います 以 下 の 説 明 の 中 で 所 得 税 率 には この 復 興 特 別 所 得 税 を 含 めておりませんので 注 意 してください 平 成 25 年 1 月 からは 所 得 税 率 に 102.1%を 乗 じた 税 率 ( 合 計 税 率 )が 適 用 となります 所 得 税 率 に

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1 所 得 税 所 得 税 とは 個 人 ( 個 人 事 業 者 を 含 む)が 歴 年 単 位 (1 月 1 日 から 12 月 31 日 までの 1 年 間 )で 得 た 収 入 等 ( 正 確 には 所 得 )に 対 して 課 される 税 金 です 1. 一 般 的 な 所 得 税 計 算 のしくみ 収 入 金 額 所 得 金 額 (10 種 類 ) 必 要 経 費 等 課 税 区 分 ( 総 合 または 分 離 ): 分 離 課 税 ( 土 地 建 物 株 等 の 譲 渡 )のものは 単 独 で 税 額 計 算 を 行 う 総 合 課 税 所 得 金 額 ( 及 び 分 離 所 得 控 除 ( 14 課 税 所 得 金 額 ) 種 類 ) ( 税 率 ) 税 額 納 付 税 額 ( 注 1) 税 額 控 除 注 1: 既 に 納 付 しています 源 泉 徴 収 税 額 や 予 定 納 税 額 がありましたら それらを 控 除 して 最 終 の 納 付 税 額 を 算 出 します 納 め 過 ぎとなる 場 合 には その 部 分 の 金 額 が 還 付 されるこ とになります 所 得 税 の 確 定 申 告 は 申 告 所 得 金 額 がある 場 合 には 年 間 所 得 並 びに 税 額 を 算 出 して 自 らが 翌 年 3 月 15 日 までに 所 轄 税 務 署 に 行 う 必 要 があります( 申 告 納 税 制 度 ) 又 年 の 途 中 で1 年 以 上 の 予 定 で 海 外 転 勤 になる 場 合 に 出 国 前 に 年 末 調 整 された 給 与 以 外 に 申 告 対 象 の 所 得 があり 納 税 管 理 人 を 選 任 していない 場 合 には 出 国 前 に 確 定 申 告 ( 準 確 定 申 告 ) を 行 なわなければなりません 更 に 出 国 後 から 年 末 までの 非 居 住 期 間 に 国 内 源 泉 所 得 が ある 場 合 には 年 間 の 確 定 申 告 書 を 翌 年 3 月 15 日 までに 提 出 しなければなりません 出 国 前 に 納 税 管 理 人 を 届 出 ている 場 合 には 年 間 の 確 定 申 告 書 のみの 提 出 ですみます な お 年 の 途 中 で 死 亡 された 場 合 には その 相 続 人 は1 月 1 日 から 死 亡 日 までの 期 間 におけ る 申 告 所 得 金 額 がある 場 合 には 通 常 死 亡 日 から4ヶ 月 以 内 に 確 定 申 告 ( 準 確 定 申 告 ) を 行 なわなければなりません 復 興 特 別 所 得 税 : 復 興 特 別 所 得 税 として 平 成 25 年 から 25 年 間 2.1%の 定 率 増 税 が 課 されることになって 滝 澤 会 計 事 務 所 1

2 います 以 下 の 説 明 の 中 で 所 得 税 率 には この 復 興 特 別 所 得 税 を 含 めておりませんので 注 意 してください 平 成 25 年 1 月 からは 所 得 税 率 に 102.1%を 乗 じた 税 率 ( 合 計 税 率 )が 適 用 となります 所 得 税 率 に 応 じた 合 計 税 率 の 例 は 以 下 のようになります 所 得 税 率 (%) 合 計 税 率 (%) 5% 7% 10% 15% 20% 23% 30% 33% 40% 所 得 税 の 課 税 方 式 : 課 税 方 式 所 得 区 分 確 定 申 告 の 要 否 等 源 泉 分 離 課 税 ( 税 率 利 子 所 得 申 告 不 可 20% 内 訳 : 所 得 税 割 引 債 の 償 還 差 益 申 告 不 可 15% 住 民 税 5%) 定 期 積 金 の 給 付 補 填 金 保 険 期 間 5 申 告 不 可 年 以 下 となる 一 時 払 養 老 保 険 や 一 時 払 損 害 保 険 等 の 差 益 金 投 資 口 座 の 利 益 等 ( 雑 所 得 一 時 所 得 等 ) 申 告 分 離 課 税 上 場 株 式 等 に 係 る 配 当 所 得 選 申 告 不 要 との 選 択 択 可 申 告 の 選 択 可 総 合 課 税 との 選 択 要 申 告 ( 分 離 課 税 ) 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 要 申 告 源 泉 口 座 は 申 告 不 要 との 選 択 可 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 要 申 告 土 地 建 物 等 に 係 る 譲 渡 所 得 要 申 告 山 林 所 得 要 申 告 退 職 所 得 原 則 申 告 不 要 総 合 課 税 ( 超 過 累 進 税 率 ) 上 場 株 式 等 に 係 るもの 以 外 の 配 当 所 得 要 申 告 少 額 配 当 等 は 申 告 不 要 との 選 択 可 上 記 以 外 の 事 業 所 得 不 動 産 所 得 譲 渡 所 得 等 の 全 て 所 得 要 申 告 一 部 の 少 額 所 得 に 対 する 申 告 不 要 制 度 あり 滝 澤 会 計 事 務 所 2

3 非 課 税 免 税 所 得 の 項 目 非 課 税 所 得 : 遺 族 年 金 公 社 債 等 の 譲 渡 による 所 得 等 免 税 所 得 : 肉 用 牛 の 売 却 による 農 業 所 得 申 告 不 要 要 申 告 個 人 の1 年 間 の 所 得 は 課 税 所 得 非 課 税 所 得 免 税 所 得 に 分 けられます (1) 課 税 所 得 は 以 下 で 説 明 しています (2) 非 課 税 所 得 所 得 の 中 でも 政 策 的 な 見 地 や 課 税 することに 馴 染 まないものには 所 得 税 を 課 さないとい う 非 課 税 所 得 のものがあります 代 表 的 なものをいくつか 紹 介 します * 当 座 預 金 の 利 子 ( 年 1% 以 下 の 利 率 のものに 限 る) * 遺 族 恩 給 遺 族 年 金 等 に 準 ずる 給 付 * 給 与 所 得 者 への 通 勤 手 当 ( 定 期 乗 車 券 の 場 合 には 月 額 限 度 額 100,000 円 等 ) * 国 外 勤 務 者 の 在 外 手 当 ( 勤 務 地 の 物 価 等 を 総 合 的 判 断 して 特 別 な 利 益 とならない 手 当 額 ) * 生 活 用 動 産 の 譲 渡 による 所 得 ( 生 活 に 通 常 必 要 な 動 産 に 限 りますが 1 個 又 は 1 組 の 価 額 が 30 万 円 超 の 宝 石 貴 金 属 類 も 装 飾 品 や 書 画 骨 とう 等 は 除 く) * 強 制 換 価 手 続 による 資 産 譲 渡 の 所 得 とは 資 力 を 喪 失 して 債 務 を 弁 済 することが 著 しく 困 難 な 場 合 における 強 制 執 行 競 売 等 による 強 制 換 価 手 続 による 所 得 でその 債 務 の 弁 済 に 充 てられたもの * オープン 型 証 券 投 資 信 託 の 特 別 分 配 金 とは 利 益 部 分 ではなく 元 本 の 払 戻 しに 相 当 する 分 配 金 です * 各 種 の 文 化 功 労 年 金 学 術 奨 励 金 等 * 学 資 金 等 * 特 定 の 損 害 保 険 の 保 険 金 損 害 賠 償 金 ( 例 えば 身 体 の 傷 害 に 基 因 して 支 払 われたものや 心 身 又 は 資 産 に 加 えられた 損 害 に 対 し 支 払 われた 金 品 ) * 香 典 又 は 災 害 等 の 見 舞 金 * 公 益 信 託 の 信 託 財 産 について 生 ずる 所 得 等 (3) 免 税 所 得 一 定 の 肉 用 牛 の 売 却 による 農 業 所 得 には 確 定 申 告 時 に 免 税 手 続 きをすることで 所 得 税 が 免 除 されます その 売 却 価 額 が 一 頭 80 万 円 未 満 の 肉 用 牛 で 1,500 頭 数 以 内 が 免 税 の 対 象 と なっています 住 民 税 との 関 係 : 所 得 税 は 国 に 納 める 税 金 ( 国 税 )ですが 一 方 居 住 しています 近 隣 地 域 からも 公 共 的 な 各 種 サービスの 提 供 を 受 けていますので 地 方 税 となる 住 民 税 が 課 せられています この 住 滝 澤 会 計 事 務 所 3

4 民 税 は 都 道 府 県 民 税 と 市 町 村 民 税 から 成 り 立 っており 1 月 1 日 現 在 の 住 所 地 で 1 年 分 の 住 民 税 が 前 年 分 の 所 得 金 額 ( 基 本 的 な 仕 組 みは 同 じですが 所 得 税 の 所 得 控 除 額 等 が 異 なり ます)に 対 して 課 税 され 納 付 は 6 月 から 翌 年 の 5 月 までの 期 間 に 亘 って 行 なわれます 項 目 都 道 府 県 民 税 市 町 村 民 税 納 める 役 所 1 月 1 日 現 在 の 住 所 地 課 税 均 等 割 1,000 円 ( 平 成 26 年 から 平 成 35 年 の 間 は 1,500 円 ) 3,000 円 ( 平 成 26 年 から 平 成 35 年 の 間 は 3,500 円 ) 所 得 割 ( 原 則 ) 前 年 の 所 得 金 額 X 4% 前 年 の 所 得 金 額 X 6% 納 付 期 間 6 月 から 翌 年 の 5 月 までの 1 年 間 納 付 方 法 特 別 徴 収 : サラリーマン 等 の 給 与 所 得 者 の 方 は 毎 月 の 給 与 金 額 から 控 除 ( 天 引 き)されて 会 社 を 通 じて 納 付 ( 給 与 所 得 65 歳 以 上 の 公 的 年 金 等 に 係 る 雑 所 得 以 外 の 所 得 に 対 しての 住 民 税 納 付 は 以 下 の 普 通 徴 収 との 選 択 可 能 ) 普 通 徴 収 : 納 税 者 である 個 人 が 自 分 で 送 付 されてくる 納 付 書 に 基 づいて 4 回 の 分 割 納 付 (6 月 末 8 月 末 10 月 末 1 月 末 ) 2. 納 税 義 務 者 と 課 税 所 得 の 範 囲 個 人 において 所 得 税 を 納 めなければならない 人 は 次 のように 区 分 され それに 応 じた 課 税 所 得 の 範 囲 が 定 められています 区 分 課 税 所 得 の 範 囲 1. 居 住 者 : 1 非 永 住 者 以 外 の 居 住 者 (*1) その 人 に 帰 属 する 全 所 得 ( 国 内 及 び 国 外 源 泉 所 得 ) ( 無 制 限 納 税 義 務 者 ) 2 非 永 住 者 (*2) 国 内 源 泉 所 得 及 び 国 外 で 得 た 所 得 のうち 国 内 払 い 又 は 国 内 に 送 金 された 所 得 2. 非 居 住 者 ( 制 限 納 税 義 務 者 ) 国 内 源 泉 所 得 のみ *1: 国 内 に 住 所 を 有 し 又 は 現 在 まで 引 き 続 いて 1 年 以 上 居 所 を 有 する 個 人 のうち 非 永 住 者 以 外 の 者 *2: 日 本 の 国 籍 を 有 しておらず かつ 過 去 10 年 以 内 において 国 内 に 住 所 又 は 居 所 を 有 していた 期 間 の 合 計 が 5 年 以 下 である 個 人 3. 所 得 区 分 収 入 はその 収 入 の 源 泉 別 に 次 の 10 種 類 のいずれかの 所 得 に 該 当 するかを 判 定 し 区 分 しな ければなりません 収 入 から 控 除 できる 費 用 等 を 差 引 後 の 金 額 を 所 得 といいます 滝 澤 会 計 事 務 所 4

5 (1) 利 子 所 得 : 預 貯 金 や 公 社 債 の 利 子 合 同 運 用 信 託 ( 貸 付 信 託 や 指 定 金 銭 信 託 )や 公 社 債 投 資 信 託 等 ( 中 期 国 債 ファンド 等 )の 収 益 分 配 など 収 入 金 額 = 利 子 所 得 (2) 配 当 所 得 : 株 式 等 の 配 当 など 収 入 金 額 - 借 入 金 の 利 息 ( 負 債 利 子 )= 配 当 所 得 (3) 不 動 産 所 得 : 土 地 建 物 等 の 貸 付 による 地 代 家 賃 など 総 収 入 金 額 - 必 要 経 費 = 不 動 産 所 得 (4) 事 業 所 得 : 農 業 漁 業 製 造 業 小 売 業 サービス 業 などの 事 業 から 生 ずる 所 得 総 収 入 金 額 - 必 要 経 費 = 事 業 所 得 (5) 給 与 所 得 : 給 料 賃 金 賞 与 などの 所 得 収 入 金 額 - 給 与 所 得 控 除 額 = 給 与 所 得 (6) 退 職 所 得 : 退 職 金 などの 退 職 によって 一 時 に 受 ける 所 得 ( 収 入 金 額 - 退 職 所 得 控 除 額 ) 1/2 = 退 職 所 得 (7) 譲 渡 所 得 : 土 地 建 物 株 式 ゴルフ 会 員 権 などの 売 却 に 伴 う 所 得 ( 総 収 入 金 額 -( 取 得 費 + 譲 渡 費 用 ))- 総 合 課 税 における 特 別 控 除 額 (50 万 円 )= 譲 渡 所 得 1 土 地 建 物 等 : 分 離 課 税 ( 住 民 税 を 含 む 税 率 は 保 有 期 間 の 5 年 以 下 で 39% 5 年 超 で 20%) 2 株 式 等 : 分 離 課 税 ( 住 民 税 を 含 む 税 率 は 20%) 3 ゴルフ 会 員 権 リゾート 会 員 権 等 : 平 成 26 年 3 月 31 日 までの 譲 渡 では 以 下 の4の 総 合 課 税 でしたが 平 成 26 年 4 月 1 日 以 降 は 分 離 課 税 4 上 記 以 外 の 金 地 金 等 : 総 合 課 税 で 所 有 期 間 が 5 年 超 の 長 期 の 場 合 に は 譲 渡 所 得 の 1/2 が 総 合 課 税 所 得 となります (8) 山 林 所 得 : 取 得 後 5 年 超 の 山 林 の 伐 採 や 立 木 などの 売 却 による 所 得 総 収 入 金 額 - 必 要 経 費 - 特 別 控 除 額 (50 万 円 )= 山 林 所 得 (9) 一 時 所 得 :クイズの 賞 金 生 命 保 険 契 約 の 満 期 保 険 金 などの 一 時 的 な 所 得 総 収 入 金 額 - 支 出 金 額 - 特 別 控 除 額 (50 万 円 )= 一 時 所 得 一 時 所 得 1/2 = 総 合 課 税 所 得 (10) 雑 所 得 : 公 的 年 金 講 演 料 貸 付 金 の 利 子 などの 所 得 1 公 的 年 金 等 : 年 金 の 総 収 入 金 額 - 公 的 年 金 等 控 除 額 = 雑 所 得 2 公 的 年 金 等 以 外 : 総 収 入 金 額 - 必 要 経 費 = 雑 所 得 各 所 得 の 補 足 : (1) 利 子 所 得 1 原 則 15%( 居 住 者 は 他 に 住 民 税 5%)の 税 率 による 源 泉 分 離 課 税 2 非 課 税 制 度 : 障 害 者 等 の 少 額 貯 蓄 (350 万 円 ) 勤 労 者 財 形 住 宅 ( 年 金 ) 貯 蓄 (550 万 円 ) 納 滝 澤 会 計 事 務 所 5

