第 1 部 請 負 工 事 必 携 の 構 成 第 1 編 建 設 工 事 請 負 契 約 書 第 2 編 ( 欠 番 ) 第 3 編 ( 欠 番 ) 第 4 編 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 等 排 除 措 置 要 綱 等 第 5 編 請 負 工 事 監 督 技 術 基 準 第

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1 第 1 部 請 負 工 事 等 必 携 平 成 28 年 4 月 大 阪 広 域 水 道 企 業 団

2 第 1 部 請 負 工 事 必 携 の 構 成 第 1 編 建 設 工 事 請 負 契 約 書 第 2 編 ( 欠 番 ) 第 3 編 ( 欠 番 ) 第 4 編 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 等 排 除 措 置 要 綱 等 第 5 編 請 負 工 事 監 督 技 術 基 準 第 6 編 建 設 副 産 物 適 正 処 理 推 進 要 綱 第 7 編 再 生 資 源 の 利 用 の 促 進 について 第 8 編 建 設 工 事 に 伴 う 騒 音 振 動 対 策 技 術 指 針 第 9 編 コンクリート 中 の 塩 化 物 総 量 規 制 及 びアルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 実 施 要 領 第 10 編 薬 液 注 入 工 法 による 建 設 工 事 の 施 工 に 関 する 暫 定 指 針 第 11 編 薬 液 注 入 工 事 に 係 る 施 工 管 理 等 について 第 12 編 水 質 汚 濁 に 係 る 環 境 基 準 について 第 13 編 セメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 使 用 した 改 良 土 の 六 価 クロム 溶 出 試 験 実 施 要 領 ( 案 ) 第 14 編 RI 計 器 を 用 いた 盛 土 の 締 固 め 管 理 要 領 ( 案 ) 第 15 編 土 木 コンクリート 構 造 物 の 品 質 確 保 について に 係 るテスト ハンマーによる 強 度 推 定 調 査 及 びひび 割 れ 調 査 について 第 16 編 監 理 技 術 者 資 格 者 証 制 度 第 17 編 建 設 業 退 職 金 共 済 制 度 に 関 する 暫 定 指 導 事 項 第 18 編 安 全 工 事 施 工 管 理 必 携 ( 参 考 : 都 市 整 備 部 土 木 工 事 請 負 必 携 ) 第 19 編 建 設 機 械 施 工 安 全 技 術 指 針 第 20 編 建 設 工 事 公 衆 災 害 防 止 対 策 要 綱 第 21 編 工 事 現 場 における 標 示 施 設 等 の 設 置 基 準 第 22 編 道 路 工 事 保 安 施 設 設 置 基 準 ( 案 ) 第 23 編 非 破 壊 試 験 によるコンクリート 構 造 物 中 の 配 筋 状 態 及 びかぶり 測 定 要 領 ( 案 ) 第 24 編 微 破 壊 非 破 壊 試 験 によるコンクリート 構 造 物 の 強 度 測 定 試 行 要 領 ( 案 ) 第 25 編 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 公 共 測 量 作 業 規 程 第 26 編 レディーミクストコンクリート 単 位 水 量 測 定 要 領 ( 案 )

3 目 次 第 1 部 請 負 工 事 必 携 第 1 編 契 約 書 1. 建 設 工 事 請 負 契 約 書 ( 案 ) ( 別 記 ) 特 記 仕 様 書 [ 別 添 ] 仲 裁 合 意 書 建 設 工 事 に 係 る 資 材 の 再 資 源 化 等 に 関 する 法 律 に 基 づき 契 約 書 頭 書 第 6( 解 体 工 事 に 要 する 費 用 等 )に 定 める 書 面 4-1 説 明 書 ( 要 領 様 式 第 2 号 ) 別 解 体 等 の 計 画 等 ( 別 表 1~ 別 表 3) 法 第 13 条 及 び 省 令 第 4 条 に 基 づく 書 面 ( 要 領 様 式 第 3 号 ~ 第 5 号 ) 業 務 委 託 契 約 書 ( 案 ) 第 2 編 ( 欠 番 ) 第 3 編 ( 欠 番 ) 第 4 編 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 排 除 条 例 等 1. 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 排 除 条 例 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 等 排 除 措 置 要 綱 別 表 第 5 編 請 負 工 事 監 督 技 術 基 準 1. 請 負 工 事 監 督 技 術 基 準 第 1 条 目 的 第 2 条 用 語 の 定 義 第 3 条 監 督 の 実 施 別 表 1( 段 階 確 認 一 覧 ) 別 表 2( 施 工 状 況 一 覧 ) 参 考 第 6 編 建 設 副 産 物 適 正 処 理 推 進 要 綱 第 1 章 総 則 第 2 章 関 係 者 の 責 務 と 役 割 第 3 章 計 画 の 作 成 等 第 4 章 建 設 発 生 土 第 5 章 建 設 廃 棄 物 第 6 章 建 設 廃 棄 物 ごとの 留 意 事 項 別 表 1 建 築 物 に 係 る 解 体 工 事 別 表 2 建 築 物 に 係 る 新 築 工 事 等 ( 新 築 増 築 修 繕 模 様 替 ) 別 表 3 建 築 物 以 外 のものに 係 る 解 体 工 事 又 は 新 築 工 事 等 ( 土 木 工 事 等 ) 第 7 編 再 生 資 源 の 利 用 の 促 進 について 第 8 編 建 設 工 事 に 伴 う 騒 音 振 動 対 策 技 術 指 針 Ⅰ 総 論 第 1 章 目 的 第 2 章 適 用 範 囲

4 第 3 章 現 行 法 令 第 4 章 対 策 の 基 本 事 項 第 5 章 現 地 調 査 Ⅱ 各 論 第 6 章 土 工 第 7 章 運 搬 工 第 8 章 岩 石 掘 削 工 第 9 章 基 礎 工 第 10 章 土 留 工 第 11 章 コンクリート 工 第 12 章 舗 装 工 第 13 章 鋼 構 造 物 工 第 14 章 構 造 物 とりこわし 工 第 15 章 トンネル 工 第 16 章 シールド 推 進 工 第 17 章 軟 弱 地 盤 処 理 工 第 18 章 仮 設 工 第 19 章 空 気 圧 縮 機 発 動 発 電 機 等 第 9 編 コンクリート 中 の 塩 化 物 総 量 規 制 及 びアルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 実 施 要 領 1.コンクリート 中 の 塩 化 物 総 量 規 制 及 びアルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 実 施 要 領 Ⅰ.コンクリート 中 の 塩 化 物 総 量 規 制 アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 ( 土 木 構 造 物 ) 実 施 要 領 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 (モルタルバー 法 ) 国 土 交 通 省 法 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 ( 化 学 法 ) 国 土 交 通 省 法 第 10 編 薬 液 注 入 工 法 による 建 設 工 事 の 施 工 に 関 する 暫 定 指 針 1. 薬 液 注 入 工 法 による 建 設 工 事 の 施 工 に 関 する 暫 定 指 針 ( 別 添 ) 薬 液 注 入 工 法 による 建 設 工 事 の 施 工 に 関 する 暫 定 指 針 第 1 章 総 則 第 2 章 薬 液 注 入 工 法 の 選 定 第 3 章 設 計 及 び 施 工 第 4 章 地 下 水 等 の 水 質 の 監 視 別 表 -1( 水 質 基 準 ) 別 表 -2( 排 水 基 準 ) 第 11 編 薬 液 注 入 工 事 に 係 る 施 工 管 理 等 について ( 別 紙 1) 薬 液 注 入 工 事 に 係 る 施 工 管 理 等 について ( 別 紙 2) 薬 液 注 入 工 法 に 係 る 条 件 明 示 事 項 等 について 第 12 編 水 質 汚 濁 に 係 る 環 境 基 準 について 第 1 環 境 基 準 第 2 公 共 用 水 域 の 水 質 の 測 定 方 法 等 第 3 環 境 基 準 の 達 成 期 間 等 第 4 環 境 基 準 の 見 直 し 第 13 編 セメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 使 用 した 改 良 土 の 六 価 クロム 溶 出 試 験 実 施 要 領 ( 案 ) 1.セメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 使 用 した 改 良 土 の 六 価 クロム

5 溶 出 試 験 実 施 要 領 ( 案 ) ( 添 付 試 料 1) 土 壌 の 汚 染 に 係 る 環 境 基 準 について( 抜 粋 ) ( 添 付 資 料 2)タンクリーチング 試 験 について 第 14 編 RI 計 器 を 用 いた 盛 土 の 締 固 め 管 理 要 領 ( 案 ) 第 1 章 総 則 適 用 の 範 囲 目 的 第 2 章 RI 計 器 による 測 定 方 法 計 器 の 種 類 検 定 方 法 RI 計 器 による 測 定 方 法 第 3 章 RI 計 器 による 締 固 め 管 理 締 固 め 管 理 指 標 水 分 補 正 礫 に 対 するRI 計 器 の 適 用 範 囲 管 理 単 位 の 設 定 及 びデータ 採 取 管 理 基 準 値 データの 採 取 方 法 データの 管 理 是 正 処 置 第 15 編 土 木 コンクリート 構 造 物 の 品 質 確 保 について に 係 る テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 及 びひび 割 れ 調 査 について 土 木 コンクリート 構 造 物 の 品 質 確 保 について の 運 用 について テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 圧 縮 強 度 試 験 ひび 割 れ 発 生 状 況 の 調 査 ( 様 式 1)テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 表 ( 様 式 2)ひび 割 れ 調 査 表 ( 別 添 )ひび 割 れ 調 査 結 果 の 評 価 に 関 する 留 意 事 項 第 16 編 監 理 技 術 者 資 格 者 証 制 度 第 17 編 建 設 業 退 職 金 共 済 制 度 に 関 する 暫 定 指 導 事 項 第 18 編 安 全 工 事 施 工 管 理 必 携 Ⅰ. 土 木 工 事 安 全 施 工 技 術 指 針 等 第 1 章 総 則 第 1 節 総 則 第 2 節 事 前 調 査 第 3 節 施 工 計 画 第 4 節 工 事 現 場 管 理 第 2 章 安 全 措 置 一 般 第 1 節 作 業 環 境 への 配 慮 第 2 節 工 事 現 場 周 辺 の 危 害 防 止 第 3 節 立 入 禁 止 の 措 置 第 4 節 監 視 員 誘 導 員 等 の 配 置 第 5 節 墜 落 防 止 の 措 置 第 6 節 飛 来 落 下 の 防 止 措 置 第 7 節 異 常 気 象 時 の 対 策

6 第 8 節 火 災 予 防 第 9 節 工 事 現 場 のイメージアップ 第 10 節 現 場 管 理 第 3 章 地 下 埋 設 物 一 般 第 1 節 工 事 内 容 の 把 握 第 2 節 事 前 確 認 第 3 節 施 工 計 画 第 4 節 現 場 管 理 第 4 章 機 械 装 置 設 備 一 般 第 1 節 建 設 機 械 作 業 の 一 般 的 留 意 事 項 第 2 節 建 設 機 械 の 運 用 第 3 節 建 設 機 械 の 搬 送 第 4 節 据 付 型 据 置 型 機 械 装 置 第 5 節 移 動 式 クレーン 作 業 第 6 節 賃 貸 機 械 等 の 使 用 第 5 章 仮 設 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 土 留 支 保 工 第 3 節 仮 締 切 工 第 4 節 足 場 等 第 5 節 通 路 昇 降 設 備 桟 橋 等 第 6 節 作 業 床 作 業 構 台 第 7 節 仮 設 定 置 機 械 設 備 第 8 節 仮 設 電 気 設 備 第 9 節 溶 接 作 業 第 6 章 運 搬 工 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 トラック ダンプトラック トレーラー 等 第 3 節 不 整 地 運 搬 車 第 4 節 コンベヤ 第 5 節 機 関 車 運 搬 車 第 6 節 索 道 及 びケーブルクレーン 第 7 節 インクライン 第 7 章 土 工 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 人 力 掘 削 第 3 節 機 械 掘 削 第 4 節 盛 土 工 及 びのり 面 工 第 5 節 発 破 掘 削 第 8 章 基 礎 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 既 成 杭 基 礎 工 第 3 節 機 械 掘 削 基 礎 工 第 4 節 オープンケーソン 基 礎 工 事 深 礎 工 法 その 他 第 9 章 コンクリート 工 事 第 1 節 一 般 事 項

7 第 2 節 鉄 筋 工 第 3 節 型 枠 工 第 4 節 コンクリート 工 第 10 章 圧 気 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 圧 気 作 業 第 3 節 仮 設 備 第 4 節 施 工 中 の 調 査 及 び 管 理 第 5 節 ニューマチックケーソン 基 礎 工 事 第 11 章 鉄 道 付 近 の 工 事 第 1 節 事 前 協 議 及 び 事 前 調 査 第 2 節 近 接 作 業 第 3 節 各 種 作 業 第 12 章 土 石 流 の 到 達 するおそれのある 現 場 での 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 13 章 道 路 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 交 通 保 安 施 設 第 3 節 道 路 舗 装 第 4 節 維 持 修 繕 工 事 第 5 節 道 路 除 雪 第 14 章 橋 梁 工 事 ( 架 設 工 事 ) 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 鋼 橋 架 設 設 備 第 3 節 鋼 橋 架 設 作 業 第 4 節 PC 橋 架 設 設 備 第 5 節 PC 橋 架 設 作 業 第 15 章 山 岳 トンネル 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 仮 設 備 第 3 節 作 業 環 境 保 全 第 4 節 粉 じん 対 策 第 5 節 爆 発 火 災 防 止 第 6 節 避 難 救 護 措 置 第 7 節 可 燃 性 ガス 対 策 第 8 節 掘 削 工 第 9 節 運 搬 工 第 10 節 支 保 工 第 11 節 覆 工 第 16 章 シールド 推 進 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 仮 設 備 第 3 節 立 坑 工 事 第 4 節 シールド 工 事 第 5 節 推 進 工 事 第 17 章 河 川 及 び 海 岸 工 事

8 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 水 辺 及 び 水 上 作 業 第 3 節 潜 水 作 業 第 4 節 作 業 船 及 び 台 船 作 業 第 18 章 ダム 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 基 礎 掘 削 工 第 3 節 基 礎 処 理 工 第 4 節 堤 体 コンクリート 工 事 第 5 節 ダム 材 料 盛 立 工 事 (フィルタイプダム) 第 19 章 構 築 物 の 取 り 壊 し 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 取 り 壊 し 工 Ⅱ. 水 質 汚 濁 にかかる 環 境 基 準 について 第 19 編 建 設 機 械 施 工 安 全 技 術 指 針 第 Ⅰ 編 総 論 第 1 章 目 的 第 2 章 適 用 範 囲 第 3 章 安 全 対 策 の 基 本 事 項 第 4 章 安 全 関 係 法 令 第 Ⅱ 編 共 通 事 項 第 5 章 現 地 調 査 第 6 章 施 工 計 画 第 7 章 現 場 管 理 第 8 章 建 設 機 械 の 一 般 管 理 第 9 章 建 設 機 械 の 搬 送 第 10 章 賃 貸 機 械 等 の 使 用 第 Ⅲ 編 各 種 作 業 第 11 章 掘 削 工 積 込 工 第 12 章 運 搬 工 第 13 章 締 固 め 工 第 14 章 仮 締 切 工 土 留 支 保 工 第 15 章 基 礎 工 地 盤 改 良 工 第 16 章 クレーン 工 リフト 工 等 第 17 章 コンクリ-ト 工 第 18 章 構 造 物 取 壊 し 工 第 19 章 舗 装 工 第 20 章 トンネル 工 第 21 章 シ-ルド 掘 進 工 推 進 工 第 22 章 道 路 維 持 修 繕 工 第 23 章 橋 梁 工 第 20 編 建 設 工 事 公 衆 災 害 防 止 対 策 要 綱 第 1 章 総 則 第 2 章 作 業 場 第 3 章 交 通 対 策 第 4 章 軌 道 等 の 保 全

