< 目 次 > 第 1 章 計 画 の 概 要 計 画 策 定 の 趣 旨 計 画 の 位 置 づけ 他 計 画 との 連 携 計 画 期 間 計 画 の 策 定 体 制... 4 第 2 章 琴 平 町 の 高 齢 者

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1 琴 平 町 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 及 び 第 6 期 琴 平 町 介 護 保 険 事 業 計 画 平 成 27 年 3 月 琴 平 町 琴 平 町 マスコットキャラクター こんぴーくん

2 < 目 次 > 第 1 章 計 画 の 概 要 計 画 策 定 の 趣 旨 計 画 の 位 置 づけ 他 計 画 との 連 携 計 画 期 間 計 画 の 策 定 体 制... 4 第 2 章 琴 平 町 の 高 齢 者 を 取 り 巻 く 現 状 人 口 構 成 と 高 齢 者 人 口 の 状 況 要 支 援 要 介 護 認 定 者 の 動 向 住 民 の 健 康 状 態 など 就 業 の 状 況 アンケート 結 果 からみる 高 齢 者 の 状 況 調 査 結 果 等 から 見 える 現 状 第 3 章 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 基 本 理 念 計 画 の 基 本 目 標 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けて 圏 域 の 考 え 方 施 策 の 体 系... 4 第 4 章 計 画 に 向 けた 取 り 組 み 心 身 ともに 健 やかに 暮 らせるまちづくり 地 域 ぐるみで 支 え 合 うまちづくり 安 全 で 安 心 して 暮 らせるまちづくり... 5 第 5 章 介 護 保 険 事 業 の 充 実 介 護 給 付 など 対 象 サービスの 見 込 量 の 推 計 居 宅 サービスの 充 実 地 域 密 着 型 サービスの 充 実 施 設 サービスの 充 実 地 域 支 援 事 業 の 充 実... 9 第 6 章 計 画 の 推 進 介 護 保 険 制 度 の 円 滑 な 実 施 のための 方 策 計 画 の 点 検 及 び 評 価 資 料 編 琴 平 町 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 及 び 介 護 保 険 事 業 計 画 策 定 委 員 会 設 置 要 綱 琴 平 町 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 及 び 介 護 保 険 事 業 計 画 策 定 委 員 会 委 員 名 簿... 98

3 第 1 章 計 画 の 概 要 1. 計 画 策 定 の 趣 旨 わが 国 では 平 成 25 年 には4 人 に1 人 が 65 歳 以 上 となるなど 世 界 的 にも 類 をみない 速 さ で 高 齢 化 が 進 んでいます 厚 生 労 働 省 の 試 算 によると 65 歳 以 上 の 高 齢 者 が 総 人 口 に 占 める 割 合 は 平 成 37 年 (225 年 )に 3%を 超 えるとされています また 高 齢 者 人 口 はその 後 も 増 加 し 続 け 平 成 54 年 (242 年 )には 3,878 万 人 とピークを 迎 えるといわれています また 今 後 は 高 齢 者 の 中 でも 特 に 75 歳 以 上 の 人 口 増 加 が 顕 著 になり 平 成 67 年 ( 255 年 ) には 総 人 口 に 占 める 割 合 が 25%を 超 える 見 込 みとなっています そのため 高 齢 者 世 帯 や 一 人 暮 らし 高 齢 者 世 帯 の 増 加 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 が 深 刻 化 し 介 護 保 険 制 度 や 高 齢 者 福 祉 の 重 要 性 はさらに 高 まっていくと 考 えられます こうした 状 況 の 中 で 本 町 では 平 成 24 年 3 月 に 策 定 された 琴 平 町 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 介 護 保 険 事 業 計 画 ( 以 下 前 回 計 画 )において 健 やかでいきいきとした 長 寿 社 会 の 確 立 を 基 本 理 念 に 掲 げ 高 齢 者 をはじめ すべての 住 民 が 住 み 慣 れた 琴 平 町 で 健 康 を 保 持 し 安 心 して 生 涯 を 送 ることのできるまちづくりをめざしてきました 今 回 の 計 画 策 定 にあたっては 医 療 介 護 予 防 住 まい 生 活 支 援 に 関 わるサービスを 一 体 的 に 提 供 していく 地 域 包 括 ケアシステム について 具 体 的 に 構 築 していくことや 認 知 症 施 策 や 生 活 支 援 サービスのさらなる 充 実 などが 必 要 とされています 本 町 では 以 上 の 動 向 を 踏 まえ 町 の 高 齢 者 保 健 福 祉 と 介 護 保 険 事 業 を 計 画 的 に 推 進 してい くため 琴 平 町 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 第 6 期 介 護 保 険 事 業 計 画 ( 以 下 本 計 画 )を 策 定 し ました 1

4 2. 計 画 の 位 置 づけ 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 は 老 人 福 祉 法 第 2 条 の8の 規 定 に 基 づき 老 人 居 宅 生 活 支 援 事 業 や 老 人 福 祉 施 設 による 事 業 の 供 給 体 制 の 確 保 に 関 する 計 画 を 定 めるものです また 介 護 保 険 事 業 計 画 は 介 護 保 険 法 第 117 条 の 規 定 に 基 づき 本 町 が 行 う 介 護 保 険 事 業 に 関 わる 保 険 給 付 の 円 滑 な 実 施 に 関 する 計 画 です 本 計 画 は 本 町 における 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 と 介 護 保 険 事 業 計 画 とを 一 体 的 に 策 定 するも のです 3. 他 計 画 との 連 携 本 計 画 は 国 の 定 める 指 針 に 沿 って 策 定 するとともに 香 川 県 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 香 川 県 保 健 医 療 計 画 等 の 高 齢 者 の 保 健 医 療 福 祉 に 関 する 県 計 画 とも 整 合 性 を 図 りな がら 推 進 するものです また 高 齢 者 への 保 健 福 祉 対 策 は 保 健 医 療 福 祉 の 各 サービスが 連 携 をもって 有 機 的 に 機 能 する 必 要 があるとともに 保 健 医 療 福 祉 分 野 にとどまらず 広 く 行 政 全 般 にわた って 関 連 してくることから 町 の 上 位 計 画 である 第 4 次 琴 平 町 総 合 計 画 に 基 づき 本 町 が 実 施 すべき 高 齢 化 社 会 対 策 ( 主 に 保 健 福 祉 分 野 )に 関 する 個 別 計 画 として 位 置 づけられ ます そのため 琴 平 町 地 域 福 祉 計 画 や 琴 平 町 障 がい 者 福 祉 計 画 琴 平 町 健 康 増 進 計 画 等 と 連 携 を 図 りながら 計 画 策 定 を 行 っています 2

5 4. 計 画 期 間 本 計 画 は 平 成 27 年 度 を 初 年 度 とし 平 成 29 年 度 までの3 年 間 を 1 期 とする 計 画 です また この 計 画 の 一 部 を 構 成 する 第 6 期 介 護 保 険 事 業 計 画 は 団 塊 の 世 代 が 後 期 高 齢 者 となる 225 年 を 見 据 えたものです <225 年 までの 見 通 し> 第 5 期 平 成 24~26 年 度 第 6 期 平 成 27~29 年 度 第 7 期 第 8 期 第 9 期 平 成 3~32 年 度 平 成 33~35 年 度 平 成 36~38 年 度 団 塊 世 代 が 65 歳 に 団 塊 世 代 が 75 歳 に 3

6 5. 計 画 の 策 定 体 制 (1) 高 齢 者 保 健 福 祉 介 護 保 険 に 関 する 実 態 調 査 の 実 施 計 画 策 定 に 先 立 ち 今 後 の 介 護 保 険 事 業 高 齢 者 保 健 福 祉 施 策 を 推 進 していくために ア ンケート 調 査 により 高 齢 者 の 方 々の 生 活 実 態 や 高 齢 者 福 祉 に 対 する 意 識 介 護 サービスの 利 用 意 向 等 についての 現 状 をたずね 住 民 の 意 識 や 今 後 のニーズ 等 を 把 握 しました 調 査 地 域 : 琴 平 町 全 域 調 査 対 象 者 :165 歳 以 上 の 高 齢 者 ( 要 支 援 要 介 護 認 定 者 を 除 く) :2 要 支 援 要 介 護 認 定 者 抽 出 方 法 :1は 無 作 為 抽 出 :2は 要 支 援 認 定 1 2 及 び 要 介 護 認 定 1 2の 認 定 者 ( 全 数 調 査 ) 調 査 期 間 : 平 成 26 年 1 月 中 旬 調 査 方 法 : 郵 送 による 配 布 回 収 調 査 対 象 者 配 布 数 ( 部 ) 回 収 数 ( 部 ) 回 収 率 (%) 165 歳 以 上 の 高 齢 者 1, 要 支 援 要 介 護 認 定 者 合 計 1, (2)ヒアリング 調 査 について 介 護 保 険 サービス 事 業 所 社 会 福 祉 協 議 会 等 へのヒアリング 調 査 を 実 施 し 事 業 所 運 営 に 向 けた 課 題 等 を 把 握 しました また 庁 内 関 係 課 等 への 庁 内 ヒアリング 調 査 も 実 施 し 前 回 計 画 の 進 捗 状 況 等 について 把 握 しました 調 査 概 要 事 業 所 ヒアリング 調 査 対 象 : 町 内 及 び 近 隣 市 町 の 介 護 保 険 サービス 事 業 所 調 査 方 法 :シート 記 入 によるヒアリング 方 式 調 査 期 間 : 平 成 26 年 8 月 4 日 ( 月 )~ 平 成 26 年 8 月 15 日 ( 金 ) 庁 内 ヒアリング 調 査 対 象 : 琴 平 町 役 場 内 の 関 係 課 調 査 方 法 :シート 記 入 によるヒアリング 方 式 調 査 期 間 : 平 成 26 年 8 月 1 日 ( 金 )~ 平 成 26 年 8 月 15 日 ( 金 ) 4

7 (3) 策 定 委 員 会 による 協 議 本 計 画 の 策 定 に 当 たっては 学 識 経 験 者 保 健 福 祉 医 療 関 係 者 被 保 険 者 代 表 議 会 行 政 関 係 者 等 で 構 成 される 琴 平 町 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 及 び 介 護 保 険 事 業 計 画 策 定 委 員 会 を 設 置 し 各 委 員 の 意 見 を 聴 取 し 計 画 の 審 議 策 定 を 行 いました 第 1 回 (7 月 ) 第 2 回 (9 月 ) 第 3 回 (11 月 ) 第 4 回 (12 月 ) 第 5 回 (2 月 ) 次 アンケート 調 査 結 果 について ヒアリング 調 査 について 第 5 期 計 画 の 事 業 進 捗 状 況 について ヒアリング 調 査 結 果 について 計 画 骨 子 案 の 検 討 介 護 保 険 サービスの 利 用 量 見 込 み 計 画 素 案 の 検 討 第 6 期 保 険 料 について 第 6 期 保 険 料 について 計 画 ( 案 )についての 最 終 確 認 第 (4)パブリック コメント 計 画 素 案 に 対 して 住 民 の 方 から 幅 広 い 意 見 を 聴 取 するために 平 成 27 年 1 月 パブリッ ク コメントを 実 施 しました 5

8 第 2 章 琴 平 町 の 高 齢 者 を 取 り 巻 く 現 状 1. 人 口 構 成 と 高 齢 者 人 口 の 状 況 (1) 人 口 の 状 況 本 町 の 総 人 口 の 推 移 をみると 平 成 21 年 から 平 成 26 年 にかけて 725 人 減 少 しています 年 齢 3 区 分 別 に 推 移 をみると 65 歳 以 上 人 口 が 平 成 21 年 の 3,322 人 から 平 成 26 年 には 3,51 人 と 179 人 増 加 し 年 齢 3 区 分 別 人 口 構 成 比 の 推 移 では 65 歳 以 上 人 口 の 割 合 が 4.2% 増 加 しています 総 人 口 の 推 移 単 位 : 人 % 区 分 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 総 人 口 1,498 1,31 1,212 1,6 9,887 9,773 年 少 人 口 (~14 歳 ) 1,222 1,177 1,127 1,84 1,21 1,26 総 人 口 比 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 5,954 5,87 5,8 5,643 5,436 5,246 総 人 口 比 高 齢 者 人 口 (65 歳 以 上 ) 3,322 3,326 3,285 3,333 3,43 3,51 総 人 口 比 ( 人 ) (%) 12, 5. 1, 1,498 1,31 1,212 1,6 9,887 9, , 6, 4, , 3,322 3,326 3,285 3,333 3,43 3,51 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 1.. 総 人 口 65 歳 以 上 高 齢 化 率 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 6

