『エマユス運動とアベ・ピエール、

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1 エマユス 運 動 とアベ ピエール またそのシステムの 有 用 性 について ~ 日 本 の 現 状 に 対 する 提 言 も 含 めて~ 田 中 秀 和 目 次 はじめに 第 一 章 1. ヨーロッパの 現 状 2. エマユスが 生 まれるまで a) アベ ピエール b) エマユス 運 動 の 原 点 第 二 章 1. エマユスのシステム 2. エマユスが 与 えた 行 政 的 メディア 的 影 響 a) メディアをうまく 利 用 したカリスマ アベ ピエール b) エマユスの 変 遷 3. 国 際 エマユス 終 章 1. 国 際 エマユスの 今 後 2. 日 本 エマユス 3. 結 論 にかえて(わが 国 の 同 問 題 への 応 用 ) 注 主 用 参 考 文 献 等 資 料 1:1954 年 のアベ ピエールによるラジオ 放 送 での 呼 びかけ 全 文 訳 資 料 2:エマユス 大 阪 暁 光 会 でのインタビュー 書 き 起 こし

2 Mémorie de Licence : Le movement d Emmaüs, L Abbé Pierre et considerations sur l éfficacité du Systéme d Emmaüs - Pour servir de référence au cas de la société japonaise à propos des problèmes de la nouvelle pauvreté - Introduction Aujourd hui, on de la nouvelle pauvreté. Pourtant c est un mot qui n existe pas encore au Japon et en Europe on l associe à des mots comme la crise. De nombreux approaches sont effectués dans chaque pays d Europe par diverses organisations. Dans ce mémoire on observera les activités jumanitaires d Emmaüs qui, parmi ces aspects uniques. Première Partie 1. Actualité de la France et l Europe De nos jours, dans les pays relativement développés, comme en France, l un des plus grands problèmes sociaux est la hausse du taux de chômage. Les chiffres récemment annoncés montrent que cela est en voie d amélioration, mais on peut observer toujours la même situation: il y a un fossé entre les pauvres et les riches. De plus, on remarque la presence des jeunes parmi les gens défavorisés. Pour lutter contre la situation actuelle, le gouvernement n est pas le seul à organiser des actions. Des entreprises privés et des associations à but non-lucratifs y participent également. L Europe donne l impression d accorder de l importance à cette solidarité. La solidarité était toujours un élément indispensable pour le développement des activités. Maintenant passons sur Emmaüs, l une des associations les plus connus de l Abbé Pierre, considéré comme un héros national. 2. Histoire d Emmaüs Emmaüs, qui est encore jeune mais pionniers dans le domaine humanitaire, fut fondé aprés la 2éme guerre mondiale par l Abbé Pierre qui recueillait des SDF sur Neuilly-Plaisance à Paris. Peu à peu, les gens commencèrent à recycler des objets inutilisables et les vendaient. Le système d Emmaüs est né à partir de là. Ce système a tout de suite permis à la première communauté Emmaüs de s assumer financièrement. L expansion des actions de l association n a pas demandé beaucoup de temps. Pourquoi? 3. Rôle d un missionnaire, d un parlementaire, et d un résistant Alors qu il était membre du parlement, au moment de la création d Emmaüs, labbé Pierre a su particulièrement bien utiliser la force des médias. Pour commencer, il fit une annonce à la radio puis a fini par entrer dans le monde téléfisél Il fut souvent l invité 1

3 des chaînes nationales France3 et France2. On peut rapprocher cette utilisation des médias avec celle faitepar les Restos du Cœur, créés à l initiative de Coluche. Ces deux associations se sont stimulées mutuellement et ont finalement tésussi à créer une sorte de vague de solidarité à travers la France. Deuxième partie 1. Le systéme d Emmaüs Parmi des SDF qui se sont réunis au hasard, une personne a eu l idée de faire du recyclage. C est à partir de là que Emmaüs est né. Cette activité de recyclage a permis à l Emmaüs des débuts de fonctionner en autonomie financière. Le mouvement s est ensuite rèpandu sur l ensemble de la France. Un des bons côtés de ce système était de permettre à des personnes pas particulièrement intéressées par les acivités humanitaires de faire un gesute significatif. Pour contribuer au système il suffisait en effet d acheter des produits recyclés. Ce système proposait ainsi un moyen naturel et facile de participer à la solidarité, et eu ainsi un certain succés. 2. Emmaüs International En 1969, Emmaüs International fut établi à Berne, capitale de Suisse, grâce à la participation de membres provenant du monde entier. En 1971, la 2 éme Conférence Internationale d Emmaüs fut tenu et les statuts de l association furent établis à cette occasion. Emmaüs était ainsi devenue une organisation avec une base solide, grâce à l Union Européenne, les bénévoles, d autres associations humanitaires et pu ainsi étendre le nombre de ses actibités et ses pssibilités. 3. Influence médiatique et politique exercée par Emmaüs Le charisme de l Abbé Pierre et l efficacité du système d Emmaüs ont eu une influence considérable sur la société française. Tout en espérant des actions de la part du gouvernement, Emmaüs et l Abbé Pierre ont engagés des actions qui se sont propagées grâce au média à travers la population et jusqu aux oreilles du gouvernement. Celui ci ne pouvait donc plus qu agir et faire bouger les choses. Dernier chapitre 1. L après Emmaüs International Reçu par le parlement européen, l activité d Emmaüs Internationale continuera de se développer tant que les injustices subsisteront dans le monde. De nouvelles initiatives sont déjà observable dans de nombreux pays. 2

4 2. Emmaüs Japon Emmaüs, qui a s installer dans la société en Europe, n est pas encore bien développé au Japon. Une interview d Emmaüs Japon a permis de mettre le doigt sur une différence de mentalité pour expliquer cela. Emmaüs ne pourrait-il pas fonctionner dans des pays à culture non catholique? Mais le système d Emmaüs est universel et devrait ainsi pouvoir se développer de façon au Japon. En effet les activités dans les autres pays d Asie sont dynamiques. Emmaüs Japon, basé à Osaka et membre d Emmaüs International, a cependant er quelques succèa même si l association est un peu en retrait actuellement. 4. Propositions concrètes Étudier les actions effectuées par les associations à but non lucratif en Europe peut constituer un apport non négligeable. Sur des problèmes similaires appliqués au cas du Japon, il est possible d utiliser ce qui a été réalisé en tant qu exemple et d adapter les solutions à la société japonaise. Il est ainsi nécessaire d approfondir le traitement de ces problèmes de société à un niveau universitaire. 3

5 レジュメ( 和 文 仏 文 ) はじめに 近 年 新 しい 貧 困 1 と 言 われる 現 象 が 先 進 国 を 中 心 に 露 呈 してきている 以 下 の 章 でも 述 べるが わが 国 のこれに 対 する 政 策 は はっきり 言 って 各 先 進 国 間 では 非 常 に 遅 れてい ると 言 わざるをえない 本 論 は 具 体 的 には 日 本 社 会 においても 目 立 ちはじめて 久 しい また 既 に 一 時 の 社 会 現 象 として 人 々の 意 識 の 中 で 風 化 しつつある ホームレス 問 題 に 関 連 して 延 べられていくことになるが ホームレスの 概 念 は わが 国 におけるそれと 欧 州 に おけるそれとは 非 常 に 異 なっていることを 最 初 に 確 認 しておかねばならない 日 本 で 言 うホームレスとは 完 全 に 路 上 において 生 活 しているもの すなわち 野 宿 生 活 者 を 指 すのに 対 し 欧 州 ではホームレスを 例 えばフランスでは 決 まった 住 居 のない 人 々 SDF(Sans domicile fixe)といい 野 宿 生 活 者 も 含 めた 住 宅 危 機 に 瀕 している 人 々のこと を 総 括 して 指 す この 点 に 注 意 したい これによって 先 にも 述 べたように 完 全 路 上 生 活 に 陥 ってしまわないための 具 体 的 な 施 策 を 検 討 し また 実 行 していく 事 が 可 能 となっているのである つまり ホームレス 予 備 軍 に 対 してどのような 方 法 をとればよいかといったことが 事 前 に 状 況 を 把 握 しておけ ば 具 体 的 に 考 えやすい 貧 困 とは 結 果 であり その 予 防 を 考 えたとき プロセスが 問 題 となる と 欧 州 委 員 会 雇 用 社 会 問 題 総 局 の 社 会 的 排 除 担 当 理 事 である Jos Jonkers 氏 も 言 っている ( 福 原 2002 欧 州 における 社 会 的 排 除 との 戦 い ) ともあれ 欧 州 ではこの 新 しい 貧 困 という 言 葉 に 表 される 状 況 を 明 確 に 危 機 と いう 言 葉 で 捉 え さまざまなアプローチがすでに 行 われてきている また 欧 州 でのそういったアプローチのなかで 民 間 非 営 利 組 織 が 果 たす 役 割 は 非 常 に 大 きいものとなっている その 理 由 については 以 下 に 述 べるとおりであるが 本 論 ではそ の 中 でもユニークな 側 面 をもつ 人 道 支 援 団 体 のひとつ エマユス をしょうかいするとと もに その 活 動 が 欧 州 特 にフランスにおける 貧 困 に 対 する 支 援 政 策 にいかに 影 響 を 与 え たかということに 主 眼 をおく 4

