平成16年３月期 中間決算説明会資料

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1 資 料 10 設 備 投 資 関 連 費 用 1. 設 備 投 資 2.レートベース 3. 減 価 償 却 費 4. 固 定 資 産 除 却 費 5. 有 識 者 会 議 の 提 言 事 項 関 連 平 成 24 年 6 月 12 日 東 京 電 力 株 式 会 社

2 目 次 1. 設 備 投 資 1-1. 今 後 必 要 となる 設 備 投 資 額 主 な 新 規 電 源 設 備 主 な 新 規 流 通 設 備 設 備 投 資 における 経 営 効 率 化 の 織 込 み 8 2.レートベース 2-1.レートベースの 算 定 概 要 レートベース 内 訳 1 特 定 固 定 資 産 レートベース 内 訳 2 建 設 中 の 資 産 レートベース 内 訳 3 核 燃 料 資 産 レートベース 内 訳 4 特 定 投 資 レートベース 内 訳 5 運 転 資 本 ( 営 業 資 本 貯 蔵 品 ) レートベース 不 算 入 内 訳 減 価 償 却 費 3-1. 減 価 償 却 費 の 算 定 概 要 減 価 償 却 費 不 算 入 内 訳 固 定 資 産 除 却 費 4-1. 固 定 資 産 除 却 費 の 算 定 概 要 緊 急 設 置 電 源 に 係 る 除 却 費 用 有 識 者 会 議 の 提 言 事 項 関 連 5-1. 長 期 停 止 発 電 設 備 の 扱 い 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 の 概 要 福 島 第 一 第 二 の 法 的 位 置 づけ 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 第 二 の 設 備 の 状 況 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 福 島 第 二 の 企 業 会 計 上 の 扱 い 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 福 島 第 二 の 料 金 原 価 上 の 扱 い 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 2 号 機 東 通 原 子 力 発 電 所 の 扱 い 62

3 2 1. 設 備 投 資 1-1. 今 後 必 要 となる 設 備 投 資 額 1-2. 主 な 新 規 電 源 設 備 1-3. 主 な 新 規 流 通 設 備 1-4. 設 備 投 資 における 経 営 効 率 化 の 織 込 み

4 1-1. 今 後 必 要 となる 設 備 投 資 額 3 電 源 設 備 の 投 資 額 は 供 給 力 確 保 のための 緊 急 設 置 電 源 に 係 る 投 資 や 原 子 力 発 電 所 における 防 潮 堤 設 置 等 の 津 波 対 策 及 び 耐 震 対 策 の 影 響 等 により 前 回 改 定 に 比 べ1,700 億 円 程 度 増 加 一 方 流 通 設 備 の 投 資 額 は 経 年 劣 化 による 改 良 投 資 ( 鉄 塔 建 替 等 )の 増 加 はあるものの 拡 充 投 資 を 減 少 させたことから 前 回 改 定 時 と 概 ね 同 水 準 今 回 (24~26 平 均 ) 前 回 (H20) ( 億 円 ) 差 異 ( 今 回 - 前 回 ) 水 力 火 力 1, ,196 原 子 力 拡 新 エネ 送 電 628 1, 充 変 電 配 電 業 務 計 3,075 2, 水 力 火 力 原 子 力 1, 改 新 エネ 送 電 良 変 電 配 電 業 務 計 3,630 2,434 1,196 電 源 計 流 通 計 原 子 燃 料 総 計 業 務 は 流 通 計 に 含 む 3,446 1,726 1,720 3,259 3, ,987 6, ,323 6,453 5,761 5,050 4,964 4,642 設 備 投 資 額 の 推 移 6,150 5,921 5,689 5,902 <3 年 平 均 > 6,987 7,552 7,318 6,975 ( 億 円 ) 6,089 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26

5 ( 参 考 ) 設 備 投 資 計 画 の 考 え 方 4 設 備 投 資 計 画 策 定 にあたり 各 設 備 の 新 規 建 設 や 法 令 遵 守 点 検 結 果 に 基 づき 中 期 的 な 安 定 供 給 の 維 持 に 必 要 な 投 資 を 計 画 に 織 り 込 み 各 設 備 の 設 備 投 資 計 画 織 込 の 考 え 方 火 力 設 備 原 子 力 設 備 流 通 設 備 事 務 所 建 物 発 電 所 の 新 規 建 設 工 事 や 法 令 遵 守 公 衆 安 全 の 確 保 や 設 備 信 頼 度 の 維 持 な ど 安 定 供 給 の 継 続 に 必 要 な 設 備 対 策 工 事 等 を 計 画 へ 織 込 み 川 崎 2 号 系 列 常 陸 那 珂 2 号 広 野 6 号 新 設 ボイラ 主 蒸 気 管 取 替 タービン 制 御 装 置 取 替 法 律 等 や 国 の 指 示 によるもの および 安 全 性 を 確 保 する 上 で 必 要 となる 設 備 対 策 工 事 を 織 込 み タービン 制 御 装 置 取 替 制 御 棒 取 替 耐 震 強 化 対 策 津 波 対 策 送 変 電 設 備 配 電 設 備 の 新 規 建 設 工 事 や 法 令 遵 守 公 衆 安 全 の 確 保 や 設 備 信 頼 度 の 維 持 など 安 定 供 給 の 継 続 に 必 要 な 設 備 対 策 工 事 等 を 計 画 へ 織 込 み 西 上 武 幹 線 千 葉 葛 南 線 新 設 高 低 圧 電 線 断 線 対 策 鉄 塔 建 替 変 圧 器 取 替 法 令 遵 守 公 衆 安 全 の 確 保 や 設 備 健 全 性 の 維 持 向 上 に 必 要 な 対 策 工 事 等 を 計 画 へ 織 込 み 重 要 拠 点 の 耐 震 強 化 対 策 建 物 改 修 ( 空 調 設 備 電 気 設 備 など)

6 1-2. 主 な 新 規 電 源 設 備 5 原 価 算 定 期 間 (H24~26 年 度 )に 使 用 開 始 となる 主 な 電 源 設 備 は 以 下 のとおり 震 災 影 響 に 伴 う 緊 急 電 源 の 設 置 に 加 え 安 定 供 給 確 保 と 燃 料 費 削 減 の 観 点 から 至 近 年 に おいては 自 社 の 電 源 開 発 を 継 続 電 源 設 備 名 種 類 減 価 償 却 費 出 力 竣 工 額 使 用 開 始 (3 年 平 均 ) ( 万 kw) ( 億 円 ) ( 億 円 ) 水 力 神 流 川 2 号 揚 水 年 7 月 葛 野 川 4 号 揚 水 年 5 月 川 崎 2 号 1 軸 LNG 年 2 月 常 陸 那 珂 2 号 石 炭 年 12 月 7, 火 力 広 野 6 号 石 炭 年 12 月 (3,842) (294) 緊 急 設 置 電 源 LNG 年 4 月 ~ ( 千 葉 鹿 島 等 ) 都 市 カ ス 379 ~ 26 年 7 月 ( ) 内 は 緊 急 設 置 電 源 ( 再 掲 ) ( 電 源 開 発 の 必 要 性 ) 震 災 により 発 電 設 備 が 影 響 を 受 けたことに 伴 い 23~24 年 夏 期 の 供 給 力 確 保 のため 緊 急 電 源 を 設 置 することが 必 要 (24 年 7 月 時 点 で 夏 期 出 力 合 計 221 万 kw) 今 後 10 年 間 の 長 期 における 最 大 電 力 需 要 想 定 に 基 づき 新 たにピーク 需 要 抑 制 を 織 り 込 んだ 上 で 必 要 な 供 給 力 を 確 保 安 定 供 給 確 保 と 燃 料 費 削 減 の 観 点 から 至 近 年 においては 自 社 での 開 発 を 継 続 中 長 期 的 には 有 識 者 会 議 の 議 論 を 踏 まえ 入 札 電 源 による 他 社 資 本 を 積 極 的 に 活 用 燃 料 費 環 境 負 荷 の 高 い 緊 急 設 置 電 源 や 石 油 火 力 従 来 型 LNG 火 力 などの 経 年 火 力 については 需 給 状 況 に 応 じて 順 次 停 廃 止

7 ( 参 考 ) 当 社 の 電 源 設 備 6 主 な 発 電 所 一 覧 水 力 発 電 所 火 力 発 電 所 今 市 ( 栃 木 県 ) 千 葉 ( 千 葉 県 ) 鬼 怒 川 ( 栃 木 県 ) 五 井 ( 千 葉 県 ) 塩 原 ( 栃 木 県 ) 姉 崎 ( 千 葉 県 ) 矢 木 沢 ( 群 馬 県 ) 袖 ヶ 浦 ( 千 葉 県 ) 玉 原 ( 群 馬 県 ) 富 津 ( 千 葉 県 ) 神 流 川 ( 群 馬 県 ) 横 須 賀 ( 神 奈 川 県 ) 葛 野 川 ( 山 梨 県 ) 川 崎 ( 神 奈 川 県 ) 水 殿 ( 長 野 県 ) 横 浜 ( 神 奈 川 県 ) 安 曇 ( 長 野 県 ) 南 横 浜 ( 神 奈 川 県 ) 新 高 瀬 川 ( 長 野 県 ) 東 扇 島 ( 神 奈 川 県 ) 信 濃 川 ( 新 潟 県 ) 鹿 島 ( 茨 城 県 ) 中 津 川 第 一 ( 新 潟 県 ) 大 井 ( 東 京 都 ) 秋 元 ( 福 島 県 ) 品 川 ( 東 京 都 ) 常 陸 那 珂 ( 茨 城 県 ) 原 子 力 発 電 所 広 野 ( 福 島 県 ) 福 島 第 一 ( 福 島 県 ) 福 島 第 二 ( 福 島 県 ) 柏 崎 刈 羽 ( 新 潟 県 )

8 1-3. 主 な 新 規 流 通 設 備 7 原 価 算 定 期 間 (H24~26 年 度 )に 使 用 開 始 となる 主 な 流 通 設 備 は 以 下 のとおり 川 崎 2 号 系 列 千 葉 3 号 系 列 等 の 新 規 電 源 対 応 潮 流 増 加 対 応 及 び 経 年 対 応 のための 新 設 更 新 が 中 心 となる 流 通 送 電 設 備 名 電 圧 (kv) 使 用 開 始 川 崎 豊 洲 線 年 5 月 他 千 葉 葛 南 線 年 6 月 他 西 上 武 幹 線 年 6 月 竣 工 額 減 価 償 却 費 ( 億 円 ) ( 億 円 ) 必 要 とする 理 由 電 源 対 応 ( 川 崎 2 号 系 列 ) 電 源 対 応 ( 千 葉 3 号 系 列 ) 新 古 河 線 潮 流 増 加 対 応 京 浜 変 電 所 年 6 月 経 年 対 応 変 電 78 5 電 源 対 応 新 茂 木 変 電 所 年 4 月 ( 常 陸 那 珂 2 号 ) ( 流 通 開 発 の 必 要 性 ) 流 通 設 備 については 電 源 対 応 や 経 年 対 応 のため 新 設 更 新 が 必 要 たとえば 西 上 武 幹 線 は 千 葉 火 力 鹿 島 火 力 など 東 側 新 規 電 源 の 開 発 に 伴 い 新 古 河 線 (500kV 2 回 線 送 電 線 )の1 回 線 に 事 故 が 生 じたときに 残 り 回 線 の 潮 流 が 送 電 容 量 を 超 過 することから その 解 消 を 図 るため 新 設 が 必 要

9 1-4. 設 備 投 資 における 経 営 効 率 化 の 織 込 み 8 需 要 抑 制 方 策 や 火 力 電 源 の 他 社 電 源 化 流 通 設 備 計 画 の 見 直 し 等 により 10ヶ 年 合 計 で9,349 億 円 の 削 減 を 実 施 電 気 事 業 設 備 投 資 の 推 移 ( 億 円 ) 8,000 6,000 4,000 2,000 6,975 7,552 流 通 改 良 電 源 改 良 基 幹 系 統 拡 充 H24~33 年 の10ヶ 年 で 合 計 9,349 億 円 を 削 減 7,318 6,613 6,767 6,607 6,089 6,681 6,521 6,487 6,127 原 子 燃 料 他 H24-H26 平 均 緊 急 特 別 事 業 計 画 との 差 異 ( ) 電 源 拡 充 電 源 改 良 123 7,972 基 幹 拡 充 流 通 改 良 102 1,213 原 子 燃 料 他 合 計 404 9,349 0 電 源 拡 充 H ( 見 込 み) ( ) 緊 急 特 別 事 業 計 画 は H23-H32 年 度 の 設 備 投 資 計 画 であることから 上 記 の 投 資 削 減 額 は 一 定 の 仮 定 の 下 緊 急 特 別 事 業 計 画 の 対 象 期 間 を 総 合 特 別 事 業 計 画 と 同 様 H24-H33 年 度 とした 場 合 を 前 提 に 試 算 を ( 年 度 ) 行 ったものである

