文京区保健医療計画の構成と内容（案）

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1 資 料 第 1-1 号 ふみ みやこ 文 の 京 ハートフルプラン 文 京 区 地 域 福 祉 保 健 計 画 保 健 医 療 計 画 平 成 25 年 度 ~ 平 成 29 年 度 中 間 のまとめ ( 案 )

2 表 紙 裏

3 目 次 第 1 章 計 画 の 改 定 にあたって 計 画 改 定 の 背 景 趣 旨 計 画 の 位 置 づけ 計 画 の 構 成 計 画 の 期 間 計 画 改 定 の 検 討 体 制 計 画 の 評 価... 4 第 2 章 地 域 福 祉 保 健 計 画 の 考 え 方 基 本 理 念 基 本 目 標... 6 第 3 章 現 状 と 課 題 区 民 の 健 康 動 向 等... 7 (1) 人 口 の 状 況... 7 (2) 出 生 及 び 死 亡 の 状 況 (3) 寿 命 (4) 健 診 等 の 状 況 (5) 健 康 安 全 に 関 する 統 計 (6) 地 域 保 健 医 療 施 設 (7) 健 康 に 関 するニーズ 調 査 結 果 (8) 高 齢 者 等 実 態 調 査 結 果 保 健 医 療 の 現 状 保 健 医 療 に 関 する 重 点 課 題 第 4 章 目 標 と 計 画 事 業 計 画 の 目 標 計 画 の 体 系 計 画 事 業 健 康 づくりの 推 進 健 康 的 な 生 活 習 慣 の 確 立 生 活 習 慣 病 対 策 がん 対 策 母 子 の 健 康 づくり 高 齢 者 の 健 康 づくり 食 育 の 推 進 ( 文 京 区 食 育 推 進 計 画 )... 67

4 2 地 域 医 療 の 推 進 と 療 養 支 援 地 域 医 療 の 推 進 災 害 時 医 療 の 確 保 精 神 保 健 医 療 対 策 在 宅 療 養 患 者 の 支 援 健 康 安 全 の 確 保 健 康 危 機 管 理 体 制 の 強 化 感 染 症 対 策 医 療 安 全 の 推 進 と 医 務 薬 事 食 品 衛 生 の 推 進 環 境 衛 生 の 推 進 動 物 衛 生 の 推 進 資 料 編 行 動 目 標 の 把 握 方 法... 81

5 第 1 章 計 画 の 改 定 にあたって 1 計 画 改 定 の 背 景 趣 旨 高 齢 化 が 進 展 していく 中 で 生 涯 を 通 じて 健 康 で 生 き 生 きとした 生 活 を 営 み 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 暮 らすことが 求 められています しかし 平 均 寿 命 が 延 びる 一 方 で 疾 病 構 造 が 大 きく 変 化 することとなり 健 康 に 関 する 区 民 のニーズも 多 様 化 する 中 生 活 習 慣 病 の 予 防 をはじめ 安 心 できる 地 域 医 療 体 制 の 構 築 健 康 被 害 の 防 止 と 安 全 確 保 などの 取 組 みの 充 実 が 必 要 となっています 国 においては 健 康 日 本 21 の 計 画 期 間 満 了 に 伴 い 新 たに 平 成 25 年 度 から 34 年 度 までの 二 十 一 世 紀 における 第 二 次 国 民 健 康 づくり 運 動 ( 健 康 日 本 21( 第 二 次 )) の 指 針 が 示 され ました 本 計 画 では 健 康 寿 命 の 延 伸 と 健 康 格 差 の 縮 小 生 活 習 慣 病 の 予 防 と 重 症 化 予 防 の 徹 底 健 康 を 支 え 守 るための 社 会 環 境 の 整 備 などの 方 向 性 が 示 されています 区 の 保 健 医 療 施 策 については これまで 文 京 区 地 域 福 祉 保 健 計 画 の 分 野 別 計 画 である 保 健 医 療 計 画 と 健 康 ぶんきょう 21 の2つの 計 画 に 基 づいて 推 進 してきました 保 健 医 療 計 画 は 区 民 の 健 康 づくりから 地 域 医 療 健 康 安 全 を 含 む 幅 広 い 分 野 に 対 応 す る 一 方 健 康 ぶんきょう 21 は 生 活 習 慣 病 の 予 防 に 重 点 を 置 くとともに 子 どもの 頃 か らの 基 本 的 な 生 活 習 慣 の 形 成 やこころの 健 康 ストレス 対 策 などを 中 心 に 推 進 してきました 区 では 平 成 24 年 度 に 健 康 ぶんきょう 21 の 計 画 期 間 が 満 了 することを 見 据 えて 平 成 23 年 度 に 保 健 医 療 計 画 を1 年 延 長 する 改 定 を 行 いました 平 成 25 年 度 からは 両 計 画 を 統 合 し 区 民 の 健 康 維 持 増 進 を 実 現 する 総 合 的 な 計 画 として 策 定 することといたしまし た したがって 本 計 画 は 生 活 習 慣 病 予 防 や 健 康 増 進 の 取 組 み 地 域 保 健 医 療 の 推 進 感 染 症 予 防 や 食 品 の 安 全 性 等 に 関 わる 健 康 安 全 の 確 保 に 関 する 分 野 を 含 んだ 保 健 医 療 施 策 全 般 に わたる 内 容 となるものです なお 本 計 画 の 推 進 にあたっては 誰 もが 健 やかに 安 心 して 暮 らせる 社 会 の 実 現 を 目 指 し て 区 民 一 人 ひとりの 主 体 的 な 健 康 づくりへの 参 加 を 促 すとともに 保 健 医 療 健 康 安 全 に 関 わる 各 種 関 係 機 関 団 体 と 行 政 とが 互 いに 協 力 しながら 保 健 医 療 施 策 の 総 合 的 かつ 効 果 的 な 推 進 を 図 ります 1

6 2 計 画 の 位 置 づけ 本 計 画 は 文 京 区 基 本 構 想 に 基 づき 区 の 保 健 福 祉 施 策 を 推 進 するための 基 本 となる 文 京 区 地 域 福 祉 保 健 計 画 の 分 野 別 計 画 であり 区 が 実 施 する 健 康 づくり 保 健 医 療 施 策 を 総 合 的 に 推 進 していくための 指 針 となるもの です また 本 計 画 は 国 の 健 康 日 本 21( 第 二 次 ) の 地 方 計 画 ( 健 康 増 進 法 第 8 条 第 2 項 )の 性 格 を 有 するものとし て 都 の 東 京 都 健 康 推 進 プラン 21 を 踏 まえるとともに 区 で 従 来 策 定 してきた 健 康 ぶんきょう 21 と 保 健 医 療 計 画 とを 一 体 的 に 策 定 したものです 図 表 1-1 計 画 の 位 置 づけ 他 の 行 政 計 画 文 京 区 基 本 構 想 整 合 文 京 区 基 本 構 想 実 施 計 画 整 合 保 健 医 療 計 画 3 計 画 の 構 成 整 合 連 携 本 計 画 は 文 京 区 地 域 福 祉 保 健 計 画 全 般 に 係 る 基 本 理 念 基 本 目 標 の 総 論 部 分 と 健 康 保 健 医 療 に 係 る 分 野 別 の 計 画 部 分 で 構 成 されています 図 表 1-2 計 画 の 構 成 計 画 改 定 の 概 要 改 定 の 背 景 目 的 計 画 の 構 成 計 画 改 定 の 検 討 体 制 計 画 の 位 置 付 け 計 画 の 期 間 計 画 の 推 進 に 向 けて 計 画 の 考 え 方 文 京 区 の 地 域 特 性 基 本 理 念 基 本 目 標 人 口 世 帯 の 状 況 地 域 環 境 分 野 別 計 画 現 状 重 点 課 題 計 画 の 目 標 計 画 の 体 系 計 画 事 業 子 育 て 支 援 計 画 介 高 護 齢 保 者 険 事 業 計 画 障 害 者 計 画 保 健 医 療 計 画 推 地 進 域 計 福 画 祉 保 健 の 2

7 4 計 画 の 期 間 本 計 画 は 文 京 区 地 域 福 祉 保 健 計 画 の 改 定 時 期 と 合 わせるため 平 成 25 年 度 から 平 成 29 度 までの5 年 間 の 計 画 として 策 定 しました 図 表 1-3 計 画 の 期 間 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 平 成 29 年 度 文 京 区 基 本 構 想 文 京 区 基 本 構 想 実 施 計 画 文 京 区 基 本 構 想 実 施 計 画 ( 予 定 ) 保 健 医 療 計 画 文 京 区 地 域 福 祉 保 健 計 画 統 合 文 京 区 地 域 福 祉 保 健 計 画 保 健 医 療 計 画 ( 予 定 ) 健 康 ぶんきょう 21( 平 成 15 年 度 ~24 年 度 ) 統 合 5 計 画 改 定 の 検 討 体 制 本 計 画 の 改 定 にあたっては 学 識 経 験 者 福 祉 保 健 関 係 団 体 の 代 表 者 公 募 区 民 等 で 構 成 する 地 域 福 祉 推 進 協 議 会 及 びその 下 部 組 織 である 地 域 福 祉 推 進 協 議 会 保 健 部 会 における 検 討 を 踏 まえて 改 定 を 行 っています なお これらの 会 議 はすべて 公 開 とし 広 く 区 民 に 開 かれた 審 議 を 行 っています また 区 の 庁 内 組 織 である 地 域 福 祉 推 進 本 部 及 び 地 域 福 祉 推 進 本 部 幹 事 会 において 福 祉 保 健 に 関 連 する 部 署 間 の 緊 密 な 連 絡 調 整 等 を 図 り 計 画 の 組 織 横 断 的 な 検 討 総 合 調 整 を 行 っています 図 表 1-4 計 画 改 定 の 検 討 体 制 地 域 福 祉 推 進 本 部 地 域 福 祉 保 健 計 画 改 定 の 審 議 決 定 を 行 う 報 告 検 討 依 頼 意 見 具 申 地 域 福 祉 推 進 協 議 会 地 域 福 祉 保 健 計 画 に 関 する 総 合 的 な 協 議 意 見 具 申 等 を 行 う 分 野 別 検 討 部 会 子 ど も 部 会 介 護 保 険 部 会 高 齢 者 障 害 者 部 会 保 健 部 会 地 域 福 祉 推 進 本 部 幹 事 会 地 域 福 祉 保 健 計 画 策 定 内 容 等 の 検 討 総 合 調 整 を 行 う 事 務 局 子 育 て 支 援 課 事 務 局 介 護 保 険 課 事 務 局 障 害 福 祉 課 事 務 局 生 活 衛 生 課 地 域 福 祉 保 健 計 画 を 構 成 する 分 野 別 計 画 を 策 定 するた め 区 民 と 行 政 との 協 働 で 計 画 の 原 案 作 成 等 を 行 う 3

8 6 計 画 の 評 価 本 計 画 を 着 実 かつ 効 果 的 に 実 施 し 総 合 的 な 事 業 の 点 検 評 価 を 行 うため 進 行 管 理 対 象 事 業 及 び 行 動 目 標 を 掲 げています また 区 民 学 識 経 験 者 等 で 構 成 する 地 域 福 祉 推 進 協 議 会 において 区 民 等 の 意 見 を 検 討 反 映 させながら 進 行 管 理 を 行 っていきます 進 行 管 理 対 象 事 業 本 計 画 において 区 が 取 組 むべき 特 に 重 要 な 事 業 については 計 画 目 標 を 掲 げ 進 行 管 理 を 行 っていきます 本 計 画 の 計 画 期 間 が 平 成 25 年 度 から 平 成 29 年 度 であるため 進 行 管 理 対 象 事 業 の 計 画 内 容 は 平 成 29 年 度 末 に 設 定 しています なお 高 齢 者 介 護 保 険 事 業 計 画 ( 平 成 24 年 度 ~ 平 成 26 年 度 )との 整 合 性 を 図 る 必 要 がある 事 業 については 平 成 26 年 度 末 に 設 定 しています 行 動 目 標 本 計 画 では 進 行 管 理 対 象 事 業 の 他 に 健 康 づくりの 分 野 において 行 動 目 標 を 掲 げていま す 健 康 づくりの 推 進 は 区 民 の 意 識 と 行 動 の 変 容 が 必 要 であることから 望 ましい 状 態 を 行 動 目 標 として 設 定 し 区 民 に 周 知 するとともに 区 民 の 主 体 的 な 健 康 づくりの 取 組 みを 支 援 していくものです 本 計 画 の 行 動 目 標 の 評 価 及 び 次 期 計 画 の 策 定 資 料 とするため 健 康 に 関 するニーズ 調 査 を 平 成 28 年 度 に 実 施 します そのため 行 動 目 標 の 目 標 は 平 成 28 年 度 に 設 定 しています 庁 内 体 制 本 計 画 の 推 進 に 当 たっては 区 の 庁 内 組 織 である 地 域 福 祉 推 進 本 部 において 計 画 の 進 捗 状 況 を 集 約 し 総 合 的 及 び 体 系 的 に 推 進 していきます 4

