参 議 院 決 算 委 員 会 において 平 成 23 年 12 月 7 日 国 家 財 政 の 経 理 及 び 国 有 財 産 の 管 理 に 関 する 調 査 のため 会 計 検 査 院 に 対 し 年 金 積 立 金 ( 厚 生 年 金 及 び 国 民 年 金 )の 管 理 運 用 に 係 る
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- みそら いのら
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1 会 計 検 査 院 法 第 30 条 の3の 規 定 に 基 づく 報 告 書 年 金 積 立 金 ( 厚 生 年 金 及 び 国 民 年 金 )の 管 理 運 用 に 係 る 契 約 の 状 況 等 に 関 する 会 計 検 査 の 結 果 について 平 成 24 年 10 月 会 計 検 査 院
2 参 議 院 決 算 委 員 会 において 平 成 23 年 12 月 7 日 国 家 財 政 の 経 理 及 び 国 有 財 産 の 管 理 に 関 する 調 査 のため 会 計 検 査 院 に 対 し 年 金 積 立 金 ( 厚 生 年 金 及 び 国 民 年 金 )の 管 理 運 用 に 係 る 契 約 の 状 況 等 について 会 計 検 査 を 行 い その 結 果 を 報 告 するよう 要 請 することが 決 定 され 同 日 参 議 院 議 長 を 経 て 会 計 検 査 院 長 に 対 し 会 計 検 査 及 びその 結 果 の 報 告 を 求 める 要 請 がなされた これに 対 して 会 計 検 査 院 は 同 月 8 日 検 査 官 会 議 において 本 要 請 を 受 諾 することを 決 定 した 本 報 告 書 は 上 記 の 要 請 により 実 施 した 会 計 検 査 の 結 果 について 会 計 検 査 院 長 から 参 議 院 議 長 に 対 して 報 告 するものである 平 成 24 年 10 月 会 計 検 査 院
3 目 次 第 1 検 査 の 背 景 及 び 実 施 状 況 1 1 検 査 の 要 請 の 内 容 1 2 公 的 年 金 制 度 の 概 要 1 3 年 金 積 立 金 の 概 要 3 (1) 運 用 の 目 的 3 (2) 年 金 積 立 金 の 推 移 4 4 年 金 積 立 金 等 の 運 用 主 体 の 変 遷 5 (1) 旧 事 業 団 の 概 要 5 ア 設 立 の 目 的 5 イ 旧 事 業 団 の 事 業 の 内 容 6 (2) 旧 基 金 の 概 要 7 ア 旧 事 業 団 の 解 散 7 イ 旧 基 金 の 設 立 8 ウ 旧 基 金 の 事 業 の 内 容 8 (3) 独 立 行 政 法 人 福 祉 医 療 機 構 における 承 継 債 権 の 管 理 回 収 業 務 の 概 要 9 (4) GPIFの 概 要 9 ア GPIFの 設 立 9 イ 年 金 積 立 金 の 運 用 の 仕 組 み 10 ウ 年 金 積 立 金 の 運 用 方 法 10 5 年 金 特 別 会 計 の 概 要 11 (1) 年 金 特 別 会 計 の 勘 定 11 (2) 財 政 融 資 資 金 への 預 託 12 (3) 年 金 給 付 等 の 資 金 繰 り 上 必 要 な 資 金 等 12 (4) 年 金 特 別 会 計 と 年 金 積 立 金 との 関 係 13 6 検 査 の 観 点 着 眼 点 対 象 及 び 方 法 14 (1) 検 査 の 観 点 及 び 着 眼 点 14 ア 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 に 係 る 業 務 の 状 況 14 イ 契 約 方 式 等 の 状 況 15
4 ウ 委 託 先 機 関 における 運 用 実 績 の 状 況 15 (2) 検 査 の 対 象 及 び 方 法 15 第 2 検 査 の 結 果 16 1 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 に 係 る 業 務 の 状 況 16 (1) 資 金 運 用 の 状 況 16 ア 厚 生 労 働 省 が 行 う 財 政 融 資 資 金 による 運 用 16 イ GPIFによる 運 用 19 ウ 機 構 における 承 継 債 権 の 回 収 状 況 等 25 (2) 中 期 目 標 及 び 中 期 計 画 27 ア 中 期 目 標 及 び 中 期 計 画 の 概 要 27 イ 運 用 目 標 等 と 基 本 ポートフォリオ 27 (3) GPIFの 組 織 体 制 及 び 役 職 員 の 任 命 等 の 状 況 29 ア 組 織 体 制 29 イ 役 員 等 の 状 況 30 ウ 職 員 の 状 況 33 (4) ガバナンスの 仕 組 み 36 ア GPIFのガバナンスの 概 要 36 イ GPIFのガバナンスの 課 題 37 ウ 意 思 決 定 等 の 過 程 39 エ 監 査 の 体 制 と 実 施 状 況 41 オ 安 全 かつ 効 率 的 な 運 用 と 運 用 資 産 の 現 在 額 等 の 把 握 42 (5) 業 務 の 透 明 性 等 43 ア 業 務 の 透 明 性 等 の 概 要 43 イ 随 意 契 約 に 関 する 見 直 し 計 画 及 び 情 報 公 開 の 状 況 44 2 契 約 方 式 等 の 状 況 46 (1) 運 用 受 託 機 関 及 び 資 産 管 理 機 関 の 選 定 管 理 評 価 及 び 解 約 46 ア 運 用 受 託 機 関 及 び 資 産 管 理 機 関 の 選 定 46 イ 運 用 受 託 機 関 の 選 定 における 審 査 過 程 48 ウ 運 用 受 託 機 関 の 管 理 及 び 評 価 51
5 エ 資 産 管 理 機 関 の 管 理 及 び 評 価 52 オ 運 用 受 託 機 関 との 契 約 の 解 約 53 (2) 運 用 受 託 機 関 及 び 資 産 管 理 機 関 に 支 払 う 手 数 料 の 算 定 方 法 と 支 払 実 績 54 (3) 株 主 議 決 権 55 ア 株 主 議 決 権 の 行 使 55 イ 国 内 株 式 に 係 る 株 主 議 決 権 の 行 使 の 状 況 57 ウ 外 国 株 式 に 係 る 株 主 議 決 権 の 行 使 の 状 況 59 エ 外 国 株 式 における 議 決 権 行 使 を 制 限 する 制 度 の 廃 止 に 対 する 対 応 61 (4) 業 務 運 営 に 係 る 契 約 の 状 況 62 ア GPIFが 行 う 業 務 の 財 源 62 イ 独 立 行 政 法 人 における 随 意 契 約 の 適 正 化 62 ウ 企 画 競 争 に 係 る 予 定 価 格 の 算 定 62 3 委 託 先 機 関 における 運 用 実 績 の 状 況 64 (1) 自 主 運 用 開 始 以 降 の 運 用 実 績 の 状 況 等 64 ア 基 本 ポートフォリオへの 移 行 64 イ 各 年 度 末 における 資 産 構 成 割 合 の 実 績 66 ウ 収 益 額 中 期 目 標 期 間 における 運 用 利 回 り 各 年 金 運 用 機 関 の 収 益 率 の 状 況 等 68 (2) 運 用 受 託 機 関 別 運 用 実 績 等 72 ア 運 用 受 託 機 関 の 推 移 等 72 イ 運 用 スタイル 別 の 運 用 実 績 74 ウ 運 用 受 託 機 関 別 の 運 用 実 績 81 (3) 寄 託 金 償 還 等 の 状 況 89 ア 寄 託 金 償 還 等 の 方 法 89 イ 寄 託 金 償 還 等 の 原 資 及 び 実 績 89 ウ 資 金 回 収 等 の 対 象 機 関 の 選 定 91 エ 短 期 資 産 ファンドの 活 用 状 況 93 (4) 委 託 運 用 と 自 家 運 用 に 係 る 運 用 体 制 割 合 運 用 方 針 収 益 率 等 94 ア 運 用 受 託 機 関 の 運 用 体 制 94 イ 自 家 運 用 の 運 用 方 針 等 95
6 ウ 国 内 債 券 パッシブファンドの 手 数 料 率 等 101 エ 国 内 債 券 パッシブ 運 用 における 委 託 運 用 と 自 家 運 用 についての 経 済 性 の 比 較 等 101 第 3 検 査 の 結 果 に 対 する 所 見 検 査 の 結 果 の 概 要 所 見 111 別 表 115 以 下 本 文 及 び 図 表 中 の 数 値 は 原 則 として 金 額 については 表 示 単 位 未 満 を 切 り 捨 て 割 合 については 表 示 単 位 未 満 を 四 捨 五 入 しているが 厚 生 労 働 省 等 の 公 表 資 料 に 基 づく 数 値 については 当 該 資 料 の 処 理 方 法 によっている
7 第 1 検 査 の 背 景 及 び 実 施 状 況 1 検 査 の 要 請 の 内 容 会 計 検 査 院 は 平 成 23 年 12 月 7 日 参 議 院 から 国 会 法 第 105 条 の 規 定 に 基 づき 下 記 事 項 について 会 計 検 査 を 行 いその 結 果 を 報 告 することを 求 める 要 請 を 受 けた これに 対 し 同 月 8 日 検 査 官 会 議 において 会 計 検 査 院 法 第 30 条 の3の 規 定 により 検 査 を 実 施 してその 検 査 の 結 果 を 報 告 することを 決 定 した 一 会 計 検 査 及 びその 結 果 の 報 告 を 求 める 事 項 ( 一 ) 検 査 の 対 象 年 金 積 立 金 管 理 運 用 独 立 行 政 法 人 等 ( 二 ) 検 査 の 内 容 年 金 積 立 金 ( 厚 生 年 金 及 び 国 民 年 金 )の 管 理 運 用 に 係 る 契 約 の 状 況 等 に 関 する 次 の 各 事 項 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 に 係 る 業 務 の 状 況 契 約 方 式 等 の 状 況 委 託 先 機 関 における 運 用 実 績 の 状 況 2 公 的 年 金 制 度 の 概 要 我 が 国 における 公 的 年 金 制 度 の 沿 革 は 図 表 1のとおりであり 昭 和 15 年 に 船 員 保 険 法 ( 昭 和 14 年 法 律 第 73 号 )が 施 行 されて 船 員 を 対 象 にした 船 員 保 険 が 発 足 している そして 船 員 以 外 の 一 般 被 用 者 については 17 年 の 労 働 者 年 金 保 険 法 の 施 行 により 工 場 事 業 場 等 に 勤 務 する 男 子 労 働 者 を 対 象 にした 労 働 者 年 金 保 険 が 発 足 し 次 いで 19 年 の 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 施 行 により 上 記 の 男 子 労 働 者 以 外 の 男 子 労 働 者 や 女 子 労 働 者 にも 対 象 が 拡 大 されて 厚 生 年 金 保 険 と 改 称 された その 後 29 年 に 現 行 の 厚 生 年 金 保 険 法 ( 昭 和 29 年 法 律 第 115 号 )が 施 行 され 36 年 に 国 民 年 金 法 ( 昭 和 34 年 法 律 第 141 号 )が 全 面 施 行 されて 自 営 業 者 等 を 対 象 とする 国 民 年 金 が 発 足 した - 1 -
8 図 表 1 主 な 公 的 年 金 制 度 の 沿 革 一 労 働 者 旧 厚 生 年 金 保 般 年 金 保 険 法 被 険 法 ( 昭 19.10) 厚 生 年 金 保 険 法 ( 昭 29.5) 被 用 ( 昭 17. 者 6) 用 船 厚 生 年 金 保 員 船 員 保 険 法 ( 昭 15.6) 険 に 統 合 ( 昭 61.4) 者 公 私 立 学 校 教 職 員 共 済 法 ( 昭 29.1) 務 員 旧 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 23.7) 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 34.1) 等 市 町 村 職 員 共 済 組 合 法 ( 昭 30.1) 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 ( 昭 37.12) 自 営 業 国 民 年 金 法 ( 昭 36.4) 者 等 ( 注 ) 法 律 名 に 付 記 した 年 月 は 当 該 法 律 の 施 行 年 月 である 我 が 国 の 公 的 年 金 制 度 においては 民 間 の 被 用 者 を 対 象 とする 厚 生 年 金 保 険 公 務 員 等 を 対 象 とする 複 数 の 共 済 年 金 及 び 自 営 業 者 等 を 対 象 とする 国 民 年 金 のそれぞれが 分 立 していた このように 分 立 した 制 度 体 系 では 就 業 構 造 産 業 構 造 の 変 化 によって 財 政 基 盤 が 不 安 定 になり 長 期 的 安 定 が 図 られず また 制 度 により 給 付 や 負 担 に 不 公 平 が 生 じやす いなどの 問 題 点 があった このため 図 表 2のとおり 60 年 の 公 的 年 金 制 度 の 改 革 により 61 年 4 月 から 国 民 年 金 を 全 国 民 共 通 の 基 礎 年 金 として 支 給 して 厚 生 年 金 保 険 や 共 済 年 金 を 報 酬 比 例 の 年 金 を 支 給 する 基 礎 年 金 の 上 乗 せ として 位 置 付 け いわゆる 二 階 建 ての 年 金 制 度 として 再 編 成 した 基 礎 年 金 制 度 が 導 入 された - 2 -
