補 充 発 展 させたものである 隋 代 の 巣 元 方 は 消 渇 の 証 候 症 状 兼 証 予 後 の 相 違 を 参 考 にして 諸 病 源 候 論 消 渇 病 諸 候 中 で 消 渇 を 八 種 の 類 型 に 帰 納 している すなわち 消 渇 候 渇 病 候 渇 后 虚 乏 候 渇 利

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1 消 渇 定 義 消 渇 とは 飲 食 の 不 節 制 や 情 志 の 失 調 によりひき 起 こされる 多 飲 多 食 多 尿 身 体 消 痩 尿 に 甘 味 があるなどを 特 徴 とする 病 証 をいう その 病 理 変 化 は 主 に 陰 虚 燥 熱 である 歴 史 沿 革 本 病 を 内 経 では 消 癉 と 称 し 発 病 病 理 や 症 状 の 違 いによって 消 渇 鬲 消 肺 消 消 中 などと 称 した 消 渇 についての 記 載 は 内 経 中 十 四 編 に 散 見 され 病 因 病 理 臨 床 症 状 治 則 予 後 にすべて 分 けて 論 述 されている 先 ず 病 因 については 肥 甘 の 過 食 情 志 の 失 調 五 臓 の 柔 弱 さなどが 素 因 であり 消 渇 病 の 発 生 と 密 接 な 関 係 がある 素 問 奇 病 論 におい ても 此 れ 人 必 ず しばしば 甘 美 にして 多 く 肥 なるを 食 するなり 肥 は 人 をして 内 熱 せしめ 甘 は 人 をして 中 満 せしむ よって 其 の 気 は 上 溢 し 転 じて 消 渇 をなす 霊 枢 五 変 篇 では 怒 1 すれば 気 は 上 逆 し 胸 中 蓄 積 血 気 逆 流 髕 皮 充 肌 血 脈 不 行 し 転 じて 熱 となす 熱 すれば 肌 膚 を 消 す 故 に 消 癉 をなす 五 臓 皆 柔 弱 なる 者 は よく 消 癉 を 病 む と 記 している 病 理 につい ては 胃 腸 に 熱 結 して 津 液 を 耗 傷 することが 発 病 の 主 な 機 理 だとして 素 問 陰 陽 別 論 に 二 陽 結 するを これ 消 という と 述 べている 主 な 症 状 としては 多 飲 多 食 多 尿 形 痩 などが 記 されており 素 問 気 厥 論 肺 消 は 飲 一 溲 二 なり 大 腸 の 熱 を 胃 に 移 せば よく 食 して 痩 す 霊 枢 師 伝 篇 の 胃 中 熱 すれば 消 穀 し 人 をして 懸 心 善 飢 せしむ などがみられる 治 療 につ いては 膏 粱 厚 味 や 芳 草 石 薬 など 燥 熱 傷 津 作 用 のあるものの 飲 食 を 禁 ずることを 強 調 し 素 問 腹 中 論 に しばしば 熱 中 消 中 と 言 いて 高 粱 芳 草 石 薬 を 服 すべからず と 更 に 性 味 甘 寒 を 用 いてよく 消 津 止 渇 するという 蘭 草 の 治 療 をあげている 素 問 奇 病 論 に 之 を 治 するに 蘭 を 以 てし 陳 気 を 除 くなり とある 予 後 についても 脈 象 より 病 状 を 判 断 して たとえ ば 素 問 通 評 虚 実 論 には 消 癉 脈 実 大 は 病 久 しくても 治 すべし 脈 懸 小 堅 なるは 病 久 しくして 治 すべからず と 述 べている 消 渇 に 対 する 内 経 の 認 識 は 後 世 の 消 渇 の 理 論 発 展 の 源 泉 であり 今 日 にいたっても なお 大 きな 指 標 となっている 西 漢 の 淳 于 意 の 診 籍 中 に 肺 消 癉 という 本 病 についての 最 も 古 い 医 案 がみられる この 医 案 中 には 発 病 原 因 症 状 治 療 経 過 ばかりでなく 形 弊 尸 奪 という 表 現 で 本 病 の 重 症 患 者 の 身 体 消 痩 している 典 型 的 な 状 態 をあらわしている ( 史 記 扁 鵲 倉 公 列 伝 ) 東 漢 の 張 仲 景 は 金 匱 要 略 中 に 消 渇 という 篇 をもうけて 本 病 についての 論 述 を 行 って いる それによると 胃 熱 と 腎 虚 こそが 本 病 をひき 起 こす 主 原 因 であって 治 法 では 先 ず 白 虎 加 人 参 湯 腎 気 丸 などの 方 剤 をあげている これは 今 なおきわめて 有 効 な 手 段 であることは 多 く の 臨 床 家 の 認 めるところである なお 他 の 篇 においても 消 渇 に 肺 痿 などを 併 発 した 病 証 の 記 載 が みられる たとえば 金 匱 要 略 肺 痿 肺 癰 咳 嗽 上 気 病 篇 に 肺 痿 の 病 は 何 に 従 いて 之 を 得 る や あるいは 消 渇 にて 小 便 利 すこと 数 なるに 従 い 重 ねて 津 液 を 亡 ぼす 故 に 之 を 得 とある 後 世 は この 内 経 と 金 匱 要 略 を 基 礎 として その 病 因 病 理 症 状 併 発 病 治 法 などを 1 髕 : 骨 + 寛 1

2 補 充 発 展 させたものである 隋 代 の 巣 元 方 は 消 渇 の 証 候 症 状 兼 証 予 後 の 相 違 を 参 考 にして 諸 病 源 候 論 消 渇 病 諸 候 中 で 消 渇 を 八 種 の 類 型 に 帰 納 している すなわち 消 渇 候 渇 病 候 渇 后 虚 乏 候 渇 利 候 渇 利 後 損 候 渇 利 後 発 瘡 候 内 消 候 強 中 候 の 八 証 である 本 病 の 病 因 病 理 についても その 内 容 の 充 実 をはかり 発 病 原 因 の 主 なものとして 五 石 散 を 服 し 下 焦 虚 熱 腎 燥 陰 虧 したためだとしてい る 更 に 彼 は 癰 疽 や 水 腫 が 発 し 易 くなることも 明 確 に 認 識 しており また 導 引 や 散 歩 が 本 病 治 療 の 良 薬 であるとして 先 ずは 一 百 二 十 歩 多 き 者 は 千 歩 を 行 き 然 して 後 之 を 食 す と 食 前 の 散 歩 を 奨 励 している これは すでに 運 動 療 法 が 初 歩 的 にでも 認 識 されていた 点 に 重 要 な 意 味 がある 唐 代 には 本 病 に 対 する 認 識 や 治 療 法 などに 大 きな 発 展 がみられた 孫 思 貘 は 千 金 方 消 かん 渇 中 消 渇 すなわち 嗜 酒 の 人 として 三 觴 の 後 制 することいまだ 已 まず 飲 瞰 して 度 なく 積 年 長 夜 遂 に 三 焦 を 猛 熱 せしめ 五 臓 を 乾 燥 せしむ ために 起 こるとし これは 後 世 の 消 渇 病 機 燥 熱 説 に 一 定 の 影 響 を 及 ぼした 孫 氏 は 消 渇 病 の 小 便 多 きは 飲 する 所 に 於 る という 論 理 は 内 熱 消 穀 し 食 物 消 して 小 便 を 作 す ことよりくるものとし この 考 え 方 は 本 病 の 減 食 療 法 の 理 論 的 根 拠 となった 本 病 の 病 状 についても 多 くの 補 足 が 行 われ 三 多 症 状 以 外 にも 呼 吸 少 気 多 く 語 るを 得 ず 心 煩 熱 両 脚 酸 食 はすなわち 皆 常 より 倍 し 故 に 気 力 をなさず あ るいは 精 神 恍 惚 などの 症 状 をあげている 更 に 本 病 は 治 りにくく 再 発 し 易 いことを 説 い て 枸 杞 湯 を 服 すれば 即 ち 効 す ただ 常 に 愈 ゆること 能 わず と 述 べている 孫 氏 のこうした 論 述 の 中 で 最 も 有 意 義 な 点 は 減 食 療 法 を 明 確 に 最 もすぐれた 治 療 方 法 であることをうちだした 点 であり 能 く 此 を 慎 しむ 者 は 薬 を 服 さずといえども 自 ら 他 なかるべし 此 れを 知 らざる 者 は たとえ 金 丹 ありとも また 救 うべからず 深 く 思 いて 之 を 慎 しめ と 述 べている 薬 物 治 療 につい ては 消 渇 治 療 のために 五 十 二 首 にも 及 ぶ 方 剤 を 収 載 しており 天 花 粉 麦 門 冬 地 黄 黄 連 な どの 清 熱 生 津 薬 を 多 用 している 王 壽 外 台 秘 要 消 渇 消 中 門 ではじめて 消 渇 病 の 尿 甜 症 状 の 指 摘 がなされた 古 今 録 験 方 を 引 用 して 渇 して 飲 水 多 く 小 便 数 脂 なく 麩 片 に 似 て 甜 き 者 は 皆 消 渇 病 なり また 外 台 秘 要 消 渇 消 中 門 祠 部 李 郎 中 消 渇 方 には 消 渇 の 者 発 する 毎 に すなわち 小 便 甜 きに 至 る 更 に 服 薬 後 小 便 鹹 もしくは 常 の 如 きを 得 る の 記 載 がみられる このことは 当 時 すで に 小 便 の 甜 味 の 有 無 が 本 病 が 治 癒 したか 否 かを 判 断 する 指 標 に 使 われていたことを 示 している また 尿 甜 の 発 生 する 病 理 についても 素 朴 かつ 科 学 的 な 論 述 がなされ 消 渇 なる 者 は もと その 発 動 は 此 れすなわち 腎 虚 の 致 す 所 にして 発 する 毎 に 即 ち 小 便 甜 に 至 る 医 者 の 多 くは 其 の 疾 を 知 らず 今 其 の 要 を 略 陳 す 洪 範 を 按 ずるに 稼 穡 は 甘 を 作 し 物 の 理 を 以 て 之 を 推 し 淋 錫 醋 酒 は 脯 法 を 作 せば 須 臾 にして 即 ち 皆 よく 甜 す 人 食 しての 後 滋 味 みな 甜 流 れて 膀 胱 にあり 若 し 腰 腎 の 気 盛 なれば 精 気 を 上 蒸 し 気 は 則 ち 骨 髄 に 下 入 し 其 の 次 は 以 て 脂 膏 をなし 其 の 次 は 血 肉 をなすこと 明 らかなり 其 の 余 は 別 れて 小 便 をなし 故 に 小 便 黄 は 血 の 余 なり 騒 気 は 五 臓 の 気 鹹 潤 なるは 下 味 なり 腰 腎 すでに 虚 冷 なれば 上 に 蒸 すること 能 わず 穀 気 はことご とく 下 りて 小 便 をなすものなり 故 に 甘 味 変 わらず とある これは 実 験 手 段 によるものではな く 実 際 の 観 察 より 推 論 した 仮 説 であるので 現 代 知 識 と 類 似 しているが あまり 重 要 なことでは ない 具 体 的 な 要 件 をあげて 減 食 療 法 の 実 施 についても 先 ず 腹 空 積 飢 を 候 いてすなわち 食 す 無 制 限 な 飲 食 の 過 多 に 反 対 して 食 は 少 にして 数 を 得 るを 欲 し 頓 にして 多 きを 欲 せず す 2

3 なわち 少 食 多 餐 である 更 に 食 後 は すなわち 行 歩 すべし によく 飲 食 して 便 ち 臥 し 終 日 久 しく 坐 す のは 宜 しくない また 人 小 労 を 欲 し 但 だ 労 極 まることなかれ と 適 当 な 肉 体 労 働 の 必 要 性 を 主 張 している 薬 物 治 療 については 方 四 十 七 首 薬 味 九 十 八 味 の 多 きを 収 載 し ている 宗 代 王 懐 隠 などの 著 書 太 平 聖 恵 方 に 三 痟 論 という 一 巻 があり 三 痟 という 言 葉 を 明 らかにして 夫 れ 三 痟 なる 者 一 に 痟 渇 と 名 づけ 二 に 痟 中 と 名 づけ 三 に 痟 腎 と 名 づける 一 は 飲 水 多 くして 小 便 少 なき 者 痟 渇 なり 二 は 吃 食 多 くして 飲 水 少 なく 小 便 少 にして 赤 黄 の 者 痟 中 なり 三 は 飲 水 飲 むに 随 って 便 下 り 小 便 の 味 甘 にして 白 濁 し 腰 腿 消 痩 の 者 痟 腎 なり と 記 している この 後 になると 多 くの 医 家 は 消 渇 の 三 多 症 状 の 偏 在 で 上 中 下 三 消 に 区 別 するようになった また 王 氏 は 症 状 と 発 病 や 予 後 の 相 違 などから 消 渇 病 を 14 種 の 証 候 類 型 に 分 けて 論 述 し 薬 方 も 177 首 載 せ 人 参 天 花 粉 黄 連 甘 草 麦 門 冬 知 母 地 黄 などの 薬 物 を 常 用 した 金 元 時 代 劉 河 間 張 子 和 らは 三 消 の 理 論 を 発 展 させて 三 消 燥 熱 学 説 を 提 唱 し 三 消 の 治 療 は 清 熱 瀉 火 養 陰 生 津 を 主 要 とすべきだと 主 張 した 劉 河 間 の 三 消 論 は 三 消 燥 熱 学 説 を 明 確 に 述 べた 著 書 で 三 消 の 病 因 病 理 が 飲 食 服 餌 の 宜 しきを 失 し 腸 胃 干 涸 し 而 して 気 液 は 宣 平 なるを 得 ず あるいは 精 神 を 耗 乱 して 其 の 度 を 違 うことを 過 ぎ あるいは 大 病 により 陰 気 損 して 血 液 衰 虚 し 陽 気 は 悍 にして 燥 熱 の 醗 甚 し によるとしている 三 消 の 本 証 と 兼 証 の 関 係 についても 詳 しく 論 述 し 消 渇 は 聾 盲 瘡 癬 痤 疿 の 類 に 多 くは 変 ず 虚 熱 蒸 汗 肺 痿 労 嗽 す と 説 いてい る 更 に 本 証 と 兼 証 の 種 々の 症 状 も すべて 熱 燥 太 甚 によるものであって 三 消 なる 者 燥 熱 の 一 なり と 結 論 づけている 治 則 については 腎 水 陰 寒 の 虚 を 補 いて 心 火 陽 熱 の 実 を 瀉 し 腸 胃 燥 熱 の 甚 を 除 き 人 身 津 液 の 衰 を 済 えば 道 路 は 散 ぜしめて 結 せず 津 液 は 生 じて 枯 れず 気 血 は 利 して 渋 せず 病 は 日 に 已 む と 述 べ 白 虎 承 気 諸 方 を 推 す 一 方 肺 気 を 補 って 津 液 を 布 すという 趣 旨 から 宣 明 黄 耆 湯 を 創 っている 劉 氏 の 論 治 は 寒 涼 にかたより 寒 涼 薬 による 本 病 の 治 療 を 補 充 発 展 させた 劉 氏 のこの 独 創 は 張 子 和 や 李 東 垣 の 賞 賛 と 賛 同 を 受 けることとなる 朱 丹 渓 は 劉 河 間 の 三 消 燥 熱 学 説 を 発 展 させ 丹 漢 心 法 消 渇 中 で 消 渇 の 治 療 はまさに 養 肺 降 火 生 血 を 主 とす べきだと 説 き 同 篇 附 録 でも 肺 は 津 液 の 臓 となす 上 よりして 下 り 三 焦 臓 腑 は みな 天 一 真 水 の 中 に 囿 し 素 問 の 水 の 本 腎 にあり 未 だ 肺 にあらざる 者 を 以 て 此 れなり 真 水 竭 せざれば いずくんぞ いわゆる 渇 あらんや と 記 している こうして 三 消 学 説 は 丹 渓 学 派 の 補 充 を 受 け 養 陰 を 主 とする 一 つの 治 療 体 系 をつくりあげた 明 代 の 医 家 は 消 渇 治 療 の 探 求 に 意 を 注 いだ 戴 元 礼 は 益 気 に 重 きをおき 証 治 要 訣 消 渇 に 三 消 はこれ 気 の 実 血 の 虚 に 得 る 久 久 治 せざれば 気 は 尽 く 虚 し よく 力 をなすことなきな り といっている 彼 は ある 僧 が 専 ら 黄 耆 飲 (すなわち 黄 耆 六 一 湯 : 黄 耆 甘 草 ) 加 減 で 三 消 を 治 療 していることを 知 り 益 気 こそ 治 療 の 第 一 法 だとした このことの 後 世 医 家 への 影 響 はきわめ て 大 きい 戴 氏 は 臨 床 を 通 して 三 消 の 予 後 と 併 発 病 に 新 たな 見 解 を 示 し 三 消 久 しくして 小 便 臭 わず 反 って 甜 を 作 し 気 溺 桶 中 にありて 滾 涌 するは 其 の 病 は 重 きとなす 三 消 これを 久 しく 精 血 すでに 虧 し あるいは 目 見 ること 無 く あるいは 手 足 偏 廃 すること 風 疾 の 如 くにし て 風 に 非 らざるなり と 論 じている とりわけ 小 便 臭 わず 反 って 甜 を 作 し 気 溺 桶 中 にありて 滾 涌 す の 現 象 は 消 渇 病 が 一 段 と 重 くなったことを 診 断 する 簡 易 な 指 標 で 臨 床 的 にも 符 合 する 李 埏 は 消 渇 の 治 療 には 補 脾 益 腎 に 重 きをおくことを 主 張 し 医 学 入 問 消 渇 で 渇 を 治 す 3