6 税 準 備 預 金 等 からの 利 子 3 知 人 への 貸 付 利 子 は 雑 所 得 4 勤 務 先 預 金 利 子 は 利 子 所 得 であるが 労 働 者 では 無 い 役 員 に 対 するものは 雑 所 得 5 特 定 寄 附 信 託 による 利 子 所 得 の 非 課 税 特 定 寄 附 信 託 とは 信 託 会 社 や 信 託 銀 行 と 締 結 した 信 託 契 約 で その 信 託 財 産 が 特 定 非 営 利 活 動 法 人 等 に 対 して 支 出 することを 主 たる 目 的 とすること その 他 計 画 的 な 寄 附 が 実 施 される 為 の 一 定 の 要 件 ( 信 託 期 間 は 5 年 以 上 10 年 以 下 信 託 財 産 は 金 銭 に 限 定 毎 年 一 定 額 の 信 託 財 産 と 運 用 からの 利 子 等 が 寄 附 信 託 期 間 中 には 契 約 の 変 更 終 了 は 不 可 等 )を 満 たすものをいいます その 信 託 財 産 から 生 ずる 預 貯 金 の 利 子 や 合 同 運 用 信 託 の 収 益 分 配 についても 非 課 税 となります (2) 配 当 所 得 1 課 税 方 式 (イ) 源 泉 分 離 課 税 ( 確 定 申 告 不 要 ): 他 の 所 得 と 分 離 して 一 定 の 源 泉 徴 収 税 率 により 課 税 (ロ) 申 告 分 離 課 税 ( 確 定 申 告 ): 確 定 申 告 を 通 じ 他 の 所 得 と 分 離 して 一 定 税 率 により 課 税 (ハ) 総 合 課 税 ( 確 定 申 告 ): 確 定 申 告 を 通 じ 他 の 所 定 の 所 得 と 合 算 して 超 過 累 進 税 率 により 課 税 2 配 当 課 税 制 度 上 場 株 式 等, 非 上 場 株 式 その 他 適 用 の 課 税 方 式 との 関 係 個 人 大 口 株 主 を 除 く( 源 泉 対 象 ) 等, 個 人 大 口 株 主 を 含 む ( 源 泉 対 象 ) 外 国 株 等 ( 非 源 泉 対 象 ) 配 当 控 除 借 入 金 利 子 の 控 除 上 場 株 式 等 の 譲 渡 損 失 と の 損 益 通 算 (イ) 源 泉 分 OK OK( 金 額 制 X( 不 可 ) X X X 離 課 税 ( 申 告 不 要 制 度 ) 限 有 り 1 銘 柄 に つ き 1 回 の 配 当 金 が 次 の 金 額 以 下 10 万 円 X 配 当 計 算 期 間 の 月 数 12) (ロ) 申 告 分 離 課 税 OK( 申 告 分 離 か 総 合 か の 選 択 は 全 て の 株 式 等 X X X OK OK 滝 澤 会 計 事 務 所 6

7 (ハ) 総 合 課 税 源 泉 徴 収 税 率 特 定 口 座 制 度 上 場 株 式 等 の 範 囲 個 人 大 口 株 主 非 上 場 株 式 の 少 額 配 当 の 申 告 不 要 制 度 に 対 し て 適 用 ) OK OK OK OK( 但 し OK X 源 泉 対 象 の 配 当 ) 所 得 税 所 得 税 20% 15% 住 民 税 5% 上 場 株 式 等 に 対 して 金 融 商 品 取 引 業 者 等 との 間 で 口 座 開 設 契 約 を 結 び 特 定 口 座 制 度 を 利 用 できます 当 口 座 内 で 生 じる 所 得 ( 配 当 及 び 株 式 売 却 益 )に 対 し て 源 泉 徴 収 することを 選 択 することも 可 能 で その 場 合 には 確 定 申 告 は 不 要 です 又 源 泉 徴 収 口 座 内 で 受 け 入 れを 選 択 した 配 当 と 当 口 座 内 での 上 場 株 式 等 の 譲 渡 損 失 との 損 益 通 算 もできます その 場 合 でも 確 定 申 告 するこ とは 可 能 です 株 式 等 で 国 内 及 び 国 外 の 金 融 商 品 取 引 所 に 上 場 されているものが 上 場 株 式 等 という 範 囲 に 含 まれますが 外 国 株 の 譲 渡 における 譲 渡 所 得 計 算 では その 外 国 株 が 国 内 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 を 通 じての 譲 渡 では 無 い 場 合 には 譲 渡 所 得 上 の 区 分 は その 他 になり 非 上 場 株 式 と 同 じ 扱 いになることに 留 意 ) 持 分 出 資 割 合 3% 以 上 非 上 場 株 式 の 配 当 等 のうち 1 銘 柄 について1 回 の 配 当 金 額 が 10 万 円 に 配 当 の 計 算 期 間 の 月 数 を 乗 じて 12 で 除 した 金 額 以 下 の 少 額 配 当 所 得 については 所 得 税 では 申 告 不 要 を 選 択 できます しかしながら 住 民 税 においては 他 の 所 得 と 総 合 して 課 税 の 対 象 になります この 住 民 税 においての 申 告 は 確 定 申 告 書 第 二 表 の 住 民 税 事 業 税 に 関 する 事 項 の 配 当 に 関 する 住 民 税 の 特 例 欄 へ その 少 額 配 当 所 得 の 収 入 金 額 を 記 載 する 必 要 があります 上 記 の 表 記 を 入 れ 替 えた 場 合 の 配 当 所 得 の 課 税 関 係 です 配 当 所 得 の 源 泉 源 泉 徴 収 課 税 方 式 1 上 場 株 式 等 の 配 当 等 (1-イ: 国 内 の 支 払 の 取 扱 者 を 通 じて 交 付 を 受 ける 外 国 上 場 株 式 等 の 配 当 等 を 含 む 3-1 の 大 口 株 主 等 は 除 く) 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%) 選 択 申 告 不 要 ( 条 件 無 し) 総 合 課 税 申 告 分 離 課 税 ( 所 得 税 15% 住 民 税 5%) 滝 澤 会 計 事 務 所 7

8 2 外 国 上 場 株 式 等 の 配 当 等 (1-イの 国 内 の 源 泉 徴 収 無 し 選 総 合 課 税 支 払 の 取 扱 者 を 通 じるものは 除 く) 択 申 告 分 離 課 税 ( 所 得 税 15% 住 民 税 5%) 3-1: 大 口 株 主 等 が 内 国 法 人 から 受 ける 20%( 所 得 税 20% 選 少 額 配 当 の 申 告 不 上 場 株 式 等 の 配 当 等 住 民 税 無 し) 択 要 ( 年 1 回 換 算 で : 非 上 場 株 式 等 の 配 当 等 (3-2-イ: 国 内 万 円 以 下 の 配 当 金 ) の 支 払 の 取 扱 者 を 通 じて 交 付 を 受 ける 外 但 し 住 民 税 は 課 国 非 上 場 株 式 等 の 配 当 等 を 含 む) 税 総 合 課 税 4 外 国 非 上 場 株 式 等 の 配 当 等 (3-2-イ: 国 内 源 泉 徴 収 無 し の 支 払 の 取 扱 者 を 通 じるものは 除 く) 5 私 募 公 社 債 等 運 用 投 資 信 託 の 収 益 分 配 20%( 所 得 税 15% 6 社 債 的 受 益 権 の 収 益 分 配 住 民 税 5%) 総 合 課 税 源 泉 分 離 課 税 配 当 所 得 の 源 泉 徴 収 税 率 : 株 式 配 当 金 会 社 の 区 分 株 主 の 区 分 源 泉 徴 収 税 率 所 得 税 個 人 住 民 税 上 場 会 社 法 人 株 主 15% - 個 人 株 主 15% 5% 非 上 場 会 社 法 人 株 主 20% - 個 人 株 主 20% - 3 範 囲 株 主 優 待 券 ( 乗 車 券 入 場 券 施 設 利 用 権 等 )は 配 当 所 得 ではなく 雑 所 得 (3) 不 動 産 所 得 1 所 得 範 囲 不 動 産 ( 土 地 及 び 建 物 等 土 地 に 定 着 するもの) 不 動 産 の 上 に 存 する 権 利 ( 地 上 権 地 役 権 借 地 権 等 ) 船 舶 又 は 航 空 機 の 貸 付 による 所 得 (イ) アパートのように 食 事 を 供 さない 場 合 は 不 動 産 所 得 ですが 下 宿 等 のように 食 事 を 供 する 場 合 には 事 業 所 得 又 は 雑 所 得 (ロ) 単 に 駐 車 するスペースを 貸 す 月 極 駐 車 場 からの 所 得 は 不 動 産 所 得 となりますが 自 己 の 責 任 において 他 人 の 物 を 保 管 ( 入 出 庫 をチェックする 時 間 決 め 等 )する 場 合 には 事 業 所 得 又 は 雑 所 得 滝 澤 会 計 事 務 所 8

9 (ハ) 広 告 等 の 為 土 地 家 屋 の 屋 上 や 塀 等 を 使 用 させた 場 合 の 所 得 は 不 動 産 所 得 (ニ) 建 物 の 所 有 を 目 的 での 借 地 権 の 設 定 で 権 利 金 の 額 が 更 地 価 額 の 10 分 の 5 を 超 えると きは 原 則 として その 所 得 は 譲 渡 所 得 (ホ) 返 還 を 要 しない 敷 金 収 入 は 不 動 産 所 得 2 不 動 産 の 貸 付 規 模 の 判 定 税 務 上 不 動 産 の 貸 付 が 事 業 ( 大 規 模 )として 行 なわれている 規 模 か 否 かで 取 扱 いが 異 なる ところがあります 事 業 的 規 模 でない 場 合 には 次 のような 制 限 があります 事 業 専 従 者 給 与 の 経 費 性 : 専 従 者 給 与 を 計 上 できない 除 却 損 の 経 費 算 入 限 度 額 : 当 資 産 損 失 計 上 前 の 不 動 産 所 得 の 金 額 を 限 度 取 壊 費 用 立 退 料 後 片 付 け 費 用 等 は 通 常 の 規 模 に 関 係 なく 必 要 経 費 となります 貸 倒 損 失 の 計 上 時 期 : 回 収 不 能 額 は その 収 入 を 計 上 した 年 度 に 遡 って 計 上 し 直 し 青 色 申 告 特 別 控 除 は 65 万 円 ではなく 最 高 10 万 円 建 物 貸 付 に 対 する 事 業 的 規 模 判 定 の 形 式 基 準 として (イ) アパート 貸 間 等 を 貸 与 することができる 独 立 した 室 数 が 概 ね 10 室 以 上 (ロ) 独 立 家 屋 の 貸 与 については 概 ね 5 棟 以 上 共 有 持 分 の 場 合 には 按 分 した 室 数 又 は 棟 数 ではなく 実 際 の 数 で 判 定 します 土 地 貸 付 に 対 する 規 模 判 定 の 形 式 基 準 として 原 則 は 状 況 を 総 合 的 に 勘 案 して 社 会 通 念 上 の 事 業 的 規 模 で 行 なわれているかを 判 定 しま す 判 定 が 困 難 の 場 合 には 形 式 基 準 として 上 記 の 建 物 貸 付 の 基 準 を 参 考 とします 貸 室 1 室 及 び 貸 地 1 件 当 たりのそれぞれの 平 均 賃 貸 料 の 比 等 をベースに 1 室 の 貸 付 に 相 当 する 土 地 の 貸 付 件 数 を 概 ね 5 として 判 定 することが 相 当 であると 言 われています 3 赤 字 における 土 地 取 得 に 対 応 する 借 入 金 利 子 部 分 の 損 益 通 算 の 不 適 用 青 色 申 告 者 の 場 合 には 赤 字 ( 損 失 )の 金 額 は 原 則 として 損 益 通 算 並 びに 3 年 間 の 繰 越 控 除 の 適 用 があります 但 し 赤 字 の 金 額 の 中 に 土 地 取 得 に 対 応 すり 借 入 金 利 子 が 含 まれ ている 場 合 には その 利 子 相 当 額 は 損 益 通 算 の 対 象 となりません (4) 事 業 所 得 事 業 判 定 は 営 利 性 有 償 性 の 有 無 継 続 性 反 復 性 の 有 無 人 的 物 的 設 備 の 有 無 等 を 客 観 的 かつ 総 合 的 に 検 討 し 判 断 します 1 所 得 範 囲 (イ) 事 業 用 に 使 用 していた 土 地 建 物 車 等 の 資 産 譲 渡 の 所 得 は 譲 渡 所 得 同 様 に 株 式 や ゴルフ 会 員 権 等 の 譲 渡 も 譲 渡 所 得 (ロ) 事 業 用 の 預 金 利 子 は 利 子 所 得 (ハ) アパート 経 営 で 生 計 を 立 てている 人 のアパート 貸 付 からの 所 得 は 事 業 と 判 定 されます が 不 動 産 の 貸 付 ということで 不 動 産 所 得 2 必 要 経 費 滝 澤 会 計 事 務 所 9

