Microsoft Word - 27大阪府_2007.doc

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1 における 光 化 学 オキシダント 及 び 浮 遊 粒 子 状 物 質 濃 度 1.はじめに は 西 面 に 大 阪 湾 北 面 東 面 南 面 の 各 境 界 に 沿 って 北 摂 山 地 生 駒 金 剛 山 地 和 泉 山 地 が 取 り 囲 んでおり 南 北 に 細 長 い 形 をしているため 関 東 平 野 に 比 べて 狭 い 平 野 構 造 となっている 中 北 部 には 淀 川 中 央 部 には 大 阪 を 南 北 に 分 けるよう 大 和 川 が 流 れている また 気 候 は 瀬 戸 内 海 型 に 属 し 温 暖 で 比 較 的 雨 が 少 ない 気 候 である 府 内 における 大 気 汚 染 の 状 況 として SPM 及 び NO 2 の 濃 度 は 最 近 1 年 間 の 推 移 でみると 減 少 傾 向 に あり SPM については 23 年 度 24 年 度 の 2 年 連 続 全 局 で 環 境 基 準 達 成 NO 2 も 一 般 環 境 大 気 測 定 局 ( 以 下 一 般 局 という ) の 全 局 で 23~27 年 度 の 年 連 続 で 環 境 基 準 を 達 成 するなど 一 定 の 改 善 がみられるようになった 27 年 度 の 大 気 環 境 の 環 境 基 準 達 成 状 況 は NO 2 については 一 般 局 (67 局 ) において 全 ての 局 で 環 境 基 準 を 達 成 し 自 動 車 排 出 ガス 測 定 局 ( 以 下 自 排 局 という ) の 環 境 基 準 達 成 率 は 94.6 % (37 局 中 3 局 で 達 成 ) と 26 年 度 (87.2%) に 比 べて 改 善 し 近 年 改 善 傾 向 で 推 移 している SPM の 環 境 基 準 達 成 率 は 一 般 局 で 98.%(68 局 中 67 局 で 達 成 ) 自 排 局 では 97.1% (34 局 中 33 局 で 達 成 ) と 近 年 おおむね 環 境 基 準 を 達 成 している しかしながら Ox については 依 然 として 全 ての 測 定 局 で 環 境 基 準 を 超 過 するとともに 年 平 均 濃 度 でも 微 増 傾 向 にある Ox の 原 因 物 質 といわれる NOx と NMHC については 改 善 傾 向 にあることから そのメカニズムについて 解 明 する 必 要 がある そこで 府 内 において 地 理 的 に 分 散 するよう 局 を 選 定 し 地 域 特 性 別 に Ox 濃 度 の 経 年 変 化 月 変 化 及 び 環 境 基 準 レベルの 6 以 上 の 濃 度 出 現 率 等 についての 解 析 を 行 った また Ox 濃 度 については NO が 十 分 に 存 在 している 場 合 NO との 反 応 により O 3 が 消 失 し 見 かけ 上 濃 度 が 減 少 することから NOx を 用 いて 補 正 した 値 であるポテンシャルオゾン(PO)を 指 標 として PO の 経 年 変 化 についても 解 析 を 行 っ た SPM については 春 季 の 黄 砂 夏 季 の 2 次 生 成 粒 子 の 影 響 や PM2. 等 の 微 小 粒 子 状 物 質 について 注 目 されてきていることから SPM 濃 度 の 経 年 推 移 月 変 化 及 び 季 節 変 動 等 の 実 態 把 握 のために 解 析 を 行 っ た 2. 選 定 局 の 属 性 情 報 2.1 選 定 理 由 選 定 局 については 199 年 代 以 降 全 期 間 にわたって Ox NOx 及 び SPM の 測 定 データが 存 在 し 大 阪 府 内 に 広 く 分 散 するように 選 定 した 国 設 大 阪 局 及 び 浜 寺 局 については 工 場 や 自 動 車 排 出 ガス 等 による 大 気 汚 染 の 影 響 が 大 きいと 思 われ る 大 阪 市 及 び 堺 市 に 位 置 している 枚 方 市 役 所 局 及 び 富 田 林 市 役 所 局 は 北 側 と 南 側 の 内 陸 部 に 位 置 し 夏 季 に 光 化 学 スモッグ 注 意 報 発 令 基 準 値 レベルの Ox の 高 濃 度 が 出 現 しやすい 局 である 南 海 団 地 局 は 府 の 南 西 部 の 沿 岸 に 位 置 し Ox 生 成 に 寄 与 する NOx や SPM 濃 度 の 低 い 地 域 として 選 定 した なお 各 測 定 局 の 特 徴 は 次 のとおりである 国 設 大 阪 局 府 の 中 心 にある 大 阪 市 の 東 部 に 位 置 し 周 辺 はビル 民 家 や 商 店 などが 混 在 している 北 側.2km のところに 幹 線 道 路 ( 阪 神 高 速 東 大 阪 線 と 市 道 築 港 深 江 線 の 重 層 構 造 道 路 )がある 浜 寺 局 堺 泉 北 臨 海 工 業 地 域 から 約 2km 東 に 位 置 し 周 辺 には 民 家 や 工 場 がある 幹 線 道 路 ( 国 道 26 号 ) からは 約.1km 離 れている 枚 方 市 役 所 局 府 の 北 東 部 に 位 置 し 淀 川 から 東 に 約 1km 程 度 の 距 離 に 位 置 する 周 辺 は 中 低 層 ビル 民 家 や 商 店 などが 混 在 している 1

2 富 田 林 市 役 所 局 堺 泉 北 臨 海 工 業 地 域 から 約 16 km 東 に 離 れ 山 地 に 比 較 的 近 い 内 陸 部 に 位 置 する 周 辺 は 民 家 が 多 い が 田 畑 も 混 在 する 南 海 団 地 局 府 南 西 部 の 沿 岸 に 位 置 する( 南 約 1 kmが 山 地 北 西 約 1 kmが 海 岸 ) 周 辺 は 民 家 田 畑 や 森 林 がある 2.2 測 定 データの 連 続 性 全 局 とも 移 設 等 によるデータの 不 連 続 はない なお Ox 測 定 方 法 については 国 設 大 阪 局 浜 寺 局 枚 方 市 役 所 局 富 田 林 市 役 所 局 及 び 南 海 団 地 局 は 各 々24 年 3 月 24 年 2 月 27 年 3 月 21 年 4 月 及 び 26 年 12 月 に 吸 光 光 度 法 ( 湿 式 法 )から 紫 外 線 吸 収 法 ( 乾 式 法 )に 変 更 した 3. 解 析 結 果 3.1 経 年 変 化 の 変 動 特 性 Ox 濃 度 年 平 均 値 ( 図 1.a,b) Ox 濃 度 の 年 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 図 1.a)をみると 1983 年 度 頃 までは 減 少 傾 向 にあるが その 後 は 緩 やかな 上 昇 傾 向 を 示 している 同 様 の 傾 向 は 年 移 動 平 均 ( 図 1.b)をみても 明 らかである 199~ 27 年 度 までの 各 測 定 局 の 年 平 均 値 の 変 化 率 ( 傾 き)についてみると 選 定 局 全 局 で 正 の 傾 きを 示 し ている 南 海 団 地 局 では 199~27 年 度 までの 年 平 均 値 の 経 年 変 化 率 は +.23/ 年 と 緩 やかであ り その 他 の 局 では 南 海 団 地 局 の 2 倍 に 近 い+.39~.47/ 年 で 上 昇 している 199 年 度 以 降 の 年 平 均 値 変 化 率 の 局 平 均 値 は 199~27 年 度 が.4/ 年 199~27 年 度 が+.3/ 年 2 ~27 年 度 が+.43/ 年 となっており 全 体 として 経 年 的 な 上 昇 傾 向 にあり 特 に 199 年 以 降 の 数 年 に 明 瞭 な 増 があることがわかる Ox 高 濃 度 発 生 状 況 ( 図 2.a,b 図 3.b,b ) Ox 濃 度 の 年 最 大 値 の 経 年 変 化 ( 図 2.a,b)については 全 局 とも 年 度 ごとの 変 動 はあるが 概 ね 横 ば い 傾 向 を 示 している 199 年 度 当 初 (199~1994 年 度 ) 最 近 年 間 (23~27 年 度 ) 及 び 全 期 間 (199~27 年 度 )における Ox 最 大 値 の 局 平 均 を 比 較 しても 及 び 133 と 横 ば い 傾 向 にあることが 分 かる また Ox 濃 度 6 以 上 の 時 間 数 及 び 出 現 率 の 経 年 変 化 ( 図 3.b,b )については 199 年 度 ~27 年 度 までの 局 平 均 値 をみると+17.8hr/ 年.2%/ 年 となり 明 瞭 な 増 加 傾 向 にある 特 に 富 田 林 市 役 所 局 の 199~27 年 度 の 増 は 時 間 数 で 31.hr/ 年 出 現 率 で.33%/ 年 と 大 きく 明 瞭 な 増 傾 向 を みせている Ox 濃 度 年 度 別 平 均 値 と 平 年 値 (199~27 年 度 )との 偏 差 の 状 況 ( 図 4) 199 年 度 以 降 における 局 の 期 間 平 均 値 (2.7)と 局 の 年 度 別 平 均 値 との 偏 差 の 状 況 を 比 較 する と 1998 年 度 において 急 激 な 上 昇 がみられる 全 体 として 緩 やか(199~27 年 度 で.4/ 年 )であ るが 明 瞭 な 増 傾 向 を 示 している Ox 濃 度 ランク 別 時 間 数 ( 図.a~g 図.a ~g 図 6.a~f) Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 ) 時 間 数 の 経 年 変 化 ( 図 図 6)から 以 下 の 傾 向 が 認 められた ~19 ( 図.a) 2

