ます まず, 当 館 の 概 要 です 野 田 市 郷 土 博 物 館 は 昭 和 34 年 に 開 館 しました 千 葉 県 内 では 最 初 の 登 録 博 物 館 となります 2009 年 には 開 館 50 周 年 を 迎 えました 京 都 タワーや 日 本 武 道 館 を 設 計 した 設

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1 第 7 部 研 究 成 果 の 普 及 第 1 章 シンポジウム 報 告 博 物 館 指 定 管 理 制 度 金 山 喜 昭 ( 法 政 大 学 ) 概 要 2015 年 9 月 26 日 に 法 政 大 学 市 ヶ 谷 キャンパスで 行 われたシンポジウムを 報 告 する 参 加 者 は 155 名 指 定 管 理 者 制 度 が 公 立 博 物 館 にも 導 入 されてから 10 年 以 上 が 経 つが, 導 入 期 には,その 可 否 につい て 議 論 があったものの,これまでにその 実 態 を 踏 まえた 検 証 が 行 われることがなかった そこで, 直 営 期 と 比 較 することのできる 博 物 館 や 美 術 館 を 対 象 に, 指 定 管 理 後 の 運 営 の 実 態 を 検 証 することで, その 成 果 や 課 題 を 明 らかにすることを 本 シンポジウムの 目 的 とした 報 告 者 : 柏 女 弘 道 ( 野 田 市 郷 土 博 物 館 学 芸 員 ), 大 川 真 ( 吉 野 作 造 記 念 館 長 ), 高 田 みちよ( 高 槻 市 立 自 然 博 物 館 学 芸 員 ), 神 田 正 彦 ( 多 摩 六 都 科 学 館 組 合 次 長 ), 岩 井 裕 一 ( 島 根 県 立 美 術 館 指 定 管 理 者 SPS 支 配 人 ), 土 居 聡 朋 ( 愛 媛 県 歴 史 文 化 博 物 館 学 芸 員 ) コメンテーター: 佐 々 木 亨 ( 北 海 道 大 学 大 学 院 教 授 ) 司 会 進 行 : 金 山 喜 昭 前 半 は, 各 館 からの 報 告 が 行 われた( 本 報 告 書 に 掲 載 ) 後 半 は 司 会 者 と 前 半 で 報 告 を 行 った 発 表 者 6 名,コメンテーターを 交 えてのパネルディスカッションが 行 われた コメンテーターからは,1 特 にNPO 館 で 施 設 の 老 朽 化 や 給 料 水 準 が 高 くならないといった 課 題 を かかえていること,2 企 業 と 県 の 共 同 について 利 用 者 がどう 考 えているのか,3 企 業 側 にとっては 指 定 管 理 をするメリットは 何 か,4NPOの 3 館 は 設 置 者 と 指 定 管 理 者 の 価 値 観 の 相 違 があり, 県 と 企 業 の 共 同 の 2 館 は,どこまで 博 物 館 の 経 営 を 一 緒 にやっていけるのか,といった 論 点 整 理 と 疑 問 が 提 示 され,それをもとに 議 論 が 進 められた 最 後 に 司 会 者 から, 自 治 体 が 市 民 のニーズを 解 決 するために, 指 定 管 理 者 制 度 を 利 用 できるかが 重 要 であり, 安 い 業 務 委 託 だと 思 っていると, 地 域 の 住 民 や 行 政, 指 定 管 理 者 にとっても 不 幸 になるこ とが 指 摘 された そのうえで, 指 定 管 理 者 制 度 を 地 域 の 持 続 可 能 な 発 展 のために,どのように 活 用 で きるかを 考 えていくことが 今 後 の 課 題 であることが 確 認 された 今 回 のシンポジウムを 通 して 指 摘 された 成 果 と 課 題 を 要 約 すると, 成 果 としては, 指 定 管 理 者 にな ることで, 来 館 者 の 増 加 だけでなくサービスの 拡 充 などの 成 果 があがっていることである 課 題 は, 特 にNPOが 運 営 する 博 物 館 で 顕 著 であるが, 施 設 の 老 朽 化 や 修 繕 予 算 の 不 足, 学 芸 員 など 職 員 の 給 料 が 直 営 館 と 比 べて 低 くなっており, 不 安 定 な 雇 用 状 態 であることなどがあげられる 以 下 は 各 事 例 の 報 告 である 文 中 での 図 という 表 記 は 発 表 時 に 使 用 したパワーポイントの 図 写 真 であることをお 断 りする キーワード 指 定 管 理 者 制 度,NPO 運 営 館, 企 業 運 営 館, 島 根 方 式 1 NPO 運 営 館 野 田 市 郷 土 博 物 館 柏 女 弘 道 ( 野 田 市 郷 土 博 物 館 ) 千 葉 県 の 野 田 市 郷 土 博 物 館 市 民 会 館 で, 学 芸 員 をしています 柏 女 弘 道 と 申 します 私 の 肩 書 に 指 定 管 理 者 NPO 法 人 野 田 文 化 広 場 学 芸 員 とあるように, 野 田 市 郷 土 博 物 館 それから 市 民 会 館,これ は 野 田 市 立 の 施 設 ですが, 今,NPO 法 人 野 田 文 化 広 場 が 指 定 管 理 者 として 運 営 をしています 私 は そこで 雇 用 されている 学 芸 員 になります NPO 館 の 実 例 ということで, 少 しお 話 をさせていただき 249

2 ます まず, 当 館 の 概 要 です 野 田 市 郷 土 博 物 館 は 昭 和 34 年 に 開 館 しました 千 葉 県 内 では 最 初 の 登 録 博 物 館 となります 2009 年 には 開 館 50 周 年 を 迎 えました 京 都 タワーや 日 本 武 道 館 を 設 計 した 設 計 者 山 田 守 が 設 計 した 唯 一 の 博 物 館 施 設 です 正 倉 院 を 模 したそうですが, 今 では 少 し 厳 しいかもしれま せんが, 当 時 の 図 面 を 見 ると, 正 倉 院 を 意 識 しているような 形 をしています 野 田 は,ご 存 じの 方 も 多 いかもしれませんが,キッコーマン 発 祥 の 地 です 開 館 当 初, 醤 油 醸 造 に 関 する 資 料 を 豊 富 に 集 めたコレクションとなっています 市 民 会 館 は 旧 茂 木 佐 平 治 邸 とあります キ ッコーマンの 創 業 者 の 一 人 である 茂 木 佐 平 治 氏 が, 昔,お 住 まいだった 邸 宅 です 一 度, 会 社 の 所 有 になり,そのあと 野 田 市 に 寄 贈 されて 市 民 会 館 として 活 用 されています こちらは 大 正 13 年 頃 に 建 造 されました 建 物 は 国 の 登 録 有 形 文 化 財, 庭 園 は 千 葉 県 初 の 登 録 記 念 物 になっています 今, 指 定 管 理 者 として 運 営 をしているNPO 法 人 野 田 文 化 広 場 は, 約 30 名 の 市 民 の 方 々を 中 心 に, あるいは 大 学 生 も 参 加 して 設 立 しました 私 が 参 加 した 当 時 は 大 学 院 生 でした 現 在 は 正 会 員 が 34 名, 個 人 の 賛 助 会 員 が 12 名, 団 体 賛 助 会 員 が 42 団 体 という 形 になっています 平 成 16 年 頃 から1 年 間 の 準 備 期 間 を 経 て, 平 成 17 年 1 月 に 野 田 文 化 広 場 として 設 立 しました 17 年 4 月 から 今 でも 自 主 事 業 という 形 で 続 けていますが, 寺 子 屋 講 座 という 講 座 を 開 始 しました 5 月 にNPO 法 人 格 を 取 得 し, 平 成 19 年 4 月 から 野 田 市 郷 土 博 物 館 市 民 会 館 の 運 営 を 開 始 しています 1 期 5 年 になるので, 現 在 2 期 目 の 4 年 目 という 形 になっています 野 田 市 郷 土 博 物 館 と 市 民 会 館 は, 平 成 18 年 度 までは 両 施 設 とも 野 田 市 が 直 営 で 管 理 をしていました 博 物 館 は 教 育 委 員 会 の 社 会 教 育 課, 市 民 会 館 は 市 民 課 が 管 轄 をしていました 二 つの 施 設 は 同 じ 敷 地 の 中, 同 じ 部 屋 の 中 に 隣 り 合 わせてありますが, 管 理 する 部 署 が 違 うため,2 施 設 を 連 携 した 活 動 は ほとんどなかったようです そういった 施 設 を 有 効 に 活 用 していきたいという 運 動 が 市 民 からもあり, あるいは 行 政 からもそれを 有 効 活 用 していくということがあり, 平 成 19 年 度 から 野 田 文 化 広 場 が 両 施 設 と 一 体 的 に 合 わせて, 一 緒 に 管 理 運 営 を 開 始 しています 野 田 市 郷 土 博 物 館 と 市 民 会 館 を 指 定 管 理 に 出 すにあたって, 二 つの 施 設 をキャリアデザインの 拠 点 として 市 民 の 自 主 的 な 学 習 および 調 査 研 究 を 支 援 するとともに, 生 涯 学 習 のための 市 民 相 互 の 交 流 の 場 を 創 出 するという 一 つの 目 標 が 掲 げられました これに 基 づいて 私 たちの 法 人 は, 指 定 管 理 者 に 選 定 されました キャリアデザインですが, 私 どもの 場 合 は 市 民 のキャリアデザイン という 言 葉 ですが, 野 田 と いう 地 域 で 市 民 がどのように 生 きていくか, 自 分 のキャリアを 設 計 あるいは 再 設 計 していくか そう したきっかけを, 博 物 館 を 活 用 することでやっていってほしいということで,そうした 事 業 を 行 って います それから 市 民 相 互 の 交 流 の 場 を 創 出 するということで, 郷 土 博 物 館 を 住 民 参 加 型 へ, 交 流 と 学 びの 場 にする 博 物 館 には, 実 は 講 座 室 のようなものがあまりなく,そういったことが 難 しかったのです が, 隣 の 市 民 会 館 を 一 緒 に 管 理 することで,そこで 講 座 を 行 い, 有 効 活 用 を 図 ることになりました これは 野 田 文 化 広 場 が 指 定 管 理 者 になるときに 作 成 した 図 です 交 流 と 学 びの 図 にしていくという ことで, 一 つのモデルを 描 きました 地 域 には,さまざまなコミュニティがあります 福 祉 関 係 であ ったり, 商 工 業 者, 市 民 団 体, 学 校, 行 政,あるいは 家 族 など,さまざまなコミュニティがある 中 で, それぞれがうまく 連 携 できずに 孤 立 した 状 態 であるのではないか 図 のように 博 物 館 が 持 つ 文 化 の 力 で,それぞれのコミュニティをつなげていく こういった 方 々が 博 物 館 を 利 用 することで,そこで 交 流 を 図 っていただき,またキャリアデザインを 図 っていただこうということで, 指 定 管 理 の 運 営 を 始 めました 指 定 管 理 者 として 運 営 をする 中 で,ミッションを 三 つに 整 理 しました 一 つ 目 は, 地 域 の 文 化 資 源 を 掘 り 起 こし, 活 用 する 博 物 館 です 二 つ 目 は, 人 やコミュニティが 集 い 交 流 する 博 物 館 です 三 つ 目 は, 人 びとの 生 き 方 や 成 長 を 支 援 してキャリアデザインをはかる 博 物 館 です この 三 つのミッションを 掲 げて 活 動 しています 今 回,シンポジウムにあたって, 直 営 期 との 違 いがお 題 の 一 つにありました 端 的 に 見 えるものと しては, 入 館 者 の 増 加 があります 入 館 者 が 増 えたから,これだけでいいと 言 えるものではないとは 250

