投 資 情 報 中 国 の 多 国 籍 企 業 に 対 する 相 殺 決 済 を 含 む 外 貨 管 理 の 大 幅 な 規 制 緩 和 規 定 が 施 行 ~ 匯 発 [2014]23 号 の 施 行 ~ 2014 年 に 入 り 多 国 籍 企 業 のキャッシュ マネジメントに 関 する 外 貨

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1 トーマツ チャイナ ニュース 中 国 の 投 資 会 計 税 務 情 報 Vol.138 May 2014 Contents 投 資 情 報 中 国 の 多 国 籍 企 業 に 対 する 相 殺 決 済 を 含 む 外 貨 管 理 の 大 幅 な 規 制 緩 和 規 定 が 施 行 ~ 匯 発 [2014]23 号 の 施 行 ~... 2 投 資 情 報 Q&A 共 同 年 度 検 査 ( 聨 合 年 検 )から 年 度 報 告 公 示 制 度 への 移 行 状 況 について 説 明 して 下 さい(Vol.124 号 (2014 年 4 月 )からのアップデート 情 報 ) ~ 国 家 外 貨 管 理 局 宛 の 年 度 報 告 は 別 途 外 貨 資 本 項 目 情 報 システムにより 申 告 ~... 8 税 務 情 報 電 信 業 が 増 値 税 改 革 試 験 の 対 象 となる デロイト 中 国 発 行 Tax Newsflash より 会 計 情 報 新 連 載 ~ 中 国 企 業 会 計 準 則 シリーズ~ 第 4 回 公 正 価 値 測 定 改 訂 版 第 11 回 中 国 ビジネス 実 務 セミナー ~ 中 国 子 会 社 管 理 担 当 者 赴 任 予 定 者 の 為 の 2 日 間 集 中 講 座 ~ 中 国 業 務 に 関 する 主 なお 問 合 せ 先 本 ニュースに 基 づいて 財 務 上 の 問 題 やビジネスの 問 題 に 影 響 があるような 意 思 決 定 や 行 動 をとられる 場 合 は 下 記 の 点 を 考 慮 した 上 で 必 ず 当 法 人 の 専 門 家 にご 相 談 ください 1. 本 ニュースは 一 般 的 な 情 報 を 提 供 するものであって 各 利 用 者 の 具 体 的 な 事 情 に 即 した 会 計 情 報 を 提 供 するもの 或 いは 会 計 税 務 法 律 投 資 コンサルティングその 他 の 助 言 やサービスを 提 供 するものではありません 2. 本 ニュースに 含 まれている 情 報 は 利 用 者 の 参 考 のためのみに 供 されるものです 3. 本 ニュースは その 作 成 後 の 状 況 変 化 等 により 時 機 に 即 していない 可 能 性 があります 翻 訳 部 分 の 表 現 については 十 分 吟 味 をしていますが 日 本 語 では 本 来 の 意 味 を 表 現 できていない 箇 所 のある 可 能 性 がありますので ご 利 用 に 際 しては 原 文 をご 確 認 くださいますようお 願 い 致 します 発 行 人 : 有 限 責 任 監 査 法 人 トーマツ 中 国 室 東 京 都 港 区 港 南 品 川 インターシティ C 棟 電 話 : / ファックス: chinanews@tohmatsu.co.jp 1

2 投 資 情 報 中 国 の 多 国 籍 企 業 に 対 する 相 殺 決 済 を 含 む 外 貨 管 理 の 大 幅 な 規 制 緩 和 規 定 が 施 行 ~ 匯 発 [2014]23 号 の 施 行 ~ 2014 年 に 入 り 多 国 籍 企 業 のキャッシュ マネジメントに 関 する 外 貨 管 理 規 制 の 大 幅 な 緩 和 が 進 展 しています まず 2013 年 9 月 に 正 式 に 稼 動 した 中 国 ( 上 海 ) 自 由 貿 易 試 験 区 ( 以 下 自 貿 区 と 省 略 )では 人 民 元 建 て 取 引 において 中 国 国 内 及 び 海 外 のグループ 企 業 間 でのプーリングが 認 められ 更 に 集 中 決 済 が 資 本 関 係 を 有 しない 企 業 にまで 認 め られました また 外 貨 建 ての 取 引 においても 中 国 国 内 海 外 のグループ 企 業 に 対 して プーリングや 集 中 決 済 が 認 められ 貿 易 取 引 や コンサルティング フィーなどのサービス 貿 易 取 引 では 従 来 容 認 されなかった 海 外 企 業 との 相 殺 決 済 まで もが 可 能 となるなど 画 期 的 な 規 制 緩 和 が 含 まれています 1 今 般 外 貨 建 ての 取 引 に 関 して 2014 年 4 月 18 日 付 け 公 布 の 国 家 外 貨 管 理 局 による 多 国 籍 企 業 外 貨 資 金 集 中 運 営 管 理 規 定 ( 試 行 ) ( 匯 発 [2014]23 号 以 下 23 号 規 定 と 表 記 )が 同 年 6 月 1 日 より 施 行 されます 23 号 規 定 は 自 貿 区 の 外 貨 管 理 政 策 をほぼ 踏 襲 した 内 容 であり 自 貿 区 以 外 の 地 域 においても 中 国 国 内 外 のグループ 企 業 間 での 資 金 集 中 相 殺 決 済 が 認 められた 画 期 的 な 規 制 緩 和 となっています その 一 方 で 自 貿 区 での 外 貨 建 て 規 制 緩 和 との 主 要 な 相 違 点 と して 現 地 法 人 企 業 が 外 債 を 集 中 させる 場 合 に 同 社 が 有 する 外 債 の 一 部 のみを 集 中 することが 可 能 な 点 相 殺 決 済 が 可 能 な 企 業 グループの 要 件 が 明 確 化 された 点 必 ずしも 国 際 メイン 口 座 ( 詳 細 後 述 )を 開 設 する 必 要 がない 点 当 局 宛 の 届 出 が 簡 便 化 された 点 等 が 挙 げられます これまでも 自 貿 区 以 外 で 北 京 市 や 上 海 市 では 極 めて 限 られた 多 国 籍 企 業 に 対 して 外 貨 集 中 決 済 に 係 る 同 様 の 規 制 緩 和 が 認 められていました 2 が その 他 の 企 業 が 当 該 取 引 のパイロット 資 格 を 取 得 することは 実 質 的 に 認 められませんで した このため 23 号 規 定 により 中 国 全 土 で 大 幅 な 規 制 緩 和 が 図 られことは 意 義 があります 但 し 23 号 規 定 でも 中 国 国 内 グループ 企 業 の 前 年 度 外 貨 収 入 と 支 出 の 合 算 が 1 億 ドル 超 に 達 する 必 要 があり 当 該 要 件 を 満 たす 企 業 グループ が 依 然 として 限 定 される 点 には 留 意 が 必 要 です しかし 要 件 を 満 たす 企 業 では 中 国 全 土 においてグローバル 規 模 での 効 率 的 なグループ 企 業 間 キャッシュ マネージメ ントの 可 能 性 が 広 がります また 従 来 の 地 方 通 達 や 自 貿 区 規 定 に 比 べて キャッシュ マネージメントに 係 る 事 務 負 担 も 従 来 よりも 軽 減 されていますので 当 該 規 制 緩 和 の 利 用 は 検 討 の 価 値 があると 考 えられます 23 号 規 定 の 詳 細 は 以 下 の 通 りです 号 規 定 の 概 要 (1) 外 貨 建 てキャッシュ マネージメント 取 引 に 参 加 可 能 な 多 国 籍 グループ 企 業 とは 23 号 規 定 では 外 貨 建 てキャッシュ マネージメント 取 引 に 参 加 可 能 な 多 国 籍 グループ 企 業 を 以 下 に 定 義 してい ます 1 人 民 元 建 て 取 引 は 自 貿 区 における 人 民 元 クロスボーダー 使 用 拡 大 の 支 持 に 関 する 通 知 ( 銀 総 部 発 [2014]22 号 ) 外 貨 建 て 取 引 は 自 貿 区 建 設 を 支 持 する 外 貨 管 理 実 施 細 則 の 公 布 に 関 する 通 知 ( 上 海 匯 発 [2014]26 号 )に 基 づき 規 制 緩 和 されている 2 上 海 市 における 多 国 籍 企 業 による 地 域 本 部 の 設 立 奨 励 に 関 する 規 定 ( 滬 府 弁 発 [2012]51 号 ) 北 京 CBD 地 区 における 多 国 籍 企 業 地 域 本 部 の 外 貨 集 中 運 営 管 の 改 革 試 点 の 進 展 に 係 る 指 示 ( 京 匯 [2012]106 号 ) 等 を 根 拠 としている 2

