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1 第 3 次 元 気 な 福 井 の 健 康 づくり 応 援 計 画 平 成 25 年 3 月 福 井 県

2 目 次 第 1 章 本 計 画 のポイント ポイント( 趣 旨 基 本 方 針 目 標 ) 1 1 第 3 次 計 画 策 定 の 趣 旨 < 健 康 寿 命 のさらなる 延 伸 を 目 指 して> 2 計 画 の 全 体 目 標 および 基 本 方 針 Ⅰ 子 どもから 高 齢 者 までの 生 涯 を 通 じた 健 康 づくり Ⅱ 生 活 習 慣 病 の 発 症 予 防 と 重 症 化 予 防 Ⅲ 県 民 が 自 ら 取 り 組 む 健 康 づくり Ⅳ さまざまな 関 係 者 と 連 携 した 健 康 づくり 第 2 章 福 井 県 の 現 状 31 1 福 井 県 の 将 来 の 人 口 推 計 2 平 均 寿 命 および 健 康 寿 命 3 疾 病 の 動 向 4 特 定 健 診 結 果 の 動 向 第 3 章 今 後 の 健 康 づくり 対 策 44 1 ふくい 健 幸 美 食 による 食 生 活 の 改 善 2 運 動 3 生 活 習 慣 病 等 の 予 防 (1)たばこ 対 策 (2) 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 の 推 進 (3) 生 活 習 慣 病 の 重 症 化 予 防 (4) 歯 科 保 健 対 策 (5) 子 どもの 目 の 健 康 プロジェクトによる 近 視 予 防 の 推 進 (6)こころの 健 康 4 わがまち 健 康 づくりプロジェクトの 推 進 による 市 町 の 健 康 づくり 支 援 第 4 章 関 係 者 との 連 携 役 割 92 1 県 民 が 自 ら 取 り 組 む 健 康 づくり 2 さまざまな 関 係 者 と 連 携 した 健 康 づくり 3 行 政 の 役 割 コラム 98 参 考 資 料 108 第 1 章 本 計 画 のポイント( 趣 旨 基 本 方 針 目 標 )は 第 3 次 元 気 な 福 井 の 健 康 づく り 応 援 計 画 の 概 要 版 を 兼 ねています

3 第 1 章 本 計 画 のポイント ポイント( 趣 旨 基 本 方 針 目 標 ) 1 第 3 次 計 画 策 定 の 趣 旨 < 健 康 寿 命 のさらなる 延 伸 を 目 指 して> ポイント ( 現 状 と 課 題 ) 第 2 次 計 画 では 要 介 護 度 を 用 いた 健 康 寿 命 ( 男 性 3 位 女 性 4 位 )は 延 伸 し 全 国 トップクラスの 健 康 長 寿 県 脂 肪 エネルギー 比 率 の 増 加 運 動 量 の 減 少 メタボリックシンドローム 該 当 者 の 増 加 など 生 活 習 慣 病 のリスクが 上 昇 し 食 生 活 や 運 動 習 慣 の 改 善 が 課 題 ( 今 後 の 方 針 ) 県 民 が 自 ら 健 康 づくりに 取 り 組 むことにより 若 い 世 代 から 食 生 活 や 運 動 習 慣 の 改 善 を 図 り 健 康 寿 命 のさらなる 延 伸 を 目 指 す 県 は 健 康 づくりの 担 い 手 である 市 町 ごとに 健 康 度 の 分 析 を 行 い 市 町 の 特 徴 に 応 じた 健 康 づくりを 支 援 (1)これまでの 対 策 の 評 価 元 気 な 福 井 の 健 康 づくり 応 援 計 画 は 健 康 増 進 法 ( 平 成 14 年 法 律 第 103 号 )に 基 づき 国 が 定 める 国 民 の 健 康 の 増 進 の 総 合 的 な 推 進 を 図 るための 基 本 的 な 方 針 ( 健 康 日 本 21)を 勘 案 して 県 民 の 健 康 づくりを 推 進 する ために 策 定 するものです 本 県 の 計 画 の 特 徴 は 第 1 次 計 画 が 開 始 する 平 成 16 年 度 から 平 均 寿 命 だけではなく 健 康 寿 命 の 延 伸 を 基 本 的 な 目 標 に 位 置 付 けたことです 全 国 で 健 康 寿 命 の 計 算 方 法 が 統 一 されていなかったことから 県 は 独 自 に 要 介 護 度 のデータを 用 いて 健 康 寿 命 を 算 出 し 評 価 を 行 っています 1 本 県 の 健 康 寿 命 は 平 成 22 年 で 男 性 は 年 ( 全 国 3 位 ) 女 性 は 年 ( 全 国 4 位 )です また 本 県 の 平 均 寿 命 は 平 成 22 年 で 男 性 は 年 ( 全 国 3 位 ) 女 性 は 年 ( 全 国 7 位 )であり 男 性 は 初 めて 80 代 に 達 するなど 全 国 トップクラスの 健 康 長 寿 県 となっています - 1 -

4 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 平 均 寿 命 男 性 位 位 位 ( 年 ) 女 性 位 位 位 ( 出 典 : 都 道 府 県 別 生 命 表 ) 平 成 17 年 平 成 18 年 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 健 康 寿 命 男 性 位 ( 年 ) 女 性 位 県 の 計 算 方 法 に 基 づく( 平 均 寿 命 - 要 介 護 2 以 上 の 期 間 の 平 均 ) 平 成 22 年 は 国 の 研 究 班 が 介 護 度 を 用 いて 試 算 した 健 康 寿 命 本 県 の 喫 煙 率 は 平 成 23 年 で 男 性 は 29.0%( 全 国 :32.4%) 女 性 は 3.5% ( 全 国 :9.7%)であり 平 成 24 年 度 の 目 標 ( 男 性 32% 以 下 女 性 4% 以 下 ) を 達 成 しました 本 県 の 食 生 活 は 食 塩 と 野 菜 の 摂 取 量 は 改 善 傾 向 にありますが 脂 肪 エネ ルギー 比 率 が 増 加 しています 運 動 習 慣 については 全 国 では 改 善 傾 向 で あるものの 本 県 の 運 動 習 慣 がある 者 の 割 合 や1 日 当 たりの 平 均 歩 数 は 減 少 しています また 本 県 のメタボリックシンドロームに 該 当 する 者 の 割 合 は 全 国 と 同 様 に 増 加 傾 向 で 生 活 習 慣 病 を 発 症 するリスクが 高 くなって おり 食 生 活 や 運 動 習 慣 の 改 善 が 課 題 となっています 平 成 20 年 度 から 生 活 習 慣 病 の 発 症 リスクを 早 期 に 発 見 し 重 症 化 を 予 防 するため 医 療 保 険 者 が 主 体 となって 40~74 歳 を 対 象 に メタボリッ クシンドロームに 着 目 した 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 を 実 施 しています 特 定 健 診 の 導 入 により 県 民 に 対 してメタボリックシンドロームの 概 念 が 普 及 しましたが 本 県 の 特 定 健 診 の 受 診 率 は 平 成 22 年 度 は 40.4%( 全 国 : 43.2%)となっており 平 成 24 年 度 の 達 成 目 標 である 70%を 達 成 できない 見 込 みです さらなる 健 康 長 寿 を 目 指 していくためには 要 介 護 の 原 因 となる 脳 卒 中 や 心 臓 病 などの 生 活 習 慣 病 の 発 症 を 予 防 することが 必 要 です そのため 子 どもから 高 齢 者 まですべての 世 代 で 食 生 活 や 運 動 習 慣 を 改 善 し 対 象 とな るすべての 県 民 が 特 定 健 診 を 受 診 して 生 活 習 慣 病 の 早 期 発 見 につなげるこ とにより 健 康 づくりを 進 めていく 必 要 があります - 2 -

5 (2) 今 後 の 計 画 の 方 向 性 本 県 は 平 成 11 年 をピークに 人 口 減 少 社 会 に 突 入 しており 平 成 24 年 時 点 の 推 計 人 口 は 79.9 万 人 で 県 内 人 口 は 80 万 人 を 切 る 状 況 となっています いわゆる 団 塊 の 世 代 の 方 々が 平 成 27 年 には 65 歳 以 上 平 成 37 年 には 75 歳 以 上 となることから 今 後 10 年 間 で 加 速 度 的 に 高 齢 化 が 進 展 します 本 県 の 高 齢 化 率 ( 人 口 に 占 める 65 歳 以 上 の 高 齢 者 の 割 合 )は 平 成 22 年 で 25.2%( 全 国 :23.0%)です 10 年 後 の 平 成 32 年 には 65 歳 以 上 の 高 齢 者 が 3.1 万 人 増 加 し 15 歳 未 満 の 年 少 人 口 が 2.1 万 人 減 少 し 高 齢 化 率 は 30% へ 上 昇 する 見 込 みです 今 後 健 康 寿 命 をさらに 伸 ばしていくためには 要 介 護 とならない 期 間 を 長 くしていく 必 要 があります 高 齢 化 が 進 展 する 中 で 元 気 な 高 齢 者 で あるアクティブ シニア 世 代 ができるだけ 現 状 の 身 体 機 能 を 維 持 し 加 齢 に よる 虚 弱 化 の 進 行 や 生 活 機 能 の 低 下 を 防 ぎ 社 会 貢 献 層 として 活 躍 するこ とが 重 要 となります そのため 高 齢 者 の 健 康 づくりに 関 しては 健 康 増 進 部 局 と 介 護 保 険 部 局 が 一 層 連 携 して 取 り 組 む 必 要 があります また 若 者 働 く 世 代 に 対 しては 適 切 な 食 生 活 運 動 習 慣 禁 煙 など の 生 活 習 慣 の 定 着 を 図 るとともに 特 に 子 ども 学 生 世 代 から 自 分 自 身 で 健 康 管 理 ができる 能 力 を 身 に 付 けることも 必 要 です 子 ども 学 生 世 代 に は 児 童 福 祉 部 局 や 教 育 庁 とも 連 携 して 取 り 組 む 必 要 があります 第 3 次 計 画 ( 平 成 25~29 年 度 )では 県 民 が 自 ら 健 康 づくりに 取 り 組 む ことを 支 援 し 子 どもから 高 齢 者 までの 各 世 代 が 食 生 活 や 運 動 習 慣 などの 生 活 習 慣 の 改 善 を 図 り 健 康 寿 命 のさらなる 延 伸 を 基 本 目 標 とします また 生 活 習 慣 および 社 会 環 境 の 改 善 を 通 じて 子 どもから 高 齢 者 まで のすべての 県 民 が 共 に 支 え 合 いながら 希 望 や 生 きがいを 持 ち ライフステ ージに 応 じて 健 やかで 心 豊 かに 生 活 できる 活 力 ある 社 会 を 実 現 するため 子 どもから 高 齢 者 までの 生 涯 を 通 じた 健 康 づくり 生 活 習 慣 病 の 発 症 予 防 と 重 症 化 予 防 県 民 が 自 ら 取 り 組 む 健 康 づくり さまざまな 関 係 者 と 連 携 した 健 康 づくり の4つを 基 本 方 針 として 対 策 を 進 めます 県 は 健 康 づくりの 担 い 手 である 市 町 ごとに 健 康 度 の 分 析 を 行 い PD CAサイクル 2 による 市 町 の 特 徴 に 応 じた 健 康 づくりを 支 援 します 県 お よび 市 町 県 民 医 療 機 関 その 他 健 康 づくり 関 係 団 体 が 一 体 となって 健 康 づくり 対 策 に 取 り 組 み 健 康 寿 命 のさらなる 延 伸 を 目 指 して 健 康 長 寿 ふくい を 実 現 します 1 平 成 24 年 度 厚 生 労 働 科 学 研 究 費 補 助 金 による 健 康 寿 命 における 将 来 予 測 と 生 活 習 慣 病 対 策 の 費 用 対 効 果 に 関 する 研 究 2 Plan( 計 画 ) Do( 実 行 ) Check( 評 価 ) Act( 改 善 )の4 段 階 を 繰 り 返 す ことによって 業 務 を 継 続 的 に 改 善 する 方 法 - 3 -

6 2 計 画 の 全 体 目 標 および 基 本 方 針 (1) 全 体 目 標 健 康 長 寿 日 本 一 に 向 けて 健 康 寿 命 のさらなる 延 伸 高 齢 になっても 介 護 を 必 要 とせず いつまでも 住 み 慣 れた 地 域 で 生 活 がで きるよう 子 どもから 高 齢 者 までの 各 世 代 の 健 康 づくりを 通 じて 健 康 寿 命 の さらなる 延 伸 を 目 指 します (2) 基 本 方 針 生 活 習 慣 および 社 会 環 境 の 改 善 を 通 じて 子 どもから 高 齢 者 まですべての 県 民 が 共 に 支 え 合 いながら 希 望 や 生 きがいを 持 ち ライフステージに 応 じて 健 やかで 心 豊 かに 生 活 できる 活 力 ある 社 会 を 実 現 するため 基 本 方 針 を 定 め ます また 健 康 づくりの 担 い 手 である 市 町 ごとの 健 康 度 を 分 析 し 市 町 の 特 徴 に 応 じた 健 康 づくりを 行 います 全 体 目 標 を 達 成 するための 基 本 方 針 Ⅰ 子 どもから 高 齢 者 までの 生 涯 を 通 じた 健 康 づくり 生 活 習 慣 病 を 予 防 するため できるだけ 早 い 時 期 から 健 康 な 生 活 習 慣 づ くりを 推 進 します また 子 どもから 高 齢 者 まで 各 世 代 に 応 じた 心 身 機 能 の 維 持 および 向 上 を 目 指 し 食 生 活 や 運 動 習 慣 の 改 善 を 中 心 とした 健 康 づくりを 推 進 しま す Ⅱ 生 活 習 慣 病 の 発 症 予 防 と 重 症 化 予 防 食 生 活 や 運 動 習 慣 の 改 善 のほか 第 2 次 福 井 県 がん 対 策 推 進 計 画 と 連 携 して がん 予 防 やたばこ 対 策 を 推 進 します また 高 血 圧 や 糖 尿 病 などの 生 活 習 慣 病 の 重 症 化 を 予 防 するため 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 糖 尿 病 や 慢 性 腎 臓 病 の 重 症 化 による 透 析 導 入 の 予 防 歯 科 保 健 8020 運 動 笑 いを 活 用 した 健 康 づくりなどを 推 進 します - 4 -

7 Ⅲ 県 民 が 自 ら 取 り 組 む 健 康 づくり 県 は 健 康 的 な 食 生 活 を 推 進 するため 飲 食 店 等 でヘルシーなメニュ ーである ふくい 健 幸 美 食 の 提 供 を 推 進 しています また 運 動 習 慣 の 確 立 を 支 援 するため 民 間 企 業 が 運 営 するサイトを 使 って 歩 数 の 管 理 を 行 う みんなで 歩 こう project を 推 進 し 県 民 が 健 康 づくりに 参 加 し やすい 社 会 環 境 を 推 進 します 今 後 も 県 民 が 自 ら 取 り 組 む 健 康 づくりを 支 援 するため 平 成 30 年 の 福 井 しあわせ 元 気 国 体 に 向 けた 1 県 民 1スポーツ 運 動 と 連 携 し 社 会 環 境 づくりを 推 進 します Ⅳ さまざまな 関 係 者 と 連 携 した 健 康 づくり 家 庭 学 校 地 域 職 場 など 社 会 全 体 で 個 人 の 健 康 を 守 る 環 境 づく りが 重 要 です 行 政 機 関 のみならず 県 民 の 健 康 づくりを 支 援 する 企 業 や 民 間 団 体 等 の 積 極 的 な 参 加 協 力 を 得 て 社 会 全 体 で 健 康 づくりを 推 進 します - 5 -

8 Ⅰ 子 どもから 高 齢 者 までの 生 涯 を 通 じた 健 康 づくり 1 子 どもの 健 康 づくり ポイント ( 現 状 と 課 題 ) 近 視 の 割 合 は 全 国 に 比 べて 高 く 目 に 負 担 のかからない 生 活 習 慣 や 環 境 づくりが 課 題 むし 歯 の 割 合 は 3 歳 児 は 全 国 と 同 様 に 改 善 傾 向 小 中 学 生 は 改 善 傾 向 にあるが 全 国 と 比 較 してむし 歯 の 割 合 が 極 めて 高 い ( 今 後 の 方 針 ) 子 どもの 目 の 健 康 を 守 るための 生 活 習 慣 や 環 境 づくりを 進 めるため 子 どもの 目 の 健 康 プロジェクト 推 進 会 議 での 近 視 予 防 対 策 の 検 討 や 学 校 での 正 しい 姿 勢 の 指 導 野 外 で 遠 くを 見 る 活 動 等 を 実 施 早 い 時 期 からむし 歯 予 防 の 習 慣 を 確 立 するため 歯 磨 き 指 導 を 徹 底 するとともに むし 歯 予 防 に 効 果 のあるフッ 化 物 洗 口 を 積 極 的 に 保 育 園 児 幼 稚 園 児 に 対 して 導 入 早 い 時 期 から 保 護 者 に 対 して 子 どもの 目 や 歯 の 健 康 を 守 るための 生 活 習 慣 の 指 導 を 行 い 母 子 健 康 手 帳 と 一 緒 に 参 照 できるよう 情 報 提 供 ( 現 状 と 課 題 ) 子 どもの 体 力 日 本 一 本 県 の 児 童 生 徒 の 体 力 は 平 成 20 年 度 以 降 毎 回 トップレベルの 成 績 を 上 げており 平 成 22 年 は 調 査 対 象 の 小 学 5 年 生 中 学 2 年 生 の 男 女 すべてが 全 国 1 位 1 となるなど 本 県 の 子 どもの 体 力 は 安 定 して 極 め て 高 いレベルにあります 体 力 づくりに 関 しては スポーツ 少 年 団 の 加 入 率 や 地 域 のスポーツ 行 事 への 参 加 割 合 が 小 学 5 年 生 の 男 子 で7 割 を 超 える 1 など 学 校 や 家 庭 だけではなく 地 域 全 体 で 子 どもの 体 力 を 育 む 環 境 が 整 っています また 生 活 習 慣 については 朝 食 を 毎 日 食 べる 児 童 生 徒 の 割 合 が 小 学 6 年 生 で 89.4%( 全 国 :89.0%) 中 学 3 年 生 で 87.7%( 全 国 83.5%) 2 であり 適 切 な 生 活 習 慣 が 優 秀 な 体 力 につながっているものと 考 えら れます - 6 -

9 子 どもの 目 本 県 の 近 視 ( 裸 眼 視 力 1.0 未 満 )の 割 合 は 平 成 23 年 の 小 学 生 で 33.8% ( 全 国 :29.9%)で 全 国 40 位 中 学 生 で 61.3%( 全 国 :51.6%)で 全 国 34 位 であり 全 国 に 比 べ 近 視 の 割 合 が 高 い 状 況 です 3 近 視 は 遺 伝 ( 親 が 近 視 である 事 ) 読 書 テレビゲームなどの 近 業 ( 手 を 伸 ばした 範 囲 内 の 作 業 ) 明 るさなどの 環 境 要 因 により 進 行 し スポー 4 ツなどの 屋 外 活 動 により 抑 制 されるとの 報 告 があります 近 視 を 予 防 するには 目 に 負 担 のかからない 生 活 を 送 るために 正 しい 姿 勢 で 勉 強 や 読 書 をする 目 の 疲 労 を 防 ぐために テレビゲームなどは 40 分 以 上 続 けないようにする スタンドなどを 活 用 して 適 切 な 明 るさで 読 書 をすることなどが 重 要 です 5 本 県 は 健 康 福 祉 部 と 教 育 庁 が 連 携 して 福 井 県 子 どもの 目 の 健 康 プロ ジェクト 推 進 会 議 を 開 催 し 県 全 体 で 近 視 を 予 防 するための 環 境 づくり を 推 進 しています 平 成 24 年 度 は 児 童 生 徒 および 保 護 者 に 対 して 近 視 に 関 係 する 生 活 環 境 等 のアンケート 調 査 を 実 施 し 親 が 近 視 の 場 合 は 子 どもも 近 視 である 傾 向 があること 視 力 が 良 い 子 どもは 体 を 動 かす 日 数 が 多 い 傾 向 があることが 明 らかになりました また 3 歳 児 健 診 時 に 保 護 者 に 対 する 生 活 環 境 の 指 導 および 小 中 学 校 で 近 視 予 防 に 関 する 啓 発 などを 実 施 しています 家 庭 や 学 校 で 子 どもに 対 して 目 に 負 担 のかからない 生 活 習 慣 や 環 境 に ついて 継 続 的 に 指 導 啓 発 し 近 視 の 予 防 を 進 めていく 必 要 があります 子 どもの 歯 本 県 のむし 歯 ( 治 療 後 も 含 む )の 割 合 は 就 学 前 の3 歳 児 は 平 成 15 年 の 30.47%( 全 国 :31.34% 全 国 13 位 )から 平 成 23 年 は 20.45%( 全 国 :20.40% 全 国 14 位 )に 改 善 しており 全 国 と 同 様 に 改 善 傾 向 です 6 就 学 後 については 平 成 18 年 の 小 学 生 は 76.4%( 全 国 :67.8% 全 国 38 位 ) 中 学 生 は 66.9%( 全 国 :59.7% 全 国 32 位 )ですが 平 成 23 年 の 小 学 生 は 69.2%( 全 国 :57.2% 全 国 40 位 ) 中 学 生 は 58.6%( 全 国 :48.3% 全 国 36 位 )であり 改 善 傾 向 にありますが 全 国 と 比 較 し てむし 歯 の 割 合 が 極 めて 高 くなっています 3 本 県 のむし 歯 の 特 徴 として 就 学 後 にむし 歯 の 割 合 が 高 くなることから 就 学 前 に 歯 磨 き 指 導 を 徹 底 し 就 学 後 もその 歯 磨 き 習 慣 を 継 続 させること が 重 要 です フッ 化 物 の 利 用 は 歯 質 のむし 歯 抵 抗 性 ( 耐 酸 性 の 獲 得 結 晶 性 の 向 上 再 石 灰 化 の 促 進 )を 高 めて むし 歯 を 予 防 する 方 法 です フッ 化 物 応 用 の - 7 -

10 有 効 性 安 全 性 に 関 する 研 究 結 果 に 基 づき 専 門 機 関 であるWHO( 世 界 保 健 機 関 )やFDI( 世 界 歯 科 連 盟 )なども 利 用 を 推 奨 し 世 界 各 国 に 実 施 を 勧 告 しています また 健 康 日 本 21でも むし 歯 の 予 防 対 策 として フッ 化 物 応 用 法 を 推 奨 しており 日 本 で 市 販 されている 歯 磨 き 剤 の 88% にはフッ 化 物 が 配 合 されています 7 本 県 は 平 成 23 年 度 から 就 学 前 の 保 育 園 児 幼 稚 園 児 を 対 象 に 歯 磨 き 指 導 の 中 にフッ 化 物 洗 口 を 取 り 入 れていますが 3 歳 児 以 降 継 続 して フッ 化 物 洗 口 を 充 実 させるためには より 多 くの 児 童 保 護 者 施 設 関 係 者 の 理 解 が 必 要 です ( 方 針 ) 本 県 は 子 どもの 正 しい 生 活 習 慣 の 確 立 を 支 援 し 目 と 歯 の 健 康 を 守 るため 健 康 福 祉 部 と 教 育 庁 が 連 携 し 子 どもの 正 しい 姿 勢 目 の 健 康 にも 良 い 外 遊 びやむし 歯 になりにくい 食 べものを 推 奨 し 運 動 が 不 足 し がちな 冬 場 では 学 校 で 柔 軟 に 体 力 づくりに 取 り 組 むことにより 子 ど もの 健 康 づくりを 推 進 します 子 どもの 体 力 のさらなる 向 上 体 力 を 高 めるためには 日 ごろからの 運 動 習 慣 をつけることが 大 切 です 小 学 校 における 外 遊 びや 業 間 体 育 を 奨 励 し 運 動 好 きな 子 どもを 育 てます 小 中 学 校 におけるラジオ 体 操 の 実 施 を 推 進 するため 学 校 教 育 においてわかりやすく 正 しい 体 操 の 仕 方 を 指 導 し 子 どもたちがラ ジオ 体 操 を 実 施 する 機 会 を 設 けます 生 涯 にわたる 健 康 体 力 づくりのために 学 校 地 域 の 子 ども 会 さまざまな 関 係 者 の 協 力 を 得 て みんラジ(みんなでラジオ 体 操 ) ムーヴメント への 参 加 を 通 じて ラジオ 体 操 の 導 入 を 推 進 します 屋 外 での 授 業 機 会 等 の 増 加 学 校 では 天 気 にあわせ 特 に 冬 場 には 天 気 のいい 日 は 外 で 運 動 や 遊 びを 実 施 するなど 屋 外 で 体 を 動 かす 機 会 を 増 やします 目 に 優 しい 環 境 づくり 子 どもの 目 の 健 康 を 守 るための 生 活 習 慣 や 環 境 づくりを 進 めるた - 8 -

11 め 福 井 県 子 どもの 目 の 健 康 プロジェクト 推 進 会 議 で 具 体 的 な 近 視 予 防 のための 対 策 を 検 討 します また 健 診 時 に 幼 児 や 保 護 者 に 対 して 生 活 習 慣 や 環 境 に 関 する 指 導 学 校 で 正 しい 姿 勢 の 指 導 自 然 観 察 や 写 生 大 会 など 野 外 で 遠 くを 見 る 活 動 を 行 うなど 近 視 を 予 防 するための 環 境 づくりを 推 進 します フッ 化 物 洗 口 の 推 進 によるむし 歯 の 予 防 健 康 日 本 21においても エビデンスが 確 立 しているフッ 化 物 応 用 法 をむし 歯 予 防 法 として 推 奨 していることを 踏 まえ 引 き 続 き 就 学 前 の 保 育 園 児 幼 稚 園 児 を 対 象 に 歯 磨 き 指 導 の 一 環 としてフッ 化 物 洗 口 を 実 施 します 就 学 前 から 継 続 してフッ 化 物 洗 口 の 習 慣 を 定 着 させることにより 高 いむし 歯 予 防 の 効 果 を 得 ることができ 就 学 後 も 効 果 の 継 続 が 期 待 できます さらに 就 学 後 の 児 童 に 対 して 積 極 的 にフッ 化 物 洗 口 を 推 進 する ためには より 多 くの 児 童 保 護 者 施 設 関 係 者 の 理 解 が 必 要 です ので フッ 化 物 洗 口 に 関 する 正 しい 知 識 の 啓 発 を 推 進 します 適 切 な 間 食 の 推 進 甘 い 菓 子 を 控 えることはむし 歯 予 防 に 効 果 があります 県 は 福 井 県 栄 養 士 会 と 協 力 して 作 成 した 甘 すぎず 子 どもの 歯 の 形 成 に 必 要 な 栄 養 素 を 含 み 噛 み 応 えに 配 慮 した 間 食 レシピ および 健 康 に 良 い 飲 み 物 を 保 育 所 幼 稚 園 で 普 及 啓 発 します さらに 家 庭 でのおやつを 見 直 すきっかけとして 家 庭 での 間 食 レシピ の 活 用 を 推 進 します 早 い 時 期 から 適 切 な 生 活 習 慣 の 指 導 を 強 化 子 どもの 健 康 づくりのためには 母 子 ともに 早 い 時 期 から 適 切 な 生 活 習 慣 を 確 立 することが 重 要 です 妊 娠 時 は 生 まれてくる 子 ど もの 健 康 に 関 して 一 番 関 心 が 高 い 時 期 でもあり 早 い 時 期 から 保 護 者 に 対 して 子 どもの 目 や 歯 の 健 康 を 守 るための 生 活 習 慣 の 指 導 を 行 い 母 子 健 康 手 帳 と 一 緒 に 参 照 できるよう 情 報 提 供 します また 子 どもに 対 しても 自 分 の 体 を 大 切 にし 健 康 を 守 る 意 識 を 持 ち 適 切 な 生 活 習 慣 を 持 てるような 取 組 みを 教 育 庁 と 連 携 して 行 います - 9 -

12 子 どもの 望 ましい 食 習 慣 の 形 成 子 どもの 頃 から 望 ましい 食 習 慣 を 身 につけさせるため 保 育 所 学 校 等 と 連 携 して 朝 食 欠 食 率 の 低 下 バランスのとれた 食 事 の 摂 取 薄 味 の 定 着 化 などを 推 進 し 何 をどれだけ 食 べたらよいかが 分 かる 子 ども を 育 成 します 1 平 成 22 年 度 全 国 体 力 運 動 能 力 運 動 習 慣 等 調 査 2 平 成 22 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 3 平 成 23 年 学 校 保 健 統 計 調 査 4 学 校 近 視 の 現 況 に 関 する 2010 年 度 アンケート 調 査 報 告 ( 公 益 社 団 法 人 日 本 眼 科 医 会 ) 5 公 益 社 団 法 人 日 本 眼 科 医 会 のホームページ 6 厚 生 労 働 省 歯 科 健 康 診 査 実 施 状 況 調 査 7 厚 生 労 働 省 e ヘルスネット