10 (イ) 少 額 減 価 償 却 資 産 等 の 取 扱 い 取 得 価 額 10 万 円 未 満 及 び 使 用 可 能 期 間 1 年 未 満 : 即 時 経 費 処 理 所 得 価 額 10 万 円 以 上 20 万 円 未 満 : 3 年 間 均 等 一 括 ( 償 却 ) 経 費 処 理 所 得 価 額 30 万 円 未 満 : 少 額 資 産 一 括 経 費 処 理 ( 年 間 換 算 限 度 額 300 万 円 ) 但 し 青 色 申 告 者 であること (ロ) 専 従 者 給 与 原 則 として 配 偶 者 や 親 族 への 支 払 は 必 要 経 費 として 認 められません しかしながら 一 定 の 要 件 の 下 で 認 められているものがあります 青 色 申 告 者 の 場 合 には 青 色 事 業 専 従 者 給 与 ( 税 務 署 への 要 事 前 届 出 )として 相 当 額 の 範 囲 内 で 認 められます 白 色 申 告 者 でも 事 業 に 専 ら 携 わっていた 場 合 には 専 従 者 控 除 とし て 配 偶 者 には 最 高 86 万 円 親 族 には 一 人 最 高 50 万 円 が 認 められています (ハ) 家 事 関 連 費 店 舗 併 用 住 宅 等 の 場 合 には 水 道 光 熱 費 固 定 資 産 税 等 の 家 事 関 連 費 用 を 事 業 用 と 家 事 用 に 合 理 的 按 分 基 準 で 分 ける 必 要 があります 一 般 的 には 使 用 床 面 積 で 区 分 しているよ うですが 各 状 況 に 応 じて 基 準 を 決 めることになります (ニ) 家 事 消 費 事 業 用 の 商 品 を 家 事 用 に 消 費 した 場 合 には 原 則 は 通 常 の 商 品 売 値 を 収 入 としますが 例 外 処 理 として その 仕 入 値 と 通 常 の 売 値 の 70%のうち 高 額 の 方 を 収 入 とすることが 認 め られています (ハ) 青 色 申 告 の 特 典 事 業 者 が 青 色 申 告 を 選 択 した 場 合 にはいくつかの 特 典 があります 1 青 色 申 告 特 別 控 除 不 動 産 所 得 又 は 事 業 所 得 を 生 ずべき 事 業 を 営 む 事 業 者 が その 事 業 の 取 引 を 正 規 の 簿 記 の 原 則 ( 一 般 的 には 複 式 簿 記 による 記 帳 )に 従 って 記 録 し 損 益 計 算 書 に 加 えて 貸 借 対 照 表 を 期 限 内 に 確 定 申 告 書 に 添 付 して 提 出 される 場 合 には 65 万 円 それ 以 外 の 場 合 には 10 万 円 が 特 別 に 控 除 されます 但 し 控 除 額 は 青 色 申 告 特 別 控 除 前 の 所 得 の 金 額 を 限 度 としま す 特 別 控 除 の 順 序 は 不 動 産 所 得 事 業 所 得 の 順 になります 2 青 色 事 業 専 従 者 給 与 事 業 者 と 生 計 を 同 一 にしている 配 偶 者 や 15 歳 以 上 の 親 族 で 専 らその 事 業 に 従 事 している 人 に 支 払 った 適 正 な 給 与 は 全 額 必 要 経 費 となります 事 前 に 青 色 専 従 者 給 与 の 税 務 署 への 届 出 が 必 要 となっています 但 し 不 動 産 所 得 の 場 合 には 事 業 的 規 模 でなければ なりません 3 純 損 失 の 繰 越 又 は 繰 戻 事 業 で 赤 字 が 出 た 場 合 には 総 合 課 税 となり 他 の 所 得 と 相 殺 ( 損 益 通 算 )できますが 相 殺 出 来 ない 多 額 の 赤 字 額 ( 損 失 額 )が 出 ている 場 合 には 翌 年 以 降 3 年 間 の 繰 越 が 可 能 となります 又 前 年 も 青 色 申 告 であり 黒 字 であった 場 合 には 当 年 度 の 損 失 額 を 前 年 度 の 所 得 から 控 滝 澤 会 計 事 務 所 10

11 除 し 前 年 分 の 所 得 税 額 のうち 一 定 金 額 の 還 付 を 受 けることを 選 択 することができます (5) 給 与 所 得 サラリーマンの 方 が 勤 務 する 会 社 から 定 期 的 に 支 給 される 給 料 賞 与 等 による 所 得 です 就 業 者 に 占 める 給 与 所 得 者 の 割 合 が 約 9 割 にもなっています 年 収 2,000 万 円 以 下 で 他 に 一 定 額 以 上 の 所 得 が 無 い 場 合 には 会 社 が 12 月 に 行 なう 年 末 調 整 で 所 得 税 の 精 算 は 完 了 と なります( 同 時 に 住 民 税 申 告 も 完 了 ) この 様 な 給 与 所 得 者 の 方 は 税 金 に 関 わる 機 会 が 少 な いかと 思 いますが いくつかの 関 連 事 項 を 示 しておきます 1 必 要 経 費 ( 給 与 所 得 控 除 額 ) 給 与 所 得 は 下 記 の 算 式 で 計 算 されますが 給 与 所 得 控 除 額 とは 自 営 業 での 必 要 経 費 に 該 当 します 給 与 等 総 収 入 金 額 - 給 与 所 得 控 除 額 = 給 与 所 得 給 与 所 得 の 計 算 上 給 与 を 得 る 為 に 関 連 した 経 費 部 分 を 給 与 所 得 控 除 額 として 給 与 額 に 応 じて 控 除 額 ( 例 えば 年 収 が 1,000 万 円 以 上 の 場 合 には その 年 収 額 の 5%プラス 170 万 円 但 し 平 成 25 年 分 より 年 収 が 1,500 万 円 超 の 場 合 には 245 万 円 が 上 限 更 に 平 成 28 年 分 より 年 収 が 1,200 万 円 超 の 場 合 には 230 万 円 が 上 限 そして 平 成 29 年 分 より 年 収 が 1,000 万 円 超 の 場 合 には 220 万 円 が 上 限 と 決 められています 給 与 所 得 控 除 額 は 以 下 の 区 分 に 応 じて 計 算 します 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 65 万 円 以 下 収 入 金 額 65 万 円 超 ~ 180 万 円 以 下 収 入 金 額 X 40%(65 万 円 に 満 たない 場 合 は 65 万 円 ) 180 万 円 超 ~ 360 万 円 以 下 72 万 円 + ( 収 入 金 額 180 万 円 ) X 30% 360 万 円 超 ~ 660 万 円 以 下 126 万 円 + ( 収 入 金 額 360 万 円 ) X 20% 660 万 円 超 ~ 1,000 万 円 以 下 186 万 円 + ( 収 入 金 額 660 万 円 ) X 10% 1,000 万 円 超 ~ 1,500 万 円 以 下 220 万 円 + ( 収 入 金 額 1,000 万 円 ) X 5% 1,000 万 円 超 平 成 29 年 分 より 220 万 円 ( 上 限 ) 1,200 万 円 超 平 成 28 年 分 より 230 万 円 ( 上 限 ) 1,500 万 円 超 平 成 25 年 分 より 245 万 円 ( 上 限 ) なお 一 定 の 要 件 に 当 てはまる 特 定 支 出 ( 研 修 費 資 格 取 得 費 通 勤 費 単 身 赴 任 者 の 帰 宅 旅 費 転 任 に 伴 う 引 越 費 用 等 )をされた 場 合 には その 特 定 支 出 額 が 給 与 所 得 控 除 額 を 超 え る 時 には その 超 過 額 も 控 除 できます 但 し その 特 定 支 出 について 給 与 等 の 支 払 者 に より 補 填 される 部 分 があり かつ その 補 填 される 部 分 につき 所 得 税 が 課 されない 部 分 の その 補 填 される 部 分 は 特 定 支 出 には 該 当 しないことになります 平 成 25 年 分 以 降 の 所 得 税 からの 適 用 となりますが 特 定 支 出 控 除 の 支 出 範 囲 の 拡 大 があります (A) 特 定 支 出 に 次 のものを 追 加 滝 澤 会 計 事 務 所 11

12 (イ) 職 務 の 遂 行 に 直 接 必 要 となる 資 格 取 得 費 ( 弁 護 士 公 認 会 計 士 税 理 士 等 ) (ロ) その 者 の 職 務 の 遂 行 に 直 接 必 要 となるものとして 給 与 等 の 支 払 者 から 証 明 された 下 記 の 支 出 ( 勤 務 必 要 経 費 )で 65 万 円 を 限 度 とする (a) 図 書 費 衣 服 費 (b) 交 際 費 接 待 費 * 図 書 費 とは 書 籍 新 聞 雑 誌 その 他 の 定 期 刊 行 物 その 他 不 特 定 多 数 の 者 に 販 売 するこ とを 目 的 として 発 刊 される 図 書 で 職 務 に 関 連 するもの * 衣 服 費 とは 制 服 事 務 服 及 び 作 業 服 その 他 給 与 等 の 支 払 者 により 勤 務 場 所 において 着 用 することが 必 要 とされる 衣 服 のことであり 例 えば 背 広 やスーツについては 給 与 等 の 支 払 者 により 勤 務 場 所 において 着 用 することが 求 められており 職 務 の 遂 行 に 直 接 必 要 なものであれば 対 象 となります * 交 際 費 接 待 費 とは 給 与 等 の 支 払 者 の 得 意 先 仕 入 先 その 他 職 務 上 関 係 のある 者 に 対 する 接 待 供 応 贈 答 等 の 支 出 で 給 与 等 の 支 払 者 により 求 められており 職 務 の 遂 行 に 直 接 必 要 なものが 対 象 となります 従 いまして 職 場 内 での 親 睦 会 や 同 僚 の 慶 弔 費 組 合 費 等 は 対 象 にはなりません なお この 特 定 支 出 控 除 の 特 例 を 受 けるには 申 告 時 に 所 定 の 特 定 支 出 に 関 する 明 細 書 及 び 各 特 定 支 出 についての 給 与 等 の 支 払 者 の 証 明 書 を 添 付 することが 必 要 になります( 支 払 者 の 証 明 書 に 関 する 様 式 は 国 税 庁 の HP からダウンロードできます) (B) 特 定 支 出 控 除 額 の 算 式 その 年 中 の 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 として 加 算 出 来 る 金 額 1,500 万 円 以 下 の 場 合 ( 平 成 28 年 特 定 支 出 の 総 額 - その 年 の 給 与 所 得 控 除 額 X 1/2 分 より 収 入 金 額 にかかわりません) 1,500 万 円 超 の 場 合 ( 平 成 27 年 分 特 定 支 出 の 総 額 万 円 まで) 2 就 職 時 支 度 金 契 約 金 新 しい 勤 務 先 への 勤 務 条 件 として 就 職 に 際 し 受 領 する 金 品 ( 支 度 金 契 約 金 等 )は 雑 所 得 と なります 支 給 時 に 金 額 が 100 万 円 超 は 20%マイナス 10 万 円 で 100 万 円 以 下 は 10%の 源 泉 徴 収 が 行 なわれます 3 永 年 勤 続 者 への 記 念 品 永 年 勤 続 者 の 表 彰 にあたり その 記 念 品 を 支 給 することが 一 般 的 に 行 なわれていますが 非 課 税 要 件 は 次 のようになっています (イ) その 金 額 相 当 額 が 勤 続 期 間 等 に 照 らし 社 会 通 年 上 相 当 と 認 められる 範 囲 であること (ロ) 表 彰 は 概 ね 10 年 以 上 の 勤 続 年 数 者 で かつ 2 回 以 上 の 者 は 概 ね 5 年 以 上 の 間 隔 をお いて 行 なわれるものであること 注 意 すべき 点 は この 取 扱 いは 記 念 品 等 ( 品 物 )の 経 済 的 利 益 に 限 られることから 金 銭 や 滝 澤 会 計 事 務 所 12

13 商 品 券 の 支 給 は 給 与 として 課 税 されます 又 旅 行 券 の 場 合 には 換 金 可 能 性 という 問 題 がありますので 旅 行 券 を 交 付 してから 1 年 以 内 に 使 用 したことを 確 認 している 場 合 には 非 課 税 扱 いとなります 4 ストックオプション( 株 式 購 入 予 約 権 ) 近 頃 では 給 与 以 外 に 自 社 株 を 社 員 に 支 給 するケースが 多 くなってきています これは 取 締 役 従 業 員 等 に 対 し 業 務 意 欲 や 士 気 を 高 め 又 優 秀 な 人 材 を 確 保 するために 自 社 の 株 式 ( 親 会 社 の 株 式 となるケースも 有 り)を 所 定 の 権 利 行 使 価 格 ( 購 入 時 の 払 込 価 格 )で 一 定 期 間 内 ( 行 使 期 間 )に 有 効 になることを 約 して 一 定 株 数 を 購 入 できる 権 利 を 付 与 するという 株 式 報 奨 制 度 の 一 種 (インセンティブプラン)です なお この 様 に 権 利 行 使 価 格 が 決 めら れているストックオプションに 類 似 するもので 権 利 行 使 価 格 は 無 く( 無 償 )で 将 来 の 所 定 時 期 に 一 定 株 数 を 付 与 するという 制 度 ( 呼 名 として Restricted Share Unit 等 )もあります (イ) ストックオプションの 原 則 的 課 税 付 与 を 受 けた 権 利 者 が 会 社 の 株 価 が 権 利 行 使 価 格 よりも 高 い 時 に 権 利 行 使 ( 株 の 購 入 )を 行 ないますので 時 価 よりも 安 く 株 式 を 取 得 できます そして その 株 式 を 更 に 高 くなっ た 時 に 売 却 することで 売 却 益 ( 譲 渡 益 )を 得 ることが 可 能 となります この 場 合 の 税 制 上 の 課 税 は 以 下 の 様 になります (a) ストックオプションの 付 与 時 : 非 課 税 (b) オプションの 権 利 行 使 時 : 行 使 時 の 時 価 ( 取 得 価 格 )と 行 使 価 格 ( 実 際 の 払 込 価 格 )との 差 額 部 分 について 現 物 給 与 として 給 与 所 得 課 税 が 発 生 します ( 会 社 側 で 当 オプションの 全 管 理 が 行 なわれている 場 合 には 会 社 で 給 与 として 源 泉 徴 収 が 行 なわれます 一 方 国 外 の 親 会 社 株 がオプション 対 象 の 場 合 には 国 内 の 子 会 社 側 ではオプション 管 理 が 行 なわ れていないケースがありますが この 様 な 場 合 には 源 泉 徴 収 が 行 なわれませんので 確 定 申 告 で 給 与 所 得 として 申 告 する 必 要 があります) (c) 売 却 時 : 売 却 価 格 と 行 使 時 の 時 価 ( 取 得 価 格 )との 差 額 部 分 が 譲 渡 所 得 として 課 税 されま す( 他 に 当 オプション 行 使 株 以 外 に 保 有 していないケースでは この 様 に 売 却 益 の 差 額 部 分 は 個 別 に 算 定 可 能 ですが 当 オプション 株 以 外 に 当 会 社 株 を 複 数 回 取 得 してきていた 場 合 の 売 却 株 に 対 応 する 取 得 費 ( 取 得 価 額 )は 税 法 上 一 定 のルールがあり 平 均 法 ( 移 動 平 均 法 )に よって 計 算 しなければなりません 税 制 非 適 格 ストックオプションの 付 与 株 を 発 行 会 社 に 譲 渡 した 場 合 の 所 得 区 分 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 以 後 の 権 利 の 譲 渡 から 適 用 ) 居 住 者 等 が 発 行 法 人 からストックオプションを 与 えられた 場 合 において その 権 利 を 発 行 法 人 に 譲 渡 したときには その 譲 渡 金 額 からその 権 利 の 取 得 価 額 を 控 除 した 金 額 を 給 与 所 得 等 ( 事 業 の 場 合 には 事 業 所 得 )とみなして 課 税 となります 滝 澤 会 計 事 務 所 13

