研究体制

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2 はしがき 本 報 告 書 は 当 研 究 所 が 平 成 20 年 度 以 来 2 年 間 に 亘 って 行 ってきた 研 究 会 事 業 ロシ アの 政 策 決 定 政 治 的 諸 勢 力 の 政 策 決 定 に 及 ぼす 影 響 の 議 論 に 基 づき 昨 年 度 の 中 間 報 告 書 も 踏 まえた 上 で 最 終 的 な 研 究 成 果 として 取 りまとめたものです ロシアはソ 連 崩 壊 後 政 治 的 混 乱 と 経 済 の 低 迷 の 時 期 を 経 験 しましたが 今 世 紀 に 入 って 原 油 価 格 の 高 騰 を 背 景 に 経 済 成 長 を 遂 げ また 政 治 的 な 安 定 感 もある 程 度 回 復 し 政 治 経 済 の 両 面 で 国 際 社 会 における 存 在 感 を 増 してきたと 言 えるでしょう しかしそ の 一 方 で ロシアの 統 治 構 造 や 政 策 決 定 のあり 方 には G8 など 他 の 先 進 諸 国 と 比 較 して 異 色 な 面 も 認 められます ロシアの 発 展 戦 略 がどのような 理 念 の 下 で どのようなプロ セスを 経 て 決 定 され また 如 何 なる 諸 勢 力 が 意 思 決 定 に 関 わっているのか といった 問 題 に 関 しては 不 透 明 な 部 分 が 多 く わが 国 をはじめ 世 界 のロシア 研 究 においても 十 分 に 解 明 されているとは 言 えません したがって こうした 構 造 を 明 らかにすることは ロ シア 政 治 の 特 殊 性 や 政 策 方 針 のより 正 確 な 把 握 につながると 考 えられます 本 プロジェクトでは ロシアの 政 策 決 定 構 造 の 内 実 に 可 能 な 限 り 肉 薄 することを 目 的 とし 内 政 外 交 軍 事 経 済 という 多 岐 にわたる 政 策 決 定 過 程 を 分 析 し それぞれの 領 域 において 多 様 な 組 織 アクターがどのような 形 で 政 策 決 定 に 関 与 しているのか そ の 構 造 を 浮 き 彫 りにすることを 試 みました 各 分 野 の 専 門 家 が 反 テロ 法 の 制 定 大 統 領 府 における 政 策 決 定 のあり 方 安 全 保 障 政 策 と 軍 の 役 割 軍 需 産 業 政 策 対 NGO 政 策 WTO 加 盟 をめぐる 政 策 転 換 地 下 資 源 法 の 制 定 プロセス 歴 史 認 識 をめぐる 論 争 ロシアでの APEC 開 催 への 取 り 組 みといった 広 範 なテーマに 関 して 政 策 決 定 という 視 角 から 果 敢 に 切 り 込 んでいった 非 常 に 野 心 的 なプロジェクトと 言 えます なお ここに 表 明 されている 見 解 はすべて 個 人 のものであり 当 研 究 所 の 意 見 を 代 表 するものではありませんが このような 研 究 成 果 は わが 国 のロシア 政 治 研 究 の 向 上 に 必 ずや 資 するものと 確 信 しています 最 後 に 本 研 究 に 真 摯 に 取 り 組 まれ 報 告 書 の 作 成 にご 尽 力 いただいた 執 筆 者 各 位 ならびにその 過 程 でご 協 力 いただいた 関 係 各 位 に 対 し 改 めて 深 甚 なる 謝 意 を 表 します 平 成 22 年 3 月 財 団 法 人 日 本 国 際 問 題 研 究 所 理 事 長 野 上 義 二

3 研 究 体 制 ( 敬 称 略 主 査 以 降 五 十 音 順 ) 主 査 : 横 手 慎 二 慶 応 義 塾 大 学 法 学 部 教 授 委 員 : 上 野 俊 彦 上 智 大 学 外 国 語 学 部 教 授 大 野 成 樹 金 野 雄 五 寺 山 恭 輔 永 綱 憲 悟 兵 頭 慎 治 伏 田 寛 範 山 内 聡 彦 旭 川 大 学 経 済 学 部 准 教 授 みずほ 総 合 研 究 所 主 任 研 究 員 東 北 大 学 東 北 アジア 研 究 センター 准 教 授 亜 細 亜 大 学 国 際 関 係 学 科 教 授 防 衛 研 究 所 研 究 部 主 任 研 究 官 京 都 大 学 大 学 院 経 済 学 研 究 科 博 士 後 期 課 程 NHK 解 説 委 員 委 員 兼 幹 事 : 道 上 真 有 日 本 国 際 問 題 研 究 所 研 究 員 担 当 助 手 : 園 田 弥 生 日 本 国 際 問 題 研 究 所 研 究 助 手

4 目 次 総 論 ロシアの 対 外 政 策 の 決 定 - 関 与 する 諸 勢 力 横 手 慎 二... 1 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 第 一 章 ロシアの 政 策 決 定 におけるシロヴィキの 役 割 ~ 反 テロ 法 をめぐって~ 第 二 章 ロシア 大 統 領 府 の 機 構 と 政 策 決 定 ソ 連 共 産 党 中 央 委 員 会 書 記 局 との 比 較 山 内 聡 彦 永 綱 憲 悟 第 三 章 ロシアの 安 全 保 障 政 策 の 立 案 における 軍 の 役 割 年 までの 国 家 安 全 保 障 戦 略 と 軍 事 ドクトリン の 分 析 を 通 じて- 兵 頭 慎 治 第 四 章 ロステフノロギー の 創 設 過 程 にみる 政 府 軍 需 産 業 間 関 係 伏 田 寛 範 第 二 部 政 策 決 定 の 過 程 第 一 章 2005 年 12 月 のいわゆる NGO 関 連 法 修 正 法 の 制 定 過 程 について 第 二 章 ロシアの WTO 加 盟 をめぐる 政 策 転 換 : 関 税 同 盟 創 設 との 関 係 を 中 心 に 第 三 章 ロシアにおける 地 下 資 源 法 に 関 する 政 策 決 定 過 程 第 四 章 反 歴 史 捏 造 委 員 会 とロシアにおける 歴 史 観 をめぐる 闘 争 第 五 章 2012 年 APEC ウラジオストク 開 催 に 関 する 政 策 決 定 過 程 について 上 野 俊 彦 金 野 雄 五 大 野 成 樹 寺 山 恭 輔 道 上 真 有

5 総 論 総 論 ロシアの 対 外 政 策 の 決 定 - 関 与 する 諸 勢 力 横 手 慎 二 2008 年 8 月 のグルジア 戦 争 と9 月 のリーマン ショックに 始 まる 金 融 危 機 は ロシアの 政 治 体 制 の 根 幹 を 揺 るがす 事 件 となった 2008 年 5 月 まで 大 統 領 職 に あったプーチン(V.Putin)は 2007 年 のうちにメドヴェージェフ(D.Medvedev) を 後 継 大 統 領 として 指 名 し 2008 年 2 月 には2020 年 までのロシアの 発 展 戦 略 を テーマに 演 説 した 自 ら 創 り 出 した 体 制 の 安 定 性 を 誇 示 したのである しか し 二 つの 事 件 は 改 めて 彼 の 体 制 が 脆 弱 な 基 盤 の 上 にあることを 示 した 当 然 政 策 的 に 一 枚 岩 だと 見 えた 政 治 指 導 部 は 様 々な 綻 びを 見 せている 中 でも 重 要 なのは ロシアのマスコミが 伝 える 通 り 資 源 依 存 の 経 済 からの 脱 却 と そのための 欧 米 諸 国 との 関 係 構 築 をめぐるプーチンとメドヴェージ ェフの 理 解 の 違 いである 2009 年 6 月 にプーチンが 世 界 貿 易 機 構 (WTO)への 加 盟 は 今 後 関 税 同 盟 を 通 して 行 うと 発 言 すると 7 月 11 日 にメドヴェージェフ がロシア 単 独 で 加 盟 する 方 が より 簡 単 で 現 実 的 な 選 択 だ と 訂 正 した 事 実 1 は この 点 を 明 瞭 に 示 すものである プーチンの 方 式 ではロシアをいたず らに 欧 米 諸 国 から 引 き 離 し 現 在 何 よりも 求 められている 経 済 の 近 代 化 を 困 難 にするとメドヴェージェフは 考 えたのであろう これほど 影 響 の 大 きい 政 策 をめぐって 政 権 中 枢 に 理 解 の 違 いがあるとすれ ば その 他 のよりマイナーな 対 外 政 策 についても 指 導 部 内 に 様 々な 意 見 が 競 合 していると 考 えねばならない このような 状 況 を 捉 えるためには たんに メドヴェージェフとプーチンといった 指 導 者 のパーソナリティを 分 析 するだ けではなく 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 についての 認 識 を 深 める 必 要 がある エリツィンにしてもプーチンにしても 大 統 領 任 期 中 に 状 況 の 変 化 に 応 じて 対 外 政 策 の 基 軸 である 対 米 姿 勢 を 大 きく 変 更 した 事 実 は 対 外 政 策 の 分 野 に おける 指 導 者 のパーソナリティ 分 析 の 限 界 を 示 している それでは 対 外 政 策 の 決 定 に 関 わる 勢 力 とは 具 体 的 にどのような 人 々なの か また 彼 らはどのような 行 動 をとったのか 以 下 では ロシアで 注 目 さ れるようになった 政 治 エリート 論 を 手 がかりにして この 問 題 に 迫 ることに -1-

6 総 論 したい ロシアの 学 者 による 政 治 エリート 論 は 西 側 の 研 究 者 のそれと 異 なり 非 常 に 狭 い 範 囲 に 限 定 した 人 々をエリートと 定 義 しており この 問 題 を 考 え る 上 で 有 用 である 1.ロシア エリートの 定 義 と 彼 らの 政 策 決 定 への 関 与 ロシアのエリート 研 究 の 中 心 的 位 置 を 占 めるクリシタノフスカヤ(O. Kryshtanovskaia)によれば ロシアのエリートとは 国 家 というピラミッド の 山 の 最 上 級 に 位 置 し 基 本 的 で 戦 略 的 な 権 力 資 源 を 管 理 し 全 国 家 的 レベ ルの 決 定 を 行 う 人 々であり 具 体 的 には 最 高 指 導 部 政 府 連 邦 議 会 地 方 ( 連 邦 構 成 主 体 )のトップ さらに 財 力 を 利 用 して 大 きな 政 治 的 影 響 力 を 揮 うビジネス 界 の 実 力 者 の 総 体 を 指 す 彼 女 によれば その 総 計 は1981 年 で 1811 人 1990 年 では2523 人 1993 年 では778 人 1999 年 では826 人 2002 年 で は1048 人 となる また 彼 らを 含 み 権 力 資 源 を 持 つ 人 々を クリシタノフス カヤは 政 治 階 級 と 呼 ぶ 具 体 的 には 官 僚 自 治 体 首 長 そして 各 種 の 立 法 府 の 議 員 などで その 数 は1981 年 で40 万 人 ( 人 口 の0.1%) 2000 年 で120 万 人 ( 人 口 の0.8%)だと 言 う このような 少 数 者 が 権 力 資 源 を 独 占 し 政 治 を 行 ってきたというのである 2 このようなエリートと 政 治 階 級 の 定 義 は 彼 らの 社 会 的 機 能 よりも 体 制 内 の 地 位 を 重 視 するもので 一 見 すると 実 態 から 乖 離 しているように 見 える たとえば 大 統 領 周 辺 の 人 物 が 一 時 的 に 有 した 政 治 的 影 響 力 を 考 えると 公 的 な 地 位 にないエリートがいてもよいはずである しかしそうした 一 般 的 な 反 論 は ここでは 想 定 済 みである 実 態 面 での 情 報 が 得 にくい 現 代 ロシア 政 治 の 研 究 では 対 象 を 限 定 し 後 から 例 外 を 加 えるアプローチの 方 が 効 率 的 だ からである クリシタノフスカヤは 以 上 のようにエリートと 政 治 階 級 を 定 義 した 上 で エ リツィン(B.Yeltsin) 期 に 生 じたエリート 補 充 の 面 での 変 化 を 次 のように 指 摘 している すなわち 彼 の 時 代 に ソ 連 時 代 に 築 かれた 人 材 予 備 のシステムが 破 壊 され 雑 多 な 人 々( 原 語 はラズノチンニッツ 歴 史 用 語 で 雑 階 級 人 )が 彼 女 の 定 義 するエリートに 自 然 発 生 的 に 注 入 されたというのである 3 この 観 察 は 当 時 の 政 治 過 程 の 在 り 方 ときわめてよく 符 合 している エリツ -2-