3 思 いますが, 直 営 期 の 頃 からだんだん 入 館 者 が 下 がっていって, 最 後 の 平 成 18 年 度 には 年 間 1 万 人 く らいの 数 字 になっていました 野 田 も 昔, 直 営 でやっていた 頃 は 学 芸 員 が 二 人 いましたが, 途 中 で 一 人 になってしまいました やはり 一 人 で 博 物 館 の 業 務 を 行 っていくことは, 相 当 大 変 なことだと 思 い ます 指 定 管 理 になってから 学 芸 員 が 4 名 に 増 えました 入 館 者 は 2 万 人 から 上 がっていって, 平 成 25 年 度 までしかありませんが,3 万 人 と 少 しです 平 成 26 年 度 も 25 年 度 と,ほぼ 同 じくらいの 入 館 者 数 となっています 博 物 館 と 市 民 会 館 を 一 体 的 に 管 理 運 営 するようになって,そこを 市 民 のキャリアデザインの 拠 点 に していくという 大 きな 目 標 がありました そのため 指 定 管 理 運 営 以 降,さまざまな 事 業 を 始 めました 少 し 紹 介 をします 寺 子 屋 講 座 は 厳 密 に 言 うと 博 物 館 の 講 座 というよりも,NPO 法 人 が 指 定 管 理 受 諾 前 から 行 ってい ます 指 定 管 理 以 後 も 自 主 事 業 という 形 で 実 施 をしています まちの 仕 事 人 講 話 とあるように, 野 田 のまちに 住 む 人 たちに 仕 事 の 話, 生 業 の 話 をしていただいています 野 田 文 化 広 場 には, 博 物 館 を 運 営 しているのもその 一 環 ですが, 文 化 の 力 によってまちづくりをし ていこうという 目 標 があります まずそのまちにどのような 人 たちがいて,そしてどのような 思 いで 日 々 生 活 をされているのか それを 寺 子 屋 講 座 で 紹 介 していただいています 通 算 で 300 回 近 く 行 っ ています これは 消 防 署 長 にお 話 をしていただいているところです それから 新 聞 などにも 出 ていますが, 野 田 市 ではコウノトリを 飼 育 して 放 鳥 しています その 飼 育 員 の 方 にお 話 をしていただいています こちらも 寺 子 屋 講 座 の 一 つの 種 類 です 先 ほど まちの 仕 事 人 講 話 ということで 仕 事 の 話 をして いただきましたが,これは 芸 道 文 化 講 座 というもので, 野 田 に 住 む 方 あるいは 周 辺 地 域 にどのよ うな 歴 史, 文 化 があって,そして,その 方 がどのような 活 動 を,どのような 思 いでされているのか それをお 話 ししていただくものです よさこいソーランをやっている 方 には, 実 際 参 加 者 と 一 緒 に 踊 ったり それから 琴 箏 の 奏 者 の 方 に, 市 民 会 館 の 会 場 で 弾 いていただいています 市 民 の 方 々が 自 主 的 に 調 査 研 究 をするようなグループをつくろうということで, 自 主 研 究 グループ 育 成 講 座 も 行 っています こちらは 古 文 書 入 門 で, 身 近 な 歴 史 を 学 ぶ, 調 べる, 守 るということです 古 文 書 をただ 読 むだけではなくて, 地 域 に 残 っている 古 文 書 の 担 い 手, 守 り 手 を 育 てていくことを 目 標 とした 講 座 です 隣 は みんなで 調 べよう, 昭 和 の 道 具 ~ 博 物 館 の 裏 側 へようこそ~ です こちらは 昭 和 30 年 頃 ま での 生 活 道 具 の 調 査 をする 講 座 になります 博 物 館 の 裏 側 へようこそ とあるように, 博 物 館 資 料 の 受 け 入 れの 過 程 などもお 話 をします いわゆる 家 庭 にあるような 生 活 道 具 が,どのように 寄 贈 されて, 博 物 館 ではどのように 扱 われて,そして 博 物 館 資 料 となっていくのか そういう 一 連 のプロセスなど も 体 験 をしていただきました 博 物 館 の 展 覧 会 も 指 定 管 理 になってから, 大 きく 変 わりました 直 営 の 頃 は 基 本 的 に 年 に 1 回, 秋 に 特 別 展 を 行 っていたのですが, 指 定 管 理 運 営 になってから 年 に4 回 の 展 覧 会 をすることになってい ます 特 別 展 は 学 芸 員 が 調 査 研 究 をした 成 果 を 展 示 するもので, 図 録 も 作 成 しています それは 指 定 管 理 になったあとも 継 続 して 行 っています 残 り 3 回 のうち,1 回 は 考 古 資 料, 春 に 6 年 生 が 歴 史 の 授 業 が 始 まるので,それに 合 わせて 考 古 資 料 を 出 すことと, 前 年 度 に 博 物 館 に 寄 贈 された 資 料,それから 博 物 館 で 購 入 した 資 料 を 公 開 する 展 覧 会 を, 年 に1 回 行 っています そして, 残 り 2 回 は, 市 民 参 加 型 の 企 画 展 を 行 っています 博 物 館 の 展 示 を 見 るだけではなくて, 市 民 に 企 画 の 段 階 から 関 わっていただくコンセプトになっています その 一 種 類 が 市 民 コレクション 展 です 市 民 が 持 っているコレクションを, 博 物 館 を 使 って 展 示 をします これは 土 人 形 のコレクタ ーの 方 の 展 示 です これは 個 人 で 美 術 館 を 開 いていた 方 の 展 示 です このようなコレクションを 公 開 するにあたっても,いわゆる 貸 しギャラリーのように, どうぞお 貸 しするので, 自 由 にやってください というものではなくて, 学 芸 員 とコレクターの 方 が 共 同 で 展 示 を 考 えていきます それから, 市 民 から 資 料 を 公 募 をする, 市 民 公 募 展 も 開 催 しています これはお 雛 様 です これは 251

4 おもちゃです このときは 展 示 室 内 で 触 ってもいいスペースをつくって,おもちゃで 遊 べるようにし ました これは 市 民 の 文 化 活 動 報 告 展 です コレクション 展 が 個 人 だったのに 対 し,これは 団 体 です いろ いろな 文 化 活 動 をしている 団 体 の 活 動 成 果 を, 博 物 館 を 使 って 発 表 していただく これは 自 然 観 察 や 環 境 保 全 の 活 動 をしている 団 体 の 方 々の 発 表 です これは 野 田 町 のガイドボランティアの 方 々の 活 動 報 告 です 市 民 アート 展 というジャンルも 最 近 始 めました 作 品 だけではなくて,その 方 がなぜその 作 品 を 作 ったのか,どのような 思 いがあるのか そういうパネルを 添 えて, 一 緒 に 展 示 をしています これは 今 現 在 開 催 している 白 黒 アート 展 の 様 子 です 白 黒 アートということで, 白 黒 をテーマに 募 集 をしま した 水 墨 画, 書 道, 白 黒 写 真 などが 集 まりました 博 物 館 ボランティアも, 指 定 管 理 になってから 導 入 しました 博 物 館 はずっと 無 人 でしたが, 無 人 では 質 問 したいときに 聞 けない,あるいは 無 人 だと 寂 しいという 声 がありましたので,2009 年 度 から 受 付 に 博 物 館 ボランティアをお 願 いして, 現 在 入 り 口 で 来 館 者 を 迎 えしていただいています 先 ほど 文 化 活 動 報 告 展 にもあった むらさきの 里 野 田 ガイドの 会 ですが, 市 民 会 館 に 1 部 屋, 拠 点 があり,そこを 拠 点 にガイド 活 動 を 行 っています 博 物 館 でガイドの 受 付 を 電 話 で 受 けて,ガイド の 方 々がそれを 案 内 する 形 で 連 携 を 取 っています ガイドの 会 の 方 々が 博 物 館 市 民 会 館 を 拠 点 とす るようになったことで 昔 は 市 民 会 館 だけを 見 る,あるいは 博 物 館 だけを 見 るという 方 々もいましたが, ガイドの 方 が 案 内 してくれることで 両 方 の 施 設 を 見 ていただけます 入 館 者 の 方 が 増 えている 原 因 に は,こういったものもあるのではないかと 考 えています 運 営 上 の 課 題, 安 定 運 営 の 留 意 点 は,いろいろありますが, 主 なものを 挙 げていくと, 施 設 の 老 朽 化 があります 博 物 館 は 50 年 以 上, 市 民 会 館 は 90 年 以 上 たっていますので,かなり 老 朽 化 している ところもあります 指 定 管 理 料 の 中 に 修 繕 費 があって,50 万 円 という 金 額 がついています 市 民 会 館 は 文 化 財 ということもあり,これでは 根 本 的 な 改 善 は 難 しいのが 現 状 です 安 定 運 営 の 留 意 点 これは 人 材 の 確 保 だとは 思 います やはり 人 がいちばん 大 事 だと 考 えています 人 件 費 は 自 治 体 直 営 の 博 物 館 と 比 べれば 低 水 準 なので, 専 門 的 な 人 材 育 成 するための 安 定 した 雇 用 は なかなか 難 しい 私 も 雇 用 されている 立 場 ですが,そのように 感 じています 2 NPO 運 営 館 吉 野 作 造 記 念 館 大 川 真 ( 吉 野 作 造 記 念 館 ) 吉 野 作 造 記 念 館 館 長 の 大 川 でございます 私 が 今, 勤 めていますのは, 宮 城 県 大 崎 市 にある 吉 野 作 造 記 念 館 です 大 崎 市 というのは 旧 古 川 市 を 中 心 に 1 市 6 町 が 合 併 してできた 市 です 吉 野 作 造 記 念 館 は 今 年 で 20 周 年 を 迎 えます 延 べ 床 面 積 が 大 きくて, 年 間 の 光 熱 費 が 480 万 円 くらいかかります 維 持 管 理 するのに 大 変 なところです 指 定 管 理 者 は 現 在 まで 一 貫 してNPO 法 人 の 古 川 学 人 が 引 き 受 けています 民 間 委 託 の 時 期 が 2002 年 から 2005 年, 指 定 管 理 者 の1 期 が 2006 年 から 2010 年 度,2 期 が 2011 年 から 2015 年 度, 今 年 が 最 終 年 度 です 古 川 学 人 は 記 念 館 運 営 の 委 託 を 踏 まえてできたNPOで,それ 自 体 もNPOとしては 問 題 かと 思 い ますが,もともとこのNPOの 母 体 となった 吉 野 先 生 を 記 念 する 会 という 団 体 は 顕 彰 団 体,ある いは 郷 土 研 究 会 としての 性 格 が 強 い 上 に, 会 員 の 多 くは 高 齢 なので, 館 の 運 営 は 難 しい そこで, 記 念 する 会 とは 別 にまちづくり 事 業 で 参 加 した 地 元 の JC( 青 年 会 議 所 )の OB メンバー, 商 工 会 議 所 などのメンバーが 中 心 となって 立 ち 上 げる 形 でNPO 古 川 学 人 はスタートしました 現 在 の 会 員 数 は 27 名 で,ほとんどの 理 事 は JC の OB です ただ 県 会 議 員, 市 会 議 員, 前 の 国 会 議 員 や 元 博 物 館 館 長 な どが 最 近 はおられて,いろいろな 形 でご 意 見 をいただきながら 運 営 していくことに 努 めています 私 どもは, 次 のようなNPOのミッションを 掲 げています 私 たちは 吉 野 作 造 の 精 神 を 継 承 し, 真 のデモクラシーの 実 現 のために 市 民 のみなさんと 共 に 歩 んでいきます あとで 詳 しく 申 し 上 げますが, 252

5 設 置 者 である 行 政 からの 要 請 は, 指 定 管 理 者 にはほとんどありません そうなると, 設 置 者,つまり 大 崎 市 からのミッションは, 条 例 くらいしかありません 条 例 で 取 り 決 められた 記 念 館 の 役 割 は, 資 料 の 保 存, 顕 彰 活 動,あとは 市 民 文 化 の 向 上,どこでもよく 聞 く 3 点 セットです 逆 にいうと,これ を 広 く 解 釈 していって,NPO 全 体 を 活 性 化 するという 手 法 もあるわけです 私 は 政 治 思 想 史 学 者 として, 指 定 管 理 制 度 には 大 反 対 論 者 です 簡 単 に 申 しますと, 新 自 由 主 義 と それに 伴 う NPM( 新 しい 公 共 づくり)の 風 潮 に 乗 っかった 設 置 者 による 捨 て 子 状 態 で 国 全 体 で 指 定 管 理 制 度 が 進 んだということを 問 題 に 感 じております 成 果 を 上 げるけれども,その 善 意 がいいよ うに 使 われてしまう 事 例 もありますので,そこを 含 めて, 皆 さんと 議 論 できればと 思 います もう 一 つ 言 うと, 地 方 の 博 物 館, 特 に 小 さい 郷 土 の 博 物 館 はアカデミズムとは 縁 が 薄 いという 点 で す 研 究 者 がほとんど 資 料 調 査 でしか 入 らない 運 営 に 関 わっている 研 究 者 はほとんどいないのです よく 他 所 の 研 究 者 の 方 から 館 の 資 料 収 集 や 研 究 レベルについて 上 から 目 線 で 言 われますが, 結 局 運 営 を 知 らないから, 費 用 も 予 算 も 知 らない 相 当 な 形 で 見 捨 てられた 部 分 もあります 地 元 の 大 学 教 員 でありながら, 記 念 館 の 窮 状 を 知 らなかったことへの 罪 滅 ぼしの 気 持 ちもあり, 私 は 2011 年 に 東 北 大 学 を 退 職 し, 記 念 館 に 奉 職 しました 今,ちょうど 5 年 目 になります 蓋 を 開 けて みたら 非 常 に 大 変 で,びっくりすることが 多 くありました たとえば, 展 示 室 の 空 調 ダクトが 外 れて いて, 全 然 機 能 していなかったこと 収 蔵 庫 に 至 ってはNPO 運 営 になる 前 は 空 調 自 体 がなかったり, あとは 温 湿 度 計 がない, 収 蔵 史 料 の 法 量 が 測 られていないなど,いろいろありました NPO 古 川 学 人 は 当 初, 記 念 館 指 定 管 理 事 業 のみ,いわば 顕 彰 型 の 運 営 でしたが, 現 在 は 問 題 解 決 型,イノベーション 型 に 切 り 替 えています したがってNPOの 事 業 は 今, 指 定 管 理 プラス 8 事 業 の 形 でやっています これが 実 は,うちの 活 性 化 の 大 きなポイントだと 思 っています これは 記 念 館 の 様 子 です 右 側 は 地 元 の 中 学 生 が 考 案 してくれたゆるキャラ ライ 造 くん です Twitter のツイート 数 100 を 超 えました 地 元 の 中 学 生 と 一 緒 になって, 盛 り 上 げていこうとしてい ます 当 館 のコレクションです 吉 野 が 使 ったコーヒーカップ, 右 が 自 筆 原 稿 です そのほかに 孫 文 が 吉 野 に 送 った 直 筆 書 額 があります この 書 額 もNPOになってから 修 復 して, 現 物 展 示 できるようにな りました それまでは 保 存 修 復 の 予 算 は 取 っておらず, 修 復 していませんでした 指 定 管 理 による 変 化 です 窓 口 対 応 の 改 善, 開 館 の 延 長, 夜 間 の 貸 室 業 務 もはじめました あと 防 犯 カメラ, 温 湿 度 計 の 設 置, 収 蔵 庫 に 空 調 設 置 子 供 イベントの 実 施, 音 楽 芸 術 イベントもやってい ます 各 事 業 ごと,イベントごとに,お 客 様 にアンケートを 取 っています また DM での 広 報 を 希 望 さ れた 方 を 対 象 に 年 間 アンケートをいただいています それで PDCA サイクルの 確 立 を 目 指 しています 実 際 に 講 座 を 年 に 1 回 から 2 回 に 増 やすというように,いただいたご 意 見 で 反 映 できることをやって います ただ, 駅 からバスがないので,バスを 出 してくれというご 意 見 もあります アンケートのコ ピーを 取 って, 市 に 全 部 差 し 上 げています 私 が 来 てからやったことは,とにかく 収 入 の 確 保 です 入 館 料 が 60,70 万 円 ですが,それでは 全 く 足 りません 20 社 の 企 業 から 協 賛 金 を 取 っています けっこう 多 いと 思 います それで 今 年 度 は 80 万 円 の 収 入 でしたが,これは 企 業 にとっても CSR として 非 常 に 効 果 があると 思 います そして 私 がやりたかったいちばんのことですが, 資 料 整 理 でした 普 通 は 市 からNPOに 委 託 され るときに, 資 料 のデータが 来 て, 初 めて 指 定 管 理 を 受 けるはずですが,それがなかったのです これ もNPOの 自 腹 でやりましたが, 館 の 膨 大 なコレクションを 2 年 間 かけて 正 確 に 把 握 する 全 点 点 検, 全 部 の 書 誌 情 報 の 確 定, 寄 贈 者 の 確 定 ですね 関 係 者 に 電 話,メールで 連 絡 をとり 全 部 調 査 をしまし た こうして 所 蔵 目 録 が 2012 年 度 にできました あとは 2013 年 度 から 取 り 組 んでおります 東 アジ ア 交 流 事 業,このシンポジウムの 成 果 を, 東 アジア 交 流 叢 書 としてまとめました この 叢 書 と 所 蔵 目 録 は 最 近,Amazon でも 販 売 を 始 めました 記 念 館 の 研 究 紀 要 も 私 は 外 部 研 究 者 だけやるのは 納 得 がいかないので, 自 前 で 研 究 できる 学 芸 員 を 育 てたいという 思 いがありました それで 必 ず 書 かせています 報 告 もそうですが, 論 文 も 書 かせて いて,これは 必 須 です NPOの 8 事 業 ですが,ここからがうちの 工 夫 点 になるかと 思 います 現 在 の 国 内 外 の 状 況 から 鑑 253