9 第 2 章 地 域 福 祉 保 健 計 画 の 考 え 方 文 京 区 基 本 構 想 に 掲 げる みんなが 主 役 のまち 文 の 京 らしさのあふれるまち だれ もがいきいきと 暮 らせるまち の 実 現 に 向 け 次 の 基 本 理 念 及 び 基 本 目 標 に 基 づいて 地 域 福 祉 保 健 を 推 進 していきます 1 基 本 理 念 だれもが 個 人 として 尊 ばれ 人 間 性 が 生 かされるとともに 人 権 が 尊 重 される 地 域 社 会 を 目 指 します 人 間 性 の 尊 重 だれもが 自 分 の 意 思 に 基 づき 自 らの 選 択 のもとに 自 立 した 生 活 を 営 み 自 己 実 現 で きるよう 支 援 します 自 立 の 支 援 支 え 合 い 認 め 合 う 地 域 社 会 の 実 現 だれもが ノーマライゼーション の 理 念 に 基 づき 主 体 的 に 社 会 参 加 し 世 代 を 超 え て 相 互 に 理 解 協 力 し 支 え 合 い 認 め 合 う 地 域 社 会 の 実 現 を 目 指 します だれもが 健 康 で 安 全 な 生 活 を 享 受 でき 生 涯 を 通 じて 健 康 を 保 持 増 進 することがで きる 地 域 社 会 を 目 指 します 健 康 の 保 持 増 進 ノーマライゼーション: 障 害 のある 人 もない 人 も 児 童 も 高 齢 者 も すべての 人 が 地 域 で 普 通 (ノ ーマル)の 生 活 を 送 ることを 当 然 とし 共 に 認 め 合 って 普 通 の 生 活 ができる 社 会 を 創 造 すること また その 考 え 方 をいう 5

10 区 民 参 画 及 び 協 働 の 推 進 区 民 地 域 活 動 団 体 非 営 利 活 動 団 体 事 業 者 などが 地 域 の 課 題 を 解 決 するための 活 動 に 主 体 的 に 参 画 し 協 働 することを 推 進 します 男 女 が 互 いの 人 権 や 個 性 を 尊 重 し 社 会 のあらゆる 分 野 に 参 画 して 個 性 豊 かにいきい きと 暮 らせる 地 域 社 会 を 目 指 します 男 女 平 等 参 画 の 推 進 2 基 本 目 標 〇 だれもが いきいきと 自 分 らしく 健 康 で 自 立 した 生 活 を 営 める 地 域 社 会 を 目 指 します 〇 だれもが 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 暮 らせるよう 必 要 な 福 祉 保 健 サービスを 自 らの 選 択 により 利 用 でき 互 いに 支 え 合 う 地 域 社 会 を 目 指 します 6

11 第 3 章 現 状 と 課 題 1 区 民 の 健 康 動 向 等 (1) 人 口 の 状 況 1 人 口 の 推 移 と 推 計 平 成 24 年 1 月 現 在 の 区 の 人 口 は 19 万 2,961 人 で 平 成 3 年 に 比 較 して 約 9%の 増 加 とな っています 年 齢 3 区 分 別 の 人 口 は 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 及 び 高 齢 者 人 口 (65 歳 以 上 )の 割 合 が 微 増 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 )が 微 減 の 傾 向 にあります なお 今 後 平 成 32 年 にかけての 人 口 は 徐 々に 減 少 し 高 齢 化 率 も 20%を 超 えていくこと が 予 想 されています 図 表 3-1 人 口 の 推 移 と 推 計 ( 人 ) 250, , , , , ,000 25,672 28,622 32, ,667 34, , , , ,178 37,638 37,942 41,801 44, ,000 50, , , , , , , , , ,810 18,657 17,558 18,557 20,648 21,253 21,763 21,938 平 成 3 年 平 成 8 年 平 成 13 年 平 成 18 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 27 年 平 成 32 年 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 高 齢 者 人 口 (65 歳 以 上 ) 図 表 3-2 年 齢 3 区 分 別 人 口 構 成 の 推 移 と 推 計 100% % 60% 40% % 0% 平 成 3 年 平 成 8 年 平 成 13 年 平 成 18 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 27 年 平 成 32 年 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 高 齢 者 人 口 (65 歳 以 上 ) 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 ( 各 年 1 月 1 日 現 在 平 成 27 年 及 び 平 成 32 年 は 人 口 推 計 調 査 報 告 書 ) 7

12 5 歳 階 級 別 の 人 口 構 成 では 30 歳 代 から 40 歳 代 前 半 にかけての 人 口 が 多 く また 65 歳 以 上 の 高 齢 者 では 女 性 人 口 が 男 性 を 大 きく 上 回 っています 図 表 歳 階 級 別 の 人 口 構 成 100 歳 以 上 95~99 歳 ~94 歳 85~89 歳 80~84 歳 414 1,263 1,171 2,592 2,139 3,787 75~79 歳 70~74 歳 65~69 歳 3,191 3,717 4,656 4,955 4,460 5,001 60~64 歳 55~59 歳 50~54 歳 6,313 6,589 5,050 5,244 5,731 5,950 45~49 歳 40~44 歳 35~39 歳 6,753 7,178 8,173 8,888 8,538 9,085 30~34 歳 25~29 歳 20~24 歳 5,169 5,847 8,470 8,634 7,852 7,732 15~19 歳 10~14 歳 5~9 歳 0~4 歳 3,297 3,273 3,376 3,246 3,434 3,431 3,939 3,827 男 性 女 性 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000 ( 人 ) 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 ( 平 成 24 年 1 月 1 日 現 在 ) 8

13 年 齢 3 区 分 別 人 口 を 町 名 別 にみると 高 齢 者 人 口 の 割 合 が 後 楽 や 春 日 水 道 音 羽 では 1 割 半 ば 程 度 であるのに 対 し 湯 島 向 丘 弥 生 根 津 などでは 21%を 超 えています また 向 丘 をのぞき これらの 高 齢 者 人 口 の 高 い 町 に 加 え 本 郷 では 年 少 人 口 の 割 合 が1 割 を 下 回 っています 図 表 3-4 町 別 年 齢 3 区 分 人 口 図 表 3-5 町 別 年 齢 3 区 分 人 口 比 後 楽 春 日 小 石 川 白 山 千 石 水 道 小 日 向 大 塚 関 口 目 白 台 音 羽 本 郷 湯 島 西 片 向 丘 弥 生 根 津 千 駄 木 本 駒 込 204 1, , ,403 3,490 1,874 3,440 2,011 3, , ,888 1,445 1,674 3, ,128 1, ,383 1, , ,682 3, ,373 1, , ,087 1, , ,030 1,295 2,117 3,812 2,679 4,886 13,809 11,771 11,094 11,193 12,509 12,906 15,992 後 楽 春 日 小 石 川 白 山 千 石 水 道 小 日 向 大 塚 関 口 目 白 台 音 羽 本 郷 湯 島 西 片 向 丘 弥 生 根 津 千 駄 木 本 駒 込 ,000 10,000 15,000 20,000 ( 人 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 高 齢 者 人 口 (65 歳 以 上 ) 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 ( 平 成 24 年 1 月 1 日 現 在 ) 9

14 (2) 出 生 及 び 死 亡 の 状 況 1 出 生 数 及 び 死 亡 数 の 推 移 出 生 数 は 平 成 14 年 の 1,177 人 から 平 成 23 年 には 1,712 人 まで 回 復 しています また 死 亡 数 は 1,410 人 から 1,588 人 へと 増 加 しています 図 表 3-6 出 生 数 及 び 死 亡 数 の 推 移 ( 人 ) 1,800 1,600 1,400 1,200 1,000 1,712 1,654 1,552 1,539 1,502 1,465 1,456 1,410 1,426 1,630 1,383 1,588 1,511 1,469 1,438 1,384 1,232 1,233 1,177 1,133 平 成 14 年 平 成 15 年 平 成 16 年 平 成 17 年 平 成 18 年 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 出 生 死 亡 資 料 :ぶんきょうの 保 健 衛 生 ( 事 業 概 要 ) 2 合 計 特 殊 出 生 率 の 推 移 平 成 23 年 の 区 の 合 計 特 殊 出 生 率 は 1.02 人 で 全 国 や 東 京 都 の 平 均 を 下 回 って 推 移 して いますが 平 成 14 年 の 0.81 人 から 比 較 して 徐 々に 改 善 してきています 図 表 3-7 合 計 特 殊 出 生 率 の 推 移 ( 人 ) 平 成 14 年 平 成 15 年 平 成 16 年 平 成 17 年 平 成 18 年 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 全 国 東 京 都 文 京 区 資 料 :ぶんきょうの 保 健 衛 生 ( 事 業 概 要 ) 合 計 特 殊 出 生 率 : 出 産 可 能 年 齢 (15~49 歳 )の 女 性 に 限 定 し 各 年 齢 ごとの 出 生 率 を 足 し 合 わせ 一 人 の 女 性 が 生 涯 何 人 の 子 どもを 産 むのかを 推 計 したもの 10

15 3 死 亡 の 状 況 平 成 23 年 の 区 の 死 亡 数 を 10 歳 階 級 別 に 見 ると 80~89 歳 での 死 亡 が 最 も 多 くなっていま す また 50 歳 代 から 70 歳 代 にかけては 男 性 の 死 亡 が 女 性 の 死 亡 を 大 きく 上 回 っていま す 図 表 歳 階 級 別 の 死 亡 の 状 況 ( 人 ) 男 性 女 性 ~9 歳 10~19 歳 20~29 歳 30~39 歳 40~49 歳 50~59 歳 60~69 歳 70~79 歳 80~89 歳 90~99 歳 100 歳 以 上 資 料 :ぶんきょうの 保 健 衛 生 ( 事 業 概 要 ) 11

16 4 主 要 死 因 別 死 亡 の 状 況 平 成 23 年 の 文 京 区 の 死 亡 者 総 数 は 1,588 人 ( 概 数 )でした 主 要 死 因 別 の 総 死 亡 に 対 する 割 合 では 悪 性 新 生 物 が 29.2% 心 疾 患 が 15.7% 脳 血 管 疾 患 が 8.6%と 生 活 習 慣 病 が 半 数 以 上 を 占 めて います また 高 齢 化 の 進 行 に 伴 い 肺 炎 によ る 死 亡 が 第 三 位 となっています 人 口 10 万 人 対 の 主 要 死 因 別 死 亡 率 を みると 第 一 位 の 悪 性 新 生 物 は 増 減 しな がらも 緩 やかな 減 少 傾 向 にあり 第 二 位 の 心 疾 患 は 横 ばいで 推 移 しています 資 料 :ぶんきょうの 保 健 衛 生 ( 事 業 概 要 ) 図 表 3-9 主 要 死 因 別 死 亡 の 状 況 自 殺 2.1% 腎 不 全 2.5% 不 慮 の 事 故 2.9% その 他 の 死 因 24.2% 老 衰 5.5% 脳 血 管 疾 患 8.6% 平 成 23 年 死 亡 者 数 1,588 人 肺 炎 9.3% 悪 性 新 生 物 29.2% 心 疾 患 15.7% 図 表 3-10 主 要 死 因 別 死 亡 率 の 推 移 ( 人 口 10 万 人 対 ) 平 成 14 年 平 成 15 年 平 成 16 年 平 成 17 年 平 成 18 年 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 悪 性 新 生 物 心 疾 患 脳 血 管 疾 患 肺 炎 自 殺 不 慮 の 事 故 資 料 :ぶんきょうの 保 健 衛 生 ( 事 業 概 要 ) 12

17 5 年 齢 調 整 死 亡 率 ア 全 死 亡 区 の 年 齢 調 整 死 亡 率 は 男 性 は 平 成 18 年 から 平 成 21 年 までは 全 国 とほぼ 同 程 度 で 推 移 していましたが 平 成 22 年 は 減 少 しています 女 性 は 平 成 21 年 でやや 増 加 したものの 概 ね 横 ばいで 推 移 しています 図 表 3-11 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 全 死 亡 ) ( 人 口 千 人 対 ) 平 成 13 年 平 成 14 年 平 成 15 年 平 成 16 年 平 成 17 年 平 成 18 年 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 文 京 区 男 文 京 区 女 全 国 男 全 国 女 イ 悪 性 新 生 物 悪 性 新 生 物 の 年 齢 調 整 死 亡 率 は 男 性 は 全 国 で 減 少 傾 向 であり 区 でも 減 少 に 転 じていま す 女 性 は 全 国 区 とも 概 ね 横 ばいで 推 移 しています 図 表 3-12 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 悪 性 新 生 物 ) ( 人 口 10 万 人 対 ) 平 成 13 年 平 成 14 年 平 成 15 年 平 成 16 年 平 成 17 年 平 成 18 年 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 文 京 区 男 文 京 区 女 全 国 男 全 国 女 年 齢 調 整 死 亡 率 : 地 域 間 の 年 齢 構 成 の 違 いの 差 を 取 り 除 いて 比 較 するために 用 いられる 死 亡 率 で 基 準 人 口 ( 昭 和 60 年 モデル 人 口 )に 合 わせて 比 較 したもの なお 区 の 数 値 は 各 年 の 死 亡 数 の 変 化 を 平 準 化 するため 当 該 年 度 を 含 めた 前 後 3 年 間 の 死 亡 数 で 算 出 している 13

