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1 平 成 26 年 度 国 土 交 通 省 税 制 改 正 概 要 平 成 25 年 12 月 国 土 交 通 省

2 平 成 26 年 度 国 土 交 通 省 税 制 改 正 概 要 ( 主 要 項 目 ) Ⅰ. 安 全 安 心 の 確 保 と 地 域 活 性 化 1. 都 市 の 魅 力 の 向 上 土 地 の 有 効 利 用 の 促 進 1 都 市 再 興 に 向 けた 都 市 機 能 の 整 備 のための 特 例 措 置 の 創 設 ( 所 得 税 法 人 税 固 定 資 産 税 等 ) 2 優 良 住 宅 地 等 のために 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 譲 渡 所 得 の 軽 減 税 率 の 延 長 ( 所 得 税 等 ) 3 土 地 等 の 譲 渡 益 に 対 する 追 加 課 税 制 度 の 停 止 期 限 の 延 長 ( 法 人 税 所 得 税 等 ) 4 相 続 税 等 納 税 猶 予 農 地 を 公 共 事 業 用 地 として 譲 渡 した 者 に 対 する 利 子 税 の 免 除 2. 住 まいの 質 の 向 上 無 理 のない 負 担 での 住 宅 の 確 保 1 新 築 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 の 延 長 2 老 朽 化 マンションの 建 替 え 等 の 促 進 に 係 る 特 例 措 置 の 創 設 延 長 ( 所 得 税 登 録 免 許 税 等 ) 3 認 定 長 期 優 良 住 宅 に 係 る 特 例 措 置 の 延 長 ( 登 録 免 許 税 不 動 産 取 得 税 固 定 資 産 税 ) 4 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 場 合 の 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 措 置 の 延 長 5 中 古 住 宅 流 通 リフォーム 市 場 の 拡 大 活 性 化 のための 特 例 措 置 の 創 設 拡 充 ( 所 得 税 等 ) 3. 地 域 公 共 交 通 の 維 持 活 性 化 1 航 空 機 燃 料 税 の 軽 減 措 置 の 延 長 2 国 内 線 航 空 機 に 係 る 固 定 資 産 税 の 特 例 措 置 の 延 長 拡 充 3 鉄 道 駅 のバリアフリー 化 地 域 鉄 道 の 再 構 築 事 業 に 係 る 固 定 資 産 税 等 の 特 例 措 置 の 延 長 4 都 道 府 県 の 条 例 に 定 める 乗 合 バス 車 両 の 取 得 に 係 る 自 動 車 取 得 税 の 非 課 税 措 置 の 延 長 4. 離 島 地 域 の 振 興 奄 美 群 島 の 工 業 用 機 械 等 に 係 る 割 増 償 却 制 度 の 延 長 Ⅱ. 成 長 戦 略 の 推 進 1. 設 備 投 資 の 促 進 産 業 競 争 力 の 強 化 1 既 存 建 築 物 ( 非 住 宅 )の 改 修 投 資 促 進 のための 特 例 措 置 の 創 設 ( 法 人 税 所 得 税 固 定 資 産 税 等 ) 2 港 湾 の 耐 震 対 策 の 推 進 のための 特 例 措 置 の 創 設 ( 法 人 税 ) 3 浸 水 防 止 用 設 備 に 係 る 固 定 資 産 税 の 特 例 措 置 の 創 設 4 船 舶 のバラスト 水 処 理 装 置 の 搭 載 に 関 する 一 括 損 金 経 理 を 可 能 とする 取 扱 の 明 確 化 ( 法 人 税 ) 5 国 際 船 舶 に 係 る 登 録 免 許 税 の 特 例 措 置 の 延 長 6 トラック 内 航 貨 物 船 機 械 装 置 等 に 係 る 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 の 延 長 拡 充 ( 法 人 税 所 得 税 等 ) 2. 民 間 の 知 恵 資 金 を 活 かした 交 通 インフラの 整 備 運 営 1 関 西 空 港 伊 丹 空 港 の 公 共 施 設 等 運 営 権 の 設 定 に 係 る 登 録 免 許 税 法 人 税 等 の 特 例 措 置 の 創 設 2 成 田 空 港 会 社 の 業 務 用 固 定 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 の 特 例 措 置 の 延 長 3 新 幹 線 用 不 動 産 取 得 に 係 る 登 録 免 許 税 不 動 産 取 得 税 の 非 課 税 措 置 の 創 設 3. 世 界 を 惹 きつける 観 光 立 国 の 実 現 1 外 国 人 旅 行 者 向 け 消 費 税 免 税 制 度 に 係 る 対 象 品 目 の 拡 大 等 及 び 手 続 の 簡 素 化 2 ホテル 旅 館 の 建 物 に 係 る 固 定 資 産 評 価 の 見 直 し Ⅲ.クリーンで 経 済 的 なエネルギー 社 会 の 実 現 1. 自 動 車 の 車 体 課 税 の 見 直 し 自 動 車 取 得 税 の 税 率 引 下 げ 自 動 車 取 得 税 自 動 車 重 量 税 のエコカー 減 税 の 拡 充 自 動 車 税 のグリーン 化 特 例 の 延 長 拡 充 軽 自 動 車 税 の 見 直 し 等 2.モーダルシフト 及 び 省 エネ グリーン 化 の 推 進 1 海 運 鉄 道 航 空 に 係 る 地 球 温 暖 化 対 策 税 の 還 付 措 置 の 延 長 2 船 舶 に 係 る 買 換 特 例 の 延 長 ( 法 人 税 所 得 税 ) 3 港 湾 の 作 業 船 に 係 る 買 換 特 例 の 創 設 ( 法 人 税 所 得 税 ) 4 JR 貨 物 の 車 両 取 得 に 係 る 固 定 資 産 税 の 特 例 措 置 の 延 長 5 認 定 低 炭 素 住 宅 に 係 る 特 例 措 置 の 延 長 ( 登 録 免 許 税 ) 1

3 平 成 26 年 度 国 土 交 通 省 税 制 改 正 概 要 ( 主 要 項 目 の 概 要 ) Ⅰ. 安 全 安 心 の 確 保 と 地 域 活 性 化 1. 都 市 の 魅 力 の 向 上 土 地 の 有 効 利 用 の 促 進 1 都 市 再 興 に 向 けた 都 市 機 能 の 整 備 の 推 進 のため 以 下 の 措 置 を 創 設 都 市 機 能 誘 導 区 域 ( 仮 称 )の 外 から 内 への 事 業 用 資 産 の 買 換 特 例 ( 圧 縮 記 帳 80%) 誘 導 施 設 ( 仮 称 )の 整 備 の 用 に 供 するために 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 買 換 特 例 ( 居 住 用 資 産 :100% 繰 延 べ) 等 誘 導 施 設 ( 仮 称 )とあわせて 整 備 される 公 共 施 設 都 市 利 便 施 設 への 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 の 特 例 措 置 (5 年 間 4/5 に 軽 減 ) 2 優 良 住 宅 地 等 のために 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 譲 渡 所 得 の 軽 減 税 率 ( 長 期 譲 渡 所 得 金 額 2,000 万 円 以 下 の 部 分 所 得 税 :15% 10% 個 人 住 民 税 :5% 4% 等 )の 3 年 間 延 長 3 土 地 等 の 譲 渡 益 に 対 する 追 加 課 税 制 度 の 停 止 期 限 の 3 年 3 ヶ 月 間 延 長 ( 法 人 税 等 ) 4 相 続 税 等 の 納 税 猶 予 を 受 けた 農 地 を 公 共 事 業 用 地 として 譲 渡 した 者 に 対 する 利 子 税 の 免 除 ( 現 行 1/2 全 額 免 除 ) 2. 住 まいの 質 の 向 上 無 理 のない 負 担 での 住 宅 の 確 保 1 新 築 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 ( 戸 建 て 3 年 間 マンション 5 年 間 1/2)の 2 年 間 延 長 2 老 朽 化 マンションの 建 替 え 等 の 促 進 のため 以 下 の 措 置 を 創 設 延 長 構 造 耐 力 が 不 足 している 老 朽 化 マンションの 建 物 敷 地 売 却 等 に 係 る 特 例 ( 区 分 所 有 者 が 組 合 に 当 該 区 分 所 有 権 を 売 り 渡 す 等 の 場 合 の 課 税 の 特 例 ( 所 得 税 法 人 税 等 ) 組 合 の 事 業 手 続 における 区 分 所 有 権 等 の 移 転 に 係 る 課 税 の 特 例 ( 登 録 免 許 税 不 動 産 取 得 税 ) 等 )の 創 設 マンション 建 替 事 業 に 係 る 特 例 措 置 ( 権 利 変 換 手 続 開 始 の 登 記 等 に 対 する 非 課 税 措 置 ) の 2 年 間 延 長 ( 登 録 免 許 税 ) 3 認 定 長 期 優 良 住 宅 の 普 及 促 進 を 目 的 とした 以 下 の 特 例 措 置 を 2 年 間 延 長 所 有 権 保 存 登 記 ( 一 般 住 宅 0.15% 0.1%) 所 有 権 移 転 登 記 ( 一 般 住 宅 0.3% 戸 建 て 0.2% マンション 0.1%)に 係 る 軽 減 税 率 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 からの 控 除 額 の 特 例 ( 一 般 住 宅 1,200 万 円 1,300 万 円 ) 固 定 資 産 税 の 新 築 住 宅 特 例 (1/2 減 額 )の 適 用 期 間 を 延 長 ( 戸 建 て 3 年 5 年 マンション 5 年 7 年 ) 4 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 に 係 る 特 例 措 置 ( 譲 渡 益 に 係 る 課 税 繰 延 べ 譲 渡 損 に 係 る 損 益 通 算 及 び 繰 越 控 除 )について 譲 渡 益 に 係 る 課 税 繰 延 べの 場 合 の 譲 渡 資 産 価 額 要 件 を 見 直 した うえで 2 年 間 延 長 ( 所 得 税 等 ) 2

4 5 中 古 住 宅 流 通 リフォーム 市 場 の 拡 大 活 性 化 のため 以 下 の 措 置 を 創 設 拡 充 1) 買 取 再 販 事 業 者 により 一 定 の 質 の 向 上 のための 改 修 工 事 が 行 われた 中 古 住 宅 を 取 得 し た 場 合 の 登 録 免 許 税 の 特 例 措 置 ( 所 有 権 移 転 登 記 ( 一 般 住 宅 0.3% 0.1%))の 創 設 2) 中 古 住 宅 取 得 に 係 る 住 宅 ローン 減 税 等 の 特 例 措 置 の 拡 充 ( 中 古 住 宅 を 取 得 し 入 居 前 に 耐 震 基 準 への 適 合 が 確 実 な 改 修 を 行 う 場 合 住 宅 ローン 減 税 贈 与 税 及 び 不 動 産 取 得 税 の 特 例 措 置 の 適 用 を 可 能 とする ) 3. 地 域 公 共 交 通 の 維 持 活 性 化 1 航 空 機 燃 料 税 について 次 に 掲 げる 軽 減 措 置 の3 年 間 延 長 本 則 26,000 円 /kl 18,000 円 /kl 沖 縄 路 線 13,000 円 /kl 9,000 円 /kl 離 島 路 線 19,500 円 /kl 13,500 円 /kl 2 国 内 線 に 就 航 する 航 空 機 に 係 る 固 定 資 産 税 の 特 例 措 置 の 延 長 及 び 拡 充 最 大 離 陸 重 量 200 トン 以 上 の 航 空 機 は 3 年 間 2/3 最 大 離 陸 重 量 200 トン 未 満 の 地 方 路 線 を 就 航 する 航 空 機 は 5 年 間 2/5(2 年 間 延 長 ) 最 大 離 陸 重 量 50 トン 未 満 の 地 方 路 線 ( 東 京 国 際 空 港 又 は 大 阪 国 際 空 港 と 他 の 地 方 空 港 を 結 ぶ 路 線 を 除 く)を 就 航 する 航 空 機 のうち 30 トン 以 上 の 航 空 機 は 初 年 度 3/8 その 後 4 年 間 2/5 に 30 トン 未 満 の 航 空 機 は 5 年 間 1/4 にする( 拡 充 ) 3 以 下 の 特 例 措 置 の 延 長 鉄 道 事 業 者 等 が 取 得 するホームドアシステム 及 びエレベーターに 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 の 特 例 措 置 (5 年 間 2/3 に 軽 減 )の 2 年 間 延 長 地 域 公 共 交 通 の 活 性 化 及 び 再 生 に 関 する 法 律 に 基 づく 鉄 道 事 業 再 構 築 事 業 を 実 施 する 路 線 において 取 得 する 鉄 道 施 設 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 の 特 例 措 置 (5 年 間 1/4 に 軽 減 )の 2 年 間 延 長 4 都 道 府 県 の 条 例 に 定 める 生 活 路 線 を 運 行 する 乗 合 バス 車 両 の 取 得 に 係 る 自 動 車 取 得 税 の 非 課 税 措 置 の 2 年 間 延 長 4. 離 島 地 域 の 振 興 奄 美 群 島 における 工 業 用 機 械 等 に 係 る 割 増 償 却 制 度 (5 年 間 機 械 装 置 32% 建 物 附 属 設 備 構 築 物 48%)の 1 年 間 延 長 3