3 1983 年 度 頃 までは 増 加 傾 向 にあるが それ 以 降 は 全 局 で 経 年 的 な 減 少 傾 向 を 示 している 199 年 度 以 降 の 推 移 をみると 国 設 大 阪 局 が-11.8hr/ 年 浜 寺 局 が-8.hr/ 年 と 局 平 均 値 (-7.hr/ 年 )に 比 べて 特 に 減 少 傾 向 が 大 きい 2~39 ( 図.b) 1983 年 度 頃 までは 減 少 傾 向 にあるが それ 以 降 は 全 局 で 緩 やかな 増 加 傾 向 を 示 している 199 年 度 以 降 の 推 移 をみると 国 設 大 阪 局 の 増 加 率 (+76.2hr/ 年 )が 局 平 均 値 (+33.6hr/ 年 )に 比 べ て 大 きい 値 を 示 している なお 2 年 度 以 降 局 間 の 出 現 時 間 数 の 差 が 小 さくなってきている 4~9 ( 図.c) 1983 年 度 頃 までは 減 少 傾 向 にあるが それ 以 降 は 全 局 で 増 加 傾 向 を 示 している 199 年 度 以 降 の 推 移 をみると 局 とも 同 じような 増 加 率 にある なお 南 海 団 地 局 の 時 間 数 が 他 の 局 に 比 べて 高 い 値 で 推 移 している 6~79 ( 図.d) 1983 年 度 頃 までは 減 少 傾 向 にあるが それ 以 降 は 全 局 で 増 加 傾 向 を 示 している 199~27 年 度 における 時 間 数 の 変 化 率 をみると 特 に 富 田 林 市 役 所 局 (+21.7hr/ 年 ) 及 び 浜 寺 局 の 増 加 率 (+ 1.4hr/ 年 )が 局 平 均 値 (+13.9hr/ 年 )に 比 べて 大 きい 値 を 示 している なお この 濃 度 ランクにおいては 南 海 団 地 局 と 富 田 林 市 役 所 局 の 時 間 数 が 他 の 局 に 比 べて 高 い 値 を 示 している 8~99 ( 図.e) 1983 年 度 頃 までは 減 少 傾 向 にあるが それ 以 降 は 横 ばい 傾 向 から 緩 やかな 増 加 傾 向 を 示 している 199~27 年 度 における 時 間 数 の 変 化 率 をみると 特 に 富 田 林 市 役 所 局 の 増 加 率 (+7.3hr/ 年 )が 局 平 均 値 (+3.hr/ 年 )に 比 べて 大 きい 値 を 示 している なお 近 年 南 海 団 地 局 及 び 富 田 林 市 役 所 局 の 時 間 数 が 他 の 局 に 比 べて 高 い 値 で 推 移 している 1~119 ( 図.f) 1983 年 度 頃 までは 減 少 傾 向 にあるが それ 以 降 は 年 度 ごとに 変 動 はあるが 概 ね 横 ばい 傾 向 を 示 し ている 199~27 年 度 における 増 加 率 をみると 特 に 富 田 林 市 役 所 局 の 増 加 率 (+1.9hr/ 年 )が 局 平 均 値 (+.4hr/ 年 )に 比 べて 大 きい 値 を 示 している なお 近 年 富 田 林 市 役 所 局 の 時 間 数 が 他 の 局 に 比 べて 高 い 値 で 推 移 している 12 以 上 ( 図.g) 1983 年 度 頃 までは 減 少 傾 向 にあるが それ 以 降 年 度 ごとに 変 動 はあるが 全 局 で 横 ばい 傾 向 を 示 し ている 2 年 度 以 降 富 田 林 市 役 所 局 にてこの 濃 度 ランクの 値 の 増 加 がみられており 199~27 年 度 における 富 田 林 市 役 所 局 の 増 加 率 (+.6hr/ 年 )をみると 局 平 均 値 (+.2hr/ 年 )に 比 べて 大 きい 値 を 示 している 積 み 上 げ 棒 グラフ( 図 6.a~f) 全 体 として ~19の 濃 度 レベルでは 経 年 的 に 出 現 時 間 数 が 減 少 傾 向 にあり 2~39で は 緩 やかな 増 加 傾 向 4~79では 顕 著 な 増 加 傾 向 8~99については 緩 やかな 増 加 傾 向 1 以 上 の 高 濃 度 の 出 現 時 間 数 については 概 ね 横 ばいを 示 している 4~79については 南 海 団 地 局 8 以 上 については 富 田 林 市 役 所 局 で 高 い 出 現 時 間 数 を 示 している 注 意 報 レベルの12 以 上 の 濃 度 レベルの 時 間 数 は 概 ね 横 ばい 傾 向 を 示 している それ 以 外 の 2~99の 濃 度 レベルの 時 間 数 増 加 特 に 4~79の 濃 度 レベルの 時 間 数 増 加 が 年 平 均 濃 度 の 増 加 に 寄 与 しているものと 思 われる 3.1. Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 図 1.a~l 図 1.a ~l ) Ox 濃 度 の 月 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 図 1.a~l)をみると 年 平 均 値 の 推 移 と 同 様 に 各 月 とも 1983 年 度 3

4 ごろまで 減 少 しているが それ 以 降 については 上 昇 傾 向 となっている その 中 でも 以 下 に 示 したとお り 3~6 月 については 顕 著 な 上 昇 傾 向 にあり 春 先 の 濃 度 上 昇 の 影 響 が 大 きいことが 分 かる 7 月 及 び 8 月 の 夏 季 においては 春 先 に 比 べると 小 さいが 上 昇 傾 向 にある 9 月 及 び 1 月 の 秋 季 については 上 昇 傾 向 11 月 ~2 月 の 冬 季 については 緩 やかな 上 昇 傾 向 にある 局 ごとにみると 南 海 団 地 局 が 年 をと おして 高 く 経 年 の 上 昇 傾 向 が 少 ないが 他 の 局 については 夏 季 (~8 月 )の 上 昇 により 南 海 団 地 局 のレベルに 近 づき 近 年 は 局 間 格 差 が 小 さくなっている この 傾 向 は 富 田 林 市 役 所 局 に 顕 著 である Ox 濃 度 月 平 均 値 の 増 加 率 の 上 位 月 ( 局 平 均 値 ) 198 年 ~27 年 度 : 月 (.66/ 年 )3 月 (./ 年 )4 月 (.4/ 年 ) 年 (.37/ 年 ) 199 年 ~27 年 度 : 月 (.72/ 年 )6 月 (.62/ 年 )3 月 (.3/ 年 ) 年 (.4/ 年 ) 199 年 ~27 年 度 :6 月 (1.9/ 年 ) 月 (.96/ 年 )4 月 (.8/ 年 ) 年 (.3/ 年 ) Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 時 間 率 の 経 年 変 化 ( 図 16-2.a~l 図 16-2.a ~l ) Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 時 間 率 の 経 年 変 化 ( 図 16-2.a~l)をみると 年 度 ごとに 変 動 はある が 概 ね 3 月 は 増 加 傾 向 4 月 ~6 月 は 顕 著 な 増 加 傾 向 7 月 ~1 月 は 横 ばいから 緩 やかな 増 加 傾 向 を 示 し 11 月 ~2 月 については ほとんど 6 以 上 の 出 現 はみられなかった 1996 年 以 降 の 3~6 月 の 増 が 顕 著 である 各 局 の 特 徴 をみてみると 南 海 団 地 局 については 3~ 月 における 出 現 頻 度 が 高 い 富 田 林 市 役 所 局 については 4~8 月 における 出 現 頻 度 が 高 いことが 分 かる ポテンシャルオゾン(PO) 濃 度 でみた 年 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 図 17.a,b) Ox の 経 年 変 化 ( 図 1.a,b)では 年 平 均 値 の 増 加 傾 向 がみられていたが PO では 横 ばいから 微 増 傾 向 に ある これは OX 年 平 均 値 増 の 要 因 に NO2 の 減 があることを 示 唆 している また Ox の 年 平 均 値 で 高 い 値 を 示 していた 南 海 団 地 局 や 富 田 林 市 役 所 局 について PO では 他 の 局 と 差 が 小 さくなっているこ とが 分 かる これらの 局 については 内 では 低 NOx の 局 であることから NO-O3 の 反 応 による 消 失 が 都 市 域 に 比 べると 少 ないため Ox の 平 均 値 が 高 くなったものと 考 えられる 局 ごとにみると 富 田 林 市 役 所 局 は 他 の 局 に 比 べて PO と OX の 増 加 率 の 差 が 小 さい(199~27 年 度 Ox.3/ 年 PO.43/ 年 ) これは この 局 の 増 が NOX の 濃 度 にかかわりなく OX の 純 増 によるものであること を 示 している PO 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 図 2.a~l 図 2.a ~l ) PO 濃 度 の 月 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 図 2.a~l)について 199 年 度 以 降 の 推 移 をみると 概 ね 7~2 月 については 横 ばいから 微 増 傾 向 3 月 ~6 月 については 増 加 傾 向 にある PO 濃 度 の 月 平 均 値 の 経 年 変 化 は 概 ね Ox の 月 平 均 値 濃 度 推 移 と 同 様 の 傾 向 がみられたが PO 濃 度 推 移 の 方 が 経 年 的 な 濃 度 増 加 率 が 小 さく 年 平 均 値 の 推 移 の 局 間 格 差 も 小 さくなっているなどの 特 徴 がみられた 局 ごとにみると 富 田 林 市 役 所 局 が 平 均 より 低 い 値 を 示 し 3~9 月 は 近 年 増 加 しているが その 他 の 月 では 低 いままとな っている また 南 海 団 地 局 が 他 の 局 と 同 水 準 となり 6~8 月 はむしろ 低 くなっている 参 考 として 以 下 に 局 平 均 の 月 平 均 値 の 傾 きを 示 す PO 月 別 平 均 値 推 移 の 増 加 率 の 上 位 月 ( 局 平 均 値 ) 198 年 ~27 年 度 : 月 (.36/ 年 )8 月 (.3/ 年 )3 月 (.29/ 年 ) 年 (.17/ 年 ) 199 年 ~27 年 度 : 月 (.4/ 年 )6 月 (.34/ 年 )4 月 (.31/ 年 ) 年 (.16/ 年 ) 199 年 ~27 年 度 :6 月 (.79/ 年 ) 月 (.6/ 年 )4 月 (.1/ 年 ) 年 (.2/ 年 ) SPM 濃 度 年 平 均 値 ( 図 7.a,b) 4

