者 洪 水 水 防 上 緊 急 に 必 要 がある 場 所 において 水 防 法 第 21 条 県 知 事 による 応 急 措 置 の 代 行 市 長 がその 全 部 または 大 部 分 の 事 務 を 行 うこと ができないときは 警 戒 区 域 の 設 定 等 の 措 置 の 全 部 または 一 部 を 代 行 する 災 害 対 策 基 本 法 第 73 条 ( 注 ) 警 察 官 は 消 防 法 第 28 条 第 36 条 水 防 法 第 21 条 の 規 定 によっても 第 一 次 的 な 設 定 権 者 が 現 場 にいないか または 要 求 があったときは 警 戒 区 域 を 設 定 できる (2) 設 定 方 法 市 本 部 等 は 警 戒 区 域 の 設 定 に 際 し 警 察 署 消 防 署 等 関 係 機 関 と 調 整 を 図 った 上 で 設 定 し 警 戒 区 域 を 設 定 した 場 合 は 縄 を 張 るなど 警 戒 区 域 の 表 示 を 行 い 避 難 等 に 支 障 のないように 措 置 する

202 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 8 避 難 誘 導 の 方 法 (1) 実 施 責 任 市 民 班 は 消 防 職 団 員 警 察 官 等 と 連 携 して 避 難 誘 導 を 行 い 各 地 区 ごとに 責 任 者 および 誘 導 員 を 定 め 特 に 安 全 と 統 制 を 図 り 実 施 する なお 誘 導 にあたっては 関 係 自 治 会 長 自 主 防 災 組 織 等 の 協 力 を 求 める (2) 避 難 対 象 地 域 緊 急 度 の 高 い 地 域 から 順 に 避 難 誘 導 を 行 う (3) 避 難 対 象 者 通 常 の 場 合 次 の 順 序 によるが 誘 導 にあたっては 自 治 会 単 位 または 避 難 行 動 に 適 した 規 模 での 集 団 避 難 を 心 掛 ける ア 傷 病 者 心 身 障 害 者 高 齢 者 児 童 妊 産 婦 外 国 人 等 の 避 難 行 動 要 支 援 者 イ 防 災 活 動 従 事 者 以 外 の 者 ウ 防 災 活 動 従 事 者 (4) 避 難 誘 導 先 避 難 対 象 地 区 ごとに 安 全 で 適 切 な 施 設 を 指 定 し 速 やかに 住 民 に 周 知 広 報 するとともに 避 難 誘 導 を 行 う ア 避 難 所 が 開 設 されている 場 合 は 近 隣 の 避 難 所 へ イ 避 難 所 が 開 設 されていない 場 合 は 事 前 に 指 定 されている 近 隣 の 避 難 場 所 へ ウ その 他 状 況 に 応 じて 安 全 な 場 所 へ (5) 実 施 時 の 留 意 点 ア 避 難 誘 導 のため 消 防 職 団 員 等 を 配 置 する イ できるだけ 自 治 会 町 内 会 等 ごとに 集 団 の 形 成 を 図 り 避 難 を 実 施 する ウ 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 を 優 先 する エ 夜 間 においては 照 明 具 携 行 の 誘 導 員 を 配 置 する オ 携 帯 マイク 等 の 資 機 材 を 活 用 し 安 全 を 図 る (6) 避 難 経 路 ア 最 も 安 全 な 避 難 経 路 を 指 示 する イ 避 難 経 路 途 中 に 危 険 な 箇 所 があるときは 避 難 者 に 伝 達 しておく ウ 特 に 危 険 な 箇 所 については 誘 導 員 を 配 置 し 避 難 中 の 不 慮 の 事 故 を 防 止 する エ 緊 急 時 の 混 乱 を 避 けるため 車 両 の 使 用 を 禁 止 させる オ 必 要 に 応 じ 誘 導 標 識 誘 導 灯 携 帯 マイクを 設 置 する カ 道 路 上 の 障 害 物 件 を 除 去 する (7) 避 難 者 への 説 明 避 難 誘 導 の 際 避 難 者 に 避 難 指 示 の 内 容 理 由 等 を 説 明 する (8) 報 告 記 録 避 難 誘 導 の 状 況 を 市 本 部 に 報 告 するとともに 簡 潔 に 記 録 する