10 ( 参 考 ) 需 要 抑 制 による 設 備 投 資 の 削 減 状 況 9 随 時 調 整 契 約 の 拡 大 スマートメーター 配 備 後 の 家 庭 用 デマンドレスポンスメニューの 導 入 等 を 通 じた ピーク 需 要 抑 制 方 策 の 織 り 込 みにより 電 源 開 発 計 画 はH30 年 度 以 降 において262 万 kwの 電 源 開 発 が 不 要 となり これに 係 る 設 備 投 資 を 抑 制 電 力 の 需 給 がひっ 迫 した 際 に 当 社 からの 事 前 の 依 頼 により 緊 急 的 に 電 気 のご 使 用 を 調 整 していただく 契 約 揚 水 石 炭 石 油 LNG 原 子 力 君 津 共 火 6 号 (7.6) 24/6 千 葉 GT (33.4 2) 23/9,24/7 鹿 島 共 火 5 号 (15) 25/11 鹿 島 (14.8 3) 26/5,6,7 葛 野 川 4 号 (40) 26/5 千 葉 (16.6 3) 26/4,6,7 ピーク 需 要 抑 制 方 策 の 徹 底 緊 急 特 別 事 業 計 画 策 定 時 点 から262 万 kwの 電 源 開 発 を 削 減 従 前 の 計 画 ( 万 kw) 大 井 2GT (8.1) 23/9 年 度 鹿 島 GT (26.8 3) 24/7 神 流 川 2 号 (47) 24/7 川 崎 2-1 (50) 25/2 広 野 6 号 (60) 25/12 常 陸 那 珂 2 号 (100) 25/12 川 崎 2-2 (71) 28/7 川 崎 2-3 (71) 29/7 入 札 電 源 (60) 31/7 計 画 削 減 入 札 電 源 (100) 32/7 入 札 電 源 (100) 33/ (H24) (H25) (H26) (H27) (H28) (H29) (H30) (H31) (H32) (H33) 有 識 者 会 議 の 議 論 を 踏 まえ 入 札 電 源 による 他 社 資 本 を 積 極 的 に 活 用

11 ( 参 考 ) 固 定 資 産 のライフサイクルと 料 金 原 価 の 関 係 10 設 備 投 資 に 関 係 する 費 用 は 固 定 資 産 のライフサイクルにおいて さまざまな 形 で 発 生 原 価 算 定 期 間 における 電 気 事 業 に 必 要 な 固 定 資 産 (レートベース)の 保 持 に 係 る 資 金 コス トを 事 業 報 酬 として 固 定 資 産 を 耐 用 年 数 間 において 配 分 した 費 用 を 減 価 償 却 費 と して 除 却 時 に 発 生 する 費 用 を 固 定 資 産 除 却 費 として 料 金 原 価 に 算 入 除 却 工 事 営 業 費 ( 固 定 資 産 除 却 費 ) 設 備 の 廃 止 除 却 計 画 設 計 設 備 投 資 レートベース( 建 設 中 の 資 産 ) レートベース( 特 定 固 定 資 産 )から 控 除 調 達 工 事 改 良 取 替 費 用 配 分 レートベース 営 業 費 ( 減 価 償 却 費 ) 運 用 保 守 設 備 の 使 用 開 始 レートベース( 建 設 中 の 資 産 特 定 固 定 資 産 ) 参 考 設 備 投 資 ~ 減 価 償 却 費 の 計 上 イメージ 運 用 保 守 修 理 営 業 費 ( 人 件 費 諸 費 固 定 資 産 税 等 ) 営 業 費 ( 修 繕 費 ) 設 備 投 資 の 積 上 げ 帳 簿 価 額 ( 会 計 上 の 時 価 )の 推 移 使 用 開 始 以 降 は 資 産 の 耐 用 年 数 で 費 用 配 分 ( 投 資 回 収 ) 営 業 費 ( 減 価 償 却 費 )として 計 上 1y 2y 3y 4y 5y 6y 7y 8y 9y 10y 11y 12y 13y 14y 15y 16y 17y 18y 19y 20y 21y 22y 23y

12 11 2.レートベース 2-1.レートベースの 算 定 概 要 2-2.レートベース 内 訳 1 特 定 固 定 資 産 2-3.レートベース 内 訳 2 建 設 中 の 資 産 2-4.レートベース 内 訳 3 核 燃 料 資 産 2-5.レートベース 内 訳 4 特 定 投 資 2-6.レートベース 内 訳 5 運 転 資 本 ( 営 業 資 本 貯 蔵 品 ) 2-7.レートベース 不 算 入 内 訳

13 2-1.レートベースの 算 定 概 要 12 レートベースとは 会 社 が 保 有 する 資 産 のうち 真 実 かつ 有 効 なる 資 産 価 値 を 特 定 したもので あり 電 気 事 業 に 直 接 関 係 のない 資 産 については 除 外 レートベースに 事 業 報 酬 率 を 乗 じ 事 業 報 酬 を 算 定 ( 事 業 報 酬 率 は 第 6 回 委 員 会 にて 議 論 ) 今 回 緊 急 設 置 電 源 等 の 新 規 建 設 による 増 加 要 因 はあるものの 減 価 償 却 の 進 行 に 伴 う 帳 簿 価 額 の 減 少 や 福 島 第 一 第 二 原 子 力 発 電 所 に 係 る 資 産 価 値 を 不 算 入 としたこと 等 により 前 回 改 定 に 比 べ6,825 億 円 削 減 ( 事 業 報 酬 で205 億 円 削 減 ) 特 定 固 定 資 産 建 設 中 の 資 産 核 燃 料 資 産 特 定 投 資 運 転 資 本 ( 単 位 : 億 円 ) レートベース(X) 事 業 報 酬 (Y)=(X) 3.0% 今 回 前 回 差 異 今 回 前 回 差 異 71,239 82,155 10,915 2,137 2, ,358 3,086 1, ,223 9,214 1, , , ,572 4, 営 業 費 1.5 か 月 分 貯 燃 料 貯 蔵 品 1.5か 月 分 3,074 2, 蔵 一 般 貯 蔵 品 1.5か 月 分 品 計 3,178 2, 計 繰 延 資 産 小 計 原 変 別 途 合 計 8,750 7,537 1, , ,496 8,671 2,815 3, ,846 1, , ,650 6,825 2,815 3,

14 ( 参 考 )レートベースの 内 訳 13 < 貸 借 対 照 表 の 資 産 の 部 > <レートベースの 特 定 > 固 定 資 産 電 気 事 業 固 定 資 産 水 力 発 電 設 備 特 定 固 定 資 産 汽 力 発 電 設 備 電 気 事 業 固 定 資 産 のうち 休 止 貸 付 設 備 や 附 帯 事 業 との 共 用 固 定 資 産 等 配 電 設 備 電 気 事 業 の 運 営 に 不 必 要 な 資 産 を 除 く 業 務 設 備 休 止 設 備 建 設 仮 勘 定 の1/2 建 設 中 の 資 産 貸 付 設 備 附 帯 事 業 固 定 資 産 事 業 外 固 定 資 産 固 定 資 産 仮 勘 定 建 設 仮 勘 定 特 定 投 資 除 却 仮 勘 定 長 期 投 資 のうち 1エネルギーの 安 定 的 確 保 を 図 るための 核 投 資 そ 燃 の 他 の 資 料 産 研 究 開 発 資 源 開 発 等 を 目 的 とした 投 資 かつ 2 電 気 事 業 の 能 率 的 な 経 営 のために 必 要 かつ 有 効 であると 認 められるもの 長 期 投 資 使 用 済 燃 料 再 処 理 等 積 立 金 営 業 費 の1.5ヶ 月 分 流 動 資 産 現 金 及 び 預 金 貯 蔵 品 売 掛 金 核 燃 料 資 産 運 転 資 本 ( 営 業 資 本 ) 運 転 資 本 ( 貯 蔵 品 ) 火 力 燃 料 貯 蔵 品 その 他 貯 蔵 品 の 年 間 払 出 額 の1.5ヶ 月 分 株 式 交 付 費 社 債 発 行 費 及 び 繰 延 資 産 繰 延 資 産 開 発 費 合 計

15 ( 参 考 ) 事 業 報 酬 とレートベース 方 式 について 14 事 業 報 酬 とは 多 額 の 資 産 を 有 する 電 力 会 社 がこれに 伴 う 資 本 の 調 達 維 持 に 要 する 資 本 コストに 相 当 するもので 経 済 産 業 省 令 ( 一 般 電 気 事 業 供 給 約 款 料 金 算 定 規 則 )により 事 業 資 産 価 値 (レートベース)に 一 定 の 事 業 報 酬 率 を 乗 じて 算 定 事 業 報 酬 率 は 第 6 回 委 員 会 にて 議 論 事 業 報 酬 をレートベース 事 業 報 酬 率 により 算 定 する レートベース 方 式 は 昭 和 33 年 の 電 気 料 金 制 度 調 査 会 答 申 において ガス 事 業 及 び 米 国 の 電 気 事 業 に 倣 い それまでの 積 上 げ 方 式 ( 支 払 利 息 配 当 金 等 の 実 払 額 を 原 価 算 入 )を 改 め 昭 和 35 年 から 導 入 レートベース 方 式 は 事 業 者 に 資 金 調 達 コスト 削 減 のインセンティブを 付 与 するメリットがあ り 設 備 産 業 であり 膨 大 な 資 金 調 達 を 要 する 電 気 事 業 に 適 合 するとされている レートベース 方 式 昭 和 35 年 以 降 事 業 報 酬 レートベース 事 業 報 酬 率 = レートベース 積 上 方 式 昭 和 34 年 以 前 = 1~6の 合 計 1 特 定 固 定 資 産 ( 電 気 事 業 固 定 資 産 のうち 適 正 資 産 ) 2 建 設 中 の 資 産 3 核 燃 料 資 産 4 特 定 投 資 5 運 転 資 本 ( 営 業 資 本 貯 蔵 品 ) 6 繰 延 資 産 事 業 報 酬 = 支 払 利 息 + 配 当 金 積 上 方 式 の 場 合 資 本 コストが 掛 かった 分 だけ 原 価 算 入 が 可 能 であるため 事 業 者 の 資 金 調 達 コスト 削 減 へのインセンティブが 働 きにくいとされている

16 2-2.レートベース 内 訳 1 特 定 固 定 資 産 15 特 定 固 定 資 産 とは 電 気 事 業 固 定 資 産 の 平 均 帳 簿 価 額 電 気 事 業 に 直 接 関 係 のない 資 産 は 除 外 減 価 償 却 の 進 行 に 伴 う 帳 簿 価 額 の 減 少 福 島 第 一 第 二 原 子 力 発 電 所 を 不 算 入 としたこと 等 に より 前 回 改 定 に 比 べ1 兆 915 億 円 削 減 ( 事 業 報 酬 で327 億 円 削 減 ) なお 有 識 者 会 議 の 提 言 等 を 踏 まえ 長 期 計 画 停 止 火 力 ( 横 須 賀 5~8 号 鹿 島 3,4 号 等 )につい ても 今 回 の 原 価 には 算 入 していない 水 力 発 電 設 備 火 力 発 電 設 備 原 子 力 発 電 設 備 新 エネルギー 等 発 電 設 備 送 電 設 備 変 電 設 備 配 電 設 備 業 務 設 備 合 計 ( 単 位 : 億 円 ) レートベース(X) 事 業 報 酬 (Y)=(X) 3.0% 今 回 前 回 差 異 今 回 前 回 差 異 6,347 7,697 1, ,991 10, ,497 6,470 2, ,525 23,332 3, ,872 9,219 1, ,490 22,776 1, ,375 1, ,239 82,155 10,915 2,137 2, 償 却 進 行 影 響 新 規 電 源 設 置 影 響 が 相 殺 73 億 円 は 福 島 第 一 第 二 原 子 力 発 電 所 カット 影 響 対 前 回 330 億 円 程 度 < 一 般 電 気 事 業 供 給 約 款 料 金 算 定 規 則 第 4 条 3 項 > 1 特 定 固 定 資 産 電 気 事 業 固 定 資 産 ( 共 用 固 定 資 産 ( 附 帯 事 業 に 係 るものに 限 る ) 貸 付 設 備 その 他 の 電 気 事 業 固 定 資 産 の 設 備 のうち 適 当 でないもの 及 び 工 事 費 負 担 金 ( 貸 方 )を 除 く )の 事 業 年 度 における 平 均 帳 簿 価 額 を 基 に 算 定 した 額

17 2-3.レートベース 内 訳 2 建 設 中 の 資 産 16 建 設 中 の 資 産 とは 建 設 仮 勘 定 の 平 均 帳 簿 価 額 に50%を 乗 じた 額 電 気 事 業 に 直 接 関 係 の ない 資 産 建 設 中 利 子 相 当 額 は 除 外 具 体 的 な 建 設 工 事 件 名 はP5,P7をご 参 照 供 給 力 確 保 のための 緊 急 設 置 電 源 に 係 る 投 資 や 原 子 力 発 電 所 における 防 潮 堤 設 置 等 の 津 波 対 策 及 び 耐 震 対 策 の 影 響 等 により 前 回 改 定 に 比 べ 1,272 億 円 増 加 ( 事 業 報 酬 は38 億 円 増 加 ) なお 福 島 第 一 第 二 原 子 力 発 電 所 の 建 設 仮 勘 定 は 算 入 していない 水 力 発 電 設 備 火 力 発 電 設 備 原 子 力 発 電 設 備 新 エネルギー 等 発 電 設 備 送 電 設 備 変 電 設 備 配 電 設 備 業 務 設 備 合 計 ( 単 位 : 億 円 ) レートベース(X) 事 業 報 酬 (Y)=(X) 3.0% 今 回 前 回 差 異 今 回 前 回 差 異 , , ,358 3,086 1, 緊 急 設 置 電 源 ( 千 葉 鹿 島 ) 設 置 等 に 伴 う 投 資 増 津 波 対 策 耐 震 対 策 等 西 上 武 幹 線 新 設 鉄 塔 建 替 等 経 年 劣 化 対 策 等 対 前 回 +40 億 円 程 度 < 一 般 電 気 事 業 供 給 約 款 料 金 算 定 規 則 第 4 条 3 項 > 1 建 設 中 の 資 産 建 設 仮 勘 定 の 事 業 年 度 における 平 均 帳 簿 価 額 ( 資 産 除 去 債 務 相 当 資 産 を 除 く )から 建 設 中 利 子 相 当 額 及 び 工 事 費 負 担 金 相 当 額 を 控 除 した 額 に 百 分 の 五 十 を 乗 じて 得 た 額