13 2 若 者 働 く 世 代 の 健 康 づくり ポイント ( 現 状 と 課 題 ) 食 塩 および 野 菜 の 摂 取 量 は 改 善 傾 向 脂 肪 エネルギー 比 率 は 全 国 と 同 様 に 増 加 し 食 事 のバランスが 課 題 運 動 習 慣 および 歩 数 は 減 少 傾 向 冬 場 を 含 めた 運 動 環 境 の 確 保 が 課 題 ( 今 後 の 方 針 ) 本 県 は 共 働 き 率 が 高 く 家 庭 の 食 事 に 多 くの 惣 菜 を 取 り 入 れているこ とから( 消 費 金 額 が 全 国 1 位 ) ふくい 健 幸 美 食 を 拡 大 し スーパ ー 等 でヘルシーな 惣 菜 の 提 供 や 家 庭 料 理 に 健 康 メニューを 導 入 現 在 よりも 10 分 以 上 の 身 体 活 動 を 増 やすため ウオーキング 等 の 運 動 を 行 うための 環 境 を 整 備 冬 場 の 運 動 として 室 内 でもできるラジオ 体 操 や 日 常 生 活 で 運 動 不 足 を 補 う 方 法 を 導 入 ( 例 : 屋 内 の 掃 除 20 分 子 どもと 遊 ぶ 15 分 雪 かき 10 分 など) ( 現 状 と 課 題 ) 栄 養 食 生 活 これまで 高 血 圧 や 糖 尿 病 などの 生 活 習 慣 病 を 予 防 するため 低 塩 分 で 低 カロリーな 料 理 を 普 及 させることにより 食 塩 や 野 菜 の 摂 取 量 を 改 善 し バランスの 良 い 食 生 活 を 推 進 してきました 平 成 14 年 度 から 健 康 に 配 慮 したヘルシーメニューを 提 供 する 安 心 して 外 食 ができる 飲 食 店 を 募 集 し 健 康 づくり 応 援 の 店 ( 平 成 24 年 度 で 約 370 店 舗 が 登 録 )として 県 民 の 健 康 づくりを 支 援 しています 平 成 23 年 度 から 野 菜 を 多 く 使 った 料 理 を 家 庭 に 普 及 させるため 福 井 県 食 生 活 改 善 推 進 員 連 絡 協 議 会 の 協 力 を 得 て 家 庭 で 調 理 できるレシ ピ(かんたんレシピ~GoGo 野 菜!~)を 作 成 し ホームページでの 紹 介 ( 平 成 24 年 度 までに 約 4.5 万 件 のアクセス) 地 域 の 料 理 教 室 ( 年 間 で 約 7,000 人 を 対 象 ) スーパー 等 での 試 食 会 ( 平 成 24 年 度 までに 約 6,000 人 を 対 象 )を 通 じて 啓 発 しました また 平 成 24 年 度 は ふくい 味 の 週 間 にあわせて 幸 福 度 日 本 一 である 福 井 県 の 食 材 を 使 用 し 低 カロリー 低 塩 分 で 野 菜 を 多 く 使 った ヘルシーなメニューを ふくい 健 幸 美 食 として 認 定 し 32 の 飲 食 店 等

14 で 提 供 することにより 地 域 ぐるみで 食 を 通 じた 健 康 づくりとふくいの 食 をアピールしました これまでの 評 価 として 食 塩 および 野 菜 の 摂 取 量 は 改 善 傾 向 にありま すが 依 然 として 目 標 量 には 達 していません 脂 肪 エネルギー 比 率 は 全 国 と 同 様 に 増 加 傾 向 で エネルギー 源 を 脂 肪 から 摂 る 割 合 が 高 くなっ ており バランスの 良 い 食 生 活 が 今 後 の 課 題 となっています 食 塩 摂 取 量 野 菜 摂 取 量 脂 肪 エネルギー 比 率 ( 成 人 ) 食 塩 摂 取 量 野 菜 摂 取 量 脂 肪 エネル 平 成 18 年 平 成 23 年 男 性 福 井 県 12.4g 11.8g 全 国 12.2g 11.4g 女 性 福 井 県 10.8g 10.0g 全 国 10.5g 9.6g 福 井 県 296.3g 311.9g 全 国 303.4g 277.4g 福 井 県 23.1% 24.3% ギー 比 率 全 国 24.6% 25.5% ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) 運 動 習 慣 これまで 適 切 な 運 動 習 慣 を 確 立 するため 室 内 でもできるラジオ 体 操 や 誰 でも 手 軽 に 行 えるウオーキングを 通 じて 運 動 習 慣 の 定 着 および 歩 数 の 増 加 に 取 り 組 んできました ラジオ 体 操 は 広 く 国 民 に 浸 透 しており 人 間 の 体 をまんべんなく 動 かすために 必 要 な 運 動 を 組 み 合 わせて 作 られています しかも 健 康 な 人 なら 負 荷 も 少 なく だれでも 手 軽 にできます 平 成 19 年 度 から 老 人 クラブ 自 治 会 事 業 所 などのグループ 単 位 で ラジオ 体 操 に 取 り 組 むため みんラジ(みんなでラジオ 体 操 )ムーヴ メント を 推 進 しています( 平 成 24 年 度 までに 約 400 団 体 約 2 万 人 が 登 録 ) また 平 成 22 年 度 から 職 場 の 仲 間 を 中 心 にグループ 単 位 でウオーキ ングに 取 り 組 むため みんなで 歩 こう project を 推 進 しています 平 成 24 年 度 からは 民 間 企 業 と 連 携 し カラダにいいこと 研 究 所 サイ トを 活 用 して インターネット 上 で 歩 数 の 記 録 を 可 能 とし イベント 参 加 部 門 個 人 部 門 チーム 部 門 を 設 けて 参 加 しやすい 環 境 を 整 備 し 1 万 人 以 上 が 参 加 しています

15 これまでの 評 価 として 運 動 習 慣 者 の 割 合 は 全 国 では 改 善 傾 向 にあ りますが 本 県 の 運 動 習 慣 者 の 割 合 および 歩 数 は 減 少 傾 向 となっていま す 運 動 習 慣 が 減 っている 地 域 の 特 徴 として 公 共 交 通 機 関 が 発 達 して おらず 主 に 自 動 車 を 移 動 手 段 としている 地 域 や 降 雪 地 域 である 傾 向 があ り 冬 場 を 含 めた 運 動 環 境 の 確 保 が 課 題 となっています 運 動 習 慣 者 の 割 合 ( 成 人 ) 男 性 女 性 平 成 18 年 平 成 23 年 福 井 県 27.3% 25.5% 全 国 30.2% 35.0% 福 井 県 28.5% 21.8% 全 国 28.1% 29.2% ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) 1 日 の 平 均 歩 数 ( 成 人 ) 男 性 女 性 平 成 18 年 平 成 23 年 福 井 県 6,978 歩 6,781 歩 全 国 7,413 歩 7,233 歩 福 井 県 6,463 歩 6,279 歩 全 国 6,590 歩 6,437 歩 ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) メタボリックシンドローム 平 成 20 年 度 から 生 活 習 慣 病 の 発 症 リスクを 早 期 に 発 見 し 重 症 化 を 予 防 するため 医 療 保 険 者 が 主 体 となって 40~74 歳 を 対 象 にメタボリッ クシンドロームに 着 目 した 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 を 実 施 しています これまで 特 定 健 診 の 実 施 主 体 である 各 保 険 者 と 連 携 し 特 定 健 診 の 受 診 率 の 向 上 を 図 り メタボリックシンドロームおよび 肥 満 者 の 割 合 の 減 少 を 目 標 として 取 り 組 んできました メタボリックシンドロームに 該 当 する 者 の 割 合 は 全 国 平 均 より 低 い ものの 増 加 傾 向 にあり 肥 満 者 (BMIが 25.0 以 上 )の 割 合 もメタボリ ックシンドロームと 同 様 に 増 加 傾 向 であり 歳 代 男 性 の 肥 満 者 の 割 合 が 著 しく 増 加 しています

16 メタボリックシンドローム 該 当 者 の 割 合 ( 成 人 ) 男 性 女 性 平 成 18 年 平 成 23 年 福 井 県 18.7% 24.5% 全 国 21.2% 27.9% 福 井 県 10.3% 12.0% 全 国 10.5% 11.8% ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) : 平 成 22 年 国 民 健 康 栄 養 調 査 肥 満 者 の 割 合 ( 成 人 ) 男 性 女 性 平 成 18 年 平 成 23 年 福 井 県 27.9% 30.9% 全 国 29.7% 30.3% 福 井 県 21.5% 21.4% 全 国 21.4% 21.5% ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) ( 方 針 ) 生 活 習 慣 病 の 発 症 を 予 防 するためには 適 切 な 生 活 習 慣 が 重 要 ですが 特 に 食 生 活 は 地 域 や 家 庭 の 食 習 慣 とも 関 連 しており 個 人 で 改 善 するため には 大 きな 努 力 が 必 要 です 健 康 日 本 21では 個 人 の 健 康 は 家 庭 学 校 地 域 職 場 等 の 社 会 環 境 の 影 響 を 受 けることから 社 会 全 体 として 個 人 の 健 康 を 支 え 守 る 環 境 づくりに 努 めていくこと が 重 要 とされています 県 は すべての 県 民 が 健 康 づくりに 取 り 組 みやすい 環 境 を 整 備 すること により 食 生 活 や 運 動 習 慣 の 改 善 を 通 じた 健 康 づくりを 推 進 します 低 塩 分 で 野 菜 たっぷりな ふくい 健 幸 美 食 による 適 切 な 食 生 活 の 推 進 ヘルシーなメニューを 提 供 する 飲 食 店 等 の 拡 大 福 井 の 食 材 を 多 く 使 ったヘルシーなメニューを 毎 日 食 べられる 環 境 を 整 備 するため 市 町 の 協 力 も 得 ながら ふくい 健 幸 美 食 を 提 供 する 飲 食 店 を 拡 大 します また 社 員 食 堂 や 学 生 食 堂 において も 利 用 者 が 健 康 的 な 食 事 を 選 択 できる 環 境 を 整 えられるよう ふく い 健 幸 美 食 の 提 供 と 併 せて 栄 養 成 分 を 表 示 し おいしいふくい 食 べきり 運 動 として 適 量 を 食 べきることで 職 域 や 地 域 ぐるみで 食 を 通 じた 健 康 づくりを 推 進 します

17 ヘルシーメニューなどの 提 供 や 栄 養 成 分 の 表 示 等 を 行 う 健 康 づ くり 応 援 の 店 については これまでの 取 組 みにより 登 録 数 は 増 加 したものの 県 民 の 利 用 や 認 知 が 十 分 でありません 今 後 は 県 民 に 分 かりやすく 周 知 する 方 法 や ふくい 健 幸 美 食 との 連 携 につい て 検 討 し 県 民 が 利 用 しやすい 環 境 づくりを 推 進 します ヘルシーな 惣 菜 等 の 提 供 本 県 は 共 働 き 率 が 高 く 平 成 21 年 の 全 国 消 費 実 態 調 査 によると 1 世 帯 当 たりの 惣 菜 の 消 費 金 額 が 全 国 1 位 ( 調 理 食 品 9,284 円 / 月 ) となっています また 平 成 21~23 年 家 計 調 査 では コロッケ カツレツ 天 ぷら フライ の 購 入 金 額 が 全 国 1 位 となってい ます 1 全 国 と 比 較 して 家 庭 の 食 事 に 多 くの 惣 菜 を 取 り 入 れてい ることが 脂 肪 エネルギー 比 率 の 上 昇 に 関 連 しているものと 考 えら れます 今 後 は 福 井 県 栄 養 士 会 や 食 品 事 業 者 などの 協 力 を 得 て ヘルシ ーな 惣 菜 を 提 供 するための 方 法 について 検 討 し スーパーなどでヘ ルシーな 惣 菜 を ふくい 健 幸 美 食 惣 菜 版 として 提 供 することや 容 易 に 栄 養 成 分 表 示 を 理 解 して 購 入 できるように 工 夫 することにより 忙 しい 家 庭 でも 簡 単 にヘルシーなメニューを 選 択 できる 環 境 づくり を 推 進 します 家 庭 で 作 れるヘルシーなメニューの 提 供 福 井 県 食 生 活 改 善 推 進 員 連 絡 協 議 会 の 協 力 を 得 て 平 成 23 年 度 に 作 成 した 野 菜 を 多 く 使 った 家 庭 で 調 理 できるレシピを 発 展 させ 主 食 主 菜 副 菜 をバランスよく 摂 ることができるヘルシーなメニューを 福 井 県 栄 養 士 会 と 連 携 して 開 発 し ふくい 健 幸 美 食 家 庭 版 とし て 提 供 します ふくい 健 幸 美 食 の 普 及 啓 発 ふくい 健 幸 美 食 を 広 めていくためには 飲 食 店 だけではなく 地 域 のさまざまな 関 係 者 が 協 力 して 健 康 づくりのきっかけを 作 る ことが 必 要 です 例 えば 健 康 づくりに 取 り 組 むスポーツクラブな どと 連 携 して 会 員 に ふくい 健 幸 美 食 を 食 べてもらう 機 会 を 提 供 することや 県 民 に 分 かりやすいロゴデザインを 開 発 し 周 知 するこ となど 民 間 企 業 と 連 携 した 啓 発 活 動 を 推 進 します

18 みんなで 歩 こう project の 推 進 ウオーキングは 誰 でも 手 軽 に 行 える 運 動 であり 生 活 習 慣 病 や 認 知 症 の 予 防 身 体 機 能 の 維 持 などに 効 果 があります 多 くの 県 民 が 運 動 習 慣 を 確 立 するためのきっかけとなるよう みんなで 歩 こう project に 参 加 できる 機 会 を 増 やします 例 えば 健 診 の 結 果 により 健 康 維 持 のために 継 続 的 な 運 動 を 必 要 と する 人 や 高 血 圧 や 糖 尿 病 などの 生 活 習 慣 病 の 改 善 が 期 待 できる 患 者 に 対 して かかりつけ 医 などから みんなで 歩 こう project への 参 加 を 勧 めることや 市 町 や 関 係 団 体 の 協 力 を 得 て 地 域 の 住 民 が 参 加 する ウオーキングイベントの 開 催 を 増 やしていくことにより ウオーキン グに 取 り 組 みやすい 環 境 づくりを 推 進 し 参 加 者 の 増 加 を 図 ります みんラジ(みんなでラジオ 体 操 ) の 推 進 みんラジ 推 進 隊 の 募 集 に 当 たり 職 域 関 係 団 体 ( 商 工 会 議 所 商 工 会 等 )と 連 携 するとともに ラジオ 体 操 をまだ 実 施 していない 事 業 所 等 を 対 象 にインストラクターを 派 遣 し ラジオ 体 操 の 効 用 の 説 明 や 実 技 指 導 を 実 施 することで みんラジ 推 進 隊 への 登 録 につなげ ます 冬 場 にできる 運 動 の 推 進 国 の 健 康 づくりのための 運 動 指 針 2006 ( 以 下 エクササイズガ イド という )によると ラジオ 体 操 を 15 分 行 った 場 合 速 歩 15 分 と 同 じ 消 費 カロリーに 相 当 し 冬 場 にできる 運 動 として 室 内 でも できるラジオ 体 操 は 適 当 です みんなで 歩 こう project の 参 加 者 や 老 人 クラブなどの 関 係 団 体 を 通 じて 冬 場 にできる 運 動 としてラジ オ 体 操 を 推 進 します エクササイズガイドでは 通 勤 通 学 時 の 歩 行 や 家 事 など 日 常 生 活 の 中 で 活 動 量 を 増 やすことによる 生 活 習 慣 病 の 予 防 効 果 が 示 されて います 家 の 中 で 手 軽 にできる 日 常 生 活 での 活 動 ( 屋 内 の 掃 除 20 分 子 どもと 遊 ぶ 15 分 雪 かき 10 分 など)を 分 かりやすく 紹 介 することにより 冬 場 の 健 康 づくりを 支 援 します 1 家 計 調 査 ( 二 人 以 上 の 世 帯 ) 都 道 府 県 庁 所 在 地 および 政 令 指 定 都 市 別 ランキング ( 平 成 21~23 年 平 均 )

19 3 高 齢 世 代 の 健 康 づくり ポイント ( 現 状 と 課 題 ) 本 県 の 高 齢 者 (65~74 歳 まで)の 元 気 生 活 率 ( 要 介 護 認 定 を 受 けてい ない 高 齢 者 の 割 合 )は 96.6%で 全 国 2 位 就 労 や 社 会 参 加 への 意 欲 が 高 く 高 齢 者 の 健 康 維 持 に 貢 献 一 人 暮 らしの 高 齢 者 の 割 合 が 増 加 しており 適 切 な 食 生 活 を 維 持 する ための 支 援 が 必 要 ( 今 後 の 方 針 ) 本 県 は 農 業 が 盛 んな 土 地 柄 であり 農 作 業 を 通 じて 健 康 づくりにつ ながる 仕 組 みづくりやボランティア 活 動 等 への 参 加 を 推 進 75 歳 以 上 の 高 齢 者 は 運 動 器 の 障 害 や 認 知 症 による 廃 用 症 候 群 や 栄 養 不 足 のリスクが 高 くなるため 高 齢 者 の 特 性 に 応 じた 適 切 な 運 動 食 生 活 を 支 援 ( 現 状 と 課 題 ) 本 県 の 人 口 は 平 成 11 年 をピークに 減 少 傾 向 にありますが いわゆる 団 塊 の 世 代 の 方 々が 平 成 27 年 には 65 歳 以 上 平 成 37 年 には 75 歳 以 上 と なることから 今 後 10 年 間 で 加 速 度 的 に 高 齢 化 が 進 展 します できる 限 り 介 護 が 必 要 な 状 態 にならないよう 健 康 づくりや 介 護 予 防 を 推 進 する 必 要 が あります 高 齢 者 の 自 立 度 には 個 人 差 があるものの 一 般 的 に 65 歳 では 自 立 度 の 低 下 はほとんど 見 られず 男 性 の 70% 女 性 の 90%の 方 は 75 歳 から 徐 々に 自 立 度 が 低 下 していきます 1 自 立 度 低 下 の 要 因 は 75 歳 までは 主 に 脳 梗 塞 など 生 活 習 慣 病 の 悪 化 が 原 因 となっており 75 歳 以 降 は 脳 血 管 疾 患 に 加 え 運 動 器 の 疾 患 や 認 知 症 による 廃 用 症 候 群 を 要 因 とするものが 多 くなっています 75 歳 までは 働 く 世 代 と 同 様 に 健 康 づくりに 取 り 組 むこ とにより 生 活 習 慣 病 の 発 症 を 予 防 し 自 立 度 を 維 持 することにより ア クティブ シニア 層 として 社 会 への 貢 献 が 期 待 されます また 75 歳 以 降 は ロコモティブシンドローム( 運 動 器 の 障 害 による 要 介 護 の 状 態 や 要 介 護 リスクの 高 い 状 態 )や 低 栄 養 等 による 廃 用 症 候 群 を 予 防 するため 骨 筋 力 の 低 下 を 防 ぐための 食 生 活 運 動 が 必 要 です 本 県 の 高 齢 者 の 元 気 生 活 率 ( 要 介 護 認 定 を 受 けていない 高 齢 者 の 割 合 ) は 平 成 23 年 4 月 末 時 点 で 65~74 歳 までの 高 齢 者 が96.6%で 全 国 2 位

20 75 歳 以 上 の 高 齢 者 が 72.1%で 全 国 12 位 となっています また 平 成 22 年 2 の 高 齢 者 の 就 業 割 合 は 22.2%で 全 国 13 位 平 成 23 年 の 高 齢 者 のボラン 3 ティアへ 参 加 する 者 の 割 合 は 26.5%で 全 国 15 位 であり 就 労 や 社 会 貢 献 への 意 欲 が 高 い 状 況 です 社 会 で 一 定 の 役 割 と 生 きがいを 持 って 生 活 し ていることが 高 齢 者 の 健 康 維 持 に 関 連 しているものと 考 えられます 本 県 は 全 国 に 比 べて 三 世 代 同 居 率 が 高 い 状 況 ( 平 成 22 年 度 で 17.6% 2 全 国 2 位 )ですが 一 人 暮 らしの 高 齢 者 の 割 合 が 増 加 傾 向 にあり( 平 成 22 年 度 で 10.6% 2 ) 適 切 な 食 生 活 を 維 持 することが 困 難 となる 高 齢 者 が 増 えていくことが 課 題 となっています ( 方 針 ) 高 齢 者 の 健 康 づくりについては 介 護 を 必 要 としない 期 間 をできるだけ 長 くして 健 康 寿 命 を 延 伸 するという 観 点 から 個 人 差 はありますが 原 則 として 自 立 度 が 低 下 していない 高 齢 者 に 対 しては 働 く 世 代 と 同 様 に 運 動 を 通 じた 健 康 づくりによる 生 活 習 慣 病 の 発 症 重 症 化 予 防 が 必 要 です また 自 立 度 が 低 下 してきた 高 齢 者 に 対 しては 廃 用 症 候 群 による 骨 筋 力 の 低 下 を 防 ぐための 取 組 みが 必 要 です 福 井 県 老 人 福 祉 計 画 および 福 井 県 介 護 保 険 事 業 支 援 計 画 ( 平 成 24 年 3 月 )と 連 携 高 齢 者 の 生 きがいづくりの 推 進 高 齢 者 の 健 康 を 維 持 するためには 社 会 で 一 定 の 役 割 と 生 きがいを 持 って 生 活 することが 重 要 です また 現 役 世 代 の 減 少 が 見 込 まれる 超 高 齢 化 社 会 における 新 たな 担 い 手 として 高 齢 者 の 持 つ 知 識 や 経 験 を 広 く 社 会 に 還 元 する 機 会 の 充 実 が 必 要 です 介 護 や 子 育 て 支 援 のた めに 活 動 するボランティアグループを 支 援 するなど 元 気 高 齢 者 のボ ランティア 活 動 への 参 加 を 促 進 します 高 齢 者 が 地 域 活 動 を 行 うための 知 識 や 技 能 を 習 得 できる 場 の 提 供 や 高 齢 者 の 地 域 活 動 に 関 する 情 報 の 提 供 を 強 化 し 高 齢 者 がリーダーと なる 地 域 活 動 などを 促 進 します 高 齢 者 の 学 習 意 欲 やニーズの 多 様 化 に 対 応 するため 公 民 館 など 身 近 な 施 設 で 学 習 講 座 を 開 講 して 参 加 者 の 増 加 を 図 るとともに 講 座 を 通 じた 仲 間 づくりや 成 果 を 発 表 する 場 の 提 供 などについて 市 町 や 老 人 クラブなどと 協 働 して 支 援 します

21 高 齢 者 の 特 性 に 応 じた 健 康 づくり 自 立 した 高 齢 者 に 対 しては 働 く 世 代 と 同 様 に 適 切 な 食 生 活 やウオ ーキングなどを 通 じた 健 康 づくりにより 生 活 習 慣 病 の 発 症 重 症 化 予 防 を 推 進 します 本 県 では 農 業 が 盛 んな 土 地 柄 であり 新 たに 家 庭 菜 園 や 畑 づくり など 自 然 に 触 れる 農 業 に 取 り 組 もうとする 高 齢 者 に 対 し 地 域 農 業 支 援 員 が 技 術 指 導 にあたるなど 農 作 業 を 通 じて 健 康 づくりにつなが る 仕 組 みづくりを 推 進 します 運 動 器 の 機 能 を 維 持 するため エクササイズガイドを 活 用 し 高 齢 者 が 日 常 生 活 の 中 での 活 動 を 通 じた 身 体 活 動 を 実 践 できるよう わか りやすく 紹 介 します 75 歳 以 上 の 高 齢 者 または 自 立 度 が 低 下 してきた 高 齢 者 に 対 しては ロコモティブシンドロームを 予 防 するため ロコモーショントレーニ ングや みんなの 体 操 の 普 及 など 筋 力 の 維 持 につながる 取 組 みを 推 進 します また 低 栄 養 とならないよう 高 齢 期 に 不 足 しがちなタ ンパク 質 や 脂 質 を 十 分 に 摂 り 多 様 な 食 品 摂 取 に 留 意 するよう 適 切 な 運 動 と 食 のあり 方 を 普 及 啓 発 します 高 齢 者 世 帯 の 栄 養 の 改 善 高 齢 の 単 身 および 夫 婦 世 帯 では 家 族 による 日 常 的 なサポートが 困 難 であり 適 切 な 栄 養 状 態 を 保 つことが 困 難 な 場 合 もあります 地 域 の 絆 やつながりを 活 かした 支 え 合 いが 必 要 です 高 齢 期 の 栄 養 改 善 の ために 福 井 県 栄 養 士 会 が 運 営 する 福 井 県 栄 養 ケア ステーション 4 との 連 携 による 市 町 の 介 護 予 防 事 業 を 推 進 するとともに 地 域 の 交 流 サロンなど 高 齢 者 が 集 う 場 を 活 用 し 食 生 活 改 善 ボランティアの 協 力 を 得 て 適 切 な 食 生 活 の 普 及 啓 発 を 行 います 1 秋 山 弘 子 長 寿 時 代 の 科 学 と 社 会 の 構 想 科 学 岩 波 書 店, 平 成 22 年 国 勢 調 査 3 平 成 23 年 社 会 生 活 基 本 調 査 4 福 井 県 栄 養 士 会 が 運 営 し 健 康 づくりに 関 して 身 近 で 専 門 的 な 支 援 相 談 を 行 う 拠 点

22 Ⅱ 生 活 習 慣 病 の 発 症 予 防 と 重 症 化 予 防 ポイント ( 現 状 と 課 題 ) 平 成 20 年 度 から 開 始 した 生 活 習 慣 病 を 予 防 するための 特 定 健 診 の 受 診 率 は 平 成 22 年 度 は 40%( 全 国 は 43%)であり 平 成 24 年 度 までの 70% の 目 標 は 未 達 成 メタボリックシンドローム 該 当 者 や 糖 尿 病 の 者 の 割 合 は 全 国 より 低 いが 増 加 傾 向 ( 今 後 の 方 向 性 ) 地 域 の 特 徴 に 応 じた 健 康 づくり 対 策 を 進 めるため わがまち 健 康 づく り 推 進 プロジェクト ( 地 域 健 康 度 診 断 システム)で 市 町 ごとの 健 康 度 を 分 析 し 市 町 の 健 康 づくりを 支 援 糖 尿 病 や 腎 臓 病 の 重 症 化 を 防 ぎ 新 たな 透 析 を 予 防 するため 医 療 保 険 者 の 特 定 健 診 のデータを 活 用 し 医 療 機 関 へ 受 診 勧 奨 するシステムを 構 築 すべての 世 代 が 健 康 な 口 腔 を 保 持 し 質 の 高 い 生 活 の 実 現 を 支 援 する ため 歯 科 口 腔 保 健 の 推 進 に 関 する 法 律 の 理 念 に 基 づき 歯 科 口 腔 保 健 を 推 進 ( 現 状 と 課 題 ) 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 平 成 20 年 度 から 生 活 習 慣 病 の 発 症 リスクを 早 期 に 発 見 し 重 症 化 を 予 防 するため 医 療 保 険 者 が 主 体 となって 40~74 歳 を 対 象 に メタボ リックシンドロームに 着 目 した 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 を 実 施 していま す 特 定 健 診 の 導 入 により メタボリックシンドロームの 概 念 は 普 及 し ましたが 本 県 の 特 定 健 診 の 受 診 率 は 平 成 22 年 度 は 40.4%( 全 国 : 43.2%)となっており 平 成 24 年 度 の 達 成 目 標 である 70%を 達 成 できな い 見 込 みです 本 県 の 受 診 率 を 医 療 保 険 者 別 にみると 自 営 業 者 や 企 業 などを 退 職 し た 者 が 加 入 する 市 町 国 民 健 康 保 険 ( 以 下 市 町 国 保 という )の 受 診 率 は 27.3% 中 小 企 業 に 従 事 する 者 が 加 入 する 協 会 けんぽは 37.1%であ り 民 間 企 業 などに 勤 務 する 者 が 加 入 する 健 康 保 険 組 合 等 (63.6%)に 比 べて 受 診 率 は 低 い 状 況 です また 平 成 22 年 度 の 県 内 の 主 な 健 康 保 険 組 合 および 協 会 けんぽの 実 績 では 被 保 険 者 55.0%に 比 べて 被 扶 養 者