14 (ロ) ストックオプションの 課 税 の 特 例 : 税 制 適 格 ストックオプション 上 記 の 原 則 的 課 税 に 対 し 税 制 上 の 適 格 要 件 を 満 たしているストックオプションの 場 合 に は 特 例 措 置 が 適 用 され 権 利 行 使 時 の 給 与 所 得 課 税 は 繰 延 べられ( 非 課 税 ) 株 式 売 却 時 に 売 却 価 格 と 権 利 行 使 価 格 との 差 額 部 分 が 譲 渡 所 得 として 課 税 されることになります 特 例 は 租 税 特 別 措 置 法 29 条 の 2 に 規 定 されており 適 用 対 象 者 並 びに 契 約 要 件 等 が 次 の 様 に 定 められています (a) 適 用 対 象 者 (Ⅰ) 株 主 総 会 の 付 与 決 議 のあった 株 式 会 社 の 取 締 役 執 行 役 又 は 使 用 人 ( 但 し 発 行 済 株 式 総 数 の 3 分 の 1 超 を 保 有 する 大 口 株 主 及 びその 特 別 関 係 者 は 除 く) (Ⅱ) 当 株 式 会 社 が 50% 超 の 株 式 を 直 接 又 は 間 接 に 保 有 する 子 会 社 の 取 締 役 執 行 役 又 は 使 用 人 ( 但 し 発 行 済 株 式 総 数 の 3 分 の 1 超 を 保 有 する 大 口 株 主 及 びその 特 別 関 係 者 は 除 く) (Ⅲ) (Ⅰ) 及 び(Ⅱ)の 対 象 者 の 権 利 承 継 相 続 人 (b) 契 約 上 の 適 格 要 件 当 株 式 会 社 とその 対 象 者 との 間 では 下 記 の 一 定 の 要 件 が 契 約 で 締 結 されており そして それらが 実 行 されていることが 必 要 となります (Ⅰ) 行 使 期 間 オプションの 行 使 期 間 として 付 与 決 議 の 日 の 2 年 後 から 10 年 以 内 で 行 なうことになって いること (Ⅱ) 年 間 権 利 行 使 限 度 額 権 利 行 使 価 額 の 年 間 合 計 額 が 1,200 万 円 以 下 であること(1,200 万 円 超 の 部 分 は 不 適 用 ) (Ⅲ) 権 利 行 使 価 格 権 利 行 使 価 格 は 付 与 契 約 締 結 時 の 時 価 以 上 であること (Ⅳ) 譲 渡 制 限 規 定 オプション 権 の 譲 渡 が 禁 止 されていること (Ⅴ) 法 令 の 準 拠 性 権 利 行 使 に 係 る 新 株 の 発 行 が その 新 株 の 発 行 の 為 の 特 別 決 議 ( 法 令 に 準 拠 している)に 反 しないで 行 なわれるものであること (c) 株 式 の 保 管 委 託 等 の 取 決 め 権 利 行 使 により 取 得 した 株 式 が 決 められた 証 券 会 社 等 に 保 管 委 託 等 され 適 切 に 管 理 されて いること (d) 適 用 対 象 者 の 書 面 提 出 適 用 対 象 者 は 付 与 決 議 の 日 において 大 口 株 主 等 に 該 当 しないことを 誓 約 すること 並 び に 行 使 年 度 において 他 のストックオプションの 行 使 等 の 有 無 を 記 載 した 書 面 を 当 会 社 に 提 出 すること なお 特 定 多 国 籍 企 業 による 研 究 開 発 事 業 等 の 促 進 に 属 する 特 別 措 置 法 の 認 定 を 受 けた 外 滝 澤 会 計 事 務 所 14

15 国 法 人 である 株 式 会 社 が 会 社 法 に 相 当 する 外 国 の 法 令 の 規 定 に 基 づく 決 議 により 発 行 した ストックオプションの 行 使 による 経 済 的 利 益 に 対 しても 非 課 税 なります 特 定 外 国 株 式 会 社 が 設 立 した 認 定 事 業 会 社 という 制 約 はありますが 他 の 適 用 要 件 は 上 記 の 税 制 適 格 の 内 容 とほぼ 同 じです( 特 定 外 国 新 株 予 約 権 の 行 使 による 経 済 的 利 益 の 非 課 税 特 例 ) (ハ) 相 続 時 のストックオプション 評 価 額 自 由 に 換 金 できる 環 境 にある 上 場 株 式 又 は 気 配 相 場 等 の 株 式 ( 非 上 場 株 式 は その 発 行 内 容 等 を 勘 案 して 個 別 に 評 価 )で かつ 相 続 時 が 権 利 行 使 可 能 期 間 内 にあるストックオプショ ンの 評 価 額 は 相 続 時 におけるその 株 式 の 価 格 ( 特 例 として 相 続 月 前 月 又 は 前 々 月 の 月 平 均 価 格 )から 権 利 行 使 価 格 を 控 除 した 一 株 当 たりの 価 格 に 株 式 数 を 乗 じた 金 額 で 評 価 し ます (ニ) 外 国 親 会 社 等 から 受 けた 役 員 従 業 員 等 への 供 与 等 の 経 済 的 利 益 に 関 する 調 書 提 出 義 務 外 国 親 会 社 等 から 持 分 割 合 50% 以 上 の 国 内 法 人 である 子 会 社 又 は 外 国 法 人 の 国 内 にある 支 店 の 役 員 従 業 員 等 である 居 住 者 に 付 与 された 株 式 を 無 償 又 は 有 利 な 価 額 で 取 得 するこ とができる 経 済 的 利 益 の 供 与 等 を 受 けた 場 合 ( 例 えば ストックオプションの 行 使 等 )に は その 内 国 法 人 はその 供 与 等 に 関 する 暦 年 の 調 書 を 翌 年 の 3 月 31 日 までに 所 轄 税 務 署 長 に 提 出 しなければなりません( 所 法 228 の 3 の 2) (6) 退 職 所 得 退 職 所 得 とは 退 職 手 当 一 時 恩 給 その 他 退 職 により 一 時 に 受 ける 給 与 及 びこれらの 性 質 を 有 する 給 与 の 係 る 所 得 ということになっています( 所 法 301) つまり 退 職 手 当 等 の 退 職 により 一 時 に 支 給 される 給 与 及 び 本 来 退 職 しなければ 支 給 されなかったもので 退 職 したことを 基 因 して 一 時 に 支 給 されることになった 性 質 を 有 する 所 得 です 1 所 得 時 期 範 囲 (イ) 退 職 金 の 数 年 間 にわたり 分 割 支 給 全 額 その 支 給 の 原 因 となった 退 職 日 の 収 入 としなければなりません (ロ) 2 以 上 の 退 職 手 当 等 の 受 給 複 数 の 退 職 金 制 度 が 存 在 し 一 つの 退 職 により 2 以 上 の 制 度 より 支 給 時 期 を 異 にして 退 職 手 当 等 を 受 給 した 場 合 には これらのうち 最 初 に 支 払 を 受 けるべき 日 ( 退 職 日 )の 年 度 の 退 職 所 得 として 累 積 課 税 されることになります (ハ) 年 金 制 度 退 職 にあたり 企 業 年 金 制 度 から 支 給 される 場 合 の 課 税 は 次 のようになります (a) 一 時 金 として 退 職 所 得 として 課 税 滝 澤 会 計 事 務 所 15

16 (b) 年 金 として( 年 金 受 給 を 選 択 ) 確 定 拠 出 や 確 定 給 付 等 の 一 定 の 年 金 制 度 からのものは 公 的 年 金 等 として 雑 所 得 として 課 税 年 金 受 給 額 から 公 的 年 金 等 控 除 額 が 引 けます (c) 年 金 に 代 えて 支 払 われる 一 時 金 退 職 後 の 年 金 受 給 の 開 始 前 に 支 払 われるもの 並 びに 受 給 開 始 日 後 に 支 払 われる 一 時 金 の うち 将 来 の 年 金 の 総 額 に 代 えて 支 払 われるものは 退 職 所 得 として 課 税 年 金 総 額 に 該 当 しない 場 合 ( 年 金 総 額 の 一 部 )には 一 時 所 得 (ニ) 死 亡 退 職 金 退 職 日 が 死 亡 前 で 支 給 が 死 亡 後 の 場 合 には 通 常 のように 退 職 所 得 として 課 税 死 亡 後 3 年 以 内 に 支 払 われる 退 職 金 は 相 続 税 の 対 象 となりますので 所 得 税 住 民 税 はかかり ません 退 職 金 の 確 定 が 死 亡 後 3 年 超 の 場 合 には 相 続 人 の 一 時 所 得 として 課 税 (ホ) 定 年 退 職 定 年 退 職 での 退 職 金 は たとえ 継 続 勤 務 となっても 退 職 所 得 となります 又 使 用 人 から 役 員 になった 場 合 に 使 用 人 期 間 の 退 職 金 相 当 額 も 退 職 所 得 になります 2 退 職 所 得 ( 収 入 金 額 - 退 職 所 得 控 除 額 ) 1/2 = 退 職 所 得 勤 続 年 数 退 職 所 得 控 除 額 2 年 以 下 80 万 円 3 年 ~20 年 40 万 円 X 勤 続 年 数 (*) 21 年 以 上 70 万 円 X 勤 続 年 数 万 円 又 は 70 万 円 X ( 勤 続 年 数 - 20 年 ) 万 円 (*) 勤 続 年 数 の 1 年 未 満 は 切 上 げ 障 害 者 になって 退 職 された 場 合 には 控 除 額 に 100 万 円 加 算 3 短 期 就 労 役 員 退 職 手 当 等 ( 特 定 役 員 退 職 手 当 等 )に 係 る 退 職 所 得 の 2 分 の 1 課 税 の 廃 止 役 員 として 勤 続 年 数 5 年 以 下 における 退 職 所 得 控 除 額 を 控 除 した 金 額 に 対 する 1/2 軽 減 措 置 の 廃 止 となりました この 特 定 役 員 退 職 手 当 等 の 支 給 を 受 ける 適 用 対 象 の 法 人 税 法 上 の 役 員 とは 以 下 の 者 をいいます 区 分 判 断 基 準 会 社 法 上 の 役 員 肩 書 きで 判 定 法 人 の 取 締 役 執 行 役 会 計 参 与 監 査 役 理 事 監 事 及 び 清 算 人 法 人 税 法 独 自 の 役 員 1 法 人 の 使 用 人 以 外 ( 相 談 役 顧 問 会 長 副 会 長 等 )の 者 であること 2 法 人 の 経 営 に 従 事 している 者 であること 持 株 で 判 定 ( 同 族 会 社 ) 1 同 族 会 社 の 使 用 人 であること 2 50% 以 上 基 準 ( 第 三 順 位 内 での 役 員 の 属 する 株 主 グループ) 10% 超 基 準 ( 役 員 の 属 する 株 主 グル 滝 澤 会 計 事 務 所 16

17 ープ) 及 び 5% 超 基 準 ( 役 員 単 独 )の 持 株 要 件 を 満 た すこと 3 法 人 の 経 営 に 従 事 している 者 であること この 特 定 役 員 の 範 囲 には 上 記 の 役 員 以 外 に 国 会 議 員 及 び 地 方 公 共 団 体 の 議 会 の 議 員 並 びに 国 家 公 務 員 及 び 地 方 公 務 員 が 含 まれています なお 特 定 役 員 退 職 手 当 等 と 一 般 退 職 手 当 等 がある 場 合 には 下 記 の(イ)と(ロ)の 退 職 所 得 を 合 算 して 計 算 することになります (イ) 特 定 役 員 退 職 所 得 特 定 役 員 退 職 手 当 等 - 特 定 役 員 退 職 所 得 控 除 額 = 特 定 役 員 退 職 所 得 特 定 役 員 退 職 所 得 控 除 額 は 次 の 金 額 の 合 計 額 とします (a) 40 万 円 X ( 特 定 役 員 等 勤 続 年 数 重 複 勤 続 年 数 ) (b) 20 万 円 X 重 複 勤 続 年 数 (ロ) 一 般 退 職 所 得 ( 一 般 退 職 手 当 等 - 一 般 退 職 所 得 控 除 額 ) X 1/2 = 一 般 退 職 所 得 一 般 退 職 所 得 控 除 額 とは 退 職 所 得 控 除 額 から 特 定 役 員 退 職 所 得 控 除 額 を 控 除 した 残 額 となります 4 損 益 通 算 退 職 所 得 は 通 常 分 離 課 税 ですが 一 定 の 条 件 の 下 で 他 の 所 得 ( 赤 字 の 場 合 )との 損 益 通 算 がで きます 5 前 年 以 前 4 年 内 に 他 の 退 職 手 当 金 を 受 けておりその 勤 続 期 間 に 重 複 する 期 間 がある 場 合 の 退 職 所 得 控 除 額 計 算 の 特 例 会 社 を 退 職 するにあたり 退 職 手 当 金 が 支 払 われる 場 合 前 年 以 前 4 年 内 に 他 の 退 職 手 当 金 が 支 払 われており 双 方 の 勤 続 期 間 において 重 複 する 期 間 があるときには 退 職 所 得 控 除 額 計 算 にあたり 以 下 の 一 定 の 調 整 計 算 が 必 要 となります (イ) 原 則 ( 前 の 退 職 手 当 等 支 給 時 に 控 除 不 足 が 無 い 場 合 ) (a) その 年 の 退 職 手 当 等 に 係 る 勤 続 年 数 (1 年 未 満 は 切 上 げ)における 退 職 所 得 控 除 額 (b) 重 複 している 勤 続 期 間 (1 年 未 満 は 切 捨 て)を 勤 続 年 数 とみなして 計 算 した 退 職 所 得 控 除 額 (c) 今 回 の 退 職 手 当 等 分 に 係 る 退 職 所 得 控 除 額 = (a) - (b) (ロ) 前 の 退 職 手 当 等 がその 退 職 所 得 控 除 額 に 満 たない 場 合 ( 控 除 不 足 がある 場 合 ) 前 の 退 職 手 当 等 の 額 がその 退 職 手 当 に 係 る 退 職 所 得 控 除 額 よりも 少 ない 場 合 には 重 複 期 間 の 計 算 は 次 のように 行 ないます 前 の 退 職 手 当 等 の 金 額 重 複 期 間 の 算 式 (1 年 未 満 は 切 捨 て) 800 万 円 以 下 の 場 合 前 の 退 職 手 当 等 40 万 円 = 重 複 年 数 800 万 円 超 の 場 合 ( 前 の 退 職 手 当 等 万 円 ) 70 万 円 + 20 年 = 重 複 年 数 上 記 の 計 算 で 重 複 期 間 が 算 定 できましたら 原 則 の 計 算 方 法 と 同 様 にして 今 回 の 退 職 手 当 滝 澤 会 計 事 務 所 17