18 2-4.レートベース 詳 細 3 核 燃 料 資 産 17 核 燃 料 資 産 とは 核 燃 料 の 平 均 帳 簿 価 額 であり ウラン 精 鉱 の 購 入 や 加 工 に 要 する 金 額 を 整 理 した 装 荷 以 前 の 核 燃 料 資 産 と 原 子 炉 から 取 り 出 された 使 用 済 燃 料 に 関 連 する 金 額 を 整 理 した 再 処 理 関 係 の 核 燃 料 資 産 の2つで 構 成 ( 次 ページ 参 照 ) 日 本 原 燃 への 前 払 金 残 高 が 減 少 したこと 等 から 前 回 改 定 に 比 べ レートベースは1,990 億 円 事 業 報 酬 は60 億 円 程 度 削 減 する 見 込 み < 一 般 電 気 事 業 供 給 約 款 料 金 算 定 規 則 第 4 条 3 項 > 3 核 燃 料 資 産 核 燃 料 の 事 業 年 度 における 平 均 帳 簿 価 額 を 基 に 算 定 した 額 ( 単 位 : 億 円 ) レートベース(X) 事 業 報 酬 (Y)=(X) 3.0% 今 回 前 回 差 異 今 回 前 回 差 異 装 荷 以 前 の 核 燃 料 資 産 5,116 5, 原 子 炉 に 装 荷 中 の 燃 料 754 1, その 他 加 工 中 等 の 燃 料 4,362 4, ( 再 掲 :プルトニウム) (72) (64) (8) (2) (2) (0) 再 処 理 関 係 の 核 燃 料 資 産 使 用 済 燃 料 1 プルトニウム 2 日 本 原 燃 への 前 払 金 合 計 2,107 3,527 1, ,101 3,518 1, ,223 9,214 1, 原 子 炉 に 装 荷 された 原 子 燃 料 は 運 転 中 に 核 燃 料 減 損 額 が 計 上 されることにより 取 り 出 される 時 点 で 簿 価 が 一 旦 ゼロとなるが 資 産 管 理 上 電 気 事 業 会 計 規 則 に 基 づき 使 用 済 燃 料 に 一 体 あたり 千 円 の 備 忘 価 額 を 計 上 する ( 対 象 本 数 約 3.6 万 体 備 忘 価 額 約 0.4 億 円 ) 2 使 用 済 燃 料 の 再 処 理 により 英 国 で 回 収 されたプルトニウムのうち 引 き 取 ることが 確 実 であるものの まだ 現 に 引 渡 しを 受 けていないプルトニウムは 再 処 理 関 係 の 核 燃 料 資 産 に 見 積 計 上 している なお 今 後 当 社 への 引 渡 完 了 をもって 数 量 が 確 定 すると 装 荷 以 前 の 核 燃 料 資 産 に 振 り 替 えられる

19 ( 参 考 ) 核 燃 料 資 産 の 概 要 18 装 荷 以 前 の 核 燃 料 資 産 (フロントエンド) ウラン 精 鉱 転 換 濃 縮 成 型 加 工 等 の 各 工 程 に 要 する 金 額 を 整 理 ( 完 成 して 発 電 所 に 貯 蔵 中 の 燃 料 原 子 炉 に 装 荷 中 の 燃 料 も 含 む) 再 処 理 関 係 の 核 燃 料 資 産 (バックエンド) 使 用 済 燃 料 の 備 忘 価 額 ( 千 円 / 本 ) まだ 現 に 引 渡 しを 受 けていな いプルトニウムの 見 積 計 上 額 再 処 理 関 係 の 前 払 金 等 を 整 理

20 原 子 炉 に 装 荷 中 の 燃 料 について 19 原 子 炉 に 装 荷 中 の 燃 料 については 今 回 柏 崎 刈 羽 発 電 所 分 のみをレートベースに 算 入 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 5,6 号 および 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 に 装 荷 中 の 燃 料 は 算 入 していない ( 約 604 億 円 その 他 加 工 中 等 の 燃 料 に 含 まれる 当 該 号 機 分 の 完 成 し 発 電 所 に 貯 蔵 中 の 核 燃 料 分 約 145 億 円 と 合 わせて 全 体 で 約 750 億 円 のカット) 福 島 第 一 福 島 第 二 柏 崎 刈 羽 ( 単 位 : 億 円 ) 23 年 度 24 年 度 25 年 度 26 年 度 3カ 年 期 末 残 高 新 規 装 荷 減 損 額 期 末 残 高 新 規 装 荷 減 損 額 期 末 残 高 新 規 装 荷 減 損 額 期 末 残 高 平 均 残 高 1 号 機 2 号 機 3 号 機 廃 止 済 み 4 号 機 5 号 機 (86) (0) (0) (86) (0) (0) (86) (0) (0) (86) (86) 6 号 機 (127) (0) (0) (127) (0) (0) (127) (0) (0) (127) (127) 1 号 機 (115) (0) (0) (115) (0) (0) (115) (0) (0) (115) (115) 2 号 機 (83) (0) (0) (83) (0) 自 主 カット (0) (83) (0) (0) (83) (83) 3 号 機 (75) (0) (0) (75) (0) (0) (75) (0) (0) (75) (75) 4 号 機 (118) (0) (0) (118) (0) (0) (118) (0) (0) (118) (118) 1 号 機 号 機 号 機 号 機 号 機 号 機 号 機 合 計 (604) (0) (0) (604) (0) (0) (604) (0) (0) (604) (604) ( 自 主 カット 計 ) 新 規 装 荷 は 原 子 炉 に 新 たに 装 荷 される 原 子 燃 料 の 取 得 原 価 であり 当 該 金 額 が その 他 加 工 中 等 の 燃 料 から 振 り 替 えられる 減 損 額 は 当 期 の 燃 焼 相 当 分 を 核 燃 料 減 損 額 として 費 用 計 上 するもので 第 4 回 委 員 会 資 料 5-1のP.26の 核 燃 料 費 の 算 定 概 要 の 金 額 と 同 一

21 2-4-2.その 他 加 工 中 等 の 燃 料 について(1) 20 平 成 24~26 年 度 に 新 たに 取 得 する 核 燃 料 資 産 ( その 他 加 工 中 等 の 燃 料 に 計 上 ) ~ 必 要 最 低 限 の 投 資 に 絞 り 込 み~ 新 たに 取 得 する 核 燃 料 資 産 核 燃 料 減 損 額 の 計 上 により 減 少 する 核 燃 料 資 産 装 荷 以 前 の 核 燃 料 資 産 期 末 残 高 同 期 首 期 末 平 均 残 高 < 主 な 取 得 資 産 内 容 > ( 単 位 : 億 円 ) 24 年 度 25 年 度 26 年 度 ( 参 考 )22 年 度 実 績 精 鉱 代 転 換 代 濃 縮 代 成 型 加 工 代 有 用 物 質 価 格 合 計 ,055 5,035 5,099 5,371 5,077 5,234 精 鉱 代 : 長 期 契 約 に 基 づき 各 年 度 にウラン 精 鉱 を 引 取 転 換 代 : 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 の 運 転 計 画 に 基 づく 転 換 代 および 英 国 再 処 理 で 回 収 されたウラン を 転 換 するための 費 用 を 計 上 濃 縮 代 : 固 定 量 契 約 および 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 の 運 転 計 画 に 基 づく 濃 縮 代 を 計 上 成 型 加 工 代 : 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 の 運 転 計 画 に 基 づく 成 型 加 工 代 およびMOX 燃 料 関 連 費 を 計 上 有 用 物 質 価 格 : 日 本 原 燃 の 再 処 理 の 開 始 に 伴 い 回 収 するプルトニウムおよびウランの 価 格

22 2-4-2.その 他 加 工 中 等 の 燃 料 について(2) 21 ウラン 精 鉱 在 庫 について 当 社 は 従 来 より 安 定 的 かつ 経 済 的 なウラン 精 鉱 の 調 達 を 図 るため 長 期 契 約 を 中 心 と した 調 達 を 実 施 震 災 後 の 需 要 減 に 対 応 するため 平 成 年 度 分 のウラン 精 鉱 につ いては 引 取 量 の 大 部 分 を 繰 り 延 べし 至 近 の 調 達 量 を 削 減 しかしながら 削 減 効 果 は 限 定 的 であり 在 庫 量 が 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 の 安 定 運 転 必 要 量 を 超 過 することとなるため 今 後 契 約 相 手 先 と 協 議 の 上 更 なる 引 取 量 の 削 減 を 図 る 年 度 ウラン 精 鉱 引 取 量 の 繰 延 削 減 による 効 果 : 約 470 億 円 ( 事 業 報 酬 約 8 億 円 / 年 の 削 減 ) 需 要 減 少 により 過 剰 となり 得 る 在 庫 については 今 後 ウラン 精 鉱 価 格 が 上 昇 するとの 見 方 もあることから 需 要 ウラン 市 況 等 の 動 向 を 注 視 しながら 総 合 的 な 対 応 策 を 検 討 価 格 ( 数 量 ) 低 減 対 策 精 鉱 ~ 濃 縮 : 原 子 燃 料 の 調 達 にあたっては 生 産 地 域 および 施 設 が 限 定 的 であるため 調 達 先 の 多 様 性 を 図 る 一 方 経 済 性 の 確 保 も 同 時 に 達 成 することが 必 要 これまでも 競 争 原 理 を 働 かせるため 複 数 の 事 業 者 に 対 し 同 時 期 に 価 格 数 量 等 を 提 示 させ 好 条 件 を 提 示 した 相 手 先 と 優 先 的 に 交 渉 することに より 燃 料 取 得 価 格 減 損 単 価 の 漸 次 低 減 を 実 現 成 型 加 工 代 : 国 内 外 事 業 者 との 間 で 入 札 を 実 施 する 等 により これまで 価 格 低 減 を 実 現 なお 平 成 24~26 年 度 は 発 注 済 の 加 工 を 中 断 引 取 時 期 の 後 ろ 倒 しをするな ど 数 量 を 削 減

23 ( 参 考 ) 原 子 燃 料 の 取 得 原 価 および 核 燃 料 減 損 単 価 の 推 移 22 原 子 燃 料 の 燃 料 集 合 体 一 体 当 たりの 取 得 原 価 および 核 燃 料 減 損 単 価 ( 核 燃 料 減 損 額 を 発 電 電 力 量 で 割 った 単 価 )の 低 減 -H5 年 度 の 取 得 原 価 および 減 損 単 価 を1.0とした 場 合 の 推 移 -ウラン 精 鉱 市 場 価 格 については Trade Tech 社 のスポット 価 格 を 引 用 取 得 価 格 減 損 単 価 ウラン 精 鉱 市 場 価 格 取 得 原 価 お よ び 減 損 単 価 推 移 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H 精 鉱 単 価 ( U S $ / ポ ン ド U 3O 8) 安 定 調 達 と 中 長 期 に 亘 った 原 子 燃 料 の 取 得 原 価 および 減 損 単 価 の 低 減 を 両 立

24 日 本 原 燃 の 前 払 金 について 23 < 前 払 金 の 概 要 > エネルギー 資 源 の 少 ない 日 本 は 原 子 力 発 電 所 で 発 生 する 使 用 済 燃 料 を 再 処 理 し 回 収 さ れるプルトニウム ウラン 等 を 有 効 利 用 することを 基 本 方 針 としており 電 力 会 社 は 電 力 会 社 等 の 出 資 により 設 立 した 日 本 原 燃 ( 株 ) とともに 再 処 理 事 業 を 推 進 当 時 日 本 原 燃 サービス( 株 ) その 後 日 本 原 燃 産 業 ( 株 ) と 合 併 し 現 社 名 に 日 本 原 燃 の 行 う 再 処 理 事 業 は 巨 大 な 設 備 産 業 であり 建 設 にあたっては 多 額 の 資 金 調 達 を 行 うことが 必 要 これらの 資 金 は 再 処 理 料 金 の 支 払 い 開 始 前 の 建 設 工 事 等 の 段 階 で 必 要 となることから 日 本 原 燃 による 市 中 金 融 機 関 からの 借 入 や 出 資 などと 合 わせて 再 処 理 料 金 の 前 払 いを 実 施 電 力 会 社 10 社 は H9~H17に 前 払 いを 実 施 当 社 は 総 額 4,250 億 円 ( 全 電 力 1 兆 1,000 億 円 ) を 前 払 いしている < 再 処 理 料 金 との 相 殺 > 支 払 った 前 払 金 は 再 処 理 工 場 のアクティブ 試 験 開 始 (H18.3) 以 降 15 年 分 割 で(~H32 年 度 約 283 億 円 / 年 )で 再 処 理 料 金 と 相 殺 (= 減 額 )する 形 で 返 済 される 残 高 は 年 度 末 時 点 のもの 平 均 残 高 :3,518 平 均 残 高 :2,101 H24~H26 年 度 は 再 処 理 料 金 として 前 払 金 の 相 殺 を 考 慮 した 後 の 金 額 で 約 770 億 円 / 年 (H24~H26 平 均 )を 支 払 い 予 定 ( 億 円 ) 年 度 H9 H10 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H31 H32 前 払 金 支 払 い 料 金 との 相 殺 前 払 金 残 高 ,250 4,226 3,943 3,660 3,376 3,093 2,810 2,526 2,243 1,960 1,

25 ( 参 考 1) 原 子 燃 料 の 概 要 ( 第 4 回 委 員 会 資 料 より) 24 原 子 燃 料 の 特 殊 性 原 子 燃 料 の 調 達 リードタイムは 約 2 年 (ウラン 鉱 石 から 発 電 所 に 装 荷 する 燃 料 集 合 体 を 製 造 するまで) 発 電 所 に 装 荷 した 燃 料 の 燃 焼 期 間 は 約 5 年 製 造 事 業 者 が 限 定 的 である ウラン 精 鉱 業 者 については 上 位 8 社 で 供 給 の 約 85%を 占 める 世 界 の 主 な 転 換 会 社 は4 社, 濃 縮 会 社 は5 社 と 極 めて 少 ない 安 定 調 達 の 観 点 から, 工 程 毎 に 調 達 先 の 多 様 性 を 確 保 することも 重 要 原 子 燃 料 の 製 造 工 程 燃 料 集 合 体 の 取 得 原 価 構 成 精 鉱 転 換 濃 縮 成 型 加 工 ウラン 鉱 石 の 調 達 から 純 度 を 高 めた ウラン 精 鉱 を 精 製 粉 末 状 のウラン 精 鉱 をガス 状 に する 工 程 核 分 裂 しやすい ウラン235の 割 合 を 高 める 工 程 濃 縮 されたガス 状 のウランを 粉 末 状 にし 燃 料 集 合 体 を 製 造 成 型 加 工 濃 縮 転 換 精 鉱 約 3 割 約 3 割 約 1 割 約 3 割