9 第 5 章 埋 設 物 第 6 章 土 留 工 第 7 章 覆 工 第 8 章 補 助 工 法 第 9 章 湧 水 等 の 処 理 第 10 章 建 設 副 産 物 の 処 理 第 11 章 埋 戻 し 第 12 章 機 械 電 気 第 13 章 地 下 掘 進 工 事 第 14 章 高 所 作 業 第 15 章 型 枠 支 保 工 足 場 等 第 16 章 火 災 及 び 酸 素 欠 乏 症 の 防 止 第 17 章 その 他 第 21 編 工 事 現 場 における 標 示 施 設 等 の 設 置 基 準 1. 工 事 の 標 示 防 護 施 設 等 の 設 置 迂 回 路 の 標 示 色 彩 管 理 別 紙 様 式 別 紙 様 式 参 考 ( 標 示 例 設 置 方 法 の 例 ) 第 22 編 道 路 工 事 保 安 施 設 設 置 基 準 ( 案 ) 1. 保 安 施 設 設 置 標 準 図 一 覧 表 保 安 施 設 の 設 置 目 的 保 安 施 設 標 準 様 式 図 第 23 編 非 破 壊 試 験 によるコンクリート 構 造 物 中 の 配 筋 状 態 及 び かぶり 測 定 要 領 ( 案 ) 1. はじめに 適 用 範 囲 施 工 者 の 実 施 事 項 試 験 法 の 選 定 事 前 準 備 (1) 設 計 諸 元 の 事 前 確 認 (2) 施 工 計 画 書 への 記 載 測 定 の 実 施 及 び 判 定 測 定 に 関 する 資 料 の 提 出 等 監 督 職 員 の 実 施 事 項 採 用 する 試 験 法 の 承 諾 施 工 計 画 書 における 記 載 事 項 の 把 握 測 定 の 立 会 及 び 報 告 書 の 確 認 検 査 職 員 の 実 施 事 項 測 定 方 法 試 験 法 について (1) 対 象 構 造 物 に 適 用 試 験 法 (2) 試 験 法 の 採 用 条 件 等

10 (3) 非 破 壊 試 験 における 留 意 点 (4) 測 定 手 順 測 定 者 測 定 位 置 (1) 測 定 位 置 の 選 定 判 定 基 準 非 破 壊 試 験 による 測 定 の 省 略 について (1) 橋 梁 下 部 工 柱 部 (2) ボックスカルバート 第 24 編 微 破 壊 非 破 壊 試 験 によるコンクリート 構 造 物 の 強 度 測 定 要 領 1. はじめに 摘 要 範 囲 施 工 者 の 実 施 事 項 試 験 法 の 選 定 事 前 準 備 非 破 壊 試 験 の 実 施 及 び 判 定 測 定 に 関 する 資 料 の 提 出 等 監 督 職 員 の 実 施 事 項 採 用 する 試 験 法 の 承 諾 施 工 計 画 書 における 記 載 事 項 の 把 握 測 定 の 立 会 及 び 報 告 書 の 確 認 検 査 職 員 の 実 施 事 項 測 定 方 法 試 験 法 について 測 定 者 測 定 回 数 測 定 位 置 判 定 基 準 測 定 における 測 線 の 縮 減 について 第 25 編 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 公 共 測 量 作 業 規 程 第 1 条 趣 旨 第 2 条 準 用 規 程 第 3 条 読 替 え 公 共 測 量 作 業 規 程 承 認 書 第 26 編 レディーミクストコンクリート 単 位 水 量 測 定 要 領 ( 案 ) 1. 適 用 範 囲 測 定 機 器 品 質 の 管 理 単 位 水 量 の 管 理 基 準 単 位 水 量 の 管 理 記 録 測 定 頻 度 管 理 基 準 値 測 定 結 果 と 対 応 ⑴ 管 理 基 準 値 ⑵ 測 定 結 果 と 対 応 レテ ィーミクストコンクリートの 単 位 水 量 測 定 の 管 理 フロー 図 レテ ィーミクストコンクリートの 単 位 水 量 測 定 の 管 理 図

11 第 1 編 契 約 書

12 28-1 建 設 工 事 請 負 契 約 書 ( 案 ) 1 工 事 名 称 2 工 事 場 所 3 工 期 契 約 締 結 の 日 から 平 成 年 月 日 まで 4 請 負 代 金 額 うち 取 引 に 係 る 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 額 5 契 約 保 証 金 6 解 体 工 事 に 要 する 費 用 等 十 億 百 万 千 円 納 付 (ただし 有 価 証 券 等 の 提 供 又 は 金 融 機 関 若 しくは 保 証 事 業 会 社 の 保 証 をもって 納 付 に 代 えることができ 公 共 工 事 履 行 保 証 証 券 による 保 証 を 付 し 又 は 履 行 保 証 保 険 契 約 の 締 結 を 行 った 場 合 は 免 除 する ) 建 設 工 事 が 建 設 工 事 に 係 る 資 材 の 再 資 源 化 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 12 年 法 律 104 号 ) 第 9 条 第 1 項 に 規 定 する 対 象 建 設 工 事 の 場 合 は (1) 分 別 解 体 等 の 方 法 (2) 解 体 工 事 に 要 する 費 用 (3) 再 資 源 化 等 をするための 施 設 の 名 称 及 び 所 在 地 (4) 再 資 源 化 等 に 要 す る 費 用 について それぞれ 別 添 書 面 に 記 載 する 7 適 用 除 外 条 項 上 記 の 工 事 について 発 注 者 と 受 注 者 は 各 々 対 等 な 立 場 における 合 意 に 基 づいて 別 添 の 条 項 ( 適 用 除 外 条 項 は 上 記 7のとおり )によって 公 正 な 請 負 契 約 を 締 結 し 信 義 に 従 って 誠 実 にこれを 履 行 するものとする また 受 注 者 が 共 同 企 業 体 を 結 成 している 場 合 には 受 注 者 は 別 紙 の 共 同 企 業 体 協 定 書 により 契 約 書 記 載 の 工 事 を 共 同 連 帯 して 請 け 負 うものとする この 契 約 の 締 結 を 証 するため 本 書 2 通 を 作 成 し 当 事 者 記 名 押 印 の 上 各 1 通 を 保 有 する 平 成 年 月 日 発 注 者 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 企 業 長 竹 山 修 身 受 注 者 所 在 地 商 号 又 は 名 称 代 表 者 氏 名 1-1-1

13 ( 総 則 ) 第 1 条 発 注 者 及 び 受 注 者 は この 契 約 書 ( 頭 書 を 含 む 以 下 同 じ ) に 基 づき 設 計 図 書 ( 別 冊 の 図 面 仕 様 書 金 額 を 記 載 しない 設 計 書 ( 発 注 者 が 配 付 した 場 合 に 限 る ) 補 足 説 明 書 及 び 質 問 回 答 書 をいう 以 下 同 じ ) に 従 い 日 本 国 の 法 令 を 遵 守 し この 契 約 (この 契 約 書 及 び 設 計 図 書 を 内 容 とする 工 事 の 請 負 契 約 をいう 以 下 同 じ ) を 履 行 しなければならない 2 受 注 者 は 契 約 書 記 載 の 工 事 を 契 約 書 記 載 の 工 期 内 に 完 成 し 工 事 目 的 物 を 発 注 者 に 引 き 渡 すも のとし 発 注 者 は その 請 負 代 金 を 支 払 うものとする 3 仮 設 施 工 方 法 その 他 工 事 目 的 物 を 完 成 するために 必 要 な 一 切 の 手 段 ( 以 下 施 工 方 法 等 という ) については この 契 約 書 及 び 設 計 図 書 に 特 別 の 定 めがある 場 合 を 除 き 受 注 者 がその 責 任 において 定 める 4 受 注 者 は この 契 約 の 履 行 に 関 して 知 り 得 た 秘 密 を 他 人 に 漏 らしてはならない 5 この 契 約 書 に 定 める 請 求 通 知 報 告 申 出 承 諾 及 び 解 除 は 書 面 により 行 わなければならな い 6 この 契 約 の 履 行 に 関 して 発 注 者 と 受 注 者 との 間 で 用 いる 言 語 は 日 本 語 とする 7 この 契 約 書 に 定 める 金 銭 の 支 払 いに 用 いる 通 貨 は 日 本 円 とする 8 この 契 約 の 履 行 に 関 して 発 注 者 と 受 注 者 との 間 で 用 いる 計 量 単 位 は 設 計 図 書 に 特 別 の 定 めがあ る 場 合 を 除 き 計 量 法 ( 平 成 4 年 法 律 第 51 号 )に 定 めるものとする 9 この 契 約 書 及 び 設 計 図 書 における 期 間 の 定 めについては 民 法 ( 明 治 29 年 法 律 第 89 号 ) 及 び 商 法 ( 明 治 32 年 法 律 第 48 号 )の 定 めるところによるものとする 10 この 契 約 は 日 本 国 の 法 令 に 準 拠 するものとする 11 この 契 約 に 係 る 訴 訟 については 日 本 国 の 裁 判 所 をもって 合 意 による 専 属 的 管 轄 裁 判 所 とする 12 発 注 者 は 受 注 者 が 共 同 企 業 体 を 結 成 している 場 合 においては この 契 約 に 基 づくすべての 行 為 を 共 同 企 業 体 の 代 表 者 に 対 して 行 うものとし 発 注 者 が 当 該 代 表 者 に 対 して 行 ったこの 契 約 に 基 づくす べての 行 為 は 当 該 企 業 体 のすべての 構 成 員 に 対 して 行 ったものとみなす また 受 注 者 は 発 注 者 に 対 して 行 うこの 契 約 に 基 づくすべての 行 為 について 当 該 代 表 者 を 通 じて 行 わなければならない ( 関 連 工 事 の 調 整 ) 第 2 条 発 注 者 は 受 注 者 の 施 工 する 工 事 及 び 発 注 者 の 発 注 に 係 る 第 三 者 の 施 工 する 他 の 工 事 が 施 工 上 密 接 に 関 連 する 場 合 において 必 要 があるときは その 施 工 につき 調 整 を 行 うものとする こ の 場 合 においては 受 注 者 は 発 注 者 の 調 整 に 従 い 当 該 第 三 者 の 行 う 工 事 の 円 滑 な 施 工 に 協 力 し なければならない ( 工 程 表 ) 第 3 条 受 注 者 は この 契 約 締 結 後 14 日 以 内 に 設 計 図 書 に 基 づいて 工 程 表 を 作 成 し 発 注 者 に 提 出 しなければならない 2 発 注 者 は 前 項 の 工 程 表 の 提 出 を 受 け 不 適 当 と 認 めたときは 受 注 者 と 協 議 するものとする ( 契 約 の 保 証 ) 第 4 条 (A) 受 注 者 は この 契 約 の 締 結 と 同 時 に 請 負 代 金 額 の 100 分 の 10 以 上 の 契 約 保 証 金 を 納 付 しなければならない ただし 契 約 保 証 金 の 納 付 は 次 の 各 号 のいずれかに 掲 げる 担 保 の 提 供 をもって 代 えることができる (1) 国 債 又 は 地 方 債 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 値 は 額 面 金 額 又 は 登 録 金 額 による (2) 政 府 の 保 証 のある 債 券 又 は 銀 行 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 農 林 中 央 金 庫 若 しくは 全 国 を 地 区 とする 信 用 金 庫 連 合 会 の 発 行 する 債 券 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 値 は 額 面 金 額 又 は 登 録 金 額 ( 発 行 価 格 が 額 面 金 額 又 は 登 録 金 額 と 異 なるときは 発 行 価 格 )の 八 割 に 相 当 する 金 額 による (3) 銀 行 又 は 発 注 者 が 確 実 と 認 める 金 融 機 関 ( 出 資 の 受 入 れ 預 り 金 及 び 金 利 等 の 取 締 りに 関 する 法 律 ( 昭 和 29 年 法 律 第 195 号 ) 第 3 条 に 規 定 する 金 融 機 関 ( 銀 行 を 除 く ) をいう 以 下 この 項 に おいて 同 じ ) が 振 り 出 し 又 は 支 払 保 証 をした 小 切 手 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 1-1-2

14 値 は 小 切 手 金 額 による (4) 銀 行 又 は 発 注 者 が 確 実 と 認 める 金 融 機 関 が 引 き 受 け 又 は 保 証 若 しくは 裏 書 をした 手 形 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 値 は 手 形 金 額 による (5) 銀 行 又 は 発 注 者 が 確 実 と 認 める 金 融 機 関 に 対 する 定 期 預 金 債 権 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 値 は 当 該 債 権 の 証 書 に 記 載 された 債 権 金 額 による (6) 銀 行 又 は 発 注 者 が 確 実 と 認 める 金 融 機 関 の 保 証 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 値 は 保 証 書 に 記 載 された 保 証 金 額 による (7) 公 共 工 事 前 払 金 保 証 事 業 に 関 する 法 律 ( 昭 和 27 年 法 律 第 184 号 ) 第 2 条 第 4 項 に 規 定 する 保 証 事 業 会 社 の 保 証 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 値 は 保 証 書 に 記 載 された 保 証 金 額 によ る 2 前 項 の 規 定 に 係 わらず 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは 契 約 保 証 金 の 全 部 又 は 一 部 を 免 除 する (1) この 契 約 による 債 務 の 不 履 行 により 生 ずる 損 害 をてん 補 する 履 行 保 証 保 険 契 約 の 締 結 (2) この 契 約 による 債 務 の 履 行 を 保 証 する 公 共 工 事 履 行 保 証 契 約 の 締 結 3 第 2 項 第 1 号 の 場 合 においては 履 行 保 証 保 険 契 約 の 締 結 後 直 ちにその 保 険 証 券 を 発 注 者 に 寄 託 しなければならない 4 請 負 代 金 額 の 変 更 があった 場 合 には 契 約 保 証 金 が 変 更 後 の 請 負 代 金 額 の 100 分 の 10 に 達 するま で 発 注 者 は 契 約 保 証 金 の 増 額 を 請 求 することができ 受 注 者 は 契 約 保 証 金 の 減 額 を 請 求 する ことができる 第 4 条 (B) 受 注 者 は この 契 約 の 締 結 と 同 時 に この 契 約 による 債 務 の 履 行 を 保 証 する 公 共 工 事 履 行 保 証 証 券 による 保 証 ( 瑕 疵 担 保 特 約 を 付 したものに 限 る ) を 付 さなければならない 2 前 項 の 場 合 において 保 証 金 額 は 請 負 代 金 額 の100 分 の30 以 上 としなければならない 3 請 負 代 金 額 の 変 更 があったときには 保 証 金 額 が 変 更 後 の 請 負 代 金 額 の100 分 の30に 達 するまで 発 注 者 は 保 証 金 額 の 増 額 を 請 求 することができ 受 注 者 は 保 証 金 額 の 減 額 を 請 求 することがで きる ( 権 利 義 務 の 譲 渡 等 ) 第 5 条 受 注 者 は この 契 約 により 生 ずる 権 利 又 は 義 務 を 第 三 者 に 譲 渡 し 又 は 承 継 させてはならな い ただし あらかじめ 発 注 者 の 承 諾 を 得 たときはこの 限 りでない 2 受 注 者 は 工 事 目 的 物 並 びに 工 事 材 料 ( 工 場 製 品 を 含 む 以 下 同 じ ) のうち 第 13 条 第 2 項 の 規 定 による 検 査 に 合 格 したもの 及 び 第 37 条 第 3 項 の 規 定 による 部 分 払 のための 確 認 を 受 けたものを 第 三 者 に 譲 渡 し 貸 与 し 又 は 抵 当 権 その 他 の 担 保 の 目 的 に 供 してはならない ただし あらかじめ 発 注 者 の 承 諾 を 得 た 場 合 は この 限 りでない ( 一 括 委 任 又 は 一 括 下 請 負 の 禁 止 ) 第 6 条 受 注 者 は 工 事 の 全 部 若 しくはその 主 たる 部 分 又 は 他 の 部 分 から 独 立 してその 機 能 を 発 揮 す る 工 作 物 の 工 事 を 一 括 して 第 三 者 に 委 任 し 又 は 請 け 負 わせてはならない ( 受 任 者 又 は 下 請 負 人 の 通 知 等 及 び 誓 約 書 の 提 出 ) 第 7 条 受 注 者 は 工 事 の 一 部 を 第 三 者 に 委 任 し 又 は 請 け 負 わせようとするときは 受 任 者 又 は 下 請 負 人 の 名 称 委 任 し 又 は 請 け 負 わせる 工 事 の 内 容 その 他 発 注 者 が 必 要 とする 事 項 を 書 面 により 発 注 者 に 通 知 しなければならない 2 受 注 者 は 前 項 の 規 定 する 場 合 において 受 任 者 又 は 下 請 負 人 から 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 排 除 条 例 ( 平 成 23 年 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 条 例 第 34 号 ) 第 2 条 第 2 号 に 規 定 する 暴 力 団 員 又 は 同 条 第 3 号 に 規 定 する 暴 力 団 密 接 関 係 者 でないことを 表 明 した 誓 約 書 を 徴 取 し 発 注 者 に 提 出 しなければ ならない 3 受 注 者 は 入 札 参 加 停 止 の 措 置 を 受 けている 者 (ただし 民 事 再 生 法 ( 平 成 11 年 法 律 第 225 号 )の 規 定 による 再 生 手 続 開 始 の 申 立 て 又 は 会 社 更 生 法 ( 平 成 14 年 法 律 第 154 号 )の 規 定 による 更 生 手 続 開 1-1-3

