平成元年函審第19号

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1 平 成 元 年 門 審 第 94 号 瀬 渡 船 第 二 海 王 丸 転 覆 事 件 言 渡 年 月 日 平 成 2 年 5 月 21 日 審 判 庁 門 司 地 方 海 難 審 判 庁 ( 有 山 昭 二 北 野 洋 三 須 貝 壽 榮 南 四 郎 原 田 久 明 ) 理 事 官 綱 島 記 康 損 害 船 体 は 沈 没 釣 客 1 人 で 救 助 され 船 長 及 び 釣 客 8 人 が 行 方 不 明 原 因 気 象 海 象 に 対 する 判 断 配 慮 不 十 分 主 文 本 件 転 覆 は 気 象 海 象 の 状 況 把 握 が 不 十 分 で 帰 港 時 の 悪 天 候 を 予 測 することなく 発 航 したことに 因 って 発 生 したものである 理 由 ( 事 実 ) 船 種 船 名 瀬 渡 船 第 二 海 王 丸 総 ト ン 数 9トン( 船 質 FRP)( 用 途 小 型 遊 漁 兼 用 船 ) 機 関 の 種 類 ディーゼル 機 関 ( 航 海 速 力 約 24ノット) 漁 船 法 馬 力 数 100( 航 行 区 域 沿 海 区 域 ) 指 定 海 難 関 係 人 A 釣 船 業 協 同 組 合 指 定 海 難 関 係 人 B 職 名 船 舶 所 有 者 事 件 発 生 の 年 月 日 時 刻 及 び 場 所 平 成 元 年 4 月 24 日 午 前 10 時 10 分 ごろ 福 岡 県 玄 界 島 北 方 沖 合 1 第 二 海 王 丸 の 来 歴 構 造 等 (1) 来 歴 第 二 海 王 丸 は 当 初 協 栄 丸 と 命 名 され 昭 和 53 年 9 月 長 崎 県 下 県 郡 美 津 島 町 で 進 水 し 一 本 釣 漁 業 に 従 事 していたが その 後 転 売 され 主 機 が2 回 換 装 され 同 62 年 7 月 に 指 定 海 難 関 係 人 B が 名 義 上 の 所 有 者 兼 使 用 者 となり 実 質 的 には 父 親 のC( 一 級 小 型 船 舶 操 縦 士 免 状 受 有 )がこれ

2 を 買 い 受 け 船 橋 前 後 部 にそれぞれ 取 外 し 可 能 な 仮 設 テント 張 り 客 室 と 船 首 部 に 瀬 渡 用 歩 み 板 通 称 やり 出 し( 以 下 やり 出 し という )を 取 り 付 けるとともに 操 舵 室 周 辺 船 室 等 の 改 造 を 行 い 船 名 を 第 二 海 王 丸 と 改 め 同 年 7 月 18 日 付 けをもって 九 州 運 輸 局 福 岡 海 運 支 局 長 からの 船 舶 検 査 証 書 の 交 付 を 受 けるとともに 漁 船 登 録 をなし 用 途 を 小 型 遊 漁 兼 用 船 とし Cが 船 長 となって 単 独 で 乗 り 組 み 同 年 12 月 には 使 用 者 名 義 を 同 人 に 変 更 し 博 多 漁 港 福 岡 船 だまり( 以 下 福 岡 船 だ まり という )を 基 地 として 福 岡 市 西 区 小 呂 島 等 に 主 に 瀬 渡 船 として 運 航 されていたものである (2) 船 体 構 造 等 1 改 造 前 第 2 海 王 丸 は 当 初 もじゃこ 漁 を 目 的 とし 船 体 の 検 査 を 必 要 としない 漁 船 として 建 造 されたも ので 船 速 を 速 くする 必 要 から 船 首 部 を 鋭 いV 型 とした 一 層 甲 板 船 で 上 甲 板 上 の 張 出 し 甲 板 の 外 縁 端 に 甲 板 上 からの 高 さが 約 60センチメートル( 以 下 センチ という )の 船 首 部 にフレ アを 有 するブルワークで 囲 み その 下 端 張 出 し 甲 板 内 側 に 船 首 寄 りの 船 倉 横 から 船 尾 端 にかけて 左 右 両 舷 対 称 に 長 さ 約 2センチ 幅 約 3センチの 排 水 口 が 各 5 箇 所 と 直 径 約 3.5センチのもの 2 個 ずつ 並 んだ 排 水 口 が 各 2 箇 所 ずつ 設 けられていた 上 甲 板 下 の 区 画 は 船 首 から 船 尾 にかけて 船 首 部 空 気 室 と 長 さ93センチ 幅 98センチの 倉 口 を 有 する 船 幅 いっぱいの 船 倉 及 び3 番 魚 倉 と 中 央 寄 りに 長 さ93センチ 幅 62センチの 倉 口 を 有 する 左 右 に 仕 切 られた2 番 と1 番 の 各 活 魚 倉 が 船 体 中 央 部 まであり その 後 方 に 機 関 室 船 室 船 倉 舵 機 室 の 順 に 配 置 されていた なお 機 関 室 の 後 部 左 舷 側 と 船 室 前 側 中 央 部 とにそれ ぞれ 長 さ 約 55センチ 幅 約 65センチの 開 口 部 が 上 甲 板 上 約 50センチの 高 さの 所 にあるほか 船 尾 船 倉 の 開 口 部 は 長 さ 約 58センチ 幅 約 63センチ 舵 機 室 の 開 口 部 は 長 さ 約 86センチ 幅 約 63センチで それぞれ 上 甲 板 中 央 寄 りに 接 近 して 左 右 対 称 に 各 1 個 ずつあった これら 甲 板 下 の 各 倉 には 上 甲 板 上 に 各 倉 口 ごとに 高 さが 約 9センチのコーミングが 設 けられ それを 覆 うFRP 製 のさ 蓋 によって 閉 鎖 されるようになっていて 甲 板 上 に 取 り 付 けられているリングに ロープを 通 してさ 蓋 を 固 縛 する 方 法 がとられていた 機 関 室 は 船 体 中 央 部 から 後 方 にあり 船 底 内 部 に 床 面 から 天 井 までの 高 さが220センチ 長 さが315センチ 幅 が164センチの 区 画 で その 両 舷 側 の 上 甲 板 までの 部 分 が 燃 料 タンクとな っており 機 関 室 の 天 井 はブルワークの 上 線 と 同 じ 高 さで これが 操 舵 室 と 船 室 の 床 面 となってい た また 機 関 室 後 部 船 室 及 び 舵 機 室 の 各 隔 壁 は 各 隔 壁 の 上 部 に 一 部 配 線 等 による 小 穴 がある ほか 水 密 構 造 となっていた 操 船 する 場 所 は 上 甲 板 上 船 体 の 中 央 から 後 方 にかけて 長 さ 約 410センチ 幅 約 164セ ンチ 高 さ 前 部 で 約 135センチ 後 部 で 約 200センチの 2 層 に 分 かれて 前 面 と 側 面 に 窓 があ り 船 尾 側 の 開 口 部 に 引 き 戸 を 設 けた FRP 製 の 側 壁 で 囲 まれた 船 橋 構 造 物 の 中 に 2 箇 所 設 け られており 操 船 は 最 前 部 の 右 前 側 座 席 に 腰 掛 けた 状 態 と 1 段 高 くなった 後 部 囲 壁 の 内 側 で 立 った 状 態 とでそれぞれできるようになっていたが 座 席 での 操 船 は 見 通 しがあまり 良 くないため 通 常 立 って 操 船 にあたるよう 設 計 者 は 考 えていた この 構 造 物 の 後 部 内 側 の 床 面 に 機 関 室 と 船 室 の 出 入 口 があった 2 改 造 後 旧 船 名 協 栄 丸 を 購 入 したC 船 長 は 船 体 の 主 要 部 分 は 現 状 のままとし 昭 和 62 年 6 月 ごろ 同

3 船 を 瀬 渡 船 として 稼 働 させるため 岩 場 での 乗 客 の 乗 下 船 の 便 宜 を 図 り 床 面 に 鉄 製 チェッカープ レートを ハンドレール 部 にステンレス 製 のパイプをそれぞれ 使 用 し 先 端 に 古 タイヤを 取 り 付 け た 床 面 の 全 長 約 450センチ 先 端 の 幅 約 70センチ 後 端 の 幅 約 180センチ ハンドレール の 高 さ 約 81センチのやり 出 し( 材 料 約 200キログラム 使 用 )を 船 首 先 端 に 新 設 するとともに 乗 客 を 風 雨 や 波 しぶきから 保 護 するため 船 橋 構 造 物 の 前 後 に 取 外 し 可 能 な 仮 設 テント 張 り 客 室 を 設 けることとして 同 工 事 の 鉄 工 部 分 を 知 り 合 いの 軽 合 金 製 高 速 艇 の 建 造 や 修 理 にたずさわっ ているD 社 に 口 頭 で 依 頼 した C 船 長 は このほか 前 部 操 舵 室 の 操 縦 席 の 天 井 から 身 体 を 乗 り 出 して 操 船 ができるように 同 操 舵 室 天 井 前 部 に 後 部 操 舵 室 にあった 舵 輪 や 機 関 の 遠 隔 操 縦 装 置 を 移 設 し 同 室 前 側 の2 番 3 番 魚 倉 の 上 に 板 張 りの 座 席 を 設 けるとともに 同 室 後 部 の 船 室 内 の 床 部 分 に 発 泡 スチロール 板 を 敷 きその 上 にカーペットを 敷 くなどして 改 装 を 施 したほか 交 信 用 の 無 線 機 魚 群 探 知 器 その 他 集 魚 灯 関 係 設 備 等 の 漁 ろう 設 備 を 増 設 し 船 体 のブルワークと 水 線 下 の 各 部 分 を 濃 いオレンジ 色 に 船 側 部 分 を 白 色 にそれぞれ 塗 装 し 夏 場 は 仮 設 テントを 天 井 部 分 だけ 使 用 し て 就 航 した 改 造 の 際 取 り 付 けられた 仮 設 テント 張 りの 客 室 のうち 操 舵 室 前 部 側 のものは 長 さ 約 220セ ンチ 幅 約 164センチ 高 さ 約 20センチの 側 面 を 持 ち 前 側 1 箇 所 側 面 2 箇 所 に 縦 18センチ 横 25センチばかりの 透 明 ビニール 製 の 採 光 窓 のある 防 水 帆 布 で 覆 われ 船 首 側 の 面 の 両 側 に 高 さいっぱいのファスナーが 取 り 付 けられ これを 開 閉 することにより 客 室 の 出 入 り 口 となっていて 倉 口 の 上 に 板 敷 きの 床 が 設 けられていた また 船 橋 構 造 物 の 後 部 側 のものは 長 さ 約 298セン チ 幅 約 164センチ 高 さ 約 242センチの 側 面 を 持 った 後 部 操 縦 席 の 高 さに 合 わせて 一 体 化 した 外 観 で 船 尾 舵 機 室 上 部 まで 続 く 客 室 が 設 けられ これには 前 側 両 側 面 に 高 さいっぱいの 幅 20 センチのファスナー 付 き 出 入 り 口 と 後 側 両 側 面 は 天 井 から 下 方 約 140センチのところまで 長 さ 約 150センチ 高 さ 約 125センチの 透 明 ビニール 製 の 採 光 窓 が 取 り 付 けられ 船 尾 側 の 側 面 は 全 体 に 透 明 ビニール 製 の 素 材 を 使 用 し 中 央 で 二 分 されていた また 前 部 操 舵 室 の 内 部 は 同 室 の 床 板 部 ( 機 関 室 天 井 ) 左 半 分 全 面 は 取 外 し 可 能 なものとし 同 室 左 舷 側 の 後 壁 面 は 引 き 戸 式 の 出 入 口 がそのまま 残 された 更 にこの 内 部 に 建 造 当 初 からある 甲 板 下 の 船 室 に 通 じる 操 舵 室 の 床 面 と 同 じ 高 さの 所 で 長 さ55センチ 幅 65センチの 出 入 口 はそのまま 残 し 船 室 内 については 出 入 口 の 部 分 では 床 面 からの 高 さが 約 91センチあるが その 他 の 所 は 約 54センチで 長 さが 約 140センチであったところ 高 さはそのままで 船 尾 側 の 船 倉 との 隔 壁 の 中 央 部 分 を 開 口 して 長 さ 約 206センチ 幅 約 164センチの 区 画 を 作 り その 床 面 に 発 泡 スチロール 板 の 上 にカーペ ットを 敷 き 釣 客 が 横 になって 休 めるように 改 造 したが 右 舷 側 には 船 尾 に 通 じる 排 気 管 や 電 池 な どがむき 出 しのままであった 操 縦 席 は 船 橋 構 造 物 の 右 舷 前 側 で 背 もたれ 付 きのいすがあり 前 壁 には 各 種 指 示 計 とともに 組 み 込 まれたラットがあり その 左 側 にレーダー 無 線 機 を 含 む 照 明 灯 関 係 の 配 電 盤 があり 右 側 に 主 機 を 遠 隔 操 作 するクラッチ 用 とガバナー 用 のハンドルが 一 体 となって 配 置 されていた 同 席 の 上 部 に 天 蓋 付 きの 開 口 部 があり その 前 面 に 下 部 と 同 じラットとハンドルが 設 置 され いすの 上 に 立 つと 元 の 後 部 操 縦 席 とほぼ 同 じ 高 さで 操 船 できるように 改 造 された なお 本 船 を 瀬 渡 船 として 使 用 するほか 釣 船 として 使 用 できるようにこれまであった 活 魚 倉 は そのまま 残 した