6 第 1 章 1.ヨーロッパの 現 状 (フランスを 中 心 に) 現 在 フランスを 中 心 とする ヨーロッパのいわゆる 先 進 国 で 問 題 になっているこ とのひとつに 失 業 率 の 高 さがある 状 況 は 徐 々に 回 復 しているものの 依 然 として 貧 富 の 差 が 激 しく 特 に 行 き 場 を 失 った 人 たちのなかには 若 者 が 多 くみうけられることが 指 摘 されている 各 地 でいろいろな 政 策 が 試 みられているが 例 えば 欧 州 各 国 の 中 でも 比 較 的 問 題 への 取 り 組 みが 早 かったフランスの 企 業 に 対 する 闘 いは もちろん 政 府 が 主 体 とな りつつも 一 方 で 民 間 企 業 そして 民 間 非 営 利 団 体 などとの 連 携 を 重 視 している その 意 味 で 社 会 的 連 帯 が 常 に 求 められつつ 展 開 されてきた では フランスではどのような 取 り 組 みが 行 われているのだろうか 体 系 的 にみていく 社 会 的 排 除 と 戦 う 政 策 は フランスでは 社 会 的 参 入 (insertion sociale) 統 合 (cohésion), 社 会 連 帯 (solidarité sociale)として 語 られる フランスでは すでに 1988 年 の 参 入 最 低 限 所 得 手 当 (RMI)がつくられた これは 個 々の 受 給 者 のニーズと 能 力 にあった 社 会 参 入 契 約 を 国 との 間 で 結 び 最 低 限 所 得 保 障 とともに 職 業 訓 練 や 社 会 適 応 能 力 などのプログ ラムを 一 定 期 間 実 施 して 社 会 参 入 を 達 成 しようというものである また 住 宅 からの 排 除 に 関 しては 適 切 な 住 宅 にアクセスできない 者 に 対 して 社 会 住 宅 の 提 供 家 賃 や 住 宅 ローンに 対 する 補 助 制 度 が 用 意 されている このようななかで 1990 年 に 制 定 されたベッソン 法 は こうした 制 度 を 積 極 的 に 活 用 す ることを 確 認 するとともに 既 存 の 制 度 では 解 決 が 困 難 な 問 題 に 対 処 するために 住 宅 連 帯 基 金 を 設 置 し 民 間 非 営 利 組 織 を 住 宅 困 窮 者 支 援 実 施 組 織 として 位 置 づけた さらに 雇 用 適 応 能 力 の 引 き 上 げにあたっては 一 連 の 職 業 訓 練 と 国 庫 補 助 契 約 による 就 労 支 援 など があり このほか 民 間 非 営 利 組 織 - 社 会 参 入 支 援 企 業 -による 社 会 適 応 能 力 の 開 発 プログ ラムの 実 施 が 行 われている こうした 一 連 の 政 策 の 体 系 化 が 1997 年 に 制 定 された 社 会 的 排 除 と 闘 うための 法 律 である ホームレスや 貧 困 社 会 的 排 除 におかれている 人 々に 対 し これまで 展 開 されてき た 多 様 な 支 援 策 に しっかりとした 位 置 づけを 与 えることを 目 指 すとともに 排 除 された ものに 対 しても 政 治 への 参 加 の 仕 組 みを 整 備 し 娯 楽 や 文 化 へのアクセス 機 会 の 保 障 も 盛 り 込 まれた また 参 入 支 援 の 民 間 非 営 利 組 織 に 対 する 支 援 策 が 盛 り 込 まれた このように 国 や 行 政 による 制 度 が 定 められる 際 に 常 に 念 頭 に 置 かれているのが 民 間 非 営 利 組 織 の 存 在 である つまり これらの 組 織 無 しではフランスの 社 会 福 祉 の 現 場 は うまく 機 能 しないという 現 状 がある このことに 深 く 関 連 しているのは わが 国 とは 少 し 違 ったフランスにおける 社 会 福 祉 分 野 での 構 造 である 特 に 80 年 代 後 半 から 現 在 に 至 るまで フランスではこうした 民 間 非 営 利 組 織 (1901 年 法 によるアソシアシオンも 含 む) 2 の 活 動 がめざましい ひとつには 市 民 による 認 知 度 の 高 さと 社 会 的 連 帯 という 観 点 から これらの 組 織 が 多 くの 会 員 を 集 めているということ そしてもうひとつには 社 会 のなかにおいてこれらの 組 織 の 存 在 意 義 が 非 常 に 高 くなって 5

7 きているということである すなわち 主 旨 が 認 められれば 国 や 自 治 体 からの 援 助 が 受 けやすい 状 況 ができあがっ ているのである 必 然 的 に こういった 組 織 に 携 わる 人 々のモチベーションは 驚 くほど 高 く 非 常 に 有 効 に 機 能 している 法 律 が 制 定 されたのは 1901 年 と 古 いが ここ 数 十 年 が 一 番 の 活 況 を 呈 している ではいよいよ これらの 土 壌 が 出 来 上 がる 以 前 から 非 常 に 有 効 に 機 能 してきたアソシア シオンのひとつであるエマユスの 活 動 を 詳 しく 見 ていくことにする 次 に 紹 介 するのは 今 や 英 雄 的 存 在 であるアベ ピエールが 起 こした 運 動 である 2.エマユスが 生 まれるまで 現 在 フランスでは 知 らない 人 はないと 言 っていいエマユス 共 同 体 だが 日 本 における その 認 知 度 は 皆 無 に 等 しいので その 歴 史 的 経 緯 を 説 明 しておかねばならない 第 二 次 大 戦 直 後 パリの 街 には SDF(Sans Domicile Fixe)といわれる 人 たちがあふれ ていた SDF とは 直 訳 すれば 決 まった 住 居 がない 者 であるが これについての 当 時 の 主 な 理 由 は まず 第 二 次 大 戦 による 町 の 破 壊 であった そしてそれまで 数 十 年 に 渡 って 社 会 住 宅 の 建 設 が 行 われておらず またそういう 政 策 が 採 られていなかったということが 大 きい この 状 況 に 対 する 応 急 処 置 としては 当 時 身 寄 りのない 人 々には 教 会 が 彼 らの 住 居 とな るスペースを 提 供 したりしていたが すべての 教 会 でこれをやっていたわけではなかった そこでパリ 郊 外 にある Neuilly-Plaisance に 住 居 を 構 え 家 なき 人 々の 救 援 に 尽 力 してい た 聖 職 者 であるアベ ピエール(Abbé Pierre)が 起 こした 運 動 が エマユス 運 動 といわれ ているものである 偶 然 が 偶 然 を 呼 び 生 まれたとされているこの 恵 まれない 人 々が 集 まり 自 分 たちで 共 同 生 活 しながらリサイクル( 廃 品 回 収 修 理 販 売 )を 運 営 していくことにより 自 活 を 実 現 するというこの 活 動 は 第 一 のエマユス 共 同 体 が 安 定 したのを 皮 切 りにフランス 全 土 へと 広 がっていく そして それが エマユス 運 動 として 広 がっていくまでに 多 くの 時 間 は 要 さなかった 以 下 でその 要 因 を 考 察 する a)アベ ピエール 聖 職 者 レジスタンス 運 動 家 元 フランス 国 民 議 会 議 員 廃 品 回 収 業 ホームレス 救 済 運 動 家 肩 書 きを 列 挙 すると とても 同 一 とは 思 えない 人 物 ひとことで 言 えば それが アベ ピエールである アベ(Abbé) というのは 俗 世 間 に 出 て 活 動 する 神 父 をあらわ し 名 前 に 冠 してつけられる 本 名 はアンリ グルエス(Henri GROUES)といい リヨンの 非 常 に 裕 福 な 家 庭 の 末 っ 子 として 生 まれ 何 不 自 由 なく 少 年 時 代 を 送 った しかし あるきっかけから 尊 敬 して いた 父 の 慈 善 活 動 などに 影 響 を 受 け 19 歳 の 時 に 聖 職 者 を 志 し カプチン 修 道 会 に 入 る 彼 はこのとき 自 分 にあった 一 切 の 遺 産 を 慈 善 団 体 などに 寄 付 した 6

8 その 後 グルノーブル 大 聖 堂 助 任 司 祭 などを 経 て パリに 出 てくるまでに 2 3 の 呼 び 名 を 経 由 して 最 終 的 にアベ ピエール(L abbé Pierre)と 呼 ばれるようになった ( 日 本 で の 呼 び 名 は 通 称 ピエール 神 父 で 通 っているようだが ここではあえてアベ ピエールと する) アベ ピエールは 1939 年 後 半 対 独 戦 争 のため アルプス アルザス 地 方 に 下 士 官 として 動 員 されるが 現 地 で 肋 膜 炎 にかかり 送 還 される その 後 レジスタンス 活 動 に 身 を 投 じ ユダヤ 人 救 済 に 尽 力 する レジスタンス 活 動 では ユダヤ 人 をスイスに 逃 がすために 教 会 施 設 を 基 点 にしてユダ ヤ 人 たちをかくまったり 偽 造 パスポートの 作 成 にも 協 力 した そして 自 らも 山 を 越 え ユダヤ 人 たちを 国 境 近 くまで 送 った そこにアベ ピエールが 手 配 してあった 親 レジスタ ンス 家 族 が 住 む 山 小 屋 から 多 くのユダヤ 人 が 自 由 の 国 へと 避 難 することができた 戦 後 この 功 績 が 認 められて 国 民 議 会 議 員 に 選 ばれる(Meurthe-et-Moselle 選 挙 区 パリ 郊 外 にある) 世 界 連 邦 のための 普 遍 的 運 動 実 行 委 員 会 (Mouvement Universel pour une Conféderation Mondiale)の 会 長 を 4 年 間 務 めるなど 7 年 間 議 員 生 活 を 送 る この 議 員 生 活 中 に アベ ピエールは 自 分 の 住 んでいたパリ 郊 外 のヌイイ プレザンス (Neuilly-Plaisance)にヨーロッパ 中 から 集 まってくる 学 生 たちのためのユースホステル を 作 る そのユースホステルはエマユス(Emmaüs)と 名 づけられた のちのエマユス 運 動 の 名 はここからきている アベ ピエールは キリストの 使 徒 が 始 めて 復 活 後 のキリス トと 出 会 ったとされている 町 の 名 前 を 希 望 という 意 味 に 捉 え この 名 をつけた このエマユスの 家 には 学 生 のみならず 恵 まれない 人 々 特 に 家 族 が 住 んだ 当 然 の ことながら アベ ピエールの 当 時 の 議 員 手 当 だけでは 増 えていく 居 住 者 を 養 うことが 次 第 にできなくなった アベ ピエールは これを 何 とかするため パリの 街 をひそかに 物 乞 いしてまわったというエピソードも 残 っている b) エマユス 運 動 の 原 点 アベ ピエールは 1949 年 のある 日 に エマユスにとって 運 命 的 な 出 会 いをする その エピソードについては 遺 言 苦 しむ 人 々とともに (アベ ピエール 著 / 田 中 千 春 訳 ) の 訳 者 序 文 にうまく 書 かれているので それを 引 用 しておく フランスではだれでも 神 父 (アベ) ピエールを 知 っている 彼 ほど 万 人 に 愛 され 尊 敬 されている 人 は 他 に 見 当 たらない 彼 の 創 設 したエマユス 共 同 体 も 社 会 に 深 く 浸 透 している だれでも 古 着 や 古 道 具 を 処 分 するときはエマユスを 考 える ( 中 略 ) その 頃 の 混 乱 期 に 自 然 発 生 的 にエマユス 共 同 体 が 生 まれる ことの 起 こりは 次 のような 感 傷 的 な 場 面 だった 1949 年 のある 日 自 殺 未 遂 事 件 が あって アベ ピエールは 呼 ばれていった そこには 過 去 に 父 親 を 殺 し 20 年 の 服 役 を 終 えて 監 獄 から 出 てきたばかりの 男 がいた 肉 親 も 身 寄 りもなく 前 科 者 の 身 に 7