203 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 9 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 に 関 する 配 慮 在 宅 の 避 難 行 動 要 支 援 者 については 平 常 時 から 在 宅 福 祉 サービス 等 を 利 用 している 要 配 慮 者 に 加 え 災 害 発 生 により 家 族 や 近 隣 の 援 護 を 失 って 自 宅 に 取 り 残 されるなど 新 たに 援 助 を 必 要 とする 者 が 発 生 す る 市 本 部 は 自 治 会 民 生 委 員 児 童 委 員 地 域 住 民 等 の 協 力 を 得 ながら 1 在 宅 介 護 サービス 利 用 者 2 一 人 暮 らし 高 齢 者 3 高 齢 者 世 帯 4 心 身 障 害 者 等 5 難 病 患 者 等 の 名 簿 6 乳 幼 児 や 小 学 生 を 抱 えるひとり 親 家 庭 の 名 簿 を 利 用 し また7 外 国 人 に 対 しては 多 言 語 による 対 応 もしくはやさしい 日 本 語 の 表 現 にした り ふりがなをつけるなどの 配 慮 をした 避 難 準 備 情 報 ( 避 難 行 動 要 支 援 者 避 難 情 報 )を 伝 達 することによ り 確 実 な 避 難 を 完 了 させるとともに 居 宅 に 取 り 残 された 避 難 行 動 要 支 援 者 の 迅 速 な 発 見 に 努 める 避 難 行 動 要 支 援 者 を 発 見 した 場 合 には 1 一 時 避 難 場 所 拠 点 避 難 場 所 等 への 移 動 2 社 会 福 祉 施 設 等 への 緊 急 入 所 などの 措 置 をとる 特 に 在 宅 の 心 身 障 害 者 については 平 常 時 からその 実 態 把 握 に 努 めるとともに 居 住 地 別 障 害 種 別 ごとに 名 簿 を 整 備 しておく 10 避 難 者 の 受 け 入 れ (1) 避 難 場 所 ア 指 定 避 難 場 所 現 状 において 市 があらかじめ 指 定 する 避 難 場 所 は 次 のとおりとし 住 民 に 対 する 周 知 に 努 める 指 定 避 難 場 所 は 第 2 部 災 害 予 防 第 7 章 避 難 施 設 等 の 対 策 の 計 画 に 従 い 拠 点 避 難 場 所 および 一 時 避 難 場 所 に 区 分 する なお 指 定 されている 公 共 的 施 設 については 災 害 時 応 急 対 策 簡 易 トイレの 設 置 スロープの 設 置 ファックス テレビの 設 置 等 高 齢 者 や 心 身 障 害 者 等 に 配 慮 した 施 設 設 備 の 整 備 に 努 める * 指 定 避 難 場 所 資 料 編 P-748 参 照 イ 指 定 避 難 場 所 以 外 の 避 難 場 所 あらかじめ 市 が 指 定 する 避 難 施 設 以 外 でも 災 害 の 状 況 に 応 じては 避 難 場 所 としての 役 割 を 果 たす 施 設 も 考 えられる また 2 階 建 ての 公 共 施 設 等 は 水 害 時 に 有 効 な 場 合 もある 災 害 時 には こうした 施 設 も 適 宜 利 用 して 応 急 対 策 活 動 を 行 い 住 民 の 安 全 確 保 に 努 める * 指 定 以 外 の 避 難 場 所 資 料 編 P-750 参 照 (2) 避 難 場 所 の 開 放 および 避 難 所 の 開 設 ア 避 難 場 所 の 開 放 避 難 場 所 とは 身 体 および 生 命 の 危 険 から 身 を 守 ることを 目 的 に 住 民 が 事 前 避 難 および 緊 急 避 難 す る 場 所 である 市 本 部 は 避 難 の 勧 告 指 示 を 行 った 場 合 または 自 主 避 難 が 行 われたときは 直 ちに 関 係 する 避 難 場 所 に 連 絡 するとともに 当 該 施 設 の 職 員 の 協 力 を 得 て 施 設 を 避 難 者 に 開 放 する ただし 緊 急 を 要 する 場 合 には 施 設 管 理 者 や 地 域 の 自 主 防 災 組 織 等 の 判 断 で 開 放 することができる 従 って 指 定 避 難 場 所 の 鍵 の 管 理 については 市 と 施 設 管 理 者 等 との 間 であらかじめ 協 議 し 取 り 決 めて おくものとする イ 避 難 所 の 開 設 以 下 は 避 難 所 に 関 して 記 載 するが 避 難 場 所 も 準 じた 扱 いとする 避 難 所 の 開 設 は 基 本 的 に 市 長 の 責 務 である