9 図 表 2 現 在 の 公 的 年 金 制 度 ( 平 成 22 年 度 末 現 在 ) 厚 生 年 金 保 険 共 済 年 金 国 民 年 金 ( 基 礎 年 金 ) ( 自 営 業 者 等 ) ( 第 2 号 被 保 険 者 ( 民 間 の 被 用 者 ) ( 公 務 の 被 扶 養 配 偶 者 ) 員 等 ) 3 年 金 積 立 金 の 概 要 (1) 運 用 の 目 的 < 第 1 号 被 保 険 者 > < 第 3 号 被 保 険 者 > < 第 2 号 被 保 険 者 > 1938 万 人 1005 万 人 3883 万 人 計 6826 万 人 我 が 国 の 現 行 の 公 的 年 金 制 度 は 現 役 世 代 の 保 険 料 負 担 で 高 齢 者 世 代 を 支 えるとい う 世 代 間 扶 養 の 考 え 方 ( 賦 課 方 式 )を 基 本 として 運 営 されている このため 年 金 給 付 を 行 うために 必 要 な 資 金 をあらかじめ 全 て 積 み 立 てておくという 考 え 方 は 採 られて いない しかし 厚 生 労 働 省 ( 平 成 13 年 1 月 5 日 以 前 は 厚 生 省 )は 我 が 国 においては 現 役 世 代 の 保 険 料 のみで 年 金 給 付 を 賄 うこととすると 保 険 料 負 担 の 急 激 な 増 加 又 は 給 付 水 準 の 急 激 な 低 下 が 避 けられないことから 一 定 の 金 額 を 年 金 積 立 金 として 保 有 し その 運 用 収 入 を 年 金 給 付 の 財 源 の 一 部 として 活 用 することとしている 年 金 積 立 金 の 運 用 の 概 要 は 図 表 3のとおりである - 3 -
10 図 表 3 年 金 積 立 金 の 運 用 の 概 要 保 険 料 等 厚 生 保 険 特 別 会 計 国 民 年 金 特 別 会 計 平 成 12 年 度 まで 預 託 財 務 省 ( 旧 大 蔵 省 ) 資 金 運 用 部 19 年 度 からは 年 金 特 別 会 計 13 年 度 から20 年 度 まで 預 託 金 の 償 還 13 年 度 からは 財 政 融 資 資 金 償 還 13 年 度 から 積 立 金 の 寄 託 年 金 資 金 運 用 基 金 18 年 度 からは 年 金 積 立 金 管 理 運 用 独 立 行 政 法 人 (2) 年 金 積 立 金 の 推 移 年 金 積 立 金 は 図 表 4のとおり 昭 和 50 年 度 末 の14 兆 2090 億 円 から 平 成 17 年 度 末 の1 50 兆 0231 億 円 まではほぼ 一 貫 して 増 加 していたが 18 年 度 末 以 降 は 減 少 しており 22 年 度 末 は121 兆 8926 億 円 となっている その 要 因 として 21 年 度 以 降 は 年 金 特 別 会 計 への 償 還 額 が 新 規 寄 託 金 等 の 額 を 上 回 っていることなどがあり その 超 過 額 は 21 年 度 3 兆 9467 億 円 22 年 度 6 兆 1983 億 円 となっている - 4 -
11 図 表 4 年 金 積 立 金 の 推 移 兆 円 160 平 成 17 年 度 末 150 兆 0231 億 円 年 度 末 121 兆 8926 億 円 昭 和 50 年 度 末 14 兆 2090 億 円 昭 和 平 成 ( 注 ) 平 成 13 年 度 以 降 は 年 金 特 別 会 計 で 管 理 する 年 金 積 立 金 に 年 金 積 立 金 管 理 運 用 独 立 行 政 法 人 (17 年 度 までは 旧 年 金 資 金 運 用 基 金 )において 管 理 する 年 金 積 立 金 を 加 えた 時 価 ベースの 額 である 4 年 金 積 立 金 等 の 運 用 主 体 の 変 遷 年 金 積 立 金 は 12 年 度 までは その 全 額 を 旧 大 蔵 省 資 金 運 用 部 ( 以 下 旧 資 金 運 用 部 という )に 預 託 することが 義 務 付 けられており 旧 年 金 福 祉 事 業 団 ( 以 下 旧 事 業 団 という )は 旧 資 金 運 用 部 から 資 金 を 借 り 入 れ 厚 生 年 金 保 険 及 び 国 民 年 金 の 被 保 険 者 等 の 福 祉 の 増 進 に 必 要 な 事 業 を 行 っていた そして 13 年 4 月 以 降 年 金 積 立 金 は 厚 生 労 働 大 臣 から 直 接 旧 年 金 資 金 運 用 基 金 ( 以 下 旧 基 金 という )に 寄 託 され 自 主 運 用 されることとなり 18 年 4 月 に 旧 基 金 が 解 散 してからは 年 金 積 立 金 管 理 運 用 独 立 行 政 法 人 (Government Pension Investment Fund 以 下 GPIF という )が 運 用 を 行 っている (1) 旧 事 業 団 の 概 要 ア 設 立 の 目 的 旧 事 業 団 は 年 金 福 祉 事 業 団 法 ( 昭 和 36 年 法 律 第 180 号 )に 基 づき 年 金 積 立 金 の 一 部 を 活 用 して 厚 生 年 金 保 険 及 び 国 民 年 金 の 被 保 険 者 等 の 福 祉 の 増 進 に 必 要 な 施 設 の 設 置 又 は 整 備 を 促 進 するための 貸 付 けを 行 うことなどを 目 的 として 昭 和 36 年 11 月 25 日 に 設 立 された - 5 -
12 イ 旧 事 業 団 の 事 業 の 内 容 旧 事 業 団 は 旧 資 金 運 用 部 から 資 金 を 借 り 入 れたり 旧 厚 生 保 険 特 別 会 計 旧 船 員 保 険 特 別 会 計 及 び 旧 国 民 年 金 特 別 会 計 から 政 府 出 資 金 及 び 政 府 交 付 金 の 交 付 を 受 けたりして 次 の 事 業 の 運 営 を 行 っていた (ア) 貸 付 事 業 旧 事 業 団 は 厚 生 年 金 保 険 船 員 保 険 及 び 国 民 年 金 ( 以 下 厚 生 年 金 保 険 等 という )の 被 保 険 者 等 の 福 祉 の 増 進 を 目 的 として 1 厚 生 年 金 保 険 等 の 被 保 険 者 に 対 し 住 宅 の 建 設 又 は 購 入 に 要 する 資 金 を 貸 し 付 ける 被 保 険 者 住 宅 資 金 貸 付 2 厚 生 年 金 保 険 の 適 用 事 業 所 の 事 業 主 等 に 対 し 被 保 険 者 等 の 福 祉 を 増 進 するた めに 必 要 な 分 譲 住 宅 療 養 施 設 厚 生 福 祉 施 設 等 の 設 置 又 は 整 備 に 要 する 資 金 を 貸 し 付 ける 福 祉 施 設 設 置 整 備 資 金 貸 付 等 の 事 業 を 行 っていた (イ) 施 設 事 業 旧 事 業 団 は 厚 生 年 金 保 険 及 び 国 民 年 金 の 受 給 権 者 が 生 きがいのある 老 後 生 活 を 送 るための 場 を 提 供 するとともに これらの 年 金 制 度 の 被 保 険 者 等 の 余 暇 利 用 に 資 することを 目 的 として 大 規 模 年 金 保 養 基 地 ( 通 称 グリーンピア)を 全 国 11 基 地 13か 所 に 設 置 していた (ウ) 資 金 運 用 事 業 旧 事 業 団 は 61 年 度 から 平 成 12 年 度 まで 預 託 金 利 と 同 率 で 旧 資 金 運 用 部 から 資 金 を 借 り 入 れ これを 市 場 で 運 用 することにより 借 入 金 利 を 上 回 る 有 利 な 運 用 を 図 ることを 目 的 として 資 金 運 用 事 業 を 実 施 していた a 資 金 運 用 事 業 の 内 容 資 金 運 用 事 業 には 次 の2 事 業 があった 1 年 金 福 祉 事 業 団 法 に 基 づき 旧 事 業 団 の 貸 付 事 業 等 を 将 来 にわたって 安 定 的 に 実 施 する 資 金 を 確 保 するための 資 金 確 保 事 業 ( 昭 和 61 年 度 に 運 用 開 始 ) 2 年 金 財 政 基 盤 強 化 のための 年 金 福 祉 事 業 団 の 業 務 の 特 例 及 び 国 庫 納 付 金 の 納 付 に 関 する 法 律 ( 昭 和 62 年 法 律 第 59 号 )に 基 づき 運 用 収 益 を 国 庫 に 納 付 することにより 厚 生 年 金 保 険 及 び 国 民 年 金 の 年 金 給 付 財 源 の 強 化 を 図 る ための 年 金 財 源 強 化 事 業 (62 年 度 に 運 用 開 始 ) b 資 金 運 用 事 業 の 市 場 における 運 用 方 法 市 場 における 運 用 は 次 の 三 つの 方 法 により 行 われていた - 6 -
13 1 2 信 託 銀 行 との 単 独 運 用 指 定 金 銭 信 託 契 約 の 締 結 による 方 法 生 命 保 険 会 社 との 生 命 保 険 契 約 等 により 運 用 を 委 託 する 契 約 の 締 結 による 方 法 3 旧 事 業 団 自 らが 投 資 顧 問 会 社 の 助 言 を 得 ながら 安 全 性 の 高 い 債 券 等 に 限 定 して 行 う 自 家 運 用 による 方 法 c 資 金 運 用 事 業 の 原 資 等 資 金 運 用 事 業 の 原 資 は 全 額 旧 資 金 運 用 部 からの 借 入 金 であったが 元 金 の 償 還 については 資 金 確 保 事 業 では 5 年 間 据 置 き 後 に5 年 間 の 元 金 均 等 償 還 で 半 年 賦 払 いすること 年 金 財 源 強 化 事 業 では 7 年 間 据 置 き 後 に 一 括 償 還 するこ とをそれぞれ 原 則 としていた また 利 払 いについては 両 事 業 とも 借 入 日 時 点 の 財 投 金 利 を 償 還 完 了 時 まで 適 用 する 長 期 固 定 金 利 で 年 2 回 払 いすること となっていた d 資 金 運 用 事 業 の 費 用 等 資 金 運 用 事 業 の 費 用 には 旧 資 金 運 用 部 に 対 する 借 入 利 息 自 家 運 用 に 係 る 投 資 顧 問 会 社 の 助 言 に 対 する 手 数 料 等 の 運 用 諸 費 及 びその 他 これら 運 用 事 業 に 係 る 旧 事 業 団 の 人 件 費 等 の 一 般 管 理 費 があった そして 信 託 銀 行 及 び 生 命 保 険 会 社 の 運 用 収 入 から 運 用 に 伴 う 手 数 料 等 の 諸 経 費 を 控 除 した 金 額 が 旧 事 業 団 の 運 用 収 益 となっていた また 借 入 利 息 運 用 諸 費 については 運 用 収 入 をもって 充 て それが 不 足 したときは 運 用 元 金 を 取 り 崩 して 支 払 い 一 般 管 理 費 については 旧 厚 生 保 険 特 別 会 計 及 び 旧 国 民 年 金 特 別 会 計 から 交 付 される 政 府 交 付 金 により 賄 われていた (2) 旧 基 金 の 概 要 ア 旧 事 業 団 の 解 散 旧 事 業 団 は 特 殊 法 人 等 の 整 理 合 理 化 について ( 平 成 9 年 6 月 閣 議 決 定 )により 年 金 資 金 の 運 用 の 新 たな 在 り 方 についての 結 論 を 得 て 廃 止 されることとなった ( 注 1) そして 平 成 12 年 3 月 に 公 布 された 年 金 改 革 関 連 三 法 及 び 同 年 5 月 に 公 布 された 資 金 運 用 部 資 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 12 年 法 律 第 99 号 )に 基 づき 旧 事 業 団 は 13 年 4 月 1 日 に 年 金 積 立 金 を 自 主 運 用 するために 新 たに 設 立 された 旧 基 金 に 業 務 を 承 継 し 同 日 に 解 散 した ( 注 1) 年 金 改 革 関 連 三 法 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 12 年 法 律 第 18 号 以 下 平 成 12 年 改 正 法 という ) 年 金 資 金 運 用 基 金 - 7 -
14 法 ( 平 成 12 年 法 律 第 19 号 ) 及 び 年 金 福 祉 事 業 団 の 解 散 及 び 業 務 の 承 継 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 12 年 法 律 第 20 号 ) イ 旧 基 金 の 設 立 旧 基 金 は 年 金 資 金 運 用 基 金 法 に 基 づき 厚 生 労 働 大 臣 から 寄 託 された 年 金 資 金 を 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 運 用 の 基 本 方 針 に 沿 って 適 切 に 管 理 運 用 するととも に その 収 益 を 国 庫 に 納 付 することにより 厚 生 年 金 保 険 事 業 及 び 国 民 年 金 事 業 の 運 営 の 安 定 に 資 することを 目 的 として 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 を 実 施 する 機 関 とし て 13 年 4 月 1 日 に 設 立 された ウ 旧 基 金 の 事 業 の 内 容 (ア) 旧 事 業 団 から 承 継 した 貸 付 事 業 旧 基 金 は 旧 事 業 団 の 既 往 債 権 の 管 理 回 収 を 行 うほか 被 保 険 者 住 宅 資 金 貸 付 及 び 福 祉 施 設 設 置 整 備 資 金 貸 付 のうち 分 譲 住 宅 に 係 る 貸 付 けについて 引 き 続 き 政 府 交 付 金 の 交 付 を 受 けて17 年 1 月 末 まで 新 規 貸 付 けを 行 っていた なお 福 祉 施 設 設 置 整 備 資 金 貸 付 のうち 病 院 等 の 療 養 施 設 及 び 老 人 ホームに 係 る 貸 付 けなどについては 旧 事 業 団 の 解 散 に 伴 い 13 年 4 月 から 旧 社 会 福 祉 医 療 事 業 団 において 実 施 することとされ 福 祉 施 設 設 置 整 備 資 金 貸 付 のうち 厚 生 福 祉 施 設 に 係 る 貸 付 けについては 廃 止 された (イ) 旧 事 業 団 から 承 継 した 施 設 事 業 旧 基 金 は 旧 事 業 団 の 解 散 の 際 に 大 規 模 年 金 保 養 基 地 を 承 継 し 17 年 12 月 に 全 ての 基 地 の 地 方 公 共 団 体 等 への 譲 渡 が 完 了 するまでの 間 管 理 運 営 を 行 ってい た (ウ) 旧 事 業 団 から 承 継 した 資 金 運 用 事 業 旧 基 金 は 旧 事 業 団 の 資 金 運 用 事 業 の 運 用 資 金 を 承 継 して 承 継 資 金 運 用 業 務 として 同 資 金 の 管 理 運 用 を 行 うとともに 旧 資 金 運 用 部 に 対 する 借 入 金 の 償 還 を 確 実 かつ 円 滑 に 行 うこととなった また 年 金 積 立 金 については 13 年 4 月 からは 旧 基 金 が 管 理 運 用 業 務 として 厚 生 労 働 大 臣 から 年 金 積 立 金 の 寄 託 を 受 けて 運 用 を 行 い その 収 益 を 国 庫 に 納 付 することとなった (エ) 旧 基 金 の 解 散 年 金 積 立 金 の 運 用 組 織 については 特 殊 法 人 等 整 理 合 理 化 計 画 ( 平 成 13 年 12 月 - 8 -