9 もとより 働 き 口 はなかった 何 を 言 って 慰 めても 聞 いていず 目 は 空 を 見 詰 め もう 一 度 自 殺 をはかることしか 考 えていないようだった 当 時 アベ ピエールは 世 界 の 若 者 が 集 まるユースホステルにしようと 大 きな 廃 屋 を 安 く 借 りて 自 分 の 手 で 改 修 していた そのために 借 金 をかかえ 与 えるものはなにもなかった 何 もあげれる ものはないし どうしたものだろう 死 ぬ 気 でいたのなら いっそ わたしのと ころに 来 て 手 伝 ってはくれないか? ジョルジュと 名 乗 る 男 の 目 は 輝 いた え?このろくでなしのわたしが 手 伝 うんです って?わたしにもできることがあるんですか? こうして 彼 はエマユス 会 員 第 一 号 となった あのとき 求 めていたのは 生 きる 糧 では なく 生 きる 理 由 だった と 彼 はその 後 繰 り 返 し 言 っていたそうである ( 中 略 ) しばらくして 近 くのアパートから 家 財 道 具 一 切 乳 母 車 までが 歩 道 に 投 げ 出 された 貧 しい 家 族 が 家 賃 滞 納 で 追 い 出 されたのだった 真 冬 だった アベ ピエールはその 一 家 をしばらくミサ 室 に 住 まわせた いつまでもというわけにはいかなかったから 彼 は 借 金 をして 小 さな 土 地 を 買 い その 家 族 とジョルジュとユースホステルの 若 者 た ちも 手 伝 って 素 人 大 工 ながらなんとか 家 を 建 てた そのうち 人 々は 困 っている 人 に 出 会 うと アベ ピエールのところへ 行 ってごらん と 言 うようになった 4 人 5 人 10 人 と 浮 浪 者 が 集 まり 家 なき 家 族 が 詰 め 掛 けた ( 中 略 ) 集 まった 浮 浪 者 のなかに 屑 屋 の 経 験 者 があった 彼 の 案 内 でゴミ 捨 て 場 を 漁 り 廃 品 回 収 業 が 始 まった 驚 いたことに みんなが 食 べていけるだけの 収 入 になった 自 分 のパンを 自 分 で 稼 ぐ 喜 び!それどころか 次 第 にうまくなってくると 余 ったお 金 で もっと 貧 しい 人 たちを 助 けることもできる!こうして 屑 屋 家 業 は 発 展 していき 今 で はフランス 全 国 あちこちの 街 角 にエマユスと 書 いたトラックを 見 かける どこの 家 で もエマユスの 回 ってくる 日 のために 古 着 を 洗 濯 し 纏 めておくのだ このようにして 始 まったエマユスの 活 動 であるが 引 用 文 のなかにもあるように この 活 動 自 体 はまったく 偶 然 のもとに 生 まれた 産 物 である それまで アベ ピエールによる 恵 まれない 人 々への 救 援 活 動 は 継 続 されていたが 彼 が 助 けられる 範 囲 は 限 られていた そして 財 源 もそこをつこうかというときに 生 まれたこの 活 動 形 態 によって その 後 信 じ られないような 大 きな 組 織 へと 発 展 していく 以 下 の 章 で エマユスのシステムについて 具 体 的 に 説 明 するとともに その 創 始 者 であるアベ ピエールの 役 割 について 考 察 する 8

10 第 二 章 1.エマユスのシステム 集 まってきたホームレスたちの 中 に たまたま 廃 品 回 収 の 経 験 者 がいたことにより 始 まったこの 活 動 は たちまち 最 初 の 共 同 体 を 自 活 させ フランス 全 土 に 広 まった フラン ス 全 土 に 広 がるまでには 後 述 するアベ ピエールによるメディアの 巧 みな 利 用 メディア ディザシオン(Médiatisation)を 待 たなければならないが すでにこの 時 点 でエマユスの システムの 根 幹 はできあがっていた すなわち 1. 共 同 生 活 をしながら 毎 日 廃 品 を 回 収 する 2. 集 めてきた 廃 品 を 仕 分 けする 力 のあるものは 主 に 回 収 業 に 身 体 的 に 弱 いものは この 仕 分 け 作 業 に 携 わることで 誰 もが 仕 事 をすることができ さらに その 内 容 はこれまた 誰 にでもできる 手 作 業 である 3. 仕 分 けしたものの 中 で すぐにでも 使 えるものはコミュニティ(エマユスでは 共 同 生 活 を 営 んでいる 場 所 をこう 呼 ぶ)で 使 い 余 ったものはコミュニティにブティッ ク( 店 舗 スペース)を 設 置 し そこにおいて 一 般 の 人 々に 中 古 の 値 段 で 売 る また 修 理 できるものは 修 理 し それもまた 同 様 に 売 る さらに 鉄 くずや 紙 など コミ ュニティでは 処 理 できないものについては 直 接 業 者 に 買 い 取 ってもらう これが 基 本 的 なエマユスのシステムである 日 本 でも ホームレスと 呼 ばれる 人 たちが 携 わっていることが 多 いこの 廃 品 回 収 業 であるが 日 本 では 個 人 で 行 っているのが 大 半 で あるのに 対 して ここで 重 要 なのは コミュニティにおいて 共 同 生 活 しながら 仕 事 を 分 担 し 協 力 し 合 ってすすめ コミュニティとしての 自 立 を 目 指 している 点 である そして もうひとつ このシステムが 優 れていたのは 普 段 別 にこれといって 人 道 支 援 に 関 心 がない 市 民 でもかんたんに 活 動 に 参 加 できるという 点 である すなわり 一 番 簡 単 なところでは 単 にリサイクル 品 を 買 うだけですでに 貢 献 できてしまう コミュニティの 活 動 に 参 加 したわけでもないが 商 品 を 買 うという 行 為 においてそこでお 金 を 使 い 結 果 的 にはコミュニティに 貢 献 しているのである また このことは 地 域 にエマユスの 名 を 浸 透 させることにもつながる 例 えば エマ ユスで 売 っている 品 物 を 買 いにくる 人 たちは 当 然 コミュニティで 生 活 する 人 々との 交 流 を 持 つ それによって 市 民 にとってエマユスの 活 動 は 理 解 しやすいものとなって 地 域 に 密 着 していったと 考 えられる 以 上 のことから エマユス 運 動 は 関 わり 方 を 自 然 な 形 で 提 供 できたシステムに 支 えられていたという 事 がいえるであろうし そのことによって 社 会 とのリンクを 完 全 に 断 ってしまわなかったという 点 において 非 常 に 評 価 できるのである 2.エマユスが 与 えた 行 政 的 メディア 的 影 響 エマユス 発 足 当 時 フランス 国 民 議 会 議 員 (député)であったアベ ピエールは 特 に メディアの 力 をうまく 利 用 した ラジオでの 訴 えから 始 まり 最 終 的 にはテレビに 出 演 し た これら 一 連 のメディアティザシオンで 人 々の 共 感 を 得 たもうひとつの 大 きなフランスの 9

11 事 例 にコリューシュ(Coluche)による 心 のレストラン 運 動 (Les restos du cœur)が ある コリューシュはイタリア 系 移 民 2 世 のコメディアンで 彼 の 武 器 はまさにメディア であったということもあるが 著 名 な 歌 手 を 集 めてチャリティコンサートをしたり 寄 付 を 募 ったりして 資 金 を 集 め 毎 年 冬 の 間 (12 月 から 3 月 まで)ホームレスを 中 心 とした 恵 ま れない 人 々に 暖 かい 食 事 を 配 っている この 運 動 は 今 年 で 20 年 目 を 迎 えた コリューシュ 自 身 は この 運 動 が 始 まった 年 に 交 通 事 故 で 亡 くなってしまうが その 後 は 周 りの 人 々が 彼 の 意 思 をついで 毎 年 ボランティアを 募 って 活 動 を 続 けている ところで この 運 動 が 始 まった 1986 年 にコリューシュはアベ ピエールを 訪 れて エマ ユスにとって 非 常 に 重 要 な 寄 付 をしている このように 両 者 は 互 いに 刺 激 を 与 え 合 って 組 織 を 成 長 させ フランス 社 会 にいわゆる 連 帯 感 の 嵐 を 巻 き 起 こした 心 のレストランには 学 生 のボランティアが 多 く 若 年 層 に 大 きな 影 響 を 与 えている コ リューシュと 心 のレストランについては 別 の 機 会 に 詳 しく 述 べることとしたい さて アベ ピエールのカリスマ 性 と そのシステムの 秀 逸 さでもって エマユスはフ ランス 社 会 に 大 きな 影 響 を 与 えたといえるのではないだろうか 行 政 を 待 っている 間 に 市 民 に 先 に 問 いかけ メディアもそれを 大 々 的 に 取 り 上 げたため 国 が 動 くという 図 式 をも たらしたのであった a)メディアをうまく 利 用 したカリスマ アベ ピエール アベ ピエールの 果 たした 役 割 のなかで 非 常 に 大 きく 評 価 されるのが その 広 告 塔 とし ての 役 割 である アベ ピエールは 自 著 でも 語 っているとおり 時 としてメディアの 力 を 借 りることを 拒 まなかった メディアに 出 て 行 くことは 同 時 に 危 険 も 伴 い 聖 職 者 としての 本 業 もあるかたわら 当 初 は 非 常 に 悩 んでいたことが 想 像 できる 例 えば 1954 年 の 冬 にフランス 社 会 連 帯 にお ける 歴 史 的 なラジオでのカンパ 呼 び 掛 けで 読 まれた 友 よ 助 けたまえ!(Mes amis, au secours) という 一 文 で 始 まる( 資 料 1) エマユス 運 動 の 歴 史 においてあまりにも 有 名 な 文 章 がアベ ピエール 自 身 によって 書 かれるまでには 周 囲 の 人 々の 後 押 しが 必 要 であっ た(Violet, 2004, L abbé Pierre, p.214) しかしながら 無 許 可 で 住 宅 施 設 を 立 てていたころ 役 人 がやってきて 注 意 を 促 したと きに アベ ピエールは 次 のようにもいっている もしもまだ 免 状 がないと 建 てることができないというのであれば わたしは 明 日 にでも 新 聞 社 を 呼 んで これは 生 きるための 免 状 である と 大 々 的 にアピ ールしましょう ( 中 略 )そして 裁 判 所 まで 行 きましょう ただし 司 祭 の 服 をま とい 議 員 のバッジをつけてね そこでとことんまで 主 張 しつづけましょう (Abbé Pierre, 2002, Je voulais étre marin, missionnaire ou brigand p.101) 10

