ジャン・ナベール( )の哲学の意義として、彼が「反省」という意識の行為に独自の倫理的価値を見出そうとしたという点がある

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1 精 神 の 目 覚 め 習 慣 のベルクソン 的 根 源 について 山 内 翔 太 Le réveil de l esprit - Essai sur l origine bergsonienne de l habitude Shota YAMAUCHI En analysant, dans le deuxième chapitre de Matière et mémoire, des faits physionomiques pour élucider la théorie proprement philosophique du souvenir et de la mémoire, Bergson traite de l «habitude» comme modification des «reconnaissances». Selon lui, l habitude consiste à évoquer l image-souvenir utile pour interpréter la situation présente, puis à organiser, en tant qu intermédiaire, la relation entre la perception et le mouvement corporel. Nous clarifierons l origine bergsonienne de cette habitude pour révéler le pragmatisme métaphysique de Bergson. Nous éluciderons le processus d acquisition de l habitude, c est-à-dire la transition de la reconnaissance attentive à la reconnaissance automatique. Déroulant le «schème moteur», qui est une esquisse du mouvement comme sensation musculaire, la reconnaissance attentive est la projection des souvenirs sur la perception actuelle. Quant à la reconnaissance automatique, elle est le mouvement musculaire réflexe conforme à l impression présente. Le schème est l intermédiaire de l apprentissage, et le jaillissement du schème l habitude dynamique. Même lors du travail intellectuel, on compose, en tant qu idée générale, une sorte de schème, et l on résout finalement des problèmes par le moyen du «schéma dynamique» (thématisé dans «L Effort intellectuelle»), qui est en quelque sorte un schème plus mental et créateur dans la reconnaissance attentive profonde, ou plutôt dans l attention même, qui s actualise au fond de tout le processus. C est dans tous ces progrès d habitude que fonctionne nécessairement l «attention à la vie» comme disposition de l esprit réveillé. Du point de vue mnémonique, Bergson l appelle aussi le «bon sens». Enfin, nous verrons que c est par cette habitude originale de la mémoire, ou origine de l habitude, que l on peut avoir l expérience continuelle de la réalité

2 原 始 が 軀 を 踏 んでゆく 荒 涼 と 交 はる 生 の 方 へ 吉 田 一 穂 零 時 より 序 アンリ ベルクソン( )は 純 粋 持 続 の 哲 学 者 であり 創 造 的 進 化 の 哲 学 者 であ り エラン ヴィタールの 哲 学 者 である しかし 無 論 のことであるが 彼 はそのような 根 源 的 な 実 在 の 概 念 を 特 権 的 なものとして 語 り 出 すだけでなく そこから 懸 け 離 れているか のようにすら 思 えるありふれた 日 常 の 構 造 ほとんど 同 じことの 繰 り 返 しを 行 う 生 活 の 構 造 を 精 緻 に 分 析 することを 忘 れてはいなかった この 日 常 性 の 構 造 を 或 る 既 知 の 対 象 を 何 らかの 仕 方 でそれとして 認 知 する 再 認 (reconnaissance) の 構 造 として 論 じたものが 物 質 と 記 憶 第 二 章 イマージュの 再 認 について 記 憶 と 脳 である その 章 において ベルクソンは 当 時 の 生 理 学 や 心 理 学 の 精 華 が 発 見 した 諸 事 実 や 諸 解 釈 を 豊 富 に 援 用 し そ れらを 批 判 検 討 しつつ 再 認 構 造 の 考 察 を 進 めているのであるが そこを 一 貫 しているのは 記 憶 が 脳 から 独 立 しているという 根 本 理 論 の 導 出 と 日 常 的 経 験 におけるその 根 拠 付 けとい う 彼 の 意 想 である 逆 に 言 えば ここでは 精 神 としての 記 憶 と 身 体 器 官 としての 脳 という 理 論 的 には 全 く 別 の 二 つの 要 素 が 交 叉 する 場 面 として 再 認 が 考 えられている この 再 認 は 身 体 の 側 面 と 記 憶 の 側 面 双 方 の 関 与 の 仕 方 の 違 いに 従 って 二 種 に 分 類 されている すなわち 一 方 で 対 象 を 反 射 的 に 解 して 何 らの 判 断 を 交 えずに 身 体 的 運 動 で 反 応 する 再 認 は 自 動 的 再 認 (reconnaissance automatique) と 呼 ばれ 他 方 で 対 象 に 相 似 した 記 憶 を 想 起 し 用 いることで 対 象 を 解 釈 し 的 確 な 反 応 を 準 備 する 再 認 は 注 意 的 再 認 (reconnaissance attentive) と 呼 ばれる 様 態 の 違 いは 大 きいものの 何 れにおいても 対 象 の 認 知 という 認 識 論 的 契 機 が 身 体 的 運 動 による 反 応 という 行 動 論 的 契 機 と 同 一 線 上 の ものとして 捉 えられていることが 特 徴 である 本 稿 は 物 質 と 記 憶 におけるこの 二 種 の 再 認 の 構 造 を 広 く 身 体 と 精 神 の 行 動 の 紐 帯 としての 習 慣 として 理 解 する そしてその 論 証 の 結 果 として 以 上 の 習 慣 としての 再 認 を 成 立 せしめる 根 源 を 指 し 示 し ベルクソン 哲 学 の 裏 面 に 潜 む 形 而 上 学 的 プラグマテ ィズムとでもいうべきものの 一 端 をそこに 見 出 すことを 目 的 とする 但 し 物 質 と 記 憶 において 習 慣 (habitude) という 語 は 頻 繁 に 用 いられる 一 方 で 術 語 として 明 確 に 定 義 されているとは 言 い 難 い 確 かに 大 方 が 自 動 的 再 認 を 言 い 換 える 言 葉 として 使 用 されて いるものの その 時 々の 意 味 には 依 然 として 曖 昧 さが 残 っているし それに 止 まらない 箇 所 もある しかし 本 稿 は この 習 慣 という 語 が 自 動 的 運 動 ではなく 運 動 の 認 知 の 習 慣 を 指

3 している 局 面 を 挙 げ 更 にその 延 長 線 上 で 思 考 の 場 面 においても 習 慣 が 考 慮 されている 箇 所 を 提 示 することで むしろそのような 語 の 使 用 の 曖 昧 さにこそ 習 慣 概 念 の 豊 饒 さを 見 出 すことを 企 図 している 習 慣 の 概 念 は ほとんど 生 理 学 的 なメカニズムによってのみ 行 われる 身 体 運 動 から 記 憶 力 そのものである 精 神 の 運 動 に 至 るまでの 変 化 そして 両 者 の 間 の 交 通 を 指 すこととなるだろう そして そのように 動 的 に 捉 えられた 習 慣 は 自 ずとそ の 重 心 を 惰 性 的 な 身 体 から 能 動 的 な 精 神 へと 移 すはずである 本 稿 の 狙 いは 再 認 という 日 常 性 の 構 造 からこのような 動 性 を 含 み 込 んだ 習 慣 の 概 念 の 深 みを 闡 明 することにある そのためにまず 本 稿 が 執 り 行 うのは 物 質 と 記 憶 第 二 章 における 習 慣 の 獲 得 過 程 の 腑 分 けである( 第 一 章 ) この 分 析 においては 同 書 第 三 章 イメージの 残 存 について 記 憶 力 と 精 神 で 主 題 とされる 記 憶 の 形 而 上 学 的 な 理 論 を 横 目 に 見 つつ 先 に 述 べた 自 動 的 再 認 と 注 意 的 再 認 とりわけ 後 者 の 概 念 を 記 憶 論 の 細 部 に 沿 って 境 界 画 定 する その 後 注 意 的 再 認 を 認 知 の 習 慣 として 規 定 した 後 媒 体 をなしている 図 式 概 念 に 焦 点 を 絞 ること で 習 慣 の 動 性 を 探 る( 第 二 章 ) ここでは 物 質 と 記 憶 第 二 章 における 運 動 図 式 の 概 念 を 取 り 扱 うのみならず 後 年 の 論 文 知 的 努 力 においてより 知 的 かつ 創 造 的 な 図 式 として 考 え 出 された 動 的 図 式 の 概 念 とそれを 照 らし 合 わせ 両 者 の 射 程 を 明 確 化 すると 共 に( 同 章 第 一 節 ) その 接 合 点 を 物 質 と 記 憶 第 三 章 の 一 般 観 念 についての 議 論 に 見 出 す( 同 章 第 二 節 ) 最 後 に ここまで 議 論 の 俎 上 に 載 せた 何 れの 概 念 にも 自 立 性 が 見 出 せ ないことを 確 認 しつつ 根 柢 からそれらを 駆 動 する 精 神 の 根 源 的 性 向 である 良 識 或 いは 生 への 注 意 を 示 唆 する( 第 三 章 ) 第 一 章 習 慣 獲 得 の 過 程 と 二 つの 再 認 本 章 では 物 質 と 記 憶 第 二 章 に 描 写 されている 行 動 の 習 慣 付 けの 様 子 を 分 析 しつつ その 内 容 となる 自 動 的 再 認 と 注 意 的 再 認 の 具 体 的 な 規 定 を 闡 明 していく その 際 物 質 と 記 憶 の 他 の 章 で 提 示 されている 関 連 概 念 を 参 照 することで 境 界 画 定 を 明 示 しつつ 同 書 の 形 而 上 学 を 構 成 する 根 本 的 な 諸 概 念 へ 基 づけて 説 明 を 行 うことで 習 慣 という 契 機 すなわち 二 つの 再 認 が 物 質 と 記 憶 全 体 の 中 でどのような 理 論 的 地 位 を 占 めているのか をも 仄 示 することを 試 みる そのために 少 々 長 い 引 用 になるが ベルクソンが 日 常 的 事 例 に 則 して 習 慣 獲 得 の 様 相 を 語 り 出 している 以 下 の 一 節 を 分 析 するところから 始 めたい

4 例 えば 私 は 或 る 町 を 初 めて 散 歩 する 各 々の 曲 がり 角 で 私 は 躊 躇 し 私 は 行 く 場 所 が 分 からないでいる 私 は 不 確 かさの 中 にいて それによって 私 の 身 体 に 複 数 の 選 択 肢 が 提 示 されていること 私 の 運 動 が 全 体 的 に 非 連 続 的 になって いること そして 諸 々の 態 度 のうちのどれにおいても 来 るべき 態 度 を 告 げて 準 備 してくれる 何 物 もないことを 理 解 する その 後 町 に 長 く 滞 在 して 長 くなれば 私 がその 前 を 通 り 過 ぎるものを 判 明 に 知 覚 することなく 私 は 機 械 的 に 町 を 回 っ ているだろう ところで このような 両 極 端 の 状 態 の 間 すなわち 知 覚 がまだ それに 随 伴 する 明 確 な 運 動 を 組 織 化 できていない 状 態 と この 随 伴 する 運 動 が 私 の 知 覚 を 無 益 にするほどまで 組 織 化 された 状 態 の 間 に 中 間 の 状 態 がある そこ では ものは 覚 知 されるものの 互 に 結 合 されて 連 続 した 諸 々の 運 動 互 に 要 求 し 合 う 諸 々の 運 動 を 引 き 起 こすのである 私 は 私 の 知 覚 のみを 判 別 する 状 態 か ら 始 めたが 最 後 には 最 早 ほとんど 自 分 の 自 動 運 動 しか 意 識 しないようになった そして その 中 間 に 混 合 的 な 状 態 すなわち 生 まれかけの 自 動 運 動 (automatisme naissant)によって 際 立 たせられた 知 覚 が 存 しているのである さて 後 者 二 種 の 知 覚 が 身 体 を 機 械 的 で 的 確 な 反 応 へと 導 く 点 で 最 初 の 知 覚 と 異 なっているとした.. ら そして 他 方 で 更 新 されたこれらの 知 覚 が 親 近 的 な 或 いは 再 認 された 独 特. の相 貌 をもって 精 神 のもとへ 現 われるとしたら よく 統 御 された 運 動 的 随 伴 の 意 識 組 織 化 された 運 動 的 反 応 の 意 識 が ここで 親 近 感 の 基 底 (le fond du sentiment de la familiarité)となっていることを 我 々は 前 提 すべきではないだろうか 従 って ま さ に 再 認 の 基 礎 に は 運 動 的 秩 序 の 現 象 が 存 し て い る の で あ ろ う (MM, / ) ここには 三 つの 知 覚 の 階 梯 が 論 述 されているので 順 に 解 析 していこう 第 一 に 見 知 らぬ 町 に 来 たばかりで 何 も 分 からない 状 態 つまり 知 覚 と 運 動 を 対 応 させ ることが 出 来 ず 再 認 出 来 ない 状 態 がある この 状 態 では 選 択 肢 として 道 があるのが 分 かるだけでどれも 行 き 先 が 分 からない また 町 の 全 体 像 も 皆 目 分 からないのでその 選 択 肢 同 士 の 繋 がりも 分 からない 従 ってその 各 々において 足 をどちらに 向 けるかなどの 来 るべき 態 度 を 告 げて 準 備 してくれるような 目 印 が 見 出 されない この 状 態 で 我 々は 当 然 不 安 な 感 じを 覚 え 行 動 を 躊 躇 する 第 二 に 少 しは 町 のことが 分 かるようになった 中 間 の 状 態 すなわち 知 覚 と 運 動 の 対 応 関 係 が 流 動 的 である 状 態 がある 一 つの 覚 知 された 対 象 に 対 して 互 に 結 合 され 連 続 し 互 に 要 求 し 合 う 運 動 が 提 示 されるため 確 かにどの 道 をどう 進 むかは 未 だ 非 決 定 ではあるが その 分 大 通 りを 行 けば 駅 があり あの 角 を 曲 がれば 確 か 役 所 があるはずだ など 諸 々の 選 択 肢 がそれぞれ 一 つの 町 の 全 体 像 の 上 で 構 造 化 されてきている であるから この 段 階 では ここに 花 屋 があるということは 今 あの 通 りを 歩 いているのか というよう