4 に, 初 めは 養 肺 降 心 久 しければ 滋 腎 養 脾 に 宜 し けだし 本 は 腎 にあり 標 は 肺 に 本 づく 腎 暖 まれば 気 は 上 昇 して 肺 は 潤 い 腎 冷 れば 気 は 昇 せず 肺 は 焦 す 故 に 腎 気 丸 は 消 渇 の 良 方 となすなり しかして 心 腎 みな 脾 に 通 じ 養 脾 すれば 津 液 自 生 す 参 苓 白 朮 散 これなり と 述 べている 趙 献 可 は 三 消 腎 虚 学 説 を 力 説 し 治 療 は 腎 を 治 すを 本 とすべきだと 提 唱 している 医 貫 消 渇 論 に 人 の 水 火 その 平 を 得 気 血 その 養 を 得 れば 何 の 消 やこれ 有 らん その 間 摂 養 失 宜 水 火 偏 勝 津 液 枯 槁 し 以 て 竜 雷 の 火 上 炎 を 致 し 熱 煎 すでに 久 しく 腸 胃 合 消 し 五 臓 乾 燥 し 故 に 消 を 治 すの 法 は 上 中 下 に 分 けることなく 先 ず 腎 を 治 するを 急 とす ただ 六 味 八 味 加 減 八 味 丸 を 証 に 随 いて 服 せば 其 の 心 火 を 降 し 其 の 腎 水 を 滋 し 渇 自 ら 止 む と 説 いている 張 景 岳 や 喩 嘉 言 なども 腎 を 治 すを 本 としている 周 慎 斎 は 脾 胃 の 調 養 とりわけ 脾 陰 の 補 養 を 治 療 の 中 心 にすべきだと 説 き 慎 斎 遺 書 渇 に けだし 多 食 して 飽 きず 飲 多 くも 止 渇 せざるは 脾 陰 の 不 足 なり 専 ら 脾 陰 の 不 足 を 補 う は 参 苓 白 朮 散 を 用 う と 述 べている 清 代 の 医 家 は 消 渇 の 認 識 や 治 療 について 前 人 の 精 華 を 吸 収 した 上 で 更 に 発 展 させている たとえば 発 病 病 理 についても 黄 坤 載 や 鄭 欽 安 は 肝 にその 原 因 を 置 き 本 病 を 肝 より 治 療 する 理 論 の 根 拠 としている 黄 氏 は 四 聖 心 源 消 渇 で 消 渇 は 足 厥 陰 の 病 なり 厥 陰 風 木 は 少 陽 相 火 と 表 裏 をなし およそ 木 の 性 は 専 ら 疏 泄 を 欲 し 疏 泄 遂 げざれば 則 ち 相 火 は 其 の 蟄 藏 を 失 す また 素 霊 微 蘊 消 渇 解 においても 消 渇 の 病 は 則 ち 独 り 肝 木 を 責 め 肺 金 を 責 め ず と 説 いている 鄭 氏 も 医 学 真 伝 三 消 症 起 於 何 因 で 消 症 は 厥 陰 風 木 の 主 気 に 生 ず け だし 厥 陰 は 水 を 下 し 火 を 上 げ 風 火 相 い 煽 するを 以 ての 故 に 消 渇 諸 証 を 生 ず と 論 じている 治 療 については 費 伯 雄 が 化 痰 利 湿 の 治 法 を 拡 大 させ 医 醇 賸 義 三 消 において 上 消 なる 者 まさに 大 隊 清 潤 中 に 於 て 佐 くるに 滲 湿 化 痰 の 品 を 以 てす けだし 火 盛 なれば 痰 燥 し 其 の 消 煉 の 力 皆 痰 これ 虚 を 助 けるをなすなり 達 原 飲 之 を 主 る 中 消 なる 者 痰 胃 中 に 入 りて 火 と 相 乗 じ 力 更 に 猛 となし 食 入 れば 即 ち 腐 し 消 煉 に 易 し 陽 明 の 熱 を 清 し 潤 燥 化 痰 す 除 煩 養 胃 湯 之 を 主 る 下 消 なる 者 は 腎 病 なり 急 ぎ 真 陰 を 培 養 し 少 しく 以 て 清 利 す るを 参 ずるに 宜 し 烏 竜 湯 之 を 主 る と 述 べている 陳 修 園 は 脾 の 喜 燥 悪 湿 する 特 徴 をとらえて 医 学 実 在 易 三 消 症 で 燥 脾 の 薬 を 以 て 之 を 治 す ことを 強 調 し 理 中 湯 倍 白 朮 加 瓜 楼 根 によ る 治 療 を 主 張 している 以 上 のように 本 病 に 対 する 中 医 の 歴 史 は 長 い その 理 論 は 内 経 に 源 を 発 し 弁 証 論 治 は 金 匱 より 出 で 証 候 分 類 は 諸 病 源 候 論 に 始 まり 唐 宋 に 至 って 体 系 化 された そして 唐 宋 以 後 は 本 病 へのアブローチが 多 岐 に 分 かれ 各 々が 発 展 して 内 容 に 富 み 今 日 の 消 渇 病 の 研 究 に 貴 重 な 資 料 を 提 供 することとなった 範 囲 本 篇 の 消 渇 病 は 西 洋 医 学 の 糖 尿 病 と 基 本 的 に 同 じであり また 尿 崩 症 も 本 病 のある 種 の 特 微 をも つので 本 篇 を 参 照 して 弁 証 施 治 を 行 う 病 因 病 機 飲 食 の 不 節 制 情 志 の 失 調 房 労 による 傷 腎 先 天 的 稟 賦 不 足 温 燥 薬 の 過 服 などは 消 渇 発 病 の 重 要 な 素 因 であり 陰 津 の 虧 損 燥 熱 の 内 生 は 発 病 の 基 本 病 理 である ( 一 ) 飲 食 を 節 せず 積 熱 が 津 を 傷 る 美 食 厚 味 酒 や 辛 燥 刺 激 物 を 長 期 に 過 食 し 脾 胃 を 損 傷 して 運 化 作 用 が 失 調 すると 胃 中 に 醸 成 された 内 熱 が 積 し 穀 液 を 消 耗 し 津 液 が 不 足 して 臓 腑 4

5 2 経 絡 がみな 濡 養 されなくなり 消 渇 となる 丹 漢 心 法 消 渇 には 酒 麺 に 節 なく 灸 縛 を 酷 嗜 し 是 により 炎 火 上 熏 し 腑 臓 熱 を 生 じ 燥 熱 熾 盛 して 津 液 干 焦 し 水 漿 を 渇 飲 して 自 ら 禁 ず る 能 わず とあり 飲 食 の 不 節 制 と 本 病 の 発 生 とは 密 接 な 関 係 があると 述 べている ( 二 ) 情 志 が 失 調 し 鬱 火 が 陰 を 傷 る 長 期 の 過 度 な 精 神 刺 激 により たとえば 鬱 怒 が 肝 を 傷 ると 肝 気 が 鬱 結 し 鬱 が 長 びき 火 と 化 し 火 熱 が 熾 盛 となり 上 は 胃 津 を 灼 するばかりなく 下 は 腎 液 を 耗 し 更 に 肝 の 疏 泄 作 用 が 太 過 になり 腎 の 閉 蔵 が 失 調 して 火 は 上 炎 し 津 液 は 下 泄 して 三 多 の 症 をひき 起 こし 消 渇 となる このほか 心 気 が 鬱 結 し 火 と 化 して 心 火 亢 盛 となり 心 脾 精 が 損 耗 し 腎 陰 が 虧 損 して 水 火 が 済 らず 消 渇 となる 医 宗 己 任 篇 消 症 は 消 の 病 たる 一 に 心 火 熾 炎 を 原 とす 然 るに 其 の 病 の 始 は 皆 嗜 欲 を 節 せず 喜 怒 を 慎 まざるに 由 る とあり 慎 斎 遺 書 渇 篇 では 心 思 度 を 過 し 此 れ 心 火 脾 に 乗 じ 胃 燥 して 腎 に 救 いなくして 消 渇 となる としている これらの 論 述 は 情 志 の 失 調 五 志 の 過 極 が 消 渇 発 病 の 重 要 な 素 因 であると 述 べている つまり 劉 河 間 三 消 論 の 消 渇 は 精 神 を 耗 乱 し 其 の 度 違 えるを 過 ぎ 燥 熱 鬱 盛 の 成 す 所 なり である ( 三 ) 先 天 の 稟 賦 不 足 で 五 臓 が 虚 弱 となる 先 天 の 稟 賦 不 足 五 臓 の 虚 弱 とりわけ 生 来 の 腎 臓 虚 弱 は 本 病 の 発 生 と 一 定 の 関 係 がある 五 臓 は 蔵 精 を 主 り 精 は 人 の 生 の 根 本 であり 腎 は 五 臓 六 腑 の 精 を 受 けてこれを 蔵 することから もし 五 臓 が 虚 臝 であれば 精 気 は 不 足 し 気 血 も 虚 弱 となっ て 腎 は 蔵 すべき 精 を 失 い 更 に 調 摂 機 能 の 失 調 により 遂 には 精 液 が 虧 竭 して 消 渇 となる 霊 枢 本 蔵 篇 に 心 脆 ければ 則 ち 消 痺 熱 中 を 善 々 病 む 肺 脆 ければ 則 ち 消 癉 易 傷 を 善 々 病 む 肝 脆 きは 消 癉 易 傷 を 善 々 病 む 脾 脆 ければ 則 ち 消 癉 易 傷 を 善 々 病 む 腎 脆 きは 消 癉 易 傷 を 善 々 病 む とある 医 貫 消 渇 論 は 人 の 水 火 其 の 平 を 得 気 血 其 の 養 を 得 れば 何 んぞ 之 を 消 する ことあらんや? とあり 体 質 の 強 弱 は 消 渇 の 発 病 と 一 定 の 関 係 があると 述 べている ( 四 ) 房 労 の 過 度 で 腎 精 が 虧 損 する 房 事 の 不 節 制 や 過 度 な 労 傷 により 腎 精 が 虧 損 し 虚 火 が 内 生 すると 火 は 水 竭 するによりて 益 烈 しく 水 は 火 烈 するによりて 益 干 く ことになり 遂 には 腎 虚 肺 燥 胃 熱 がともに 現 れて 消 渇 となる 千 金 方 消 渇 に 盛 壮 の 時 自 ら 情 を 快 にし 欲 こころ やや を 縦 にし 房 中 に 意 を 極 め 稍 年 長 に 至 れば 腎 気 虚 竭 す 此 れ 皆 房 室 節 せざるの 致 す 所 に よるなり とあり 過 度 な 房 事 による 腎 精 の 耗 損 は 本 病 発 生 と 一 定 の 関 係 があると 述 べている ( 五 ) 温 燥 薬 物 を 過 服 し 陰 津 を 耗 傷 する 古 人 は 壮 陽 の 石 類 薬 物 を 嗜 服 することにより 燥 熱 が 陰 を 傷 って 消 渇 病 になると 認 めていた 現 代 は 石 薬 を 服 用 する 風 習 は 存 在 しないが 長 寿 への 願 望 や 情 欲 を 満 たすために 温 燥 壮 陽 剤 を 長 期 に 服 用 したり 久 病 で 温 燥 薬 を 誤 服 して 燥 熱 が 内 生 し 陰 津 が 虧 損 して 消 渇 となるものがある 消 渇 の 病 理 は 主 に 陰 津 の 虧 損 と 燥 熱 の 偏 勝 であり 陰 虚 が 本 燥 熱 が 標 である 両 者 は 互 いに 因 果 関 係 をもち 陰 虚 になるほど 燥 熱 は 盛 んになり 燥 熱 が 盛 んになるほど 陰 虚 がひどくなる 消 渇 の 病 変 部 位 は 五 臓 のすべてと 関 連 するが 肺 脾 ( 胃 ) 腎 の 三 臓 が 主 であり この 中 で 腎 が 最 も 重 要 である 肺 は 気 を 主 り 水 の 上 源 として 津 液 を 敷 布 する 肺 が 燥 熱 に 傷 られると 津 液 を 敷 布 できなくなり 直 ちに 下 行 して 小 便 とともに 体 外 に 排 出 されるため 小 便 頻 数 多 量 となり 津 液 が 敷 布 しないので 口 渇 多 飲 となる 医 学 綱 目 消 癉 門 に 肺 は 気 を 主 る, 肺 病 なければ 則 ち 気 は 能 く 津 液 の 精 微 を 2 縛 火 + 専 5