15 始 の 申 立 てをしたことにより 入 札 参 加 停 止 措 置 を 受 けたものを 除 く) 及 び 入 札 参 加 除 外 措 置 を 受 けている 者 並 びに 第 47 条 の3 第 1 項 各 号 に 該 当 する 者 を 受 任 者 又 は 下 請 負 人 としてはならない 4 受 注 者 が 入 札 参 加 除 外 措 置 を 受 けた 者 又 は 第 47 条 の3 第 1 項 各 号 に 該 当 する 者 を 受 任 者 又 は 下 請 負 人 としていた 場 合 は 発 注 者 は 受 注 者 に 対 して 当 該 契 約 の 解 除 を 求 めることができる 5 前 項 の 規 定 により 契 約 の 解 除 を 行 った 場 合 の 一 切 の 責 任 は 受 注 者 が 負 うものとする ( 特 許 権 等 の 使 用 ) 第 8 条 受 注 者 は 特 許 権 実 用 新 案 権 意 匠 権 商 標 権 その 他 日 本 国 の 法 令 に 基 づき 保 護 される 第 三 者 の 権 利 ( 以 下 特 許 権 等 という ) の 対 象 となっている 工 事 材 料 施 工 方 法 等 を 使 用 するときは その 使 用 に 関 する 一 切 の 責 任 を 負 わなければならない ただし 発 注 者 がその 工 事 材 料 施 工 方 法 等 を 指 定 した 場 合 において 設 計 図 書 に 特 許 権 等 の 対 象 である 旨 の 明 示 がなく かつ 受 注 者 がその 存 在 を 知 らなかったときは 発 注 者 は 受 注 者 がその 使 用 に 関 して 要 した 費 用 を 負 担 しなければならな い ( 監 督 職 員 ) 第 9 条 発 注 者 は 監 督 職 員 ( 職 員 以 外 の 外 部 の 者 で 発 注 者 がその 権 限 を 委 任 した 者 を 含 む 以 下 同 じ ) を 置 いたときは その 氏 名 を 受 注 者 に 通 知 しなければならない 監 督 職 員 を 変 更 したときも 同 様 とする 2 監 督 職 員 は この 契 約 書 の 他 の 条 項 に 定 めるもの 及 びこの 契 約 書 に 基 づく 発 注 者 の 権 限 とされる 事 項 のうち 発 注 者 が 必 要 と 認 めて 監 督 職 員 に 委 任 したもののほか 設 計 図 書 に 定 めるところにより 次 に 掲 げる 権 限 を 有 する (1) この 契 約 の 履 行 についての 受 注 者 又 は 受 注 者 の 現 場 代 理 人 に 対 する 指 示 承 諾 又 は 協 議 (2) 設 計 図 書 に 基 づく 工 事 の 施 工 のための 詳 細 図 等 の 作 成 及 び 交 付 又 は 受 注 者 が 作 成 した 詳 細 図 等 の 承 諾 (3) 設 計 図 書 に 基 づく 工 程 の 管 理 立 会 い 工 事 の 施 工 状 況 の 検 査 又 は 工 事 材 料 の 試 験 若 しくは 検 査 ( 確 認 を 含 む ) 3 発 注 者 は 2 名 以 上 の 監 督 職 員 を 置 き 前 項 の 権 限 を 分 担 させたときにあってはそれぞれの 監 督 職 員 の 有 する 権 限 の 内 容 を 監 督 職 員 にこの 契 約 書 に 基 づく 発 注 者 の 権 限 の 一 部 を 委 任 したときに あっては 当 該 委 任 した 権 限 の 内 容 を 受 注 者 に 通 知 しなければならない 4 第 2 項 の 規 定 による 監 督 職 員 の 指 示 又 は 承 諾 は 原 則 として 書 面 により 行 わなければならない 5 発 注 者 が 監 督 職 員 を 置 いたときは この 契 約 書 に 定 める 請 求 通 知 報 告 申 出 承 諾 及 び 解 除 については 設 計 図 書 に 定 めるものを 除 き 監 督 職 員 を 経 由 して 行 うものとする この 場 合 におい ては 監 督 職 員 に 到 達 した 日 をもって 発 注 者 に 到 達 したものとみなす 6 発 注 者 が 監 督 職 員 を 置 かないときは この 契 約 書 に 定 める 監 督 職 員 の 権 限 は 発 注 者 に 帰 属 する ( 現 場 代 理 人 及 び 主 任 技 術 者 等 ) 第 10 条 受 注 者 は 次 の 各 号 に 掲 げる 者 を 定 めて 工 事 現 場 に 設 置 し 設 計 図 書 に 定 めるところにより その 氏 名 その 他 必 要 な 事 項 を 発 注 者 に 通 知 しなければならない これらの 者 を 変 更 したときも 同 様 とする (1) 現 場 代 理 人 (2) 主 任 技 術 者 ( 建 設 業 法 ( 昭 和 24 年 法 律 第 100 号 ) 第 26 条 第 1 項 に 規 定 する 主 任 技 術 者 をいう ) 又 は 監 理 技 術 者 ( 建 設 業 法 第 26 条 第 2 項 に 規 定 する 監 理 技 術 者 をいう ) また 同 法 第 26 条 第 3 項 に 該 当 する 場 合 は 専 任 の 技 術 者 とする ただし 当 該 工 事 が 同 法 第 26 条 第 4 項 の 工 事 にも 該 当 する 場 合 は 監 理 技 術 者 資 格 者 証 の 交 付 を 受 けた 専 任 の 監 理 技 術 者 とす る (3) 専 門 技 術 者 ( 建 設 業 法 第 26 条 の2に 規 定 する 技 術 者 をいう 以 下 同 じ ) 2 現 場 代 理 人 は この 契 約 の 履 行 に 関 し 工 事 現 場 に 常 駐 し その 運 営 取 締 まりを 行 うほか 請 負 代 金 額 の 変 更 工 期 の 変 更 請 負 代 金 の 請 求 及 び 受 領 第 12 条 第 1 項 の 請 求 の 受 理 同 条 第 3 項 の 決 定 及 び 通 知 並 びにこの 契 約 の 解 除 に 係 る 権 限 を 除 き この 契 約 に 基 づく 受 注 者 の 一 切 の 権 限 を 1-1-4

16 行 使 することができる 3 発 注 者 は 前 項 の 規 定 にかかわらず 現 場 代 理 人 の 工 事 現 場 における 運 営 取 締 り 及 び 権 限 の 行 使 に 支 障 がなく かつ 発 注 者 との 連 絡 体 制 が 確 保 されると 認 めた 場 合 には 現 場 代 理 人 について 工 事 現 場 における 常 駐 を 要 しないとすることができる 4 受 注 者 は 前 2 項 の 規 定 にかかわらず 自 己 の 有 する 権 限 のうち 現 場 代 理 人 に 委 任 せず 自 ら 行 使 しようとするものがあるときは あらかじめ 当 該 権 限 の 内 容 を 発 注 者 に 通 知 しなければならない 5 現 場 代 理 人 主 任 技 術 者 ( 監 理 技 術 者 ) 及 び 専 門 技 術 者 は これを 兼 ねることができる ( 履 行 報 告 ) 第 11 条 受 注 者 は 設 計 図 書 に 定 めるところにより この 契 約 の 履 行 について 発 注 者 に 報 告 しなけれ ばならない ( 工 事 関 係 者 に 関 する 措 置 請 求 ) 第 12 条 発 注 者 は 現 場 代 理 人 がその 職 務 ( 主 任 技 術 者 ( 監 理 技 術 者 ) 又 は 専 門 技 術 者 と 兼 任 する 現 場 代 理 人 にあっては それらの 者 の 職 務 を 含 む ) の 執 行 につき 著 しく 不 適 当 と 認 められるときは 受 注 者 に 対 して その 理 由 を 明 示 した 書 面 により 必 要 な 措 置 を 採 るべきことを 請 求 することができる 2 発 注 者 又 は 監 督 職 員 は 主 任 技 術 者 ( 監 理 技 術 者 ) 専 門 技 術 者 (これらの 者 と 現 場 代 理 人 を 兼 任 す る 者 を 除 く ) その 他 受 注 者 が 工 事 を 施 工 するために 使 用 している 下 請 負 人 労 働 者 等 で 工 事 の 施 工 又 は 管 理 につき 著 しく 不 適 当 と 認 められるものがあるときは 受 注 者 に 対 して その 理 由 を 明 示 した 書 面 により 必 要 な 措 置 を 採 るべきことを 請 求 することができる 3 受 注 者 は 前 2 項 の 規 定 による 請 求 があったときは 当 該 請 求 に 係 る 事 項 について 決 定 し その 結 果 を 請 求 を 受 けた 日 から10 日 以 内 に 発 注 者 に 通 知 しなければならない 4 受 注 者 は 監 督 職 員 がその 職 務 の 執 行 につき 著 しく 不 適 当 と 認 められるときは 発 注 者 に 対 して その 理 由 を 明 示 した 書 面 により 必 要 な 措 置 を 採 るべきことを 請 求 することができる 5 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 請 求 があったときは 当 該 請 求 に 係 る 事 項 について 決 定 し その 結 果 を 請 求 を 受 けた 日 から10 日 以 内 に 受 注 者 に 通 知 しなければならない ( 工 事 材 料 の 品 質 及 び 検 査 等 ) 第 13 条 工 事 材 料 の 品 質 については 設 計 図 書 に 定 めるところによる 設 計 図 書 にその 品 質 が 明 示 さ れていない 場 合 にあっては 中 等 の 品 質 を 有 するものとする 2 受 注 者 は 設 計 図 書 において 監 督 職 員 の 検 査 ( 確 認 を 含 む 以 下 この 条 において 同 じ ) を 受 けて 使 用 すべきものと 指 定 された 工 事 材 料 については 当 該 検 査 に 合 格 したものを 使 用 しなければなら ない この 場 合 において 当 該 検 査 に 直 接 要 する 費 用 は 受 注 者 の 負 担 とする 3 監 督 職 員 は 受 注 者 から 前 項 の 検 査 を 請 求 されたときは 請 求 を 受 けた 日 から10 日 以 内 に 応 じな ければならない 4 受 注 者 は 工 事 現 場 内 に 搬 入 した 工 事 材 料 を 監 督 職 員 の 承 諾 を 受 けないで 工 事 現 場 外 に 搬 出 して はならない 5 受 注 者 は 前 項 の 規 定 にかかわらず 第 2 項 の 検 査 の 結 果 不 合 格 と 決 定 された 工 事 材 料 について は 当 該 決 定 を 受 けた 日 から7 日 以 内 に 工 事 現 場 外 に 搬 出 しなければならない ( 監 督 職 員 の 立 会 い 及 び 工 事 記 録 の 整 備 等 ) 第 14 条 受 注 者 は 設 計 図 書 において 監 督 職 員 の 立 会 いの 上 調 合 し 又 は 調 合 について 見 本 検 査 を 受 けるものと 指 定 された 工 事 材 料 については 当 該 立 会 いを 受 けて 調 合 し 又 は 当 該 見 本 検 査 に 合 格 したものを 使 用 しなければならない 2 受 注 者 は 設 計 図 書 において 監 督 職 員 の 立 会 いの 上 施 工 するものと 指 定 された 工 事 については 当 該 立 会 いを 受 けて 施 工 しなければならない 3 受 注 者 は 前 2 項 に 規 定 するほか 発 注 者 が 特 に 必 要 があると 認 めて 設 計 図 書 において 見 本 又 は 工 事 写 真 等 の 記 録 を 整 備 すべきものと 指 定 した 工 事 材 料 の 調 合 又 は 工 事 の 施 工 をするときは 設 計 図 書 に 定 めるところにより 当 該 見 本 又 は 工 事 写 真 等 の 記 録 を 整 備 し 監 督 職 員 の 請 求 があったと 1-1-5