15 閣 議 決 定 )に 基 づき 専 門 性 を 徹 底 し 責 任 の 明 確 化 を 図 る 観 点 から 制 度 改 革 が 行 われることとなった そして 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 については 年 金 積 立 金 管 理 運 用 独 立 行 政 法 人 法 ( 平 成 16 年 法 律 第 105 号 以 下 GPIF 法 という ) に 基 づき 18 年 4 月 1 日 に 設 立 されたGPIFが 行 うこととなり 旧 基 金 は 同 日 に 解 散 した (3) 独 立 行 政 法 人 福 祉 医 療 機 構 における 承 継 債 権 の 管 理 回 収 業 務 の 概 要 独 立 行 政 法 人 福 祉 医 療 機 構 ( 以 下 機 構 という )は 独 立 行 政 法 人 福 祉 医 療 機 構 法 ( 平 成 14 年 法 律 第 166 号 )に 基 づき 福 祉 施 設 設 置 整 備 資 金 貸 付 年 金 住 宅 資 金 貸 付 等 に 係 る 債 権 の 管 理 回 収 業 務 を 行 っている これらの 貸 付 けは 旧 基 金 (13 年 3 月 以 前 は 旧 事 業 団 )が 旧 資 金 運 用 部 (13 年 4 月 以 降 は 財 政 融 資 資 金 )からの 長 期 借 入 金 を 財 源 として 年 金 被 保 険 者 等 が 住 宅 を 取 得 する 際 に 必 要 な 資 金 等 を 貸 し 付 けていたもので 機 構 は 18 年 4 月 1 日 の 旧 基 金 の 解 散 に 伴 い 貸 付 けに 係 る 債 権 を 旧 基 金 から 承 継 して いる( 以 下 旧 基 金 から 承 継 した 貸 付 けに 係 る 債 権 を 承 継 債 権 という ) そして 承 継 に 当 たっては GPIF 法 の 附 則 により 旧 基 金 の 解 散 の 時 までに 旧 資 金 運 用 部 からの 長 期 借 入 金 を 繰 上 償 還 することとされ 繰 上 償 還 に 要 する 資 金 は 政 府 が 旧 厚 生 保 険 特 別 会 計 等 から 出 資 等 することとされた 前 記 の 貸 付 けは いずれも 機 構 の 承 継 時 までに 新 規 の 貸 付 けを 終 了 していて 機 構 は 債 権 の 管 理 回 収 に 係 る 業 務 のみを 実 施 している そして 機 構 は この 業 務 に 係 る 経 理 を 他 の 経 理 と 区 分 するため 承 継 債 権 管 理 回 収 勘 定 ( 以 下 回 収 勘 定 とい う )を 設 けて 経 理 している 機 構 は 独 立 行 政 法 人 福 祉 医 療 機 構 法 等 により 毎 事 業 年 度 当 該 事 業 年 度 内 に 回 収 した 承 継 債 権 の 元 本 の 金 額 を 翌 事 業 年 度 の7 月 10 日 までに 年 金 特 別 会 計 に 納 付 するこ ととされている そして この 際 に 回 収 勘 定 の 損 益 計 算 において 生 じた 利 益 につい て 独 立 行 政 法 人 通 則 法 ( 平 成 11 年 法 律 第 103 号 以 下 通 則 法 という )による 整 理 を 行 った 結 果 積 立 金 がある 場 合 には 当 該 積 立 金 に 相 当 する 金 額 を 加 えた 金 額 を 翌 事 業 年 度 の7 月 10 日 までに 年 金 特 別 会 計 に 納 付 することとされている (4) GPIFの 概 要 ア GPIFの 設 立 GPIFは GPIF 法 に 基 づき 厚 生 労 働 大 臣 から 寄 託 された 年 金 積 立 金 の 管 理 及 び 運 用 を 行 うとともに その 収 益 を 国 庫 に 納 付 することにより 厚 生 年 金 保 険 - 9 -
16 事 業 及 び 国 民 年 金 事 業 の 運 営 の 安 定 に 資 するために 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 を 実 施 する 機 関 として 18 年 4 月 1 日 に 設 立 された イ 年 金 積 立 金 の 運 用 の 仕 組 み 財 政 投 融 資 制 度 の 抜 本 的 な 改 革 により 年 金 積 立 金 の 運 用 については 13 年 4 月 以 降 厚 生 労 働 大 臣 から 直 接 運 用 主 体 に 寄 託 され 運 用 主 体 において 管 理 運 用 される 仕 組 みとなっている 厚 生 労 働 大 臣 は 通 則 法 に 基 づき GPIFが 達 成 すべき 業 務 運 営 に 関 する 目 標 ( 以 下 中 期 目 標 という )を 定 め GPIFは 中 期 目 標 を 達 成 するための 計 画 ( 以 下 中 期 計 画 という )を 作 成 している そして GPIFが 行 った 業 務 実 績 に 関 する 評 価 は 厚 生 労 働 省 に 設 置 されている 外 部 有 識 者 から 構 成 される 独 立 行 政 法 人 評 価 委 員 会 が 行 うこととなっている GPIFは 中 期 計 画 において 年 金 積 立 金 の 運 用 に 関 して1 運 用 の 基 本 方 針 2 長 期 的 な 観 点 からの 資 産 構 成 割 合 ( 以 下 基 本 ポートフォリオ という ) 3 運 用 に 関 して 遵 守 すべき 事 項 等 を 定 め 専 ら 被 保 険 者 のために 長 期 的 な 観 点 から 安 全 かつ 効 率 的 に 管 理 運 用 業 務 を 行 うこととしている また GPIFには 経 済 金 融 に 関 して 高 い 識 見 を 有 する 者 等 のうちから 厚 生 労 働 大 臣 が 任 命 した 委 員 で 構 成 される 運 用 委 員 会 が 設 置 されており 運 用 委 員 会 は 中 期 計 画 等 を 審 議 するとともに 運 用 状 況 等 の 管 理 運 用 業 務 の 実 施 状 況 を 監 視 して いる ウ 年 金 積 立 金 の 運 用 方 法 (ア) 市 場 運 用 厚 生 労 働 大 臣 から 寄 託 された 年 金 積 立 金 については GPIFが 中 期 計 画 に 従 って 管 理 運 用 する 仕 組 みとなっており GPIFは 中 期 計 画 の 中 で 策 定 した 基 本 ポートフォリオに 基 づき 国 内 債 券 を 中 心 としつつ 国 内 外 の 株 式 等 を 一 定 程 度 組 み 入 れた 分 散 投 資 を 行 っている GPIFは 年 金 積 立 金 を 市 場 で 運 用 する 際 は 民 間 の 運 用 機 関 を 活 用 してお り これらの 運 用 機 関 を 通 じて 運 用 対 象 資 産 ( 国 内 債 券 国 内 株 式 外 国 債 券 外 国 株 式 及 び 短 期 資 産 )ごとに 資 産 構 成 割 合 が 一 定 の 範 囲 内 に 収 まるよう 管 理 し ている (イ) 財 投 債 の 引 受 け
17 旧 資 金 運 用 部 は 郵 便 貯 金 や 年 金 積 立 金 の 預 託 により 調 達 した 資 金 を 特 殊 法 人 等 に 貸 し 付 けていた しかし 財 政 投 融 資 制 度 の 抜 本 的 な 改 革 の 結 果 特 殊 法 人 等 は 必 要 な 資 金 を 自 ら 財 投 機 関 債 を 発 行 して 市 場 から 調 達 することとなり 財 投 機 関 債 の 発 行 が 困 難 な 特 殊 法 人 等 については 財 政 融 資 資 金 特 別 会 計 が 国 債 の 一 種 である 財 投 債 を 発 行 して 市 場 から 調 達 した 資 金 をこれらの 特 殊 法 人 等 に 貸 し 付 ける 仕 組 みとなった そして この 財 投 債 の 一 部 については 経 過 的 に G PIFに 寄 託 された 年 金 積 立 金 で 引 き 受 けることが 平 成 12 年 改 正 法 の 附 則 に 定 められた このため GPIF(17 年 度 までは 旧 基 金 )は 厚 生 労 働 大 臣 から 寄 託 された 年 金 積 立 金 により 19 年 度 まで 財 投 債 の 引 受 けを 行 うこととされた なお 寄 託 された 年 金 積 立 金 のうち 財 投 債 引 受 分 は GPIFにおいて 市 場 運 用 分 と 区 分 して 管 理 されている (ウ) 旧 基 金 から 承 継 した 資 産 の 運 用 GPIFは 旧 基 金 が 旧 事 業 団 から 承 継 した 資 金 運 用 事 業 に 係 る 資 産 を その 原 資 である 旧 資 金 運 用 部 からの 借 入 金 の 返 済 義 務 とともに 旧 基 金 から 承 継 し こ の 資 産 について 厚 生 労 働 大 臣 から 寄 託 された 年 金 積 立 金 の 市 場 運 用 分 と 合 わせ て22 年 度 まで 運 用 していた 5 年 金 特 別 会 計 の 概 要 (1) 年 金 特 別 会 計 の 勘 定 年 金 特 別 会 計 は 19 年 度 に 厚 生 保 険 特 別 会 計 と 国 民 年 金 特 別 会 計 とを 統 合 して 設 置 された 特 別 会 計 である 年 金 特 別 会 計 は 国 民 年 金 法 による 国 民 年 金 事 業 厚 生 年 金 保 険 法 による 厚 生 年 金 保 険 事 業 等 に 関 する 政 府 の 経 理 を 明 確 にすることを 目 的 として 設 置 され 基 礎 年 金 勘 定 国 民 年 金 勘 定 厚 生 年 金 勘 定 福 祉 年 金 勘 定 健 康 勘 定 子 どものための 金 銭 の 給 付 勘 定 及 び 業 務 勘 定 の 七 つの 勘 定 に 区 分 されている このうち 基 礎 年 金 勘 定 国 民 年 金 勘 定 及 び 厚 生 年 金 勘 定 の 経 理 は 次 のとおりと なっている 1 基 礎 年 金 勘 定 基 礎 年 金 勘 定 は 基 礎 年 金 事 業 の 収 支 ( 業 務 勘 定 に 係 るものを 除 く )を 経 理 す るもので 国 民 年 金 勘 定 及 び 厚 生 年 金 勘 定 からの 受 入 金 並 びに 共 済 組 合 からの 拠 出 金 を 主 な 財 源 として 基 礎 年 金 給 付 費 等 の 支 出 を 行 う
18 2 国 民 年 金 勘 定 国 民 年 金 勘 定 は 国 民 年 金 事 業 の 収 支 ( 業 務 勘 定 に 係 るものを 除 く )を 経 理 す るもので 保 険 料 運 用 収 入 及 び 国 庫 負 担 金 を 主 な 財 源 として 国 民 年 金 給 付 費 等 の 支 出 を 行 う 3 厚 生 年 金 勘 定 厚 生 年 金 勘 定 は 厚 生 年 金 保 険 事 業 ( 厚 生 年 金 基 金 及 び 企 業 年 金 連 合 会 が 行 う 事 業 を 除 く )の 保 険 収 支 ( 業 務 勘 定 に 係 るものを 除 く )を 経 理 するもので 事 業 主 等 から 徴 収 する 保 険 料 運 用 収 入 及 び 国 庫 負 担 金 を 主 な 財 源 として 保 険 給 付 費 等 の 支 出 を 行 う 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 特 会 法 という )によ り 年 金 特 別 会 計 の 各 勘 定 において 毎 会 計 年 度 の 歳 入 歳 出 の 決 算 上 剰 余 金 を 生 じた 場 合 には 当 該 剰 余 金 のうち 年 金 給 付 等 の 財 源 に 充 てるために 必 要 な 額 を 積 立 金 として 積 み 立 てることとされている そして この 積 立 金 は 国 民 年 金 法 及 び 厚 生 年 金 保 険 法 により 厚 生 労 働 大 臣 がGPIFに 寄 託 して 運 用 することとされ ている また 特 会 法 によると 各 特 別 会 計 において 支 払 上 現 金 に 余 裕 がある 場 合 に は これを 財 政 融 資 資 金 に 預 託 することができることとされている (2) 財 政 融 資 資 金 への 預 託 年 金 特 別 会 計 が 設 置 される 以 前 の 旧 厚 生 保 険 特 別 会 計 及 び 旧 国 民 年 金 特 別 会 計 の 年 金 積 立 金 については 12 年 度 までは その 全 額 を 旧 資 金 運 用 部 に 預 託 することが 義 務 付 けられており 預 託 金 利 子 が 両 特 別 会 計 に 支 払 われていた しかし 財 政 投 融 資 制 度 の 抜 本 的 な 改 革 により 13 年 4 月 以 降 年 金 積 立 金 は 厚 生 労 働 大 臣 から 直 接 旧 基 金 に 寄 託 され 自 主 運 用 される 仕 組 みとなった このため 12 年 度 末 時 点 で 約 147 兆 円 あった 年 金 積 立 金 は 13 年 度 から20 年 度 までの 間 に 毎 年 度 20 兆 円 程 度 ずつ 旧 資 金 運 用 部 を 承 継 した 財 政 融 資 資 金 から 償 還 されることとなった そして 13 年 度 から20 年 度 までの 間 は 未 償 還 の 年 金 積 立 金 については 財 政 融 資 資 金 に 引 き 続 き 預 託 されて 財 政 融 資 資 金 から 年 金 積 立 金 預 託 時 の 預 託 金 利 に 基 づき 利 子 が 支 払 われていた また 償 還 された 年 金 積 立 金 については 13 年 度 に 設 立 された 旧 基 金 に 寄 託 され 旧 基 金 から その 運 用 による 収 益 が 国 庫 納 付 されていた (3) 年 金 給 付 等 の 資 金 繰 り 上 必 要 な 資 金 等
