グリッドコンピューティング標準化調査研究

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1 平 成 17 年 度 経 済 産 業 省 委 託 事 業 成 果 基 準 認 証 研 究 開 発 事 業 情 報 分 野 の 要 素 技 術 標 準 化 調 査 研 究 開 発 グリッドコンピューティング 標 準 化 調 査 研 究 成 果 報 告 書 平 成 18 年 3 月 独 立 行 政 法 人 産 業 技 術 総 合 研 究 所 財 団 法 人 日 本 規 格 協 会 情 報 技 術 標 準 化 研 究 センター

2 この 調 査 研 究 は 経 済 産 業 省 からの 委 託 ( 基 準 認 証 研 究 開 発 事 業 )で 実 施 したものの 成 果 である この 報 告 書 は, 平 成 17 年 度 グリッドコンピューティング 標 準 化 調 査 研 究 の 成 果 をとりまとめたものです

3 目 次 1. まえがき 要 約 背 景 と 目 的 実 施 体 制 ( 委 員 会 構 成 名 簿 ) スケジュール 実 施 事 項 得 られた 成 果 ( 成 果 一 覧 : 技 術 的 成 果 と 国 際 標 準 化 に 関 して) 国 際 規 格 案 の 内 容 提 案 先 提 案 までの 方 法 今 後 の 課 題 ( 技 術 的 課 題 と 国 際 標 準 化 に 関 する 課 題 を 含 む) 委 託 業 務 実 施 計 画 背 景 研 究 開 発 の 目 的 実 施 計 画 の 細 目 研 究 場 所 実 施 期 間 実 施 計 画 日 程 研 究 体 制 実 施 結 果 ファクト ファインディング 調 査 研 究 過 去 の 活 動 と 本 委 員 会 の 活 動 の 関 係 ガイドラインを 適 用 する 具 体 的 ユースケースの 検 討 ガイドラインの 対 象 となるグリッド 環 境 の 明 確 化 国 際 標 準 化 動 向 調 査 国 際 標 準 化 団 体 の 状 況 標 準 化 団 体 に 対 する 本 委 員 会 活 動 の 紹 介 あとがき 参 考 文 献 付 録 付 録 A OASIS および W3C の 詳 細 状 況 A.1. OASIS の 詳 細 状 況 A.2. W3C の 詳 細 状 況 付 録 B 用 語 集 付 録 C グリッドガイドライン 付 録 D グリッドガイドラインへの 適 用 事 例

4 1. まえがき 経 済 産 業 省 委 託 事 業 グリッドコンピューティング 標 準 化 調 査 研 究 委 員 会 は INSTAC( 日 本 規 格 協 会 情 報 技 術 標 準 化 研 究 センター)において 平 成 14 年 から16 年 にわたって 行 われた3 年 間 の 調 査 活 動 を 受 け それを 更 に 発 展 させるものである コンピュータ 技 術 の 進 歩 と 高 速 ネットワークの 普 及 によって 現 在 の 社 会 生 活 におけるコンピュータシステムの 役 割 が 著 しく 大 きくなってきた 21 世 紀 に 入 ってこの 動 向 はますます 止 まるところを 知 らない 今 後 もコンピュータの 性 能 向 上 とインターネットの 発 展 は 相 互 に 寄 与 し 合 いながらますますそのスピードを 速 めて 行 くであろう このような 状 況 の 中 から 広 域 に 分 散 した 計 算 資 源 を 連 携 して 利 用 するグリッドコンピューティング 技 術 が 急 速 に 発 展 している グリッドコンピューティ ングは 分 散 している 計 算 資 源 や 記 憶 資 源 などを 繋 いで 大 規 模 な 計 算 やデータ 処 理 をすることに 始 まり 広 域 に 分 散 し 多 くの 組 織 にまたがって 存 在 するデータ ソフトウェア センサ 実 験 機 器 可 視 化 装 置 さらには 人 間 そのものなど 多 様 なコンピュータリソースを 有 機 的 に 結 合 し シームレスなサービスの 流 れ を 実 現 するという 広 範 囲 な 技 術 である グリッドコンピューティングはまだ 萌 芽 期 にある 技 術 ではあるが 将 来 の 市 場 形 成 や 社 会 的 意 義 を 考 慮 して 積 極 的 に 取 り 組 むべき 課 題 であると 考 えられる 今 回 の 委 員 会 は グリッドコンピューティング 技 術 のガイドラインの 国 際 標 準 提 案 を 目 指 した 調 査 研 究 活 動 であり ユースケースの 分 析 から 標 準 化 動 向 を 見 ながらガイドラインを 作 成 し これを 普 及 啓 発 し 国 際 標 準 化 団 体 に 提 案 しようとするものである 先 行 の 研 究 委 員 会 では 1)グリッド 関 連 技 術 標 準 化 の 状 況 の 調 査 2) 日 本 における 主 なグリッド 技 術 の 標 準 化 活 動 の 調 査 3)グリッド 構 築 のガイドラインの 提 案 4)グリッドコンピューティングに 関 する 用 語 集 の 作 成 などの 成 果 を 得 たが この 委 員 会 では ガイドラインを 精 密 化 するとともに 何 らかの 意 味 で 具 体 的 な 事 例 への 適 用 を 通 して 妥 当 性 を 評 価 し これを 国 際 的 に 提 案 することを 目 指 している このため 本 年 度 では 理 念 的 なユースケースを 想 定 し これを 表 現 できるモデルの 明 確 化 に 時 間 を 費 やした 今 後 国 際 的 な 標 準 化 団 体 との 協 力 を 通 じて ガイドラインを 提 案 していきたい グリッドが 発 足 をしてから 約 11 年 が 経 過 した この 調 査 研 究 が グリッドコンピューティング 技 術 標 準 化 確 立 の 第 一 歩 となり ひいては 日 米 欧 さらにはアジアを 含 めた 協 力 体 制 によるグリッド 技 術 確 立 の 契 機 と なることを 期 待 している グリッドコンピューティング 標 準 化 調 査 研 究 委 員 会 委 員 長 小 柳 義 夫 ( 東 京 大 学 ) 1-2

5 2. 要 約 2.1. 背 景 と 目 的 グリッド コンピューティング( 以 下 ここではグリッドという)がビジネスの 世 界 で ここ2~3 年 くらいの 間 に 盛 んに 取 り 上 げられるようになっている それに 従 って グリッド 技 術 に 関 する 標 準 化 団 体 GGF(Global Grid Forum)において 研 究 機 関 のみならず 多 くの 企 業 も 標 準 化 に 取 り 組 んでいるが GGFにおける 取 り 組 みだけでは 必 ずしも 十 分 とは 言 えない 例 えば いまだに 企 業 各 社 が 使 っている 言 葉 ( 用 語 )や 実 現 している 環 境 やアプリケーションなどケースによって 実 現 している 技 術 レベルが 企 業 各 社 で 大 きく 異 なっている このことはユーザ 企 業 がグリッド 技 術 を 正 しく 理 解 し 採 用 していくことを 妨 げている 大 きな 要 因 となっている このため 今 回 は グリッド 技 術 の 基 準 規 格 (ガイドライン)を 作 成 し 国 際 標 準 化 として 提 案 することを 最 終 目 的 とした 活 動 を 進 める グリッド 技 術 に 関 するガイドラインを 作 成 することによって 様 々な 場 面 におけるグリッドの 情 報 交 換 の 効 率 性 を 飛 躍 的 に 高 めることが 可 能 となる 例 えば 企 業 の 製 品 に 関 する 情 報 において 宣 伝 上 の 用 語 とは 別 に 製 品 に 用 いられている 技 術 や 実 現 できる 機 能 準 拠 する 標 準 仕 様 などについて どのレベ ルにあるかを 記 述 することで 利 用 者 には 客 観 的 な 製 品 の 評 価 が 容 易 になる また グリッド 環 境 の 構 築 における 仕 様 作 成 においても 顧 客 の 意 図 や 要 求 事 項 を 明 確 にベンダに 伝 えることが 可 能 となり 仕 様 のあいまいさを 減 少 させることが 可 能 である このようなグリッド 技 術 のガイドラインを 用 いることで 各 社 グ リッド 製 品 や 各 プロジェクトのグリッド 環 境 がどのレベルの 基 準 を 実 現 しているか 明 確 化 でき 比 較 が 容 易 となる その 他 グリッド 環 境 構 築 の 使 用 記 述 手 段 の 提 供 企 業 と 顧 客 間 の 契 約 (SLA:Service Level Agreement) 基 準 の 明 確 化 も 実 現 可 能 となり 産 業 界 におけるグリッド 技 術 の 採 用 普 及 が 加 速 される グ リッド 技 術 の 導 入 により TCO(Total Cost of Ownership) 削 減 利 用 効 率 の 向 上 ユーティリティ 事 業 を 含 む 新 規 ビジネス 立 ち 上 げなど 大 きな 経 済 的 効 果 が 期 待 される 2.2. 実 施 体 制 ( 委 員 会 構 成 名 簿 ) グリッドコンピューティング 標 準 化 調 査 研 究 委 員 会 名 簿 委 員 長 小 柳 義 夫 東 京 大 学 大 学 院 情 報 理 工 学 系 研 究 科 コンピュータ 科 学 幹 事 伊 藤 智 ( 独 ) 産 総 研 グリッド 研 究 センター 委 員 安 崎 篤 郎 ( 株 ) 日 立 製 作 所 ソフトウェア 事 業 部 委 員 溝 口 研 一 東 芝 ソリューション( 株 ) プラットフォームソリューション 事 業 部 委 員 森 拓 也 日 本 電 気 ( 株 ) システム 基 盤 ソフトウェア 開 発 本 部 委 員 田 崎 英 明 富 士 通 ( 株 ) 運 用 管 理 ソフトウェア 事 業 部 委 員 濱 田 正 彦 日 本 アイ ビー エム システムエンジニアリング( 株 ) オンデマンド テクノロジー 部 委 員 鈴 木 俊 宏 日 本 オラクル( 株 ) システム 事 業 推 進 本 部 委 員 竹 房 あつ 子 ( 独 ) 産 総 研 グリッド 研 究 センター オフ サ ーハ 勝 亦 眞 人 経 済 産 業 省 産 業 技 術 環 境 局 情 報 電 気 標 準 化 推 進 室 オフ サ ーハ 堀 坂 和 秀 経 済 産 業 省 産 業 技 術 環 境 局 情 報 電 気 標 準 化 推 進 室 オフ サ ーハ 加 山 英 男 日 本 規 格 協 会 情 報 技 術 標 準 化 センター オフ サ ーハ 齋 藤 充 ( 独 ) 産 総 研 産 学 官 連 携 推 進 部 門 工 業 標 準 部 事 務 局 伊 達 浩 一 ( 独 ) 産 総 研 グリッド 研 究 センター 2-3

6 2.3. スケジュール 委 員 会 を 以 下 の 通 り 開 催 した 準 備 委 員 会 平 成 17 年 6 月 16 日 第 一 回 委 員 会 平 成 17 年 7 月 21 日 第 二 回 委 員 会 平 成 17 年 9 月 5 日 第 三 回 委 員 会 平 成 17 年 10 月 14 日 第 四 回 委 員 会 平 成 17 年 11 月 28 日 第 五 回 委 員 会 平 成 17 年 12 月 20 日 第 六 回 委 員 会 平 成 18 年 1 月 27 日 第 七 回 委 員 会 平 成 18 年 2 月 20 日 第 八 回 委 員 会 平 成 18 年 3 月 7 日 2.4. 実 施 事 項 (a) グリッドコンピューティング 標 準 化 調 査 研 究 委 員 会 の 運 営 グリッドコンピューティング 標 準 化 調 査 研 究 委 員 会 を 設 置 し 事 業 管 理 運 営 を 実 施 した (b) ファクト ファインディング 調 査 研 究 ガイドラインの 策 定 のために 三 つの 典 型 的 なグリッドのユースケースを 集 め 6つの 大 項 目 ( 構 成 とモデル シ ステム 運 用 のポリシ 通 信 方 法 セキュリティ 管 理 情 報 制 御 方 式 )に 従 った 適 用 事 例 の 整 理 を 実 施 した また 調 査 整 理 した 事 例 を 分 析 し グリッド 技 術 を 適 用 したシステム 環 境 などを 特 徴 づけるグリッド 環 境 の 明 確 化 の 必 要 性 を 認 識 し グリッド 環 境 に 関 わる プレーヤ 提 供 物 管 理 などについて 明 確 にする 調 査 研 究 を 実 施 し た (c) 国 際 標 準 化 動 向 調 査 グリッド 技 術 の 標 準 化 に 関 連 した 活 動 を 行 っている 団 体 として GGF(Global Grid Forum)の 他 OASIS, W3C, EGA, DMTF, SNIA について 標 準 化 の 状 況 について 調 査 を 実 施 した (d) 報 告 書 の 作 成 本 年 度 の 事 業 成 果 について 報 告 書 の 作 成 を 実 施 した 2.5. 得 られた 成 果 ( 成 果 一 覧 : 技 術 的 成 果 と 国 際 標 準 化 に 関 して) ファクト ファインディング 調 査 研 究 の 結 果 として 以 下 の 成 果 を 得 た 典 型 的 グリッド 環 境 のガイドライン 適 用 グリッド 環 境 ユースケースの 記 述 企 業 内 テクニカルコンピューティンググリッド 商 用 データセンタ 科 学 技 術 グリッド グリッド 環 境 ユースケースのガイドライン 適 用 現 状 ガイドライン 項 目 の 問 題 点 リスト グリッド 環 境 の 明 確 化 グリッドのプレーヤ グリッド 環 境 における 提 供 物 提 供 物 の 状 態 遷 移 提 供 物 とプレーヤの 関 係 2-4