4 (3) 関 係 法 規 1 本 船 は 昭 和 53 年 9 月 9 日 進 水 の 総 トン 数 9.44トン 長 さ12.89メートルのFRP 製 漁 船 で 就 航 水 域 が12 海 里 未 満 であるとして 船 舶 安 全 法 第 32 条 の 政 令 で 定 める20トン 未 満 の 漁 船 に 該 当 することになり 同 法 の 適 用 から 除 外 されて 建 造 された 2 小 型 船 造 船 業 法 の 適 用 もなく 設 計 上 の 規 制 もなく 従 って 主 任 技 術 者 を 必 要 としないFRP 造 船 所 で 建 造 された 3 第 二 海 王 丸 となって 小 型 遊 漁 兼 用 船 としての 検 査 は 本 船 の 長 さが12メートルを 超 えるため 運 輸 局 の 検 査 となるが 原 則 的 には 遊 漁 船 として 使 用 する 場 合 旅 客 定 員 が12 人 であるところか ら 客 船 としての 法 規 は 適 用 されず 漁 船 として 使 用 する 場 合 小 型 漁 船 安 全 規 則 の 適 用 を 受 ける ことになり 復 原 性 能 に 関 しては 同 規 則 第 44 条 により 検 査 機 関 が 十 分 と 認 める 復 原 性 を 保 持 できるものでなければならないことになる 2 指 定 海 難 関 係 人 及 び 関 係 者 等 (1) 指 定 海 難 関 係 人 A 釣 船 業 協 同 組 合 1 A 釣 船 業 協 同 組 合 設 立 に 至 るまでの 経 緯 A 釣 船 業 協 同 組 合 は 任 意 団 体 として 結 成 されていたE 遊 漁 船 組 合 及 びF 釣 船 組 合 が 統 合 して 後 に 中 小 企 業 等 協 同 組 合 法 に 基 づく 正 式 法 人 となったものであるが 当 初 結 成 されたE 遊 漁 船 組 合 は 昭 和 58 年 7 月 1 日 付 けで 規 約 を 定 め 組 合 結 成 の 目 的 として その 規 約 第 4 条 ( 事 業 )に (Ⅰ) 釣 客 の 安 全 を 確 保 し 並 びに 海 難 の 防 止 対 策 に 関 する 事 (Ⅱ) 釣 客 に 緊 急 事 態 が 発 生 した 場 合 の 連 絡 及 び 救 助 体 制 の 確 立 に 関 することなど 7 項 目 を 定 めたほ か 事 故 防 止 規 約 として 第 1 条 船 長 は テレビ ラジオ 新 聞 等 により 最 新 の 気 象 海 象 情 報 の 入 手 に 努 める 第 2 条 船 長 は 気 象 の 変 化 に 細 心 の 注 意 を 払 い 遊 漁 船 との 連 絡 を 密 にして 情 報 交 換 を 行 う 第 3 条 船 長 は 気 象 海 象 の 悪 化 が 予 想 される 場 合 は 出 港 を 中 止 し 加 入 全 船 に 出 港 中 止 を 連 絡 す る 第 4 条 事 務 所 及 び 各 船 内 に 利 用 者 名 簿 を 置 き 釣 客 に 住 所 氏 名 電 話 番 号 を 記 入 してもらう 第 5 条 船 長 は 出 港 前 に 海 技 免 状 船 舶 検 査 証 船 舶 検 査 手 帳 等 の 法 定 書 類 の 確 認 を 行 う 船 体 機 関 及 び 燃 料 の 点 検 第 6 条 救 命 胴 衣 救 命 浮 環 等 法 定 備 品 の 確 認 第 7 条 船 長 は 万 一 事 故 が 発 生 した 場 合 直 ちに 現 場 に 急 行 し 他 の 遊 漁 船 との 連 絡 を 密 にして 協 力 する 第 8 条 船 長 は 釣 人 がルールやマナーに 反 する 行 為 を 目 撃 したら 直 ちに 安 全 の 為 に 注 意 する 第 9 条 瀬 渡 船 の 船 長 は 釣 場 の 状 況 について 釣 人 に 充 分 周 知 させておく 事 及 び 釣 人 との 連 絡 の 方 法 釣 場 からの 揚 収 時 刻 の 確 認 を 忘 れずに 第 10 条 瀬 渡 船 の 船 長 は 釣 人 の 安 全 を 守 る 為 明 るいうちに 揚 収 し 日 没 までに 帰 港 できる 様 余 裕 のある 安 全 速 力 で 航 行 する 第 11 条 船 長 は 岩 場 付 近 に 瀬 渡 しした 釣 人 の 人 員 及 び 安 全 であるか 定 期 的 に 見 回 りを 行 い 釣 人 の 安 全 を 常 に 注 意 する

5 第 12 条 船 長 は 天 候 の 悪 化 の 兆 しを 感 じたら 直 ちに 釣 人 を 揚 収 し 磯 釣 事 故 防 止 に 努 める 第 13 条 本 組 合 は 事 故 防 止 の 為 積 極 的 に 海 難 防 止 講 習 会 を 開 催 し 事 故 対 策 の 徹 底 を 図 る 以 上 のものが 作 られていた 当 時 Cが 代 表 理 事 で 現 代 表 理 事 のGが 副 組 合 長 としてそれぞれその 任 にあたっていたが 特 に 問 題 もなく 平 穏 無 事 に 過 ごしていたところから 単 に 規 約 の 制 定 にとどまり 役 員 の 活 動 も 停 滞 し たままであった その 後 E 遊 漁 船 組 合 は 釣 船 仲 間 で 結 成 されていた 任 意 団 体 のF 釣 船 組 合 を 統 合 し 役 員 もほとん ど 同 じで 名 称 をA 釣 船 業 協 同 組 合 と 改 め まだ 正 式 な 組 合 でなく 任 意 団 体 のままであったが 昭 和 60 年 4 月 に 定 款 を 作 成 し それに 目 的 として 第 1 条 本 組 合 は 組 合 員 の 相 互 扶 助 の 精 神 に 基 づき 組 合 員 及 びその 所 属 員 や 家 族 のために 必 要 な 共 同 事 業 を 行 い もって 組 合 員 の 自 主 的 な 経 済 活 動 を 促 進 し その 経 済 的 社 会 的 地 位 の 向 上 を 図 る ことを 主 たる 目 的 とする と 規 定 し 第 6 条 この 定 款 に 定 めるもののほか 必 要 な 事 項 は 規 約 で 定 める とし その 事 業 として 第 7 条 に 8 項 目 の 事 業 種 目 を 定 めそのうち(3)として 組 合 員 及 び 利 用 客 のためにする 災 害 や 遭 難 防 止 の 安 全 対 策 普 及 事 業 が 明 記 されていた このほか 第 16 条 (6) 項 に その 他 理 事 会 において 課 怠 金 又 は 除 名 処 分 の 議 決 をされた 組 合 員 は 総 会 の 議 決 により 除 名 処 分 ができる 旨 が 規 定 されていた 更 に 同 組 合 は 昭 和 61 年 10 月 10 日 付 けをもって 安 全 運 航 の 内 規 として (ア) 風 速 10メートル 以 上 のとき( 強 風 波 浪 注 意 報 発 表 中 ) (イ) 波 高 2メートル 以 上 のとき 出 港 を 中 止 する 旨 を 定 めた その 後 無 線 局 の 設 置 燃 料 共 同 購 入 また 融 資 などの 問 題 のためには 中 小 企 業 等 協 同 組 合 法 に 基 づく 協 同 組 合 にすることが 必 要 で そのためには 同 法 の 定 めるところにより 定 款 事 業 計 画 等 に ついても 同 法 の 趣 旨 に 沿 ったものに 改 め 行 政 庁 の 認 可 が 必 要 なことが 分 かり 福 岡 県 中 小 企 業 団 体 中 央 会 の 指 導 を 受 け 定 款 を 改 め 所 定 の 手 続 を 経 て 同 62 年 11 月 21 日 付 けをもって 認 可 さ れ 同 年 12 月 1 日 付 けをもって 法 人 としての 登 記 を 済 ませ 正 式 にA 釣 船 業 協 同 組 合 が 発 足 し C が 同 組 合 の 代 表 理 事 として 登 記 された 2 正 式 発 足 後 のA 釣 船 業 協 同 組 合 定 款 に 示 された 事 業 目 的 ア 組 合 員 の 利 用 に 供 するための 無 線 局 の 設 置 イ 組 合 員 の 事 業 に 必 要 な 釣 具 餌 燃 料 等 の 共 同 購 買 ウ 組 合 員 のために 行 う 共 同 企 画 イベント 等 の 共 同 宣 伝 事 業 エ 組 合 員 に 対 する 事 業 資 金 の 貸 付 け( 手 形 の 割 引 を 含 む ) 及 び 組 合 員 のためにするその 借 入 れ オ 商 工 組 合 中 央 金 庫 中 小 企 業 金 融 公 庫 国 民 金 融 公 庫 銀 行 相 互 銀 行 信 用 金 庫 信 用 協 同 組 合 に 対 する 組 合 員 の 債 務 の 保 証 またはこれらの 金 融 機 関 の 委 任 をうけてする 組 合 員 に 対 する その 債 権 の 取 立 て カ 組 合 員 の 事 業 に 関 する 経 営 及 び 技 術 の 改 善 向 上 又 は 組 合 事 業 に 関 する 知 識 の 普 及 を 図 るため の 教 育 及 び 情 報 の 提 供

