食 塩 専 営 弁 法 第 1 章 総 則 第 1 条 食 塩 に 対 する 管 理 を 強 化 し 食 塩 にヨウ 素 を 加 える 業 務 の 有 効 的 実 施 を 保 障 し かつ 公 民 の 身 体 の 健 康 を 保 護 するため この 弁 法 を 制 定 する 第 2 条 国 は 食

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1 資 料 ( 法 令 等 の 翻 訳 ) 食 塩 専 営 弁 法 食 塩 専 営 許 可 証 管 理 弁 法 食 塩 価 格 管 理 弁 法 食 塩 へのヨウ 素 添 加 によるヨウ 素 欠 乏 被 害 除 去 に 関 する 管 理 条 例 中 華 人 民 共 和 国 国 家 標 準 GB ( 食 用 塩 ) 中 華 人 民 共 和 国 国 家 標 準 GB ( 食 用 塩 衛 生 標 準 :GB と 差 し 替 え) 食 品 衛 生 法 食 品 安 全 法 食 品 添 加 剤 衛 生 管 理 弁 法 輸 出 入 商 品 検 査 法 食 品 標 識 管 理 規 定

2 食 塩 専 営 弁 法 第 1 章 総 則 第 1 条 食 塩 に 対 する 管 理 を 強 化 し 食 塩 にヨウ 素 を 加 える 業 務 の 有 効 的 実 施 を 保 障 し かつ 公 民 の 身 体 の 健 康 を 保 護 するため この 弁 法 を 制 定 する 第 2 条 国 は 食 塩 に 対 して 専 営 管 理 を 実 行 する この 弁 法 において 食 塩 とは 直 接 食 用 塩 及 び 食 品 を 製 造 するのに 用 いる 塩 をいう 第 3 条 この 弁 法 は 中 華 人 民 共 和 国 国 内 の 食 塩 の 生 産 貯 蔵 運 送 及 び 販 売 活 動 に 適 用 する 第 4 条 国 務 院 が 授 権 する 塩 業 主 管 機 構 ( 以 下 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 という )は 全 国 の 食 塩 専 営 業 務 の 管 理 につき 責 任 を 負 う 県 級 以 上 の 地 方 各 級 人 民 政 府 が 授 権 する 塩 業 主 管 機 構 ( 以 下 県 級 以 上 の 地 方 各 級 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 という )は 当 該 行 政 区 域 内 の 食 塩 専 営 業 務 の 管 理 につき 責 任 を 負 う 第 2 章 食 塩 の 生 産 第 5 条 国 は 食 塩 に 対 して 定 点 生 産 制 度 を 実 行 する 非 食 塩 定 点 生 産 企 業 は 食 塩 を 生 産 してはな らない 食 塩 定 点 生 産 企 業 は 省 自 治 区 及 び 直 轄 市 の 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 が 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 に 報 告 して 審 査 認 可 を 受 ける 第 6 条 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 は 食 塩 の 資 源 状 況 及 び 国 が 査 定 した 食 塩 生 産 量 に 基 づき 合 理 的 配 置 及 び 品 質 保 証 という 要 求 に 従 い 食 塩 定 点 生 産 企 業 を 確 定 する 第 7 条 国 は 食 塩 生 産 に 対 して 指 令 性 計 画 管 理 を 実 行 する 食 塩 の 年 度 生 産 計 画 は 国 務 院 計 画 行 政 主 管 部 門 が 示 達 し 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 が 実 施 を 手 配 する 第 8 条 井 戸 及 び 鉱 山 の 苦 汁 水 を 利 用 して 乾 燥 させて 食 塩 を 製 造 し 又 は 煮 つめて 食 塩 を 製 造 するこ とは これを 厳 禁 する 第 3 章 食 塩 の 販 売 第 9 条 国 は 食 塩 の 分 配 割 当 に 対 して 指 令 性 計 画 管 理 を 実 行 する 食 塩 の 年 度 分 配 割 当 計 画 は 国 務 院 の 計 画 行 政 主 管 部 門 が 示 達 し 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 が 実 施 を 手 配 する

3 第 10 条 国 は 食 塩 の 卸 売 りに 対 して 卸 売 許 可 証 制 度 を 実 行 する 食 塩 の 卸 売 業 務 を 経 営 する 場 合 には 必 ず 法 により 食 塩 卸 売 許 可 証 を 申 請 して 取 得 しなければなら ない 食 塩 卸 売 許 可 証 を 取 得 していない 場 合 には 食 塩 卸 売 業 務 を 経 営 してはならない 第 11 条 食 塩 卸 売 業 務 を 経 営 する 企 業 は 省 自 治 区 及 び 直 轄 市 の 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 が 審 査 認 可 し 食 塩 卸 売 許 可 証 を 発 行 し かつ 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 に 届 け 出 る 食 塩 卸 売 許 可 証 は 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 が 統 一 して 作 成 する 第 12 条 食 塩 卸 売 許 可 証 を 取 得 する 場 合 には 次 の 各 号 に 掲 げる 条 件 を 具 備 しなければならない (1)その 経 営 規 模 と 相 応 する 登 録 資 本 を 有 する (2) 定 まった 営 業 場 所 を 有 する (3) 国 の 規 定 に 適 合 する 貯 蔵 倉 庫 施 設 を 有 する (4) 当 該 地 区 の 食 塩 卸 売 企 業 の 合 理 的 配 置 という 要 求 に 適 合 する 第 13 条 食 塩 卸 売 企 業 は 国 家 計 画 に 従 い 食 塩 を 購 入 し かつ 所 定 の 販 売 範 囲 に 従 い 食 塩 を 販 売 し なければならない 第 14 条 食 塩 小 売 単 位 委 託 を 受 けて 食 塩 を 代 理 販 売 する 個 人 工 商 業 者 及 び 代 理 購 入 代 理 販 売 店 並 び に 塩 を 食 品 の 加 工 に 用 いる 単 位 は 当 該 地 区 において 食 塩 卸 売 許 可 証 を 取 得 した 企 業 から 購 入 しなけ ればならない 第 15 条 食 塩 定 点 生 産 企 業 食 塩 卸 売 企 業 及 び 食 塩 小 売 単 位 並 びに 委 託 を 受 けて 食 塩 を 代 理 販 売 する 個 人 工 商 業 者 及 び 代 理 購 入 代 理 販 売 店 は 国 が 定 める 食 塩 価 格 を 執 行 しなければならない 第 16 条 次 の 各 号 に 掲 げる 製 品 を 食 塩 として 販 売 することは これを 厳 禁 する (1) 液 体 塩 ( 天 然 苦 汁 水 を 含 む ) (2) 工 業 用 塩 及 び 農 業 用 塩 (3) 井 戸 及 び 鉱 山 の 苦 汁 水 を 利 用 して 乾 燥 させ 又 は 煮 つめて 製 造 した 塩 製 品 (4) 国 の 食 塩 標 準 又 は 業 種 標 準 に 適 合 しない 塩 製 品 (5)その 他 の 非 食 用 塩 製 品 第 4 章 食 塩 の 貯 蔵 及 び 運 送 第 17 条 省 自 治 区 及 び 直 轄 市 の 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 は 実 際 の 状 況 に 基 づき 当 該 地 区 の 食 塩 定 点 生 産 企 業 及 び 食 塩 卸 売 企 業 の 合 理 的 在 庫 量 を 確 定 し かつ 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 に 届 け 出 る 食 塩 定 点 生 産 企 業 及 び 食 塩 卸 売 企 業 は 省 自 治 区 及 び 直 轄 市 の 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 の 要 求 に 従 い 食 塩 の 合 理 的 在 庫 を 保 持 しなければならない

4 第 18 条 食 塩 を 委 託 して 運 送 し 又 は 自 ら 運 送 する 単 位 及 び 個 人 は 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 又 は 当 該 機 構 が 授 権 する 省 自 治 区 及 び 直 轄 市 の 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 が 発 行 する 食 塩 運 送 許 可 証 を 保 有 しなけ ればならない 食 塩 はこれを 国 の 重 点 運 送 物 資 とし 運 送 企 業 は 運 送 を 保 障 しなければならない 第 5 章 罰 則 第 19 条 この 弁 法 第 5 条 の 規 定 に 違 反 し 非 食 塩 定 点 生 産 企 業 が 食 塩 を 生 産 した 場 合 には 塩 業 主 管 機 構 が 生 産 を 停 止 するよう 命 じ 違 法 に 生 産 した 食 塩 及 び 違 法 所 得 を 没 収 するものとし 違 法 に 生 産 した 食 塩 の 価 値 の3 倍 以 下 の 罰 金 を 併 科 することができる 第 20 条 この 弁 法 第 8 条 の 規 定 に 違 反 し 井 戸 及 び 鉱 山 の 苦 汁 水 を 利 用 して 乾 燥 させて 食 塩 を 製 造 し 又 は 煮 つめて 食 塩 を 製 造 した 場 合 には 塩 業 主 管 機 構 が 生 産 を 停 止 するよう 命 じ 違 法 に 生 産 した 塩 製 品 違 法 所 得 及 び 生 産 手 段 を 没 収 するものとし 違 法 に 生 産 した 塩 製 品 の 価 値 の3 倍 以 下 の 罰 金 を 併 科 することができる 第 21 条 この 弁 法 第 10 条 の 規 定 に 違 反 し 食 塩 の 卸 売 許 可 証 を 取 得 しないで 食 塩 卸 売 業 務 を 経 営 し た 場 合 には 塩 業 主 管 機 構 が 卸 売 活 動 を 停 止 するよう 命 じ 違 法 に 経 営 した 食 塩 及 び 違 法 所 得 を 没 収 するものとし 違 法 に 経 営 した 食 塩 の 価 値 の3 倍 以 下 の 罰 金 を 併 科 することができる 第 22 条 この 弁 法 第 14 条 の 規 定 に 違 反 し 食 塩 小 売 単 位 委 託 を 受 けて 食 塩 を 代 理 販 売 する 個 人 工 商 業 者 及 び 代 理 購 入 代 理 販 売 店 並 びに 塩 を 食 品 の 加 工 に 用 いる 単 位 が 食 塩 卸 売 許 可 証 を 取 得 してい ない 企 業 単 位 又 は 個 人 から 食 塩 を 購 入 した 場 合 には 塩 業 主 管 機 構 が 是 正 するよう 命 じ 違 法 に 購 入 した 食 塩 を 没 収 するものとし 違 法 に 購 入 した 食 塩 の 価 値 の3 倍 以 下 の 罰 金 を 併 科 することができ る 第 23 条 この 弁 法 の 第 16 条 第 1 項 第 2 項 第 3 項 又 は 第 5 項 の 規 定 に 違 反 し 非 食 用 塩 を 食 塩 と して 販 売 した 場 合 には 塩 業 主 管 機 構 が 販 売 を 停 止 するよう 命 じ 違 法 所 得 を 没 収 するものとし 違 法 所 得 の5 倍 以 下 の 罰 金 を 併 科 することができる 犯 罪 を 構 成 する 場 合 には 法 により 刑 事 責 任 を 追 及 する 第 24 条 この 弁 法 第 16 条 第 4 項 の 規 定 に 違 反 し 食 塩 標 準 に 適 合 しない 塩 製 品 を 食 塩 として 販 売 し た 場 合 には 製 品 品 質 法 及 び 標 準 化 法 の 関 係 規 定 に 従 い 処 罰 する 第 25 条 この 弁 法 第 18 条 の 規 定 に 違 反 し 食 塩 運 送 許 可 証 なくして 食 塩 を 委 託 して 運 送 し 又 は 自 ら 運 送 した 場 合 には 塩 業 主 管 機 構 が 違 法 に 運 送 した 食 塩 を 没 収 し 荷 主 に 対 して 違 法 に 運 送 した 食

5 塩 の 価 値 の3 倍 以 下 の 罰 金 を 科 し 運 送 人 に 対 して 違 法 所 得 の3 倍 以 下 の 罰 金 を 科 する 第 26 条 塩 業 主 管 機 構 の 職 員 が 職 務 を 懈 怠 し 又 は 私 利 をはかり 犯 罪 を 構 成 する 場 合 には 法 により 刑 事 責 任 を 追 及 する 犯 罪 を 構 成 しない 場 合 には 法 により 行 政 処 分 をする 第 6 章 附 則 第 27 条 この 弁 法 施 行 前 に すでに 食 塩 卸 売 業 務 に 従 事 している 企 業 で この 弁 法 第 12 条 所 定 の 条 件 を 具 備 しているものは 省 自 治 区 及 び 直 轄 市 の 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 が 審 査 して 食 塩 卸 売 許 可 証 を 発 行 する 第 28 条 漁 業 及 び 牧 畜 用 の 塩 については この 弁 法 を 適 用 する 第 29 条 この 弁 法 は 発 布 の 日 から 施 行 する 交 付 日 1996 年 5 月 27 日 交 付 機 関 国 務 院 令 第 197 号

6 1 食 塩 専 営 許 可 証 管 理 弁 法 第 1 章 総 則 第 1 条 食 塩 専 営 許 可 証 の 管 理 を 強 化 するため 食 塩 専 営 弁 法 (1996 年 国 務 院 第 197 号 令 ) 食 塩 へのヨウ 素 添 加 によるヨウ 素 欠 乏 被 害 除 去 に 関 する 管 理 条 例 (1994 年 国 務 院 第 163 号 )の 関 連 規 定 に 基 づき 本 弁 法 を 制 定 する 第 2 条 国 家 発 展 及 び 改 革 委 員 会 ( 以 下 国 家 発 展 改 革 委 と 略 称 する)は 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 であ り 食 塩 専 営 許 可 証 の 審 査 承 認 交 付 監 督 管 理 業 務 に 責 任 を 負 う 第 3 条 食 塩 専 営 許 可 証 は 以 下 の 3 種 に 分 かれる 食 塩 生 産 許 可 証 ( 指 定 食 塩 生 産 企 業 証 書 正 本 及 び 副 本 を 含 む) 食 塩 卸 売 [ 仲 卸 ( 代 理 卸 )を 含 む] 許 可 証 ( 正 本 及 び 複 本 を 含 む) 食 塩 輸 送 許 可 証 食 塩 専 営 許 可 証 は 国 家 発 展 改 革 委 が 統 一 的 に 発 注 作 成 を 行 う 第 4 条 本 弁 法 は 中 華 人 民 共 和 国 国 内 において 食 塩 生 産 卸 売 を 営 む 企 業 及 び 食 塩 輸 送 を 請 け 負 う 機 関 個 人 に 適 用 する 第 2 章 指 定 食 塩 生 産 企 業 証 書 の 管 理 第 5 条 国 は 食 塩 について 指 定 生 産 制 度 を 実 施 し 指 定 食 塩 生 産 企 業 ではない 企 業 は 食 塩 を 生 産 して はならない 第 6 条 指 定 食 塩 生 産 企 業 証 書 は 国 家 発 展 改 革 委 が 審 査 承 認 し 交 付 する 第 7 条 指 定 食 塩 生 産 企 業 証 書 の 有 効 期 限 は 3 年 である 期 限 満 了 後 経 営 を 継 続 する 場 合 再 申 請 す る 必 要 がある 第 8 条 指 定 食 塩 生 産 企 業 は 以 下 の 条 件 を 備 えていなければならない (1) 法 に 照 らして 設 立 登 記 を 行 った 公 司 であること (2) 国 の 食 塩 法 規 法 令 を 遵 守 し 国 の 計 画 に 従 って 組 織 的 に 生 産 及 び 販 売 を 行 うこと (3) 業 界 構 造 調 整 の 必 要 性 と 結 びついた 合 理 的 生 産 規 模 を 備 えていること (4) 指 定 食 塩 生 産 企 業 品 質 管 理 技 術 規 範 国 家 標 準 の 要 求 事 項 に 達 していること (5) 食 用 塩 品 質 が GB5461 国 家 標 準 に 達 していること 調 味 塩 栄 養 強 化 塩 等 の 多 品 種 食 塩 2 が 業 界 品 質 標 準 に 達 していること その 他 の 食 塩 品 種 の 品 質 が 国 の 関 連 規 定 に 合 致 していなければな

