政 府 の 検 討 状 況 1

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1 政 府 における 公 共 情 報 コモンズの 位 置 づけ 2012 年 8 月 総 務 省 情 報 流 通 行 政 局 地 域 通 信 振 興 課

2 政 府 の 検 討 状 況 1

3 情 報 伝 達 手 段 の 多 様 化 について 述 べられている 各 種 会 合 中 央 防 災 会 議 防 災 基 本 計 画 平 成 23 年 12 月 27 日 中 央 防 災 会 議 決 定 防 災 対 策 推 進 検 討 会 議 津 波 避 難 対 策 検 討 ワーキンググループ 平 成 24 年 7 月 19 日 報 告 南 海 トラフ 巨 大 地 震 対 策 検 討 ワーキンググループ 平 成 24 年 7 月 19 日 報 告 防 災 情 報 の 活 用 に 係 るプロジェクトチーム 平 成 24 年 7 月 19 日 報 告 新 たな 情 報 通 信 技 術 戦 略 行 程 表 改 訂 版 平 成 24 年 7 月 4 日 IT 戦 略 本 部 決 定 IT 防 災 ライフライン 構 築 のための 基 本 方 針 及 びアクションプラン 平 成 24 年 7 月 4 日 IT 戦 略 本 部 報 告 防 災 白 書 平 成 24 年 6 月 19 日 閣 議 決 定 地 方 公 共 団 体 における 災 害 等 の 情 報 伝 達 の 在 り 方 等 に 係 る 検 討 会 平 成 24 年 6 月 14 日 ~ 消 防 庁 2

4 防 災 基 本 計 画 修 正 のポイント 津 波 災 害 対 策 編 の 新 設 東 日 本 大 震 災 を 踏 まえた 地 震 津 波 対 策 の 抜 本 的 強 化 あらゆる 可 能 性 を 考 慮 した 最 大 クラスの 地 震 津 波 想 定 の 実 施 2つのレベル( 注 : 最 大 クラスと 比 較 的 頻 度 の 高 いクラス)の 想 定 とそれぞれの 対 策 津 波 に 強 いまちづくり 国 民 への 防 災 知 識 の 普 及 地 震 津 波 に 関 する 研 究 及 び 観 測 体 制 の 充 実 津 波 警 報 等 の 伝 達 及 び 避 難 体 制 確 保 携 帯 電 話 等 多 様 な 伝 達 手 段 による 確 実 な 伝 達 地 震 の 揺 れによる 被 害 の 軽 減 策 最 近 の 災 害 等 を 踏 まえた 防 災 対 策 の 見 直 しの 反 映 3

5 防 災 基 本 計 画 ( 情 報 伝 達 手 段 の 多 様 化 関 連 記 載 抜 粋 ) 平 成 23 年 12 月 27 日 中 央 防 災 会 議 決 定 第 3 編 津 波 災 害 対 策 第 1 章 災 害 予 防 第 5 節 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 災 害 復 旧 復 興 への 備 え 1 災 害 発 生 直 前 対 策 関 係 (1) 津 波 警 報 等 の 発 表 及 び 伝 達 国 及 び 地 方 公 共 団 体 は さまざまな 環 境 下 にある 住 民 等 及 び 地 方 公 共 団 体 の 職 員 に 対 して 津 波 警 報 等 が 確 実 に 伝 わるよう 関 係 事 業 者 の 協 力 を 得 つつ 防 災 行 政 無 線 全 国 瞬 時 警 報 システム (J-ALERT) テレビ ラジオ(コミュニティFM 放 送 を 含 む ) 携 帯 電 話 ( 緊 急 速 報 メール 機 能 を 含 む ) ワンセグ 等 を 用 いた 伝 達 手 段 の 多 重 化 多 様 化 を 図 るものとする 5 避 難 収 容 及 び 情 報 提 供 活 動 関 係 (4) 被 災 者 等 への 的 確 な 情 報 伝 達 活 動 関 係 地 方 公 共 団 体 は 被 災 者 等 への 情 報 伝 達 手 段 として 特 に 市 町 村 防 災 行 政 無 線 等 の 無 線 系 ( 戸 別 受 信 機 を 含 む )の 整 備 を 図 るとともに 有 線 系 や 携 帯 電 話 も 含 め 災 害 時 要 援 護 者 にも 配 慮 し た 多 様 な 手 段 の 整 備 に 努 めるものとする 第 2 章 災 害 応 急 対 策 第 1 節 災 害 発 生 直 前 の 対 策 1 津 波 警 報 等 の 伝 達 津 波 警 報 避 難 勧 告 等 の 伝 達 に 当 たっては 走 行 中 の 車 両 運 行 中 の 列 車 船 舶 海 水 浴 客 釣 り 人 観 光 客 等 にも 確 実 に 伝 達 できるよう 防 災 行 政 無 線 全 国 瞬 時 警 報 システム(J-ALERT) テレビ ラジオ(コミュニティFM 放 送 を 含 む ) 携 帯 電 話 ( 緊 急 速 報 メール 機 能 を 含 む ) ワンセグ 等 のあらゆる 手 段 の 活 用 を 図 るものとする 4

6 防 災 対 策 推 進 検 討 会 議 関 連 会 合 の 報 告 書 抜 粋 防 災 対 策 推 進 検 討 会 議 最 終 報 告 ( 平 成 24 年 7 月 31 日 ) 第 3 章 今 後 重 点 的 に 取 り 組 むべき 事 項 ~ 防 災 政 策 の 基 本 原 則 を 踏 まえて~ 第 1 節 災 害 から 生 命 を 守 り 被 災 者 の 暮 らしを 支 え 再 生 する 取 組 (1) 災 害 から 生 命 を 守 るための 初 動 対 応 2 情 報 の 収 集 伝 達 流 言 飛 語 等 による 社 会 的 混 乱 を 防 止 するためにも 正 確 な 事 実 を 知 らせる 情 報 提 供 を 行 うべきであり より 多 くの 国 民 に 効 果 的 に 情 報 を 届 ける 方 法 を 検 討 すべきである 3 安 全 で 確 実 な 避 難 地 域 の 実 情 に 応 じ 防 災 行 政 無 線 全 国 瞬 時 警 報 システム(J-ALERT) 等 の 整 備 衛 星 測 位 等 の 技 術 開 発 や 活 用 を 進 めるべきである また 報 道 機 関 に 加 え 普 及 が 進 む 携 帯 端 末 の 緊 急 速 報 メール 機 能 ソーシャルネットワークサービス(SNS)やワンセ グ 放 送 等 も 活 用 して 警 報 等 の 伝 達 手 段 の 多 重 化 多 様 化 を 推 進 すべきである 避 難 行 動 の 判 断 の 後 押 しとなる 警 報 等 の 情 報 を 国 地 方 公 共 団 体 が 連 携 して 住 民 等 に 確 実 に 伝 達 すべきである そのため 津 波 等 災 害 の 発 生 につながる 現 象 の 監 視 観 測 及 び 情 報 の 発 信 者 から 受 信 者 までの 一 連 の 情 報 伝 達 体 制 を 強 化 すべきである 5