6 キ 組 合 員 の 福 利 厚 生 に 関 する 事 業 ク 前 各 号 の 事 業 に 附 帯 する 事 業 なお 旧 定 款 に 定 められていた((3) 組 合 員 及 び 利 用 客 のためにする 災 害 や 遭 難 防 止 の 安 全 対 策 普 及 事 業 )の 項 目 は 中 小 企 業 等 協 同 組 合 法 の 規 定 により これを 定 款 上 に 記 載 すれば それな りの 予 算 措 置 を 講 じたり 事 業 報 告 書 作 成 等 事 務 が 煩 雑 となるなどの 事 由 により 定 款 に 記 載 しない こととしたが 安 全 運 航 に 関 する 内 規 は そのまま 残 された 3 本 件 発 生 までの 同 組 合 の 活 動 同 組 合 の 事 業 目 的 の1つであった 無 線 局 の 設 置 問 題 は C 代 表 理 事 が 個 人 的 に 無 線 機 を 所 持 使 用 していたことや アンテナ 設 置 敷 地 問 題 など 設 備 に 伴 う 問 題 や 資 金 面 の 問 題 等 から 実 現 される までに 至 らず わずかに 年 1 回 チャリティ 釣 大 会 を 福 岡 市 とともに 行 ったほかは 特 に 組 合 として 海 難 防 止 のための 指 導 も 行 われず 活 動 も 低 迷 したままで 中 小 企 業 等 協 同 組 合 法 に 基 づく 組 合 と なったのに 旧 態 依 然 とした 状 態 が 続 き 理 事 会 も 単 なる 親 睦 会 的 な 会 合 に 終 始 し 議 事 録 も 残 さ れていなかった (2) 指 定 海 難 関 係 人 B B 指 定 海 難 関 係 人 は 事 件 当 時 前 示 組 合 の 代 表 理 事 であった 第 二 海 王 丸 の 船 長 Cの 長 女 で 昭 和 54 年 ごろ 当 時 電 気 製 品 の 販 売 事 業 を 営 んでいたC 船 長 が 趣 味 として 所 有 していたモーターボ ートの 所 有 者 名 義 を H 名 義 とし 以 後 2 隻 の 船 の 名 義 上 の 船 舶 所 有 者 となり その 後 事 業 に 失 敗 したC 船 長 が 同 56 年 夏 ごろ 客 船 タイプの 瀬 渡 船 第 二 海 王 丸 ( 初 代 )を 購 入 し 瀬 渡 業 に 転 業 し た 際 も 債 務 の 都 合 で 名 義 上 の 船 舶 所 有 者 となり 更 に 同 56 年 12 月 自 営 で 家 庭 電 気 製 品 の 卸 販 売 業 を 営 むIと 結 婚 して 別 所 帯 となった 後 も 名 義 上 の 船 舶 所 有 者 を 続 け 同 62 年 4 月 初 代 第 二 海 王 丸 を 売 り 2 代 目 第 二 海 王 丸 を 買 ったときも 資 金 面 には 関 与 していなかったが 名 義 上 の 船 舶 所 有 者 となり 漁 船 登 録 及 び 小 型 遊 漁 兼 用 船 としての 検 査 を 済 ませ 同 62 年 7 月 18 日 船 舶 検 査 証 書 の 交 付 を 受 けた 結 婚 後 B 指 定 海 難 関 係 人 は 福 岡 市 城 南 区 茶 山 に 住 み 家 事 育 児 にあたるとともに 夫 の 事 業 の 手 助 けを 行 い 第 二 海 王 丸 については 没 交 渉 で 実 質 的 な 船 舶 所 有 者 としての 責 務 をC 船 長 が 果 たしていたところから すべてを 同 人 に 任 せ 全 くの 名 義 だけの 船 舶 所 有 者 となっていた (3) 第 二 海 王 丸 船 長 C C 船 長 は 電 気 製 品 の 販 売 事 業 を 営 むかたわら 趣 味 としてモーターボートを 所 有 し 同 55 年 1 0 月 一 級 小 型 船 舶 操 縦 士 の 免 状 を 取 得 し これを 遊 漁 に 使 用 していたところ 同 販 売 事 実 に 失 敗 し 同 56 年 夏 ごろから 瀬 渡 船 業 務 に 転 業 し 当 時 の 所 有 船 の 名 義 をこれまでどおり C 船 長 の 長 女 であるBとし 以 後 妻 Jとともに 同 業 務 に 従 事 し 定 員 43 人 乗 りの 軽 合 金 製 の 第 二 海 王 丸 を 購 入 し 瀬 渡 船 業 務 を 行 っていたものであるが 同 58 年 7 月 に 至 り 対 外 的 信 用 を 得 るため 同 業 者 とはかり C 船 長 が 発 起 人 の1 人 となって 釣 客 の 安 全 を 確 保 し 海 難 の 未 然 防 止 を 図 り 健 全 な 秩 序 ある 業 界 の 向 上 と 発 展 を 図 ることを 目 的 としたE 遊 漁 船 組 合 を 作 り C 船 長 自 ら 代 表 理 事 に 就 任 し 事 務 所 を 同 人 宅 においた その 後 同 60 年 4 月 に 組 織 を 改 め A 釣 船 業 協 同 組 合 となったが 引 続 き 同 人 が 代 表 理 事 を 務 め 以 後 同 62 年 初 代 第 二 海 王 丸 を 好 条 件 で 購 入 希 望 者 があったところ からこれを 売 船 し その 後 中 古 漁 船 の 協 栄 丸 を 購 入 改 造 してこれを 再 び 第 二 海 王 丸 と 命 名 した 後 も 所 有 者 をB 名 義 とし 自 らは 船 長 として 同 船 の 運 航 にあたるとともに 同 年 12 月 中 小 企 業

7 等 協 同 組 合 法 に 基 づくA 釣 船 業 協 同 組 合 の 設 立 認 可 を 受 けた 際 その 代 表 理 事 として 就 任 し 以 後 その 運 営 にあたっていたが 特 記 する 組 合 活 動 も 行 わず 無 線 局 を 自 宅 に 設 置 して 主 として 自 船 と の 交 信 に 使 用 したり 代 表 理 事 でありながら 積 極 的 な 海 難 防 止 活 動 も 行 わないまま 時 を 過 ごし 事 件 発 生 前 健 康 上 の 理 由 で 役 員 の 辞 任 を 申 し 出 ていたところ 平 成 元 年 4 月 20 日 の 理 事 会 でこ れが 承 認 され Gが 新 代 表 理 事 に 就 任 することとなったが 総 会 での 正 式 承 認 までには 至 らなかっ た 3 小 呂 島 及 び 同 島 に 至 る 海 域 の 状 況 小 呂 島 は 博 多 港 港 界 から 北 西 方 19 海 里 ばかりの 玄 界 灘 にある 南 北 の 長 さ 約 1.5キロメート ルの 孤 島 人 口 2 百 人 余 り 住 民 のほとんどが 漁 業 で 生 計 を 維 持 しており 福 岡 市 西 区 に 属 している 同 島 の 南 側 に 福 岡 県 が 管 理 する 第 4 種 漁 港 が 構 築 されており 昭 和 34 年 第 2 次 整 備 計 画 から 順 次 整 備 され 同 漁 港 を 囲 む 既 存 の 防 波 堤 の 更 に 北 西 側 に 第 7 次 計 画 として 西 2 号 防 波 堤 が 新 設 され 同 防 波 堤 上 からメジナ イサキ チヌ 等 が 釣 れるところから 小 呂 島 に 訪 れる 釣 人 が 増 加 した ところで 小 呂 島 と 博 多 港 姪 浜 間 には 福 岡 市 営 の 客 船 おろしま(35トン 旅 客 定 員 35 人 )が 毎 日 1 便 小 呂 島 発 午 前 6 時 45 分 姪 浜 着 同 8 時 10 分 姪 浜 発 午 後 2 時 小 呂 島 着 同 3 時 25 分 のス ケジュールで 運 航 されていたが 同 島 には 一 般 宿 泊 施 設 はなく 滞 在 することができないため ここ を 訪 れる 釣 人 は 通 常 博 多 港 から 出 る 瀬 渡 船 を 乗 合 い 或 いはチャーターするなどして 夜 中 に 島 に 渡 り 釣 りを 楽 しんだ 後 夕 方 までに 同 じ 船 で 博 多 港 に 戻 るという 方 法 をとり 組 合 所 属 の 各 瀬 渡 船 に はそれぞれ 常 連 客 がつくようになった この 小 呂 島 と 博 多 港 との 間 の 海 域 は 玄 界 灘 と 呼 称 されている 荒 海 の 一 部 であるが 特 に 福 岡 湾 口 北 西 方 にある 玄 界 島 の 北 側 2 3 海 里 の 海 域 は 海 底 の 地 形 潮 汐 流 風 等 の 影 響 により 複 雑 な 高 波 が 発 生 しやすい 海 域 で このことは 地 元 の 関 係 者 は 皆 知 っていた 昔 からの 漁 業 者 でない 瀬 渡 業 関 係 者 でもこのことは 知 っており 同 海 域 を 釣 客 を 乗 せて 往 復 とも 通 航 する 瀬 渡 船 としては 復 航 の 天 候 も 十 分 考 慮 して 航 海 計 画 を 立 てる 必 要 があった 4 本 件 発 生 前 後 の 気 象 及 び 海 象 (1) 福 岡 北 九 州 地 方 の 注 意 報 発 表 状 況 福 岡 管 区 気 象 台 では 平 成 元 年 4 月 22 日 午 後 8 時 30 分 波 浪 注 意 報 を 発 表 した その 内 容 は 低 気 圧 が 九 州 の 南 海 上 を 東 北 東 進 しています このため 福 岡 北 九 州 地 方 の 海 上 では 明 日 早 朝 から 北 東 の 風 に 変 わり 波 が 次 第 に 高 くなりましょう 波 の 高 さは3メートルに 達 し 突 風 を 伴 いますので 船 は 注 意 して 下 さい 明 後 日 は 次 第 におさまりましょう というものであった その 後 翌 23 日 は 前 示 注 意 報 が 継 続 され 同 気 象 台 では 翌 々24 日 午 前 7 時 20 分 強 風 波 浪 注 意 報 を 発 表 した その 内 容 は 房 総 半 島 沖 の 低 気 圧 は 発 達 しながら 東 北 東 進 し かわって 大 陸 から 高 気 圧 が 北 に 偏 って 張 り 出 してきました このため 福 岡 県 では 風 が 強 くなっています 北 東 の 風 で 最 大 風 速 は 陸 上 で10から15メートル 海 上 では15から17メートルに 達 し 突 風 を 伴 いましょう 今 夜 はおさまりましょう また 福 岡 北 九 州 の 沿 岸 の 海 上 では 引 き 続 き 波 の 高 い 状 態 となってい ます 波 の 高 さは 4メートルに 達 しましょう 明 日 にはおさまりましょう 陸 上 海 上 とも 注 意 し て 下 さい というものであったが 同 注 意 報 についてはC 船 長 も 同 人 の 妻 Jも 知 らなかった

8 (2) 海 上 警 報 発 表 状 況 平 成 元 年 4 月 21 日 午 後 06 時 10 分 発 表 海 上 風 警 報 平 成 元 年 4 月 22 日 午 前 05 時 10 分 解 除 平 成 元 年 4 月 23 日 午 前 05 時 40 分 発 表 海 上 風 警 報 平 成 元 年 4 月 23 日 午 後 05 時 00 分 発 表 海 上 風 警 報 平 成 元 年 4 月 24 日 午 前 05 時 55 分 発 表 海 上 風 警 報 平 成 元 年 4 月 24 日 午 前 10 時 40 分 発 表 海 上 強 風 警 報 平 成 元 年 4 月 24 日 午 後 05 時 10 分 発 表 海 上 強 風 警 報 平 成 元 年 4 月 24 日 午 後 2 時 25 分 発 表 海 上 風 警 報 平 成 元 年 4 月 25 日 午 前 05 時 00 分 解 除 となっていた (3) 壱 岐 対 馬 方 面 の 注 意 報 等 発 表 状 況 1 巌 原 測 候 所 の 注 意 報 等 発 表 状 況 同 測 候 所 では 自 動 応 答 電 話 による 通 報 のほか 直 接 問 合 わせあった 場 合 天 気 予 報 雨 風 波 などの 予 想 実 況 注 意 報 警 報 などについて 説 明 を 行 っており 事 件 関 係 日 時 のものとしては 平 成 元 年 4 月 23 日 午 前 6 時 10 分 発 表 九 州 の 南 海 上 に 低 気 圧 があってゆっくり 北 東 に 進 み 大 陸 の 高 気 圧 が 張 り 出 してきています このため 壱 岐 対 馬 地 方 では これから 明 日 まで 北 東 の 風 がやや 強 くなりましょう 沿 岸 の 海 域 で は 波 が 高 く 突 風 のおそれもありますから 船 は 注 意 して 下 さい 明 日 も 続 きます 平 成 元 年 4 月 23 日 午 後 1 時 40 分 発 表 23 日 午 前 6 時 10 分 に 発 表 した 波 浪 注 意 報 を 強 風 波 浪 注 意 報 に 切 り 替 えます 低 気 圧 が 四 国 沖 にあって 北 東 に 進 み 大 陸 からは 高 気 圧 が 張 り 出 してきました このため 壱 岐 対 馬 地 方 はこれ から 明 日 朝 にかけ 北 東 の 風 が 強 まり 引 き 続 き 波 の 高 い 状 態 が 続 きましょう 陸 上 の 最 大 風 速 は 10ないし12メートル 海 上 の 最 大 風 速 は12ないし15メートルに 達 し 沿 岸 の 波 の 高 さは2. 5ないし3メートルで 突 風 を 伴 いましょう 船 は 十 分 注 意 して 下 さい 平 成 元 年 4 月 24 日 午 後 8 時 20 分 発 表 23 日 午 後 1 時 40 分 に 発 表 した 強 風 波 浪 注 意 報 を 波 浪 注 意 報 に 切 り 替 えます 四 国 沖 にあっ た 低 気 圧 が 北 東 に 進 み 大 陸 の 高 気 圧 におおわれてきました 壱 岐 対 馬 地 方 では 引 き 続 き 波 の 高 い 状 態 が 続 いています 波 の 高 さは4メートルのち3メートル 突 風 のおそれもありますので 海 上 の 船 舶 は 注 意 して 下 さい 波 の 高 い 状 態 は 明 日 には 次 第 におさまるでしょう というも のであった このほか 若 宮 灯 台 の 船 舶 気 象 通 報 資 料 巡 視 船 よしのの 航 海 日 誌 記 録 及 び 津 屋 崎 の 九 州 大 学 固 定 ステーションの 観 測 資 料 は 次 のとおりである