9 本 町 の 人 口 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 時 点 )は 男 性 が 4,54 人 女 性 が 5,233 人 合 計 9,773 人 となっています 5 歳 区 分 の 人 口 構 成 をみてみると 男 女 ともに 65~69 歳 の 年 齢 層 が 最 も 多 くなっています 人 口 構 成 の 状 況 ( 平 成 26 年 ) 5 男 男 性 計 :4,54 人 歳 以 上 85~89 歳 8~84 歳 75~79 歳 7~74 歳 65~69 歳 6~64 歳 55~59 歳 5~54 歳 45~49 歳 4~44 歳 35~39 歳 3~34 歳 25~29 歳 2~24 歳 15~19 歳 1~14 歳 5~9 歳 ~4 歳 単 位 : 人 女 女 性 計 :5,233 人 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 7

10 被 保 険 者 数 の 推 移 をみると 第 1 号 被 保 険 者 については 平 成 23 年 までは 減 少 傾 向 で 推 移 し 平 成 24 年 より 増 加 に 転 じている 一 方 で 第 2 号 被 保 険 者 については 平 成 24 年 より 減 少 に 転 じています 被 保 険 者 数 の 推 移 区 分 単 位 : 人 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 第 1 号 被 保 険 者 3,323 3,316 3,278 3,391 3,459 3,523 65~69 歳 ~74 歳 ~79 歳 ~84 歳 歳 以 上 第 2 号 被 保 険 者 (4~64 歳 ) 3,378 3,377 3,4 3,246 3,143 3,25 総 数 6,71 6,693 6,678 6,637 6,62 6,548 ( 人 ) 3,7 3,6 3,5 3,4 3,3 3,2 3,1 3, 2,9 3,523 3,378 3,377 3,4 3,391 3,459 3,323 3,316 3,246 3,278 3,143 3,25 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 第 1 号 被 保 険 者 第 2 号 被 保 険 者 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 本 町 の 高 齢 化 率 は 昭 和 6 年 以 降 香 川 県 及 び 全 国 の 数 値 を 上 回 りながら 推 移 しています そのため 本 町 の 高 齢 化 の 進 行 のスピードは 全 国 や 香 川 県 と 比 較 して 速 いことがわかりま す 琴 平 町 香 川 県 全 国 の 高 齢 化 率 の 推 移 (%) 昭 和 6 年 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 琴 平 町 香 川 県 全 国 資 料 : 国 勢 調 査 8

11 香 川 県 と 比 較 すると 本 町 では 平 均 寿 命 健 康 寿 命 ( 生 まれてから 亡 くなるまでのうち 介 護 を 必 要 としなかった 期 間 )ともに 高 い 数 値 となっています また 性 別 で 比 較 すると 平 均 寿 命 健 康 寿 命 は 男 性 より 女 性 が 長 く 特 に 女 性 は 平 均 寿 命 健 康 寿 命 ともに 県 下 で 一 番 長 くなっています 平 均 寿 命 健 康 寿 命 の 比 較 ( 平 成 22 年 ) 男 性 女 性 ( 歳 ) 平 均 寿 命 平 均 寿 命 8.1 ( 歳 ) 平 均 寿 命 平 均 寿 命 香 川 県 健 康 寿 命 琴 平 町 非 自 立 期 間 7 香 川 県 健 康 寿 命 琴 平 町 非 自 立 期 間 資 料 : 健 やか 香 川 21 ヘルスプラン( 第 2 次 ) 高 齢 者 の 年 齢 別 に 要 支 援 要 介 護 認 定 者 数 の 状 況 をみると 85~89 歳 の 認 定 率 は 55.18% 9 歳 以 上 の 認 定 率 は 8.9%となっており 年 齢 を 増 すごとに 認 定 率 の 伸 び 方 が 急 になって いることがわかります 高 齢 者 人 口 と 要 介 護 認 定 率 ( 平 成 24 年 度 ) ( 人 ) (%) ~69 歳 7~74 歳 75~79 歳 8~84 歳 85~89 歳 9 歳 以 上 人 口 認 定 者 数 認 定 率 3.. 資 料 : 琴 平 町 9

12 (2) 世 帯 の 状 況 一 般 世 帯 数 は 昭 和 6 年 以 降 緩 やかな 増 減 を 繰 り 返 しながらも 平 成 12 年 からは 減 少 傾 向 がみられます 一 方 で 高 齢 者 のいる 世 帯 数 は 増 加 しており 高 齢 者 のいる 世 帯 の 一 般 世 帯 に 占 める 割 合 は 増 加 傾 向 にあります 高 齢 者 のいる 世 帯 の 一 般 世 帯 に 占 める 割 合 は 平 成 22 年 には 57.% にのぼり 一 般 世 帯 の 半 数 以 上 が 高 齢 者 世 帯 となっています 世 帯 の 状 況 ( 世 帯 ) (%) 4,8 6. 4,22 4,138 4, ,145 4,121 3, , ,142 2,27 1,924 2,26 1,773 1,596 1,6 2. 昭 和 6 年 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 一 般 世 帯 数 高 齢 者 のいる 世 帯 高 齢 者 のいる 世 帯 の 一 般 世 帯 に 占 める 割 合. 資 料 : 国 勢 調 査 本 町 では 全 国 平 均 香 川 県 平 均 に 比 べて 65 歳 以 上 の 単 身 世 帯 65 歳 以 上 夫 婦 世 帯 の 割 合 が 高 くなっています 琴 平 町 香 川 県 全 国 の 総 世 帯 数 に 占 める 高 齢 者 世 帯 の 割 合 の 比 較 区 分 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 割 合 (%) 割 合 (%) 割 合 (%) 割 合 (%) 65 歳 以 上 の 単 身 世 帯 ( 琴 平 町 ) 歳 以 上 の 単 身 世 帯 ( 香 川 県 ) 歳 以 上 の 単 身 世 帯 ( 全 国 ) 歳 以 上 夫 婦 世 帯 ( 琴 平 町 ) 歳 以 上 夫 婦 世 帯 ( 香 川 県 ) 歳 以 上 夫 婦 世 帯 ( 全 国 ) 資 料 : 国 勢 調 査 1

13 2. 要 支 援 要 介 護 認 定 者 の 動 向 本 町 においては 今 後 も 人 口 が 減 少 する 中 で 高 齢 者 人 口 は 増 加 の 状 態 が 続 き 特 に 後 期 高 齢 者 数 も 増 加 すると 予 想 されます その 結 果 要 支 援 要 介 護 認 定 者 が 増 加 し それに 伴 い 介 護 サービスのニーズが 増 加 することが 予 想 されます 要 支 援 要 介 護 認 定 者 数 の 推 移 をみてみると 平 成 22 年 の 558 人 から 平 成 26 年 は 622 人 に 増 加 しており 増 加 傾 向 がみられます 特 に 要 介 護 2では 平 成 22 年 の 118 人 から 平 成 26 年 は 153 人 要 介 護 4では 平 成 22 年 の 57 人 から 平 成 26 年 は 79 人 に 増 加 しており 今 後 はさらに 適 切 なケアと 予 防 対 策 が 必 要 になります 要 支 援 要 介 護 認 定 者 数 の 推 移 単 位 : 人 % 区 分 認 定 者 数 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 第 1 号 被 保 険 者 数 3,273 3,243 3,366 3,431 3,491 第 1 号 被 保 険 者 要 支 援 第 2 号 被 保 険 者 1 1 第 1 号 被 保 険 者 要 支 援 第 2 号 被 保 険 者 5 1 第 1 号 被 保 険 者 要 介 護 第 2 号 被 保 険 者 第 1 号 被 保 険 者 要 介 護 第 2 号 被 保 険 者 第 1 号 被 保 険 者 要 介 護 第 2 号 被 保 険 者 第 1 号 被 保 険 者 要 介 護 第 2 号 被 保 険 者 第 1 号 被 保 険 者 要 介 護 第 2 号 被 保 険 者 第 1 号 被 保 険 者 小 計 第 2 号 被 保 険 者 総 計 第 1 号 被 保 険 者 数 の 認 定 率 ( 人 ) (%) 4, 35. 3,5 3, 2,5 2, 1,5 1, ,273 3,243 3,366 3,431 3, 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 第 1 号 被 保 険 者 数 認 定 者 数 第 1 号 被 保 険 者 数 の 認 定 率 資 料 : 介 護 保 険 事 業 状 況 報 告 11

14 本 町 の 要 支 援 要 介 護 認 定 率 は 18.%で 香 川 県 平 均 の 19.1%を 下 回 っています 要 支 援 要 介 護 認 定 率 の 比 較 ( 平 成 24 年 ) (%) 香 川 県 高 松 市 丸 亀 市 坂 出 市 善 通 寺 市 観 音 寺 市 さ ぬ き 市 東 か が わ 市 三 豊 市 土 庄 町 小 豆 島 町 三 木 町 直 島 町 宇 多 津 町 綾 川 町 琴 平 町 多 度 津 町 ま ん の う 町 資 料 : 香 川 県 の 保 健 統 計 指 標 12

15 3. 住 民 の 健 康 状 態 など (1) 特 定 健 康 診 査 受 診 率 本 町 の 特 定 健 康 診 査 受 診 率 は 全 国 や 香 川 県 と 比 較 して 高 い 水 準 で 推 移 していますが 平 成 21 年 度 の 41.6%をピークに 年 々 減 少 しています 特 定 健 康 診 査 受 診 率 (%) 平 成 2 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 琴 平 町 香 川 県 全 国 資 料 : 琴 平 町 健 康 増 進 計 画 及 び 食 育 推 進 計 画 後 期 計 画 (2)がん 検 診 受 診 率 平 成 23 年 度 のがん 検 診 の 受 診 率 について 胃 がん 検 診 肺 がん 検 診 受 診 率 は 香 川 県 や 全 国 より 高 くなっており その 他 は 香 川 県 と 比 較 して 低 くなっています 特 に 子 宮 頸 がん 検 診 は 全 国 や 香 川 県 と 比 較 して 低 くなっています がん 検 診 受 診 率 ( 平 成 23 年 度 ) (%) 胃 がん 検 診 大 腸 がん 検 診 肺 がん 検 診 子 宮 頸 がん 検 診 乳 がん 検 診 琴 平 町 香 川 県 全 国 資 料 : 琴 平 町 健 康 増 進 計 画 及 び 食 育 推 進 計 画 後 期 計 画 13

16 (3) 認 知 症 の 状 況 平 成 24 年 度 中 に 要 介 護 認 定 を 申 請 した 544 人 ( 重 複 は 除 く)における 主 治 医 意 見 書 の 認 知 機 能 の 状 況 をみると 短 期 記 憶 に 問 題 がある 人 が 339 人 となっています また 認 知 能 力 に おいては 判 断 できない いくらか 困 難 見 守 りが 必 要 という 人 が 合 計 で 372 人 伝 達 能 力 においては 伝 えられない 具 体 的 要 求 に 限 られる いくらか 困 難 という 人 が 合 計 で 37 人 となっています 認 知 機 能 ( 平 成 24 年 度 ) 短 期 記 憶 認 知 能 力 問 題 あり 339 判 断 できない いくらか 困 難 問 題 なし 25 見 守 りが 必 要 自 立 伝 達 能 力 ( 人 ) ( 人 ) 伝 えられない 52 具 体 的 要 求 に 限 られる 11 いくらか 困 難 154 伝 えられる ( 人 ) 資 料 : 琴 平 町 主 治 医 意 見 書 要 支 援 要 介 護 認 定 者 における 主 治 医 意 見 書 の 診 断 名 をみると 認 知 症 を 患 っている 人 の 97.4%が 要 介 護 認 定 者 となっています 認 知 症 と 認 定 の 状 況 ( 平 成 24 年 度 ) 単 位 : 人 % 区 分 認 定 2 区 分 要 支 援 要 介 護 合 計 認 知 症 な し 人 数 割 合 あ り 人 数 割 合 合 計 資 料 : 琴 平 町 主 治 医 意 見 書 人 数 割 合

17 (4) 介 護 に 至 った 要 因 等 介 護 に 至 った 要 因 をみると 認 知 症 の 割 合 は 14%となっており 関 節 疾 患 骨 粗 しょう 症 に 次 いで 高 くなっています 高 齢 者 が 増 加 傾 向 にあるなかで 認 知 症 を 患 った 要 介 護 認 定 者 が 増 加 することが 想 定 されます 介 護 に 至 った 要 因 ( 平 成 24 年 度 ) 高 血 圧, 9% その 他, 9% 脳 血 管 疾 患, 12% うつ 病 等 精 神 疾 患, 2% 視 覚 聴 覚 障 害, 1% 悪 性 新 生 物 (がん), 4% 呼 吸 器 疾 患, 4% 糖 尿 病, 5% パーキンソン 病, 1% 心 疾 患, 9% 認 知 症, 14% 関 節 疾 患 骨 粗 しょう 症, 21% 骨 折 転 倒, 8% 高 齢 による 衰 弱, 1% 資 料 : 琴 平 町 主 治 医 意 見 書 15