7 国 際 標 準 化 動 向 調 査 の 結 果 として 以 下 の 成 果 を 得 た グリッド 関 連 の 国 際 的 標 準 化 団 体 の 状 況 GGF の 状 況 OASIS の 状 況 W3C の 状 況 EGA の 状 況 DMTF の 状 況 SNIA の 状 況 標 準 化 団 体 に 対 する 本 委 員 会 活 動 の 紹 介 JTC1 での 紹 介 EGA での 紹 介 2.6. 国 際 規 格 案 の 内 容 提 案 先 提 案 までの 方 法 本 委 員 会 の 最 終 目 的 として グリッド 技 術 の 産 業 規 格 (ガイドライン)の 国 際 標 準 化 提 案 を 目 指 している ガイドラ インの 内 容 としては 平 成 14 年 から 平 成 17 年 にかけて INSTAC が 実 施 したグリッドコンピューティング 標 準 化 調 査 研 究 委 員 会 にて 作 成 したグリッドガイドラインをベースとして 見 直 しを 行 う 国 際 規 格 の 提 案 先 としては GGF(Global Grid Forum), EGA(Enterprise Grid Alliance) または JTC1 が 候 補 とし て 考 えられるが それら 団 体 の 今 後 の 動 向 および 作 成 するガイドラインの 内 容 を 吟 味 して 確 定 する 国 際 規 格 としての 提 案 に 先 立 ち 国 内 におけるコンセンサスを 確 立 する 2.7. 今 後 の 課 題 ( 技 術 的 課 題 と 国 際 標 準 化 に 関 する 課 題 を 含 む) グリッド 環 境 の 明 確 化 を 行 うことにより グリッドを 特 徴 づける 要 素 が 非 常 に 明 確 になってきた しかし グリッドの コンポーネントに 対 する 管 理 セキュリティ 課 金 SLA などについては 関 与 する 内 容 範 囲 が 広 いため 十 分 な 検 討 を 行 うことができなかった 今 後 これらの 事 柄 を 明 確 にしていくことにより グリッドのガイドラインとして 取 り 扱 うべき 項 目 を 明 らかにすることができる 最 終 的 な 成 果 物 であるガイドラインを 国 際 標 準 化 に 提 案 するためには 提 案 先 として 適 切 な 組 織 を 選 択 しなけ ればならない 今 後 候 補 となる 標 準 化 団 体 の 動 向 を 調 査 しつつ ガイドライン 提 案 先 の 検 討 を 行 う 必 要 がある 2-5

8 3. 委 託 業 務 実 施 計 画 3.1. 背 景 グリッド コンピューティング( 以 下 ここではグリッドという)がビジネスの 世 界 で ここ2~3 年 くらいの 間 に 盛 んに 取 り 上 げられるようになっている それに 従 って グリッド 技 術 に 関 する 標 準 化 団 体 GGF(Global Grid Forum)において 研 究 機 関 のみならず 多 くの 企 業 も 標 準 化 に 取 り 組 んでいるが GGFにおける 取 り 組 みだけでは 必 ずしも 十 分 とは 言 えない 例 えば いまだに 企 業 各 社 が 使 っている 言 葉 ( 用 語 )や 実 現 している 環 境 やアプリケーションなどケースによって 実 現 している 技 術 レベルが 企 業 各 社 で 大 きく 異 なっている このことはユーザ 企 業 がグリッド 技 術 を 正 しく 理 解 し 採 用 していくことを 妨 げている 大 きな 要 因 となっている 3.2. 研 究 開 発 の 目 的 このため 今 回 は グリッド 技 術 のガイドライン( 基 準 規 格 )を 作 成 することを 最 終 目 的 とした 活 動 を 進 め る グリッド 技 術 に 関 するガイドラインを 作 成 することによって 様 々な 場 面 におけるグリッドの 情 報 交 換 の 効 率 性 を 飛 躍 的 に 高 めることが 可 能 となる 例 えば 企 業 の 製 品 に 関 する 情 報 において 宣 伝 上 の 用 語 とは 別 に 製 品 に 用 いられている 技 術 や 実 現 できる 機 能 準 拠 する 標 準 仕 様 などについて どのレベ ルにあるかを 記 述 することで 利 用 者 には 客 観 的 な 製 品 の 評 価 が 容 易 になる また グリッド 環 境 の 構 築 における 仕 様 作 成 においても 顧 客 の 意 図 や 要 求 事 項 を 明 確 にベンダに 伝 えることが 可 能 となり 仕 様 のあいまいさを 減 少 させることが 可 能 である このようなグリッド 技 術 のガイドラインを 用 いることで 各 社 グ リッド 製 品 や 各 プロジェクトのグリッド 環 境 がどのレベルの 基 準 を 実 現 しているか 明 確 化 でき 比 較 が 容 易 となる その 他 グリッド 環 境 構 築 の 使 用 記 述 手 段 の 提 供 企 業 と 顧 客 間 の 契 約 (SLA:Service Level Agreement) 基 準 の 明 確 化 も 実 現 可 能 となり 産 業 界 におけるグリッド 技 術 の 採 用 普 及 が 加 速 される グ リッド 技 術 の 導 入 により TCO(Total Cost of Ownership) 削 減 利 用 効 率 の 向 上 ユーティリティ 事 業 を 含 む 新 規 ビジネス 立 ち 上 げなど 大 きな 経 済 的 効 果 が 期 待 される 3.3. 実 施 計 画 の 細 目 (a) (b) グリッドコンピューティング 標 準 化 調 査 研 究 委 員 会 の 運 営 ガイドラインの 国 際 標 準 化 提 案 も 視 野 に 入 れた 日 本 国 内 におけるコンセンサスづくりや GGFなどに おいて 国 際 的 な 規 格 化 の 動 きが 出 てきた 時 に 我 が 国 として 即 時 対 応 するため グリッドコンピューティ ング 標 準 化 調 査 研 究 委 員 会 を 設 置 し 事 業 管 理 運 営 を 行 う ファクト ファインディング 調 査 研 究 ガイドラインの 策 定 のために 様 々なグリッド 適 用 事 例 特 に 企 業 への 適 用 事 例 を 収 集 し 下 記 の6つ の 大 項 目 に 従 った 適 用 事 例 の 整 理 を 行 う また 調 査 整 理 した 事 例 を 分 析 し グリッド 技 術 を 適 用 した システム 環 境 などを 特 徴 づける 技 術 項 目 や 機 能 要 素 などガイドラインとして 策 定 すべき 具 体 的 な 項 目 を 検 討 する このプロセスにおいて 大 項 目 についても 必 要 に 応 じて 見 直 しや 整 理 を 行 う 1 構 成 とモデル 2 システム 運 用 のポリシ 3 通 信 方 法 4 セキュリティ 5 管 理 情 報 6 制 御 方 式 3-6

9 (c) (d) 国 際 標 準 化 動 向 調 査 グリッド 技 術 の 標 準 化 に 関 連 した 活 動 を 行 っている 団 体 の 動 向 を 調 査 する グリッド 技 術 の 国 際 的 な 標 準 化 団 体 である GGF(Global Grid Forum)の 他 OASIS, W3C, EGA, DMTF, SNIA についても 調 査 し た 報 告 書 の 作 成 本 年 度 の 事 業 成 果 について 報 告 書 にとりまとめる 3.4. 研 究 場 所 独 立 行 政 法 人 産 業 技 術 総 合 研 究 所 グリッド 研 究 センター 東 京 都 千 代 田 区 外 神 田 秋 葉 原 ダイビル11 階 3.5. 実 施 期 間 事 業 期 間 自 平 成 17 年 4 月 1 日 至 平 成 18 年 3 月 31 日 3.6. 実 施 計 画 日 程 年 / 月 平 成 17 年 平 成 18 年 研 究 内 容 (a)グリッド 技 術 産 業 基 準 規 格 調 査 委 員 会 の 運 営 (b)ファクト ファインテ ィンク 調 査 研 究 (c) 国 際 標 準 化 動 向 調 査 (d) 報 告 書 の 作 成 年 / 月 平 成 17 年 平 成 18 年 委 員 会 名 委 員 会 3-7

10 3.7. 研 究 体 制 (1) 管 理 体 制 及 び 研 究 組 織 イ. 管 理 体 制 理 事 長 企 画 本 部 長 総 括 企 画 主 幹 財 務 会 計 部 門 長 経 理 室 長 産 学 官 連 携 推 進 部 門 長 企 業 大 学 契 約 室 長 工 業 標 準 部 長 ロ. 研 究 組 織 業 務 管 理 責 任 者 グリッド 研 究 センター 長 関 口 智 嗣 業 務 管 理 責 任 者 グリッド 研 究 センター 長 関 口 智 嗣 グリッド コンピューティング 標 準 化 調 査 研 究 委 員 会 事 務 局 グリッド 研 究 センター 秋 葉 原 サイト (2) 研 究 体 制 研 究 者 氏 名 伊 藤 智 竹 房 あつ 子 伊 達 浩 一 所 属 役 職 独 立 行 政 法 人 産 業 技 術 総 合 研 究 所 グリッド 研 究 センター センター 長 代 理 /ビジネス 応 用 チーム チーム 長 独 立 行 政 法 人 産 業 技 術 総 合 研 究 所 グリッド 研 究 センター 基 盤 ソフトウェアチーム 独 立 行 政 法 人 産 業 施 術 総 合 研 究 所 グリッド 研 究 センター ビジネス 応 用 チーム (3) 経 理 担 当 者 氏 名 及 び 機 械 装 置 等 の 管 理 責 任 者 並 びに 役 職 名 ( 経 理 責 任 者 ) 細 川 潤 一 独 立 行 政 法 人 産 業 技 術 総 合 研 究 所 財 務 会 計 部 門 経 理 室 長 ( 管 理 責 任 者 ) 伊 藤 智 独 立 行 政 法 人 産 業 技 術 総 合 研 究 所 グリッド 研 究 センター 長 代 理 3-8

11 4. 実 施 結 果 本 委 員 会 では 以 下 二 つの 事 業 を 行 った (1) ファクト ファインディング 調 査 研 究 (2) 国 際 標 準 化 動 向 調 査 ファクト ファインディング 調 査 研 究 は ガイドラインを 作 成 するために 必 要 な 事 例 の 調 査 と 分 析 を 行 っ た また 国 際 標 準 化 動 向 調 査 は グリッド 技 術 の 国 際 標 準 化 団 体 である GGF (Global Grid Forum)とそ の 他 のグリッド 技 術 の 標 準 化 に 関 連 する 団 体 の 動 向 を 調 査 した 以 下 各 々の 項 目 について 報 告 する 4.1. ファクト ファインディング 調 査 研 究 過 去 の 活 動 と 本 委 員 会 の 活 動 の 関 係 (a) 過 去 の 活 動 日 本 規 格 協 会 情 報 技 術 標 準 化 研 究 センター(INSTAC)は 平 成 14 年 に グリッドコンピューティング 標 準 化 調 査 研 究 委 員 会 を 立 ち 上 げ グリッドコンピューティング 技 術 に 関 する 標 準 化 の 動 向 を3 年 間 に 渡 って 調 査 分 析 討 論 を 行 ってきた その 結 果 最 終 ( 平 成 16) 年 度 には 1) グリッド 関 連 技 術 標 準 化 の 状 況 の 調 査 2) 日 本 における 主 なグリッド 技 術 の 標 準 化 活 動 の 調 査 3) グリッド 構 築 のガイドライン 4) グリッドコンピューティングに 関 する 用 語 集 などの 成 果 をあげた グリッド 構 築 のガイドラインは 最 終 年 度 からスタートした 活 動 の 成 果 であり グリッドとして 構 築 された システムやグリッド 関 連 製 品 の 相 互 比 較 を 可 能 とするために グリッドを 特 徴 付 ける 多 くの 項 目 を 抽 出 し それぞれに 複 数 の 基 準 を 規 定 している これにより グリッドの 捉 え 方 および 様 々なグリッドの 活 動 同 士 の 比 較 が 行 いやすくなった グリッドにおける 標 準 化 の 一 つの 方 向 性 を 示 し グリッドのガイドラインの 枠 組 みを 作 り 上 げることができた 点 で 意 義 は 大 きい しかしながら 限 られた 時 間 と 調 査 範 囲 の 中 での 取 り 組 みであることから グリッド 技 術 に 関 連 した 全 て の 項 目 を 適 切 に 抽 出 できている 訳 ではなく 各 項 目 に 記 載 された 基 準 も 目 的 を 達 成 可 能 な 内 容 に 設 定 できたとはいえない また 現 時 点 においても GGF やその 他 の 標 準 化 団 体 において 多 数 の 仕 様 が 策 定 中 であり 策 定 された 仕 様 を 順 次 ガイドラインに 取 り 込 み 基 準 を 再 構 築 していく 必 要 がある 特 にビジネ ス 分 野 においては 組 織 を 越 えたリソースの 提 供 と 利 用 にあたり SLA 課 金 QoS など 重 要 度 の 高 い 項 目 が 多 数 あり ガイドラインの 整 備 は 必 要 である この 活 動 のまとめとして 今 後 このガイドラインが 一 般 に 広 く 利 用 されるためには 以 下 の 取 り 組 みが 必 要 であると 考 えられた ガイドラインの 評 価 と 見 直 しの 実 施 標 準 化 団 体 における 仕 様 策 定 状 況 および 各 種 グリッドプロジェクトのフォローを 行 い ガイドラインに おける 項 目 と 基 準 内 容 の 妥 当 性 を 評 価 することが 必 要 である 具 体 的 な 評 価 方 法 としては グリッドの 関 連 プロジェクトにおける 環 境 に 対 して ガイドラインに 照 らしてみることが 考 えられる さらに 評 価 結 果 に あわせて 基 準 内 容 の 見 直 しを 行 う 必 要 がある 国 内 におけるガイドラインの 普 及 作 成 したガイドラインを 広 く 認 知 してもらい 活 用 を 促 す 必 要 がある そのため グリッドに 関 連 するシ ンポジウムや 講 演 の 機 会 を 捉 え ガイドラインの 紹 介 や 利 用 方 法 の 説 明 を 行 う 必 要 がある 4-9

