資 料 総 括 表 議 事 次 第 配 席 表 資 料 資 料 1 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 委 員 及 び 専 門 委 員 名 簿 資 料 2-1 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 改 正 案 (5 月 時 点 )の 修 正 について

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1 第 47 回 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 日 時 : 平 成 26 年 11 月 19 日 ( 水 )9:30~11:30 場 所 : 大 阪 府 医 師 会 館 4 階 大 会 議 室 1 開 会 2 議 題 (1) 会 長 選 出 部 会 設 置 等 について (2) 諮 問 事 項 1 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 の 改 正 について 2 平 成 26 年 度 救 急 告 示 医 療 機 関 の 認 定 について 3 市 立 堺 病 院 の 認 定 について 4 救 急 告 示 医 療 機 関 の 認 定 基 準 の 改 定 について (3) 関 連 報 告 事 項 ORIONデータ 検 討 WGの 設 置 について (4)そ の 他 3 閉 会

2 資 料 総 括 表 議 事 次 第 配 席 表 資 料 資 料 1 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 委 員 及 び 専 門 委 員 名 簿 資 料 2-1 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 改 正 案 (5 月 時 点 )の 修 正 について 資 料 2-2 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 改 正 案 資 料 2-3 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 改 正 新 旧 対 照 表 ( 案 ) 資 料 2-4 実 施 基 準 の 改 正 にかかるスケジュール 資 料 2-5 傷 病 者 のプロトコル( 案 ) 資 料 3-1 救 急 病 院 等 の 認 定 に 関 する 事 前 審 査 について( 諮 問 )( 写 し) 資 料 3-2 救 急 病 院 等 に 関 する 認 定 手 続 きについて 資 料 4-1 資 料 4-2 大 阪 府 内 位 置 図 市 立 堺 病 院 の 整 備 にかかる 大 阪 府 の 考 え 方 資 料 5-1 資 料 5-2 資 料 5-3 大 阪 府 における 救 急 告 示 医 療 機 関 の 認 定 基 準 の 改 定 について ( 諮 問 )( 写 し) 大 阪 府 救 急 告 示 医 療 機 関 の 認 定 基 準 改 定 の 方 向 性 について 二 次 救 急 医 療 機 関 の 告 示 に 関 する 泉 州 保 健 医 療 協 議 会 の 意 見 に ついて 資 料 6 ORIONデータ 検 討 WGの 設 置 について 参 考 資 料 参 考 資 料 1 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 規 則 参 考 資 料 2 救 急 病 院 等 に 関 する 関 係 法 令 等 について 参 考 資 料 3 大 阪 府 救 急 告 示 医 療 機 関 の 認 定 基 準 別 冊 各 圏 域 版 実 施 基 準 改 正 案 別 添 市 立 堺 病 院 パンフレット

3 第 47 回 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 配 席 表 平 成 26 年 11 月 19 日 ( 水 )9:30~11:30 大 阪 府 医 師 会 館 4 階 大 会 議 室 会 長 関 係 者 席 関 係 者 席 関 係 者 席 こんどうaaaa 近 藤 委 員 さかぐちaaaa 坂 口 委 員 さかもとaaa ] 阪 本 委 員 しまだaaaあ 島 田 委 員 しまづaaaaaa 嶋 津 委 員 たかやまaaa 髙 山 委 員 ゆきおかaaa 行 岡 委 員 いちはら 市 原 委 員 いとう 伊 藤 委 員 うつみ 内 海 委 員 おおぐち 大 口 委 員 かのう 加 納 委 員 ( 私 病 協 ) かわい 河 井 委 員 きど 城 戸 委 員 関 係 者 席 関 係 者 席 関 係 者 席 よこたaaaaaa 横 田 委 員 こうだ 甲 田 委 員 事 務 局 事 務 局 傍 聴 席 傍 聴 席 傍 聴 席 傍 聴 席 出 入 口

4 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 委 員 及 び 専 門 委 員 名 簿 (50 音 順 ) 氏 名 所 属 等 ( 委 員 ) 市 原 聡 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 歯 科 医 師 会 常 務 理 事 伊 藤 ヒロコ 公 益 社 団 法 人 大 阪 府 看 護 協 会 会 長 内 海 久 子 大 阪 府 議 会 健 康 福 祉 常 任 委 員 会 委 員 長 大 口 善 郎 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 病 院 協 会 副 会 長 岡 文 夫 大 阪 弁 護 士 会 弁 護 士 笠 原 幹 司 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 医 師 会 理 事 加 納 繁 照 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 私 立 病 院 協 会 副 会 長 加 納 康 至 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 医 師 会 理 事 河 井 賀 文 大 阪 府 下 消 防 長 会 警 防 救 急 委 員 会 委 員 長 ( 柏 原 羽 曳 野 藤 井 寺 消 防 組 合 消 防 長 ) 紀 田 馨 大 阪 府 議 会 健 康 福 祉 常 任 委 員 会 副 委 員 長 城 戸 秀 行 大 阪 市 消 防 局 救 急 部 長 鍬 方 安 行 学 校 法 人 関 西 医 科 大 学 救 急 医 学 講 座 主 任 教 授 甲 田 伸 一 大 阪 市 健 康 局 首 席 医 務 監 近 藤 直 緒 美 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 薬 剤 師 会 理 事 坂 口 伺 大 阪 府 警 察 本 部 警 備 部 警 備 課 長 阪 本 栄 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 医 師 会 理 事 茂 松 茂 人 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 医 師 会 副 会 長 島 田 薫 堺 市 消 防 局 警 防 部 長 嶋 津 岳 士 大 阪 大 学 医 学 部 附 属 病 院 高 度 長 兼 教 授 髙 山 佳 洋 大 阪 府 保 健 所 長 会 会 長 ( 茨 木 保 健 所 長 ) 多 田 利 喜 大 阪 府 市 長 会 副 会 長 ( 富 田 林 市 長 ) 行 岡 正 雄 大 阪 府 救 急 医 療 機 関 連 絡 協 議 会 会 長 横 田 順 一 朗 地 方 独 立 行 政 法 人 堺 市 立 病 院 機 構 市 立 堺 病 院 副 院 長 ( 専 門 委 員 ) 安 部 嘉 男 社 会 医 療 法 人 きつこう 会 多 根 総 合 病 院 救 急 科 部 長 甲 斐 達 朗 済 生 会 千 里 病 院 副 院 長 兼 千 里 長 澤 温 一 般 社 団 法 人 大 阪 精 神 科 病 院 協 会 理 事 武 知 哲 久 一 般 社 団 法 人 大 阪 小 児 科 医 会 会 長 野 村 政 彦 富 田 林 市 健 康 推 進 部 長 資 料 1 藤 見 聡 松 岡 哲 也 地 方 独 立 行 政 法 大 阪 府 立 病 院 機 構 大 阪 府 立 急 性 期 総 合 医 療 センター 救 急 診 療 科 部 長 地 方 独 立 行 政 法 人 りんくう 総 合 医 療 センター 副 院 長 兼 大 阪 府 泉 州 所 長 ( 平 成 26 年 11 月 19 日 現 在 )

5 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 委 員 及 び 専 門 委 員 名 簿 (50 音 順 ) ( 平 成 26 年 11 月 19 日 ) 会 長 氏 名 所 属 等 ( 委 員 ) 市 原 聡 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 歯 科 医 師 会 常 務 理 事 伊 藤 ヒロコ 公 益 社 団 法 人 大 阪 府 看 護 協 会 会 長 内 海 久 子 大 阪 府 議 会 健 康 福 祉 常 任 委 員 会 委 員 長 救 急 病 院 等 の 告 示 に 関 する 部 会 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 等 に 関 する 検 討 部 会 大 口 善 郎 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 病 院 協 会 副 会 長 岡 文 夫 大 阪 弁 護 士 会 弁 護 士 笠 原 幹 司 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 医 師 会 理 事 加 納 繁 照 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 私 立 病 院 協 会 副 会 長 加 納 康 至 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 医 師 会 理 事 河 井 賀 文 大 阪 府 下 消 防 長 会 警 防 救 急 委 員 会 委 員 長 ( 柏 原 羽 曳 野 藤 井 寺 消 防 組 合 消 防 長 ) 紀 田 馨 大 阪 府 議 会 健 康 福 祉 常 任 委 員 会 副 委 員 長 城 戸 秀 行 大 阪 市 消 防 局 救 急 部 長 鍬 方 安 行 学 校 法 人 関 西 医 科 大 学 救 急 医 学 講 座 主 任 教 授 甲 田 伸 一 大 阪 市 健 康 局 首 席 医 務 監 近 藤 直 緒 美 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 薬 剤 師 会 理 事 坂 口 伺 大 阪 府 警 察 本 部 警 備 部 警 備 課 長 阪 本 栄 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 医 師 会 理 事 茂 松 茂 人 一 般 社 団 法 人 大 阪 府 医 師 会 副 会 長 島 田 薫 堺 市 消 防 局 警 防 部 長 嶋 津 岳 士 大 阪 大 学 医 学 部 附 属 病 院 高 度 長 兼 教 授 髙 山 佳 洋 大 阪 府 保 健 所 長 会 会 長 ( 茨 木 保 健 所 長 ) 多 田 利 喜 大 阪 府 市 長 会 副 会 長 ( 富 田 林 市 長 ) 行 岡 正 雄 大 阪 府 救 急 医 療 機 関 連 絡 協 議 会 会 長 横 田 順 一 朗 地 方 独 立 行 政 法 人 堺 市 立 病 院 機 構 市 立 堺 病 院 副 院 長 ( 専 門 委 員 ) 安 部 嘉 男 社 会 医 療 法 人 きつこう 会 多 根 総 合 病 院 救 急 科 部 長 甲 斐 達 朗 済 生 会 千 里 病 院 副 院 長 兼 千 里 長 澤 温 一 般 社 団 法 人 大 阪 精 神 科 病 院 協 会 理 事 武 知 哲 久 一 般 社 団 法 人 大 阪 小 児 科 医 会 会 長 野 村 政 彦 富 田 林 市 健 康 推 進 部 長 藤 見 聡 地 方 独 立 行 政 法 大 阪 府 立 病 院 機 構 大 阪 府 立 急 性 期 総 合 医 療 センター 救 急 診 療 科 部 長 松 岡 哲 也 地 方 独 立 行 政 法 人 りんくう 総 合 医 療 センター 副 院 長 兼 大 阪 府 泉 州 所 長 各 部 会 長 は で 各 部 会 委 員 は であらわす

6 資 料 2-1 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 の 改 正 案 (5 月 時 点 )の 修 正 について これまでの 過 程 平 成 25 年 12 月 20 日 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 ( 諮 問 ) 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 の 一 部 改 正 について 平 成 26 年 1 月 ~3 月 大 阪 府 救 急 業 務 高 度 化 推 進 連 絡 協 議 会 等 との 調 整 協 議 5 月 15 日 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 等 に 関 する 検 討 部 会 2 次 告 示 医 療 機 関 の 意 見 を 踏 まえ 成 人 の 疾 病 における 選 定 医 療 機 関 の 基 準 を 変 更 ( 緊 急 度 に2 次 告 示 医 療 機 関 を 選 定 先 としてリスト 化 ) 5 月 20 日 大 阪 府 救 急 業 務 高 度 化 推 進 連 絡 協 議 会 5 月 29 日 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 大 阪 府 版 実 施 基 準 改 正 案 の 決 定 6 月 ~9 月 頃 各 圏 域 保 健 医 療 協 議 会 地 域 メディカルコントロール 協 議 会 等 圏 域 版 実 施 基 準 の 改 正 救 急 告 示 医 療 機 関 への 説 明 会 関 係 団 体 への 説 明 会 (6 月 8 月 ) 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 受 入 体 制 検 証 会 議 (8 月 ) 救 命 救 急 C 長 意 見 交 換 会 (9 月 ) 9 月 関 係 4 団 体 への 意 見 聴 取 ( 大 阪 府 医 師 会 大 阪 府 救 急 医 療 連 絡 協 議 会 大 阪 府 私 立 病 院 協 会 大 阪 府 病 院 協 会 ) 10 月 実 施 基 準 ワーキング( 平 成 25 年 10 月 以 降 計 11 回 ) 10 月 24 日 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 等 に 関 する 検 討 部 会 11 月 11 日 大 阪 府 救 急 業 務 高 度 化 推 進 連 絡 協 議 会 救 急 隊 員 教 育 のあり 方 検 討 委 員 会 主 な 改 正 案 (5 月 時 点 )の 修 正 内 容 各 部 門 の 専 門 医 及 び 関 係 4 団 体 等 の 意 見 を 踏 まえ 下 記 について 修 正 する 〇 小 児 救 急 医 の 意 見 を 踏 まえた 小 児 の 第 一 号 に 基 づく 医 療 機 関 分 類 の 定 義 及 び 第 三 号 に 基 づく 観 察 基 準 第 四 号 に 基 づく 選 定 基 準 の 変 更 〇 循 環 器 救 急 医 の 意 見 を 踏 まえた 第 一 号 に 基 づく 医 療 機 関 分 類 の 定 義 の 変 更 〇 産 科 医 及 び 長 の 意 見 を 踏 まえた 妊 産 婦 の 第 三 号 に 基 づく 観 察 基 準 第 四 号 に 基 づく 選 定 基 準 の 変 更 かかりつけ 医 依 頼 搬 送 の 取 り 扱 いについて 追 加

7 資 料 2-2 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 改 正 案 平 成 26 年 11 月 大 阪 府

8 目 次 はじめに~ 実 施 基 準 改 正 の 背 景 と 目 的 ~ 1 1. 実 施 基 準 改 正 にあたっての 考 え 方 3 2. 協 議 会 の 設 置 3 3. 傷 病 者 の 身 体 的 異 常 による 救 急 搬 送 に 係 る 実 施 基 準 第 一 号 に 基 づく 医 療 機 関 分 類 基 準 第 二 号 に 基 づく 医 療 機 関 リスト 第 三 号 に 基 づく 観 察 基 準 及 び 第 四 号 に 基 づく 選 定 基 準 第 五 号 に 基 づく 伝 達 基 準 第 六 号 に 基 づく 受 入 れ 医 療 機 関 の 確 保 第 七 号 に 基 づく 府 が 必 要 と 認 める 事 項 40 4.データ 集 積 に 基 づく 検 証 評 価 と 見 直 しについて 40 < 資 料 > 資 料 1-1 救 急 医 療 機 関 リストの 枠 組 み( 概 念 図 ) 42 資 料 1-2 患 者 の 緊 急 度 特 定 の 病 態 による 対 応 可 能 医 療 機 関 リスト 43 資 料 1-3 患 者 の 緊 急 度 特 定 の 病 態 による 対 応 可 能 医 療 機 関 リスト 44 ( 評 価 追 記 版 ) 資 料 2 二 次 告 示 医 療 機 関 の 機 能 分 類 リスト 45 資 料 3 疾 病 : 成 人 46 資 料 4 疾 病 : 小 児 55 資 料 5 外 因 59 資 料 6 外 傷 63 資 料 7 傷 病 者 の 搬 送 と 受 入 実 施 基 準 検 証 票 68 資 料 8 病 院 後 救 急 患 者 情 報 の 項 目 69

9 はじめに~ 実 施 基 準 改 正 の 背 景 と 目 的 ~ 消 防 と 医 療 の 連 携 を 推 進 し 傷 病 者 の 症 状 に 応 じた 救 急 搬 送 及 びその 受 入 れをより 適 切 かつ 円 滑 に 行 うため 消 防 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 21 年 法 律 第 34 号 ) が 平 成 21 年 10 月 30 日 に 施 行 された これに 伴 い 大 阪 府 においては 消 防 法 第 35 条 の5 第 2 項 各 号 に 規 定 する 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 ( 以 下 実 施 基 準 という ) を 平 成 22 年 12 月 に 策 定 し 各 二 次 医 療 圏 において 地 域 の 実 情 を 踏 まえつつ 実 施 基 準 に 準 じ たルールを 定 め 運 用 してきたところである 実 施 基 準 を 有 効 に 機 能 させるためには 実 施 基 準 がルールどおり 運 用 されているの か 救 急 患 者 が 適 切 な 医 療 機 関 に 搬 送 され 適 切 な 医 療 を 受 けられたかなど 分 析 検 証 していくことが 重 要 である 府 では 年 間 45 万 件 ( 平 成 24 年 中 )を 超 える 救 急 搬 送 及 びその 受 入 れを 適 切 かつ 円 滑 に 行 い 検 証 の 前 提 となる 府 内 全 域 のデータを 収 集 する 必 要 があることから 現 場 の 利 便 性 を 高 め 負 担 を 最 小 限 にするため これまで 救 急 隊 が 紙 で 行 っていた 病 院 選 定 や 救 急 搬 送 データの 現 場 での 電 子 化 を 可 能 とする スマートフォン 等 を 活 用 した 大 阪 府 救 急 搬 送 支 援 情 報 収 集 集 計 分 析 システム( 以 下 ORION という ) を 開 発 し 平 成 25 年 1 月 より 運 用 を 開 始 しているところである しかしながら 実 施 基 準 策 定 後 4 年 が 経 過 し 救 急 隊 が 現 場 で 患 者 の 状 態 を 観 察 す るための 基 準 や 医 療 機 関 を 分 類 する 基 準 など 個 別 のルールが 府 内 共 通 ではないため 他 圏 域 との 比 較 や 圏 域 外 への 病 院 選 定 ができないといった 問 題 が 生 じてきた また これまでの 観 察 基 準 は 病 態 別 に 対 応 可 能 な 医 療 機 関 を 検 索 することとし てきたが 昨 今 では 傷 病 者 を 観 察 する 立 場 で 基 準 を 設 けることが 重 要 となってきた 例 えば 諸 外 国 で 行 われている 病 院 前 救 護 でのトリアージ 手 法 や 日 本 臨 床 救 急 医 学 会 で 導 入 運 用 の 検 討 が 進 められているJTAS( 1)などは 主 訴 を 糸 口 に 生 理 学 的 徴 候 と 症 状 徴 候 を 評 価 して 緊 急 度 を 判 断 するように 設 計 されている 平 成 25 年 度 に 消 防 庁 にて 開 催 された 緊 急 度 判 定 体 系 に 関 する 検 討 会 においても CP AS( 2)を 雛 形 にして 緊 急 度 判 定 プロトコル Ver.1 救 急 現 場 が 作 成 されるなど 我 が 国 でも 今 後 生 理 学 的 徴 候 だけでなく 症 状 徴 候 を 加 えた 緊 急 度 及 び 病 態 の 判 断 が 標 準 となっていくことが 見 込 まれる 1 JTAS(Japan Triage and Acuity Scale) カナダの 病 院 外 来 のための 緊 急 度 判 定 支 援 システムである CTAS(Canadian Triage and Acuity Scale)を 翻 訳 した 日 本 版 緊 急 度 判 定 支 援 システム 2 CPAS(Canadian Prehospital Acuity Scale) カナダの 病 院 前 救 護 のための 緊 急 度 判 定 支 援 システム 1

10 そのため 症 状 徴 候 から 病 院 選 定 を 行 えるよう 観 察 基 準 を 見 直 し 各 圏 域 に おける 観 察 項 目 等 と 収 集 情 報 の 共 通 化 を 図 る 併 せて これまで 具 体 的 な 基 準 を 明 記 していなかった 小 児 の 傷 病 者 についても 実 施 基 準 の 対 象 として 追 記 する 消 防 法 改 正 の 骨 子 第 35 条 の5 第 2 項 ( 実 施 基 準 ) 1. 医 療 機 関 を 分 類 する 基 準 2. 医 療 機 関 の 区 分 と 該 当 する 医 療 機 関 名 3. 傷 病 者 の 状 況 を 確 認 するための 基 準 4. 医 療 機 関 を 選 定 するための 基 準 5. 傷 病 者 の 状 況 を 伝 達 するための 基 準 6. 合 意 形 成 の 基 準 と 受 け 入 れ 医 療 機 関 の 確 保 7. 都 道 府 県 が 必 要 と 認 める 事 項 第 35 条 の6 ( 国 都 道 府 県 : 情 報 提 供 援 助 ) 第 35 条 の7 ( 実 施 基 準 の 遵 守 尊 重 ) 第 35 条 の8 ( 協 議 会 ) 第 1 項 実 施 基 準 に 関 する 協 議 並 びに 実 施 基 準 に 基 づく 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 に 係 る 連 絡 調 整 ( 調 査 分 析 など)を 行 う ための 協 議 会 を 組 織 第 2 項 ( 構 成 ) 第 3 項 関 係 行 政 機 関 に 資 料 の 提 供 意 見 の 表 明 説 明 その 他 の 協 力 を 求 めることができる 第 4 項 都 道 府 県 知 事 に 対 する 意 見 具 申 2

11 1 実 施 基 準 改 正 にあたっての 考 え 方 大 阪 府 においては 生 理 学 的 徴 候 だけでなく 症 状 徴 候 を 加 えた 緊 急 度 及 び 病 態 に 応 じた 病 院 選 定 から 迅 速 な 搬 送 迅 速 な 医 療 の 提 供 ができるよう 成 人 及 び 小 児 の 身 体 的 異 常 のある 傷 病 者 について 実 施 基 準 を 定 める 本 実 施 基 準 で 定 める 医 療 機 関 分 類 基 準 ( 第 一 号 ) 観 察 基 準 ( 第 三 号 ) 及 び 選 定 基 準 ( 第 四 号 )については 大 阪 府 下 全 域 で 統 一 化 し 医 療 機 関 リスト( 第 二 号 )につい ては 第 一 号 に 基 づいて 各 圏 域 において 作 成 する 伝 達 基 準 ( 第 五 号 )については 標 準 的 な 基 準 を 示 し これまでどおり 各 圏 域 の 救 急 搬 送 や 医 療 資 源 の 実 態 を 勘 案 して 実 状 にあった 基 準 を 各 地 域 のメディカルコン トロール 協 議 会 ( 以 下 地 域 MC 協 議 会 という )が 策 定 し 運 用 する 受 入 医 療 機 関 確 保 基 準 ( 第 六 号 ) 及 び 府 が 必 要 と 認 める 事 項 ( 第 七 号 )については 大 阪 府 下 全 域 で 統 一 化 する なお 消 防 機 関 が 個 々の 医 療 機 関 にフリーでアクセスすることのできない 仕 組 み 等 により 救 急 医 療 体 制 を 確 保 し 搬 送 受 入 れのシステムや 基 準 を 運 用 している 以 下 の 特 定 科 目 に 関 しては 本 実 施 基 準 とさらに 連 携 できるよう 今 後 検 討 を 行 う 初 期 二 次 後 送 体 制 による 眼 科 耳 鼻 咽 喉 科 の 救 急 医 療 体 制 産 婦 人 科 診 療 相 互 援 助 システム 及 び 産 婦 人 科 救 急 搬 送 体 制 確 保 事 業 ( 一 次 救 急 医 療 ネットワーク 整 備 事 業 ) 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 による 産 婦 人 科 救 急 医 療 体 制 新 生 児 診 療 相 互 援 助 システムによる 新 生 児 救 急 医 療 体 制 大 阪 府 精 神 科 救 急 医 療 体 制 2. 協 議 会 の 設 置 ( 図 1 及 び 図 2 参 照 ) 本 府 における 消 防 法 第 35 条 の8に 基 づく 実 施 基 準 に 関 する 協 議 並 びに 実 施 基 準 に 基 づく 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 に 係 る 連 絡 調 整 を 行 うための 協 議 会 は 大 阪 府 知 事 の 附 属 機 関 である 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 ( 以 下 審 議 会 という ) と する 審 議 会 が 大 阪 府 救 急 業 務 高 度 化 推 進 連 絡 協 議 会 との 密 接 な 連 携 協 力 のもとで 実 施 基 準 の 運 用 検 証 及 び 改 正 を 行 うこととする 審 議 会 に 大 阪 府 救 急 業 務 高 度 化 推 進 連 絡 協 議 会 委 員 である 救 急 医 療 の 専 門 家 であ る 医 師 及 び 消 防 機 関 の 職 員 を 新 たに 専 門 委 員 に 加 え 実 施 基 準 等 に 関 する 検 討 を 行 う ため 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 等 に 関 する 検 討 部 会 ( 以 下 実 施 基 準 検 討 部 会 という ) を 設 ける この 検 討 部 会 において 本 府 実 施 基 準 改 正 案 の 標 準 的 なモデルを 作 成 し 審 議 会 に 諮 った 上 で これをもとに 成 人 及 び 小 児 の 身 体 的 な 異 常 のある 傷 病 者 に 関 しては 3

12 原 則 二 次 医 療 圏 を 単 位 とする 各 地 域 において 救 急 搬 送 の 実 態 や 医 療 資 源 の 実 状 を 踏 まえた 具 体 的 な 基 準 の 作 成 を 行 うこととする その 後 検 討 部 会 において 各 地 域 において 作 成 した 基 準 をとりまとめ これらを 合 わせて 審 議 会 において 最 終 的 な 大 阪 府 実 施 基 準 を 策 定 する 今 後 も 引 き 続 いて 法 改 正 の 趣 旨 に 則 り 消 防 と 医 療 の 連 携 を 推 進 するため 各 地 域 MC 協 議 会 と 保 健 医 療 協 議 会 が 密 接 に 連 携 協 力 することが 極 めて 重 要 であること から 両 協 議 会 の 役 割 と 所 掌 事 項 を 活 かしつつ 地 域 に 応 じたやり 方 で 実 質 的 な 協 力 体 制 を 構 築 し 地 域 における 実 施 基 準 に 関 する 協 議 並 びに 実 施 基 準 に 基 づく 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 更 には 継 続 的 なデータ 集 積 に 基 づく 検 証 評 価 と 基 準 の 見 直 しに 係 る 連 絡 調 整 を 行 っていくこととする 図 1 大 阪 府 における 実 施 基 準 改 正 のスキーム 改 正 スキーム(イメージ) 大 阪 府 知 事 諮 問 答 申 3 圏 域 案 を 提 出 と り ま と め 5 府 実 施 基 準 改 正 の 正 式 決 定 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 実 施 基 準 検 討 部 会 相 談 1 実 施 基 準 改 正 案 作 成 4 圏 域 案 を 踏 まえて 再 度 検 討 二 次 医 療 圏 ごとに 検 討 保 健 医 療 協 議 会 意 見 聴 取 専 門 委 員 として 参 画 意 見 交 換 大 阪 府 救 急 業 務 高 度 化 推 進 連 絡 協 議 会 報 告 及 び 情 報 提 供 ( 随 時 ) 地 域 MC 協 議 会 2 圏 域 単 位 の 検 討 6 運 用 状 況 の 検 証 7 実 施 基 準 の 見 直 し 救 急 懇 話 会 検 討 のフロー 1 諮 問 を 受 け 実 施 基 準 検 討 部 会 において 大 阪 府 実 施 基 準 改 正 案 を 策 定 2 大 阪 府 実 施 基 準 改 正 案 を 基 に 各 医 療 圏 における 実 施 基 準 を 検 討 3 各 医 療 圏 の 実 施 基 準 案 を 救 対 審 へ 提 出 4 各 圏 域 案 をとりまとめた 上 実 施 基 準 検 討 部 会 にて 再 検 討 5 救 急 医 療 対 策 審 議 会 において 大 阪 府 実 施 基 準 案 を 決 定 ( 答 申 ) 6 地 域 MC 協 議 会 で 実 施 基 準 の 運 用 状 況 を 検 証 課 題 の 抽 出 7 実 施 基 準 見 直 し 4

13 図 2 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れ 実 施 基 準 の 概 念 図 消 防 機 関 5 観 察 選 定 情 報 伝 達 に 当 たり 各 種 基 準 を 遵 守 1 協 議 会 (MC/ 保 医 ) 3 施 設 分 類 の 設 定 と 疾 病 別 医 療 機 関 リス ト 周 知 4 傷 病 者 観 察 と 選 定 (トリアージ) 基 準 依 頼 協 力 提 示 医 療 機 関 2 現 況 調 査. 病 態 処 置 別 収 容 の 受 け 入 れ 可 否 情 報 を 提 供 5 受 入 れに 当 たり 選 定 基 準 を 尊 重 合 意 搬 送 6 オンラインMC 搬 送 傷 病 者 の 情 報 提 供 7 データ 集 積 と 検 証 7 修 正 とフィードバック 収 容 患 者 の 診 療 情 報 提 供 5

14 3. 傷 病 者 の 身 体 的 異 常 による 救 急 搬 送 に 係 る 実 施 基 準 大 阪 府 域 全 体 で 運 用 する 傷 病 者 の 救 急 搬 送 に 係 る 標 準 的 な 実 施 基 準 を 示 す 各 二 次 医 療 圏 においては 本 実 施 基 準 の 医 療 機 関 分 類 基 準 ( 第 一 号 ) 観 察 基 準 ( 第 三 号 ) 及 び 選 定 基 準 ( 第 四 号 )については 全 圏 域 統 一 とし 医 療 機 関 リスト( 第 二 号 )に ついては 第 一 号 に 基 づいて 各 圏 域 において 作 成 する 以 下 医 療 機 関 分 類 基 準 医 療 機 関 リスト 観 察 基 準 選 定 基 準 伝 達 基 準 受 入 医 療 機 関 確 保 基 準 その 他 基 準 について 消 防 法 の 条 文 に 沿 って 記 述 する 3-1. 第 一 号 に 基 づく 医 療 機 関 分 類 基 準 傷 病 者 の 心 身 等 の 状 況 に 応 じた 適 切 な 医 療 の 提 供 が 行 われる 体 制 を 確 保 するた めに 傷 病 者 の 緊 急 度 と 特 別 な 対 応 を 要 する 病 態 ( 以 下 特 定 病 態 という )に 応 じて 医 療 機 関 を 以 下 のとおり6つの 大 区 分 に 分 類 する このうち 特 定 病 態 に 対 する 特 別 な 対 応 が 可 能 な 医 療 機 関 を 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 と 呼 び 各 病 態 を 中 分 類 それぞれに 対 して 緊 急 に 対 応 すべき 機 能 を 小 分 類 で 示 す また 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 は 緊 急 を 要 するものの 病 態 が 特 定 できない 場 合 や CPAの 初 期 対 応 が 可 能 な 医 療 機 関 とする また 初 期 対 応 医 療 機 関 には 地 域 の 判 断 で 二 次 救 急 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 も 含 めることができる なお 傷 病 者 が 透 析 患 者 精 神 科 合 併 妊 婦 のいずれかに 該 当 する 場 合 に は それら 単 独 で 搬 送 先 医 療 機 関 の 選 定 に 影 響 するため 各 医 療 機 関 は 緊 急 透 析 精 神 科 合 併 妊 婦 の 受 け 入 れが 可 能 かを 明 確 にする 本 医 療 機 関 分 類 基 準 の 基 本 枠 組 み 及 び 各 分 類 区 分 の 医 療 機 関 に 求 められる 診 療 機 能 は 以 下 のとおりである 大 区 分 ア 重 篤 - 特 定 病 態 : ( 三 次 告 示 医 療 機 関 ) 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 ( 二 次 告 示 医 療 機 関 ) イ 重 篤 - 非 特 定 病 態 : ( 三 次 告 示 医 療 機 関 ) 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 二 次 告 示 医 療 機 関 ) 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 ( 二 次 告 示 医 療 機 関 ) ウ 重 症 - 特 定 病 態 : ( 三 次 告 示 医 療 機 関 ) 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 ( 二 次 告 示 医 療 機 関 ) エ 重 症 - 非 特 定 病 態 : 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 二 次 告 示 医 療 機 関 ) 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 ( 二 次 告 示 医 療 機 関 ) 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 二 次 告 示 医 療 機 関 ) 6

15 オ 中 等 症 軽 症 - 特 定 病 態 : 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 ( 二 次 告 示 医 療 機 関 ) 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 二 次 告 示 医 療 機 関 ) カ 中 等 症 軽 症 - 非 特 定 病 態 : 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 二 次 告 示 医 療 機 関 ) 二 次 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 初 期 対 応 医 療 機 関 は 対 応 可 能 な 診 療 科 別 に 分 類 する 二 次 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 に 関 しては 地 域 の 実 状 を 勘 案 して 各 圏 域 で 必 要 に 応 じて リストを 作 成 する 特 定 機 能 別 分 類 < 中 分 類 > ア 脳 血 管 障 害 イ 循 環 器 疾 患 ウ 消 化 器 疾 患 エ 外 傷 外 因 < 小 分 類 > tpa 脳 外 科 手 術 tpa 脳 外 科 手 術 PCI 等 心 大 血 管 外 科 手 術 消 化 管 内 視 鏡 消 化 器 外 科 手 術 手 指 足 趾 の 再 接 着 高 圧 酸 素 療 法 (1) 医 療 機 関 分 類 (リスト 作 成 )の 目 的 緊 急 度 の 高 い 傷 病 者 に 対 し 迅 速 かつ 適 切 な 搬 送 及 び 治 療 を 提 供 できる 体 制 を 確 保 する そのために 傷 病 者 の 緊 急 度 症 状 徴 候 及 び 特 定 病 態 に 応 じた 対 応 医 療 機 関 リストを 作 成 する (2) 緊 急 度 についての 考 え 方 ア 外 傷 外 因 に 関 しては 緊 急 度 に 加 えて 重 篤 な 機 能 障 害 回 避 のために 緊 急 処 置 を 必 要 とする 外 傷 や 搬 送 先 の 選 定 に 難 渋 する 外 傷 も 加 味 した 定 義 付 け 選 定 判 断 が 一 定 可 能 と 考 える イ 疾 病 に 関 しては 生 理 学 的 徴 候 に 異 常 のある 傷 病 者 や 上 記 に 示 した 特 定 病 態 に 該 当 する 傷 病 者 は 特 に 緊 急 度 が 高 いと 判 断 する ウ すなわち まず 極 めて 緊 急 度 の 高 い 重 篤 な 傷 病 者 を 最 優 先 で 選 り 分 ける 次 に 緊 急 度 が 高 く 専 門 診 療 ( 特 定 機 能 対 応 )が 必 要 な 特 定 病 態 の 傷 病 者 を 優 先 的 に 選 別 する 残 りの 病 態 が 特 定 できない 傷 病 者 に 関 しては 一 定 の 緊 7

16 急 度 と 必 要 となる 対 応 診 療 科 を 見 極 め 診 療 科 に 応 じて 病 院 選 定 することを 前 提 として これらに 対 応 する 医 療 機 関 リストを 作 成 するものである (3) 医 療 機 関 リストの 基 本 枠 組 み( 資 料 資 料 2) ア 緊 急 度 特 定 病 態 に 応 じた 分 類 : 重 篤 - 特 定 病 態 重 篤 - 非 特 定 病 態 重 症 - 特 定 病 態 重 症 - 非 特 定 病 態 中 等 症 軽 症 - 特 定 病 態 中 等 症 軽 症 - 非 特 定 病 態 イ は 主 に 重 篤 傷 病 者 及 び 重 症 傷 病 者 に 対 応 する 最 終 受 入 れ 機 関 として 機 能 する また 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 受 入 医 療 機 関 に 指 定 され ている は 脳 血 管 疾 患 や 循 環 器 疾 患 などの 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 を 受 入 れる ウ 二 次 救 急 告 示 医 療 機 関 は 告 示 診 療 科 に 該 当 する 救 急 搬 送 傷 病 者 全 般 に 対 応 するが 提 供 可 能 な 診 療 機 能 及 び 緊 急 透 析 妊 婦 精 神 科 合 併 の 受 入 れが 可 能 かを 明 確 にする エ 二 次 救 急 告 示 医 療 機 関 を 有 する 診 療 機 能 に 応 じて 以 下 のように 分 類 する (ア) 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 重 篤 または 重 症 であるが 病 態 を 特 定 できない 疾 病 傷 病 者 を 受 入 れる 医 療 機 関 とする 重 篤 傷 病 者 は への 搬 送 を 原 則 とするが 疾 病 においては 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 が 受 入 れるものとする また 迅 速 か つ 確 実 な 心 肺 蘇 生 (CPR)を 必 要 とする 心 肺 機 能 停 止 (CPA) 症 例 を 受 け 入 れることも 含 める (イ) 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 重 篤 重 症 など 緊 急 度 の 高 い 小 児 を 受 入 れ 可 能 な 医 療 機 関 を 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 とする (ウ) 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 緊 急 に 専 門 診 療 を 要 する 特 定 の 病 態 に 対 応 可 能 な 医 療 機 関 を 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 とし 各 医 療 機 関 の 緊 急 処 置 や 手 術 に 関 する 診 療 機 能 を 明 確 にす る 外 傷 外 因 による 傷 病 者 への 対 応 も 特 定 機 能 に 位 置 付 け それらの 対 応 が 可 能 な 医 療 機 関 をリスト 化 する (エ) 初 期 対 応 医 療 機 関 特 定 の 病 態 の 判 断 ができない 軽 症 ~ 重 症 の 傷 病 者 の 初 期 診 療 ( 検 査 診 断 緊 急 度 の 判 断 一 般 的 な 緊 急 処 置 等 )に 対 応 する 医 療 機 関 で 原 則 特 定 機 能 を 有 さない 二 次 告 示 医 療 機 関 診 療 科 全 てを 指 す ここでいう 一 般 的 な 緊 急 処 置 とは 気 道 の 確 保 補 助 換 気 輸 液 昇 圧 剤 の 投 与 などの 呼 吸 循 環 のサポート 低 血 糖 や 高 カリウム 血 症 などに 対 する 初 期 対 応 外 来 での 外 科 的 処 置 などを 意 味 する 二 次 告 示 医 療 機 関 以 外 も 含 めるかどうかは 各 地 域 の 実 状 に 応 じて 判 断 し これら 医 療 機 関 の 対 応 可 能 診 療 科 を 明 らかにする 8

17 オ 各 二 次 告 示 医 療 機 関 は 一 つのカテゴリーに 分 類 されるのではなく 有 する 診 療 機 能 に 応 じて 重 複 してリスト 化 される カ 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 は 特 定 の 緊 急 度 病 態 の 傷 病 者 にのみ 対 応 すること を 意 味 せず 可 能 な 限 りそれ 以 外 の 緊 急 度 病 態 の 傷 病 者 にも 対 応 する キ 各 医 療 機 関 は リスト 化 された 診 療 機 能 に 関 して 恒 常 的 に 対 応 可 能 か 恒 常 的 に 対 応 不 可 能 な 場 合 は 対 応 可 能 な 曜 日 時 間 帯 を 明 らかにする (4) 病 院 リストの 運 用 に 関 する 取 り 決 め ア 速 やかな 病 病 連 携 搬 送 後 に 緊 急 度 特 定 病 態 が 明 らかになった 場 合 や 患 者 が 急 変 した 場 合 に は 高 次 医 療 機 関 や 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 に 速 やかに 転 送 できる 体 制 を 確 保 す る イ オーバートリアージを 容 認 する ただし 緊 急 度 の 高 い 傷 病 者 に 対 する 病 床 を 確 保 するために 病 状 安 定 後 速 やかな 病 病 連 携 による 後 送 体 制 の 構 築 が 望 ま しい ウ 各 地 域 の 傷 病 者 の 発 生 数 や 診 療 機 能 を 勘 案 して 必 要 に 応 じて 当 番 制 や 輪 番 制 を 導 入 する エ 搬 送 先 医 療 機 関 の 選 定 順 位 などの 病 院 リストの 運 用 に 関 しては 各 地 域 の 取 り 決 めに 従 う オ 搬 送 にあたって 消 防 機 関 は 各 地 域 における 取 り 決 めを 遵 守 することを 原 則 とし 病 院 リスト 等 に 従 って 緊 急 度 の 高 い 傷 病 者 の 迅 速 かつ 適 切 な 医 療 機 関 へ の 搬 送 に 努 める カ 患 者 本 人 家 族 等 の 希 望 がある 場 合 病 態 が 許 す 限 り かかりつけ 医 療 機 関 等 への 搬 送 を 優 先 する 3-2. 第 二 号 に 基 づく 医 療 機 関 リスト 分 類 基 準 に 基 づき 分 類 された 医 療 機 関 の 区 分 及 び 当 該 区 分 に 該 当 する 医 療 機 関 の 名 称 を 記 載 した 医 療 機 関 リストを 作 成 する 地 域 において 前 項 の 分 類 基 準 に 基 づく 分 類 区 分 に 従 い 恒 常 的 であるか 曜 日 や 時 間 帯 を 限 定 であるかを 含 めて 当 該 区 分 の 医 療 機 関 に 求 められる 診 療 機 能 を 提 供 できる 二 次 告 示 医 療 機 関 ( 必 要 に 応 じて 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 を 含 むこと としてよい )を 特 定 し 個 別 の 医 療 機 関 の 名 称 を 具 体 的 に 記 載 したリストを 作 成 する 各 二 次 告 示 医 療 機 関 を 一 つの 区 分 にのみ 分 類 するのではなく 各 医 療 機 関 の 有 す る 診 療 機 能 に 応 じて 該 当 する 分 類 区 分 すべてに 重 複 してリスト 化 する 9