3 企 業 種 別 多 国 籍 企 業 ( 中 国 語 : 跨 国 公 司 ) メンバー 企 業 ( 中 国 語 : 成 員 公 司 ) 幹 事 企 業 ( 中 国 語 : 主 弁 企 業 ) 定 義 資 本 連 結 を 紐 帯 として 親 会 社 子 会 社 及 びその 他 のメンバー 企 業 或 いは 機 構 が 共 同 して 構 成 する 企 業 法 人 連 合 体 ( 但 し 財 務 公 司 以 外 の 金 融 機 関 を 含 まない) 多 国 籍 企 業 内 部 で 相 互 に 直 接 的 或 いは 間 接 的 に 持 分 を 所 有 する 独 立 した 法 人 格 を 有 するグループ 会 社 であり 国 内 国 外 の 法 人 を 指 す 主 体 業 務 の 申 請 届 出 実 施 データ 報 告 状 況 フィードバック 等 の 職 責 を 履 行 する 多 国 籍 企 業 或 いは 多 国 籍 企 業 の 授 権 を 取 得 し 且 つ 独 立 した 法 人 格 を 有 する1 社 の 国 内 企 業 を 指 す 上 記 の 通 り 直 接 的 間 接 的 に 持 分 を 有 する 国 内 外 の 企 業 グループにおけるグローバル キャッシュ マネジメント を 幹 事 企 業 が 行 うとの 建 付 けになっています 更 に 23 号 規 定 では 当 該 キャッシュ マネジメントを 可 能 とする 前 提 として 外 貨 集 中 管 理 に 参 加 する 国 内 メンバ ー 企 業 の 前 年 度 の 外 貨 受 領 支 払 規 模 が 合 算 で1 億 米 ドル 超 に 達 するように 要 求 しています 更 に 多 国 籍 企 業 には 直 近 3 年 以 内 に 重 大 な 外 貨 規 定 の 違 反 行 為 がないことが 求 められます また 対 象 企 業 は 外 貨 管 理 上 のA 類 企 業 に 該 当 することが 求 められます もし 幹 事 企 業 がB C 類 に 降 格 した 場 合 には 違 反 状 況 の 軽 重 により 外 貨 管 理 局 が 幹 事 企 業 を 変 更 するための 申 請 資 料 提 出 の 通 知 或 いは 幹 事 企 業 の 業 務 資 格 の 取 消 を 行 います またその 他 のメンバー 企 業 の 企 業 分 類 がB C 類 に 降 格 された 場 合 幹 事 企 業 は 当 該 企 業 をキャッシュ マネジメント 取 引 から 外 し 外 貨 管 理 局 にメンバー 変 更 を 提 出 する 必 要 があります すなわ ち 当 該 取 引 に 参 加 する 中 国 国 内 の 全 企 業 は 外 貨 管 理 上 の 企 業 分 類 においてA 類 に 属 することが 原 則 的 に 求 め られます (2) 多 国 籍 企 業 に 対 して 認 められるグループ 企 業 間 取 引 23 号 企 業 では 多 国 籍 企 業 グループに 対 して グローバル 規 模 での 外 貨 建 てキャッシュ マネージメント 取 引 を 認 め ており 以 下 の 経 常 取 引 ( 貿 易 取 引 サービス 貿 易 取 引 ) 資 本 取 引 が 認 められています 経 常 取 引 資 本 取 引 取 引 内 容 集 中 決 済 相 殺 決 済 外 債 登 記 枠 の 集 中 海 外 貸 付 の 限 度 額 の 集 中 取 引 詳 細 幹 事 企 業 が 国 内 外 貨 メイン 口 座 を 通 じて 国 内 メンバー 企 業 を 代 理 して 経 常 項 目 の 外 貨 受 領 支 払 を 集 中 的 に 実 施 することを 指 す 幹 事 企 業 が 国 内 外 貨 メイン 口 座 を 通 じて 国 内 メンバー 企 業 の 経 常 項 目 に 係 る 外 貨 受 領 予 定 支 払 予 定 資 金 を 集 中 的 に 計 算 し 一 定 期 間 中 の 外 貨 受 領 支 払 取 引 を 合 算 して 1 件 の 外 貨 取 引 とするオペレーション 方 式 を 指 す 海 外 からの 資 金 調 達 可 能 枠 の 集 中 を 希 望 する 企 業 内 において 外 債 の 未 使 用 枠 を 融 通 することが 可 能 国 内 グループ 企 業 の 外 貨 集 中 資 金 を 使 用 し 海 外 メンバー 企 業 に 貸 付 することが 可 能 3

4 (3) グループ 企 業 間 キャッシュ マネージメント 実 施 のための 開 設 口 座 グループ 企 業 間 のキャッシュ マネージメントの 実 務 対 応 には 以 下 の1 国 際 外 貨 メイン 口 座 2 国 内 外 貨 メイン 口 座 3 人 民 元 待 受 口 座 の 開 設 が 必 要 となります 1 国 際 外 貨 メイン 口 座 : 国 際 外 貨 メイン 口 座 とは 海 外 との 自 由 な 資 金 往 来 が 認 められる 口 座 です 海 外 からの 調 達 資 金 を 国 内 メン バー 企 業 に 融 通 する 際 や 国 内 メンバー 企 業 の 集 中 資 金 を 海 外 メンバー 企 業 と 融 通 する 際 の 経 由 口 座 であり 中 国 側 のキャッシュ マネジメントにおける 資 本 取 引 口 座 的 な 性 質 を 有 しています 国 際 外 貨 メイン 口 座 では 海 外 からの 調 達 資 金 に 対 しては 外 債 登 記 を 必 要 とするものの 外 債 規 模 コントロ ールには 組 み 入 れない としている 為 同 口 座 における 海 外 からの 資 金 調 達 可 能 金 額 には 実 質 的 な 制 限 があり ません 但 し 国 内 外 貨 メイン 口 座 以 外 への 振 替 が 認 められず 且 つ 当 該 口 座 への 振 替 限 度 額 は 以 下 の 通 り 外 債 登 記 枠 を 集 中 する 企 業 の 外 債 調 達 可 能 合 計 額 までとなっています すなわち 海 外 からの 資 金 調 達 可 能 枠 を 集 中 させることを 希 望 するメンバー 企 業 内 において 外 債 の 未 使 用 枠 を 融 通 することが 可 能 となります 国 際 外 貨 メイン 口 座 から 国 内 外 貨 メイン 口 座 への 振 替 限 度 額 ( 多 国 籍 企 業 における 外 債 借 入 の 集 中 可 能 限 度 額 ): 集 中 に 参 加 する 国 内 メンバー 企 業 の 外 債 限 度 額 - 集 中 に 参 加 する 国 内 メンバー 企 業 の 既 に 登 記 済 である 中 長 期 外 債 の 契 約 額 - 集 中 に 参 加 する 国 内 メンバー 企 業 の 既 に 登 記 済 である 短 期 外 債 の 未 返 済 残 高 - 外 債 の 一 部 を 集 中 させる 国 内 メンバー 企 業 が 留 保 している 外 債 限 度 額 今 般 上 記 ( 青 字 下 線 部 ) 箇 所 が 23 号 規 定 により 追 加 されたことにより 同 一 企 業 内 での 外 債 の 一 部 集 中 が 可 能 である 旨 が 明 確 化 されました 3 また 国 内 グループ 企 業 の 外 貨 集 中 資 金 を 使 用 し 海 外 メンバー 企 業 に 貸 付 する 際 にも 以 下 の 限 度 額 内 におい て 国 内 外 貨 メイン 口 座 から 国 際 外 貨 メイン 口 座 への 振 替 後 貸 付 を 実 行 します この 際 国 内 メンバー 企 業 の 所 有 者 持 分 合 計 の 50%までを 限 度 として 海 外 グループ 企 業 に 対 する 貸 付 が 可 能 となります 国 内 外 貨 メイン 口 座 から 国 際 外 貨 メイン 口 座 への 振 替 限 度 額 : 原 則 国 内 メンバー 企 業 の 所 有 者 持 分 合 計 の50%まで 2 国 内 外 貨 メイン 口 座 : 国 内 外 貨 メイン 口 座 とは 経 常 項 目 外 貨 資 金 の 集 中 受 領 支 払 及 び 相 殺 決 済 が 認 められおり 中 国 側 のキャッシ ュ マネジメントにおける 経 常 取 引 口 座 的 な 性 質 を 有 しています 更 に 上 述 の 国 際 外 貨 メイン 口 座 を 通 じた 外 債 や 海 外 貸 付 の 資 金 集 中 管 理 を 行 う 際 にも 国 内 外 貨 メイン 口 座 と 国 際 外 貨 メイン 口 座 を 通 じて 資 金 の 振 替 を 実 施 するなど 23 号 通 知 において 最 も 重 要 な 口 座 といえます 3 一 方 自 貿 区 規 定 では 外 債 集 中 を 希 望 しない 企 業 は 従 来 通 り 各 社 の 外 債 登 記 枠 を 利 用 すると 共 に 当 該 外 債 利 用 枠 はメンバ ー 企 業 の 外 債 の 集 中 残 高 にはカウントしない との 曖 昧 な 定 義 に 止 まっていたため 同 一 企 業 内 での 外 債 の 一 部 集 中 が 可 能 か 否 かが 明 確 ではなかった 4