7 らない また 国 家 塩 業 界 製 品 専 門 検 査 機 構 に 申 請 して 製 品 に 対 する 抜 取 検 査 測 定 を 行 い 当 該 年 度 の 検 査 報 告 を 作 成 すること (6) 食 塩 生 産 の 合 理 的 配 置 及 び 生 産 販 売 の 基 本 バランスの 原 則 に 合 致 していること (7) 規 定 にしたがって 食 塩 生 産 販 売 統 計 報 告 書 を 申 告 すること 第 9 条 各 省 塩 業 主 管 機 構 は 指 定 食 塩 生 産 企 業 証 書 の 有 効 期 限 が 満 了 する 前 の 7 月 10 日 から 31 日 までの 間 に 集 中 的 に 生 産 企 業 の 指 定 食 塩 生 産 企 業 証 書 申 請 書 類 を 受 理 し 本 弁 法 第 8 条 に 規 定 され た 条 件 及 び 原 則 にしたがって 一 次 審 査 総 括 を 行 う 国 家 発 展 改 革 委 は 当 該 年 の 8 月 1 日 から 10 日 の 間 に 集 中 的 に 各 省 塩 業 主 管 機 構 の 申 請 書 類 を 受 理 し 申 請 書 類 を 受 領 のときから 専 門 家 を 組 織 して 指 定 食 塩 生 産 企 業 証 書 を 申 請 した 企 業 に 対 して 本 規 定 条 項 及 び 指 定 食 塩 生 産 企 業 品 質 管 理 技 術 規 範 国 家 標 準 にしたがって 審 議 検 収 を 行 う 審 議 結 果 に 基 づいて 10 営 業 日 以 内 に 指 定 食 塩 生 産 企 業 名 簿 を 確 定 し 指 定 食 塩 生 産 企 業 証 書 を 交 付 する 審 査 の 結 果 条 件 に 合 致 しない 場 合 証 書 交 付 は 行 わないが 申 請 人 に 対 して 理 由 を 説 明 しなければ ならない 第 10 条 指 定 食 塩 生 産 企 業 は 指 定 食 塩 生 産 企 業 証 書 の 有 効 期 限 内 において 変 更 が 生 じた 場 合 省 級 塩 業 主 管 機 構 から 意 見 書 に 署 名 を 受 けた 後 国 家 発 展 改 革 委 の 審 査 承 認 を 受 けなければならない 第 11 条 指 定 食 塩 生 産 企 業 は 指 定 食 塩 生 産 企 業 証 書 に 基 づき 所 轄 商 工 行 政 管 理 機 関 において 関 連 する 工 商 登 記 手 続 を 行 う 第 12 条 国 家 発 展 改 革 委 は 毎 年 組 織 的 に 指 定 食 塩 生 産 企 業 の 製 品 品 質 計 画 履 行 経 営 管 理 及 び 国 の 法 律 法 規 等 の 遵 守 状 況 について 検 査 を 行 う 第 13 条 指 定 食 塩 生 産 企 業 が 生 産 経 営 において 各 種 の 原 因 によって 本 規 定 第 8 条 の 条 件 に 達 しな い 場 合 国 家 発 展 改 革 委 は 警 告 行 うか 又 は 3 万 人 民 元 以 下 の 経 済 的 処 罰 に 処 す 情 状 が 重 い 場 合 指 定 資 格 を 取 り 消 す 第 3 章 食 塩 卸 売 許 可 証 管 理 第 14 条 国 は 食 塩 卸 売 について 卸 売 許 可 証 制 度 を 実 施 する 食 塩 卸 売 業 を 営 む 場 合 法 に 照 らして 申 請 を 行 い 食 塩 卸 売 許 可 証 を 取 得 しなければならない 食 塩 仲 卸 ( 代 理 卸 ) 業 を 営 む 場 合 食 塩 仲 卸 ( 代 理 卸 ) 許 可 証 を 取 得 しなければならない 許 可 証 を 取 得 していない 場 合 は 食 塩 卸 売 及 び 仲 卸 ( 代 理 卸 ) 業 を 営 んではならない 第 15 条 食 塩 卸 売 許 可 証 を 取 得 した 企 業 は 食 塩 卸 売 企 業 管 理 品 質 等 級 区 分 及 び 技 術 要 求 事 項 国 家 標 準 に 合 致 した 標 準 達 成 企 業 でなければならない

8 第 16 条 食 塩 卸 売 [ 仲 卸 ( 代 理 卸 )を 含 む] 許 可 証 は 省 級 塩 業 主 管 機 構 が 審 査 交 付 を 行 い 国 家 発 展 改 革 委 に 届 け 出 る 具 体 的 審 査 交 付 方 法 は 各 省 級 塩 業 主 管 機 構 が 中 華 人 民 共 和 国 行 政 許 可 法 食 塩 専 営 弁 法 食 塩 専 営 許 可 証 管 理 弁 法 及 びその 他 の 関 連 法 律 法 規 に 基 づいて 定 める 第 17 条 各 省 級 塩 業 主 管 機 構 は 食 塩 市 場 の 有 効 な 供 給 を 保 障 することを 基 礎 として 食 塩 専 営 体 系 の 実 際 の 必 要 に 役 立 つように 経 営 区 域 を 合 理 的 に 区 分 し 食 塩 卸 売 企 業 を 決 定 する 第 18 条 国 家 発 展 改 革 委 は 毎 年 各 省 食 塩 卸 売 管 理 業 務 に 対 して 組 織 的 に 検 査 を 行 う 第 4 章 食 塩 輸 送 許 可 証 管 理 第 19 条 食 塩 輸 送 を 行 う 場 合 国 家 発 展 改 革 委 が 統 一 的 に 発 給 する 食 塩 輸 送 許 可 証 を 所 持 している 必 要 がある 第 20 条 食 塩 輸 送 許 可 証 は 国 家 発 展 改 革 委 が 国 家 食 塩 計 画 にしたがって 統 一 的 に 各 関 係 省 級 塩 業 主 管 機 構 に 対 して 発 給 する 査 証 機 関 は 国 家 発 展 改 革 委 であり 発 行 機 関 は 各 関 係 省 級 塩 業 主 管 機 構 である 第 21 条 食 塩 輸 送 許 可 証 査 証 機 関 は 国 家 食 塩 計 画 にしたがって 発 給 を 行 わなければならない 発 行 機 関 は 実 情 に 応 じて 記 入 し 食 塩 輸 送 許 可 証 控 えを 適 切 に 保 管 し 検 査 に 備 えなければならない 保 管 期 間 は 1 年 である 第 22 条 食 塩 輸 送 許 可 証 は 積 荷 とともに 携 行 しなければならない 車 輌 1 台 ごとに 証 明 書 1 通 伝 票 1 通 ごとに 証 明 書 1 通 とし 1 回 限 り 有 効 である 輸 送 許 可 証 有 効 期 限 内 に 輸 送 を 完 了 することが できない 場 合 すみやかに 発 行 機 関 において 輸 送 許 可 証 を 更 新 しなければならない 第 23 条 以 下 の 状 況 の 一 がある 場 合 輸 送 許 可 証 を 所 持 せずに 輸 送 したものとみなし 関 係 省 級 塩 業 主 管 機 構 は 食 塩 専 営 弁 法 第 25 条 にしたがって 処 罰 を 行 う (1) 食 塩 輸 送 許 可 証 を 繰 り 返 し 使 用 した 場 合 (2) 輸 送 許 可 証 に 規 定 された 数 量 を 超 えた 部 分 (3) 期 限 切 れ 改 竄 コピー 偽 造 食 塩 輸 送 許 可 証 を 使 用 した 場 合 (4) 販 売 地 域 が 輸 送 許 可 証 に 規 定 された 仕 向 地 でない 等 伝 票 と 許 可 証 が 合 致 しない 場 合 (5) 食 塩 輸 送 許 可 証 を 所 持 せずに 食 塩 を 輸 送 するその 他 の 行 為 第 5 章 附 則 第 24 条 各 級 塩 業 主 管 機 構 が 食 塩 専 営 許 可 証 の 交 付 業 務 を 行 う 場 合 いかなる 費 用 も 受 け 取 っては ならない

9 第 25 条 本 弁 法 は 公 布 の 日 から 施 行 する 1: 専 営 とは 生 産 などを 政 府 の 計 画 によって 統 一 的 に 行 うために その 取 り 扱 いを 専 営 許 可 証 のある 業 者 に 限 定 させること 2: 多 品 種 食 塩 とは 食 塩 に 人 体 に 有 効 な 微 量 元 素 や 調 味 料 を 添 加 したもの 又 は 食 塩 に 更 に 加 工 を 行 ったもの 又 は 食 塩 に 更 に 加 工 を 行 ったもの 交 付 日 2006 年 4 月 28 日 交 付 機 関 国 家 発 展 改 革 委 員 会 第 45 号

10 食 塩 価 格 管 理 弁 法 第 1 条 食 塩 価 格 行 為 を 規 格 化 し 消 費 者 及 び 経 営 者 の 合 法 的 権 益 を 擁 護 し 塩 業 の 健 全 な 発 展 を 促 進 するため 中 華 人 民 共 和 国 価 格 法 及 び 食 塩 独 占 営 業 弁 法 等 の 関 連 法 律 行 政 法 規 に 基 づき 本 弁 法 を 制 定 する 第 2 条 中 華 人 民 共 和 国 国 内 で 発 生 する 食 塩 の 価 格 行 為 はすべて 本 弁 法 を 遵 守 しなければならない 第 3 条 本 弁 法 に 言 う 食 塩 とは 直 接 食 用 する 塩 及 び 食 品 製 造 に 用 いられる 塩 を 言 う 第 4 条 食 塩 価 格 は 食 塩 生 産 や 取 次 販 売 の 分 野 ごとの 食 塩 の 出 荷 価 格 卸 売 価 格 ( 生 産 地 区 卸 売 価 格 及 び 販 売 地 区 卸 売 価 格 を 含 む 以 下 同 じ) 及 び 小 売 価 格 に 基 づいて 政 府 による 価 格 決 定 を 実 施 す る 第 5 条 食 塩 価 格 は 統 一 指 導 段 階 別 管 理 を 実 施 する 国 務 院 価 格 主 管 部 門 は 食 塩 の 出 荷 価 格 卸 売 価 格 を 決 定 又 は 調 整 する 責 任 を 負 う 省 自 治 区 直 轄 市 価 格 主 管 部 門 は 食 塩 小 売 価 格 及 び 小 型 包 装 費 用 標 準 を 決 定 又 は 調 整 する 第 6 条 食 塩 価 格 を 決 定 又 は 調 整 する 場 合 食 塩 生 産 経 営 の 社 会 的 平 均 コストを 基 礎 とし 生 産 経 営 条 件 の 違 い 食 塩 品 種 等 級 の 違 い 消 費 者 特 に 辺 境 地 区 住 民 の 価 格 受 入 能 力 隣 接 地 区 価 格 との 関 連 等 の 要 素 を 考 慮 に 入 れなければならない 第 7 条 出 荷 価 格 とは 指 定 食 塩 生 産 企 業 が 大 型 包 装 食 塩 を 販 売 する 際 の 税 込 価 格 をいい 食 塩 生 産 環 境 において 発 生 するコスト( 製 造 コスト 及 び 期 間 原 価 を 含 む) 利 益 税 金 等 からなる 第 8 条 生 産 地 区 卸 売 価 格 とは 国 の 食 塩 分 配 割 当 計 画 にしたがって 食 塩 生 産 地 区 から 食 塩 販 売 地 区 に 対 して 食 塩 を 割 り 当 てる 際 の 税 込 価 格 を 言 い 出 荷 価 格 及 び 生 産 地 区 食 塩 割 当 過 程 において 発 生 する 割 当 費 用 税 金 等 からなる 割 当 費 用 には 短 距 離 運 賃 積 降 費 用 プラットフォーム 埠 頭 費 用 及 び 管 理 費 等 を 含 む 第 9 条 販 売 地 区 卸 売 価 格 とは 食 塩 卸 売 企 業 又 はその 委 託 を 受 けた 仲 卸 代 理 機 関 が 小 売 機 関 又 は 食 品 加 工 機 関 に 食 塩 を 販 売 する 際 の 税 込 価 格 を 言 い 出 荷 価 格 又 は 生 産 地 区 卸 売 価 格 及 び 卸 売 環 境 にお いて 発 生 するコスト( 経 営 費 用 及 び 期 間 原 価 を 含 む) 税 金 利 益 等 からなる 国 の 規 定 にしたがって 納 付 されたヨウ 素 塩 基 金 は 卸 売 環 境 のコストに 組 み 込 まれる