17 きは 当 該 請 求 を 受 けた 日 から7 日 以 内 に 提 出 しなければならない 4 監 督 職 員 は 受 注 者 から 第 1 項 又 は 第 2 項 の 立 会 い 又 は 見 本 検 査 を 請 求 されたときは 当 該 請 求 を 受 けた 日 から7 日 以 内 に 応 じなければならない 5 前 項 の 場 合 において 監 督 職 員 が 正 当 な 理 由 なく 受 注 者 の 請 求 に7 日 以 内 に 応 じないため その 後 の 工 程 に 支 障 をきたすときは 受 注 者 は 監 督 職 員 に 通 知 した 上 当 該 立 会 い 又 は 見 本 検 査 を 受 けることなく 工 事 材 料 を 調 合 して 使 用 し 又 は 工 事 を 施 工 することができる この 場 合 において 受 注 者 は 当 該 工 事 材 料 の 調 合 又 は 当 該 工 事 の 施 工 を 適 切 に 行 ったことを 証 する 見 本 又 は 工 事 写 真 等 の 記 録 を 整 備 し 監 督 職 員 の 請 求 があったときは 当 該 請 求 を 受 けた 日 から7 日 以 内 に 提 出 しな ければならない 6 第 1 項 第 3 項 又 は 前 項 の 場 合 において 見 本 検 査 又 は 見 本 若 しくは 工 事 写 真 等 の 記 録 の 整 備 に 直 接 要 する 費 用 は 受 注 者 の 負 担 とする ( 支 給 材 料 及 び 貸 与 品 ) 第 15 条 発 注 者 が 受 注 者 に 支 給 する 工 事 材 料 ( 以 下 支 給 材 料 という ) 及 び 貸 与 する 建 設 機 械 器 具 ( 以 下 貸 与 品 という ) の 品 名 数 量 品 質 規 格 又 は 性 能 引 渡 場 所 及 び 引 渡 時 期 は 設 計 図 書 に 定 めるところによる 2 監 督 職 員 は 支 給 材 料 又 は 貸 与 品 の 引 渡 しに 当 たっては 受 注 者 の 立 会 いの 上 発 注 者 の 負 担 に おいて 当 該 支 給 材 料 又 は 貸 与 品 を 検 査 しなければならない この 場 合 において 当 該 検 査 の 結 果 その 品 名 数 量 品 質 又 は 規 格 若 しくは 性 能 が 設 計 図 書 の 定 めと 異 なり 又 は 使 用 に 適 当 でないと 認 めたときは 受 注 者 は その 旨 を 直 ちに 発 注 者 に 通 知 しなければならない 3 受 注 者 は 支 給 材 料 又 は 貸 与 品 の 引 渡 しを 受 けたときは 引 渡 しの 日 から7 日 以 内 に 発 注 者 に 受 領 書 又 は 借 用 書 を 提 出 しなければならない 4 受 注 者 は 支 給 材 料 又 は 貸 与 品 の 引 渡 しを 受 けた 後 当 該 支 給 材 料 又 は 貸 与 品 に 第 2 項 の 検 査 に より 発 見 することが 困 難 であった 隠 れた 瑕 疵 があり 使 用 に 適 当 でないと 認 めたときは その 旨 を 直 ちに 発 注 者 に 通 知 しなければならない 5 発 注 者 は 受 注 者 から 第 2 項 後 段 又 は 前 項 の 規 定 による 通 知 を 受 けたときにおいて 必 要 がある と 認 められるときは 当 該 支 給 材 料 若 しくは 貸 与 品 に 代 えて 他 の 支 給 材 料 若 しくは 貸 与 品 を 引 き 渡 し 支 給 材 料 若 しくは 貸 与 品 の 品 名 数 量 品 質 若 しくは 規 格 若 しくは 性 能 を 変 更 し 又 は 理 由 を 明 示 した 書 面 により 当 該 支 給 材 料 若 しくは 貸 与 品 の 使 用 を 受 注 者 に 請 求 しなければならない 6 発 注 者 は 前 項 に 規 定 するほか 必 要 があると 認 めるときは 支 給 材 料 又 は 貸 与 品 の 品 名 数 量 品 質 規 格 若 しくは 性 能 引 渡 場 所 又 は 引 渡 時 期 を 変 更 することができる 7 発 注 者 は 前 2 項 の 場 合 において 必 要 があると 認 められるときは 工 期 又 は 請 負 代 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならない 8 受 注 者 は 支 給 材 料 及 び 貸 与 品 を 善 良 な 管 理 者 の 注 意 をもって 管 理 しなければならない 9 受 注 者 は 設 計 図 書 に 定 めるところにより 工 事 の 完 成 設 計 図 書 の 変 更 等 によって 不 用 となっ た 支 給 材 料 又 は 貸 与 品 を 発 注 者 に 返 還 しなければならない 10 受 注 者 は 故 意 又 は 過 失 により 支 給 材 料 又 は 貸 与 品 が 滅 失 若 しくはき 損 し 又 はその 返 還 が 不 可 能 となったときは 発 注 者 の 指 定 した 期 間 内 に 代 品 を 納 め 若 しくは 原 状 に 復 して 返 還 し 又 は 返 還 に 代 えて 損 害 を 賠 償 しなければならない 11 受 注 者 は 支 給 材 料 又 は 貸 与 品 の 使 用 方 法 が 設 計 図 書 に 明 示 されていないときは 監 督 職 員 の 指 示 に 従 わなければならない ( 工 事 用 地 の 確 保 等 ) 第 16 条 発 注 者 は 工 事 用 地 その 他 設 計 図 書 において 定 められた 工 事 の 施 工 上 必 要 な 用 地 ( 以 下 工 事 用 地 等 という ) を 受 注 者 が 工 事 の 施 工 上 必 要 とする 日 ( 設 計 図 書 に 特 別 の 定 めがあるときは そ の 定 められた 日 ) までに 確 保 しなければならない 2 受 注 者 は 確 保 された 工 事 用 地 等 を 善 良 な 管 理 者 の 注 意 をもって 管 理 しなければならない 3 工 事 の 完 成 設 計 図 書 の 変 更 等 によって 工 事 用 地 等 が 不 用 となったときにおいて 当 該 工 事 用 地 1-1-6

18 等 に 受 注 者 が 所 有 又 は 管 理 する 工 事 材 料 建 設 機 械 器 具 仮 設 物 その 他 の 物 件 ( 下 請 負 人 の 所 有 又 は 管 理 するこれらの 物 件 を 含 む ) があるときは 受 注 者 は 当 該 物 件 を 撤 去 するとともに 当 該 工 事 用 地 等 を 修 復 し 取 り 片 付 けて 発 注 者 に 明 け 渡 さなければならない 4 前 項 の 場 合 において 発 注 者 は 受 注 者 が 正 当 な 理 由 なく 相 当 の 期 間 内 に 当 該 物 件 を 撤 去 せず 又 は 工 事 用 地 等 の 修 復 若 しくは 取 片 付 けを 行 わないときは 受 注 者 に 代 わって 当 該 物 件 を 処 分 し 工 事 用 地 等 の 修 復 又 は 取 片 付 けを 行 うことができる この 場 合 においては 受 注 者 は 発 注 者 の 処 分 又 は 修 復 若 しくは 取 片 付 けについて 異 議 を 申 し 出 ることができず また 発 注 者 の 処 分 又 は 修 復 若 しくは 取 片 付 けに 要 した 費 用 を 負 担 しなければならない 5 第 3 項 に 規 定 する 受 注 者 の 採 るべき 措 置 の 期 限 方 法 等 については 発 注 者 が 受 注 者 の 意 見 を 聴 いて 定 める ( 設 計 図 書 不 適 合 の 場 合 の 改 造 義 務 及 び 破 壊 検 査 等 ) 第 17 条 受 注 者 は 工 事 の 施 工 部 分 が 設 計 図 書 に 適 合 しない 場 合 において 監 督 職 員 がその 改 造 を 請 求 したときは 当 該 請 求 に 従 わなければならない この 場 合 において 当 該 不 適 合 が 監 督 職 員 の 指 示 によるときその 他 発 注 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 によるときで 発 注 者 は 必 要 があると 認 められ るときは 工 期 若 しくは 請 負 代 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならない 2 監 督 職 員 は 受 注 者 が 第 13 条 第 2 項 又 は 第 14 条 第 1 項 から 第 3 項 までの 規 定 に 違 反 したときにお いて 必 要 があると 認 められるときは 工 事 の 施 工 部 分 を 破 壊 して 検 査 することができる 3 前 項 に 規 定 するほか 監 督 職 員 は 工 事 の 施 工 部 分 が 設 計 図 書 に 適 合 しないと 認 められる 相 当 の 理 由 がある 場 合 において 必 要 があると 認 められるときは 当 該 相 当 の 理 由 を 受 注 者 に 通 知 して 工 事 の 施 工 部 分 を 最 小 限 度 破 壊 して 検 査 することができる 4 前 2 項 の 場 合 において 検 査 及 び 復 旧 に 直 接 要 する 費 用 は 受 注 者 の 負 担 とする ( 条 件 変 更 等 ) 第 18 条 受 注 者 は 工 事 の 施 工 に 当 たり 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 事 実 を 発 見 したときは その 旨 を 直 ちに 監 督 職 員 に 通 知 し その 確 認 を 請 求 しなければならない (1) 別 冊 の 図 面 仕 様 書 金 額 を 記 載 しない 設 計 書 ( 発 注 者 が 配 付 した 場 合 に 限 る ) 補 足 説 明 書 及 び 質 問 回 答 書 が 相 互 に 一 致 しないこと (これらの 優 先 順 位 が 定 められている 場 合 を 除 く ) (2) 設 計 図 書 に 誤 謬 又 は 脱 漏 があること (3) 設 計 図 書 の 表 示 が 明 確 でないこと (4) 工 事 現 場 の 形 状 地 質 湧 水 等 の 状 態 施 工 上 の 制 約 等 設 計 図 書 に 示 された 自 然 的 又 は 人 為 的 な 施 工 条 件 と 実 際 の 工 事 現 場 が 一 致 しないこと (5) 設 計 図 書 で 明 示 されていない 施 工 条 件 について 予 期 することのできない 特 別 な 状 態 が 生 じたこ と 2 監 督 職 員 は 前 項 の 規 定 による 確 認 を 請 求 されたとき 又 は 自 ら 同 項 各 号 に 掲 げる 事 実 を 発 見 した ときは 受 注 者 の 立 会 いの 上 直 ちに 調 査 を 行 わなければならない ただし 受 注 者 が 立 会 いに 応 じない 場 合 には 受 注 者 の 立 会 いを 得 ずに 行 うことができる 3 発 注 者 は 受 注 者 の 意 見 を 聴 いて 調 査 の 結 果 (これに 対 して 採 るべき 措 置 を 指 示 する 必 要 がある ときは 当 該 指 示 を 含 む ) をとりまとめ 調 査 の 終 了 後 10 日 以 内 にその 結 果 を 受 注 者 に 通 知 しな ければならない ただし その 期 間 内 に 通 知 できないやむを 得 ない 理 由 があるときは あらかじめ 受 注 者 の 意 見 を 聴 いた 上 当 該 期 間 を 延 長 することができる 4 前 項 の 調 査 の 結 果 第 1 項 の 事 実 が 確 認 された 場 合 において 必 要 があると 認 められるときは 次 の 各 号 に 掲 げるところにより 設 計 図 書 の 訂 正 又 は 変 更 を 行 わなければならない (1) 第 1 項 第 1 号 から 第 3 号 までのいずれかに 該 当 し 設 計 図 書 を 訂 正 する 必 要 があるもの 発 注 者 が 行 う (2) 第 1 項 第 4 号 又 は 第 5 号 に 該 当 し 設 計 図 書 を 変 更 する 場 合 で 工 事 目 的 物 の 変 更 を 伴 うもの 発 注 者 が 行 う 1-1-7

19 (3) 第 1 項 第 4 号 又 は 第 5 号 に 該 当 し 設 計 図 書 を 変 更 する 場 合 で 工 事 目 的 物 の 変 更 を 伴 わないも の 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 発 注 者 が 行 う 5 発 注 者 は 前 項 の 規 定 により 設 計 図 書 の 訂 正 又 は 変 更 が 行 われた 場 合 において 必 要 があると 認 められるときは 工 期 又 は 請 負 代 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならない ( 設 計 図 書 の 変 更 ) 第 19 条 発 注 者 は 必 要 があると 認 めるときは 設 計 図 書 の 変 更 内 容 を 受 注 者 に 通 知 して 設 計 図 書 を 変 更 することができる この 場 合 において 発 注 者 は 必 要 があると 認 められるときは 工 期 若 し くは 請 負 代 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならな い ( 受 注 者 の 提 案 による 設 計 図 書 の 変 更 ) 第 19 条 の2 契 約 の 締 結 後 受 注 者 は 設 計 図 書 に 定 める 工 事 目 的 物 の 機 能 性 能 等 を 低 下 させるこ となく 請 負 代 金 額 を 低 減 する 施 工 方 法 等 に 係 る 設 計 図 書 の 変 更 について 発 注 者 に 提 案 することが できる 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 提 案 の 全 部 又 は 一 部 が 適 当 であると 認 めるときは 変 更 内 容 を 受 注 者 に 通 知 して 設 計 図 書 を 変 更 することができる この 場 合 において 発 注 者 は 必 要 があると 認 める ときは 請 負 代 金 額 を 変 更 しなければならない ( 工 事 の 中 止 ) 第 20 条 工 事 用 地 等 の 確 保 ができない 等 のため 又 は 暴 風 豪 雨 洪 水 高 潮 地 震 地 すべり 落 盤 火 災 騒 乱 暴 動 その 他 の 自 然 的 又 は 人 為 的 な 事 象 ( 以 下 天 災 等 という ) であって 受 注 者 の 責 め に 帰 すことができないものにより 工 事 目 的 物 等 に 損 害 を 生 じ 若 しくは 工 事 現 場 の 状 態 が 変 動 したた め 受 注 者 が 工 事 を 施 工 できないと 認 められるときは 発 注 者 は 工 事 の 中 止 内 容 を 直 ちに 受 注 者 に 通 知 して 工 事 の 全 部 又 は 一 部 の 施 工 を 一 時 中 止 させなければならない 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 によるほか 必 要 があると 認 めるときは 工 事 の 中 止 内 容 を 受 注 者 に 通 知 して 工 事 の 全 部 又 は 一 部 の 施 工 を 一 時 中 止 させることができる 3 発 注 者 は 前 2 項 の 規 定 により 工 事 の 施 工 を 一 時 中 止 させた 場 合 において 必 要 があると 認 めら れるときは 工 期 若 しくは 請 負 代 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 が 工 事 の 続 行 に 備 え 工 事 現 場 を 維 持 し 若 しくは 労 働 者 建 設 機 械 器 具 等 を 保 持 するための 費 用 その 他 の 工 事 の 施 工 の 一 時 中 止 に 伴 う 増 加 費 用 を 必 要 とし 若 しくは 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときに 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならない ( 受 注 者 の 請 求 による 工 期 の 延 長 ) 第 21 条 受 注 者 は 天 候 の 不 良 第 2 条 の 規 定 による 関 連 工 事 の 調 整 への 協 力 その 他 受 注 者 の 責 めに 帰 すことができない 事 由 により 工 期 内 に 工 事 を 完 成 することができないときは その 理 由 を 明 示 し た 書 面 により 発 注 者 に 工 期 の 延 長 変 更 を 請 求 することができる 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 請 求 があった 場 合 において 必 要 があると 認 められるときは 工 期 を 延 長 しなければならない 発 注 者 は その 工 期 の 延 長 が 発 注 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 による 場 合 においては 請 負 代 金 額 について 必 要 と 認 められる 変 更 を 行 い 又 は 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたとき は 必 要 な 費 用 を 負 担 しければならない ( 発 注 者 の 請 求 による 工 期 の 短 縮 等 ) 第 22 条 発 注 者 は 特 別 の 理 由 により 工 期 を 短 縮 する 必 要 があるときは 工 期 の 短 縮 変 更 を 受 注 者 に 請 求 することができる 2 発 注 者 は この 契 約 書 の 他 の 条 項 の 規 定 により 工 期 を 延 長 すべき 場 合 において 特 別 の 理 由 があ るときは 延 長 する 工 期 について 通 常 必 要 とされる 工 期 に 満 たない 工 期 への 変 更 を 請 求 すること ができる 1-1-8

