⑵ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 第 43 回 東 播 用 水 土 地 改 良 区 通 常 総 代 会 開 会 あいさつ 理 事 長 大 村 伊 三 夫 平 成 26 年 春 の 便 りが 聞 こえるころになり 暖 かく なってまいりましたが 総 代 の 皆

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2 ⑵ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 第 43 回 東 播 用 水 土 地 改 良 区 通 常 総 代 会 開 会 あいさつ 理 事 長 大 村 伊 三 夫 平 成 26 年 春 の 便 りが 聞 こえるころになり 暖 かく なってまいりましたが 総 代 の 皆 様 におかれましては 益 々ご 健 勝 にてご 活 躍 の 様 子 お 喜 び 申 し 上 げます また ご 来 賓 の 皆 様 には 年 度 末 公 私 ご 多 用 の 中 第 43 回 通 常 総 代 会 にご 出 席 を 賜 り 誠 にありがとうご ざいます 国 営 東 播 用 水 二 期 土 地 改 良 事 業 に 関 しては 平 成 21 年 度 から 平 成 23 年 度 の 3 年 間 に 実 施 されました 国 営 土 地 改 良 事 業 地 区 調 査 の 成 果 をもとに 平 成 24 年 度 には 全 体 実 施 設 計 作 業 が 行 われ 事 業 計 画 書 が 取 りまとめられました その 後 平 成 25 年 度 におきま しては 国 営 東 播 用 水 二 期 土 地 改 良 事 業 に 着 工 する ため 平 成 25 年 10 月 から 全 受 益 地 域 全 組 合 員 を 対 象 とした 事 業 内 容 の 説 明 と 施 行 同 意 署 名 押 印 の 要 請 を 推 進 してまいりました その 結 果 土 地 改 良 法 第 3 条 の 資 格 者 等 90%を 超 える 方 々のご 理 解 を 得 て 事 業 施 行 の 同 意 を 頂 き 法 手 続 きを 進 めたところです この 同 意 署 名 の 取 りまと めにあたりましては 近 畿 農 政 局 並 びに 淀 川 水 系 土 地 改 良 調 査 管 理 事 務 所 の 職 員 の 皆 様 の 応 援 を 頂 き 所 定 の 時 期 に 手 続 きに 入 れたものでございます この 様 なご 配 慮 をしていただきました 御 当 局 に 対 しまして 感 謝 申 し 上 げます 誠 にありがとうござい ました 後 ほど 報 告 第 1 号 において 説 明 を 致 しますが 平 成 25 年 9 月 1 日 には 国 営 事 業 を 推 進 していただく 近 畿 農 政 局 東 播 用 水 二 期 農 業 水 利 事 業 所 が 神 戸 市 西 区 神 出 町 小 束 野 地 内 に 開 設 され 事 業 推 進 体 制 ができ あがり 工 事 着 手 準 備 に 入 られました 平 成 26 年 1 月 に 入 り 進 めてきておりました 一 連 の 法 手 続 きも 農 林 水 産 省 兵 庫 県 神 戸 市 をはじめと する 関 係 市 町 の 絶 大 なるご 協 力 を 得 て 事 業 計 画 が 確 定 し 一 定 の 手 続 きを 終 了 したものであります 同 意 署 名 の 徴 集 にあたり 総 代 水 利 自 治 会 の 役 員 の 皆 様 組 合 員 の 皆 様 に 加 え 関 係 行 政 機 関 の 皆 様 国 県 の 諸 先 生 方 のご 理 解 とご 協 力 の 賜 物 と 衷 心 よ り 感 謝 申 し 上 げ 土 地 改 良 区 としましては 今 後 事 業 の 早 期 完 了 に 向 かって 更 なる 努 力 をする 所 存 で すので 引 き 続 きご 理 解 とご 協 力 を 賜 りますようお 願 い 申 し 上 げます さて 昨 年 度 のかんがい 期 には 土 地 改 良 区 の 事 務 所 における 降 雨 記 録 を 見 ますと 5 月 ~ 9 月 まで の 累 積 降 雨 は800mmを 超 え 8 月 の 降 雨 を 見 ても 100mmをこしているもので 水 利 面 での 心 配 は 少 なかったわけですが 一 部 の 地 域 では 竜 巻 のような 現 象 が 起 こり 災 害 の 心 配 もしなければならないこ ともありました お 陰 をもちましてダム 貯 水 量 の 状 態 が 安 定 傾 向 に あり 加 古 川 水 系 広 域 農 業 水 利 施 設 総 合 管 理 所 関 係 職 員 のご 尽 力 の 賜 物 だと 感 謝 申 し 上 げるものであり ます いろいろな 課 題 も 多 くありますが 減 反 政 策 の 転 換 のことをとらえても ダムに 貯 留 した 用 水 もさる ことながら 地 域 のタメ 池 の 効 率 的 な 運 用 と 耕 作 作 物 などの 選 択 など 営 農 面 の 工 夫 が 不 可 欠 である ことは これまでと 同 様 に 大 切 でありますので 水 利 と 営 農 組 織 あるいは 農 家 と 十 分 協 議 ご 検 討 を 頂 く 必 要 もあるのではないかと 思 っております 最 後 になりますが 本 日 の 総 代 会 には 平 成 24 年 度 決 算 25 年 度 補 正 予 算 の 理 事 会 専 決 並 びに26 年 度 の 事 業 計 画 と 予 算 等 々 盛 り 沢 山 の 重 要 案 件 の 議 案 上 程 を 予 定 いたしております 総 代 各 位 におかれま しては 最 後 まで 慎 重 なるご 審 議 を 賜 ります 事 をお 願 い 致 しますと 共 に 本 日 ご 出 席 を 頂 いております 皆 様 各 位 の 益 々のご 健 勝 とご 発 展 を 祈 念 申 し 上 げ 簡 単 素 地 その 意 を 尽 くせませんが 開 会 のご 挨 拶 とさせ ていただきます 平 成 26 年 3 月 24 日 -2-

3 ⑶ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 第 43 回 通 常 総 代 会 平 成 26 年 3 月 24 日 三 木 市 立 福 祉 会 館 に 於 いて 第 43 回 通 常 総 代 会 を 開 催 総 代 定 数 80 名 中 61 名 出 席 来 賓 として 近 畿 農 政 局 整 備 部 内 海 晋 次 長 近 畿 農 政 局 淀 川 水 系 土 地 改 良 調 査 管 理 事 務 所 吉 田 光 広 次 長 近 畿 農 政 局 東 播 用 水 二 期 農 業 水 利 事 業 所 溝 端 薫 所 長 兵 庫 県 農 政 環 境 部 農 林 水 産 局 農 村 環 境 室 石 井 龍 太 郎 室 長 兵 庫 県 土 地 改 良 事 業 団 体 連 合 会 杉 本 修 一 郎 常 務 理 事 以 下 国 県 市 町 等 関 係 者 多 数 のご 臨 席 のもと 福 田 信 幸 事 務 局 長 の 開 会 宣 言 により 開 会 議 長 に 實 井 昭 男 総 代 ( 三 木 市 細 川 町 ) 議 事 録 署 名 人 には 西 岡 忠 幸 総 代 ( 神 戸 市 西 区 平 野 町 ) 山 内 清 孝 総 代 ( 三 木 市 志 染 町 )を 選 任 し 議 事 に 入 り 慎 重 に 審 議 され 提 出 し ました 全 議 案 は 原 案 どおり 可 決 決 定 されました 提 出 議 案 報 告 第 1 号 国 営 東 播 用 水 二 期 土 地 改 良 事 業 ( 農 業 用 用 排 水 )の 計 画 確 定 について 第 1 号 議 案 平 成 24 年 度 事 業 報 告 並 びに 一 般 会 計 特 別 会 計 収 支 決 算 及 び 財 産 目 録 について 第 2 号 議 案 監 査 細 則 の 一 部 改 正 について 第 3 号 議 案 平 成 25 年 度 一 般 会 計 特 別 会 計 収 支 補 正 予 算 の 理 事 会 専 決 処 分 の 承 認 について 第 4 号 議 案 平 成 26 年 度 事 業 計 画 について 第 5 号 議 案 平 成 26 年 度 賦 課 金 の 賦 課 徴 収 について 第 6 号 議 案 平 成 26 年 度 加 入 金 について 第 7 号 議 案 平 成 26 年 度 役 員 及 び 総 代 の 報 酬 日 当 について 第 8 号 議 案 平 成 26 年 度 地 区 除 外 決 済 金 額 について 第 9 号 議 案 平 成 26 年 度 一 般 会 計 特 別 会 計 収 支 予 算 について 第 10 号 議 案 平 成 26 年 度 一 時 借 入 金 の 限 度 額 及 び 借 入 方 法 について 第 11 号 議 案 平 成 26 年 度 余 裕 金 及 び 積 立 金 の 預 入 先 について 近 畿 農 政 局 内 海 整 備 部 次 長 県 農 村 環 境 室 石 井 室 長 県 土 連 杉 本 常 務 理 事 議 長 實 井 総 代 -3-

