第1回吉里吉里地域復興まちづくり懇談会

Size: px

Start display at page:

Download "第1回吉里吉里地域復興まちづくり懇談会"

ふさこかがんじ
7 years ago
Views:

1 吉里吉里地域復興協議会第 7 回吉里吉里地域復興まちづくり懇談会平成 26 年月 4 日吉里吉里地域復興協議会大槌町復興局都市整備課

2 目次. 防災集団移転促進事業 2. 震災復興土地区画整理事業 3. 盛土造成工事について

3 １防災集団移転促進事業１ｰ１位置図二次募集対象団地Ｆ吉祥寺下Ｅ四丁目線路沿い東Ｂ四丁目線路沿い西Ｄらふたぁ下Ａ四丁目倉本稲荷付近Ｃ二丁目入口跨線橋東

4 二次募集申込結果 2 数字は画地ごとの応募者数 2

5 二次募集申込結果数字は画地ごとの応募者数 3

6 二次募集申込結果 0 0 数字は画地ごとの応募者数 4

7 二次募集申込結果 0 数字は画地ごとの応募者数 5

8 ー2 二次募集結果団地名画地数申し込み結果決定済募集数応募者応募なし A 四丁目倉本稲荷付近ー C 二丁目入口 9 跨線橋東 D らふたぁ下浪板地区縦貫道上団地合計応募が競合したA-3 画地は平成 26 年月 23 日 ( 日 )に大槌町役場内で抽選会を行います今回応募が無かった画地については平成 26 年月 25 日 ( 月 ) から随時募集を行います 6 6

9 ー3 今後のスケジュール A 団地 E 団地 F 団地 B 団地 C 団地 D 団地吉里吉里地区防災集団移転促進事業 7

10 １ｰ４宅地引渡時期Ｆ吉祥寺下Ｅ四丁目線路沿い東平成27年4月Ｂ四丁目線路沿い西平成27年4月Ｄらふたぁ下Ｄ１平成27年月Ｄ２平成28年 4月Ａ四丁目倉本稲荷付近平成27年4月Ｃ二丁目入口跨線橋東平成27年2月 8

11 -5 移転元の買収自宅再建の時期に関わらず早期の買取希望がある場合は売買契約を行っています買収希望 70,26m2 契約済 52,988m2 契約率 75.4% H26 年月 3 日現在 9

12 2. 震災復興土地区画整理事業 2- 用地の買収減歩のみでは不足する公共用地に必要な面積についてはほぼ計画面積を確保できる見込みです必要面積約 26,000m2 買取同意書 ( 見込 ) 約 26,000m2 買取契約済み 25,050m2 96.3% H26 年月 3 日現在 0

13 2-2 事業計画変更について変更前

14 変更後 63 号公園の見直し ( 位置面積拡大 ) 7 歩行者専用道路の廃止 8 緑地の新設位置の変更 5 区画道路の線形見直し 4 歩行者専用道路の新設 3 緑地の新設 3 盛土増加 0,000m3 2 歩行者専用道路の廃止区画道路の見直し 92 号公園の見直し ( 位置面積縮小 ) 0 国道 45 号の線形見直し区画道路の見直し 0 国道 45 号の線形見直し 2 緑地の新設 2

15 2-3 施工展開施工期間平成 26 年 2 月 ~ 平成 27 年 2 月 Aブロック盛土 Bブロック B2ブロック Cブロック B3ブロック C2ブロック工事用道路 3

16 施工期間平成 27 年 3 月 ~ 平成 27 年 5 月 Aブロック沈下対策期間 Bブロック盛土 4

17 施工期間平成 27 年 6 月 ~ 平成 27 年月平成 27 年 2 月 ~ 住宅着工可能時期 Aブロックインフラ整備工事用道路 Bブロック沈下対策期間 B2 3ブロック盛土 C 2ブロック盛土 5

18 施工期間平成 28 年 4 月 ~ 平成 28 年 7 月平成 28 年 6 月 ~8 月住宅着工可能時期 Aブロック住宅着工 B 2ブロックインフラ整理 Cブロックインフラ整備 B3 C2ブロック沈下対策期間国道工事等 6

19 施工期間平成 29 年 4 月 ~ 平成 29 年 7 月平成 29 年 8 月 ~ 住宅着工可能時期 Aブロック住宅着工 B 2ブロック住宅着工 Cブロック住宅着工 B3 C2ブロックインフラ整備工事用道路 7

20 2-4 スケジュール震災復興土地区画整理事業 8

21 3. 盛土造成工事について. 盛土造成宅地の断面構成盛土造成宅地は岩ズリとまさ土の混合土を盛土材として使用します岩ズリとまさ土を混合することにより締固め状態が良くなることからより安定した盛土となります盛土高岩ズリとまさ土の混合土土質試験の結果から岩ズリとまさ土の割合は5:5としています現地盤岩ズリ区画整理地では盛土造成宅地の一番下は岩ズリを単独で使用します岩ズリは宅地盛土の基盤となるとともに排水効果が期待でき盛土内への地下水等の浸入を防止します 9

22 2. 盛土造成宅地の盛土材料程よく細粒分が混合しているまさ土と岩ズリの比率が5: 5と4:6の場合が締まりやすく密度が大きいまさ土と岩ズリの混合比率 5:5の場合が最も粒度分布が良好な状態 ( 細粒子と粗粒子の割合が均等 )となるとともに締まりやすく締固めたときの密度が大きくなることが土質試験で確認されました 20

