描 く 材 料 としては, 第 1 学 年 では,クレパスやカラーペン, 共 用 の 絵 の 具 を 使 って 絵 を 描 く 活 動 に 取 り 組 み, 第 2 学 年 までには, 段 ボールやクラフト 紙, 折 り 紙 など, いろいろな 紙 を 使 って 絵 をかく 活 動 に 取 り 組
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- やすはる さわい
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1 第 3 学 年 図 画 工 作 科 学 習 指 導 案 平 成 18 年 6 月 30 日 ( 金 曜 日 ) 第 5 時 限 ( 図 工 室 ) 指 導 者 近 藤 仁 巳 1 題 材 2 題 材 について () 1 題 材 の 意 義 Stained Glass Stained Glass は 英 語 で, 発 音 がそのまま 日 本 語 ステンドグラス として 定 着 して いる 英 語 のつづりを 見 ると, "ed" が 付 いており, stain された glass ということがわ かる stain には, 汚 すとか,しみを 付 けるといった 意 味 があり,そこから, 着 色 す る, 染 色 するといった 意 味 ももつようになったようである つまり,ステンドグラス の 本 来 の 意 味 は, 後 から 色 や 絵 付 けされたガラスということになる 日 本 では,ステ ンドグラスと 聞 くと, 縁 取 りされた 色 ガラスで 構 成 された, 幾 何 学 模 様 の 窓 を 思 い 浮 かべる 方 が 多 いようであるが, 本 題 材 に 取 り 組 むことを 通 して, 児 童 は, 英 語 のつづ りから 英 語 圏 の 人 々が 抱 く Stained Glass のイメージに 思 いを 巡 らせることになる ゴシック 様 式 の 教 会 堂 の 窓 に 飾 られ, 太 陽 の 光 を 透 過 して,それが 絵 画 として 浮 か び 上 がる 美 しい 作 品 群 には 人 物 が 多 く 描 かれている 羽 があったり, 光 背 が 付 けられ たりしているほか, 衣 服 にも, 様 々な 色 を 着 けて 鮮 やかに 仕 上 げられている これら は, 美 しい 翼 をもって 自 由 に 大 空 にはばたきたいという 当 時 の 人 々の 願 いや, 天 使 や 天 国 へのあこがれといった 思 いが 込 められている 本 題 材 による 活 動 は, 児 童 が,ス テンドグラスの 図 案 の 意 味 に 気 付 いたり, 当 時 の 人 々の 思 いにふれ, 異 文 化 を 強 く 感 じ 取 りながら 作 品 づくりに 取 り 組 む 機 会 となる 現 代 では, 日 本 においても, 花 や 幾 何 学 模 様 を 図 案 化 したものや, 身 近 なかわいい 動 物 を 描 いたステンドグラスが, 窓 やランプシェードなどとして 人 々の 生 活 に 取 り 入 れられている ステンドグラスのバリエーションに 気 付 いた 児 童 は, 自 分 にもできそ うだ,つくってみたいな,といった 製 作 への 意 欲 が 高 まり, 大 好 きなカブトムシに しよう ずっと 育 てているメダカにしよう といった 愛 着 のある 生 きものを 選 んだ り, 空 を 自 由 に 飛 べるツバメはどうかな 速 く 泳 げるイルカにしようかな のよ うに, 願 いを 作 品 に 込 めながら 発 想 を 広 げていく 本 題 材 は, 異 文 化 にふれ, 思 い 巡 らせると 同 時 に,それを 発 想 の 手 がかりとして, 自 分 の 思 いを 具 体 的 な 形 や 色 に 表 し ながら 作 品 づくりに 取 り 組 む 点 で 意 義 がある () 2 系 統 的 に 見 た 位 置 題 材 は, 太 陽 の 光 を 通 して 絵 が 浮 かび 上 がる 作 品 をつくる 活 動 であり, 絵 に 表 す という 領 域 に 属 している クレパスや 絵 の 具 といった 描 画 材 ではなく, 光 を 透 過 する という 特 性 をもつカラーセロハンを 主 材 料 として 活 用 することから, 材 料 を 生 かした 絵 遊 び 的 な 表 現 が 期 待 される 題 材 である - 1 -