18 標 準 化 死 亡 比 は 自 殺 心 疾 患 ( 高 血 圧 性 を 除 く) 肺 炎 が 男 女 ともに 全 国 香 川 県 の 値 を 上 回 っており 特 に 男 性 の 自 殺 が 高 くなっています 一 方 で 糖 尿 病 は 男 女 ともに 全 国 香 川 県 の 値 を 下 回 っています 標 準 化 死 亡 比 (SMR)( 平 成 2 年 ~ 平 成 24 年 平 均 ) 男 性 悪 性 新 生 物 自 殺 85.3 糖 尿 病 不 慮 の 事 故 心 疾 患 ( 高 血 圧 性 を 除 く) 腎 不 全 15.3 脳 血 管 疾 患 肺 炎 琴 平 町 香 川 県 全 国 女 性 悪 性 新 生 物 自 殺 15.5 糖 尿 病 不 慮 の 事 故 18.7 心 疾 患 ( 高 血 圧 性 を 除 く) 腎 不 全 14.4 脳 血 管 疾 患 肺 炎 琴 平 町 香 川 県 全 国 資 料 : 香 川 の 保 健 統 計 指 標 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 保 健 所 市 区 町 村 別 統 計 の 概 況 標 準 化 死 亡 比 (SMR): もしもそのまちの 年 齢 階 層 別 死 亡 率 が 国 と 同 じであった 場 合 何 人 死 亡 すると 予 測 される か という 数 字 を 計 算 し 実 際 にはその 何 倍 死 亡 しているか 求 めるもの 全 国 平 均 値 を 1 としており 標 準 化 死 亡 比 が 1 以 上 の 場 合 は 全 国 の 平 均 よりも 死 亡 率 が 高 く 1 以 下 の 場 合 は 死 亡 率 が 低 いと 判 断 される 16

19 基 本 チェックリストは 生 活 機 能 低 下 を 早 期 発 見 し 介 護 予 防 をすすめていくため 65 歳 以 上 の 人 ( 要 支 援 要 介 護 認 定 者 を 除 く)を 対 象 に 運 動 機 能 や 口 腔 機 能 閉 じこもり 等 の 傾 向 を 尋 ねる 調 査 票 です これによると 運 動 機 能 低 下 からうつ 傾 向 までの 評 価 結 果 の 中 で 認 知 機 能 低 下 とうつ 傾 向 にある 人 が 例 年 多 くなっています 基 本 チェックリストからみる 高 齢 者 の 健 康 状 態 区 分 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 人 口 年 度 末 ( 人 ) 1,6 9,887 9,773 送 付 者 数 ( 人 ) 2,986 3,68 3,128 男 性 1,27 1,325 1,374 女 性 1,716 1,743 1,754 回 答 者 数 ( 人 ) 1,819 1,743 1,789 回 答 率 (%) 二 次 予 防 事 業 対 象 者 ( 人 ) 男 性 女 性 二 次 予 防 事 業 対 象 者 割 合 (%) 運 動 機 能 低 下 ( 人 ) (%) 栄 養 改 善 ( 人 ) (%) 口 腔 機 能 低 下 ( 人 ) (%) 閉 じこもり ( 人 ) (%) 認 知 機 能 低 下 ( 人 ) (%) うつ 傾 向 ( 人 ) (%) 資 料 : 琴 平 町 基 本 チェックリスト 17

20 4. 就 業 の 状 況 本 町 における 65 歳 以 上 の 就 業 者 数 は 全 国 や 香 川 県 と 比 較 して 多 いことがわかります 高 齢 者 に 占 める 65 歳 以 上 の 就 業 者 数 の 割 合 が 26.1%となっており 高 齢 者 のおよそ4 人 に1 人 が 就 業 していることがわかります 業 種 別 に 65 歳 以 上 の 就 業 人 口 をみると 最 も 多 いのは 卸 売 業, 小 売 業 の 275 人 となっ ていますが 農 業 就 業 者 の 65 歳 以 上 の 割 合 は 63.4%と 半 数 以 上 になっており 業 種 別 総 数 に 占 める 高 齢 者 の 割 合 が 最 も 高 くなっています 就 業 の 状 況 ( 平 成 22 年 ) (%) 第 産 一 業 次 第 産 二 業 次 第 三 次 産 業. 業 種 別 就 業 の 状 況 ( 平 成 22 年 ) 総 数 全 国 香 川 県 琴 平 町 全 就 業 者 のうち65 歳 以 上 の 就 業 者 数 割 合 高 齢 者 のうち65 歳 以 上 の 就 業 者 数 割 合 人 数 全 就 業 人 口 全 就 業 人 口 に 占 める 割 合 人 数 全 就 業 人 口 に 占 める 割 合 65 歳 以 上 就 業 人 口 65 歳 以 上 の 就 業 人 口 に 占 める 割 合 資 料 : 国 勢 調 査 単 位 : 人 % 業 種 別 総 数 に 占 める 割 合 4, 農 業 林 業 漁 業 鉱 業, 採 石 業, 砂 利 採 取 業 建 設 業 製 造 業 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 情 報 通 信 業 運 輸 業, 郵 便 業 卸 売 業, 小 売 業 1, 金 融 業, 保 険 業 不 動 産 業, 物 品 賃 貸 業 学 術 研 究, 専 門 技 術 サービス 業 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 教 育, 学 習 支 援 業 医 療, 福 祉 複 合 サービス 事 業 サービス 業 ( 他 に 分 類 されないもの) 公 務 ( 他 に 分 類 されるものを 除 く) 分 類 不 能 の 産 業 資 料 : 国 勢 調 査

21 5.アンケート 結 果 からみる 高 齢 者 の 状 況 (1) 調 査 の 概 要 1 調 査 の 目 的 本 町 における 高 齢 者 保 健 福 祉 施 策 及 び 介 護 保 険 施 策 の 実 態 把 握 を 行 い 介 護 保 険 事 業 計 画 など 策 定 の 基 礎 資 料 とするために 実 施 しました 2 調 査 の 種 類 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 3 調 査 設 計 調 査 票 調 査 対 象 者 調 査 部 数 調 査 方 法 調 査 期 間 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 65 歳 以 上 の 高 齢 者 から 抽 出 ( 要 支 援 要 介 護 認 定 者 を 除 く) 要 支 援 及 び 要 介 護 認 定 者 から 抽 出 ( 要 支 援 1 2 及 び 要 介 護 1 2 認 定 者 ) 1, 部 373 部 郵 送 による 配 布 回 収 平 成 26 年 1 月 中 旬 (2 週 間 配 布 ) 4 配 布 回 収 結 果 配 布 数 ( 部 ) 回 収 数 ( 部 ) 回 収 率 (%) 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 1, 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 合 計 1,

22 (2) 調 査 結 果 の 概 要 1 生 活 状 況 について 介 護 介 助 が 必 要 かをたずねたところ 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 では 介 護 介 助 は 必 要 な い が 85.%で 特 に 多 くなっています また 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 では 現 在 何 らかの 介 護 を 受 けている が 51.2%で 多 くなっています 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) サンプル 数 :719 単 位 :% サンプル 数 :246 単 位 :% 介 護 介 助 は 必 要 ない(611 人 ) 85. 介 護 介 助 は 必 要 ない(33 人 ) 13.4 何 らかの 介 護 介 助 は 必 要 だが 現 在 は 受 けていない(37 人 ) 5.1 何 らかの 介 護 介 助 は 必 要 だが 現 在 は 受 けていない(44 人 ) 17.9 現 在 何 らかの 介 護 を 受 けている ( 介 護 認 定 を 受 けずに 家 族 などの 介 護 を 受 けている 場 合 も 含 む)(17 人 ) 2.4 現 在 何 らかの 介 護 を 受 けている (126 人 ) 51.2 不 明 無 回 答 (54 人 ) 7.5 不 明 無 回 答 (43 人 ) 17.5 主 に 介 護 介 助 している 方 の 年 齢 をたずねたところ 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 では 65 歳 未 満 が 41.2% 75~84 歳 が 29.4%となっています また 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 では 65 歳 未 満 が 41.3% 65~74 歳 が 19.8%となっています 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) サンプル 数 :17 単 位 :% サンプル 数 :126 単 位 :% 歳 未 満 (7 人 ) 歳 未 満 (52 人 ) ~74 歳 (1 人 ) ~74 歳 (25 人 ) ~84 歳 (5 人 ) ~84 歳 (23 人 ) 歳 以 上 (2 人 ) 歳 以 上 (15 人 ) 11.9 不 明 無 回 答 (2 人 ) 11.8 不 明 無 回 答 (11 人 ) 8.7 2

23 2 運 動 閉 じこもりについて 運 動 などに 関 する 行 動 をたずねたところ 5m 以 上 歩 けますか 週 に1 回 以 上 は 外 出 していますか は 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 では 9 割 程 度 となっています 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 では 15 分 位 続 けて 歩 いていますか に 61.4%が いいえ と 回 答 しており また 外 出 を 控 えていますか は 66.7%が はい と 回 答 しています 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) サンプル 数 :719 % 2% 4% 6% 8% 単 位 :% 1% 階 段 を 手 すりや 壁 をつたわらずに 昇 っていますか 椅 子 に 座 った 状 態 から 何 もつかまらずに 立 ち 上 がっていますか 分 位 続 けて 歩 いていますか m 以 上 歩 けますか 週 に1 回 以 上 は 外 出 していますか 昨 年 と 比 べて 外 出 の 回 数 が 減 っていますか 外 出 を 控 えていますか はい いいえ 不 明 無 回 答 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) サンプル 数 :246 % 2% 4% 6% 8% 単 位 :% 1% 階 段 を 手 すりや 壁 をつたわらずに 昇 っていますか 椅 子 に 座 った 状 態 から 何 もつかまらずに 立 ち 上 がっていますか 分 位 続 けて 歩 いていますか m 以 上 歩 けますか 週 に1 回 以 上 は 外 出 していますか 昨 年 と 比 べて 外 出 の 回 数 が 減 っていますか 外 出 を 控 えていますか はい いいえ 不 明 無 回 答 21

24 3BMI 集 計 身 長 と 体 重 から 算 出 したBMIの 集 計 では おおむね 普 通 体 重 が 多 くなっています また 女 性 85 歳 以 上 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 においては 低 体 重 が 1 割 を 超 えています 全 体 (クロス 集 計 ) BMI 性 別 年 齢 調 査 分 類 別 クロス サンプル 数 :965 % 2% 4% 6% 8% 単 位 1% :% 合 計 性 男 性 別 女 性 歳 未 満 ~69 歳 年 齢 別 7~74 歳 ~79 歳 ~84 歳 歳 以 上 調 査 分 類 別 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 低 体 重 普 通 体 重 肥 満 (Ⅰ 度 ) 肥 満 (Ⅱ 度 ) 肥 満 (Ⅲ 度 以 上 ) 不 明 無 回 答 22

25 4 社 会 参 加 について 社 会 参 加 の 状 況 をたずねたところ 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 では 多 くの 項 目 で はい の 割 合 が 多 くなっていますが 友 人 の 家 を 訪 ねていますか においては いいえ が3 割 を 超 えています 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 では いいえ の 割 合 の 方 が 多 い 項 目 が 多 数 となっています 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) サンプル 数 :719 年 金 などの 書 類 ( 役 所 や 病 院 に 出 す 書 類 )が 書 けますか % 2% 4% 6% 8% 1% 単 位 :% 新 聞 を 読 んでいますか 本 や 雑 誌 を 読 んでいますか 健 康 についての 記 事 や 番 組 に 関 心 がありますか 友 人 の 家 を 訪 ねていますか 家 族 や 友 人 の 相 談 にのっていますか 病 人 を 見 舞 うことができますか 若 い 人 に 自 分 から 話 しかけることがありますか 趣 味 はありますか 生 きがいはありますか はい いいえ 不 明 無 回 答 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) サンプル 数 :246 年 金 などの 書 類 ( 役 所 や 病 院 に 出 す 書 類 )が 書 けますか % 2% 4% 6% 8% 1% 単 位 :% 新 聞 を 読 んでいますか 本 や 雑 誌 を 読 んでいますか 健 康 についての 記 事 や 番 組 に 関 心 がありますか 友 人 の 家 を 訪 ねていますか 家 族 や 友 人 の 相 談 にのっていますか 病 人 を 見 舞 うことができますか 若 い 人 に 自 分 から 話 しかけることがありますか 趣 味 はありますか 生 きがいはありますか はい いいえ 不 明 無 回 答 23