19 旧 厚 生 保 険 特 別 会 計 旧 国 民 年 金 特 別 会 計 及 びこれらを 統 合 した 年 金 特 別 会 計 の 年 金 積 立 金 は 18 年 4 月 1 日 以 降 GPIFに 寄 託 して 運 用 されている また 年 金 特 別 会 計 においては 保 険 料 収 入 等 の 収 納 時 期 と 年 金 給 付 費 等 の 支 払 時 期 との 時 間 的 なずれによって 一 時 的 に 資 金 が 不 足 したり GPIFに 寄 託 するま での 間 現 金 に 余 裕 が 生 じたりするなどのため GPIFに 寄 託 している 年 金 積 立 金 とは 別 に 同 特 別 会 計 において 管 理 する 年 金 積 立 金 がある この 年 金 積 立 金 は 財 政 融 資 資 金 に 預 託 して 運 用 されるなどしている (4) 年 金 特 別 会 計 と 年 金 積 立 金 との 関 係 GPIFが 年 金 特 別 会 計 から 寄 託 されて 管 理 している 年 金 積 立 金 の 額 は 22 年 度 末 において 1 旧 事 業 団 から 旧 基 金 を 経 由 して 承 継 した 負 債 等 2 兆 9907 億 円 2 厚 生 労 働 大 臣 からの 寄 託 分 ( 財 投 債 引 受 分 を 除 く )101 兆 1083 億 円 3 財 投 債 引 受 分 1 8 兆 1882 億 円 の 計 116 兆 3058 億 円 である 一 方 年 金 特 別 会 計 が 管 理 している 年 金 積 立 金 の 額 は 22 年 度 末 において5 兆 5868 億 円 である GPIFで 管 理 している 年 金 積 立 金 の 額 と 年 金 特 別 会 計 で 管 理 している 年 金 積 立 金 の 額 とを 合 計 すると 年 金 積 立 金 全 体 の 資 産 額 は 22 年 度 末 において121 兆 8926 億 円 となる( 図 表 5 参 照 )
20 図 表 5 年 金 積 立 金 の 額 の 概 要 ( 平 成 22 年 度 末 現 在 ) 年 金 積 立 金 121 兆 8926 億 円 =A+B 年 金 特 別 会 計 年 金 特 別 会 計 が 管 理 している 年 金 積 立 金 5 兆 5868 億 円 (A) 厚 生 労 働 大 臣 からの 寄 託 金 1 旧 事 業 2 厚 生 労 働 大 臣 からの 寄 託 分 ( 財 投 債 引 受 分 3 財 投 債 団 から 承 を 除 く )101 兆 1083 億 円 引 受 分 継 した 負 18 兆 1882 債 等 市 場 運 用 資 産 98 兆 1104 億 円 億 円 G 2 兆 9907 自 家 運 用 資 産 12 兆 6988 億 円 P 億 円 委 託 運 用 資 産 85 兆 4116 億 円 I F GPIFが 管 理 している 年 金 積 立 金 注 (2) 1+2+3=116 兆 3058 億 円 (B) 自 家 運 用 資 産 30 兆 9055 億 円 委 託 運 用 資 産 85 兆 4116 億 円 注 (1) 市 場 運 用 には 投 資 の 判 断 等 を 民 間 の 運 用 機 関 に 一 任 する 委 託 運 用 と GPIF が 自 ら 投 資 等 の 判 断 を 行 う 自 家 運 用 とがある 注 (2) GPIFが 管 理 している 年 金 積 立 金 116 兆 3058 億 円 は 厚 生 労 働 大 臣 からの 寄 託 金 と 積 立 金 ( 利 益 剰 余 金 )の 合 計 額 であるため 自 家 運 用 資 産 と 委 託 運 用 資 産 の 合 計 額 とは 一 致 しない 6 検 査 の 観 点 着 眼 点 対 象 及 び 方 法 (1) 検 査 の 観 点 及 び 着 眼 点 会 計 検 査 院 は 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 に 係 る 契 約 の 状 況 等 について 合 規 性 経 済 性 効 率 性 有 効 性 等 の 観 点 から それぞれ 次 の 着 眼 点 により 検 査 を 実 施 した ア 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 に 係 る 業 務 の 状 況 (ア) 資 金 運 用 の 状 況 は 年 金 収 支 の 見 通 しなどを 的 確 に 反 映 した 適 切 なものとなっ ているか
21 (イ) 資 金 運 用 事 業 等 の 状 況 の 説 明 は 被 保 険 者 等 に 対 して 平 易 かつ 明 確 に 行 われて いるか (ウ) 中 期 目 標 及 び 中 期 計 画 の 内 容 は 適 切 なものとなっているか (エ) 組 織 体 制 及 び 役 職 員 の 任 命 等 の 状 況 は 年 金 の 管 理 運 用 業 務 の 内 容 からみて 適 切 なものとなっているか (オ) 意 思 決 定 監 査 体 制 等 のガバナンスの 仕 組 みは 適 切 なものとなっているか また これらの 透 明 性 は 十 分 確 保 されているか イ 契 約 方 式 等 の 状 況 (ア) 年 金 積 立 金 の 運 用 を 委 託 する 民 間 の 運 用 機 関 等 の 選 定 評 価 及 び 解 約 等 の 過 程 において 競 争 性 公 平 性 透 明 性 等 は 十 分 確 保 されているか (イ) 株 主 議 決 権 の 行 使 は 適 切 に 行 われる 体 制 となっているか (ウ) 業 務 運 営 に 係 る 契 約 は 経 済 的 なものとなっているか ウ 委 託 先 機 関 における 運 用 実 績 の 状 況 (ア) 運 用 実 績 は 運 用 目 標 に 見 合 ったものとなっているか (イ) 委 託 運 用 は 自 家 運 用 を 十 分 に 活 用 するなどした 上 で 経 済 的 に 行 われているか (2) 検 査 の 対 象 及 び 方 法 会 計 検 査 院 は 厚 生 労 働 本 省 及 びGPIFにおいて 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 に 係 る 契 約 を 対 象 として 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 方 針 管 理 運 用 に 係 る 業 務 委 託 契 約 書 等 の 関 係 書 類 を 機 構 において 承 継 債 権 の 管 理 回 収 業 務 を 対 象 として 金 銭 消 費 貸 借 契 約 証 書 等 の 関 係 書 類 をそれぞれ 確 認 するなどして 会 計 実 地 検 査 を 行 った また GPIFと 同 様 の 業 務 を 行 っている 国 家 公 務 員 共 済 組 合 連 合 会 において 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 に 係 る 業 務 を 対 象 として 業 務 の 実 態 を 聴 取 するなどして 会 計 実 地 検 査 を 行 うとともに 企 業 年 金 連 合 会 地 方 公 務 員 共 済 組 合 連 合 会 及 び 全 国 市 町 村 職 員 共 済 組 合 連 合 会 の 担 当 者 から 年 金 の 管 理 運 用 の 実 態 を 聴 取 するなどの 方 法 で 調 査 した さらに 年 金 積 立 金 の 運 用 状 況 等 の 実 態 を 把 握 するため GPIFから 年 金 積 立 金 ( 注 2) の 管 理 を 委 託 されている4 信 託 銀 行 ( 以 下 年 金 積 立 金 の 管 理 を 行 う 信 託 銀 行 等 を 資 産 管 理 機 関 という )と 年 金 積 立 金 の 運 用 を 委 託 されている28 運 用 機 関 ( 以 下 年 金 積 立 金 の 運 用 を 委 託 されている 運 用 機 関 を 運 用 受 託 機 関 という )のうち22 年 ( 注 3) 度 末 の 運 用 資 産 額 の 時 価 総 額 が1 兆 円 を 超 えていた13 運 用 受 託 機 関 の 計 17 法 人 におい
22 て 当 該 法 人 が 受 託 している 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 に 係 る 契 約 を 対 象 として 運 用 手 法 運 用 体 制 等 の 実 態 を 確 認 するなどして 会 計 実 地 検 査 を 行 うとともに 年 金 積 立 金 ( 注 4) の 運 用 方 法 等 に 係 る 調 査 研 究 の 委 託 先 である6 会 社 等 において これらの 委 託 契 約 を 対 象 として 業 務 日 誌 総 勘 定 元 帳 等 の 関 係 書 類 を 確 認 するなどして 会 計 実 地 検 査 を 行 った そして 年 金 積 立 金 の 運 用 状 況 等 について 在 庁 してその 内 容 の 分 析 を 行 った なお 本 件 についての 上 記 の 会 計 実 地 検 査 等 に 要 した 人 日 数 は 151 人 日 である ( 注 2) 4 信 託 銀 行 資 産 管 理 サービス 信 託 銀 行 株 式 会 社 日 本 トラスティ サ ービス 信 託 銀 行 株 式 会 社 ステート ストリート 信 託 銀 行 株 式 会 社 日 本 マスタートラスト 信 託 銀 行 株 式 会 社 ( 注 3) 13 運 用 受 託 機 関 旧 住 友 信 託 銀 行 株 式 会 社 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 以 降 は 三 井 住 友 信 託 銀 行 株 式 会 社 ) DIAMアセットマネジメント 株 式 会 社 旧 中 央 三 井 アセット 信 託 銀 行 株 式 会 社 (24 年 4 月 1 日 以 降 は 三 井 住 友 信 託 銀 行 株 式 会 社 ) 東 京 海 上 アセットマネジメント 投 信 株 式 会 社 日 興 アセットマネジメント 株 式 会 社 野 村 アセットマネジメント 株 式 会 社 みずほ 信 託 銀 行 株 式 会 社 三 菱 UFJ 信 託 銀 行 株 式 会 社 明 治 安 田 アセットマネジメント 株 式 会 社 ブラックロック ジャパ ン 株 式 会 社 株 式 会 社 りそな 銀 行 ノーザン トラスト グローバ ル インベストメンツ 株 式 会 社 ステート ストリート グローバ ル アドバイザーズ 株 式 会 社 ( 注 4) 6 会 社 等 みずほ 総 合 研 究 所 株 式 会 社 ラッセル インベストメント 株 式 会 社 株 式 会 社 三 井 住 友 トラスト 基 礎 研 究 所 タワーズワトソン 株 式 会 社 マーサージャパン 株 式 会 社 旧 財 団 法 人 年 金 シニアプラ ン 総 合 研 究 機 構 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 以 降 は 公 益 財 団 法 人 年 金 シニアプ ラン 総 合 研 究 機 構 ) 第 2 検 査 の 結 果 1 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 に 係 る 業 務 の 状 況 (1) 資 金 運 用 の 状 況 ア 厚 生 労 働 省 が 行 う 財 政 融 資 資 金 による 運 用 (ア) 年 金 特 別 会 計 の 基 礎 年 金 勘 定 における 積 立 金 と 剰 余 金 の 運 用 年 金 特 別 会 計 の 基 礎 年 金 勘 定 には 昭 和 61 年 4 月 の 基 礎 年 金 制 度 創 設 時 から 億 円 の 積 立 金 がある この 積 立 金 は 基 礎 年 金 の 給 付 に 充 てるものとして 6 1 年 3 月 以 前 の 任 意 加 入 者 が 納 付 した 保 険 料 を 財 源 として 積 み 立 てられたものであ る 61 年 3 月 以 前 被 用 者 年 金 の 被 保 険 者 の 被 扶 養 配 偶 者 は 国 民 年 金 に 任 意 加 入 で きることとされていたが 60 年 の 公 的 年 金 制 度 の 改 革 後 の 国 民 年 金 法 においては 全 国 民 共 通 の 国 民 年 金 ( 基 礎 年 金 制 度 )に 加 入 することとされた その 際 元 任 意 加 入 者 が 納 付 した 保 険 料 は 従 来 の 国 民 年 金 勘 定 から 切 り 離 し 基 礎 年 金 勘 定
23 の 積 立 金 として 管 理 することとなり その 一 定 部 分 は 各 被 用 者 年 金 の 保 険 者 の 基 礎 年 金 給 付 に 要 する 費 用 に 充 てることができるとされた しかし 元 任 意 加 入 者 の 扶 養 配 偶 者 がどの 被 用 者 年 金 制 度 に 加 入 していたのか について 網 羅 的 なデータがなかったことなどから 積 立 金 の 配 分 等 の 具 体 的 な 取 扱 いについて 関 係 者 が 意 見 の 合 意 に 至 らなかったため 当 該 積 立 金 は 基 礎 年 金 給 付 に 充 てられておらず 61 年 4 月 以 降 積 み 立 てられたままとなっている また 当 該 積 立 金 は 預 託 期 間 7 年 の 財 政 融 資 資 金 に 預 託 して 運 用 されており 当 該 積 立 金 等 から 得 られた 運 用 益 は 預 託 期 間 1 年 未 満 の 財 政 融 資 資 金 に 預 託 して 運 用 されている そして この 運 用 益 も 積 立 金 と 同 じ 理 由 で 基 礎 年 金 給 付 に 充 てられておらず そのまま 剰 余 金 となり 特 会 法 にこの 剰 余 金 を 積 立 金 に 積 み 立 てるための 根 拠 規 定 がないことから 全 額 が 翌 年 度 の 歳 入 に 繰 り 入 れられている そのため この 剰 余 金 は 平 成 22 年 度 末 で7964 億 円 に 累 増 している さらに 厚 生 労 働 省 は 基 礎 年 金 給 付 の 財 源 に 充 てるために 国 民 年 金 勘 定 及 び 厚 生 年 金 勘 定 から 概 算 で 受 け 入 れた 受 入 金 や 年 金 保 険 者 たる 共 済 組 合 等 から 概 算 で 受 け 入 れた 拠 出 金 が 実 際 の 基 礎 年 金 給 付 額 を 上 回 った 場 合 には その 差 額 を 翌 々 年 の 基 礎 年 金 給 付 に 充 てるなどして 精 算 するまで 基 礎 年 金 勘 定 で 預 かっている ( 以 下 基 礎 年 金 勘 定 で 預 かっている 差 額 を 預 り 金 という ) そして 預 り 金 等 から 生 じた 運 用 益 について 上 記 の 積 立 金 の 運 用 益 等 と 同 様 に 基 礎 年 金 給 付 に 充 てられておらず そのまま 剰 余 金 となり 特 会 法 にこの 剰 余 金 を 積 立 金 に 積 み 立 てるための 根 拠 規 定 がないことから 全 額 が 翌 年 度 の 歳 入 に 繰 り 入 れられて いる そのため この 剰 余 金 は 22 年 度 末 で2767 億 円 に 累 増 している そして 前 記 の 積 立 金 等 から 得 た 運 用 益 7964 億 円 と 上 記 の 預 り 金 等 から 生 じた 運 用 益 2767 億 円 との 合 計 1 兆 0731 億 円 に 預 り 金 1 兆 3924 億 円 を 加 えた22 年 度 末 の 基 礎 年 金 勘 定 の 剰 余 金 は2 兆 4656 億 円 となっている なお 24 年 8 月 に 被 用 者 年 金 制 度 の 一 元 化 等 を 図 るための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 63 号 以 下 被 用 者 年 金 一 元 化 法 とい う )が 成 立 した そして 25 年 4 月 から 基 礎 年 金 勘 定 に 生 ずる 剰 余 金 を 積 立 金 とすることができることとなったため 今 後 剰 余 金 の 累 増 は 解 消 されると 思 料 される 基 礎 年 金 勘 定 の 積 立 金 等 は 長 期 間 にわたって 具 体 的 な 取 扱 いについて 結 論
