Taro-B-SLIMの活用_高等学校　３.

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1 B-SLIMを 活 用 した 授 業 実 践 例 高 等 学 校 外 国 語 科 本 事 例 では 生 徒 が 教 科 書 本 文 で 学 習 する 言 語 材 料 を 生 かしたピクチャーカードを 基 に 物 語 の 構 成 を 考 え 英 語 で 発 表 する 活 動 を 位 置 付 けていま 本 時 は 2 時 間 を1まとまりで 構 成 し 生 徒 が 物 語 を 英 語 で 考 える 時 間 を 保 障 するとともに 自 信 をもって 発 表 できるよう 活 動 の 流 れなどを 工 夫 していま 外 国 語 科 学 習 指 導 案 対 象 学 年 第 2 学 年 科 目 英 語 Ⅱ 使 用 教 科 書 New Stream Ⅱ( 増 進 堂 ) 単 元 名 Lesson 7- Cherish the Life You Have 単 元 について 本 課 は だから あなたも 生 き 抜 いて の 作 者 である 大 平 光 代 氏 が 本 書 のために 書 き 下 ろしたものである 大 阪 市 助 役 も 務 めた 筆 者 は 青 少 年 問 題 を 専 門 とする 弁 護 士 であるが 筆 者 自 身 中 学 生 の 時 にいじめに 遭 い 割 腹 自 殺 を 図 った 経 験 がある 孤 独 感 から 自 暴 自 棄 の 生 活 へ 転 落 していった 筆 者 は 再 び 人 生 をやり 直 そうと 決 意 するが 雇 っ てくれる 会 社 はなく 途 方 に 暮 れてしまう 22 歳 のとき 偶 然 出 会 った 人 から 何 か 資 格 を 取 得 するよう 勧 められ 猛 勉 強 の 結 果 司 法 書 士 の 試 験 に 合 格 復 讐 心 から 勉 強 を 始 めた 筆 者 であるが 自 分 を 支 えてくれる 人 たちの 優 しさに 触 れ いつしか 過 去 の 自 分 のように 苦 しんでいる 子 どもたちを 救 おうと 弁 護 士 になる 決 心 をするのであった 大 学 の 通 信 教 育 で 法 律 家 になるために 勉 強 したが 中 学 しか 出 ていない 筆 者 にとってそれは 大 変 な 苦 労 をともなうものであっ た しかし その 苦 労 は 全 て 過 去 に 犯 した 自 分 の 過 ちが 引 き 起 こしたものであることを 筆 者 は 痛 感 筆 者 は 今 自 殺 を 図 ったとき 自 分 を 傷 つけそれがもとで 長 生 きできないことを 残 念 に 思 っている 読 者 に 対 し 今 の 生 活 を 大 切 に するように 筆 者 は 語 りかける 人 生 にはつらく 悲 しいこともたくさんあるが 自 殺 を 図 ったり 罪 を 犯 したりするのでは なく 逆 境 をばねにして 前 向 きに 生 きてほしいと 本 単 元 では 本 課 の 言 語 材 料 であるthat 節 やwh 節 といった 名 詞 節 や 強 調 構 文 を 用 いて 本 文 の 内 容 に 対 して 自 分 の 意 見 を 英 語 で 表 現 することと 本 文 内 容 を 生 かしたピクチャーカードを 基 に グループで 物 語 の 構 成 を 考 え 紙 芝 居 の 形 式 で 英 語 で 表 現 することをねらいとしている 単 元 を 通 して 本 課 の 言 語 材 料 の 定 着 を 確 実 に 図 るための 言 語 活 動 を 位 置 付 けるとともに 身 に 付 けた 言 語 材 料 を 用 いて 自 分 の 考 えなどを 英 語 で 表 現 させるようにしていきたい 単 元 の 目 標 と 評 価 規 準 単 元 の that 節 や wh 節 といった 名 詞 節 や 強 調 構 文 について 理 解 を 深 め 本 文 の 内 容 を 読 んで 筆 者 が 目 標 送 ってきた 人 生 や 筆 者 の 思 いについて 考 え 本 文 の 表 現 を 用 いて 自 分 の 考 えを 英 文 で 表 現 評 価 