目 次 1 計 画 策 定 の 趣 旨 2 2 計 画 の 期 間 2 3 整 備 の 基 本 目 標 2 4 計 画 に 際 して 想 定 する 災 害 と 対 応 3 5 計 画 に 際 して 考 慮 すべき 状 況 等 4 (1) 災 害 出 動 状 況 (2) 各 業 務 状 況 (3) 社

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1 力 整 備 基 本 計 画 第 2 次 改 訂 版 甲 賀 広 域 行 政 組 合 本 部

2 目 次 1 計 画 策 定 の 趣 旨 2 2 計 画 の 期 間 2 3 整 備 の 基 本 目 標 2 4 計 画 に 際 して 想 定 する 災 害 と 対 応 3 5 計 画 に 際 して 考 慮 すべき 状 況 等 4 (1) 災 害 出 動 状 況 (2) 各 業 務 状 況 (3) 社 会 情 勢 (4) 力 情 勢 6 人 員 計 画 組 織 装 備 17 1 力 の 現 状 2 今 後 の 力 の 考 え 方 3 大 規 模 災 害 に 対 する 今 後 の 対 応 4 職 員 採 用 計 画 5 各 資 格 者 養 成 及 び 研 修 計 画 6 組 織 計 画 7 施 設 等 整 備 8 車 両 整 備 9 通 信 指 令 装 置 関 係 10 今 後 の 検 討 課 題 力 整 備 基 本 計 画 発 行 年 月 日 / 平 成 24 年 1 月 初 版 平 成 24 年 12 月 改 訂 版 平 成 25 年 12 月 改 訂 版 1

3 甲 賀 広 域 行 政 組 合 本 部 力 整 備 基 本 計 画 1 計 画 策 定 の 趣 旨 昨 今 の 地 方 公 共 団 体 を 取 り 巻 く 環 境 は 少 子 高 齢 化 社 会 の 到 来 住 民 ニーズの 高 度 化 多 様 化 など 社 会 情 勢 の 変 化 や 国 の 構 造 改 革 による 諸 制 度 の 大 幅 な 改 革 により 大 きく 変 動 しており 当 組 合 の 構 成 市 においても 厳 しい 環 境 下 での 行 財 政 運 営 を 余 儀 なくされている このような 情 勢 の 中 で 市 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 を 守 る 責 務 を 全 うするためには 市 民 視 点 と 財 政 状 況 に 配 意 しつつ 計 画 的 に 力 の 強 化 充 実 を 図 っていくことが 必 要 であります なお 環 境 を 取 り 巻 く 社 会 の 潮 流 は あらゆる 面 で 大 きく 変 化 し さらに 進 展 していくと 予 想 されるところですが 構 成 市 の 人 口 動 向 地 理 的 条 件 社 会 環 境 等 について 検 討 し 基 本 的 な 考 え 方 及 び 具 体 的 施 策 を 定 め 力 の 整 備 に 関 する 計 画 を 策 定 するものです 2 計 画 の 期 間 計 画 の 期 間 は 平 成 24 年 度 から 平 成 28 年 度 までの5 年 間 とし 1 年 毎 に 検 証 する ものとします 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 施 設 等 組 織 通 信 体 制 救 急 体 制 火 体 制 財 政 救 急 無 線 デジタル 化 伝 搬 調 査 基 本 設 計 実 施 設 計 設 置 工 事 デジタル 化 (6 月 1 日 ) 3 整 備 の 基 本 目 標 1 の 任 務 を 深 く 自 覚 するとともに 行 政 水 準 の 向 上 をめざし 市 民 の 視 点 にたった 施 策 を 推 進 する 2 厳 しい 社 会 経 済 情 勢 下 内 部 努 力 を 最 優 先 に 改 革 を 進 め 効 率 的 効 果 的 な 施 策 の 策 定 に 努 める 3 限 られた 人 員 で 力 を 充 実 していくため 職 員 の 能 力 を 高 め 施 策 に 活 かしていく 組 織 作 りに 努 める 4 複 雑 多 様 化 する 災 害 や 新 型 インフルエンザ 等 予 測 し 得 ない 事 案 に 対 して 対 応 で きる 救 急 救 助 体 制 を 整 備 する 5 家 庭 地 域 事 業 所 の 関 係 者 に 予 行 政 を 浸 透 させ 火 意 識 を 高 める 6 市 民 や 事 業 所 の 関 係 者 をはじめ 地 域 社 会 とより 一 層 連 携 を 深 め 危 機 管 理 体 制 の 充 実 強 化 に 努 める 7 高 齢 者 や 障 害 者 等 の 災 害 弱 者 に 配 慮 した 各 種 施 策 の 推 進 に 努 める 2

4 4 計 画 策 定 に 際 して 想 定 する 災 害 と 対 応 法 律 政 令 等 による 応 援 要 請 災 害 対 策 基 本 法 第 67 条 災 害 対 策 基 本 法 第 68 条 災 害 対 策 基 本 法 第 72 条 災 害 対 策 基 本 法 第 29 条 第 1 項 災 害 対 策 基 本 法 第 29 条 第 2 項 災 害 対 策 基 本 法 第 30 条 第 1 2 項 地 方 自 治 法 252 条 の17 組 織 法 第 39 条 組 織 法 第 44 条 組 織 法 第 48 条 広 域 行 政 圏 との 災 害 応 急 対 策 活 動 の 相 互 応 援 に 対 する 協 定 滋 賀 県 下 団 広 域 相 互 協 定 中 部 9 県 1 市 の 災 害 応 援 に 関 する 協 定 近 畿 2 府 7 県 危 機 発 生 時 の 相 互 応 援 に 関 する 基 本 協 定 東 海 道 五 十 三 次 市 区 町 災 害 時 相 互 応 援 に 関 する 協 定 甲 賀 市 伊 賀 市 団 相 互 応 援 協 定 野 洲 市 湖 南 市 竜 王 町 の 災 に 関 する 応 援 協 定 大 影 響 度 広 域 的 武 力 攻 撃 N B C テ ロ 災 害 洪 水 航 空 機 列 車 事 故 感 染 症 地 震 災 害 土 砂 災 害 企 業 災 害 局 所 的 店 舗 ビル 住 宅 火 災 交 通 事 故 急 病 小 非 日 常 的 日 常 的 小 発 生 の 確 率 大 受 援 体 制 の 強 化 情 報 収 集 終 結 場 所 の 選 定 と 職 員 の 派 遣 支 援 活 動 ( 水 利 燃 料 食 糧 資 機 材 ) 野 営 場 所 の 確 保 部 隊 移 動 と 情 報 提 供 航 空 部 隊 支 援 等 現 有 力 の 限 界 [ 滋 賀 県 緊 急 援 助 隊 受 援 計 画 ] [ 甲 賀 広 域 行 政 組 合 本 部 受 援 計 画 ] 3

5 5 計 画 に 際 して 考 慮 すべき 状 況 等 基 本 目 標 達 成 のためには 部 隊 の 充 実 救 急 需 用 への 対 応 等 現 場 の 組 織 充 実 とともに 予 行 政 の 専 門 性 を 高 め さらに 危 機 管 理 体 制 についても 両 市 との 連 携 を 強 化 する 必 要 がある しかし 厳 しい 財 政 状 況 下 において 市 民 の 生 命 財 産 を 守 るとの 目 的 に 照 らし 合 わせながら 将 来 動 向 を 定 めなければならない (1) 災 害 出 動 状 況 ( 平 成 24 年 中 の 火 災 救 急 救 助 警 戒 等 出 動 ) 湖 南 石 部 分 火 災 3 件 救 急 750 件 救 助 6 件 警 戒 等 13 件 信 楽 火 災 7 件 救 急 479 件 救 助 5 件 警 戒 等 42 件 湖 南 中 央 火 災 21 件 救 急 1063 件 救 助 18 件 水 口 警 戒 等 47 件 火 災 16 件 救 急 1494 件 救 助 35 件 警 戒 等 83 件 甲 南 火 災 5 件 救 急 610 件 救 助 9 件 警 戒 等 21 件 土 山 分 火 災 6 件 救 急 487 件 救 助 6 件 警 戒 等 21 件 甲 賀 分 火 災 1 件 救 急 379 件 救 助 9 件 警 戒 等 16 件 平 成 24 年 中 全 出 動 件 数 火 救 救 火 救 救 合 災 急 助 支 援 警 戒 等 合 計 災 急 助 支 援 警 戒 等 計 平 成 24 年 中 新 名 神 高 速 道 路 の 出 動 件 数 平 成 24 年 中 管 轄 外 出 動 件 数 救 急 4 救 助 件 数 火 災 出 動 救 急 出 動 救 助 出 動 警 戒 出 動 湖 南 石 部 分 湖 南 中 央 信 楽 甲 賀 分 甲 南 土 山 分 水 口 4