11 第 10 条 食 塩 生 産 卸 売 環 境 の 利 益 コスト 率 は 社 会 の 平 均 的 利 益 率 レベル 塩 業 界 発 展 の 必 要 性 及 び 住 民 の 価 格 受 入 能 力 等 の 状 況 に 基 づき 国 務 院 価 格 主 管 部 門 が 別 途 決 定 する 第 11 条 小 型 包 装 食 塩 の 出 荷 価 格 卸 売 価 格 は それぞれ 同 類 の 大 型 包 装 食 塩 の 出 荷 価 格 卸 売 価 格 を 基 礎 として 小 型 包 装 費 用 を 加 えて 決 定 する 小 型 包 装 費 用 標 準 は 小 型 包 装 袋 偽 造 防 止 標 識 外 包 装 物 の 購 入 コスト 及 び 小 分 け 包 装 コスト 税 金 利 益 等 からなる 小 型 包 装 利 益 コスト 率 は 15% 以 内 に 抑 えられなければならず ロス 率 は 3%を 超 えてはならない 第 12 条 食 塩 小 売 価 格 とは 食 塩 の 小 売 市 場 における 最 終 販 売 価 格 を 言 い 卸 売 価 格 に 卸 売 価 格 と 小 売 価 格 の 差 を 加 える 方 式 で 決 定 される 卸 売 価 格 と 小 売 価 格 の 差 は 20% 以 内 に 抑 えられなければな らない 第 13 条 食 塩 小 売 価 格 を 決 定 又 は 調 整 する 場 合 辺 境 地 区 住 民 の 価 格 受 入 能 力 を 十 分 考 慮 に 入 れな ければならず 同 品 種 の 食 塩 については 原 則 として 全 省 ( 自 治 区 直 轄 市 ) 統 一 小 売 価 格 を 実 施 する 第 14 条 大 型 包 装 食 塩 出 荷 価 格 卸 売 価 格 を 決 定 又 は 調 整 する 場 合 食 塩 経 営 者 は 所 在 地 の 省 自 治 区 直 轄 市 価 格 主 管 部 門 に 対 して 書 面 による 提 案 を 提 出 し 省 自 治 区 直 轄 市 価 格 主 管 部 門 の 審 査 を 受 けた 後 国 務 院 価 格 主 管 部 門 の 承 認 を 受 けなければならない 審 査 報 告 には 以 下 の 内 容 を 含 ん でいなければならない (1) 食 塩 生 産 取 次 販 売 企 業 の 直 近 3 年 間 の 生 産 経 営 コスト 及 び 経 営 状 況 (2) 価 格 を 決 定 又 は 調 整 する 具 体 的 方 法 及 びその 主 な 理 由 (3) 食 塩 生 産 取 次 販 売 企 業 及 びその 他 の 分 野 の 意 見 (4) 売 関 連 地 区 のある 省 自 治 区 直 轄 市 価 格 主 管 部 門 との 間 でとりまとめた 意 見 (5)その 他 説 明 が 必 要 な 状 況 塩 の 生 産 取 次 販 売 コストに 大 きな 変 化 が 生 じ 価 格 矛 盾 が 顕 著 になり 社 会 各 界 の 反 応 が 大 きい 場 合 国 務 院 価 格 主 管 部 門 は 大 型 包 装 食 塩 出 荷 価 格 卸 売 価 格 を 直 接 調 整 することができる 第 15 条 食 塩 経 営 者 が 大 型 包 装 食 塩 出 荷 価 格 卸 売 価 格 を 決 定 又 は 調 整 するよう 求 める 書 面 による 提 案 の 内 容 形 式 及 び 食 塩 小 売 価 格 小 型 包 装 費 用 標 準 を 決 定 又 は 調 整 する 手 続 具 体 的 要 求 事 項 に ついては 省 自 治 区 直 轄 市 価 格 主 管 部 門 は 当 該 地 区 の 実 情 に 基 づいて 別 途 規 定 する 第 16 条 政 府 価 格 主 管 部 門 は 食 塩 価 格 を 決 定 若 しくは 調 整 するための 審 査 報 告 又 は 書 面 による 申 請 を 受 け 取 った 後 30 営 業 日 以 内 に 価 格 を 決 定 又 は 調 整 するかどうかの 決 定 を 下 す

12 第 17 条 食 塩 価 格 を 決 定 又 は 調 整 する 場 合 コスト 調 査 を 行 い 消 費 者 及 び 食 塩 経 営 者 等 関 係 者 の 意 見 を 聴 取 しなければならない 食 塩 経 営 者 はありのままに 状 況 を 報 告 し 関 連 財 務 諸 表 帳 簿 及 び 関 連 資 料 を 提 出 しなければならない 第 18 条 指 定 食 塩 生 産 卸 売 企 業 は 毎 年 4 月 末 までに 省 自 治 区 直 轄 市 価 格 主 管 部 門 に 対 して 前 年 度 の 生 産 経 営 コスト 及 びその 他 関 連 資 料 を 申 告 しなければならない 第 19 条 経 営 者 は 以 下 の 行 為 を 行 ってはならない (1) 実 際 の 実 行 価 格 を 政 府 決 定 価 格 を 超 え 又 はそれに 満 たないものとすること (2) 無 断 で 政 府 決 定 価 格 の 実 施 を 繰 上 げ 又 は 遅 らせること (3) 無 断 で 食 塩 価 格 を 決 定 すること (4) 本 弁 法 に 違 反 するその 他 の 行 為 第 20 条 経 営 者 が 本 弁 法 の 規 定 に 違 反 した 場 合 価 格 主 管 部 門 は 中 華 人 民 共 和 国 価 格 法 及 び 価 格 違 法 行 為 行 政 処 罰 規 定 等 に 基 づいて 処 罰 を 行 う 第 21 条 各 級 価 格 主 管 部 門 又 はその 関 係 部 門 が 本 弁 法 の 規 定 に 違 反 し 価 格 決 定 権 限 又 は 範 囲 を 超 えて 食 塩 価 格 を 決 定 調 整 したり 政 府 決 定 価 格 を 実 施 しなかったり 繰 上 げ 又 は 遅 らせた 場 合 改 めるよう 命 じ 譴 責 を 行 う 直 接 責 任 者 及 びその 他 の 責 任 者 については 関 連 部 門 に 対 して 行 政 処 分 を 行 うよう 申 請 する 第 22 条 多 品 種 食 塩 及 び(ハム ソーセージ 用 )ケーシング 加 工 用 塩 の 出 荷 価 格 卸 売 価 格 につい ては 国 務 院 価 格 主 管 部 門 が 省 自 治 区 直 轄 市 価 格 主 管 部 門 に 本 弁 法 に 基 づいて 決 定 又 は 調 整 を 行 うよう 委 任 する 漁 業 及 び 牧 畜 用 塩 に 本 弁 法 を 適 用 し 省 自 治 区 直 轄 市 価 格 主 管 部 門 が 価 格 を 決 定 又 は 調 整 する 第 23 条 省 自 治 区 直 轄 市 価 格 主 管 部 門 が 食 塩 小 売 価 格 小 型 包 装 費 用 標 準 及 び 複 数 品 種 食 塩 ケーシング 加 工 用 塩 漁 業 用 塩 牧 畜 用 塩 の 価 格 を 決 定 又 は 調 整 する 場 合 公 布 実 施 の 15 営 業 日 前 までに 国 務 院 価 格 主 管 部 門 に 申 告 しなければならない 第 24 条 輸 出 食 塩 の 価 格 は 経 営 者 が 自 ら 決 定 する 第 25 条 本 弁 法 は 国 家 発 展 計 画 委 員 会 が 解 釈 責 任 を 負 う 第 26 条 本 弁 法 は 2003 年 7 月 1 日 から 実 施 する

13 交 付 日 2003 年 1 月 3 日 交 付 機 関 国 家 発 展 計 画 委 員 会 第 27 号

14 食 塩 へのヨウ 素 添 加 によるヨウ 素 欠 乏 被 害 除 去 に 関 する 管 理 条 例 第 1 章 総 則 第 1 条 ヨウ 素 欠 乏 被 害 を 除 去 し 市 民 の 身 体 的 健 康 を 保 護 するため 本 条 例 を 制 定 する 第 2 条 ヨウ 素 欠 乏 被 害 とは 環 境 にヨウ 素 が 欠 乏 するために 市 民 のヨウ 素 摂 取 不 足 によって 引 き 起 こされる 地 方 病 性 甲 状 腺 腫 地 方 病 性 クレチン 症 及 び 児 童 の 知 的 発 育 に 対 する 潜 在 的 損 傷 を 言 う 第 3 条 国 はヨウ 素 欠 乏 被 害 除 去 に 対 して 長 期 的 なヨウ 素 添 加 食 塩 ( 以 下 ヨウ 素 塩 と 略 称 する) の 供 給 を 主 とした 総 合 的 予 防 措 置 を 講 じる 第 4 条 国 務 院 衛 生 行 政 部 門 はヨウ 素 欠 乏 被 害 予 防 及 びヨウ 素 塩 の 衛 生 監 督 管 理 業 務 に 責 任 を 負 う 国 務 院 が 権 限 を 付 与 した 塩 業 主 管 機 構 ( 以 下 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 と 略 称 する)は 全 国 のヨウ 素 塩 加 工 市 場 供 給 の 監 督 管 理 業 務 に 責 任 を 負 う 第 5 条 各 級 人 民 政 府 は 食 塩 へのヨウ 素 添 加 によるヨウ 素 欠 乏 被 害 除 去 業 務 を 当 該 地 区 国 民 経 済 及 び 社 会 発 展 計 画 に 組 み 込 み 組 織 的 に 実 施 しなければならない 県 級 以 上 の 人 民 政 府 関 係 部 門 は 責 任 分 担 に 応 じて 密 接 に 協 力 し ともに 食 塩 へのヨウ 素 添 加 によ るヨウ 素 欠 乏 被 害 除 去 業 務 を 行 わなければなければならない 第 6 条 国 は 食 塩 へのヨウ 素 添 加 によるヨウ 素 欠 乏 被 害 除 去 分 野 における 科 学 研 究 及 び 先 進 技 術 推 進 業 務 を 奨 励 し 支 持 する 食 塩 へのヨウ 素 添 加 によるヨウ 素 欠 乏 被 害 除 去 業 務 において 顕 著 な 成 績 を 収 めた 機 関 及 び 個 人 に 対 して 報 奨 を 与 える 第 2 章 ヨウ 素 塩 の 加 工 輸 送 及 び 貯 蔵 第 7 条 ヨウ 素 塩 加 工 に 従 事 する 塩 業 企 業 は 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 によって 指 定 され 同 級 人 民 政 府 衛 生 行 政 部 門 の 衛 生 許 可 を 取 得 して 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 の 承 認 を 得 なければ ならない 第 8 条 ヨウ 素 塩 加 工 に 用 いられる 食 塩 及 びヨウ 素 酸 カリウムは 国 の 衛 生 標 準 に 合 致 していなけれ ばならない ヨウ 素 塩 中 のヨウ 素 酸 カリウム 添 加 量 は 国 務 院 衛 生 行 政 部 門 が 決 定 する 第 9 条 ヨウ 素 塩 出 荷 前 には 品 質 検 査 を 行 わなければならず 規 定 含 有 量 標 準 に 達 していないヨウ 素 塩 を 出 荷 してはならない

15 第 10 条 ヨウ 素 塩 は 出 荷 前 に 包 装 を 行 わなければならない ヨウ 素 塩 の 包 装 には 明 確 な 標 識 を 付 け 加 工 企 業 名 所 在 地 ヨウ 素 添 加 量 ロット 番 号 製 造 日 及 び 保 管 方 法 等 の 説 明 が 添 えられていなけ ればならない 第 11 条 ヨウ 素 塩 を 国 の 重 点 輸 送 物 資 とする 鉄 道 交 通 部 門 は 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 が 申 告 した 年 度 月 度 輸 送 計 画 にしたがって 計 画 通 りに 輸 送 しなければならない ヨウ 素 塩 の 輸 送 手 段 及 び 積 卸 手 段 は 衛 生 要 求 事 項 に 合 致 していなければならず 有 毒 有 害 物 質 との 同 時 積 載 同 時 保 管 をしてはならない 第 12 条 ヨウ 素 塩 卸 売 業 を 営 む 企 業 及 び 交 通 が 不 便 な 地 区 においてヨウ 素 塩 小 売 業 を 営 む 機 関 及 び 個 人 は 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 の 規 定 にしたがって 合 理 的 なヨウ 素 塩 在 庫 量 を 保 持 しなければならない ヨウ 素 塩 及 び 非 ヨウ 素 塩 は 貯 蔵 場 所 において 倉 庫 を 分 けて 保 管 するか 又 は 場 所 を 分 けて 保 管 し 直 射 日 光 を 防 止 し 乾 燥 安 全 衛 生 を 保 たなければならない 第 13 条 ヨウ 素 剤 の 仕 入 費 用 及 び 塩 業 企 業 においてヨウ 素 添 加 のために 生 じる 各 種 費 用 には 国 の 関 連 規 定 を 適 用 する 第 3 章 ヨウ 素 塩 の 供 給 第 14 条 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 衛 生 行 政 部 門 はヨウ 素 欠 乏 地 区 ( 以 下 ヨウ 素 欠 乏 地 区 と 言 う)の 範 囲 を 確 定 することに 責 任 を 負 い 当 該 級 人 民 政 府 の 承 認 を 得 て 国 務 院 衛 生 行 政 部 門 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 に 届 出 を 行 う 第 15 条 国 は 優 先 的 にヨウ 素 欠 乏 地 区 住 民 へのヨウ 素 塩 供 給 を 保 証 する 高 ヨウ 素 地 区 を 除 いて 徐 々に 全 人 民 に 対 してヨウ 素 塩 供 給 を 実 施 する 経 済 区 域 と 行 政 区 域 が 一 致 しないヨウ 素 欠 乏 地 区 に 対 しては 塩 業 輸 送 販 売 ルートにしたがって 組 織 的 にヨウ 素 塩 供 給 を 行 わなければならない ヨウ 素 欠 乏 地 区 において 生 産 販 売 される 食 品 及 び 副 食 品 であって 食 用 塩 を 添 加 する 必 要 がある ものは すべてヨウ 素 塩 を 使 用 しなければならない 第 16 条 ヨウ 素 欠 乏 地 区 において 販 売 されるヨウ 素 塩 は 規 定 されたヨウ 素 含 有 量 に 達 していなけれ ばならず 非 ヨウ 素 塩 及 び 不 適 格 ヨウ 素 塩 がヨウ 素 欠 乏 地 区 の 食 用 塩 市 場 に 入 ることを 禁 止 する 一 時 的 にヨウ 素 塩 を 供 給 できないヨウ 素 欠 乏 地 区 に 対 しては 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 の 承 認 を 得 て 一 時 的 に 非 ヨウ 素 塩 を 供 給 してもよい 但 し 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 衛 生 行 政 部 門 は その 他 のヨウ 素 補 充 による 予 防 措 置 を 講 じなければならない

