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1 大 隅 鹿 屋 病 院 臨 床 研 修 プログラム 1 プログラムの 名 称 : 大 隅 鹿 屋 病 院 臨 床 研 修 プログラム 2 プログラムの 目 的 及 びその 特 徴 について このプログラムは 総 合 的 な 臨 床 能 力 を 有 する 医 師 の 育 成 を 目 指 すもので 厚 生 労 働 省 による 初 期 臨 床 研 修 到 達 目 標 を 目 的 とし 救 急 プライマリから 高 齢 者 の 介 護 まで 幅 広 く 研 修 できる ローテート 方 式 による 原 則 2 年 以 上 の 初 期 臨 床 研 修 プログラムである 1 年 次 は 内 科 (6 ヶ 月 ) 外 科 (4 ヶ 月 ) 整 形 外 科 (1 ヶ 月 ) 麻 酔 救 急 部 門 (1 ヶ 月 )の 各 科 をローテーションするものとする 救 急 研 修 については 麻 酔 救 急 部 門 で 1 ヶ 月 間 の 研 修 を 行 うと 同 時 に 1 年 次 の 1 年 間 を 通 した 当 直 研 修 を 救 急 研 修 にあてる 2 年 次 においては 精 神 科 (1 ヶ 月 ) 小 児 科 (1 ヶ 月 ) 産 婦 人 科 (1 ヶ 月 ) 地 域 医 療 (2 ヶ 月 )を 必 修 とする 選 択 科 目 の 7 ヶ 月 間 については( 内 科 外 科 整 形 外 科 麻 酔 科 救 急 科 小 児 科 産 婦 人 科 精 神 科 循 環 器 内 科 心 臓 血 管 外 科 脳 神 経 外 科 耳 鼻 咽 喉 科 眼 科 皮 膚 科 放 射 線 科 病 理 部 )のローテート 研 修 を 行 う 2 年 次 の 選 択 科 として 湘 南 鎌 倉 総 合 病 院 福 岡 徳 洲 会 病 院 札 幌 東 徳 洲 会 病 院 日 野 病 院 鹿 屋 医 療 センター 宮 崎 大 学 医 学 部 附 属 病 院 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 鹿 児 島 大 学 医 学 部 附 属 病 院 徳 田 脳 神 経 外 科 病 院 札 幌 南 青 洲 病 院 の 協 力 型 病 院 協 力 施 設 での 研 修 も 可 能 である また 希 望 者 は 3 年 次 以 降 の 後 期 研 修 プログラムに 引 き 続 き 参 加 でき 診 療 科 に 所 属 し 各 学 会 認 定 医 専 門 医 の 資 格 を 習 得 する 為 の 研 修 をする 事 が 出 来 る プログラム 責 任 者 と 参 加 施 設 の 概 要 1 プログラム 責 任 者 社 会 医 療 法 人 鹿 児 島 愛 心 会 大 隅 鹿 屋 病 院 副 院 長 田 村 幸 大 所 在 地 鹿 児 島 県 鹿 屋 市 新 川 町 6081 番 地 1 電 話 FAX 基 幹 病 院 施 設 名 社 会 医 療 法 人 鹿 児 島 愛 心 会 大 隅 鹿 屋 病 院 病 床 数 313 床 医 師 数 30 名 指 導 医 12 名 標 榜 診 療 科 21 科 3 学 会 施 設 認 定 日 本 外 科 学 会 専 門 医 修 練 施 設 日 本 消 化 器 外 科 学 会 専 門 医 修 練 関 連 施 設 日 本 循 環 器 学 会 研 修 施 設 日 本 胸 部 外 科 学 会 認 定 医 認 定 制 度 関 連 施 設 指 定 三 学 会 構 成 心 臓 血 管 外 科 専 門 医 認 定 機 構 施 設 指 定 日 本 超 音 波 医 学 会 認 定 超 音 波 専 門 医 制 度 研 修 施 設 認 定 日 本 プライマリ ケア 学 会 認 定 医 研 修 施 設 日 本 内 科 学 会 教 育 関 連 施 設 日 本 麻 酔 科 学 会 研 修 認 定 施 設 1

2 大 隅 鹿 屋 病 院 の 目 指 す 医 療 Ⅰ 理 念 生 命 を 安 心 して 預 けられる 病 院 健 康 と 生 活 を 守 る 病 院 Ⅱ 目 標 大 隅 半 島 の 方 々が 安 心 して 暮 らせる 医 療 環 境 を 提 供 する 医 療 を 通 じて 大 隅 地 域 の 発 展 に 寄 与 する Ⅲ 基 本 方 針 年 中 無 休 24 時 間 オープンで 救 急 医 療 を 提 供 する チーム 医 療 を 実 践 し 患 者 様 の 満 足 する 医 療 看 護 に 努 める 医 療 安 全 管 理 体 制 の 維 持 に 努 め 安 全 で 質 の 高 い 医 療 の 提 供 に 努 める 患 者 様 からの 贈 り 物 は 一 切 受 け 取 らない 医 療 技 術 診 療 態 度 の 向 上 に 絶 えず 努 力 する Ⅳ 運 営 方 針 教 育 研 修 の 推 進 専 門 医 療 の 推 進 24 時 間 救 急 体 制 の 確 立 医 療 福 祉 における 地 域 への 積 極 的 貢 献 2

3 大 隅 鹿 屋 病 院 臨 床 研 修 の 理 念 Ⅰ 理 念 全 人 的 全 身 的 に 患 者 様 を 診 る 能 力 を 身 につけるとともに 医 師 として 社 会 人 として 地 域 に 貢 献 できる 人 格 形 成 を 目 指 す Ⅱ 基 本 方 針 患 者 様 の 権 利 を 理 解 し 安 全 を 心 がける 医 療 スタッフと 連 携 し チーム 医 療 を 実 践 する 基 本 的 な 診 療 能 力 を 身 につけ 適 切 な 検 査 治 療 を 計 画 できる 基 本 的 な 検 査 治 療 手 技 を 身 につける 医 師 として 必 要 なプレゼンテーション 能 力 を 身 につける 生 涯 にわたって 自 己 研 鑽 するための 学 習 習 慣 を 身 につける Ⅲ 理 念 の 実 行 方 法 ( 研 修 計 画 ) 1. 医 療 安 全 管 理 委 員 会 への 参 加 を 通 じて 患 者 様 の 権 利 安 全 管 理 に 対 する 理 解 を 深 める 2.オリエンテーションを 通 じてコメディカルの 職 務 を 理 解 すると 同 時 にコメディカ ルとのカンファレンスを 通 じてチーム 医 療 の 理 解 を 深 める 3. 日 々の 回 診 カンファレンスを 通 じて 基 本 的 な 診 療 能 力 の 習 得 に 努 める 4. 受 け 持 ち 患 者 様 に 対 する 手 技 を 指 導 医 の 指 導 のもと 安 全 に 施 行 する 5. 回 診 カンファレンス 学 会 発 表 など 状 況 に 応 じたプレゼンテーションを 行 う 6. 日 々の 振 り 返 りを 通 じて 常 に 自 己 研 鑽 を 怠 らない 態 度 を 身 に 付 ける 3

4 プログラムに 参 加 する 施 設 協 力 型 病 院 医 療 法 人 正 和 会 日 野 病 院 ( 精 神 科 ) 県 民 健 康 プラザ 鹿 屋 医 療 センター ( 小 児 科 産 婦 人 科 脳 神 経 外 科 ) 医 療 法 人 徳 洲 会 福 岡 徳 洲 会 病 院 ( 救 急 麻 酔 科 小 児 科 産 婦 人 科 眼 科 内 科 脳 神 経 外 科 ) 宮 崎 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ( 耳 鼻 咽 喉 科 産 婦 人 科 ) 湘 南 鎌 倉 総 合 病 院 ( 救 急 科 ) 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ( 精 神 科 小 児 科 産 婦 人 科 皮 膚 科 放 射 線 眼 科 ) 鹿 児 島 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ( 病 理 科 ) 札 幌 東 徳 洲 会 病 院 ( 救 急 科 ) 協 力 施 設 医 療 法 人 秋 津 会 徳 田 脳 神 経 外 科 病 院 ( 脳 神 経 外 科 ) 札 幌 南 青 洲 病 院 ( 緩 和 ケア) 地 域 保 健 医 療 ( 僻 地 離 島 ) 協 力 施 設 医 療 法 人 徳 洲 会 医 療 法 人 静 仁 会 社 会 福 祉 法 人 函 館 共 愛 会 医 療 法 人 山 形 徳 洲 会 医 療 法 人 徳 洲 会 医 療 法 人 徳 洲 会 医 療 法 人 徳 洲 会 埼 玉 医 療 生 活 共 同 組 合 医 療 法 人 沖 縄 徳 洲 会 医 療 法 人 沖 縄 徳 洲 会 医 療 法 人 徳 洲 会 医 療 法 人 徳 洲 会 医 療 法 人 愛 郷 会 医 療 法 人 徳 洲 会 医 療 法 人 徳 洲 会 医 療 法 人 徳 洲 会 医 療 法 人 徳 洲 会 医 療 法 人 沖 縄 徳 洲 会 医 療 法 人 沖 縄 徳 洲 会 医 療 法 人 沖 縄 徳 洲 会 医 療 法 人 光 徳 会 帯 広 徳 洲 会 病 院 静 仁 会 静 内 病 院 共 愛 会 病 院 庄 内 余 目 病 院 新 庄 徳 洲 会 病 院 山 北 徳 洲 会 病 院 白 根 徳 洲 会 病 院 皆 野 病 院 宇 和 島 徳 洲 会 病 院 垂 水 徳 洲 会 病 院 屋 久 島 徳 洲 会 病 院 喜 界 徳 洲 会 病 院 笠 利 病 院 名 瀬 徳 洲 会 病 院 瀬 戸 内 徳 洲 会 病 院 徳 之 島 徳 洲 会 病 院 沖 永 良 部 徳 洲 会 病 院 与 論 徳 洲 会 病 院 石 垣 島 徳 洲 会 病 院 宮 古 島 徳 洲 会 病 院 山 川 病 院 4

5 研 修 管 理 委 員 会 当 委 員 会 は 初 期 研 修 プログラムにも 基 づく 研 修 医 の 受 け 入 れから 管 理 運 営 につ いて 諸 々の 一 切 について 検 討 するものとし 以 下 の 通 り 構 成 される 氏 名 病 院 名 院 内 役 職 名 研 修 管 理 委 員 長 井 戸 弘 毅 大 隅 鹿 屋 病 院 院 長 委 員 田 村 幸 大 大 隅 鹿 屋 病 院 副 院 長 委 員 中 山 義 博 大 隅 鹿 屋 病 院 副 院 長 委 員 利 光 鏡 太 郎 大 隅 鹿 屋 病 院 副 院 長 委 員 城 間 伸 雄 大 隅 鹿 屋 病 院 外 科 部 長 委 員 奥 田 澄 夫 大 隅 鹿 屋 病 院 医 長 委 員 田 口 朋 洋 大 隅 鹿 屋 病 院 外 科 委 員 劉 孟 儒 大 隅 鹿 屋 病 院 内 科 委 員 井 上 敏 大 隅 鹿 屋 病 院 部 長 委 員 前 田 和 彦 大 隅 鹿 屋 病 院 部 長 委 員 辻 貴 裕 大 隅 鹿 屋 病 院 部 長 委 員 坂 口 勝 章 大 隅 鹿 屋 病 院 事 務 長 委 員 重 田 盟 子 大 隅 鹿 屋 病 院 看 護 部 長 委 員 片 田 淑 子 大 隅 鹿 屋 病 院 安 全 管 理 副 看 護 部 長 委 員 仮 重 喜 代 美 大 隅 鹿 屋 病 院 感 染 管 理 師 長 委 員 後 迫 博 幸 大 隅 鹿 屋 病 院 薬 局 長 委 員 松 下 幸 吉 大 隅 鹿 屋 病 院 医 師 事 務 補 助 係 長 委 員 山 元 大 作 大 隅 鹿 屋 病 院 地 域 連 携 室 係 長 委 員 前 原 寛 理 大 隅 鹿 屋 病 院 臨 床 工 学 技 士 副 技 師 長 委 員 渡 邊 淳 大 隅 鹿 屋 病 院 医 事 課 委 員 斉 藤 勲 大 隅 鹿 屋 病 院 放 射 線 技 師 長 医 員 高 崎 眞 弓 宮 崎 大 学 医 学 部 附 属 病 院 院 長 委 員 日 髙 史 郎 鹿 屋 医 療 センター 院 長 委 員 石 橋 豊 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 卒 後 臨 床 研 修 副 センター 長 委 員 谷 本 昭 英 鹿 児 島 大 学 医 学 部 附 属 病 院 病 理 部 教 授 委 員 旗 本 恵 介 札 幌 東 徳 洲 会 病 院 救 急 部 長 委 員 諸 木 浩 一 徳 田 脳 神 経 外 科 病 院 院 長 委 員 大 淵 尚 湘 南 鎌 倉 総 合 病 院 救 急 部 長 委 員 海 江 田 怜 二 福 岡 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 四 十 坊 克 也 札 幌 南 青 洲 病 院 院 長 委 員 馬 場 淳 臣 日 野 病 院 院 長 委 員 棟 方 隆 帯 広 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 井 齋 偉 矢 静 仁 会 静 内 病 院 院 長 5

6 委 員 福 島 安 義 共 愛 会 病 院 院 長 委 員 野 末 睦 庄 内 余 目 病 院 院 長 委 員 笹 壁 弘 嗣 新 庄 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 堤 一 彦 山 北 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 太 田 文 人 白 根 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 山 下 芳 朗 皆 野 病 院 院 長 委 員 貞 島 博 通 宇 和 島 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 松 瀨 悦 朗 垂 水 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 山 本 晃 司 屋 久 島 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 藤 田 安 彦 喜 界 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 岡 進 笠 利 病 院 院 長 委 員 松 浦 甲 彰 名 瀬 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 高 野 良 裕 瀬 戸 内 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 上 山 泰 男 徳 之 島 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 佐 々 木 紀 仁 沖 永 良 部 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 久 志 安 範 与 論 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 吉 俣 哲 志 石 垣 徳 洲 会 病 院 院 長 代 行 委 員 増 成 秀 樹 宮 古 島 徳 洲 会 病 院 院 長 委 員 相 良 竜 二 郎 さがら 社 会 保 険 労 務 士 事 務 所 有 識 者 委 員 相 良 守 一 郎 さがら 社 会 保 険 労 務 士 事 務 所 有 識 者 委 員 有 村 俊 寛 たんぽぽクリニック 有 識 者 指 導 責 任 者 及 び 指 導 医 数 指 導 医 リスト 大 隅 鹿 屋 病 院 指 導 医 リスト 1 内 科 劉 孟 儒 広 島 大 学 平 成 15 年 卒 日 本 内 科 学 会 認 定 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 指 導 医 (2 名 ) 2 内 科 貴 島 沙 織 産 業 医 科 大 学 平 成 16 年 卒 日 本 内 科 学 会 認 定 医 専 門 医 産 業 医 指 導 医 養 成 講 習 会 3 外 科 井 戸 弘 毅 鹿 児 島 大 学 昭 和 63 年 卒 日 本 外 科 学 会 認 定 医 専 門 医 指 導 医 日 本 消 化 器 外 科 学 会 専 門 医 日 本 超 音 波 医 学 会 専 門 医 指 導 医 6