5 幹 事 企 業 が 外 貨 資 金 の 集 中 受 領 支 払 及 び 相 殺 決 済 の 事 務 処 理 を 実 施 します 幹 事 企 業 は 国 内 メンバー 企 業 の 真 実 で 合 法 的 な 輸 入 外 貨 支 払 の 需 要 に 基 づき 事 前 に 外 貨 を 購 入 し 国 内 外 貨 メイン 口 座 への 預 入 が 認 めら れています 一 方 外 貨 の 組 戻 し 4 期 日 と 元 の 受 領 支 払 いの 期 日 との 間 隔 が180 日 超 或 いは 特 殊 な 状 況 により 規 定 に 基 づ いたルートでの 外 貨 の 組 戻 しができない 場 合 幹 事 企 業 は 貿 易 外 貨 業 務 登 記 手 続 き 及 び 書 面 申 請 や 各 種 契 約 書 等 を 提 出 する 必 要 があります また 原 則 として 外 貨 の 相 殺 決 済 は 毎 月 1 回 以 上 の 実 施 が 求 められていますが 相 殺 実 績 が 無 い 場 合 でも 相 殺 決 済 件 数 をゼロとしたデータ 申 告 が 必 要 となっています また 相 殺 実 務 を 行 う 幹 事 企 業 が 財 務 公 司 ではない 場 合 相 殺 決 済 時 に 貿 易 外 貨 受 領 支 払 い 企 業 リスト の 登 記 手 続 きが 要 求 されています 更 に 幹 事 企 業 が 行 う 主 要 な 届 出 報 告 は 以 下 の 通 りであり 相 応 の 事 務 負 担 が 生 じます 但 し 自 貿 区 規 定 と 比 較 して 各 種 月 報 表 の 提 出 が 求 められないなど 一 部 事 務 負 担 は 軽 減 されました 外 貨 資 金 の 集 中 受 領 支 払 及 び 相 殺 決 済 を 実 施 するには 以 下 2 種 類 の 国 際 収 支 統 計 申 告 が 必 要 集 中 外 貨 受 領 支 払 或 いは 相 殺 差 額 決 済 時 の 幹 事 企 業 の 実 際 の 外 貨 受 領 支 払 データ 集 中 外 貨 受 領 支 払 或 いは 相 殺 差 額 決 済 前 へと 逐 次 現 状 回 復 させた 各 メンバー 企 業 の 元 の 受 領 支 払 データ( 所 謂 原 状 回 復 データ ) 相 殺 決 済 日 或 いは 会 計 決 済 日 の 当 日 に 銀 行 に 対 して 原 状 回 復 データの 基 礎 情 報 及 び 申 告 情 報 を 提 出 しなければならない 23 号 規 定 において 特 筆 すべきは 国 際 外 貨 メイン 口 座 を 開 設 せず 国 内 外 からの 資 金 を 国 内 外 貨 メイン 口 座 に 集 中 させることが 可 能 となった 点 にあります また 海 外 との 資 本 取 引 では 国 際 メイン 口 座 の 外 債 集 中 枠 や 海 外 貸 付 限 度 額 がそのまま 準 用 されることとなります 3 人 民 元 待 受 口 座 : 幹 事 企 業 は 国 内 外 貨 メイン 口 座 から 人 民 元 転 した 資 金 を 人 民 元 待 受 口 座 に 入 金 します 各 企 業 の 人 民 元 支 払 の 為 に 人 民 元 待 受 口 座 から 出 金 する 際 には 当 該 企 業 の 経 営 範 囲 内 での 使 用 が 要 求 されており 以 下 の 資 金 使 途 での 直 接 的 或 いは 間 接 的 な 使 用 は 認 められません 企 業 経 営 範 囲 及 び 外 債 資 金 の 指 定 用 途 範 囲 以 外 等 への 支 払 証 券 とデリバティブ 商 品 への 投 資 人 民 元 建 て 委 託 貸 付 ( 経 営 範 囲 で 認 める 場 合 を 除 く) 企 業 間 貸 借 の 返 済 第 三 者 に 転 貸 した 銀 行 人 民 元 建 て 委 託 貸 付 の 返 済 外 商 投 資 不 動 産 企 業 を 除 く 非 自 社 用 不 動 産 の 購 入 関 連 費 用 の 支 払 4 組 戻 し(くみもどし)とは 送 金 や 振 込 の 完 了 後 に 依 頼 人 の 都 合 により 当 該 依 頼 を 撤 回 する 際 の 手 続 きを 指 す 5

6 (4 23 号規定により認められるグローバル規模でのグループ企業間キャッシュ マネージメント例 23号規定により認められる取引を活用すれば 以下のキャッシュ マネージメント取引が可能となります 国際外貨メイン口座を開設する場合 国内 海外 B社 外貨口座 資金の集中運営管理 国内メンバー企業の 各口座へ振替 国内外貨 メイン口座 実線 資金の集中運営管理 経常項目の代理受取 支払い 相殺差額決済 D社 外貨口座 E社 C社 外貨口座 集中元転 外貨転 外貨口座 規定限度額内の振替 規定限度額内の振替 国際外貨 メイン口座① 取引先 人民元口座 A社 E社 国内外メンバー企業 取引先 資本関係の無い第三者の例示 人民元支払待 口座 自由な振替 点線 自由な振替 限度額なし 国際外貨 メイン口座② 幹事企業 A社 すなわち 国内外貨メイン口座では外貨プーリングなどの資金集中管理の実施に加え 貿易決済やサービス貿易 ロイヤリティーやコンサルフィー等 の決済 更に相殺決済などの経常取引が実施可能です 一方 国際外貨メイ ン口座では海外との自由な資金決済が認められる一方で 国内外貨メイン口座との振替には 振替限度額が設 定されています すなわち 海外調達資金である外債資金を国内メイン口座へ振替するのであれば 外債集中し た企業の外債登記の未使用枠の合計額までが上限となります また グループ企業の集中資金を海外企業へ貸 付する際には 国内外貨メイン口座から国際外貨メイン口座への振替上限はグループ持分の50 までに限定さ れます また特筆すべきは 以下の通り 国内外貨メイン口座のみを開設し 国際外貨メイン口座の機能を国内外貨メイン 口座へ集約させることが可能となった点にあります 但しこの場合でも 外債資金の受領や海外貸付などの資本 項目取引に対しては上記の外債登記残高や持分合計の上限以内で取引を行う必要があります 6

7 国際外貨メイン口座を開設しな い場合 国内 海外 B社 外貨口座 資金の集中運営管理 国内メンバー企業の 各口座へ振替 国内外貨 メイン口座 実線 資金の集中運営管理 経常項目の代理受取 支払い 相殺差額決済 D社 外貨口座 E社 C社 外貨口座 外貨口座 集中元転 外貨転 取引先 人民元口座 点線 規定限度額内の振替 人民元支払待 口座 幹事企業 A社 A社 E社 国内外メンバー企業 2. まとめ 23号規定により 自貿区外でもグローバル規模での効率的なグループ企業間キャッシュ マネージメントの実現が可 能な旨 規定されています 但し 取引の前提には外貨集中管理に参加する国内メンバー企業の前年度の外貨受 領 支払規模が合算で1億米ドル超に達することを要求している点に留意する必要があります また幹事企業に対し ては 従来よりも多少の軽減が見られるとは言え 相応の事務負担が生じます このような留意点があるものの 要件を満たす企業では 中国全土において グローバル規模での効率的なグルー プ企業間キャッシュ マネージメントの可能性が広がりますので 今後 検討の余地があると考えられます 7

8 投 資 情 報 Q&A 共 同 年 度 検 査 ( 聨 合 年 検 )から 年 度 報 告 公 示 制 度 への 移 行 状 況 について 説 明 して 下 さい (Vol.124 号 (2014 年 4 月 )からのアップデート 情 報 ) ~ 国 家 外 貨 管 理 局 宛 の 年 度 報 告 は 別 途 外 貨 資 本 項 目 情 報 システムにより 申 告 ~ A: 会 社 法 の 改 正 施 行 により 従 来 の 共 同 年 度 検 査 ( 聨 合 年 検 ) 制 度 が 年 度 報 告 公 示 制 度 に 移 行 しています これに 伴 い 国 家 工 商 行 政 管 理 局 は 企 業 年 度 検 査 業 務 の 停 止 に 関 する 通 達 ( 工 商 企 字 [2014]28 号 )により 企 業 情 報 公 示 システ ム 5 を 通 じて 年 度 報 告 を 実 施 する 旨 を 定 めました また 商 務 部 財 政 部 国 家 税 務 総 局 国 家 統 計 局 国 家 外 貨 管 理 局 の 5 部 門 も 連 名 により 2014 年 外 商 投 資 企 業 年 度 経 営 状 況 聨 合 申 告 活 動 の 展 開 に 係 る 通 知 ( 以 下 商 資 函 [2014]175 号 と 表 記 )を 公 布 し 全 国 外 商 投 資 企 業 の 年 度 運 営 情 况 に 係 るネットでの 聨 合 申 告 及 び 共 有 システム( 中 国 語 : 全 国 外 商 投 資 企 業 年 度 運 営 情 況 網 上 聨 合 申 報 及 共 享 系 統 ) 6 により 年 度 報 告 を 実 施 し 報 告 期 間 の 4 月 21 日 から 6 月 30 日 中 に 遅 滞 無 く 年 度 報 告 を 提 出 するように 求 めています 更 に 今 般 2014 年 4 月 29 日 付 けで 2014 年 外 商 投 資 企 業 の 年 度 外 貨 経 営 状 況 の 申 告 に 関 する 関 連 問 題 の 通 知 ( 以 下 匯 綜 発 [2014]58 号 と 表 記 )が 公 布 されました これにより 国 家 外 貨 管 理 局 は 上 記 2 つの 年 度 報 告 に 加 えて 外 商 投 資 企 業 に 対 しては 外 貨 年 度 報 告 を 実 施 する 旨 も 要 求 しています 外 貨 年 度 報 告 の 対 象 企 業 は 2013 年 12 月 31 日 以 前 に 工 商 登 記 された 外 商 投 資 企 業 であり 報 告 期 限 は 2014 年 5 月 12 日 から 8 月 31 日 までと 規 定 されています 外 商 投 資 企 業 は 匯 綜 発 [2014]58 号 で 定 める 書 類 ( 詳 細 は 表 1を 参 照 のこと)を 外 貨 管 理 局 の 外 貨 資 本 項 目 システムを 通 じて 提 出 し 外 貨 年 度 報 告 を 実 施 します 表 年 実 施 の 外 貨 年 度 報 告 申 請 に 係 る 主 要 な 提 出 書 類 企 業 基 本 情 報 表 2013 年 末 資 産 負 債 表 ( 以 下 資 産 負 債 表 と 表 記 ) 2013 年 度 損 益 計 算 書 ( 以 下 損 益 計 算 書 と 表 記 ) 2013 年 度 の 外 商 投 資 企 業 外 国 投 資 者 側 の 出 資 持 分 統 計 表 ( 以 下 統 計 表 と 表 記 ) 但 し 外 商 投 資 性 公 司 の 出 資 のみで 設 立 された 外 商 投 資 企 業 は 外 貨 年 度 報 告 に 参 加 しない 旨 が 定 められています 一 方 において 外 商 投 資 性 公 司 と 外 国 投 資 者 の 共 同 出 資 による 外 商 投 資 企 業 の 場 合 には 当 該 外 商 投 資 企 業 が 企 業 所 在 地 の 外 貨 管 理 局 に 年 度 報 告 を 行 います この 際 外 国 投 資 者 側 の 出 資 持 分 から 外 商 投 資 性 公 司 が 享 受 する 出 資 持 分 を 控 除 して 記 載 します また 統 計 表 は 2013 年 度 版 から 変 更 が 加 えられ 当 該 年 度 の 既 に 配 当 した 外 国 投 資 者 側 の 利 益 や 対 外 担 保 に 係 る 当 該 年 度 の 新 規 増 加 担 保 金 額 等 のデータ 項 目 の 記 入 が 不 要 になりました 一 方 において 投 資 性 の 外 商 投 資 企 業 ( 中 国 語 : 投 資 性 外 商 投 資 企 業 )の 中 国 国 内 子 会 社 に 対 する 出 資 持 分 データの 記 入 が 新 たに 要 求 されました 尚 匯 綜 発 [2014]58 号 では 統 計 表 の 白 地 フォーム 及 び 記 載 方 法 の 説 明 が 付 属 文 書 7 に 含 まれています 5 企 業 情 報 公 示 システムの 詳 細 は トーマツ チャイナ ニュース Vol.134 号 (2014 年 1 月 ) を 参 照 のこと 6 同 システムを 利 用 した 共 同 年 度 報 告 の 詳 細 は トーマツ チャイナ ニュース Vol.137 号 (2014 年 4 月 ) を 参 照 のこと 7 付 属 文 書 2 は 資 本 項 目 情 報 システム 外 貨 年 度 報 告 機 能 オンライン 接 続 準 備 操 作 手 引 き となっている 8