23 17.3%と 被 扶 養 者 の 受 診 率 が 低 い 状 況 であり パートで 働 いている 人 や 専 業 主 婦 の 方 に 対 して 特 定 健 診 を 周 知 し 受 診 の 機 会 を 確 保 すること が 必 要 です 受 診 しない 理 由 のうち 医 療 機 関 で 治 療 を 受 けているから 健 康 だ から という 理 由 が 多 く 症 状 が 出 る 前 に 発 見 するという 特 定 健 診 の 目 的 の 周 知 が 不 足 しています 特 定 保 健 指 導 を 終 了 した 者 の 割 合 は 平 成 22 年 度 で 15.6%( 全 国 : 13.1%)であり 平 成 24 年 度 の 達 成 目 標 である 45%を 達 成 できない 見 込 みです 特 定 保 健 指 導 を 実 施 するためには 医 師 保 健 師 管 理 栄 養 士 のいずれかの 資 格 を 持 つ 者 が 実 施 する 必 要 があり 特 定 保 健 指 導 を 行 う 人 材 の 確 保 が 課 題 となっています メタボリックシンドローム 等 メタボリックシンドロームなどの 該 当 者 の 割 合 は 地 域 によって 異 な りますが 県 全 体 ではメタボリックシンドロームに 該 当 する 者 の 割 合 や 血 糖 血 圧 脂 質 に 異 常 がある 者 の 割 合 は 全 国 と 同 様 に 増 加 傾 向 とな っています 特 に 糖 尿 病 が 重 症 化 した 場 合 四 肢 の 切 断 視 力 障 害 を 始 め 腎 不 全 による 人 工 透 析 となる 場 合 があります 本 県 の 透 析 患 者 は 平 成 23 年 で 1,724 人 ( 人 口 千 人 当 たり 2.1 人 )であり 全 国 ( 人 口 千 人 当 たり 2.4 人 )と 比 較 しても 少 ない 状 況 ですが 糖 尿 病 患 者 の 増 加 に 比 例 して 今 後 透 析 患 者 が 増 加 する 可 能 性 があります 本 県 は すべての 市 町 国 保 の 特 定 健 診 に 血 清 クレアチニンの 測 定 を 独 自 に 追 加 しており 腎 機 能 を 評 価 するeGFR 値 を 算 出 することが 可 能 です 糖 尿 病 の 進 行 度 を 評 価 するHbA1c 値 egfr 値 尿 たんぱ く 値 を 参 考 に 糖 尿 病 と 慢 性 腎 臓 病 (CKD)を 早 期 に 発 見 し 必 要 に 応 じて 医 療 機 関 へ 受 診 勧 奨 することが 必 要 です 喫 煙 率 は 男 性 は 平 成 18 年 の 42.0%から 平 成 23 年 の 29.0%に 女 性 の 喫 煙 率 も 6.2%から 3.5%に 減 少 し 平 成 24 年 度 末 までの 目 標 ( 男 性 32.0% 女 性 4.0%)をそれぞれ 達 成 しています 年 齢 別 の 喫 煙 率 を 見 る と 男 性 の 30~50 歳 代 女 性 の 20~30 歳 代 は 目 標 を 達 成 できておらず 若 い 世 代 から 働 く 世 代 の 喫 煙 対 策 が 課 題 となっています 近 年 全 国 の 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 (COPD)の 死 亡 者 数 の 順 位 が9 位 となっており 新 たな 慢 性 疾 患 として 位 置 付 けられています COPD は 長 期 の 喫 煙 が 原 因 で 徐 々に 呼 吸 障 害 が 進 行 する 疾 患 です 今 後 は さらに 死 亡 者 数 が 増 加 すると 見 込 まれています 早 期 に 発 見 すれば 薬 物

24 などによる 治 療 が 可 能 ですが 認 知 度 が 十 分 ではなく 発 見 が 遅 れるこ とが 課 題 となっています 歯 科 これまで 生 涯 にわたる 歯 の 健 康 を 維 持 するため 80 歳 で 20 本 以 上 の 歯 を 保 持 することを 目 標 とした 運 動 8020(ハチマル ニイマル) 運 動 として 未 就 学 児 に 対 するフッ 化 物 洗 口 や 18 歳 以 上 を 対 象 とした 無 料 歯 科 健 診 などを 実 施 してきました 80 歳 (75~84 歳 )で 20 本 以 上 の 自 分 の 歯 を 有 する 者 の 割 合 は 男 性 は 平 成 18 年 で 25.6%( 全 国 1 :24.3%)から 平 成 23 年 で 27.5%( 全 国 2 1 :29.4%)で 改 善 傾 向 ですが 女 性 は 平 成 18 年 で 30.1%( 全 国 : 22.0%)から 平 成 23 年 で 22.4%( 全 国 2 :24.9%)で 悪 化 傾 向 です 歯 科 健 診 を 受 けた 者 の 割 合 は 平 成 16 年 で 25.2%( 全 国 1 :32.2%) から 平 成 23 年 で 33.2%( 全 国 2 :34.1%)で 増 加 していますが 進 行 し た 歯 周 炎 を 有 する 者 の 割 合 (40 歳 以 上 )は 平 成 23 年 で 41.5%( 全 国 2 : 29.6%)であり 全 国 と 比 較 して 高 い 状 況 です 歯 周 病 は 糖 尿 病 に 合 併 することが 多 い 疾 患 であり 歯 周 疾 患 は 歯 の 喪 失 だけでなく 他 のさまざまな 疾 患 の 原 因 となります 歯 周 疾 患 を 予 防 することは 体 全 体 の 疾 患 を 予 防 する 上 で 重 要 となっています ( 方 針 ) 市 町 ごとの 健 康 度 分 析 の 実 施 メタボリックシンドロームや 高 血 圧 の 状 況 は 地 域 によって 異 なる ため 地 域 の 特 徴 に 応 じた 健 康 づくり 対 策 を 進 める 必 要 があります 本 県 は 東 京 大 学 との 共 同 研 究 事 業 であるジェロントロジー( 総 合 長 寿 学 )の 研 究 成 果 を 応 用 し 特 定 健 診 データと 医 療 費 レセプトデー タを 個 人 ベースで 接 合 したデータベースを 構 築 しました 平 成 24 年 度 から 市 町 ごとに 健 康 度 を 分 析 できるよう わがまち 健 康 づくり 推 進 プ ロジェクト ( 地 域 健 康 度 診 断 システム)において 定 期 的 に 市 町 の 担 当 者 を 対 象 に 研 修 会 を 実 施 しており 健 康 度 分 析 に 基 づき 市 町 の 特 徴 に 応 じた 健 康 づくりを 支 援 します 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 の 実 施 率 の 向 上 受 診 勧 奨 医 療 保 険 者 と 連 携 し 特 定 健 診 未 受 診 者 に 対 する 電 話 勧 奨 や 保 健 推 進 員 等 による 個 別 のアプローチなどにより 受 診 勧 奨 を 強 化 しま

25 す 退 職 後 に 受 診 率 が 低 下 することから 社 会 保 険 から 国 保 に 切 り 替 わる 際 に 退 職 時 や 退 職 後 の 保 険 証 交 付 窓 口 での 説 明 郵 送 による 案 内 の 同 封 などにより 制 度 の 周 知 および 受 診 勧 奨 を 強 化 します 被 扶 養 者 の 受 診 率 の 向 上 を 図 るため 全 国 健 康 保 険 協 会 福 井 支 部 ( 以 下 協 会 けんぽ という ) 等 と 連 携 し 被 扶 養 者 に 対 する 電 話 や 文 書 等 による 受 診 勧 奨 や 受 診 券 の 発 行 などにより 受 診 勧 奨 を 強 化 します 市 町 福 井 県 医 師 会 と 連 携 し 主 治 医 から 患 者 に 対 して 特 定 健 診 受 診 等 の 必 要 性 の 啓 発 周 知 を 強 化 します 市 町 と 連 携 し 健 診 結 果 の 通 知 と 同 時 に 経 年 的 な 受 診 の 必 要 性 を 周 知 するなど 充 実 した 情 報 提 供 を 推 進 します 関 係 者 間 でのデータ 提 供 協 会 けんぽおよび 福 井 労 働 局 と 連 携 し 事 業 主 の 協 力 を 得 て 保 険 者 に 対 して 健 診 データを 提 供 することにより 受 診 率 の 向 上 を 図 ります 医 療 機 関 と 連 携 し 本 人 の 同 意 を 得 て 市 町 国 保 に 対 して 特 定 健 診 に 相 当 する 診 療 情 報 を 提 供 することにより 受 診 率 の 向 上 を 図 り ます 特 定 健 診 とがん 検 診 の 同 時 実 施 の 推 進 市 町 国 保 が 実 施 する 特 定 健 診 とがん 検 診 を 同 時 に 受 診 できるよう 総 合 健 診 化 を 進 めるため 特 定 健 診 とがん 検 診 の 受 診 券 統 一 化 を 推 進 します がん 検 診 予 約 システム の 活 用 パソコンや 携 帯 電 話 から 手 軽 にがん 検 診 を 予 約 できる がん 検 診 予 約 システム で 特 定 健 診 を 実 施 している 医 療 機 関 も 情 報 提 供 する ことにより 受 診 率 の 向 上 を 図 ります

26 特 定 保 健 指 導 の 実 施 率 の 向 上 市 町 の 保 健 センター 等 で 健 診 結 果 の 受 け 取 り 時 に 初 回 面 接 を 実 施 することや 訪 問 による 特 定 保 健 指 導 電 話 等 による 未 受 診 者 への 受 診 勧 奨 の 強 化 により 実 施 率 の 向 上 を 図 ります 福 井 県 栄 養 士 会 との 連 携 市 町 の 特 定 保 健 指 導 の 人 材 や 業 務 を 支 援 するため 福 井 県 栄 養 ケ ア ステーションの 活 用 を 図 ります 喫 煙 者 に 対 する 禁 煙 指 導 の 強 化 喫 煙 率 を 本 計 画 において 達 成 目 標 とする 12%にするためには 男 性 の 喫 煙 率 を 平 成 23 年 の 29.0%から 概 ね 20%まで 減 少 させる 必 要 が あり 特 に 喫 煙 率 の 高 い 働 く 世 代 の 禁 煙 対 策 を 推 進 します 国 が 改 定 を 予 定 している 標 準 的 な 健 診 保 健 指 導 プログラム を 踏 まえ 特 定 健 診 で 喫 煙 者 に 禁 煙 の 助 言 や 情 報 提 供 を 行 い 禁 煙 外 来 や 地 域 職 域 で 実 施 される 禁 煙 指 導 等 につなげていきます 大 学 入 学 や 入 社 をきっかけに 喫 煙 を 開 始 することのないよう 教 育 職 域 団 体 と 連 携 して たばこの 害 に 関 する 情 報 提 供 や 研 修 等 を 行 い 新 たな 喫 煙 者 の 増 加 を 防 ぎます 生 活 習 慣 病 の 重 症 化 の 予 防 対 策 脳 卒 中 急 性 心 筋 梗 塞 糖 尿 病 などの 生 活 習 慣 病 の 重 症 化 予 防 につ いては 地 域 連 携 クリティカルパスなどを 活 用 し 医 療 連 携 体 制 を 強 化 することにより 病 状 に 応 じた 適 切 な 医 療 の 提 供 体 制 を 推 進 します 詳 細 は 第 6 次 福 井 県 医 療 計 画 に 記 載 本 県 は 腎 臓 病 専 門 医 が 少 なく かかりつけ 医 と 専 門 医 の 連 携 体 制 がより 一 層 重 要 になることから 慢 性 腎 臓 病 (CKD)の 地 域 連 携 ク リティカルパスの 活 用 も 含 めた 医 療 連 携 体 制 について 検 討 し 新 たな 透 析 患 者 の 発 生 を 防 ぎます 糖 尿 病 が 重 症 化 して 糖 尿 病 性 腎 症 やCKDから 末 期 腎 不 全 となり 新 たな 透 析 患 者 が 発 生 することを 防 ぐことが 重 要 です 医 療 保 険 者 の 協 力 を 得 て 特 定 健 診 のデータからHbA1c 値 などを 活 用 し 医 療

27 機 関 へ 受 診 勧 奨 すべき 対 象 者 や 方 法 を 検 討 し 重 症 化 の 予 防 を 推 進 し ます 福 井 県 透 析 施 設 ネットワークの 協 力 を 得 て 市 町 ごとに 新 規 の 透 析 患 者 を 把 握 できるよう 県 独 自 の 腎 臓 病 登 録 を 開 始 し 新 たな 透 析 患 者 の 発 生 状 況 を 確 認 していくことにより 市 町 の 健 康 づくり 施 策 を 支 援 します 福 井 県 糖 尿 病 対 策 推 進 会 議 および 福 井 県 慢 性 腎 臓 病 対 策 協 議 会 の 協 力 を 得 て 特 に 特 定 健 診 で 保 健 指 導 や 医 療 機 関 の 受 診 が 必 要 な 人 に 対 して 糖 尿 病 やCKDの 予 防 に 関 する 啓 発 を 推 進 します また 福 井 県 たばこ 対 策 協 議 会 の 協 力 を 得 て たばこ 対 策 の 一 環 と して 県 民 に 対 してCOPDの 予 防 に 関 する 啓 発 を 推 進 します 歯 科 保 健 の 推 進 歯 科 口 腔 疾 患 は 人 の 一 生 に 関 わる 疾 患 で 新 生 児 小 児 から 高 齢 者 まで 予 防 治 療 管 理 が 必 要 となります すべての 世 代 が 健 康 な 口 腔 を 保 持 し 質 の 高 い 生 活 の 実 現 を 支 援 するため 歯 科 口 腔 保 健 の 推 進 に 関 する 法 律 の 理 念 および 基 本 的 事 項 に 基 づき 歯 科 口 腔 保 健 に 関 する 対 策 を 進 めます むし 歯 を 予 防 するためには できるだけ 早 い 時 期 から 適 切 な 生 活 習 慣 を 確 立 することが 重 要 であり 妊 娠 時 や 乳 幼 児 健 診 時 に 保 護 者 や 子 どもに 対 して むし 歯 を 予 防 するための 生 活 習 慣 や 歯 磨 きに 関 する 指 導 を 強 化 します 高 齢 化 社 会 において 健 康 的 に 自 分 の 歯 で 食 事 を 継 続 できるために は 日 頃 からの 口 腔 ケアが 重 要 です 1 歳 6か 月 児 健 診 に 始 まるステ ージに 応 じた 歯 科 健 診 は 高 校 卒 業 と 同 時 に 継 続 性 がなくなるため 県 は 18 歳 以 上 を 対 象 とした 無 料 歯 科 健 診 を 実 施 してきました 引 き 続 き すべての 県 民 が 継 続 して 年 に1 回 は 歯 科 健 診 を 受 診 し 生 涯 健 康 な 口 腔 状 態 を 維 持 できる 体 制 を 推 進 します 歯 周 病 は 糖 尿 病 に 合 併 することが 多 い 疾 患 であり 歯 周 疾 患 は 歯 の 喪 失 だけでなく 他 のさまざまな 疾 患 の 原 因 となります 特 定 健 診 と 同 時 に 歯 科 健 診 を 受 診 できる 体 制 を 推 進 することにより 歯 周 疾 患

28 の 予 防 は 歯 だけでなく 体 全 体 の 疾 患 の 予 防 として 重 要 であること を 啓 発 します 1 全 国 データは 平 成 16 年 のデータを 用 いた 2 全 国 データは 平 成 21 年 のデータを 用 いた

29 Ⅲ 県 民 が 自 ら 取 り 組 む 健 康 づくり ポイント ( 現 状 と 課 題 ) 県 民 が 自 ら 健 康 づくりに 取 り 組 むためには 健 康 づくりに 取 り 組 んで いない 層 に 対 する 積 極 的 なアプローチやきっかけが 必 要 ( 今 後 の 方 針 ) 対 象 者 のニーズや 関 心 の 高 い 時 期 にあわせた 普 及 啓 発 を 推 進 平 成 30 年 に 開 催 する 福 井 しあわせ 元 気 国 体 をきっかけに 1 県 民 1スポーツ 運 動 を 展 開 し 健 康 づくりを 実 践 する 県 民 を 増 やす ( 現 状 と 課 題 ) 県 民 が 自 ら 健 康 づくりに 取 り 組 むためには すべての 県 民 に 対 して 幅 広 く 啓 発 するだけではなく 健 康 づくりに 取 り 組 んでいない 層 に 対 する 積 極 的 なアプローチも 必 要 であり 健 康 づくり 活 動 へ 参 加 できない 原 因 を 検 討 し 効 果 的 な 勧 奨 を 行 う 必 要 があります 例 えば 健 康 に 関 する 認 識 が 不 足 している 場 合 と 意 欲 はあるが 環 境 や 時 間 の 制 約 が 原 因 である 場 合 では 働 きかけの 方 法 は 異 なるので 原 因 に 応 じた 普 及 啓 発 の 方 法 を 工 夫 する 必 要 があります また 健 康 日 本 21では 個 人 の 健 康 は 家 庭 学 校 地 域 職 場 等 の 社 会 環 境 の 影 響 を 受 けることから 社 会 全 体 として 個 人 の 健 康 を 支 え 守 る 環 境 づくりに 努 めていくこと が 重 要 とされています ( 方 針 ) ターゲットに 応 じたアプローチ 健 康 づくり 活 動 へ 参 加 できない 原 因 に 応 じた 啓 発 活 動 を 推 進 する 必 要 があります 本 県 の 場 合 共 働 き 世 帯 が 多 く 日 常 生 活 の 中 で 運 動 に 充 てられる 時 間 が 少 ないことから 日 常 生 活 での 活 動 量 を 増 やす ( 屋 内 の 掃 除 20 分 子 どもと 遊 ぶ 15 分 昼 休 みの 速 歩 15 分 など)ことで 健 康 づくり 対 策 とすること 企 業 と 連 携 して 特 定 健 診 の 対 象 となる 40 歳 の 時 点 で 健 康 づくりに 関 する 知 識 や 情 報 を 周 知 す ること 退 職 時 に 市 町 の 健 診 制 度 を 周 知 することなど さまざまな 機 会 をとらえ 対 象 者 のニーズや 関 心 の 高 い 時 期 にあわせた 指 導 啓 発 を 推 進 し 自 身 の 健 康 や 生 活 習 慣 を 考 えるきっかけを 提 供 します

30 保 健 推 進 員 等 の 活 動 の 充 実 市 町 の 保 健 推 進 員 や 食 生 活 改 善 推 進 員 が 地 域 住 民 の 健 康 づくりを 推 進 する 担 い 手 として 積 極 的 に 活 動 する 必 要 があります これまでの 集 会 型 から 対 話 訪 問 型 のアプローチへシフトし 家 庭 の 主 婦 層 や 高 齢 者 世 帯 への 声 かけなど 地 域 に 密 着 した 健 康 づくりの 普 及 啓 発 活 動 を 行 うよう 市 町 と 連 携 して 活 動 内 容 の 充 実 を 図 り 健 康 づくりを 実 践 する 県 民 を 増 やします 健 康 づくりに 取 り 組 みやすい 環 境 の 整 備 県 は 健 康 的 な 食 生 活 を 推 進 するため 飲 食 店 等 でヘルシーなメニ ューである ふくい 健 幸 美 食 の 提 供 を 推 進 しています また 運 動 習 慣 の 確 立 を 支 援 するため 民 間 企 業 が 運 営 するサイトを 使 って 歩 数 の 管 理 を 行 う みんなで 歩 こう project を 推 進 し 県 民 が 健 康 づくり に 参 加 しやすい 社 会 環 境 を 推 進 します 1 県 民 1スポーツ 運 動 との 連 携 平 成 30 年 に 開 催 する 福 井 しあわせ 元 気 国 体 では 1 県 民 1スポ ーツ 運 動 を 展 開 し 県 民 スポーツ 祭 などのイベントを 活 用 したり 企 業 へ 出 向 いた 出 前 教 室 の 開 催 や 総 合 型 地 域 スポーツクラブなどで 気 軽 に 楽 しめる 軽 スポーツを 実 施 する 機 会 を 設 けたりすることで 県 民 へのスポーツの 振 興 に 取 り 組 みます

31 Ⅳ さまざまな 関 係 者 と 連 携 した 健 康 づくり ポイント ( 現 状 と 課 題 ) 今 後 の 健 康 づくりは 行 政 だけではなく さまざまな 関 係 者 の 協 力 を 得 て 社 会 的 な 活 動 として 取 組 みを 進 めていくことが 必 要 ( 今 後 の 方 針 ) 社 会 全 体 で 健 康 づくりを 進 めていくため さまざまな 病 気 の 原 因 とな るたばこによる 受 動 喫 煙 の 防 止 策 を 飲 食 店 など 多 数 の 関 係 者 の 理 解 を 得 て 推 進 ( 現 状 と 課 題 ) これまで 各 健 康 福 祉 センターで 地 域 職 域 連 携 推 進 協 議 会 を 開 催 し 医 療 保 険 者 医 療 機 関 商 工 会 議 所 商 工 会 などの 職 域 関 係 者 が 各 地 域 の 健 康 課 題 を 解 決 するため 対 策 を 協 議 してきました 今 後 の 健 康 づくりは 行 政 だけではなく さまざまな 関 係 者 の 協 力 を 得 て 社 会 的 な 活 動 として 取 組 みを 進 めていく 必 要 があります 広 報 活 動 や ボランティア 活 動 など 各 関 係 者 が 少 しずつでも 活 動 に 協 力 し それが 合 わさって 社 会 全 体 へ 波 及 していくことが 期 待 されます マスコミ 企 業 ボランティア 団 体 などに 対 し 幅 広 く 積 極 的 に 地 域 職 域 連 携 推 進 協 議 会 への 参 加 を 働 きかけていく 必 要 があります ( 方 針 ) 社 会 全 体 での 健 康 づくりの 推 進 社 会 全 体 で 健 康 づくりを 進 めていくため マスコミ 企 業 ボラン ティア 団 体 など 幅 広 く 関 係 者 の 協 力 を 得 て がん 検 診 や 特 定 健 診 の 啓 発 を 促 進 します さまざまな 病 気 の 原 因 となる 受 動 喫 煙 を 防 止 するためには 行 政 に よる 一 律 的 な 規 制 ではなく 県 民 飲 食 店 職 場 など 多 数 の 関 係 者 の 理 解 を 得 ながら 進 める 必 要 があります 本 県 の 具 体 的 な 取 組 みを 進 め る 上 での 行 動 指 針 の 策 定 も 含 め 県 民 全 体 の 取 組 みとして 受 動 喫 煙 を 防 止 します 多 数 の 者 が 利 用 する 空 間 を 持 つ 施 設 では 禁 煙 分 煙 の 措 置 を 進 め

32 ます 特 に 飲 食 店 については 禁 煙 分 煙 の 取 組 みを 分 かりやすく 表 示 することによって 受 動 喫 煙 防 止 対 策 を 強 化 します ふくい 健 幸 美 食 の 普 及 みんなで 歩 こう project の 参 加 み んラジ 推 進 隊 の 登 録 など 健 康 づくり 事 業 の 実 施 に 当 たっては 県 と 市 町 および 福 井 県 栄 養 士 会 や 福 井 県 ウオーキング 協 会 などの 関 係 団 体 さらにはマスコミや 企 業 ボランティア 団 体 の 協 力 も 得 ること で 県 全 体 への 浸 透 を 図 ります 県 や 企 業 等 が 定 期 的 に 健 康 づくりに 関 して 意 見 交 換 する 場 を 設 け 健 康 課 題 の 解 決 に 向 けての 役 割 分 担 を 明 確 化 することで それぞれが 主 体 的 に 健 康 づくり 活 動 を 実 践 することにつなげます

33 第 2 章 福 井 県 の 現 状 1 福 井 県 の 将 来 の 人 口 推 計 本 県 は 平 成 11 年 をピークに 人 口 減 少 社 会 に 突 入 しており 平 成 24 年 時 点 の 推 計 人 口 は 79.9 万 人 で 県 内 人 口 は 80 万 人 を 切 る 状 況 となってい ます いわゆる 団 塊 の 世 代 の 方 々が 平 成 27 年 には 65 歳 以 上 平 成 37 年 には 75 歳 以 上 となることから 今 後 10 年 間 で 加 速 度 的 に 高 齢 化 が 進 展 します 本 県 の 高 齢 化 率 ( 人 口 に 占 める 65 歳 以 上 の 高 齢 者 の 割 合 )は 平 成 22 年 で 25.2%( 全 国 :23.0%)です 10 年 後 の 平 成 32 年 には 65 歳 以 上 の 高 齢 者 が 3.1 万 人 増 加 し 15 歳 未 満 の 年 少 人 口 が 2.1 万 人 減 少 し 高 齢 化 率 は 30%へ 上 昇 する 見 込 みです 1000 福 井 県 人 口 と 高 齢 化 率 の 推 移 ( 予 測 ) 35% ( 千 人 ) % 25.2% 23.0% 28.3% 26.8% 30.5% 29.1% 31.8% 30.3% 30% 25% 後 期 高 齢 者 人 口 前 期 高 齢 者 人 口 生 産 年 齢 人 口 年 少 人 口 高 齢 化 率 ( 福 井 県 ) 高 齢 化 率 ( 全 国 ) % 20.2% 20% 17.3% 0 H12 H17 H22 H27 H32 H37 15% ( 出 典 : 総 務 省 国 勢 調 査 ( 年 齢 階 層 別 の 集 計 にあたり 年 齢 不 詳 の 数 は 除 く) 福 井 県 福 井 県 の 人 口 と 世 帯 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 都 道 府 県 の 将 来 推 計 人 口 )

34 本 県 の 65 歳 以 上 の 高 齢 者 に 占 める 75 歳 以 上 の 後 期 高 齢 者 の 割 合 は 平 成 17 年 に 50%を 超 え その 後 も 上 昇 が 続 いています 平 成 22 年 では 53.5%となっており 全 国 平 均 より 10 年 以 上 高 齢 化 が 進 んでいます 後 期 高 齢 者 の 割 合 100% 福 井 県 全 国 80% 43.5% 50.1% 53.5% 51.8% 53.0% 59.3% 40.9% 45.2% 48.1% 48.5% 52.0% 59.6% 60% 40% 後 期 高 齢 者 前 期 高 齢 者 20% 56.5% 49.9% 46.5% 48.2% 47.0% 40.7% 59.1% 54.8% 51.9% 51.5% 48.0% 40.4% 0% H12 H17 H22 H27 H32 H37 H12 H17 H22 H27 H32 H37 ( 出 典 : 総 務 省 国 勢 調 査 福 井 県 福 井 県 の 人 口 と 世 帯 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 都 道 府 県 の 将 来 推 計 人 口 ) 要 介 護 高 齢 者 の 状 況 は 軽 度 の 認 定 者 ( 要 支 援 )の 割 合 は 平 成 23 年 で 20.3%( 全 国 :26.4%)ですが 全 国 よりも 高 齢 化 率 が 高 いことなどから 中 等 度 以 上 の 認 定 者 ( 要 介 護 3 以 上 )の 割 合 は 41.9%( 全 国 :38.0%)と 全 国 より 高 い 状 況 です 要 介 護 となる 主 な 原 因 として 74 歳 までの 前 期 高 齢 者 では 脳 血 管 疾 患 が 圧 倒 的 に 多 く 後 期 高 齢 者 では 脳 血 管 疾 患 に 加 え 認 知 症 や 関 節 疾 患 骨 折 転 倒 が 多 い 状 況 です 本 県 では 脳 血 管 疾 患 の 年 齢 調 整 死 亡 率 は 全 国 より 低 い 状 況 ですが 脳 血 管 疾 患 や 筋 骨 格 系 および 結 合 組 織 疾 患 の 受 療 率 は 高 い 状 況 です

35 40 福 井 県 の 要 介 護 度 別 認 定 者 の 推 移 30 33,275 要 介 護 5 要 介 護 4 ( 千 人 ) ,618 要 介 護 3 要 介 護 2 要 介 護 1 要 支 援 2 要 支 援 1 要 支 援 0 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 要 介 護 認 定 者 の 割 合 H23 要 支 援 要 介 護 3 以 上 福 井 県 20.3% 41.9% 全 国 26.4% 38.0% ( 出 典 : 介 護 保 険 事 業 状 況 報 告 ) 全 国 における 要 介 護 の 要 因 前 期 高 齢 者 脳 血 管 疾 患 40.0% 認 知 症 8.1% 関 節 疾 患 7.6% 骨 折 転 倒 7.5% パーキンソン 病 4.5% 糖 尿 病 5.4% 悪 性 新 生 物 2.9% その 他 22.1% 1.9% 後 期 高 齢 者 脳 血 管 疾 患 16.6% 認 知 症 17.7% 関 節 疾 患 11.7% 骨 折 転 倒 11.1% 高 齢 による 衰 弱 16.6% その 他 19.1% 2.4% 3.1% 2.3% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ( 出 典 : 平 成 22 年 国 民 生 活 基 礎 調 査 )