6 管 摂 し 筋 骨 血 脈 を 守 養 し 余 りは 溲 をなす 肺 病 めば 則 ち 津 液 は 気 の 管 摂 なくして 精 微 は 亦 た 漫 に 随 いて 下 る 故 に 一 飲 二 溲 す とあり, 肺 と 消 渇 発 病 の 関 連 を 述 べている 胃 は 水 穀 の 海 であり, 水 穀 の 腐 熟 を 主 る 脾 は 後 天 の 本 であり 運 化 を 主 り 胃 のためにその 津 液 を 行 らせる 脾 胃 が 燥 熱 に 傷 られると 胃 火 が 熾 盛 となり 脾 陰 が 不 足 して 口 渇 多 飲 多 食 善 飢 とな る 脾 気 虚 になると 水 穀 の 精 微 を 転 輪 できなくなり 水 穀 の 精 微 は 下 流 して 小 便 となるので 小 便 の 味 は 甘 となり 水 穀 の 精 微 が 肌 肉 を 濡 養 できないために 形 体 は 日 々 次 第 に 消 痩 する 類 証 治 裁 三 消 論 治 に 小 水 臭 わず 反 って 甜 き 者 此 れ 脾 気 下 脱 の 症 最 も 重 し とあり 脾 胃 と 消 渇 発 病 の 密 接 な 関 係 を 述 べている 腎 は 先 天 の 本 であり 蔵 精 を 主 り 元 陰 元 陽 のもとである 腎 陰 が 虧 損 すれば 虚 火 が 内 生 し 心 肺 を 上 燔 すれば 煩 渇 多 飲 となり 脾 胃 を 灼 すれば 胃 熱 消 穀 となる 陰 虚 陽 盛 して 腎 の 開 閉 機 能 が 失 調 し 固 摂 作 用 が 異 常 になると 水 穀 の 精 微 は 直 ちに 下 泄 して 小 便 として 体 外 に 排 泄 されるので 尿 多 味 甜 あるいは 脂 膏 のように 混 濁 する 丹 台 玉 案 三 消 に 惟 腎 水 一 たび 虚 すれば 則 ち 以 て 余 火 を 制 することなく 火 旺 撲 滅 する 能 わず 臓 腑 を 煎 熬 す 火 は 水 竭 するによりて 益 々 烈 し く 水 は 火 烈 するによりて 益 々 干 く 陽 盛 陰 衰 は 此 の 証 を 構 成 して 三 消 のぐ 患 劇 しきを 始 めるな り とある 腎 陽 虚 になると 気 化 上 昇 作 用 が 失 調 し 津 液 が 散 布 しないので 口 渇 多 飲 となり 下 焦 が 統 摂 しないので 多 尿 をひき 起 こす 景 岳 全 書 三 消 干 渇 に 陽 の 気 化 せざるあれば 則 ち 水 精 布 かず 水 は 火 を 得 ざれば 則 ち 降 ありて 昇 なく ゆえに 膀 胱 に 直 入 す 而 して 一 飲 二 溲 し 以 しげ て 泉 源 滋 らざるを 致 し 天 壌 枯 涸 する 者 は 是 れ 皆 真 陽 不 足 し 火 下 に 虧 くる 消 症 なり とあり 腎 は 消 渇 発 病 と 非 常 に 密 接 であると 述 べている 消 渇 病 には 肺 脾 胃 腎 という 所 在 の 違 いはあるが 常 に 互 いに 影 響 しあう もし 肺 燥 して 津 が 傷 耗 し 津 液 が 敷 布 されないと 脾 胃 は 濡 養 できなくなり 腎 精 は 滋 助 できなくなる 脾 胃 の 燥 熱 が 偏 盛 すると 上 は 肺 津 を 灼 傷 し 下 は 腎 陰 を 耗 損 する 腎 陰 が 不 足 して 陰 虚 火 旺 になると 肺 胃 を 上 灼 する 遂 には 常 に 肺 燥 胃 熱 脾 虚 腎 虧 が 共 存 するようになり 同 時 に 三 多 の 証 が 現 れる しかし 肺 脾 ( 胃 ) 腎 の 三 臓 の 中 で 腎 が 最 も 重 要 である すなわち 肺 や 脾 ( 胃 )に 症 状 を 現 す のは 腎 と 密 接 に 関 連 している 石 室 秘 録 巻 六 内 傷 門 に 消 渇 の 証 上 中 下 に 分 つと 雖 も 腎 虚 して 渇 を 致 すを 以 て 則 ち 同 じからざるはなきなり とある これによって 消 渇 病 は 腎 が 本 で あることがわかる 消 渇 病 が 長 期 にわたり 治 癒 しないと 常 に 五 臓 に 累 を 及 ぼし 精 血 が 枯 竭 し 陰 陽 が 衰 え 燥 熱 が 内 蘊 して 多 くの 合 併 症 を 起 こす 診 断 と 鑑 別 診 断 一 診 断 次 にあげるいくつかの 点 が 本 病 証 の 診 断 の 参 考 となる ( 一 ) 本 病 は 老 若 男 女 を 問 わず 発 病 する 一 般 に 多 飲 多 食 してもすぐ 空 腹 を 覚 え 多 尿 消 痩 あるいは 尿 に 甘 味 があるなどの 臨 床 特 徴 があり これが 消 渇 である 中 年 以 後 の 人 で 栄 養 の 多 い あぶ ものを 嗜 食 し 酒 類 や 焼 いたり 焙 ったりしたものを 好 む 人 に 多 発 する 青 少 年 が 本 病 に 罹 患 した 場 合 は 一 般 に 病 状 は 比 較 的 重 い ( 二 ) 患 者 の 体 質 病 程 の 長 短 によって その 臨 床 症 状 は 異 なる 多 飲 であったり 多 食 であった り 多 尿 であったりし そして 大 多 数 は 多 飲 多 食 多 尿 あるいは 多 飲 多 尿 が 同 時 にみられ 6

7 更 に 精 神 倦 怠 乏 力 自 汗 心 煩 不 眠 皮 膚 乾 燥 大 便 乾 結 小 便 混 濁 あるいは 脂 肪 のような 尿 あるいは 小 便 清 白 などの 症 が 併 見 される 舌 質 は 多 くは 紅 で 少 津 舌 苔 は 薄 白 か 黄 燥 である 脈 象 は 弦 数 か 細 数 無 力 などが 多 い ( 三 ) 消 渇 病 は 長 期 間 治 癒 せず 種 々の 兼 症 を 併 発 する たとえば 背 中 や 下 肢 に 大 小 のできもの やはれものを 生 じ 皮 膚 が 掻 痒 し 口 内 炎 ができたり 肺 痿 労 嗽 したり そこひ 3 とり 目 耳 聾 あるいは 中 風 で 手 足 がきかなくなったり 四 肢 の 関 節 が 疼 痛 したり あるいは 水 腫 泄 瀉 したり あるいは 頭 痛 嘔 吐 食 欲 不 振 腹 痛 呼 吸 は 深 く 長 くリンゴの 腐 ったような 嗅 いがするなどの 症 状 がある 女 子 では 月 経 不 順 男 子 では 陽 痿 がみられ 重 篤 なものは 陰 絶 陽 亡 になって 死 亡 するに 至 る 臨 床 では 一 般 にはじめ 消 渇 本 病 がみられるが 病 状 が 進 展 するにつれて 併 発 症 が 出 現 する し かしこれと 反 対 の 場 合 もある 元 代 の 僧 継 洪 の 澹 寮 集 験 方 に 消 渇 病 は 先 ず 渇 して 後 瘡 す 先 ず 瘡 して 後 渇 す あるいは 二 症 ともに 発 す という 記 載 がある 臨 床 上 は 先 ず 瘡 して 後 渇 す や 眼 疾 によって 本 病 を 発 生 するものがよくみられる 二 鑑 別 診 断 消 渇 病 は 口 渇 症 や 癭 病 と 鑑 別 する 必 要 がある ( 一 ) 口 渇 症 口 渇 症 は 口 渇 して 水 を 飲 みたがる 一 つの 臨 床 症 状 であり 外 感 熱 病 によくみられ 消 渇 病 の 口 渇 して 水 を 飲 みたがるのと 似 ている 右 代 文 献 中 において 外 感 熱 病 の 経 過 中 に 現 れる 口 渇 飲 水 の 症 状 を 消 渇 としているが これは 五 苓 散 の 証 のことである しかしこのような 口 渇 では 多 飲 多 食 多 尿 という 兼 症 はみられないので 消 渇 病 とは 異 なる ( 二 ) 癭 病 西 洋 医 学 の 甲 状 腺 機 能 亢 進 症 が 中 医 の 癭 病 に 属 する 本 病 では 情 緒 の 激 動 多 食 身 体 の 漸 進 的 消 痩 心 悸 眼 球 突 出 頸 部 の 片 側 または 両 側 の 腫 大 が 特 徴 である その 中 でも 多 食 善 飢 消 痩 は 極 めて 消 渇 の 中 消 と 類 似 している しかし 眼 球 突 出 前 頸 部 に 腫 物 が 生 ずるのは 消 渇 病 とはっきりした 違 いである 癭 病 は 病 機 も 消 渇 病 とは 異 なり 痰 気 鬱 結 し 長 びいて 火 と 化 し 心 肝 火 旺 心 胃 陰 虚 となって 起 こる 病 変 臓 腑 は 主 に 肝 である 弁 証 論 治 一 弁 証 ( 一 ) 要 点 1. 年 齢 を 弁 ず 本 病 は 一 般 に 中 年 以 後 に 多 発 するが 青 少 年 のものも 罹 患 する 発 病 年 齢 の 違 い によって 病 状 の 進 展 軽 重 の 程 度 や 予 後 転 帰 にそれぞれ 差 異 が 生 ずる 年 の 若 いものは 一 般 に 発 病 が 急 で 進 展 も 早 く 病 状 も 重 い 症 状 は 典 型 的 であり 予 後 は 芳 しくない これは 年 少 児 童 は 陰 陽 が 未 熟 の 体 であり 人 体 も 虚 し 易 く 実 し 易 いという 生 理 上 の 特 徴 と 関 係 がある 中 年 以 後 に 発 病 するものは 一 般 に 発 病 は 緩 慢 で 病 程 も 比 較 的 長 く 一 部 の 患 者 では 臨 床 症 状 も 典 型 的 でな く その 臨 床 症 状 は 虚 労 に 類 似 しており 常 にはれもの 肺 瘍 心 脳 腎 眼 などの 併 発 症 がみ られる このような 年 齢 による 特 徴 を 掌 握 し 弁 証 治 療 と 予 後 転 帰 を 理 解 することは 大 変 参 考 と なる 2. 標 本 を 弁 ず 本 病 は 陰 虚 が 本 で 燥 熱 が 標 である 両 者 は 互 に 因 果 関 係 があり 常 に 病 程 の 長 短 と 病 状 の 軽 重 によって 異 なり 陰 虚 と 燥 熱 の 症 状 にはそれぞれ 偏 重 がある 大 体 初 期 は 燥 熱 が 主 3 そこひ: 白 内 障 のこと 白 底 翳 (しろそこひ) 7

8 で 病 が 比 較 的 長 びけば 陰 虚 と 燥 熱 が 互 見 され 長 期 にわたるものは 陰 虚 が 主 であり 更 に 進 行 す ると 陰 より 陽 に 損 傷 が 及 び 陰 陽 両 虚 の 証 を 呈 するに 至 る 3. 弁 証 と 弁 病 の 結 合 中 医 では いかなる 病 証 にもかかわらず 証 によって 弁 じ 同 時 に 寒 熱 虚 実 どの 臓 腑 か 更 に 病 が 気 にあるのか 面 にあるのか などということを 明 確 に 弁 証 して 法 を 立 て 処 方 用 薬 しなければならないと 考 えられている 間 違 いなくその 病 であれば 証 がなくても 弁 ず ることができる この 場 合 は 弁 病 論 治 する 必 要 がある 消 渇 の 患 者 の 初 期 や 治 療 後 はっきりした 臨 床 症 状 がない 場 合 は 弁 病 で 治 療 するのが 主 となる 陰 虚 燥 熱 という 本 質 を 掌 握 して また 同 時 に 患 者 の 体 質 を 考 慮 して 論 治 を 進 めて 行 かなければならない 4. 本 証 と 併 発 症 を 弁 ず 多 飲 多 食 多 尿 と 消 痩 が 本 病 の 基 本 的 臨 床 症 状 であり 諸 々の 併 発 症 は 本 病 の 別 の 特 微 である 本 証 と 併 発 症 の 関 係 は 一 般 に 本 証 が 主 であり 併 発 症 が 従 である 大 部 分 の 患 者 では 先 ず 本 証 がみられ 病 状 の 発 展 につれて 併 発 症 が 出 現 する しかしこれと 異 なる 場 合 もある たとえば 中 年 あるいは 老 年 の 患 者 において 三 多 や 消 痩 という 証 がはっきりせず あるいは 罹 患 しているにもかかわらず 見 過 し できもの 眼 疾 心 血 管 疾 患 によって 本 病 を 発 見 す ることがある 治 病 は 必 ずその 本 を 求 めるという 基 本 原 則 に 基 づいて 本 証 と 併 発 症 の 関 係 を 弁 明 し 治 療 上 本 末 転 倒 して 本 病 の 治 療 をないがしろにしてはならない ( 二 ) 証 候 古 今 の 数 多 くの 医 家 は 三 消 分 証 を 採 用 している 三 消 の 間 の 関 係 は 上 消 は 軽 く 中 消 は 重 く 下 消 は 危 重 であり 上 中 消 は 軽 証 で 下 焦 にまで 伝 っていないものである それ 故 下 消 は 上 中 消 の 伝 変 の 結 果 ということができる 三 消 の 症 状 は 互 見 されるものが 多 く かつ 密 接 に 内 在 的 連 係 をもち はっきりと 区 分 することはできない 本 病 は 常 に 多 尿 によって 津 液 を 傷 耗 し 津 液 が 傷 耗 されると 多 飲 多 食 となる いわゆる 上 消 中 消 の 証 が 起 こってくる 水 穀 の 精 微 が 下 泄 されるの で 肌 体 を 濡 養 できなくなり 多 食 多 飲 しても 肌 体 は 日 益 しに 消 痩 し 五 臓 は 枯 焦 してくる こ のように 三 消 の 臨 床 症 状 はそれぞれ 異 なっているが 病 機 は 基 本 的 には 一 つであるので 画 然 と 三 消 分 証 として 分 ける 必 要 はない 本 篇 では 本 証 と 併 発 症 とに 分 けて 分 類 し 燥 熱 と 燥 熱 傷 陰 に よって 起 こる 肺 胃 燥 熱 腸 燥 津 枯 肝 腎 陰 虚 などの 病 変 は それぞれ 一 類 として 分 けて 論 じる 消 渇 が 長 びいて 癒 えず 病 状 が 重 くなるにつれて 出 現 する できもの 眼 疾 泄 瀉 水 腫 四 肢 麻 木 などの 病 変 は 併 発 症 の 中 で 一 項 として 記 載 する 本 証 [ 肺 胃 燥 熱 ] 1. 症 状 煩 渇 して 飲 を 欲 し 消 穀 善 飢 小 便 頻 数 し 量 多 く 尿 は 黄 色 く 濁 り 身 体 は 次 第 に 痩 せて 舌 紅 舌 苔 少 脈 滑 数 2. 病 機 の 分 析 飲 食 を 不 節 制 し 胃 に 積 熱 し 胃 熱 が 肺 に 熏 灼 し 肺 熱 が 津 を 傷 って 津 液 が 傷 耗 し 水 を 飲 んでそれを 補 おうとするので 煩 渇 引 飲 する 飲 む 水 は 多 いが 水 液 を 摂 納 管 理 して 全 身 に 敷 布 できず 津 液 は 自 然 と 下 泄 し また 腎 の 固 摂 機 能 が 失 調 して 水 穀 精 微 が 小 便 として 流 れ 出 る ので 尿 は 多 く 黄 色 く 濁 っている 水 穀 精 微 が 大 量 に 外 泄 するので 人 体 の 営 養 物 質 が 欠 乏 し 日 増 しに 消 痩 してくる このような 病 理 現 象 を 古 人 は 具 体 的 に 次 のようにたとえている 消 渇 の 候 は たとえば 乳 母 は 穀 気 が 上 泄 してみな 乳 となり 消 渇 のものは 穀 気 が 下 泄 して 尽 く 小 便 とな る 舌 紅 舌 苔 少 脈 滑 数 は 津 液 が 損 耗 し 燥 熱 が 内 盛 した 象 である [ 腸 燥 津 傷 ] 8