5 SPM 濃 度 年 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 図 7.a,b)については 1982 年 度 以 降 概 ね 横 ばい 傾 向 で 推 移 していたが 199 年 度 からは 着 実 な 濃 度 減 少 傾 向 にある 局 平 均 値 の 変 化 率 をみると 199~27 年 度 までの 経 年 変 化 率 が -1.22μg/m3/ 年 となっており 全 期 間 (1976~27 年 度 ) (-.82μg/m3/ 年 )や 198~27 年 度 (-.93μg/m3/ 年 )の 変 化 率 に 比 べ 大 きくなっており 近 年 減 傾 向 が 若 干 大 きくなっていること がわかる 局 別 にみると 浜 寺 局 が 高 かったが 1996 年 以 降 大 きな 減 をみせている また 南 海 団 地 局 は 低 かったが 経 年 減 少 率 は 小 さく 近 年 は 局 間 格 差 が 小 さくなっている SPM 濃 度 2% 除 外 値 ( 図 8.a,b) SPM 濃 度 2% 除 外 値 の 経 年 変 化 ( 図 8.a,b)についても 年 平 均 値 推 移 と 同 様 に 1982 年 度 から 概 ね 横 ばい 傾 向 であったが 199 年 度 頃 からは 着 実 な 濃 度 減 少 傾 向 にある 全 局 平 均 の 2% 除 外 値 の 変 化 率 をみると 199~27 年 度 までの 変 化 率 が-2.79μg/m3/ 年 となっており 全 期 間 (1976~27 年 度 ) (-2.33μg/m3/ 年 )や 198~27 年 度 (-2.22μg/m3/ 年 )の 変 化 率 に 比 べ 大 きくなっており 近 年 減 傾 向 が 若 干 大 きくなっていることがわかる また 近 年 局 別 にみると 年 平 均 値 と 同 様 の 変 化 があり 局 間 の 格 差 が 小 さくなってきている SPM 高 濃 度 (1μg/m 3 以 上 ) 発 生 状 況 ( 図 9.b,b ) SPM 濃 度 1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 ( 図 9.b,b )についてみると SPM 濃 度 2% 除 外 値 の 経 年 変 化 と 同 様 に 199 年 度 頃 から 着 実 な 濃 度 減 少 傾 向 にある 近 年 何 れの 局 もゼロに 近 くなり 局 間 の 格 差 が 小 さくなってきている SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 図 18.a~l 図 18.a ~l ) SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 をみると 概 ね 各 月 ともに 年 平 均 値 推 移 と 同 様 に 1983 年 度 から 概 ね 横 ばい 傾 向 であったが 199 年 度 以 降 減 少 傾 向 に 転 じている 及 び 12 月 の 冬 季 については 199 年 度 以 降 減 少 傾 向 に 転 じており 高 い 月 平 均 値 を 示 し ていた 11 月 及 び 12 月 の 減 少 傾 向 が 大 きい 3 月 4 月 の 春 先 については 概 ね 横 ばい 傾 向 ~8 月 の 初 夏 から 夏 季 にかけては 1992 年 頃 まで 浜 寺 局 が 増 の 傾 向 を 示 していたが 全 体 としては 横 ばい 傾 向 で 1996 年 度 以 降 減 少 傾 向 に 転 じている 9 月 及 び 1 月 の 秋 季 については 横 ばい 傾 向 から 1996 年 度 以 降 減 少 傾 向 に 転 じている 局 間 の 格 差 は 近 年 小 さくなっている SPM 濃 度 1μg/m 3 以 上 の 月 別 出 現 時 間 率 の 経 年 変 化 ( 図 19-2.a~l 図 19-2.a ~l ) 全 体 として 減 傾 向 を 示 し 近 年 は ごく 小 さな 値 となっている 特 に 199 年 度 以 降 の 推 移 では 局 平 均 の 変 化 率 でみると 7 月 (-.6%/ 年 ) 11 月 (-.8%/ 年 ) 12 月 (-.68%/ 年 )が 年 変 化 率 (-.3%/ 年 )に 比 べて 出 現 時 間 率 の 減 少 が 大 きい 199 年 以 降 では 1 月 における 減 少 率 (-.47% / 年 )も 大 きくなっている 局 別 にみると 南 海 団 地 局 以 外 の 局 で 同 様 の 現 象 がみられる 浜 寺 局 では 春 から 夏 にかけてピークがあったが 近 年 はそれがみられなくなっている NOx 濃 度 年 平 均 値 ( 図 22.a,b) 全 体 として 減 傾 向 を 示 す 近 年 になるほど 減 傾 向 が 大 きくなっている 局 別 にみると 国 設 大 阪 局 浜 寺 局 枚 方 市 役 所 局 の 濃 度 は 高 く 富 田 林 市 役 所 局 南 海 団 地 局 の 濃 度 は 低 い NOX 高 濃 度 の 局 の 減 傾 向 が 大 きいが まだ 局 間 の 格 差 は 大 きい NOX 低 濃 度 の 局 でも 年 との 相 関 係 数 は 大 きく 明 瞭 な 減 を 示 している

6 3.1.1 NMHC 濃 度 年 平 均 値 ( 図 23.a,b) 測 定 局 が 少 ないため 特 に NOX 低 濃 度 の 局 での 傾 向 が 明 瞭 でない NOX 高 濃 度 の2 局 ( 国 設 大 阪 局 浜 寺 局 )では 199 年 までに 大 きな 減 を 示 し その 後 は 横 ばいないしは 微 減 である 富 田 林 市 役 所 局 は 198 年 代 が 不 明 瞭 であるが 測 定 開 始 以 降 は 横 ばいを 示 している 3.2 経 月 変 動 季 節 変 動 の 特 性 Ox 濃 度 の 季 節 的 な 特 徴 ( 図 1.a~c 図 13.a~c) 199 年 代 初 頭 (199~1994 年 度 )( 図 1.b)と 最 近 年 間 (23~27 年 度 )( 図 1.c)との 月 平 均 濃 度 の 比 較 をすると 全 体 的 に 上 昇 傾 向 にあるが 特 に 3 月 ~6 月 の 春 季 から 初 夏 における Ox 月 平 均 値 について 顕 著 な 上 昇 がみられる また 8 月 ~1 月 の 夏 季 及 び 秋 季 についても 月 平 均 値 の 上 昇 がみられる また 6 以 上 の 出 現 時 間 の 有 効 測 定 時 間 に 対 する 比 率 の 比 較 ( 図 13.b,c)をみると 199~1994 年 では 春 ~ 秋 に 山 がみられたのが 23~27 年 では 全 体 に 率 が 高 くなり 4 月 のピークが 明 瞭 に なっている 6 以 上 の 出 現 率 の 経 月 変 化 出 現 時 間 の 月 別 割 合 からみられるのは 高 濃 度 の 出 現 が 春 に 偏 る 傾 向 であり これは 199 年 代 初 頭 から 南 海 団 地 局 にみられた 傾 向 である SPM 濃 度 の 季 節 的 な 特 徴 ( 図 11.a~c 図 14.a~c) 199~27 年 度 までの 月 変 動 濃 度 ( 図 11.a)をみると 4 月 7 月 及 び 11 月 の 小 さなピークがみら れる SPM 高 濃 度 の 原 因 について 春 季 は 黄 砂 や 移 動 性 高 気 圧 等 気 象 条 件 による 高 濃 度 夏 季 は 光 化 学 反 応 による 高 濃 度 及 び 冬 季 は 燃 料 消 費 等 による 人 為 的 な 排 出 量 の 増 加 によるもの 及 び 気 象 条 件 ( 大 気 安 定 度 等 )によるものと 考 えられる 199 年 代 初 頭 (199~1994 年 度 )( 図 11.b)と 最 近 年 間 (23~27 年 度 )( 図 11.c)との 比 較 を 行 うと 全 体 的 に 減 少 傾 向 にあるが 7 月 11 月 及 び 12 月 の 濃 度 の 減 少 が 大 きい そのため 年 間 を 通 じて 春 先 の 濃 度 が 高 い 値 となっている この 傾 向 は どの 局 にも 共 通 してみられる SPM 濃 度 1μg/m3 以 上 の 出 現 率 の 経 月 変 動 ( 図 14)をみると 経 月 変 動 と 同 様 の 変 動 を 示 している また 199 年 代 初 頭 (199~1994 年 度 )と 最 近 年 間 (23~27 年 度 )との 比 較 を 行 うと ピークが 夏 季 及 び 冬 季 か ら 春 季 に 変 化 していることが 分 かる 高 濃 度 の 発 生 要 因 が 広 域 移 流 によるものだけになりつつあると 考 えられる NOx 濃 度 の 季 節 的 な 特 徴 ( 図 12.a~c) 199~27 年 度 までの 月 変 動 濃 度 ( 図 12.a)をみると 冬 季 における 高 濃 度 が 都 市 域 に 位 置 する 局 ほど 顕 著 にみられる これは 燃 料 消 費 等 による 人 為 的 な 排 出 源 によるもの 及 び 気 象 条 件 ( 大 気 安 定 度 等 )によるものと 考 えられる 199 年 代 初 頭 (199~1994 年 度 )( 図 12.b)と 最 近 年 間 (23~27 年 度 )( 図 12.c)との 比 較 を 行 うと 11 月 及 び 12 月 の 冬 季 の 濃 度 減 少 が 大 きく 特 に 都 市 域 における 濃 度 が 大 幅 に 改 善 されてい ることが 分 かる 南 海 団 地 等 の 非 都 市 域 では 若 干 の 減 があるが 顕 著 な 変 化 はみられず 低 濃 度 を 推 移 している PO 濃 度 の 季 節 的 な 特 徴 ( 図 21.a~c) 全 体 として OX 平 均 値 経 月 変 動 に 比 べて 局 間 の 格 差 が 小 さくなっている 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (3.1.8 図 2)でも 同 様 のことがみられる OX でみられる 局 間 の 格 差 は NOX 濃 度 差 に 起 因 するものが 大 きいこ とがわかる 6