規 コミュニケーションへ 外 国 語 表 現 の 能 力 外 国 語 理 解 の 能 力 言 語 や 文 化 についての 準 の 関 心 意 欲 態 度 知 識 理 解 グ ル ー プ ワ ー ク におい 教 科 書 本 文 の 内 容 を 生 教 科 書 本 文 の 内 容 つ い 名 詞 節 (what)やit~that て 積 極 的 に 自 分 の 考 かしたピクチャーカードを て リーディングポイントを 強 調 構 文 の 用 法 意 味 を えを 英 語 で 表 現 しようと 基 に 物 語 を 構 成 し 物 意 識 しながら 理 解 するこ 理 解 している 語 の 内 容 を 英 語 で 表 現 とができる することができる - 1 -

2 単 元 の 指 導 計 画 ( 9 時 間 ) 時 間 単 元 箇 所 学 習 活 動 言 語 材 料 1 導 入 /Part 1 語 彙 指 導 ペ ア ワ ー ク で の 音 読 暗 唱 練 習 発 問 に よ る 内 容 理 解 2 Part 2 語 彙 指 導 ペ ア ワ ー ク で の 音 読 暗 唱 練 習 what 節 3 Part 1&2 ス ト ー リ ー 再 現 ( 絵 ) 内 容 理 解 4 Part 3 語 彙 指 導 ペ ア ワ ー ク で の 音 読 暗 唱 練 習 It~ that 強 調 構 文 5 Part 4 語 彙 指 導 ペ ア ワ ー ク で の 音 読 暗 唱 練 習 6 Part 3&4 ス ト ー リ ー 再 現 ( 文 パ ラ グ ラ フ ) 内 容 理 解 7 Grammar/Communication シ ャ レ ー ド ス キ ッ ト 名 詞 節 (what) 強 調 構 文 8 Review( 本 時 ) ス ト ー リ ー 再 現 ( 絵 ) 9 Activity( 本 時 ) 紙 芝 居 上 演 本 時 の 指 導 計 画 (8 9/9) 本 時 の 目 標 単 元 等 で 学 習 する 内 容 に 関 するピクチャーカードを 基 に 物 語 の 構 成 を 考 え その 物 語 を 英 語 で 伝 えることができる 評 価 規 準 グループワークにおいて 自 分 の 考 えを 積 極 的 に 英 語 で 伝 えようとしている ピクチャーカードを 基 に 物 語 の 構 成 を 考 え 英 語 で 表 現 することができる 学 習 で 取 り 扱 われた 言 語 や 言 語 の 運 用 についての 基 本 的 な 知 識 を 身 に 付 けている 本 時 の 展 開 (8/9) 過 程 主 な 学 習 活 動 教 師 の 主 な 働 きかけ 評 価 規 準 評 価 方 法 留 意 点 Warm-up ペアになり 演 技 シャレード 用 のカード シャレード 用 のカードに (10 分 ) 役 と 推 理 役 を 決 め を1 人 1 枚 ずつ 配 る は 易 しい 英 文 1 文 と 難 る 演 技 役 は 用 意 活 動 の 手 順 と 時 間 を 伝 し い 英 文 1 文 を 掲 載 す シ ャ レ ー さ れた 2つ ある 英 える る ド 文 のう ち 好 きな 時 間 を 計 測 し 活 動 時 [choice & differentiation] 方 を 選 ぶ 間 中 は 生 徒 の 支 援 をす 全 員 起 立 し 活 動 る を 始 める 時 間 になったら 役 割 推 理 役 が 英 文 を 完 交 代 の 指 示 を 出 成 したペアは 座 る 教 師 の 指 示 により 交 代 ポイント 易 しい 英 文 と 難 しい 英 文 の 両 方 を 生 徒 に 提 示 し 選 ば せることで 生 徒 が 自 分 の ペースで 活 動 できるように 工 夫 していま 新 出 言 語 フラッシュカード フラッシュカードを 提 語 彙 の 数 が9を 超 えると 材 料 の 提 を 見 て 新 出 語 彙 示 し 発 音 指 導 を 行 う きは 共 通 点 のあるもの 示 の 発 音 練 習 を 行 う 新 出 語 彙 の 意 味 を 説 明 をまとめるなどの 工 夫 を Giving It 新 出 語 彙 の 意 味 を (5 分 ) 考 え 日 本 語 で 答 生 徒 全 体 にフラッシュ える カードを 提 示 し 語 彙 の 発 音 練 習 英 語 から 日 本 語 日 本 語 から 英 語 へと 変 換 させる Getting It ペアになり ボキ ボキャブラリーシート 活 動 中 は 生 徒 を 観 察 する (8 分 ) ャ ブラ リー シート を 配 布 とともに 必 要 に 応 じて - 2 -