26 ( 参 考 ) 原 子 燃 料 のライフサイクル ( 第 4 回 委 員 会 資 料 より) 25 ウラン 精 鉱 の 調 達 から 原 子 力 発 電 所 に 装 荷 する 燃 料 集 合 体 を 製 造 し 装 荷 された 燃 料 集 合 体 の 燃 焼 が 完 了 するまでにおよそ7 年 かかる 燃 料 体 完 成 までの 資 産 積 み 上 げ ~ 減 損 までのイメージ 図 資 産 価 値 取 得 原 価 成 型 加 工 代 減 損 減 損 濃 縮 代 検 査 貯 蔵 定 検 減 損 転 換 代 減 損 精 鉱 代 減 損 ( 装 荷 ) ( 取 出 し) 精 鉱 ~ 装 荷 まで 約 2 年 約 5 年 かけて 減 損 ( 標 準 加 工 期 間 ) 精 鉱 調 達 転 換 ( 約 3ヶ 月 ) 濃 縮 ( 約 3ヶ 月 ) 成 型 加 工 ( 約 12ヶ 月 ) 装 荷 まで ( 約 6ヶ 月 )

27 ( 参 考 ) 精 鉱 (ウラン 調 達 ) 工 程 の 概 要 ( 第 4 回 委 員 会 資 料 より) 26 原 子 燃 料 の 原 料 であるウラン 精 鉱 はカザフスタン カナダ 豪 州 アフリカ 等 のウラン 鉱 山 で 生 産 される 中 国 インド 等 の 原 子 力 新 興 国 におけるウラン 需 要 の 増 加 が 予 測 されている 世 界 の 生 産 量 (2011 年 : 約 53,494tU)は 需 要 ( 同 約 62,934tU)を 満 たしておらず 不 足 分 はロシア 解 体 核 兵 器 民 間 の 在 庫 が 補 完 米 国 3% ウズベキスタン 5% ロシア 6% ナミビア 6% ニジェール 8% 豪 州 11% その 他 8% カナダ 17% カザフスタン 36% (tu) 140, , ,000 80,000 60,000 40,000 20,000 ( 主 な 精 鉱 事 業 者 の 生 産 量 全 体 の85% ) 2026 年 には 需 給 が 逆 転 ( 年 ) その 他 (ロシア 在 庫 等 ) リサイクル( 回 収 ウラン MOX) 西 側 テールの 再 濃 縮 米 国 政 府 による 供 給 ロシア 解 体 核 希 釈 ウラン 一 次 供 給 需 要 ( 全 て 中 間 ケース) 出 典 :WNAマーケットレポート2011 をベースに 当 社 作 成 KazAtomProm(カサ フスタン) 8,884tU Rio-Tinto(イキ リス オーストラリア) 4,061tU Areva(フランス) 8,790tU BHP Billiton(オーストラリア) 3,353tU Cameco(カナタ ) 8,630tU Navoi(ウス ヘ キスタン) 2,500tU ARMZ(ロシア) 7,088tU Paladin(オーストラリア) 2,282tU : 当 社 の 主 な 取 引 先 (P.31~P.33も 同 様 ) ( 当 社 調 べ)

28 ( 参 考 ) 転 換 工 程 の 概 要 ( 第 4 回 委 員 会 資 料 より) 27 現 在 日 本 には 転 換 施 設 はなく 海 外 に 依 存 しかしながら ウラン 濃 縮 の 大 半 を 海 外 に 依 存 せざるを 得 ない 状 況 及 び 輸 送 の 便 を 考 慮 すると 海 外 で 行 うことは 合 理 的 製 錬 を 終 えたウラン( 固 体 )にフッ 素 を 反 応 させて 六 フッ 化 ウラン( 気 体 ) の 状 態 にする ( 六 フッ 化 ウランは 約 56.5 度 で 昇 華 し 気 体 となる) ( 主 な 転 換 事 業 者 ) 会 社 名 生 産 能 力 (tu/ 年 ) AREVA(フランス) コンハ ータ イン(アメリカ) カメコ(カナタ ) ROSATOM(ロシア) 14,000tU/ 年 15,000tU/ 年 12,500tU/ 年 25,000tU/ 年 ( 当 社 調 べ)

29 ( 参 考 ) 濃 縮 工 程 の 概 要 ( 第 4 回 委 員 会 資 料 より) 28 ウランを 現 在 の 原 子 炉 の 燃 料 として 使 用 するためには ウラン 鉱 山 から 掘 り 出 されてきた 天 然 ウランに0.7% 含 まれているウラン235を 3~5% 程 度 に 高 める 必 要 がある 割 合 を 高 める 操 作 を 濃 縮 という ウラン235の 濃 度 が 天 然 ウランより 高 いものを 濃 縮 ウラン 低 いものを 劣 化 ウラ ン と 呼 ぶ ( 主 な 濃 縮 事 業 者 ) 会 社 名 濃 縮 法 生 産 能 力 (tswu/ 年 ) JNFL( 日 本 ) 遠 心 分 離 法 約 1050 USEC(アメリカ) ガス 拡 散 法 約 11,300 EURODIF ガス 拡 散 法 約 10,800 (フランス 他 ) URENCO (イキ リス オランタ ト イツ) ROSATOM (ロシア) 中 国 核 工 業 集 団 公 司 ( 中 国 ) 遠 心 分 離 法 約 3,400 約 2,900 約 1,800 遠 心 分 離 法 13,200 3,700 7,800 2,500 遠 心 分 離 法 遠 心 分 離 法 約 500 約 500 合 計 約 8,100 合 計 27,200 ( 当 社 調 べ)

30 ( 参 考 ) 成 型 加 工 ( 再 転 換 含 む) 工 程 の 概 要 ( 第 4 回 委 員 会 資 料 より) 29 濃 縮 工 程 を 終 えたガス 状 の 六 フッ 化 ウランを 再 転 換 工 場 に 運 び 化 学 処 理 し 粉 末 状 の 二 酸 化 ウランにする 次 に 二 酸 化 ウランを 成 型 加 工 工 場 に 運 び ここで 実 際 に 原 子 炉 に 装 荷 される 燃 料 を 製 造 する ウラン 燃 料 成 型 加 工 は 国 内 3 社 で1,724tU/ 年 の 設 備 容 量 があり 自 国 での 必 要 容 量 を 確 保 している ( 主 な 成 型 加 工 事 業 者 ) 会 社 名 生 産 能 力 (tu/ 年 ) GNF-A (アメリカ) 再 転 換 :1,100tU/ 年 成 型 加 工 :1,000tU/ 年 AREVA NP (アメリカ フランス ト イツ) 再 転 換 :3,200tU/ 年 成 型 加 工 :3,270tU/ 年 原 子 燃 料 工 業 ( 株 ) ( 株 )グローバル ニューク リア フュエル ジャパン 成 型 加 工 :284tU/ 年 (PWR) 250tU/ 年 (BWR) 成 型 加 工 :750tU/ 年 三 菱 原 子 燃 料 再 転 換 :450tU/ 年 成 型 加 工 :440tU/ 年 ( 当 社 調 べ)

31 2-5.レートベース 内 訳 4 特 定 投 資 30 特 定 投 資 とは 長 期 投 資 のうち エネルギーの 安 定 的 確 保 を 図 るための 研 究 開 発 資 源 開 発 等 を 目 的 とした 電 気 事 業 の 能 率 的 な 経 営 のために 必 要 かつ 有 効 な 投 資 日 本 原 燃 の 増 資 引 受 け(H22)やウラン 鉱 山 プロジェクトへの 出 資 等 により 前 回 改 定 に 比 べ 1,750 億 円 増 加 ( 事 業 報 酬 は53 億 円 増 加 ) 火 力 石 炭 資 源 開 発 他 ( 単 位 : 億 円 ) レートベース(X) 事 業 報 酬 (Y)=(X) 3.0% 今 回 前 回 差 異 今 回 前 回 差 異 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 原 子 力 合 日 本 原 燃 リサイクル 燃 料 貯 蔵 原 子 力 損 害 賠 償 支 援 機 構 ウラン 鉱 山 プロジェクト (シガーレイク ハラサン) 計 1, , , , H22 増 資 引 受 +1,305 億 円 新 規 算 入 対 前 回 +50 億 円 程 度 < 一 般 電 気 事 業 供 給 約 款 料 金 算 定 規 則 第 4 条 3 項 > 4 特 定 投 資 長 期 投 資 (エネルギーの 安 定 的 確 保 を 図 るための 研 究 開 発 資 源 開 発 等 を 目 的 とした 投 資 で あって 電 気 事 業 の 能 率 的 な 経 営 のために 必 要 かつ 有 効 であると 認 められるものに 係 るものに 限 る )の 事 業 年 度 における 平 均 帳 簿 価 額 を 基 に 算 定 した 額

32 ( 参 考 ) 特 定 投 資 の 内 訳 31 レートベース- 特 定 投 資 に 算 入 した 各 出 資 先 主 な 事 業 内 容 および 当 社 の 出 資 目 的 メリット は 以 下 のとおり 石 炭 資 源 開 発 (S55.1 設 立 ) 出 資 先 主 な 事 業 内 容 当 社 の 出 資 目 的 メリット 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 (S17.10 設 立 ) 日 本 原 燃 (H4.7 設 立 ) リサイクル 燃 料 貯 蔵 (H17.11 設 立 ) 原 子 力 損 害 賠 償 支 援 機 構 (H23.9 設 立 ) ウラン 鉱 山 プロジェクト (シガーレイク ハラサン) 海 外 における 石 炭 資 源 の 調 査 探 鉱 開 発 輸 入 ならびに 販 売 石 炭 の 輸 送 及 び 流 通 基 地 の 設 置 運 営 原 子 力 に 関 する 基 礎 的 研 究 及 び 応 用 の 研 究 核 燃 料 サイクルを 確 立 するための 高 速 増 殖 炉 に 関 する 技 術 開 発 等 ウランの 濃 縮 原 子 力 発 電 所 等 から 生 ずる 使 用 済 燃 料 の 再 処 理 低 レベル 放 射 性 廃 棄 物 埋 設 ウラン 低 レベル 放 射 性 廃 棄 物 及 び 使 用 済 燃 料 等 の 輸 送 等 原 子 力 発 電 所 から 発 生 する 使 用 済 燃 料 の 貯 蔵 管 理 上 記 に 付 帯 関 連 する 一 切 の 事 業 原 子 力 事 業 者 から 納 付 される 負 担 金 の 収 納 原 子 力 損 害 の 賠 償 義 務 を 負 う 原 子 力 事 業 者 に 対 する 資 金 援 助 損 害 賠 償 の 円 滑 な 実 施 支 援 のための 必 要 な 情 報 提 供 等 シガーレイク(カナダ) ハラサン(カザフスタ ン) 鉱 山 開 発 のジョイントベンチャーへの 参 画 により ウラン 生 産 開 始 に 向 けた 取 組 を 実 施 海 外 における 石 炭 資 源 開 発 に 参 加 する ことにより 安 定 的 経 済 的 な 海 外 炭 を 確 保 可 能 高 速 増 殖 炉 の 開 発 再 処 理 の 技 術 開 発 高 レベル 放 射 性 廃 棄 物 処 理 処 分 の 技 術 開 発 等 の 成 果 は 原 子 燃 料 サイクル 事 業 推 進 の 観 点 から 有 益 原 子 燃 料 サイクルを 国 内 で 完 結 させ 準 国 産 エネルギーとしての 原 子 力 発 電 の 確 立 を 目 指 すことは 長 期 的 な 電 力 の 安 定 供 給 確 保 や 環 境 負 荷 低 減 の 観 点 から 有 益 原 子 力 発 電 所 から 発 生 する 使 用 済 燃 料 の 貯 蔵 方 策 を 多 様 化 し 原 子 力 発 電 所 の 安 定 運 転 に 寄 与 することは 長 期 的 な 電 力 の 安 定 供 給 確 保 や 環 境 負 荷 低 減 の 観 点 から 有 益 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 事 故 により 被 害 を 受 けられた 方 々に 対 して 迅 速 か つ 適 切 な 損 害 賠 償 を 実 施 するためには 機 構 による 資 金 援 助 等 が 必 要 不 可 欠 ウラン 調 達 における 安 定 性 経 済 性 及 び 調 達 柔 軟 性 を 確 保 することは 安 定 供 給 の 観 点 から 有 益