18 (1) 各 地 域 で 標 準 的 に 作 成 すべき 医 療 機 関 リスト( 資 料 1-2 資 料 2) 緊 急 度 特 定 病 態 による 対 応 可 能 医 療 機 関 リストを 作 成 する 診 療 科 による 医 療 機 関 リスト 及 び 特 定 機 能 に 応 じた 中 分 類 による 医 療 機 関 リストは 公 表 し 小 分 類 による 医 療 機 関 リストは 公 表 しないこととする また すべての 二 次 告 示 医 療 機 関 において 緊 急 透 析 妊 婦 精 神 科 合 併 の 受 入 れが 可 能 かについて 明 確 にしておく 必 要 があるが 公 表 はしない (2) 二 次 告 示 医 療 機 関 の 機 能 分 類 について( 再 掲 資 料 2) ア 二 次 告 示 医 療 機 関 は 告 示 診 療 科 に 該 当 する 救 急 搬 送 傷 病 者 全 般 に 対 応 す る イ 緊 急 に 専 門 診 療 を 要 する 特 定 の 病 態 に 対 応 可 能 な 二 次 告 示 医 療 機 関 を 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 とし 各 医 療 機 関 の 緊 急 処 置 や 手 術 に 関 する 診 療 機 能 を 明 確 にする 手 指 や 足 趾 の 切 断 や 潜 水 病 ( 減 圧 症 )も 特 定 病 態 に 位 置 付 け それ らの 傷 病 者 に 対 応 可 能 な 医 療 機 関 も 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 とする ウ 特 定 機 能 を 有 さない 二 次 告 示 医 療 機 関 のうち 疾 病 における 緊 急 度 の 高 い 重 篤 または 重 症 傷 病 者 の 受 入 れが 可 能 な 医 療 機 関 を 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 と する 病 態 の 特 定 ができない 重 篤 傷 病 者 は へ 搬 送 すること を 原 則 とするが 状 況 に 応 じて 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 する また 心 肺 機 能 停 止 (CPA) 症 例 は 本 来 最 も 緊 急 度 の 高 い 重 篤 傷 病 者 であるが 迅 速 かつ 確 実 な 心 肺 蘇 生 (CPR)を 継 続 することの 重 要 性 や 目 撃 の 有 無 患 者 の 容 態 や 背 景 などを 勘 案 して あるいは 直 近 二 次 告 示 医 療 機 関 ( 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 )のいずれかを 選 定 する エ 特 定 機 能 を 有 さず 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 にも 該 当 しない 二 次 告 示 医 療 機 関 を 初 期 対 応 医 療 機 関 とし 告 示 診 療 科 に 該 当 する 傷 病 者 の 初 期 診 療 ( 検 査 診 断 緊 急 度 の 判 断 一 般 的 な 緊 急 処 置 等 )に 対 応 する ここでいう 一 般 的 な 緊 急 処 置 とは 気 道 の 確 保 補 助 換 気 輸 液 昇 圧 剤 の 投 与 など 呼 吸 循 環 の サポート 低 血 糖 や 高 カリウム 血 症 などに 対 する 初 期 対 応 外 来 での 外 科 的 処 置 などを 意 味 する オ 全 ての 救 急 告 示 医 療 機 関 は 対 応 可 能 な 特 定 機 能 や 診 療 科 以 外 に 緊 急 透 析 妊 婦 精 神 科 合 併 が 可 能 かについても 明 確 にし 各 リストに 明 示 する カ 各 医 療 機 関 は リスト 化 された 診 療 機 能 および 診 療 科 に 関 して 恒 常 的 に 対 応 可 能 か 恒 常 的 に 対 応 不 可 能 な 場 合 は 対 応 可 能 な 曜 日 時 間 帯 を 明 らかに する 10

19 (3) 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 に 求 められる 診 療 機 能 ( 資 料 2) ア 脳 血 管 障 害 (ア)tPA 脳 出 血 合 併 への 対 応 が 必 要 ( 院 内 対 応 あるいは 地 域 病 病 連 携 体 制 ) (イ) 脳 外 科 手 術 (ウ)tPA 脳 外 科 手 術 イ 循 環 器 疾 患 (ア)PCI 等 冠 動 脈 バイパス 術 や 心 大 血 管 手 術 緊 急 対 応 の 体 制 確 保 が 望 ましい( 院 内 対 応 あるいは 地 域 病 病 連 携 体 制 ) (イ) 心 大 血 管 手 術 ウ 消 化 器 疾 患 (ア) 消 化 管 内 視 鏡 内 視 鏡 的 に 止 血 困 難 な 場 合 を 想 定 して 開 腹 止 血 術 の 緊 急 対 応 可 能 な 体 制 確 保 が 望 ましい( 院 内 対 応 あるいは 地 域 病 病 連 携 体 制 ) (イ) 消 化 器 外 科 手 術 エ 外 傷 外 因 (ア) 手 指 足 趾 の 再 接 着 (イ) 高 圧 酸 素 療 法 11

20 3-3. 第 三 号 に 基 づく 観 察 基 準 及 び 第 四 号 に 基 づく 選 定 基 準 (1) 消 防 機 関 の 救 急 隊 が 現 場 で 活 動 する 順 序 に 沿 って 観 察 評 価 すべき 基 準 及 びいずれの 分 類 区 分 に 該 当 する 医 療 機 関 のリストから 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 す べきかについて 以 下 に 示 す 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 症 状 徴 候 緊 急 度 感 染 防 御 対 応 病 院 選 定 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 疾 病 プロトコル 採 用 CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 重 症 感 呼 吸 の 異 常 循 環 の 異 常 切 迫 する 意 識 障 害 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 起 坐 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<90%( 酸 素 投 与 なし) 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 JCS 30 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 疾 病 L&G 評 価 4 体 温 の 異 常 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 主 訴 ( 主 要 な 症 候 ) 何 時 から どんなふうに どこが 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 所 見 症 状 ) アレルギー 既 往 歴 服 薬 ( 出 血 素 因 ) 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 原 因 どうされました? 症 状 徴 候 疼 痛 スコア8-10 急 性 ( 内 臓 深 在 性 ) 疼 痛 スコア8-10 慢 性 疼 痛 スコア5-7 急 性 疼 痛 スコア1-4 急 性 疼 痛 スコア<8 慢 性 先 天 性 出 血 疾 患 抗 凝 固 薬 の 内 服 黄 緑 先 へ 進 む 身 体 観 察 生 理 学 的 徴 候 呼 吸 循 環 意 識 レベル 体 温 に 関 連 した 観 察 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) 血 圧 <90mmHg 脈 拍 120/ 分 脈 拍 <50/ 分 循 環 状 態 が 安 定 しているとは 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 JCS 2-20 GCS 以 下 40 以 上 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 評 価 1( ) 評 価 2 または 評 価 3 呼 吸 困 難 胸 痛 動 悸 腹 痛 吐 下 血 下 痢 嘔 気 嘔 吐 産 婦 人 科 疾 患 血 尿 側 腹 部 痛 泌 尿 器 科 疾 患 腰 背 部 痛 意 識 障 害 頭 痛 しびれ 麻 痺 痙 攣 眩 暈 ふらつき その 他 の 症 状 徴 候 搬 送 先 医 療 機 関 12

21 急 性 発 症 の 頭 痛 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 SAH 脳 出 血 による 頭 痛 これまでで 最 悪 の 頭 痛 視 力 障 害 片 側 上 肢 下 肢 の 運 動 麻 痺 片 側 顔 面 の 運 動 麻 痺 片 側 のしびれ 感 言 語 障 害 ( 失 語 症 構 音 障 害 ) 片 側 の 失 明 運 動 失 調 特 定 機 能 対 応 ( 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 脳 外 科 手 術 ) 初 期 対 応 ( 脳 外 内 科 神 経 内 科 ) その 他 の 頭 痛 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 ) 前 項 は 成 人 の 疾 病 における 基 本 的 な 観 察 基 準 を 簡 易 的 に 示 してある 詳 細 は 資 料 3に 示 す この 観 察 基 準 は 縦 軸 に 救 急 隊 が 活 動 する 順 序 を 示 しており 通 報 内 容 の 確 認 状 況 評 価 を 行 う 状 況 評 価 で 傷 病 者 や 現 場 の 汚 染 の 有 無 感 染 暴 露 のリス ク NBCの 有 無 などを 評 価 し 必 要 に 応 じて 感 染 防 御 を 行 う 現 場 状 況 より2 次 災 害 のリスクを 評 価 し 安 全 確 保 を 行 う さらに 傷 病 者 数 を 確 認 し 応 援 要 請 や 災 害 対 応 の 判 断 を 行 う 通 報 の 原 因 が 疾 病 によるものか 外 傷 によるものか 外 傷 以 外 の 外 因 によるものかを 判 断 する 疾 病 及 び 外 傷 以 外 の 外 因 では 状 況 評 価 のあと 初 期 評 価 病 歴 聴 取 及 び 身 体 観 察 を 行 い 医 療 機 関 を 選 定 する 外 傷 では 状 況 評 価 で 受 傷 機 転 を 確 認 し 初 期 評 価 全 身 観 察 病 歴 聴 取 詳 細 観 察 及 び 継 続 観 察 を 行 い 医 療 機 関 を 選 定 する 横 軸 には 各 段 階 で 評 価 するべき 項 目 を 評 価 1~ 評 価 4( 後 に 詳 述 する)で 示 し その 対 応 とそれぞれ 考 慮 する 緊 急 度 を 示 している 緊 急 度 はそれぞれ 黄 緑 で 表 し その 意 味 するところは 以 下 のとおりである ; 重 篤 極 めて 緊 急 度 が 高 い 原 則 Load&Goの 適 応 と 位 置 付 ける またはそれに 準 ずる 医 療 機 関 に 搬 送 する ; 重 症 緊 急 度 が 高 い 原 則 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 などへ 搬 送 する 黄 ; 中 等 症 緊 急 度 はそれほど 高 くない 原 則 初 期 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 す る 13

22 緑 ; 軽 症 緊 急 度 は 低 い 原 則 初 期 対 応 医 療 機 関 への 搬 送 を 考 慮 する 評 価 1~ 評 価 4は 疾 病 によるか 外 傷 によるか 外 傷 以 外 の 外 因 によるかで 評 価 の 内 容 が 異 なる 評 価 1~ 評 価 4で 観 察 する 項 目 及 び それぞれに 応 じた 搬 送 医 療 機 関 の 選 定 基 準 を 以 下 に 示 す < 成 人 ( 15 歳 )の 疾 病 > ( 資 料 3) 評 価 1; 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 初 期 評 価 により 第 一 印 象 及 び 重 症 感 の 把 握 を 速 やかに 行 う CPA 状 態 であれば CPRプロトコルに 則 って 直 ちにCPRを 開 始 し 原 則 直 近 の 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 または へ 搬 送 する CPAでない 場 合 気 道 呼 吸 の 異 常 の 有 無 を 観 察 し 下 記 の 項 目 が 一 つでも 該 当 すれば 気 道 確 保 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 補 助 換 気 などを 行 う 改 善 がなけれ ば (Load&Go)と 判 断 し 直 ちに 医 療 機 関 へ 搬 送 する (1) 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 (2) 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 または 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 起 坐 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 気 道 呼 吸 に 異 常 がない 場 合 または 処 置 により 改 善 を 認 めた 場 合 循 環 の 異 常 およ び 切 迫 する 意 識 障 害 の 有 無 を 観 察 し 以 下 の 項 目 が 一 つでも 該 当 すれば と 判 断 14

23 し 必 要 な 処 置 後 直 ちに 医 療 機 関 へ 搬 送 する で 特 定 病 態 を 推 定 できる 場 合 は 原 則 直 近 の 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 または へ 搬 送 し 特 定 病 態 を 推 定 できない 場 合 は 原 則 直 近 の 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 または へ 搬 送 する ただし 体 温 の 異 常 に 関 しては 明 らかに 熱 い あるいは 明 らかに 冷 た い 場 合 に と 判 断 し 評 価 2~ 評 価 4での 緊 急 度 との 掛 け 合 わせで 判 断 する (3) 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 (4) 切 迫 する 意 識 障 害 の 有 無 JCS 30(または ECS 20 GCS 8) 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッシング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 評 価 2( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ); 生 理 学 的 異 常 の 有 無 身 体 観 察 により バイタルサイン 及 び 意 識 レベルを 評 価 し 以 下 の 項 目 が 一 つでも 該 当 すれば と 判 断 する 第 2 補 足 因 子 でも であれば 原 則 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 するが 状 況 に 応 じて へ 搬 送 することも 考 慮 する すべての 項 目 に 該 当 しない 場 合 は と 判 断 し 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 と 第 2 補 足 因 子 での 評 価 との 掛 け 合 わせにもよるが 原 則 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 または 初 期 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 する (1) 呼 吸 の 異 常 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) (2) 循 環 の 異 常 血 圧 <90mmHg 脈 拍 >120/ 分 あるいは 脈 拍 <50/ 分 循 環 状 態 が 安 定 しているとは 言 えない 15

24 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 (3) 意 識 レベルの 異 常 JCS 2-20 GCS 9-13 (4) 体 温 の 異 常 35 以 下 40 以 上 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 評 価 3( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ); 病 歴 の 聴 取 疼 痛 の 強 さ 出 血 傾 向 の 有 無 現 病 歴 は その 症 状 が (1) 何 時 から 起 こっているのか (2)どのような 性 状 か (3) 部 位 はどこか (4) 緩 和 や 増 悪 する 因 子 はあるか (5) 放 散 する 痛 みの 有 無 と 部 位 (6) 疼 痛 の 程 度 はどうか (7) 時 間 経 過 による 症 状 の 変 化 はあるか などのポイントを 可 能 な 限 り 詳 細 に 聴 取 する 疼 痛 の 程 度 は 以 下 のスコアを 用 いて 緊 急 度 を 評 価 する 疼 痛 スコア 痛 みがない 状 態 を0 今 までにない 最 悪 の 痛 みを10として 痛 みの 程 度 を 表 現 し てもらう それぞれを 急 性 か 慢 性 かに 分 ける (1) 急 性 8~10 (2) 急 性 5~7 もしくは 慢 性 8~10 黄 (3) 急 性 1~4 もしくは 慢 性 < 8 緑 その 他 随 伴 症 状 の 有 無 アレルギー 服 薬 内 容 や 既 往 歴 妊 娠 の 有 無 最 終 の 食 事 摂 取 時 刻 原 因 などについて 可 能 な 限 り 詳 細 に 聴 取 する 以 下 の2 項 目 のいずれ かが 該 当 すれば と 評 価 する (1) 先 天 性 出 血 疾 患 (2) 抗 凝 固 薬 の 内 服 16

25 評 価 2と 同 様 に 第 2 補 足 因 子 との 掛 け 合 わせで 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する 評 価 4( 第 2 補 足 因 子 ); 症 状 徴 候 傷 病 者 の 訴 えや 通 報 の 原 因 となった 症 状 徴 候 から 緊 急 で 専 門 的 な 処 置 ( 特 定 機 能 )が 必 要 となる 特 定 病 態 の 有 無 や 必 要 な 初 期 対 応 診 療 科 について 評 価 し 評 価 1ま たは 第 1 補 足 因 子 の 緊 急 度 との 掛 け 合 わせで 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する ただし 評 価 1で に 該 当 せず 第 1 補 足 因 子 が であっても 第 2 補 足 因 子 から 特 定 病 態 を 疑 う 場 合 緊 急 度 としてはそれだけで と 判 断 する 症 状 徴 候 の 項 目 は 以 下 のとおりである 評 価 1または 第 1 補 足 因 子 と 第 2 補 足 因 子 との 掛 け 合 わせによる 病 院 選 定 のイメージは 資 料 1-3に 示 す (1) 呼 吸 困 難 (2) 胸 痛 (3) 動 悸 (4) 意 識 障 害 (5) 急 性 発 症 の 頭 痛 (6) 急 性 発 症 の 眩 暈 (7) 急 性 発 症 のしびれ 麻 痺 (8) 痙 攣 (9) 腹 痛 (10) 吐 血 下 血 (11) 下 痢 (12) 嘔 気 嘔 吐 (13) 血 尿 側 腹 部 痛 (14) 腰 背 部 痛 (15) 産 婦 人 科 疾 患 (16) 泌 尿 器 科 疾 患 上 記 16 項 目 に 該 当 しない 症 状 徴 候 はその 他 の 症 状 徴 候 として 観 察 する なお 頭 痛 眩 暈 しびれ 麻 痺 における 急 性 発 症 とは 概 ね 発 症 後 3 時 間 以 内 をさす また 特 定 病 態 とは 以 下 のことを 指 し それぞれに 必 要 となる 特 定 機 能 を 同 時 に 記 す これら 特 定 機 能 を 緊 急 で 行 える 医 療 機 関 を 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 と 定 義 する (1) 急 性 くも 膜 下 出 血 脳 出 血 脳 外 科 手 術 (2) 脳 卒 中 ( 脳 梗 塞 または 脳 出 血 ) tpa tpa+ 脳 外 科 手 術 17

26 (3) 急 性 冠 症 候 群 急 性 肺 動 脈 血 栓 塞 栓 症 PCI 等 (4) 急 性 大 動 脈 解 離 大 動 脈 瘤 破 裂 心 臓 大 血 管 手 術 (5) 消 化 管 出 血 消 化 管 内 視 鏡 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) (6) 急 性 腹 症 消 化 器 外 科 手 術 それぞれの 症 状 徴 候 について 上 記 の 特 定 病 態 を 示 唆 する 補 足 因 子 を 挙 げ 一 つ でも 該 当 すれば 特 定 機 能 を 有 する 病 院 リストから 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する その 際 評 価 1および 第 1 補 足 因 子 の 緊 急 度 も 考 慮 する 以 下 に 例 を2つ 示 す 例 1) 急 性 発 症 の 頭 痛 これまでで 最 悪 の 頭 痛 視 力 障 害 片 側 上 肢 下 肢 の 運 動 麻 痺 片 側 顔 面 の 運 動 麻 痺 片 側 のしびれ 感 言 語 障 害 ( 失 語 症 構 音 障 害 ) 片 側 の 失 明 運 動 失 調 を 第 2 補 足 因 子 とする 上 記 のうち いずれか 一 つでも 該 当 すれば 急 性 くも 膜 下 出 血 または 脳 出 血 による 頭 痛 を 疑 う 評 価 1で であって 上 記 第 2 補 足 因 子 のい ずれかに 該 当 する 場 合 は 原 則 直 近 の 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 ( 脳 外 科 手 術 )または 救 命 救 急 センターへ 搬 送 する 評 価 1で に 該 当 しない 場 合 は 第 1 補 足 因 子 である 評 価 2 評 価 3の 観 察 を 行 う 第 1 補 足 因 子 が で 上 記 第 2 補 足 因 子 のいずれか 一 つでも 該 当 すれば 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 ( 脳 外 科 手 術 )を 選 定 するが 状 況 に 応 じ への 搬 送 を 考 慮 する 第 1 補 足 因 子 が であれば 原 則 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 ( 脳 外 科 手 術 )を 選 定 するが 状 況 によっては 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 脳 神 経 外 科 内 科 神 経 内 科 )を 選 定 する 急 性 くも 膜 下 出 血 脳 出 血 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 が 一 つも 該 当 しなければ 特 定 病 態 である 可 能 性 は 低 いと 考 えられる ここで 評 価 1で の 場 合 には 原 則 直 近 の 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 または へ 搬 送 する 評 価 1で には 該 当 せ ず 第 1 補 足 因 子 が の 場 合 には 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 を 選 定 することを 原 則 と するが 状 況 により 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 脳 神 経 外 科 内 科 神 経 内 科 )を 選 定 する 第 1 補 足 因 子 でも である 場 合 には 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 脳 神 経 外 科 内 科 神 経 内 科 )に 搬 送 する 18

27 例 2) 胸 痛 急 性 冠 症 候 群 による 胸 痛 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 突 然 発 症 し 数 分 以 上 続 く 胸 痛 境 界 不 明 瞭 ( 指 で 指 し 示 すことのできない) 胸 痛 心 電 図 上 ST-T 変 化 心 電 図 上 wideqrs 心 電 図 上 の 不 整 脈 ( 多 源 性 / 多 発 性 / 連 発 PVC RonT VT/ 高 度 除 脈 等 ) 心 疾 患 ( 急 性 冠 症 候 群 など)の 既 往 肺 動 脈 血 栓 塞 栓 症 による 胸 痛 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 高 度 な 呼 吸 困 難 急 性 大 動 脈 解 離 による 胸 痛 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 突 然 発 症 の 背 部 の 激 痛 ( 裂 ける 引 き 裂 かれる 感 じ)を 伴 う 移 動 する 背 部 痛 ( 痛 みが 下 肢 方 向 へ 移 動 )を 伴 う 上 肢 の 血 圧 左 右 差 上 記 を 各 特 定 病 態 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 とする 評 価 1で であって 上 記 第 2 補 足 因 子 のいずれかに 該 当 する 場 合 には 原 則 各 病 態 に 応 じた 直 近 の 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 または へ 搬 送 する 評 価 1で に 該 当 しなければ 第 1 補 足 因 子 である 評 価 2 評 価 3の 観 察 を 行 う 第 1 補 足 因 子 が で 上 記 第 2 補 足 因 子 がいずれか 一 つでも 該 当 する 場 合 には 各 病 態 に 応 じた 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 するが 状 況 に 応 じ への 搬 送 も 考 慮 する 第 1 補 足 因 子 が であれば 原 則 各 病 態 に 応 じた 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 するものとするが 状 況 に 応 じ 初 期 対 応 医 療 機 関 への 搬 送 も 考 慮 する 他 の 症 状 徴 候 についても 同 様 に 評 価 し 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する 上 記 16 項 目 のいずれにも 該 当 しない 症 状 徴 候 による 場 合 その 他 の 症 状 徴 候 より 緊 急 度 を 判 断 し 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する なお 各 症 状 徴 候 において 第 1 補 足 因 子 が で 第 2 補 足 因 子 で 特 定 機 能 を 必 要 とする 所 見 を 認 めない 場 合 原 則 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 または 初 期 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 するものとしているが 意 識 障 害 については 緊 急 度 重 症 度 の 高 い 疾 患 や 特 定 機 能 対 応 を 要 する 疾 患 が 原 因 であるにも 関 わらず 病 歴 聴 取 が 困 難 で それ らを 推 測 できない 場 合 も 多 いと 考 えられるため 第 1 補 足 因 子 が であれば 救 命 救 急 センターへの 搬 送 も 考 慮 する 妊 産 婦 においての 腹 痛 意 識 障 害 痙 攣 などで 緊 急 度 が 高 い( ) 場 合 には 最 19

28 重 症 合 併 症 妊 産 婦 受 入 医 療 機 関 に 指 定 されている へ 搬 送 すること とするが 緊 急 度 が 極 めて 高 い( ) 場 合 には 直 近 の へ 搬 送 す る ただし 性 器 出 血 による 循 環 の 異 常 で となる 場 合 は 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 受 入 医 療 機 関 に 指 定 されている へ 搬 送 する < 小 児 (<15 歳 )の 疾 病 > ( 資 料 4) 小 児 では 評 価 1で 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 があれば( ) ま たは 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 を 選 定 する 評 価 1で と 評 価 されなかった 場 合 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 とも であれば と 同 等 に 緊 急 度 は 極 めて 高 いと 判 断 し または 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 を 選 定 する 第 1 補 足 因 子 か 第 2 補 足 因 子 のどちらかのみ の 場 合 緊 急 度 は 高 いと 判 断 し 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 を 選 定 する 第 1 補 足 因 子 でも 第 2 補 足 因 子 でも である 場 合 初 期 対 応 医 療 機 関 を 選 定 する 20

29 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) ( 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 ) 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 陥 没 呼 吸 起 坐 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 重 症 感 SpO2<90%( 酸 素 投 与 なし) 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 脈 拍 制 御 不 可 能 な 外 出 血 切 迫 する 意 識 障 害 JCS 30 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 での 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 降 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 症 状 徴 候 緊 急 度 感 染 防 御 CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ショックプロトコル L&G 対 応 病 院 選 定 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 疾 病 プロトコル 採 用 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 救 命 救 急 センター または 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 体 温 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 主 訴 どうされました? 症 状 徴 候 ( 主 要 な 症 候 ) 現 病 歴 既 往 歴 生 理 学 的 徴 候 何 時 から どんなふうに どこが 緩 和 や 誘 発? 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 所 見 症 状 ) アレルギー 服 薬 既 往 歴 食 事 時 刻 原 因 呼 吸 循 環 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) 循 環 状 態 が 安 定 していると は 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 疼 痛 スコア 急 性 8~10 不 機 嫌 周 囲 への 反 応 性 低 下 顔 色 不 良 先 天 性 疾 患 ( 出 血 免 疫 不 全 など) 先 へ 進 む 意 識 レベル 体 温 に 関 連 した 観 察 JCS 2-20 GCS 以 下 40 以 上 37.5 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 呼 吸 評 価 2または 評 価 3 呼 吸 困 難 意 識 障 害 頭 痛 腹 痛 腰 痛 胸 痛 しびれ 麻 痺 痙 攣 嘔 吐 下 痢 発 熱 6 か 月 未 満 6 か 月 ~1 歳 1 歳 ~3 歳 3 歳 ~6 歳 6 歳 以 上 >80 回 /min. <10 回 /min. 未 満 搬 送 先 医 療 機 関 >60 回 /min. >40 回 /min. >30 回 /min. >25 回 /min. 脈 拍 <40bpm. <30bpm >210bpm. >180bpm. >165bpm. >140bpm. >120bpm. 21

30 前 項 は 簡 易 版 であり 詳 細 は 資 料 4に 示 す 評 価 1~ 評 価 3の 内 容 は 概 ね 成 人 の 場 合 と 同 じである 異 なる 点 を 以 下 に 示 す (1) 評 価 1の 呼 吸 数 と 脈 拍 評 価 2の 脈 拍 は 小 児 の 場 合 年 齢 ( 月 齢 )によって 正 常 値 が 異 なるため テーブル 上 には を 付 し 上 記 に 各 年 齢 ( 月 齢 )に 応 じ た 基 準 を 示 している また 体 温 は37.5 以 上 で 免 疫 不 全 敗 血 症 を 疑 えば とすることとしている (2) 評 価 3の 疼 痛 スコアは 小 児 の 場 合 評 価 が 年 齢 や 発 達 の 程 度 により 正 確 性 に 差 があること 乳 幼 児 や 年 少 児 では 有 用 性 と 信 頼 度 が 低 いことなどを 勘 案 し 急 性 8~10 のみとしている (3) 評 価 3に 小 児 特 有 の 項 目 として 以 下 を 追 加 している ア 不 機 嫌 イ 周 囲 への 反 応 性 低 下 ウ 顔 色 不 良 (4) 評 価 3の 既 往 歴 は 以 下 を 第 1 補 足 因 子 としている ア 先 天 性 疾 患 ( 出 血 免 疫 不 全 など) 評 価 4( 第 2 補 足 因 子 ); 症 状 徴 候 小 児 に 多 い 症 状 徴 候 は 以 下 のとおりである (1) 呼 吸 困 難 (2) 意 識 障 害 (3) 頭 痛 (4) 腹 痛 (5) 腰 痛 (6) 胸 痛 (7)しびれ 麻 痺 22

31 (8) 痙 攣 (9) 嘔 気 嘔 吐 (10) 下 痢 (11) 発 熱 これらそれぞれについて 緊 急 度 を 判 断 する 項 目 を 資 料 4に 列 挙 する 各 症 状 徴 候 について 一 項 目 でも 該 当 すれば 第 2 補 足 因 子 で と 判 断 する 第 1 補 足 因 子 との 掛 け 合 わせでの 医 療 機 関 選 定 基 準 は 資 料 4に 示 す 上 記 11 項 目 のいずれにも 該 当 しない 症 状 徴 候 による 場 合 第 1 補 足 因 子 で 赤 2となる 場 合 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 へ 第 1 補 足 因 子 が である 場 合 には 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 小 児 科 )を 選 定 することを 基 本 とする 23

32 < 外 傷 以 外 の 外 因 > ( 資 料 5) 外 因 では 潜 水 病 減 圧 症 を 特 定 病 態 とし それに 対 する 高 圧 酸 素 療 法 が 可 能 な 医 療 機 関 を 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 とする 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 ) 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 重 症 感 病 歴 聴 取 主 訴 ( 主 要 な 症 候 ) 呼 吸 の 異 常 循 環 の 異 常 切 迫 する 意 識 障 害 体 温 の 異 常 何 時 から どんなふうに どこが 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 所 見 症 状 ) アレルギー 既 往 歴 服 薬 ( 出 血 素 因 ) 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 原 因 身 体 観 察 生 理 学 的 徴 候 どうされました? 呼 吸 循 環 意 識 レベル 体 温 に 関 連 した 観 察 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 起 坐 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<90%( 酸 素 投 与 なし) 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 JCS 30 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) 血 圧 <90mmHg 脈 拍 120/ 分 脈 拍 <50/ 分 循 環 状 態 が 安 定 していると は 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 JCS 2-20 GCS 以 下 40 以 上 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 24 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 症 状 徴 候 農 薬 医 薬 品 : アスピリン アセトアミノフェン 血 糖 降 下 薬 の 大 量 服 用 工 業 用 品 : 強 酸 強 アルカリ 石 油 製 品 青 酸 化 合 物 家 庭 用 品 : 防 虫 剤 殺 鼠 剤 毒 性 のある 食 物 上 記 以 外 の 外 因 外 傷 以 外 の 外 因 疼 痛 スコア8-10 急 性 ( 内 臓 深 在 性 ) 疼 痛 スコア8-10 慢 性 疼 痛 スコア5-7 急 性 疼 痛 スコア1-4 急 性 疼 痛 スコア<8 慢 性 先 天 性 出 血 疾 患 抗 凝 固 薬 の 内 服 評 価 2 または 評 価 3 緊 急 度 黄 緑 覚 醒 剤 麻 薬 有 毒 ガス 化 学 物 質 暴 露 ( 化 学 損 傷 ) 電 撃 症 咬 刺 傷 (マムシ 等 ) 寒 冷 暴 露 低 体 温 高 温 暴 露 高 体 温 溺 水 異 物 誤 飲 潜 水 病 ( 減 圧 症 ) アスピリン アセトアミノ フェン 血 糖 降 下 薬 以 外 の 医 薬 品 大 量 服 用 その 他 の 中 毒 原 因 毒 物 不 明 感 染 防 御 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 外 傷 以 外 外 因 プロトコル CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 先 へ 進 む 対 応 病 院 選 定 搬 送 先 医 療 機 関 救 命 救 急 センター 救 命 救 急 センター

33 高 温 暴 露 高 体 温 第 1 次 補 足 因 子 第 2 次 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 意 識 障 害 小 脳 症 状 痙 攣 発 作 出 血 傾 向 紫 斑 頭 痛 嘔 吐 倦 怠 感 虚 脱 感 集 中 力 判 断 力 の 低 下 めまい 大 量 の 発 汗 欠 神 筋 肉 痛 筋 硬 直 (こむら 返 り) 意 識 障 害 小 脳 症 状 痙 攣 発 作 出 血 傾 向 紫 斑 頭 痛 嘔 吐 倦 怠 感 虚 脱 感 集 中 力 判 断 力 の 低 下 めまい 大 量 の 発 汗 欠 神 筋 肉 痛 筋 硬 直 (こむら 返 り) 初 期 対 応 ( 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 ) 前 項 は 簡 易 版 であり 詳 細 は 資 料 5に 示 す 評 価 1 及 び 評 価 2は 疾 病 に 準 ずる た だし 評 価 1で と 判 断 した 場 合 原 則 へ 搬 送 する 評 価 3( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ); 原 因 疼 痛 出 血 傾 向 の 有 無 以 下 の 原 因 の 場 合 は 生 理 学 的 異 常 や 症 状 徴 候 の 有 無 にかかわらず と 判 断 し て すべて へ 搬 送 する (1) 農 薬 (2) 医 薬 品 :アスピリン アセトアミノフェン 血 糖 降 下 薬 の 大 量 服 用 (3) 工 業 用 品 : 強 酸 強 アルカリ 石 油 製 品 青 酸 化 合 物 (4) 家 庭 用 品 : 防 虫 剤 殺 鼠 剤 (5) 毒 性 のある 食 物 疼 痛 スコア 及 び 出 血 傾 向 による 緊 急 度 の 評 価 については 疾 病 に 準 ずる 評 価 4( 第 2 補 足 因 子 ); 原 因 以 下 の 原 因 の 場 合 は 第 1 補 足 因 子 や 症 状 徴 候 との 掛 け 合 わせで 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する 25

34 (1) 覚 醒 剤 麻 薬 (2) 有 毒 ガス (3) 化 学 物 質 暴 露 ( 化 学 損 傷 ) (4) 電 撃 症 (5) 咬 刺 傷 (マムシ 等 ) (6) 寒 冷 暴 露 低 体 温 (7) 高 温 暴 露 高 体 温 (8) 溺 水 (9) 異 物 誤 飲 (10) 潜 水 病 減 圧 症 (11)アスピリン アセトアミノフェン 血 糖 降 下 薬 以 外 の 医 薬 品 大 量 服 用 (12)その 他 の 中 毒 (13) 原 因 毒 物 不 明 それぞれの 原 因 について 資 料 5に 第 2 補 足 因 子 を 示 す 搬 送 先 医 療 機 関 の 選 定 基 準 は 疾 病 の 場 合 と 同 様 である 以 下 に 例 を2 例 示 す 例 1) 高 温 暴 露 高 体 温 意 識 障 害 小 脳 症 状 痙 攣 発 作 出 血 傾 向 紫 斑 上 記 のうちいずれか 一 つでも 該 当 すれば 第 2 補 足 因 子 で と 判 断 し 第 1 補 足 因 子 に 関 わらず 原 則 へ 搬 送 する 上 記 症 状 には 該 当 せず 頭 痛 嘔 吐 倦 怠 感 虚 脱 感 集 中 力 判 断 力 の 低 下 これらのうち 一 つでも 該 当 する 場 合 には 第 2 補 足 因 子 で 黄 と 判 断 する ここで 第 1 補 足 因 子 が であれば へ 搬 送 する 第 1 補 足 因 子 が で あれば 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 内 科 )へ 搬 送 する にも 黄 にも 該 当 せず めまい 大 量 の 発 汗 欠 神 筋 肉 痛 筋 硬 直 (こむら 返 り) 26

35 これらの 症 状 を 認 める 場 合 は 第 2 補 足 因 子 で 緑 と 判 断 する 第 1 補 足 因 子 が な ら または 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 内 科 )へ 搬 送 する 第 1 補 足 因 子 でも なら 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 内 科 )へ 搬 送 する 例 2) 生 物 による 咬 傷 刺 傷 大 関 節 を 超 える 発 赤 腫 脹 アナフィラキシー 徴 候 マムシ 咬 傷 疑 い のうち いずれか 一 つでも 該 当 すれば 第 2 次 補 足 因 子 で と 判 断 する ここで 第 1 補 足 因 子 も であれば へ 搬 送 する 第 1 補 足 因 子 が であれば または 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 外 科 )を 選 定 する 上 記 症 状 徴 候 が 一 つも 該 当 しないが 第 1 補 足 因 子 が または 第 1 補 足 因 子 が であるが 上 記 症 状 徴 候 のいずれかを 認 めれば または 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 外 科 )を 選 定 する 第 1 補 足 因 子 が で 上 記 症 状 も 認 めなけ れば 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 外 科 )を 選 定 する 27

36 < 外 傷 > ( 資 料 6) 外 傷 では 手 指 足 趾 切 断 を 特 定 病 態 とし それに 対 する 緊 急 再 接 着 術 可 能 な 医 療 機 関 を 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 とする 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 症 状 徴 候 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 感 染 防 御 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC, PA A) 外 傷 プロトコル(JPTEC) 携 行 資 器 材 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA CPRプロトコル 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボード 固 定 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 徐 呼 吸 ( 呼 吸 数 <10) 生 理 学 的 評 価 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) (Step1) SpO2<90%( 酸 素 なし) 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 切 迫 する JCS 30 意 識 障 害 (またはECS 20 GCS 8) 目 前 での 急 な 意 識 レベル の 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 体 温 の 異 常 不 同 明 クッシング らかに 熱 い 現 象 繰 り 明 らかに 冷 たい 頭 部 顔 面 頸 部 胸 部 腹 部 四 肢 骨 盤 軟 部 組 織 体 表 熱 傷 麻 痺 解 剖 学 的 評 価 (Step2) 病 歴 聴 取 受 傷 機 転 高 エネルギー 事 故 か? (Step3) SAMPLE 聴 取 どこを どうされ ましたか 患 者 背 景 (Step4) 年 齢 アレルギー 内 服 薬 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 頭 部 の 開 放 骨 折 陥 没 骨 折 顔 面 頸 部 の 高 度 な 損 傷 皮 下 気 腫 外 頸 静 脈 の 著 しい 怒 張 呼 吸 音 の 左 右 差 胸 郭 の 動 揺 変 形 フレイルチェスト 腹 部 膨 隆 腹 壁 緊 張 腰 部 骨 盤 部 の 激 しい 疼 痛 圧 痛 骨 盤 動 揺 下 肢 長 差 両 側 大 腿 骨 骨 折 頭 頚 部 体 幹 大 腿 上 腕 の 穿 通 性 外 傷 ( 刺 創 銃 創 杙 創 ) 挫 滅 創 デグロービング 損 傷 四 肢 動 脈 損 傷 ( 別 紙 1) 四 肢 切 断 轢 断 四 肢 の 麻 痺 15% 以 上 の 熱 傷 を 合 併 した 外 傷 Ⅱ 度 熱 傷 20% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 10% 以 上 ) Ⅲ 度 熱 傷 10% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 5% 以 上 ) 顔 面 熱 傷 気 道 熱 傷 自 動 車 乗 車 中 同 乗 者 死 亡 車 の 横 転 車 外 放 出 車 の 高 度 損 傷 バイク 走 行 中 バイクと 運 転 者 の 距 離 大 歩 行 者 自 転 車 車 に 跳 ね 飛 ばされた 車 に 轢 過 された 高 所 墜 落 成 人 >6m (3 階 フロアー 以 上 ) 小 児 >3m ( 身 長 の2~3 倍 ) 機 械 器 具 に 挟 まれた 体 幹 部 を 挟 まれた 受 傷 部 位 症 状 徴 候 12 歳 以 下 高 齢 者 :65 歳 以 上 出 血 性 素 因 20 週 以 降 の 妊 婦 重 症 化 しそうな 印 象 心 疾 患 の 既 往 呼 吸 器 疾 患 の 既 往 透 析 患 者 肝 疾 患 の 既 往 糖 尿 病 の 既 往 薬 物 中 毒 の 合 併 L&G 気 道 確 保 異 物 除 去 吸 引 高 濃 度 酸 素 投 与 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボード 固 定 心 電 図 モニター SpO2モニター 先 へ 進 む L&G 気 道 確 保 高 濃 度 酸 素 投 与 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボード 固 定 心 電 図 モニター SpO2モニター L&G 気 道 確 保 高 濃 度 酸 素 投 与 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボード 固 定 心 電 図 モニター SpO2モニター 緊 急 度 をワンラン クアップ 搬 送 先 医 療 機 関 選 定 時 に 考 慮 救 命 救 急 センター 救 命 救 急 センター 救 命 救 急 センター または オンライン MC 身 体 観 察 継 続 観 察 詳 細 観 察 別 紙 2 生 理 学 的 評 価 資 料 6の 別 紙 2 全 身 観 察 に 関 連 した 観 察 眼 球 損 傷 眼 球 保 護 眼 窩 周 辺 骨 折 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) 創 傷 処 置 四 肢 外 傷 圧 迫 止 血 (12 歳 以 下 ) 固 定 手 指 足 趾 切 断 頭 部 外 傷 創 傷 処 置 (13 歳 以 上 ) 圧 迫 止 血 頭 部 外 傷 頸 椎 固 定 (12 歳 以 下 ) その 他 の 外 傷 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 評 価 2 または 評 価 3 28 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) 四 肢 外 傷 (12 歳 以 下 ) 手 指 足 趾 切 断 頭 部 外 傷 (13 歳 以 上 ) 頭 部 外 傷 (12 歳 以 下 ) その 他 の 外 傷 搬 送 先 医 療 機 関