5 Ⅱ. 成 長 戦 略 の 推 進 1. 設 備 投 資 の 促 進 産 業 競 争 力 の 強 化 1 既 存 建 築 物 ( 非 住 宅 )の 改 修 投 資 促 進 のため 以 下 の 措 置 を 創 設 耐 震 改 修 促 進 法 に 基 づき 耐 震 診 断 が 義 務 付 けられる 建 築 物 について 耐 震 改 修 を 行 った 場 合 の 特 例 措 置 ( 特 別 償 却 (25%) 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 (2 年 間 1/2))の 創 設 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 の 対 象 として 省 エネ 設 備 (LED 断 熱 窓 等 )の 取 得 等 をし た 場 合 の 特 例 措 置 ( 即 時 償 却 又 は 税 額 控 除 5% 等 )の 創 設 2 港 湾 の 耐 震 対 策 の 推 進 のために 行 う 民 有 護 岸 等 の 改 良 により 取 得 した 施 設 に 係 る 特 例 措 置 ( 特 別 償 却 (20%))の 創 設 ( 法 人 税 ) 3 浸 水 防 止 計 画 に 基 づき 取 得 した 浸 水 防 止 用 設 備 ( 止 水 板 防 水 扉 等 )に 係 る 固 定 資 産 税 の 特 例 措 置 (5 年 間 課 税 標 準 を 市 町 村 の 条 例 で 定 める 割 合 (2/3 を 参 酌 )に 軽 減 )の 創 設 4 船 舶 のバラスト 水 処 理 装 置 の 搭 載 に 関 する 一 括 損 金 経 理 を 可 能 とする 取 扱 の 明 確 化 ( 法 人 税 ) 5 国 際 船 舶 の 所 有 権 保 存 登 記 等 に 係 る 登 録 免 許 税 の 特 例 措 置 ( 税 率 4/ /1000 に 軽 減 )の 2 年 間 延 長 6トラック 内 航 貨 物 船 その 他 機 械 装 置 等 に 係 る 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 ( 特 別 償 却 30% 又 は 税 額 控 除 7%)の 3 年 間 延 長 及 び 中 小 企 業 の 生 産 性 向 上 設 備 (ソフトウエア 組 込 型 装 置 を 含 む)について 即 時 償 却 又 は 税 額 控 除 割 合 の 引 き 上 げ 等 の 拡 充 ( 法 人 税 所 得 税 等 ) 2. 民 間 の 知 恵 資 金 を 活 かした 交 通 インフラの 整 備 運 営 1 関 西 国 際 空 港 及 び 大 阪 国 際 空 港 の 公 共 施 設 等 運 営 権 の 設 定 に 伴 う 特 例 措 置 の 創 設 公 共 施 設 等 運 営 権 の 設 定 登 録 に 係 る 登 録 免 許 税 の 特 例 措 置 ( 税 率 1/ /1000 に 軽 減 )の 創 設 公 共 施 設 等 運 営 権 の 設 定 に 対 する 対 価 の 益 金 認 識 に 係 る 特 例 措 置 の 創 設 ( 法 人 税 等 ) 2 成 田 国 際 空 港 ( 株 )の 業 務 用 固 定 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 の 特 例 措 置 (5/6 に 軽 減 )の 2 年 間 延 長 3 中 央 新 幹 線 の 建 設 主 体 が 取 得 する 土 地 及 び 建 物 について 登 録 免 許 税 及 び 不 動 産 取 得 税 の 非 課 税 措 置 の 創 設 3. 世 界 を 惹 きつける 観 光 立 国 の 実 現 1 外 国 人 旅 行 者 向 け 消 費 税 免 税 制 度 に 係 る 対 象 品 目 の 拡 大 等 及 び 手 続 の 簡 素 化 食 品 類 飲 料 類 たばこ 薬 品 類 及 び 化 粧 品 類 等 も 含 め 全 ての 品 目 を 免 税 対 象 品 目 化 購 入 記 録 票 等 の 様 式 の 弾 力 化 及 び 手 続 きの 簡 素 化 2ホテル 旅 館 の 建 物 に 係 る 固 定 資 産 評 価 を 建 物 の 実 態 に 即 したものに 見 直 し 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 及 び 鉄 筋 コンクリート 造 のホテル 旅 館 用 家 屋 の 経 過 年 数 を 短 縮 (50 年 45 年 ) 4

6 Ⅲ.クリーンで 経 済 的 なエネルギー 社 会 の 実 現 1. 自 動 車 の 車 体 課 税 の 見 直 し 1 自 動 車 取 得 税 については 消 費 税 8% 段 階 で 税 率 の 引 下 げ( 自 家 用 自 動 車 :5% 3% 営 業 用 自 動 車 軽 自 動 車 :3% 2%) エコカー 減 税 の 拡 充 (50% 軽 減 60% 軽 減 75% 軽 減 80% 軽 減 )を 行 うとともに 消 費 税 10% 段 階 で 廃 止 2 自 動 車 税 については 消 費 税 8% 段 階 でグリーン 化 特 例 の 2 年 延 長 拡 充 ( 概 ね 75% 軽 減 の 新 設 等 ) 経 年 車 の 重 課 割 合 の 引 上 げ( 車 齢 11 年 超 のディーゼル 車 車 齢 13 年 超 のガソ リン 車 LPG 車 : 概 ね 10% 重 課 概 ね 15% 重 課 ただし バス トラックについては 現 行 の まま 据 え 置 き)を 行 うとともに 消 費 税 10% 段 階 で 省 エネ 法 に 基 づく 燃 費 基 準 値 の 達 成 度 に 応 じた 環 境 性 能 課 税 を 実 施 3 軽 自 動 車 税 については 平 成 27 年 度 以 降 の 新 規 取 得 車 に 係 る 税 率 の 引 上 げ( 四 輪 自 家 用 乗 用 車 :7,200 円 10,800 円 等 )を 行 うとともに 平 成 28 年 度 から 経 年 車 重 課 ( 車 齢 13 年 超 の 軽 自 動 車 : 概 ね 20% 重 課 )を 実 施 4 自 動 車 重 量 税 については 消 費 税 8% 段 階 でエコカー 減 税 の 拡 充 ( 免 税 対 象 車 の 2 回 目 車 検 時 :50% 軽 減 免 税 ) 経 年 車 に 対 する 課 税 の 引 上 げ( 車 齢 13 年 超 の 自 家 用 乗 用 車 : 5,000 円 5,400 円 ( 平 成 26 年 度 から) 5,700 円 ( 平 成 28 年 度 から) 等 )を 行 うとともに 平 成 27 年 度 税 制 改 正 においてエコカー 減 税 制 度 の 基 本 構 造 を 恒 久 化 また 道 路 等 の 維 持 管 理 更 新 や 防 災 減 災 等 の 推 進 に 多 額 の 財 源 が 必 要 となる 中 で その 原 因 者 負 担 受 益 者 負 担 としての 性 格 を 踏 まえる 2.モーダルシフト 及 び 省 エネ グリーン 化 の 推 進 1 地 球 温 暖 化 対 策 税 に 係 る 還 付 措 置 の 延 長 内 航 運 送 事 業 又 は 一 般 旅 客 定 期 航 路 事 業 の 用 に 供 される 軽 油 又 は 重 油 鉄 道 事 業 の 用 に 供 される 軽 油 国 内 定 期 航 空 運 送 事 業 の 用 に 供 される 航 空 機 燃 料 に 係 る 還 付 措 置 の 3 年 間 延 長 2 環 境 負 荷 低 減 に 資 する 船 舶 に 係 る 買 換 特 例 ( 圧 縮 記 帳 80%)の 3 年 間 延 長 ( 法 人 税 所 得 税 ) 3 港 湾 の 整 備 維 持 管 理 及 び 防 災 対 策 等 に 係 る 作 業 船 の 買 換 特 例 ( 圧 縮 記 帳 80%)の 創 設 ( 法 人 税 所 得 税 ) 4JR 貨 物 が 鉄 道 貨 物 輸 送 の 効 率 化 のために 取 得 する 機 関 車 及 びコンテナ 貨 車 に 係 る 固 定 資 産 税 の 特 例 措 置 (5 年 間 3/5 に 軽 減 )の 2 年 間 延 長 5 認 定 低 炭 素 住 宅 の 普 及 促 進 を 目 的 とした 登 録 免 許 税 の 特 例 措 置 ( 所 有 権 保 存 登 記 ( 一 般 住 宅 0.15% 0.1%) 所 有 権 移 転 登 記 ( 一 般 住 宅 0.3% 0.1%))の 2 年 間 延 長 5

7 平 成 26 年 度 国 土 交 通 省 税 制 改 正 説 明 資 料

8 都 市 再 興 に 向 けた 都 市 機 能 の 整 備 のための 特 例 措 置 の 創 設 ( 所 得 税 法 人 税 固 定 資 産 税 等 ) 都 市 再 興 の 実 現 に 向 けて 都 市 機 能 ( 医 療 福 祉 商 業 等 )の 計 画 的 な 配 置 等 を 推 進 するため 民 間 事 業 者 等 による 都 市 機 能 の 整 備 等 に 対 する 課 税 の 特 例 措 置 を 講 じる 6 現 状 課 題 地 方 都 市 では 今 後 人 口 が 急 速 に 減 少 することにより 拡 大 し た 市 街 地 に 住 民 が 点 在 して 居 住 することになり 生 活 機 能 の 低 下 地 域 経 済 活 力 の 衰 退 の 恐 れ 施 策 日 本 再 興 戦 略 ( 平 成 25 年 6 月 14 日 閣 議 決 定 )( 抄 )(5. 立 地 競 争 力 の 更 なる 強 化 ) の 位 コンパクトシティの 実 現 に 向 けて 支 援 措 置 や 土 地 利 用 制 度 との 組 置 づ 合 せによる 民 間 を 活 用 した 住 居 や 生 活 機 能 の 街 なかへの 誘 導 空 き け 地 の 集 約 化 ( 中 略 ) により 都 市 構 造 のリノベーションを 推 進 する 都 市 再 興 の 推 進 に 向 けた 施 策 の 方 向 性 ( 地 方 都 市 の 場 合 ) ある 程 度 の 人 口 密 度 を 維 持 ( 全 ての 人 を 集 めることを 目 指 す 訳 ではない) 地 域 の 核 となるエリアに 都 市 機 能 ( 医 療 福 祉 商 業 等 )の 計 画 的 な 配 置 を 推 進 総 合 的 に 診 療 を 行 う 医 療 機 能 等 ( 各 都 市 に1ないし 若 干 数 しか 立 地 しない 医 療 機 能 等 ) 既 存 ストックが 充 実 している エリアへ 立 地 在 宅 医 療 介 護 を 支 える 訪 問 看 護 介 護 の 機 能 等 サービスが 最 も 効 率 的 に 行 える 都 市 内 の 各 地 域 の 核 となる エリアへ 立 地 税 制 改 正 要 望 の 結 果 移 転 誘 導 都 市 機 能 を 誘 導 すべき 区 域 の 外 から 内 への 事 業 用 資 産 の 買 換 特 例 80% 課 税 繰 り 延 べ (3 年 間 ) 都 市 機 能 を 誘 導 する 事 業 の 促 進 ( 協 力 者 ) 誘 導 すべき 都 市 機 能 の 整 備 の 用 に 供 する 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 特 例 1 居 住 用 資 産 を 譲 渡 し 整 備 された 建 築 物 を 取 得 する 場 合 ( 恒 久 措 置 ) 買 換 特 例 所 得 税 100% 2 居 住 用 資 産 を 譲 渡 し 特 別 の 事 情 により 整 備 された 建 築 物 を 取 得 しない 場 合 の 所 得 税 ( 個 人 住 民 税 )の 軽 減 税 率 ( 恒 久 措 置 ) 原 則 : 15% (5%) 6,000 万 円 以 下 10%(4%) 3 長 期 保 有 (5 年 超 )の 土 地 等 を 譲 渡 する 場 合 (3 年 間 ) 所 得 税 ( 個 人 住 民 税 ) : 軽 減 税 率 原 則 15%(5%) 2,000 万 円 以 下 10%(4%) 法 人 税 :5% 重 課 5% 重 課 の 適 用 除 外 都 市 再 生 推 進 法 人 ( 仮 称 )に 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 特 例 1 長 期 保 有 (5 年 超 )の 土 地 等 を 譲 渡 する 場 合 (3 年 間 ) 上 記 3に 同 じ 2 当 該 法 人 の 行 う 都 市 機 能 の 整 備 等 のために 土 地 等 を 譲 渡 する 場 合 ( 恒 久 措 置 ) 1,500 万 円 特 別 控 除 都 市 機 能 を 誘 導 する 事 業 の 促 進 ( 事 業 者 ) 都 市 機 能 とあわせて 整 備 される 公 共 施 設 都 市 利 便 施 設 への 固 定 資 産 税 等 の 課 税 標 準 の 特 例 (5 年 間 4/5に 軽 減 ) (2 年 間 )

9 優 良 住 宅 地 等 のために 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 譲 渡 所 得 の 軽 減 税 率 の 延 長 ( 所 得 税 法 人 税 個 人 住 民 税 法 人 住 民 税 ) 良 好 な 環 境 を 備 えた 住 宅 宅 地 開 発 等 の 事 業 ( )を 促 進 するため 当 該 事 業 のために 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 長 期 譲 渡 所 得 の 特 例 措 置 ( 軽 減 税 率 )を3 年 間 延 長 する 一 般 的 に 良 好 な 環 境 を 備 えた 住 宅 宅 地 開 発 は 事 業 期 間 が 長 く 規 模 も 大 きいため 事 業 のコスト リスク 等 が 高 くなって おり 市 場 原 理 に 任 せただけでは 十 分 に 供 給 が 進 まない 地 権 者 土 地 の 譲 渡 益 課 税 の 軽 減 事 業 用 地 用 地 取 得 の 円 滑 化 事 業 者 事 業 に 係 る コスト リスク の 軽 減 7 税 制 上 の 特 例 措 置 を 講 じ 一 定 の 優 良 な 事 業 を 行 う 民 間 事 業 者 等 の 用 地 取 得 を 円 滑 化 することにより 事 業 に 要 する 期 間 の 短 期 化 事 業 のコストやリスクの 軽 減 を 図 る 居 住 の 安 定 確 保 と 暮 らしやすい 居 住 環 境 良 質 な 住 宅 ストックの 形 成 の 促 進 等 要 望 の 結 果 現 行 制 度 一 定 の 事 業 のために 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 長 期 譲 渡 所 得 のうち 2,000 万 円 以 下 の 部 分 について 右 のと おり 税 率 を 軽 減 する 適 用 期 限 を3 年 間 ( 平 成 28 年 12 月 31 日 まで) 延 長 する 所 得 税 個 人 住 民 税 合 計 本 則 15% 5% 20% 特 例 10% 4% 14% 軽 減 部 分 5% 1% 6% 法 人 の 場 合 は 重 課 制 度 ( 長 期 5% 短 期 10%)が 適 用 除 外 (ただし 重 課 制 度 は 平 成 28 年 度 末 まで 課 税 停 止 ) ( ) 都 市 再 開 発 法 による 第 一 種 市 街 地 再 開 発 事 業 密 集 市 街 地 整 備 法 による 防 災 街 区 整 備 事 業 都 市 計 画 法 の 開 発 許 可 を 受 けて 行 う1,000m2 以 上 の 住 宅 地 造 成 事 業 都 市 計 画 区 域 内 における25 戸 以 上 の 住 宅 又 は15 戸 以 上 若 しくは 床 面 積 が1,000m2 以 上 の 中 高 層 の 耐 火 共 同 住 宅 の 建 設 等