204 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 市 本 部 は 災 害 により 住 民 を 避 難 収 容 させる 必 要 が 生 じたとき 適 切 な 避 難 所 を 開 設 する 避 難 所 の 開 設 を 決 定 したときは 直 ちに 施 設 管 理 者 に 連 絡 するとともに 当 該 施 設 の 職 員 の 協 力 を 得 て 避 難 所 の 開 設 および 被 災 者 の 収 容 を 行 う なお 被 害 が 深 刻 で あらかじめ 選 定 した 避 難 所 を 利 用 することが 困 難 な 場 合 には 速 やかに 適 地 を 選 定 して 仮 設 物 または 天 幕 等 を 設 置 し 避 難 所 とするものとし 設 置 について 県 本 部 に 依 頼 するものと する ウ 福 祉 避 難 所 の 開 設 避 難 所 での 避 難 生 活 が 困 難 な 要 配 慮 者 ( 高 齢 者 障 害 者 妊 産 婦 乳 幼 児 病 弱 者 など 避 難 所 生 活 に おいて 何 らかの 特 別 な 配 慮 を 必 要 とする 人 )に 対 しては 拠 点 避 難 場 所 である 市 内 17 小 学 校 の 特 別 教 室 や 空 き 教 室 に 設 置 指 定 する 福 祉 避 難 室 または 社 会 福 祉 施 設 などに 設 置 指 定 する 福 祉 避 難 所 を 開 設 し 受 け 入 れる 福 祉 避 難 室 は 避 難 所 開 設 後 に 避 難 所 での 避 難 生 活 が 困 難 な 要 配 慮 者 を 受 け 入 れ 家 族 や 親 近 者 など の 介 助 等 により 避 難 生 活 が 可 能 と 判 断 される 要 配 慮 者 と 高 度 の 医 療 介 護 サービス 等 を 必 要 とする 要 配 慮 者 を 区 別 し 前 者 を 対 象 に 受 け 入 れる また 福 祉 避 難 所 は 原 則 福 祉 センター 等 の 公 共 施 設 等 の 利 用 に 加 え 高 度 の 医 療 介 護 サービス 等 が 行 える 社 会 福 祉 施 設 などとし 高 度 の 医 療 介 護 サービス 等 を 必 要 とする 要 配 慮 者 を 対 象 に 受 け 入 れる このため 福 祉 避 難 室 にあっては 市 指 定 避 難 施 設 を 対 象 に 設 置 指 定 の 可 否 を 検 討 するとともに 福 祉 避 難 所 にあっては 公 共 民 間 等 の 社 会 福 祉 施 設 などを 対 象 に 設 置 指 定 の 可 否 を 調 査 し 施 設 管 理 者 と 協 議 による 事 前 指 定 や 協 定 の 締 結 などにより 福 祉 避 難 室 および 福 祉 避 難 所 の 開 設 を 図 ってい く (3) 職 員 派 遣 連 絡 調 整 体 制 市 民 班 は 避 難 場 所 避 難 所 への 担 当 職 員 の 派 遣 人 数 派 遣 方 法 連 絡 体 制 について 調 整 するととも に 避 難 所 におけるニーズ 等 を 把 握 できる 体 制 としておく (4) 避 難 所 開 設 の 報 告 市 本 部 は 避 難 所 を 開 設 したときは 直 ちに 県 地 方 本 部 および 所 轄 の 警 察 署 長 に 対 して 次 の 事 項 を 通 報 する ア 避 難 所 開 設 日 時 場 所 または 施 設 名 イ 収 容 状 況 および 収 容 人 員 ウ 開 設 期 間 の 見 込 み エ その 他 の 参 考 となる 事 項 (5) 避 難 所 の 管 理 運 営 避 難 所 責 任 者 は 各 施 設 長 があたるものとする ただし 学 校 および 民 間 施 設 においては 必 要 に 応 じ 市 本 部 より 市 職 員 を 派 遣 するものとするが 被 災 直 後 は 各 施 設 長 が 避 難 所 の 責 任 者 となる 避 難 所 責 任 者 は 次 のような 避 難 所 の 管 理 運 営 を 行 う ア 避 難 者 の 把 握 を 行 い 名 簿 等 を 作 成 するとともに 緊 急 に 医 療 およびその 他 の 措 置 を 必 要 とする 被 災 者 について 搬 送 などの 措 置 をとる イ 施 設 の 職 員 警 察 自 治 会 自 主 防 災 組 織 避 難 者 等 の 協 力 を 得 て 避 難 所 機 能 の 自 治 的 な 維 持 と 安 全 管 理 に 努 める ウ 収 容 者 に 対 し 避 難 指 示 の 内 容 や 理 由 気 象 被 害 状 況 救 助 活 動 などを 説 明 し 収 容 者 の 安 心 に 努 める エ 収 容 者 の 健 康 維 持 に 努 めるとともに プライバシー 確 保 に 配 慮 する オ 収 容 者 のニーズの 把 握 調 整 を 行 う 特 に 高 齢 者 や 心 身 障 害 者 等 要 配 慮 者 のニーズには 配 慮 する

205 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 カ 要 配 慮 者 に 対 し 次 の 措 置 を 行 う (ア) 担 当 職 員 保 健 師 民 生 委 員 児 童 委 員 等 の 訪 問 等 による 状 況 調 査 を 実 施 する (イ) 避 難 者 の 障 害 や 身 体 の 状 況 に 応 じて 避 難 所 から 適 切 な 措 置 を 受 けられる 施 設 ( 福 祉 避 難 所 )へ 速 やかに 搬 送 する (ウ) 避 難 者 の 障 害 や 身 体 の 状 況 に 応 じて ホワイトボードや 音 声 などによる 定 期 的 な 情 報 提 供 につい ての 配 慮 や ホームヘルパー ガイドヘルパー 手 話 通 訳 者 等 を 派 遣 する なお 平 常 時 から 資 格 者 の 名 簿 を 整 備 する 等 の 措 置 を 講 じておく (エ) 高 齢 者 重 症 心 身 障 害 者 乳 幼 児 等 に 配 慮 した 食 糧 や 衛 生 用 品 等 を 供 給 する (オ) 要 配 慮 者 に 配 慮 したスペースを 提 供 する キ 避 難 所 の 管 理 運 営 にあたっては パソコン 等 の 活 用 を 図 る ク 市 は 避 難 場 所 における 生 活 環 境 に 注 意 を 払 い 常 に 良 好 なものとする また 男 女 別 のトイレ 更 衣 室 を 用 意 する 等 男 女 のニーズの 違 い 等 男 女 双 方 の 視 点 等 に 配 慮 する (6) 収 容 状 況 の 報 告 避 難 所 運 営 においては 収 容 者 の 状 況 および 要 望 を 確 実 に 把 握 し 市 本 部 に 対 し 一 定 時 間 毎 に 次 の 事 項 を 報 告 する ア 避 難 所 状 況 報 告 書 * 避 難 所 状 況 報 告 書 資 料 編 P-965 参 照 イ 避 難 所 定 例 報 告 書 * 避 難 所 定 例 報 告 書 資 料 編 P-966 参 照 ウ 避 難 者 名 簿 * 避 難 者 名 簿 資 料 編 P-967 参 照 エ り 災 者 救 助 明 細 書 *り 災 者 救 助 明 細 書 資 料 編 P-968 参 照 オ 外 国 人 安 全 確 認 カード * 外 国 人 安 全 確 認 カード 資 料 編 P-973 参 照 (7) 応 援 要 請 市 本 部 は 災 害 時 に 予 定 した 避 難 場 所 が 使 用 できなくなるなど 市 において 適 切 な 避 難 所 を 開 設 するこ とができないときは 隣 接 町 や 協 定 市 に 要 請 し 他 市 町 において 開 設 する (8) 学 校 施 設 に 避 難 収 容 者 を 受 け 入 れたときの 対 策 ア 臨 時 応 急 避 難 の 場 合 学 校 長 および 職 員 は 市 本 部 の 指 示 によりできる 限 りの 協 力 を 行 う イ 長 期 にわたる 場 合 および 全 施 設 に 及 ぶ 場 合 学 校 教 育 に 支 障 を 生 じる 場 合 は 市 本 部 は 学 校 長 等 と 協 議 し 必 要 な 措 置 をとる (9) 避 難 所 の 開 設 期 間 災 害 救 助 法 による 避 難 所 の 開 設 の 期 間 は 災 害 発 生 から 7 日 以 内 とする ただし 状 況 により 上 記 の 期 間 を 延 長 する 必 要 がある 場 合 には 市 長 ( 市 本 部 長 )は 県 知 事 ( 県 本 部 長 )の 事 前 承 認 ( 厚 生 労 働 大 臣 の 同 意 を 含 む)を 受 けなければならない (10) 避 難 所 の 閉 設 ア 市 本 部 は 災 害 の 状 況 により 避 難 者 が 帰 宅 できる 状 態 になったと 認 めるときは 避 難 所 の 閉 設 を 決 定 し 避 難 所 責 任 者 に 必 要 な 指 示 を 与 える イ 避 難 所 責 任 者 は 市 本 部 の 指 示 により 避 難 者 を 帰 宅 させるほか 必 要 な 措 置 をとる