37 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 第 2 段 階 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 視 力 障 害 複 視 初 期 対 応 ( 眼 科 ) 眼 球 偏 位 眼 球 脱 出 初 期 対 応 ( 眼 科 ) 初 期 対 応 ( 眼 科 ) 前 項 は 簡 易 版 であり 詳 細 は 資 料 6に 示 す 評 価 1; 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 疾 病 の 場 合 と 同 様 初 期 評 価 により 第 一 印 象 と 重 症 感 を 速 やかに 把 握 する CP Aであれば 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボードへの 全 脊 柱 固 定 を 行 うととも に CPRプロトコルに 則 ったCPRを 開 始 し 速 やかに または 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 (CPA)へ 搬 送 する CPAでない 場 合 気 道 呼 吸 循 環 の 異 常 の 有 無 切 迫 する 意 識 障 害 について 観 察 し 以 下 の 項 目 が 一 つでも 該 当 すれば (Load&Go)と 判 断 し 必 要 な 処 置 後 直 ちに に 搬 送 する 外 傷 では 疾 病 と 異 なり 評 価 1 では 器 具 を 用 いた 測 定 は 行 わない 体 温 の 異 常 に 関 しては 明 らかに 熱 い ある いは 明 らかに 冷 たい 場 合 に と 判 断 し 評 価 2~ 評 価 4での 緊 急 度 と 掛 け 合 わせで 判 断 する (1) 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 (2) 呼 吸 の 異 常 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 29

38 チアノーゼ 徐 呼 吸 ( 呼 吸 数 <10) (3) 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 (4) 切 迫 する 意 識 障 害 GCS 8 または JCS 30 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッシング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) なお 体 温 の 異 常 として 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい のいずれかの 場 合 には と 評 価 し 評 価 2 以 降 の 観 察 へ 進 む 評 価 2( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ); 生 理 学 的 異 常 の 有 無 身 体 観 察 により バイタルサイン 及 び 意 識 レベルを 評 価 する ここでは 以 下 の 症 状 徴 候 を 認 めれば (Load&Go)と 判 断 し 必 要 な 処 置 後 直 ちに 救 命 救 急 センターに 搬 送 する (1) 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 (2) 呼 吸 の 異 常 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 30

39 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 徐 呼 吸 ( 概 ね 呼 吸 数 <10) SpO2<90%( 酸 素 なし) SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) (3) 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 ( 概 ね 脈 拍 <50bpm 120bpm) 制 御 不 可 能 な 外 出 血 血 圧 90mmHg (4) 意 識 レベルの 異 常 GCS 8 または JCS 30 目 前 での 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッシング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 上 記 を 認 めない 場 合 でも 以 下 の 症 状 徴 候 を 認 めれば 評 価 2( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 )で と 評 価 する (1) 呼 吸 の 異 常 努 力 呼 吸 SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) (2) 循 環 の 異 常 ショック 徴 候 を 認 めた 循 環 動 態 が 安 定 しているとは 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 が 持 続 65 歳 以 上 で 血 圧 <110mmHg 31

40 (3) 意 識 レベル JCS 2 20 または GCS 9-13 (4) 体 温 明 らかに 熱 い (>40 ) 明 らかに 冷 たい(<35 ) 評 価 3( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ); 病 歴 既 往 歴 の 聴 取 受 傷 機 転 受 傷 機 転 が 以 下 に 示 す 高 エネルギー 事 故 の 場 合 またはそれを 疑 う 場 合 傷 病 者 に 評 価 1で 示 した 項 目 のような 重 篤 感 を 認 める 症 状 徴 候 がなくとも 急 速 に 重 症 化 する 恐 れがあり 原 則 Load&Goの 適 応 と 考 え 必 要 な 処 置 後 直 ちに 救 命 救 急 センターへ 搬 送 またはオンライン MC で 指 示 を 仰 ぐ ただし 緊 急 度 としては 高 エネルギー 事 故 という 受 傷 機 転 単 独 では 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 で と 評 価 する こととする (1) 自 動 車 乗 車 中 同 乗 者 死 亡 車 の 横 転 車 外 放 出 車 の 高 度 損 傷 (2)バイク 走 行 中 バイクと 運 転 者 の 距 離 大 (3) 歩 行 者 自 転 車 車 に 跳 ね 飛 ばされた 車 に 轢 過 された (4) 高 所 墜 落 成 人 >6m(3 階 フロアー 以 上 ) 小 児 >3m( 身 長 の2~3 倍 ) (5) 機 械 器 具 に 挟 まれた (6) 体 幹 部 を 挟 まれた 次 に 病 歴 既 往 歴 聴 取 では (1) 受 傷 部 位 (2)アレルギー (3) 内 服 薬 (4) 既 往 歴 妊 娠 の 有 無 (5) 最 終 食 事 摂 取 時 刻 (6) 受 傷 状 況 32

41 (7) 年 齢 などについて 可 及 的 速 やかに 聴 取 する 以 下 の 素 因 既 往 歴 に 該 当 すれば 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する 際 に 緊 急 度 はワンランク 挙 げて 考 慮 する 必 要 があり 原 則 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 で と 判 断 する 小 児 :12 歳 以 下 高 齢 者 :65 歳 以 上 出 血 性 素 因 20 週 以 降 の 妊 婦 重 症 化 しそうな 印 象 心 疾 患 の 既 往 呼 吸 器 疾 患 の 既 往 透 析 患 者 肝 疾 患 の 既 往 糖 尿 病 の 既 往 薬 物 中 毒 の 合 併 評 価 2 及 び 評 価 3がともに である 場 合 は (Load&Goの 適 応 )と 同 等 の 緊 急 度 であると 考 え 必 要 な 処 置 を 行 い 直 ちに へ 搬 送 する 評 価 4( 第 2 補 足 因 子 ); 症 状 徴 候 解 剖 学 的 評 価 として 頭 部 顔 面 頸 部 胸 部 腹 部 骨 盤 四 肢 軟 部 組 織 体 表 の 損 傷 や 麻 痺 の 有 無 などを 系 統 的 かつ 迅 速 に 評 価 する 外 傷 傷 病 者 では 評 価 2や 3に 先 立 ち 初 期 評 価 の 中 で 評 価 4( 解 剖 学 的 評 価 )を 行 う 以 下 に 該 当 する 症 状 徴 候 や 損 傷 があれば 他 の 評 価 に 関 わらず 原 則 (Load&Goの 適 応 )と 考 え 必 要 な 処 置 後 直 ちに に 搬 送 する 頭 部 の 開 放 骨 折 陥 没 骨 折 顔 面 頸 部 の 高 度 な 損 傷 皮 下 気 腫 外 頸 静 脈 の 著 しい 怒 張 呼 吸 音 の 左 右 差 胸 郭 の 動 揺 変 形 フレイルチェスト 腹 部 膨 隆 腹 壁 緊 張 腰 部 骨 盤 部 の 激 しい 疼 痛 圧 痛 骨 盤 動 揺 下 肢 長 差 両 側 大 腿 骨 骨 折 頭 頚 部 体 幹 代 替 上 腕 の 穿 通 性 外 傷 ( 刺 創 銃 創 杙 創 ) 挫 滅 創 デグロービング 損 傷 四 肢 動 脈 損 傷 33

42 四 肢 切 断 轢 断 四 肢 の 麻 痺 15% 以 上 の 熱 傷 を 合 併 した 外 傷 Ⅱ 度 熱 傷 20% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 10% 以 上 ) Ⅲ 度 熱 傷 10% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 5% 以 上 ) 顔 面 熱 傷 気 道 熱 傷 四 肢 動 脈 損 傷 を 疑 う 症 状 徴 候 を 以 下 に 示 す 急 激 に 増 大 する 腫 瘤 拍 動 性 の 腫 瘤 拍 動 性 の 外 出 血 もしくは 末 梢 阻 血 症 状 として 疼 痛 + 蒼 白 疼 痛 + 冷 感 知 覚 障 害 運 動 障 害 脈 微 弱 これらを 認 めない 場 合 でも 重 篤 な 機 能 障 害 回 避 のために 緊 急 処 置 を 必 要 とする 外 傷 として 以 下 の 損 傷 に 対 しては 必 要 な 対 応 処 置 を 行 い 第 2 補 足 因 子 として 資 料 6に 示 す 症 状 徴 候 及 び 受 傷 部 位 と 第 1 補 足 因 子 との 掛 け 合 わせで 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する ただし 評 価 2 及 び 評 価 3がともに である 場 合 は 救 命 救 急 セン ターへ 搬 送 する < 対 応 処 置 > (1) 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 眼 球 保 護 (2) 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 固 定 (3) 四 肢 外 傷 (12 歳 以 下 ) 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 固 定 (4) 手 指 足 趾 切 断 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 固 定 (5) 頭 部 外 傷 (13 歳 以 上 ) 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 頸 椎 固 定 (6) 頭 部 外 傷 (12 歳 以 下 ) 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 頸 椎 固 定 上 記 以 外 は その 他 の 損 傷 として 緊 急 度 と 損 傷 部 位 に 応 じて 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する 以 下 に 搬 送 先 医 療 機 関 の 選 定 方 法 を2 例 示 す 例 1) 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 視 力 障 害 複 視 34

43 眼 球 偏 位 眼 球 脱 出 を 第 2 補 足 因 子 とする 評 価 2 及 び 評 価 3がともに である 場 合 は Load& Goの 適 応 である 上 記 のいずれかを 認 める 場 合 は 必 要 な 処 置 ( 眼 球 保 護 )を 行 い 直 ちに へ 搬 送 する 評 価 2で 評 価 3で の 場 合 に 上 記 のいずれかを 認 めれば 必 要 な 処 置 を 行 い または 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 眼 科 )へ 搬 送 する 評 価 2で の 場 合 でも 評 価 3が 高 エネルギー 事 故 による 受 傷 のため とな る 場 合 には 必 要 な 処 置 後 へ 搬 送 またはオンライン MC で 指 示 を 仰 ぐ 評 価 2で であり 受 傷 機 転 が 高 エネルギー 事 故 ではない 場 合 は 必 要 な 処 置 後 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 眼 科 )へ 搬 送 する 例 2) 頭 部 外 傷 (13 歳 以 上 ) 失 見 当 識 瞳 孔 異 常 髄 液 鼻 ( 耳 ) 漏 バトルサインまたはパンダの 目 激 しい 鼻 出 血 耳 出 血 頻 回 の 嘔 吐 を 第 2 補 足 因 子 とする 評 価 2 及 び 評 価 3がともに である 場 合 は Load& Goの 適 応 である 上 記 のいずれかを 認 める 場 合 は 必 要 な 処 置 ( 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 頸 椎 固 定 )を 行 い 直 ちに へ 搬 送 する 評 価 2もしくは 評 価 3のどちらか 一 方 のみが でもう 一 方 が で 上 記 のい ずれかを 認 める 場 合 は 必 要 な 処 置 を 行 い または 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 脳 外 科 )へ 搬 送 する ただし 評 価 3が 高 エネルギー 事 故 による 受 傷 のため である 場 合 は へ 搬 送 またはオンライン MC で 指 示 を 仰 ぐ 評 価 2 及 び 評 価 3とも で 上 記 症 状 を 認 める 場 合 は 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 脳 外 科 )へ 搬 送 する 評 価 2 及 び 評 価 3とも で 上 記 症 状 もなく 頭 部 の 打 撲 や 挫 創 皮 下 血 腫 の みを 認 める 場 合 には 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 外 科 または 脳 外 科 )へ 搬 送 する 消 防 機 関 の 救 急 隊 が 本 実 施 基 準 に 定 めるルールを 遵 守 し より 適 切 な 医 療 機 関 を 選 定 して 搬 送 するためには これまで 以 上 に 救 急 現 場 において 傷 病 の 緊 急 度 重 症 度 症 状 徴 候 病 態 など 傷 病 者 の 状 況 を 正 確 に 観 察 し 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 す るために 必 要 な 根 拠 を 的 確 に 判 断 することが 重 要 となる なお 本 実 施 基 準 の 運 用 に 伴 い 大 阪 府 救 急 業 務 高 度 化 連 絡 協 議 会 並 びに 各 地 域 メ 35

44 ディカルコントロール 協 議 会 との 連 携 協 力 により 救 急 活 動 の 検 証 及 び 教 育 内 容 の 充 実 を 図 り 救 急 隊 員 の 資 質 向 上 に 努 める 必 要 がある (2) 傷 病 者 観 察 基 準 及 び 医 療 機 関 選 定 基 準 に 基 づく 救 急 隊 活 動 記 録 票 について 救 急 隊 活 動 記 録 票 として 観 察 基 準 ( 第 三 号 ) 及 び 選 定 基 準 ( 第 四 号 )に 該 当 する 項 目 について 搬 送 先 医 療 機 関 の 選 定 根 拠 として 記 録 を 残 し 救 急 隊 判 断 の 妥 当 性 や 地 域 救 急 医 療 体 制 の 適 正 運 用 問 題 点 抽 出 など 事 後 検 証 に 活 用 する( 資 料 7) 3-4. 第 五 号 に 基 づく 伝 達 基 準 救 急 隊 又 は 消 防 機 関 の 通 信 指 令 室 が 搬 送 先 として 選 定 した 医 療 機 関 に 対 して 傷 病 者 の 状 況 を 伝 達 するための 基 準 を 作 成 する 消 防 機 関 からの 搬 送 連 絡 は 傷 病 者 の 受 入 れ 医 療 機 関 を 円 滑 に 確 保 するための 重 要 な 要 素 である このため 消 防 機 関 と 医 療 機 関 の 間 で 医 療 機 関 選 定 の 根 拠 や 病 院 前 の 傷 病 者 の 情 報 等 受 入 れの 可 否 を 判 断 するための 情 報 について 必 要 十 分 な 内 容 を 正 確 かつ 短 時 間 で 共 有 できるよう 両 者 の 間 での 共 通 言 語 共 通 認 識 の 構 築 が 不 可 欠 で ある なお この 件 に 関 しても 前 項 と 同 様 メディカルコントロール 体 制 の 下 での 資 質 向 上 が 求 められる 実 施 基 準 に 定 めた 内 容 に 基 づく 搬 送 と 受 入 れを 行 う 場 合 に 本 府 で 一 定 の 統 一 ルー ルとして 使 用 する 標 準 的 な 伝 達 基 準 を 示 すが これまでどおり 各 圏 域 の 救 急 搬 送 や 医 療 資 源 の 実 態 を 勘 案 して 実 状 にあった 基 準 を 地 域 MC 協 議 会 が 策 定 し 運 用 する 1 円 滑 な 伝 達 のための 取 り 決 め (1) 情 報 を 適 切 かつ 円 滑 に 伝 達 するため 消 防 機 関 においては 救 急 医 療 に 関 する 知 識 を 持 ち 合 わせている 救 急 救 命 士 をはじめとする 救 急 資 格 のある 者 が 医 療 機 関 への 情 報 伝 達 にあたることが 望 ましい (2) 医 療 機 関 においては 伝 達 を 受 けて 可 能 な 限 り 速 やかに 受 入 れの 可 否 を 判 断 できる 体 制 を 整 えることが 望 ましい 2 標 準 的 な 伝 達 基 準 (1) 伝 達 に 際 しては 実 施 基 準 に 基 づく 搬 送 連 絡 であることを 明 確 にする 消 防 機 関 と 医 療 機 関 の 双 方 が 実 施 基 準 で 取 り 決 めたルールを 尊 重 して 搬 送 と 受 入 れを 判 断 しなければならないことを 念 頭 に 伝 達 を 行 うようにする 36

45 (2) 実 施 基 準 に 基 づく 搬 送 及 び 受 入 れが 円 滑 に 行 われるためには 消 防 機 関 は ま ず 実 施 基 準 に 定 めのある いずれの 分 類 区 分 に 該 当 する 医 療 機 関 リストから 搬 送 先 を 選 定 しようとしているのかを 明 確 に 伝 える 必 要 がある その 上 で その 選 定 の 根 拠 となった 傷 病 者 の 緊 急 度 重 症 度 症 状 や 徴 候 病 態 等 を 正 確 に 伝 えな ければならない (3) 伝 達 は 正 確 かつ 簡 潔 に 行 う 必 要 があり そのため 以 下 の 点 に 留 意 する ア 緊 急 度 の 高 さ( 重 篤 感 )を 示 すバイタルサイン 特 定 の 病 態 を 疑 う 根 拠 とな る 症 状 や 徴 候 などを 優 先 的 に 伝 える イ 観 察 聴 取 事 項 を 羅 列 して 情 報 を 均 質 に 伝 えるのではなく 内 容 の 重 み 付 け が 伝 わるようにする ウ 時 系 列 の 順 に 説 明 する 傷 病 者 本 人 や 家 族 の 訴 えをそのまま 反 復 伝 達 する 周 辺 の 事 実 関 係 を 丁 寧 に 説 明 するなどの 結 果 冗 長 になり 本 来 必 要 な 情 報 が 不 明 確 になることがないようにする エ 症 状 ( 特 に 痛 み)の 性 質 や 種 類 程 度 部 位 発 症 ( 持 続 ) 時 間 など 症 状 や 徴 候 の 性 格 を 具 体 的 に 伝 えるようにする また 判 断 に 悩 む 症 状 徴 候 がある 場 合 や 病 態 が 特 定 できないが 緊 急 度 が 高 いと 感 じる 場 合 は その 旨 を 正 確 かつ 端 的 に 伝 える (4) 伝 達 は 以 下 のスタイルで 行 う ア 傷 病 者 の 年 齢 性 別 イ 現 病 歴 受 傷 機 転 主 訴 バイタルサイン 等 の 観 察 結 果 について 観 察 基 準 や 選 定 基 準 に 則 して 搬 送 先 選 定 の 根 拠 となる 事 項 を 最 優 先 で 伝 える ウ いずれの 分 類 区 分 を 適 用 して 選 定 した 依 頼 かを 明 確 にする 胸 痛 が 突 然 発 症 し 数 分 以 上 続 いているので ACS が 疑 われるため 特 定 機 能 (PCI)の 対 応 が 必 要 な 傷 病 者 です 重 篤 ではなく 特 定 機 能 対 応 も 必 要 のない 傷 病 者 ですので 初 期 対 応 をお 願 いする 傷 病 者 です エ 選 定 基 準 に 従 い 何 番 目 の 搬 送 連 絡 を 行 っているか を 伝 える オ 予 め 伝 えておくべき 傷 病 者 の 背 景 情 報 があれば 伝 える (5) 消 防 機 関 と 医 療 機 関 の 良 き 信 頼 関 係 の 構 築 維 持 の 観 点 から 傷 病 者 の 背 景 情 報 の 伝 達 については 十 分 配 慮 する 必 要 がある ただし 背 景 による 搬 送 先 選 定 難 渋 を 危 惧 するあまり 逆 に 消 防 機 関 自 身 が 背 景 情 報 にばかり 拘 泥 してはならない 最 優 先 で 伝 達 すべき 重 要 情 報 は 緊 急 度 重 症 度 を 示 す 症 状 徴 候 等 であること に 十 分 留 意 する 37

46 3-5. 第 六 号 に 基 づく 受 入 れ 医 療 機 関 の 確 保 ( 受 入 医 療 機 関 確 保 基 準 ) 傷 病 者 の 受 入 れに 関 する 消 防 機 関 と 医 療 機 関 との 間 の 合 意 を 形 成 するための 基 準 1 合 意 形 成 と 受 入 れ 医 療 機 関 の 確 保 に 際 して 考 慮 すべき 事 項 (1) 地 理 的 事 情 傷 病 者 発 生 頻 度 と 医 療 資 源 のバランスなどを 考 慮 して 各 医 療 機 関 の 診 療 機 能 の 特 性 や 救 急 搬 送 受 入 れへの 意 向 を 踏 まえて 地 域 の 医 療 資 源 を 最 大 限 活 かすことができる 取 り 決 めを 行 うよう 工 夫 する (2) 地 域 の 救 急 医 療 体 制 を 持 続 可 能 な 安 定 的 なものとするため 特 定 の 医 療 機 関 に 救 急 搬 送 が 集 中 し 過 剰 な 負 担 による 疲 弊 を 防 ぐよう 分 散 搬 送 の 工 夫 を 行 う また より 幅 広 くより 高 度 な 機 能 を 有 する 医 療 機 関 への 搬 送 の 集 中 化 により 二 次 救 急 医 療 体 制 全 体 のバランスが 損 なわれないようにする (3) 医 療 機 関 リスト 等 が 医 療 機 関 の 評 価 やランク 付 けに 基 づくものであると 誤 解 されないよう 十 分 配 慮 する (4) 医 療 機 関 が 積 極 的 に 受 入 れたいと 考 える 疾 患 の 傷 病 者 がある 一 方 で 受 入 れ に 様 々な 負 担 や 困 難 が 伴 う 状 態 の 傷 病 者 があることも 事 実 であるため 搬 送 先 医 療 機 関 の 選 定 に 恣 意 的 な 歪 みが 生 じるなど 病 院 間 の 公 平 な 競 争 を 阻 害 する リスクなどにも 留 意 して 基 準 を 作 成 する 2 受 入 れ 医 療 機 関 を 確 保 するための 病 院 リスト 運 用 基 準 (1) 緊 急 度 重 症 度 の 高 い 傷 病 者 について 消 防 機 関 が 搬 送 連 絡 する 照 会 回 数 が 少 なくてすみ 適 切 な 診 療 機 能 を 提 供 できる 医 療 機 関 への 受 入 れの 確 実 性 が 増 し 速 やかに 搬 送 できるよう 基 準 を 作 成 する (2) 必 要 に 応 じて 分 類 基 準 の 分 類 区 分 別 の 基 準 を 作 成 する (3) 基 本 的 には 当 該 傷 病 者 に 適 した 分 類 区 分 に 属 する 医 療 機 関 の 中 から 搬 送 距 離 が 短 く 最 短 の 時 間 で 搬 送 できる 直 近 医 療 機 関 を 優 先 的 に 確 保 することが 原 則 である (4) 曜 日 や 時 間 帯 も 念 頭 においた 基 準 とする (5) 複 数 の 搬 送 連 絡 が 必 要 な 場 合 を 想 定 し 搬 送 連 絡 順 序 等 を 決 めておく (6) 緊 急 度 重 症 度 の 高 い 特 定 病 態 の 傷 病 者 の 受 入 れ 可 能 な 医 療 機 関 数 が 限 られ ている 場 合 は 圏 域 ごとに 曜 日 別 などのローテーションで 確 実 に 受 入 れられる よう 当 番 制 をとるなどの 工 夫 をし 当 番 医 療 機 関 とそれ 以 外 の 受 入 れ 可 能 医 療 機 関 の 間 での 搬 送 連 絡 の 順 序 や 受 入 れへの 協 力 の 度 合 いを 決 めておく (7) の 役 割 や 責 任 について 選 定 基 準 上 の 位 置 づけを 明 確 にする (8) 搬 送 連 絡 にあたっては 大 阪 府 救 急 医 療 情 報 システムを 併 用 する 38

47 3 実 施 基 準 における 三 次 救 急 医 療 機 関 コーディネートの 活 用 (1) 各 地 域 において 成 人 の 身 体 的 異 常 による 救 急 搬 送 に 係 る 実 施 基 準 を 作 成 運 用 するにあたり 三 次 救 急 医 療 機 関 コーディネート を 活 用 することがで きる (2) 府 内 全 域 を 対 象 として 共 通 の 基 準 に 基 づき 運 用 する 三 次 救 急 医 療 機 関 コーデ ィネート( 次 項 (2) 参 照 )の 対 象 以 外 に 地 域 の 実 状 に 応 じて 受 入 れ 医 療 機 関 確 保 のための 基 準 の 一 部 として 地 域 固 有 の 取 り 決 めを 行 うことができる (3) 具 体 的 には 実 施 基 準 に 基 づく 搬 送 及 び 受 入 れを 実 施 するにあたって 三 次 告 示 医 療 機 関 ( )によるコーディネートをルールとすること ができる 可 能 であれば 受 入 れ 医 療 機 関 の 確 保 に 難 渋 する 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 迅 速 化 円 滑 化 を 図 ることなどを 目 的 として 地 域 の 関 係 医 療 機 関 間 の 合 意 に 基 づき 三 次 告 示 医 療 機 関 ( )が 搬 送 調 整 業 務 等 を 行 い 関 係 医 療 機 関 が 受 入 れに 協 力 するしくみを 整 えることが 望 ましい その 他 傷 病 者 の 受 入 れを 行 う 医 療 機 関 の 確 保 に 資 する 事 項 1 医 療 機 関 リストを 使 用 し 基 準 に 則 って 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 を 試 み てもなお 傷 病 者 の 受 入 れ 医 療 機 関 の 確 保 に 難 渋 する 場 合 に 適 用 する 事 項 (1) 緊 急 度 が 高 い 傷 病 者 について 5 件 以 上 の 搬 送 連 絡 を 行 う 或 いは 30 分 以 上 現 場 に 滞 在 して 搬 送 連 絡 を 行 っても 受 入 れ 医 療 機 関 が 確 保 できない 場 合 大 阪 府 救 急 災 害 医 療 情 報 システム の 緊 急 搬 送 要 請 システムまもって NET を 使 用 することができる 同 システムの 使 用 運 用 に 関 しては 大 阪 府 健 康 医 療 部 保 健 医 療 室 医 療 対 策 課 からの 通 知 等 に 基 づき 行 う (2) 緊 急 度 が 高 く かつ 重 症 度 が 高 い( 少 なくとも 入 院 は 必 要 であると 判 断 さ れる) 傷 病 者 について 1 時 間 以 上 現 場 に 滞 在 して 搬 送 連 絡 を 行 い 大 阪 府 救 急 災 害 医 療 情 報 システム の 緊 急 搬 送 要 請 システムまもって NET を 使 用 しても 受 入 れ 先 医 療 機 関 を 確 保 できない 場 合 三 次 救 急 医 療 機 関 コーディネートに 協 力 する 三 次 告 示 医 療 機 関 ( )にコーディネートを 依 頼 することが できる 同 コーディネートの 依 頼 運 用 に 関 しては 大 阪 府 健 康 医 療 部 保 健 医 療 室 医 療 対 策 課 からの 通 知 等 に 基 づき 行 う 39

48 3-6. 第 七 号 に 基 づく 府 が 必 要 と 認 める 事 項 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れが 迅 速 かつ 円 滑 にできるよう ICT を 活 用 した ORION の 運 用 を 平 成 25 年 1 月 1 日 から 開 始 している 今 後 も 消 防 と 医 療 のより 一 層 の 連 携 を 図 るため ORION の 活 用 を 推 進 していく 4.データ 集 積 に 基 づく 検 証 評 価 と 見 直 しについて 実 施 基 準 を 有 効 に 機 能 させるためには いわゆるPDCAサイクル(plan-docheck-act cycle.)の 活 用 による 策 定 評 価 見 直 しが 不 可 欠 であり 消 防 庁 の 検 討 会 においても この 点 に 関 して 度 々 言 及 され 同 報 告 書 には 協 議 会 において 実 施 基 準 に 基 づく 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 状 況 を 調 査 分 析 し その 結 果 を 実 施 基 準 の 見 直 しに 反 映 させることが 明 記 されている このため 消 防 機 関 と 医 療 機 関 がそれぞれ 保 有 する 搬 送 と 受 入 れに 関 わる 傷 病 者 に ついての 客 観 的 なデータ 情 報 を 調 査 収 集 し 両 者 の 情 報 をマッチングさせて 分 析 する 必 要 がある この 点 は 極 めて 重 要 であり 協 議 会 の 役 割 として 法 にも 位 置 づけられている( 消 防 法 第 35 条 の 8 第 1 項 に 定 める 実 施 基 準 に 基 づく 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 に 係 る 連 絡 調 整 )ところである 1 継 続 的 な 調 査 データ 集 積 と 検 証 評 価 の 実 施 実 施 基 準 を 有 効 に 機 能 させ 救 急 医 療 体 制 の 充 実 を 図 っていくためには 実 施 基 準 を 運 用 した 後 これに 基 づく 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 が 迅 速 かつ 円 滑 に 行 われ ているかどうかを 常 に 把 握 し 検 証 評 価 し 続 ける 必 要 がある そのためには 病 院 前 救 護 における 傷 病 者 データや 搬 送 選 定 根 拠 と 受 入 れ 医 療 機 関 での 診 断 処 置 などの 診 療 情 報 や 転 帰 を 突 き 合 わせて 救 急 隊 の 観 察 病 院 選 定 が 適 切 であったかどうか 分 類 基 準 や 医 療 機 関 リストが 運 用 しやすい 合 理 的 なものとなっているかどうかを 確 認 し フィードバックしていくことが 非 常 に 重 要 である これまで 泉 州 圏 域 や 堺 市 圏 域 などで 継 続 的 なデータ 収 集 や 事 例 検 証 を 行 って きたが 事 務 作 業 の 負 担 が 大 きいなど 課 題 が 生 じていた そこで 救 急 隊 の 搬 送 支 援 情 報 収 集 を 行 うスマートフォンアプリ 等 を 活 用 した ORION の 運 用 を 平 成 25 年 1 月 から 開 始 した さらに 平 成 26 年 10 月 に 実 施 した 大 阪 府 救 急 医 療 情 報 システムの 改 修 にあわせて 病 院 前 救 護 における 傷 病 者 データと 病 院 での 診 40

49 断 治 療 転 帰 などの 情 報 ( 資 料 8)を 一 元 化 した 形 で 収 集 することにより よ り 実 態 に 即 したデータの 収 集 及 び 分 析 ができるよう 取 り 組 んでいく( 資 料 7 再 掲 ) ORION の 導 入 及 び 大 阪 府 救 急 医 療 情 報 システムの 改 修 に 伴 い 収 集 する 情 報 の 項 目 が 各 圏 域 で 異 なると 各 圏 域 での 経 年 的 な 分 析 は 可 能 であるが 地 域 比 較 や 府 全 体 の 情 報 収 集 が 不 可 能 であることから 今 回 の 実 施 基 準 改 正 を 行 い 府 内 統 一 化 を 図 ることとした 今 後 も 引 き 続 いて 各 圏 域 における 実 施 基 準 運 用 の 検 証 評 価 を 継 続 的 に 実 施 するため 冒 頭 協 議 会 の 設 置 において 記 述 したように 地 域 保 健 医 療 協 議 会 と 地 域 MC 協 議 会 が 有 機 的 に 連 携 した 体 制 を 確 保 するとともに 実 施 基 準 検 討 部 会 等 において 統 一 化 した 実 施 基 準 の 妥 当 性 や 府 全 体 での 検 証 圏 域 間 での 課 題 の 抽 出 などについて 検 証 分 析 していく 検 証 項 目 例 (1) 集 計 データ ア 病 態 別 受 入 れ 後 の 対 応 処 置 内 容 イ 医 療 機 関 別 病 態 別 搬 送 人 員 数 ウ 搬 送 先 選 定 困 難 例 の 推 移 ( 病 態 別 ) エ 病 態 別 実 施 基 準 に 基 づく 搬 送 か 否 か( 実 施 基 準 遵 守 率 ) オ 応 需 率 不 応 需 の 理 由 カ 救 急 隊 判 断 の 陽 性 的 中 率 感 度 キ 医 療 機 関 別 登 録 状 況 等 (2) 事 例 検 証 ア 救 急 隊 活 動 の 質 の 検 証 (ア) 患 者 観 察 緊 急 度 重 症 度 評 価 処 置 内 容 の 適 正 性 (イ) 実 施 基 準 を 遵 守 したか (ウ) 医 療 機 関 選 定 の 妥 当 性 (エ) 情 報 伝 達 の 正 確 性 イ 医 療 機 関 の 対 応 の 検 証 ウ 実 施 基 準 運 用 の 適 正 性 エ 実 施 基 準 の 問 題 点 を 抽 出 41

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51 42 重 篤 ( ) 重 症 ( ) 中 等 症 軽 症 ( ) 救 命 救 急 セ ン タ ー 注 1) 救 急 医 療 機 関 リストの 枠 組 み( 概 念 図 ) 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 注 2) 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 循 環 器 疾 患 脳 血 管 障 害 消 化 器 疾 患 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 外 傷 外 因 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 二 次 告 示 医 療 機 関 ) 注 3) ( 資 料 1-1) 告 示 医 療 機 関 以 外 注 1) 最 重 症 合 併 妊 産 婦 受 入 医 療 機 関 は 実 施 基 準 上 では の 後 ろに*を 付 す 注 2) 重 症 初 期 対 応 とは 二 次 医 療 機 関 のうちCPAを 含 む 重 症 疾 病 への 対 応 が 可 能 な 医 療 機 関 を 指 す 注 3) 各 医 療 機 関 は 対 応 可 能 な 診 療 科 を 明 記 する 各 医 療 機 関 は 恒 常 的 に 対 応 可 能 か 対 応 可 能 な 曜 日 時 間 帯 を 明 確 にする 地 域 の 実 情 により 当 番 制 の 導 入 や 搬 送 先 医 療 機 関 の 選 定 順 位 を 決 定 する 全 ての 二 次 告 示 医 療 機 関 は 緊 急 透 析 妊 婦 精 神 科 合 併 受 入 可 否 について 明 確 にする

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53 患 者 の 緊 急 度 特 定 の 病 態 による 対 応 可 能 医 療 機 関 リスト 重 篤 緊 急 度 判 定 特 定 病 態 医 療 機 関 カテゴリー 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 * ( 資 料 1-2) 非 特 定 病 態 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 * 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 * 特 定 病 態 43 重 症 非 特 定 病 態 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 * 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 対 応 可 能 診 療 科 別 に 分 類 )* 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 * 中 等 症 ( 軽 症 ) 特 定 病 態 非 特 定 病 態 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 対 応 可 能 診 療 科 別 に 分 類 )* 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 対 応 可 能 診 療 科 別 に 分 類 )* 二 次 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 ** 各 カテゴリーにおける 医 療 機 関 リストは 各 圏 域 ごとに 作 成 する 特 定 機 能 に 関 しては 資 料 2を 参 照 * 緊 急 透 析 妊 婦 精 神 科 合 併 の 受 け 入 れ 可 否 について 明 示 する ** 二 次 告 示 医 療 機 関 以 外 も 含 めた 体 制 ( 救 急 搬 送 の 実 態 から 各 地 域 での 検 討 課 題 ) 補 足 : 同 じ 医 療 機 関 を 複 数 の 医 療 機 関 カテゴリーに 登 録 して 良 い

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55 患 者 の 緊 急 度 特 定 病 態 による 対 応 可 能 医 療 機 関 リスト( 評 価 追 記 版 ) 重 篤 ( ) 緊 急 度 判 定 ( 大 区 分 ) 特 定 病 態 非 特 定 病 態 医 療 機 関 カテゴリー 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 * 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 * ( 資 料 1-3) 評 価 2 3 評 価 4 生 理 学 的 徴 候 と 病 歴 特 定 病 態 の 有 無 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 44 重 症 ( ) 特 定 病 態 ( ) 非 特 定 病 態 ( ) 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 * 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 * 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 対 応 可 能 診 療 科 別 に 分 類 )* 中 等 症 軽 症 ( ) 特 定 病 態 ( ) 非 特 定 病 態 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 * 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 対 応 可 能 診 療 科 別 に 分 類 )* 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 対 応 可 能 診 療 科 別 に 分 類 )* 二 次 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 ** 各 カテゴリーにおける 医 療 機 関 リストは 各 圏 域 ごとに 作 成 する 特 定 機 能 に 関 しては 資 料 2を 参 照 * 緊 急 透 析 妊 婦 精 神 科 合 併 の 受 け 入 れ 可 否 について 明 示 する ** 二 次 告 示 医 療 機 関 以 外 も 含 めた 体 制 ( 救 急 搬 送 の 実 態 から 各 地 域 での 検 討 課 題 ) 補 足 : 同 じ 医 療 機 関 を 複 数 の 医 療 機 関 カテゴリーに 登 録 して 良 い

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57 二 次 告 示 医 療 機 関 の 機 能 分 類 リスト( 緊 急 対 応 が 恒 常 的 に 可 能 は それ 以 外 は 緊 急 対 応 可 能 曜 日 および 時 間 帯 を 記 入 ) 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 * 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 ( 資 料 2) あああああああああああ45 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 初 期 対 応 医 療 機 関 脳 血 管 障 害 循 環 器 疾 患 tpa 脳 外 科 手 術 tpa+ 脳 外 科 手 術 PCI 等 心 大 血 管 手 術 消 化 器 疾 患 消 化 管 内 視 鏡 消 化 器 外 科 手 術 外 傷 外 因 手 指 足 趾 の 再 接 着 高 圧 酸 素 療 法 対 応 可 能 ( 告 示 ) 診 療 科 内 科 神 経 内 科 循 環 器 内 科 消 化 器 内 科 呼 吸 器 内 科 外 科 心 臓 血 管 外 科 呼 吸 器 外 科 消 化 器 外 科 脳 神 経 外 科 整 形 外 科 形 成 外 科 口 腔 外 科 耳 鼻 咽 喉 科 産 科 婦 人 科 小 児 科 小 児 外 科 精 神 科 泌 尿 器 科 皮 膚 科 眼 科 すべての 医 療 機 関 は 緊 急 透 析 妊 婦 精 神 科 合 併 のそれぞれについて 受 入 れの 可 否 を 明 示 する *: CPAを 含 む 重 症 疾 病 の 受 け 入 れを 可 能 とする 注 ) 各 圏 域 の 実 情 に 合 わせて 二 次 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 をリストに 加 えてもよい

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59 資 料 3( 疾 病 : 成 人 ) 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 気 道 の 異 常 重 症 感 病 歴 聴 取 主 訴 ( 主 要 な 症 候 ) 現 病 歴 既 往 歴 身 体 観 察 生 理 学 的 徴 候 呼 吸 の 異 常 循 環 の 異 常 切 迫 する 意 識 障 害 体 温 の 異 常 どうされまし た? 何 時 から どんなふうに どこが 緩 和 や 誘 発? 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 所 見 症 状 ) アレルギー 服 薬 ( 出 血 素 因 ) 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 原 因 呼 吸 循 環 CPA 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 起 坐 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<90%( 酸 素 投 与 なし) 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 JCS 30 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッシング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) 血 圧 <90mmHg 脈 拍 120/ 分 脈 拍 <50/ 分 循 環 状 態 が 安 定 していると は 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 症 状 徴 候 症 状 徴 候 緊 急 度 疼 痛 スコア8-10 急 性 ( 内 臓 深 在 性 ) 疼 痛 スコア8-10 慢 性 疼 痛 スコア5-7 急 性 疼 痛 スコア1-4 急 性 疼 痛 スコア<8 慢 性 先 天 性 出 血 疾 患 抗 凝 固 薬 の 内 服 黄 緑 感 染 防 御 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 疾 病 プロトコル 採 用 CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニ ター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニ ター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニ ター ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニ ターABCへの 対 応 L&G 先 へ 進 む 対 応 病 院 選 定 疾 病 L&G 評 価 4 意 識 レベル 体 温 に 関 連 した 観 察 JCS 2-20 GCS 以 下 40 以 上 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 評 価 1( ) 評 価 2 または 評 価 3 呼 吸 困 難 胸 痛 動 悸 腹 痛 吐 下 血 下 痢 嘔 気 嘔 吐 産 婦 人 科 疾 患 血 尿 側 腹 部 痛 泌 尿 器 科 疾 患 腰 背 部 痛 意 識 障 害 頭 痛 しびれ 麻 痺 痙 攣 眩 暈 ふらつき その 他 の 症 状 徴 候 搬 送 先 医 療 機 関 46