6 1 火 災 出 動 管 内 における 近 年 の 火 災 動 向 を 見 ると 平 成 11 年 に100 件 を 超 えていた 出 火 件 数 は 平 成 16 年 から 平 成 17 年 にかけて70 件 台 で 推 移 し 平 成 18 年 からは 再 び80 件 台 となり 以 後 年 間 85 件 前 後 で 増 減 を 繰 り 返 している 平 成 24 年 中 の 管 内 出 火 率 は4.0(2012 年 国 勢 調 査 ) パーセントで 全 国 においては3.9パーセントと 全 国 数 値 を 上 回 ってい る 最 近 では 火 災 の 種 別 で 建 物 火 災 が 全 体 の53パーセントを 占 め また 火 災 原 因 では 火 入 れ 枯 草 焼 き その 他 が 上 位 を 占 めているのが 特 徴 である 別 の 件 数 をみると 全 体 的 な 出 動 件 数 では 水 口 及 び 湖 南 中 央 管 内 での 需 用 が 高 いと 考 えられる 次 に 将 来 的 な 需 要 予 測 は 一 般 住 宅 においては 建 物 の 不 燃 化 や 住 宅 火 災 警 報 器 の 普 及 による 効 果 はあるものの 火 災 による 犠 牲 者 は 年 齢 が 高 くなるに 従 って 著 しく 増 加 していることから 構 成 市 における 高 齢 化 の 進 展 による 人 口 動 態 変 化 とともに 増 加 傾 向 になるものと 考 えられる なお 事 業 所 においては 法 令 規 制 強 化 やコンプライアンスの 高 まりとともに 出 火 率 動 向 は 横 ばい 状 況 である が 社 会 経 済 の 変 遷 とともにカラオケボックスや 社 会 福 祉 施 設 等 の 火 災 に 見 られる ように 特 異 事 案 の 増 加 が 考 えられる 火 災 件 数 の 状 況 件 数 H15 年 H16 年 H17 年 H18 年 H19 年 H20 年 H21 年 H22 年 H23 年 H24 年 建 物 火 災 建 物 火 災 以 外 主 な 出 火 原 因 住 宅 用 火 災 警 報 器 設 置 状 況 件 数 件 数 H22 年 H23 年 H24 年 湖 南 市 信 楽 町 甲 南 町 甲 賀 町 土 山 町 水 口 町 管 内 放 火 たばこ こんろ 電 気 住 警 器 設 置 率 ( 平 成 25 年 2 月 調 ) 5

7 2 救 急 出 動 救 急 出 動 はこの10 年 間 を 見 ると 平 成 14 年 に 4,000 件 台 を 超 え 平 成 19 年 まで 右 肩 あがりの 需 用 を 示 し 平 成 20 年 から 平 成 21 年 にかけて 減 少 傾 向 にあったものが 平 成 22 年 には 再 び 増 加 に 転 じ 平 成 24 年 には 過 去 最 大 の5,367 件 となっている 一 方 救 急 出 動 の 搬 送 内 容 において 急 病 が61.2パーセントを 占 めており 構 成 市 における 高 齢 化 の 進 展 を 勘 案 すると 将 来 的 な 需 要 予 測 は 増 加 するとともに 救 急 業 務 の 高 度 化 への 期 待 は 一 層 高 まるものと 考 えられる 現 在 の 救 急 業 務 はメディカル コントロール 体 制 下 において 高 度 化 への 対 応 を 図 っており この 体 制 を 保 持 するた めには 救 急 救 命 士 の 確 保 と 隊 兼 務 から 専 任 体 制 を 視 野 に 入 れるとともに 教 育 や 研 修 による 資 質 の 保 持 に 努 め 気 管 挿 管 や 薬 剤 投 与 などの 高 度 な 救 急 救 命 体 制 づくりを 推 進 しなければならない また 現 在 の 救 急 業 務 において 重 要 な 位 置 を 占 めるものに 応 急 手 当 普 及 啓 発 があげられるが 各 種 事 案 の 現 場 に 居 合 わせた 人 (バ イスタンダー)が 適 切 な 応 急 手 当 を 速 やかに 行 なうことにより 傷 病 者 の 救 命 効 果 を 一 層 向 上 させることは 医 学 的 見 地 からも 明 らかにされているところであり バイ スタンダー 救 急 隊 医 療 機 関 へと 引 き 継 ぐ 命 の 連 鎖 を 強 化 する 取 り 組 みが 求 められている このことから 平 成 16 年 から 一 般 市 民 もAED( 自 動 体 外 式 除 細 動 器 )の 使 用 が 可 能 となり 当 本 部 においては 平 成 27 年 度 までに 普 通 救 命 講 習 修 了 者 30,000 人 を 目 標 とした 普 及 啓 発 を 推 進 しているところである 最 近 ではAE Dが 全 ての 学 校 関 係 に 設 置 されたことに 加 え 公 共 施 設 等 への 急 速 な 設 置 普 及 に 伴 い 現 在 のところ 約 23,200 名 余 りの 方 々が 受 講 を 修 了 されているが 救 急 出 動 件 数 の 増 加 や 救 急 医 療 体 制 が 全 国 的 な 課 題 となっている 中 今 後 とも 初 期 の 目 標 に 向 け 継 続 して 普 及 啓 発 に 努 めなければならない 6000 救 急 件 数 の 発 生 状 況 救 急 件 数 救 急 件 数, 5367 H15 H14 年 H16 H15 年 H16 H17 年 H17 H18 H18 年 H19 H19 年 H20 H20 年 H21 H21 年 H22 H22 H23 年 H23 年 H24 年 救 急 搬 送 の 将 来 推 計 総 務 省 庁 は 平 成 22 年 12 月 に 救 急 搬 送 の 将 来 推 計 を 公 表 している この 試 算 に よると 救 急 車 の 出 動 件 数 は 高 齢 化 の 影 響 を 受 けることや 軽 症 での 不 適 切 な 利 用 などにより2030 年 まで 増 え 続 けると 予 測 している この 推 計 を 元 に 当 本 部 管 内 における 将 来 推 計 は 次 のとおりとなり 増 加 する 救 急 需 要 への 対 策 として 119 番 受 信 時 の 緊 急 度 重 症 度 の 選 別 軽 症 利 用 者 への 対 応 救 急 行 政 の 予 算 及 び 体 制 の 拡 充 等 が 考 えられる 6

8 救 急 件 数 将 来 における 救 急 件 数 推 計 H24 年 H25 年 H26 年 H27 年 H28 年 H29 年 H30 年 H31 年 H32 年 平 成 24 年 度 中 の 普 通 救 命 講 習 等 の 実 施 状 況 本 部 水 口 甲 南 信 楽 湖 南 中 央 合 計 普 通 救 命 講 習 その 他 救 急 法 指 導 回 数 受 講 者 数 回 数 受 講 者 数 , ,068 救 急 救 命 士 と 認 定 救 命 士 の 状 況 平 成 24 年 中 に 救 急 救 命 士 が 行 った 特 定 行 為 数 救 急 救 命 士 気 管 挿 管 薬 剤 投 与 36 除 細 動 12 6 輸 液 薬 剤 投 与 気 道 確 保 7 37 合 計 76 3 救 助 出 動 機 関 の 行 なう 人 命 救 助 は 火 災 交 通 事 故 自 然 災 害 や 機 械 による 事 故 等 から 人 力 や 機 械 力 を 用 いてその 危 険 を 排 除 する 活 動 であり 平 成 24 年 中 の 救 助 発 生 件 数 は103 件 活 動 件 数 は45 件 救 助 人 員 70 人 で 件 数 としては 対 前 年 15 件 の 増 加 となっている 出 動 の 内 訳 では 交 通 事 故 が67パーセントと 出 動 率 が 高 く 別 には 水 口 管 内 と 湖 南 中 央 管 内 に 多 くの 出 動 がみられる また 救 助 隊 は 救 助 活 動 に 関 する 専 門 教 育 を 受 けた 隊 員 と 必 要 な 資 機 材 を 搭 載 した 救 助 工 作 車 によって 構 成 されるが 当 本 部 に おいて 当 該 救 助 隊 は 水 口 に1 隊 ( 専 任 救 助 隊 員 数 6 名 救 助 工 作 車 1 台 )が 編 成 さ れている 次 に 救 助 活 動 には 水 難 事 故 も 含 まれ 平 成 24 年 中 における 水 難 救 助 発 生 件 数 は 4 件 で その 内 1 件 に 出 動 している 出 動 に 対 しては 選 任 されている 9 名 の 水 難 救 助 隊 員 ( 各 所 属 に 配 属 )が 活 動 している 救 助 活 動 は 火 災 から 特 殊 災 害 に 至 るまで 多 種 に 及 び 複 雑 化 する 災 害 に 的 確 に 対 応 するためには 隊 員 の 教 育 や 救 助 資 機 材 の 計 画 的 な 整 備 が 望 まれるところである 7

9 4 警 戒 出 動 及 び 調 査 出 動 火 災 や 救 急 出 動 とともに 需 要 の 高 い 出 動 形 態 に 警 戒 と 調 査 出 動 といったその 他 出 動 を 挙 げることができる ガスや 油 の 流 出 及 び 火 災 とまぎらわしい 怪 煙 の 調 査 に 伴 うもので 平 成 24 年 の 出 動 件 数 は 243 件 で 新 名 神 高 速 道 路 への 出 動 84 件 を 加 えると 前 年 より50 件 増 加 している また 別 には 水 口 管 内 が84 件 と 最 も 多 く 続 いて 湖 南 中 央 管 内 の47 件 となっており この 増 加 傾 向 は 将 来 的 にも 続 くものと 予 想 される 救 助 出 動 等 の 状 況 出 動 件 数 H15 年 H16 年 H17 年 H18 年 H19 年 H20 年 H21 年 H22 年 H23 年 H24 年 調 査 出 動 警 戒 出 動 救 助 出 動 5 国 民 保 護 昨 今 の 国 際 社 会 において 北 朝 鮮 の 動 向 が 注 目 されるところであるが 平 成 16 年 6 月 に 国 民 保 護 法 が 成 立 し これにより 武 力 攻 撃 事 態 や 大 規 模 テロ 等 緊 急 事 態 に 対 処 する ための 態 勢 が 整 えられたところである 国 民 保 護 法 に 基 づき 地 方 公 共 団 体 は 警 報 の 伝 達 や 避 難 の 指 示 救 援 の 実 施 等 国 民 保 護 措 置 の 多 くを 実 施 する 責 務 を 有 するものであ り また 機 関 も 市 町 村 長 の 指 揮 の 下 に 避 難 住 民 の 誘 導 や 国 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 を 武 力 攻 撃 による 火 災 から 保 護 する 等 重 要 な 責 務 を 負 うこととされている 滋 賀 県 内 おいては 生 物 化 学 テロ 災 害 相 互 応 援 協 定 に 関 する 覚 書 により 有 事 の 際 の 大 津 湖 南 及 び 東 近 江 との 協 力 連 携 が 明 記 されているところであり 当 本 部 におい てもNBC 災 害 に 係 る 護 服 や 呼 吸 保 護 具 ( 庁 からの 貸 与 分 含 む) 等 の 資 機 材 を 保 有 しているものの 将 来 に 向 けて 整 備 の 余 地 を 多 く 残 している 状 況 である また 今 後 の 対 応 として 危 機 管 理 資 源 の 協 定 両 市 国 民 保 護 計 画 と 実 質 運 用 面 の 調 整 等 を 視 野 に 入 れ た 施 策 を 展 開 する 必 要 があると 考 えられるほか あらゆる 災 害 に 対 応 するためには 行 政 だけでなく 地 域 と 行 政 の 役 割 分 担 と 連 携 により 総 合 力 をもって 対 応 する 必 要 があ る そのため 地 域 においては 団 員 自 主 災 組 織 企 業 学 校 などが 連 携 した 災 の 取 り 組 みが 求 められるとともに さらには 情 報 を 行 政 と 家 庭 や 地 域 企 業 など と 共 有 化 を 進 め 平 素 からの 危 機 対 応 の 体 制 づくりが 必 要 とされる 8