20 3 発 注 者 は 前 2 項 の 場 合 において 必 要 があると 認 められるときは 請 負 代 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならない ( 工 期 の 変 更 方 法 ) 第 23 条 工 期 の 変 更 については 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ただし 協 議 開 始 の 日 から14 日 以 内 に 協 議 が 整 わないときは 発 注 者 が 定 め 受 注 者 に 通 知 する 2 前 項 の 協 議 開 始 の 日 については 発 注 者 が 受 注 者 の 意 見 を 聴 いて 定 め 受 注 者 に 通 知 するものと する ただし 受 注 者 は 発 注 者 が 工 期 の 変 更 事 由 が 生 じた 日 ( 第 21 条 の 場 合 にあっては 発 注 者 が 工 期 変 更 の 請 求 を 受 けた 日 前 条 の 場 合 にあっては 受 注 者 が 工 期 変 更 の 請 求 を 受 けた 日 )から7 日 以 内 に 協 議 開 始 の 日 を 通 知 しない 場 合 には 協 議 開 始 の 日 を 定 め 発 注 者 に 通 知 することができる ( 請 負 代 金 額 の 変 更 方 法 等 ) 第 24 条 請 負 代 金 額 の 変 更 については 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ただし 協 議 開 始 の 日 から14 日 以 内 に 協 議 が 整 わないときには 発 注 者 が 定 め 受 注 者 に 通 知 する 2 前 項 の 協 議 開 始 の 日 については 発 注 者 が 受 注 者 の 意 見 を 聴 いて 定 め 受 注 者 に 通 知 するものと する ただし 請 負 代 金 額 の 変 更 事 由 が 生 じた 日 から7 日 以 内 に 協 議 開 始 の 日 を 通 知 しないときは 受 注 者 は 協 議 開 始 の 日 を 定 め 発 注 者 に 通 知 することができる 3 この 契 約 書 の 規 定 により 受 注 者 が 増 加 費 用 を 必 要 とした 場 合 又 は 損 害 を 受 けた 場 合 発 注 者 が 負 担 する 必 要 な 費 用 の 額 については 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ( 賃 金 又 は 物 価 の 変 動 に 基 づく 請 負 代 金 額 の 変 更 ) 第 25 条 発 注 者 又 は 受 注 者 は 工 期 内 で 請 負 契 約 締 結 の 日 から12 月 を 経 過 した 後 に 日 本 国 内 における 賃 金 水 準 又 は 物 価 水 準 の 変 動 により 請 負 代 金 額 が 不 適 当 となったと 認 めたときは 相 手 方 に 対 して 請 負 代 金 額 の 変 更 を 請 求 することができる 2 発 注 者 又 は 受 注 者 は 前 項 の 規 定 による 請 求 があったときは 変 動 前 残 工 事 代 金 額 ( 請 負 代 金 額 か ら 当 該 請 求 時 の 出 来 形 部 分 に 相 応 する 請 負 代 金 額 を 控 除 した 額 をいう 以 下 この 条 において 同 じ ) と 変 動 後 残 工 事 代 金 額 ( 変 動 後 の 賃 金 又 は 物 価 を 基 礎 として 算 出 した 変 動 前 残 工 事 代 金 額 に 相 応 す る 額 をいう 以 下 この 条 において 同 じ ) との 差 額 のうち 変 動 前 残 工 事 代 金 額 の1000 分 の15を 超 え る 額 につき 請 負 代 金 額 の 変 更 に 応 じなければならない 3 変 動 前 残 工 事 代 金 額 及 び 変 動 後 残 工 事 代 金 額 は 請 求 のあった 日 を 基 準 とし 物 価 指 数 等 に 基 づ き 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ただし 協 議 開 始 の 日 から14 日 以 内 に 協 議 が 整 わないとき は 発 注 者 が 定 め 受 注 者 に 通 知 する 4 第 1 項 の 規 定 による 請 求 は この 条 の 規 定 により 請 負 代 金 額 の 変 更 を 行 った 後 再 度 行 うことがで きる この 場 合 においては 第 1 項 中 請 負 契 約 締 結 の 日 とあるのは 直 前 のこの 条 に 基 づく 請 負 代 金 額 変 更 の 基 準 とした 日 とするものとする 5 特 別 な 要 因 により 工 期 内 に 主 要 な 工 事 材 料 の 日 本 国 内 における 価 格 に 著 しい 変 動 を 生 じ 請 負 代 金 額 が 不 適 当 となったときは 発 注 者 又 は 受 注 者 は 前 各 項 の 規 定 によるほか 請 負 代 金 額 の 変 更 を 請 求 することができる 6 予 期 することのできない 特 別 の 事 情 により 工 期 内 に 日 本 国 内 において 急 激 なインフレーション 又 はデフレーションを 生 じ 請 負 代 金 額 が 著 しく 不 適 当 となったときは 発 注 者 又 は 受 注 者 は 前 各 項 の 規 定 にかかわらず 請 負 代 金 額 の 変 更 を 請 求 することができる 7 前 2 項 の 場 合 において 請 負 代 金 額 の 変 更 額 については 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ただし 協 議 開 始 の 日 から14 日 以 内 に 協 議 が 整 わないときは 発 注 者 が 定 め 受 注 者 に 通 知 する 8 第 3 項 及 び 前 項 の 協 議 開 始 の 日 については 発 注 者 が 受 注 者 の 意 見 を 聴 いて 定 め 受 注 者 に 通 知 しなければならない ただし 発 注 者 が 第 1 項 第 5 項 又 は 第 6 項 の 請 求 を 行 った 日 又 は 受 けた 日 から7 日 以 内 に 協 議 開 始 の 日 を 通 知 しないときは 受 注 者 は 協 議 開 始 の 日 を 定 め 発 注 者 に 通 知 することができる 1-1-9

21 ( 臨 機 の 措 置 ) 第 26 条 受 注 者 は 災 害 防 止 等 のため 必 要 があると 認 めるときは 臨 機 の 措 置 を 採 らなければならな い この 場 合 において 必 要 があると 認 めるときは 受 注 者 は あらかじめ 監 督 職 員 の 意 見 を 聴 か なければならない ただし 緊 急 やむを 得 ない 事 情 があるときは この 限 りでない 2 前 項 の 場 合 においては 受 注 者 は その 採 った 措 置 の 内 容 を 監 督 職 員 に 直 ちに 通 知 しなければな らない 3 監 督 職 員 は 災 害 防 止 その 他 工 事 の 施 工 上 特 に 必 要 があると 認 めるときは 受 注 者 に 対 して 臨 機 の 措 置 を 採 ることを 請 求 することができる 4 受 注 者 が 第 1 項 又 は 前 項 の 規 定 により 臨 機 の 措 置 を 採 った 場 合 において 当 該 措 置 に 要 した 費 用 の うち 受 注 者 が 請 負 代 金 額 の 範 囲 において 負 担 することが 適 当 でないと 認 められる 部 分 については 発 注 者 が 負 担 する ( 一 般 的 損 害 ) 第 27 条 工 事 目 的 物 の 引 渡 し 前 に 工 事 目 的 物 又 は 工 事 材 料 について 生 じた 損 害 その 他 工 事 の 施 工 に 関 して 生 じた 損 害 ( 次 条 第 1 項 若 しくは 第 2 項 又 は 第 29 条 第 1 項 に 規 定 する 損 害 を 除 く ) については 受 注 者 がその 費 用 を 負 担 する ただし その 損 害 ( 第 53 条 第 1 項 の 規 定 により 付 された 保 険 等 により てん 補 された 部 分 を 除 く ) のうち 発 注 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 により 生 じたものについては 発 注 者 が 負 担 する ( 第 三 者 に 及 ぼした 損 害 ) 第 28 条 工 事 の 施 工 について 第 三 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 受 注 者 がその 損 害 を 賠 償 しなければな らない ただし その 損 害 ( 第 53 条 第 1 項 の 規 定 により 付 された 保 険 等 によりてん 補 された 部 分 を 除 く 以 下 この 条 において 同 じ ) のうち 発 注 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 により 生 じたものについては 発 注 者 が 負 担 する 2 前 項 の 規 定 にかかわらず 工 事 の 施 工 に 伴 い 通 常 避 けることができない 地 盤 沈 下 地 下 水 の 断 絶 等 の 理 由 により 第 三 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 発 注 者 がその 損 害 を 負 担 しなければならない た だし その 損 害 のうち 工 事 の 施 工 につき 受 注 者 が 善 良 な 管 理 者 の 注 意 義 務 を 怠 ったことにより 生 じ たものについては 受 注 者 が 負 担 する 3 第 1 項 の 規 定 にかかわらず 工 事 の 施 工 に 伴 い 通 常 避 けることができない 騒 音 振 動 により 第 三 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して その 損 害 賠 償 の 負 担 額 を 定 めるものと する 4 前 3 項 の 場 合 及 びその 他 工 事 の 施 工 について 第 三 者 との 間 に 紛 争 を 生 じた 場 合 においては 発 注 者 及 び 受 注 者 は 協 力 してその 処 理 解 決 に 当 たるものとする ( 不 可 抗 力 による 損 害 ) 第 29 条 工 事 目 的 物 の 引 渡 し 前 に 天 災 等 ( 設 計 図 書 で 基 準 を 定 めたものにあっては 当 該 基 準 を 超 え るものに 限 る ) 発 注 者 と 受 注 者 のいずれの 責 めにも 帰 すことができないもの ( 以 下 この 条 におい て 不 可 抗 力 という ) により 工 事 目 的 物 仮 設 物 又 は 工 事 現 場 に 搬 入 済 みの 工 事 材 料 若 しくは 建 設 機 械 器 具 に 損 害 が 生 じたときは 受 注 者 は その 事 実 の 発 生 後 直 ちにその 状 況 を 発 注 者 に 通 知 しなければならない 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 通 知 を 受 けたときは 直 ちに 調 査 を 行 い 同 項 の 損 害 ( 受 注 者 が 善 良 な 管 理 者 の 注 意 義 務 を 怠 ったことに 基 づくもの 及 び 第 53 条 第 1 項 の 規 定 により 付 された 保 険 等 によ りてん 補 された 部 分 を 除 く 以 下 この 条 において 損 害 という ) の 状 況 を 確 認 し その 結 果 を 受 注 者 に 通 知 しなければならない 3 受 注 者 は 前 項 の 規 定 により 損 害 の 状 況 が 確 認 されたときは 損 害 による 費 用 の 負 担 を 発 注 者 に 請 求 することができる 4 発 注 者 は 前 項 の 規 定 により 受 注 者 から 損 害 による 費 用 の 負 担 の 請 求 があったときは 当 該 損 害 の 額 ( 工 事 目 的 物 仮 設 物 又 は 工 事 現 場 に 搬 入 済 みの 工 事 材 料 若 しくは 建 設 機 械 器 具 であって 第 13 条

22 第 2 項 第 14 条 第 1 項 若 しくは 第 2 項 又 は 第 37 条 第 3 項 の 規 定 による 検 査 立 会 いその 他 受 注 者 の 工 事 に 関 する 記 録 等 により 確 認 することができるものに 係 る 額 に 限 る ) 及 び 当 該 損 害 の 取 片 付 けに 要 する 費 用 の 額 の 合 計 額 ( 第 6 項 において 損 害 合 計 額 という ) のうち 請 負 代 金 額 の100 分 の1を 超 え る 額 を 負 担 しなければならない 5 損 害 の 額 は 次 の 各 号 に 掲 げる 損 害 につき それぞれ 当 該 各 号 に 定 めるところにより 算 定 する (1) 工 事 目 的 物 に 関 する 損 害 損 害 を 受 けた 工 事 目 的 物 に 相 応 する 請 負 代 金 額 とし 残 存 価 値 がある 場 合 にはその 評 価 額 を 差 し 引 いた 額 とする (2) 工 事 材 料 に 関 する 損 害 損 害 を 受 けた 工 事 材 料 で 通 常 妥 当 と 認 められるものに 相 応 する 請 負 代 金 額 とし 残 存 価 値 があ る 場 合 にはその 評 価 額 を 差 し 引 いた 額 とする (3) 仮 設 物 又 は 建 設 機 械 器 具 に 関 する 損 害 損 害 を 受 けた 仮 設 物 又 は 建 設 機 械 器 具 で 通 常 妥 当 と 認 められるものについて 当 該 工 事 で 償 却 することとしている 償 却 費 の 額 から 損 害 を 受 けた 時 点 における 工 事 目 的 物 に 相 応 する 償 却 費 の 額 を 差 し 引 いた 額 とする ただし 修 繕 によりその 機 能 を 回 復 することができ かつ 修 繕 費 の 額 が 上 記 の 額 より 少 額 であるものについては その 修 繕 費 の 額 とする 6 数 次 にわたる 不 可 抗 力 により 損 害 合 計 額 が 累 積 した 場 合 における 第 2 次 以 降 の 不 可 抗 力 による 損 害 合 計 額 の 負 担 については 第 4 項 中 当 該 損 害 の 額 とあるのは 損 害 の 額 の 累 計 と 当 該 損 害 の 取 片 付 けに 要 する 費 用 の 額 とあるのは 損 害 の 取 片 付 けに 要 する 費 用 の 額 の 累 計 と 請 負 代 金 額 の100 分 の1を 超 える 額 とあるのは 請 負 代 金 額 の100 分 の1を 超 える 額 から 既 に 負 担 した 額 を 差 し 引 いた 額 として 同 項 を 適 用 する ( 請 負 代 金 額 の 変 更 に 代 える 設 計 図 書 の 変 更 ) 第 30 条 発 注 者 は 第 8 条 第 15 条 第 17 条 から 第 22 条 まで 第 25 条 から 第 27 条 まで 前 条 又 は 第 33 条 の 規 定 により 請 負 代 金 額 を 増 額 すべき 場 合 又 は 費 用 を 負 担 すべき 場 合 において 特 別 の 理 由 があ るときは 請 負 代 金 額 の 増 額 又 は 負 担 額 の 全 部 又 は 一 部 に 代 えて 設 計 図 書 を 変 更 することができる この 場 合 において 設 計 図 書 の 変 更 内 容 は 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ただし 協 議 開 始 の 日 から14 日 以 内 に 協 議 が 整 わないときは 発 注 者 が 定 め 受 注 者 に 通 知 する 2 前 項 の 協 議 開 始 の 日 については 発 注 者 が 受 注 者 の 意 見 を 聴 いて 定 め 受 注 者 に 通 知 しなければ ならない ただし 発 注 者 が 請 負 代 金 額 を 増 額 すべき 事 由 又 は 費 用 の 負 担 すべき 事 由 が 生 じた 日 か ら7 日 以 内 に 協 議 開 始 の 日 を 通 知 しないときは 受 注 者 は 協 議 開 始 の 日 を 定 め 発 注 者 に 通 知 する ことができる ( 検 査 及 び 引 渡 し) 第 31 条 受 注 者 は 工 事 を 完 成 したときは その 旨 を 発 注 者 に 通 知 しなければならない 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 通 知 を 受 けたときは 通 知 を 受 けた 日 から14 日 以 内 に 受 注 者 の 立 会 いの 上 設 計 図 書 に 定 めるところにより 工 事 の 完 成 を 確 認 するための 検 査 を 完 了 し 当 該 検 査 の 合 否 結 果 を 受 注 者 に 通 知 しなければならない この 場 合 において 発 注 者 は 必 要 があると 認 めら れるときは その 理 由 を 受 注 者 に 通 知 して 工 事 目 的 物 を 最 小 限 度 破 壊 して 検 査 することができる 3 前 項 の 場 合 において 検 査 又 は 復 旧 に 直 接 要 する 費 用 は 受 注 者 の 負 担 とする 4 発 注 者 は 第 2 項 の 検 査 の 完 了 ( 合 格 )によって 工 事 の 完 成 を 確 認 した 後 受 注 者 が 工 事 目 的 物 の 引 渡 しを 申 し 出 たときは 直 ちに 当 該 工 事 目 的 物 の 引 渡 しを 受 けなければならない 5 発 注 者 は 受 注 者 が 前 項 の 申 出 を 行 わないときは 当 該 工 事 目 的 物 の 引 渡 しを 請 負 代 金 の 支 払 い の 完 了 と 同 時 に 行 うことを 請 求 することができる この 場 合 においては 受 注 者 は 当 該 請 求 に 直 ちに 応 じなければならない 6 受 注 者 は 工 事 が 第 2 項 の 検 査 に 合 格 しないときは 直 ちに 修 補 して 発 注 者 の 検 査 を 受 けなけれ ばならない この 場 合 においては 修 補 の 完 了 を 工 事 の 完 成 とみなして 前 5 項 の 規 定 を 適 用 する 7 発 注 者 は 必 要 と 認 めるときは 工 事 施 工 期 間 中 において 検 査 を 行 うことができる この 場 合 に