4 ⑷ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 平 成 26 年 度 事 業 計 画 と 一 般 会 計 予 算 1. 水 利 施 設 の 維 持 管 理 並 びに 配 水 管 理 を 適 切 に 行 う 1 ) 東 播 用 水 土 地 改 良 区 維 持 管 理 事 業 計 画 及 び 関 係 諸 規 程 を 遵 守 し 管 理 施 設 の 保 守 点 検 整 備 その 他 日 常 必 要 な 維 持 管 理 業 務 を 適 切 に 行 う ⑴ 主 要 施 設 ア) 用 水 路 23 路 線 ( 約 369km) イ) 揚 水 機 場 24 機 場 ウ) 頭 首 工 2 ヶ 所 エ) 遠 方 監 視 制 御 施 設 34 局 ⑵ 計 画 的 補 修 整 備 改 修 を 行 うとともに 軽 微 な ものは 直 営 により 機 能 を 保 全 する 2 ) 管 理 体 制 の 整 備 を 行 い 水 利 用 調 整 を 適 切 に 行 う ⑴ 補 給 計 画 ため 池 等 の 個 所 501ヶ 所 ⑵ 配 水 計 画 面 積 7,398ha ( 配 水 管 理 体 制 整 備 計 画 面 積 ) ⑶ 渇 水 に 備 えて 節 水 意 識 の 高 揚 と 啓 発 に 努 める 2. 加 古 川 水 系 広 域 農 業 水 利 施 設 総 合 管 理 事 業 の 円 滑 な 実 施 推 進 に 協 力 する 3. 国 営 東 播 用 水 二 期 土 地 改 良 事 業 の 円 滑 な 実 施 推 進 に 協 力 する 4. 補 助 事 業 を 適 正 かつ 円 滑 に 執 行 する 1 ) 土 地 改 良 施 設 維 持 管 理 適 正 化 事 業 2 ) 国 営 造 成 施 設 管 理 体 制 整 備 促 進 事 業 ( 管 理 体 制 整 備 型 ) 東 播 用 水 地 区 5. 農 業 水 利 施 設 保 全 合 理 化 事 業 の 実 施 に 当 たり 関 係 機 関 と 協 調 連 携 し 事 業 推 進 を 図 る 6. 国 営 関 連 事 業 によって 整 備 された 東 播 用 水 専 用 水 利 施 設 ( 財 産 )の 譲 与 等 の 事 務 を 推 進 する 7. 土 地 改 良 区 の 合 併 事 務 を 推 進 する 8. 当 該 年 度 賦 課 金 及 び 未 収 賦 課 金 の 徴 収 に 努 める 9.その 他 1 ) 維 持 管 理 事 業 に 関 する 農 家 負 担 の 軽 減 につな がる 調 査 研 究 に 努 める 2 ) 淡 山 疏 水 東 播 用 水 未 来 遺 産 運 動 基 本 計 画 の 構 築 に 努 める 3 ) 水 源 地 域 の 人 々と 用 水 を 使 用 する 人 々の 交 流 に 努 める -4-

5 ⑸ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 平 成 26 年 度 賦 課 金 1. 経 常 賦 課 金 ⑴ 徴 収 範 囲 ⑵ 賦 課 金 額 2. 維 持 管 理 費 ⑴ 徴 収 範 囲 ⑵ 賦 課 金 額 平 成 26 年 4 月 1 日 現 在 : 東 播 用 水 土 地 改 良 区 の 地 区 内 にある 全 受 益 地 10アール 当 り 1,500 円 ( 基 盤 安 定 基 金 積 立 金 500 円 を 含 む ) 配 水 可 能 地 区 より 賦 課 基 準 に 従 い 徴 収 する 下 表 のとおり 賦 課 単 価 区 分 賦 課 基 準 区 分 配 水 実 績 水 量 幅 10a 当 り 単 価 ( 円 )10a 当 り A ため 池 掛 (A) 農 地 造 成 (A) 10m3 未 満 600 B ため 池 掛 (B) 10m3 以 上 ~ 200m3 未 満 農 地 造 成 (B) 10m3 以 上 ~ 80m3 未 満 900 C ため 池 掛 (C) 200m3 以 上 ~ 600m3 未 満 農 地 造 成 (C) 80m3 以 上 ~ 120m3 未 満 1,000 D ため 池 掛 (D) 600m3 以 上 ~ 900m3 未 満 農 地 造 成 (D) 120m3 以 上 1,200 E ため 池 掛 (E) 900m3 以 上 1,300 F 井 堰 掛 畑 濃 縮 地 区 600 G 井 堰 掛 ( 志 染 川 美 の 川 ) 300 付 記 :ため 池 掛 及 び 農 地 造 成 の 配 水 実 績 水 量 については 前 年 度 より 過 去 5 年 間 の10a 当 りの 平 均 配 水 量 である 3. 徴 収 回 数 と 期 限 年 1 回 徴 収 とし 平 成 26 年 7 月 31 日 までとする 4. 徴 収 方 法 原 則 として 各 組 合 員 に 対 し 賦 課 金 通 知 書 を 発 行 し 郵 送 にて 送 付 する 但 し 水 利 土 地 改 良 区 法 人 等 の 団 体 単 位 で 徴 収 委 託 契 約 している 場 合 は 一 括 して 水 利 委 員 等 へ 配 布 する 5. 納 入 方 法 1 賦 課 金 通 知 書 により 地 区 内 関 係 農 業 協 同 組 合 又 は 東 播 用 水 土 地 改 良 区 窓 口 で 納 入 する 2 賦 課 金 通 知 書 ( 日 本 郵 便 指 定 )により 郵 便 局 で 納 入 する 3 県 内 各 農 業 協 同 組 合 の 組 合 員 指 定 口 座 より 振 替 で 納 入 する 6. 維 持 管 理 費 賦 課 区 分 維 持 管 理 費 については 上 表 のとおり 賦 課 単 価 区 分 をA~Gに 分 類 し 土 地 原 簿 の 賦 課 単 価 区 分 欄 に 賦 課 単 価 区 分 A~Gを 記 載 する 又 土 地 原 簿 については 毎 年 賦 課 水 系 単 位 で 関 係 水 利 委 員 へ 配 布 する 平 成 26 年 度 地 区 除 外 決 済 金 額 平 成 26 年 度 より 国 営 二 期 土 地 改 良 事 業 の 施 行 に 伴 い 東 播 用 水 二 期 事 業 分 の 決 済 金 が 必 要 となります 1. 総 合 管 理 事 業 決 済 金 16,500 円 /10a 2. 維 持 管 理 事 業 決 済 金 93,500 円 /10a 3. 東 播 用 水 二 期 事 業 決 済 金 12,500 円 /10a -5-

6 ⑹ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 関 係 機 関 紹 介 東 播 用 水 土 地 改 良 区 の 事 業 の 円 滑 な 運 営 維 持 管 理 等 にご 指 導 を 賜 っております 国 県 市 町 関 係 の 所 長 部 課 長 各 位 をご 紹 介 します [ 近 畿 農 政 局 ] 淀 川 水 系 土 地 改 良 調 査 管 理 事 務 所 所 長 宗 岡 一 正 ( 総 合 管 理 所 駐 在 ) 次 長 西 澤 朗 企 画 課 課 長 法 戸 正 登 調 査 課 課 長 小 林 悟 計 画 課 課 長 増 田 和 哉 保 全 計 画 課 課 長 宮 川 昌 彦 保 全 整 備 課 課 長 古 賀 保 加 古 川 水 系 広 域 農 業 水 利 施 設 総 合 管 理 所 ( 呑 吐 ダム 管 理 所 ) 所 長 松 浦 宏 治 川 代 ダム 管 理 所 所 長 川 上 正 重 鴨 川 大 川 瀬 ダム 管 理 所 所 長 小 野 孝 幸 東 播 用 水 二 期 農 業 水 利 事 業 所 所 長 溝 端 薫 技 術 専 門 官 丸 山 鉄 男 専 門 技 術 指 導 官 生 藤 久 明 庶 務 課 課 長 戸 田 孝 広 工 事 課 課 長 高 石 学 [ 兵 庫 県 ] 農 政 環 境 部 農 林 水 産 局 農 地 整 備 課 課 長 石 井 龍 太 郎 農 村 環 境 室 室 長 森 脇 馨 農 村 整 備 班 長 横 田 欣 仁 神 戸 県 民 センター 神 戸 農 林 振 興 事 務 所 神 戸 土 地 改 良 センター 所 長 大 橋 正 宜 農 村 計 画 課 課 長 三 木 勝 幸 北 播 磨 県 民 局 加 東 農 林 振 興 事 務 所 加 古 川 流 域 土 地 改 良 事 務 所 所 長 坊 垣 昌 明 水 利 整 備 参 事 柏 崎 正 和 所 長 補 佐 ( 土 地 改 良 担 当 ) 岩 﨑 良 信 所 長 補 佐 兼 業 務 課 長 岡 本 厚 造 農 村 計 画 第 1 課 課 長 大 西 孝 土 地 改 良 施 設 専 門 員 新 見 明 [ 関 係 市 町 ] 神 戸 市 産 業 振 興 局 農 政 部 部 長 清 水 義 一 計 画 課 農 林 土 木 担 当 課 長 池 本 浩 一 明 石 市 産 業 振 興 部 部 長 梅 木 勝 治 農 水 産 課 担 当 課 長 行 司 展 章 加 古 川 市 地 域 振 興 部 部 長 樋 口 久 典 農 林 水 産 課 課 長 宮 本 好 裕 三 木 市 産 業 環 境 部 部 長 永 尾 勝 彦 農 業 振 興 課 課 長 清 水 悟 史 稲 美 町 経 済 環 境 部 部 長 藤 本 泰 利 産 業 課 課 長 本 岡 利 章 [ 関 係 団 体 ] 兵 庫 県 土 地 改 良 事 業 団 体 連 合 会 会 長 西 村 康 稔 副 会 長 井 上 英 俊 副 会 長 杉 本 修 一 郎 常 務 理 事 梶 村 弘 高 参 与 青 野 正 事 務 局 長 周 東 政 信 就 任 ごあいさつ 近 畿 農 政 局 淀 川 水 系 土 地 改 良 調 査 管 理 事 務 所 次 長 西 澤 朗 若 葉 薫 る 頃 となり 水 土 里 ネット 東 播 用 水 の 組 合 員 の 皆 様 方 には 益 々ご 健 勝 のこととお 喜 び 申 しあ げます 私 この 度 4 月 の 異 動 で 近 畿 農 政 局 設 計 課 から 赴 任 して 参 りました よろしくお 願 いいたします ここ 東 播 用 水 地 区 には 事 業 実 施 中 2 回 の 勤 務 をさ せていただきました 担 当 はどちらも 川 代 ダムで 1 回 目 は 川 代 ダム 湖 関 連 の 河 川 改 修 工 事 2 回 目 はダ ム 本 体 ( 堰 柱 )ができた 後 の 上 下 流 の 擁 壁 など 付 帯 工 事 等 を 担 当 しておりました その 後 約 30 年 振 りに 当 地 区 に 関 わらせていただくことになり 懐 かしい 想 い でございます 特 に 篠 山 川 の 両 岸 に 桜 が 植 樹 され 着 -6-