10 以 上 の 各 種 出 動 状 況 から 勘 案 した 場 合 行 政 に 対 する 市 民 の 期 待 はますます 高 ま るものと 考 えられ 災 害 現 場 で 活 躍 する 部 門 での 体 制 が 組 織 の 活 性 化 の 鍵 を 握 ってお り 昨 今 の 予 想 しがたい 大 規 模 な 工 場 火 災 や 自 然 災 害 の 発 生 硫 化 水 素 事 案 新 型 イン フルエンザ 対 策 等 対 象 事 象 は 複 雑 多 岐 にわたる 傾 向 があり これらに 迅 速 かつ 適 切 な 活 動 を 展 開 していくには 的 確 な 人 員 計 画 とともに 各 分 野 のスペシャリストの 育 成 に 向 け 職 員 の 能 力 開 発 を 一 層 進 める 必 要 がある 6 原 子 力 災 害 対 策 原 子 力 対 策 については 構 成 市 における 地 域 災 計 画 及 び 滋 賀 県 広 域 相 互 応 援 協 定 に 定 めるところにより 対 応 するものです なお 今 後 において 滋 賀 県 及 び 構 成 市 における 地 域 災 計 画 との 整 合 性 を 図 る 中 必 要 に 応 じて 見 直 しを 図 るものとする ア 原 子 力 発 電 所 事 故 災 害 対 策 ( 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 ) (1) 緊 急 時 における 放 射 線 牽 出 活 動 を 含 む 情 報 処 理 及 び 県 構 成 市 との 初 動 の 連 携 調 整 (2) 対 策 本 部 の 設 置 (3) 住 民 の 避 難 誘 導 救 助 等 (4) 救 急 搬 送 に 関 すること (5) 住 民 への 緊 急 通 報 の 伝 達 ( 広 報 ) (6) 広 域 避 難 時 の 危 険 物 火 薬 等 に 関 する 措 置 命 令 の 発 令 (7) 職 員 の 被 ばく 管 理 と 感 染 護 (8) 緊 急 援 助 隊 の 受 入 れに 関 すること (9) 滋 賀 県 広 域 相 互 応 援 協 定 に 基 づく 業 務 (10) 原 子 力 災 害 護 資 器 材 の 調 達 整 備 に 関 すること イ 放 射 性 物 質 事 故 災 害 対 策 ( 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 ) (1) 放 射 性 物 質 等 の 特 性 及 び 取 扱 い 状 況 の 把 握 に 関 すること (2) 放 射 線 事 業 者 に 対 する 災 上 の 指 導 に 関 すること (3) 災 害 時 における 放 射 線 事 業 者 と 連 携 体 制 の 確 立 に 関 すること (4) 放 射 線 災 害 に 係 る 職 員 の 教 育 訓 練 に 関 すること (5) 災 害 情 報 の 収 集 及 び 伝 達 に 関 すること (6) 災 害 現 場 の 警 戒 活 動 に 関 すること (7) 災 害 現 場 における 火 救 助 救 急 活 動 に 関 すること (8) 被 爆 者 の 受 入 れ 医 療 機 関 の 調 整 に 関 すること (9) 放 射 線 障 害 を 含 めた 負 傷 者 の 応 急 医 療 に 関 すること (10) 災 害 現 場 における 警 戒 区 域 の 確 保 及 び 区 域 外 への 市 民 等 の 立 ち 退 きに 関 する こと (11) 事 態 収 拾 後 の 災 害 調 査 報 告 に 関 すること 9

11 NBC 災 害 対 応 資 機 材 の 保 有 状 況 放 射 線 護 服 2 陽 圧 式 化 学 護 服 5 簡 易 型 護 服 94 酸 素 呼 吸 器 5 空 気 呼 吸 器 64 塵 マスク 186 毒 マスク 29 個 人 線 量 計 22 ( 放 射 線 測 定 器 ) サーベイメーターRDS30 7 レムガードRD-2E 1 N B C 核 燃 料 物 質 核 爆 弾 による 災 害 細 菌 ウィルス 等 の 病 原 体 による 災 害 工 業 用 化 学 薬 品 CO 化 学 剤 による 災 害 (2) 各 業 務 状 況 1 火 対 象 物 規 制 業 務 ( 平 成 24 年 4 月 現 在 の 法 令 により 規 制 される 火 対 象 物 数 ) 工 場 作 業 所 複 合 用 途 共 同 住 宅 店 舗 その 他 合 計 水 口 土 山 分 甲 南 甲 賀 分 信 楽 湖 南 中 央 湖 南 石 部 分 合 計 , , , ,103 6,336 件 数 2,000 1,800 1,600 1,400 1,200 1, 湖 南 石 部 分 湖 南 中 央 信 楽 甲 賀 分 甲 南 土 山 分 水 口 工 場 作 業 所 複 合 用 途 共 同 住 宅 店 舗 その 他 法 令 上 規 制 を 受 ける 火 対 象 物 数 は 6,336 件 ( 甲 賀 市 4,332 件 湖 南 市 2,004 件 )で その 内 工 場 作 業 所 として 把 握 する 件 数 は 1,610 件 と 県 下 でも 最 も 多 い 数 値 となっている 別 には 水 口 及 び 湖 南 中 央 管 内 に 多 く 湖 南 市 で は 湖 南 工 業 団 地 を 中 心 として また 甲 賀 市 では 従 来 からの 対 象 物 に 加 え 工 業 団 地 の 造 成 により 多 くの 企 業 が 進 出 してきている これらの 多 くは 生 産 業 で 管 内 企 業 の 製 造 品 出 荷 額 が 県 下 でも 突 出 し 工 程 上 必 要 不 可 欠 な 高 圧 ガスや 危 険 物 といっ た 法 上 規 制 を 受 ける 物 品 を 保 有 する 企 業 も 数 多 く 災 の 観 点 から 留 意 されると ころである また 設 備 的 にも 高 度 経 済 成 長 期 に 投 資 されたものの 老 朽 化 による 災 上 の 課 題 も 指 摘 されているところでもあり 法 に 照 らし 合 わせた 適 切 な 維 持 管 理 に 向 けての 指 導 が 必 要 とされる 次 に 当 本 部 管 内 の 特 徴 として グループホームをはじめとする 社 会 福 祉 施 設 数 である 高 齢 者 グループホーム 及 び 障 害 者 グループホーム ( 甲 賀 市 33 件 湖 南 市 19 件 )のうち 障 害 者 グループホームは 県 下 でも 最 も 多 くの 対 象 物 数 となっている この 様 な 状 況 を 勘 案 すると 全 国 的 に 危 険 物 施 設 や 高 齢 者 施 設 等 の 火 災 が 相 次 ぐ 中 法 令 遵 守 の 徹 底 に 向 け 査 察 の 強 化 を 図 り 違 反 処 理 体 制 の 確 立 と 違 反 是 正 の 推 進 に 努 めなければならない このためには 専 門 的 知 識 と 経 験 に 裏 付 けされた 10