3 を 用 い て 新 出 単 活 動 の 指 示 を 出 し ペ 語 の 発 音 練 習 意 アワークを 行 わせる 味 を 答 える 活 動 を ペアワーク 終 了 後 生 行 う 徒 全 体 に 対 してフラッ 時 間 になったら シュカードを 再 度 提 示 役 割 を 交 代 し 同 し 発 音 意 味 ミニ じ 活 動 を 繰 り 返 マルフレーズをアウト プットさせる ミニマルフレーズ フラッシュカードの 語 を 作 り 口 頭 練 習 句 を 黒 板 に 貼 る 支 援 ワークシート を 活 用 するな どして 本 時 で 取 り 扱 う 言 語 材 料 の 確 実 な 定 着 が 図 ら れるよう 工 夫 していま Using It 6 人 1 組 のグルー グループごとに6 枚 1 グループは capable peer (20 分 ) プを 作 る 組 のピクチャーカード を 考 慮 して 構 成 1 人 1 枚 カードを を 渡 グ ル ー プ ワ ー ク に お い 引 き カー ドに 描 活 動 の 手 順 や 時 間 を 伝 て 自 分 の 考 えを 積 極 的 か れて いる 絵 を1 える に 英 語 で 伝 えようとして 人 ずつ 英 語 で 描 写 カードを 描 写 する 順 番 いる 関 心 意 欲 態 を 決 めさせ 絵 につい 度 全 員 の 描 写 が 終 わ て1 人 ずつ 描 写 させる 行 動 観 察 っ たあ と それぞ 全 員 の 描 写 が 終 わった 学 習 で 取 り 扱 われた 言 語 れ のカ ード から 推 ら それぞれの 絵 を 組 や 言 語 の 運 用 についての 測 され る 物 語 の 内 み 合 わせてストーリー 基 本 的 な 知 識 を 身 に 付 け 容 を 話 し 合 う を 考 えさせる ている 知 識 理 解 ストーリーが 自 然 行 動 観 察 な 流 れとなるよう 物 語 の 展 開 順 にカ ードを 並 べる 自 分 のグループの 正 しい 物 語 の 展 開 順 を 物 語 が 正 し いかど 伝 えたあと 教 師 自 ら うか 確 認 が それぞれのカード の 描 写 例 を 与 える これまでに 学 習 してきた 言 語 材 料 を 用 い て 自 分 の 考 えなどを 英 語 で 試 しに 表 現 する 活 動 を 位 置 付 け 自 らの 学 習 状 況 を 把 握 し 今 後 の 学 習 活 動 につなげま まとめ 与 えられた 語 を 用 本 時 の 新 出 単 語 すべて 人 数 が 多 い 場 合 は ペア P r o v i n g い た 英 文 を 口 頭 で を 黒 板 に 貼 り 単 語 を やチームに 分 けて 実 施 し It 述 べる 指 定 したあと 生 徒 に たり クリスクロスで 行 (5 分 ) 英 文 を 作 らせる う 教 師 の 発 問 を 聞 き 物 語 の 内 容 について 発 問 に は d i s p l a y 英 語 で 答 え を 述 べ 英 語 で 発 問 発 表 question だ け で な く る する 生 徒 はランダムに referential question も 指 定 入 れる 振 り 返 り 活 動 を 振 り 返 り リフレクションシート リフレクションシート (2 分 ) 学 習 の 成 果 をまと を 配 り 記 入 させる める - 3 -