7 199~27 年 度 までの PO 月 平 均 値 の 経 月 変 動 をみると 3~6 月 の 春 季 におけるピークと 9~11 月 の 小 さなピークがあることが 分 かる 春 先 のピークについては Ox と 同 様 であるが 秋 については Ox では 8~1 月 にみられたピークが PO では 9~11 月 になっている 199 年 代 初 頭 (199~1994 年 度 )と 最 近 年 間 (23~27 年 度 )との 比 較 を 行 うと 4~6 月 に おいて 顕 著 な 濃 度 上 昇 にあることが 分 かる 4.まとめと 今 後 の 課 題 (1) Ox 濃 度 年 平 均 値 の 経 年 変 化 1983 年 頃 までは 減 少 傾 向 を 示 しているが その 後 は 全 局 で 増 加 傾 向 を 示 している 特 に 199 年 以 降 の 数 年 の 増 が 大 きい 増 加 率 は 年 平 均 値 が 高 い 局 では 小 さく 低 い 局 ほど 大 き い (2) 高 濃 度 Oxの 発 生 状 況 年 の 最 大 濃 度 については 概 ね 横 ばい 傾 向 である しかし 6 以 上 の 時 間 数 出 現 率 と もに 199 年 以 降 明 瞭 な 増 加 傾 向 にある 特 に 近 年 の 富 田 林 市 役 所 局 の 増 が 大 きい (3) Ox 濃 度 ランク 別 出 現 時 間 数 4~9 の 時 間 数 の 伸 びが 一 番 大 きい 特 に 199 年 以 降 の 増 が 目 立 つ 南 海 団 地 局 が 4~9 及 び 6~79 のランクで 高 い 値 を 示 す この 局 が 年 平 均 値 で 高 い 値 を 示 すのは 中 程 度 の 濃 度 レベ ルの 出 現 時 間 が 多 いためと 考 えられる 富 田 林 市 役 所 局 が 6 ~79 以 上 のランクで 高 い 値 を 示 し 近 年 の 増 加 率 も 大 きい この 局 については 年 最 大 値 の 増 も 大 きく 高 濃 度 域 の 時 間 が 増 えていること が 特 徴 である (4) Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 近 年 全 体 に 増 傾 向 にあるが 春 季 の 上 昇 傾 向 が 特 に 著 しい 全 期 間 にわたって 南 海 団 地 が 高 い 濃 度 を 示 すが 増 加 率 は 小 さい 近 年 夏 季 においては 他 の 局 の 濃 度 増 で 局 間 格 差 が 小 さくなっている () Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 全 体 として 1996 年 以 降 の 3~6 月 の 増 が 顕 著 である 南 海 団 地 局 は 春 季 の 出 現 率 が 高 く 富 田 林 市 役 所 局 は 4~8 月 ( 特 に 夏 季 )の 出 現 率 が 高 い (6) ポテンシャルオゾン(PO)でみた 年 平 均 値 の 経 年 変 化 1983 年 ごろまでは 減 少 傾 向 を 示 しているが その 後 は 横 ばいないし 微 増 を 示 す OX 年 平 均 値 の 経 年 変 化 と 比 べると 増 加 率 は 小 さく OX の 増 の 要 因 に NO2 の 減 があることを 示 唆 している また OX で は 高 い 濃 度 をみせていた 局 と 他 の 局 の 差 が 小 さくなっている このことから OX 年 平 均 値 にみられた 局 間 の 格 差 は NO2 濃 度 によるものであることがわかる 富 田 林 市 役 所 局 は 他 の 局 に 比 べて OX と PO の 増 加 率 の 差 が 小 さく OX そのものの 増 が 大 きいことを 示 している (7) PO 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 概 ね 微 増 傾 向 にあり 3~6 月 の 増 が 大 きい OX の 月 平 均 濃 度 と 比 べると 増 加 率 が 小 さくな り 局 間 格 差 が 小 さくなっている 南 海 団 地 局 が 他 の 局 と 同 水 準 になり 6~8 月 はむしろ 低 く なっている 富 田 林 市 役 所 局 では 概 して 低 い 値 で 推 移 してきたのが 近 年 3~9 月 で 増 とな っている (8) SPM 濃 度 年 平 均 値 及 び SPM 濃 度 2% 除 外 値 の 経 年 変 化 199 年 以 降 着 実 な 減 傾 向 にある 近 年 の 減 少 率 が 大 きくなっている 南 海 団 地 局 が 低 かったが 近 年 局 間 格 差 が 小 さくなっている (9) 高 濃 度 SPM の 発 生 状 況 199 年 以 降 着 実 な 減 を 示 し 近 年 はいずれの 局 もゼロに 近 くなっている (1)SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 7

8 全 体 として 199 年 以 降 減 少 傾 向 にある 特 に 大 きな 値 を 示 していた 11,12 月 の 減 が 大 き い 春 季 夏 季 については 横 ばいであったが 1996 年 ごろから 減 を 示 している 南 海 団 地 局 が 低 かったが 近 年 局 間 格 差 は 小 さくなっている (11)SPM 濃 度 1μg/m 3 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 全 体 に 減 傾 向 を 示 し 近 年 はごく 小 さな 値 となっている 南 海 団 地 以 外 の 局 で 7 月 と 11,12 月 にピー クがあり 浜 寺 局 では 春 から 夏 にかけてピークがみられたが 近 年 はそれもみられなくなっている (12) NOx 濃 度 年 平 均 値 の 経 年 変 化 全 体 に 減 傾 向 を 示 し 近 年 減 が 大 きくなっている 南 海 団 地 局 富 田 林 市 役 所 局 が 低 く 局 間 格 差 が 大 きい (13) NMHC 濃 度 年 平 均 値 の 経 年 変 化 国 設 大 阪 局 浜 寺 局 では 減 傾 向 にあるが 富 田 林 市 役 所 局 は 測 定 開 始 後 は 横 ばいを 示 している (14) Ox 濃 度 の 経 月 変 動 パターン 月 平 均 値 高 濃 度 出 現 のどちらについても 近 年 の 増 がみられることに 加 え 春 季 から 初 夏 にかけて のピークが 明 瞭 になっている (1) SPM 濃 度 の 経 月 変 動 パターン 月 平 均 値 高 濃 度 出 現 率 ともに 大 きな 減 がみられる 春 夏 秋 の3 山 型 で 夏 のピークが 高 かった パターンから 春 にピークを 持 つ1 山 型 になっている 高 濃 度 発 生 が 広 域 移 流 によるものだけに 鳴 りつ つあることを 示 している (16) NOx 濃 度 の 経 月 変 動 パターン 冬 季 にピークがみられ 都 市 域 での 局 ほどその 傾 向 が 大 きい 近 年 でもパターンはかわらないが 濃 度 は 低 くなっている 南 海 団 地 局 は 低 濃 度 のまま 大 きな 変 化 はない OX 年 平 均 値 の 増 の 要 因 に NOX 濃 度 の 減 があることは PO 年 平 均 濃 度 が OXほどの 増 を 示 さないこと OX でみられる 局 間 格 差 が PO では 小 さくなっていることで 明 らかである PO でも 若 干 の 増 をみせている 月 別 にみると 3~6 月 の 増 加 傾 向 が 大 きいことから 広 域 移 流 の 寄 与 が 考 えられる しかし 年 平 均 値 増 の 相 関 は 強 くなく 明 瞭 でない PO を 指 標 とした 解 析 の 継 続 が 必 要 と 考 えられる 一 方 測 定 局 のうち PO の 増 が 大 きく 強 い 相 関 を 示 し 夏 季 の 高 濃 度 出 現 が 近 年 多 くなっている 局 がみられる これは OX 生 成 そのものが 増 加 していると 考 えられる 同 様 の 挙 動 を 示 す 局 について 地 形 等 の 局 の 特 徴 他 項 目 との 比 較 を 行 うことが 必 要 である [ 執 筆 者 : 山 本 勝 彦 ( 環 境 農 林 水 産 総 合 研 究 所 )] 8