33 2-6.レートベース 内 訳 5 運 転 資 本 ( 営 業 資 本 貯 蔵 品 ) 32 運 転 資 本 とは 営 業 資 本 ( 営 業 費 用 の1.5ヶ 月 分 )と 貯 蔵 品 ( 火 力 燃 料 貯 蔵 品 新 エネル ギー 等 貯 蔵 品 その 他 貯 蔵 品 の 合 計 )を 合 計 したもの 営 業 資 本 は 火 力 燃 料 費 購 入 電 力 料 の 増 加 等 により 前 回 改 定 に 比 べ615 億 円 増 加 ( 事 業 報 酬 は18 億 円 増 加 ) 貯 蔵 品 も 火 力 燃 料 貯 蔵 品 の 増 加 により 前 回 改 定 に 比 べ598 億 円 ( 火 力 燃 料 貯 蔵 品 +609 そ の 他 貯 蔵 品 11) 増 加 ( 事 業 報 酬 は18 億 円 増 加 ) 営 業 資 本 貯 蔵 品 ( 火 力 燃 料 貯 蔵 品 ) ( 単 位 : 億 円 ) 今 回 前 回 差 異 人 件 費 3,519 4, 燃 料 費 24,593 19,722 4,871 レー 修 繕 費 4,205 4, ト 購 入 電 力 料 7,943 7, ベー その 他 費 用 6,414 6, 控 除 収 益 2,097 2, ス 営 業 費 用 計 A 44,578 39,658 4,919 営 業 資 本 B=A 1.5/12 5,572 4, 事 業 報 酬 C=B 3.0% ( 注 ) 営 業 資 本 には 実 際 にキャッシュアウトを 伴 わない 費 用 ( 退 職 給 与 金 引 当 金 増 加 額 固 定 資 産 除 却 費 のうちの 除 却 損 等 )は 含 まない ベー ス ( 単 位 : 億 円 ) 今 回 前 回 差 異 レー 火 力 燃 料 貯 蔵 品 払 出 額 D 24,593 19,722 4,871 ト 貯 蔵 品 E=D 1.5/12 3,074 2, 事 業 報 酬 F=E 3.0% 貯 蔵 品 (その 他 貯 蔵 品 ) レー ト ベー ( 単 位 : 億 円 ) 今 回 前 回 差 異 配 電 設 備 帳 簿 原 価 F 55,650 52,211 3,439 一 般 貯 蔵 品 払 出 比 率 G 1.50% 1.76% 0 一 般 貯 蔵 品 払 出 額 H=F G 貯 蔵 品 I=H 1.5/ 事 業 報 酬 J=I 3.0% ス ( 注 ) 一 般 貯 蔵 品 払 出 比 率 は 過 去 3ヶ 年 の 実 績 比 率 < 一 般 電 気 事 業 供 給 約 款 料 金 算 定 規 則 第 4 条 3 項 > 5 運 転 資 本 営 業 資 本 ( 前 条 に 掲 げる 営 業 費 項 目 の 額 の 合 計 額 から 退 職 給 与 金 のうちの 引 当 金 純 増 額 ( 中 略 )を 控 除 して 得 た 額 に 12 分 の1.5を 乗 じて 得 た 額 をいう ) 及 び 貯 蔵 品 ( 火 力 燃 料 貯 蔵 品 新 エネルギー 等 貯 蔵 品 その 他 貯 蔵 品 の 年 間 払 出 額 に 原 則 として12 分 の1.5ヶ 月 分 を 乗 じて 得 た 額 をいう )を 基 に 算 定 した 額

34 2-7.レートベース 不 算 入 内 訳 33 長 期 計 画 停 止 火 力 福 島 第 一 第 二 原 子 力 発 電 所 売 却 予 定 資 産 等 について レートベースは 3,700 億 円 程 度 事 業 報 酬 110 億 円 程 度 を 原 価 不 算 入 ( 億 円 ) レートベース 事 業 報 酬 原 価 不 算 入 の 期 間 長 期 計 画 停 止 火 力 56 2 横 須 賀 火 力 発 電 所 5~8 号 29 1 原 価 算 定 期 間 を 通 じて 不 算 入 鹿 島 火 力 発 電 所 3~4 号 年 度 より 不 算 入 姉 崎 火 力 発 電 所 ( 緊 急 設 置 ) 年 度 より 不 算 入 大 井 火 力 発 電 所 2 号 ( 緊 急 設 置 ) 年 度 より 不 算 入 福 島 第 一 第 二 原 子 力 発 電 所 3, 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 1, ( 特 定 固 定 資 産 ) (1,520) (46) 原 価 算 定 期 間 を 通 じて 不 算 入 ( 建 設 中 の 資 産 ) (138) (4) ( 核 燃 料 資 産 ) (250) (8) 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 1, ( 特 定 固 定 資 産 ) (920) (28) 原 価 算 定 期 間 を 通 じて 不 算 入 ( 建 設 中 の 資 産 ) (78) (2) ( 核 燃 料 資 産 ) (500) (15) 売 却 予 定 資 産 書 画 骨 董 建 設 準 備 口 総 合 特 別 事 業 計 画 による 売 却 予 定 対 象 資 産 全 件 66 2 売 却 時 期 によらず 原 価 算 定 期 間 を 通 じて 不 算 入 全 て 3 0 原 価 算 定 期 間 を 通 じて 不 算 入 全 件 名 工 事 口 への 振 替 までは 不 算 入 合 計 3, 原 価 算 定 期 間 を 通 じて 不 算 入

35 34 3. 減 価 償 却 費 3-1. 減 価 償 却 費 の 算 定 概 要 3-2. 減 価 償 却 費 不 算 入 内 訳

36 3-1. 減 価 償 却 費 の 算 定 概 要 35 減 価 償 却 費 は 新 規 大 型 電 源 ( 広 野 6 号 常 陸 那 珂 2 号 ) 運 転 開 始 等 の 増 加 要 因 はあるものの 償 却 進 行 の 影 響 等 により 前 回 改 定 に 比 べ719 億 円 削 減 有 識 者 会 議 の 提 言 等 を 踏 まえ 長 期 計 画 停 止 火 力 ( 横 須 賀 5~8 号 鹿 島 3,4 号 等 )に 係 る 減 価 償 却 費 は 全 額 不 算 入 とした 一 方 供 給 力 確 保 のため 火 力 緊 急 電 源 を 設 置 したことにより 火 力 部 門 の 減 価 償 却 費 は 全 体 で 若 干 増 加 24 年 度 ( 想 定 ) 25 年 度 ( 想 定 ) 26 年 度 ( 想 定 ) 24~26 平 均 1 前 回 織 込 2 ( 単 位 : 億 円 ) 差 異 3=1-2 水 力 火 力 1,194 1,578 1,617 1,463 1, 原 子 力 新 エネ 送 電 1,619 1,596 1,617 1,611 1, 変 電 配 電 1,196 1,165 1,144 1,168 1, 業 務 合 計 6,074 6,379 6,390 6,281 7, 差 異 要 因 緊 急 設 置 電 源 による 影 響 :294 億 円 長 期 計 画 停 止 火 力 カット 影 響 : 10 億 円 その 他 ( 償 却 進 行 等 ) : 255 億 円 新 エネルギー 等 発 電 費 は H21 年 度 ~ 創 設 のため 前 回 (H20) 改 定 時 は 水 力 火 力 に 織 込 風 力 水 力 発 電 費 へ 整 理 地 熱 火 力 発 電 費 へ 整 理 対 前 回 720 億 円 程 度

37 ( 参 考 ) 減 価 償 却 費 の 算 定 方 法 について 36 設 備 投 資 額 のうち 電 源 拡 充 工 事 の 全 件 名 その 他 拡 充 工 事 改 良 工 事 のうち 総 工 事 費 10 億 円 以 上 の 全 件 名 及 び リース 資 産 の 全 件 名 については 工 事 件 名 固 有 の 資 産 構 成 耐 用 年 数 に 基 づき 減 価 償 却 費 を 算 定 一 方 上 記 以 外 の 工 事 件 名 ( 数 万 件 レベル)については 減 価 償 却 費 を 個 別 に 算 定 すると 膨 大 な 作 業 となることから 過 去 5ヵ 年 実 績 の 平 均 資 産 構 成 耐 用 年 数 に 基 づき 一 括 算 定 なお 個 別 か 一 括 かの 概 念 は 減 価 償 却 費 の 算 定 方 法 の 違 いのみであり 配 電 設 備 を 除 く 投 資 額 については 大 小 入 り 混 じった 件 名 を 全 て 個 別 に 積 算 < 減 価 償 却 費 の 算 定 方 法 ( 配 電 原 子 燃 料 以 外 )> 投 資 額 5,484 億 円 (H24~26 平 均 ) 全 て 件 名 積 上 げ 減 価 償 却 費 の 算 定 常 陸 那 珂 火 力 2 号 広 野 火 力 6 号 西 上 武 幹 線 米 倉 山 メカ ソーラー 3,058 億 円 (56%) 電 源 拡 充 工 事 の 全 件 名 その 他 拡 充 工 事 改 良 工 事 のうち 総 工 事 費 10 億 円 以 上 の 件 名 リース 資 産 のうち 全 件 名 2,426 億 円 (44%) 上 記 以 外 のもの 工 事 件 名 固 有 の 資 産 構 成 ( 構 築 物 機 械 装 置 等 ) 耐 用 年 数 に 基 づき 個 別 に 算 定 過 去 5ヵ 年 平 均 の 資 産 構 成 耐 用 年 数 に 基 づき 一 括 算 定 配 電 設 備 に 係 る 投 資 は 同 種 の 資 産 ( 電 柱 開 閉 器 等 )を 大 量 に 扱 うため いわゆる 個 別 積 上 げ 方 式 を 採 用 せず 過 去 の 実 績 等 に 基 づき 一 括 想 定

38 ( 参 考 ) 減 価 償 却 累 計 率 と 減 価 償 却 費 設 備 運 用 の 関 係 37 定 率 法 の 減 価 償 却 の 下 では 減 価 償 却 累 計 率 が 高 いほど 一 定 期 間 の 減 価 償 却 費 は 低 位 に 新 規 設 備 投 資 を 極 力 抑 制 し 改 良 投 資 によって 既 存 設 備 を 有 効 活 用 することで 減 価 償 却 累 計 率 は 高 くなり 税 法 上 会 計 上 の 耐 用 年 数 を 上 回 ってもなお 安 全 かつ 安 定 供 給 を 担 える 設 備 運 用 が 可 能 に 設 備 区 分 主 な 資 産 水 力 構 築 物 水 路 等 火 力 機 械 装 置 構 築 物 機 械 装 置 水 車 発 電 機 等 取 放 水 路 護 岸 等 煙 突 排 水 設 備 等 ボイラー タービン 等 脱 硫 装 置 灰 処 理 装 置 等 原 子 力 構 築 物 取 放 水 路 護 岸 等 機 械 装 置 原 子 炉 格 納 容 器 タービン 等 送 電 架 空 電 線 路 鉄 塔 電 線 等 変 電 地 中 電 線 路 管 路 ケーブル 等 税 務 上 会 計 上 の 耐 用 年 数 ( 平 均 ) 35.3 年 15.6 年 主 な 設 備 ( 初 号 機 の 運 転 年 数 ) 矢 木 沢 (46 年 ) 安 曇 (42 年 ) 水 殿 (42 年 ) 五 井 (48 年 ) 横 浜 (47 年 ) 横 須 賀 (47 年 ) 姉 崎 (44 年 ) 南 横 浜 (43 年 ) 22 年 度 末 現 在 の 減 価 償 却 累 計 率 61.8% 85.9% 16.0 年 柏 崎 刈 羽 (26 年 ) 89.2% 26.7 年 機 械 装 置 変 圧 器 等 22.4 年 配 電 架 空 電 線 路 電 柱 電 線 等 500kV 架 空 福 島 東 幹 線 (39 年 ) 500kV 架 空 房 総 線 (38 年 ) 275kV 地 中 城 南 線 (40 年 ) 275kV 房 総 変 電 所 (48 年 ) 275kV 新 富 士 変 電 所 (47 年 ) 73.6% 79.2% 地 中 電 線 路 需 要 者 屋 内 装 置 管 路 ケーブル 等 計 器 等 27.8 年 59.0% 減 価 償 却 累 計 率 は 土 地 無 形 固 定 資 産 リース 資 産 資 産 除 去 債 務 を 除 く

39 ( 参 考 ) 緊 急 設 置 電 源 の 影 響 38 震 災 により 発 電 設 備 が 影 響 を 受 けたことに 伴 い 供 給 力 確 保 のため 敷 地 や 送 電 余 力 のある 発 電 所 構 内 に 設 置 した 緊 急 電 源 による 減 価 償 却 費 の 増 加 影 響 は 294 億 円 程 度 ( 億 円 ) 減 価 償 却 費 発 電 所 名 種 類 出 力 使 用 開 始 24 年 度 25 年 度 26 年 度 24~26 24~26 (MW) ( 想 定 ) ( 想 定 ) ( 想 定 ) 合 計 平 均 姉 崎 DE 6 23 年 4 月 0 0 長 期 停 止 号 GT 年 8 月 除 却 0 0 横 須 賀 5,6 号 GT 年 6 月 6 除 却 6 2 袖 ヶ 浦 GE 年 7 月 除 却 号 GT 年 8 月 35 除 却 大 井 2 号 GT 年 9 月 長 期 停 止 27 9 川 崎 GT 年 8 月 28 除 却 号 1 軸 GT 年 8 月 号 1 軸 (CC 化 ) CC 年 4 月 千 葉 鹿 島 3 号 2 軸 GT 年 9 月 号 2 軸 (CC 化 ) CC 年 6 月 号 3 軸 GT 年 7 月 号 3 軸 (CC 化 ) CC 年 7 月 号 1 軸 GT 年 7 月 号 1 軸 (CC 化 ) CC 年 5 月 号 2 軸 GT 年 7 月 号 2 軸 (CC 化 ) CC 年 7 月 号 3 軸 GT 年 7 月 号 3 軸 (CC 化 ) CC 年 6 月 減 価 償 却 費 合 計 ( 注 )DE:テ ィーセ ル エンシ ン GT:カ ス ターヒ ン CC:コンハ イント サイクル 姉 崎 大 井 2 号 自 社 保 有 設 備 であり H26 年 度 以 降 は 長 期 計 画 停 止 火 力 扱 い( 原 価 上 自 主 カット) 横 須 賀 袖 ヶ 浦 等 リースであるため 発 電 機 の 返 却 とともに 廃 止 CC (コンバインドサイ クル)とは ガスタービ ン 発 電 設 備 に 対 して 廃 熱 回 収 ボイラー 蒸 気 タービンおよび 発 電 機 などを 追 加 設 置 するも ので 熱 効 率 向 上 (= 燃 料 費 削 減 )や 環 境 負 荷 低 減 に 寄 与 する