4 本 時 の 展 開 (9/9) 過 程 主 な 学 習 活 動 教 師 の 主 な 働 きかけ 評 価 規 準 評 価 方 法 留 意 点 ポイント シ ャ レ ー ペアになり 演 技 シャレード 用 のカード 英 文 カードは 教 科 書 本 文 ド 役 と 推 理 役 を 決 め を1 人 1 枚 ずつ 配 る の 言 語 材 料 を 用 いて 作 成 Warm-up る 演 技 役 は 用 意 活 動 の 手 順 と 時 間 を 伝 (10 分 ) さ れた 2つ ある 英 える [adapting] 文 のう ち 好 きな 時 間 を 計 測 し 活 動 時 ( 教 科 書 の 英 文 を 生 徒 の 方 を 選 ぶ 間 中 は 生 徒 の 支 援 をす 実 態 に 合 わせて revise 全 員 起 立 し 活 動 る すること) を 始 める 時 間 になったら 役 割 推 理 役 が 英 文 を 完 交 代 の 指 示 を 出 成 したペアは 座 る 教 師 の 指 示 により 交 代 学 習 集 団 の 良 好 な 雰 囲 教 師 の 演 技 を 見 て 気 作 りのため 教 師 が 英 文 を 推 理 し 解 演 技 役 となり 1 問 だ 答 け 行 う 紙 芝 居 6 人 1 組 のグルー グループごとに6 枚 1 カードは 教 科 書 本 文 の Using It プを 作 る 組 のカードを 渡 内 容 に 関 連 し かつ 前 時 (20 分 ) 1 人 1 枚 カードを 活 動 の 手 順 や 時 間 を 伝 のものとは 異 なるものを 引 き カー ドに 描 える 用 意 か れて いる 絵 を1 グループごとの 多 様 性 を 人 ずつ 順 番 に 英 語 引 き 出 すために 絵 はグ で 描 写 していく ループ 数 +5 種 類 ほど 用 全 員 の 描 写 が 終 わ 順 番 を 決 めさせ 絵 に 意 し 同 じカードになる っ たあ と それぞ ついて1 人 ずつ 描 写 さ グループが 出 ないように れ のカ ード から 推 せる 測 され る 物 語 の 内 全 員 の 描 写 が 終 わった グループによっては カ 容 を 話 し 合 う こ ら それぞれの 絵 を 組 ードの 順 序 をランダムに の とき 登 場 人 物 み 合 わせてストーリー 決 定 して それを 基 に 物 の 名 前 や 物 語 の 設 を 考 えさせる 語 を 組 み 立 ててもよい 定 も 決 める グ ル ー プ ワ ー ク に お い 物 語 が 自 然 な 流 れ 正 しい 物 語 の 展 開 順 を て 自 分 の 考 えを 積 極 的 と なる よう 展 開 伝 えたあと 教 師 自 ら に 英 語 で 伝 えようとして 順 にカ ード を 並 べ が それぞれのカード いる 関 心 意 欲 態 る の 描 写 例 を 与 える 度 行 動 観 察 教 科 書 本 文 の 言 語 材 料 を 活 用 し 導 入 時 に 本 活 動 を 行 うことで 言 語 材 料 の 定 着 を 図 っていま 前 時 の 活 動 と の 関 連 を 図 る ことで 生 徒 がスモールス テップで 言 語 材 料 を 確 実 に 定 着 を 図 るこ とができるよ う 工 夫 してい ま P roving 自 分 が 担 当 するカ 発 表 するグループを 指 ピ クチ ャー カ ード を 基 It ードについて 物 定 に 物 語 の 構 成 を 考 え (18 分 ) 語 を 考 える 英 語 で 表 現 す る こ と が グループ 全 体 で 物 できる 外 国 語 表 現 の 語 を 確 認 し 必 要 能 力 があれば 手 直 しす 行 動 観 察 評 価 シート る 生 徒 を 観 察 す ると とも 教 師 に 指 名 された に 必 要 に 応 じ て 支 援 グループは 他 の グループに 絵 を 見 - 4 -

5 せながら 自 分 た ちが 作 った 物 語 を 発 表 他 の 生 徒 は 発 表 を 聞 き シートを 用 いて 評 価 Reflection 活 動 を 振 り 返 り リフレクションシート リフレクションシート (2 分 ) 学 習 の 成 果 をまと を 配 り 記 入 させる める - 5 -