206 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容 ウ 市 本 部 は 避 難 者 のうち 住 居 が 浸 水 倒 壊 により 帰 宅 困 難 なものがある 場 合 については 避 難 所 を 縮 小 して 存 続 させる 等 の 措 置 をとる

207 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 1 節 避 難 勧 告 等 の 発 令 および 避 難 収 容

208 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 2 節 各 種 施 設 等 の 避 難 対 策 第 2 節 各 種 施 設 等 の 避 難 対 策 担 当 班 等 各 施 設 管 理 者 社 会 福 祉 班 道 路 河 川 班 市 民 班 1 基 本 方 針 各 種 施 設 等 の 長 および 管 理 者 は 災 害 による 人 的 被 害 を 最 小 限 にとどめるため 平 常 時 から 安 全 な 避 難 誘 導 体 制 を 整 備 しておき 災 害 発 生 時 には 利 用 者 等 を 迅 速 かつ 的 確 に 安 全 な 場 所 に 避 難 誘 導 を 行 う 2 病 院 施 設 の 避 難 対 策 (1) 実 施 責 任 病 院 長 または 病 院 の 管 理 者 ( 以 下 院 長 等 という )は 被 害 を 最 小 限 にとどめるため あらかじ め 病 院 内 部 で 設 置 する 活 動 組 織 により 患 者 を 担 送 者 と 独 歩 者 等 に 区 分 し 独 歩 患 者 については 適 当 な 人 数 ごとに 活 動 組 織 を 編 成 させ 医 師 看 護 師 その 他 の 職 員 が 引 率 して 本 館 内 の 安 全 な 場 所 または 病 院 が 指 定 する 避 難 場 所 病 院 の 空 き 地 野 外 の 仮 設 した 天 幕 その 他 安 全 な 場 所 に 誘 導 する (2) 避 難 指 示 の 周 知 病 院 のマイク 放 送 等 により 周 知 させる (3) 搬 送 方 法 ア 入 院 患 者 を 院 外 の 安 全 な 場 所 に 避 難 させる 必 要 があると 認 めるときは 医 師 看 護 師 等 を 引 率 責 任 者 として 消 防 等 防 災 機 関 の 協 力 を 得 て 患 者 の 搬 送 を 行 う イ 院 外 への 患 者 の 搬 送 について 自 力 をもって 行 うことが 不 可 能 な 場 合 は 市 本 部 等 の 車 両 の 応 援 を 得 て 搬 送 を 行 う ウ 秩 序 正 しく 迅 速 に 安 全 な 場 所 へ 誘 導 するため 避 難 経 路 を 指 定 し 患 者 を 院 外 の 安 全 な 場 所 まで 搬 送 する エ 避 難 誘 導 を 行 った 場 合 は 避 難 人 員 および 残 留 者 の 確 認 を 行 うとともに 救 出 結 果 の 点 検 を 行 う (4) 避 難 場 所 の 選 定 および 応 急 医 薬 品 等 の 備 蓄 災 害 時 における 患 者 の 避 難 場 所 をあらかじめ 定 め 負 傷 者 に 対 する 応 急 処 置 および 患 者 記 録 応 急 教 護 所 の 設 置 を 図 るとともに 搬 送 に 必 要 な 担 架 ストレッチャー 車 車 椅 子 等 を 配 備 し また 医 薬 品 食 糧 品 衣 類 毛 布 等 を 備 蓄 しておく 3 社 会 福 祉 施 設 の 避 難 対 策 (1) 実 施 責 任 社 会 福 祉 施 設 の 長 は 消 防 法 の 規 定 により 作 成 が 義 務 付 けられている 消 防 計 画 に 準 じて あらゆる 災 害 に 対 処 できるよう あらかじめ 避 難 計 画 を 作 成 しておき これに 基 づいて 迅 速 かつ 適 切 に 実 施 する (2) 搬 送 方 法 避 難 場 所 から 他 の 安 全 な 施 設 へ 搬 送 する 必 要 があると 認 めるときは 関 係 機 関 と 連 絡 を 密 にして 消 防 等 防 災 機 関 の 協 力 のもとに 搬 送 を 行 う (3) 入 所 者 の 相 互 受 け 入 れ 市 本 部 は 県 本 部 の 指 示 により 県 本 部 近 隣 市 町 近 隣 社 会 福 祉 施 設 社 会 福 祉 協 議 会 等 関 係 機 関