9 (4) 若 宮 灯 台 船 舶 気 象 通 報 資 料

10 (5) 巡 視 船 よしの の 気 象 資 料 本 船 は 比 田 勝 港 から 対 馬 周 辺 海 域 を 巡 視 中 観 測 したものである なお 風 力 7は13.9から17.2メートル 毎 秒 で 波 浪 階 級 4は かなり 波 がある 状 態 うねり 階 級 3は やや 高 いうねりで 波 高 は2から4メートルをいう

11 (6) 九 州 大 学 応 用 力 学 研 究 所 津 屋 埼 海 岸 災 害 実 験 所 固 定 ステーション 定 時 観 測 データ 転 覆 時 津 屋 埼 では 最 大 風 速 は 北 北 東 の22メートル 毎 秒 が 吹 いていたことになる (7)その 他 の 気 象 海 象 資 料 白 島 山 頂 の 観 測 資 料 によれば 事 件 発 生 時 の 前 後 は 風 速 約 19メートル 毎 秒 の 北 北 東 風 が 観 測 さ れており また 同 島 の 波 浪 観 測 資 料 で 午 前 11 時 最 大 波 高 4.33メートルが 観 測 され 午 後 3 時 以 降 ようやくおさまりだしているところから 事 件 発 生 当 時 が 最 悪 の 状 況 であったものと 推 測 さ れる 5 本 件 発 生 沈 没 に 至 るまでの 経 緯 (1) 運 航 形 態 と 釣 客 が 乗 船 するまでの 経 緯 通 常 第 二 海 王 丸 では 釣 具 店 を 通 じた 個 々の 釣 客 や 既 に 常 連 となった 釣 客 から 直 接 自 宅 への 電 話 申 込 み 等 により 集 められた 釣 客 を 乗 合 いで 小 呂 島 の 新 設 防 波 堤 上 に 瀬 渡 しする 業 務 に 従 事 し ていたものであるが C 船 長 が 単 独 で 第 二 海 王 丸 の 運 航 を 受 け 持 ち 同 人 の 妻 Jが 出 港 までの 客

12 の 応 対 にあたるほか C 船 長 を 補 佐 して 気 象 情 報 の 収 集 や 同 人 宅 と 本 船 間 の 無 線 連 絡 にもあたっ ており 釣 客 は 出 港 時 刻 に 合 わせて 適 宜 福 岡 船 だまりに 直 行 して 乗 船 していた なお 当 時 の 運 航 スケジュールとしては 福 岡 船 だまりを 午 前 0 時 ごろ 出 港 し 約 1 時 間 で 小 呂 島 に 到 着 し 同 島 新 防 波 堤 上 に 運 んだ 後 正 午 ごろに 納 竿 し 福 岡 に 戻 ることにしていた (2) 出 港 判 断 基 準 C 船 長 自 ら 代 表 理 事 となっている A 釣 船 業 協 同 組 合 では 前 示 のとおり 内 規 で 風 速 10メー トル 波 高 2メートル 以 上 の 場 合 出 港 を 見 合 わせる 旨 定 めていたが 実 効 に 乏 しく また 天 気 予 報 がときには 当 たらないこともあるところから 同 人 は 指 導 者 的 立 場 にありながらこれを 軽 視 して いた C 船 長 は 同 人 の 妻 がテレビの 天 気 予 報 NTTの 電 話 による 天 気 予 報 福 岡 管 区 気 象 台 へ の 問 合 せのほか 自 宅 にある 無 線 機 により 萩 見 島 灯 台 や 若 宮 灯 台 の 船 舶 気 象 通 報 を 傍 受 して 得 た 情 報 を 参 考 に 独 自 の 判 断 で これまでの 経 験 から 出 港 するかどうかを 決 めていたが 予 定 の 釣 客 が3 人 までの 場 合 天 候 に 関 係 なく 経 済 的 理 由 から 出 港 しないこととしており 逆 に 釣 客 の 多 い 場 合 にはよほど 天 候 の 悪 化 が 予 想 されない 限 り 出 港 することとし 出 港 前 のテレビによる 午 後 7 時 前 の 天 気 予 報 を 聞 いた 後 最 終 判 断 を 行 っていた (3) 当 時 の 釣 客 の 状 況 平 成 元 年 4 月 23 日 は 日 曜 日 であったが 第 二 海 王 丸 の 乗 船 予 定 者 は 釣 具 店 経 由 が4 人 直 接 電 話 申 込 みが4 人 あり 応 待 にあたった 妻 Jは 最 終 出 港 決 定 時 刻 を 午 後 7 時 とし 予 約 客 にこの 旨 を 知 らせた 一 方 当 日 小 呂 島 行 きを 予 定 していた 同 組 合 所 属 の 磯 丸 に7 人 第 三 彰 栄 丸 に6 7 人 の 予 約 釣 客 があった (4) 第 二 海 王 丸 と 他 の 同 業 船 の 動 向 4 月 23 日 磯 丸 第 三 彰 栄 丸 とともに 小 呂 島 から 帰 ったC 船 長 は 当 日 の 天 気 が 前 日 福 岡 管 区 気 象 台 が 発 表 した 天 気 予 報 に 反 して 波 高 も 低 く 風 も 弱 かったところから 引 続 き 海 上 風 警 報 が 発 表 されていたことを 気 にかけず 後 の 気 象 情 報 の 入 手 や 客 の 応 対 を 妻 に 任 せ 深 夜 の 出 港 に 備 え 午 後 6 時 ごろから 仮 眠 し また 妻 Jもあまり 天 気 予 報 に 信 頼 を 置 かず 同 日 午 後 7 時 前 のテレビの 天 気 予 報 を 聞 き 更 に 若 宮 灯 台 からの 船 舶 気 象 通 報 も 聞 いたが 当 時 北 北 東 風 速 8メートル 波 高 1 メートルとの 情 報 で 翌 日 の 帰 港 時 の 天 候 に 配 慮 を 欠 いたまま 出 港 を 見 合 わせることなく 予 約 釣 客 に 対 し 予 定 どおり 出 港 する 旨 の 電 話 連 絡 を 行 った 一 方 磯 丸 の 船 長 Kは 当 日 5 人 グループと2 人 の 計 7 人 の 予 約 客 があったが 午 後 7 時 前 の 天 気 予 報 で 壱 岐 対 馬 方 面 に 強 風 波 浪 注 意 報 が 発 表 されていることを 知 り 西 の 方 から 天 候 が 変 わると ころから 出 港 中 止 を 決 め この 旨 を 予 約 客 に 伝 えた また 第 三 彰 栄 丸 の 船 長 Lも 当 日 6 7 人 の 予 約 客 があったが 同 人 も 平 素 から 対 馬 方 面 の 気 象 状 況 に 留 意 しており 厳 原 測 候 所 の 情 報 で 強 風 波 浪 注 意 報 が 発 表 され 波 高 も3メートルとなることが 予 想 され いずれこの 影 響 が 玄 界 島 付 近 にも 及 ぶものと 判 断 し 出 港 を 取 り 止 めることにし 予 約 客 に 伝 えた (5) 福 岡 船 だまり 発 航 から 小 呂 島 在 港 中 の 状 況 C 船 長 は 仮 眠 をとった 後 平 成 元 年 4 月 23 日 午 後 11 時 15 分 ごろ 自 宅 を 妻 Jに 見 送 られて 出 港 し 約 10 分 後 に 福 岡 船 だまりに 到 着 し 直 接 来 船 した1 人 の 釣 客 を 加 え 合 計 9 人 の 釣 客 を 乗 せ 出 港 準 備 を 整 えたうえ 推 定 喫 水 船 首 0.20メートル 船 尾 1.00メートルをもって 翌 2

13 4 日 午 前 0 時 ごろ 福 岡 船 だまりを 発 して 小 呂 島 に 向 かい 同 1 時 15 分 ごろ 同 島 南 側 にある 小 呂 島 漁 港 に 入 港 し 釣 客 を 同 漁 港 西 2 号 防 波 堤 に 上 陸 させた 後 同 漁 港 内 に 係 留 し 船 内 で 仮 眠 した 一 方 妻 Jは 自 宅 事 務 室 に 設 置 してある 無 線 機 で 第 二 海 王 丸 と 交 信 を 開 始 し 逐 次 状 況 を 把 握 し ていたが 同 1 時 15 分 ごろC 船 長 から 小 呂 島 に 着 いたので 無 線 を 切 って 休 むようにとの 連 絡 で 無 事 入 港 したことを 知 ったが 無 線 機 を 切 らずに 休 息 した (6) 小 呂 島 発 航 までの 経 緯 24 日 午 前 7 時 ごろ 風 の 音 で 目 覚 めた 妻 Jは 自 宅 から 空 を 眺 め 天 候 が 悪 化 していることを 知 り 不 安 を 感 じたが 小 呂 島 に 入 港 すると 無 線 連 絡 が 困 難 になるところから M 漁 業 協 同 組 合 に 依 頼 して 電 話 で 連 絡 をとることにし M 漁 業 協 同 組 合 が 開 く 同 8 時 30 分 ごろまで 待 つことにした ところでこれより 先 福 岡 管 区 気 象 台 では 同 日 午 前 7 時 20 分 福 岡 県 の 海 上 では 北 東 の 風 が1 5から17メートルに 達 し 突 風 を 伴 う 波 の 高 さは4メートルに 達 する 旨 の 強 風 波 浪 注 意 報 を 発 表 していたが 妻 Jは この 情 報 を 入 手 しないまま M 漁 業 協 同 組 合 に 同 8 時 30 分 ごろ 自 宅 に 電 話 するようC 船 長 に 伝 えることを 依 頼 した M 漁 業 協 同 組 合 からの 知 らせで 船 内 に 休 息 していたC 船 長 は 同 8 時 45 分 ごろ 上 陸 してM 漁 業 協 同 組 合 に 赴 いた 後 近 くの 公 衆 電 話 から 妻 Jと 連 絡 をとり 風 が 強 くなってきていることを 知 らされ 自 分 ではさして 心 配 は 感 じなかったが 妻 の 懸 念 を 了 承 し 予 定 を 切 り 上 げて 帰 港 する こととしたが 天 候 悪 化 の 状 況 を 確 かめて 同 港 で 避 難 することなく 同 9 時 少 し 前 西 2 号 防 波 堤 に 赴 き 釣 客 に 納 竿 を10 時 ごろにして 帰 港 する 旨 伝 えたところ 防 波 堤 上 で 釣 りを 行 っていた 釣 客 達 は 釣 糸 が 風 に 飛 ばされ 釣 りを 続 けることに 困 難 を 感 じていたので 即 刻 帰 港 することになり 全 員 がそれぞれ 船 に 戻 るのを 待 った 釣 客 の1 人 であった 飲 食 業 を 営 むNは 同 9 時 5 分 ごろ 帰 船 す ると 自 分 の 釣 竿 と 荷 物 を 船 首 部 の 魚 倉 に 入 れ 舷 側 の 甲 板 上 に2 匹 の 魚 が 入 ったクーラーを 置 き 自 分 は 後 部 客 室 の 甲 板 下 の 客 室 に 入 り 横 になって 休 息 し 他 の 釣 客 も 前 後 部 のテント 張 りの 客 室 に 分 かれて 入 り 全 員 が 帰 船 して 同 9 時 十 分 ごろ 小 呂 島 漁 港 西 2 号 防 波 堤 を 発 して 帰 途 につい た (7) 小 呂 島 発 航 後 転 覆 に 至 るまでの 経 過 C 船 長 は 発 航 後 間 もなく 針 路 を 玄 界 島 の 東 側 に 向 く 南 40 度 東 ( 磁 針 方 位 以 下 360 度 分 法 によるものは 真 方 位 他 は 磁 針 方 位 である )に 定 め 機 関 を 約 13.5ノットの 半 速 力 とし 左 舷 後 方 から 風 浪 を 受 けながら 進 行 し その 後 同 9 時 40 分 ごろ 自 宅 に 無 線 電 話 で 連 絡 し ゆっく り 帰 港 中 でまだ 玄 界 島 に 達 していない 旨 を 伝 え 以 後 5 分 ぐらいおきに 自 宅 にいる 妻 と 連 絡 をとり ながら 続 航 した やがて 同 10 時 ごろ 第 二 海 王 丸 は 玄 界 島 まで2 海 里 ばかりの 高 波 の 発 生 したやすい 海 域 に 入 り 突 風 による 影 響 も 加 わって 急 速 に 風 浪 が 増 大 し 海 水 が 甲 板 上 に 打 ち 込 むようになり 固 縛 していないさ 蓋 を 経 て 機 関 室 後 部 の 客 室 内 に 浸 水 し 動 揺 も 大 きくなった このためC 船 長 は 機 関 の 回 転 を 下 げ 更 に 減 速 して 続 航 していたが 仮 設 テント 張 りの 船 体 後 部 に 突 風 による 圧 力 も 加 わり 操 船 が 困 難 になってきたところ 左 舷 後 方 からの 大 波 が 打 ち 込 み 甲 板 上 にあふれて 滞 留 し 後 部 入 口 を 経 た 大 量 の 海 水 が 機 関 室 にも 打 ち 込 み 機 関 を 停 止 させ 流 動 水 となって 船 体 の 傾 斜 を 増 大 させるとともに 乾 舷 も 減 少 して 復 原 力 を 喪 失 させ 同 10 時 10 分 ごろ 玄 界 島 灯 台 から34 0 度 1.1 海 里 ばかりの 地 点 で 右 舷 側 に 大 傾 斜 した 後 大 波 にもまれて 転 覆 した 当 時 天 候 は に