9 匯 綜 発 [2014]58 号 では 報 告 期 限 は 8 月 31 日 までと 定 められていますが 外 貨 管 理 局 による 報 告 督 促 期 限 日 は 9 月 15 日 とされ 外 貨 管 理 局 は 各 分 局 に 対 して 報 告 督 促 期 限 日 の 3 営 業 日 以 内 に 未 報 告 企 業 を 業 務 管 理 コントロール 状 態 に 設 置 することを 求 めています 外 貨 管 理 局 マニュアルによれば 業 務 管 理 コントロール 状 態 とは 外 貨 管 理 局 によ り 資 本 項 目 情 報 システムが 暫 定 停 止 された 状 態 であり この 状 態 に 置 かれている 間 企 業 は 外 債 登 記 などを 含 む 資 本 取 引 に 係 る 関 連 手 続 きの 実 施 が 不 可 能 となりますので 要 注 意 です そして 外 商 投 資 企 業 が 報 告 督 促 期 限 日 後 に 補 充 報 告 を 申 請 する 場 合 合 理 的 な 理 由 があり 且 つ 規 定 通 りの 申 告 或 いは 検 査 に 初 めて 参 加 しなかったのであれば 企 業 の 関 連 説 明 書 簡 の 提 出 後 に 所 在 地 の 外 貨 管 理 局 が 補 充 報 告 手 続 きを 実 施 し 資 本 項 目 情 報 システムを 正 常 状 態 に 回 復 させます しかし 企 業 の 報 告 遅 延 に 合 理 的 な 理 由 が 無 い 場 合 に は 外 貨 管 理 局 の 管 理 検 査 部 門 による 調 査 処 分 後 に 所 在 地 の 外 貨 管 理 局 が 補 充 報 告 手 続 きを 実 施 し 同 システムを 正 常 状 態 に 回 復 させるとしています また 匯 綜 発 [2014]58 号 では 外 貨 年 度 報 告 の 申 請 は 企 業 自 らが 実 施 しても 或 いは 会 計 事 務 所 等 へ 委 託 しても 良 い と 定 められています 但 し 申 請 内 容 の 品 質 を 担 保 するために 外 商 投 資 企 業 に 対 して 外 貨 年 度 報 告 データの 送 付 手 続 きの 会 計 事 務 所 への 委 託 を 原 則 とする 旨 の 通 知 を 公 布 した 地 方 政 府 や 会 計 事 務 所 宛 に 関 連 通 知 を 公 布 した 地 方 政 府 もあります 8 更 に もし 外 商 投 資 企 業 が 期 限 内 に 年 度 報 告 を 実 施 しなかった 場 合 匯 綜 発 [2014]58 号 では 罰 則 規 定 が 明 確 ではあり ませんが 一 部 の 地 方 では 外 商 投 資 企 業 に 対 して 厳 格 な 罰 則 を 設 けた 外 貨 管 理 局 ( 地 方 分 局 )もみられます 従 いまして 実 務 手 順 や 提 出 書 類 は 地 方 ごとに 若 干 異 なっています 既 に 多 くの 地 域 では 外 貨 管 理 局 の 各 分 局 ごとに Web サイトで 申 請 手 順 の 詳 細 や 補 充 通 達 等 を 公 布 していますので 外 貨 年 度 報 告 を 行 う 際 には 所 在 地 当 局 の 実 務 運 用 の 確 認 が 望 ましいと 考 えられます まとめ 商 務 部 を 始 めとする 5 部 門 の 共 同 年 度 報 告 について 定 めた 商 資 函 [2014]175 号 には 国 家 外 貨 管 理 局 も 含 まれています が 匯 綜 発 [2014]58 号 では これとは 別 に 外 商 投 資 企 業 に 対 して 外 貨 年 度 報 告 を 要 求 しています しかし 従 来 におい ても 国 家 外 貨 管 理 局 は 共 同 年 度 検 査 の 実 施 政 府 機 関 の 一 部 に 含 まれていましたが 年 度 検 査 の 実 際 の 手 続 きでは 国 家 外 貨 管 理 局 は 外 商 投 資 企 業 に 対 して 別 システムでの 申 告 手 続 きを 要 求 していました すなわち 外 貨 管 理 局 宛 の 申 告 は 同 局 Web サイト 上 の 直 接 投 資 外 貨 管 理 情 報 システムで 実 施 する 一 方 で 他 の 政 府 機 関 が 共 同 で 実 施 するオンライ ン システム 上 の 集 中 受 付 での 申 告 は 不 要 でしたので 匯 綜 発 [2014]58 号 も 従 来 の 制 度 を 踏 襲 したものと 考 えられま す これにより 年 度 報 告 時 の 実 際 の 手 続 きに 関 しては 従 来 の 2 システム( 外 商 投 資 企 業 オンライン 共 同 年 次 検 査 直 接 投 資 外 貨 管 理 情 報 システム)から 3 システム( 年 度 報 告 公 示 システム 外 貨 資 本 項 目 システム 外 商 投 資 企 業 の 年 度 運 営 8 地 方 政 府 の 他 の 独 自 ルールとしては 外 商 投 資 企 業 に 年 度 報 告 データの 品 質 を 保 証 させるために 提 出 資 料 において 年 度 間 での 金 額 変 更 が 著 しい 場 合 に 企 業 に 対 して 書 面 での 報 告 を 求 める 例 も 見 られます 9

10 情 况 に 係 るネットでの 聨 合 申 告 及 び 共 有 システム)への 申 請 に 変 更 され 従 来 より 要 求 手 続 きが 増 えました しかし 全 て オンライン 申 請 が 前 提 であり 事 務 的 な 負 担 はさほど 増 えないものと 考 えられます なお 2014 年 に 実 施 する 2013 年 度 の 報 告 に 関 し 中 国 ( 上 海 ) 自 由 貿 易 試 験 区 ( 以 下 自 貿 区 と 表 記 ) 以 外 の 工 商 行 政 管 理 局 では 商 務 部 門 等 や 外 貨 管 理 局 とは 対 照 的 に 未 だ 年 度 報 告 公 示 制 度 の 詳 細 が 公 表 されていない 状 態 ですので 留 意 が 必 要 です 為 参 考 : 共 同 年 度 報 告 ( 聨 合 年 検 )と 年 度 報 告 公 示 制 度 の 比 較 提 出 先 の 行 政 機 関 外 貨 管 理 部 門 報 告 システム 外 貨 管 理 局 直 接 投 資 外 貨 管 理 情 報 システム 報 告 期 限 提 出 先 の 行 政 機 関 外 貨 管 理 部 門 報 告 システム 外 貨 資 本 項 目 システム 工 商 行 政 管 理 毎 年 工 商 行 政 管 理 年 度 報 告 公 示 部 門 3 月 1 日 から 部 門 システム 地 方 政 府 全 国 6 月 30 日 外 商 投 資 企 業 商 務 部 門 商 務 部 門 地 方 政 府 全 国 オンライン 共 同 財 政 部 門 財 政 部 門 外 商 投 資 企 業 年 年 次 検 査 税 務 部 門 税 務 部 門 度 運 営 情 况 ネット 外 貨 管 理 部 門 外 貨 管 理 部 門 上 聨 合 申 告 及 び 統 計 部 門 統 計 部 門 共 有 システム 報 告 期 限 2014 年 は 5 月 12 日 から 8 月 31 日 N/A ( 但 し 自 貿 区 は 3 月 1 日 から 6 月 30 日 ) 2014 年 は 4 月 21 日 から 6 月 30 日 10

