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1 平 成 29 年 度 基 地 問 題 に 関 する 要 望 書 基 地 返 還 施 策 予 算 に 関 する 要 望 平 成 28 年 8 月 神 奈 川 県 基 地 関 係 県 市 連 絡 協 議 会 ( 略 称 : 県 市 協 ) 構 成 県 市 (1 県 9 市 ) 神 奈 川 県 横 浜 市 相 模 原 市 横 須 賀 市 藤 沢 市 逗 子 市 大 和 市 海 老 名 市 座 間 市 綾 瀬 市

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3 基 地 問 題 に 関 する 要 望 神 奈 川 県 内 には いまなお 12か 所 約 1,740ヘクタールにも 及 ぶ 米 軍 基 地 が 所 在 し その 多 くが 人 口 の 密 集 している 市 街 地 に 位 置 しておりま す これらの 米 軍 基 地 は 住 民 に 事 故 等 のさまざまな 不 安 を 与 えるととも に 生 活 環 境 の 保 全 都 市 整 備 の 著 しい 障 害 となっております 特 に 受 忍 の 限 度 を 超 え 違 法 との 司 法 判 断 がたびたび 出 されている 航 空 機 騒 音 やオスプレイの 飛 来 県 内 基 地 の 施 設 整 備 等 基 地 問 題 は 広 範 多 岐 にわたっております 長 年 にわたり こうした 基 地 がもたらす 苦 痛 に 耐 えてきた 住 民 にとって 基 地 の 早 期 全 面 返 還 は 切 実 な 願 いであり 県 内 自 治 体 が 抱 える 大 きな 課 題 であります 国 におかれましては 基 地 の 設 置 運 用 により 生 ずる 諸 問 題 に 対 処 するた め 従 来 から 障 害 防 止 工 事 民 生 安 定 事 業 住 宅 防 音 工 事 等 種 々の 施 策 を 推 進 されてきたとはいえ 基 地 周 辺 住 民 にとっていまだ 十 分 といえるもの ではありません さらに 在 日 米 軍 再 編 の 最 終 報 告 では 2014 年 ( 平 成 26 年 )までに 空 母 艦 載 機 を 厚 木 基 地 から 移 駐 させることが 示 されましたが 移 駐 が 遅 れるな ど 実 現 には 多 くの 課 題 が 山 積 している 状 況 にありますし キャンプ 座 間 の 在 日 米 陸 軍 司 令 部 が 改 編 されるなど 負 担 増 と 言 えるものもあります また 米 海 軍 横 須 賀 基 地 においては イージス 艦 の 追 加 配 備 等 が 予 定 されて います 本 来 わが 国 の 安 全 保 障 に 係 る 負 担 に 相 応 した 十 分 な 代 替 措 置 や 助 成 そ の 他 必 要 な 措 置 を 講 ずるべきであり 国 による 基 地 問 題 に 対 する 一 層 の 取 組 が 必 要 ですので 基 地 問 題 に 関 する 要 望 項 目 に 対 して 誠 実 に 対 応 される よう 要 望 いたします 中 でも 基 地 周 辺 住 民 が 安 全 で 快 適 な 生 活 を 送 れるよう 重 点 要 望 項 目 に ついては 特 段 の 配 慮 をお 願 いするとともに 国 の 考 えを 回 答 されるよう

4 要 望 いたします また 情 報 化 社 会 が 急 速 に 進 む 中 あらゆる 分 野 において 適 時 適 切 な 情 報 提 供 が 求 められており 安 全 保 障 の 分 野 でも 種 々の 議 論 がなされる 中 住 民 の 関 心 も 高 まっていますので 基 地 問 題 に 関 わる 情 報 提 供 は 関 係 自 治 体 はもとより 直 接 住 民 に 対 しても 積 極 的 に 行 うよう 併 せて 要 望 いたしま す なお 国 是 である 非 核 三 原 則 については 引 き 続 き 厳 正 に 遵 守 され るよう 要 望 いたします 最 後 に 201 年 ( 平 成 23 年 )3 月 の 東 日 本 大 震 災 の 発 生 にあたり 日 米 両 国 は 災 害 救 援 人 道 支 援 において 緊 密 な 連 携 を 行 い 同 年 6 月 の 日 米 安 全 保 障 協 議 委 員 会 (2+2) 文 書 においても この 経 験 を 踏 まえ 将 来 における 多 様 な 事 態 に 対 応 するため 日 米 両 国 の 能 力 を 向 上 させる 決 意 が 示 されました 災 害 時 における 日 米 の 協 力 強 化 について 今 後 検 討 を 進 める にあたっては 基 地 周 辺 に 与 える 影 響 を 十 分 に 考 慮 するとともに 適 時 適 切 な 情 報 提 供 を 行 うことを 要 望 いたします 本 協 議 会 では これまでも 地 震 等 災 害 に 備 え 住 民 の 生 命 財 産 を 守 り 安 全 を 確 保 するため 災 害 時 の 相 互 応 援 に 関 する 包 括 的 な 取 り 決 めを 行 うこ と 等 を 求 めてきました これらの 要 望 内 容 が 政 府 の 検 討 に 十 分 反 映 される よう 改 めて 要 望 いたします

5 目 次 重 点 要 望 項 目 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 米 軍 基 地 の 整 理 縮 小 早 期 返 還 を 推 進 されたい P3 厚 木 基 地 における 航 空 機 騒 音 を 解 消 されたい P4 米 国 原 子 力 艦 の 事 故 による 原 子 力 災 害 対 策 を 強 化 充 実 されたい ----P8 日 米 地 位 協 定 の 見 直 しを 行 うとともに その 運 用 について 適 切 な 改 善 を 図 られたい P10 Ⅴ Ⅵ 住 宅 防 音 工 事 等 騒 音 対 策 の 充 実 を 図 られたい P15 国 による 財 政 的 措 置 及 び 各 種 支 援 策 を 充 実 されたい P16 要 望 項 目 Ⅰ 米 軍 基 地 の 整 理 縮 小 早 期 返 還 を 推 進 するとともに 基 地 跡 地 利 用 の 地 元 の 意 向 尊 重 等 を 図 られたい P19 Ⅱ 日 米 地 位 協 定 の 見 直 しを 行 うとともに その 運 用 について 適 切 な 改 善 を 図 られたい P23 Ⅲ 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 等 の 積 極 的 な 運 用 並 びに 法 令 の 改 正 を 図 られたい P30 Ⅳ Ⅴ Ⅵ 基 地 交 付 金 調 整 交 付 金 制 度 を 充 実 されたい P35 駐 留 軍 等 労 働 者 対 策 及 び 離 職 者 対 策 の 拡 充 強 化 を 図 られたい --P36 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 自 衛 隊 法 等 の 運 用 について 適 切 な 情 報 提 供 等 に 努 められたい P37

6 省 庁 別 要 望 項 目 目 次 1 外 務 省 防 衛 省 [ 重 点 要 望 項 目 ] [ 要 望 項 目 ( 全 体 )] P P19 2 内 閣 官 房 [ 要 望 項 目 ] P39 3 内 閣 府 [ 重 点 要 望 項 目 ] P8,16 4 総 務 省 [ 重 点 要 望 項 目 ] [ 要 望 項 目 ] P P41 5 財 務 省 [ 重 点 要 望 項 目 ] [ 要 望 項 目 ] P4, P43 6 厚 生 労 働 省 [ 重 点 要 望 項 目 ] [ 要 望 項 目 ] P P36 7 環 境 省 [ 重 点 要 望 項 目 ] [ 要 望 項 目 ] P P51 8 原 子 力 規 制 庁 [ 重 点 要 望 項 目 ] P8

7 平 成 28 年 8 月 17 日 殿 神 奈 川 県 基 地 関 係 県 市 連 絡 協 議 会 会 長 神 奈 川 県 知 事 黒 岩 祐 治 副 会 長 横 浜 市 長 林 文 子 副 会 長 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫 副 会 長 横 須 賀 市 長 吉 田 雄 人 藤 沢 市 長 鈴 木 恒 夫 逗 子 市 長 平 井 竜 一 大 和 市 長 大 木 哲 海 老 名 市 長 内 野 優 座 間 市 長 遠 藤 三 紀 夫 綾 瀬 市 長 古 塩 政 由

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9 重 点 要 望 項 目 Ⅰ 米 軍 基 地 の 整 理 縮 小 早 期 返 還 を 推 進 されたい Ⅱ 厚 木 基 地 における 航 空 機 騒 音 を 解 消 されたい Ⅲ 米 国 原 子 力 艦 の 事 故 による 原 子 力 災 害 対 策 を 強 化 充 実 されたい Ⅳ 日 米 地 位 協 定 の 見 直 しを 行 うとともに その 運 用 について 適 切 な 改 善 を 図 られたい Ⅴ 住 宅 防 音 工 事 等 騒 音 対 策 の 充 実 を 図 られたい Ⅵ 国 による 財 政 的 措 置 及 び 各 種 支 援 策 を 充 実 されたい

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11 重 点 要 望 項 目 神 奈 川 県 内 の 基 地 に 関 係 する 自 治 体 で 構 成 する 神 奈 川 県 基 地 関 係 県 市 連 絡 協 議 会 は 米 軍 基 地 に 起 因 する 諸 問 題 を 解 決 するため 昭 和 39 年 に 設 立 されて 以 来 国 に 対 して 継 続 的 に 要 望 活 動 を 行 っております 基 地 問 題 には 困 難 な 課 題 が 多 く その 解 決 を 図 るためには 国 と 自 治 体 の 緊 密 な 協 力 関 係 が 重 要 であることは 言 うまでもありません そこで 特 に 重 要 な 要 望 項 目 については 現 時 点 で 国 がどのように 考 え 具 体 的 にどのように 対 応 するのか 明 確 にしていただく 必 要 があると 考 えます つきましては 以 下 の 重 点 要 望 項 目 について 回 答 いただきますよう お 願 いいたします なお 回 答 をお 願 いしたい 省 庁 名 を 各 項 目 の 最 後 の( ) 内 に 記 載 さ せていただいております - 1 -

12 県 内 提 供 施 設 一 覧 表 施 設 名 軍 別 土 地 面 積 ( 千 m2) ( 平 成 28 年 7 月 1 日 現 在 ) 所 在 1 根 岸 住 宅 地 区 海 429 横 浜 市 ( 中 区 南 区 磯 子 区 ) 2 横 浜 ノ ー ス ド ッ ク 陸 523 ( 神 奈 川 区 ) 3 鶴 見 貯 油 施 設 海 184 ( 鶴 見 区 ) 4 吾 妻 倉 庫 地 区 802 横 須 賀 市 5 横 須 賀 海 軍 施 設 2,363 6 浦 郷 倉 庫 地 区 池 子 住 宅 地 区 及 び 海 軍 補 助 施 設 2,884 逗 子 市 横 浜 市 ( 金 沢 区 ) 8 相 模 総 合 補 給 廠 陸 1,967 相 模 原 市 9 相 模 原 住 宅 地 区 キ ャ ン プ 座 間 2,292 相 模 原 市 座 間 市 11 厚 木 海 軍 飛 行 場 海 5,069 綾 瀬 市 大 和 市 海 老 名 市 12 長 坂 小 銃 射 撃 場 97 横 須 賀 市 計 17,399 四 捨 五 入 により 計 と 符 合 しないことがある 地 - 2 -

13 Ⅰ 米 軍 基 地 の 整 理 縮 小 早 期 返 還 を 推 進 されたい 1 米 軍 基 地 の 整 理 縮 小 早 期 返 還 ( 外 務 省 防 衛 省 ) 人 口 の 密 集 している 本 県 において 米 軍 基 地 は 住 民 生 活 に 騒 音 や 事 故 の 不 安 そしてまちづくりの 阻 害 等 多 くの 障 害 や 危 険 をもたらしている 国 におかれては かかる 実 態 を 踏 まえ 特 に 次 のような 状 況 にある 県 内 の 米 軍 基 地 の 整 理 縮 小 早 期 返 還 について 強 く 米 軍 に 働 きかけられ これら を 実 現 すること 遊 休 化 している 基 地 住 民 福 祉 都 市 整 備 のための 公 共 施 設 用 地 として 緊 急 に 必 要 とする 基 地 周 辺 住 民 に 多 大 な 障 害 を 与 えている 基 地 また 一 部 返 還 申 請 中 の 基 地 返 還 方 針 が 合 意 されている 基 地 については 早 期 に 返 還 を 実 現 すること (ha) 基 地 数 と 面 積 の 推 移 4000 基 地 面 積 162 基 地 数 S27.4 S32.6 S35.6 S40.2 S50.4 H 元.12 H 平 和 条 約 発 効 ワ 岸 ー 共 ア 同 イ 声 ゼ 明 ン ハ 新 安 保 条 約 発 効 開 北 始 ベ ト ナ ム 爆 撃 サ イ ゴ ン 陥 落 冷 戦 崩 壊 現 在 - 3 -

14 2 返 還 財 産 の 処 分 条 件 ( 財 務 省 防 衛 省 ) 地 元 自 治 体 が 基 地 の 存 在 により 受 けてきた 様 々な 障 害 等 のこれまでの 地 元 負 担 影 響 を 考 慮 し 返 還 によるメリットが 市 民 にもたらされるよう 公 共 公 益 的 な 利 用 を 促 進 すること さらに 処 分 条 件 等 について 譲 与 や 無 償 貸 付 などの 優 遇 措 置 や 国 による 積 極 的 な 事 業 実 施 を 図 ること ( 留 保 地 を 含 む ) Ⅱ 厚 木 基 地 における 航 空 機 騒 音 を 解 消 されたい 厚 木 基 地 周 辺 住 民 は 航 空 機 騒 音 により 長 年 にわたり 耐 え 難 い 苦 痛 を 強 い られており 神 奈 川 県 及 び 基 地 周 辺 市 は かねてより このような 航 空 機 騒 音 問 題 の 抜 本 的 解 決 を 求 めてきた こうした 中 平 成 18 年 5 月 には 在 日 米 軍 再 編 協 議 において 騒 音 被 害 の 主 な 原 因 である 空 母 艦 載 ジェット 機 等 59 機 を2014( 平 成 26) 年 までに 移 駐 させ ることや 恒 常 的 訓 練 施 設 を2009( 平 成 21) 年 7 月 又 はその 後 のできるだけ 早 い 時 期 に 選 定 することを 目 標 とすることが 日 米 両 国 政 府 間 で 合 意 され その 実 施 に 向 けた 閣 議 決 定 がなされた しかしながら 空 母 艦 載 ジェット 機 等 の 移 駐 時 期 については 平 成 25 年 1 月 に 防 衛 省 から 施 設 整 備 の 全 体 工 程 を 見 直 した 結 果 遅 延 するとの 説 明 があり 同 年 10 月 には 日 米 両 国 政 府 間 で2017( 平 成 29) 年 頃 までになることが 確 認 されたほか 恒 常 的 訓 練 施 設 については ロードマップでは 移 駐 の 前 提 とはさ れていないものの いまだに 設 置 場 所 が 特 定 されていない また 移 駐 実 現 までの 間 基 地 周 辺 の 住 民 は 特 にNLP 前 後 の 激 しい 騒 音 や 墜 落 部 品 落 下 不 時 着 などの 事 故 への 不 安 にさらされ 続 けなくてはならない 最 近 でも 米 軍 機 による 事 故 が 相 次 いで 発 生 した また これまでの 三 次 にわたる 騒 音 訴 訟 に 引 き 続 き 第 四 次 騒 音 訴 訟 におい ても 基 地 周 辺 住 民 が 受 忍 限 度 を 超 える 騒 音 被 害 を 受 けているとの 司 法 判 断 が なされていることは その 負 担 の 深 刻 さを 示 している ついては 一 日 も 早 い 騒 音 問 題 の 抜 本 的 解 決 を 図 るため 国 の 責 任 において 先 の 二 国 間 合 意 を 踏 まえ 特 に 次 のことを 早 急 に 実 現 すること - 4 -