7 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 プログラム 責 任 者 養 成 講 習 会 受 講 済 指 導 医 (4 名 ) 4 外 科 利 光 鏡 太 郎 日 本 外 科 学 会 認 定 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 5 外 科 奥 田 澄 夫 日 本 外 科 学 会 会 員 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 プログラム 責 任 者 養 成 講 習 会 受 講 済 6 外 科 前 田 裕 子 日 本 外 科 学 会 会 員 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 7 環 器 科 辻 貴 裕 日 本 内 科 学 会 認 定 医 日 本 循 環 器 学 会 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 8 救 急 科 田 村 幸 大 日 本 内 科 学 会 認 定 医 日 本 救 急 医 学 会 専 門 医 日 本 腎 臓 学 会 専 門 医 インフェクションコントロールト クター 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 プログラム 責 任 者 養 成 講 習 会 受 講 済 9 臓 血 管 外 科 田 中 秀 弥 日 本 外 科 学 会 認 定 医 専 門 医 日 本 心 臓 血 管 外 科 学 会 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 10 整 形 外 科 前 田 和 彦 日 本 整 形 外 科 学 会 会 員 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 指 導 医 (2 名 ) 7

8 11 整 形 外 科 田 口 朋 洋 日 本 外 科 学 会 会 員 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 指 導 医 (2 名 ) 12 病 理 科 吉 田 尊 久 日 本 整 形 外 科 学 会 会 員 死 体 解 剖 資 格 認 定 医 指 導 医 (1 名 ) 13 麻 酔 科 井 上 敏 麻 酔 科 標 榜 医 日 本 麻 酔 科 指 導 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 指 導 医 (2 名 ) 14 麻 酔 科 槐 島 愛 子 麻 酔 科 標 榜 医 日 本 麻 酔 科 学 会 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 指 導 医 宮 崎 大 学 医 学 部 附 属 病 院 指 導 医 リスト 1 耳 鼻 咽 喉 科 東 野 哲 也 耳 鼻 咽 喉 科 教 授 日 本 耳 鼻 科 学 会 専 門 医 指 導 医 (9 名 ) 2 産 婦 人 科 池 ノ 上 克 産 婦 人 科 教 授 医 学 部 長 日 本 産 婦 人 科 学 会 専 門 医 指 導 医 (12 名 ) 鹿 児 島 大 学 医 学 部 附 属 病 院 指 導 医 リスト 1 病 理 科 谷 本 昭 英 病 理 部 教 授 指 導 医 ( 1 名 ) 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 指 導 責 任 者 リスト 1 精 神 科 堀 口 淳 精 神 科 診 療 科 長 日 本 総 合 病 院 診 療 医 学 会 指 導 医 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 指 導 医 (4 名 ) 8

9 2 産 婦 人 科 宮 崎 康 二 産 婦 人 科 診 療 科 長 日 本 産 婦 人 科 学 会 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 指 導 医 (9 名 ) 3 小 児 科 山 口 清 次 小 児 科 診 療 科 長 日 本 産 小 児 科 学 会 専 門 医 指 導 医 (10 名 ) 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 4 皮 膚 科 森 田 栄 伸 皮 膚 科 診 療 科 長 日 本 皮 膚 科 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 指 導 医 (8 名 ) 5 放 射 線 科 吉 廻 毅 放 射 線 部 副 部 長 放 射 線 科 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 指 導 医 (7 名 ) 6 眼 科 大 平 明 弘 眼 科 診 療 科 長 日 本 眼 科 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 指 導 医 (3 名 ) 鹿 屋 医 療 センター 指 導 医 リスト 1 小 児 科 田 中 覚 日 本 小 児 科 学 会 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 2 産 婦 人 科 深 町 信 之 日 本 産 婦 人 科 学 会 認 定 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 3 脳 神 経 外 科 西 牟 田 洋 介 脳 外 科 学 会 専 門 医 血 管 内 治 療 学 会 専 門 医 日 本 脳 神 経 外 科 学 会 日 本 脳 神 経 血 管 内 治 療 学 会 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 福 岡 徳 洲 会 病 院 指 導 医 リスト 1 内 科 松 本 修 一 日 本 内 科 学 会 認 定 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 9

10 2 麻 酔 科 海 江 田 令 次 日 本 麻 酔 科 学 会 麻 酔 指 導 医 麻 酔 科 標 榜 医 日 本 ペインクリニック 学 会 認 定 医 外 国 医 師 臨 床 修 練 指 導 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 3 小 児 科 村 松 和 彦 日 本 小 児 科 学 会 認 定 医 外 国 医 師 臨 床 修 練 指 導 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 4 救 急 福 永 昌 幸 日 本 プライマリケア 学 会 認 定 医 日 本 救 急 医 学 会 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 麻 酔 科 標 榜 医 5 産 婦 人 科 窪 田 孝 明 日 本 産 婦 人 科 学 会 専 門 医 指 導 医 のための 教 育 ワークショップ( 福 岡 県 医 師 会 ) 修 了 6 眼 科 檜 垣 卓 夫 7 脳 神 経 外 科 金 子 好 郎 日 本 脳 神 経 外 科 学 会 専 門 医 第 4 回 熊 本 大 学 医 学 部 付 属 病 院 臨 床 研 修 医 研 修 ワークショップ 札 幌 東 徳 洲 会 病 院 院 導 医 リスト 1 救 急 科 旗 本 恵 介 救 急 科 部 長 日 本 救 急 医 学 会 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 湘 南 鎌 倉 総 合 病 院 院 導 医 リスト 1 救 急 科 大 淵 尚 救 急 科 部 長 日 本 救 急 医 学 会 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 10

11 徳 田 脳 神 経 外 科 病 院 導 医 リスト 1 脳 神 経 外 科 諸 木 浩 一 日 本 脳 神 経 外 科 学 会 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 日 野 病 院 導 医 リスト 1 精 神 科 馬 場 淳 臣 精 神 保 健 指 定 医 医 学 博 士 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 札 幌 南 青 洲 病 院 指 導 医 リスト 1 終 末 期 医 療 内 科 緩 和 ケア 部 長 四 十 坊 克 也 日 本 内 科 学 会 認 定 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 ( 指 導 医 1 名 ) 地 域 保 健 医 療 僻 地 離 島 指 導 医 リスト 1 地 域 保 健 医 療 帯 広 徳 洲 会 病 院 院 長 棟 方 隆 日 本 外 科 学 会 認 定 医 指 導 医 日 本 消 化 器 外 科 学 会 認 定 医 2 地 域 保 健 医 療 静 内 病 院 院 長 井 齋 偉 矢 日 本 外 科 学 会 指 導 医 3 地 域 保 健 医 療 庄 内 余 目 病 院 院 長 野 末 睦 日 本 内 科 学 会 認 定 医 日 本 内 科 学 会 専 門 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 4 地 域 保 健 医 療 名 瀬 徳 洲 会 病 院 院 長 松 浦 甲 彰 日 本 内 科 学 会 員 5 地 域 保 健 医 療 徳 之 島 徳 洲 会 病 院 院 長 上 山 泰 男 11

12 6 地 域 保 健 医 療 新 庄 徳 洲 会 病 院 院 長 笹 壁 弘 嗣 7 地 域 保 健 医 療 屋 久 島 徳 洲 会 病 院 院 長 山 本 晃 司 8 地 域 保 健 医 療 喜 界 徳 洲 会 病 院 院 長 藤 田 安 彦 9 地 域 保 健 医 療 瀬 戸 内 徳 洲 会 病 院 院 長 高 野 良 裕 10 地 域 保 健 医 療 沖 永 良 部 徳 洲 会 病 院 院 長 佐 々 木 紀 仁 日 本 循 環 器 学 会 員 11 地 域 保 健 医 療 与 論 徳 洲 会 病 院 院 長 久 志 安 範 日 本 麻 酔 学 会 標 榜 医 日 本 救 急 学 会 認 定 医 日 本 外 科 学 会 認 定 医 12 地 域 保 健 医 療 宮 古 島 徳 洲 会 病 院 院 長 増 成 秀 樹 13 地 域 保 健 医 療 垂 水 徳 洲 会 病 院 院 長 松 瀬 悦 朗 14 地 域 保 健 医 療 宇 和 島 徳 洲 会 病 院 院 長 貞 島 博 通 日 本 内 科 学 会 専 門 医 指 導 医 日 本 プライマリケア 学 会 指 導 医 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 15 地 域 保 健 医 療 笠 利 病 院 院 長 岡 進 日 本 肝 臓 学 会 専 門 医 日 本 東 洋 医 学 専 門 医 日 本 外 科 学 会 専 門 医 日 本 消 化 器 外 科 専 門 医 日 本 医 師 会 認 定 産 業 医 16 地 域 保 健 医 療 山 北 徳 洲 会 病 院 院 長 堤 一 彦 12

13 17 地 域 保 健 医 療 白 根 徳 洲 会 病 院 院 長 太 田 文 人 日 本 脳 神 経 外 科 学 会 専 門 医 日 本 脳 卒 中 学 会 専 門 医 18 地 域 保 健 医 療 石 垣 島 徳 洲 会 病 院 院 長 代 行 吉 俣 哲 志 指 導 医 養 成 講 習 会 受 講 済 19 地 域 保 健 医 療 皆 野 病 院 院 長 山 下 芳 朗 日 本 外 科 学 会 指 導 医 認 定 医 日 本 消 化 器 外 科 学 会 認 定 医 20 地 域 保 健 医 療 函 館 共 愛 会 病 院 院 長 福 島 安 義 日 本 人 間 ドック 学 会 認 定 医 産 業 医 21 地 域 保 健 医 療 山 川 病 院 院 長 野 口 修 二 13

14 4 プログラムの 管 理 運 営 体 制 年 度 のはじめに 合 同 研 修 委 員 会 を 開 催 し 前 年 度 における 研 修 を 評 価 するとともに 必 要 に 応 じ てプログラムおよび 運 営 上 の 諸 々の 問 題 を 検 討 し 修 正 すべき 点 を 協 議 立 案 し 委 員 会 の 承 認 の うえで 更 新 する 新 しく 承 認 されたプログラムは 小 冊 子 として 公 表 し 各 部 署 に 配 布 する 5 定 員 および 選 抜 基 準 1 定 員 1 年 次 : 5 名 2 年 次 : 5 名 2 選 抜 基 準 ( 方 法 ) 小 論 文 実 習 中 の 態 度 評 価 大 学 での 成 績 証 明 書 6 教 育 課 程 1 所 属 および 配 置 1 年 次 は 内 科 (6 ヶ 月 ) 外 科 (4 ヶ 月 ) 整 形 外 科 (1 ヶ 月 ) 麻 酔 救 急 部 門 (1 ヶ 月 )の 各 科 をローテーションするものとする 救 急 研 修 については 麻 酔 救 急 部 門 で 1 ヶ 月 間 の 研 修 を 行 うと 同 時 に 1 年 次 の 1 年 間 を 通 した 当 直 研 修 を 救 急 研 修 にあてる 2 年 次 においては 精 神 科 (1 ヶ 月 ) 小 児 科 (1 ヶ 月 ) 産 婦 人 科 (1 ヶ 月 ) 地 域 医 療 (2 ヶ 月 )を 必 修 とする 選 択 科 目 の 7 ヶ 月 間 については( 内 科 外 科 整 形 外 科 麻 酔 科 救 急 科 小 児 科 産 婦 人 科 精 神 科 循 環 器 内 科 心 臓 血 管 外 科 脳 神 経 外 科 耳 鼻 咽 喉 科 眼 科 皮 膚 科 放 射 線 科 病 理 部 )のローテート 研 修 を 行 う 2 年 次 の 選 択 科 として 湘 南 鎌 倉 総 合 病 院 福 岡 徳 洲 会 病 院 札 幌 東 徳 洲 会 病 院 日 野 病 院 鹿 屋 医 療 センター 宮 崎 大 学 医 学 部 附 属 病 院 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 鹿 児 島 大 学 医 学 部 附 属 病 院 徳 田 脳 神 経 外 科 病 院 札 幌 南 青 洲 病 院 の 協 力 型 病 院 協 力 施 設 での 研 修 も 可 能 である 2 研 修 内 容 と 到 達 目 標 各 科 別 研 修 プログラム 参 照 3 教 育 に 関 する 行 事 1 オリエンテーション 4 月 1 日 付 採 用 とし 入 職 後 1 週 間 のスケジュールで 研 修 オリエンテーションを 行 う 2 各 種 カンファレンス 別 紙 3 3 月 の 下 旬 に 研 修 修 了 式 及 び 年 次 修 了 式 を 行 う その 際 2 年 次 修 了 者 には 研 修 修 了 証 を 授 与 する 4 指 導 体 制 1 内 科 外 科 研 修 医 1~2 名 に 対 し3 年 次 以 上 の 後 期 研 修 医 及 び 指 導 医 のもと ベッドサイドでの 実 践 的 な 研 修 を 行 う なお 各 科 の 指 導 責 任 者 は 研 修 医 の 全 般 においての 監 督 指 導 を 行 う 2 産 婦 人 科 小 児 科 精 神 科 整 形 外 科 心 臓 血 管 外 科 皮 膚 科 放 射 線 科 耳 鼻 咽 喉 科 眼 科 循 環 器 科 麻 酔 科 脳 神 経 外 科 病 理 科 研 修 医 1~2 名 に 対 し 指 導 責 任 者 ならびに 指 導 医 が 監 督 指 導 を 行 う 14