7 ⑺ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 任 時 に 訪 れたときにほぼ 満 開 であり 感 激 しました さて 農 林 水 産 省 では 昨 年 攻 めの 農 林 水 産 業 を 推 進 するため 農 林 水 産 業 地 域 の 活 性 創 造 プラ ン をとりまとめました 農 業 を 足 腰 の 強 い 産 業 とし ていくための 施 策 ( 産 業 施 策 )と 農 業 農 村 の 有 す る 多 面 的 機 能 の 維 持 発 揮 を 図 るための 施 策 ( 地 域 施 策 )を 車 の 両 輪 にたとえ 一 体 的 に 推 進 すること とされております まさしく 農 を 強 く 地 域 を 育 む 国 土 を 守 る 取 り 組 みの 推 進 であります この 総 合 管 理 所 は 農 を 持 続 発 展 する 上 で 絶 対 不 可 欠 な 水 の 安 定 確 保 のため 加 古 川 水 系 に 造 成 されました 呑 吐 ダムなど 4 つの 水 源 施 設 と 各 種 の 幹 線 水 路 等 を 広 域 に 管 理 しております ダムに 蓄 えられた 水 の 配 水 管 理 に 微 力 ながら 努 めて 参 ります これからも 水 土 里 ネット 東 播 用 水 や 関 係 機 関 の 皆 様 方 と 連 携 を 図 りながら 農 業 水 利 施 設 の 的 確 な 維 持 管 理 を 行 い 地 域 農 業 の 発 展 に 努 めて 参 りたいと 考 えております 皆 様 方 のご 支 援 とご 協 力 を 賜 りますようお 願 い 申 し 上 げます 最 後 になりましたが 水 土 里 ネット 東 播 用 水 の 益 々のご 発 展 と 組 合 員 の 皆 様 方 のご 活 躍 を 心 から 祈 念 申 し 上 げご 挨 拶 といたします 近 畿 農 政 局 加 古 川 水 系 広 域 農 業 水 利 施 設 総 合 管 理 所 所 長 松 浦 宏 治 青 葉 若 葉 のさわやかな 風 の 吹 く 季 節 になりました 水 土 里 ネット 東 播 用 水 の 組 合 員 の 皆 様 におかれまし ては 益 々ご 健 勝 のこととお 喜 び 申 し 上 げます この 度 4 月 の 異 動 により 近 畿 農 政 局 整 備 部 防 災 課 から 転 任 して 参 りました よろしくお 願 い 申 し 上 げます 総 合 管 理 事 業 に 携 わるのは 3 度 目 で 1 度 目 は 平 成 6 年 から 平 成 8 年 までの 3 年 間 川 代 ダム 管 理 所 の 係 長 として 2 度 目 は 平 成 20 年 から 平 成 21 年 までの 2 年 間 糀 屋 ダム 管 理 所 の 所 長 として 勤 務 しました 特 に 平 成 6 年 に 大 干 ばつ 平 成 7 年 に 阪 神 淡 路 大 震 災 があり 日 頃 の 防 災 意 識 緊 急 時 に 対 する 備 えが 大 事 なことを 思 いしらされました 安 部 政 権 になり 農 林 関 係 でも 国 土 強 靱 化 の 一 環 と して ため 池 の 一 斉 点 検 ため 池 の 耐 震 化 が 重 点 施 策 に 位 置 付 けされています 東 播 地 域 はため 池 が 多 いので 豪 雨 地 震 によるため 池 決 壊 を 防 止 するた め 老 朽 化 したため 池 は 農 村 地 域 防 災 減 災 事 業 を 活 用 して 整 備 が 進 むことを 期 待 しております 昨 年 度 から 東 播 用 水 二 期 事 業 が 開 始 され 機 能 回 復 のための 水 路 改 修 等 と 併 せて 用 水 系 統 再 編 のため の 用 水 機 場 が 新 設 される 予 定 です 新 規 施 設 の 供 用 開 始 に 当 たっては 総 合 管 理 事 業 の 対 象 となる 国 営 東 播 用 水 土 地 改 良 事 業 計 画 ( 維 持 管 理 )に 定 める 対 象 施 設 に 追 加 が 必 要 となっております 今 後 資 料 作 成 等 を 行 い 関 係 者 と 調 整 を 進 めて 参 りたいと 考 え ていますので 関 係 者 のご 理 解 ご 協 力 をよろしく お 願 いいたします 当 管 理 事 業 の 実 施 に 当 たっては 適 切 な 維 持 管 理 効 率 的 な 利 水 管 理 安 全 な 洪 水 管 理 に 職 員 一 丸 と なって 努 めて 参 りたいと 思 っていますので ご 支 援 とご 協 力 をよろしくお 願 いいたします -7-

8 ⑻ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 兵 庫 県 神 戸 県 民 センター 神 戸 農 林 振 興 事 務 所 神 戸 土 地 改 良 センター 所 長 大 橋 正 宜 日 々に 新 緑 の 色 を 増 すこのごろですが 水 土 里 ネット 東 播 用 水 ならびに 組 合 員 の 皆 様 にはますます ご 隆 盛 のこととお 喜 び 申 し 上 げます この 度 4 月 1 日 付 けで 兵 庫 県 神 戸 農 林 振 興 事 務 所 神 戸 土 地 改 良 センター 所 長 を 拝 命 いたしました もとより 微 力 ですが 全 力 を 挙 げて 取 り 組 む 所 存 で ございますので 御 支 援 と 御 鞭 撻 を 賜 りますよう お 願 い 申 し 上 げます 今 日 の 農 業 農 村 を 取 り 巻 く 情 勢 は 高 齢 化 の 進 行 や 担 い 手 の 減 少 による 農 業 生 産 力 の 低 下 等 に 加 え 農 業 分 野 における 国 際 化 の 波 が 押 し 寄 せるなど 大 変 厳 しいなか こういった 状 況 の 打 開 が 喫 緊 の 課 題 と なっています こうした 状 況 を 踏 まえ 国 では 今 後 の 農 政 改 革 の グランドデザインである 農 林 水 産 業 地 域 の 活 力 創 造 プラン を 昨 年 12 月 に 取 りまとめ 今 年 度 から 具 体 的 な 取 組 として 1 農 地 中 間 管 理 機 構 による 農 地 集 積 2 経 営 所 得 安 定 対 策 の 見 直 し 3 水 田 フル 活 用 と 米 政 策 の 見 直 し 4 日 本 型 直 接 支 払 制 度 がス タートします これらの 取 組 を 円 滑 に 推 進 するためには 基 礎 的 な 基 盤 であり 農 地 の 有 効 利 用 に 不 可 欠 な 農 業 用 水 の 安 定 供 給 が 重 要 であることから 東 播 用 水 二 期 地 区 の 着 工 は 将 来 にわたる 機 能 発 揮 と 着 実 な 次 世 代 への 引 継 が 可 能 になるものと 期 待 しております 今 後 とも 皆 様 と 連 携 強 化 を 図 り 本 県 農 業 農 村 の 更 なる 発 展 のため 各 種 施 策 に 全 力 で 取 り 組 ん でまいる 所 存 でございますので 御 理 解 と 御 協 力 を お 願 い 申 し 上 げまして 就 任 の 挨 拶 といたします 兵 庫 県 北 播 磨 県 民 局 加 東 農 林 振 興 事 務 所 加 古 川 流 域 土 地 改 良 事 務 所 所 長 坊 垣 昌 明 風 薫 る 爽 やかな 季 節 となりました 水 土 里 ネット 東 播 用 水 の 組 合 員 の 皆 様 におかれましては 益 々ご 健 勝 のこととお 慶 び 申 し 上 げます このたびの 4 月 異 動 で 県 農 政 環 境 部 農 地 整 備 課 か ら 加 古 川 流 域 土 地 改 良 事 務 所 長 として 転 任 してまい りました 坊 垣 でございます 本 庁 でも 国 営 事 業 関 係 を 担 当 させていただきましたが 今 後 はより 身 近 な 立 場 でお 世 話 になります 引 き 続 きご 指 導 ご 鞭 撻 を 賜 りますよう お 願 い 申 し 上 げます さて ご 承 知 の 通 りTPPなど 国 際 的 な 貿 易 自 由 化 や 減 反 政 策 農 地 集 積 制 度 の 見 直 しなど 農 業 を 取 り 巻 く 環 境 は 大 きく 変 化 しており 内 外 の 産 地 間 競 争 に 打 ち 勝 てる 力 強 い 農 業 を 育 成 していかねば なりません そのためには 水 利 施 設 の 整 備 や 農 地 の 大 区 画 化 などの 生 産 基 盤 整 備 が 不 可 欠 です 当 地 では 東 播 用 水 という 素 晴 らしい 農 業 水 利 施 設 を 先 人 が 遺 してく れました これを 次 世 代 に 伝 えていくことは 我 々の 責 務 です 基 幹 施 設 については 昨 年 から 国 営 東 播 用 水 二 期 地 区 がスタートしましたが さらに 末 端 の 施 設 に 至 るまで 整 備 保 全 を 図 るためには 土 地 改 良 区 市 町 県 がしっかりと 連 携 し きめ 細 かな 対 策 を 実 施 していく 必 要 があります 予 算 もまだまだ 不 安 定 ですが 何 事 にも 全 力 で 取 り 組 んで 参 ります 今 後 とも 皆 様 方 のご 支 援 ご 協 力 をお 願 いしまして ご 挨 拶 とさせていただきます -8-