14 わか 雨 で 突 風 を 伴 う 風 力 6の 北 風 が 吹 き 付 近 海 上 には 複 雑 な 高 波 が 発 生 し 潮 候 は 上 げ 潮 の 末 期 であった (8) 転 覆 後 の 経 過 当 時 後 部 客 室 で 仮 眠 をとっていたN 釣 客 は 船 体 の 動 揺 が 激 しくなるとともに 船 尾 側 の 船 倉 の さ 蓋 から 海 水 が 浸 入 してきたので 目 覚 めたものの そのまま 横 になっていたところ 同 10 時 10 分 少 し 前 ごろ 突 然 船 体 が 右 舷 側 に 大 傾 斜 し ブルワークと 同 じ 高 さの 所 にある 同 客 室 出 入 口 のさ 蓋 が 外 れ 大 量 の 海 水 が 流 れ 込 んできたため 同 人 は 危 険 を 感 じ 同 出 入 口 から 船 外 に 脱 出 したが 他 の 釣 客 は 既 に 海 中 に 逃 れており 船 底 を 上 にして 浮 かんだ 第 二 海 王 丸 に 原 船 長 ほか3 人 の 釣 客 が 船 尾 部 分 につかまっているのを 認 め N 釣 客 も 泳 ぎ 着 き 舵 部 分 につかまり 更 に もう1 人 が 船 体 に 泳 ぎ 着 き 合 計 6 人 が 船 体 にしがみついていたが 既 に 他 の4 人 は 付 近 に 見 当 たらなかった そ の 後 釣 客 は 次 々と 大 波 にさらわれ3 人 だけが 船 体 にしがみついて 漂 流 していたところ 同 日 午 後 1 時 30 分 ごろ 付 近 航 行 中 のタンカー 金 洋 丸 に 発 見 され 懸 命 の 救 助 活 動 にもかかわらず N 釣 客 のみが 救 助 され 間 もなく 船 体 は 沈 没 した 6 本 件 発 生 以 後 の 関 係 者 の 対 応 (1) 関 係 者 への 連 絡 C 船 長 と 無 線 電 話 で 交 信 していた 妻 Jは 同 10 時 10 分 ごろ 船 からの 呼 び 掛 けがあった 直 後 急 に 雑 音 が 多 くなり 交 信 不 能 となった このためしばらくC 船 長 の 応 答 を 求 めていた 妻 Jは 不 安 を 感 じ 同 10 時 半 ごろ 平 素 懇 意 にしていた 港 の 近 くにあるD 社 の 社 長 Oに 電 話 で 状 況 を 伝 えた 連 絡 を 受 けたO 社 長 は 共 通 の 知 人 で 船 舶 所 有 者 の1 人 である 玄 界 島 に 在 住 のPに 依 頼 し 玄 界 島 か ら 様 子 を 見 てもらうことにした その 後 O 社 長 自 身 も 中 央 区 荒 津 の 石 油 ふ 頭 に 赴 き 博 多 港 を 遠 望 し 風 雨 が 激 しく 波 も 高 くなっていることを 認 め 事 態 が 深 刻 であることを 知 った 一 方 妻 Jはその 後 Pからの 連 絡 で 船 が 航 行 できるような 状 態 ではなく 第 二 海 王 丸 も 発 見 できないが この 波 では3 時 間 かかってもおかしくない 旨 の 知 らせを 受 け しばらく 様 子 を 見 ることにしたが 不 安 が 募 るた めO 社 長 と 相 談 し 同 人 を 通 じて 福 岡 海 上 保 安 部 に 捜 索 を 依 頼 することにした また 当 時 A 釣 船 業 協 同 組 合 のG 副 理 事 長 は 自 宅 で 同 2 時 40 分 ごろJから 連 絡 を 受 け 異 常 事 態 の 発 生 を 知 り 組 合 加 入 の 第 三 彰 栄 丸 に2 人 の 理 事 を 乗 せて 捜 索 に 向 かわせることとし 同 船 は 福 岡 船 だまりを 発 して 玄 界 島 北 西 海 域 に 向 かい G 副 理 事 長 は 以 後 組 合 事 務 所 から 捜 索 の 指 揮 をと った 第 三 彰 栄 丸 は 沈 没 現 場 付 近 で 捜 索 中 空 からの 捜 索 に 加 わった 海 上 保 安 庁 のヘリコプターの 誘 導 により 同 2 時 45 分 から3 時 20 分 の 間 に 3 人 の 遺 体 とクーラー 等 の 遺 品 を 回 収 し 3 時 間 ばかり 捜 索 の 後 その 日 の 捜 索 を 打 ち 切 った (2) 金 洋 丸 の 救 助 模 様 金 洋 丸 は 総 トン 数 699トンの 内 航 タンカーで 博 多 港 西 戸 崎 のQ 社 で 一 部 揚 荷 後 ガソリン8 00キロリットルを 載 せ 船 首 2.00メートル 船 尾 4.00メートルの 喫 水 をもって 平 成 元 年 4 月 24 日 午 後 0 時 15 分 同 港 を 発 して 佐 賀 県 唐 津 港 に 向 かう 航 行 の 途 中 同 1 時 30 分 ごろ 玄 界 島 の 北 側 に 達 したとき 玄 界 島 灯 台 から297 度 1.3 海 里 ばかりのところに 船 底 を 上 にして 漂 流 している 第 二 海 王 丸 を 発 見 し その 船 尾 推 進 軸 や 舵 につかまっている3 人 の 生 存 者 を 認 め 直 ちに

15 VHFにより 門 司 海 上 保 安 部 に 通 報 するとともに 救 助 活 動 を 開 始 した 金 洋 丸 では 船 長 R 以 下 乗 組 員 全 員 が 操 船 困 難 な 荒 天 下 波 浪 と 闘 いながら 救 助 作 業 にあたり 中 でも 一 等 航 海 士 Sは 自 ら 海 中 に 飛 込 み 船 上 に 助 け 上 げようとしたが 疲 労 困 ぱいの 極 にあ った 釣 客 は 力 尽 きて 海 中 に 没 し 同 2 時 ごろ N 釣 客 1 人 だけが 救 助 された (3) 海 上 保 安 庁 1 救 助 捜 索 状 況 等 事 件 発 生 を 知 った 同 庁 では 直 ちに 巡 視 船 艇 航 空 機 を 出 動 させるとともに 同 日 午 後 4 時 瀬 渡 船 第 二 海 王 丸 海 難 対 策 本 部 を 福 岡 海 上 保 安 部 に 設 置 した また 当 日 午 後 2 時 23 分 から 同 3 時 2 0 分 の 間 に 同 庁 ヘリコプターが 漂 流 中 の4 遺 体 を 発 見 し その 誘 導 により 漁 船 梅 福 丸 が1 遺 体 第 三 彰 栄 丸 が3 遺 体 を 収 容 した その 後 同 月 29 日 まで 巡 視 船 艇 延 62 隻 航 空 機 延 15 機 による 洋 上 における 行 方 不 明 者 の 捜 索 を 行 ったが 手 がかりはなく 付 近 海 域 及 び 海 岸 で 救 命 胴 衣 クーラー 等 約 50 点 を 揚 収 した 一 方 沈 没 地 点 付 近 では 同 月 25 日 早 朝 から 特 殊 救 難 隊 げんかい 潜 水 士 による 行 方 不 明 者 及 び 第 二 海 王 丸 の 船 体 の 潜 水 捜 索 を 開 始 し 翌 26 日 からは 第 7 管 区 海 上 保 安 本 部 水 路 部 所 属 船 はやとも を 参 加 させサイドスキャンソナーによる 海 底 探 査 を 行 った その 後 28 日 から は 同 ソナーを3 台 に 増 設 し 自 航 式 水 中 テレビカメラを 加 えて 捜 索 中 のところ 反 応 があり 潜 水 士 の 潜 水 調 査 により 同 月 29 日 午 後 1 時 25 分 西 浦 岬 灯 台 から347 度 3,450メートルばかり 水 深 約 31メートルの 地 点 付 近 で 船 首 を200 度 に 向 け 船 底 を 上 にして 着 底 し 船 橋 構 造 物 が 押 しつぶれた 第 二 海 王 丸 の 船 体 を 確 認 し 翌 30 日 船 体 を 引 き 揚 げたが 行 方 不 明 者 の 発 見 に 至 らな かった その 後 操 業 中 の 漁 船 等 により5 月 4 日 から6 月 7 日 までの 間 に5 遺 体 が 収 容 され 捜 索 は 終 了 し た 2 その 後 の 措 置 福 岡 海 上 保 安 部 では 平 成 元 年 5 月 11 日 付 けの 瀬 渡 船 の 事 故 防 止 について と 題 する 書 面 を もって A 釣 船 業 協 同 組 合 ほか 管 内 の 瀬 渡 船 及 び 遊 漁 船 関 係 組 合 に 対 し 後 記 事 項 を 含 めた 改 善 対 策 を 早 急 に 講 じ 実 効 を 期 すよう 措 置 されたいとの 指 示 を 行 った 3 指 示 事 項 の 内 容 (Ⅰ) 運 航 中 止 基 準 の 検 討 及 び 遵 守 (Ⅱ) 気 象 海 象 情 報 の 入 手 強 化 (Ⅲ) 救 命 胴 衣 の 着 用 遵 守 (Ⅳ) 緊 急 時 の 連 絡 方 法 の 強 化 (Ⅴ) 乗 船 名 簿 の 作 成 保 管 の 徹 底 (Ⅵ) 船 長 等 運 航 者 の 安 全 思 想 の 徹 底 (Ⅶ) 運 航 者 に 対 する 海 難 防 止 講 習 会 の 開 催 等 安 全 教 育 の 徹 底 4 海 難 防 止 講 習 会 の 開 催 福 岡 海 上 保 安 部 では 平 成 元 年 5 月 23 日 同 部 において A 釣 船 業 協 同 組 合 の 所 属 組 合 員 を 集 めて 海 難 防 止 に 関 する 講 習 会 を 開 催 し 指 導 を 行 った (4)A 釣 船 業 協 同 組 合