36 2 平 均 寿 命 および 健 康 寿 命 本 県 は 平 均 寿 命 が 男 女 とも 全 国 トップクラスの 健 康 長 寿 県 です 本 県 の 計 画 の 特 徴 は 第 1 次 計 画 が 開 始 する 平 成 16 年 度 から 平 均 寿 命 だけで はなく 健 康 寿 命 の 延 伸 を 基 本 的 な 目 標 に 位 置 付 けたことです 全 国 で 健 康 寿 命 の 計 算 方 法 が 統 一 されていなかったことから 県 は 独 自 に 要 介 護 度 のデータを 用 いて 健 康 寿 命 を 算 出 し 評 価 を 行 っています ( 平 均 寿 命 ) 平 成 22 年 の 本 県 の 平 均 寿 命 は 男 性 が 年 ( 全 国 3 位 ) 女 性 が 年 ( 全 国 7 位 )となっています 特 に 男 性 が1 年 延 伸 し 初 めて 80 代 に 達 しました 平 均 寿 命 H12 H17 H22 男 性 女 性 男 性 女 性 男 性 女 性 年 年 年 年 年 年 全 国 順 位 2 位 2 位 4 位 11 位 3 位 7 位 平 成 22 年 の 数 値 は 国 の 研 究 班 が 公 表 したデータ ( 健 康 寿 命 ) 健 康 寿 命 ( 日 常 生 活 動 作 が 自 立 している 期 間 の 平 均 )については 平 成 16 年 度 から 本 県 独 自 の 算 定 方 式 により 毎 年 算 定 を 行 い 評 価 していま す また 国 の 研 究 班 1 は 都 道 府 県 などの 健 康 寿 命 を 評 価 するため 平 成 24 年 度 に 初 めて 都 道 府 県 別 の 健 康 寿 命 を 公 表 し 平 成 22 年 の 本 県 の 健 康 寿 命 は 男 性 年 ( 全 国 3 位 ) 女 性 年 ( 全 国 4 位 )となって います H17 H18 H19 H20 H21 H22 男 性 77.8 年 77.9 年 77.9 年 78.0 年 78.2 年 年 女 性 83.0 年 82.8 年 82.9 年 83.0 年 83.1 年 年 平 成 22 年 は 国 の 研 究 班 が 介 護 度 を 用 いて 試 算 した 健 康 寿 命 1 平 成 24 年 度 厚 生 労 働 科 学 研 究 費 補 助 金 による 健 康 寿 命 における 将 来 予 測 と 生 活 習 慣 病 対 策 の 費 用 対 効 果 に 関 する 研 究

37 3 疾 病 の 動 向 (1) 年 齢 調 整 死 亡 率 本 県 における 悪 性 新 生 物 脳 血 管 疾 患 糖 尿 病 の 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 全 年 齢 )は 男 女 ともに 全 国 より 低 く いずれも 減 少 傾 向 にあります 一 方 急 性 心 筋 梗 塞 の 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 全 年 齢 )は 男 女 ともに 全 国 より 高 く 腎 不 全 の 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 全 年 齢 )は 男 性 で 全 国 より 高 い 状 況 です ( 悪 性 新 生 物 ) 悪 性 新 生 物 の 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 全 年 齢 )は 全 国 と 同 様 に 減 少 傾 向 に あり 全 国 に 比 べて 低 い 状 況 です 特 に 男 性 は 全 国 で3 番 目 に 低 い 状 況 です 120 悪 性 新 生 物 の 年 齢 調 整 死 亡 率 年 次 推 移 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 0 H7 H12 H17 H22 ( 出 典 : 人 口 動 態 統 計 ) ( 脳 血 管 疾 患 ) 脳 血 管 疾 患 の 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 全 年 齢 )は 全 国 と 同 様 に 減 少 傾 向 に あり 全 国 に 比 べて 低 い 状 況 です 特 に 男 性 は 全 国 で5 番 目 に 低 い 状 況 です 脳 血 管 疾 患 の 年 齢 調 整 死 亡 率 年 次 推 移 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) 福 井 県 - 男 性 全 国 - 男 性 福 井 県 - 女 性 全 国 - 女 性 0 H7 H12 H17 H22 ( 出 典 : 人 口 動 態 統 計 )

38 ( 糖 尿 病 ) 糖 尿 病 の 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 全 年 齢 )は 全 国 と 同 様 に 減 少 傾 向 にあり 男 性 では 全 国 に 比 べて 低 い 状 況 です 12 糖 尿 病 の 年 齢 調 整 死 亡 率 年 次 推 移 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 0 H7 H12 H17 H22 ( 出 典 : 人 口 動 態 統 計 ) ( 急 性 心 筋 梗 塞 ) 急 性 心 筋 梗 塞 の 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 全 年 齢 )は 全 国 と 同 様 に 減 少 傾 向 にあるものの 男 女 とも 全 国 に 比 べて 高 く 特 に 男 性 は 全 国 で5 番 目 に 高 い 状 況 です 40 急 性 心 筋 梗 塞 の 年 齢 調 整 死 亡 率 年 次 推 移 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) 福 井 県 - 男 性 全 国 - 男 性 福 井 県 - 女 性 全 国 - 女 性 0 H12 H17 H22 ( 出 典 : 人 口 動 態 統 計 )

39 ( 腎 不 全 ) 腎 不 全 の 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 全 年 齢 )は 全 国 と 同 様 に 減 少 傾 向 にある ものの 特 に 男 性 は 全 国 で9 番 目 に 高 い 状 況 です 12 腎 不 全 の 年 齢 調 整 死 亡 率 年 次 推 移 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 0 H7 H12 H17 H22 ( 出 典 : 人 口 動 態 統 計 ) ( 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 ) 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 (COPD)の 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 全 年 齢 )は 全 国 と 同 様 に 男 性 は 減 少 傾 向 です 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 の 年 齢 調 整 死 亡 率 年 次 推 移 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) H12 H17 H22 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 ( 出 典 : 人 口 動 態 統 計 )

40 (2) 受 療 率 本 県 における 悪 性 新 生 物 脳 血 管 疾 患 糖 尿 病 虚 血 性 心 疾 患 の 全 年 齢 の 受 療 率 は 男 女 とも 全 国 より 高 く 気 管 支 炎 および 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 筋 骨 格 系 および 結 合 組 織 疾 患 は 男 性 が 全 国 より 高 い 状 況 です 糸 球 体 疾 患 腎 尿 細 管 間 質 性 疾 患 および 腎 不 全 は 男 女 とも 全 国 より 低 い 状 況 です 65 歳 以 上 の 受 療 率 は 全 年 齢 と 同 様 の 傾 向 ですが 脳 血 管 疾 患 の 女 性 については 全 国 より 低 い 状 況 です また 全 国 と 同 様 に 悪 性 新 生 物 の 受 療 率 は 男 性 が 高 く 筋 骨 格 系 お よび 結 合 組 織 疾 患 の 受 診 率 は 女 性 が 高 い 状 況 です ( 悪 性 新 生 物 ) 悪 性 新 生 物 の 受 療 率 は 全 年 齢 で 全 国 と 同 様 に 増 加 傾 向 であり 男 女 とも 全 国 より 高 い 状 況 です 65 歳 以 上 の 受 療 率 は 全 国 と 同 程 度 であり 65 歳 未 満 の 受 療 率 が 高 いことが 考 えられます 悪 性 新 生 物 の 受 療 率 400 ( 全 年 齢 ) 1200 (65 歳 以 上 ) 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) H8 H11 H14 H17 H20 H23 H8 H11 H14 H17 H20 H23 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 ( 出 典 : 患 者 調 査 )

41 ( 脳 血 管 疾 患 ) 脳 血 管 疾 患 の 受 療 率 は 全 年 齢 および 65 歳 以 上 で 全 国 と 同 様 に 減 少 傾 向 です 脳 血 管 疾 患 の 受 療 率 400 ( 全 年 齢 ) 2000 (65 歳 以 上 ) 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) H8 H11 H14 H17 H20 H23 H8 H11 H14 H17 H20 H23 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 ( 出 典 : 患 者 調 査 ) ( 糖 尿 病 ) 糖 尿 病 の 受 療 率 は 全 年 齢 で 全 国 と 同 様 に 横 ばいであり 男 女 とも 全 国 より 高 い 状 況 です 65 歳 以 上 の 受 療 率 は 全 国 と 同 程 度 であり 65 歳 未 満 の 受 療 率 が 高 いことが 考 えられます 300 ( 全 年 齢 ) 糖 尿 病 の 受 療 率 1000 (65 歳 以 上 ) 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) H8 H11 H14 H17 H20 H23 H8 H11 H14 H17 H20 H23 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 ( 出 典 : 患 者 調 査 )

42 ( 虚 血 性 心 疾 患 ) 虚 血 性 心 疾 患 の 受 療 率 は 全 年 齢 および 65 歳 以 上 で 全 国 と 同 様 に 減 少 傾 向 ですが 男 性 の 受 療 率 は 全 国 より 高 く 減 少 傾 向 が 鈍 化 していま す 虚 血 性 心 疾 患 の 受 療 率 200 ( 全 年 齢 ) 600 (65 歳 以 上 ) 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) H8 H11 H14 H17 H20 H23 H8 H11 H14 H17 H20 H23 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 ( 出 典 : 患 者 調 査 ) ( 糸 球 体 疾 患 腎 尿 細 管 間 質 性 疾 患 および 腎 不 全 ) 糸 球 体 疾 患 腎 尿 細 管 間 質 性 疾 患 および 腎 不 全 の 受 療 率 は 全 年 齢 お よび 65 歳 以 上 で 全 国 では 増 加 傾 向 ですが 本 県 は 全 国 より 低 い 状 況 で す 糸 球 体 疾 患 腎 尿 細 管 間 質 性 疾 患 および 腎 不 全 の 受 療 率 200 ( 全 年 齢 ) 500 (65 歳 以 上 ) 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) H8 H11 H14 H17 H20 H23 H8 H11 H14 H17 H20 H23 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 ( 出 典 : 患 者 調 査 )

43 ( 気 管 支 炎 および 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 ) 気 管 支 炎 および 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 の 受 療 率 は 全 年 齢 および 65 歳 以 上 で 減 少 傾 向 ですが 男 性 の 受 療 率 は 全 国 より 高 い 状 況 です 気 管 支 炎 および 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 の 受 療 率 150 ( 全 年 齢 ) 400 (65 歳 以 上 ) 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) H8 H11 H14 H17 H20 H23 H8 H11 H14 H17 H20 H23 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 ( 出 典 : 患 者 調 査 ) ( 筋 骨 格 系 および 結 合 組 織 疾 患 ) 筋 骨 格 系 および 結 合 組 織 疾 患 の 受 療 率 は 全 年 齢 および 65 歳 以 上 で 全 国 と 同 様 に 横 ばい 傾 向 で 男 性 よりも 女 性 の 受 療 率 が 高 い 状 況 です 筋 骨 格 系 および 結 合 組 織 疾 患 の 受 療 率 1400 ( 全 年 齢 ) 4000 (65 歳 以 上 ) 人 口 10 万 人 対 ( 人 ) H8 H11 H14 H17 H20 H23 H8 H11 H14 H17 H20 H23 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 ( 出 典 : 患 者 調 査 )

44 4 特 定 健 診 結 果 の 動 向 特 定 健 診 の 結 果 からみた 本 県 のメタボリックシンドローム 該 当 者 および 予 備 群 の 割 合 は 全 国 と 同 程 度 ですが 肥 満 者 の 割 合 は 全 国 より 低 い 状 況 です 生 活 習 慣 病 では 高 血 糖 および 脂 質 異 常 者 の 割 合 は 全 国 と 同 程 度 ですが 高 血 圧 者 の 割 合 は 男 女 とも 全 国 より 低 い 状 況 です また 全 国 と 同 様 に メタボリックシンドローム 該 当 者 および 予 備 群 肥 満 者 生 活 習 慣 病 者 の 割 合 は いずれにおいても 女 性 より 男 性 が 高 い 状 況 です (1)メタボリックシンドローム 該 当 者 および 予 備 群 の 状 況 メタボリックシンドローム 該 当 者 の 割 合 は 全 国 では 横 ばいですが 本 県 は 増 加 傾 向 で 全 国 と 同 程 度 になっています メタボリックシンドロ ーム 予 備 群 の 割 合 は 全 国 と 同 様 横 ばいで 同 程 度 です メタボリックシンドローム 該 当 者 の 割 合 (%) 20 (%) 20 メタボリックシンドローム 予 備 群 の 割 合 H20 H21 H22 0 H20 H21 H22 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 (2) 肥 満 者 の 状 況 肥 満 者 の 割 合 は 全 国 と 同 様 横 ばいで 男 女 とも 全 国 より 低 い 状 況 で す BMI25.0 以 上 の 割 合 (%) 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 10 H20 H H22

45 (3) 生 活 習 慣 病 の 状 況 ア 血 糖 の 状 況 糖 尿 病 治 療 者 の 割 合 は 全 国 では 横 ばいですが 本 県 は 増 加 傾 向 で す 男 性 は 全 国 より 高 く 女 性 は 全 国 と 同 程 度 です (%) 糖 尿 病 治 療 薬 服 用 者 割 合 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 0 H20 H21 H22 イ 高 血 圧 の 状 況 高 血 圧 治 療 中 の 者 の 割 合 は 全 国 と 同 様 に 増 加 傾 向 で 男 女 とも 全 国 より 低 い 状 況 です (%) 高 血 圧 症 治 療 薬 服 用 者 割 合 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 0 H20 H21 H22 ウ 脂 質 の 状 況 脂 質 異 常 治 療 者 の 割 合 は 全 国 と 同 様 に 増 加 傾 向 で 男 女 とも 全 国 と 同 程 度 です 脂 質 異 常 症 治 療 薬 服 用 者 割 合 (%) 男 性 - 福 井 県 男 性 - 全 国 女 性 - 福 井 県 女 性 - 全 国 0 H20 - H H22

46 第 3 章 今 後 の 健 康 づくり 対 策 1 ふくい 健 幸 美 食 による 食 生 活 の 改 善 現 状 と 課 題 ア これまでの 取 組 み これまで 高 血 圧 や 糖 尿 病 などの 生 活 習 慣 病 を 予 防 するため 低 塩 分 で 低 カロリーな 料 理 を 普 及 させることにより 食 塩 や 野 菜 の 摂 取 量 を 改 善 し バランスの 良 い 食 生 活 を 推 進 してきました 平 成 14 年 度 から 健 康 に 配 慮 したヘルシーメニューを 提 供 し 安 心 して 外 食 ができる 飲 食 店 を 募 集 し 健 康 づくり 応 援 の 店 ( 平 成 24 年 度 で 約 370 店 舗 が 登 録 )として 県 民 の 健 康 づくりを 支 援 していま す 平 成 23 年 度 から 野 菜 を 多 く 使 った 料 理 を 家 庭 に 普 及 させるため 福 井 県 食 生 活 改 善 推 進 員 連 絡 協 議 会 の 協 力 を 得 て 家 庭 で 調 理 できる レシピ(かんたんレシピ~GoGo 野 菜!~)を 作 成 し ホームペー ジでの 紹 介 ( 平 成 24 年 度 までに 約 4.5 万 件 のアクセス) 地 域 の 料 理 教 室 ( 年 間 で 約 7,000 人 を 対 象 ) スーパー 等 での 試 食 会 ( 平 成 24 年 度 までに 約 6,000 人 を 対 象 )を 通 じて 啓 発 しました また 平 成 24 年 度 は ふくい 味 の 週 間 にあわせて 幸 福 度 日 本 一 である 福 井 県 の 食 材 を 使 用 し 低 カロリー 低 塩 分 で 野 菜 を 多 く 使 ったヘルシーなメニューを ふくい 健 幸 美 食 として 認 定 し 32 の 飲 食 店 等 で 提 供 することにより 地 域 ぐるみで 食 を 通 じた 健 康 づくりと ふくいの 食 をアピールしました これまでの 評 価 として 食 塩 および 野 菜 の 摂 取 量 は 改 善 傾 向 にあり 一 定 の 成 果 が 見 られています 脂 肪 エネルギー 比 率 は 全 国 と 同 様 に 増 加 傾 向 で エネルギー 源 を 脂 肪 から 摂 る 割 合 が 高 くなっており バ ランスの 良 い 食 生 活 が 今 後 の 課 題 となっています イ 県 民 健 康 栄 養 調 査 の 評 価 1 成 人 の 野 菜 摂 取 量 (1 日 当 たり)は 平 成 23 年 で 311.9g( 全 国 : 281.7g)で 目 標 摂 取 量 の 350gには 達 していませんが 平 成 18 年 の 296.3gから 増 加 しました しかし 20 歳 代 の 野 菜 摂 取 量 は g 30 歳 代 は 246.9gで 目 標 まで 100g 程 度 不 足 していることが 課 題 です あと1 皿 野 菜 料 理 を 増 やせないか という 質 問 に 対 し 増 やせ

47 ない と 回 答 した 人 は 20 歳 代 で 35.6% 30 歳 代 で 20%であり 増 や せない 理 由 として 多 かった 回 答 は 男 性 で 自 分 で 食 事 の 準 備 をしな いから 女 性 で 現 在 野 菜 を 十 分 に 食 べているから という 項 目 でした 特 に 子 どものころから 必 要 な 栄 養 素 を 十 分 摂 り 自 分 自 身 で 健 康 管 理 ができる 知 識 と 能 力 を 身 につけるための 健 康 教 育 が 必 要 で す 野 菜 摂 取 量 (g) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 (1 歳 以 上 ) 1 6 歳 7 14 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 20 歳 以 上 ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

48 成 人 の 食 塩 の 摂 取 量 は 男 性 は 平 成 18 年 の 12.4g( 全 国 : g)から 平 成 23 年 の 11.8g( 全 国 :11.4g)に 減 少 しています 女 性 は 平 成 18 年 の 10.8g( 全 国 :10.5g)から 平 成 23 年 の g( 全 国 :9.8g)に 減 少 しています 男 女 ともに 年 齢 が 高 くなるに つれて 摂 取 量 は 増 加 傾 向 です 食 塩 摂 取 量 ( 男 性 ) (g) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 (1 歳 以 上 ) 1 6 歳 7 14 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 20 歳 以 上 ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) 食 塩 摂 取 量 ( 女 性 ) (g) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 (1 歳 以 上 ) 1 6 歳 7 14 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 20 歳 以 上 ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

49 肥 満 者 の 割 合 は 男 性 は 平 成 18 年 の 27.9%( 全 国 :29.7%)から 1 平 成 23 年 の 30.9%( 全 国 :30.4%)に 増 加 しています 特 に 歳 代 で 肥 満 者 の 割 合 が 著 しく 増 加 しています 女 性 は 平 成 18 年 の 21.5%( 全 国 :21.4%)から 平 成 23 年 の 21.4% 1 ( 全 国 :21.1%)と 横 ばい 傾 向 です 肥 満 者 の 割 合 ( 男 性 ) (%) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 (20 歳 以 上 ) 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 代 ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) 肥 満 者 の 割 合 ( 女 性 ) (%) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 (20 歳 以 上 ) 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 代 ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

50 メタボリックシンドロームが 強 く 疑 われる 者 の 割 合 は 男 性 は 平 1 成 18 年 の 18.7%( 全 国 :21.2%)から 平 成 23 年 の 24.5%( 全 国 : 27.9%)に 増 加 しており 特 に 50 歳 以 上 の 増 加 が 顕 著 です 女 性 は 平 成 18 年 の 10.3%( 全 国 :10.5%)から 平 成 23 年 の 12.0% 1 ( 全 国 :11.8%)に 増 加 しています メタボリックシンドロームが 強 く 疑 われる 者 の 割 合 ( 男 性 ) (%) 総 数 (20 歳 以 上 ) H18 H23 全 国 (H22) 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) メタボリックシンドロームが 強 く 疑 われる 者 の 割 合 ( 女 性 ) (%) 30 H18 H23 全 国 (H22) 総 数 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 (20 歳 以 上 ) ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

51 メタボリックシンドロームの 予 備 群 と 考 えられる 者 の 割 合 は 男 性 は 平 成 18 年 の 22.3%( 全 国 :24.3%)から 平 成 23 年 の 24.9%( 全 1 国 :20.9%)に 増 加 しており 特 に 20~40 歳 代 の 若 い 年 代 の 増 加 が 顕 著 です 女 性 は 平 成 18 年 の 6.3%( 全 国 :7.1%)から 平 成 23 年 の 4.5% 1 ( 全 国 :7.3%)に 減 少 しています メタボリックシンドローム 予 備 群 と 考 えられる 者 の 割 合 ( 男 性 ) (%) 総 数 (20 歳 以 上 ) 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 ( 再 掲 ) 30.6 H18 H23 全 国 (H22) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) メタボリックシンドローム 予 備 群 と 考 えられる 者 の 割 合 ( 女 性 ) (%) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 (20 歳 以 上 ) ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

52 エネルギー 比 率 は 脂 肪 から 摂 る 割 合 ( 脂 肪 エネルギー 比 率 )が 高 くなっており 特 に 20~40 歳 代 の 働 く 世 代 で 高 い 状 況 です 本 県 は 共 働 き 率 が 高 く 平 成 21 年 度 の 全 国 消 費 実 態 調 査 によると 1 世 帯 当 たりの 惣 菜 の 消 費 金 額 が 全 国 1 位 ( 調 理 食 品 9,284 円 / 月 )となって います また 平 成 21~23 年 家 計 調 査 では コロッケ カツレツ 天 ぷら フライ の 購 入 金 額 が 全 国 1 位 となっています 2 全 国 と 比 較 して 家 庭 の 食 事 に 多 くの 惣 菜 を 取 り 入 れていることが 脂 肪 エ ネルギー 比 率 の 上 昇 に 関 連 しているものと 考 えられます エネルギー 比 率 全 国 (H22)(1 歳 以 上 ) 総 数 (1 歳 以 上 ) 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 以 上 歳 以 上 ( 再 掲 ) 歳 代 ( 再 掲 ) % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% たんぱく 質 脂 質 炭 水 化 物 ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) (%) 総 計 (20 歳 以 上 ) 脂 肪 エネルギー 比 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 ( 再 掲 ) H18 H23 全 国 (H22) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

53 油 を 多 く 使 った 料 理 (コロッケ フライ 天 ぷら から 揚 げ 等 )の 頻 度 は ほぼ 毎 日 食 べる 人 は 男 女 とも 20 歳 代 が 最 も 多 く 週 3~5 回 食 べる 人 は 男 女 とも 15~19 歳 が 最 も 多 くなっており 学 生 から 20 歳 代 までの 若 い 世 代 が 昼 食 で 油 を 多 く 使 った 料 理 を 多 く 摂 取 している と 考 えられます 油 を 多 く 使 った 料 理 を 食 べる 頻 度 別 人 数 の 割 合 ( 男 性 ) 70 歳 以 上 歳 歳 歳 歳 歳 歳 総 数 (15 歳 以 上 ) % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ほぼ 毎 日 週 3~5 回 それ 以 外 ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) 油 を 多 く 使 った 料 理 を 食 べる 頻 度 別 人 数 の 割 合 ( 女 性 ) 70 歳 以 上 歳 歳 歳 歳 歳 歳 総 数 (15 歳 以 上 ) % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ほぼ 毎 日 週 3~5 回 それ 以 外 ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

54 若 い 女 性 の やせ は 月 経 異 常 や 貧 血 骨 粗 鬆 症 などにつながる 健 康 の 問 題 があります さらにやせすぎは 本 人 だけでなく 低 出 生 体 重 児 の 出 生 など これから 生 まれてくる 赤 ちゃんの 健 康 にも 大 きな 影 響 を 及 ぼします 本 県 のやせの 者 の 割 合 は 減 少 傾 向 ですが 歳 代 の 女 性 が 理 想 とする 体 格 は BMI で 19( 標 準 的 な 体 格 は 22)であ り 若 い 女 性 のやせ 志 向 が 顕 著 となっています 将 来 子 どもを 産 み 健 康 に 育 てられる 能 力 を 持 った 親 となるためにも 健 康 と 美 しさに 関 する 正 しい 知 識 を 習 得 し 実 践 することが 課 題 です やせの 者 の 割 合 ( 女 性 ) (%) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 (20 歳 以 上 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) これまでの 評 価 として 食 塩 および 野 菜 の 摂 取 量 は 改 善 傾 向 にあり 一 定 の 成 果 が 見 られていますが 脂 肪 エネルギー 比 率 は 5 年 前 より 増 加 しており バランスの 良 い 食 生 活 が 今 後 の 課 題 となっています ウ 子 どもの 栄 養 状 態 1~14 歳 では 朝 食 を 欠 食 する 子 どもは 平 成 18 年 の 4.5%( 全 国 : 1 6.1%)から 平 成 23 年 の 1.9%( 全 国 :5.3%)に 減 少 しています 15~19 歳 の 朝 食 欠 食 率 も 平 成 18 年 の 9.5%( 全 国 :14.0%)から 平 1 成 23 年 の 9.2%( 全 国 :14.2%)にやや 低 下 しています また 福 井 県 学 校 保 健 会 が 実 施 する 平 成 23 年 度 福 井 県 学 校 保 健 統 計 では 児 童 生 徒 ( 小 学 校 ~ 高 校 )の 肥 満 の 割 合 は 男 子 が 平 成 18 年 の 9.16%から 平 成 23 年 の 7.23%に 減 少 しています 女 子 は 平 成

55 18 年 の 6.36%から 平 成 23 年 の 5.33%に 減 少 しています エ 高 齢 者 の 栄 養 状 態 70 歳 以 上 の 食 塩 摂 取 量 (1 日 当 たり)は 男 性 は 平 成 18 年 の g( 全 国 :12.1g)から 平 成 23 年 の 12.0g( 全 国 :11.2g)に 減 少 し 女 性 は 平 成 18 年 の 11.2g( 全 国 :10.6g)から 平 成 23 年 の g( 全 国 :9.9g)に 減 少 しましたが 男 女 とも 全 国 より 多 い 状 況 で す 70 歳 以 上 の 野 菜 摂 取 量 (1 日 当 たり)は 平 成 18 年 の 312.6g( 全 1 国 :321.9g)から 平 成 23 年 の 353.3g( 全 国 :302.4g)に 増 加 し 全 国 よりも 多 い 状 況 です 70 歳 以 上 のやせの 者 の 割 合 は 男 性 は 平 成 18 年 の 8.5%( 全 国 : 1 6.6%)から 平 成 23 年 の 3.9%( 全 国 :8.0%)に 減 少 しましたが 女 性 は 平 成 18 年 の 3.5%( 全 国 :8.4%)から 平 成 23 年 の 9.1%( 全 1 国 :9.0%)に 増 加 しています 特 に 高 齢 者 には 食 塩 の 摂 取 量 を 少 なくし タンパク 質 や 脂 肪 など の 必 要 な 栄 養 やエネルギーを 十 分 に 摂 取 し 低 栄 養 に 注 意 した 食 生 活 が 必 要 です 歳 以 上 のやせの 者 の 割 合 男 性 女 性 (%) H18 H23 全 国 (H22) (%) H18 H23 全 国 (H22) 歳 70 歳 以 上 歳 70 歳 以 上 ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

56 取 り 組 むべき 施 策 低 塩 分 で 野 菜 たっぷりな ふくい 健 幸 美 食 による 適 切 な 食 生 活 の 推 進 [ヘルシーなメニューを 提 供 する 飲 食 店 等 の 拡 大 ] 福 井 の 食 材 を 多 く 使 ったヘルシーなメニューを 毎 日 食 べられる 環 境 を 整 備 するため 市 町 の 協 力 も 得 ながら ふくい 健 幸 美 食 を 提 供 する 飲 食 店 を 拡 大 します また 社 員 食 堂 や 学 生 食 堂 にお いても 利 用 者 が 健 康 的 な 食 事 を 選 択 できる 環 境 を 整 えられるよう ふくい 健 幸 美 食 の 提 供 と 併 せて 栄 養 成 分 を 表 示 し おいしい ふくい 食 べきり 運 動 として 適 量 を 食 べきることで 職 域 や 地 域 ぐるみで 食 を 通 じた 健 康 づくりを 推 進 します ヘルシーメニューなどの 提 供 や 栄 養 成 分 の 表 示 等 を 行 う 健 康 づくり 応 援 の 店 については これまでの 取 組 みにより 登 録 数 は 増 加 したものの 県 民 の 利 用 や 認 知 が 十 分 でありません 今 後 は 県 民 に 分 かりやすく 周 知 する 方 法 や ふくい 健 幸 美 食 との 連 携 について 検 討 し 県 民 が 利 用 しやすい 環 境 づくりを 推 進 します [ヘルシーな 総 菜 等 の 提 供 ] 本 県 は 共 働 き 率 が 高 く 平 成 21 年 の 全 国 消 費 実 態 調 査 による と 1 世 帯 当 たりの 惣 菜 の 消 費 金 額 が 全 国 1 位 ( 調 理 食 品 9,284 円 / 月 )となっています また 平 成 21~23 年 家 計 調 査 では コ ロッケ カツレツ 天 ぷら フライ の 購 入 金 額 が 全 国 1 位 となっています 2 全 国 と 比 較 して 家 庭 の 食 事 に 多 くの 惣 菜 を 取 り 入 れていることが 脂 肪 エネルギー 比 率 の 上 昇 に 関 連 してい るものと 考 えられます 今 後 は 福 井 県 栄 養 士 会 や 食 品 事 業 者 などの 協 力 を 得 て ヘル シーな 惣 菜 を 提 供 するための 方 法 について 検 討 し スーパーなど でヘルシーな 惣 菜 を ふくい 健 幸 美 食 惣 菜 版 として 提 供 するこ とや 容 易 に 栄 養 成 分 表 示 を 理 解 して 購 入 できるように 工 夫 するこ とにより 忙 しい 家 庭 でも 簡 単 にヘルシーなメニューを 選 択 でき る 環 境 づくりを 推 進 します [ 家 庭 で 作 れるヘルシーなメニューの 提 供 ] 子 どもの 頃 に 覚 えた 味 や 身 についた 生 活 習 慣 は 子 どもの 成 長 に 直 接 影 響 を 与 えるとともに 大 人 になってから 変 えることは 難 しいため 子 どもの 頃 からよい 食 習 慣 を 身 につけておくことが 重