5 に それら 相 互 の 可 能 性 を 次 の 運 動 を 誘 導 する 既 視 感 や 親 近 感 を 頼 りにしながら 過 去 の. 似 た 記 憶 をあれこれ 辿 り 知 覚 に 合 わせるという 営 為 が 要 求 される ここで 我 々は 反. 省 (réflexion) すなわち 対 象 と 同 一 または 類 似 し そしてその 輪 郭 に 合 おうとする 能 動 的 に 想 像 されたイメージの 外 的 投 射 (MM,112/248)を 行 っている これこそ 注 意 的 再 認 に 外 ならない 以 上 を 経 由 して 第 三 に 町 を 知 悉 して 知 覚 と 運 動 が 一 対 一 対 応 を 形 成 した 状 態 に 至 る これが 自 動 的 再 認 である この 自 動 的 再 認 は 知 覚 に 対 応 した 行 動 が 瞬 時 に 実 行 に... 移 されるという 瞬 間 的 な再 認 (MM,100/238)である また それ 自 体 は 記 憶 力 を 用 い. ないものの 記 憶 力 を 用 いた 注 意 的 再 認 の 過 程 の 反 復 によって 形 成 されていることから 記... 憶 力 に 照 らされた 習 慣 (MM,89/229)と 呼 ばれたり 注 意 的 再 認 と 対 比 される 形 で 放 心 からくる 再 認 (reconnaissance par distraction) (MM,107/244)と 言 われたりもする こ の 場 合 最 早 イメージの 反 省 を 必 要 とせず ただ 反 射 的 に 身 体 のみで 運 動 がなされる 自 宅 に 帰 る 道 をいちいち 考 えなくても 目 に 映 るものに 何 となく 感 じる 親 近 感 の 誘 導 に 任 せ て 身 体 が 半 ば 勝 手 に 動 き 帰 り 着 くのである このように 町 を 知 る 過 程 において 当 然 ながら 私 は 町 に 長 く 滞 在 している 間 にその 町 の 中 を 何 度 も 歩 き 廻 っていることであろう つまり 町 歩 きの 反 復 において 第 二 段 階 である 注 意 的 再 認 は 少 しずつ 進 展 し 変 容 しているはずであり その 変 容 を 経 て 第 三 段 階 の 自 動.. 的 再 認 に 至 っているはずである ベルクソンによれば 反 復 の 真 の 効 果 とは まず 分 解.... し(decomposer) 次 に 再 構 成 し(recomposer) そして 身 体 の 理 解 力 (intelligence du corps) に 訴 え 掛 けることである (MM,122/256)という ここではまだ 真 意 が 明 瞭 ならざるものの 分 解 と 再 構 成 という 作 業 が 注 意 的 再 認 の 過 程 の 内 容 を 指 すことは 理 解 出 来 る しかしながら それらが 訴 えかけるところの 身 体 の 理 解 力 とは やや 比 喩 的 な 言 い 回 しである これは 実 際 に 運 動 する 身 体 そのものの 感 覚 運 動 の 連 動 構 造 つまり 神 経 系 の 感 覚 運 動 的 平 衡 (équilibre sensori-moteur) (MM,91/231)に 他 ならない これは 運 動 メカニズム(mécanisme moteur) (ibid.)とも 呼 ばれ 脳 や 脊 髄 などの 器 質 的 解 剖 学 的 な 神 経 系 を 指 している この 身 体 の 理 解 力 は 別 の 箇 所 で 感 官 の 教 育 (éducation des sens) (MM,48/198)と 呼 ばれる 事 柄 に 等 し い 感 官 の 教 育 とは 感 覚 的 印 象 とそれを 利 用 する 運 動 の 間 に 成 立 する 繋 がりの 全 体 (MM,102/240)のこと つまり 感 覚 と 運 動 の 対 応 の 体 系 的 構 造 のことであり 印 象 に 対 す る 運 動 の 反 復 によって 形 成 されるものである 反 復 を 経 て 感 官 の 教 育 は 感 官 同 士 を 調 和 させ 私 の 身 体 の 要 求 の 非 連 続 性 そのものによって 断 ち 切 られた 連 続 性 を 感 官 の 所 与 のうちに 再 び 打 ち 立 て 物 質 的 世 界 の 全 体 を 近 似 的 に 再 構 成 する (MM,48/198)までに 至 る つまりそれは 一 つの 対 象 について 与 えられる 諸 々の 知 覚 がそれに 対 応 する 各 々の 要 求 によって 分 離 されている 状 態 にあるのを 統 合 する より 具 体 的 に 言 えば レストラン の 厨 房 から 漂 う 美 味 そうな 匂 い テラスからの 眺 望 食 事 する 客 達 の 喧 噪 日 だまりの 心

6 地 いい 暖 かさといった 個 別 の 行 動 の 要 求 に 対 応 した 個 々の 全 く 異 質 な 知 覚 を 一 つの 器 質 的 な 感 覚 運 動 の 体 系 として 纏 め 上 げ 知 覚 世 界 を 構 成 するのである 分 離 を 残 した 知 覚 の 統 合 というこの 意 味 で 運 動 メカニズムは 理 解 力 と 呼 ばれていたのである ベルクソ ンによれば この 感 覚 運 動 の 連 動 形 式 という 運 動 メカニズムの 態 勢 に 則 った 直 後 の 未 来 への 私 の 態 度 切 迫 した 私 の 行 動 こそが 私 の 現 在 なのである(MM,156/282) そ して このような 運 動 と 知 覚 の 全 体 の 組 織 化 が 習 慣 と 呼 ばれている(MM,101/239) しかし 私 の 現 在 という 習 慣 は 即 座 に 行 動 を 志 向 していることから 分 かるよう に むしろ 自 動 的 再 認 に 属 するものである 注 意 的 再 認 は 自 動 的 再 認 に 至 るまでの 途 上 に 相 当 するが 反 復 の 中 においてこの 感 官 の 教 育 に 基 づき その 進 展 に 平 行 しつつも そ れとは 異 なる 回 路 を 持 っている すなわち そこには 反 省 という 精 神 の 能 動 性 が 関 与 している 注 意 的 再 認 は 言 わば 感 覚 から 運 動 へ 移 行 するその 間 私 の 現 在 を 引 き 延 し 習 慣 を 押 し 拡 げる 精 神 の 営 為 なのである まず 確 認 すると 注 意 的 再 認 における 反 省 とは 過 去 の 記 憶 のイメージを 知 覚 の 輪 郭 に 合 わせて 投 影 するという 点 で 精 神 の 能 動 性 である 当 然 のこととして この 記 憶 の 投 射 によって 知 覚 はより 判 明 に 理 解 されなければならないだろう よって 注 意 的 再 認 におい て 重 要 なのは 知 覚 と 記 憶 が 相 互 にフィードバックしていることである その 場 合 両 者 は 同 一 性 や 類 似 性 をもとに 輪 郭 を 同 じくする 関 係 にあることになるので 注 意 的 再 認 にお いては 精 神 の 知 的 拡 張 (expansion intellectuelle)の 努 力 が 増 大 する (MM,114/250) につれて 反 省 の 範 囲 が つまり 思 い 出 される 記 憶 の 範 囲 が 広 がることになる すなわち 記 憶 が 膨 張 するにつれて 投 射 される 記 憶 が 増 え その 分 眼 前 の 対 象 の 細 部 の 理 解 が 深 まる このようにして 知 的 拡 張 が 対 象 に 結 び 付 きうるような 益 々 膨 大 な 体 系 を 改 めて 創 造 し 記 憶 の 投 射 の 詳 細 さに 対 応 して 対 象 の 背 後 にあって 対 象 そのものと 共 に 潜 在 的 に 与 えられている 現 実 のより 深 い 層 を 見 出 すのである(MM,115/250) よって 知 的 拡 張 の 努 力 とは 対 象 の 記 憶 の 細 部 や 対 象 にまつわる 諸 々の 事 象 の 記 憶 をより 詳 らかに 呼 び 覚 ますことを 意 味 しているだろう この 努 力 によって 投 射 される 情 報 量 が 増 加 すれば するほど 対 象 を 取 り 巻 く 現 実 の 認 知 出 来 ていなかった 潜 在 的 部 分 が 意 識 へともたらされ る 原 理 的 に 言 えば このような 作 業 が 前 提 しているのは 想 起 されるべき 一 回 一 回 の 町 歩 きの 経 緯 が 全 て 蓄 積 されているような 記 憶 の 総 体 でなければならないだろう 実 際 物 質 と 記 憶 によれば 過 去 は 委 細 漏 らさず 丸 ごと しかも 本 性 的 必 然 性 の 効 果 のみによ って その 全 てに 日 付 と 場 所 が 与 えられて 保 存 されるという(MM,86/227) ベルクソン は ここで 保 存 される 記 憶 内 容 のことを 純 粋 記 憶 (souvenir pur) それを 保 存 する 精 神 作 用 のことを 勝 義 の 記 憶 力 (mémoire par excellence) (MM,89/229)と 呼 ぶ この 作 用 は 意 志 的 なものでもないし また 何 らかの 能 力 でもない 文 字 通 り 純 粋 記 憶 を 保 存 す る 記 憶 力 は 自 然 に 働 く 記 憶 力 (mémoire spontanée) (MM,89/229)であり 純 粋 記 憶