9 1. 症 状 多 食 しても 空 腹 を 覚 え 口 渇 して 大 量 に 水 を 飲 み 大 便 燥 結 あるいは 便 秘 舌 紅 少 津 舌 苔 黄 燥 脈 実 有 力 2. 病 機 の 分 析 陽 明 の 燥 熱 が 内 盛 し 津 液 を 奪 い 取 って 損 傷 し 腸 燥 津 枯 となり 大 便 は 燥 結 また は 便 秘 する 舌 紅 少 津 舌 苔 黄 燥 脈 実 有 力 は 腸 燥 津 傷 の 象 である この 証 は 肺 胃 燥 熱 の 病 機 臨 床 症 状 と 大 体 同 じであるが ただ 大 便 が 燥 結 しているかどうかが 異 なる 点 である [ 肝 腎 陰 虚 ] 1. 症 状 尿 は 頻 数 で 量 が 多 く 混 濁 して 脂 のようで 甘 味 があり 腰 膝 酸 軟 無 力 めまい 耳 鳴 多 夢 遺 精 皮 膚 乾 燥 全 身 瘙 痒 舌 紅 少 苔 脈 細 数 2 病 機 の 分 析 肝 腎 陰 虚 で 肝 の 疏 泄 が 過 度 となり 腎 の 固 摂 作 用 が 失 調 し 津 液 が 膀 胱 に 直 通 す るので 尿 は 頻 数 し 量 が 多 くなる 大 量 の 水 穀 精 微 が 下 泄 して 尿 は 混 濁 し 脂 のようで 甘 味 があ る 腰 は 腎 の 府 腎 の 主 る 所 膝 は 筋 の 府 肝 の 主 る 所 であり 筋 骨 が 充 養 を 失 うので 腰 膝 酸 軟 乏 力 となる 肝 腎 の 精 血 が 清 竅 を 濡 潤 できないので めまいや 耳 鳴 りがする 水 穀 精 微 が 肌 膚 に 行 きわたらなくなり 皮 膚 は 乾 燥 瘙 痒 する 舌 紅 少 苔 脈 細 数 は 陰 虚 内 熱 の 象 である 本 証 は 前 の 二 種 の 証 候 が 発 展 してなったもので 前 の 二 者 にくらべると 陰 液 精 血 の 傷 耗 が 更 に 重 い [ 陰 陽 両 虧 ] 1. 症 状 小 便 頻 数 混 濁 して 膏 のようで 甚 だしいと 一 飲 一 溲 手 足 心 熱 咽 乾 舌 燥 容 貌 は 憔 悴 し 耳 たぶは 枯 燥 し 顔 色 は 黒 ずみ 腰 膝 酸 軟 乏 力 四 肢 は 温 かくなく 寒 がり 甚 だしいものは 陽 萎 となる 舌 淡 舌 苔 白 で 乾 脈 沈 細 無 力 2. 病 機 の 分 析 人 の 陰 陽 は 互 根 であり 燥 熱 傷 陰 が 本 病 の 基 本 的 病 理 とはいっても 病 程 が 長 びけ ば 陰 損 が 陽 に 及 び あるいは 苦 寒 を 過 用 して 陽 を 損 傷 するなどの 不 適 当 な 治 療 により 遂 には 陰 陽 両 虧 の 証 を 形 成 するに 至 る つまり 手 足 心 熱 咽 乾 舌 燥 容 貌 憔 悴 耳 たぶの 乾 枯 などは 陰 虧 の 証 であり また 四 肢 が 温 まらず 寒 がり 甚 だしい 場 合 は 陽 痿 などの 陽 虚 の 証 がある 本 証 候 は 多 くは 肺 胃 燥 熱 腸 燥 津 傷 肝 腎 陰 虚 の 証 が 演 変 してなるもので 治 療 ではこれらの 演 変 を 阻 止 することが 重 要 である [ 脾 胃 気 虚 ] 1. 症 状 口 渇 して 大 飲 し 多 食 と 便 溏 が 併 見 され あるいは 飲 食 が 減 少 し 精 神 不 振 四 肢 乏 力 舌 淡 舌 苔 白 で 乾 脈 細 弱 無 力 2. 病 機 の 分 析 消 渇 は 本 来 三 多 消 痩 が 特 徴 であるが 不 適 当 な 治 療 や 大 寒 大 苦 の 薬 物 を 過 用 したりすると 消 渇 は 止 まず 脾 胃 が 反 って 損 傷 され 脾 が 健 運 を 失 調 し 穀 気 が 下 泄 して 大 便 と なって 出 よく 食 べて 大 便 は 溏 する もし 脾 虚 で 健 運 せず 湿 濁 が 中 焦 を 阻 めば 腹 脹 少 食 となる この 消 渇 の 症 状 は 脾 虚 であり よく 食 べるかどうかは 人 によって 異 なるので 具 体 的 に 分 析 しなけ ればならない 消 渇 は, 三 多 便 結 の 場 合 が 多 く 食 少 の 多 くは 病 状 が 発 展 して 転 化 したもの あるいは 不 適 当 な 治 療 によって 起 こるものであり 変 証 に 属 する この 種 のものは 極 めて 少 ないが 知 っておく 必 要 がある [ 湿 熱 中 阻 ] 1. 症 状 渇 して 多 飲 し 多 食 して 空 腹 を 覚 え あるいは 空 腹 感 があるばかりでなく 脘 腹 痞 悶 する 9

10 舌 苔 黄 膩 脈 濡 緩 2. 病 機 の 分 析 消 渇 が 長 びき 脾 虚 になり 湿 を 生 じて 熱 と 化 し あるいは 新 しく 湿 熱 の 邪 を 感 受 し 湿 熱 が 脾 胃 に 蘊 結 するので 湿 熱 中 阻 の 証 がみられる 本 証 は 消 渇 の 常 見 証 や 必 見 証 ではないが 病 状 の 転 化 中 とか 兼 挟 素 因 としてみられる しかしこの 種 の 証 は あまりはっきりあらわれない 古 人 は 疾 病 に 対 する 認 識 で 疾 病 は 見 証 あり 変 証 あり 転 証 あり 必 ず 其 の 始 終 転 変 を 灼 見 し 胸 に 成 竹 あり 之 を 施 すに 方 を 以 てす と 強 調 している このような 論 述 を 消 渇 の 病 状 の 分 析 に 用 いるのは まさに 実 際 に 即 応 したものである 併 発 証 [ 瘀 血 証 ] 1. 症 状 消 渇 に 舌 質 瘀 暗 舌 上 に 瘀 点 や 瘀 斑 舌 下 静 脈 の 怒 長 あるいは 胸 中 刺 痛 あるいは 半 身 不 随 めまい 耳 鳴 心 悸 健 忘 多 夢 が 併 見 され 脈 渋 か 結 代 2. 病 機 の 分 析 消 渇 が 長 びいて 病 が 絡 に 入 れば 瘀 血 が 阻 滞 し 瘀 血 阻 絡 の 証 があらわれる 阻 滞 の 部 位 によって 異 なった 証 がみられる 胸 中 を 阻 めば 胸 中 刺 痛 し 経 絡 を 阻 めば 半 身 不 随 となり 清 竅 を 阻 めばめまい 耳 鳴 健 忘 多 夢 となる 舌 瘀 暗 脈 渋 か 結 代 は 瘀 血 の 徴 である [ 癰 疽 ] 1. 症 状 消 渇 に 癰 疽 あるいは 歯 齦 膿 腫 を 併 発 して なかなか 癒 えず 甚 だしい 場 合 は 高 熱 を 出 して 意 識 がなくなり 舌 紅 苔 黄 脈 数 2. 病 機 の 分 析 消 渇 に 癰 疽 が 併 発 するのは 燥 熱 の 内 盛 によるものである 小 便 過 多 津 液 枯 涸 つ つ は 癰 疽 併 発 の 別 の 素 因 である 諸 病 源 候 論 消 渇 病 諸 候 に 小 便 利 すれば 津 液 竭 き 津 液 竭 き れば 経 絡 渋 る 経 絡 渋 れば 営 衛 行 らず 営 衛 行 らざれば 熱 気 留 滞 するにより 故 に 癰 疽 となる と ある 瘡 毒 が 内 陥 し 邪 熱 が 心 を 攻 め 神 明 を 擾 乱 すれば 神 昏 譫 語 する 古 代 では この 併 発 症 のものは 多 くは 死 に 至 るといっている [ 白 内 障 あるいはとり 目 耳 聾 ] 1. 症 状 初 期 は 物 がかすんで 見 え 眼 の 前 に 黒 っぽい 片 が 乱 れ 飛 び あるいは 蝿 や 蚊 が 飛 びかい あるいは 薄 いもやがかかったようである 眼 球 検 査 では 淡 白 ですっきりせず あるいは 水 面 に 油 滴 が 浮 んだようで 次 第 に 物 がはっきり 見 えなくなり 長 くたつと 瞳 が 白 くなり 甚 だしい 場 合 は 完 全 に 失 明 するに 至 る 一 部 の 患 者 は 夜 暗 いと 見 えなくなり 明 るくなると 視 力 が 回 復 するとい うとり 目 になる またあるものは 耳 鳴 耳 聾 となる 2. 病 機 の 分 析 消 渇 が 長 びくと 精 血 を 傷 耗 し 肝 腎 陰 虚 となる 肝 は 目 に 開 竅 し 腎 は 耳 に 開 竅 するので 精 血 が 頭 に 上 承 し 耳 目 を 濡 養 できなくなり 耳 目 は 充 養 を 失 って 白 内 障 とり 目 耳 聾 などの 証 となる 本 証 の 症 状 は 目 あるいは 耳 というように 異 なるが その 病 機 の 根 本 は 一 つで いずれも 肝 腎 精 血 の 虧 虚 によって 起 こるものである [ 労 咳 ] 1. 症 状 消 渇 病 を 患 い 乾 咳 少 痰 痰 中 帯 血 五 心 煩 熱 潮 熱 盗 汗 舌 紅 少 苔 脈 細 数 2. 病 機 の 分 析 消 渇 の 患 者 は 多 くはもともと 燥 熱 が 盛 んであり 肺 を 熏 灼 し 肺 津 を 傷 耗 して 常 に 陰 虚 肺 熱 咳 嗽 が 出 現 する 咳 嗽 が 長 く 癒 えず 更 に 虚 労 の 症 状 があるものは 労 咳 と 称 する 消 渇 に 併 発 する 労 咳 について 劉 河 間 は 三 消 論 で 消 渇 は 多 くは 聾 盲 に 変 ず 或 は 蒸 熱 虚 汗 肺 痿 労 咳 す と 明 確 に 述 べている 臨 床 では 消 渇 に 併 発 する 肺 労 は 少 なくない 10

11 [ 泄 瀉 ] 1. 症 状 食 飲 減 退 精 神 不 振 四 肢 は 温 まらず 大 便 溏 瀉 あるいは 消 化 不 良 舌 淡 舌 苔 白 脈 細 無 力 2. 病 機 の 分 析 消 渇 が 長 びけば 脾 腎 がともに 損 傷 され 腎 陽 が 虚 衰 して 脾 胃 を 温 養 できなくな り 脾 腎 陽 虚 の 証 となる この 型 は 消 渇 そのものは 大 して 重 くないが 重 篤 な 併 発 症 の 一 つである [ 水 腫 ] 1. 症 状 腹 部 の 脹 満 四 肢 の 浮 腫 甚 だしい 場 合 は 全 身 の 浮 腫 小 便 不 利 舌 淡 舌 苔 白 脈 沈 遅 2. 病 機 の 分 析 五 臓 の 傷 窮 まれば 必 ず 腎 に 及 ぶ 消 渇 が 長 びけば 腎 気 が 虚 衰 し 水 液 を 蒸 化 することができなくなり 水 液 が 貯 留 して 浮 腫 が 生 ずる 歴 代 医 家 の 記 載 や 臨 床 所 見 によれば この 種 の 浮 腫 は 多 くは 陰 陽 両 虚 あるいは 陽 虚 水 泛 によって 起 こるものである [ 肢 体 麻 木 ] 1. 症 状 肌 肉 消 痩 肢 体 酸 軟 乏 力 麻 木 して 感 覚 がなく フワフワした 綿 毛 の 上 を 歩 くようであ る 2. 病 機 の 分 析 消 渇 が 長 びき 精 血 が 傷 耗 し 気 血 が 虧 虚 すれば 肢 体 肌 肉 筋 骨 を 濡 養 できなく なり 肢 体 酸 軟 乏 力 麻 木 して 感 覚 がなくなる [ 虚 脱 ] 1. 症 状 主 な 症 状 は 煩 躁 不 安 であり 甚 だしい 場 合 は 意 識 昏 迷 する 一 部 の 患 者 では 突 然 人 事 不 省 となり 四 肢 が 逆 冷 して 脈 がかすかで 絶 えそうになる このような 虚 脱 の 証 には 弁 証 上 亡 陰 亡 陽 の 相 違 がある 亡 陰 の 症 状 は 高 熱 口 渇 して 水 を 飲 みたがり 呼 吸 は 荒 く 珠 のように 汗 出 し 意 識 もうろうとなってうわ 言 をいい 舌 は 紅 舌 苔 黄 で 乾 脈 象 は 虚 数 である 亡 陽 の 症 状 は 食 欲 不 振 悪 心 嘔 吐 痰 涎 を 吐 き 冷 や 汗 をかき 精 神 困 倦 し 甚 だしきに 至 っては 意 識 不 明 となり 四 肢 厥 冷 する 舌 淡 舌 苔 白 脈 微 で 絶 えそうである 2. 病 機 の 分 析 人 体 の 陰 陽 は 陰 平 かにして 陽 秘 せば 精 神 はすなわち 治 る 陰 陽 離 決 すれば 精 気 すなわち 絶 ゆ である 本 証 は 病 状 が 重 篤 で 陰 陽 離 決 に 瀕 する 危 象 つまり 亡 陰 亡 陽 であり 弁 証 の 要 点 は 寒 熱 の 正 確 な 弁 証 にある 二 治 療 ( 一 ) 治 療 原 則 本 病 の 基 本 病 理 は 陰 虚 が 本 で 燥 熱 が 標 であるので 清 熱 生 津 益 気 養 陰 が 基 本 治 則 である 本 病 の 発 病 経 過 は 常 に 陰 虚 燥 熱 から 始 まり 病 状 が 発 展 するにつれて 元 気 精 血 まで 損 傷 され 長 び くと 陰 から 陽 に 損 害 が 及 び 陰 陽 両 虚 あるいは 陽 虚 を 主 とする 証 に 発 展 し ついには 陰 陽 竭 亡 ある いは 重 い 癰 疸 労 咳 泄 瀉 などの 併 発 症 を 起 こして 死 亡 するに 至 る それ 故 治 療 にあたっては 清 熱 生 津 益 気 養 陰 の 基 本 治 則 のほか 臨 機 応 変 に 具 体 的 病 状 によって 適 宜 清 熱 瀉 火 健 脾 益 気 滋 補 腎 気 補 腎 渋 精 活 血 化 瘀 などの 治 法 を 合 理 的 に 選 用 しなければならない このように 人 体 の 陰 陽 気 血 を 調 整 すれば 病 状 を 好 転 させ 治 癒 させることができる ( 二 ) 治 法 と 方 剤 本 証 [ 肺 胃 燥 熱 ] 11