18 ウ 心 疾 患 心 疾 患 の 年 齢 調 整 死 亡 率 は 国 は 減 少 傾 向 にありますが 区 では 男 女 とも 平 成 21 年 までは 増 加 傾 向 にあり その 後 再 び 減 少 に 転 じています 図 表 3-13 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 心 疾 患 ) ( 人 口 10 万 人 対 ) 平 成 13 年 平 成 14 年 平 成 15 年 平 成 16 年 平 成 17 年 平 成 18 年 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 文 京 区 男 文 京 区 女 全 国 男 全 国 女 エ 脳 血 管 疾 患 脳 血 管 疾 患 の 年 齢 調 整 死 亡 率 は 男 女 とも 全 国 区 ともに 減 少 傾 向 にあります 図 表 3-14 年 齢 調 整 死 亡 率 ( 脳 血 管 疾 患 ) ( 人 口 10 万 人 対 ) 平 成 13 年 平 成 14 年 平 成 15 年 平 成 16 年 平 成 17 年 平 成 18 年 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 文 京 区 男 文 京 区 女 全 国 男 全 国 女 資 料 :ぶんきょうの 保 健 衛 生 ( 事 業 概 要 ) 14

19 (3) 寿 命 1 平 均 寿 命 区 の 平 均 寿 命 を 全 国 東 京 都 特 別 区 と 比 較 すると 平 成 12 年 は 男 女 ともに 低 い 状 況 で したが 平 成 17 年 の 男 性 はやや 高 く 女 性 ではほぼ 同 じくらいとなっています また この 5 年 間 で 全 体 的 に1 歳 程 度 平 均 寿 命 が 延 びた 結 果 となっています 図 表 3-15 平 均 寿 命 ( 男 性 ) ( 歳 ) 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 全 国 東 京 都 文 京 区 図 表 3-16 平 均 寿 命 ( 女 性 ) ( 歳 ) 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 全 国 東 京 都 文 京 区 資 料 : 全 国 / 厚 生 労 働 省 第 20 回 生 命 表 東 京 都 / 厚 生 労 働 省 平 成 17 年 都 道 府 県 生 命 表 の 概 況 文 京 区 / 厚 生 労 働 省 平 成 17 年 市 区 町 村 別 生 命 表 の 概 況 平 均 寿 命 :その 人 口 集 団 の 死 亡 状 況 が 今 後 変 化 しないと 仮 定 したときに 0 歳 の 者 が 平 均 してあと 何 年 生 きられるかという 期 待 値 を 表 したもの 15

20 2 65 歳 健 康 寿 命 ( 東 京 保 健 所 長 会 方 式 ) 健 康 寿 命 とは 健 康 上 の 問 題 で 日 常 生 活 が 制 限 されることなく 生 活 できる 期 間 をいいます 東 京 保 健 所 長 会 方 式 では 65 歳 の 人 が 何 らかの 障 害 のために 要 介 護 認 定 (ここでは 要 介 護 2の 認 定 )を 受 けるまでを 健 康 な 状 態 と 考 え 要 介 護 認 定 を 受 けるまでの 平 均 期 間 ( 平 均 自 立 期 間 )を 加 えたものを 65 歳 健 康 寿 命 としています 平 成 22 年 の 区 民 の 65 歳 健 康 寿 命 は 男 性 が 82.1 歳 女 性 が 85.1 歳 とほぼ 横 ばいで 推 移 し ています 図 表 歳 健 康 寿 命 ( 男 性 ) 年 次 65 歳 健 康 寿 命 平 均 自 立 期 間 平 均 障 害 期 間 平 成 18 年 82.1 歳 平 成 18 年 17.1 年 1.6 年 平 成 19 年 82.0 歳 平 成 19 年 17.0 年 1.7 年 平 成 20 年 82.1 歳 平 成 20 年 17.1 年 1.7 年 平 成 21 年 82.0 歳 平 成 21 年 17.0 年 1.8 年 平 成 22 年 82.1 歳 平 成 22 年 17.1 年 1.9 年 図 表 歳 健 康 寿 命 ( 女 性 ) ( 歳 ) 年 次 65 歳 健 康 寿 命 平 均 自 立 期 間 平 均 障 害 期 間 平 成 18 年 85.4 歳 平 成 18 年 20.4 年 3.4 年 平 成 19 年 85.4 歳 平 成 19 年 20.4 年 3.4 年 平 成 20 年 85.2 歳 平 成 20 年 20.2 年 3.6 年 平 成 21 年 85.4 歳 平 成 21 年 20.4 年 3.8 年 平 成 22 年 85.1 歳 平 成 22 年 20.1 年 3.9 年 ( 歳 ) 資 料 :ぶんきょうの 保 健 衛 生 ( 事 業 概 要 ) 16

21 (4) 健 診 等 の 状 況 1 特 定 健 康 診 査 1 平 成 22 年 度 現 在 の 特 定 健 康 診 査 受 診 率 は 43.5% メタボリックシンドローム 該 当 者 及 び 2 予 備 群 は 11.9% 特 定 保 健 指 導 実 施 率 は 4.4%と いずれもほぼ 横 ばいで 推 移 しています 図 表 3-19 特 定 健 康 診 査 特 定 保 健 指 導 等 の 推 移 50% % 30% 20% 10% 0% 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 特 定 健 康 診 査 受 診 率 メタボリックシンドローム 該 当 者 及 び 予 備 群 特 定 保 健 指 導 実 施 率 2 がん 検 診 の 受 診 状 況 資 料 : 保 健 衛 生 部 文 京 保 健 所 健 康 推 進 課 各 種 がん 検 診 の 受 診 状 況 は 平 成 23 年 度 は 大 腸 がん 検 診 が 31.5%で 最 も 高 く また 子 宮 がん 検 診 や 乳 がん 検 診 は 近 年 増 加 の 傾 向 がみられます 図 表 3-20 各 種 がん 検 診 受 診 率 の 推 移 40% 30% 20% 10% 0% 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 27.8 胃 がん 大 腸 がん 子 宮 がん 乳 がん 資 料 : 保 健 衛 生 部 文 京 保 健 所 健 康 推 進 課 1 特 定 健 康 診 査 : 健 康 保 険 法 の 改 正 により 2008 年 4 月 より 40~74 歳 の 保 険 加 入 者 を 対 象 として 全 国 の 市 町 村 で 導 入 された 新 しい 健 康 診 断 のこと メタボリックシンドロームに 着 目 し この 該 当 者 及 び 予 備 群 を 抽 出 することで 糖 尿 病 や 高 脂 血 症 高 尿 酸 血 症 などの 生 活 習 慣 病 の 発 症 や 重 症 化 を 予 防 することを 目 的 としている 2 特 定 保 健 指 導 : 特 定 健 診 によって 生 活 習 慣 病 発 症 のリスクが 発 見 された 場 合 に 行 う 保 健 指 導 のこ と 対 象 者 ごとに 効 果 的 な 保 健 指 導 プログラムは 異 なるという 考 えから 特 定 健 診 の 結 果 による 階 層 分 けを 行 い メタボ 予 備 群 の 人 には 動 機 づけ 支 援 メタボ 顕 在 化 リスクの 高 い 人 には 積 極 的 支 援 を 実 施 する 17

22 3 3 歳 児 でむし 歯 のない 児 の 割 合 3 歳 児 でむし 歯 のない 児 の 割 合 の 推 移 は 東 京 都 と 23 区 はいずれも 緩 やかな 増 加 傾 向 にあ ります 区 は 平 成 21 年 にやや 減 少 したものの その 後 再 び 増 加 に 転 じています 図 表 歳 児 でむし 歯 のない 児 の 割 合 の 推 移 100% 80% 60% % 20% 0% 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 東 京 都 23 区 文 京 区 資 料 : 保 健 衛 生 部 文 京 保 健 所 保 健 サービスセンター 4 DMFT 指 数 中 学 校 第 1 学 年 の1 人 平 均 DMFT 指 数 の 推 移 は 東 京 都 と 23 区 はいずれも 減 少 傾 向 に あるものの 区 は 平 成 21 年 に 1.24 と 急 激 に 増 加 し その 後 再 び 減 少 に 転 じています 図 表 3-22 DMFT 指 数 の 推 移 ( 中 学 校 第 1 学 年 ) ( 本 ) 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 東 京 都 23 区 文 京 区 資 料 : 東 京 都 の 学 校 保 健 統 計 書 DMFT 指 数 :1 人 あたりの 永 久 歯 のむし 歯 合 計 数 (むし 歯 で 抜 いた 歯 治 療 した 歯 も 含 む) 18

23 (5) 健 康 安 全 に 関 する 統 計 1 MR( 麻 しん 風 しん 混 合 )ワクチン 接 種 率 集 団 の 中 に 感 染 者 が 出 ても 流 行 が 阻 止 されるために 必 要 な 集 団 免 疫 率 は 麻 しんでは 95% といわれており 厚 生 労 働 省 は 麻 しんの 予 防 接 種 率 が 95% 以 上 となることを 目 標 としていま す 平 成 23 年 度 の 接 種 率 はMR1 期 ( 生 後 12 月 から 生 後 24 月 に 至 るまで)94.3% MR2 期 (5 歳 から7 歳 未 満 で 小 学 校 就 学 前 1 年 間 )90.7%でした 図 表 3-23 MR( 麻 しん 風 しん 混 合 )ワクチン 接 種 率 の 推 移 % % % % 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 MR1 期 MR2 期 資 料 : 保 健 衛 生 部 文 京 保 健 所 予 防 対 策 課 2 区 民 の 食 品 に 関 する 相 談 苦 情 件 数 の 推 移 食 品 に 関 する 相 談 件 数 は 平 成 23 年 は 15,093 件 となり 平 成 20 年 以 降 は1 万 件 を 越 えて 年 々 増 加 しています 図 表 3-24 食 品 に 関 する 苦 情 相 談 件 数 の 推 移 ( 件 ) 16, ,965 15,093 14,054 12,000 12, ,000 8,590 4,000 ( 件 ) 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 0 相 談 件 数 苦 情 件 数 資 料 :ぶんきょうの 保 健 衛 生 ( 事 業 概 要 ) 19

24 (6) 地 域 保 健 医 療 施 設 1 医 療 施 設 の 概 況 ア 医 療 施 設 数 の 推 移 区 内 の 医 療 施 設 数 は 平 成 23 年 度 現 在 病 院 は 11 か 所 で 変 わらずに 推 移 し 診 療 所 は 261 か 所 でほぼ 横 ばい 歯 科 診 療 所 も 241 か 所 でほぼ 横 ばいで 推 移 しています 図 表 3-25 医 療 施 設 数 の 推 移 (か 所 ) 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 病 院 診 療 所 歯 科 診 療 所 助 産 所 薬 局 資 料 :ぶんきょうの 保 健 衛 生 ( 事 業 概 要 ) 20

25 イ 病 院 図 表 3-26 病 院 数 病 院 施 設 数 11 救 急 医 療 機 関 : 入 院 治 療 を 必 要 とする 救 急 患 者 の 医 療 を 担 当 する 医 療 機 関 東 京 都 指 定 二 次 救 急 医 療 機 関 : 救 急 医 療 機 関 のうち 入 院 手 術 等 の 専 門 的 な 診 療 を 行 う 医 療 機 関 救 急 救 命 センター( 三 次 救 急 医 療 機 関 ): 二 次 救 急 医 療 機 関 のうち 生 命 の 危 機 を 伴 う 重 症 重 篤 な 救 急 患 者 に 対 し 高 度 な 医 療 を 総 合 的 に 提 供 する 医 療 機 関 災 害 拠 点 病 院 : 災 害 時 に 重 症 者 の 収 容 治 療 を 行 う 医 療 機 関 図 表 3-27 病 床 数 と 種 類 一 般 病 床 療 養 病 床 精 神 病 床 感 染 症 病 床 結 核 病 床 5, ウ 診 療 所 図 表 3-28 診 療 所 数 総 数 有 床 無 床 エ 歯 科 診 療 所 図 表 3-29 歯 科 診 療 所 数 総 数 241 図 表 3-30 診 療 科 目 別 延 べ 件 数 歯 科 矯 正 歯 科 小 児 歯 科 歯 科 口 腔 外 科 オ 薬 局 図 表 3-31 薬 局 薬 店 数 薬 局 数 薬 店 数 カ 助 産 所 図 表 3-32 助 産 所 数 助 産 所 数 14 資 料 : 東 京 都 福 祉 保 健 局 第 44 回 文 京 の 統 計 ぶんきょうの 保 健 衛 生 ( 事 業 概 要 ) 保 健 衛 生 部 文 京 保 健 所 生 活 衛 生 課 21