24 が 出 されていなかったことから 被 用 者 年 金 一 元 化 法 の 成 立 を 契 機 として 速 や かに 今 後 の 具 体 的 な 取 扱 いを 検 討 して 結 論 を 出 すなどして 年 金 給 付 に 充 てるな どの 活 用 を 図 る 必 要 がある( 図 表 1-1 参 照 ) 図 表 1-1 基 礎 年 金 勘 定 の 積 立 金 残 高 及 び 剰 余 金 の 推 移 等 ( 単 位 : 億 円 ) 年 度 積 立 金 残 高 運 用 益 剰 余 金 運 用 益 平 成 18 7, , , , , , , , , , (イ) 年 金 特 別 会 計 の 国 民 年 金 勘 定 及 び 厚 生 年 金 勘 定 における 余 裕 金 の 運 用 年 金 給 付 の 財 源 である 被 保 険 者 からの 保 険 料 等 は 毎 月 年 金 特 別 会 計 に 納 付 されるなどする 一 方 年 金 給 付 は 偶 数 月 に 行 われるため 年 金 給 付 日 から 次 の 年 金 給 付 日 までの2か 月 の 間 年 金 特 別 会 計 において 保 険 料 等 による 余 裕 金 が 発 生 す る また 近 年 は 年 金 受 給 者 の 増 加 等 に 伴 い 積 立 金 を 取 り 崩 して 年 金 給 付 に 要 する 費 用 を 確 保 しており 必 要 額 を 超 えて 積 立 金 を 取 り 崩 した 場 合 には 余 裕 金 が 発 生 する 厚 生 労 働 省 は 特 会 法 に 基 づき この 余 裕 金 を 年 金 給 付 に 支 障 が 生 じない 範 囲 内 で 1か 月 以 上 3か 月 未 満 の 財 政 融 資 資 金 に 預 託 しており 22 年 度 における 運 用 益 は 国 民 年 金 勘 定 で3 億 4810 万 円 厚 生 年 金 勘 定 で15 億 3379 万 円 となっている しかし 年 金 給 付 日 から 次 の 年 金 給 付 日 の 前 日 までの 約 2か 月 間 において 発 生 す る 両 勘 定 の 余 裕 金 ( 上 記 の 預 託 分 を 除 く )の 状 況 について 22 年 4 月 15 日 から2 3 年 4 月 14 日 までの 間 についてみると 図 表 1-2のとおり 余 裕 金 額 が 最 も 少 ない 日 でも 国 民 年 金 勘 定 に 数 百 億 円 厚 生 年 金 勘 定 に 数 千 億 円 規 模 の 余 裕 金 が 発 生 し ていた
25 図 表 1-2 平 成 22 年 4 月 15 日 から23 年 4 月 14 日 までの 国 民 年 金 勘 定 及 び 厚 生 年 金 勘 定 の 余 裕 金 ( 単 位 : 億 円 ) ( 注 ) 期 間 国 民 年 金 勘 定 厚 生 年 金 勘 定 4/15~6/14 6/15~8/12 8/13~10/14 10/15~12/14 12/15~2/14 2/15~4/ ,929 2,363 4,214 2,936 2,465 2,205 期 間 は2か 月 に1 度 行 われる 年 金 給 付 日 から 次 の 年 金 給 付 日 の 前 日 までの 期 間 であり 余 裕 金 額 はその 期 間 内 で 余 裕 金 が 最 も 少 なかった 日 の 金 額 である 積 立 金 を 取 り 崩 して 多 額 の 余 裕 金 を 保 有 するとその 額 の 積 立 金 を 長 期 資 金 とし て 運 用 する 機 会 が 失 われることから 厚 生 労 働 省 においては 今 後 とも 年 金 収 支 の 見 通 しを 的 確 に 把 握 して 積 立 金 の 取 崩 しを 必 要 最 小 限 の 額 にとどめ 多 額 の 余 裕 金 を 保 有 することのないように 努 めることが 重 要 である イ GPIFによる 運 用 (ア) 国 庫 納 付 の 仕 組 みと 実 績 等 前 記 のとおり 年 金 特 別 会 計 の 国 民 年 金 勘 定 及 び 厚 生 年 金 勘 定 の 積 立 金 の 運 用 は 国 民 年 金 法 及 び 厚 生 年 金 保 険 法 により GPIFに 寄 託 して 行 うこととされ ている 積 立 金 は 5 年 の 約 定 期 間 を 定 めて 寄 託 され 約 定 期 間 が 到 来 しても 年 金 特 別 会 計 において 年 金 給 付 等 に 必 要 な 資 金 に 不 足 がなければ 新 たに 約 定 期 間 を 定 めて 引 き 続 き 寄 託 されている GPIFの 会 計 は 厚 生 年 金 勘 定 国 民 年 金 勘 定 総 合 勘 定 及 び 承 継 資 金 運 用 勘 定 の 四 つの 勘 定 に 区 分 されている このうち 厚 生 年 金 勘 定 及 び 国 民 年 金 勘 定 は 年 金 特 別 会 計 の 厚 生 年 金 勘 定 及 び 国 民 年 金 勘 定 から 寄 託 されたそれぞれの 積 立 金 の 管 理 に 係 る 経 理 を 行 う 勘 定 で 22 年 度 末 の 資 産 合 計 は 厚 生 年 金 勘 定 111 兆 8957 億 円 国 民 年 金 勘 定 7 兆 4007 億 円 となっている 厚 生 年 金 勘 定 及 び 国 民 年 金 勘 定 に 寄 託 された 積 立 金 は 総 合 勘 定 に 繰 り 入 れられ 総 合 勘 定 において 債 券 株 式 等 により 一 括 して 運 用 されている GPIFによる 年 金 積 立 金 の 市 場 運 用 は 第 1の 図 表 5のとおり 投 資 の 判 断 等 を 運 用 受 託 機 関 に 一 任 する 委 託 運 用 と GPIF 自 らが 投 資 等 の 判 断 を 行 う 自 家
26 ( 注 5) 運 用 とがある そして 年 金 積 立 金 の 管 理 は 特 定 運 用 信 託 契 約 により 資 産 管 理 機 関 に 行 わせている ( 注 5) 特 定 運 用 信 託 契 約 GPIFが 信 託 会 社 に 対 して 金 銭 を 信 託 し 信 託 を 受 けた 信 託 会 社 が GPIF 又 は 運 用 受 託 機 関 からの 指 図 に 基 づ き 有 価 証 券 の 取 引 及 び 資 産 管 理 事 務 を 行 う 契 約 委 託 運 用 における 債 券 等 の 取 引 は 次 の 手 続 により 行 われている( 図 表 1-3 参 照 ) 運 用 受 託 機 関 が 証 券 会 社 と 債 券 等 の 取 引 について 約 定 する 運 用 受 託 機 関 が 資 産 管 理 機 関 へ 約 定 内 容 に 基 づいた 取 引 を 指 図 する 資 産 管 理 機 関 と 証 券 会 社 が 1の 約 定 と2の 指 図 の 内 容 が 合 致 していること を 確 認 する 4 資 産 管 理 機 関 と 証 券 会 社 が 債 券 等 及 び 金 銭 の 受 渡 しを 行 う 図 表 1-3 委 託 運 用 における 債 券 等 の 取 引 の 手 続 運 用 受 託 機 関 ( 委 託 運 用 ) 2 資 産 管 理 機 関 3 1 証 券 会 社 4 自 家 運 用 については 上 記 の 運 用 受 託 機 関 が 行 う 業 務 をGPIF 自 らが 行 って いる 毎 事 業 年 度 の 総 合 勘 定 の 損 益 は 厚 生 年 金 勘 定 国 民 年 金 勘 定 等 から 受 け 入 れ あん た 額 を 基 準 に 按 分 するなどして 各 勘 定 に 帰 属 することとされている そして 毎 事 業 年 度 の 損 益 計 算 において 各 勘 定 に 利 益 が 生 じ 前 事 業 年 度 から 繰 り 越 した 損 失 に 補 填 しても 残 余 があるときは その 残 余 の 額 を 各 勘 定 の 積 立 金 として 整 理 しなければならないとされ また 損 失 を 生 じたときは 各 勘 定 の 積 立 金 を 減 額 して 整 理 し その 結 果 として 不 足 があるときは その 不 足 額 を 繰 越 欠 損 金 として 整 理 しなければならないとされている そして 厚 生 年 金 勘 定 及 び 国 民 年 金 勘 定 の 積 立 金 から 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 額
27 を 控 除 してなお 残 余 がある 場 合 は その 残 余 の 額 を 翌 事 業 年 度 の3 月 31 日 までに 年 金 特 別 会 計 に 納 付 しなければならないとされており GPIFが 設 立 された18 年 度 から22 年 度 までの 間 の 積 立 金 について その 翌 年 度 (19 年 度 から23 年 度 まで) に 年 金 特 別 会 計 に 納 付 された 納 付 金 の 累 計 額 は 図 表 1-4のとおり 計 3 兆 4854 億 円 となっている 図 表 1-4 年 度 年 金 特 別 会 計 がGPIFから 受 け 入 れた 納 付 金 の 推 移 ( 単 位 : 億 円 ) 納 付 金 国 民 年 金 勘 定 厚 生 年 金 勘 定 合 計 平 成 ,238 13, ,077 16,858 17, ,503 2, ,386 1,398 計 1,868 32,985 34,854 (イ) 承 継 資 金 運 用 業 務 等 の 状 況 a 承 継 資 金 運 用 勘 定 の 設 置 の 経 緯 年 金 積 立 金 は 12 年 度 まで その 全 額 を 旧 資 金 運 用 部 に 預 託 することが 義 務 付 けられていた しかし 年 金 積 立 金 の 預 託 金 利 が 低 下 傾 向 にあって 利 回 りが 上 がりにくい 状 況 になったことに 伴 い 昭 和 50 年 代 後 半 から60 年 代 前 半 にかけ て 旧 資 金 運 用 部 の 預 託 金 利 より 高 い 利 率 で 自 主 的 に 運 用 する 必 要 性 が 国 会 において 強 く 指 摘 されるようになった 資 金 運 用 事 業 は このような 背 景 の 下 前 記 第 1の4(1)イ(ウ) 及 び 第 1の5(2)の とおり 旧 事 業 団 によって 旧 資 金 運 用 部 に 預 託 することが 義 務 付 けられてい た61 年 度 から 平 成 12 年 度 までの 間 に 預 託 金 利 と 同 率 で 旧 資 金 運 用 部 から 資 金 を 借 り 入 れ これを 市 場 で 運 用 することにより 借 入 金 利 を 上 回 る 有 利 な 運 用 を 図 るものとして 実 施 されていた この 資 金 運 用 事 業 には 資 金 確 保 事 業 ( 昭 和 61 年 度 から 平 成 12 年 度 まで 借 入 金 総 額 14 兆 4825 億 円 )と 年 金 財 源 強 化 事 業 ( 昭 和 62 年 度 から 平 成 12 年 度 まで 借 入 金 総 額 29 兆 5460 億 円 )があった このうち 資 金 確 保 事 業 は 年 金 住 宅 資 金 等 の 融 資 事 業 等 を 将 来 にわたって 安 定 的 に 実 施 する 資 金 を 確 保 することを 目 的 とし 年 金 財 源 強 化 事 業 は 運 用 収 益 を 国 庫 に 納 付 することにより 厚 生 年 金