12 1. 治 法 清 熱 生 津 止 渇 2. 方 剤 白 虎 加 人 参 湯 方 中 の 石 膏 は 辛 甘 大 寒 で 肺 胃 を 清 瀉 して 煩 熱 を 取 り 除 き 主 薬 となっ ている 知 母 は 苦 寒 で 肺 胃 の 熱 を 清 泄 し 性 質 は 潤 で 燥 を 潤 し 輔 薬 となっている 石 膏 に 知 母 を 配 合 すれば 清 熱 除 煩 の 力 が 増 強 される 人 参 甘 草 粳 米 は 益 胃 して 津 を 保 護 し 大 寒 の 剤 によ って 脾 胃 が 損 傷 されるのを 防 ぐ 諸 薬 の 合 用 により 清 熱 生 津 の 功 を 奏 する 最 近 の 研 究 によれば 本 方 は 消 渇 の 治 療 に 極 めて 良 い 効 果 があり その 中 の 石 膏 が 主 要 な 作 用 をなしていることが 証 明 さ れている このほか 本 証 には 玉 泉 丸 玉 液 湯 滋 膵 飲 などを 選 用 してもよい 玉 泉 丸 は 消 渇 の 治 療 薬 とし て 現 在 すでに 国 内 外 で 販 売 されており 一 部 の 患 者 に 一 定 の 治 療 効 果 がある 玉 液 湯 滋 膵 飲 は 張 錫 純 の 医 学 衷 中 参 西 録 の 中 で 推 奨 されている 玉 液 湯 は 黄 耆 を 主 とし 元 気 を 上 昇 させる 葛 根 を 配 合 し 腎 陰 を 滋 す 山 薬 知 母 天 花 粉 を 兼 用 し 更 に 腎 関 を 固 封 する 五 味 子 を 用 いて 水 液 が 急 速 に 下 流 しないようにしている 諸 薬 の 合 用 により 陽 を 上 昇 して 下 の 陰 に 対 応 させている 滋 膵 飲 は 玉 液 湯 に 類 似 した 作 用 があるが 張 錫 純 はこれを 用 いて 消 渇 を 治 療 し しばしば 良 効 を 得 ている [ 腸 燥 津 傷 ] 1. 治 法 滋 陰 養 液 潤 腸 通 府 2. 方 剤 増 液 承 気 湯 本 方 では 増 液 湯 を 用 いて 生 津 止 渇 潤 腸 通 便 し 芒 硝 大 黄 を 配 合 して 軟 堅 化 燥 し 増 水 行 舟 の 法 となっている 本 証 候 の 治 療 は 劉 河 間 の 素 問 病 機 気 宜 保 命 集 消 渇 論 に 出 ている 消 中 を 治 すには 熱 が 胃 にあって 多 食 し 小 便 赤 黄 のものをは これを 微 利 す るのがよく 多 く 利 してはならず 厚 朴 大 黄 枳 実 を 服 してゆるやかに 利 し 多 食 を 欲 しなくな ると 癒 える 劉 氏 の 論 述 から 下 法 を 用 いて 消 渇 を 治 療 する 場 合 主 証 は 胃 熱 能 食 であり 必 ずし も 大 便 閉 の 証 があるわけではない どうやって 下 法 を 用 いて 消 渇 を 治 療 する 方 法 を 把 握 したらよい のだろうか 張 錫 純 の 医 学 衷 中 参 西 録 治 消 瀉 方 の 中 で 具 体 的 に 分 析 されている 中 消 は 承 気 湯 これ 須 く 細 に 斟 酌 をなすべし もし 其 の 右 部 の 脈 滑 にしてかつ 実 なれば 之 を 用 いるにもっ とも 可 なり もし 其 の 人 飲 食 甚 しく 勤 め 一 時 食 せず 即 ち 心 中 怔 忡 し かつ 脈 象 微 弱 の 者 は 胸 中 大 気 下 陥 し 中 気 また 之 に 随 いて 下 陥 するに 系 る 宜 しく 補 中 の 薬 を 用 い 佐 するに 収 渋 の 品 と 脾 胃 を 健 補 する 品 を 以 て 後 の 4 せつぎ 拙 擬 の 昇 陥 湯 の 治 験 案 を 参 観 すべし もし 誤 りて 承 気 を 用 いて 之 を 下 せば 危 きこと 踵 を 施 さず これは 臨 床 の 参 考 となる 古 人 は 下 法 を 用 いて 消 渇 を 治 療 したことがあるが 現 在 でもこれを 用 いて 消 渇 を 治 療 して 効 を 奏 している しかし 下 法 の 応 用 に 際 しては 適 当 な 所 で 止 めないで 過 用 すると 変 証 を 生 ずる 李 用 粹 は 証 治 彙 補 消 渇 に 苦 寒 を 過 用 し 久 しくして 中 満 の 証 をなす いわゆる 上 熱 未 だ 除 か れず 中 寒 また 起 こるなり 張 氏 医 通 消 癉 に 渇 家 誤 りて 火 と 作 して 治 し 涼 薬 を 乱 投 すれ ば 人 生 命 を 促 す とある [ 肝 腎 陰 虚 ] 1. 治 法 滋 養 肝 腎 益 精 補 血 潤 燥 止 渇 2. 方 剤 六 味 地 黄 丸 方 中 では 滋 腎 填 精 の 熟 地 黄 を 主 とし 肝 腎 を 養 って 益 精 する 山 茱 萸 脾 陰 を 補 って 精 微 を 摂 する 山 薬 を 佐 として 三 薬 を 合 用 して 三 陰 併 補 の 功 を 達 成 している これが 補 の 一 面 である また 淡 滲 脾 湿 の 茯 苓 を 配 し 山 薬 の 益 脾 を 助 け 沢 瀉 で 腎 火 を 清 泄 して 熟 地 黄 の 滋 膩 を せつぎ 4 拙 擬 (つたなぎ)つたない 立 案 謙 遜 して 言 っているのか 12

13 防 ぎ 牡 丹 皮 で 肝 火 を 清 泄 し 山 茱 萸 の 温 を 制 している ともに 佐 薬 として 使 用 しており これが 瀉 の 一 面 である 各 薬 の 合 用 によって 滋 補 して 邪 を 留 めず 降 泄 して 正 を 傷 らず 消 渇 患 者 の 長 期 服 用 に 適 合 している 臨 床 において 本 方 は 消 渇 病 に 極 めてよい 治 療 効 果 があることが 証 明 され ている 陰 虚 火 旺 骨 蒸 潮 熱 盗 汗 夢 遺 には 本 方 に 知 母 黄 柏 を 加 え つまり 知 柏 地 黄 丸 として 滋 陰 降 火 する 本 証 の 治 療 では 六 味 地 黄 丸 を 服 用 するとともに 生 地 黄 飲 子 を 併 服 すれば なお 治 療 効 果 を 高 め ることができる 方 中 の 麦 門 冬 天 門 冬 生 地 黄 熟 地 黄 石 斛 は 養 陰 補 血 し 人 参 黄 耆 は 益 気 生 津 止 渇 し 批 杷 葉 枳 殻 を 佐 として 宣 肺 散 津 止 渇 し また 沢 瀉 を 用 いて 火 府 を 疏 導 し 心 火 を 下 行 させれば 小 便 は 清 利 する 諸 薬 を 合 用 して 生 精 補 血 潤 燥 止 渇 の 効 がある 沈 金 鰲 の 雑 病 源 流 りんひ 犀 燭 三 消 源 流 に 本 方 を 賞 賛 して 造 化 精 深 にして 妙 なること 倫 比 5 なし といっている [ 陰 陽 両 虧 ] 1. 治 法 温 陽 滋 陰 補 腎 2. 方 剤 金 匱 腎 気 丸 本 方 は 六 味 地 黄 丸 を 以 て 滋 陰 補 腎 し 同 時 に 附 子 桂 枝 を 用 いて 温 陽 暖 腎 する これは 微 火 を 生 じさせて 腎 気 を 鼓 舞 する 少 火 気 を 生 ず の 意 である 方 中 での 補 陽 薬 と 補 陰 薬 の 併 用 は すなわち 景 岳 全 書 新 方 八 陣 略 の 善 く 陽 を 補 うは 必 ず 陰 中 に 陽 を 求 む 則 ち 陽 は 陰 の 助 けを 得 て 生 化 無 窮 す 善 く 陰 を 補 うは 必 ず 陽 中 に 陰 を 求 む 則 ち 陰 は 陽 の 昇 を 得 て 泉 つき 源 竭 せず ということである 腎 気 丸 使 用 による 消 渇 の 治 療 は 張 仲 景 をはじめとして 後 世 では 趙 献 可 張 景 岳 らによって 発 展 し 手 本 とされている 消 渇 の 治 療 にどうして 附 子 肉 桂 (あるいは 桂 枝 )などの 熱 薬 が 必 要 かという 問 題 について 趙 献 可 は 医 貫 消 渇 論 の 中 で 詳 細 に 論 述 している 蓋 し 命 門 の 火 衰 によりて 水 穀 を 蒸 腐 し 水 穀 の 気 上 りて 肺 を 熏 蒸 し 潤 す 能 わず 釜 底 に 薪 なき う が 如 く 鍋 蓋 乾 燥 す 故 に 渇 す 肺 また 稟 くる 所 なきに 至 り 水 津 を 四 布 し 五 経 に 併 行 すること 能 へ しゅう わず 其 の 飲 む 所 の 水 未 だ 火 化 を 経 ずして 膀 胱 に 直 入 す 正 に 飲 むこと 一 升 溲 すること 一 升 しゅう 飲 むこと 一 斗 溲 すること 一 斗 という 試 みに 其 の 味 をためすに 甘 にして 鹹 ならざるを 知 るべし そうてい こごもじょうじょく こうとう う 故 に 附 子 肉 桂 の 辛 熱 を 用 いて 其 の 少 火 を 壮 んにし 灶 底 に 薪 を 加 え 枯 籠 蒸 溽 6 藁 稲 7 雨 を 得 て 意 を 生 じて 新 をつなぐ( 維 新 す) 李 用 粹 は 証 治 彙 補 消 渇 中 に 久 病 は 滋 腎 養 脾 に 宜 し 蓋 し 五 臓 の 津 液 は 皆 腎 に 本 づく 故 に 腎 暖 まれば 気 は 上 昇 して 肺 は 潤 う 腎 冷 えれば 気 は 昇 ら ずして 肺 は 枯 れる 故 に 腎 気 丸 は 消 渇 の 良 方 となすなり といっている 腎 気 丸 はもとより 消 渇 治 療 の 良 方 であり 陰 陽 両 虚 あるいは 陽 虚 を 主 とするものによいが すべ ての 消 渇 の 証 に 一 概 に 用 いるのはよくない 雑 病 源 流 犀 燭 三 消 源 流 に 確 然 として 命 門 火 衰 たおれ を 審 かにし 然 る 後 桂 附 を 用 いるべし 熱 結 によりて 致 すが 如 きは 咽 を 下 りて 立 ちどころに 斃 る といっている [ 脾 胃 気 虚 ] 1. 治 法 健 脾 益 気 生 津 止 渇 せいひ さんしん 2. 方 剤 七 味 白 朮 散 方 中 の 四 君 子 湯 は 健 脾 益 気 し 木 香 藿 香 は 醒 脾 行 気 散 津 し 葛 根 は 昇 清 して 生 津 止 渇 し 本 方 は 消 渇 治 療 の 常 用 方 剤 となっている 本 方 は 消 渇 の 脾 虚 の 証 で 能 く 食 べる ものにも 食 べることができないものにも 応 用 することができる 趙 献 可 はその 論 中 で 蓋 し 食 りんひ りんぱい 5 倫 比 = 倫 輩 こごもじょうじょく 6 枯 籠 蒸 溽 こうとう 7 藁 稲 りんひつ なかま 同 類 同 輩 倫 匹 配 偶 者 じょうしょ むしむしとした 暑 さ 枯 籠 = 枯 れこもる? 蒸 溽 = 蒸 暑 藁 = 稿 わら 稲 はイネ 藁 稲 雨 は 稲 の 稔 る 頃 の 秋 雨 13

14 ぎょうかん する 能 わざる 者 は 脾 の 病 なり 脾 は 四 旁 を 澆 灌 8 し 胃 と 其 の 津 液 を 行 らす 者 なり 脾 胃 既 に 虚 す れば 其 の 津 液 を 敷 布 すること 能 わず 故 に 渇 す 其 の 間 たとえ 能 食 ある 者 またこれ 胃 虚 穀 を 引 き て 自 ら 救 う 概 ね 白 虎 承 気 の 類 の 如 き 寒 涼 瀉 火 の 薬 を 以 てするが 如 きは 則 ち 内 熱 未 だ 除 せず 中 し い 寒 また 生 じ 末 に 伝 わらずして 鼓 脹 を 能 くするや? ただ 七 味 白 朮 散 人 参 生 脈 散 の 類 を 恣 意 多 飲 し また 八 味 地 黄 丸 を 以 て 其 の 化 源 を 滋 す 是 れ 治 法 なり と 述 べている 張 氏 医 通 消 癉 で おわ は 本 方 の 適 応 証 を 食 已 りて 飢 えるが 如 く 胃 熱 消 穀 し 陽 明 の 脈 盛 ん 心 火 上 行 し 面 黄 肌 痩 胸 満 脇 脹 し 小 便 赤 渋 す 七 味 白 朮 散 このほか 本 方 は 医 宗 金 鑑 などにも 消 渇 の 常 用 方 剤 と してあげられている 本 証 は 参 苓 白 朮 散 昇 陽 益 胃 湯 を 用 いても 治 療 することができる 参 苓 白 朮 散 は 七 味 白 朮 散 と 大 体 同 じであり 昇 陽 益 胃 湯 は 人 参 黄 耆 茯 苓 白 朮 甘 草 大 棗 を 用 いて 健 脾 益 気 し 半 夏 陳 皮 生 姜 沢 瀉 を 以 て 運 脾 化 湿 し 白 芍 で 斂 飲 生 津 し 黄 連 で 清 熱 し 柴 胡 独 活 防 風 で 昇 津 止 渇 している それ 故 本 方 は 健 脾 益 気 生 津 化 湿 昇 清 して 津 液 を 上 承 させる 作 用 がある 本 方 に 用 いられている 独 活 防 風 などの 風 薬 は 脾 胃 を 鼓 舞 し 健 脾 益 気 薬 を 昇 動 する 作 用 があり 健 脾 の 方 中 に 常 用 される 良 薬 である 本 証 の 治 療 では 常 に 健 脾 益 気 の 方 に 六 味 八 味 を 同 用 し その 治 療 効 果 を 増 強 する [ 湿 熱 中 阻 ] 1. 治 法 清 熱 化 湿 2. 方 剤 黄 芩 滑 石 湯 本 方 は 中 焦 の 湿 熱 を 主 治 する 消 渇 で 中 焦 の 湿 熱 がみられるものを 本 方 で 治 療 すれば 湿 熱 の 邪 気 が 消 退 するにつれて 消 渇 も 自 然 に 改 善 される 湿 熱 が 鬱 して 中 焦 を 阻 ん ちょうてきじゅん で 渇 するものには 本 方 を 用 いるほか 張 錫 純 の 二 妙 散 や 丹 渓 の 越 鞠 丸 を 適 宜 用 いてもよい 湿 熱 中 阻 は 消 渇 の 変 証 に 属 するものであり 変 証 治 療 に 際 しては 消 渇 の 本 証 に 注 意 し 標 本 同 治 しなければならない 併 発 症 [ 瘀 血 証 ] 1. 治 法 活 血 化 瘀 2. 方 剤 降 糖 活 血 方 方 中 には 活 血 化 瘀 の 丹 参 川 芎 益 母 草 養 血 活 血 の 当 帰 赤 芍 白 芍 活 血 化 瘀 薬 の 化 瘀 効 果 を 増 強 する 行 気 導 滞 の 木 香 生 津 止 渇 の 葛 根 が 用 いられている 気 陰 両 虚 が みられるものは 本 方 に 生 脈 散 を 配 合 して 使 用 する 陰 虚 陽 亢 のものは 本 方 に 麦 門 冬 天 門 冬 牡 蠣 石 決 明 などを 加 えて 滋 陰 平 肝 潜 陽 する 瘀 血 と 消 渇 の 関 係 については 古 今 の 認 識 には 変 遷 がある 古 人 は 多 くは 瘀 によって 渇 を 起 こす と 認 識 していた 血 証 論 瘀 血 に 瘀 によって 渇 を 致 すという 記 載 がある 本 篇 では 消 渇 病 は 渇 によって 瘀 を 起 こすのが 特 徴 であるとし したがって 瘀 血 を 消 渇 の 併 発 症 の 一 つとしてあげた [ 癰 疽 ] 1. 治 法 清 熱 解 毒 2. 方 剤 五 味 消 毒 飲 方 中 の 金 銀 花 は 清 熱 解 毒 消 散 癰 腫 し 主 薬 となっており 紫 花 地 丁 紫 背 天 葵 蒲 公 英 野 菊 花 はいずれも 清 熱 解 毒 の 作 用 があり 癰 疽 治 療 の 要 薬 で 輔 となっている 諸 薬 の 合 用 は 清 熱 解 毒 の 効 果 を 増 強 する 癰 瘡 で 腸 中 に 熱 結 があり 大 便 が 閉 結 するものには 梔 子 金 花 丸 を 用 いて 治 療 する 本 方 は 黄 連 解 毒 湯 に 知 母 大 黄 天 花 粉 を 加 えたもので 清 熱 解 毒 の 作 ぎょうかん 8 澆 灌 かんがい = 灌 漑 田 に 水 をそそぐ 14