57 要 です 福 井 県 食 生 活 改 善 推 進 員 連 絡 協 議 会 の 協 力 を 得 て 平 成 23 年 度 に 作 成 した 野 菜 を 多 く 使 った 家 庭 で 調 理 できるレシピを 発 展 させ 主 食 主 菜 副 菜 をうす 味 でバランスよく 摂 ることができ るヘルシーなメニューを 福 井 県 栄 養 士 会 と 連 携 して 開 発 し ふ くい 健 幸 美 食 家 庭 版 として 提 供 します [ ふくい 健 幸 美 食 の 普 及 啓 発 ] 低 塩 分 で 野 菜 たっぷりな ふくい 健 幸 美 食 を 広 めていくため には 飲 食 店 だけではなく 地 域 のさまざまな 関 係 者 が 協 力 して 健 康 づくりのきっかけを 作 ることが 必 要 です 例 えば 健 康 づく りに 取 り 組 むスポーツクラブなどと 連 携 して 会 員 に ふくい 健 幸 美 食 を 食 べてもらう 機 会 を 提 供 することや 県 民 に 分 かりやす いロゴデザインを 開 発 し 周 知 することなど 民 間 企 業 と 連 携 した 啓 発 活 動 を 推 進 します 低 出 生 体 重 児 予 防 等 の 普 及 啓 発 低 出 生 体 重 児 数 の 動 向 など 統 計 的 な 情 報 を 市 町 等 へ 提 供 するとと もに 妊 娠 前 の 母 親 のやせや 低 栄 養 および 妊 娠 中 の 体 重 増 加 抑 制 や 喫 煙 と 低 出 生 体 重 児 の 出 生 には 深 い 関 係 があることなど 予 防 可 能 な 情 報 が 適 切 に 母 親 に 提 供 されるよう 普 及 啓 発 を 行 います 妊 娠 前 の 情 報 提 供 として 高 校 生 や 大 学 生 等 を 対 象 にした 食 育 ボ ランティアの 活 動 を 推 進 します ふくいの 食 育 地 産 地 消 計 画 ( 平 成 21 年 3 月 )と 連 携 女 性 の 健 康 課 題 は やせすぎや 骨 粗 鬆 症 更 年 期 障 害 乳 がん 子 宮 がん 性 感 染 症 喫 煙 アルコールなどいろいろありますが 次 世 代 を 担 う 健 全 な 子 どもの 出 生 と 成 長 および 健 やかな 老 後 のために は 女 性 の 特 性 に 応 じた 健 康 づくりが 重 要 です 平 成 20 年 3 月 から 厚 生 労 働 省 により 創 設 された 女 性 の 健 康 週 間 (3 月 1 日 から8 日 ) に 合 わせて 女 性 の 健 康 づくりを 普 及 啓 発 します 保 育 所 等 における 食 育 の 推 進 幼 児 期 からの 正 しい 食 習 慣 を 形 成 するため 保 育 所 や 学 校 等 の 給 食 を 通 じた 食 育 の 推 進 を 図 る 必 要 があります 健 康 福 祉 センターは 保 育 所 や 学 校 等 に 対 し 保 育 所 における 食 事 の 提 供 ガイドライン ( 平 成 24 年 3 月 厚 生 労 働 省 ) や 食 に 関 する 指 導 の 手 引 ( 平 成 22 年 3 月 文 部 科 学 省 ) などを 踏 まえ 必 要 な 助 言 および 指 導 を 実

58 施 します 給 食 施 設 における 適 切 な 栄 養 管 理 の 推 進 健 康 福 祉 センターは 保 育 所 学 校 事 業 所 病 院 福 祉 施 設 な どの 給 食 施 設 の 巡 回 指 導 や 管 理 栄 養 士 栄 養 士 等 の 研 修 会 を 開 催 し 給 食 を 通 じた 利 用 者 の 栄 養 管 理 および 健 康 づくりを 推 進 するために 必 要 な 助 言 や 技 術 的 な 指 導 を 行 います 高 齢 期 のうす 味 低 栄 養 予 防 活 動 の 推 進 高 齢 世 帯 の 単 身 二 人 世 帯 では 家 族 による 日 常 的 なサポートが 得 られにくい 状 況 にあります 高 齢 者 は 食 塩 摂 取 量 が 多 く 食 が 細 くなり 品 数 や 摂 取 量 が 減 るなど 低 栄 養 となりやすい 環 境 にあり ます 高 齢 期 の 栄 養 改 善 のために 福 井 県 栄 養 ケア ステーション との 連 携 による 市 町 の 介 護 予 防 事 業 を 推 進 するとともに 地 域 の 交 流 サロンなど 高 齢 者 が 集 う 場 を 活 用 し 食 生 活 改 善 ボランティアの 協 力 を 得 て 適 切 な 食 生 活 の 普 及 啓 発 を 行 います 加 齢 に 伴 う 骨 格 筋 の 減 少 や 運 動 器 の 障 害 によるロコモティブシン ドロームを 予 防 するため 筋 肉 を 作 る 素 となるタンパク 質 に 配 慮 し た 食 事 を 推 進 します < 活 動 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 <H24> ふくい 健 幸 美 食 を 提 供 する 店 150 店 平 成 29 年 度 32 店 / 年 ヘルシーな 惣 菜 を 提 供 する 店 店 平 成 29 年 度 家 庭 料 理 にヘルシーメニューを 取 り 入 れる 家 庭 - 25,000 世 帯 平 成 29 年 度

59 < 成 果 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 <H23> 食 塩 摂 取 量 ( 成 人 )の 減 少 男 性 11.8g 3 男 性 9.0g 未 満 平 成 29 年 度 女 性 10.0g 3 女 性 7.5g 未 満 野 菜 摂 取 量 ( 成 人 )の 増 加 <H23> 野 菜 摂 取 量 の 平 均 値 311.9g 350g 平 成 29 年 度 果 物 摂 取 量 ( 成 人 )の 増 加 果 物 摂 取 量 100g 未 満 の 者 の 割 合 肥 満 傾 向 にある 子 どもの 割 合 の 減 少 全 出 生 数 中 の 低 出 生 体 重 児 の 割 合 の 減 少 20 歳 代 女 性 のやせの 者 の 割 合 の 減 少 20~60 歳 代 男 性 の 肥 満 者 の 割 合 の 減 少 40~60 歳 代 女 性 の 肥 満 者 の 割 合 の 減 少 20~40 歳 代 脂 肪 エネルギー 比 率 の 適 正 化 低 栄 養 傾 向 (BMI20 以 下 )の 高 齢 者 (65 歳 以 上 )の 割 合 の 増 加 4 の 抑 制 利 用 者 に 応 じた 食 事 の 計 画 調 理 および 栄 養 の 評 価 改 善 を 実 施 している 特 定 給 食 施 設 の 割 合 の 増 加 管 理 栄 養 士 栄 養 士 を 配 置 し ている 施 設 の 割 合 <H23> 62.2% <H23> 男 性 7.23% 女 性 5.33% <H23> 8.2% <H23> 14.3% <H23> 31.7% <H23> 22.5% <H23> 20 歳 代 29.1% 30 歳 代 26.0% 40 歳 代 26.6% <H23> 12.9% <H23> 69.5% (349/502 施 設 ) 45% 平 成 29 年 度 減 少 へ 減 少 へ 平 成 29 年 度 平 成 29 年 度 10% 平 成 29 年 度 30% 平 成 29 年 度 20% 平 成 29 年 度 20 歳 代 20~30% 30~40 歳 代 20~25% 平 成 29 年 度 15.2% 平 成 29 年 度 75% 平 成 29 年 度 1 平 成 22 年 のデータを 用 いた 2 家 計 調 査 ( 二 人 以 上 の 世 帯 ) 都 道 府 県 庁 所 在 地 および 政 令 指 定 都 市 別 ランキング ( 平 成 21~23 年 平 均 ) 3 食 塩 摂 取 量 の 目 標 は 厚 生 労 働 省 日 本 人 の 食 事 摂 取 基 準 (2010 版 )の 目 標 量 と した 4 今 後 75 歳 以 上 の 高 齢 者 の 割 合 が 増 えることが 見 込 まれており それによって 増 える 自 然 増 ( 平 成 35 年 には 22.2%)を 上 回 らないことを 目 指 し 5 年 後 に 抑 制 す べき 値 とした

60 2 運 動 現 状 と 課 題 ア これまでの 取 組 み これまで 適 切 な 運 動 習 慣 を 確 立 するため 室 内 でもできるラジオ 体 操 や 誰 でも 手 軽 に 行 えるウオーキングを 通 じて 運 動 習 慣 の 定 着 お よび 歩 数 の 増 加 に 取 り 組 んできました ラジオ 体 操 は 広 く 国 民 に 浸 透 しており 人 間 の 体 をまんべんなく 動 かすために 必 要 な 運 動 を 組 み 合 わせて 作 られています しかも 健 康 な 人 なら 負 荷 も 少 なく だれでも 手 軽 にできます 平 成 19 年 度 から 老 人 クラブ 自 治 会 事 業 所 などのグループ 単 位 でラジオ 体 操 に 取 り 組 むため みんラジ(みんなでラジオ 体 操 )ム ーヴメント を 推 進 しています( 平 成 24 年 度 までに 約 400 団 体 約 2 万 人 が 登 録 ) また 平 成 22 年 度 から 職 場 の 仲 間 を 中 心 にグループ 単 位 でウオー キングに 取 り 組 むため みんなで 歩 こう project を 推 進 しています 平 成 24 年 度 からは 民 間 企 業 と 連 携 し カラダにいいこと 研 究 所 サイトを 活 用 して インターネット 上 で 歩 数 の 記 録 を 可 能 とし イ ベント 参 加 部 門 個 人 部 門 チーム 部 門 を 設 けて 参 加 しや すい 環 境 を 整 備 し 1 万 人 以 上 が 参 加 しています これまでの 評 価 として 運 動 習 慣 者 の 割 合 は 全 国 では 改 善 傾 向 に ありますが 本 県 の 運 動 習 慣 者 の 割 合 および 歩 数 は 減 少 傾 向 となって います 運 動 習 慣 が 減 っている 地 域 の 特 徴 として 公 共 交 通 機 関 が 発 達 しておらず 主 に 自 動 車 を 移 動 手 段 としている 地 域 や 降 雪 地 域 である 傾 向 があり 冬 場 を 含 めた 運 動 環 境 の 確 保 が 課 題 となっています

61 イ 県 民 健 康 栄 養 調 査 の 評 価 運 動 習 慣 を 有 する 者 (1 回 30 分 以 上 で 週 2 回 以 上 の 運 動 を1 年 以 上 継 続 している 者 )の 割 合 は 全 国 では 増 加 傾 向 ですが 本 県 では 減 少 傾 向 であり 男 性 25.5%( 平 成 18 年 :27.3%) 女 性 21.8%( 平 成 18 年 :28.5%)です 運 動 習 慣 者 の 割 合 (%) 男 性 (%) 女 性 総 数 20 歳 代 30 歳 代 40 歳 代 50 歳 代 60 歳 代 70 歳 以 上 0 総 数 20 歳 代 30 歳 代 40 歳 代 50 歳 代 60 歳 代 70 歳 以 上 H18 H23 全 国 (H22) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

62 1 日 当 たりの 平 均 歩 数 は 本 県 では 減 少 傾 向 であり 男 性 6,781 歩 ( 平 成 18 年 :6,978 歩 ) 女 性 6,279 歩 ( 平 成 18 年 :6,463 歩 )です が 歩 数 に 関 しては 個 人 差 が 大 きく 特 に 20 歳 代 は 10,000 歩 以 上 と 2,000 歩 未 満 の 両 者 の 割 合 が 増 加 しており 二 極 化 の 傾 向 となってい ます 1 日 当 たりの 歩 数 ( 男 性 ) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 (20 歳 以 上 ) ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) 1 日 当 たりの 歩 数 ( 女 性 ) ( 歩 ) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 (20 歳 以 上 ) ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

63 H23 H18 全 国 (H22) 70 歳 以 上 歳 歳 歳 歳 歳 総 数 70 歳 以 上 歳 歳 歳 歳 歳 総 数 歩 行 数 の 分 布 ( 男 性 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% H23 H18 全 国 (H22) 70 歳 以 上 歳 歳 歳 歳 歳 総 数 70 歳 以 上 歳 歳 歳 歳 歳 総 数 2,000 歩 未 満 2,000 歩 ~ 4,000 歩 ~ 6,000 歩 ~ 8,000 歩 ~ 10,000 歩 ~ ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) 歩 行 数 の 分 布 ( 女 性 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2,000 歩 未 満 2,000 歩 ~ 4,000 歩 ~ 6,000 歩 ~ 8,000 歩 ~ 10,000 歩 ~ ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) これまでの 評 価 として 運 動 習 慣 者 の 割 合 は 全 国 では 改 善 傾 向 に ありますが 本 県 の 運 動 習 慣 者 の 割 合 および 歩 数 は 減 少 傾 向 となって います 本 県 は 降 雪 地 域 であり 冬 場 を 含 めた 運 動 環 境 の 確 保 が 課 題 となっています

64 ウ 子 どもの 健 康 本 県 の 児 童 生 徒 の 体 力 は 平 成 20 年 度 以 降 毎 回 トップレベルの 成 績 を 上 げており 平 成 22 年 度 は 調 査 対 象 の 小 学 5 年 生 中 学 2 年 1 生 の 男 女 すべてが 全 国 1 位 となるなど 本 県 の 子 どもの 体 力 は 安 定 して 極 めて 高 いレベルにあります 体 力 づくりに 関 しては スポーツ 少 年 団 の 加 入 率 や 地 域 のスポーツ 行 事 への 参 加 割 合 が 小 学 5 年 生 の 男 子 で7 割 を 超 える 1 など 学 校 や 家 庭 だけではなく 地 域 全 体 で 子 どもの 体 力 を 育 む 環 境 が 整 ってい ます また 生 活 習 慣 については 朝 食 を 毎 日 食 べる 児 童 生 徒 の 割 合 が 小 学 6 年 生 で 89.4%( 全 国 :89.0%) 中 学 3 年 生 で 87.7%( 全 国 83.5%)であり 適 切 な 生 活 習 慣 が 優 秀 な 体 力 につながっているもの と 考 えられます 1 エ 高 齢 者 の 健 康 高 齢 者 の 自 立 度 には 個 人 差 があるものの 一 般 的 に 65 歳 では 自 立 度 の 低 下 はほとんど 見 られず 男 性 の 70% 女 性 の 90%の 方 は 75 歳 から 徐 々に 自 立 度 が 低 下 していきます 2 自 立 度 低 下 の 要 因 は 75 歳 までは 主 に 脳 梗 塞 など 生 活 習 慣 病 の 悪 化 が 原 因 となっており 75 歳 以 降 は 脳 血 管 疾 患 に 加 え 運 動 器 の 疾 患 や 認 知 症 による 廃 用 症 候 群 を 要 因 とするものが 多 くなっています 75 歳 までは 働 く 世 代 と 同 様 に 健 康 づくりに 取 り 組 むことにより 生 活 習 慣 病 の 発 症 を 予 防 し 自 立 度 を 維 持 することにより アクティブ シニア 層 として 社 会 への 貢 献 が 期 待 されます また 75 歳 以 降 は ロコモティブシンドローム ( 運 動 器 の 障 害 による 要 介 護 の 状 態 や 要 介 護 リスクの 高 い 状 態 )や 低 栄 養 等 による 廃 用 症 候 群 を 予 防 するため 骨 筋 力 の 低 下 を 防 ぐため の 食 生 活 運 動 が 必 要 です 本 県 の 高 齢 者 の 元 気 生 活 率 ( 要 介 護 認 定 を 受 けていない 高 齢 者 の 割 合 )は 平 成 23 年 4 月 末 時 点 で 65~74 歳 までの 高 齢 者 が 96.6%で 全 国 2 位 75 歳 以 上 の 高 齢 者 が 72.1%で 全 国 12 位 となっています また 平 成 22 年 の 高 齢 者 の 就 業 割 合 は 22.2%で 全 国 13 位 2 平 成 23 年 の 高 齢 者 のボランティアへ 参 加 する 者 の 割 合 は 26.5%で 全 国 15 位 3 であり 就 労 や 社 会 貢 献 への 意 欲 が 高 い 状 況 です 社 会 で 一 定 の 役 割 と 生 きがいを 持 って 生 活 していることが 高 齢 者 の 健 康 維 持 に 関 連 し ているものと 考 えられます

65 取 り 組 むべき 施 策 ウオーキングや 冬 場 の 健 康 づくり [みんなで 歩 こう project の 推 進 ] ウオーキングは 誰 でも 手 軽 に 行 える 運 動 であり 生 活 習 慣 病 や 認 知 症 の 予 防 身 体 機 能 の 維 持 などに 効 果 があります 多 くの 県 民 が 運 動 習 慣 を 確 立 するためのきっかけとなるよう みんな で 歩 こう project に 参 加 できる 機 会 を 増 やします 例 えば 健 診 の 結 果 により 健 康 維 持 のために 継 続 的 な 運 動 を 必 要 とする 人 や 高 血 圧 や 糖 尿 病 などの 生 活 習 慣 病 の 改 善 が 期 待 でき る 患 者 に 対 し て か か り つ け 医 な ど か ら み ん な で 歩 こ う project への 参 加 を 勧 めることや 市 町 や 関 係 団 体 の 協 力 を 得 て 地 域 の 住 民 が 参 加 するウオーキングイベントの 開 催 を 増 やしてい くことにより ウオーキングに 取 り 組 みやすい 環 境 づくりを 推 進 し 参 加 者 の 増 加 を 図 ります [ みんラジ(みんなでラジオ 体 操 ) の 推 進 ] みんラジ 推 進 隊 の 募 集 に 当 たり 職 域 関 係 団 体 ( 商 工 会 議 所 商 工 会 等 )と 連 携 するとともに ラジオ 体 操 をまだ 実 施 して いない 事 業 所 等 を 対 象 にインストラクターを 派 遣 し ラジオ 体 操 の 効 用 の 説 明 や 実 技 指 導 を 実 施 することで みんラジ 推 進 隊 への 登 録 につなげます 老 人 クラブや 社 会 福 祉 施 設 など 高 齢 者 関 係 団 体 に みんラジ 推 進 隊 への 登 録 を 呼 びかけます 老 人 クラブに 対 しては ラジオ 体 操 の 効 果 や 正 しい 実 施 方 法 を 学 ぶラジオ 体 操 講 座 を 実 施 するこ とや 夏 季 休 暇 中 に 子 どもたちと 一 緒 にラジオ 体 操 に 参 加 するこ となどを 働 きかけます 市 町 と 連 携 して 保 健 推 進 員 を 通 じた 実 施 の 呼 びかけや 健 康 教 室 介 護 予 防 教 室 等 を 活 用 したラジオ 体 操 の 指 導 を 実 施 します [ 冬 場 にできる 運 動 の 推 進 ] 国 のエクササイズガイドによると ラジオ 体 操 を 15 分 行 った 場 合 速 歩 15 分 と 同 じ 消 費 カロリーに 相 当 し 冬 場 にできる 運 動 と して 室 内 でもできるラジオ 体 操 は 適 当 です みんなで 歩 こう project の 参 加 者 や 老 人 クラブなどの 関 係 団 体 を 通 じて 冬 場 に できる 運 動 として 職 場 や 集 会 自 宅 等 でのラジオ 体 操 の 実 施 を

66 推 進 します エクササイズガイドでは 通 勤 通 学 時 の 歩 行 や 家 事 など 日 常 生 活 の 中 での 活 動 量 を 増 やすことによる 生 活 習 慣 病 の 予 防 効 果 が 示 されています 家 の 中 で 手 軽 にできる 日 常 生 活 での 活 動 ( 屋 内 の 掃 除 20 分 子 どもと 遊 ぶ 15 分 雪 かき 10 分 など) を 分 かりやすく 紹 介 することにより 冬 場 の 健 康 づくりを 支 援 し ます 県 と 市 町 が 連 携 して 住 民 が 身 近 でそれぞれのスタイルでスポ ーツを 楽 しむことができる 総 合 型 地 域 スポーツクラブを 周 知 する とともに 冬 場 に 屋 内 で 行 うスポーツなどを 体 験 するイベントを 開 催 し 地 域 でのスポーツ 活 動 をさらに 広 げ 生 涯 スポーツ 環 境 を 整 備 します ふくい 健 康 の 森 のけんこうスポーツセンターや 温 水 プール などの 屋 内 スポーツ 施 設 の 利 用 を 県 広 報 誌 等 で 広 く 県 民 に 周 知 す るとともに 運 動 指 導 や 健 康 教 室 講 座 の 開 催 などを 通 して 県 民 の 健 康 づくりを 推 進 します また 市 町 や 民 間 企 業 と 連 携 し 冬 場 の 屋 内 運 動 施 設 の 利 用 促 進 を 図 ります [ 屋 外 での 授 業 機 会 等 の 増 加 ] 学 校 では 天 気 にあわせ 特 に 冬 場 には 天 気 のいい 日 は 外 で 運 動 や 遊 びを 実 施 するなど 屋 外 で 体 を 動 かす 機 会 を 増 やします 子 どもの 体 力 のさらなる 向 上 体 力 を 高 めるためには 日 ごろからの 運 動 習 慣 をつけることが 大 切 です 小 学 校 における 外 遊 びや 業 間 体 育 を 奨 励 し 運 動 好 きな 子 どもを 育 てます 小 中 学 校 におけるラジオ 体 操 の 実 施 を 推 進 するため 学 校 教 育 においてわかりやすく 正 しい 体 操 の 仕 方 を 指 導 し 子 どもたちがラ ジオ 体 操 を 実 施 する 機 会 を 設 けます 生 涯 にわたる 健 康 体 力 づくりのために 学 校 地 域 の 子 ども 会 さまざまな 関 係 者 の 協 力 を 得 て みんラジ への 参 加 を 通 じて ラジオ 体 操 の 導 入 を 推 進 します

67 高 齢 者 の 健 康 づくり [ 高 齢 者 の 生 きがいづくりの 推 進 ] 福 井 県 老 人 福 祉 計 画 および 福 井 県 介 護 保 険 事 業 支 援 計 画 ( 平 成 24 年 3 月 )と 連 携 高 齢 者 の 健 康 を 維 持 するためには 社 会 で 一 定 の 役 割 と 生 きが いを 持 って 生 活 することが 重 要 です また 現 役 世 代 の 減 少 が 見 込 まれる 超 高 齢 化 社 会 における 新 たな 担 い 手 として 高 齢 者 の 持 つ 知 識 や 経 験 を 広 く 社 会 に 還 元 する 機 会 の 充 実 が 必 要 です 介 護 や 子 育 て 支 援 のために 活 動 するボランティアグループを 支 援 する など 元 気 高 齢 者 のボランティア 活 動 への 参 加 を 促 進 します 高 齢 者 が 地 域 活 動 を 行 うための 知 識 や 技 能 を 習 得 できる 場 の 提 供 や 高 齢 者 の 地 域 活 動 に 関 する 情 報 の 提 供 を 強 化 し 高 齢 者 が リーダーとなる 地 域 活 動 などを 促 進 します 高 齢 者 の 学 習 意 欲 やニーズの 多 様 化 に 対 応 するため 公 民 館 な ど 身 近 な 施 設 で 学 習 講 座 を 開 講 して 参 加 者 の 増 加 を 図 るとともに 講 座 を 通 じた 仲 間 づくりや 成 果 を 発 表 する 場 の 提 供 などについて 市 町 や 老 人 クラブなどと 協 働 して 支 援 します [ 高 齢 者 の 特 性 に 応 じた 健 康 づくり] 自 立 した 高 齢 者 に 対 しては 働 く 世 代 と 同 様 に 適 切 な 食 生 活 や ウオーキングなどを 通 じた 健 康 づくりにより 生 活 習 慣 病 の 発 症 重 症 化 予 防 を 推 進 します 本 県 では 農 業 が 盛 んな 土 地 柄 であり 新 たに 家 庭 菜 園 や 畑 づ くりなど 自 然 に 触 れる 農 業 に 取 り 組 もうとする 高 齢 者 に 対 し 地 域 農 業 支 援 員 が 技 術 指 導 にあたるなど 農 作 業 を 通 じて 健 康 づ くりにつながる 仕 組 みづくりを 推 進 します 運 動 器 の 機 能 を 維 持 するため エクササイズガイドを 活 用 し 高 齢 者 が 日 常 生 活 の 中 での 活 動 を 通 じた 身 体 活 動 を 実 践 できるよ う わかりやすく 紹 介 します 75 歳 以 上 の 高 齢 者 または 自 立 度 が 低 下 してきた 高 齢 者 は ロコ モティブシンドロームを 予 防 するため ロコモーショントレーニ ングや みんなの 体 操 の 普 及 など 筋 力 の 維 持 につながる 取 組 みを 推 進 します

68 < 活 動 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 みんなで 歩 こう project <H24> 50,000 人 平 成 29 年 度 参 加 者 数 16,666 人 <H24> みんラジ 参 加 者 数 45,000 人 平 成 29 年 度 21,767 人 < 主 な 成 果 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 <H23> 日 常 生 活 における 歩 数 の 増 加 男 性 7,568 歩 男 性 8,500 歩 平 成 29 年 度 (20~64 歳 ) 女 性 7,284 歩 女 性 8,000 歩 日 常 生 活 における 歩 数 の 増 加 (65 歳 以 上 ) 運 動 習 慣 者 の 割 合 の 増 加 (20~64 歳 ) 運 動 習 慣 者 の 割 合 の 増 加 (65 歳 以 上 ) 高 齢 者 (60 歳 以 上 )の 社 会 参 加 の 促 進 ( 就 業 または 何 らかの 地 域 活 動 をしている 高 齢 者 の 割 合 の 増 加 ) 4 <H23> 男 性 5,098 歩 女 性 4,412 歩 <H23> 男 性 22.3% 女 性 20.0% <H23> 男 性 31.1% 女 性 24.8% 男 性 6,000 歩 女 性 5,500 歩 男 性 30% 女 性 25% 男 性 35% 女 性 30% <H23> 36.0% 60% 平 成 29 年 度 平 成 29 年 度 平 成 29 年 度 平 成 29 年 度 1 平 成 22 年 度 の 全 国 体 力 運 動 能 力 運 動 習 慣 等 調 査 2 秋 山 弘 子 長 寿 時 代 の 科 学 と 社 会 の 構 想 科 学 岩 波 書 店, 平 成 23 年 社 会 生 活 基 本 調 査 4 現 状 は 何 らかの 地 域 活 動 をしている 高 齢 者 (60 歳 以 上 ) を 指 標 としている が 今 後 は 就 業 している 高 齢 者 の 割 合 も 合 わせて 把 握 することとする