28 及 び 国 民 年 金 の 給 付 財 源 を 確 保 することを 目 的 としていた しかし 財 政 投 融 資 制 度 の 抜 本 的 な 改 革 により 13 年 4 月 以 降 年 金 積 立 金 の 旧 資 金 運 用 部 への 預 託 義 務 が 廃 止 され 年 金 積 立 金 は 新 たに 設 立 された 旧 基 金 により 自 主 運 用 されることとなった そして これに 伴 い 旧 事 業 団 は 解 散 し 上 記 の 資 金 運 用 事 業 も 終 了 したが 既 借 入 金 の 償 還 期 限 ( 最 も 遅 いもので 22 年 度 )が 到 来 するまでは 旧 基 金 において 承 継 資 金 運 用 勘 定 ( 以 下 承 継 勘 定 という )を 設 置 して 承 継 資 金 運 用 業 務 として 引 き 続 き 管 理 運 用 を 行 う こととなった その 後 旧 基 金 の 解 散 に 伴 って 新 たに 設 立 されたGPIFが 承 継 資 金 運 用 業 務 に 係 る 一 切 の 権 利 と 義 務 を 承 継 している( 図 表 1-5 参 照 ) 図 表 1-5 資 金 運 用 事 業 等 の 承 継 の 流 れ 旧 事 業 団 ( 平 成 12 年 度 ) 旧 基 金 (13 年 度 から17 年 度 まで) GPIF(18 年 度 ) 資 金 確 保 事 業 勘 定 承 継 資 金 運 用 勘 定 承 継 資 金 運 用 勘 定 欠 損 金 6371 億 円 (13 年 度 ) 次 期 繰 越 欠 損 金 欠 損 金 2 兆 5525 億 円 2 兆 6196 億 円 繰 越 欠 損 金 1 兆 9353 億 円 前 期 繰 越 欠 損 金 当 期 損 失 金 6172 億 円 2 兆 7293 億 円 年 金 財 源 強 化 事 業 勘 定 (17 年 度 ) 当 期 総 利 益 1097 億 円 欠 損 金 1 兆 2984 億 円 欠 損 金 3 兆 4714 億 円 注 (1) 旧 事 業 団 の 平 成 12 年 度 の 欠 損 金 の 合 計 と 旧 基 金 の13 年 度 の 繰 越 欠 損 金 が 一 致 しないのは 旧 事 業 団 の 資 金 確 保 事 業 勘 定 の 退 職 給 与 引 当 金 3 億 円 を 旧 基 金 の 総 合 勘 定 に 承 継 させたことによ る 注 (2) 旧 基 金 の 平 成 17 年 度 欠 損 金 とGPIFの18 年 度 前 期 繰 越 欠 損 金 が 一 致 しないのは 旧 基 金 の 17 年 度 以 前 が 簿 価 会 計 により GPIFの18 年 度 以 降 が 時 価 会 計 により 管 理 を 行 っていること による b 資 金 運 用 事 業 等 の 実 績 資 金 運 用 事 業 等 の 収 益 額 から 借 入 金 利 息 額 等 を 控 除 した 時 価 ベースの 利 差 損 益 は 図 表 1-6のとおりであり 25 年 間 のうち 単 年 度 で 利 益 が 生 じていたのは 10か 年 損 失 が 生 じていたのは15か 年 となっており 22 年 度 末 の 累 積 利 差 損 益 は2 兆 9907 億 円 の 損 失 となっている そして この 累 積 利 差 損 失 のうち 1 兆 億 円 については 旧 事 業 団 が 運 用 していた15 年 間 に 1 兆 0269 億 円 については 旧 基 金 が 運 用 していた5 年 間 に 2613 億 円 についてはGPIFが 運 用 していた5 年 間 にそれぞれ 生 じた 損 失 であった
29 図 表 1-6 承 継 勘 定 における 累 積 利 差 損 益 等 の 推 移 ( 単 位 : 億 円 ) 累 積 利 差 損 益 利 差 損 益 ( 単 年 度 ) 元 昭 和 平 成 -17,025-27,294-29, 機 関 名 年 度 借 入 金 残 高 収 益 額 A 借 入 金 利 息 額 B 借 入 金 利 息 平 均 借 入 利 率 (%) 収 益 率 (%) 利 差 損 益 ( 単 年 度 ) A-B 累 積 利 差 損 益 昭 和 61 5, , ,200 2,922 1, ,108 1,035 平 成 元 67, , ,201-1, ,500 2,582 4, ,107-3, ,500 2,596 6, ,095-7, ,450 7,865 8, ,233 旧 事 業 団 5 194,600 8,996 10, ,253-9, , , ,042-21, ,550 23,971 11, ,150-9, ,530 8,873 11, ,890-12, ,530 16,002 11, ,599-7, ,530 6,385 10, ,949-11, ,530 27,001 9, ,717 6, ,230-14,671 8, , , ,006-4,178 7, ,415-28, ,293-10,697 5, ,565-45,004 旧 基 金 ,758 12,986 4, ,569-36, ,448 4,584 3, ,107-35, ,454 10,571 2, , ,294-10, ,983 2,845 1, ,098-26, ,841-1, ,872-29,068 GPIF 20 5, ,031-30, , , ,907-2,613 注 (1) 借 入 金 残 高 は 償 還 額 を 差 し 引 いた 各 年 度 末 時 点 の 残 高 である 注 (2) 収 益 額 及 び 収 益 率 は 運 用 手 数 料 等 控 除 後 である 注 (3) 平 成 4 年 度 に133 億 円 を 国 庫 へ 納 付 しており 同 年 度 以 降 の 利 差 損 益 額 は 納 付 後 の 額 である c 損 失 の 背 景 前 記 のとおり 資 金 運 用 事 業 の 借 入 金 の 借 入 期 間 は 資 金 確 保 事 業 で10 年 年 金 財 源 強 化 事 業 で7 年 となっており 借 入 金 利 は 両 事 業 とも 借 入 日 時 点 の 財 投 預 託 金 利 ( 預 託 期 間 7 年 以 上 のもの)を 償 還 完 了 時 まで 適 用 する 長 期 固 定 金
30 利 とされていた 資 金 運 用 事 業 の 実 施 に 当 たり 旧 事 業 団 が 新 規 の 借 入 れを 行 ったのは バブル 経 済 の 時 期 を 含 めた 昭 和 61 年 度 から 平 成 12 年 度 までであり 旧 事 業 団 は 2 年 度 の 新 規 財 投 預 託 金 利 の6.8%を 最 高 値 として 全 体 として 高 めの 長 期 固 定 金 利 で 資 金 を 調 達 していた 一 方 借 り 入 れた 資 金 の 運 用 は バブル 経 済 の 崩 壊 等 を 要 因 とした 長 期 の 景 気 低 迷 等 により 市 中 での 金 融 商 品 の 運 用 利 回 りが 低 下 す るなどして 十 分 な 運 用 実 績 が 上 げられなかった このため 借 入 金 利 息 額 以 上 の 運 用 収 益 を 確 保 することができず 損 失 が 発 生 する 結 果 となっていた d 損 失 の 処 理 資 金 運 用 事 業 は 厚 生 労 働 省 が 旧 資 金 運 用 部 に 預 託 して 行 う 年 金 積 立 金 の 運 用 とは 別 に 旧 事 業 団 が 行 っていたものであり 資 金 運 用 事 業 の 損 失 は 飽 くま で 旧 事 業 団 に 帰 属 し 年 金 積 立 金 を 減 額 して 処 理 することは 法 律 上 規 定 されて いなかった しかし 旧 基 金 では 年 金 福 祉 事 業 団 の 解 散 及 び 業 務 の 承 継 等 に 関 する 法 律 により 承 継 資 金 運 用 業 務 を 終 えたときは 承 継 勘 定 を 廃 止 することとされ 廃 止 の 際 に 承 継 勘 定 に 属 する 資 産 及 び 負 債 は 年 金 積 立 金 の 運 用 を 行 っている 総 合 勘 定 に 帰 属 させることとされ 資 金 運 用 事 業 等 により 損 失 が 出 た 場 合 には 年 金 積 立 金 を 減 額 して 処 理 することが 認 められた これは 資 金 運 用 事 業 等 が 厚 生 年 金 保 険 等 の 被 保 険 者 等 の 利 益 のために 行 わ れたものであるため その 資 産 又 は 負 債 は 年 金 財 政 に 帰 属 させることが 適 当 で あるなどの 理 由 によるもので この 仕 組 みはGPIF 法 にも 適 用 されている このため GPIFは 旧 資 金 運 用 部 からの 長 期 借 入 金 を 全 て 償 還 した22 年 度 に 承 継 資 金 運 用 業 務 を 終 了 して 23 年 4 月 1 日 に 承 継 勘 定 を 廃 止 し 承 継 勘 定 に 属 していた 累 積 利 差 損 ( 繰 越 欠 損 金 )2 兆 9907 億 円 を 総 合 勘 定 に 帰 属 させ 運 用 収 益 を 原 資 とする 利 益 剰 余 金 すなわち 年 金 積 立 金 を 減 額 して 承 継 勘 定 で 生 じた 損 失 を 処 理 していた e 資 金 運 用 事 業 及 び 承 継 資 金 運 用 業 務 の 総 括 承 継 資 金 運 用 業 務 の 終 了 により 資 金 運 用 事 業 等 に 係 る 損 失 は2 兆 9907 億 円 に 確 定 している そして このような 多 額 の 損 失 が 発 生 したのは 前 記 のとおり 経 済 情 勢 の 変 化 に 伴 い 高 い 金 利 で 調 達 した 資 金 を 低 い 利 回 りで 運 用 する 結 果 と
31 なり 借 入 金 利 息 額 以 上 の 運 用 収 益 を 確 保 することができなかったことによる ものであるが 資 金 運 用 事 業 の 実 施 に 当 たり 損 失 が 一 定 規 模 に 達 した 場 合 に はその 拡 大 を 防 ぐために 事 業 自 体 を 中 止 するなどの 仕 組 みがあれば 損 失 の 増 大 を 抑 制 できたと 思 料 される なお 厚 生 労 働 省 は 資 金 運 用 事 業 に 関 して 年 金 積 立 金 は 引 き 続 き 全 額 旧 資 金 運 用 部 に 預 託 した 上 で 旧 資 金 運 用 部 から 預 託 金 と 同 率 で 借 り 入 れた 資 金 で 運 用 を 行 い 繰 上 償 還 を 行 うときは 補 償 金 の 支 払 を 要 するという 仕 組 みであっ たことから 繰 上 償 還 に 要 する 資 金 を 新 たに 確 保 し 事 業 を 中 止 することは 現 実 的 に 不 可 能 であったとしているが この 点 について 検 討 した 資 料 等 は 現 存 して おらず その 検 討 の 状 況 は 確 認 できなかった また 厚 生 労 働 省 及 びGPIFは GPIFのホームページ 等 において 承 継 勘 定 の 累 積 利 差 損 益 の 推 移 や 承 継 勘 定 の 負 債 等 を 総 合 勘 定 に 帰 属 させること などについては 公 表 しているが このような 事 態 となった 理 由 や 損 失 を 年 金 積 立 金 で 処 理 することとなったことについては 被 保 険 者 等 に 対 して 平 易 かつ 明 確 な 説 明 が 十 分 に 行 われていないと 思 料 される ウ 機 構 における 承 継 債 権 の 回 収 状 況 等 (ア) 承 継 債 権 の 管 理 回 収 業 務 の 仕 組 み 前 記 第 1の4(3)のとおり 機 構 は 年 金 住 宅 資 金 貸 付 等 に 係 る 債 権 の 管 理 回 収 業 務 を 行 っている これらの 貸 付 けは 旧 基 金 (13 年 3 月 以 前 は 旧 事 業 団 )が 旧 資 金 運 用 部 からの 長 期 借 入 金 を 財 源 に 行 っていたもので 機 構 は 旧 基 金 の 解 散 に 伴 い 貸 付 けに 係 る 債 権 を 旧 基 金 から 承 継 している 承 継 に 当 っては GPIF 法 により 旧 基 金 の 解 散 の 時 までに 旧 資 金 運 用 部 か らの 長 期 借 入 金 を 繰 上 償 還 することとされ 償 還 に 要 する 資 金 は 政 府 が 旧 厚 生 保 険 特 別 会 計 等 から 出 資 等 することとされた 機 構 は 毎 事 業 年 度 当 該 事 業 年 度 内 に 回 収 した 承 継 債 権 の 元 本 の 金 額 を 翌 事 業 年 度 の7 月 10 日 までに 年 金 特 別 会 計 に 納 付 することとされている そして この 際 に 回 収 勘 定 の 損 益 計 算 等 の 結 果 積 立 金 がある 場 合 には 当 該 積 立 金 に 相 当 する 金 額 を 元 本 に 加 えた 金 額 を 翌 事 業 年 度 の7 月 10 日 までに 年 金 特 別 会 計 に 納 付 す ることとされている
32 そして 機 構 が 納 付 金 を 納 付 したときは 納 付 金 のうちの 承 継 債 権 の 元 本 に 相 当 する 金 額 を 機 構 の 資 本 金 から 減 少 させ 厚 生 労 働 省 の 年 金 特 別 会 計 に 独 立 行 政 法 人 福 祉 医 療 機 構 減 資 損 を 計 上 して 国 の 出 資 はなかったものとして 取 り 扱 うこ ととされている (イ) 債 権 管 理 回 収 業 務 の 実 績 上 記 (ア)の 仕 組 みは 旧 資 金 運 用 部 の 長 期 借 入 金 で 行 っていた 貸 付 けを 旧 厚 生 保 険 特 別 会 計 等 の 保 険 料 等 を 財 源 とした 出 資 金 に 置 き 換 えて 行 うもので 言 わば 旧 厚 生 保 険 特 別 会 計 等 の 保 険 料 等 が 当 該 貸 付 けの 原 資 となったものと 考 えられる また 国 は 回 収 した 承 継 債 権 の 元 本 を 年 金 特 別 会 計 に 納 付 させることで 保 険 料 等 の 回 収 を 図 るとともに 回 収 勘 定 で 生 じた 積 立 金 を 年 金 特 別 会 計 に 納 付 させ ることで 利 息 収 入 を 得 ているものと 考 えられる そこで 18 年 度 から22 年 度 までの 間 の 納 付 金 等 の 累 計 額 をみると 図 表 1-7のと おり 納 付 金 は2 兆 5402 億 円 回 収 元 本 額 は1 兆 9934 億 円 積 立 金 に 相 当 する 金 額 は4759 億 円 となっていた また 担 保 物 件 の 処 理 が 終 了 し かつ 債 務 者 及 び 保 証 人 が 破 産 して 免 責 決 定 がなされたため 債 権 を 回 収 する 見 込 みがなくなるなどし て 貸 倒 償 却 したものは 累 計 で27 億 円 となっていた 図 表 1-7 機 構 における 承 継 債 権 の 推 移 と 年 金 特 別 会 計 への 納 付 等 の 実 績 年 度 件 数 承 継 債 権 残 高 積 立 金 に 相 当 する 金 額 回 収 元 本 額 納 付 金 ( 単 位 : 百 万 円 ) 資 本 金 貸 倒 償 却 平 成 ,212 3,288, , , ,762 3,726,475 1, ,799 2,723, , , ,712 3,284, ,391 2,398,694 91, , ,183 2,719, ,940 2,050,347 78, , ,483 2,395, ,630 1,735,559 66, , ,132 2,047, 計 ,961 1,993,469 2,540,274-2,760 注 (1) 納 付 金 ( 前 年 度 の 積 立 金 に 相 当 する 金 額 + 前 年 度 の 回 収 元 本 額 ) 注 (2) 資 本 金 ( 前 年 度 の 資 本 金 - 前 年 度 の 回 収 元 本 額 ) 承 継 債 権 の 残 高 は 22 年 度 末 において1 兆 7355 億 円 となっており その 財 源 は 被 保 険 者 からの 保 険 料 等 であり かつ 納 付 金 として 回 収 された 元 本 等 は 将 来 の 年 金 給 付 の 財 源 となるものである したがって 厚 生 労 働 省 においては 今 後 とも