7 防 災 対 策 推 進 検 討 会 議 関 連 会 合 の 報 告 書 抜 粋 津 波 避 難 対 策 検 討 ワーキンググループ 報 告 ( 平 成 24 年 7 月 19 日 ) 2. 避 難 行 動 を 促 す 情 報 の 確 実 な 伝 達 2) 対 策 の 方 向 性 5 情 報 伝 達 の 受 け 手 を 踏 まえた 多 様 な 情 報 伝 達 手 段 の 整 備 迅 速 かつ 確 実 な 避 難 に 向 けて 情 報 伝 達 を 行 う 場 合 には 情 報 の 受 け 手 の 属 性 に 留 意 して 防 災 行 政 無 線 J-ALERT テレビ ラジオ 携 帯 電 話 等 のあらゆる 手 段 を 活 用 して 津 波 警 報 等 が 確 実 に また 繰 り 返 し 伝 わるようにすべきである 一 方 地 震 の 揺 れが 弱 いが 津 波 が 発 生 する 場 合 には 地 震 に 気 づかず 自 ら 情 報 入 手 の 行 動 をとらないことが 考 えられる このような 状 況 を 踏 まえて 障 害 に 強 い 伝 達 体 制 を 整 備 することと 併 せて いわゆるプッシュ 型 の 情 報 伝 達 も 充 実 させる 必 要 が ある 6

8 防 災 対 策 推 進 検 討 会 議 関 連 会 合 の 報 告 書 抜 粋 南 海 トラフ 巨 大 地 震 対 策 検 討 ワーキンググループ 中 間 報 告 ( 平 成 24 年 7 月 19 日 ) 4. 津 波 対 策 推 進 のための 条 件 環 境 整 備 (3) 情 報 伝 達 手 段 の 多 重 化 多 様 化 津 波 警 報 避 難 の 呼 びかけ 等 の 津 波 避 難 に 関 する 情 報 は 命 に 関 わる 情 報 であるため 停 電 機 器 の 故 障 等 様 々な 状 況 にあっても 確 実 に 伝 わる 体 制 を 構 築 する 必 要 があることから 情 報 伝 達 手 段 の 多 重 化 多 様 化 を 図 ることが 重 要 である このため 南 海 トラフ 巨 大 地 震 にも 対 応 できるように 防 災 行 政 無 線 全 国 瞬 時 警 報 システム (J-ALERT) テレビ(ワンセグを 含 む ) ラジオ(コミュニティFM 放 送 を 含 む ) 携 帯 電 話 ( 緊 急 速 報 メール 機 能 ソーシャルネットワークサービス(SNS)を 含 む ) 緊 急 警 報 放 送 等 を 用 いた 伝 達 手 段 の 多 重 化 多 様 化 を 推 進 する 必 要 がある また 伝 達 手 段 の 多 重 化 多 様 化 に 当 たっては 住 民 だけでなく 走 行 中 の 車 両 運 行 中 の 列 車 船 舶 や 海 水 浴 客 等 に 対 しても 迅 速 確 実 な 情 報 伝 達 体 制 が 構 築 されるようにする 必 要 がある 7

9 防 災 対 策 推 進 検 討 会 議 関 連 会 合 の 報 告 書 抜 粋 防 災 情 報 の 活 用 に 係 るプロジェクトチーム 検 討 報 告 ( 平 成 24 年 7 月 19 日 ) 2. 発 災 時 の 危 機 対 応 (1) 情 報 の 確 実 な 伝 達 手 段 体 制 の 多 重 化 等 住 民 への 警 報 等 の 発 信 に 当 たっては 防 災 行 政 無 線 やJ-ALERT 等 のほか テレビ ラ ジオの 緊 急 警 報 放 送 緊 急 速 報 メール ワンセグ コミュニティFM 公 共 情 報 コモンズ 等 を 含 む 複 数 の 手 段 を 効 率 的 に 用 い 情 報 伝 達 手 段 の 多 重 化 多 様 化 を 図 るべきである 8

10 防 災 白 書 ( 平 成 24 年 6 月 19 日 閣 議 決 定 ) 第 1 部 東 日 本 大 震 災 を 踏 まえた 災 害 対 策 第 2 編 東 日 本 大 震 災 を 踏 まえた 災 害 対 策 の 推 進 第 2 章 政 府 において 取 り 組 んできている 災 害 対 策 (3) 広 域 で 大 規 模 な 災 害 への 即 応 力 の 強 化 3 情 報 を 活 用 した 対 策 の 強 化 安 心 安 全 公 共 コモンズ の 普 及 促 進 東 日 本 大 震 災 では 住 民 への 情 報 伝 達 手 段 の 多 様 化 の 必 要 性 が 認 識 されたことから 総 務 省 では 地 域 住 民 への 安 心 安 全 に 関 わる 公 的 情 報 等 住 民 が 必 要 とする 情 報 を 迅 速 かつ 正 確 に 住 民 に 伝 えることを 目 的 とした 情 報 基 盤 として 安 心 安 全 公 共 コモンズ を 推 進 することとしている 9

11 新 たな 情 報 通 信 技 術 戦 略 工 程 表 の 改 訂 (2012 年 7 月 4 日 :IT 戦 略 本 部 ) 新 たな 情 報 通 信 技 術 戦 略 工 程 表 は 同 戦 略 の 実 現 に 向 けて 各 府 省 の 具 体 的 取 組 を 明 記 するとと もに 役 割 分 担 と 達 成 すべき 事 項 を 明 確 化 することを 目 的 とするもの 本 工 程 表 の 改 訂 において 2011 年 度 施 策 の 取 組 実 績 ( 進 捗 検 討 状 況 の 評 価 フォロー) 年 度 以 降 の 取 組 に 関 する 必 要 な 修 正 各 タスクフォース 等 における 検 討 結 果 を 踏 まえた 修 正 を 反 映 工 程 表 改 訂 の 主 なポイント 1. 国 民 本 位 の 電 子 行 政 の 実 現 電 子 行 政 TF 提 言 に 基 づき 公 共 データ 利 活 用 促 進 の 集 中 的 取 り 組 みの 戦 略 である 電 子 行 政 オープンデータ 戦 略 について 工 程 表 に 反 映 我 が 国 のオープンガバメントを 確 立 するため 電 子 行 政 オープンデータ 戦 略 を 策 定 し 同 戦 略 に 基 づき 公 共 データ 活 用 の 推 進 と 環 境 整 備 を 実 施 2. 地 域 の 絆 の 再 生 ICTを 活 用 した 街 づくりとグローバル 展 開 に 関 する 懇 談 会 における 議 論 を 踏 まえたICTを 活 用 した 新 たな 街 づくりの 推 進 等 について 工 程 表 に 反 映 ICTを 活 用 した 新 たな 街 づくりモデルを 実 証 するとともに ICTを 活 用 した 新 たな 街 づくりにおいて 必 要 となるICT 街 づくり 共 通 技 術 の 開 発 実 証 を 実 施 これらの 結 果 を 踏 まえ ICTを 活 用 した 新 たな 街 づくりモデルを 国 内 外 に 普 及 展 開 防 災 行 政 無 線 全 国 瞬 時 警 報 システム テレビ ラジオ 携 帯 電 話 及 びワンセグ 等 を 用 いた 住 民 への 情 報 伝 達 手 段 の 多 重 化 多 様 化 や 安 心 安 全 公 共 コモンズ 等 の 住 民 への 情 報 提 供 システムの 本 格 稼 働 普 及 促 進 を 図 る 3. 新 市 場 の 創 出 と 国 際 展 開 情 報 通 信 審 議 会 における 議 論 を 踏 まえ スマートテレビ ビッグデータ 利 活 用 促 進 等 の 推 進 戦 略 を 工 程 表 に 反 映 スマートテレビの 標 準 化 超 高 精 細 高 臨 場 感 技 術 の 開 発 及 び 標 準 化 を 推 進 ビッグデータビジネスの 創 出 に 向 けたM2M 通 信 技 術 等 の 研 究 開 発 標 準 化 等 オープンデータ 流 通 推 進 のための 共 通 AP Iの 開 発 国 際 標 準 化 等 を 推 進 10