69 3 生 活 習 慣 病 等 の 予 防 (1)たばこ 対 策 現 状 と 課 題 喫 煙 は 肺 がんをはじめとして 喉 頭 がんや 口 腔 がんなど 多 くのがん と 深 い 関 係 があることがわかっています 国 が 平 成 17 年 に 発 効 した たばこの 規 制 に 関 する 世 界 保 健 機 関 枠 組 条 約 に 基 づき たばこ 製 品 への 注 意 文 言 の 表 示 強 化 広 告 規 制 の 強 化 禁 煙 治 療 の 保 険 適 用 公 的 施 設 における 施 設 内 禁 煙 の 推 進 たばこ 税 の 大 幅 引 き 上 げ(3.5 円 / 本 )などの 対 策 が 進 められてきました 県 は 職 域 関 係 者 を 含 めた 福 井 県 たばこ 対 策 推 進 会 議 におけるた ばこ 対 策 に 関 する 関 係 者 の 理 解 の 促 進 世 界 禁 煙 デー および 禁 煙 週 間 における 県 民 を 対 象 とした 普 及 啓 発 禁 煙 分 煙 の 協 力 店 の 募 集 ( 平 成 24 年 度 現 在 で 約 50 店 )などの 取 組 みを 実 施 しています また 平 成 24 年 度 までにすべての 官 公 庁 と 医 療 施 設 を 施 設 内 禁 煙 とすることを 目 標 に 平 成 20 年 10 月 から 県 庁 舎 を 平 成 22 年 度 からはすべての 県 有 施 設 を 施 設 内 禁 煙 としました また 市 町 や 医 療 機 関 にも 率 先 して 施 設 内 禁 煙 とするよう 要 請 しています こうした 対 策 により 本 県 の 男 性 の 喫 煙 率 は 全 国 より 高 い 状 況 が 続 い ていましたが 年 々 減 少 し 平 成 21 年 以 降 全 国 平 均 を 下 回 っています 本 県 の 男 性 の 喫 煙 率 は 平 成 18 年 の 42.0%から 平 成 23 年 の 29.0%に 女 性 の 喫 煙 率 も 6.2%から 3.5%に 減 少 し 平 成 24 年 度 末 までの 目 標 ( 男 性 32.0% 女 性 4.0%)を 達 成 しています % 20.0 全 国 女 性 福 井 県 男 性 49.2 全 国 男 性 福 井 県 女 性 禁 煙 治 療 が 保 険 適 用 39.9 喫 煙 率 の 推 移 喫 煙 率 の 推 移 公 的 施 設 にお ける 施 設 内 禁 煙 の 要 請 タバコ 税 の 大 幅 引 き 上 げ (3.5 円 増 / 本 ) H11 H16 H18 H20 H21 H22 H23 目 標 値 目 標 値 ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 他 )

70 一 方 年 齢 別 の 喫 煙 率 を 見 ると 男 性 の 30~50 歳 代 女 性 の 20~30 歳 代 は 目 標 を 達 成 できておらず 若 い 世 代 から 働 く 世 代 の 禁 煙 対 策 が 課 題 となっています 喫 煙 率 ( 男 女 別 年 齢 階 級 別 ) 喫 30.0 煙 率 25.0 ( 20.0 % ) 男 性 38.8 女 性 男 性 目 標 32.0% 全 体 20~29 歳 30~39 歳 40~49 歳 50~59 歳 60~69 歳 70 歳 以 上 0.8 女 性 目 標 4.0% 男 性 30~59 歳 女 性 20~39 歳 の 喫 煙 率 は 目 標 を 達 成 できていない ( 出 典 : 平 成 23 年 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) 官 公 庁 や 医 療 施 設 における 受 動 喫 煙 防 止 対 策 の 取 組 み 状 況 を 見 ると 平 成 24 年 11 月 現 在 6 市 町 160 医 療 機 関 ( 不 明 を 含 む )で 施 設 内 禁 煙 が 実 施 されておらず 目 標 に 達 していません 男 女 を 合 わせた 本 県 の 喫 煙 率 は 15.2%であり 県 民 の 85%は 非 喫 煙 者 です 喫 煙 者 に 対 する 禁 煙 指 導 と 共 に 受 動 喫 煙 の 防 止 対 策 が 重 要 な 課 題 です 官 公 庁 ( 県 お よ び 17 市 町 ) 医 療 機 関 公 共 施 設 等 における 禁 煙 対 策 の 取 組 み 状 況 施 設 数 敷 地 内 禁 煙 施 設 内 禁 煙 施 設 内 分 煙 学 校 その 他 不 明 医 科 歯 科 出 典 : 官 公 庁 および 学 校 は 福 井 県 調 査 H24.11 医 療 機 関 は 医 療 施 設 調 査 H

71 取 り 組 むべき 施 策 たばこ 対 策 については 喫 煙 率 の 低 下 と 受 動 喫 煙 の 防 止 を 達 成 するた めの 施 策 をより 一 層 充 実 させる 必 要 があります 喫 煙 者 に 対 する 禁 煙 指 導 の 強 化 喫 煙 率 を 本 計 画 において 達 成 目 標 とする 12%にするためには 男 性 の 喫 煙 率 を 平 成 23 年 の 29.0%から 概 ね 20%まで 減 少 させる 必 要 があり 特 に 喫 煙 率 の 高 い 働 く 世 代 の 禁 煙 対 策 を 推 進 します 国 が 改 定 を 予 定 している 標 準 的 な 健 診 保 健 指 導 プログラム を 踏 まえ 特 定 健 診 で 喫 煙 者 に 禁 煙 の 助 言 や 情 報 提 供 を 行 い 禁 煙 外 来 や 地 域 職 域 で 実 施 される 禁 煙 指 導 等 につなげていきます 大 学 入 学 や 入 社 をきっかけに 喫 煙 を 開 始 することのないよう 教 育 職 域 団 体 と 連 携 して たばこの 害 に 関 する 情 報 提 供 や 研 修 等 を 行 い 新 たな 喫 煙 者 の 増 加 を 防 ぎます 未 成 年 者 や 妊 産 婦 に 対 する 啓 発 の 強 化 喫 煙 者 の 多 くは たばこの 害 を 十 分 に 認 識 しないまま 未 成 年 のう ちに 喫 煙 を 開 始 しています 未 成 年 のうちに 喫 煙 を 開 始 した 場 合 は 成 人 になって 開 始 した 場 合 より 健 康 への 悪 影 響 が 大 きいことがわか っており 未 成 年 者 へのたばこの 害 についての 普 及 啓 発 を 強 化 します 20~30 歳 代 の 女 性 や 胎 児 新 生 児 に 影 響 を 与 える 妊 産 婦 に 対 し たばこの 害 の 啓 発 を 強 化 します 妊 産 婦 に 対 しては 母 子 健 康 手 帳 と 一 緒 に 参 照 できるよう 情 報 提 供 します 受 動 喫 煙 防 止 対 策 の 強 化 受 動 喫 煙 を 防 止 するために 施 設 内 に 分 煙 室 を 設 けても 多 額 の 費 用 がかかり 完 全 に 受 動 喫 煙 を 防 止 することができないことから 施 設 内 禁 煙 を 推 進 します 公 的 施 設 が 施 設 内 禁 煙 を 率 先 して 取 り 組 むことは 地 域 のモデルと して 重 要 であり すべての 官 公 庁 での 施 設 内 禁 煙 を 達 成 します 受 動 喫 煙 防 止 対 策 を 進 めるためには 行 政 による 一 律 的 な 規 制 で はなく 県 民 飲 食 店 職 場 など 多 数 の 関 係 者 の 理 解 を 得 ながら 進 める 必 要 があります 本 県 の 具 体 的 な 取 組 みを 進 める 上 での 行 動 指 針 の 策 定 も 含 め 県 民 全 体 の 取 組 みとして 受 動 喫 煙 を 防 止 します 職 場 の 受 動 喫 煙 防 止 対 策 を 推 進 するため 職 場 管 理 者 に 対 して 具 体 的 な 対 策 事 例 を 基 に 理 解 の 促 進 を 図 ります

72 多 数 の 人 が 利 用 する 空 間 を 持 つ 施 設 では 禁 煙 分 煙 の 措 置 を 進 めます 特 に 飲 食 店 については 禁 煙 分 煙 の 取 組 みを 分 かりやす く 表 示 することによって 受 動 喫 煙 防 止 対 策 を 強 化 します < 成 果 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 成 人 喫 煙 率 の 減 少 未 成 年 者 (12~19 歳 )の 喫 煙 率 1 妊 産 婦 の 喫 煙 率 官 公 庁 での 施 設 内 禁 煙 の 実 施 医 療 機 関 での 施 設 内 禁 煙 の 実 施 受 動 喫 煙 防 止 ( 職 場 ) 2 受 動 喫 煙 のない 職 場 を 実 現 2 受 動 喫 煙 防 止 家 庭 と 飲 食 店 で 受 動 喫 煙 の 機 会 を 有 する 者 の 割 合 を 減 らす 喫 煙 および 受 動 喫 煙 が 及 ぼす 健 康 影 響 についての 十 分 な 知 識 の 普 及 ( 肺 がんとの 関 連 を 知 って いる 人 の 割 合 ) <H23> 全 体 15.2% 男 性 29.0% 女 性 3.5% <H22> 1.6%(1 千 人 /61 千 人 ) ( 国 民 生 活 基 礎 調 査 ) <H22> 妊 娠 前 11.8% 妊 娠 中 0% ( 福 井 県 調 査 ) <H24> 実 施 県 11 市 町 未 実 施 実 施 <H24> 6 市 町 757 施 設 未 実 施 160 施 設 全 体 12% 男 性 20.6% 女 性 3.5% 平 成 34 年 度 0% 平 成 29 年 度 0% 平 成 26 年 度 100% 実 施 可 及 的 速 やかに 100% 実 施 可 及 的 速 やかに 3-0% 平 成 32 年 度 - <H23> 89.3% 家 庭 3% 飲 食 店 15% 平 成 34 年 度 100% 平 成 29 年 度 1 妊 産 婦 の 喫 煙 率 (H22 福 井 県 調 査 )は データの 件 数 (N=102)が 少 なく 注 意 が 必 要 2 職 場 家 庭 飲 食 店 の 受 動 喫 煙 防 止 状 況 については 現 段 階 では 把 握 するため の 公 的 な 調 査 がないので 数 値 の 解 釈 については 注 意 が 必 要 3 国 は 平 成 22 年 6 月 18 日 に 閣 議 決 定 された 新 成 長 戦 略 において 2020 年 ( 平 成 32 年 )までに 受 動 喫 煙 のない 職 場 の 実 現 を 掲 げているため 本 県 にお いても 同 様 の 目 標 を 設 定 する

73 (2) 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 の 推 進 現 状 と 課 題 平 成 20 年 度 から 生 活 習 慣 病 の 発 症 リスクを 早 期 に 発 見 し 重 症 化 を 予 防 するため 医 療 保 険 者 が 主 体 となって 40~74 歳 を 対 象 に メタボ リックシンドロームに 着 目 した 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 を 実 施 していま す 特 定 健 診 の 導 入 により メタボリックシンドロームの 概 念 は 普 及 し ましたが 本 県 の 特 定 健 診 の 受 診 率 は 平 成 22 年 度 は 40.4%( 全 国 : 43.2%)となっており 平 成 24 年 度 の 達 成 目 標 である 70%を 達 成 できな い 見 込 みです 本 県 の 受 診 率 を 医 療 保 険 者 別 にみると 自 営 業 者 や 企 業 などを 退 職 し た 者 が 加 入 する 市 町 国 保 の 受 診 率 は 27.3% 中 小 企 業 に 従 事 する 者 が 加 入 する 協 会 けんぽは 37.1%であり 民 間 企 業 などに 勤 務 する 者 が 加 入 す る 健 康 保 険 組 合 等 (63.6%)に 比 べて 受 診 率 は 低 い 状 況 です また 平 成 22 年 度 の 県 内 の 主 な 健 康 保 険 組 合 および 協 会 けんぽの 実 績 では 被 保 険 者 55.0%に 比 べて 被 扶 養 者 17.3%と 被 扶 養 者 の 受 診 率 が 低 い 状 況 であ り パートで 働 いている 人 や 専 業 主 婦 の 方 に 対 して 特 定 健 診 を 周 知 し 受 診 の 機 会 を 確 保 することが 必 要 です 受 診 しない 理 由 のうち 医 療 機 関 で 治 療 を 受 けているから 健 康 だから という 理 由 が 多 く 症 状 が 出 る 前 に 発 見 するという 特 定 健 診 の 目 的 の 周 知 が 不 足 しています 特 定 保 健 指 導 を 終 了 した 者 の 割 合 は 平 成 22 年 度 で 15.6%( 全 国 : 13.1%)であり 平 成 24 年 度 の 達 成 目 標 である 45%を 達 成 できない 見 込 みです 特 定 保 健 指 導 を 実 施 するためには 医 師 保 健 師 管 理 栄 養 士 のいずれかの 資 格 を 持 つ 者 が 実 施 する 必 要 があり 特 定 保 健 指 導 を 行 う 人 材 の 確 保 が 課 題 となっています 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 平 成 22 年 度 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 実 施 率 項 目 名 総 計 市 町 村 国 保 協 会 けんぽ 健 保 組 合 共 済 等 特 定 健 診 対 象 者 数 327, , ,338 85,851 福 井 県 特 定 健 診 受 診 者 数 132,158 34,450 42,971 54,737 特 定 健 診 受 診 率 40.4% 27.3% 37.3% 63.8% 特 定 健 診 対 象 者 数 52,192,070 22,419,600 13,202,395 16,570,075 全 国 特 定 健 診 受 診 者 数 22,546,778 7,175,360 4,559,095 10,812,323 特 定 健 診 受 診 率 43.2% 32.0% 34.5% 65.3% 特 定 保 健 指 導 対 象 者 数 26, ,737 福 井 県 特 定 保 健 指 導 対 象 者 率 20.1% 22.4% 18.9% 19.6% 全 国 特 定 保 健 指 導 対 象 者 数 4,125,690 1,017, ,931 2,183,620 特 定 保 健 指 導 対 象 者 率 18.3% 14.2% 20.3% 20.2% 特 定 保 健 指 導 終 了 者 数 4,139 1, ,924 福 井 県 特 定 保 健 指 導 実 施 率 15.6% 17.2% 11.0% 17.9% 全 国 特 定 保 健 指 導 終 了 者 数 540, ,646 68, ,892 特 定 保 健 指 導 実 施 率 13.1% 19.3% 7.4% 12.6% ( 出 典 : 厚 生 労 働 省 提 供 特 定 健 診 データをもとに 福 井 県 健 康 増 進 課 が 作 成 )

74 取 り 組 むべき 施 策 未 受 診 者 新 規 国 保 加 入 者 被 扶 養 者 等 に 対 する 受 診 勧 奨 の 徹 底 特 定 健 診 の 受 診 率 の 向 上 には 未 受 診 者 への 受 診 勧 奨 が 効 果 的 で あることから 医 療 保 険 者 と 連 携 し 特 定 健 診 未 受 診 者 に 対 する 電 話 勧 奨 や 保 健 推 進 員 等 による 個 別 のアプローチなどにより 受 診 勧 奨 を 強 化 します 退 職 後 に 受 診 率 が 低 下 することから 社 会 保 険 から 国 保 に 切 り 替 わる 際 に これまで 事 業 主 健 診 を 受 診 していた 者 が 引 き 続 き 国 保 が 実 施 する 特 定 健 診 を 受 診 するよう 退 職 時 や 退 職 後 の 保 険 証 交 付 窓 口 での 説 明 郵 送 による 案 内 の 同 封 などにより 制 度 の 周 知 および 受 診 勧 奨 を 強 化 します 被 扶 養 者 の 受 診 率 の 向 上 を 図 るため 協 会 けんぽ 等 と 連 携 し 被 扶 養 者 に 対 する 電 話 や 文 書 等 による 受 診 勧 奨 や 受 診 券 の 発 行 などに より 受 診 勧 奨 を 強 化 します 特 定 健 診 を 受 診 しない 理 由 として 医 療 機 関 で 治 療 を 受 けている から 健 康 だから という 理 由 が 多 く 症 状 が 出 る 前 に 発 見 する という 特 定 健 診 の 目 的 の 周 知 が 不 足 していることから 市 町 福 井 県 医 師 会 と 連 携 し 主 治 医 から 患 者 に 対 して 特 定 健 診 受 診 等 の 必 要 性 の 啓 発 周 知 を 強 化 します 特 定 健 診 の 受 診 率 向 上 には 受 診 対 象 者 が 継 続 して 特 定 健 診 を 受 診 することが 必 要 であることから 市 町 と 連 携 し 健 診 結 果 の 通 知 と 同 時 に 経 年 的 な 受 診 の 必 要 性 を 周 知 するなど 充 実 した 情 報 提 供 を 推 進 します 関 係 者 間 でのデータ 提 供 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 ( 昭 和 57 年 法 律 第 80 号 )で は 事 業 主 健 診 など 他 法 令 に 基 づく 健 康 診 断 の 受 診 者 は 特 定 健 診 を 受 診 したものとみなすことができるとされていることから 協 会 け んぽおよび 福 井 労 働 局 と 連 携 し 事 業 主 の 協 力 を 得 て 保 険 者 に 対 して 健 診 データを 提 供 することにより 受 診 率 の 向 上 を 図 ります 医 療 機 関 と 連 携 し 本 人 の 同 意 を 得 て 市 町 国 保 に 対 して 特 定 健 診 に 相 当 する 診 療 情 報 を 提 供 することにより 受 診 率 の 向 上 を 図 り ます

75 特 定 健 診 とがん 検 診 の 同 時 実 施 の 推 進 市 町 国 保 が 実 施 する 特 定 健 診 とがん 検 診 を 同 時 に 受 診 できるよう 総 合 健 診 化 を 進 めるため 特 定 健 診 とがん 検 診 の 受 診 券 統 一 化 を 推 進 します がん 検 診 予 約 システム の 活 用 パソコンや 携 帯 電 話 から 手 軽 にがん 検 診 を 予 約 できる がん 検 診 予 約 システム で 特 定 健 診 を 実 施 している 医 療 機 関 も 情 報 提 供 する ことにより 受 診 率 の 向 上 を 図 ります 特 定 保 健 指 導 の 実 施 率 の 向 上 市 町 の 保 健 センター 等 で 健 診 結 果 の 受 け 取 り 時 に 初 回 面 接 を 実 施 することや 訪 問 による 特 定 保 健 指 導 電 話 等 による 未 受 診 者 への 受 診 勧 奨 の 強 化 により 実 施 率 の 向 上 を 図 ります 福 井 県 栄 養 士 会 との 連 携 市 町 の 特 定 保 健 指 導 の 人 材 や 業 務 を 支 援 するため 福 井 県 栄 養 ケ ア ステーションの 活 用 を 図 ります < 成 果 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 特 定 健 診 実 施 率 ( 全 保 険 者 ) <H22> 40.4% 70% 平 成 29 年 度 特 定 保 健 指 導 実 施 率 <H22> ( 全 保 険 者 ) 15.6% 45% 平 成 29 年 度

76 (3) 生 活 習 慣 病 の 重 症 化 予 防 現 状 と 課 題 高 血 圧 症 の 有 病 者 割 合 は 男 性 は 平 成 18 年 の 41.0%( 全 国 :53.2%) 1 から 平 成 23 年 の 55.4%( 全 国 :57.6%)に 増 加 しています 女 性 は 平 成 18 年 の 35.3%( 全 国 :39.6%)から 平 成 23 年 の 43.5% 1 ( 全 国 :42.2%)に 増 加 しています 男 女 とも 年 齢 が 高 くなるにつれて 増 加 しています 高 血 圧 症 有 病 者 の 割 合 ( 男 性 ) (%) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 (20 歳 以 上 ) ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) 高 血 圧 症 有 病 者 の 割 合 ( 女 性 ) (%) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 (20 歳 以 上 ) ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

77 脂 質 異 常 症 の 割 合 は 男 性 は 平 成 18 年 の 16.7%( 全 国 :16.9%)か ら 平 成 23 年 の 23.6%( 全 国 1 :23.1%)に 増 加 しています 女 性 は 平 成 18 年 16.3%( 全 国 :15.0%)から 平 成 23 年 の 18.5% 1 ( 全 国 :17.4%)に 増 加 し 50 歳 以 降 の 増 加 が 顕 著 です 脂 質 異 常 症 が 疑 われる 人 の 割 合 ( 男 性 ) (%) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 (20 歳 以 上 ) ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) 脂 質 異 常 症 が 疑 われる 人 の 割 合 ( 女 性 ) (%) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 (20 歳 以 上 ) ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

78 糖 尿 病 が 強 く 疑 われる 人 の 割 合 は 男 性 は 平 成 18 年 の 9.7%( 全 国 : 12.3%)から 平 成 23 年 の 13.2%( 全 国 1 :16.6%)に 増 加 しています 女 性 は 平 成 18 年 9.2%( 全 国 :8.2%)から 平 成 23 年 の 8.7%( 全 1 国 :9.2%)に 減 少 しています 男 女 とも 50 歳 以 降 の 増 加 が 顕 著 です 糖 尿 病 が 強 く 疑 われる 人 の 割 合 ( 男 性 ) (%) H18 H23 全 国 (H22) 総 数 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 (20 歳 以 上 ) ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) 糖 尿 病 が 強 く 疑 われる 人 の 割 合 ( 女 性 ) (%) 25 H18 H23 全 国 (H22) 総 数 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 (20 歳 以 上 ) ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

79 糖 尿 病 が 重 症 化 した 場 合 四 肢 の 切 断 視 力 障 害 を 始 め 腎 不 全 によ る 人 工 透 析 となる 場 合 があります 本 県 の 透 析 患 者 は 平 成 23 年 で 1,724 人 ( 人 口 千 人 当 たり 2.1 人 )であり 全 国 ( 人 口 千 人 当 たり 2.4 人 ) と 比 較 しても 少 ない 状 況 ですが 糖 尿 病 患 者 の 増 加 に 比 例 して 今 後 透 析 患 者 が 増 加 する 可 能 性 があります 糖 尿 病 でありながら 未 治 療 であ る 人 や 治 療 を 中 断 している 人 をさらに 減 らしていくためには 糖 尿 病 治 療 の 重 要 性 に 対 する 社 会 全 体 の 認 知 度 を 向 上 させ さらに 保 健 指 導 を 強 化 する 必 要 があります 本 県 は すべての 市 町 国 保 の 特 定 健 診 に 血 清 クレアチニンの 測 定 を 独 自 に 追 加 しており 腎 機 能 を 評 価 するeGFR 値 を 算 出 することが 可 能 です 糖 尿 病 の 進 行 度 を 評 価 するHbA1c 値 egfr 値 尿 たんぱ く 値 を 参 考 に 糖 尿 病 と 慢 性 腎 臓 病 (CKD)を 早 期 に 発 見 し 必 要 に 応 じて 医 療 機 関 へ 受 診 勧 奨 する 体 制 が 必 要 です 近 年 全 国 の 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 (COPD)の 死 亡 者 数 の 順 位 が9 位 となっており 新 たな 慢 性 疾 患 として 位 置 付 けられています COPD は 長 期 の 喫 煙 が 原 因 で 徐 々に 呼 吸 障 害 が 進 行 する 疾 患 です 今 後 は さらに 死 亡 者 数 が 増 加 すると 見 込 まれています 早 期 に 発 見 すれば 薬 物 などによる 治 療 が 可 能 ですが 認 知 度 が 十 分 ではなく 発 見 が 遅 れるこ とが 課 題 となっています 福 井 県 の 透 析 患 者 数 の 推 移 ( 人 ) H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 ( 出 典 : 日 本 透 析 医 学 会 統 計 )

80 全 国 の 透 析 患 者 の 主 要 原 疾 患 の 割 合 の 推 移 ( 年 末 患 者 ) H H H % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 糖 尿 病 性 腎 症 慢 性 糸 球 体 腎 炎 腎 硬 化 症 その 他 ( 出 典 : 日 本 透 析 医 学 会 統 計 ) 取 り 組 むべき 施 策 地 域 連 携 クリティカルパスの 活 用 脳 卒 中 急 性 心 筋 梗 塞 糖 尿 病 などの 生 活 習 慣 病 の 重 症 化 予 防 に ついては 地 域 連 携 クリティカルパスの 活 用 などによる 医 療 連 携 体 制 を 強 化 することにより 病 状 に 応 じた 適 切 な 医 療 の 提 供 体 制 を 推 進 します 詳 細 は 第 6 次 福 井 県 医 療 計 画 に 記 載 本 県 は 腎 臓 病 専 門 医 が 少 なく かかりつけ 医 と 専 門 医 の 連 携 体 制 がより 一 層 重 要 になることから CKDの 地 域 連 携 クリティカル パスの 活 用 も 含 めた 医 療 連 携 体 制 について 検 討 し 新 たな 透 析 患 者 の 発 生 を 防 ぎます 特 定 健 診 による 重 症 化 対 策 の 推 進 これまでの 標 準 的 な 特 定 健 診 保 健 指 導 プログラム では 内 臓 脂 肪 型 肥 満 に 着 目 した 保 健 指 導 を 推 進 してきましたが 肥 満 がな くても 喫 煙 者 や 高 血 圧 症 や 糖 尿 病 脂 質 異 常 症 のある 方 に 対 して は 早 期 に 生 活 習 慣 の 見 直 しを 促 し 適 切 な 保 健 指 導 や 医 療 につな がるよう 保 険 者 からの 積 極 的 な 働 きかけが 必 要 です わがまち 健 康 づくり 推 進 プロジェクト 等 の 研 修 会 を 通 じて こうした 取 組 みを 推 進 します 糖 尿 病 が 重 症 化 して 糖 尿 病 性 腎 症 やCKDから 末 期 腎 不 全 とな り 新 たな 透 析 患 者 が 発 生 することを 防 ぐことが 重 要 です 医 療 保 険 者 の 協 力 を 得 て 特 定 健 診 のデータから HbA1c 値 などを 活

81 用 し 医 療 機 関 へ 受 診 勧 奨 すべき 対 象 者 や 方 法 を 検 討 し 重 症 化 の 予 防 を 推 進 します 新 規 透 析 患 者 数 の 把 握 福 井 県 透 析 施 設 ネットワークの 協 力 を 得 て 市 町 ごとに 新 規 の 透 析 患 者 を 把 握 できるよう 県 独 自 の 腎 臓 病 登 録 を 開 始 し 新 たな 透 析 患 者 の 発 生 状 況 を 確 認 していくことにより 市 町 の 健 康 づくり 施 策 を 支 援 します 医 療 機 関 における 栄 養 管 理 の 支 援 平 成 24 年 度 の 診 療 報 酬 改 定 により 入 院 基 本 料 の 算 定 要 件 として 栄 養 管 理 体 制 が 盛 り 込 まれたことで 有 床 診 療 所 を 含 めた 医 療 機 関 では 管 理 栄 養 士 の 確 保 が 一 層 重 要 になりました より 多 くの 医 療 機 関 において 適 切 な 栄 養 管 理 指 導 が 行 われるよう 福 井 県 栄 養 士 会 と 連 携 し 管 理 栄 養 士 の 配 置 の 支 援 や 資 質 の 向 上 を 図 ります 高 齢 化 率 の 進 展 とともに 在 宅 医 療 のニーズが 増 加 するため 福 井 県 栄 養 士 会 と 連 携 し 在 宅 療 養 者 が 必 要 とする 栄 養 管 理 支 援 の 体 制 整 備 を 推 進 します また 多 様 な 疾 患 を 有 する 在 宅 療 養 者 に 対 応 できる 人 材 の 育 成 を 推 進 します 糖 尿 病 CKDの 医 療 連 携 の 推 進 平 成 24 年 4 月 から 診 療 報 酬 の 改 定 で 糖 尿 病 透 析 予 防 指 導 管 理 料 の 新 設 があり 県 内 では 平 成 24 年 8 月 末 現 在 8 医 療 機 関 で 届 出 が 行 われています こうした 情 報 について 福 井 県 糖 尿 病 対 策 推 進 会 議 を 通 じて 医 療 関 係 者 に 広 く 周 知 し 医 療 機 関 の 連 携 を 推 進 します CKD COPDの 普 及 啓 発 福 井 県 糖 尿 病 対 策 推 進 会 議 および 福 井 県 慢 性 腎 臓 病 対 策 協 議 会 の 協 力 を 得 て 特 に 特 定 健 診 で 保 健 指 導 や 医 療 機 関 の 受 診 が 必 要 な 人 に 対 して 糖 尿 病 やCKDの 予 防 に 関 する 啓 発 を 推 進 します 福 井 県 たばこ 対 策 協 議 会 の 協 力 を 得 て たばこ 対 策 の 一 環 として 県 民 に 対 してCOPDの 予 防 に 関 する 啓 発 を 推 進 します

82 < 主 な 成 果 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 3 糖 尿 病 有 病 者 の 増 加 の 抑 制 糖 尿 病 性 腎 症 による 年 間 新 規 4 透 析 導 入 患 者 数 の 減 少 血 糖 コントロール 指 標 におけ るコントロール 不 良 者 の 割 合 の 減 少 (40~74 歳 ) HbA1c が JDS 値 8.0%(NGSP 値 8.4%) 以 上 の 者 の 割 合 メタボリックシンドロームの 該 当 者 および 予 備 群 の 減 少 (40 ~74 歳 ) <H23> 男 性 21.2 千 人 女 性 15.5 千 人 <H24.1.1~ 12.31> 117 人 <H23> 1.5% (7/473 人 ) <H20> 87 千 人 男 性 21.4 千 人 女 性 15.8 千 人 112 人 平 成 29 年 度 平 成 29 年 度 1.3% 平 成 29 年 度 平 成 20 年 度 と 比 べて 25% 減 少 平 成 29 年 度 1 平 成 22 年 のデータを 用 いた 2 元 気 生 活 率 (%)の 算 出 方 法 :100- 要 介 護 認 定 率 (%) 3 5 年 後 には 人 口 構 成 割 合 が 変 わり 高 齢 化 が 進 むことで 糖 尿 病 の 有 病 者 も 増 加 が 見 込 まれている 現 在 の 性 年 齢 階 級 別 糖 尿 病 有 病 者 割 合 が 維 持 された 場 合 の 推 計 数 を 目 標 値 とした 4 国 は 10 年 間 で8% 減 らすことを 目 標 としているため 5 年 間 で4% 減 らすこ とを 目 標 とした