7 総 論 ィン 期 には 政 治 指 導 部 が 進 める 政 策 は しばしば 社 会 の 不 満 を 利 用 して 登 場 した 政 治 家 の 圧 力 に 屈 し 異 なる 方 向 に 転 換 されたのである 周 知 のよう に エリツィンは1992 年 初 頭 に 若 手 経 済 学 者 ガイダール(E.Gaidar)を 抜 擢 し て 急 進 的 市 場 化 政 策 を 始 めたが その 結 果 として 社 会 が 混 乱 し 議 会 勢 力 に よって 激 しい 批 判 を 浴 びせられると 彼 は 権 力 を 立 て 直 すために 政 府 内 で 燃 料 エネルギー 部 門 の 管 理 者 の 地 位 にあったチェルノムィルディン (V.Chernomyrdin)を 首 相 に 登 用 し 穏 健 的 経 済 改 革 に 転 換 した 同 様 の 事 例 は 対 外 政 策 においても 見 られた たとえば 比 較 的 解 明 されて いるモルドヴァにおけるロシア 人 もしくは ロシア 語 使 用 住 民 ( 以 下 ロ シア 系 住 民 と 呼 ぶ)への 対 応 をめぐるロシアの 政 策 転 換 を 見 てみよう 年 にモルドヴァが 独 立 に 向 かうと 同 国 に 住 むロシア 系 住 民 が 極 端 に 不 利 な 立 場 に 置 かれ ロシアに 助 けを 求 めているとする 認 識 がロシアのマスコミを 通 じて 国 内 で 広 められた 当 初 エリツィン 指 導 部 は 旧 ソ 連 諸 国 の 動 向 に 注 意 を 向 けず また 西 側 の 目 を 意 識 して 不 介 入 政 策 を 取 り 続 けた しかし 高 まる 世 論 を 背 景 に 強 硬 派 の 救 世 主 が 登 場 すると 指 導 部 はその 政 策 を 大 きく 転 換 していった 政 策 転 換 のきっかけとなったのは モルドヴァ 政 府 とプリドニエストルの ロシア 系 住 民 の 間 で1992 年 3 月 に 生 じた 武 力 紛 争 であった ここで 救 世 主 の 役 割 を 果 たしたのはルツコイ(A.Rutskoi)であった 彼 は 当 時 ロシア 副 大 統 領 の 職 にあったが もともとアフガン 戦 争 の 英 雄 としてエリツィン 陣 営 に 加 わっただけで 両 者 の 間 に 政 策 的 一 致 は 存 在 していなかった このためにル ツコイは ロシア 議 会 が 不 介 入 政 策 を 主 張 する 外 務 省 ( 外 相 はコーズィレフ (A.Kozyrev))を 非 難 すると 彼 らに 同 調 していった 当 時 コーズィレフは おそらくは 自 己 の 信 条 に 基 づいて ロシアによる 武 力 行 使 に 反 対 していた しかし 6 月 に 再 度 起 こった 武 力 衝 突 で 同 地 域 に 駐 屯 していたロシアの 第 14 軍 が 大 きな 成 果 を 挙 げると エリツィン=コーズィレフの 立 場 は 打 撃 を 受 け た ロシア 議 会 において モルドヴァ 政 府 にプリドニエストルの 独 立 を 認 め させるべきだとする 意 見 まで 出 るようになったのである この 状 態 で ロシ ア 外 務 省 も 不 介 入 政 策 を 主 張 しなくなった こうしたロシア 国 内 の 情 勢 を 背 景 に 7 月 21 日 にエリツィンはモルドヴァ 大 統 領 との 間 に 戦 闘 勢 力 の 同 地 域 -3-

8 総 論 からの 撤 退 第 14 軍 の 段 階 的 撤 退 そしてロシアを 含 む 多 国 間 の 平 和 維 持 軍 の 駐 留 を 定 めた 休 戦 協 定 を 締 結 した ロシア 側 はこうした 譲 歩 と 引 き 換 えに プリドニエストルのデ ファクトの 独 立 を 認 めさせた こうして エリツィン 指 導 部 は 当 初 の 不 介 入 政 策 を 放 棄 し 一 定 の 武 力 干 渉 政 策 を 採 用 したのであるが さらに 進 んでプリドニエストル 地 域 をモルド ヴァから 独 立 させようとする 動 きには 同 調 しなかった 1992 年 6 月 に 第 14 軍 司 令 官 に 任 命 されたレベジ(A.Lebed) 将 軍 は 休 戦 協 定 締 結 後 も 度 々ロシア 国 内 の 民 族 勢 力 や 軍 部 内 の 勢 力 と 呼 応 して 第 14 軍 の 撤 退 反 対 とプリドニエストル の 独 立 を 主 張 し 続 けたのであるが エリツィンは1995 年 6 月 に 第 14 軍 の 削 減 の 方 針 を 打 ち 出 した これにレベジは 抗 議 し 同 軍 司 令 官 の 地 位 から 離 れた こうして エリツィン 指 導 部 はプリドニエストルの 独 立 的 な 地 位 を 確 保 しつ つも それ 以 上 にモルドヴァを 追 い 詰 める 政 策 を 取 らなかった むしろ 同 国 との 政 治 的 経 済 的 協 力 に 向 かったのである 以 上 の 簡 単 な 記 述 からうかがえるように この 事 例 では 政 策 決 定 に 関 与 したのはエリツィンを 除 けば 副 大 統 領 議 会 外 務 省 ( 外 相 )であった ( 当 時 ロシア 軍 は 1992 年 3 月 にCIS 統 一 軍 構 想 から 抜 け 出 し 始 めた 状 況 にあ り 5 月 に 国 防 相 に 任 命 されたグラチョフ(A.Grachev)を 先 頭 に 政 策 決 定 に 関 与 する 状 態 になかった) 最 終 的 な 決 定 はエリツィンが 行 ったが 彼 の 政 策 はこれらの 勢 力 によって 影 響 を 受 け 不 介 入 から 限 定 的 介 入 へと 大 きく 変 化 した 他 方 で これらの 勢 力 の 中 に 入 れなかったレベジ 将 軍 は マスコミに 度 々 登 場 し より 積 極 的 介 入 策 を 主 張 したが 政 策 を 変 更 する 力 を 持 たなかった 彼 は1996 年 になる と 大 統 領 候 補 として 出 馬 し エリツィン 政 権 に 加 わる(つまり ここで 言 う エリートになる)のである この 例 ではルツコイとコーズィレフがクリシタ ノフスクヤの 指 摘 する 雑 多 な 人 々 に 当 たる 彼 らは 偶 々エリートの 地 位 を 獲 得 し 短 期 間 であれ 政 策 に 影 響 を 与 えたのである 2.エリツィン 後 期 の 状 況 - 諸 勢 力 の 対 立 クリシタノフスカヤによれば 1990 年 代 半 ばからエリツィンの 政 権 運 営 は 大 きく 変 化 した すなわちエリツィンの 政 策 統 合 能 力 が 低 下 し 政 権 運 営 は -4-

9 総 論 不 在 気 味 の 彼 に 代 わって 側 近 たちが 政 策 の 準 備 や 決 定 を 行 う 摂 関 政 治 の 様 相 を 呈 するようになったと 言 うのである 5 彼 女 はこうした 状 態 が 対 外 政 治 の 形 成 に 与 えた 影 響 について 言 及 していないが そこでも 同 様 の 状 態 が 生 じ たと 見 られる たとえば 当 時 最 大 の 問 題 であったNATOの 東 方 拡 大 に 対 するロ シア 側 の 対 応 が そのことを 示 している 以 下 では このようなエリツィン の 政 策 統 合 力 の 欠 如 を 象 徴 的 に 示 す 事 例 として NATO 軍 のセルビア 空 爆 に 続 くロシア 側 の 対 応 を 簡 単 に 示 してみよう 6 周 知 のごとく 1999 年 3 月 24 日 に 長 くロシアのマスコミがこぞって 反 対 し ていたNATO 軍 のセルビア 爆 撃 が 始 まった このニュースをアメリカに 向 かう 機 上 で 伝 え 聞 いたプリマコフ(E.Primakov) 首 相 は すぐに 訪 問 を 取 りやめ モスクワへ 帰 還 した さらにロシア 政 府 はロシアNATO 常 設 合 同 理 事 会 に 詰 め るロシアの 軍 事 代 表 を 召 還 し 関 係 を 凍 結 することを 決 めた しかしこれは 見 かけだけで エリツィンはNATOとの 関 係 を 完 全 に 切 ることはなかった 対 照 的 にロシア 下 院 は 激 しく 反 発 し 27 日 に 友 好 的 なユーゴスラヴィア 諸 民 族 との 連 帯 を 表 明 し NATO 軍 の 行 動 を 侵 略 と 決 めつける 決 議 を 採 択 した そこでエリツィンは29 日 に プリマコフ 首 相 セルゲーエフ(I.Sergeev) 国 防 相 イワノフ(I.Ivanov) 外 相 トルブニコフ(V.Trubnikov) 対 外 諜 報 庁 長 官 か らなる 代 表 団 をユーゴスラヴィアに 派 遣 し 交 渉 による 解 決 を 目 指 すと 表 明 した ロシア 政 府 代 表 団 は30 日 にはベオグラードでミロシェヴィッチ (S.Milosevic) 大 統 領 と 停 戦 に 至 る 休 戦 条 件 を 検 討 したが 最 初 のステップと して 空 爆 停 止 を 求 める 合 意 案 は NATO 諸 国 にミロシェヴィッチを 利 するもの として 一 蹴 された 他 方 4 月 初 頭 にはロシア 議 会 の 反 政 府 勢 力 を 代 表 するセ レズニョフ(G.Seleznyov) 下 院 議 長 と 議 会 の 人 民 権 力 グループの 指 導 者 ル イシコフ(N.Ryzhkov)もユーゴスラヴィアを 訪 問 し ミロシェヴィッチと 会 談 した 彼 らは 帰 国 後 の4 月 7 日 に 議 会 において ユーゴスラヴィア 問 題 で 反 NATO の 立 場 を 明 快 にした 決 議 を 採 択 することに 成 功 した さらに セレズニョフ は10 日 に 行 われたエリツィンとの 会 談 でロシアとベラルーシの 同 盟 にユーゴ スラヴィアを 加 える 提 案 をした ルイシコフ 側 の 主 張 では 一 時 エリツィン はこの 案 に 同 意 したという 言 うまでもなく これはロシアをNATOとの 対 決 -5-

10 総 論 に 追 い 込 む 動 きだった しかし エリツィンはすぐに 態 勢 を 立 て 直 した 12 日 にクリントン (B.Clinton) 大 統 領 からロシアとの 関 係 維 持 を 目 指 す 書 簡 を 受 け 取 ると 14 日 にチェルノムィルディンをユーゴスラヴィア 問 題 の 大 統 領 代 表 に 任 命 する と 発 表 した エリツィンは 1993 年 から 続 くゴア(A.Gore) 副 大 統 領 とチェル ノムィルディンの 関 係 を 利 用 して 米 ロ 双 方 に 受 け 入 れられる 打 開 策 を 見 出 そうとしたのである クリントンは 表 向 きにはこの 提 案 を 歓 迎 したが 実 際 には 大 統 領 候 補 のゴ アをこの 問 題 に 引 き 込 む 気 はなかった このため チェルノムィルディンが ベオグラードでミロシェヴィッチに 会 ったのはようやく30 日 のことで 彼 が ワシントンでゴアと 協 議 したのは5 月 3 日 のことであった しかもこの 時 の 協 議 は 中 立 国 の 代 表 としてフィンランド 大 統 領 アハティサーリ(M.Ahtisaari) を 加 え 三 者 によってコソヴォ 問 題 の 解 決 を 目 指 すことを 決 めただけで 終 わ った 5 月 6 日 にボンで 開 かれたG8 外 相 会 議 では コソヴォの 解 決 に 向 けた 声 明 が だされた しかし イワノフ 外 相 がミロシェヴィッチの 同 意 なしにNATO 軍 を 平 和 維 持 部 隊 の 中 核 にすることに 頑 強 に 反 対 したため 声 明 文 にはNATOの 役 割 は 何 も 記 されなかった ロシア 国 内 では 議 会 勢 力 がますますエリツィン 攻 撃 を 強 めた 12 日 に 下 院 は ユーゴスラヴィア 対 する NATOの 侵 略 過 程 で 生 じた 犯 罪 行 為 について 情 報 を 収 集 し 検 討 するための 委 員 会 をルイシコフを 委 員 長 として 設 置 した さらに 議 会 内 では 共 産 党 議 員 を 中 心 にした 勢 力 がエリツィンの 弾 劾 に 向 け て 動 き 出 した エリツィンはこうした 動 きに 対 抗 して 12 日 に 次 期 大 統 領 候 補 のプリマコフ 首 相 に 解 任 を 通 告 した 他 方 で 議 院 内 の 反 共 産 党 勢 力 もエ リツィンの 弾 劾 に 消 極 的 に 抵 抗 したために 15 日 に 下 院 で 投 票 に 付 された5 本 のエリツィン 解 任 決 議 案 はいずれも 僅 差 で 否 決 された これによりエリツィンはひとまず 野 党 勢 力 の 攻 撃 を 退 け 対 外 政 策 のイニ シャティヴを 取 り 戻 した しかし もはや 政 権 周 辺 の 諸 勢 力 を 統 合 する 力 は なかった ロシア 側 はこの 状 態 でコソヴォ 問 題 への 対 応 を 迫 られるようにな ると 諸 勢 力 が 各 々の 意 見 をそのままアメリカ 側 に 提 示 するようになった -6-