40 3-2. 減 価 償 却 費 不 算 入 内 訳 39 原 価 算 定 期 間 中 に 長 期 計 画 停 止 となる 発 電 所 は 横 須 賀 鹿 島 姉 崎 大 井 の 各 ユニット 電 気 料 金 制 度 運 用 の 見 直 しに 係 る 有 識 者 会 議 報 告 書 の 内 容 を 踏 まえ これらの 発 電 所 に 係 る 減 価 償 却 費 については 長 期 計 画 停 止 の 期 間 において 全 額 原 価 不 算 入 ( 百 万 円 ) 横 須 賀 5 号 24 年 度 25 年 度 26 年 度 24~26 合 計 24~26 平 均 原 価 不 算 入 の 期 間 6 号 原 価 算 定 期 間 を 通 じて , 号 原 価 不 算 入 8 号 鹿 島 3 号 4 号 /4~ 原 価 不 算 入 姉 崎 ( 緊 急 設 置 ) /4~ 原 価 不 算 入 大 井 2 号 ( 緊 急 設 置 ) - - 1,049 1, /4~ 原 価 不 算 入 合 計 ,689 2, 約 10 億 円 < 電 気 料 金 制 度 運 用 の 見 直 しに 係 る 有 識 者 会 議 報 告 書 ( 抜 粋 )> 供 給 設 備 については デマンド レスポンス 等 を 踏 まえた 需 要 見 通 しを 前 提 にした 設 備 に 限 定 し 長 期 停 止 発 電 設 備 については 原 価 算 定 期 間 に 立 ち 上 げが 可 能 であるなど 緊 急 時 の 即 時 対 応 性 改 良 工 事 中 などの 将 来 の 稼 働 の 確 実 性 等 を 踏 まえて レートベースに 算 入 することが 適 当 である ( 略 ) その 際 当 該 設 備 に 係 る 減 価 償 却 費 等 の 営 業 費 用 についても 基 本 的 に 原 価 算 入 は 認 められないと 考 えら れる

41 40 4. 固 定 資 産 除 却 費 4-1. 固 定 資 産 除 却 費 の 算 定 概 要 4-2. 緊 急 設 置 電 源 に 係 る 除 却 費 用

42 4-1. 固 定 資 産 除 却 費 の 算 定 概 要 41 固 定 資 産 除 却 費 は 帳 簿 価 額 と 処 分 見 込 価 額 の 差 異 である 除 却 損 と 撤 去 解 体 に 伴 う 除 却 費 用 に 区 分 除 却 に 関 する 工 事 は 発 電 所 のリプレースや 経 年 劣 化 の 進 んだネットワーク 設 備 の 取 替 等 に 伴 い 必 要 となるが 競 争 的 発 注 方 法 の 導 入 等, 総 合 特 別 事 業 計 画 に 掲 げた 合 理 化 施 策 を 反 映 他 方 緊 急 設 置 電 源 の 貸 与 期 間 満 了 に 伴 う 除 却 工 事 の 発 生 や ネットワーク 部 門 の 経 年 劣 化 設 備 の 更 新 撤 去 の 増 加 等 により 前 回 改 定 に 比 べ190 億 円 程 度 増 加 する 見 込 み 24 年 度 25 年 度 26 年 度 24~26 平 均 ( 想 定 ) ( 想 定 ) ( 想 定 ) 1 前 回 織 込 2 ( 単 位 : 億 円 ) 差 異 3=1-2 < 主 な 差 異 要 因 > 水 火 力 力 火 力 : 緊 急 設 置 電 源 返 却 に 伴 う 撤 去 老 朽 化 設 備 廃 止 に 伴 う 撤 去 原 子 力 新 エネ 送 電 変 電 配 電 業 務 合 計 , 流 通 : 経 年 劣 化 設 備 の 更 新 撤 去 ( 鉄 塔 建 替 電 線 ケーブルの 張 替 変 圧 器 交 換 等 ) 不 要 資 産 の 撤 去 ( 将 来 の 使 用 見 込 みのない 送 電 線 撤 去 等 ) 法 令 遵 守 のための 撤 去 ( 電 気 設 備 技 術 基 準 の 遵 守 等 )

43 4-2. 緊 急 設 置 電 源 に 係 る 除 却 費 42 震 災 により 発 電 設 備 が 影 響 を 受 けたことで 供 給 力 確 保 のため 敷 地 や 送 電 余 力 のある 発 電 所 構 内 に 緊 急 電 源 を 設 置 し 計 画 停 電 の 原 則 不 実 施 を 継 続 緊 急 設 置 電 源 については 迅 速 な 設 置 を 実 現 するため 環 境 影 響 評 価 の 適 用 除 外 を 受 けて いるが 国 からの 指 導 として 電 力 需 給 が 緩 和 次 第 環 境 影 響 のより 大 きい 発 電 設 備 から 優 先 的 に 停 止 する 等 の 措 置 が 求 められているところ また 電 源 立 地 地 域 の 地 元 自 治 体 に 対 しても 供 給 力 の 不 足 を 補 う 場 合 に 限 り 運 転 するこ と 電 力 需 給 が 緩 和 され 次 第 停 止 撤 去 を 判 断 していくことを 説 明 した 上 で ご 理 解 を いただいている 状 況 これらを 踏 まえ 環 境 影 響 の 高 い 緊 急 設 置 電 源 は あらゆる 供 給 力 確 保 の 努 力 により 電 力 需 給 が 緩 和 され 次 第 計 画 的 に 除 却 を 進 めていく 必 要 緊 急 設 置 電 源 の 撤 去 等 に 伴 う 固 定 資 産 除 却 費 の 増 加 影 響 は 53 億 円 程 度 発 電 所 名 称 出 力 竣 工 時 期 除 却 完 了 契 約 形 態 川 崎 火 力 発 電 所 128MW 23 年 8 月 27 年 3 月 無 償 貸 与 大 井 火 力 発 電 所 1 号 128MW 23 年 8 月 27 年 3 月 無 償 貸 与 常 陸 那 珂 火 力 発 電 所 253MW 23 年 7 月 24 年 9 月 リース 袖 ヶ 浦 火 力 発 電 所 112MW 23 年 7 月 26 年 3 月 リース 横 須 賀 火 力 発 電 所 3 号 76MW 23 年 8 月 26 年 3 月 リース 横 須 賀 火 力 発 電 所 5,6 号 254MW 23 年 6 月 26 年 3 月 リース

44 ( 参 考 ) 除 却 工 事 例 1: 緊 急 設 置 電 源 ( 横 須 賀 火 力 発 電 所 )の 除 却 関 連 費 用 43 供 給 力 確 保 に 全 力 で 取 り 組 む 中 で 23 年 6 月 より 横 須 賀 火 力 発 電 所 敷 地 内 にGE 社 およびA PR 社 からリースした 移 動 式 ガスタービンを 緊 急 的 に 設 置 し 運 転 開 始 当 面 の 電 力 需 給 が 緩 和 されたため,リース 契 約 満 了 に 伴 い 貸 与 機 器 の 返 却 をする 必 要 が あることから 発 電 設 備 を 廃 止 し 撤 去 実 施 する 必 要 ( 発 電 のため 自 社 で 設 置 した 付 属 設 備 ( 主 変 圧 器 等 )も 撤 去 ) 工 事 概 要 廃 止 設 備 : 移 動 式 ガスタービン 発 電 設 備 (リース 品 ) G E 社 万 kw(2.32 万 kw 3 台 2.63 万 kw 7 台 ) APR 社 7.59 万 kw(2.53 万 kw 3 台 ) 除 却 設 備 : 主 変 圧 器 共 通 設 備 電 気 設 備 制 御 設 備 等 ( ) 工 期 :25 年 10 月 ~26 年 3 月 除 却 品 については 極 力 社 内 流 用 することとし 除 却 損 の 削 減 に 努 める 除 却 工 事 付 託 先 未 定 ( ) 付 託 先 は 未 定 であるものの 競 争 発 注 の 導 入 により 除 却 費 用 低 減 に 努 める

45 ( 参 考 ) 除 却 工 事 例 2: 経 年 劣 化 設 備 ( 京 浜 変 電 所 )の 除 却 関 連 費 用 44 過 去 に 発 生 した 変 圧 器 不 具 合 の 解 析 結 果 において 類 似 設 計 をしている27 万 V/15 万 Vの 変 圧 器 においても 流 動 帯 電 現 象 による 不 具 合 が 起 こることが 判 明 今 後 とも 供 給 信 頼 度 の 確 保 を 図 ることを 目 的 に 同 型 変 圧 器 の 取 替 を 実 施 することから 既 設 設 備 を 除 却 設 備 概 要 京 浜 変 電 所 27 万 V/15 万 V 変 圧 器 1 台 使 用 開 始 年 :1961 年 工 事 概 要 除 却 設 備 :27 万 V/15 万 V 変 圧 器 1 台 工 期 :23 年 3 月 ~25 年 6 月 除 却 工 事 付 託 先 随 意 契 約 により 選 定 ( ) 建 設 工 事 との 同 時 実 施 により 費 用 抑 制 が 期 待 できること 等 による 27 万 V/15 万 V 変 圧 器

46 45 5. 有 識 者 会 議 の 提 言 事 項 関 連 5-1. 長 期 停 止 発 電 設 備 の 扱 い 5-2. 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 の 概 要 5-3. 福 島 第 一 第 二 の 法 的 位 置 づけ 5-4. 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 福 島 第 二 の 設 備 の 状 況 5-5. 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 福 島 第 二 の 企 業 会 計 上 の 扱 い 5-6. 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 福 島 第 二 の 料 金 原 価 上 の 扱 い 5-7. 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 2 号 機 東 通 原 子 力 発 電 所 の 扱 い

47 5-1. 長 期 停 止 発 電 設 備 の 扱 い 46 本 年 3 月 にとりまとめの 電 気 料 金 制 度 運 用 の 見 直 しに 係 る 有 識 者 会 議 報 告 書 において 長 期 停 止 発 電 設 備 については 緊 急 時 の 即 時 対 応 性 改 良 工 事 中 などの 将 来 の 稼 働 の 確 実 性 等 を 踏 まえ レートベースに 算 入 することが 適 当 なお 他 電 力 の 設 備 と 比 較 し 正 当 な 理 由 なく 著 しく 低 い 稼 働 率 となっている 場 合 には 除 外 することが 適 当 とされており これらの 取 り 扱 いは 一 般 電 気 事 業 供 給 約 款 料 金 審 査 要 領 (H 改 正 )にも 反 映 こうした 取 り 扱 いを 踏 まえ 今 回 原 子 力 発 電 所 については 以 下 のとおり 一 部 を 料 金 原 価 に 算 入 当 社 原 子 力 発 電 所 の 原 価 算 入 状 況 運 転 計 画 レートベース 営 業 費 福 島 第 一 5 6 号 機 第 二 1~4 号 機 未 定 不 算 入 算 入 柏 崎 刈 羽 1~7 号 機 H25 以 降 順 次 稼 働 と 仮 定 算 入 算 入 東 通 1 号 機 ( 震 災 後 建 設 中 断 ) 未 定 算 入 ( 経 産 省 令 に 従 い1/2のみ) -( 建 設 中 につき 発 生 せず) 電 気 料 金 制 度 運 用 の 見 直 しに 係 る 有 識 者 会 議 報 告 書 ( 平 成 24 年 3 月 ) 1レートベース 対 象 資 産 の 範 囲 供 給 設 備 については デマンド レスポンス( 需 給 調 整 契 約 を 含 む) 等 を 踏 まえた 需 要 見 通 しを 前 提 にした 設 備 に 限 定 し 長 期 停 止 発 電 設 備 については 原 価 算 定 期 間 に 立 ち 上 げが 可 能 であるなど 緊 急 時 の 即 時 対 応 性 改 良 工 事 中 などの 将 来 の 稼 働 の 確 実 性 等 を 踏 まえて レートベースに 算 入 することが 適 当 である なお 電 力 会 社 間 の 同 種 の 設 備 と 比 較 して 正 当 な 理 由 なく 著 しく 低 い 稼 働 率 となっている 設 備 については レートベースから 除 外 することが 適 当 である その 際 当 該 設 備 に 係 る 減 価 償 却 費 等 の 営 業 費 用 についても 基 本 的 に 原 価 算 入 は 認 められないと 考 えられる

48 5-2. 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 の 概 要 47 福 島 第 一 5 6 号 機 は 震 災 時 両 号 機 ともに 定 期 検 査 中 で 原 子 炉 圧 力 容 器 は 閉 鎖 状 態 にあった 津 波 により 一 時 冷 却 機 能 を 失 ったが 仮 設 設 備 等 により 除 熱 機 能 を 回 復 し 冷 温 停 止 に 福 島 第 二 1~4 号 機 は 震 災 時 いずれも 運 転 中 で 原 子 炉 は 自 動 停 止 津 波 により 一 時 1,2,4 号 機 の 冷 却 機 能 を 失 ったが 仮 設 設 備 等 により 除 熱 機 能 を 回 復 し 冷 温 停 止 に H24 供 給 計 画 における 各 号 機 の 運 転 計 画 が10 年 間 未 定 であることなどを 踏 まえ 今 回 申 請 した 料 金 原 価 においては 各 号 機 ともレートベースに 算 入 せず 各 号 機 の 概 要 進 捗 状 況 : 未 実 施 実 施 中 完 了 福 島 第 一 福 島 第 二 5 号 機 6 号 機 1 号 機 2 号 機 3 号 機 4 号 機 主 要 諸 元 出 力 ( 万 kw) 営 業 運 転 開 始 ( 震 災 時 運 転 年 数 ) S53.4 (32 年 11 月 ) S54.10 (31 年 5 月 ) S57.4 (28 年 11 月 ) S59.2 (27 年 1 月 ) S60.6 (25 年 9 月 ) S62.8 (23 年 7 月 ) 震 災 時 の 状 況 定 期 検 査 中 定 期 検 査 中 運 転 中 運 転 中 運 転 中 運 転 中 原 子 炉 の 状 態 冷 温 停 止 完 了 完 了 完 了 完 了 完 了 完 了 原 子 炉 開 放 未 実 施 未 実 施 未 実 施 未 実 施 未 実 施 未 実 施 外 観 点 検 実 施 中 3 実 施 中 3 完 了 完 了 完 了 完 了 設 備 復 旧 応 急 復 旧 1 完 了 完 了 完 了 完 了 完 了 完 了 本 復 旧 2 実 施 中 実 施 中 実 施 中 実 施 中 実 施 中 完 了 耐 震 評 価 ( 冷 温 停 止 維 持 ) Ss 機 能 維 持 評 価 実 施 中 実 施 中 実 施 中 実 施 中 実 施 中 完 了 耐 震 強 化 工 事 検 討 中 検 討 中 検 討 中 実 施 中 検 討 中 完 了 1: 仮 設 設 備 で 保 安 規 定 要 求 機 能 を 満 足 2: 本 設 設 備 で 保 安 規 定 要 求 機 能 を 満 足 3: 格 納 容 器 内 滞 留 水 で 確 認 できない 場 所 等 を 除 き 確 認 済 み (H 現 在 )