26 社 会 参 加 について 何 らかの 会 グループなどに 参 加 しているかどうかをたずねたところ いずれも 参 加 していない が 多 くなっていますが 参 加 しているものの 中 では 町 内 会 自 治 会 が3 割 を 超 えています 全 体 ( 単 純 集 計 ) サンプル 数 :965 ボランティアのグループ 単 位 :% スポーツ 関 係 のグループやクラブ 単 位 :% 週 4 回 以 上 (1 人 ) 1. 週 4 回 以 上 (24 人 ) 2.5 週 2~3 回 (14 人 ) 1.5 週 2~3 回 (36 人 ) 3.7 週 1 回 (19 人 ) 2. 週 1 回 (42 人 ) 4.4 月 1~3 回 (48 人 ) 5. 月 1~3 回 (27 人 ) 2.8 年 に 数 回 (11 人 ) 11.4 年 に 数 回 (37 人 ) 3.8 参 加 していない(628 人 ) 65.1 参 加 していない(67 人 ) 69.4 不 明 無 回 答 (136 人 ) 14.1 不 明 無 回 答 (129 人 ) 13.4 趣 味 関 係 のグループ 単 位 :% 老 人 クラブ 単 位 :% 週 4 回 以 上 (13 人 ) 1.3 週 4 回 以 上 (2 人 ).2 週 2~3 回 (46 人 ) 4.8 週 2~3 回 (5 人 ).5 週 1 回 (49 人 ) 5.1 週 1 回 (6 人 ).6 月 1~3 回 (89 人 ) 9.2 月 1~3 回 (23 人 ) 2.4 年 に 数 回 (63 人 ) 6.5 年 に 数 回 (58 人 ) 6. 参 加 していない(579 人 ) 6. 参 加 していない(731 人 ) 75.8 不 明 無 回 答 (126 人 ) 13.1 不 明 無 回 答 (14 人 ) 14.5 町 内 会 自 治 会 単 位 :% 学 習 教 養 サークル 単 位 :% 週 4 回 以 上 (3 人 ).3 週 4 回 以 上 (2 人 ).2 週 2~3 回 (2 人 ).2 週 2~3 回 (5 人 ).5 週 1 回 (9 人 ).9 週 1 回 (2 人 ) 2.1 月 1~3 回 (73 人 ) 7.6 月 1~3 回 (42 人 ) 4.4 年 に 数 回 (37 人 ) 38.3 年 に 数 回 (63 人 ) 6.5 参 加 していない(392 人 ) 4.6 参 加 していない(75 人 ) 73.1 不 明 無 回 答 (116 人 ) 12. 不 明 無 回 答 (128 人 ) 13.3 その 他 の 団 体 や 会 単 位 :% 週 4 回 以 上 (9 人 ) 週 2~3 回 (18 人 ) 週 1 回 (18 人 ) 月 1~3 回 (58 人 ) 年 に 数 回 (163 人 ) 参 加 していない(575 人 ) 59.6 不 明 無 回 答 (124 人 )

27 5 地 域 包 括 支 援 センターについて 地 域 包 括 支 援 センターの 認 知 度 をたずねたところ 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 では 知 ってい る が 38.9% 知 らない が 51.7%となっています また 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 では 知 っている が 37.8% 知 らない が 51.2%となっています 経 年 変 化 をみると 第 5 期 第 4 期 調 査 と 比 べて 知 らない の 割 合 が 少 なくなってい ます 経 年 変 化 ( 第 5 期 第 4 期 調 査 との 比 較 ) 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 サンプル 数 : 第 6 期 =719 第 5 期 =739 第 4 期 =71 単 位 :% 知 っている 知 らない 不 明 無 回 答 第 6 期 調 査 ( 平 成 26 年 調 査 ) 第 5 期 調 査 ( 平 成 23 年 調 査 ) 第 4 期 調 査 ( 平 成 2 年 調 査 ) 経 年 変 化 ( 第 5 期 第 4 期 調 査 との 比 較 ) 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 サンプル 数 : 第 6 期 =246 第 5 期 =23 第 4 期 =173 単 位 :% 知 っている 知 らない 不 明 無 回 答 第 6 期 調 査 ( 平 成 26 年 調 査 ) 第 5 期 調 査 ( 平 成 23 年 調 査 ) 第 4 期 調 査 ( 平 成 2 年 調 査 ) 25

28 6 介 護 福 祉 サービスについて < 情 報 収 集 について> 介 護 予 防 事 業 についての 情 報 収 集 についてたずねたところ 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 では 町 の 広 報 が 59.4% 回 覧 が 39.2%となっています また 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 では 町 の 広 報 が 4.7% 回 覧 が 24.8%となっています 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) サンプル 数 :719 単 位 :% サンプル 数 :246 単 位 :% 町 の 広 報 (427 人 ) 59.4 町 の 広 報 (1 人 ) 4.7 回 覧 (282 人 ) 39.2 回 覧 (61 人 ) 24.8 町 役 場 の 窓 口 (17 人 ) 2.4 町 役 場 の 窓 口 (6 人 ) 2.4 人 から 教 えてもらう (76 人 ) 1.6 人 から 教 えてもらう (29 人 ) 11.8 ホームページ(1 人 ).1 ホームページ(3 人 ) 1.2 町 からの 案 内 通 知 (149 人 ) 2.7 町 からの 案 内 通 知 (42 人 ) 17.1 情 報 源 がない(52 人 ) 7.2 情 報 源 がない(23 人 ) 9.3 その 他 (8 人 ) 1.1 その 他 (4 人 ) 1.6 不 明 無 回 答 (87 人 ) 12.1 不 明 無 回 答 (61 人 ) 24.8 < 家 族 の 負 担 について( 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 のみの 設 問 )> 介 護 サービスの 利 用 で 家 族 ( 介 護 者 )の 負 担 はどう 変 わったかたずねたところ 精 神 的 に 楽 になった が 55.7% 時 間 に 余 裕 ができた が 32.9%となっています サンプル 数 :149 精 神 的 に 楽 になった(83 人 ) 時 間 に 余 裕 ができた(49 人 ) 体 調 がよくなった(14 人 ) 仕 事 が 続 けられた(17 人 ) 経 済 的 には 負 担 が 増 えた(25 人 ) 特 に 変 化 はない(19 人 ) わからない(12 人 ) 不 明 無 回 答 (15 人 ) 単 位 :%

29 <サービスの 満 足 度 ( 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 のみの 設 問 )> 介 護 サービスの 内 容 に 満 足 しているかたずねたところ はい が 78.5% いいえ が 5.4%となっています サンプル 数 :149 単 位 :% はい(117 人 ) 78.5 いいえ(8 人 ) 5.4 不 明 無 回 答 (24 人 ) 16.1 満 足 していない 主 な 理 由 をたずねたところ サービスの 回 数 量 が 不 十 分 その 他 がともに 37.5%となっています サンプル 数 :8 単 位 :% サービスの 回 数 量 が 不 十 分 (3 人 ) 37.5 サービスの 質 が 悪 い(1 人 ) 12.5 利 用 の 仕 方 がわかりにくい(1 人 ) 12.5 その 他 (3 人 ) 37.5 不 明 無 回 答 ( 人 ). 27

30 7 介 護 保 険 制 度 について < 制 度 に 対 する 評 価 > 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 において 介 護 保 険 制 度 に 対 する 評 価 をたずねたところ 実 際 に 介 護 サービスを 利 用 していないので 満 足 できるものかどうか よくわからない が 64.1% 将 来 介 護 サービスを 利 用 するかどうかわからないのに 介 護 保 険 料 を 払 わなければならない など 不 満 がある が 13.8%となっています 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 では 本 人 や 家 族 の 負 担 が 軽 減 されるなど 全 体 的 に 満 足 している が 41.5% 本 人 や 家 族 の 負 担 が あまり 変 わらず よくわからない が 23.6%となっています 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) サンプル 数 :719 介 護 保 険 によって 自 分 や 家 族 の 介 護 に 対 する 不 安 がかなり 解 消 され 全 体 的 に 満 足 している(91 人 ) 単 位 :% 実 際 に 介 護 サービスを 利 用 していないので 満 足 でき るものかどうか よくわからない(461 人 ) 将 来 介 護 サービスを 利 用 するかどうかわからないの に 介 護 保 険 料 を 払 わなければならないなど 不 満 が ある(99 人 ) その 他 (7 人 ) 1. その 他 : 介 護 保 険 料 が 高 く 受 益 が 少 ない 財 政 負 担 増 を 望 む 不 明 無 回 答 (61 人 ) 8.5 年 金 がかなり 安 くなるので 介 護 保 険 料 も 下 げてください わからない 元 気 でまあいいかとあきらめている その 時 が 来 てから 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) サンプル 数 :246 本 人 や 家 族 の 負 担 が 軽 減 されるなど 全 体 的 に 満 足 している(12 人 ) 単 位 :% 本 人 や 家 族 の 負 担 があまり 変 わらず よくわからない(58 人 ) 23.6 本 人 や 家 族 の 負 担 が 増 加 するなど かなり 不 満 がある(8 人 ) 3.3 その 他 (12 人 ) 4.9 その 他 : 分 りませんが 家 族 が 居 るので 充 分 デイサービスの 日 はやや 負 担 が 軽 減 不 明 無 回 答 (66 人 ) 26.8 されるが 本 人 に 行 く 気 持 ちが 出 ない 日 は 行 かない わからない 28

31 < 保 険 料 について> 介 護 保 険 料 の 額 についてたずねたところ 高 いと 思 う が 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 では 53.8% 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 では 32.5%とそれぞれ 最 も 多 くなっています 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 では 第 4 期 から 第 6 期 調 査 にかけて 高 いと 思 う の 割 合 が 最 も 多 く また 第 4 期 から 第 6 期 調 査 にかけて 適 当 だと 思 う の 割 合 が 減 少 し 続 けています 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 では 第 6 期 の 適 当 だと 思 う 高 いと 思 う の 割 合 が それぞれ3 割 程 度 となり 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 の 第 6 期 の 値 と 比 較 して 適 当 だと 思 う の 割 合 は 高 く 高 いと 思 う の 割 合 は 低 くなっています 経 年 変 化 ( 第 5 期 第 4 期 調 査 との 比 較 ) 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 サンプル 数 : 第 6 期 =719 第 5 期 =739 第 4 期 =71 単 位 :% 安 いと 思 う 適 当 だと 思 う 高 いと 思 う わからない 不 明 無 回 答 第 6 期 調 査 ( 平 成 26 年 調 査 ) 第 5 期 調 査 ( 平 成 23 年 調 査 ) 第 4 期 調 査 ( 平 成 2 年 調 査 ) 経 年 変 化 ( 第 5 期 第 4 期 調 査 との 比 較 ) 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 サンプル 数 : 第 6 期 =246 第 5 期 =23 第 4 期 =173 単 位 :% 安 いと 思 う 適 当 だと 思 う 高 いと 思 う わからない 不 明 無 回 答 第 6 期 調 査 ( 平 成 26 年 調 査 ) 第 5 期 調 査 ( 平 成 23 年 調 査 ) 第 4 期 調 査 ( 平 成 2 年 調 査 ) 29

32 < 介 護 保 険 の 利 用 について( 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 のみの 設 問 )> 介 護 保 険 を 利 用 する 際 の 考 え 方 をたずねたところ これまでと 同 程 度 の 介 護 サービスを 利 用 したい が 51.6%となっています サンプル 数 :246 これまでよりも 介 護 サービスの 利 用 ( 回 数 量 )を 減 らしたい(21 人 ) これまでと 同 程 度 の 介 護 サービスを 利 用 したい (127 人 ) これまでよりも 介 護 サービスの 利 用 を 増 やしたい (19 人 ) 単 位 :% その 他 (24 人 ) 不 明 無 回 答 (55 人 ) その 他 : これ 以 上 保 険 料 を 増 やさないで 下 さい よくわからない 減 らしたいと 望 んでも 不 可 能 な 状 態 必 然 的 に 増 えると 思 う 入 院 中 これから 受 けます < 介 護 保 険 のあり 方 について( 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 のみの 設 問 )> 介 護 保 険 のあり 方 についてたずねたところ 介 護 保 険 料 が 高 くなりすぎないよう 介 護 サービスの 内 容 や 自 己 負 担 のあり 方 を 見 直 し 費 用 を 抑 制 すべきである が 58.3%と 最 も 多 くなっています サンプル 数 :719 介 護 保 険 料 の 額 が 高 くなっても 介 護 サービスの 内 容 をより 充 実 すべきである(71 人 ) 介 護 保 険 料 が 高 くなりすぎないよう 介 護 サービスの 内 容 や 自 己 負 担 のあり 方 を 見 直 し 費 用 を 抑 制 すべきである(419 人 ) よくわからない(168 人 ) 単 位 :% その 他 (9 人 ) 不 明 無 回 答 (52 人 ) その 他 : 介 護 をなるべく 受 けないよう 自 己 努 力 すること 保 険 料 が 高 くなるようであれば 他 の 税 金 などで 保 険 料 を 補 充 すべき わからない 介 護 してもらっている 本 人 が 高 く 払 う べき 老 人 はみんな 腕 を 組 んでじっと 坐 っ ている 所 しか 見 たことがない 手 や 足 頭 の 体 操 でもしてくれたらいいの にといつも 思 います 3