26 (7) 健 康 に 関 するニーズ 調 査 結 果 本 計 画 の 策 定 に 先 立 って 平 成 23 年 度 に 区 民 の 健 康 意 識 やニーズを 把 握 するための 調 査 を 実 施 しました 調 査 の 対 象 は 20 歳 以 上 70 歳 未 満 の 文 京 区 在 住 者 4,000 人 で 有 効 回 収 数 は 1,935 件 有 効 回 収 率 は 48.4%となっています 以 下 に 主 な 調 査 結 果 について 示 します 1 健 康 についての 意 識 ふだん 健 康 に 気 をつけている という 人 は 78.4%と8 割 弱 となっています また その 内 容 については 食 事 栄 養 に 気 を 配 る 睡 眠 休 養 を 十 分 にとる の 割 合 が 高 くなって います 図 表 3-33 健 康 に 気 をつけているか い 気 る を つ けて い 気 な を い つけて 無 回 答 全 体 (1,935) 男 性 ( 793) 女 性 (1,054) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-34 健 康 に 気 をつけている 具 体 的 な 内 容 (n=1,517) 食 事 栄 養 に 気 を 配 る 76.2 睡 眠 休 養 を 十 分 にとる 65.5 運 動 やスポーツをする 42.4 定 期 的 に 健 康 診 断 を 受 ける 42.1 体 重 をコントロールする 41.1 新 聞 テレビ 雑 誌 等 から 健 康 の 情 報 知 識 を 得 る 34.2 外 出 をこころがけるようにしている 33.4 酒 の 量 を 減 らす 13.2 たばこをやめる 8.3 イベント 講 演 会 自 主 グループ 等 に 参 加 する 6.9 たばこの 本 数 を 減 らす 4.9 酒 をやめる 4.5 その 他 2.6 無 回 答 0.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 22

27 2 食 生 活 食 育 健 康 のために 食 生 活 で 実 践 していることでは 朝 昼 晩 と1 日 3 回 規 則 正 しく 食 べる が 49.7% 次 いで 食 べ 過 ぎない が 46.3%と 高 くなっています また 栄 養 について 気 をつ けていることでは 脂 肪 やコレステロールを 多 く 含 む 食 品 を 食 べ 過 ぎない が 48.9% 次 いで ほうれん 草 にんじん 等 色 の 濃 い 野 菜 や 生 野 菜 を 食 べる が 44.7%となっています ふだんの 朝 食 については 全 体 で 毎 日 食 べる が 70.5%となっていますが 20 歳 代 が 約 5 割 と 特 に 低 く 30 歳 代 でも 6 割 を 超 える 程 度 と 若 い 世 代 の 欠 食 率 が 高 くなっています 図 表 3-35 健 康 のために 食 生 活 で 実 践 していること(n=1,935) 朝 昼 晩 と1 日 3 回 規 則 正 しく 食 べる 49.7 食 べ 過 ぎない 日 1 回 は 主 食 主 菜 副 菜 をそろえた 食 事 をする 34.6 食 品 の 安 全 性 に 気 をつける 32.3 間 食 や 夜 食 はとらない 23.9 家 族 そろって 食 べる 15.3 その 他 4.0 特 にない 14.8 無 回 答 0.9 図 表 3-36 栄 養 について 気 をつけていること(n=1,935) 0% 20% 40% 60% 脂 肪 やコレステロールを 多 く 含 む 食 品 を 食 べ 過 ぎない 48.9 ほうれん 草 にんじん 等 色 の 濃 い 野 菜 や 生 野 菜 を 食 べる 44.7 塩 分 を 控 える 38.7 糖 分 をとりすぎない 34.0 牛 乳 小 魚 等 カルシウムを 多 く 含 む 食 品 を 食 べる 29.8 その 他 4.1 特 にない 19.7 無 回 答 1.5 0% 20% 40% 60% 図 表 3-37 ふだん 朝 食 を 食 べるか 食 毎 べ 日 る 7 週 日 4 未 日 満 以 上 4 週 日 2 未 日 満 以 上 食 べ な い ほ とん ど 無 回 答 全 体 (1,935) 歳 代 ( 245) 歳 代 ( 417) 歳 代 ( 458) 歳 代 ( 358) 歳 代 ( 407) % 20% 40% 60% 80% 100% 23

28 食 育 の 認 知 度 については 全 体 では 半 数 以 上 の 人 が 内 容 や 意 味 を 知 っている と 回 答 し ており 30~40 歳 代 で6 割 を 超 え 高 くなっています 一 方 20 歳 代 と 50 歳 以 上 では 知 ら ない が1 割 以 上 となっています また 食 に 関 して 重 要 だと 思 うことについては 栄 養 バランスを 考 える 力 の 習 得 が 80.7% 次 いで 食 の 安 全 性 が 69.1%と 高 くなっています 図 表 3-38 食 育 の 認 知 度 知 内 っ 容 てい や る 意 味 を 知 言 っ 葉 てい だ る けは 知 ら な い 無 回 答 全 体 (1,935) 歳 代 ( 245) 歳 代 ( 417) 歳 代 ( 458) 歳 代 ( 358) 歳 代 ( 407) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-39 食 に 関 して 重 要 だと 思 うこと(n=1,935) 栄 養 バランスを 考 える 力 の 習 得 80.7 食 の 安 全 性 69.1 食 を 通 じたコミュニケーション( 家 族 や 友 人 等 と 食 を 共 にする 等 ) 49.6 自 然 の 恩 恵 や 生 産 者 等 への 感 謝 46.4 食 事 に 関 するマナーや 作 法 を 身 につける 38.4 調 理 技 術 の 習 得 30.9 環 境 に 配 慮 した 食 料 の 消 費 29.9 郷 土 料 理 伝 統 料 理 等 の 優 れた 食 文 化 の 継 承 29.0 その 他 2.5 特 にない 1.7 無 回 答 1.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 24

29 3 運 動 ふだんの 運 動 の 状 況 については 全 体 で 43.3%が 行 っている と 回 答 し 30 歳 代 でその 割 合 が 最 も 低 く 年 代 が 高 くなるにしたがって 高 くなり 60 歳 代 では5 割 を 超 えています また 運 動 を 行 っている 人 のうちでは 週 2 回 以 上 行 っている 人 が 約 7 割 となっています 図 表 3-40 ふだん 運 動 を 行 っているか 行 っ てい る 今 行 過 は っ 去 行 てい に っ てい た が な い 行 っ てい な い 無 回 答 全 体 (1,935) 歳 代 ( 245) 歳 代 ( 417) 歳 代 ( 458) 歳 代 ( 358) 歳 代 ( 407) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-41 運 動 を 行 う 頻 度 週 1 回 未 満 週 1 回 週 2 回 週 3 回 週 4 回 以 上 無 回 答 全 体 (837) % 20% 40% 60% 80% 100% 25

30 4 睡 眠 ストレス 睡 眠 による 休 養 については 十 分 とれている と まあとれている を 合 わせた とれて いる が 約 7 割 となっています 一 方 で 休 養 が 十 分 でない 理 由 としては 仕 事 家 事 長 距 離 通 勤 等 で 睡 眠 時 間 が 短 い が6 割 を 超 えています 図 表 3-42 睡 眠 により 休 養 がとれているか い 十 る 分 と れ て い ま る あ と れ て あ ま り と れ て い な い と ま れ った て い く な い 無 回 答 全 体 (1,935) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-43 休 養 が 十 分 でない 理 由 (n=582) 仕 事 家 事 長 距 離 通 勤 等 で 睡 眠 時 間 が 短 い 遊 び 趣 味 テレビ インターネット 等 で 時 間 がない 精 神 的 な 悩 み 介 護 や 育 児 で 起 きる トイレが 近 い 体 調 が 悪 い その 他 無 回 答 % 20% 40% 60% 80% 100% 26

31 ストレスを 感 じることがあるかについては よくある と 時 々ある を 合 わせて あ る が8 割 近 くとなっています 悩 みやストレスの 解 消 については うまく 解 消 できてい る と どちらかといえば 解 消 できている を 合 わせて 解 消 できている が6 割 半 ばとな っています また 悩 みやストレスの 相 談 先 は 家 族 知 人 友 人 がともに 約 5 割 とな っています 図 表 3-44 ストレスを 感 じることがあるか よ くあ る 時 々 あ る あ ま りな い ほ とん ど な い 無 回 答 全 体 (1,935) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-45 悩 みやストレスの 解 消 解 う 消 ま で く き て 解 消 で きて ど ちら か とい 解 消 で きて ど ちら か とい 解 消 で き て ま った く 無 回 答 い る い る え ば い ない え ば い な い 全 体 (1,490) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-46 悩 みやストレスの 相 談 先 (n=1,490) 家 族 49.1 知 人 友 人 47.6 職 場 の 人 16.0 病 院 診 療 所 5.2 インターネット 等 の 相 談 コーナー 1.3 公 的 な 機 関 の 相 談 窓 口 や 電 話 相 談 1.2 民 間 機 関 の 相 談 窓 口 や 電 話 相 談 0.5 職 場 の 相 談 窓 口 0.2 上 記 以 外 で 相 談 0.5 相 談 する 必 要 がないので 誰 にも 相 談 していない 10.1 相 談 したいが 誰 にもできない 4.6 相 談 したいが 相 談 先 がわからない 2.1 無 回 答 % 20% 40% 60% 27

32 睡 眠 の 状 況 や 悩 み ストレスとうつ 病 との 関 係 についての 認 知 状 況 については 全 体 では 9 割 近 くが 知 っている と 回 答 しています すべての 年 代 で 知 っている が8 割 を 超 え ているものの 60 歳 代 では 83.3%とやや 低 くなっています 図 表 3-47 睡 眠 の 状 況 や 悩 み ストレスとうつ 病 との 関 係 についての 認 知 状 況 知 っ てい る 知 ら な い 無 回 答 全 体 (1,935) 歳 代 ( 245) 歳 代 ( 417) 歳 代 ( 458) 歳 代 ( 358) 歳 代 ( 407) % 20% 40% 60% 80% 100% 28

33 5 たばこ 喫 煙 経 験 については 男 性 で これまでに 合 計 100 本 以 上 または6ヶ 月 以 上 吸 っている ( 吸 っていた) が 半 数 を 超 えています また 喫 煙 習 慣 についてみると 全 体 では まった く 吸 ったことがない が 51.5%となっているものの 性 別 でみると 男 性 は 吸 っている が 約 3 割 女 性 は1 割 となっています さらに 喫 煙 者 のうち 約 半 数 が 禁 煙 したいと 回 答 しています 図 表 3-48 喫 煙 経 験 ( 吸 っ てい た ) ま こ たは れま 6 ヶ 月 以 上 吸 っ てい る で に 合 計 100 本 以 上 6 ヶ 月 未 満 で ある こ れま で に 合 計 100 本 未 満 で 吸 っ たこ と はあ る が 吸 っ たこ と がな い ま った く 無 回 答 全 体 (1,935) 男 性 ( 793) 女 性 (1,054) 図 表 3-49 喫 煙 習 慣 0% 20% 40% 60% 80% 100% ( 毎 吸 日 っ てい + と る きど き ) 吸 今 っ は てい ( この な い 1 ヶ 月 間 ) 吸 っ たこ と がな い ま った く 無 回 答 全 体 (1,935) 男 性 ( 793) 女 性 (1,054) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-50 禁 煙 したいと 思 うか 思 う 思 わ な い 無 回 答 全 体 (911) % 20% 40% 60% 80% 100% 29

34 6 アルコール 飲 酒 の 状 況 についてみると 毎 日 または 週 5~6 日 飲 酒 している 人 は 全 体 で 約 25% となっており 男 性 ではその 割 合 が4 割 近 くとなっています また 1 日 あたりの 飲 酒 量 が 3 合 以 上 の 人 も1 割 を 超 えています 図 表 3-51 飲 酒 の 状 況 毎 日 週 5 ~ 6 日 週 3 ~ 4 日 未 週 満 1 ~ 2 日 無 回 答 全 体 (1,935) 男 性 ( 793) 女 性 (1,054) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 日 あたりの 飲 酒 量 ( 週 1 日 以 上 飲 酒 する 人 ) 1 合 未 満 1 ~ 2 合 未 満 2 ~ 3 合 未 満 3 ~ 4 合 未 満 4 ~ 5 合 未 満 5 合 以 上 無 回 答 全 体 (981) 男 性 (514) 女 性 (424) % 20% 40% 60% 80% 100% 30

35 7 歯 と 口 腔 歯 や 歯 肉 口 腔 の 状 態 についての 満 足 度 は 全 体 では やや 不 満 だが 日 常 生 活 には 困 らな い が 約 6 割 となっています 年 代 別 では 30 歳 代 から 40 歳 代 にかけて ほぼ 満 足 の 割 合 がやや 低 くなっています 歯 や 歯 肉 口 腔 の 健 康 のために 実 践 していることについてみる と 1 日 2 回 以 上 歯 をみがく が 63.7%と 高 く 次 いで 清 掃 補 助 用 具 を 使 う が4 割 近 くとなっています 図 表 3-53 歯 や 口 腔 の 状 態 に 関 する 満 足 度 ほ ぼ 満 足 困 ら な い 日 常 生 活 に は や や 不 満 だ が 感 不 じ 自 てい 由 や る 苦 痛 を 無 回 答 全 体 (1,935) 歳 代 ( 245) 歳 代 ( 417) 歳 代 ( 458) 歳 代 ( 358) 歳 代 ( 407) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-54 歯 や 口 腔 の 健 康 のために 実 践 していること(n=1,935) 1 日 2 回 以 上 歯 をみがく 63.7 清 掃 補 助 用 具 (デンタルフロスや 歯 間 ブラシ 等 )を 使 う 38.4 定 期 的 に 歯 科 健 診 を 受 ける 28.2 定 期 的 に 歯 石 除 去 や 歯 面 清 掃 を 受 ける 27.2 歯 みがきの 時 に 舌 の 清 掃 をする 25.0 フッ 素 入 りの 歯 みがき 剤 を 使 う 22.9 よくかんで 食 べる 15.7 たばこをやめた 7.2 その 他 2.0 特 にない 12.9 無 回 答 1.4 0% 20% 40% 60% 80% 31