2 描 く 材 料 としては, 第 1 学 年 では,クレパスやカラーペン, 共 用 の 絵 の 具 を 使 って 絵 を 描 く 活 動 に 取 り 組 み, 第 2 学 年 までには, 段 ボールやクラフト 紙, 折 り 紙 など, いろいろな 紙 を 使 って 絵 をかく 活 動 に 取 り 組 んできている 第 3 学 年 での,カラーセ ロハンを 使 った 作 品 づくりの 活 動 は, 第 4 学 年 では,アルミニウムはくを 使 ってキラ キラ 光 る 絵 を 描 く 活 動 や, 第 5 学 年 以 降, 砂 や 針 金 といったさまざまな 材 料 を 活 用 し た 作 品 づくりへとつながっていく また, 光 を 透 過 させたり 反 射 させたりして, 光 ることをテーマとした 活 動 としては, 第 2 学 年 において, 段 ボールの 板 に 三 角 や 四 角 のあなをあけ,そこにカラーセロハン をはって 太 陽 光 を 透 過 させ, 地 面 にいろいろな 色 の 光 を 映 して 楽 しむ 造 形 遊 びが 教 科 書 に 紹 介 されている 第 3 学 年 でのカラーセロハンを 生 かした 活 動 は, 第 4 学 年 の, アルミニウムはくにカラーセロハンをはり,いろいろな 色 の 光 を 反 射 させて 壁 や 天 井 に 模 様 を 映 し 出 して 楽 しむ 造 形 遊 びとも 関 連 した 題 材 である そして, 第 5 学 年 以 降 の,ブラックライトで 作 品 を 照 らして 空 間 を 幻 想 的 に 輝 かせる 造 形 遊 びや, 針 金 で 組 んだワクにカラーセロハンや 和 紙 をはって 仕 上 げるランプシェードの 製 作 へとつなが っていく () 3 題 材 と 児 童 との 関 係 本 学 級 の 児 童 は,クレパスや 色 紙 を 使 って, 描 いたり, 着 色 したりする 活 動 に 取 り 組 んできているが,カラーセロハンで 色 を 付 ける 経 験 は 少 ない また, 画 用 紙 や 色 付 きの 工 作 用 紙 などを,はさみを 使 って 思 い 思 いの 形 に 切 り, 作 品 をつくることを 楽 し んできているが, 授 業 の 中 で,カッターナイフを 使 用 した 経 験 は2 年 生 当 時 に 一 度 だ けであった そこで, 本 題 材 では, 描 いた 下 絵 を,セロハンを 使 って 比 較 的 容 易 に 表 すことができるように, 主 材 料 として, 粘 着 剤 付 きの 透 明 なプラスチックシートを 活 用 することにした カッターナイフの 正 しい 持 ち 方 や, 紙 を 押 さえる 指 の 位 置 など, 安 全 な 使 い 方 についても 伝 えながら, 自 分 なりの 発 想 がプラスチックシートの 上 に 楽 しく 表 現 してほしいと 考 える 3 目 標 ステンドグラスの 美 しさを 感 じたり,それに 込 められた 人 々の 願 いに 気 付 いたりする ことを 通 して, 異 文 化 への 親 しみを 感 じながら,つくりたい 作 品 のイメージを 広 げてい く そして, 英 語 による 説 明 の 大 体 を 理 解 しながら, 光 を 通 す 材 料 を 使 って, 光 の 美 し さを 生 かした 作 品 づくりに 取 り 組 む 英 語 による 語 りかけからイメージを 広 げ,ステンドグラスの 美 しさや, 作 品 に 込 められた 願 いに 関 心 をもち, 表 現 活 動 を 楽 しむ 関 心 意 欲 態 度 自 分 の 思 いに 合 った 形 や 色 になるように, 作 品 の 図 案 を 考 える 発 想 構 想 カッターナイフを 正 しく 使 いながら, 光 によってできる 色 を 効 果 的 に 使 って 表 す 技 能 自 分 の 作 品 のできばえや 友 達 の 表 現 を 見 て, 光 の 美 しさや 発 想 の 面 白 さを 味 わう 鑑 賞 - 2 -