12 有 資 格 者 である 予 技 術 資 格 者 の 養 成 と 適 正 配 置 により 火 災 予 体 制 の 構 築 が 求 められるところである 高 齢 者 グループホーム 及 び 障 害 者 グループホーム 施 設 数 高 齢 者 グループホーム 障 害 者 グループホーム 水 口 1 9 甲 南 2 1 信 楽 0 20 湖 南 中 央 7 12 合 計 危 険 物 規 制 業 務 ( 平 成 25 年 10 月 現 在 の 許 認 可 より 把 握 している 製 造 所 貯 蔵 所 取 扱 所 の 施 設 数 ) 施 設 数 湖 南 石 部 分 361 湖 南 中 央 136 信 楽 甲 賀 分 甲 南 109 土 山 分 403 水 口 法 では 火 災 の 危 険 性 が 高 い 物 品 を 危 険 物 として 指 定 し 火 災 予 上 の 観 点 か ら 貯 蔵 取 扱 い 及 び 運 搬 についての 規 制 を 行 なっている 当 本 部 管 内 には 1,373 の 施 設 があり この 数 値 は 県 下 で 最 も 多 いものであり 別 には 水 口 及 び 湖 南 中 央 管 内 に 多 く 中 でも 湖 南 中 央 管 内 は 湖 南 工 業 団 地 の 誘 致 年 から 施 設 数 が 増 加 している 最 近 ではガスへの 燃 料 転 換 に 加 え 種 々の 経 済 動 向 から 施 設 数 と しては 横 ばいから 減 少 傾 向 にあると 考 えられるが 1960 年 から1970 年 代 の 高 度 経 済 成 長 時 に 設 置 された 施 設 の 老 朽 化 等 に 伴 う 発 災 が 懸 念 されるところでもある 次 に 当 本 部 管 内 における 危 険 物 施 設 別 形 態 を 見 た 場 合 屋 外 タンクが275 施 設 と 最 も 多 く 地 下 タンク 一 般 取 扱 所 と 続 くが 特 に 地 下 タンクにおいては 全 体 の26 パーセントが 昭 和 40 年 代 及 び 昭 和 50 年 代 に 設 置 されており 全 国 的 に 増 加 傾 向 にある 危 険 物 施 設 からの 火 災 漏 洩 事 故 の 止 を 図 るため 指 導 立 場 にある 職 員 の 確 保 と 資 質 の 向 上 を 図 り 官 民 一 体 となった 体 制 による 危 険 物 規 制 事 務 を 推 進 しなければ ならない 11

13 3 液 化 石 油 ガス 少 量 危 険 物 等 の 規 制 業 務 ( 平 成 25 年 4 月 現 在 に 届 出 等 により 把 握 している 施 設 数 ) 施 設 数 湖 南 石 部 分 湖 南 中 央 信 楽 甲 賀 分 甲 南 土 山 分 水 口 少 量 危 険 物 指 定 可 燃 物 液 化 石 油 ガス 法 では 火 災 予 及 び 火 活 動 に 重 大 な 支 障 を 生 ずるおそれのある 物 質 を 活 動 阻 害 物 質 として また 火 災 予 条 例 では 指 定 数 量 に 満 たない 危 険 物 を 少 量 危 険 物 と して そして 火 災 延 焼 上 影 響 力 の 大 きい 物 質 を 指 定 可 燃 物 等 という 規 制 をもって 届 出 から 現 場 調 査 に 至 る 過 程 の 中 で 適 切 な 貯 蔵 取 扱 いの 指 導 を 行 なっている これらの 貯 蔵 量 は 当 本 部 管 内 が 県 内 でも 多 く 別 の 数 は 湖 南 中 央 管 内 が 最 も 多 く 続 いて 水 口 管 内 となっている 4 火 管 理 規 制 業 務 法 では 多 数 の 人 を 収 容 する 建 物 の 管 理 について 権 原 を 有 する 者 に 対 して 自 主 火 管 理 体 制 の 中 核 となる 火 管 理 者 を 選 任 し 火 通 報 及 び 避 難 訓 練 の 実 施 等 を 定 めた 計 画 の 作 成 等 火 管 理 上 必 要 な 業 務 を 行 なわせることを 義 務 付 けてい る 次 に 当 本 部 管 内 において 火 管 理 者 を 選 任 しなければならない 対 象 物 数 は 甲 種 対 象 物 で1,152 件 あり このうち901 件 について 機 関 への 届 出 がなされている が 残 る 対 象 物 についての 選 任 指 導 及 び 資 格 を 付 与 するための 講 習 会 の 実 施 等 積 極 的 な 取 組 みを 通 して 是 正 に 努 めているところである 火 管 理 者 の 必 要 な 対 象 物 平 成 25 年 度 中 火 管 理 者 講 習 受 講 状 況 甲 賀 市 湖 南 市 第 1 回 目 53 名 甲 種 第 2 回 目 43 名 乙 種 火 管 理 者 選 任 済 対 象 物 数 平 成 25 年 度 中 火 管 理 者 再 講 習 受 講 状 況 甲 種 受 講 数 14 名 乙 種 計 画 届 出 数 平 成 25 年 度 中 災 管 理 者 講 習 受 講 状 況 甲 種 未 実 施 10 名 乙 種 平 成 25 年 4 月 現 在 12

14 5 火 査 察 業 務 機 関 は 火 災 予 のために 必 要 があるときは 法 の 規 定 により 対 象 物 に 立 ち 入 って 検 査 を 行 っている この 立 入 検 査 によって 法 令 違 反 を 発 見 した 場 合 は 警 告 及 び 命 令 等 を 行 い 法 令 に 適 合 したものとなるよう 違 反 是 正 に 努 めているところである が 全 国 における 最 近 の 火 災 事 案 の 検 証 から 法 令 の 違 反 率 が 高 いことや 火 管 理 面 での 違 反 が 比 較 的 多 く 見 受 けられるところである このことから 予 要 員 の 専 門 性 を 高 めるとともに 立 入 検 査 を 通 した 一 層 の 違 反 是 正 を 図 らなければならない 平 成 24 年 度 中 の 立 入 検 査 実 施 対 象 物 数 平 成 24 年 度 中 の 立 入 検 査 実 施 危 険 物 施 設 数 甲 賀 市 486 甲 賀 市 50 湖 南 市 301 湖 南 市 23 6 幼 年 クラブ 幼 年 クラブとは 幼 年 期 に 火 の 大 切 さや 火 の 正 しい 取 扱 いについて 学 習 し 意 識 高 揚 を 図 ることで 火 遊 び 等 による 火 災 の 減 少 や 災 についての 理 解 を 深 めてもらうこと を 目 的 に 結 成 されており 現 在 市 内 の 希 望 する 幼 稚 園 や 保 育 園 ごとに 甲 賀 市 は11 園 湖 南 市 は6 園 の 幼 年 クラブが 結 成 されている 甲 賀 市 湖 南 市 の 幼 年 クラブ 加 入 園 及 び 園 児 数 平 成 25 年 5 月 現 在 加 入 園 園 児 数 ( 人 ) 3 歳 児 4 歳 児 5 歳 児 合 計 甲 賀 市 湖 南 市 合 計 通 信 指 令 業 務 平 成 24 年 中 の119 番 受 信 件 数 は6,763 件 で 内 携 帯 電 話 119 番 受 信 件 数 が2,227 件 となっ ており 携 帯 電 話 からの 受 信 件 数 が 全 体 の33%を 占 め 携 帯 電 話 からの 通 報 が 増 加 傾 向 に ある また 救 急 医 療 案 内 情 報 システムの 利 用 件 数 は691 件 で 広 く 市 民 に 情 報 の 提 供 を 行 っている 次 に 活 動 に 欠 かすことのできない 救 急 無 線 に 関 しては 電 波 法 関 係 審 査 基 準 の 改 正 により 現 在 のアナログ 無 線 から 平 成 28 年 5 月 31 日 までにデジタル 化 に 移 行 するこ とに 決 まっている 現 在 当 本 部 無 線 基 地 局 は 本 部 衛 生 センター 及 び 滋 賀 カ ントリークラブに 設 置 されており 救 急 無 線 のデジタル 化 と 合 わせて 不 感 地 帯 の 解 が 喫 緊 の 課 題 となっている 状 況 である 平 成 24 年 中 の119 番 受 信 状 況 平 成 24 年 中 の 救 急 医 療 案 内 利 用 状 況 火 災 42 まちがい 222 小 児 科 335 歯 科 17 救 急 4,447 ベルのみ 167 内 科 106 外 科 38 その 他 災 害 85 その 他 問 い 合 わせ 653 眼 科 46 皮 膚 科 20 同 報 278 転 送 55 整 形 外 科 58 その 他 32 通 報 訓 練 389 通 報 テスト 358 耳 鼻 科 39 いたずら 67 合 計 691 合 計 6,763 13

15 (3) 社 会 情 勢 構 成 市 の 将 来 推 計 人 口 ( 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 平 成 25 年 3 月 推 計 ) 推 計 人 口 平 成 25 年 平 成 27 年 平 成 32 年 甲 賀 市 93,681 90,774 88,507 湖 南 市 54,950 53,807 52,889 合 計 148, , ,396 平 成 25 年 は4 月 現 在 の 住 民 基 本 台 帳 人 口 老 年 人 口 割 合 の 推 計 % H24 H27 H32 甲 賀 市 湖 南 市 当 本 部 管 内 の 人 口 は 減 少 の 一 途 をたどっており また 出 生 率 についても 同 じ 様 相 を 呈 している 一 方 高 齢 化 率 では 両 構 成 市 において 上 昇 しており 高 齢 者 障 害 者 等 の 災 害 時 要 援 護 者 の 安 全 性 確 保 のために 力 を 強 化 するとともに 自 主 災 組 織 率 の 底 上 げ 等 にも 配 意 する 状 況 にある また 火 災 調 査 等 の 結 果 に 基 づく 効 果 的 な 火 災 予 施 策 を 展 開 するとともに 住 宅 火 災 警 報 器 の 普 及 に 努 める 等 住 宅 火 に 対 する 行 政 と 地 域 住 民 との 共 通 認 識 の 下 住 宅 安 全 対 策 を 推 進 する 必 要 がある 両 構 成 市 の 基 本 計 画 によると それぞれ 広 域 的 な 地 域 整 備 計 画 があり 湖 南 市 では JR 三 雲 駅 の 市 街 地 整 備 国 道 1 号 線 及 びバイパスを 中 心 とした 新 市 街 地 整 備 等 必 要 に 応 じた 計 画 的 な 市 街 地 形 成 を 図 り 次 世 代 への 継 承 に 配 慮 した 取 組 みがなされている とともに 湖 南 工 業 団 地 をはじめとして 比 較 的 大 規 模 な 製 造 業 が 立 地 していることか ら 第 二 次 産 業 の 割 合 が 県 内 では 唯 一 45パーセントを 超 えているのが 特 徴 と 言 える ま た 若 いまち ではあるものの 今 後 の 少 子 高 齢 化 を 見 据 え 市 民 が 安 心 安 全 に 暮 ら せる 環 境 を 整 えていく 必 要 があるとされている 甲 賀 市 においては 東 西 に 国 道 1 号 線 南 北 に 国 道 307 号 線 が 通 り さらに 新 名 神 高 速 道 路 の 開 通 により 広 域 交 通 条 件 が 向 上 これにより 新 規 企 業 の 誘 致 が 見 込 まれると 同 時 に 大 阪 等 の 通 勤 圏 としての 人 口 の 伸 びも 予 想 されることや km2に 及 ぶ 広 範 囲 なエリアに 対 して 非 常 備 を 含 めた 総 合 的 な 計 画 が 望 まれるところである 14