7 は 自 然 に 生 じた 記 憶 (souvenir spontané) ( MM,93/233)なのである この 純 粋 記 憶 は 別 の 箇 所 で 観 念 性 (MM,155/282)という 語 で 形 容 されているように 即 自 的 に 存 在 し ているが 全 く 非 延 長 的 で 物 質 的 世 界 に 対 して 無 力 な(その 限 りで 無 益 な)なものであ る つまり それは 全 く 潜 在 的 な(virtuel)ものである(MM, /282) これは 重 要 なことだが その 点 で 純 粋 記 憶 は 延 長 的 で 行 動 にとって 有 益 なもの つまり 現 在 与 えら れている 感 覚 或 いは 想 起 されイメージされた 記 憶 としての 記 憶 心 像 (image-souvenir) と 本 性 を 異 にする(ibid.) ベルクソンによれば 記 憶 心 像 はイメージとして 現 実 化 され ている 時 点 で 既 に 先 の 感 覚 運 動 的 な 私 の 現 在 と 混 淆 しているのであり 純 粋 記 憶 と しての 過 去 の 性 質 を 喪 失 している というのである この 観 点 から 言 えば 注 意 的 再 認 は 潜 在 的 な 純 粋 記 憶 を 記 憶 心 像 へと 現 実 化 する 活 動 なのである そして この 純 粋 記 憶 を 基 底 としてベルクソンは 記 憶 の 個 別 性 の 度 合 に 無 数 の 段 階 を 考 えている それを 表 わすのが 記 憶 の 逆 円 錐 モデルである 純 粋 記 憶 の 全 体 を 指 す 逆 円 錐 の 底 面 AB から 反 射 的 な 感 覚 運 動 メカニズムから 構 成 される 私 の 現 在 を 指 す 頂 点 S の 間 に 我 々の 心 理 的 生 の 無 限 の 反 復 の 余 地 (MM,181/302) 言 い 換 えれば 記 憶 力.. の 無 限 に 多 様 な 可 能 的 状 態 (MM,187/307)があり それら 各 々が 円 錐 の 断 面 A B や A B で 表 わされることになる 記 憶 力 が 拡 張 していればしている 程 つまり 断 面 が 底 面 AB に 近 ければ 近 い 程 箇 々のイメージは 具 体 的 で 個 人 的 な 内 容 を 持 ち 反 対 に 記 憶 力 が 収 縮 していればしている 程 つまり 断 面 が 頂 点 S に 近 ければ 近 い 程 箇 々のイメージは 一 般 的 ないしは 抽 象 的 で ありふれた ものとなる(MM,188/308) 先 述 の 注 意 的 再 認 におい.. て 記 憶 力 は これら 記 憶 の 種 々の 平 面 と 眼 前 の 感 覚 ないし 知 覚 の 間 を 閉 じた 回 路 (MM,114/249)として 往 還 するのであり そして それによって 適 切 に 選 択 された 記 憶 心 像 を 現 在 の 意 識 に 表 象 しようとする ベルクソンの 言 葉 を 借 りれば このことは 次 のよう に 表 現 される 従 って 同 じ 心 理 的 生 は 記 憶 力 の 継 起 的 な 階 層 において 無 数 に 反 復 され るのであり そして 精 神 の 同 じ 作 用 はその 異 なる 高 さにおいて 演 じられうるのであろう 注 意 の 努 力 のうちで 精 神 は 常 に 全 体 として 与 えられているが 精 神 が 己 の 進 化 を 完 了 さ せるために 選 んだ 水 準 に 応 じて 簡 略 化 したり 複 雑 化 したりするのである 精 神 の 方 位 を 決 定 しているのは 通 常 現 在 の 知 覚 である しかし 我 々の 精 神 が 採 用 する 緊 張 の 度 合 に 応 じて つまり 我 々の 精 神 が 身 を 置 く 高 さに 応 じて この 知 覚 は 我 々のうちで 出 来 るだけ 多 くの 記 憶 心 像 を 発 展 させるのである (MM, /251) 更 に このような 記 憶 力 の 緊 張 による 注 意 すなわち 先 に 言 及 した 知 的 拡 張 の 努 力 には 次 の 二 つの 側 面 が 存 している 記 憶 力 の 働 きの 諸 相 について 論 じている 物 質 と 記 憶 第 三 章 によれば 記 憶 力 の 全 体 は 現 在 の 状 態 の 呼 び 求 めに 対 して 二 つの 同 時 的 な 運 動 を 以 て 対 応 する 一 つは 並 進 運 動 (translation)であり それにより 記 憶 力 は 経 験 を 迎 えにその 全 体 で 赴 き そしてそのような 仕 方 で 分 割 されることないまま 行 動 の 観 点 に 合 わせて 様 々 な 度 合 で 収 縮 する もう 一 つは 記 憶 力 それ 自 身 の 自 転 運 動 (rotation)であり それにより

8 記 憶 力 はその 瞬 間 の 情 況 の 方 を 向 いてそれに 最 も 有 益 な 面 を 提 示 する (MM,188/308) このことを 簡 単 に 整 理 すれば 記 憶 の 具 体 抽 象 の 諸 相 の 間 を 往 還 する 縦 の 運 動 の 側 面 が 並 進 運 動 であり 任 意 の 記 憶 平 面 全 体 の 中 を 移 動 しその 範 囲 を 定 め 有 益 な 記 憶 心 像 となる 記 憶 を 提 示 する 横 の 運 動 の 側 面 つまり 記 憶 力 の 方 向 付 けが 自 転 運 動 である ということに なる やや 観 点 を 変 えて 陳 べれば 記 憶 を 現 在 の 知 覚 に 連 合 させる 際 前 者 は 過 去 の 記 憶 との 類 似 性 (similitude)によるのだが 後 者 は 記 憶 間 の 連 なり そこから 広 がる 無 数 の 記 憶 の 近 接 (contiguïté)によるのである(mm,186/306) 屢 説 してきた 注 意 的 再 認 はこの 二 重 の 側 面 を 持 つ 記 憶 力 の 運 動 に 外 ならない また それが 現 在 の 知 覚 を 反 映 した 精 神 の 方 位 付 けであるとされていたことを 顧 慮 すれば 特 に 後 者 の 自 転 運 動 に 重 点 を 置 いた 活 動 で あると 言 えよう では 注 意 的 再 認 や 自 動 的 再 認 に 随 伴 する 例 の 独 特 の 親 近 感 つまり 再 認 の 感 情 と は 何 を 指 しているのか ここまでの 分 析 から 少 なくとも 言 えることは 感 官 の 教 育 によっ て 統 御 され 組 織 化 された 感 覚 運 動 ( 反 作 用 )のメカニズム そしてそれについての 意 識 というものがあり メカニズムの 定 着 の 度 合 によってその 意 識 が 生 まれかけの 自 動 運 動 についての 意 識 か( 注 意 的 再 認 ) 或 いは 自 動 運 動 そのものについての 意 識 か( 自 動 的 再 認 )に 分 類 されるということである この 運 動 の 意 識 に 基 づいているゆえに 運 動 の 定 着 が 進 むのに 併 せて 不 確 かな 感 情 からその 対 象 を 見 知 っているという 独 特 の 感 情 へと 知 覚 に 付 随 する 印 象 が 移 ろい 行 くことになる つまり 自 動 的 再 認 に 近 付 けば 近 付 くほど 親 近 感 が 強 まる 訳 であるから 対 象 がただ 眼 前 にあるというだけで 所 定 の 行 動 を 起 こすよ う 誘 導 してくる という 感 情 が 親 近 感 の 内 実 となる(MM,103/240) 反 対 に 注 意 的 再 認 の 場 合 は 自 動 運 動 の 感 覚 ではなく 生 まれかけの 運 動 の 感 覚 しか 得 られないため 行 動 を 誘 うこの 親 近 感 が 弱 くしか 感 じられないことになる しかしながらそうであるからこそ 感 覚 と 運 動 の 間 にインターバルが 生 じ 記 憶 力 を 用 いて 反 省 的 に 知 覚 することが 可 能 になっ ている 言 わばこの 時 記 憶 の 知 的 拡 張 によって 過 去 をも 現 在 に 含 み 込 むことで 私 の 現 在 の 幅 が 拡 がっているのである 注 意 的 再 認 は 或 る 意 味 では 自 動 的 再 認 に 至 る 途 中 ではある が むしろそこで 感 覚 運 動 連 合 が 緩 やかにしか 形 成 されていないからこそ 我 々は 複 数 の 選 択 肢 を 保 つことが 出 来 るのである 別 の 角 度 から 言 えば 感 覚 運 動 連 合 を 或 る 程 度 は 構 成 できているからこそ すなわちそれら 選 択 肢 同 士 を 構 造 化 し 連 関 させられるからこ そ 合 理 的 な 行 動 選 択 の 自 由 を 持 っていると 言 うことが 出 来 るのではないか そうである とすれば 本 章 冒 頭 の 引 用 で 生 まれかけの 自 動 運 動 と 呼 ばれていたものは それぞれ 弱 い 親 近 感 によって 行 動 を 示 唆 するものの 直 に 行 動 に 移 されはしないような 相 結 び 合 う 複 数 の 選 択 肢 の 全 体 つまり 知 覚 と 運 動 の 組 織 化 の 過 程 的 な 状 態 を 指 しているのだろう 我 々はその 内 実 を 闡 明 せねばならない

9 第 二 章 思 惟 から 運 動 へ 運 動 から 思 惟 へ 本 章 では まず 生 まれかけの 自 動 運 動 の 全 容 について 関 連 概 念 や 発 展 的 な 概 念 をも 射 程 に 入 れつつ 考 究 し そして その 背 景 となっていた 注 意 の 構 造 の 全 容 を 通 覧 する こ の 生 まれかけの 自 動 運 動 は 注 意 的 再 認 の 過 程 で 獲 得 され 行 動 に 関 連 する 知 覚 を 際 立 たせるとされていた ここで 実 質 的 に 主 題 となるのは 生 まれかけの 運 動 を 含 んだよ り 正 確 で 包 括 的 な 概 念 図 式 の 概 念 である 以 上 の 趣 旨 から 物 質 と 記 憶 で 扱 わ れた 運 動 図 式 (schème moteur) の 概 念 のみならず その 発 展 形 とも 言 える 動 的 図 式 (schéma dynamique) をも 検 討 する 動 的 図 式 は 論 文 講 演 集 精 神 のエネルギー 所 収 の 論 文 で 物 質 と 記 憶 刊 行 (1896 年 )の 8 年 後 の 1902 年 に 発 表 された 知 的 努 力 にて 提 出 された 本 章 の 論 述 は 主 にこの 両 者 の 間 を 揺 動 しつつ 注 意 の 作 用 におけ る 身 体 と 記 憶 力 ないしは 運 動 と 思 惟 の 動 的 な 連 繋 を 手 繰 ることになる まず 二 種 の 図 式 を 順 に 比 較 しつつ 検 討 し その 後 両 者 の 接 合 点 を 探 っていく 第 一 節 二 つの 図 式 とその 構 成 前 章 の 習 慣 の 獲 得 過 程 の 分 析 を 振 返 れば 或 る 程 度 町 歩 きに 習 熟 してくると 知 覚 に 対 応 する 諸 々の 運 動 が 身 体 のレベルでそれぞれ 連 関 し 合 うのと 同 時 に 記 憶 による 知 覚 の 補 正 が 行 われることがまず 指 摘 されていた また そこにおいて 互 に 結 合 されて 連 続 した 諸 々 の 運 動 互 に 要 求 し 合 う 諸 々の 運 動 として 感 じられる この 諸 々の 運 動 が 生 まれかけ の 自 動 運 動 と 呼 ばれていた しかし この 生 まれかけの 自 動 運 動 という 概 念 が 一 見 したところ 一 種 の 身 体 的 な 感 覚 のように 考 えられる 一 方 で 同 時 に 有 益 な 記 憶 心 像 の 投 射 という 精 神 的 な 機 能 までも 備 えているという 事 態 はどのように 理 解 したら 良 いのだろう か 物 質 と 記 憶 のベルクソンは そのような 事 情 を 一 つの 概 念 に 包 括 するために 運 動 図 式 という 概 念 を 考 案 したのである それでは ベルクソンが 持 ち 出 すところの 絵 を 描 くという 事 例 を 元 に 運 動 図 式 の 正 体 を 考 えていこう 我 々は 通 例 イメージが 対 象 と 似 ているかどうか 常 時 確 かめつつ 点 を 結 んで 描 くのでは なく モデルを 見 るか 考 えるかした 後 にそれを 連 続 した 線 で 描 く この 時 我 々はモデル の 部 分 を 逐 一 把 握 し 集 積 して 全 体 を 構 築 しようとしているのではなく モデルの 全 体 像 を 描 く 前 に 一 度 に 看 取 している ベルクソンは このようにモデルの 全 体 像 を 一 挙 に 把 持 す... るというこの 我 々の 能 力 を 最 も 普 通 な 輪 郭 の 組 み 立 て(organisation)をすぐさま 見 抜