12 ( 参 考 ) IT 戦 略 本 部 の 体 制 開 催 状 況 政 府 有 情 識 報 者 シ 会 ス 議 テ ム 刷 新 IT 戦 略 本 部 ( 高 度 情 報 通 信 ネットワーク 社 会 推 進 戦 略 本 部 ) I T 推 防 進 災 ラ 協 イ 議 フ 会 ラ イ ン 本 部 長 : 内 閣 総 理 大 臣 副 本 部 長 : IT 政 策 担 当 大 臣 内 閣 官 房 長 官 総 務 大 臣 経 済 産 業 大 臣 本 部 員 : 国 務 大 臣 ( 本 部 長 副 本 部 長 を 除 く) 下 記 の 有 識 者 飯 泉 嘉 門 徳 島 県 知 事 伊 藤 穣 一 MITメディアラボ 所 長 金 丸 恭 文 フューチャーアーキテクト 株 式 会 社 代 表 取 締 役 会 長 兼 社 長 野 原 佐 和 子 株 式 会 社 イプシ マーケティング 研 究 所 代 表 取 締 役 社 長 三 浦 惺 日 本 電 信 電 話 株 式 会 社 取 締 役 会 長 村 井 純 慶 應 義 塾 大 学 環 境 情 報 学 部 長 矢 野 薫 日 本 電 気 株 式 会 社 代 表 取 締 役 会 長 渡 辺 捷 昭 トヨタ 自 動 車 株 式 会 社 相 談 役 座 長 : IT 政 策 担 当 大 臣 企 画 委 員 会 構 成 員 : 全 府 省 の 副 大 臣 政 務 官 ( 総 務 省 は 松 崎 副 大 臣 森 田 政 務 官 ) 最 近 の 開 催 状 況 ( 平 成 22 年 ) 3 月 19 日 IT 戦 略 本 部 ( 第 52 回 ) 企 画 委 員 会 を 設 置 情 報 通 信 技 術 戦 略 ( 骨 子 案 )を 検 討 5 月 11 日 IT 戦 略 本 部 ( 第 53 回 ) 新 たな 情 報 通 信 技 術 戦 略 決 定 6 月 22 日 IT 戦 略 本 部 ( 第 54 回 )< 持 ち 回 り> 新 たな 情 報 通 信 技 術 戦 略 工 程 表 決 定 ( 平 成 23 年 ) 8 月 3 日 IT 戦 略 本 部 ( 第 55 回 )< 持 ち 回 り> 新 たな 情 報 通 信 技 術 戦 略 工 程 表 改 訂 電 子 行 政 推 進 に 関 する 基 本 方 針 策 定 等 ( 平 成 24 年 ) 3 月 9 日 IT 戦 略 本 部 ( 第 56 回 ) 政 府 情 報 システム 刷 新 有 識 者 会 議 IT 防 災 ライフライン 推 進 協 議 会 を 設 置 (6 月 27 日 企 画 委 員 会 ( 副 大 臣 級 )を 経 て) 7 月 4 日 IT 戦 略 本 部 (57 回 ) 情 報 通 信 技 術 利 活 用 のための 規 制 制 度 改 革 に 関 する 専 門 調 査 会 電 子 行 政 に 関 する タスクフォース 医 療 情 報 化 に 関 する タスクフォース 新 たな 情 報 通 信 技 術 戦 略 工 程 表 改 訂 電 子 行 政 オープンデータ 戦 略 策 定 IT 防 災 ライフライン 推 進 協 議 会 から 報 告 ICT 規 制 制 度 改 革 のフォローアップ 11

13 IT 防 災 ライフライン 推 進 協 議 会 の 概 要 平 成 24 年 3 月 9 日 の 第 56 回 IT 戦 略 本 部 において 設 置 官 民 連 携 の 下 情 報 通 信 技 術 を 活 用 した 防 災 ラ イフラインの 検 討 および 普 及 を 進 め 官 民 の 取 組 についての 情 報 共 有 と 連 携 の 強 化 を 図 ることを 目 的 と する IT 防 災 ライフライン 推 進 協 議 会 座 長 : 古 川 元 久 科 学 技 術 政 策 担 当 大 臣 委 員 : 有 馬 誠 (グーグル 株 式 会 社 代 表 取 締 役 ) 井 上 雅 博 (ヤフー 株 式 会 社 前 代 表 取 締 役 社 長 ) 笠 原 健 治 ( 株 式 会 社 ミクシィ 代 表 取 締 役 社 長 ) 近 藤 正 晃 ジェームス(Twitter Japan 株 式 会 社 代 表 ) 冷 水 仁 彦 ( 日 本 放 送 協 会 理 事 ) 辻 村 清 行 (ドコモエンジニアリング 株 式 会 社 代 表 取 締 役 社 長 ) 三 木 谷 浩 史 ( 楽 天 株 式 会 社 代 表 取 締 役 会 長 兼 社 長 ) 村 井 純 ( 慶 應 義 塾 大 学 環 境 情 報 学 部 長 ) 渡 辺 捷 昭 ( 一 般 社 団 法 人 日 本 経 済 団 体 連 合 会 副 会 長 トヨタ 自 動 車 株 式 会 社 相 談 役 ) 等 その 他 政 府 から 内 閣 官 房 内 閣 府 ( 防 災 ) 総 務 省 消 防 庁 経 済 産 業 省 等 が 参 加 幹 事 会 主 査 : 村 井 純 委 員 構 成 員 : グーグル ヤフー ミクシィ Twitter Japan 日 本 放 送 協 会 ドコモエンジニアリング 楽 天 トヨタ 自 動 車 関 係 府 省 : 内 閣 官 房 内 閣 府 ( 防 災 ) 総 務 省 消 防 庁 経 済 産 業 省 作 業 部 会 座 長 : 竹 井 淳 慶 應 義 塾 大 学 SFC 研 究 所 上 席 所 員 構 成 員 : 幹 事 会 メンバーのほか NTTドコモ 特 定 非 営 利 活 動 法 人 ITS Japan 静 岡 県 日 本 民 間 放 送 連 盟 K DDI 電 子 情 報 技 術 産 業 協 会 (JEITA) NTT 東 日 本 関 係 府 省 : 内 閣 府 ( 防 災 ) 総 務 省 消 防 庁 経 済 産 業 省 12