33 機 構 が 行 う 承 継 債 権 の 回 収 状 況 等 について 適 切 に 把 握 し 管 理 することが 重 要 であ る (2) 中 期 目 標 及 び 中 期 計 画 ア 中 期 目 標 及 び 中 期 計 画 の 概 要 独 立 行 政 法 人 は 通 則 法 により 主 務 大 臣 から3 年 以 上 5 年 以 下 の 期 間 において 達 成 すべき 業 務 運 営 に 関 する 中 期 目 標 の 指 示 を 受 け この 目 標 を 達 成 するための 中 期 計 画 を 作 成 し 主 務 大 臣 の 認 可 を 受 けなければならないとされている そして GPIFの 中 期 目 標 には 業 務 運 営 の 効 率 化 等 の 一 般 的 な 事 項 のほか 受 託 者 責 任 の 徹 底 や 年 金 積 立 金 の 運 用 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 等 が 定 められており これを 達 成 するための 中 期 計 画 には GPIF 法 により 1 年 金 積 立 金 の 管 理 及 び 運 用 の 基 本 的 な 方 針 2 年 金 積 立 金 の 管 理 及 び 運 用 における 基 本 ポートフォリオに 関 する 事 項 並 びに3 年 金 積 立 金 の 管 理 及 び 運 用 に 関 し 遵 守 すべき 事 項 を 定 めること とされている このうち2の 事 項 については 国 民 年 金 法 及 び 厚 生 年 金 保 険 法 により 財 政 検 証 等 ( 厚 生 年 金 保 険 事 業 等 の 今 後 おおむね100 年 間 における 財 政 の 現 況 及 び 見 通 しであ り 政 府 が 少 なくとも5 年 ごとに 作 成 するもの)を 勘 案 し かつ 年 金 積 立 金 の 運 用 収 入 の 変 動 の 可 能 性 に 留 意 したものでなければならないとされている イ 運 用 目 標 等 と 基 本 ポートフォリオ GPIFの 中 期 目 標 期 間 は 第 1 期 は18 年 4 月 から22 年 3 月 までの4 年 間 第 2 期 は2 2 年 4 月 から27 年 3 月 までの5 年 間 となっており 第 1 期 と 第 2 期 の 中 期 目 標 には 運 用 目 標 等 の 内 容 に 次 のとおり 大 きな 違 いがある すなわち 第 1 期 の 中 期 目 標 では 16 年 の 財 政 検 証 等 の 経 済 前 提 を 基 に 長 期 (2 1 年 度 以 降 )の 名 目 運 用 利 回 りを3.2%とし この 名 目 運 用 利 回 りから 物 価 上 昇 率 1. 0%と 実 質 賃 金 上 昇 率 1.1%( 以 下 これらの 合 計 を 名 目 賃 金 上 昇 率 という )を 除 いた 実 質 的 な 運 用 利 回 り1.1%を 確 保 するために 基 本 ポートフォリオを 定 め こ れに 基 づいて 年 金 積 立 金 の 管 理 を 行 うこととされていた( 図 表 1-8 参 照 ) そして GPIFは 中 期 計 画 において 中 期 目 標 を 達 成 するための 基 本 ポート.. フォリオ( 国 内 債 券 67%(かい 離 許 容 幅 ±8%) 国 内 株 式 11%( 同 ±6%) 外 国 債 券 8%( 同 ±5%) 外 国 株 式 9%( 同 ±5%) 短 期 資 産 5%)を 定 め これに 基 づいて 年 金 積 立 金 の 管 理 を 行 っていた
34 図 表 1-8 実 質 的 な 運 用 利 回 りの 概 念 図 実 質 的 な 運 用 利 回 り 1.1%( 目 標 ) 名 目 運 用 利 回 り 3.2% 名 目 賃 金 上 昇 率 2.1% 物 価 上 昇 率 実 質 賃 金 上 昇 率 1.0% + 1.1% 一 方 第 2 期 の 中 期 目 標 では 21 年 の 財 政 検 証 等 の 経 済 前 提 や 運 用 利 回 りなどの 数 値 目 標 は 示 されていない そして 今 後 年 金 制 度 の 抜 本 的 な 見 直 しを 予 定 しており GPIFの 運 営 の 在 り 方 について 検 討 を 進 めていることから 暫 定 的 に 安 全 効 率 的 かつ 確 実 を 旨 とした 基 本 ポートフォリオを 定 め これに 基 づき 管 理 を 行 い その 際 は 市 場 に 急 激 な 影 響 を 与 えないようにすることとされている このため GPIFは 中 期 計 画 において 市 場 に 急 激 な 影 響 を 与 える 可 能 性 が ある 基 本 ポートフォリオの 見 直 しは 行 わず 第 1 期 の 基 本 ポートフォリオを 第 2 期 に 利 用 してもリターンとリスクの 値 が 大 きく 変 化 しないことを 検 証 した 上 で 年 金 制 度 の 抜 本 的 な 見 直 しなどが 行 われるまでの 間 は 第 1 期 の 基 本 ポートフォリオを 暫 定 的 に 利 用 する( 以 下 この 基 本 ポートフォリオを 暫 定 ポートフォリオ という ) こととしている しかし 年 金 制 度 の 在 り 方 については 社 会 保 障 と 税 の 一 体 改 革 として 引 き 続 き 検 討 を 行 うこととされていることから この 暫 定 期 間 は 既 に2 年 以 上 に 及 んでいる また 暫 定 ポートフォリオが 安 全 効 率 的 かつ 確 実 か 特 に 策 定 時 に 想 定 した 運 用.. 環 境 が 現 実 からかい 離 していないかなどについては 中 期 目 標 期 間 中 に 定 期 的 に 検 証 されることにはなっていない したがって 厚 生 労 働 省 及 びGPIFにおいて 暫 定 ポートフォリオが 安 全 効 率 的 かつ 確 実 かなどについて 中 期 目 標 期 間 に 定 期 的 に 検 証 することを 検 討 するとと もに 暫 定 期 間 が 既 に2 年 以 上 に 及 んでいることから 暫 定 ポートフォリオのリター ンとリスク 等 がどのような 状 況 になるまでこれを 利 用 するのかについて 検 討 するこ とが 重 要 である
35 (3) GPIFの 組 織 体 制 及 び 役 職 員 の 任 命 等 の 状 況 ア 組 織 体 制 GPIFの 組 織 は 年 金 積 立 金 管 理 運 用 独 立 行 政 法 人 組 織 規 程 ( 平 成 18 年 規 程 第 4 号 以 下 組 織 規 程 という )により 定 められており 理 事 長 等 の 下 図 表 1-9の とおり 管 理 部 企 画 部 運 用 部 のほか4 室 が 設 置 されており 部 の 下 には2 課 ずつ 計 6 課 が 設 置 されている そして 企 画 部 の 企 画 課 は 事 業 運 営 の 総 括 調 整 等 同 部 の 資 金 業 務 課 は 寄 託 金 の 受 入 れ 償 還 等 の 業 務 運 用 部 の 運 用 管 理 課 は 運 用 業 務 の 委 託 等 に 関 する 業 務 同 部 の 評 価 分 析 課 は 運 用 状 況 の 分 析 等 をそれぞれ 分 掌 している また 4 室 のうち 情 報 システム 室 は 業 務 システムの 開 発 保 守 等 調 査 室 は 管 理 運 用 業 務 の 調 査 研 究 等 インハウス 運 用 室 は 年 金 積 立 金 の 自 家 運 用 に 関 する 業 務 監 査 室 は 内 部 監 査 等 をそれぞれ 担 当 している このほか 重 要 事 項 の 企 画 等 について 総 括 整 理 する 審 議 役 (1 人 )と 専 門 事 項 の 意 見 の 具 申 等 を 行 う 参 与 (1 人 )が 置 かれており 役 職 員 総 数 は76 人 ( 役 員 4 人 職 員 72 人 24 年 4 月 1 日 現 在 )となっている また GPIFには 理 事 長 が 意 思 決 定 を 行 う 際 の 諮 問 機 関 であり かつ GP IFの 業 務 の 監 視 機 関 であって 厚 生 労 働 大 臣 が 任 命 した 委 員 10 人 (24 年 4 月 1 日 現 在 )で 構 成 される 運 用 委 員 会 が 設 置 されている 図 表 1-9 GPIFの 機 構 図 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 運 用 委 員 会 理 事 長 理 事 管 理 部 企 画 部 総 務 課 (5 人 ) 経 理 課 (6 人 ) 企 画 課 (5 人 ) 審 議 役 資 金 業 務 課 (6 人 ) 情 報 システム 室 (7 人 ) 監 事 (2 人 ) 参 与 調 査 室 (7 人 ) 運 用 部 注 (1) 企 画 部 長 は 審 議 役 が 兼 務 している 注 (2) 監 査 室 6 人 のうち1 人 は 非 常 勤 職 員 である インハウス 運 用 室 (8 人 ) 監 査 室 (6 人 ) 運 用 管 理 課 (12 人 ) 評 価 分 析 課 (6 人 )
36 イ 役 員 等 の 状 況 (ア) 役 員 数 出 身 報 酬 等 GPIFの 役 員 は 業 務 を 総 理 する 理 事 長 理 事 長 を 補 佐 する 理 事 1 人 GPI Fの 業 務 を 監 査 する 監 事 2 人 (うち 非 常 勤 1 人 )の 計 4 人 で 構 成 されている 役 員 の 数 は GPIFの 前 身 である 旧 事 業 団 の5 人 (うち 非 常 勤 1 人 ) 旧 基 金 の4 人 (う ち 非 常 勤 1 人 )から 大 きな 増 減 はない GPIFの 役 員 の 出 身 をみると 図 表 1-10のとおり 理 事 長 は 日 本 銀 行 の 出 身 者 が 理 事 は 厚 生 労 働 省 からの 現 役 出 向 者 が 代 々 就 任 しており 常 勤 監 事 は 財 務 省 ( 旧 大 蔵 省 )の 出 身 者 が2 代 続 き 3 代 目 からは 公 募 により 民 間 企 業 の 出 身 者 が 就 任 している また 非 常 勤 監 事 については 旧 厚 生 省 の 出 身 者 が2 代 続 き 3 代 目 からは 常 勤 監 事 と 同 様 に 公 募 により 民 間 企 業 の 出 身 者 が 就 任 している 図 表 1-10 各 役 員 の 出 身 ( 平 成 18 年 度 から23 年 度 まで) 役 職 名 理 事 長 理 事 監 事 非 常 勤 監 事 初 代 日 本 銀 行 厚 生 労 働 省 旧 大 蔵 省 旧 厚 生 省 ( 現 役 出 向 ) 2 代 目 日 本 銀 行 厚 生 労 働 省 財 務 省 旧 厚 生 省 ( 現 役 出 向 ) 3 代 目 厚 生 労 働 省 民 間 企 業 民 間 企 業 ( 現 役 出 向 ) GPIFの 役 員 給 与 規 程 は 通 則 法 により 国 家 公 務 員 の 給 与 等 を 考 慮 して 定 められなけばならないとされている 18 年 度 から23 年 度 までの 間 に 在 職 した 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 実 績 ( 年 額 )をみる と 図 表 1-11のとおり 常 勤 役 員 で 最 も 多 額 なのはA 理 事 長 の1998 万 円 最 も 少 額 なのはJ 監 事 の1272 万 円 であった また 報 酬 等 の 支 給 実 績 ( 年 額 )について 初 代 と23 年 度 末 の 役 員 とを 比 較 すると 理 事 長 は1998 万 円 から1830 万 円 (-8.41 %) 理 事 は1717 万 円 から1561 万 円 (-9.08%) 常 勤 監 事 は1358 万 円 から1272 万 円 (-6.36%)と いずれの 役 職 も 減 少 していた
37 図 表 1-11 番 号 役 名 GPIFの 役 員 の 報 酬 等 支 給 実 績 ( 平 成 18 年 度 から23 年 度 まで) 年 間 報 酬 等 の 相 当 額 月 当 たり の 報 酬 額 報 酬 等 の 総 額 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 調 整 手 当 通 勤 手 当 就 任 日 ( 単 位 : 千 円 月 ) 在 職 期 間 退 任 日 在 職 月 数 退 職 手 当 1 A 理 事 長 19,980 1,665 79,924 51,321 22,237 6,366 H H ,312 2 B 理 事 17,172 1,431 38,649 24,086 11,509 3,054 H H C 監 事 13,584 1,132 31,718 20,561 8,526 2,631 H H ,548 4 D 監 事 ( 非 ) 229 5,499 5, H H E 理 事 16,416 1,368 16,423 10,619 4,386 1,418 H H F 監 事 12,936 1,078 21,568 14,868 4,790 1,910 H H ,906 7 G 理 事 15,612 1,301 41,636 27,591 10,260 3,783 H H 監 事 ( 非 ) 221 5,326 5, H H I 理 事 長 18,300 1,525 36,617 25,200 8,142 3,274 H J 監 事 12,720 1,060 25,454 17,392 5,619 2,443 H K 監 事 ( 非 ) 221 1,989 1, H 注 (1) 年 間 報 酬 等 の 相 当 額 は 月 当 たりの 報 酬 額 に12 月 を 乗 じたものである 注 (2) 報 酬 等 の 総 額 及 び 月 当 たりの 報 酬 額 には 退 職 手 当 を 含 んでいない 注 (3) 在 職 月 数 の 算 出 に 当 たっては15 日 未 満 を 切 り 捨 てている 注 (4) 監 事 ( 非 ) は 非 常 勤 監 事 のことである (イ) 役 員 等 の 任 命 GPIFの 理 事 長 は 通 則 法 により 法 人 の 事 務 及 び 事 業 に 関 して 高 度 な 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のほか 法 人 が 行 う 事 務 及 び 事 業 を 適 正 かつ 効 率 的 に 運 営 す ることができる 者 を 厚 生 労 働 大 臣 が 任 命 することとされている 100 兆 円 を 超 える 巨 額 の 年 金 積 立 金 を 運 用 する 機 関 であるGPIFの 理 事 長 の 人 選 に 当 たっては 公 正 な 任 命 が 行 われるよう また その 任 命 における 意 思 決 定 等 については 可 能 な 限 り 透 明 性 が 確 保 されるよう 十 分 留 意 する 必 要 がある 厚 生 労 働 省 は 厚 生 労 働 大 臣 によるGPIFの 理 事 長 の 選 考 方 法 について 1 金 融 に 関 する 専 門 知 識 経 験 があること 2 金 融 証 券 市 場 や 金 融 業 界 等 に 対 し て 公 平 中 立 であること 3 組 織 管 理 の 能 力 経 験 があることなどを 条 件 として 厚 生 労 働 大 臣 厚 生 労 働 副 大 臣 厚 生 労 働 大 臣 政 務 官 等 による 複 数 回 の 打 合 せ 会 を 行 った 上 で 公 正 な 人 選 を 行 っており 任 命 後 にはGPIFにおいて 略 歴 の 公 表 を 行 っているとしている しかし 理 事 長 の 経 歴 等 の 公 表 に 当 たっては 大 まかな 経 歴 だけではなく 被 保 険 者 等 が 理 事 長 の 適 性 を 十 分 確 認 できるよう 任 命 後 において 必 要 な 経 歴 等 を