15 1 空 母 艦 載 ジェット 機 の 移 駐 等 の 着 実 な 実 施 ( 外 務 省 防 衛 省 ) (1) 移 駐 の 着 実 な 実 施 過 大 な 基 地 負 担 を 負 っている 地 元 住 民 の 強 い 思 いを 受 け 止 め 一 日 も 早 い 移 駐 の 実 現 のため 施 設 整 備 や 訓 練 空 域 の 調 整 などを 着 実 に 行 うととも に 移 駐 にかかる 諸 課 題 の 解 決 に 向 けた 協 議 等 に 全 力 を 尽 くすこと (2) スケジュール 等 の 情 報 提 供 移 駐 の 具 体 的 なスケジュールや 現 在 の 進 捗 状 況 移 駐 後 の 厚 木 基 地 周 辺 における 騒 音 状 況 の 予 測 について 厚 木 飛 行 場 からの 空 母 艦 載 機 の 移 駐 等 に 関 する 協 議 会 等 を 通 じ 関 係 自 治 体 に 対 し 継 続 的 かつきめ 細 やか な 情 報 提 供 を 行 うこと 2 恒 常 的 訓 練 施 設 の 確 保 ( 外 務 省 防 衛 省 ) 2009( 平 成 21) 年 7 月 またはその 後 できるだけ 早 い 時 期 に 選 定 すること を 目 標 とされている 恒 常 的 訓 練 施 設 については 国 の 責 任 において 早 急 に 選 定 し 移 駐 実 現 までに 必 要 な 施 設 整 備 等 を 終 えるよう また その 見 通 し について 速 やかに 情 報 提 供 すること 3 移 駐 実 現 までの 間 の 騒 音 問 題 の 解 決 への 積 極 的 な 取 組 ( 外 務 省 防 衛 省 ) (1) NLPの 硫 黄 島 での 全 面 実 施 及 びNLP 直 前 の 集 中 的 訓 練 の 硫 黄 島 の 活 用 等 < 米 側 との 調 整 > ア 人 口 密 集 地 域 にある 厚 木 基 地 周 辺 住 民 の 深 刻 な 騒 音 被 害 の 状 況 を 深 く 認 識 され NLPの 硫 黄 島 での 全 面 実 施 及 びNLP 直 前 の 集 中 的 訓 練 に おける 硫 黄 島 の 活 用 などについて 積 極 的 に 米 側 と 調 整 すること その 実 現 に 向 けて < 必 要 な 措 置 の 検 討 > イ いわゆる 直 結 方 式 や 硫 黄 島 での 予 備 日 の 設 定 など 必 要 な 措 置 に ついても 米 側 と 多 角 的 な 検 討 を 行 うこと < 必 要 な 支 援 態 勢 等 > ウ 支 援 態 勢 施 設 の 一 層 の 拡 充 整 備 を 推 進 すること - 5 -

16 (2) 激 しい 騒 音 の 発 生 が 予 想 される 飛 行 に 関 する 事 前 情 報 提 供 住 民 の 苦 痛 を 少 しでも 軽 減 緩 和 するため NLPに 限 らず 激 しい 騒 音 の 発 生 が 予 想 される 飛 行 については 国 の 責 任 において 適 時 的 確 な 情 報 提 供 を 行 うとともに 住 民 への 十 分 な 説 明 を 行 うこと (3) NLP 実 施 期 間 終 了 後 の 深 夜 飛 行 の 禁 止 NLP 実 施 期 間 終 了 後 の 深 夜 飛 行 により 厚 木 基 地 周 辺 住 民 は 睡 眠 を 妨 害 されるなど 多 大 な 被 害 を 受 けていることから 厚 木 飛 行 場 周 辺 の 航 空 機 の 騒 音 軽 減 措 置 を 遵 守 し 深 夜 の 飛 行 は 行 わないこと (4) 日 常 的 な 航 空 機 騒 音 の 軽 減 厚 木 基 地 における 航 空 機 騒 音 は 昼 夜 を 分 かたず 基 地 周 辺 住 民 に 深 刻 な 影 響 を 与 えている 厚 木 基 地 周 辺 における 県 市 による 航 空 機 騒 音 測 定 結 果 では 国 が 定 めて いる 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 値 をはるかに 上 回 り 人 口 が 密 集 する 厚 木 基 地 周 辺 住 民 にとって 耐 え 難 い 状 況 となっている また 最 近 においては 騒 音 苦 情 が 寄 せられる 区 域 も 広 がっており 騒 音 被 害 も 広 範 囲 にわたっている このようなことから 国 においては 次 のことについて 米 側 と 早 急 に 調 整 を 行 い 適 切 な 改 善 措 置 を 講 じ 騒 音 被 害 の 軽 減 を 図 ること ア 厚 木 飛 行 場 周 辺 の 航 空 機 の 騒 音 軽 減 措 置 の 全 面 的 見 直 し 厚 木 基 地 における 騒 音 問 題 を 解 決 するための 騒 音 軽 減 措 置 は 既 に 50 年 以 上 が 経 過 し 現 状 にそぐわないため 全 面 的 に 見 直 すこと なお 改 正 までの 間 については 騒 音 軽 減 措 置 における 運 用 上 の 必 要 に 応 じ などの 除 外 規 定 を 適 用 しないよう 米 側 と 調 整 すること イ 緊 急 時 を 除 く 遵 守 の 義 務 づけ 事 故 防 止 上 やむを 得 ない 場 合 などの 緊 急 時 を 除 いて 騒 音 軽 減 措 置 各 項 目 を 遵 守 することを 米 側 に 義 務 づけること ウ 環 境 基 準 を 確 保 する 飛 行 速 度 高 度 の 設 定 低 空 飛 行 への 苦 情 が 増 えていることに 鑑 み 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 が 確 保 されるような 飛 行 速 度 及 び 高 度 を 具 体 的 に 定 めること - 6 -

17 エ 飛 行 禁 止 時 間 の 延 長 12 時 から13 時 並 びに18 時 から 翌 朝 8 時 までの 飛 行 活 動 及 びエンジ ンテストを 禁 止 すること なお 改 正 までの 間 例 えば 騒 音 の 激 しい 機 種 については 早 めに 飛 行 を 終 えるなどの 運 用 を 米 側 に 求 めること オ 飛 行 禁 止 日 の 設 定 土 日 曜 祝 日 盆 並 びに 年 末 年 始 日 本 の 伝 統 的 行 事 及 び 重 要 な 学 校 行 事 市 民 行 事 等 における 飛 行 活 動 を 禁 止 すること カ 離 着 陸 訓 練 等 の 禁 止 離 着 陸 訓 練 及 び 指 定 された 訓 練 区 域 外 での 訓 練 飛 行 を 禁 止 すること キ 低 空 飛 行 等 の 禁 止 低 空 飛 行 編 隊 飛 行 急 旋 回 急 上 昇 曲 技 飛 行 及 び 連 続 発 進 を 禁 止 すること ク 飛 行 実 績 に 関 する 情 報 の 提 供 関 係 自 治 体 に 対 し 一 定 期 間 ごとに 機 種 別 離 着 陸 タッチ アン ド ゴー フライパス 等 の 飛 行 形 態 ごと 日 ごとの 飛 行 回 数 を 明 らかに するとともに 飛 行 経 路 の 情 報 も 提 供 すること ケ 飛 行 回 数 の 低 減 飛 行 回 数 の 低 減 等 により 騒 音 の 総 量 を 抑 制 すること ( 回 ) 50,000 騒 音 測 定 回 数 苦 情 件 数 の 推 移 ( 年 度 別 ) ( 件 ) 8,000 7,000 40,000 騒 音 測 定 回 数 ( 左 目 盛 ) ( 滑 走 路 北 端 1km 地 点 ) 苦 情 件 数 ( 右 目 盛 ) 6,000 5,000 30,000 4,000 20,000 3,000 10,000 騒 音 測 定 回 数 ( 左 目 盛 ) ( 滑 走 路 南 端 2km 地 点 ) 2,000 1,000 0 元 苦 情 件 数 は 県 及 び 厚 木 基 地 周 辺 12 市 に 寄 せられたもの 騒 音 測 定 回 数 は 70dB 以 上 の 騒 音 が5 秒 以 上 継 続 したときの 回 数 0-7 -

18 Ⅲ 米 国 原 子 力 艦 の 事 故 による 原 子 力 災 害 対 策 を 強 化 充 実 されたい 横 須 賀 港 には 通 算 920 回 を 超 えて 原 子 力 艦 が 入 港 するとともに 原 子 力 空 母 ロナルド レーガンが 配 備 されている 国 においては 平 成 14 年 4 月 に 防 災 基 本 計 画 に 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 を 位 置 づけるとともに 平 成 16 年 8 月 には 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 マ ニュアル を 作 成 するなど 対 応 を 進 めているところであるが 米 国 原 子 力 艦 に よる 原 子 力 災 害 が 発 生 した 場 合 に 過 去 の 原 子 力 災 害 の 轍 を 踏 まないよう 災 害 対 策 を 強 化 充 実 することが 必 要 である そこで 次 のことについて 早 急 に 適 切 な 措 置 を 講 じること 1 放 射 能 調 査 の 強 化 充 実 及 び 異 常 値 観 測 時 の 対 応 強 化 (1) 放 射 能 調 査 の 強 化 充 実 ( 原 子 力 規 制 庁 ) 放 射 能 調 査 については 横 須 賀 原 子 力 艦 モニタリングセンターの 機 能 が 充 分 に 発 揮 されるよう 必 要 に 応 じて 測 定 機 器 を 更 に 増 設 するなどの 措 置 を 講 じること また 適 切 に 放 射 線 測 定 を 実 施 するため 確 実 なモニタリングポストの 維 持 管 理 を 行 うとともに 測 定 機 器 トラブルの 際 のバックアップ 体 制 を 確 立 すること 特 に 平 成 26 年 1 月 29 日 付 原 子 力 規 制 庁 監 視 情 報 課 作 成 の 緊 急 時 モニタリングについて( 原 子 力 災 害 対 策 指 針 補 足 参 考 資 料 ) に 基 づ き 外 部 電 源 喪 失 等 を 想 定 し 自 動 起 動 型 の 自 家 発 電 機 の 整 備 や 観 測 デー タ 送 信 機 能 付 可 搬 型 モニタリングポストを 整 備 すること (2) オフサイトセンターの 活 用 ( 内 閣 府 原 子 力 規 制 庁 ) 原 子 力 艦 の 事 故 発 生 時 には 横 須 賀 オフサイトセンターの 活 用 も 選 択 肢 とされていることから 万 が 一 の 際 の 活 用 に 備 え 関 係 自 治 体 関 係 防 災 機 関 を 含 めた 同 センターの 運 用 体 制 等 の 整 備 を 行 うこと (3) 異 常 値 観 測 時 の 対 応 強 化 ( 外 務 省 原 子 力 規 制 庁 ) 事 故 発 生 の 際 に 迅 速 かつ 的 確 な 対 応 を 確 保 する 観 点 から 異 常 値 観 測 時 における 関 係 機 関 ( 関 係 自 治 体 を 含 む )への 迅 速 な 連 絡 体 制 を 強 化 する こと - 8 -

19 また 原 子 力 艦 の 極 めて 些 細 なトラブル( 原 子 炉 関 連 以 外 のトラブルに ついても 艦 船 の 運 航 に 影 響 を 及 ぼすものも 含 む )についても 日 本 政 府 に 連 絡 することを 米 国 政 府 との 間 で 確 実 なものにするとともに 政 府 に 連 絡 があった 際 には 直 ちに 関 係 自 治 体 に 連 絡 すること (4) 米 側 から 提 供 される 放 射 線 測 定 結 果 の 評 価 ( 外 務 省 原 子 力 規 制 庁 ) 米 側 において 実 施 し 国 に 提 供 されている 環 境 放 射 線 ( 環 境 試 料 )の 測 定 結 果 については 国 により 適 切 に 評 価 を 行 うこと 2 事 故 対 策 の 強 化 充 実 (1) 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 の 強 化 充 実 ( 内 閣 府 原 子 力 規 制 庁 ) 原 子 力 艦 の 万 が 一 の 事 故 に 備 え 国 主 催 の 防 災 訓 練 を 定 期 的 に 実 施 する など 原 子 力 艦 の 災 害 対 策 については 国 が 責 任 をもって 対 応 すること また 自 治 体 が 実 施 する 住 民 避 難 等 の 対 策 が 的 確 かつ 迅 速 に 行 えるよう に 取 り 組 むこと (2) 適 切 な 応 急 対 応 範 囲 の 設 定 ( 外 務 省 内 閣 府 原 子 力 規 制 庁 ) 原 子 力 艦 で 起 きうる 事 象 について 国 及 び 米 国 間 で 積 極 的 な 情 報 交 換 等 を 行 い 日 米 両 国 政 府 間 で 認 識 を 一 致 させ これに 基 づいた 事 故 発 生 時 の 適 切 な 応 急 対 応 範 囲 を 設 定 すること (3) 原 災 法 に 準 じた 対 策 等 の 実 施 ( 外 務 省 ) 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 の 原 子 力 事 業 者 に 準 じた 対 策 を 講 じるよう 米 側 に 申 し 入 れ その 回 答 を 情 報 提 供 すること (4) 日 米 両 国 政 府 及 び 関 係 自 治 体 による 迅 速 的 確 な 情 報 交 換 ( 外 務 省 ) 事 故 発 生 時 において 米 側 と 関 係 機 関 ( 関 係 自 治 体 を 含 む )が 迅 速 か つ 的 確 な 情 報 交 換 を 実 施 することができるよう 措 置 すること 3 関 係 自 治 体 が 講 じる 対 策 への 必 要 な 措 置 等 (1) 制 度 面 財 政 面 技 術 面 での 支 援 ( 内 閣 府 防 衛 省 原 子 力 規 制 庁 ) 今 後 関 係 自 治 体 が 講 じる 対 策 については 制 度 面 はもとより 新 たな 交 付 金 の 創 設 を 含 む 財 政 面 や 技 術 面 などの 必 要 な 措 置 全 面 的 な 支 援 を 行 う こと - 9 -