12 国 際 標 準 化 グリッドのガイドラインは 国 内 においても 一 つのドキュメントとして 作 成 されたに 留 まっている 国 内 に おいても 効 力 のあるドキュメントとするとともに GGFやEGA などの 適 切 な 標 準 化 団 体 へ 提 案 していくこと で 国 際 的 にも 標 準 の 位 置 づけとなることが 望 まれる (b) 本 委 員 会 の 活 動 INSTAC における 委 員 会 の 活 動 を 受 けて グリッドのガイドライン 策 定 を 進 めるため 本 委 員 会 が 設 置 された 本 委 員 会 では 3 年 間 の 計 画 で 昨 年 度 までに INSTAC の 委 員 会 で 策 定 されたガイドラインをベ ースとして 改 定 を 行 うことを 目 的 としている その 過 程 として 必 要 となる 用 語 の 定 義 を 行 う 最 終 的 には GGF や JTC1 など 国 際 的 な 標 準 化 に 向 けた 活 動 を 行 う 今 年 度 は ガイドラインの 策 定 を 行 うための 準 備 作 業 を 行 う 7 月 の 委 員 会 発 足 より ガイドラインの 改 定 作 業 の 検 討 を 進 める 中 で 前 提 となるグリッド 環 境 とそこに 現 れる 用 語 について 確 定 する 必 要 性 が 明 らかとなった そこで 今 年 度 の 本 委 員 会 の 活 動 では 以 下 の 二 点 を 主 に 実 施 した ガイドラインを 典 型 的 なユースケースに 適 用 し ガイドラインの 問 題 点 を 抽 出 する ガイドラインの 適 用 対 象 とするグリッド 環 境 を 抽 象 化 したモデルとして 確 立 する これらの 活 動 を 行 うことにより 来 年 度 以 降 のガイドライン 改 定 作 業 をよりスムーズに 実 施 できる 見 込 み を 得 た 4-10

13 ガイドラインを 適 用 する 具 体 的 ユースケースの 検 討 INSTAC における 委 員 会 で 作 成 したガイドラインを いくつかの 典 型 的 なユースケースに 対 して 当 ては め 昨 年 度 時 点 のガイドラインの 問 題 点 を 抽 出 するとともに 各 ユースケースの 典 型 的 なグリッド 環 境 の 記 述 を 試 みた 今 回 は 以 下 の 三 つのグリッド 環 境 を 典 型 例 として 取 り 上 げた 企 業 内 テクニカルコンピューティンググリッド 商 用 データセンタ 科 学 技 術 グリッド 各 ユースケースの 説 明 およびガイドラインへの 適 用 結 果 は 付 録 Dを 参 照 されたい 今 回 三 つではあるが 典 型 的 なユースケースを 適 用 することによって ガイドラインを 記 述 するために 必 要 な 用 語 で 意 味 や 使 用 方 法 などが 十 分 明 確 になっていないものがあることがわかった 昨 年 度 時 点 のガイドラインの 項 目 毎 に ユースケースの 適 用 によって 明 らかになった 問 題 点 や 課 題 を 以 下 に 整 理 す る これらの 問 題 点 や 課 題 の 全 てが 委 員 間 の 共 通 の 認 識 とは 限 らないが 提 供 物 とは 何 であるか 提 供 物 がどのようなライフサイクルを 持 つか グリッド 環 境 の 管 理 はどのように 行 われるのか などは 委 員 内 で の 共 通 の 問 題 意 識 であった そこで 本 委 員 会 では グリッドのガイドラインの 改 定 作 業 を 進 めるにあたり まずグリッドの 環 境 を 表 現 するために 必 要 な 用 語 を 定 義 することとした その 上 でガイドラインを 作 成 する ことにより ガイドラインにおける 内 容 や 基 準 の 曖 昧 さをなくすことが 可 能 となる 検 討 の 内 容 については 次 章 に 述 べる 全 般 項 目 問 題 点 や 課 題 全 般 本 ガイドラインの 適 用 範 囲 が 明 確 ではない 組 織 間 での 相 互 運 用 管 理 など 政 治 的 や 技 術 的 に 解 決 されていない 問 題 があり ガイドラインにおいてどのように 扱 うか 明 確 になっていな い (1) 構 成 とモデル 項 目 問 題 点 や 課 題 リソース/ 提 供 物 コンピューティングパワーが 提 供 物 である 場 合 主 たるサーバ 資 源 と 副 次 的 なストレージ 資 源 の 位 置 づけが 区 別 されると 望 ましい 商 用 データセンタグリッドでの 提 供 物 は 主 に サーバ 資 源 や ストレ ージ 資 源 であるが その 他 ファイアウォールやルータ VPN 装 置 など のネットワーク 機 器 なども 提 供 物 となる ネットワーク 機 器 も 提 供 物 に 加 える 必 要 がある 人 と 組 織 /システ ムとしてのプレー 仲 介 者 に 位 置 付 けるプレーヤは 兼 任 者 の 立 場 となり 的 確 に 記 述 す る 事 が 難 しい ヤ 構 成 商 用 データセンタグリッドにおいては 提 供 者 及 び 利 用 者 が 考 えられる 仲 介 者 は 提 供 者 と 利 用 者 を 同 時 に 兼 ね 備 えるプ レーヤとして 定 義 されることから 特 にこのプレーヤを 想 定 する 必 要 は ない 人 と 組 織 /プレー ヤ 間 の 組 織 関 係 プロジェクトのように 仮 想 組 織 的 なものの 扱 いに 基 準 が 無 い 4-11

14 (2) 通 信 項 目 問 題 点 や 課 題 全 般 科 学 技 術 グリッドでは 研 究 者 が 資 源 提 供 者 であり 利 用 者 でもあり ま たプログラム 開 発 も 利 用 者 が 行 うケースが 多 いため 通 信 の 項 目 を エンドユーザと 提 供 者 の 間 か 提 供 者 同 士 の 間 か またはアプリ 系 のデ ータの 接 続 か 管 理 系 のデータの 接 続 か を 区 別 する 意 味 は 少 ない グリッドと 通 信 の 関 係 の 考 え 方 の 規 範 が 明 確 ではない 接 続 方 式 イントラネットの 通 信 が どの 様 な 取 扱 いになるか 示 されているとガイド ラインが 適 用 し 易 い 通 信 速 度 通 信 速 度 の 数 値 を 示 しているが WAN/LAN によって 高 速 / 中 程 度 / 低 速 の 数 値 に 感 覚 の 違 いが 有 り 判 断 しにくい 遅 延 時 間 遅 延 時 間 に 関 する 基 準 に 関 しては 定 量 的 な 指 標 を 用 いた 基 準 とする ことが 望 ましい 通 信 速 度 遅 延 時 間 エンドユーザ/ 提 供 者, 管 理 情 報 /データの 違 いよりも WAN を 経 由 す る 必 要 があるか LAN 内 で 閉 じた 環 境 下 であるか を 区 別 する 法 が 基 準 は 明 確 である 接 続 インタフェース のオープン 性 グリッドミドルウェアに 様 々な 機 能 やモジュールがあり 接 続 インタフェ ースも 多 様 である グリッドのモデルに 関 する 共 通 認 識 を 示 すととも に ガイドラインの 項 目 の 詳 細 化 が 必 要 である (3) 運 用 ポリシ 項 目 問 題 点 や 課 題 全 般 抽 象 的 な 記 述 が 多 く ガイドラインの 適 用 に 当 たって 判 断 が 迷 う 部 分 が 多 い 例 えば 利 用 者 の 情 報 や 提 供 者 の 情 報 などは 具 体 例 があると 良 い グリッドとして 特 徴 的 な 運 用 管 理 機 構 のコンセンサスが 必 要 利 用 者 ~ 提 供 者 間 の 機 密 性 提 供 情 報 の 機 密 性 に 関 してはセキュリティの 項 目 で 記 述 すべき 項 目 とも 思 われる 者 間 の 機 密 性 課 金 方 法 SW のライセンスモデルと 所 有 者 の 関 係 を 考 慮 したガイドが 必 要 定 額 制 / 従 量 制 / 無 料 の3レベルで 判 断 するのは 実 情 と 合 わない 利 用 者 負 担 や 所 有 者 負 担 の 範 囲 や 決 算, 評 価 などの 議 論 がなされて いないため 判 断 の 基 準 が 示 せていない サービスレベル グリッドとしての 特 徴 的 な サービスの 保 障 レベル や 保 障 する 項 目 などがどの 様 なものなのか 判 断 が 難 しい 課 金 方 法 サービ スレベル 課 金 方 式 やサービスの 保 証 レベルなどは 個 々の 契 約 に 依 存 しさまざ まな 形 態 となることが 想 定 されるため 基 準 を 追 加 することが 必 要 と 思 われる (4) セキュリティ 項 目 問 題 点 や 課 題 全 般 グリッドとして 特 徴 的 なセキュリティの 機 構 についてのコンセンサスが 必 要 プロジェクトのような 生 成 消 滅 が 動 的 に 繰 返 される 仮 想 組 織 間 のセキ 4-12

15 リソースの 保 護 /リ ソース 管 理 情 報 の 保 護 と 隠 蔽 ュリティについての 指 針 が 無 い リソース 管 理 情 報 には リソース 利 用 状 況 各 リソースの 利 用 者 や 管 理 者 の 情 報 等 があると 考 えられるが どんなものがリソース 管 理 情 報 であるかをまず 明 確 にする 必 要 がある 情 報 の 内 容 によって 保 護 と 隠 蔽 のレベルが 異 なることが 考 えられるの で 一 律 で 記 述 することは 困 難 である (5) 管 理 情 報 項 目 問 題 点 や 課 題 全 般 管 理 情 報 そのものが 何 を 対 象 としているのか まず 明 確 にする 必 要 が ある 特 に 多 重 に 仮 想 化 された 環 境 の 場 合 管 理 情 報 がどのように 仮 想 化 されたものの 情 報 化 か 立 場 によって 異 なる 利 用 単 位 の 情 報 個 々の 物 理 的 なリソースに 関 するものか 仮 想 化 されたリソースに 関 するものかが 不 明 瞭 (6) 制 御 項 目 問 題 点 や 課 題 全 般 提 供 物 は 複 数 の 階 層 で 仮 想 化 されるものであり 階 層 ごとに 制 御 方 法 は 異 なると 考 えられる 提 供 物 とそのライフサイクルを 明 確 にする 必 要 がある グリッド 環 境 自 身 グリッド 環 境 における 個 々の 機 能 や 振 る 舞 いにつ いて いくつかのモデルがあり モデル 毎 に 制 御 の 内 容 も 異 なる 特 に スケジューリング 割 当 予 約 などの 機 能 や 呼 び 出 し 方 法 は 複 数 のモデル 化 が 考 えられる 割 当 スケジューラの 構 成 や 機 能 に 関 して 前 提 条 件 が 明 らかにする 必 要 が ある そのため 項 目 システムへの 影 響 も 不 明 瞭 となっている 例 え ば 地 理 的 に 分 散 するリソースを 用 いる 場 合 科 学 技 術 グリッドでは 各 サイトではローカルスケジューラが 広 域 にはスーパースケジューラが 存 在 するケースがある スケジューリング 機 能 がどれを 指 すかによって 内 容 が 異 なってくる 4-13