11 総 論 まず 国 防 省 国 際 協 力 局 長 イワショフ(L.Ivashov) 将 軍 を 中 心 とする 軍 部 国 防 省 は コソヴォでの 平 和 維 持 活 動 はNATOではなく 国 連 が 中 心 であるべきだ と 主 張 した これと 対 照 的 な 立 場 を 占 めたのはチェルノムィルディン 大 統 領 代 表 で 彼 はタルボットとアハティサーリ 大 統 領 との 協 議 を 通 じて NATO 軍 を 中 核 とするコソヴォ 平 和 維 持 部 隊 の 派 遣 という 考 えを 受 け 入 れた しかし イワノフ 外 相 はさらに 異 なる 立 場 を 示 した ロシア 外 相 はタルボットたちの 見 ている 前 でチェルノムィルディンと 電 話 で 協 議 し 個 々のNATO 加 盟 国 が 平 和 維 持 部 隊 に 参 加 するのは 認 められても NATOが 全 面 的 に 責 任 組 織 として 参 加 することを 許 すべきではないと 主 張 した チェルノムィディンの 認 めた 案 では 国 内 ( 恐 らくは 軍 部 )の 支 持 は 得 られないというのである こうしたロシア 側 の 混 乱 に 直 面 し アメリカ 側 はロシアを 通 じてミロシェ ヴィッチに 圧 力 をかける 政 策 に 着 手 できなかった チェルノムィルディンは 単 独 でユーゴスラヴィア 訪 問 を 繰 り 返 したが そこからは 何 も 生 じなかった 必 然 的 にNATO 軍 の 空 爆 が 強 化 され ロシア 国 内 ではNATO 非 難 が 高 まった ま た 他 方 のアメリカ 指 導 部 では 地 上 軍 の 投 入 が 不 可 欠 だとする 声 が 次 第 に 勢 いを 増 した NATO 加 盟 諸 国 はほとんど 乱 れを 見 せず 空 爆 の 続 行 を 支 持 し ロシアに 圧 力 をかけ 続 けた こうした 状 況 で ロシア 側 はエリツィンと 新 首 相 のステパーシンが 何 度 もタルボットを 外 し ゴアを 引 き 出 そうとした し かし クリントンはこの 要 求 をかわし 続 けた 6 月 1 日 になってもロシア 側 の 抵 抗 は 続 き イワショフ 将 軍 はコソヴォ 全 体 を 国 連 の 指 揮 下 におき その 中 の 特 定 地 域 をロシア 派 遣 部 隊 に 任 せるよう 要 求 した アメリカ 側 は それならロシアが 平 和 維 持 部 隊 に 参 加 しない 方 が 良 いと 応 じた こうした 激 しいやり 取 りが 続 いた 後 の2 日 に ようやくアハティ サーリとチェルノムィルディンがユーゴスラヴィアに 飛 び 前 者 がミロシェ ヴィッチにセルビア 軍 のコソヴォからの 完 全 撤 退 などのNATO 側 の 要 求 を 伝 え これにチェルノムィルディンが 反 対 をしないという 形 で 合 意 が 成 立 した 最 終 段 階 では イワショフが 自 分 はこのような 合 意 に 国 防 省 を 代 表 して 署 名 で きないと 表 明 し 出 席 者 を 驚 かせた だが チェルノムィルディンとアハテ ィサーリはこれを 無 視 して 行 動 した 3 日 にミロシェヴィッチは 完 全 に 屈 服 し セルビア 側 軍 事 勢 力 のコソヴォか -7-

12 総 論 らの 完 全 撤 退 とNATO 軍 を 中 核 とする 平 和 維 持 部 隊 の 配 備 を 認 めることを 条 件 に 空 爆 を 停 止 する 定 式 に 合 意 した しかし この 文 書 ではロシアが 派 遣 する 部 隊 の 取 り 扱 いは 不 明 瞭 で NATOとの 間 で 別 に 定 めることになっていた この 後 ロシア 軍 の200 人 ほどの 部 隊 よってプリシュナ 空 港 が 一 時 的 に 占 領 される 事 件 が 起 こった この 事 件 は 軍 部 がエリツィンに 対 する 抗 議 を 公 然 と 示 したものか あるいはエリツィンが 軍 部 の 不 満 をガス 抜 きするために 許 可 したものか 現 在 も 確 定 できていない いずれにせよ ロシア 側 がNATOとの 全 面 対 決 を 惹 き 起 こしかねない 危 険 な 行 動 を 取 ったことは 確 かであった こ の 事 件 によって エリツィンはその 政 策 統 合 能 力 のなさを 改 めて 露 呈 したの である 以 上 の 事 例 は コソヴォ 問 題 をめぐる 政 策 決 定 の 過 程 に エリツィンの 他 首 相 (プリマコフ 後 により 僅 かにステパーシン) 大 統 領 代 表 (チェルノ ムィルディン) 議 会 (セレズニョフ ルシイコフ) 軍 部 国 防 省 (イワ ショフ 将 軍 ) 外 務 省 (イワノフ 外 相 )が 関 わったことを 示 している イワ ショフは 国 防 省 軍 の 代 表 として 交 渉 に 参 加 した 結 果 暫 定 的 にエリートの 地 位 を 占 めたと 考 えるべきであろう また 世 論 は 反 米 一 色 に 染 まっていた が それによって 政 策 が 変 更 されることはなかった ( 議 会 勢 力 が 自 分 た ちのパワーアップのために 利 用 した) 見 てきたように この 問 題 では 政 策 決 定 過 程 に 関 与 した 人 々がアメリカや フィンランドの 代 表 団 の 前 で 身 内 の 対 立 を 曝 け 出 した 彼 らの 言 動 はあまり 洗 練 されておらず ロシア 側 代 表 団 がアメリカ 人 の 前 で 善 玉 と 悪 玉 に 分 か れて 演 技 を 行 ったという 解 釈 を 許 すものではなかった エリツィンの 政 策 の 迷 走 のために 大 統 領 代 表 の 権 威 が 低 下 し エリートたちは 外 国 人 の 前 でも 対 立 状 態 を 隠 そうとしなかったのである この 結 果 政 策 決 定 の 過 程 は 外 部 に 対 してほぼ 透 けて 見 えていたと 言 えよう 3.プーチン 期 の 政 策 決 定 1999 年 末 に 最 高 権 力 者 の 地 位 を 委 ねられたプーチンは この 状 態 を 克 服 す るために 政 権 の 権 威 を 回 復 しなければならなかった 周 知 のごとく 彼 は 二 つの 措 置 によってこれを 成 し 遂 げた 第 一 は 自 律 的 な 地 位 を 保 つ 政 治 勢 力 の -8-

13 総 論 弱 体 化 である 彼 は 新 興 財 閥 (オリガルヒ) マスコミ 議 会 勢 力 地 方 政 治 勢 力 などに 対 して 法 的 制 裁 とでも 呼 ぶべき 強 硬 策 と 政 権 与 党 の 育 成 拡 大 のような 穏 当 策 を 行 使 することによって 彼 らの 影 響 力 を 縮 小 しようとし た 7 ここで 旧 KGBの 威 圧 がすべてを 決 めたとするのは 実 態 とかなり 異 なる 第 二 はプーチンを 中 心 とした 政 策 決 定 システムの 整 備 である クリシタノ フスカヤによれば プーチンは3つのインナー サークルとの 協 議 の 場 を 設 け そこで 内 外 政 策 を 討 議 し 政 策 を 決 定 するようになった こうしたグループ の 第 一 が 毎 週 土 曜 日 にクレムリンの 大 統 領 執 務 室 に 大 統 領 府 長 官 連 邦 保 安 庁 長 官 安 保 会 議 書 記 国 防 相 それに 時 々に 内 相 と 外 相 を 集 めて 開 いた 会 議 である 第 二 が 毎 週 月 曜 日 に クレムリンに 閣 僚 の 半 数 以 下 の 人 々を 招 いて 催 す 会 議 第 三 が 曜 日 が 特 定 されない 形 で 開 かれる プーチンの 友 人 と 呼 ぶべき 人 々( 彼 の 元 の 仕 事 仲 間 )との 非 公 式 の 会 である 8 別 にS.ホワ イトと 著 した 共 同 論 文 で クリシタノフスカヤは 以 上 の3つのグループについ て 若 干 の 補 足 を 加 えている その 点 を 箇 条 書 きにまとめると 次 のようにな る 1. 上 記 の3つのグループにすべて 含 まれていたのは メドヴェージ ェフと 国 防 相 のセルゲイ イワノフ(S.Ivanov)であった 彼 らが プーチンに 最 も 近 い 人 物 であったと 推 測 される 2. 土 曜 日 と 月 曜 日 の 双 方 のグループに 含 まれていたのは 上 記 の 二 人 の 他 には 首 相 のフラドコフ(M.Fradkov) 外 相 ラヴロフ (S.Lavrov) 内 相 ヌルガリエフ(R.Nurgaliev)であった 3. 土 曜 日 開 催 の 会 議 には 国 防 会 議 のメンバーの 他 に 通 常 は 大 統 領 補 佐 官 ヴィクトル イワノフ(V.Ivanov) 大 統 領 府 副 長 官 セ ーチン(I.Sechin) 検 事 総 長 ウスチーノフ(V.Ustinov)が 参 加 し た ここでは 国 防 や 国 家 安 全 保 障 のみならず 内 外 政 策 の 様 々 な 問 題 が 討 議 された 9 以 上 の 記 述 から 理 解 されるように プーチン 大 統 領 が 生 みだした 政 策 決 定 のシステムは 彼 が 大 統 領 になる 前 に 創 り 出 していた 人 間 関 係 (コネクショ ン)を 発 展 させたものであった 当 然 そこには 旧 KGB 出 身 者 とペテルブルグ 時 代 の 部 下 同 僚 が 集 まった 彼 らの 持 つ 凝 集 力 によって 上 記 二 つの 措 置 -9-

14 総 論 の 効 果 が 高 められたことは 想 像 に 難 くない 以 上 から 既 に 明 らかように エ リツィン 大 統 領 の 時 代 と 異 なり プーチンの 下 では 安 保 会 議 のメンバーと 大 統 領 府 の 上 層 部 が 政 策 決 定 に 関 与 する 機 会 が 増 大 した 前 者 はいわゆる シ ロヴィキ と 呼 ばれる 人 々が 中 心 であるから このことは シロヴィキ と 大 統 領 府 の 影 響 力 が 増 したことを 意 味 する クリシタノフスカヤとホワイトは 政 策 の 動 向 をさらに 明 確 化 するために こうしたトップエリートを 政 策 志 向 の 異 なる シロヴィキ と リベラル に 分 類 し 相 互 の 関 係 を 通 して 政 治 の 実 態 を 解 明 しようとした その 後 シ ロヴィキ のセルゲイ イワノフと リベラル のメドヴェージェフが 大 統 領 候 補 と 目 されるようになり 最 終 的 にメドヴェージェフが 大 統 領 になった ことを 考 えれば こうした 図 式 が 一 定 の 説 明 能 力 を 持 ったことは 確 かである しかし この 単 純 な 図 式 では 対 外 政 策 は 説 明 できない そこで 以 下 では 上 に 述 べてきた1990 年 代 の 対 外 政 策 の 決 定 に 関 与 した 勢 力 のプーチン 時 代 にお ける 行 動 を 概 観 し この 時 の 政 策 決 定 過 程 を 考 えたい まず 上 記 のごとく プーチン 時 代 に 影 響 力 を 増 した シロヴィキ と 大 統 領 府 の 上 層 部 と 対 照 的 に 存 在 感 を 弱 めたのが 外 務 省 と 議 会 であったこと は 確 かであった 特 に 外 務 省 については プーチンが2000 年 4 月 にイギリス 訪 問 中 にイワノフ 外 相 に 対 して 示 した 態 度 が 示 唆 的 である この 時 ブレアー 首 相 の 側 近 が 次 のような 光 景 を 目 撃 したのである 私 はプーチンがイワノフ[ 外 相 ]を 奇 妙 な 仕 方 でからかったのを 見 て 驚 い た イワノフは 少 し 傷 ついたように 見 えた とにかく 彼 はおどおどとした 眼 をしていたが ヴラッド[プーチン]の 眼 は 本 物 の 殺 し 屋 のそれで 突 き 刺 す ような 青 で 瞬 き 一 つで 鋭 敏 な 魂 から 厄 介 者 に 変 化 することができた 10 この 出 来 事 はフルシチョフがグロムイコ 外 務 大 臣 に 対 して 示 した 態 度 を 想 起 させるものである 同 じ 指 導 者 でも ゴルバチョフはシェワルナゼに 対 し てこうした 態 度 を 取 らなかった イワノフ 外 相 に 対 するプーチンの 態 度 は 彼 が2001 年 1 月 に 外 務 省 幹 部 の 前 で 行 った 演 説 とも 対 応 していた そこで 彼 は ロシアの 好 ましい 印 象 を 助 成 すること が 外 務 省 と 在 外 代 表 部 の 中 心 的 課 題 の 一 つ だと 述 べた 11 彼 は 外 務 省 を 対 外 政 策 の 形 成 のために 活 動 する 機 関 ではなく 対 外 宣 伝 を 行 う 機 関 だとみなしていたようである -10-

15 総 論 こうしたプーチンの 態 度 は 2004 年 3 月 に 国 際 連 合 担 当 大 使 であったラヴロ フをイワノフの 後 任 に 任 命 した 時 に 多 少 変 化 したように 見 える ラヴロフは 親 西 欧 派 と 目 されたイワノフと 異 なり 大 使 時 代 にアメリカ 批 判 の 言 動 で 知 られた 人 物 であった 12 プーチンはラヴロフのこうした 言 動 を 評 価 して 彼 を 外 務 大 臣 に 抜 擢 したと 見 られる ラヴロフは 指 導 者 と 似 た 対 外 観 を 持 って 行 動 できたのである 彼 は 対 外 強 硬 化 するプーチンの 路 線 を 促 進 する 形 で( 欧 米 の 批 判 を 無 視 する 役 割 を 果 たす 形 で) 政 策 に 関 与 したと 見 ることができる 次 に 議 会 について 言 えば 対 外 政 策 に 関 連 した 議 会 と 行 政 府 の 関 係 は1990 年 代 のそれと 大 きく 異 なっていた 1994 年 から1999 年 までの 間 にロシア 下 院 で 批 准 された 協 定 条 約 は 化 学 兵 器 禁 止 協 定 だけであったが 1999 年 末 にな された 下 院 選 挙 で 初 めて 親 大 統 領 派 が 議 会 の 多 数 派 を 占 めたために この 状 況 が 一 変 したのである まず2000 年 4 月 14 日 には 1993 年 1 月 に 締 結 されながら 批 准 されずにきた 第 二 次 戦 略 兵 器 削 減 条 約 が 議 会 で 承 認 された これに 先 立 って3 月 に 下 院 国 際 委 員 会 と 上 院 国 防 委 員 会 及 び 安 全 保 障 委 員 会 によって 非 公 開 の 公 聴 会 が 組 織 されており 手 続 きはきわめて 順 調 であった 続 いて 4 月 21 日 には 議 会 は 包 括 的 核 兵 器 禁 止 条 約 の 批 准 を 決 めた こちらも 承 認 される 前 に 公 聴 会 で の 意 見 聴 取 と 下 院 国 際 問 題 委 員 会 での 議 員 による 条 文 の 検 討 がなされた さ らに 翌 2001 年 4 月 には 1992 年 3 月 に 締 結 されながら なかなか 批 准 に 至 らな かったオープン スカイ 協 定 が 非 公 開 の 本 会 議 で 承 認 された 13 以 上 のごと く 1990 年 代 と 異 なり プーチン 大 統 領 登 場 後 の 議 会 は1 年 半 の 間 に 三 本 の 条 約 協 定 の 批 准 を 承 認 し 対 米 対 NATO 関 係 の 改 善 を 志 向 するプーチンを 助 けた 当 時 の 議 会 の 構 成 から 見 て これは 議 会 側 の 独 自 の 行 動 と 見 るより プーチン 与 党 として 彼 の 意 向 を 汲 んで 行 動 した 結 果 であったろう プーチン はコソヴォ 問 題 で 悪 化 したNATO 諸 国 との 関 係 を 議 会 の 政 権 支 持 派 を 利 用 し て 修 復 しようとしたと 見 るべきであろう 軍 部 は 以 上 のような 外 務 省 及 び 議 会 とまったく 異 なる 位 置 を 占 めた 軍 部 は 外 務 省 や 議 会 と 異 なって 実 力 部 隊 を 抱 えており 全 体 に 政 治 指 導 部 に 強 い 不 信 感 を 抱 いていたからである このためプーチンは 一 方 で 国 力 に 差 のあ るNATO 諸 国 との 関 係 を 修 復 し 他 方 で 軍 部 を 懐 柔 しなければならなかった -11-