16 ヨウ 素 欠 乏 地 区 の 季 節 的 家 内 工 業 農 業 副 業 建 設 業 にとって 必 要 な 非 ヨウ 素 塩 及 び 非 食 用 塩 は 県 以 上 の 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 が 組 織 的 に 供 給 する 第 17 条 ヨウ 素 塩 卸 売 業 を 営 む 企 業 については 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 が 審 査 を 行 う ヨウ 素 塩 卸 売 企 業 は 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 が 承 認 したヨウ 素 塩 加 工 企 業 から 仕 入 れを 行 わなければ ならない ヨウ 素 塩 小 売 業 を 営 む 機 関 及 び 個 人 は ヨウ 素 塩 卸 売 企 業 から 仕 入 れを 行 わなければなら ず 承 認 を 得 ていない 機 関 及 び 個 人 からヨウ 素 塩 を 購 入 してはならない 第 18 条 ヨウ 素 塩 卸 売 企 業 がヨウ 素 塩 加 工 企 業 からヨウ 素 塩 を 仕 入 れる 場 合 ヨウ 素 添 加 証 明 書 を 求 めなければならず ヨウ 素 塩 加 工 企 業 は 提 供 を 保 証 しなければならない 第 19 条 ヨウ 素 塩 小 売 機 関 が 販 売 するヨウ 素 塩 は 小 型 包 装 でなければならず 本 条 例 の 関 連 規 定 に 合 致 していなければならない ヨウ 素 塩 小 売 管 理 弁 法 は 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 が 実 情 に 基 づ いて 制 定 する 第 20 条 疾 病 を 予 防 するため ヨウ 素 塩 中 に 同 時 にその 他 の 栄 養 強 化 剤 又 は 薬 物 を 添 加 する 場 合 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 衛 生 行 政 部 門 塩 業 主 管 機 構 の 承 認 を 得 同 時 に 販 売 範 囲 を 明 確 にしな ければならない 疾 病 を 治 療 するため ヨウ 素 塩 を 食 用 すべきでない 場 合 所 轄 県 級 人 民 政 府 衛 生 行 政 部 門 が 指 定 し た 医 療 機 関 が 発 行 した 証 明 書 を 持 参 し 所 轄 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 が 指 定 した 機 関 において 非 ヨウ 素 塩 を 購 入 しなければならない 第 4 章 監 督 及 び 管 理 第 21 条 県 級 以 上 の 地 方 各 級 人 民 政 府 衛 生 行 政 部 門 は 当 該 地 区 における 食 塩 へのヨウ 素 添 加 による ヨウ 素 欠 乏 被 害 除 去 に 対 する 衛 生 監 督 及 びヨウ 素 塩 の 衛 生 監 督 並 びに 予 防 効 果 評 価 に 責 任 を 負 う 県 級 以 上 の 地 方 各 級 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 は 当 該 地 区 のヨウ 素 塩 加 工 市 場 供 給 に 対 する 監 督 管 理 に 責 任 を 負 う 第 22 条 県 級 以 上 の 各 級 人 民 政 府 衛 生 行 政 部 門 は 国 の 規 定 にしたがって ヨウ 素 酸 カリウム 製 造 企 業 及 びヨウ 素 塩 加 工 経 営 機 関 に 対 してサンプリングを 行 い 衛 生 監 視 に 関 する 資 料 の 提 出 を 求 める 権 利 を 有 し いかなる 機 関 及 び 個 人 も 拒 否 隠 匿 又 は 虚 偽 資 料 の 提 出 をしてはならない 第 23 条 衛 生 監 督 担 当 者 が 衛 生 監 督 監 視 を 実 施 する 場 合 自 ら 衛 生 行 政 部 門 が 発 行 した 監 督 証 明 書 を 提 示 しなければならない 塩 業 行 政 担 当 者 が 職 務 を 行 う 場 合 自 ら 塩 業 主 管 機 構 が 発 行 した 証 明 書 を 提 示 しなければならない

17 第 5 章 罰 則 第 24 条 本 条 例 の 規 定 に 違 反 し 無 断 でヨウ 素 塩 加 工 企 業 を 創 業 し 又 は 無 許 可 でヨウ 素 塩 卸 売 業 を 営 んだ 場 合 県 級 以 上 の 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 はヨウ 素 塩 加 工 又 は 卸 売 を 停 止 するよう 命 じ すべ てのヨウ 素 塩 及 び 違 法 所 得 を 没 収 し 当 該 塩 製 品 の 価 値 の 3 倍 以 下 の 罰 金 を 併 課 することができる 第 25 条 ヨウ 素 塩 の 加 工 企 業 卸 売 企 業 が 本 条 例 の 規 定 に 違 反 し 不 適 格 ヨウ 素 塩 の 加 工 卸 売 を 行 った 場 合 県 級 以 上 の 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 は 販 売 停 止 を 命 じ 責 任 者 に 対 して 国 が 規 定 した 標 準 にしたがって 食 塩 に 対 してヨウ 素 を 補 充 するよう 命 じ 違 法 所 得 を 没 収 し 当 該 塩 製 品 の 価 値 の 3 倍 以 下 の 罰 金 を 併 科 することができる 情 状 が 重 い 場 合 加 工 企 業 に 対 して 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 は 国 務 院 塩 業 主 管 機 構 の 承 認 を 得 て そのヨウ 素 塩 加 工 資 格 を 取 り 消 す 卸 売 企 業 に 対 しては 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 はそのヨウ 素 塩 卸 売 資 格 を 取 り 消 す 第 26 条 本 条 例 の 規 定 に 違 反 し ヨウ 素 欠 乏 地 区 の 食 用 塩 市 場 において 不 適 格 ヨウ 素 塩 を 販 売 し 又 は 無 断 で 非 ヨウ 素 塩 を 販 売 した 場 合 県 級 以 上 の 人 民 政 府 塩 業 主 管 機 構 はその 経 営 するすべての 塩 製 品 及 び 違 法 所 得 を 没 収 し 当 該 塩 製 品 価 値 の 3 倍 以 下 の 罰 金 を 併 課 することができる 情 状 が 重 く 犯 罪 を 構 成 する 場 合 法 に 照 らして 刑 事 責 任 を 追 及 する 第 27 条 本 条 例 の 規 定 に 違 反 し ヨウ 素 塩 の 加 工 輸 送 取 扱 の 過 程 において 国 の 衛 生 標 準 に 合 致 しなかった 場 合 県 級 以 上 の 人 民 政 府 衛 生 行 政 部 門 は 責 任 者 に 対 して 改 めるよう 命 じ 当 該 塩 製 品 価 値 の 3 倍 以 下 の 罰 金 を 併 課 することができる 第 28 条 本 条 例 の 規 定 に 違 反 し ヨウ 素 塩 出 荷 の 際 に 包 装 を 行 わなかった 場 合 又 は 包 装 が 国 の 衛 生 標 準 に 合 致 しなかった 場 合 県 級 以 上 の 人 民 政 府 衛 生 行 政 部 門 は 改 めるよう 命 じ 当 該 塩 製 品 の 価 値 の 3 倍 以 下 の 罰 金 を 併 課 することができる 第 29 条 本 条 例 の 規 定 に 違 反 し ヨウ 素 欠 乏 地 区 において 生 産 販 売 する 食 品 及 び 副 食 品 中 に 非 ヨ ウ 素 塩 を 添 加 した 場 合 県 級 以 上 の 人 民 政 府 衛 生 行 政 部 門 は 改 めるよう 命 じ 違 法 所 得 を 没 収 し 当 該 製 品 の 価 値 の 1 倍 以 下 の 罰 金 を 併 課 することができる 第 6 章 附 則 第 30 条 牧 畜 用 塩 に 本 条 例 を 適 用 する 第 31 条 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 は 本 条 例 に 基 づいて 実 施 弁 法 を 制 定 することができる

18 第 32 条 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 衛 生 行 政 部 門 塩 業 主 管 機 構 がヨウ 素 塩 を 供 給 すべき 非 ヨウ 素 欠 乏 地 区 と 決 定 した 地 区 に 対 して 本 条 例 第 15 条 第 2 款 第 3 款 及 び 第 16 条 第 1 款 第 3 款 の 規 定 を 適 用 する 第 33 条 本 条 例 は 1994 年 10 月 1 日 から 施 行 する 1979 年 12 月 21 日 に 国 務 院 が 回 覧 伝 達 した 食 塩 へのヨウ 素 添 加 による 地 方 病 性 甲 状 腺 腫 予 防 暫 定 弁 法 は 同 時 に 廃 止 する 公 告 日 1994 年 8 月 23 日 公 告 機 関 国 務 院 第 163 号

19 中 華 人 民 共 和 国 国 家 標 準 GB 食 用 塩 (Edible salt) 序 文 本 標 準 は GB 食 用 塩 に 対 する 修 正 である 本 標 準 はГOCT 食 用 塩 と 同 等 に 採 用 するものではない 本 標 準 には 白 度 及 び 化 学 指 標 の 湿 量 基 準 百 分 率 による 計 算 を 追 加 し 我 が 国 食 用 塩 の 生 産 原 料 生 産 工 程 及 び 製 品 品 質 の 状 況 に 合 わせて 衛 生 指 標 の 制 限 量 を 規 定 した 本 標 準 は 修 正 によって 普 通 塩 並 びに 粉 砕 洗 浄 塩 及 び 天 日 塩 の 三 級 品 を 削 除 し ヨウ 素 酸 カリウム 粒 度 白 度 及 び 一 部 化 学 成 分 指 標 を 調 整 した 本 標 準 は 実 施 の 日 から 同 時 に GB と 差 し 替 える 本 標 準 は 国 家 軽 工 業 局 によって 提 出 された 本 標 準 は 全 国 海 湖 塩 標 準 化 中 心 が 管 轄 し 解 釈 責 任 を 負 う 本 標 準 起 草 機 関 は 全 国 海 湖 塩 標 準 化 中 心 全 国 井 鉱 塩 標 準 化 中 心 である 本 標 準 の 主 要 起 草 人 は 劉 志 達 陳 素 娟 張 能 君 王 志 斌 付 淑 英 である 本 標 準 は 1985 年 10 月 に 第 1 回 公 布 を 行 い 1992 年 6 月 に 第 1 回 修 正 を 行 い 1999 年 12 月 に 第 2 回 修 正 を 行 った 1 範 囲 本 標 準 は 食 用 塩 の 技 術 要 求 事 項 試 験 方 法 検 査 規 則 及 び 包 装 マーク 輸 送 貯 蔵 について 規 定 した 本 標 準 は 食 用 の 精 製 塩 粉 砕 洗 浄 塩 及 び 天 日 塩 に 適 用 する 2 引 用 標 準 以 下 の 標 準 に 含 まれる 条 文 は 本 標 準 中 に 引 用 されることによって 本 標 準 の 条 文 を 構 成 する 本 標 準 出 版 の 際 に 示 された 版 すべてを 有 効 とする すべての 標 準 は 修 正 される 可 能 性 があり 本 標 準 を 使 用 する 各 当 事 者 は 以 下 の 標 準 の 最 新 版 を 使 用 する 可 能 性 を 検 討 しなければならない GB/T 化 学 試 薬 滴 定 分 析 ( 容 量 分 析 ) 用 標 準 溶 液 の 調 製 GB/T 化 学 試 薬 不 純 物 測 定 用 標 準 溶 液 の 調 製 GB/T 化 学 試 薬 試 験 方 法 において 用 いられる 製 剤 及 び 製 品 の 調 製 GB/T 分 析 実 験 室 用 水 規 格 及 び 試 験 方 法 GB 食 品 ラベル 汎 用 標 準 GB/T 製 塩 工 業 主 要 製 品 サンプリング 方 法 GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 粒 度 の 測 定 GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 白 度 の 測 定

20 GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 水 分 の 測 定 GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 水 不 溶 物 の 測 定 GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 塩 素 イオンの 測 定 GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 カルシウム 及 びマグネシウムイオンの 測 定 GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 ヨウ 素 イオンの 測 定 GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 硫 酸 根 イオンの 測 定 GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 鉛 イオンの 測 定 ( 光 度 法 ) GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 フェロシアン 化 カリウムの 測 定 GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 フッ 素 イオンの 測 定 GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 バリウムイオンの 測 定 GB/T 製 塩 工 業 汎 用 試 験 方 法 ヒ 素 イオンの 測 定 3 製 品 分 類 食 用 塩 は 結 晶 体 塩 化 ナトリウムであり 食 用 に 用 いられる 食 用 塩 はその 生 産 及 び 加 工 方 法 によって 精 製 塩 粉 砕 洗 浄 塩 天 日 塩 に 分 けられる その 等 級 に 応 じて 優 良 一 級 二 級 に 分 けられる 分 子 式 :NaCl 分 子 量 :53.44(1997 年 国 際 原 子 量 表 による) 4 技 術 要 求 事 項 4.1 官 能 指 標 : 白 色 塩 辛 い 無 異 臭 明 らかに 塩 と 無 関 係 の 外 来 異 物 がない

21 4.2 理 化 学 指 標 は 表 1 の 規 定 に 合 致 していなければならない 表 1 指 標 精 製 塩 粉 砕 洗 浄 塩 天 日 塩 優 良 一 級 二 級 一 級 二 級 一 級 二 級 白 度 度 物 理 指 標 粒 度 % 0.15~0.85mm 0.5~2.5mm 0.5~ 2.5mm 1.0~ 3.5mm 化 学 指 標 ( 湿 量 基 準 ) % 塩 化 ナトリウム 水 分 水 不 溶 物 水 溶 性 不 純 物 鉛 (Pb で 計 算 ) 1.0 衛 生 指 標 mg/kg ヒ 素 (As で 計 算 ) 0.5 フッ 素 (F で 計 算 ) 5.0 バリウム(Ba で 計 算 ) 1) 15.0 ヨウ 素 酸 カリ ウム ヨウ 素 (I で 計 算 ) 35±15(20~50) mg/kg アンチ ケーキ フェロシアン 化 カリウ ング 剤 ム([Fe(CN6)] 4- で 計 算 ) 10.0 mg/kg 1)この 項 は 天 然 のバリウム 含 有 にがり 水 を 原 料 として 得 られた 食 用 塩 のみに 限 って 測 定 する 5 試 験 方 法 本 方 法 に 用 いられる 試 薬 及 び 水 は その 他 の 要 求 事 項 が 注 記 されていない 場 合 すべて 分 析 純 試 薬 及 び GB/T 6682 に 規 定 された 三 級 水 を 指 す 試 験 において 必 要 とされる 標 準 溶 液 不 純 物 標 準 溶 液 製 剤 及 び 製 品 は その 他 の 要 求 事 項 が 注 記 されていない 場 合 すべて GB/T 601 GB/T 602 GB/T 603 の 規 定 にしたがって 調 製 する 5.1 粒 度 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.2 白 度 の 測 定