9 測 定 局 配 置 図 ( : 選 定 局 : 一 般 環 境 測 定 局 ) 9

10 選 定 局 の 属 性 情 報 表 1.a 国 設 大 阪 住 所 大 阪 市 東 成 区 中 道 位 置 地 勢 気 候 交 通 用 途 地 域 周 辺 状 況 周 辺 状 況 の 変 化 測 定 局 移 設 状 況 測 定 局 設 置 年 月 Ox のデータ 解 析 期 間 Ox の 測 定 方 法 *1 SPM のデータ 解 析 期 間 SPM の 測 定 方 法 *2 NOx のデータ 解 析 期 間 NOx の 測 定 方 法 *3 NMHC のデータ 解 析 期 間 NMHC の 測 定 方 法 4 備 考 瀬 戸 内 海 東 端 の 大 阪 湾 に 面 し 南 北 に 細 長 く 東 南 北 の 三 方 を 山 に 囲 まれた の 中 頃 に 位 置 する 大 阪 市 は 西 側 は 大 阪 湾 に 面 し 東 側 には 生 駒 山 系 との 間 に 東 大 阪 市 がある 測 定 局 は 市 の 東 側 に 位 置 し 市 内 中 心 部 を 周 回 するJR 大 阪 環 状 線 の 外 側 にある 大 阪 市 は 西 側 に 大 阪 湾 が 開 け 中 北 部 の 淀 川 と 南 側 の 大 和 川 という 一 級 河 川 に 挟 まれた 扇 状 敷 きに 形 成 された 大 阪 平 野 の 中 心 地 であるため 年 間 を 通 して 日 中 は 海 風 夜 間 は 陸 風 が 吹 くことが 多 いが 冬 季 には 北 西 風 も 吹 く 東 西 の 方 向 約.2km のところに 片 側 2 車 線 の 道 路 が 通 ってい る また 北 側 約.2km には 3 車 線 の 大 きな 幹 線 道 路 があり 阪 神 高 速 東 大 阪 線 と 市 道 築 港 深 江 線 の 重 層 構 造 道 路 で 交 通 量 も 朝 から 夜 まで 非 常 に 多 く 自 動 車 排 ガスの 影 響 は 無 視 出 来 ない 準 工 業 地 域 周 辺 はビル 民 家 や 小 さな 工 場 商 店 などが 混 在 している また 小 規 模 印 刷 工 場 が 点 在 する また 約 1km 北 には 市 の 清 掃 工 場 があり 北 風 の 強 い 冬 季 には 排 ガスの 影 響 を 受 け ることもある 最 近 は 小 規 模 印 刷 工 場 やインキ 製 造 工 場 が 廃 業 して 跡 地 にマ ンションが 多 数 建 って 来 ており 日 照 障 害 も 発 生 している 東 側 約.16km に 南 北 に 走 る 片 側 2 車 線 道 路 は 2 年 度 頃 に 全 面 開 通 し 徐 々に 交 通 量 が 増 えて 来 ている なし 1968 年 9 月 1976 年 度 ~27 年 度 24 年 4 月 :OxW O3UV 1976 年 度 ~27 年 度 1982 年 4 月 :SPM SPMB 1976 年 度 ~27 年 度 24 年 4 月 :NOx NOxCL 1977 年 度 ~27 年 度 HC 年 ~1984 年 まで SPM については 光 散 乱 法 とβ 線 吸 収 法 の 測 定 を 実 施 本 解 析 データとしては β 線 吸 収 法 によ るデータを 利 用 している *1:Ox は 吸 光 光 度 法 向 流 吸 収 管 自 動 洗 浄 装 置 なし OxWは 吸 光 光 度 法 向 流 吸 収 管 自 動 洗 浄 装 置 付 き O3UV は 紫 外 線 吸 収 法 を 示 す *2:SPM は 光 散 乱 法 SPMB はβ 線 吸 収 法 SPMP は 圧 電 天 秤 法 SPMF はフィルター 振 動 法 SPML はローボ リウムエアーサンプラーを 示 す *3:NOx は 湿 式 ( 吸 光 光 度 法 ) NOxCL は 乾 式 ( 化 学 発 光 法 )を 示 す *4:HC1 は 全 炭 化 水 素 非 メタン 炭 化 水 素 メタン( 直 接 法 ) HC2 は 全 炭 化 水 素 非 メタン 炭 化 水 素 メタン( 差 量 法 プロパン 換 算 有 ) HC3 は 全 炭 化 水 素 非 メタン 炭 化 水 素 メタン( 差 量 法 プロパン 換 算 無 )を 示 す 1

11 表 1.b 浜 寺 住 所 堺 市 西 区 浜 寺 船 尾 町 西 -6 位 置 地 勢 気 候 交 通 用 途 地 域 周 辺 状 況 周 辺 状 況 の 変 化 測 定 局 移 設 状 況 測 定 局 設 置 年 月 Ox のデータ 解 析 期 間 Ox の 測 定 方 法 *1 SPM のデータ 解 析 期 間 SPM の 測 定 方 法 *2 NOx のデータ 解 析 期 間 NOx の 測 定 方 法 *3 NMHC のデータ 解 析 期 間 NMHC の 測 定 方 法 4 備 考 堺 市 は の 中 央 部 に 位 置 しており 大 和 川 を 挟 んで 大 阪 市 の 南 側 に 隣 接 し 西 側 は 大 阪 湾 に 接 している 測 定 局 は 市 の 南 西 側 にあるが 測 定 局 のある 学 校 の 西 側 約.1km にあ る 片 側 3 車 線 の 国 道 に 面 している さらに 西 側 約 2km のところには 大 阪 湾 を 埋 め 立 てて 出 来 た 臨 海 コンビナートがある 堺 市 は 大 和 川 を 境 に 大 阪 市 の 南 側 に 位 置 する 西 部 には 臨 海 工 業 地 域 があり 中 央 部 は 高 台 南 東 部 は 田 園 地 帯 が 広 がる 緩 やかな 丘 陵 地 帯 である 臨 海 部 との 間 には 昔 の 海 岸 線 を 利 用 した 幅 の 広 い 緑 地 帯 が 設 けられて いるが 西 寄 りの 海 風 が 入 る 午 後 には 汚 染 質 が 内 陸 部 まで 達 し 風 が 弱 い 場 合 には 丘 陵 地 帯 に 遮 られて 更 に 奥 まで 行 かずに 長 時 間 滞 留 して いる 市 の 西 側 を 南 北 に 貫 く 片 側 3 車 線 の 国 道 26 号 の 近 傍 ( 学 校 は 道 路 の 東 側 に 隣 接 )に 位 置 し 南 側 は 市 の 南 東 部 の 丘 陵 地 帯 から 延 びる 片 側 2 車 線 の 府 道 大 阪 高 石 線 が 部 分 的 に 開 通 し 交 通 量 も 増 えつつある 住 居 専 用 地 域 周 辺 には 古 くからの 民 家 や 田 畑 を 転 用 した 新 興 住 宅 街 や 倉 庫 町 工 場 などが 混 在 している 測 定 局 は 堺 市 西 部 に 存 在 し 臨 海 工 業 地 域 か ら 約 2 km 東 に 位 置 する 住 宅 地 である 学 校 の 周 辺 には 都 市 計 画 道 路 が 通 り 開 通 部 分 の 延 伸 により 交 通 量 が 増 えつつある なし 1964 年 2 月 1976 年 度 ~27 年 度 24 年 2 月 :OxW O3UV 1976 年 度 ~27 年 度 1988 年 4 月 :SPM SPMB 1976 年 度 ~27 年 度 NOx 198 年 度 ~27 年 度 CH1 *1:Ox は 吸 光 光 度 法 向 流 吸 収 管 自 動 洗 浄 装 置 なし OxWは 吸 光 光 度 法 向 流 吸 収 管 自 動 洗 浄 装 置 付 き O3UV は 紫 外 線 吸 収 法 を 示 す *2:SPM は 光 散 乱 法 SPMB はβ 線 吸 収 法 SPMP は 圧 電 天 秤 法 SPMF はフィルター 振 動 法 SPML はローボ リウムエアーサンプラーを 示 す *3:NOx は 湿 式 ( 吸 光 光 度 法 ) NOxCL は 乾 式 ( 化 学 発 光 法 )を 示 す *4:HC1 は 全 炭 化 水 素 非 メタン 炭 化 水 素 メタン( 直 接 法 ) HC2 は 全 炭 化 水 素 非 メタン 炭 化 水 素 メタン( 差 量 法 プロパン 換 算 有 ) HC3 は 全 炭 化 水 素 非 メタン 炭 化 水 素 メタン( 差 量 法 プロパン 換 算 無 )を 示 す 11