15 * 精 神 科 については 協 力 型 研 修 病 院 において 研 修 医 1~2 名 に 対 し レジデントもしくはスタ ッフを 1 名 おき 指 導 医 又 は 指 導 責 任 者 は 全 般 的 に 監 督 指 導 を 行 う 3 救 急 部 門 研 修 医 1~2 名 に 対 し 指 導 責 任 者 又 は 指 導 医 が 付 く 4 地 域 医 療 ( 僻 地 離 島 ) 2 年 次 の 必 須 ローテート 科 での 2 ヶ 月 の 研 修 期 間 において 僻 地 離 島 の 社 会 文 化 に 触 れ 日 本 の 数 十 年 後 を 思 わせる 高 齢 化 と 特 有 の 風 土 の 中 でその 土 地 に 適 合 した 医 療 を 実 践 し 地 域 医 療 の 本 質 を 理 解 する 5 研 修 評 価 自 己 評 価 と 指 導 医 評 価 を 記 載 する 研 修 手 帳 を 各 自 に 配 布 し 各 科 研 修 終 了 時 に 記 載 する 毎 月 1 回 行 なわれるプログラム 責 任 者 との 研 修 医 面 談 時 に 経 験 すべき 症 例 など 評 価 する 振 り 返 りレポート を 書 き 指 導 医 プログラム 責 任 者 がフィードバックする 6 修 了 認 定 各 研 修 医 が 研 修 手 帳 により 原 則 2 年 以 上 の 研 修 による 到 達 目 標 の 達 成 を 申 告 し 大 隅 鹿 屋 病 院 臨 床 研 修 病 院 群 研 修 管 理 委 員 会 がその 実 績 を 調 査 し 到 達 目 標 の 達 成 度 を 確 認 し 修 了 を 認 定 する 認 定 された 者 は 初 期 研 修 プログラムを 修 了 したことを 明 記 した 研 修 修 了 証 書 が 授 与 される 7 修 了 後 のコース 3 年 次 以 降 は 各 科 より 毎 年 定 められる 定 員 の 範 囲 内 においてスタッフと して 継 続 採 用 され 後 期 専 門 研 修 ( ストレート)へ 進 むことができる ただし 定 員 を 超 え る 希 望 科 については 初 期 研 修 においての 研 修 成 績 を 参 考 とし 採 用 者 を 選 考 するものとする 8 研 修 医 の 処 遇 1 身 分 大 隅 鹿 屋 病 院 常 勤 医 師 2 住 居 規 定 により 5 万 円 を 限 度 として 負 担 する 3 給 与 1 年 次 給 与 340,000 賞 与 440,000 2 年 次 給 与 380,000 賞 与 760,000 4 勤 務 時 間 8:30~17:00 24 時 間 表 記 * 必 要 に 応 じて 上 記 時 間 以 外 でも 研 修 時 間 とする 例 夕 診 見 学 緊 急 手 術 分 娩 カンファレンス 等 5 休 暇 有 給 休 暇 1 年 次 10 日 2 年 次 11 日 夏 季 休 暇 有 り 年 末 年 始 有 り 6 当 直 7 回 ~8 回 程 度 7 保 険 健 康 保 険 ( 全 員 加 入 ) 厚 生 年 金 保 険 雇 用 保 険 労 災 8 医 師 賠 償 責 任 保 険 病 院 において 加 入 する 個 人 加 入 は 任 意 9 食 事 院 内 職 員 食 堂 あり 10 健 康 診 断 年 2 回 実 施 ( 採 用 時 健 康 診 断 あり) 11 外 部 活 動 学 会 参 加 年 1 回 病 院 負 担 発 表 は 全 て 病 院 負 担 12 福 利 厚 生 ソフトボール 部 ゴルフ 部 サッカー 部 等 15

16 病 気 入 院 外 来 治 療 費 は 減 免 規 定 あり 9 資 料 請 求 先 鹿 児 島 県 鹿 屋 市 新 川 町 6081 番 地 1 社 会 医 療 法 人 鹿 児 島 愛 心 会 大 隅 鹿 屋 病 院 教 育 管 理 部 臼 井 之 枝 Fax 共 通 初 期 臨 床 研 修 到 達 目 標 ( 厚 生 労 働 省 )とその 自 己 評 価 表 ( 各 研 修 医 共 通 ) 以 下 の 項 目 に 達 成 したと 自 己 判 断 できる 項 目 は Yes,できない 項 目 には No,と 記 入 する 到 達 目 標 Ⅰ 行 動 目 標 医 療 人 として 必 要 な 基 本 姿 勢 態 度 Ⅱ 経 験 目 標 A 経 験 すべき 診 療 法 検 査 手 技 B 経 験 すべき 症 状 病 態 疾 患 C 特 定 の 医 療 現 場 の 経 験 研 修 理 念 全 人 的 全 身 的 に 患 者 様 を 診 る 能 力 を 身 につけるととも に 医 師 として 社 会 人 として 地 域 に 貢 献 できる 人 格 形 成 を 目 指 す 16

17 Ⅰ 行 動 目 標 医 療 人 として 必 要 な 基 本 姿 勢 態 度 (1) 患 者 医 師 の 関 係 患 者 を 全 人 的 に 理 解 し 患 者 家 族 の 良 好 な 人 間 関 係 を 確 立 するために 患 者 家 族 のニーズを 身 体 心 理 社 会 的 側 面 から 把 握 できる ( ) 医 師 患 者 家 族 がともに 納 得 できる 医 療 を 行 うためにのイン ( ) フォームドコンセントが 実 施 できる 守 秘 義 務 を 果 たし プライバシーの 配 慮 ができる ( ) (2)チーム 医 療 医 療 チームの 構 成 員 としての 役 割 を 理 解 し 保 健 医 療 福 祉 の 幅 広 い 職 種 から なる 他 のメンバーと 協 調 するために 指 導 医 や 専 門 医 に 適 切 なタイミングでコンサルテーションが できる ( ) 上 級 医 及 び 同 僚 医 師 他 の 医 療 従 事 者 と 適 切 なコミニュケー ションがとれる ( ) 同 僚 及 び 後 輩 へ 教 育 的 配 慮 ができる ( ) 患 者 の 転 入 転 出 にあたり 情 報 を 交 換 できる ( ) 関 係 機 関 や 諸 団 体 の 担 当 者 とコミュニケーションがとれる ( ) (3) 問 題 対 応 能 力 患 者 の 問 題 を 把 握 し 問 題 対 応 型 の 思 考 を 行 い 生 涯 にわたる 自 己 学 習 の 習 慣 を 身 につけるために 臨 床 上 の 疑 問 点 を 解 決 する 為 の 情 報 を 収 集 して 評 価 し 当 該 患 者 への 対 応 を 判 断 できる(EBM=Evidence Based Medicine) ( ) 自 己 評 価 及 び 第 3 者 による 評 価 をふまえた 問 題 対 応 能 力 の 改 善 ができる ( ) 臨 床 研 究 や 治 験 の 意 義 を 理 解 し 研 究 や 学 会 活 動 の 関 心 をもつ ( ) 自 己 管 理 能 力 を 身 につけ 生 涯 にわたり 基 本 的 診 断 能 力 の 向 上 に 努 める ( ) (4) 問 題 対 応 能 力 患 者 ならびに 医 療 従 事 者 にとって 安 全 な 医 療 を 遂 行 し 安 全 管 理 の 方 策 を 身 につ け 危 機 管 理 に 参 画 するために 医 療 を 行 う 際 の 安 全 確 認 の 考 え 方 を 理 解 し 実 施 できる ( ) 医 療 事 故 防 止 及 び 事 故 後 の 対 処 について マニュアルなどに 沿 っ て 行 動 できる ( ) 17

18 院 内 感 染 対 策 (Standard Precautions を 含 む) 理 解 し 実 施 できる ( ) (4) 症 例 呈 示 医 療 の 持 つ 社 会 的 側 面 の 重 要 性 を 理 解 し 社 会 に 貢 献 するために 保 険 医 療 法 規 制 度 を 理 解 し 適 切 に 行 動 できる ( ) 医 療 保 険 公 費 負 担 医 療 を 理 解 し 適 切 に 診 療 できる ( ) 医 の 倫 理 生 命 倫 理 について 理 解 し 適 切 に 行 動 できる ( ) 医 薬 品 や 医 療 用 具 による 健 康 被 害 の 発 症 防 止 について 理 解 し 行 動 できる ( ) Ⅱ 行 動 目 標 A 経 験 すべき 診 療 法 検 査 手 技 医 療 面 接 患 者 家 族 との 信 頼 関 係 を 構 築 し 診 断 治 療 に 必 要 な 情 報 が 得 られるような 医 療 面 接 を 実 施 するために 医 療 面 接 におけるコミュニケーションのもつ 意 義 を 理 解 し コミニュケーションスキルを 身 につけ 患 者 の 解 釈 モデル 受 診 動 機 受 療 行 動 を 把 握 できる ( ) 患 者 の 病 歴 ( 主 訴 現 病 歴 既 往 歴 家 族 歴 生 活 職 業 歴 系 統 的 レビューの 聴 取 と 記 録 ができる ( ) 3) 患 者 家 族 への 適 切 な 指 示 指 導 ができる ( ) (2) 基 本 的 な 身 体 診 察 法 病 態 の 正 確 な 把 握 が 出 来 るよう 全 身 にわたる 身 体 診 療 を 系 統 的 に 実 施 し 記 載 するために 全 身 の 観 察 (バイタルサインと 精 神 状 態 の 把 握 皮 膚 や 表 在 リン パ 節 の 診 察 を 含 む)ができ 記 載 できる ( ) 頭 頚 部 の 診 察 ( 眼 瞼 結 膜 眼 底 外 耳 動 鼻 口 腔 咽 頭 観 察 甲 状 腺 の 触 診 を 含 む)ができ 記 載 できる ( ) 3) 胸 部 診 察 ができ 記 載 できる ( ) 4) 腹 部 の 診 察 ができ 記 載 できる ( ) 5) 骨 盤 内 診 察 ができ 記 載 できる ( ) 6) 泌 尿 器 生 殖 器 の 診 察 ができる ( ) 7) 骨 関 節 筋 肉 系 の 診 察 ができ 記 載 できる ( ) 8) 神 経 学 的 観 察 ができ 記 載 できる ( ) 9) 小 児 の 観 察 ( 生 理 的 所 見 と 病 的 所 見 の 鑑 別 を 含 む) ができ 記 載 できる ( ) 18

19 10) 精 神 面 の 診 察 ができ 記 載 できる ( ) (3) 基 本 的 な 臨 床 検 査 病 態 と 臨 床 経 験 を 把 握 し 医 療 面 接 と 身 体 観 察 から 得 られた 情 報 をもとに 必 要 な 検 査 を A 自 ら 実 施 し 結 果 を 解 釈 できる その 他 検 査 の 適 応 が 判 断 でき 結 果 の 解 釈 ができる 一 般 尿 検 査 便 検 査 血 清 白 血 球 分 画 血 液 型 判 定 交 差 適 合 試 験 心 電 図 (12 誘 導 ) 動 脈 ガス 分 析 血 液 生 化 学 的 検 査 血 液 免 疫 血 清 学 的 検 査 ( 免 疫 細 胞 検 査 アレルギー 検 査 を 含 む) 細 菌 学 的 検 査 薬 剤 感 受 性 検 査 肺 機 能 検 査 髄 液 検 査 細 胞 診 病 理 組 織 検 査 内 視 鏡 検 査 超 音 波 検 査 単 純 X 線 検 査 造 影 X 線 検 査 X 線 CT 検 査 MRI 検 査 核 医 学 検 査 神 経 生 理 学 的 検 査 ( 脳 波 筋 電 図 など) 必 須 項 目 下 線 の 検 査 について 経 験 があること * 経 験 とは 受 け 持 ち 患 者 の 検 査 として 診 察 に 活 用 すること A の 検 査 で 自 ら 実 施 する 部 分 については 受 け 持 ち 症 例 でなくても 良 い (4) 基 本 的 手 技 基 本 的 手 技 の 適 応 を 決 定 し 実 施 するために 気 道 確 保 を 実 施 できる ( ) 19

20 人 工 呼 吸 を 実 施 できる ( ) (バックバルブマスクによる 徒 手 換 気 を 含 む) 心 臓 マッサージを 実 施 できる ( ) 圧 迫 止 血 法 を 実 施 できる ( ) 包 帯 法 を 実 施 できる ( ) 注 射 法 ( 皮 内 皮 下 筋 肉 点 滴 静 脈 確 保 中 心 静 脈 確 保 ) を 実 施 できる ( ) 採 血 法 ( 静 脈 血 動 脈 血 )を 実 施 できる ( ) 穿 刺 法 ( 腰 椎 胸 腔 腹 腔 )を 実 施 できる ( ) 導 尿 法 を 実 施 できる ( ) ドレーン チューブ 類 の 管 理 ができる ( ) 胃 管 の 挿 入 と 管 理 ができる ( ) 局 所 麻 酔 法 が 実 施 できる ( ) 創 部 消 毒 とガーゼ 交 換 を 実 施 できる ( ) 簡 単 な 切 開 排 膿 ができる ( ) 皮 膚 縫 合 を 実 施 できる ( ) 軽 度 の 外 傷 熱 傷 の 処 置 がを 実 施 できる ( ) 気 管 挿 管 を 実 施 できる ( ) 除 細 動 を 実 施 できる 必 須 項 目 下 線 の 手 技 を 自 ら 行 った 経 験 があること (5) 基 本 的 治 療 法 基 本 的 治 療 法 の 適 応 を 決 定 し 適 切 に 実 施 するために 療 養 指 導 ( 安 静 度 体 位 食 事 入 浴 排 泄 環 境 整 備 を 含 む)ができる 薬 物 の 作 用 副 作 用 相 互 作 用 について 理 解 し 薬 物 治 療 ( 抗 菌 薬 副 腎 皮 質 ステロイド 薬 解 熱 薬 麻 薬 を 含 む)ができる 輸 液 ができる (5) 基 本 的 治 療 法 チーム 医 療 や 法 規 との 関 連 で 重 要 な 医 療 記 録 を 作 成 し 管 理 するために 20

21 診 療 録 ( 退 院 時 サマリーを 含 む)POS(Probiem Oriented System) に 従 って 記 載 し 管 理 できる ( ) 処 方 箋 指 示 箋 を 作 成 し 管 理 できる ( ) 診 断 書 死 亡 診 断 書 ( 死 体 検 案 書 を 含 む) その 他 の 診 断 書 を 作 成 し 管 理 できる ( ) CPC( 臨 床 カンファレンス)レポートを 作 成 し それを 管 理 できる ( ) (6) 診 療 計 画 保 健 医 療 福 祉 の 各 側 面 に 配 慮 しつつ 診 療 計 画 を 評 価 するために 診 療 計 画 ( 診 断 治 療 患 者 家 族 への 説 明 も 含 む)を 作 成 する ( ) 診 療 ガイドラインやクリティカルパスを 理 解 し 活 用 できる ( ) 入 退 院 の 適 応 を 判 断 できる (デイサージャリー 症 例 も 含 む) ( ) QOL(Quality Of Life)を 考 慮 に 入 れた 総 合 的 な 管 理 計 画 (リハビリ テーション 社 会 復 帰 在 宅 医 療 介 護 を 含 む)へ 参 加 する ( ) 必 須 項 目 1) 診 療 録 の 作 成 2) 処 方 箋 指 示 箋 の 作 成 3) 診 断 書 の 作 成 4) 死 亡 診 断 書 の 作 成 5) CPC(*)レポートの 作 成 症 例 提 示 6) 紹 介 状 返 書 の 作 成 上 記 1)~6)を 自 ら 行 った 経 験 があること (CPC レポートとは 剖 検 報 告 のこと) 21

22 経 験 すべき 症 状 病 態 疾 患 1 頻 度 の 高 い 症 状 * 赤 字 は 1 年 次 研 修 医 で 提 出 すること 症 状 経 験 したらチェック レポート 提 出 が 必 須 1) 全 身 倦 怠 感 2) 不 眠 3) 食 欲 不 振 4) 体 重 減 少 体 重 増 加 5) 浮 腫 6) リンパ 節 腫 脹 7) 発 疹 8) 黄 疸 9) 発 熱 10) 頭 痛 11) めまい 12) 失 神 13) けいれん 発 作 14) 視 力 障 害 15) 結 膜 の 充 血 * 腎 尿 路 計 ( 体 液 電 解 質 バランスを 含 む) 疾 患 17) 鼻 出 血 18) 嗄 声 19) 胸 痛 20) 動 悸 21) 呼 吸 困 難 22) 咳 痰 23) 嘔 気 嘔 吐 24) 胸 やけ 25) 嚥 下 困 難 26) 腹 痛 27) 便 通 異 常 ( 下 痢 便 秘 ) 28) 腰 痛 22