18 等 分 に 係 る 退 職 所 得 控 除 額 を 求 めます 6 勤 続 年 数 勤 続 年 数 は 退 職 金 の 計 算 の 基 礎 となった 年 数 ではなく 原 則 として その 退 職 金 の 支 払 者 のもとにおいての 勤 続 期 間 となります( 所 令 69 条 ) なお 過 去 に 同 支 払 者 から 退 職 金 の 支 給 が 行 なわれていた 場 合 には その 計 算 の 基 礎 となった 勤 続 期 間 の 末 日 以 前 の 期 間 は 除 かれます 又 規 定 で 休 職 等 の 期 間 は 退 職 一 時 金 等 の 勤 続 期 間 から 除 外 されている 場 合 にはその 期 間 も 除 かれます 逆 に 他 社 での 勤 続 期 間 を 通 算 する 状 況 にある 場 合 には その 期 間 ( 当 社 の 水 準 に 合 わせる 為 に 調 整 した 期 間 も 可 )を 加 算 した 期 間 を 勤 続 年 数 としま す 勤 続 年 数 の 計 算 においては 勤 続 期 間 が 1 年 未 満 は 全 て 切 上 げた 年 数 となります (7) 譲 渡 所 得 資 産 の 譲 渡 によって 生 じた 所 得 です 譲 渡 は 所 有 権 その 他 の 財 産 上 の 権 利 の 移 転 を 伴 うものであり 有 償 無 償 を 問 わず 通 常 の 売 買 交 換 代 物 弁 済 収 用 財 産 分 与 法 人 に 対 する 現 物 出 資 法 人 に 対 する 贈 与 遺 贈 や 時 価 の 2 分 の 1 未 満 での 低 廉 譲 渡 個 人 に 対 する 限 定 承 認 の 相 続 や 限 定 承 認 の 包 括 遺 贈 が なされた 場 合 も 譲 渡 所 得 の 対 象 となります 非 課 税 の 譲 渡 には 生 活 に 通 常 必 要 な 動 産 の 譲 渡 ( 但 し 貴 金 属 等 で 1 個 又 は 1 組 の 価 額 が 30 万 円 超 のものは 課 税 対 象 ) 資 力 を 喪 失 して 債 務 弁 済 が 著 しく 困 窮 な 場 合 の 強 制 換 価 手 続 により 資 産 の 競 売 等 国 等 への 所 定 の 財 産 の 寄 付 や 譲 渡 財 産 を 相 続 税 の 物 納 した 場 合 等 があります 資 産 の 譲 渡 による 所 得 区 分 の 要 約 : 資 産 の 譲 非 課 税 譲 渡 所 得 : 生 活 用 動 産 強 制 換 価 手 続 等 による 譲 渡 した 資 産 国 等 へ 寄 附 した 財 産 国 等 への 重 要 文 化 財 ( 土 地 を 除 く)の 譲 渡 物 納 等 譲 渡 所 得 : 土 地 建 物 等 ( 分 離 課 税 ) 株 式 等 ( 分 離 課 税 ) 先 物 取 引 等 ( 分 離 課 税 ) ゴルフ 会 員 権 リゾート 会 員 権 等 の 譲 渡 ( 分 離 課 税 ) その 他 動 産 の 譲 渡 等 ( 総 合 課 税 ) 渡 棚 卸 資 産 棚 卸 資 産 に 準 ずる 資 産 少 額 の 減 価 償 却 資 産 事 業 所 得 又 は 雑 所 得 に よ る ( 取 得 価 額 10 万 円 未 満 の 資 産 及 び 20 万 円 未 満 で 一 括 償 却 した 資 産 ) 営 利 を 目 的 として 継 続 的 に 譲 渡 される 資 産 事 業 所 得 又 は 雑 所 得 所 山 林 の 伐 採 又 は 立 木 の 譲 渡 5 年 以 内 事 業 所 得 又 は 雑 所 得 得 5 年 超 山 林 所 得 金 銭 債 権 ( 貸 付 金 売 掛 金 等 )の 譲 渡 事 業 所 得 又 は 雑 所 得 下 記 の 主 な 資 産 譲 渡 別 に 課 税 内 容 を 示 します 1 土 地 建 物 の 譲 渡 滝 澤 会 計 事 務 所 18

19 譲 渡 年 度 の 1 月 1 日 現 在 での 所 有 期 間 が 5 年 以 下 ( 短 期 )か 5 年 超 ( 長 期 )かで 計 算 が 異 なりま す 短 期 譲 渡 所 得 金 額 = 譲 渡 価 額 - ( 取 得 費 + 譲 渡 費 用 ) - 特 別 控 除 額 長 期 譲 渡 所 得 金 額 = 譲 渡 価 額 - ( 取 得 費 + 譲 渡 費 用 ) - 特 別 控 除 額 譲 渡 価 額 : 譲 渡 に 伴 う 収 入 金 額 ですが 消 費 税 の 課 税 事 業 者 は 経 理 方 式 ( 税 抜 税 込 )と 同 一 の 経 理 方 式 で 計 算 します 免 税 事 業 者 及 び 非 事 業 者 の 場 合 には 税 込 金 額 となります なお 不 動 産 売 買 の 際 に 未 経 過 期 間 に 対 応 する 固 定 資 産 税 相 当 額 を 受 取 り 精 算 された 金 額 は 収 入 金 額 に 含 めます 取 得 費 : 取 得 に 要 した 金 額 並 びに 設 備 費 及 び 改 良 費 の 額 の 合 計 額 となります 建 物 の 場 合 には 減 価 償 却 後 の 簿 価 価 額 となります 実 額 取 得 費 に 代 えて 譲 渡 価 額 の 5%を 概 算 取 得 費 とすることも 可 能 です なお 建 物 等 の 減 価 償 却 計 算 で 非 業 務 共 用 期 間 の 場 合 には 以 下 の 計 算 式 となります 取 得 金 額 X 0.9 X 償 却 率 ( 注 1) X 経 過 年 数 ( 注 2) = 減 価 償 却 費 累 計 額 注 1: 非 業 務 用 の 場 合 には 通 常 の 法 定 耐 用 年 数 を 1.5 倍 した 年 数 の 旧 定 額 法 による 償 却 率 建 物 が 非 業 務 用 の 場 合 の 償 却 率 として 木 造 木 骨 モルタル 鉄 筋 コンクリ ート 等 注 2: 経 過 年 数 の 端 数 で 6 ケ 月 以 上 は 1 年 とし 6 ケ 月 未 満 は 切 捨 て 贈 与 相 続 ( 限 定 承 認 を 除 く) 等 により 取 得 した 資 産 の 取 得 費 ( 所 法 60 条 ): 贈 与 者 や 被 相 続 人 から 当 初 の 資 産 の 取 得 費 を 引 継 ぐことになります なお 限 定 承 認 の 場 合 には 相 続 時 に 被 相 続 人 が 譲 渡 したものとして 所 得 税 課 税 を 受 けますが その 所 得 税 額 は 相 続 税 の 計 算 上 債 務 控 除 の 対 象 となります 借 入 金 で 資 産 を 取 得 した 場 合 その 借 入 金 利 子 はその 資 金 の 借 入 日 から 当 該 資 産 の 使 用 開 始 日 までの 期 間 に 対 応 する 部 分 の 金 額 を 取 得 費 に 算 入 することができます 譲 渡 費 用 : 譲 渡 に 付 随 する 関 連 費 用 ですが 以 下 の 費 用 も 含 まれます 解 約 違 約 金 ( 有 利 な 条 件 を 選 択 したことで 既 売 買 契 約 の 解 除 に 伴 う 違 約 金 ) 建 物 等 の 取 壊 費 用 ( 土 地 等 の 譲 渡 に 際 しその 土 地 等 の 上 にある 建 物 等 の 取 壊 除 却 の 資 産 損 失 ) 譲 渡 に 際 して 支 出 した 借 家 人 の 立 退 料 土 地 譲 渡 に 要 する 測 量 費 や 分 筆 費 用 売 買 契 約 書 に 貼 付 した 収 入 印 紙 代 等 譲 渡 費 用 に 該 当 しないものには 以 下 の 費 用 等 があります 譲 渡 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 譲 渡 資 産 の 遺 産 分 割 に 関 する 弁 護 士 費 用 申 告 書 等 の 作 成 費 用 としての 税 理 士 報 酬 居 住 用 財 産 の 譲 渡 に 際 して 要 する 引 越 費 用 住 所 変 更 登 記 費 用 抵 当 権 抹 消 費 用 等 所 有 期 間 の 判 定 : 譲 渡 年 度 の 1 月 1 日 現 在 での 所 有 期 間 が 5 年 以 下 ( 短 期 )か 5 年 超 ( 長 期 )か 等 で 譲 渡 所 得 計 算 が 異 なりますので 一 部 の 交 換 や 買 換 の 特 例 を 適 用 して 資 産 を 譲 渡 した 場 合 に その 資 産 の 取 得 日 に 関 して 旧 資 産 の 取 得 日 を 引 継 ぐものと 実 際 の 取 得 日 とする ものがあります 譲 渡 した 旧 資 産 の 取 得 日 を 引 継 ぐ 主 な 特 例 等 には 固 定 資 産 の 交 換 の 滝 澤 会 計 事 務 所 19

20 特 例 ( 所 法 58 条 ) 贈 与 等 により 取 得 した 資 産 の 取 得 費 等 ( 所 法 60 条 ) 収 用 等 に 伴 い 代 替 資 産 を 取 得 した 場 合 の 課 税 の 特 例 ( 措 法 33 条 ) 等 があります なお 買 換 特 例 での 買 換 資 産 は その 実 際 の 取 得 日 となっています 特 別 控 除 額 : 土 地 建 物 を 売 却 し 譲 渡 所 得 が 発 生 したときの 特 例 として 次 の 該 当 する 特 別 控 除 が 受 けられます 譲 渡 の 種 類 特 別 控 除 額 公 共 事 業 等 の 為 に 土 地 建 物 を 売 却 ( 収 用 交 換 等 )( 措 法 33 の 4) 5,000 万 円 注 : 同 一 事 業 で 2 年 以 上 に 亘 って 収 用 等 が 行 なわれた 場 合 に は 初 年 度 のみ 特 別 控 除 可 又 最 初 に 買 取 等 の 申 出 を 受 け た 者 のみに 適 用 居 住 用 財 産 (マイホーム)の 土 地 建 物 を 売 却 ( 措 法 35) 3,000 万 円 特 定 土 地 区 画 整 理 事 業 等 の 為 に 土 地 を 売 却 ( 措 法 34) 2,000 万 円 注 : 同 一 事 業 で 2 年 以 上 に 亘 って 買 い 取 られた 場 合 には 初 年 度 のみ 特 別 控 除 可 特 定 住 宅 地 造 成 事 業 等 の 為 に 土 地 を 売 却 ( 措 法 34 の 2) 1,500 万 円 注 : 同 一 事 業 で 2 年 以 上 に 亘 って 買 い 取 られた 場 合 には 初 年 度 のみ 特 別 控 除 可 平 成 21 年 及 び 22 年 中 に 取 得 した 特 定 土 地 を 譲 渡 年 の 1 月 1 1,000 万 円 日 における 保 有 期 間 が 5 年 を 超 えて 売 却 ( 措 法 35 の 2) 注 : 税 務 署 に 所 定 の 届 出 書 を 提 出 していなければならない 農 地 保 有 の 合 理 化 等 の 為 に 土 地 を 売 却 ( 措 法 34 の 3) 800 万 円 特 別 控 除 額 の 年 度 限 度 額 は 合 計 5,000 万 円 です (イ) マイホーム( 居 住 用 不 動 産 )の 売 却 (A) 譲 渡 益 ( 特 別 控 除 前 )の 場 合 所 有 期 間 ( 譲 渡 年 の 1 月 1 日 時 点 ) 5 年 以 下 5 年 超 10 年 以 下 10 年 超 長 期 譲 渡 所 得 の 軽 減 税 率 の 特 例 (*3) 3,000 万 円 の 特 適 用 可 適 用 可 適 用 可 別 控 除 (*1) 譲 渡 益 に 対 する 所 得 税 30% 所 得 税 15% 6,000 万 円 以 下 税 率 住 民 税 9% 住 民 税 5% は 所 得 税 買 換 特 例 (*2) 滝 澤 会 計 事 務 所 20

21 なお 優 良 住 宅 地 の 造 成 10% 住 民 税 等 の 為 に 5 年 超 の 一 定 の 4% 6,000 万 円 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 に 超 の 部 分 は 所 は 軽 減 税 率 の 特 例 があ 得 税 15% 住 民 ります( 措 法 31 の 2) 税 5% 2 千 万 円 以 下 の 場 合 は 所 得 税 10% 住 民 税 4% 2 千 万 円 超 の 場 合 は 200 万 円 + ( 譲 渡 所 得 金 額 - 2 千 万 円 ) X ( 所 得 税 15% 住 民 税 5%) (*1) マイホームの 3,000 万 円 の 特 別 控 除 の 適 用 要 件 ( 措 法 35) * 自 分 が 住 んでいる 家 屋 又 は 家 屋 とともにその 土 地 ( 借 地 権 等 も 含 む)の 譲 渡 ( 自 己 の 居 住 用 財 産 の 譲 渡 )であること( 土 地 だけの 譲 渡 ではダメ) なお 所 有 期 間 や 居 住 期 間 の 制 約 はありません * 配 偶 者 や 親 族 等 の 特 別 な 関 係 者 への 譲 渡 ではないこと * 災 害 により 家 屋 が 滅 失 した 場 合 や 以 前 住 んでいた 場 合 には 住 まなくなってから 3 年 目 の 年 末 までに 譲 渡 すること * 家 屋 を 取 り 壊 してから 譲 渡 する 場 合 には 取 壊 後 1 年 以 内 にその 土 地 の 譲 渡 契 約 を 締 結 し( 締 結 前 までにその 土 地 を 貸 駐 車 場 等 のその 他 の 用 に 供 していないこと) かつ 住 まな くなってから 3 年 目 の 年 末 までに 譲 渡 すること * 売 却 年 度 の 前 年 と 前 々 年 に この 特 例 マイホームの 買 換 やマイホームの 交 換 の 特 例 或 いはマイホームの 譲 渡 損 失 についての 損 益 通 算 及 び 繰 越 控 除 の 特 例 を 受 けていないこと * 売 却 資 産 について 収 用 等 の 特 別 控 除 等 の 他 の 特 例 適 用 を 受 けていないこと * 同 一 敷 地 内 に 居 住 用 と 非 居 住 用 の 建 物 がある 場 合 には 原 則 として 各 棟 ごとの 敷 地 の 利 用 状 況 により 区 分 しますが これが 不 可 能 な 場 合 には 各 建 物 の 1 階 の 面 積 比 による 按 分 も 認 められます * 店 舗 併 用 住 宅 等 の 場 合 には 居 住 部 分 のみが 適 用 範 囲 となり 仮 に 居 住 部 分 が 概 ね 90% 以 上 であれば 全 部 を 居 住 用 とみなすことができます * 居 住 用 家 屋 の 所 有 者 とその 敷 地 の 所 有 者 が 異 なる 場 合 に 特 例 を 重 複 適 用 できないものが あります (*2) マイホームの 買 換 特 例 ( 特 定 居 住 用 財 産 の 買 換 え 及 び 交 換 の 場 合 の 長 期 譲 渡 所 得 課 税 の 特 例 )( 措 法 36 の 2) 長 期 所 有 (10 年 超 )のマイホームを 売 却 し 代 わりのマイホームを 買 換 えた 時 には 一 定 の 要 件 の 下 譲 渡 益 に 対 する 課 税 を 繰 延 べることができる 特 例 があります その 適 用 要 件 は 滝 澤 会 計 事 務 所 21