16 (4) 力 情 勢 1 常 備 と 非 常 備 ( 平 成 25 年 度 ) 湖 南 石 部 分 6 名 車 両 2 台 湖 南 中 央 41 名 車 両 7 台 湖 南 市 団 員 定 数 300 名 現 有 293 名 ポンプ 車 9 台 積 載 車 16 台 本 部 34 名 車 両 5 台 水 口 44 名 車 両 5 台 土 山 分 8 名 車 両 4 台 自 主 災 組 織 率 100% 組 織 数 43 信 楽 25 名 車 両 5 台 甲 南 27 名 車 両 6 台 甲 賀 分 5 名 車 両 1 台 甲 賀 市 団 員 定 数 1230 名 現 有 1172 名 ポンプ 車 27 台 積 載 車 97 台 自 主 災 組 織 率 76.8% 組 織 数 153 管 内 人 口 と 面 積 三 雲 岩 根 下 田 北 山 台 他 石 部 東 42,948 人 宮 の 森 他 12,002 人 水 口 町 40,705 人 70.49km2 土 山 町 8,381 人 km2 信 楽 町 12,665 人 甲 南 町 21,015 人 甲 賀 町 10,915 人 15

17 2 相 互 応 援 協 定 湖 南 広 域 局 東 近 江 行 政 組 合 本 部 大 津 市 局 湖 南 市 甲 賀 市 京 田 辺 市 相 楽 中 部 組 合 伊 賀 市 は 滋 賀 県 生 物 化 学 テロ 災 害 相 互 応 援 当 本 部 の 資 機 材 は 護 服 呼 吸 保 護 具 ポケット 線 量 計 放 射 線 測 定 器 GM 式 協 定 内 容 協 定 先 滋 賀 県 広 域 相 互 応 援 協 定 滋 賀 県 下 本 部 滋 賀 県 広 域 相 互 応 援 協 定 ( 南 ブロック) 湖 南 広 域 局 相 互 応 援 協 定 大 津 市 相 互 応 援 協 定 湖 南 広 域 局 相 互 応 援 協 定 東 近 江 行 政 組 合 本 部 相 互 応 援 協 定 伊 賀 市 本 部 相 互 応 援 協 定 相 楽 中 部 組 合 相 互 応 援 協 定 京 田 辺 市 名 神 高 速 道 路 応 援 協 定 名 神 高 速 道 路 沿 線 本 部 滋 賀 県 災 ヘリコプター 応 援 協 定 滋 賀 県 滋 賀 県 災 ヘリコプター 支 援 協 定 滋 賀 県 新 名 神 高 速 道 路 応 援 協 定 大 津 湖 南 亀 山 各 本 部 ( 局 ) 滋 賀 県 生 物 化 学 テロ 災 害 相 互 応 援 に 関 する 覚 書 県 下 各 本 部 ( 局 ) 新 幹 線 災 害 時 における 関 係 機 関 と 鉄 道 事 業 者 との 連 携 に 関 する 覚 書 東 海 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 16

18 6 人 員 計 画 組 織 装 備 1 力 の 現 状 当 本 部 の 管 内 人 口 は 148,631 人 管 内 世 帯 は55,219 世 帯 管 内 面 積 平 方 キロメートルで 現 在 における 体 制 は1 本 部 4 3 分 があり 190 名 の 職 員 と 自 動 車 10 台 救 急 自 動 車 9 台 ( 予 備 車 両 含 む) はしご 車 1 台 救 助 工 作 車 1 台 救 助 車 及 び 積 載 車 3 台 により 24 時 間 365 日 対 応 している また 日 常 での 通 常 災 害 では 各 に 配 備 されている 装 備 と 人 員 により 対 応 しており 平 時 の 隊 数 を 超 えた 災 害 については 状 況 に 応 じて 隊 員 と 必 要 車 両 を 増 強 している 現 在 の 各 出 動 体 制 は 上 記 に 示 すとおりとなっており 火 災 出 動 を 例 にすると ポンプ 自 動 車 水 槽 付 ポンプ 自 動 車 及 び 救 急 車 が 同 時 に 出 動 し 各 役 割 の 中 で 活 動 する 体 制 となっている また 各 所 属 により 僅 かな 差 があるものの 初 動 体 制 としてそ れぞれの 車 両 に 乗 車 する 隊 員 は ポンプ 自 動 車 2 名 水 槽 付 ポンプ 自 動 車 2 名 か ら 勤 務 体 制 により3 名 及 び 救 急 自 動 車 3 名 で 対 応 している 状 況 である 2 今 後 の 力 の 考 え 方 力 を 考 える 上 においての 要 素 としては 地 域 における 地 勢 道 路 事 情 建 築 物 の 構 造 等 を 勘 案 したものとされている また 諸 事 情 を 勘 案 するうえにおいては 人 口 火 対 象 物 の 数 火 対 象 物 の 内 容 危 険 物 施 設 数 等 から 将 来 における の 需 要 予 測 を 考 えなければならないとされている しかしながら 力 の 強 化 を 図 るた めには 国 の 示 す 力 の 整 備 指 針 を 理 想 とするも 構 成 市 における 財 政 状 況 等 総 合 的 な 材 料 を 加 味 したうえでの 結 果 となるものである 従 って これまでの 力 整 備 のための 判 断 要 素 をもとに 現 在 進 行 しつつある 行 財 政 計 画 との 整 合 性 を 図 りながら 市 民 の 安 心 と 安 全 を 確 保 するための 整 備 に 努 めるも のとする なお 市 民 の 安 心 と 安 全 の 確 保 のためには 日 常 的 かつ 局 所 的 な 災 害 や 事 故 への 対 応 を 優 先 に 考 えるとともに 大 規 模 災 害 時 における 受 援 体 制 を 考 慮 し 次 の 項 目 を 目 標 とする ア 火 災 現 場 における 初 動 活 動 は 延 焼 度 合 いに 大 きく 影 響 するところでもあり この 活 動 車 両 に 乗 車 する 隊 員 を ポンプ 自 動 車 3 名 以 上 水 槽 付 ポンプ 自 動 車 3 名 以 上 ( 救 助 工 作 車 乗 換 )を 目 標 とする イ 力 の 整 備 指 針 に 示 すところの 災 害 現 場 において 指 揮 活 動 と 安 全 管 理 を 行 う 指 揮 隊 の 運 用 を 行 う ウ 団 自 主 災 組 織 等 との 情 報 共 有 及 び 連 携 の 強 化 を 図 るものとする エ 震 災 等 大 規 模 災 害 対 策 の 推 進 を 図 るものとする オ 事 業 経 費 は 効 果 的 観 点 から 緊 急 性 が 高 く 市 民 の 安 全 安 心 に 繋 がる 事 業 を 選 択 し 実 施 する カ 管 内 の 情 勢 の 変 化 や 実 情 に 合 わせた 車 両 配 置 換 えを 行 なう 等 運 用 方 法 の 再 検 討 を 行 う キ 国 庫 補 助 負 担 金 制 度 の 変 更 により 車 両 整 備 が 困 難 な 状 況 にあるが 対 象 とな る 車 両 については 現 存 する 制 度 の 活 用 と 対 象 外 の 車 両 にあっては リースメリ ットを 活 かした 手 法 を 取 り 入 れる ク 人 材 育 成 を 推 進 し 組 織 力 を 向 上 させるとともに 現 場 活 動 体 制 の 充 実 を 図 る 17