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61 呼 吸 困 難 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 ACSによる 呼 吸 困 難 突 然 発 症 し, 数 分 以 上 続 く 胸 痛 境 界 不 明 瞭 な( 指 で 指 し 示 すことので きない) 胸 痛 心 電 図 上 ST-T 変 化 心 電 図 上 wideqrs 心 電 図 上 の 不 整 脈 ( 多 源 性 / 多 発 性 / 連 発 PVC RonT VT 高 度 徐 脈 等 ) 心 疾 患 (ACS 等 )の 既 往 心 不 全 による 呼 吸 困 難 頸 静 脈 の 怒 張 起 座 呼 吸 かつ 喘 鳴 起 座 呼 吸 かつ 四 肢 浮 腫 起 座 呼 吸 かつ 心 疾 患 心 不 全 の 既 往 起 座 呼 吸 かつ 高 血 圧 肺 疾 患 または 気 道 異 物 による 呼 吸 困 難 喀 血 著 明 な 喘 鳴 広 範 囲 ラ 音 膿 性 痰 咳 嗽 発 熱 アレルギー 喘 息 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 (COPD)の 既 往 呼 吸 音 の 左 右 差 その 他 の 呼 吸 困 難 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 循 環 器 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 循 環 器 内 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 呼 吸 器 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 呼 吸 器 内 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科, 呼 吸 器 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科, 呼 吸 器 内 科 ) 47

62 胸 痛 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 ACSによる 胸 痛 突 然 発 症 し, 数 分 以 上 続 く 胸 痛 ( 注 1) 境 界 不 明 瞭 な( 指 で 指 し 示 すことので きない) 胸 痛 ( 注 2) 心 電 図 上 ST-T 変 化 心 電 図 上 wideqrs 心 電 図 上 の 不 整 脈 ( 多 源 性 / 多 発 性 / 連 発 PVC RonT VT 高 度 徐 脈 等 ) 心 疾 患 (ACS 等 )の 既 往 動 悸 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 肺 動 脈 血 栓 塞 栓 症 による 胸 痛 高 度 な 呼 吸 困 難 急 性 大 動 脈 解 離 による 胸 痛 突 然 発 症 の 背 部 の 激 痛 ( 裂 ける 引 き 裂 かれる 感 じ)と 伴 う 移 動 する 背 部 痛 ( 痛 みが 下 肢 方 向 へ 移 動 ) 上 肢 の 血 圧 左 右 差 足 背 動 脈 の 減 弱 その 他 の 胸 痛 緊 急 度 の 高 い 動 悸 ショックである 意 識 消 失 した 致 死 的 不 整 脈 の 既 往 ACSによる 動 悸 突 然 発 症 し, 数 分 以 上 続 く 胸 痛 境 界 不 明 瞭 な( 指 で 指 し 示 すことので きない) 胸 痛 心 電 図 上 ST-T 変 化 心 電 図 上 wideqrs 心 電 図 上 の 不 整 脈 ( 多 源 性 / 多 発 性 / 連 発 PVC RonT VT 高 度 徐 脈 等 ) 心 疾 患 (ACS 等 )の 既 往 その 他 の 動 悸 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 初 期 対 応 ( 内 科, 循 環 器 内 科 ) 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 循 環 器 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 循 環 器 内 科 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科, 循 環 器 内 科 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科, 循 環 器 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科, 循 環 器 内 科 ) 48

63 腹 痛 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 吐 下 血 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 急 性 腹 症 突 然 発 症 の 激 しい 腹 痛 反 跳 痛 や 筋 性 防 御 を 伴 う 腹 痛 腹 部 大 動 脈 瘤 腹 部 に 拍 動 性 の 腫 瘤 を 触 知 消 化 管 出 血 高 度 貧 血 流 産 子 宮 外 妊 娠 妊 娠 中 経 腟 出 血 その 他 の 腹 痛 新 鮮 な 吐 下 血 24 時 間 以 内 の 大 量 吐 下 血 高 度 貧 血 を 伴 う 吐 下 血 その 他 の 吐 下 血 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) * 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) * 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) * 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 49

64 下 痢 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 下 痢 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 ) 嘔 吐 嘔 気 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 頭 蓋 内 疾 患 に 伴 う 嘔 吐 嘔 気 頭 痛 やめまいを 伴 う 激 しい 嘔 吐 嘔 気 片 側 上 肢 下 肢 の 運 動 麻 痺 片 側 顔 面 の 運 動 麻 痺 片 側 のしびれ 感 言 語 障 害 ( 失 語 症 構 音 障 害 ) 片 側 の 失 明 運 動 失 調 その 他 の 嘔 吐 嘔 気 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 脳 外 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 ) 産 婦 人 科 疾 患 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 妊 婦 の 腹 痛 妊 婦 の 意 識 障 害 けいれん 妊 婦 の 呼 吸 困 難 妊 婦 の 性 器 出 血 婦 人 科 関 連 の 症 状 * 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 受 入 医 療 機 関 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) * 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) * 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) * 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 婦 人 科 ) 初 期 対 応 ( 婦 人 科 ) 血 尿 側 腹 部 痛 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 血 尿 側 腹 部 痛 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 泌 尿 器 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 泌 尿 器 科 ) 50

65 泌 尿 器 科 疾 患 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 重 症 初 期 対 応 フルニエ 壊 疽 下 腹 部 会 陰 部 の 発 赤 腫 脹 握 雪 感 精 巣 捻 転 睾 丸 の 激 しい 疼 痛 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 泌 尿 器 科 外 科 内 科 ) 初 期 対 応 ( 泌 尿 器 科 外 科 内 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 泌 尿 器 科 外 科 ) 初 期 対 応 ( 泌 尿 器 科 内 科 ) 重 症 初 期 対 応 その 他 の 泌 尿 器 関 連 の 症 状 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 泌 尿 器 科 内 科 ) 初 期 対 応 ( 泌 尿 器 科 内 科 ) 腰 背 部 痛 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 胸 部 腹 部 大 動 脈 解 離 による 腰 背 部 痛 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 急 激 な 発 症 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 痛 みが 移 動 する 上 肢 血 圧 の 左 右 差 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 足 背 動 脈 触 知 微 弱 初 期 対 応 ( 内 科 循 環 器 内 科 ) 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 胸 部 腹 部 大 動 脈 瘤 による 腰 背 部 痛 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 上 肢 血 圧 の 左 右 差 拍 動 する 腹 部 腫 瘤 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 初 期 対 応 ( 内 科 循 環 器 内 科 ) 重 症 初 期 対 応 その 他 の 腰 背 部 痛 重 症 小 児 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 ) 51

66 急 性 発 症 の 意 識 障 害 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 SAHによる 意 識 障 害 これまでで 最 悪 の 頭 痛 視 力 障 害 脳 梗 塞 または 脳 出 血 による 意 識 障 害 片 側 上 肢 下 肢 の 運 動 麻 痺 片 側 顔 面 の 運 動 麻 痺 片 側 のしびれ 感 言 語 障 害 ( 失 語 症 構 音 障 害 ) 片 側 の 失 明 運 動 失 調 ACS 不 整 脈 による 意 識 障 害 突 然 発 症 し, 数 分 以 上 続 く 胸 痛 を 伴 う 境 界 不 明 瞭 な( 指 で 指 し 示 すことので きない) 胸 痛 伴 う 心 電 図 上 ST-T 変 化 心 電 図 上 wideqrs 心 電 図 上 の 不 整 脈 ( 多 源 性 / 多 発 性 / 連 発 PVC RonT VT 高 度 徐 脈 等 ) 心 疾 患 (ACS 等 )の 既 往 その 他 の 意 識 障 害 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 特 定 機 能 対 応 ( 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 初 期 対 応 ( 脳 外 内 科 神 経 内 科 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 初 期 対 応 ( 内 科 循 環 器 内 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 ) 急 性 発 症 の 頭 痛 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 SAH 脳 出 血 による 頭 痛 これまでで 最 悪 の 頭 痛 視 力 障 害 片 側 上 肢 下 肢 の 運 動 麻 痺 片 側 顔 面 の 運 動 麻 痺 片 側 のしびれ 感 言 語 障 害 ( 失 語 症 構 音 障 害 ) 片 側 の 失 明 運 動 失 調 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 特 定 機 能 対 応 ( 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 脳 外 科 手 術 ) 初 期 対 応 ( 脳 外 内 科 神 経 内 科 ) 重 症 初 期 対 応 その 他 の 頭 痛 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 ) 52

67 急 性 発 症 のしびれ 麻 痺 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 脳 梗 塞 によるしびれ 麻 痺 特 定 機 能 対 応 (tpa) 片 側 上 肢 下 肢 の 運 動 麻 痺 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 片 側 顔 面 の 運 動 麻 痺 片 側 のしびれ 感 言 語 障 害 ( 失 語 症 構 音 障 害 ) 特 定 機 能 対 応 (tpa) 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 片 側 の 失 明 特 定 機 能 対 応 (tpa) 運 動 失 調 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 ) 重 症 初 期 対 応 その 他 のしびれ 麻 痺 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 ) 痙 攣 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 痙 攣 重 責 状 態 痙 攣 が 持 続 している 脳 梗 塞 または 脳 出 血 による 痙 攣 片 側 上 肢 下 肢 の 運 動 麻 痺 片 側 顔 面 の 運 動 麻 痺 片 側 のしびれ 感 言 語 障 害 ( 失 語 症 構 音 障 害 ) 片 側 の 失 明 運 動 失 調 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 神 経 内 科 脳 外 ) 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 脳 外 ) 特 定 機 能 対 応 ( 脳 外 科 手 術 ) SAHによる 痙 攣 特 定 機 能 対 応 ( 脳 外 科 手 術 ) これまでで 最 悪 の 頭 痛 視 力 障 害 特 定 機 能 対 応 ( 脳 外 科 手 術 ) 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 脳 外 ) 重 症 初 期 対 応 その 他 の 痙 攣 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 脳 外 ) 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 脳 外 ) 53

68 急 性 発 症 の 眩 暈 ふらつき 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 脳 梗 塞 また 脳 出 血 による 眩 暈 ふらつき 片 側 上 肢 下 肢 の 運 動 麻 痺 片 側 顔 面 の 運 動 麻 痺 片 側 のしびれ 感 言 語 障 害 ( 失 語 症 構 音 障 害 ) 片 側 の 失 明 運 動 失 調 ACS 不 整 脈 による 眩 暈 ふらつき 突 然 発 症 し, 数 分 以 上 続 く 胸 痛 を 伴 う 境 界 不 明 瞭 な( 指 で 指 し 示 すことので きない) 胸 痛 伴 う 心 電 図 上 ST-T 変 化 心 電 図 上 wideqrs 心 電 図 上 の 不 整 脈 ( 多 源 性 / 多 発 性 / 連 発 PVC RonT VT 高 度 徐 脈 等 ) 心 疾 患 (ACS 等 )の 既 往 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 初 期 対 応 ( 脳 外 内 科 神 経 内 科 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 初 期 対 応 ( 内 科 循 環 器 内 科 ) 重 症 初 期 対 応 その 他 の 眩 暈 ふらつき 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 耳 鼻 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 神 経 内 科 耳 鼻 科 ) その 他 の 症 状 徴 候 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 脳 梗 塞 また 脳 出 血 による 片 側 上 肢 下 肢 の 運 動 麻 痺 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 片 側 顔 面 の 運 動 麻 痺 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 片 側 のしびれ 感 言 語 障 害 ( 失 語 症 構 音 障 害 ) 特 定 機 能 対 応 (tpa 脳 外 科 手 術 ) 片 側 の 失 明 運 動 失 調 初 期 対 応 ( 脳 外 内 科 神 経 内 科 ) ACS 不 整 脈 による 突 然 発 症 し, 数 分 以 上 続 く 胸 痛 を 伴 う 境 界 不 明 瞭 な( 指 で 指 し 示 すことので きない) 胸 痛 伴 う 心 電 図 上 ST-T 変 化 心 電 図 上 wideqrs 心 電 図 上 の 不 整 脈 ( 多 源 性 / 多 発 性 / 連 発 PVC RonT VT 高 度 徐 脈 等 ) 心 疾 患 (ACS 等 )の 既 往 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 特 定 機 能 対 応 (PCI 等 ) 初 期 対 応 ( 内 科 循 環 器 内 科 ) 重 症 初 期 対 応 その 他 の 症 状 徴 候 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 54

69 資 料 4( 疾 病 : 小 児 ) 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) ( 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 ) 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 気 道 の 異 常 重 症 感 病 歴 聴 取 主 訴 ( 主 要 な 症 候 ) 現 病 歴 既 往 歴 生 理 学 的 徴 候 呼 吸 の 異 常 循 環 の 異 常 切 迫 する 意 識 障 害 体 温 CPA 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 陥 没 呼 吸 起 坐 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<90%( 酸 素 投 与 なし) 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 脈 拍 制 御 不 可 能 な 外 出 血 JCS 30 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 での 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 降 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッシング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 症 状 徴 候 どうされました? 症 状 徴 候 何 時 から どんなふうに どこが 緩 和 や 誘 発? 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 所 見 症 状 ) アレルギー 服 薬 既 往 歴 食 事 時 刻 原 因 呼 吸 循 環 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) 循 環 状 態 が 安 定 している とは 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 疼 痛 スコア 急 性 8~10 不 機 嫌 周 囲 への 反 応 性 低 下 顔 色 不 良 先 天 性 疾 患 ( 出 血 免 疫 不 全 など) 緊 急 度 感 染 防 御 CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 先 へ 進 む 対 応 病 院 選 定 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 疾 病 プロトコル 採 用 救 命 救 急 センター または 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 意 識 レベル 体 温 に 関 連 した 観 察 JCS 2-20 GCS 以 下 40 以 上 37.5 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 評 価 2または 評 価 3 呼 吸 困 難 意 識 障 害 頭 痛 腹 痛 腰 痛 胸 痛 しびれ 麻 痺 痙 攣 嘔 吐 下 痢 発 熱 搬 送 先 医 療 機 関 55

70 呼 吸 脈 拍 6か 月 未 満 6か 月 ~1 歳 1 歳 ~3 歳 3 歳 ~6 歳 6 歳 以 上 <10 回 /min. 未 満 >80 回 /min. >60 回 /min >40 回 /min >30 回 /min >25 回 /min. <40bpm. <30bpm >210bpm. >180bpm. >165bpm. >140bpm. >120bpm. 56

71 呼 吸 困 難 第 1 補 足 因 子 意 識 障 害 第 1 補 足 因 子 頭 痛 第 1 補 足 因 子 腹 痛 第 1 補 足 因 子 腰 痛 第 1 補 足 因 子 胸 痛 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 気 道 異 物 による 呼 吸 困 難 喘 鳴 重 症 小 児 対 応 呼 吸 音 の 異 常 呼 吸 音 の 左 右 差 重 症 小 児 対 応 その 他 の 呼 吸 困 難 初 期 対 応 ( 小 児 科 ) 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 重 症 小 児 対 応 その 他 の 意 識 障 害 初 期 対 応 ( 小 児 科 ) 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 突 然 発 症 の 激 しい 頭 痛 重 症 小 児 対 応 その 他 の 頭 痛 重 症 小 児 対 応 初 期 対 応 ( 小 児 科 ) 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 急 性 の 激 しい 腹 痛 腹 壁 緊 張 or 圧 通 腹 膜 刺 激 徴 候 高 度 貧 血 グル 音 消 失 重 症 小 児 対 応 金 属 製 グル 音 吐 下 血 腹 部 の 異 常 膨 隆 頻 回 の 嘔 吐 重 症 小 児 対 応 その 他 の 腹 痛 初 期 対 応 ( 小 児 科 ) 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 しびれ 麻 痺 を 伴 う 重 症 小 児 対 応 膀 胱 直 腸 障 害 重 症 小 児 対 応 その 他 の 腰 痛 初 期 対 応 ( 小 児 科 ) 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 不 整 脈 の 既 往 冠 動 脈 瘤 ( 川 崎 病 )の 既 往 重 症 小 児 対 応 動 悸 を 伴 う 重 症 小 児 対 応 その 他 の 胸 痛 初 期 対 応 ( 小 児 科 ) 57

72 しびれ 麻 痺 第 1 補 足 因 子 痙 攣 第 1 補 足 因 子 嘔 気 嘔 吐 第 1 補 足 因 子 下 痢 第 1 補 足 因 子 発 熱 (37.5 ) 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 重 症 小 児 対 応 その 他 のしびれ 麻 痺 初 期 対 応 ( 小 児 科 ) 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 痙 攣 が 持 続 している 痙 攣 重 責 状 態 重 症 小 児 対 応 痙 攣 が 収 まっている 重 症 小 児 対 応 初 期 対 応 ( 小 児 科 ) 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 イレウスを 疑 う 頻 回 重 症 小 児 対 応 胆 汁 様 重 症 小 児 対 応 脱 水 を 疑 う 口 腔 舌 の 乾 燥 重 症 小 児 対 応 ツルゴール 低 下 尿 量 減 少 重 症 小 児 対 応 その 他 の 嘔 気 嘔 吐 初 期 対 応 ( 小 児 科 ) 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 脱 水 を 疑 う 口 腔 舌 の 乾 燥 重 症 小 児 対 応 ツルゴール 低 下 尿 量 減 少 重 症 小 児 対 応 その 他 の 下 痢 初 期 対 応 ( 小 児 科 ) 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 3ヵ 月 以 下 3 歳 以 下 で 具 合 が 悪 そうな 外 観 重 症 小 児 対 応 重 症 小 児 対 応 その 他 の 発 熱 初 期 対 応 ( 小 児 科 ) 58

73 資 料 5( 外 因 ) 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 ) 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 気 道 の 異 常 重 症 感 病 歴 聴 取 主 訴 ( 主 要 な 症 候 ) 現 病 歴 既 往 歴 身 体 観 察 生 理 学 的 徴 候 呼 吸 の 異 常 循 環 の 異 常 切 迫 する 意 識 障 害 体 温 の 異 常 どうされました? 何 時 から どんなふうに どこが 緩 和 や 誘 発? 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 所 見 症 状 ) アレルギー 服 薬 ( 出 血 素 因 ) 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 原 因 呼 吸 循 環 意 識 レベル 体 温 に 関 連 した 観 察 CPA 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 起 坐 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<90%( 酸 素 投 与 なし) 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 JCS 30 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) 血 圧 <90mmHg 脈 拍 120/ 分 脈 拍 <50/ 分 循 環 状 態 が 安 定 していると は 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 JCS 2-20 GCS 以 下 40 以 上 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 症 状 徴 候 農 薬 医 薬 品 : アスピリン アセトアミノフェン 血 糖 降 下 薬 の 大 量 服 用 工 業 用 品 : 強 酸 強 アルカリ 石 油 製 品 青 酸 化 合 物 家 庭 用 品 : 防 虫 剤 殺 鼠 剤 毒 性 のある 食 物 上 記 以 外 の 外 因 外 傷 以 外 の 外 因 疼 痛 スコア8-10 急 性 ( 内 臓 深 在 性 ) 疼 痛 スコア8-10 慢 性 疼 痛 スコア5-7 急 性 疼 痛 スコア1-4 急 性 疼 痛 スコア<8 慢 性 先 天 性 出 血 疾 患 抗 凝 固 薬 の 内 服 評 価 2 または 評 価 3 緊 急 度 黄 緑 覚 醒 剤 麻 薬 有 毒 ガス 化 学 物 質 暴 露 ( 化 学 損 傷 ) 電 撃 症 咬 刺 傷 (マムシ 等 ) 寒 冷 暴 露 低 体 温 高 温 暴 露 高 体 温 溺 水 異 物 誤 飲 潜 水 病 ( 減 圧 症 ) アスピリン アセトアミノ フェン 血 糖 降 下 薬 以 外 の 医 薬 品 大 量 服 用 その 他 の 中 毒 原 因 毒 物 不 明 感 染 防 御 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 外 傷 以 外 外 因 プロトコル CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 先 へ 進 む 対 応 病 院 選 定 搬 送 先 医 療 機 関 救 命 救 急 センター 救 命 救 急 センター 59

74

75 有 毒 ガス 吸 引 第 1 次 補 足 因 子 第 1 段 階 第 2 段 階 第 2 次 補 足 因 子 症 状 の 有 無 にかかわらず 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 身 体 症 状 あり 身 体 症 状 あり 初 期 対 応 ( 内 科 ) 身 体 症 状 なし 初 期 対 応 ( 内 科 ) 覚 醒 剤 麻 薬 中 毒 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 症 状 の 如 何 にかかわらず 精 神 症 状 のあるもの 初 期 対 応 ( 精 神 科 ) 精 神 症 状 なし 初 期 対 応 ( 内 科 精 神 科 ) 化 学 物 質 暴 露 化 学 損 傷 第 1 次 補 足 因 子 第 2 次 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 皮 膚 ( 化 学 損 傷 ) 粘 膜 症 状 呼 吸 器 症 状 上 記 症 状 なし 皮 膚 ( 化 学 損 傷 ) 粘 膜 症 状 呼 吸 器 症 状 初 期 対 応 ( 外 科 内 科 ) 救 命 センター 初 期 対 応 ( 外 科 内 科 ) 上 記 症 状 なし 初 期 対 応 ( 外 科 内 科 ) 電 撃 傷 第 1 次 補 足 因 子 生 物 による 咬 傷 刺 傷 第 1 次 補 足 因 子 第 2 次 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 一 過 性 の 意 識 障 害 不 整 脈 胸 痛 運 動 麻 痺 脱 力 しびれ 感 覚 麻 痺 III 度 以 上 の 電 撃 熱 傷 上 記 症 状 なし 一 過 性 の 意 識 障 害 不 整 脈 胸 痛 運 動 麻 痺 脱 力 しびれ 感 覚 麻 痺 III 度 以 上 の 電 撃 熱 傷 上 記 症 状 なし 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 第 2 次 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 大 関 節 を 超 える 発 赤 腫 脹 アナフィラキシー 徴 候 マムシ 咬 傷 疑 い 上 記 症 状 なし 大 関 節 を 超 える 発 赤 腫 脹 アナフィラキシー 徴 候 初 期 対 応 ( 外 科 ) マムシ 咬 傷 疑 い 上 記 症 状 なし 初 期 対 応 ( 外 科 ) 60

76 寒 冷 暴 露 低 体 温 第 1 次 補 足 因 子 高 温 暴 露 高 体 温 第 1 次 補 足 因 子 溺 水 第 1 次 補 足 因 子 第 2 次 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 意 識 障 害 ( 無 関 心 錯 乱 昏 睡 ) 除 脈 不 整 脈 心 電 図 波 形 の 延 長 J 波 筋 硬 直 四 肢 末 梢 の 著 しい 冷 感 と 蒼 白 壊 死 上 記 症 状 なし 意 識 障 害 ( 無 関 心 錯 乱 昏 睡 ) 除 脈 不 整 脈 心 電 図 波 形 の 延 長 J 波 筋 硬 直 四 肢 末 梢 の 著 しい 冷 感 と 蒼 白 壊 死 上 記 症 状 なし 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 第 2 次 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 意 識 障 害 小 脳 症 状 痙 攣 発 作 出 血 傾 向 紫 斑 頭 痛 嘔 吐 倦 怠 感 虚 脱 感 集 中 力 判 断 力 の 低 下 めまい 大 量 の 発 汗 欠 神 筋 肉 痛 筋 硬 直 (こむら 返 り) 意 識 障 害 小 脳 症 状 痙 攣 発 作 出 血 傾 向 紫 斑 頭 痛 嘔 吐 倦 怠 感 虚 脱 感 集 中 力 判 断 力 の 低 下 めまい 大 量 の 発 汗 欠 神 筋 肉 痛 筋 硬 直 (こむら 返 り) 初 期 対 応 ( 内 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 ) 第 2 次 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 症 状 の 如 何 に 関 わらず 症 状 の 如 何 に 関 わらず 初 期 対 応 ( 内 科 ) 61

77 異 物 誤 飲 第 1 次 補 足 因 子 潜 水 病 減 圧 症 第 1 次 補 足 因 子 第 2 次 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 気 道 異 物 の 疑 い 喘 鳴 呼 吸 音 の 異 常 呼 吸 音 の 左 右 差 上 記 症 状 なし 腐 食 性 (ボタン 電 池 等 ) 鋭 利 なもの 中 毒 性 のあるもの(タバコ 等 ) 上 記 に 該 当 しない 気 道 異 物 の 疑 い 喘 鳴 呼 吸 音 の 異 常 呼 吸 音 の 左 右 差 上 記 症 状 なし 腐 食 性 (ボタン 電 池 等 ) 鋭 利 なもの 中 毒 性 のあるもの(タバコ 等 ) 重 症 小 児 対 応 (12 歳 以 下 の 場 合 ) 重 症 小 児 対 応 (12 歳 以 下 の 場 合 ) 初 期 対 応 ( 内 科 小 児 科 ) 上 記 に 該 当 しない 初 期 対 応 ( 内 科 小 児 科 ) 第 2 次 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 呼 吸 器 症 状 関 節 痛 神 経 障 害 上 記 症 状 なし 呼 吸 器 症 状 関 節 痛 特 定 機 能 対 応 ( 高 圧 酸 素 療 法 ) 特 定 機 能 対 応 ( 高 圧 酸 素 療 法 ) 神 経 障 害 上 記 症 状 なし 初 期 対 応 ( 内 科 ) アスピリン アセトアミノフェン 血 糖 降 下 薬 以 外 の 医 薬 品 大 量 服 用 第 1 次 補 足 因 子 第 2 次 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 傾 眠 低 血 圧 不 整 脈 呼 吸 抑 制 高 体 温 筋 硬 直 上 記 症 状 を 認 めず 傾 眠 低 血 圧 不 整 脈 初 期 対 応 ( 内 科 ) 呼 吸 抑 制 高 体 温 筋 硬 直 上 記 症 状 なし 初 期 対 応 ( 内 科 精 神 科 ) その 他 の 中 毒 第 1 次 補 足 因 子 原 因 毒 物 不 明 第 1 次 補 足 因 子 第 2 次 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 身 体 症 状 あり 身 体 症 状 なし 初 期 対 応 ( 内 科 ) 身 体 症 状 あり 身 体 症 状 なし 初 期 対 応 ( 内 科 ) 第 2 次 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 身 体 症 状 あり 身 体 症 状 なし 初 期 対 応 ( 内 科 ) 身 体 症 状 あり 身 体 症 状 なし 初 期 対 応 ( 内 科 ) 62

78

79 資 料 6( 外 傷 ) 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 状 況 評 価 初 期 評 価 第 一 印 象 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 反 応 の 有 無 気 道 の 異 常 CPA 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 症 状 徴 候 緊 急 度 感 染 防 御 対 応 病 院 選 定 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC, PA A) 外 傷 プロトコル(JPTEC) 携 行 資 器 材 CPRプロトコル 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボード 固 定 生 理 学 的 評 価 (Step1) 解 剖 学 的 評 価 (Step2) 病 歴 聴 取 SAMPLE 聴 取 呼 吸 の 異 常 循 環 の 異 常 切 迫 する 意 識 障 害 体 温 の 異 常 頭 部 顔 面 頸 部 胸 部 腹 部 四 肢 骨 盤 軟 部 組 織 体 表 熱 傷 麻 痺 受 傷 機 転 高 エネルギー 事 故 か? (Step3) どこを どうされ ましたか 患 者 背 景 (Step4) 年 齢 アレルギー 内 服 薬 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 徐 呼 吸 ( 呼 吸 数 <10) SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<90%( 酸 素 なし) 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 JCS 30 (またはECS 20 GCS 8) 目 前 での 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 自 動 車 乗 車 中 同 乗 者 死 亡 車 の 横 転 車 外 放 出 車 の 高 度 損 傷 バイク 走 行 中 バイクと 運 転 者 の 距 離 大 歩 行 者 自 転 車 車 に 跳 ね 飛 ばされた 車 に 轢 過 された 高 所 墜 落 成 人 >6m (3 階 フロアー 以 上 ) 小 児 >3m ( 身 長 の2~3 倍 ) 機 械 器 具 に 挟 まれた 体 幹 部 を 挟 まれた 12 歳 以 下 高 齢 者 :65 歳 以 上 出 血 性 素 因 20 週 以 降 の 妊 婦 重 症 化 しそうな 印 象 心 疾 患 の 既 往 呼 吸 器 疾 患 の 既 往 透 析 患 者 肝 疾 患 の 既 往 糖 尿 病 の 既 往 薬 物 中 毒 の 合 併 頭 部 の 開 放 骨 折 陥 没 骨 折 顔 面 頸 部 の 高 度 な 損 傷 皮 下 気 腫 外 頸 静 脈 の 著 しい 怒 張 呼 吸 音 の 左 右 差 胸 郭 の 動 揺 変 形 フレイルチェスト 腹 部 膨 隆 腹 壁 緊 張 腰 部 骨 盤 部 の 激 しい 疼 痛 圧 痛 骨 盤 動 揺 下 肢 長 差 両 側 大 腿 骨 骨 折 頭 頚 部 体 幹 大 腿 上 腕 の 穿 通 性 外 傷 ( 刺 創 銃 創 杙 創 ) 挫 滅 創 デグロービング 損 傷 四 肢 動 脈 損 傷 ( 別 紙 1) 四 肢 切 断 轢 断 四 肢 の 麻 痺 15% 以 上 の 熱 傷 を 合 併 した 外 傷 Ⅱ 度 熱 傷 20% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 10% 以 上 ) Ⅲ 度 熱 傷 10% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 5% 以 上 ) 顔 面 熱 傷 気 道 熱 傷 受 傷 部 位 症 状 徴 候 先 へ 進 む L&G 気 道 確 保 高 濃 度 酸 素 投 与 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボード 固 定 心 電 図 モニター SpO2モニター L&G 気 道 確 保 高 濃 度 酸 素 投 与 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボード 固 定 心 電 図 モニター SpO2モニター 緊 急 度 をワンランク アップ 搬 送 先 医 療 機 関 選 定 時 に 考 慮 身 体 観 察 継 続 観 察 詳 細 観 察 別 紙 2 生 理 学 的 評 価 資 料 6の 別 紙 2 全 身 観 察 に 関 連 した 観 察 眼 球 損 傷 眼 球 保 護 眼 窩 周 辺 骨 折 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) 創 傷 処 置 四 肢 外 傷 圧 迫 止 血 (12 歳 以 下 ) 固 定 手 指 足 趾 切 断 頭 部 外 傷 (13 歳 以 上 ) 頭 部 外 傷 (12 歳 以 下 ) その 他 の 外 傷 L&G 気 道 確 保 異 物 除 去 吸 引 高 濃 度 酸 素 投 与 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボード 固 定 心 電 図 モニター SpO2モニター 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 頸 椎 固 定 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 救 命 救 急 センター 救 命 救 急 センター 救 命 救 急 センター または オンライン MC 評 価 2 または 評 価 3 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) 四 肢 外 傷 (12 歳 以 下 ) 手 指 足 趾 切 断 頭 部 外 傷 (13 歳 以 上 ) 頭 部 外 傷 (12 歳 以 下 ) その 他 の 外 傷 搬 送 先 医 療 機 関 63

80 四 肢 動 脈 損 傷 を 疑 う 所 見 別 紙 1 急 激 に 増 大 する 血 腫 拍 動 性 の 腫 瘤 拍 動 性 の 外 出 血 末 梢 阻 血 症 状 疼 痛 + 蒼 白 疼 痛 + 冷 感 知 覚 障 害 運 動 障 害 脈 微 弱 64

81 生 理 学 的 評 価 による 緊 急 度 判 断 別 紙 2 :step1で を 認 めればL&Gで 救 命 センター 等 に 搬 送 緊 急 度 気 道 呼 吸 循 環 意 識 (L&Gとして 対 応 ) 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ とぎれとぎれの 会 話 過 度 の 努 力 呼 吸 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 重 度 吸 気 性 喘 鳴 陥 没 呼 吸 SpO2<92%( 酸 素 なし) 腹 式 呼 吸 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 徐 呼 吸 ( 概 ね 呼 吸 数 <10) SpO2<90%( 酸 素 なし) SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 皮 膚 蒼 白 ショック 徴 候 を 認 めた 皮 膚 冷 感 循 環 状 態 が 安 定 しているとは 言 えない 皮 膚 湿 潤 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 頻 脈 徐 脈 ( 概 ね<50 120) 制 御 不 可 能 な 外 出 血 血 圧 <90mmHg JCS 30またはGCS 8 JCS 2-20 GCS 9-13 目 前 での 急 な 意 識 レベルの 低 下 (GCS2 点 以 上 ) ヘルニア 徴 候 ( 意 識 レベル 傾 眠 以 下 でかつ 下 記 症 状 を 認 める) 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッシング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 痙 攣 重 積 ( 痙 攣 の 持 続 ) 65 歳 以 上 で 血 圧 <110mmHg 体 温 明 らかに 熱 い(40 以 上 ) 明 らかに 冷 たい(35 以 下 ), 2に 該 当 しない, 2に 該 当 しない, 2に 該 当 しない, 2に 該 当 しない 65

82 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 が 高 エネルギー 事 故 による 受 傷 のために となっている 場 合 は へ 搬 送 またはオンラインMCで 指 示 を 仰 ぐ 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 第 2 段 階 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 視 力 障 害 複 視 初 期 対 応 ( 眼 科 ) 眼 球 偏 位 眼 球 脱 出 初 期 対 応 ( 眼 科 ) 初 期 対 応 ( 眼 科 ) 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) ( 単 純 骨 折 脱 臼 ) 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 第 2 段 階 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 激 しい 疼 痛 変 形 腫 脹 初 期 対 応 ( 整 形 ) 轢 音 初 期 対 応 ( 整 形 ) ( 開 放 骨 折 脱 臼 ) 開 放 創 を 伴 う 激 しい 疼 痛 変 形 腫 脹 初 期 対 応 ( 整 形 ) 轢 音 四 肢 外 傷 (12 歳 以 下 ) 開 放 創 の 有 無 は 問 わない 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 第 1 段 階 第 2 段 階 変 形 腫 脹 轢 音 手 足 を 動 かさない 初 期 対 応 ( 整 形 ) 手 指 足 趾 切 断 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 第 2 段 階 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 手 指 足 趾 切 断 特 定 機 能 対 応 ( 再 接 着 ) 特 定 機 能 対 応 ( 再 接 着 ) 66

83 頭 部 外 傷 (13 歳 以 上 ) 頭 部 打 撲 頭 部 挫 創 頭 部 皮 下 血 腫 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 第 1 段 階 第 2 段 階 失 見 当 識 瞳 孔 異 常 髄 液 鼻 ( 耳 ) 漏 バトルサイン パンダの 目 激 しい 鼻 出 血 耳 出 血 頻 回 の 嘔 吐 初 期 対 応 ( 脳 外 ) 初 期 対 応 ( 脳 外 ) 上 記 症 状 なし 初 期 対 応 ( 外 科 脳 外 ) 頭 部 外 傷 (12 歳 以 下 ) 頭 部 打 撲 頭 部 挫 創 頭 部 皮 下 血 腫 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 第 2 段 階 第 2 補 足 因 子 失 見 当 識 瞳 孔 異 常 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 髄 液 鼻 ( 耳 ) 漏 バトルサイン パンダの 目 激 しい 鼻 出 血 初 期 対 応 ( 脳 外 ) 耳 出 血 頻 回 の 嘔 吐 上 記 症 状 なし 初 期 対 応 ( 小 児 科 外 科 脳 外 ) その 他 の 損 傷 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 第 2 段 階 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 損 傷 の 如 何 にか かわらず またはオンラインMC 初 期 対 応 ( 外 科 整 形 脳 外 ) 67

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85 qqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqq68 傷 病 者 の 搬 送 と 受 入 実 施 基 準 検 証 票 ( 資 料 7) 府 統 一 事 案 番 号 消 防 独 自 No 主 訴 その 他 搬 送 履 歴 情 報 消 防 本 部 名 市 消 防 救 急 隊 名 救 急 隊 病 院 名 不 応 需 理 由 ( 輪 番 当 番 病 院 該 当 ) 発 生 年 月 日 2014 年 月 日 年 齢 性 別 24 歳 男 1 大 阪 医 対 病 院 医 師 不 在 覚 知 時 刻 23 時 50 分 経 過 時 間 ( 覚 知 から) 3 分 バイタル 情 報 メモ 2 ORION 和 歌 山 病 院 処 置 困 難 現 着 時 刻 23 時 53 分 現 場 到 着 まで 12 分 JCS 脈 拍 回 / 分 3 大 阪 ORION 病 院 その 他 現 発 時 刻 0 時 5 分 現 場 出 発 まで 6 分 GCS E 呼 吸 回 / 分 4 病 着 時 刻 0 時 15 分 病 院 到 着 まで 10 分 GCS V 血 圧 ( 収 縮 期 ) mmhg 搬 送 先 5 実 施 基 準 評 価 項 目 GCS M SpO2 % 照 会 6 評 価 1( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん あり なし 評 価 せず 体 温 7 例 ) 成 人 疾 病 成 人 患 者 観 察 ( 疾 病 ) 8 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 気 道 の 異 常 : 気 道 の 閉 塞 評 価 4( 第 2 補 足 因 子 ) 症 状 徴 候 あり なし 評 価 せず 9 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 気 道 の 異 常 : 気 道 の 狭 窄 例 ) 呼 吸 困 難 10 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 気 道 の 異 常 ; 気 道 :いびき 呼 吸 困 難 突 然 発 症 し, 数 分 以 上 続 く 胸 痛 あり なし < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 気 道 の 異 常 :ゴロゴロ 音 呼 吸 困 難 境 界 不 明 瞭 な 胸 痛 搬 送 先 連 絡 回 数 回 まもってNET 使 用 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 気 道 の 異 常 : 気 道 異 物 呼 吸 困 難 心 電 図 上 ST-T 変 化 三 次 コーディネート 患 者 情 報 搬 送 先 医 療 機 関 名 大 阪 ORION 病 院 ( 輪 番 当 番 病 院 該 当 ) 初 診 時 診 断 名 急 性 腹 症 初 期 対 応 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 気 道 の 異 常 : 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 呼 吸 困 難 心 電 図 上 wideqrs < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 呼 吸 の 異 常 : 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 呼 吸 困 難 心 電 図 上 の 不 整 脈 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 呼 吸 の 異 常 : 過 度 の 努 力 呼 吸 呼 吸 困 難 心 疾 患 の 既 往 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 呼 吸 の 異 常 : 鼻 翼 呼 吸 呼 吸 困 難 頸 静 脈 の 怒 張 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 呼 吸 の 異 常 : 起 坐 呼 吸 呼 吸 困 難 起 座 呼 吸 かつ 喘 鳴 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 呼 吸 の 異 常 : 陥 没 呼 吸 呼 吸 困 難 起 座 呼 吸 かつ 四 肢 浮 腫 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 呼 吸 の 異 常 : 腹 式 呼 吸 呼 吸 困 難 起 座 呼 吸 かつ 心 疾 患 の 既 往 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 呼 吸 の 異 常 : 気 管 牽 引 呼 吸 困 難 起 座 呼 吸 かつ 高 血 圧 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 呼 吸 の 異 常 :チアノーゼ 呼 吸 困 難 喀 血 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 呼 吸 の 異 常 ; 呼 吸 数 <10 呼 吸 困 難 著 明 な 喘 鳴 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 呼 吸 の 異 常 :SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 呼 吸 困 難 広 範 囲 ラ 音 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 循 環 の 異 常 : 皮 膚 蒼 白 呼 吸 困 難 膿 性 痰 咳 嗽 発 熱 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 循 環 の 異 常 : 皮 膚 冷 感 呼 吸 困 難 アレルギー 喘 息 COPDの 既 往 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 循 環 の 異 常 : 皮 膚 湿 潤 呼 吸 困 難 呼 吸 音 の 左 右 差 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 循 環 の 異 常 : 橈 骨 動 脈 触 知 不 可 呼 吸 困 難 その 他 の 呼 吸 困 難 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 循 環 の 異 常 : 高 度 の 頻 脈 徐 脈 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 循 環 の 異 常 : 制 御 不 可 能 な 外 出 血 患 者 背 景 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 意 識 障 害 :JCS 30 飲 酒 自 殺 未 遂 妊 婦 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 意 識 障 害 : 急 な 意 識 レベル 低 下 その 他 医 療 機 関 への 伝 達 内 容 (テキスト 入 力 ) < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 意 識 障 害 :ヘルニア 徴 候 < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 体 温 の 異 常 : 明 らかに 熱 い < 疾 病 外 因 成 人 > 重 症 感 体 温 の 異 常 : 明 らかに 冷 たい 初 診 時 処 置 (MAX8) 初 診 時 転 帰 確 定 時 診 断 名 確 定 時 処 置 (MAX8) 確 定 時 転 帰 入 院 急 性 腹 症 初 期 対 応 退 院 評 価 2( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 医 療 機 関 選 定 理 由 あり なし 評 価 せず 評 価 項 目 あり なし 評 価 せず < 疾 病 外 因 成 人 > 生 理 学 的 徴 候 努 力 呼 吸 疾 病 外 因 : 実 施 基 準 に 従 った < 疾 病 外 因 成 人 > 生 理 学 的 徴 候 とぎれとぎれの 会 話 疾 病 外 因 : 実 施 基 準 に 従 わなかった 疾 病 外 因 : 理 由 : 依 頼 搬 送 疾 病 外 因 : 理 由 : 圏 外 直 近 疾 病 外 因 : 理 由 : 患 者 容 態 で 判 断 コメント 評 価 3( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 病 歴 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 < 疾 病 外 因 成 人 > 出 血 素 因 抗 凝 固 薬 の 内 服