11 税 務 情 報 電 信 業 が 増 値 税 改 革 試 験 の 対 象 となる デロイト 中 国 発 行 Tax Newsflash より 2014 年 4 月 30 日 財 政 部 及 び 国 家 税 務 総 局 は 財 税 [2014]43 号 通 達 ( 以 下 43 号 文 と 略 称 )を 公 布 し 2014 年 6 月 1 日 から 電 信 業 が 増 値 税 改 革 試 験 の 対 象 に 加 わることを 明 らかにした 現 在 電 信 業 は 3%の 営 業 税 の 対 象 とされている 政 策 の 要 点 課 税 範 囲 及 び 税 率 中 国 国 内 において 電 信 サービスを 提 供 する 企 業 及 び 個 人 は 以 下 の 税 率 により 増 値 税 を 納 付 することとなる 増 値 税 税 率 例 基 礎 電 信 サービス 11% 固 定 通 信 ネット 移 動 通 信 ネット 衛 星 インターネットを 利 用 し た 音 声 通 話 サービスの 提 供 及 び 帯 域 幅 のリース 或 いは 販 売 の 業 務 付 加 価 値 電 信 サービス 6% 固 定 通 信 ネット 移 動 通 信 ネット 衛 星 インターネット ケ ーブルテレビネットワークを 利 用 したショートメッセージ/マ ルチメディアメッセージサービス 電 子 データ 及 び 情 報 の 伝 送 又 はアプリケーションサービスの 提 供 インターネット 接 続 サービス 衛 星 テレビ 信 号 の 受 信 と 配 信 サービス 特 定 の 取 引 に 関 する 税 務 処 理 財 税 [2013]106 号 通 達 における 増 値 税 改 革 試 験 に 関 する 一 般 規 定 は 電 信 業 にも 適 用 される その 上 で 43 号 文 では 電 信 業 の 特 定 の 取 引 に 対 し 以 下 のような 規 定 を 設 けている 1) 一 般 納 税 者 が 電 信 業 サービスを 提 供 する 際 に 利 用 者 へ SIM カード 電 信 端 末 ( 例 えば 携 帯 電 話 )などの 物 品 或 いは 電 信 業 サービスを 付 帯 的 に 供 与 する 場 合 受 け 取 った 全 ての 代 金 及 び 価 格 外 費 用 を 分 けて 計 算 し そ れぞれの 適 用 税 率 により 増 値 税 を 計 算 する( 即 ち 物 品 には 17% 基 礎 電 信 サービスには 11% 付 加 価 値 電 信 サービスには 6%の 税 率 が 適 用 される) 電 信 サービス 事 業 者 は 通 常 複 数 のサービス 及 び 物 品 を 含 む 電 信 業 務 販 売 モデルを 採 用 している( 即 ち 業 務 販 売 時 に 現 物 或 いはその 他 の 業 務 を 付 帯 的 に 供 与 する) 現 行 の 流 通 税 政 策 によれば このようなサービ スにおいて 無 償 で 供 与 されるものは 営 業 税 の 課 税 範 囲 にも 増 値 税 の 課 税 範 囲 にも 属 さない 増 値 税 改 革 試 験 の 対 象 となった 後 上 述 の 区 分 計 算 の 規 定 により このような 販 売 モデルに 係 る 税 務 処 理 はより 複 雑 になるた め 電 信 サービス 事 業 者 の 税 務 コンプライアンスコストも 増 加 することになる 11

12 2) 国 内 企 業 及 び 個 人 が 国 外 企 業 へ 電 信 サービスを 提 供 する 場 合 には 増 値 税 を 免 除 する 43 号 文 では 言 及 さ れていないが 国 家 税 務 総 局 2013 年 52 号 公 告 と 類 似 の 免 税 に 係 る 届 出 手 続 き 及 び 資 料 要 求 が 上 述 の 免 税 政 策 にも 適 用 される 可 能 性 がある 3) ポイント 交 換 により 供 与 する 電 信 業 サービスについては 増 値 税 を 徴 収 しない 4) 2015 年 12 月 31 日 まで 国 内 企 業 である 一 般 納 税 者 が 衛 星 を 通 じて 提 供 する 音 声 通 話 サービス 電 子 データ 及 び 情 報 の 伝 送 サービスについては 簡 易 課 税 方 法 を 選 択 して 増 値 税 を 計 算 することができる( 即 ち 税 込 売 上 高 の 3%により 納 付 すべき 増 値 税 額 を 直 接 計 算 し 仕 入 税 額 は 控 除 しない ) コメント 電 信 業 が 増 値 税 改 革 試 験 の 対 象 となることは 早 くから 期 待 されていたことであり 急 速 に 発 展 する 電 信 業 にとって 重 要 な 一 歩 である 電 信 業 に 適 用 される 11%と 6%の 増 値 税 税 率 は 現 行 の 3%の 営 業 税 税 率 と 比 べ 明 らかに 高 い 従 っ て 電 信 サービス 事 業 者 が 価 格 の 調 整 を 通 じて 増 加 する 増 値 税 コストを 顧 客 に 転 嫁 できないならば 税 率 が 高 くなるこ とによる 負 の 影 響 を 小 さくするため 十 分 に 控 除 可 能 な 増 値 税 仕 入 税 額 があることが 必 要 となる 一 方 で 電 信 業 が 増 値 税 改 革 試 験 の 対 象 となった 後 電 信 設 備 のサプライヤーが 受 け 取 る 増 値 税 はその 顧 客 ( 即 ち 電 信 サービス 事 業 者 )で 控 除 できるようになる このことは 電 信 設 備 のサプライヤーにとって 業 務 の 発 展 を 促 す 朗 報 と 言 えるだろう 12

13 会 計 情 報 新 連 載 ~ 中 国 企 業 会 計 準 則 シリーズ~ 第 4 回 公 正 価 値 測 定 改 訂 版 1. はじめに 今 回 は 2014 年 1 月 に 新 しく 公 表 された 企 業 会 計 準 則 第 39 号 公 正 価 値 測 定 ( 以 下 39 号 準 則 )を 解 説 します 39 号 準 則 は 総 則 関 連 する 資 産 又 は 負 債 秩 序 ある 取 引 及 び 市 場 市 場 参 加 者 公 正 価 値 の 当 初 測 定 評 価 技 法 公 正 価 値 ヒエラルキー 非 金 融 資 産 の 公 正 価 値 測 定 負 債 及 び 企 業 自 身 の 資 本 性 金 融 商 品 の 公 正 価 値 測 定 市 場 リ スク 又 は 信 用 リスクを 相 殺 できる 金 融 資 産 と 金 融 負 債 の 公 正 価 値 測 定 公 正 価 値 の 開 示 移 行 規 定 付 則 の13 章 から 構 成 されています なお 関 連 する 応 用 指 南 は 公 表 されていません 従 来 は 財 政 部 会 計 司 編 集 の 企 業 会 計 準 則 講 解 2010 に 公 正 価 値 測 定 に 関 する 若 干 の 関 連 説 明 があったため こ れまでの 実 務 でも 開 示 等 一 定 の 対 応 はされていましたが 今 回 国 際 財 務 報 告 基 準 (IFRS) 第 13 号 公 正 価 値 測 定 の 内 容 に 沿 った 形 で 新 たな 企 業 会 計 準 則 として 設 定 されています 2. 用 語 の 定 義 以 下 では 公 正 価 値 測 定 に 関 連 する 用 語 の 定 義 を 示 します 公 正 価 値 測 定 日 時 点 で 市 場 参 加 者 の 秩 序 ある 取 引 において 資 産 を 売 却 し 受 け 取 るであろう 価 格 又 は 負 債 を 移 転 するために 支 払 うであろう 価 格 (すなわち 出 口 価 格 ) 主 要 な 市 場 資 産 又 は 負 債 の 取 引 量 が 最 大 で 取 引 が 最 も 活 発 な 市 場 最 も 有 利 な 市 場 取 引 コストと 輸 送 コストを 考 慮 した 上 で 最 高 の 金 額 で 資 産 を 売 却 又 は 最 低 の 金 額 で 負 債 を 移 転 することができる 市 場 資 産 又 は 負 債 に 関 する 主 要 な 市 場 ( 又 は 最 も 有 利 な 市 場 )における 買 い 手 及 び 売 り 手 のう 市 場 参 加 者 ち 互 いに 独 立 し 知 識 を 有 し 利 用 可 能 なすべての 情 報 を 用 いて 十 分 な 理 解 を 有 し 能 力 を 有 し 自 ら 進 んで 資 産 又 は 負 債 の 取 引 を 行 う 者 マーケット アプローチ 同 一 又 は 類 似 の 資 産 負 債 又 は 資 産 と 負 債 のグループの 価 格 及 びその 他 の 関 連 する 市 場 取 引 情 報 を 利 用 して 評 価 する 技 法 インカム アプローチ 将 来 の 金 額 を 単 一 の 現 在 価 値 に 変 換 する 評 価 技 法 コスト アプローチ 資 産 の 用 役 能 力 を 再 調 達 するために 現 在 必 要 とされる 金 額 を 反 映 する 評 価 技 法 観 察 可 能 なインプット 観 察 可 能 でない インプット レベル1のインプット 市 場 データから 取 得 可 能 な 市 場 参 加 者 が 資 産 又 は 負 債 の 価 格 付 けを 行 う 際 に 使 用 する であろう 仮 定 市 場 データから 取 得 することができない 市 場 参 加 者 が 資 産 又 は 負 債 の 価 格 付 けを 行 う 際 に 使 用 するであろう 仮 定 に 関 する 利 用 可 能 な 最 善 の 情 報 に 基 づくもの 測 定 日 に 取 得 可 能 な 同 一 の 資 産 又 は 負 債 に 関 する 活 発 な 市 場 における 無 調 整 の 相 場 価 格 13