10 土 地 等 の 譲 渡 益 に 対 する 追 加 課 税 制 度 の 停 止 期 限 の 延 長 ( 所 得 税 法 人 税 個 人 住 民 税 法 人 住 民 税 ) 他 の 資 産 との 間 のバランスの 取 れた 税 負 担 を 実 現 することにより 土 地 の 流 動 化 有 効 利 用 を 促 進 する 観 点 から 個 人 又 は 法 人 が 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 譲 渡 所 得 の 追 加 課 税 制 度 ( 重 課 )の 停 止 期 限 を3 年 3ヶ 月 間 ( 平 成 29 年 3 月 31 日 まで) 延 長 する 地 価 は いわゆるバブル 崩 壊 以 降 ほぼ 一 貫 して 長 期 的 な 下 落 傾 向 にある 重 課 を 停 止 した 平 成 10 年 と 比 較 しても 土 地 取 引 は 活 発 ではなく 土 地 等 の 譲 渡 による 重 課 の 停 止 の 解 除 は 不 動 産 市 場 への 悪 影 響 をもたらす 地 価 及 びGDPの 推 移 ( 昭 和 55 年 度 =100) 名 目 GDP 地 価 ( 全 国 商 業 地 ) 土 地 取 引 件 数 の 推 移 ( 万 件 ) ( 年 度 ) ( 昭 和 ) ( 平 成 ) 資 料 : 内 閣 府 国 民 経 済 計 算 一 般 財 団 法 人 日 本 不 動 産 研 究 所 市 街 地 価 格 指 数 注 1: 地 価 は 年 度 末 の 数 値 注 2: 名 目 GDPについては 平 成 6 年 度 以 前 は 平 成 7 年 度 以 後 と 推 計 の 基 準 が 異 なるため 単 純 に 比 較 はできない 要 望 の 結 果 土 地 譲 渡 益 に 対 して 特 別 税 率 が 課 される 法 人 重 課 制 度 及 び 個 人 の 不 動 産 業 者 等 が 所 有 期 間 5 年 以 下 の 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 事 業 所 得 等 に 係 る 重 課 制 度 の 課 税 停 止 期 限 を3 年 3ヶ 月 間 ( 平 成 29 年 3 月 31 日 まで) 延 長 する ( 平 成 10 年 より 課 税 停 止 中 ) 50 0 平 成 資 料 : 法 務 省 登 記 統 計 法 人 重 課 制 度 短 期 (5 年 以 下 ) 所 有 土 地 の 場 合 : 通 常 の 法 人 税 率 +10% 長 期 (5 年 超 ) 所 有 土 地 の 場 合 : 通 常 の 法 人 税 率 +5% 個 人 重 課 制 度 譲 渡 益 の52%( 所 得 税 40%+ 住 民 税 12%) 等 ( 年 )

11 相 続 税 等 納 税 猶 予 農 地 を 公 共 事 業 用 地 として 譲 渡 した 者 に 対 する 利 子 税 の 免 除 9 公 共 事 業 推 進 の 大 前 提 となる 迅 速 かつ 円 滑 な 用 地 取 得 を 図 るため 相 続 税 又 は 贈 与 税 の 納 税 猶 予 を 受 けた 農 地 を 公 共 事 業 用 地 として 譲 渡 した 者 について 納 税 猶 予 期 間 中 の 利 子 税 の 全 額 を 免 除 する( 平 成 33 年 3 月 31 日 まで) 国 際 競 争 力 強 化 のための 環 状 道 路 等 基 幹 ネットワークの 強 化 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 の 加 速 国 土 強 靱 化 に 資 する 緊 急 輸 送 道 路 の 再 構 築 など 各 種 公 共 事 業 を 推 進 する 大 前 提 として 迅 速 かつ 円 滑 な 用 地 取 得 が 不 可 欠 地 価 の 大 幅 な 下 落 平 成 3 年 から 平 成 25 年 ま での 間 に 約 65% 下 落 相 続 税 路 線 価 : 地 価 公 示 価 格 の 約 8 割 参 考 農 地 に 係 る 相 続 税 等 の 納 税 猶 予 制 度 相 続 等 により 農 地 を 取 得 した 相 続 人 等 は 引 き 続 き 農 業 を 継 続 する 等 の 条 件 を 満 たす 場 合 に 相 続 税 等 の 納 税 猶 予 が 受 けられる 地 価 水 準 の 高 い 時 点 で 相 続 した 納 税 猶 予 農 地 を 公 共 事 業 用 地 として 譲 渡 する 際 に 支 払 うこととなる 相 続 税 等 猶 予 額 と 現 時 点 で 得 られる 用 地 売 却 収 入 とのアンバランスのため 用 地 買 収 が 難 航 し 事 業 の 進 捗 に 影 響 用 地 補 償 額 と 納 税 見 込 額 とがアンバランスになるケース 納 税 見 込 額 用 地 補 償 額 ( 土 地 代 ) 約 4,500 万 円 ( 相 続 税 額 : 約 3,200 万 円 ) > 約 4,200 万 円 ( 利 子 税 額 : 約 1,300 万 円 ) 要 望 の 結 果 平 成 6 年 に 相 続 した 農 地 200m2を 譲 渡 した 場 合 相 続 税 又 は 贈 与 税 の 納 税 猶 予 を 受 けた 農 地 を 公 共 事 業 の 用 に 供 するために 譲 渡 した 者 について 納 税 猶 予 期 間 中 の 利 子 税 の 全 額 を 免 除 する( 平 成 33 年 3 月 31 日 まで) 農 業 相 経 続 営 生 者 前 の 贈 死 与 亡 納 税 猶 予 手 続 収 用 交 換 等 による 譲 渡 当 該 面 積 分 代 替 農 地 取 得 相 続 税 の 納 付 利 子 税 の 1/2の 納 付 納 税 猶 予 継 続

12 新 築 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 の 延 長 ( 固 定 資 産 税 ) 住 宅 取 得 者 の 初 期 負 担 の 軽 減 を 通 じて 良 質 な 住 宅 の 建 設 を 促 進 し 居 住 水 準 の 向 上 及 び 良 質 な 住 宅 ストックの 形 成 を 図 る ため 新 築 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 基 礎 的 なストックの 質 の 向 上 の 必 要 住 宅 の 基 礎 的 な 質 である 耐 震 性 は 未 だ 不 十 分 耐 震 化 を 進 める 上 での 主 要 な 手 段 であ る 新 築 建 替 えを 支 援 する 必 要 住 宅 取 得 に 係 る 負 担 軽 減 の 必 要 住 宅 の 一 次 取 得 者 の 中 心 となる30 歳 代 のサラリーマンの 平 均 収 入 が 近 年 一 貫 して 減 少 本 特 例 は 貸 家 も 対 象 としており 仮 に 本 措 置 が 講 じられないと 増 税 額 が 家 賃 に 転 嫁 されるなど 賃 貸 住 宅 の 入 居 世 帯 の 負 担 が 増 加 するおそれ 10 住 宅 の 耐 震 化 の 状 況 平 成 20 年 推 計 総 戸 数 約 4,950 万 戸 耐 震 性 あり 約 3,900 万 戸 耐 震 性 なし 約 1,050 万 戸 耐 震 化 率 約 79% < 住 宅 の 耐 震 化 率 の 目 標 > 目 標 ( 平 成 32 年 ) 耐 震 化 率 95% 住 生 活 基 本 計 画 ( 万 円 ) 30 歳 代 男 性 の 平 均 年 収 推 移 ~39 歳 ~34 歳 434 H9 H10H11H12H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23 ( 出 典 ) 国 税 庁 民 間 給 与 実 態 調 査 本 特 例 による 負 担 軽 減 効 果 ( 例 ) 2,000 万 円 の 住 宅 を 新 築 した 場 合 の 固 定 資 産 税 額 本 特 例 が 無 い 場 合 本 特 例 がある 場 合 1 年 目 15.8 万 円 7.9 万 円 2 年 目 14.8 万 円 7.4 万 円 3 年 目 13.8 万 円 6.9 万 円 3 年 間 で 約 22 万 円 の 負 担 軽 減 効 果 ( 国 土 交 通 省 推 計 ) 税 制 改 正 要 望 の 結 果 新 築 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 1 一 般 の 住 宅 :3 年 間 税 額 1/2 減 額 適 用 期 限 を 平 成 28 年 3 月 31 日 まで2 年 延 長 2 中 高 層 住 宅 :5 年 間 税 額 1/2 減 額 政 策 目 標 : 無 理 のない 負 担 での 良 質 な 住 宅 の 確 保

13 11 老 朽 化 マンションの 建 替 え 等 の 促 進 に 係 る 特 例 措 置 の 創 設 延 長 ( 所 得 税 法 人 税 登 録 免 許 税 不 動 産 取 得 税 等 ) 構 造 耐 力 が 不 足 している 老 朽 化 マンションについて その 建 替 え 等 のさらなる 円 滑 化 を 図 るため 関 係 権 利 の 調 整 に 必 要 な 手 続 き 等 を 定 めるとともに これに 関 連 する 税 制 上 の 支 援 措 置 を 整 備 する 等 の 措 置 を 講 ずる 現 在 のマンションストック 総 数 は 約 590 万 戸 (H24 年 末 時 点 ) そのうち 旧 耐 震 基 準 に 基 づき 建 設 されたものは 現 在 約 106 万 戸 マンション 建 替 えの 実 績 は 累 計 で183 件 約 14,000 戸 (H25 年 4 月 時 点 ) 老 朽 マンション 対 策 に 係 る 制 度 合 理 的 な 改 修 が 可 能 合 理 的 な 改 修 が 困 難 特 に 対 策 が 必 要 な 老 朽 マンションに ついて 新 たな 権 利 調 整 ルールを 創 設 構 造 耐 力 が 不 足 しているもの 認 定 建 物 敷 地 売 却 ( 新 制 度 ) 区 分 所 有 者 集 会 における 決 議 組 合 の 設 立 認 可 決 議 反 対 区 分 所 有 者 への 売 渡 請 求 権 利 消 滅 期 日 ( 仮 称 ) 売 却 マンション 敷 地 利 用 権 が 組 合 に 帰 属 買 受 者 への 売 却 建 物 の 取 壊 し 改 修 建 替 え ( 現 行 制 度 ) 人 命 保 護 の 観 点 から 構 造 耐 力 が 不 足 ( 耐 震 性 等 ) している 老 朽 化 マンションの 建 替 え 等 が 喫 緊 の 課 題 税 制 改 正 要 望 の 結 果 特 例 措 置 の 延 長 ( 現 行 建 替 え 制 度 ) 登 録 免 許 税 ( 施 行 者 等 に 係 る 特 例 ) H まで 権 利 変 換 手 続 開 始 の 登 記 の 非 課 税 措 置 組 合 が 売 渡 請 求 等 により 取 得 する 区 分 所 有 権 敷 地 利 用 権 の 登 記 の 非 課 税 措 置 権 利 変 換 後 の 土 地 に 関 する 登 記 の 非 課 税 措 置 特 例 措 置 の 創 設 ( 認 定 建 物 敷 地 売 却 新 制 度 ) < 転 出 者 に 係 る 特 例 > 所 得 税 法 人 税 住 民 税 事 業 税 区 分 所 有 者 の 長 期 譲 渡 所 得 の 軽 減 税 率 H まで ( 所 得 税 ( 住 民 税 ):15(5)% 2000 万 円 以 下 10(4)% 法 人 税 :5% 重 課 免 除 ) 一 定 の 区 分 所 有 者 の 譲 渡 所 得 の1500 万 円 特 別 控 除 居 住 している 区 分 所 有 者 については 所 得 税 等 の3000 万 円 特 別 控 除 の 適 用 が 可 能 移 転 等 の 支 出 に 充 てる 借 家 人 補 償 金 の 総 収 入 金 額 の 不 算 入 措 置 < 施 行 者 等 に 係 る 特 例 > 登 録 免 許 税 不 動 産 取 得 税 H まで 分 配 金 取 得 手 続 開 始 の 登 記 ( 仮 称 )の 非 課 税 措 置 ( 登 録 免 許 税 ) 組 合 が 取 得 する 区 分 所 有 権 敷 地 利 用 権 の 登 記 の 非 課 税 措 置 ( ) 権 利 消 滅 期 日 ( 仮 称 ) 後 の 建 物 及 び 土 地 に 関 する 登 記 の 非 課 税 措 置 ( ) 組 合 が 取 得 する 不 動 産 の 非 課 税 措 置 ( 不 動 産 取 得 税 ) 認 定 を 受 けた 建 替 えにおいても 創 設 法 人 税 法 人 住 民 税 事 業 税 事 業 所 税 消 費 税 地 方 消 費 税 組 合 の 非 収 益 事 業 所 得 の 非 課 税 措 置 ( 法 人 税 法 人 住 民 税 事 業 税 事 業 所 税 ) 資 産 の 譲 渡 等 の 時 期 仕 入 税 額 控 除 申 告 期 限 の 特 例 ( 消 費 税 地 方 消 費 税 )

14 認 定 長 期 優 良 住 宅 に 係 る 特 例 措 置 の 延 長 ( 登 録 免 許 税 不 動 産 取 得 税 固 定 資 産 税 ) 耐 久 性 等 に 優 れ 適 切 な 維 持 保 全 が 確 保 される 住 宅 の 普 及 を 促 進 するため 認 定 長 期 優 良 住 宅 に 係 る 登 録 免 許 税 不 動 産 取 得 税 固 定 資 産 税 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 税 制 改 正 要 望 の 結 果 適 用 期 限 を 平 成 28 年 3 月 31 日 まで2 年 延 長 登 録 免 許 税 税 率 を 一 般 住 宅 特 例 より 引 き 下 げ 所 有 権 保 存 登 記 : 一 般 住 宅 特 例 0.15% 0.1% 所 有 権 移 転 登 記 : 一 般 住 宅 特 例 0.3% 戸 建 て:0.2% マンション:0.1% 固 定 資 産 税 一 般 住 宅 特 例 (1/2 減 額 )の 適 用 期 間 を 延 長 戸 建 て:3 年 5 年 マンション:5 年 7 年 不 動 産 取 得 税 課 税 標 準 からの 控 除 額 を 一 般 住 宅 特 例 より 増 額 一 般 住 宅 特 例 1,200 万 円 1,300 万 円 12 住 宅 ストックは 量 的 に 充 足 した 一 方 で 本 格 的 な 少 子 高 齢 社 会 人 口 世 帯 減 少 社 会 の 到 来 環 境 問 題 や 資 源 エネルギー 問 題 の 深 刻 化 住 宅 を 作 っては 壊 す 社 会 から いいものを 作 って きちんと 手 入 れして 長 く 大 切 に 使 う 社 会 へと 移 行 することが 重 要 住 生 活 基 本 計 画 ( 平 成 23 年 3 月 15 日 閣 議 決 定 ) より 政 策 の 目 標 住 生 活 基 本 計 画 ( 平 成 23 年 3 月 15 日 閣 議 決 定 ) 等 を 踏 まえ 将 来 にわたり 活 用 される 良 質 な 住 宅 ストックの 形 成 を 進 め 成 熟 社 会 に ふさわしい 豊 かな 住 生 活 の 実 現 を 図 ることを 目 的 とする 目 標 新 築 住 宅 における 認 定 長 期 優 良 住 宅 の 割 合 8.8%( ) 20%( 平 成 32 年 度 ) 認 定 長 期 優 良 住 宅 の 供 給 が 開 始 された 平 成 21 年 6 月 ~ 平 成 22 年 3 月 の 数 値 長 期 優 良 住 宅 の 普 及 の 促 進 に 関 する 法 律 良 質 な 住 宅 が 建 築 され 長 期 にわたり 良 好 な 状 態 で 使 用 するため 耐 久 性 耐 震 性 維 持 保 全 容 易 性 可 変 性 等 を 備 えた 住 宅 を 認 定 平 成 24 年 度 の 認 定 戸 数 :107,552 戸 長 期 優 良 住 宅 認 定 基 準 のイメージ( 戸 建 て) 劣 化 対 策 数 世 代 にわたり 住 宅 の 構 造 躯 体 が 使 用 できること 長 期 に 利 用 される 構 造 躯 体 にお いて 対 応 しておくべき 性 能 必 要 な 断 熱 性 能 等 の 省 エネルギー 性 能 が 確 保 されていること 維 持 管 理 更 新 の 容 易 性 内 装 設 備 の 清 掃 点 検 補 修 更 新 を 容 易 に 行 うために 必 要 な 措 置 が 講 じら れていること 居 住 環 境 耐 震 性 免 震 建 築 物 であること 又 は 耐 震 等 級 2であること 等 良 好 な 景 観 の 形 成 等 に 配 慮 されたも のであること 計 画 的 な 維 持 管 理 定 期 的 な 点 検 補 修 等 に 関 する 計 画 が 策 定 されていること 住 戸 面 積 75m2 以 上 かつ 一 つの 階 が40m2 以 上 ( 地 域 の 実 情 により 増 減 可 )