16 ガイドラインの 対 象 となるグリッド 環 境 の 明 確 化 (a) グリッドのプレーヤ グリッド 環 境 におけるプレーヤ( 登 場 人 物 )に 関 して 用 語 の 定 義 使 い 方 を 規 定 した 過 去 に INSTAC の 委 員 会 では OGSA でとりあげられているユースケース 等 を 精 査 し 提 供 物 として リソースに 着 目 して 整 理 した 結 果 グリッドシステムを 構 成 するプレーヤを 提 供 者 仲 介 者 利 用 者 の3つ に 分 類 してきた ただし この3 者 の 関 係 は 相 対 的 相 互 的 なもので 仲 介 者 なしで 提 供 者 と 利 用 者 だけ の2 者 しか 登 場 してこないケースや 提 供 者 や 仲 介 者 から 提 供 されたリソースをさらに 多 段 に 仲 介 してい くようなケースを 内 包 しており やや 複 雑 なモデルによる 整 理 だった 今 回 改 めて 多 くのユースケースを 見 直 してきた 結 果 プレーヤ 間 での 提 供 物 の 流 れをモデル 化 し て 整 理 していくと 提 供 物 の 流 れは 提 供 者 と 利 用 者 の2 者 間 の 関 係 にすべて 帰 着 できることが 分 かって きた 図 1にあるように 従 来 の 仲 介 者 は 提 供 者 から 見 れば 利 用 者 に 利 用 者 から 見 れば 提 供 者 に 見 えるため 仲 介 者 の 概 念 は 必 ずしも 必 要 ではなく より 単 純 化 したモデルで 考 えることができた したがっ て 本 委 員 会 ではプレーヤについては 提 供 者 と 利 用 者 の2 者 とすることにした 提 供 者 リソース 提 供 者 リソース 仲 介 者 提 供 物 (リソース) 利 用 者 提 供 物 提 供 者 リソース 提 供 者 リソース 利 用 者 提 供 者 提 供 物 (リソース) 個 々の 関 係 は 提 供 者 ~ 利 用 者 利 用 者 提 供 物 図 1 提 供 者 ~ 仲 介 者 ~ 利 用 者 の 関 係 上 記 の 検 討 結 果 によれば グリッド 環 境 におけるプレーヤ 間 のもっとも 基 本 的 な 関 係 は 提 供 物 を 介 して 複 数 の 提 供 者 と 利 用 者 が 結 びつく 相 互 関 係 である( 図 2) さらに 互 いに 提 供 者 ~ 利 用 者 となる 関 係 が 連 鎖 的 につながっていく 一 般 的 な 形 態 を 示 したものが 図 3である 4-14

17 提 供 者 提 供 物 利 用 者 提 供 物 提 供 者 リソース 提 供 者 リソース 利 用 者 提 供 者 提 供 物 (リソース) 利 用 者 提 供 物 図 2 提 供 者 ~ 利 用 者 の 基 本 モデル 提 供 者 リソース 提 供 者 利 用 者 = 提 供 者 提 供 物 (リソース) 利 用 者 = 提 供 者 提 供 物 (リソース) 利 用 者 (エント ユーサ ) 提 供 物 リソース 図 3 提 供 者 ~ 利 用 者 の 連 鎖 関 係 また 提 供 者 や 利 用 者 とは 役 割 が 異 なる 管 理 者 をプレーヤとする 考 え 方 も 検 討 してきたが 提 供 物 (リソース)の 管 理 サービスを 利 用 者 に 提 供 するという 観 点 でみれば サービス 提 供 者 の 一 形 態 であると みなすことができるため やはり 提 供 者 ~ 利 用 者 の2 者 間 モデルに 帰 着 できる (b) グリッド 環 境 における 提 供 物 グリッド 環 境 を 考 える 際 にどのような IT リソースがグリッド 化 されてグリッド コンポーネントとして 協 調 し 利 用 されるかは 極 めて 重 要 なことであ る グリッド コンポーネントはグリッド 環 境 におけるプレーヤ( 提 供 者 と 利 用 者 ) 間 でやり 取 りされる 提 供 物 として 定 義 することが 出 来 る (1) グリッド 環 境 提 供 物 の 階 層 構 造 様 々なグリッド コンポーネントを 分 類 することは ガイドラインを 作 成 し 利 用 するにあたり ガイドライン の 記 述 が 何 を 指 しているのかを 明 示 し 提 供 者 と 利 用 者 の 依 存 関 係 を 明 確 にすることが 可 能 になる ここでは 提 供 物 を 図 4に 示 すように 横 軸 にストレージ コンピューティング ネットワークの3 種 類 そ 4-15

18 して 縦 軸 に 物 理 環 境 からアプリケーションまでを4 層 に 分 類 した ちなみに 本 図 はエンタープライズ グ リ ッ ド ア ラ イ ア ン ス ( EGA : Enterprise Grid Alliance ) が 公 開 し て い る 参 照 モ デ ル v1.0 [ 参 考 にし 作 成 に 当 たっては 多 大 な 影 響 を 受 けている 第 4 層 アプリケーション サービス 第 3 層 プラットフォーム 各 種 サービス ポータルシステム ERP/CRMアプリケーション データベース Webサーバ アプリケーションサーバ 仮 想 ファイルシステム オーバーレイネットワーク 第 2 層 OE/ 動 作 環 境 各 種 (ネットワーク 含 )ファイルシステム 各 種 OS(Windows Linux etc.) IP TCP UDP etc. 第 1 層 物 理 環 境 SAN NAS HSM サーバ ブレード etc. スイッチ ルータ FW 機 器 VPN 装 置 ストレージ コンピューティング ネットワーク 図 4 グリッド 環 境 提 供 物 の 層 第 1 層 ( 物 理 環 境 ):ハードウェア 単 独 としてのコンポーネント この 層 は 基 礎 となる 物 理 的 構 成 要 素 であり IT リソース 群 で 物 理 的 に 構 成 されるグリッド 環 境 を 作 り 上 げる 元 となる この 層 は たとえば 従 来 型 の 個 々のサーバ ネットワーク スイッチ ディスクなどがこ れに 含 まれる 具 体 的 には ストレージとして SAN NAS HSM コンピュータとしてサーバやブレード ネットワークとしてスイッチ ルータ FW(ファイヤーウォール) 機 器 VPN 装 置 などがこの 層 に 分 類 され る 第 2 層 (OE/ 動 作 環 境 ): 第 1 層 のコンポーネントをソフトウェアによって 外 部 から 制 御 利 用 可 能 としたも の この 層 のコンポーネントは 第 1 層 の 物 理 グリッド コンポーネントを 抽 象 化 してリソースとして 提 供 し サ ービスまたはアプリケーションのようなグリッド コンポーネントがそれを 利 用 できるようにしたものである またこれによって より 概 念 的 なレベルで よりスケーラブルな 管 理 が 可 能 になる 具 体 的 には ストレー ジとして 提 供 される 各 種 (ネットワーク 含 )ファイルシステム Windows や Linux といった 各 種 OS IP や TCP UDP というより 論 理 化 されたネットワークリソースが 含 まれる 第 3 層 (PF/プラットフォーム): 第 2 層 のコンポーネントを 複 数 組 み 合 わせ 最 終 サービスを 構 成 するコ ンポーネント この 層 に 位 置 づけられるコンポーネントは 従 来 型 のサービスやアプリケーションの 単 一 インスタンス に 相 当 し 実 行 可 能 バイナリのようなもの(たとえばデータベース)である つまり 複 数 のスレッドまたはプ ロセスに 分 解 可 能 となる 第 2 層 の OS の 単 一 インスタンス 上 で 実 行 可 能 プログラムとして 実 行 されるアプ リケーションまたはサービスと 位 置 付 けられる 具 体 的 には データベース Web サーバ アプリケーショ ンサーバ 仮 想 ファイルシステム クラスタ 管 理 ツール オーバーレイネットワークが 挙 げられる 更 に 負 4-16

19 荷 分 散 されている Web サーバ アプリケーション サーバ クラスタ データベース クラスタもこの 層 に 分 類 され 抽 象 度 を 高 めた しかし 同 じインタフェースと 機 能 を 提 供 するものも 存 在 する 第 4 層 (アプリケーション サービス):ビジネスや 学 術 分 野 において エンドユーザの 職 務 実 施 のために 利 用 するサービス アプリケーション サービスはエンドユーザに 提 供 されるサービスであり 第 3 層 のプラットフォーム 層 の グリッド コンポーネントの 集 合 体 として 実 現 されビジネスや 科 学 技 術 計 算 機 能 を 実 行 する ポータルシス テムや ERP(Enterprise Resource Planning) CRM(Customer RelationshipManagement)アプリケーション をイメージすると 理 解 しやすい ちなみに エンドユーザは 4 層 の 上 に 位 置 することになる すなわち 何 かしらのサービスやアプリケー ションを 利 用 するエンドユーザは 対 象 となるインフラがどうなっているか つまりグリッド 環 境 か 否 かは 判 らないこととなる もし 対 象 がグリッド 環 境 であると 判 別 が 付 く 場 合 は エンドユーザは 管 理 の 機 能 を 肩 代 わりするなどしていることが 想 定 される ところで GGF(Global Grid Forum)の 主 要 アーキテクチャである OGSA(Open Grid Services Architecture)の 標 準 化 の 対 象 は 主 に 3 層 と 4 層 に 焦 点 が 当 てられている 更 に OGSA 準 拠 を 目 指 して いる Globus Toolkit は 4 層 で 提 供 されるグリッド アプリケーションを 作 成 するツールであり 3 層 以 下 のイ ンフラストラクチャを 効 率 良 く 動 作 させるために 利 用 される また ERP や CRM といった 既 存 のアプリケー ションや 業 種 別 アプリケーション Web サーバ 等 で 提 供 されるポータル サービスも 同 様 に 3 層 以 下 を 利 用 している それらはどの 層 をグリッド 環 境 として 管 理 対 象 にしているかの 違 いとなる (2) グリッド 環 境 における 管 理 やセキュリティに 関 する 考 察 グリッド 環 境 で 重 要 な 点 は グリッド コンポーネントをサービスと 考 えて 管 理 することにある グリッド 環 境 の 管 理 という 点 では それぞれの 層 の 管 理 も 必 要 であるが 4 層 を 横 断 的 にみることがグリッド 環 境 の 管 理 機 能 に 求 められる 更 にセキュリティに 対 する 配 慮 も 横 断 的 になされるべきである 管 理 セキュリティ 第 4 層 :アプリケーション サービス 第 3 層 :PF/プラットフォーム 第 2 層 :OE/ 動 作 環 境 第 1 層 : 物 理 環 境 ストレージ コンピューティング ネットワーク 図 5 グリッド 環 境 と 管 理 やセキュリティの 関 係 4-17

20 ちなみに EGA の 参 照 モデルでもグリッド 管 理 エンティティ(GME: Grid Management Entity)と 称 し このような 管 理 体 系 を 基 本 として 考 えている (3) グリッド 環 境 提 供 物 を 分 類 することによるメリット グリッド コンポーネントをこのような 各 層 に 分 類 することにより 提 供 者 と 利 用 者 の 依 存 関 係 を 明 確 に することが 可 能 になる 例 えば 商 用 データ センタでは そこに 含 まれる 様 々なグリッド コンポーネント は 上 の 層 になるに 従 って 抽 象 度 を 増 すオブジェクトの 層 として 表 現 される 各 層 はその 下 の 層 を 仮 想 化 または 抽 象 化 したものであり これによって 柔 軟 性 効 果 性 管 理 性 が 高 まる 最 も 下 に 位 置 するのが 物 理 グリッド コンポーネントであり これは 最 終 的 には 各 層 を 介 してビジネス プロセスに 結 び 付 く つま り ビジネス プロセスはそのような 物 理 グリッド コンポーネント 上 で 実 行 されるサービスとして 実 現 される ことになる またグリッド コンポーネントの 動 作 関 係 を 記 述 するプロビジョニングは 上 位 層 から 下 位 層 に 向 けておこ なわれるなど グリッドで 必 要 な 依 存 関 係 を 明 確 に 記 述 が 可 能 となり グリッド コンポーネントの 分 類 がグ リッド 環 境 での 協 調 動 作 する 様 々なコンポーネントを 単 純 なモデルで 表 現 し 同 時 にそれらの 相 互 の 関 連 および 依 存 関 係 を 表 すことができる 様 々なグリッド コンポーネントを 類 似 した 同 系 のグループとして まとめ 共 有 物 として 定 義 することも 可 能 にある 更 にはこの 関 係 を 利 用 してユースケースなどグリッド 環 境 を 表 現 することによって 他 のユースケースと の 関 係 も 明 確 になり グリッド 環 境 を 特 徴 定 義 付 ける 際 にとても 有 効 な 手 段 となる これは 環 境 のメンテ ナンスやそれ 以 降 の 拡 張 対 しに 極 めて 重 要 な 作 業 となり 万 が 一 の 障 害 対 策 にも 有 効 な 表 現 手 段 とな ろう コンポーネントの 分 類 は その 環 境 や 使 用 法 によって 様 々な 側 面 を 与 えるが それらのコンポーネント は 基 本 的 な 特 徴 とライフサイクルを 共 有 することとなり グリッド 環 境 を 構 築 し 管 理 する 際 には 欠 かせな い (c) 提 供 物 の 状 態 遷 移 前 節 で 提 供 者 と 利 用 者 の 間 にある 提 供 物 を 明 らかにしたが その 提 供 物 に 対 して 提 供 者 と 利 用 者 が 行 いうる 操 作 処 理 ごとに 提 供 物 の 状 態 が 遷 移 する 例 えば 提 供 物 を 構 成 配 備 する 場 合 には 第 1 層 では 未 使 用 構 成 済 稼 動 中 になる この 節 では ガイドラインを 作 成 するにあたり この 提 供 物 の 状 態 遷 移 に 関 して 用 語 の 定 義 提 供 物 の 状 態 遷 移 を 明 らかにするために 委 員 会 で 議 論 した 結 果 を 整 理 する 提 供 物 の 状 態 遷 移 は 各 層 毎 に 異 なると 考 えられるが 基 本 的 な 状 態 遷 移 の 概 念 は 共 通 であると 思 われる 図 6に 示 すように 基 本 的 に 提 供 物 は 三 つの 状 態 ( 未 使 用 / 構 成 済 / 稼 動 中 )をとり それらの 状 態 間 を 三 つのフェーズ( 開 始 フェーズ/ 稼 働 フェーズ/ 終 了 フェーズ)で 遷 移 する 図 7に 示 すように それぞれ の 層 における 稼 働 フェーズが 上 位 層 の 遷 移 のトリガーとなり 最 終 的 にエンドユーザへのサービスとつな がる 4-18