14 レベル2のインプット レベル3のインプット 活 発 な 市 場 最 有 効 使 用 資 産 又 は 負 債 について 直 接 又 は 間 接 に 観 察 可 能 なインプットのうち レベル1のインプット 以 外 のもの 資 産 又 は 負 債 についての 観 察 可 能 でないインプット 資 産 又 は 負 債 の 取 引 が 継 続 的 に 価 格 付 けの 情 報 を 提 供 するのに 十 分 な 量 と 頻 度 で 行 わ れている 市 場 市 場 参 加 者 が 非 金 融 資 産 又 は 非 金 融 資 産 が 含 まれる 資 産 と 負 債 のグループの 価 値 を 最 大 化 する 非 金 融 資 産 の 使 用 方 法 3. 公 正 価 値 による 測 定 資 産 又 は 負 債 を 公 正 価 値 で 測 定 する 際 市 場 参 加 者 が 測 定 日 に 当 該 資 産 又 は 負 債 の 価 格 付 けを 行 う 場 合 に 考 慮 す る 特 性 すなわち 資 産 の 状 態 及 び 所 在 地 資 産 の 売 却 又 は 使 用 に 対 する 制 限 等 を 考 慮 する 必 要 があります そのう えで 資 産 又 は 負 債 に 関 する 主 要 な 市 場 で 資 産 の 売 却 又 は 負 債 の 移 転 の 秩 序 ある 取 引 が 発 生 していると 仮 定 し 主 要 な 市 場 における 価 格 で 資 産 又 は 負 債 の 公 正 価 値 を 測 定 します なお 主 要 な 市 場 がない 場 合 最 も 有 利 な 市 場 にお ける 価 格 で 資 産 又 は 負 債 の 公 正 価 値 を 測 定 します なお 清 算 等 の 強 制 された 取 引 は 秩 序 ある 取 引 には 含 まれませ ん 観 察 可 能 な 市 場 がない 場 合 市 場 参 加 者 の 観 点 から 測 定 日 に 資 産 の 売 却 又 は 負 債 の 移 転 の 取 引 が 発 生 したと 仮 定 した 取 引 価 格 で 資 産 又 は 負 債 の 公 正 価 値 を 測 定 します 4. 評 価 技 法 資 産 又 は 負 債 の 公 正 価 値 を 測 定 する 際 に 使 用 する 評 価 技 法 には 主 としてマーケット アプローチ インカム アプロー チ コスト アプローチが 広 く 使 われており これらのうち1つ 又 は 複 数 と 整 合 する 方 法 で 公 正 価 値 を 測 定 しなければなり ません 評 価 技 法 を 用 いる 際 関 連 性 のある 観 察 可 能 なインプットを 優 先 的 に 使 用 し 関 連 性 のある 観 察 可 能 なインプットが 取 得 できない 又 は 取 得 が 実 務 上 不 可 能 である 状 況 においてのみ 観 察 可 能 でないインプットを 使 用 することができま す なお 一 度 確 定 した 公 正 価 値 測 定 に 使 用 する 評 価 技 法 は みだりに 変 更 してはならず 評 価 技 法 又 はその 適 用 を 変 更 する 場 合 会 計 上 の 見 積 りの 変 更 として 取 り 扱 い その 変 更 の 旨 及 び 変 更 の 理 由 を 開 示 する 必 要 があります 5. 公 正 価 値 ヒエラルキー 公 正 価 値 の 測 定 に 使 用 するインプットをレベル1-3の3つのレベルに 区 分 し 公 正 価 値 測 定 の 結 果 が 属 するレベルは 公 正 価 値 測 定 にとって 重 大 なインプットが 属 する 最 も 低 いレベルによって 決 定 します (1) レベル 1 のインプット 公 正 価 値 の 最 も 信 頼 性 のある 証 拠 を 提 供 するものであり 同 一 の 資 産 又 は 負 債 に 関 する 活 発 な 市 場 における 相 場 価 格 が 利 用 可 能 な 場 合 には 通 常 無 調 整 でその 相 場 価 格 をその 資 産 又 は 負 債 の 公 正 価 値 測 定 に 適 用 14

15 する 必 要 があります (2) レベル 2 のインプット レベル2のインプットを 使 用 して 資 産 又 は 負 債 の 公 正 価 値 測 定 を 行 う 場 合 その 資 産 又 は 負 債 の 特 性 すなわ ち 資 産 の 状 態 又 は 所 在 地 インプットと 類 似 の 資 産 又 は 負 債 との 関 連 性 観 察 可 能 なインプットがある 市 場 の 取 引 高 及 び 活 発 さ 等 に 基 づき 調 整 を 行 う 必 要 があり レベル2のインプットには 以 下 のものが 含 まれます 1 活 発 な 市 場 における 類 似 の 資 産 又 は 負 債 に 関 する 相 場 価 格 2 活 発 ではない 市 場 における 同 一 または 類 似 の 資 産 又 は 負 債 に 関 する 相 場 価 格 3 通 常 公 表 される 間 隔 で 観 察 可 能 な 利 率 並 びにイールド カーブ インプライド ボラティリティ 及 び 信 用 スプ レッド 等 相 場 価 格 以 外 のその 他 の 観 察 可 能 なインプット 4 相 関 関 係 等 その 他 の 手 段 により 主 に 観 察 可 能 な 市 場 データから 算 出 されるか 又 は 観 察 可 能 な 市 場 データ に 基 づき 市 場 の 裏 付 けのあるインプット 等 (3) レベル 3 のインプット 資 産 又 は 負 債 に 関 する 市 場 活 動 が 存 在 しない 又 は 市 場 活 動 がほとんどなく 観 察 可 能 なインプットが 取 得 でき ない 又 は 取 得 が 実 務 上 不 可 能 な 状 況 においてのみ レベル3のインプットを 使 用 することができます 6. 非 金 融 資 産 の 公 正 価 値 測 定 特 定 の 状 況 下 において 有 形 固 定 資 産 の 減 損 等 非 金 融 資 産 を 公 正 価 値 で 測 定 する 必 要 がある 場 合 があります その 場 合 非 金 融 資 産 の 公 正 価 値 測 定 には 市 場 参 加 者 が 当 該 資 産 の 最 有 効 使 用 を 行 うことにより 経 済 的 便 益 を 産 み 出 す 能 力 又 は 当 該 資 産 を 最 有 効 使 用 することができる 他 の 市 場 参 加 者 に 売 却 することにより 経 済 的 便 益 を 産 み 出 す 能 力 を 考 慮 する 必 要 があります 7. 負 債 及 び 企 業 自 身 の 資 本 性 金 融 商 品 の 公 正 価 値 測 定 負 債 を 公 正 価 値 で 測 定 する 際 測 定 日 に 負 債 が 他 の 市 場 参 加 者 に 移 転 され かつ その 負 債 は 未 決 済 のまま 市 場 参 加 者 が 譲 受 人 として 債 務 を 履 行 すると 仮 定 します また 企 業 自 身 の 資 本 性 金 融 商 品 を 公 正 価 値 で 測 定 する 際 測 定 日 に 企 業 自 身 の 資 本 性 金 融 商 品 が 他 の 市 場 参 加 者 に 移 転 され かつ 企 業 自 身 の 資 本 性 金 融 商 品 は 未 決 済 のまま 市 場 参 加 者 が 譲 受 人 としてその 金 融 商 品 に 関 する 権 利 と 責 任 を 引 き 継 ぐと 仮 定 します 8. 市 場 リスク 又 は 信 用 リスクを 相 殺 できる 金 融 資 産 と 金 融 負 債 の 公 正 価 値 測 定 一 定 の 条 件 を 満 たす 場 合 には 金 融 資 産 と 金 融 負 債 の 管 理 を 市 場 リスクと 信 用 リスクに 対 する 正 味 エクスポージャー に 基 づいて 行 っている 場 合 測 定 日 に 現 在 の 市 場 の 状 況 で 市 場 参 加 者 の 秩 序 ある 取 引 として 正 味 ロング ポジション (すなわち 資 産 )を 売 却 する 又 は 正 味 ショート ポジション(すなわち 負 債 )を 移 転 する 価 格 に 基 づいて 金 融 資 産 と 金 融 負 債 のグループの 公 正 価 値 を 測 定 することができます 15