3 4 指 導 計 画 と 評 価 計 画 (7 時 間 完 了 ) 段 階 時 数 指 導 計 画 評 価 規 準 学 習 内 容 内 は 観 点 ( ) 内 は 評 価 方 法 導 1 ステンドグラス ( 教 会 堂 ) の 写 真 資 料, ガラスのコップ, 虫 めがね, カラーセロハン, 入 ワークシート, 世 界 地 図, 参 考 作 品 ( 途 中 経 過 の 作 品 から,ほぼ 完 成 した 作 品 まで) 本 フラッシュカード( Stained Glass pencil pen plastic cellophane ) 時 生 きもののピクチャーカード 1 ステンドグラスの 写 真 を 英 語 での 語 りかけを,ジェスチャーや 写 真, 参 考 例 見 たり, 説 明 を 聞 いたりし などを 注 意 深 く 見 ながら 聞 くことができる ながら,ステンドグラスに 関 心 意 欲 態 度 ( 活 動 観 察 表 情 ) ついて 知 る 外 国 の 教 会 に 見 られるステンドグラスの 美 しさや, そこに 込 められた 人 々の 願 いに 関 心 をもち, 光 を 使 っ た 表 現 に 関 心 をもつことができる 関 心 意 欲 態 度 ( 活 動 観 察 表 情 つぶやき) これからつくっていくステンドグラスの 製 作 の 流 れ の 大 体 を 理 解 できる 関 心 意 欲 態 度 ( 活 動 観 察 表 情 つぶやき) 発 ステンドグラス ( 工 作 ) の 写 真 資 料, ワークシート ( 白, 鉛 筆 がきされたものの2 種 ), 想 鉛 筆,フラッシュカード( purple orange Blue Red Yellow Green Clear ) 2 思 い 思 いに 発 想 を 広 げ, ステンドグラスにこめる 思 いや 願 いをワークシート ステンドグラスに 表 したい の MIND 欄 に 記 述 し, 自 分 なりの 発 想 で 楽 しくアイデ 作 品 のアイデアスケッチを アスケッチに 取 り 組 むことができる する 関 心 意 欲 態 度 発 想 構 想 ( 記 述 内 容 表 情 つぶやき) 2 足 が 速 くなりたいからチーターがいいかな 強 い 体 になりたいから,ライオンにしようかな などと 思 いを 巡 らせながら,ステンドグラスの 下 絵 となる 図 案 を 描 き 上 げることができる 発 想 構 想 ( 記 述 内 容 表 情 つぶやき) 構 3 ワークシート( 白, 鉛 筆 がき,ペンどめされたものの3 種 ), 鉛 筆, 黒 ペン, 色 鉛 筆, 想 透 明 プラスチックシート ( 白 ), フラッシュカード( Black Pen Pencil Paper ) 3 下 絵 を 決 定 し,ペンでと 何 枚 か 描 いたアイデアスケッチの 中 から, 作 品 とし め, 着 色 する て 仕 上 げたいものを 一 つ 選 ぶことができる 発 想 構 想 ( 記 述 内 容 表 情 つぶやき) - 3 -
4 製 4 鉛 筆 で 描 かれた 細 かな 部 分 は, 作 品 として 表 現 する ことが 難 しいことに 気 付 き, 黒 ペンで 線 を 太 くするこ とができる 技 能 ( 活 動 観 察 表 情 ) 白 く 残 された 部 分 に, 自 分 の 思 いに 合 うように 色 を 考 えながら, 色 鉛 筆 で 着 色 することができる 発 想 構 想 ( 記 述 内 容 表 情 つぶやき) ワークシート(ペンどめされ, 着 色 も 済 んでいるもの ), 鉛 筆, 黒 ペン,プラスチック 作 シート( 白,ペンどめされたもの),フラッシュカード( Plastic Pen Pencil ) 鑑 7 4 プラスチックシート( 片 シートに 接 着 されている 紙 に,まず, 鉛 筆 で 下 絵 を 面 に 紙 が 接 着 されている) 写 した 後, 黒 ペンで 線 