209 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 2 節 各 種 施 設 等 の 避 難 対 策 と 協 力 し 搬 送 等 を 行 う (4) 在 宅 要 配 慮 者 の 受 け 入 れ 福 祉 保 健 部 は 避 難 所 等 で 介 護 等 を 要 する 被 災 者 を 発 見 した 場 合 には 社 会 福 祉 班 と 協 力 して 避 難 所 等 から 社 会 福 祉 施 設 等 へ 搬 送 する また 社 会 福 祉 班 は 県 本 部 近 隣 市 町 近 隣 社 会 福 祉 施 設 社 会 福 祉 協 議 会 等 関 係 機 関 と 協 力 し 搬 送 体 制 を 整 える (5) 社 会 福 祉 施 設 の 体 制 社 会 福 祉 施 設 は 平 常 時 から 災 害 を 想 定 した 防 災 計 画 の 策 定 訓 練 を 実 施 するとともに 地 域 の 自 主 防 災 組 織 地 域 団 体 ボランティア 等 との 災 害 に 備 えた 連 携 の 強 化 に 努 める また 食 糧 飲 料 水 医 薬 品 の 備 蓄 などを 行 う (6) 社 会 福 祉 施 設 の 被 災 状 況 等 の 把 握 老 人 ホーム 等 入 所 施 設 については 市 本 部 は 地 方 本 部 と 連 携 し 被 災 状 況 を 把 握 する 保 育 所 等 通 所 施 設 については 市 本 部 がその 被 災 状 況 について 把 握 し 地 方 本 部 へ 報 告 を 行 う なお 把 握 する 被 災 状 況 は 次 のとおりである (ア) 施 設 入 所 者 の 被 災 状 況 (イ) 施 設 設 備 の 被 災 状 況 (ウ) 他 施 設 等 からの 被 災 者 の 受 け 入 れ 可 能 人 数 (エ) ライフライン 食 糧 等 に 関 する 情 報 社 会 福 祉 施 設 等 は 平 常 時 から 災 害 時 を 想 定 した 通 信 手 段 の 確 保 に 努 めるものとする 4 百 貨 店 興 行 場 事 業 所 等 の 避 難 対 策 (1) 実 施 責 任 百 貨 店 興 行 場 事 業 所 等 の 多 数 の 者 が 出 入 りし 勤 務 し または 居 住 している 施 設 の 管 理 者 ( 以 下 管 理 者 という )は 施 設 内 にいる 者 をあらかじめ 定 められた 非 常 口 非 常 階 段 等 の 避 難 施 設 を 利 用 して 施 設 内 または 施 設 外 の 安 全 な 場 所 に 誘 導 する (2) 搬 送 方 法 災 害 の 状 況 により 出 入 者 勤 務 者 等 の 搬 送 について 自 力 をもって 行 うことが 不 可 能 な 場 合 には 市 本 部 等 の 車 両 の 応 援 を 得 て 搬 送 を 行 う (3) 避 難 場 所 等 の 確 保 災 害 時 における 出 入 者 勤 務 者 等 の 避 難 場 所 をあらかじめ 定 めておくとともに 避 難 に 必 要 な 非 常 出 入 口 非 常 階 段 救 出 袋 等 を 整 備 しておく 5 駅 等 の 避 難 対 策 (1) 実 施 責 任 ア 駅 長 または 旅 客 輸 送 機 関 の 管 理 者 ( 以 下 駅 長 等 という )は 災 害 時 において 輸 送 中 の 交 通 機 関 の 利 用 者 に 対 して 運 行 の 停 休 等 により 避 難 措 置 の 必 要 が 生 じた 場 合 には 駅 施 設 内 等 の 安 全 な 場 所 に 誘 導 する イ 駅 長 等 は 駅 施 設 内 等 に 安 全 な 避 難 場 所 がない 場 合 には 直 ちに 市 本 部 長 所 轄 警 察 署 長 に 連 絡 し その 指 示 に 従 って 避 難 場 所 に 誘 導 する