14 IT 防 災 ライフライン 構 築 のための 基 本 方 針 及 びアクションプラン 概 要 IT( 情 報 通 信 技 術 )は 震 災 発 生 時 等 の 緊 急 時 には 緊 急 通 報 をはじめ 安 否 確 認 等 のための 通 信 手 段 として 機 能 するとともに 警 察 防 災 通 信 など 国 民 の 生 命 身 体 の 安 全 確 保 等 を 担 う 基 盤 として 必 要 不 可 欠 なもの 今 回 の 震 災 での 経 験 を 踏 まえ 世 界 最 高 水 準 のIT 防 災 ライフラインを 構 築 し 構 築 に 当 たっての 指 針 を 策 定 するとともに 日 本 が 培 った 知 見 を 世 界 に 展 開 し IT 防 災 のベストプラクティス 作 りに 貢 献 官 民 が 行 うべきIT 防 災 ライフラインの 基 本 的 な 方 針 と 具 体 的 なアクションプランを 示 す アクションプランの 主 要 項 目 1. 災 害 関 連 行 政 情 報 の 公 開 と2 次 利 用 災 害 関 連 行 政 情 報 については SNS 等 インターネットのサービス 等 の 公 共 的 な 私 的 メディアを 含 め 様 々なメディアを 活 用 した 情 報 提 供 発 信 を 行 うための 取 り 組 みを 行 い 住 民 の 情 報 入 手 ルートの 多 様 化 を 図 る ( 内 閣 官 房 及 び 各 省 庁 ) 公 共 情 報 コモンズ の 普 及 促 進 自 治 体 における 災 害 情 報 集 約 配 信 システ ムの 構 築 を 促 進 させる ( 総 務 省 ) 自 治 体 同 士 の 災 害 協 定 に 加 え 民 間 も 含 めた 災 害 協 定 の 締 結 を 推 進 する ま た 政 府 と 民 間 による 災 害 協 定 の 締 結 を 推 進 する ( 総 務 省 内 閣 府 ) 総 務 省 で 進 める 情 報 流 通 連 携 基 盤 構 築 事 業 による 共 通 APIの 開 発 と 経 済 産 業 省 で 進 める 公 共 情 報 交 換 標 準 スキームの 検 討 を 国 際 標 準 や 国 内 の 既 存 の フォーマットも 考 慮 しつつ 連 携 させ 災 害 時 等 において 必 要 な 行 政 情 報 を 迅 速 に 提 供 するための 検 討 を 進 め 実 施 可 能 な 取 組 から 実 行 する ( 内 閣 官 房 総 務 省 経 済 産 業 省 各 府 省 ) 中 央 省 庁 及 び 地 方 自 治 体 の 行 政 情 報 のバックアップや 業 務 継 続 性 の 確 保 等 の 観 点 から 情 報 システムにおけるクラウド 技 術 の 活 用 を 推 進 する 特 に 総 務 省 においては 自 治 体 の 具 体 的 な 取 組 事 例 の 紹 介 や 自 治 体 の 取 組 の 障 害 と なる 事 柄 についての 調 査 研 究 等 を 実 施 することにより 自 治 体 の 主 体 的 な 取 組 を 支 援 していく ( 総 務 省 及 び 各 府 省 ) 2. 草 の 根 情 報 の 集 約 化 民 間 事 業 者 が 保 有 する 個 人 情 報 の 保 護 への 対 応 については 各 府 省 において 引 き 続 き 検 討 を 進 め 民 間 事 業 者 や 有 識 者 の 意 見 を 踏 まえつつ 必 要 に 応 じ て 個 人 情 報 保 護 ガイドライン 等 の 見 直 しを 行 う ( 各 府 省 ) 3. 緊 急 発 信 連 絡 網 の 整 備 内 閣 広 報 及 び 各 府 省 において 情 報 通 信 技 術 を 活 用 した 政 府 による 広 報 広 聴 の 強 化 を 図 る ( 内 閣 官 房 及 び 各 府 省 ) 原 則 平 成 25 年 夏 頃 までの 実 行 を 目 標 早 期 に 実 現 できる 取 組 は できるところから 実 行 4.IT 防 災 訓 練 の 徹 底 総 合 防 災 訓 練 大 綱 等 にITの 活 用 や 検 証 等 に 関 する 内 容 を 盛 り 込 む ことを 検 討 する ( 内 閣 府 ) 各 府 省 庁 において 防 災 訓 練 の 実 施 に 当 たって 新 技 術 の 積 極 的 な 活 用 等 について 考 慮 する ( 各 府 省 庁 ) 5. 防 災 情 報 プロトコルの 国 際 化 緊 急 時 のデジタルサイネージ 活 用 等 の 国 際 標 準 化 を 推 進 する ( 総 務 省 ) ASEAN 諸 国 を 中 心 にICTを 活 用 した 防 災 システムの 導 入 を 働 きかけ る ( 総 務 省 外 務 省 国 土 交 通 省 内 閣 府 ) 防 災 対 策 機 能 として 有 効 なワンセグ 緊 急 警 報 放 送 等 他 方 式 に 対 して 優 位 性 を 持 つ 地 上 デジタル 放 送 日 本 方 式 の 国 際 普 及 を 図 る ( 総 務 省 ) 6. 緊 急 時 の 情 報 インフラ 稼 働 の 確 保 内 閣 府 において 中 央 防 災 無 線 網 における 衛 星 系 通 信 回 線 のIP 化 を 進 める ( 内 閣 府 ) 国 内 外 市 場 に 提 供 できるよう 衛 星 通 信 機 器 メーカー 衛 星 通 信 業 者 等 と 連 携 しつつ 誰 でも 簡 単 な 操 作 で 利 用 可 能 な 衛 星 地 球 局 の 開 発 や 異 なる 通 信 方 式 に 対 応 を 可 能 とするなどの 耐 災 害 性 を 強 化 した 衛 星 地 球 局 を 開 発 する ( 総 務 省 ) 総 務 省 において 大 規 模 災 害 時 等 における 通 信 インフラ 確 保 のため 民 間 の 能 力 も 活 用 しつつ 広 く 国 内 外 の 民 間 からの 意 見 を 取 り 入 れる とともに 国 際 的 な 技 術 市 場 の 動 向 に 留 意 しながら 研 究 開 発 を 通 じ た 情 報 通 信 ネットワークの 耐 災 害 性 強 化 を 推 進 する ( 総 務 省 ) 13

15 地 方 公 共 団 体 における 災 害 情 報 等 の 伝 達 のあり 方 等 に 係 る 検 討 会 ( 消 防 庁 平 成 24 年 6 月 ~) 多 様 な 情 報 伝 達 手 段 の 整 備 第 2 回 ( 平 成 24 年 7 月 11 日 ) 資 料 3-1 抜 粋 整 備 に 際 し 留 意 すべき 事 項 (1) 災 害 情 報 伝 達 手 法 の 多 様 化 災 害 情 報 を 住 民 に 伝 達 するにあたり 防 災 行 政 無 線 は 有 効 な 手 段 である 地 域 の 実 情 を 踏 まえ よりきめ 細 かで 確 実 な 情 報 伝 達 を 行 うには 同 報 系 システム 等 を 効 果 的 に 組 み 合 わせることが 有 効 である 特 定 の 地 域 に 存 する 者 ( 居 住 者 一 時 滞 在 者 及 び 通 過 交 通 )に 対 し 幅 広 く 伝 達 する ためには 緊 急 速 報 メールが 有 効 である 特 に 携 帯 電 話 キャリア3 社 の 当 該 仕 組 み を 活 用 することにより より 確 実 に 防 災 情 報 の 伝 達 が 可 能 となる 自 治 体 ( 市 町 村 )が 公 共 情 報 コモンズを 活 用 すると 住 民 はいつでも どこにいても テレビ ラジオ 携 帯 電 話 等 多 様 なメディアを 通 じて 情 報 を 入 手 する 機 会 が 増 える ため 有 効 である( 現 時 点 では テレビに 対 応 ) 市 町 村 としては 災 害 情 報 の 伝 達 対 象 伝 達 範 囲 ( 面 的 なものも 含 む) 災 害 時 要 援 護 者 の 状 況 等 に 配 慮 し 効 果 的 な 伝 達 体 制 を 構 築 することが 必 要 である 14