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87 ( 資 料 8) 病 院 後 救 急 患 者 情 報 の 項 目 名 称 具 体 的 項 目 患 者 識 別 情 報 初 診 時 診 療 科 名 診 療 科 名 ( 選 択 ) 既 往 歴 病 名 ( 選 択 ) 主 訴 初 診 時 診 断 名 初 診 時 処 置 初 診 医 評 価 初 診 時 転 帰 初 診 時 転 送 先 ICD-10( 複 数 10 項 目 まで) ICD-10 ICD-10 病 名 から 紐 付 1 次 2 次 3 次 帰 宅 外 来 死 亡 入 院 外 来 より 転 送 転 送 先 病 院 名 診 療 科 名 初 診 時 メモ 確 定 時 診 療 科 名 診 療 科 名 ( 選 択 ) 確 定 診 断 名 確 定 処 置 ICD-10 ICD-10 病 名 から 紐 付 21 日 後 転 帰 入 院 退 院 転 院 死 亡 転 帰 年 月 日 退 院 時 転 帰 転 送 先 年 月 日 入 院 退 院 転 院 死 亡 転 送 先 病 院 名 確 定 診 断 メモ CPA の 推 定 原 因 病 院 到 着 後 心 拍 再 開 1か 月 予 後 の 回 答 及 び 生 存 発 症 1 か 月 後 又 は 退 院 時 の 機 能 評 価 心 原 性 非 心 原 性 あり なし 病 院 収 容 時 既 に 再 開 あり なし 回 答 待 ち 生 存 の 内 訳 ( 入 院 退 院 ) 死 亡 日 脳 機 能 評 価 全 身 機 能 評 価 ( 良 好 中 等 度 障 害 高 度 障 害 昏 睡 死 亡 脳 死 ) 病 院 外 心 肺 停 止 患 者 のみ 69

88 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れ の 実 施 基 準 改 正 新 旧 対 照 表 ( 案 ) 資 料 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 はじめに~ 実 施 基 準 改 正 の 背 景 と 目 的 ~ 消 防 と 医 療 の 連 携 を 推 進 し 傷 病 者 の 症 状 に 応 じた 救 急 搬 送 及 びその 受 入 れ をより 適 切 かつ 円 滑 に 行 うため 消 防 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 21 年 法 律 第 34 号 ) が 平 成 21 年 10 月 30 日 に 施 行 された これに 伴 い 大 阪 府 においては 消 防 法 第 35 条 の5 第 2 項 各 号 に 規 定 する 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 ( 以 下 実 施 基 準 という ) を 平 成 22 年 12 月 に 策 定 し 各 二 次 医 療 圏 において 地 域 の 実 情 を 踏 まえつつ 実 施 基 準 に 準 じたルールを 定 め 運 用 してきたところである 実 施 基 準 を 有 効 に 機 能 させるためには 実 施 基 準 がルールどおり 運 用 されて いるのか 救 急 患 者 が 適 切 な 医 療 機 関 に 搬 送 され 適 切 な 医 療 を 受 けられたかな ど 分 析 検 証 していくことが 重 要 である 府 では 年 間 45 万 件 ( 平 成 24 年 中 )を 超 える 救 急 搬 送 及 びその 受 入 れを 適 切 かつ 円 滑 に 行 い 検 証 の 前 提 となる 府 内 全 域 のデータを 収 集 する 必 要 がある ことから 現 場 の 利 便 性 を 高 め 負 担 を 最 小 限 にするため これまで 救 急 隊 が 紙 で 行 っていた 病 院 選 定 や 救 急 搬 送 データの 現 場 での 電 子 化 を 可 能 とする ス マートフォン 等 を 活 用 した 大 阪 府 救 急 搬 送 支 援 情 報 収 集 集 計 分 析 システ ム( 以 下 ORION という )を 開 発 し 平 成 25 年 1 月 より 運 用 を 開 始 して いるところである しかしながら 実 施 基 準 策 定 後 3 年 あまりが 経 過 し 救 急 隊 が 現 場 で 患 者 の 状 態 を 観 察 するための 基 準 や 医 療 機 関 を 分 類 する 基 準 など 個 別 のルールが 府 内 共 通 ではないため 他 圏 域 との 比 較 や 圏 域 外 への 病 院 選 定 ができないといっ た 問 題 が 生 じてきた はじめに~ 実 施 基 準 改 正 の 背 景 と 目 的 ~ 消 防 と 医 療 の 連 携 を 推 進 し 傷 病 者 の 症 状 に 応 じた 救 急 搬 送 及 びその 受 入 れを より 適 切 かつ 円 滑 に 行 うため 消 防 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 21 年 法 律 第 34 号 ) が 平 成 21 年 10 月 30 日 に 施 行 された これに 伴 い 大 阪 府 においては 消 防 法 第 35 条 の5 第 2 項 各 号 に 規 定 する 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 ( 以 下 実 施 基 準 という ) を 平 成 22 年 12 月 に 策 定 し 各 二 次 医 療 圏 において 地 域 の 実 情 を 踏 まえつつ 実 施 基 準 に 準 じたルールを 定 め 運 用 してきたところである 実 施 基 準 を 有 効 に 機 能 させるためには 実 施 基 準 がルールどおり 運 用 されてい るのか 救 急 患 者 が 適 切 な 医 療 機 関 に 搬 送 され 適 切 な 医 療 を 受 けられたかなど 分 析 検 証 していくことが 重 要 である 府 では 年 間 45 万 件 ( 平 成 24 年 中 )を 超 える 救 急 搬 送 及 びその 受 入 れを 適 切 かつ 円 滑 に 行 い 検 証 の 前 提 となる 府 内 全 域 のデータを 収 集 する 必 要 があるこ とから 現 場 の 利 便 性 を 高 め 負 担 を 最 小 限 にするため これまで 救 急 隊 が 紙 で 行 っていた 病 院 選 定 や 救 急 搬 送 データの 現 場 での 電 子 化 を 可 能 とする スマート フォン 等 を 活 用 した 大 阪 府 救 急 搬 送 支 援 情 報 収 集 集 計 分 析 システム( 以 下 ORION という )を 開 発 し 平 成 25 年 1 月 より 運 用 を 開 始 していると ころである しかしながら 実 施 基 準 策 定 後 4 年 が 経 過 し 救 急 隊 が 現 場 で 患 者 の 状 態 を 観 察 するための 基 準 や 医 療 機 関 を 分 類 する 基 準 など 個 別 のルールが 府 内 共 通 では ないため 他 圏 域 との 比 較 や 圏 域 外 への 病 院 選 定 ができないといった 問 題 が 生 じ てきた

89 6 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 3. 傷 病 者 の 身 体 的 異 常 による 救 急 搬 送 に 係 る 実 施 基 準 大 阪 府 域 全 体 で 運 用 する 傷 病 者 の 救 急 搬 送 に 係 る 標 準 的 な 実 施 基 準 を 示 す 各 二 次 医 療 圏 においては 本 実 施 基 準 の 医 療 機 関 分 類 基 準 ( 第 一 号 ) 観 察 基 準 ( 第 三 号 ) 及 び 選 定 基 準 ( 第 四 号 )については 全 圏 域 統 一 とし 医 療 機 関 リ スト( 第 二 号 )については 第 一 号 に 基 づいて 各 圏 域 において 作 成 する 以 下 医 療 機 関 分 類 基 準 医 療 機 関 リスト 観 察 基 準 選 定 基 準 伝 達 基 準 受 入 医 療 機 関 確 保 基 準 その 他 基 準 について 消 防 法 の 条 文 に 沿 って 記 述 する 3-1. 第 一 号 に 基 づく 医 療 機 関 分 類 基 準 傷 病 者 の 心 身 等 の 状 況 に 応 じた 適 切 な 医 療 の 提 供 が 行 われる 体 制 を 確 保 する ために 傷 病 者 の 緊 急 度 と 特 別 な 対 応 を 要 する 病 態 ( 以 下 特 定 病 態 という ) に 応 じて 医 療 機 関 を 以 下 のとおり6つの 大 区 分 に 分 類 する このうち 特 定 病 態 に 対 する 特 別 な 対 応 が 可 能 な 医 療 機 関 を 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 と 呼 び 各 病 態 を 中 分 類 それぞれに 対 して 必 要 な 機 能 を 小 分 類 で 示 す また 初 期 対 応 医 療 機 関 には 地 域 の 判 断 で 二 次 救 急 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 も 含 めることができる なお 傷 病 者 が 透 析 患 者 精 神 科 合 併 妊 婦 のいずれかに 該 当 する 場 合 には それら 単 独 で 搬 送 先 医 療 機 関 の 選 定 に 影 響 するため 各 医 療 機 関 は 緊 急 透 析 精 神 科 合 併 妊 婦 の 受 け 入 れが 可 能 かを 明 確 にする 本 医 療 機 関 分 類 基 準 の 基 本 枠 組 み 及 び 各 分 類 区 分 の 医 療 機 関 に 求 められる 診 療 機 能 は 以 下 のとおりである 3. 傷 病 者 の 身 体 的 異 常 による 救 急 搬 送 に 係 る 実 施 基 準 大 阪 府 域 全 体 で 運 用 する 傷 病 者 の 救 急 搬 送 に 係 る 標 準 的 な 実 施 基 準 を 示 す 各 二 次 医 療 圏 においては 本 実 施 基 準 の 医 療 機 関 分 類 基 準 ( 第 一 号 ) 観 察 基 準 ( 第 三 号 ) 及 び 選 定 基 準 ( 第 四 号 )については 全 圏 域 統 一 とし 医 療 機 関 リスト( 第 二 号 )については 第 一 号 に 基 づいて 各 圏 域 において 作 成 する 以 下 医 療 機 関 分 類 基 準 医 療 機 関 リスト 観 察 基 準 選 定 基 準 伝 達 基 準 受 入 医 療 機 関 確 保 基 準 その 他 基 準 について 消 防 法 の 条 文 に 沿 って 記 述 する 3-1. 第 一 号 に 基 づく 医 療 機 関 分 類 基 準 傷 病 者 の 心 身 等 の 状 況 に 応 じた 適 切 な 医 療 の 提 供 が 行 われる 体 制 を 確 保 する ために 傷 病 者 の 緊 急 度 と 特 別 な 対 応 を 要 する 病 態 ( 以 下 特 定 病 態 という ) に 応 じて 医 療 機 関 を 以 下 のとおり6つの 大 区 分 に 分 類 する このうち 特 定 病 態 に 対 する 特 別 な 対 応 が 可 能 な 医 療 機 関 を 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 と 呼 び 各 病 態 を 中 分 類 それぞれに 対 して 緊 急 に 対 応 すべき 機 能 を 小 分 類 で 示 す また 初 期 対 応 医 療 機 関 には 地 域 の 判 断 で 二 次 救 急 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 も 含 めることができる なお 傷 病 者 が 透 析 患 者 精 神 科 合 併 妊 婦 のいずれかに 該 当 する 場 合 には それら 単 独 で 搬 送 先 医 療 機 関 の 選 定 に 影 響 するため 各 医 療 機 関 は 緊 急 透 析 精 神 科 合 併 妊 婦 の 受 け 入 れが 可 能 かを 明 確 にする 本 医 療 機 関 分 類 基 準 の 基 本 枠 組 み 及 び 各 分 類 区 分 の 医 療 機 関 に 求 められる 診 療 機 能 は 以 下 のとおりである

90 7 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 初 期 対 応 医 療 機 関 は 対 応 可 能 な 診 療 科 別 に 分 類 する 二 次 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 に 関 しては 地 域 の 実 状 を 勘 案 して 各 圏 域 ごとに 必 要 に 応 じ てリストを 作 成 する 特 定 機 能 別 分 類 初 期 対 応 医 療 機 関 は 対 応 可 能 な 診 療 科 別 に 分 類 する 二 次 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 に 関 しては 地 域 の 実 状 を 勘 案 して 各 圏 域 ごとに 必 要 に 応 じて リストを 作 成 する 特 定 機 能 別 分 類 < 中 分 類 > ア 脳 血 管 障 害 イ 循 環 器 疾 患 ウ 消 化 器 疾 患 エ 外 傷 外 因 < 小 分 類 > tpa 脳 外 科 手 術 tpa 脳 外 科 手 術 PCI 等 心 大 血 管 外 科 手 術 消 化 管 内 視 鏡 緊 急 外 科 手 術 手 指 足 趾 の 再 接 着 高 圧 酸 素 療 法 < 中 分 類 > ア 脳 血 管 障 害 イ 循 環 器 疾 患 ウ 消 化 器 疾 患 エ 外 傷 外 因 < 小 分 類 > tpa 脳 外 科 手 術 tpa 脳 外 科 手 術 PCI 等 心 大 血 管 外 科 手 術 消 化 管 内 視 鏡 消 化 器 外 科 手 術 手 指 足 趾 の 再 接 着 高 圧 酸 素 療 法

91 8 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 (3) 医 療 機 関 リストの 基 本 枠 組 み( 資 料 資 料 2) ア 緊 急 度 特 定 病 態 に 応 じた 分 類 : 重 篤 - 特 定 病 態 重 篤 - 非 特 定 病 態 重 症 - 特 定 病 態 重 症 - 非 特 定 病 態 中 等 症 軽 症 - 特 定 病 態 中 等 症 軽 症 - 非 特 定 病 態 イ は 主 に 重 篤 傷 病 者 及 び 重 症 傷 病 者 に 対 応 する 最 終 受 入 れ 機 関 として 機 能 する また 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 受 入 医 療 機 関 に 指 定 され ている は 血 管 疾 患 や 循 環 器 疾 患 外 傷 などの 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 を 受 入 れる ウ 二 次 救 急 告 示 医 療 機 関 は 告 示 診 療 科 に 該 当 する 救 急 搬 送 傷 病 者 全 般 に 対 応 するが 提 供 可 能 な 診 療 機 能 及 び 緊 急 透 析 妊 婦 精 神 科 合 併 の 受 入 れが 可 能 かを 明 確 にする エ 二 次 救 急 告 示 医 療 機 関 を 有 する 診 療 機 能 に 応 じて 以 下 のように 分 類 す る (3) 医 療 機 関 リストの 基 本 枠 組 み( 資 料 資 料 2) ア 緊 急 度 特 定 病 態 に 応 じた 分 類 : 重 篤 - 特 定 病 態 重 篤 - 非 特 定 病 態 重 症 - 特 定 病 態 重 症 - 非 特 定 病 態 中 等 症 軽 症 - 特 定 病 態 中 等 症 軽 症 - 非 特 定 病 態 イ は 主 に 重 篤 傷 病 者 及 び 重 症 傷 病 者 に 対 応 する 最 終 受 入 れ 機 関 として 機 能 する また 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 受 入 医 療 機 関 に 指 定 され ている は 血 管 疾 患 や 循 環 器 疾 患 などの 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 を 受 入 れる ウ 二 次 救 急 告 示 医 療 機 関 は 告 示 診 療 科 に 該 当 する 救 急 搬 送 傷 病 者 全 般 に 対 応 するが 提 供 可 能 な 診 療 機 能 及 び 緊 急 透 析 妊 婦 精 神 科 合 併 の 受 入 れが 可 能 かを 明 確 にする エ 二 次 救 急 告 示 医 療 機 関 を 有 する 診 療 機 能 に 応 じて 以 下 のように 分 類 す る

92 9 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 (4) 病 院 リストの 運 用 に 関 する 取 り 決 め ア 速 やかな 病 病 連 携 搬 送 後 に 緊 急 度 特 定 病 態 が 明 らかになった 場 合 や 患 者 が 急 変 した 場 合 には 高 次 医 療 機 関 や 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 に 速 やかに 転 送 できる 体 制 を 確 保 する イ オーバートリアージを 容 認 する ただし 緊 急 度 の 高 い 傷 病 者 に 対 する 病 床 を 確 保 するために 病 状 安 定 後 速 やかな 病 病 連 携 による 後 送 体 制 の 構 築 が 望 ましい ウ 各 地 域 の 傷 病 者 の 発 生 数 や 診 療 機 能 を 勘 案 して 必 要 に 応 じて 当 番 制 や 輪 番 制 を 導 入 する エ 搬 送 先 医 療 機 関 の 選 定 順 位 などの 病 院 リストの 運 用 に 関 しては 各 地 域 の 取 り 決 めに 従 う オ 搬 送 にあたって 消 防 機 関 は 各 地 域 における 取 り 決 めを 遵 守 することを 原 則 とし 病 院 リスト 等 に 従 って 緊 急 度 の 高 い 傷 病 者 の 迅 速 かつ 適 切 な 医 療 機 関 への 搬 送 に 努 める ただし かかりつけ 医 療 機 関 への 搬 送 など 患 者 本 人 家 族 等 の 強 い 希 望 があれば 医 療 機 関 選 定 については 柔 軟 に 対 応 して もよい (4) 病 院 リストの 運 用 に 関 する 取 り 決 め ア 速 やかな 病 病 連 携 搬 送 後 に 緊 急 度 特 定 病 態 が 明 らかになった 場 合 や 患 者 が 急 変 した 場 合 には 高 次 医 療 機 関 や 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 に 速 やかに 転 送 できる 体 制 を 確 保 する イ オーバートリアージを 容 認 する ただし 緊 急 度 の 高 い 傷 病 者 に 対 す る 病 床 を 確 保 するために 病 状 安 定 後 速 やかな 病 病 連 携 による 後 送 体 制 の 構 築 が 望 ましい ウ 各 地 域 の 傷 病 者 の 発 生 数 や 診 療 機 能 を 勘 案 して 必 要 に 応 じて 当 番 制 や 輪 番 制 を 導 入 する エ 搬 送 先 医 療 機 関 の 選 定 順 位 などの 病 院 リストの 運 用 に 関 しては 各 地 域 の 取 り 決 めに 従 う オ 搬 送 にあたって 消 防 機 関 は 各 地 域 における 取 り 決 めを 遵 守 すること を 原 則 とし 病 院 リスト 等 に 従 って 緊 急 度 の 高 い 傷 病 者 の 迅 速 かつ 適 切 な 医 療 機 関 への 搬 送 に 努 める カ 患 者 本 人 家 族 等 の 希 望 がある 場 合 病 態 が 許 す 限 り かかりつけ 医 療 機 関 への 搬 送 を 優 先 する

93 11 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 (3) 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 に 求 められる 診 療 機 能 ( 資 料 2) ア 脳 血 管 障 害 (ア)tPA 脳 出 血 合 併 への 対 応 が 必 要 ( 院 内 対 応 あるいは 地 域 病 病 連 携 体 制 ) (イ) 脳 外 科 手 術 (ウ)tPA 脳 外 科 手 術 イ 循 環 器 疾 患 (ア)PCI 等 冠 動 脈 バイパス 術 や 心 大 血 管 手 術 緊 急 対 応 の 体 制 確 保 が 必 要 ( 院 内 対 応 あ るいは 地 域 病 病 連 携 体 制 ) (イ) 心 大 血 管 手 術 ウ 消 化 器 疾 患 (ア) 消 化 管 内 視 鏡 内 視 鏡 的 に 止 血 困 難 な 場 合 を 想 定 して 開 腹 止 血 術 の 緊 急 対 応 可 能 な 体 制 確 保 が 必 要 ( 院 内 対 応 あるいは 地 域 病 病 連 携 体 制 ) (イ) 緊 急 外 科 手 術 エ 外 傷 外 因 (ア) 手 指 足 趾 の 再 接 着 (イ) 高 圧 酸 素 療 法 (3) 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 に 求 められる 診 療 機 能 ( 資 料 2) ア 脳 血 管 障 害 (ア)tPA 脳 出 血 合 併 への 対 応 が 必 要 ( 院 内 対 応 あるいは 地 域 病 病 連 携 体 制 ) (イ) 脳 外 科 手 術 (ウ)tPA 脳 外 科 手 術 イ 循 環 器 疾 患 (ア)PCI 等 冠 動 脈 バイパス 術 や 心 大 血 管 手 術 緊 急 対 応 の 体 制 確 保 が 望 ましい( 院 内 対 応 あるいは 地 域 病 病 連 携 体 制 ) (イ) 心 大 血 管 手 術 ウ 消 化 器 疾 患 (ア) 消 化 管 内 視 鏡 内 視 鏡 的 に 止 血 困 難 な 場 合 を 想 定 して 開 腹 止 血 術 の 緊 急 対 応 可 能 な 体 制 確 保 が 望 ましい( 院 内 対 応 あるいは 地 域 病 病 連 携 体 制 ) (イ) 緊 急 消 化 器 外 科 手 術 エ 外 傷 外 因 (ア) 手 指 足 趾 の 再 接 着 (イ) 高 圧 酸 素 療 法

94 12 ページ < 成 人 疾 病 > 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 症 状 徴 候 感 染 防 御 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 疾 病 プロトコル 採 用 CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 症 状 徴 候 感 染 防 御 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 疾 病 プロトコル 採 用 CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 呼 吸 の 異 常 重 症 感 循 環 の 異 常 切 迫 する 意 識 障 害 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 起 坐 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 JCS 30 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 疾 病 L&G 評 価 4 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 呼 吸 の 異 常 重 症 感 循 環 の 異 常 切 迫 する 意 識 障 害 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 起 坐 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<90%( 酸 素 投 与 なし) 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 JCS 30 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 疾 病 L&G 評 価 4 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 体 温 の 異 常 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 主 訴 どうされました? 症 状 徴 候 ( 主 要 な 症 候 ) 何 時 から 疼 痛 スコア8-10 急 性 どんなふうに ( 内 臓 深 在 性 ) どこが 疼 痛 スコア8-10 慢 性 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 疼 痛 スコア5-7 急 性 黄 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 疼 痛 スコア1-4 急 性 疼 痛 スコア<8 慢 性 緑 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 先 天 性 出 血 疾 患 所 見 症 状 ) 抗 凝 固 薬 の 内 服 アレルギー 既 往 歴 服 薬 ( 出 血 素 因 ) 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 原 因 先 へ 進 む 体 温 の 異 常 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 主 訴 どうされました? 症 状 徴 候 ( 主 要 な 症 候 ) 何 時 から 疼 痛 スコア8-10 急 性 どんなふうに ( 内 臓 深 在 性 ) どこが 疼 痛 スコア8-10 慢 性 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 疼 痛 スコア5-7 急 性 黄 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 疼 痛 スコア1-4 急 性 疼 痛 スコア<8 慢 性 緑 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 先 天 性 出 血 疾 患 所 見 症 状 ) 抗 凝 固 薬 の 内 服 アレルギー 既 往 歴 服 薬 ( 出 血 素 因 ) 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 原 因 先 へ 進 む 身 体 観 察 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 呼 吸 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) 血 圧 <90mmHg 脈 拍 >120/ 分 脈 拍 <50/ 分 循 環 循 環 状 態 が 安 定 していると 生 理 学 的 は 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 徴 候 JCS 2-20 意 識 レベル GCS 以 下 40 以 上 体 温 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い に 関 連 した 部 位 プロトコルごとに 表 示 評 価 1( ) X 呼 吸 困 難 胸 痛 動 悸 腹 痛 吐 下 血 下 痢 嘔 気 嘔 吐 産 婦 人 科 疾 患 各 論 プロトコル 血 尿 側 腹 部 痛 泌 尿 器 科 疾 患 評 価 2 または 評 価 3 X 腰 背 部 痛 意 識 障 害 頭 痛 しびれ 麻 痺 痙 攣 眩 暈 ふらつき その 他 の 症 状 徴 候 = 搬 送 先 医 療 機 関 身 体 観 察 呼 吸 生 理 学 的 循 環 徴 候 意 識 レベル 体 温 に 関 連 した 観 察 評 価 1( ) 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) 血 圧 <90mmHg 脈 拍 120/ 分 脈 拍 <50/ 分 循 環 状 態 が 安 定 しているとは 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 JCS 2-20 GCS 以 下 40 以 上 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 評 価 2 または 評 価 3 呼 吸 困 難 胸 痛 動 悸 腹 痛 吐 下 血 下 痢 嘔 気 嘔 吐 産 婦 人 科 疾 患 血 尿 側 腹 部 痛 泌 尿 器 科 疾 患 腰 背 部 痛 意 識 障 害 頭 痛 しびれ 麻 痺 痙 攣 眩 暈 ふらつき その 他 の 症 状 徴 候 搬 送 先 医 療 機 関

95 13 14 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 ; 重 篤 極 めて 緊 急 度 が 高 い 原 則 Load&Goの 適 応 と 位 置 付 ける またはそれに 準 ずる 医 療 機 関 に 搬 送 する ; 重 症 緊 急 度 が 高 い 別 の 評 価 との 掛 け 合 わせにより 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 などへ 搬 送 する 黄 ; 中 等 症 緊 急 度 はそれほど 高 くない 別 の 評 価 との 掛 け 合 わせによるが 原 則 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 または 初 期 対 応 医 療 機 関 への 搬 送 を 考 慮 する 緑 ; 軽 症 緊 急 度 は 低 い 別 の 評 価 との 掛 け 合 わせにもよるが 原 則 初 期 対 応 医 療 機 関 への 搬 送 を 考 慮 する ; 重 篤 極 めて 緊 急 度 が 高 い 原 則 Load&Goの 適 応 と 位 置 付 ける またはそれに 準 ずる 医 療 機 関 に 搬 送 する ; 重 症 緊 急 度 が 高 い 別 の 評 価 との 掛 け 合 わせにより 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 などへ 搬 送 する 黄 ; 中 等 症 緊 急 度 はそれほど 高 くない 原 則 初 期 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 す る 緑 ; 軽 症 緊 急 度 は 低 い 原 則 初 期 対 応 医 療 機 関 への 搬 送 を 考 慮 する < 成 人 (>12 歳 )の 疾 病 > ( 資 料 3) 評 価 1; 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 初 期 評 価 により 第 一 印 象 及 び 重 症 感 の 把 握 を 速 やかに 行 う CPA 状 態 で あれば CPRプロトコルに 則 って 直 ちにCPRを 開 始 し 速 やかに 救 命 救 急 センターまたは 直 近 の 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 する CPAでない 場 合 気 道 呼 吸 の 異 常 の 有 無 を 観 察 し 下 記 の 項 目 が 一 つで も 該 当 すれば 気 道 確 保 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 補 助 換 気 などを 行 う 改 善 がなければ (Load&Go)と 判 断 し 直 ちに 医 療 機 関 へ 搬 送 する < 成 人 ( 15 歳 )の 疾 病 > ( 資 料 3) 評 価 1; 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 初 期 評 価 により 第 一 印 象 及 び 重 症 感 の 把 握 を 速 やかに 行 う CPA 状 態 であ れば CPRプロトコルに 則 って 直 ちにCPRを 開 始 し 原 則 直 近 の 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 または へ 搬 送 する CPAでない 場 合 気 道 呼 吸 の 異 常 の 有 無 を 観 察 し 下 記 の 項 目 が 一 つでも 該 当 すれば 気 道 確 保 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 補 助 換 気 などを 行 う 改 善 がなければ (Load&Go)と 判 断 し 直 ちに 医 療 機 関 へ 搬 送 する ページ

96 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 (1) 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 (2) 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 または 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 起 坐 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) (1) 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 (2) 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 または 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 起 坐 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 気 道 呼 吸 に 異 常 がない 場 合 または 処 置 により 改 善 を 認 めた 場 合 循 環 の 異 常 および 切 迫 する 意 識 障 害 の 有 無 を 観 察 し 以 下 の 項 目 が 一 つでも 該 当 すれば と 判 断 し 必 要 な 処 置 後 直 ちに 医 療 機 関 へ 搬 送 する では 救 命 救 急 センターへの 搬 送 を 原 則 とするが 特 定 病 態 を 推 定 できる 場 合 には 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 を そうでない 場 合 には 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 への 搬 送 も 考 慮 す る ただし 体 温 の 異 常 に 関 しては 明 らかに 熱 い あるいは 明 らかに 冷 た い 場 合 に と 判 断 し 評 価 2~ 評 価 4での 緊 急 度 との 掛 け 合 わせで 判 断 す る 気 道 呼 吸 に 異 常 がない 場 合 または 処 置 により 改 善 を 認 めた 場 合 循 環 の 異 常 および 切 迫 する 意 識 障 害 の 有 無 を 観 察 し 以 下 の 項 目 が 一 つでも 該 当 すれば 赤 1と 判 断 し 必 要 な 処 置 後 直 ちに 医 療 機 関 へ 搬 送 する で 特 定 病 態 を 推 定 できる 場 合 は 原 則 直 近 の 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 または へ 搬 送 し 特 定 病 態 を 推 定 できない 場 合 は 原 則 直 近 の 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 また は へ 搬 送 する ただし 体 温 の 異 常 に 関 しては 明 らかに 熱 い あるいは 明 らかに 冷 たい 場 合 に と 判 断 し 評 価 2~ 評 価 4での 緊 急 度 との 掛 け 合 わせで 判 断 する

97 17 18 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 (1) 急 性 くも 膜 下 出 血 脳 出 血 脳 外 科 手 術 (2) 脳 卒 中 ( 脳 梗 塞 または 脳 出 血 ) tpa tpa+ 脳 外 科 手 術 (3) 急 性 冠 症 候 群 急 性 肺 動 脈 血 栓 塞 栓 症 PCI 等 (4) 急 性 大 動 脈 解 離 大 動 脈 瘤 破 裂 心 臓 大 血 管 手 術 (5) 消 化 管 出 血 消 化 管 内 視 鏡 (6) 急 性 腹 症 緊 急 外 科 手 術 (1) 急 性 くも 膜 下 出 血 脳 出 血 脳 外 科 手 術 (2) 脳 卒 中 ( 脳 梗 塞 または 脳 出 血 ) tpa tpa+ 脳 外 科 手 術 (3) 急 性 冠 症 候 群 急 性 肺 動 脈 血 栓 塞 栓 症 PCI 等 (4) 急 性 大 動 脈 解 離 大 動 脈 瘤 破 裂 心 臓 大 血 管 手 術 (5) 消 化 管 出 血 消 化 管 内 視 鏡 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) (6) 急 性 腹 症 消 化 器 外 科 手 術

98 18 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 例 1) 急 性 発 症 の 頭 痛 これまでで 最 悪 の 頭 痛 視 力 障 害 片 側 上 肢 下 肢 の 運 動 麻 痺 片 側 顔 面 の 運 動 麻 痺 片 側 のしびれ 感 言 語 障 害 ( 失 語 症 構 音 障 害 ) 片 側 の 失 明 運 動 失 調 を 第 2 補 足 因 子 とする 上 記 のうち いずれか 一 つでも 該 当 すれば 急 性 くも 膜 下 出 血 または 脳 出 血 による 頭 痛 を 疑 う ここで 評 価 1で と 判 断 した 場 合 は Load&Goの 適 応 であり 原 則 へ 搬 送 するが 上 記 第 2 補 足 因 子 のいずれか 一 つでも 該 当 する 場 合 には 状 況 に 応 じ 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 ( 脳 外 科 手 術 )への 搬 送 も 考 慮 する 評 価 1で に 該 当 しない 場 合 は 第 1 補 足 因 子 である 評 価 2 評 価 3の 観 察 を 行 う 第 1 補 足 因 子 が で 上 記 第 2 補 足 因 子 のいずれか 一 つでも 該 当 すれば 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 ( 脳 外 科 手 術 )を 選 定 するが 状 況 に 応 じ 救 命 救 急 センターへの 搬 送 を 考 慮 する 第 1 補 足 因 子 が であれば 原 則 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 ( 脳 外 科 手 術 )を 選 定 するが 状 況 によっては 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 脳 神 経 外 科 内 科 神 経 内 科 )を 選 定 する 急 性 くも 膜 下 出 血 脳 出 血 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 が 一 つも 該 当 しなければ 特 定 病 態 である 可 能 性 は 低 いと 考 えられる ここで 評 価 1で の 場 合 には 原 則 へ 搬 送 するが 状 況 に 応 じて 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 する 評 価 1で には 該 当 せず 第 1 補 足 因 子 が の 場 合 には 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 を 選 定 することを 原 則 とするが 状 況 により 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 脳 神 経 外 科 内 科 神 経 内 科 )を 選 定 する 第 1 補 足 因 子 でも である 場 合 には 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 脳 神 経 外 科 内 科 神 経 内 科 )に 搬 送 する 例 1) 急 性 発 症 の 頭 痛 これまでで 最 悪 の 頭 痛 視 力 障 害 片 側 上 肢 下 肢 の 運 動 麻 痺 片 側 顔 面 の 運 動 麻 痺 片 側 のしびれ 感 言 語 障 害 ( 失 語 症 構 音 障 害 ) 片 側 の 失 明 運 動 失 調 を 第 2 補 足 因 子 とする 上 記 のうち いずれか 一 つでも 該 当 すれば 急 性 くも 膜 下 出 血 または 脳 出 血 による 頭 痛 を 疑 う 評 価 1で であって 上 記 第 2 補 足 因 子 のいずれかに 該 当 する 場 合 は 原 則 直 近 の 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 ( 脳 外 科 手 術 )または へ 搬 送 する 評 価 1で に 該 当 しない 場 合 は 第 1 補 足 因 子 である 評 価 2 評 価 3の 観 察 を 行 う 第 1 補 足 因 子 が で 上 記 第 2 補 足 因 子 のいずれか 一 つでも 該 当 すれ ば 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 ( 脳 外 科 手 術 )を 選 定 するが 状 況 に 応 じ 救 命 救 急 センターへの 搬 送 を 考 慮 する 第 1 補 足 因 子 が であれば 原 則 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 ( 脳 外 科 手 術 )を 選 定 するが 状 況 によっては 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 脳 神 経 外 科 内 科 神 経 内 科 )を 選 定 する 急 性 くも 膜 下 出 血 脳 出 血 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 が 一 つも 該 当 しなければ 特 定 病 態 である 可 能 性 は 低 いと 考 えられる ここで 評 価 1で の 場 合 には 原 則 直 近 の 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 または へ 搬 送 する 評 価 1で には 該 当 せず 第 1 補 足 因 子 が の 場 合 には 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 を 選 定 す ることを 原 則 とするが 状 況 により 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 脳 神 経 外 科 内 科 神 経 内 科 )を 選 定 する 第 1 補 足 因 子 でも である 場 合 には 初 期 対 応 医 療 機 関 ( 脳 神 経 外 科 内 科 神 経 内 科 )に 搬 送 する

99 19 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 例 2) 胸 痛 急 性 冠 症 候 群 による 胸 痛 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 突 然 発 症 し 数 分 以 上 続 く 胸 痛 境 界 不 明 瞭 ( 指 で 指 し 示 すことのできない) 胸 痛 心 電 図 上 ST-T 変 化 心 電 図 上 wideqrs 心 電 図 上 の 不 整 脈 ( 多 源 性 / 多 発 性 / 連 発 PVC RonT VT/ 高 度 除 脈 等 ) 心 疾 患 ( 急 性 冠 症 候 群 など)の 既 往 例 2) 胸 痛 急 性 冠 症 候 群 による 胸 痛 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 突 然 発 症 し 数 分 以 上 続 く 胸 痛 境 界 不 明 瞭 ( 指 で 指 し 示 すことのできない) 胸 痛 心 電 図 上 ST-T 変 化 心 電 図 上 wideqrs 心 電 図 上 の 不 整 脈 ( 多 源 性 / 多 発 性 / 連 発 PVC RonT VT/ 高 度 除 脈 等 ) 心 疾 患 ( 急 性 冠 症 候 群 など)の 既 往 肺 動 脈 血 栓 塞 栓 症 による 胸 痛 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 高 度 な 呼 吸 困 難 急 性 大 動 脈 解 離 による 胸 痛 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 突 然 発 症 の 背 部 の 激 痛 ( 裂 ける 引 き 裂 かれる 感 じ)を 伴 う 移 動 する 背 部 痛 ( 痛 みが 下 肢 方 向 へ 移 動 )を 伴 う 上 肢 の 血 圧 左 右 差 上 記 を 各 特 定 病 態 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 とする 評 価 1で の 場 合 には 原 則 へ 搬 送 することとするが 上 記 の 第 2 補 足 因 子 のいずれ かに 該 当 し 特 定 病 態 が 疑 われる 場 合 には 各 病 態 に 応 じた 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 への 搬 送 も 考 慮 する 評 価 1で に 該 当 しなければ 第 1 補 足 因 子 である 評 価 2 評 価 3の 観 察 を 行 う 第 1 補 足 因 子 が で 上 記 第 2 補 足 因 子 がいずれか 一 つでも 該 当 する 場 合 には 各 病 態 に 応 じた 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 するが 状 況 に 応 じ への 搬 送 も 考 慮 する 第 1 補 足 因 子 が であれば 原 則 各 病 態 に 応 じた 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 するものとするが 状 況 に 応 じ 初 期 対 応 医 療 機 関 への 搬 送 も 考 慮 する 肺 動 脈 血 栓 塞 栓 症 による 胸 痛 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 高 度 な 呼 吸 困 難 急 性 大 動 脈 解 離 による 胸 痛 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 突 然 発 症 の 背 部 の 激 痛 ( 裂 ける 引 き 裂 かれる 感 じ)を 伴 う 移 動 する 背 部 痛 ( 痛 みが 下 肢 方 向 へ 移 動 )を 伴 う 上 肢 の 血 圧 左 右 差 上 記 を 各 特 定 病 態 を 疑 う 第 2 補 足 因 子 とする 評 価 1で であって 上 記 第 2 補 足 因 子 のいずれかに 該 当 する 場 合 には 原 則 各 病 態 に 応 じた 直 近 の 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 または へ 搬 送 する 評 価 1で に 該 当 しなければ 第 1 補 足 因 子 である 評 価 2 評 価 3の 観 察 を 行 う 第 1 補 足 因 子 が で 上 記 第 2 補 足 因 子 がいずれか 一 つでも 該 当 する 場 合 には 各 病 態 に 応 じた 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 するが 状 況 に 応 じ 救 命 救 急 センターへの 搬 送 も 考 慮 する 第 1 補 足 因 子 が であれば 原 則 各 病 態 に 応 じた 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 するものとするが 状 況 に 応 じ 初 期 対 応 医 療 機 関 への 搬 送 も 考 慮 する 他 の 症 状 徴 候 についても 同 様 に 評 価 し 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する なお 各 症 状 徴 候 において 第 1 補 足 因 子 が で 第 2 補 足 因 子 で 特 定 機 能 を 必 要 とする 所 見 を 認 めない 場 合 原 則 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 または 初 期 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 するものとしているが 意 識 障 害 については 緊 急 度 他 の 症 状 徴 候 についても 同 様 に 評 価 し 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する 上 記 16 項 目 のいずれにも 該 当 しない 症 状 徴 候 による 場 合 その 他 の 症 状 徴 候 より 緊 急 度 を 判 断 し 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する なお 各 症 状 徴 候 において 第 1 補 足 因 子 が で 第 2 補 足 因 子 で 特 定 機 能 を 必 要 とする 所 見 を 認 めない 場 合 原 則 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 または 初 期 対 応 医 療 機 関 へ 搬 送 するものとしているが 意 識 障 害 については 緊 急 度 重