15 用 が 極 めて 強 く 同 時 に 通 腑 泄 熱 し 大 便 が 閉 結 し 脈 が 実 で 有 力 の 癰 瘡 の 患 者 に 最 も 適 している 癰 瘡 患 者 の 治 療 では 現 在 この 方 法 だけで 治 療 を 行 うことは 極 めて 少 なく 常 に 消 渇 本 病 治 療 の 法 と 併 用 している 金 匱 翼 消 渇 統 論 では 消 渇 方 との 兼 服 を 強 調 している 癰 疽 の 回 復 期 におい ては 治 療 は 托 膿 生 肌 の 法 を 重 視 する [ 白 内 障 あるいはとり 目 耳 聾 ] 1. 治 法 滋 補 肝 腎 益 精 補 血 2. 方 剤 明 目 地 黄 丸 方 中 は 六 味 地 黄 丸 を 以 て 肝 腎 の 陰 を 滋 補 し また 生 地 黄 熟 地 黄 を 同 用 し て 精 血 の 滋 補 の 力 を 増 強 する 当 帰 五 味 子 は 補 血 斂 精 し 清 気 を 昇 提 する 柴 胡 を 佐 として 諸 薬 を 患 部 の 耳 目 に 上 達 する このほか 杞 菊 地 黄 丸 磁 朱 丸 石 斛 夜 光 丸 などの 方 も 選 用 してよい 磁 朱 丸 は 薬 物 は 三 味 に 過 ぎないが 本 証 の 常 用 方 剤 となっている 方 中 の 磁 石 は 腎 に 入 って 益 陰 潜 陽 し 朱 砂 は 心 に 入 って 清 心 安 神 する 二 薬 の 合 用 は 水 火 を 融 合 し 心 腎 を 相 交 させて 耳 目 を 聡 明 に する 更 に 六 麹 を 用 いて 健 脾 して 消 化 を 助 け 金 石 の 薬 物 による 胃 気 の 損 傷 を 防 ぎ 薬 力 の 運 行 を 助 ける 臨 床 上 常 に 本 方 は 明 目 地 黄 丸 杞 菊 地 黄 丸 と 同 用 して 効 果 を 高 める 石 斛 夜 光 丸 は 平 肝 熄 風 滋 陰 明 目 の 名 方 であり 物 がかすんで 見 えるものやまた 白 内 障 などの 証 に 常 用 される 本 方 の 薬 物 は 種 類 が 多 いが その 組 成 から 分 析 すれば 消 渇 本 病 と 併 発 する 耳 目 の 疾 病 に 一 定 の 治 療 作 用 があり 常 用 方 剤 の 一 つとなっている [ 労 咳 ] 1. 治 法 養 陰 清 熱 潤 肺 止 咳 2. 方 剤 百 合 固 金 湯 方 中 の 百 合 と 生 地 黄 熟 地 黄 は 肺 腎 を 滋 養 し 主 薬 である 麦 門 冬 は 百 合 を 助 けて 潤 肺 止 咳 し 玄 参 は 二 地 を 助 けて 滋 陰 清 熱 し 当 帰 芍 薬 は 養 血 和 陰 し 貝 母 桔 梗 は 清 肺 化 痰 止 咳 して 佐 薬 となり 甘 草 は 諸 薬 を 調 和 して 使 薬 となっている 百 合 固 金 湯 は 労 咳 を 治 療 するとともに 消 渇 本 病 を 治 療 し 標 本 同 治 の 効 がある 効 果 の 増 強 の ために 病 状 に 基 づいて 更 に 前 述 の 本 病 治 療 と 関 係 のある 方 剤 を 選 用 してもよい 労 咳 の 詳 細 な 弁 証 論 治 は 肺 労 篇 を 参 考 にされたい [ 泄 瀉 ] 1. 治 法 温 補 脾 腎 2. 方 剤 中 焦 虚 寒 に 偏 しているものは 理 中 湯 を 用 いる 方 中 の 党 参 は 甘 温 扶 脾 補 中 益 気 脾 胃 の 強 壮 が 主 である 虚 寒 のものは これを 熱 する 辛 熱 の 乾 姜 を 輔 として 温 中 して 陽 気 を 扶 ける 白 朮 は 苦 温 燥 湿 健 脾 し 更 に 使 として 甘 草 を 用 いて 補 中 扶 正 している 諸 薬 の 合 用 により 温 中 祛 寒 健 脾 止 瀉 の 剤 となっている ある 医 家 の 経 験 によれば 本 方 は 単 に 併 発 の 虚 寒 泄 瀉 を 防 治 するばか りでなく 消 渇 治 療 の 良 方 でもある 陳 修 園 は 医 学 実 在 易 三 消 の 中 で 黄 耆 六 一 湯 七 味 白 朮 散 理 中 湯 を 用 いて 本 証 を 治 療 すると 主 張 している 彼 は 理 中 湯 の 人 参 白 朮 灸 甘 草 でよく 中 のぼ 州 を 固 め 乾 姜 は 中 を 守 り 釜 薪 の 焔 によって 湯 気 を 騰 らせる これによって 穀 が 陰 に 入 り 気 に より 陽 を 長 じさせ 上 方 の 肺 に 転 輸 し 下 の 膀 胱 を 固 摂 し 五 臓 六 腑 すべて 気 を 受 けることができ るといっている これが 理 中 湯 を 用 いる 主 旨 である 陳 氏 の 論 は 一 般 とは 区 別 して 用 いる 変 法 と なっており 一 般 的 常 法 を 用 いて 無 効 あるいは 中 焦 虚 寒 の 証 がみられるものに 用 いられる 脾 腎 陽 虚 に 偏 重 した 泄 瀉 の 症 状 のものには 理 中 湯 合 四 神 丸 を 常 用 する このほか 附 子 理 中 湯 赤 石 脂 禹 余 粮 丸 一 甲 煎 などを 選 用 する [ 水 腫 ] 15

16 1. 治 法 温 腎 化 気 行 水 2. 方 剤 済 生 腎 気 丸 合 真 武 湯 水 腫 の 詳 細 論 治 は 水 腫 篇 を 参 考 にする [ 肢 体 麻 木 ] 1. 治 法 補 益 気 血 2. 方 剤 黄 耆 六 一 湯 合 四 物 湯 方 中 で 黄 耆 六 一 湯 は 補 気 益 血 し 四 物 湯 は 補 血 調 血 する [ 虚 脱 ] 1. 治 法 亡 陰 のものは 益 気 養 陰 固 脱 し 亡 陽 のものは 回 陽 固 脱 する 2. 方 剤 亡 陰 には 生 脈 散 に 酸 棗 仁 竜 骨 牡 蠣 浮 小 麦 などを 加 えて 用 いるか 三 甲 復 脈 湯 の 類 を 用 いる あるいは 生 脈 注 射 液 を 静 注 する 亡 陽 には 参 附 湯 四 逆 湯 や 参 附 注 射 液 を 筋 注 する 最 近 は 亡 陰 亡 陽 の 救 治 に 対 して 陰 陽 寒 熱 を 区 別 せず 大 容 量 の 生 脈 注 射 液 を 静 注 してよい 効 果 を 収 めている このような 用 法 は 弁 証 と 弁 病 の 結 合 によって 得 られたものである 消 渇 併 発 の 虚 脱 の 証 は 病 勢 が 危 急 であり あるものは 瞬 時 にして 生 命 に 危 険 を 及 ぼすものなの で 一 刻 を 争 って 救 急 処 置 を 講 じなければならない ( 三 )その 他 の 治 法 1. 民 間 療 法 歴 代 の 消 渇 の 治 療 に 対 する 民 間 療 法 は 数 々あるが 今 回 はその 一 部 を 載 せて 臨 床 上 の 参 考 に 供 す る 1 黄 連 3g 天 花 粉 15g 生 地 黄 24g 蓮 の 汁 90g 牛 乳 120g 黄 連 天 花 粉 生 地 黄 を 先 に 煎 じ 滓 を 去 り 牛 乳 を 入 れ 沸 騰 させ 蓮 の 汁 を 加 えてこれを 頓 服 する 2 豚 の 膵 臓 7 個 こま 切 れにして 十 分 に 煮 て 蜂 蜜 500g を 加 え 膏 のようになるまで 煮 る 毎 回 15g を 服 用 する 3 生 地 黄 12g 黄 耆 24g 山 茱 萸 18g 豚 の 膵 臓 1 個 を 水 で 煮 る 3~4 回 に 分 けて 服 用 する 4 天 花 粉 黄 連 各 90g を 末 にして 蜜 丸 とし 麦 門 冬 湯 で 1 日 2 回 服 用 する 5 タニシ 500g 水 1500g 1 晩 水 に 浸 し 煮 て 汁 を 飲 む 1 日 1 剤 とする 6 活 きた 水 蛇 Enhydvis chinensis(gray) 一 匹 の 皮 をはぎ 末 としたもの 天 花 粉 末 麝 香 少 々 かたつむり 50 匹 を 水 に 浸 し 丸 剤 とし 生 姜 湯 で 服 用 する しょう 7 生 芭 蕉 根 を 搗 いた 汁 の 1~2 合 を 適 時 服 用 する 8 薔 薇 根 一 把 水 煎 し 常 服 する 9 炒 黒 大 豆 天 花 粉 の 等 分 を 末 にし 糊 で 梧 子 大 の 丸 とし 1 日 2 回 黒 豆 の 湯 で 70 丸 を 服 用 す る 10 緑 豆 の 煮 汁 でおかゆを 作 って 食 べる あるいは 研 じて 得 た 汁 を 服 用 する 11 生 の 大 根 を 搗 きつぶした 汁 を 服 用 する あるいはこの 汁 で 煮 たおかゆを 食 べる 12 冬 瓜 の 皮 を 去 ったものを 毎 食 後 に 60~90g 食 べる 13 松 樹 二 層 皮 60g( 干 したもの 古 い 松 の 大 木 がよい) 焼 いた 豚 の 骨 ( 量 の 多 少 にかかわらず) 毎 日 1 剤 を 服 用 する 14 熟 地 黄 30g 山 薬 30g 党 参 15g 覆 盆 子 15g 五 味 子 5g 五 倍 子 3g 水 煎 して 毎 日 1 剤 服 用 する 2. 導 引 と 気 功 導 引 は 身 体 運 動 呼 吸 運 動 と 自 己 按 摩 などの 結 合 された 特 色 をもつ 一 種 の 保 健 去 病 すいく ふるき あたらし おさ ゆうけいちょうしん いのち や の 方 法 である 荘 子 刻 意 吹 呴 呼 吸 故 を 吐 し 新 を 納 め 熊 経 鳥 伸 寿 をなして 已 む 16

17 導 引 は 常 に 気 功 療 法 と 組 み 合 わされる 保 生 秘 要 に 口 乾 導 引 法 左 右 の 足 心 毎 に 三 十 六 回 搓 じょうがく る 時 を 按 じて 吐 納 し 津 は 回 る 及 び 運 功 は 舌 をもって 上 腭 に 托 し 懸 壅 穴 に 凝 す 一 窟 涼 こうそん 水 を 貫 き 漸 提 し 口 噀 咽 に 至 る とある 気 功 は 一 種 の 特 殊 療 法 で 消 渇 の 病 に 対 して 一 定 の 治 療 効 果 がある もしこの 治 療 法 を 採 用 する 時 は 気 功 医 師 の 指 導 下 で 進 める 転 帰 及 び 予 後 典 型 的 な 消 渇 病 の 発 病 過 程 について 述 べると 常 に 陰 虚 燥 熱 から 始 まり 病 状 が 長 期 化 すると 陰 損 が 陽 に 及 び 陰 陽 両 虚 を 形 成 し あるいは 陽 虚 を 主 とする 重 症 となり 常 に 各 種 の 相 当 重 い 合 併 症 がみられ 最 後 に 多 くは 陰 竭 陽 亡 となり 死 亡 する 治 療 上 は 清 熱 益 気 生 津 滋 補 精 血 陰 陽 の 調 整 などの 方 法 を 施 すことによって 病 状 の 悪 循 環 を 防 いで 発 展 をくい 止 める 本 病 の 予 後 に 対 しては 歴 代 の 医 家 が 豊 富 な 経 験 を 積 み 重 ね 現 在 は 後 に 述 べるようにまとめら れている 一 三 多 と 消 痩 の 程 度 これは 病 状 の 軽 重 の 目 安 となる もし 三 多 が 非 常 に 重 く 同 時 に 大 骨 枯 槁 大 肉 陥 下 があれば 多 くは 危 険 な 症 候 である これが 反 対 であれば 病 状 は 軽 い き にょう たいげんれい 二 気 尿 は 本 病 が 重 くなる 兆 候 である 戴 元 礼 は 証 治 要 訣 三 消 の 中 で 三 消 久 しくして 小 にょうおけ こんよう 便 臭 わず 反 って 甜 を 作 し 気 は 溺 桶 中 にありて 滾 涌 す 其 の 病 重 きをなす と 指 摘 している 三 外 台 秘 要 より 始 まって 歴 代 の 多 くの 医 家 は 消 渇 の 併 発 症 の 神 志 恍 惚 嗜 眠 煩 躁 癰 疽 水 腫 泄 瀉 などを 悪 候 としている 四 多 食 は 消 渇 の 特 徴 の 一 つで もし 発 病 しているのに 反 って 少 食 のものは 多 くは 伝 変 して 悪 候 こう となる 医 宗 金 鑑 消 渇 には 若 し 能 く 食 し 大 便 鞭 脈 大 強 で 実 なる 者 は 胃 の 実 熱 となし 之 を 下 して 尚 医 す 可 きなり 若 し 能 く 食 せず 湿 多 く 舌 白 滑 なる 者 病 久 しければ 則 ち 伝 変 して 水 腫 泄 瀉 し 熱 多 く 舌 紫 乾 なる 者 病 久 しければ 則 ち 癰 疽 を 発 して 死 するなり とある 予 防 と 看 護 ( 一 ) 飲 食 と 情 欲 の 節 制 油 っこい 物 甘 い 物 と 酒 火 であぶったものの 食 べ 過 ぎ 並 びに 情 欲 怒 りが 過 ぎるのは 本 病 の 重 要 な 発 病 原 因 である そのため 飲 食 の 節 制 に 注 意 し 七 情 の 内 傷 を 避 け ることは 本 病 に 対 しいずれもある 程 度 の 予 防 的 意 義 をもっている 既 に 発 病 した 後 は 更 に 飲 食 面 で 油 っこい 物 甘 い 物 濃 い 味 の 物 と 小 麦 粉 を 使 った 物 を 節 制 し 房 事 も 慎 しむべきである たと もし 患 者 が 身 を 慎 しまなけれ ば 縦 え 9金 丹 ありといえども 亦 た 救 うベからず の 結 果 を 招 くこ ととなる ( 二 ) 生 活 態 度 に 注 意 する 患 者 を 助 けて 規 律 のある 生 活 設 計 を 立 て 労 働 と 休 息 に 気 をつけ 生 活 起 居 を 慎 み 気 候 の 寒 暖 の 変 化 に 適 応 させ 外 邪 の 侵 襲 を 予 防 する ( 三 ) 適 当 な 運 動 各 種 のサークル 活 動 に 参 加 したり スポーツや 肉 体 労 働 をし 食 後 すぐ 横 になっ たり 一 日 中 長 く 坐 っていたりはすべきではない 太 極 拳 による 鍛 練 を 続 けることは また 病 状 の 回 復 に 有 効 である ( 四 ) 針 治 療 を 少 なくする 消 渇 の 患 者 の 皮 膚 はやつれて 乾 燥 しているので もし 針 を 不 当 に 打 つと 皮 膚 を 損 い 癰 疽 が 現 れる 灸 法 は 本 病 に 対 し 一 定 の 治 療 効 果 があるので 今 後 の 研 究 に 値 する ( 五 ) 褥 瘡 の 予 防 特 に 消 渇 による 昏 迷 の 患 者 に 対 しては つとめて 寝 返 りをうたせ 軽 くこすって たと 9 縦 え 仮 に~としても 17