23 29) 関 節 痛 30) 歩 行 障 害 31) 四 肢 のしびれ 32) 血 尿 33) 排 尿 障 害 ( 尿 失 禁 排 尿 障 害 ) 34) 尿 量 異 常 35) 不 安 抑 うつ 経 験 すべき 症 状 病 態 疾 患 2 緊 急 を 要 する 症 状 病 態 症 状 経 験 したらチェック レポート 提 出 が 必 須 1) 心 肺 停 止 2) ショック 3) 意 識 障 害 4) 脳 血 管 障 害 5) 急 性 呼 吸 不 全 6) 急 性 心 不 全 7) 急 性 冠 症 候 群 8) 急 性 腹 症 9) 急 性 消 化 管 出 血 10) 急 性 腎 不 全 11) 流 早 産 および 満 期 産 12) 急 性 感 染 症 13) 外 傷 14) 急 性 中 毒 15) 誤 飲 誤 嚥 * 腎 尿 路 計 ( 体 液 電 解 質 バラン スを 含 む) 疾 患 17) 精 神 科 領 域 の 救 急 23

24 経 験 すべき 症 状 病 態 疾 患 3 経 験 が 求 められる 疾 患 病 態 経 験 したらチェック レポート 提 出 症 状 70% 以 上 の 経 験 が 必 が 必 須 経 験 が 須 必 須 * 血 液 造 血 器 リンパ 網 内 系 疾 患 1) 貧 血 ( 鉄 欠 乏 性 貧 血 二 次 性 貧 血 ) 2) 白 血 病 3) 悪 性 リンパ 腫 4) 出 血 傾 向 紫 斑 病 ( 播 種 性 血 管 内 凝 固 症 候 群 :DIC) * 神 経 系 疾 患 5) 脳 脊 髄 血 管 障 害 ( 脳 内 出 血 くも 膜 下 出 血 ) 6) 認 知 症 疾 患 7) 脳 脊 髄 外 傷 ( 頭 部 外 傷 急 性 硬 膜 外 硬 膜 下 血 腫 ) 8) 変 性 疾 患 (パーキンソン 病 ) 9) 脳 炎 髄 膜 炎 * 皮 膚 疾 患 10) 湿 疹 皮 膚 炎 群 (アトピー 性 皮 膚 炎 ) 11) 蕁 麻 疹 12) 薬 疹 * 腎 尿 路 計 ( 体 液 電 解 質 バランスを 含 む) 疾 患 * 運 動 器 ( 筋 骨 格 ) 系 疾 患 14) 骨 折 15) 関 節 の 脱 臼 亜 脱 臼 捻 挫 靭 帯 損 傷 16) 骨 粗 鬆 症 17) 脊 柱 障 害 ( 腰 椎 椎 間 板 ヘルニア) * 循 環 器 系 疾 患 24

25 18) 心 不 全 19) 狭 心 症 心 筋 梗 塞 20) 心 筋 症 21) 不 整 脈 ( 主 要 な 頻 脈 性 除 脈 性 不 整 脈 ) 22) 弁 膜 症 ( 僧 帽 弁 膜 症 大 動 脈 弁 膜 症 ) 23) 動 脈 疾 患 ( 動 脈 硬 化 症 大 動 脈 瘤 ) 24) 静 脈 リンパ 管 疾 患 ( 深 部 静 脈 血 栓 症 下 肢 静 脈 瘤 リンパ 浮 腫 ) 25) 高 血 圧 症 ( 本 態 性 二 次 性 高 血 圧 症 ) 3 経 験 が 求 められる 疾 患 病 態 症 状 経 験 したらチェック 70% 以 上 の 経 験 が 必 須 レポート 提 出 が 必 須 経 験 が 必 須 * 呼 吸 器 系 疾 患 26) 呼 吸 不 全 27) 呼 吸 器 感 染 症 ( 急 性 上 気 道 炎 気 管 支 炎 肺 炎 ) 28) 閉 塞 性 拘 束 性 肺 疾 患 ( 気 管 支 喘 息 気 管 支 拡 張 症 ) 29) 肺 循 環 障 害 ( 肺 塞 栓 肺 梗 塞 ) 30) 異 常 呼 吸 ( 過 換 気 症 候 群 ) 31) 胸 膜 縦 隔 横 隔 膜 疾 患 ( 自 然 気 胸 胸 膜 炎 ) 32) 肺 癌 * 消 化 器 系 疾 患 33) 食 道 胃 十 二 指 腸 疾 患 ( 食 道 静 脈 瘤 胃 癌 消 化 性 潰 瘍 胃 十 二 指 腸 炎 ) 34) 小 腸 大 腸 疾 患 (イレウス 急 性 虫 垂 炎 痔 核 痔 瘻 ) 25

26 35) 胆 嚢 胆 管 疾 患 ( 胆 石 胆 嚢 炎 胆 管 炎 ) 36) 肝 疾 患 (ウィルス 性 肝 炎 急 性 慢 性 肝 炎 肝 硬 変 肝 癌 アルコール 性 肝 障 害 薬 物 性 肝 障 害 ) 37) 膵 臓 疾 患 ( 急 性 慢 性 膵 炎 ) 38) 横 隔 膜 腹 壁 腹 膜 ( 腹 膜 炎 急 性 腹 症 ヘルニア) * 腎 尿 路 計 ( 体 液 電 解 質 バランスを 含 む) 疾 患 39) 腎 不 全 ( 急 性 慢 性 腎 不 全 透 析 ) 40) 原 発 性 糸 球 体 疾 患 ( 急 性 慢 性 糸 球 体 腎 炎 症 候 群 ネフローゼ 症 候 群 ) 41) 全 身 性 疾 患 による 腎 障 害 ( 糖 尿 病 性 腎 不 全 ) 42) 泌 尿 器 科 的 腎 尿 路 疾 患 ( 尿 路 結 石 尿 路 感 染 症 ) * 妊 娠 分 娩 と 生 殖 器 疾 患 43) 妊 娠 分 娩 ( 正 常 妊 娠 流 産 早 産 正 常 分 娩 産 科 出 血 乳 腺 炎 産 褥 ) 44) 女 性 生 殖 器 およびその 関 連 疾 患 ( 無 月 経 思 春 期 更 年 期 障 害 外 陰 膣 骨 盤 内 感 染 症 骨 盤 内 腫 瘍 乳 腺 腫 瘍 ) 45) 男 性 生 殖 器 疾 患 ( 前 立 腺 疾 患 勃 起 障 害 精 巣 腫 瘍 ) 3 経 験 が 求 められる 疾 患 病 態 経 験 したらチェック 70% 以 上 の 経 験 が 必 須 レポート 提 症 状 出 が 必 須 経 験 が 必 須 * 内 分 泌 栄 養 代 謝 系 疾 患 46) 視 床 下 部 下 垂 体 疾 患 ( 下 垂 体 機 能 障 害 ) 47) 甲 状 腺 疾 患 ( 甲 状 腺 機 能 亢 進 症 甲 状 腺 機 能 低 下 症 ) 48) 副 腎 不 全 49) 糖 代 謝 異 常 ( 糖 尿 病 糖 尿 病 の 合 併 症 低 血 糖 ) 26

27 50) 高 脂 血 症 51) 蛋 白 及 び 核 酸 代 謝 異 常 ( 高 尿 酸 血 症 ) * 眼 視 覚 系 疾 患 52) 屈 折 異 常 ( 近 視 遠 視 乱 視 ) 53) 角 結 膜 炎 54) 白 内 障 55) 緑 内 障 56) 糖 尿 病 高 血 圧 動 脈 硬 化 による 眼 底 変 化 * 耳 鼻 咽 喉 口 腔 系 疾 患 57) 中 耳 炎 * 腎 尿 路 計 ( 体 液 電 解 質 バランスを 含 む) 疾 患 59) アレルギー 性 鼻 炎 60) 扁 桃 の 急 性 慢 性 炎 症 性 疾 患 61) 外 耳 道 鼻 腔 咽 頭 喉 頭 食 道 の 代 表 的 な 異 物 * 精 神 疾 患 神 経 疾 患 62) 症 状 精 神 病 63) 認 知 症 ( 血 管 性 痴 呆 を 含 む) 64) アルコール 依 存 症 65) うつ 病 66) 統 合 失 調 症 ( 精 神 分 裂 病 ) 67) 不 安 障 害 (パニック 症 候 群 ) 68) 身 体 表 現 性 障 害 ストレス 関 連 障 害 3 経 験 が 求 められる 疾 患 病 態 経 験 したらチェック レポート 症 状 70% 以 上 の 経 験 が 必 提 出 が 必 須 須 経 験 が 必 須 27

28 * 感 染 症 69) ウイルス 感 染 症 (インフルエンザ 麻 疹 風 疹 水 痘 ヘルペス 流 行 性 耳 下 腺 炎 ) 70) 細 菌 感 染 症 (ブドウ 球 菌 MRSA A 群 レンサ 球 菌 クラミジア) 71) 結 核 72) 真 菌 感 染 症 (カンジダ 症 ) 73) 性 感 染 症 74) 寄 生 虫 疾 患 * 免 疫 アレルギー 疾 患 75) 全 身 性 エリテマトーデスとその 合 併 症 76) 慢 性 関 節 リウマチ 77) アレルギー 疾 患 * 物 理 化 学 的 因 子 による 疾 患 78) 中 毒 (アルコール 薬 物 ) 79) アナフィラキシー 80) 環 境 要 因 による 疾 患 ( 熱 中 症 寒 冷 による 障 害 ) 81) 熱 傷 * 小 児 疾 患 82) 小 児 けいれん 性 疾 患 83) 小 児 ウイルス 感 染 症 ( 麻 疹 流 行 性 耳 下 腺 炎 水 痘 突 発 性 発 疹 インフルエンザ) 84) 小 児 細 菌 感 染 症 85) 小 児 喘 息 86) 先 天 性 心 疾 患 * 加 齢 と 老 化 87) 高 齢 者 の 栄 養 摂 取 障 害 28

29 88) 老 年 性 症 候 群 ( 誤 嚥 転 倒 失 禁 褥 瘡 ) * 手 術 に 至 った 外 科 症 例 の 一 例 ート 1 例 以 上 経 験 し 診 断 検 査 術 後 管 理 についてレポ *CPC 一 例 CPC レポート C 特 定 の 医 療 現 場 の 経 験 必 須 項 目 にある 医 療 現 場 の 経 験 とは 各 現 場 における 到 達 目 標 のうち 一 つ 以 上 経 験 すること (1) 救 急 医 療 生 命 や 機 能 的 予 後 の 係 わる 救 急 を 要 する 病 態 や 疾 病 外 傷 に 対 して 適 切 な 対 応 をするために 研 修 医 チェック 研 修 医 評 価 指 導 医 評 価 1)バイタルサインの 把 握 ができている A B C A B C 2) 重 症 度 および 緊 急 度 の 把 握 ができる A B C A B C 3)ショックの 診 断 と 治 療 ができる A B C A B C 4) 二 次 救 急 処 置 (ACLS=Advanced Cardiovascular Life Support, 呼 吸 循 環 管 理 を 含 む)ができ 一 次 救 命 処 置 (BLS=Basic Life Support)を 指 導 できる *ACLS は バック バルブ マスク 等 を 使 う 心 肺 蘇 生 法 や 除 細 A B C A B C 動 気 管 挿 管 薬 剤 投 与 等 の 一 定 のガイドラインの 基 づく 救 命 処 置 を 含 み BLS には 気 道 確 保 心 臓 マッサーシ 人 工 呼 吸 等 の 機 器 を 使 用 しない 処 置 が 含 まれる 5) 頻 度 の 高 い 救 急 疾 患 の 初 期 治 療 ができる A B C A B C 6) 専 門 医 への 適 切 なコンサルテーションができる A B C A B C 7) 大 災 害 時 の 救 急 医 療 体 制 を 理 解 し 自 己 の 役 割 を 把 握 できる A B C A B C 必 須 項 目 救 急 医 療 の 現 場 を 経 験 すること 29

30 (2) 予 防 医 療 予 防 医 療 の 理 念 を 理 解 し 地 域 や 臨 床 の 場 での 実 践 を 参 画 するために 1) 食 事 運 動 禁 煙 指 導 とストレスマネージメントができる A B C A B C 2) 性 感 染 症 予 防 家 族 計 画 指 導 に 参 画 できる A B C A B C 3) 地 域 職 場 学 校 検 に 参 画 できる A B C A B C 4) 予 防 接 種 に 参 画 できる A B C A B C 必 須 項 目 予 防 医 療 の 現 場 を 経 験 すること (3) 地 域 保 健 医 療 地 域 保 健 医 療 を 必 要 とする 患 者 とその 家 族 に 対 して 全 人 的 に 対 応 するために 1) 保 健 所 の 役 割 ( 地 域 保 健 健 康 増 進 への 理 解 を 含 む)について 理 解 し A B C A B C 実 践 する 2) 社 会 福 祉 施 設 等 の 役 割 について 理 解 し 実 践 する A B C A B C 3) 診 療 所 の 役 割 ( 病 診 連 携 への 理 解 を 含 む)について 理 解 し 実 践 する A B C A B C 4)へき 地 離 島 医 療 について 理 解 し 実 践 する A B C A B C 必 須 項 目 僻 地 離 島 医 療 中 小 病 院 診 療 所 保 健 所 介 護 老 人 保 健 施 設 社 会 福 祉 施 設 赤 十 字 社 血 液 検 査 各 種 検 診 健 診 の 実 施 施 設 等 の 社 会 保 健 医 療 の 現 場 を 経 験 すること (4) 周 産 小 児 成 育 医 療 周 産 小 児 生 育 医 療 を 必 要 とする 患 者 とその 家 族 に 対 して 全 人 的 に 対 応 するために 1) 周 産 期 や 小 児 の 各 発 達 段 階 に 応 じて 適 切 な 医 療 が 提 供 できる A B C A B C 2) 周 産 期 や 小 児 の 各 発 達 段 階 に 応 じて 心 理 社 会 的 側 面 への 配 慮 ができる A B C A B C 3) 虐 待 について 説 明 ができる A B C A B C 4) 学 校 家 庭 職 場 環 境 に 配 慮 し 地 域 との 連 携 に 参 画 できる A B C A B C 5) 母 子 健 康 手 帳 を 理 解 し 活 用 できる A B C A B C 必 須 項 目 周 産 小 児 成 育 医 療 の 現 場 を 経 験 すること 30

31 (5) 精 神 保 健 医 療 精 神 保 健 医 療 を 必 要 とする 患 者 とその 家 族 に 対 して 全 人 的 に 対 応 するために 1) 精 神 症 状 の 捉 え 方 の 基 本 を 身 につける A B C A B C 2) 精 神 疾 患 に 対 する 初 期 的 対 応 と 治 療 の 実 際 を 学 ぶ A B C A B C 3)デイケアなどの 社 会 復 帰 や 地 域 支 援 体 制 を 理 解 する A B C A B C 必 須 項 目 精 神 保 健 福 祉 センター 精 神 病 院 の 精 神 保 健 医 療 を 経 験 すること (6) 緩 和 終 末 期 医 療 緩 和 終 末 期 医 療 を 必 要 とする 患 者 とその 家 族 に 対 して 全 人 的 に 対 応 するために 1) 心 理 社 会 的 側 面 への 配 慮 ができる A B C A B C 2) 基 本 的 な 緩 和 ケア(WHO 方 式 がん 疼 痛 治 療 法 を 含 む)に 参 加 できる A B C A B C 3) 告 知 をめぐる 諸 問 題 への 配 慮 ができる A B C A B C 4) 死 生 観 宗 教 観 などへの 配 慮 ができる A B C A B C 必 須 項 目 臨 終 の 立 ち 会 いを 経 験 すること 31