を 太 くすることができる に,かき 写 す 技 能 ( 活 動 観 察 表 情 ) 5 参 考 作 品 ( 途 中 経 過 の 作 品,ほぼ 完 成 した 作 品 ),カラーセロハン,カッターナイフ, はさみ,フラッシュカード( Scissors Cutter mat Cellophane ) 5 黒 ペンの 線 に 沿 って,カ カッターナイフで 紙 をカットし,はさみを 使 って, ッターナイフで 紙 をカット 同 様 の 大 きさにカラーセロハンを 切 って,シートには 6 し,カラーセロハンをはり り 付 けていくという 一 連 の 手 順 を, 説 明 を 注 意 深 く 聞 付 けながら 着 色 する きながら, 実 演 をよく 見 て 理 解 することができる 関 心 意 欲 態 度 ( 活 動 観 察 表 情 つぶやき) カッターナイフの 正 しい 使 い 方 について, 説 明 を 注 意 深 く 聞 きながら,よく 見 て 理 解 し, 安 全 に 心 掛 けて 作 品 づくりに 取 り 組 むことができる 技 能 ( 活 動 観 察 表 情 ) つくりながら, 途 中 でセロハンの 色 を 変 更 してもよ いことを 知 り, 効 果 的 な 表 現 となるように 考 え, 製 作 することができる 発 想 構 想 技 能 ( 活 動 観 察 表 情 つぶやき) 製 作 途 中 で, 作 品 を 窓 にかざしてできばえを 確 かめ ながら, 作 品 づくりを 楽 しむことができる 発 想 構 想 技 能 ( 活 動 観 察 表 情 つぶやき) 友 達 の 作 品 を 見 て,よいと 思 うところを 取 り 入 れな がら 仕 上 げていくことができる 関 心 意 欲 態 度 技 能 ( 活 動 観 察 表 情 つぶやき) ステンドグラス( 窓 やランプシェードなど)の 写 真 資 料,フラッシュカード( 本 題 材 - 4 -
5 賞 で 使 用 したもの 全 て) 6 互 いの 作 品 を 紹 介 し 合 い 自 分 の 作 品 のできばえや, 友 達 の 作 品 のきれいなと よいところを 認 め 合 う ころ, 面 白 いところなど,よさをいくつも 見 付 けなが ら 楽 しむことができる 鑑 賞 ( 活 動 観 察 表 情 つぶやき 発 言 ) 教 師 の 話 や 写 真 から, 古 くは 外 国 の 教 会 堂 の 窓 に 飾 られたステンドグラスが, 今 では, 自 分 たちの 身 の 回 りにも 数 多 く 見 られ, 生 活 に 溶 け 込 んでいることに 気 付 く 鑑 賞 ( 活 動 観 察 表 情 つぶやき 発 言 ) 5 本 時 の 指 導 () 1 目 標 英 語 による 語 りかけから, 外 国 で 生 まれ, 受 け 継 がれてきたステンドグラスのイ メージを 広 げ,そこに 見 られる 美 しさや 人 々の 願 いに 関 心 をもち, 光 を 使 う 表 現 を 楽 しもうとする 関 心 意 欲 態 度 自 分 の 思 いが, 面 白 い 形 やきれいな 色 になるように 作 品 の 図 案 を 考 える () 2 準 備 発 想 構 想 教 師 ステンドグラス( 教 会 堂 の 窓 図 工 作 品 )の 写 真 資 料,ガラスのコップ, 虫 めがね,カラーセロハン,ワークシート( 白 ), 世 界 地 図 参 考 作 品 ( 途 中 経 過 の 作 品 から,ほぼ 完 成 した 作 品 まで) フラッシュカード( Stained Glass pencil pen plastic cellophane ) 児 童 鉛 筆, 消 しゴム () 3 指 導 過 程 時 間 配 分 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 評 価 の 観 点 と 方 法 10 分 1 ステンドグラスにつ ステンドグラスについての 語 りかけは,その stained(シミを 付 いて 知 る 文 化 に 詳 しい AET が 英 語 で 進 め, 児 童 が, 異 けられた), glass( ガ ()ステンドグラスの 