20 (2) 基 礎 的 情 報 の 提 供 ( 外 務 省 ) 原 子 力 艦 に 係 る 基 礎 的 情 報 や 万 一 の 場 合 の 米 側 の 初 動 対 応 や 応 急 対 策 に 係 る 情 報 を 入 手 し 関 係 自 治 体 に 提 供 すること (3) 民 間 原 子 力 関 係 施 設 に 対 する 資 機 材 等 の 有 効 活 用 ( 内 閣 府 原 子 力 規 制 庁 ) 原 子 力 発 電 施 設 等 緊 急 時 安 全 対 策 交 付 金 によって 措 置 された 施 設 資 機 材 について 異 常 値 を 観 測 した 際 には 円 滑 に 目 的 外 利 用 を 行 える 措 置 を 講 じること 4 原 子 炉 関 連 設 備 以 外 の 事 故 の 発 生 防 止 ( 外 務 省 防 衛 省 ) 市 民 県 民 の 不 安 の 払 拭 のために 原 子 炉 関 連 設 備 や 艦 船 外 に 被 害 が 及 ば ないような 事 故 についても 発 生 防 止 に 努 めること 原 子 力 艦 年 度 別 寄 港 状 況 寄 港 日 数 寄 港 回 数 寄 港 日 数 寄 港 15 回 数 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 26 年 度 27 年 度 0 Ⅳ 日 米 地 位 協 定 の 見 直 しを 行 うとともに その 運 用 について 適 切 な 改 善 を 図 られたい ( 注 ) 本 項 において 各 要 望 項 目 に 付 してある 書 きは 各 条 項 の 内 容 把 握 のために 県 市 協 が 説 明 を 付 したものである 1 2 条 3 項 関 係 不 要 な 施 設 及 び 区 域 の 返 還 並 びに 必 要 性 の 検 討 < 基 地 の 使 用 状 況 等 の 点 検 > ( 外 務 省 防 衛 省 )

21 人 口 の 密 集 している 県 内 における 基 地 問 題 の 解 決 を 図 るため 随 時 その 施 設 及 び 区 域 ごとに 必 要 性 使 用 状 況 等 の 総 点 検 を 行 い その 結 果 に 応 じて 返 還 に 向 けた 米 国 との 調 整 を 積 極 的 に 行 うとともに 調 整 状 況 を 関 係 自 治 体 に 伝 えること 2 3 条 1 項 関 係 管 理 権 ( 事 件 等 防 止 関 係 ) < 犯 罪 迷 惑 行 為 の 防 止 >( 外 務 省 防 衛 省 ) 合 衆 国 軍 隊 の 構 成 員 及 び 軍 属 並 びにそれらの 家 族 ( 以 下 米 軍 人 等 と いう )による 犯 罪 及 び 迷 惑 行 為 などが 発 生 していることから 教 育 研 修 に 努 めるなど 真 に 実 効 性 のある 対 策 を 講 じ 再 発 防 止 に 努 めるとともに その 具 体 的 な 対 策 等 について 情 報 提 供 すること 3 3 条 1 項 関 係 管 理 権 及 び16 条 関 係 法 令 尊 重 の 義 務 ( 環 境 関 係 ) (1) 環 境 関 連 法 令 等 の 適 用 ( 外 務 省 環 境 省 ) 基 地 内 及 び 基 地 周 辺 の 生 活 環 境 の 保 全 及 び 安 全 確 保 のため 米 軍 にも 大 気 汚 染 防 止 法 水 質 汚 濁 防 止 法 ダイオキシン 類 対 策 特 別 措 置 法 土 壌 汚 染 対 策 法 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 や 関 係 条 例 を 含 む 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 国 内 法 令 が 遵 守 されるよう 早 急 に 日 米 地 位 協 定 を 見 直 す こと また 日 米 地 位 協 定 全 体 の 見 直 しが 難 しい 場 合 は 環 境 に 係 る 特 別 協 定 な どにより 事 実 上 改 正 と 同 様 の 効 果 を 持 つ 対 策 を 講 じること なお 環 境 補 足 協 定 については 環 境 に 影 響 を 及 ぼす 事 故 が 現 に 発 生 した 場 合 の 迅 速 な 情 報 提 供 円 滑 な 立 入 りや 返 還 前 の 早 期 の 立 入 りの 実 現 など 実 効 性 のある 運 用 を 通 じて 基 地 内 の 環 境 対 策 の 強 化 が 着 実 に 図 れるよう 努 め ること (2) 環 境 保 全 措 置 の 実 施 等 ( 外 務 省 環 境 省 ) 国 内 法 令 が 適 用 されるまでの 間 国 内 法 令 に 準 じ 基 地 内 における 環 境 負 荷 の 発 生 の 防 止 抑 制 等 の 環 境 保 全 措 置 を 実 施 し その 結 果 を 公 表 する とともに 地 元 自 治 体 が 定 期 的 に 日 本 環 境 管 理 基 準 (JEGS)に 基 づく 運 用 実 態 を 確 認 できるよう 米 側 と 協 議 すること

22 (3) 環 境 問 題 発 生 時 の 回 復 義 務 ( 外 務 省 環 境 省 ) 米 側 の 活 動 に 起 因 して 騒 音 水 質 汚 濁 大 気 汚 染 土 壌 汚 染 等 の 環 境 問 題 が 発 生 した 場 合 には 米 国 の 責 任 において 適 切 に 回 復 することを 義 務 づけること また 講 じた 措 置 等 については 関 係 自 治 体 の 求 めに 応 じて 速 やかに 公 表 すること 4 3 条 3 項 関 係 公 共 の 安 全 (1) 飛 行 時 の 安 全 確 保 ( 外 務 省 ) 米 軍 機 からの 落 下 物 やヘリコプターの 不 時 着 等 の 事 故 防 止 及 び 飛 行 の 安 全 を 図 るため 機 器 の 点 検 保 守 整 備 及 びパイロット 教 育 の 徹 底 等 につ いて 万 全 の 措 置 を 講 じること 特 に 人 口 の 密 集 している 市 街 地 に 所 在 する 厚 木 基 地 周 辺 におけるジェ ット 機 等 の 飛 行 は 墜 落 等 の 事 故 が 発 生 した 際 に 大 惨 事 につながることは 明 白 であることから ジェット 機 等 の 整 備 点 検 や 周 辺 住 民 の 安 全 を 最 優 先 としたパイロット 教 育 の 徹 底 等 について 万 全 の 措 置 を 講 じること また 原 子 力 関 連 施 設 石 油 コンビナート ガスタンクなど 墜 落 事 故 が 大 災 害 に 直 結 する 施 設 の 周 辺 上 空 での 飛 行 を 禁 止 すること (2) 艦 船 の 安 全 航 行 の 徹 底 ( 外 務 省 ) 港 湾 施 設 に 入 出 港 する 場 合 はもちろん 近 海 を 航 行 する 艦 船 についても 安 全 航 行 の 徹 底 を 図 るため 万 全 の 措 置 を 講 じ 細 心 の 注 意 を 払 って 行 動 す ること (3) 艦 船 事 故 連 絡 体 制 の 確 立 ( 外 務 省 防 衛 省 ) 航 空 事 故 等 連 絡 体 制 と 同 様 に 近 隣 海 域 で 艦 船 事 故 が 発 生 した 場 合 に 関 係 機 関 相 互 の 迅 速 な 連 絡 調 整 が 可 能 となるよう 連 絡 協 議 会 を 設 置 するな ど 地 域 レベルの 連 絡 体 制 を 国 が 整 備 すること 5 9 条 関 係 合 衆 国 軍 隊 構 成 員 等 の 地 位 < 検 疫 等 の 国 内 法 適 用 >( 外 務 省 防 衛 省 厚 生 労 働 省 ) 基 地 周 辺 住 民 の 生 活 環 境 の 保 全 及 び 安 全 確 保 のため 人 及 び 動 物 植 物 に 対 する 検 疫 並 びに 人 の 保 健 衛 生 に 関 して 国 内 法 を 適 用 すること

23 また 感 染 症 発 生 時 における 情 報 提 供 及 び 必 要 な 措 置 のあり 方 について 検 討 措 置 するとともに それまでの 間 も 米 側 と 協 力 のうえ 米 軍 構 成 員 等 の 感 染 症 に 関 する 情 報 を 的 確 に 把 握 し 地 方 公 共 団 体 に 対 し 速 やかな 情 報 提 供 と 必 要 な 連 携 を 行 うこと 6 23 条 関 係 安 全 確 保 の 措 置 等 < 災 害 時 の 相 互 応 援 等 >( 外 務 省 防 衛 省 ) 災 害 時 に 市 民 の 生 命 財 産 を 守 り 安 全 を 確 保 するため 人 道 的 見 地 から も 在 日 米 軍 との 相 互 応 援 が 実 施 できるよう 日 米 両 国 間 で 包 括 的 な 取 り 決 めを 行 うこと 併 せて 在 日 米 軍 と 災 害 時 の 相 互 応 援 が 実 施 できる 包 括 的 な 取 り 決 めに 基 づき 災 害 発 生 時 の 相 互 応 援 広 域 避 難 場 所 等 としての 基 地 の 一 部 使 用 等 に ついて 基 地 司 令 官 と 地 元 自 治 体 の 協 定 が 円 滑 に 運 用 できるよう 支 援 するこ と 自 治 体 名 米 軍 と 災 害 時 相 互 応 援 の 覚 書 を 締 結 している 県 内 自 治 体 一 覧 相 手 方 神 奈 川 県 在 日 米 海 軍 司 令 部 在 日 米 陸 軍 司 令 部 横 浜 市 米 海 軍 横 須 賀 基 地 司 令 部 米 海 軍 厚 木 航 空 施 設 司 令 部 在 日 米 陸 軍 基 地 管 理 本 部 相 模 原 市 在 日 米 陸 軍 基 地 管 理 本 部 米 海 軍 厚 木 航 空 施 設 司 令 部 横 須 賀 市 在 日 米 海 軍 司 令 部 米 海 軍 横 須 賀 基 地 司 令 部 藤 沢 市 米 海 軍 厚 木 航 空 施 設 司 令 部 逗 子 市 米 海 軍 横 須 賀 基 地 司 令 部 大 和 市 米 海 軍 厚 木 航 空 施 設 司 令 部 海 老 名 市 米 海 軍 厚 木 航 空 施 設 司 令 部 座 間 市 在 日 米 陸 軍 基 地 管 理 本 部 米 海 軍 厚 木 航 空 施 設 司 令 部 綾 瀬 市 米 海 軍 厚 木 航 空 施 設 司 令 部 茅 ヶ 崎 市 米 海 軍 厚 木 航 空 施 設 司 令 部 7 25 条 関 係 日 米 合 同 委 員 会 (1) 合 意 事 項 等 の 公 表 情 報 提 供 及 び 関 係 自 治 体 の 意 向 聴 取 ( 外 務 省 ) 日 米 地 位 協 定 の 運 用 である 日 米 合 同 委 員 会 の 協 議 事 項 協 議 内 容 合 意 事 項 について 関 係 自 治 体 に 情 報 提 供 するとともに 合 意 事 項 については

24 公 表 すること 特 に 自 治 体 に 関 係 する 事 項 については 当 該 関 係 自 治 体 の 意 向 を 聴 取 し その 意 向 を 踏 まえて 協 議 すること (2) 地 域 特 別 委 員 会 等 の 設 置 ( 外 務 省 防 衛 省 ) 米 軍 人 等 の 事 件 事 故 防 止 対 策 や 環 境 問 題 について 協 議 するために 日 米 合 同 委 員 会 の 中 に 基 地 を 有 する 地 方 公 共 団 体 の 代 表 者 の 参 加 する 地 域 特 別 委 員 会 を 設 置 すること また 政 府 と 地 元 自 治 体 の 代 表 者 との 定 期 的 な 話 し 合 いの 場 を 設 置 する こと 8 日 米 合 同 委 員 会 合 意 事 項 関 係 在 日 米 軍 に 関 わる 事 件 事 故 通 報 体 制 及 び 米 軍 航 空 機 の 事 故 調 査 報 告 書 の 提 供 及 び 公 表 関 係 (1) 事 件 事 故 発 生 時 の 速 やかな 情 報 提 供 等 ( 外 務 省 防 衛 省 ) 基 地 に 起 因 する 事 件 事 故 等 が 発 生 した 場 合 速 やかに 情 報 を 関 係 自 治 体 に 提 供 するとともに 周 辺 住 民 に 対 する 説 明 会 等 を 開 催 し 住 民 の 理 解 を 得 るよう 十 分 配 慮 すること (2) 事 故 報 告 書 の 提 出 ( 外 務 省 防 衛 省 ) 平 成 8 年 12 月 の 日 米 合 同 委 員 会 合 意 にある 米 軍 航 空 機 の 事 故 に 限 らず 基 地 周 辺 住 民 や 事 故 現 場 周 辺 住 民 に 大 きな 影 響 を 与 える 事 故 が 発 生 した 場 合 米 側 に 事 故 報 告 書 の 提 出 を 求 め その 内 容 を 公 表 すること また 関 係 自 治 体 から 要 請 があった 場 合 は 速 やかに 米 側 に 事 故 報 告 書 の 提 供 を 求 めること なお 米 軍 が 英 文 で 公 表 した 事 故 報 告 書 等 については 国 において 速 や かに 翻 訳 した 上 で 関 係 自 治 体 に 公 表 すること (3) 事 件 事 故 の 原 因 究 明 等 ( 外 務 省 防 衛 省 ) 事 故 等 の 事 後 処 理 原 因 究 明 再 発 防 止 策 を 早 急 に 確 立 し 損 害 賠 償 等 については 万 全 を 図 ること なお 米 軍 機 による 事 故 等 については 併 せて 事 故 原 因 を 公 表 するとと もに 再 発 防 止 の 安 全 対 策 が 講 じられるまでは 同 機 種 の 飛 行 を 中 止 すること