210 (2) 搬 送 方 法 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 2 節 各 種 施 設 等 の 避 難 対 策 災 害 の 状 況 により 乗 客 の 搬 送 について 自 力 をもって 行 うことが 不 可 能 な 場 合 は 市 本 部 等 署 の 車 両 の 応 援 を 得 て 搬 送 を 行 う 6 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 の 避 難 対 策 (1) 実 施 責 任 ア 道 路 河 川 班 および 市 民 班 は 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 で 災 害 のおそれがあると 判 断 される 場 合 には 関 係 区 域 の 住 民 に 対 し 立 ち 退 きまたはその 準 備 を 行 うよう 指 示 する イ 消 防 職 団 員 は 主 として 避 難 誘 導 および 救 助 を 行 う (2) 対 象 地 域 ア 土 石 流 危 険 渓 流 * 土 石 流 危 険 渓 流 資 料 編 P-780 参 照 イ 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 * 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 資 料 編 P-778 参 照 ウ 土 砂 災 害 警 戒 区 域 および 土 砂 災 害 特 別 警 戒 区 域 * 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 資 料 編 P-783 参 照 (3) 警 戒 避 難 の 基 準 警 戒 避 難 の 判 断 基 準 は 滋 賀 県 土 木 防 災 情 報 システム 等 を 活 用 する 過 去 の 災 害 事 例 等 から 停 電 機 器 の 故 障 等 最 悪 な 条 件 下 においても 次 に 掲 げる 場 合 には 住 民 が 自 発 的 に 警 戒 避 難 を 行 うよう 指 導 す る ア 立 木 の 裂 ける 音 が 聞 こえる 場 合 や 巨 礫 の 流 れが 聞 こえる 場 合 イ 渓 流 の 流 水 が 急 激 に 濁 り 出 した 場 合 や 流 木 等 が 混 じりはじめた 場 合 ウ 降 雨 が 続 いているにもかかわらず 渓 流 の 水 位 が 急 激 に 減 少 しはじめた 場 合 ( 上 流 に 崩 壊 が 発 生 し 流 れが 止 められている 危 険 があるため ) エ 渓 流 の 水 位 が 降 雨 量 の 減 少 にもかかわらず 低 下 しない 場 合 オ 渓 流 付 近 の 斜 面 において 落 石 や 斜 面 の 崩 壊 が 生 じはじめた 場 合 やその 兆 候 が 出 はじめた 場 合

211 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 3 節 災 害 警 備 第 3 節 災 害 警 備 担 当 班 等 彦 根 警 察 署 1 基 本 方 針 防 災 関 係 機 関 と 連 携 のもとに 災 害 が 発 生 し 又 は 被 害 が 発 生 するおそれがある 場 合 には 早 期 に 警 備 体 制 を 確 立 して 情 報 の 収 集 に 努 め 住 民 等 の 生 命 および 身 体 の 保 護 を 第 一 とした 災 害 警 備 活 動 等 に 努 める 2 災 害 発 生 時 における 警 察 活 動 (1) 情 報 の 収 集 伝 達 (2) 救 出 救 助 活 動 等 (3) 避 難 誘 導 (4) 死 体 見 分 (5) 二 次 災 害 の 防 止 (6) 危 険 箇 所 等 における 避 難 誘 導 等 の 措 置 (7) 地 域 安 全 活 動 等 社 会 秩 序 の 維 持 (8) 緊 急 交 通 路 の 確 保 (9) 被 災 者 等 への 情 報 伝 達 活 動 (10) 報 道 対 策 (11) 情 報 管 理 に 関 する 措 置 (12) 関 係 機 関 との 相 互 連 携 (13) 災 害 ボランティア 活 動 等 の 受 け 入 れ 3 警 備 体 制 (1) 警 備 体 制 の 区 分 ア 警 戒 体 制 暴 風 大 雨 洪 水 大 雪 等 の 警 報 が 発 令 され 災 害 が 発 生 または 気 象 状 況 等 から 災 害 の 発 生 するおそ れが 大 きいと 認 められる 場 合 に 発 令 するものとする イ 非 常 体 制 台 風 大 雨 暴 風 洪 水 大 雪 等 により 県 下 に 相 当 な 被 害 が 発 生 し または 発 生 すると 認 められる 場 合 に 発 令 するものとする ウ 緊 急 体 制 台 風 大 雨 暴 風 洪 水 大 雪 等 により 県 下 に 大 規 模 な 災 害 が 発 生 し もしくは 発 生 すると 認 められ る 場 合 または 特 別 警 報 が 発 表 された 場 合 に 発 令 するものとする (2) 広 域 的 な 受 援 体 制 彦 根 警 察 署 長 は 速 やかに 管 内 の 被 害 状 況 を 把 握 し 必 要 があるときは 滋 賀 県 警 察 本 部 長 を 通 じ 警 察 災 害 派 遣 隊 の 派 遣 要 請 を 要 求 するものとする (3) 彦 根 警 察 署 警 備 対 策 本 部 等 の 設 置 緊 急 警 備 体 制 を 発 令 したときは 彦 根 警 察 署 警 備 対 策 本 部 ( 以 下 警 備 対 策 本 部 という )を 非 常 警 備 体 制 または 警 戒 警 備 体 制 を 発 令 したときは 彦 根 警 察 署 警 備 連 絡 室 ( 以 下 警 備 連 絡 室 という ) を 彦 根 警 察 署 に 設 置 する

212 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 3 節 災 害 警 備 (4) 県 警 備 本 部 の 編 成 および 任 務 内 容 県 計 画 資 料 編 のとおり (5) 警 備 体 制 の 変 更 等 気 象 条 件 の 悪 化 または 好 転 危 険 の 増 減 被 災 地 における 応 急 措 置 の 状 況 情 勢 の 変 化 等 に 応 じて 警 備 体 制 の 変 更 または 解 除 を 発 令 する (6) 各 体 制 下 における 部 隊 編 成 等 区 分 警 戒 体 制 非 常 体 制 緊 急 体 制 警 察 本 部 県 警 備 連 絡 室 の 設 置 県 警 備 連 絡 室 の 設 置 県 警 備 本 部 の 設 置 警 察 署 署 警 備 連 絡 室 の 設 置 署 警 備 連 絡 室 の 設 置 署 警 備 本 部 の 設 置 各 警 察 署 の 管 轄 区 域 内 の 被 災 状 況 に 応 じ 署 長 が 指 示 する 人 員 体 制 による 警 戒 機 動 隊 管 区 機 動 隊 出 動 体 制 整 備 現 地 出 動 県 警 備 本 部 実 施 班 警 備 部 隊 として 現 地 出 動