32 レポートメモ 32

33 内 科 研 修 プログラム Ⅰ. 研 修 プログラムの 目 標 と 特 徴 当 院 のある 鹿 屋 市 や 大 隅 半 島 の 主 要 な 産 業 は 農 産 と 畜 産 であり 急 速 に 高 齢 化 率 が 上 昇 して いる 地 域 でもある 当 院 における 内 科 研 修 では 地 域 特 有 の 疾 患 構 造 を 理 解 し 適 切 な 診 断 がで きる 能 力 を 養 う また 大 隅 半 島 は 三 次 救 急 医 療 機 関 が 存 在 しない 地 域 であり 内 科 疾 患 全 般 に 対 応 出 来 る 総 合 内 科 伊 の 存 在 が 求 められている 当 プログラムは 地 域 医 療 に 貢 献 出 来 る 総 合 内 科 の 力 をつけるプログラムである GIO 一 般 目 標 全 人 的 な 医 療 を 担 える 医 師 として 内 科 全 般 の 総 合 的 診 療 を 行 い 自 らもプロフェッショナル としての 生 涯 学 習 ができるようになるために 個 々の 症 例 を 通 じて 患 者 の 問 題 解 決 をはかり 内 科 診 療 に 係 わるコモン ディジーズ 内 科 領 域 のエマージェンシー ケア クリティカル ケアから 慢 性 期 医 療 までの 疾 患 を 診 療 科 を 分 けずに 受 け 持 ち それぞれに 対 する 標 準 的 な 診 療 能 力 を 身 に 付 ける SBO 具 体 的 目 標 Communication skil 1) 患 者 の 社 会 的 背 景 を 理 解 し 良 好 な 患 者 医 師 関 係 を 構 築 でき 全 人 的 医 療 がで きる 2) 医 療 スタッフと 適 切 なコミュニケーションをとり チーム 医 療 のリーダーとなれる 3) 院 外 の 医 療 関 係 者 と 適 切 なコミュニケーションがとれ 地 域 医 療 に 貢 献 できる 4) 医 療 人 として 服 装 身 だしなみをきちんとし 適 切 な 態 度 をとることができる Medical skill 1) 鑑 別 診 断 を 考 慮 した 身 体 所 見 病 歴 聴 取 ができる 2) 基 本 的 検 査 を EBM に 基 づいて 正 確 に 解 釈 できる 3) 治 療 適 応 について EBM に 基 づいて 判 断 できる 4) 基 本 的 症 状 について present probability を 考 慮 して 鑑 別 診 断 ができる 5) POMR の 記 載 を 監 査 できる 6) 緊 急 患 者 の 初 期 診 断 初 期 治 療 ができ 慢 性 期 患 者 では 継 続 的 治 療 ができる 7) 腹 部 エコーなどの 手 技 ができる 8) 医 療 保 険 の 仕 組 みを 理 解 し 正 しい 保 険 医 療 を 実 行 できる Academic skill 1) 学 会 や 研 究 会 で 臨 床 報 告 を 発 表 記 述 することができる 2) 臨 床 の 問 題 点 について 文 献 的 検 索 評 価 ができる 3) 医 学 的 文 献 の 批 判 的 吟 味 ができる 4) 臨 床 医 学 全 般 について 自 己 学 習 の 継 続 方 法 を 身 につけられる 33

34 Teaching skill 1) 下 級 医 医 学 生 などに 対 して 態 度 技 術 知 識 について 監 督 指 導 できる 2) 下 級 医 のメンタルヘルスについてサポートできる LS 方 略 基 本 的 には 臨 床 現 場 での 症 例 を 通 じた On the Job Training である これに 各 カンファレン スやレクチャーを 組 み 合 わせて 指 導 する スタッフー 初 期 研 修 医 のチームが 診 療 単 位 であり 屋 根 瓦 式 の 責 任 体 制 教 育 指 導 体 制 をとる 症 例 の 管 理 レジデントの 総 括 はチーフレジデ ントが 行 う [LS 1] 指 導 医 上 級 医 とともに 入 院 患 者 の 病 棟 管 理 を 行 う [LS 2] 指 導 医 とともに 内 科 外 来 を 担 当 する [LS 3] ( 院 内 勉 強 会 ) 毎 日 入 退 院 カンファレンス 病 棟 回 診 をする [LS 4] 内 科 学 会 地 方 会 内 科 学 会 総 会 など 多 数 の 発 表 参 加 EV 評 価 評 価 方 法 1 年 目 の 6 ヶ 月 間 の 内 科 ローテーション 終 了 時 自 己 評 価 指 導 医 指 導 者 より 評 価 フィードバック 研 修 医 より 指 導 医 プログラムについての 評 価 Ⅱ. 指 導 責 任 者 と 施 設 1. 指 導 責 任 者 一 般 内 科 劉 孟 儒 貴 島 沙 織 2. 施 設 大 隅 鹿 屋 病 院 313 床 34

35 Ⅲ. 内 科 週 間 予 定 表 月 曜 日 火 曜 日 水 曜 日 木 曜 日 金 曜 日 土 曜 日 8:00~8:45 新 入 院 カン 新 入 院 カン 新 入 院 カン 新 入 院 カン 新 入 院 カン 新 入 院 カン ファレンス ファレンス ファレンス ファレンス ファレンス ファレンス 8:40~9:00 医 局 会 医 局 会 医 局 会 医 局 会 医 局 会 医 局 会 9:00~12:00 内 科 外 来 または 病 棟 管 理 内 科 外 来 または 病 棟 管 理 内 科 外 来 または 病 棟 管 理 内 科 外 来 または 病 棟 管 理 内 科 外 来 または 病 棟 管 理 内 科 外 来 または 病 棟 管 理 13:00~ 17:00 救 急 外 来 または 病 棟 管 理 救 急 外 来 または 病 棟 管 理 救 急 外 来 または 病 棟 管 理 救 急 外 来 または 病 棟 管 理 救 急 外 来 または 病 棟 管 理 救 急 外 来 または 病 棟 管 理 16:30~17:30 病 棟 回 診 病 棟 回 診 病 棟 回 診 病 棟 回 診 病 棟 回 診 病 棟 回 診 Ⅴ-1 内 科 1 年 次 評 価 項 目 問 診 のとり 方 身 体 的 所 見 のとり 方 カルテの 書 き 方 患 者 の 接 し 方 等 の 内 科 の 基 本 を 研 修 するとともに 簡 単 な 処 置 などの 技 術 を 習 得 し 救 急 に 必 要 な 知 識 や 技 術 を 学 習 する 研 修 行 動 目 標 と 評 価 < 該 当 する 評 価 ランクに をする> A 到 達 目 標 に 達 した 評 価 記 載 B 目 標 に 近 い C 目 標 に 遠 い NA 経 験 していない 診 療 方 法 要 領 のよい 診 断 ができる 一 般 的 な 身 体 所 見 を 正 しくとることができる 適 切 な 身 体 所 見 をとることができる 頻 度 の 高 い 内 科 疾 患 の 診 断 と 治 療 ができる 疾 患 の 病 態 を 指 導 医 の 下 に 患 者 及 び 家 族 に 説 明 できる 適 切 に 上 級 医 師 または 他 科 に 相 談 照 会 できる 積 極 的 に 救 急 疾 患 の 診 療 に 参 加 できる 良 好 な 医 師 患 者 関 係 のうちで 診 療 できる 基 本 的 臨 床 検 査 尿 の 肉 眼 的 化 学 的 検 査 を 実 施 解 釈 できる 便 の 肉 眼 的 検 査 と 潜 血 反 応 を 実 施 解 釈 できる 35

36 血 液 一 般 検 査 白 血 球 百 分 率 の 検 査 解 釈 ができる 細 菌 培 養 検 査 及 び 薬 剤 感 受 性 試 験 の 結 果 を 解 釈 できる グラム 染 色 を 実 施 し 解 釈 できる 血 液 ガス 分 析 の 結 果 を 解 釈 できる 血 圧 を 正 確 に 測 定 できる 心 電 図 をとりその 主 要 な 変 化 を 解 釈 できる 心 電 図 モニターにて 主 な 不 整 脈 の 診 断 ができる 胸 部 腹 部 レントゲンの 評 価 ができる 採 血. 注 射 法 静 脈 採 血 が 正 しく 施 行 できる 動 脈 採 血 が 正 しく 施 行 できる 動 静 脈 を 確 実 に 識 別 できる 注 射 部 分 を 正 しく 選 択 できる 静 脈 の 輸 液 路 が 確 保 できる 穿 刺 手 技 胸 腔 穿 刺 を 正 しく 実 施 できる 胸 水 の 結 果 を 正 確 に 解 釈 できる 胸 腔 ドレナージを 正 しく 実 施 できる 腹 腔 穿 刺 を 正 しく 実 施 できる 腹 水 の 結 果 を 正 確 に 解 釈 できる 腰 椎 穿 刺 を 正 しく 実 施 できる 骨 髄 像 を 正 しく 解 釈 できる 骨 髄 穿 刺 を 正 しく 実 施 できる 36

37 ( 選 択 科 目 ) V-2 内 科 2 年 次 研 修 評 価 項 目 内 科 全 般 に 渡 る 幅 広 い 知 識 を 備 え 一 般 的 な 治 療 における 薬 剤 についての 知 識 や 処 方 を 身 につ け 循 環 器 消 化 器 その 他 の 領 域 における 検 査 技 術 を 確 保 し 心 肺 蘇 生 及 び 呼 吸 管 理 に 習 熟 し 救 急 管 理 が 可 能 になるように 経 験 をつむ 研 修 行 動 目 標 と 評 価 < 該 当 する 評 価 ランクに をする> A 到 達 目 標 に 達 した 評 価 記 載 B 目 標 に 近 い C 目 標 に 遠 い NA 経 験 していない 消 化 器 消 化 器 の 診 察 方 法 を 身 につける 貧 血 や 黄 疸 を 視 診 できる 腹 部 の 異 常 所 見 を 触 診 できる 腸 雑 音 を 聴 取 できる るいそうを 視 診 できる 直 接 視 診 にて 病 変 を 触 知 できる リンパ 節 腫 大 を 触 知 できる 臨 床 検 査 法 上 部 消 化 管 X 線 検 査 の 読 影 ができる 下 部 消 化 管 X 線 検 査 の 読 影 ができる 上 部 消 化 管 内 視 鏡 検 査 の 読 影 ができる 下 部 消 化 管 内 視 鏡 検 査 の 読 影 ができる 超 音 波 検 査 にて 異 常 所 見 が 指 摘 できる 腹 部 CT 検 査 にて 異 常 所 見 を 指 摘 できる 肝 機 能 検 査 の 所 見 を 診 断 できる 肝 炎 ウイルス 検 査 の 所 見 を 診 断 できる 膵 機 能 検 査 の 所 見 を 診 察 できる 腫 瘍 腫 瘍 マーカー 関 連 の 所 見 を 診 断 できる 37

38 以 下 の 疾 患 を 受 け 持 ちその 病 態 治 療 法 が 理 解 できる 胃 十 二 指 腸 潰 瘍 悪 性 腫 瘍 胃 腸 炎 肝 炎 肝 硬 変 胆 石 症 膵 炎 腸 閉 塞 その 他 ( ) 主 な 薬 物 療 法 ( 適 応 適 応 投 与 量 副 作 用 )についての 別 ことができる 抗 潰 瘍 剤 抗 生 物 質 下 剤 止 痢 剤 肝 庇 護 剤 利 胆 剤 胆 石 溶 解 薬 消 化 器 疾 患 の 救 急 処 置 について 述 べることができる 消 化 管 出 血 ショック 肝 性 昏 睡 38

39 消 化 器 疾 患 の 一 般 処 置 自 己 評 価 指 導 医 評 価 胃 洗 浄 浣 腸 高 圧 浣 腸 人 工 肛 門 洗 浄 排 液 1 ~4は 外 科 でも 手 技 も 可 消 化 器 の 特 殊 療 法 食 道 バルーンタンポナーゼ 止 血 法 に 参 加 する 食 道 静 脈 瘤 硬 化 療 法 に 参 加 する 血 漿 交 換 法 に 参 加 する 呼 吸 器 診 察 法 呼 吸 状 態 を 把 握 する 胸 郭 の 変 化 をよめる チアノーゼ 浮 腫 をみられる 打 診 聴 診 にて 所 見 がとれる 臨 床 検 査 方 法 胸 部 X 線 にて 肺 病 変 を 読 影 できる 胸 部 CTの 指 示 と 読 影 ができる 皮 膚 反 応 の 仕 方 とその 結 果 を 判 定 できる スパイログラフィーを 読 影 できる 39

40 以 下 の 疾 患 の 症 例 を 受 け 持 ちその 病 態 治 療 法 が 理 解 できる 呼 吸 器 系 の 感 染 症 及 び 炎 症 性 疾 患 COPD アレルギー 性 肺 疾 患 悪 性 腫 瘍 その 他 ( ) 主 な 薬 物 療 法 ( 薬 理 適 応 投 与 量 副 作 用 )について 述 べることができる 鎮 咳 去 痰 抗 生 物 質 気 管 支 拡 張 剤 ステロイド 剤 抗 がん 剤 主 な 治 療 法 について 述 べることができる 酸 素 療 法 ベンチレーター 吸 入 療 法 体 位 ドレナージ リハビリテーション 感 染 症 診 察 法 及 び 検 査 方 法 を 理 解 し 所 見 を 指 摘 できる 熱 型 により 病 態 を 知 ることができる 発 疹 による 主 なウイルス 疾 患 を 鑑 別 できる 身 体 所 見 から 主 な 感 染 部 位 を 診 断 できる 感 染 部 位 別 に 起 炎 菌 の 頻 度 述 べることができる 40

41 一 般 細 菌 ウイルス 検 査 のために 膿 喀 痰 尿 血 液 など の 材 料 を 正 しく 採 取 し 輸 送 保 存 できる 塗 抹 標 本 のグラム 染 色 抗 酸 菌 染 色 ができ 大 まかに 起 炎 菌 を 推 定 できる 抗 生 物 質 の 薬 理 を 知 り 患 者 の 状 態 を 考 慮 して 適 切 に 治 療 ができる 薬 剤 感 受 性 の 意 義 を 知 り 述 べることができる 日 和 見 感 染 症 菌 交 代 現 象 免 疫 不 全 状 態 患 者 の 感 染 症 について 概 念 を 述 べるこができる 以 下 の 疾 患 の 症 例 を 受 け 持 ち その 病 態 治 療 法 が 理 解 できる 感 冒 症 候 群 呼 吸 器 感 染 症 肝 胆 道 感 染 症 腸 管 感 染 症 と 細 菌 性 食 中 毒 伝 染 性 ウイルス 疾 患 帯 状 疱 疹 カンジタ 症 MRSA 感 染 症 不 明 熱 敗 血 症 髄 膜 炎 尿 路 感 染 症 その 他 ( ) 自 己 免 疫 疾 患 及 びアレルギー 診 察 法 及 び 検 査 方 法 を 理 解 し 所 見 を 指 摘 できる 湿 疹 を 鑑 別 できる 口 腔 陰 部 下 腿 の 潰 瘍 を 観 察 できる 四 肢 皮 膚 の 変 化 を 指 摘 できる 指 や 関 節 の 変 化 を 指 摘 できる 膠 原 病 に 伴 う 心 肺 腎 病 変 を 発 見 できる 41