100 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 重 症 度 の 高 い 疾 患 や 特 定 機 能 対 応 を 要 する 疾 患 が 原 因 であるにも 関 わらず 病 歴 聴 取 が 困 難 で それらを 推 測 できない 場 合 も 多 いと 考 えられるため 第 1 補 足 因 子 が であれば への 搬 送 も 考 慮 する 腹 痛 においての 流 産 子 宮 外 妊 娠 を 疑 い かつ 緊 急 度 が 高 い( 評 価 1で または 第 1 補 足 因 子 で ) 場 合 及 び 産 婦 人 科 関 連 の 症 状 における 妊 婦 の 腹 痛 意 識 障 害 痙 攣 などで 緊 急 度 が 高 い( 第 1 補 足 因 子 が ) 場 合 には 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 受 入 医 療 機 関 に 指 定 されている へ 搬 送 し 緊 急 度 が 高 くない 場 合 ( 第 1 補 足 因 子 が )は 産 科 の 初 期 対 応 医 療 機 関 を 選 定 する 上 記 16 項 目 のいずれにも 該 当 しない 症 状 徴 候 による 場 合 その 他 の 症 状 徴 候 より 緊 急 度 を 判 断 し 搬 送 先 医 療 機 関 を 選 定 する 症 度 の 高 い 疾 患 や 特 定 機 能 対 応 を 要 する 疾 患 が 原 因 であるにも 関 わらず 病 歴 聴 取 が 困 難 で それらを 推 測 できない 場 合 も 多 いと 考 えられるため 第 1 補 足 因 子 が であれば への 搬 送 も 考 慮 する 妊 産 婦 においての 腹 痛 意 識 障 害 痙 攣 などで 緊 急 度 が 高 い( ) 場 合 に は 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 受 入 医 療 機 関 に 指 定 されている へ 搬 送 することとするが 緊 急 度 が 極 めて 高 い( ) 場 合 には 直 近 の 救 命 救 急 センタ ーへ 搬 送 する ただし 性 器 出 血 による 循 環 の 異 常 で となる 場 合 は 最 重 症 合 併 症 妊 産 婦 受 入 医 療 機 関 に 指 定 されている へ 搬 送 する 20 ページ < 小 児 ( 12 歳 )の 疾 病 > ( 資 料 4) 小 児 では 評 価 1で 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 があれば( ) 救 命 救 急 センタ ーまたは 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 を 選 定 する 評 価 1で と 評 価 されなかっ た 場 合 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 とも であれば と 同 等 に 緊 急 度 は 極 めて 高 いと 判 断 し または 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 を 選 定 する 第 1 補 足 因 子 か 第 2 補 足 因 子 のどちらかのみ の 場 合 緊 急 度 は 高 いと 判 断 し 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 を 選 定 する 第 1 補 足 因 子 でも 第 2 補 足 因 子 でも である 場 合 初 期 対 応 医 療 機 関 を 選 定 する < 小 児 (<15 歳 )の 疾 病 > ( 資 料 4) 小 児 では 評 価 1で 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 があれば( ) 救 命 救 急 センタ ーまたは 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 を 選 定 する 評 価 1で と 評 価 されなかった 場 合 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 とも であれば と 同 等 に 緊 急 度 は 極 めて 高 いと 判 断 し または 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 を 選 定 す る 第 1 補 足 因 子 か 第 2 補 足 因 子 のどちらかのみ の 場 合 緊 急 度 は 高 いと 判 断 し 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 を 選 定 する 第 1 補 足 因 子 でも 第 2 補 足 因 子 で も である 場 合 初 期 対 応 医 療 機 関 を 選 定 する

101 21 ページ < 小 児 疾 病 > 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) ( 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 ) 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 陥 没 呼 吸 起 坐 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 重 症 感 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 脈 拍 制 御 不 可 能 な 外 出 血 切 迫 する JCS 30 意 識 障 害 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 降 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 評 価 4 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 症 状 徴 候 感 染 防 御 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 疾 病 プロトコル 採 用 CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 救 命 救 急 センター または 酸 素 投 与 重 症 小 児 心 電 図 SpO2モニター 対 応 医 療 機 関 ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) ( 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 ) 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 陥 没 呼 吸 起 坐 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 重 症 感 SpO2<90%( 酸 素 投 与 なし) 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 脈 拍 制 御 不 可 能 な 外 出 血 切 迫 する JCS 30 意 識 障 害 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 での 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 降 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 評 価 4 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 症 状 徴 候 感 染 防 御 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 疾 病 プロトコル 採 用 CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 救 命 救 急 センター または 重 症 小 児 酸 素 投 与 対 応 医 療 心 電 図 SpO2モニター 機 関 ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 体 温 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 主 訴 どうされました? 症 状 徴 候 ( 主 要 な 症 候 ) 何 時 から 疼 痛 スコア どんなふうに 急 性 8~10 どこが 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 先 天 性 疾 患 所 見 症 状 ) ( 出 血 免 疫 不 全 など) 既 往 歴 アレルギー 服 薬 既 往 歴 食 事 時 刻 原 因 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 呼 吸 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) 先 へ 進 む 体 温 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 主 訴 どうされました? 症 状 徴 候 ( 主 要 な 症 候 ) 何 時 から 疼 痛 スコア 急 性 8~10 どんなふうに 不 機 嫌 どこが 周 囲 への 反 応 性 低 下 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 顔 色 不 良 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 先 天 性 疾 患 所 見 症 状 ) ( 出 血 免 疫 不 全 など) 既 往 歴 アレルギー 服 薬 既 往 歴 食 事 時 刻 原 因 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 呼 吸 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) 先 へ 進 む 生 理 学 的 循 環 徴 候 循 環 状 態 が 安 定 している とは 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 生 理 学 的 循 環 徴 候 循 環 状 態 が 安 定 していると は 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 意 識 レベル 体 温 に 関 連 した 部 位 JCS 2-20 GCS 以 下 40 以 上 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 各 論 プロトコル 評 価 2また 評 価 3 X プロトコルごとに 表 示 呼 吸 困 難 意 識 障 害 頭 痛 腹 痛 腰 痛 動 悸 しびれ 麻 痺 痙 攣 嘔 吐 下 痢 発 熱 = 搬 送 先 医 療 機 関 意 識 レベル 体 温 に 関 連 した 観 察 JCS 2-20 GCS 以 下 40 以 上 37.5 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 評 価 2または 評 価 3 呼 吸 困 難 意 識 障 害 頭 痛 腹 痛 腰 痛 胸 痛 しびれ 麻 痺 痙 攣 嘔 吐 下 痢 発 熱 搬 送 先 医 療 機 関

102 22 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 評 価 1~ 評 価 3の 内 容 は 概 ね 成 人 の 場 合 と 同 じである 異 なる 点 を 以 下 に 示 す (1) 評 価 1の 呼 吸 数 と 脈 拍 評 価 2の 脈 拍 は 小 児 の 場 合 年 齢 ( 月 齢 )に よって 正 常 値 が 異 なるため テーブル 上 には を 付 し 上 記 に 各 年 齢 ( 月 齢 )に 応 じた 基 準 を 示 している (2) 評 価 3の 疼 痛 スコアは 小 児 の 場 合 評 価 が 年 齢 や 発 達 の 程 度 により 正 確 性 に 差 があること 乳 幼 児 や 年 少 児 では 有 用 性 と 信 頼 度 が 低 いことなどを 勘 案 し 急 性 8~10 のみとしている (3) 評 価 3の 既 往 歴 は 以 下 を 第 1 補 足 因 子 としている ア 先 天 性 疾 患 ( 出 血 免 疫 不 全 など) イ 糖 尿 病 ( 経 口 血 糖 降 下 薬 インスリン 使 用 ) 評 価 1~ 評 価 3の 内 容 は 概 ね 成 人 の 場 合 と 同 じである 異 なる 点 を 以 下 に 示 す (1) 評 価 1の 呼 吸 数 と 脈 拍 評 価 2の 脈 拍 は 小 児 の 場 合 年 齢 ( 月 齢 )によ って 正 常 値 が 異 なるため テーブル 上 には を 付 し 上 記 に 各 年 齢 ( 月 齢 ) に 応 じた 基 準 を 示 している また 体 温 は37.5 以 上 で 免 疫 不 全 敗 血 症 を 疑 えば とすることとしている (2) 評 価 3の 疼 痛 スコアは 小 児 の 場 合 評 価 が 年 齢 や 発 達 の 程 度 により 正 確 性 に 差 があること 乳 幼 児 や 年 少 児 では 有 用 性 と 信 頼 度 が 低 いことなどを 勘 案 し 急 性 8~10 のみとしている (3) 評 価 3に 小 児 特 有 の 項 目 として 以 下 を 追 加 している ア 不 機 嫌 イ 周 囲 への 反 応 性 低 下 ウ 顔 色 不 良 (4) 評 価 3の 既 往 歴 は 以 下 を 第 1 補 足 因 子 としている ア 先 天 性 疾 患 ( 出 血 免 疫 不 全 など) イ 糖 尿 病 ( 経 口 血 糖 降 下 薬 インスリン 使 用 ) 評 価 4( 第 2 補 足 因 子 ); 症 状 徴 候 小 児 に 多 い 症 状 徴 候 は 以 下 のとおりである (1) 呼 吸 困 難 (2) 意 識 障 害 (3) 頭 痛 (4) 腹 痛 (5) 腰 痛 (6) 動 悸 (7)しびれ 麻 痺 (8) 痙 攣 (9) 嘔 気 嘔 吐 (10) 下 痢 (11) 発 熱 評 価 4( 第 2 補 足 因 子 ); 症 状 徴 候 小 児 に 多 い 症 状 徴 候 は 以 下 のとおりである (1) 呼 吸 困 難 (2) 意 識 障 害 (3) 頭 痛 (4) 腹 痛 (5) 腰 痛 (6) 胸 痛 (7)しびれ 麻 痺 (8) 痙 攣 (9) 嘔 気 嘔 吐 (10) 下 痢 (11) 発 熱

103 24 ページ < 外 傷 以 外 の 外 因 > 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 評 価 2 評 価 3 評 価 4 ( 第 1 印 象 ) ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 症 状 徴 候 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 感 染 防 御 NBC 危 険 性 安 全 確 保 傷 病 者 数 (1 災 害 対 応 2 3 ) 応 援 要 請 ( DC PA A) 原 因 外 傷 以 外 外 因 プロトコル 疾 病 外 傷 外 因 ) 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA CPRプロトコル 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 確 保 気 道 の 狭 窄 ( 用 手 的 エアウェイ) いびき 異 物 除 去 吸 引 ゴロゴロ 音 酸 素 投 与 異 物 心 電 図 SpO2モニター 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 改 善 しなければL&G 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 酸 素 投 与 過 度 の 努 力 呼 吸 補 助 換 気 鼻 翼 呼 吸 心 電 図 SpO2モニター 起 坐 呼 吸 改 善 しなければL&G 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 救 命 救 急 呼 吸 数 <10 センター 重 症 感 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 酸 素 投 与 皮 膚 冷 感 心 電 図 SpO2モニター 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 ショックプロトコル 高 度 の 頻 脈 徐 脈 L&G 制 御 不 可 能 な 外 出 血 切 迫 する JCS 30 酸 素 投 与 意 識 障 害 (または ECS 20 GCS 8) 心 電 図 SpO2モニター 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ABCへの 対 応 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 L&G レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 体 温 の 異 常 明 らかに 熱 い 先 へ 進 む 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 農 薬 医 薬 品 : アスピリン アセトアミノフェン 主 訴 血 糖 降 下 薬 の 大 量 服 用 救 命 救 急 工 業 用 品 : 強 酸 強 アルカリ ( 主 要 な どうされました? センター 症 候 ) 石 油 製 品 青 酸 化 合 物 家 庭 用 品 : 防 虫 剤 殺 鼠 剤 毒 性 のある 食 物 上 記 以 外 の 外 因 外 傷 以 外 の 外 因 何 時 から 疼 痛 スコア8-10 急 性 どんなふうに ( 内 臓 深 在 性 ) どこが 疼 痛 スコア8-10 慢 性 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 疼 痛 スコア5-7 急 性 黄 放 散 する? 疼 痛 スコア1-4 急 性 疼 痛 の 評 価 疼 痛 スコア<8 慢 性 緑 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 先 天 性 出 血 疾 患 所 見 症 状 ) 抗 凝 固 薬 の 内 服 アレルギー 既 往 歴 服 薬 ( 出 血 素 因 ) 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 原 因 身 体 観 察 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 呼 吸 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) 血 圧 <90mmHg 脈 拍 >120/ 分 脈 拍 <50/ 分 循 環 生 理 学 的 循 環 状 態 が 安 定 していると 徴 候 は 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 JCS 2-20 意 識 レベル GCS 以 下 40 以 上 体 温 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 原 因 ごとのプロトコル 覚 醒 剤 麻 薬 有 毒 ガス 化 学 物 質 暴 露 ( 化 学 損 傷 ) 電 撃 症 咬 刺 傷 (マムシ 等 ) 寒 冷 暴 露 低 体 温 高 温 暴 露 高 体 温 各 論 プロトコル 評 価 2 および 評 価 3 X = 搬 送 先 医 療 機 関 溺 水 異 物 誤 飲 潜 水 病 ( 減 圧 症 ) アスピリン アセトアミノ フェン 血 糖 降 下 薬 以 外 の 医 薬 品 大 量 服 用 その 他 の 中 毒 原 因 毒 物 不 明 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 評 価 2 評 価 3 評 価 4 ( 第 1 印 象 ) ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 症 状 徴 候 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 感 染 防 御 NBC 危 険 性 安 全 確 保 傷 病 者 数 (1 災 害 対 応 2 3 ) 応 援 要 請 ( DC PA A) 原 因 外 傷 以 外 外 因 プロトコル 疾 病 外 傷 外 因 ) 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA CPRプロトコル 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 確 保 気 道 の 狭 窄 ( 用 手 的 エアウェイ) いびき 異 物 除 去 吸 引 ゴロゴロ 音 酸 素 投 与 異 物 心 電 図 SpO2モニター 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 改 善 しなければL&G 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 酸 素 投 与 過 度 の 努 力 呼 吸 補 助 換 気 鼻 翼 呼 吸 心 電 図 SpO2モニター 起 坐 呼 吸 改 善 しなければL&G 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 救 命 救 急 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) センター 重 症 感 SpO2<90%( 酸 素 投 与 なし) 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 酸 素 投 与 皮 膚 冷 感 心 電 図 SpO2モニター 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 ショックプロトコル 高 度 の 頻 脈 徐 脈 L&G 制 御 不 可 能 な 外 出 血 切 迫 する JCS 30 酸 素 投 与 意 識 障 害 (または ECS 20 GCS 8) 心 電 図 SpO2モニター 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ABCへの 対 応 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 L&G レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 体 温 の 異 常 明 らかに 熱 い 先 へ 進 む 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 農 薬 医 薬 品 : アスピリン アセトアミノフェン 主 訴 血 糖 降 下 薬 の 大 量 服 用 救 命 救 急 ( 主 要 な どうされました? 工 業 用 品 : 強 酸 強 アルカリ センター 症 候 ) 石 油 製 品 青 酸 化 合 物 家 庭 用 品 : 防 虫 剤 殺 鼠 剤 毒 性 のある 食 物 上 記 以 外 の 外 因 外 傷 以 外 の 外 因 何 時 から 疼 痛 スコア8-10 急 性 どんなふうに ( 内 臓 深 在 性 ) どこが 疼 痛 スコア8-10 慢 性 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 疼 痛 スコア5-7 急 性 黄 放 散 する? 疼 痛 スコア1-4 急 性 疼 痛 の 評 価 疼 痛 スコア<8 慢 性 緑 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 先 天 性 出 血 疾 患 所 見 症 状 ) 抗 凝 固 薬 の 内 服 アレルギー 既 往 歴 服 薬 ( 出 血 素 因 ) 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 原 因 身 体 観 察 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 呼 吸 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) 血 圧 <90mmHg 脈 拍 120/ 分 脈 拍 <50/ 分 生 理 学 的 循 環 循 環 状 態 が 安 定 していると 徴 候 は 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 JCS 2-20 意 識 レベル GCS 以 下 40 以 上 体 温 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い に 関 連 した 観 察 覚 醒 剤 麻 薬 有 毒 ガス 化 学 物 質 暴 露 ( 化 学 損 傷 ) 電 撃 症 咬 刺 傷 (マムシ 等 ) 寒 冷 暴 露 低 体 温 評 価 2 または 評 価 3 高 温 暴 露 高 体 温 搬 送 先 医 療 機 関 溺 水 異 物 誤 飲 潜 水 病 ( 減 圧 症 ) アスピリン アセトアミノ フェン 血 糖 降 下 薬 以 外 の 医 薬 品 大 量 服 用 その 他 の 中 毒 原 因 毒 物 不 明

104 25 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 前 項 は 簡 易 版 であり 詳 細 は 資 料 5に 示 す 評 価 1 及 び 評 価 2は 疾 病 に 準 ずる 前 項 は 簡 易 版 であり 詳 細 は 資 料 5に 示 す 評 価 1 及 び 評 価 2は 疾 病 に 準 ずる ただし 評 価 1で と 判 断 した 場 合 原 則 へ 搬 送 する

105 28 ページ < 外 傷 > 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 生 理 学 的 評 価 (Step1) 解 剖 学 的 評 価 (Step2) 反 応 の 有 無 気 道 の 異 常 呼 吸 の 異 常 循 環 の 異 常 切 迫 する 意 識 障 害 体 温 の 異 常 頭 部 顔 面 頸 部 胸 部 腹 部 四 肢 骨 盤 軟 部 組 織 体 表 熱 傷 麻 痺 CPA 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 徐 呼 吸 ( 呼 吸 数 <10) 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 GCS 8 または 30 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッシング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 症 状 徴 候 頭 部 の 開 放 骨 折 陥 没 骨 折 顔 面 頸 部 の 高 度 な 損 傷 皮 下 気 腫 外 頸 静 脈 の 著 しい 怒 張 呼 吸 音 の 左 右 差 胸 郭 の 動 揺 変 形 フレイルチェスト 腹 部 膨 隆 腹 壁 緊 張 腰 部 骨 盤 部 の 激 しい 疼 痛 圧 痛 骨 盤 動 揺 下 肢 長 差 両 側 大 腿 骨 骨 折 頭 頚 部 体 幹 代 替 上 腕 の 穿 通 性 外 傷 ( 刺 創 銃 創 杙 創 ) 挫 滅 創 デグロービング 損 傷 四 肢 動 脈 損 傷 ( 別 紙 1) 四 肢 切 断 轢 断 四 肢 の 麻 痺 15% 以 上 の 熱 傷 を 合 併 した 外 傷 Ⅱ 度 熱 傷 20% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 10% 以 上 ) Ⅲ 度 熱 傷 10% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 5% 以 上 ) 顔 面 熱 傷 気 道 熱 傷 病 歴 聴 取 自 動 車 乗 車 中 同 乗 者 死 亡 車 の 横 転 車 外 放 出 車 の 高 度 損 傷 バイク 走 行 中 バイクと 運 転 者 の 距 離 大 受 傷 機 転 歩 行 者 自 転 車 高 エネルギー 車 に 跳 ね 飛 ばされた 事 故 か? 車 に 轢 過 された (Step3) 高 所 墜 落 成 人 >6m (3 階 フロアー 以 上 ) 小 児 >3m SAMPLE 聴 取 ( 身 長 の2~3 倍 ) 機 械 器 具 に 挟 まれた 体 幹 部 を 挟 まれた どこを どうされ 受 傷 部 位 症 状 徴 候 ましたか 小 児 :12 歳 以 下 高 齢 者 :65 歳 以 上 患 者 背 景 出 血 性 素 因 (Step4) 20 週 以 降 の 妊 婦 年 齢 重 症 化 しそうな 印 象 アレルギー 心 疾 患 の 既 往 内 服 薬 呼 吸 器 疾 患 の 既 往 既 往 歴 妊 娠 透 析 患 者 食 事 時 刻 肝 疾 患 の 既 往 糖 尿 病 の 既 往 薬 物 中 毒 の 合 併 身 体 観 察 継 続 観 察 詳 細 観 察 別 紙 2 生 理 学 的 評 価 資 料 6の 別 紙 2 全 身 観 察 に 関 連 した 部 位 搬 送 先 選 定 プロトコール 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) 四 肢 外 傷 (12 歳 以 下 ) 手 指 足 趾 切 断 頭 部 外 傷 (13 歳 以 上 ) 頭 部 外 傷 (12 歳 以 下 ) その 他 の 外 傷 緊 急 度 感 染 防 御 外 傷 プロトコル(JPTEC) 携 行 資 器 材 L&G 気 道 確 保 異 物 除 去 吸 引 高 濃 度 酸 素 投 与 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バクボード 固 定 心 電 図 モニター SpO2モニター 先 へ 進 む L&G 気 道 確 保 高 濃 度 酸 素 投 与 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バクボード 固 定 心 電 図 モニター SpO2モニター L&G 気 道 確 保 高 濃 度 酸 素 投 与 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バクボード 固 定 心 電 図 モニター SpO2モニター 緊 急 度 をワンラン クアップ 搬 送 先 医 療 機 関 選 定 時 に 考 慮 眼 球 保 護 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 固 定 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 頸 椎 固 定 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 対 応 病 院 選 定 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC, PA A) CPRプロトコル 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バクボード 固 定 救 命 救 急 センター 救 命 救 急 センター 救 命 救 急 センター または オンライン MC 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 生 理 学 的 評 価 (Step1) 解 剖 学 的 評 価 (Step2) 病 歴 聴 取 SAMPLE 聴 取 反 応 の 有 無 気 道 の 異 常 呼 吸 の 異 常 循 環 の 異 常 切 迫 する 意 識 障 害 体 温 の 異 常 頭 部 顔 面 頸 部 胸 部 腹 部 四 肢 骨 盤 軟 部 組 織 体 表 熱 傷 麻 痺 受 傷 機 転 高 エネルギー 事 故 か? (Step3) どこを どうされ ましたか 患 者 背 景 (Step4) 年 齢 アレルギー 内 服 薬 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 CPA 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 徐 呼 吸 ( 呼 吸 数 <10) SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<90%( 酸 素 なし) 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 JCS 30 (またはECS 20 GCS 8) 目 前 での 急 な 意 識 レベル の 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 明 クッシング らかに 熱 い 現 象 繰 り 明 らかに 冷 たい 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 自 動 車 乗 車 中 同 乗 者 死 亡 車 の 横 転 車 外 放 出 車 の 高 度 損 傷 バイク 走 行 中 バイクと 運 転 者 の 距 離 大 歩 行 者 自 転 車 車 に 跳 ね 飛 ばされた 車 に 轢 過 された 高 所 墜 落 成 人 >6m (3 階 フロアー 以 上 ) 小 児 >3m ( 身 長 の2~3 倍 ) 機 械 器 具 に 挟 まれた 体 幹 部 を 挟 まれた 12 歳 以 下 高 齢 者 :65 歳 以 上 出 血 性 素 因 20 週 以 降 の 妊 婦 重 症 化 しそうな 印 象 心 疾 患 の 既 往 呼 吸 器 疾 患 の 既 往 透 析 患 者 肝 疾 患 の 既 往 糖 尿 病 の 既 往 薬 物 中 毒 の 合 併 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 症 状 徴 候 頭 部 の 開 放 骨 折 陥 没 骨 折 顔 面 頸 部 の 高 度 な 損 傷 皮 下 気 腫 外 頸 静 脈 の 著 しい 怒 張 呼 吸 音 の 左 右 差 胸 郭 の 動 揺 変 形 フレイルチェスト 腹 部 膨 隆 腹 壁 緊 張 腰 部 骨 盤 部 の 激 しい 疼 痛 圧 痛 骨 盤 動 揺 下 肢 長 差 両 側 大 腿 骨 骨 折 頭 頚 部 体 幹 大 腿 上 腕 の 穿 通 性 外 傷 ( 刺 創 銃 創 杙 創 ) 挫 滅 創 デグロービング 損 傷 四 肢 動 脈 損 傷 ( 別 紙 1) 四 肢 切 断 轢 断 四 肢 の 麻 痺 15% 以 上 の 熱 傷 を 合 併 した 外 傷 Ⅱ 度 熱 傷 20% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 10% 以 上 ) Ⅲ 度 熱 傷 10% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 5% 以 上 ) 顔 面 熱 傷 気 道 熱 傷 受 傷 部 位 症 状 徴 候 身 体 観 察 継 続 観 察 詳 細 観 察 別 紙 2 生 理 学 的 評 価 資 料 6の 別 紙 2 全 身 観 察 に 関 連 した 観 察 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) 四 肢 外 傷 (12 歳 以 下 ) 手 指 足 趾 切 断 頭 部 外 傷 (13 歳 以 上 ) 頭 部 外 傷 (12 歳 以 下 ) その 他 の 外 傷 緊 急 度 感 染 防 御 外 傷 プロトコル(JPTEC) 携 行 資 器 材 L&G 気 道 確 保 異 物 除 去 吸 引 高 濃 度 酸 素 投 与 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボード 固 定 心 電 図 モニター SpO2モニター 先 へ 進 む L&G 気 道 確 保 高 濃 度 酸 素 投 与 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボード 固 定 心 電 図 モニター SpO2モニター L&G 気 道 確 保 高 濃 度 酸 素 投 与 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボード 固 定 心 電 図 モニター SpO2モニター 緊 急 度 をワンラン クアップ 搬 送 先 医 療 機 関 選 定 時 に 考 慮 眼 球 保 護 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 固 定 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 頸 椎 固 定 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 対 応 病 院 選 定 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC, PA A) CPRプロトコル 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 バックボード 固 定 救 命 救 急 センター 救 命 救 急 センター 救 命 救 急 センター または オンライン MC 評 価 2 および 評 価 3 X 損 傷 部 位 ごとプロトコル 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) 四 肢 外 傷 (12 歳 以 下 ) 手 指 足 趾 切 断 頭 部 外 傷 (13 歳 以 上 ) 頭 部 外 傷 (12 歳 以 下 ) その 他 の 外 傷 = 搬 送 先 医 療 機 関 評 価 2 または 評 価 3 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) 四 肢 外 傷 (12 歳 以 下 ) 手 指 足 趾 切 断 頭 部 外 傷 (13 歳 以 上 ) 頭 部 外 傷 (12 歳 以 下 ) その 他 の 外 傷 搬 送 先 医 療 機 関

106 39 ページ 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 3 実 施 基 準 における 三 次 救 急 医 療 機 関 コーディネート 事 業 の 活 用 (1) 各 地 域 において 成 人 の 身 体 的 異 常 による 救 急 搬 送 に 係 る 実 施 基 準 を 作 成 運 用 するにあたり 三 次 救 急 医 療 機 関 コーディネート 事 業 を 活 用 することができる (2) 府 内 全 域 を 対 象 として 共 通 の 基 準 に 基 づき 運 用 する 三 次 救 急 医 療 機 関 コ ーディネート 事 業 ( 次 項 (2) 参 照 )の 対 象 以 外 に 地 域 の 実 状 に 応 じて 受 入 れ 医 療 機 関 確 保 のための 基 準 の 一 部 として 地 域 固 有 の 取 り 決 めを 行 うことができる (3) 具 体 的 には 実 施 基 準 に 基 づく 搬 送 及 び 受 入 れを 実 施 するにあたって 三 次 告 示 医 療 機 関 ( )によるコーディネートをルールと することができる 可 能 であれば 受 入 れ 医 療 機 関 の 確 保 に 難 渋 する 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 迅 速 化 円 滑 化 を 図 ることなどを 目 的 として 地 域 の 関 係 医 療 機 関 間 の 合 意 に 基 づき 三 次 告 示 医 療 機 関 ( ) が 搬 送 調 整 業 務 等 を 行 い 関 係 医 療 機 関 が 受 入 れに 協 力 するしくみを 整 え ることが 望 ましい その 他 傷 病 者 の 受 入 れを 行 う 医 療 機 関 の 確 保 に 資 する 事 項 1 医 療 機 関 リストを 使 用 し 基 準 に 則 って 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 を 試 みてもなお 傷 病 者 の 受 入 れ 医 療 機 関 の 確 保 に 難 渋 する 場 合 に 適 用 する 事 項 (1) 緊 急 度 が 高 い 傷 病 者 について 5 件 以 上 の 搬 送 連 絡 を 行 う 或 いは 30 分 以 上 現 場 に 滞 在 して 搬 送 連 絡 を 行 っても 受 入 れ 医 療 機 関 が 確 保 できない 場 合 大 阪 府 広 域 災 害 救 急 医 療 情 報 システム の 緊 急 搬 送 要 請 システム まもって NET を 使 用 することができる 同 システムの 使 用 運 用 に 関 して は 別 途 定 める 大 阪 府 広 域 災 害 救 急 医 療 情 報 システム 運 用 要 領 のほか 大 阪 府 健 康 医 療 部 保 健 医 療 室 医 療 対 策 課 からの 通 知 等 に 基 づき 行 う (2) 緊 急 度 が 高 く かつ 重 症 度 が 高 い( 少 なくとも 入 院 は 必 要 であると 判 断 される) 傷 病 者 について 1 時 間 以 上 現 場 に 滞 在 して 搬 送 連 絡 を 行 い 大 阪 府 広 域 災 害 救 急 医 療 情 報 システム の 緊 急 搬 送 要 請 システムまもって NET を 使 用 しても 受 入 れ 先 医 療 機 関 を 確 保 できない 場 合 三 次 救 急 医 療 機 関 コーディネート 事 業 に 協 力 する 三 次 告 示 医 療 機 関 ( ) にコーディネートを 依 頼 することができる 同 コーディネートの 依 頼 運 用 に 関 しては 別 途 定 める 三 次 救 急 医 療 機 関 コーディネート 事 業 対 象 基 準 3 実 施 基 準 における 三 次 救 急 医 療 機 関 コーディネートの 活 用 (1) 各 地 域 において 成 人 の 身 体 的 異 常 による 救 急 搬 送 に 係 る 実 施 基 準 を 作 成 運 用 するにあたり 三 次 救 急 医 療 機 関 コーディネート を 活 用 する ことができる (2) 府 内 全 域 を 対 象 として 共 通 の 基 準 に 基 づき 運 用 する 三 次 救 急 医 療 機 関 コ ーディネート( 次 項 (2) 参 照 )の 対 象 以 外 に 地 域 の 実 状 に 応 じて 受 入 れ 医 療 機 関 確 保 のための 基 準 の 一 部 として 地 域 固 有 の 取 り 決 めを 行 うこ とができる (3) 具 体 的 には 実 施 基 準 に 基 づく 搬 送 及 び 受 入 れを 実 施 するにあたって 三 次 告 示 医 療 機 関 ( )によるコーディネートをルールと することができる 可 能 であれば 受 入 れ 医 療 機 関 の 確 保 に 難 渋 する 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 迅 速 化 円 滑 化 を 図 ることなどを 目 的 として 地 域 の 関 係 医 療 機 関 間 の 合 意 に 基 づき 三 次 告 示 医 療 機 関 ( ) が 搬 送 調 整 業 務 等 を 行 い 関 係 医 療 機 関 が 受 入 れに 協 力 するしくみを 整 え ることが 望 ましい その 他 傷 病 者 の 受 入 れを 行 う 医 療 機 関 の 確 保 に 資 する 事 項 1 医 療 機 関 リストを 使 用 し 基 準 に 則 って 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 を 試 みてもなお 傷 病 者 の 受 入 れ 医 療 機 関 の 確 保 に 難 渋 する 場 合 に 適 用 する 事 項 (1) 緊 急 度 が 高 い 傷 病 者 について 5 件 以 上 の 搬 送 連 絡 を 行 う 或 いは 30 分 以 上 現 場 に 滞 在 して 搬 送 連 絡 を 行 っても 受 入 れ 医 療 機 関 が 確 保 できない 場 合 大 阪 府 救 急 災 害 医 療 情 報 システム の 緊 急 搬 送 要 請 システムまも って NET を 使 用 することができる 同 システムの 使 用 運 用 に 関 しては 大 阪 府 健 康 医 療 部 保 健 医 療 室 医 療 対 策 課 からの 通 知 等 に 基 づき 行 う (2) 緊 急 度 が 高 く かつ 重 症 度 が 高 い( 少 なくとも 入 院 は 必 要 であると 判 断 される) 傷 病 者 について 1 時 間 以 上 現 場 に 滞 在 して 搬 送 連 絡 を 行 い 大 阪 府 救 急 災 害 医 療 情 報 システム の 緊 急 搬 送 要 請 システムまもって NET を 使 用 しても 受 入 れ 先 医 療 機 関 を 確 保 できない 場 合 三 次 救 急 医 療 機 関 コ ーディネートに 協 力 する 三 次 告 示 医 療 機 関 ( )にコーディ ネートを 依 頼 することができる 同 コーディネートの 依 頼 運 用 に 関 しては 大 阪 府 健 康 医 療 部 保 健 医 療 室 医 療 対 策 課 からの 通 知 等 に 基 づき 行 う

107 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 のほか 大 阪 府 健 康 医 療 部 保 健 医 療 室 医 療 対 策 課 からの 通 知 等 に 基 づき 行 う ページ 1 継 続 的 な 調 査 データ 集 積 と 検 証 評 価 の 実 施 実 施 基 準 を 有 効 に 機 能 させ 救 急 医 療 体 制 の 充 実 を 図 っていくためには 実 施 基 準 を 運 用 した 後 これに 基 づく 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 が 迅 速 かつ 円 滑 に 行 われているかどうかを 常 に 把 握 し 検 証 評 価 し 続 ける 必 要 がある そのためには 病 院 前 救 護 における 傷 病 者 データや 搬 送 選 定 根 拠 と 受 入 れ 医 療 機 関 での 診 断 処 置 などの 診 療 情 報 や 転 帰 を 突 き 合 わせて 救 急 隊 の 観 察 病 院 選 定 が 適 切 であったかどうか 分 類 基 準 や 医 療 機 関 リストが 運 用 しやすい 合 理 的 なものとなっているかどうかを 確 認 し フィードバックしてい くことが 非 常 に 重 要 である これまで 泉 州 圏 域 や 堺 市 圏 域 などで 継 続 的 なデータ 収 集 や 事 例 検 証 を 行 ってきたが 事 務 作 業 の 負 担 が 大 きいなど 課 題 が 生 じていた そこで 救 急 隊 の 搬 送 支 援 情 報 収 集 を 行 うスマートフォンアプリ 等 を 活 用 した ORION の 運 用 を 平 成 25 年 1 月 から 開 始 した さらに 平 成 26 年 10 月 に 予 定 してい る 大 阪 府 救 急 医 療 情 報 システムの 改 修 にあわせて 病 院 前 救 護 における 傷 病 者 データと 病 院 での 診 断 治 療 転 帰 などの 情 報 ( 資 料 7)を 一 元 化 した 形 で 収 集 することにより より 実 態 に 即 したデータの 収 集 及 び 分 析 ができるよう 取 り 組 んでいく ORION の 導 入 及 び 大 阪 府 救 急 医 療 情 報 システムの 改 修 に 伴 い 収 集 する 情 報 の 項 目 が 各 圏 域 で 異 なると 各 圏 域 での 経 年 的 な 分 析 は 可 能 であるが 地 域 比 較 や 府 全 体 の 情 報 収 集 が 不 可 能 であることから 今 回 の 実 施 基 準 改 正 を 行 い 府 内 統 一 化 を 図 ることとした 今 後 も 引 き 続 いて 各 圏 域 における 実 施 基 準 運 用 の 検 証 評 価 を 継 続 的 に 実 施 するため 冒 頭 協 議 会 の 設 置 において 記 述 したように 地 域 保 健 医 療 協 議 会 と 地 域 MC 協 議 会 が 有 機 的 に 連 携 した 体 制 を 確 保 するとともに 実 施 基 準 検 討 部 会 等 において 統 一 化 した 実 施 基 準 の 妥 当 性 や 府 全 体 での 検 証 圏 域 間 での 課 題 の 抽 出 などについて 検 証 分 析 していく 1 継 続 的 な 調 査 データ 集 積 と 検 証 評 価 の 実 施 実 施 基 準 を 有 効 に 機 能 させ 救 急 医 療 体 制 の 充 実 を 図 っていくためには 実 施 基 準 を 運 用 した 後 これに 基 づく 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 が 迅 速 かつ 円 滑 に 行 われているかどうかを 常 に 把 握 し 検 証 評 価 し 続 ける 必 要 がある そのためには 病 院 前 救 護 における 傷 病 者 データや 搬 送 選 定 根 拠 と 受 入 れ 医 療 機 関 での 診 断 処 置 などの 診 療 情 報 や 転 帰 を 突 き 合 わせて 救 急 隊 の 観 察 病 院 選 定 が 適 切 であったかどうか 分 類 基 準 や 医 療 機 関 リストが 運 用 しやすい 合 理 的 なものとなっているかどうかを 確 認 し フィードバックして いくことが 非 常 に 重 要 である これまで 泉 州 圏 域 や 堺 市 圏 域 などで 継 続 的 なデータ 収 集 や 事 例 検 証 を 行 ってきたが 事 務 作 業 の 負 担 が 大 きいなど 課 題 が 生 じていた そこで 救 急 隊 の 搬 送 支 援 情 報 収 集 を 行 うスマートフォンアプリ 等 を 活 用 した ORION の 運 用 を 平 成 25 年 1 月 から 開 始 した さらに 平 成 26 年 10 月 に 実 施 した 大 阪 府 救 急 医 療 情 報 システムの 改 修 にあわせて 病 院 前 救 護 における 傷 病 者 データと 病 院 での 診 断 治 療 転 帰 などの 情 報 ( 資 料 7)を 一 元 化 した 形 で 収 集 することにより より 実 態 に 即 したデータの 収 集 及 び 分 析 ができるよう 取 り 組 んでいく ORION の 導 入 及 び 大 阪 府 救 急 医 療 情 報 システムの 改 修 に 伴 い 収 集 する 情 報 の 項 目 が 各 圏 域 で 異 なると 各 圏 域 での 経 年 的 な 分 析 は 可 能 であるが 地 域 比 較 や 府 全 体 の 情 報 収 集 が 不 可 能 であることから 今 回 の 実 施 基 準 改 正 を 行 い 府 内 統 一 化 を 図 ることとした 今 後 も 引 き 続 いて 各 圏 域 における 実 施 基 準 運 用 の 検 証 評 価 を 継 続 的 に 実 施 するため 冒 頭 協 議 会 の 設 置 において 記 述 したように 地 域 保 健 医 療 協 議 会 と 地 域 MC 協 議 会 が 有 機 的 に 連 携 した 体 制 を 確 保 するとともに 実 施 基 準 検 討 部 会 等 において 統 一 化 した 実 施 基 準 の 妥 当 性 や 府 全 体 での 検 証 圏 域 間 での 課 題 の 抽 出 などについて 検 証 分 析 していく