49 ( 参 考 ) 福 島 第 一 第 二 原 子 力 発 電 所 の 位 置 48 福 島 県 福 島 第 一 地 震 発 生 時 の 運 転 状 況 6 号 機 ( 定 期 検 査 中 ) 5 号 機 ( 定 期 検 査 中 ) 1 号 機 ( 運 転 中 ) 2 号 機 ( 運 転 中 ) 3 号 機 ( 運 転 中 ) 4 号 機 ( 定 期 検 査 中 ) 福 島 第 二 4 号 機 ( 運 転 中 ) 3 号 機 ( 運 転 中 ) 2 号 機 ( 運 転 中 ) 1 号 機 ( 運 転 中 )

50 5-3. 福 島 第 一 第 二 の 法 的 位 置 づけ 49 福 島 第 一 は 原 災 法 26 条 の 緊 急 事 態 応 急 対 策 下 にあり 炉 規 制 法 64 条 ( 危 険 時 の 措 置 )の 対 象 と の 位 置 づけ 1~4 号 機 は 中 期 的 安 全 確 保 の 考 え 方 に 基 づく 施 設 運 営 計 画 を 提 出 福 島 第 二 は 原 災 法 上 緊 急 事 態 宣 言 の 適 用 を 解 除 され 同 法 27 条 の 事 後 対 策 下 にあり 本 年 1 月 保 安 院 提 出 の 復 旧 計 画 に 基 づき 仮 設 備 の 本 設 備 化 を 実 施 中 電 事 法 ( 電 気 事 業 法 ) 原 災 法 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 炉 規 制 法 核 原 料 物 質 核 燃 料 物 質 及 び 原 子 炉 の 規 制 に 関 する 法 律 9 条 電 気 工 作 物 の 変 更 ( 廃 止 届 出 ) 26 条 緊 急 事 態 応 急 対 策 27 条 原 子 力 災 害 事 後 対 策 1~4 号 機 福 島 第 一 H 取 締 役 会 で 廃 止 決 定 H 電 事 法 9 条 1 項 に 基 づ く 廃 止 (24/3 末 届 出 ) 炉 規 制 法 上 は 未 廃 止 適 用 下 応 急 措 置 災 害 拡 大 防 止 未 適 用 5 6 号 機 - 同 左 同 左 64 条 危 険 時 の 措 置 対 象 同 左 同 左 67 条 危 険 時 の 措 置 に 係 る 報 告 徴 収 保 安 院 指 示 中 期 的 安 全 確 保 の 考 え 方 に 基 づく 施 設 運 営 計 画 をH 以 降 順 次 提 出 H 保 安 院 指 示 に 基 づき 信 頼 性 向 上 対 策 に 係 る 実 施 計 画 を 提 出 事 故 後 に 設 置 した 安 定 化 設 備 等 の 運 営 ( 水 処 理 施 設 や 循 環 冷 却 施 設 の 運 転 保 守 等 ) 中 期 的 安 全 確 保 の 考 え 方 に 基 づ く 施 設 運 営 計 画 に ついては 報 告 徴 収 の 対 象 外 - 福 島 第 二 1~4 号 機 H 適 用 解 除 H 保 安 院 指 示 に 基 づき 原 子 力 事 業 者 防 災 業 務 計 画 に 基 づく 復 旧 計 画 を 提 出 冷 温 停 止 維 持 設 備 の 復 旧 信 頼 性 向 上 ( 仮 設 備 本 設 備 へ) 同 左

51 5-4. 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 福 島 第 二 の 設 備 の 状 況 50 福 島 第 一 5 6 号 機 及 び 福 島 第 二 は 震 災 時 の 津 波 により 一 部 のポンプや 電 動 機 電 気 系 等 が 使 用 不 能 となったが 仮 設 設 備 等 により 冷 却 機 能 等 は 回 復 している なお 地 震 による 安 全 上 重 要 な 設 備 に 被 害 は 認 められておらず 主 要 設 備 についても 損 傷 は 認 められていない 現 在 の 福 島 第 一 5 6 号 機 の 外 観 現 在 の 福 島 第 二 の 外 観

52 ( 参 考 ) 福 島 第 二 の 設 備 の 状 況 51 冷 却 系 復 旧 までの 間 SRV( 逃 し 安 全 弁 )からの 蒸 気 によりS/C( 圧 力 抑 制 室 )の 水 温 が3 日 間 程 度 100 以 上 に 上 昇 ( 圧 力 抑 制 機 能 喪 失 : 原 災 法 15 条 に 該 当 ) 事 故 時 運 転 操 作 手 順 書 に 従 った 操 作 等 によって 温 度 圧 力 の 上 昇 を 緩 和 冷 却 系 の 復 旧 によって, 最 終 的 に 温 度 圧 力 低 下 に 成 功 原 子 炉 格 納 容 器 は 設 計 上 の 最 高 使 用 圧 力 を 超 えず ベントを 行 わずに 収 束 に 成 功 1~4 号 機 の 格 納 容 器 内 点 検 を 実 施 しているが 安 全 上 の 機 能 に 係 わる 設 備 の 異 常 は 確 認 さ れていない S/Cの 温 度 が 設 計 値 を 超 えていることから 原 子 力 安 全 委 員 会 意 見 を 踏 まえ 今 後 その 影 響 評 価 を 実 施 H24 年 度 内 に 終 了 する 予 定

53 ( 参 考 ) 福 島 第 二 の 復 旧 計 画 と 進 捗 状 況 52 福 島 第 二 は 震 災 後 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 ( 原 災 法 )に 基 づく 原 子 力 緊 急 事 態 宣 言 の 下 緊 急 事 態 応 急 対 策 を 実 施 事 態 収 束 国 による 評 価 に 基 づき H 緊 急 事 態 解 除 宣 言 が 出 され 原 災 法 27 条 に 基 づく 事 後 対 策 へ 移 行 現 在 原 子 力 事 業 者 防 災 業 務 計 画 に 基 づき 策 定 した 復 旧 計 画 (H 原 子 力 安 全 保 安 院 へ 提 出 公 表 )に 則 り 冷 温 停 止 維 持 に 係 る 設 備 等 の 復 旧 を 進 めており 各 号 機 の 復 旧 作 業 を 確 実 に 実 施 冷 温 停 止 維 持 に 必 要 な 設 備 : 残 留 熱 除 去 系 原 子 炉 冷 却 材 浄 化 系 及 び 系 統 に 付 随 する 補 助 系 の 電 源 設 備 非 常 用 ディーゼル 発 電 設 備 非 常 用 電 源 系 直 流 電 源 系 炉 内 に 装 荷 されている 燃 料 は 準 備 が 整 った 時 点 で 使 用 済 燃 料 プールへ 移 動 福 島 第 二 1~4 号 機 の 復 旧 計 画 と 進 捗 状 況 平 成 23 年 度 1/31 復 旧 計 画 書 を 提 出 5 月 末 上 期 平 成 24 年 度 下 期 1 号 機 36%(33%) 復 旧 完 了 ( 予 定 ) 2 号 機 35%(35%) 復 旧 完 了 ( 予 定 ) 3 号 機 69%(69%) 復 旧 完 了 ( 予 定 ) 注 注 4 号 機 100%(95%) 5/17 復 旧 完 了 表 中 の%は 復 旧 計 画 に 基 づく 復 旧 作 業 ( 本 設 備 化 完 了 まで)のH24.5 末 時 点 の 進 捗 率 ( ) 内 は 前 月 末 時 点 の 進 捗 率

54 ( 参 考 ) 福 島 第 二 の 復 旧 状 況 53

55 ( 参 考 ) 福 島 第 一 5 6 号 機 の 冷 温 停 止 維 持 に 向 けた 対 応 54 福 島 第 一 は 炉 規 制 法 67 条 に 基 づく 冷 温 停 止 維 持 放 射 性 物 質 の 封 じ 込 めのための 施 設 運 営 計 画 を 策 定 保 安 院 へ 提 出 この 施 設 運 営 計 画 の 報 告 徴 収 命 令 は 主 に 事 故 対 象 の 福 島 第 一 1~4 号 機 に 係 るも のであり 福 島 第 一 5 6 号 機 は 福 島 第 一 1~4 号 機 に 比 べ 震 災 時 の 被 害 が 少 なく 安 全 上 重 要 な 設 備 の 損 傷 が 認 められないことから 共 通 施 設 を 除 き 対 象 外 1~4 号 機 の 原 子 炉 の 安 定 冷 却 維 持 が 達 成 されたものの 福 島 第 二 と 同 様 に 原 災 法 26 条 の 緊 急 事 態 応 急 対 策 の 完 了 を 目 指 している( 時 期 は 未 定 ) なお 福 島 第 一 5 6 号 機 は 福 島 第 二 同 様 仮 設 設 備 を 本 設 備 にするなど 原 子 炉 の 冷 温 停 止 維 持 に 向 けた 信 頼 性 向 上 対 策 について 社 内 計 画 を 策 定 実 施 している 状 況

56 ( 参 考 ) 福 島 第 一 福 島 第 二 に 係 る 改 良 設 備 投 資 55 福 島 第 一 は 炉 規 制 法 第 67 条 第 1 項 の 要 求 等 により 定 めた 安 全 対 策 等 1 に 係 る 改 良 工 事 を 実 施 福 島 第 二 は 震 災 後 の 原 子 力 安 全 保 安 院 指 示 2 により 定 めた 安 全 対 策 等 に 係 る 改 良 工 事 を 実 施 福 島 第 一 5 6 号 機 ( 共 通 設 備 含 ) 及 び 第 二 合 計 で 原 価 算 定 期 間 の3 年 平 均 で632 億 円 の 改 良 工 事 を 計 画 1 中 期 的 安 全 確 保 の 考 え 方 に 基 づく 施 設 運 営 計 画 等 による 2 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 の 緊 急 時 安 全 対 策 の 実 施 について( 指 示 ) ( 平 成 23 年 4 月 20 日 原 第 20 号 ) 福 島 第 一 第 二 の 改 良 工 事 費 ( 億 円 ) H24 H25 H26 3 年 平 均 福 島 第 一 福 島 第 二 合 計 改 良 工 事 の 主 な 内 訳 左 記 に 対 応 する 減 価 償 却 費 ( 億 円 ) H24 H25 H26 3 年 平 均 福 島 第 一 福 島 第 二 合 計 減 価 償 却 費 のみ 料 金 原 価 に 算 入 レートベース には 不 算 入 福 島 第 一 福 島 第 二 区 分 概 要 津 波 対 策 5 6 号 機 津 波 時 の 浸 水 対 策 のための 防 潮 堤 構 築 耐 震 強 化 5 6 号 機 使 用 済 燃 料 貯 蔵 用 ラックの 耐 震 裕 度 向 上 所 内 電 源 増 強 共 通 非 常 用 電 源 設 備 の 配 電 盤 取 替 など 港 湾 整 備 共 通 物 揚 場 改 修 工 事 や 港 湾 浚 渫 など キャスク 保 管 施 設 増 強 共 通 燃 料 保 管 用 キャスク 置 場 増 設 など ゴミ 焼 却 施 設 増 強 共 通 大 型 焼 却 炉 およびランドリを 設 置 構 内 汚 染 拡 大 防 止 対 策 共 通 警 戒 区 域 の 縮 小 に 伴 うゲート 機 能 強 化 関 連 工 事 など 津 波 対 策 津 波 時 の 浸 水 対 策 のための 防 潮 堤 構 築 耐 震 強 化 排 気 筒 の 耐 震 裕 度 向 上

57 ( 参 考 ) 津 波 対 策 のイメージ 56 柏 崎 刈 羽 の 例 柏 崎 刈 羽 についても 福 島 第 一 第 二 原 子 力 発 電 所 事 故 を 踏 まえ た 他 の 発 電 所 の 緊 急 安 全 対 策 の 実 施 について ( 指 示 ) ( 平 成 23 年 3 月 30 日 原 第 7 号 )に 従 い 防 潮 堤 設 置 水 密 扉 設 置 等 の 改 良 工 事 を 実 施 1 敷 地 内 への 浸 水 津 波 の 衝 撃 回 避 防 止 対 策 高 さ 海 抜 15mの 防 潮 堤 ( 堤 防 )の 設 置 3 更 に 建 屋 内 重 要 機 器 室 への 浸 水 防 止 対 策 非 常 用 電 気 品 室 など 重 要 機 器 室 扉 の 水 密 化 2 建 屋 内 への 浸 水 防 止 対 策 原 子 炉 建 屋 への 防 潮 壁 防 潮 板 の 設 置 建 屋 外 壁 扉 等 の 水 密 化 配 管 等 の 貫 通 部 の 止 水 水 密 扉 化