21 開 始 フェーズ 稼 動 フェーズ 導 入 構 成 設 定 起 動 下 位 層 未 使 用 構 成 済 稼 動 中 上 位 層 廃 棄 解 体 ( 分 離 ) 停 止 終 了 フェーズ 図 6 基 本 的 な 提 供 物 の 状 態 遷 移 開 始 フェーズ 物 理 層 稼 動 フェーズ 開 始 フェーズ OE 層 稼 動 フェーズ 導 入 構 成 LANケーブル 電 源 ケーブルの 結 線 起 動 OE 構 成 OS ミドル ライブラリ ファイルシステム のインストール 開 始 フェーズ PF 構 成 グリッドミドルインストール OE 起 動 複 数 のOE 環 境 を 束 ねる PF 起 動 PF 層 稼 動 フェーズ 開 始 フェーズ サービス 配 備 業 務 アプリケーション 配 備 アプリケーション サービス 層 稼 動 フェーズ サービス 起 動 未 使 用 HW 構 成 済 HW 稼 動 中 OE 構 成 済 OE 稼 動 中 PF 構 成 済 PF 稼 動 中 SV 配 備 済 SV 稼 動 中 エ ン ド ユ 層 ー ザ 廃 棄 解 体 ( 分 離 ) 停 止 OE 解 除 OE 停 止 PF 解 除 PF 停 止 サービス 解 除 サービス 停 止 終 了 フェーズ 終 了 フェーズ 終 了 フェーズ 終 了 フェーズ 図 7 提 供 物 の 状 態 遷 移 ただし これらの 定 義 はマクロに 見 た 遷 移 に 過 ぎず 詳 細 の 遷 移 は 層 毎 に 異 なる さらに 各 層 毎 の 提 供 物 の 状 態 遷 移 についても 次 のように 定 義 する 第 1 層 ( 物 理 層 ) ここでは 物 理 デバイスのレベルでの 状 態 を 考 える SAN NAS HSM やサーバハードウェア ネットワ 4-19

22 ーク 機 器 それぞれ 単 独 での 状 態 を 表 す 考 えられる 状 態 は 以 下 の3つになる (1) 未 使 用 :この 層 での 未 使 用 とはハードウェアの 物 理 構 成 ( 電 源 ネットワーク 接 続 など)が 行 われ ておらず ただ 単 に 部 品 が 用 意 されている 状 態 である (2) ハードウェア 構 成 済 :ハードウェアの 設 置 が 終 わり 電 源 ケーブルが 電 源 に 接 続 され ネットワー クケーブルがネットワークに 接 続 されているような 状 態 である (3) ハードウェア 稼 働 中 : 電 源 が 投 入 されており 第 二 層 の 開 始 フェースが 実 施 できる 状 態 である こ の 状 況 で アプリケーションが 動 くわけではなく このあと OS の 起 動 やミドルウェアやアプリケーシ ョンおよびネットワークの 構 成 等 が 必 要 となる 基 本 的 な 遷 移 をフェーズごとに 考 えると 以 下 のようになる 開 始 フェーズ: 未 使 用 HW 構 成 済 HW 稼 働 中 未 使 用 HW 構 成 済 の 状 態 へは HW の 組 み 立 て LAN ケーブル 電 源 ケーブル 等 の 結 線 の 作 業 が 必 要 となり HW 構 成 済 HW 稼 働 中 の 状 態 への 遷 移 は 電 源 の 投 入 が 必 要 となる 稼 働 フェーズ:HW 稼 働 中 稼 働 フェーズでは 提 供 物 は HW 稼 働 中 の 状 態 であり 上 位 層 (Operating Environment/ 動 作 環 境 層 )での 状 態 遷 移 が 行 われている 状 態 を 表 す 終 了 フェーズ:HW 稼 働 中 HW 構 成 済 未 使 用 HW 稼 働 中 HW 構 成 済 の 状 態 へは 電 源 の OFF 等 の 作 業 が 必 要 となる HW 構 成 済 未 使 用 は 基 本 的 に 一 時 的 に 追 加 した HW のみにて 行 われる 状 態 遷 移 であって 頻 繁 におきうる 状 態 遷 移 ではない 施 設 移 設 や サイトの 運 営 停 止 などの 際 に 行 われ 作 業 とし ては HW の 解 体 やケーブル 等 の 結 線 をはずすことになる 第 2 層 (Operating Environment/ 動 作 環 境 層 ) ここでは Linux などの 各 種 OS ストレージとして 提 供 される 各 種 ファイルシステムやネットワークリソー ス レベルでの 状 態 を 考 える 第 1 層 で 構 成 される 機 器 を 利 用 する 場 合 の 論 理 化 された 集 合 体 それぞれ での 状 態 を 表 す 考 えられる 状 態 は 以 下 の3つになる (1) OE 未 使 用 :この 層 での 未 使 用 とはハードウェアの 物 理 構 成 ( 電 源 ネットワーク 接 続 など)が 行 わ れている 上 に それら 物 理 構 成 を 利 用 起 動 できるが サービスを 提 供 するために 必 要 な OS やネ ットワーク ソフトウェア 等 が 導 入 されていない 状 態 を 表 す 第 1 層 でのハードウェア 稼 働 中 と 同 じ 状 態 となる (2) OE 構 成 済 :ハードウェアを 起 動 でき サービスを 提 供 できるように OS や 各 種 ファイルシステムそ してネットワーク ソフトウェアの 導 入 構 成 が 行 われた 状 態 である (3) OE 稼 働 中 :OS が 起 動 され 構 成 されたシステム サービスやネットワークが 利 用 可 能 となっており アプリケーションを 行 うにあたり ユーティリティ サービスが 提 供 できるような 状 態 である 基 本 的 な 遷 移 をフェーズごとに 考 えると 以 下 のようになる 開 始 フェーズ:OE 未 使 用 OE 構 成 済 OE 稼 働 中 OE 未 使 用 OE 構 成 済 の 状 態 へは 基 本 ソフトウェアを 導 入 し ネットワークの 構 成 システムサー 4-20

23 ビスの 構 成 の 作 業 が 必 要 となり OE 構 成 済 OE 稼 働 中 の 状 態 への 遷 移 は OS の 起 動 システ ム サービス(ネットワークの 開 始 を 含 む)の 開 始 が 必 要 となる 稼 働 フェーズ:OE 稼 働 中 稼 働 フェーズでは 提 供 物 は OE 稼 働 中 の 状 態 であり 上 位 層 (PF/プラットフォーム)での 状 態 遷 移 が 行 われている 状 態 を 表 す 終 了 フェーズ:OE 稼 働 中 OE 構 成 済 OE 未 使 用 OE 稼 働 中 OE 構 成 済 の 状 態 へはネットワークの 停 止 およびシステム サービスの 停 止 の 作 業 が 必 要 となる OE 構 成 済 OE 未 使 用 は 基 本 的 に 一 時 的 に 追 加 した OE のみにて 行 われる 状 態 遷 移 であって 頻 繁 におきうる 状 態 遷 移 ではない サーバの 構 成 変 更 や サービス 環 境 の 変 更 などの 際 に 行 われ 作 業 としては システム サービスの 削 除 やネットワークの 構 成 を 削 除 する ことになる 第 3 層 (PF/プラットフォーム) ここではユーティリティ サービスやアプリケーションの 単 一 インスタンスに 相 当 し 実 行 可 能 バイナリの ようなもの(たとえばデータベース)である つまり 複 数 のスレッドまたはプロセスに 分 解 可 能 となる 第 2 層 の OS の 単 一 インスタンス 上 で 実 行 可 能 プログラムとして 実 行 されるアプリケーションまたはサービスで の 状 態 を 考 える 考 えられる 状 態 は 以 下 の3つになる (1) PF 未 使 用 :この 層 での 未 使 用 とは 基 本 ソフトウェアやネットワーク 構 成 等 が 行 われている 上 に ユ ーザがアプリケーションを 稼 働 するために 必 要 なシステム 構 成 を 利 用 できる 状 態 なあります この 状 態 では OS が 起 動 され 構 成 されたシステム サービスやネットワークが 利 用 可 能 となっており アプリケーションを 行 うにあたりユーティリティ サービスが 行 えるようにある 状 態 である 第 2 層 で の OE 稼 働 中 と 同 じ 状 態 となる (2) PF 構 成 済 :ユーザにサービスを 提 供 するにあたり 必 要 なユーティリティ サービスの 構 成 また 複 数 の OE 環 境 を 束 ねるグリッドミドルウェアの 導 入 を 行 い グリッド 環 境 をアプリケーションが 使 う ためのの 構 成 が 行 われた 状 態 である (3) PF 稼 働 中 :ユーティリティ サービスが 起 動 され 構 成 されたグリッド 環 境 が 利 用 可 能 となっており ユーザアプリケーションがグリッド 環 境 を 使 えるようになっている 状 態 である 基 本 的 な 遷 移 をフェーズごとに 考 えると 以 下 のようになる 開 始 フェーズ:PF 未 使 用 PF 構 成 済 PF 稼 働 中 PF 未 使 用 PF 構 成 済 の 状 態 へはグリッド ミドルウェアを 構 成 し ユーザ アプリケーションがグリ ッド 環 境 を 利 用 できるような 構 成 の 作 業 が 必 要 となり PF 構 成 済 PF 稼 働 中 の 状 態 への 遷 移 は グリッドミドルウェアの 起 動 ユーティリティ サービス(スケジューリング 機 能 やプロビジョニング 機 能 )の 開 始 が 必 要 となる 稼 働 フェーズ:PF 稼 働 中 稼 働 フェーズでは 提 供 物 は PF 稼 働 中 の 状 態 であり 上 位 層 (アプリケーション サービス)での 状 態 遷 移 が 行 われている 状 態 を 表 す 終 了 フェーズ:PF 稼 働 中 PF 構 成 済 PF 未 使 用 PF 稼 働 中 PF 構 成 済 の 状 態 へはグリッド 環 境 の 停 止 およびユーティリティ サービスの 停 止 の 作 業 が 必 要 となる PF 構 成 済 PF 未 使 用 は グリッド 環 境 の 構 成 変 更 や サービス 環 境 の 変 更 4-21

24 などの 際 に 行 われ 作 業 としては ユーティリティ サービスの 削 除 やグリッド 環 境 の 構 成 を 削 除 することになる 第 4 層 (アプリケーション サービス) アプリケーション サービスはエンドユーザに 提 供 されるサービスであり 第 3 層 のプラットフォーム 層 の グリッド コンポーネントの 集 合 体 として 実 現 されビジネスや 科 学 技 術 計 算 機 能 を 実 行 する 層 となる 考 え られる 状 態 は 以 下 の3つになる (1) サービス 未 使 用 :この 層 での 未 使 用 とはグリッド 環 境 構 成 等 が 行 われている 上 に ユーザがアプ リケーションを 稼 働 させるために 必 要 なユーティリティ サービスを 利 用 できる 状 態 なあります 第 3 層 での PF 稼 働 中 と 同 じ 状 態 となる (2) サービス 構 成 済 :ユーザの 業 務 アプリケーションを 稼 働 するにあたり 必 要 なサービスの 配 備 業 務 アプリケーションの 配 備 を 行 い ユーザがアプリケーションを 使 うためのの 構 成 が 行 われた 状 態 である (3) サービス 稼 働 中 :ユーザ アプリケーションおよびそれを 使 うためのサービスが 起 動 され 構 成 さ れたグリッド 環 境 でユーザ アプリケーションがユーザからの 要 求 を 受 け 入 れられる 状 態 である 基 本 的 な 遷 移 をフェーズごとに 考 えると 以 下 のようになる 開 始 フェーズ:サービス 未 使 用 サービス 構 成 済 サービス 稼 働 中 サービス 未 使 用 サービス 構 成 済 の 状 態 へは 業 務 アプリケーションやそれに 関 わるサービスを 構 成 し グリッド 環 境 への 配 備 が 必 要 となります サービス 構 成 済 サービス 稼 働 中 の 状 態 への 遷 移 は 業 務 アプリケーションの 起 動 それに 関 わるサービスの 開 始 が 必 要 となる 稼 働 フェーズ:サービス 稼 働 中 稼 働 フェーズでは 提 供 物 はサービス 稼 働 中 の 状 態 であり 業 務 アプリケーションが 実 行 されてい る 状 態 を 表 す 終 了 フェーズ:サービス 稼 働 中 サービス 構 成 済 サービス 未 使 用 サービス 稼 働 中 サービス 構 成 済 の 状 態 へは 業 務 アプリケーションの 停 止 およびそれに 関 わ るサービスの 停 止 の 作 業 が 必 要 となる サービス 構 成 済 サービス 未 使 用 は 業 務 アプリケーシ ョンの 構 成 変 更 や アプリケーション 実 行 環 境 の 変 更 などの 際 に 行 われ 作 業 としては 業 務 ア プリケーションの 削 除 や 関 連 するサービス 環 境 の 構 成 を 削 除 することになります (d) 提 供 物 とプレーヤの 関 係 (グリッド 環 境 の 管 理 ) 前 節 までで 提 供 者 と 利 用 者 提 供 物 提 供 物 の 状 態 遷 移 を 明 らかにした ここでは これら を 関 係 付 けることで 参 照 モデルとし この 上 でグリッド 環 境 に 想 定 されるユースケースを 明 らかにし 具 体 的 なグリッド 環 境 のアーキテクチャを 構 築 る 為 のガイドラインを 作 成 する 基 盤 とする INSTAC でのガイドライン 作 成 の 作 業 は 多 くのユースケースの 共 通 項 を 抽 出 する いわばボトムアッ プのアプローチであった ここでは トップダウンの 参 照 モデルからのアプローチで 昨 年 までのガイドラ インと 付 き 合 わせることを 考 える 尚 以 下 のモデルは 暫 定 のものであり 来 年 度 以 降 さらに 精 密 にして いく 必 要 がある まず 本 年 度 は 昨 年 度 までに 作 成 したガイドラインを 前 節 までの 概 念 と 関 係 付 け さら に 提 供 物 の 階 層 にどのように 反 映 されうるかを 示 すに 止 める 4-22