22 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.3 水 分 含 有 量 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.4 水 不 溶 物 含 有 量 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.5 塩 素 イオン 含 有 量 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.6 カルシウムイオン 含 有 量 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.7 マグネシウムイオン 含 有 量 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.8 硫 酸 根 イオン 含 有 量 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.9 ヨウ 素 イオン 含 有 量 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.10 鉛 イオン 制 限 量 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.11 ヒ 素 イオン 制 限 量 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.12 バリウムイオン 制 限 量 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.13 フッ 素 イオン 制 限 量 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.14 フェロシアン 化 カリウム 制 限 量 の 測 定 GB/T の 規 定 にしたがって 行 う 5.15 塩 化 ナトリウム 及 び 水 溶 性 不 純 物 成 分 の 計 算 及 び 測 定 結 果 の 検 査 上 記 各 測 定 結 果 によって 食 用 塩 サンプルに 含 まれる 各 種 イオンの 百 分 率 含 有 量 を 得 その 後 表 2 に 注 記 された 番 号 順 に 化 合 物 成 分 を 計 算 する 計 算 した 硫 酸 カルシウム 硫 酸 マ 表 2 陽 イオン カルシウムイオン マグネシウムイオン ナトリウムイオン 陰 イオン (Ca 2+ ) (Mg 2+ ) (Na + ) 硫 酸 塩 (SO4 2- ) (1) 硫 酸 カルシウム (2) 硫 酸 マグネシウム (3) 硫 酸 ナトリウム 塩 素 イオン(Cl - ) (4) 塩 化 カルシウム (5) 塩 化 マグネシウム (6) 塩 化 ナトリウム グネシウム 硫 酸 ナトリウム 塩 化 カルシウム 塩 化 マグネシウムの 和 は 水 溶 性 不 純 物 含 有 量 であり それ 以 外 の 塩 素 イオンは 塩 化 ナトリウム 含 有 量 と 計 算 される

23 番 号 順 で 計 算 する 際 ある 種 の 化 合 物 について 陰 イオン 又 は 陽 イオンが 存 在 しないために 成 り 立 た ない 場 合 以 下 の 番 号 順 に 補 充 計 算 を 行 い 計 算 結 果 は 小 数 以 下 第 3 位 まで 求 め 第 2 位 までを 取 る 検 査 で 得 られた 化 合 物 百 分 率 の 総 和 に 水 不 溶 物 水 分 ( 蒸 発 による 重 量 喪 失 に 残 留 結 晶 水 を 加 えた もの 又 は 600 燃 焼 灰 化 測 定 値 )の 和 を 加 えて 99.50%~100.40%となる 場 合 分 析 データが 成 立 す ると 考 えられる 食 用 塩 を 140 で 燃 焼 乾 燥 させた 後 その 残 留 結 晶 水 について 硫 酸 カルシウムが 2 分 の 1 個 の 結 晶 水 を 含 み 硫 酸 マグネシウムが 1 個 の 結 晶 水 を 含 み 塩 化 マグネシウムが 2 個 の 結 晶 水 を 含 み 塩 化 カルシウムが 2 個 の 結 晶 水 を 含 むこととして 計 算 する 食 用 塩 を 110 で 燃 焼 乾 燥 させた 後 その 残 留 結 晶 水 について 硫 酸 カルシウムが 2 分 の 1 個 の 結 晶 水 を 含 み 硫 酸 マグネシウムが 2 個 の 結 晶 水 を 含 み 塩 化 マグネシウムが 4 個 の 結 晶 水 を 含 み 塩 化 カルシウムが 2 個 の 結 晶 水 を 含 むこととし て 計 算 する 6 検 査 規 則 6.1 ロット 同 一 の 加 工 方 法 で 生 産 された 同 一 等 級 で 同 時 に 納 入 された 製 品 によって 1 ロットが 構 成 される 6.2 食 用 塩 製 品 の 工 場 出 荷 前 に 生 産 工 場 ( 又 は 販 売 部 門 )の 検 査 部 門 が 本 標 準 の 規 定 にしたが ってロットごとに 検 査 を 行 い 検 査 に 合 格 した 後 包 装 内 ( 外 )に 品 質 合 格 証 を 添 付 しなければ 当 該 製 品 は 出 荷 することができない 6.3 抜 取 検 査 方 法 及 び 数 量 GB/T 8618 の 規 定 にしたがって 行 う 6.4 食 用 塩 製 品 品 質 は 製 品 納 入 時 の 品 質 検 査 を 基 準 とする 需 給 双 方 に 製 品 品 質 について 異 議 が 発 生 した 場 合 需 給 双 方 の 共 同 委 任 によって 仲 裁 機 関 に 提 出 し 本 標 準 の 規 定 にしたがって 検 査 及 び 判 定 を 行 う 6.5 食 用 塩 製 品 包 装 の 正 味 量 と 注 記 との 間 の 品 質 偏 差 は 国 が 公 布 した 定 量 包 装 商 品 計 量 監 督 規 定 の 要 求 事 項 に 合 致 していなければならない 6.6 検 査 結 果 中 に 本 標 準 の 規 定 に 合 致 しない 指 標 が1 項 目 ある 場 合 ( 又 は 粒 度 白 度 水 溶 性 不 純 物 のうち 2 項 目 の 指 標 が 合 致 しない 場 合 ) 同 一 ロット 製 品 の 予 備 サンプルを 抜 き 取 り 不 適 格 項 目 について 再 検 査 を 行 う 再 検 査 でも 当 該 種 製 品 の 最 低 級 の 規 定 に 達 しない 場 合 当 該 ロット 製 品 は 不 適 格 と 判 定 される 7 包 装 マーク 輸 送 貯 蔵 7.1 食 用 塩 の 大 型 包 装 はポリエチレン 薄 膜 ライナーのカートン 織 袋 を 使 用 しなければならず 個 々 の 重 量 は 25kg 又 は 50kg とし 包 装 には 合 格 証 又 は 合 格 マークが 付 けられ 生 産 企 業 名 所 在 地 製 品 名 数 量 ロット 番 号 検 査 員 氏 名 (コード)が 明 記 されていなければならない

24 7.2 食 用 塩 小 型 包 装 は ポリエチレンプラスチック 袋 カートン プラスチックケース(ボトル)( 無 毒 )を 使 用 することができ 個 々の 重 量 は 1000g 500g 250g 又 は 250g 以 下 とし 小 型 包 装 には GB 7718 に 規 定 された 要 素 が 明 記 され ヨウ 素 添 加 塩 偽 造 防 止 マークが 貼 付 されていなければならな い 7.3 食 用 塩 輸 送 手 段 は 清 潔 で 乾 燥 していなければならず 輸 送 中 も 器 具 がしっかりと 梱 包 され 無 傷 無 損 が 確 保 され 塩 質 汚 染 を 引 き 起 こす 可 能 性 のある 貨 物 と 混 載 することは 禁 止 する 輸 送 によ って 破 損 及 び 品 質 低 下 を 招 いた 場 合 関 係 責 任 者 が 責 任 を 負 わなければならない 7.4 食 用 塩 貯 蔵 中 は 適 切 に 保 管 されなければならない 倉 庫 に 貯 蔵 する 場 合 風 通 しがよく 雨 湿 気 を 防 止 しなければならず 積 み 上 げられた 食 用 塩 上 に 覆 いがなされ 下 には 仕 切 りがなければな らない 塩 質 汚 染 を 引 き 起 こす 可 能 性 のある 貨 物 とともに 貯 蔵 することは 禁 止 する 交 付 日 2000 年 4 月 20 日 施 行 日 2000 年 10 月 1 日 交 付 機 関 国 家 質 量 技 術 監 督 局

25 中 華 人 民 共 和 国 国 家 標 準 GB (GB と 差 し 替 え) 食 用 塩 衛 生 標 準 1 範 囲 本 標 準 は 食 用 塩 の 指 標 要 求 事 項 食 品 添 加 剤 栄 養 強 化 剤 生 産 加 工 過 程 における 衛 生 要 求 事 項 及 び 検 査 方 法 を 規 定 した 本 標 準 は 海 水 地 下 岩 ( 鉱 ) 塩 堆 積 物 天 然 にがり( 塩 ) 水 から 得 られた 塩 化 ナトリウムを 主 要 成 分 として 加 工 された 食 用 塩 に 適 用 し 低 ナトリウム 塩 には 適 用 しない 2 規 範 的 引 用 文 書 以 下 の 文 書 中 の 条 項 は 本 標 準 に 引 用 されることによって 本 標 準 の 条 項 となる 日 付 が 注 記 された 引 用 文 書 については その 後 のすべての 修 正 表 ( 訂 正 は 含 まない) 又 は 修 正 版 は 本 標 準 に 適 用 されない が 本 標 準 に 基 づき 合 意 に 達 した 各 当 事 者 がこれらの 文 書 の 最 新 版 を 使 用 することができるかどうか 研 究 することを 奨 励 する 日 付 が 注 記 されていない 引 用 文 書 はすべて その 最 新 版 を 本 標 準 に 適 用 す る GB 2760 GB/T GB/T GB/T GB/T GB/T GB/T GB 食 品 添 加 剤 使 用 衛 生 標 準 食 品 中 の 銅 の 測 定 食 品 中 のカドミウムの 測 定 食 品 中 の 総 水 銀 及 び 有 機 水 銀 の 測 定 食 品 中 の 亜 硝 酸 塩 及 び 硝 酸 塩 の 測 定 食 品 衛 生 標 準 の 分 析 方 法 食 品 栄 養 強 化 剤 使 用 衛 生 標 準 食 品 企 業 汎 用 衛 生 規 範 3 指 標 要 求 事 項 3.1 官 能 要 求 事 項 白 色 で 塩 辛 く 異 臭 がなく 肉 眼 で 見 ることができる 塩 と 無 関 係 の 外 来 異 物 がないこと

26 3.2 理 化 学 指 標 理 化 学 指 標 は 表 1 の 規 定 に 合 致 していなければならない 表 1 理 化 学 指 標 項 目 指 標 塩 化 ナトリウム( 無 水 ベースで 計 算 する)/(g/100g) 97 水 不 溶 物 /(g/100g) 普 通 塩 精 製 塩 硫 酸 塩 (SO 2-4 で 計 算 する)/(g/100g) 2 亜 硝 酸 塩 (NaNO2 で 計 算 する)/(mg/kg) 2 総 ヒ 素 (As で 計 算 する)/(mg/kg) 0.5 鉛 (Pb)/(mg/kg) 2 銅 (Cu)/(mg/kg) 2 カドミウム(Cd)/(mg/kg) 0.5 総 水 銀 (Hg で 計 算 する)/(mg/kg) 0.1 バリウム(Ba)/(mg/kg) 15 フッ 素 (F)/(mg/kg) 2.5 ヨウ 素 (I) a GB14880 の 規 定 を 適 用 する a ヨウ 素 強 化 食 用 塩 のみに 適 用 する 4 食 品 添 加 剤 及 び 栄 養 強 化 剤 4.1 食 品 添 加 剤 及 び 栄 養 強 化 剤 の 品 質 は 対 応 する 標 準 及 び 関 連 規 定 に 適 合 していなければならない 4.2 食 品 添 加 剤 及 び 栄 養 強 化 剤 の 品 種 及 び 使 用 量 は GB 2760 及 び GB の 規 定 に 合 致 してい なければならない 5 生 産 加 工 過 程 における 衛 生 要 求 事 項 GB の 規 定 に 合 致 していなければならない 6 包 装 包 装 容 器 及 び 材 料 は 対 応 する 衛 生 標 準 及 び 関 連 規 定 に 合 致 していなければならない 7 標 識 定 型 包 装 の 標 識 要 求 事 項 は 関 連 規 定 に 合 致 していなければならない

27 8 貯 蔵 及 び 輸 送 8.1 貯 蔵 製 品 は 乾 燥 し 風 通 しのよい 場 所 に 貯 蔵 されなければならない 有 毒 有 害 なもの 異 臭 のあるも の 揮 発 性 腐 食 性 のあるものと 同 じ 場 所 に 貯 蔵 してはならない 8.2 輸 送 製 品 輸 送 の 際 は 直 射 日 光 雨 を 避 けなければならない 有 毒 有 害 なもの 異 臭 のあるもの 又 は 製 品 品 質 に 影 響 を 与 えるものと 混 載 して 輸 送 してはならない 9 検 査 方 法 9.1 塩 化 ナトリウム 水 不 溶 物 硫 酸 塩 総 ヒ 素 鉛 バリウム フッ 素 ヨウ 素 GB/T に 規 定 された 方 法 にしたがって 測 定 する 9.2 銅 GB/T に 規 定 された 方 法 にしたがって 測 定 する 9.3 カドミウム GB/T に 規 定 された 方 法 にしたがって 測 定 する 9.4 総 水 銀 GB/T に 規 定 された 方 法 にしたがって 測 定 する 9.5 亜 硝 酸 塩 GB/T に 規 定 された 方 法 にしたがって 測 定 する 交 付 日 2003 年 9 月 24 日 施 行 日 2004 年 5 月 1 日 交 付 機 関 国 家 衛 生 部

28 食 品 衛 生 法 第 1 章 総 則 第 1 条 食 品 衛 生 を 保 証 し 食 品 汚 染 及 び 有 害 要 素 による 人 体 に 対 する 危 害 を 防 止 し 人 民 の 身 体 の 健 康 を 保 障 し かつ 人 民 の 体 質 を 増 強 するため この 法 律 を 制 定 する 第 2 条 国 は 食 品 衛 生 監 督 制 度 を 実 行 する 第 3 条 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 は 全 国 の 食 品 衛 生 監 督 管 理 業 務 を 主 管 する 国 務 院 の 関 係 部 門 は 各 自 の 職 責 範 囲 内 で 食 品 衛 生 管 理 業 務 につき 責 任 を 負 う 第 4 条 中 華 人 民 共 和 国 の 領 域 内 で 食 品 の 生 産 経 営 に 従 事 する 場 合 には 必 ずこの 法 律 を 遵 守 しなけ ればならない この 法 律 は 一 切 の 食 品 食 品 添 加 剤 並 びに 食 品 容 器 包 装 材 料 食 品 用 工 具 設 備 洗 浄 剤 及 び 消 毒 剤 に 適 用 し 食 品 の 生 産 経 営 場 所 施 設 及 び 関 係 環 境 にも 適 用 する 第 5 条 国 は 社 会 団 体 及 び 個 人 による 食 品 衛 生 に 対 する 社 会 監 督 を 奨 励 し かつ 保 護 する この 法 律 に 違 反 する 行 為 に 対 しては 何 人 も 告 訴 し 及 び 告 発 する 権 利 を 有 する 第 2 章 食 品 の 衛 生 第 6 条 食 品 は 無 毒 で 無 害 で 有 すべき 栄 養 上 の 要 求 に 適 合 し 相 応 の 色 香 り 及 び 味 等 の 感 覚 器 官 性 状 を 有 しなければならない 第 7 条 嬰 児 幼 児 のためにもっぱら 供 される 主 食 品 及 び 副 食 品 は 必 ず 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 の 制 定 する 栄 養 及 び 衛 生 の 標 準 に 適 合 しなければならない 第 8 条 食 品 の 生 産 経 営 過 程 は 次 の 各 号 に 掲 げる 衛 生 要 求 に 適 合 しなければならない (1) 内 外 の 環 境 の 清 潔 を 保 持 し はえ ねずみ ごきぶりその 他 の 有 害 な 昆 虫 及 びその 発 生 条 件 を 除 去 する 措 置 を 講 じ 有 毒 又 は 有 害 な 場 所 と 所 定 の 距 離 を 保 持 する (2) 食 品 生 産 経 営 企 業 は 製 品 の 品 目 及 び 数 量 に 適 応 する 食 品 原 料 の 処 理 加 工 包 装 及 び 貯 蔵 等 の 工 場 建 屋 又 は 場 所 を 有 しなければならない (3) 相 応 する 消 毒 更 衣 洗 面 採 光 照 明 通 風 防 腐 防 塵 防 縄 防 鼠 洗 浄 汚 染 排 出 並 びにゴミ 及 び 廃 棄 物 保 管 の 施 設 を 有 しなければならない (4) 設 備 の 配 置 及 び 工 程 プロセスは 合 理 的 なもので 加 工 用 食 品 と 直 接 経 口 食 品 との 及 び 原 料 と 製 品 との 交 差 汚 染 を 防 止 しなければならず 食 品 は 有 毒 物 又 は 不 潔 物 と 接 触 してはならない (5) 食 事 用 具 飲 用 具 及 び 直 接 経 口 食 品 を 盛 る 容 器 は 使 用 前 に 必 ずこれを 洗 浄 し 又 は 消 毒 しな