23 おいては 第 3 項 の 規 定 を 適 用 する ( 軽 微 な 瑕 疵 の 修 補 ) 第 31 条 の2 発 注 者 は 前 条 第 2 項 又 は 第 6 項 の 検 査 において 工 事 の 完 成 が 確 認 できた 場 合 でも 工 事 目 的 物 に 軽 微 な 瑕 疵 が 認 められるときは 受 注 者 に 対 して 相 当 の 期 間 を 定 めて 第 44 条 に 係 わらず 修 補 を 請 求 することができる この 場 合 受 注 者 は 直 ちに 修 補 を 行 い 発 注 者 の 確 認 を 受 けなけれ ばならない なお 受 注 者 が 修 補 を 行 わないときは 発 注 者 は 修 補 に 代 え 損 害 の 賠 償 を 請 求 するこ とができる ( 請 負 代 金 の 支 払 い 等 ) 第 32 条 受 注 者 は 第 31 条 第 2 項 ( 同 条 第 6 項 後 段 の 規 定 により 適 用 される 場 合 を 含 む 第 3 項 におい て 同 じ )の 検 査 に 合 格 したときは 適 法 な 手 続 きに 従 って 請 負 代 金 の 支 払 いを 請 求 することがで きる 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 受 注 者 からの 適 法 な 請 求 書 を 受 理 した 日 から40 日 以 内 に 請 負 代 金 を 受 注 者 に 支 払 わなければならない 3 発 注 者 が 自 己 の 責 めに 帰 すべき 事 由 により 第 31 条 第 2 項 の 期 間 内 に 検 査 をしないときは その 期 限 を 経 過 した 日 から 検 査 をした 日 までの 期 間 の 日 数 は 前 項 の 期 間 ( 以 下 この 項 において 約 定 期 間 という ) の 日 数 から 差 し 引 くものとする この 場 合 において その 遅 延 日 数 が 約 定 期 間 の 日 数 を 超 えるときは 約 定 期 間 は 遅 延 日 数 が 約 定 期 間 の 日 数 を 超 えた 日 において 満 了 したものとみなす 4 発 注 者 は 自 己 の 責 めに 帰 すべき 事 由 により 第 2 項 ( 第 38 条 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) の 規 定 による 請 負 代 金 の 支 払 いが 遅 れたときは 未 支 払 金 額 につき 遅 延 日 数 に 応 じ 年 5パーセント の 割 合 で 計 算 して 得 た 額 の 遅 延 利 息 を 受 注 者 に 支 払 わなければならない ( 部 分 使 用 ) 第 33 条 発 注 者 は 第 31 条 第 4 項 又 は 第 5 項 の 規 定 による 引 渡 し 前 においても 工 事 目 的 物 の 全 部 又 は 一 部 を 受 注 者 の 承 諾 を 得 て 使 用 することができる 2 発 注 者 は 前 項 の 場 合 においては その 使 用 部 分 を 善 良 な 管 理 者 の 注 意 をもって 使 用 しなければ ならない 3 発 注 者 は 第 1 項 の 規 定 により 工 事 目 的 物 の 全 部 又 は 一 部 を 使 用 したことによって 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならない ( 前 金 払 ) 第 34 条 受 注 者 は 公 共 工 事 の 前 払 金 保 証 事 業 に 関 する 法 律 ( 昭 和 27 年 法 律 第 184 号 ) 第 2 条 第 4 項 に 規 定 する 保 証 事 業 会 社 ( 以 下 保 証 事 業 会 社 という ) と 契 約 書 記 載 の 工 事 完 成 の 時 期 を 保 証 期 限 と する 同 条 第 5 項 に 規 定 する 保 証 契 約 ( 以 下 保 証 契 約 という ) を 締 結 したときは その 保 証 証 書 を 発 注 者 に 寄 託 して 請 負 代 金 の 前 払 い 請 求 をすることができる 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 請 求 があったときは 請 求 を 受 けた 日 から30 日 以 内 に 金 円 を 前 払 金 として 支 払 わなければならない 3 受 注 者 は 設 計 図 書 の 変 更 その 他 の 理 由 により 請 負 代 金 額 が 増 額 された 場 合 において 増 加 額 が 増 額 前 の 請 負 代 金 額 の100 分 の20 以 上 であるときは その 増 額 後 の 請 負 代 金 額 について 前 項 の 前 払 金 を 算 出 したのと 同 じ 方 法 で 算 出 した 金 額 から 受 領 済 みの 前 払 金 額 を 差 引 いた 額 に 相 当 する 前 払 金 の 支 払 いを 請 求 することができる この 場 合 における 前 払 金 の 支 払 いの 時 期 については 前 項 の 規 定 を 準 用 する 4 受 注 者 は 設 計 図 書 の 変 更 その 他 の 理 由 により 請 負 代 金 額 が 減 額 された 場 合 において 減 少 額 が 減 額 前 の 請 負 代 金 額 の100 分 の25 以 上 であるときは 受 領 済 みの 前 払 金 額 から 減 額 後 の 請 負 代 金 額 に ついて 第 2 項 の 前 払 金 を 算 出 したのと 同 じ 方 法 で 算 出 した 金 額 を 差 引 いた 額 ( 以 下 前 金 払 超 過 額 という )を 発 注 者 の 請 求 に 基 づき その 請 求 のあった 日 から30 日 以 内 に 返 還 しなければならない 5 発 注 者 は 受 注 者 が 前 項 の 期 間 内 に 前 金 払 超 過 額 を 返 還 しなかったときは その 未 返 還 額 につき

24 同 項 の 期 間 を 経 過 した 日 から 返 還 する 日 までの 期 間 について その 日 数 に 応 じ 年 5パーセントの 割 合 で 計 算 した 額 の 遅 延 利 息 の 支 払 いを 請 求 することができる ( 保 証 契 約 の 変 更 ) 第 35 条 受 注 者 は 前 条 第 3 項 の 規 定 により 受 領 済 の 前 払 金 に 追 加 してさらに 前 払 金 の 支 払 いを 請 求 する 場 合 には あらかじめ 保 証 契 約 を 変 更 し 変 更 後 の 保 証 証 書 を 発 注 者 に 寄 託 しなければなら ない 2 受 注 者 は 前 項 に 定 める 場 合 のほか 請 負 代 金 額 が 減 額 された 場 合 において 保 証 契 約 を 変 更 し たときは 変 更 後 の 保 証 証 書 を 直 ちに 発 注 者 に 寄 託 しなければならない 3 受 注 者 は 前 払 金 額 の 変 更 を 伴 わない 工 期 の 変 更 が 行 われたときは 発 注 者 に 代 わりその 旨 を 保 証 事 業 会 社 に 直 ちに 通 知 するものとする ( 前 払 金 の 使 用 等 ) 第 36 条 受 注 者 は 前 払 金 をこの 工 事 の 材 料 費 労 務 費 機 械 器 具 の 賃 借 料 機 械 購 入 費 (この 工 事 に おいて 償 却 される 割 合 に 相 当 する 額 に 限 る ) 動 力 費 支 払 運 賃 修 繕 費 仮 設 費 労 働 者 災 害 補 償 保 険 料 及 び 保 証 料 に 相 当 する 額 として 必 要 な 経 費 以 外 の 支 払 いに 充 当 してはならない ( 部 分 払 ) 第 37 条 受 注 者 は 工 事 の 完 成 前 に 出 来 形 部 分 及 び 工 事 現 場 に 搬 入 済 みの 工 事 材 料 ( 第 13 条 第 2 項 の 規 定 により 監 督 職 員 の 検 査 を 要 するものにあっては 当 該 検 査 に 合 格 したもの 監 督 職 員 の 検 査 を 要 しないものにあっては 設 計 図 書 で 部 分 払 の 対 象 とすることを 指 定 したものに 限 る ) に 相 応 する 請 負 代 金 相 当 額 の10 分 の9 以 内 の 額 について 次 項 から 第 7 項 までに 定 めるところにより 部 分 払 を 請 求 することができる ただし この 請 求 は 工 期 中 回 を 超 えることができない 2 受 注 者 は 部 分 払 を 請 求 しようとするときは あらかじめ 当 該 請 求 に 係 る 出 来 形 部 分 又 は 工 事 現 場 に 搬 入 済 みの 工 事 材 料 の 確 認 を 発 注 者 に 請 求 しなければならない 3 発 注 者 は 前 項 の 場 合 において 当 該 請 求 を 受 けた 日 から14 日 以 内 に 受 注 者 の 立 会 いの 上 設 計 図 書 に 定 めるところにより 同 項 の 確 認 をするための 検 査 を 行 い 当 該 確 認 の 結 果 を 受 注 者 に 通 知 しなければならない この 場 合 において 発 注 者 は 必 要 があると 認 められるときは その 理 由 を 受 注 者 に 通 知 して 出 来 形 部 分 を 最 小 限 度 破 壊 して 検 査 することができる 4 前 項 の 場 合 において 検 査 又 は 復 旧 に 直 接 要 する 費 用 は 受 注 者 の 負 担 とする 5 受 注 者 は 第 3 項 の 規 定 による 確 認 があったときは 部 分 払 を 請 求 することができる この 場 合 においては 発 注 者 は 当 該 請 求 を 受 けた 日 から30 日 以 内 に 部 分 払 金 を 支 払 わなければならない 6 部 分 払 金 の 額 は 次 の 式 により 算 定 する この 場 合 において 第 1 項 の 請 負 代 金 相 当 額 は 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ただし 発 注 者 が 前 項 の 請 求 を 受 けた 日 から14 日 以 内 に 協 議 が 整 わない 場 合 には 発 注 者 が 定 め 受 注 者 に 通 知 する 部 分 払 金 の 額 第 1 項 の 請 負 代 金 額 相 当 額 (9/10- 前 払 金 額 / 請 負 代 金 額 ) 7 第 5 項 の 規 定 により 部 分 払 金 の 支 払 いがあった 後 再 度 部 分 払 の 請 求 をする 場 合 においては 第 1 項 及 び 前 項 中 請 負 代 金 相 当 額 とあるのは 請 負 代 金 相 当 額 から 既 に 部 分 払 の 対 象 となった 請 負 代 金 相 当 額 を 控 除 した 額 とするものとする ( 部 分 引 渡 し) 第 38 条 工 事 目 的 物 について 発 注 者 が 設 計 図 書 において 工 事 の 完 成 に 先 だって 引 渡 しを 受 けるべき ことを 指 定 した 部 分 ( 以 下 指 定 部 分 という ) がある 場 合 において 当 該 指 定 部 分 の 工 事 が 完 了 し たときについては 第 31 条 中 工 事 とあるのは 指 定 部 分 に 係 る 工 事 と 工 事 目 的 物 とあるのは 指 定 部 分 に 係 る 工 事 目 的 物 と 同 条 第 5 項 及 び 第 32 条 中 請 負 代 金 とあるのは 部 分 引 渡 しに 係 る 請 負 代 金 と 読 み 替 えて これらの 規 定 を 準 用 する 2 前 項 の 規 定 により 準 用 される 第 32 条 第 1 項 の 規 定 により 請 求 することができる 部 分 引 渡 しに 係 る 請 負 代 金 の 額 は 次 の 式 により 算 定 する この 場 合 において 指 定 部 分 に 相 応 する 請 負 代 金 の 額 は

25 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ただし 発 注 者 が 前 項 の 規 定 により 準 用 される 第 32 条 第 1 項 の 請 求 を 受 けた 日 から14 日 以 内 に 協 議 が 整 わないときは 発 注 者 が 定 め 受 注 者 に 通 知 する 部 分 引 渡 しに 係 る 請 負 代 金 の 額 = 指 定 部 分 に 相 応 する 請 負 代 金 の 額 (1- 前 払 金 額 / 請 負 代 金 額 ) ( 債 務 負 担 行 為 に 係 る 契 約 の 特 則 ) 第 39 条 債 務 負 担 行 為 に 係 る 契 約 において 各 会 計 年 度 における 請 負 代 金 の 支 払 いの 限 度 額 ( 以 下 支 払 限 度 額 という ) は 次 のとおりとする 平 成 年 度 金 円 平 成 年 度 金 円 平 成 年 度 金 円 2 支 払 限 度 額 に 対 応 する 各 会 計 年 度 の 出 来 高 予 定 額 は 次 のとおりである 平 成 年 度 金 円 平 成 年 度 金 円 平 成 年 度 金 円 3 発 注 者 は 予 算 上 の 都 合 その 他 必 要 があるときは 第 1 項 の 支 払 限 度 額 及 び 前 項 の 出 来 高 を 変 更 することができる ( 債 務 負 担 行 為 に 係 る 契 約 の 前 金 払 の 特 則 ) 第 40 条 債 務 負 担 行 為 に 係 る 契 約 の 前 金 払 については 第 34 条 中 契 約 書 記 載 の 工 事 完 成 の 時 期 とあ るのは 契 約 書 記 載 の 工 事 完 成 の 時 期 ( 最 終 の 会 計 年 度 以 外 の 会 計 年 度 にあっては 各 会 計 年 度 末 ) と 同 条 及 び 第 35 条 中 請 負 代 金 額 とあるのは 当 該 会 計 年 度 の 出 来 高 予 定 額 と 読 み 替 えて これらの 規 定 を 準 用 する ただし この 契 約 を 締 結 した 会 計 年 度 ( 以 下 契 約 会 計 年 度 という ) 以 外 の 会 計 年 度 においては 受 注 者 は 予 算 の 執 行 が 可 能 となる 時 期 以 前 に 前 払 金 の 支 払 いを 請 求 す ることはできない 2 前 項 の 場 合 における 前 金 払 の 各 会 計 年 度 の 支 払 額 は 次 のとおりである 平 成 年 度 金 円 平 成 年 度 金 円 平 成 年 度 金 円 3 発 注 者 は 各 会 計 年 度 において 受 注 者 から 前 項 の 規 定 する 金 額 の 前 払 金 の 請 求 を 受 けた 場 合 は 請 求 を 受 けた 日 から30 日 以 内 に 前 払 金 として 支 払 わなければならない 4 第 1 項 の 場 合 において 契 約 会 計 年 度 について 前 払 金 を 支 払 わない 旨 が 設 計 図 書 に 定 められてい るときには 受 注 者 は 同 項 の 規 定 により 準 用 される 第 34 条 第 1 項 の 規 定 にかかわらず 契 約 会 計 年 度 について 前 払 金 の 支 払 いを 請 求 することができない 5 第 1 項 の 場 合 において 契 約 会 計 年 度 に 翌 会 計 年 度 分 の 前 払 金 を 含 めて 支 払 う 旨 が 設 計 図 書 に 定 められているときには 受 注 者 は 同 項 の 規 定 により 準 用 される 第 34 条 第 1 項 の 規 定 にかかわらず 契 約 会 計 年 度 に 翌 会 計 年 度 に 支 払 うべき 第 2 項 に 定 める 前 払 金 相 当 分 を 含 めて 前 払 金 の 支 払 いを 請 求 することができる 6 第 1 項 の 場 合 において 前 会 計 年 度 末 における 請 負 代 金 相 当 額 が 前 会 計 年 度 までの 出 来 高 予 定 額 に 達 しないときには 受 注 者 は 同 項 の 規 定 により 準 用 される 第 34 条 第 1 項 の 規 定 にかかわらず 請 負 代 金 相 当 額 が 前 会 計 年 度 までの 出 来 高 予 定 額 に 達 するまで 当 該 会 計 年 度 の 前 払 金 の 支 払 いを 請 求 することができない 7 第 1 項 の 場 合 において 前 会 計 年 度 末 における 請 負 代 金 相 当 額 が 前 会 計 年 度 までの 出 来 高 予 定 額 に 達 しないときには その 額 が 当 該 出 来 高 予 定 額 に 達 するまで 前 払 金 の 保 証 期 限 を 延 長 するものと する この 場 合 においては 第 35 条 第 3 項 の 規 定 を 準 用 する 8 第 2 項 に 定 める 前 金 払 の 各 会 計 年 度 の 支 払 額 が 第 39 条 第 2 項 の 出 来 高 予 定 額 の9 割 を 超 える 場 合 は 当 該 年 度 の 前 金 払 の 支 払 額 を その 額 に 変 更 するものとする この 場 合 において 受 注 者 は 受 領 済 みの 前 払 金 額 から 変 更 後 の 前 金 払 の 支 払 額 を 差 し 引 いた 額 を 発 注 者 の 請 求 に 基 づき その