12 また これに 関 連 して 無 念 にも 臨 時 住 居 に 入 れるはずだった 子 どもが 寒 さで 死 んでし まったときに 建 設 大 臣 にあてて 書 いた 手 紙 はフィガロ 紙 (Le Figaro)で 紹 介 され このこ とは 建 設 大 臣 を 直 接 アベ ピエールのもとに 出 向 かせることとなった このようにして 積 極 的 にメディアと 関 わることによって ラジオ 放 送 で 連 帯 カンパを 呼 びかける 以 前 からも 少 しずつではあるが 情 報 の 浸 透 に 勤 めており 1954 年 に 爆 発 したと いわれている 連 帯 感 の 嵐 も 実 は 起 こるべくして 起 こったことなのだということがわか る また 彼 の 周 りには 当 時 から 活 動 に 興 味 を 持 って 訪 ねてくるジャーナリストや 政 界 の 知 人 なども 多 かったこともこれに 関 連 していることはいうまでもない 次 に 引 用 するのは アベ ピエールが 1954 年 に 行 った 歴 史 的 なラジオでの 連 帯 カンパの 呼 びかけのあとの 反 響 の 様 子 である アベ ピエールの 名 が 全 国 に 広 まったのは 1954 年 の 厳 冬 の 人 情 物 語 がきっか けだった アパートを 追 い 出 された 老 女 や 赤 児 の 凍 死 の 報 告 に 接 して アベ ピ エールはラジオで 悲 壮 な 連 帯 カンパの 呼 び 掛 けを 行 った その 日 のうちに 毛 布 5,000 枚 テント 300 張 ストーブ 200 個 が 集 まった 当 時 モスクワにおいて 平 和 賞 を 受 賞 していた C チャップリンの 200 万 フランをはじめ 寄 付 金 が 各 地 か ら 次 々と 舞 い 込 んだ アベ ピエール, 1994, 遺 言 苦 しむ 人 々とともに ( 田 中 千 春 訳 ) また 同 書 に ( 中 略 ) 昼 過 ぎ パリはサンジェルマン デ プレの 瀟 洒 な 建 物 を アベ ピエ ールに 護 られたホームレス 数 百 人 が 急 襲 占 拠 した 不 動 産 会 社 所 有 のこの 建 物 は 約 一 万 平 方 メートルあり 三 年 前 から 空 いたままになっていた 午 後 には バ ラデュール 首 相 が 急 遽 官 邸 に 出 てきてアベ ピエールを 迎 えた 政 治 家 は 五 ヵ 月 後 に 大 統 領 選 を 控 えて 失 策 は 許 されないのだ こうして この 百 数 十 人 には 退 去 命 令 が 出 されないこと さらに 他 の 不 当 に 空 いているアパートが 接 収 され ホー ムレスに 割 り 当 てられる 事 が 約 束 された このニュースは ホームレスが 目 立 ち はじめている 日 本 でも 早 速 報 道 された とあることからもわかるように アベ ピエールはメディアを 味 方 につけ 政 治 をよく 理 解 し 機 を 見 て 非 常 に 効 果 的 に 行 動 に 出 ていたことがわかる 何 よりも 民 衆 の 声 が 常 に 彼 に 同 調 するかたちで 連 帯 感 を 行 政 に 見 せつけることに 成 功 している ちなみに このニ ュースが 一 面 を 飾 った 1993 年 9 月 26 日 付 の Le Parisien 紙 には このあとアベ ピエー ルが 立 ち 去 るときに その 場 にいた 群 衆 が 拍 手 で 彼 を 見 送 った とある 11

13 b)エマユスの 変 遷 ここで エマユスがどのように 生 まれ 市 民 に 定 着 し そのニーズに 応 えてきたのかを 時 代 段 階 別 に 整 理 してみたので それを 見 ていくことにする 第 1 段 階 : まず エマユスの 活 動 が 一 番 求 められていた 時 期 にあたる こ こでエマユスは 生 まれ まさに 世 の 中 のニーズに 合 った 活 動 と して 受 け 入 れられた その 様 子 についてはすでに 述 べた 第 2 段 階 : システムの 有 効 性 というよりも ここではまだアベ ピエー ルとその 周 りの 人 々の 存 在 そのものが 絶 大 な 牽 引 力 となってい た 1954 年 のラジオでの 呼 びかけ 後 に 集 まった 寄 付 金 を 元 に 新 たにさまざまな 活 動 が 生 まれ エマユスのもとにさらなる 組 織 建 設 会 社 までが 作 られる また 各 地 に 支 部 も 増 えた そこ で 問 題 になったのが 組 織 の 整 理 の 問 題 である パリにある 本 部 だけではどうしても 組 織 を 管 理 しきれなくなってきたのだ また 1958 年 にアベ ピエールが 病 気 になり それまでつい ていたエマユスの 会 長 の 地 位 を 退 くと 今 度 は 彼 に 変 わってイ ニシアチブをとり 始 めた 一 部 の 人 々によるパリ 本 部 の 高 級 化 (vaticanisation) が 問 題 視 されるようになってきた こうし たなかで グループ 全 体 の 調 整 が 急 務 となり エマユスは 初 め てここで 組 織 化 に 着 手 することになった 強 烈 なカリスマを 一 時 的 に 失 った 組 織 は 皮 肉 にもそれを 機 にさらなる 発 展 に 向 け て 動 き 出 すこととなった また アベ ピエール 自 身 は この ころから 世 界 中 を 視 察 する 旅 にでる 各 地 でエマユス 運 動 を 広 めると 同 時 に 要 人 とも 多 数 会 って 和 平 に 向 けた 歩 み 寄 りの 精 神 を 説 いた 各 地 にできたエマユスは 後 の 国 際 エマユス(1969 年 )へと 発 展 していく 第 3 段 階 : この 期 間 は エマユスの 活 動 が 一 時 勢 いをなくしている 理 由 には 経 済 成 長 が 著 しい 時 期 であることが 挙 げられよう 戦 後 の 復 興 が 進 んでくると あふれかえっていた 貧 困 者 にも 雇 用 機 会 が 回 ってくるために 目 に 見 える 貧 困 者 の 数 は 減 っていく しかしながら 次 にくる 第 4 段 階 で 見 られるような 状 況 が 発 生 する 要 因 もまた 同 時 にこの 時 期 に 作 られていった すなわち 合 理 化 による 雇 用 形 態 の 変 化 ( 一 時 臨 時 雇 いの 増 加 )である 第 4 段 階 : 年 から 再 びエマユスが 携 わらなければならない 問 題 が 増 え 続 け その 発 展 をみてとることができる 新 しい 貧 困 とい 12

14 う 言 葉 に 代 表 される 貧 困 者 たち それも 高 度 経 済 成 長 の 波 が もたらした 歪 みによって 生 み 出 された 貧 困 が 露 呈 してくる 時 期 である この 時 期 に フランス 各 地 では 上 述 のアソシアシオン ( 民 間 非 営 利 組 織 )が 多 く 作 られることになる このことから エマユスは 1949 年 の 創 立 以 来 いわば 貧 困 問 題 の 草 分 け 的 存 在 であるということが 可 能 であろう 1981 年 に 再 びアベ ピエールはメディアの 世 界 に 帰 ってくる このころは 主 に テレビ 出 演 が 目 立 っている(1981 年 のクリス マスにはTF1(フランスの 1 チャンネル)に 出 演 している これ も 今 やしっかりと 地 方 分 散 で 運 営 されているエマユス 運 動 そ のものが 地 域 に 根 強 く 浸 透 していき また 国 際 エマユスを 通 し てさまざまな 国 へとその 輪 を 広 げていくようにとの 彼 の 願 いで あろう アベ ピエールは 2004 年 にはグラン クロワ ド レジオン ドヌール(Grand-croix de la légion d honneur) 3 を 受 けている 以 上 みてきたように アベ ピエールが 起 こしたエマユス 運 動 は 見 事 に 社 会 に 認 知 さ れ 既 成 概 念 や 法 律 を 改 革 するきっかけを 作 り 今 日 に 至 る 市 民 アソシアシオンの 活 躍 に 代 表 される 社 会 における 連 帯 を 重 視 した 政 治 が 実 現 される 基 板 を 築 いたといえるだろう 次 に 紹 介 するのは 上 述 したアベ ピエールの 世 界 訪 問 がもたらした 国 際 エマユスの フランスの 枠 を 越 えた 広 がりである 3. 国 際 エマユス 1969 年 エマユスグループの 代 表 者 によって スイスの 首 都 ベルンで 国 際 エマユスが 設 立 された 1971 年 には 第 二 回 国 際 エマユス 会 議 がカナダで 開 かれ この 席 で 国 際 エマユス 協 会 の 定 款 が 制 定 された これにより エマユスは 組 織 としての 確 固 たる 地 位 を 得 欧 州 連 合 からの 援 助 をはじめ さまざまな 支 援 活 動 を 行 うことが 可 能 となった(ボランティア 他 の 人 道 支 援 団 体 などへの 支 援 も 含 む) また 国 際 エマユスは 共 に 行 動 し そして 不 正 を 告 発 しよう Ensemble, agir, dénoncer をスローガンとして 国 際 エマユス 会 議 を 設 け 各 国 代 表 が 一 同 に 会 して 活 動 報 告 や 話 し 合 いを 持 つ 機 会 としている 2003 年 にはルワンダで 一 週 間 にわたり 盛 大 に 行 わ れた そこでは ルワンダで 現 在 行 われているプログラムへの 参 加 をはじめ 次 の 国 際 エ マユス 会 議 までに 達 成 すべき 非 常 に 多 岐 に 渡 る 目 標 について 話 し 合 われた これら 詳 細 については 別 に 機 会 に 詳 述 する 事 にしたい 以 下 に 示 すのは 国 際 エマユスの 活 動 目 標 構 成 と 国 際 エマユスグループに 加 盟 する エマユスがある 国 のリストである 13