83 (4) 歯 科 保 健 対 策 現 状 と 課 題 ア 成 人 の 歯 これまで 生 涯 にわたる 歯 の 健 康 を 維 持 するため 80 歳 で 20 本 以 上 の 歯 を 保 持 することを 目 標 とした 運 動 8020(ハチマル ニイ マル) 運 動 として 未 就 学 児 に 対 するフッ 化 物 洗 口 や 18 歳 以 上 を 対 象 とした 無 料 歯 科 健 診 などを 実 施 してきました 80 歳 (75~84 歳 )で 20 本 以 上 の 自 分 の 歯 を 有 する 者 の 割 合 は 男 性 は 平 成 18 年 で 25.6%( 全 国 1 :24.3%)から 平 成 23 年 で 27.5%( 全 2 国 :29.4%)で 改 善 傾 向 ですが 女 性 は 平 成 18 年 で 30.1%( 全 国 1 2 :22.0%)から 平 成 23 年 で 22.4%( 全 国 :24.9%)で 悪 化 傾 向 で す 歯 科 健 診 を 受 けた 者 の 割 合 は 平 成 16 年 で 25.2%( 全 国 1 : 32.2%)から 平 成 23 年 で 33.2%( 全 国 2 :34.1%)で 増 加 しています が 進 行 した 歯 周 炎 を 有 する 者 の 割 合 (40 歳 以 上 )は 平 成 23 年 で 41.5%( 全 国 2 :29.6%)であり 全 国 と 比 較 して 高 い 状 況 です 歯 周 病 は 糖 尿 病 に 合 併 することが 多 い 疾 患 であり 歯 周 疾 患 は 歯 の 喪 失 だけでなく 他 のさまざまな 疾 患 の 原 因 となります 歯 周 疾 患 を 予 防 することは 体 全 体 の 疾 患 を 予 防 する 上 で 重 要 となっていま す 20 本 以 上 自 分 の 歯 をもつ 者 の 割 合 男 性 女 性 (%) 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 ( 再 掲 ) H18 福 井 H23 福 井 H21 全 国 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 ( 再 掲 ) ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 )

84 この1 年 間 に 歯 科 健 康 診 査 を 受 けた 人 の 割 合 の 推 移 総 数 男 性 女 性 (%) 総 数 (20 歳 以 上 ) 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 歳 歳 歳 歳 70 歳 以 上 H16 福 井 H23 福 井 H21 全 国 ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) 進 行 した 歯 周 炎 の 状 況 総 数 男 性 女 性 (%) 総 数 (40 歳 以 上 ) 歳 歳 歳 70 歳 以 上 歳 歳 歳 70 歳 以 上 H23 福 井 県 H21 全 国 ( 出 典 : 国 民 および 県 民 健 康 栄 養 調 査 ) イ 子 どもの 歯 本 県 のむし 歯 ( 治 療 後 も 含 む )の 割 合 は 就 学 前 の3 歳 児 は 平 成 15 年 の 30.47%( 全 国 :31.34% 全 国 13 位 )から 平 成 23 年 は 20.45% ( 全 国 :20.40% 全 国 14 位 )に 改 善 しており 全 国 と 同 様 に 改 善 傾 向 です 就 学 後 については 平 成 18 年 の 小 学 生 は 76.4%( 全 国 :67.8% 全 国 38 位 ) 中 学 生 は 66.9%( 全 国 :59.7% 全 国 32 位 )ですが 平 成 23 年 の 小 学 生 は 69.2%( 全 国 :57.2% 全 国 40 位 ) 中 学 生 は 58.6% ( 全 国 :48.3% 全 国 36 位 )であり 改 善 傾 向 にありますが 全 国 と

85 比 較 してむし 歯 の 割 合 が 極 めて 高 くなっています 本 県 のむし 歯 の 特 徴 は 就 学 後 にむし 歯 の 割 合 が 高 くなることから 就 学 前 に 歯 磨 き 指 導 を 徹 底 し 就 学 後 もその 歯 磨 き 習 慣 を 継 続 させる ことが 重 要 です フッ 化 物 の 利 用 は 歯 質 のむし 歯 抵 抗 性 ( 耐 酸 性 の 獲 得 結 晶 性 の 向 上 再 石 灰 化 の 促 進 )を 高 めて むし 歯 を 予 防 する 方 法 です フッ 化 物 応 用 の 有 効 性 安 全 性 に 関 する 研 究 結 果 に 基 づき 専 門 機 関 であ るWHO( 世 界 保 健 機 関 )やFDI( 世 界 歯 科 連 盟 ) 等 も 利 用 を 推 奨 し 世 界 各 国 に 実 施 を 勧 告 しています また 健 康 日 本 21でも む し 歯 の 予 防 対 策 として フッ 化 物 応 用 法 を 推 奨 しており 日 本 で 市 販 されている 歯 磨 き 剤 の 88%にはフッ 化 物 が 配 合 されています 3 本 県 は 平 成 23 年 度 から 就 学 前 である 保 育 園 児 幼 稚 園 児 を 対 象 に 歯 磨 き 指 導 の 中 にフッ 化 物 洗 口 を 取 り 入 れていますが 3 歳 児 以 降 継 続 してフッ 化 物 洗 口 を 充 実 させるためには より 多 くの 児 童 保 護 者 施 設 関 係 者 の 理 解 が 必 要 です 取 り 組 むべき 施 策 成 人 の 歯 [ 歯 科 口 腔 保 健 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づいた 歯 科 保 健 対 策 の 推 進 ] 歯 科 口 腔 疾 患 は 人 の 一 生 に 関 わる 疾 患 で 新 生 児 小 児 から 高 齢 者 まで 予 防 治 療 管 理 が 必 要 となります すべての 世 代 が 健 康 な 口 腔 を 保 持 し 質 の 高 い 生 活 の 実 現 を 支 援 するため 歯 科 口 腔 保 健 の 推 進 に 関 する 法 律 の 理 念 および 基 本 的 事 項 に 基 づき 歯 科 口 腔 保 健 に 関 する 対 策 を 進 めます [ 早 い 時 期 からの 適 切 な 生 活 習 慣 の 確 立 ] むし 歯 を 予 防 するためには できるだけ 早 い 時 期 から 適 切 な 生 活 習 慣 を 確 立 することが 重 要 であり 妊 娠 時 や 乳 幼 児 健 診 時 に 保 護 者 や 子 どもに 対 して むし 歯 を 予 防 するための 生 活 習 慣 や 歯 磨 きに 関 する 指 導 を 強 化 します [ 成 人 の 定 期 的 歯 科 健 診 受 診 の 促 進 ] 高 齢 化 社 会 において 健 康 的 に 自 分 の 歯 で 食 事 を 継 続 できるた めには 日 頃 からの 口 腔 ケアが 重 要 です 1 歳 6か 月 児 健 診 に 始

86 まるステージに 応 じた 歯 科 健 診 は 高 校 卒 業 と 同 時 に 継 続 性 がなく なるため 県 は 18 歳 以 上 を 対 象 とした 無 料 歯 科 健 診 を 実 施 して きました 引 き 続 き すべての 県 民 が 継 続 して 年 に1 回 は 歯 科 健 診 を 受 診 し 生 涯 健 康 な 口 腔 状 態 を 維 持 できる 体 制 を 推 進 しま す 歯 周 病 は 糖 尿 病 に 合 併 することが 多 い 疾 患 であり 歯 周 疾 患 は 歯 の 喪 失 だけでなく 他 のさまざまな 疾 患 の 原 因 となります 特 定 健 診 と 同 時 に 歯 科 健 診 を 受 診 できる 体 制 を 推 進 することにより 歯 周 疾 患 の 予 防 は 体 全 体 の 疾 患 の 予 防 の 一 つであることを 啓 発 します [ 要 介 護 者 や 障 害 者 の 歯 科 保 健 の 推 進 ] 要 介 護 者 や 障 害 者 は 口 腔 ケアを 自 ら 行 うことや 通 院 による 歯 科 受 診 が 困 難 な 場 合 があることから 訪 問 による 歯 科 保 健 指 導 口 腔 ケアの 実 施 を 促 進 します 子 どもの 歯 [フッ 化 物 洗 口 の 推 進 によるむし 歯 の 予 防 ] 健 康 日 本 21においても エビデンスが 確 立 しているフッ 化 物 応 用 法 などをむし 歯 予 防 法 として 推 奨 していることを 踏 まえ 引 き 続 き 就 学 前 の 保 育 園 児 幼 稚 園 児 を 対 象 に 歯 磨 き 指 導 の 一 環 としてフッ 化 物 洗 口 を 実 施 します 未 就 学 児 に 対 して 継 続 してフッ 化 物 洗 口 の 習 慣 を 定 着 させるこ とにより 高 いむし 歯 予 防 の 効 果 を 得 ることができ 就 学 後 も 効 果 の 継 続 が 期 待 できます さらにむし 歯 予 防 の 効 果 を 高 めるため 就 学 後 の 児 童 に 対 して 積 極 的 にフッ 化 物 洗 口 を 推 進 するためには より 多 くの 児 童 保 護 者 施 設 関 係 者 の 理 解 が 必 要 ですので フッ 化 物 洗 口 に 関 する 正 しい 知 識 の 啓 発 を 推 進 します むし 歯 歯 肉 炎 を 予 防 するために 学 校 において 適 切 な 生 活 習 慣 や 歯 磨 き 指 導 などの 学 校 歯 科 保 健 対 策 を 推 進 します [ 適 切 な 間 食 の 推 進 ] 甘 い 菓 子 を 控 えることはむし 歯 予 防 に 効 果 があります 県 は 福 井 県 栄 養 士 会 と 協 力 して 作 成 した 甘 すぎず 子 どもの 歯 の 形 成 に 必 要 な 栄 養 素 を 含 み 噛 み 応 えに 配 慮 した 間 食 レシピ およ

87 び 健 康 に 良 い 飲 み 物 を 保 育 所 幼 稚 園 で 普 及 啓 発 します さら に 家 庭 でのおやつを 見 直 すきっかけとして 家 庭 での 間 食 レ シピ の 活 用 を 推 進 します [ 早 い 時 期 から 適 切 な 生 活 習 慣 の 指 導 を 強 化 ] 子 どもの 健 康 づくりのためには 母 子 ともに 早 い 時 期 から 適 切 な 生 活 習 慣 を 確 立 することが 重 要 です 妊 娠 時 は 生 まれてくる 子 どもの 健 康 に 関 して 一 番 関 心 が 高 い 時 期 でもあり 早 い 時 期 か ら 保 護 者 に 対 して 子 どもの 目 や 歯 の 健 康 を 守 るための 生 活 習 慣 の 指 導 を 行 い 母 子 健 康 手 帳 と 一 緒 に 参 照 できるよう 情 報 提 供 しま す < 活 動 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 フッ 化 物 洗 口 を 実 施 する 保 育 所 <H24> すべての 施 設 平 成 29 年 度 幼 稚 園 の 増 加 69 施 設 (388 施 設 ) < 成 果 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 むし 歯 のない 3 歳 児 の 割 合 の 増 <H23> 85% 平 成 29 年 度 加 79.55% 55% 平 成 29 年 度 70% 平 成 29 年 度 <H23> 進 行 した 歯 肉 炎 を 有 する 者 の 割 40 歳 代 25% 40 歳 代 31.0% 平 成 29 年 度 合 の 減 少 60 歳 代 40% 60 歳 代 48.6% 65% 平 成 29 年 度 35% 平 成 29 年 度 むし 歯 のない 12 歳 児 の 割 合 の 40 歳 で 喪 失 歯 のない 者 の 割 合 60 歳 で 24 歯 以 上 の 自 分 の 歯 を 80 歳 で 20 歯 以 上 の 自 分 の 歯 を <H23> <H23> <H23> <H23> 増 加 の 増 加 有 する 者 の 割 合 の 増 加 有 する 者 の 割 合 の 増 加 43.5% 66.9% 56.0% 24.1% 過 去 1 年 間 に 歯 科 健 診 を 受 診 し た 者 の 割 合 の 増 加 ( 成 人 ) <H23> 33.2% 50% 平 成 29 年 度 1 全 国 データは 平 成 16 年 のデータを 用 いた 2 全 国 データは 平 成 21 年 のデータを 用 いた 3 厚 生 労 働 省 e ヘルスネット

88 (5) 子 どもの 目 の 健 康 プロジェクトによる 近 視 予 防 の 推 進 現 状 と 課 題 本 県 の 近 視 ( 裸 眼 視 力 1.0 未 満 )の 割 合 は 平 成 23 年 の 小 学 生 で 33.8% ( 全 国 :29.9%)で 全 国 40 位 中 学 生 で 61.3%( 全 国 :51.6%)で 全 国 34 位 であり 全 国 に 比 べ 近 視 の 割 合 が 高 い 状 況 です 1 近 視 は 遺 伝 ( 親 が 近 視 である 事 ) 読 書 テレビゲームなどの 近 業 ( 手 を 伸 ばした 範 囲 内 の 作 業 ) 明 るさなどの 環 境 要 因 により 進 行 し 2 スポーツなどの 屋 外 活 動 により 抑 制 されるとの 報 告 があります 近 視 を 予 防 するには 目 に 負 担 のかからない 生 活 を 送 るために 正 し い 姿 勢 で 勉 強 や 読 書 をする 目 の 疲 労 を 防 ぐために テレビゲームなど は 40 分 以 上 続 けないようにする スタンドなどを 活 用 して 適 切 な 明 るさ で 読 書 をすることなどが 重 要 です 3 本 県 は 健 康 福 祉 部 と 教 育 庁 が 連 携 して 福 井 県 子 どもの 目 の 健 康 プ ロジェクト 推 進 会 議 を 開 催 し 県 全 体 で 近 視 を 予 防 するための 環 境 づ くりを 推 進 しています 平 成 24 年 度 は 児 童 生 徒 および 保 護 者 に 対 し て 近 視 に 関 係 する 生 活 環 境 等 のアンケート 調 査 を 実 施 し 親 が 近 視 の 場 合 は 子 どもも 近 視 である 傾 向 があること 視 力 が 良 い 子 どもは 体 を 動 か す 日 数 が 多 い 傾 向 があることが 明 らかになりました また 3 歳 児 健 診 時 に 保 護 者 に 対 する 生 活 環 境 の 指 導 および 小 中 学 校 で 近 視 予 防 に 関 す る 啓 発 などを 実 施 しています 家 庭 や 学 校 で 子 どもに 対 して 目 に 負 担 のかからない 生 活 習 慣 や 環 境 について 継 続 的 に 指 導 啓 発 し 近 視 の 予 防 を 進 めていく 必 要 がありま す 裸 眼 視 力 1.0 以 下 の 者 の 割 合 中 学 校 県 中 学 校 国 小 学 校 県 小 学 校 国 10.0 H6 H7 H8 H9 H10H11 H12H13H14 H15H16H17H18 H19H20H21 H22H23 ( 出 典 : 学 校 保 健 統 計 調 査 )

89 取 り 組 むべき 施 策 子 どもの 目 の 健 康 を 守 るための 生 活 習 慣 や 環 境 づくりを 進 めるため 福 井 県 子 どもの 目 の 健 康 プロジェクト 推 進 会 議 で 具 体 的 な 近 視 予 防 のための 対 策 を 評 価 検 討 します 学 校 において 子 どもが 自 ら 目 に 優 しい 生 活 習 慣 を 心 がけることが できるよう 目 の 健 康 を 守 る3か 条 の 掲 示 や 適 切 に 目 を 休 める 目 のリフレッシュタイム を 県 内 すべての 小 中 学 校 で 実 施 し 正 しい 姿 勢 の 指 導 自 然 観 察 や 写 生 大 会 など 野 外 で 遠 くを 見 る 活 動 を 行 うな ど 近 視 を 予 防 するための 環 境 づくりを 推 進 します また 小 さな 頃 から 意 欲 的 に 目 に 優 しい 生 活 習 慣 を 実 践 できるよう 生 活 習 慣 チェックカード を 就 学 予 定 児 や 低 学 年 の 子 どもに 配 布 し 目 に 優 しい 生 活 習 慣 の 定 着 を 図 ります 子 どもの 健 康 づくりのためには 母 子 ともに 早 い 時 期 から 適 切 な 生 活 習 慣 を 確 立 することが 重 要 です 妊 娠 時 は 生 まれてくる 子 どもの 健 康 に 関 して 一 番 関 心 が 高 い 時 期 でもあり 早 い 時 期 から 保 護 者 に 対 して 子 どもの 目 や 歯 の 健 康 を 守 るための 生 活 習 慣 の 指 導 を 行 い 母 子 健 康 手 帳 と 一 緒 に 参 照 できるよう 情 報 提 供 します < 活 動 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 リフレッシュタイムを 実 践 する すべての 施 設 平 成 29 年 度 保 育 所 幼 稚 園 の 施 設 数 (388 施 設 ) 母 子 健 康 手 帳 交 付 時 の 適 切 な 生 すべての 妊 婦 平 成 29 年 度 活 習 慣 の 指 導 < 成 果 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 <H23> 視 力 が 1.0 未 満 の 子 どもの 割 合 の 小 学 生 33.8% 改 善 傾 向 へ 平 成 29 年 度 減 少 中 学 生 61.3% 1 平 成 23 年 学 校 保 健 統 計 調 査 2 学 校 近 視 の 現 況 に 関 する 2010 年 度 アンケート 調 査 報 告 ( 公 益 社 団 法 人 日 本 眼 科 医 会 ) 3 公 益 社 団 法 人 日 本 眼 科 医 会 のホームページ

90 (6)こころの 健 康 現 状 と 課 題 社 会 生 活 を 営 むために 必 要 な 機 能 を 維 持 するために 身 体 の 健 康 と 共 に 重 要 なものが こころの 健 康 です こころの 健 康 を 保 つには 適 度 な 運 動 やバランスのとれた 栄 養 食 生 活 が 重 要 な 要 素 ですが 十 分 な 休 養 や 睡 眠 による 心 身 の 疲 労 の 回 復 やス トレスと 上 手 につきあうことは こころの 健 康 に 欠 かせない 要 素 となっ ています また 健 やかなこころを 支 える 社 会 づくりを 目 指 すためには ストレスやこころの 病 気 への 対 応 を 多 くの 人 が 理 解 することが 重 要 で す 県 は 普 段 の 暮 らしの 中 で 積 極 的 に 笑 い を 取 り 入 れることを 推 進 しています 笑 いは 自 律 神 経 を 整 え 免 疫 力 を 正 常 化 させるなど 心 身 機 能 に 良 い 影 響 を 与 えるとの 報 告 があります 平 成 19 年 度 から 落 語 家 を 多 く 輩 出 している 関 西 大 学 と 連 携 して 県 民 や 児 童 高 齢 者 施 設 等 の 従 事 者 を 対 象 に 関 大 ふくい 笑 い 講 を 開 催 し 笑 いと 健 康 の 普 及 啓 発 や 高 齢 者 施 設 に 笑 いの 講 師 を 派 遣 しています また うつ 病 は 多 くの 人 がかかる 可 能 性 を 持 つ 精 神 疾 患 であり 自 殺 の 背 景 にうつ 病 が 多 く 存 在 することも 指 摘 されています 県 は うつ 病 の 早 期 発 見 早 期 治 療 のために 市 町 と 連 携 し 市 町 の 健 診 時 等 にストレスチェックを 実 施 するとともに かかりつけ 医 と 精 神 科 医 の 連 携 を 強 化 するための 研 修 会 等 を 開 催 するなどうつ 病 の 早 期 発 見 早 期 治 療 に 努 めています さらに 身 近 なところで 悩 みを 気 軽 に 相 談 でき るよう 休 日 等 に 相 談 会 を 開 催 するなど 相 談 しやすい 環 境 を 整 備 しまし た これまでの 評 価 として ストレスを 感 じたときに 相 談 するところを 知 っている 人 の 割 合 は 平 成 23 年 で 40.4%( 平 成 18 年 :29.8%)と 増 加 傾 向 です ストレスを 感 じたことが 大 いにあった 多 少 あった とい う 人 の 割 合 は 平 成 23 年 で 61.4%( 平 成 18 年 :66.2%)であり 減 少 傾 向 です 平 成 23 年 の 国 民 生 活 基 礎 調 査 では 気 分 障 害 不 安 障 害 に 相 当 する 心 理 的 苦 痛 を 感 じている 人 の 割 合 は 9.9%でした 睡 眠 による 休 養 を 十 分 取 れていない 人 の 割 合 は 平 成 23 年 の 男 性 で 17.8%( 平 成 18 年 :17.6%) 平 成 23 年 の 女 性 で 20.7%( 平 成 18 年 : 17.4%)で 増 加 傾 向 であり こころの 健 康 を 保 つための 正 しい 知 識 の 普 及 啓 発 と 相 談 支 援 体 制 の 充 実 が 必 要 です

91 取 り 組 むべき 施 策 学 校 や 地 域 職 域 の 様 々な 団 体 と 連 携 し 休 養 の 必 要 性 やこころの 健 康 に 関 する 正 しい 知 識 を 普 及 します 笑 い 講 などさまざまな 機 会 を 通 じて 県 民 に 笑 いと 健 康 づくりにつ いて 啓 発 します また 笑 い と 健 康 に 関 する 研 修 会 の 開 催 や 福 祉 施 設 などへの 笑 い の 講 師 派 遣 などを 行 い 高 齢 者 に 対 して 笑 い を 取 り 入 れた 健 康 づくりを 推 進 します こころの 問 題 には 様 々な 要 因 が 関 係 していることから 精 神 保 健 福 祉 センター 総 合 福 祉 相 談 所 健 康 福 祉 センター 市 町 などの 関 係 機 関 が 連 携 して 虐 待 や 配 偶 者 や 恋 人 などからの 暴 力 (DV)などに 付 随 する 当 事 者 や 家 族 のこころの 問 題 に 総 合 的 に 対 応 できる 相 談 支 援 体 制 を 充 実 します うつ 病 等 の 早 期 発 見 と 早 期 治 療 を 図 るため 健 診 時 におけるストレ スチェックやうつ 病 などに 関 するかかりつけ 医 と 精 神 科 医 との 連 携 を 促 進 します 以 上 の 活 動 を 支 えるために 地 域 社 会 におけるコミュニケーションを 高 めることが 必 要 で 互 いに 声 かけができるような 地 域 づくりを 推 進 します < 活 動 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 <H24> 笑 い の 講 師 派 遣 施 設 数 150 施 設 平 成 29 年 度 20 施 設 < 成 果 目 標 > 項 目 現 状 値 目 標 値 期 限 気 分 障 害 不 安 障 害 に 相 当 する 心 理 的 苦 痛 を 感 じている 者 の 割 合 の 減 少 睡 眠 による 休 養 が 十 分 とれてい ない 者 の 割 合 の 減 少 ( 成 人 ) <H22> 9.9% <H23> 19.4% 9% 平 成 29 年 度 17% 平 成 29 年 度

92 4 わがまち 健 康 づくりプロジェクト プロジェクトの 推 進 による 市 町 の 健 康 づ くり 支 援 現 状 と 課 題 健 康 日 本 21では 県 は 全 体 の 調 整 保 健 所 は 管 内 市 町 の 調 整 をし 市 町 の 健 康 格 差 を 解 消 することを 目 的 としています そのためには 市 町 の 健 康 状 況 を 把 握 する 必 要 があります 把 握 の 方 法 としては 住 民 への アンケート 調 査 なども 活 用 できますが 平 成 20 年 度 から 始 まった 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 では 40 歳 以 上 のすべての 住 民 が 健 診 を 受 けることと なり 受 診 率 が 伸 びていないという 限 界 はありますが このデータを 活 用 することも 有 用 です 本 県 は 東 京 大 学 との 共 同 研 究 事 業 であるジェロントロジー( 総 合 長 寿 学 )の 研 究 成 果 を 応 用 し 特 定 健 診 データと 医 療 費 レセプトデータを 個 人 ベースで 接 合 したデータベースを 構 築 しました 平 成 24 年 度 から 市 町 ごとに 健 康 度 を 分 析 できるよう わがまち 健 康 づくり 推 進 プロジェ クト ( 地 域 健 康 度 診 断 システム)において 定 期 的 に 市 町 の 担 当 者 を 対 象 に 研 修 会 を 実 施 しています 特 定 健 診 で 測 定 している 項 目 を 活 用 し 市 町 ごとに 糖 尿 病 や 高 血 圧 疾 患 の 割 合 を 分 析 することが 可 能 です また 個 人 ごとに 特 定 健 診 と 医 療 レセプトが 接 合 されているため 保 健 指 導 の 効 果 の 判 定 や 要 医 療 となっ た 場 合 の 受 診 勧 奨 が 可 能 です 糖 尿 病 ( 男 性 ) 高 血 圧 性 疾 患 ( 男 性 ) 標 準 化 罹 患 比 区 分 ( 県 を100とする) 有 意 に 高 い 有 意 に 低 い 有 意 差 なし

93 取 り 組 むべき 施 策 高 血 圧 やメタボの 状 況 は 地 域 によって 異 なるため 地 域 の 特 徴 に 応 じた 健 康 づくり 対 策 を 進 める 必 要 があります 市 町 ごとに 健 康 度 を 分 析 できるよう わがまち 健 康 づくり 推 進 プ ロジェクト ( 地 域 健 康 度 診 断 システム)において 定 期 的 に 市 町 の 担 当 者 を 対 象 に 研 修 会 を 実 施 し 県 健 康 福 祉 センター 市 町 が 連 携 し て 市 町 が 行 う 健 康 度 の 分 析 を 行 い 市 町 の 健 康 づくりを 支 援 します 個 人 ごとに 特 定 健 診 と 医 療 費 データが 接 合 されていることを 活 用 し 医 療 機 関 へ 受 診 すべき 対 象 者 が 受 診 したかどうかを 確 認 し 受 診 して いない 場 合 には 受 診 勧 奨 するなど 疾 病 の 重 症 化 予 防 を 強 化 する 体 制 を 検 討 します

94 第 4 章 関 係 者 との 連 携 役 割 1 県 民 が 自 ら 取 り 組 む 健 康 づくり 現 状 と 課 題 県 民 が 自 ら 健 康 づくりに 取 り 組 むためには すべての 県 民 に 対 して 幅 広 く 啓 発 するだけではなく 健 康 づくりに 取 り 組 んでいない 層 に 対 する 積 極 的 なアプローチも 必 要 であり 健 康 づくり 活 動 へ 参 加 できない 原 因 を 検 討 し 効 果 的 な 勧 奨 を 行 う 必 要 があります 例 えば 健 康 に 関 する 認 識 が 不 足 している 場 合 と 意 欲 はあるが 環 境 や 時 間 の 制 約 が 原 因 である 場 合 では 働 きかけの 方 法 は 異 なるので 原 因 に 応 じた 普 及 啓 発 の 方 法 を 工 夫 する 必 要 があります 取 り 組 むべき 施 策 ターゲットに 応 じたアプローチ 健 康 づくり 活 動 へ 参 加 できない 原 因 に 応 じた 啓 発 活 動 を 推 進 する 必 要 があります 本 県 の 場 合 共 働 き 世 帯 が 多 く 日 常 生 活 の 中 で 運 動 に 充 てられる 時 間 が 少 ないことから 日 常 生 活 での 活 動 量 を 増 やす( 屋 内 の 掃 除 20 分 子 どもと 遊 ぶ 15 分 昼 休 みの 速 歩 15 分 など)ことで 健 康 づくり 対 策 とすること 企 業 と 連 携 して 特 定 健 診 の 対 象 となる 40 歳 の 時 点 で 健 康 づくりに 関 する 知 識 や 情 報 を 周 知 すること 退 職 時 に 市 町 の 健 診 制 度 を 周 知 することなど さ まざまな 機 会 をとらえ 対 象 者 のニーズや 関 心 の 高 い 時 期 にあわせ た 指 導 啓 発 を 推 進 し 自 身 の 健 康 や 生 活 習 慣 を 考 えるきっかけを 提 供 します 保 健 推 進 員 等 の 活 動 の 充 実 市 町 の 保 健 推 進 員 や 食 生 活 改 善 推 進 員 が 地 域 住 民 の 健 康 づくりを 推 進 する 担 い 手 として 積 極 的 に 活 動 する 必 要 があります これま での 集 会 型 から 対 話 訪 問 型 のアプローチへシフトし 家 庭 の 主 婦 層 や 高 齢 者 世 帯 への 声 かけなど 地 域 に 密 着 した 健 康 づくりの 普 及 啓 発 活 動 を 行 うよう 市 町 と 連 携 して 活 動 内 容 の 充 実 を 図 り 健 康 づくりを 実 践 する 県 民 を 増 やします