33 < 介 護 サービスの 利 用 と 住 まいについて( 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 のみの 設 問 )> 介 護 サービスの 利 用 と 住 まいについてたずねたところ できる 限 り( 施 設 を 退 所 して) 住 み 慣 れた 自 宅 や 地 域 で 介 護 サービスを 利 用 したい(し 続 けたい) が 39.8%と 最 も 多 く なっています クロス 集 計 では 65~69 歳 家 族 などと 同 居 五 條 地 区 象 郷 地 区 現 在 何 らかの 介 護 を 受 けている において できる 限 り( 施 設 を 退 所 して) 住 み 慣 れた 自 宅 や 地 域 で 介 護 サービスを 利 用 したい(し 続 けたい) が 約 半 数 となっています 介 護 サービスの 利 用 と 住 まい 性 別 年 齢 家 族 構 成 地 域 介 護 必 要 別 クロス % 2% 4% 6% 8% 1% サンプル 数 :246 単 位 :% 合 計 性 男 性 別 女 性 歳 未 満 ~69 歳 年 齢 別 7~74 歳 75~79 歳 ~84 歳 歳 以 上 家 族 構 成 別 一 人 暮 らし 家 族 などと 同 居 琴 平 地 区 榎 井 地 区 地 域 別 五 條 地 区 象 郷 地 区 介 護 必 要 別 介 護 介 助 は 必 要 ない 現 在 は 受 けていない 現 在 何 らかの 介 護 を 受 けている できる 限 り( 施 設 を 退 所 して) 住 み 慣 れた 自 宅 や 地 域 で 介 護 サービスを 利 用 したい(し 続 けたい) 施 設 ( 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 )に 入 所 したい(し 続 けたい) よくわからない その 他 不 明 無 回 答 31

34 < 将 来 の 住 まいと 介 護 サービスの 利 用 について( 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 のみの 設 問 )> 将 来 の 住 まいと 介 護 サービスの 利 用 についてたずねたところ すべての 属 性 で 介 護 が 必 要 になっても できる 限 り 現 在 の 住 まいや 地 域 に 住 み 続 けたい が 最 も 多 くなっており とくに 象 郷 地 区 は5 割 を 超 えています 将 来 の 住 まいと 介 護 サービスの 利 用 性 別 年 齢 家 族 構 成 地 域 介 護 必 要 別 クロス % 2% 4% 6% 8% 1% サンプル 数 :719 単 位 :%.1 合 計 性 男 性 別 女 性 ~69 歳 ~74 歳 年 齢 別 75~79 歳 ~84 歳 歳 以 上 家 族 構 成 別 一 人 暮 らし 家 族 などと 同 居 琴 平 地 区 地 域 別 榎 井 地 区 五 條 地 区 象 郷 地 区 介 護 必 要 別 介 護 介 助 は 必 要 ない 現 在 は 受 けていない 現 在 何 らかの 介 護 を 受 けている 介 護 が 必 要 になっても できる 限 り 現 在 の 住 まいや 地 域 に 住 み 続 けたい ケア 付 き 住 宅 ( 高 齢 者 向 けの 各 種 サービスの 利 用 が 可 能 な 住 宅 )に 早 めに 住 み 替 えたい 介 護 が 必 要 になったときに 施 設 ( 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 )に 入 所 したい 今 のところ よくわからない その 他 不 明 無 回 答 32

35 < 一 人 暮 らしの 高 齢 者 などへの 手 助 けについて( 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 のみの 設 問 )> 一 人 暮 らしの 高 齢 者 などへの 手 助 けについてたずねたところ できる 範 囲 で 手 助 けした い が 27.% 手 助 けしたいが 余 裕 がない が 24.3%となっています サンプル 数 :719 単 位 :% できる 範 囲 で 手 助 けしたい(194 人 ) 27. 手 助 けしたいが どのようにすればよいかわからない (16 人 ) 14.7 手 助 けしたいが 余 裕 がない(175 人 ) 24.3 近 所 の 人 に 手 助 けするのは おせっかいに なってしまうので 気 が 引 ける(75 人 ) 手 助 けは 町 や 社 会 福 祉 協 議 会 などがするものである (36 人 ) 手 助 けしたくない(15 人 ) その 他 (22 人 ) 不 明 無 回 答 (96 人 ) その 他 : 家 の 仕 事 自 分 の 健 康 上 ( 足 悪 い)で 無 理 私 自 身 高 齢 のため 手 助 けできない わからない 社 協 などと 連 携 して 行 うべき 万 が 一 事 故 が 発 生 した 時 のことを 考 えると ためらいが 生 ずる ひとり 暮 らしなので 何 とも 言 えない 33

36 < 重 要 と 思 われる 方 策 について> 今 後 重 要 と 思 われる 方 策 をたずねたところ 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 で 上 位 のものは 健 康 づくりや 介 護 予 防 介 護 サービス 施 設 等 の 量 的 充 実 介 護 サービスの 質 の 向 上 地 域 で 支 え 合 う 体 制 の 充 実 の 順 となっています 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 では 介 護 サービスの 質 の 向 上 介 護 サービス 施 設 等 の 量 的 充 実 健 康 づくりや 介 護 予 防 の 順 となっています 高 齢 者 一 般 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) サンプル 数 :719 健 康 づくりや 介 護 予 防 (33 人 ) 高 齢 者 の 活 躍 の 場 の 確 保 ( 活 躍 の 場 への 誘 導 )(112 人 ) 地 域 で 支 え 合 う 体 制 の 充 実 (19 人 ) 介 護 サービスの 質 の 向 上 (191 人 ) 介 護 サービス 施 設 等 の 量 的 充 実 (194 人 ) 住 宅 や 交 通 等 の 住 環 境 の 充 実 (8 人 ) 地 域 医 療 の 充 実 (184 人 ) 災 害 時 の 援 護 体 制 の 整 備 (12 人 ) 交 通 安 全 の 確 保 (55 人 ) 犯 罪 被 害 の 防 止 (37 人 ) 高 齢 者 虐 待 の 防 止 (24 人 ) 認 知 症 高 齢 者 施 策 の 推 進 (94 人 ) 不 明 無 回 答 (87 人 ) 単 位 :% 要 支 援 要 介 護 認 定 者 対 象 調 査 ( 単 純 集 計 ) サンプル 数 :246 単 位 :% 健 康 づくりや 介 護 予 防 (86 人 ) 35. 高 齢 者 の 活 躍 の 場 の 確 保 ( 活 躍 の 場 への 誘 導 )(19 人 ) 7.7 地 域 で 支 え 合 う 体 制 の 充 実 (36 人 ) 14.6 介 護 サービスの 質 の 向 上 (98 人 ) 介 護 サービス 施 設 等 の 量 的 充 実 (87 人 ) 住 宅 や 交 通 等 の 住 環 境 の 充 実 (11 人 ) 4.5 地 域 医 療 の 充 実 (5 人 ) 災 害 時 の 援 護 体 制 の 整 備 (33 人 ) 交 通 安 全 の 確 保 (15 人 ) 犯 罪 被 害 の 防 止 (5 人 ) 高 齢 者 虐 待 の 防 止 (7 人 ) 認 知 症 高 齢 者 施 策 の 推 進 (59 人 ) 不 明 無 回 答 (49 人 )

37 6. 調 査 結 果 等 から 見 える 現 状 ア ン ケ ート 調 査 事 業 所 ヒ ア リ ン グ そ の 他 ( 統 計 等 ) 家 族 や 生 活 の 状 況 について 要 介 護 認 定 者 のうち 半 数 が 何 らかの 介 護 を 受 けている 要 介 護 認 定 者 で 介 護 が 必 要 となった 原 因 は 高 齢 による 衰 弱 認 知 症 が 多 い 主 に 介 護 をしている 人 の 年 齢 をみると およそ5 割 が 65 歳 以 上 である 老 老 介 護 状 態 介 護 サービスのヘルパーによる 介 護 介 助 が 増 えている 運 動 閉 じこもりについて 外 出 を 控 えている 人 の6 割 が 足 腰 の 痛 みを 理 由 にしており 交 通 手 段 がない を 理 由 とする 回 答 もみられる 社 会 参 加 について 会 グループやその 他 の 活 動 をしていない 人 が 多 い 参 加 しているものの 中 では 町 内 会 自 治 会 が 約 3 割 を 超 えて 高 い 身 近 なところでの 活 動 参 加 が 多 い 健 康 状 態 について 生 活 のなかでの 悩 み 心 配 ごととして 自 分 や 配 偶 者 の 健 康 のことが 多 い 要 介 護 認 定 者 の5 割 弱 の 人 が 生 きがいがない と 回 答 している 高 齢 期 の 生 活 スタイルをどう 考 えていくか 介 護 サービスについて およそ3 割 の 人 が 通 所 介 護 を 利 用 しており 他 のサービスと 比 較 して 多 く 利 用 されている 介 護 サービス 利 用 の 効 果 について 3 割 強 の 人 が 精 神 的 に 楽 になった と 回 答 している およそ4 割 の 人 が できる 限 り 現 在 の 住 まいや 地 域 に 住 み 続 けたい と 回 答 している 介 護 サービスの 利 用 について これまでと 同 程 度 の 介 護 サービスを 利 用 したい が 半 数 となっている 高 齢 化 が 進 行 していくなか 重 要 と 思 われる 方 策 として およそ4 割 が 健 康 づくりや 介 護 予 防 と 回 答 している 8 割 弱 の 人 が 介 護 予 防 の 取 組 みを 推 進 することは 大 切 だと 回 答 している 介 護 予 防 事 業 について 5 割 の 人 が 聞 いたことはあるが 内 容 はよくわからない と 回 答 している 運 営 における 問 題 点 について 事 業 所 の 人 材 確 保 が 難 しい 介 護 報 酬 が 低 い 必 要 だと 思 われる 行 政 の 支 援 介 護 保 険 制 度 や 琴 平 町 の 高 齢 者 保 健 福 祉 施 策 に 関 する 情 報 提 供 処 遇 困 難 者 への 対 応 またはその 支 援 利 用 者 からの 苦 情 とその 対 応 について 直 近 一 年 間 では 苦 情 を 受 けていない 事 業 所 が 多 い 苦 情 は 事 業 所 内 で 対 応 しているところが 多 いが 関 係 機 関 との 連 携 も 見 られる 関 係 機 関 等 との 連 携 概 ね 連 携 はとれているが ボランティア NPOとの 連 携 があまりとれていない 地 域 包 括 支 援 センターとの 連 携 介 護 予 防 事 業 において 連 携 している 事 業 所 が 多 い 医 療 機 関 との 連 携 について 利 用 者 の 健 康 管 理 や 処 置 についての 助 言 を 受 けている 例 が 多 い 地 域 との 連 携 を 推 進 するうえでの 課 題 防 災 対 策 における 密 な 連 携 をとる 地 域 行 事 に 参 加 する 機 会 を 設 ける 人 口 について 総 人 口 が 減 少 しており マンパワーや 地 域 の 支 え 合 いの 機 能 が 低 下 している 琴 平 町 の 高 齢 化 の 進 行 は 国 や 県 と 比 較 してはやくなっている 世 帯 について 1 世 帯 あたりの 人 口 が 減 少 しており 家 庭 の 機 能 が 弱 体 化 している 一 般 世 帯 数 が 減 少 傾 向 である 一 方 高 齢 者 世 帯 が 増 加 している 全 国 平 均 県 平 均 に 比 べて 単 身 世 帯 高 齢 夫 婦 世 帯 の 割 合 が 高 い 健 康 について 標 準 化 死 亡 比 は 自 殺 心 疾 患 ( 高 血 圧 性 を 除 く) 肺 炎 が 男 女 ともに 国 県 の 値 を 上 回 っている 基 本 チェックリスト 中 生 活 機 能 低 下 に 関 する 設 問 結 果 で 認 知 機 能 低 下 とうつ 傾 向 にある 人 が 多 い 平 均 寿 命 健 康 寿 命 ともに 香 川 県 の 平 均 より 長 い 就 業 について 琴 平 町 における 65 歳 以 上 の 就 業 者 は 全 国 や 県 と 比 較 して 多 い( 高 齢 者 のおよそ4 人 に1 人 が 就 業 ) 総 人 口 の 減 少 急 速 な 高 齢 化 の 進 行 単 身 世 帯 高 齢 者 世 帯 の 増 加 1 世 帯 あたりの 人 口 減 少 による 家 庭 機 能 の 弱 体 化 老 老 介 護 健 康 に 関 する 認 識 不 足 により 自 己 管 理 が 十 分 できない 家 族 や 近 隣 との 交 流 が 少 な く 孤 立 感 がある 孤 独 感 を 感 じて こころ 豊 かに 過 ごせていない 外 出 するための 移 動 手 段 がない 等 35