18 洗 ってやり 褥 瘡 の 発 生 を 防 止 する ( 六 ) 積 極 的 な 治 療 本 病 は 多 くは 宿 根 があり 速 やかに 完 治 するのが 難 しい 治 療 によって 三 多 症 状 が 消 失 し 体 重 が 正 常 に 回 復 しても すぐに 治 療 を 中 止 してはならない さもなければ 病 状 は 再 発 することになる 長 期 間 七 味 白 朮 散 や 六 味 地 黄 丸 の 類 を 服 用 するか あるいは 黄 耆 を 茶 の 代 わりに 飲 み 続 け 療 養 と 治 療 を 結 合 させて 行 えば 治 療 効 果 を 強 化 にし 再 発 を 予 防 することが できる 現 代 研 究 一 糖 尿 病 最 近 中 医 の 消 渇 理 論 を 用 いて 多 量 の 臨 床 治 療 観 察 を 行 い 一 定 の 成 果 と 発 展 を 収 めている ( 一 ) 弁 証 論 治 の 臨 床 研 究 祝 氏 は 長 年 の 臨 床 観 察 と 施 氏 の 経 験 を 参 考 にして 弁 証 弁 病 結 合 とい う 方 法 を 用 い 糖 尿 病 の 治 療 経 験 を 総 括 している 本 病 を 気 陰 両 虚 燥 熱 入 血 気 虚 血 瘀 陰 陽 両 虚 の 四 種 に 分 けている 気 陰 両 虚 には 生 脈 散 増 液 湯 合 玉 鎖 丹 更 に 蒼 朮 を 加 えて 玄 参 を 配 し 黄 耆 に 山 薬 を 配 するという 組 成 の 降 糖 基 礎 方 ( 党 参 麦 門 冬 五 味 子 生 地 黄 茯 苓 五 倍 子 生 竜 骨 生 牡 蠣 蒼 朮 玄 参 黄 耆 山 薬 )を 用 いている 尿 糖 が 下 がらないものには 天 花 粉 生 地 黄 や 鳥 梅 を 重 用 し 血 糖 の 下 がらないものには 人 参 白 虎 湯 を 飢 餓 が 著 明 なものは 玉 竹 生 地 黄 熟 地 黄 を 加 え 尿 中 アセトンがみられるものには 黄 芩 黄 連 を 随 証 加 減 する 燥 熱 入 血 型 には 温 清 飲 ( 黄 芩 黄 連 山 梔 子 黄 柏 当 帰 地 黄 川 芎 赤 芍 に 蒼 朮 と 玄 参 黄 耆 と 山 薬 の 対 薬 を 更 に 加 える)を 加 える 気 虚 血 瘀 型 には 補 陽 還 五 湯 を 用 いる 気 滞 血 瘀 に 偏 しているものには 血 府 逐 瘀 湯 を 用 いる インシュリンの 長 期 使 用 で 瘀 血 の 証 のあるものには 降 糖 活 血 方 ( 広 木 香 当 帰 赤 芍 川 芎 益 母 草 )を 主 に 用 い これにはインシュリンを 減 量 または 停 薬 して 尿 糖 と 血 糖 を 下 降 する 作 用 がある 陰 陽 両 虚 型 には 八 味 地 黄 湯 を 用 い 二 つの 対 薬 を 加 えて 随 証 用 薬 する 祝 氏 は 二 つの 対 薬 は 一 気 一 陰 一 脾 一 腎 で 血 糖 尿 糖 の 降 下 に 確 かに 良 い 効 果 があると 強 調 している 更 に 上 述 の 治 療 法 は 尿 崩 症 にも 適 用 されると 指 摘 している 中 医 研 究 院 は 100 例 の 糖 尿 病 を 治 療 観 察 して 本 病 を 三 型 の 論 治 に 分 けている その 中 で 陰 虚 熱 盛 型 は 11 例 (11%)で 単 純 糖 尿 病 で 合 併 症 がない ものに 多 くみられ 白 虎 湯 天 花 粉 散 ( 生 地 黄 麦 門 冬 天 花 粉 葛 根 五 味 子 甘 草 ) 枸 杞 湯 ( 枸 杞 天 花 粉 生 石 膏 川 黄 連 甘 草 )を 用 いている 気 陰 両 虚 型 は 80 例 (80%)を 占 め 病 程 が 長 く 心 血 管 病 及 び 末 梢 神 経 炎 合 併 の 患 者 に 多 くみられ 治 療 には 人 参 白 虎 湯 黄 耆 湯 ( 黄 耆 生 地 黄 麦 門 冬 五 味 子 天 花 粉 茯 苓 甘 草 ) 玉 液 湯 ( 黄 耆 山 薬 知 母 葛 根 五 味 子 天 花 粉 鶏 内 金 ) を 用 いている 陰 陽 両 虚 型 は 9 例 (9%を 占 める)で 糖 尿 病 後 期 の 腎 炎 血 管 炎 などの 合 併 症 によく みられる 金 匱 腎 気 丸 秘 元 煎 ( 山 薬 五 味 子 金 桜 子 芡 実 人 参 白 朮 茯 苓 甘 草 遠 志 酸 棗 仁 )などを 用 いて 治 療 する 日 本 では 寒 熱 虚 実 弁 証 によって 選 方 用 薬 し 実 熱 肥 満 のものには 防 風 通 聖 散 を 胸 脇 苦 満 のものには 大 柴 胡 湯 ( 加 地 黄 )を 虚 熱 で 胸 脇 苦 満 のものには 小 柴 胡 湯 ( 加 地 黄 ) を 口 渇 するものには 白 虎 加 人 参 湯 を 下 肢 倦 乏 のものには 六 味 地 黄 丸 を 虚 弱 のものには 麦 門 冬 湯 を 用 いるという 虚 寒 には 一 般 に 八 味 丸 加 人 参 を 用 い 胃 腸 症 状 のあるものには 四 君 子 湯 を 用 い る また 弁 病 を 基 礎 として 専 方 の 応 用 を 主 たる 治 療 として 良 い 効 果 をあげている 人 もいる 蘇 州 雷 允 上 製 薬 工 場 は 王 氏 の 験 方 ( 炒 党 参 生 黄 耆 肥 玉 竹 山 梔 子 根 麦 門 冬 大 熟 地 黄 天 花 粉 )をも とにして 消 渇 衝 剤 を 作 り 50 例 ( 療 程 1 カ 月 )に 応 用 した 結 果 総 有 効 率 は 92%を 示 し 血 糖 の 顕 著 18

19 な 降 下 尿 糖 の 陰 転 同 時 に 降 圧 降 コレステロール 作 用 の 三 つの 症 状 が 消 失 した 北 京 中 医 学 院 では 五 味 地 黄 湯 ( 地 黄 天 門 冬 枸 杞 人 参 山 茱 萸 )を 用 いて 本 病 50 例 を 治 療 し 自 覚 症 状 消 失 のもの 36 例 症 状 が 顕 著 に 好 転 のもの 11 例 尿 糖 陰 転 のもの 15 例 顕 著 な 減 少 15 例 血 糖 の 顕 著 な 下 降 32 例 その 中 で 血 糖 値 が 121mg% 以 下 に 下 降 したもの 7 例 であった その 中 11 例 が 治 療 前 にインシュリンを 使 用 していたが 4 例 は 使 用 を 中 止 し 4 例 は 減 量 できたという 陳 氏 は 千 金 地 黄 丸 を 主 方 とし 鮮 生 地 黄 は 30~60g あるいはそれ 以 上 黄 連 は 3~5g とし 熱 盛 には 大 黄 を 加 え 正 虚 には 人 参 を 加 え また 生 脈 散 大 補 陰 丸 などと 合 用 した 23 例 を 治 療 し 服 薬 一 週 間 目 から 効 果 が 現 れはじめ 服 薬 1~2 ヵ 月 で 顕 著 な 効 果 が 得 られた 林 氏 は 本 病 の 治 療 におい て 生 地 黄 60~90g 黄 連 1.5~3g を 重 用 し 症 状 が 緩 解 して 舌 苔 湿 潤 になったら 更 に 黄 耆 を 10 ~15g 加 えて 用 い 症 状 を 消 失 させるに 至 った 最 近 になって 本 病 の 中 医 弁 証 指 標 が 検 討 された 祝 氏 らは 1,000 例 の 糖 尿 病 患 者 の 治 療 観 察 によってその 弁 証 指 標 と 治 療 方 策 を 作 定 した すなわち 陰 虚 火 旺 気 虚 陽 虚 血 瘀 血 熱 の 弁 証 基 準 を 作 った 本 病 を 陰 虚 陰 虚 火 旺 気 陰 両 虚 気 陰 両 虚 火 旺 陰 陽 両 虚 陰 陽 両 虚 火 旺 血 瘀 型 に 分 け 同 時 に 弁 証 分 型 の 治 則 及 び 主 方 を 作 定 した 祝 氏 の 探 究 は 中 医 弁 証 論 治 の 規 範 の 研 究 に 参 考 となるものである 張 氏 は 本 病 の 眼 底 検 査 血 脂 測 定 血 小 板 凝 集 度 と 血 漿 線 維 蛋 白 原 測 定 尿 蛋 白 測 定 血 漿 サイクリックヌクレオチド 測 定 インシュリン 放 出 試 験 などの 各 種 検 査 によ り 中 医 弁 証 分 型 とはある 相 関 関 係 を 呈 し 四 診 の 不 足 を 補 い 治 療 を 導 く 意 味 で 補 助 的 役 割 を 果 たしている ( 二 ) 単 方 複 方 の 降 糖 効 果 の 実 験 研 究 と 臨 床 観 察 大 量 の 資 料 により 多 くの 単 方 と 複 方 に 比 較 的 有 効 な 降 糖 効 果 のあることが 証 明 されている た とえば 費 氏 の 報 告 によると 人 参 白 虎 湯 がエポキシピリミジンによるラットの 実 験 的 高 血 糖 糖 尿 症 を 降 下 させるという 方 中 の 人 参 と 知 母 は 単 用 で 血 糖 を 下 降 させ 二 味 同 用 の 場 合 は 単 用 と くらべて 下 降 作 用 が 落 ちる これで 人 参 と 知 母 とは 拮 抗 作 用 があることがわかる ただし 石 膏 と 知 母 あるいは 石 膏 と 人 参 を 同 用 すれば 降 糖 作 用 は 更 に 顕 著 である 石 膏 と 人 参 あるいは 知 母 とは 協 同 作 用 があり 石 膏 と 知 母 と 人 参 の 同 用 は 更 に 降 糖 作 用 が 顕 著 になり 石 膏 が 方 中 にあって 主 要 な 作 用 をしていることがわかる 更 にまた 粳 米 甘 草 を 加 えると 効 果 はもっと 良 くなり 単 味 薬 の 研 究 は 複 方 の 研 究 で 間 に 合 わせることはできないことを 示 している 臨 床 治 療 観 察 と 実 験 研 究 に よって 人 参 黄 耆 などの 益 気 薬 物 と 地 黄 玄 参 枸 杞 麦 門 冬 石 斛 などの 補 陰 薬 物 には 降 糖 作 用 があり 補 陰 薬 物 面 において 孫 氏 の 報 告 では 陰 虚 のもののブドウ 糖 負 荷 値 を 低 下 させる こ びんらん れはもとより 交 感 神 経 の 興 奮 肝 とその 他 の 組 織 の 糖 代 謝 の 紊 乱 と 関 係 し ランゲルハンス 島 の 機 能 の 潜 在 的 不 足 も 考 慮 しなければならないとしている 六 味 地 黄 丸 などの 養 陰 方 薬 を 用 いて 糖 尿 病 を 治 癒 した 例 も 少 なくない エポキシピリミジン 特 異 性 破 ランゲルハンス 島 細 胞 複 製 糖 尿 病 模 型 ( 兎 )に 毎 日 麦 門 冬 を 0.1g/kg 連 続 4 日 用 いた 結 果 血 糖 は 下 降 し ランゲルハンス 島 細 胞 の 回 復 を 促 進 した 広 州 部 隊 157 医 院 などのグループでは 苦 瓜 製 剤 ( 苦 瓜 を 晒 して 乾 燥 し 研 末 として 0.5gを 含 有 する 錠 剤 を 毎 日 3 回 食 前 1 時 間 に 服 用 する 2 ヵ 月 を 1 クールとする)を 用 いて 29 例 を 治 療 し 著 効 19 例 有 効 4 例 無 効 2 例 悪 化 4 例 で 著 効 65.5% 有 効 率 79.3%であった 主 な 副 作 用 は 腹 脹 腸 鳴 腹 瀉 などの 消 化 管 の 反 応 であったが 多 くは 問 題 なく 継 続 治 療 した 食 後 2 時 問 及 び 空 腹 時 の 血 糖 値 は いずれも 治 療 前 後 で 統 計 的 に 顕 著 な 差 違 があった 臨 床 治 療 効 果 と 苦 瓜 投 19