16 地 方 公 共 団 体 における 災 害 情 報 等 の 伝 達 のあり 方 等 に 係 る 検 討 会 ( 消 防 庁 平 成 24 年 6 月 ~) ( 続 き) 整 備 に 際 し 留 意 すべき 事 項 (2) J-ALERTと 複 数 の 災 害 情 報 伝 達 手 段 との 連 携 J-ALERTの 受 信 機 の 普 及 率 等 を 踏 まえ 各 市 町 村 においては これと 自 動 的 に 連 携 し 迅 速 な 情 報 伝 達 を 可 能 とする 体 制 を 構 築 するため 市 町 村 防 災 行 政 無 線 ( 同 報 系 )その 他 の 住 民 への 情 報 伝 達 手 段 を 少 なくとも1つ 確 保 することが 必 要 である この 場 合 緊 急 な 防 災 情 報 等 をできるだけ 広 くかつ 迅 速 に さまざまな 環 境 におかれ ている 者 に 伝 達 するという 観 点 からは 市 町 村 防 災 行 政 無 線 ( 同 報 系 ) 以 外 にも 同 報 系 システムをJ-ALERTと 連 動 させることが 必 要 である J-ALERTの 情 報 を 公 共 情 報 コモンズに 活 用 することは 有 効 であると 考 えられる J-ALERTと 複 数 の 情 報 伝 達 手 段 を 連 動 させて 伝 達 することにより 職 員 の 手 間 や 手 続 きが 煩 雑 となることを 避 ける 必 要 があるため 複 数 システムへのインターフェースを 有 する 統 合 システムが 有 効 である 15

17 地 方 公 共 団 体 における 災 害 情 報 等 の 伝 達 のあり 方 等 に 係 る 検 討 会 ( 消 防 庁 平 成 24 年 6 月 ~) 中 間 取 りまとめ( 平 成 24 年 8 月 8 日 ) 5 情 報 伝 達 手 段 の 具 体 的 な 整 備 内 容 (1) 情 報 伝 達 手 段 の 整 備 のあり 方 住 民 への 確 実 かつ 迅 速 な 情 報 伝 達 を 確 保 するため 各 市 町 村 において 地 域 の 実 情 に 応 じ 各 情 報 伝 達 手 段 の 特 徴 を 踏 まえ 複 数 の 手 段 を 有 機 的 に 組 み 合 わせ 災 害 に 強 い 総 合 的 な 情 報 伝 達 システムを 構 築 する (2) 情 報 伝 達 手 段 の 具 体 的 な 整 備 内 容 5 公 共 情 報 コモンズの 活 用 公 共 情 報 コモンズは 各 地 方 公 共 団 体 が 活 用 することにより テレビ ラジオ 携 帯 電 話 イ ンターネット(ポータルサイト) 等 多 様 なメディアを 通 じて 住 民 がいつでも どこにいても 情 報 を 入 手 できる 機 会 が 増 えるため 有 効 な 情 報 伝 達 手 段 である( 現 時 点 ではテレビに 対 応 将 来 的 には ラジオ 携 帯 電 話 インターネットにも 対 応 する 予 定 ) また Jアラートにより 配 信 されている 情 報 を 公 共 情 報 コモンズを 通 じた 情 報 伝 達 において 活 用 することも 効 果 的 であると 考 えられる 16

18 ( 参 考 ) 地 方 公 共 団 体 における 災 害 情 報 伝 達 の 際 の 作 業 内 容 及 びその 改 善 方 策 について( 調 査 結 果 ) ( 平 成 24 年 7 月 調 査 消 防 庁 検 討 会 資 料 ) 自 治 体 名 過 去 の 災 害 を 教 訓 に 災 害 情 報 伝 達 のネック になってい ると 考 えら れる 内 容 と 解 決 方 策 ( 提 案 ) その 他 災 害 情 報 伝 達 ( 主 に 入 力 作 業 など) に 関 するご 意 見 等 仙 台 市 兵 庫 県 江 東 区 大 槌 町 つくば 市 共 通 事 項 1 複 数 の 情 報 伝 達 手 段 があるので それぞれ 操 作 することに 時 間 を 要 する Jアラートとの 自 動 連 携 及 び 多 数 の 手 段 に 発 信 できるシステムの 導 入 2 報 道 機 関 に 対 するプレス 発 表 について 時 間 を 要 する 公 共 コモンス を 活 用 した 情 報 発 信 1 津 波 情 報 伝 達 システムの 放 送 に 人 員 が 割 かれる ホ タン 操 作 により 簡 便 に 発 信 をできるようにする 周 知 内 容 を 事 前 に 吹 き 込 んで( 用 意 )しておく 2 その 他 の 災 害 時 システムの 運 用 を 行 なうため 災 害 情 報 入 力 作 業 にも 順 序 をつけなければ ならない 3 人 員 の 関 係 でそもそも 災 害 情 報 入 力 に 時 間 を 要 する 4 こうしたシステムは 多 数 への 情 報 発 信 であるため 発 信 側 に 恐 怖 心 が 生 じる 平 時 から 繰 り 返 し 訓 練 を 行 えるモードを 用 意 し 訓 練 回 数 を 増 やす 1 緊 急 速 報 メールへの 入 力 可 能 文 字 数 が3 社 において 異 なる ため 伝 達 文 を 文 字 数 に 合 わ せて 変 更 する 必 要 がある ( 同 一 文 が 利 用 出 来 ない 可 能 性 が ある) 入 力 可 能 文 字 数 の 一 番 多 いdocomoの500 文 字 に 統 一 す る 1 登 録 制 メールを 導 入 してい るが 緊 急 速 報 メールに 加 え ての 手 間 とメールサーハ の 混 雑 で 到 達 時 間 がかかる 1つの 入 力 ですべてに 配 信 できるシステムの 構 築 と 住 民 が 行 うメールの 発 信 制 限 2 ケーフ ルテレヒ 電 話 で 連 絡 し 放 送 依 頼 のため 時 間 がか かる jアラートとの 自 動 連 携 し た 一 斉 情 報 配 信 端 末 ( 戸 別 受 信 端 末 )をケーフ ルテレヒ 会 社 に 設 置 ( 改 善 済 み) 1 夜 間 の 防 災 行 政 無 線 に ついては 情 報 の 緊 急 度 に 応 じた 使 用 が 求 められる 一 括 自 動 配 信 システムには 発 信 先 伝 達 手 段 の 選 択 の 余 地 を 残 す 2 情 報 伝 達 機 器 の 操 作 に 習 熟 した 職 員 の 偏 在 日 常 的 な 広 報 の 機 会 を 利 用 して 防 災 担 当 課 以 外 の 職 員 に 情 報 伝 達 機 器 を 操 作 させ 操 作 職 員 を 育 成 す る 1 情 報 発 信 のシステムが 確 立 されていないことから, 情 報 発 信 全 体 に 大 きな 労 力 を 費 やしている 機 器 を 使 った 情 報 伝 達 システムの 導 入 及 び 構 築 が 必 要 である 2 市 民 が 必 要 としている 情 報 を 的 確 に 捉 えて, 情 報 発 信 することが 重 要 であ る 地 域 の 適 確 な 現 状 把 握 に 努 める 必 要 がある 1 避 難 勧 告 等 発 令 地 区 が 広 範 囲 の 場 合 において システムへの 入 力 方 法 を 簡 素 化 迅 速 化 する 必 要 があるため エクセルファイルであらかじめひな 形 を 作 成 して 各 市 町 へ 配 布 している 2 緊 急 速 報 メールは 緊 急 地 震 速 報 同 様 気 象 情 報 や 国 民 保 護 情 報 は 国 の 情 報 から 通 信 事 業 者 が 直 接 配 信 するシステム 構 築 ただし 避 難 勧 告 等 の 避 難 情 報 は 市 区 町 村 から 配 信 3 エリアワンセク 放 送 のひとつのチャネルを 地 方 自 治 体 用 のチャンネルとして 割 り 当 て 国 内 の 駅 や 観 光 地 で 同 じチャンネルで 地 方 の 災 害 情 報 が 入 手 できる 仕 組 みを 構 築 4 防 災 行 政 無 線 放 送 の 音 源 や 点 検 放 送 の 時 刻 等 国 内 統 一 を 図 り 防 災 無 線 放 送 の 認 知 度 の 向 上 を 図 る 5 災 害 時 の 情 報 伝 達 の 確 実 性 が 高 める 観 点 から 情 報 伝 達 手 段 の 多 重 化 を 進 める 必 要 があるが 多 重 化 の 推 進 と 並 行 して それぞれ 特 性 に 応 じた 長 短 につ いても 整 理 しておく 必 要 があるものと 思 料 する 17