22 次 のとおりです * 売 却 したマイホームの 所 有 期 間 が 10 年 超 で かつ 本 人 の 居 住 期 間 が 10 年 以 上 である こと * 売 却 先 が 配 偶 者 親 族 等 の 特 殊 関 係 者 でないこと * 売 却 代 金 が 1 億 円 以 下 ( 平 成 25 年 12 月 31 日 以 前 には 1.5 億 円 以 下 )であること 共 有 で ある 場 合 には 各 所 有 者 ごとの 譲 渡 対 価 により 判 定 します 又 店 舗 兼 住 宅 等 の 場 合 に は その 居 住 用 に 供 している 部 分 に 対 応 するの 譲 渡 対 価 により 判 定 します * 自 分 が 住 んでいる 家 屋 又 は 家 屋 とともにその 土 地 ( 借 地 権 等 も 含 む)の 譲 渡 であること なお 以 前 住 んでいた 場 合 には 住 まなくなってから 3 年 目 の 年 末 までに 譲 渡 すること * 売 却 年 度 の 前 年 と 前 々 年 に このマイホームの 3,000 万 円 特 別 控 除 やマイホーム 譲 渡 益 に 対 する 軽 減 税 率 の 特 例 或 いはマイホームの 譲 渡 損 失 についての 損 益 通 算 及 び 繰 越 控 除 の 特 例 を 受 けていないこと * 売 却 並 びに 買 換 のマイホームはいずれも 日 本 国 内 にあるもので 売 却 資 産 について 収 用 等 の 特 別 控 除 等 の 他 の 特 例 適 用 を 受 けていないこと * マイホームの 売 却 年 度 の 前 年 から 翌 年 までの 3 年 間 にマイホームを 買 換 えること 又 買 換 えマイホームには 次 の 一 定 期 限 までに 居 住 すること 売 却 年 度 かその 前 年 に 買 換 取 得 したときは 売 却 年 度 の 翌 年 末 までに 要 居 住 売 却 年 度 の 翌 年 に 買 換 取 得 したときは 買 換 取 得 年 度 の 翌 年 末 までに 要 居 住 ( 見 込 みで 可 ) * 買 換 えマイホームが 耐 火 建 築 物 の 中 古 住 宅 である 場 合 には 築 後 25 年 以 内 であること * 買 換 えマイホームの 建 物 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 のものであり 土 地 の 面 積 が 500 m2 以 下 の ものであること 譲 渡 益 課 税 の 繰 延 額 : 売 却 代 金 買 換 代 金 の 場 合 譲 渡 益 に 対 し 課 税 なし( 全 額 の 繰 延 べ) 売 却 代 金 > 買 換 代 金 の 場 合 買 換 代 金 に 充 てた 部 分 の 譲 渡 益 課 税 を 繰 延 べ (*3) 軽 減 税 率 の 特 例 ( 低 率 分 離 課 税 )( 措 法 31 の 3) 自 己 の 居 住 用 財 産 を 譲 渡 した 場 合 の 譲 渡 所 得 に 対 して 上 記 に 示 すように 軽 減 税 率 が 適 用 さ れます その 適 用 要 件 は 次 のとおりです * 売 却 したマイホーム( 土 地 建 物 ともに)の 所 有 期 間 が 10 年 超 であること( 家 屋 が 10 年 以 内 ではダメ 敷 地 の 一 部 のみが 10 年 以 内 の 場 合 には 10 年 超 の 部 分 のみが 特 例 の 対 象 ) * 売 却 先 が 配 偶 者 親 族 等 の 特 殊 関 係 者 でないこと * 売 却 年 度 の 前 年 と 前 々 年 に この 特 例 の 適 用 を 受 けていないこと (B) 譲 渡 損 の 場 合 バブル 時 期 にマイホームを 購 入 された 方 が 売 却 されますと 不 動 産 価 格 の 値 下 りで 譲 渡 損 ( 売 却 損 )が 発 生 してしまうケースが 多 いのではないかと 思 います 現 在 では その 売 却 損 は 一 定 の 要 件 を 満 たさなければ 給 与 所 得 等 の 他 の 所 得 との 相 殺 ( 損 益 通 産 及 び 繰 越 控 除 の 滝 澤 会 計 事 務 所 22

23 特 例 )はできなくなっています 譲 渡 損 に 対 する 特 例 には 次 の 2 つがあります( 特 例 の 適 用 期 限 は 平 成 27 年 12 月 31 日 まで) (Ⅰ) 特 定 居 住 用 財 産 の 譲 渡 損 失 の 損 益 通 算 及 び 繰 越 控 除 の 特 例 ( 措 法 41 の 5 の 2): 適 用 期 限 は 平 成 27 年 12 月 31 日 まで 契 約 償 還 期 間 が 10 年 以 上 の 住 宅 ローンのあるマイホームを 売 却 し その 住 宅 ローン 債 務 残 高 を 下 回 る 売 却 価 額 で 売 却 して 譲 渡 損 失 が 発 生 している 場 合 で かつ 一 定 の 要 件 を 満 た す 時 には そのローンの 超 過 残 高 を 損 失 通 算 限 度 額 として 当 譲 渡 損 失 を 他 の 所 得 と 相 殺 ( 損 益 通 算 )できます 更 に 当 売 却 年 度 で 損 益 通 算 できなかった 譲 渡 損 失 部 分 は 翌 年 以 降 3 年 内 に 繰 越 し 損 益 通 算 することができます( 繰 越 控 除 ) (Ⅱ) 居 住 用 財 産 の 買 換 等 の 場 合 の 譲 渡 損 失 の 損 益 通 算 及 び 繰 越 控 除 の 特 例 ( 措 法 41 の 5): 適 用 期 限 は 平 成 27 年 12 月 31 日 まで マイホーム( 旧 住 宅 )を 売 却 し 新 たにマイホーム( 新 住 宅 )を 購 入 した 場 合 に 旧 住 宅 の 売 却 に よる 譲 渡 損 失 が 生 じたときには 一 定 の 要 件 を 満 たすものに 限 り 当 譲 渡 損 失 を 他 の 所 得 と 相 殺 ( 損 益 通 算 )できます 更 に 当 売 却 年 度 で 損 益 通 算 できなかった 譲 渡 損 失 部 分 (500 m2を 超 える 敷 地 に 対 応 する 金 額 は 対 象 外 )は 翌 年 以 降 3 年 内 に 繰 越 し 損 益 通 算 することができ ます( 繰 越 控 除 ) 2 つの 特 例 の 適 用 要 件 は 次 のとおりです (Ⅰ) 特 定 居 住 用 財 産 の 譲 渡 損 失 (Ⅱ) 居 住 用 財 産 の 買 換 等 の 場 合 の 譲 渡 損 失 売 却 資 産 は 日 本 国 内 にあるもので 売 却 年 度 の 1 月 1 日 現 在 で 所 有 期 間 が 5 年 超 であるこ と 売 却 先 が 配 偶 者 や 親 族 等 の 特 殊 関 係 者 でないこと マイホームを 売 却 年 度 の 前 年 及 び 前 々 年 に 次 の 特 例 を 適 用 していないこと 居 住 用 財 産 を 譲 渡 した 場 合 の 長 期 譲 渡 所 得 の 軽 減 税 率 居 住 用 財 産 の 譲 渡 所 得 の 3,000 万 円 の 特 別 控 除 特 定 の 居 住 用 財 産 の 買 換 えの 場 合 の 長 期 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 特 定 の 居 住 用 財 産 を 交 換 した 場 合 の 長 期 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 売 却 年 度 又 は 前 年 以 前 3 年 内 の 年 における 資 産 の 譲 渡 について (Ⅰ)は 居 住 用 財 産 の 買 換 等 の 場 合 の 譲 渡 損 失 (Ⅱ)は 特 定 居 住 用 財 産 の 譲 渡 損 失 の 損 益 通 算 及 び 繰 越 控 除 の 特 例 を 受 けていないこと 売 却 年 度 の 前 年 以 前 3 年 内 の 年 において 生 売 却 年 度 の 前 年 以 前 3 年 内 の 年 において 生 じた 他 のマイホームの 譲 渡 損 失 について じた 他 のマイホームの 譲 渡 損 失 について 特 定 居 住 用 財 産 の 譲 渡 損 失 の 特 例 を 受 けて 居 住 用 財 産 の 買 換 等 の 場 合 の 譲 渡 損 失 の 特 いないこと 例 を 受 けていないこと 売 却 契 約 日 の 前 日 において マイホームに 係 わる 契 約 償 還 期 間 が 10 年 以 上 の 住 宅 ロー 滝 澤 会 計 事 務 所 23

24 ン 残 高 があり マイホームの 売 却 価 額 がそ の 住 宅 ローン 残 高 を 下 回 っていること 買 換 資 産 ( 新 住 宅 )の 条 件 は 次 のとおり 売 却 年 度 の 前 年 から 翌 年 末 までの 間 に 日 本 国 内 にある 資 産 で 家 屋 の 床 面 積 が 50 m2 以 上 のものを 購 入 購 入 年 度 の 翌 年 末 までの 間 に 居 住 の 用 に 供 すること 又 は 見 込 みがあること 購 入 年 度 及 び 繰 越 控 除 を 適 用 する 年 度 末 において 買 換 資 産 に 対 する 償 還 期 間 10 年 以 上 の 住 宅 ローン 残 高 を 有 するこ と 合 計 所 得 金 額 が 3,000 万 円 超 になる 年 度 には 繰 越 控 除 を 適 用 できません この 特 例 と 住 宅 借 入 金 等 特 別 控 除 制 度 は 併 用 できます 上 記 の 居 住 用 財 産 譲 渡 における 留 意 点 : 敷 地 単 独 の 譲 渡 : 家 屋 の 譲 渡 が 無 いことから 居 住 用 財 産 譲 渡 にはならず 特 例 適 用 は 取 れません 但 し 既 に 家 屋 を 取 り 壊 しており 一 定 の 要 件 ( 住 まなくなってから 3 年 目 の 年 末 までに 譲 渡 すること 家 屋 を 取 り 壊 した 日 から 1 年 以 内 に 土 地 譲 渡 の 契 約 を 締 結 していること 等 )に 該 当 する 場 合 には 居 住 用 財 産 となります なお 土 地 を 分 筆 して 譲 渡 する 場 合 同 一 年 中 に 譲 渡 しなければ 全 部 については 特 例 適 用 が 出 来 なくな ります( 同 一 年 中 に 譲 渡 したものに 限 りますので 複 数 年 に 亘 る 時 には 注 意 ) 家 屋 の 一 部 譲 渡 : 居 住 用 家 屋 の 一 部 を 譲 渡 した 場 合 譲 渡 した 部 分 以 外 の 部 分 が 機 能 的 にみて 独 立 した 居 住 用 家 屋 と 認 められない 場 合 にかぎり 特 例 適 用 有 り 家 屋 の 所 有 者 と 土 地 の 所 有 者 が 異 なる 場 合 : 原 則 として 特 例 適 用 はできませんが 以 下 の 3 要 件 の 全 てを 満 たせば 適 用 可 となります 1 家 屋 とともに 土 地 を 譲 渡 すること 2 家 屋 所 有 者 と 土 地 所 有 者 とが 親 族 関 係 を 有 し かつ 生 計 を 一 にしていること 3 家 屋 所 有 者 と 土 地 所 有 者 が 共 にその 家 屋 に 居 住 していること 当 要 件 を 満 たせば 家 屋 所 有 者 から 3,000 万 円 特 別 控 除 を 控 除 不 足 額 があれば 土 地 所 有 者 の 譲 渡 益 から 控 除 できます 贈 与 税 の 配 偶 者 控 除 と 居 住 用 財 産 譲 渡 の 特 例 : 結 婚 してから 20 年 以 上 経 過 した 夫 婦 間 で 自 宅 不 動 産 の 持 分 の 贈 与 又 は 自 宅 不 動 産 の 購 入 ための 金 銭 の 贈 与 した 場 合 には 110 万 円 の 基 礎 控 除 の 他 に 配 偶 者 控 除 として 2,000 万 円 まで 控 除 が 認 められています この 制 度 を 利 用 し 居 住 用 財 産 を 共 有 した 後 に 自 宅 不 動 産 を 譲 渡 した 場 合 には 一 定 の 注 意 が 必 要 となります 贈 与 税 の 配 偶 者 控 除 は 贈 与 を 受 けた 年 の 翌 年 3 月 15 日 まで 滝 澤 会 計 事 務 所 24