12 表 枚 方 市 役 所 住 所 枚 方 市 大 垣 内 町 位 置 枚 方 市 は の 北 東 部 にあり 京 都 府 との 府 県 境 から 淀 川 に 沿 って 北 から 南 に 伸 びる 底 辺 がやや 歪 な 三 角 形 をしている 測 定 局 は 市 の 西 部 に 位 置 する 市 役 所 にあり 西 側 約 1kmのところに 淀 川 がある 地 勢 気 候 市 の 西 部 には 北 東 から 南 西 に 淀 川 が 流 れている 市 の 中 心 部 から 西 は 大 阪 平 野 の 端 となっており 東 側 は 生 駒 山 系 の 北 端 になっている 測 定 局 のある 枚 方 市 は 京 都 府 と 接 する 位 置 にあるため 大 阪 の 都 心 部 より も 気 温 が 低 いと 思 われていたが 近 年 大 阪 湾 沿 岸 部 から 淀 川 沿 いの 海 風 に 乗 って 都 市 部 の 熱 が 流 入 し 枚 方 市 付 近 で 生 駒 山 系 に 阻 まれる ため 大 阪 市 内 よりも 気 温 が 高 くなる 傾 向 といわれている 測 定 局 は 市 の 西 部 にあり 淀 川 からも 近 く 市 内 では 平 坦 部 にあるが 南 西 方 向 が やや 小 高 い 山 となっている 測 定 局 のある 市 内 中 心 部 から 郊 外 に 掛 け ては 徐 々に 昇 りとなっていて 丘 陵 地 が 続 いている 交 通 府 道 枚 方 茨 木 線 に 接 しており 京 阪 枚 方 市 駅 への 主 要 道 路 あるいは 淀 川 沿 いの 府 道 京 都 守 口 線 ( 北 西 側 約.km を 通 る 旧 国 道 1 号 )への 抜 け 道 として 交 通 量 は 多 い また 南 南 東 側.8km には 国 道 1 号 が 通 って おり 交 通 量 は 終 日 多 く 特 に 朝 夕 のラッシュ 時 には 渋 滞 が 常 態 化 して いる 用 途 地 域 商 業 地 域 周 辺 状 況 周 辺 は 中 低 層 ビル 民 家 や 商 店 などが 混 在 し 道 路 も 多 い 周 辺 状 況 の 変 化 測 定 局 移 設 状 況 測 定 局 設 置 年 月 Ox のデータ 解 析 期 間 Ox の 測 定 方 法 *1 SPM のデータ 解 析 期 間 1993 年 頃 に 京 阪 電 車 の 高 架 化 が 完 成 してからは 駅 横 の 踏 切 渋 滞 は 解 消 されたが 周 辺 部 の 慢 性 的 渋 滞 は 続 いている また 市 役 所 周 辺 の 京 阪 枚 方 市 駅 周 辺 では 建 て 替 えも 進 んでビルが 増 えている なし 1973 年 4 月 1976 年 度 ~27 年 度 27 年 3 月 :OxW O3UV 1989 年 度 ~27 年 度 SPM の 測 定 方 法 *2 SPMB(β 線 吸 収 法 ) NOx のデータ 解 析 期 間 NOx の 測 定 方 法 *3 備 考 1976 年 度 ~27 年 度 27 年 3 月 :NOx NO2CL *1:Ox は 吸 光 光 度 法 向 流 吸 収 管 自 動 洗 浄 装 置 なし OxWは 吸 光 光 度 法 向 流 吸 収 管 自 動 洗 浄 装 置 付 き O3UV は 紫 外 線 吸 収 法 を 示 す *2:SPM は 光 散 乱 法 SPMB はβ 線 吸 収 法 SPMP は 圧 電 天 秤 法 SPMF はフィルター 振 動 法 SPML はローボ リウムエアーサンプラーを 示 す *3:NOx は 湿 式 ( 吸 光 光 度 法 ) NOxCL は 乾 式 ( 化 学 発 光 法 )を 示 す 12

13 表 1.d 富 田 林 市 役 所 住 所 富 田 林 市 常 磐 町 1-1 位 置 地 勢 気 候 交 通 用 途 地 域 周 辺 状 況 周 辺 状 況 の 変 化 測 定 局 移 設 状 況 測 定 局 設 置 年 月 Ox のデータ 解 析 期 間 *1 Ox の 測 定 方 法 SPM のデータ 解 析 期 間 *2 SPM の 測 定 方 法 NOx のデータ 解 析 期 間 *3 NOx の 測 定 方 法 NMHC のデータ 解 析 期 間 4 NMHC の 測 定 方 法 備 考 富 田 林 市 は の 南 東 に 位 置 し 大 阪 平 野 の 内 陸 部 にあたる 測 定 局 は 市 の 中 央 部 に 位 置 する 富 田 林 市 の 北 東 部 は 南 北 に 流 れる 石 川 をはさんで 平 野 が 広 がってお り 市 の 南 部 は 金 剛 葛 城 連 峰 が 近 傍 にあり 丘 陵 と 田 園 風 景 が 広 がっている 測 定 局 は 大 阪 湾 の 臨 海 工 業 地 域 から 約 16 km 東 に 離 れ 西 約 4 kmのところにやや 高 い 丘 陵 地 が 広 がっており 市 内 中 心 部 は 盆 地 のようになっている そのため 海 風 が 山 に 阻 まれる 現 象 がみられ る 気 温 は 都 心 部 よりも 低 目 となっている 国 道 旧 17 号 線 が 北 東 約.1km のところにある 商 業 地 域 周 辺 は 市 内 中 心 部 を 除 いて 民 家 が 多 く 田 畑 も 残 っている 大 阪 の 郊 外 都 市 であり 市 役 所 周 辺 の 旧 市 内 部 では 急 激 な 変 化 はみら れないが 近 鉄 河 内 長 野 線 を 挟 んで 約 m 北 西 側 を 通 る 国 道 171 号 線 ( 通 称 : 外 環 ) 周 辺 は 他 の 幹 線 道 路 沿 いの 郊 外 都 市 と 同 様 開 発 が 進 ん でいる なし 198 年 4 月 198 年 度 ~27 年 度 21 年 4 月 :OxW O3UV 199 年 度 ~27 年 度 SPMB 198 年 度 ~27 年 度 22 年 4 月 :NOx NOxCL 198 年 度 ~27 年 度 CH1 *1:Ox は 吸 光 光 度 法 向 流 吸 収 管 自 動 洗 浄 装 置 なし OxWは 吸 光 光 度 法 向 流 吸 収 管 自 動 洗 浄 装 置 付 き O3UV は 紫 外 線 吸 収 法 を 示 す *2:SPM は 光 散 乱 法 SPMB はβ 線 吸 収 法 SPMP は 圧 電 天 秤 法 SPMF はフィルター 振 動 法 SPML はローボ リウムエアーサンプラーを 示 す *3:NOx は 湿 式 ( 吸 光 光 度 法 ) NOxCL は 乾 式 ( 化 学 発 光 法 )を 示 す *4:HC1 は 全 炭 化 水 素 非 メタン 炭 化 水 素 メタン( 直 接 法 ) HC2 は 全 炭 化 水 素 非 メタン 炭 化 水 素 メタン( 差 量 法 プロパン 換 算 有 ) HC3 は 全 炭 化 水 素 非 メタン 炭 化 水 素 メタン( 差 量 法 プロパン 換 算 無 )を 示 す 13

14 表 1.e 南 海 団 地 住 所 阪 南 市 舞 位 置 地 勢 気 候 交 通 用 途 地 域 周 辺 状 況 周 辺 状 況 の 変 化 測 定 局 移 設 状 況 測 定 局 設 置 年 月 Ox のデータ 解 析 期 間 Ox の 測 定 方 法 *1 SPM のデータ 解 析 期 間 SPM の 測 定 方 法 *2 NOx のデータ 解 析 期 間 NOx の 測 定 方 法 *3 NMHC のデータ 解 析 期 間 NMHC の 測 定 方 法 4 備 考 阪 南 市 は の 南 西 ( 泉 南 地 域 )に 位 置 する 市 で 測 定 局 は 市 の 北 部 の 小 高 い 山 の 中 腹 に 位 置 する 阪 南 市 の 北 部 は 大 阪 湾 に 面 しており 南 部 は 和 泉 山 脈 を 境 に 和 歌 山 県 と 接 している 北 東 部 の 平 野 部 を 除 くと ほとんどが 和 泉 葛 城 山 系 傾 斜 面 に 占 められている 測 定 局 周 辺 は 南 約 1km が 山 地 北 西 約 1km が 海 岸 になっており 高 台 に 位 置 するため 約 1km 先 の 海 岸 までさえぎ るものがなく 海 風 の 影 響 を 受 けやすい 国 道 26 号 線 が 北 西 部 に.8km 第 二 阪 和 国 道 が 南 部 に.6km にある 住 居 専 用 地 域 測 定 局 は 小 高 い 山 の 中 腹 にある 幼 稚 園 の 一 角 に 設 置 されている 周 辺 は 山 を 宅 地 開 発 したところに 民 家 や 若 干 の 商 店 などがあり 自 然 のま まの 松 林 なども 残 っており 近 隣 からは 自 動 車 以 外 の 人 為 的 汚 染 の 影 響 は 少 ない 山 を 超 えたところに 高 速 道 路 のインターチェンジ その 連 絡 道 路 が 西 側 の 谷 筋 にあるが あまり 影 響 はみられない なし 1987 年 3 月 1988 年 度 ~27 年 度 26 年 12 月 :OxW O3UV 1988 年 度 ~27 年 度 SPMB 1988 年 度 ~27 年 度 26 年 12 月 :NOx NOxCL 1988 年 度 ~1993 年 度 CH1 が 企 業 より 移 管 を 受 けた 局 *1:Ox は 吸 光 光 度 法 向 流 吸 収 管 自 動 洗 浄 装 置 なし OxWは 吸 光 光 度 法 向 流 吸 収 管 自 動 洗 浄 装 置 付 き O3UV は 紫 外 線 吸 収 法 を 示 す *2:SPM は 光 散 乱 法 SPMB はβ 線 吸 収 法 SPMP は 圧 電 天 秤 法 SPMF はフィルター 振 動 法 SPML はローボ リウムエアーサンプラーを 示 す *3:NOx は 湿 式 ( 吸 光 光 度 法 ) NOxCL は 乾 式 ( 化 学 発 光 法 )を 示 す *4:HC1 は 全 炭 化 水 素 非 メタン 炭 化 水 素 メタン( 直 接 法 ) HC2 は 全 炭 化 水 素 非 メタン 炭 化 水 素 メタン( 差 量 法 プロパン 換 算 有 ) HC3 は 全 炭 化 水 素 非 メタン 炭 化 水 素 メタン( 差 量 法 プロパン 換 算 無 )を 示 す 14