10 く 習 慣 (habitude) すなわちその 図 式 (schème)を 一 息 で 描 く 運 動 傾 向 (tendance motrice) (MM,106/243)として 洞 察 する ここで 肝 要 な 点 は 習 慣 と 呼 ばれるこの 態 勢 が 身 体 的 運 動 との 強 い 連 関 を 示 唆 す る 語 である 運 動 傾 向 と 言 われつつも 飽 くまで 組 み 立 て すなわち 有 機 的 な 図 式 を 看 取 る 能 力 であると 言 明 されている 点 である このことは 習 慣 が 決 して( 実 際 に 運 動 神 経 を 使 い 手 を 動 かして 描 く) 運 動 メカニズムのことを 指 している 訳 ではなく むしろ 運 動 メカニズムの 作 動 からは 独 立 した 契 機 すなわち 組 み 立 ての 認 知 としての 図 式 を 有 し ていることを 意 味 する 先 に 言 われていた 生 まれかけの 運 動 とはこの 運 動 傾 向 に 外 な らない 従 って 生 まれかけの 運 動 は 運 動 メカニズムによってなされる 運 動 が 未 完 成 な 状 態 なのではなく むしろ 感 覚 運 動 連 合 構 造 を 利 用 した 運 動 の 認 知 のことを 指 してい ると 考 えるべきである つまり 習 慣 とは 運 動 の 習 慣 になる 前 にまず 認 知 の 習 慣 なのである これは 実 際 にベル クソンが 持 ち 出 す 事 例 だが アルファベットの 文 字 に 限 って 視 覚 的 再 認 が 失 われる 失 読 症 の 患 者 は 文 字 を 文 字 として 認 識 出 来 ないにも 拘 らず 書 き 取 りや 自 発 的 に 書 く 能 力 はそ のままに 保 持 しているという この 症 例 の 場 合 実 際 に 手 を 動 かして 文 字 を 書 ける 訳 だか ら 運 動 メカニズムは 無 傷 なのであり それとは 独 立 した 見 た 対 象 の 分 節 を 見 抜 く 習 慣 言 い 換 えれば 対 象 の 視 覚 的 知 覚 を 対 象 の 図 式 を 描 く 運 動 傾 向 によって 完 成 させる 習 慣 (MM, /243)が 失 われているのだ そして 状 況 に 併 せてこの 対 象 の 図 式 を 描 き 出 すことで 知 覚 を 補 完 し 対 象 をより 深 く 理 解 する 状 態 こそ ここで 習 慣 と 呼 ばれてい る 事 柄 に 外 ならない 訳 である そして ベルクソンはこの 対 象 の 図 式 というものを 運 動 図 式 として 定 義 する 例 え ば 外 国 語 は 最 初 雑 音 としか 聞 こえないものの 学 んでいくうちにその 音 の 分 解 と 再 構 成 を 経 て その 語 や 音 節 を 区 切 って 聞 き 取 れるようになる この 時 我 々は 聞 かれた 節 を 分 解 し そしてその 主 要 な 分 節 を 際 立 たせることが 出 来 る 生 まれかけの 運 動 を 聴 覚 的 印 象 は 組 織 する (MM,121/255)のである 生 まれかけの 運 動 とは 聞 き 手 が 運 動 の 大 筋 と 主 要 な 方 向 で 話 者 の 運 動 を 見 出 すことが 出 来 るような 単 純 化 された 図 像 (figure simplifiée) (ibid.)を 描 くような 生 まれかけの 筋 肉 感 覚 (sensations musculaires naissantes) (ibid.)であり これこそが 運 動 図 式 である 第 一 章 で 論 及 した 反 省 における 分 解 と 再 構 成 は この 運 動 図 式 の 展 開 過 程 を 指 していたのである 運 動 図 式 は 発 動 されるべき 運 動 を 始 める 際 の 感 覚 であるのみならず その 後 の 大 まかな すがたを 単 純 化 された 図 像 という 形 で 前 もって 形 成 している これは 先 の 絵 を 描 く 事 例 で 言 えば モデルの 全 体 像 に 相 当 するものである また それは 単 に 何 らかの 図 像 であ るに 止 まらず 先 行 する 運 動 に 後 続 する 運 動 の 先 行 形 成 (préformation) (MM,102/240) であり 既 に 運 動 傾 向 である 加 えて 発 動 されるべき 運 動 の 全 体 をそのように 有 機 的 に 予 示 しているのは 生 まれかけの 筋 肉 感 覚 という 運 動 の 初 発 的 な 感 覚 なのであるから

11 それは 部 分 が 潜 在 的 に 全 体 を 含 んでいるようにさせる 先 行 形 成 (ibid.)でもある そ れは 言 わば 所 与 の 感 覚 を 身 体 の 運 動 へと 直 結 させるのではなくそれを 言 わば 押 し 止 める ことで 身 体 の 可 能 な 運 動 を 有 機 的 に 構 造 化 しつつ 筋 肉 感 覚 という 形 において 自 らの 身 体 をその 内 部 から 示 しているのである 物 質 と 記 憶 の 他 の 章 を 参 照 すれば このような 感 覚 は 外 的 に 私 の 身 体 とその 可 能 な 行 動 を 提 示 する 知 覚 と 対 比 され 情 感 (affection) と 呼 ばれている 1 物 質 と 記 憶 第 一 章 の 冒 頭 において ベルクソンは 以 下 のように 情 感 の 分 析 を 行 っている 私 の 様 々な 情 感 を 検 討 してみよう その 各 々がそれぞれの 仕 方 で 行 動 への 誘 惑 を 含 みながらも 同 時 に 待 つことの 許 可 や 何 もなさないことの 許 可 すら 含 んで いる 更 に 仔 細 を 検 討 すると 私 は 開 始 されてはいるものの 実 行 されない 運 動 多 かれ 少 なかれ 有 益 な 決 定 への 指 示 を 見 出 すが 選 択 が 排 除 される 強 制 を 見 出 す こ と は な い そ の 間 に 私 は 思 い 出 し 記 憶 同 士 を 比 べ る の で あ る (MM,12/ ) 運 動 図 式 の 仔 細 を 顧 みれば 情 感 において 見 出 されている 開 始 されてはいるものの 実 行 されない 運 動 多 かれ 少 なかれ 有 益 な 決 定 への 指 示 が 運 動 図 式 であることはすぐさま 理 解 出 来 る 反 対 に 運 動 図 式 の 一 部 である 筋 肉 感 覚 は そのまま 情 感 の 一 種 でもあるだ ろう 何 となれば 情 感 は 記 憶 力 の 領 域 に 属 する 心 的 なものではなく 中 枢 と 末 梢 神 経 か ら 成 る 所 謂 感 覚 神 経 の 繊 維 (MM,56/204)に 依 存 する 生 理 学 的 な 体 内 感 覚 なのである 2 それでは 注 意 的 再 認 におけるこの 運 動 図 式 と 自 動 的 再 認 のシステムである 運 動 メカ ニズムはどのような 関 係 にあるのだろうか ここで 別 の 箇 所 を 見 てみると 例 えば 言 葉 を 聞 いた 場 合 に 我 々が 抱 く 運 動 図 式 は 分 節 された 運 動 へと 延 長 される 聴 覚 的 言 語 印 象 の.. 傾 向 と 言 い 換 えられ 更 にその 傾 向 が 確 かに 我 々の 意 志 の 習 慣 的 統 御 から 外 れるこ とはなく 初 歩 的 な 弁 別 作 用 (discernement)をも 恐 らくは 含 んでいて 正 常 状 態 において は 聴 か れ た 言 葉 の 目 立 っ た 特 徴 の 内 的 反 復 に 翻 訳 さ れ る と 説 明 さ れ て い る (MM, / ) 内 的 反 復 という 言 葉 は 独 立 した 記 憶 力 の 関 与 を そして 初 歩 的 な 弁 別 作 用 という 言 葉 は 語 の 意 味 からしてそこで 行 われる 分 解 と 再 構 成 とを 含 意 しているだろう つまり 運 動 図 式 は 自 動 的 再 認 が 組 み 込 まれた 運 動 メカニズムの 構 造 から 外 れることはないが 弁 別 作 用 を 含 んでいる 点 で 或 る 程 度 知 的 な 選 択 の 余 地 記 憶 力 の 認 識 的 使 用 の 余 地 を 含 んでいる これは 同 時 に 運 動 図 式 が 飽 くまで 行 為 への 志 向 が 前 提 となってはいるものの 認 識 論 的 機 能 を 負 っていることも 示 している 3 記 憶 心 像 の 規 則 的 介 入 (MM,107/244)という 注 意 的 再 認 の 回 路 の 中 にあって 運 動 図 式 は 略 画 (MM,123/256) 下 絵 (MM,123/257) 空 の 容 器 (MM,135/266)として すなわち 知 覚 を 継 続 させ 知 覚 と 想 起 されるイメージの 間 に 共 通 な 枠 として 役 立 つ 模 倣 運 動

12 (MM,112/248)として 発 現 するのである つまり 図 式 は 運 動 メカニズムの 感 覚 運 動 連 合 に 限 定 されつつも まさにその 限 定 ゆえにこそ 単 にバラバラに 考 えられていた 複 数 の 選 択 肢 同 士 を 接 続 することが 可 能 なのである 記 憶 心 像 の 次 元 でも 筋 肉 感 覚 の 次 元 でも それは 選 択 肢 同 士 の 共 通 の 枠 となっているのである 運 動 の 決 定 までのこの 緩 やかな 接 続 が 知 的 な 選 択 の 余 地 を 担 保 し 運 動 の 自 発 的 な 発 展 可 能 性 を 孕 んでいる この 意 味 におい て 図 式 はまさに 精 神 と 身 体 の 間 意 志 と 自 動 機 構 の 境 界 (MM,128/260)にある ところで そうだとすれば その 境 界 において 意 志 ないしは 弁 別 作 用 の 側 面 により 接 近 することで 身 体 運 動 への 傾 向 という 限 定 から 離 れた 図 式 言 い 換 えれば 純 粋 な 記 憶 力 の 働 きの 観 点 で 純 化 された 図 式 の 概 念 も 考 えられ 得 るのではないか 事 実 ベルクソン 哲 学 の 展 開 の 中 で 図 式 概 念 は 運 動 の 認 知 に 止 まらず 広 く 我 々の 知 的 な 所 作 一 般 にまで 拡 張 された それが 動 的 図 式 である 運 動 図 式 が 何 らかの 身 体 的 運 動 に 直 接 結 び 付 く 形 で 機 能 していたのに 対 して 動 的 図 式 は 運 動 の 理 解 のみならず 想 起 知 解 創 出 など 知 的 な 精 神 的 営 為 一 般 に 結 び 付 いてい る 図 式 である 4 運 動 図 式 が 対 象 の 印 象 であると 共 に 身 体 の 自 動 的 運 動 の 印 象 そのもの す なわちそれ 自 体 が 筋 肉 感 覚 であるから 直 近 に 運 動 メカニズムを 指 示 しうる 一 方 で 動 的 図 式 は 飽 くまで ( 運 動 の)イメージそのものというよりもそれらを 再 構 成 するためになす.. べきことの 指 示 を 含 んでいる (ES,161/937)ような 一 つの 意 味 (sens) (ES,171/944) である 具 体 的 な 事 例 において 述 べれば 動 的 図 式 とは 例 えば 誰 かの 名 前 を 思 い 出 そう とする 時 に 既 に 保 持 している 一 般 的 な 印 象 impression générale のようなものである (ES,181/952) より 構 造 に 即 して 詳 言 すれば それは 単 純 ではあるが 多 様 なイメー ジに 発 展 可 能 な 一 つの 表 象 であるのだが それぞれのイメージを 貧 しくして 得 られる 諸 イメージの 抽 出 物 でも イメージの 全 体 を 意 味 するものの 抽 象 的 な 表 象 でもなく それ 自 体 一 つの 表 象 である(ES,161/ ) つまりそれは 想 起 されるイメージと 同 様 に 完 全 なものだが イメージが 外 部 的 にお 互 いを 展 開 させていくであろうものを 相 互 的 な 含 み 合 いという 状 態 の 元 に 持 っている ような 全 体 の 表 象 的 図 式 (ES,164/938)である この 点 だけ 見 ると 運 動 図 式 と 殆 ど 同 じ 概 念 をただ 審 らかに 論 じたのものが 動 的 図 式 に 思 えるが 両 者 の 違 いは 運 動 の 筋 肉 感 覚 か それを 指 示 する 意 味 かという 点 に 止 まらない 動 的 図 式 においては 更 にそれら 運 動 の 諸 部 分 相 互 の 時 間 的 な 関 係 という 側 面 が 強 調 され ていると 同 時 に 運 動 の 認 知 という 側 面 がより 強 調 されている(ES, /950) 運 動 図 式 のようにそもそも 筋 肉 感 覚 を 以 て 図 式 が 示 される 訳 ではないからなのか とりわけ 新 しく 習 得 する 運 動 の 試 み( 例 えばワルツを 踊 ること)として 動 的 図 式 が 用 いられる 場 合 は 古 い 習 慣 ( 例 えば 歩 くこと)の 抵 抗 を 受 けることが 同 じ 箇 所 では 強 調 されている しかも その 際 抵 抗 となるはずの 古 い 習 慣 の 構 成 要 素 と 同 一 か 類 似 した 部 分 的 で 基 礎 的 な 運 動 感 覚 ないしはその 表 象 (これは 運 動 感 覚 的 イメージ (ibid.)と 呼 ばれている)を 運 動 の 習 慣 として 既 に 持 っていなければならない と 条 件 付 けられている 何 となれば 動 的