25 Ⅴ 住 宅 防 音 工 事 等 騒 音 対 策 の 充 実 を 図 られたい 1 住 宅 防 音 工 事 制 度 の 充 実 ( 防 衛 省 ) (1) 環 境 基 準 を 遵 守 した 指 定 区 域 の 拡 大 第 1 種 区 域 の 指 定 に 係 る 値 を62デシベル(Lden 値 )から 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 を 遵 守 した57デシベル(Lden 値 )に 改 めること (2) 告 示 日 以 降 の 新 増 築 住 宅 への 助 成 建 築 年 次 にかかわらず すべての 新 増 築 住 宅 を 助 成 の 対 象 とすること 2 基 地 に 関 する 苦 情 等 処 理 体 制 の 充 実 ( 防 衛 省 ) 基 地 に 関 する 問 題 について 国 は 住 民 に 対 する 説 明 責 任 を 十 分 に 果 たす とともに 航 空 機 騒 音 の 苦 情 をはじめ 周 辺 住 民 からの 基 地 に 関 する 問 い 合 わせ 等 に 対 しては 責 任 ある 対 応 をすべきである 次 のことについて 早 急 に 適 切 な 措 置 を 講 じること (1) 苦 情 等 処 理 体 制 の 充 実 基 地 に 関 する 地 元 住 民 の 疑 問 や 意 見 に 十 分 に 対 応 するため 電 話 機 の 増 設 電 子 メールでの 対 応 人 員 の 確 保 など 体 制 の 充 実 を 図 ること 特 に 航 空 機 騒 音 の 苦 情 については 24 時 間 常 設 のコールセンターを 設 置 す るなど 処 理 体 制 の 充 実 を 図 ること 併 せて NLP 実 施 期 間 終 了 後 の 深 夜 飛 行 に 対 する 苦 情 対 応 については 国 が 責 任 を 持 って 対 応 し 苦 情 対 応 の 職 員 を 各 市 へ 派 遣 すること (2) 住 民 への 周 知 等 国 が 責 任 をもって 住 民 対 応 を 行 うことや 具 体 的 な 受 付 方 法 窓 口 につ いて 十 分 に 広 報 するとともに 自 治 体 等 で 受 けている 苦 情 等 が 国 に 届 く 連 絡 体 制 を 構 築 すること

26 Ⅵ 国 による 財 政 的 措 置 及 び 各 種 支 援 策 を 充 実 されたい わが 国 の 安 全 保 障 に 係 る 負 担 は 国 民 全 体 で 担 うべきものであるが 現 状 は 基 地 所 在 市 町 村 等 の 一 部 自 治 体 及 び 周 辺 住 民 の 負 担 の 上 に 成 り 立 っており 負 担 に 相 応 した 十 分 な 代 替 措 置 や 助 成 その 他 必 要 な 措 置 を 講 ずるべきである し かしながら 現 状 では 基 地 負 担 に 対 する 国 の 財 政 的 措 置 は 不 十 分 な 状 況 にある そこで 基 地 所 在 自 治 体 等 の 負 担 に 十 分 配 慮 し 次 のことについて 適 切 な 措 置 を 講 じること 1 基 地 交 付 金 調 整 交 付 金 の 所 要 予 算 確 保 ( 総 務 省 財 務 省 ) (1) 基 地 交 付 金 の 所 要 予 算 確 保 基 地 交 付 金 については 制 度 本 来 の 趣 旨 を 踏 まえ 固 定 資 産 税 額 に 相 当 する 額 が 交 付 できるよう 所 要 の 予 算 を 確 保 すること (2) 調 整 交 付 金 の 所 要 予 算 確 保 調 整 交 付 金 については 概 算 要 求 基 準 において 基 地 交 付 金 と 同 様 の 取 扱 いとするとともに 地 位 協 定 の 実 施 に 伴 う 固 定 資 産 税 軽 自 動 車 税 等 地 方 税 の 非 課 税 措 置 若 しくは 特 例 措 置 による 地 方 公 共 団 体 の 損 失 を 全 額 補 填 さ れるよう 予 算 措 置 すること 2 再 編 交 付 金 の 継 続 又 は 地 域 振 興 策 の 新 設 ( 防 衛 省 内 閣 府 財 務 省 ) 再 編 交 付 金 の 終 了 後 も 基 地 周 辺 住 民 にとって 何 ら 負 担 は 変 わらないので 交 付 金 の 継 続 や 新 たな 財 政 的 措 置 の 創 設 も 含 め 地 元 負 担 の 軽 減 を 図 ること さらに 過 大 な 基 地 負 担 を 踏 まえ 新 たな 財 政 的 措 置 の 創 設 も 含 め 地 域 振 興 策 に 係 る 各 種 施 策 を 検 討 実 施 するとともに 地 元 意 向 が 十 分 に 反 映 され る 制 度 とすること 3 基 地 周 辺 対 策 経 費 の 所 要 の 予 算 の 確 保 等 ( 防 衛 省 財 務 省 ) 一 部 の 基 地 周 辺 自 治 体 が 過 大 な 負 担 を 担 っていることを 踏 まえ 基 地 負 担 についての 国 民 理 解 の 醸 成 に 努 めるとともに 周 辺 対 策 経 費 については 申 請 事 業 の 完 全 採 択 及 び 事 業 費 の 全 額 国 庫 負 担 を 実 現 するために 十 分 な 財 政 上

27 の 措 置 を 講 じ さらに 基 地 周 辺 自 治 体 の 実 情 に 応 じた 柔 軟 な 対 応 が 可 能 となる 施 策 とすること 4 地 方 交 付 税 について( 総 務 省 財 務 省 ) 普 通 交 付 税 算 定 では 基 地 補 正 が 措 置 されているが 平 成 9 年 度 の 創 設 以 来 変 わっていない 算 入 に 用 いる 単 価 を 引 き 上 げるとともに 不 交 付 団 体 の 場 合 は 交 付 に 結 びつかないため 基 地 負 担 に 見 合 った 需 要 額 の 算 出 と 交 付 がなされる 制 度 とすること また 特 別 交 付 税 において 普 通 交 付 税 では 捕 そくできない 基 地 に 対 する 需 要 を 災 害 等 と 同 様 の 項 目 で 算 定 するなど 適 切 な 算 出 と 交 付 を すること 5 日 米 相 互 理 解 の 促 進 に 係 る 支 援 ( 防 衛 省 内 閣 府 財 務 省 ) 地 域 住 民 と 米 軍 の 相 互 理 解 を 促 進 するための 様 々な 取 組 に 対 する 財 政 措 置 を 含 めた 各 種 支 援 策 を 実 施 すること

28 - 18 -

29 外 務 省 防 衛 省 への 要 望 ( 要 望 項 目 全 体 ) Ⅰ 米 軍 基 地 の 整 理 縮 小 早 期 返 還 を 推 進 するとともに 基 地 跡 地 利 用 の 地 元 の 意 向 尊 重 等 を 図 られたい Ⅱ 日 米 地 位 協 定 の 見 直 しを 行 うとともに その 運 用 について 適 切 な 改 善 を 図 られたい Ⅲ 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 等 の 積 極 的 な 運 用 並 びに 法 令 の 改 正 を 図 られたい Ⅳ Ⅴ 基 地 交 付 金 調 整 交 付 金 制 度 を 充 実 されたい 駐 留 軍 等 労 働 者 対 策 及 び 離 職 者 対 策 の 拡 充 強 化 を 図 られたい Ⅵ 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 自 衛 隊 法 等 の 運 用 について 適 切 な 情 報 提 供 等 に 努 められたい

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31 要 望 項 目 Ⅰ 米 軍 基 地 の 整 理 縮 小 早 期 返 還 を 推 進 するとともに 基 地 跡 地 利 用 の 地 元 の 意 向 尊 重 等 を 図 られたい 1 基 地 の 整 理 縮 小 早 期 返 還 次 の 基 地 については 次 に 掲 げる 地 元 市 の 跡 地 利 用 の 構 想 計 画 を 考 慮 し 早 期 に 返 還 すること 併 せて 提 供 水 域 についても 早 期 に 返 還 すること (1) 根 岸 住 宅 地 区 横 浜 市 * 日 米 間 で 返 還 方 針 合 意 横 浜 都 心 部 に 近 接 し 海 の 見 える 丘 の 芝 生 に 囲 まれた 米 国 風 住 宅 という 独 特 の 景 観 や 雰 囲 気 を 持 っており こうした 特 色 や 隣 接 する 根 岸 森 林 公 園 の 環 境 を 活 用 しながら 憩 いの 空 間 の 形 成 を 目 指 す (2) 池 子 住 宅 地 区 及 び 海 軍 補 助 施 設 横 浜 市 * 日 米 間 で 一 部 返 還 方 針 合 意 横 浜 市 域 の 飛 び 地 について 周 辺 住 民 が 災 害 時 に 利 用 できる 避 難 場 所 等 を 検 討 する 逗 子 市 広 域 避 難 場 所 を 兼 ねた 自 然 公 園 等 としての 利 用 を 図 る (3) 横 須 賀 海 軍 施 設 横 須 賀 市 一 部 返 還 通 信 試 験 施 設 部 分 は 旧 長 井 住 宅 地 区 と 一 体 として 利 用 を 図 る (4) 相 模 総 合 補 給 廠 相 模 原 市 * 日 米 間 で 北 側 外 周 部 分 の 一 部 返 還 ( 約 0.9h a)について 合 意 小 田 急 多 摩 線 のJR 相 模 原 駅 等 への 延 伸 とあわせ 広 域 交 流 拠 点 都 市 を 目 指 す 相 模 原 市 の 中 心 市 街 地 にふさわしいまちづくりを 早 期 に 進 める また 次 に 掲 げるものについても 早 期 推 進 を 図 る ア イ JR 横 浜 線 と 並 行 した 道 路 整 備 による 東 西 方 向 のアクセス 向 上 北 側 道 路 の 整 備 による 宮 下 ~ 上 矢 部 方 面 のアクセス 向 上

32 (5) 相 模 原 住 宅 地 区 相 模 原 市 中 低 層 の 住 宅 が 立 ち 並 ぶ 市 街 地 の 中 に 位 置 する 立 地 条 件 を 生 かし 緑 を 保 全 した 公 園 や 防 災 空 間 としての 機 能 のほか 文 化 福 祉 施 設 の 整 備 を 図 る 特 に 次 に 掲 げるものについては 早 期 推 進 を 図 る ア ウォーターフィルタープラント( 浄 水 場 ) 区 域 の 公 園 等 利 用 イ 東 側 外 周 部 分 の 道 路 整 備 による 南 北 方 向 のアクセス 向 上 ウ 北 西 側 外 周 部 分 を 歩 行 者 用 の 緑 道 として 整 備 エ 横 浜 水 道 道 の 開 放 による 南 北 方 向 のアクセス 向 上 (6)キャンプ 座 間 相 模 原 市 広 大 で 起 伏 に 富 む 地 形 を 生 かして 公 園 緑 地 として 整 備 するほか 文 化 教 育 福 祉 施 設 等 の 整 備 を 図 る 特 に 次 に 掲 げるものについては 早 期 推 進 を 図 る ア ゴルフ 場 外 周 道 路 の 整 備 による 周 辺 地 域 の 渋 滞 緩 和 及 び 南 北 方 向 ( 第 7ゲート 付 近 ~ 県 道 51 号 )のアクセス 向 上 イ 市 道 新 戸 相 武 台 のトンネル 拡 幅 再 整 備 による 安 全 性 向 上 及 び 交 通 利 便 性 の 向 上 ウ ゴルフ 場 の 活 用 による 市 民 憩 いの 場 の 整 備 及 び 防 災 空 間 確 保 エ 旧 まがり 坂 ( 峰 の 坂 道 )の 復 活 による 東 西 方 向 のアクセス 確 保 オ 旧 新 磯 高 校 東 側 の 道 路 整 備 による 南 北 方 向 のアクセス 向 上 座 間 市 教 育 文 化 福 祉 等 の 向 上 に 資 する 公 共 公 益 施 設 の 整 備 を 図 る 特 に 次 に 掲 げるものについては 早 急 に 整 備 を 図 る ア 水 道 施 設 用 地 は 公 園 等 として 利 用 を 図 る イ チャペル ヒル 住 宅 地 区 の 返 還 跡 地 利 用 構 想 に 基 づく 施 設 整 備 を 図 る そのため キャンプ 座 間 に 関 する 協 議 会 において 十 分 協 議 し 昭 和 46 年 締 結 の 覚 書 各 事 項 及 び 負 担 の 軽 減 策 等 の 誠 実 な 履 行 を 求 める

33 (7) 厚 木 海 軍 飛 行 場 大 和 市 自 然 と 調 和 した 快 適 な 都 市 空 間 をつくるため 綾 瀬 市 と 協 調 して 地 域 開 発 の 拠 点 として 整 備 を 図 る 綾 瀬 市 緑 と 文 化 が 薫 るふれあいのまち あやせ を 都 市 像 とし 大 和 市 と 協 調 して 地 域 開 発 の 拠 点 として 整 備 を 図 る ア 西 門 南 側 地 区 ( 約 5ha)は 周 辺 道 路 としての 整 備 を 図 る イ 遊 休 化 しているピクニックエリア( 約 6ha) 及 びゴルフ 場 地 区 ( 約 39ha)は 厚 生 施 設 や 市 民 のスポーツ レクリエーションの 場 として 利 用 を 図 る 2 返 還 国 有 地 の 利 用 や 処 分 にあたっての 地 元 の 意 向 の 尊 重 返 還 国 有 地 の 利 用 にあたっては 地 元 の 利 用 計 画 を 最 優 先 し 国 による 跡 地 利 用 についても 地 元 の 計 画 要 望 に 沿 ったものとすること また 国 有 地 の 処 分 にあたっては これまでの 基 地 負 担 を 踏 まえ 地 元 自 治 体 に 対 する 無 償 による 譲 渡 等 の 措 置 を 講 ずること 3 基 地 返 還 に 際 しての 地 元 負 担 の 軽 減 基 地 の 返 還 または 共 同 使 用 に 伴 う 代 替 ( 補 償 ) 工 事 及 び 調 査 費 について は 全 額 国 庫 負 担 とすること 4 返 還 国 有 地 及 び 民 公 有 地 の 管 理 等 (1) 返 還 国 有 地 及 び 民 公 有 地 の 障 害 物 件 等 の 除 去 返 還 国 有 地 及 び 民 公 有 地 に 存 在 する 障 害 物 件 や 土 壌 及 び 地 下 水 中 の 汚 染 物 質 の 除 去 は 国 の 責 任 において 実 施 すること なお 地 元 自 治 体 が 行 う 場 合 は 全 額 国 庫 負 担 とすること (2) 返 還 国 有 地 の 管 理 返 還 国 有 地 の 管 理 にあたっては 万 全 を 期 し 犯 罪 火 災 環 境 問 題 等