15 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 場 合 の 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 所 得 税 個 人 住 民 税 ) 国 民 一 人 一 人 が それぞれのライフステージに 応 じた 住 宅 を 無 理 のない 負 担 で 円 滑 に 取 得 できる 住 宅 市 場 を 実 現 するため 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 に 係 る 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 13 5 人 以 上 世 帯 4 人 世 帯 3 人 世 帯 高 齢 夫 婦 以 外 の 2 人 世 帯 高 齢 夫 婦 居 住 のミスマッチ 世 帯 人 数 の 多 い 世 帯 と 高 齢 者 単 身 夫 婦 世 帯 が 住 む 住 宅 の 広 さにミスマッチがみられる 65 歳 以 上 の 単 身 65 歳 未 満 の 単 身 世 帯 類 型 別 床 面 積 構 造 住 宅 売 却 損 益 の 発 生 状 況 住 宅 売 却 損 益 の 発 生 状 況 4 人 以 上 世 帯 の 持 家 住 宅 の29%は 100m2 未 満 65 歳 以 上 の 単 身 及 び 夫 婦 の 持 家 住 宅 の57%は100m2 以 上 ( 万 世 帯 ) ~49m2 50m2~69m2 70m2~99m2 100m2~149m2 150m2~ 居 住 用 財 産 の 譲 渡 のうち 約 8 割 において 売 却 損 が 発 生 しており 住 替 えの 支 障 となっている また 譲 渡 益 が 発 生 する 場 合 にも 多 額 の 税 負 担 が 発 生 す る 売 却 損 発 生 79.5% (うち 約 半 数 が1,000 万 円 以 上 の 損 ) ( 出 典 ): 総 務 省 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 損 得 なし 5.1% 売 却 益 発 生 15.4% ( 出 典 ):( 一 社 ) 不 動 産 流 通 経 営 協 会 税 制 改 正 要 望 の 結 果 譲 渡 損 に 係 る 繰 越 控 除 譲 渡 益 に 係 る 課 税 の 繰 延 べ 居 住 用 財 産 の 譲 渡 に 当 たり 譲 渡 損 又 は 譲 渡 益 が 生 じた 場 合 に 応 じて それぞれ 税 制 上 の 特 例 措 置 を 講 ずる 譲 渡 損 が 生 じた 場 合 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 場 合 の 譲 渡 損 失 の 損 益 通 算 及 び 繰 越 控 除 住 宅 の 住 替 え( 買 換 え)で 譲 渡 損 失 が 生 じた 場 合 であって 買 換 資 産 に 係 る 住 宅 ローン 残 高 がある 場 合 は 譲 渡 損 失 額 を 所 得 金 額 の 計 算 上 控 除 ( 以 降 3 年 間 繰 越 控 除 ) 居 住 用 財 産 の 譲 渡 損 失 の 損 益 通 算 及 び 繰 越 控 除 住 宅 を 譲 渡 した 際 に 譲 渡 損 失 が 生 じた 場 合 であって 譲 渡 資 産 に 係 る 住 宅 ローン 残 高 が 残 る 場 合 は 住 宅 ローン 残 高 から 譲 渡 額 を 控 除 した 額 を 限 度 に 所 得 金 額 の 計 算 上 控 除 ( 以 降 3 年 間 繰 越 控 除 ) 譲 渡 益 が 生 じた 場 合 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 場 合 の 長 期 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 住 宅 の 住 替 え( 買 換 え)で 譲 渡 による 収 入 金 額 が 買 換 資 産 の 取 得 額 以 下 の 場 合 は 譲 渡 がなかったものとして 譲 渡 による 収 入 金 額 が 買 換 資 産 の 取 得 額 以 上 の 場 合 は その 差 額 分 について 譲 渡 があったものとし 課 税 ( 譲 渡 資 産 価 額 要 件 を1 億 円 以 下 に 見 直 し) 適 用 期 限 を 平 成 27 年 12 月 31 日 まで2 年 延 長 政 策 目 標 : 多 様 なライフステージに 応 じた 円 滑 な 住 替 えの 実 現

16 中 古 住 宅 流 通 リフォーム 市 場 の 拡 大 活 性 化 のための 特 例 措 置 の 創 設 拡 充 ( 所 得 税 個 人 住 民 税 贈 与 税 登 録 免 許 税 不 動 産 取 得 税 ) 中 古 住 宅 流 通 リフォーム 市 場 の 環 境 整 備 を 進 め 国 民 の 住 生 活 の 向 上 を 図 るとともに 市 場 規 模 の 拡 大 を 通 じた 経 済 の 活 性 化 に 資 する ため 一 定 の 質 の 向 上 が 図 られた 中 古 住 宅 を 取 得 した 場 合 の 登 録 免 許 税 の 特 例 措 置 を 創 設 する また 住 宅 ローン 減 税 等 各 種 特 例 措 置 の 拡 充 を 行 い 中 古 住 宅 の 取 得 後 に 耐 震 改 修 工 事 を 行 う 場 合 についても 各 種 特 例 措 置 の 適 用 対 象 とする 14 中 古 住 宅 流 通 の 現 状 全 住 宅 流 通 量 に 占 める 中 古 住 宅 の 流 通 シェアは 約 13.5%であり 欧 米 諸 国 と 比 べると 低 い 水 準 にある ( 万 戸 ) 日 本 再 興 戦 略 ( 平 成 25 年 6 月 14 日 閣 議 決 定 ) 中 短 期 工 程 表 立 地 競 争 力 の 更 なる 強 化 国 民 の 健 康 寿 命 の 延 伸 中 古 住 宅 流 通 リフォーム 市 場 の 規 模 を 倍 増 10 兆 円 (2010 年 ) 20 兆 円 (2020 年 ) 中 古 住 宅 流 通 シェアの 国 際 比 較 税 制 改 正 要 望 の 結 果 買 取 再 販 で 扱 われる 住 宅 の 取 得 に 係 る 登 録 免 許 税 の 特 例 措 置 の 創 設 買 取 再 販 は ノウハウを 有 する 事 業 者 が 効 率 的 効 果 的 に 住 宅 ストックの 質 の 向 上 を 図 る 事 業 形 態 であり 買 主 は 住 宅 の 質 の 安 心 を 確 保 した 上 で 入 居 することができるものであ ることから 中 古 住 宅 流 通 リフォーム 市 場 拡 大 の 起 爆 剤 として 期 待 買 取 再 販 事 業 者 により 一 定 の 質 の 向 上 を 図 るための 改 修 工 事 が 行 われた 中 古 住 宅 を 取 得 する 場 合 に 買 主 に 課 される 登 録 免 許 税 の 税 率 を 一 般 住 宅 特 例 より 引 き 下 げることで 消 費 者 の 負 担 を 軽 減 する 所 有 権 移 転 登 記 : 0.1% ( 本 則 2% 一 般 住 宅 特 例 0.3%) ( 適 用 期 間 :H26.4.1~ H ) ) リフォーム 工 事 ( 一 定 の 質 の 向 上 ) 売 主 事 業 者 買 主 登 録 免 許 税 減 税 中 古 住 宅 取 得 後 に 耐 震 改 修 工 事 を 行 う 場 合 における 住 宅 ローン 減 税 等 の 適 用 リフォーム 市 場 の 現 状 我 が 国 の 住 宅 投 資 に 占 めるリフォームの 割 合 は 27.9%で 欧 米 諸 国 と 比 較 して 小 さい 住 宅 投 資 に 占 めるリフォームの 割 合 の 国 際 比 較 80% 76.8% 57.3% 56.4% 60% 40% 27.9% 20% 0% 日 本 イギリス フランス ドイツ 現 行 では 耐 震 基 準 に 適 合 しない 中 古 住 宅 を 取 得 し 耐 震 改 修 工 事 を 行 った 後 に 入 居 する 場 合 に 税 制 上 の 各 種 特 例 措 置 が 受 けられず このことが 中 古 住 宅 取 得 の 支 障 の 一 因 と なっている こうした 場 合 であっても 耐 震 基 準 への 適 合 が 確 実 であることにつき 証 明 がなされた 場 合 に は 耐 震 基 準 に 適 合 した 中 古 住 宅 を 取 得 した 際 と 同 様 に 以 下 の 特 例 措 置 の 適 用 を 可 能 とする 住 宅 ローン 減 税 住 宅 取 得 等 資 金 に 係 る 贈 与 税 の 非 課 税 措 置 等 既 存 住 宅 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 ( 参 考 ) 左 記 の 特 例 措 置 が 適 用 可 能 となる 場 合 のイメージ 耐 震 基 準 に 適 合 しない 中 古 住 宅 を 取 得 耐 震 基 準 に 適 合 することが 確 実 である 旨 申 請 耐 震 改 修 工 事 入 居 耐 震 改 修 工 事 の 結 果 耐 震 基 準 に 適 合 する 中 古 住 宅 に 入 居

17 15 社 会 情 勢 の 変 化 国 内 における 少 子 高 齢 化 人 口 減 少 の 進 展 航 空 業 界 の 変 化 航 空 機 燃 料 税 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 航 空 機 燃 料 税 ) 現 行 の 特 例 措 置 の 概 要 本 則 26,000 円 /kl 18,000 円 /kl 沖 縄 路 線 13,000 円 /kl 9,000 円 /kl ( 本 則 の1/2) 特 定 離 島 路 線 19,500 円 /kl 13,500 円 /kl ( 本 則 の3/4) 適 用 期 限 平 成 26 年 3 月 31 日 まで 羽 田 の 再 国 際 化 オープンスカイの 進 展 LCC 中 東 系 航 空 会 社 の 台 頭 さらに 現 下 の 不 透 明 な 経 営 環 境 ( 円 安 燃 油 価 格 高 騰 ) 国 内 航 空 ネットワークの 現 状 大 幅 に 縮 小 された 国 内 航 空 ネットワークは 回 復 には 至 っていない 税 制 改 正 要 望 の 結 果 適 用 期 限 特 例 措 置 を3 年 間 延 長 ( 平 成 29 年 3 月 31 日 まで) グローバル 化 の 進 展 アジアの 急 成 長 更 なる 競 争 激 化 < 地 方 航 空 路 線 数 の 推 移 > H22 H23 H24 H28 航 空 会 社 の 更 なるコスト 削 減 努 力 航 空 機 燃 料 税 の 特 例 措 置 の 継 続 国 内 航 空 ネットワークの 回 復 による 利 用 者 利 便 の 向 上

18 国 内 線 に 就 航 する 航 空 機 に 係 る 特 例 措 置 の 延 長 及 び 拡 充 ( 固 定 資 産 税 ) 安 定 的 な 航 空 輸 送 サービスの 提 供 及 び 地 方 航 空 ネットワークの 維 持 を 図 るため 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 間 延 長 最 大 離 陸 重 量 50トン 未 満 の 航 空 機 に 係 る 課 税 標 準 の 軽 減 措 置 を 拡 充 16 我 が 国 航 空 会 社 の 現 状 グローバル 化 や 航 空 自 由 化 の 進 展 国 際 航 空 市 場 で 厳 しい 競 争 に 直 面 LCCの 本 格 参 入 など 利 用 者 ニーズの 多 様 化 に 応 じた 新 サービスの 登 場 地 方 路 線 を 巡 る 環 境 地 方 において 顕 著 な 人 口 減 少 少 子 高 齢 化 内 部 補 助 など 航 空 会 社 の 企 業 努 力 による 地 方 航 空 ネット ワーク 維 持 には 限 界 耐 用 年 数 を 迎 え 機 材 更 新 が 必 要 な 地 域 航 空 会 社 の 小 型 機 が 増 加 地 方 航 空 ネ ッ ト ワ ー ク 維 持 の た の め 支 援 が 必 要 具 体 的 施 策 大 型 機 (B777 等 ) 中 小 型 機 (B767 B737 等 ) リージョナル 機 (ERJ 等 ) 税 制 改 正 要 望 の 結 果 [ 現 行 特 例 措 置 ] [ 延 長 拡 充 ] 購 入 後 3 年 2/3に 軽 減 200トン 現 行 最 大 離 陸 重 量 200トン 以 上 最 初 の3 年 間 2/3に 軽 減 5 年 2/5に 軽 減 軽 減 措 置 の 拡 充 最 大 離 陸 重 量 200トン 未 満 最 初 の5 年 間 2/5 ただし 地 方 路 線 就 航 時 間 割 合 が2/3 以 上 に 限 る (2/3 未 満 は200トン 以 上 と 同 率 を 適 用 ) 適 用 期 限 平 成 26 年 3 月 31 日 まで 200トン 50トン 30トン 大 型 機 (B777 等 ) 中 小 型 機 (B767 B737 B737 等 ) リージョナル 機 (ERJ 等 ) リージョナル 機 (ATR 等 ) 購 入 後 3 年 2/3に 軽 減 2/5に 軽 減 5 年 1 年 その 後 4 年 3/8 2/5に 軽 減 5 年 1/4に 軽 減 結 果 適 用 期 限 の 延 長 平 成 28 年 3 月 31 日 まで2 年 間 延 長 軽 減 措 置 の 拡 充 最 大 離 陸 重 量 50トン 未 満 初 年 度 3/8 その 後 4 年 間 2/5 最 大 離 陸 重 量 30トン 未 満 最 初 の5 年 間 1/4 ただし 羽 田 伊 丹 路 線 就 航 時 間 割 合 が1/3 未 満 に 限 る (1/3 以 上 は50トン 以 上 200トン 未 満 と 同 率 を 適 用 ) 政 策 目 標 : 現 行 の 地 方 航 空 ネットワークの 維 持