6 みてやるべきことはたくさんあると 考 え, 指 定 管 理 事 業 だけではなく,NPO 事 業 を 行 っております たとえば 被 災 地 支 援 事 業 などもやっています もちろんインフラ 整 備 ではなく, 被 災 地 域 の 皆 さんと 交 流 したり, 人 的 なネットワークを 組 んでワークショップをしたりしています いちばん 大 きかった のは, 海 外 の 団 体 を 含 めて8つのNPOや 法 人 で 組 んで, 仙 台 で 行 われた 国 連 防 災 会 議 のパブリック フォーラムです これによって 記 念 館 の 存 在 も 国 内 外 の 多 くの 方 に 知 ってもらいました あとは 吉 野 が 東 アジア 交 流 に 非 常 に 尽 力 していたことに 由 来 して, 日 中 関 係, 日 韓 関 係 の 改 善 に 資 するための 交 流 事 業 を 行 っております 北 京 外 国 語 大 学 の 郭 連 友 先 生 をお 呼 びしました 彼 は 震 災 後 に1 週 間 中 国 CCTV に 缶 詰 めになって, 日 本 の NHK のニュースをずっと 通 訳 しました 郭 先 生 の 講 演 で は, 中 国 で 震 災 時 の 日 本 人 の 礼 儀 正 しさが 非 常 に 注 目 されたことが 紹 介 されました そういうエピソ ードの 紹 介 が 両 国 間 の 誤 解 を 解 消 し 関 係 改 善 をはかることにつながります そしてこれは 直 営 時 にできなかったことですが, 外 部 資 金 の 獲 得 です 郭 先 生 のときに, 中 国 の 先 生 方 が 大 勢 来 られましたので,サントリー 文 化 財 団 から 助 成 金 をいただいて, 天 津 で 返 礼 として 日 中 のシンポジウムをしました あとは 朝 日 文 化 財 団 の 助 成 金 をとりまして 修 復 をしました 写 真 の 上 側 が 修 復 前 です ご 覧 頂 いて わかると 思 いますが, 表 装 がめちゃくちゃで 持 っただけで,ポロポロと 落 ちてしまう 状 態 です ほと んど 箱 も 開 けられていない 状 態 で,ちょっとこれは 危 ないということでした 市 のほうで 臨 時 予 算 を 組 んでもらうように 要 求 しましたが, 保 存 修 復 に 関 する 特 別 予 算 がついたことは 一 度 もありません ではどうするかというと,NPOの 寄 付 金 でやるか,もしくは 外 部 資 金 を 取 ってやるかのどちらかで す これは 仙 台 藩 から 続 く, 知 り 合 いの 表 具 屋 さんがいて,その 方 にお 願 いして,きれいな 形 で 修 復 ができました こういう 形 で,やるべきことはどんどんやっていこうと たとえば, 知 り 合 いの 先 生 が 仙 台 に 来 る ときに,こちらで 関 連 の 講 演 をしてもらえないかと 言 って 来 てもらう そうすると 旅 費 がちょっとで 済 んだりする NPOというのは, 年 間 計 画 以 外 で 幅 をもたせてやりますので,その 辺 が 柔 軟 にでき たりする 部 分 もあります こうした 努 力 がマスコミから 注 目 を 浴 びまして, 直 営 時 は 年 間 10 件 くらいでしたが, 今 年 は 半 期 で 56 件 です いちばん 最 近 の 出 データだと 62 件 くらいでしょうか テレビでも 当 館 が 全 面 的 に 協 力 し て,NHK の 番 組 ができました あとは 変 わったところで 言 うと, 夕 刊 フジからも 取 材 に 来 てもらいま した いろいろなところから 注 目 されるというのは, 当 館 のような 小 規 模 館 では,たいへんありがた いことです 続 いて このコミックバンドは, 仙 台 貨 物 という 東 北 弁 で 歌 を 歌 うバンドです 当 館 がプロモー ションビデオに 出 ています よかったら 観 てください いままで 全 く 関 心 を 持 たれなかった 若 い 世 代 にも 注 目 されました 入 館 者 数 の 推 移 です これが 指 定 管 理 の 前 と 後 ろです スタートはよくて 年 間 1 万 名 を 超 えていま す だんだん 下 降 して 約 半 減 しました 下 がりきったところで, 当 法 人 が 指 定 管 理 を 受 けています 引 き 受 けて, 一 時 的 には 入 館 者 数 を 回 復 しましたが,その 後 はまたなだらかな 下 降 線 が 続 く 2008 年 で 上 がっているのは, 美 術 家 の 藤 城 清 治 さんの 美 術 展 をしたのです これは 異 例 ですが,だいたい 他 の 年 は 4 千 名 台 私 は 2011 年 のここで 記 念 館 に 就 任 しました ここからこのような 形 で, 現 在 は,9 千 名 を 超 える 入 館 者 数 となっております 自 主 収 入 です 指 定 管 理 になってから,すごく 気 にしているところです 旧 古 川 市 の 直 営 時 代 は, 入 館 料 は 147 万 円 くらいでした 古 川 学 人 の 運 営 に 移 ってからは, 平 均 で 310 万 円 ですから 増 加 率 は 213%,いちばん 多 かったときで 500 万 円 を 超 えていて, 増 加 率 は 370%くらいになっていると 思 いま す ただし 金 山 先 生 も 論 文 でお 書 きになっていますが,うちは 指 定 管 理 料 の 減 らされ 方 が 尋 常 ではなか ったのです 普 通, 人 間 の 血 液 でも 20%くらい 減 らすと 死 にますが,うちの 場 合 は 人 件 費 を 57% 減 ら されています 当 時 の 元 市 議 や 関 係 者 に 事 情 を 聞 くのですが, 絶 対 に 言 わないですね なぜ 約 3,000 万 円 になったか, 設 定 根 拠 は 何 かと 聞 くと, 覚 えていない と 言 うのです 常 識 的 に 考 えて 半 減 する というのは,よほどの 理 由 がないと 無 理 だと 思 います 254

7 中 には 当 時 の 関 係 者 からこのような 意 見 があったのです 3,000 万 円 くらいの 収 入 増 を 見 込 んだ と もともと 市 でやっていて 百 何 万 円 くらいの 実 収 入 を,30 倍 に 増 やすという 論 法 がまず 成 り 立 たな いです これも 議 会 で 通 ってしまったことだから 仕 方 がないのです 1 期,2 期 通 して, 業 績 を 上 げて も 指 定 管 理 料 は 変 わらないですね そこがもう 一 つのポイントです 指 定 管 理 の 問 題 は 引 き 受 けた 時 点 の 管 理 料 をほぼそのまま 持 続 させてしまうというケースが 往 々にしてみられます 市 との 対 等 なパートナーシップとうたわれていますが, 学 芸 員 の 年 収 は 平 均 179 万 円 です 私 が 入 ってから 40 万 円 くらい 平 均 年 収 を 上 げましたが,それでも 常 識 的 な 年 収 からすれば 相 当 低 いです 年 度 協 定 も 形 骸 化 しがちです あとは 行 政 や 議 員 がほとんど 足 を 運 ばなくなってしまう 指 定 管 理 者 は 行 政 に 対 して 文 句 を 言 うな と,いろいろなところで 言 われます やはり 指 定 管 理 者 は 下 請 け 的 な 存 在 だという 意 識 が 強 いようで す 2013 年 に 赤 字 を 出 した 時 は, 中 小 企 業 の 社 長 のように,どうやって 給 料 を 払 えばいいのか, 支 払 いはどうするのか, 非 常 に 苦 しみました この 時 は 新 聞 各 紙 に 取 材 してもらいましたが,400 万 円 を NPO 側 で 借 金 しました 私 も 金 融 機 関 をいろいろ 回 りました 大 学 教 員 時 代 ではまるきり 考 えられ なかったのですが,そのようなこともしました そのときも 私 は 月 末 の 振 込 日 を1 日 にしてもらえ ば, 運 転 資 金 が 確 保 できるので 何 とかしてください と 3 カ 月 かけて 交 渉 したけれども, 結 局, 行 政 では 振 込 の 日 を 早 めることはして 頂 けませんでした 指 定 管 理 事 業 の 赤 字 も,NPOの 資 金 で 補 填 している 状 況 がここ 数 年 続 いています うちは 年 間 で 100 万 円 以 上 の 寄 付 があります そのうちNPO 事 業 で 40 万 円 くらいの 支 出, 残 りは 全 部 指 定 管 理 事 業 の 補 填 に 使 っております この 点 も, 実 は 行 政 のほうで 把 握 していなかった 最 近 になって,よう やくその 実 態 がわかって 頂 きました というのは 市 議 会 で 取 り 上 げるようになったからです 平 成 25 年 から 27 年 の 議 会 で 5 回 時 間 をかけて 指 定 管 理 問 題 を 取 り 上 げてもらうようになりました そして 行 政 の 担 当 者 の 方 も 本 当 に 親 身 になっていろいろ 相 談 にのって 頂 けるようになりました ちょっと 困 ったことがあります 当 館 は 旧 古 川 市 での 指 定 管 理 第 一 号 ですが, 当 館 が 指 定 管 理 で 成 功 している という 印 象 を 市 民 に 与 え,そのことも 一 因 となって 大 崎 市 内 の 公 民 館 が 現 在 では 全 部 指 定 管 理 になってしまったのです 低 い 予 算 でも 意 地 で 頑 張 る 指 定 管 理 者 は,ほかの 公 的 施 設 に 悪 い 影 響 を 与 えることもあるので,ちょっと 申 し 訳 なかったと 思 う 部 分 もあります それも 含 めて, 今 後, 指 定 管 理 制 度 のモニタリングの 必 要 性 なども 行 政, 議 会 に 強 く 訴 えているところです 3 NPO 運 営 館 高 槻 市 立 自 然 博 物 館 高 田 みちよ ( 高 槻 市 立 自 然 博 物 館 ) あくあぴあ 芥 川 の 高 田 といいます 高 槻 市 立 自 然 博 物 館 ですが,この 名 前 はこの 4 月 からでして, 3 月 までは 違 う 名 前 で 呼 ばれていました それも 含 めてお 話 しします まず,あくあぴあは 高 槻 市 にあります 高 槻 市 は 大 阪, 京 都 のちょうど 間 くらいの 大 阪 府 域,あく あぴあは, 縦 長 い 高 槻 市 のど 真 ん 中 にあります 琵 琶 湖 から 大 阪 湾 に 流 れ 込 む 淀 川 に, 芥 川 という 川 が 市 のど 真 ん 中 を 通 って 流 れ 込 んでいます その 高 槻 市 ですが, 縦 長 で 上 半 分 が 森 林, 下 半 分 が 住 宅 と 工 場 地 帯 です 昭 和 40 年 代 に 大 阪 府 のベ ッドタウンになったため, 急 激 に 人 口 が 増 えて,ここも 新 興 住 宅 地 です 古 墳 があり, 古 墳 をテーマ にした 古 代 歴 史 館 があります このへんに 高 槻 城 があります このへんに 芥 川 城 という 城 跡 がありま す それをテーマにした,しろあと 歴 史 館 という2 館 があります こちらはどちらも 直 営 です 芥 川 という 川 の 横 にある 細 い 段 状 の 土 地 の 真 ん 中 に,あくあぴあがあります この 残 存 緑 地 が 公 園 になっていて,プールとテニスコート, 広 場 というセットで, 昔 は 複 合 施 設 でスタートしました こ ちらの 新 興 住 宅 地 と 旧 集 落 をつなぐ 動 線 という 位 置 づけで,あくあぴあはスタートしたと 聞 いていま す 館 は, 詳 しくはレジュメの 中 に 運 営 報 告 とリーフレットがありますので,こちらをご 覧 ください 簡 単 に 説 明 しますと,いちばん 上, 展 望 台 のようなところがエントランスです その 背 中 側 が 入 り 口 255