34 の 発 生 源 にならないよう 配 慮 するとともに 周 辺 住 民 への 丁 寧 な 対 応 を 行 うこと

35 Ⅱ 日 米 地 位 協 定 の 見 直 しを 行 うとともに その 運 用 について 適 切 な 改 善 を 図 られたい ( 注 ) 本 項 において 各 要 望 項 目 に 付 してある 書 きは 各 条 項 の 内 容 把 握 のために 県 市 協 が 説 明 を 付 したものである 1 2 条 関 係 施 設 区 域 の 提 供 等 (1) 2 項 関 係 施 設 区 域 の 提 供 返 還 の 合 意 < 返 還 等 の 検 討 にあたっての 事 前 情 報 提 供 等 > ア 基 地 の 機 能 変 更 閉 鎖 移 転 及 び 返 還 等 の 検 討 にあたっては あらか じめ 関 係 自 治 体 に 情 報 提 供 と 協 議 を 行 うこと また 協 議 にあたっては 関 係 自 治 体 の 意 向 を 尊 重 すること < 基 地 の 機 能 強 化 恒 久 化 の 回 避 > イ 基 地 の 機 能 強 化 恒 久 化 につながる 施 設 建 設 等 は 避 けること < 施 設 建 設 計 画 等 の 事 前 情 報 提 供 > ウ 施 設 建 設 計 画 等 については 米 軍 予 算 で 行 うものも 含 め あらかじめ 関 係 自 治 体 に 情 報 を 提 供 するとともに その 意 向 に 十 分 配 慮 すること < 基 地 周 辺 の 生 活 環 境 の 保 全 > エ 施 設 の 建 設 等 に 伴 って 周 辺 の 住 民 の 生 活 環 境 に 影 響 を 与 え また 安 全 安 心 を 脅 かすことのないよう 万 全 の 措 置 を 講 じること (2) 4 項 関 係 共 同 使 用 < 共 同 使 用 の 促 進 > 基 地 内 施 設 について 地 元 自 治 体 との 共 同 使 用 を 図 るとともに 使 用 料 は 免 除 すること 2 3 条 関 係 施 設 区 域 に 関 する 措 置 (1) 1 項 関 係 管 理 権 <ノース ドックでの 弾 薬 積 卸 しの 禁 止 > ア 横 浜 ノース ドックを 経 由 しての 米 軍 の 北 富 士 東 富 士 での 実 弾 砲 撃 演 習 に 伴 う 物 資 の 移 送 にあたっては 弾 薬 等 の 積 卸 しを 決 して 行 わない

36 こと < 厚 木 基 地 での 消 音 施 設 等 の 整 備 > イ 厚 木 基 地 において 消 音 施 設 遮 音 壁 防 音 林 緑 地 帯 等 の 増 設 整 備 を 進 め 周 辺 住 民 の 生 活 環 境 の 保 全 に 一 層 の 努 力 をすること <キャンプ 座 間 等 での 騒 音 対 策 > ウ キャンプ 座 間 におけるヘリコプターの 飛 行 活 動 は 12 時 から13 時 及 び18 時 から 翌 朝 8 時 までの 間 並 びに 土 日 曜 祝 日 盆 年 末 年 始 日 本 の 伝 統 行 事 及 び 重 要 な 学 校 行 事 市 民 行 事 等 においては 緊 急 やむを 得 ないものを 除 き 活 動 を 禁 止 するとともに 低 空 での 旋 回 訓 練 等 激 しい 騒 音 を 伴 う 訓 練 を 行 わないこと さらに 住 宅 地 の 上 空 につい ては 極 力 飛 行 を 避 けるなど 必 要 な 騒 音 対 策 を 講 じること 特 に 他 基 地 から 飛 来 するヘリコプターが キャンプ 座 間 のみなら ず 相 模 総 合 補 給 廠 へも 飛 来 し 騒 音 被 害 が 発 生 していることから 米 側 と 早 急 に 調 整 を 行 い 適 切 な 改 善 措 置 を 講 じること また ヘリコプターによる 騒 音 被 害 について 国 の 責 任 で 常 時 騒 音 計 を 設 置 するなど 被 害 状 況 を 的 確 に 把 握 すること ヘリコプターの 運 用 に 関 し 的 確 な 事 前 情 報 の 提 供 を 行 うとともに 住 民 への 十 分 な 説 明 を 行 うこと < 根 岸 住 宅 地 区 での 生 活 環 境 の 維 持 向 上 > エ 根 岸 住 宅 地 区 に 囲 まれた 日 本 人 居 住 者 の 生 活 環 境 は 敷 地 の 周 囲 を 施 設 提 供 区 域 に 囲 まれるという 極 めて 特 殊 な 状 況 下 に 置 かれており 国 の 責 任 において 生 活 環 境 の 維 持 改 善 に 向 け 住 民 に 対 して 丁 寧 な 説 明 と 迅 速 で 適 切 な 対 応 を 行 うこと < 基 地 内 の 文 化 遺 産 の 保 存 等 > オ 基 地 内 の 自 然 環 境 の 保 護 文 化 遺 産 の 調 査 保 存 について 特 段 の 配 慮 をすること < 交 通 事 故 予 防 対 策 の 徹 底 > カ 交 通 事 故 の 予 防 対 策 を 徹 底 して 図 ること

37 < 周 辺 住 民 に 不 安 を 与 える 訓 練 等 の 禁 止 > キ 訓 練 を 行 うにあっては 基 地 周 辺 住 民 に 十 分 配 慮 するとともに 不 安 を 与 えるような 訓 練 や 演 習 物 資 の 備 蓄 を 行 わないこと < 話 合 いによる 問 題 解 決 > ク 基 地 に 起 因 する 問 題 については 地 元 自 治 体 との 話 合 いによる 解 決 に 努 めること < 境 界 の 確 定 > ケ 提 供 地 の 境 界 を 明 確 にするとともに 提 供 地 内 の 土 地 についても 将 来 権 利 者 間 に 紛 争 の 起 きないよう 措 置 すること <しゅんせつや 海 面 埋 立 等 の 国 による 実 施 > コ 施 設 及 び 区 域 において しゅんせつや 海 面 埋 立 大 規 模 な 土 地 区 画 の 形 質 の 変 更 などを 行 おうとする 場 合 には 必 ず 国 の 責 任 で 実 施 するとと もに あらかじめ 地 元 自 治 体 と 協 議 し その 意 向 を 尊 重 すること < 警 備 が 特 別 に 強 化 される 場 合 の 米 軍 基 地 の 運 用 等 > サ テロ 対 策 等 で 警 備 が 特 別 に 強 化 される 場 合 の 米 軍 基 地 の 運 用 等 につい ては 市 民 生 活 の 影 響 を 考 慮 し 基 地 周 辺 住 民 の 安 全 確 保 と 不 安 解 消 に 努 めるとともに 周 辺 道 路 の 渋 滞 緩 和 等 に 配 慮 すること < 環 境 アセスメントの 実 施 > シ 米 側 による 基 地 内 の 米 軍 施 設 新 設 等 の 際 にも 環 境 アセスメントを 実 施 するなど 国 内 法 令 を 適 用 すること <JEGSの 日 本 語 解 説 書 の 公 表 等 > ス 国 として 米 軍 が 定 めている 日 本 環 境 管 理 基 準 (JEGS)の 日 本 語 の 解 説 書 を 作 成 公 表 すること また JEGSの 改 定 にあたっては あらかじめ 関 係 自 治 体 の 意 見 を 聴 取 すること < 航 空 機 排 ガスの 大 気 汚 染 調 査 > セ 厚 木 基 地 周 辺 における 航 空 機 排 ガスによる 大 気 汚 染 の 影 響 を 調 査 し 調 査 結 果 を 関 係 自 治 体 の 求 めに 応 じて 速 やかに 公 表 すること

38 < 基 地 内 廃 棄 物 の 処 理 等 > ソ 基 地 内 の 廃 棄 物 等 の 保 管 及 び 処 理 にあたっては 米 国 政 府 の 責 任 にお いて 環 境 関 連 法 令 等 に 基 づく 各 種 基 準 の 遵 守 及 び 地 元 自 治 体 の 施 策 へ の 協 力 を 行 うとともに PCB 含 有 物 を 始 めとする 有 害 な 廃 棄 物 等 の 保 管 処 理 移 動 などの 状 況 について 関 係 自 治 体 の 意 向 を 尊 重 して 情 報 を 提 供 公 開 すること < 雨 水 排 水 対 策 の 促 進 等 > タ 基 地 内 からの 雨 水 や 土 砂 の 流 出 フェンス 付 近 の 樹 木 の 維 持 管 理 につ いては 周 辺 地 域 に 被 害 を 及 ぼさないよう 雨 水 排 水 対 策 の 促 進 や 樹 木 の 剪 定 等 に 万 全 の 措 置 を 講 じること <ゴルフ 場 からのボール 飛 び 出 し 防 止 策 > チ キャンプ 座 間 ゴルフ 場 及 び 厚 木 基 地 ゴルフ 場 に 関 する 安 全 対 策 につい ては 今 後 もボールの 飛 び 出 しや 事 故 が 皆 無 となるよう 万 全 な 措 置 を 講 じること (2) 3 項 関 係 公 共 の 安 全 < 兵 員 物 資 輸 送 時 の 安 全 対 策 > ア 兵 員 及 び 燃 料 や 弾 薬 を 始 めとする 物 資 の 輸 送 にあたっては 事 故 等 の ないよう 安 全 確 保 の 徹 底 を 図 るなど 万 全 の 措 置 を 講 じること < 基 地 の 防 災 対 策 > イ 貯 油 施 設 弾 薬 庫 等 基 地 の 防 災 対 策 については 周 辺 住 民 の 生 命 財 産 を 守 り 安 全 を 確 保 するため 万 全 の 措 置 を 講 じること また 米 軍 は 施 設 管 理 の 責 務 を 全 うするよう 地 元 消 防 当 局 の 援 助 に 依 存 することなく 全 施 設 の 消 防 体 制 を 整 えること ウ 日 ごろから 基 地 と 地 元 など 日 米 関 係 機 関 で 基 地 における 保 管 物 資 等 の 安 全 に 関 する 情 報 を 共 有 するとともに 火 災 等 の 事 故 発 生 時 には 緊 急 対 応 や 原 因 調 査 に 必 要 な 自 治 体 職 員 等 の 基 地 立 入 りの 実 現 を 図 るこ と

39 3 4 条 関 係 施 設 の 返 還 < 返 還 時 の 環 境 調 査 及 び 環 境 浄 化 義 務 > 基 地 の 返 還 にあたっては あらかじめ 環 境 調 査 等 を 実 施 し 必 要 があれば 環 境 の 浄 化 や 障 害 物 件 の 除 去 などの 適 切 な 措 置 を 講 じてから 返 還 するよう 日 米 両 政 府 が 責 任 をもって 対 処 すること 4 10 条 関 係 運 転 免 許 証 (1) 行 政 処 分 の 実 施 米 軍 人 等 が スピード 違 反 や 酒 気 帯 び 運 転 等 日 本 において 減 点 罰 金 の 対 象 となる 違 反 行 為 を 行 った 場 合 は 日 本 の 法 律 に 準 じて 免 許 停 止 取 消 等 の 措 置 を 行 うこと (2) 米 軍 人 等 の 私 有 車 両 登 録 米 軍 人 等 の 私 有 車 両 登 録 の 際 基 地 内 においても 自 動 車 の 保 管 場 所 の 確 保 等 に 関 する 法 律 が 遵 守 されるよう 改 善 すること 5 13 条 関 係 租 税 私 有 車 両 による 道 路 の 使 用 に 関 する 租 税 関 係 < 自 動 車 税 等 の 優 遇 措 置 の 是 正 > 米 軍 人 等 の 私 有 車 両 に 対 する 自 動 車 税 及 び 軽 自 動 車 税 の 税 率 は 平 成 11 年 度 に 改 定 されたものの 現 在 の 民 間 車 両 に 比 し 著 しく 低 く 不 均 衡 であるの で 早 急 に 是 正 すること 6 17 条 関 係 裁 判 権 (1) 被 疑 者 の 速 やかな 拘 禁 移 転 日 本 側 が 第 1 次 裁 判 権 を 有 し 被 疑 者 の 拘 禁 の 移 転 要 請 があるときに は 米 側 は 速 やかにこれに 応 じることを 義 務 づけること (2) 事 故 発 生 時 の 現 場 管 理 施 設 区 域 外 で 発 生 した 米 軍 機 事 故 の 現 場 管 理 について 日 米 双 方 の 役 割 分 担 を 定 めるだけでなく 現 場 検 証 についても 日 米 が 共 同 で 行 えるよう

40 速 やかに 取 り 決 めること 7 18 条 関 係 請 求 権 の 放 棄 (1) 公 務 外 の 事 件 等 の 補 償 米 軍 人 等 が 公 務 外 で 起 こした 事 件 事 故 等 により 被 害 を 受 けた 場 合 にあ っても 日 米 両 政 府 の 責 任 により 補 償 が 受 けられるよう 措 置 すること (2) 損 害 賠 償 の 迅 速 な 対 応 等 米 軍 人 等 による 事 件 事 故 などの 損 害 賠 償 については 迅 速 かつ 誠 意 を もって 対 応 するとともに 被 害 にあった 際 の 相 談 窓 口 を 周 知 すること また 少 額 な 損 害 賠 償 については 事 務 手 続 きを 簡 素 化 すること (3) 賠 償 金 の 分 担 金 の 請 求 国 は 公 務 執 行 中 の 米 軍 等 による 日 本 国 政 府 以 外 の 第 三 者 への 損 害 につ いて 国 が 支 払 った 賠 償 金 のうち 本 条 で 定 める 分 担 案 に 応 じた 分 担 金 を 米 国 政 府 へ 強 く 請 求 し 確 実 に 払 われるよう 措 置 すること 8 21 条 関 係 郵 便 < 軍 事 郵 便 制 度 の 取 扱 について> 軍 事 郵 便 制 度 の 悪 用 事 例 も 生 じていることから 日 米 地 位 協 定 に 基 づく 制 度 の 適 正 な 運 用 と そのための 軍 人 軍 属 への 教 育 を 徹 底 すること 9 25 条 関 係 日 米 合 同 委 員 会 < 合 同 調 査 委 員 会 の 設 置 > 米 軍 の 航 空 機 艦 船 の 事 故 や 周 辺 住 民 に 影 響 を 及 ぼしかねない 基 地 内 の 事 故 等 については 日 米 合 同 調 査 委 員 会 を 設 置 し 調 査 内 容 等 を 公 表 するこ と