16 9. 開 示 39 号 準 則 では 下 表 のとおり 経 常 的 な 公 正 価 値 測 定 と 非 経 常 的 な 公 正 価 値 測 定 に 分 けて 一 定 の 情 報 を 開 示 すること が 求 められています 経 常 的 な 公 正 価 値 測 定 貸 借 対 照 表 日 に 経 常 的 な 公 正 価 値 測 定 が 要 求 又 は 許 容 されている 項 目 と 金 額 - 非 経 常 的 な 公 正 価 値 測 定 他 の 関 連 する 会 計 準 則 により 特 定 の 状 況 下 におい て 非 経 常 的 に 公 正 価 値 測 定 を 行 うことが 要 求 又 は 許 容 されている 項 目 と 金 額 公 正 価 値 で 測 定 する 理 由 公 正 価 値 ヒエラルキーのレベル 各 レベル 間 の 振 替 金 額 とその 理 由 振 替 が 生 じたと みなす 時 点 の 方 針 - レベル2に 区 分 される 公 正 価 値 測 定 について 使 用 した 評 価 技 法 及 びインプットの 情 報 レベル3に 区 分 される 公 正 価 値 測 定 について 使 用 した 評 価 技 法 インプットと 評 価 過 程 の 情 報 及 び 重 要 で 観 察 可 能 でないインプットの 定 量 的 情 報 レベル3に 区 分 される 公 正 価 値 測 定 について 以 下 の 情 報 を 含 む 期 首 残 高 から 期 末 残 高 への 調 整 表 1 当 期 の 損 益 に 計 上 され すでに 実 現 した 利 得 又 は 損 失 の 合 計 額 及 びそれらの 利 得 又 は 損 失 が 認 識 されている 項 目 2 当 期 の 損 益 に 計 上 されている 未 実 現 損 益 の 合 計 額 及 び 認 識 されている 損 益 項 目 - 3 その 他 の 包 括 利 益 に 計 上 された 利 得 又 は 損 失 の 合 計 額 及 びそれらの 利 得 又 は 損 失 が 認 識 さ れているその 他 の 包 括 利 益 の 項 目 4 購 入 売 却 発 行 及 び 決 済 金 額 レベル3に 区 分 される 公 正 価 値 測 定 について 観 察 可 能 でないインプットの 変 動 による 感 応 度 分 析 - 非 金 融 資 産 の 最 有 効 使 用 が 現 在 の 用 途 と 異 なる 場 合 には その 事 実 及 び 理 由 10. 移 行 規 定 39 号 準 則 は 2014 年 7 月 1 日 から 適 用 され 比 較 財 務 諸 表 の 関 連 注 記 は 遡 及 修 正 する 必 要 はありません 16

17 第 11 回 中 国 ビジネス 実 務 セミナー ~ 中 国 子 会 社 管 理 担 当 者 赴 任 予 定 者 の 為 の 2 日 間 集 中 講 座 ~ 主 催 : 有 限 責 任 監 査 法 人 トーマツ 有 限 責 任 監 査 法 人 トーマツ 中 国 室 では 例 年 ご 好 評 を 頂 いております 中 国 ビジネス 実 務 セミナー を 本 年 も 開 催 する 運 びとなりましたので 以 下 ご 案 内 申 し 上 げます 中 国 ではマクロ 経 済 の 減 速 傾 向 やシャドーバンキング 問 題 経 済 格 差 や 社 会 矛 盾 環 境 汚 染 の 改 善 といった 課 題 が 山 積 しています 一 方 において サービス 業 を 中 心 とした 外 資 に 対 する 一 段 の 規 制 緩 和 や 中 間 消 費 者 層 の 台 頭 による 中 国 市 場 における 新 たな 商 機 の 拡 大 が 見 られるなど 中 国 ビジネス 環 境 は 日 々 進 展 および 複 雑 化 しています このような 近 年 の 中 国 における 事 業 環 境 を 鑑 みると 最 新 情 報 のキャッチアップや 各 種 規 制 に 対 する 迅 速 且 つ 的 確 な 対 応 は これ まで 以 上 に 中 国 ビジネスを 営 む 企 業 にとり 重 要 な 課 題 となっています 今 回 で 第 11 回 目 となる 中 国 ビジネス 実 務 セミナー では 基 調 講 演 と 致 しまして 現 在 の 中 国 対 外 経 済 政 策 で 最 も 注 目 を 集 めている 中 国 ( 上 海 ) 自 由 貿 易 試 験 区 に 関 して 現 地 実 務 責 任 者 による 解 説 を 予 定 しています また トーマツおよびデロ イト 中 国 で 実 務 に 携 わっている 経 験 豊 富 な 専 門 家 講 師 陣 により 中 国 の 会 計 税 務 の 基 礎 から 最 新 情 報 のアップディト 増 値 税 改 革 移 転 価 格 税 制 PE 課 税 等 の 応 用 的 な 内 容 まで 広 範 且 つ 詳 細 に 解 説 します 更 に 日 本 本 社 中 国 現 地 法 人 双 方 の 視 点 から 中 国 子 会 社 管 理 や 人 材 マネージメントのポイントを 紹 介 し 中 国 ビジネスにおける 主 要 トピックスを 網 羅 的 また 実 践 的 に 理 解 し 習 得 して 頂 くことにより 変 化 の 著 しい 中 国 ビジネスに 対 応 できるよう プログラムを 構 成 して おります 尚 本 セミナーは 年 1 回 のみの 開 催 となります 今 後 中 国 に 赴 任 予 定 の 方 日 本 本 社 で 中 国 子 会 社 を 管 理 されている 立 場 の 方 今 後 中 国 進 出 を 検 討 されている 企 業 管 理 者 の 皆 様 の 実 務 知 識 習 得 の 場 として 是 非 ご 参 加 頂 ければ 幸 いで す 日 時 2014 年 7 月 2 日 ( 水 )/7 月 3 日 ( 木 ) 各 日 10:00~16:30 ( 開 場 9:30) 会 場 コンファレンススクエア エムプラス/ 東 京 都 千 代 田 区 丸 の 内 三 菱 ビル 10F (JR 東 京 駅 丸 の 内 南 口 より 徒 歩 2 分 : 対 象 日 本 本 社 で 現 地 法 人 の 管 理 を 担 当 されている 方 / 中 国 赴 任 予 定 の 方 / 対 中 投 資 を 検 討 している 方 など 受 講 料 40,000 円 ( 資 料 代 消 費 税 込 み) 定 員 80 名 申 込 方 法 Web サイト( 申 込 ください 本 セミナー 申 込 に 際 しては 株 式 会 社 シャノンのサービスを 利 用 しています ご 記 入 いただく 内 容 は SSL 暗 号 化 通 信 により 内 容 の 保 護 をはかっております 過 去 に 当 グループ 各 社 のセミナーにお 申 込 み 頂 いた 方 または 現 在 トーマツのメールマガジンをご 購 読 頂 いている 方 は ご 設 定 済 みの ID パスワードで 簡 単 にお 申 し 込 み 頂 けます お 申 込 みは 1 名 様 ずつのご 登 録 が 必 要 になります 未 だ ID パスワードをお 持 ちでない 方 は 上 記 Web サイトより [ 新 規 ユーザー 登 録 はこちら]をクリックし ID パスワードを 設 定 してユーザー 登 録 をして 頂 きます その 後 設 定 した ID パスワードでログインして セミナーにお 申 込 ください 17

18 講 義 内 容 内 容 は 一 部 変 更 させて 頂 く 場 合 がございます 7 月 2 日 7 月 3 日 時 間 午 前 の 部 10:00~10:10 10:10~11:00 11:00~11:45 11:45~12:45 午 後 の 部 12:45~14:00 14:00~14:20 14:20~15:10 15:10~16:20 16:20~16:30 午 前 の 部 10:00~11:30 11:30~12:30 午 後 の 部 12:30~14:00 14:00~14:20 14:20~15:10 15:10~16:20 16:20~16:30 開 会 のご 挨 拶 内 容 基 調 講 演 : 中 国 ( 上 海 ) 自 由 貿 易 試 験 区 における 規 制 緩 和 と 実 務 運 用 講 師 : 上 海 市 浦 東 新 区 日 本 経 済 貿 易 事 務 所 首 席 代 表 郭 佳 川 氏 中 国 の 会 計 1 中 国 の 会 計 制 度 ( 旧 新 企 業 会 計 準 則 の 特 徴 と IFRS との 比 較 / 新 企 業 会 計 準 則 の 改 訂 状 況 ) 昼 食 休 憩 中 国 の 会 計 2 中 国 の 会 計 実 務 (IFRS 適 用 に 向 けた 決 算 早 期 化 対 応 / 中 国 子 会 社 の 問 題 点 ) 休 憩 中 国 ビジネスの 主 要 トピックス1 グローバル 本 社 の 作 り 方 ( 日 本 本 社 からみた 中 国 子 会 社 管 理 ) 中 国 ビジネスの 主 要 トピックス2 中 国 の 組 織 再 編 における 実 務 上 の 留 意 事 項 と 対 策 ( 組 織 再 編 税 制 を 含 む) 質 疑 応 答 中 国 の 税 務 1 中 国 の 税 制 の 概 要 とポイント( 企 業 所 得 税 個 人 所 得 税 増 値 税 営 業 税 など) 昼 食 休 憩 中 国 の 税 務 2 個 別 論 点 ( 増 値 税 改 革 移 転 価 格 税 制 非 居 住 者 課 税 など) 休 憩 中 国 現 地 法 人 子 会 社 の 人 材 マネージメント 生 産 拠 点 におけるワーカーの 採 用 / 現 地 従 業 員 定 着 化 のポイント / 人 事 評 価 体 制 の 構 築 中 国 勤 務 者 に 関 わる 税 務 問 題 PE 課 税 / 法 人 税 の 取 扱 い / 税 務 リスク 低 減 のための 留 意 事 項 質 疑 応 答 閉 会 のご 挨 拶 講 師 上 海 市 浦 東 新 区 日 本 経 済 貿 易 事 務 所 首 席 代 表 郭 佳 川 氏 有 限 責 任 監 査 法 人 トーマツ 税 理 士 法 人 トーマツ デロイトトーマツコンサルティングの 専 門 家 デロイト 中 国 の 日 系 企 業 サービスグループの 専 門 家 注 意 事 項 6 月 6 日 ( 金 ) 以 降 順 次 請 求 書 を 郵 送 致 します ご 入 金 をもって 申 込 手 続 きが 完 了 となります 2 日 間 を 通 して 講 義 内 容 を 連 携 させておりますので 1 日 単 位 での 受 講 は 受 付 ておりません 但 し 受 講 者 の 途 中 交 替 分 担 出 席 並 びに 当 日 の 代 理 出 席 は 可 能 です 受 講 のキャンセルは 2014 年 6 月 17 日 ( 火 )17 :00 迄 にご 連 絡 をお 願 いいたします これ 以 降 のキャ ンセルは 講 義 資 料 の 郵 送 をもってご 出 席 とさせて 頂 きますので 予 めご 了 承 ください 同 業 者 のお 申 込 みはご 遠 慮 ください 講 義 の 録 音 はご 遠 慮 ください 問 合 せ 先 有 限 責 任 監 査 法 人 トーマツ 中 国 室 担 当 : 西 村 齊 藤 東 京 都 港 区 港 南 品 川 インターシティ C 棟 TEL: tcsg-tokyo@tohmatsu.co.jp 18