19 17 バリアフリー 施 策 に 係 る 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 延 長 地 域 公 共 交 通 活 性 化 再 生 法 に 基 づく 鉄 道 事 業 再 構 築 事 業 に 係 る 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 ) バリアフリー 施 策 に 係 る 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 延 長 背 景 バリアフリー 化 が 進 展 している 一 方 で 鉄 道 については 物 理 的 制 約 等 による 整 備 困 難 な 駅 の 存 在 が 顕 在 化 しているほか ホームドア の 設 置 等 一 層 の 高 度 化 への 対 応 が 課 題 施 策 の 目 標 平 成 32 年 度 末 を 目 標 とする 新 整 備 目 標 ( 基 本 方 針 )を 設 定 (H23.3) 対 象 駅 を1 日 当 たりの 平 均 的 な 利 用 客 5000 人 以 上 から3000 人 以 上 へ 拡 大 平 成 32 年 度 までに 原 則 としてすべての 対 象 駅 についてエレベーター 等 を 設 置 ホームドアの 整 備 の 必 要 性 に 言 及 第 3 次 社 会 資 本 整 備 重 点 計 画 の 策 定 (H24.8) 1 日 当 たりの 平 均 的 な 利 用 客 10 万 人 以 上 の 駅 について ホームドア の 優 先 的 な 整 備 を 実 施 鉄 道 駅 等 におけるバリアフリー 化 の 投 資 インセンティブが 引 き 続 き 必 要 税 制 改 正 要 望 の 結 果 特 例 措 置 の 対 象 鉄 道 事 業 者 等 が 取 得 した 以 下 の 固 定 資 産 1ホームドアシステム 2エレベーター ホームドア 地 域 公 共 交 通 活 性 化 再 生 法 に 基 づく 鉄 道 事 業 再 構 築 事 業 に 係 る 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 延 長 背 景 地 域 鉄 道 を 取 り 巻 く 経 営 環 境 が 年 々 厳 しさを 増 す 中 鉄 道 事 業 者 による 利 用 促 進 策 や 合 理 化 努 力 も 限 界 に 達 しつつあり 路 線 の 廃 止 に 至 る 例 が 全 国 各 地 で 出 てきている こうした 状 況 を 踏 まえ 創 意 工 夫 して 鉄 道 の 再 構 築 に 主 体 的 に 取 り 組 む 地 域 を 国 として 総 合 的 かつ 強 力 に 支 援 することにより 地 域 の 暮 らしを 支 える 地 域 鉄 道 の 再 生 再 構 築 を 推 進 してきたところであり 本 特 例 措 置 の 延 長 が 必 要 不 可 欠 施 策 の 目 標 鉄 道 事 業 再 構 築 事 業 を 実 施 する 鉄 道 事 業 者 を 支 援 することにより 地 域 の 暮 らしを 支 える 地 域 鉄 道 の 維 持 活 性 化 を 図 る 税 制 改 正 要 望 の 結 果 特 例 措 置 の 対 象 鉄 道 事 業 再 構 築 事 業 を 実 施 する 鉄 道 事 業 者 が 国 の 補 助 を 受 けて 取 得 する 線 路 設 備 電 路 設 備 停 車 場 車 両 等 特 例 措 置 の 内 容 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 : 課 税 標 準 5 年 間 1/4に 軽 減 適 用 期 限 : 平 成 28 年 3 月 31 日 まで2 年 間 延 長 特 例 措 置 の 内 容 エレベーター 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 : 課 税 標 準 5 年 間 2/3に 軽 減 適 用 期 限 : 平 成 28 年 3 月 31 日 まで2 年 間 延 長 車 両 の 更 新 線 路 設 備 ( 軌 道 改 良 (PCまくら 木 化 ))

20 都 道 府 県 の 条 例 に 定 める 路 線 を 運 行 する 乗 合 バス 車 両 の 取 得 に 係 る 非 課 税 措 置 の 延 長 ( 自 動 車 取 得 税 ) 人 口 減 少 少 子 高 齢 化 マイカーの 普 及 等 により バス 事 業 の 輸 送 人 員 が 減 少 を 続 ける 中 で 昨 今 の 景 気 の 悪 化 や 燃 料 の 高 騰 等 もあ り バス 事 業 者 の 経 営 は 極 めて 厳 しい 状 況 に 置 かれている 地 域 住 民 の 日 常 生 活 に 不 可 欠 な 足 としてバス 路 線 を 維 持 し 公 共 的 使 命 及 び 社 会 的 責 任 を 果 たすとともに 人 々の 社 会 参 加 の 機 会 の 確 保 や 環 境 にやさしい 交 通 体 系 の 構 築 を 図 るためには 老 朽 化 した 乗 合 バス 車 両 の 早 期 代 替 が 重 要 である 乗 合 バス 事 業 の 現 状 乗 合 バス 事 業 者 の 収 支 状 況 乗 合 バス 車 両 の 車 齢 18 輸 送 人 員 及 び 営 業 収 入 は 引 き 続 き 長 期 的 に 減 少 傾 向 にある 輸 送 人 員 ( 百 万 人 ) 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 年 度 4,937 輸 送 人 員 4,633 4,448 4,244 4,264 4,178 4,118 1,069 1, 営 業 収 入 ,380 事 業 者 数 事 業 者 数 ( 者 ) 営 業 収 入 (10 億 円 ) 1,600 1,400 1,200 1, 乗 合 バス 事 業 者 の 3/4 が 赤 字 事 業 者 となっている 乗 合 バス 車 両 の 車 齢 の 分 布 をみる と 7 割 強 が11 年 を 超 える 車 両 と なっている 20 年 以 上 6 年 未 満 13.4% 13.7% 16 年 以 上 20 年 未 満 33.3% 6 年 以 上 11 年 未 満 15.7% 11 年 以 上 16 年 未 満 23.9% 過 去 7 年 間 に 運 賃 改 定 を 実 施 した27 事 業 者 5,683 両 の 集 計 施 策 の 目 標 地 方 バス 路 線 の 維 持 率 97.7% ( 平 成 24 年 度 ) 100% ( 平 成 25 年 度 ) 要 望 の 結 果 地 域 住 民 の 生 活 の 足 として 必 要 不 可 欠 な 公 共 交 通 機 関 であるバス 交 通 を 確 保 維 持 改 善 するため 都 道 府 県 の 条 例 に 定 める 路 線 ( 住 民 生 活 に 必 要 な 路 線 で 輸 送 人 員 の 減 少 等 により 運 行 の 維 持 が 困 難 なもの)の 運 行 の 用 に 供 する 乗 合 バス 車 両 の 取 得 に 係 る 自 動 車 取 得 税 の 非 課 税 措 置 を2 年 間 延 長 する

21 奄 美 群 島 における 工 業 用 機 械 等 に 係 る 割 増 償 却 制 度 の 延 長 ( 所 得 税 法 人 税 ) 現 行 制 度 奄 美 群 島 において 事 業 者 が 製 造 業 農 林 水 産 物 等 販 売 業 旅 館 業 及 び 情 報 サービス 業 等 の 用 に 供 する 設 備 等 を 取 得 等 した 場 合 5 年 間 割 増 償 却 ができる 19 奄 美 群 島 において 高 齢 化 の 進 展 や 若 年 層 を 中 心 とした 人 口 の 流 出 等 の 課 題 に 対 応 し 雇 用 機 会 の 拡 大 定 住 人 口 の 確 保 を 図 るためには 奄 美 群 島 の 市 町 村 が 推 し 進 める 地 域 外 からの 事 業 者 誘 致 及 び 小 規 模 零 細 な 事 業 者 を 含 めた 民 間 事 業 者 による 投 資 促 進 を 通 じた 内 発 的 発 展 を 実 現 することが 必 要 人 口 減 少 高 齢 化 全 国 や 鹿 児 島 県 全 体 に 比 べ 人 口 減 少 高 齢 化 が 進 展 人 口 増 減 率 (H17~H22) : 全 国 +0.2% 県 全 体 : 2.7% 奄 美 6.1% 高 齢 者 率 (H22) : 全 国 23.0% 県 全 体 26.5% 奄 美 29.1% 若 年 層 を 中 心 とした 人 口 流 出 奄 美 群 島 の 人 口 動 態 をみると 自 然 減 は 平 成 2 年 から 始 まっている 一 方 社 会 動 態 は 昭 和 50 年 より 一 環 して 減 少 平 成 23 年 の 新 規 高 校 卒 業 者 の 群 島 内 就 職 率 は12.4%で 約 9 割 が 群 島 外 に 就 職 県 平 均 を 大 きく 下 回 る 事 業 所 規 模 奄 美 群 島 の4 人 以 上 の 事 業 所 で1 事 業 所 あたりの 従 業 員 数 は10.3 人 であり 県 平 均 (28.8 人 ) 全 国 平 均 (32.2 人 )を 大 きく 下 回 っており 零 細 事 業 者 が 多 い 税 制 改 正 要 望 の 結 果 適 用 期 限 を 平 成 27 年 3 月 31 日 まで1 年 間 延 長 する (1) 対 象 業 種 取 得 価 額 要 件 等 製 造 業 旅 館 業 資 本 金 5,000 万 円 以 下 資 本 金 5,000 万 円 超 1 億 円 以 下 資 本 金 1 億 円 超 500 万 円 以 上 の 機 械 装 置 建 物 附 属 設 備 構 築 物 に 係 る 取 得 等 農 林 水 産 物 等 販 売 業 情 報 サービス 業 等 対 象 業 種 取 得 価 額 要 件 等 1,000 万 円 以 上 の 機 械 装 置 建 物 附 属 設 備 構 築 物 に 係 る 新 増 設 500 万 円 以 上 の 機 械 装 置 建 物 附 属 設 備 構 築 物 に 係 る 取 得 等 (2) 償 却 率 機 械 装 置 : 普 通 償 却 限 度 額 の32% 建 物 附 属 設 備 構 築 物 : 普 通 償 却 限 度 額 の48% (3) 償 却 期 間 5 年 2,000 万 円 以 上 の 機 械 装 置 建 物 附 属 設 備 構 築 物 に 係 る 新 増 設

22 既 存 建 築 物 ( 非 住 宅 )の 改 修 投 資 促 進 のための 特 例 措 置 の 創 設 ( 所 得 税 法 人 税 法 人 住 民 税 事 業 税 固 定 資 産 税 ) 耐 震 化 省 エネ 化 による 既 存 建 築 物 ( 非 住 宅 )の 改 修 投 資 を 促 進 し 消 費 税 引 上 げに 伴 う 大 幅 な 住 宅 着 工 戸 数 の 落 ち 込 みによる 経 済 への 悪 影 響 を 緩 和 するとともに 民 間 建 築 投 資 の 活 性 化 を 図 るため 以 下 の 特 例 措 置 を 創 設 する 既 存 建 築 物 ( 非 住 宅 )の 耐 震 改 修 投 資 促 進 のための 特 例 措 置 ( 法 人 税 所 得 税 固 定 資 産 税 ) 改 正 耐 震 改 修 促 進 法 ( 平 成 25 年 11 月 施 行 )に 基 づき 耐 震 診 断 が 義 務 付 けられる 建 築 物 について 以 下 の 特 例 措 置 を 講 じる 法 人 税 所 得 税 耐 震 診 断 が 義 務 付 けられる 建 築 物 について 平 成 27 年 3 月 31 日 までに 耐 震 診 断 結 果 の 報 告 を 行 った 者 が 平 成 26 年 4 月 1 日 からその 報 告 を 行 った 日 以 後 5 年 を 経 過 する 日 までに 耐 震 改 修 により 取 得 等 をする 建 築 物 の 部 分 について その 取 得 価 額 の25%の 特 別 償 却 ができ ることとする 20 固 定 資 産 税 耐 震 診 断 が 義 務 付 けられる 建 築 物 で 耐 震 診 断 結 果 が 報 告 されたものについて 平 成 26 年 4 月 1 日 から 平 成 29 年 3 月 31 日 までの 間 に 政 府 の 補 助 を 受 けて 改 修 工 事 を 行 った 場 合 工 事 完 了 年 の 翌 年 度 分 から2 年 度 分 の 固 定 資 産 税 について 固 定 資 産 税 額 の2 分 の1に 相 当 する 額 を 減 額 する(ただし 改 修 工 事 費 の2.5%を の25%を 限 度 とする) 既 存 建 築 物 ( 非 住 宅 )の 省 エネ 投 資 促 進 のための 特 例 措 置 ( 法 人 税 所 得 税 等 ) 産 業 競 争 力 強 化 法 の 制 定 に 伴 い 製 造 業 非 製 造 業 の 生 産 性 向 上 を 図 る 生 産 性 向 上 を 促 す 設 備 等 投 資 促 進 税 制 において 建 築 物 全 体 の 省 エネ 性 能 に 大 きく 影 響 するLED 等 の 照 明 や 断 熱 窓 等 の 先 端 的 な 省 エネ 設 備 ( 1)について 以 下 の 特 例 措 置 を 講 じる また 建 築 物 本 体 の 省 エネ 改 修 についても 一 定 の 利 益 率 向 上 ( 2)があれば 同 様 の 措 置 の 対 象 となる 取 得 等 の 期 間 対 象 償 却 率 等 産 業 競 争 力 強 化 法 の 施 行 日 * ~H * 法 律 の 公 布 の 日 から3ヶ 月 を 超 えない 範 囲 内 で 政 令 で 定 める 日 から 施 行 H28.4.1~H 事 業 の 用 に 供 した 一 定 の 設 備 等 即 時 償 却 又 は 税 額 控 除 5%( 建 物 構 築 物 は3%) 特 別 償 却 50%( 建 物 構 築 物 は25%) 又 は 税 額 控 除 4%( 建 物 構 築 物 は2%) ( 1) 先 端 的 設 備 一 定 の 建 物 ( 断 熱 材 断 熱 窓 ) 建 物 附 属 設 備 (LED 冷 暖 房 昇 降 機 設 備 等 ) 器 具 備 品 等 で 最 新 モデルか つ 生 産 性 向 上 要 件 ( 旧 モデル 比 で 年 平 均 1% 以 上 向 上 )を 満 たすもの ( 2) 生 産 ラインやオペレーションの 改 善 に 資 する 設 備 建 物 建 物 附 属 設 備 器 具 備 品 等 で 経 済 産 業 局 の 確 認 を 受 けた 投 資 計 画 上 の 投 資 利 益 率 が15% 以 上 ( 中 小 企 業 者 等 は5% 以 上 )であるもの 税 額 控 除 は 当 期 法 人 税 額 の20%が 上 限