13 図 式 を 満 たしてそれをイメージへと 発 展 させるのは 既 に 習 得 されているこれら 諸 々の 微 小 な 運 動 メカニズムの 習 慣 なのであり その 展 開 の 只 中 において 手 探 りで 試 みられている のは まさにこれらの 組 み 替 えなのである そして そのような 労 苦 を 伴 う 試 みの 間 中... 戦 い 合 い 交 叉 し 合 う 諸 表 象 の 運 動 (ES,183/954)が 動 的 図 式 なのである このような 部 分 の 相 互 的 な 含 み 合 いをそれぞれ 別 の 相 互 外 在 的 なイメージに 展 開 すると いう 図 式 の 運 動 こそが 論 文 の 題 名 ともなっている 知 的 努 力 (effort intellectuel) なの である(ES,173/946) 5 ベルクソンによれば 知 的 努 力 というのは 一 つの 同 じ 表 象 を 意 識 の 異 なる 平 面 を 超 えて 抽 象 的 なものから 具 体 的 なものへ 図 式 からイメージへと 行... く 方 向 へ 導 くことにある (ES, /948) 6 この 知 的 努 力 は 図 式 の 発 展 の 際 に 努 力 の 感 情 (sentiment) 具 体 的 には 組 織 化 (organisation)という 形 の 鮮 明 な 感 情 (ES,182/953) として 感 じられる この 感 情 の 概 念 は 感 覚 や 表 象 と 区 別 され 意 識 によって 立 てら れるその 両 者 の 中 項 として 考 えられている(ES,184/954) 身 体 において 局 在 的 な 感 覚 と 異 なり 感 情 は 件 の 親 近 感 のように 非 局 在 的 に 知 覚 の 意 識 に 随 伴 している この 点 に おいても 感 情 であるところの 動 的 図 式 は 単 に 身 体 感 覚 としての 情 感 であった 運 動 図 式 よりも 一 段 と 精 神 的 に 純 化 された 性 質 を 持 っていると 言 える しかし だからと 言 って 動 的 図 式 が 運 動 図 式 と 全 く 異 なる 精 神 の 位 相 に 止 まる 訳 ではな い 確 かに 知 的 努 力 自 体 はこのように 精 神 の 運 動 についての 意 識 ではあるように 思 える とはいえ それはやはり 最 終 的 には 何 らかの 行 動 を 志 向 していることには 相 違 ないゆえに 身 体 的 に 感 じられる 情 感 言 わば 心 的 な 揺 らぎに 伴 う 感 覚 の 倍 音 によって 彩 られているこ とを 忘 れてはならない(ES,183/954) 知 的 努 力 は 的 確 な 表 象 が 優 れて 明 晰 判 明 (ES,184/955)なものとして 決 定 するまでの 間 我 々の 知 性 を 逡 巡 させ 宙 吊 りにする こ.. の 過 程 で 身 体 の 不 安 (ES,183/954)の 感 覚 (sensation) が 産 出 されるのである 知 的 努 力 の 感 情 は 現 在 の 感 覚 と 想 起 される 表 象 の 間 にあって 両 者 を 連 続 させようとする 精 神 の 組 織 化 運 動 の 感 情 であると 共 に 身 体 の 次 元 においては 感 覚 運 動 連 合 が 自 動 化 さ れていないという 不 安 の 感 覚 をも 産 み 出 すものでもあるのである また 当 然 ながら 動 的 図 式 も 知 覚 と 記 憶 の 動 的 な 循 環 である 注 意 的 再 認 の 過 程 のうちに あって 働 くものなので 知 覚 からのフィードバックによって 自 身 の 姿 も 変 容 させる 但 し 動 的 図 式 の 場 合 は 運 動 図 式 の 場 合 のように 閉 じた 回 路 を 形 成 するのではなく むし ろそれを 破 り 出 すのである このことについて ベルクソンは 図 式 は 自 らを 満 たそう とするイメージによって 変 容 する 多 くの 場 合 決 定 されたイメージの 中 には 初 期 の 図 式 は 最 早 何 も 残 っていない (ES,175/948)と 語 る 例 えば 小 説 家 や 詩 人 によって 作 り 出 さ れ た 人 物 が そ の 人 物 が 表 現 し よ う と し た 観 念 や 感 情 に 逆 に 働 き 掛 け る (ES, /948)ことは 大 いにある 図 式 は 予 想 だにせぬ 部 分 (ES,176/948)を 持 っ ているのであり これはイメージが 図 式 へと 訴 えて 図 式 を 変 容 させたり 消 失 させたり する 際 の 運 動 のうちにある (ibid.)のである 動 的 図 式 は この 予 見 不 可 能 性 もっと

14 言 えば 創 造 性 の 故 に 閉 じられた 回 路 に 止 まる 運 動 図 式 を 超 える 動 的 (dynamique)な 図 式 は ギリシア 語 の 語 源 そのままに 潜 在 的 (dynamique)な 図 式 でもあるのだ ここにこ そ 動 的 図 式 の 創 造 性 が 存 している 第 二 節 二 つの 図 式 と 一 般 観 念 前 節 に 置 ける 動 的 図 式 と 運 動 図 式 の 対 照 は 以 下 のように 要 約 できる まず 共 通 点 とし て 運 動 図 式 も 動 的 図 式 も 共 に 運 動 の 有 機 的 で 可 変 的 な 表 象 であることが 挙 げられる 反 対 に 相 違 点 として 考 えられるのは 身 体 と 記 憶 力 の 関 係 におけるそれぞれの 位 置 である 運 動 図 式 は 記 憶 力 の 活 動 を 包 含 してはいるが 飽 くまで 生 まれかけの 運 動 の 筋 肉 感 覚 と して 稼 働 していた それに 対 して 動 的 図 式 はといえば 確 かに 情 感 を 伴 うことで 身 体 行 動 を 予 示 してはいたものの それ 自 体 は 知 的 努 力 という 記 憶 力 の 作 動 そのものの 感 情 として 稼 働 していた よって 動 的 図 式 は 運 動 図 式 と 基 本 的 に 地 続 きの 発 展 的 概 念 でありながら も より 記 憶 力 に 固 有 の 契 機 を 指 している 概 念 である ところで 物 質 と 記 憶 においては 動 的 図 式 のように 身 体 から 或 る 程 度 独 立 した 形 で 働 く 記 憶 力 の 能 動 性 が 考 えられていなかったのだろうか 否 物 質 と 記 憶 において も 既 に 観 念 (idée) ないしは 一 般 観 念 (idée générale) という 形 で 類 似 した 概 念 が 考 案 されていた と 考 えるべきである 結 論 を 先 取 りすると これが 本 節 の 主 張 である 実 際 同 書 第 二 章 の 後 半 箇 所 で 諸 観 念 つまり 純 然 たる 記 憶 は 記 憶 力 の 底 から 呼 び 出 されると 記 憶 心 像 へと 発 展 し そうして 運 動 図 式 の 中 へ 入 り 込 むことがますます 可 能 に なる (MM,140/270)と 言 われているように ベルクソンは 観 念 を 記 憶 と 捉 えている( 嘗 て 純 粋 記 憶 が 観 念 性 と 形 容 されていたことを 想 起 して 欲 しい) つまり 彼 は 実 際 に 観 念 が 思 考 に 上 る 場 合 それは 具 体 的 な 記 憶 心 像 として 物 質 化 され 知 覚 へ 混 入 していく と 考 えている ところで その 過 程 こそまさにかの 図 式 であった 更 に 同 書 第 三 章 では 図 式 の 概 念 構 成 とそのまま 重 ね 合 わされるかの 如 く 一 般 観 念 の 本 質 は 行 動 の 領 域 と 純 粋 記 憶 力 の 領 域 の 間 を 休 み 無 く 動 くことである (MM,180/301)と 定 義 されている 先 程 の 知 的 努 力 の 記 述 を 彷 彿 とさせるこの 言 葉 だけでも 一 般 観 念 が 特 に 動 的 図 式 の 類 縁 であるように 思 える ここでは 物 質 と 記 憶 第 三 章 の 一 般 観 念 についての 議 論 に 沿 い その 消 息 を 辿 ることでその 概 念 的 な 同 一 性 を 論 証 したい まず ベルクソンによれば 我 々の 認 知 は 一 般 と 個 物 の 中 間 の 認 識 から 始 まるという 一 般 から 議 論 を 開 始 する 概 念 論 と 個 物 から 議 論 を 開 始 する 唯 名 論 の 双 方 に 反 駁 しつつ 彼 は 言 う 従 って 我 々は 個 体 の 知 覚 からでも 類 の 概 念 からでもなく 中 間 的 認 識 から つ まりは 目 立 った 質 (qualité marquante) 或 いは 類 似 についての 混 乱 した 感 情 (sentiment)か