25 に 居 住 し その 後 も 使 用 する 見 込 である 場 合 とされ 継 続 居 住 要 件 が 付 されているた め 贈 与 後 短 期 間 のうちに 売 却 を 行 なった 場 合 には 贈 与 税 の 特 例 が 否 認 される 可 能 性 があります 海 外 の 居 住 用 財 産 の 譲 渡 : 居 住 用 財 産 の 譲 渡 特 例 は 国 外 財 産 にも 適 用 されます 上 記 で 土 地 建 物 に 関 する 譲 渡 所 得 に 対 する 特 別 控 除 等 を 取 上 げましたが 他 に 各 種 の 課 税 の 特 例 措 置 のものがあります 主 な 項 目 を 以 下 に 記 述 しておきます 特 定 の 事 業 用 資 産 の 買 換 又 は 交 換 の 場 合 の 譲 渡 所 得 課 税 の 特 例 ( 後 述 ) 収 用 交 換 処 分 等 に 伴 い 代 替 資 産 を 取 得 した 場 合 の 譲 渡 所 得 課 税 の 特 例 特 定 の 居 住 用 資 産 の 買 換 又 は 交 換 の 場 合 の 譲 渡 所 得 課 税 の 特 例 固 定 資 産 の 交 換 の 場 合 の 譲 渡 所 得 課 税 の 特 例 ( 後 述 ) 既 成 市 街 地 等 内 にある 土 地 等 の 中 高 層 耐 火 建 築 物 等 の 建 設 のための 買 換 又 は 交 換 の 場 合 の 譲 渡 所 得 課 税 の 特 例 認 定 事 業 用 地 適 正 化 計 画 の 事 業 用 地 の 区 域 内 にある 土 地 等 の 交 換 等 の 場 合 の 譲 渡 所 得 課 税 の 特 例 大 規 模 住 宅 地 等 の 造 成 のための 交 換 等 の 場 合 の 譲 渡 所 得 課 税 の 特 例 国 地 方 公 共 団 体 等 に 土 地 の 譲 渡 の 短 期 譲 渡 所 得 に 係 る 税 額 軽 減 一 定 の 換 地 処 分 等 の 場 合 の 特 例 (ロ) 特 定 の 事 業 用 資 産 の 買 換 又 は 交 換 の 場 合 の 譲 渡 所 得 課 税 の 特 例 ( 措 法 37) (1) 適 用 要 件 1 譲 渡 資 産 ( 棚 卸 資 産 を 除 く) 及 び 買 換 資 産 は 共 に 事 業 用 であること 2 一 定 の 譲 渡 資 産 を 譲 渡 し 一 定 の 買 換 資 産 を 一 定 の 期 間 内 に 取 得 し 取 得 の 日 から 1 年 以 内 に 事 業 用 に 供 すること 一 定 の 譲 渡 資 産 買 換 資 産 の 範 囲 については 1 号 から 9 号 まで 規 定 されていますが 以 下 に は その 一 部 を 掲 載 します 譲 渡 資 産 買 換 資 産 1 号 : 既 成 市 街 地 等 内 か ら 外 への 買 換 既 成 市 街 地 等 内 にある 事 務 所 工 場 等 の 建 物 ( 注 1) 既 成 市 街 地 等 以 外 の 地 域 内 にある 土 地 等 建 物 等 機 械 装 置 え( 適 用 期 間 : 個 人 は 平 成 26 年 12 月 末 法 人 は 平 成 27 年 3 月 末 までの 譲 渡 )) 又 はその 敷 地 用 に 供 され ている 土 地 で 譲 渡 年 の 1 月 1 日 までの 所 有 期 間 が 10 年 超 のもの 9 号 : 長 期 所 有 資 産 からの 買 換 え( 適 用 期 間 : 平 成 26 年 12 国 内 にある 土 地 等 建 物 等 で 譲 渡 年 の 1 月 1 日 までの 所 有 期 間 が 10 年 国 内 にある 特 定 施 設 ( 注 2)の 敷 地 用 に 供 される 300 m2 以 上 の 土 地 等 ( 一 定 の 駐 車 場 ( 注 3)を 含 む) 建 物 等 機 械 装 置 滝 澤 会 計 事 務 所 25

26 月 末 までの 譲 渡 ) 超 のもの 買 換 資 産 の 取 得 時 期 原 則 : 譲 渡 資 産 の 譲 渡 年 の 年 末 までに 取 得 しなければならない 例 外 : 1 先 行 取 得 も OK であるが 先 行 取 得 した 年 の 翌 年 3 月 15 日 までに 先 行 取 得 資 産 に 係 る 買 換 えの 特 例 に 関 する 届 出 書 を 税 務 署 に 要 提 出 2 翌 年 中 の 取 得 も 可 なお マンショ ン 等 の 建 設 期 間 が 1 年 超 等 の 場 合 には 更 に 延 長 の 承 認 を 受 けることができます ( 最 長 で 譲 渡 年 の 翌 年 末 から 2 年 間 の 延 長 ) 買 換 資 産 の 土 地 等 の 面 積 制 限 土 地 等 を 取 得 した 場 合 には 譲 渡 資 産 で ある 土 地 等 の 面 積 の 5 倍 以 内 5 倍 超 の 部 分 に 対 応 するところは 原 則 として 買 換 資 産 に 該 当 しません 注 1: 事 務 所 工 場 作 業 場 研 究 所 営 業 所 倉 庫 その 他 これらに 類 する 施 設 ( 福 利 厚 生 施 設 を 除 く)に 限 っており 店 舗 及 び 貸 家 住 宅 は 除 かれます 注 2: 特 定 施 設 とは 事 務 所 工 場 作 業 場 研 究 所 営 業 所 店 舗 倉 庫 住 宅 その 他 こ れらに 類 する 施 設 ( 福 利 厚 生 施 設 を 除 く)となります 注 3: 一 定 の 駐 車 場 とは 以 下 のいずれかに 該 当 するものです 1 特 定 施 設 に 係 る 事 業 の 遂 行 上 必 要 とされる 駐 車 場 2 文 化 財 保 護 法 に 基 づく 発 掘 調 査 等 の 止 むを 得 ない 事 情 により 建 物 又 は 構 築 物 の 敷 地 用 に 供 することが 出 来 ない 場 合 における 駐 車 場 としての 利 用 譲 渡 益 課 税 の 繰 延 額 課 税 額 等 : 課 税 並 びに 譲 渡 所 得 の 金 額 買 換 資 産 の 取 得 価 額 譲 渡 代 金 買 換 代 金 の 場 合 譲 渡 代 金 の 20% 部 分 のみ 課 税 ( 譲 渡 代 金 の 80%は 課 税 の 繰 延 べ) 譲 渡 資 産 の 取 得 費 等 X 80% + 買 換 資 産 - 譲 渡 対 価 X 80% 譲 渡 所 得 の 金 額 =A - B A = 譲 渡 対 価 X 20% B = 取 得 費 等 X (A 譲 渡 対 価 ) 譲 渡 代 金 > 買 換 代 金 の 場 合 譲 渡 代 金 から 買 換 代 金 の 80% 相 当 額 を 控 除 した 金 額 に 課 税 ( 買 換 代 金 の 80% 相 当 額 は 課 税 の 繰 延 べ) 譲 渡 資 産 の 取 得 費 等 X ( 買 換 資 産 X 80% 譲 渡 対 価 ) + 買 換 資 産 X 20% 滝 澤 会 計 事 務 所 26

27 譲 渡 所 得 の 金 額 =A - B A = 譲 渡 対 価 - 買 換 資 産 X 80% B = 取 得 費 等 X (A 譲 渡 対 価 ) (ハ) 固 定 資 産 の 交 換 の 特 例 ( 所 法 58) 固 定 資 産 の 交 換 も 譲 渡 の 一 形 態 に 該 当 しますので 原 則 として 交 換 により 取 得 した 資 産 の 時 価 を 収 入 金 額 として 課 税 されることになります しかし 長 期 間 に 亘 って 保 有 していた 資 産 を 同 じ 種 類 の 資 産 と 交 換 した 場 合 には 実 質 的 に 同 じ 資 産 が 引 き 続 き 保 有 されていた と 考 え 一 定 の 条 件 に 該 当 する 場 合 には 譲 渡 が 無 かったものとして 課 税 の 繰 延 が 行 なわれ ます (1) 適 用 要 件 1 以 下 のいずれかの 区 分 に 該 当 する 固 定 資 産 を 同 じ 区 分 の 固 定 資 産 と 交 換 すること * 土 地 ( 借 地 権 を 含 みます) * 建 物 ( 附 属 する 設 備 や 構 築 物 を 含 みます) * 機 械 装 置 等 2 交 換 により 譲 渡 した 資 産 は 1 年 以 上 所 有 したものであること 3 交 換 により 取 得 した 資 産 は 相 手 が 1 年 以 上 所 有 していたものであり かつ 交 換 のた めに 取 得 したものでないこと 4 交 換 により 取 得 した 資 産 を 譲 渡 した 資 産 の 譲 渡 直 前 の 用 途 と 同 一 の 用 途 に 供 すること ( 注 1) 5 交 換 により 取 得 した 資 産 の 時 価 と 譲 渡 した 資 産 の 時 価 との 差 額 が これらの 時 価 のう ちいずれか 多 きい 方 の 時 価 の 20% 以 下 であること 注 1: 同 一 の 用 途 の 判 定 は 資 産 の 種 類 に 応 じて 以 下 の 区 分 の 用 途 となります 資 産 の 種 類 用 途 区 分 土 地 宅 地 田 畑 鉱 泉 地 池 沼 山 林 牧 場 又 は 原 野 その 他 建 物 居 住 用 店 舗 又 は 事 務 所 用 工 場 用 倉 庫 用 その 他 用 (2) 譲 渡 所 得 の 計 算 A = B( 等 価 交 換 ) A < B( 交 換 差 金 等 を A > B( 交 換 差 金 等 を 交 付 ) 取 得 ) 譲 渡 所 得 所 得 の 発 生 無 し 所 得 の 発 生 無 し C - D X {C (B + C)} 交 換 取 得 資 産 の 取 得 D + E D + C + E D X {B (B + C)} 価 額 +E A: 交 換 譲 渡 資 産 の 時 価 B: 交 換 取 得 資 産 の 時 価 C: 交 換 差 金 等 D: 交 換 譲 渡 資 産 の 取 得 費 譲 渡 費 用 E: 取 得 経 費 滝 澤 会 計 事 務 所 27

28 * この 特 例 を 受 けた 場 合 の 交 換 取 得 資 産 は 交 換 譲 渡 資 産 を 取 得 した 時 から 引 き 続 き 所 有 していたものとみなされます( 取 得 時 期 の 引 継 ) * 交 換 の 為 に 要 した 費 用 の 額 は それぞれに 区 分 しますが いずれの 費 用 か 明 らかで 無 い ものは その 費 用 の 50%ずつをそれぞれの 費 用 とします * 土 地 付 建 物 と 土 地 付 建 物 とを 交 換 した 場 合 には 土 地 は 土 地 と 建 物 は 建 物 とそれぞれ と 交 換 したものとします それぞれの 時 価 が 異 なっているときは それぞれの 時 価 の 差 額 は 交 換 差 金 等 に 該 当 します 不 動 産 ( 土 地 建 物 )の 譲 渡 時 に 取 得 費 が 不 明 な 場 合 の 取 扱 い マイホーム 等 の 不 動 産 の 購 入 金 額 は 高 額 でもあり 購 入 時 の 関 係 書 類 ( 売 買 契 約 書 出 金 記 録 等 )は 保 管 されているケースが 多 いと 思 いますので その 物 件 の 譲 渡 時 に 譲 渡 損 益 の 計 算 の 基 礎 となる 取 得 費 の 確 認 には 困 らないことでしょう しかしながら 数 十 年 前 の 過 去 の 物 件 等 で 取 得 費 を 確 認 する 書 類 が 無 い 場 合 もある 話 です この 様 に 取 得 費 が 不 明 な 場 合 の 一 般 的 な 対 応 方 法 をご 紹 介 します 譲 渡 損 益 の 算 式 は 譲 渡 価 額 - ( 取 得 費 + 譲 渡 費 用 )となります 取 得 費 の 把 握 方 法 : (1) 通 常 購 入 時 の 売 買 契 約 書 通 帳 の 記 録 領 収 書 等 の 関 係 書 類 なお 平 成 元 年 4 月 1 日 より 消 費 税 が 建 物 価 格 に 課 せられるようになりましたので 契 約 書 に 消 費 税 額 が 記 載 されていれば 逆 算 して 建 物 の 取 得 価 額 を 算 定 することができます (2) 概 算 取 得 費 譲 渡 価 額 ( 売 却 金 額 )の 5% (3) その 他 例 外 1 土 地 の 取 得 価 額 : 市 街 地 価 格 指 数 から 算 定 財 団 法 人 日 本 不 動 産 研 究 所 が 年 2 回 調 査 して 公 表 しています 市 街 地 価 格 指 数 の 統 計 で 1990 年 3 月 末 を 100 とする 指 数 になっています 売 却 金 額 から 購 入 時 と 売 却 時 の 各 価 格 指 数 を 使 用 して 取 得 価 額 を 逆 算 して 求 めます 2 建 物 の 取 得 価 額 : 建 物 の 標 準 的 な 建 築 価 額 表 ( 国 税 庁 ) 着 工 建 築 構 造 別 単 価 ( 財 団 法 人 建 設 物 価 調 査 会 )から 算 定 構 造 と 建 築 年 によって 1 平 方 メートル 当 たりの 建 築 単 価 をベースに 建 物 の 取 得 価 額 を 算 定 して 売 却 時 までの 減 価 償 却 費 額 を 求 めそれを 控 除 することで 取 得 費 を 算 出 します 土 地 建 物 の 一 括 売 買 でそれぞれの 譲 渡 価 額 が 区 分 されていない 場 合 等 路 線 価 を 基 礎 に 各 譲 渡 価 額 を 算 定 する 方 法 が 考 えられます 路 線 価 から 売 却 土 地 の 相 続 税 評 価 額 を 計 算 し これに 0.8 で 割 戻 すと 土 地 の 売 却 金 額 ( 時 価 )が 求 められ 一 括 売 却 代 金 からそれを 控 除 することで 建 物 の 売 却 金 額 が 算 出 できます これは 時 価 ( 公 示 価 額 )を 10 とすると 相 続 税 評 価 額 の 路 線 価 は8 固 定 資 産 税 評 価 額 は 7 という 関 係 を 利 用 するもので 滝 澤 会 計 事 務 所 28