15 Ox 年 平 均 値 年 度 図 1.a Ox 濃 度 の 年 平 均 値 経 年 変 化 Ox 年 平 均 値 ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.b Ox 濃 度 の 年 平 均 値 経 年 変 化 ( 年 間 移 動 平 均 ) Ox 年 最 大 値 年 度 図 2.a Ox 濃 度 の 年 最 大 値 経 年 変 化 1

16 Ox 年 最 大 値 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 2.b Ox 濃 度 の 年 最 大 値 経 年 変 化 ( 年 間 移 動 平 均 ) Ox 6 以 上 の 出 現 率 % 年 度 図 3.b Ox 6 以 上 の 出 現 率 の 経 年 変 化 Ox 6 以 上 の 出 現 率 % 年 度 図 3.b Ox 6 以 上 の 出 現 率 の 経 年 変 化 ( 年 間 移 動 平 均 ) 16

17 Ox 年 平 均 値 - 平 年 値 偏 差 局 年 度 平 均 値 期 間 平 均 値 (199-27) 年 度 図 4 Ox 濃 度 の 年 度 別 平 均 値 と 平 年 値 との 偏 差 Ox -19の 時 間 数 時 間 年 度 図.a Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (~19) Ox 2-39の 時 間 数 時 間 年 度 図.b Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (2~39) 17

18 Ox 4-9の 時 間 数 時 間 年 度 図.c Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (4~9) Ox 6-79の 時 間 数 時 間 年 度 図.d Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (6~79) Ox 8-99の 時 間 数 時 間 年 度 図.e Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (8~99) 18

19 Ox 1-119の 時 間 数 時 間 年 度 図.f Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (1~119) Ox 12 以 上 の 時 間 数 時 間 年 度 図.g Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (12 以 上 ) Ox -19の 時 間 数 時 間 年 度 図.a Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (~19, 年 間 移 動 平 均 ) 19

20 時 間 Ox 2-39の 時 間 数 年 度 図.b Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (2~39, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 4-9の 時 間 数 時 間 年 度 図.c Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (4~9, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 6-79の 時 間 数 時 間 年 度 図.d Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (6~79, 年 間 移 動 平 均 ) 2

21 Ox 8-99の 時 間 数 時 間 年 度 図.e Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (8~99, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 1-119の 時 間 数 時 間 年 度 図.f Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (1~119, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 12 以 上 の 時 間 数 時 間 年 度 図.g Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 )の 時 間 数 の 経 年 変 化 (12 以 上, 年 間 移 動 平 均 ) 21

22 時 間 8 6 国 設 大 阪 Ox 濃 度 ランク 別 時 間 数 12 以 上 年 度 図 6.a Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 ) 時 間 数 の 経 年 変 化 ( 国 設 大 阪 ) 時 間 8 6 浜 寺 Ox 濃 度 ランク 別 時 間 数 12 以 上 年 度 図 6.b Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 ) 時 間 数 の 経 年 変 化 ( 浜 寺 ) 時 間 8 6 枚 方 市 役 所 Ox 濃 度 ランク 別 時 間 数 12 以 上 年 度 図 6.c Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 ) 時 間 数 の 経 年 変 化 ( 枚 方 市 役 所 ) 22

23 時 間 8 6 富 田 林 市 役 所 Ox 濃 度 ランク 別 時 間 数 12 以 上 年 度 図 6.d Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 ) 時 間 数 の 経 年 変 化 ( 富 田 林 市 役 所 ) 時 間 8 6 南 海 団 地 Ox 濃 度 ランク 別 時 間 数 12 以 上 年 度 図 6.e Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 ) 時 間 数 の 経 年 変 化 ( 南 海 団 地 ) 時 間 8 6 Ox 濃 度 ランク 別 時 間 数 Ox ( 局 平 均 ) 12 以 上 年 度 図 6.f Ox 濃 度 ランク 別 (2 毎 ) 時 間 数 の 経 年 変 化 ( 局 平 均 ) 23

24 SPM 年 平 均 値 μg/m 年 度 図 7.a SPM 濃 度 年 平 均 値 の 経 年 変 化 SPM 年 平 均 値 ( 年 間 移 動 平 均 ) μg/m 年 度 図 7.b SPM 濃 度 年 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 年 間 移 動 平 均 ) SPM 2% 除 外 値 μg/m 年 度 図 8.a SPM 濃 度 2% 除 外 値 の 経 年 変 化 24

25 SPM 2% 除 外 値 ( 年 間 移 動 平 均 ) μg/m 年 度 図 8.b SPM 濃 度 2% 除 外 値 の 経 年 変 化 ( 年 間 移 動 平 均 ) SPM 1μg/m3 以 上 の 出 現 率 % 年 度 図 9.b SPM 濃 度 1μg/m3 以 上 の 出 現 率 の 経 年 変 化 SPM 1μg/m3 以 上 の 出 現 率 ( 年 間 移 動 平 均 ) % 年 度 図 9.b SPM 濃 度 1μg/m3 以 上 の 出 現 率 の 経 年 変 化 ( 年 間 移 動 平 均 ) 2

26 Ox 月 平 均 値 経 月 変 動 Ox 濃 度 6 以 上 の 出 現 率 の 経 月 変 動 Ox 月 平 均 値 経 月 変 動 (199-27) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 % Ox 6 以 上 の 出 現 率 経 月 変 動 (199-27) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 図 1.a 199 年 度 ~27 年 度 図 13.a 199 年 度 ~27 年 度 Ox 月 平 均 値 経 月 変 動 ( ) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 % Ox 6 以 上 の 出 現 率 経 月 変 動 ( ) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 図 1.b 199 年 度 ~1994 年 度 図 13.b 199 年 度 ~1994 年 度 6 Ox 月 平 均 値 経 月 変 動 (23-27) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 % 3 2 Ox 6 以 上 の 出 現 率 経 月 変 動 (23-27) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 図 1.c 23 年 度 ~27 年 度 月 図 13.c 23 年 度 ~27 年 度 26

27 SPM 月 平 均 値 経 月 変 動 μg/m3 SPM 月 平 均 値 経 月 変 動 (199-27) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 図 11.a 199 年 度 ~27 年 度 μg/m3 SPM 月 平 均 値 経 月 変 動 ( ) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 図 11.b 199 年 度 ~1994 年 度 μg/m3 SPM 月 平 均 値 経 月 変 動 (23-27) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 図 11.c 23 年 度 ~27 年 度 SPM 濃 度 1μg/m3 以 上 の 出 現 率 の 経 月 変 動 % SPM 1μg/m3 以 上 の 出 現 率 経 月 変 動 (199-27) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 図 14.a 199 年 度 ~27 年 度 % SPM 1μg/m3 以 上 の 出 現 率 経 月 変 動 ( ) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 図 14.b 199 年 度 ~1994 年 度 % SPM 1μg/m3 以 上 の 出 現 率 経 月 変 動 (23-27) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 図 14.c 23 年 度 ~27 年 度 27

28 NOx 月 平 均 値 経 月 変 動 NOx 月 平 均 値 経 月 変 動 (199-27) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 図 12.a 199 年 度 ~27 年 度 NOx 月 平 均 値 経 月 変 動 ( ) 1 国 設 大 阪 9 浜 寺 8 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 7 南 海 団 地 6 局 平 均 月 図 12.b 199 年 度 ~1994 年 度 6 4 NOx 月 平 均 値 経 月 変 動 (23-27) 国 設 大 阪 浜 寺 枚 方 市 役 所 富 田 林 市 役 所 南 海 団 地 局 平 均 月 図 12.c 23 年 度 ~27 年 度 28

29 Ox 月 平 均 値 (1 月 ) 年 度 図 1.a Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (1 月 ) Ox 月 平 均 値 (2 月 ) 年 度 図 1.b Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (2 月 ) Ox 月 平 均 値 (3 月 ) 年 度 図 1.c Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (3 月 ) 29

30 Ox 月 平 均 値 (4 月 ) 年 度 図 1.d Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (4 月 ) Ox 月 平 均 値 ( 月 ) 年 度 図 1.e Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 月 ) Ox 月 平 均 値 (6 月 ) 年 度 図 1.f Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (6 月 ) 3

31 Ox 月 平 均 値 (7 月 ) 年 度 図 1.g Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (7 月 ) Ox 月 平 均 値 (8 月 ) 年 度 図 1.h Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (8 月 ) Ox 月 平 均 値 (9 月 ) 年 度 図 1.i Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (9 月 ) 31