38 第 3 章 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 1. 基 本 理 念 今 回 の 計 画 策 定 においては 団 塊 の 世 代 のすべてが 75 歳 以 上 となる 225 年 ( 平 成 37 年 ) を 見 据 え 医 療 介 護 予 防 住 まい 生 活 支 援 が 一 体 的 に 提 供 される 地 域 包 括 ケアシステ ム 構 築 のための 方 向 性 を 示 し いつまでも 住 み 慣 れた 地 域 で 自 立 して 暮 らし 続 けるための 取 り 組 みが 必 要 となっています また これまで 本 町 では 高 齢 者 をはじめ すべての 住 民 が 住 み 慣 れた 地 域 で 健 康 を 保 持 し 安 心 して 生 涯 を 送 ることができるよう 施 策 を 推 進 してきました 今 後 も 本 町 におい ては 人 口 減 少 と 高 齢 化 が 進 行 するなかで 高 齢 者 とそれを 支 える 家 族 や 地 域 住 民 すべてが 明 るく 活 力 に 満 ち 健 やかに 暮 らせるための 施 策 のさらなる 推 進 が 求 められています そこで これまでの 計 画 で 掲 げてきた 健 やかでいきいきとした 長 寿 社 会 の 確 立 をさら に 推 進 するなかで 地 域 包 括 ケアシステムの 実 現 をめざすこととし 引 き 続 き 本 計 画 の 基 本 理 念 を 以 下 のとおりとします 健 やかでいきいきとした 長 寿 社 会 の 確 立 36

39 2. 計 画 の 基 本 目 標 高 齢 化 や 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 等 さまざまな 課 題 がみえてくるなかで 基 本 理 念 を 実 現 する ための 基 本 目 標 として 以 下 の3 項 目 を 設 定 します 1 心 身 ともに 健 やかに 暮 らせるまちづくり 高 齢 者 が 長 く 健 康 寿 命 を 維 持 し 地 域 での 継 続 した 自 立 生 活 の 確 保 や 要 介 護 状 態 の 悪 化 の 防 止 のために 介 護 予 防 の 取 り 組 みを 一 層 強 化 していく 必 要 があります また 高 齢 期 前 からの 健 康 管 理 意 識 の 高 揚 や 生 活 習 慣 病 予 防 対 策 等 生 涯 を 通 じた 健 康 づくり 施 策 を 推 進 します また 認 知 症 の 症 状 がある もしくは 疑 われる 高 齢 者 の 早 期 発 見 早 期 対 応 や 認 知 症 に ついての 正 しい 知 識 の 周 知 ケアをする 家 族 を 支 える 体 制 づくりに 努 めます 2 地 域 ぐるみで 支 え 合 うまちづくり 高 齢 者 が 生 涯 を 通 じて 住 み 慣 れた 地 域 の 中 で 暮 らし 続 けていくために 保 健 医 療 福 祉 に 関 わる 機 関 との 連 携 を 強 化 しながら 地 域 包 括 ケアシステムを 構 築 できるように 努 めていきます また 地 域 包 括 ケアシステムを 構 築 する 上 で 地 域 包 括 支 援 センターは 重 要 な 役 割 を 担 うこととなるため 機 能 強 化 を 図 っていきます さらに 高 齢 者 が 社 会 の 重 要 な 一 員 として 生 きがいを 持 って 暮 らしていくことができる よう 就 労 支 援 や 生 涯 学 習 の 充 実 交 流 の 機 会 拡 充 等 積 極 的 に 地 域 社 会 に 参 加 できる 環 境 づくりを 推 進 します 3 安 全 で 安 心 して 暮 らせるまちづくり 台 風 や 震 災 等 緊 急 時 に 安 全 に 避 難 するための 取 り 組 みについて 周 知 したり 高 齢 者 を 狙 った 犯 罪 の 防 止 の 啓 発 や 高 齢 者 が 安 全 に 外 出 できるように 交 通 安 全 の 意 識 の 醸 成 を 図 るなど 安 心 して 暮 らせるまちづくりを 進 めていきます また 加 齢 や 認 知 症 による 判 断 能 力 の 低 下 を 理 由 として 高 齢 者 が 基 本 的 人 権 や 社 会 的 権 利 を 侵 害 されることがないよう 高 齢 者 の 尊 厳 を 守 り 犯 罪 等 の 被 害 から 守 る 取 り 組 みを 推 進 します さらに 道 路 や 住 宅 公 共 施 設 等 のバリアフリー 化 の 推 進 によって 高 齢 者 を 含 めたす べての 住 民 が 地 域 の 中 で 安 心 して 自 立 した 生 活 を 継 続 できるような 環 境 の 整 備 を 図 りま す 37

40 3. 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けて 本 町 におけるこれまでの 取 り 組 みを 踏 まえながら 225 年 ( 平 成 37 年 )を 見 据 えて 琴 平 町 らしい 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 取 り 組 むことが 求 められる 中 必 要 に 応 じて 医 療 や 介 護 等 のサービスを 使 い できる 限 り 住 み 慣 れた 地 域 で 自 分 らしい 暮 らしを 人 生 の 最 期 ま で 続 けることができるような 体 制 づくりが 必 要 です そのためには 高 齢 者 の 施 設 から 地 域 生 活 への 移 行 や 住 み 慣 れた 地 域 での 安 心 した 暮 ら しに 向 けて 在 宅 医 療 と 介 護 の 連 携 が 不 可 欠 です 今 後 は 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けて 医 療 介 護 予 防 住 まい 生 活 支 援 を 総 合 的 に 提 供 していくとともに 特 に 在 宅 療 養 に 向 けて 地 域 医 療 の 推 進 を 軸 に 介 護 福 祉 の 切 れ 目 のないサービス 提 供 の 体 制 づくりを 推 進 します また 本 計 画 の 基 本 理 念 基 本 目 標 はこうした 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 け 施 策 を 展 開 するものとします 地 域 包 括 ケアシステムの 姿 ( 平 成 25 年 3 月 地 域 包 括 ケア 研 究 会 報 告 書 の 図 を 改 良 ) 医 療 在 宅 医 療 介 護 の 連 携 介 護 在 宅 医 療 連 携 通 院 入 院 通 所 入 所 かかりつけ 医 訪 問 地 域 包 括 支 援 センター ケアマネジャー 生 きがい 社 会 参 加 社 会 福 祉 協 議 会 住 まい 自 治 会 ボランティア NPO など 地 域 包 括 ケアシステ ムは おおむね 3 分 以 内 に 必 要 なサービ スが 提 供 される 日 常 生 活 圏 域 を 単 位 とし て 想 定 相 談 業 務 やサービス のコーディネートを 行 います 生 活 支 援 介 護 予 防 38

41 4. 圏 域 の 考 え 方 日 常 生 活 圏 域 は それぞれの 市 町 村 において 小 学 校 区 中 学 校 区 旧 行 政 区 等 の 圏 域 や 市 町 村 の 面 積 人 口 地 域 の 特 性 等 を 踏 まえて 設 定 することになっており 第 3 期 計 画 から 設 定 しています 本 町 においては 第 3 期 第 4 期 第 5 期 計 画 の 設 定 を 引 き 継 ぎ 町 内 全 域 を1つの 日 常 生 活 圏 域 としていきます また 地 域 包 括 支 援 センターの 実 施 地 域 についても 琴 平 町 全 域 としていきます 39

42 5. 施 策 の 体 系 基 本 理 念 基 本 目 標 施 策 健 や かで 心 身 ともに まちづくり (1) 介 護 予 防 の 取 り 組 みの 推 進 (2) 健 康 づくりの 推 進 (3) 認 知 症 高 齢 者 を 支 える 体 制 の 整 備 い きい き とし た 長 寿 社 会 の 確 立 地 域 ぐるみで 支 え 合 う まちづくり 安 全 で まちづくり (1) 地 域 包 括 支 援 センターの 機 能 強 化 (2) 支 え 合 い 活 動 の 推 進 (3) 高 齢 者 の 生 きがいづくりの 推 進 (1) 防 災 防 犯 交 通 安 全 対 策 の 取 り 組 みの 推 進 (2) 高 齢 者 の 権 利 擁 護 の 推 進 (3) 快 適 な 生 活 環 境 の 整 備 4

43 第 4 章 計 画 に 向 けた 取 り 組 み 1. 心 身 ともに 健 やかに 暮 らせるまちづくり (1) 介 護 予 防 の 取 り 組 みの 推 進 現 状 課 題 介 護 予 防 の 推 進 にあたっては 心 身 機 能 改 善 のための 機 能 訓 練 だけでなく 健 康 寿 命 を 延 ば すという 観 点 により 社 会 参 加 健 康 づくり 等 と 関 連 付 けて 考 えていく 必 要 があります また 高 齢 者 が 要 介 護 状 態 にならずに 健 康 を 維 持 できるようなサービスを 提 供 できる 体 制 を 整 えることが 重 要 です これまで 本 町 では 地 域 の 高 齢 者 が 要 支 援 または 要 介 護 状 態 となることを 予 防 し 活 動 的 で 生 きがいのある 生 活 を 送 ることができるよう 介 護 予 防 に 関 するパンフレット 等 の 配 布 を 行 うとともに ホームページ 広 報 を 活 用 し 介 護 予 防 の 知 識 情 報 の 普 及 啓 発 を 行 ってき ました また 要 支 援 1 2の 認 定 者 に 対 しては 地 域 包 括 支 援 センターと 連 携 し できる 限 り 要 介 護 状 態 にならないように 自 立 支 援 と 目 標 指 向 型 のサービス 提 供 を 推 進 しながら 介 護 予 防 ケアマネジメントを 実 施 してきました 今 後 の 方 向 性 介 護 予 防 は 心 身 機 能 の 改 善 と 同 時 に 地 域 の 社 会 活 動 への 参 加 促 進 を 図 ることが 重 要 で す 地 域 で 介 護 予 防 に 取 り 組 める 体 制 づくりを 進 め 要 介 護 状 態 となることを 防 ぐとともに 要 支 援 の 状 態 であれば 現 状 の 維 持 と 改 善 を 図 るための 支 援 に 努 めます また 介 護 保 険 制 度 の 改 正 で 平 成 29 年 4 月 までに 予 防 給 付 のうち 介 護 予 防 訪 問 介 護 及 び 介 護 予 防 通 所 介 護 が 地 域 支 援 事 業 へ 移 行 することになります 要 支 援 者 等 の 要 望 に 対 応 す るため 介 護 予 防 訪 問 介 護 等 のサービスに 加 えて 総 合 事 業 の 対 象 としての 支 援 内 容 を 検 討 していきます 1 介 護 予 防 の 普 及 啓 発 広 報 及 びパンフレット 等 で 介 護 予 防 の 重 要 性 や 方 法 についての 普 及 啓 発 を 行 います ま た 地 域 包 括 支 援 センターにおいて 介 護 予 防 事 業 の 実 施 や 介 護 予 防 講 演 会 等 を 行 うことに より 自 身 の 持 てる 力 を 維 持 向 上 できるような 支 援 を 継 続 し 効 果 的 な 介 護 予 防 の 推 進 に 努 めます 41