26 請 求 のあった 日 から30 日 以 内 に 返 還 しなければならない ( 債 務 負 担 行 為 に 係 る 契 約 の 部 分 払 の 特 則 ) 第 41 条 債 務 負 担 行 為 に 係 る 契 約 において 受 注 者 は 前 会 計 年 度 末 における 請 負 代 金 相 当 額 が 前 会 計 年 度 までの 出 来 高 予 定 額 を 超 えた 場 合 においては 当 該 会 計 年 度 の 当 初 に 当 該 超 過 額 ( 以 下 出 来 高 超 過 額 という ) について 部 分 払 を 請 求 することができる ただし 受 注 者 は 契 約 会 計 年 度 以 外 の 会 計 年 度 においては 予 算 の 執 行 が 可 能 となる 時 期 以 前 に 部 分 払 の 支 払 いを 請 求 することはで きない 2 この 契 約 において 前 払 金 の 支 払 いを 受 けている 場 合 の 部 分 払 金 の 額 については 第 37 条 第 6 項 及 び 第 7 項 の 規 定 にかかわらず 次 の 式 により 算 定 する 部 分 払 金 の 額 請 負 代 金 相 当 額 9/10-( 前 会 計 年 度 までの 支 払 金 額 + 当 該 会 計 年 度 の 部 分 払 金 額 )-{ 請 負 代 金 相 当 額 -( 前 会 計 年 度 までの 出 来 高 予 定 額 + 出 来 高 超 過 額 )} 当 該 会 計 年 度 前 払 金 額 / 当 該 会 計 年 度 の 出 来 高 予 定 額 3 各 会 計 年 度 において 部 分 払 を 請 求 できる 回 数 は 次 のとおりとする 平 成 年 度 回 平 成 年 度 回 平 成 年 度 回 ( 第 三 者 による 代 理 受 領 ) 第 42 条 受 注 者 は 発 注 者 の 承 諾 を 得 て 請 負 代 金 の 全 部 又 は 一 部 の 受 領 につき 第 三 者 を 代 理 人 とす ることができる 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 により 受 注 者 が 第 三 者 を 代 理 人 とした 場 合 において 受 注 者 の 提 出 する 支 払 請 求 書 に 当 該 第 三 者 が 受 注 者 の 代 理 人 である 旨 の 明 記 がなされているときは 当 該 第 三 者 に 対 し て 第 32 条 ( 第 38 条 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) 又 は 第 37 条 の 規 定 による 支 払 いをしなければなら ない ( 前 払 金 等 の 不 払 に 対 する 工 事 中 止 ) 第 43 条 受 注 者 は 発 注 者 が 第 34 条 第 37 条 又 は 第 38 条 において 準 用 される 第 32 条 の 規 定 に 基 づく 支 払 いを 遅 延 し 相 当 の 期 間 を 定 めてその 支 払 いを 請 求 したにもかかわらず 支 払 いをしないときは 工 事 の 全 部 又 は 一 部 の 施 工 を 一 時 中 止 することができる この 場 合 においては 受 注 者 は その 理 由 を 明 示 した 書 面 により 直 ちにその 旨 を 発 注 者 に 通 知 しなければならない 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 により 受 注 者 が 工 事 の 施 工 を 中 止 した 場 合 において 必 要 があると 認 めら れるときは 工 期 若 しくは 請 負 代 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 が 工 事 の 続 行 に 備 え 工 事 現 場 を 維 持 し 若 しくは 労 働 者 建 設 機 械 器 具 等 を 保 持 するための 費 用 その 他 の 工 事 の 施 工 の 一 時 中 止 に 伴 う 増 加 費 用 を 必 要 とし 若 しくは 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならない ( 瑕 疵 担 保 ) 第 44 条 発 注 者 は 工 事 目 的 物 に 瑕 疵 があるときは 受 注 者 に 対 して 相 当 の 期 間 を 定 めてその 瑕 疵 の 修 補 を 請 求 し 又 は 修 補 に 代 え 若 しくは 修 補 とともに 損 害 の 賠 償 を 請 求 することができる ただし 発 注 者 は 瑕 疵 が 重 要 ではなく かつ その 修 補 に 過 分 の 費 用 を 要 するときは 修 補 を 請 求 するこ とができない 2 前 項 の 規 定 による 瑕 疵 の 修 補 又 は 損 害 賠 償 の 請 求 は 第 31 条 第 4 項 又 は 第 5 項 ( 第 38 条 においてこ れらの 規 定 を 準 用 する 場 合 を 含 む ) の 規 定 による 引 渡 しを 受 けた 日 から 年 以 内 に 行 わなけ ればならない ただし その 瑕 疵 が 受 注 者 の 故 意 又 は 重 大 な 過 失 により 生 じた 場 合 には 請 求 を 行 うことのできる 期 間 は10 年 とする 3 発 注 者 は 工 事 目 的 物 の 引 渡 しの 際 に 瑕 疵 があることを 知 ったときは 第 1 項 の 規 定 にかかわらず その 旨 を 直 ちに 受 注 者 に 通 知 しなければ 当 該 瑕 疵 の 修 補 又 は 損 害 賠 償 の 請 求 をすることはできな い ただし 受 注 者 がその 瑕 疵 があることを 知 っていたときは この 限 りでない

27 4 この 契 約 が 住 宅 の 品 質 確 保 の 促 進 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 11 年 法 律 第 81 号 ) 第 94 条 第 1 項 に 規 定 す る 住 宅 新 築 請 負 契 約 である 場 合 には 工 事 目 的 物 のうち 住 宅 の 品 質 確 保 の 促 進 等 に 関 する 法 律 施 行 令 ( 平 成 12 年 政 令 第 64 号 ) 第 5 条 に 定 める 部 分 の 瑕 疵 ( 構 造 耐 力 又 は 雨 水 の 浸 入 に 影 響 のないものを 除 く ) について 修 補 又 は 損 害 賠 償 の 請 求 を 行 うことのできる 期 間 は 10 年 とする 5 発 注 者 は 工 事 目 的 物 が 第 1 項 の 瑕 疵 により 滅 失 又 はき 損 したときは 第 2 項 又 は 前 項 の 定 める 期 間 内 で かつ その 滅 失 又 はき 損 の 日 から6 月 以 内 に 第 1 項 の 権 利 を 行 使 しなければならない 6 第 1 項 の 規 定 は 工 事 目 的 物 の 瑕 疵 が 支 給 材 料 の 性 質 又 は 発 注 者 若 しくは 監 督 職 員 の 指 示 により 生 じたものであるときは 適 用 しない ただし 受 注 者 がその 材 料 又 は 指 示 の 不 適 当 であることを 知 りながらこれを 通 知 しなかったときは この 限 りでない 第 44 条 の2 受 注 者 は この 契 約 が 住 宅 の 品 質 確 保 の 促 進 等 に 関 する 法 律 第 94 条 第 1 項 に 規 定 する 瑕 疵 担 保 責 任 の 履 行 確 保 を 目 的 とした 特 定 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 の 履 行 の 確 保 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 66 号 )の 適 用 を 受 ける 場 合 は 同 法 第 2 条 第 5 項 に 規 定 する 住 宅 建 設 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 契 約 を 締 結 し 発 注 者 に 保 険 証 券 又 はこれに 代 わるべき 書 面 を 交 付 しなければならない ( 履 行 遅 滞 の 場 合 における 違 約 金 ) 第 45 条 発 注 者 は 受 注 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 により 工 期 内 に 工 事 を 完 成 することができないとき は 違 約 金 の 支 払 いを 受 注 者 に 請 求 することができる 2 前 項 の 違 約 金 の 額 は 請 負 代 金 額 から 出 来 形 部 分 に 相 応 する 請 負 代 金 額 を 控 除 した 額 につき 遅 延 日 数 に 応 じ 年 5パーセントの 割 合 で 計 算 して 得 た 額 とする ( 公 共 工 事 履 行 保 証 証 券 による 保 証 の 請 求 ) 第 46 条 第 4 条 (B) 第 1 項 の 規 定 によりこの 契 約 による 債 務 の 履 行 を 保 証 する 公 共 工 事 履 行 保 証 証 券 による 保 証 が 付 された 場 合 において 発 注 者 は 受 注 者 が 次 条 第 1 項 各 号 のいずれかに 該 当 すると きは 当 該 公 共 工 事 履 行 保 証 証 券 の 規 定 に 基 づき 保 証 人 に 対 して 他 の 建 設 業 者 を 選 定 し 工 事 を 完 成 させるよう 請 求 することができる 2 受 注 者 は 前 項 の 規 定 により 保 証 人 が 選 定 し 発 注 者 が 適 当 と 認 めた 建 設 業 者 ( 以 下 この 条 において 代 替 履 行 業 者 という ) から 発 注 者 に 対 してこの 契 約 に 基 づく 次 の 各 号 に 定 める 受 注 者 の 権 利 及 び 義 務 を 承 継 する 旨 の 通 知 が 行 われた 場 合 には 代 替 履 行 業 者 に 対 して 当 該 権 利 及 び 義 務 を 承 継 さ せる (1) 請 負 代 金 債 権 ( 前 払 金 部 分 払 金 又 は 部 分 引 渡 しに 係 る 請 負 代 金 として 受 注 者 に 既 に 支 払 われた ものを 除 く ) (2) 工 事 完 成 債 務 (3) 瑕 疵 担 保 債 務 ( 受 注 者 が 施 工 した 出 来 形 部 分 の 瑕 疵 に 係 るものを 除 く ) (4) 解 除 権 (5) その 他 この 契 約 に 係 る 一 切 の 権 利 及 び 義 務 ( 第 28 条 の 規 定 により 受 注 者 が 施 工 した 工 事 に 関 して 生 じた 第 三 者 への 損 害 賠 償 債 務 を 除 く ) 3 発 注 者 は 前 項 の 通 知 を 代 替 履 行 業 者 から 受 けたときは 代 替 履 行 業 者 が 同 項 各 号 に 規 定 する 受 注 者 の 権 利 及 び 義 務 を 承 継 することを 承 諾 する 4 第 1 項 の 規 定 による 発 注 者 の 請 求 があった 場 合 において 当 該 公 共 工 事 履 行 保 証 証 券 の 規 定 に 基 づき 保 証 人 から 保 証 金 が 支 払 われたときには この 契 約 に 基 づいて 発 注 者 に 対 して 受 注 者 が 負 担 する 損 害 賠 償 債 務 その 他 の 費 用 の 負 担 に 係 る 債 務 ( 当 該 保 証 金 の 支 払 われた 後 に 生 じる 違 約 金 等 を 含 む ) は 当 該 保 証 金 の 額 を 限 度 として 消 滅 する ( 発 注 者 の 解 除 権 ) 第 47 条 発 注 者 は 受 注 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは この 契 約 を 解 除 することができ る この 場 合 において 第 2 号 の 規 定 によりこの 契 約 を 解 除 するときは 何 ら 催 告 を 要 しないもの とする

28 (1) 正 当 な 理 由 なく 工 事 に 着 手 すべき 期 日 を 過 ぎても 工 事 に 着 手 しないとき (2) 自 己 の 責 めに 帰 すべき 事 由 により 工 期 内 に 完 成 しないとき 又 は 工 期 経 過 後 相 当 の 期 間 内 に 工 事 を 完 成 する 見 込 みが 明 らかにないと 認 められるとき (3) 第 10 条 第 1 項 第 2 号 に 掲 げる 者 を 設 置 しなかったとき (4) 前 3 号 に 掲 げる 場 合 のほか この 契 約 に 違 反 し その 違 反 によりこの 契 約 の 目 的 を 達 すること ができないと 認 められるとき (5) 第 49 条 第 1 項 の 規 定 によらないでこの 契 約 の 解 除 を 申 し 出 たとき (6) 第 7 条 第 4 項 の 規 定 により 発 注 者 から 契 約 の 解 除 を 求 められた 場 合 において 受 注 者 がこれに 従 わなかったとき 2 受 注 者 は 前 項 の 規 定 によりこの 契 約 が 解 除 されたときは 違 約 金 (ただし 第 45 条 に 基 づく 違 約 金 が 発 生 したときは 当 該 違 約 金 を 含 む ) として 請 負 代 金 額 の100 分 の10に 相 当 する 額 を 発 注 者 の 指 定 する 期 間 内 に 支 払 わなければならない 3 第 1 項 の 規 定 により この 契 約 が 解 除 された 場 合 において 発 注 者 は 第 4 条 の 規 定 により 契 約 保 証 金 の 納 付 又 はこれに 代 わる 担 保 の 提 供 が 行 われているときは 当 該 契 約 保 証 金 又 は 担 保 をもっ て 前 項 の 違 約 金 に 充 当 することができる 第 47 条 の2 発 注 者 は この 契 約 に 関 し 受 注 者 ( 受 注 者 が 共 同 企 業 体 であるときは その 構 成 員 の いずれかの 者 以 下 本 条 において 同 じ ) が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは この 契 約 を 解 除 することができる (1) 私 的 独 占 の 禁 止 及 び 公 正 取 引 の 確 保 に 関 する 法 律 ( 昭 和 22 年 法 律 第 54 号 以 下 独 占 禁 止 法 という ) 第 8 条 の4 第 1 項 の 規 定 による 必 要 な 措 置 を 命 ぜられたとき (2) 独 占 禁 止 法 第 7 条 第 1 項 若 しくは 同 条 第 2 項 ( 同 法 第 8 条 の 2 第 2 項 及 び 同 法 第 20 条 第 2 項 に おいて 準 用 する 場 合 を 含 む ) 同 法 第 8 条 の2 第 1 項 若 しくは 同 条 第 3 項 同 法 第 17 条 の2 又 は 同 法 第 20 条 第 1 項 の 規 定 による 排 除 措 置 命 令 ( 以 下 排 除 措 置 命 令 という ) を 受 けたと き (3) 独 占 禁 止 法 第 7 条 の2 第 1 項 ( 同 条 第 2 項 及 び 第 8 条 の3において 読 み 替 えて 準 用 する 場 合 を 含 む ) の 規 定 による 課 徴 金 の 納 付 命 令 ( 以 下 納 付 命 令 という ) を 受 けたとき 又 は 同 法 第 7 条 の2 第 1 項 の 規 定 により 課 徴 金 を 納 付 すべき 事 業 者 が 同 条 第 10 項 の 規 定 により 納 付 命 令 を 受 けなかったとき (4) 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 第 96 条 の6 若 しくは 同 法 第 198 条 又 は 独 占 禁 止 法 第 3 条 の 規 定 による 刑 の 容 疑 により 刑 事 訴 訟 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 131 号 ) 第 247 条 の 規 定 に 基 づく 公 訴 を 提 起 されたとき( 受 注 者 の 役 員 又 はその 使 用 人 が 当 該 公 訴 を 提 起 されたときを 含 む ) (5) 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 2 項 第 2 号 に 該 当 すると 認 められた とき (6) 第 6 条 の 規 定 に 違 反 したとき 第 47 条 の3 発 注 者 は 受 注 者 ( 受 注 者 が 共 同 企 業 体 であるときは その 構 成 員 のいずれかの 者 以 下 この 条 において 同 じ ) が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは この 契 約 を 解 除 することがで きる (1) 役 員 等 ( 受 注 者 が 個 人 である 場 合 にはその 者 を 受 注 者 が 法 人 である 場 合 にはその 法 人 の 役 員 又 はその 支 店 若 しくは 営 業 所 ( 常 時 工 事 の 請 負 契 約 を 締 結 する 事 務 所 をいう ) を 代 表 するもの をいう ) 又 は 経 営 に 事 実 上 参 加 している 者 が 暴 力 団 員 であると 認 められるとき (2) 役 員 等 又 は 経 営 に 事 実 上 参 加 している 者 が 自 己 自 社 若 しくは 第 三 者 の 不 正 の 利 益 を 図 る 目 的 又 は 第 三 者 に 損 害 を 加 える 目 的 をもって 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 を 利 用 するなどしたと 認 められ るとき (3) 役 員 等 又 は 経 営 に 事 実 上 参 加 している 者 がいかなる 名 義 をもってするかを 問 わず 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 に 対 して 金 銭 物 品 その 他 の 財 産 上 の 利 益 を 不 当 に 与 えたと 認 められるとき (4) 役 員 等 又 は 経 営 に 事 実 上 参 加 している 者 が 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 と 社 会 的 に 非 難 されるべき 関 係