9 ⑼ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 国 営 東 播 用 水 二 期 土 地 改 良 事 業 の 計 画 確 定 国 営 東 播 用 水 二 期 土 地 改 良 事 業 について 下 記 の 通 り 事 業 計 画 が 確 定 しましたので 報 告 します 同 意 徴 集 ( 同 意 取 りまとめ) 平 成 25 年 7 月 31 日 同 意 率 91.43% 施 行 申 請 平 成 25 年 8 月 1 日 事 業 計 画 確 定 ( 工 事 の 着 手 ) 平 成 26 年 1 月 7 日 施 行 同 意 状 況 土 地 改 良 法 第 3 条 資 格 者 の 市 町 別 同 意 状 況 総 括 表 同 意 別 資 格 者 総 数 同 意 者 数 同 意 率 不 同 意 者 数 市 町 及 び 大 字 名 人 人 % 人 総 数 13,046 11, ,118 神 戸 市 4,587 4, 北 区 1,204 1, 八 多 町 大 沢 町 淡 河 町 西 区 3,383 3, 押 部 谷 町 平 野 町 神 出 町 1,269 1, 岩 岡 町 明 石 市 大 久 保 町 魚 住 町 加 古 川 市 山 手 八 幡 町 上 荘 町 国 包 神 野 町 三 木 市 3,673 3, 市 内 別 所 町 志 染 町 細 川 町 口 吉 川 町 吉 川 町 1, 加 古 郡 稲 美 町 3,484 3, 加 古 母 里 1,148 1, 天 満 1,543 1, 備 考 ( 注 ) 複 数 大 字 で 土 地 を 所 有 又 は 権 原 に 基 づき 耕 作 している 場 合 最 大 地 積 の 大 字 で 整 理 した ( 注 ) 不 同 意 者 数 には 同 意 署 名 簿 を 提 出 して 頂 いてない 資 格 者 を 含 む -9-

10 ⑽ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 < 巻 頭 あいさつ> 国 営 東 播 用 水 二 期 土 地 改 良 事 業 の 推 進 について ~ 先 人 の 遺 産 を100 年 後 の 世 代 につなぐ~ 事 業 所 長 の 溝 端 でございます 青 葉 若 葉 の 候 組 合 員 の 皆 様 におかれましては ますますご 健 勝 のほどお 喜 び 申 し 上 げます また 日 頃 より 国 営 東 播 用 水 二 期 土 地 改 良 事 業 の 推 進 に 当 たりまして 格 別 な お 引 き 立 て ご 尽 力 を 賜 り 厚 く 御 礼 申 し 上 げます さて はじめに 事 業 概 要 といたしまして 事 業 を 実 施 する 地 域 は 神 戸 市 明 石 市 加 古 川 市 三 木 市 および 加 古 郡 稲 美 町 にまたがる 約 7,300ヘクタールの 農 業 地 帯 であり 水 稲 酒 米 を 中 心 に 麦 大 豆 や 野 菜 を 組 み 合 わせた 複 合 的 な 農 業 経 営 が 営 まれているほか 樹 園 地 ではぶど う なしを 中 心 とした 果 樹 が 作 付 けされ 都 市 近 郊 の 立 地 条 件 を 生 かした 農 業 が 展 開 されています 地 域 の 農 業 用 水 は 篠 山 川 から 取 水 する 川 代 ダム 東 条 川 から 取 水 する 大 川 瀬 ダム 及 び 志 染 川 から 取 水 する 呑 吐 ダム 並 びにため 池 に 依 存 し 幹 線 水 路 支 線 水 路 を 経 て 各 ほ 場 に 配 水 されており これら 基 幹 的 な 農 業 水 利 施 設 は 淡 河 川 山 田 川 疎 水 事 業 ( 明 治 21 年 ~ 大 正 8 年 ) 及 び 国 営 東 播 用 水 土 地 改 良 事 業 ( 昭 和 45 年 度 ~ 平 成 4 年 度 )により 造 成 され これまで 農 業 経 営 の 合 理 化 と 地 域 農 業 の 発 展 に 大 きな 役 割 を 果 たしてきて おります また これら 農 業 水 利 施 設 は 兵 庫 県 水 道 用 水 供 給 事 業 との 共 同 事 業 により 造 成 され 神 戸 市 外 2 市 2 町 及 び 淡 路 島 へ 一 日 最 大 27 万 7 千 トンの 水 道 水 を 供 給 する 計 画 となっており 兵 庫 県 民 の 生 活 になくてはな らない 存 在 となっています しかしながら これら 農 業 水 利 施 設 は 造 成 後 約 100 年 以 上 が 経 過 したものが 存 在 することや 阪 神 淡 路 大 震 災 の 影 響 を 受 けるなど 農 業 用 水 を 安 定 的 に 流 すための 性 能 が 低 下 していることや 近 年 の 作 付 作 物 の 変 化 などの 営 農 形 態 の 変 化 により 確 実 な 農 業 用 水 の 供 給 に 影 響 が 出 始 めております このため この 度 の 事 業 により 性 能 の 低 下 が 見 られる 大 川 瀬 ダム 吞 吐 ダム 幹 線 水 路 の 改 修 などを 行 うこととしており 主 な 工 事 内 容 は 以 下 に 示 すとおりであります 最 後 になりましたが 昨 年 の9 月 に 神 戸 市 神 出 町 に 事 業 所 を 開 設 いたしまして 現 在 平 成 26 年 度 後 半 からの 本 格 的 な 工 事 実 施 のために 調 査 測 量 設 計 業 務 並 びに 用 地 調 査 業 務 を 進 めているところでございま す 本 事 業 の 実 施 にあたりましては 事 業 所 職 員 一 同 一 丸 となって 努 力 する 所 存 でございますので 組 合 員 の 皆 様 方 を 始 め 関 係 各 位 の 一 層 のご 支 援 ご 協 力 をお 願 いいたします Ⅰ.H26 年 度 事 業 執 行 体 制 Ⅱ. 事 業 計 画 概 要 関 係 市 町 兵 庫 県 神 戸 市 明 石 市 加 古 川 市 三 木 市 加 古 郡 稲 美 町 受 益 面 積 A=7,313ha( 水 田 :6,843ha 畑 :224ha 樹 園 地 :246ha) 事 業 期 間 平 成 25 年 度 ~ 平 成 33 年 度 事 業 費 億 円 ( 兵 庫 県 水 道 用 水 供 給 事 業 との 共 同 事 業 費 億 円 含 む) 主 要 工 事 貯 水 池 大 川 瀬 ダム 満 水 面 保 護 工 1 式 呑 吐 ダム 満 水 面 保 護 工 1 式 用 水 路 等 新 設 4.5 km 補 修 補 強 10.4km 揚 水 機 場 1 ヶ 所 水 管 理 施 設 ( 改 修 ) 1 式 発 電 施 設 大 川 瀬 ダム 小 水 力 発 電 1 式 呑 吐 ダム 小 水 力 発 電 1 式 -10-