36 各 種 事 柄 の 認 知 状 況 について 8020 運 動 は 内 容 や 意 味 を 知 っている という 人 は 42.0%で 知 らない という 回 答 が 約 半 数 となっています 口 腔 機 能 低 下 についても 内 容 や 意 味 を 知 っている という 人 は2 割 程 度 で 知 らない という 回 答 が 約 半 数 となっています むし 歯 や 歯 周 病 と 糖 尿 病 や 心 臓 病 との 関 連 については 知 っている 人 が 知 らない 人 をやや 上 回 り 51.9%と 半 数 を 超 えています 図 表 運 動 についての 認 知 状 況 知 内 っ 容 てい や る 意 味 を 知 言 っ 葉 てい だ る けは 知 ら な い 無 回 答 全 体 (1,935) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-56 口 腔 機 能 低 下 についての 認 知 状 況 知 内 っ 容 てい や る 意 味 を 知 言 っ 葉 てい だ る けは 知 ら な い 無 回 答 全 体 (1,935) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-57 むし 歯 や 歯 周 病 と 糖 尿 病 や 心 臓 病 との 関 連 についての 認 知 状 況 知 っ てい る 知 ら な い 無 回 答 全 体 (1,935) % 20% 40% 60% 80% 100% 8020 運 動 : 80 歳 になっても 20 本 以 上 自 分 の 歯 を 保 とう という 運 動 のこと 32

37 8 健 診 等 の 受 診 状 況 過 去 1 年 間 における 生 活 習 慣 病 の 健 診 等 の 受 診 については 全 体 で 69.9%が 受 けた と 回 答 しています 年 代 別 では 40 歳 代 50 歳 代 の 順 で 高 くなっています 健 診 等 を 未 受 診 の 理 由 としては 時 間 が 取 れなかった が 約 4 割 と 最 も 大 きな 理 由 となっています また 過 去 1 年 間 のがん 検 診 受 診 の 有 無 については 約 半 数 の 人 が 受 けなかった と 回 答 しています 図 表 3-58 過 去 1 年 間 における 生 活 習 慣 病 の 健 診 等 の 受 診 状 況 受 け た 受 け なか っ た 無 回 答 全 体 (1,935) 歳 代 ( 245) 歳 代 ( 417) 歳 代 ( 458) 歳 代 ( 358) 歳 代 ( 407) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-59 健 診 等 未 受 診 の 理 由 (n=574) 時 間 がとれなかった 38.9 費 用 がかかる 23.3 面 倒 21.3 必 要 性 を 感 じない 20.2 受 診 方 法 がわからない 10.6 医 療 機 関 に 入 通 院 していた 7.1 結 果 が 不 安 4.9 検 査 等 に 不 安 がある 4.7 その 他 7.3 無 回 答 2.4 図 表 3-60 過 去 1 年 間 におけるがん 検 診 の 受 診 状 況 (n=1,935) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 受 けなかった 49.6 子 宮 がん 23.7 胃 がん 21.5 乳 がん 20.1 大 腸 がん 18.4 肺 がん 10.0 その 他 2.1 無 回 答 1.6 0% 20% 40% 60% 33

38 9 体 重 管 理 BMI 30 歳 以 上 を 対 象 に 20 歳 の 時 と 比 べて 体 重 が 10kg 以 上 増 えているかについて 聞 いた 結 果 では 全 体 では 27.6%が 増 えている と 回 答 していますが 男 性 ではその 割 合 が 約 4 割 と なり 女 性 を 大 きく 上 回 っています また BMI 25.0 以 上 が 男 性 では 27.4%で 特 に 40 歳 代 から 50 歳 代 にかけて 高 くなっ ています 一 方 女 性 は 30 歳 代 でBMI18.5 未 満 のやせの 割 合 が 高 くなっています 図 表 歳 時 から 体 重 10kg 以 上 増 加 の 有 無 (30 歳 以 上 ) 増 い る え て 増 え て い な い な わ い か ら 無 回 答 全 体 (1,640) 男 性 ( 694) 女 性 ( 902) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-62 BMI 18.5 未 満 18.5 ~ 未 満 以 上 無 回 答 男 性 計 ( 793) 歳 代 ( 96) 男 性 30 歳 代 ( 157) 40 歳 代 ( 197) 歳 代 ( 157) 歳 代 ( 183) 女 性 計 (1,054) 歳 代 ( 146) 女 性 30 歳 代 ( 252) 40 歳 代 ( 248) 歳 代 ( 192) 歳 代 ( 210) % 20% 40% 60% 80% 100% BMI(ボディ マス インデックス): 肥 満 度 を 表 す 指 標 で 体 重 (kg) 身 長 (m) 2 で 算 出 す る 18.5 未 満 は やせ 18.5~25.0 未 満 は 標 準 25.0 以 上 は 肥 満 に 区 分 される 34

39 10 受 療 行 動 かかりつけ 医 療 機 関 については 診 療 所 クリニック が 52.8%で 特 にない が 約 3 割 となっています かかりつけ 歯 科 医 療 機 関 は 歯 科 診 療 所 歯 科 クリニック が 67.6%で 特 にない が2 割 以 上 となっています かかりつけ 薬 局 については ある が 32.8%とな っています 図 表 3-63 かかりつけ 医 療 機 関 があるか ク 診 リニ 療 所 ッ ク 附 大 属 学 病 の 院 以 大 外 学 の の 病 附 院 属 病 院 そ の 他 特 に な い 無 回 答 全 体 (1,935) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-64 かかりつけ 歯 科 医 療 機 関 があるか 歯 歯 科 科 ク 診 リニ 療 所 ッ ク 附 大 属 学 病 の 院 の 歯 科 歯 以 大 科 外 学 の の 病 附 院 属 の 病 院 特 に な い 無 回 答 全 体 (1,935) % 20% 40% 60% 80% 100% 図 表 3-65 かかりつけ 薬 局 があるか あ る な い 無 回 答 全 体 (1,935) % 20% 40% 60% 80% 100% 35

40 11 区 の 施 策 区 はどのような 保 健 医 療 施 策 を 特 に 充 実 していくべきかについてみると 健 康 診 査 や 各 種 検 診 の 体 制 が 50.3%と 最 も 高 く 次 いで 休 日 診 療 休 日 歯 科 診 療 が 44.9% 以 下 災 害 時 における 保 健 医 療 体 制 小 児 の 救 急 医 療 体 制 が3 割 を 超 えています 図 表 3-66 区 が 充 実 すべき 保 健 医 療 施 策 健 康 診 査 や 各 種 検 診 の 体 制 休 日 診 療 休 日 歯 科 診 療 災 害 時 における 保 健 医 療 体 制 小 児 の 救 急 医 療 体 制 生 活 習 慣 病 対 策 の 取 り 組 み 保 健 医 療 に 関 する 情 報 提 供 在 宅 医 療 の 推 進 こころの 健 康 相 談 等 学 校 や 地 域 での 食 育 の 取 り 組 み 働 き 盛 りの 健 康 づくりへの 支 援 地 域 や 学 校 での 健 康 教 育 歯 や 口 腔 の 健 康 づくりへの 支 援 その 他 地 域 の 自 主 グループ 等 への 支 援 特 にない 無 回 答 % 20% 40% 60% 36

41 (8) 高 齢 者 等 実 態 調 査 結 果 区 では 平 成 22 年 に 高 齢 者 の 生 活 実 態 や 意 識 の 把 握 と 高 齢 者 施 策 の 充 実 を 目 的 として 区 内 在 住 の 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 けていない 70 歳 以 上 の 被 保 険 者 を 対 象 とした 高 齢 者 現 況 把 握 調 査 と 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 けていない 55~69 歳 の 被 保 険 者 を 対 象 とした アク ティブシニア(55~69 歳 ) 調 査 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 け 居 宅 サービスを 利 用 している 65 歳 以 上 の 被 保 険 者 を 対 象 とした 介 護 保 険 居 宅 サービス 利 用 者 調 査 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 け 介 護 サービスを 利 用 していない 65 歳 以 上 の 被 保 険 者 を 対 象 とした 介 護 保 険 サービ ス 未 利 用 者 調 査 を 実 施 しており その 中 から 健 康 に 関 連 する 項 目 を 以 下 に 示 します 1 健 康 意 識 アクティブシニア(55~69 歳 )では とても 健 康 だと 思 う という 割 合 が 32.7%であるの に 対 し 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 けていない 70 歳 以 上 では 18.2%とかなり 低 くなっていま すが どちらかといえば 健 康 だと 思 う という 割 合 はともに5 割 を 越 えています また 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 けていない 70 歳 以 上 では あまり 健 康 でないと 思 う や 健 康 でないと 思 う の 割 合 が 高 くなっています 図 表 3-67 健 康 意 識 健 と ても 康 だ と 思 う 健 康 だ と 思 う ど ちら か とい え ば と 健 あ 思 康 ま う で り はな い と 健 思 康 う で はな い 無 回 答 アクティブシニア 55~69 歳 (55~69 ( 1,560) 歳 ) ( 1,560) 32.7 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 70 歳 以 上 (14,939) 受 けていない70 歳 以 上 (14,939) 0% 20% 40% 60% 80% 100%

42 2 疾 病 の 状 況 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 けている 65 歳 以 上 における 疾 病 の 状 況 は 高 血 圧 が4 割 近 く で 最 も 高 く 次 いで 筋 肉 や 骨 の 病 気 ( 関 節 炎 骨 粗 しょう 症 等 ) 目 の 病 気 ( 白 内 障 緑 内 障 等 ) 介 護 保 険 居 宅 サービスの 利 用 者 では 認 知 症 が 高 くなっています 図 表 3-68 疾 病 の 状 況 ( 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 けている 65 歳 以 上 ) 高 血 圧 筋 肉 や 骨 の 病 気 ( 関 節 炎 骨 粗 しょう 症 等 ) 目 の 病 気 ( 白 内 障 緑 内 障 等 ) 認 知 症 歯 の 病 気 ( 歯 周 病 義 歯 調 整 等 ) 心 臓 病 脳 卒 中 脳 こうそく 糖 尿 病 耳 の 病 気 ( 難 聴 等 ) その 他 泌 尿 器 系 の 病 気 ( 腎 臓 前 立 腺 等 ) 消 化 器 系 の 病 気 ( 胃 腸 等 ) 呼 吸 器 系 の 病 気 ( 肺 気 管 支 炎 等 ) 骨 折 や 外 傷 高 脂 血 症 がん こころの 病 気 (うつ 病 神 経 症 等 ) 特 にない 無 回 答 介 護 保 険 居 宅 サービス 利 用 者 (n=1,663) 介 護 保 険 サービス 未 利 用 者 (n=568) 2.6 0% 10% 20% 30% 40% 50% 38

43 3 外 出 の 状 況 高 齢 者 の 外 出 の 状 況 については アクティブシニアのうち 65~69 歳 の 60.9% 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 けていない 70 歳 以 上 の 50.9%が ほぼ 毎 日 外 出 していると 回 答 しています 図 表 3-69 外 出 の 状 況 ほ ぼ 毎 日 週 4 ~ 5 日 週 2 ~ 3 日 週 1 日 週 1 日 未 満 無 回 答 アクティブシニア のうち65~69 あ歳 ( 486) 要 歳 介 護 以 ( 上 支 (14,939) 援 ) 認 定 を 受 けていない70 歳 以 上 (14,939) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4 文 の 京 介 護 予 防 体 操 文 の 京 介 護 予 防 体 操 の 認 知 度 は アクティブシニア(55~69 歳 )では 知 っている が 12.9%に 対 して 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 けていない 70 歳 以 上 では 22.5%となっていま す 図 表 3-70 文 の 京 介 護 予 防 体 操 の 認 知 度 知 っ てい る 知 ら な い 無 回 答 アクティブシニア 55~69 歳 (55~69 ( 1,560) 歳 ) ( 1,560) 12.9 要 70 介 歳 護 以 ( 上 支 (14,939) 援 ) 認 定 を 受 けていない70 歳 以 上 (14,939) 0% 20% 40% 60% 80% 100%