58 5-5. 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 福 島 第 二 の 企 業 会 計 上 の 扱 い 57 福 島 第 一 5 6 号 機 第 二 の 既 存 設 備 及 び 改 良 工 事 費 に 係 る 減 価 償 却 費 は 会 計 上 他 の 電 気 事 業 固 定 資 産 と 同 様 経 常 費 用 に 整 理 また 冷 温 停 止 維 持 に 係 る 人 件 費 修 繕 費 諸 経 費 等 の いわゆる 運 転 維 持 費 についても 会 計 上 経 常 費 用 に 整 理 他 方 震 災 により 被 災 した 設 備 の 復 旧 工 事 に 係 る 費 用 は 平 成 23 年 度 以 降 に 復 旧 工 事 を 実 施 する 将 来 分 も 含 め 震 災 直 後 のH22 年 度 決 算 において 特 別 損 失 に 一 括 計 上 済 み こうした 会 計 上 の 扱 いと 今 回 の 料 金 原 価 上 の 扱 いは 以 下 のとおり 整 合 がとれている 既 存 設 備 等 の 減 価 償 却 費 設 備 復 旧 に 係 る 費 用 企 業 会 計 上 の 扱 い 福 島 第 一 1~4 号 機 福 島 第 一 5 6 号 機 福 島 第 二 廃 止 のため 特 別 損 失 として 計 上 経 常 費 用 特 別 損 失 に 計 上 特 別 損 失 に 計 上 ( 臨 時 巨 額 ) ( 臨 時 巨 額 ) 料 金 原 価 上 の 扱 い 福 島 第 一 1~4 号 機 福 島 第 一 5 6 号 機 福 島 第 二 特 別 損 失 で 処 理 済 み のため 原 価 不 算 入 原 価 に 算 入 特 別 損 失 で 処 理 済 み 特 別 損 失 で 処 理 済 み のため 原 価 不 算 入 のため 原 価 不 算 入 運 転 維 持 費 経 常 費 用 経 常 費 用 原 価 に 算 入 原 価 に 算 入 冷 温 停 止 維 持 に 係 る 人 件 費 修 繕 費 諸 経 費 等 レートベースには 不 算 入

59 ( 参 考 ) 福 島 第 一 5 6 福 島 第 二 の 災 害 特 別 損 失 について 58 福 島 第 一 5 6 号 機 福 島 第 二 については 現 場 確 認 では 大 きな 損 傷 は 見 つかっていない ものの 設 備 の 被 災 状 況 の 詳 細 な 確 認 と 具 体 的 な 復 旧 作 業 内 容 の 見 極 めができておらず 通 常 の 見 積 もりが 困 難 であることから 新 潟 県 中 越 沖 地 震 における 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 ( 以 下 柏 崎 刈 羽 )の 復 旧 費 用 と 全 体 的 には 同 程 度 とし これに 基 づく 概 算 額 2,118 億 円 を 災 害 特 別 損 失 に 計 上 福 島 第 一 5 6 号 機, 福 島 第 二 の 冷 温 停 止 状 態 維 持 等 に 係 る 費 用 2,118 億 円 の 算 定 根 拠 柏 崎 刈 羽 の 災 害 特 別 損 失 総 額 2,402 億 円 ( 柏 崎 刈 羽 1~7 号 機 ) 福 島 第 一, 福 島 第 二 の 災 害 特 別 損 失 概 算 額 ( 補 正 前 ) 2,059 億 円 ( 福 島 第 一 5 6 号 機 福 島 第 二 1~4 号 機 ) 福 島 第 一, 福 島 第 二 の 災 害 特 別 損 失 概 算 額 ( 補 正 後 ) 2,118 億 円 柏 崎 刈 羽 では 非 管 理 区 域 内 での 作 業 が 一 部 あるが 福 島 第 一 福 島 第 二 では 敷 地 全 体 が 管 理 区 域 とし 割 増 補 正 を 実 施 災 害 特 別 損 失 2,118 億 円 の 具 体 的 工 事 内 容 ( 現 時 点 計 画 済 分 ) 震 災 で 被 災 した 資 産 のうち 冷 温 停 止 状 態 維 持 等 に 必 要 な 以 下 の 設 備 の 復 旧 電 源 盤 及 びケーブル 原 子 炉 冷 却 設 備 ( 海 水 系 ポンプ 等 ) 非 常 用 ディーゼル 発 電 設 備 上 記 設 備 の 仮 設 復 旧 終 了 現 在 本 復 旧 作 業 中 上 記 以 外 の 設 備 に 関 しては 被 害 状 況 の 詳 細 な 確 認 を 踏 まえ 必 要 に 応 じて 復 旧 工 事 を 実 施

60 5-6. 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 福 島 第 二 の 料 金 原 価 上 の 扱 い1 59 今 回 申 請 原 価 における 福 島 第 一 5 6 号 機 第 二 に 係 る 原 価 額 は 減 価 償 却 費 414 億 円 のほか 人 件 費 修 繕 費 などの 冷 温 停 止 維 持 に 係 る 運 営 維 持 費 486 億 円 を 計 上 なお 原 価 算 定 期 間 中 の 平 均 簿 価 3,407 億 円 ( 事 業 報 酬 相 当 :102 億 円 )は レートベースに 算 入 していない 福 島 第 一 第 二 の 今 回 原 価 織 込 額 (H24~26 平 均 ) ( 億 円 ) 福 島 第 一 5 6 福 島 第 二 合 計 減 価 償 却 費 運 転 維 持 費 人 件 費 修 繕 費 その 他 費 用 委 託 費 固 定 資 産 税 固 定 資 産 除 却 費 賃 借 料 廃 棄 物 処 理 費 諸 費 ( 注 ) 一 部 四 捨 五 入 のため 合 計 値 に 合 わない 養 成 費 消 耗 品 費 等 原 子 炉 設 備 点 検 修 理 34 億 円 廃 棄 物 処 理 設 備 点 検 修 理 25 億 円 共 通 設 備 点 検 修 理 19 億 円 建 物 設 備 点 検 修 理 17 億 円 構 築 物 設 備 点 検 修 理 16 億 円 など 修 繕 費 には 震 災 以 前 から 実 施 していた 各 種 法 令 点 検 や 冷 温 停 止 維 持 に 必 要 な 設 備 の 定 期 的 な 保 守 などが 含 まれる 震 災 に 伴 う 被 害 状 況 調 査 のための 点 検 等 は 特 別 損 失 に 計 上 しており 修 繕 費 には 含 んでいない

61 ( 参 考 ) 福 島 第 一 福 島 第 二 の 人 員 の 活 動 状 況 60 福 島 第 一 は 原 災 法 26 条 ( 緊 急 事 態 応 急 対 策 )の 適 用 下 にあるが 応 急 対 策 を 実 施 中 であり 社 内 計 画 を 立 案 し 仮 設 備 から 本 設 備 にすることで 冷 温 停 止 を 安 定 的 に 維 持 できるよう 信 頼 性 向 上 対 策 を 検 討 実 施 福 島 第 二 は 昨 年 12 月 に 緊 急 事 態 宣 言 が 解 除 され 原 災 法 27 条 ( 原 子 力 災 害 事 後 対 策 ) 本 年 1 月 に 原 子 力 事 業 者 防 災 業 務 計 画 に 基 づく 復 旧 計 画 を 策 定 実 施 特 別 な 保 全 計 画 及 び 運 転 後 30 年 を 経 過 する 各 号 機 の 高 経 年 化 対 策 を 策 定 実 施 法 令 及 び 作 業 安 全 放 射 線 安 全 その 他 に 係 わる 発 電 所 運 営 上 必 要 な 設 備 の 本 復 旧 等 を 実 施 福 島 第 一 第 二 の 原 価 算 期 間 における 平 均 人 員 ( 社 員 数 ) ( 人 ) H24 H25 H26 平 均 安 定 化 センター 福 島 第 一 1~4 号 福 島 第 一 5 6 号 福 島 第 二 合 計 1,848 1,818 1,823 1, 原 子 炉 の 冷 温 停 止 の 安 定 的 維 持 復 旧 計 画 の 実 施 等 に 必 要 な 人 員

62 5-6. 福 島 第 一 (5 6 号 機 ) 福 島 第 二 の 料 金 原 価 上 の 扱 い2 61 福 島 第 一 5 6 号 機 および 福 島 第 二 の 今 後 の 扱 いは 未 定 他 方 原 子 力 発 電 所 としての 主 要 設 備 の 損 傷 は 認 められておらず 加 えて 原 災 法 及 び 炉 規 制 法 上 の 義 務 に 基 づく 安 全 確 保 のための 改 良 工 事 の 途 上 にあることから 低 稼 働 であることに ついて 正 当 な 理 由 を 有 すると 考 えられるのではないか 事 故 により 炉 内 への 海 水 注 入 や 水 素 爆 発 による 設 備 損 傷 など 物 理 的 に 復 旧 困 難 であることから 本 年 4 月 19 日 付 けで 廃 止 した 福 島 第 一 1~4 号 機 とは 状 況 は 異 なる 加 えて 復 旧 工 事 に 係 る 費 用 は 特 別 損 失 として 計 上 済 みであり これらは 原 価 に 算 入 してい ないこと 既 存 の 簿 価 や 改 良 投 資 額 については 現 状 すでに 経 常 費 用 として 整 理 している 企 業 会 計 上 の 扱 いも 踏 まえ 減 価 償 却 費 等 の 営 業 費 の 料 金 原 価 算 入 をお 認 めいただきたいと 考 えている 電 気 料 金 制 度 運 用 の 見 直 しに 係 る 有 識 者 会 議 報 告 書 ( 平 成 24 年 3 月 ) 1レートベース 対 象 資 産 の 範 囲 供 給 設 備 については デマンド レスポンス( 需 給 調 整 契 約 を 含 む) 等 を 踏 まえた 需 要 見 通 しを 前 提 にし た 設 備 に 限 定 し 長 期 停 止 発 電 設 備 については 原 価 算 定 期 間 に 立 ち 上 げが 可 能 であるなど 緊 急 時 の 即 時 対 応 性 改 良 工 事 中 などの 将 来 の 稼 働 の 確 実 性 等 を 踏 まえて レートベースに 算 入 することが 適 当 である なお 電 力 会 社 間 の 同 種 の 設 備 と 比 較 して 正 当 な 理 由 なく 著 しく 低 い 稼 働 率 となっている 設 備 については レートベースから 除 外 することが 適 当 である その 際 当 該 設 備 に 係 る 減 価 償 却 費 等 の 営 業 費 用 についても 基 本 的 に 原 価 算 入 は 認 められないと 考 えられる

63 5-7. 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 2 号 機 及 び 東 通 原 子 力 発 電 所 の 扱 い 62 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 2 号 機 の 料 金 原 価 上 の 扱 い 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 2 号 機 は 平 成 19 年 7 月 の 中 越 沖 地 震 により 被 災 し 他 の 号 機 と 同 様 作 業 安 全 火 災 防 止 を 徹 底 しつつ 設 備 の 点 検 復 旧 耐 震 強 化 工 事 を 着 実 かつ 慎 重 に 進 めて いる 状 況 今 回 の 原 価 算 定 期 間 中 には 稼 働 しない 前 提 としているが 稼 働 へ 向 けた 準 備 を 進 めており 有 識 者 会 議 報 告 書 のレートベース 不 算 入 要 件 である 正 当 な 理 由 なく 著 しく 低 い 稼 働 率 には 該 当 せず かつ 耐 震 強 化 工 事 を 実 施 していることなど 改 良 工 事 中 などの 将 来 の 稼 働 の 確 実 性 を 踏 まえ レートベースに 算 入 レートベース 322 億 円 : 事 業 報 酬 10 億 円 なお 同 発 電 所 のPR 施 設 についても 地 元 自 治 体 への 各 号 機 の 耐 震 津 波 対 策 工 事 の 進 捗 状 況 の 説 明 等 の 理 解 活 動 を 行 う 上 で 必 要 となることから レートベースに 算 入 レートベース 7.5 億 円 : 事 業 報 酬 0.2 億 円 東 通 発 電 所 の 料 金 原 価 上 の 扱 い 東 通 原 子 力 発 電 所 は 平 成 23 年 1 月 に 着 工 後 東 日 本 大 震 災 を 受 け 工 事 を 中 断 中 運 転 開 始 予 定 時 期 は 未 定 であり 将 来 の 稼 働 の 確 実 性 を 言 える 状 況 にはないが レート ベース- 建 設 中 の 資 産 は 2 分 の1のみ 算 入 する 規 定 となっており これは 建 設 中 の 資 産 の 将 来 の 稼 働 の 確 実 性 等 を 踏 まえた 扱 いと 考 えられることから 規 定 に 従 い 原 価 算 定 期 間 中 にお ける 建 設 仮 勘 定 の 平 均 残 高 の2 分 の1をレートベースに 算 入 レートベース(1/2 後 ) 750 億 円 : 事 業 報 酬 22 億 円

64 参 考 ) 原 子 力 運 転 計 画 [ 凡 例 ] 停 止 期 間 ( 未 定 を 含 む) ( 第 2 回 当 委 員 会 資 料 より) (H24) 2013 (H25) 2014 (H26) 2015~2021 (H27~H33) 福 島 第 一 (188.4 万 kw) 福 島 第 二 (440 万 kw) 5 6 号 号 2 未 定 1 号 2 (H25.4) 2 号 2 (H27.9) 3 号 2 (H26.7) 柏 崎 刈 羽 (821.2 万 kw) 4 号 2 (H27.2) 5 号 2 (H25.10) 6 号 2 7 号 (H25.5) (H25.12) 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 については 今 後 安 全 安 心 を 確 保 しつつ 地 元 のご 理 解 をいただくことが 大 前 提 ではあるが 今 回 の 申 請 における3 年 間 の 原 価 算 定 期 間 においては 平 成 25 年 4 月 から 順 次 再 稼 働 がなされるものと 仮 定 して 原 価 を 算 定 している