11 ⑾ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 Ⅲ. 計 画 事 業 費 国 営 東 播 用 水 二 期 土 地 改 良 事 業 事 業 工 期 : 平 成 25 年 度 ~ 平 成 33 年 度 ( 単 位 : 百 万 円 ) 総 事 業 費 平 成 25 年 度 まで 平 成 26 年 度 予 算 平 成 26 年 度 以 降 (13,555) (400) (1,414) (13,155) 17, ,760 16,947 進 捗 率 2.8% 13.4% 上 段 ( ) 書 きは 農 林 水 産 省 予 算 下 段 は 兵 庫 県 水 道 用 水 供 給 事 業 との 共 同 事 業 費 を 含 んだ 金 額 平 成 25 年 度 まで 欄 は 平 成 24 年 度 の 全 体 実 施 設 計 費 100 百 万 円 を 含 んだ 金 額 平 成 25 年 度 予 算 欄 は 平 成 25 年 度 の 補 正 予 算 100 百 万 円 を 含 んだ 金 額 Ⅳ.H26 年 度 工 事 実 施 予 定 番 号 工 事 名 工 事 概 要 備 考 1 呑 吐 ダム 揚 水 機 場 設 置 工 事 揚 水 機 場 1 箇 所 三 木 市 志 染 町 2 淡 山 連 絡 揚 水 機 場 設 置 工 事 淡 河 幹 線 水 路 及 び 山 田 幹 線 水 路 に 係 三 木 市 志 染 町 る 揚 水 機 場 1 箇 所 3 北 神 戸 調 整 池 本 体 工 事 調 整 池 8500m3 1 箇 所 神 戸 市 北 区 淡 河 町 4 大 川 瀬 ダム 小 水 力 発 電 所 設 置 工 事 小 水 力 発 電 施 設 1 箇 所 三 田 市 5 呑 吐 ダム 小 水 力 発 電 所 設 置 工 事 小 水 力 発 電 施 設 1 箇 所 三 木 市 志 染 町 Ⅴ.H26 年 度 工 事 予 定 位 置 図 -11-

12 ⑿ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 東 播 用 水 の 維 持 管 理 概 要 1 はじめに 東 播 用 水 の 水 源 は 最 上 流 部 に 位 置 する 川 代 ダム( 篠 山 市 大 山 下 ) 中 央 部 の 大 川 瀬 ダム( 三 田 市 大 川 瀬 ) 下 流 部 に 呑 吐 ダム( 三 木 市 志 染 町 三 津 田 )があり これらの 三 つのダムを 結 ぶ 導 水 路 のほか 呑 吐 ダムから 中 央 幹 線 水 路 の 7 号 分 水 工 ( 兵 庫 県 企 業 庁 の 神 出 浄 水 場 )まで 近 畿 農 政 局 加 古 川 水 系 広 域 農 業 水 利 施 設 総 合 管 理 所 ( 通 称 加 古 川 総 管 )が 管 理 し これ 以 後 の 地 元 のため 池 ( 補 給 水 源 ) 等 までの 農 業 水 利 施 設 を 東 播 用 水 土 地 改 良 区 が 管 理 ( 配 水 施 設 管 理 )を 行 っています 土 地 改 良 区 は 用 水 路 23 路 線 ( 管 水 路 開 水 路 )を 約 369km 揚 水 機 場 24 機 場 頭 首 工 2 ヶ 所 遠 方 監 視 制 御 施 設 34 局 (セミループ 局 含 む)の 水 利 施 設 を 操 作 して501ヶ 所 の 溜 池 や 河 川 に 注 水 しています この 水 利 施 設 のうち 事 務 所 から 揚 水 機 場 4 ヶ 所 分 水 バルブ 3 ヶ 所 取 水 ゲート 2 ヶ 所 除 じん 機 3 台 を 遠 隔 操 作 することができます 平 成 26 年 度 の 配 水 予 定 地 区 面 積 は 約 7,398haを 見 込 んでおります 2 管 理 の 区 分 ダムなどの 水 源 から 農 地 に 水 が 届 くまでの 管 理 は 3 つに 区 分 されています 第 1 にダムや 導 水 路 の 管 理 は 加 古 川 総 管 です 第 2 に 幹 支 線 水 路 の 水 利 調 整 や 溜 池 等 への 送 水 のためのポンプの 運 転 やバルブ ゲート 操 作 は 東 播 用 水 土 地 改 良 区 の 管 理 担 当 職 員 等 がすべて 行 っています 第 3 に 溜 池 や 井 堰 から 農 地 までの 間 の 管 理 は 地 元 の 水 利 組 合 で 行 うことになっています 3 水 利 施 設 の 点 検 整 備 補 修 土 地 改 良 区 が 管 理 する 施 設 は 管 理 担 当 職 員 等 が 施 設 の 点 検 整 備 を 直 接 行 うことを 原 則 にしていますが 一 部 を 専 門 業 者 に 発 注 して 行 う 場 合 があり こうした 施 設 の 補 修 改 修 工 事 や 水 路 周 辺 の 草 刈 りや 会 所 桝 の 泥 上 げ 作 業 にあたり 付 近 の 皆 様 にはご 迷 惑 をおかけすることがありますが ご 理 解 とご 協 力 をお 願 いしま す 4 管 理 担 当 職 員 の 分 担 と 構 成 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 現 在 ) 用 水 管 理 担 当 北 部 担 当 業 務 担 当 主 幹 岩 林 均 黒 崎 匡 彦 木 村 友 季 大 川 瀬 導 水 路 吉 川 支 線 水 路 大 沢 支 線 水 路 吉 川 南 支 線 水 路 北 神 戸 第 1 幹 線 水 路 北 神 戸 第 2 幹 線 水 路 ゴルフ 支 線 水 路 豊 岡 支 線 水 路 北 2 号 支 線 水 路 北 3 号 支 線 水 路 北 4 号 支 線 水 路 口 吉 川 支 線 水 路 細 川 支 線 水 路 南 部 担 当 梶 岩 林 英 司 均 淡 河 幹 線 水 路 平 井 支 線 水 路 窟 屋 支 線 水 路 山 田 幹 線 水 路 広 野 支 線 水 路 別 所 支 線 水 路 神 出 支 線 水 路 合 流 幹 線 水 路 旧 岩 岡 支 線 水 路 中 央 幹 線 水 路 明 石 川 支 線 水 路 岩 岡 支 線 水 路 平 野 支 線 水 路 森 安 支 線 水 路 印 南 支 線 水 路 加 古 支 線 水 路 天 満 支 線 水 路 蛸 草 支 線 水 路 美 嚢 川 志 染 川 水 系 施 設 管 理 担 当 施 設 整 備 補 修 担 当 電 気 機 械 施 設 担 当 業 務 担 当 主 幹 岩 林 均 係 員 黒 崎 匡 彦 梶 英 司 係 員 木 村 友 季 国 営 造 成 施 設 管 理 体 制 整 備 促 進 事 業 事 業 調 整 推 進 担 当 業 務 担 当 主 幹 岩 林 均 強 化 支 援 事 業 担 当 業 務 担 当 主 幹 岩 林 均 係 員 梶 英 司 黒 崎 匡 彦 木 村 友 季 計 画 推 進 担 当 係 員 梶 英 司 土 地 改 良 施 設 維 持 管 理 適 正 化 事 業 農 業 水 利 施 設 保 全 合 理 化 事 業 事 業 総 合 調 整 担 当 業 務 担 当 主 幹 岩 林 均 係 員 梶 英 司 黒 崎 匡 彦 木 村 友 季 -12-