15 ら 出 発 するように 思 える (MM,176/298) すなわち 一 般 観 念 の 起 源 は 類 似 につい ての 混 乱 した 感 情 である 逆 に 截 然 と 知 覚 される 個 体 や 単 に 思 惟 される 類 は この 内 実 の 混 沌 とした 感 情 からの 分 離 (ibid.)という 作 業 つまりかの 分 解 と 再 構 成 を 経 て 生 み 出 されるものなのである 他 方 でこの 類 似 の 感 情 自 体 は 単 に 傾 向 や 欲 求 に 従 った 非 意 志 的 な 有 益 なものの 識 別 によって つまり 行 動 の 原 初 的 な 必 要 性 によって 生 み 出 さ れる であるから 有 益 なものの 識 別 は 人 間 のみならず 他 の 動 物 でも 行 っている 例 え.. ば 草 食 動 物 が 惹 かれるのは 草 一 般 (herbe en général)である (MM,177/299) 動 物 達 には 草 の 匂 いや 色 などの 質 や 種 類 は 或 る 力 7 (ibid.)として 感 じられるが それこ そが 彼 等 の 知 覚 に 第 一 に 与 えられて 彼 等 の 行 動 を 誘 い 出 す 所 与 である この 力 として 行 動 を 引 き 出 す 類 似 は 自 然 法 則 のように 客 観 的 なものである 記 述 を 読 めば 塩 が 酸 から 塩 基 を 取 り 出 す 作 用 と 植 物 が 自 身 を 養 うのに 役 立 つ 同 じ 要 素 を 多 種 多 様 な 土 壌 から 引 き 出 す 作 用 の 間 には 本 質 的 な 違 いが 無 いとまで 言 われている(ibid.) このような 反 応 の 誘 致 を 含 んだ 半 ば 生 得 的 な 類 似 の 認 知 表 面 的 には 異 なる 作 用 に 対 する 反 応 のこの 同 一 性 (MM,178/300)が 精 神 により 構 成 される 一 般 観 念 の 始 点 となる 第 一 章 で 検 討 した 習 慣 獲 得 の 三 段 階 で 言 えば この 種 の 類 似 の 認 知 は 最 初 の 何 も 知 らない 段 階 において 見 出 さ れる 諸 々の 離 散 的 な 選 択 肢 に 相 当 するだろう 8 続 いて ここからどのように 一 般 観 念 が 生 成 するのかを 見 ていくことにしよう 感 覚 は 不 安 定 である というのも 感 覚 は 最 も 多 様 なニュアンスを 取 りうる のである 反 対 に 運 動 メカニズムは 一 度 配 備 されると 同 じ 仕 方 で 変 化 無 く 機 能 するであろう 従 って 表 面 上 の 細 部 において 可 能 な 限 り 異 なっている 諸 々 の 知 覚 を 想 定 しうる その 時 知 覚 が 同 じ 運 動 的 反 応 によって 継 続 されるならば 生 体 が 知 覚 から 同 じ 有 益 な 結 果 を 引 出 せるならば 知 覚 が 身 体 に 同 じ 態 度 を 刻 み 付 けるならば 共 通 の 何 かがそこから 得 られるであろう そして そのようにし て 一 般 観 念 は 表 象 さ れ る 以 前 に 感 じ ら れ 被 ら れ て い る で あ ろ う (MM,178/300) ここでは 感 覚 の 多 様 性 ではなく 運 動 メカニズムの 一 様 性 が 言 い 換 えれば 知 覚 その ものの 部 分 同 士 そのものの 類 似 性 ではなく 身 体 による 反 応 ないしは 得 られる 有 益 な 結 果 の 共 通 性 が 一 般 観 念 を 構 成 する ということが 考 えられている 一 般 観 念 の 萌 芽 とは まさ に 感 覚 運 動 システムの 共 通 性 なのであり そこに 随 伴 する 感 情 として 感 じられ 被 ら れている のである 第 一 章 で 論 じた かの 再 認 において 覚 える 親 近 感 はこのような 感 じ られる 一 般 観 念 と 言 えるだろう しかし 感 覚 に 対 応 する 反 応 を 反 復 し 態 度 として 刻 み 付 けるというここでの 作 業 は 対 象 の 分 解 と 再 構 成 の 過 程 を 含 んでいない 点 で 注 意 的 再 認 の 反 復 の 過 程 とは 明 確 に 異 なる

16 ともあれ 一 般 観 念 は まずこのような 感 じられ 生 きられる 類 似 或 いはお 望 みなら 自 動 的 に 演 ぜられる 類 似 から 始 まるのであり その 後 ではじめて 知 的 に 覚 知 され 思 考 される 類 似 として つまり 観 念 として 表 象 される(ibid.) この 後 者 の 類 似 が 普 通 に 言 うところの 一 般 観 念 である この 一 般 観 念 を 鋳 造 する 過 程 において 類 似 と 一 般 性 をめぐ る 問 題 の 内 実 は 運 動 から 運 動 の 理 解 へ そして 純 然 たる 知 解 の 領 野 へ 移 行 しつつある 今 運 動 図 式 の 駆 動 を 経 て 身 体 運 動 からより 離 れた 動 的 図 式 の 次 元 へと 変 容 する まさ にその 境 界 が 焦 点 なのである 更 にベルクソンの 記 述 を 追 い 掛 けよう 精 神 が 結 局 行 き 着 くところの 類 似 は 知 性 的 に 覚 知 される ないしは 思 惟 さ れる 類 似 である そして まさにその 進 展 の 過 程 でこそ 悟 性 と 記 憶 力 の 二 重 の 努 力 によって 個 体 の 知 覚 と 類 の 概 念 が 構 成 されるのである 記 憶 力 は 自 発 的 に 抽 象 された 類 似 へと 区 別 を 接 ぎ 木 し 悟 性 は 類 似 の 習 慣 から 一 般 性 の 明 晰 な 観 念 を 取 り 出 すのである この 一 般 性 の 観 念 は 始 めは 多 様 な 状 況 における 同 一 の 態 度 についての 我 々の 意 識 でしかない それは 運 動 の 領 域 から 思 惟 の 領 域 へ と 上 昇 する 習 慣 そのものでもある しかし 習 慣 によってそのように 機 械 的 に 描.. かれた 類 から その 操 作 そのものの 上 で 完 了 せられた 反 省 の 努 力 を 通 って 類 の... 一 般 観 念 (idée générale du genre)へと 我 々は 移 ったのである (MM,179/ ) ここで 言 われている 記 憶 力 と 悟 性 の 二 重 の 努 力 は すぐ 後 で 反 省 の 努 力 と 言 わ れていることからも 注 意 的 再 認 またそれに 伴 う 知 的 努 力 を 指 していると 思 われる 注 意 的 再 認 の 反 復 の 文 脈 から 論 じ 直 せば 区 別 は 悟 性 による 分 解 に そして 自 発 的 な 類 似 へ の 接 ぎ 木 は 記 憶 力 による 再 構 成 に 対 応 していると 言 えるだろう 注 視 すべきは 単 なる 生 きられた 類 似 から 明 晰 な 一 般 性 へと 進 むこの 作 業 の 過 程 にあるものとして 一 般 性 の 観 念 が 運 動 の 領 域 から 思 惟 の 領 域 へと 上 昇 する 習 慣 である と 言 明 せられている 点 で ある つまり 一 般 性 の 観 念 は 特 定 の 運 動 の 中 での 態 度 に 伴 う 運 動 の 意 識 ではなく 態 度 の 同 一 性 そのものについての 思 惟 の 意 識 である ゆえに この 箇 所 で 言 及 されている 反 省 の 努 力 にて 問 題 になっているのはそれら 箇 々の 態 度 そのものではなく それらの 態 度 の 意 味 であろう ここにおいて 議 論 は 運 動 図 式 を 踏 み 越 えて 動 的 図 式 の 領 野 へと 接 近 していると 言 えるのではないか ともかくもこのようにして 注 意 的 再 認 の 過 程 を 洗 練 させることで 単 に 運 動 の 認 知 だけ でなく 知 性 的 な 類 の 一 般 観 念 つまりは 包 摂 する 一 般 の 認 識 が 可 能 になる また 同 時 に これもまた 同 じ 知 的 努 力 を 経 ることによってであるが その 類 に 包 摂 される 個 体 の 認 識 も 同 時 に 可 能 になる それでは この 努 力 の 結 果 が 何 に どのように 繋 がるのか

17 そして 一 度 この 観 念 が 構 成 されたら 我 々は 今 度 は 意 図 して 数 限 り 無 い 一 般 的 な 概 念 を 構 成 する ここでは この 構 成 の 委 細 に 至 るまで 知 性 を 追 う 必 然 は ない 悟 性 が 自 然 の 仕 事 を 真 似 て 自 分 自 身 の 方 でも 今 度 は 人 工 的 な 運 動 器 官 を 作 り 上 げる と 我 々は 言 うに 止 めよう そうすることで 悟 性 は 数 限 り 無 い 個 体 的 な 対 象 に 対 し その 数 限 りある 運 動 器 官 を 以 てして 対 応 させたのである このメカニズムの 総 体 が 分 節 化 された 言 語 なのである ( ibid.) つまり 分 節 化 された 言 語 とは 知 性 により 人 工 的 に 形 成 された 一 種 の 運 動 器 官 なのであ る この 人 工 的 な 運 動 器 官 は 一 定 の 語 の 運 動 つまり 図 式 を 充 実 する 運 動 だと 言 われていたかの 聴 覚 的 イメージ(ないしは 視 覚 的 なそれ)を 指 しているだろう そして 類 の 一 般 観 念 をこのような 語 に 固 定 し そこに 意 味 を 結 晶 化 させていく 作 業 こそ 意 味 を 持 った 言 語 の 創 造 である 勿 論 言 語 の 完 成 を 以 て 精 神 の 活 動 が 終 わるのではない むし ろこの 作 業 が 無 数 に 繰 り 返 されて 一 度 出 来 上 がった 運 動 メカニズムを 変 容 させることで 次 なる 言 語 の 習 得 が 始 まるのであり これこそ 運 動 図 式 の 分 析 で 検 討 した 事 例 であった その 間 一 般 観 念 は 或 る 一 つの 運 動 メカニズムという 明 瞭 なすがたと( 今 しがた 言 及 し た 語 の 発 音 への 意 味 の 結 晶 はまさにこれである) 無 数 の 個 別 的 な 記 憶 という 脆 弱 な 統 一 性 しか 持 たない 曖 昧 なすがたの 間 を 往 還 する というより それは 運 動 メカニズムの 領 域 と 純 粋 記 憶 の 領 域 の 間 の 往 還 そのものなのである ここにおいて 最 早 精 神 は 運 動 図 式 と いう 身 体 的 運 動 と 融 合 した 領 域 ではなく 動 的 図 式 という 運 動 の 純 粋 な 意 味 = 記 憶 の 領 域 に 達 しているだろう だとすれば 知 的 努 力 で 論 ぜられているような 創 造 の 局 面 が 考 慮 されていなかったことは 否 めないにしても 物 質 と 記 憶 の 段 階 で 既 に 知 的 な 意 味 の 領 野 における 図 式 という 形 で 動 的 図 式 の 萌 芽 は 示 されていた と 考 えられるのではな いか 9 そしてこのあわいにこそ 運 動 の 認 知 の 習 慣 から 純 粋 な 思 惟 の 習 慣 までを 一 貫 し それらを 可 能 にする 或 る 精 神 そのものの 習 慣 が 垣 間 見 えているのではないだろうか 第 三 章 精 神 の 習 慣 前 章 では 運 動 図 式 並 びに 動 的 図 式 の 概 念 的 内 実 更 に 両 者 の 接 合 地 点 として 一 般 観 念 論 を 検 討 した その 過 程 において 見 出 されたのは 与 えられた 感 覚 を 瞬 時 に 解 し それ に 一 対 一 で 対 応 した 反 応 を 引 き 起 こす 自 動 的 再 認 の 習 慣 だけではなかった むしろ 図 式 を 用 いることにより 感 覚 に 対 して 複 数 の 組 織 化 された 選 択 肢 を 惹 起 し 対 象 を 認 識 する 注 意 的 再 認 の 習 慣 の 方 が 重 要 な 成 果 であったと 言 うべきだろう しかし そのように 余 りに