23 港 湾 の 民 有 護 岸 等 ( 特 定 技 術 基 準 対 象 施 設 )の 耐 震 化 の 推 進 のための 特 例 措 置 の 創 設 ( 法 人 税 ) 大 規 模 地 震 発 生 時 の 航 路 機 能 を 確 保 するため 民 間 事 業 者 が 特 定 技 術 基 準 対 象 施 設 を 耐 震 改 修 する 際 の 法 人 税 の 特 例 措 置 を 創 設 する 東 日 本 大 震 災 では 民 間 事 業 者 が 管 理 する 航 路 沿 いの 護 岸 等 が 損 壊 し 航 路 内 に 土 砂 が 流 出 する 等 船 舶 の 航 行 にも 支 障 を 及 ぼした 阪 神 淡 路 大 震 災 の 教 訓 を 踏 まえ 耐 震 強 化 岸 壁 の 整 備 が 進 められているが 首 都 直 下 型 地 震 等 が 発 生 した 場 合 には 民 間 事 業 者 が 管 理 する 航 路 沿 いの 護 岸 が 液 状 化 等 により 損 壊 し 緊 急 物 資 の 輸 送 が 困 難 となる 等 港 湾 機 能 が 麻 痺 する 恐 れがある このため 港 湾 法 を 改 正 し 港 湾 管 理 者 が 民 有 護 岸 等 の 維 持 管 理 状 況 について 立 入 検 査 や 勧 告 命 令 を 実 施 予 定 ( 来 年 6 月 までに 施 行 ) 一 方 民 間 事 業 者 が 耐 震 改 修 を 行 う 場 合 多 額 の 費 用 を 要 することから 企 業 活 動 を 圧 迫 しかねず 耐 震 改 修 を 促 進 するために は 支 援 措 置 が 必 要 21 東 日 本 大 震 災 における 港 湾 施 設 の 被 災 大 規 模 地 震 発 生 時 の 航 路 機 能 の 確 保 要 望 の 結 果 大 規 模 地 震 が 発 生 した 場 合 において 船 舶 の 交 通 を 確 保 するため 民 間 事 業 者 が 所 有 する 特 定 技 術 基 準 対 象 施 設 を 耐 震 改 修 した 場 合 の 法 人 税 の 特 例 措 置 を 創 設 する 特 例 措 置 の 内 容 : 法 人 税 の 特 例 措 置 ( 特 別 償 却 (20%)) 対 象 施 設 : 民 間 事 業 者 が 所 有 する 特 定 技 術 基 準 対 象 施 設 ( 護 岸 等 )

24 浸 水 防 止 用 設 備 に 係 る 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 創 設 ( 固 定 資 産 税 ) 近 年 集 中 豪 雨 等 による 水 災 が 多 発 する 一 方 で 水 防 の 担 い 手 が 減 少 高 齢 化 地 下 街 等 は 浸 水 スピードが 速 く 閉 鎖 的 であることから 人 命 に 対 するリスクが 大 きい また 浸 水 が 発 生 した 場 合 都 市 経 済 活 動 が 機 能 不 全 に 陥 る 制 度 規 制 面 の 環 境 整 備 福 岡 市 営 地 下 鉄 博 多 駅 ( 平 成 15 年 7 月 ) 浸 水 防 止 対 策 の 強 化 水 防 法 を 改 正 ( 平 成 25 年 7 月 施 行 ) 河 川 氾 濫 時 における 浸 水 想 定 区 域 内 に 位 置 する 地 下 街 等 による 浸 水 防 止 対 策 (1 浸 水 防 止 計 画 ( )の 作 成 2 訓 練 の 実 施 3 自 衛 水 防 組 織 の 設 置 )を 新 たに 義 務 付 け 避 難 確 保 浸 水 防 止 計 画 として 避 難 確 保 に 関 する 事 項 も 記 載 22 説 明 会 等 を 通 じて 改 正 法 の 周 知 を 進 めつつ 地 下 街 等 の 事 業 者 に 対 し 計 画 作 成 訓 練 の 実 施 等 の 技 術 的 助 言 を 実 施 し 浸 水 防 止 対 策 等 を 促 進 税 制 改 正 要 望 の 結 果 特 例 措 置 の 対 象 : 浸 水 想 定 区 域 内 の 地 下 街 等 の 所 有 者 又 は 管 理 者 が 水 防 法 に 規 定 する 浸 水 防 止 計 画 に 基 づき 浸 水 の 防 止 に 資 するために 取 得 する 浸 水 防 止 用 設 備 ( 止 水 板 防 水 扉 等 ) 特 例 措 置 の 内 容 : 最 初 の5 年 間 価 格 に3 分 の2を 参 酌 して2 分 の1 以 上 6 分 の5 以 下 の 範 囲 内 において 市 町 村 の 条 例 で 定 める 割 合 を 乗 じて 得 た 額 を 課 税 標 準 とする 措 置 を 平 成 26 年 4 月 1 日 から3 年 間 に 限 り 講 ずる 止 水 板 防 水 扉 排 水 ポンプ 換 気 口 浸 水 防 止 機

25 バラスト 水 処 理 装 置 に 係 る 設 備 投 資 の 促 進 のための 特 例 措 置 の 創 設 ( 法 人 税 ) 排 出 されるバラスト 水 中 の 外 来 性 生 物 による 海 洋 生 態 の 破 壊 を 防 止 するために 船 舶 へのバラスト 水 処 理 装 置 の 搭 載 を 義 務 付 け バラスト 水 処 理 装 置 の 搭 載 工 事 に 伴 う 船 社 ( 海 運 事 業 者 )への 高 額 の 費 用 負 担 が 発 生 短 期 間 に 工 事 が 集 中 し 海 外 造 船 所 へ 工 事 流 出 が 危 惧 バラスト 水 : 船 を 安 定 させるために 積 み 込 む 水 要 望 の 結 果 バラスト 水 処 理 装 置 の 搭 載 に 要 した 費 用 は 修 繕 費 として 一 括 損 金 経 理 を 可 能 とする 23 税 制 の 効 果 早 期 のバラスト 水 処 理 装 置 の 搭 載 を 誘 導 し 海 洋 生 態 の 破 壊 の 防 止 に 寄 与 規 制 開 始 前 におけるバラスト 水 処 理 装 置 の 搭 載 を 促 進 することで 国 内 造 船 所 の 受 注 機 会 の 確 保 が 図 られる <バラスト 水 イメージ 図 > < 今 後 バラスト 水 処 理 装 置 を 搭 載 する 日 本 商 船 隊 隻 数 (イメージ)>

26 国 際 船 舶 の 所 有 権 保 存 登 記 等 に 係 る 課 税 の 軽 減 措 置 の 延 長 及 び 拡 充 ( 登 録 免 許 税 ) 東 日 本 大 震 災 や 原 発 事 故 を 契 機 として 日 本 商 船 隊 による 安 定 輸 送 経 済 安 全 保 障 の 確 立 の 重 要 性 が 改 めて 明 確 化 特 に 日 本 商 船 隊 の 中 でも 国 際 船 舶 を 中 核 とした 外 航 日 本 船 舶 の 増 加 を 図 ることが 喫 緊 の 課 題 登 録 免 許 税 は 我 が 国 での 船 舶 投 資 に 係 る 初 期 負 担 を 外 国 に 比 べて 重 いものとする 一 因 となっており 継 続 して 税 制 上 の 支 援 を 行 うことが 必 要 要 望 の 結 果 24 2 年 間 の 延 長 所 有 権 保 存 登 記 3.5/1000( 本 則 4/1000) 抵 当 権 設 定 登 記 3.5/1000( 本 則 4/1000) 国 際 船 舶 の 隻 数 推 移 150 税 制 の 効 果 国 際 海 上 輸 送 の 確 保 上 重 要 な 国 際 船 舶 の 保 有 を 促 進 し 日 本 商 船 隊 による 安 定 輸 送 経 済 安 全 保 障 の 確 立 が 図 られる 0 H19 H20 H21 H22 H23 H24

27 中 小 企 業 者 が 機 械 等 を 取 得 した 場 合 の 特 別 償 却 制 度 又 は 税 額 控 除 制 度 ( 中 小 企 業 投 資 促 進 税 制 )の 延 長 及 び 拡 充 ( 所 得 税 法 人 税 法 人 住 民 税 事 業 税 ) 中 小 企 業 者 の 設 備 投 資 を 促 進 するため 中 小 企 業 者 がトラック( 車 両 総 重 量 3.5t 以 上 ) 内 航 貨 物 船 その 他 機 械 装 置 等 を 取 得 した 場 合 の 特 別 償 却 制 度 又 は 税 額 控 除 制 度 の 適 用 期 限 を3 年 間 延 長 する また 中 小 企 業 の 生 産 性 向 上 設 備 (ソフトウエア 組 込 型 装 置 を 含 む)については 即 時 償 却 又 は 税 額 控 除 割 合 の 上 乗 せ 等 の 拡 充 を 行 う 長 引 く 景 気 低 迷 による 荷 動 きの 減 少 等 により トラック 事 業 内 航 海 運 業 等 の 経 営 は 極 めて 厳 しい 状 況 政 策 の 目 標 トラック 車 両 内 航 貨 物 船 その 他 機 械 装 置 等 の 購 入 代 替 の 促 進 貨 物 車 両 の 平 均 使 用 年 数 は 増 加 傾 向 内 航 貨 物 船 は 老 朽 化 が 進 行 トラックの 平 均 使 用 年 数 11.2 年 ( 平 成 15 年 ) 11.9 年 ( 平 成 19 年 ) 12.8 年 ( 平 成 24 年 ) 25 内 航 貨 物 船 の 老 朽 化 率 ( 船 齢 14 年 以 上 ) 51%( 平 成 15 年 ) 66%( 平 成 19 年 ) 74%( 平 成 24 年 ) 中 小 企 業 の 設 備 投 資 を 促 進 するための 特 例 措 置 が 必 要 具 体 的 施 策 税 制 改 正 要 望 の 結 果 特 例 内 容 所 得 税 法 人 税 : 特 別 償 却 30% 又 は 税 額 控 除 7% ( 中 小 企 業 の 生 産 性 向 上 設 備 (ソフトウエア 組 込 型 装 置 を 含 む)ついては 即 時 償 却 又 は 税 額 控 除 ( 税 額 控 除 利 用 可 能 な 法 人 の 拡 大 ( 資 本 金 3,000 万 円 1 億 円 ) 控 除 割 合 の 上 乗 せ( 資 本 金 3,000 万 円 以 下 の 法 人 7% 10%)の 拡 充 ) 対 象 設 備 トラック 内 航 貨 物 船 機 械 装 置 器 具 備 品 ソフトウエア トラックの 代 替 促 進 により 環 境 負 荷 の 軽 減 等 に 寄 与 老 朽 船 の 代 替 建 造 を 通 じ 内 航 貨 物 輸 送 の 効 率 化 環 境 負 荷 低 減 等 に 寄 与 幅 広 い 関 連 業 界 への 経 済 波 及 効 果 を 通 じて 中 小 企 業 の 景 気 回 復 に 寄 与 適 用 期 限 を 平 成 29 年 3 月 31 日 まで3 年 間 延 長

28 関 関 西 西 国 国 際 際 空 空 港 港 及 及 び び 大 大 阪 阪 国 国 際 際 空 空 港 港 に に 係 係 る る 公 公 共 共 施 施 設 設 等 等 運 運 営 営 権 権 の の 設 設 定 定 に に 係 係 る る 諸 税 の 特 例 措 置 の 創 設 諸 税 の 特 例 措 置 の 創 設 ( 所 得 ( 税 登 録 法 免 人 許 税 登 法 録 人 免 税 許 等 税 ) 等 ) 目 的 関 西 国 際 空 港 ( 関 空 )の 整 備 に 要 した 約 1.2 兆 円 の 債 務 の 早 期 返 済 健 全 なバランスシートの 構 築 前 向 きな 投 資 の 実 行 競 争 力 収 益 力 を 強 化 26 関 西 国 際 空 港 及 び 大 阪 国 際 空 港 の 一 体 的 かつ 効 率 的 な 設 置 及 び 管 理 に 関 する 法 律 ( 平 成 23 年 法 律 第 54 号 ) 1 関 空 伊 丹 の 経 営 統 合 一 体 運 営 による 事 業 価 値 の 増 大 法 人 税 固 定 資 産 税 等 の 特 例 を 措 置 (H23,24 年 度 要 望 ) 2 関 空 伊 丹 に 係 るコンセッションの 実 施 公 共 施 設 等 運 営 権 の 設 定 に 係 る 特 例 措 置 の 創 設 (H26 年 度 要 望 ) 関 空 の 整 備 に 要 した 債 務 の 早 期 かつ 確 実 な 返 済 関 空 の 我 が 国 の 国 際 拠 点 空 港 としての 機 能 の 再 生 強 化 両 空 港 の 適 切 かつ 有 効 な 活 用 を 通 じた 関 西 における 航 空 需 要 の 拡 大 可 能 な 限 り 速 やかに( 早 ければ2014 年 度 にも) 公 共 施 設 等 運 営 権 の 設 定 (いわゆるコンセッ ション 方 式 によるPFI 事 業 )を 行 う ( 新 関 空 会 社 中 期 経 営 計 画 抜 粋 ) 税 制 要 望 の 結 果 関 空 の 国 際 拠 点 空 港 としての 機 能 の 再 生 強 化 関 空 伊 丹 の 適 切 かつ 有 効 な 活 用 を 通 じた 関 西 における 航 空 輸 送 需 要 の 拡 大 を 図 るため 両 空 港 に 係 るコンセッションを 適 時 かつ 適 切 な 条 件 で 実 施 するために 必 要 となる 税 制 特 例 を 創 設 する 登 録 免 許 税 関 西 国 際 空 港 及 び 大 阪 国 際 空 港 に 係 る 公 共 施 設 等 運 営 権 の 設 定 登 録 に 対 する 登 録 免 許 税 の 税 率 を 2 年 間 0.5/1000( 本 則 :1/1000)に 軽 減 する [ 適 用 期 間 : 平 成 26~27 年 度 ] 法 人 税 等 関 西 国 際 空 港 及 び 大 阪 国 際 空 港 に 係 る 公 共 施 設 等 運 営 権 対 価 について 延 払 基 準 の 方 法 により 益 金 算 入 する