29 ければならない 炊 事 用 具 及 び 用 具 は 用 いた 後 に これを 必 ず 洗 浄 し 清 潔 を 保 持 しなければ ならない (6) 食 品 を 貯 蔵 し 運 送 し 及 び 積 降 しする 容 器 の 包 装 手 段 設 備 及 び 条 件 は 必 ず 安 全 かつ 無 害 で 清 潔 を 保 持 し 食 品 汚 染 を 防 止 しなければならない (7) 直 接 経 口 食 品 は 小 包 装 をし 又 は 無 毒 かつ 清 潔 な 包 装 材 料 を 使 用 しなければならない (8) 食 品 の 生 産 経 営 人 員 は 常 に 個 人 の 衛 生 を 保 持 しなければならない 食 品 を 生 産 し 又 は 販 売 する 際 には 必 ず 手 を 洗 浄 し 清 潔 な 作 業 服 及 び 帽 子 を 着 用 しなければならない 直 接 経 口 食 品 を 販 売 する 際 には 必 ず 製 品 販 売 工 具 を 使 用 しなければならない (9) 用 水 は 必 ず 国 の 定 める 都 市 農 村 生 活 飲 用 水 衛 生 標 準 に 適 合 しなければならない (10) 使 用 される 洗 浄 剤 及 び 消 毒 剤 は 人 体 に 安 全 かつ 無 害 でなければならない 食 品 の 露 天 商 人 及 び 都 市 農 村 の 定 期 市 取 引 食 品 経 営 者 の 食 品 生 産 経 営 過 程 における 要 求 は 省 自 治 区 及 び 直 轄 市 の 人 民 代 表 大 会 常 務 委 員 会 がこの 法 律 に 基 づき 具 体 的 規 定 をする 第 9 条 次 の 各 号 に 掲 げる 食 品 の 生 産 経 営 は これを 禁 止 する (1) 腐 敗 変 質 し 油 が 腐 敗 し かびが 生 え 虫 を 生 じ 汚 濁 不 潔 な 異 物 を 混 有 し 又 はその 他 の 感 覚 器 官 性 状 が 異 常 で 人 体 の 健 康 に 対 して 有 害 なおそれのあるもの (2) 有 毒 若 しくは 有 害 な 物 質 を 含 み 又 は 有 毒 若 しくは 有 害 な 物 質 により 汚 染 され 人 体 の 健 康 に 有 害 なおそれのあるもの (3) 病 気 をもたらす 寄 生 虫 若 しくは 微 生 物 を 含 み 又 は 微 生 物 毒 素 含 量 が 国 の 限 定 標 準 を 超 えるも の (4) 獣 医 の 衛 生 検 査 を 経 ないで 又 は 検 査 に 合 格 しない 肉 類 及 びその 製 品 (5) 病 死 毒 死 又 は 死 因 不 明 の 家 禽 家 畜 獣 及 び 水 産 動 物 等 並 びにその 製 品 (6) 容 器 の 包 装 が 汚 濁 不 潔 で 重 大 な 破 損 を 受 け 又 は 運 送 手 段 が 不 潔 で 汚 染 をもたらすもの (7) 偽 物 を 混 入 し 雑 物 を 混 入 し 又 は 偽 造 され 栄 養 又 は 衛 生 に 影 響 が 及 ぶもの (8) 非 食 品 原 料 を 用 いて 加 工 したもの 非 食 品 用 化 学 物 質 を 加 えたもの 又 は 非 食 品 を 食 品 としたも の (9) 品 質 保 証 期 間 を 超 えたもの (10) 病 気 防 止 等 の 特 別 の 必 要 のため 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 又 は 省 自 治 区 若 しくは 直 轄 市 の 人 民 政 府 が 販 売 禁 止 を 特 に 規 定 したもの (11) 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 の 使 用 許 可 を 経 ていない 添 加 剤 を 含 むもの 又 は 農 薬 残 留 が 国 の 定 める 許 容 量 を 超 えるもの (12) 食 品 衛 生 標 準 及 び 衛 生 要 求 に 適 合 しないその 他 のもの 第 10 条 食 品 には 薬 物 を 加 えてはならない ただし 伝 統 に 従 い 食 品 でもあり 薬 品 でもある 原 料 調 味 料 又 は 栄 養 強 化 剤 として 加 えられる 物 を 除 く

30 第 3 章 食 品 添 加 剤 の 衛 生 第 11 条 食 品 添 加 剤 を 生 産 経 営 し 及 び 使 用 する 場 合 には 必 ず 食 品 添 加 剤 使 用 衛 生 標 準 及 び 衛 生 管 理 弁 法 の 規 定 に 適 合 しなければならない 衛 生 標 準 及 び 衛 生 管 理 弁 法 に 適 合 しない 食 品 添 加 剤 は これを 経 営 し 又 は 使 用 してはならない 第 4 章 製 品 容 器 包 装 材 料 並 びに 食 品 用 工 具 及 び 設 備 の 衛 生 第 12 条 食 品 容 器 包 装 材 料 並 びに 食 品 用 工 具 及 び 設 備 は 必 ず 衛 生 標 準 及 び 衛 生 管 理 弁 法 の 規 定 に 適 合 しなければならない 第 13 条 食 品 容 器 包 装 材 料 並 びに 食 品 用 工 具 及 び 設 備 の 生 産 は 必 ず 衛 生 要 求 に 適 合 する 原 材 料 を 採 用 しなければならない 製 品 は 洗 浄 及 び 消 毒 に 便 利 なものでなければならない 第 5 章 食 品 衛 生 標 準 及 び 管 理 弁 法 の 制 定 第 14 条 食 品 食 品 添 加 剤 食 品 の 容 器 及 び 包 装 材 料 食 品 用 工 具 及 び 設 備 食 品 用 設 備 及 び 設 備 の 清 洗 に 用 いる 洗 浄 剤 及 び 消 毒 剤 並 びに 食 品 中 の 汚 染 物 質 及 び 放 射 性 物 質 の 許 容 量 の 国 家 衛 生 標 準 衛 生 管 理 弁 法 及 び 検 査 規 定 は 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 が 制 定 し 又 は 発 布 を 承 認 する 第 15 条 国 が 衛 生 標 準 を 制 定 していない 食 品 については 省 自 治 区 及 び 直 轄 市 の 人 民 政 府 は 地 方 衛 生 標 準 を 制 定 し 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 及 び 国 務 院 の 標 準 化 行 政 主 管 部 門 に 届 け 出 ることができ る 第 16 条 食 品 添 加 剤 の 国 家 製 品 品 質 標 準 中 の 衛 生 学 的 意 義 のある 指 標 は 必 ず 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 の 審 査 同 意 を 得 なければならない 農 薬 及 び 化 学 肥 料 等 の 農 業 用 化 学 物 質 の 安 全 性 評 価 は 必 ず 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 の 審 査 同 意 を 経 なければならない 家 畜 及 び 家 禽 を 屠 殺 する 獣 医 衛 生 検 査 規 定 は 国 務 院 の 関 係 行 政 部 門 が 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 と 共 同 して 制 定 する 第 6 章 食 品 衛 生 管 理 第 17 条 各 級 の 人 民 政 府 の 食 品 生 産 経 営 管 理 部 門 は 食 品 衛 生 管 理 業 務 を 強 化 し かつ この 法 律 の 執 行 状 況 に 対 して 検 査 をしなければならない 各 級 の 人 民 政 府 は 食 品 加 工 工 程 の 改 良 を 奨 励 し 及 び 支 持 し 食 品 衛 生 品 質 の 向 上 を 促 進 しなけ ればならない 第 18 条 食 品 生 産 経 営 企 業 は 当 該 単 位 の 食 品 衛 生 管 理 制 度 を 健 全 なものとし 専 任 又 は 兼 任 の 食

31 品 衛 生 管 理 者 を 配 備 し 生 産 経 営 する 食 品 に 対 する 検 査 業 務 を 強 化 しなければならない 第 19 条 食 品 生 産 経 営 企 業 の 新 築 増 築 及 び 改 築 の 工 事 の 場 所 の 選 定 及 び 設 計 は 衛 生 要 求 に 適 合 しなければならない その 設 計 審 査 及 び 工 事 検 収 は 必 ず 衛 生 行 政 部 門 の 参 加 を 得 なければならない 第 20 条 新 資 源 を 利 用 して 生 産 する 食 品 及 び 食 品 添 加 剤 の 新 品 目 については 生 産 経 営 企 業 は 生 産 開 始 前 に 必 ず 当 該 製 品 の 衛 生 評 価 及 び 栄 養 評 価 に 必 要 な 資 料 を 提 出 しなければならない 新 しい 原 料 を 利 用 して 生 産 する 食 品 容 器 包 装 材 料 及 び 食 品 並 びに 食 品 用 工 具 及 び 設 備 の 新 品 目 については 生 産 経 営 企 業 は 生 産 開 始 前 に 必 ず 当 該 製 品 の 衛 生 評 価 に 必 要 な 資 料 を 提 出 しなければならない 当 該 新 品 目 については 生 産 投 入 前 に 更 にサンプルを 提 出 し かつ 所 定 の 食 品 衛 生 標 準 の 審 査 認 可 手 続 に 従 い 審 査 認 可 を 申 請 しなければならない 第 21 条 定 型 包 装 食 品 及 び 食 品 添 加 剤 は 必 ず 包 装 標 識 又 は 製 品 説 明 書 上 に 製 品 の 種 類 に 基 づき それぞれ 規 定 に 従 い 品 名 生 産 地 工 場 名 生 産 日 ロット 番 号 又 は 記 号 規 格 配 合 方 法 主 要 成 分 品 質 保 存 期 間 食 用 方 法 及 び 使 用 方 法 等 を 記 載 しなければならない 食 品 及 び 食 品 添 加 剤 の 製 品 説 明 書 は 誇 大 な 又 は 虚 偽 の 宣 伝 内 容 を 有 してはならない 食 品 包 装 標 識 は 必 ず 明 確 で かつ 容 易 に 弁 識 することのできるものでなければならない 国 内 市 場 で 販 売 される 商 品 は 必 ず 中 国 語 による 標 識 を 有 しなければならない 第 22 条 特 定 の 保 健 効 能 を 有 する 旨 を 表 示 する 食 品 の 製 品 及 び 説 明 書 は 必 ず 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 に 報 告 し 審 査 認 可 を 受 けなければならない その 衛 生 標 準 及 び 生 産 経 営 管 理 方 法 は 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 が 制 定 する 第 23 条 特 定 の 保 健 効 能 を 有 する 旨 を 表 示 する 食 品 は 人 体 の 健 康 に 有 害 であってはならない 当 該 製 品 の 効 能 及 び 成 分 は 必 ず 説 明 書 と 一 致 し 虚 偽 があってはならない 第 24 条 食 品 食 品 添 加 剤 及 び 食 品 にもっぱら 用 いられる 容 器 包 装 材 料 その 他 の 用 具 の 生 産 者 は 衛 生 標 準 及 び 衛 生 管 理 弁 法 に 従 い 検 査 を 実 施 して 合 格 した 後 に 限 り 出 荷 し 又 は 販 売 することがで きる 第 25 条 食 品 生 産 経 営 者 は 食 品 及 びその 原 料 を 購 入 する 場 合 には 国 の 関 係 規 定 に 従 い 検 査 合 格 証 又 は 化 学 検 査 表 を 取 得 しなければならない 販 売 者 は 保 証 を 提 供 しなければならない 証 明 書 取 得 が 必 要 な 範 囲 及 び 種 類 は 省 自 治 区 及 び 直 轄 市 の 人 民 政 府 の 衛 生 行 政 部 門 が 定 める 第 26 条 食 品 生 産 経 営 人 員 は 年 度 ごとに 必 ず 健 康 検 査 をしなければならない 新 しく 業 務 に 参 加 し 及 び 臨 時 に 業 務 に 参 加 する 食 品 生 産 経 営 人 員 は 健 康 検 査 をし 健 康 証 明 を 取 得 した 後 に 限 り 業