19 ( 参 考 ) 住 民 への 災 害 情 報 伝 達 手 法 ( 全 体 イメージ)( 消 防 庁 検 討 会 資 料 ) Em-Net J-ALERT 受 信 機 保 有 (98%) 気 象 情 報 等 都 道 府 県 市 町 村 民 間 放 送 事 業 者 等 自 動 起 動 保 有 (66%) マニュアル 対 応 公 共 情 報 コモンズ 防 災 行 政 無 線 ( 子 局 戸 別 ) コミュニティ 放 送 緊 急 速 報 メール ケーブル テレビ IP 告 知 登 録 メール 広 報 車 等 PC (ポータルサイト) テレビ ラジオ 住 民 18

20 ( 参 考 ) 情 報 収 集 手 段 の 変 化 (インタビューコメント 分 析 ) 災 害 時 における 情 報 通 信 の 在 り 方 に 関 する 調 査 結 果 ( 総 務 省 2012 年 3 月 7 日 発 表 ) 発 災 直 後 や 津 波 情 報 の 収 集 では 即 時 性 の 高 い 放 送 型 ツールの 利 用 率 が 高 く 特 にラジオとテレビは 有 用 性 が 高 い 一 方 被 災 地 での インターネット 利 用 は 限 定 的 であるが 先 進 ユーザの 中 ではTwitter 等 を 活 用 して 震 災 後 の 生 活 情 報 収 集 の 口 コミに 近 い 即 時 性 地 域 性 の 高 い 情 報 収 集 を 実 現 しており ICTツールの 活 用 の 可 否 による 情 報 格 差 が 示 唆 される また 発 災 直 後 の 利 用 が 高 かったラジオでも4 割 強 であり 複 数 の 伝 達 経 路 による 迅 速 な 情 報 伝 達 の 必 要 性 が 示 唆 される 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 情 報 収 集 手 段 の 変 化 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 発 災 直 後 の 情 報 収 集 手 段 と 評 価 携 帯 電 話 は 無 線 なので 災 害 の 時 こそ 使 えると 思 っていたが 全 く 使 えずショックだった ラジオは 情 報 を 手 に 入 れられたが 細 かい 情 報 まで 入 ってこなかった 発 災 直 後 (N=223) 避 難 後 の 生 活 情 報 (N=277) 津 波 の 情 報 (N=174) 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% インターネット 先 進 ユーザ の 情 報 収 集 手 段 の 変 化 実 際 に 利 用 した 手 段 (N=223) 最 も 役 立 った 手 段 (N=129) Twitter 活 用 の 利 点 と 欠 点 利 点 テレビの 情 報 では 店 に 行 くと 終 わっていたということがあったが Twitterを 活 用 するとタイムリーに 情 報 が 得 られた 19 発 災 直 後 (N=28) 避 難 後 の 生 活 情 報 (N=32) 津 波 の 情 報 (N=18) 欠 点 現 地 でTwitterを 使 用 している 人 はほとんどおらず 情 報 が 上 がら なかったため Twitterを 有 効 に 活 用 することができなかった 先 進 ユーザ:1フェースシートにおいて TwitterあるいはSNSを よく 利 用 する と 回 答 したユーザ あるいは2インタビューにおいて 震 災 直 後 から 避 難 後 の 生 活 情 報 の 収 集 においてTwitterあるいはSNSを 利 用 したと 回 答 したユーザと 定 義 19

21 ( 参 考 ) 防 災 無 線 (インタビューコメント 分 析 ) 災 害 時 における 情 報 通 信 の 在 り 方 に 関 する 調 査 結 果 ( 総 務 省 2012 年 3 月 7 日 発 表 ) 防 災 無 線 の 情 報 は 被 災 者 の 意 識 を 避 難 行 動 へと 切 り 替 える( 初 動 を 促 す) 重 要 な 役 割 との 認 識 が 示 されており 何 よりも 先 ず 個 々 の 住 民 に 対 していち 早 く 確 実 に 情 報 を 伝 達 可 能 な 仕 組 み(システム 及 び 情 報 伝 達 の 内 容 も 含 む)が 求 められている 防 災 無 線 放 送 通 信 インフラ インターネット その 他 ICT 環 境 等 に 関 する 具 体 的 な 要 望 やニーズ 市 民 に 確 実 に 情 報 が 伝 わる 手 段 放 送 による 地 域 情 報 の 提 供 ライフラインの1つとしての 携 帯 電 話 の 重 要 性 代 替 補 完 手 段 としての 衛 星 電 話 の 必 要 性 通 信 手 段 ( 特 に 携 帯 電 話 )を 確 保 するための 電 源 の 重 要 性 通 信 インフラの 可 用 性 信 頼 性 冗 長 性 等 の 確 保 通 信 手 段 の 迅 速 な 復 旧 整 備 情 報 の 正 確 性 情 報 配 信 方 法 の 多 様 性 の 確 保 情 報 の 集 約 一 元 管 理 化 インターネットの 効 用 インターネットの 課 題 紙 媒 体 の 活 用 ライフランとしての 電 源 確 保 の 重 要 性 等 0% 10% 20% 30% 2.6% 3.1% 1.5% 2.6% 6.7% 9.3% 7.7% 6.2% 12.9% 10.8% 10.8% 16.0% 27.3% (N=194) 防 災 無 線 による 情 報 収 集 の 可 否 近 辺 に 防 災 無 線 がなく 聞 こえな かった 聞 こえた 気 がす るが 耳 に 入 らな かった 1.7% 57.1 % 41.3 % (N=303) 聞 こえた 聞 こえなかった DK/NA 防 災 無 線 から 得 られた 情 報 地 震 発 生 津 波 到 来 津 波 の その 他 12.8% 6.4% ICT 環 境 に 関 する 具 体 的 な 要 望 やニーズ 0% 20% 40% 60% 80% 24.0% 65.6% (N=125) 防 災 無 線 防 災 無 線 の 整 備 が 重 要 である メールとかインターネットを 見 られない 人 向 けの 情 報 提 供 方 法 が 必 要 である 防 災 無 線 は 各 世 帯 までいかなくても 隅 々まであればよかったのにと 思 う 1 家 に1 台 防 災 無 線 があれば 情 報 伝 達 は 楽 だったのではないか 情 報 通 信 ということでは パソコンを 起 動 してブラウザを 立 ち 上 げるとのはハードル が 高 い タブレット 端 末 等 で 直 感 的 にわかるようにしたり デジタルフォトフ レームのようなものに 情 報 が 直 接 表 示 されるようなものなら 使 えるのではな いか 防 災 無 線 について 固 定 局 はやめるべきである 固 定 局 で 最 後 まで 放 送 をして 多 くの 人 が 命 を 失 っている 移 動 できるようにすることで 本 当 に 危 険 な 場 合 は 別 の 場 所 から 放 送 できるような 仕 組 みにすべきである ラジオの 情 報 はあったが 地 元 の 防 災 無 線 が 切 れたのが 困 った 携 帯 も 役 に 立 たない こういう 時 こそ 役 に 立 ってほしいのだが 最 初 ラジオでは3mと 言 っていた それで 安 心 してしまった 人 も 多 いと 思 う 神 社 まで 逃 げてきた 人 は 助 かったが 来 なかった 人 はそのままになった 20