41 10 日 米 合 同 委 員 会 合 意 事 項 関 係 (1) 米 軍 の 火 薬 類 運 搬 上 の 処 置 関 係 < 火 薬 類 運 搬 上 の 処 置 の 遵 守 徹 底 > 弾 薬 など 火 薬 類 の 輸 送 について 合 意 事 項 を 遵 守 し 周 辺 住 民 に 対 し 不 安 や 危 険 を 与 えることのないよう 適 切 な 措 置 を 講 じること (2) 合 衆 国 の 施 設 及 び 区 域 への 立 入 許 可 手 続 関 係 < 関 係 自 治 体 による 立 入 りの 原 則 許 可 > 基 地 周 辺 の 防 災 環 境 保 全 等 のため 関 係 自 治 体 が 希 望 する 基 地 内 立 入 りについては 原 則 として 許 可 することを 米 側 に 義 務 づけること (3) 地 方 自 治 体 及 び 民 間 団 体 のイベント 開 催 等 に 伴 う 在 日 合 衆 国 軍 隊 の 施 設 区 域 への 立 入 り 関 係 <イベント 開 催 等 の 積 極 的 な 許 可 > 地 元 自 治 体 や 周 辺 住 民 によるイベントの 開 催 や 施 設 の 利 用 等 について 積 極 的 に 許 可 するよう 米 側 に 働 きかけること 11 米 国 原 子 力 艦 の 寄 港 手 続 き 関 係 (1) 寄 港 時 の 事 前 通 報 及 びその 内 容 遵 守 米 国 原 子 力 艦 の 寄 港 時 における 事 前 通 報 及 びその 内 容 を 遵 守 すること (2) 寄 港 に 関 する 情 報 提 供 米 国 原 子 力 艦 の 寄 港 時 における 放 射 能 調 査 を 円 滑 に 実 施 するため 以 下 の 措 置 を 講 じること < 寄 港 通 報 における 出 港 予 定 日 時 の 情 報 提 供 > ア 寄 港 時 の 通 報 内 容 に 出 港 予 定 日 時 を 加 えるとともに 出 港 の24 時 間 以 前 の 通 報 について 明 文 化 すること < 寄 港 予 定 の 情 報 提 供 > イ 少 なくとも1ヶ 月 単 位 で 寄 港 予 定 を 把 握 し 十 分 な 時 間 的 余 裕 をもっ て 関 係 自 治 体 へ 情 報 を 提 供 すること

42 Ⅲ 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 等 の 積 極 的 な 運 用 並 びに 法 令 の 改 正 を 図 られたい 1 所 要 予 算 の 確 保 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 の 運 用 にあたっては 地 元 の 意 向 を 十 分 尊 重 し 基 地 周 辺 地 域 の 実 情 に 適 合 した 生 活 環 境 等 の 整 備 の 積 極 的 な 推 進 を 図 るため 所 要 の 予 算 を 確 保 すること 2 障 害 防 止 工 事 民 生 安 定 事 業 等 (1) 維 持 管 理 経 費 等 の 補 助 補 助 事 業 範 囲 を 拡 大 し 道 路 公 園 等 のその 後 の 維 持 管 理 に 要 する 経 費 についても 特 段 の 措 置 を 講 じること (2) 補 助 対 象 施 設 の 拡 大 障 害 防 止 工 事 及 び 民 生 安 定 事 業 の 補 助 対 象 施 設 の 拡 大 を 図 ること 3 特 定 防 衛 施 設 周 辺 整 備 調 整 交 付 金 (1) 特 定 防 衛 施 設 周 辺 整 備 調 整 交 付 金 の 増 額 及 び 事 務 手 続 きの 簡 素 化 等 交 付 金 の 大 幅 な 増 額 を 図 るとともに 事 務 手 続 きの 簡 素 化 及 び 早 期 決 定 一 括 配 分 を 図 ること (2) 特 定 防 衛 施 設 周 辺 整 備 調 整 交 付 金 の 拡 充 交 付 対 象 となる 施 設 や 事 業 を 限 定 しないことや 全 ての 施 設 の 維 持 管 理 経 費 も 交 付 金 の 対 象 とするなどの 制 度 の 拡 充 を 図 ること (3) 特 定 防 衛 施 設 関 連 市 町 村 の 拡 大 特 定 防 衛 施 設 関 連 市 町 村 の 指 定 にあたっては 被 害 の 実 態 及 び 住 民 感 情 にあわせ いまだ 指 定 されていない 厚 木 飛 行 場 の 周 辺 市 について 指 定 市 を 拡 充 するなど 合 理 的 な 対 応 をとること

43 4 航 空 機 等 の 騒 音 対 策 (1) 防 音 工 事 に 係 る 措 置 < 告 示 後 住 宅 の 対 象 範 囲 の 拡 大 > ア 昭 和 61 年 告 示 後 の 住 宅 については 平 成 26 年 6 月 から 85W 以 上 の 区 域 の 当 該 告 示 後 20 年 以 内 に 建 築 された 住 宅 が 工 事 の 対 象 となってい るが 長 期 にわたって 騒 音 被 害 を 被 ってきた 住 民 がいることを 踏 まえ さらに 対 象 範 囲 を 拡 大 すること また 所 要 の 予 算 確 保 に 努 めること < 騒 音 調 査 体 制 等 の 充 実 等 > イ 近 年 騒 音 被 害 を 受 ける 範 囲 が 広 がっていることから 今 後 も 引 き 続 き 騒 音 被 害 を 把 握 し 明 らかにするため 騒 音 計 の 増 設 や 県 及 び 厚 木 基 地 周 辺 各 市 において 設 置 している 騒 音 計 も 含 めた 統 合 処 理 等 調 査 体 制 の 充 実 を 図 ること また 関 係 自 治 体 及 び 住 民 に 対 する 公 表 体 制 を 充 実 させること < 第 Ⅰ 工 法 化 等 の 促 進 > ウ 施 工 戸 数 の 増 加 第 1 種 区 域 内 すべての 家 屋 の 第 I 工 法 化 及 び 防 音 工 事 設 計 計 画 基 準 の 改 善 のための 予 算 措 置 を 講 じること < 特 定 住 宅 防 音 工 事 の 早 期 施 工 > エ 特 定 住 宅 防 音 工 事 は 早 期 施 工 に 向 け 十 分 な 予 算 確 保 に 努 めること < 公 平 かつ 迅 速 な 事 業 実 施 > オ 住 宅 防 音 工 事 の 施 工 にあたっては 住 民 に 不 公 平 感 が 生 じないよう 実 施 するとともに 施 工 時 期 については 施 工 主 の 意 向 を 十 分 尊 重 すること また 長 期 にわたる 騒 音 被 害 に 鑑 み 申 請 がなされた 場 合 早 急 に 実 施 し 少 なくとも1 年 以 内 に 完 了 するよう 予 算 措 置 並 びに 事 務 手 続 きの 迅 速 化 を 図 ること < 防 音 施 設 維 持 管 理 費 の 全 額 国 庫 負 担 > カ 住 宅 教 育 施 設 等 の 防 音 施 設 に 係 る 維 持 管 理 費 については 全 額 国 庫 負 担 とすること < 冷 暖 房 機 更 新 の 全 額 国 庫 負 担 等 > キ 冷 暖 房 機 更 新 は 全 額 国 庫 負 担 の 対 象 とし 修 繕 についても 国 庫 負 担

44 の 対 象 とすること また 冷 暖 房 機 は 市 民 生 活 には 不 可 欠 なものとなっ ている 現 状 から 申 請 から 工 事 までの 期 間 を 短 縮 するとともに 早 期 施 工 に 向 け 実 態 に 即 した 計 画 と 十 分 な 予 算 を 確 保 すること < 防 音 建 具 更 新 の 対 象 年 次 引 き 上 げ 等 > ク 防 音 建 具 更 新 は 昨 年 一 部 区 域 で 対 象 年 次 の 拡 大 がなされたものの 依 然 として 経 年 変 化 により 本 来 の 機 能 を 発 揮 していないケースが 多 い ことから 引 き 続 き 対 象 年 次 を 引 き 上 げること また 申 請 から 工 事 ま での 期 間 を 短 縮 するとともに 早 期 施 工 に 向 け 実 態 に 即 した 計 画 と 十 分 な 予 算 を 確 保 すること < 外 郭 防 音 工 事 の 助 成 対 象 の 拡 大 > ケ 外 郭 防 音 工 事 への 助 成 については その 助 成 対 象 を 拡 大 すること < 住 民 への 周 知 の 徹 底 等 > コ 住 宅 防 音 工 事 については 新 聞 折 込 パンフレット 配 布 インターネ ットなどの 手 段 を 講 じて 今 後 も 重 ねて 適 切 な 時 期 に 工 事 の 進 め 方 など についてきめ 細 かく 説 明 するとともに 住 宅 防 音 工 事 助 成 制 度 について の 周 知 を 徹 底 すること また インターネットを 利 用 した 防 音 工 事 の 申 込 みを 可 能 とすること < 国 による 相 談 窓 口 の 設 置 > サ 対 象 区 域 や 世 帯 数 が 大 幅 に 増 えたことを 踏 まえ 工 事 実 施 に 関 する 相 談 や 申 請 を 受 ける 窓 口 を 十 分 に 設 けるとともに 住 宅 防 音 工 事 申 請 受 付 事 務 については 地 元 自 治 体 に 負 担 がかからないように 国 が 責 任 をもっ て 実 施 すること また 施 工 業 者 への 適 切 な 指 導 を 行 うこと (2) 騒 音 計 の 設 置 及 び 維 持 への 助 成 県 及 び 厚 木 基 地 周 辺 各 市 による 騒 音 計 の 設 置 及 び 維 持 に 要 する 費 用 につ いて 国 の 助 成 制 度 を 設 けること (3) 航 空 機 騒 音 の 苦 情 処 理 航 空 機 騒 音 の 苦 情 については 本 来 国 において 責 任 ある 対 応 をすべき であるので 次 の 措 置 を 講 じること

45 < 空 母 入 出 港 情 報 等 の 提 供 > ア 空 母 の 入 出 港 をはじめ 艦 載 機 の 移 動 や 飛 行 訓 練 に 関 する 情 報 の 厚 木 基 地 周 辺 住 民 及 び 関 係 自 治 体 への 迅 速 適 切 な 提 供 並 びに 問 い 合 わせ 等 への 対 応 を 行 うこと < 騒 音 測 定 及 び 苦 情 処 理 事 務 への 助 成 > イ 関 係 自 治 体 の 騒 音 測 定 や 苦 情 処 理 に 係 る 事 務 処 理 に 対 する 助 成 を 行 う こと (4) ヘリコプター 騒 音 への 対 応 ヘリコプターの 騒 音 被 害 についても 被 害 を 受 けている 地 域 の 実 態 を 把 握 するため 騒 音 計 の 早 期 設 置 等 調 査 体 制 を 整 備 すること (5) 航 空 機 騒 音 が 与 える 影 響 の 調 査 の 実 施 航 空 機 騒 音 の 周 辺 住 民 に 与 える 健 康 等 への 影 響 について 国 の 責 任 で 実 態 調 査 を 実 施 し その 結 果 を 明 らかにすること なお 国 にかわって 地 元 自 治 体 が 行 う 場 合 にあっては 国 の 財 政 的 援 助 を 含 め 全 面 的 に 支 援 すること (6) テレビ 受 信 料 助 成 区 域 の 拡 大 等 テレビ 受 信 料 助 成 については 騒 音 被 害 の 及 ぶ 区 域 が 対 象 となるよう 助 成 区 域 の 拡 大 を 行 うとともに 受 信 料 の 全 額 補 助 を 図 ること (7) 電 話 通 話 料 の 助 成 電 話 通 話 料 の 助 成 措 置 を 講 じること 5 農 耕 阻 害 補 償 制 度 の 拡 充 農 耕 阻 害 については 補 償 制 度 の 拡 充 強 化 を 図 ること 6 飛 行 場 周 辺 の 国 有 地 の 無 償 貸 付 等 飛 行 場 周 辺 の 国 有 地 については 適 切 な 管 理 をするとともに 運 動 施 設 広 場 公 園 等 として 周 辺 住 民 が 活 用 できるものは 無 償 で 貸 し 付 けられるよう 積 極 的 に 措 置 すること

46 7 高 さ 制 限 等 利 用 制 限 の 補 償 高 さ 制 限 等 利 用 制 限 を 受 けている 飛 行 場 周 辺 地 域 の 土 地 については これ に 対 する 補 償 制 度 を 設 けること 8 厚 木 基 地 周 辺 における 生 活 環 境 整 備 の 促 進 かつてモニタリング 事 業 として 実 施 されていた 太 陽 光 発 電 システム 設 置 補 助 の 制 度 化 や 騒 音 状 況 の 公 開 訓 練 情 報 の 提 供 等 の 新 たな 施 策 について 早 期 に 実 現 すること