8 です こちらから 入 ってきて,1 階 から 抜 けるのが 動 線 です 1 階,2 階 が 展 示 室 になっています 3 階 は 事 務 所 と 展 示 ホール,4 階 が 展 望 台 的 なエントランスになります 館 の 沿 革 です 平 成 6 年 に 河 川 整 備 と 一 緒 にできた 公 園 です そのときは 芥 川 緑 地 資 料 館 と 言 いま した そのときは 公 園 としての 設 置 条 例 の 中 に 資 料 館 があっただけで, 館 の 個 別 の 条 例 ではありませ んでした 公 園 全 体 が 公 園 課 の 所 管,これは 今 も 変 わらないのですが,ちょっとずつ 切 り 分 けられて いっています 当 時 から 資 料 館 の 運 営 だけが 教 育 委 員 会 です だから 資 料 館 の 建 物,その 周 辺 は 公 園 課 になります 最 初 は 直 営 でしたが,すぐに 財 団 法 人 公 営 施 設 管 理 公 社 に 管 理 が 委 託 になります その 後 同 じ 財 団 が, 随 契 の 指 定 管 理 者 として 入 っています この 間, 見 た 目 には 何 も 変 わらないというような 状 態 でした スタッフもほとんど 変 わっていません 21 年 から 今 の 体 制 になりましたが,それには 伏 線 があります 平 成 17 年 に 芥 川 ひとと 魚 にや さしい 川 づくりネットワーク( 芥 川 倶 楽 部 ) が 立 ち 上 がります これは 何 かというと, 前 の 芥 川 が 高 槻 市 のど 真 ん 中 にあるので, 大 阪 府 と 高 槻 市 と 市 民 でネットワークをつくって, 川 をよくしようとい う 団 体 です その 団 体 が 翌 年, 高 槻 市 の 重 要 施 策 である 芥 川 創 生 基 本 構 想 を 市 と 一 緒 になってつくりました こ の 基 本 構 想 の 中 で,あくあぴあは 活 動 拠 点 として 位 置 づけられました この 基 本 構 想 ができたために, 指 定 管 理 者 は 管 理 財 団 ではなくて, 芥 川 倶 楽 部 のほうがいいのではないかということがその 中 で 持 ち 上 がりました 芥 川 倶 楽 部 は 団 体 の 基 盤 強 化 のために,ちょうどNPOを 作 ったところだったので, この 団 体 に 指 定 管 理 を 出 すことになりました 市 から 打 診 が 来 たのですが,NPOも 実 際 には 設 立 して 間 もないですし, 施 設 管 理 をしたこともな いということもあって, 大 阪 自 然 史 センターというNPOに 声 をかけました 自 然 史 センターは 大 阪 市 立 自 然 史 博 物 館 の 友 の 会 などを 運 営 しているNPOで, 博 物 館 を 盛 り 上 げることをテーマのNPO です NPO 同 士 の 二 つの 団 体 で 共 同 活 動 体 という JV を 組 んで, 指 定 管 理 者 として 受 けるというのが 今 の 流 れです このときすでに 財 団 のほうには, 標 本 なんかがちょっとずつたまってきていたのと, 自 然 史 センタ ーが 入 ったことで,より 博 物 館 色 を 強 めたいという 意 向 もあり, 教 育 委 員 会 に 博 物 館 相 当 施 設 の 指 定 をずっと 働 きかけていたため, 去 年 6 月 に 指 定 されました 大 事 なことを 書 き 忘 れていますが, 今 年 4 月 にやっと 設 置 条 例 ができて 名 称 変 更 がされました 私 はもともと 建 設 コンサルタントにいたのですが, 辞 めたときに バイトとして,ちょっと 手 伝 っ てくれないか ということで 行 き 始 めました ちょうど 飼 育 担 当 さんが 辞 められるということで, 魚 をたくさん 飼 っているので 週 4 日 の 臨 時 雇 用 職 員 で 財 団 に 雇 われることになりました そして 今 の 体 制 になるときに, 雇 い 替 えということで 大 阪 自 然 史 センターの 年 次 雇 用 職 員 になっています 今 の 指 定 管 理 者 の 共 同 活 動 体 は,すべて 大 阪 自 然 史 センターが 経 理 と 雇 用 のバックアップをして, 芥 川 倶 楽 部 が 運 営, 所 帯 を 握 ることになっているので, 全 員 自 然 史 センターの 雇 用 になっています 本 日 のお 題 ですが, 前 任 者 と 今 の 違 いということです まず, 人 材 です 財 団 のときは 基 本 的 に 本 庁 から 異 動 してきた 人 たちで, 専 門 家 を 入 れていなかったことがいちばん 大 きいです 私 が 入 ったと きも, 分 野 違 いの 学 芸 員 さんが 一 人 が 館 長 兼 任 でしたが,あとは 異 動 してきた, 全 然 生 き 物, 自 然 を 知 らない 人 たちで 運 営 していました これがいちばんの 問 題 だと 思 いますが,ちょっと 傾 きかけた 外 の 施 設 に 異 動 というのは 左 遷 という イメージがつきまとうようで, 異 動 の 辞 令 が 出 た 瞬 間,がっかりされる 本 庁 の 人 たちが 多 いようです 共 同 体 のいちばんの 特 徴 は, 専 門 性 を 有 する 人 材 をあくあぴあのためだけに 雇 用 しています です から あくあぴあに 来 たい という 人 しか 雇 っていないのです ちょっと 嫌 だな と 思 うような 人 は 雇 いません 特 にそれぞれが 研 究 会 や 学 会,ネットワークの 中 に 参 加 しています 研 修 にはすごく 力 を 入 れています これもスキルアップですね 現 場 以 外 の 関 係 者 の 人 脈 がすごいです NPOにもい ろいろな 人 がいるので, 違 う 分 野 もあれば, 大 学 関 係, 研 究 者 関 係,どこに 聞 いても 誰 か 知 っている 人 を 呼 んできてくれるというような 人 脈 があります ミッションが 明 確 で,これも 財 団 の 頃 にはありませんでした 設 置 条 例 も 館 の 目 的 もなかったので, 256

9 仕 方 ないと 言 えば 仕 方 ない 話 ですが 共 同 体 になってからは 高 槻 の 自 然 がわかるみんなの 博 物 館 というスローガンを 掲 げました 高 槻 の 自 然 がわかる というのは, 自 然 系 博 物 館 なので 当 たり 前 と 言 えば 当 たり 前 ですが, みんなの というのがポイントです それが 地 域 とともに ということで もあります 標 本 と 調 査 結 果 に 根 ざした 活 動 をする これも 必 ず 職 員 の 中 では 共 通 認 識 されていて,うちはギャ ラリーではないというプライドです 専 門 性 を 突 き 詰 めるのではなく,ハブとして 機 能 する うちだけですべてを 賄 えるわけではないの で, 地 域 のお 問 い 合 わせ 機 関 というような 形 でやっています 病 院 にたとえると 地 域 診 療 所 と 言 って います ちょっとどこかが 調 子 悪 いと, うちへ 来 てください すごく 重 症 の 人 は 大 学 への 紹 介 状 を 書 きますよ そのようなスタンスでやっています 三 つ 目 に 客 の 対 象 を 変 える これも 当 たり 前 と 言 えば 当 たり 前 ですが, 前 任 者 はなぜか 格 調 の 高 い 施 設 を 目 指 していたので,わりと 御 堅 い 感 じ 子 どもがワーワー 言 うようなところではありません, そうした 館 を 目 指 していたらしいのですが 実 情 は 未 就 学 児 が 多 い それは 当 時 からそうで, 平 日 の 午 前 中 は 赤 ちゃん 連 れのお 母 さんしか 来 ないくらい, 普 通 のお 客 様 は 10 歳 以 下 です それに 合 わせた 行 事 や 設 備 充 実 してきました 小 学 生 でも 読 めるようなひらがなのパネルを 作 ったり, 未 就 学 の 子 供 が 遊 べるようなコーナーをつくったりしています 赤 ちゃんの 駅 というのは, 高 槻 市 がやっている 授 乳 室 とベビーシートを 各 施 設 に 設 置 するとい う 事 業 です 授 乳 室 はないので, 会 議 室 を 間 仕 切 りで 切 ってやっています それだけでも 赤 ちゃん は 来 てください という 気 分 にはなれるので, 歓 迎 ムードが 出 ていると 思 います あとは 子 どもワー クショップ,おはなし 会 などもしています 問 題 点, 次 の 題 です 皆 さんもおっしゃるように 予 算 です スタッフの 給 料 はうちも 安 いです そ もそも 指 定 管 理 料 が 少 ないです なぜかというと, 財 団 の 最 終 年 のスタッフにちょっと 問 題 がありま す 再 任 用 の 常 勤 職 員, 再 任 用 でなかったときは,その3 年 くらい 前 までは 部 長 級 の 職 員 が 二 人 いた のです その 人 たちが 再 任 用 になって 安 くなったときに 管 理 者 が 替 わった それから, 週 4 日 の 臨 時 職 員 2 名, 出 向 職 員,この 人 も 新 入 社 員 くらいの 若 い 人 だったので,この 5 人 の 給 料 で 横 滑 りして 給 料 計 算 がされてしまったのです ですから,それまで 3000 万 円 以 上 あった 人 件 費 が 2000 万 円 くらい になって,それがそのままの 積 算 で 来 てしまったというのが 残 念 なところです これもどこでも 言 われていることですが, 指 定 管 理 料 は 変 わらないのです 博 物 館 が 相 当 施 設 にな った 年 に,ちょっとだけ 上 がったのですが,それもほとんど 電 気 代 の 値 上 げと, 消 費 税 の 増 税 で 使 い きってしまって, 人 間 のほうには 還 元 されていません 指 定 管 理 期 間 ごとにしか,それも 上 がらず, この 3 年 はずっと 同 じでベースアップをすると 何 かができなくなる,ベースアップをするためには 何 かを 買 わないという 選 択 しか, 今 のところありません あとは 市 側 のリスク 分 担 の 予 算 措 置 の 中 からも,これもどこでも 同 じだと 思 います 野 田 も 同 じで すが,50 万 円 以 上,50 万 円 以 下 というリスク 分 担 があります 50 万 円 以 上 の 大 きな 修 繕 は, 市 のほ うでしないといけないのですが, 施 設 は 公 園 課, 運 営 は 教 育 委 員 会 なのです ですから,うちとして は 教 育 委 員 会 に, あそこが 壊 れました 何 とかしてください と 言 うと, 教 育 委 員 会 から 公 園 課 に 言 う 公 園 課 は そんなのは, 予 定 していないからありません ということで, 最 低 でも 2 年 くらいか かって 予 算 取 りをすることになるので,そこまではもちこたえなければならないということです 施 設 の 老 朽 化 これも 皆 さんもそうだと 思 います 20 周 年, 今,21 年 目 なので, 電 気 製 品 はことご とく 壊 れてきています それとそもそも 造 りが 悪 い 初 めから 雨 漏 りをしているとか, 初 めから 換 気 がないなど,すごく 不 思 議 な 構 造 がいっぱいありまして なぜか 必 ず 皆 さん, 足 を 踏 み 外 す 階 段 もあ ります どうしてそんな 構 造 にしたのかわかりませんが,もうそれは 直 せません 図 面 の 紛 失 これも 大 きいです 公 園 課 が 図 面 を 持 っていない 工 事 をするときに, あの 図 面 はあ りませんか と, 指 定 管 理 者 に 聞 きに 来 ます こちらにもないので,もう ない と 言 うしかないで す 残 った 図 面 は,なぜか 建 てるときに 現 場 合 わせで,ちょっと 変 えたりしているらしくて, 今 とち ょっと 違 ってたりして,すごく 修 繕 がしにくいという 不 思 議 なことになっています 緑 地 内 の 施 設 の 連 携 がない これも 深 刻 で,テニスコートとプールと 駐 車 場 がありますが, 駐 車 場 257