32 務 に 参 加 することができる 下 痢 腸 チフス 又 は 病 毒 性 肝 炎 等 の 消 化 器 官 伝 染 病 ( 病 原 保 有 者 を 含 む ) 活 動 性 肺 結 核 化 膿 性 又 は 滲 出 性 皮 膚 病 その 他 の 食 品 衛 生 に 有 害 な 疾 病 を 患 っている 者 は 直 接 経 口 食 品 に 接 触 する 業 務 に 参 加 してはならない 第 27 条 食 品 生 産 経 営 企 業 及 び 食 品 露 天 商 人 は まず 衛 生 行 政 部 門 の 発 行 する 衛 生 許 可 証 を 取 得 し たときに 限 り 工 商 行 政 管 理 部 門 に 登 記 を 申 請 することができる 衛 生 行 政 許 可 証 を 取 得 していない 場 合 には 食 品 生 産 経 営 活 動 に 従 事 してはならない 食 品 生 産 経 営 者 は 衛 生 許 可 証 を 偽 造 し 変 造 し 又 は 貸 し 出 してはならない 衛 生 許 可 証 の 発 行 管 理 弁 法 は 省 自 治 区 及 び 直 轄 市 の 人 民 政 府 の 衛 生 行 政 部 門 が 制 定 する 第 28 条 各 種 食 品 市 場 の 主 宰 者 は 市 場 内 の 食 品 衛 生 管 理 業 務 につき 責 任 を 負 い かつ 市 場 内 に 必 要 な 公 共 衛 生 施 設 を 配 置 し 良 好 な 環 境 衛 生 状 況 を 保 持 しなければならない 第 29 条 都 市 農 村 定 期 市 取 引 の 食 品 衛 生 管 理 業 務 は 工 商 行 政 管 理 部 門 が 責 任 を 負 う 食 品 衛 生 監 督 検 査 業 務 は 衛 生 行 政 部 門 が 責 任 を 負 う 第 30 条 輸 入 される 食 品 食 品 添 加 剤 食 品 容 器 及 び 包 装 材 料 並 びに 食 品 用 工 具 及 び 設 備 は 必 ず 国 の 衛 生 標 準 及 び 衛 生 管 理 弁 法 の 規 定 に 適 合 しなければならない 前 項 所 定 の 製 品 を 輸 入 する 場 合 には 港 湾 輸 入 食 品 衛 生 監 督 検 査 機 構 が 衛 生 監 督 及 び 検 査 をする 検 査 に 合 格 したときに 限 り 輸 入 を 許 可 する 税 関 は 検 査 合 格 証 書 に 基 づき 通 関 させる 輸 入 単 位 は 検 査 を 申 請 する 際 には 輸 出 国 ( 地 区 )で 使 用 されている 農 薬 添 加 剤 及 び 洗 浄 剤 等 の 関 係 資 料 及 び 検 査 報 告 を 提 出 しなければならない 第 1 項 所 定 の 製 品 を 輸 入 する 際 に 国 の 衛 生 標 準 により 検 査 をする 場 合 において 国 の 衛 生 標 準 の ないときは 輸 入 単 位 は 必 ず 輸 出 国 ( 地 区 )の 衛 生 部 門 又 は 組 織 が 発 行 する 衛 生 評 価 資 料 を 提 出 し 港 湾 輸 入 食 品 衛 生 監 督 検 査 機 構 の 審 査 検 査 を 経 て かつ 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 に 報 告 し 認 可 を 受 け なければならない 第 31 条 輸 出 食 品 は 国 の 輸 出 入 商 品 検 査 部 門 が 衛 生 監 督 及 び 検 査 をする 税 関 は 国 の 輸 出 入 商 品 検 査 部 門 の 発 行 する 証 書 に 基 づき 通 関 させる 第 7 章 食 品 衛 生 監 督 第 32 条 県 級 以 上 の 地 方 人 民 政 府 の 衛 生 行 政 部 門 は 管 轄 範 囲 内 で 食 品 衛 生 監 督 職 責 を 行 使 する 鉄 道 及 び 交 通 行 政 主 管 部 門 が 設 立 する 食 品 衛 生 監 督 機 構 は 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 が 国 務 院 の 関 係 部 門 と 共 同 して 定 める 食 品 衛 生 監 督 職 責 を 行 使 する

33 第 33 条 食 品 衛 生 監 督 職 責 は 次 の 各 号 の 規 定 による (1) 食 品 衛 生 監 督 測 定 検 査 及 び 技 術 指 導 をする (2) 食 品 生 産 経 営 人 員 の 訓 練 育 成 に 協 力 し 食 品 生 産 経 営 人 員 の 健 康 検 査 を 監 督 する (3) 食 品 衛 生 及 び 栄 養 知 識 を 宣 伝 し 食 品 衛 生 評 価 をし 食 品 衛 生 状 況 を 公 布 する (4) 食 品 生 産 経 営 企 業 の 新 築 増 築 及 び 改 築 工 事 の 場 所 の 選 定 及 び 設 計 に 対 して 衛 生 審 査 をし か つ 工 事 検 収 に 参 加 する (5) 食 物 中 毒 及 び 食 品 汚 染 事 故 に 対 して 調 査 をし かつ 規 制 措 置 を 講 ずる (6)この 法 律 に 違 反 する 行 為 に 対 して 巡 回 監 督 検 査 をする (7)この 法 律 に 違 反 する 行 為 に 対 して 責 任 を 追 及 し 法 により 行 政 処 罰 をする (8)その 他 の 食 品 衛 生 監 督 事 項 につき 責 任 を 負 う 第 34 条 県 級 以 上 の 人 民 政 府 の 衛 生 行 政 部 門 は 食 品 衛 生 監 督 員 を 置 く 食 品 衛 生 監 督 員 は 合 格 した 専 任 職 員 が 担 任 し 同 級 の 衛 生 行 政 部 門 が 証 書 を 発 給 する 鉄 道 及 び 交 通 の 食 品 衛 生 監 督 員 は その 上 級 主 管 部 門 が 証 書 を 発 給 する 第 35 条 食 品 衛 生 監 督 員 は 衛 生 行 政 部 門 が 委 任 する 任 務 を 執 行 する 食 品 衛 生 監 督 員 は 必 ず 公 のために 法 を 執 行 し 職 務 に 忠 実 でなければならず 職 権 を 利 用 して 私 利 を 図 ってはならない 食 品 衛 生 監 督 員 は 任 務 を 執 行 する 際 に 食 品 生 産 経 営 者 から 状 況 を 理 解 し 必 要 な 資 料 を 取 得 し 生 産 経 営 場 所 に 入 り 検 査 し 規 定 に 従 い 無 償 でサンプルを 採 取 することができる 生 産 経 営 者 は こ れを 拒 絶 し 又 は 隠 蔽 してはならない 食 品 衛 生 監 督 員 は 生 産 経 営 者 が 提 供 する 技 術 資 料 に 対 して 秘 密 保 持 の 義 務 を 負 う 第 36 条 国 務 院 並 びに 省 自 治 区 及 び 直 轄 市 の 人 民 政 府 の 衛 生 行 政 部 門 は 必 要 に 応 じて 条 件 を 具 備 した 単 位 を 食 品 衛 生 検 査 単 位 として 確 定 し 食 品 衛 生 検 査 をさせ かつ 検 査 報 告 を 発 行 させるこ とができる 第 37 条 県 級 以 上 の 地 方 人 民 政 府 の 衛 生 行 政 部 門 は 既 に 食 物 中 毒 事 故 がもたらされ 又 は 食 物 中 毒 事 故 に 至 るおそれのあることを 証 明 する 証 拠 のある 場 合 には 当 該 食 品 生 産 経 営 者 に 対 して 次 の 各 号 に 掲 げる 臨 時 規 制 措 置 を 講 ずることができる (1) 食 物 中 毒 をもたらし 又 は 食 物 中 毒 に 至 るおそれのある 食 品 及 びその 原 料 を 封 印 保 管 する (2) 汚 染 された 食 品 用 工 具 及 び 用 具 を 封 印 保 管 し かつ 清 洗 消 毒 をするよう 命 ずる 検 査 を 経 て 汚 染 されている 食 品 は これを 廃 棄 する 汚 染 されていない 食 品 は その 封 印 を 解 除 す る 第 38 条 食 物 中 毒 の 発 生 した 単 位 及 び 病 人 を 収 用 して 治 療 する 単 位 は 緊 急 措 置 を 講 ずるほか 国

34 の 関 係 規 定 に 基 づき 速 やかに 所 在 地 の 衛 生 行 政 部 門 に 報 告 しなければならない 県 級 以 上 の 地 方 人 民 政 府 の 衛 生 行 政 部 門 は 報 告 を 受 領 した 後 に 速 やかに 調 査 処 理 をし かつ 規 制 措 置 を 講 じなければならない 第 8 章 法 律 責 任 第 39 条 この 法 律 の 規 定 に 違 反 し 衛 生 標 準 に 適 合 しない 食 品 を 生 産 経 営 し 食 物 中 毒 事 故 その 他 の 食 源 性 疾 患 をもたらした 場 合 には 生 産 経 営 の 停 止 及 び 食 物 中 毒 その 他 の 食 源 性 疾 患 をもたらした 食 品 の 廃 棄 を 命 じ 違 法 所 得 を 没 収 し かつ 違 法 所 得 相 当 額 以 上 5 倍 以 下 の 罰 金 を 科 する 違 法 所 得 のない 場 合 には 1000 元 以 上 5 万 元 以 下 の 罰 金 を 科 する この 法 律 の 規 定 に 違 反 し 衛 生 標 準 に 適 合 しない 食 品 を 生 産 経 営 し 重 大 な 食 物 中 毒 事 故 その 他 の 重 大 な 食 源 性 疾 患 をもたらし 人 体 の 健 康 に 重 大 な 危 害 をもたらし 又 は 生 産 経 営 する 食 品 に 有 毒 若 しくは 有 害 の 非 食 品 原 料 を 混 入 した 場 合 には 法 により 刑 事 責 任 を 追 及 する この 条 所 定 の 行 為 の1のある 場 合 には 衛 生 許 可 証 を 取 り 消 す 第 40 条 この 法 律 の 規 定 に 違 反 し 衛 生 許 可 証 を 取 得 しないで 又 は 衛 生 許 可 証 を 偽 造 して 食 品 生 産 経 営 活 動 に 従 事 した 場 合 には これを 取 り 締 まり 違 法 所 得 を 没 収 し かつ 違 法 所 得 相 当 額 以 上 5 倍 以 下 の 罰 金 を 科 する 違 法 所 得 のない 場 合 には 500 元 以 上 3 万 元 以 下 の 罰 金 を 科 する 衛 生 許 可 証 を 変 造 し 又 は 貸 し 出 した 場 合 には 衛 生 許 可 証 を 返 納 させ 違 法 所 得 を 没 収 し かつ 違 法 所 得 相 当 額 以 上 3 倍 以 下 の 罰 金 を 科 する 違 法 所 得 のない 場 合 には 500 元 以 上 1 万 元 以 下 の 罰 金 を 科 する 第 41 条 この 法 律 の 規 定 に 違 反 し 食 品 生 産 経 営 過 程 が 衛 生 要 求 に 適 合 しない 場 合 には 是 正 を 命 じ 警 告 を 科 するものとし 5000 元 以 下 の 罰 金 を 科 することができる 拒 絶 して 是 正 せず 又 はそ の 他 の 重 大 な 情 状 のある 場 合 には 衛 生 許 可 証 を 取 り 消 す 第 42 条 この 法 律 の 規 定 に 違 反 し 禁 止 されている 食 品 を 生 産 経 営 した 場 合 には 生 産 経 営 の 停 止 売 却 済 食 品 回 収 の 即 時 の 公 告 及 び 当 該 食 品 の 廃 棄 を 命 じ 違 法 所 得 を 没 収 し かつ 違 法 所 得 相 当 額 以 上 5 倍 以 下 の 罰 金 を 科 する 違 法 所 得 のない 場 合 には 1000 元 以 上 5 万 元 以 下 の 罰 金 を 科 する 事 案 が 重 大 である 場 合 には 衛 生 許 可 証 を 取 り 消 す 第 43 条 この 法 律 の 規 定 に 違 反 し 栄 養 又 は 衛 生 標 準 に 適 合 しない 嬰 児 幼 児 にもっぱら 供 される 主 食 品 又 は 副 食 品 を 生 産 経 営 した 場 合 には 生 産 経 営 の 停 止 売 却 済 食 品 の 回 収 の 即 時 の 公 告 及 び 当 該 食 品 の 廃 棄 を 命 じ 違 法 所 得 を 没 収 し かつ 違 法 所 得 相 当 額 以 上 5 倍 以 下 の 罰 金 を 科 する 違 法 所 得 のない 場 合 には 1000 元 以 上 5 万 元 以 下 の 罰 金 を 科 する 事 案 が 重 大 である 場 合 には 衛 生 許 可 証 を 取 り 消 す

35 第 44 条 この 法 律 の 規 定 に 違 反 し 衛 生 標 準 及 び 衛 生 管 理 弁 法 の 規 定 に 適 合 しない 食 品 添 加 剤 食 品 容 器 包 装 材 料 食 品 用 工 具 及 び 設 備 並 びに 洗 浄 剤 及 び 消 毒 剤 を 生 産 経 営 し 又 は 使 用 した 場 合 に は 生 産 又 は 使 用 の 停 止 を 命 じ 違 法 所 得 を 没 収 し かつ 違 法 所 得 相 当 額 以 上 3 倍 以 下 の 罰 金 を 科 する 違 法 所 得 のない 場 合 には 5000 元 以 下 の 罰 金 を 科 する 第 45 条 この 法 律 の 規 定 に 違 反 し 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 の 審 査 認 可 を 経 ないで 特 定 の 保 健 効 能 を 有 する 旨 を 表 示 した 食 品 を 生 産 経 営 し 又 は 当 該 食 品 の 製 品 説 明 書 の 内 容 が 虚 偽 である 場 合 には 生 産 経 営 の 停 止 を 命 じ 違 法 所 得 を 没 収 し 違 法 所 得 相 当 額 以 上 5 倍 以 下 の 罰 金 を 科 する 違 法 所 得 の ない 場 合 には 1000 元 以 上 5 万 元 以 下 の 罰 金 を 科 する 事 案 が 重 大 である 場 合 には 衛 生 許 可 証 を 取 り 消 す 第 46 条. この 法 律 の 規 定 に 違 反 し 提 携 包 装 食 品 及 び 食 品 添 加 剤 の 包 装 標 識 又 は 製 品 説 明 書 上 に 生 産 日 及 び 品 質 保 証 期 間 等 の 所 定 の 事 項 を 記 載 せず 若 しくは 虚 偽 の 記 載 をし 又 は 規 定 に 違 反 して 中 国 語 標 識 を 表 示 しない 場 合 には 是 正 を 命 ずるものとし 500 元 以 上 1 万 元 以 下 の 罰 金 を 科 することができる 第 47 条 この 法 律 の 規 定 に 違 反 し 食 品 生 産 経 営 人 員 が 健 康 証 明 を 取 得 しないで 食 品 生 産 経 営 に 従 事 し 又 は 疾 病 を 患 い 直 接 経 口 食 品 に 接 触 してはならない 生 産 経 営 人 員 に 対 して 規 定 に 従 って 隔 離 し ない 場 合 には 是 正 を 命 ずるものとし 5000 元 以 下 の 罰 金 を 科 することができる 第 48 条 この 法 律 の 規 定 に 違 反 し 食 物 中 毒 事 故 その 他 の 食 源 性 疾 患 をもたらし 又 はその 他 の 法 律 違 反 行 為 により 他 人 に 損 害 をもたらした 場 合 には 法 により 民 事 賠 償 責 任 を 引 き 受 けなければなら ない 第 49 条 この 法 律 所 定 の 行 政 処 罰 は 県 級 以 上 の 地 方 人 民 政 府 の 衛 生 行 政 部 門 が 決 定 する この 法 律 所 定 の 食 品 衛 生 監 督 権 を 行 使 するその 他 の 機 関 は 所 定 の 職 責 範 囲 内 でこの 法 律 の 規 定 により 行 政 処 罰 決 定 をする 第 50 条 当 事 者 は 行 政 処 罰 決 定 に 不 服 のある 場 合 には 処 罰 通 知 を 受 領 した 日 から 15 日 内 に 処 罰 決 定 をした 機 関 の1 級 上 の 機 関 に 対 して 再 議 を 申 し 立 てることができる 当 事 者 は 処 罰 通 知 書 を 受 領 した 日 から 15 日 内 に 直 接 に 人 民 法 院 に 対 して 訴 えを 提 起 することもできる 再 議 機 関 は 再 議 申 立 てを 受 領 した 日 から 15 日 内 に 再 議 決 定 をしなければならない 当 事 者 は 再 議 決 定 に 不 服 のある 場 合 には 再 議 決 定 を 受 領 した 日 から 15 日 内 に 人 民 法 院 に 訴 えを 提 起 するこ とができる 当 事 者 が 期 間 を 徒 過 して 再 議 を 申 し 立 てず 人 民 法 院 に 対 して 訴 えを 提 起 せず かつ 処 罰 決 定 を 履 行 しない 場 合 には 処 罰 決 定 をした 機 関 は 人 民 法 院 に 対 して 強 制 執 行 を 申 し 立 てることができる