16 総 論 以 下 では9 11 事 件 に 対 する 対 応 を 中 心 に 両 者 の 関 係 を 簡 単 に 示 してみよう 14 プーチンのNATOとの 関 係 改 善 策 は 2000 年 2 月 のロバートソンNATO 事 務 総 長 との 会 談 で 始 まった 当 時 コソヴォ 事 件 の 対 応 をめぐってNATOを 批 判 して いたロシア 軍 部 は 激 しくロバートソンの 訪 ロに 反 対 したのであるが 暫 定 大 統 領 の 地 位 にあったプーチンは 会 談 に 臨 み 実 務 的 な 関 係 構 築 に 向 け 一 歩 踏 み 出 した 15 さらにプーチンは 上 記 のごとく 議 会 を 利 用 して 欧 米 諸 国 との 関 係 の 改 善 を 図 った これに 対 して2001 年 1 月 に 登 場 したブッシュ 大 統 領 は 当 初 はほと んどロシアを 相 手 にしなかった 6 月 から7 月 にかけてリュブリアナとジェノ バで 米 ロ 首 脳 会 談 に 応 じたが それはロシアの 核 戦 力 を 野 放 しにできなかっ たからに 過 ぎなかった しかし9 月 11 日 の 同 時 多 発 テロ 事 件 で ブッシュ 政 権 の 態 度 は 一 変 した ロ シアの 助 力 が 必 要 になったのである この 状 況 を 見 てプーチンは どの 国 の 指 導 者 よりも 早 くブッシュに 電 話 をかけ アメリカ 国 民 への 連 帯 を 表 明 した また 直 ちに 安 保 会 議 を 開 催 した ここでの 議 論 は 未 だに 何 も 明 らかにな っていない 既 にプーチン(と 恐 らくはかれのKGB 仲 間 たち)がこの 時 点 で 対 米 協 調 路 線 を 示 していた 可 能 性 はきわめて 高 いと 思 われる 明 らかに 彼 ( 彼 ら)はアメリカと 一 時 的 であれ 和 解 する 好 機 と 捉 えたのである しかしそれ でも その 後 暫 くプーチンは 具 体 的 な 対 米 援 助 策 について 何 も 述 べなかっ た おそらく 彼 はまだ 軍 部 の 意 向 を 十 分 に 把 握 していなかったのである 軍 部 の 大 半 がアメリカにさして 同 情 していなかったことは 想 像 に 難 くない 政 治 家 の 中 にさえ アメリカの 覇 権 がテロリストの 報 復 を 招 いたと 言 う 者 が いたのである そうした 状 況 にあった14 日 に イワノフ 国 防 相 はNATOの 軍 事 作 戦 が 中 央 ア ジア 諸 国 で 展 開 されることは 仮 定 の 話 としても 有 り 得 ないと 述 べた これ がアメリカに 向 けた 発 言 であったのか あるいは 国 内 の 軍 部 向 けのものであ ったのか 明 瞭 ではない 彼 はセルゲーエフ 国 防 相 とクワシニン(A.Kvashnin) 参 謀 総 長 の 戦 略 をめぐる 対 立 を 利 用 して3 月 に 国 防 相 に 就 任 したばかりであり 軍 に 政 治 指 導 部 の 意 思 を 押 し 付 ける 状 況 になかったはずである この 状 況 でプーチンは17 日 にソチに 移 り その 後 1 週 間 かけて 中 央 アジア 諸 -12-

17 総 論 国 と 連 絡 を 取 り アメリカの 軍 事 作 戦 に 対 する 共 同 の 対 処 について 意 見 交 換 を 開 始 した これは 恐 らく 軍 部 を 説 得 するための 期 間 でもあったろう 既 に この 時 までにカザフスタンはアメリカへの 基 地 提 供 を 申 し 出 ており このま までは ロシアの 援 助 提 案 の 減 価 が 予 想 されたのである こうした 準 備 の 過 程 にあった19 日 に アメリカの 国 務 副 長 官 がモスクワを 訪 問 し 正 式 に 中 央 アジアにある 軍 事 基 地 の 使 用 を 認 めるよう 要 請 した これによってプーチン が 軍 部 を 説 得 するための 準 備 がすべて 整 ったのである 実 際 にプーチンが 軍 幹 部 をソチに 呼 び アメリカへの 協 力 案 を 提 示 して 説 得 したのは22 日 のことであった その 後 24 日 にプーチンはテレビ 放 送 でテ ロに 対 する 戦 いにロシアは 貢 献 するつもりだと 告 げた ここで 軍 幹 部 のすべ てがプーチンに 説 得 されたとは 思 われないが 他 に 政 策 がなかったことも 確 かであった 以 上 の 概 略 は プーチンの 時 代 にも 安 全 保 障 問 題 では 軍 部 が 対 外 政 策 の 決 定 に 関 与 する 強 力 な 勢 力 として 残 り 続 けたことを 示 している 16 プーチン は 任 期 中 に 油 価 の 高 騰 の 追 い 風 を 受 け 軍 と 軍 事 研 究 開 発 費 への 予 算 を2000 年 から2007 年 までに 倍 以 上 に 増 大 した 17 が これも 軍 部 の 懐 柔 に 必 要 であっ たためだと 思 われる 以 上 のごとく プーチン 大 統 領 の 時 代 の 政 策 決 定 の 過 程 は 不 透 明 であるが 軍 部 を 中 心 に1990 年 代 のそれと 連 続 面 を 有 しているものと 見 られる 不 透 明 な のは シロヴィキ と 大 統 領 府 の 上 層 部 がそこに 常 に 加 わったからである 18 結 び メドヴェージェフ 大 統 領 が 登 場 したことで ロシアの 対 外 政 策 の 決 定 過 程 は 非 常 に 複 雑 になった プーチンとメドヴェージェフの 二 人 が 政 策 決 定 の 中 心 となる 可 能 性 が 生 じたからである ロシア 外 交 を 理 解 するためには 当 然 二 人 の 言 動 は 無 視 することができない しかし 本 研 究 の 観 点 からすれば 安 全 保 障 に 関 わる 問 題 では 大 統 領 と 首 相 の 二 人 ばかりか 安 保 会 議 に 参 加 する 資 格 を 持 つ 勢 力 が 政 策 の 決 定 に 関 与 していること また 後 者 の 言 動 の 方 がブラックボックス 化 している 大 統 領 府 の 動 向 を 捉 えるよりも 容 易 であるこ と を 強 調 しておきたい -13-

18 総 論 当 然 ながら 安 全 保 障 問 題 ではなく 対 外 経 済 問 題 であれば 制 度 的 に 政 策 過 程 に 参 加 する 権 限 を 持 つ 勢 力 として 経 済 関 係 省 庁 の 代 表 の 言 動 が 重 要 で ある (この 点 は 本 研 究 では 金 野 大 野 伏 田 論 文 によって 果 されている) いずれにしても こうした 勢 力 の 範 囲 をあまり 広 く 考 える 必 要 はない かな り 限 定 された 勢 力 以 外 に 政 策 決 定 に 関 与 することはできない 政 治 システムと して 機 能 しているのである 対 外 政 策 に 関 与 する 勢 力 を 割 り 出 す 出 発 点 とし ては クリシタノフスカヤなどが 開 いた 政 治 エリート 論 が 役 立 つことは 確 か である ロシアの 政 治 の 在 り 方 は 変 化 していることを 考 えると ソ 連 時 代 の ように マスコミの 一 般 的 な 論 評 に 注 目 して 外 交 の 動 向 を 考 えるよりも 諸 機 関 を 代 表 するエリートの 言 動 に 視 点 を 据 えて 外 交 の 動 態 を 捉 えるべきであ るように 思 われる - 注 shtml 2 Ol'ga Kryshtanovskaia, Anatomiia rossiiskoi elity ロシ ア エリートの 解 剖 (Zakharov: Moskva, 2005), p.18, p.21, p Ibid, p.65, pp モルドヴァ=プリドニエストル 紛 争 に 対 するエリツィン 政 権 の 政 策 転 換 については 多 くの 文 献 がある ここでは 基 本 的 に 以 下 の 緻 密 な 分 析 と 当 時 の 新 聞 資 料 とロシア 人 政 治 家 人 名 録 を 利 用 した Nicole J. Jackson, Russian Foreign Policy and the CIS, Theories, Debates and Actions (Routledge: London, 2003), pp Kryshtanovskaia, op.cit., pp 以 下 では 基 本 的 にアメリカ 側 参 加 者 の 回 想 録 として John Norris, Collision Course (Praeger: Westport, 2005) S.Talbott, Russian Hand (Random House: N.Y.,2002)と ロシア 側 議 会 勢 力 の 回 想 録 N.I.Ryzhkov & V.N.Tetekin, Iugoslavskaia Golgofa (M.,2000) 及 び L.Mlechin, Evgenii Primakov (Molodaia gvardiia: M.,2007)を 利 用 した また 当 時 の 内 外 の 新 聞 も 利 用 した 7 以 下 の 論 文 が この 過 程 を 最 も 要 領 よくまとめている Ol'ga Kryshtanovskaia & Stephen White, The Sovietization of Russian Politics, Post-Soviet Affairs, 2009, vol.25, no.4, pp Kryshtanovskaia, op.cit., pp Ol'ga Kryshtanovskaia & Stephen White, Inside the Putin Court: A Research Note, Europe-Asia Studies, Vol.57, no.7 (Nov.2005), pp Alastair Campbell & Richard Stott, ed., The Blair Years (Arrow books: London, 2008), p

19 総 論 11 ロシア 月 報 2001 年 1 月 号 6~7 ページ 12 ラヴロフの 経 歴 とその 風 評 については 以 下 を 参 照 した 13 Aleksandr Tarasov, Voprosy razoruzheniia i kontrolia nad vooruzheniiami Gosudarstvennoi dume tret ego sozyba ( ), in A.Arbatov ed., Razoruzheniie i bezopasnost (Nauka: M., 2003), pp 以 下 は 別 に 知 るさない 限 り 次 の 文 献 による Oksana Antonenko, Putin s Gamble, Survival, vol.43, no.2, pp.49-59, Lilia Shebtsova, Putin s Russia (Carnegie Endowment: Washington DC, 2003), pp , 山 内 聡 彦 ドキュメント プーチン のロシア (NHK 出 版 2003) 209~285 ページ. 15 Dmitri Trenin & BoBo Lo, The Landscape of Russian Foreign Plicy Decision-Making (Carnegie Endowment: Washington DC, 2005), p Ibid.,p Thomas Gomart, Russian Civil-Military Relations: Putin s Legacy (Carnegie Endowment: Washington DC, 2008), pp また 以 下 も 参 照 Aleksandr Golts, The Social and Political Condition of the Russian Military, Steven E. Miller & D. Trenin ed., The Russian Military: Power and Policy (MIT press: Cambridge, 2004), pp トレーニンとボボ=ローの 二 人 の 著 した 小 論 ( 註 15 で 挙 げた 文 献 )では 政 策 決 定 過 程 への 制 度 的 参 加 者 として 本 稿 よりも 多 くの 機 関 を 挙 げているが それは 本 稿 が 議 論 を 安 全 保 障 面 に 絞 ったために 生 じたものと 見 ることができる 視 点 はほとんど 同 一 である -15-

20 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力

21 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 第 一 章 ロシアの 政 策 決 定 におけるシロヴィキの 役 割 ~ 反 テロ 法 をめぐって~ 山 内 聡 彦 はじめに この 章 ではプーチン 時 代 に 大 きな 影 響 力 を 振 るった 治 安 機 関 の 関 係 者 い わゆるシロヴィキの 政 策 立 案 過 程 への 関 与 を 検 証 するため 2004 年 の 北 オセ チア 共 和 国 での 学 校 占 拠 事 件 を 受 けて 導 入 された 反 テロ 法 (Закон о противодействии терроризму)を 取 り 上 げる 反 テロ 法 はテロ 対 策 を 強 化 し テロリストに 乗 っ 取 られた 航 空 機 を 撃 墜 する 権 利 を 軍 に 認 めるなど シ ロヴィキの 権 力 拡 大 の 象 徴 ともなっている 第 1 部 では 反 テロ 法 案 の 提 出 か ら 成 立 までの 経 緯 や 背 景 問 題 点 を 検 証 する 同 時 に 法 案 成 立 の 重 要 な 要 因 となった 国 家 反 テロ 委 員 会 の 創 設 の 背 景 を 探 ることにする そして 第 2 部 で はプーチン 政 権 下 でシロヴィキが 政 策 決 定 にどのような 役 割 を 果 たしたのか そして 具 体 的 にこの 反 テロ 法 案 の 制 定 にシロヴィキがどのように 関 わった のかを 検 証 する 第 3 部 では 反 テロ 法 に 基 づいて 反 テロ 作 戦 体 制 が 導 入 され ていたチェチェン 共 和 国 で 2009 年 4 月 に 10 年 ぶりにこの 体 制 が 解 除 され 第 2 次 チェチェン 戦 争 が 公 式 に 終 結 した その 解 除 のプロセスを 検 証 し シ ロヴィキがどのように 関 与 したのかを 探 ることにする 1. 反 テロ 法 制 定 と 国 家 反 テロ 委 員 会 の 創 設 反 テロ 法 は 2004 年 の 11 月 30 日 に 下 院 議 会 に 草 案 が 提 出 され 12 月 17 日 に 第 1 読 会 で 採 択 された しかし 審 議 はその 後 1 年 余 り 中 断 し 再 開 され たのは 2006 年 に 入 ってからだった そのきっかけはこの 年 の 2 月 16 日 にプ ーチン 大 統 領 が 反 テロ 作 戦 を 調 整 するための 新 たな 組 織 国 家 反 テロ 委 員 会 を 創 設 する 大 統 領 令 を 布 告 したことだった これを 受 けて 反 テロ 法 案 は 2 月 22 日 に 下 院 の 第 2 読 会 で 2 月 26 日 には 第 3 読 会 で 採 択 された さらに 3 月 1 日 に 上 院 で 承 認 され 3 月 6 日 反 テロ 法 はプーチン 大 統 領 の 署 名 で 成 立 した -17-