10 には 電 話 がないので, 連 絡 に 行 かないといけないときは 走 っていく プールは 夏 しか 運 営 しないので, 冬 は 連 絡 ができないなど,すごく 困 った 状 況 になっています 管 理 区 域 内 のトラブルは,うちが 公 園 の 中 にあるので 公 園 の 管 理 事 務 所 のように 見 えます ですか ら, 公 園 の 苦 情 は, 一 身 に 背 負 わなければならない 土 日 に 開 いている 施 設 はほかにないです プー ルはプールで 完 結 している 役 所 は 休 みがあるので, 公 園 の 苦 情 は 全 部 うちの 事 務 所 に 来 ます あと は 公 園 の 利 用 者 のマナーの 悪 さはひどいのですが,その 苦 情 も 全 部 来 ます これはけっこう 業 務 を 圧 迫 しています あとはレジュメには 書 きませんが, 市 との 連 携 の 悪 さにも 困 っています 特 に 土 日 に 見 にこない ふらっと 来 てくれる 人 もいたり, 平 日 に 会 議 に 来 たりはされるのですが, 土 日 に 業 務 として 来 ないので 実 情 が 全 然 わからない 今 後 の 必 要 な 措 置 です 自 前 のことは 自 分 でできるので, 市 としてやってほしいのはベースアップ ですね 三 度 の 飯 より 博 物 館 などという T シャツを 着 ていますが, 飯 を 食 わないと 生 きていけない ので,ベースアップはほしいです あと 修 繕 修 繕 はする 意 思 はあって,リニューアルするという 話 は 聞 いているのですが, 何 をどう するのかを 現 場 の 声 を 聞 いて 意 見 交 換 をさせてほしいです あとは, 市 内 部 でミッションをわれわれも 入 れて 検 討 して, 共 有 してもらいたいということがいち ばんです 最 も 重 要 なことは,ここに 発 表 する 前 にすごく 考 えました 結 論 は, 直 営 でも 指 定 管 理 でも 同 じこ とはできると 思 います ただ,モチベーションがあまりにも 違 います なぜかというのは 給 料 とは 全 然 関 係 がなくて,われわれはすごくお 給 料 は 安 いですが, 一 生 懸 命 働 いています 理 由 は 同 じ 立 場 の 人 間 しかいないので, 市 の 出 向 職 員 とかはいないですし, 二 つのNPOでやっていると 言 っても,あ くあぴあのために 雇 った 人 でやっているので, 館 を 愛 していて,それから, 仕 事 を,お 客 様 をすごく 愛 している 人 で 成 り 立 っている 人 の 仲 のよさが,うちの 特 徴 だと 思 います あとは,これは 大 きいと 思 います 決 裁 の 方 法 です 会 議 の 席 で 全 員 で 決 めているので だめだ と 言 われたときに, なんでやねん と 思 わない 却 下 されても 腹 が 立 たないというのは,モチベーシ ョンが 下 がらないと 思 います あとは 全 員 が 同 じ 部 屋 にいる これは 人 数 が 少 ないからこそできるのであって, 館 長 もスタッフも バイトも, 全 部 同 じ 部 屋 にいるので 意 思 の 疎 通 がすごく 楽 です しゃべりすぎて, 遊 んどるんちゃう か と 思 われるくらいしゃべっています 無 駄 な 事 務 作 業 は 少 ない その 分, 紙 に 書 くことが 少 なく なります あとはお 客 さんに 喜 ばれることが,モチベーションアップのいちばん 大 きいところです ちなみに, 事 務 の 簡 略 化 にこのようなものが 例 としてあります これは 企 画 展 の 配 置 図 です 手 書 きで ここ,どうしよう? と 回 覧 すると, こうしたらいいのではないか と 書 いて 返 ってくるので, 事 務 作 業 は 楽 です そういうことで 組 織 の 問 題 ではなく,モチベーションが 大 きいということが 私 の 結 論 です 行 政 さ んは 時 間 がかかるので, 今 日 思 いついたことを 今 日 できないというのは,すごくモチベーションを 下 げます それから, 決 裁 の 上 司 のハンコが,なぜもらえないのかがわからないことも,すごくモチベーショ ンが 下 がる 理 由 だと 思 います また 1 円 でも 安 いものを 買 うのに,1 週 間 の 人 件 費 をかけたりするの もすごくモチベーションの 下 がる 仕 事 だと 思 うので, 公 務 員 制 度 も,もう 少 し 改 革 が 必 要 ではないか というのが 私 の 結 論 です 4 企 業 運 営 館 多 摩 六 都 科 学 館 神 田 正 彦 ( 多 摩 六 都 科 学 館 組 合 ) 多 摩 六 都 科 学 館 組 合 次 長 の 神 田 と 申 します どうぞよろしくお 願 いします 私, 肩 書 が 次 長 となっ ていますが, 組 合 をご 存 じかどうか, 小 さな 自 治 体 ですので 議 会 があり, 監 査 がありと,いろいろな 258

11 ことがあります 議 会 事 務 局 の 書 記, 監 査 事 務 局 の 書 記 も 兼 ねています そのほかに 物 品 管 理 者, 出 納 員 など,さまざまなことも 兼 務 しています 全 くお 恥 ずかしいのですが,どの 事 務 にも 精 通 しているわけではありません 事 務 屋 としては, 皆 さんにお 見 せできるようなことはないのですが,きょうは 博 物 館 科 学 館 を 愛 する 者 としてお 話 をさ せていただけたらと 思 っていますので,よろしくお 願 いします 一 部 事 務 組 合 というのはあまりなじみのないものですが,よく 間 違 えられるのは 労 働 組 合 や 農 業 協 同 組 合, 共 済 組 合 です 先 ほど 申 し 上 げたような 小 さな 自 治 体 になっています 五 つの 市, 多 摩 北 部 ですね 東 京 都 のニョキッと 突 き 出 したような 清 瀬 市 の 部 分 がありますが,そこを 含 む 五 つの 市 が 共 同 で 運 営 しています このような 形 で 運 営 をするというのは, 非 常 に 珍 しいかと 思 います 通 常, 一 部 事 務 組 合 というのはごみ 処 分 場 や 病 院, 消 防 といった 公 益 行 政 が 主 になっています 運 営 形 態 は 開 館 以 来,18 年 間 組 合 の 直 営 でした 展 示 やプラネタリウム 事 業, 施 設 管 理 を, 委 託 業 務 で 行 っていました 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 した 背 景 には, 構 成 市 の 厳 しい 財 政 状 況 がありますが, それにもまして, 組 合 が 予 算 配 分 や 情 報 を 集 中 的 に 管 理 して, 企 画 やオペレーションはそれぞれの 事 業 所 に, 上 意 下 達 的 な 委 託 業 務 では 個 々の 事 業 ごとの 成 果 は 上 がりますが, 全 体 としての 一 体 感 がな くて, 現 場 の 力 で 新 しい 価 値 をつくり 出 す, 現 場 からのブレークスルーを 目 指 すというところでは 限 界 がありました この 施 設 が 行 政 や 地 域 市 民 にとって 何 ができるのかを 軸 に 展 開 するために, 現 場 の 力 をテコに 一 丸 となって 未 来 の 価 値 をつくり 出 す 体 制 をつくりたいということで, 実 は 施 設 の 整 備 と 一 体 化 して 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 しました きょうは 企 業 が 指 定 管 理 者 である 事 例 のご 紹 介 ですが, 企 業 はもともと 研 究 開 発 で 理 系 の 人 材 が 入 っています 科 学 館 と 共 同 展 示 をつくってきた 歴 史 も 多 々あるため, 科 学 館 と 企 業 というのは 非 常 に 相 性 が 良 いところもあると 思 います しかし,それ 以 上 にわれわれのような 公 的 セクターから 見 ると, 民 間 企 業 ならではの 強 みを 感 じる 点 がたくさんあるので,きょうはそのような 話 をしたいと 思 います これまでの 科 学 館 の 入 館 者 数, 利 用 料 金 のグラフです 平 成 6 年 の 開 館 後,ご 多 分 に 漏 れず, 利 用 者 が 急 激 に 下 がり, 一 時 10 万 人 を 割 ってしまった 状 況 もありました 平 成 13 年 の1 階 のリニューア ルで 少 し 回 復 をして, 平 成 24 年 度 の 赤 い 枠 で 囲 っている 指 定 管 理 者 導 入 以 降 は, 急 増 して 20 万 人 を 超 えています 特 に 利 用 料 金, 白 い 線 の 伸 びが 大 きくて,これが 収 入 増 となり 内 部 保 留 金 として, 組 合 に 還 元 されています 将 来 の 財 政 面 で 非 常 に 重 要 なものとなっています 私 は 天 文 をやっていたので,このグラフがうみへび 座 の 星 座 の 形 に 似 ていると 思 いますが,うみへ び 座 はギリシャ 神 話 の 化 物 で, 不 死 身 でかま 首 をグイともたげていて, 全 天 でいちばん 長 い 星 座 です このもたげたかま 首 をどうするかというのが,これからとても 大 事 なところになっています ちなみ にうみへびは, 最 後 にヘラクレスに 退 治 されてしまうのですが,そういうことにならないように 考 え ていきたいと 思 います 指 定 管 理 者 とリニューアル これは 7,8 年 検 討 し, 平 成 23 年 度 に 一 般 公 募 を 行 いました 応 募 は 7 段 階 あって,いずれも 博 物 館 の 運 営 や 展 示 政 策 の 実 績 が 高 い 事 業 者 ばかりでした その 中 から 選 定 されたのが 株 式 会 社 乃 村 工 藝 社 です 平 成 24 年 度 から 科 学 館 と, 科 学 館 の 駐 車 場 の 指 定 管 理 を 行 って います こうした 包 括 的 なプレーヤーが 前 提 です これまでのようにハードは 施 設 者 がつくり,ソフトは 運 営 者 任 せということでは,せっかくの 新 しい 展 示 が 利 用 されなかったり, 余 計 なところに 費 用 をかけ たりと, 見 当 違 いな 整 備 をしてしまうおそれもあります 施 設 の 価 値 の 向 上 ということでは, 整 備 と 運 営 が 不 可 分 ということを 念 頭 に, 乃 村 工 藝 社 にはリニューアル 事 業 にも,ともに 取 り 組 んでもらい ました 平 成 23 年 10 月 に 指 定 の 議 決 プラネタリウム 工 事 の 定 例 会 に 参 加 してもらうことに 始 まり, 翌 年 7 月 のオープニング 式 典 の 実 施,PR といったことで 力 を 発 揮 していただいています プラネタリウム のリニューアルのほかに, 同 時 期 に 展 示 のリニューアルをしています これもその 年 度 末 に 展 示 室 を オープンしています また 平 成 25 年 度 には 第 2 次 基 本 計 画 を 策 定 しました これの 主 体 的 な 役 割 も 果 たしてもらっていま 259

12 す 先 ほどあくあぴあさんから 基 本 構 想 に 参 加 されたと 聞 きましたが,これは 非 常 に 重 要 なことだと 思 います その 間 のミッションを 定 めるところに, 指 定 管 理 者 は 入 っていって,ともに 策 定 していく プロセスを 当 館 でも 踏 んでいます 次 に 詳 しく 見 ていきます プラネタリウムは 星 を 映 す 機 械 だけではなくて,ドームを 張 り 替 えたり, ドーム 系 システムを 入 れたり,さまざまなこともしています その 際 に 工 事 の 定 例 会 に 参 加 してもら い,コンソールという 操 作 卓 の 操 作 性 を 上 げたり,あるいはお 客 様 の 通 行 部 分 の 安 全 性 を 高 めるとい った, 運 営 者 ならではのきめ 細 かな 提 案 を 取 り 入 れています このとき4 億 円 ばかり, 組 合 の 基 金 から 投 資 をしています これはプラネタリウムの 15 年 間 という ライフサイクルコストとの 見 合 いで, 投 資 効 果 が 十 分 あると 考 えています また 指 定 管 理 者 導 入 のと きに 約 4,000 万 円 の 経 費 削 減 を 行 っているので,それを 一 つの 長 期 的 な 原 資 という 見 方 もできます 続 いて 展 示 のリニューアルです プロセス 展 示 室 全 体 の 構 成 や 考 え 方 を 一 新 させたいということで, 指 定 管 理 公 募 の 要 件 に 展 示 リニューアルのプランを 求 めました それに 基 づいて 政 策 を 指 定 管 理 者 に 委 託 して, 実 施 をしました 費 用 的 には 建 設 時 の 10 分 の1にも 満 たない 額 でしたので, 既 存 の 展 示 も 活 用 した,いわゆるイノベーションを 行 っています ラボというインタラクティブな 空 間 を 展 示 室 に 4 カ 所, 配 置 して, 利 用 者 が 展 示 と 関 係 のある 体 験 を,すぐにその 場 でできる,スタッフとさまざまな 交 流 が 図 れるのがポイントです 更 新 費 用 は 約 1 億 円 ですが,こちらについては 内 部 スタッフが 企 画, 立 案 から, 政 策 の 一 端 を 担 っているということ で,この 経 費 以 上 の 効 果 が 得 られているのではないかと 考 えています なお, 利 用 料 金 からの 組 合 へ の 還 元 金 が3カ 年 で, 平 均 でいうと 毎 年 700 万 円 ずつあります これは 組 合 の 基 金 に 積 み 立 てており, リニューアルの 際 の 原 資 にしたいと 考 えています 当 館 は 電 車,バスによるアクセスがよくないので,マイカーの 利 用 が 50% 以 上 あります 駐 車 場 は 必 須 の 設 備 ですが,20 年 前 の 開 館 時 に 整 備 が 追 いついていなかったため,これまで 借 地 で 対 応 してい た 駐 車 場 を, 科 学 館 の 隣 地 を 購 入 して 自 前 の 駐 車 場 に 整 備 をしました 用 地 購 入 からの 事 業 でしたの で 莫 大 な 資 金 が 必 要 でしたが, 構 成 市 の 理 解 を 得 て 地 方 債 を 基 に, 組 合 の 財 政 計 画 に 沿 って 実 施 をし ています 計 画 や 工 事 には, 乃 村 工 藝 社 に 参 加 してもらいました 中 央 に 見 えている 黄 色 い 自 動 ゲート 機 を 導 入 するなどして, 指 定 管 理 業 務 として 管 理 経 費 の 削 減 を 図 ったり,これまでの1 日 定 額 制 から 時 間 制 にすることで, 利 用 者 の 割 安 感 を 得 るような 方 策 を 取 っています これは 第 2 次 基 本 計 画 策 定 のときの 様 子 です 指 定 管 理 業 務 の 2 年 度 目 に, 中 長 期 計 画 の 策 定 を 行 いました 委 員 会 の 分 科 会 での 作 業 に, 乃 村 工 藝 社 のリーダー, 中 堅 スタッフが 参 加 して,ボランテ ィア, 組 合 職 員, 策 定 委 員 会 の 委 員 のメンバーでワークショップを 行 い, 施 設 のミッションや 課 題, 目 標 を 共 有 するようにしました この 計 画 は 議 会 や 市 長 の 承 認 をいただいて, 指 定 管 理 者 が 毎 年, 作 成 する 単 年 度 の 事 業 計 画 まで, 一 貫 した 考 えで 取 りまとめられるようになっています もし 計 画 をご 覧 になった 方 がいらっしゃいましたら, 通 常 の 長 期 計 画 とはだいぶ 異 なる 印 象 をお 持 ちになったのではないかと 思 います 普 通, 施 設 の 中 長 期 計 画 はゴールを 決 めて,やるべきことをロ ードマップにする 形 が 多 いのですが, 今 回 は 中 核 事 業 に 地 域 拠 点 事 業 という, 科 学 館 としては 通 常, あまりないような 事 業 を 新 たに 設 定 しました それは 走 りながら 評 価 して 見 直 していこうという,プロセス 自 体 が 計 画 であるということで,いわ ば 未 来 の 価 値 を 創 造 するための 戦 略 計 画 となっています 計 画 期 間 も 指 定 管 理 者 の 残 存 期 間 に 合 わせ て, 中 期 3カ 年 からスタートしています また, 事 業 評 価 システムはこちらと 連 動 するようにして, 実 施 状 況 をチェックするのに 役 に 立 つ 計 画 であるようにということで, 業 績 指 標 もかなり 細 かくいろ いろ 設 定 をしています これらの 過 程 でスタッフの 皆 さんは, 施 設 のリニューアルに 主 体 的 に 取 り 組 んでいただき, 中 長 期 計 画 の 策 定 まで 深 く 関 わってもらえたことは,スタッフのコミットメントを 高 めて, 利 用 者 の 満 足 度 を 高 めることにも 大 きな 意 味 があったと 考 えています よく 離 職 率 の 高 さを 聞 きますが, 今 のところ 当 館 ではあまり 出 ていません また 優 秀 な 業 績 を 上 げたスタッフを, 乃 村 工 藝 の 本 社 が 表 彰 する 制 度 があります 当 館 スタッフも 2 度 ほど 受 賞 しています これは 現 場 の 雰 囲 気 をよくしたり, 現 場 の 疲 260