13 ⒀ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 5 路 線 別 の 各 水 利 委 員 の 皆 さんにお 願 いすること 1 ) 送 水 を 適 切 に 行 うために ⑴ 溜 池 貯 水 量 水 位 用 水 の 見 込 みの 状 況 を 常 に 把 握 しておく ⑵ 渇 水 時 の 対 策 の 協 議 調 整 及 び 地 元 組 合 員 に 指 導 をお 願 いします ⑶ 水 路 からの 漏 水 や 溢 水 する 恐 れがあるなどを 気 づかれた 時 は 連 絡 して 下 さい ⑷ 揚 水 機 の 運 転 異 常 ( 赤 色 灯 等 が 回 転 しているなど)を 発 見 された 時 はお 知 らせ 下 さい 揚 水 機 が 関 係 している 路 線 の 委 員 2 ) 事 務 関 係 の 地 元 の 窓 口 としてご 協 力 をお 願 いします ⑴ 土 地 改 良 区 賦 課 金 の 賦 課 徴 収 や 関 連 する 事 務 ⑵ 土 地 改 良 区 土 地 原 簿 の 確 認 修 正 の 必 要 がある 場 合 などの 地 元 調 整 及 び 集 約 ⑶ほ 場 整 備 事 業 区 域 の 換 地 処 分 登 記 完 了 に 伴 う 土 地 原 簿 の 更 生 確 認 作 業 ⑷ 高 畦 畔 の 賦 課 金 免 除 に 関 する 事 務 3 ) 土 地 改 良 区 運 営 をよりよくするために 組 合 員 と 事 務 局 のパイプ 役 をお 願 いします ⑴ 関 係 者 の 意 見 や 要 望 の 取 りまとめ ⑵ 説 明 会 等 の 会 合 の 開 催 や 準 備 の 協 力 6 送 水 開 始 や 送 水 停 止 の 依 頼 溜 池 貯 水 量 等 の 状 況 によりダムや 頭 首 工 からの 送 水 及 び 停 水 が 必 要 な 時 は 水 利 組 合 から 届 けて 頂 いてい る 水 利 委 員 の 方 から 土 地 改 良 区 の 事 務 所 に 連 絡 して 頂 くことになっていますので 組 合 員 個 人 から 直 接 に 送 水 の 開 始 や 停 止 は 受 付 けていませんのでご 理 解 をお 願 いします 7 水 利 委 員 と 管 理 担 当 職 員 との 連 絡 調 整 方 法 水 利 委 員 と 路 線 担 当 職 員 との 連 絡 調 整 は 下 記 による 方 法 を 原 則 にしていますので 用 水 調 整 をスムーズに 進 めるためにご 理 解 をお 願 いします 各 水 利 委 員 電 話 FAX 事 務 局 業 務 担 当 事 務 局 東 播 用 水 土 地 改 良 区 三 木 市 志 染 町 井 上 683 電 話 0794( 87) 0545 FAX 0794( 87) 0547 注 1: 連 絡 調 整 は 土 地 改 良 区 の 事 務 所 に 電 話 でお 願 いします (FAXでも 受 付 けます 必 ず 地 区 名 溜 池 名 委 員 名 用 件 連 絡 先 を 記 入 して 下 さい ) 注 2: 平 日 の 夜 間 並 びに 休 日 の 事 務 所 の 電 話 は 留 守 番 電 話 になっていますので 地 区 名 溜 池 名 委 員 名 要 件 必 要 に 応 じ 連 絡 先 を 伝 言 して 下 さい 但 し かんがい 期 (おおむね 5 月 中 旬 から 9 月 中 旬 までの 間 )は 業 務 委 託 員 が 話 を 聞 きます ので 上 記 に 準 じて 用 件 を 簡 潔 に 伝 達 して 下 さい 注 3: 送 水 開 始 送 水 停 止 の 連 絡 は 平 日 のAM8:45~PM5:30の 時 間 内 にお 願 いします 原 則 として 翌 日 以 降 の 対 応 になりますのでご 理 解 をお 願 いします 注 4: 水 利 委 員 を 変 更 する 場 合 は その 時 点 で 事 務 所 に 変 更 届 ( 別 途 様 式 )を 提 出 して 下 さい 注 5: 平 日 の 夜 間 並 びに 休 日 ( 土 曜 日 日 曜 日 祝 日 )は 水 量 や 送 水 先 の 変 更 はできませんので ご 注 意 をお 願 いします 但 し 送 水 中 に 溜 池 が 満 水 になる 又 急 な 降 雨 などによる 送 水 停 止 が 必 要 な 場 合 は 対 応 しますので ご 連 絡 をお 願 いします 8 節 水 とごみに 関 するお 願 い 関 西 電 力 株 式 会 社 による 電 気 料 金 の 値 上 げ < 水 草 ごみの 撤 去 作 業 状 況 > に 伴 い ポンプ 等 の 電 気 料 金 が 増 大 しました 渇 水 等 電 気 の 使 用 状 況 にもよりますが 平 成 25 年 度 の 実 績 で 従 来 の 約 1.4 倍 に 高 騰 して おります このことについて 当 土 地 改 良 区 でも 関 係 機 関 への 軽 減 要 望 並 びに 節 電 に 取 り 組 むなどの 対 策 を 重 ねています 組 合 員 の 皆 様 にも か け 流 し 等 のないように 節 水 を 心 がけ 適 切 な 用 水 管 理 にご 協 力 お 願 いします 用 水 路 に 投 棄 されるごみや 除 草 による 草 な 淡 河 幹 線 水 路 どにより 通 水 に 支 障 をきたしています 特 に 暗 渠 部 分 でごみが 詰 まると 除 去 する 作 業 が 困 難 となります ごみの 投 棄 や 除 草 後 の 草 の 放 置 について 皆 様 のご 理 解 ご 協 力 をお 願 いし ます 平 井 除 塵 機 -13-

14 ⒁ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 国 営 造 成 施 設 管 理 体 制 整 備 促 進 事 業 ( 管 理 体 制 整 備 型 ) 概 要 地 元 負 担 の 軽 減 に 大 きく 寄 与 しています! 管 理 体 制 の 支 援 強 化 を 図 ります 1. 事 業 の 趣 旨 国 営 土 地 改 良 事 業 により 造 成 した 農 業 水 利 施 設 や 付 帯 県 営 造 成 施 設 は 農 業 生 産 面 だけの 役 割 だけで はなく 洪 水 防 止 水 資 源 の 涵 養 地 域 用 水 機 能 等 を 有 しており それら 多 面 的 機 能 を 享 受 している 地 域 住 民 が 増 加 している 一 方 で 農 業 を 取 巻 く 社 会 経 済 的 情 勢 は 厳 しく さらに 都 市 化 混 住 化 が 進 み 農 家 だけでこれら 多 面 的 機 能 を 維 持 していくことは 難 しく 今 後 それら 機 能 の 重 要 性 を 考 えると 更 なる 地 域 の 積 極 的 な 参 加 と 土 地 改 良 区 の 施 設 管 理 に 係 る 支 援 を 行 い 高 度 な 管 理 や 管 理 体 制 の 強 化 を 図 ることが 必 要 となっています この 体 制 整 備 のため 国 県 市 町 が 支 援 する 事 業 です 2. 実 施 期 間 1 期 平 成 12 年 度 ~ 平 成 16 年 度 ( 5 年 間 ) 2 期 平 成 17 年 度 ~ 平 成 21 年 度 ( 5 年 間 ) 3 期 平 成 22 年 度 ~ 平 成 29 年 度 ( 8 年 間 ) ( 3 年 間 延 長 ) 3. 事 業 の 内 容 1 ) 計 画 更 新 事 業 事 業 主 体 : 兵 庫 県 ( 加 古 川 流 域 土 地 改 良 事 務 所 ) 管 理 水 準 体 制 費 用 分 担 など 具 体 的 目 標 の 設 定 2 ) 推 進 事 業 事 業 主 体 : 市 町 ( 市 町 協 議 会 ) 推 進 協 議 会 を 設 置 し 地 域 における 協 議 調 整 1 管 理 体 制 推 進 協 議 会 地 域 における 協 議 調 整 合 意 形 成 を 図 るとと もに 農 家 及 び 地 域 住 民 に 対 して 啓 発 普 及 活 動 を 通 じて 適 正 な 管 理 体 制 の 構 築 を 図 る 2 地 域 環 境 保 全 活 動 景 観 形 成 生 活 環 境 保 全 のため 各 地 区 と 維 持 管 理 協 定 を 締 結 し 地 域 住 民 による 用 水 路 周 辺 の 清 掃 草 刈 が 行 われ きれいに 整 備 され ています 3 ) 強 化 支 援 事 業 事 業 主 体 : 市 町 ( 市 町 協 議 会 ) 多 面 的 機 能 の 発 揮 や 管 理 の 高 度 化 に 対 する 支 援 ( 年 間 約 500 円 /10a) 1 多 面 的 機 能 管 理 費 として 支 援 約 11,000 千 円 / 年 間 ( 約 150 円 /10a) 2 高 度 化 施 設 整 備 費 として 支 援 約 26,000 千 円 / 年 間 ( 約 350 円 /10a) 多 面 的 機 能 発 揮 のための 維 持 管 理 費 に 支 援 ( 人 件 費 を 除 く 年 間 維 持 管 理 費 の37.5%) 4. 負 担 区 分 農 家 負 担 なし 国 県 市 町 計 画 更 新 事 業 50% 50% - 推 進 事 業 50% - 50% 強 化 支 援 事 業 50% 25% 25% 5. 事 業 に 関 してお 願 い 前 述 の 事 業 趣 旨 の 如 く 土 地 改 良 区 が 管 理 している 水 路 の 多 面 的 機 能 を 維 持 していく 上 において 更 なる 地 域 の 積 極 的 な 参 加 ( 地 域 環 境 保 全 推 進 活 動 水 路 情 報 連 絡 協 力 会 )が 不 可 欠 ですので ご 理 解 とご 協 力 をいただき 高 度 な 管 理 や 管 理 体 制 の 整 備 強 化 を 図 って 行 こうと 考 えていますので よろしくお 願 い いたします 平 成 25 年 度 高 度 化 事 業 実 施 状 況 勝 雄 除 塵 機 電 動 化 御 坂 サイフォン 排 泥 弁 電 動 化 岩 岡 2 ~ 4 号 サイフォン 内 面 補 修 -14-