36 第 51 条 衛 生 行 政 部 門 がこの 法 律 の 規 定 に 違 反 し 条 件 に 適 合 しない 生 産 経 営 者 に 対 して 衛 生 許 可 証 を 発 給 した 場 合 には 直 接 責 任 者 に 対 して 行 政 処 分 を 科 する 賄 賂 を 収 受 して 犯 罪 を 構 成 する 場 合 には 法 により 刑 事 責 任 を 追 及 する 第 52 条 食 品 衛 生 監 督 管 理 者 が 職 権 を 乱 用 し 職 務 を 懈 怠 し 又 は 私 利 を 図 り 重 大 事 故 をもたら し 犯 罪 を 構 成 する 場 合 には 法 により 刑 事 責 任 を 追 及 する 犯 罪 を 構 成 しない 場 合 には 法 により 行 政 処 分 を 科 する 第 53 条 暴 力 又 は 強 迫 の 方 法 により 食 品 衛 生 監 督 管 理 者 の 法 による 職 務 の 執 行 を 妨 害 した 場 合 には 法 により 刑 事 責 任 を 追 及 する 食 品 衛 生 監 督 管 理 者 の 法 による 職 務 の 執 行 を 拒 絶 し 又 は 妨 害 し 暴 力 又 は 強 迫 の 方 法 を 使 用 していない 場 合 には 公 安 機 関 が 治 安 管 理 処 罰 条 例 の 規 定 により 処 罰 する 第 9 章 附 則 第 54 条 この 法 律 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は 当 該 各 号 に 定 めるところによる (1) 食 品 とは 人 の 食 用 又 は 飲 用 に 供 される 各 種 製 品 及 び 原 料 並 びに 伝 統 に 従 い 食 品 であり かつ 薬 品 である 物 品 をいう ただし 治 療 を 目 的 とする 物 品 を 含 まない (2) 食 品 添 加 剤 とは 食 品 の 品 質 及 び 色 香 り 又 は 味 を 改 善 し 並 びに 防 腐 及 び 加 工 工 程 の 必 要 の ため 食 品 に 加 えられる 化 学 合 成 物 質 又 は 天 然 物 質 をいう (3) 栄 養 強 化 剤 とは 栄 養 成 分 を 増 強 するために 食 品 に 加 えられる 天 然 の 又 は 人 口 合 成 の 天 然 栄 養 素 範 囲 に 属 する 食 品 添 加 剤 をいう (4) 食 品 容 器 及 び 包 装 材 料 とは 包 装 及 び 食 品 盛 付 け 用 の 紙 竹 木 金 属 琺 瑯 セラミック プラスチック ゴム 天 然 繊 維 化 学 繊 維 及 びガラス 等 の 製 品 並 びに 食 品 接 触 塗 料 を (5) 食 品 用 工 具 及 び 設 備 とは 食 品 の 生 産 経 営 過 程 において 食 品 と 接 触 する 機 械 パイプライン ベルト 容 器 用 具 及 び 食 器 等 をいう (6) 食 品 生 産 経 営 とは 一 切 の 食 品 の 生 産 ( 栽 培 業 及 び 養 殖 業 を 含 まない ) 採 集 買 付 け 加 工 貯 蔵 運 送 陳 列 供 給 及 び 販 売 等 の 活 動 をいう (7) 食 品 生 産 経 営 者 とは 食 品 生 産 経 営 に 従 事 する 一 切 の 単 位 又 は 個 人 をいい 従 業 員 食 堂 及 び 食 品 露 天 商 人 等 を 含 む 第 55 条 食 品 輸 出 の 管 理 弁 法 は 国 の 輸 出 入 商 品 検 査 部 門 が 国 務 院 の 衛 生 行 政 部 門 及 び 関 係 行 政 部 門 と 共 同 して 別 に 制 定 する 第 56 条. 軍 隊 専 用 食 品 及 び 自 己 供 給 食 品 の 衛 生 管 理 弁 法 は 中 央 軍 事 委 員 会 がこの 法 律 により 制 定 する 第 57 条 この 法 律 は 公 布 の 日 から 施 行 する 食 品 衛 生 法 ( 試 行 )は これを 同 時 に 廃 止 する

37 交 付 日 1995 年 10 月 30 日 交 付 機 関 国 家 主 席 令 第 59 号 廃 止 日 2009 年 6 月 1 日 ( 中 華 人 民 共 和 国 食 品 安 全 法 の 施 行 に 伴 い 廃 止 )

38 中 華 人 民 共 和 国 主 席 令 第 九 号 中 華 人 民 共 和 国 食 品 安 全 法 が 2009 年 2 月 28 日 中 華 人 民 共 和 国 第 十 一 期 全 国 人 民 代 表 大 会 常 務 委 員 会 第 七 回 会 議 で 採 択 されたため ここに 公 布 し 2009 年 6 月 1 日 より 施 行 する 中 華 人 民 共 和 国 主 席 胡 錦 涛 2009 年 2 月 28 日 中 華 人 民 共 和 国 食 品 安 全 法 (2009 年 2 月 28 日 第 十 一 期 全 国 人 民 代 表 大 会 常 務 委 員 会 第 七 回 会 議 を 通 過 ) 目 次 第 一 章 総 則 第 二 章 食 品 安 全 のリスクモニタリングと 評 価 第 三 章 食 品 安 全 基 準 第 四 章 食 品 の 生 産 加 工 と 流 通 サービス 第 五 章 食 品 検 査 第 六 章 食 品 輸 出 入 第 七 章 食 品 安 全 事 故 の 処 理 第 八 章 監 督 管 理 163

39 第 九 章 法 律 責 任 第 十 章 附 則 第 一 章 総 則 第 一 条 食 品 の 安 全 性 を 保 証 し 公 衆 の 身 体 の 健 康 と 生 命 の 安 全 を 保 障 するために 本 法 を 制 定 する 第 二 条 中 華 人 民 共 和 国 国 内 で 以 下 の 活 動 に 従 事 する 場 合 本 法 を 遵 守 しなければな らない ( 一 ) 食 品 の 生 産 と 加 工 ( 以 下 食 品 の 製 造 と 略 称 する) 食 品 の 流 通 と 飲 食 サービ ス( 以 下 食 品 の 販 売 と 略 称 する) ( 二 ) 食 品 添 加 物 の 製 造 販 売 ( 三 ) 食 品 に 用 いる 包 装 資 材 容 器 洗 浄 剤 消 毒 剤 および 食 品 の 製 造 販 売 に 用 い る 器 具 設 備 ( 以 下 食 品 関 連 製 品 と 略 称 する)の 製 造 販 売 ( 四 ) 食 品 の 製 造 販 売 者 の 食 品 添 加 物 食 品 関 連 製 品 の 使 用 ( 五 ) 食 品 食 品 添 加 物 および 食 品 関 連 製 品 に 対 する 安 全 管 理 食 用 の 農 産 物 ( 以 下 食 用 農 産 物 と 略 称 する)の 品 質 安 全 管 理 については 中 華 人 民 共 和 国 農 産 品 品 質 安 全 法 の 規 定 を 遵 守 する 但 し 食 用 農 産 物 の 品 質 安 全 基 準 の 制 定 食 用 農 産 物 の 安 全 関 連 情 報 の 公 表 にあたっては 本 法 の 関 連 規 定 を 遵 守 しなければ ならない 第 三 条 食 品 の 製 造 販 売 者 は 法 律 法 規 および 食 品 安 全 基 準 に 基 づいて 製 造 販 売 活 動 に 従 事 し 社 会 および 公 衆 に 対 して 責 任 を 負 い 食 品 安 全 を 保 証 し 社 会 の 監 督 を 受 け 社 会 の 責 任 を 引 き 受 けなければならない 第 四 条 国 務 院 は 食 品 安 全 委 員 会 を 設 立 する その 業 務 の 職 責 は 国 務 院 の 規 定 による 164

40 国 務 院 衛 生 行 政 部 門 は 食 品 安 全 の 総 合 的 な 調 整 の 職 責 を 負 い 食 品 安 全 のリスク 評 価 食 品 安 全 基 準 の 制 定 食 品 安 全 情 報 の 公 表 食 品 検 査 機 関 の 資 格 認 定 条 件 と 検 査 規 範 の 制 定 の 責 任 を 負 い 食 品 安 全 重 大 事 故 の 調 査 と 処 理 を 指 揮 する 国 務 院 の 品 質 監 督 部 門 工 商 行 政 管 理 部 門 国 家 食 品 薬 品 監 督 管 理 部 門 が 本 法 およ び 国 務 院 が 規 定 する 職 責 に 従 って 食 品 製 造 食 品 流 通 飲 食 サービス 活 動 の 実 施 につ いてそれぞれに 監 督 管 理 を 分 掌 する 第 五 条 県 レベル 以 上 の 地 方 人 民 政 府 は その 行 政 区 域 の 食 品 安 全 監 督 管 理 業 務 につ いて 統 一 的 に 責 任 を 負 い 指 導 調 整 とりまとめを 行 い 健 全 な 食 品 安 全 の 全 てのプ ロセスを 監 督 管 理 する 業 務 メカニズムを 構 築 する また 食 品 安 全 にかかわる 突 発 事 件 への 対 応 業 務 を 統 一 的 に 指 導 指 揮 する また 食 品 安 全 監 督 管 理 責 任 制 を 完 全 なもの として 実 行 し 食 品 安 全 監 督 管 理 部 門 に 対 して 評 議 審 査 を 実 施 する 県 レベル 以 上 の 地 方 人 民 政 府 は 本 法 および 国 務 院 の 規 定 に 基 づいて 同 じレベルの 衛 生 行 政 部 門 農 業 行 政 部 門 品 質 監 督 部 門 工 商 行 政 管 理 部 門 食 品 薬 品 監 督 管 理 部 門 の 食 品 安 全 監 督 管 理 の 職 責 を 確 定 する 関 連 部 門 はその 職 責 の 範 囲 において その 行 政 区 域 の 食 品 安 全 監 督 管 理 業 務 について 責 任 を 負 う 上 のレベルの 人 民 政 府 の 所 属 部 門 が 下 のレベルの 行 政 区 域 に 設 置 した 機 関 は 所 在 地 にある 人 民 政 府 の 統 一 的 なとりまとめと 調 整 の 下 で 法 に 基 づき 食 品 安 全 監 督 管 理 業 務 を 実 施 する 第 六 条 県 レベル 以 上 の 衛 生 行 政 部 門 農 業 行 政 部 門 品 質 監 督 部 門 工 商 行 政 管 理 部 門 食 品 薬 品 監 督 管 理 部 門 は 意 思 疎 通 に 力 を 入 れ 密 接 に 協 力 しあわなければなら ず それぞれの 職 責 に 基 づいて 分 担 して 法 に 基 づいて 職 権 を 行 使 し 責 任 を 負 う 第 七 条 食 品 業 種 協 会 は 業 界 の 自 律 を 強 化 し 食 品 製 造 販 売 者 が 法 に 基 づき 製 造 販 売 を 行 うよう 誘 導 し 業 界 における 信 用 の 構 築 を 推 進 し 食 品 安 全 に 関 する 知 識 につ 165

41 いて 宣 伝 し 普 及 する 第 八 条 国 は 社 会 団 体 基 層 住 民 の 自 治 組 織 が 食 品 安 全 の 法 律 法 規 および 食 品 安 全 基 準 と 知 識 の 普 及 活 動 を 行 い 健 康 的 な 飲 食 方 式 を 唱 導 し 消 費 者 の 食 品 安 全 意 識 と 自 己 保 護 能 力 を 増 強 することを 奨 励 する メディアは 食 品 安 全 の 法 律 法 規 食 品 安 全 基 準 と 知 識 に 関 して 宣 伝 しなければな らないとともに 本 法 に 違 反 する 行 為 に 対 して 世 論 の 監 督 を 行 わねばならない 第 九 条 国 は 食 品 安 全 に 関 する 基 礎 研 究 と 応 用 研 究 を 奨 励 支 持 し 食 品 製 造 販 売 者 が 食 品 安 全 レベルを 引 き 上 げるために 先 進 的 な 技 術 と 管 理 規 範 を 取 り 入 れること を 奨 励 支 持 する 第 十 条 いかなる 組 織 又 は 個 人 も 食 品 の 製 造 販 売 のうち 本 法 に 違 反 する 行 為 に ついて 通 報 する 権 利 を 有 し 関 連 部 門 へ 食 品 安 全 に 関 する 情 報 を 照 会 し 食 品 安 全 監 督 管 理 業 務 に 対 して 意 見 と 提 案 を 提 出 する 権 利 を 有 する 第 二 章 食 品 安 全 リスクモニタリングと 評 価 第 十 一 条 国 は 食 品 安 全 リスクモニタリング 制 度 を 構 築 し 食 源 性 疾 病 食 品 汚 染 及 び 食 品 中 の 有 害 物 質 についてモニタリングを 実 施 する 国 務 院 衛 生 行 政 部 門 は 国 務 院 の 関 連 部 門 と 共 同 で 国 家 食 品 安 全 リスクモニタリング 計 画 を 制 定 実 施 する 省 自 治 区 直 轄 市 人 民 政 府 の 衛 生 行 政 部 門 は 国 家 食 品 安 全 リ スクモニタリング 計 画 に 基 づいて その 本 行 政 区 域 の 具 体 的 な 状 況 に 照 らして その 行 政 区 域 の 食 品 安 全 リスクモニタリングプログラムを 制 定 実 施 するようとりまとめる 第 十 二 条 国 務 院 農 業 行 政 部 門 品 質 監 督 部 門 工 商 行 政 管 理 部 門 国 家 食 品 薬 品 監 督 管 理 部 門 等 の 関 連 部 門 は 食 品 の 安 全 にかかわるリスク 情 報 を 知 り 得 た 場 合 ただちに 国 務 院 衛 生 行 政 部 門 に 通 報 しなければならない 国 務 院 衛 生 行 政 部 門 は 関 連 部 門 と 共 同 で 166