16 1 事 後 対 策 事 件 発 生 前 の4 月 20 日 理 事 会 が 開 かれ 代 表 理 事 に 副 理 事 長 のGが 就 任 することになっていた ところ 事 件 発 生 の 事 態 となり G 副 理 事 長 が 捜 索 の 指 揮 をとるとともに 同 組 合 の 運 営 指 揮 にあ たり 5 月 9 日 第 3 回 定 期 総 会 で 選 出 され 正 式 の 代 表 理 事 となった 同 総 会 の 緊 急 議 題 として (Ⅰ) 第 二 海 王 丸 海 難 事 故 の 総 括 (Ⅱ) 安 全 対 策 委 員 会 の 設 置 委 員 長 T (Ⅲ) 賠 償 責 任 及 び 船 客 傷 害 保 険 の 件 (Ⅳ) 安 全 自 主 規 制 ( 内 規 )の 再 確 認 内 規 の 出 港 中 止 基 準 を 実 効 のあるものにするため 強 風 波 浪 注 意 報 が 発 表 中 のとき 及 び 波 高 が3メートル 以 上 あるときに 改 めた そのほか 一 般 議 案 として 船 舶 無 線 の 問 題 組 合 費 値 上 げ 新 法 令 思 考 についてなどを 含 む9 議 案 が 提 案 議 決 された 2 瀬 渡 船 の 事 故 防 止 対 策 同 組 合 では 先 の 福 岡 海 上 保 安 部 の 指 示 事 項 について 十 分 に 反 省 するとともに G 伊 藤 新 代 表 理 事 のもと 同 種 事 故 の 再 発 防 止 を 決 意 し 種 々 改 善 対 策 を 講 じ この 旨 を 同 海 上 保 安 部 長 に 報 告 した その 概 要 は (Ⅰ) 理 事 会 の 諮 問 機 関 として 安 全 対 策 委 員 会 を 新 設 し 安 全 対 策 問 題 を 専 門 的 に 検 討 のうえ 次 に 述 べる 安 全 運 航 規 制 や 安 全 な 瀬 渡 しの 為 の 自 主 規 制 を 制 定 した ア 安 全 運 航 規 制 の 内 容 第 1 条 ( 目 的 ) A 釣 船 業 協 同 組 合 ( 以 下 組 合 と 称 する)は 組 合 定 款 第 6 条 の 規 定 により この 安 全 運 航 規 制 ( 以 下 規 制 とする)を 定 める 組 合 員 が 本 規 制 を 遵 守 することにより 船 釣 遊 漁 船 瀬 渡 船 ( 以 下 釣 り 船 等 と 称 する)の 利 用 者 の 安 全 確 保 ならびに 利 便 の 一 層 の 増 進 を 図 ることを その 主 たる 目 的 とする 第 2 条 ( 安 全 対 策 委 員 会 ) 前 条 の 目 的 達 成 のため 組 合 はその 理 事 会 の 諮 問 機 関 として 安 全 対 策 委 員 会 ( 以 下 委 員 会 と 称 する)を 設 ける 委 員 会 は 理 事 会 が 任 命 する 委 員 長 と 委 員 長 が 任 命 する4 名 の 委 員 から 成 り 組 合 員 以 外 でも その 委 員 となる 資 格 を 有 する 委 員 会 の 議 決 は その 過 半 数 を 以 って 決 定 するものとする 第 3 条 ( 海 上 気 象 の 情 報 収 集 ) 組 合 員 及 び 委 員 会 は 気 象 台 及 び 下 記 機 関 等 から 海 上 気 象 の 情 報 の 入 手 の 強 化 を 図 ることとす る また 委 員 会 は 組 合 員 に 対 し 必 要 に 応 じて 之 の 情 報 を 提 供 するものとする (イ) 海 上 保 安 庁 の 各 灯 台 若 宮 三 島 美 津 島 (ロ) 周 辺 の 各 漁 業 組 合 小 呂 島 玄 界 島 志 賀 島 (ハ) 渡 船 (フェリー) 小 呂 島 志 賀 島 など 第 4 条 ( 通 信 網 の 整 備 推 進 事 業 ) 委 員 会 は 無 線 等 の 連 絡 の 効 率 化 を 図 るため 組 合 員 の 通 信 諸 設 備 の 充 実 を 図 り 海 岸 局 の 基 地

17 設 備 の 整 備 推 進 に 努 力 して 尚 一 層 の 安 全 の 確 保 を 図 るものとする 第 5 条 ( 安 全 点 検 ) 委 員 会 は 毎 年 所 定 の 様 式 により 当 該 組 合 員 立 会 の 上 で 各 種 設 備 及 び 書 類 等 の 検 査 を 実 施 す る 尚 本 条 の 点 検 検 査 は 委 員 会 が 必 要 と 認 めたときは いつでも 実 施 できるものとする 第 6 条 ( 講 習 会 等 の 開 催 ) 委 員 会 は 組 合 員 の 海 難 防 止 と 安 全 思 想 の 高 揚 のため 適 宜 講 習 会 及 び 研 修 会 を 開 催 する 第 7 条 ( 運 航 中 止 及 び 避 難 基 準 ) 委 員 会 は 運 航 中 止 及 び 避 難 基 準 を 定 める なお この 基 準 算 定 に 当 たっては 各 船 から 実 態 調 査 表 を 提 出 させ 委 員 会 の 審 議 を 経 て 定 める 第 8 条 ( 安 全 の 為 の 安 全 運 航 自 主 規 制 ) 委 員 会 は 安 全 の 為 の 自 主 規 制 を 定 める 組 合 員 は 各 船 並 びに 各 事 業 所 の 見 えやすい 場 所 に 之 を 掲 示 する 第 9 条 ( 乗 船 名 簿 及 び 運 航 報 告 ) 釣 り 船 等 が 利 用 客 を 乗 せ 遊 漁 又 は 瀬 渡 しをする 場 合 には 必 ず 乗 船 名 簿 及 び 運 航 報 告 書 に 住 所 氏 名 連 絡 先 等 を 記 入 して 営 業 所 と 各 船 両 方 に 備 え また 速 やかにファックスで 組 合 に 報 告 しなければならない 第 10 条 ( 遊 漁 時 間 の 制 限 ) 漁 場 の 資 源 安 定 を 図 るため また 過 労 からの 諸 事 故 防 止 のため 釣 り 船 等 が 利 用 客 を 乗 せ 遊 漁 または 瀬 渡 しをする 場 合 には 原 則 として 昼 間 は 早 朝 より 午 後 3 時 まで 夜 間 は 夕 方 から 翌 日 の 午 前 3 時 までとする 但 し 待 ち 合 わせ 等 事 情 があって 中 途 時 間 に 出 港 した 場 合 はこの 限 りではないが その 場 合 でも 遊 漁 時 間 は10 時 間 を 越 えてはならない 第 11 条 委 員 会 は 本 規 則 を 真 に 実 効 あるものにするため 下 記 の 適 用 を 理 事 会 に 対 して 書 面 を 以 って 答 申 することができる 1. 注 意 勧 告 2. 改 善 勧 告 3.その 他 の 事 項 イ 安 全 な 瀬 渡 しの 為 の 自 主 規 制 の 内 容 1 出 港 前 に 気 象 海 象 を 十 分 に 把 握 し 悪 天 候 が 予 想 される 場 合 には 出 港 を 致 しません 2 釣 客 からの 安 全 を 無 視 した 要 求 はお 断 りします 3 乗 船 名 簿 を 必 ず 備 え 付 け 全 員 に 必 要 事 項 を 記 入 して 戴 きます 4 乗 船 定 員 は 厳 守 致 します 5 如 何 なる 場 合 でも 救 命 胴 衣 を 着 用 しない 者 は 絶 対 に 乗 船 をさせません 6 釣 場 の 移 動 や 納 竿 の 時 期 等 については 船 長 の 指 示 に 従 って 頂 きます 7 その 他 乗 客 は 安 全 確 保 の 為 に 船 長 が 指 図 することに 従 って 頂 きます (Ⅱ) 運 航 中 止 避 難 基 準 の 内 容 概 略

18 ア 風 雨 波 浪 警 報 が 発 表 中 は 全 船 出 港 中 止 とする イ 風 雨 波 浪 注 意 報 が 発 表 中 は みだりに 出 港 してはならない 但 し やむを 得 ず 出 港 すると きは 行 先 等 を 明 確 にして 安 全 対 策 委 員 に 相 談 の 上 出 港 するものとする ウ 各 船 の 大 きさ 性 能 別 に 基 準 最 大 風 速 を 設 定 しこの 基 準 を 最 大 限 に 遵 守 すること (Ⅲ) 組 合 員 相 互 や 組 合 事 務 所 との 通 信 連 絡 を 密 にするため 平 成 元 年 5 月 23 日 までに 最 新 のファクシミリ 電 話 装 置 をすべての 組 合 員 事 務 所 に 設 置 完 了 し た (Ⅳ) 海 上 保 安 の 重 要 な 柱 である 海 上 無 線 問 題 については 現 在 海 岸 基 地 局 の 開 局 に 向 け 鋭 意 検 討 中 であ る (その 後 同 年 12 月 5 日 組 合 事 務 所 内 に 基 地 局 を 開 設 し 所 属 組 合 員 船 舶 との 広 範 囲 な 交 信 が 可 能 となり 海 難 防 止 上 成 果 をあげている )などであった 3 その 他 本 件 を 契 機 としてA 釣 船 業 協 同 組 合 では これまでのあり 方 を 反 省 し 新 役 員 のもと 安 全 運 航 の 徹 底 事 故 の 再 発 防 止 に 努 め その 他 平 成 元 年 10 月 1 日 施 行 の 遊 漁 船 業 の 適 正 化 に 関 する 法 律 の 趣 旨 に 基 づき 組 合 全 体 として 積 極 的 に 全 国 遊 漁 船 業 協 会 に 加 盟 し 資 質 の 向 上 を 図 っている ( 原 因 に 対 する 考 察 ) 本 件 は 元 電 気 製 品 販 売 業 を 営 んでいた 者 が 海 技 免 状 を 取 得 し 営 業 上 何 ら 規 制 のない 遊 漁 船 事 業 に 転 業 し FRP 製 の 中 古 一 本 釣 漁 船 を 一 部 改 造 して 瀬 渡 船 とし 小 型 遊 漁 兼 用 船 としての 運 輸 局 の 検 査 を 受 け 自 ら 船 長 となり 主 として 博 多 港 から 小 呂 島 への 釣 客 輸 送 にあたっていたところ 荒 天 が 予 想 される 状 況 下 他 の2 隻 の 同 業 船 が 出 港 を 中 止 するなかを 釣 客 9 人 を 乗 せ 博 多 港 を 出 港 して 小 呂 島 に 至 り 釣 りを 行 ったが 風 が 強 く 予 定 を 切 り 上 げて 帰 途 につき 高 波 の 立 ちやすい 玄 界 島 北 方 沖 合 を 北 の 強 風 を 船 尾 方 から 受 けながら 航 行 中 転 覆 し 漂 流 中 1 人 の 釣 客 だけがタンカーに 救 助 されたという もので 同 種 海 難 防 止 の 見 地 からこの 原 因 について 種 々 検 討 する 1 船 体 の 安 定 性 (1) 復 原 性 に 関 する 鑑 定 書 の 内 容 1 復 原 性 に 関 する 通 用 法 規 本 鑑 定 書 は 船 舶 安 全 法 の 船 舶 復 原 性 規 則 の 考 え 方 に 基 づき 検 討 が 行 われているが 同 規 則 の 適 用 該 当 船 舶 は (Ⅰ) 総 トン 数 5トン 以 上 の 旅 客 船 (Ⅱ) 平 水 区 域 を 除 く 長 さ24メートル 以 上 の 旅 客 船 以 外 のもの (Ⅲ) 総 トン 数 20トン 以 上 の 漁 船 (Ⅳ) 総 トン 数 5トン 以 上 の 水 中 翼 船 であり 一 方 小 型 遊 漁 兼 用 船 である 第 二 海 王 丸 は (Ⅰ) 旅 客 定 員 が12 人 なので 旅 客 船 に 該 当 しない (Ⅱ) 総 トン 数 が20トン 以 下 なので 漁 船 として 使 用 する 場 合 小 型 漁 船 安 全 規 則 の 復 原 性 につい ての 規 定 が 通 用 される (Ⅲ) 航 行 区 域 は 限 定 沿 海 である 以 上 のことから 本 船 に 適 用 される 具 体 的 な 適 用 規 定 はないことになるが 本 鑑 定 は 旅 客 船 とし