108 < 資 料 編 > 資 料 2 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 二 次 告 示 医 療 機 関 の 機 能 分 類 リスト( 緊 急 対 応 が 恒 常 的 に 可 能 は それ 以 外 は 緊 急 対 応 可 能 曜 日 および 時 間 帯 を 記 入 ) 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 * 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 アスタリスク 削 除 ( 資 料 2) 脳 血 管 障 害 循 環 器 疾 患 tpa 脳 外 科 手 術 tpa+ 脳 外 科 手 術 PCI 等 心 大 血 管 手 術 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 消 化 器 疾 患 消 化 管 内 視 鏡 消 化 器 外 科 手 術 外 傷 外 因 手 指 足 趾 の 再 接 着 高 圧 酸 素 療 法 初 期 対 応 医 療 機 関 対 応 可 能 ( 告 示 ) 診 療 科 内 科 神 経 内 科 循 環 器 内 科 消 化 器 内 科 呼 吸 器 内 科 外 科 心 臓 血 管 外 科 呼 吸 器 外 科 消 化 器 外 科 脳 神 経 外 科 整 形 外 科 形 成 外 科 口 腔 外 科 耳 鼻 咽 喉 科 産 科 婦 人 科 小 児 科 小 児 外 科 精 神 科 泌 尿 器 科 皮 膚 科 眼 科 すべての 医 療 機 関 は 緊 急 透 析 妊 婦 精 神 科 合 併 のそれぞれについて 受 入 れの 可 否 を 明 示 する *: CPAを 含 む 重 症 疾 病 の 受 け 入 れを 可 能 とする 注 ) 各 圏 域 の 実 情 に 合 わせて 二 次 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 をリストに 加 えてもよい 二 次 告 示 医 療 機 関 の 機 能 分 類 リスト( 緊 急 対 応 が 恒 常 的 に 可 能 は それ 以 外 は 緊 急 対 応 可 能 曜 日 および 時 間 帯 を 記 入 ) 重 症 初 期 対 応 医 療 機 関 * 重 症 小 児 対 応 医 療 機 関 * ( 資 料 2) 脳 血 管 障 害 循 環 器 内 科 tpa 脳 外 科 手 術 tpa+ 脳 外 科 手 術 PCI 等 心 大 血 管 手 術 特 定 機 能 対 応 医 療 機 関 消 化 器 疾 患 消 化 管 内 視 鏡 緊 急 外 科 手 術 外 傷 外 因 手 指 足 趾 の 再 接 着 高 圧 酸 素 療 法 初 期 対 応 医 療 機 関 対 応 可 能 ( 告 示 ) 診 療 科 内 科 神 経 内 科 循 環 器 内 科 消 化 器 内 科 呼 吸 器 内 科 外 科 心 臓 血 管 外 科 呼 吸 器 外 科 消 化 器 外 科 脳 神 経 外 科 整 形 外 科 形 成 外 科 口 腔 外 科 耳 鼻 咽 喉 科 産 科 婦 人 科 小 児 科 小 児 外 科 精 神 科 泌 尿 器 科 皮 膚 科 眼 科 すべての 医 療 機 関 は 緊 急 透 析 妊 婦 精 神 科 合 併 のそれぞれについて 受 入 れの 可 否 を 明 示 する *: CPAを 含 む 重 症 疾 病 の 受 け 入 れを 可 能 とする 注 ) 各 圏 域 の 実 情 に 合 わせて 二 次 告 示 医 療 機 関 以 外 の 医 療 機 関 をリストに 加 えてもよい

109 資 料 3 < 成 人 疾 病 > 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 症 状 徴 候 感 染 防 御 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 疾 病 プロトコル 採 用 CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 評 価 4 ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 症 状 徴 候 感 染 防 御 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 疾 病 プロトコル 採 用 CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 呼 吸 の 異 常 重 症 感 循 環 の 異 常 切 迫 する 意 識 障 害 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 起 坐 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 JCS 30 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 疾 病 L&G 評 価 4 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 呼 吸 の 異 常 重 症 感 循 環 の 異 常 切 迫 する 意 識 障 害 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 起 坐 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<90%( 酸 素 投 与 なし) 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 外 出 血 JCS 30 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 疾 病 L&G 評 価 4 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 体 温 の 異 常 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 主 訴 どうされました? 症 状 徴 候 ( 主 要 な 症 候 ) 何 時 から 疼 痛 スコア8-10 急 性 どんなふうに ( 内 臓 深 在 性 ) どこが 疼 痛 スコア8-10 慢 性 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 疼 痛 スコア5-7 急 性 黄 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 疼 痛 スコア1-4 急 性 疼 痛 スコア<8 慢 性 緑 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 先 天 性 出 血 疾 患 所 見 症 状 ) 抗 凝 固 薬 の 内 服 アレルギー 既 往 歴 服 薬 ( 出 血 素 因 ) 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 原 因 身 体 観 察 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 呼 吸 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) 血 圧 <90mmHg 脈 拍 >120/ 分 脈 拍 <50/ 分 循 環 循 環 状 態 が 安 定 していると 生 理 学 的 は 言 えない 徴 候 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 JCS 2-20 意 識 レベル GCS 以 下 40 以 上 体 温 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い に 関 連 した 部 位 プロトコルごとに 表 示 評 価 1( ) X 呼 吸 困 難 胸 痛 動 悸 腹 痛 吐 下 血 下 痢 嘔 気 嘔 吐 産 婦 人 科 疾 患 各 論 プロトコル 血 尿 側 腹 部 痛 泌 尿 器 科 疾 患 評 価 2 または 評 価 3 X 腰 背 部 痛 意 識 障 害 頭 痛 しびれ 麻 痺 痙 攣 眩 暈 ふらつき その 他 の 症 状 徴 候 先 へ 進 む = 搬 送 先 医 療 機 関 体 温 の 異 常 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 主 訴 どうされました? 症 状 徴 候 ( 主 要 な 症 候 ) 何 時 から 疼 痛 スコア8-10 急 性 どんなふうに ( 内 臓 深 在 性 ) どこが 疼 痛 スコア8-10 慢 性 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 疼 痛 スコア5-7 急 性 黄 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 疼 痛 スコア1-4 急 性 疼 痛 スコア<8 慢 性 緑 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 先 天 性 出 血 疾 患 所 見 症 状 ) 抗 凝 固 薬 の 内 服 アレルギー 既 往 歴 服 薬 ( 出 血 素 因 ) 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 原 因 身 体 観 察 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 呼 吸 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) 血 圧 <90mmHg 脈 拍 120/ 分 脈 拍 <50/ 分 生 理 学 的 循 環 循 環 状 態 が 安 定 しているとは 徴 候 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 JCS 2-20 意 識 レベル GCS 以 下 40 以 上 体 温 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い に 関 連 した 観 察 評 価 1( ) 呼 吸 困 難 胸 痛 動 悸 腹 痛 吐 下 血 下 痢 嘔 気 嘔 吐 産 婦 人 科 疾 患 血 尿 側 腹 部 痛 評 価 2 または 評 価 3 泌 尿 器 科 疾 患 腰 背 部 痛 意 識 障 害 頭 痛 しびれ 麻 痺 痙 攣 眩 暈 ふらつき その 他 の 症 状 徴 候 先 へ 進 む 搬 送 先 医 療 機 関

110 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 腹 痛 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 急 性 腹 症 特 定 機 能 対 応 ( 緊 急 外 科 手 術 ) 突 然 発 症 の 激 しい 腹 痛 特 定 機 能 対 応 ( 緊 急 外 科 手 術 ) 反 跳 痛 や 筋 性 防 御 を 伴 う 腹 痛 特 定 機 能 対 応 ( 緊 急 外 科 手 術 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 腹 部 大 動 脈 瘤 腹 部 に 拍 動 性 の 腫 瘤 を 触 知 消 化 管 出 血 高 度 貧 血 流 産 子 宮 外 妊 娠 経 膣 出 血 妊 娠 中 その 他 の 腹 痛 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 特 定 機 能 対 応 ( 緊 急 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 特 定 機 能 対 応 ( 緊 急 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 腹 痛 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 急 性 腹 症 突 然 発 症 の 激 しい 腹 痛 反 跳 痛 や 筋 性 防 御 を 伴 う 腹 痛 腹 部 大 動 脈 瘤 腹 部 に 拍 動 性 の 腫 瘤 を 触 知 消 化 管 出 血 高 度 貧 血 流 産 子 宮 外 妊 娠 妊 娠 中 経 腟 出 血 その 他 の 腹 痛 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 心 大 血 管 手 術 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) * 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) * 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 )

111 吐 下 血 評 価 1 第 1 補 足 因 子 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 新 鮮 な 吐 下 血 24 時 間 以 内 の 大 量 吐 下 血 高 度 貧 血 を 伴 う 吐 下 血 その 他 の 吐 下 血 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 特 定 機 能 対 応 ( 緊 急 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 特 定 機 能 対 応 ( 緊 急 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 吐 下 血 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 新 鮮 な 吐 下 血 24 時 間 以 内 の 大 量 吐 下 血 高 度 貧 血 を 伴 う 吐 下 血 その 他 の 吐 下 血 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 器 外 科 手 術 ) 特 定 機 能 対 応 ( 消 化 管 内 視 鏡 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 初 期 対 応 ( 内 科 外 科 ) 産 婦 人 科 疾 患 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 妊 婦 の 腹 痛 * 妊 婦 の 意 識 障 害 けいれん 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) 妊 婦 の 呼 吸 困 難 * 妊 婦 の 性 器 出 血 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) その 他 の 産 婦 人 科 関 連 の 症 状 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) 産 婦 人 科 疾 患 評 価 1 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 妊 婦 の 腹 痛 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) 妊 婦 の 意 識 障 害 けいれん * 妊 婦 の 呼 吸 困 難 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) 妊 婦 の 性 器 出 血 その 他 の 産 婦 人 科 関 連 の 症 状 * 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) * 初 期 対 応 ( 産 婦 人 科 ) 重 症 初 期 対 応 重 症 初 期 対 応 初 期 対 応 ( 婦 人 科 ) 初 期 対 応 ( 婦 人 科 ) アスタリスク 削 除 アスタリスク 追 加

112 資 料 4 < 小 児 疾 病 > 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) ( 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 ) 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 陥 没 呼 吸 起 坐 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 重 症 感 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 脈 拍 制 御 不 可 能 な 外 出 血 切 迫 する JCS 30 意 識 障 害 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 降 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 評 価 4 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 症 状 徴 候 感 染 防 御 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 疾 病 プロトコル 採 用 CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 救 命 救 急 センター または 酸 素 投 与 重 症 小 児 心 電 図 SpO2モニター 対 応 医 療 機 関 ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 ( 第 1 印 象 ) ( 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 ) 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 NBC 危 険 性 傷 病 者 数 (1 2 3 ) 原 因 疾 病 外 傷 外 因 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 陥 没 呼 吸 起 坐 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 重 症 感 SpO2<90%( 酸 素 投 与 なし) 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 脈 拍 制 御 不 可 能 な 外 出 血 切 迫 する JCS 30 意 識 障 害 (または ECS 20 GCS 8) 目 前 での 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 降 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 評 価 2 ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 評 価 3 評 価 4 ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 症 状 徴 候 感 染 防 御 安 全 確 保 災 害 対 応 応 援 要 請 ( DC PA A) 疾 病 プロトコル 採 用 CPRプロトコル 気 道 確 保 ( 用 手 的 エアウェイ) 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 酸 素 投 与 補 助 換 気 心 電 図 SpO2モニター 改 善 しなければL&G 救 命 救 急 センター または 重 症 小 児 酸 素 投 与 対 応 医 療 心 電 図 SpO2モニター 機 関 ショックプロトコル L&G 酸 素 投 与 心 電 図 SpO2モニター ABCへの 対 応 L&G 体 温 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 主 訴 どうされました? 症 状 徴 候 ( 主 要 な 症 候 ) 先 へ 進 む 体 温 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 主 訴 どうされました? 症 状 徴 候 ( 主 要 な 症 候 ) 先 へ 進 む 何 時 から どんなふうに どこが 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 時 間 経 過? 疼 痛 スコア 急 性 8~10 何 時 から どんなふうに どこが 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 放 散 する? 疼 痛 の 評 価 時 間 経 過? 疼 痛 スコア 急 性 8~10 不 機 嫌 周 囲 への 反 応 性 低 下 顔 色 不 良 症 状 徴 候 ( 随 伴 所 見 症 状 ) 既 往 歴 アレルギー 服 薬 既 往 歴 食 事 時 刻 原 因 呼 吸 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) 先 天 性 疾 患 ( 出 血 免 疫 不 全 など) 症 状 徴 候 ( 随 伴 所 見 症 状 ) 既 往 歴 アレルギー 服 薬 既 往 歴 食 事 時 刻 原 因 呼 吸 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) 先 天 性 疾 患 ( 出 血 免 疫 不 全 など) 生 理 学 的 循 環 徴 候 循 環 状 態 が 安 定 している とは 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 生 理 学 的 循 環 徴 候 循 環 状 態 が 安 定 していると は 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 意 識 レベル 体 温 に 関 連 した 部 位 JCS 2-20 GCS 以 下 40 以 上 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 各 論 プロトコル 評 価 2また 評 価 3 X プロトコルごとに 表 示 呼 吸 困 難 意 識 障 害 頭 痛 腹 痛 腰 痛 動 悸 しびれ 麻 痺 痙 攣 嘔 吐 下 痢 発 熱 = 搬 送 先 医 療 機 関 意 識 レベル 体 温 に 関 連 した 観 察 JCS 2-20 GCS 以 下 40 以 上 37.5 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 評 価 2または 評 価 3 呼 吸 困 難 意 識 障 害 頭 痛 腹 痛 腰 痛 胸 痛 しびれ 麻 痺 痙 攣 嘔 吐 下 痢 発 熱 搬 送 先 医 療 機 関

113 動 悸 第 1 補 足 因 子 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 致 死 性 不 整 脈 の 既 往 川 崎 病 の 既 往 重 症 小 児 対 応 胸 痛 を 伴 う 重 症 小 児 対 応 その 他 の 動 悸 初 期 小 児 対 応 胸 痛 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 致 死 性 を 削 除 重 症 小 児 対 応 不 整 脈 の 既 往 冠 動 脈 瘤 ( 川 崎 病 )の 既 往 動 悸 を 伴 う その 他 の 動 悸 胸 痛 重 症 小 児 対 応 初 期 小 児 対 応 発 熱 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 点 状 出 血 重 症 小 児 対 応 その 他 の 発 熱 重 症 小 児 対 応 初 期 小 児 対 応 発 熱 (37.5 ) 第 1 補 足 因 子 第 2 補 足 因 子 点 状 出 血 を 削 除 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 3ヵ 月 以 下 重 症 小 児 対 応 3 歳 以 下 で 具 合 が 悪 そうな 外 観 重 症 小 児 対 応 その 他 の 発 熱 初 期 小 児 対 応

114 資 料 5 < 外 傷 以 外 の 外 因 > 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 評 価 2 評 価 3 評 価 4 ( 第 1 印 象 ) ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 症 状 徴 候 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 感 染 防 御 NBC 危 険 性 安 全 確 保 傷 病 者 数 (1 災 害 対 応 2 3 ) 応 援 要 請 ( DC PA A) 原 因 外 傷 以 外 外 因 プロトコル 疾 病 外 傷 外 因 ) 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA CPRプロトコル 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 確 保 気 道 の 狭 窄 ( 用 手 的 エアウェイ) いびき 異 物 除 去 吸 引 ゴロゴロ 音 酸 素 投 与 異 物 心 電 図 SpO2モニター 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 改 善 しなければL&G 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 酸 素 投 与 過 度 の 努 力 呼 吸 補 助 換 気 鼻 翼 呼 吸 心 電 図 SpO2モニター 起 坐 呼 吸 改 善 しなければL&G 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 救 命 救 急 呼 吸 数 <10 センター 重 症 感 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 酸 素 投 与 皮 膚 冷 感 心 電 図 SpO2モニター 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 ショックプロトコル 高 度 の 頻 脈 徐 脈 L&G 制 御 不 可 能 な 外 出 血 切 迫 する JCS 30 酸 素 投 与 意 識 障 害 (または ECS 20 GCS 8) 心 電 図 SpO2モニター 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ABCへの 対 応 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 L&G レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 体 温 の 異 常 明 らかに 熱 い 先 へ 進 む 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 農 薬 医 薬 品 : アスピリン アセトアミノフェン 主 訴 血 糖 降 下 薬 の 大 量 服 用 救 命 救 急 工 業 用 品 : 強 酸 強 アルカリ ( 主 要 な どうされました? センター 症 候 ) 石 油 製 品 青 酸 化 合 物 家 庭 用 品 : 防 虫 剤 殺 鼠 剤 毒 性 のある 食 物 上 記 以 外 の 外 因 外 傷 以 外 の 外 因 何 時 から 疼 痛 スコア8-10 急 性 どんなふうに ( 内 臓 深 在 性 ) どこが 疼 痛 スコア8-10 慢 性 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 疼 痛 スコア5-7 急 性 黄 放 散 する? 疼 痛 スコア1-4 急 性 疼 痛 の 評 価 疼 痛 スコア<8 慢 性 緑 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 先 天 性 出 血 疾 患 所 見 症 状 ) 抗 凝 固 薬 の 内 服 アレルギー 既 往 歴 服 薬 ( 出 血 素 因 ) 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 原 因 身 体 観 察 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 呼 吸 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) 血 圧 <90mmHg 脈 拍 >120/ 分 脈 拍 <50/ 分 循 環 生 理 学 的 循 環 状 態 が 安 定 していると 徴 候 は 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 JCS 2-20 意 識 レベル GCS 以 下 40 以 上 体 温 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い 原 因 ごとのプロトコル 覚 醒 剤 麻 薬 有 毒 ガス 化 学 物 質 暴 露 ( 化 学 損 傷 ) 電 撃 症 咬 刺 傷 (マムシ 等 ) 寒 冷 暴 露 低 体 温 高 温 暴 露 高 体 温 各 論 プロトコル 評 価 2 および 評 価 3 X = 搬 送 先 医 療 機 関 溺 水 異 物 誤 飲 潜 水 病 ( 減 圧 症 ) アスピリン アセトアミノ フェン 血 糖 降 下 薬 以 外 の 医 薬 品 大 量 服 用 その 他 の 中 毒 原 因 毒 物 不 明 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 評 価 2 評 価 3 評 価 4 ( 第 1 印 象 ) ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 生 理 学 的 徴 候 の 破 たん 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 症 状 徴 候 状 況 評 価 汚 染 感 染 性 感 染 防 御 NBC 危 険 性 安 全 確 保 傷 病 者 数 (1 災 害 対 応 2 3 ) 応 援 要 請 ( DC PA A) 原 因 外 傷 以 外 外 因 プロトコル 疾 病 外 傷 外 因 ) 初 期 評 価 第 一 印 象 反 応 の 有 無 CPA CPRプロトコル 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 確 保 気 道 の 狭 窄 ( 用 手 的 エアウェイ) いびき 異 物 除 去 吸 引 ゴロゴロ 音 酸 素 投 与 異 物 心 電 図 SpO2モニター 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 改 善 しなければL&G 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 酸 素 投 与 過 度 の 努 力 呼 吸 補 助 換 気 鼻 翼 呼 吸 心 電 図 SpO2モニター 起 坐 呼 吸 改 善 しなければL&G 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 救 命 救 急 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) センター 重 症 感 SpO2<90%( 酸 素 投 与 なし) 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 酸 素 投 与 皮 膚 冷 感 心 電 図 SpO2モニター 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 ショックプロトコル 高 度 の 頻 脈 徐 脈 L&G 制 御 不 可 能 な 外 出 血 切 迫 する JCS 30 酸 素 投 与 意 識 障 害 (または ECS 20 GCS 8) 心 電 図 SpO2モニター 目 前 で 急 な 意 識 レベルの 低 下 ABCへの 対 応 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 L&G レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッ シング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) 体 温 の 異 常 明 らかに 熱 い 先 へ 進 む 明 らかに 冷 たい 病 歴 聴 取 農 薬 医 薬 品 : アスピリン アセトアミノフェン 主 訴 血 糖 降 下 薬 の 大 量 服 用 救 命 救 急 ( 主 要 な どうされました? 工 業 用 品 : 強 酸 強 アルカリ センター 症 候 ) 石 油 製 品 青 酸 化 合 物 家 庭 用 品 : 防 虫 剤 殺 鼠 剤 毒 性 のある 食 物 上 記 以 外 の 外 因 外 傷 以 外 の 外 因 何 時 から 疼 痛 スコア8-10 急 性 どんなふうに ( 内 臓 深 在 性 ) どこが 疼 痛 スコア8-10 慢 性 現 病 歴 緩 和 や 誘 発? 疼 痛 スコア5-7 急 性 黄 放 散 する? 疼 痛 スコア1-4 急 性 疼 痛 の 評 価 疼 痛 スコア<8 慢 性 緑 時 間 経 過? 症 状 徴 候 ( 随 伴 先 天 性 出 血 疾 患 所 見 症 状 ) 抗 凝 固 薬 の 内 服 アレルギー 既 往 歴 服 薬 ( 出 血 素 因 ) 既 往 歴 妊 娠 食 事 時 刻 原 因 身 体 観 察 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 呼 吸 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) SpO2<92%( 酸 素 投 与 なし) 血 圧 <90mmHg 脈 拍 120/ 分 脈 拍 <50/ 分 生 理 学 的 循 環 循 環 状 態 が 安 定 していると 徴 候 は 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 JCS 2-20 意 識 レベル GCS 以 下 40 以 上 体 温 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い に 関 連 した 観 察 覚 醒 剤 麻 薬 有 毒 ガス 化 学 物 質 暴 露 ( 化 学 損 傷 ) 電 撃 症 咬 刺 傷 (マムシ 等 ) 寒 冷 暴 露 低 体 温 評 価 2 または 評 価 3 高 温 暴 露 高 体 温 搬 送 先 医 療 機 関 溺 水 異 物 誤 飲 潜 水 病 ( 減 圧 症 ) アスピリン アセトアミノ フェン 血 糖 降 下 薬 以 外 の 医 薬 品 大 量 服 用 その 他 の 中 毒 原 因 毒 物 不 明

115 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 資 料 6 < 外 傷 > 通 報 内 容 の 確 認 段 階 観 察 評 価 1 評 価 2 評 価 3 評 価 4 通 報 内 容 の 確 認 ( 第 1 印 象 ) ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 段 階 観 察 評 価 1 評 価 2 評 価 3 評 価 4 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 症 状 徴 候 ( 第 1 印 象 ) ( 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 ) ( 第 1 補 足 因 子 第 2 段 階 ) ( 第 2 補 足 因 子 ) 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 状 況 評 価 生 理 学 的 徴 候 の 破 綻 生 理 学 的 徴 候 の 異 常 疼 痛 出 血 傾 向 受 傷 機 転 症 状 徴 候 状 況 評 価 汚 染 汚 染 感 染 性 感 染 防 御 感 染 性 感 染 防 御 NBC NBC 危 険 性 安 全 確 保 危 険 性 安 全 確 保 傷 病 者 数 (1 災 害 対 応 傷 病 者 数 (1 災 害 対 応 2 3 ) 応 援 要 請 ( DC, PA A) 2 3 ) 応 援 要 請 ( DC, PA A) 原 因 原 因 疾 病 外 傷 プロトコル(JPTEC) 疾 病 外 傷 プロトコル(JPTEC) 外 傷 携 行 資 器 材 外 傷 携 行 資 器 材 外 因 外 因 初 期 評 価 初 期 評 価 反 応 の 有 無 CPA CPRプロトコル 反 応 の 有 無 CPA CPRプロトコル 第 一 印 象 外 出 血 の 止 血 第 一 印 象 外 出 血 の 止 血 頸 椎 固 定 頸 椎 固 定 バクボード 固 定 バックボード 固 定 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 異 常 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 気 道 の 狭 窄 いびき いびき ゴロゴロ 音 ゴロゴロ 音 異 物 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 呼 吸 の 異 常 過 度 の 努 力 呼 吸 呼 吸 の 異 常 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ 鼻 翼 呼 吸 L&G 過 度 の 努 力 呼 吸 陥 没 呼 吸 気 道 確 保 鼻 翼 呼 吸 L&G 腹 式 呼 吸 異 物 除 去 陥 没 呼 吸 気 道 確 保 気 管 の 牽 引 吸 引 腹 式 呼 吸 異 物 除 去 チアノーゼ 高 濃 度 酸 素 投 与 気 管 の 牽 引 救 命 救 急 吸 引 徐 呼 吸 ( 呼 吸 数 <10) 外 出 血 の 止 血 チアノーゼ 生 理 学 的 評 価 センター 高 濃 度 酸 素 投 与 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 頸 椎 固 定 徐 呼 吸 ( 呼 吸 数 <10) 救 命 救 急 (Step1) 外 出 血 の 止 血 皮 膚 冷 感 バクボード 固 定 生 理 学 的 評 価 SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) センター 頸 椎 固 定 (Step1) 皮 膚 湿 潤 心 電 図 モニター SpO2<90%( 酸 素 なし) バックボード 固 定 橈 骨 動 脈 触 知 不 可 SpO2モニター 循 環 の 異 常 皮 膚 蒼 白 心 電 図 モニター 高 度 の 頻 脈 徐 脈 皮 膚 冷 感 SpO2モニター 制 御 不 可 能 な 外 出 血 皮 膚 湿 潤 切 迫 する GCS 8 または 30 橈 骨 動 脈 触 知 不 可 意 識 障 害 急 な 意 識 レベルの 低 下 高 度 の 頻 脈 徐 脈 ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 制 御 不 可 能 な 外 出 血 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 切 迫 する JCS 30 不 同 クッシング 現 象 繰 り 意 識 障 害 (またはECS 20 GCS 8) 返 す 嘔 吐 ) 目 前 での 急 な 意 識 レベル の 低 下 体 温 の 異 常 明 らかに 熱 い 先 へ 進 む ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 明 らかに 冷 たい 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 頭 部 頭 部 の 開 放 骨 折 陥 没 骨 折 体 温 の 異 常 不 同 明 クッシング らかに 熱 い 現 象 繰 り 先 へ 進 む 顔 面 顔 面 頸 部 の 高 度 な 損 傷 明 らかに 冷 たい 頸 部 皮 下 気 腫 頭 部 頭 部 の 開 放 骨 折 陥 没 骨 折 胸 部 外 頸 静 脈 の 著 しい 怒 張 顔 面 顔 面 頸 部 の 高 度 な 損 傷 腹 部 呼 吸 音 の 左 右 差 頸 部 皮 下 気 腫 四 肢 骨 盤 胸 郭 の 動 揺 変 形 フレイルチェスト 胸 部 外 頸 静 脈 の 著 しい 怒 張 軟 部 組 織 腹 部 膨 隆 腹 壁 緊 張 腹 部 呼 吸 音 の 左 右 差 体 表 熱 傷 腰 部 骨 盤 部 の 激 しい 疼 痛 圧 痛 骨 L&G 四 肢 骨 盤 胸 郭 の 動 揺 変 形 フレイルチェスト 麻 痺 盤 動 揺 下 肢 長 差 気 道 確 保 軟 部 組 織 腹 部 膨 隆 腹 壁 緊 張 両 側 大 腿 骨 骨 折 高 濃 度 酸 素 投 与 体 表 熱 傷 腰 部 骨 盤 部 の 激 しい 疼 痛 圧 痛 骨 L&G 解 剖 学 的 評 価 頭 頚 部 体 幹 代 替 上 腕 の 穿 通 性 外 出 血 の 止 血 救 命 救 急 麻 痺 盤 動 揺 下 肢 長 差 気 道 確 保 (Step2) 外 傷 ( 刺 創 銃 創 杙 創 ) 頸 椎 固 定 センター 両 側 大 腿 骨 骨 折 高 濃 度 酸 素 投 与 挫 滅 創 デグロービング 損 傷 バクボード 固 定 解 剖 学 的 評 価 頭 頚 部 体 幹 大 腿 上 腕 の 穿 通 性 外 出 血 の 止 血 救 命 救 急 四 肢 動 脈 損 傷 ( 別 紙 1) (Step2) 外 傷 ( 刺 創 銃 創 杙 創 ) 頸 椎 固 定 センター 心 電 図 モニター 四 肢 切 断 轢 断 挫 滅 創 デグロービング 損 傷 バックボード 固 定 SpO2モニター 四 肢 の 麻 痺 四 肢 動 脈 損 傷 ( 別 紙 1) 心 電 図 モニター 15% 以 上 の 熱 傷 を 合 併 した 外 傷 四 肢 切 断 轢 断 SpO2モニター Ⅱ 度 熱 傷 20% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 四 肢 の 麻 痺 10% 以 上 ) 15% 以 上 の 熱 傷 を 合 併 した 外 傷 Ⅲ 度 熱 傷 10% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 5% Ⅱ 度 熱 傷 20% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 10% 以 上 ) 以 上 ) Ⅲ 度 熱 傷 10% 以 上 ( 小 児 高 齢 者 5% 顔 面 熱 傷 気 道 熱 傷 以 上 ) 病 歴 聴 取 顔 面 熱 傷 気 道 熱 傷 自 動 車 乗 車 中 L&G 病 歴 聴 取 同 乗 者 死 亡 気 道 確 保 自 動 車 乗 車 中 L&G 車 の 横 転 高 濃 度 酸 素 投 与 同 乗 者 死 亡 気 道 確 保 車 外 放 出 外 出 血 の 止 血 車 の 横 転 高 濃 度 酸 素 投 与 車 の 高 度 損 傷 頸 椎 固 定 車 外 放 出 外 出 血 の 止 血 車 の 高 度 損 傷 頸 椎 固 定 バイク 走 行 中 バクボード 固 定 救 命 救 急 バイク 走 行 中 バックボード 固 定 救 命 救 急 バイクと 運 転 者 の 距 離 大 心 電 図 モニター センター 受 傷 機 転 バイクと 運 転 者 の 距 離 大 心 電 図 モニター センター 歩 行 者 自 転 車 SpO2モニター 受 傷 機 転 高 エネルギー 歩 行 者 自 転 車 SpO2モニター 車 に 跳 ね 飛 ばされた または 高 エネルギー 事 故 か? 車 に 跳 ね 飛 ばされた または 車 に 轢 過 された 事 故 か? (Step3) 車 に 轢 過 された 高 所 墜 落 オンライン (Step3) 高 所 墜 落 オンライン 成 人 >6m MC 成 人 >6m MC (3 階 フロアー 以 上 ) (3 階 フロアー 以 上 ) 小 児 >3m 小 児 >3m SAMPLE 聴 取 ( 身 長 の2~3 倍 ) SAMPLE 聴 取 ( 身 長 の2~3 倍 ) 機 械 器 具 に 挟 まれた 機 械 器 具 に 挟 まれた 体 幹 部 を 挟 まれた 体 幹 部 を 挟 まれた どこを どうされ 受 傷 部 位 症 状 徴 候 どこを どうされ 受 傷 部 位 症 状 徴 候 ましたか ましたか 小 児 :12 歳 以 下 緊 急 度 をワンラン 12 歳 以 下 緊 急 度 をワンラン 高 齢 者 :65 歳 以 上 クアップ 高 齢 者 :65 歳 以 上 クアップ 患 者 背 景 出 血 性 素 因 搬 送 先 医 療 機 関 選 患 者 背 景 出 血 性 素 因 搬 送 先 医 療 機 関 選 (Step4) 20 週 以 降 の 妊 婦 定 時 に 考 慮 (Step4) 20 週 以 降 の 妊 婦 定 時 に 考 慮 年 齢 重 症 化 しそうな 印 象 年 齢 重 症 化 しそうな 印 象 アレルギー 心 疾 患 の 既 往 アレルギー 心 疾 患 の 既 往 内 服 薬 呼 吸 器 疾 患 の 既 往 内 服 薬 呼 吸 器 疾 患 の 既 往 既 往 歴 妊 娠 透 析 患 者 既 往 歴 妊 娠 透 析 患 者 食 事 時 刻 肝 疾 患 の 既 往 食 事 時 刻 肝 疾 患 の 既 往 糖 尿 病 の 既 往 糖 尿 病 の 既 往 薬 物 中 毒 の 合 併 薬 物 中 毒 の 合 併 身 体 観 察 継 続 観 察 詳 細 観 察 身 体 観 察 継 続 観 察 詳 細 観 察 別 紙 2 別 紙 2 生 理 学 的 評 価 資 料 6の 別 紙 2 生 理 学 的 評 価 資 料 6の 別 紙 2 全 身 観 察 に 関 連 した 部 位 搬 送 先 選 定 プロトコール 全 身 観 察 に 関 連 した 観 察 眼 球 損 傷 眼 球 保 護 眼 球 損 傷 眼 球 保 護 眼 窩 周 辺 骨 折 眼 窩 周 辺 骨 折 四 肢 外 傷 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) (13 歳 以 上 ) 創 傷 処 置 創 傷 処 置 四 肢 外 傷 四 肢 外 傷 圧 迫 止 血 圧 迫 止 血 (12 歳 以 下 ) (12 歳 以 下 ) 固 定 固 定 手 指 足 趾 切 断 手 指 足 趾 切 断 頭 部 外 傷 頭 部 外 傷 創 傷 処 置 創 傷 処 置 (13 歳 以 上 ) (13 歳 以 上 ) 圧 迫 止 血 圧 迫 止 血 頭 部 外 傷 頸 椎 固 定 頭 部 外 傷 頸 椎 固 定 (12 歳 以 下 ) (12 歳 以 下 ) その 他 の 外 傷 創 傷 処 置 その 他 の 外 傷 創 傷 処 置 圧 迫 止 血 圧 迫 止 血 評 価 2 および 評 価 3 X 損 傷 部 位 ごとプロトコル 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) 四 肢 外 傷 (12 歳 以 下 ) 手 指 足 趾 切 断 頭 部 外 傷 (13 歳 以 上 ) 頭 部 外 傷 (12 歳 以 下 ) その 他 の 外 傷 = 搬 送 先 医 療 機 関 評 価 2 または 評 価 3 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 四 肢 外 傷 (13 歳 以 上 ) 四 肢 外 傷 (12 歳 以 下 ) 手 指 足 趾 切 断 頭 部 外 傷 (13 歳 以 上 ) 頭 部 外 傷 (12 歳 以 下 ) その 他 の 外 傷 搬 送 先 医 療 機 関

116 < 外 傷 基 本 別 紙 2> 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 緊 急 度 (L&Gとして 対 応 ) 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき 気 道 ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 過 度 の 努 力 呼 吸 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 SpO2<92%( 酸 素 なし) 陥 没 呼 吸 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) 腹 式 呼 吸 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 徐 呼 吸 ( 概 ね 呼 吸 数 <10) SpO2<90%( 酸 素 なし) SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 皮 膚 蒼 白 ショック 徴 候 を 認 めた 皮 膚 冷 感 循 環 状 態 が 安 定 しているとは 言 えない 皮 膚 湿 潤 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 循 環 橈 骨 動 脈 触 知 不 能 65 歳 以 上 で 血 圧 <110mmHg 高 度 の 頻 脈 徐 脈 ( 概 ね<50 120) 制 御 不 可 能 な 出 血 血 圧 <90mmHg JCS 30またはGCS 8 JCS 2-20 GCS 9-13 目 前 での 急 な 意 識 レベルの 低 下 (GCS2 点 以 上 ) 意 識 れべる 傾 眠 以 下 でかつ 下 記 症 状 を 認 める(ヘルニア 徴 候 ) 意 識 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッシング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 痙 攣 重 積 ( 痙 攣 の 持 続 ) 体 温 明 らかに 熱 い(40 以 上 ) 明 らかに 冷 たい(35 以 下 ), 2に 該 当 しない, 2に 該 当 しない, 2に 該 当 しない, 2に 該 当 しない 緊 急 度 (L&Gとして 対 応 ) 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき 気 道 ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 会 話 不 能 ~ 単 語 のみ とぎれとぎれの 会 話 過 度 の 努 力 呼 吸 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 重 度 吸 気 性 喘 鳴 陥 没 呼 吸 SpO2<92%( 酸 素 なし) 腹 式 呼 吸 SpO2<95%( 酸 素 投 与 下 ) 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 徐 呼 吸 ( 概 ね 呼 吸 数 <10) SpO2<90%( 酸 素 なし) SpO2<92%( 酸 素 投 与 下 ) 皮 膚 蒼 白 ショック 徴 候 を 認 めた 皮 膚 冷 感 循 環 状 態 が 安 定 しているとは 言 えない 皮 膚 湿 潤 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 65 歳 以 上 で 血 圧 <110mmHg 循 環 頻 脈 徐 脈 ( 概 ね<50 120) 制 御 不 可 能 な 外 出 血 血 圧 <90mmHg JCS 30またはGCS 8 JCS 2-20 GCS 9-13 目 前 での 急 な 意 識 レベルの 低 下 (GCS2 点 以 上 ) ヘルニア 徴 候 ( 意 識 レベル 傾 眠 以 下 でかつ 下 記 症 状 を 認 める) 意 識 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッシング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 痙 攣 重 積 ( 痙 攣 の 持 続 ) 体 温 明 らかに 熱 い(40 以 上 ) 明 らかに 冷 たい(35 以 下 ), 2に 該 当 しない, 2に 該 当 しない, 2に 該 当 しない, 2に 該 当 しない

117 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 第 2 段 階 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 眼 球 損 傷 眼 窩 周 辺 骨 折 第 1 補 足 因 子 第 1 段 階 第 2 段 階 第 2 補 足 因 子 緊 急 度 対 応 病 院 選 定 等 視 力 障 害 複 視 初 期 対 応 ( 眼 科 ) 眼 球 偏 位 眼 球 脱 出 初 期 対 応 ( 眼 科 ) 初 期 対 応 ( 眼 科 ) 視 力 障 害 複 視 初 期 対 応 ( 眼 科 ) 眼 球 偏 位 眼 球 脱 出 初 期 対 応 ( 眼 科 ) 初 期 対 応 ( 眼 科 ) 等 を 削 除

118 資 料 7 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 資 料 7 名 称 具 体 的 項 目 患 者 識 別 情 報 初 診 時 診 療 科 名 診 療 科 名 ( 選 択 ) 既 往 歴 病 名 ( 選 択 ) 主 訴 初 診 時 診 断 名 初 診 時 処 置 初 診 医 評 価 初 診 時 転 帰 初 診 時 転 送 先 ICD-10( 複 数 10 項 目 まで) ICD-10 ICD-10 病 名 から 紐 付 1 次 2 次 3 次 帰 宅 外 来 死 亡 入 院 外 来 より 転 送 転 送 先 病 院 名 診 療 科 名 初 診 時 メモ 確 定 時 診 療 科 名 診 療 科 名 ( 選 択 ) 確 定 診 断 名 確 定 処 置 ICD-10 ICD-10 病 名 から 紐 付 21 日 後 転 帰 入 院 退 院 転 院 死 亡 転 帰 年 月 日 退 院 時 転 帰 転 送 先 年 月 日 入 院 退 院 転 院 死 亡 転 送 先 病 院 名 確 定 診 断 メモ CPA の 推 定 原 因 病 院 到 着 後 心 拍 再 開 1か 月 予 後 の 回 答 及 び 生 存 発 症 1 か 月 後 又 は 退 院 時 の 機 能 評 価 心 原 性 非 心 原 性 あり なし 病 院 収 容 時 既 に 再 開 あり なし 回 答 待 ち 生 存 の 内 訳 ( 入 院 退 院 ) 死 亡 日 脳 機 能 評 価 全 身 機 能 評 価 ( 良 好 中 等 度 障 害 高 度 障 害 昏 睡 死 亡 脳 死 )

119 5 月 の 審 議 会 時 点 改 正 案 資 料 8 名 称 具 体 的 項 目 患 者 識 別 情 報 初 診 時 診 療 科 名 診 療 科 名 ( 選 択 ) 既 往 歴 病 名 ( 選 択 ) 主 訴 初 診 時 診 断 名 初 診 時 処 置 初 診 医 評 価 初 診 時 転 帰 初 診 時 転 送 先 初 診 時 メモ ICD-10( 複 数 10 項 目 まで) ICD-10 ICD-10 病 名 から 紐 付 1 次 2 次 3 次 帰 宅 外 来 死 亡 入 院 外 来 より 転 送 転 送 先 病 院 名 診 療 科 名 確 定 時 診 療 科 名 診 療 科 名 ( 選 択 ) 確 定 診 断 名 確 定 処 置 ICD-10 ICD-10 病 名 から 紐 付 21 日 後 転 帰 入 院 退 院 転 院 死 亡 転 帰 年 月 日 退 院 時 転 帰 転 送 先 年 月 日 入 院 退 院 転 院 死 亡 転 送 先 病 院 名 確 定 診 断 メモ CPA の 推 定 原 因 病 院 到 着 後 心 拍 再 開 1か 月 予 後 の 回 答 及 び 生 存 発 症 1 か 月 後 又 は 退 院 時 の 機 能 評 価 心 原 性 非 心 原 性 あり なし 病 院 収 容 時 既 に 再 開 あり なし 回 答 待 ち 生 存 の 内 訳 ( 入 院 退 院 ) 死 亡 日 脳 機 能 評 価 全 身 機 能 評 価 ( 良 好 中 等 度 障 害 高 度 障 害 昏 睡 死 亡 脳 死 )