44 2 地 域 支 援 事 業 による 介 護 予 防 の 推 進 介 護 サービスを 必 要 とする 前 の 段 階 から 介 護 予 防 に 取 り 組 み 自 立 生 活 能 力 を 維 持 向 上 す るため 効 果 的 な 介 護 予 防 を 推 進 するとともに 地 域 における 包 括 的 継 続 的 なマネジメン ト 機 能 の 強 化 を 目 指 し 地 域 支 援 事 業 を 実 施 します 介 護 予 防 訪 問 介 護 及 び 介 護 予 防 通 所 介 護 が 新 たな 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 へ 移 行 する 準 備 として 専 門 的 なサービスに 加 え 元 気 な 高 齢 者 を 含 む 地 域 住 民 やNPO 等 多 様 な 主 体 による 新 たなサービスの 提 供 について 関 係 機 関 と 協 議 し 要 支 援 者 等 軽 度 の 高 齢 者 に 必 要 なサービス 及 びその 提 供 体 制 の 整 備 を 図 ります 3 在 宅 高 齢 者 介 護 予 防 生 活 支 援 事 業 の 推 進 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 自 宅 で 暮 らしていくために 必 要 な 洗 濯 や 買 物 等 の 支 援 や 栄 養 バランス の 取 れた 食 事 の 宅 配 緊 急 通 報 用 の 装 置 の 貸 与 や 給 付 により 一 人 暮 らし 高 齢 者 等 高 齢 者 の 暮 らしを 支 援 します 42

45 (2) 健 康 づくりの 推 進 現 状 課 題 本 町 においては 多 数 の 高 齢 者 が 健 康 に 不 安 を 抱 えています そこで 住 民 の 健 康 づくりを 促 進 していくため 効 果 的 な 情 報 提 供 健 康 づくり 支 援 のた めの 場 や 機 会 の 提 供 等 を 推 進 していくことが 重 要 となっています そのためには 高 齢 者 の 食 育 の 推 進 口 腔 機 能 の 維 持 生 活 習 慣 病 ( 糖 尿 病 等 )の 予 防 各 種 検 ( 健 ) 診 の 受 診 率 向 上 等 について 取 り 組 みを 強 化 する 必 要 があります また 住 民 が 自 身 の 健 康 について 気 軽 に 相 談 でき 疾 病 の 初 期 段 階 で 適 切 な 処 置 が 行 われ るよう かかりつけ 医 の 存 在 が 重 要 となっています 今 後 の 方 向 性 高 齢 者 の 健 康 づくりを 支 援 するために 高 齢 者 が 積 極 的 に 健 康 づくりに 取 り 組 めるよう 啓 発 活 動 や 健 康 づくりの 場 や 機 会 の 提 供 を 行 い 各 種 検 ( 健 ) 診 を 通 じて 生 活 習 慣 病 の 予 防 早 期 発 見 と 適 切 な 健 康 管 理 ができる 体 制 づくりに 努 めます さらに かかりつけ 医 の 普 及 啓 発 にも 努 め 要 介 護 状 態 の 軽 減 を 図 り 健 康 寿 命 の 延 伸 を 進 めていきます 1 健 康 づくりの 普 及 啓 発 住 民 の 疾 病 予 防 と 健 康 の 維 持 増 進 を 図 るために 自 らの 健 康 に 対 する 健 康 管 理 意 識 を 高 めるとともに 家 庭 における 健 康 的 な 生 活 を 維 持 できるよう 広 報 やパンフレットを 用 いて 情 報 提 供 や 啓 発 活 動 を 行 い 健 康 づくりのための 講 演 会 や 各 種 講 座 等 を 開 催 し 健 康 づくり に 関 する 正 しい 知 識 の 普 及 を 図 ります 2かかりつけ 医 の 普 及 自 分 の 健 康 は 自 分 で 守 る ためにも 自 らの 健 康 について 予 防 も 含 めて 普 段 から 気 軽 に 何 でも 相 談 でき 普 段 の 健 康 状 態 をよく 理 解 してくれているかかりつけ 医 や かかりつけ 薬 局 等 をもつよう 啓 発 に 努 めます 3 各 種 検 ( 健 ) 診 の 充 実 生 活 習 慣 病 の 発 症 や 進 行 によって 高 齢 期 に 健 康 を 損 ね 要 支 援 要 介 護 状 態 となってし まうことを 防 ぐために 各 種 検 ( 健 ) 診 の 受 診 勧 奨 を 積 極 的 に 行 うとともに 健 康 に 関 心 を もち 自 らが 健 康 づくりを 実 践 していけるような 意 識 づくりにも 取 り 組 んでいきます 43

46 (3) 認 知 症 高 齢 者 を 支 える 体 制 の 整 備 現 状 課 題 高 齢 化 の 一 層 の 進 展 に 伴 い 認 知 症 高 齢 者 も 増 加 することが 予 測 されます 今 後 は 認 知 症 になった 場 合 に 相 談 窓 口 や 病 院 介 護 サービス 等 の 情 報 が 簡 単 に 収 集 できる 仕 組 みづくりが 望 まれています また 介 護 を 行 う 家 族 の 精 神 的 負 担 を 軽 減 できる 場 等 介 護 をする 家 族 への 負 担 軽 減 も 望 まれています 認 知 症 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 生 活 ができるよう 住 民 の 方 に 認 知 症 に 対 する 正 しい 理 解 を 広 めることが 重 要 であることから 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 を 実 施 していま す 今 後 の 方 向 性 認 知 症 高 齢 者 が 尊 厳 を 保 ちながら 安 心 して 地 域 で 暮 らし 家 族 も 安 心 して 社 会 生 活 を 営 め るよう かかりつけ 医 や 関 係 医 療 機 関 等 と 連 携 することにより 早 期 発 見 早 期 対 応 が 可 能 と なる 取 り 組 みを 推 進 します そのために 高 齢 者 の 状 態 に 応 じた 対 応 ができるよう 認 知 症 ケアパスを 推 進 するとともに 相 談 支 援 体 制 の 強 化 を 図 ります また 認 知 症 予 防 対 策 を 進 めるとともに 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 等 について 効 果 的 な 取 り 組 みを 図 り 認 知 症 についての 正 しい 知 識 の 普 及 に 努 めます 1 認 知 症 の 早 期 対 応 に 向 けた 体 制 づくり 認 知 症 の 方 やその 家 族 が 認 知 症 と 疑 われる 症 状 が 発 生 した 場 合 に いつ どこで どのよ うな 支 援 を 受 けられるか 適 切 なケアの 流 れをまとめた 認 知 症 ケアパスの 普 及 を 推 進 します また 認 知 症 の 早 期 発 見 早 期 対 応 を 図 るため 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チームを 設 置 し 初 期 の 支 援 を 包 括 的 集 中 的 に 行 います さらに 認 知 症 施 策 に 関 わる 関 係 機 関 との 連 携 を 図 るための 支 援 や 認 知 症 の 方 やその 家 族 を 支 援 する 相 談 業 務 を 行 う 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 を 設 置 します 2 認 知 症 予 防 の 取 り 組 み 噛 む 力 や 聴 力 の 低 下 は 脳 の 認 知 機 能 の 低 下 を 招 く 恐 れがあることから 口 腔 ケアや 聴 力 低 下 への 配 慮 など 高 齢 者 の 身 体 機 能 の 変 化 に 対 応 した 認 知 症 予 防 に 努 めます 3 認 知 症 に 対 する 理 解 啓 発 の 推 進 認 知 症 に 対 する 誤 解 や 偏 見 をなくすため 認 知 症 高 齢 者 やその 家 族 が 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 生 活 できるように 講 演 会 の 開 催 やリーフレット ホームページ 等 を 活 用 し 認 知 症 に 関 する 正 しい 知 識 の 普 及 啓 発 に 努 めます 44

47 4 認 知 症 サポーターの 養 成 現 在 町 内 で 実 施 している 地 域 の 団 体 等 に 対 する 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 を 引 き 続 き 推 進 するとともに あらゆる 世 代 の 住 民 に 対 して 養 成 講 座 の 積 極 的 な 受 講 を 促 していきます 5 認 知 症 高 齢 者 の 見 守 り 支 援 体 制 の 強 化 認 知 症 高 齢 者 を 地 域 で 見 守 り 徘 徊 で 行 方 が 分 からなくなった 際 に 安 全 に 保 護 するため 関 係 機 関 と 連 携 しネットワークを 充 実 していくことで 徘 徊 高 齢 者 の 早 期 発 見 安 全 確 保 に 努 めます 6 認 知 症 高 齢 者 の 家 族 介 護 者 への 支 援 認 知 症 高 齢 者 の 家 族 介 護 者 が 抱 える 介 護 負 担 感 の 軽 減 を 図 るため 家 族 同 士 の 情 報 共 有 の 場 として 介 護 者 サロン 等 家 族 の 集 まれる 場 所 の 確 保 について 検 討 していきます 45

48 2. 地 域 ぐるみで 支 え 合 うまちづくり (1) 地 域 包 括 支 援 センターの 機 能 強 化 現 状 課 題 本 町 では 地 域 包 括 支 援 センターの 保 健 師 社 会 福 祉 士 主 任 ケアマネジャー 等 が 中 心 と なって 地 域 の 保 健 医 療 福 祉 等 の 相 談 支 援 を 行 っています 近 年 では 高 齢 化 の 進 行 家 庭 機 能 の 弱 体 化 等 に 伴 い 相 談 件 数 が 増 加 してきています また 今 回 の 介 護 保 険 制 度 改 正 では 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けた 地 域 支 援 事 業 の 拡 充 が 図 られることとなりました 具 体 的 には 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 推 進 認 知 症 施 策 の 推 進 地 域 ケア 会 議 の 推 進 生 活 支 援 サービスの 体 制 整 備 という 事 業 が 新 たに 位 置 づけられ 地 域 包 括 支 援 センターに 求 められる 役 割 はますます 重 要 となっています 今 後 の 方 向 性 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 暮 らし 続 けることができるよう 地 域 包 括 支 援 センターが 中 心 となり 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けて 関 係 機 関 と 相 互 連 携 を 強 化 しながら 取 り 組 ん でいきます 1 適 切 な 人 員 確 保 高 齢 化 の 進 行 家 庭 機 能 の 弱 体 化 等 に 伴 い 相 談 件 数 が 増 加 し また 多 様 かつ 複 雑 な 事 情 を 抱 え 支 援 が 困 難 な 事 例 が 顕 在 化 してきており こうした 事 例 に 対 応 していけるよう 適 切 な 人 員 体 制 の 確 保 資 質 向 上 に 努 めます 2 地 域 包 括 支 援 センターの 周 知 地 域 包 括 支 援 センターを 知 らないという 高 齢 者 の 声 に 対 応 するため 多 くの 住 民 に 知 って もらえるよう 地 域 包 括 支 援 センターの 場 所 や 支 援 内 容 等 基 本 的 な 情 報 をあらゆる 機 会 を 捉 えてPRしていきます また 地 域 包 括 支 援 センターや 庁 内 からだけでなく さまざまな 関 係 組 織 団 体 からも 積 極 的 に 情 報 の 提 供 に 努 めてもらえるよう 協 力 を 要 請 します 46

49 (2) 支 え 合 い 活 動 の 推 進 現 状 課 題 一 人 暮 らし 高 齢 者 や 高 齢 者 のみの 世 帯 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 により 見 守 りや 配 食 等 の 生 活 支 援 サービスの 充 実 が 求 められています 本 町 では 民 生 委 員 が 一 人 暮 らし 高 齢 者 等 の 実 態 調 査 を 毎 年 行 い 見 守 りが 必 要 な 方 の 把 握 に 努 めています また 自 治 会 をはじめ 民 生 委 員 児 童 委 員 福 祉 委 員 老 人 クラブ 婦 人 会 等 各 種 団 体 が 声 かけ 見 守 り 活 動 を 実 施 しています 今 後 の 方 向 性 行 政 によるサービス 提 供 のみならず 元 気 な 高 齢 者 をはじめ 住 民 が 担 い 手 として 参 加 す る 住 民 主 体 の 活 動 やNPO 民 間 企 業 協 同 組 合 の 多 様 な 主 体 による 多 様 なサービスが 地 域 で 提 供 される 体 制 整 備 を 推 進 していきます 1 支 え 合 い 活 動 の 支 援 核 家 族 化 やニーズの 多 様 化 等 により 地 域 の 絆 が 薄 れている 現 状 の 中 閉 じこもり 防 止 や 仲 間 づくりのために 琴 平 町 社 会 福 祉 協 議 会 が 実 施 しているサロン 活 動 等 の 地 域 支 え 合 い 活 動 は 重 要 であることから 社 会 福 祉 協 議 会 と 連 携 し 地 域 の 団 体 等 が 主 導 で 立 ち 上 げられる よう 支 援 に 努 めます 2 声 かけ 見 守 り 体 制 の 充 実 一 人 暮 らし 高 齢 者 等 普 段 から 高 齢 者 の 異 変 を 早 期 に 発 見 するためにも 地 域 全 体 で 見 守 り を 進 めることが 必 要 であるため 今 後 も 声 かけ 見 守 り 活 動 を 推 進 していきます 3 地 域 人 材 の 発 掘 育 成 元 気 な 高 齢 者 自 らが 担 い 手 として 地 域 社 会 で 活 躍 貢 献 できる 環 境 づくりに 努 めるととも に 地 域 での 人 材 の 発 掘 育 成 に 琴 平 町 社 会 福 祉 協 議 会 と 連 携 し 取 り 組 みます 47