22 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 (1) 法 案 提 出 のきっかけ 反 テロ 法 案 策 定 の 直 接 のきっかけとなったのは 2004 年 9 月 に 北 オセチア 共 和 国 で 起 きた 学 校 占 拠 事 件 だった プーチン 大 統 領 が 再 選 されたこの 2004 年 はチェチェン 武 装 勢 力 による 大 規 模 なテロ 事 件 が 相 次 いだ 異 例 の 年 だった 2 月 には 首 都 モスクワで 地 下 鉄 が 爆 破 され 5 月 にはチェチェン 共 和 国 のアフ マド カディロフ 大 統 領 が 爆 弾 テロで 暗 殺 され プーチンのチェチェン 化 政 策 は 頓 挫 した 6 月 にはイングーシ 共 和 国 で 内 務 省 や 治 安 機 関 の 施 設 が 数 百 人 もの 武 装 勢 力 に 襲 撃 され 90 人 以 上 が 死 亡 した 事 件 の 不 手 際 の 責 任 を 問 われる 形 で 軍 改 革 に 抵 抗 してきたアナトリー クワシニン 参 謀 総 長 らが 7 月 に 解 任 された さらに 8 月 には2 機 の 国 内 線 の 旅 客 機 がほぼ 同 時 に 爆 破 さ れ モスクワの 鉄 道 駅 でも 爆 弾 テロが 起 きた そして 止 めを 刺 すように 起 き たのが 9 月 の 北 オセチア 共 和 国 ベスランでの 学 校 占 拠 事 件 だった チェチ ェン 武 装 勢 力 によって 子 供 や 教 師 父 兄 など 1200 人 が 人 質 に 取 られ 330 人 が 死 亡 した 悲 惨 な 事 件 となった テロリストの 残 酷 さはもちろんだが 権 力 を 強 化 しながら 肝 心 な 時 に 無 策 だった 治 安 機 関 に 対 しても 強 い 批 判 が 巻 き 起 こった この 事 件 を 受 けて 9 月 4 日 プーチン 大 統 領 は 国 民 向 けのテレビ 演 説 を 行 なった この 中 で 事 件 は 国 家 と 国 民 に 対 する 挑 戦 だとしてテロとの 全 面 戦 争 を 宣 言 し 国 民 総 動 員 で 立 ち 向 かうよう 呼 び 掛 けた そして 今 後 の 対 策 と して 効 果 的 な 危 機 対 策 の 統 治 システム(эффективная антикризисная система управления)を 作 る 必 要 がある と 強 調 した 1 またプーチンは 9 月 13 日 の 政 府 拡 大 会 議 で 一 連 のテロ 対 策 を 打 ち 出 した それはテロ 対 策 を 強 化 するために 中 央 による 地 方 への 統 制 を 一 段 と 強 めるというもので 地 方 の 首 長 の 直 接 選 挙 を 廃 止 し 大 統 領 の 任 命 制 に 改 めるという 方 針 を 示 した こ の 中 で プーチンは テロの 脅 威 に 直 面 する 多 くの 国 では テロと 戦 うため に 単 一 の 安 全 保 障 システム(единые системы безопасности)が 以 前 から 作 られている と 指 摘 し ロシアでも 同 様 の 組 織 的 な 仕 事 と 国 家 的 な 安 全 保 障 システムの 仕 事 をする 組 織 が 必 要 だ と 述 べて テロ 対 策 を 総 合 的 に 行 なう 新 たな 組 織 を 作 る 必 要 性 を 強 調 した 2 そして 同 じ 9 月 13 日 プーチ ンは テロとの 戦 いの 効 果 を 高 めるための 緊 急 措 置 (О неотложных мерах -18-

23 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 по повыщению эффективности борьбы с терроризмом) に 関 する 大 統 領 令 を 布 告 し 政 府 に 対 して 1 か 月 以 内 に 内 務 省 や FSB( 連 邦 保 安 庁 )などと ともに 危 機 的 な 状 況 における 効 果 的 な 国 家 統 治 システムを 作 るための 提 案 を 出 すことなどを 命 じた 3 (2) 法 案 提 出 こうした 経 緯 を 経 て 反 テロ 法 案 は 2004 年 11 月 30 日 北 オセチアでの 学 校 占 拠 事 件 からおよそ 3 か 月 後 に 下 院 に 提 出 された コメルサント 紙 はロシア の 世 論 がウクライナの 大 統 領 選 挙 をめぐる 嵐 のような 出 来 事 に 注 意 を 向 けて いるまさにその 時 に 提 出 されたと 伝 えている 4 反 テロ 法 案 はボリス グリズロフ 下 院 議 長 下 院 安 全 保 障 委 員 会 のウラジ ーミル ワシリエフ 議 長 らメンバー6 人 上 院 防 衛 安 全 保 障 委 員 会 のビクト ル オゼロフ 議 長 らメンバー5 人 の あわせて 12 人 の 与 党 統 一 ロシア の 議 員 が 提 出 したものだ 5 しかし 法 案 は 実 質 的 には FSB( 連 邦 保 安 庁 )の 主 導 で 作 成 された ちなみに 法 案 提 出 に 先 立 って 10 月 29 日 には FSB のニコラ イ パトルシェフ 長 官 が 下 院 で 演 説 し ロシアにはテロとの 戦 いの 分 野 で 武 力 省 庁 とその 他 の 省 庁 の 努 力 を 調 整 する 単 一 の 管 理 センターを 創 設 すべき だ と 述 べている 6 コメルサント 紙 は 法 案 が FSB の 直 接 の 参 加 で 作 られた と 指 摘 し 法 案 の 提 出 にあたって FSB のパトルシェフ 長 官 が 下 院 で 法 案 の 非 公 式 な 著 者 として 演 説 したと 伝 えている 7 法 案 の 付 属 説 明 書 は 法 案 の 提 出 理 由 について テロの 危 険 が 高 まり 事 件 の 規 模 が 拡 大 し 国 際 テロ 組 織 がロ シアへの 介 入 を 強 めている 現 実 に 対 処 するため テロとの 戦 いの 法 体 系 を 見 直 す 必 要 があると 指 摘 している 8 (3) 反 テロ 法 案 の 内 容 では 反 テロ 法 案 とはどのような 内 容 のものなのか 法 案 はテロ 対 策 の 強 化 とテロ 対 策 を 調 整 する 組 織 作 りを 目 的 に 旧 テロ 闘 争 法 に 代 わるものとして 提 出 された -19-

24 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 A. 旧 テロ 闘 争 法 (Закон о борьбе с терроризмом) 旧 テロ 闘 争 法 はエリツィン 時 代 末 期 の 1998 年 7 月 25 日 に 制 定 され 8 章 29 条 からなっている 9 この 法 律 はテロとの 戦 いの 法 的 組 織 的 な 基 礎 や 関 係 機 関 の 調 整 方 法 を 定 めたものだ 主 な 内 容 として 1テロとの 戦 いを 主 導 するのは 政 府 ( 首 相 )であること( 第 6 条 第 1 項 ) 2 活 動 を 調 整 するため 連 邦 反 テロ 委 員 会 を 設 置 すること( 第 6 条 第 6 項 ) 3テロ 行 為 を 阻 止 するた め 反 テロ 作 戦 を 行 なうこと( 第 3 章 )などを 定 めている しかし 反 テ ロ 作 戦 での 軍 による 武 力 行 使 については 何 も 規 定 されていない B. 反 テロ 法 案 (Закон о противодействии терроризму) これに 対 して 2004 年 11 月 に 提 出 された 反 テロ 法 の 草 案 は 11 章 46 条 も あり 内 容 的 にも 旧 テロ 闘 争 法 に 比 べかなり 異 なっている 10 第 1 にテロと の 戦 いを 主 導 するのは 首 相 ではなく 大 統 領 であることだ( 第 5 条 第 1 項 ) 一 方 首 相 は 連 邦 反 テロ 委 員 会 の 議 長 を 務 め( 第 6 条 第 1 項 ) いくつか の 地 域 では 反 テロ 作 戦 の 実 施 を 決 定 する( 第 24 条 第 2 項 ) また 興 味 深 いの は 反 テロ 作 戦 を 主 導 する 省 庁 は 内 務 省 ではなく FSB であるとされている 点 だ( 第 8 条 第 1 項 ) 付 属 説 明 書 も FSB が 反 テロ 活 動 の 措 置 を 実 施 する 基 本 的 な 主 体 であり 内 務 省 は 反 テロ 作 戦 を 指 導 する 機 関 ではない と 述 べて いる 11 第 2 にテロ 行 為 を 阻 止 するために 初 めて 軍 による 武 力 行 使 を 認 める 規 定 が 盛 り 込 まれたことだ( 第 17 条 ) 法 案 はテロリストに 乗 っ 取 られた 航 空 機 を 撃 墜 したり 船 舶 を 攻 撃 するなど テロリストが 命 令 に 従 わない 場 合 軍 に よる 攻 撃 を 認 めている 第 3 に 次 の 3 つの 特 別 な 法 的 体 制 が 導 入 されたことだ 1 テロ 危 険 体 制 (Режим террористической опасности)( 第 21 条 ) 2 反 テロ 作 戦 体 制 (Режим контртеррористической операции)( 第 22 条 ) 3 非 常 事 態 体 制 (Режим чрезвычайного положения)( 第 23 条 ) このうち 反 テロ 作 戦 体 制 は 旧 テロ 闘 争 法 でも 定 められ 非 常 事 態 体 制 も 憲 法 に 規 定 されていて 新 しいものではない 根 本 的 に 新 しいのはテロ 危 険 体 制 -20-

25 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 の 導 入 である 付 属 説 明 書 はテロ 危 険 体 制 はテロ 活 動 を 阻 止 する 予 防 措 置 の 効 果 を 上 げるのが 目 的 だとしている 具 体 的 にはテロの 準 備 や 脅 威 の 情 報 を 得 た 時 そうした 情 報 を 検 証 できない 状 況 にある 時 最 大 60 日 間 個 々の 施 設 や 地 区 集 落 地 域 に 導 入 できると 規 定 されている FSB が 法 案 の 作 成 に あたって 最 も 力 を 入 れたのがこのテロ 危 険 体 制 の 導 入 だと 見 られている 第 4 に 反 テロ 作 戦 体 制 の 実 施 にあたって 厳 しい 規 制 が 導 入 されていること だ 身 分 証 明 書 のチェックや 電 話 の 盗 聴 電 子 メールの 検 閲 など 通 信 を 規 制 し 集 会 やデモなどの 禁 止 や 制 限 できるようにするなど 治 安 機 関 の 権 限 が 強 化 されている こうした 規 制 は 旧 テロ 闘 争 法 では 7 項 目 しかなかったが 反 テロ 法 案 では 22 項 目 に 大 幅 に 増 えている 第 5 に 情 報 統 制 が 強 化 されている 点 だ( 第 29 条 ) 激 しい 暴 力 の 事 実 や 場 面 に 関 する 情 報 反 テロ 作 戦 の 実 施 を 難 しくする 情 報 や 作 戦 の 詳 細 を 公 表 す ることは 禁 止 されている これも 旧 テロ 闘 争 法 に 比 べ 規 制 が 格 段 に 強 化 さ れている (4) 中 断 した 法 案 審 議 2004 年 11 月 30 日 に 提 出 されたこの 反 テロ 法 案 は 12 月 17 日 下 院 の 第 1 読 会 で 圧 倒 的 多 数 の 賛 成 で 採 択 された しかし その 後 法 案 の 審 議 は 1 年 以 上 ストップしてしまう 下 院 の 第 2 読 会 で 採 択 されるのは 2006 年 の 2 月 22 日 である 何 が 起 きたのだろうか 原 因 は 大 きく 3 つあった 第 1 はマスコミや 司 法 取 締 機 関 だけでなく 大 統 領 府 や 政 府 からも 法 案 が 反 民 主 主 義 的 で 現 行 法 や 憲 法 に 反 している と 厳 しい 批 判 が 相 次 いだことだ 大 統 領 府 国 家 法 制 局 長 で 大 統 領 補 佐 官 のラ リーサ ブルイチョワは 法 案 の 多 くの 条 項 は 憲 法 や 民 法 民 事 訴 訟 法 刑 事 訴 訟 法 過 激 行 動 防 止 法 などの 規 定 に 完 全 には 合 致 していないか 反 してい る また 互 いに 矛 盾 している と 批 判 した またアレクサンドル ジューコ フ 副 首 相 も テロ 活 動 に 関 する 情 報 統 制 を 定 めた 第 29 条 について 本 質 的 な 修 正 が 必 要 だ なぜならこの 条 項 はマスコミ 法 の 概 念 に 反 するからだ テ ロ 危 険 体 制 や 反 テロ 作 戦 体 制 の 際 に 導 入 される 人 権 制 限 は 非 常 事 態 の 時 にの み 実 行 されるべきだ と 批 判 した 12 また 独 立 新 聞 は 反 テロか 反 民 主 主 義 -21-