15 ⒂ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 土 地 改 良 施 設 維 持 管 理 適 正 化 事 業 の 概 要 と 推 進 状 況 について 事 業 制 度 の 概 要 この 事 業 は 土 地 改 良 施 設 の 機 能 低 下 の 防 止 機 能 回 復 等 のため 定 期 的 に 行 なう 必 要 のあるポンプ のオーバーホール ゲートの 塗 装 用 排 水 路 の 補 修 その 他 の 整 備 補 修 及 び 施 設 の 改 善 に 対 して 助 成 され ます この 事 業 は 一 般 の 補 助 事 業 と 異 なり 土 地 改 良 区 等 が 相 互 扶 助 的 に 実 施 します 具 体 的 には 整 備 補 修 を 希 望 する 土 地 改 良 区 等 がこの 事 業 に 加 入 し 定 め られた 期 間 内 ( 5 年 間 )に 整 備 補 修 等 に 必 要 な 経 費 ( 加 入 事 業 費 )の30%を 積 み 立 て その 積 立 期 間 内 の 定 められた 年 度 に 整 備 補 修 等 を 行 ないます この 事 業 は 団 体 営 規 模 以 上 の 事 業 により 造 成 さ れた 施 設 で 1 施 設 当 たりの 事 業 費 が200 万 円 以 上 で 実 施 できる 事 業 です 補 助 率 国 30% 県 30% 地 元 40% ( 県 土 連 に30%を 5 年 間 で 均 等 拠 出 する ) 実 施 年 度 に 加 入 事 業 費 90%の 交 付 を 受 け10% 負 担 して 実 施 する ) 注 ) 実 施 年 度 に 負 担 する10%の 地 元 負 担 金 は 市 町 から 受 益 面 積 割 で 補 助 を 得 ているため 実 質 的 な 農 家 負 担 は30%です ただし 実 施 額 が 加 入 事 業 費 を 超 えた 場 合 は その 超 過 分 は 非 補 助 となりま す 平 成 25 年 度 実 施 状 況 金 額 : 千 円 加 入 期 生 加 入 事 業 費 確 定 事 業 費 路 線 施 設 等 実 施 年 度 工 事 場 所 ,000 8,799 北 神 戸 第 2 段 揚 水 機 場 直 流 電 源 設 備 更 新 北 神 戸 第 2 段 揚 水 機 場 屋 上 防 水 改 修 H25 吉 川 町 奥 谷 北 神 戸 第 2 段 揚 水 機 場 直 流 電 源 設 備 北 神 戸 第 2 段 揚 水 機 場 屋 上 防 水 平 成 26 年 度 実 施 予 定 平 成 26 年 度 加 入 (38 期 生 ) 地 区 内 配 水 管 理 事 務 所 ( 土 地 改 良 区 の 事 務 所 横 ) 及 び 大 沢 第 2 段 揚 水 機 場 防 水 塗 装 補 修 等 の 工 事 を 実 施 しますので 関 係 地 域 組 合 員 のご 理 解 とご 協 力 をお 願 いします -15-

16 ⒃ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 農 業 水 利 施 設 保 全 合 理 化 事 業 兵 庫 3 期 地 区 ( 東 播 用 水 )について 1 事 業 目 的 生 産 効 率 の 向 上 及 び 競 争 力 ある 攻 めの 農 業 の 実 現 を 目 指 すため 農 業 水 利 施 設 の 機 能 を 適 切 かつ 効 率 的 に 発 揮 させる 必 要 があるため 施 設 機 能 診 断 調 査 に 基 づき 効 率 的 な 対 策 を 選 択 実 施 し 施 設 の 長 寿 命 化 や 安 全 性 の 向 上 を 図 るものである 2 事 業 概 要 ⑴ 事 業 工 期 平 成 25 年 度 ~ 平 成 27 年 度 ( 予 定 ) ⑵ 総 事 業 費 77,000 千 円 ⑶ 調 査 内 容 施 設 機 能 診 断 保 全 計 画 策 定 ⑷ 補 助 率 定 額 補 助 ⑸ 調 査 対 象 支 線 水 路 全 延 長 L= 39.49km 明 石 川 支 線 水 路 L=5.00km 天 満 支 線 水 路 L=3.83km 神 出 支 線 水 路 L=2.83km 加 古 1 号 支 線 水 路 L=0.26km 岩 岡 1 号 支 線 水 路 L=1.03km 加 古 2 号 支 線 水 路 L=0.41km 岩 岡 2 号 支 線 水 路 L=3.64km 別 所 支 線 水 路 L=8.31km 印 南 支 線 水 路 L=2.20km 広 野 支 線 水 路 L=1.32km 森 安 支 線 水 路 L=9.48km 旧 岩 岡 支 線 水 路 L=1.18km 入 札 参 加 資 格 申 請 について 土 地 改 良 区 が 発 注 する 工 事 委 託 業 務 等 の 入 札 参 加 には 入 札 参 加 資 格 申 請 が 必 要 です 現 在 入 札 参 加 資 格 申 請 者 が 不 足 していますので 業 者 の 方 はふるって 申 請 をお 願 いします 東 播 用 水 土 地 改 良 区 では 水 利 施 設 の 維 持 補 修 施 設 の 劣 化 予 防 等 の 土 木 電 気 機 械 塗 装 などの 工 事 や 工 事 実 施 に 必 要 な 調 査 測 量 設 計 などの 委 託 業 務 を 専 門 業 者 に 発 注 し 水 利 施 設 の 機 能 保 全 を 行 っていま す このほかには 開 水 路 等 の 周 辺 環 境 や 水 難 事 故 防 止 のため 堤 塘 の 草 刈 りや 会 所 桝 等 の 泥 さらえを 土 木 工 事 として 発 注 しています 農 林 水 産 省 及 び 兵 庫 県 の 補 助 事 業 や 土 地 改 良 区 営 の 事 業 を 行 っていますので 施 工 管 理 などが 適 切 にでき ることが 必 要 です これらの 工 事 や 業 務 の 入 札 に 参 加 を 希 望 される 会 社 等 は 土 地 改 良 区 に 入 札 参 加 資 格 申 請 書 を 提 出 し 登 録 する 必 要 があります この 申 請 は 随 時 受 け 付 けていますが 登 録 の 日 から2ヶ 年 度 有 効 としています 提 出 書 類 など 手 続 きについては 本 区 ホームページをご 覧 頂 くか 総 務 担 当 までお 問 い 合 わせ 下 さい -16-

17 ⒄ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 カンボジア 国 に 再 度 派 遣 平 成 24 年 度 には 前 号 で 報 告 した 通 り( 一 般 財 団 法 人 ) 日 本 水 土 総 合 研 究 所 ( 以 下 JIID という )か ら 土 地 改 良 区 における 維 持 管 理 事 例 や 災 害 対 応 などや 水 管 理 組 織 に 関 する 事 例 を 紹 介 するため 平 成 24 年 度 国 際 交 流 事 業 日 本 -カンボジア 技 術 交 流 セミナー ( 平 成 25 年 1 月 20 日 から 1 月 23 日 プノンペン 市 )の 講 師 として 要 請 があり 参 加 した 平 成 25 年 度 は JIIDから 海 外 技 術 協 力 促 進 系 統 事 業 農 民 参 加 型 水 管 理 普 及 促 進 調 査 ( 農 林 水 産 省 )の プロジェクトとして 日 本 の 農 業 用 水 を 管 理 している 土 地 改 良 区 の 知 見 や 経 験 を 活 用 し 海 外 における 参 加 型 水 管 理 の 定 着 と 普 及 を 図 るための 手 法 を 検 討 すること 参 加 型 水 管 理 の 持 続 可 能 性 や 波 及 性 を 向 上 させ 効 率 的 で 持 続 可 能 な 水 利 用 を 実 現 することを 目 的 として カンボジア 国 のプノンペン 市 とタケオ 州 トムネイ 地 区 (プノンペンから 陸 路 約 2 hrのところ)に 行 ってきた カンボジア 国 における 農 民 参 加 型 水 管 理 組 織 のモデル 地 区 の 候 補 である 今 回 のミッションは 現 地 調 査 農 民 組 織 のリーダーへの 事 例 紹 介 と 意 見 交 換 ( 平 成 26 年 1 月 28 日 から 1 月 30 日 )であった JIIDからは 平 成 25 年 度 から 平 成 27 年 度 までの 3 年 間 のプロジェクトであり 継 続 し て 職 員 派 遣 の 要 請 があると 聞 いている 平 成 26 年 1 月 29 日 トムネイ 地 区 水 源 池 水 利 施 設 農 地 の 状 況 を 現 地 調 査 し 現 地 の 農 民 組 織 の 役 員 から 概 要 説 明 を 受 け ている 状 況 水 資 源 気 象 省 タケオ 州 地 方 事 務 所 にて 開 催 された 意 見 交 換 会 に 出 席 したトムネイ 地 区 の 人 々と 福 田 参 事 調 査 対 象 地 区 概 要 カンボジア 王 国 タケオ 州 トムネイ 地 区 かんがい 面 積 325ha 関 係 農 民 384 戸 1 期 作 全 面 積 (11~4 月 ) 2 期 作 5ha (3~7 月 ) 早 生 のハイブリッド 米 飯 米 水 源 (トムネイ 貯 水 池 ) 水 路 ( 幹 線 水 路 4 支 線 水 路 ) 取 水 樋 門 (5か 所 ) * 水 路 整 備 :JICAが 支 援 水 利 組 合 創 設 (2004) * 農 耕 用 牛 を 飼 育 耕 起 などの 農 作 業 は 牛 によるけん 引 である 農 業 機 械 はない 播 種 は ばら 播 きで 肥 料 は 不 要 である -17-