50 (3) 高 齢 者 の 生 きがいづくりの 推 進 現 状 課 題 自 己 の 教 養 を 高 めるための 講 座 等 への 参 加 は 高 齢 者 自 身 の 知 識 や 意 識 のさらなる 向 上 に とどまらず 新 たな 人 とのつながりづくりや 外 出 の 機 会 の 拡 大 など 社 会 参 加 を 促 進 する 生 きがいづくり 活 動 の 機 会 でもあります 近 年 では 家 族 や 近 隣 との 交 流 が 少 なく 孤 立 感 がある 高 齢 者 も 増 えています 高 齢 者 が 元 気 に 生 涯 を 送 るためには 生 きがいを 持 って 暮 らすとともに 社 会 との 関 わり を 持 ち 続 けることが 大 切 です 今 後 の 方 向 性 高 齢 者 の 社 会 参 加 や 生 きがいづくりの 推 進 のため 高 齢 者 の 交 流 の 場 や 機 会 の 拡 充 を 図 る 等 継 続 的 に 支 援 を 行 います また 高 齢 者 の 雇 用 拡 大 に 対 する 支 援 も 継 続 して 行 います 1 就 労 機 会 の 確 保 高 齢 者 の 豊 かな 経 験 や 知 識 技 術 を 生 かす 活 動 の 場 を 作 ることは 生 きがいづくりや 健 康 づ くりにおいて 重 要 になります 高 齢 者 の 就 労 支 援 施 策 として 公 益 社 団 法 人 仲 善 広 域 シルバ ー 人 材 センターへの 運 営 補 助 を 実 施 し 同 センターの 自 主 活 動 の 拡 大 を 促 進 します また 同 センターの 取 り 組 み 内 容 や 入 会 説 明 会 等 について 広 報 ホームページ チラシ で 広 く PR することにより 会 員 数 の 拡 大 の 支 援 を 行 います 2 高 齢 者 スポーツ 文 化 活 動 の 充 実 スポーツ レクリエーションによって 体 力 の 増 進 やストレスの 解 消 を 図 ったり 顔 見 知 り を 増 やすことができるように 関 係 団 体 と 連 携 を 図 り 体 力 や 体 の 状 態 に 合 わせてできる 高 齢 者 スポーツの 普 及 に 努 めます また 趣 味 等 の 講 座 や 各 種 サークル 活 動 で 創 作 した 作 品 を 発 表 する 機 会 を 設 ける 等 文 化 活 動 を 支 援 します 3 生 涯 学 習 の 推 進 高 齢 者 の 交 流 の 輪 を 広 げるとともに いきいきとした 生 活 を 送 れるよう 健 康 や 生 きがいづ くりの 活 動 を 支 援 します また 元 気 高 齢 者 が 自 らの 知 識 技 能 経 験 等 を 活 かして 社 会 参 加 をする 機 会 を 設 けるなど 地 域 での 活 動 を 支 援 します 48

51 4 老 人 クラブ 活 動 の 促 進 高 齢 者 の 社 会 活 動 への 参 加 を 促 進 するため 仲 間 づくりや 健 康 づくり 清 掃 活 動 等 の 奉 仕 活 動 や 子 どもの 見 守 り 等 さまざまなボランティア 活 動 を 行 っており 今 後 も 地 域 の 担 い 手 と なりうる 老 人 クラブ 活 動 の 支 援 を 推 進 します 49

52 3. 安 全 で 安 心 して 暮 らせるまちづくり (1) 防 災 防 犯 交 通 安 全 対 策 の 取 り 組 みの 推 進 現 状 課 題 近 年 災 害 被 害 や 高 齢 者 を 対 象 にした 振 り 込 め 詐 欺 悪 質 な 訪 問 販 売 等 の 犯 罪 被 害 が 増 加 しており 本 町 でも 今 後 一 人 暮 らし 高 齢 者 や 高 齢 者 のみの 世 帯 が 増 加 していくことが 予 想 されることから 高 齢 者 の 安 全 安 心 の 確 保 が 重 要 な 課 題 となっています 交 通 安 全 についても 高 齢 者 の 交 通 事 故 が 多 い 香 川 県 では 高 齢 者 に 対 する 交 通 安 全 の 意 識 向 上 が 求 められています こうした 中 で 安 心 安 全 に 暮 らしていくためには 災 害 発 生 時 の 対 応 犯 罪 被 害 の 未 然 防 止 のための 対 策 交 通 安 全 の 意 識 の 向 上 など 高 齢 者 の 安 全 な 暮 らしを 支 えるための 取 り 組 み を 推 進 していく 必 要 があります 今 後 の 方 向 性 地 域 住 民 との 連 携 により 防 災 防 犯 に 関 する 取 り 組 みをより 一 層 推 進 するとともに 交 通 安 全 対 策 等 の 充 実 を 図 ります 1 防 災 対 策 の 推 進 災 害 時 に 高 齢 者 の 安 全 を 確 保 するため 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 の 登 録 を 促 進 し 自 治 会 民 生 委 員 福 祉 委 員 社 会 福 祉 協 議 会 等 の 協 力 を 得 て 安 否 確 認 や 避 難 誘 導 等 ができる よう 体 制 の 整 備 に 努 めます 2 防 犯 対 策 の 推 進 高 齢 者 が 犯 罪 に 巻 き 込 まれることがないよう 警 察 署 等 関 係 機 関 と 連 携 し 地 域 における 防 犯 対 策 を 促 進 していきます また 悪 質 な 詐 欺 等 の 消 費 者 被 害 を 未 然 に 防 ぐため 婦 人 会 等 住 民 の 暮 らしにより 密 着 した 団 体 による 見 守 りを 支 援 するとともに 消 費 者 被 害 防 止 につい ての 啓 発 相 談 窓 口 の 体 制 整 備 を 推 進 していきます 3 交 通 安 全 対 策 の 推 進 高 齢 者 が 被 害 者 または 加 害 者 となる 交 通 事 故 を 防 止 するため 交 通 安 全 教 室 の 開 催 交 通 安 全 意 識 向 上 のための 啓 発 活 動 を 警 察 署 等 関 係 機 関 と 連 携 し 推 進 していきます 5

53 (2) 高 齢 者 の 権 利 擁 護 の 推 進 現 状 課 題 本 町 では 地 域 包 括 支 援 センターが 高 齢 者 虐 待 成 年 後 見 制 度 や 権 利 擁 護 に 関 する 対 応 の 中 核 的 機 能 を 担 っており 社 会 福 祉 協 議 会 等 関 係 機 関 と 連 携 しながら 事 例 解 決 に 向 けた 取 り 組 みの 推 進 に 努 めています 今 後 高 齢 者 虐 待 を 発 生 させない 地 域 づくりや 成 年 後 見 制 度 のさらなる 普 及 促 進 が 必 要 となります 今 後 の 方 向 性 今 後 も 関 係 機 関 と 連 携 しながら 高 齢 者 虐 待 の 早 期 発 見 迅 速 な 対 応 を 図 ります また 成 年 後 見 制 度 についても 適 切 な 相 談 や 指 導 助 言 を 行 い 制 度 の 利 用 促 進 のための 情 報 周 知 に 努 めます 1 高 齢 者 虐 待 の 防 止 高 齢 者 虐 待 に 関 する 正 しい 知 識 や 理 解 を 図 るため 住 民 や 関 係 機 関 を 対 象 とした 説 明 会 の 実 施 や 広 報 パンフレット ホームページを 活 用 し 啓 発 活 動 を 行 います また 早 期 発 見 迅 速 な 対 応 を 進 めるため 通 報 相 談 窓 口 の 周 知 と 関 係 機 関 との 連 携 強 化 に 努 めます 2 成 年 後 見 制 度 の 利 用 の 促 進 地 域 包 括 支 援 センターにおいて 成 年 後 見 制 度 の 普 及 啓 発 を 行 うとともに 成 年 後 見 を 必 要 とする 人 が 適 切 に 制 度 を 利 用 できるよう 相 談 窓 口 となるほか 必 要 に 応 じて 関 係 機 関 と 連 携 し 申 立 てにつなげるための 支 援 を 行 います 51

54 (3) 快 適 な 生 活 環 境 の 整 備 現 状 課 題 一 人 暮 らし 高 齢 者 や 高 齢 者 のみの 世 帯 が 増 加 する 中 で 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 でいつま でも 安 心 して 暮 らしていくために 心 身 機 能 の 変 化 に 対 応 した 自 宅 の 住 宅 改 修 や 高 齢 者 が 外 出 できる 移 動 手 段 の 確 保 が 重 要 となります また 高 齢 者 を 含 めたすべての 人 が 安 全 で 快 適 な 地 域 生 活 環 境 をつくり 出 せるように 公 共 施 設 や 道 路 整 備 等 が 必 要 です 今 後 の 方 向 性 適 切 な 住 宅 改 修 や 多 くの 人 が 利 用 する 公 共 施 設 や 道 路 等 のバリアフリー 化 や 高 齢 者 の 外 出 支 援 のための 移 動 手 段 の 確 保 に 努 めます 1 適 切 な 住 宅 改 修 の 促 進 居 住 する 高 齢 者 に 合 った 適 切 な 住 宅 改 修 事 業 が 実 施 されるように 事 業 者 等 に 指 導 助 言 を 継 続 して 行 い 当 該 事 業 の 利 用 促 進 に 努 めます 2 公 共 機 関 や 道 路 のバリアフリー 化 高 齢 者 等 が 安 全 かつ 安 心 して 気 軽 に 利 用 できるような 公 共 施 設 の 整 備 や 安 全 かつ 快 適 に 移 動 できるための 道 路 整 備 等 を 関 係 機 関 と 連 携 して 推 進 していきます 3 移 動 手 段 の 確 保 支 援 高 齢 者 の 外 出 支 援 と 社 会 参 加 を 促 進 するために 移 動 手 段 の 確 保 について 関 係 機 関 と 連 携 し 検 討 していきます 52

55 4 介 護 給 付 対 象 外 サービスの 実 施 介 護 給 付 対 象 外 サービスにおいて 高 齢 者 福 祉 サービスの 整 備 及 び 利 用 支 援 を 進 めていき ます 介 護 給 付 対 象 外 サービスの 見 込 み 養 護 老 人 ホーム 7 人 7 人 7 人 A 型 人 人 人 軽 費 老 人 ホーム B 型 人 人 人 ケアハウス 15 人 15 人 15 人 生 活 支 援 ハウス ( 高 齢 者 生 活 福 祉 センター) 人 人 人 老 人 介 護 支 援 センター 1 箇 所 1 箇 所 1 箇 所 老 人 福 祉 センター 1 施 設 1 施 設 1 施 設 53

56 第 5 章 介 護 保 険 事 業 の 充 実 1. 介 護 給 付 など 対 象 サービスの 見 込 量 の 推 計 数 値 については 小 数 点 以 下 が 含 まれているため 合 計 が 合 わない 場 合 があります (1) 第 5 期 介 護 保 険 事 業 の 認 定 者 実 績 第 1 号 被 保 険 者 数 の 実 績 と 計 画 をみると 平 成 24 年 度 及 び 平 成 25 年 度 ともに 実 績 の 方 が 多 くなっています 第 1 号 被 保 険 者 数 ( 平 成 24 年 度 ) 単 位 : 人 実 績 計 画 実 績 - 計 画 第 1 号 被 保 険 者 3,391 3, 歳 ~74 歳 1,477 1, 歳 以 上 1,914 1, 第 1 号 被 保 険 者 数 ( 平 成 25 年 度 ) 単 位 : 人 実 績 計 画 実 績 - 計 画 第 1 号 被 保 険 者 3,459 3, 歳 ~74 歳 1,539 1, 歳 以 上 1,92 1, 認 定 者 数 の 実 績 と 計 画 をみると 平 成 24 年 度 及 び 平 成 25 年 度 ともに 計 画 値 の 方 が 多 くな っています 認 定 者 数 単 位 : 人 平 成 24 年 度 実 績 計 画 実 績 - 計 画 平 成 25 年 度 実 績 計 画 実 績 - 計 画 要 支 援 要 支 援 要 支 援 要 支 援 要 介 護 要 介 護 要 介 護 要 介 護 要 介 護 要 介 護 要 介 護 要 介 護 要 介 護 要 介 護 合 計 合 計