15 基 本 理 念 いかなる 差 別 もせず それが 誰 であろうと 一 番 苦 しんでいる 人 にまず 手 を 差 しのべるこ と 共 通 目 標 貧 困 の 理 由 に 立 ち 向 かいながら 貧 しい 人 と 共 に また 貧 しい 人 たちのために 活 動 する さまざまな 活 動 回 収 作 業 とリサイクル 農 業 ( 果 樹 園 養 豚 場 などさまざま) 識 字 教 育 人 権 擁 護 育 成 ( 職 業 訓 練 に 代 表 される) 住 宅 問 題 環 境 保 護 健 康 etc 4 大 陸 に 広 がるエマユス 35 カ 国 による 309 の 登 録 アソシエーション(パートナーアソシエーションも 含 めると 47 カ 国 442 のアソシエーション) 日 本 語 では 共 同 体 とも 訳 す 地 方 に 分 散 した 組 織 - 8 地 域 (アフリカ 北 アメリカ 南 アメリカ アジア- 極 東 南 アジア 東 南 アジア 中 央 南 ヨーロッパ 北 ヨーロッパ フランス) 2 地 区 ( 東 ヨーロッパ レバノン) 理 事 会 (Conseil d administration d Emmaüs International, 23 人 の 代 表 者 とアベ ピ エールによって 構 成 される ただし エマユスの 会 長 はレンゾ フィオール Renzo FIOR ) 実 行 委 員 会 (Comité exécutif, 7 名 の 代 表 者 とアベ ピエールによって 構 成 される) 国 際 事 務 局 (Serétariat International, 15 名 により 構 成 される フランス Alfortville, 代 表 者 Alain Fontaine) 世 界 のエマユスグループ ヨーロッパ フランス スイス ドイツ ベルギー スペイン オランダ スウェーデ ンイタリア デンマーク ノルウェー フィンランド オーストラリア ポ ルトガル イギリス ボスニア ヘルツェコヴィナ ポーランド アフリカ ルワンダ 南 アフリカ ベナン ブルキナ ファソ ブルンギ カメルー ン コートジボワール コンゴ 南 北 アメリカ カナダ アメリカ 合 衆 国 ペルー チリ アルゼンチン ウルグアイ ブ ラジル ボリビア コロンビア グアテマラ アジア レバノン インド バングラディッシュ 日 本 韓 国 スリランカ フィリ ピン インドネシア 14

16 終 章 1. 国 際 エマユスの 今 後 2004 年 10 月 20 日 ヨーロッパ 議 会 に 招 待 された 国 際 エマユス は 世 界 に 不 公 平 が 無 くならない 限 り 今 後 も 大 きく 発 展 していく 運 動 である ブリュッセルにおけるこのヨ ーロッパ 議 会 には 30 の 国 から 50 人 の 代 表 者 が 参 加 した 議 会 では 92 歳 になるアベ ピエールと 国 際 エマユスの 会 長 のレンゾ フィオールがヨーロッパ 議 会 への 彼 らの 要 求 を 繰 り 返 した すなわち 1 イスラエル パレスチナ 間 の 紛 争 における 政 治 的 国 際 規 約 における 進 展 の 再 開 につ いて 2 国 連 の 改 革 その 正 当 性 民 主 的 機 能 それらをより 強 化 することについて 3 人 身 の 不 法 取 引 に 対 する 例 外 的 動 員 そしてそれを 可 能 にする 新 たな 政 策 被 害 者 にと って 有 利 な 法 律 の 制 定 などについて である また アフリカ 南 アメリカ アジアからの 代 表 者 からも 同 じように 声 明 が 出 された 彼 らは ヨーロッパ 議 会 が 率 先 して 南 側 諸 国 における 自 然 資 源 の 度 を 越 した 私 有 化 や 開 発 や 不 平 等 な 経 済 バリアの 消 滅 化 に 対 する 自 らの 立 場 を 明 確 にしていくべきであること アフリカにおける 国 民 に 自 由 な 決 断 を 許 さないヨーロッパ 諸 国 の 政 策 の 改 革 が 必 要 であ ると 訴 えた またそれが 紛 争 の 種 となっていることも 訴 えた この 機 会 を 利 用 して ヨーロッパ 議 長 である J ボレル フォンテリエス(Josep Borrell Fontelles)と アベ ピエール レンゾ フィオールが 対 談 した そこでは よーろっぱ でなおも 憂 慮 すべき 事 態 に 直 面 している 住 宅 問 題 について 話 し 合 われた さらに 貧 困 と 闘 う 国 際 学 校 (Ecole mondiale contre la misère) と 称 してヨーロッパ 議 会 で 提 案 されたものの 内 容 が 非 常 に 興 味 深 い これは 世 界 中 にあるエマユス 共 同 体 が すべてのヨーロッパ 議 会 議 員 を 各 共 同 体 に 招 待 するというもので 議 長 の J ボレル フォ ンテリエス 氏 も 近 々ブリュッセルにある 共 同 体 に 訪 れることになっている 氏 によれば このような 試 みは 各 議 員 が 取 り 組 んでいる 社 会 的 排 除 の 問 題 に 関 する 考 察 に 大 きな 助 けとなる ということだ また 上 述 した 新 しい 貧 困 という 概 念 を 研 究 するための 取 り 組 みを 行 っている こ れについては エマユス 以 外 のアソシアシオンでも 日 々 考 察 されており 欧 州 では 大 学 に 加 えてアソシアシオン 中 心 に 非 常 に 盛 んに 取 り 組 まれている 15

17 2. 日 本 エマユス ヨーロッパで 市 民 の 生 活 に 根 をおろすことができたエマユスも 日 本 ではまだまだ 浸 透 とまではいかないようだ この 成 功 は フランス 人 が 伝 統 的 にかとりっくだからであるといえるかもしれないが 韓 国 をはじめ アジア 諸 国 にも 広 がった 要 因 としてあげられるのは そのロマンチスムに あふれた 夢 のある 活 動 形 態 著 書 の 中 に 現 存 のカトリック 教 会 における 制 度 への 批 判 が 多 く 見 られることからも 明 らかであるようにアベ ピエール 自 身 教 義 にとらわれない 神 父 であるという 事 だ とはいえ 朝 日 新 聞 が 1993 年 11 月 22 日 訪 日 したアベ ピエールのインタビュー 記 事 を 載 せるなど 一 部 で 報 道 されているものの フランスでは 知 らぬ 者 のないアベ ピエー ルも 彼 の 始 めた エマユス 運 動 も 日 本 ではまだ 馴 染 みが 浅 い 日 本 エマユスで 行 ったインタビューでは メンタリティの 違 いが 指 摘 された やはりノ ンカトリックの 国 では 流 行 らないのだろうか しかし これまで 述 べてきたように シス テムはきわめて 普 遍 的 で 誰 にでもでき どこの 国 でも 存 在 しえる 活 動 であり 日 本 でも 機 能 は 同 じであることがわかった 若 干 の 違 いはあろうが 廃 品 回 収 修 理 販 売 というサ イクルは 同 じである 他 のアジア 諸 国 でも 活 動 は 盛 んであるだけに 日 本 でもエマユス 運 動 が 浸 透 する 可 能 性 はあるはずである ここで 大 阪 を 中 心 とした 活 動 がこれまでに 残 してきた 実 績 をざっと 説 明 しておこう 日 本 におけるエマユスの 始 まりは 1956 年 神 戸 の 生 田 川 のほとりでロベール バラー ド 神 父 が 貧 困 者 とともに 生 活 をはじめたことによる バラード 神 父 は その 付 近 に 土 地 を 購 入 して 暁 光 会 (ぎょうこうかい)と 名 づけ 廃 品 回 収 によるエマユス 運 動 をはじめた が 地 域 整 備 のため 撤 去 されたしまったので 大 阪 市 西 成 区 津 守 に 800 坪 の 土 地 を 購 入 し て 新 たにスタートを 切 ることになった これを 暁 光 会 大 阪 支 部 と 名 づけ 廃 品 回 収 業 を 営 みながら 1960 年 には 大 阪 エマユス 暁 光 会 の 敷 地 内 に 保 育 園 (ひかり 学 園 )ができ 現 在 も 運 営 されている また 大 阪 の 西 北 箕 面 の 丘 に 6000 坪 の 土 地 を 購 入 し ここでは 果 樹 園 養 豚 養 鶏 な どで 自 活 を 行 い 施 設 の 老 人 ホームを 建 てた これらを 実 現 するための 資 金 源 は エマユ ス 活 動 で 得 た 収 益 とパリ 外 国 修 道 女 会 やヌベール 愛 徳 修 道 女 会 からの 援 助 であった やが て 1966 年 には 箕 面 支 部 に 医 療 法 人 北 原 病 院 ( 老 人 病 専 門 )ができ 1970 年 にはあかつき 特 別 養 護 老 人 ホームが 完 成 した エマユス 暁 光 会 は 現 在 社 会 福 祉 法 人 であり 箕 面 支 部 で は 主 にデイサービスセンターを 設 けて 老 人 ホームとしての 役 割 を 果 たしている 一 方 の 大 阪 支 部 では 通 常 のエマウス 活 動 に 加 えて 発 足 当 初 から 20 年 ほど 前 までは ヤ ングエマウス という 組 織 が 存 在 していた これは ボランティアとしてきていた 学 生 た ちが 夏 休 みを 利 用 して 自 分 たちでワークキャンプを 始 めたもので 日 本 各 地 で 行 われて いた フランス ルアーブルで 1963 年 に 始 まっていた 学 生 によるワークキャンプに 日 本 か らは 1972 年 に 初 めて 参 加 し この 影 響 をうけて 日 本 でも 毎 年 行 われていた キャンプの 16