19 17

20 3 大 規 模 災 害 に 対 する 今 後 の 対 応 平 成 23 年 3 月 11 日 14 時 46 分 に 発 生 した 東 日 本 大 震 災 は これまでに 経 験 したこと のない 大 規 模 広 範 囲 複 合 的 なものとなり かつてない 被 害 が 発 生 しました このような 状 況 下 この 大 規 模 地 震 の 経 験 と 教 訓 を 踏 まえ 今 後 発 生 が 予 想 され る 東 南 海 地 震 及 び 南 海 地 震 や 管 内 付 近 における 琵 琶 湖 西 岸 断 層 帯 鈴 鹿 西 縁 断 層 帯 による 地 震 に 対 して として 適 切 に 取 り 組 んでいく 必 要 がある このことから 大 規 模 災 害 時 には 甲 賀 市 地 域 災 計 画 湖 南 市 地 域 災 計 画 並 び に 本 部 非 常 災 害 警 備 計 画 ( 大 火 災 警 備 計 画 救 助 警 備 計 画 風 水 害 警 備 計 画 地 震 警 備 計 画 )に 基 づき 対 応 するとともに 次 の 項 目 を 重 点 に 充 実 強 化 を 図 るもの とする ア 災 害 時 における 災 害 対 応 体 制 の 確 立 大 規 模 災 害 は 複 雑 かつ 同 時 多 発 的 に 発 生 することから 被 災 地 の 本 部 は 限 られた 力 で 対 応 を 求 められている このことから 大 規 模 災 害 が 発 生 した 際 に 初 期 に 災 害 に 即 応 していくための 人 員 施 設 車 両 装 備 資 機 材 及 び 水 利 等 の 確 保 について 検 討 を 図 ることにより 効 果 的 な 初 動 活 動 の 体 制 を 図 る ものとする イ 情 報 管 理 体 制 の 確 立 早 期 に 情 報 を 収 集 集 約 分 析 して 災 害 活 動 に 繋 げていくこと また 災 害 の 発 生 状 況 から 力 対 応 の 可 否 判 断 を 行 うためにも 初 動 期 における 情 報 管 理 が 重 要 である このことから 情 報 通 信 について 多 様 性 多 重 性 機 動 性 等 を 考 慮 し また 関 係 機 関 との 情 報 の 共 有 と 連 携 を 視 野 に 入 れた 整 備 等 を 検 討 することにより 情 報 収 集 及 び 伝 達 手 段 の 確 保 を 図 るものとする 衛 生 携 帯 電 話 等 多 様 な 通 信 手 段 の 確 保 無 線 のデジタル 化 等 の 高 度 化 の 推 進 ウ 団 自 主 災 組 織 等 との 情 報 共 有 及 び 連 携 のあり 方 大 規 模 災 害 発 生 時 は 被 害 が 広 範 囲 であることから 情 報 の 収 集 をはじめ 広 報 避 難 誘 導 活 動 被 害 対 応 などにおいて 関 係 機 関 との 連 携 は 不 可 欠 であり 本 部 と 団 との 情 報 の 共 有 と 連 携 活 動 が 重 要 となる このことから 団 との 情 報 伝 達 指 揮 系 統 や 指 揮 本 部 のあり 方 等 について 検 討 を 行 うものとする また 大 規 模 災 害 時 においての 総 合 的 な 対 応 を 図 るためには 団 との 共 通 認 識 を 持 つことが 大 切 であり 災 害 の 状 況 に 応 じた 活 動 の 優 先 順 位 や 地 域 の 実 情 に 応 じた 災 害 を 想 定 して 事 前 に 定 めておく 必 要 がある ことことから 団 との 間 において 受 援 体 制 を 含 めた 活 動 方 針 について 検 討 を 図 るもの とする 災 害 発 生 時 の 本 部 及 び 団 との 合 同 の 指 揮 本 部 の 設 置 本 部 と 団 との 情 報 連 絡 手 段 の 整 備 具 体 的 な 活 動 についての 役 割 分 担 及 び 連 絡 方 法 についての 事 前 計 画 の 策 定 及 び 訓 練 の 実 施 等 18

21 エ 安 全 管 理 東 日 本 大 震 災 においては 庁 舎 や 車 両 に 多 大 な 被 害 を 受 けた 状 況 下 で の 活 動 が 行 われたうえ 多 くの 職 員 団 員 の 尊 い 命 が 奪 われた の 活 動 は 危 険 と 隣 りあわせであり 火 災 現 場 などでは 多 くの 災 害 現 場 経 験 等 から 資 機 材 や 装 備 をはじめ 状 況 に 応 じた 安 全 管 理 対 策 を 図 ったうえでの 活 動 となるが 地 震 災 害 など 広 範 囲 に 及 ぶ 災 害 については 事 前 に 訓 練 等 を 通 じて 周 知 することも 重 要 である このことを 踏 まえ 各 種 研 修 に 加 え 訓 練 の 実 施 等 により 活 動 中 における 隊 員 の 安 全 対 策 の 強 化 について 取 り 組 むものとする オ 長 期 化 活 動 への 対 策 等 大 規 模 災 害 発 生 時 には 活 動 が 長 期 化 することが 想 定 されるため 活 動 を 継 続 するためには 必 要 な 水 食 糧 非 常 電 源 等 の 備 えが 余 儀 なくされる このこ とから 長 期 活 動 への 備 えの 再 点 検 を 行 うとともに 隊 員 の 健 康 と 安 全 を 考 慮 した 活 動 方 針 を 樹 立 するものとする カ 緊 急 援 助 隊 受 援 体 制 現 有 の 力 を 超 える 災 害 については 各 応 援 協 定 及 び 緊 急 援 助 隊 等 の 出 動 を 受 けることとなるが 緊 急 援 助 隊 については 滋 賀 県 緊 急 援 助 隊 受 援 計 画 及 び 甲 賀 広 域 行 政 組 合 本 部 受 援 計 画 に 基 づき 構 成 市 との 連 携 の 中 必 要 とする 地 域 の 選 定 進 出 拠 点 燃 料 補 給 体 制 水 利 の 確 保 食 糧 補 給 体 制 及 び 野 営 可 能 場 所 等 の 確 保 に 努 めなければならないところであり の 総 力 を 最 大 限 に 引 き 出 すための 体 制 の 構 築 に 努 めるものとする キ 地 域 総 合 災 力 の 強 化 東 日 本 大 震 災 では 地 域 における 災 力 の 重 要 性 が 明 らかになったとこ ろであり 同 時 に 多 発 する 災 害 に 対 して 機 関 をはじめとする 各 災 機 関 の 迅 速 かつ 的 確 な 対 応 が 困 難 になる 事 態 が 予 想 されることから 初 動 時 において の 団 や 自 主 災 組 織 の 役 割 は 大 きいと 考 えられる そのためには 地 域 や 自 主 災 組 織 学 校 及 び 企 業 等 との 連 携 が 必 要 であり 自 主 災 組 織 において は 災 情 報 を 共 有 する 取 組 みと 訓 練 への 企 画 を 進 め 地 域 や 企 業 及 び 学 校 にお いては あらゆる 機 会 をとらえ 地 震 の 教 訓 を 継 承 し 災 訓 練 や 応 急 手 当 講 習 への 参 加 を 推 し 進 めるものとする 19

22 20 4 職 員 採 用 計 画 平 成 24 年 度 採 用 数 4 月 学 校 入 校 時 10 月 派 遣 派 遣 後 派 遣 内 容 平 成 24 年 度 災 航 空 隊 学 校 教 官 ( 定 年 退 職 2) 平 成 25 年 度 ~ 平 成 28 年 度 採 用 数 4 月 学 校 入 校 時 10 月 派 遣 派 遣 後 派 遣 内 容 平 成 25 年 度 災 航 空 隊 学 校 教 官 ( 定 年 退 職 3) 平 成 26 年 度 災 航 空 隊 学 校 教 官 ( 定 年 退 職 6) 平 成 27 年 度 災 航 空 隊 ( 定 年 退 職 3) 平 成 28 年 度 災 航 空 隊 ( 定 年 退 職 2)

23 5 各 資 格 者 養 成 及 び 研 修 計 画 救 急 救 命 士 養 成 計 画 救 急 隊 数 救 命 士 数 養 成 者 55 歳 到 達 運 用 救 命 士 数 気 管 挿 管 認 定 薬 剤 投 与 認 定 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 概 ね55 歳 までを 救 急 活 動 範 囲 としての 計 画 特 別 救 助 隊 員 養 成 計 画 水 難 救 助 隊 員 養 成 計 画 隊 員 数 新 規 養 成 隊 員 数 新 規 養 成 平 成 24 年 度 6 1 平 成 24 年 度 9 1 平 成 25 年 度 6 1 平 成 25 年 度 9 1 平 成 26 年 度 7 1 平 成 26 年 度 9 1 平 成 27 年 度 8 1 平 成 27 年 度 9 1 平 成 28 年 度 8 1 平 成 28 年 度 9 1 隊 員 交 代 を 考 慮 隊 員 交 代 を 考 慮 予 技 術 資 格 者 養 成 計 画 用 設 備 等 専 門 員 火 査 察 専 門 員 危 険 物 専 門 員 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 職 員 研 修 等 計 画 学 校 研 修 現 任 研 修 初 任 研 修 専 科 教 育 特 別 教 育 幹 部 教 育 大 学 校 部 外 研 修 資 格 技 能 研 修 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 部 外 研 修 資 格 技 能 研 修 救 急 救 命 士 就 業 前 病 院 実 習 玉 掛 け 技 能 講 習 救 急 救 命 士 気 管 挿 管 病 院 実 習 小 型 移 動 式 クレーン 運 転 技 能 研 修 救 急 救 命 士 生 涯 教 育 小 型 船 舶 操 縦 士 免 状 講 習 救 急 隊 員 症 例 検 討 会 アーク 溶 接 等 特 別 教 育 日 本 救 急 医 学 会 酸 素 欠 乏 硫 化 水 素 危 険 作 業 主 任 者 技 能 講 習 救 急 隊 員 部 会 衛 生 管 理 者 講 習 救 急 隊 員 シンポジウム 安 全 衛 生 推 進 者 講 習 救 助 隊 員 シンポジウム 整 備 管 理 者 研 修 交 通 安 全 講 習 特 殊 無 線 技 師 1 級 (デジタル 化 対 応 ) 市 町 村 職 員 研 修 潜 水 技 術 研 修 21