29 成 田 国 際 空 港 株 式 会 社 が 事 業 の 用 に 供 する 固 定 資 産 に 係 る 特 例 措 置 の 延 長 ( 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 ) 税 制 改 正 要 望 の 結 果 成 田 国 際 空 港 株 式 会 社 が 事 業 の 用 に 供 する 固 定 資 産 について 課 税 標 準 を6 分 の5に 軽 減 する 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 間 ( 平 成 27 年 度 末 ま で) 延 長 する ( 特 例 の 対 象 施 設 ) 1 空 港 基 本 施 設 の 用 に 供 する 土 地 構 築 物 ( 滑 走 路 着 陸 帯 誘 導 路 エプロン) 2 航 空 保 安 施 設 の 用 に 供 する 固 定 資 産 ( 進 入 灯 滑 走 路 灯 計 器 着 陸 用 施 設 等 ) 航 空 保 安 施 設 特 例 措 置 の 対 象 施 設 滑 走 路 着 陸 帯 誘 導 路 エプロン ターミナル ビル 等 エプロン 滑 走 路 着 陸 帯 誘 導 路 航 空 保 安 施 設 エプロン 27 背 景 今 後 の 施 設 整 備 概 要 アジア 諸 国 とのハブ 空 港 間 競 争 が 激 化 する 中 成 田 空 港 の 国 際 競 争 力 を 強 化 していくことは 我 が 国 の 経 済 発 展 にとって 急 務 B 滑 走 路 2,500m 駐 機 場 の 増 設 30 万 回 化 対 応 2020 年 に 開 催 される 東 京 オリンピック さらにその 先 の 首 都 圏 の 国 際 航 空 需 要 の 増 大 に 対 応 するためにも さら なる 空 港 機 能 の 強 化 が 必 要 LCC 専 用 ターミナルの 整 備 30 万 回 化 対 応 第 2 旅 客 ターミナルビル 空 港 南 部 貨 物 地 区 ターミナルビルの 増 設 機 能 強 化 貨 物 取 扱 施 設 区 域 航 空 機 整 備 施 設 区 域 第 1 旅 客 ターミナルビル 成 田 国 際 空 港 株 式 会 社 は 今 後 継 続 的 な 大 規 模 設 備 投 資 を 行 う 必 要 があり 安 定 経 営 を 図 ることが 不 可 欠 WAM の 導 入 30 万 回 化 対 応 管 制 機 能 向 上 に 必 要 な 監 視 装 置 A 滑 走 路 4,000m

30 新 幹 線 用 不 動 産 取 得 に 係 る 非 課 税 措 置 の 創 設 ( 登 録 免 許 税 不 動 産 取 得 税 ) 背 景 中 央 新 幹 線 は 東 京 名 古 屋 間 においては2027 年 ( 平 成 39 年 ) 名 古 屋 大 阪 間 においては2045 年 ( 平 成 57 年 )の 開 業 に 向 けて 手 続 等 を 行 っている 交 通 政 策 審 議 会 中 央 新 幹 線 小 委 員 会 答 申 において 述 べられているとおり 中 央 新 幹 線 は 早 期 に 三 大 都 市 圏 を 直 結 することで 沿 線 地 域 の 振 興 に 寄 与 し 国 際 競 争 力 を 大 きく 向 上 させるものと 期 待 されている そのためには 建 設 主 体 の 負 担 軽 減 による 整 備 促 進 は 不 可 欠 であり 上 記 時 期 での 着 実 な 開 業 に 向 けた 環 境 を 整 備 することが 必 要 である 施 策 の 目 標 東 京 名 古 屋 間 及 び 名 古 屋 大 阪 間 の 目 標 年 次 での 着 実 な 開 業 に 向 けて 必 要 不 可 欠 な 土 地 等 の 取 得 促 進 を 図 る 税 制 改 正 要 望 の 結 果 28 特 例 措 置 の 対 象 全 国 新 幹 線 鉄 道 整 備 法 第 6 条 に 基 づき 国 土 交 通 大 臣 から 指 名 された 中 央 新 幹 線 の 建 設 主 体 が 当 該 新 幹 線 事 業 用 不 動 産 として 取 得 する 土 地 家 屋 特 例 措 置 の 内 容 登 録 免 許 税 : 所 有 権 移 転 登 記 非 課 税 措 置 ( 本 則 20/1000) 所 有 権 保 存 登 記 非 課 税 措 置 ( 本 則 4/1000) 地 上 権 設 定 登 記 非 課 税 措 置 ( 本 則 10/1000) 不 動 産 取 得 税 : 非 課 税 措 置 < 中 央 新 幹 線 の 概 要 > 東 京 大 阪 間 東 京 名 古 屋 間 甲 府 市 附 近 路 線 延 長 (km) 所 要 時 分 ( 分 ) 建 設 費 ( 億 円 ) 90,300 54,300 JR 東 海 の 想 定 開 業 年 次 2045 年 ( 平 成 57 年 ) 2027 年 ( 平 成 39 年 ) 大 阪 市 奈 良 市 附 近 名 古 屋 市 附 近 東 京 都 赤 石 山 脈 ( 南 アルプス) 中 南 部 環 境 影 響 評 価 実 施 中

31 外 国 人 旅 行 者 向 け 消 費 税 免 税 制 度 に 係 る 対 象 品 目 の 拡 大 及 び 手 続 の 簡 素 化 ( 消 費 税 ) 外 国 人 旅 行 者 のショッピングにおける 利 便 性 を 向 上 させ 日 本 における 旅 行 消 費 を 増 加 させるため 免 税 対 象 品 目 を 拡 大 し 全 ての 品 目 を 免 税 対 象 品 目 とするとともに 利 便 性 の 観 点 から 免 税 手 続 を 簡 素 化 する 要 望 の 背 景 外 国 人 旅 行 者 の 訪 日 動 機 において ショッピングについての 期 待 は 高 く 外 国 人 旅 行 消 費 額 全 体 の 約 30%をショッピング が 占 めている 一 方 で 外 国 人 旅 行 者 が 日 本 で 購 入 した 物 品 のうち 購 入 率 の 上 位 となっている 食 品 類 飲 料 類 化 粧 品 類 薬 品 類 等 が 現 在 免 税 対 象 品 目 から 除 外 されている また 免 税 手 続 に 時 間 を 要 し 外 国 人 旅 行 者 の 利 便 性 を 損 ねている 29 外 国 人 旅 行 消 費 額 (2012 年 観 光 庁 調 査 ) 訪 日 人 数 上 位 5 国 籍 の 外 国 人 旅 行 者 が 日 本 で 購 入 した 物 品 ( 購 入 率 ) (2012 年 観 光 庁 調 査 ) 国 籍 韓 国 台 湾 中 国 米 国 香 港 1 位 菓 子 類 菓 子 類 菓 子 類 食 品 飲 料 酒 菓 子 類 2 位 食 品 飲 料 酒 化 粧 品 医 薬 品 化 粧 品 医 薬 品 菓 子 類 服 ( 和 服 以 外 ) かばん 3 位 化 粧 品 医 薬 品 食 品 飲 料 酒 食 品 飲 料 酒 和 服 ( 着 物 ) 民 芸 品 食 品 飲 料 酒 4 位 服 ( 和 服 以 外 ) かばん 服 ( 和 服 以 外 ) かばん 服 ( 和 服 以 外 ) かばん 服 ( 和 服 以 外 ) かばん 化 粧 品 医 薬 品 5 位 和 服 ( 着 物 ) 民 芸 品 和 服 ( 着 物 ) 民 芸 品 カメラ ビデオカメラ 時 計 化 粧 品 医 薬 品 和 服 ( 着 物 ) 民 芸 品 部 分 の 外 国 人 旅 行 者 に 人 気 のある 品 目 が 免 税 対 象 外 ( 諸 外 国 では 免 税 対 象 としている 国 地 域 が 多 い ) 結 果 の 概 要 免 税 対 象 品 目 の 拡 大 飲 料 類 食 品 類 たばこ 食 品 類 飲 料 類 たばこ 薬 品 類 及 び 化 粧 品 類 等 も 含 め 全 ての 品 目 を 免 税 対 象 品 目 とする 免 税 手 続 の 簡 素 化 化 粧 品 類 薬 品 類 購 入 記 録 票 等 の 様 式 の 弾 力 化 及 び 手 続 きの 簡 素 化 を 行 う

32 ホテル 旅 館 の 建 物 に 係 る 固 定 資 産 評 価 の 見 直 し( 固 定 資 産 税 ) 平 成 27 年 度 の 評 価 替 えにおいて 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 及 び 鉄 筋 コンクリート 造 のホテル 旅 館 の 用 に 供 する 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 評 価 の 経 過 年 数 を45 年 ( 現 行 50 年 )に 短 縮 する 結 果 の 概 要 現 行 固 定 資 産 評 価 基 準 における 経 年 減 点 補 正 率 基 準 表 の 経 過 年 数 ( 非 木 造 建 物 ) 30 構 造 種 類 事 務 所 銀 行 住 宅 アパート 店 舗 病 院 百 貨 店 ホテル 劇 場 娯 楽 場 市 場 工 場 倉 庫 発 変 電 所 ( 一 般 用 ) 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 鉄 筋 コンクリート 造 65 年 60 年 50 年 50 年 45 年 45 年 35 年 煉 瓦 造 コンクリートブロック 造 及 び 石 造 50 年 45 年 45 年 45 年 35 年 40 年 34 年 鉄 骨 造 ( 骨 格 材 の 肉 厚 が4mmを 超 えるもの) 45 年 40 年 40 年 35 年 35 年 35 年 30 年 鉄 骨 造 ( 骨 格 材 の 肉 厚 が3mmを 超 え4mm 以 下 のもの) 34 年 30 年 30 年 28 年 28 年 26 年 21 年 鉄 骨 造 ( 骨 格 材 の 肉 厚 が3mm 以 下 のもの) 24 年 20 年 20 年 20 年 20 年 18 年 16 年 公 衆 浴 場 改 正 案 構 造 種 類 事 務 所 銀 行 住 宅 アパート 店 舗 病 院 百 貨 店 劇 場 娯 楽 場 ホテル 旅 館 市 場 工 場 倉 庫 発 変 電 所 ( 一 般 用 ) 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 鉄 筋 コンクリート 造 65 年 60 年 50 年 50 年 45 年 45 年 45 年 35 年 煉 瓦 造 コンクリートブロック 造 及 び 石 造 50 年 45 年 45 年 45 年 45 年 35 年 40 年 34 年 鉄 骨 造 ( 骨 格 材 の 肉 厚 が4mmを 超 えるもの) 45 年 40 年 40 年 35 年 35 年 35 年 35 年 30 年 鉄 骨 造 ( 骨 格 材 の 肉 厚 が3mmを 超 え4mm 以 下 のもの) 34 年 30 年 30 年 28 年 28 年 28 年 26 年 21 年 鉄 骨 造 ( 骨 格 材 の 肉 厚 が3mm 以 下 のもの) 24 年 20 年 20 年 20 年 20 年 20 年 18 年 16 年 公 衆 浴 場 ( 参 考 ) ホテル 旅 館 施 設 数 :54,540 施 設 (ホテル 営 業 :9,796 旅 館 営 業 44,744 平 成 25 年 3 月 31 日 現 在 )

33 車 体 課 税 の 見 直 し ( 自 動 車 取 得 税 自 動 車 税 軽 自 動 車 税 自 動 車 重 量 税 ) 車 体 課 税 については 以 下 のとおり 自 動 車 取 得 税 の 税 率 引 下 げ 自 動 車 取 得 税 自 動 車 重 量 税 のエコカー 減 税 の 拡 充 自 動 車 税 のグリーン 化 特 例 の 延 長 拡 充 軽 自 動 車 税 の 見 直 し 等 を 行 う 自 動 車 取 得 税 自 動 車 税 軽 自 動 車 税 31 地 方 税 消 費 税 8% 時 (H26 年 度 以 降 ) < 税 率 の 引 下 げ>(H26.4~) 対 象 車 電 気 自 動 車 等 車 種 区 分 内 容 税 率 自 家 用 自 動 車 ( 軽 自 動 車 を 除 く) 5% 営 業 用 自 動 車 軽 自 動 車 3% <エコカー 減 税 の 拡 充 >(H26.4~H27.3) 乗 用 車 等 の 例 H27 年 度 燃 費 基 準 +20% 達 成 非 課 税 税 率 3% 2% H22 年 度 燃 費 基 準 を 満 たす 自 動 車 等 に 限 る H27 年 度 燃 費 基 準 +10% 達 成 75% H27 年 度 燃 費 基 準 達 成 50% 消 費 税 10% 時 < 自 動 車 取 得 税 の 廃 止 > 内 容 非 課 税 80% 60% 消 費 税 8% 時 (H26 年 度 以 降 ) <グリーン 化 特 例 の 延 長 拡 充 >(H26.4~H28.3) 対 象 車 電 気 自 動 車 等 H27 年 度 燃 費 基 準 +20% 達 成 H27 年 度 燃 費 基 準 +10% 達 成 H27 年 度 燃 費 基 準 達 成 内 容 概 ね 50% 概 ね 25% 対 象 車 電 気 自 動 車 等 H27 年 度 燃 費 基 準 +20% 達 成 (H32 年 度 燃 費 基 準 達 成 ) 内 容 概 ね 75% H27 年 度 燃 費 基 準 +20% 達 成 (H32 年 度 燃 費 基 準 未 達 成 ) 概 ね 50% H27 年 度 燃 費 基 準 +10% 達 成 H27 年 度 燃 費 基 準 達 成 廃 止 車 齢 11 年 超 のディーゼル 車 や 車 齢 13 年 超 のガソリン 車 LPG 車 ( 電 気 自 動 車 等 一 般 乗 合 用 バス 被 けん 引 車 を 除 く) については 重 課 割 合 を 引 上 げ( 概 ね10% 概 ね15%) バス( 一 般 乗 合 用 を 除 く) トラック( 被 けん 引 車 を 除 く)については 現 行 の 重 課 割 合 ( 概 ね10%)のまま 据 え 置 き 消 費 税 10% 時 < 環 境 性 能 課 税 ( 環 境 性 能 割 )の 実 施 > 自 動 車 の 取 得 時 の 課 税 として 課 税 標 準 は 取 得 価 額 を 基 本 に 控 除 及 び 免 除 のあり 方 等 について 検 討 省 エネ 法 に 基 づく 燃 費 基 準 値 の 達 成 度 に 応 じて 0~3%の 間 で 変 動 グリーン 化 特 例 は 環 境 性 能 割 非 課 税 の 自 動 車 に 対 象 を 重 点 化 H27 年 度 以 降 < 税 率 の 引 上 げ>(H27.4~) 四 輪 車 の 例 乗 用 車 種 区 分 貨 物 用 自 家 用 営 業 用 自 家 用 営 業 用 税 率 7,200 円 5,500 円 4,000 円 3,000 円 税 率 10,800 円 H28 年 度 以 降 < 経 年 車 重 課 の 実 施 >(H28.4~) 四 輪 車 の 例 乗 用 車 種 区 分 貨 物 用 自 家 用 営 業 用 自 家 用 営 業 用 既 存 車 新 規 車 を 問 わない 6,900 円 5,000 円 3,800 円 平 成 27 年 度 以 降 の 新 規 取 得 車 のみ 車 齢 13 年 超 概 12,900 円 ね 8,200 円 20% 重 6,000 円 課 4,500 円 自 動 車 重 量 税 消 費 税 8% 時 (H26 年 度 以 降 ) <エコカー 減 税 の 拡 充 >(H26.4~H27.3) 乗 用 車 等 の 例 国 税 対 象 車 初 回 車 検 2 回 目 車 検 電 気 自 動 車 等 H27 年 度 燃 費 基 準 +20% 達 成 免 税 50% H27 年 度 燃 費 基 準 +10% 達 成 75% H27 年 度 燃 費 基 準 達 成 50% 2 回 目 車 検 免 税 < 経 年 車 に 対 する 課 税 の 引 上 げ>(H26.4~) 自 家 用 乗 用 車 (0.5t 年 当 たり) 車 種 区 分 ~13 年 13 年 超 18 年 超 自 家 用 バス トラック(2.5t 超 )(1t 年 当 たり) 4,100 円 5,000 円 5,400 円 (H26.4~) 5,700 円 (H28.4~) 6,300 円 営 業 用 自 動 車 については 現 行 の 税 率 のまま 据 え 置 き <エコカー 減 税 制 度 の 恒 久 化 等 > H27 年 度 税 制 改 正 において エコカー 減 税 制 度 の 基 本 構 造 を 恒 久 化 道 路 等 の 維 持 管 理 更 新 や 防 災 減 災 等 の 推 進 に 多 額 の 財 源 が 必 要 となる 中 で その 原 因 者 負 担 受 益 者 負 担 としての 性 格 を 踏 まえる