44 5 介 護 予 防 事 業 介 護 予 防 事 業 への 参 加 意 向 は アクティブシニア(55~69 歳 )では 筋 力 向 上 トレーニン グ 事 業 膝 痛 腰 痛 対 策 事 業 認 知 症 予 防 ( 脳 のトレーニングなど) 事 業 などが 約 2 割 ~3 割 と 高 く 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 けていない 70 歳 以 上 では 膝 痛 腰 痛 対 策 事 業 が 2 割 以 上 次 いで 認 知 症 予 防 ( 脳 のトレーニングなど) 事 業 筋 力 向 上 トレーニング 事 業 各 種 体 操 教 室 事 業 の 順 となっています 図 表 3-71 介 護 予 防 事 業 の 参 加 意 向 筋 力 向 上 トレーニング 事 業 膝 痛 腰 痛 対 策 事 業 認 知 症 予 防 ( 脳 のトレーニングなど) 事 業 各 種 体 操 教 室 事 業 筋 力 向 上 マシーントレーニング 事 業 栄 養 改 善 ( 調 理 実 習 など) 事 業 口 腔 機 能 の 向 上 事 業 閉 じこもり 予 防 支 援 事 業 うつ 病 予 防 支 援 事 業 保 健 師 による 訪 問 事 業 その 他 特 にない 無 回 答 アクティブシニア (55~69 歳 ) (n=1,560) 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 けていない 70 歳 以 上 (n=14,939) % 10% 20% 30% 40% 50% 6 かかりつけ 医 師 かかりつけ 医 師 の 有 無 は アクティブシニア(55~69 歳 )で いる が 62.9%に 対 して 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 けていない 70 歳 以 上 では 83.0%となっています 図 表 3-72 かかりつけ 医 師 の 有 無 い る い な い 無 回 答 アクティブシニア 55~69 歳 (55~69 ( 1,560) 歳 ) ( 1,560) 要 介 護 ( 支 援 ) 認 定 を 受 けていない70 歳 以 上 (14,939) 歳 以 上 (14,939) % 20% 40% 60% 80% 100%

45 7 ボランティア 活 動 アクティブシニア(55~69 歳 )について 参 加 したいボランティア 活 動 は 話 し 相 手 や 趣 味 の 手 伝 いなどの 活 動 が 18.0%で 最 も 多 く 次 いで 電 球 の 取 替 えなど 日 常 のちょっ とした 手 伝 いをする 活 動 会 食 茶 話 会 やサロンなど 高 齢 者 の 交 流 を 支 援 する 活 動 と なっています 図 表 3-73 参 加 したいボランティア 活 動 (アクティブシニア(55~69 歳 ):n=1,560) 話 し 相 手 や 趣 味 の 手 伝 いなどの 活 動 電 球 の 取 替 えなど 日 常 のちょっとした 手 伝 いをする 活 動 会 食 茶 話 会 やサロンなど 高 齢 者 の 交 流 を 支 援 する 活 動 ひとり 暮 らしなどの 高 齢 者 を 訪 問 見 守 る 活 動 在 宅 でなく 高 齢 者 施 設 での 活 動 支 援 高 齢 者 の 運 動 や 体 操 スポーツを 支 援 する 活 動 買 い 物 や 散 歩 時 のつきそいなど 外 出 を 支 援 する 活 動 高 齢 者 向 けに 食 事 を 作 ったり 自 宅 に 届 ける 活 動 % 5% 10% 15% 20% 8 地 域 活 動 への 参 加 アクティブシニア(55~69 歳 )について 現 在 参 加 している 地 域 活 動 は お 祭 りなどの 地 域 行 事 の 活 動 町 内 自 治 会 活 動 が1 割 を 超 え 今 後 参 加 したい 地 域 活 動 としては 趣 味 の 活 動 や 健 康 づくり スポーツ 活 動 教 養 学 習 活 動 などに 高 い 参 加 意 向 を 示 して います 図 表 3-74 現 在 参 加 している 地 域 活 動 今 後 参 加 したい 活 動 (アクティブシニア(55~69 歳 ):n=1,560) お 祭 りなどの 地 域 行 事 の 活 動 町 会 自 治 会 活 動 趣 味 の 活 動 健 康 づくり スポーツ 活 動 ボランティア 活 動 教 養 学 習 活 動 見 守 り 防 犯 の 活 動 環 境 美 化 や 緑 化 等 の 活 動 高 齢 者 クラブ シニアクラブの 活 動 NPO 活 動 その 他 参 加 していない 参 加 したいとは 思 わない 無 回 答 現 在 参 加 している 地 域 活 動 今 後 参 加 したい 地 域 活 動 % 20% 40% 60% 80% 41

46 2 保 健 医 療 の 現 状 (1) 健 康 づくり 区 民 の 死 亡 原 因 は 生 活 習 慣 病 である がん 心 疾 患 脳 卒 中 が 半 数 を 占 める( 図 表 3-9)ことから 生 活 習 慣 病 を 予 防 するために 区 民 一 人 ひとりが 健 康 的 な 生 活 習 慣 を 確 立 できるよう 支 援 する 施 策 や 社 会 環 境 の 整 備 を 推 進 していく 必 要 があります 特 に 区 が 実 施 している 特 定 健 康 診 査 の 受 診 率 は 約 4 割 ( 図 表 3-19)と 低 いため 受 診 率 の 向 上 を 図 る 必 要 があります また がんは 死 因 の 第 1 位 ( 図 表 3-9)であり 高 齢 化 の 進 展 に 伴 い 今 後 も 患 者 の 増 加 が 予 想 されることから 引 き 続 き 早 期 発 見 早 期 治 療 のためがん 検 診 受 診 率 の 向 上 に 向 けた 取 組 みを 進 めていく 必 要 があります 平 成 23 年 度 に 実 施 した 区 の 健 康 に 関 するニーズ 調 査 の 結 果 では 20 歳 代 の 朝 食 欠 食 が 4 割 を 超 える( 図 表 3-37)など 若 い 世 代 を 中 心 に 食 生 活 の 偏 りがみられ 運 動 やスポー ツを 行 っている 人 も 60 歳 未 満 では 半 数 以 下 ( 図 表 3-40)であるため 食 習 慣 や 運 動 習 慣 を 改 善 するための 取 組 みが 必 要 です また 食 育 という 言 葉 を 知 っている 人 は 52.2%( 図 表 3-38)でした 生 活 習 慣 病 の 予 防 のための 健 康 づくりだけでなく 食 を 通 じたコミュ ニケーションや 食 を 大 切 にする 心 の 視 点 からの 取 組 みが 必 要 です 核 家 族 化 や 地 域 のつながりが 減 っている 状 況 の 中 育 児 不 安 を 抱 える 母 親 が 増 加 してい るため 安 心 して 子 どもを 産 み 健 やかに 育 てられる 環 境 を 整 えていく 必 要 があります 区 の 高 齢 者 人 口 が 増 加 している( 図 表 3-1) 中 高 齢 者 の 体 力 維 持 と 健 康 増 進 を 進 め 健 康 寿 命 ( 図 表 )の 延 伸 を 図 る 必 要 があります (2) 地 域 保 健 医 療 大 学 病 院 や 診 療 所 が 多 く 所 在 している 一 方 で 慢 性 期 を 支 える 一 般 病 院 が 少 ない 状 況 に ある( 図 表 3-25)ことから それぞれの 医 療 提 供 施 設 の 機 能 に 応 じた 役 割 分 担 や 医 療 連 携 を 構 築 し 切 れ 目 のない 医 療 を 受 けることができるようにする 必 要 があります さらに 高 齢 になっても 安 心 して 在 宅 生 活 が 継 続 できるよう 医 療 と 介 護 の 連 携 を 図 っていく 必 要 が あります また かかりつけ 医 や 歯 科 医 がいる 割 合 は 約 7 割 ( 図 表 ) かかりつ け 薬 局 は3 割 程 度 となっている( 図 表 3-65)ことから 誰 もが 身 近 な かかりつけ 医 歯 科 医 薬 局 を 持 てるようにしていく 必 要 があります 直 下 型 地 震 などの 大 規 模 災 害 の 発 生 に 備 え 区 では 各 所 に 災 害 用 医 療 資 器 材 を 配 備 し 区 総 合 防 災 訓 練 で 救 護 所 の 開 設 やトリアージ 等 の 訓 練 を 行 っていますが 医 療 救 護 の 活 動 体 制 を 整 備 する 必 要 があります 難 病 や 精 神 疾 患 を 抱 えた 方 の 在 宅 療 養 や 地 域 生 活 への 移 行 が 促 進 される 中 確 実 な 医 療 の 継 続 と 安 定 した 地 域 生 活 を 送 るための 支 援 体 制 を 整 えていく 必 要 があります また 自 42

47 殺 で 亡 くなる 方 は1 年 間 に 区 内 で 40 人 前 後 で 依 然 として 交 通 事 故 による 死 者 数 の 数 倍 の 状 態 が 続 いており 自 殺 予 防 対 策 に 取 組 む 必 要 があります (3) 健 康 安 全 国 際 的 な 人 的 物 的 交 流 の 拡 大 等 により 新 型 インフルエンザをはじめとする 新 たな 感 染 症 や 大 規 模 な 食 中 毒 の 発 生 の 危 険 性 が 増 大 していることから 区 民 生 活 の 安 全 を 確 保 す る 必 要 があります また 発 生 予 防 や 蔓 延 防 止 のため 感 染 症 の 予 防 方 法 等 の 正 しい 知 識 と 行 動 に 対 する 啓 発 をさらに 推 進 し 特 に 感 染 症 の 罹 患 を 未 然 に 防 ぎ また 疾 病 の 重 症 化 を 防 ぐことにつながる 予 防 接 種 ( 図 表 3-23)については 接 種 率 の 向 上 に 努 める 必 要 があ ります 食 品 流 通 の 多 様 化 による 食 中 毒 の 発 生 など 食 の 安 全 性 に 対 する 区 民 の 関 心 が 高 まる( 図 表 3-24) 中 食 の 安 全 性 に 関 するリスクコミュニケーションを 深 めていく 必 要 がありま す 動 物 との 共 生 社 会 の 構 築 を 目 指 して さらなる 狂 犬 病 予 防 の 啓 発 を 進 めるとともに ペ ット 及 び 飼 い 主 のいない 猫 の 糞 尿 被 害 防 止 に 努 める 必 要 があります 43

48 3 保 健 医 療 に 関 する 重 点 課 題 (1) 健 康 づくりの 推 進 健 康 日 本 21( 第 二 次 )の 方 針 に 基 づき 子 どもから 高 齢 者 まで 全 ての 区 民 が 健 やかで 心 豊 かに 生 活 できる 地 域 社 会 の 実 現 を 目 指 して 食 習 慣 の 改 善 や 運 動 習 慣 の 定 着 等 の 一 次 予 防 に 重 点 を 置 いた 対 策 を 推 進 していきます また 疾 病 の 早 期 発 見 早 期 治 療 に 向 け 特 定 健 康 診 査 特 定 保 健 指 導 やがん 検 診 等 の 健 診 の 充 実 と 受 診 率 向 上 を 図 り 生 活 習 慣 病 の 発 症 予 防 と 重 症 化 予 防 の 徹 底 を 図 ります さらに 乳 幼 児 期 から 高 齢 期 に 至 るまでライフステージに 応 じた 区 民 一 人 ひとりの 健 康 づ くりを 支 援 し 健 康 寿 命 の 延 伸 を 図 るため 関 係 機 関 や 団 体 等 と 連 携 し 社 会 環 境 の 整 備 に 取 組 みます 食 育 については 食 育 推 進 計 画 を 策 定 して 生 活 習 慣 病 予 防 のための 食 生 活 の 実 践 だけで なく 食 を 通 じたコミュニケーションや 食 を 大 切 にする 心 食 の 安 全 について 普 及 啓 発 を 進 めていきます (2) 地 域 医 療 の 推 進 と 療 養 支 援 少 子 高 齢 化 の 進 展 と 疾 病 構 造 の 変 化 医 療 技 術 の 進 歩 など 保 健 医 療 を 取 り 巻 く 環 境 の 大 き な 変 化 を 踏 まえ 地 域 全 体 で 切 れ 目 のない 医 療 提 供 体 制 の 構 築 を 図 る 必 要 があります この ため かかりつけ 医 歯 科 医 薬 局 と 病 院 とのそれぞれの 機 能 に 応 じた 役 割 分 担 を 明 確 にし 区 民 が 身 近 な 地 域 で 安 心 して 医 療 を 受 けられるよう 地 域 医 療 連 携 の 推 進 を 図 ります また 区 民 が 高 齢 になっても 安 心 して 在 宅 生 活 が 継 続 できるよう 医 療 と 介 護 の 連 携 を 推 進 するとともに 初 期 救 急 医 療 の 充 実 大 規 模 災 害 の 発 生 に 備 えた 医 療 救 護 体 制 の 整 備 に 取 組 みます 精 神 保 健 福 祉 施 策 は 入 院 中 心 から 地 域 生 活 中 心 へと 転 換 を 図 っています こころの 病 を 抱 える 人 たちに 対 しては 精 神 保 健 相 談 等 を 利 用 して 必 要 な 医 療 に 結 びつくよう 支 援 を 行 い また 治 療 が 長 期 に 及 ぶ 精 神 疾 患 を 抱 える 人 に 対 しては 確 実 な 医 療 継 続 のための 支 援 と 地 域 での 安 定 した 生 活 を 支 えるための 施 策 の 充 実 を 図 ります さらに 自 殺 予 防 対 策 としてう つ 病 対 策 などの 取 組 みを 推 進 します 難 病 患 者 や 公 害 患 者 等 の 在 宅 療 養 患 者 に 対 しては 関 係 機 関 との 連 携 により 療 養 支 援 及 び 相 談 支 援 体 制 の 充 実 を 図 ります かかりつけ 医 歯 科 医 薬 局 : 普 段 からかかりつけている 患 者 の 健 康 状 態 や 病 歴 のことなどを 把 握 しており 医 療 や 健 康 に 関 することを 気 軽 に 相 談 できる 医 師 歯 科 医 師 や 薬 局 のこと 44