18 も 包 括 的 な 概 念 であるだけに 一 体 どこに 主 軸 を 置 いて 全 体 を 捉 えるべきかが 依 然 として 不 明 瞭 なように 思 える 本 章 の 探 求 はその 軸 を 明 らかにすることを 目 指 す 今 までの 検 討 からすれば 一 見 してその 任 は 図 式 にあるように 思 える しかし 注 意 せ ねばならないことに 図 式 そのものは 習 慣 ではありえないのである 事 実 可 能 的 行 動 と しての 知 覚 の 表 象 が 行 動 に 移 されれば 消 失 する 如 く 図 式 はイメージや 運 動 として 達 成 さ れたら 消 えてしまうのである 動 的 図 式 は イメージとして 完 成 してしまえば 当 のイメー ジの 背 後 へと 消 えてしまうと 明 言 されている(ES,188/957) 運 動 図 式 についても 幾 つかの 生 まれかけの 筋 肉 感 覚 から 成 る 想 像 的 図 式 は 単 なる 粗 描 に 過 ぎない 現 実 にかつ 完 全 に 経 験 された 筋 肉 感 覚 はそれに 色 彩 と 生 命 を 与 えるのである (MM, /257)と 言 われているが 色 彩 と 生 命 を 与 えられれば 図 式 は 印 象 としては 失 せて 完 全 に 運 動 に 変 化 してしまうだろう 飽 くまでも 図 式 が 習 慣 なのではなく 図 式 を 描 くような 運 動 傾 向 こそが 習 慣 なのである ところで 第 一 章 で 見 て 来 たように この 運 動 傾 向 は 感 官 の 教 育 による 運 動 メカニ ズムの 醸 成 を 前 提 としている それ 故 何 の 手 掛 かりも 持 たないものに 対 してインスピレ ーションを 自 ら 湧 かすことが 出 来 ないように 運 動 傾 向 として 或 る 程 度 形 成 された 運 動 メ カニズム 無 しには 図 式 を 意 図 的 に 思 い 浮 かべることは 出 来 ない 但 し 精 神 には 固 有 の 能 動 性 が 付 与 されているので 運 動 傾 向 がほとんど 構 築 されていない 段 階 であっても 類 似 する 記 憶 が 何 らかの 形 で 現 実 化 すれば 何 らかの 形 で 図 式 が 発 動 する 局 面 は 考 えられる そのような 運 動 図 式 が 生 成 し 始 める 一 回 目 の 運 動 が 行 われる 場 面 について ベルクソン は 図 式 の 存 在 を 示 唆 しつつ 次 のような 印 象 的 な 言 葉 で 語 っている 例 えば 我 々が 学 課 の 修 得 に 励 んでいる 際 我 々が 運 動 をもって 再 構 成 しよ うとしている 視 覚 的 ないし 聴 覚 的 イメージは 既 に 我 々の 精 神 のうちに 見 えない ながらも 現 前 しているのではないか 最 初 の 暗 誦 の 折 意 識 の 仄 暗 い 深 みから 一 種 の 警 告 を 受 け 取 っているかのように 我 々は 自 身 が 今 しがた 犯 してしまった 誤 りを 不 調 の 曖 昧 な 感 情 (vague sentiment de malaise)において 認 める( 再 認 する) では ここで 諸 君 が 経 験 するものに 集 中 してみてみよう 諸 君 は 完 全 なイメージ がそこにあるのを 感 じるだろう しかしそれは 束 の 間 のイメージ(image fugitive) 真 の 幻 であって 諸 君 の 運 動 的 活 動 がそのシルエットを 固 定 しようとするまさに その 時 に 消 えてしまうのである (MM,92/232) この 事 例 では 最 初 の 暗 誦 なので 反 復 がまだなされておらず 運 動 メカニズムの 組 織 化 が 全 く 不 十 分 である つまり ここにおいては 身 体 傾 向 としての 習 慣 が 運 動 メカニズム の 中 に 形 成 されていないため 運 動 メカニズムをトリガーとしないままに ほとんど 記 憶 力 による 想 起 だけが 働 いている そうであるから 学 課 の 運 動 図 式 は 生 まれかけの 運 動

19 の 筋 肉 感 覚 という 側 面 を 持 たず ただ 私 の 奥 底 に 潜 む 幽 かなイメージとして 僅 かに 顔 を 出 すに 止 まっている 恐 らくそれは 図 式 に 嵌 め 込 まれるべき 感 覚 運 動 のイメージがまだ 運 動 メカニズムの 中 に 存 在 しないからであろう しかしそれでも 確 かに 曖 昧 ではあるとは いえ 図 式 は 不 調 の 感 情 という 形 において 潜 在 的 な 精 神 の 暗 みから 自 発 的 に 到 来 し ている(ベルクソンはここでも 身 体 的 な 含 意 を 持 つ 感 覚 や 情 感 ではなく 心 的 な 含 意 を 持 つ 感 情 という 語 を 用 いている 運 動 ではなくイメージが 示 される 点 を 考 慮 しても 束 の 間 のイメージ の 含 意 は 運 動 図 式 よりもむしろ 動 的 図 式 に 近 いと 考 えられる) こ のように 運 動 メカニズムの 構 築 (つまり 感 官 の 教 育 )が 不 十 分 な 段 階 な 場 合 であってさ えも 記 憶 力 という 精 神 の 側 は 現 実 に 適 合 し 行 動 に 寄 与 しようとしているのである つまり 精 神 の 動 きは 教 育 された 運 動 メカニズムから 成 る 身 体 を 前 提 とし それに 連 動 するのでありながら それだけに 止 まらない 能 動 性 を 持 っているのである 実 際 上 記 の 事 例 からして 図 式 が 状 況 に 併 せて 柔 軟 に 機 能 するためには 身 体 というよりは 記 憶 力 そ のものに 一 定 の 望 ましいあり 方 を 考 えざるを 得 なくなるだろう 要 するに 習 慣 的 な 身 体 の 構 成 に 即 して 働 き そのメカニズムを 最 大 限 に 利 用 しつつも 単 に 自 動 的 な 反 応 に 身 を 任 せるのではない 記 憶 力 の 能 動 性 が 無 ければならない そしてその 態 勢 において 記 憶 力 は 眼 前 の 現 実 において 利 益 になる 記 憶 をその 都 度 的 確 に 選 択 し 最 大 限 に 想 起 する 必 要 が ある 言 い 換 えれば 習 慣 が 機 能 するためにはまず 精 神 の 正 常 な 働 き (MM,193/312) ベルクソンの 術 語 を 使 えば 生 への 注 意 (attention à la vie) (ibid.)と 呼 ばれる 精 神 の 根 本 的 なあり 方 が 始 めになければならないのである これは 記 憶 論 的 に 言 えば 良 識 (bon sens) 或 いは 実 践 感 覚 (sens pratique)( MM,170/294)という 概 念 に 相 当 する この 概 念 は 運 動 メカニズムと 記 憶 力 という 両 者 の 間 で 勝 れて 均 衡 の 取 れた 精 神 の 的 確 さを 指 しており 現 状 の 輪 郭 を 的 確 に 追 うには 十 分 素 直 だが あらゆる 他 の 呼 び 掛 けに 対 しては 抵 抗 出 来 るほど 勢 力 的 な 記 憶 力 の 恵 まれた 性 向 (disposition) (ibid.)と 定 義 されている ここ... までの 成 果 を 援 用 すれば この 身 体 の 生 物 学 的 な 機 能 に 意 識 の 心 理 学 的 な 形 式 を 調 和 さ... せること (ヴォルムス) 10 において 現 状 の 輪 郭 を 的 確 に 追 う ことは 注 意 的 再 認 に おける 記 憶 の 投 射 を 意 味 し 他 の 呼 び 掛 けに 対 して 抵 抗 する ことはその 過 程 で 知 覚 や 感 覚 に 適 合 しない 記 憶 の 記 憶 心 像 化 を 排 除 することを 意 味 していると 考 えられる よって 良 識 は 第 一 章 で 論 述 した 記 憶 力 の 運 動 の 分 類 でいえば 具 体 抽 象 の 度 合 の 往 還 である 並 進 運 動 というよりはむしろ その 対 象 となる 記 憶 の 領 域 を 定 める 自 転 運 動 それも 現 実 一 般 に 対 する 自 転 運 動 的 確 な 箇 々の 自 転 運 動 を 的 確 たらしめる 自 転 運 動 であると 言 え る これは 第 一 章 で 指 摘 した 注 意 的 再 認 における 自 転 運 動 の 主 導 と 一 致 する それでは 逆 に 良 識 の 働 いていない 時 精 神 はどうなるのか 記 憶 力 が 記 憶 領 域 の 拡 張 において 箍 を 外 し 暴 走 するのである そのような 状 態 は 現 実 への 関 心 を 失 い 無 益 に 記 憶 の 中 に 没 入 すること つまり 夢 を 見 ることであると 言 われる(ibid.) ここでは 夢 の

20 状 態 に 関 する 細 密 で 具 体 的 な 記 述 として 精 神 のエネルギー 所 収 の 講 演 夢 の 記 述 を 少 し 引 いてみたい 視 覚 を 解 釈 する 記 憶 が 自 由 を 取 り 戻 します 視 覚 は 流 動 化 して 記 憶 もまた そこに 適 合 しないようになります 解 釈 する 記 憶 力 のリズムはこうして 最 早 現 実 のリズムを 採 用 しなくなるのです そしてイメージは 好 きなように 目 の 回 るよ うな 速 さで 丁 度 制 御 されていない 映 画 のフィルムのイメージのように 急 ぎ 進 む のです 早 いということは 充 満 しているということと 同 じように 精 神 の 領 域 で は 力 の 印 ではありません (ES,106/895) 夢 から 目 覚 める 時 は 良 識 が 努 力 を 伴 いつつ 記 憶 力 を 緊 張 させ 現 在 へと 向 き 直 ることで 速 度 を 元 に 戻 すのである 逆 に 言 えば 良 識 が 無 ければ 我 々は 正 確 に 注 意 的 再 認 を 行 うこ とが 出 来 ない つまり 対 象 を 正 確 に 認 識 出 来 ない 夢 の 中 では 努 力 は 消 え 失 せ 記 憶 力 の 緊 張 は 緩 むのである 夢 においては 例 えば 白 い 点 の 付 いた 緑 の 染 みが 視 覚 に 浮 かべば その 印 象 が 芝 生 と 花 の 記 憶 を( 記 憶 心 像 として) 物 質 化 したり 球 の 載 ったビリヤード 台 の 記 憶 を 物 質 化 したり 或 いはその 他 のものを 物 質 化 したり というように あらゆる 記 憶 が 気 ままに 感 覚 を 追 い 掛 ける 第 一 章 で 論 じた 記 憶 力 の 活 動 の 原 理 で 言 えば 記 憶 の 調 節 弁 である 自 転 運 動 の 箍 が 外 れ 類 似 した 記 憶 を 探 す 並 進 運 動 が 無 作 為 に 記 憶 を 想 起 させ てしまうのである このように 感 覚 のニュアンスに 任 せて 図 式 が 現 実 化 するのを 無 為 に 待 っているだけでは 我 々は 正 確 に 注 意 的 再 認 を 行 うことが 出 来 ないのである 反 対 に 現... 実 に 適 合 して 生 きるためには まず 精 神 的 生 が 努 力 し そして 調 整 の 的 確 さ (ES,104/893) をもった 原 本 的 な 自 転 運 動 によって 注 意 した 上 で 閃 光 のような 図 式 の 湧 出 を 待 たねばな らない 11 このような 夢 と 対 比 される 精 神 の 目 覚 め について 同 書 所 収 の 別 の 論 文 現 在 の 記 憶 と 誤 った 再 認 においては 次 のように 語 られている 夢 の 生 であるところの 拡 散 した 心 理 的 生 を 限 定 集 中 緊 張 させることによって 得 られるものこそ 目 覚 めてある こと(veille)なのである 或 る 意 味 で 夢 の 中 で 活 動 している 知 覚 と 記 憶 力 は 目 覚 めて いる 時 のそれらよりも 自 然 なのである (ES,128/911) そしてこの 後 ベルクソンは 目 覚 めていることは 意 志 することである (ibid.)と 結 論 する 無 論 この 意 志 する こと は 何 か 特 定 の 行 為 を 意 志 することではない 文 脈 から 考 えて それは 眼 前 に 広 がる 現 実 そのものに 対 し 目 覚 めてあること すなわちそこに 適 応 することを 意 志 すること を 意 味 していなければならない そうだとすれば 先 に 良 識 或 いは 生 への 注 意 と 呼 ばれた 概 念 は まさにこの 意 味 における 意 志 すること に 相 当 することになる 従 って 良 識 ないし 生 への 注 意 は 通 常 の 意 味 での 習 慣 の 根 源 であるのみならず それら 習 慣 を 可 能 にしているところの 精 神 の 目 覚 め なのである また その 持 続 性 と いう 観 点 から 述 べれば それこそが 精 神 の 根 源 的 習 慣 とさえいえるのではないだろうか