24 6 組 織 計 画 指 揮 隊 運 用 により 一 部 変 更 の 可 能 性 あり ( 平 成 25 年 10 月 1 日 ) 190 名 庶 務 係 2 名 本 部 32 名 水 口 警 第 1 係 警 第 2 係 長 予 第 1 係 次 長 44 名 予 第 2 係 分 第 1 係 土 山 分 8 名 救 急 第 1 係 分 第 2 係 日 勤 者 除 く 救 急 第 2 係 [1 日 6 名 勤 務 ] 1 日 勤 務 特 別 救 助 第 1 係 (10 名 ~11 名 ) 特 別 救 助 第 2 係 危 機 管 理 対 策 室 総 務 課 5 名 庶 務 企 画 係 庶 務 係 甲 南 経 理 係 警 第 1 係 総 務 課 付 け 警 第 2 係 分 第 1 係 甲 賀 分 5 名 27 名 予 第 1 係 分 第 2 係 出 向 2 名 日 勤 者 除 く 予 第 2 係 [1 日 3 名 勤 務 ] 1 日 勤 務 救 急 第 1 係 (6 名 ~7 名 ) 救 急 第 2 係 警 課 予 課 5 名 6 名 通 信 指 令 課 14 名 警 係 救 助 係 救 急 係 信 楽 庶 務 係 警 第 1 係 警 第 2 係 予 係 25 名 予 第 1 係 危 険 物 指 導 係 日 勤 者 除 く 予 第 2 係 1 日 勤 務 救 急 第 1 係 通 信 係 (6 名 ~7 名 ) 救 急 第 2 係 指 令 係 湖 南 中 央 庶 務 係 警 第 1 係 警 第 2 係 分 第 1 係 湖 南 石 部 分 6 名 41 名 予 第 1 係 分 第 2 係 日 勤 者 除 く 予 第 2 係 [1 日 4 名 勤 務 ] 1 日 勤 務 救 急 第 1 係 (10 名 ~11 名 ) 救 急 第 2 係 34 名 156 名 組 織 計 画 ( 平 成 28 年 度 ) 庶 務 係 193 名 水 口 警 第 1 係 警 第 2 係 予 第 1 係 2 名 長 45 名 予 第 2 係 分 第 1 係 土 山 分 8 名 次 長 救 急 第 1 係 分 第 2 係 日 勤 者 除 く 救 急 第 2 係 [1 日 6 名 勤 務 ] 1 日 勤 務 特 別 救 助 第 1 係 (11 名 ~12 名 ) 特 別 救 助 第 2 係 本 部 30 名 危 機 管 理 対 策 室 庶 務 係 総 務 課 4 名 庶 務 企 画 係 甲 南 警 第 1 係 経 理 係 警 第 2 係 分 第 1 係 甲 賀 分 5 名 総 務 課 付 け 27 名 予 第 1 係 分 第 2 係 出 向 1 名 日 勤 者 除 く 予 第 2 係 [1 日 3 名 勤 務 ] 1 日 勤 務 救 急 第 1 係 警 係 (7 名 ~8 名 ) 救 急 第 2 係 警 課 5 名 救 助 係 救 急 係 庶 務 係 信 楽 警 第 1 係 予 課 6 名 予 係 警 第 2 係 危 険 物 指 導 係 25 名 予 第 1 係 日 勤 者 除 く 予 第 2 係 通 信 指 令 課 14 名 通 信 係 1 日 勤 務 救 急 第 1 係 指 令 係 (7 名 ~8 名 ) 救 急 第 2 係 庶 務 係 湖 南 中 央 警 第 1 係 警 第 2 係 分 第 1 係 湖 南 石 部 分 10 名 41 名 予 第 1 係 分 第 2 係 日 勤 者 除 く 予 第 2 係 [1 日 5 名 勤 務 ] 1 日 勤 務 救 急 第 1 係 (11 名 ~12 名 ) 救 急 第 2 係 平 成 24 年 度 より 段 階 的 に5 名 体 制 に 移 行 32 名 名

25 人 員 計 画 平 成 25 年 度 における 人 員 等 状 況 ( 平 成 25 年 10 月 1 日 ) 台 数 算 定 人 員 指 揮 車 人 乗 車 6 54 ポンプ 車 4 人 乗 車 4 24 はしご 車 乗 換 運 用 1 0 化 学 車 0 0 広 報 車 乗 換 運 用 1 0 査 察 車 乗 換 運 用 1 0 資 機 材 搬 送 車 乗 換 運 用 1 0 積 載 車 乗 換 運 用 1 0 救 急 自 動 車 3 人 乗 車 8 72 救 助 工 作 車 ( 下 記 を 除 く) 0 0 救 助 工 作 車 ( 省 令 4 条 ) 通 信 員 の 数 予 要 員 の 数 上 記 以 外 の 人 員 乗 車 人 数 (0 名 ) (2 名 ~3 名 ) (2 名 ) (3 名 ) (2 名 ) 平 成 28 年 度 における 人 員 等 状 況 台 数 算 定 人 員 指 揮 車 人 乗 車 6 54 ポンプ 車 4 人 乗 車 4 24 はしご 車 乗 換 運 用 1 0 化 学 車 0 0 広 報 車 乗 換 運 用 1 0 査 察 車 乗 換 運 用 1 0 資 機 材 搬 送 車 乗 換 運 用 1 0 積 載 車 乗 換 運 用 1 0 救 急 自 動 車 3 人 乗 車 8 72 救 助 工 作 車 ( 下 記 を 除 く) 0 0 救 助 工 作 車 ( 省 令 4 条 ) 通 信 員 の 数 予 要 員 の 数 上 記 以 外 の 人 員 乗 車 人 数 (1 名 ) (2 名 ~3 名 ) (2 名 ~3 名 ) (3 名 ) (2 名 ~3 名 ) 23

26 7 施 設 等 整 備 庁 舎 整 備 現 在 の 常 備 体 制 は 昭 和 48 年 4 月 4 日 に 甲 賀 郡 行 政 事 務 組 合 の 一 部 局 として 甲 賀 郡 本 部 が 設 置 され その 後 平 成 16 年 10 月 の 市 町 村 合 併 により 甲 賀 広 域 行 政 組 合 本 部 として 現 在 に 至 っています また 庁 舎 については 広 域 として 発 足 後 昭 和 48 年 12 月 に 第 1 分 遣 所 ( 土 山 分 ) 昭 和 49 年 4 月 に 第 4 ( 信 楽 ) 第 3 ( 甲 南 ) 第 4 分 遣 所 ( 湖 南 石 部 分 ) 昭 和 50 年 11 月 に 本 部 第 1 ( 水 口 ) 及 び 昭 和 55 年 3 月 に 第 2 ( 湖 南 中 央 )がそれぞれ 竣 工 されました その 後 大 きく 移 り 変 わる 社 会 情 勢 の 中 地 域 の 行 政 需 要 に 対 処 するため 関 係 者 の 深 いご 理 解 のもとに それぞれの 庁 舎 は 下 記 のとおり 強 固 な 災 拠 点 施 設 として 整 備 されてきました 次 に 現 在 の 湖 南 中 央 については 庁 舎 の 老 朽 化 に 加 え 将 来 における 行 政 需 要 を 勘 案 した 場 合 早 い 時 期 における 整 備 が 望 まれるところであります 庁 舎 の 現 況 庁 舎 名 所 在 地 建 築 年 月 敷 地 面 積 延 面 積 庁 舎 甲 賀 市 水 口 町 水 口 6218 番 地 H11.3 3,756.17m2 本 部 訓 練 搭 甲 賀 市 水 口 町 水 口 6218 番 地 H12.3 8,102.86m2 水 口 m2 指 令 施 設 甲 賀 市 水 口 町 水 口 6218 番 地 H12.3 土 山 分 甲 賀 市 土 山 町 前 野 124 番 地 H20.2 1,896.00m m2 甲 南 甲 賀 市 甲 南 町 池 田 3578 番 地 1 H24.3 3,679.00m m2 甲 賀 分 甲 賀 市 甲 賀 町 大 久 保 1289 番 地 H17.3 1,231.97m m2 信 楽 甲 賀 市 信 楽 町 長 野 1306 番 地 6 H15.3 3,276.17m m2 湖 南 中 央 湖 南 市 中 央 一 丁 目 1 番 地 S55.3 1,224.00m m2 湖 南 石 部 分 湖 南 市 石 部 中 央 四 丁 目 1 番 6 号 H m m2 湖 南 中 央 湖 南 石 部 分 水 口 土 山 分 甲 南 信 楽 甲 賀 分 分 からの 主 な 距 離 水 口 ~ 水 口 町 春 日 6.9km 土 山 分 ~ 土 山 町 大 河 原 12.0km 甲 南 ~ 甲 賀 町 高 嶺 9.3km 甲 南 ~ 甲 賀 町 神 10.6km 甲 賀 分 ~ 甲 賀 町 神 04.6km 信 楽 ~ 信 楽 町 朝 宮 11.3km 信 楽 ~ 信 楽 町 多 羅 尾 10.1km 湖 南 中 央 ~ 湖 南 市 下 田 7.2km 湖 南 中 央 ~ 湖 南 市 サイドタウン 7.2km 24