26 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 か? と 題 する 記 事 を 掲 載 し 反 テロ 法 案 は 社 会 のためではなく シロヴィ キのために 適 用 されるもので 法 案 の 採 択 はテロのレベルを 下 げるのではな く 治 安 機 関 や 内 務 省 の 強 化 につながると 批 判 した 13 第 2 に 対 テロ 作 戦 の 調 整 にあたる 組 織 をどうするのか プーチン 政 権 が 長 い 間 決 められなかったことが 法 案 の 成 立 を 遅 らせたと 見 られている 法 案 に はテロとの 戦 いを 実 施 する 中 央 と 地 方 の 関 係 機 関 の 代 表 からなる 連 邦 反 テ ロ 委 員 会 を 設 置 すると 規 定 しているが 旧 テロ 闘 争 法 で 設 けられた 従 来 の 委 員 会 はほとんど 機 能 しなかった これについて 下 院 安 全 保 障 委 員 会 のビク トル イリューヒン 副 議 長 は クレムリンは 非 常 に 長 い 間 テロとの 戦 いに 関 する 個 別 の 機 関 を 創 設 するのかどうか もし 作 るとすれば どのようなも のなのか 特 別 の 機 関 か 省 庁 間 会 議 のような 形 なのか 決 められなかった と 述 べている 14 この 問 題 は 結 局 プーチン 大 統 領 が 2006 年 2 月 に 連 邦 反 テロ 委 員 会 に 代 えて 国 家 反 テロ 委 員 会 という 特 別 の 組 織 を 創 設 することを 決 断 し 決 着 がついた 法 案 の 採 択 が 遅 れた 第 3の 原 因 は テロとの 戦 いをめぐって FSB と 内 務 省 との 間 に 対 立 があったと 見 られることだ シロヴィキの 内 情 に 詳 しいジャー ナリストのアンドレイ ソルダトフによると FSB は 2003 年 の 機 構 改 革 で 国 境 警 備 局 と 連 邦 政 府 通 信 情 報 局 (FAPSI)を 統 合 し 最 も 強 力 な 治 安 機 関 とな ったが その 一 方 でテロとの 戦 いから 距 離 を 置 き 対 テロ 作 戦 の 責 任 を 徐 々 に 内 務 省 と 内 務 省 軍 に 移 してきたという 年 の 北 オセチアの 学 校 占 拠 事 件 でも 前 面 に 出 たのは FSB ではなく 内 務 省 軍 だった 2005 年 10 月 のカバ ルジノ バルカル 共 和 国 のナリチクで 起 きた 大 規 模 なテロ 事 件 でも 反 テロ 作 戦 の 主 な 役 割 を 果 たしたのは 内 務 省 軍 だったという しかし テロとの 戦 い から 距 離 を 置 いてきた FSB が 皮 肉 なことに 今 回 反 テロ 法 案 の 制 定 の 過 程 で 再 び 主 導 的 な 役 割 を 担 うことになった こうしたテロとの 戦 いをめぐる FSB と 内 務 省 の 対 立 が 法 案 の 採 択 が 遅 れる 原 因 の 1 つになったと 見 られている (5) 国 家 反 テロ 委 員 会 の 創 設 第 1 読 会 の 採 択 から 1 年 2 か 月 後 の 2006 年 2 月 16 日 プーチン 大 統 領 は 国 家 反 テロ 委 員 会 (Национальный антитеррористический комитет) -22-

27 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 を 創 設 する 大 統 領 令 を 布 告 した 16 国 家 反 テロ 委 員 会 はさまざまな 省 庁 によ る 反 テロ 活 動 を 調 整 するための 新 たな 機 関 で 議 長 には FSB のパトルシェフ 長 官 が 任 命 された 職 員 300 人 が 委 員 会 の 活 動 に 参 加 するなど FSB はテロ との 戦 いで 大 きな 権 限 を 振 るうことになった クレムリンが 反 テロ 活 動 を 調 整 するセンターを 設 けたのはこれが 2 回 目 である エリツィン 時 代 の 1998 年 に 旧 テロ 闘 争 法 が 制 定 された 際 にも 連 邦 反 テロ 委 員 会 が 設 置 された 主 な 違 いはこれまでの 連 邦 反 テロ 委 員 会 が 政 府 機 関 で 議 長 は 首 相 だったのに 対 し て 今 回 の 国 家 反 テロ 委 員 会 はテロ 対 策 を 調 整 する 専 門 の 組 織 で FSB 長 官 が 率 いていることだ プーチン 大 統 領 が 国 家 反 テロ 委 員 会 の 創 設 を 決 断 した 背 景 には その 4 か 月 前 の 2005 年 10 月 にカバルジノ バルカル 共 和 国 の 中 心 都 市 ナリチクで 大 規 模 なテロ 事 件 が 起 きたことがある 事 件 は 100 人 以 上 の 武 装 勢 力 が 軍 や 内 務 省 FSB などの 施 設 を 同 時 に 襲 撃 し 108 人 が 死 亡 したものだ 北 オセチア の 学 校 占 拠 事 件 以 来 初 めての 大 規 模 なテロ 攻 撃 だった ジャーナリストのア ンドレイ ソルダトフは 筆 者 とのインタビューで ナリチクの 事 件 で 武 装 勢 力 は 2 日 間 地 方 を 占 拠 し 国 家 的 な 利 益 が 脅 かされた プーチンはこの 事 件 のあと 国 家 反 テロ 委 員 会 を 作 る 決 定 に 踏 み 切 った 事 件 を 防 ぐため 新 し い 制 度 組 織 を 作 るべきだという 決 定 を 出 した と 述 べている 17 国 家 反 テロ 委 員 会 の 創 設 について 下 院 安 全 保 障 委 員 会 のミハイル グリ シャンニコフ 第 一 副 議 長 は 大 統 領 令 ではこの 問 題 で 誰 が 中 心 なのかが 決 め られた 国 家 反 テロ 委 員 会 の 地 位 はこれまでの 政 府 の 反 テロ 委 員 会 よりも 疑 いもなく 高 い と 述 べ 国 家 反 テロ 委 員 会 が 強 力 な 権 限 を 持 つことを 指 摘 し ている この 一 方 で 安 全 保 障 政 策 の 調 整 統 合 機 関 として 安 全 保 障 会 議 がす でに 存 在 するのに 国 家 反 テロ 委 員 会 を 新 たに 創 設 する 必 要 があるのかどう か 疑 問 視 する 見 方 もあった 下 院 安 全 保 障 委 員 会 のゲンナジー グドコフは 新 しい 組 織 はタイムリーではない 司 法 取 締 機 関 の 改 革 なしにこうした 委 員 会 を 作 っても 効 果 を 下 げるだけだ 自 分 が 大 統 領 だったら 安 全 保 障 会 議 を 改 革 する これが 調 整 の 中 心 機 関 になるはずなのに 国 の 政 治 プロセスに 全 く 影 響 を 与 えていない と 批 判 している

28 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 (6) 反 テロ 法 の 成 立 プーチン 大 統 領 が 国 家 反 テロ 委 員 会 という 特 別 の 組 織 を 作 って 対 テロ 作 戦 の 強 化 に 取 り 組 むことを 決 断 したことで 反 テロ 法 案 の 審 議 は 一 気 に 動 き 出 した 大 統 領 令 が 出 された 6 日 後 の 2 月 22 日 下 院 では 1 年 2 か 月 ぶりに 審 議 が 再 開 され 反 テロ 法 案 は 第 2 読 会 で 直 ちに 採 択 された ただ 審 議 の 再 開 が 急 に 決 まり 準 備 が 間 に 合 わなかった 模 様 で 第 2 読 会 に 提 出 された 法 案 は 最 初 の 草 案 とほぼ 同 じものだった 国 家 反 テロ 委 員 会 の 創 設 も 法 案 には 全 く 反 映 されなかった 19 法 案 の 内 容 が 大 幅 に 変 わったのは 第 3 読 会 だった 法 案 は 2 月 26 日 の 第 3 読 会 で 最 終 的 に 採 択 され このあと 上 院 で 3 月 1 日 に 承 認 され 3 月 6 日 に プーチン 大 統 領 の 署 名 で 成 立 した 20 成 立 した 反 テロ 法 は 最 初 の 草 案 に 比 べて 大 幅 に 短 くなった 草 案 は 11 章 46 条 もあったが 最 終 的 に 章 はなくなり 条 文 も 27 条 に 減 った 内 容 的 に はまず 反 テロ 政 策 を 決 めるのは 大 統 領 であると 規 定 している( 第 5 条 第 1 項 ) 旧 テロ 闘 争 法 は 首 相 が 主 導 するとしていた 国 家 反 テロ 委 員 会 についての 記 述 も 新 たに 盛 り 込 まれた 第 5 条 第 4 項 は テロとの 戦 いを 調 整 するため 大 統 領 の 決 定 によって 国 家 機 関 の 代 表 などが 参 加 する 機 関 ( 国 家 反 テロ 委 員 会 のこと)が 創 設 される と 定 めている テロとの 戦 いにおける 軍 の 武 力 行 使 については 草 案 の 通 りに 航 空 機 や 船 舶 が 乗 っ 取 りやテロ 行 為 にあった 場 合 撃 墜 などの 武 力 行 使 を 行 なう 可 能 性 を 規 定 した 論 議 を 呼 んだ 3 つの 特 別 な 法 的 体 制 については テロ 危 険 体 制 と 非 常 事 態 体 制 は 削 除 され 反 テ ロ 作 戦 体 制 だけが 残 った( 第 11 条 ) また 反 テロ 作 戦 体 制 の 実 施 に 伴 い 身 分 証 明 書 の 検 査 や 個 人 の 隔 離 警 備 の 強 化 電 話 の 盗 聴 メールのチェック など 13 項 目 の 規 制 が 実 施 されることになった 一 方 で 批 判 が 強 かった 情 報 統 制 の 条 文 は 反 テロ 法 からは 全 面 的 に 削 除 された 2. 反 テロ 法 制 定 へのシロヴィキの 関 与 以 上 反 テロ 法 の 制 定 と 国 家 反 テロ 委 員 会 の 創 設 の 経 緯 や 背 景 を 見 てきた これをもとにシロヴィキが 政 策 決 定 にどのような 役 割 を 果 たしているのかを 検 証 する -24-

29 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 (1)プーチンの 政 治 局 プーチン 政 権 下 ではクレムリンに 多 くの 権 限 が 集 中 したため 政 策 決 定 に おいては 大 統 領 周 辺 のさまざまなグループや 個 人 が 重 要 な 役 割 を 果 たした 社 会 学 者 のオリガ クリシュタノフスカヤはその 著 ロシアのエリートの 解 剖 の 中 で プーチン 大 統 領 の 政 策 決 定 のスタイルの 特 徴 について 次 のよう に 述 べている 21 すべての 情 報 を 知 らされているのは 政 治 局 の 中 の 選 ばれた 人 間 だけ である プーチンの 周 辺 には 3 つの 戦 略 的 グループがある 毎 週 土 曜 日 にク レムリンで シロヴィキの 会 議 が 開 かれる そこには 普 通 大 統 領 府 長 官 や FSB 長 官 安 全 保 障 会 議 書 記 国 防 相 が 参 加 し そして 時 々 内 相 と 外 相 も 出 席 する また 毎 週 月 曜 日 に 大 統 領 はクレムリンで 政 府 の 半 分 以 下 の 閣 僚 を 招 いて 会 議 を 行 なっている この 他 プーチンに 近 い 友 人 (その 大 半 は かつての 仕 事 仲 間 )の 第 3 のグループが 存 在 する 彼 らは 目 立 った 国 家 の 職 務 についていないが お 茶 を 飲 みながら 打 ち 解 けたノーネクタイの 雰 囲 気 で 焦 眉 の 問 題 を 協 議 する プーチンのスタイルの 特 徴 は 戦 略 的 決 定 をする 際 に 公 式 の 権 力 の 制 度 を 何 も 使 わないことだ クリシュタノフスカヤはまた 筆 者 とのインタビューで プーチン 時 代 シ ロヴィキが 政 策 決 定 にどのように 関 与 していたかについて 次 のように 指 摘 し ている 22 プーチンは 長 年 KGB で 働 いていたので ふさわしいやり 方 を 使 う すべ ては 非 公 式 で 秘 密 今 は 誰 が 何 の 決 定 をしたのか 誰 も 知 らない 土 曜 日 にク レムリンでのちに 安 全 保 障 会 議 と 呼 ばれる 会 議 が 行 われるようになった 出 席 したのは 会 議 の 全 員 ではなく 一 部 だけ 月 曜 日 にも 別 の 会 議 が 行 われた しかし 閣 僚 全 員 が 参 加 するわけではない 非 公 式 のグループの 方 がプーチ ンにとって 働 きやすいという 感 じだ 私 はある 人 がどの 会 議 であっても 出 席 するということに 気 がついた 私 はこれを 小 さな 政 治 局 と 呼 んだ メンバー はサンクトペテルブルクト 出 身 のシロヴィキだけ セーチン 大 統 領 府 副 長 官 パトルシェフ FSB 長 官 セルゲイ イワノフ 第 一 副 首 相 ヌルガリエフ 内 相 レーベジェフ 対 外 諜 報 庁 長 官 首 相 大 統 領 府 長 官 だった クリシュタノフスカヤはこれらのメンバーが 問 題 を 集 団 的 に 討 議 し 政 策 -25-