34 より 環 境 負 荷 の 小 さい 輸 送 手 段 への 転 換 及 び 公 共 交 通 機 関 の 利 用 者 利 便 の 増 進 に 資 する 事 業 に 係 る 特 例 措 置 の 延 長 ( 地 球 温 暖 化 対 策 のための 税 ) 税 制 改 正 要 望 の 結 果 地 球 温 暖 化 対 策 のための 税 平 成 24 年 10 月 より エネルギー 起 源 CO2 排 出 量 削 減 を 図 るため 石 油 石 炭 税 に 上 乗 せ 導 入 にあたっては 税 率 の 段 階 的 引 き 上 げを 実 施 海 運 鉄 道 航 空 について 還 付 を 措 置 国 土 交 通 省 における 地 球 温 暖 化 対 策 のための 税 の 還 付 措 置 (H26.4.1~H ) 32 ( 延 長 ) モーダルシフトの 推 進 及 び 公 共 交 通 機 関 の 利 用 者 利 便 の 増 進 に 資 する 事 業 海 運 ( 軽 油 重 油 ) 鉄 道 ( 軽 油 ) 航 空 ( 航 空 機 燃 料 ) 今 回 の 要 望 結 果 250 円 /klの 上 乗 せ 500 円 /klの 上 乗 せ 760 円 /klの 上 乗 せ H24.10 H26.4 H28.4 H29.4

35 海 上 運 送 業 における 特 定 の 事 業 用 資 産 の 買 換 等 の 場 合 の 課 税 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 所 得 税 法 人 税 ) 内 航 においては 船 舶 の 老 朽 化 が 著 しく 代 替 建 造 の 促 進 が 喫 緊 の 課 題 外 航 においては 船 価 が 高 く 建 造 時 の キャッシュフローの 確 保 が 課 題 要 望 の 結 果 3 年 間 の 延 長 船 舶 から 船 舶 への 買 換 及 び 交 換 船 舶 譲 渡 差 益 ( 売 却 益 )の80/100を 圧 縮 記 帳 設 備 要 件 の 一 部 見 直 し 譲 渡 資 産 に 船 齢 に 関 する 要 件 を 追 加 33 内 航 船 舶 の 船 齢 構 成 の 推 移 税 額 計 算 の 模 式 図 譲 渡 資 産 買 換 資 産 ( 売 却 した 船 舶 ) ( 購 入 した 船 舶 ) 船 齢 14 歳 以 上 の 老 朽 船 が74% 売 却 益 売 却 益 の 最 大 80% 圧 縮 限 度 額 = 損 金 算 入 が 可 能 初 年 度 の 減 税 効 果 簿 価 税 制 の 効 果 売 却 価 格 購 入 価 格 (= 簿 価 ) 船 舶 建 造 時 のキャッシュ フローの 確 保 が 可 能 となり 海 運 事 業 者 の 経 営 体 質 の 強 化 が 図 られる 代 替 建 造 時 の 費 用 負 担 の 軽 減 を 図 るとともに 対 象 船 舶 を 環 境 性 能 に 優 れたものにすること で 買 換 の 促 進 とCO2 NOxの 排 出 量 削 減 を 同 時 に 達 成

36 港 湾 の 整 備 維 持 管 理 及 び 防 災 対 策 等 に 係 る 作 業 船 の 買 換 特 例 の 創 設 ( 所 得 税 法 人 税 ) 国 際 コンテナ 戦 略 港 湾 をはじめとする 港 湾 の 機 能 強 化 や 老 朽 化 対 策 及 び 災 害 復 旧 等 に 作 業 船 は 不 可 欠 海 洋 汚 染 等 及 び 海 上 災 害 の 防 止 に 関 する 法 律 により 作 業 船 も 対 象 としたNOxの 排 出 規 制 が 平 成 17 年 より 実 施 さ れ 段 階 的 に 強 化 されているが 作 業 船 保 有 者 の 約 97% が 中 小 企 業 であり 厳 しい 経 営 環 境 から 買 換 が 進 んでいな いこともあり 現 有 作 業 船 の95%がNOx 排 出 規 制 適 用 前 に 建 造 された 船 舶 となっている 建 造 隻 数 建 造 年 別 建 造 数 の 推 移 年 以 前 未 規 制 未 規 制 船 舶 の 割 合 95% 建 造 年 ( 西 暦 ) 34 要 望 の 結 果 作 業 船 を 買 い 換 える 場 合 等 の 圧 縮 記 帳 ( 所 得 税 法 人 税 ) 特 例 措 置 の 対 象 : 作 業 船 譲 渡 資 産 : 船 齢 45 年 未 満 買 換 資 産 : 船 齢 耐 用 年 数 以 内 措 置 内 容 : 圧 縮 記 帳 比 率 :80/100 措 置 期 間 :H26 年 度 より3 年 間 NOx NOx 環 境 負 荷 の 低 い 作 業 船 に 買 換 環 境 負 荷 の 低 減 NOx NOx 作 業 の 安 全 性 や 効 率 性 も 向 上

37 JR 貨 物 が 鉄 道 貨 物 輸 送 の 効 率 化 のために 取 得 した 機 関 車 コンテナ 貨 車 に 係 る 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 固 定 資 産 税 ) 背 景 JR 貨 物 が 保 有 する 車 両 のうち 国 鉄 から 承 継 した 老 朽 車 両 は 依 然 機 関 車 の 約 5 割 コンテナ 貨 車 の 約 3 割 をそれぞれ 占 めていることから 環 境 に 優 しい 鉄 道 貨 物 へのモーダルシフトを 推 進 することによりCO2 排 出 量 の 削 減 を 図 るためには 大 量 牽 引 高 速 走 行 が 可 能 な 高 性 能 車 両 への 更 新 を 推 進 する 必 要 がある 施 策 の 目 標 環 境 に 優 しい 鉄 道 貨 物 輸 送 の 大 部 分 を 担 うJR 貨 物 の 高 性 能 車 両 の 導 入 を 促 すことにより 鉄 道 貨 物 へのモーダルシフトを 促 進 し CO2 排 出 量 の 削 減 を 図 る 35 税 制 改 正 要 望 の 結 果 特 例 措 置 の 対 象 JR 貨 物 が 取 得 した 大 量 牽 引 高 速 走 行 が 可 能 な 機 関 車 及 び 大 量 積 載 高 速 走 行 が 可 能 なコンテナ 貨 車 特 例 措 置 の 内 容 固 定 資 産 税 : 課 税 標 準 5 年 間 3/5に 軽 減 適 用 期 限 : 平 成 28 年 3 月 31 日 まで2 年 間 延 長 JR 貨 物 の 機 関 車 コンテナ 貨 車 の 車 両 数 の 推 移 鉄 道 貨 物 輸 送 の 効 率 化 のため 高 性 能 車 両 の 導 入 が 必 要 不 可 欠 機 関 車 旧 国 鉄 車 両 新 造 車 両 計 H10.4 現 在 H25.4 現 在 コンテナ 貨 車 旧 国 鉄 車 両 H10.4 現 在 H25.4 現 在 4,062 1,994 新 造 車 両 計 3,993 5,785 8,055 7,779 最 高 速 度 : 95km/h 最 高 出 力 : 1,147kw 最 高 速 度 : 110km/h 最 高 出 力 : 1,920kw

38 認 定 低 炭 素 住 宅 に 係 る 特 例 措 置 の 延 長 ( 登 録 免 許 税 ) 高 い 省 エネ 性 能 等 を 有 する 住 宅 の 普 及 を 促 進 するため 認 定 低 炭 素 住 宅 に 係 る 登 録 免 許 税 を2 年 延 長 する 36 税 制 改 正 要 望 の 結 果 登 録 免 許 税 税 率 を 一 般 住 宅 特 例 より 引 き 下 げ 適 用 期 限 を 平 成 28 年 3 月 31 日 まで2 年 延 長 所 有 権 保 存 登 記 : 0.1% ( 本 則 0.4% 一 般 住 宅 特 例 0.15%) 所 有 権 移 転 登 記 : 0.1% ( 本 則 2% 一 般 住 宅 特 例 0.3%) 民 生 部 門 の 温 室 効 果 ガスの 排 出 量 は1990 年 比 で1.5 倍 に 増 大 住 宅 建 築 物 分 野 における 取 組 みが 急 務 東 日 本 大 震 災 に 伴 う 原 子 力 事 故 の 影 響 により 電 力 需 給 に 大 きなギャップが 発 生 住 宅 建 築 物 でも 電 力 使 用 量 の 削 減 につなが る 取 組 みが 求 められている 都 市 の 低 炭 素 化 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 低 炭 素 住 宅 の 認 定 部 分 ) 認 定 低 炭 素 住 宅 のイメージ 外 壁 断 熱 100mm 連 続 する 防 湿 気 密 層 天 井 断 熱 180mm 暖 冷 房 はエア コン 床 断 熱 100mm 東 西 窓 の 日 除 け 常 時 換 気 シ ステム 南 窓 の 軒 ひさし 太 陽 光 発 電 パネル 窓 は 複 層 ガラス ( 可 能 なら 断 熱 サッシ) + 高 効 率 給 湯 器 等 住 宅 の 省 エネ 化 等 を 促 進 するための 措 置 として 所 管 行 政 庁 による 省 エネ 性 能 等 の 認 定 制 度 を 推 進 平 成 25 年 1 月 ~9 月 の 認 定 戸 数 :1,769 戸 省 エネ 法 の 省 エネ 基 準 に 比 べ 一 次 エネルギー 消 費 量 ( 家 電 等 の エネルギー 消 費 量 を 除 く)が 10% 以 上 となること( ) 省 エネルギー 性 に 関 する 基 準 では 考 慮 されない 低 炭 素 化 に 資 する 措 置 等 のうち 一 定 以 上 を 講 じていること ( ) 省 エネ 法 に 基 づく 省 エネルギー 基 準 と 同 等 以 上 の 断 熱 性 能 を 確 保 することを 要 件 とする

39 Ⅳ. 主 要 項 目 以 外 の 項 目 1. 国 土 交 通 省 主 管 ( 独 ) 奄 美 群 島 振 興 開 発 基 金 の 非 課 税 措 置 の 延 長 小 笠 原 諸 島 への 帰 島 に 伴 う 課 税 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 所 得 税 不 動 産 取 得 税 等 ) 三 大 都 市 圏 の 政 策 区 域 における 特 定 の 事 業 用 資 産 の 買 換 特 例 の 延 長 市 街 地 再 開 発 事 業 に 係 る 特 定 の 事 業 用 資 産 の 買 換 特 例 の 延 長 防 災 街 区 整 備 事 業 に 係 る 特 定 の 事 業 用 資 産 の 買 換 特 例 の 延 長 宅 建 業 者 等 が 取 得 する 新 築 住 宅 の 取 得 日 に 係 る 特 例 措 置 等 の 延 長 ( 不 動 産 取 得 税 ) 被 災 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 に 係 る 割 増 償 却 の 延 長 拡 充 高 規 格 堤 防 整 備 事 業 に 伴 い 取 得 する 建 替 家 屋 に 係 る 特 例 措 置 の 延 長 ( 不 動 産 取 得 税 ) 北 海 道 旅 客 鉄 道 ( 株 ) 四 国 旅 客 鉄 道 ( 株 ) 及 び 九 州 旅 客 鉄 道 ( 株 ) 首 都 圏 新 都 市 鉄 道 ( 株 ) 新 関 西 国 際 空 港 ( 株 ) 及 び 関 西 国 際 空 港 土 地 保 有 ( 株 ) 中 部 国 際 空 港 ( 株 ) 並 びに 東 京 湾 横 断 道 路 ( 株 )に 係 る 法 人 事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 の 特 例 措 置 の 延 長 航 空 機 騒 音 対 策 事 業 に 係 る 特 定 の 事 業 用 資 産 の 買 換 特 例 の 延 長 航 空 機 に 使 用 する 部 分 品 等 に 係 る 関 税 の 免 除 措 置 の 延 長 独 立 行 政 法 人 の 組 織 見 直 しに 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 ( 独 ) 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 が 行 う 基 盤 整 備 事 業 に 伴 い 旅 客 会 社 等 が 取 得 した 建 物 の 所 有 権 移 転 登 記 の 非 課 税 措 置 の 廃 止 認 定 運 営 者 が 指 定 特 定 重 要 港 湾 において 取 得 した 一 定 の 港 湾 施 設 に 係 る 固 定 資 産 税 等 の 特 例 措 置 の 廃 止 指 定 会 社 等 が 新 設 する 特 定 用 途 港 湾 施 設 に 係 る 固 定 資 産 税 等 の 特 例 措 置 の 廃 止 2. 他 省 庁 主 管 試 験 研 究 を 行 った 場 合 の 法 人 税 額 等 の 特 別 控 除 の 延 長 拡 充 排 出 ガス 規 制 に 適 合 した 特 定 特 殊 自 動 車 に 係 る 固 定 資 産 税 の 特 例 措 置 の 創 設 過 疎 地 域 における 特 定 の 事 業 用 資 産 の 買 換 特 例 の 延 長 産 業 競 争 力 強 化 法 に 基 づく 登 録 免 許 税 の 税 率 の 軽 減 措 置 の 創 設 投 資 法 人 等 に 係 る 導 管 性 要 件 等 の 見 直 し 復 興 居 住 区 域 における 被 災 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 に 係 る 特 別 償 却 税 額 控 除 の 延 長 拡 充 被 災 自 動 車 等 の 代 替 自 動 車 等 として 取 得 した 自 動 車 等 に 係 る 特 例 措 置 の 延 長 ( 自 動 車 重 量 税 自 動 車 取 得 税 自 動 車 税 軽 自 動 車 税 ) 公 害 防 止 用 設 備 に 対 する 課 税 標 準 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 固 定 資 産 税 ) 排 出 ガス 規 制 新 基 準 に 適 合 した 特 定 特 殊 自 動 車 に 係 る 固 定 資 産 税 の 特 例 措 置 の 廃 止 沖 縄 の 観 光 地 形 成 促 進 地 域 における 課 税 の 特 例 の 拡 充 ( 法 人 税 法 人 住 民 税 ) 37