213 第 7 章 救 助 救 急 および 医 療 救 護 対 策 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 7 章 救 助 救 急 および 医 療 救 護 対 策 担 当 班 等 消 防 本 部 彦 根 警 察 署 救 護 班 健 康 推 進 班 医 療 福 祉 推 進 班 指 針 災 害 が 発 生 した 場 合 土 砂 くずれや 倒 壊 家 屋 等 の 生 き 埋 めになる 被 災 者 や 救 命 措 置 を 要 する 傷 病 者 が 多 数 発 生 することが 想 定 されるため それらに 対 する 救 助 救 急 および 医 療 救 護 に 関 する 応 急 対 策 を 実 施 する 章 の 体 系 第 1 編 総 則 第 1 部 総 則 第 1 章 災 害 応 急 対 策 の 活 動 体 制 地 域 防 災 計 画 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 編 震 災 対 策 編 第 4 編 資 料 編 第 2 部 災 害 予 防 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 4 部 災 害 復 旧 復 興 第 2 章 情 報 の 収 集 伝 達 第 3 章 水 害 の 応 急 対 策 ( 水 防 ) 第 4 章 応 援 要 請 相 互 協 力 第 5 章 災 害 救 助 法 の 適 用 第 5 部 事 故 災 害 対 策 第 6 章 避 難 対 策 第 7 章 救 助 救 急 および 医 療 救 護 対 策 第 8 章 生 活 救 援 対 策 第 9 章 交 通 輸 送 対 策 第 10 章 環 境 保 健 衛 生 対 策 第 11 章 災 害 ボランティア 対 策 およ び 赤 十 字 奉 仕 団 活 動 等 第 12 章 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 第 13 章 文 教 関 係 の 応 急 対 策 第 14 章 各 種 防 災 関 係 施 設 の 応 急 対 策 第 15 章 各 種 施 設 等 の 応 急 対 策 第 1 節 救 助 救 急 対 策 224 第 2 節 医 療 救 護 対 策

214 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 7 章 救 助 救 急 および 医 療 救 護 対 策 第 1 節 救 助 救 急 対 策 第 1 節 救 助 救 急 対 策 担 当 班 等 消 防 本 部 彦 根 警 察 署 その 他 関 係 機 関 地 域 の 自 主 防 災 組 織 1 基 本 方 針 土 砂 くずれ 等 による 生 き 埋 めや 火 災 による 負 傷 者 が 発 生 した 場 合 市 本 部 は 地 域 住 民 の 他 関 係 機 関 ( 自 衛 隊 日 本 赤 十 字 社 滋 賀 県 支 部 等 )との 協 力 および 受 け 入 れ 体 制 を 確 保 しつつ 迅 速 かつ 的 確 な 救 助 救 急 活 動 にあたる そのために 消 防 署 消 防 団 車 庫 等 に 救 助 救 急 資 機 材 の 備 蓄 を 行 うほか 消 防 団 員 住 民 等 に 対 する 救 助 救 急 訓 練 を 行 い 自 主 防 災 組 織 の 強 化 に 努 める 2 対 象 者 り 災 者 の 救 助 救 急 は 災 害 の 原 因 種 別 住 家 の 被 害 等 に 関 係 なく 次 のような 救 助 救 急 を 要 する 状 態 が 発 生 した 場 合 救 出 作 業 を 行 う (1) 生 命 身 体 が 危 険 な 状 態 にある 火 災 の 際 火 中 に 取 り 残 された 場 合 (2) 災 害 に 際 して 倒 壊 家 屋 の 下 敷 きとなった 場 合 (3) 水 害 の 際 流 出 家 屋 とともに 流 された 場 合 (4) 危 険 な 孤 立 した 地 点 に 取 り 残 された 場 合 3 救 助 救 急 の 方 法 倒 壊 した 家 屋 に 生 き 埋 めになった 被 災 者 の 救 助 救 急 においては 時 間 の 経 過 とともに 救 命 率 が 急 速 に 低 下 するために 迅 速 な 対 応 を 行 う (1) 被 災 直 後 においては 地 域 の 消 防 機 関 警 察 等 が 救 助 活 動 を 行 う また 地 域 の 自 主 防 災 組 織 がそ れら 機 関 の 救 助 活 動 に 協 力 するほか 自 主 的 な 救 助 活 動 を 行 う (2) 消 防 警 察 自 衛 隊 等 の 救 助 活 動 の 担 い 手 となる 組 織 の 体 制 が 整 った 後 は それらの 機 関 が 救 助 活 動 を 行 うものとする なお 救 助 活 動 の 効 率 的 実 施 のため 消 防 署 員 警 察 官 市 職 員 自 衛 官 医 師 等 が 緊 密 に 連 携 を 図 るものとする (3) 市 本 部 は 交 通 の 途 絶 や 山 間 へき 地 など 陸 路 からの 臨 場 が 困 難 な 場 合 等 で 緊 急 に 負 傷 者 の 救 出 や 避 難 者 等 を 収 容 搬 送 する 必 要 がある 場 合 は 県 防 災 ヘリコプターや 県 警 ヘリコプターの 出 動 要 請 を 含 め 迅 速 な 救 助 救 急 活 動 に 努 める (4) 消 防 機 関 を 中 心 として 重 傷 者 や 重 病 者 の 救 急 活 動 を 行 う また 被 災 直 後 においては 消 防 機 関 だけでは 対 応 することができないことが 考 えられるため 自 主 防 災 組 織 等 が 救 急 活 動 に 協 力 するも のとする (5) 倒 壊 現 場 や 火 災 現 場 等 において 発 生 した 負 傷 者 に 対 し 災 害 現 場 でトリアージ 判 定 を 行 い 負 傷 者 の 身 体 に 直 接 トリアージタッグを 付 したうえ 応 急 手 当 を 実 施 し 重 症 者 を 救 急 医 療 機 関 等 へ 搬 送 す る また 多 くの 軽 傷 者 は 避 難 場 所 に 開 設 される 救 護 所 や 最 寄 りの 医 療 機 関 で 医 療 処 置 を 受 ける