25 昨 年 までに 作 成 したガイドラインの 大 項 目 の 用 語 を 拾 い 上 げると 利 用 目 的 提 供 物 プレーヤ 組 織 関 係 リソース アプリケーション 通 信 運 用 ポリシ セキュリティ 管 理 情 報 制 御 などが 挙 げられる これを 前 節 までの 概 念 で 関 係 付 けると 以 下 のようになると 考 えられる 利 用 目 的 :グリッド 環 境 の 価 値 を 示 すものであり 利 用 者 が 持 ち 提 供 者 がこれを 理 解 する ものと 考 えられる 提 供 目 的 という 考 え 方 もありうるが ここでは 利 用 目 的 を 新 たな 概 念 とす る 提 供 物 : 前 節 の 規 定 通 りであり 階 層 を 持 つと 考 えられる プレーヤ : 提 供 者 または 利 用 者 である 仲 介 者 は 提 供 者 且 つ 利 用 者 と 考 えられ こ こでは 省 略 する また 利 用 者 と 提 供 者 の 間 には 利 用 許 諾 とそれに 対 する 対 価 からなる 何 らかの 契 約 関 係 が 想 定 される この 契 約 関 係 から 提 供 者 と 提 供 物 の 階 層 には SLA(サービスレ ベルアグリーメント) 課 金 の 概 念 が 生 まれ SLA は 提 供 者 と 提 供 物 の 階 層 で 実 現 するためにそ れぞれのレベルの SLO(サービスレベル 目 標 )に 展 開 される ここでは 契 約 関 係 のみをプレーヤ 間 の 関 係 とする 組 織 関 係 : 複 数 の 提 供 者 または/ 及 び 利 用 者 の 間 の 関 係 である リソース : 前 節 の 提 供 物 のある 階 層 のコンポーネントを 指 す アプリケーション : 第 4 層 の 提 供 物 の 一 種 を 指 す 通 信 : 提 供 物 の 第 1 層 及 び 第 2 層 の ネットワーク の 部 分 に 当 たる 側 面 と 利 用 者 と 提 供 物 の 間 提 供 物 の 間 でやり 取 りされる リクエスト レスポンス の 側 面 を 持 つ 運 用 ポリシ : 提 供 者 が 提 供 物 を 運 用 する 上 での 規 定 であり 新 たな 概 念 と 考 えられる 提 供 者 より 上 位 の 何 らかの 概 念 により 確 立 され 提 供 者 提 供 物 に 適 用 されるものとも 考 えられる が ここでは 何 らかの 上 位 概 念 も 含 めて 提 供 者 と 考 え 上 位 の 提 供 者 が ポリシ を 確 立 し 下 位 の 提 供 者 に 適 用 するものと 考 える 利 用 者 はこの 一 部 を 理 解 することで 提 供 物 を 利 用 する 場 合 がある セキュリティ : 提 供 者 提 供 物 利 用 者 の 集 合 と 関 係 によって 生 じるすべての 側 面 につ いて 検 討 する 必 要 があるが 今 後 の 課 題 とする 例 えば この 集 合 と 関 係 から 個 別 のアーキテクチ ャや 実 装 での 提 供 物 間 または 提 供 物 とプレーヤ 間 にセキュリティサービスの 集 合 が 規 定 される さらには プレーヤ 間 で 生 じるトラストなどについてのセキュリティサービスも 発 生 する 管 理 情 報 : 提 供 者 が 提 供 物 から 採 取 し 運 用 の 目 的 に 使 用 する 尚 この 情 報 の 一 部 は 利 用 者 が 利 用 のために 参 照 する 場 合 がある ここでは 管 理 情 報 の 採 取 という 関 係 とする 制 御 : 提 供 者 が 提 供 物 を ポリシ に 従 って 運 用 するためのオペレーションと 考 えられ 提 供 者 の 提 供 物 に 対 する 関 係 とする 以 上 を 提 供 物 の 階 層 を 明 示 せずにまとめると 概 略 として 図 8のようになろう 詳 細 な 定 義 及 び 上 記 の 解 析 との 突 合 せは 今 後 の 課 題 である 4-23

26 確 立 ポリシ 適 用 管 理 情 報 モニタ 理 解 提 供 物 参 照 リクエスト レスポンス 利 用 目 的 持 つ 提 供 者 制 御 提 供 利 用 利 用 者 契 約 関 係 組 織 関 係 図 8 提 供 物 とプレーヤの 関 係 提 供 者 の 持 つ 関 係 : 提 供 物 を 提 供 する ポリシ を 確 立 する 利 用 者 と 契 約 関 係 を 持 つ 複 数 の 利 用 者 他 の 複 数 の 提 供 者 との 間 に 組 織 関 係 を 持 つ 利 用 目 的 を 理 解 する 提 供 物 を 制 御 する 提 供 物 をモニタし 管 理 情 報 を 得 る 利 用 者 の 持 つ 関 係 : 提 供 物 を 利 用 する 利 用 目 的 を 持 つ 提 供 者 と 契 約 関 係 を 持 つ 複 数 の 提 供 者 他 の 複 数 の 利 用 者 との 間 に 組 織 関 係 を 持 つ ポリシ を 参 照 する 提 供 物 にリクエストを 発 行 する 提 供 物 からレスポンスを 受 ける 提 供 物 の 持 つ 関 係 : 利 用 者 によって 利 用 される 提 供 者 によって 提 供 される 提 供 物 からリクエストを 受 ける 提 供 物 にレスポンスを 返 す 提 供 者 によって 制 御 される 提 供 者 にモニタされ 管 理 情 報 を 供 給 する 4-24

27 ポリシ の 持 つ 関 係 : 提 供 者 によって 確 立 される 提 供 者 に 適 用 される 利 用 者 によって 参 照 される 利 用 目 的 の 持 つ 関 係 : 利 用 者 が 持 つ 提 供 者 によって 理 解 される セキュリティ の 持 つ 関 係 :: 上 記 のすべての 概 念 と 関 係 すると 思 われるが 今 後 の 課 題 とする さらに 提 供 物 の 階 層 を 考 慮 すると 提 供 物 の 階 層 とプレーヤとの 関 係 は 以 下 の 図 9ように 展 開 さ れよう ポリシ ポリシ ポリシ SLO SLO SLO 提 供 者 情 報 提 供 者 情 報 提 供 者 情 報 提 供 者 課 金 課 金 課 金 制 御 管 理 情 報 モニタ 制 御 管 理 情 報 モニタ 制 御 管 理 情 報 モニタ 制 御 管 理 情 報 モニタ 契 約 関 係 SLA 情 報 課 金 利 用 者 リクエスト リクエスト リクエスト リクエスト 1 層 レスホ ンス 2 層 レスホ ンス 3 層 レスホ ンス 4 層 レスホ ンス セキュリティ 管 理 ( 人 +システム) 図 9 提 供 物 の 階 層 とプレーヤの 関 係 リクエスト レスポンス: 利 用 者 は 提 供 物 第 4 層 の 各 種 サービス ポータルシステム ERP アプ リケーションとリクエスト レスポンスにより 提 供 物 を 利 用 する 提 供 物 第 4 層 はさらに 下 位 の 階 層 の 提 供 物 との 間 で 相 互 にリクエスト レスポンスにより 各 種 サービス ポータルシステム ERP アプリケーションの 機 能 を 実 現 する 契 約 関 係 SLA SLO 課 金 : 利 用 者 は 提 供 者 との 間 で 契 約 関 係 を 持 つ これは 例 えば SLA と 課 金 という 関 係 で 表 される 提 供 物 の 各 階 層 間 では 各 階 層 の 提 供 物 の 提 供 者 が SLA を 各 階 層 で 計 測 可 能 な SLO を 確 立 して 適 用 し 課 金 情 報 を 収 拾 するという 契 約 関 係 となる 最 終 的 には 利 用 者 と 提 供 者 との 間 の 契 約 関 係 での 課 金 となる ポリシ 管 理 情 報 : 提 供 者 は 提 供 物 を 運 用 するための ポリシ を 確 立 し 各 階 層 の 提 供 物 の 提 供 者 に 適 用 し 管 理 情 報 を 収 集 する この 管 理 情 報 は 利 用 者 が 参 照 することがある 制 御 管 理 情 報 モニタ: 各 階 層 の 提 供 物 はその 提 供 者 が 制 御 し 管 理 情 報 をモニタする こ の 管 理 情 報 はさらに 上 位 階 層 に 収 拾 され 利 用 者 が 参 照 する 場 合 がある 尚 管 理 及 びセキュリティについては 多 くのモデルで 提 供 物 の 階 層 コンポーネントごとに 検 討 モデル 化 されるべきことが 提 案 されている 例 えば GGF の 領 域 の 階 層 図 EGA リファレンスモデル v1. 0 の 分 散 階 層 のグリッド 管 理 エージェントがある さらに EGA エンタープライズグリッドセキュリティ 要 件 で は 単 に 提 供 物 またはコンポーネントごとのセキュリティ 要 件 だけでなく 提 供 物 の 状 態 遷 移 ごとの セキュリティ 要 件 が 解 析 されている これに 近 いアーキテクチャ(または 参 照 モデル)に Web サービスア ーキテクチャという 2004 年 の W3C ノートがある これを 今 回 のモデルに 合 わせてみる 4-25

28 大 まかな 対 応 : 1. エンティティ エージェント リソース (Web)サービス=> 提 供 物 ( 厳 密 には W3C のコンシューマーエージェントはこのモデルの 提 供 者 ではないが 無 視 す る ) 2. サービスプロバイダ=> 提 供 者 3. サービスコンシューマ=> 利 用 者 等 など つまり グリッド 環 境 の 管 理 について 検 討 を 進 めるとうちに 管 理 の 対 象 を 提 供 物 のみと 考 えるのでは 不 十 分 であり 提 供 物 の 状 態 遷 移 ごとの 管 理 が 必 要 であり さらには 提 供 物 とプレーヤの 関 係 を 明 記 し それらの 間 でやりとりされる 内 容 を 含 めた 管 理 が 必 要 となることが 明 らかになってきた 提 供 物 及 びそ の 状 態 遷 移 に 対 する 管 理 を 単 に 前 者 を 管 理 プレーヤ 間 の 関 係 の 中 で 規 定 される 管 理 内 容 後 者 を ポリシ と 考 えることとする 前 節 で 提 供 者 と 利 用 者 の 間 にある 提 供 物 を 明 らかにしたが その 提 供 物 に 対 して 提 供 者 と 利 用 者 が 行 いうる 操 作 処 理 ごとに 管 理 の 可 能 性 が 生 じるはずである 例 えば 提 供 物 を 構 成 配 備 する 場 合 には その 状 況 を 管 理 しなければならない 管 理 の 内 容 も 提 供 物 に 対 する 提 供 者 及 び 利 用 者 の 操 作 処 理 ごとに 決 まるものであり さらに 提 供 者 のポリシ グリッド 環 境 の 特 性 機 能 に 依 存 して 決 まるものである これには 提 供 者 による 提 供 物 の 管 理 監 視 監 査 利 用 者 による 提 供 者 への 要 求 課 金 支 払 いなど 管 理 上 の 情 報 (セマンティックス)とし てグリッド 環 境 の 特 性 機 能 に 付 加 される これら 提 供 物 提 供 者 利 用 者 間 でやりとりされる 情 報 付 加 的 提 供 物 (WSDM の 定 義 する 管 理 ケーパビリティを 提 供 するサービス EGA の 分 散 階 層 に 対 する GME など)の 内 容 がガイドラインのレベルを 規 定 するものとなろう しかし ガイドラインにおいては 提 供 者 のポリシ グリッド 環 境 の 特 性 機 能 に 依 存 して 最 適 な 管 理 ケ ーパビリティを 選 択 可 能 にする 事 が 目 標 となる これまでの INSTAC 3 年 間 での 議 論 では グリッドに 存 在 する 特 徴 からガイドライン 項 目 を 抽 出 してきた が このようなモデル 化 に 基 づく 整 理 を 行 うことで ガイドライン 項 目 の 系 統 的 な 抽 出 分 類 が 可 能 となる 例 えば 上 記 の 提 供 物 の 階 層 とプレーヤの 図 9では SLO(サービスレベル 目 標 )と 課 金 の 関 係 や ポリ シと 管 理 情 報 の 関 係 は 提 供 者 間 の 階 層 となっており マネージメント( 制 御 )とモニタリングは 提 供 物 とそ の 提 供 者 の 関 係 に 対 応 し リクエスト/レスポンスは 利 用 者 に 対 する 提 供 物 の 提 供 機 能 に 対 応 する セキュリティについても 提 供 物 利 用 者 提 供 者 の 間 の 関 係 が 想 定 され 必 ずしも 完 成 された 図 には なっていない 4-26