22 公 共 情 報 コモンズ の 普 及 促 進 21

23 システムの 目 的 効 果 住 民 への 情 報 伝 達 手 段 の 多 様 化 が 必 要 ( 防 災 行 政 無 線 を 補 完 できる 情 報 伝 達 手 段 の 確 保 ) 災 害 情 報 の 提 供 は 情 報 発 信 者 ( 地 方 公 共 団 体 等 )と 情 報 伝 達 者 ( 放 送 事 業 者 等 )との 間 で 授 受 個 別 の1 対 1のシステムを 介 する 場 合 発 信 者 伝 達 者 の 数 が 増 えてくると そのたびにシステム 構 築 費 が 発 生 複 雑 な 規 律 の 策 定 や 各 システム 間 の 連 携 も 必 要 非 効 率 最 適 化 は 困 難 発 信 者 と 伝 達 者 の 間 に 共 通 基 盤 (コモンズ)を 構 築 発 信 者 の 手 間 の 簡 略 化 が 可 能 受 信 者 は 一 元 的 に 情 報 入 手 住 民 は 多 様 なメディアを 介 して 情 報 を 確 保 地 域 の 安 心 安 全 に 貢 献 情 報 発 信 者 情 報 伝 達 者 情 報 発 信 者 情 報 伝 達 者 自 治 体 A NHK 自 治 体 A NHK 自 治 体 B 自 治 体 C 自 治 体 D 自 治 体 E 自 治 体 F 自 治 体 G 民 放 ラジオ CATV 新 聞 携 帯 電 話 ポータル サイト 自 治 体 B 自 治 体 C 自 治 体 D 自 治 体 E 自 治 体 F 自 治 体 G 公 共 情 報 コモンズ n 対 nモデル( 既 存 モデル) 公 共 情 報 コモンズ 民 放 ラジオ CATV 新 聞 携 帯 電 話 ポータル サイト 22

24 実 用 化 までの 経 緯 発 端 は 2007 年 7 月 の 新 潟 県 中 越 沖 地 震 の 際 のNHKの 経 験 I. 自 治 体 から 発 信 される 災 害 情 報 の 殆 どは 電 話 FAX 記 者 発 表 等 のアナログ 情 報 II. 収 集 入 力 確 認 に 手 間 と 時 間 がかかり 放 送 による 住 民 への 情 報 提 供 の 迅 速 さ 正 確 さ きめ 細 かさ 欠 如 III. 先 進 的 な 自 治 体 では 災 害 情 報 を 放 送 事 業 者 等 に 配 信 するシステム 整 備 に 着 手 IV. 個 別 のシステム 構 築 のため データ 形 式 やシステム 間 の 接 続 の 標 準 化 が 課 題 コモンズ のメリット(2008 年 6 月 研 究 会 報 告 : 参 考 1 参 照 ) I. 情 報 発 信 者 ( 自 治 体 等 )にとっては コモンズ への 入 力 のみで コモンズ に 参 加 している 放 送 事 業 者 通 信 事 業 者 を 通 じ 広 く 住 民 に 情 報 を 伝 達 することが 可 能 I. 情 報 伝 達 者 ( 放 送 事 業 者 通 信 事 業 者 等 )にとっても データ 入 力 の 手 間 を 省 き 迅 速 かつ 正 確 な 伝 達 が 可 能 II. 住 民 や 隣 接 自 治 体 は テレビ ラジオ 携 帯 電 話 等 の 多 様 な 媒 体 から 地 域 の 安 心 安 全 情 報 を 入 手 可 能 実 証 I 年 2 月 東 海 地 域 でTVCML(TV Common Markup Language)を 実 証 自 治 体 と 放 送 事 業 者 間 の 共 通 フォーマットで BML(データ 放 送 用 )とHTML(ホームページ 用 )への 加 工 が 容 易 II 年 2~3 月 近 畿 東 海 地 域 で 災 害 情 報 の 発 信 から 住 民 に 情 報 を 伝 達 するまでのシナリオを 放 送 エリア メール デジタルサイネージを 使 って 実 証 施 策 の 位 置 づけ 防 災 白 書 (2012 年 度 版 ) 新 たな 情 報 通 信 技 術 戦 略 工 程 表 改 訂 版 (2012 年 7 月 IT 戦 略 本 部 決 定 ) 等 にも 盛 り 込 み( 参 考 2 参 照 ) 実 用 化 I 年 6 月 13 日 から 公 共 情 報 コモンズ として 24 時 間 365 日 の 運 用 を 開 始 II. コモンズ のサーバの 運 用 は ( 一 財 )マルチメディア 振 興 センターが 担 当 III. 本 年 7 月 末 時 点 で 13 府 県 34メディア 等 が 参 加 コモンズ への 参 加 は 無 料 23

25 地 域 の 課 題 と 実 証 実 験 災 害 発 生 時 の 広 報 関 連 の 現 状 1 回 入 力 による 情 報 伝 達 FAX 送 信 メール 送 信 ホームページ 更 新 取 材 対 応 読 み 原 稿 テレビ 放 送 24

26 データ 放 送 画 面 NHKデータ 放 送 画 面 平 成 24 年 6 月 19 日 台 風 4 号 が 兵 庫 県 地 域 に 接 近 した 際 福 崎 町 から 避 難 準 備 情 報 ( 左 )が 多 可 町 からは 避 難 勧 告 ( 下 )が 発 令 され 公 共 情 報 コ モンズを 介 してデータ 放 送 画 面 に 表 示 された 25

27 概 要 公 共 情 報 コモンズ とは ICTを 活 用 して 災 害 時 の 避 難 勧 告 指 示 など 地 域 の 安 心 安 全 に 関 するきめ 細 かな 情 報 の 配 信 を 簡 素 化 一 括 化 し テレビ ラジオなどの 様 々な メディアを 通 じて 地 域 住 民 に 迅 速 かつ 効 率 的 に 提 供 することを 実 現 するもの ( 一 財 )マルチメディア 振 興 センターが 運 営 情 報 発 信 主 体 情 報 を 収 集 フォーマット 変 換 多 様 なメディア から 情 報 提 供 情 報 を 提 供 生 活 者 ( 住 民 ) 地 方 公 共 団 体 避 難 情 報 ( 準 備 勧 告 指 示 ) 避 難 所 情 報 災 害 対 策 本 部 設 置 情 報 被 害 情 報 土 砂 災 害 警 戒 情 報 お 知 らせ(イベント) 情 報 情 報 発 信 を 検 討 中 交 通 関 連 事 業 者 例 : 交 通 機 関 運 行 ( 運 航 ) 情 報 データの 交 換 方 式 の 統 一 公 共 情 報 コモンズ パソコン ( 調 整 中 ) ( 調 整 中 ) デジタルTV パソコン ライフライン 事 業 者 (ガス 水 道 等 ) 例 :ライフライン 復 旧 見 通 し 情 報 災 害 情 報 等 の 授 受 を 共 通 化 する 仕 組 みとして 1 情 報 の 収 集 配 信 等 の 機 能 2データの 出 力 方 式 に 合 わせた 変 換 機 能 を 有 する 災 害 情 報 基 盤 システム 携 帯 電 話 26