23 3. 盛土造成宅地の盛土材の混合方法盛土材は以下の手順 ( 方法 )で効率よく混合しますストックヤードにてブルドーザでまさ土と岩ズリを等厚に敷き均す 2ブルドーザで削りながら混合する 3バックホウでダンプに積み込む 4ダンプで区画整理地防集団地まで運搬するまさ土と岩ズリを等厚に敷均す 2ブルドーザで削りながら混合する 3バックホウでダンプに積み込む 4ダンプで区画整理地防集団地まで運搬する 2

24 4. 盛土造成宅地の施工手順 ( 方法 ) ブルドーザにて層 30cmの厚さで敷均した後に振動ローラで適正に締固めを行います敷均し状況敷均し転圧状況ブルドーザーブルドーザブルドーザにて層 30cmの厚さで敷均し 30cm cm cm 300 この作業を繰り返し実施転圧状況締固め状況振動ローラー振動ローラ敷均し後振動ローラで締固め 22

25 5. 盛土造成宅地の余盛の考え方 () 区画整理地では盛土施工時に建物荷重相当分 ( 布基礎形式の2 階建て戸建住宅 ;30kN/m 2 = 約 3t/m2)の余盛とこれらの荷重による沈下量相当分の余盛を行います盛土施工後一定の養生期間を設けて十分沈下が進行したことを確認した後に余盛分の盛土を掘削除去しますこのような手順で宅地造成を行えば宅地完成後に建物を建てても新たな沈下はほとんど発生しないことになります 23

26 5. 盛土造成宅地の余盛の考え方 (2) 区画整理地の宅地造成盛土は以下の図に示したような工程で施工する予定です余盛を含めた盛土全体の荷重による沈下がほぼ終了した段階で余盛部分を掘削除去して宅地を完成させれば住宅建設後の沈下がほとんど発生しないことになります 24

27 6. 盛土造成宅地の安定性 () 吉里吉里地区の区画整理地では円弧すべり破壊に対して基準を満足しないことが確認されたことから国道 45 号の盛土のり面下の地盤を改良 (セメント系固結工法 )することにより常時と地震時の安定性を確保し安全な盛土を行います地盤改良後の安全率常時 ; Fs=.25 以上 OK( 安全である) 地震時 ; Fs=.00 以上 OK( 安全である) 25

28 6. 盛土造成宅地の安定性 (2) 吉里吉里地区の区画整理地では平面図に示した範囲の国道 45 号の盛土のり面下の地盤を改良 (セメント系固結工法 )することにより常時及び地震時の盛土の安定性を確保します 26

29 6. 盛土造成宅地の安定性 (3) 吉里吉里地区の区画整理地地盤改良は以下に示す地盤改良専用の特殊な機械を用いて行います浅層中層混合処理工法本工法はトレンチャーと呼ばれる機械により改良材 ( 固化材 )とやわらかい地盤を撹拌混合してかたい安定した地盤を作るというものです )パワーブレンダー工法協会 HPより引用 27

30 7. 盛土造成宅地の品質管理 () ) 盛土の品質管理は土を盛った状態で必要な強度を確保することを目的としています 2) 盛土の品質を満足するための管理基準は下記のとおりです締固め度 ( 密度 ) 87% 以上 (RI 測定器 ) 地盤支持力 30kN/ m2 ( 約 3t/m2) 以上 3)その他材料のバラツキを管理するために最大粒径と粒度分布を管理します < 用語の説明 > 締固め度 :その材料が最も締った状態で得られる最大の密度と現場で測定された密度との比率地盤支持力 : 建物を支えられるだけの地盤の耐力布基礎形式で2 階建て戸建住宅の荷重に相当する 30kN/ m2 ( 約 3t/m2) 以上で管理します RI 測定器 : 締固め度を管理するための専用測定器ラジオアイソトープ( 放射線 )を利用して簡単に密度が測定できる密度測定器です 28

31 7. 盛土造成宅地の品質管理 (2) 宅地の品質を確保するため以下の検査を実施します 30cmごとの敷均し締固めの都度密度検査 (87% 以上 )を実施出来上がった宅地は地盤支持力検査 ( 30kN/ m2 = 約 3t/m2) 以上を実施密度検査の機器支持力検査の機器締固め状況品質管理状況 29

32 8. 盛土造成宅地の性能盛土にあたっては地盤支持力の平均で30kN/m 2 ( 約 3t/m2) 以上が確保できることを目標に盛土の品質管理を行いますがこれは一般的な木造二階建住宅が地盤補強なしに通常の布基礎で建築できることを参考にしたものです実際の住宅建築工事においては建築士が地盤補強を含めて設計を行うことが通常です住宅建築の際には家屋基礎形状などについて建築士建築専門業者と別途ご相談ください 30

33 工事実施上の前回課題と現在状況施工業者等の確保 2 土の確保 3 工事調整現在状況工事業者とは既に契約済みですが十分な作業員の確保に努めています特殊素材 ( 工場製作のプレキャスト擁壁等 )の調達に遅れが生じないよう調整しています現在状況仮置き場は確保しました町全体の盛土調整計画と整合を図りながら安定的な受け入れを調整しています現在状況支障物件の移設等工程の見直しを図っています 3

34 吉里吉里地域復興協議会大槌町復興局都市整備課

<93798D488E7B8D488AC7979D977697CC5F323730375F96DA8E9F2E786264>

<93798D488E7B8D488AC7979D977697CC5F323730375F96DA8E9F2E786264> 土工施工管理要領平成 27 年 7 月東日本高速道路株式会社中日本高速道路株式会社西日本高速道路株式会社目次 Ⅰ. 総則... 1-1 1. 適用... 1-1 2. 構成... 1-1 3. 施工管理の意義... 1-1 4. 施工管理試験の基本事項... 1-2 4-1

第1回吉里吉里地域 復興まちづくり懇談会

第1回吉里吉里地域復興まちづくり懇談会