27 8 車 両 整 備 車 両 については 次 に 定 める 更 新 計 画 に 基 づいて 整 備 を 図 るものとします なお 車 両 の 整 備 には 有 力 な 財 源 となる 補 助 金 の 確 保 が 年 々 厳 しい 状 況 となっており 緊 急 援 助 隊 関 係 車 両 を 除 くものは 自 主 財 源 に 頼 ることになる このため 日 々の 車 両 管 理 の 徹 底 と 更 新 時 期 の 延 伸 により 整 備 計 画 を 立 て 歳 出 削 減 に 努 めているところであり 今 後 は 活 動 頻 度 に 応 じた 車 両 の 配 置 転 換 を 行 いつつ 更 新 を 図 るものとする 更 新 基 準 救 急 車 ポンプ 自 動 車 水 槽 付 ポンプ 自 動 車 化 学 自 動 車 12 年 又 は15 万 キロ 20 年 20 年 20 年 救 助 工 作 車 はしご 車 積 載 車 指 令 車 20 年 25 年 20 年 15 年 車 両 の 現 況 救 急 車 平 成 25 年 10 月 1 日 現 在 所 属 登 録 年 月 日 参 考 警 課 高 規 格 平 成 14 年 10 月 194,489 km 水 口 高 規 格 平 成 23 年 11 月 41,135 km 土 山 分 高 規 格 平 成 20 年 1 月 93,447 km 高 規 格 平 成 19 年 1 月 126,374 km 甲 南 高 規 格 平 成 22 年 1 月 50,653 km 甲 賀 分 高 規 格 平 成 16 年 11 月 115,948 km 信 楽 高 規 格 平 成 24 年 11 月 14,597 km 湖 南 中 央 高 規 格 平 成 23 年 11 月 45,101 km 湖 南 石 部 分 高 規 格 平 成 21 年 1 月 72,772 km 備 考 車 両 の 現 況 指 令 車 広 報 車 査 察 車 平 成 25 年 10 月 1 日 現 在 所 属 登 録 年 月 日 参 考 備 考 総 務 課 指 令 車 平 成 23 年 1 月 12,150 km リース 車 両 警 課 広 報 車 平 成 21 年 11 月 34,007 km 通 信 指 令 課 連 絡 車 平 成 11 年 1 月 131,887 km 予 課 査 察 車 平 成 19 年 10 月 58,994 km 水 口 甲 南 信 楽 湖 南 中 央 指 令 車 指 令 車 指 令 車 指 令 車 平 成 14 年 平 成 12 年 平 成 12 年 平 成 12 年 9 月 8 月 8 月 8 月 145, , , ,391 km km km km 連 絡 車 連 絡 車 連 絡 車 連 絡 車 平 成 23 年 平 成 12 年 平 成 25 年 平 成 25 年 3 月 4 月 7 月 7 月 10, , km km km km 寄 寄 リース 車 両 リース 車 両 贈 贈 25

28 車 両 の 現 況 ポンプ 車 タンク 車 化 学 車 平 成 25 年 10 月 1 日 現 在 所 属 水 口 水 口 土 山 分 甲 南 信 楽 湖 南 中 央 湖 南 石 部 分 登 録 年 月 日 参 考 稼 働 時 間 タンク 平 成 23 年 1 月 9,320 km 999 化 学 平 成 8 年 10 月 38,281 km 4,109 タンク 平 成 7 年 12 月 49,850 km 2,466 ポンプ 平 成 9 年 11 月 50,350 km 3,743 タンク 平 成 5 年 12 月 39,592 km 4,266 ポンプ 平 成 11 年 11 月 31,633 km 2,728 タンク 平 成 8 年 11 月 39,894 km 1,973 タンク 平 成 25 年 2 月 2,323 km 272 化 学 平 成 6 年 3 月 33,063 km 3,866 タンク 平 成 7 年 12 月 18,297 km 2,973 車 両 の 現 況 救 助 工 作 車 積 載 車 平 成 25 年 10 月 1 日 現 在 所 属 水 口 甲 南 湖 南 中 央 登 録 年 月 日 参 考 救 助 工 作 車 平 成 15 年 12 月 41,855 km 積 載 車 平 成 15 年 1 月 20,140 km 救 助 車 平 成 13 年 11 月 15,855 km 備 考 車 両 の 現 況 はしご 車 平 成 25 年 10 月 1 日 現 在 所 属 湖 南 中 央 登 録 年 月 日 参 考 稼 働 時 間 はしご 車 平 成 5 年 11 月 16,816 km 3,554 車 両 更 新 計 画 ( 単 位 千 円 ) 年 度 事 業 名 事 業 費 財 源 内 訳 国 庫 支 出 金 県 支 出 金 地 方 債 一 般 財 源 水 槽 付 ポンプ 自 動 車 湖 南 中 央 平 成 24 年 度 高 規 格 救 急 自 動 車 信 楽 水 槽 付 ポンプ 自 動 車 平 成 25 年 度 甲 南 はしご 付 自 動 車 湖 南 中 央 平 成 26 年 度 高 規 格 救 急 自 動 車 甲 賀 分 化 学 車 湖 南 中 央 平 成 27 年 度 水 槽 付 ポンプ 自 動 車 土 山 分 水 槽 付 ポンプ 自 動 車 湖 南 石 部 分 平 成 28 年 度 水 槽 付 ポンプ 自 動 車 48,000 11,652 32,700 3,648 27,000 24,300 2,700 42,000 37,800 4,200 28,000 28,000 26,700 23,900 2,800 52,000 45,200 6,800 47,000 41,000 6,000 47,000 41,000 6,000 47,000 11,721 29,000 6,279 備 考 緊 援 隊 こうせい3 しがらき2 こうなん5 オーハ ーホール こうせい8 こうか2 こうせい5 つちやま5 いしべ5 緊 援 隊 信 楽 しがらき5 緊 急 援 助 隊 登 録 車 両 の 更 新 については 国 庫 補 助 の 対 象 となります 26

29 9 通 信 指 令 装 置 関 係 通 信 指 令 装 置 は 指 令 台 指 令 制 御 装 置 状 況 表 示 管 理 装 置 車 両 動 態 管 理 装 置 発 信 地 検 索 装 置 等 からなる 一 連 の 装 置 である この 中 で 救 急 無 線 については これまでアナログ 通 信 方 式 により 運 用 が 行 なわれているが 平 成 15 年 に 電 波 法 関 係 審 査 基 準 の 一 部 改 正 により アナ ログ 周 波 数 の 使 用 期 限 が 平 成 28 年 5 月 31 日 までとされている このことから 当 本 部 における 救 急 無 線 のデジタル 化 については 管 内 の 基 地 局 選 定 場 所 を 十 分 に 検 討 し 不 感 地 帯 を 少 しでも 減 らすとともに 平 成 24 年 度 に 伝 搬 調 査 及 び 基 本 設 計 平 成 25 年 度 に 実 施 設 計 また 平 成 26 年 度 に 設 置 工 事 を 行 うことにより デジタル 化 への 整 備 を 図 るものとする また 指 令 台 の 更 新 については 平 成 26 年 度 のデジタル 整 備 に 合 わせて AVM( 車 両 動 態 管 理 装 置 )の 更 新 の 後 平 成 27 年 度 に 基 本 設 計 及 び 実 施 設 計 を 行 い 平 成 28 年 度 に 整 備 を 図 るも のとする 通 信 指 令 関 係 更 新 等 全 体 計 画 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 基 本 設 計 指 令 台 ( 平 成 20 年 度 PC 更 新 ) PC 更 新 AVM 更 新 指 令 台 更 新 実 施 設 計 ゼンリンベクトル 地 図 ( 平 成 21 年 度 更 新 ) 更 新 事 務 管 理 システム リース 保 守 料 金 更 新 伝 搬 調 査 救 急 無 線 デジタル 化 実 施 設 計 設 置 工 事 基 本 設 計 更 新 位 置 情 報 システム 統 合 型 無 線 基 地 局 移 転 使 用 料 金 保 守 料 金 伝 搬 調 査 候 補 地 調 査 設 置 工 事 更 新 無 線 指 令 台 単 独 整 備 デジタル 化 27

30 28 救 急 無 線 デジタル 化 等 整 備 計 画 ( 単 位 千 円 ) 平 成 25 年 12 月 現 在 年 度 デ ジ タ ル 整 備 整 備 費 整 備 計 画 伝 搬 調 査 基 本 設 計 実 施 設 計 設 置 工 事 ( 管 理 業 務 含 む) 車 両 動 態 管 理 装 置 更 新 整 備 費 4,998 9, ,300 起 債 9, % 495,100 一 般 財 源 100% 4, /31アナログ 停 波 指 令 台 更 新 整 備 計 画 基 本 実 施 設 計 設 置 工 事 整 備 費 8, ,000 整 備 費 起 債 75% 6,000 75% 300,700 一 般 財 源 25% 2,000 25% 100,300

31 10 今 後 の 検 討 課 題 広 域 として 発 足 以 来 39 年 余 り 経 過 した 今 少 子 高 齢 化 等 の 社 会 情 勢 の 変 化 に 加 え 財 政 的 にも 将 来 厳 しい 状 況 が 予 想 されるところでもあり 現 在 の 水 準 を 如 何 にして 維 持 し 市 民 サービスの 向 上 を 図 っていくことが 大 きな 課 題 であります このことから 現 在 の 及 び 分 における 将 来 的 行 政 需 要 や 組 織 規 模 等 を 検 証 することによる 組 織 体 制 の 見 直 しが 望 ましいと 考 えられます 組 織 体 制 の 見 直 しとして 現 在 の1 本 部 4 3 分 から1 本 部 2 2 分 3 出 張 所 ( 又 は 分 遣 所 )にすることと 業 務 の 集 約 による 効 率 化 を 図 ることにより 機 動 力 の 強 化 と 各 出 動 体 制 の 高 度 化 を 目 指 すことが 挙 げられます しかし この 体 制 の 確 立 にはこれに 伴 う 課 題 の 克 服 並 びに 人 事 体 制 の 移 行 から 数 年 の 準 備 期 間 を 必 要 とすることから 継 続 した 検 討 を 要 する ものと 考 えられます 現 行 体 制 本 部 湖 南 中 央 水 口 甲 南 信 楽 予 業 務 予 業 務 予 業 務 予 業 務 湖 南 石 部 分 土 山 分 甲 賀 分 予 業 務 予 業 務 見 直 し 後 ( 案 ) 本 部 指 揮 隊 湖 南 中 央 水 口 予 業 務 集 約 はしご 車 特 別 救 助 隊 水 難 救 助 隊 予 業 務 集 約 湖 南 石 部 出 張 所 29 甲 南 分 土 山 出 張 所 信 楽 分 甲 賀 出 張 所