120 資 料 2-4 実 施 基 準 の 改 正 にかかるスケジュール 平 成 25 年 12 月 20 日 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 ( 諮 問 ) 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 の 一 部 改 正 について 平 成 26 年 1 月 ~3 月 大 阪 府 救 急 業 務 高 度 化 推 進 連 絡 協 議 会 等 との 調 整 協 議 5 月 15 日 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 等 に 関 する 検 討 部 会 5 月 20 日 大 阪 府 救 急 業 務 高 度 化 推 進 連 絡 協 議 会 5 月 29 日 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 大 阪 府 版 実 施 基 準 改 正 案 の 決 定 6 月 ~9 月 頃 各 圏 域 保 健 医 療 協 議 会 地 域 メディカルコントロール 協 議 会 等 圏 域 版 実 施 基 準 の 改 正 10 月 24 日 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 等 に 関 する 検 討 部 会 11 月 19 日 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 ( 答 申 ) 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 の 一 部 改 正 について 平 成 27 年 1 月 1 日 改 正 実 施 基 準 運 用 開 始

121 疾 病 傷 病 者 のプロトコル( 案 ) 資 料 2-5 状 況 評 価 安 全 感 染 対 策 外 傷 か 疾 病 か 外 傷 外 傷 傷 病 者 現 場 活 動 疾 病 反 応 と 呼 吸 の 有 無 CPA CPAのプロトコル CPAでない #1 気 道 閉 塞 気 道 狭 窄 すべてなし あり 気 道 確 保 異 物 除 去 吸 引 酸 素 投 与 心 電 図 SpO 2 モニター 開 通 できた 気 道 の 開 通 開 通 できない 初 期 評 価 すべてなし 呼 吸 の 異 常 #2 #3 ショックの 徴 候 あり あり 補 助 換 気 酸 素 投 与 心 電 図 SpO 2 モニター 心 電 図 SpO 2 モニター 酸 素 投 与 呼 吸 状 態 の 改 善 改 善 した ショック( 心 肺 停 止 前 静 脈 路 確 保 と 輸 液 )プロトコル 改 善 しない すべてなし #4 切 迫 する 意 識 障 害 すべてなし #5 あり 心 電 図 SpO 2 モニター 酸 素 投 与 意 識 障 害 プロトコル 体 温 の 評 価 #6 7 病 歴 聴 取 身 体 観 察 #8 病 歴 聴 取 ( 疼 痛 出 血 素 因 ) #9 身 体 観 察 (バイタルサインの 測 定 ) 循 環 で ショック( 心 肺 停 止 前 静 脈 路 確 保 と 輸 液 )プロトコル ( 内 因 性 L&G) 搬 送 先 選 定 搬 送 開 始 病 歴 聴 取 身 体 観 察 症 候 別 プロトコル 意 識 で 2 意 識 障 害 プロトコル 病 院 到 着 #9 疑 われる 傷 病 と 緊 急 度 評 価 にもとづく 搬 送 先 選 定 1

122 #1 気 道 の 狭 窄 所 見 として いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 を 観 察 する #2 呼 吸 の 異 常 として 過 度 の 努 力 呼 吸 起 座 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10のいずれかを 認 めれば 緊 急 度 が 高 い( )と 判 断 し 並 行 してSpO 2 モニターを 装 着 する 直 ちに 酸 素 を 投 与 し SpO 2 <92%も 緊 急 度 の 高 い( )と 判 断 する 必 要 に 応 じて 補 助 換 気 を 行 う COPDが 予 測 される 時 は 酸 素 投 与 は 低 流 量 から 開 始 するとともに 必 要 に 応 じて 補 助 換 気 を 追 加 する #3 循 環 の 評 価 で 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 を 認 めれば ショック 徴 候 ありと 判 断 する 制 御 不 可 能 な 外 出 血 の 存 在 は 出 血 性 ショックを 示 唆 する #4 切 迫 する 意 識 障 害 とは 以 下 のような 病 態 である JCS 30(または ECS 20 GCS 8) 目 前 での 急 な 意 識 レベルの 低 下 ( 例 ;GCSなら2ポイントの 低 下 ) ヘルニア 徴 候 ( 傾 眠 以 下 の 意 識 レベルで 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッシング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) #5 体 表 にふれて 明 らかに 熱 いか 冷 たいかを 評 価 する #6 内 因 性 L&Gでは 気 道 呼 吸 循 環 に 対 する 必 要 な 処 置 をおこなった 後 に 医 療 機 関 への 搬 送 を 優 先 する #7 気 道 呼 吸 循 環 異 常 の 内 因 性 L&G 傷 病 者 は 等 幅 広 く 重 篤 な 病 態 に 対 応 できる 医 療 機 関 を 選 定 する 切 迫 する 意 識 障 害 ( )のうち 内 因 性 L&G 傷 病 者 は 脳 血 管 障 害 対 応 医 療 機 関 もしくは 等 を 選 定 する #8 病 歴 聴 取 では 主 訴 病 歴 時 間 関 係 疼 痛 の 強 さ 出 血 性 素 因 慢 性 透 析 糖 尿 病 妊 娠 精 神 疾 患 最 終 食 事 内 服 薬 アレルギー ADLについて 聴 取 する #9 身 体 観 察 では バイタルサイン( 呼 吸 数 SpO 2, 血 圧 脈 拍 体 温 )の 測 定 意 識 レベルや 神 経 学 的 所 見 とともに 症 状 徴 候 に 関 連 した 部 位 の 観 察 を 行 う 2

123 #9 緊 急 度 評 価 :1 次 補 足 因 子 ( 内 因 性 L&Gとして 初 期 評 価 で 対 応 ) 第 1 段 階 気 道 気 道 の 閉 塞 気 道 の 狭 窄 いびき ゴロゴロ 音 異 物 口 腔 咽 頭 の 浮 腫 呼 吸 過 度 の 努 力 呼 吸 鼻 翼 呼 吸 起 座 呼 吸 陥 没 呼 吸 腹 式 呼 吸 気 管 の 牽 引 チアノーゼ 呼 吸 数 <10 SpO 2 <92% ( 酸 素 投 与 下 ) 努 力 呼 吸 とぎれとぎれの 会 話 重 度 吸 気 性 喘 鳴 SpO 2 <95%( 酸 素 投 与 下 ), 2に 該 当 し ない 循 環 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 制 御 不 可 能 な 出 血 血 圧 <90mmHg 脈 拍 120/ 分 <50/ 分 循 環 状 態 が 安 定 しているとは 言 えない 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続, 2に 該 当 し ない 意 識 JCS 30(または ECS 20 GCS 8) 目 前 での 急 な 意 識 レベルの 低 下 ヘルニア 徴 候 ( 片 麻 痺 瞳 孔 不 同 クッシ ング 現 象 繰 り 返 す 嘔 吐 ) JCS 2-20 GCS 9-13, 2に 該 当 し ない 体 温 明 らかに 熱 い 明 らかに 冷 たい 35 以 下 40 以 上 38 以 上 で 敗 血 症 免 疫 不 全 の 疑 い, 2に 該 当 し ない 第 2 段 階 疼 痛 スコア 急 性 の 深 在 性 で 疼 痛 スコア(8 10), 2に 該 当 し ない 出 血 性 素 因 先 天 性 出 血 疾 患 抗 凝 固 薬 の 内 服, 2に 該 当 し ない 3

124 ショックのプロトコル( 案 ) 循 環 の 異 常 ( 2) #1 酸 素 投 与 心 電 図 SpO 2 モニター 外 出 血 の 止 血 #2 心 原 性 閉 塞 性 ショックの 徴 候 あり なし 該 当 する アナフィラキシーショックの 徴 候 があり アドレナリンがある 該 当 しない #5 高 くない 増 悪 するショックの 可 能 性 体 位 管 理 自 己 注 射 が 可 能 なアドレナ リン 製 剤 投 与 のプロトコル 改 善 しない #3 4 改 善 高 い 該 当 する 静 脈 路 確 保 の 判 断 確 保 する #6 15 歳 以 上 である ( 推 定 も 含 む) 該 当 しない #7 確 保 しない ショック 体 位 ショック 体 位 オンラインによる 指 示 要 請 静 脈 路 確 保 と 輸 液 の 指 示 を 受 ける 指 示 あり #8 指 示 なし 静 脈 路 の 確 保 2 回 試 みて 確 保 できず 確 保 できた 輸 液 の 開 始 搬 送 先 選 定 と 搬 送 開 始 #

125 #1 皮 膚 蒼 白 皮 膚 冷 感 皮 膚 湿 潤 橈 骨 動 脈 脈 拍 触 知 不 可 高 度 の 頻 脈 徐 脈 ( 心 拍 数 120 回 / 分 以 上 または 50 回 / 分 未 満 ) 血 圧 の 低 下 ( 収 縮 期 血 圧 90mmHg 以 下 ) 循 環 状 態 が 安 定 しているとは 言 えない 制 御 不 可 能 な 外 出 血 止 血 可 能 な 外 出 血 の 持 続 不 穏 興 奮 等 がショックの 症 状 所 見 である ただし 皮 膚 紅 潮 温 感 乾 燥 ( 敗 血 症 性 神 経 原 性 アナフィラキシー)を 呈 することもある の 場 合 は L&Gである 注 : 外 傷 による 循 環 の 異 常 はL&Gの 適 応 であり 原 則 輸 液 は 行 わず 搬 送 を 優 先 する #2 心 原 性 ショックを 疑 う 徴 候 とは; 1 急 性 冠 症 候 群 を 疑 わせる 突 然 の 胸 痛 出 現 後 のショック 症 状 2 呼 吸 困 難 喘 鳴 肺 ラ 音 起 座 呼 吸 を 伴 うショック( 左 心 不 全 ) 3 頸 静 脈 の 怒 張 肝 腫 大 下 肢 の 浮 腫 ( 右 心 不 全 ) 閉 塞 性 ショックを 疑 う 徴 候 とは; 1 激 烈 な 胸 背 部 痛 頸 静 脈 怒 張 ( 大 動 脈 解 離 による 心 タンポナーデ) 2 呼 吸 困 難 頸 静 脈 怒 張 胸 痛 ( 肺 血 栓 塞 栓 症 ) #3 起 座 位 で 呼 吸 困 難 を 訴 えている 場 合 は 仰 臥 位 としてはならない ( 左 心 不 全 が 疑 われるため) #4 心 原 性 ショック 閉 塞 性 ショックが 疑 われる 場 合 には 迅 速 な 搬 送 を 行 う #5 増 悪 するショックとは 出 血 の 持 続 意 識 障 害 の 進 行 アナフィラキシー 熱 中 症 等 によるショックを 言 う #6 病 院 選 定 できていない または 決 まっていても 現 場 から 病 院 まで 予 想 される 走 行 時 間 が20 分 を 超 える 場 合 は 静 脈 路 を 確 保 する #7 輸 液 路 の 確 保 困 難 が 予 測 される(90 秒 以 上 を 要 する) 等 状 況 によって 処 置 の 実 施 より 迅 速 な 搬 送 を 優 先 する #8 可 能 性 の 高 いショックの 病 態 傷 病 者 の 観 察 所 見 状 況 等 を 報 告 し 輸 液 量 と 滴 下 速 度 について 具 体 的 指 示 を 受 ける #9 搬 送 先 選 定 等 幅 広 く 重 篤 な 傷 病 者 に 対 応 できる 医 療 機 関 を 選 定 する #10 内 因 性 L&Gの 場 合 は 車 内 で 病 歴 聴 取 身 体 観 察 を 実 施 してもよい #11 搬 送 中 に 患 者 の 容 態 が 変 化 した 場 合 は 指 示 出 し 医 師 に 報 告 するとともに 再 度 輸 液 量 と 滴 下 速 度 の 指 示 を 受 ける 5

126 クラッシュ 症 候 群 を 疑 う 傷 病 者 に 対 する 静 脈 路 確 保 及 び 輸 液 のプロトコル( 案 ) クラッシュ 症 候 群 を 疑 う クラッシュ 症 候 群 に 至 る 可 能 性 が 高 い #1 酸 素 投 与 心 電 図 SpO 2 モニター 外 出 血 の 止 血 該 当 する 15 歳 以 上 である ( 推 定 も 含 む) 静 脈 路 確 保 の 判 断 該 当 しない #3 確 保 しない 確 保 する #2 オンラインによる 指 示 要 請 #4 5 静 脈 路 確 保 と 輸 液 の 指 示 を 受 ける 指 示 あり 指 示 なし 静 脈 路 の 確 保 2 回 試 みても 確 保 できず 確 保 できた 輸 液 の 開 始 #5 搬 送 先 選 定 と 搬 送 開 始 #1 挟 圧 ( 重 量 物 器 械 土 砂 等 に 身 体 が 挟 まれ 圧 迫 されている 状 況 )などによるクラッシュ 症 候 群 を 疑 うか それに 至 る 可 能 性 の 高 い 場 合 #2 救 出 に 時 間 がかかる 病 院 選 定 できていない または 決 まっていても 現 場 から 病 院 まで 予 想 される 走 行 時 間 が 20 分 以 上 を 要 する 場 合 は 静 脈 路 を 確 保 する #3 輸 液 路 確 保 の 困 難 が 予 測 される(90 秒 以 上 を 要 する) 等 状 況 によって 処 置 の 実 施 より 迅 速 な 搬 送 を 優 先 する #4 傷 病 者 の 観 察 所 見 状 況 等 を 報 告 し 輸 液 量 と 滴 下 速 度 について 具 体 的 指 示 を 受 ける #5 活 動 中 に 患 者 の 容 態 が 変 化 した 場 合 は 指 示 出 し 医 師 に 報 告 するとともに 再 度 輸 液 量 と 滴 下 速 度 の 指 示 を 受 ける 6

127 意 識 障 害 のプロトコル( 案 ) 意 識 障 害 ( 2) 脳 卒 中 の 疑 い #1 該 当 しない 該 当 する 該 当 しない JCS 10 該 当 する 該 当 しない 15 歳 以 上 である ( 推 定 も 含 む) 該 当 する 血 糖 の 測 定 該 当 しない 血 糖 値 <50mg/dl 該 当 する オンラインによる 指 示 要 請 指 示 なし 血 糖 値 を 報 告 し 静 脈 路 確 保 と ブドウ 糖 投 与 の 指 示 を 受 ける 2 回 試 みても 確 保 できない 指 示 あり 静 脈 路 の 確 保 ブドウ 糖 の 静 注 #2 あり 意 識 レベルの 改 善 なし 再 度 オンライン で 指 示 を 受 ける 搬 送 先 選 定 と 搬 送 開 始 #3 7

128 #1 以 下 の 場 合 には 脳 卒 中 を 疑 う ヘルニア 徴 候 片 側 上 肢 または 下 肢 の 運 動 麻 痺 片 側 顔 面 の 運 動 麻 痺 片 側 のしびれ 感 言 語 障 害 ( 失 語 症 構 音 障 害 ) 片 側 の 失 明 失 調 突 然 の 激 しい 頭 痛 これまでで 最 悪 の 頭 痛 #2 輸 液 の 速 度 は 維 持 輸 液 (1 秒 1 滴 程 度 )とする ブドウ 糖 溶 液 の 投 与 は50%ブドウ 糖 溶 液 20mlを 原 則 とする #3 血 糖 を 測 定 した 場 合 は その 結 果 にかかわらず 搬 送 先 医 療 機 関 の 医 師 等 に 報 告 する 8

129 資 料 3-1 医 対 第 2474 号 平 成 26 年 11 月 17 日 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 会 長 様 大 阪 府 知 事 ( 公 印 省 略 ) 救 急 病 院 等 の 認 定 に 関 する 事 前 審 査 について( 諮 問 ) 標 記 について 別 添 の 医 療 機 関 から 救 急 病 院 等 を 定 める 省 令 ( 昭 和 39 年 厚 生 省 令 第 8 号 )に 基 づき 救 急 業 務 に 協 力 する 旨 の 申 し 出 がありましたので 大 阪 府 附 属 機 関 条 例 ( 昭 和 27 年 大 阪 府 条 例 第 39 条 ) 第 2 条 の 規 定 により 諮 問 します

130 資 料 3-2 救 急 病 院 等 に 関 する 認 定 手 続 きについて 1. 手 続 きの 流 れ 病 院 ( 診 療 所 ) 所 管 保 健 所 4 ( 担 当 保 健 所 ) 各 地 域 保 健 医 療 協 議 会 2 地 区 医 師 会 消 防 機 関 5 医 療 対 策 課 関 係 機 関 へ 通 知 大 阪 府 公 報 登 載 医 療 計 画 HPの 修 正 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 ( 救 急 病 院 等 の 告 示 に 関 する 部 会 ) 1 更 新 ( 新 規 申 出 )を 行 う 病 院 等 は 下 記 の 書 類 に 必 要 事 項 を 記 入 し 所 在 地 域 の 保 健 所 に 提 出 救 急 病 院 等 に 関 する 新 規 追 加 更 新 申 出 書 救 急 医 療 担 当 常 勤 医 師 の 略 歴 書 協 力 医 療 機 関 同 意 書 病 院 等 周 辺 の 見 取 図 及 び 救 急 医 療 施 設 平 面 図 2 各 保 健 所 から 地 区 医 師 会 及 び 消 防 機 関 に 対 して 意 見 を 求 め その 結 果 を 申 出 書 に 記 入 また 保 健 所 としての 意 見 も 申 出 書 に 記 入 3 各 保 健 所 から( 大 阪 市 堺 市 東 大 阪 市 高 槻 市 豊 中 市 枚 方 市 は 市 を 経 由 して) 大 阪 府 健 康 医 療 部 保 健 医 療 室 医 療 対 策 課 ( 以 下 医 療 対 策 課 という)に 書 類 を 提 出 4 各 保 健 所 から 各 地 域 の 保 健 医 療 協 議 会 担 当 保 健 所 へ 病 院 等 からの 更 新 ( 新 規 )の 申 出 を 報 告 5 各 地 域 の 保 健 医 療 協 議 会 担 当 保 健 所 は 医 療 圏 内 の 各 保 健 所 への 申 出 を 取 りまとめ 保 健 医 療 協 議 会 において 医 療 圏 内 の 救 急 医 療 体 制 について 検 討 承 認 等 を 行 い 結 果 を 医 療 対 策 課 に 報 告 6 医 療 対 策 課 から 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 ( 救 急 病 院 等 の 告 示 に 関 する 部 会 )へ 救 急 認 定 について の 諮 問 7 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 ( 救 急 病 院 等 の 告 示 に 関 する 部 会 )において 認 定 の 可 否 を 審 議 し 答 申 8 医 療 対 策 課 は 審 議 会 答 申 を 踏 まえ 認 定 し 救 急 協 力 していただく 病 院 ( 診 療 所 )については 大 阪 府 公 報 に 登 載 するとともに 各 病 院 に 対 してその 旨 を 通 知 また 保 健 所 市 町 村 消 防 機 関 及 び 医 師 会 など 関 係 機 関 にも 通 知 大 阪 府 ホームページ 内 の 大 阪 府 保 健 医 療 計 画 における 医 療 機 能 を 担 う 医 療 機 関 の 変 更 について へ 反 映 ( 医 療 計 画 への 記 載 は 次 回 の 変 更 時 期 に 一 括 して 行 う)

131 資 料 4-1 大 阪 府 内 位 置 図 1 大 阪 大 学 医 学 部 附 属 病 院 2 済 生 会 千 里 病 院 3 大 阪 府 三 島 4 関 西 医 大 附 属 枚 方 病 院 5 関 西 医 大 附 属 滝 井 病 院 6 大 阪 府 立 中 河 内 7 近 畿 大 学 医 学 部 附 属 病 院 8 りんくう 総 合 医 療 センター 9 大 阪 市 立 総 合 医 療 センター 10 国 立 病 院 機 構 大 阪 医 療 センター 11 大 阪 赤 十 字 病 院 12 大 阪 警 察 病 院 13 大 阪 府 立 急 性 期 総 合 医 療 センター 14 大 阪 市 立 大 学 医 学 部 附 属 病 院 15 岸 和 田 徳 洲 会 病 院 下 線 は 高 度 三 島 3 豊 能 北 河 内 大 阪 市 中 河 内 13 市 立 堺 病 院 ( 仮 称 ) 堺 市 立 総 合 医 療 センター 15 堺 市 7 8 南 河 内 泉 州

132 資 料 4-2 市 堺 病 院 の 整 備 にかかる 阪 府 の 考 え 経 過 1. 阪 府 保 健 医 療 計 画 ( 平 成 20 年 度 から 平 成 24 年 度 ) 3 三 次 救 急 医 療 体 制 ( 略 ) の 整 備 については 国 の す 基 準 ( 概 ね 100 万 に 1 箇 所 )によ る 設 置 標 は 達 している 今 後 は 間 及 び 次 救 急 医 療 機 関 との 連 携 さ らには 次 救 急 医 療 機 関 の 度 化 など 三 次 救 急 医 療 機 能 の 充 実 を 図 る 必 要 がある さらに 次 医 療 圏 で 唯 の 空 地 域 である 堺 市 次 医 療 圏 での の 設 置 について 検 討 する 2. 阪 府 地 域 医 療 再 計 画 堺 市 南 河 内 医 療 圏 ( 平 成 22 年 1 ) ( 標 ) 堺 市 圏 域 において 市 堺 病 院 を 機 能 および 救 急 搬 送 について 救 急 管 制 塔 機 能 を 果 たす 基 幹 病 院 として 整 備 するとともに 児 初 期 急 病 センターを 市 堺 病 院 に 隣 接 して 整 備 する また 間 次 医 療 機 関 の 連 携 による 重 症 救 急 患 者 の 受 れ 体 制 を 整 備 する これにより 圏 域 内 において 三 次 から 次 初 期 にわたる 系 統 った 救 急 医 療 ネットワー ク 体 制 を 構 築 し 圏 域 内 での 救 急 患 者 の 搬 送 受 れが 可 能 となる 体 制 を 整 備 する 3. 阪 府 保 健 医 療 計 画 ( 平 成 25 年 度 から 平 成 29 年 度 ) ウ. 三 次 救 急 医 療 体 制 次 救 急 医 療 機 関 では 対 応 できない 複 数 の 診 療 科 領 域 にわたる 重 篤 な 救 急 患 者 に 対 し 度 な 医 療 を 総 合 的 に 提 供 する 三 次 救 急 医 療 機 関 については 国 の す 概 ね 100 万 に1か 所 という 設 置 標 を 達 成 しているが 阪 府 としては 搬 送 の 時 間 や 距 離 を 考 慮 して 各 次 医 療 圏 に 最 低 1か 所 を 標 として の 整 備 を 進 めてきた 平 成 24 年 12 末 現 在 15 か 所 の を 認 定 しているが 平 成 26 年 度 を 途 に 唯 の 未 整 備 地 域 で ある 堺 市 次 医 療 圏 において 市 堺 病 院 に の 整 備 が 進 められている 今 後 とも 地 域 の 搬 送 実 態 や 地 理 的 条 件 などに 応 じて 三 次 救 急 医 療 体 制 の 確 保 充 実 に 努 める ( 略 ) ( 仮 称 ) 堺 市 総 合 医 療 センター について は 新 病 院 ( 新 築 移 転 ) 開 院 と 同 時 に 開 設 平 成 27 年 7 1 より 運 営 開 始 予 定

133 資 料 5-1 医 対 第 2474 号 平 成 26 年 11 月 14 日 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 会 長 様 大 阪 府 知 事 ( 公 印 省 略 ) 大 阪 府 における 救 急 告 示 医 療 機 関 の 認 定 基 準 の 改 定 について( 諮 問 ) 救 急 告 示 医 療 機 関 の 認 定 基 準 について 別 紙 に 理 由 を 示 したような 昨 今 の 救 急 医 療 を 取 り 巻 く 状 況 の 変 化 を 踏 まえ 認 定 基 準 を 如 何 に 改 定 すべきかについ て 貴 審 議 会 に 諮 問 します

134 ( 別 紙 ) 救 急 告 示 医 療 機 関 の 認 定 基 準 の 改 定 について ( 理 由 ) 大 阪 府 の 平 成 24 年 中 の 救 急 搬 送 人 員 は 45 万 人 を 超 え 平 成 18 年 の 約 45 万 4 千 人 をピークに 若 干 減 少 傾 向 にあったものの 近 年 は 再 び 増 加 に 転 じて おり 全 国 的 にみても 高 齢 化 の 影 響 で 今 後 さらに 増 加 するものと 推 測 されて います そのような 状 況 の 中 平 成 12 年 には 300 を 超 えていた 府 内 の 救 急 告 示 医 療 機 関 は 平 成 19 年 には 260 程 度 まで 減 少 しましたが 体 制 確 保 にかかる 基 準 の 緩 和 などにより 近 年 では 275 前 後 を 確 保 しています また 平 成 21 年 11 月 に 現 行 の 認 定 基 準 に 改 定 されて 以 降 消 防 法 に 基 づ き 策 定 した 救 急 搬 送 受 入 れのルールである 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 の 運 用 や ICT 等 を 活 用 した 救 急 業 務 の 円 滑 化 効 率 化 を 図 るシステムを 構 築 するなど 救 急 医 療 体 制 の 充 実 に 向 けた 新 たな 取 組 みも 行 っているところです さらに 国 においては 限 りある 医 療 資 源 の 中 で 現 在 抱 えている 様 々な 課 題 に 取 り 組 みつつ 医 療 を 取 り 巻 く 環 境 の 変 化 に 対 応 した より 効 率 的 で 質 の 高 い 医 療 提 供 体 制 の 構 築 を 目 指 すべく 医 療 法 に 基 づく 病 床 機 能 報 告 制 度 を 開 始 し 今 後 報 告 結 果 を 基 に 都 道 府 県 において 地 域 医 療 構 想 (ビジョ ン)を 策 定 し さらなる 医 療 機 能 の 分 化 連 携 の 推 進 を 図 ることとされてい ます このような 昨 今 の 救 急 医 療 を 取 り 巻 く 状 況 の 変 化 を 踏 まえると 今 後 高 齢 者 救 急 への 対 応 も 含 めた 膨 大 な 救 急 医 療 への 需 要 に 対 して 十 分 な 救 急 医 療 体 制 を 継 続 的 安 定 的 に 確 保 するためには 限 られた 医 療 資 源 をいかに 有 効 に 活 用 していくという 視 点 が 重 要 となります 今 後 救 急 告 示 医 療 機 関 に 求 められる 機 能 役 割 はいかなるものか 現 行 の 認 定 基 準 を 検 証 し 必 要 な 見 直 しを 行 うことで 救 急 医 療 体 制 のさらなる 充 実 を 図 るため 認 定 基 準 の 改 定 について 貴 審 議 会 に 諮 問 するものです

135 阪 府 救 急 告 医 療 機 関 の 認 定 基 準 改 定 の 向 性 について 資 料 5-2 項 認 定 基 準 ( 平 成 21 年 改 定 ) 救 急 医 療 を 取 り 巻 く 現 状 課 題 等 改 定 に 向 けた 検 討 内 容 ( 案 ) 開 設 年 開 設 1 年 以 上 法 の 合 併 等 により 開 設 者 が 変 更 となる 場 合 体 制 に 変 更 が 無 く 地 元 から 継 続 の 必 要 性 が 認 められていることを 条 件 に 告 を 継 続 している ( 続 : 法 合 併 等 開 設 者 が 変 更 となる 場 合 の 告 の 取 扱 い 体 制 に 変 更 が 無 い ことの 確 認 法 など) ( 現 の 救 急 診 療 科 覧 ) 内 科 循 環 器 内 科 呼 吸 器 内 科 消 化 器 内 科 神 経 内 科 外 科 臓 管 外 科 呼 吸 器 外 科 消 化 器 外 科 脳 神 経 外 科 整 形 外 科 形 成 外 科 児 科 児 外 科 新 児 科 産 科 婦 科 泌 尿 器 科 膚 科 眼 科 咽 喉 科 腔 外 科 精 神 科 産 婦 科 協 診 療 科 何 科 でもよい ー 救 急 搬 送 件 数 の 増 加 に 伴 い より 多 くの 救 急 病 床 を 確 保 する 必 要 性 が まっている 救 急 病 院 等 を 定 める 省 令 に 規 定 される 専 病 床 と 優 先 病 床 の 考 え が 明 確 ではない 救 急 病 院 等 に 関 する 申 出 書 で 医 療 機 関 が 記 載 する 救 急 病 床 数 の 考 え に ばらつきがある 救 急 患 者 のための 専 または 優 先 病 床 数 1 科 につき2 床 以 上 専 病 床 及 び 優 先 病 床 の 考 え の 整 理 ( 続 : 申 出 書 に 記 載 する 救 急 病 床 の 考 え の 整 理 ) 病 床 般 病 床 を 有 すること 般 病 床 を 有 していない 医 療 機 関 より 現 の 認 定 基 準 に 即 した 救 急 対 応 が 可 能 であるため 救 急 告 認 定 を 受 けたい 旨 の 要 望 あり 認 定 基 準 から 病 床 区 分 を 削 除 することの 是 時 間 体 制 輪 番 制 医 療 機 関 ( 児 科 精 神 科 眼 科 咽 喉 科 を 協 診 療 科 とする)については 1 単 位 で 特 定 の 曜 等 の24 時 間 体 制 (または これに 準 じる 体 制 ) 上 記 以 外 の 科 を 協 診 療 科 とする 通 年 制 医 療 機 関 については (1 週 間 につき1 以 上 は 年 間 50 以 上 )1 単 位 での24 時 間 体 制 救 急 協 体 制 本 来 は 時 間 の 固 定 通 年 制 が 望 ましいものの 輪 番 制 の 医 療 機 関 が 増 加 している 現 状 がある 輪 番 制 の 医 療 機 関 においても 週 1 から 週 5 など 体 制 確 保 状 況 に 幅 が ある 現 基 準 の 妥 当 性 ( 現 通 り 要 件 の 緩 和 厳 格 化 等 ) 1 協 診 療 科 につき 常 勤 医 2 名 以 上 ( 児 科 にあっては 当 分 の 間 1 名 以 上 ) 輪 番 制 医 療 機 関 及 び 通 年 制 医 療 機 関 については 1 協 診 療 科 に つき 常 勤 医 1 名 以 上 同 科 において 臨 床 経 験 5 年 以 上 であること 救 急 医 療 担 当 医 師 救 急 医 療 に 従 事 する 医 師 の 勤 務 体 制 平 昼 間 平 夜 間 祝 の 各 々の 時 間 帯 科 ( 整 形 外 科 脳 神 経 外 科 及 び 精 神 科 を 除 く)において1 名 以 上 施 設 内 で 待 機 すること 輪 番 制 医 療 機 関 及 び 通 年 制 医 療 機 関 については 協 において 1 名 以 上 施 設 内 で 待 機 すること ただし 整 形 外 科 脳 神 経 外 科 及 び 精 神 科 については 施 設 構 内 は 近 接 した 宅 等 において 待 機 の 状 態 にあることを 含 む(オンコール 体 制 も 含 む) 医 師 について 救 急 担 当 医 師 ( 責 任 者 )は 常 勤 であること 要 件 としてい るが 従 事 する 医 師 の 待 機 は 常 勤 であることまでは 求 めていない 救 急 受 体 制 について 現 の 認 定 基 準 では 看 護 師 やコメディカルの 必 要 数 等 は 定 めていない 医 師 の 体 制 確 保 ( 常 勤 常 勤 確 保 数 )の 整 理 医 師 以 外 の 職 種 ( 看 護 師 コメディカル 等 )について 要 件 化 す る 必 要 性 の 有 無 1

136 項 認 定 基 準 ( 平 成 21 年 改 定 ) 救 急 医 療 を 取 り 巻 く 現 状 課 題 等 改 定 に 向 けた 検 討 内 容 ( 案 ) エックス 線 装 置 電 計 輸 輸 液 設 備 除 細 動 器 酸 素 吸 装 置 呼 吸 器 酔 器 なお 酔 器 については 協 診 療 科 が 内 科 系 の 場 合 を 除 く ただし 協 診 療 科 によって 必 要 な 設 備 機 器 は 別 途 定 める ( 基 本 的 な 検 査 が 実 施 できること) 備 えておくべき 施 設 設 備 ( 別 途 定 めている 診 療 科 精 神 科 ) 脳 波 計 酸 素 吸 装 置 吸 引 装 置 液 検 査 設 備 救 急 告 医 療 機 関 として 備 えておくべき 機 器 の 追 加 の 有 無 救 急 医 療 情 報 システム 救 急 医 療 情 報 システムに 参 画 し 情 報 端 末 機 ( 基 本 的 に 府 が 貸 与 ) に 別 に 府 が す 運 要 領 に 基 づき 診 療 応 需 状 況 の を うこと 救 急 院 患 者 報 告 のシステム を 実 施 すること ( 精 神 科 救 急 医 療 システムに 参 画 している 精 神 科 を 除 く) ICTを 活 した 救 急 業 務 の 円 滑 化 度 化 が 進 められており 医 療 機 関 からの 受 可 否 等 の 診 療 応 需 情 報 がますます 重 要 となっている また 救 急 搬 送 受 れの 実 態 を 検 証 し 今 後 の 救 急 医 療 施 策 を 展 開 す ることが 必 要 との 救 急 医 療 関 係 者 等 からの 要 請 に 応 えるうえでは 検 証 を 可 能 とするデータが 必 要 現 状 課 題 を 踏 まえた 阪 府 救 急 災 害 医 療 情 報 システムへの 積 極 的 な 参 画 につながる 基 準 の 直 し 付 近 道 路 の 幅 員 最 少 4メートル 以 上 救 急 通 の 難 易 救 急 患 者 搬 への 救 急 の 接 着 施 設 に 達 するまでに 通 不 能 となる 場 合 は 不 可 接 着 可 能 であること 救 急 動 の 通 や 救 急 患 者 搬 への 接 着 にあたり 消 防 機 関 より 改 善 を 求 める 意 が 出 る 事 例 あり ( 医 療 機 関 において 適 宜 対 応 ) 迅 速 円 滑 な 救 急 搬 送 が 実 施 されるために 追 加 すべき 要 件 の 有 無 医 療 機 関 所 在 地 を 管 轄 する 保 健 所 消 防 機 関 及 び 地 元 医 師 会 の 意 を 付 する 救 急 医 療 担 当 部 等 院 内 の 救 急 医 療 体 制 の 確 保 に 責 任 を 有 する 者 が 別 に 府 が 指 定 する 研 修 会 説 明 会 等 に 1 年 につき1 回 以 上 参 加 する こと 現 の 認 定 基 準 に 改 定 した 際 に 救 急 医 療 に 関 する 研 修 会 の 要 件 を 緩 和 し たが 緩 和 したことにより 医 療 機 関 における 研 修 会 の 内 容 や 受 講 状 況 にば らつきが 出 ている その 他 救 急 告 医 療 機 関 の 質 の 担 保 につながる 基 準 の 直 し ( 保 健 医 療 協 議 会 での 意 ) 現 在 の 府 の 認 定 基 準 には 救 急 搬 送 ( 受 れ)の 実 績 が 含 まれていないので 実 績 のない 医 療 機 関 も 認 定 される 実 績 のない 医 療 機 関 については 3 年 の 更 新 を 待 たず おおむね1 年 程 度 の 期 間 を 設 けて 実 績 を 評 価 するよう 基 準 を 改 正 すべき 救 急 搬 送 受 件 数 の 下 限 ( 年 間 何 件 以 上 など) 等 を 設 定 すること の 是 ( 設 定 する 場 合 ) 院 の 病 床 数 や 地 域 の 医 療 資 源 等 を 加 味 した 具 体 的 な 基 準 の 設 定 その 他 の 条 件 等 今 後 の 救 急 需 要 に 対 応 できる 救 急 告 医 療 機 関 の 確 保 が 必 要 救 急 告 医 療 機 関 の 中 には 地 域 の 中 核 的 な 医 療 機 関 から 中 病 院 まで 幅 広 く 存 在 することから 規 模 や 実 績 の 応 じた 区 分 も 必 要 との 声 2

137 資 料 5-3 和 保 第 2609 号 平 成 26 年 11 月 17 日 保 健 医 療 室 医 療 対 策 課 長 様 和 泉 保 健 所 長 二 次 救 急 医 療 機 関 の 告 示 に 関 する 泉 州 保 健 医 療 協 議 会 の 意 見 について( 提 出 ) 標 記 について 平 成 26 年 9 月 4 日 ( 木 )に 開 催 した 当 協 議 会 において 第 47 回 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 に 具 申 すべき 意 見 がありましたので 別 紙 のとおり 提 出 します 担 当 : 大 阪 府 和 泉 保 健 所 企 画 調 整 課 奥 野 橋 電 話 : FAX:

138 二 次 救 急 医 療 機 関 の 告 示 に 関 する 泉 州 保 健 医 療 協 議 会 の 意 見 現 在 の 大 阪 府 の 救 急 告 示 医 療 機 関 の 認 定 基 準 には 救 急 搬 送 ( 受 入 れ)の 実 績 が 含 まれていないので 実 績 のない 医 療 機 関 も 認 定 される 今 回 地 域 包 括 ケア 病 床 の 施 設 基 準 に 以 下 のいずれかを 満 たすこと(ア) 在 宅 療 養 支 援 病 院 (イ) 在 宅 療 養 後 方 支 援 病 院 として 年 3 件 以 上 の 受 け 入 れ 実 績 (ウ) 二 次 救 急 医 療 施 設 (エ) 救 急 告 示 病 院 とあり 今 後 実 際 には 救 急 をせずにこの 施 設 基 準 達 成 を 目 的 に 申 請 があることなども 懸 念 される そのため 実 績 のない 医 療 機 関 については 3 年 の 更 新 を 待 たず おおむね 1 年 程 度 の 期 間 を 設 けて 実 績 を 評 価 するよう 告 示 医 療 機 関 の 認 定 基 準 の 改 正 を 要 望 する

139 ORIONデータ 検 討 WG( 新 設 )の 設 置 について 資 料 6 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 救 急 病 院 等 の 告 示 に 関 する 部 会 大 阪 府 救 急 医 療 対 策 審 議 会 救 急 医 療 対 策 についての 重 要 事 項 の 調 査 審 議 及 び 救 急 病 院 等 を 定 める 省 令 ( 昭 和 39 年 厚 生 省 令 第 8 号 ) 第 2 条 の 規 定 による 救 急 病 院 又 は 救 急 診 療 所 の 認 定 又 はその 取 消 しに 当 たっての 事 前 審 査 に 関 すること 救 急 病 院 等 の 告 示 に 関 する 部 会 救 急 告 示 病 院 の 認 定 に 関 すること 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 等 に 関 する 検 討 部 会 ( 以 下 検 討 部 会 という) 実 施 基 準 の 改 正 検 証 に 関 すること 学 術 的 な 利 用 を 目 的 として ORIONデータを 第 三 者 に 提 供 するためのルール 策 定 に 関 すること ORIONデータ 検 討 WG( 新 設 ) 懇 話 会 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 等 に 関 する 検 討 部 会 ORIONデータ 検 討 WG( 新 設 ) 学 術 的 な 利 用 を 目 的 として ORIONデータを 第 三 者 に 提 供 するためのルール 策 定 に 関 することを 検 討 部 会 へ 報 告 すること ORIONデータを 用 いて 統 計 学 的 に 実 施 基 準 の 検 証 を 行 い 検 討 部 会 へ 報 告 すること 報 告 大 阪 府

140 大 阪 府 救 急 搬 送 支 援 情 報 収 集 集 計 分 析 システム(ORION)の 特 長 救 急 医 療 情 報 システムに 新 たなシステム ORION を 構 築 ( 平 成 25 年 1 月 ~) (ORION:Osaka emergency information Research Intelligent Operation Network system) 特 長 1ICTを 用 いた 病 院 検 索 ( 紙 電 子 ) 大 阪 府 傷 病 者 の 搬 送 及 び 受 入 れの 実 施 基 準 を スマートフォンアプリ 化 し 病 院 検 索 を 簡 素 化 2 救 急 医 療 に 関 する 情 報 の 集 約 化 スマートフォンで 収 集 した 情 報 救 急 隊 活 動 記 録 等 の 病 院 前 救 護 情 報 を 集 約 化 3 集 約 された 情 報 の 集 計 分 析 集 約 された 情 報 は 様 々な 観 点 から 集 計 分 析 する ことが 可 能 システム 導 入 状 況 大 都 市 圏 では 全 国 初 の 取 組 み ( 佐 賀 県 奈 良 県 に 続 いて 全 国 で3 番 目 に 導 入 ) ( 上 記 以 外 での 導 入 状 況 埼 玉 県 群 馬 県 栃 木 県 等 ) 平 成 25 年 1 月 より 開 始

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