30 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 を 決 定 していたと 述 べている ソ 連 時 代 の 共 産 党 の 政 治 局 会 議 と 違 って 何 の 文 書 も 発 表 されなかった す べての 会 議 は 秘 密 で 決 議 は 集 団 的 に 決 められた あとは 大 統 領 令 や 命 令 の 形 で 下 におろす 誰 かがイニシアチブを 取 って 大 統 領 が 決 定 する 場 合 もあるし その 逆 もある ケースによって 違 う 普 通 土 曜 日 に 集 まるメンバーが 会 議 で 問 題 を 集 団 的 に 討 議 して 決 定 し その 後 大 統 領 が 何 が 必 要 かテレビなど で 演 説 し 次 の 日 に 大 統 領 令 が 出 る またシロヴィキは 軍 事 や 政 治 の 問 題 だ けではなく 経 済 や 教 育 文 化 など 多 くの 問 題 を 決 めている シロヴィキ 自 身 が 変 わり 自 分 の 専 門 分 野 以 外 のものにも 取 り 組 むようになった シロ ヴィキは 経 済 もコントロールするようになったが 特 別 な 知 識 はなかったの で 勉 強 しなければならなかった (2) 反 テロ 法 制 定 とシロヴィキの 関 与 上 記 のクリシュタノフスカヤの 指 摘 などを 考 慮 し 反 テロ 法 の 政 策 決 定 の プロセスを 振 り 返 ると シロヴィキの 関 与 について 次 のような 点 が 指 摘 でき る 第 1 にこれは 大 統 領 がイニシアチブを 取 り シロヴィキに 政 策 立 案 を 命 じ たケースである 北 オセチアの 事 件 を 受 けて まずプーチン 大 統 領 がテレビ 演 説 や 政 府 の 会 議 で 政 策 の 方 向 性 を 示 し 大 統 領 令 の 形 で 政 府 や FSB などの シロヴィキに 法 案 の 策 定 を 指 示 している これはクリシュタノフスカヤが 指 摘 したプーチンの 政 策 決 定 のスタイルにぴったり 一 致 している シロヴィキの 中 で 今 回 は FSB のパトルシェフ 長 官 が 大 きな 役 割 を 果 たし た パトルシェフはプーチンが 最 も 信 頼 する 側 近 の1 人 で プーチンと 同 じ サンクトペテルブルクの 出 身 だ プーチンが 1998 年 に FSB 長 官 を 務 めていた 時 パトルシェフは 副 長 官 で プーチンが 翌 年 に 首 相 に 抜 擢 されると 後 任 の FSB 長 官 にはパトルシェフが 任 命 された イーゴリ セーチン 大 統 領 府 副 長 官 と 並 んで 最 も 強 力 なシロヴィキで クリシュタノフスカヤの 言 うプーチ ンの 政 治 局 のメンバーである パトルシェフは 2004 年 法 案 の 提 出 に 先 立 っ て 下 院 でテロとの 戦 いの 調 整 機 関 を 創 設 する 必 要 性 を 主 張 し 法 案 の 提 出 にあたっては 下 院 で 法 案 の 非 公 式 な 著 者 として 演 説 している さらにパトル -26-

31 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 シェフは 2006 年 2 月 に 創 設 された 国 家 反 テロ 委 員 会 の 議 長 に 任 命 された 第 2 に FSB は 反 テロ 法 制 定 のプロセスを 通 じて 対 テロ 作 戦 を 主 導 し 国 家 反 テロ 委 員 会 を 取 り 仕 切 る 権 限 を 得 るなど 権 力 を 一 段 と 強 化 することに 成 功 した 下 院 安 全 保 障 委 員 会 のビクトル イリューヒン 副 議 長 は 大 統 領 令 は FSB の 強 化 であり FSB は 国 家 の 中 の 国 家 となった 権 力 のどの 機 関 の 活 動 にも 干 渉 できる 可 能 性 を 得 た と FSB の 強 大 化 に 懸 念 を 表 明 した 23 その 一 方 で FSB はテロ 行 為 を 未 然 に 防 ぐ 新 しいテロ 危 険 体 制 の 導 入 を 目 指 したが 失 敗 に 終 わった 付 属 説 明 書 はテロ 危 険 体 制 の 導 入 を この 法 案 の 重 要 な 新 しさの 1 つだ と 指 摘 していた 24 しかし FSB がテロの 脅 威 がある と 判 断 したあらゆる 未 確 認 の 情 報 が あちこちの 地 域 にテロ 危 険 体 制 を 導 入 する 口 実 になりかねないという 大 きな 危 険 性 が 指 摘 されていた 結 果 的 にテ ロ 危 険 体 制 の 導 入 は 民 主 主 義 に 反 するものだと 強 い 批 判 を 受 けて 法 案 から 削 除 され FSB は 当 初 の 目 論 見 を 達 成 できなかった 第 3 に 反 テロ 法 は FSB と 内 務 省 というシロヴィキ 同 士 の 熾 烈 な 権 力 闘 争 の 中 で 制 定 されたということだ 法 案 の 策 定 では 大 統 領 の 指 示 で FSB が 中 心 的 な 役 割 を 果 たしたのは 確 かだ 法 案 の 付 属 説 明 書 は FSB が 必 然 的 にテロ 活 動 防 止 の 措 置 を 実 施 する 基 本 的 な 主 体 である 内 務 省 は 反 テロ 作 戦 を 指 導 す る 機 関 ではない と 述 べ FSB をより 重 視 する 姿 勢 を 示 している 25 また 国 家 反 テロ 委 員 会 の 議 長 には FSB 長 官 が 就 任 し 委 員 会 の 創 設 を 命 じた 大 統 領 令 には 内 務 省 については 一 言 も 触 れられていない しかし シロヴィキの 実 情 に 詳 しいジャーナリストのアンドレイ ソルダ トフによると FSB と 内 務 省 との 間 にはテロとの 戦 いの 責 任 を 誰 が 取 るのか をめぐって 対 立 があった 26 FSB は 最 も 強 力 な 治 安 機 関 となりながら テロと の 戦 いから 距 離 を 置 いてきたという FSB はチェチェンでの 対 テロ 作 戦 の 責 任 を 回 避 し 2004 年 の 北 オセチアの 学 校 占 拠 事 件 でも 前 面 に 出 たのは FSB で はなく 内 務 省 軍 だった 2005 年 10 月 のカバルジノ バルカル 共 和 国 のナリ チクで 起 きた 大 規 模 なテロ 事 件 でも 反 テロ 作 戦 の 主 な 役 割 を 果 たしたのは 内 務 省 軍 だったという 実 質 的 には 内 務 省 が 積 極 的 にテロとの 戦 いに 対 応 して きたのに 反 テロ 法 の 制 定 や 国 家 反 テロ 委 員 会 の 創 設 では FSB が 重 視 される 結 果 となった -27-

32 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 これは FSB の 強 大 化 を 懸 念 したクレムリンが 一 見 FSB の 権 力 を 強 めるよ うに 見 せかけながら テロとの 戦 いという 困 難 な 問 題 の 責 任 を 負 わせること で FSB を 抑 えようとしたのではないかという 見 方 も 出 ている 結 果 的 に FSB は 逃 れようとしたテロとの 戦 いの 責 任 を 押 し 付 けられることになった 国 家 反 テロ 委 員 会 の 創 設 の 決 定 は 決 してパトルシェフ 長 官 を 喜 ばせるものではな かった と ソルダトフは 指 摘 している (3)シロヴィキ 同 士 の 争 い こうしたシロヴィキ 同 士 の 争 いは 反 テロ 法 が 成 立 した 3 か 月 後 の 2006 年 6 月 に 衝 撃 的 な 形 で 表 面 化 した 当 時 最 も 強 力 なシロヴィキのグループはイ ーゴリ セーチン 大 統 領 府 長 官 ニコライ パトルシェフ FSB 長 官 ウラジ ーミル ウスチノフ 検 事 総 長 のグループだった このうちのウスチノフ 検 事 総 長 がプーチン 大 統 領 から 突 然 解 任 されたのだ ウスチノフは 石 油 会 社 ユー コスに 対 する 捜 査 の 陣 頭 指 揮 をとったことで 知 られている ウスチノフの 解 任 は 強 力 なシロヴィキの 最 初 の 解 任 で パトルシェフのグループは 大 きな 打 撃 を 受 けた 実 はプーチンは FSB の 権 限 を 強 化 する 一 方 で 麻 薬 流 通 監 督 庁 長 官 のビク トル チェルケソフが 率 いる 別 のシロヴィキのグループに FSB や 検 察 庁 の 動 きを 監 視 するよう 依 頼 していたとされている この 解 任 劇 はチェルケソフの グループがウスチノフとセーチンの 会 話 を 盗 聴 し この 中 で ウスチノフが 大 統 領 は 弱 い 自 分 ならもっと 良 い 大 統 領 になる と 発 言 したことにプー チンが 怒 ってウスチノフを 解 任 したものと 見 られている 27 また 解 任 の 3 か 月 後 の 2006 年 9 月 には FSB の 元 幹 部 が 関 わった 家 具 店 の 大 がかりな 密 輸 事 件 にからんで FSB の 幹 部 らが 逮 捕 されることになる こ うしたことから FSB の 強 大 化 を 抑 えようという 動 きは 反 テロ 法 の 制 定 の プロセスの 中 ですでに 進 んでいたとも 考 えられる ちなみにパトルシェフが 率 いる FSB は 翌 2007 年 にウスチノフ 解 任 のきっかけを 作 ったチェルケソフ のグループのメンバーを 逮 捕 して 報 復 し それに 対 してチェルケソフが 新 聞 紙 上 で 反 論 するなど シロヴィキ 内 部 の 対 立 が 表 面 化 する 異 例 の 展 開 となっ た 28 そのパトルシェフは 2008 年 5 月 メドベージェフ 政 権 になって FSB 長 -28-

33 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 官 を 解 任 され 名 誉 職 とされる 安 全 保 障 会 議 の 書 記 に 転 出 した 後 任 の FSB 長 官 にはメドベージェフに 近 いとされるアレクサンドル ボルトニコフ 副 長 官 が 就 任 し 国 家 反 テロ 委 員 会 の 議 長 もボルトニコフが 務 めている 3.チェチェン 共 和 国 の 反 テロ 作 戦 体 制 の 解 除 反 テロ 法 はテロ 行 為 を 阻 止 発 見 し 被 害 を 最 小 限 化 し 個 人 や 社 会 国 家 の 利 益 を 守 るために 反 テロ 作 戦 体 制 の 導 入 を 定 めている チェチェン 共 和 国 にはその 反 テロ 作 戦 体 制 が 導 入 されていたが メドベージェフ 政 権 は 2009 年 4 月 16 日 にチェチェンにおける 反 テロ 作 戦 体 制 を 解 除 した つまり 第 2 次 チェチェン 戦 争 が 10 年 ぶりに 終 結 したことを 宣 言 したわけである こ のチェチェンの 反 テロ 作 戦 体 制 はどのようにして 解 除 され シロヴィキはそ れにどのように 関 わったのかを 検 証 してみたい (1) 解 除 に 至 る 経 緯 チェチェンに 反 テロ 作 戦 体 制 が 導 入 されたのは 1999 年 9 月 23 日 にエリツ ィン 大 統 領 が 布 告 した 北 コーカサス 地 域 における 反 テロ 作 戦 の 効 果 を 高 め る 措 置 (О мерах по повышению эффективности контртеррористических операций на территории северо-кавказкого региона российской федерации) に 関 する 大 統 領 令 によるものだった 29 エリツィンはこの 中 で テロ 闘 争 法 に 基 づき 北 コーカサス 地 域 で 反 テロ 作 戦 を 実 施 するための 統 合 軍 を 創 設 するよう 命 じている これを 受 けて ロシア 軍 は 9 月 23 日 にチ ェチェンの 中 心 都 市 グローズヌイの 大 規 模 な 空 爆 を 開 始 し 9 月 30 日 にはチ ェチェンへの 軍 事 進 攻 に 踏 み 切 った これが 第 2 次 チェチェン 戦 争 の 始 まり だった それから 10 年 立 って 第 2 次 チェチェン 戦 争 はどのようにして 終 結 したの だろうか 反 テロ 作 戦 体 制 の 解 除 を 決 定 したのは 2009 年 3 月 20 日 に 行 われ たプーチン 首 相 とチェチェンのラムザン カディロフ 大 統 領 との 会 談 だった と 見 られている 会 談 ではチェチェンの 復 興 など 経 済 社 会 問 題 が 協 議 された ことが 公 表 されているだけで 反 テロ 作 戦 体 制 の 解 除 には 全 く 触 れられてい ないが この 会 談 で 決 定 されたのは 明 らかだと コメルサント 紙 は 伝 えてい -29-