19 中 国 業 務 に 関 する 主 なお 問 合 せ 先 有 限 責 任 監 査 法 人 トーマツ 本 部 中 国 室 東 京 都 港 区 港 南 品 川 インターシティ C 棟 Tel: / Fax: ( 中 国 室 ) 三 浦 智 志 / 伊 集 院 邦 光 / 中 村 剛 / 鄭 林 根 / 古 谷 純 子 / 西 村 美 香 / 齊 藤 友 貴 名 古 屋 事 務 所 名 古 屋 市 中 村 区 名 駅 名 古 屋 ダイヤビルディング3 号 館 Tel: / Fax: 高 橋 寿 佳 / 前 田 勝 己 大 阪 事 務 所 大 阪 市 中 央 区 今 橋 淀 屋 橋 三 井 ビルディング Tel: / Fax: 横 山 誠 二 / 藤 川 伸 貴 / 上 村 哲 也 / 粟 野 清 仁 谷 口 直 之 (ERS) 福 岡 事 務 所 福 岡 市 中 央 区 天 神 エルガーラ Tel: / Fax: 只 隈 洋 一 デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー 株 式 会 社 東 京 都 千 代 田 区 丸 の 内 新 東 京 ビル TEL: FAX: 田 中 耕 一 郎 / 林 和 彦 デロイト 中 国 各 拠 点 案 内 上 海 事 務 所 30/F, Bund Center, 222 Yan An Road East, Shanghai, 2,00002 P.R.C. Tel: / Fax: ,0003 大 久 保 孝 一 / 上 田 博 規 / 渡 邉 崇 / 植 木 拓 磨 / 大 厩 隆 啓 原 国 太 郎 / 板 谷 圭 一 / 川 島 智 之 大 連 事 務 所 Room 1503 Senmao Building 147 Zhongshan Road, Xigang Deistrict,Dalian, P.R.C. Tel: / Fax: 田 中 昭 仁 広 州 事 務 所 26/F, Teem Tower, 208 Tianhe Road, Guangzhou, P.R.C. Tel: / Fax: 滝 野 恭 司 蘇 州 事 務 所 Suite908, Century Financial Tower, 1 Suhua Road, Industrial Park, Suzhou, P.R.C Tel: / Fax: 滝 川 裕 介 税 理 士 法 人 トーマツ 東 京 事 務 所 千 代 田 区 丸 の 内 新 東 京 ビル Tel: / Fax: 大 久 保 恵 美 子 / 安 田 和 子 / 酒 井 晶 子 デロイト トーマツ コンサルティング 株 式 会 社 千 代 田 区 丸 の 内 新 東 京 ビル Tel: / Fax: 野 村 修 一 / 河 原 崎 研 郎 北 京 事 務 所 8/F Office Tower W2, The Tower, Oriental Plaza, 1 East Chang An Avenue, Beijing, P.R.C. Tel: / Fax: 原 井 武 志 / 松 原 寛 / 浦 野 卓 矢 / 北 村 史 郎 天 津 事 務 所 30/F The Exchange North Tower No Nanjing Road, Heping District, Tianjin, P.R.C. Tel: / Fax: 濱 中 愛 / 梨 子 本 暢 貴 深 セン 事 務 所 13/F China Resources Building, 5001 Shennan Road East, Shenzhen, P.R.C. Tel: / Fax: 大 塚 武 司 香 港 事 務 所 35/F One Pacific Place, 88 Queensway, Hong Kong Tel: / Fax: アジア パシフィック クラスターリーダー 中 川 正 行 松 山 明 広 / 杉 原 伸 太 朗 / 小 川 康 弘 ハルビン 事 務 所 Room 1618, Development Zone Mansion 368 Changjiang Road Nangang District Harbin , PRC Tel: / Fax: 成 都 事 務 所 Unit 3406, 34/F Yanlord Landmark Office Tower No. 1 Section 2, Renmin South Road Chengdu , PRC Tel: / Fax: 杭 州 事 務 所 Room 605, Partition A, EAC Corporate Office, 18 Jiaogong Road Hangzhou,310013, PRC Tel: / Fax: 厦 門 事 務 所 Unit E, 26/F International Plaza, 8 Lujiang Road, Siming District Xiamen, , PRC Tel: / Fax: マカオ 事 務 所 19/F The Macau Square,Apartment H-N 43-53A Av. do. Infante D. Henrique Macau, PRC Tel: / Fax: 済 南 事 務 所 Unit 1018, 10/F, Tower A, Citic Plaza,150 Luo Yuan Street, Jinan , PRC Tel: / Fax: 重 慶 事 務 所 Room 10-12, 13/F International Trade Center Chongqing 38 Qing Nian Road,Yu Zhong District,Chongqing P.R.C Tel: / Fax: 南 京 事 務 所 Room B, 11th Floor Golden Eagle Plaza 89 Hanzhong Road Nanjing , PRC Tel: / Fax: 武 漢 事 務 所 Unit 2, 38/F New World International Trade Tower 568 Jianshe Avenue, Wuhan, , PRC Tel: / Fax: 執 筆 : 有 限 責 任 監 査 法 人 トーマツ 中 国 室 執 筆 協 力 :デロイト 中 国 税 理 士 法 人 トーマツほか 19

20 トーマツグループは 日 本 におけるデロイト トウシュ トーマツ リミテッド( 英 国 の 法 令 に 基 づく 保 証 有 限 責 任 会 社 )のメンバーファームおよびそれらの 関 係 会 社 ( 有 限 責 任 監 査 法 人 トーマツ デロイト トーマツ コンサルティング 株 式 会 社 デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー 株 式 会 社 お よび 税 理 士 法 人 トーマツを 含 む)の 総 称 です トーマツグループは 日 本 で 最 大 級 のビジネスプロフェッショナルグループのひとつであり 各 社 がそれぞ れの 適 用 法 令 に 従 い 監 査 税 務 コンサルティング ファイナンシャルアドバイザリー 等 を 提 供 しています また 国 内 約 40 都 市 に 約 7,300 名 の 専 門 家 ( 公 認 会 計 士 税 理 士 コンサルタントなど)を 擁 し 多 国 籍 企 業 や 主 要 な 日 本 企 業 をクライアントとしています 詳 細 はトーマツグループ Web サイト ( をご 覧 ください Deloitte(デロイト)は 監 査 税 務 コンサルティングおよびファイナンシャル アドバイザリーサービスを さまざまな 業 種 にわたる 上 場 非 上 場 のクラ イアントに 提 供 しています 全 世 界 150 を 超 える 国 地 域 のメンバーファームのネットワークを 通 じ デロイトは 高 度 に 複 合 化 されたビジネスに 取 り 組 むクライアントに 向 けて 深 い 洞 察 に 基 づき 世 界 最 高 水 準 の 陣 容 をもって 高 品 質 なサービスを 提 供 しています デロイトの 約 200,000 人 を 超 える 人 材 は standard of excellence となることを 目 指 しています Deloitte(デロイト)とは 英 国 の 法 令 に 基 づく 保 証 有 限 責 任 会 社 であるデロイト トウシュ トーマツ リミテッド( DTTL )ならびにそのネットワーク 組 織 を 構 成 するメンバーファームおよびその 関 係 会 社 のひとつまたは 複 数 を 指 します DTTL および 各 メンバーファームはそれぞれ 法 的 に 独 立 した 別 個 の 組 織 体 です DTTL(または Deloitte Global )はクライアントへのサービス 提 供 を 行 いません DTTL およびそのメンバーファームについての 詳 細 は をご 覧 ください 本 資 料 は 皆 様 への 情 報 提 供 として 一 般 的 な 情 報 を 掲 載 するのみであり その 性 質 上 特 定 の 個 人 や 事 業 体 に 具 体 的 に 適 用 される 個 別 の 事 情 に 対 応 するものではありません また 本 資 料 の 作 成 または 発 行 後 に 関 連 する 制 度 その 他 の 適 用 の 前 提 となる 状 況 について 変 動 を 生 じる 可 能 性 もあ ります 個 別 の 事 案 に 適 用 するためには 当 該 時 点 で 有 効 とされる 内 容 により 結 論 等 を 異 にする 可 能 性 があることをご 留 意 いただき 本 資 料 の 記 載 のみに 依 拠 して 意 思 決 定 行 動 をされることなく 適 用 に 関 する 具 体 的 事 案 をもとに 適 切 な 専 門 家 にご 相 談 ください For information, contact Deloitte Touche Tohmatsu LLC, Deloitte Tohmatsu Tax Co. Member of Deloitte Touche Tohmatsu Limited