28 利 用 条 件 運 営 主 体 ( 一 財 )マルチメディア 振 興 センターが 中 立 的 な 立 場 で 公 正 に 運 営 運 営 の 公 営 性 を 確 保 するために 運 営 諮 問 委 員 会 を 設 置 利 用 資 格 発 信 者 は 国 地 方 公 共 団 体 及 びライフライン 事 業 者 等 の 法 人 伝 達 者 は 放 送 事 業 者 等 であり 公 共 情 報 の 最 終 的 な 伝 達 先 である 地 域 住 民 が 直 接 利 用 することはできない 利 用 料 利 用 料 は 無 料 接 続 するための 通 信 費 用 連 携 システムの 開 発 等 の 費 用 は 自 己 負 担 利 用 ルール 公 共 情 報 コモンズサービス 利 用 規 約 等 取 り 扱 える 情 報 種 別 1 緊 急 時 避 難 情 報 ( 準 備 勧 告 指 示 ) 避 難 所 情 報 災 害 対 策 本 部 設 置 状 況 被 害 情 報 気 象 警 報 注 意 報 土 砂 災 害 警 戒 情 報 指 定 河 川 洪 水 予 報 水 位 周 知 河 川 2 平 常 時 河 川 水 位 雨 量 情 報 イベント(お 知 らせ) 情 報 27

29 導 入 効 果 (その1) 1 地 域 住 民 のメリット 緊 急 事 態 発 生 時 には 身 近 なメディアを 通 じて 迅 速 に 正 確 な 情 報 取 得 ができる テレビ ラジオ 携 帯 電 話 等 多 様 なメディアを 通 して 地 域 住 民 の 誰 もが いつでも どこでも 分 かりやすい 形 式 で 地 域 の 安 心 安 全 に 関 わる 情 報 を 確 実 迅 速 に 入 手 できる 誰 もがどこにいても 緊 急 情 報 の 取 得 ができる 外 出 先 や 移 動 中 であっても 携 帯 電 話 等 で 災 害 に 関 する 情 報 をリアルタイムに 受 信 できるようになる 28

30 導 入 効 果 (その2) 2 情 報 発 信 者 ( 地 方 公 共 団 体 等 )のメリット 住 民 の 居 場 所 に 関 わらず 多 様 なメディアを 通 じて 緊 急 性 の 高 い 情 報 を 迅 速 かつ 確 実 に 伝 え ることができる 公 共 情 報 コモンズへの 入 力 のみで 多 様 なメディアへの 情 報 伝 達 が 可 能 となり 入 力 作 業 の 負 荷 が 軽 減 される 隣 接 する 自 治 体 等 他 地 域 の 災 害 状 況 等 を 即 時 に 把 握 できる 緊 急 性 の 高 い 情 報 を 放 送 等 のもつ 速 報 性 同 報 性 等 を 活 かして 迅 速 かつ 確 実 に 伝 えることができる 29

31 導 入 効 果 (その3) 3 情 報 伝 達 者 ( 放 送 事 業 者 等 )のメリット 公 共 情 報 コモンズと 放 送 システム 等 を 連 携 させる ことにより データ 入 力 の 手 間 を 省 き 情 報 をより 正 確 迅 速 に 伝 達 することができる コミュニティFM 事 業 者 やCATV 事 業 者 にとっても より 広 域 かつ 詳 細 な 災 害 情 報 が 入 手 でき 一 層 効 率 的 効 果 的 に 地 域 の 実 情 に 合 った 情 報 提 供 ができる 業 務 エリア 以 外 の 地 域 の 公 共 情 報 が 標 準 化 された 手 順 により 最 適 なデータフォーマットで 入 手 可 能 となり 情 報 取 得 のためのシステム 開 発 やコンテンツ 制 作 のコストの 大 幅 な 削 減 が 期 待 される 大 量 の 情 報 を 時 系 列 地 域 別 に 管 理 ができる 情 報 発 信 者 自 治 体 A 自 治 体 B 自 治 体 C 情 報 源 情 報 源 従 来 の 方 式 コモンズの 方 式 地 域 コモンズ 全 国 コモンズ 情 報 源 個 別 のフォーマット 標 準 フォーマット 情 報 源 情 報 伝 達 者 (メディア) 標 準 フォーマット 30

32 導 入 のポイント 自 治 体 とメディア 等 ( 放 送 局 CATV コミュニティFM 等 ) との 理 念 の 共 有 使 い 方 についての 関 係 者 での 運 用 の 合 意 形 成 県 による 災 害 発 生 自 治 体 をサポートする 体 制 住 民 へ 情 報 を 伝 えることを 考 慮 した 自 治 体 防 災 情 報 シス テムへの 改 修 31

33 普 及 促 進 に 向 けて 兵 庫 県 では 本 年 1 月 から 広 島 県 では6 月 から 本 番 運 用 を 開 始 他 の 複 数 の 県 でも 本 番 運 用 に 向 けて 調 整 中 全 国 各 地 で 自 治 体 への 説 明 会 を 開 催 また メディア 向 け 説 明 会 も 自 治 体 の 協 力 を 得 つつ 実 施 予 定 エリアメールについては コモンズシステムを 介 して 携 帯 3 社 への 配 信 が 可 能 となるよう 調 整 中 ポータルサイト 事 業 者 への 配 信 に 向 けては 条 件 整 備 を 調 整 中 32

34 新 聞 記 事 抜 粋 神 戸 新 聞 33

35 研 究 会 報 告 書 の 概 要 (2008 年 7 月 2 日 公 表 ) 現 状 と 課 題 現 状 住 民 向 け 災 害 情 報 の 提 供 について 最 低 限 の 対 応 はなされている 主 な 課 題 1 伝 達 手 段 の 効 率 化 2 災 害 情 報 の 更 新 の 迅 速 化 3 ICTの 効 果 的 な 活 用 4 行 政 機 関 内 の 情 報 のやりとりの 統 合 化 5 国 への 災 害 報 告 の 様 式 等 の 共 通 化 情 報 発 信 者 ( 地 方 公 共 団 体 等 )と 情 報 伝 達 者 ( 放 送 事 業 者 等 )が 個 別 に1 対 1のシステムを 構 築 する 方 法 では 対 応 困 難 (n 対 nモデル) 両 者 の 中 間 に 災 害 情 報 等 の 授 受 を 共 通 化 する 仕 組 み( 共 通 基 盤 )を 構 築 すべき 8つの 基 本 原 則 ( 参 考 ) 安 心 安 全 公 共 コモンズ の 構 築 1 情 報 提 供 の 迅 速 性 信 頼 性 2 住 民 の 視 点 での 必 要 性 3 地 方 公 共 団 体 にとっての 有 用 性 4 簡 便 性 5 自 主 性 任 意 性 6 継 続 性 7 効 率 性 8 技 術 適 応 性 住 民 視 点 に 立 った 災 害 情 報 等 の 提 供 が 必 要 主 な 留 意 点 情 報 発 信 者 及 び 情 報 伝 達 者 の 合 意 に 基 づきシステムを 構 築 運 用 低 廉 で 効 率 的 なシステムの 構 築 地 方 公 共 団 体 の 入 力 負 担 を 軽 減 する 方 策 の 検 討 等 実 証 実 験 の 実 施 関 係 府 省 庁 との 連 携 等 34