29 4.2. 国 際 標 準 化 動 向 調 査 国 際 標 準 化 団 体 の 状 況 (a) GGF (Global Grid Forum) の 状 況 (1) GGF の 概 要 グリッド 技 術 の 標 準 化 は GGF(Global Grid Forum)[1]を 中 心 に 進 められている GGF は 1999 年 に 米 国 を 中 心 に 始 まった Grid Forum にヨーロッパ アジア 諸 国 が 加 わり 2000 年 11 月 組 織 されたグリッドに 関 する 唯 一 の 国 際 的 標 準 化 団 体 である GGF は IETF などと 同 じく フォーラム 標 準 を 目 指 す 組 織 である グリッドは 科 学 技 術 の 分 野 から 発 展 した 技 術 であり GGF の 設 立 当 初 から 2002 年 頃 までは 標 準 化 活 動 に 関 わる 者 の 多 くは 大 学 や 研 究 所 の 研 究 開 発 者 が 中 心 であった 初 代 の 会 長 は 米 アルゴンヌ 国 立 研 究 所 の Charlie Catlett 氏 であり 標 準 化 の 議 論 となる 対 象 も 大 学 や 研 究 所 間 で 計 算 機 リソースを 連 携 させる 仕 組 みに 必 要 なアーキテクチャ ソフトウェア プロトコル 組 織 間 の 取 り 決 め 事 項 などが 主 であっ た GGF における 標 準 化 活 動 が 科 学 技 術 分 野 だけでなくビジネス 分 野 においても 活 発 になったのは グリッドの 新 しい 基 盤 アーキテクチャ OGSA(Open Grid Services Architecture)の 提 案 が 契 機 となってい る OGSA は 2002 年 2 月 にカナダのトロントで 開 催 された 第 四 回 目 の 会 議 GGF4 において Globus プロ ジェクト( 現 在 の Globus アライアンス)と 米 IBM 社 によって 共 同 提 案 された それまでのグリッドのミドルウ ェアは HTTP, LDAP, FTP など, 多 数 のプロトコルを 用 いて 実 装 され 遠 隔 実 行 やセキュリティの 実 現 に も 複 数 の 方 法 が 採 用 されていた そのため システムの 構 築 や 運 用 は 複 雑 なものとなり 決 して 分 かりや すいものではなかった そこで OGSA では ビジネス 分 野 で 技 術 開 発 が 進 められている Web サービス 技 術 を 利 用 することが 提 案 された OGSA には 科 学 技 術 分 野 で 先 行 するグリッド 技 術 をビジネス 分 野 に 導 入 し ビジネス 分 野 での 高 信 頼 な Web サービス 基 盤 を 科 学 技 術 分 野 に 導 入 しようという 狙 いがある また J2EE や.NET などを 用 いるビジネス 分 野 との 親 和 性 も 高 く グリッド 技 術 のビジネス 分 野 への 発 展 が 大 き く 期 待 されるようになった GGF へも 企 業 からの 参 加 者 が 増 え 特 に OGSA としての 全 体 アーキテクチャ を 検 討 する WG や 関 連 する WG への 参 加 者 が 目 立 って 増 加 した 2004 年 度 には GGF の 会 長 にヒュー レット パッカード 社 の Mark Linesch 氏 が 就 任 し GGF のビジネス 色 がますます 強 まっている GGF における 標 準 化 活 動 は 大 きく 二 つのグループに 分 割 されて 進 められている グリッド 技 術 の 仕 様 を 策 定 することを 目 的 とした 標 準 化 (Standards)グループと 仕 様 への 要 件 を 抽 出 したり 策 定 した 仕 様 を 普 及 したりするためのコミュニティ(Community)グループである また GGF の 経 営 を 扱 う Operations の グループと 合 わせて 三 つのグ ループに Acting Vice Chair を Standards 設 け 組 織 的 な 体 制 作 りをして Standards Liaisons いる Application 標 準 化 グループは 図 10のよ うに 全 部 で 八 つのエリアから なる ネットワークなどを 扱 う Architecture infrastructure エリア データや ストレージを 扱 う Data エリア ジ Data Compute ョブ 実 行 やスケジューリングなど を 扱 う Compute エリア グリッド Infrastructure のアーキテクチャを 扱 う Architecture エリア プログラミ ングモデルや API を 扱 う 図 10 GGF における 標 準 化 グループのエリア Management 4-27 Security

30 Communities Community Affairs Grid Grid Mega- Operations Projects Industry Research Technology Applications Applications Innovations 図 11 GGF におけるコミュニティグループのエリア Application エリア グリッドの 資 源 管 理 を 扱 う Management エリア グリッドのセキュリティを 扱 う Security エ リア グリッドと 関 連 する 他 の 標 準 化 団 体 との 連 携 を 図 る Liaison エリアからなる 各 エリアには 仕 様 をド キュメントとして 作 成 するワーキンググループ(WG)と 特 定 の 技 術 トピックに 焦 点 を 当 てて 長 期 的 に 議 論 を 進 めるリサーチグループ(RG)が 設 立 され それぞれの 技 術 分 野 で 活 動 を 進 めている コミュニティグループは 図 11に 示 すように 五 つのエリアからなる 大 学 や 研 究 のコミュニティである Research Applications エリア 産 業 界 のコミュニティである Industry Applications エリア グリッド 技 術 の 運 用 や 配 備 を 行 う Grid Operations エリア グリッド 技 術 の 開 発 者 のコミュニティ Technology Innovators エリア 複 数 のコミュニティにまたがる Community Affairs エリアである 各 エリア 内 に WG/RG が 設 立 され ワークショップや 情 報 共 有 のドキュメント 作 成 を 進 めている WG/RG とも そのグループの 活 動 の 目 的 にあたる 憲 章 (Charter)と 憲 章 達 成 に 向 けたマイルストーン を 作 成 し 共 同 議 長 (co-chair)を 選 定 した 後 AD からの 承 認 を 受 けて 設 立 となる GGF は 年 に3 回 の 頻 度 で 会 合 を 開 いており 各 グループの 標 準 化 に 向 けた 議 論 の 他 に 最 新 のトピ ックに 関 する 講 演 やパネルディスカッションを 行 う Plenary セッション RG の 活 動 として 関 連 する 研 究 状 況 について 発 表 討 議 する Workshop ほぼ 確 定 した 技 術 についての 普 及 啓 蒙 を 図 る Tutorial などが 開 か れている しかし 活 発 な WG は 年 3 回 の 会 期 中 だけでなく 毎 週 の 電 話 会 議 や 別 途 フェイス to フェイス 会 議 を 開 催 し それらの 会 議 で 仕 様 策 定 を 進 めている また 最 近 では GGF だけでなく 関 連 する 標 準 化 団 体 との 連 携 が 不 可 欠 となり GGF 内 にリエゾンをおき GGF の 会 合 の 中 でも 合 同 のセッションを 設 けることが 多 くなっている 以 下 今 年 度 行 われた GGF の 会 合 GGF14 GGF15 および GGF16 における 状 況 を 述 べる (2) GGF14 の 状 況 GGF14 は 2005 年 6 月 27 日 から 30 日 まで 米 国 シカゴの Westin ホテルにて 開 催 された 参 加 者 数 は 約 350 人 であるが 今 回 の 会 議 では プレナリもチュートリアルも 開 催 されず WG と RG のグループセ ッションだけであり 標 準 か 活 動 に 参 加 するコアなメンバが 集 まった グループセッションは 全 部 で 約 80 朝 7:30 から 夜 8:00 まで 最 大 8 セッションの 並 列 となり 非 常 に 活 発 な 会 合 となった GGF13 以 後 GGF の 組 織 改 革 が 行 われ GGF の Web サイトも 一 新 された 先 に 述 べた 図 4 図 5が 組 織 改 革 後 の 構 成 である OGSA が GGF のフラグシップアーキテクチャとして 認 められた OGSA-WG では OGSA に 基 づく 共 通 サービスを 抽 出 し その 仕 様 を 策 定 する WG の 設 立 を 進 めている OGSA-WG が 発 端 となって 設 立 さ れ GGF14 から 新 しくスタートした WG は OGSA-BES-WG(Basic Execution Service) ByteIO-WG OGSA-DATA-WG OGSA-Naming-WG の 四 つがある また 二 つの BOF が 開 催 された OGSA-MWS の BOF は OGSA を WSRF 以 外 で 実 装 することの 是 非 を 検 討 する 会 合 であり 結 論 として WG や OGSA-WG 内 のチームを 作 るには 至 らず ML を 作 って 議 論 するだけとなった もう 一 つは OGSA-RSS 4-28

31 (Resource Selection Service)-WG で OGSA の 中 でリソースを 選 択 する 機 能 について 検 討 する WG とし て 提 案 された この WG は 設 立 される 運 びとなった また 関 連 する 標 準 化 団 体 との 連 携 を 強 化 することを 目 的 として SCRM-WG(SDOs Collaboration on networked Resourced Management)が Standard グループの Liaison エリアに 設 立 された 連 携 する 標 準 化 団 体 としては EGA, SNIA, W3C, IETF, OASIS, WS-I, DMTF が 挙 げられる 強 いリーダーシップを 持 って GGF の 活 動 を 進 めた 方 に 賞 GGF Leadership Award を 与 えることとなっ た 第 一 回 の 受 賞 者 は OGSA-WG での 活 躍 を 認 められ 富 士 通 の 岸 本 光 弘 氏 が 受 賞 された (3) GGF15 の 状 況 GGF15 は 2005 年 10 月 3 日 から 6 日 まで 米 国 ボストンの Park Plaza ホテルにて 開 催 された 今 回 は 展 示 会 と Enterprise Program を 含 む GridWorld との 併 設 となり 参 加 者 数 は 約 460 人 と 多 かった ただ し GGF での 参 加 人 数 が 多 い 場 合 800 名 から 900 名 の 参 加 があるので GridWorld との 併 設 という 割 に は 少 ない 規 模 であったといえる 日 本 で 開 催 された GridWorld2004 および 2005 では 2000 人 を 越 える 参 加 者 があったので それと 比 較 しても 規 模 はかなり 小 さい 四 日 間 の 開 催 のうち 真 ん 中 の 二 日 が GridWorld と 連 携 していた GridWorld の Keynote が 行 われた 午 前 最 初 と 夕 方 は GGF のグループセッションは 割 り 当 てられなかった したがって 今 回 のグループセ ッションはまばらに 分 散 しており かつセッション 数 も 少 なかったように 感 じられる 運 営 委 員 の 一 部 入 れ 替 えが 行 われ 新 体 制 が 発 表 となった 今 回 は GGF の 構 造 が 新 しくなり 標 準 グループとコミュニティグループ および 経 営 を 行 うグループに 分 割 し エリアの 総 数 が 増 えている その ため 新 任 のメンバも 多 く GFSG の 総 数 では 以 前 の 倍 近 くとなった メンバには 企 業 からの 選 出 も 多 数 含 まれていたが 多 くは 大 学 研 究 所 からであった 今 回 は 五 つの BOF が 行 われた Reliability and Robustness in Grid Computing Systems Middleware Security : in search for harmony in a chaotic world (Middleware Security) Ad-hoc-BOF Data Movement Interface Standardization Data Streams Architecture Ad-hoc-BOF OGSA on WS-Management et. al. このうち Reliability and Robustness in Grid Computing Systems BOF は グリ ッドコンピューティングシステムにおける 信 頼 性 と 安 定 性 に 着 目 している GGF16 の 段 階 でグループは 設 立 されていないが GGF16 で Workshop の 開 催 を 予 定 しているので その 結 果 で 再 度 グループの 設 立 を 提 案 すると 思 われる (4) GGF16 の 状 況 GGF16は 2006 年 2 月 13 日 から16 日 まで ギリシャ アテネのDivani Caravelホテルにて 開 催 され た GGF12 が 2004 年 9 月 にベルギーで 行 われて 以 来 の 欧 州 での 開 催 となった 米 国 DOE 関 係 者 が 参 加 できなくなるなどトラブルがあったものの 400 人 を 超 える 参 加 者 があつまった 内 訳 としては 研 究 所 大 学 などのアカデミアから 53% 企 業 から 22% の 参 加 があった また 役 職 としては 研 究 開 発 を 行 っ ている 人 が 36% 管 理 者 や 企 画 の 人 が 27%という 統 計 の 数 字 がでている 今 回 欧 州 で 開 催 された 背 景 には EU の 強 い 意 向 が 働 いていたようである ギリシャの GRNET(the Greek Research and Technology Network)が 今 回 の 会 合 をホストした 欧 州 での 開 催 ということもあり Plenary やワークショップでも EU の 活 動 が 紹 介 されるケースが 多 く 目 立 った たとえば OMII (Open Middleware Infrastructure Institute)-UK は 英 国 のサザンプトン 大 学 e-science センタおよびエジンバ ラにある OGSA-DAI チーム マンチェスター 大 学 の MyGrid チームが 連 携 して 設 立 した 組 織 であり e-science のための 基 盤 を 構 築 するためのミドルウェアを 開 発 している 今 回 の 会 合 のテーマは Production Grids: The Path to Global Interoperability であり グリッドが 実 験 的 フェ-ズから 生 産 的 に 利 用 されるフェ-ズへと 移 行 したことをメッセ-ジとして 伝 えている これまで standard グループの 活 動 として いくつかの 仕 様 書 が 提 出 されている そのー 方 で それらの 仕 様 を 実 4-29