18 内 容 は 主 に 廃 品 回 収 や 撤 去 作 業 などの 手 伝 いで その 収 益 はひと 夏 で 150 万 円 にも 達 し た この 運 動 は 最 初 に 韓 国 のエマユスに 伝 わり 韓 国 では 今 でも 行 われている もちろん フランスでも 毎 年 夏 各 国 からの 参 加 者 を 募 って 各 地 で 行 われている ち な み に 日 本 か ら の 参 加 は 国 際 力.com の ホ ー ム ペ ー ジ ( 内 で 受 け 付 けている 18 歳 以 上 で コミュニティの 規 則 を 守 れる 人 であれば 誰 でも 参 加 が 可 能 で 参 加 費 は 無 料 である(た だし 航 空 券 小 遣 いは 実 費 ) ヤングエマユスは 残 念 ながら 現 在 では 消 滅 してしまっているが インタビューによ ると その 大 きな 理 由 は 時 代 の 変 化 だという つまり 物 質 的 に 豊 かになったきたため ボランティアをやる 学 生 が 少 なくなったというのだ 確 かに 昨 今 の 学 生 達 はアルバイト やセカンダリースクールに 時 間 をとられ 以 前 のようにボランティアに 行 く 機 会 が 少 ない のかもしれない しかも エマユスの 活 動 は 現 在 の 日 本 ではほとんど 知 られていない 状 況 に 加 え 暁 光 会 のほうでも 宣 伝 活 動 をこれといって 行 っていないようだった 以 前 であれ ば 学 生 たちはクチコミでエマユスを 見 つけてやってきたという もちろん 宣 伝 活 動 を やれば 今 でも 学 生 が 集 まると 思 われるが 現 時 点 では 学 生 たちを 迎 え 入 れ 活 動 の 場 を 与 えるための 体 制 が 整 っていない 状 況 であろう 大 阪 における 失 業 率 が 8%を 越 えるいま 市 民 の 新 たな 運 動 の 一 端 としてエマユス 活 動 が 見 直 されるときが 来 ると 筆 者 は 信 じたい 2005 年 現 在 大 阪 エマユス 暁 光 会 神 戸 エマユス 暁 光 会 東 京 エマユスの 家 とともに 国 際 エマユスの 一 員 である 今 後 の 動 向 に 注 目 していきたい 3. 結 論 にかえて(わが 国 の 同 問 題 への 応 用 ) 以 上 エマユス 運 動 を 中 心 に 欧 州 における 貧 困 と 闘 う 非 営 利 組 織 の 紹 介 と 特 にエマ ユスのシステムについて 述 べてきた ここで 現 在 の 日 本 においてこれらの 組 織 に 学 んで いくべきことを 想 定 して 日 本 の 現 状 に 触 れながら 比 較 考 察 して 結 論 としたい わが 国 では 社 会 的 援 護 を 要 する 人 々の 問 題 (ホームレス 貧 困 者 アルコール 依 存 者 外 国 人 への 排 除 や 摩 擦 家 庭 内 暴 力 虐 待 高 齢 者 の 自 殺 や 孤 独 死 など)が 広 がりつつあ る しかし 日 本 政 府 はいっこうにこうした 問 題 に 目 を 向 けようとしてこなかった たとえば 2001 年 8 月 の 国 連 社 会 権 規 約 委 員 会 による 日 本 政 府 の 社 会 権 への 取 り 組 みに 対 する 審 査 報 告 では 総 括 所 見 のなかで 日 本 政 府 のホームレス 問 題 への 取 り 組 みに 懸 念 が 表 明 され 提 案 および 勧 告 が 行 われた そこでも 日 本 政 府 の 無 策 ぶりが 明 らかとなっ た とはいえ ようやく 厚 生 労 働 省 が 2000 年 初 めに 社 会 的 援 護 を 必 要 とする 人 々の 社 会 福 祉 のあり 方 に 関 する 検 討 会 を 設 置 し 2000 年 12 月 に 同 検 討 会 報 告 書 を 発 表 した この 報 告 書 では これらの 問 題 を 社 会 的 排 除 として 取 り 上 げた 現 在 その 実 態 把 握 や 17

19 具 体 的 施 策 の 構 築 実 施 が 行 われている 最 中 である しかしこれらの 結 果 がでて 具 体 的 に 政 策 が 進 むまでにはまだかなりの 時 間 を 必 要 としそうである また 上 述 したが フランスを 始 め 欧 州 の 社 会 福 祉 政 策 では 一 貫 して 市 民 の 連 帯 の 重 要 性 を 求 める これに 対 し 貧 困 や 社 会 的 排 除 を 個 人 の 責 任 とみなす 風 潮 が 依 然 とし て 強 い 日 本 社 会 では 政 府 はもちろん 社 会 においても 社 会 的 排 除 と 戦 う 取 り 組 みや 意 識 は 充 分 に 育 っているとはいえない まずは 欧 州 のこうした 取 り 組 みを 検 討 しつつ 日 本 の 現 実 を 見 直 していくべきである それにはもちろん 日 本 の 風 土 に 合 った 日 本 独 自 のやり 方 を 模 索 していかねばならないが ヨーロッパにおけるこうした 非 営 利 組 織 の 活 動 に 学 ぶところは 非 常 に 大 きい 日 本 が 抱 え ている 同 種 の 問 題 において 参 考 にできることをうまく 採 用 し これらの 現 状 についての 研 究 を 大 学 レベルでさらに 進 めていく 必 要 性 は 否 めないと 考 える また 本 論 では 深 く 触 れられなかったが これらの 欧 州 における 非 営 利 組 織 を 個 別 に 調 査 分 析 することが さらに 日 本 の 事 例 と 比 較 する 際 に 有 用 であると 思 われる これらの 点 を 今 後 の 課 題 としたい 注 : 1 具 体 的 には 80 年 代 以 降 に 社 会 構 造 の 変 化 によって 新 たに 出 てきた 住 宅 問 題 などを 総 括 して 指 すようである フランス 語 では Nouvelle Pauvreté 2 フランスにおけるアソシアシオン(association)とは 1901 年 7 月 に 制 定 された 法 律 によって 認 められている 非 営 利 組 織 のこと この 法 律 の 内 容 は 2 人 以 上 同 じ 志 を 持 つもの が 集 まり 非 営 利 であれば 結 社 を 組 織 することができるというものである 多 くの 民 間 非 営 利 組 織 はこの 法 律 によって 組 織 を 立 ち 上 げており その 活 動 内 容 は 多 岐 に 渡 る 3 レジヨンドヌール 勲 章 (Légion d honneur)は ナポレオン 1 世 によって 制 定 されたフ ランスの 勲 章 で グラン クロワ グランオフィシエ コマンドール オフィシエ シュ バリエの 五 階 級 ある したがって アベ ピエールがうけたグラン クロワは 最 高 位 のも のである 主 要 参 考 文 献 Violet, Bernard (2004): L Abbé Pierre, Fayard. Abbé Pierre (1997): Mémoire d un croyant, Fayard. Abbé Pierre (2002): Je voulais être marin, missionnaire ou brigand Carnets intimes inédits -, Le cherche midi. Abbé Pierre et Père Pedro, propos recueillis par Anne et Daniel Facérias (2002): Pour un monde de justice et de paix, Presses de la Renaissance. コリン コバヤシ 編 (2003): 市 民 のアソシエーション フランス NPO 法 100 年 太 田 出 版 飛 幅 祐 規 (1991): ふだん 着 のパリ 案 内 晶 文 社 18

20 福 原 宏 幸 (2002): 欧 州 における 社 会 排 除 との 闘 い-その 動 向 と 課 題 部 落 解 放 研 究 145,pp 福 原 宏 幸 (2002): EU におけるホームレス 支 援 政 策 と Social Exclusion 経 済 学 雑 誌 102, 第 3,4 号,pp 福 原 宏 幸 (2002): 現 代 フランスの 雇 用 失 業 をめぐる 基 礎 データ 経 済 学 雑 誌 105, 別 冊,pp アベ ピエール(1995): 遺 言 苦 しむ 人 々とともに 田 中 千 春 訳 人 文 書 院 主 要 参 考 ウェブサイト Emmaüs International : [Online Available: 2005/1/16] 19

21 資 料 年 のアベ ピエールによるラジオ 放 送 での 呼 びかけ 全 文 訳 後 に アベ ピエールは このラジオ 放 送 を 持 って L insurrection de bonté ( 善 の 蜂 起 ) の 始 まりであるとしている 友 よ 助 けてくれ!ひとりの 女 性 がセバストポール 通 りの 歩 道 の 上 で 今 夜 3 時 亡 くな った 彼 女 はその 手 に アパートからの 退 去 を 命 じる 文 面 の 文 書 を 握 り 締 めていた 毎 晩 寒 さで 縮 こまりながら 屋 根 もなく パンもなく ろくに 着 るものもない 人 々が 2 千 人 以 上 いる このような 状 態 のなかで 緊 急 集 合 住 宅 はもはや 緊 急 どころか 絶 対 条 件 だ 聞 いてくれ!3 時 間 のうちにふたつの 最 初 の 救 援 センター ができあがる ひとつはパ ンテオンの 下 手 モンターニュ サント ジュヌヴィエーヴ 通 りのテントに もうひとつ はクルブヴォアに 既 にそれらは 人 で 溢 れかえっている ゆえに あちこちにセンターを 作 らなければならない 今 晩 にでもフランスのすべての 町 で パリのすべての 地 域 で 真 夜 中 でも 明 かりが 灯 っ ている 扉 が 見 つけられなければならない そこには 毛 布 があり 藁 が 積 んであり そして 暖 かいスープがある 扉 に 掛 けてある 札 には 友 愛 救 援 センター と 書 かれており その 下 には 苦 しめる 君 よ 汝 が 何 人 であろうとも 入 って 眠 り 食 べて そして 希 望 を 取 り 戻 しなさい ここでは 君 は 愛 されているのだ! と 書 かれている この 1 ヶ 月 間 は 非 常 に 厳 しい 寒 さになるという 予 報 が 出 ている 冬 が 続 く 限 り これら の 救 出 センターは 必 要 なのだ! 私 たちの 兄 弟 が 貧 困 の 不 幸 によって 死 んでいくのを 目 の 当 たりにするなかで 私 たちが 考 えられる 事 はひとつしかないはずだ すなわち この 事 態 を 続 かせないようにする 意 思 だ お 願 いだ! 一 刻 も 早 くそのために 行 動 を 起 こそうではないか 多 くの 苦 しみが 私 たちに 気 付 かせてくれるもの それは フランス 全 土 が 共 有 する 魂 だ みんなのひとりひとりが 家 なき 人 々を 助 けることができるのだ 遅 くとも 明 日 までに 5000 の 毛 布 と 300 の 大 きなアメリカ 式 テント それから 200 のストーブが 必 要 だ それら をできるだけ 早 く ラ ボエシー 通 り 92 番 地 にあるホテル ロシェステに 持 ってきて 欲 し い そして 今 晩 23 時 それらを 運 ぶためのボランティアとトラックが モンターニュ サ ント ジュヌヴィエーヴ 通 りにあるテントの 前 で 待 っている みんなのおかげで 今 晩 ひとりの 人 も ひとりの 子 供 も アスファルトの 上 やパリの 河 岸 で 眠 ることはないだろう ありがとう! 20