13 弊 を 除 く 一 つの 方 策 にもなっていると 思 います また, 写 真 にあるように, 赤 いベストを 着 たボランティアさんとスタッフが 一 緒 にプログラムに 取 り 組 んでいて,お 互 いの 垣 根 を 取 り 払 おうということも 成 功 しているようです このようなフラット なチームは, 利 用 者 の 満 足 や 共 感 を 高 めることが 得 られています 今, 市 民 モニターを 導 入 していま すが, 市 民 モニターの 反 応 からもそれは 得 られています ボランティアのアンケートをご 紹 介 します ボランティアさんには, 指 定 管 理 者 よりずっと 前 から 科 学 館 の 運 営 に 関 わってもらっていますが,どのような 評 価 をしているかというと, よくなった と いう 方 が7 割 を 超 えています 悪 くなった という 方 はいません そのほか 判 断 保 留 の 方 でも, 逆 に, 現 指 定 管 理 者 の 継 続 はどうしたらいいのか,スタッフの 雇 用 の 安 定 はどうしたらいいのかとい うことを 考 えての 判 断 のようです 自 由 筆 記 のところを 見 ると, 実 際 に 一 緒 にスタッフと 働 く 中 で,その 熱 意 が 伝 わって これは 大 変 意 義 があることだから, 一 緒 に 協 力 してやっていきたい と 考 えている 方 が 多 いと 思 います ここに 挙 げられているような 問 題 は, 今 後 の 指 定 管 理 制 度 を 考 えていく 上 での 課 題 ではないかと 考 えていま す 広 域 行 政 という 面 で 私 どもは 特 徴 がありますが, 地 域 の 事 業 者 と 一 緒 に 取 り 組 んで, 地 域 の 商 店 の 方 に 出 店 してもらったグルメフェスティバルをしています また 地 域 の 自 然 や 研 究 機 関 を 訪 問 すると いう, 子 供 たちへのプログラムもしています こうしたことを 実 施 する 際 には, 地 元 の 商 店 街 や 商 工 会,あるいは 地 域 の 自 然 保 護 活 動 の 市 民 との 連 携 が 欠 かせません 指 定 管 理 者 では, 今 まで 組 合 のときにはなかなかできなかったのですが, 企 業 との 連 携 や 研 究 機 関 の 連 携 を 積 極 的 に 広 く 進 めています こういった 点 は,やはり 民 民 のほうが 進 めやすいところも 多 分 にあると 考 えています まとめです 企 業 の 指 定 管 理 者 が 企 業 であればどうなのかということはないのですが, 強 みとして は,まず 結 果 重 視 だということです それからマーケティングの 力 があると 思 います そして, 指 揮 命 令 系 統 が 非 常 に 明 解 であること それから 民 間 同 士 のネットワークが 取 りやすいこと そして 最 も 大 事 だと 思 うのは,やはり 未 来 志 向 です リスクを 取 ってどんどんやっていこうという 姿 勢 が, 先 ほどのお 話 でもなかなか 公 務 員 の 中 では, 仕 事 を 進 めにくいところに 対 してあるのではな いかと 考 えています 弱 みについてはいくつかお 出 ししましたが, 市 民 にある 企 業 は 儲 けに 走 るの ではないか という 警 戒 感 は, 上 手 に 払 拭 していかなければいけないと 思 います 結 論 的 に 言 うと,そうしたところでは 企 業 の CSR の 果 たす 役 割 が 大 きいと 思 います そこに 経 団 連 の 企 業 行 動 憲 章 を 引 用 させていただきました この 企 業 を 博 物 館 に 読 み 替 えれば,そのままわれわれ の 行 動 指 針 になるかと 思 います 地 域 社 会 や 市 民 社 会 のインパクトを 企 業 が 取 り 組 む 過 程 で, 情 報 開 示 や 発 信 力,マネジメントなど, 企 業 ならではのノウハウが 十 分 生 かされていく,そのような 可 能 性 があると 思 います 私 たちは 基 本 計 画 で 地 域 拠 点 事 業 を 中 核 に 見 据 えて,そこを 起 点 に 科 学 館 の 事 業 を 組 み 立 てる 方 向 へ 歩 み 出 したので,その 事 業 がいかに 地 域 社 会 に 価 値 をつくり 出 していくか,コアな 評 価 の 対 象 とな っていくと 思 います 逆 にそれがさまざまなリターンを 生 み 出 していく 結 局, 事 業 主 体 は 営 利, 非 営 利 を 問 わずに, 同 じ 価 値 観 を 共 有 していけるかどうか,お 互 いがパートナーとなり 得 るかどうかが 鍵 であると 考 えています これは 当 館 のキャラクター,ペガロクと 言 います ペガロクはペガサス 座 のペガと 六 都 の 六 が 合 わ さりまして, 一 つの 複 合 体,キメラのような 形 をしています 科 学 館 というのは,こうした 不 思 議 な 存 在 であって, 子 供 たちや 地 域 の 方 々に 夢 や 愛 情 を 与 えられる 存 在 でありたいということでご 紹 介 を させていただきました どうもありがとうございました 5 県 と 企 業 共 同 館 島 根 県 立 美 術 館 岩 井 裕 一 ( 島 根 県 立 美 術 館 ) 261

14 島 根 県 立 美 術 館 で 支 配 人 をしています, 岩 井 と 申 します よろしくお 願 いします まず 簡 単 に, 自 己 紹 介 からさせていただきます 私, 本 籍 は 実 はお 酒 のサントリーホールディング スです 住 民 票 が 今,たまたま 島 根 県 立 美 術 館 にあるということで,この 4 月 で 島 根 県 立 美 術 館 のこ の 役 職 を 担 って 5 年 目 になります その 前 は 山 梨 県 立 美 術 館 で, 同 じ 支 配 人 としておよそ 3 年 務 めさ せていただきました サントリーでお 酒 を 売 っていた 年 数 にはまだほど 遠 いですが,7 年 近 くこうし た 仕 事 をさせていただいています きょうは 発 表 要 旨 集 に 書 いてあることに 沿 ってお 話 をしたいと 思 いますが,この 1,2 年 で 私 どもが 島 根 県 立 美 術 館 でどのような 活 動 をしてきたか, 活 動 を 中 心 にお 話 をさせていただければと 考 えてい ますので,よろしくお 願 いします まず, 島 根 県 立 美 術 館 の 指 定 管 理 者, 私 どもは SPS しまね と 申 します SPS は Suntory Publicity Service の 略 で,のちほどご 説 明 をさせていただきますが,この 4 月 で 4 期 目,11 年 目 となります 実 はこの 4 期 目 から 島 根 県 から 指 定 管 理 料 を,5 年 間 で 相 当 な 額 の 増 額 をしていただきました そう いった 環 境 の 中 で 4 期 目 を 迎 えています 総 員 は 私 を 含 めて,およそ 40 名 です その 中 には 総 合 受 付 のスタッフ,それから 美 術 館 ですから, 監 視 業 務 に 当 たる 方 がいらっしゃいますが, 監 視 やガードマンという 呼 び 方 をします そうした 方 を 含 めて,40 名 弱 で 運 営 をしています 年 間 の 島 根 県 立 美 術 館 の 来 館 者 は,およそ 23 万 人 から 24 万 人 です これが 島 根 県 立 美 術 館 の 外 観 です 宍 道 湖 の 湖 畔 に 建 っています 宍 道 湖 の 夕 日 は 日 本 の 夕 日 百 選 に 選 ばれているところで,ミシュラン グリーンガイドの 一 つ 星 になっています 島 根 県 立 美 術 館 もご 多 分 に 漏 れず,ミシュラン グリーンガイドの 一 つ 星 なので,われわれは 一 つと 一 つ 合 わせて 二 つ 星 と 言 っています 全 国 でも 珍 しい, 夏 場 3 月 から 9 月 は 日 没 30 分 後 に 閉 館 するシステムを 導 入 しています 屋 根 の 形 の 右 上 を 見 ると,パレットのような 形 をしています パレットの 形 は 宍 道 湖 の 水 面 と, 島 根, 松 江 の 大 地 をつなぐ 渚 をイメージしたものです 右 下 にウサギが 見 えるでしょうか これは せ んとくん の 作 者 である, 籔 内 佐 斗 司 さんの 12 羽 のウサギです 前 から 2 番 目 のウサギに, 宍 道 湖 特 産 のシジミを 添 えて, 出 雲 大 社 がある 西 側 を 向 いて 願 い 事 をすると 良 縁 に 結 ばれるという 都 市 伝 説 の ようなものがあります 実 は 私 どものスタッフも,このようなことをして 2 年 前 にめでたく 結 婚 をし た 方 もいらっしゃるので,まんざらうそではないと 思 っています 来 年 3 月 に 女 優 の 佐 々 木 希 さんが 主 演 をする, 映 画 縁 (えにし)The Bride of Izumo が 公 開 さ れます そのロケ 地 にもなっており, 撮 影 協 力 で 島 根 県 立 美 術 館 がちょっとだけ 出 てきます よく 目 を 凝 らさないとわからないくらいですけれど 美 術 館 の 宣 伝 はこのくらいにします 私 ども Suntory Publicity Service は 今 現 在, 全 国 で 代 表 企 業 として 11 の 施 設 で 指 定 管 理 の 業 務 を 担 わせていただいています 近 隣 だと 上 野 の 東 京 文 化 会 館, 大 阪 の 中 央 公 会 堂, 美 術 館 では 山 梨 県 立 美 術 館, 島 根 県 立 美 術 館, 山 口 県 立 美 術 館, 萩 美 術 館 なども, 私 どもがさせていただいています 業 務 分 割 方 式 を 島 根 方 式 と,この 業 界 では 言 っていただいていますが, 自 治 体 がやるべき 範 囲,そ れから 私 ども 指 定 管 理 がやる 範 囲 が 明 確 に 分 かれています しかし, 実 は 企 画, 広 報, 集 客 あるいは イベントのたぐいは, 必 ず 学 芸 と 相 談 をしながらやっているのが 実 態 です 点 線 の 上 側 が 自 治 体 の 方 々, 下 側 がわれわれということです 事 務 所 は 非 常 に 狭 いので, 副 館 長 と 総 務 課 長, 県 の 次 長, 課 長 に 当 たる 方 ですが, 私 のすぐ 隣 で 勤 務 をしていますので, 私 どもの 話 している 声 が 筒 抜 け, 逆 に 自 治 体 さんが 何 を 言 っているかも 私 ども に 筒 抜 けという 環 境 の 中 で 業 務 を 行 っています Suntory Publicity Service がどのような 会 社 かを, 簡 単 にご 説 明 します もともとはサントリー にウイスキーの 工 場,ビールの 工 場,それからワインの 工 場 があります そちらに 来 るお 客 様 をお 迎 えして, 当 社 の 製 品 を 試 飲 していただいたり, 製 造 工 程 をご 見 学 いただいて 当 社 のファンになってい ただくところが 業 務 の 始 まりです 東 京 の 府 中 に 武 蔵 野 ビール 工 場 があります 荒 井 由 実 の 中 央 フ リーウェイ に 出 てくる 左 はビール 工 場 は,サントリーの 工 場 を 指 しています そうしたところ でお 客 様 のご 案 内 を 始 めたのが, 私 どもの 会 社 のまず 出 発 点 にあります 262