42 皮 膚 生 検 を 依 頼 できる 抗 核 抗 体 抗 DNA 抗 体 血 清 抗 体 価 を 理 解 できる 抗 RNP 抗 体 LE 細 胞 の 検 査 を 理 解 できる 抗 臓 器 抗 体 を 理 解 できる ツベルクリン 反 応 を 理 解 し 実 施 できる 皮 膚 反 応 を 理 解 し 実 施 できる IgE 抗 体 値 測 定 を 理 解 し 実 施 できる リンパ 球 幼 若 化 試 験 (PHA 抗 原 )の 意 味 を 理 解 し 指 示 できる 主 な 薬 物 療 法 ( 薬 理 適 応 投 与 量 副 作 用 )について 述 べることができる ステロイド 剤 非 ステロイド 性 抗 炎 症 剤 免 疫 抑 制 剤 免 疫 調 整 剤 以 下 の 疾 患 の 症 例 を 受 け 持 ち その 病 態 治 療 法 が 理 解 できる アナフィラキシー アレルギー 性 鼻 炎 気 管 支 喘 息 蕁 麻 疹 SLE 関 節 リウマチ その 他 の 自 己 免 疫 疾 患 ( ) 42

43 腎 臓 詳 細 な 病 歴 の 貧 血 を 正 確 な 診 察 法 により 腎 疾 患 を 発 見 する 眼 瞼 粘 膜 の 貧 血 を 指 摘 できる 顔 面 四 肢 の 浮 腫 を 指 摘 できる 腹 部 にて 腎 腫 大 腹 水 を 指 摘 できる 腎 臓 の 圧 痛 を 指 摘 できる 腹 部 にて 血 管 雑 音 を 聴 取 できる 腎 機 能 の 各 要 素 を 述 べることができる 酸 塩 基 調 節 水 電 解 質 代 謝 腎 の 内 分 泌 機 能 検 査 法 を 理 解 し 所 見 を 指 摘 できる 尿 の 異 常 ( 外 観 の 異 常 尿 量 の 異 常 尿 成 分 の 異 常 ) クリアランス(GFR RPF 尿 細 管 機 能 ) PSP 濃 縮 希 釈 酸 性 化 レノグラフィー 腎 血 管 造 影 腎 生 検 以 下 の 疾 患 の 症 例 を 受 け 持 ち その 病 態 治 療 法 を 理 解 できる 慢 性 腎 病 急 性 腎 不 全 ネフローゼ 症 候 群 lga 腎 症 尿 細 管 アシドーシス 43

44 悪 性 高 血 圧 血 液 透 析 CAPD 水 電 解 質 異 常 その 他 ( ) 血 液 診 察 法 及 び 検 査 法 を 理 解 し 異 常 を 指 摘 できる 末 梢 血 塗 抹 標 本 の 作 成 と 検 鏡 骨 髄 穿 刺 骨 髄 像 クームス 試 験 血 清 タンパク 電 気 泳 動 フィブリノーゲン FDP 鉄 代 謝 治 療 鉄 欠 乏 性 貧 血 の 原 因 追 及 と 治 療 ができる 悪 性 貧 血 の 治 療 法 についてのべることができる 再 生 不 良 貧 血 急 性 白 血 病 悪 性 リンパ 腫 多 発 性 骨 髄 腫 の 化 学 療 法 の 概 略 を 述 べることができる 特 殊 輸 血 製 剤 ( 血 小 板 凝 固 因 子 洗 浄 赤 血 球 など) の 適 応 方 法 副 作 用 についての 判 別 ができる 以 下 の 疾 患 の 症 例 を 受 け 持 ちその 病 態 治 療 法 が 理 解 できる 鉄 欠 乏 性 貧 血 巨 赤 芽 球 性 貧 血 顆 粒 球 減 少 症 骨 髄 異 形 性 症 候 群 悪 性 リンパ 腫 44

45 多 発 性 骨 髄 腫 血 小 板 減 少 性 紫 病 DIC 神 経 疾 患 神 経 学 的 診 察 方 法 を 身 につける 中 枢 神 経 障 害 が 原 因 の 意 識 障 害 と 他 が 原 因 の 意 識 障 害 を 鑑 別 できる 意 識 障 害 の 重 要 度 を 述 べることができる 脳 神 経 の 各 部 位 別 診 断 方 法 を 身 につける 運 動 障 害 機 能 検 査 を 正 しく 施 行 でき 運 動 失 調 を 指 摘 できる 音 または 触 診 等 により 知 覚 検 査 を 正 しく 施 行 でき 筋 知 覚 障 害 を 指 摘 できる 四 肢 ならび 躯 幹 の 筋 萎 縮 緊 張 不 髄 意 運 動 など 観 察 できる 皮 膚 筋 肉 粘 膜 の 反 射 を 正 しく 施 行 できる 言 語 障 害 嚥 下 障 害 を 指 摘 できる 知 能 障 害 を 指 摘 できる 臨 床 検 査 方 法 頭 部 脊 椎 X 線 の 読 影 ができる 頭 部 脊 椎 CTの 読 影 ができる 頭 部 脊 椎 MRIの 読 影 ができる 脳 血 管 造 影 検 査 に 参 加 し 異 常 を 指 摘 できる 脳 波 を 理 解 できる 筋 電 図 を 理 解 できる 腰 椎 穿 刺 を 施 行 でき 髄 液 所 見 を 解 釈 できる 筋 生 検 に 参 加 する 末 梢 神 経 伝 達 測 定 を 理 解 できる 45

46 以 下 の 疾 患 の 症 例 を 受 け 持 ち 病 態 治 療 法 が 理 解 できる 脳 出 血 脳 梗 塞 一 過 性 脳 虚 血 発 作 髄 膜 炎 顔 面 神 経 麻 痺 多 発 性 硬 化 症 ギランバレー 症 候 群 パーキンソン 病 主 な 薬 物 療 法 ( 薬 理 適 応 投 与 量 副 作 用 ) 及 びリハビリテーションについて 述 べることができる 脳 循 環 代 謝 機 能 改 善 剤 抗 血 小 板 剤 抗 凝 固 剤 頭 蓋 内 圧 降 下 剤 抗 パーキンソン 薬 抗 てんかん 薬 抗 不 安 薬 抗 精 神 薬 ステロイド 剤 理 学 療 法 作 業 療 法 言 語 療 法 内 分 泌 代 謝 診 察 法 及 び 検 査 法 を 理 解 し 所 見 を 指 摘 できる 自 己 評 価 指 導 医 評 価 甲 状 腺 機 能 検 査 糖 負 荷 試 験 下 垂 体 前 葉 機 能 後 葉 機 能 副 腎 皮 質 髄 質 機 能 46

47 治 療 補 充 療 法 ( 甲 状 腺 副 腎 皮 質 )ができる 甲 状 腺 機 能 抑 制 法 ができる 高 カルシウム 血 症 の 治 療 ができる 糖 尿 病 の 薬 物 療 法 ができる 糖 尿 病 の 食 事 療 法 ができる 脂 質 異 常 症 の 治 療 ができる 痛 風 の 食 事 療 法 および 薬 物 療 法 ができる 以 下 の 疾 患 の 症 例 を 受 け 持 ち その 病 態 治 療 ができる 甲 状 腺 機 能 亢 進 症 甲 状 腺 機 能 低 下 症 糖 尿 病 肥 満 脂 質 異 常 症 ビタミン 欠 乏 症 痛 風 その 他 ( ) 47

48 外 科 研 修 プログラム Ⅰ. 研 修 プログラムの 目 標 と 特 徴 当 院 のある 大 隅 半 島 は 三 次 救 急 医 療 機 関 の 存 在 しない 地 域 であり 直 近 の 三 次 救 急 医 療 機 関 までの 搬 送 に 2 時 間 余 を 要 する このため 迅 速 な 診 断 や 治 療 を 行 うことは 他 の 地 域 と 比 べてより 重 要 といえる 一 次 の 外 科 的 な 外 来 処 置 から 高 次 救 急 疾 患 外 傷 の 初 期 治 療 治 療 計 画 の 立 案 までを 経 験 し プラ イマリーケア 医 として 最 低 限 必 要 な 知 識 や 技 術 を 習 得 できることを 目 標 とする GIO 一 般 目 標 患 者 中 心 の 医 療 を 実 践 するための 診 療 態 度 を 身 につけ 外 科 診 療 の 基 礎 となる 臨 床 能 力 を 習 得 する SBO 具 体 的 目 標 < 診 察 > 詳 細 正 確 な 病 歴 の 聴 取 身 体 所 見 をとる 事 が 出 来 る 正 常 と 異 常 の 判 断 が 出 来 る 的 確 にカルテに 記 載 できる < 臨 床 検 査 > 診 断 と 治 療 に 最 低 限 必 要 な 検 査 を 選 択 できる 2 患 者 に 対 して 検 査 の 必 要 性 や 方 法 合 併 症 を 説 明 し 同 意 をとる 事 が 出 来 る 3 検 査 結 果 を 正 確 に 理 解 し 分 析 できる 4 検 査 結 果 を 上 級 医 や 指 導 医 に 報 告 できる < 手 技 > 気 管 内 挿 管 採 血 ( 静 脈 ) 採 血 ( 動 脈 ) 点 滴 ルート( 末 梢 ) 確 保 点 滴 ルート( 中 心 ) 確 保 動 脈 ライン 確 保 腹 水 穿 刺 胸 腔 ドレナージチューブ 挿 入 手 術 の 助 手 小 手 術 (ヘルニア 虫 垂 炎 など)の 術 者 を 経 験 これらの 手 技 の 準 備 手 順 管 理 法 や 合 併 症 を 習 得 する LS 方 略 [LS 1] 入 院 病 棟 での 研 修 48

49 [LS 2] 約 15 名 の 患 者 様 の 担 当 医 として 指 導 医 か 上 級 医 と 共 に 毎 日 午 前 7 時 30 分 と 午 後 4 時 の 回 診 を 行 う [LS 3]カンファレンス 毎 日 朝 7:30~ In & out カンファレンス 入 院 カンファレンス 術 前 カンファレンス 火 曜 日 8 時 ジャーナルカンファレンス EV 評 価 評 価 方 法 1 年 目 の4ヶ 月 間 の 外 科 ローテーション 終 了 時 1 自 己 評 価 2 指 導 医 指 導 者 より 評 価 フィードバック 3 研 修 医 より 指 導 医 プログラムについての 評 価 Ⅱ. 指 導 責 任 者 と 施 設 1. 指 導 責 任 者 奥 田 澄 夫 外 科 利 光 鏡 太 郎 井 戸 弘 毅 前 田 裕 子 2. 施 設 大 隅 鹿 屋 病 院 外 科 病 棟 49 床 Ⅲ 外 科 週 間 予 定 表 月 曜 日 火 曜 日 水 曜 日 木 曜 日 金 曜 日 土 曜 日 7:30~7:45 新 入 院 回 診 新 入 院 回 診 新 入 院 回 診 新 入 院 回 診 新 入 院 回 診 新 入 院 回 診 外 科 病 棟 7:45~8:40 回 診 ジャーナルカ ンファレンス 外 科 病 棟 回 診 外 科 病 棟 回 診 ICU 回 診 外 科 病 棟 回 診 外 科 病 棟 外 科 病 棟 グラウンド ラウンド 回 診 回 診 8:45~9:00 医 局 会 医 局 会 医 局 会 医 局 会 医 局 会 医 局 会 9:00~12:00 ( 研 修 医 ) 13:00~ 17:00 手 術 外 科 外 来 外 科 外 来 手 術 外 科 外 来 救 急 外 来 救 急 外 来 手 術 救 急 外 来 カンファレンス 手 術 救 急 外 来 カンファレンス カンファレンス カンファレンス カンファレンス 手 術 室 カンファ Ⅳ 評 価 項 目 研 修 行 動 目 標 と 評 価 49

50 < 該 当 する 評 価 項 目 ランクに をする> A: 到 達 目 標 に 達 した 評 価 記 載 B: 目 標 に 近 い C: 目 標 に 遠 い NA: 経 験 していない 診 断 病 歴 を 正 確 に 把 握 し 記 録 できる 理 学 所 見 を 正 確 に 把 とり 記 録 することができる 緊 急 の 病 態 を 把 握 できる 全 身 所 見 ( 黄 疸 脱 水 症 状 悪 液 質 など)を 把 握 できる 消 化 器 症 状 及 び 腹 部 所 見 ( 腹 痛 下 痢 便 秘 悪 心 嘔 吐 吐 血 食 欲 不 振 圧 痛 点 腫 瘤 形 成 腸 雑 音 など) からどのような 消 化 器 疾 患 が 考 えられるか その 鑑 別 診 断 を 述 べることができる 頚 部 腫 瘍 乳 房 腫 瘍 からどのような 疾 患 が 考 えられるか 判 断 できる 外 傷 の 重 傷 度 を 判 断 することができる 検 査 消 化 器 疾 患 一 般 外 科 疾 患 ( 乳 腺 甲 状 腺 熱 傷 外 傷 など)に 必 要 な 血 液 生 化 学 検 査 の 解 析 ができる 放 射 線 検 査 ( 胸 腹 部 単 純 撮 影 上 部 消 化 管 造 営 下 部 透 視 DIC.ERCP,DIP CT MRI 腹 部 血 管 造 影 ) の 読 影 ができる 内 視 鏡 検 査 ( 食 道 胃 十 二 指 腸 大 腸 )の 内 視 鏡 フィルムの 読 影 ができる 処 置 術 前 後 の 輸 液 輸 血 の 適 切 な 計 画 を 立 てることができる 術 前 処 置 ( 胃 管 挿 入 高 圧 浣 腸 浣 腸 尿 道 バルンカテーテル 挿 入 )ができる 経 口 摂 取 の 開 始 時 期 を 適 切 に 指 示 できる 50

51 ドレーンの 意 義 を 理 解 できる 手 術 摘 出 標 本 のスケッチを 行 い 病 的 所 見 を 述 べることが できる 救 急 処 置 気 管 挿 管 ベンチレータによる 呼 吸 管 理 気 管 吸 入 と 気 管 内 洗 浄 CPR, 中 心 静 脈 の 確 保 と 圧 測 定 胃 洗 浄 胸 腔 穿 刺 ドレナージ 導 尿 摘 便 ( 静 脈 切 開 )の 施 行 ができる 救 急 外 来 にて 縫 合 ( 腫 瘍 切 開 減 張 切 開 ) デブリードメント などの 創 傷 処 置 ができる 鼻 出 血 耳 出 血 吐 血 下 血 の 診 断 処 置 を 考 えることが できる 鼻 内 異 物 耳 内 異 物 の 処 置 ができる 消 化 管 異 物 気 管 内 異 物 の 診 断 ができる 治 療 消 化 器 疾 患 急 性 腹 症 乳 腺 疾 患 頚 部 腫 瘤 疾 患 熱 傷 外 傷 の 治 療 方 針 を 立 てることができる 手 術 の 適 応 を 述 べることができる 予 定 術 式 の 概 略 を 述 べることができる 開 腹 閉 腹 虫 垂 切 除 ヘルニア 根 治 術 痔 核 根 治 術 の 術 者 になれる 手 術 の 助 手 を 務 めることができる 高 カロリー 輸 液 の 管 理 ができる 皮 膚 良 性 腫 瘍 の 切 除 リンパ 節 生 検 ができる ヘルニアかんとんの 整 復 ができる 癌 末 期 患 者 の 緩 和 ケア 医 療 の 計 画 を 立 て 参 加 できる 消 化 器 の 特 殊 療 法 食 道 バルーンタンポナーゼ 止 血 法 に 参 加 する 食 道 静 脈 瘤 硬 化 療 法 に 参 加 する 経 皮 肝 胆 道 ドレナージ 法 に 参 加 する 51