47 Ⅳ 基 地 交 付 金 調 整 交 付 金 制 度 を 充 実 されたい 基 地 交 付 金 ( 国 有 提 供 施 設 等 所 在 市 町 村 助 成 交 付 金 ) 及 び 調 整 交 付 金 ( 施 設 等 所 在 市 町 村 調 整 交 付 金 )については 次 の 事 項 により 予 算 額 の 大 幅 な 増 額 をはじめとした 本 制 度 の 充 実 について 特 段 の 措 置 を 講 じるとともに 算 定 方 法 の 情 報 公 開 を 推 進 すること 1 基 地 交 付 金 調 整 交 付 金 の 算 定 根 拠 の 明 示 基 地 交 付 金 の 対 象 資 産 価 格 の 全 国 合 計 額 の 公 表 を 始 めとして 基 地 交 付 金 及 び 調 整 交 付 金 の 算 定 根 拠 を 明 らかにすること 2 制 度 改 正 (1) 政 令 控 除 規 定 の 廃 止 国 有 提 供 施 設 等 所 在 市 町 村 助 成 交 付 金 に 関 する 法 律 施 行 令 第 3 条 第 2 項 のいわゆる 政 令 控 除 の 規 定 を 廃 止 すること (2) 近 傍 類 似 地 域 との 格 差 是 正 基 地 交 付 金 の 対 象 資 産 価 格 の 評 価 額 について 近 傍 類 似 地 域 との 格 差 を 是 正 すること (3) 飛 行 場 周 辺 国 有 地 の 対 象 資 産 化 特 定 飛 行 場 周 辺 の 移 転 跡 地 等 の 買 い 上 げ 国 有 地 については 基 地 交 付 金 の 対 象 資 産 に 準 じた 措 置 を 講 じること 3 算 定 方 法 等 (1) 事 実 上 の 提 供 財 産 の 算 定 基 礎 への 算 入 事 実 上 米 軍 に 提 供 されている 状 況 にある 財 産 については 早 急 に 基 地 交 付 金 の 算 定 基 礎 に 算 入 されるよう 努 めること (2) 騒 音 被 害 等 の 算 定 基 礎 への 算 入 基 地 から 受 ける 騒 音 等 の 様 々な 被 害 も 算 定 基 礎 に 算 入 すること

48 Ⅴ 駐 留 軍 等 労 働 者 対 策 及 び 離 職 者 対 策 の 拡 充 強 化 を 図 られたい 1 駐 留 軍 等 労 働 者 対 策 労 務 費 全 額 日 本 側 負 担 の 実 態 を 踏 まえ 日 本 側 の 労 働 条 件 等 決 定 権 限 の 強 化 に 努 めることにより 駐 留 軍 等 労 働 者 に 雇 用 不 安 等 を 与 えることのないよ う 適 切 な 労 務 管 理 を 図 ること 併 せて 労 働 条 件 の 向 上 を 図 るとともに 労 働 法 令 に 則 した 労 働 安 全 衛 生 が 円 滑 に 図 られるよう 努 めること また 不 安 定 な 雇 用 条 件 の 駐 留 軍 等 労 働 者 に 対 して 在 日 米 軍 再 編 基 地 返 還 時 等 においても 不 当 な 配 置 転 換 や 解 雇 のないように 配 慮 するとともに きめ 細 かい 対 応 を 行 うこと 2 離 職 者 対 策 の 充 実 離 職 者 対 策 については 基 本 的 に 雇 用 主 として 国 に 責 任 があることを 明 確 にし 在 職 中 の 職 業 訓 練 等 各 種 援 護 措 置 の 充 実 はもとより 地 方 駐 留 軍 関 係 離 職 者 等 対 策 協 議 会 の 設 置 運 営 を 都 道 府 県 労 働 局 が 行 うこととするなど 離 職 者 対 策 等 の 諸 制 度 を 見 直 すこと 3 地 方 離 職 者 対 策 ( 福 祉 )センターに 対 する 支 援 地 方 離 職 者 対 策 ( 福 祉 )センターにおける 駐 留 軍 等 労 働 者 の 離 職 者 対 策 等 に 対 する 国 の 支 援 強 化 を 図 ること また 地 方 公 共 団 体 の 負 担 が 生 じないよう 国 が 責 任 をもって 同 センターを 支 援 すること

49 Ⅵ 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 自 衛 隊 法 等 の 運 用 について 適 切 な 情 報 提 供 等 に 努 められたい 1 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 等 の 適 切 な 情 報 提 供 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 については 平 成 12 年 度 に 周 辺 事 態 安 全 確 保 法 第 9 条 の 解 説 が 示 されたところであるが 引 き 続 き 地 方 公 共 団 体 の 意 見 を 踏 まえ その 内 容 の 明 確 化 具 体 化 を 図 り 周 知 すること また 平 成 15 年 以 降 のいわゆる 有 事 法 制 関 連 法 についても 日 米 安 全 保 障 条 約 に 基 づ く 米 軍 の 活 動 が 地 元 自 治 体 等 に 影 響 を 与 える 可 能 性 のある 条 項 について 解 説 やマニュアルの 作 成 など 適 時 適 切 な 情 報 提 供 に 努 めること 平 成 28 年 3 月 に 施 行 された 平 和 安 全 法 制 関 連 法 については 基 地 や 地 元 に 影 響 を 及 ぼす 内 容 があれば 適 切 に 情 報 提 供 すること 2 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 等 の 適 切 な 運 用 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 第 9 条 等 の 運 用 にあたっては 適 時 的 確 に 情 報 提 供 を 行 い 地 方 公 共 団 体 の 意 向 を 十 分 尊 重 のうえ 要 請 依 頼 を 行 うこと 3 自 衛 隊 法 に 基 づく 警 護 出 動 にあたっての 知 事 の 意 見 尊 重 及 び 情 報 提 供 自 衛 隊 法 に 基 づく 警 護 出 動 の 際 の 知 事 への 意 見 聴 取 にあたっては 知 事 が 責 任 ある 意 見 を 表 明 できるよう 十 分 な 情 報 を 提 供 するとともに その 意 見 を 尊 重 すること また 警 護 出 動 及 びその 訓 練 を 行 う 際 に 地 元 市 及 び 住 民 に 対 しても 十 分 な 情 報 の 提 供 に 努 めること

50 - 38 -

51 内 閣 官 房 への 要 望 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 自 衛 隊 法 等 の 運 用 について 適 切 な 情 報 提 供 等 に 努 められたい

52

53 内 閣 官 房 への 要 望 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 自 衛 隊 法 等 の 運 用 について 適 切 な 情 報 提 供 等 に 努 め られたい 1 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 等 の 適 切 な 情 報 提 供 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 については 平 成 12 年 度 に 周 辺 事 態 安 全 確 保 法 第 9 条 の 解 説 が 示 されたところであるが 引 き 続 き 地 方 公 共 団 体 の 意 見 を 踏 まえ その 内 容 の 明 確 化 具 体 化 を 図 り 周 知 すること また 平 成 15 年 以 降 の いわゆる 有 事 法 制 関 連 法 についても 日 米 安 全 保 障 条 約 に 基 づく 米 軍 の 活 動 が 地 元 自 治 体 等 に 影 響 を 与 える 可 能 性 のある 条 項 について 解 説 やマニュアルの 作 成 など 適 時 適 切 な 情 報 提 供 に 努 めること 平 成 28 年 3 月 に 施 行 された 平 和 安 全 法 制 関 連 法 については 基 地 や 地 元 に 影 響 を 及 ぼす 内 容 があれば 適 切 に 情 報 提 供 すること 2 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 等 の 適 切 な 運 用 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 第 9 条 等 の 運 用 にあたっては 適 時 的 確 に 情 報 提 供 を 行 い 地 方 公 共 団 体 の 意 向 を 十 分 尊 重 のうえ 要 請 依 頼 を 行 うこと 3 自 衛 隊 法 に 基 づく 警 護 出 動 にあたっての 知 事 の 意 見 尊 重 及 び 情 報 提 供 自 衛 隊 法 に 基 づく 警 護 出 動 の 際 の 知 事 への 意 見 聴 取 にあたっては 知 事 が 責 任 ある 意 見 を 表 明 できるよう 十 分 な 情 報 を 提 供 するとともに その 意 見 を 尊 重 すること また 警 護 出 動 及 びその 訓 練 を 行 う 際 に 地 元 市 及 び 住 民 に 対 しても 十 分 な 情 報 の 提 供 に 努 めること

54 - 40 -

55 総 務 省 への 要 望 Ⅰ 日 米 地 位 協 定 の 見 直 しを 行 うとともに その 運 用 について 適 切 な 改 善 を 図 られたい ( 第 13 条 私 有 車 両 による 道 路 の 使 用 に 関 する 租 税 関 係 ) Ⅱ 基 地 交 付 金 調 整 交 付 金 制 度 を 充 実 されたい Ⅲ 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 自 衛 隊 法 等 の 運 用 について 適 切 な 情 報 提 供 等 に 努 められたい

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57 総 務 省 への 要 望 Ⅰ 日 米 地 位 協 定 の 見 直 しを 行 うとともに その 運 用 について 適 切 な 改 善 を 図 られたい ( 第 13 条 私 有 車 両 による 道 路 の 使 用 に 関 する 租 税 関 係 ) < 自 動 車 税 等 の 優 遇 措 置 の 是 正 > 米 軍 人 等 の 私 有 車 両 に 対 する 自 動 車 税 及 び 軽 自 動 車 税 の 税 率 は 平 成 11 年 度 に 改 定 されたものの 現 在 の 民 間 車 両 に 比 し 著 しく 低 く 不 均 衡 であるの で 早 急 に 是 正 すること Ⅱ 基 地 交 付 金 調 整 交 付 金 制 度 を 充 実 されたい 基 地 交 付 金 ( 国 有 提 供 施 設 等 所 在 市 町 村 助 成 交 付 金 ) 及 び 調 整 交 付 金 ( 施 設 等 所 在 市 町 村 調 整 交 付 金 )については 次 の 事 項 により 予 算 額 の 大 幅 な 増 額 をはじめとした 本 制 度 の 充 実 について 特 段 の 措 置 を 講 じるとともに 算 定 方 法 の 情 報 公 開 を 推 進 すること 1 基 地 交 付 金 調 整 交 付 金 の 算 定 根 拠 の 明 示 基 地 交 付 金 の 対 象 資 産 価 格 の 全 国 合 計 額 の 公 表 を 始 めとして 基 地 交 付 金 及 び 調 整 交 付 金 の 算 定 根 拠 を 明 らかにすること 2 制 度 改 正 (1) 政 令 控 除 規 定 の 廃 止 国 有 提 供 施 設 等 所 在 市 町 村 助 成 交 付 金 に 関 する 法 律 施 行 令 第 3 条 第 2 項 のいわゆる 政 令 控 除 の 規 定 を 廃 止 すること (2) 近 傍 類 似 地 域 との 格 差 是 正 基 地 交 付 金 の 対 象 資 産 価 格 の 評 価 額 について 近 傍 類 似 地 域 との 格 差 を

58 是 正 すること (3) 飛 行 場 周 辺 国 有 地 の 対 象 資 産 化 特 定 飛 行 場 周 辺 の 移 転 跡 地 等 の 買 い 上 げ 国 有 地 については 基 地 交 付 金 の 対 象 資 産 に 準 じた 措 置 を 講 じること 3 算 定 方 法 等 (1) 事 実 上 の 提 供 財 産 の 算 定 基 礎 への 算 入 事 実 上 米 軍 に 提 供 されている 状 況 にある 財 産 については 早 急 に 基 地 交 付 金 の 算 定 基 礎 に 算 入 されるよう 努 めること (2) 騒 音 被 害 等 の 算 定 基 礎 への 算 入 基 地 から 受 ける 騒 音 等 の 様 々な 被 害 も 算 定 基 礎 に 算 入 すること Ⅲ 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 自 衛 隊 法 等 の 運 用 について 適 切 な 情 報 提 供 等 に 努 められたい 1 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 等 の 適 切 な 情 報 提 供 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 については 平 成 12 年 度 に 周 辺 事 態 安 全 確 保 法 第 9 条 の 解 説 が 示 されたところであるが 引 き 続 き 地 方 公 共 団 体 の 意 見 を 踏 まえ その 内 容 の 明 確 化 具 体 化 を 図 り 周 知 すること また 平 成 1 5 年 以 降 のいわゆる 有 事 法 制 関 連 法 についても 日 米 安 全 保 障 条 約 に 基 づく 米 軍 の 活 動 が 地 元 自 治 体 等 に 影 響 を 与 える 可 能 性 のある 条 項 について 解 説 やマニュアルの 作 成 など 適 時 適 切 な 情 報 提 供 に 努 めること 平 成 28 年 3 月 に 施 行 された 平 和 安 全 法 制 関 連 法 については 基 地 や 地 元 に 影 響 を 及 ぼす 内 容 があれば 適 切 に 情 報 提 供 すること 2 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 等 の 適 切 な 運 用 重 要 影 響 事 態 安 全 確 保 法 第 9 条 等 の 運 用 にあたっては 適 時 的 確 に 情 報 提 供 を 行 い 地 方 公 共 団 体 の 意 向 を 十 分 尊 重 のうえ 要 請 依 頼 を 行 うこと

59 財 務 省 への 要 望 Ⅰ 米 軍 基 地 の 整 理 縮 小 早 期 返 還 を 推 進 するとともに 基 地 跡 地 利 用 の 地 元 の 意 向 尊 重 等 を 図 られたい Ⅱ 日 米 地 位 協 定 の 見 直 しを 行 うとともに その 運 用 について 適 切 な 改 善 を 図 られたい ( 第 13 条 私 有 車 両 による 道 路 の 使 用 に 関 する 租 税 関 係 ) Ⅲ 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 等 の 積 極 的 な 運 用 並 びに 法 令 の 改 正 を 図 られたい Ⅳ 基 地 交 付 金 調 整 交 付 金 制 度 を 充 実 されたい

60

61 財 務 省 への 要 望 Ⅰ 米 軍 基 地 の 整 理 縮 小 早 期 返 還 を 推 進 するとともに 基 地 跡 地 利 用 の 地 元 の 意 向 尊 重 等 を 図 られたい 1 返 還 国 有 地 の 利 用 や 処 分 にあたっての 地 元 の 意 向 の 尊 重 返 還 国 有 地 の 利 用 にあたっては 地 元 の 利 用 計 画 を 最 優 先 し 国 による 跡 地 利 用 についても 地 元 の 計 画 要 望 に 沿 ったものとすること また 国 有 地 の 処 分 にあたっては これまでの 基 地 負 担 を 踏 まえ 地 元 自 治 体 に 対 する 無 償 による 譲 渡 等 の 措 置 を 講 ずること 2 返 還 国 有 地 及 び 民 公 有 地 の 管 理 等 (1) 返 還 国 有 地 及 び 民 公 有 地 の 障 害 物 件 等 の 除 去 返 還 国 有 地 及 び 民 公 有 地 に 存 在 する 障 害 物 件 や 土 壌 及 び 地 下 水 中 の 汚 染 物 質 の 除 去 は 国 の 責 任 において 実 施 すること なお 地 元 自 治 体 が 行 う 場 合 は 全 額 国 庫 負 担 とすること (2) 返 還 国 有 地 の 管 理 返 還 国 有 地 の 管 理 にあたっては 万 全 を 期 し 犯 罪 火 災 環 境 問 題 等 の 発 生 源 にならないよう 配 慮 するとともに 周 辺 住 民 への 丁 寧 な 対 応 を 行 うこと Ⅱ 日 米 地 位 協 定 の 見 直 しを 行 うとともに その 運 用 について 適 切 な 改 善 を 図 られたい ( 第 13 条 私 有 車 両 による 道 路 の 使 用 に 関 する 租 税 関 係 ) < 自 動 車 税 等 の 優 遇 措 置 の 是 正 > 米 軍 人 等 の 私 有 車 両 に 対 する 自 動 車 税 及 び 軽 自 動 車 税 の 税 率 は 平 成 11 年 度 に 改 定 されたものの 現 在 の 民 間 車 両 に 比 し 著 しく 低 く 不 均 衡 であるの で 早 急 に 是 正 すること