49 (3) 健 康 安 全 の 確 保 多 くの 人 や 物 が 複 雑 に 関 連 し 集 積 する 都 市 においては 健 康 被 害 が 発 生 する 危 険 性 も 高 い ことから 多 様 化 する 健 康 危 機 に 対 処 し 区 民 の 健 康 安 全 を 確 保 するため 国 や 都 と 連 携 し た 健 康 危 機 管 理 対 策 を 構 築 していきます 特 に 新 型 インフルエンザは 区 民 生 活 に 重 大 な 影 響 を 及 ぼす 恐 れがあるため 発 生 に 備 え た 行 動 計 画 を 策 定 します また 新 型 インフルエンザが 発 生 した 際 に 区 民 一 人 ひとりが 正 しい 知 識 を 持 ち 適 切 に 対 応 できるよう 迅 速 な 情 報 収 集 及 び 情 報 提 供 に 努 めます 日 々の 安 全 確 保 と 新 たな 健 康 危 機 等 への 備 えの 両 面 から 区 民 の 日 常 生 活 を 支 える 食 品 医 薬 品 生 活 環 境 飲 用 水 等 の 安 全 確 保 と 食 中 毒 感 染 症 などの 発 生 予 防 と 被 害 拡 大 の 防 止 に 努 めます また ペット 飼 育 者 が 増 加 する 中 狂 犬 病 予 防 の 啓 発 やペットの 糞 尿 被 害 防 止 に 努 め 飼 育 マナーの 向 上 に 向 けての 取 組 みや ペットと 人 が 共 生 できる 社 会 づくりを 推 進 します 45

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51 第 4 章 目 標 と 計 画 事 業 1 計 画 の 目 標 すべての 区 民 が 健 康 を 保 持 増 進 できるように 健 康 づくりを 推 し 進 める 対 策 をはじめ 疾 病 の 早 期 発 見 や 各 種 の 支 援 対 策 安 全 な 生 活 環 境 を 守 る 施 策 を 着 実 に 実 施 することにより 安 全 で 健 康 な 地 域 社 会 を 目 指 していく 必 要 があります そのため 本 計 画 の 目 標 を 区 民 のライフステージに 応 じた 健 康 づくりを 支 援 する 健 康 づくりの 推 進 区 民 の 安 心 信 頼 を 得 る 保 健 医 療 体 制 を 構 築 する 地 域 医 療 の 推 進 と 療 養 支 援 健 康 危 機 管 理 体 制 の 強 化 と 区 民 の 健 康 な 生 活 を 維 持 する 健 康 安 全 の 確 保 とし より 具 体 的 な 取 組 みを 進 めていきます 47

52 2 計 画 の 体 系 大 項 目 中 項 目 小 項 目 1 健 康 的 な 生 活 習 慣 の 確 立 1 栄 養 食 生 活 の 改 善 2 運 動 習 慣 の 定 着 3 こころの 健 康 づくり 4 たばこ アルコール 対 策 5 歯 と 口 腔 の 健 康 2 生 活 習 慣 病 対 策 1 生 活 習 慣 病 の 予 防 2 生 活 習 慣 病 の 早 期 発 見 3 がん 対 策 1 がん 検 診 受 診 率 の 向 上 2 精 密 検 診 結 果 把 握 率 の 向 上 1 健 康 づ く り の 推 進 4 母 子 の 健 康 づくり 5 高 齢 者 の 健 康 づくり 1 妊 娠 出 産 への 支 援 2 新 生 児 期 からの 育 児 支 援 3 子 どもの 健 康 の 確 保 4 基 本 的 な 生 活 習 慣 の 確 立 5 性 に 関 する 正 しい 知 識 の 普 及 1 健 康 の 維 持 増 進 2 健 康 づくりの 支 援 子 * 子 * 子 ( 子 1-1-3) 子 障 * 障 子 * 子 * 子 * 高 3-1[ 一 部 ] * 高 3-2[ 一 部 ] 3 介 護 予 防 事 業 の 充 実 * 高 虚 弱 な 高 齢 者 への 介 護 予 防 の 推 進 * 高 食 育 の 推 進 ( 文 京 区 食 育 推 進 計 画 ) 1 食 と 健 康 づくり 2 食 を 通 じたコミュニケーション 3 食 を 大 切 にする 心 4 食 の 安 全 凡 例 小 項 目 の 表 示 事 業 は 計 画 目 標 を 掲 げ 進 行 管 理 の 対 象 とする 事 業 です 他 の 分 野 別 計 画 との 重 複 掲 載 事 業 については 小 項 目 の 後 に 計 画 の 頭 文 字 と 項 目 番 号 ( 大 中 小 項 目 の 枝 番 号 ) を 記 載 しています 子 子 育 て 支 援 計 画 高 高 齢 者 介 護 保 険 事 業 計 画 障 障 害 者 計 画 地 地 域 福 祉 保 健 の 推 進 計 画 ( ) 本 計 画 ( 保 健 医 療 計 画 )で 進 行 管 理 します * 他 の 分 野 別 計 画 で 進 行 管 理 します 48

53 大 項 目 中 項 目 小 項 目 2 1 地 域 医 療 の 推 進 1 地 域 医 療 連 携 の 充 実 2 かかりつけ 医 歯 科 医 薬 局 の 確 保 3 初 期 救 急 医 療 の 充 実 高 地 地 域 医 療 の 推 進 と 療 養 支 援 2 災 害 時 医 療 の 確 保 3 精 神 保 健 医 療 対 策 4 在 宅 療 養 患 者 の 支 援 1 災 害 時 医 療 の 確 保 2 要 医 療 援 護 者 の 災 害 時 の 支 援 1 相 談 支 援 体 制 の 充 実 2 精 神 障 害 者 の 地 域 生 活 支 援 体 制 の 充 実 3 自 殺 予 防 対 策 の 推 進 1 難 病 患 者 の 療 養 支 援 の 充 実 2 公 害 患 者 等 の 療 養 支 援 の 充 実 * 障 * 障 * 障 * 障 * 障 * 障 * 障 * 障 相 談 支 援 体 制 の 充 実 4 関 係 機 関 連 携 の 充 実 1 健 康 危 機 管 理 体 制 の 強 化 1 健 康 危 機 管 理 の 総 合 的 な 推 進 2 新 型 インフルエンザ 対 策 の 体 制 整 備 2 感 染 症 対 策 1 感 染 症 予 防 対 策 と 蔓 延 防 止 2 結 核 患 者 の 療 養 支 援 と 接 触 者 健 診 の 充 実 3 HIV 性 感 染 症 予 防 の 普 及 啓 発 4 予 防 接 種 率 の 向 上 3 健 康 安 全 の 確 保 3 医 療 安 全 の 推 進 と 医 務 薬 事 4 食 品 衛 生 の 推 進 1 医 療 安 全 の 推 進 2 医 療 監 視 の 充 実 3 医 薬 品 等 の 安 全 対 策 の 推 進 1 食 品 衛 生 関 係 施 設 の 衛 生 確 保 2 食 のリスクコミュニケーションの 推 進 3 食 中 毒 の 未 然 防 止 5 環 境 衛 生 の 推 進 1 自 主 管 理 を 推 進 する 人 材 の 育 成 2 効 果 的 な 監 視 指 導 の 充 実 3 快 適 な 居 住 環 境 の 確 保 6 動 物 衛 生 の 推 進 動 物 衛 生 の 推 進 1 狂 犬 病 予 防 の 普 及 啓 発 2 動 物 の 適 正 飼 養 の 推 進 3 飼 い 主 のいない 猫 の 去 勢 不 妊 手 術 の 推 進 49

54 3 計 画 事 業 1 健 康 づくりの 推 進 健 康 づくりの 目 的 は 生 涯 にわたり 豊 かで 充 実 した 人 生 を 実 現 し より 高 い 生 活 の 質 (Q OL)を 維 持 しながら 健 康 寿 命 を 延 伸 すること にあります そのためには 区 民 一 人 ひ とりが 健 康 に 関 する 正 しい 知 識 を 持 ち 主 体 的 に 健 康 づくりに 取 組 み 適 切 な 生 活 習 慣 を 確 立 することが 重 要 です 区 民 の 健 康 づくりを 推 進 するため 健 康 診 査 やがん 検 診 を 実 施 するほか ライフステージ に 応 じた 健 康 づくり 事 業 を 実 施 していきます 1-1 健 康 的 な 生 活 習 慣 の 確 立 平 成 23 年 度 に 実 施 した 区 の 健 康 に 関 するニーズ 調 査 ( 以 下 ニーズ 調 査 という )では ふだん 健 康 に 気 をつけている と 回 答 した 人 は 約 8 割 であり その7 割 以 上 が 食 事 や 栄 養 に 気 を 配 り また6 割 以 上 が 睡 眠 や 休 養 をとるように 心 がけていましたが 運 動 やスポーツ に 取 組 むと 回 答 した 人 は 半 数 以 下 となっています 健 康 づくりの 基 本 的 要 素 である 栄 養 食 生 活 運 動 休 養 喫 煙 飲 酒 歯 口 腔 の 健 康 について 行 動 目 標 を 設 定 して 生 活 習 慣 の 改 善 に 取 り 組 んで 行 きます 栄 養 食 生 活 の 改 善 ニーズ 調 査 において 健 康 に 気 をつけている 内 容 として 食 事 栄 養 に 気 を 配 る が 最 も 高 く 栄 養 や 食 生 活 に 対 する 関 心 が 高 いことがわかります しかし 外 食 や 中 食 の 利 用 機 会 が 増 え 食 習 慣 やライフスタイルの 多 様 化 により 食 生 活 に 偏 りのある 人 が 増 加 して います そのため 生 活 習 慣 病 の 予 防 につながる 健 全 な 食 生 活 を 実 践 できるよう 食 に 関 する 興 味 と 意 識 の 向 上 を 図 るとともに 健 康 づくりを 視 点 とした 食 環 境 整 備 を 行 う 必 要 が あります 1 日 に 必 要 な 栄 養 素 を 摂 取 するうえで また いきいきとした1 日 をスタートさせるた めにも 朝 食 をとることは 不 可 欠 です しかし ニーズ 調 査 では 朝 食 を 欠 食 する 割 合 が 男 女 とも 20 歳 代 は4 割 半 ばとなっており 若 年 層 で 高 い 結 果 となっています 子 どもの 頃 から 早 寝 早 起 きを 実 践 するなど 生 活 リズムを 整 え 朝 食 をとる 習 慣 を 身 につけるよう 支 援 するとともに 子 どもを 通 し その 親 世 代 に 対 しても 望 ましい 食 習 慣 を 身 につけるよう 支 援 する 取 組 みを 進 めていきます 行 動 目 標 : 行 動 目 標 の 把 握 方 法 については 資 料 編 に 掲 載 50

55 行 動 目 標 ベースライン( 平 成 23 年 度 ) 目 標 ( 平 成 28 年 度 ) 適 正 体 重 (BMI18.5~25.0 未 満 )の 人 の 増 加 20~69 歳 男 性 69.6% 72% 20~69 歳 女 性 71.6% 72% 40 歳 代 50 歳 代 男 性 の 肥 満 (BMI25.0 以 上 )の 減 少 40~59 歳 男 性 34.2% 32% 30 歳 代 女 性 のやせ(BMI18.5 未 満 )の 減 少 30~39 歳 女 性 25.0% 20% 肥 満 傾 向 にある 子 どもの 減 少 小 学 5 年 男 子 3.7% 減 らす 小 学 5 年 女 子 1.4% 減 らす 食 生 活 に 気 を 付 けている 人 の 増 加 20~69 歳 76.2% 増 やす 1 日 3 回 規 則 正 しく 食 べる 人 の 増 加 20~69 歳 49.7% 増 やす 1 日 1 回 は 主 食 主 菜 副 菜 をそろえた 食 事 をする 人 の 増 加 20~69 歳 34.6% 増 やす 野 菜 を 食 べる 人 の 増 加 20~69 歳 男 性 31.8% 増 やす 20~69 歳 女 性 55.4% 増 やす 朝 食 を 毎 日 食 べる 人 の 増 加 20~29 歳 男 性 52.1% 増 やす 20~29 歳 女 性 52.7% 増 やす 行 動 目 標 達 成 のための 取 組 み 事 業 1 健 康 づくり 栄 養 教 室 生 活 習 慣 病 の 予 防 につながる 健 全 な 食 生 活 を 実 践 できるよう 調 理 実 演 や 実 習 を 取 り 入 れた 実 践 的 な 教 室 を 開 催 します 今 後 は 若 年 層 に 向 けた 食 育 講 座 も 実 施 していきます 2 個 別 相 談 電 話 来 所 等 により 個 々の 状 況 に 合 わせた 栄 養 相 談 を 行 います 3 情 報 発 信 栄 養 食 生 活 についての 関 心 や 理 解 を 深 めるために 区 報 やホームページ 等 を 活 用 した 情 報 提 供 を 行 います さらに 携 帯 電 話 を 利 用 した 情 報 発 信 にも 取 組 んでいきます 51