38 積 極 的 に 公 表 するなどしてより 一 層 の 透 明 性 を 確 保 することが 重 要 である そし て 厚 生 労 働 大 臣 が 任 命 する 運 用 委 員 会 の 委 員 及 び 理 事 長 が 任 命 する 理 事 につい ても 同 様 に 取 り 扱 うことが 重 要 である また 独 立 行 政 法 人 は 独 立 行 政 法 人 等 の 役 員 人 事 に 関 する 当 面 の 対 応 方 針 に ついて ( 平 成 21 年 9 月 閣 議 決 定 )により 現 在 公 務 員 OBが 役 員 に 就 任 してい るポストについて 後 任 者 を 任 命 しようとする 場 合 には 公 募 により 後 任 者 の 選 考 を 行 うこととされている このため 厚 生 労 働 省 は GPIFの 監 事 の 任 命 に 当 たっては 外 部 有 識 者 による 選 考 委 員 会 の 審 議 を 経 ることとするなど 公 正 で 透 明 な 選 考 過 程 の 確 保 を 図 っているとしている (ウ) 他 の 団 体 の 役 員 との 兼 職 通 則 法 及 びGPIF 法 の 規 定 によると 次 の 欠 格 条 項 に 該 当 する 者 はGPIF の 役 員 となることができないとされている 1 2 政 府 又 は 地 方 公 共 団 体 の 職 員 ( 非 常 勤 の 者 を 除 く ) 銀 行 業 信 託 業 金 融 商 品 取 引 業 生 命 保 険 業 その 他 の 金 融 業 (これらに 類 似 し 又 は 密 接 に 関 連 する 事 業 を 含 む )を 行 う 者 であってGPIFと 取 引 上 密 接 な 利 害 関 係 を 有 するもの 又 はこれらの 者 が 法 人 であるときはその 役 員 (いか なる 名 称 によるかを 問 わず これと 同 等 以 上 の 職 権 又 は 支 配 力 を 有 する 者 を 含 む ) 3 2の 事 業 者 の 団 体 の 役 員 (いかなる 名 称 によるかを 問 わず これと 同 等 以 上 の 職 権 又 は 支 配 力 を 有 する 者 を 含 む ) そして 厚 生 労 働 大 臣 又 はGPIFの 理 事 長 は それぞれその 任 命 に 係 る 役 員 が 上 記 の 欠 格 条 項 により 役 員 となることができない 者 に 該 当 するに 至 ったときは その 役 員 を 解 任 しなければならないとされている ( 注 6) また GPIFのような 特 定 独 立 行 政 法 人 以 外 の 独 立 行 政 法 人 であっても その 役 員 ( 非 常 勤 の 者 を 除 く )は 在 任 中 任 命 権 者 の 承 認 のある 場 合 を 除 くほ か 営 利 を 目 的 とする 団 体 の 役 員 となり 又 は 自 ら 営 利 事 業 に 従 事 してはならな いとされている ( 注 6) 特 定 独 立 行 政 法 人 役 員 及 び 職 員 に 国 家 公 務 員 の 身 分 が 与 えられてい る 独 立 行 政 法 人 そこで GPIFの 役 員 の 他 の 団 体 役 員 との 兼 職 の 状 況 について 検 査 したとこ
39 ろ 理 事 が 営 利 を 目 的 とする 団 体 ではないが 契 約 の 相 手 先 となっていた 団 体 の 非 常 勤 理 事 を 兼 職 していた 事 態 が 見 受 けられた GPIFの 役 員 及 び 職 員 は GPIF 法 により 年 金 積 立 金 が 厚 生 年 金 保 険 及 び 国 民 年 金 の 被 保 険 者 から 徴 収 された 保 険 料 の 一 部 であり かつ 将 来 の 給 付 の 貴 重 な 財 源 となるものであることに 特 に 留 意 し 慎 重 かつ 細 心 の 注 意 を 払 い 全 力 を 挙 げてその 職 務 を 遂 行 しなければならないとされていることから 委 託 者 で ある 被 保 険 者 等 から 職 務 の 公 正 かつ 中 立 な 執 行 及 び 職 務 の 信 用 の 確 保 について 疑 念 を 抱 かれることがないよう 努 める 必 要 がある 他 の 独 立 行 政 法 人 の 中 には 次 のような 内 部 規 程 を 定 めて 役 員 の 兼 職 の 制 限 を 強 化 している 法 人 もある 1 営 利 企 業 以 外 の 事 業 の 団 体 の 役 職 員 顧 問 若 しくは 評 議 員 の 職 を 兼 ね その 他 いかなる 事 業 に 従 事 し 若 しくは 事 務 を 行 うにも 理 事 長 の 承 認 を 要 する 2 報 酬 を 得 て 行 う 営 利 企 業 以 外 に 係 る 兼 職 の 承 認 は 営 利 企 業 以 外 の 団 体 事 業 又 は 事 務 との 間 に 特 別 の 利 害 関 係 がなく 又 はその 発 生 のおそれがなく か つ 職 務 の 遂 行 に 支 障 がないと 認 められるときに 限 り 承 認 するものとする ついては GPIFにおいても 役 員 の 職 務 の 公 正 かつ 中 立 な 執 行 及 び 職 務 の 信 用 の 確 保 について 被 保 険 者 等 から 疑 念 を 抱 かれるおそれのないよう 営 利 を 目 的 としない 団 体 であっても 利 害 関 係 がある 団 体 の 役 員 を 兼 職 することを 制 限 する 内 部 規 程 を 定 めることについて 検 討 することが 必 要 である ウ 職 員 の 状 況 (ア) 職 員 数 経 歴 給 与 等 GPIFの 職 員 数 は72 人 (24 年 4 月 1 日 現 在 )で このうち 公 務 員 出 身 者 は7 人 民 間 からの 中 途 採 用 者 は24 人 となっている そして 公 務 員 出 身 者 は 全 て 厚 生 労 働 省 からの 出 向 者 である 近 年 は 資 金 運 用 の 実 務 経 験 者 等 を 公 募 により 中 途 採 用 しているため 民 間 出 身 者 が 増 加 し 図 表 1-12のとおり 金 融 機 関 等 出 身 者 が21 人 に 上 っている このほか 証 券 アナリスト 等 の 資 格 を 有 する 職 員 が27 人 経 営 学 修 士 等 の 業 務 に 有 用 と 思 料 される 学 歴 を 有 する 職 員 は8 人 おり これらを 合 わせた 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 に 必 要 な 専 門 的 な 知 見 を 有 すると 思 料 される 職 員 数 は 計 33 人 ( 重 複 を 除 く )で 職 員 全 体 の45.8%を 占 めている
40 図 表 1-12 専 門 的 な 知 見 を 有 すると 思 料 される 職 員 数 等 ( 単 位 : 人 ) 法 人 名 等 出 身 等 区 分 別 職 員 数 うち 証 券 アナ うち 経 営 学 修 リスト 等 の 資 士 等 の 学 歴 を 格 保 有 職 員 数 有 する 職 員 数 公 務 員 出 身 者 43 不 明 不 明 平 成 金 融 機 関 等 出 身 者 3 不 明 不 明 旧 事 業 団 12 年 度 首 上 記 以 外 の 出 身 者 計 159 不 明 不 明 公 務 員 出 身 者 金 融 機 関 等 出 身 者 旧 基 金 17 年 度 首 上 記 以 外 の 出 身 者 計 公 務 員 出 身 者 金 融 機 関 等 出 身 者 年 度 首 上 記 以 外 の 出 身 者 GPIF 計 公 務 員 出 身 者 金 融 機 関 等 出 身 者 年 度 首 上 記 以 外 の 出 身 者 計 ( 注 ) 証 券 アナリスト 等 の 資 格 保 有 職 員 数 及 び 経 営 学 修 士 等 の 学 歴 を 有 する 職 員 数 については 職 員 が 複 数 の 資 格 又 は 学 歴 を 有 している 場 合 それぞれ1 人 として 計 上 している GPIFの 職 員 給 与 規 程 は 通 則 法 により 法 人 の 業 務 の 実 績 を 考 慮 し かつ 社 会 一 般 の 情 勢 に 適 合 したものになるよう 定 めなければならないとされている 18 年 度 から23 年 度 までの 間 の 平 均 給 与 等 をみると 図 表 1-13のとおり 18 年 度 の 平 均 年 間 給 与 額 が847 万 円 ( 平 均 年 齢 44.7 歳 )であったのに 対 して 23 年 度 は8 12 万 円 ( 平 均 年 齢 44.4 歳 )となっており 平 均 年 齢 に 大 きな 変 化 はないが 給 与 支 給 額 は 民 間 から 多 数 の 専 門 家 を 中 途 採 用 した22 年 度 を 除 くと 減 少 傾 向 にある 職 員 給 与 と 前 記 の 役 員 報 酬 が 減 少 傾 向 にあるのは 簡 素 で 効 率 的 な 政 府 を 実 現 するための 行 政 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 18 年 法 律 第 47 号 )により 独 立 行 政 法 人 等 は その 役 員 及 び 職 員 に 係 る 人 件 費 の 総 額 について 18 年 度 以 降 の5 年 間 で 17 年 度 における 額 からその100 分 の5に 相 当 する 額 以 上 を 減 少 させることを 基 本 とし 人 件 費 の 削 減 に 努 めなければならないとされていることなどによるもの である また 独 立 行 政 法 人 整 理 合 理 化 計 画 ( 平 成 19 年 12 月 閣 議 決 定 )において
41 独 立 行 政 法 人 の 業 務 運 営 の 効 率 化 に 関 する 措 置 の 一 環 として 国 家 公 務 員 と 比 べ て 給 与 水 準 の 高 い 法 人 に 対 して 社 会 的 に 理 解 が 得 られる 水 準 とするよう 主 務 大 臣 から 要 請 するほか 独 立 行 政 法 人 の 人 件 費 総 額 について 着 実 に 削 減 に 取 り 組 む ことが 求 められている 23 年 度 のGPIFの 給 与 水 準 は 国 家 公 務 員 ( 行 政 職 ( 一 )の 職 員 以 下 同 ( 注 7) じ )の 年 額 の 給 与 水 準 を100ポイントとすると119.6ポイントと 高 めであるが 職 員 が 全 て 東 京 都 心 部 勤 務 であること 及 び 国 家 公 務 員 に 比 べて 職 員 に 占 める 大 卒 者 の 割 合 が 高 いことを 勘 案 して 改 めて 算 出 すると99.5ポイント( 人 事 院 が 算 出 ) となり 国 家 公 務 員 とほぼ 同 程 度 の 水 準 となっている ( 注 7) 119.6ポイント GPIFの 年 齢 別 人 員 構 成 をウエイトに 用 い GPI Fの 給 与 を 国 の 給 与 水 準 に 置 き 換 えた 場 合 の 給 与 水 準 を100として GPIFが 現 に 支 給 している 給 与 費 から 人 事 院 が 算 出 した 指 数 図 表 1-13 年 度 GPIFの 職 員 の 平 均 給 与 等 ( 平 成 18 年 度 から23 年 度 まで) 平 均 年 齢 年 間 給 与 額 ( 平 均 ) 総 額 うち 所 定 内 うち 通 勤 手 当 うち 賞 与 ( 単 位 : 歳 千 円 ) 対 国 家 公 務 員 指 数 地 域 学 歴 勘 案 平 成 ,470 6, , ,103 5, , ,985 5, , ,989 5, , ,180 6, , ,123 6, , ( 注 ) 平 均 年 齢 は4 月 1 日 現 在 で 算 出 したものであり 年 間 給 与 額 ( 平 均 )について は 給 与 を 減 額 ( 病 気 休 職 等 )されることなく 支 給 された 職 員 の 年 間 給 与 額 の 平 均 である (イ) 職 員 の 育 成 等 に 関 する 取 組 状 況 GPIFは 中 期 計 画 において 職 員 の 資 質 の 向 上 を 図 る 観 点 から 資 金 運 用 等 の 分 野 に 係 る 専 門 的 実 務 的 な 研 修 を 実 施 するほか 当 該 分 野 等 の 資 格 取 得 を 積 極 的 に 支 援 することとしており 23 年 度 の 研 修 実 績 は 図 表 1-14のとおり 外 部 有 識 者 研 修 5 回 77 人 日 海 外 研 修 1 回 5 人 日 となっている 研 修 の 内 容 等 をみ ると 日 本 の 経 済 動 向 の 見 通 し ユーロ 圏 の 財 政 問 題 の 市 場 への 影 響 等 実 務 的 な
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