22 原 文 Mes amis, au secours! Une femme vient de mourir gelée, cette nuit à trios heures, sur le trottoir du boulevard Sébastopol, serrant sur elle le papier par lequel on l avait expulse. Chaque nuit, ils sont plus de deux mille, recroquevillés sous le gel, sans toit, sans pain, plus d un Presque nu. Devant tant d horreur, les cites d urgence, ce n est même plus assez urgent. Ecoutez-moi! En trios heures, deux premiers centre de dépannage viennent de se créer; l un sous la tente, au pied du Panthéon, rue de la Montagne-Sainte-Geneviève, l autre à Coubevoie. Ils regorgent déjà. Il faut en ouvrir partout. Il faut que ce soir même, dans toute les villes de France, dans chaque quartier de Paris, des pancartes s accrochent sous une lumière, dans la nuit, à la porte de lieux où il y ait couvertures, paille, soupe et où l on lise sous le titre <<Centre franternel de dépannage>>, ces simple mots: <<Toi qui soffres, qui que tu sois, entre, dors, mange, rerends espoir, ici, on t aime!>> La méteo annonce un mois de gelée terrible. Tant que dure l hiver, que ces centres subsistent! Devant leurs frères mourant de misère, une seule opinion doit exister entre les homes: la volonté de render impossible que cela dure. Je vous en prie! Aimons-nous assez tout de suite pour faire cela. Que tant de douleur nous ait rendu cette chose mervelleuse: l âime commune de la France. Chacun de nous peut venire en aide aux <<sans-abri>>, il nous faut au plus tard pour demain: 5000 couvertures, 300 grandes tentes américaines, 200 poêles catalytiques. Déposez-les vite à l hôtel Rochester, 92, rue de la Boétie. Rendez-vous des volontaires et des camions pour le ramassage ce soir à 23 heures, devant la tente de la Montagne-Sainte-Geneviève. Grâce à vous, aucun homme, aucun gosse ne couchera ce soir sur l asphalte ou sur les quais de Paris. Merci! 21

23 資 料 2 エマユス 大 阪 暁 光 会 でのインタビュー 書 き 起 こし コメント:エマユス 大 阪 責 任 者 谷 安 郎 インタビュアー: 田 中 秀 和 -ここにいろいろとフランスから 持 ってきたエマユスの 資 料 があるのですが 谷 :アベ ピエールも 年 いったなあ 92 か うちのバラードよりふたつ 上 やから - 今 も 神 戸 にいらっしゃるんですか? 谷 : 神 戸 にいてます -お 元 気 でいらっしゃいます? 谷 :うん やっぱり 年 やから 弱 ってきてるわね 頑 固 もんやから 子 どもみたいに 頑 固 な とこあんねん 4 5 年 前 に 喧 嘩 して 来 んようになってん 毎 月 来 ててんけどね ここ に ( 中 略 ) - 日 本 のエマユス 活 動 について 日 本 における 普 及 率 についてお 聞 かせください 谷 :はい 知 ってる 範 囲 なら なんかね 一 時 期 ねえ 話 は 飛 ぶけどねえ 僕 らが 行 く 前 に 村 田 神 父 とかが 中 心 になって フランスのキャンプへ 行 かないかってよびかけをし たわけよ あのとき 何 人 くらいだったかな やっぱり 2 30 人 集 まって でも 慈 悲 で 行 かなあかんからね あの 時 分 割 合 高 かったからね 飛 行 機 が 20 万 円 くらいいったと 思 う でむこうで アベ ピエールのメッセージもろたりなんかしてね 最 後 に 帰 って くるときに 日 本 でも 自 分 たちで 作 ろうやないかと で ここを 拠 点 にしてヤングエ マウスっていうのを 作 ったわけ もう10 年 以 上 なるかな だんだん 学 生 たちが 集 まらんようになってきて 豊 かにな ってきたでしょ 廃 品 回 収 なんかやるのが 出 て 来 なくなって で 結 局 ヤングエマウ スは 消 滅 したような 形 活 動 はもうないけど 有 名 無 実 みたいなもんやね ヤングエマウスから 入 ってきた 子 が 何 人 かおったけどね 今 でも 年 末 にお 歳 暮 贈 っ てくれる 人 が 何 人 かおる もう 20 年 以 上 前 の 連 中 やね あの 時 代 に 20 代 やった 連 中 今 働 き 盛 りやね ひとりはね 単 独 で 自 分 ひとりでエマウスにでかけて 帰 りにインドにいって 帰 って 来 よった でね 東 京 にエマウスがあるんですわ エマウスの 家 そこで 一 緒 に 働 い ておってね そのときに 村 田 神 父 にね 家 がお 寺 のお 坊 さんやねん 親 父 から 後 継 げ いわれてるわけ 迷 いにまよってね インドからここへ 一 番 に 帰 ってきて たにさん どないしょ っていうからね そらあおまえ 親 の 仕 事 やっぱり 継 がなあかんのちゃ うかいうてね でいま 継 いどる 奥 さんがね 同 じヤングエマウス 出 身 で で 今 子 ど もも 大 学 生 になって 横 浜 大 学 いってるみたい 本 人 は 紀 伊 勝 浦 ヤング 同 士 で 結 婚 したのは 何 組 かあるわ 一 人 はねえ ここで 働 いて 最 終 的 に 隣 の 保 育 園 にいった 女 の 子 その 子 と 一 緒 になってここを 出 て 行 って ぼくが 45,6 の 時 やったからね ヤングはじまったのは 一 時 期 はうちで 寝 泊 りしと 22

24 ったやつ 何 人 かおる -みんなボランティアで? 谷 : みんなボランティア で ひとりはね こらあのう フランスへ 行 ってないんやけ どね たまたまうちを 知 って うちで 働 かしてくれいうてね それはどこやな あの 東 京 の 大 学 いってて 自 分 の 食 べしろはね パチンコが 得 意 で パチンコで 稼 いで 生 活 費 にあてとった -エマウスの 活 動 は 普 段 で あとはパチンコですか? 谷 : ヤングエマウスの 活 動 て 毎 日 はないからね うちの 仕 事 手 伝 うこともしてくれて たし その 彼 が 4 年 ほど 学 校 いかなかったら 除 籍 されるってんで そろそろ 大 学 かえ ろうかなってんで 教 授 に 相 談 して 復 学 しよった 卒 業 してから 国 語 の 先 制 して 学 校 は 転 々と 変 わりよったけど いろいろなやつが おったわ - 学 生 しながら 来 ていたひとも 多 いんですか? 谷 : それはもちろん そういうのも 多 いよ -ほとんどが 大 学 生 ですか? 谷 : はじめは 社 会 人 もおったけどね 第 一 回 キャンプのときね キャンプもね 何 回 く らい 行 きおったかな 3 4 ぼくらもキャンプやっとったからね -それは 日 本 ですか? 谷 : キャンプは 方 々 はじめ 第 一 回 はね 東 京 の 修 道 院 でね 解 体 の 作 業 があって で それを 解 体 して あの 時 分 で 100 万 かなんかもらった ヤングがね そのあと 誰 もや ったことないでしょ ぼくが 責 任 者 みたいな 形 で 参 加 して あのう 東 京 の 責 任 者 で 大 学 の 先 生 の 菅 さんが 大 学 行 きながら 東 京 のコミュニティーの 責 任 者 やってて そ の 人 とふたりでね 鉄 やとか 紙 やとか 探 し 回 ったわけや だいたい 売 るとこがわかっ たからね その 時 分 でだいたい 150 万 かそこら 廃 品 回 収 で あの 時 分 は 値 がよかっ たからね 今 と 違 って それから 第 二 回 は エマウスの 家 を 拠 点 にね その 周 辺 で 回 収 して 第 三 回 は 京 都 で キャンプを 三 つつくった - 大 体 何 人 くらいいたんですか? 谷 : 京 都 ではね 各 キャンプで 20 人 以 上 集 まったね -ほぼ 学 生 ですか? 谷 : その 時 分 はほとんど 学 生 - 大 学 にいかない 人 もたくさんいましたか? 谷 : いや それはなかったと 思 う - 彼 は(パチンコの)ここに 住 んでいた? 谷 : 住 んでいた - 彼 がここにいる 間 は 他 のメンバーと 同 じように 生 活 は 保 障 されていたのですか? 谷 : 食 べることはね 他 のことは 自 分 で 稼 がないとしゃあない 3 年 ほどおったね で 最 後 4 年 目 になったら 学 校 いけんようになるから 教 授 と 相 談 して 帰 りますいうてか 23