215 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 7 章 救 助 救 急 および 医 療 救 護 対 策 第 1 節 救 助 救 急 対 策 トリアージのカテゴリー 傷 病 の 緊 急 性 重 症 度 に 応 じ 次 の4 区 分 に 分 類 し トリアージタッグをつける 限 られた 医 療 スタッフ 医 薬 品 等 の 医 療 機 能 を 最 大 限 に 活 用 し 可 能 な 限 り 多 数 の 傷 病 者 の 治 療 を 行 うため 災 害 規 模 等 により トリアージの 運 用 は 変 更 される 順 位 分 類 識 別 色 傷 病 等 の 状 態 第 1 順 位 最 優 先 治 療 群 ( 重 症 群 ) 赤 色 (Ⅰ) 直 ちに 処 置 を 行 えば 救 命 が 可 能 な 者 第 2 順 位 非 緊 急 治 療 群 ( 中 等 症 群 ) 黄 色 (Ⅱ) 多 少 治 療 の 時 間 が 遅 れても 生 命 には 危 険 がない 者 基 本 的 にはバイタルサインが 安 定 している 者 第 3 順 位 軽 処 置 群 ( 軽 症 群 ) 緑 色 (Ⅲ) 上 記 以 外 の 軽 易 な 傷 病 で ほとんど 専 門 医 の 治 療 を 必 要 としない 者 第 4 順 位 不 処 置 群 ( 死 亡 群 ) 黒 色 (0) 既 に 死 亡 している 者 または 直 ちに 処 置 を 行 っても 明 らかに 救 命 が 不 可 能 な 者 トリアージの 実 施 方 法 トリアージの 具 体 的 な 手 順 トリアージ 実 施 責 任 者 が 傷 病 者 の 状 態 を 観 察 し トリアージ 決 定 要 因 に 留 意 して トリアー ジカテゴリーを 基 準 にしながら 優 先 順 位 を 決 定 し その 結 果 に 基 づきトリアージタッグに 記 入 し 適 当 な 切 り 取 り 線 で 切 り 取 り 当 該 患 者 につける トリアージタッグは 原 則 として 右 手 首 関 節 部 につけるが その 部 分 が 負 傷 している 場 合 は 左 手 首 関 節 部 右 足 関 節 部 左 足 関 節 部 あるいは 首 の 順 で つける 部 位 を 変 える なお 衣 服 や 靴 等 にはつけないようにする トリアージスタッフは トリアージタッグの 記 入 にあたって トリアージ 区 分 等 トリアージタ ッグ 主 要 記 載 事 項 以 外 の 部 分 については 事 前 にできるだけ 記 入 可 能 若 しくは 聞 き 取 り 可 能 な 患 者 について タッグの 配 布 または 患 者 への 聞 き 取 りにより 記 入 すること トリアージに 要 する 時 間 は 傷 病 者 数 と 症 状 の 程 度 等 により 異 なってくるが おおよそ1 人 当 たり 数 十 秒 から 数 分 程 度 で 終 わらせる トリアージは1 回 で 終 わるのではなく 災 害 現 場 救 護 所 病 院 到 着 後 など 必 要 に 応 じ 繰 り 返 し 実 施 する 各 医 療 従 事 者 や 救 護 班 のスタッフは トリアージの 結 果 に 基 づき 各 場 面 においてそれぞれ 適 切 に 対 応 する 4 応 援 要 請 市 本 部 のみで 救 助 救 急 活 動 ができないとき または 機 械 器 具 の 借 入 れができないときは 県 知 事 に 自 衛 隊 等 の 派 遣 を 要 請 する

216 第 2 編 一 般 対 策 編 第 3 部 災 害 応 急 対 策 第 7 章 救 助 救 急 および 医 療 救 護 対 策 第 1 節 救 助 救 急 対 策 5 資 機 材 の 確 保 (1) 平 常 時 から 消 防 署 消 防 団 車 庫 町 内 会 集 会 所 等 において 各 施 設 管 理 者 等 は 救 助 救 急 資 機 材 の 備 蓄 に 努 めるものとする (2) 市 本 部 は 災 害 が 発 生 した 場 合 救 助 活 動 を 実 施 するために 地 域 の 建 設 事 業 者 から 迅 速 に 重 機 およびその 操 作 に 従 事 する 要 員 を 調 達 する 県 においては 滋 賀 県 建 設 業 協 会 との 間 で 協 定 ( 災 害 時 における 応 急 救 援 活 動 への 応 援 に 関 する 協 定 )が 締 結 されている 従 って 必 要 に 応 じて 県 本 部 を 通 じ 応 援 を 要 請 する