52 麻 酔 局 所 浸 潤 麻 酔 伝 達 麻 酔 (オベルスト 他 )( 静 脈 麻 酔 )が できる 腰 椎 麻 酔 ができる (20 例 以 上 ) 全 身 麻 酔 ができる (50 例 以 上 ) その 他 各 定 例 カンファレンスの 準 備 と 参 加 抄 読 会 の 準 備 と 参 加 退 院 患 者 のサマリーを 書 く 1 年 次 研 修 医 の 指 導 ができる (2 年 次 ) 以 下 の 疾 患 を 受 け 持 ちその 病 態 治 療 法 が 理 解 できる 胃 十 二 指 腸 潰 瘍 悪 性 腫 瘍 胃 腸 炎 肝 硬 変 重 症 膵 炎 52

53 救 急 部 門 初 期 臨 床 研 修 プログラム Ⅰ. 研 修 プログラムの 目 標 と 特 徴 大 隅 半 島 は 3 次 救 急 医 療 期 間 が 存 在 しない 地 域 であり 地 域 最 大 の 急 性 期 病 院 である 当 院 には 多 岐 多 様 な 症 例 が 集 まる 救 急 部 門 の 研 修 は 1 年 次 の 1 ケ 月 間 と 2 年 間 の 各 科 のローテート 研 修 と 並 行 して 行 う 4 日 に 一 度 の 当 直 日 は 救 急 搬 送 患 者 と 夜 間 時 間 外 患 者 の 診 察 を スタッフとともに 担 当 し 研 修 す る GIO 一 般 目 標 どんな 状 況 でも いかなる 患 者 さんでも まず 対 応 するという 気 持 ちを 持 つ 緊 急 病 態 に 対 する 診 療 の 基 本 を 学 ぶ 緊 急 診 療 手 技 を 身 に 付 ける SBO 具 体 的 目 標 行 動 目 標 医 療 面 接 におけるコミュニケーションの 持 つ 意 義 を 理 解 し 受 診 動 機 受 療 行 動 を 把 握 できる 患 者 の 病 歴 ( 主 訴 現 病 歴 既 往 歴 家 族 歴 生 活 職 業 歴 系 統 的 レビュー)の 聴 取 と 記 録 ができる 指 導 医 と 共 に 患 者 家 族 への 適 切 な 指 示 指 導 ができる 全 身 の 観 察 (バイタルサインと 精 神 状 態 の 把 握 皮 膚 や 表 在 リンパ 節 の 診 察 を 含 む )ができ 記 載 で きる 胸 部 の 診 察 ができ 記 載 できる 腹 部 の 診 察 ( 直 腸 診 を 含 む )ができ 記 載 できる 泌 尿 生 殖 器 の 診 察 ができ 記 載 できる 骨 関 節 筋 肉 系 の 診 察 ができ 記 載 できる 神 経 学 的 診 察 ができ 記 載 できる 病 態 と 臨 床 経 過 を 把 握 し 医 療 面 接 と 身 体 診 察 から 得 られた 情 報 をもとに 必 要 な 検 査 を 実 施 し 結 果 を 解 釈 できる 気 道 確 保 人 工 呼 吸 を 実 施 できる (バッグマスクによる 用 手 換 気 を 含 む ) 胸 骨 圧 迫 を 実 施 できる 圧 迫 止 血 法 を 実 施 できる 注 射 法 ( 皮 内 皮 下 筋 肉 点 滴 静 脈 確 保 中 心 静 脈 確 保 )を 実 施 できる 採 血 法 ( 静 脈 血 動 脈 血 )を 実 施 できる 穿 刺 法 ( 腰 椎 )を 実 施 できる 穿 刺 法 ( 胸 腔 腹 腔 )を 実 施 できる 導 尿 法 を 実 施 できる ドレーン チューブ 類 の 管 理 ができる 胃 管 の 挿 入 と 管 理 ができる 53

54 局 所 麻 酔 法 を 実 施 できる 創 部 消 毒 とガーゼ 交 換 を 実 施 できる 簡 単 な 切 開 排 膿 を 実 施 できる 皮 膚 縫 合 法 を 実 施 できる 軽 度 の 外 傷 熱 傷 の 処 置 を 実 施 できる 除 細 動 を 実 施 できる 薬 物 の 作 用 副 作 用 相 互 作 用 について 理 解 し 薬 物 治 療 ( 抗 菌 薬 副 腎 皮 質 ステロイド 薬 解 熱 薬 麻 薬 血 液 製 剤 を 含 む )ができる 基 本 的 な 輸 液 ができる 輸 血 ( 成 分 輸 血 を 含 む )による 効 果 と 副 作 用 について 理 解 し 輸 血 が 実 施 できる 診 療 録 ( 退 院 時 サマリーを 含 む )を POS(Problem Oriented System)に 従 って 記 載 し 管 理 できる 処 方 箋 を 作 成 できる 診 断 書 死 亡 診 断 書 死 体 検 案 書 その 他 の 証 明 書 を 作 成 し 管 理 できる 紹 介 状 と 紹 介 状 への 返 信 を 作 成 でき それを 管 理 できる 診 療 ガイドラインを 理 解 し 活 用 できる 入 院 の 適 応 を 判 断 できる 重 症 度 及 び 緊 急 度 の 把 握 ができる ショックの 診 断 と 治 療 ができる 二 次 救 命 処 置 (ACLS = Advanced Cardiovascular Life Support 呼 吸 循 環 管 理 を 含 む )ができ 一 次 救 命 処 置 (BLS = Basic Life Support)を 指 導 できる 頻 度 の 高 い 救 急 疾 患 の 初 期 治 療 ができる 専 門 医 への 適 切 なコンサルテーションができる 大 災 害 時 の 救 急 医 療 体 制 を 理 解 し 自 己 の 役 割 を 把 握 できる LS 方 略 救 急 外 来 担 当 医 (ER 担 当 医 ) 軽 症 の 処 置 帰 宅 判 断 から 重 症 の 初 期 診 療 専 門 科 紹 介 まで 行 う 外 科 系 内 科 系 の 区 別 独 歩 受 診 担 当 救 急 車 搬 入 担 当 の 区 別 はない 初 期 研 修 1 年 目 に1ヶ 月 間 のフルタイムローテーションを 行 う (8 時 30 分 から 17 時 まで) EV 評 価 1 年 目 の1ヶ 月 間 の ER ローテーション 終 了 時 に 自 己 評 価 指 導 医 指 導 者 より 評 価 フィードバック 研 修 医 より 指 導 医 への 評 価 を 行 う それと 2 年 間 終 了 時 に 同 様 の 評 価 を 行 う Ⅱ. 指 導 責 任 者 と 施 設 54

55 1. 指 導 責 任 者 救 急 科 田 村 幸 大 2. 施 設 大 隅 鹿 屋 病 院 Ⅲ. 週 間 予 定 月 曜 日 火 曜 日 水 曜 日 木 曜 日 金 曜 日 土 曜 日 8:15~8:40 ER カンファ ER カンファ ICU カンファ ER カンファ ER カンファ ER カンファ 8:45~9:00 医 局 会 医 局 会 医 局 会 医 局 会 医 局 会 医 局 会 9:00~12:00 ( 研 修 医 ) 13:00~ 17:00 救 急 外 来 救 急 外 来 救 急 外 来 救 急 外 来 救 急 外 来 救 急 外 来 救 急 外 来 救 急 外 来 救 急 外 来 救 急 外 来 救 急 外 来 Ⅳ. 研 修 行 動 目 標 と 評 価 救 急 プライマリー 疾 患 の 診 断 初 療 トリアージができることを 目 標 とする < 該 当 する 評 価 項 目 ランクに をする> A: 到 達 目 標 に 達 した 評 価 記 載 B: 目 標 に 近 い C: 目 標 に 遠 い NA: 経 験 していない 診 断 治 療 バイタルサインの 測 定 評 価 ができる 本 人 だけでなく 家 族 同 僚 付 添 い 人 などからも 十 分 に 情 報 を 収 集 することができる 救 急 患 者 の 重 要 度 とトリアージができる 一 次 救 命 処 置 が 適 切 に 施 行 できる 心 肺 停 止 PEAの 原 因 を 列 挙 でき 原 因 を 判 定 できる 緊 急 心 電 図 解 読 ( 不 整 脈 の 診 断 )と 治 療 方 針 決 定 緊 急 検 査 データの 評 価 緊 急 画 像 診 断 ( X-P エコー CT ) 55

56 緊 急 薬 剤 の 使 用 方 法 ショックの 診 断 と 治 療 方 針 の 決 定 意 識 障 害 の 診 断 と 治 療 方 針 の 決 定 呼 吸 困 難 の 診 断 と 治 療 方 針 の 決 定 胸 痛 の 診 断 と 治 療 方 針 の 決 定 腹 痛 急 性 腹 症 の 診 断 と 治 療 方 針 の 決 定 吐 下 血 の 診 断 と 治 療 方 針 の 決 定 急 性 腎 不 全 の 診 断 と 治 療 方 針 の 決 定 破 傷 風 ガス 壊 疽 の 診 断 と 治 療 方 針 の 決 定 環 境 異 常 ( 熱 射 病 低 体 温 )の 診 断 と 治 療 方 針 の 決 定 体 液 電 解 質 異 常 とその 補 正 酸 塩 基 平 衝 異 常 とその 補 正 大 量 出 血 に 正 しく 対 処 できる 輸 血 の 種 類 と 適 応 を 理 解 し 正 しく 輸 血 を 実 施 できる 手 技 以 下 の 手 技 ができる 末 梢 静 脈 路 確 保 一 次 救 命 処 置 二 次 救 命 処 置 気 管 内 挿 管 直 流 除 細 動 動 脈 穿 刺 と 血 液 ガス 分 析 中 心 静 脈 カテーテルの 挿 入 と 管 理 胸 腔 ドレーン 挿 入 とその 管 理 各 検 体 の 採 取 培 養 法 腰 椎 穿 刺 ゼングスターケンチューブ 挿 入 胃 洗 浄 イレウス 管 挿 入 と 管 理 膀 胱 カテーテル 挿 入 創 傷 処 置 ( 止 血 デブリドマン 縫 合 ) 血 液 型 判 定 とクロスマッチ 56

57 指 導 医 とともに 以 下 の 手 技 ができる 骨 折 整 復 牽 引 固 定 機 械 的 人 工 呼 吸 と 呼 吸 管 理 緊 急 超 音 波 検 査 気 管 切 開 ( 外 科 での 手 技 でも 可 ) 緊 急 ペーシング 心 嚢 穿 刺 減 張 切 開 スワンガンツカテーテル 挿 入 観 血 的 動 脈 圧 モニター 血 液 浄 化 法 緊 急 麻 酔 緊 急 内 視 鏡 ゼングスターケンチューブ 挿 入 イレウス 菅 挿 入 と 管 理 創 傷 処 置 ( 止 血 デブリードメン 縫 合 ) 外 傷 < 外 傷 の 診 察 重 傷 度 と 優 先 順 位 の 決 定 > 脊 椎 脊 椎 外 傷 胸 部 外 傷 腹 部 外 傷 骨 盤 四 肢 外 傷 多 発 外 傷 各 救 急 疾 患 の 初 期 症 状 と 重 傷 度 中 枢 神 経 疾 患 ( 痙 攣 脳 血 管 障 害 ) 57

58 循 環 器 疾 患 ( 不 整 脈 心 不 全 虚 血 性 心 疾 患 など) 呼 吸 器 疾 患 ( 呼 吸 不 全 喘 息 気 胸 など) 消 化 器 疾 患 ( 吐 下 血 急 性 腹 症 など) 代 謝 疾 患 ( 糖 尿 病 電 解 質 異 常 など) 感 染 症 ( 肺 炎 尿 感 染 症 他 ) 熱 傷 中 毒 異 物 CPA 58

59 循 環 器 科 研 修 プログラム Ⅰ. 研 修 概 要 大 隅 鹿 屋 病 院 循 環 器 内 科 は 日 本 循 環 器 学 会 の 研 修 指 定 病 院 であり ほぼすべての 循 環 器 救 急 疾 患 に 対 応 している ガイドラインとエビデンスを 重 視 した 治 療 法 を 学 びながら 数 多 くの 症 例 を 経 験 し 他 科 の 道 に 進 んでも 循 環 器 疾 患 のことで 困 らないような 能 力 を 習 得 することを 最 低 限 の 目 的 とし ている さらに 医 療 側 の 都 合 でなく 常 に 患 者 さん 側 の 立 場 を 考 えた 医 療 を 心 がけており 病 気 で なく 病 人 を 診 れる 全 人 的 な 臨 床 医 が 育 つことを 目 標 としている Ⅱ. 当 院 循 環 器 内 科 の 特 徴 大 隅 半 島 全 域 から 24 時 間 体 制 で 数 多 くの 循 環 器 救 急 患 者 さんを 受 け 入 れているのが 特 徴 である 特 に 院 外 心 肺 停 止 患 者 に 対 しては PCPS( 経 皮 的 心 肺 補 助 法 )を 含 めた 迅 速 な 対 応 を 行 い 救 命 率 の 向 上 に 努 めている 年 間 約 1000 件 の 心 臓 カテーテル 検 査 400 件 以 上 の 心 臓 カテーテル 治 療 (PCI) 50~100 例 のペースメーカー 植 込 みを 施 行 しており 年 間 100 例 以 上 の 開 心 術 を 実 施 している 心 臓 血 管 外 科 チームのバックアップのもと リスクの 高 い 治 療 も 安 心 して 行 うことが 可 能 である また 病 院 全 体 に 大 隅 半 島 特 有 のほのぼのとした 雰 囲 気 があり コメディカルの 人 間 的 な 暖 かさに 包 まれ ながら よけいなストレスを 感 じずチーム 医 療 を 実 践 することができる GIO 一 般 目 標 内 科 の 総 合 的 臨 床 能 力 を 基 礎 とし 循 環 器 内 科 専 門 の 臨 床 能 力 を 習 得 する 患 者 さんやその 御 家 族 との 良 好 な 信 頼 関 係 の 構 築 コメディカルとの 良 好 な 信 頼 関 係 の 構 築 問 診 による 診 断 能 力 の 向 上 カルテ 記 載 文 書 記 載 の 習 得 症 例 提 示 能 力 の 向 上 救 急 外 来 での 急 性 期 初 期 治 療 法 の 習 得 ガイドライン エビデンスに 基 づいた 治 療 法 の 習 得 循 環 器 的 なリスクを 伴 う 手 技 の 習 得 オンコール 体 制 の 理 解 と 実 践 SBO 具 体 的 目 標 患 者 さん 御 家 族 コメディカルと 適 切 なコミュニケーションがとれる 病 棟 回 診 を1 日 最 低 2 回 行 う 検 査 の 予 定 結 果 今 後 の 方 針 を 患 者 さんと 御 家 族 に 適 切 に 説 明 できる 問 診 によって 鑑 別 疾 患 があげられ 適 切 な 検 査 計 画 をたてられる 聴 診 及 び 身 体 所 見 が 正 確 にとれる 適 切 なカルテ 記 載 (SOAP 方 式 )ができる 12 誘 導 心 電 図 胸 部 レントゲン 心 エコー 経 食 道 エコー ホルター 心 電 図 運 動 負 荷 心 電 図 冠 動 脈 CT 大 動 脈 CT 末 梢 血 管 エコー ABI 睡 眠 時 無 呼 吸 検 査 などの 読 影 法 の 習 得 59