25 えりよった で 無 事 卒 業 して 転 々としとったわ 国 語 教 師 -どうやって 当 時 の 学 生 たちはエマウスを 知 ったんでしょう? 谷 : 彼 の 場 合 は その 教 授 からこういうとこあるぞって 聞 いたと 思 うわ -そのころは 学 生 が 行 く 先 があったんですね 谷 : その 時 分 はね やっぱり 学 生 間 で おれこういうとこ 行 ってんねやぞっていう 話 が でて それが 口 づたいで 聞 いてくるようなケースが 多 かったね -もう 事 実 上 ヤングエマウスはないですが 最 後 の 年 はいつですか? 谷 : もう 20 年 前 やね ちょうど 経 済 的 に 豊 かになってきたときね -リサイクル 品 の 値 段 がどれくらいさがりました? 谷 : ぼくがこの 仕 事 はじめて 40 年 になるけど その 間 にね ぼくも 神 戸 でバタヤ 1 やっと って 新 聞 が 6 円 か 7 円 一 キロ 今 でも 新 聞 は 5 円 50 銭 やからね あの 時 分 は 店 屋 でも 普 通 の 家 でも 貯 めて 出 しとったもんね 今 はほとんど 貯 める 人 いなくなった 2 それをね 釜 におったバタヤさんがね 収 容 されるのが 嫌 で 公 園 なんかにテントは ってる そういう 人 たちが 値 段 安 いからね ふつうに 仕 切 り 3 もっていったら 3 円 か そういうので 買 ってくれる ぼくとこ 7 円 でね 買 ってる 彼 らを 援 助 するために 今 でもやってるけど もう 何 年 になるかな 7 8 年 になると 思 う 月 に 20 万 円 くらいうちの 持 ち 出 しになる 差 額 がね 4 釜 の 協 友 会 が 寄 付 金 とか 募 ってるんやけど その 中 からぼくらに 援 助 してくれる それである 程 度 は 助 かってんねけどね それでも 持 ち 出 しがやっぱりありますわ 持 ち 出 しってね ようするに バタヤさんに 仕 切 りわたすでしょ 目 方 量 って その 金 払 った 合 計 が 要 するに 赤 字 になってるわけ その 分 うちが 持 ち 出 しって 形 で そ れをある 程 度 協 友 会 から 援 助 してもらってる - 結 果 的 にはそのお 金 は 野 宿 者 に 届 いているわけですよね? 谷 : この 辺 の 公 園 なんかに ビニールのシート 張 って 生 活 してる ああいう 労 働 者 のな かで 束 縛 されるのがいやで 収 容 されるのがいやで 出 て 行 ってる 人 がおおいわ 自 分 で 自 活 してるんやからね ときどき 追 い 立 てられることがある -そこからどかされるんですか? 谷 : うん それに 対 しては やまちゃんていうあの 彼 らが 応 援 して 抗 議 してること がよくあった -そういう 野 宿 者 の 方 たちがエマウス 活 動 やることはできないんですか? 谷 : うん やっぱりちょっと 馴 染 みにくいんやと 思 うけどね -それは 彼 らにとって 束 縛 になるということでしょうか? 谷 : ああいう 点 やっぱりヨーロッパ 人 と 考 え 方 がちゃうみたい でも うちでも 釜 からきてる 人 何 人 かおる もう 50 歳 近 いひとやけどね 3 人 くらいきてます -そのようなケースでエマウスに 来 ることは 理 想 的 ではないですか? 谷 : 理 想 かどうかわからんね うちに 規 則 はない 規 則 つくったらみんな 嫌 がるからね 24

26 そやからもう 働 く 時 間 と 休 む 時 とそれを 決 めといてね 月 に 一 回 収 支 計 算 とかを ぼくから 報 告 したりして 自 由 であるからいてくれると 思 うわ ぼくはね はじめ 神 戸 におるときに 2 年 4 ヶ 月 ほどバタヤやっとって やってる 内 にね こんなことしとったら 一 生 バタヤや な 思 て で たまたまバラード 神 父 に 箕 面 に 支 部 があったからね そこで 果 樹 園 と 養 豚 とやっとたから 働 かしてくれんかなって そしたら さっそく 箕 面 つれて ってくれて バタヤっていうのはね 王 さんと 近 いような 自 由 があると 思 うねん もうほんと 金 が 無 かったら 食 わへんだけでね 金 があったらあそんどったらええしね でぼく らでも 思 たんは もうこんなことしとったら 堕 落 していくとおもってね 箕 面 行 って 養 豚 の 仕 事 はじめて でたまたまバラード 神 父 が 初 めての 休 暇 でフランスへ 帰 った ここのオグマル 神 父 っていうのが 代 役 してたんやけど そのときのここの 責 任 者 が 辞 めさせられて たまたまここへ 呼 ばれたんです もうそれから 40 年 でちょうど 35 歳 の 時 にきたからね 暁 光 会 ではぼくがいちばん 古 い 創 立 は 昭 和 31 年 -フランスで 発 足 してから すぐに 日 本 にもできていますね 谷 : そのじぶんね バラード 神 父 がね まだ 町 に 貧 しい 人 があふれてるでしょ とに かくそういう 活 動 したいと 思 ってね 東 京 に 蟻 の 街 のマリアっていわれている 北 原 さんを 頼 っていった ぼくがきた 時 はもう 彼 女 は 亡 くなってたけどね 彼 女 の 活 動 は 2 3 年 かな 北 原 さんはエマウスが 出 来 るまえから 活 動 されてた 神 戸 かえってバタヤやってくれというんで その 代 わり よく 事 情 を 知 っている 人 をつけてあげるからっていうんで それでこっちかえってきたわけ バラードさ ん 外 人 やし 一 人 ではできないからね だからその 人 がほとんどお 膳 立 てして はじ めたわけ エマユス 運 動 の 始 まり はじめはみんなやっぱり 入 ってきてくれなかったらしい で なんかのきっかけ でね ひとり 入 ってきたひとが あそこは 楽 で 飯 も 食 わせてくれて ええで って いうんで それで 人 が 入 ってきだした ぼくが 来 たときはもう 20 人 くらいおったな -20 人 くらいで もうやっていけるんですね? 谷 : 20 何 人 いうてもね 自 分 で 車 引 っ 張 っているひとは 自 分 の 稼 ぎ で 会 員 の 仕 事 して いるひとはトラックで 回 収 にでるわけ その 人 たちは 要 するに 小 遣 いというかた ちでエマウスからもらっていたわけ -エマウス 自 体 には 何 も 入 らないんですか? 谷 : エマウスには トラックで 回 収 に 行 くでしょ それがエマウスの 金 になるんよ で その 中 から 働 いた 人 に 小 遣 いを 一 週 間 になんぼかね - 週 何 日 くらい 回 収 に 出 るんですか? 谷 : 毎 日 会 員 はね ふたつに 分 かれてた 会 員 として 働 く 人 と ここに 住 まいをさし 25

27 てもらって 自 分 たちで 集 めてきて 会 に 買 ってもらう で 自 分 たちで 生 活 すると そういう 形 をとった ぼくがここにきた 時 も 自 分 の 車 引 っ 張 ってバタヤしてるひとが 5 6 人 おったか ね であとは 会 員 の 仕 事 やね 会 員 の 仕 事 いうてもあの 住 友 ビルで 出 る 紙 を 昭 和 37 年 くらいからずっと 暁 光 会 がやっている その 紙 の 整 理 があるでしょ 事 務 所 でゴミ 箱 の 中 にほうりこむでしょ それを 作 業 員 が 整 理 して もってかえってきて -それをまたリサイクルするわけですか? 谷 : ぼくをかわいがってくれたビル 管 理 の 上 の 方 のひとが おまえそんなんで 金 もう からんから 請 求 せいやいうて それで 金 もらえるようになった -どこに 請 求 するんですか? 谷 : 住 友 ビル 管 理 株 式 会 社 そこからもらえるようになって 年 々あげてくれって 頼 んで 今 は 月 45 万 もらう だから うちの 大 黒 柱 やねん 住 友 無 しではやっていけ んね 年 間 700 万 くらいになるから 仕 事 にうちから 2 人 で 行 ってるからね 車 で 行 って 大 体 半 日 かかるね -それを 毎 日 ですか? 谷 : 毎 日 むこうが 休 みに 日 以 外 はね はじめは 休 みがなかったけどね 今 はもうコ ンピュータをつかうようになってから だんだん 紙 がへってきて フロッピーで 残 しよるから 何 割 かもう 捨 てないといけない 紙 一 時 削 ろうかという 話 がでたらし いけど 年 末 は 応 援 に 行 ったりしてるけどね - 谷 さんも 回 収 などに 一 緒 に 行 かれるのですか? 谷 : ぼくのやれる 範 囲 のこと みんなで 二 階 で 選 別 したりね - 現 在 のメンバーの 数 は 何 人 ですか? 谷 : 15 人 ぼく 含 めて - 年 齢 構 成 はどのようになっていますか? 谷 : 20 いくつかな 23 から 30 代 2 人 40 代 3 人 がぼく バラン スはとれてる - 若 い 人 たちもいますね 谷 : リストラで 首 になったひととかね - 社 会 に 絶 望 してしまったということですか? 谷 : ほとんどね すきでやっているというのはない 食 わんがためにやってる ぼくが 来 た 翌 年 に バタヤを 無 くそうと 思 うんで みんなと 一 緒 に 働 かんかいうて 期 限 を 半 年 くらいつけてね バタヤをやりたい 人 は ここを 出 てやってほしいと ほたらね ひとり 中 で 働 くていうもんがでて あと 出 て 行 った 人 もおるけどね 最 後 まで 残 ったもんは 1 年 くらいして 出 て 行 った ほとんどバタヤさんをぼくらの なかで 収 容 して 一 緒 にやるようになって 一 本 化 したほうがええでしょ バタヤ さんを 抱 えているよりは 会 の 仕 事 を 一 本 化 するわけ バタヤを 廃 止 するわけ -もう 単 独 のバタヤさんはいないんですか? 谷 : 2 年 かかったけど 全 部 せいりできた 残 った 人 はみな 会 員 26

28 - 毎 日 働 いているんですか? 谷 : 体 の 調 子 が 悪 くない 限 りだいたいね みな -ピエール 神 父 には 会 われましたか? 谷 : 会 ったよ ここにも 来 たし 昔 ね チリで 紛 争 があったんよ そのときにアベ ピ エールはね 要 するに 労 働 者 側 にたっとって 危 ない 目 にあったらしいわ そのあ と チリからここによってかえったとおもう あの 人 は エマウスの 象 徴 的 なひとやからね ほとんど 自 分 で みなと 一 緒 には たらくということはしていない もう 年 も 年 やし パリに 案 内 所 ができてるんやろ エマウスの 案 内 所 - 今 日 はどうもありがとうございました ( 握 手 を 求 める) 谷 : ぼくね 右 手 が 悪 いの 今 なんとか 左 でできるけどね 注 : 1. 廃 品 回 収 を 主 な 収 入 源 にしながら 路 上 生 活 あるいは 社 会 住 宅 などで 生 活 している 人 々 の 俗 称 屑 屋 ともいう 2. 大 阪 釜 ヶ 崎 あいりん 地 区 とも 呼 ばれる 伝 統 的 に 日 雇 労 働 者 の 町 3. 集 めた 古 紙 などを 持 っていった 際 にもらえる 金 銭 のこと 4. 釜 ヶ 崎 キリスト 教 協 友 会 釜 ヶ 崎 で 支 援 活 動 をおこなっているキリスト 教 系 団 体 が 組 織 している 27

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