15 お 客 様 をお 迎 えする 業 務 の 原 点 にあるのは 工 場,それから 溜 池 のサントリーホール 等 での 広 報 やサ ービス 業 務 が 原 点 にあります お 客 様 に 当 社 の 製 品 を 知 っていただくということは,お 客 様 とのコミ ュニケーションを 取 るということです こちらに 書 いたような 考 え 方 に 基 づいて, 常 にお 客 様 に 感 動 して 帰 っていただくことを 考 えています その 基 本 にあるのが CREDO(クレド) です 小 さな 名 刺 サイズのものですが, 社 員 は 必 ず 携 帯 し ています 私 も 上 着 のポケットに 入 れています CREDO はラテン 語 で, 約 束 信 条 という 意 味 を 指 す 言 葉 です こうしたもので 常 に 私 どもがお 客 様 に 向 かう 姿 勢 というもの,たとえば 島 根 県 立 美 術 館 でしたら, 毎 朝 朝 礼 のときにスタッフ 同 士 が 読 み 合 いをしているということで,このことを 念 頭 に 常 に 業 務 に 当 たっています 3 つのモットー は,プロフェッショナルとしての 誇 りを 持 って 仕 事 を している 笑 顔 の 実 力 を 知 っている サービスの 答 えは 一 つではないことを 知 っているということで す ここにあるのは 一 言 でいうとサービスです サントリーでは, 私 が 営 業 のとき, 消 費 者 という 言 葉 は 一 切 使 いません 購 買 者 という 言 葉 を 使 います スーパーは 売 り 場 ではなく 買 い 場 と 言 います つまりお 客 様 に 買 っていただく 場,という 言 い 方 をします 言 葉 だけの 綾 かもしれません が,そうしたこと 一 つとっても, 常 にお 客 様 目 線 で 考 えているのがサントリーあるいは Suntory Publicity Service,ひいては SPS しまねの 業 務 の 根 幹 にあるところです お 客 様 を 迎 えるにあたって 受 付 の 方, 監 視 の 方 と,さまざまいらっしゃいますが, 年 に 2 回 程 度 の 研 修 を 行 います 一 方 通 行 の 研 修 はほとんどしません スタッフが 自 ら 課 題 等 を 考 えて 意 見 交 換 をし, そのときに 必 ず 答 えが 出 てくるというものではありません ひょっとしたら 答 えが 出 てこないまま 終 わってしまうかもしれませんが,そのような 自 らが 考 え, 行 動 するということを 念 頭 に 置 いた 研 修 を 常 々しています それから, 一 方 通 行 ではないという 話 をしましたけれども,お 体 の 不 自 由 な 方, 目 の 不 自 由 な 方 が 美 術 館 に 来 られた 場 合 に,どのような 見 え 方,どのような 歩 き 方,あるいはどのような 対 応 をしたら よいか 実 際 にその 方 の 身 になって 自 分 が 体 感 するような 研 修 をします あるいは 近 年, 出 雲 大 社 は 平 成 の 大 遷 宮 で, 年 間 800 万 人 もの 方 が 島 根 県 にお 越 しになっています 観 光 情 報 等 々も 自 らが 歩 いて 情 報 を 集 め,ガイドブックに 載 っていないようなことでも, 受 付 でお 客 様 に 聞 かれた 場 合 にお 答 えができるように, 自 らが 研 修 を 企 画 し, 行 っています 企 画 や 広 報 は 基 本 的 には 島 根 方 式 の 中 で,その 役 割 がきっちり 定 められているわけですが, 必 ず 学 芸 の 皆 さんと 相 談 をするというのはこのような 場 です 今, 島 根 県 立 美 術 館 では, 伊 藤 若 冲 の 企 画 展 を 行 っています その 企 画 展 の 広 報,あるいはそれに 関 するイベントはどのようなものがいいだろう ということで,ブレーンストーミングを 必 ず 1 回 もしくは 2 回 行 います そのあとに 学 芸 も 県 の 職 員 も 一 緒 の 広 報 会 議 で 諮 って, 最 終 的 にこの 方 向 で 行 こうということを, 自 治 体 が 学 芸 側 と 共 有 するや り 方 をしています イベント 等 について, 私 どもの 頭 の 中 に 必 ずあるのは, 地 域 との 共 生, 共 創 ということです 吉 本 興 業 の 地 元 に 住 みます 芸 人 さんに 美 術 館 を 応 援 してもらおうということで, 美 術 館 のホールで 高 座 をしていただき, 地 元 の 小 学 生 の 方 にクリスマスコンサートを,またウサギよろしく 屋 外 の 彫 刻 が ありますので, 屋 外 の 彫 刻 ツアーを 初 めてさせていただいたりしています こうしたさまざまな 活 動 をしつつ, 年 に1 回 は 無 料 開 放 をします そのときにやっている 企 画 展, コレクション 展, 常 設 展 という 美 術 館 もありますが, 無 料 でご 観 覧 できます これも 学 芸, 県 の 職 員 や 県 の 本 庁 の 所 管 部 署 の 人 たちも 一 緒 になって 行 っています 今 年 は 春 先 に 行 い,およそ 4,600 人 の 方 にご 来 館 いただきました 過 去 3 番 目 か2 番 目 に 多 い 人 数 でした 開 館 前 から 100 人 ちょっとの 方 に 並 んでいただきました 先 ほどゆるキャラの 話 が 出 ていましたが, 島 根 県 のキャラクターの しまねっこ は,ゆるキャラ 投 票 で 今, 全 国 で 7 位 らしいです しまねっこ にも 来 てもらったり,さまざまな 催 しを 行 っていま す 私 どもが 県 の 人 たちとなかなかうまくいっていると 思 うのは,このような 写 真 にも 表 れています これは 終 わったときに,この 中 に 所 管 部 署 の 職 員, 副 館 長, 学 芸,それから 私 たちが 写 っています 先 ほどのブレーンストーミングではありませんが, 必 ずこういう 形 で 共 同 して 行 うことを 心 がけてい 263

16 ます その 最 たるものが 家 族 の 時 間 ですが, 毎 週 木 曜 日 の 午 前 中 に 設 けています 美 術 館 での 鑑 賞 は, 小 さなお 子 さんがいるとお 母 さん 方 は 気 を 使 って,なかなか 足 を 運 べないと 言 われます そこで 木 曜 日 の 午 前 中 は 連 れてきてもらう 多 少, 館 内 で 走 ったり,あるいは 大 きな 声 で 話 していただいてもいい 小 さい 頃 から 本 物 に 触 れるような 機 会 をぜひ 設 けていただく,あるいはお 母 様 方,ぜひ 遠 慮 せずに 来 てもらう このような 取 り 組 みを 行 っています これもそのブレーンストーミングのときです レストランでは 子 供 向 けのメニューを 開 発 してくれ ました パスポート 会 員 は 年 間 3,000 円 の 会 費 を 払 っていただくと, 何 回 でも 企 画 展,コレクション 展 を 見 られるという 特 典 です このサービスの 内 容 をレストラン 自 らがより 充 実 させて, 官 民 一 体 と なった 運 営 をしています 地 元 の 観 光 タクシーさんに 来 ていただいて 勉 強 会 を 開 いたり これは 地 元 のカフェ,15 店 舗 は, 美 術 館 との 相 互 連 携 でサービスメニューを 作 っていただいたり それから 松 平 不 昧 展 という 小 企 画 展 をしたときは, 地 元 のお 茶 屋 さん, 和 菓 子 屋 さんと 連 携 しました 松 江 城 に 松 江 歴 史 館 がありますが,この 方 はおとといの 秘 密 のケンミン SHOW に 出 ていた 方 なの です なぜ 出 雲 には 出 雲 美 人 が 多 いかということで,いろいろ 解 説 された 方 です その 歴 史 館 と 初 め てコラボレーションの 企 画 をしました あるいはサントリーの 青 いカーネーションを, 母 の 日 や 父 の 日 の 来 場 者 のプレゼントにしました それから 夕 方 からの 夕 日 を 見 ながらのコンサート アルコール を 出 してはいけませんので,ノンアルコールの 商 品 を 宣 伝 を 兼 ねて,サントリーの 協 賛, 協 業 でコン サートを 開 きました 昨 年 の 実 績 でいうと, 年 間 でおよそ 1,000 件 の 新 聞,テレビの 露 出 がありました そうした 活 動 を しているのですが,やはり 美 術 館 のビジョンというものが,いまひとつはっきりしていないところが 正 直,あります 県 の 職 員 の 方 はご 存 じのとおり,2 年 か 3 年 で 替 わります 美 術 館 のことをいちば んよく 知 っているのは,おそらく 指 定 管 理 者 であるわれわれだと 思 います そういった 環 境 の 中 で 県 側 と 一 体 になった, 今 の 環 境 を 見 据 えた 今 後 のビジョンをどのように 構 築 していき,それを 実 践 していくかというのが 今 後 の 大 きな 課 題 だろうと 思 います 発 表 者 の 皆 様 からはその 予 算 の 話 が 出 ていますが, 公 立 美 術 館 の 予 算 はなかなか 厳 しいものがあり ます そうした 中 で 働 いている 学 芸 の 人 たちは, 特 に 未 来 に 対 しての 夢, 希 望 を, 昔 と 違 ってなかな か 持 つことが 難 しくなってきている 時 代 になっているのではないかと 思 います そういった 時 代 だからこそ, 今 まで 以 上 にミッションをもう 1 回, 確 認 し, 今 後,5 年,10 年,も っと 先 のビジョンを 共 有 化 することによって, 今, 自 分 がここにいる 存 在 というものをもっと 確 固 た るものにしていかないと, 公 立 の 美 術 館 の 今 後 はなかなか 厳 しいものがあるのではないかと 思 います 6 県 と 企 業 共 同 館 愛 媛 県 歴 史 文 化 博 物 館 土 居 聡 朋 ( 愛 媛 県 歴 史 文 化 博 物 館 ) 今 回, 愛 媛 県 歴 史 文 化 博 物 館 の 指 定 管 理 運 営 について, 報 告 させていただきます どうぞよろしく お 願 いします 初 めに, 愛 媛 県 歴 史 文 化 博 物 館 の 紹 介 をさせてください 愛 媛 県 歴 史 文 化 博 物 館 は 県 庁 のある 松 山 市 から,70 キロほど 離 れた 愛 媛 県 西 南 部 の 西 予 市 に 位 置 する 歴 史 系 の 博 物 館 です 県 立 クラスとして は 大 規 模 な 施 設 で, 学 芸 員 は 10 名 ですべて 県 職 員 です 平 成 26 年 度 は 約 11 万 人 の 入 館 者 をお 迎 えし ています 当 館 は 平 成 6 年 の 開 館 以 来, 県 直 営 で 運 営 されてきましたが, 平 成 17 年, 行 革 部 門 の 側 から 施 設 の あり 方 の 見 直 しが 始 まりました 平 成 19 年, 当 館 を 所 管 している 教 育 委 員 会 でも,これに 対 応 するた めに 誰 か 現 場 のことがわかる 学 芸 員 をということで, 歴 博 から 1 名 学 芸 員 が 本 庁 に 配 置 されました これが 私 でした 同 年, 見 直 し 方 針 が 決 定 され, 当 館 歴 博 につきましては 専 任 の 学 芸 員 が 担 当 する 分 野 を 除 いて, 指 264

17 定 管 理 者 制 度 を 導 入 することが 適 当 であるという 答 申 がなされました この 方 針 に 沿 って 平 成 20 年, 指 定 管 理 者 の 公 募, 選 定 が 行 われました 選 定 に 当 たっては 適 正 な 管 理 運 営, 利 用 者 サービスの 向 上 に 重 点 を 置 いて 審 査 をしました その 結 果,イヨテツケーターサービス, 伊 予 鉄 道 という 地 元 最 大 の 私 鉄 の 子 会 社 が 指 定 管 理 者 に 指 定 されま した イヨテツケーターサービスよりも, 低 い 指 定 管 理 料 で 応 募 してきた 団 体 もありましたが, 結 果 的 にはイヨテツケーターサービスが 選 定 されました 平 成 21 年, 指 定 管 理 運 営 が 開 始 され, 管 理 期 間 は 5 年 間 で, 現 在 2 期 目 となります 私 は 指 定 管 理 が 始 まってから 2 年 目 に 現 場 に 戻 り, 今 は 現 場 で 学 芸 員 として 勤 務 しています 愛 媛 県 の 博 物 館 指 定 管 理 の 運 営 には 特 徴 がありますので,まずそちらの 説 明 をさせてください 愛 媛 県 は 県 と 指 定 管 理 者 が 併 存 しつつも, 利 用 料 金 制 を 取 っています 他 県 の 例 と 比 較 してみます まず 一 つ, 代 表 的 な 運 営 の 仕 方 の 長 崎 方 式, 長 崎 県 の 方 式 があります こちらは 基 本 的 にはすべて 博 物 館 運 営 を 指 定 管 理 者 に 委 任 し, 入 館 料 収 入 は 直 接 指 定 管 理 者 の 収 入 となる 方 式 です 一 方, 先 ほ ど 岩 井 さんからご 報 告 のあった 島 根 県 のやり 方,いわゆる 島 根 方 式 では 一 部 県 の 学 芸 員 を 残 して, 県 と 指 定 管 理 者 で 業 務 を 分 割 して, 展 示 業 務 の 企 画 や 実 施 自 体 は 県 職 員 が 行 い, 入 館 料 収 入 は 県 の 歳 入 となります 指 定 管 理 者 には 入 館 料 収 入 が 上 がると,インセンティブとして 指 定 管 理 料 を 増 額 すると いう 仕 組 みになっていると 理 解 しています 愛 媛 県 は 島 根 県 の 方 式 をベースにしつつ, 展 示 と 普 及 啓 発 は 県 と 指 定 管 理 者 が 共 同 して 行 い, 入 館 料 収 入 は 指 定 管 理 者 の 収 入 としています このように,いわば 愛 媛 方 式 と 言 うべき 独 自 の 制 度 設 計 に なっています 具 体 的 にどのような 役 割 分 担 になっているのか 説 明 します まず, 業 務 それ 自 体 に 収 入 が 発 生 しな い, 資 料 の 収 集 保 存 と 調 査 研 究 は, 県 学 芸 課 が 県 費 で 直 接 執 行 します 展 示 業 務 と 普 及 啓 発 業 務 に ついては, 県 と 学 芸 課 で 協 議 の 上,テーマ, 内 容 を 決 定 します そして 県 学 芸 員 は 企 画 や 調 査, 借 用, 原 稿 執 筆 等 の 専 門 的 事 項,それから, 指 定 管 理 者 はそれ 以 外 の 契 約, 支 出, 広 報, 会 場 運 営 等 の 業 務 をそれぞれ 担 当 します その 開 催 経 費 は 維 持 管 理 費 やその 他 の 業 務 と 合 わせて, 県 職 員 が 行 う 業 務 に 依 頼 する 経 費 についても,いったん 指 定 管 理 者 が 負 担 し, 観 覧 料 収 入 はすべて 指 定 管 理 者 の 収 入 にし ています いわば 県 と 指 定 管 理 者 とで, 毎 回 実 行 委 員 会 を 組 んで 展 示 を 実 施 しているイメージになります さ らに 指 定 管 理 者 は 自 主 事 業 を, 県 の 承 認 の 下 で 実 施 することができ,その 料 金 も 徴 収 することができ ます このように 県, 学 芸 員 の 持 つ 専 門 性 に, 民 間 企 業 の 機 動 力 を 組 み 合 わせることによって, 博 物 館 活 動 の 活 性 化 を 図 ろうとしています それでは,どのような 組 織 構 成 になっているのかです まず 県 については 県 職 員, 事 務 職 ですが, 館 長 がいて,その 下 に 学 芸 課 長 がいて,その 下 にそれぞれ 学 芸 員 が 二 つのグループに 分 かれて 所 属 し ています 一 方, 指 定 管 理 者 は 統 括 責 任 者 の 下 に, 総 務 系 と 普 及 系 の 業 務 グループがあります 両 者 はお 互 いが 指 揮 命 令 系 統 には 入 りませんが, 後 に 説 明 する 連 絡 調 整 会 で 互 いの 業 務 を 絶 えず 協 議, 確 認 しています これに, 県, 教 育 委 員 会 事 務 局 や 指 定 管 理 の 本 社 が, 館 外 からそれぞれの 立 場 で 関 わ ります 当 館 の 事 務 室 はもともと 1 室 だったところを, 仮 設 扉 で 中 央 を 仕 切 り,それぞれ 使 っています 勤 務 時 間 中, 仮 設 扉 は 常 時 開 放 されていて, 互 いに 行 き 来 しており, 閉 館 して 事 務 室 が 無 人 になるとき に 限 り,お 互 いのパソコンの 情 報 保 守 の 関 係 で, 扉 を 締 めて 施 錠 することになっています 指 定 管 理 を 導 入 した 効 果,よかったことです まず 一 つ 目 は 入 館 者 数 の 増 加 です 直 営 時 代 の 最 後 の 年 は 約 8 万 3,000 人 でした 指 定 管 理 導 入 後 は 年 によって 上 下 の 移 動 が 激 しいのですが,10 万 人 か ら 15 万 人 の 入 館 者 数 になっています 二 つ 目 は, 直 営 では 調 整 しにくい 展 示 の 開 催 です 例 として, 私 が 企 画 担 当 した 特 別 展 で, 忍 たま 乱 太 郎 忍 者 の 世 界 展 を 挙 げています 忍 たま 乱 太 郎 というと, 一 般 的 には NHK で 毎 日 夕 方 にや っている 10 分 ギャグアニメ,という 印 象 が 非 常 に 強 いと 思 います 実 は 原 作 の 連 載 は 30 年 以 上 続 いていて, 非 常 にしっかりとした 歴 史 考 証 に 裏 打 ちされた 作 品 です 愛 媛 の 村 上 水 軍 をモデルにしたキャラクターが 登 場 することから, 企 画 して 開 催 したものです 展 示 265