32 Ox 月 平 均 値 (1 月 ) 年 度 図 1.j Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (1 月 ) Ox 月 平 均 値 (11 月 ) 年 度 図 1.k Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (11 月 ) Ox 月 平 均 値 (12 月 ) 年 度 図 1.l Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (12 月 ) 32

33 Ox 月 平 均 値 (1 月 ) ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.a Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (1 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 月 平 均 値 (2 月 ) ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.b Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (2 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 月 平 均 値 (3 月 ) ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.c Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (3 月, 年 間 移 動 平 均 ) 33

34 Ox 月 平 均 値 (4 月 ) ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.d Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (4 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 月 平 均 値 ( 月 ) ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.e Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 月 平 均 値 (6 月 ) ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.f Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (6 月, 年 間 移 動 平 均 ) 34

35 Ox 月 平 均 値 (7 月 ) ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.g Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (7 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 月 平 均 値 (8 月 ) ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.h Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (8 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 月 平 均 値 (9 月 ) ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.i Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (9 月, 年 間 移 動 平 均 ) 3

36 Ox 月 平 均 値 (1 月 ) ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.j Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (1 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 月 平 均 値 (11 月 ) ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.k Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (11 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 月 平 均 値 (12 月 ) ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 1.l Ox 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (12 月, 年 間 移 動 平 均 ) 36

37 Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (1 月 ) % 年 度 図 16-2.a Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (1 月 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (2 月 ) % 年 度 図 16-2.b Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (2 月 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (3 月 ) % 年 度 図 16-2.c Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (3 月 ) 37

38 Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (4 月 ) % 年 度 図 16-2.d Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (4 月 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 ( 月 ) % 年 度 図 16-2.e Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 ( 月 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (6 月 ) % 年 度 図 16-2.f Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (6 月 ) 38

39 Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (7 月 ) % 年 度 図 16-2.g Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (7 月 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (8 月 ) % 年 度 図 16-2.h Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (8 月 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (9 月 ) % 年 度 図 16-2.i Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (9 月 ) 39

40 Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (1 月 ) % 年 度 図 16-2.j Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (1 月 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (11 月 ) % 年 度 図 16-2.k Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (11 月 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (12 月 ) % 年 度 図 16-2.l Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (12 月 ) 4

41 Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (1 月 )( 年 間 移 動 平 均 ) 2 % 年 度 図 16-2.a Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (1 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (2 月 )( 年 間 移 動 平 均 ) 2 % 年 度 図 16-2.b Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (2 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (3 月 )( 年 間 移 動 平 均 ) 2 % 年 度 図 16-2.c Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (3 月, 年 間 移 動 平 均 ) 41

42 Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (4 月 )( 年 間 移 動 平 均 ) 2 % 年 度 図 16-2.d Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (4 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 ( 月 )( 年 間 移 動 平 均 ) 2 % 年 度 図 16-2.e Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 ( 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (6 月 )( 年 間 移 動 平 均 ) 2 % 年 度 図 16-2.f Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (6 月, 年 間 移 動 平 均 ) 42

43 Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (7 月 )( 年 間 移 動 平 均 ) 2 % 年 度 図 16-2.g Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (7 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (8 月 )( 年 間 移 動 平 均 ) 2 % 年 度 図 16-2.h Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (8 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (9 月 )( 年 間 移 動 平 均 ) 2 % 年 度 図 16-2.i Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (9 月, 年 間 移 動 平 均 ) 43

44 Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (1 月 )( 年 間 移 動 平 均 ) 2 % 年 度 図 16-2.j Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (1 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (11 月 )( 年 間 移 動 平 均 ) 2 % 年 度 図 16-2.k Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (11 月, 年 間 移 動 平 均 ) Ox 6 以 上 の 出 現 時 間 率 (12 月 )( 年 間 移 動 平 均 ) 2 % 年 度 図 16-2.l Ox 濃 度 6 以 上 の 月 別 出 現 率 の 経 年 変 化 (12 月, 年 間 移 動 平 均 ) 44

45 PO 年 平 均 値 年 度 図 17.a PO 濃 度 年 平 均 値 の 経 年 変 化 6 PO 年 平 均 値 ( 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 17.b PO 濃 度 年 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 年 間 移 動 平 均 ) 4

46 SPM 月 平 均 ug/m3 (1 月 ) 年 度 図 18.a SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (1 月 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (2 月 ) 年 度 図 18.b SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (2 月 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (3 月 ) 年 度 図 18.c SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (3 月 ) 46

47 ug/m3 7 SPM 月 平 均 (4 月 ) 年 度 図 18.d SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (4 月 ) SPM 月 平 均 ug/m3 ( 月 ) 年 度 図 18.e SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 月 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (6 月 ) 年 度 図 18.f SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (6 月 ) 47

48 ug/m SPM 月 平 均 (7 月 ) 年 度 図 18.g SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (7 月 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (8 月 ) 年 度 図 18.h SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (8 月 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (9 月 ) 年 度 図 18.i SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (9 月 ) 48

49 ug/m SPM 月 平 均 (1 月 ) 年 度 図 18.j SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (1 月 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (11 月 ) 年 度 図 18.k SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (11 月 ) ug/m3 12 SPM 月 平 均 (12 月 ) 年 度 図 18.l SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (12 月 ) 49

50 ug/m3 SPM 月 平 均 (1 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 18.a SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (1 月, 年 間 移 動 平 均 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (2 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 18.b SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (2 月, 年 間 移 動 平 均 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (3 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 18.c SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (3 月, 年 間 移 動 平 均 )

51 SPM 月 平 均 ug/m3 (4 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 18.d SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (4 月, 年 間 移 動 平 均 ) SPM 月 平 均 ug/m3 ( 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 18.e SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 月, 年 間 移 動 平 均 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (6 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 18.f SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (6 月, 年 間 移 動 平 均 ) 1

52 SPM 月 平 均 ug/m3 (7 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 18.g SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (7 月, 年 間 移 動 平 均 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (8 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 18.h SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (8 月, 年 間 移 動 平 均 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (9 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 18.i SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (9 月, 年 間 移 動 平 均 ) 2

53 7 ug/m3 SPM 月 平 均 (1 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 18.j SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (1 月, 年 間 移 動 平 均 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (11 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 18.k SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (11 月, 年 間 移 動 平 均 ) SPM 月 平 均 ug/m3 (12 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 18.l SPM 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (12 月, 年 間 移 動 平 均 ) 3

54 4 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (1 月 ) 年 度 図 19-2.a SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (1 月 ) 4 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (2 月 ) 年 度 図 19-2.b SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (2 月 ) 4 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (3 月 ) 年 度 図 19-2.c SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (3 月 ) 4

55 4 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (4 月 ) 年 度 図 19-2.d SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (4 月 ) 4 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 ( 月 ) 年 度 図 19-2.e SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 ( 月 ) 4 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (6 月 ) 年 度 図 19-2.f SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (6 月 )

56 4 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (7 月 ) 年 度 図 19-2.g SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (7 月 ) 4 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (8 月 ) 年 度 図 19-2.h SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (8 月 ) 4 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (9 月 ) 年 度 図 19-2.i SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (9 月 ) 6

57 4 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (1 月 ) 年 度 図 19-2.j SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (1 月 ) 4 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (11 月 ) 年 度 図 19-2.k SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (11 月 ) 4 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (12 月 ) 年 度 図 19-2.l SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (12 月 ) 7

58 3 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (1 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 19-2.a SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (1 月, 年 間 移 動 平 均 ) 3 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (2 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 19-2.b SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (2 月, 年 間 移 動 平 均 ) 3 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (3 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 19-2.c SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (3 月, 年 間 移 動 平 均 ) 8

59 3 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (4 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 19-2.d SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (4 月, 年 間 移 動 平 均 ) 3 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 ( 月 ) 年 度 図 19-2.e SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 ( 月, 年 間 移 動 平 均 ) 3 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (6 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 19-2.f SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (6 月, 年 間 移 動 平 均 ) 9

60 3 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (7 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 19-2.g SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (7 月, 年 間 移 動 平 均 ) 3 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (8 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 19-2.h SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (8 月, 年 間 移 動 平 均 ) 3 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (9 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 19-2.i SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (9 月, 年 間 移 動 平 均 ) 6

61 3 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (1 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 19-2.j SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (1 月, 年 間 移 動 平 均 ) 3 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (11 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 19-2.k SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (11 月, 年 間 移 動 平 均 ) 3 % SPM 1ug/m3 以 上 時 間 率 (12 月, 年 間 移 動 平 均 ) 年 度 図 19-2.l SPM1μg/m3 以 上 の 時 間 率 の 経 年 変 化 (12 月, 年 間 移 動 平 均 ) 61

62 PO 月 平 均 (1 月 ) 年 度 図 2.a PO 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (1 月 ) PO 月 平 均 (2 月 ) 年 度 図 2.b PO 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (2 月 ) PO 月 平 均 (3 月 ) 年 度 図 2.c PO 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (3 月 ) 62

63 PO 月 平 均 (4 月 ) 年 度 図 2.d PO 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (4 月 ) PO 月 平 均 ( 月 ) 年 度 図 2.e PO 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 ( 月 ) PO 月 平 均 (6 月 ) 年 度 図 2.f PO 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (6 月 ) 63

64 PO 月 平 均 (7 月 ) 年 度 図 2.g PO 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (7 月 ) PO 月 平 均 (8 月 ) 年 度 図 2.h PO 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (8 月 ) PO 月 平 均 (9 月 ) 年 度 図 2.i PO 濃 度 月 平 均 値 の 経 年 変 化 (9 月 ) 64