34 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 る 30 その 5 日 後 の 3 月 25 日 カディロフ 大 統 領 は 我 々はすでに 大 分 前 から テロリストとの 戦 いを 終 了 している しかし チェチェンの 反 テロ 作 戦 体 制 の 実 施 に 関 する 文 書 は 効 力 がある 3 月 末 にそれを 終 了 する 正 式 文 書 が 署 名 されるだろう と 述 べて 反 テロ 作 戦 体 制 が 近 く 解 除 される 見 通 しであるこ とを 初 めて 明 らかにした 31 ロシア 指 導 部 との 事 前 の 合 意 がなければ こう した 発 言 は 不 可 能 である 興 味 深 いのは 解 除 を 決 定 したのがメドベージェフ 大 統 領 ではなく プーチン 首 相 だったと 見 られる 点 で これは 2 人 の 力 関 係 をうかがわせるものだ そのメドベージェフ 大 統 領 は 3 月 27 日 国 家 反 テロ 委 員 会 のボルトニコフ 議 長 (FSB 長 官 )に 対 し チェチェン 情 勢 が 本 質 的 に 正 常 化 され 社 会 的 な 課 題 が 解 決 されつつある として 国 家 反 テロ 委 員 会 で 反 テロ 作 戦 体 制 の 問 題 を 検 討 し 政 府 に 提 案 を 出 すよう 指 示 した 32 これに 対 して ボルトニコ フ 議 長 は 反 テロ 作 戦 体 制 の 解 除 が 投 資 を 呼 び 込 むなど 状 況 の 正 常 化 を 促 進 し より 効 果 的 な 対 外 経 済 活 動 の 可 能 性 を 作 り 出 すだろうと 解 除 に 賛 成 する 意 向 を 示 した しかし 3 月 31 日 に 開 かれた 国 家 反 テロ 委 員 会 では 予 想 に 反 して 反 テロ 作 戦 体 制 の 解 除 は 決 定 されなかった 会 議 のあと ボルトニコフ 議 長 は 反 テロの 作 業 を 最 適 化 するため チェチェンでの 反 テロ 作 戦 終 結 の 問 題 はさら に 検 討 する 必 要 がある 現 地 の 状 況 を 分 析 し 合 意 された 提 案 を 作 成 する と 述 べ 会 議 では 早 期 解 除 に 慎 重 論 が 相 次 いだことを 示 唆 した コメルサン ト 紙 によると シロヴィキの 代 表 者 の 立 場 が 決 定 の 先 送 りに 影 響 を 与 えたと いう チェチェンの 反 テロ 作 戦 体 制 の 解 除 は 部 分 的 なものとなり カディロ フ 大 統 領 が 望 むように 中 心 都 市 グローズヌイには 国 際 空 港 や 税 関 が 開 設 され るが 軍 部 隊 はチェチェンから 撤 退 はしないという 見 通 しを 伝 えている 33 独 立 新 聞 も 反 テロ 作 戦 体 制 をすべて 解 除 することは 決 まらなかった 反 テ ロ 作 戦 体 制 は 別 の 形 で 続 けられる と 伝 えている 34 つまり シロヴィキは 解 除 は 時 期 尚 早 だとして 強 く 反 対 したわけだ しかし チェチェンの 反 テロ 作 戦 体 制 は 結 局 4 月 16 日 のモスクワ 時 間 の 午 前 0 時 をもって 解 除 された 国 家 反 テロ 委 員 会 はメドベージェフ 大 統 領 の 委 -30-

35 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 任 を 受 けて 反 テロ 作 戦 体 制 を 解 除 したという 声 明 を 発 表 した 35 この 結 果 チェチェンに 駐 留 している 5 万 人 の 軍 部 隊 のうち 内 務 省 などのテロ 対 策 部 隊 2 万 人 が 完 全 に 撤 退 し 今 後 は 軍 の 通 常 部 隊 が 治 安 維 持 にあたることにな った しかし 3 万 人 の 部 隊 が 残 ることになったということは 反 テロ 作 戦 体 制 が 全 面 的 に 解 除 されたといっても 実 質 的 には 部 分 的 に 継 続 されている ことをうかがわせている それにしても カディロフ 大 統 領 が 解 除 の 可 能 性 に 言 及 してからわずか 22 日 後 という 異 例 の 早 さで 解 除 が 決 定 したことになる その 反 テロ 作 戦 体 制 が 10 年 ぶりに 解 除 されたことで 第 2 次 チェチェン 戦 争 は 少 なくとも 紙 の 上 で は 終 結 したとロシアでは 受 け 取 られている この 決 定 の 過 程 で 際 立 っている のはメドベージェフ 大 統 領 の 影 の 薄 さである 解 除 を 最 初 に 決 定 したのは 大 統 領 ではなく プーチン 首 相 だったと 見 られることは 先 に 指 摘 した その 後 もメドベージェフはボルトニコフに 見 直 しの 検 討 を 指 示 しただけで 自 ら 国 家 反 テロ 委 員 会 の 会 議 にも 出 席 せず 正 式 解 除 にあたっても 何 の 声 明 も 発 表 しなかった (2) 解 除 決 定 の 背 景 ではこの 反 テロ 作 戦 体 制 の 解 除 をどのように 見 るべきなのか 第 1 にこれ はクレムリンによる 政 治 的 な 決 定 だということである 経 済 危 機 が 深 刻 化 し 財 政 的 にチェチェンに 大 勢 の 治 安 部 隊 を 維 持 できなくなった グリズロフ 下 院 議 長 も チェチェンでの 部 隊 の 駐 留 は 大 きな 財 政 支 出 で 経 済 危 機 の 下 で は 問 題 がある と 発 言 していた 遅 かれ 早 かれ 経 済 危 機 で 連 邦 政 府 からの 補 助 金 はチェチェンを 含 め 削 減 されるのは 避 けられない 状 態 だった またロ シアがグルジアに 軍 事 侵 攻 し 独 立 を 承 認 した 南 オセチア 自 治 州 とアブハジ ア 共 和 国 を 支 援 するのに 膨 大 な 資 金 が 必 要 だという 事 情 もあったと 見 られる またメドベージェフ 大 統 領 もプーチン 首 相 もチェチェン 情 勢 が 正 常 化 した ことを 反 テロ 体 制 解 除 の 理 由 にあげている しかし 軍 や 内 務 省 はテロリス トはまだ 大 勢 いて 勝 利 したと 言 うには 時 期 尚 早 だとして 解 除 に 強 く 反 対 し ていた 専 門 家 は 内 務 省 と FSB の 内 部 文 書 をもとに 武 装 勢 力 は 1000 人 から 1200 人 いると 述 べている 解 除 を 決 定 した 国 家 反 テロ 委 員 会 自 体 チェチェ -31-

36 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 ンなど 北 コーカサス 地 方 ではテロが 未 だに 横 行 しているという 報 告 を 出 して いる また 反 テロ 作 戦 体 制 が 解 除 されれば 軍 人 はこれまでの 特 別 の 割 り 増 しの 給 料 がもらえなくなり 士 気 が 低 下 する 恐 れがあるという 事 情 もあった しかし クレムリンはそうしたシロヴィキの 反 対 を 抑 えて 解 除 を 決 定 した 形 だ ただし 全 面 撤 退 ではなく 5 万 人 のうち 内 務 省 軍 2 万 人 を 撤 退 させ あとは 日 常 の 治 安 維 持 のために 残 すことになった これは 撤 退 に 反 対 したシ ロヴィキと 全 面 撤 退 を 主 張 したカディロフ 大 統 領 の 双 方 に 配 慮 した 結 果 とも 受 け 取 れる 36 第 2 にチェチェンのカディロフ 大 統 領 が 解 除 を 強 く 主 張 したことがある カディロフはチェチェンの 情 勢 は 安 定 しており 残 る 武 装 勢 力 も 数 十 人 にす ぎず 自 らコントロールできると 主 張 した そして 解 除 によって 中 心 都 市 グ ローズヌイに 国 際 空 港 や 税 関 を 開 設 し 外 国 からの 投 資 を 呼 び 込 む 意 向 を 表 明 した またカディロフには 反 テロ 作 戦 体 制 を 解 除 し 連 邦 軍 を 撤 退 させれ ば チェチェンの 完 全 な 支 配 者 となることができるという 思 惑 もあったに 違 いない すでにカディロフ 大 統 領 は 自 らの 親 衛 隊 で 周 囲 を 固 め チェチェン で 恐 怖 政 治 を 行 なっていたし メドベージェフやプーチンもチェチェンの 安 定 化 のためにカディロフのやることには 一 定 の 枠 内 であれば 目 をつぶる 姿 勢 を 示 していた (3) 悪 化 する 北 コーカサス 情 勢 チェチェン 共 和 国 の 反 テロ 作 戦 体 制 は 10 年 ぶりに 解 除 されたが チェチェ ン 情 勢 は 今 後 どうなるのか カディロフ 大 統 領 は 今 後 さらに 自 立 を 強 め 独 自 性 を 強 めるだろうと 見 られている しかし ロシアからの 独 立 を 目 指 そう とはしないだろう クレムリンは 彼 の 独 自 の 行 動 や 独 裁 的 な 権 力 の 乱 用 に 対 してはまだ 何 の 手 も 打 っていない カディロフ 大 統 領 が 分 離 主 義 的 な 傾 向 を 取 らず ロシアに 忠 誠 を 示 す 限 り ほぼ 何 でも 認 める 姿 勢 を 示 している しかし 反 テロ 作 戦 体 制 が 解 除 されたといっても チェチェン 共 和 国 では 武 装 勢 力 によるテロ 攻 撃 が 続 き 情 勢 は 好 転 していない 2009 年 7 月 には 人 権 活 動 家 のナタリヤ エステミロワが 殺 害 された 彼 女 はロシアの 人 権 団 体 メモリアル のチェチェン 支 部 長 で グローズヌイで 何 者 かに 車 で 連 れ 去 -32-

37 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 られ 隣 のイングーシ 共 和 国 で 遺 体 で 発 見 された エステミロワは 2007 年 に 暗 殺 されたノーヴァヤ ガゼータ 紙 のアンナ ポリトコフスカヤ 記 者 と 協 力 し ロシア 軍 やカディロフ 大 統 領 の 親 衛 隊 による 人 権 侵 害 を 調 査 していた またチェチェン 周 辺 のイングーシやダゲスタンなどの 共 和 国 でも 状 況 は 深 刻 化 している イングーシ 共 和 国 では 2009 年 6 月 メドベージェフ 大 統 領 に 指 名 され テロや 汚 職 の 撲 滅 を 進 めていたユヌスベク エフクロフ 大 統 領 が 爆 弾 テロに 襲 われ 重 体 となる 事 件 が 起 きた こうした 中 で 注 目 されるのはメドベージェフ 大 統 領 が 北 コーカサス 地 方 の 状 況 改 善 に 積 極 的 な 姿 勢 を 示 し 始 めたことである 大 統 領 は 2009 年 11 月 の 年 次 教 書 演 説 で 北 コーカサス 情 勢 がロシアの 国 内 政 治 の 最 も 深 刻 な 問 題 になっている と 強 い 懸 念 を 表 明 し この 地 域 の 状 況 に 責 任 を 持 ち 大 きな 権 限 を 持 った 人 物 を 任 命 する 考 えを 明 らかにした 37 そしてメドベージェフ は 2010 年 1 月 に 南 部 連 邦 管 区 から 分 離 して 北 コーカサス 地 方 を 管 轄 する 北 コーカサス 連 邦 管 区 を 新 たに 創 設 するとともに 監 視 役 の 大 統 領 全 権 代 表 に アレクサンドル フロポーニンを 副 首 相 兼 任 で 任 命 した 38 フロポーニンは 東 シベリアのクラスノヤルスク 地 方 の 知 事 で かつてノリリスク ニッケル の 会 長 を 務 めた 有 能 な 行 政 管 理 者 企 業 経 営 者 である 北 コーカサス 地 方 を 管 轄 する 連 邦 管 区 の 創 設 とシロヴィキではない 全 権 代 表 を 送 り 込 む 決 定 は メドベージェフ 大 統 領 の 就 任 以 来 最 も 大 きなイニシアチブの 1 つだ その 背 景 にはシロヴィキ 主 導 の 軍 事 力 一 辺 倒 ではなく 社 会 経 済 状 況 を 改 善 し 失 業 や 汚 職 を 減 らさなければ 問 題 は 到 底 解 決 できないという 判 断 がある これ まで 北 コーカサスに 全 く 関 係 のなかった 実 業 家 を 送 り 込 むことはこの 地 方 に おけるシロヴィキの 支 配 を 揺 るがすものにもなりかねない フロポーニンが 北 コーカサスの 社 会 経 済 状 況 を 改 善 し テロを 抑 えることができるかどうか は 2012 年 の 大 統 領 選 挙 をめぐるメドベージェフ 大 統 領 の 立 場 にも 少 なから ぬ 影 響 を 与 えるものと 見 られている -33-

38 第 一 部 政 策 決 定 に 関 わる 諸 勢 力 - 注 - 1 プーチン 大 統 領 のテレビ 演 説 2 政 府 拡 大 会 議 3 大 統 領 令 /2004/09/13/ 4 コメルサント 紙 Николай Патрушев 下 院 演 説 7 コメルサント 紙 付 属 説 明 書 9 旧 テロ 闘 争 法 10 反 テロ 法 11 付 属 説 明 書 12 Лариса Брычева, Александр Жуков 独 立 新 聞 独 立 新 聞 14 Виктор Илюхин 独 立 新 聞 15 Андрей Солдатов Agentura.Ru 編 集 長 16 国 家 反 テロ 委 員 会 創 設 の 大 統 領 Андрей Солдатов, Agentura.Ru 編 集 長 筆 者 とのインタビュー Михаил Гришанников, Геннадий Гудков 独 立 新 聞 第 2 読 会 に 提 出 された 反 テロ 法 案 20 成 立 した 反 テロ 法 Анатомия Российской Элиты Ольга Крыштановская page 22 Ольга Крыштановская 筆 者 とのインタビュー Виктор Илюхин 独 立 新 聞 付 属 説 明 書 25 付 属 説 明 書 26 ノーヴァヤ ガゼータ 紙 Юлия Латынина. Война спецслужб- это наше разделение властей. Один шепчут в правое ухо президнта, другие- в левое. Новая газета, Виктор Черкесов -- о "войне групп" внутри спецслужб, Коммерсант, チェチェンに 反 テロ 作 戦 体 制 の 導 入 を 命 じたエリツィン 大 統 領 の 大 統 領 令 コメルサント 紙 カディロフ 大 統 領 の 発 言

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もの( 交 通 事 故 事 件 に 係 るものを 除 く ) 3 重 大 な 交 通 事 故 事 件 とは 次 に 掲 げる 交 通 事 故 事 件 をいう (1) 死 亡 ひき 逃 げ 事 件 車 両 等 の 交 通 により 人 が 死 亡 した 場 合 において 道 路 交 通 法 ( 昭 和 静 岡 県 警 察 被 害 者 連 絡 実 施 要 領 の 制 定 について ( 平 成 19 年 3 月 6 日 例 規 刑 企 ほか 第 11 号 ) この 度 被 害 者 連 絡 の 一 層 の 推 進 を 図 るため 別 添 のとおり 静 岡 県 警 察 被 害 者 連 絡 実 施 要 領 を 定 めたので 通 達 する なお 身 体 犯 等 被 害 者 連 絡 実 施 要 領 の 制 定

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