32 装 したソフトウェアがたくさん 開 発 されてきた community グループの 活 動 として 各 々のプロジェクトの 開 発 状 況 計 画 を 報 告 するワ-クショップが 多 数 開 催 された 今 回 ワークショップは11 件 開 催 されたが い くつかは 相 互 運 用 性 を 意 識 した 内 容 となっている また 次 回 の SC に 向 けて 相 互 のグリッド 環 境 で 乗 り 入 れて 実 行 できることを 示 すなど 積 極 的 な 取 り 組 みが 計 画 された BOF もいくつか 開 催 された Standard グループでは GGF における 仕 様 書 のアウトプットロードマップ を 示 そうというグループ(Standard Roadmap)が 提 案 された OGSA-WG の 中 でも OGSA に 関 連 するロー ドマップが 作 成 されたが もっと 大 きなビジョンで 示 そうというのが 狙 いである DAIS-WG では WS-DAI と してデータアクセスの 仕 様 を 作 成 したので WG としての 活 動 が 一 区 切 りを 向 かえた そこで 憲 章 を 書 き 換 えようという BOF が 開 催 された WS-DAI の 仕 様 として RDB, XML-DB への 拡 張 仕 様 は 作 成 された が RDF に 対 する 拡 張 仕 様 も 必 要 ではないか というのがその 主 張 である 産 総 研 の 小 島 氏 が BOF をリ ードし 憲 章 の 書 き 換 えは 承 認 される 方 向 である Community グループでもいくつか BOF が 開 催 された Regional Affiliate BOF は グリッドに 関 する 地 域 的 な 活 動 を GGF と 結 びつける 枠 組 みについて 検 討 を 行 った 地 域 での 全 く 独 立 な 活 動 とするのではなく GGF での 活 動 と 連 携 し 地 域 としての 特 徴 を 出 した いというのが 狙 いである オランダのグループ イスラエルのグループ 日 本 のグリッド 協 議 会 が 地 域 で の 活 動 状 況 および Affiliate Program に 対 する 意 見 を 述 べた これらの 地 域 活 動 と 議 論 しつつ Affiliate Program が 作 成 されていく GGF16 に 先 立 つ 2/6 に GGF と EGA が 合 併 に 向 けた 覚 書 (LOI)に 署 名 したことが 発 表 された 具 体 的 な 合 併 の 方 法 合 併 後 の 組 織 についてはまだ 決 まっておらず 今 後 の 議 論 となるようである 予 定 で は 2006 年 の 夏 に 新 組 織 の 設 立 を 目 指 す ただし この 覚 書 には 法 的 拘 束 力 はない (5) 標 準 化 の 状 況 仕 様 書 にあたるドキュメントが 標 準 化 の 主 たる 成 果 物 である GGF におけるドキュメントの 作 成 プロセス は IETF の Internet Standard Process(RFC2026)にしたがっており ドキュメントのスタイルは 四 つに 区 分 されている コミュニティへの 情 報 提 供 を 目 的 とした Informational 実 装 や 実 験 の 結 果 を 報 告 する Experimental コミュニティへ 影 響 を 与 えることを 目 的 とした Community Practice そして 標 準 仕 様 を 策 定 することを 目 的 とした Recommendations Track である Recommendations Track のドキュメントは パブリッ クレビューを 受 けた 後 勧 告 への 提 案 (Proposed Recommendation)という 状 態 を 経 て この 提 案 仕 様 に 基 づいた 実 装 が 二 つ 以 上 行 われExperimentalドキュメントが 発 行 されて 始 めて 正 式 な Recommendation( 勧 告 )となることができる 2004 年 度 (GGF13)までに 43 のドキュメントが 公 開 されていた 内 訳 は Informational が 31 件 Experimental が 3 件 Community Practice が 5 件 Proposed Recommendation が 4 件 である その 後 多 くのドキュメントが 発 行 され 2006 年 3 月 の 段 階 で 公 開 ドキュメントは 62 となっている 内 訳 は Informational が 42 件 Experimental が 5 件 Community Practice が7 件 Proposed Recommendation が 8 件 である この1 年 で Proposed Recommendation が3 件 発 行 され さらにいくつかの Recommendation Track ドキュメントがパブリックレビューを 受 けているところである Recommendation のドキュメント 発 行 の ペースが 以 前 よりも 速 くなっている 現 在 公 開 されている Proposed Recommendation は 以 下 の 8 件 であ る Open Grid Services Infrastructure (OGSI) GridFTP: Protocol Extensions to FTP for the Grid Distributed Resource Management Application API Specification 1.0 A Hierarchy of Network Performance Characteristics for Grid Applications and Services GridFTP v2 Protocol Description Job Submission Description Language (JSDL) Specification, V1.0 Attributes used in OGSA Authorization OGSA WSRF Basic Profile

33 (b) OASIS の 状 況 (1) 概 要 OASIS は 主 にビジネス 分 野 における 構 造 化 文 書 を 利 用 した 情 報 交 換 流 通 運 用 技 術 やビジネスプ ロセスの 標 準 化 を 行 う 非 営 利 の 国 際 団 体 である 1993 年 に SGML(Standard Generalized Markup Language)を 利 用 する 製 品 間 の 相 互 互 換 性 確 保 を 目 的 として 設 立 された 業 界 団 体 SGML Open が 1998 年 に XML 等 に 対 象 技 術 範 囲 を 拡 大 し OASIS へと 改 称 した XML など 構 造 化 文 書 の 標 準 化 団 体 としては W3C が 挙 げられるが OASIS は XML や SGML 等 の 標 準 技 術 を 基 盤 に その 上 位 層 のビジネ スアプリケーション 側 からみた 相 互 互 換 性 の 確 保 や 運 用 性 の 向 上 を 目 的 としている 点 が 異 なっている このため 現 在 の 標 準 化 活 動 の 主 な 対 象 も Web サービスや ebxml( 電 子 商 取 引 に 関 する 標 準 技 術 ) ビジネスプロセスに 係 るセキュリティのほか 電 子 政 府 や 法 律 関 連 分 野 など XML を 利 用 するアプリケー ション 分 野 全 般 にわたっている OASIS は 現 在 e-ビジネス 標 準 の 開 発 集 約 利 用 を 推 進 する 為 の 国 際 コンソーシアム という 標 榜 をしており その 標 準 化 活 動 では OASIS テクニカルアジェンダを 設 定 し オープンなプロセスによって 業 界 のコンセンサスを 得 ることで 各 標 準 化 団 体 間 に 重 複 する 標 準 化 の 作 業 を 統 一 するように 推 進 され る OASIS の 標 準 化 の 分 野 は 歴 史 的 経 緯 から XML を 利 用 したアプリケーション 分 野 と 共 に 業 界 コン センサスが 必 要 な 分 野 が 目 立 っている セキュリティ Web サービスの 管 理 ビジネストランザクション 市 場 内 市 場 間 でのインタオペラビリティに 関 するものなどがこれに 当 たる OASIS は 現 在 全 世 界 に 600 社 以 上 100 カ 国 以 上 の 個 人 メンバで 構 成 されている 外 部 団 体 とのジ ョイントスポンサーによる 作 業 が 盛 んであり ebxml( 国 際 連 合 とのジョイントで ある また 個 別 の XML アプリケーション 向 けにスキーマ ボキャブラリ 関 連 仕 様 ドキュメントを 纏 めて いるXML.org( インターオペラブルなマークアップ 言 語 の 包 括 的 なオンライン 参 照 ページ Cover Pages( 運 営 している さらに OASIS のネットワークには UDDI( CGM Open( LegalXML ( PKI( 含 まれている このように OASIS は(1) 各 標 準 化 団 体 の 調 整 が 必 要 な 分 野 (2)セキュリティ 関 連 の 仕 様 (3)Web サー ビスを 含 む XML を 利 用 したアプリケーションという 3 点 でグリッドコミュニティとの 関 連 が 考 えられる 本 稿 は グリッドコンピューティング 標 準 化 調 査 研 究 の 平 成 16 年 度 報 告 をベースに 2005 年 度 の 状 況 により 以 下 の 技 術 委 員 会 ( 以 下 TC)の 状 況 について 更 新 する (2) OASIS extensible Access Control Markup Language TC アクセス 権 限 を 決 定 する 為 のポリシを 表 現 する XML スキーマとプロトコルを 定 義 しており ポリシ 言 語 は ルール ポリシ ポリシ セットでモデル 化 されている ルールがポリシの 最 も 基 本 的 な 単 位 であり タ ーゲット 結 果 条 件 で 構 成 されている XACML はアクセス 権 限 を 決 定 する 為 のポリシを 表 現 する XML スキーマであるが ポリシの 評 価 と 意 思 決 定 を 行 うポリシ 決 定 ポイント(PDP)はこのスキーマとは 別 のもの である つまり XACML は 単 なるポリシ 交 換 のフォーマットと 観 ることが 出 来 評 価 と 意 思 決 定 前 にローカ ル/ネーティブ/プロプライアトリィ/その 他 のポリシ 言 語 に 変 換 される 場 合 もある 2003 年 2 月 に XACML バージョン 1.0 仕 様 が OASIS 標 準 として 承 認 され その 後 バージョン 1.1 仕 様 を 経 て 2005 年 2 月 に XACML 2.0 仕 様 と 関 連 ドキュメントが OASIS 標 準 となっている 現 在 はバージョ ン3.0の 作 業 中 である 本 委 員 会 との 関 係 では アクセスコントロールのモデル プロトコル 自 体 の 記 述 以 外 に そのポリシ 記 述 Web サービス(グリッドサービス)でのポリシ 記 述 が 挙 げられる 4-31

34 (3) OASIS Security Services TC SAML は 異 なるシステム 間 における 認 証 認 可 情 報 の 交 換 プロトコルである SAML 仕 様 を 策 定 している TC で 2002 年 11 月 にバージョン 1.0 が OASIS 標 準 として 承 認 され SAML 1.1(2003 年 8 月 )を 経 て 2005 年 3 月 に SAML 2.0 が OASIS 標 準 として 承 認 されている 現 在 はさらに SAML V2.0 上 に 多 くのプロファイル 及 び 関 連 仕 様 の 作 業 として 以 下 が 進 行 しているが SAML とは 独 立 の 仕 様 として 進 むものと 思 われる X.509 認 証 ベースのシステムに 対 する SAML アトリビュート 共 有 プロファイル コミッティドラ フト SAML XPath アトリビュート 共 有 プロファイル コミッティドラフト スタンドアロンのアトリビュートリク 得 スターに 対 する SAML メタデータ 拡 張 コミッティドラフト SAML V1.x に 対 するメタデータプロファイル コミッティドラフト また 以 下 の 仕 様 と 関 係 している SAML は W3C/IETF の XML Signature を 使 用 している SAML は OASIS WSS-TC の WSS 仕 様 (SOAP メッセージセキュリティ 仕 様 )でプロファイル 化 されている OASIS の XACML は SAML の 影 響 を 強 く 受 けている Liberty Alliance 仕 様 Internet2 Shibboleth の 作 業 が SAML 仕 様 をベースにしている (4) OASIS UDDI Specification (UDDI) TC Web サービスレジストリの 基 盤 として UDDI.org が 開 発 出 版 している Universal Description, Discovery, and Integration (UDDI) 仕 様 の 作 業 を 継 続 している TC である UDDI v2 が 2003 年 2 月 に UDDI v3.0.2 が 2005 年 2 月 に OASIS 標 準 となっている この TC は OASIS の 提 供 する e-メールリスト アーカイブサ ービス 及 び Web ページを 利 用 して 活 動 を 継 続 している (5) OASIS Web Services Business Process Execution Language (WSBPEL) TC ビジネスプロトコルのプロセスインタフェース 記 述 と 実 行 プロセスモデル 記 述 に 必 要 な 技 術 基 盤 として の ビジネスプロセス 実 行 言 語 の 共 通 概 念 を 規 定 仕 様 としている ここでは 特 定 のハードウェア/ソフトウ ェアプラットフォームとのバインディングは 扱 わない この 分 野 には 多 様 な 活 動 が OASIS 内 外 で 行 われており 以 下 との 関 連 が 列 挙 されている 各 々との 具 体 的 な 関 係 も TC 自 体 の 活 動 内 容 となっている OASIS Universal Description, Discovery and Integration Specification TC, OASIS Web Services Security TC, W3C XML Protocol Working Group, W3C Web Services Description Working Group, W3C Web Services Choreography Working Group, BPMI BPML ebxml Business Process Specification Schema v1.01, Web Service Choreography Interface (WSCI) 1.0, WSBPEL V1.0 は OASIS 標 準 とはせず V2.0 の 作 業 中 であり 2005 年 12 月 にコミッティドラフトとなっ ている (6) Web Services Distributed Management (WSDM) TC 分 散 リソースを 管 理 する Web サービスアーキテクチャを 定 義 する TC であり 2003/3/10 に TC 結 成 が アナウンスされ WSDM V1.0 仕 様 が 2005/3/9 に OASIS 標 準 として 承 認 されている 4-32

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