18 は 原 画 の 展 示 に 加 え, 実 際 の 歴 史 資 料 との 対 比 等 もさせていただき, 歴 史 系 博 物 館 としての 視 点 や 特 色 を 打 ち 出 すことに 努 めました 従 来, 当 館 は 高 齢 の 利 用 者 の 方 が 多 かったのですが, 若 い 方 にも 大 変 多 くご 来 館 いただいて,Twitter 等 でも 高 い 評 価 をいただいたところです ここで 紹 介 しているのは, 関 東 のファンの 方 の 声 です 初 めて 来 ていただいたようですが, 特 別 展 もよかったけれども, 常 設 展 そのものが 非 常 によかったとい う 評 価 をいただきました これに 加 えて 学 芸 員 の 調 査 研 究 を 踏 まえた, 愛 媛 の 歴 史 文 化 そのものをテーマとした 展 示 も 開 催 を していて, 多 様 な 狙 いの 展 示 を 組 み 合 わせることで,より 来 館 者 層 の 裾 野 の 拡 大 につながっていると 考 えています 三 つ 目 に, 広 報 および 参 加 型 イベントの 充 実 です 指 定 管 理 者 のスタッフにより, 毎 週 末 体 験 型 ワ ークショップを 実 施 していただいています 愛 媛 の 小 学 生 を 対 象 に, 愛 媛 の 祭 礼 の 様 子 を 描 いた 絵 画 コンクールを 開 催 しており, 毎 年 1,000 枚 以 上 の 作 品 の 応 募 があります それから 地 域 住 民 の 方 に, 手 仕 事 市 を 出 店 していただいています こういったイベントの 充 実, 広 報 の 充 実 によって, 特 に 子 供, 家 族 層 の 来 館,それからリピーターの 確 保 につながっていると 考 えています 四 つ 目 は,ミュージアムショップ, 軽 食 の 再 開 です 当 館 では 直 営 時 代 から 設 備 自 体 はあったので すが, 採 算 が 取 れないということで 業 者 さんに 逃 げられてしまい, 運 営 できていませんでした 指 定 管 理 者 で 行 政 財 産 使 用 許 可 を 取 っていただいて,ショップを 再 開 させました 来 館 者 の 方 に 博 物 館 の 思 い 出 を 提 供 するとともに, 収 益 を 博 物 館 運 営 に 充 当 し, 博 物 館 活 動 の 充 実 に 寄 与 していただいてい ます 五 つ 目, 県 学 芸 員 が 引 き 続 き 配 置 されているので,これによって 博 物 館 の 力 量 や 専 門 知 識 と 信 頼 が 維 持 されていると 考 えています 県 の 学 芸 員 は, 地 域 資 料 の 調 査, 収 集 資 料 の 整 理 保 存 や,ボラン ティアとの 連 携,こうした 活 動 に 加 えて, 学 校 への 出 前 授 業 や 資 料 貸 出,それから 博 物 館 資 料 を 活 用 した 高 齢 者 向 け 回 想 法 の 試 行 など,いろいろなことに 取 り 組 んでいますが,やはり 公 立 歴 史 系 博 物 館 としての 力 量 と 信 頼,それから 有 期 雇 用 ではない 部 分 で, 長 期 的 継 続 的 な 視 野 に 立 った 歴 史 系 博 物 館 としての 活 動 が 展 開 できているのではないかと 考 えています 最 後 に, 県 学 芸 員 の 学 芸 業 務 への 注 力 です これは 愛 媛 だけの 事 情 だと 思 いますが, 直 営 期 のほう が 予 算 削 減 や 人 員 削 減 の 幅 が 大 きくて, 直 営 末 期 は, 学 芸 員 も 総 合 受 付 や 展 示 監 視 にローテーション で 入 っていました 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 することに 伴 い, 業 務 内 容 の 切 り 分 けと 整 理 を 行 った 結 果, 県 学 芸 員 は 直 営 末 期 よりは,まだ 本 来 の 学 芸 業 務 に 力 を 注 げる 環 境 ができているように 思 います 当 館 を 安 定 的 に 運 営 していくために 留 意 していることですが, 当 館 の 運 営 には 現 場 の 県 学 芸 課, 指 定 管 理 者 の 現 場 スタッフ, 県 教 育 委 員 会 事 務 局 生 涯 学 習 課,それから 指 定 管 理 者 の 本 社 の 4 者 が,そ れぞれの 立 場 から 関 わっています このため,4 者 の 意 思 や 情 報 共 有 が, 当 館 の 安 定 的 な 運 営 には 大 変 重 要 です 同 じ 部 屋 で 働 いているため,ふだんからいろいろな 相 談 をしていますが, 制 度 的 にも 連 絡 調 整 会 を 週 1 回, 開 催 しています さらに 月 1 回, 設 置 者 側 にも, 県 教 育 委 員 会 事 務 局, 指 定 管 理 者 本 社 の 係 の 職 員 にも 来 ていただいて, 拡 大 連 絡 調 整 会 を 月 1 回 開 催 しています ここでいろいろなことを 話 し 合 って 決 定 しています これによって 情 報 共 有,それから 目 標 管 理 を 図 っています どのようなことを 話 し 合 っているのか, 一 例 として 修 繕 について 挙 げてみます 当 館 でもご 多 分 に 漏 れず, 修 繕 の 問 題 には 非 常 に 頭 が 痛 く,みんな 悩 んでいます 当 館 では, 修 繕 や 改 修 が 必 要 な 個 所 金 額 緊 急 性 ランクを,あらかじめリスト 化 した 資 料 を, 指 定 管 理 者 の 現 場 でまとめていただいてお り, 学 芸 課 県 教 委 指 定 管 理 本 社 を 含 め,4 者 で 共 有 しています そして, 緊 急 性 と 修 繕 費 の 執 行 状 況 を 見 ながら, 連 絡 調 整 会 で 修 繕 時 期 と 内 容 を 決 定 しています 当 然, 県 教 育 委 員 会 も 把 握 しているので, 通 常 の 管 理 運 営 費 内 で 修 繕 費 が 収 まらない 場 合, 生 涯 学 習 課 から 予 算 確 保 を 要 求 していきます 県 全 体 の 予 算 に 限 りがありますので,いつも 十 分 な 回 答 が 得 られるとは 限 りませんが, 少 なくとも 現 場 と 優 先 順 位 がずれていくことはないと 考 えています 続 いて,もう 一 つの 重 要 な 運 営 ツールである 博 物 館 中 期 運 営 計 画 について 述 べます 愛 媛 県 歴 史 文 化 博 物 館 中 期 運 営 計 画 は, 平 成 20 年 6 月 の 博 物 館 法 の 改 正 により, 同 法 第 9 条 で 博 物 館 活 動 の 評 価 が 266

19 努 力 事 項 として 盛 り 込 まれたことを 踏 まえ, 県 と 指 定 管 理 者 双 方 が 目 標 を 共 有 し, 県 民 サービスの 向 上 や 博 物 館 本 来 の 使 命 の 充 実 を 図 るための 評 価 の 指 針 として 策 定 をしたものです 中 期 運 営 計 画 の 策 定 時 や 改 定 時 は, 県 教 育 委 員 会 の 定 例 会 に 報 告 事 項 として 付 議 し, 教 育 委 員 のご 承 認 もいただいたので, 館 内 で 完 結 する 単 純 な 自 己 評 価 というものではありません 計 画 期 間 は5 年 間 で,これは 指 定 管 理 の 期 間 と 一 致 させており, 現 在 は 2 期 目 です 全 文 をホームページで 公 開 して いるので,ご 興 味 があればぜひご 覧 ください 実 は 直 営 時 代 にも 運 営 計 画 があったのですが, 経 費 の 管 理 をメインとした 少 し 趣 旨 の 異 なるもので した 見 直 しにあたっては 文 科 省 の 委 託 事 業 で, 日 本 博 物 館 協 会 が 作 成 された 博 物 館 経 営 運 営 指 標 評 価 システムを 大 いに 参 考 にさせていただきました 左 側 はその 評 価 システムの 項 目 で, 右 側 は 従 来 の 直 営 時 代 の 計 画,それから 指 定 管 理 の 業 務 仕 様 書, 県 でいろいろ 行 われている 事 務 事 業 評 価 の 項 目 で す このような 対 比 表 を 作 り, 評 価 システムのうち 必 要 かつ 実 行 可 能 とした 項 目 について, 計 画 本 文 の 加 筆 修 正 をしました ホームページを 見 ていただくとわかりますが, 当 館 の 運 営 計 画 は 地 味 で, 特 に 目 立 つキャッチフレ ーズも 特 筆 すべき 事 項 もありません 博 物 館 として 完 全 ではないかもしれないけれども, 当 たり 前 に 活 動 すべきことを 淡 々と 書 いているにすぎないのですが,そのことがかえって 重 要 だと 考 えています 本 計 画 に 基 づき, 事 業 評 価 を 実 施 しています こちらは 評 価 シートの 一 部 で, 上 半 分 に 文 章 でその 年 の 活 動 内 容 をまとめ, 下 半 分 で 各 種, 全 48 項 目 の 実 績 値 を 数 字 で 記 入 しています これは 表 に 見 え る 展 示 等 の 分 野 だけではなく, 全 分 野 にわたって 評 価 しています これは 博 物 館 協 議 会 の 資 料,ある いは 本 年 度 は 委 員 監 査 の 資 料 としても 提 出 したところです 評 価 項 目 のための 取 りまとめは, 実 のところ 結 構 面 倒 くさいのですが,こうした 地 道 な 評 価 を 4 者 が 意 識 することで, 博 物 館 の 日 々の 活 動 を 律 する 背 骨 となっていると 考 えていますし, 運 営 状 況 を 点 検 し, 改 善 する 基 礎 資 料 になっていると 考 えています さて, 愛 媛 県 歴 史 文 化 博 物 館 は 昨 年, 開 館 20 周 年 を 迎 え, 現 在 の 体 制 に 移 行 してから 7 年 目 を 迎 え ました 幸 いこれまでの 7 年 は 大 きなトラブルもなく, 順 調 に 推 移 してきましたが,この 先,どうな るかは 全 く 予 想 が 立 ちません しかし, 私 たちには 当 館 に 集 積 されている 歴 史 遺 産 を, 未 来 に 伝 える 社 会 的 な 責 任 があります そのために 今 後 とも, 県 民 に 必 要 とされ 続 けるための 方 策 を 模 索 していき たいと 考 えています 謝 辞 本 シンポジウムの 開 催 にご 参 加 していただいた, 柏 女 弘 道, 大 川 真, 高 田 みちよ, 神 田 正 彦, 岩 井 裕 一, 土 居 聡 朋, 佐 々 木 亨 の 各 氏 に 感 謝 申 し 上 げます また, 準 備 やその 後 の 整 理 作 業 などに 協 力 し ていただいた 菅 原 真 悟 氏, 山 本 洋 氏 にも 感 謝 申 し 上 げます 本 シンポジウムは 文 部 科 学 省 科 学 研 究 費 基 盤 研 究 B 日 本 の 博 物 館 総 合 調 査 研 究 ( 研 究 課 題 番 号 : , 研 究 代 表 者 : 篠 原 徹 )の 助 成 を 受 けたものです 267

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