21 ともあれ 創 造 的 進 化 の 言 葉 を 借 りるのであれば 以 上 の 事 柄 がまさに 実 在 の 連 続 的 経 験 (EC,213/675)そのものであることに 変 わりはないだろう 結 論 我 々ははじめに 習 慣 獲 得 の 過 程 を 分 析 するところから 始 め 更 にその 過 程 において 身 体 と 精 神 の 紐 帯 をなす 図 式 の 概 念 の 研 究 そしてその 類 似 概 念 としての 一 般 観 念 の 研 究 を 経 て その 果 てにある 図 式 の 可 能 性 の 条 件 として 良 識 或 いは 生 への 注 意 という 記 憶 力 の 原 本 的 な 志 向 性 の 概 念 へと 逢 着 した 精 神 の 目 覚 め とも 言 うべきこの 生 へ の 注 意 は 記 憶 力 の 的 確 な 調 整 に 図 式 を 用 いて 習 慣 を 造 り 出 すことで 諸 々の 習 慣 の 根 源 をなしているのと 同 時 に そのように 新 たな 習 慣 を 産 み 出 すために 絶 えず 現 実 に 適 応 する 記 憶 力 の 性 向 という 意 味 において 根 源 的 習 慣 である 身 体 運 動 の 硬 直 した 自 動 化 でもなく 精 神 の 徒 な 自 由 でもなく その 何 れの 誘 惑 にも 屈 せずに 常 に 身 体 と 精 神 のあわいにあり 続 けること これが 精 神 の 功 利 的 な 積 極 性 なのである しかし 本 稿 で 叙 述 した 行 動 論 的 側 面 は 序 で 述 べたように 創 造 的 な 生 命 をこそ 実 在 と して 捉 えるベルクソン 哲 学 全 体 においては 通 例 その 影 の 部 分 に 相 当 するとされる そ の 点 に 真 っ 向 から 反 論 するつもりはない しかしながら 本 稿 において むしろそのよう な 惰 性 的 で 非 創 造 的 な 習 慣 的 な 生 にも 努 力 を 原 理 とした 可 変 性 が 備 わっていること そして 根 源 が 精 神 の 能 動 性 に 置 かれていることを 図 式 論 の 検 討 および 良 識 論 生 への 注 意 論 の 示 唆 を 通 じて 理 解 することが 出 来 たはずである 殊 に 動 的 図 式 の 概 念 において 単 に 知 覚 と 記 憶 が 円 環 構 造 を 形 成 するだけでなく その 円 環 そのものに 変 容 をもたらすよ うな 創 造 的 な 作 用 が 含 意 されていることは 銘 記 しておくべきことだろう しかし 多 くの 課 題 が 残 されている 試 みに 列 挙 すれば このプラグマティックな 生 への 注 意 が 創 造 的 進 化 以 降 において 形 而 上 学 的 な 実 在 として 捉 えられるようになる 生 命 の 概 念 エラ ン ヴィタールとどのような 関 係 にあるのか という 問 いがまず 考 えられなければならな い また 本 論 で 取 り 扱 った 物 質 と 記 憶 の 記 憶 論 (および 記 憶 力 論 )が 意 識 に 直 接 与 えられたものについての 試 論 における 純 粋 持 続 ( 及 びその 空 間 化 )とどのような 関 係 にあるのか という 問 題 が 図 式 論 の 根 柢 に 横 たわっているだろう 恐 らくは このよう な 問 題 を 解 き 得 た 時 はじめて 形 而 上 学 的 プラグマティズムとしてのベルクソン 哲 学 の 全 貌 を 明 徴 することが 出 来 るはずである

22 凡 例 ベルクソンの 著 作 の 引 用 は quadrige 版 および 以 下 の 著 作 集 ( 共 に PUF)を 使 用 する Bergson, Œuvres, édition du centenaire, Paris, PUF, 4 e édition, 典 拠 は 引 用 文 ないしは 引 用 された 語 句 の 末 尾 に( 著 作 名 の 略 記,quadrige 版 の 頁 数 /Œuvres 版 の 頁 数 )の 形 式 に 従 って 略 記 する 各 著 作 の 略 称 に 関 しては 以 下 の 通 りである DI, Essai sur les données immédiates de la conscience, MM, Matière et mémoire, EC, L Évolution créatrice, ES, L Énergie spirituelle. Essais et conférences, PM, La Pensée et le mouvant. Essais et conférences, 注 1 ベルクソンの 前 著 意 識 に 直 接 与 えられたものについての 試 論 第 一 章 においては 快 楽 や 痛 みなどの 情 感 的 感 覚 と 色 光 音 或 いは 味 や 匂 い 温 度 などの 表 象 的 感 覚 の 区 別 および 両 者 の 関 係 そして 表 象 的 感 覚 への 情 緒 的 感 覚 の 混 合 が 語 られており (DI,24/24-31/31) 物 質 と 記 憶 中 の 情 感 の 議 論 はその 発 展 と 考 えられる 2 但 し 情 感 が 必 ずしも 運 動 図 式 を 伴 う 訳 ではない 実 際 ベルクソンは 情 感 の 一 典 型 と して 痛 み を 挙 げる(MM,56/204) 痛 みとは 傷 付 けられた 部 分 が 事 態 を 回 復 しよう とする 努 力 感 覚 神 経 への 一 種 の 運 動 傾 向 (ibid.)なのであるが それは 傷 付 けられた 部 分 の 局 所 的 な努 力 (ibid.)でしかないため 迫 ってくる 危 険 と 全 く 釣 り 合 わず 生 体 は 全 体 の 結 果 に 対 応 出 来 ないので 無 益 な 努 力 だとされている 情 感 は 外 的 な 運 動 を 最 早 反 射 せず それと 戦 い その 内 の 何 物 かを 吸 収 するのである (MM,57/204) このような 情 感 が 感 じられるのは 針 が 身 体 に 突 刺 さった 場 合 のように 実 際 に 身 体 と 対 象 との 距 離 がゼロになり 知 覚 すべき 対 象 が 私 の 身 体 と 一 致 してしまった 場 合 である こ の 時 痛 みは 現 実 的 行 動 (action réelle) (MM,58/205)なのである これと 反 対 に 運 動 図 式 における 生 まれかけの 筋 肉 感 覚 は 飽 くまで 可 能 的 行 動 に 止 まるのであり む しろそれゆえにこそ 身 体 全 体 の 有 益 な 努 力 足 り 得 ていると 言 えるであろう 3 この 弁 別 作 用 とは 物 質 的 世 界 から 我 々の 欲 求 や 機 能 に 関 係 無 いものを 排 除 し 必 要 なものを 選 択 して 知 覚 を 構 成 する 作 用 のことだが これは 我 々の 持 つ 積 極 的 な 何 かであ り 精 神 の 到 来 を 告 げている と 言 われている(MM,35/188) 4 ここでその 詳 細 を 議 論 する 暇 はないが 実 際 ベルクソン 研 究 の 中 ではしばしばこのふ たつの 図 式 の 概 念 的 な 関 係 性 が 議 題 になる 例 えば ドゥルーズは ベルクソニスム に おいて 運 動 図 式 を 感 覚 運 動 的 なもの 動 的 図 式 を 純 粋 に 心 理 学 的 ないしは 記 憶 論 的 な ものとして 二 つの 図 式 を 峻 別 しているが(G.Deleuze, Le Bergsonisme, Paris, PUF,1968, p. 64.) 瀧 一 郎 氏 ( 同 氏 努 力 の 機 構 (メカニスム) ベルクソンにおける 運 動 図 式 と 力 動 的 図 式 研 究 十, 東 京 大 学 文 学 部 美 学 藝 術 学 研 究 室, 1992, pp ) 岩 田 文 昭 氏 ( フランス スピリチュアリスムの 宗 教 哲 学 創 文 社, 2001, pp )などは 記 述 の 対 照 や 講 義 録 や 会 議 録 の 渉 猟 など 文 献 学 的 見 地 を 援 用 しつつドゥルーズ 解 釈 を 批 判 してい る その 主 張 によれば ベルクソンは 運 動 図 式 の 概 念 が 努 力 や 創 造 の 問 題 を 考 えるにあ たって 不 十 分 であることに 気 付 き 動 的 図 式 の 概 念 を 考 案 したという 我 々は 動 的 図 式

23 が 運 動 図 式 の 延 長 線 上 にあるとする 瀧 氏 や 岩 田 氏 のこの 主 張 に 関 して 両 者 を 連 続 的 に 捉 える 点 で 同 意 する しかし 同 時 に 我 々は 運 動 図 式 の 概 念 に 固 有 の 存 在 意 義 を 認 める 点 で 立 場 を 異 にする すなわち 運 動 図 式 が 持 つ 運 動 メカニズムとの 本 性 的 な 連 動 性 が 動 的 図 式 の 場 合 では 飽 くまで 知 的 努 力 に 付 随 するに 過 ぎないことを 鑑 み 両 者 は 連 続 しつ つも 各 々 別 の 契 機 を 担 うと 考 えるのである 本 稿 で 検 討 している 功 利 的 な 身 体 的 行 動 の 場 面 においては それ 自 体 情 感 であるところの 運 動 図 式 が 直 接 に 行 動 を 暗 示 する 点 で や はり 特 有 の 地 歩 を 占 め 続 ける 5 物 質 と 記 憶 においても そもそも 図 式 を 形 成 するような 自 動 化 への 運 動 傾 向 には 或 る 初 歩 的 で 知 的 な 働 き(un certain travail intellectuel rudimentaire) (MM,128/260)がなけれ ばならない と 言 われている 6 物 質 と 記 憶 でも 論 及 されていた 身 体 的 な 努 力 つまり 運 動 図 式 から 身 体 運 動 への 移 行 の 際 に 感 じられる 努 力 については デューイの 学 説 を 引 きながら 相 違 しつつも 同 時 に 類 似 している 二 つの 習 慣 の 戦 い (ES,178/ )の 表 現 であるとしている 7 この 力 という 語 は ベルクソンの 処 女 作 である 意 識 に 直 接 与 えられたものの 試 論 において 内 的 自 我 moi intérieur つまり 心 的 持 続 を 表 現 する 時 にも 使 われており (DI,93/83) 精 神 の 本 質 を 表 現 していると 捉 えるべきであろう 8 永 野 拓 也 氏 は 以 下 の 論 文 で この 生 きられた 類 似 を 物 質 と 記 憶 第 一 章 における 純 粋 知 覚 論 ( 非 人 格 的 な 事 物 そのものの 権 利 的 知 覚 )の 変 奏 であると 論 じている Cf. 永 野 拓 也 概 念 の 実 践 的 な 足 場 -- 物 質 と 記 憶 の 一 般 観 念 論 をめぐって 哲 学 思 想 論 叢 第 22 巻, 筑 波 大 学 哲 学 思 想 学 会, , pp 知 的 努 力 においては 動 的 図 式 が 創 造 の 場 面 でも 使 われることが 明 言 されているが ベルクソンは 本 稿 で 取 り 扱 っている 功 利 的 な 場 面 の 他 それらと 本 性 的 に 異 なる 営 為 であ る 哲 学 に 関 しても 図 式 に 当 たる 媒 介 的 な 存 在 を 強 調 している 思 想 と 動 くもの 所 収 の 講 演 哲 学 的 直 観 において 図 式 は 媒 介 的 イメージ image médiatrice ( PM,130/1355)と 呼 ばれ 具 体 的 直 観 の 単 純 さとそれを 翻 訳 する 抽 象 の 複 雑 さ の 中 間 にあって 束 の 間 の 消 え 去 りつつあるイメージ であると 言 われている(PM,119/1347) 例 えば 三 輪 正 氏 は 哲 学 的 思 惟 でさえ 習 慣 化 を 経 なければ 充 分 な 効 果 を 発 揮 できない という 哲 学 的 直 観 と 習 慣 の 捻 れた 関 係 に 着 目 している( 三 輪 正 習 慣 と 理 性 晃 洋 書 房, 1993 年, p ) 10 Frédéric Worms, Introduction à Matière et Mémoire de Bergson, Paris, PUF, 1997, p 同 じ 箇 所 で 犬 の 吠 え 声 を 大 衆 の 怒 号 ではなく 犬 の 吠 え 声 として 知 覚 するためには 或 る 積 極 的 な 努 力 が 必 要 であり それが 目 覚 めている 人 にしか 可 能 でないとベルクソ ンは 述 べている(ES,104/893) ここで 正 確 に 記 憶 を 想 起 することで 何 かを 何 かとして 認 知 するという 注 意 的 再 認 が 筋 肉 感 覚 などの 身 体 的 努 力 ではなく 精 神 の 次 元 における 努 力 ( 知 的 努 力 )を 要 する と 考 えられている 点 は 注 意 を 要 する

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