60 心 肺 蘇 生 法 の 習 得 循 環 器 緊 急 疾 患 (ショック 急 性 冠 症 候 群 急 性 心 不 全 徐 脈 頻 脈 急 性 肺 血 栓 塞 栓 症 など)に 対 応 できる 高 血 圧 の 薬 物 治 療 法 の 習 得 二 次 性 高 血 圧 の 精 査 ができる 高 血 圧 性 緊 急 症 に 対 応 できる 虚 血 性 心 疾 患 の 検 査 法 の 習 得 虚 血 性 心 疾 患 に 対 する 薬 物 治 療 法 の 習 得 心 臓 カテーテル 検 査 の 適 応 が 理 解 できる 心 臓 カテーテル 治 療 の 適 応 内 容 が 理 解 できる カテーテルによる 合 併 症 とその 対 処 法 が 理 解 できる 心 臓 カテーテル 治 療 を 行 うか 冠 動 脈 バイパス 手 術 を 行 うかの 検 討 を 理 解 できる IABP PCPS の 適 応 と 方 法 が 理 解 できる 閉 塞 性 動 脈 硬 化 症 腎 動 脈 狭 窄 症 頚 動 脈 狭 窄 症 などの 末 梢 動 脈 硬 化 性 病 変 に 対 する 検 査 治 療 法 が 理 解 できる 病 棟 モニター 心 電 図 の 読 み 方 の 習 得 不 整 脈 ( 徐 脈 頻 脈 )に 対 する 薬 物 療 法 の 習 得 ペースメーカー 治 療 の 適 応 と 方 法 が 理 解 できる 電 気 的 除 細 動 の 適 応 と 方 法 の 習 得 電 気 生 理 学 的 検 査 (EPS)とカテーテルアブレーションの 適 応 が 理 解 できる 心 房 細 動 の 治 療 法 の 習 得 心 不 全 の 病 態 を 理 解 できる 心 不 全 の 原 因 を 鑑 別 できる 心 不 全 に 対 する 薬 物 療 法 の 習 得 スワンガンツカテーテルの 適 応 と 方 法 の 習 得 人 工 呼 吸 器 管 理 の 適 応 と 方 法 の 習 得 非 浸 襲 的 陽 圧 換 気 法 (NIPPV)の 適 応 と 方 法 の 習 得 心 臓 弁 膜 症 の 検 査 手 術 適 応 を 理 解 できる 心 筋 症 ( 拡 張 型 心 筋 症 肥 大 型 心 筋 症 カテコラミン 心 筋 症 )の 病 態 と 治 療 法 を 理 解 できる 大 動 脈 解 離 大 動 脈 瘤 の 検 査 治 療 法 を 理 解 できる 深 部 静 脈 血 栓 症 急 性 肺 動 脈 血 栓 症 の 検 査 治 療 法 を 理 解 できる 下 大 静 脈 フィルターの 適 応 と 方 法 を 理 解 できる 急 性 心 膜 炎 収 縮 性 心 膜 炎 心 タンポナーデの 検 査 治 療 法 を 理 解 できる 心 嚢 穿 刺 の 適 応 と 方 法 を 理 解 できる 感 染 性 心 内 膜 炎 の 検 査 治 療 法 を 理 解 できる 睡 眠 時 無 呼 吸 の 検 査 治 療 法 を 理 解 できる 心 臓 神 経 症 の 対 処 法 の 習 得 手 技 目 標 12 誘 導 心 電 図 60

61 心 エコー 経 食 道 エコー 胃 管 挿 入 尿 道 バルーン 挿 入 動 脈 血 採 取 ( 血 液 ガス) 中 心 静 脈 カテーテル 穿 刺 胸 水 穿 刺 心 肺 蘇 生 法 気 管 内 挿 管 電 気 的 除 細 動 経 皮 ペーシング 法 一 時 的 ペースメーカー 挿 入 大 腿 動 脈 橈 骨 動 脈 からの 心 臓 カテーテル 挿 入 法 スワンガンツカテーテルの 挿 入 法 冠 動 脈 造 影 (CAG) 心 臓 カテーテル 治 療 (PCI):CAG にて 経 験 を 積 めた 場 合 のみ LS 方 略 [LS 1] 循 環 器 センター( 入 院 施 設 )による 研 修 研 修 期 間 中 は 循 環 器 センターを 中 心 にローテーションする 指 導 医 上 級 医 とともに 常 時 5-10 名 の 患 者 を 担 当 し 診 療 を 行 う [LS 2] 勉 強 会 毎 週 火 曜 日 8:00 抄 読 会 毎 週 月 木 18:00 カテーテルカンファ 毎 週 水 曜 日 9:30 病 棟 カンファレンス [LS 3] 学 会 活 動 内 科 学 会 循 環 器 学 会 心 血 管 インターベンション 学 会 などの 地 方 会 において 研 期 間 中 に 少 なくとも1 例 の 症 例 報 告 を 行 う また これらの 症 例 を case report として 学 術 誌 に 論 文 発 表 する EV 評 価 評 価 方 法 1 年 目 の4ヶ 月 間 の 外 科 ローテーション 終 了 時 1 自 己 評 価 2 指 導 医 指 導 者 よりの 評 価 フィードバック 3 研 修 医 より 指 導 医 の プログラムについての 評 価 61

62 Ⅲ. 指 導 責 任 者 と 施 設 1. 指 導 責 任 者 循 環 器 科 辻 貴 裕 2. 施 設 大 隅 鹿 屋 病 院 循 環 器 病 棟 30 床 Ⅳ. 循 環 器 科 週 間 予 定 表 月 曜 日 火 曜 日 水 曜 日 木 曜 日 金 曜 日 土 曜 日 7:45~8:15 病 棟 回 診 抄 読 会 病 棟 回 診 病 棟 回 診 病 棟 回 診 病 棟 回 診 8:15~8:40 新 患 カンフ 新 患 カンフ 新 患 カンフ 新 患 カンフ 新 患 カンフ 新 患 カンフ ァレンス ァレンス ァレンス ァレンス ァレンス ァレンス 8:40~9:00 医 局 会 医 局 会 医 局 会 医 局 会 医 局 会 医 局 会 9:00~12:00 病 棟 業 務 病 棟 業 務 病 棟 カンフ ァレンス 病 棟 業 務 病 棟 業 務 病 棟 業 務 病 棟 業 務 (9:30~10: 30) 13:00~17: 心 臓 カテ 心 臓 カテ 心 臓 カテ 心 エコー 心 エコー 00 ーテル ーテル ーテル 17:00~18: シネカンフ 循 環 器 レ 00 ァレンス クチャー Ⅴ. 評 価 項 目 研 修 行 動 目 標 と 評 価 < 該 当 する 評 価 項 目 ランクに をする> A: 到 達 目 標 に 達 した 評 価 記 載 B: 目 標 に 近 い C: 目 標 に 遠 い NA: 経 験 していない 検 査 法 1) X 線 診 断 1 胸 部 X 単 純 撮 影 ( 心 臓 4 方 向 ) 主 治 医 として 経 験 する 62 自 己 評 価 指 導 医 評 価

63 心 血 管 造 影 1 心 房 心 室 造 影 指 導 医 の 下 で 経 験 する 2 大 動 脈 造 影 指 導 医 の 下 で 経 験 する 3 冠 動 脈 造 影 指 導 医 の 下 で 経 験 する 4 末 梢 血 管 造 影 ( 動 脈 静 脈 造 影 ) 指 導 医 の 下 で 経 験 する 2) 心 電 図 1 標 準 十 二 誘 導 心 電 図 主 治 医 として 経 験 する 2 運 動 負 荷 心 電 図 主 治 医 として 経 験 する 3 薬 物 負 荷 試 験 心 電 図 主 治 医 として 経 験 する 4 holter 心 電 図 主 治 医 として 経 験 する 5 His 束 心 電 図 及 び 心 腔 内 心 電 図 指 導 医 の 下 で 経 験 する 6 電 気 生 理 学 的 検 査 経 験 がない 場 合 見 学 する 3) 心 エコー 1 Mモード 心 エコー 図 主 治 医 として 経 験 する 2 断 層 心 エコー 主 治 医 として 経 験 する 3 ドップラー 心 エコー 図 主 治 医 として 経 験 する 4) カテーテル 検 査 1 右 心 カテーテル 検 査 指 導 医 の 下 で 経 験 する 2 Swan-Ganzカテーテル 検 査 主 治 医 として 経 験 する 3 末 梢 血 管 造 影 ( 動 脈 静 脈 造 影 ) 指 導 医 の 下 で 経 験 する 4 心 腔 内 心 電 図 指 導 医 の 下 で 経 験 する 5 心 筋 生 検 経 験 がない 場 合 見 学 する 63

64 5) 心 拍 出 量 主 治 医 として 経 験 する 治 療 法 1 一 般 事 項 1 薬 物 動 態 血 中 濃 度 主 治 医 として 経 験 する 2 薬 物 効 果 副 作 用 主 治 医 として 経 験 する 3 食 事 療 法 主 治 医 として 経 験 する 4 運 動 療 法 主 治 医 として 経 験 する 5 手 術 適 応 指 導 医 の 下 で 経 験 する 2 救 急 処 置 1 心 肺 蘇 生 主 治 医 として 経 験 する 2 除 細 動 主 治 医 として 経 験 する 3 心 嚢 穿 刺 経 験 がない 場 合 見 学 する 4 一 時 的 心 臓 ペーシング 指 導 医 の 下 で 経 験 する 5 大 動 脈 バルンパンピング 経 験 がない 場 合 見 学 する 6 経 皮 的 人 工 心 肺 経 験 がない 場 合 見 学 する 3 薬 物 療 法 以 下 主 治 医 として 経 験 する 1 強 心 剤 2 利 尿 剤 3 抗 不 整 脈 剤 4 血 管 拡 張 剤 5 降 圧 剤 6 昇 圧 剤 7 抗 凝 固 剤 抗 血 小 板 薬 8 脂 質 代 謝 改 善 薬 9 血 栓 溶 解 薬 10 抗 生 物 質 64

65 4 ペースメーカ 埋 め 込 み 術 経 験 がない 場 合 見 学 する 5 冠 動 脈 血 栓 除 去 術 経 験 がない 場 合 見 学 する 6 経 皮 的 冠 動 脈 形 成 術 (PTCA) 経 験 がない 場 合 見 学 する 7 バルン 弁 形 成 術 経 験 しなくても 十 分 な 知 識 を 有 する 病 態 疾 患 各 論 1 心 不 全 主 治 医 として 経 験 する 2 ショック 主 治 医 として 経 験 する 3 不 整 脈 1 頻 脈 性 不 整 脈 主 治 医 として 経 験 する 2 徐 脈 性 不 整 脈 主 治 医 として 経 験 する 3 心 室 内 伝 導 異 常 ( 脚 ブロック WPW 症 候 群 ) 主 治 医 として 経 験 する 4 その 他 Adams Stokes 症 候 群 主 治 医 として 経 験 する 血 圧 異 常 1 本 態 性 高 血 圧 2 二 次 性 高 血 圧 3 起 立 性 低 血 圧 主 治 医 として 経 験 する 主 治 医 として 経 験 する 主 治 医 として 経 験 する 65

66 5 虚 血 性 心 疾 患 1 労 作 性 ( 安 定 ) 狭 心 症 主 治 医 として 経 験 する 2 不 安 定 狭 心 症 異 型 狭 心 症 主 治 医 として 経 験 する 3 心 筋 梗 塞 ( 急 性 陳 旧 性 ) 主 治 医 として 経 験 する 4 心 筋 梗 塞 に 伴 う 合 併 症 主 治 医 として 経 験 する ( 心 室 瘤 心 破 裂 心 室 中 核 穿 孔 ) 5 無 症 候 群 心 筋 虚 血 主 治 医 として 経 験 する 6 川 崎 病 経 験 がない 場 合 見 学 する 6 弁 膜 疾 患 1 リウマチ 性 弁 膜 症 主 治 医 として 経 験 する 2 僧 帽 弁 閉 鎖 不 全 症 主 治 医 として 経 験 する 3 大 動 脈 狭 窄 症 主 治 医 として 経 験 する 4 大 動 脈 弁 閉 鎖 不 全 症 主 治 医 として 経 験 する 5 肺 動 脈 弁 閉 鎖 不 全 症 経 験 がない 場 合 見 学 する 6 三 尖 弁 狭 窄 症 主 治 医 として 経 験 する 7 三 尖 弁 閉 鎖 不 全 症 経 験 がない 場 合 見 学 する 8 連 合 弁 膜 症 主 治 医 として 経 験 する 7 心 筋 疾 患 1 心 筋 炎 主 治 医 として 経 験 する 2 心 筋 症 a 肥 大 型 心 筋 症 主 治 医 として 経 験 する b 拡 張 型 心 筋 症 主 治 医 として 経 験 する c 拘 束 型 心 筋 症 経 験 しなくても 十 分 な 知 識 を 有 する 3 特 定 心 筋 疾 患 経 験 しなくても 十 分 な 知 識 を 有 する a アミロイドーシス b サルコイドーシス 66

67 8 感 染 性 心 内 膜 炎 指 導 医 の 下 で 経 験 する 9 心 膜 疾 患 1 急 性 心 膜 炎 指 導 医 の 下 で 経 験 する 2 収 縮 性 心 膜 炎 経 験 しなくても 十 分 な 知 識 を 有 する 3 心 タンポナーデ 経 験 がない 場 合 見 学 する 10 心 臓 腫 瘍 経 験 しなくても 十 分 な 知 識 を 有 する 11 大 動 脈 疾 患 1 大 動 脈 瘤 ( 胸 部 腹 部 ) 主 治 医 として 経 験 する 2 解 離 性 大 動 脈 瘤 指 導 医 の 下 で 経 験 する 3 大 動 脈 症 候 群 指 導 医 の 下 で 経 験 する 4 Annulo-Aortic actasir(marfan 症 候 群 を 含 む) 指 導 医 の 下 で 経 験 する 12 末 梢 動 脈 疾 患 1 閉 塞 性 動 脈 硬 化 症 指 導 医 の 下 で 経 験 する 2 急 性 動 脈 閉 塞 主 治 医 として 経 験 する 3 閉 塞 性 血 栓 性 血 管 炎 (burger 病 ) 指 導 医 の 下 で 経 験 する 4 Raynaud 症 候 群 指 導 医 の 下 で 経 験 する 67