19 限 定 沿 海 ( 風 速 15メートル 毎 秒 )としての 検 討 が 行 われている 2 一 般 配 置 図 船 体 線 図 及 び 諸 計 算 本 船 は 転 覆 沈 没 後 引 き 揚 げられた 後 損 傷 箇 所 を 復 元 し 船 体 形 状 を 計 測 し 改 めて 各 図 面 を 作 成 して 排 水 量 等 計 算 書 及 び 復 原 力 交 叉 計 算 書 を 作 成 している 3 転 覆 時 の 船 体 の 重 量 及 び 重 心 の 推 定 本 船 での 実 験 が 不 可 能 のため 同 型 船 の 大 徳 丸 を 使 用 して 重 心 試 験 を 行 い 軽 荷 重 量 と 重 心 の 位 置 を 大 徳 丸 の 線 図 から 計 算 した 排 水 量 等 計 算 書 で 計 算 し これを 第 二 海 王 丸 の 軽 荷 重 量 及 び 重 心 位 置 とし 転 覆 当 時 の 人 員 燃 料 油 等 をそれぞれの 位 置 に 置 き 転 覆 時 の 状 態 を 推 定 している なお 転 覆 時 の 左 右 の 傾 斜 としては 大 徳 丸 が 重 心 試 験 時 に 右 舷 に 傾 斜 していたことから これを 基 に 第 二 海 王 丸 の 転 覆 時 は 積 荷 を 左 右 の 位 置 に 置 いて 計 算 し この 結 果 転 覆 時 は 左 舷 に5 度 傾 斜 した 状 態 であったとしている このような 条 件 のもとで 復 原 力 曲 線 がかかれ 復 原 性 が 論 じられている (2) 鑑 定 書 に 記 述 されている 検 討 結 果 1 甲 基 準 ( 復 原 性 規 則 第 11 条 第 1 項 ) 一 般 に 旅 客 の 乗 り 降 りのときの 安 全 性 についての 基 準 であるが GM(メタセンター 高 さ)の 大 きさについては 十 分 であるとしている 2 乙 基 準 ( 第 11 条 第 2 項 第 1 号 ) 風 速 15メートル 毎 秒 の 風 を 真 横 から 受 けて( 各 仮 設 テント 客 室 を 含 む)θ 度 傾 斜 し その 傾 斜 角 度 を 中 心 として 当 時 の 海 面 における 波 を 受 けて 動 揺 しているとき 風 上 に 傾 斜 したときに18メ ートル 毎 秒 の 突 風 を 受 けた 場 合 に 本 船 が 有 している 動 的 復 原 力 があるかどうかという 計 算 が 行 わ れ 本 船 では 最 初 左 舷 に5 度 傾 斜 しており 左 舷 から15メートルの 風 を 受 けて3 度 傾 き その 角 度 を 中 心 にして 動 揺 し 左 舷 に 最 大 傾 斜 したとき 左 舷 から18メートル 毎 秒 の 突 風 を 受 けると 本 船 では 右 舷 に 傾 斜 し その 角 度 がブルワークトップまでの 角 度 39 度 を 超 えるので 同 所 から 海 水 が 浸 入 し 転 覆 するものと 考 えられるとしている 3 丙 基 準 ( 第 11 条 第 2 項 第 2 号 ) 海 水 打 ち 込 み 等 傾 斜 させるモーメントが 突 如 として 加 わる 場 合 の 安 全 性 についてであるが 本 船 ではこの 基 準 を 満 たしているとしている 4 ブローチング 現 象 等 同 現 象 発 生 要 件 の1つである 船 速 の 波 進 行 方 向 成 分 と 波 速 の 関 係 から 同 現 象 の 発 生 はなかった のではないかと 判 断 されているが 船 の 状 態 を 更 に 悪 化 させ 転 覆 を 促 進 させたものと 考 えられると している (3) 鑑 定 書 の 内 容 についての 補 足 検 討 1 復 原 性 規 則 の 適 用 第 二 海 王 丸 について 復 原 性 の 検 討 をする 場 合 小 型 漁 船 安 全 規 則 の 第 十 二 条 の 規 定 が 適 用 される とすれば 鑑 定 書 中 記 載 の 動 揺 周 期 数 値 2.73 秒 であることから 問 題 なかったものと 考 えられ る 鑑 定 にあたって 適 用 している 旅 客 船 についての 規 則 は 一 般 の 客 船 を 考 えており 転 覆 した 船 転 覆 せずに 安 全 に 航 海 している 船 について ある 計 算 規 定 により 安 全 計 算 を 行 い ボーダーライ

20 ンをどこに 置 くかを 定 めて 作 られた 規 則 であり この 規 則 に 合 格 すれば 絶 対 に 安 全 というわけでも なく 一 般 の 旅 客 船 として 航 海 区 域 に 応 じた 気 象 に 耐 えられ かつ 操 船 が 十 分 なされるような 状 態 であれば 少 なくとも 安 全 であるための 復 原 力 はこの 程 度 持 たなければならないとして 定 めた 1つの 基 準 であり これに 合 格 しているから 即 安 全 な 船 とは 言 い 難 いが 現 行 法 規 上 の 面 から 検 討 すれば より 厳 しい 客 船 の 基 準 を 基 に 検 討 された 鑑 定 結 果 は 正 しく 問 題 はないものと 考 えられる しかしながら 実 際 問 題 として 第 二 海 王 丸 のような 小 型 船 は 大 型 船 と 異 なり 波 浪 中 では 波 浪 風 力 の 影 響 が 大 きく たとえこの 基 準 を 満 たす 復 原 性 を 有 していたとしても 定 量 的 に 把 握 するこ とのできない 操 船 の 技 術 如 何 によっては 転 覆 する 場 合 がある 一 般 的 にいえば 小 呂 島 航 路 の 客 船 のごとく 旅 客 を 安 全 に 運 ぶことが 懸 念 されるような 気 象 海 象 のもとでは 欠 航 するという 前 提 のもとで 復 原 性 規 則 は 有 効 であるといえる 漁 船 や 瀬 渡 船 の 場 合 も この 規 則 を 準 用 して 基 準 を 満 たしていたとしても 気 象 海 象 の 影 響 を 非 常 に 受 けやすく これによる 安 全 の 範 囲 を 超 えた 突 然 の 高 波 による 打 ち 込 み 海 水 の 滞 留 による 重 心 位 置 の 変 化 や 操 船 不 能 によっても 転 覆 する 場 合 があり 規 則 に 合 格 即 安 全 と 考 えてはならず 操 船 者 は 自 船 の 能 力 を 考 えるとともに 海 上 の 危 険 性 に 十 分 留 意 しなければならないことになる 2 動 的 復 原 力 (Ⅰ) 初 期 傾 斜 鑑 定 書 の 記 載 では 初 期 に5 度 左 に 傾 斜 した 状 態 を 設 定 しており これは 転 覆 の 条 件 としては 有 利 な 設 定 である 改 めて 初 期 傾 斜 を0として 計 算 してみると 約 40 度 で 動 的 復 原 力 が 保 持 され ていたものが 約 55 度 まで 傾 斜 することになり 更 に 悪 い 状 態 になる (Ⅱ) 仮 設 テントの 影 響 本 船 は 船 橋 構 造 物 のほか その 前 後 に 仮 設 のテントが 設 置 されており 乙 基 準 で 計 算 をすれば 仮 設 テントがある 場 合 は 不 合 格 で これがなければ 合 格 となる なお 後 部 テントのみない 場 合 でも 合 格 になる このことは 仮 設 テントが 有 るために 復 原 エネルギーを 消 耗 させてしまうことになり 与 える 影 響 は 大 きい (Ⅲ) 波 による 復 原 力 の 変 動 追 い 波 による 復 原 てこの 減 少 については 一 般 的 には 鑑 定 書 記 載 のとおりである しかし 波 長 / 船 長 が2.2ないし3.0になるから 変 動 幅 が 少 ないと 記 載 されているが 文 献 によれば19. 9 総 トンの 底 引 網 漁 船 での 計 算 として 静 水 中 の 値 の60パーセント 程 度 になるともいわれており いずれにしてもこれを 定 量 的 に 決 めることは 困 難 である (Ⅳ)ブローチング 現 象 鑑 定 書 中 記 載 の 同 現 象 の 一 般 的 発 生 条 件 は 正 しく 狭 義 の 意 味 での 同 現 象 は 発 生 していないとす ることに 異 論 はないが 斜 め 追 い 波 による 舵 力 の 低 下 現 象 は 発 生 したはずで 追 い 波 による 回 頭 モ ーメントが 大 きくなれば 結 局 舵 の 効 きが 悪 くなり 操 船 困 難 となる なお 船 首 に 増 設 されたやり 出 しは 静 水 面 上 約 1メートルしかなく 波 浪 により 海 面 に 浸 り 振 り 回 された 可 能 性 もあり そうなれば 到 底 舵 力 にて 補 うことは 不 可 能 である 当 時 の 諸 条 件 を 考 察 すれば 転 覆 時 の 海 象 からブローチング 現 象 が 生 じていないとは 言 い 切 れず 従 って 当 時 の 状 況 から 操 船 が 極 めて 困 難 な 状 態 であったものと 推 定 され 原 因 の 一 部 となって

21 いるものといえよう 2 検 査 関 係 第 2 海 王 丸 は 有 効 期 間 昭 和 62 年 7 月 18 日 から 昭 和 68 年 7 月 17 日 までの 船 舶 検 査 証 書 の 交 付 を 受 けており 検 査 関 係 上 の 問 題 はなかったものと 考 えられる 3 定 員 関 係 本 船 の 最 大 とう 載 人 員 は 遊 漁 をする 場 合 15 人 で 事 件 当 時 10 人 であったところから 定 員 上 の 問 題 はなかったものと 考 えられる また 釣 客 の 携 帯 品 についても 1 人 平 均 約 20キログラムと 推 定 され 約 3 人 分 の 増 加 となるが 定 員 の 範 囲 内 であり 問 題 はない 4 気 象 海 象 が 及 ぼす 影 響 (1) 改 造 後 の 船 型 と 突 風 による 船 体 傾 斜 本 船 の 風 圧 面 積 を 改 造 前 と 改 造 後 と 比 較 すると 約 6 平 方 メートル 増 加 したことになり 計 算 上 風 速 15メートル 毎 秒 の 風 では455キログラム 20メートル 毎 秒 では810キログラムの 外 力 が 作 用 することになり 改 造 前 とではそれぞれ107キログラム 192キログラムずつ 増 加 し 傾 斜 角 は 風 速 15メートルで7 度 から8 度 に 20メートルでは12 度 から15 度 に 増 加 するこ とになり 突 風 の 加 圧 により 復 原 エネルギーの 消 耗 が 大 きくなる このことから 本 船 の 仮 設 テン トの 転 覆 に 及 ぼした 影 響 は 極 めて 大 きいことになる (2) 海 水 の 打 ち 込 みによる 影 響 当 海 難 審 判 庁 の 計 算 によれば 海 水 が 船 尾 から 甲 板 上 に 打 ち 上 げられて 次 第 に 後 部 客 室 及 び 舵 機 室 に 浸 水 し 次 に 機 関 室 に 浸 水 したと 仮 定 すると 浸 水 の 増 加 途 中 でG 0 M( 自 由 水 を 考 慮 したメ タセンター 高 さ)が0と 算 出 され 転 覆 するものと 推 定 される 従 って 大 波 が 打 ち 込 むような 荒 天 時 に 排 水 できるような 排 水 口 も 設 備 されておらず 運 航 できるような 船 ではないということができ る (3) 地 域 的 な 高 波 発 生 の 特 殊 事 情 本 件 発 生 地 点 である 玄 界 島 の 北 方 海 域 は 既 に 述 べた 如 く 海 底 の 地 形 形 状 による 水 深 の 減 少 潮 の 干 満 による 福 岡 湾 からの 潮 汐 流 島 による 波 の 回 折 及 び 風 のう 回 による 波 への 影 響 等 のために 複 雑 な 高 波 や 三 角 波 が 発 生 する 所 であり 他 の 気 象 資 料 から 風 力 波 浪 とも 当 日 の 最 悪 のとき 本 船 のような 船 で 同 海 域 を 航 行 していたこと 自 体 に 問 題 があり この 海 域 の 事 情 を 知 っていたはずの C 船 長 の 出 港 判 断 にかかわってくることになる 5 操 船 者 の 状 況 判 断 と 操 船 模 様 (1) 状 況 判 断 1 博 多 出 港 時 の 気 象 判 断 と 出 港 の 是 非 小 呂 島 の 瀬 渡 船 業 務 は 単 に 小 呂 島 に 往 路 無 事 に 行 ければそれで 良 いものではなく 博 多 港 に 無 事 帰 港 してはじめてその 業 務 が 遂 行 されたことになるはずで 復 路 の 状 況 判 断 を 適 切 に 行 うことが 肝 要 である ところが 他 の2 隻 が 対 馬 方 面 の 気 象 情 報 から 翌 日 の 天 候 悪 化 を 予 想 して 出 港 を 断 念 しているの に C 船 長 は 日 頃 天 気 予 報 が 的 中 しないこともときどきあって 状 況 を 軽 視 し 十 分 な 指 示 を 与 えないまま 気 象 情 報 収 集 を 妻 に 任 せ 若 宮 灯 台 の 船 舶 気 象 通 報 と 福 岡 地 方 の 天 気 予 報 を 聞 いただけ で 出 港 したうえ 小 呂 島 で 天 候 悪 化 を 妻 から 知 らされたのに 同 港 に 待 機 するとかして 危 険 を 回