18 ⒅ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 -18-

19 ⒆ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 -19-

20 ⒇ 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 平 成 26 年 度 事 務 局 組 織 図 事 務 局 位 置 図 -20-

21 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 土 地 改 良 区 からのお 知 らせ! 賦 課 金 について のお 願 い 土 地 改 良 区 は 組 合 員 皆 様 の 賦 課 金 で 運 営 されています 納 期 限 内 の 納 入 に ご 協 力 お 願 いしま す 平 成 26 年 度 の 納 入 期 限 は 7 月 31 日 ( 木 ) です 賦 課 金 納 入 証 明 書 について 賦 課 金 通 知 書 の 発 送 方 法 について 組 合 員 各 位 への 賦 課 金 通 知 書 は 原 則 として 各 人 に 対 し 賦 課 金 通 知 書 を 発 行 し 郵 送 に て 送 付 します 但 し 水 利 土 地 改 良 区 法 人 等 の 団 体 単 位 で 徴 収 委 託 契 約 をしている 場 合 は 一 括 して 水 利 委 員 等 へ 配 布 します 賦 課 金 の 口 座 振 替 ( 農 協 )の 活 用 を 推 奨 しています 賦 課 金 の 納 入 につきましては 便 利 な 口 座 振 替 をお 勧 めします 当 分 の 間 は 賦 課 金 の 2 % 還 付 ( 差 引 額 を 振 替 )します 提 出 書 類 口 座 振 替 依 頼 書 賦 課 金 に 係 る 高 畦 畔 免 除 の 申 出 について ほ 場 整 備 事 業 による 換 地 処 分 登 記 が 完 了 した 農 地 あるいは 国 土 調 査 済 の 農 地 を 対 象 に 水 張 面 積 に 対 し 最 大 畦 畔 面 積 以 上 ( 水 張 面 積 に 対 し20%を 超 える 面 積 )を 免 除 します 提 出 書 類 高 畦 畔 免 除 申 出 書 換 地 処 分 登 記 が 完 了 したら 届 出 が 必 要 です 登 記 が 完 了 した 場 合 は 本 区 関 係 役 員 総 代 水 利 委 員 を 通 じて 届 出 をお 願 いします 届 出 がない 限 り 従 前 地 ( 造 成 前 の 公 簿 面 積 )の 面 積 で 賦 課 金 が 請 求 されます 原 則 として 今 年 の12 月 末 日 までに 申 出 をいただきますと 翌 年 度 から 換 地 後 の 面 積 を 適 用 します 維 持 管 理 費 の 賦 課 単 価 区 分 を 土 地 原 簿 に 記 載 しています 維 持 管 理 費 については 平 成 26 年 度 の 賦 課 金 の 記 事 のとおり 賦 課 区 分 が 細 分 さ れているので 詳 細 については 賦 課 単 価 区 分 をA~Gに 分 類 し 土 地 原 簿 の 賦 課 単 価 区 分 欄 に 賦 課 単 価 区 分 の 記 号 を 記 載 しています 又 土 地 原 簿 については 毎 年 度 賦 課 水 系 単 位 で 印 刷 し 関 係 水 利 委 員 へ 配 布 します 賦 課 金 納 入 証 明 書 の 発 行 につきましては1 件 500 円 の 手 数 料 を 徴 収 します 東 播 用 水 土 地 改 良 区 の 賦 課 金 は 確 定 申 告 の 際 の 控 除 対 象 となりますので 領 収 書 をな くさないように 保 管 してください 口 座 振 替 の 場 合 は 振 替 後 はがき 様 式 で 領 収 書 を 郵 送 します 賦 課 金 完 納 に 向 けての 取 組 みについて 賦 課 金 ( 経 常 賦 課 金 維 持 管 理 費 )の 未 納 滞 納 は 本 区 の 運 営 に 大 きな 影 響 を 与 えます 負 担 の 公 平 性 を 保 つため 賦 課 金 の 完 納 を 目 指 しての 取 組 みとして 事 務 局 では 本 区 の 役 員 総 代 水 利 委 員 の 協 力 を 得 て 電 話 通 知 書 の 送 付 戸 別 訪 問 等 を 行 い 未 収 賦 課 金 徴 収 対 策 を 推 進 しております 又 未 納 滞 納 にも 様 々なケースがあるため 問 題 解 決 に 向 けた 状 況 把 握 と 対 策 等 の 取 組 みも 行 っておりますの で ご 理 解 とご 協 力 をお 願 いします 東 播 用 水 土 地 改 良 区 の 賦 課 金 通 知 書 の 発 行 は 毎 年 6 月 に 行 い 7 月 末 日 を 期 限 として 関 係 組 合 員 ( 一 部 は 水 利 組 織 等 に 委 託 )に 納 入 をお 願 いしております -21-

22 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 こんなときは 必 ず 土 地 改 良 区 へ 届 出 してください! 届 出 がないと 変 更 されませんのでご 注 意 ください! ( 法 務 局 や 市 役 所 等 への 届 出 では 賦 課 台 帳 は 修 正 されません ) 農 地 の 異 動 組 合 員 の 資 格 交 替 等 があったと き 農 地 を 転 用 また は 公 共 事 業 用 地 として 転 用 す るとき 土 地 の 所 有 権 ( 売 買 相 続 等 ) 耕 作 権 ( 小 作 等 )の 異 動 組 合 員 の 交 替 ( 農 業 者 年 金 受 給 による 経 営 移 譲 等 ) 住 所 変 更 このような 時 は 土 地 改 良 法 によって 組 合 員 から 土 地 改 良 区 へ 届 出 するよう 義 務 付 けられております 土 地 改 良 区 へ 届 出 のない 場 合 は 資 格 は 変 更 されません 賦 課 金 は そのまま 現 資 格 者 に 賦 課 されますので ご 注 意 ください 又 毎 年 4 月 1 日 が 賦 課 徴 収 の 基 準 日 と なっていますので 今 年 度 内 に 届 出 をお 願 いします 提 出 書 類 組 合 員 資 格 得 喪 通 知 書 農 地 を 宅 地 等 へ 転 用 される 方 は 土 地 改 良 法 により 決 済 ( 転 用 決 済 金 )が 必 要 とな ります 転 用 によって 農 地 でなくなった 土 地 の 分 も 残 った 農 地 が 土 地 改 良 施 設 費 等 の 負 担 を 負 うことになります そこで 負 担 の 公 平 を 図 るため 土 地 改 良 法 により 決 済 金 を 納 めていただくことになっています 平 成 26 年 度 農 地 転 用 決 済 金 額 総 合 管 理 事 業 決 済 金 10アール 当 り 16,500 円 維 持 管 理 事 業 決 済 金 10アール 当 り 93,500 円 計 122,500 円 東 播 用 水 二 期 事 業 決 済 金 10アール 当 り 12,500 円 国 営 東 播 用 水 事 業 負 担 金 各 市 町 により 異 なります 意 見 書 等 発 行 手 数 料 1 申 請 1,000 円 公 共 用 地 に 売 渡 した 場 合 ( 道 路 河 川 公 園 建 物 等 )でも 転 用 決 済 金 の 納 付 が 義 務 づけられています 提 出 書 類 農 地 転 用 等 通 知 書 地 区 除 外 申 請 書 その 他 書 類 -22-

23 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 -23-

24 第 48 号 東 播 用 水 だより 平 成 26 年 6 月 1 日 公 共 事 業 ( 道 路 河 川 公 園 等 )により 農 地 が 買 収 寄 付 され 転 用 する 場 合 も 土 地 改 良 区 への 届 出 と 決 済 金 の 納 付 が 必 要 です 土 地 改 良 法 第 42 条 2 項 では 土 地 改 良 区 の 組 合 員 は 農 地 転 用 をする 場 合 土 地 改 良 区 に 対 する 権 利 を 失 う とともに 義 務 については 金 銭 で 決 済 ( 清 算 )しなければならないと 定 められています その 決 済 の 対 象 となる 経 費 としては 土 地 改 良 事 業 計 画 に 定 められた 国 営 事 業 の 負 担 金 及 び 土 地 改 良 施 設 の 維 持 管 理 費 がその 対 象 となります 維 持 管 理 費 については 受 益 地 内 の 農 地 が 転 用 で 減 少 すると 維 持 管 理 費 は 増 大 しますので 残 った 農 地 の 組 合 員 が 過 重 負 担 にならないよう その 転 用 農 地 にかかる 今 後 相 当 期 間 の 維 持 管 理 費 分 を 納 めて 頂 くもので す 公 共 用 地 として 買 収 寄 付 され 農 地 転 用 される 場 合 も 土 地 改 良 区 への 届 出 と 決 済 金 の 納 付 が 必 要 となり ますので 用 地 交 渉 売 買 契 約 調 印 の 際 には 後 々 問 題 とならないよう 事 業 主 体 ( 国 県 市 町 等 )と 決 済 金 の 取 扱 いについて 協 議 をお 願 いします -24-