1 文 化 の 薫 りを 感 じ 取 ることを 促 す ラス)という 言 葉 か 写 真 を 見 たり, 説 明 具 体 的 な 資 料 を 多 く 提 示 しながらシンプルな ら,ステンドグラス を 聞 いたりしながら 英 語 で 語 りかけることで, 児 童 がステンドグラ のイメージを 広 げ, ステンドグラスの 意 スの 文 化 的 な 意 味 を 感 じ 取 りやすいようにする ステンドグラスへの 味 や 成 り 立 ちについ 絵 の 具 のシミが 付 いたエプロンや,ガラスの 関 心 をもつことがで て 知 る コップ, 虫 メガネ, 世 界 地 図 などの 具 体 的 な 資 きたか, 表 情 やつぶ 料 を 提 示 し,ステンドグラスという 名 前 の 由 来 やきからとらえる に 気 付 くよう 促 す ステンドグラスの 写 真 をもとに,ステンドグ ステンドグラスの ラスの 図 案 には 翼 を 付 けた 天 使 や, 光 背 を 伴 っ 美 しさや,そこに 込 - 5 -
6 た 英 雄 などが 描 かれていることに 目 を 向 けるよ められた 人 々の 願 い うに 児 童 に 促 し,ステンドグラスの 図 案 には, に 気 付 き, 光 を 使 っ 当 時 の 人 々の 思 いや 願 いが 込 められていること に 気 付 くようにする た 表 現 に 関 心 をもつ ことができたか, 表 情 やつぶやきからと らえる 10 分 ()ステンドグラスを 2 完 成 に 近 い 作 品 例 を 提 示 することで, 例 えば 何 を 描 こうかな つくっていく 活 動 の どんな 発 想 でどんな 生 きものを 描 いたらよいの 何 色 のセロハンを 流 れを 知 る か, どんな 材 料 が 使 われているかなどについて, 使 って 仕 上 げようか 児 童 が 考 えたり 気 付 いたりすることを 促 す な と,これからつ 製 作 の 流 れを 伝 える 時 には,ワークシートに くっていくステンド アイデアスケッチを 描 き 始 めるところからほぼ 完 成 までの, 各 段 階 の 参 考 例 を 用 意 し, 提 示 す ることで, 児 童 が, 見 通 しをもって 活 動 できる ようにする グラスのイメージを 広 げることができた か, 表 情 やつぶやき からとらえる 参 考 作 品 を 窓 にかざして 見 せ,カラーセロハ 太 陽 光 を 通 してき ンによって 光 が 透 過 されてきれいに 見 えること れいに 映 える 作 品 を を 児 童 に 気 付 かせ, 製 作 への 意 欲 を 高 める 見 て, すてきだな 児 童 が 製 作 活 動 の 見 通 しをもてるよう, AET つくってみたいな の 英 語 での 語 りかけに 合 わせて, 担 任 がデモン ストレーションして 見 せるようにする と, 作 品 づくりへの 意 欲 をもつことがで きたか, 表 情 やつぶ やきからとらえる 20 分 2 思 い 思 いに 発 想 を 広 MIND 欄 に 記 述 した 思 いや 願 いを 表 す 生 きも 足 が 速 くなりた げ,ステンドグラスに のには, いわゆる 動 物 だけでなく, こん 虫, 鳥, いからチーターがい 表 したい 作 品 のアイデ 魚 など,さまざまな 生 物 が 考 えられることを 伝 いかな 強 い 体 に アスケッチをする え, 自 分 の 気 持 ちに 合 う 生 きものに 決 められる なりたいから,ライ よう 促 す オンにしようかな 手 が 止 まっている 児 童 には,カブトムシやチ などと 思 いを 巡 らせ ョウ,キリン, 熱 帯 魚 といった 生 きもののピク チャーカードを 提 示 し, 発 想 を 促 す ることができたか, 記 述 内 容 やつぶやき MIND 欄 に 思 いや 願 いを 記 述 することが 難 し からとらえる いと 感 じている 児 童 には,アイデアスケッチか ら 先 に 描 き 始 めてもよいことを 伝 える 思 いや 願 いもとに 自 分 なりの 発 想 で 楽 アイデアが 次 々と 思 い 浮 かんでくるという 児 しくスケッチをする 童 にはワークシートを2 枚 渡 し, 描 きながらス テンドグラスに 描 く 生 きもの 決 めるのもよいこ ことができたか, 記 述 内 容 やつぶやきか - 6 -