29 す (ニ) 借 地 権 設 定 と 経 済 的 利 益 借 地 権 又 は 地 役 権 の 設 定 したことに 伴 い 通 常 の 場 合 の 金 銭 貸 付 の 条 件 よりも 特 に 有 利 な 条 件 での 金 銭 貸 付 を 受 けたり その 他 特 別 の 経 済 的 利 益 を 受 ける 場 合 には その 経 済 的 な 利 益 額 を 権 利 金 等 の 金 額 に 加 算 した 上 で その 加 算 後 の 金 額 がその 土 地 の 価 額 の 2 分 の 1 を 超 える 場 合 には 土 地 譲 渡 と 同 様 に 譲 渡 所 得 扱 いとなります( 所 令 80 条 ) その 場 合 の 経 済 的 利 益 の 計 算 は 以 下 のようになります 貸 付 等 を 受 けた 金 額 - ( 貸 付 等 を 受 けた 金 額 X 複 利 現 価 率 ) = 特 別 の 経 済 的 利 益 額 複 利 現 価 率 とは 財 産 評 価 基 本 通 達 4-4 に 定 める 基 準 年 利 率 の 10 分 の 5 に 相 当 する 利 率 に 基 づく 複 利 による 現 価 率 をいいます その 場 合 の 期 間 は 貸 付 等 の 期 間 であり 1 年 未 満 は 切 捨 てとなります( 所 基 通 33-14) 2 株 式 等 の 譲 渡 有 価 証 券 のうち 株 式 の 譲 渡 に 関 して 示 します 株 式 の 譲 渡 は 譲 渡 益 に 対 して 申 告 分 離 課 税 が 基 本 ですが 一 定 の 条 件 下 では 申 告 不 要 の 特 例 ( 源 泉 徴 収 の 選 択 )もあります 株 式 以 外 の 有 価 証 券 の 譲 渡 の 中 で ゼロクーポン 債 は 総 合 課 税 ( 譲 渡 所 得 ) 金 融 商 品 取 引 法 に 規 定 する 先 物 取 引 により 譲 渡 される 株 式 等 は 総 合 課 税 ( 事 業 所 得 又 は 雑 所 得 ) 実 質 的 に 短 期 保 有 の 土 地 等 とみなされる 一 定 の 株 式 等 は 分 離 課 税 ( 短 期 譲 渡 所 得 )となっています 又 営 利 を 目 的 として 継 続 的 に 行 なう 株 式 等 の 譲 渡 による 所 得 は 事 業 所 得 又 は 雑 所 得 となり これ 以 外 のものが 譲 渡 所 得 となります 株 式 等 の 譲 渡 所 得 を 要 約 すると 以 下 のようになっています 株 式 等 の 譲 渡 国 内 金 融 商 品 取 引 業 者 経 由 そ の 他 特 定 口 座 一 般 口 座 外 国 株 源 泉 徴 収 選 択 源 泉 徴 収 無 し 相 対 取 引 等 上 場 株 式 等 の 譲 渡 ( 益 のケース) 20%( 所 得 15% 住 民 5%) 確 定 申 告 不 要 の 特 例 OK X X X 確 定 申 告 ( 申 告 分 離 課 税 ): 選 択 可 譲 渡 益 : 上 場 株 式 等 の 譲 渡 の 税 率 20%( 内 住 民 20%( 内 住 民 20%( 内 5%) 5%) 住 民 5%) 非 上 場 株 式 等 の 譲 渡 の 税 率 20%( 所 得 15% 滝 澤 会 計 事 務 所 29

30 住 民 5%) 譲 渡 損 失 : 全 株 式 間 取 引 での 損 益 通 算 OK OK OK OK 申 告 分 離 課 税 を 選 択 した 上 場 OK OK OK X 株 式 等 に 係 る 配 当 所 得 との 損 益 通 算 翌 年 以 後 3 年 間 繰 越 控 除 OK OK OK X ( 非 上 場 株 式 等 の 譲 渡 損 失 部 分 は 不 可 ) 上 場 株 式 等 の 譲 渡 とは 譲 渡 とは 国 内 の 金 融 商 品 取 引 業 者 経 由 で 無 ければな りませんので 上 場 されている 外 国 株 を 国 外 取 引 業 者 経 由 のものは 含 まれません( 非 上 場 株 と 同 じ 扱 いとなりま す) 但 し 信 託 会 社 の 国 内 営 業 所 等 経 由 で 信 託 されて いる 上 場 株 式 等 の 譲 渡 を 国 外 取 引 業 者 への 売 委 託 等 は 含 まれます 少 額 上 場 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 及 び 配 当 所 得 について 非 課 税 措 軽 減 税 率 の 廃 止 後 の 2014 年 1 月 1 日 から 一 定 の 少 額 上 場 株 式 等 に 対 して 非 課 税 措 置 が 導 入 となります 置 の 導 入 ( 注 1) 注 1: 非 課 税 口 座 内 の 少 額 上 場 株 式 等 に 係 る 配 当 所 得 及 び 譲 渡 所 得 等 の 非 課 税 措 置 の 概 要 ( 日 本 版 ISA; NISA) 居 住 者 等 が 非 課 税 口 座 を 開 設 した 年 の 1 月 1 日 以 後 投 資 可 能 期 間 になされた 一 定 の 適 用 要 件 を 満 たす 少 額 上 場 株 式 等 からの 配 当 等 及 び 譲 渡 益 等 に 対 しては 非 課 税 とされるも のです この 適 用 は 2014 年 1 月 からとなっています 項 目 内 容 非 課 税 対 象 金 融 商 品 取 引 業 者 等 で 開 設 した 非 課 税 口 座 内 の 上 場 株 式 等 に 係 る 配 当 及 び 譲 渡 益 非 課 税 口 座 投 資 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 し その 年 の 1 月 1 日 現 在 で 満 20 歳 以 上 の 居 可 能 期 間 住 者 等 が 非 課 税 口 座 開 設 届 出 書 に 非 課 税 口 座 開 設 確 認 書 を 添 付 して 2014 年 から 2023 年 までの 各 年 に 開 設 された 口 座 但 し 1 人 につき 1 口 座 非 課 税 投 資 額 毎 年 新 規 投 資 額 で 上 限 100 万 円 ( 未 使 用 枠 の 翌 年 以 降 の 繰 越 不 可 ) 5 年 間 に 毎 年 上 限 100 万 円 の 投 資 ならば 総 計 500 万 円 までは 可 能 滝 澤 会 計 事 務 所 30

31 非 課 税 期 間 導 入 時 期 非 課 税 適 用 確 認 書 の 申 請 手 続 非 課 税 口 座 開 設 の 年 から 5 年 間 で その 終 了 後 でも 100 万 円 までなら 再 び 5 年 間 は 非 課 税 として 繰 越 可 能 途 中 売 却 は 自 由 であるが 売 却 部 分 の 枠 の 再 利 用 不 可 商 品 の 入 れ 替 えも 不 可 本 則 税 率 20%が 適 用 となる 2014 年 1 月 からの 少 額 上 場 株 式 等 に 係 る 配 当 所 得 及 び 譲 渡 所 得 交 付 申 請 書 に 非 課 税 管 理 勘 定 の 設 定 期 間 区 分 に 応 じた 基 準 日 現 在 の (1 月 1 日 現 在 )における 住 所 地 を 証 する 住 民 票 の 写 し 等 を 添 付 して 最 初 に 非 課 税 口 座 を 開 設 しようとする 年 の 前 年 10 月 1 日 からその 開 設 年 の 9 月 30 日 までの 間 に 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 提 出 します 当 該 金 融 商 品 取 引 業 者 等 は 速 やかに 交 付 申 請 書 に 記 載 された 事 項 を 所 轄 税 務 署 に 提 出 します 税 務 署 は 今 回 の 申 請 が 初 めてか 否 かの 確 認 をします(2 重 申 請 は 不 可 となり 交 付 されない 旨 の 書 面 が 出 される) 初 回 の 提 出 である ことが 確 認 された 場 合 には 次 の 区 分 に 応 じた 確 認 書 が 金 融 商 品 取 引 業 者 等 を 経 由 して 申 請 者 に 交 付 されます 1 申 請 提 出 が 開 設 予 定 の 年 の 前 年 10 月 1 日 から 12 月 31 日 までにな されたものである 場 合 翌 年 以 降 の 各 年 分 の 非 課 税 適 用 確 認 書 を 交 付 2 申 請 提 出 が 開 設 予 定 の 年 の 1 月 1 日 から 9 月 30 日 までになされた ものである 場 合 その 年 以 降 の 各 年 分 の 非 課 税 適 用 確 認 書 を 交 付 注 : 金 融 商 品 取 引 業 者 等 は 年 間 の 非 課 税 適 用 の 金 額 や 投 資 金 額 残 高 等 を 記 載 した 報 告 書 を 所 轄 税 務 署 に 翌 年 1 月 31 日 までに 提 出 すること になっています NISA( 少 額 投 資 非 課 税 制 度 ) 口 座 の 開 設 等 の 見 直 し( 平 成 27 年 1 月 1 日 以 後 の 変 更 又 は 廃 止 に 適 用 ) 項 目 改 正 前 改 正 後 (1)NISA 口 座 開 設 金 融 機 関 の 変 更 同 一 の 勘 定 設 定 期 間 内 では 開 設 金 融 機 関 の 変 更 不 可 ( 同 じ 金 融 機 関 で 4 年 間 投 資 継 続 する 必 要 有 り) 勘 定 設 定 期 間 とは H26 年 ~29 年 H30 年 ~33 年 及 び 勘 定 設 定 期 間 にかかわらず 毎 年 異 なる 金 融 機 関 を 選 択 し 非 課 税 の 投 資 口 座 を 開 設 可 能 となりました 変 更 する 場 合 には その 変 更 年 に NISA 口 座 内 に 上 場 株 式 等 が 存 在 して いない 場 合 のみ 可 H34~35 年 の 各 期 間 (2) 口 座 廃 止 後 の 再 開 設 一 旦 開 設 口 座 を 廃 止 した 場 合 には 同 一 の 勘 定 設 定 期 間 中 では 口 座 を 再 開 設 は 不 可 一 度 開 設 した 口 座 を 廃 止 した 場 合 で も 翌 年 以 降 に 口 座 の 再 開 設 は 可 能 となりました 滝 澤 会 計 事 務 所 31

32 金 融 証 券 税 制 ( 平 成 25 年 税 制 改 正 ) 改 正 の 適 用 開 始 時 期 は 一 部 を 除 き 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 の 取 引 から 適 用 となります 税 率 20%とは 所 得 税 ( 国 税 )15%と 住 民 税 ( 地 方 税 )5%の 合 計 です なお 平 成 25 年 1 月 1 日 から 25 年 間 は 復 興 特 別 所 得 税 として 所 得 税 の 2.1%が 加 算 されることになりますので 国 税 としては %の 税 率 となります 改 正 項 目 現 行 改 正 特 定 公 社 債 等 ( 特 定 20% 源 泉 分 離 課 税 * 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 申 告 分 離 課 公 社 債 公 募 公 社 ( 所 得 税 15% 住 民 税 但 し 源 泉 徴 収 されるべき 利 子 等 で 支 債 投 資 信 託 の 受 益 権 証 券 投 資 信 託 以 外 の 公 募 投 資 信 託 の 受 益 権 及 び 特 定 目 的 信 託 の 社 債 的 受 益 権 で 公 募 の もの)の 利 子 所 得 課 税 税 5%) 払 調 書 提 出 の 対 象 外 のものは 申 告 分 離 課 税 の 対 象 外 * 居 住 者 等 で 源 泉 徴 収 された 特 定 公 社 債 等 の 利 子 等 については 申 告 不 要 の 選 択 も 可 * 居 住 者 等 が 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となる 国 外 公 社 債 等 の 利 子 等 の 受 給 時 に 外 国 所 得 税 が 課 された 場 合 には その 税 額 の 控 除 後 の 金 額 に 対 して 税 率 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%) による 源 泉 徴 収 ( 内 国 法 人 の 場 合 には 所 得 税 の 15%のみ)を 行 う 特 定 公 社 債 等 の 譲 渡 所 得 課 税 非 課 税 * 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 申 告 分 離 課 税 * 償 還 又 は 一 部 解 約 等 に 伴 うものも 同 じく 申 告 分 離 課 税 の 取 扱 いとなり 譲 渡 損 失 は 同 種 の 譲 渡 所 得 との 通 算 ( 相 殺 )は 可 能 一 般 公 社 債 等 ( 特 定 20% 源 泉 分 離 課 税 20% 源 泉 分 離 課 税 の 継 続 但 し 同 族 会 社 公 社 債 以 外 の 公 社 債 私 募 公 社 債 投 が 発 行 した 社 債 の 利 子 でその 同 族 会 社 の 役 員 等 が 支 払 を 受 けるものは 総 合 課 税 の 対 象 資 信 託 の 受 益 権 証 券 投 資 信 託 以 外 の 私 募 投 資 信 託 の 受 益 権 及 び 特 定 目 的 信 託 の 社 債 的 受 益 権 で 私 募 のもの) の 利 子 所 得 課 税 一 般 公 社 債 等 の 譲 非 課 税 * 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 申 告 分 離 課 滝 澤 会 計 事 務 所 32

33 渡 所 得 課 税 税 * 償 還 又 は 一 部 解 約 等 に 伴 うものも 同 じく 申 告 分 離 課 税 の 取 扱 い 但 し 同 族 会 社 が 発 行 した 社 債 の 償 還 金 でその 同 族 会 社 の 役 員 等 が 支 払 を 受 けるものは 総 合 課 税 の 対 象 割 引 債 の 償 還 差 益 及 び 譲 渡 所 得 課 税 発 行 時 に 償 還 差 益 に 対 し 18% 源 泉 分 離 課 税 譲 渡 所 得 は 非 課 税 * 割 引 債 の 償 還 差 益 及 び 譲 渡 所 得 も 譲 渡 所 得 等 として 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 申 告 分 離 課 税 但 し 平 成 27 年 12 月 31 日 以 前 に 発 行 された 割 引 債 は 償 還 差 益 に 係 る 18% 源 泉 分 離 課 税 を 維 持 し 譲 渡 所 得 は 非 課 税 * 割 引 債 の 償 還 差 益 に 対 して 源 泉 徴 収 が 行 な われる 又 無 記 名 割 引 債 の 償 還 金 に 対 し て 支 払 調 書 の 要 提 出 となりました 特 定 公 社 債 等 の 利 子 所 得 及 び 譲 渡 所 得 の 損 益 通 算 並 び に 繰 越 控 除 の 特 例 - * 上 場 株 式 等 の 譲 渡 損 失 及 び 配 当 所 得 の 損 益 通 算 の 特 例 対 象 に 加 える * その 年 に 損 益 通 算 しても 控 除 しきれない 金 額 は 翌 年 以 後 3 年 間 の 繰 越 控 除 が 可 能 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 に 分 離 課 税 の 改 組 株 式 等 内 の 区 別 なく 合 算 での 分 離 課 税 可 分 離 課 税 が 上 場 株 式 等 と 非 上 場 株 式 等 とに 区 分 され 次 の 様 に 別 々の 分 離 課 税 制 度 とな る 1 特 定 公 社 債 等 及 び 上 場 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 分 離 課 税 2 一 般 公 社 債 等 及 び 非 上 場 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 分 離 課 税 従 って 従 来 の 両 者 間 での 損 益 通 算 が 出 来 な くなります 上 場 株 式 等 の 配 当 等 及 び 譲 渡 所 得 等 に 係 る 10% 軽 減 税 率 の 廃 止 10% 軽 減 税 率 ( 所 得 税 7% 住 民 税 3%) 平 成 25 年 12 月 31 日 を 以 て 10% 軽 減 税 率 を 廃 止 し 平 成 26 年 1 月 1 日 より 本 則 税 率 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)に 戻 る 滝 澤 会 計 事 務 所 33

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等 8 資 料 ( 1 ) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) ( 2 ) 最 近 の 主 な 制 改 正 一 覧 (1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し

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