95 健 康 づくりに 取 り 組 みやすい 環 境 の 整 備 県 は 健 康 的 な 食 生 活 を 推 進 するため 飲 食 店 等 でヘルシーなメ ニューである ふくい 健 幸 美 食 の 提 供 を 進 めています また 運 動 習 慣 の 確 立 を 支 援 するため 民 間 企 業 が 運 営 するサイトを 使 って 歩 数 の 管 理 を 行 う みんなで 歩 こう project を 推 進 し 県 民 が 健 康 づくりに 参 加 しやすい 社 会 環 境 を 推 進 します 1 県 民 1スポーツ 運 動 との 連 携 平 成 30 年 に 開 催 する 福 井 しあわせ 元 気 国 体 では 1 県 民 1ス ポーツ 運 動 を 展 開 し 県 民 スポーツ 祭 などのイベントを 活 用 した り 企 業 へ 出 向 いた 出 前 教 室 の 開 催 や 総 合 型 地 域 スポーツクラブな どで 気 軽 に 楽 しめる 軽 スポーツを 実 施 する 機 会 を 設 けたりするこ とで 県 民 へのスポーツの 振 興 に 取 り 組 みます

96 2 さまざまな 関 係 者 と 連 携 した 健 康 づくり 現 状 と 課 題 これまで 各 健 康 福 祉 センターで 地 域 職 域 連 携 推 進 協 議 会 を 開 催 し 医 療 保 険 者 医 療 機 関 商 工 会 議 所 商 工 会 などの 職 域 関 係 者 が 各 地 域 の 健 康 課 題 を 解 決 するため 対 策 を 協 議 してきました 今 後 の 健 康 づくりは 行 政 だけではなく さまざまな 関 係 者 の 協 力 を 得 て 社 会 的 な 活 動 として 取 組 みを 進 めていく 必 要 があります 広 報 活 動 やボランティア 活 動 など 各 関 係 者 が 少 しずつでも 活 動 に 協 力 し そ れが 合 わさって 社 会 全 体 へ 波 及 していくことが 期 待 されます マスコミ 企 業 ボランティア 団 体 などに 対 し 幅 広 く 積 極 的 に 地 域 職 域 連 携 推 進 協 議 会 への 参 加 を 働 きかけていく 必 要 があります 取 り 組 むべき 施 策 社 会 全 体 で 健 康 づくりの 推 進 社 会 全 体 で 健 康 づくりを 進 めていくため マスコミ 企 業 ボラ ンティア 団 体 など 幅 広 く 関 係 者 の 協 力 を 得 て がん 検 診 や 特 定 健 診 の 啓 発 を 促 進 します また さまざまな 病 気 の 原 因 となるたばこに よる 受 動 喫 煙 を 防 止 するための 社 会 全 体 での 対 策 を 推 進 します 受 動 喫 煙 防 止 対 策 を 進 めるためには 行 政 による 一 律 的 な 規 制 で はなく 県 民 飲 食 店 職 場 など 多 数 の 関 係 者 の 理 解 を 得 ながら 進 める 必 要 があります 本 県 の 具 体 的 な 取 組 みを 進 める 上 での 行 動 指 針 の 策 定 も 含 め 県 民 全 体 の 取 組 みとして 受 動 喫 煙 を 防 止 します 多 数 の 人 が 利 用 する 空 間 を 持 つ 施 設 では 禁 煙 分 煙 の 措 置 を 進 めます 特 に 飲 食 店 については 禁 煙 分 煙 の 取 組 みを 分 かりやす く 表 示 することによって 受 動 喫 煙 防 止 対 策 を 強 化 します ふくい 健 幸 美 食 の 普 及 みんなで 歩 こう project の 参 加 みんラジ 推 進 隊 の 登 録 など 健 康 づくり 事 業 の 実 施 に 当 たっては 県 と 市 町 および 福 井 県 栄 養 士 会 や 福 井 県 ウオーキング 協 会 などの 関 係 団 体 さらにはマスコミや 企 業 ボランティア 団 体 の 協 力 も 得 ることで 県 全 体 への 浸 透 を 図 ります

97 県 や 企 業 等 が 定 期 的 に 健 康 づくりに 関 して 意 見 交 換 する 場 を 設 け 健 康 課 題 の 解 決 に 向 けての 役 割 分 担 を 明 確 化 することで それぞれ が 主 体 的 に 健 康 づくり 活 動 を 実 践 することにつなげます

98 3 行 政 の 役 割 県 の 役 割 県 は 市 町 や 医 療 保 険 者 学 校 保 健 関 係 者 産 業 保 健 関 係 者 等 の 一 体 的 な 取 組 みを 推 進 する 観 点 から 健 康 増 進 計 画 の 策 定 および 進 捗 状 況 の 把 握 またこれらの 関 係 者 の 連 携 の 強 化 について 中 心 的 な 役 割 を 果 たします 本 計 画 策 定 後 は 速 やかに 内 容 を 公 表 し 各 関 係 機 関 団 体 等 に 普 及 するとともに 今 後 策 定 を 予 定 している 市 町 の 計 画 改 定 に 必 要 な 情 報 提 供 をするなどの 支 援 を 行 います 県 民 への 健 康 づくりの 主 体 は 市 町 であることから 地 域 で 健 康 増 進 を 担 う 人 材 の 確 保 を 図 るとともに 市 町 が 地 域 ごとの 健 康 課 題 の 抽 出 や 分 析 を 的 確 に 行 うことができるよう 研 修 会 の 開 催 等 を 通 して 市 町 を 支 援 します 健 康 福 祉 センター( 保 健 所 )の 役 割 健 康 福 祉 センター( 保 健 所 )は 地 域 保 健 の 広 域 的 専 門 的 かつ 技 術 的 拠 点 として 管 内 の 健 康 寿 命 の 延 伸 を 図 るために 健 康 情 報 の 収 集 分 析 や 市 町 への 提 供 地 域 の 実 情 を 踏 まえた 市 町 における 計 画 策 定 を 支 援 します これまで 各 健 康 福 祉 センターでは 市 町 や 商 工 会 議 所 商 工 会 地 域 産 業 保 健 センター 等 の 職 域 関 係 者 および 医 療 関 係 者 等 による 地 域 職 域 連 携 推 進 協 議 会 2 次 医 療 圏 等 協 議 会 を 開 催 し 健 康 課 題 への 対 策 等 について 協 議 を 行 っています 今 後 も 地 域 職 域 の 連 携 事 業 の 計 画 実 施 評 価 を 担 い 2 次 医 療 圏 等 の 健 康 づくりを 推 進 していくとともに 推 進 エンジンとしての 役 割 を 果 たします 市 町 の 役 割 住 民 の 健 康 づくりを 直 接 支 援 する 役 割 を 担 う 市 町 は まち 全 体 の 健 康 状 態 を 適 切 に 把 握 し それに 応 じた 対 策 を 講 じていくことが 求 めら れます 平 成 20 年 度 から 実 施 している 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 のデ

99 ータ 分 析 を 健 康 づくり 対 策 に 活 用 していく 必 要 があります 事 業 の 実 施 に 当 たっては 県 健 康 福 祉 センター 健 康 づくりに 関 係 する 企 業 やNPO 法 人 などとの 連 携 を 図 るほか 保 健 推 進 員 や 食 生 活 改 善 推 進 員 などの 地 域 の 健 康 づくりの 担 い 手 の 活 動 を 見 直 し より 効 果 的 な 事 業 の 推 進 に 努 める 必 要 があります

100 コ ラ ム 1 減 塩 食 で 病 気 を 予 防 2 ふくい 健 幸 美 食 と 健 康 づくり 応 援 の 店 で 健 康 づくりを 推 進 3 肥 満 や 糖 尿 病 を 改 善 する 食 事 食 べ 方 (( 公 社 ) 福 井 県 栄 養 士 会 ) 4 高 齢 者 の 栄 養 状 態 : 低 栄 養 予 防 (( 公 社 ) 福 井 県 栄 養 士 会 ) 5 保 健 推 進 員 と 共 に 地 域 の 健 康 づくり( 大 野 市 ) 6けんこうパスポートで 市 民 自 ら 健 康 づくり( 越 前 市 ) 7 町 民 の 健 康 づくりの 実 践 ( 美 浜 町 ) 8 住 民 と 協 働 で 取 り 組 む 健 康 づくり( 高 浜 町 ) 9 親 子 食 育 教 室 の 開 催 (おおい 町 )

101 コラム1 減 塩 食 で 病 気 を 予 防 1 減 塩 の 効 果 減 塩 と 健 康 について 高 血 圧 はさまざまな 生 活 習 慣 の 歪 みで 生 じますが,そのうちの 最 も 重 要 なも のの 一 つに 食 塩 の 過 剰 摂 取 があります 海 から 陸 に 上 がった 生 命 体 の 生 命 維 持 機 構 の 重 要 なものの 一 つに 食 塩 (ナトリウム)が 体 外 に 失 われることを 防 ぐと いうことがありました しかし 文 明 の 進 化 とともに 食 塩 摂 取 量 は 石 器 時 代 の 1 日 1~2g 以 下 から 10g 以 上 へと 増 えてしまいました このため 高 血 圧 が 増 え それに 伴 う 脳 卒 中 や 心 臓 病 腎 臓 病 などが 増 加 しています また 食 塩 の 過 剰 摂 取 は 高 血 圧 を 介 さず 直 接 心 血 管 病 の 原 因 になることもあるといわれ ています そのため 減 塩 は 高 血 圧 の 患 者 だけではなく 健 康 な 人 たちにとっ ても 大 切 なことです 減 塩 で 生 活 習 慣 病 や 医 療 費 が 削 減 米 国 の 研 究 によると 米 国 民 の 塩 分 摂 取 量 が1 日 3g 減 った 場 合 1 年 で3 ~6 万 件 の 脳 卒 中 5~10 万 件 の 心 筋 梗 塞 を 防 ぐことができ 結 果 的 に4~9 万 件 の 年 間 死 亡 が 減 少 するという 予 測 が 発 表 されました 米 国 民 が1 日 3gの 塩 分 摂 取 を 抑 えることで 多 くの 死 亡 者 を 減 少 させるこ とができ 医 療 費 も 削 減 されると 期 待 されています 参 考 : Projected Effect of Dietary Salt Reductions on Future Cardiovascular Diseasehttp://content.nejm.org/cgi/content/abstract/362/7/590 どれだけ 減 塩 すればいいの? 日 本 では 男 性 で1 日 9g 未 満 女 性 で1 日 7.5g 未 満 を 目 標 としていますが 欧 米 では 1 日 3.8gくらいの 値 を 最 終 目 標 として 示 しています (ASN Statement in Support of US Dietary Guidelines for Americans 2010) 血 圧 が 正 常 の 人 では 減 塩 はそれほどしなくてもいいということではなく 日 本 人 の 平 均 食 塩 摂 取 量 が 1 日 10.7gですので 日 本 高 血 圧 学 会 は 1 日 6g 未 満 を 中 間 目 標 として 積 極 的 な 減 塩 運 動 を 展 開 しています

102 2 食 品 に 含 まる 食 塩 量 の 確 認 方 法 食 品 に 含 まる 食 塩 の 量 を 確 認 するためには 食 品 の 栄 養 成 分 表 示 が 参 考 にな ります しかし 食 塩 はナトリウム(Na)とクロール( 塩 素 :Cl)の 化 合 物 で 化 学 式 では NaCl となります そのため ナトリウムの 量 で 表 示 している 場 合 には 食 塩 の 量 に 換 算 する 必 要 があります 食 塩 量 (g)=ナトリウム 量 (g) 2.5 で 換 算 することができます 具 体 的 には このスナック 菓 子 では: ナトリウム 量 (g)は 239(mg) 1,000=0.239(g) 食 塩 相 当 量 (g)は 0.239(g) (g) でこの 袋 のお 菓 子 を 全 部 食 べると 0.6g の 食 塩 摂 取 量 になります カップ 麺 のように 食 塩 含 有 量 が 多 い 場 合 は g 表 示 のことが 多 いようです また 最 近 は 多 くのカップ 麺 で 食 塩 相 当 量 の 記 載 があり 食 塩 相 当 量 の 記 載 の 必 要 性 も 認 識 されつつあるようです カップ 麺 の 食 塩 含 有 量 は 商 品 によ って 大 きな 幅 があります 下 の 図 は 中 でもかなり 多 いものですが この 10.7g は 日 本 人 の 平 均 食 塩 摂 取 量 と 同 じ 値 です つまり このカップ 麺 は 1 個 食 べると 日 本 人 の 平 均 食 塩 摂 取 量 になる 訳 ですから これを 食 べると 1 日 の 食 塩 摂 取 量 は 非 常 に 大 き な 値 になることがわかります

103 コラム2 ふくい 健 幸 美 食 と 健 康 づくり 応 援 の 店 で 健 康 づくりを 推 進 本 県 は 平 成 24 年 度 から ふくい 味 の 週 間 にあわせて 幸 福 度 日 本 一 である 福 井 県 の 食 材 を 使 用 し 低 カロリー 低 塩 分 で 野 菜 を 多 く 使 ったヘルシーなメニュ ーを ふくい 健 幸 美 食 として 認 定 し 32 の 飲 食 店 等 で 提 供 することにより 地 域 ぐるみで 食 を 通 じた 健 康 づくりとふくいの 食 をアピールしています また 平 成 14 年 度 から 年 間 を 通 じて 継 続 的 に 県 民 の 健 康 づくりを 支 援 する 店 を 健 康 づくり 応 援 の 店 として 県 健 康 福 祉 センターが 登 録 しています 健 康 づく り 応 援 の 店 では 支 援 内 容 によって5つのコースがありますが ふくい 健 幸 美 食 は ヘルシーメニューの 提 供 コースと バランスメニューの 提 供 コースに 該 当 するため ふくい 健 幸 美 食 を 継 続 的 に 提 供 する 飲 食 店 は 健 康 づくり 応 援 の 店 にも 登 録 し 県 民 の 健 康 づくりに 貢 献 しています 健 康 づくりを 応 援 する 食 環 境 H14より 実 施 健 康 づくり 応 援 の 店 ( 登 録 後 継 続 実 施 ) <1~5の 各 コースいずれかを 実 施 > 1.ヘルシーサービスの 実 施 コース 2.ヘルシーメニュー ヘルシーメニューの 提 供 コース 野 菜 たっぷり メニュー 3. 栄 養 成 分 表 示 コース 4.バランスメニュー バランスメニューの 提 供 コース 主 食 + 主 菜 + 副 菜 がそっている 主 食 の 量 が 調 節 できる 副 菜 が2つ 以 上 ある 5. 店 内 禁 煙 完 全 分 煙 の 実 施 コース 店 を 登 録 該 当 該 当 H24より 実 施 ふくい 健 幸 美 食 を 提 供 する 店 < 実 施 期 間 > ふくい 味 の 週 間 (11 月 ) を 皮 切 りに 提 供 ふくい 味 の 週 間 後 も 継 続 実 施 する 店 <メニュー メニューの 要 件 > 1. 主 食 + 主 菜 + 副 菜 がそろっている 2. 主 食 の 量 が 選 べる 3. 副 菜 が2 皿 以 上 ある 4. 主 食 以 外 の 熱 量 300~400kcal 5. 減 塩 (3g 程 度 ) 6. 県 産 食 材 または 福 井 県 らしい 食 材 使 用

104 コラム3 肥 満 や 糖 尿 病 を 改 善 する 食 事 食 べ 方 (( 公 社 ) 福 井 県 栄 養 士 会 ) 血 糖 の 上 昇 が 緩 やかであれば 過 剰 なインスリン 分 泌 を 抑 え 余 分 な 脂 肪 を 蓄 える ことを 防 ぐことができ 糖 尿 病 だけでなく 肥 満 の 改 善 にも 効 果 的 です 血 糖 の 上 昇 は 摂 取 エネルギーが 同 じであっても 食 品 の 選 び 方 食 品 の 組 合 せや 調 理 方 法 食 べる 順 番 によって 大 きく 違 ってきます 食 べ 方 のポイント 1 食 品 の 選 び 方 エネルギーの 素 となる 三 大 栄 養 素 は たんぱく 質 脂 質 炭 水 化 物 ですが 中 でも 炭 水 化 物 は 血 糖 の 上 昇 を 大 きく 左 右 する 栄 養 素 です しかし 炭 水 化 物 に は 消 化 吸 収 されて 血 糖 を 上 昇 させる 糖 質 という 成 分 と 消 化 されにくくむ しろ 血 糖 の 上 昇 と 腸 管 での 脂 肪 吸 収 を 抑 える 食 物 繊 維 という 成 分 があります 例 えば 炭 水 化 物 を 多 く 含 む 穀 物 は その 精 製 度 によって 食 物 繊 維 の 配 合 割 合 が 変 わりますので 未 精 製 の 玄 米 に 近 いほど 食 物 繊 維 は 多 く 含 まれています 未 精 製 の 穀 類 や 豆 類 野 菜 類 など 食 物 繊 維 の 多 いものを 積 極 的 に 摂 るようにし ましょう 食 物 繊 維 を 多 く 含 む 食 品 未 精 製 の 穀 類 ( 白 米 より 玄 米 食 パンよりライ 麦 パンなど) 豆 類 野 菜 類 ( 乾 燥 野 菜 ) 海 藻 類 2 食 品 の 組 合 せや 調 理 方 法 白 米 だけを 食 べるよりも おかずとして 肉 や 魚 卵 大 豆 ( 大 豆 製 品 ) 牛 乳 ( 乳 製 品 )などたんぱく 質 の 多 い 食 品 といっしょに 食 べることにより 血 糖 の 上 昇 が 抑 えられることが 明 らかになっています また 調 味 料 では 酢 をいっしょに 使 うことも 血 糖 の 上 昇 を 抑 えられますので 酢 の 物 やぽん 酢 ドレッシングの 利 用 なども 有 効 です

105 おにぎりやめん 類 のみの 食 事 より 主 菜 に 魚 や 肉 副 菜 に 大 豆 製 品 や 酢 の 物 などを 揃 えて 食 べましょう 副 菜 主 食 主 菜 3 食 べる 順 番 食 べる 順 番 を 変 えることで 血 糖 の 上 がり 方 が 異 なります 炭 水 化 物 の 前 に 野 菜 を 食 べれば 食 後 の 血 糖 の 上 昇 を 抑 えるという 研 究 報 告 ( 下 図 を 参 照 )がありま す 1 ご 飯 と 野 菜 の 摂 取 順 序 を 変 えた 場 合 の 血 糖 の 上 がり 方 の 違 い 血 糖 値 増 加 量 (ご 飯 を 先 に 食 べた 時 ) ( 野 菜 を 先 に 食 べた 時 ) 食 後 時 間 ( 分 ) 食 べる 順 番 を 守 って よく 噛 んで 食 べましょう 1 野 菜 を 先 に 2 次 に 主 菜 ( 魚 肉 卵 ) 3 最 後 に 主 食 (ご 飯 麺 類 ) 1 金 本 郁 男 ほか 低 Glycemic Index 食 の 摂 取 順 序 の 違 いが 食 後 血 糖 プロファイルに 及 ぼ す 影 響 糖 尿 病 53(2):96-101(2010)

106 コラム4 高 齢 者 の 栄 養 状 態 : 低 栄 養 予 防 (( 公 社 ) 福 井 県 栄 養 士 会 ) 高 齢 者 の 栄 養 状 態 高 齢 期 になると かむ 力 や 飲 み 込 む 力 が 低 下 したり ささいなことで 落 ち 込 み やすくなり 短 期 間 で 低 栄 養 状 態 に 陥 りやすくなります 低 栄 養 状 態 ( 栄 養 失 調 状 態 )になると 免 疫 力 が 低 下 し 骨 格 筋 量 も 減 少 しま す 例 えば 手 足 や 体 幹 の 筋 肉 嚥 下 筋 呼 吸 筋 にもサルコペニア( 骨 格 筋 量 や 筋 力 の 低 下 )が 進 展 し 寝 たきり 嚥 下 障 害 呼 吸 障 害 の 要 因 となり 長 期 入 院 入 所 につながります 低 栄 養 状 態 の 出 現 頻 度 平 成 8~10 年 度 に 行 われた 研 究 1 では 入 院 入 所 および 在 宅 療 養 者 の 約 3~ 4 割 に 低 栄 養 ( 血 清 アルブミン 値 3.5g/dl)の 高 齢 者 が 確 認 されました 高 齢 者 の 身 体 機 能 レベルや 疾 病 活 動 量 に 合 わせた 食 事 量 は この 年 代 では 個 人 差 が 大 きいことから 個 人 ごとに 栄 養 状 態 に 合 わせて 必 要 エネルギーやたんぱ く 質 の 必 要 量 を 設 定 し きめ 細 かい 栄 養 ケアが 必 要 になります < 介 護 を 必 要 としない 元 気 な 高 齢 者 であるために> 定 期 的 に 体 重 や 手 足 の 周 囲 長 を 測 りましょう ( 体 重 は 体 脂 肪 や 筋 肉 上 腕 や 下 腿 の 周 囲 長 は 筋 肉 の 量 を 反 映 します ) 主 食 (ご 飯 ) 主 菜 ( 出 し 巻 卵 ) 副 菜 (お 浸 し 具 だくさん 汁 物 )を 揃 えて 食 べま しょう ( 主 食 はエネルギー 主 菜 はたんぱく 質 副 菜 はビタミン ミネラルを 補 給 します ) 欠 食 しないようにしましょう 一 度 に 食 べられない 場 合 は 少 量 ずつ 頻 回 に 分 けて 食 べるようにしましょう ( 食 べる 量 や 栄 養 素 の 不 足 から やる 気 が なくなる 楽 しくない などの 心 の 変 化 が 現 れることがあります ) 1 清 水 瑠 美 子 ほか( 福 井 県 栄 養 士 会 ) 厚 生 省 老 人 保 健 事 業 推 進 等 補 助 金 研 究 高 齢 者 の 栄 養 管 理 サービスに 関 する 研 究 ( 分 担 研 究 平 成 8-10 年 )

107 コラム5 保 健 推 進 員 と 共 に 地 域 の 健 康 づくり( 大 野 市 ) 大 野 市 では 各 行 政 区 に1~3 人 の 保 健 推 進 員 を 委 嘱 しており 平 成 24 年 度 は 222 人 が 活 動 しています 保 健 推 進 員 は 行 政 と 市 民 を 結 ぶ 健 康 づくりのパイプ 役 として 大 きな 役 割 を 担 っており 主 な 活 動 内 容 として 健 康 おおの21で 定 めている 運 動 食 事 たばこ 休 養 こころ 歯 の5つの 推 進 項 目 にそった 地 域 健 康 づく り 事 業 を 実 施 しています 具 体 的 には 5つの 推 進 項 目 の 講 座 を 保 健 推 進 員 さん が 企 画 し 行 政 が 講 師 を 派 遣 するというものです 毎 年 約 50 地 区 で 実 施 し 参 加 人 数 は 約 1,000 人 となっています 地 域 健 康 づくり 事 業 は 自 分 の 身 近 な 地 区 で 実 施 しますので 取 り 組 みやすい 活 動 として 大 変 好 評 です コラム6 けんこうパスポートで 市 民 自 ら 健 康 づくり( 越 前 市 ) 越 前 市 では 食 や 運 動 についてさまざまなサービスを 提 供 する 健 康 応 援 団 の システムを 導 入 します 越 前 市 では 市 民 が 自 分 の 健 康 を 自 分 で 管 理 することをねらいとして 普 段 から 市 民 に 役 立 ててもらえるツールとして けんこうパスポート を 発 行 しています けんこうパスポート は 検 診 の 記 録 や 病 歴 などを 記 録 する 手 帳 運 動 実 践 イベント 参 加 等 を 記 録 する レフィル これらを 収 納 する カバー で 構 成 されています 運 動 や 健 診 受 診 といった 健 康 づくりの 取 組 みをポイント 化 し 楽 しみながら 健 康 づくりを 行 う 健 康 トライ の 案 内 パンフレットやトライ 宣 言 ハガキも 入 っています また カバー は 医 療 機 関 の 診 察 券 やおくすり 手 帳 も 収 納 でき るよう 工 夫 されています 自 分 自 身 の 健 康 管 理 のために まずは けんこうパ スポート を 手 に 入 れるのだ!!

108 コラム7 町 民 の 健 康 づくりの 実 践 ( 美 浜 町 ) 美 浜 町 では 町 民 自 身 が 気 づき 健 康 になろうと 行 動 することができるように 健 康 づくりを 進 めていま す まずは 高 血 圧 脂 質 異 常 が 原 因 で 脳 血 管 疾 患 虚 血 性 心 疾 患 につながるケースが 多 いこと その 要 因 とし て 塩 分 脂 質 の 摂 取 が 多 く 野 菜 の 摂 取 量 が 少 ないという ことを 勉 強 会 などを 通 じて 町 民 自 身 が 自 分 たちの 町 の 健 康 実 態 をしり 健 康 課 題 を 考 える 機 会 を 設 けていま す そして 町 民 が 自 分 たちの 食 習 慣 について 気 づ いたことをもとに 自 分 たちに 必 要 な 行 動 は 何 かにつ いて 考 えました また 健 康 づくり 推 進 協 議 会 委 員 や 保 健 事 業 推 進 員 も 健 康 につながることを 実 践 したり しました この 取 組 みを 通 じて 食 習 慣 の 中 で 減 塩 の 取 組 み を 推 進 することとなり 減 塩 について 考 えることをきっかけにした げんげん 運 動 を 始 めることとなりました 今 後 も 町 民 一 人 ひとりが 気 づき 自 分 たちが 健 康 になるために 必 要 な 行 動 を 考 え る 機 会 を 設 け 健 康 づくり 実 践 者 が 増 えるよう 支 援 します コラム8 住 民 と 協 働 で 取 り 組 む 健 康 づくり( 高 浜 町 ) 高 浜 町 では 住 民 に 分 かりやすい 行 動 目 標 である たかはま 健 康 づくり 10 か 条 を 軸 に 健 康 づく りに 集 中 して 取 り 組 む 健 康 チャレンジ 期 間 を 活 用 した 健 康 づくりを 推 進 しています 特 に 平 成 23 年 度 からは 住 民 と 協 働 した 展 開 につ なげるため 地 域 で 活 躍 する 団 体 や 個 人 等 からなる たかチャレ 推 進 委 員 会 を 設 置 し 健 康 課 題 の 改 善 のため 第 1 2 条 の 野 菜 にしぼった 取 組 み を 実 施 しています この 戦 略 的 な 介 入 で 住 民 同 士 また 住 民 と 行 政 に 新 たなつながりがうまれ そ れぞれが 得 意 分 野 を 活 かして 協 力 しながら 取 組 みを 進 められるようになりました

109 その1 例 として 町 では 住 民 発 案 の 野 菜 から 先 にいただきます お 箸 を 持 っ たらまず 野 菜 というフレーズが 先 に 食 べるといい 理 由 とともに 料 理 教 室 やイ ベント 保 育 所 や 学 校 の 給 食 スーパーのチラシやコンビニのポップ 家 庭 や 職 場 での 食 事 等 いろいろな 場 面 で 見 聞 きできます その 結 果 1 年 間 で 野 菜 から 先 に 食 べる 人 が6% 増 加 しました このように 住 民 と 行 政 が 同 じ 方 向 性 を 持 ち みんなが 一 緒 に 楽 しみながら 取 組 み を 進 めることが 住 民 の 心 と 体 を 動 かし 継 続 した 健 康 づくりにつながると 考 えて います コラム9 親 子 食 育 教 室 の 開 催 (おおい 町 ) おおい 町 では 小 学 生 親 子 を 対 象 にした 朝 ごはんの 大 切 さ を 学 ぶ 教 室 を 開 催 しています 参 加 者 は 栄 養 士 食 いきいき 隊 から 朝 ごはんを 食 べ ると 体 温 が 上 がって 体 と 頭 が 目 覚 めるよ! など 朝 ご はんについてのお 話 しを 聞 いたあと 実 際 に 親 子 で 元 気 が でる 朝 ごはんメニューを 作 ります 透 明 の 鍋 でご 飯 が 炊 け る 様 子 を 観 察 したり 子 どもたちが 包 丁 を 使 って 野 菜 を 切 ったりなど 子 どもたちが 食 に 興 味 を 持 てるよう 工 夫 して います 親 子 で 朝 ごはんの 大 切 さや 栄 養 バランスについて 学 び 日 ごろの 食 生 活 を 見 直 す 機 会 となっています

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国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提 国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 財 務 省 主 計 局 給 与 共 済 課 長 調 査 主 任 土 谷 晃 浩 加 塩 雄 斗 1.はじめに ( 以 下 19 年 一 元 化 法 案 という )において 厚 退 職 給 付 ( 退 職 金 + 年 金 ( 事 業 主 分 ))の 官 民 均 衡 を 図 る 観 点 から 国 家 公 務 員 の 退 職 手

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