22 避 する 方 法 が 残 されていたにもかかわらず あえて 帰 途 につき 前 示 海 域 を 航 行 していたことは その 意 志 がなかったものと 考 えられ そうであるならば 博 多 出 港 時 に 復 路 の 気 象 と 特 殊 海 域 のこと を 十 分 考 慮 して 出 港 するかどうかを 決 めるべきであった 従 って 就 航 海 域 と 本 船 の 船 体 構 造 等 か ら 無 理 な 出 港 であったと 認 めざるを 得 ない 2 小 呂 島 出 港 時 の 気 象 判 断 と 玄 界 島 付 近 海 域 の 状 況 予 測 当 日 朝 7 時 20 分 福 岡 管 区 気 象 台 では 強 風 波 浪 注 意 報 を 発 表 しており これを 知 っておれば 別 の 対 応 があったかも 知 れないが C 船 長 はこのことを 知 らず 同 人 の 妻 も 調 べていない 従 って 同 港 で 待 機 することは 考 え 及 ばなかったものと 思 われる (2) 操 船 模 様 1 機 関 使 用 模 様 生 存 者 の 証 書 実 況 見 聞 調 書 記 述 から 推 定 すれば 減 速 して 航 行 していたものと 認 められ 特 に 原 因 として 取 り 上 げるまでもない 2 操 舵 模 様 本 船 には 自 動 操 舵 装 置 はなく 生 存 者 が 甲 板 下 の 船 室 で 仮 眠 中 であったうえ C 船 長 が 死 亡 して いるので どのような 操 舵 操 船 が 行 われた 不 明 である しかしながら 当 時 の 客 観 的 状 況 から 左 後 方 からの 高 波 に 加 え 特 殊 海 域 による 三 角 波 等 が 発 生 し 本 船 の 特 殊 構 造 と 相 まって 大 波 にほ んろうされ 操 船 は 困 難 を 極 めていたものと 推 察 され 操 船 技 術 上 の 問 題 を 論 じることはできない 3 追 い 波 の 監 視 状 況 荒 天 航 海 中 襲 来 する 波 の 状 況 を 把 握 しながら 操 舵 操 船 にあたることは 操 船 技 術 上 重 要 なことで あるが 操 舵 席 の 後 方 には 仮 設 テント 張 りの 客 室 があり 後 部 側 面 は 透 明 ビニールが 使 われている ものの 雨 や 波 しぶきによって 見 通 しが 悪 くなっているはずで 本 船 の 構 造 では 後 方 の 波 の 状 況 を 把 握 しながら 操 船 することはできず このことを 原 因 として 取 り 上 げるまでもない (3) 荒 天 準 備 模 様 1 開 口 部 の 閉 鎖 状 況 本 船 の 開 口 部 の 閉 鎖 装 置 はさ 蓋 式 のもので 固 縛 されてなく 実 況 見 聞 調 書 の 記 述 によれば 船 橋 後 部 の 扉 も 機 関 室 天 井 ( 操 舵 室 床 )も 存 在 せず これが 沈 没 後 引 揚 げの 際 流 出 したものか あ るいは 当 初 からなかったものか 特 定 はできない ただ 仮 に 存 在 していたとしても 本 船 のような 小 船 であれば 後 部 扉 等 は 大 波 によって 容 易 に 打 ち 破 られると 考 えられ 生 存 者 の 証 言 を 加 味 すれば 開 口 部 に 置 かれただけのさ 蓋 では 水 密 構 造 とはいえず 甲 板 上 に 海 水 が 滞 留 すれば さ 蓋 が 浮 き 上 がり 同 開 口 部 から 浸 水 は 容 易 である 2 活 魚 倉 本 船 には 建 造 当 時 からあった 活 魚 倉 がそのまま 残 されており 時 折 使 用 されていた 模 様 である が もし 当 時 使 用 されていたとすれば 予 備 浮 力 が 減 少 するので 転 覆 に 関 係 してくることになる ただし 当 時 釣 果 もなく 瀬 渡 船 として 運 航 されていたことから 使 用 されず 空 倉 であったものと 推 定 するのが 妥 当 で 原 因 には 直 接 関 係 ないものといえる 3 救 命 胴 衣 の 着 用 状 況 本 船 には 法 定 備 品 として 定 員 数 を 上 回 る17 個 の 救 命 胴 衣 が 船 首 倉 庫 と 船 尾 客 室 に 置 かれてあ ったが これらは 使 用 されておらず 原 船 長 の 釣 客 に 対 する 着 用 指 示 がなされたかどうか 疑 問 であ

23 る 後 に 自 己 の 救 命 胴 衣 を 着 けた 釣 客 の1 入 が 死 体 で 発 見 され これを 着 けていれば 必 ず 助 かると いうものではないことになるが やはり 助 かる 可 能 性 は 高 いはずであるから 救 命 胴 衣 の 着 用 は 励 行 されなければならない (4) 避 難 時 の 通 信 連 絡 体 制 本 件 の 場 合 遭 難 から 救 助 まで 約 4 時 間 かかっており 遭 難 者 が 荒 天 にもまれ 体 力 を 消 耗 し 力 尽 きた 点 を 考 えれば 関 係 方 面 への 連 絡 が 遅 れたことも 指 摘 できる しかしながら これまで 未 経 験 な 事 態 の 発 生 であることからその 非 を 責 めるのは 酷 であるが 平 素 から 非 常 事 態 を 想 定 して 通 信 連 絡 方 法 が 確 立 されていれば もっと 多 くの 人 を 救 助 し 得 たのではないかと 考 えられる (5) 瀬 渡 船 遊 漁 船 の 運 航 上 の 規 制 等 1 瀬 渡 船 は 客 を 運 ぶことでは 一 般 の 旅 客 船 と 同 じであるが 海 上 運 送 法 の 適 用 も 受 けず 運 航 管 理 体 制 の 整 備 も 義 務 づけられていない 2 船 舶 職 員 法 上 特 に 規 制 はなく 二 級 小 型 船 舶 操 縦 士 以 上 の 海 技 従 事 者 の 免 許 が 有 れば 誰 でも 運 航 にたずさわることが 可 能 で 陸 上 の 旅 客 運 送 業 事 実 の 運 転 者 のような 特 殊 な 資 格 は 必 要 としない 3 瀬 渡 船 遊 漁 船 業 としては それを 規 制 するものはなく 誰 でも 船 と 海 技 従 事 者 の 免 許 があれば これを 行 うことができる 事 業 であった ( 平 成 元 年 10 月 1 日 から 遊 漁 船 業 の 適 正 に 関 する 法 律 の 施 行 により 所 轄 の 都 道 府 県 に 届 出 が 義 務 づけられた ) (6) 指 定 海 難 関 係 人 の 所 為 についての 検 討 1 A 釣 船 業 協 同 組 合 本 組 合 が 中 小 企 業 等 協 同 組 合 法 に 基 づいて 設 置 された 法 人 であり 登 記 された 定 款 に 従 って 事 業 を 行 うことについて 異 論 はない しかし 本 組 合 が 釣 客 の 輸 送 業 務 に 従 事 する 集 団 である 点 を 考 慮 すれば 海 難 防 止 について 組 合 としてこれに 取 り 組 み 釣 客 の 安 全 確 保 利 便 の 増 進 を 図 ることは 定 款 に 明 示 されていなくても 当 然 組 合 の 事 業 目 的 に 含 まれるものと 解 され また 定 款 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 組 合 員 の 意 思 によって 定 められた 内 規 は 組 合 員 各 自 がこれを 遵 守 するのは 当 然 のこと であり 更 に 指 導 的 立 場 で 影 響 力 を 行 使 し 得 る 組 合 役 員 は 率 先 して 内 規 の 遵 守 を 一 般 組 合 員 に 呼 び 掛 け 平 素 から 人 命 を 預 かる 者 としての 自 覚 に 立 った 行 動 をとり 組 合 員 全 体 に 海 難 防 止 に 努 めるよう 指 導 することは 役 員 の 責 務 であると 考 えられるが その 指 導 が 十 分 であったとは 認 めら れない また 当 初 提 出 された 定 款 により 組 合 が 内 規 を 定 め 種 々 海 難 防 止 上 の 対 策 を 講 じているかの ごとく 主 張 していたものが 一 転 して 同 組 合 にはそのような 事 業 目 的 を 定 めた 定 款 もなく 組 合 員 を 指 導 監 督 する 立 場 にない 旨 主 張 するに 至 ったことは 安 全 運 航 を 基 盤 としなければならない 同 組 合 としては 遺 憾 である しかしながら 本 組 合 が 遊 漁 船 事 業 を 営 む 個 人 の 集 団 であり 組 合 が 遊 漁 船 を 所 有 して 船 長 を 雇 用 し 釣 客 を 組 合 の 名 によって 集 めて 事 業 を 行 っているわけではなく 運 航 管 理 も 行 っておらず 組 合 員 各 自 が 自 己 の 所 有 船 を 管 理 したうえ 個 別 に 釣 客 と 契 約 を 結 んで 運 航 しており 出 港 するか どうかの 判 断 は 船 長 の 専 決 事 項 であるから 組 合 が 船 長 の 出 港 判 断 にまで 立 ち 入 って 監 督 する 義 務 も 権 限 もないものと 考 えられる そのうえ 本 件 海 難 の 原 因 は 天 候 の 悪 化 が 予 想 され 出 港 を 見 合 わせた 他 の2 隻 の 同 業 船 があ る 中 第 二 海 王 丸 船 長 が 十 分 状 況 を 把 握 しないまま 出 港 したことと 認 められるから 組 合 の 所 為

24 は 本 件 発 生 の 原 因 とならないものと 考 える 近 年 国 民 の 余 暇 時 間 の 増 大 により 釣 りその 他 の 遊 漁 もますます 盛 んになっており これにか かわる 遊 漁 船 関 係 者 にとって この 事 業 の 健 全 な 発 展 を 図 り 利 用 者 が 安 心 して 遊 漁 を 楽 しむこと ができるようにしなければならないことは 同 事 業 者 の 使 命 である そのためには 個 々ではでき ない 安 全 面 での 施 設 の 充 実 や 資 質 の 向 上 を 組 合 を 通 じて 図 ることが 組 合 員 の 経 済 的 かつ 社 会 的 地 位 の 向 上 につながるものと 考 えられ 当 面 の 遊 漁 船 業 の 適 正 化 を 目 指 す 行 政 施 策 とも 合 致 する このことから 組 合 が 海 難 防 止 に 徴 し 本 件 発 生 により 失 墜 した 社 会 的 信 用 の 回 復 に 努 め 今 後 健 全 な 発 展 を 目 指 して 努 力 することが 望 まれる 2 B 同 人 が 第 二 海 王 丸 の 船 舶 所 有 者 であることは 検 査 証 書 漁 船 登 録 票 の 記 載 から 明 らかである が C 船 長 とは 住 居 も 異 なり 家 事 と 育 児 の 傍 ら 夫 の 電 気 製 品 販 売 業 の 手 伝 いをし 遊 漁 船 事 業 の 実 務 には 全 く 携 わっておらず 名 義 だけの 所 有 者 であって 第 二 海 王 丸 の 行 動 を 把 握 し 助 言 し 得 る 立 場 にはなかったことが 認 められる したがって 同 人 の 所 為 は 本 件 発 生 の 原 因 とならないものと 考 える ( 原 因 ) 本 件 転 覆 は 気 象 海 象 の 状 況 把 握 が 不 十 分 で 高 波 の 発 生 しやすい 海 域 に 留 意 することなく 気 象 海 象 の 悪 化 が 予 想 される 状 況 下 仮 設 テント 張 り 客 室 の 増 設 などにより 風 圧 面 積 が 大 きくなり 荒 天 時 の 航 海 には 不 向 きな 船 に 釣 客 を 乗 せて 発 航 したため 帰 途 荒 天 の 高 波 に 遭 遇 し 打 ち 込 んだ 大 量 の 海 水 により 乾 舷 が 減 少 し 復 原 力 を 喪 失 したことに 因 って 発 生 したものである なお 転 覆 によって 乗 組 員 釣 客 9 人 が 死 亡 したことは 通 信 途 絶 後 の 対 応 に 時 間 がかかり 捜 索 救 助 活 動 の 開 始 が 遅 れたこと 荒 天 の 波 浪 にほんろうされて 疲 労 困 ぱいし 遭 難 者 自 身 の 体 力 が 急 激 に 消 耗 したこと 救 助 活 動 が 困 難 を 極 めたことなど 悪 条 件 が 重 なったことによるものである ( 指 定 海 難 関 係 人 の 所 為 ) 指 定 海 難 関 係 人 A 釣 船 業 協 同 組 合 の 所 為 は 本 件 発 生 の 原 因 とならない 指 定 海 難 関 係 人 Bの 所 為 は 本 件 発 生 の 原 因 とならない よって 主 文 のとおり 裁 決 する

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