7 とを 伝 え, 意 欲 的 に 取 り 組 むことを 促 す らとらえる 5 分 3 アイデアスケッチに 児 童 の 思 いや 願 いが 伝 わってくるスケッチの 友 達 のアイデアス 見 られるよいところを ほか, 画 面 に 大 きく 描 かれているものやシンプ ケッチを 見 て,うま 認 め 合 う ルな 線 で 仕 上 げられているものなど, 児 童 のア く 表 現 されている 部 イデアスケッチを 数 点 選 び, 紹 介 することで, 友 達 の 取 り 組 みのよいところに 気 付 いたり, 次 分 に 気 付 いたり, 友 達 が,その 生 きもの 時 の 活 動 への 意 欲 を 高 めたりすることを 促 す を 選 んだ 理 由 を 知 っ 図 案 が 大 きく, 線 がシンプルに 引 かれている たりしながら 次 時 へ スケッチを 紹 介 し, 図 案 がシンプルであれば, 製 作 でカラーセロハンをはっていく 活 動 に 取 り 組 みやすいことを 伝 える の 意 欲 をもつことが できたか, 表 情 やつ ぶやき, 発 言 からと らえる 6 成 果 と 課 題 成 果 外 国 の 文 化 にちなんだ 題 材 としてステンドグラスを 取 り 上 げ, 様 々な 具 体 的 な 資 料 を 提 示 しながら 進 めたことで, きれいだな すてきだな 早 くつくりたいな という 思 いをもつ 児 童 が 見 られた 教 会 と 同 じようなイメージで, 児 童 作 品 を 窓 に 取 り 付 けて 行 った 鑑 賞 活 動 では, いろいろな 色 のきれいな 光 をながめながら 外 国 の 教 会 の 様 子 に 思 いを 巡 らせたり, 作 品 に 込 めた 自 分 の 願 いを 思 い 出 したりしながら 楽 しむ 児 童 の 姿 が 見 られた ステンドグラスの 文 化 を 知 る AET と 共 に 英 語 で 授 業 を 展 開 したことで, 英 語 で の 説 明 を 理 解 できた 児 童 は,ステンドグラスに 関 心 をもち, 発 想 を 広 げながらアイ デアスケッチに 取 り 組 んだ 課 題 自 分 の 思 いを 生 きものに 込 めながら 発 想 を 広 げるという 展 開 において, 児 童 への 支 援 が 不 足 していたため, 発 想 のし 方 がよくわからない 児 童 が 多 く 見 られた 外 国 の 文 化 について 考 え,それを 発 想 の 手 掛 かりとするという 学 習 展 開 が, 本 題 材 Stained Glass では 難 しかった 外 国 の 文 化 にふれることと 製 作 活 動 とを 結 び つける 支 援 の 工 夫 が 必 要 である 導 入 時 の, 英 語 によるステンドグラスに 関 する 説 明 は, 内 容 がやや 難 しかったこ とから, 児 童 に,その 歴 史 や 由 来 といったことを 伝 えきれなかった また, 製 作 へ の 意 欲 を 高 めるという 点 においても 課 題 が 残 った 製 作 前 の 導 入 では, 話 の 内 容 を 最 小 限 にしぼり, 聞 き 慣 れた 簡 単 な 英 語 による 語 りかけとしたい また, 児 童 が 発 想 を 広 げられるような 資 料 やワークシートを, 題 材 に 合 わせて 工 夫 していきたい - 7 -
積 極 的 な 児 童 の 発 想 や 活 動 を 引 き 出 していきたい 共 通 事 項 の 視 点 自 分 の 感 覚 や 活 動 を 通 し て 形 や 色 組 合 せ な ど の 感 じ を と ら え る こ と 形 や 色 などの 感 じを 基 に 自 分 のイメージをもつこと 4 テ
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