56 進 行 管 理 対 象 事 業 事 業 名 目 標 栄 養 食 生 活 の 改 善 生 活 習 慣 病 予 防 や 健 康 づくりに 関 する 知 識 を 深 め 健 全 な 食 生 活 を 実 践 できるように 調 理 実 演 や 実 習 を 取 り 入 れた 栄 養 教 室 を 開 催 する 若 年 層 を 対 象 に 調 理 実 習 を 中 心 とした 講 座 を 開 催 し 食 への 興 味 や 食 の 基 礎 力 を 育 て 食 育 を 推 進 する 実 績 ( 平 成 23 年 度 ) 計 画 内 容 ( 平 成 29 年 度 末 ) 健 康 づくり 栄 養 教 室 5 回 食 生 活 で 課 題 となる 塩 分 カルシウム 脂 肪 野 菜 および 簡 単 な 朝 食 づくりをテ ーマに 実 施 した 健 康 づくり 栄 養 教 室 3 回 食 育 講 座 2 コース 食 生 活 の 改 善 に 向 け 栄 養 や 食 事 バラン スをテーマに 栄 養 教 室 を 実 施 する 食 生 活 に 課 題 の 多 い 若 年 層 には 食 生 活 の 課 題 ごとに 食 育 講 座 を 実 施 する 運 動 習 慣 の 定 着 ニーズ 調 査 で 運 動 を 行 っていると 回 答 した 人 は 43.3%で 前 回 調 査 の 46.5%より 減 少 し ていましたが 週 2 回 以 上 運 動 を 行 う 習 慣 のある 人 の 割 合 はほぼ 同 じでした 運 動 を 行 っ ている 人 は 60 歳 代 で5 割 を 超 えている 一 方 で 30 歳 代 及 び 50 歳 代 の 男 性 20 歳 代 ~40 歳 代 の 女 性 では 4 割 以 下 と 低 くなっています 運 動 のきっかけづくりとなるような 教 室 を 開 催 していくとともに 運 動 を 継 続 していく ために 運 動 をしやすい 環 境 の 整 備 が 求 められています また 運 動 する 時 間 を 確 保 するこ とが 難 しい 人 には 通 勤 や 家 事 の 中 に 運 動 を 取 り 入 れていくような 指 導 が 必 要 になってい ます 行 動 目 標 ベースライン( 平 成 23 年 度 ) 目 標 ( 平 成 28 年 度 ) 運 動 習 慣 を 持 つ 人 の 増 加 20~64 歳 男 性 43.1% 増 やす 20~64 歳 女 性 41.1% 増 やす 行 動 目 標 達 成 のための 取 組 み 事 業 1 普 及 啓 発 生 活 習 慣 病 予 防 教 室 等 で 運 動 のきっかけづくりを 実 施 していきます 2 運 動 環 境 の 整 備 運 動 習 慣 の 定 着 を 図 るために すべての 人 が 地 域 で 手 軽 に 運 動 に 取 組 めるように 環 境 整 備 を 進 めていきます 52

57 1-1-3 こころの 健 康 づくり ニーズ 調 査 で 睡 眠 により 休 養 が 取 れていると 回 答 した 人 は 約 7 割 で 前 回 調 査 とほぼ 同 じでした 休 養 が 取 れていない 原 因 は 仕 事 や 家 事 等 で 睡 眠 時 間 が 短 いこととした 人 が 一 番 多 く 精 神 的 な 悩 みと 回 答 した 人 は 11.7%でした 日 常 生 活 の 中 で 悩 みやストレスを 感 じている 人 は 77.0%でしたが 前 回 調 査 と 比 較 して よくある は 減 少 したものの 時 々ある は 増 加 傾 向 にありました しかし 64.1%の 人 はストレスを 解 消 できていると 回 答 しています ストレスの 解 消 方 法 はさまざまでした が 運 動 を 行 っていると 回 答 した 人 は 行 っていない 人 よりストレスをうまく 解 消 できてい る 傾 向 にありました 悩 みやストレスの 相 談 先 は 家 族 や 知 人 友 人 がそれぞれ 約 5 割 でした ストレスとう つ 病 との 関 係 については 約 9 割 の 人 が 知 っていると 回 答 しましたが 60 歳 代 の 男 性 では 低 い 傾 向 にありました ストレスを 感 じることについては 社 会 情 勢 や 経 済 状 況 も 大 きな 要 因 とはなりますが ストレスマネジメントの 方 法 や 医 療 機 関 の 利 用 法 について 普 及 啓 発 を 進 めていく 必 要 が あります 行 動 目 標 ベースライン( 平 成 23 年 度 ) 目 標 ( 平 成 28 年 度 ) 睡 眠 による 休 養 が 十 分 とれていない 人 の 減 少 20~69 歳 30.0% 減 らす ストレスを 感 じている 人 の 減 少 20~69 歳 77.0% 減 らす ストレスを 解 消 できている 人 の 増 加 20~69 歳 64.1% 増 やす 行 動 目 標 達 成 のための 取 組 み 事 業 1 普 及 啓 発 こころの 健 康 について 関 心 や 理 解 を 深 めるために 精 神 保 健 講 演 会 や 区 報 ホームペー ジ 等 で 情 報 提 供 を 行 っていきます 特 にうつ 病 についての 啓 発 を 進 め 自 分 自 身 だけでな く 身 近 な 人 のこころの 健 康 の 不 調 に 早 期 に 気 づいて 医 療 機 関 の 相 談 につながるよう 支 援 します 2 相 談 体 制 の 強 化 専 門 医 による 精 神 保 健 相 談 保 健 師 や 臨 床 心 理 士 による 相 談 を 実 施 し 家 族 や 身 近 な 人 からの 相 談 にも 応 じていきます 53

58 1-1-4 たばこ アルコール 対 策 ニーズ 調 査 では 51.5%の 人 がまったく 喫 煙 したことがないと 回 答 しており 喫 煙 習 慣 がある 人 も 前 回 調 査 より 減 少 しています また 喫 煙 者 のうち 禁 煙 したいと 思 っている と 回 答 した 人 は 約 半 数 の 50.8%でした 母 親 学 級 や 両 親 学 級 を 中 心 に 喫 煙 や 受 動 喫 煙 の 害 について 啓 発 を 続 けており 妊 婦 の 喫 煙 率 は 大 幅 に 減 少 しています 区 立 中 学 校 3 年 生 を 対 象 とした たばことお 酒 についてのアンケート 調 査 では たば こを 吸 ったことのある 生 徒 は 減 少 しています アルコールについては 毎 日 飲 酒 する 人 は 前 回 調 査 より 減 少 しています また 飲 酒 を する 人 のうち 週 5 日 以 上 1 日 3 合 以 上 飲 酒 する 人 ( 多 量 飲 酒 者 )の 割 合 は 変 化 があり ませんでした 区 立 中 学 校 3 年 生 を 対 象 とした たばことお 酒 についてのアンケート 調 査 の 結 果 では お 酒 を 飲 んだ 経 験 がある 生 徒 は 減 少 傾 向 にありました 行 動 目 標 ベースライン( 平 成 23 年 度 ) 目 標 ( 平 成 28 年 度 ) 喫 煙 率 の 低 下 20~69 歳 17.7% 15% 妊 婦 の 喫 煙 の 防 止 0.3% 0% 未 成 年 者 の 喫 煙 の 防 止 区 立 中 学 校 3 年 生 5.5% 0% 乳 幼 児 がいる 家 庭 での 喫 煙 率 の 低 下 20.7% 15% 多 量 飲 酒 者 ( 週 5 日 以 上 1 日 3 合 以 上 飲 酒 する 人 )の 減 少 20~69 歳 男 性 10.5% 減 らす 20~69 歳 女 性 2.6% 減 らす 未 成 年 者 の 飲 酒 の 防 止 区 立 中 学 校 3 年 生 30.7% 0% 妊 娠 中 の 飲 酒 の 防 止 16.1% 0% 54

59 行 動 目 標 達 成 のための 取 組 み 事 業 1 区 立 小 学 校 中 学 校 での 取 組 み 区 立 小 学 校 5 年 生 に たばこの 害 に 関 するリーフレットを 配 布 し 啓 発 を 図 ります また 今 後 も 区 立 中 学 校 3 年 生 に たばことお 酒 についてのアンケート 調 査 を 実 施 し その 結 果 を 踏 まえたリーフレットを 作 成 し 啓 発 を 図 ります 2 禁 煙 に 関 する 普 及 啓 発 生 活 習 慣 病 予 防 教 室 等 でたばこの 健 康 への 影 響 や 受 動 喫 煙 について 正 しい 知 識 を 普 及 し ていきます 母 親 学 級 や 両 親 学 級 では スモーカライザー 1 を 利 用 して 禁 煙 指 導 を 実 施 し ます 世 界 禁 煙 デーに 合 わせ 区 報 ホームページ 等 でたばこの 健 康 への 影 響 やCOPD 2 に ついても 情 報 提 供 していきます 3 適 正 飲 酒 に 関 する 普 及 啓 発 個 別 指 導 健 康 相 談 や 母 親 学 級 等 で 適 正 飲 酒 について 啓 発 していきます また 専 門 医 によるア ルコール 依 存 に 関 する 相 談 を 実 施 します 4 受 動 喫 煙 防 止 飲 食 店 にたばこの 健 康 被 害 に 関 する 情 報 提 供 を 行 うとともに 受 動 喫 煙 対 策 に 取 組 んで いる 飲 食 店 に 対 してステッカーを 配 布 し 掲 出 を 依 頼 していきます 歯 と 口 腔 の 健 康 食 べる 喜 び 話 す 楽 しみ 等 の 豊 かな 生 活 を 営 むためには 歯 と 口 腔 の 健 康 が 重 要 です 歯 の 喪 失 口 腔 機 能 の 低 下 の 軽 減 を 図 るために 年 齢 に 応 じた 歯 と 口 腔 の 健 康 づくりの 支 援 を 行 っていきます 3 歳 児 のむし 歯 のない 児 の 割 合 は 東 京 都 や 23 区 平 均 より 高 い 状 況 です しかし 12 歳 児 1 人 平 均 う 歯 数 (DMFT 指 数 3 )は 1.02 歯 と 健 康 日 本 21 の 目 標 値 1.0 歯 未 満 を 達 成 できていないため 幼 児 期 から 学 童 期 の 食 習 慣 や 口 腔 清 掃 方 法 を 見 直 してむし 歯 予 防 を 進 めていく 必 要 があります ニーズ 調 査 では 1 日 2 回 以 上 磨 くかつ 清 掃 補 助 用 具 を 使 う 人 ( 丁 寧 に 歯 を 磨 く 人 )は 28.9%と 低 く 8020 運 動 4 の 認 知 度 やむし 歯 や 歯 周 病 と 全 身 疾 患 の 関 連 性 の 認 知 度 も まだまだ 低 い 状 況 です かかりつけ 歯 科 医 をもつ 人 は 72.2%と 増 加 していますが 区 が 実 施 している 歯 周 疾 患 検 診 の 受 診 率 は 10.4%でした 今 後 は 全 身 の 健 康 との 関 連 も 視 野 に 入 れた 口 腔 のセルフケアの 方 法 の 普 及 と かかり つけ 歯 科 医 によるプロケアの 必 要 性 についての 普 及 が 求 められています 1 スモーカライザー: 呼 気 中 一 酸 化 炭 素 濃 度 測 定 器 呼 気 中 の 一 酸 化 炭 素 濃 度 を 測 定 することで その 人 の 喫 煙 状 況 を 知 ることができたり 喫 煙 者 と 非 喫 煙 者 を 識 別 することができる 2 COPD: 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 気 管 支 細 気 管 支 肺 胞 の 広 い 範 囲 に 治 りにくい 慢 性 の 炎 症 が 起 こり 空 気 の 出 し 入 れが 障 害 され( 気 流 障 害 ) 肺 胞 が 壊 れ 酸 素 の 取 り 入 れ 二 酸 化 炭 素 の 排 出 (ガス 交 換 )が 障 害 される 病 気 のこと 3 DMFT 指 数 :1 人 あたりの 永 久 歯 のむし 歯 合 計 数 (むし 歯 で 抜 いた 歯 治 療 した 歯 も 含 む) 運 動 : 80 歳 になっても 20 本 以 上 自 分 の 歯 を 保 とう という 運 動 のこと 55