20 与 の 実 験 的 糖 尿 病 マウスとは 顕 著 な 血 糖 降 下 作 用 を 有 する 点 で 一 致 した 苦 瓜 製 剤 は 顕 著 な 血 糖 降 下 作 用 のほか インシュリン 受 容 体 と 抗 体 とはあきらかな 結 合 反 応 があり これはインシュリン と 類 似 作 用 のあることを 物 語 っている ただしその 有 効 成 分 の 薬 化 学 的 特 性 及 び 作 用 原 理 は 今 一 歩 の 研 究 を 待 たなければならない 広 西 医 学 院 などのグループは 番 石 榴 (Psidium gudjava L) 製 剤 を 応 用 し 55 例 の 糖 尿 病 を 治 療 し 有 効 率 80%であった 本 製 剤 臨 床 観 察 で 降 糖 作 用 のほか 降 脂 降 血 圧 及 び 冠 状 動 脈 循 環 改 善 作 用 がある 本 製 剤 の 臨 床 観 察 と 動 物 実 験 によって 番 石 榴 の 降 糖 の 主 要 成 分 は 番 石 榴 葉 中 のフラボン 様 物 質 であることが 証 明 されている 陸 川 医 院 では 10 余 種 の 水 性 動 物 中 の 黄 鱔 魚 10が 糖 尿 病 に 良 好 な 治 療 作 用 のあることを 発 見 した それは 鱔 魚 中 よりと りだされた 天 然 タンパク 質 成 分 である 黄 鱔 魚 素 ( 簡 称 601)が 含 まれ そしてまた 黄 鱔 素 から 黄 鱔 魚 素 A 及 び 黄 鱔 魚 素 Bが 分 離 検 出 され これに 顕 著 な 降 糖 作 用 があると 同 時 に 血 糖 の 生 理 機 能 を 調 節 して 正 常 に 回 復 させることができることが 判 明 した 実 験 によって 黄 鱔 魚 素 は 正 常 血 糖 には はっきりした 影 響 はみられないが 高 血 糖 に 対 しては 顕 著 なインシュリン 様 血 糖 降 下 作 用 があり 低 血 糖 を 起 こさないことが 証 明 されている 黄 鱔 魚 素 の 服 用 1 時 間 後 より 血 糖 降 下 作 用 がはじまり 3 時 間 後 最 高 となり 作 用 時 閥 は 4~6 時 間 持 続 する 黄 鱔 魚 素 Aには 血 糖 降 下 作 用 があり 黄 鱔 魚 素 Bには 血 糖 降 下 及 び 血 糖 昇 高 作 用 がある A B の 作 用 は 血 糖 昇 高 時 には 降 糖 昇 糖 血 糖 低 下 時 には 昇 糖 降 糖 血 糖 値 が 正 常 な 時 は 血 糖 は 昇 高 も 降 下 もしない 陸 川 県 では 601 を 糖 尿 病 16 例 に 毎 回 の 内 服 2~3g 毎 日 4 回 の 割 で 用 いて 治 療 した 病 状 が 安 定 した 後 は 毎 回 2g 毎 日 3 回 に 改 め 平 均 3 ヵ 月 治 療 をした 16 例 中 抑 制 2 例 著 効 3 例 有 効 7 例 無 効 4 例 であ った 臨 床 観 察 で 601 の 少 量 (2~3g/1 回 )では 降 糖 作 用 があり 大 量 (5g/1 回 ) 連 続 服 薬 の 場 合 はかえって 昇 糖 傾 向 がみられた 用 量 は 1 回 2~3gが 適 当 である 首 都 医 院 では 玉 鎖 丹 ( 五 倍 子 500g 竜 骨 62g 茯 苓 124gを 研 じて 細 末 とし 水 剤 あるいは 蜜 丸 を 作 り 1 回 3~6gを 1 日 3 回 食 後 に 服 用 10 日 本 の 田 鰻 と 同 じ 種 類 の 鰻 は 中 国 では 鱔 魚 (シアンユイ)と 呼 ばるポピュラーな 食 材 炒 め 物 や 煮 物 に 使 われる 田 鰻 は 肉 食 の 魚 で 成 長 が 早 く 2 年 で35センチくらいの 大 きさになる 中 国 で 食 べるのは 10~15センチくらいの 大 きさの 物 が 多 い 腹 の 色 によって 白 鱔 (パイシヤン) 黄 鱔 (ホワン シアン)とも 言 う 日 本 の 田 鰻 は 泥 臭 さから 料 理 屋 であまり 食 べられる 事 はない 四 川 料 理 の 田 鰻 の 細 切 り 炒 め 干 [ 火 扁 ] 鱔 魚 絲 20

21 後 に 生 薬 0.3gを 含 有 する 糖 衣 錠 腸 溶 錠 なども 作 った)を 用 いて 31 例 を 治 療 し 軽 症 型 24 例 中 治 療 2~3 ヵ 月 で 有 効 20 例 重 症 型 7 例 でいずれも 一 定 の 効 果 があったがはっきりとしたものでは なかった 一 般 に 玉 鎖 丹 は 糖 尿 病 の 治 療 に 有 効 と 認 められており 血 糖 降 下 や 尿 糖 減 少 の 作 用 があ り その 有 効 率 は 87%にも 達 するといわれている 軽 症 型 の 成 年 患 者 に 適 用 され 多 くの 病 人 を 改 善 し インシュリン 使 用 の 患 者 の 多 くはその 用 量 を 減 少 することができるが 完 全 に 中 止 すること はできない 服 用 後 一 部 の 患 者 に 悪 心 嘔 吐 胃 痛 などの 副 作 用 が 現 れる 動 物 実 験 で 肝 臓 に 毒 性 作 用 があることが 証 明 されているので 本 方 は 臨 床 上 誰 にでも 広 く 応 用 することはできない ( 三 ) 併 発 症 の 治 療 本 病 の 併 発 症 は 極 めて 多 く 治 療 時 には 必 ず 併 発 症 を 考 慮 すべきであり 現 在 併 発 症 の 治 療 経 験 を 総 括 したものが 少 なくない たとえば 動 脈 硬 化 冠 性 心 疾 患 高 血 圧 症 を 併 発 するものには 適 宜 活 血 化 瘀 平 肝 の 薬 物 を 加 え 癰 腫 瘡 瘍 を 合 併 したものには 金 銀 花 連 翹 蒲 公 英 地 丁 などの 清 熱 解 毒 薬 を 加 え 心 悸 不 眠 心 煩 不 安 などの 合 併 症 には 酸 棗 仁 茯 神 蓮 子 心 百 合 などの 清 心 安 神 薬 を 加 え めまい たちくらみ 耳 鳴 眼 のかすみなど 陰 虚 陽 亢 の 証 候 を 合 併 するものには 黄 芩 決 明 子 青 木 香 などの 滋 陰 平 肝 潜 陽 の 薬 物 を 心 痛 胸 悶 合 併 には 川 芎 丹 参 赤 芍 などの 活 血 理 気 薬 を 重 用 する 祝 氏 は 温 清 飲 ( 黄 芩 黄 連 黄 柏 山 梔 子 当 帰 川 芎 赤 芍 地 黄 )に 糖 尿 病 治 療 の 基 本 方 を 合 用 して よく 瘡 癤 が 出 て 皮 膚 病 が 併 発 するものに 常 用 している 劉 氏 らはケトン 症 酸 中 毒 併 発 症 を 生 石 膏 天 花 粉 各 30g 麦 門 冬 玉 竹 各 15g 知 母 党 参 玄 参 石 斛 各 9g 黄 連 6g 生 地 黄 18g 沙 参 12g を 用 いて 治 療 し ケトアシドーシス 型 糖 尿 病 の 上 消 偏 重 型 1 例 を 治 癒 した また 調 胃 承 気 湯 に 黄 連 6g 生 石 膏 天 花 粉 30g 知 母 9g を 粳 米 で 引 き 水 煎 服 用 し 1 例 の 中 消 偏 重 のアシドーシス 型 糖 尿 病 を 治 癒 している 林 氏 の 報 告 によ れば 生 地 黄 60~90g 川 黄 連 1.4~3g 黄 耆 9~15g の 内 服 はケトン 体 を 陰 転 せしめるという ( 四 ) 活 血 化 瘀 法 の 応 用 糖 尿 病 は 現 代 的 病 理 解 剖 学 の 観 点 からすれば 多 くはランゲルハンス 島 の 透 明 と 繊 維 の 変 性 であり 糸 球 体 硬 化 のものが 25~40%を 占 め 動 脈 硬 化 病 変 のものが 50% 以 上 にのぼる 生 化 学 検 査 よりみれば 血 糖 増 高 のほか 常 時 血 脂 濃 度 の 増 高 を 伴 い ときには 血 糖 が 乳 濁 液 に 改 変 して 高 血 脂 となり 血 液 の 粘 稠 度 が 高 くなる このような 病 理 変 化 は 血 液 を 緩 慢 に させ 血 液 の 変 性 に 影 響 を 与 える 祖 国 医 学 の 血 は 活 せず 瘀 滞 あり という 瘀 血 の 病 機 と 類 似 し ており 中 医 で 活 血 化 瘀 法 を 用 いる 科 学 的 根 拠 となっている 養 陰 の 基 礎 にたつと 活 血 化 瘀 薬 を 加 用 すれば 治 療 効 果 が 高 まる 特 に 紅 花 鬱 金 山 楂 子 は 降 脂 作 用 が 著 しい 活 血 化 瘀 法 と 中 医 弁 証 分 型 の 研 究 により 活 血 化 瘀 は 陰 虚 型 の 治 療 効 果 を 高 め 滋 陰 薬 との 相 互 補 完 をなす 作 用 がある ことがわかっている 祝 氏 は 活 血 化 瘀 法 を 主 として 用 い 自 製 の 降 糖 活 血 方 ( 木 香 当 帰 益 母 草 赤 芍 川 芎 丹 参 葛 根 )に 益 気 養 陰 の 蒼 朮 玄 参 黄 耆 山 薬 を 加 えて 応 用 し 30 例 の 外 来 血 瘀 型 糖 尿 病 患 者 ( 舌 質 紫 暗 あるいは 淡 暗 あるいは 瘀 点 瘀 斑 があるもの)を 治 療 観 察 したところ 治 療 後 まず 尿 糖 陰 転 あるいは 血 糖 降 下 が 現 れた そして 彼 は 活 血 化 瘀 法 は 糖 尿 病 の 一 般 的 治 法 とはす べきでなく 糖 尿 病 の 血 瘀 型 の 主 要 治 法 とすべきであると 強 調 している 二 尿 崩 症 尿 崩 症 も 中 医 消 渇 の 範 囲 に 属 するが 最 近 になって 中 医 中 薬 治 療 の 応 用 により 一 定 の 効 果 をあ げている 範 氏 は 清 心 涼 肝 滋 腎 益 気 法 によって 生 地 黄 亀 板 生 甘 草 黄 連 黄 柏 蘆 根 粉 葛 火 麻 仁 羚 羊 角 山 薬 党 参 木 瓜 の 方 薬 を 用 いている 方 中 では 顕 著 な 抗 利 尿 作 用 のある 生 甘 草 を 重 用 している ある 治 例 患 者 は 昼 夜 を 分 かたず 約 7lの 水 を 飲 んでいたが 方 中 に 羚 羊 角 を 加 入 して 投 与 したところ 尿 量 は 急 激 に 正 常 に 減 じた 羚 羊 角 が 尿 崩 症 治 療 に 有 効 薬 物 かどうかは 今 21

22 後 の 実 践 観 察 を 待 たなければならない 山 東 中 医 学 院 では 中 医 消 渇 理 論 を 応 用 し 尿 崩 症 を 腎 陰 虚 腎 陽 虚 の 二 つに 分 けて 施 治 している 腎 陰 虚 型 に 偏 しているものには 六 味 地 黄 湯 加 減 ( 生 地 黄 熟 地 黄 山 薬 山 茱 萸 牡 丹 皮 茯 苓 麦 門 冬 五 味 子 玄 参 天 花 粉 五 倍 子 桑 螵 蛸 甘 )を 草 用 い 腎 陽 虚 型 に 偏 しているものに 金 匱 腎 気 丸 あるいは 鹿 茸 丸 ( 鹿 茸 麦 門 冬 熱 地 黄 黄 耆 五 味 子 党 参 玄 参 鶏 内 金 肉 蓯 蓉 破 故 紙 牛 膝 地 骨 皮 山 茱 萸 ) 加 減 を 用 いている 陳 茂 悟 老 中 医 は 尿 崩 方 を 自 製 している 組 成 は 制 何 首 烏 120g 山 薬 60g 黒 芝 麻 120g 紅 棗 120g 黒 棗 60g 黒 毛 小 母 鶏 一 羽 である 服 用 法 は 先 ず 鶏 の 羽 と 内 臓 を 取 り 除 き 諸 薬 と 鍋 に 入 れてとろ 火 で 8~12 時 間 煮 何 回 にも 分 けて 湯 と 肉 を 2~3 日 かけて 服 用 する 毎 週 1 剤 小 児 は 適 当 に 減 量 する 陳 氏 は 本 方 は 効 果 は 良 好 であるといっている 王 氏 らは 加 味 竜 骨 牡 蠣 湯 ( 生 竜 骨 生 牡 蠣 枸 杞 子 菟 絲 子 川 黄 柏 縮 砂 仁 表 甘 草 北 沙 参 炒 杜 仲 )を 用 いて 尿 崩 症 7 例 を 治 療 し 効 果 は 良 好 で あった 一 般 に 2~3 剤 服 薬 後 抗 利 尿 作 用 が 生 じ 尿 量 は 迅 速 に 減 少 し 服 薬 は 最 少 10 剤 最 多 28 剤 にして 口 乾 疲 乏 食 欲 不 振 めまい 睡 眠 不 良 舌 焦 皮 膚 乾 燥 などの 症 は 尿 量 の 減 少 に つれて 改 善 され 尿 比 重 も 昇 高 を 示 した 1~4 年 余 の 追 跡 調 査 の 結 果 一 例 も 再 発 はなかったという 小 結 消 渇 は 多 飲 多 食 多 尿 消 痩 また 尿 に 甘 味 があるという 特 徴 がある 一 種 の 病 証 である 主 として 元 来 の 陰 虚 の 体 質 または 飲 食 の 不 節 制 清 志 の 失 調 労 欲 過 度 によって 起 こる その 病 理 変 化 は 陰 虚 燥 熱 が 主 であり 燥 熱 は 標 象 にすぎず 陰 虚 が 本 質 であり これは 相 互 に 因 果 関 係 を なしている 本 病 の 病 変 は 五 臓 と 関 係 があるが 肺 胃 ( 脾 ) 腎 が 主 で 三 者 は 常 に 相 互 に 影 響 し 主 に 腎 が その 根 本 である 弁 証 では 本 証 と 併 発 症 の 二 類 に 区 分 され 同 時 に 年 齢 的 特 徴 病 勢 の 発 展 傾 向 及 び 予 後 転 帰 に 注 意 することが 大 切 である 本 証 と 併 発 症 の 関 係 を 弁 明 し 標 本 緩 急 を 明 確 に 分 け 治 病 は 本 を 求 む という 治 則 を 応 用 しなければならない また 弁 証 論 治 という 基 本 理 論 に 基 づいて 弁 証 と 弁 病 を 結 合 し またはっきりしない 症 状 の 患 者 の 積 極 的 治 療 を 忽 かにしないように 注 意 すべきである 治 療 では 陰 虚 燥 熱 が 基 本 病 機 であり 清 熱 保 津 益 気 養 陰 が 基 本 治 則 である 本 病 の 具 体 的 治 法 は 極 めて 多 いが 弁 証 論 治 の 基 本 法 則 からいえば 清 熱 瀉 火 養 陰 生 津 健 脾 益 気 滋 陰 補 腎 補 腎 渋 精 化 血 化 瘀 が 常 用 六 法 となっている 具 体 的 使 用 時 には これらの 六 法 の 一 法 のみ ある いは 数 法 を 合 用 して 治 療 する 本 病 の 発 病 過 程 は 常 に 燥 熱 傷 陰 から 始 まり, 経 過 が 長 びくにつれて 陰 損 が 陽 に 及 び 陰 陽 両 傷 となり 最 後 は 陰 陽 竭 亡 あるいは 重 篤 な 併 発 症 を 起 こして 死 亡 するに 至 る したがって 早 期 診 断 と 治 療 によって 有 効 な 措 施 を 行 い 病 状 の 悪 循 環 を 絶 って 病 状 の 進 展 を 抑 制 することが 大 変 重 要 である 消 渇 と 現 代 医 学 の 糠 尿 病 とは 基 本 的 に 一 致 する 現 在 中 医 の 消 渇 理 論 の 応 用 によって 糠 尿 病 を 研 究 し よい 成 積 と 発 展 が 得 られている これらの 薬 理 研 究 と 臨 床 観 察 の 結 合 により 幾 多 の 本 病 治 療 の 有 効 方 剤 が 発 見 確 認 されている 実 用 中 医 内 科 学 気 血 津 液 病 証 より( 上 海 科 学 技 術 出 版 社 ) 22

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