62 Ⅲ 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 等 の 積 極 的 な 運 用 並 びに 法 令 の 改 正 を 図 られたい 1 所 要 予 算 の 確 保 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 の 運 用 にあたっては 地 元 の 意 向 を 十 分 尊 重 し 基 地 周 辺 地 域 の 実 情 に 適 合 した 生 活 環 境 等 の 整 備 の 積 極 的 な 推 進 を 図 るため 所 要 の 予 算 を 確 保 すること 2 障 害 防 止 工 事 民 生 安 定 事 業 等 (1) 維 持 管 理 経 費 等 の 補 助 補 助 事 業 範 囲 を 拡 大 し 道 路 公 園 等 のその 後 の 維 持 管 理 に 要 する 経 費 についても 特 段 の 措 置 を 講 じること (2) 補 助 対 象 施 設 の 拡 大 障 害 防 止 工 事 及 び 民 生 安 定 事 業 の 補 助 対 象 施 設 の 拡 大 を 図 ること 3 特 定 防 衛 施 設 周 辺 整 備 調 整 交 付 金 (1) 特 定 防 衛 施 設 周 辺 整 備 調 整 交 付 金 の 増 額 及 び 事 務 手 続 きの 簡 素 化 等 交 付 金 の 大 幅 な 増 額 を 図 るとともに 事 務 手 続 きの 簡 素 化 及 び 早 期 決 定 一 括 配 分 を 図 ること (2) 特 定 防 衛 施 設 周 辺 整 備 調 整 交 付 金 の 拡 充 交 付 対 象 となる 施 設 や 事 業 を 限 定 しないことや 全 ての 施 設 の 維 持 管 理 経 費 も 交 付 金 の 対 象 とするなどの 制 度 の 拡 充 を 図 ること (3) 特 定 防 衛 施 設 関 連 市 町 村 の 拡 大 特 定 防 衛 施 設 関 連 市 町 村 の 指 定 にあたっては 被 害 の 実 態 及 び 住 民 感 情 にあわせ いまだ 指 定 されていない 厚 木 飛 行 場 の 周 辺 市 について 指 定 市 を 拡 充 するなど 合 理 的 な 対 応 をとること

63 4 航 空 機 等 の 騒 音 対 策 (1) 防 音 工 事 に 係 る 措 置 < 告 示 後 住 宅 の 対 象 範 囲 の 拡 大 > ア 昭 和 61 年 告 示 後 の 住 宅 については 平 成 26 年 6 月 から 85W 以 上 の 区 域 の 当 該 告 示 後 20 年 以 内 に 建 築 された 住 宅 が 工 事 の 対 象 となってい るが 長 期 にわたって 騒 音 被 害 を 被 ってきた 住 民 がいることを 踏 まえ さらに 対 象 範 囲 を 拡 大 すること また 所 要 の 予 算 確 保 に 努 めること < 騒 音 調 査 体 制 等 の 充 実 等 > イ 近 年 騒 音 被 害 を 受 ける 範 囲 が 広 がっていることから 今 後 も 引 き 続 き 騒 音 被 害 を 把 握 し 明 らかにするため 騒 音 計 の 増 設 や 県 及 び 厚 木 基 地 周 辺 各 市 において 設 置 している 騒 音 計 も 含 めた 統 合 処 理 等 調 査 体 制 の 充 実 を 図 ること また 関 係 自 治 体 及 び 住 民 に 対 する 公 表 体 制 を 充 実 させること < 第 Ⅰ 工 法 化 等 の 促 進 > ウ 施 工 戸 数 の 増 加 第 1 種 区 域 内 すべての 家 屋 の 第 I 工 法 化 及 び 防 音 工 事 設 計 計 画 基 準 の 改 善 のための 予 算 措 置 を 講 じること < 特 定 住 宅 防 音 工 事 の 早 期 施 工 > エ 特 定 住 宅 防 音 工 事 は 早 期 施 工 に 向 け 十 分 な 予 算 確 保 に 努 めること < 公 平 かつ 迅 速 な 事 業 実 施 > オ 住 宅 防 音 工 事 の 施 工 にあたっては 住 民 に 不 公 平 感 が 生 じないよう 実 施 するとともに 施 工 時 期 については 施 工 主 の 意 向 を 十 分 尊 重 するこ と また 長 期 にわたる 騒 音 被 害 に 鑑 み 申 請 がなされた 場 合 早 急 に 実 施 し 少 なくとも1 年 以 内 に 完 了 するよう 予 算 措 置 並 びに 事 務 手 続 きの 迅 速 化 を 図 ること < 防 音 施 設 維 持 管 理 費 の 全 額 国 庫 負 担 > カ 住 宅 教 育 施 設 等 の 防 音 施 設 に 係 る 維 持 管 理 費 については 全 額 国 庫 負 担 とすること

64 < 冷 暖 房 機 更 新 の 全 額 国 庫 負 担 等 > キ 冷 暖 房 機 更 新 は 全 額 国 庫 負 担 の 対 象 とし 修 繕 についても 国 庫 負 担 の 対 象 とすること また 冷 暖 房 機 は 市 民 生 活 には 不 可 欠 なものとなっ ている 現 状 から 申 請 から 工 事 までの 期 間 を 短 縮 するとともに 早 期 施 工 に 向 け 実 態 に 即 した 計 画 と 十 分 な 予 算 を 確 保 すること < 防 音 建 具 更 新 の 対 象 年 次 引 き 上 げ 等 > ク 防 音 建 具 更 新 は 昨 年 一 部 区 域 で 対 象 年 次 の 拡 大 がなされたものの 依 然 として 経 年 変 化 により 本 来 の 機 能 を 発 揮 していないケースが 多 い ことから 引 き 続 き 対 象 年 次 を 引 き 上 げること また 申 請 から 工 事 ま での 期 間 を 短 縮 するとともに 早 期 施 工 に 向 け 実 態 に 即 した 計 画 と 十 分 な 予 算 を 確 保 すること < 外 郭 防 音 工 事 の 助 成 対 象 の 拡 大 > ケ 外 郭 防 音 工 事 への 助 成 については その 助 成 対 象 を 拡 大 すること < 住 民 への 周 知 の 徹 底 等 > コ 住 宅 防 音 工 事 については 新 聞 折 込 パンフレット 配 布 インターネ ットなどの 手 段 を 講 じて 今 後 も 重 ねて 適 切 な 時 期 に 工 事 の 進 め 方 など についてきめ 細 かく 説 明 するとともに 住 宅 防 音 工 事 助 成 制 度 について の 周 知 を 徹 底 すること また インターネットを 利 用 した 防 音 工 事 の 申 込 みを 可 能 とすること < 国 による 相 談 窓 口 の 設 置 > サ 対 象 区 域 や 世 帯 数 が 大 幅 に 増 えたことを 踏 まえ 工 事 実 施 に 関 する 相 談 や 申 請 を 受 ける 窓 口 を 十 分 に 設 けるとともに 住 宅 防 音 工 事 申 請 受 付 事 務 については 地 元 自 治 体 に 負 担 がかからないように 国 が 責 任 をもっ て 実 施 すること また 施 工 業 者 への 適 切 な 指 導 を 行 うこと (2) 騒 音 計 の 設 置 及 び 維 持 への 助 成 県 及 び 厚 木 基 地 周 辺 各 市 による 騒 音 計 の 設 置 及 び 維 持 に 要 する 費 用 につ いて 国 の 助 成 制 度 を 設 けること

65 (3) 航 空 機 騒 音 の 苦 情 処 理 航 空 機 騒 音 の 苦 情 については 本 来 国 において 責 任 ある 対 応 をすべき であるので 次 の 措 置 を 講 じること < 空 母 入 出 港 情 報 等 の 提 供 > ア 空 母 の 入 出 港 をはじめ 艦 載 機 の 移 動 や 飛 行 訓 練 に 関 する 情 報 の 厚 木 基 地 周 辺 住 民 及 び 関 係 自 治 体 への 迅 速 適 切 な 提 供 並 びに 問 い 合 わせ 等 への 対 応 を 行 うこと < 騒 音 測 定 及 び 苦 情 処 理 事 務 への 助 成 > イ 関 係 自 治 体 の 騒 音 測 定 や 苦 情 処 理 に 係 る 事 務 処 理 に 対 する 助 成 を 行 う こと (4) ヘリコプター 騒 音 への 対 応 ヘリコプターの 騒 音 被 害 についても 被 害 を 受 けている 地 域 の 実 態 を 把 握 するため 騒 音 計 の 早 期 設 置 等 調 査 体 制 を 整 備 すること (5) 航 空 機 騒 音 が 与 える 影 響 の 調 査 の 実 施 航 空 機 騒 音 の 周 辺 住 民 に 与 える 健 康 等 への 影 響 について 国 の 責 任 で 実 態 調 査 を 実 施 し その 結 果 を 明 らかにすること なお 国 にかわって 地 元 自 治 体 が 行 う 場 合 にあっては 国 の 財 政 的 援 助 を 含 め 全 面 的 に 支 援 すること (6) テレビ 受 信 料 助 成 区 域 の 拡 大 等 テレビ 受 信 料 助 成 については 騒 音 被 害 の 及 ぶ 区 域 が 対 象 となるよう 助 成 区 域 の 拡 大 を 行 うとともに 受 信 料 の 全 額 補 助 を 図 ること (7) 電 話 通 話 料 の 助 成 電 話 通 話 料 の 助 成 措 置 を 講 じること 5 農 耕 阻 害 補 償 制 度 の 拡 充 農 耕 阻 害 については 補 償 制 度 の 拡 充 強 化 を 図 ること 6 飛 行 場 周 辺 の 国 有 地 の 無 償 貸 付 等 飛 行 場 周 辺 の 国 有 地 については 適 切 な 管 理 をするとともに 運 動 施 設

66 広 場 公 園 等 として 周 辺 住 民 が 活 用 できるものは 無 償 で 貸 し 付 けられるよう 積 極 的 に 措 置 すること 7 高 さ 制 限 等 利 用 制 限 の 補 償 高 さ 制 限 等 利 用 制 限 を 受 けている 飛 行 場 周 辺 地 域 の 土 地 については これ に 対 する 補 償 制 度 を 設 けること 8 厚 木 基 地 周 辺 における 生 活 環 境 整 備 の 促 進 かつてモニタリング 事 業 として 実 施 されていた 太 陽 光 発 電 システム 設 置 補 助 の 制 度 化 や 騒 音 状 況 の 公 開 訓 練 情 報 の 提 供 等 の 新 たな 施 策 について 早 期 に 実 現 すること Ⅳ 基 地 交 付 金 調 整 交 付 金 制 度 を 充 実 されたい 基 地 交 付 金 ( 国 有 提 供 施 設 等 所 在 市 町 村 助 成 交 付 金 ) 及 び 調 整 交 付 金 ( 施 設 等 所 在 市 町 村 調 整 交 付 金 )については 次 の 事 項 により 予 算 額 の 大 幅 な 増 額 をはじめとした 本 制 度 の 充 実 について 特 段 の 措 置 を 講 じるとともに 算 定 方 法 の 情 報 公 開 を 推 進 すること 1 基 地 交 付 金 調 整 交 付 金 の 算 定 根 拠 の 明 示 基 地 交 付 金 の 対 象 資 産 価 格 の 全 国 合 計 額 の 公 表 を 始 めとして 基 地 交 付 金 及 び 調 整 交 付 金 の 算 定 根 拠 を 明 らかにすること 2 制 度 改 正 (1) 政 令 控 除 規 定 の 廃 止 国 有 提 供 施 設 等 所 在 市 町 村 助 成 交 付 金 に 関 する 法 律 施 行 令 第 3 条 第 2 項 のいわゆる 政 令 控 除 の 規 定 を 廃 止 すること

67 (2) 近 傍 類 似 地 域 との 格 差 是 正 基 地 交 付 金 の 対 象 資 産 価 格 の 評 価 額 について 近 傍 類 似 地 域 との 格 差 を 是 正 すること (3) 飛 行 場 周 辺 国 有 地 の 対 象 資 産 化 特 定 飛 行 場 周 辺 の 移 転 跡 地 等 の 買 い 上 げ 国 有 地 については 基 地 交 付 金 の 対 象 資 産 に 準 じた 措 置 を 講 じること 3 算 定 方 法 等 (1) 事 実 上 の 提 供 財 産 の 算 定 基 礎 への 算 入 事 実 上 米 軍 に 提 供 されている 状 況 にある 財 産 については 早 急 に 基 地 交 付 金 の 算 定 基 礎 に 算 入 されるよう 努 めること (2) 騒 音 被 害 等 の 算 定 基 礎 への 算 入 基 地 から 受 ける 騒 音 等 の 様 々な 被 害 も 算 定 基 礎 に 算 入 すること

国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 防 災 業 務 計 画 平 成 17 年 10 月 1 日 制 定 平 成 25 年 3 月 8 日 修 正 平 成 26 年 6 月 19 日 修 正 平 成 27 年 12 月 1 日 修 正 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力

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<919B89B98BEA8FEE8C8F909482C6977690BF8D7393AE8169837A815B83808379815B835789C18D489770816A786C732E786C73> 平 成 18 年 4 月 分 の 機 騒 音 苦 情 件 数 と 1 土 2 日 3 月 4 火 4 5 水 6 6 木 22 7 金 9 8 土 9 日 1 月 8 11 火 1 12 水 4 13 木 24 14 金 15 土 16 日 17 月 2 18 火 2 19 水 1 2 木 5 21 金 1 22 土 23 日 24 月 8 25 火 8 26 水 5 27 木 13 28 金 2

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