29 を 有 していると 認 められるとき (5) 下 請 け 契 約 又 は 資 材 原 材 料 の 購 入 契 約 その 他 の 契 約 にあたり その 相 手 方 が 第 1 号 から 第 4 号 に 規 定 する 行 為 を 行 う 者 であると 知 りながら 当 該 者 と 契 約 を 締 結 したと 認 められるとき 2 受 注 者 は 前 項 の 規 定 によりこの 契 約 が 解 除 されたときは 違 約 金 として 請 負 代 金 額 の 100 分 の 10 に 相 当 する 額 を 発 注 者 の 指 定 する 期 間 内 に 支 払 わなければならない 3 第 1 項 の 規 定 により この 契 約 が 解 除 された 場 合 において 発 注 者 は 第 4 条 の 規 定 により 契 約 保 証 金 の 納 付 又 はこれに 代 わる 担 保 の 提 供 が 行 われているときは 当 該 契 約 保 証 金 又 は 担 保 をもって 前 項 の 違 約 金 に 充 当 することができる 第 48 条 発 注 者 は 工 事 が 完 成 するまでの 間 は 第 47 条 第 1 項 第 47 条 の2 及 び 第 47 条 の3 第 1 項 の 規 定 によるほか 必 要 があるときは この 契 約 を 解 除 することができる 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 によりこの 契 約 を 解 除 したことにより 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは そ の 損 害 を 賠 償 しなければならない ( 受 注 者 の 解 除 権 ) 第 49 条 受 注 者 は 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは この 契 約 を 解 除 することができる (1) 第 19 条 の 規 定 により 設 計 図 書 を 変 更 したため 請 負 代 金 額 が3 分 の2 以 上 減 少 したとき (2) 第 20 条 の 規 定 による 工 事 の 施 工 の 中 止 期 間 が 工 期 の2 分 の1( 工 期 の2 分 の1が6 月 を 超 える ときは 6 月 )を 超 えたとき ただし 中 止 が 工 事 の 一 部 のみの 場 合 は その 一 部 を 除 いた 他 の 部 分 の 工 事 が 完 了 した 後 3 月 を 経 過 しても なおその 中 止 が 解 除 されないとき (3) 発 注 者 がこの 契 約 に 違 反 し その 違 反 によってこの 契 約 の 履 行 が 不 可 能 となったとき 2 受 注 者 は 前 項 の 規 定 によりこの 契 約 を 解 除 した 場 合 において 損 害 があるときは その 損 害 の 賠 償 を 発 注 者 に 請 求 することができる ( 賠 償 額 の 予 定 等 ) 第 50 条 受 注 者 は この 契 約 に 関 し 第 1 号 から 第 4 号 までのいずれかに 該 当 するときは 賠 償 金 と して 請 負 代 金 額 の 100 分 の 20 に 相 当 する 額 を 第 5 号 に 該 当 するときは 賠 償 金 として 請 負 代 金 額 の 100 分 の 10 に 相 当 する 額 を 発 注 者 の 指 定 する 期 間 内 に 支 払 わなければならない この 場 合 に おいて 発 注 者 がこの 契 約 を 解 除 するか 否 かを 問 わず 又 工 事 が 完 成 した 後 も 同 様 とする (1) 受 注 者 ( 受 注 者 が 共 同 企 業 体 であるときは その 構 成 員 のいずれかの 者 以 下 本 項 において 同 じ ) に 違 反 行 為 があったとして 公 正 取 引 委 員 会 が 行 った 排 除 措 置 命 令 が 確 定 したとき (2) 受 注 者 に 違 反 行 為 があったとして 公 正 取 引 委 員 会 が 行 った 納 付 命 令 が 確 定 したとき 又 は 独 占 禁 止 法 第 7 条 の2 第 1 項 の 規 定 により 課 徴 金 を 納 付 すべき 事 業 者 が 同 条 第 10 項 の 規 定 により 納 付 命 令 を 受 けなかったとき (3) 第 47 条 の2 第 4 号 に 規 定 する 刑 が 確 定 したとき (4) 第 47 条 の2 第 5 号 に 該 当 したとき (5) 第 47 条 の2 第 6 号 に 該 当 したとき 2 前 項 の 場 合 において 発 注 者 に 生 じた 実 際 の 損 害 額 が 前 項 に 規 定 する 賠 償 金 の 額 を 超 える 場 合 には 受 注 者 は 超 過 額 を 発 注 者 の 指 定 する 期 間 内 に 支 払 わなければならない 3 前 2 項 の 場 合 において 受 注 者 が 共 同 企 業 体 であり 既 に 解 散 されているときは 発 注 者 は 受 注 者 の 代 表 者 であった 者 及 び 構 成 員 であった 者 に 賠 償 金 の 支 払 いを 請 求 することができる この 場 合 において 受 注 者 の 代 表 者 であった 者 及 び 構 成 員 であった 者 は 連 帯 して 前 2 項 の 額 を 発 注 者 に 支 払 わなければならない ( 相 殺 ) 第 51 条 発 注 者 は 受 注 者 に 対 して 有 する 金 銭 債 権 があるときは 受 注 者 が 発 注 者 に 対 して 有 する 契 約 保 証 金 返 還 請 求 権 請 負 代 金 請 求 権 及 びその 他 の 債 権 と 相 殺 することができる 2 前 項 の 場 合 において 相 殺 して なお 不 足 があるときは 受 注 者 は 発 注 者 の 指 定 する 期 間 内 に

30 当 該 不 足 額 を 支 払 わなければならない ( 解 除 に 伴 う 措 置 ) 第 52 条 発 注 者 は この 契 約 が 解 除 された 場 合 においては 出 来 形 部 分 を 検 査 の 上 当 該 検 査 に 合 格 した 部 分 及 び 部 分 払 の 対 象 となった 工 事 材 料 の 引 渡 しを 受 けるものとし 当 該 引 渡 しを 受 けたとき は 当 該 引 渡 しを 受 けた 出 来 形 部 分 に 相 応 する 請 負 代 金 を 受 注 者 に 支 払 わなければならない この 場 合 において 発 注 者 は 必 要 があると 認 められるときは その 理 由 を 受 注 者 に 通 知 して 出 来 形 部 分 を 最 小 限 度 破 壊 して 検 査 することができる 2 前 項 の 場 合 において 検 査 又 は 復 旧 に 直 接 要 する 費 用 は 受 注 者 の 負 担 とする 3 第 1 項 の 場 合 において 第 34 条 ( 第 40 条 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) の 規 定 による 前 払 金 が あったときは 当 該 前 払 金 の 額 ( 第 37 条 及 び 第 41 条 の 規 定 による 部 分 払 をしているときは その 部 分 払 において 償 却 した 前 払 金 の 額 を 控 除 した 額 ) を 同 項 前 段 の 出 来 形 部 分 に 相 応 する 請 負 代 金 額 か ら 控 除 する この 場 合 において 受 注 者 は 受 領 済 みの 前 払 金 額 になお 剰 余 があるときは 解 除 が 第 47 条 第 47 条 の2 又 は 第 47 条 の3の 規 定 によるときにあっては その 剰 余 額 に 前 払 金 の 支 払 の 日 から 返 還 の 日 までの 日 数 に 応 じ 年 5パーセントの 割 合 で 計 算 して 得 た 額 の 利 息 を 付 した 額 を 解 除 が 第 48 条 又 は 第 49 条 の 規 定 によるときにあっては その 剰 余 額 を 発 注 者 に 返 還 しなければなら ない 4 受 注 者 は この 契 約 が 解 除 された 場 合 において 支 給 材 料 があるときは 第 1 項 の 出 来 形 部 分 の 検 査 に 合 格 した 部 分 に 使 用 されているものを 除 き 発 注 者 に 返 還 しなければならない この 場 合 に おいて 当 該 支 給 材 料 が 受 注 者 の 故 意 若 しくは 過 失 により 滅 失 又 はき 損 したとき 又 は 出 来 形 部 分 の 検 査 に 合 格 しなかった 部 分 に 使 用 されているときは 代 品 を 納 め 若 しくは 原 状 に 復 して 返 還 し 又 は 返 還 に 代 えてその 損 害 を 賠 償 しなければならない 5 受 注 者 は この 契 約 が 解 除 された 場 合 において 貸 与 品 があるときは 当 該 貸 与 品 を 発 注 者 に 返 還 しなければならない この 場 合 において 当 該 貸 与 品 が 受 注 者 の 故 意 若 しくは 過 失 により 滅 失 又 はき 損 したときは 代 品 を 納 め 若 しくは 原 状 に 復 して 返 還 し 又 は 返 還 に 代 えてその 損 害 を 賠 償 しなければならない 6 受 注 者 は この 契 約 が 解 除 された 場 合 において 工 事 用 地 等 に 受 注 者 が 所 有 又 は 管 理 する 工 事 材 料 建 設 機 械 器 具 仮 設 物 その 他 の 物 件 ( 下 請 負 人 の 所 有 又 は 管 理 するこれらの 物 件 を 含 む ) があ るときは 受 注 者 は 当 該 物 件 を 撤 去 するとともに 工 事 用 地 等 を 修 復 し 取 片 付 けて 発 注 者 に 明 け 渡 さなければならない 7 前 項 の 場 合 において 発 注 者 は 受 注 者 が 正 当 な 理 由 なく 相 当 の 期 間 内 に 当 該 物 件 を 撤 去 せず 又 は 工 事 用 地 等 の 修 復 又 は 取 片 付 けを 行 わないときは 受 注 者 に 代 わって 当 該 物 件 を 処 分 し 工 事 用 地 等 を 修 復 若 しくは 取 片 付 けを 行 うことができる この 場 合 においては 受 注 者 は 発 注 者 の 処 分 又 は 修 復 若 しくは 取 片 付 けについて 異 議 を 申 し 出 ることができず また 発 注 者 の 処 分 又 は 修 復 若 しくは 取 片 付 けに 要 した 費 用 を 負 担 しなければならない 8 第 4 項 前 段 及 び 第 5 項 前 段 に 規 定 する 受 注 者 の 採 るべき 措 置 の 期 限 方 法 等 については この 契 約 の 解 除 が 第 47 条 第 47 条 の2 又 は 第 47 条 の3の 規 定 によるときは 発 注 者 が 定 め 第 48 条 又 は 第 49 条 の 規 定 によるときは 受 注 者 が 発 注 者 の 意 見 を 聴 いて 定 めるものとし 第 4 項 後 段 第 5 項 後 段 及 び 第 6 項 に 規 定 する 受 注 者 の 採 るべき 措 置 の 期 限 方 法 等 については 発 注 者 が 受 注 者 の 意 見 を 聴 いて 定 めるものとする ( 火 災 保 険 等 ) 第 53 条 受 注 者 は 工 事 目 的 物 及 び 工 事 材 料 ( 支 給 材 料 を 含 む 以 下 この 条 において 同 じ ) 等 を 設 計 図 書 に 定 めるところにより 火 災 保 険 建 設 工 事 保 険 その 他 の 保 険 (これに 準 ずるものを 含 む 以 下 この 条 において 同 じ ) に 付 さなければならない 2 受 注 者 は 前 項 の 規 定 により 保 険 契 約 を 締 結 したときは その 証 券 又 はこれに 代 わるものを 直 ち に 発 注 者 に 提 示 しなければならない

31 3 受 注 者 は 工 事 目 的 物 及 び 工 事 材 料 等 を 第 1 項 の 規 定 による 保 険 以 外 の 保 険 に 付 したときは 直 ちにその 旨 を 発 注 者 に 通 知 しなければならない (あっせん 又 は 調 停 ) 第 54 条 この 契 約 書 の 各 条 項 において 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 めるものにつき 協 議 が 整 わな かったときに 発 注 者 が 定 めたものに 受 注 者 が 不 服 がある 場 合 その 他 この 契 約 に 関 して 発 注 者 と 受 注 者 との 間 に 紛 争 を 生 じた 場 合 には 発 注 者 及 び 受 注 者 は 建 設 業 法 による 大 阪 府 建 設 工 事 紛 争 審 査 会 ( 以 下 次 条 において 審 査 会 という ) のあっせん 又 は 調 停 によりその 解 決 を 図 る 2 前 項 の 規 定 にかかわらず 現 場 代 理 人 の 職 務 の 執 行 に 関 する 紛 争 主 任 技 術 者 ( 監 理 技 術 者 ) 専 門 技 術 者 その 他 受 注 者 が 工 事 を 施 工 するために 使 用 している 下 請 負 人 労 働 者 等 の 工 事 の 施 工 又 は 管 理 に 関 する 紛 争 及 び 監 督 職 員 の 職 務 の 執 行 に 関 する 紛 争 については 第 12 条 第 3 項 の 規 定 により 受 注 者 が 決 定 を 行 った 後 若 しくは 同 条 第 5 項 の 規 定 により 発 注 者 が 決 定 を 行 った 後 又 は 発 注 者 若 しくは 受 注 者 が 決 定 を 行 わずに 同 条 第 3 項 若 しくは 第 5 項 の 期 間 が 経 過 した 後 でなければ 発 注 者 及 び 受 注 者 は 前 項 のあっせん 又 は 調 停 を 請 求 することができない ( 仲 裁 ) 第 55 条 発 注 者 及 び 受 注 者 は 前 条 の 審 査 会 のあっせん 又 は 調 停 により 紛 争 を 解 決 する 見 込 みがない と 認 めたときは 同 条 の 規 定 にかかわらず 仲 裁 合 意 書 を 交 わした 上 で 審 査 会 の 仲 裁 に 付 し その 仲 裁 判 断 に 服 することができる ( 疑 義 等 の 決 定 ) 第 56 条 この 契 約 書 に 定 めのない 事 項 又 はこの 契 約 書 に 関 して 疑 義 が 生 じたときは 必 要 に 応 じて 発 注 者 と 受 注 者 が 協 議 して 定 める

32 ( 別 記 ) 特 記 仕 様 書 妨 害 又 は 不 当 要 求 に 対 する 届 出 及 び 報 告 義 務 (1) 受 注 者 は 契 約 の 履 行 に 当 たって 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 公 共 工 事 等 不 当 介 入 対 応 要 領 の 定 めるところにより 暴 力 団 員 及 び 暴 力 団 密 接 関 係 者 等 から 社 会 通 念 上 不 当 な 要 求 又 は 契 約 の 適 正 な 履 行 を 妨 げる 行 為 ( 以 下 不 当 介 入 という )を 受 けた 場 合 は 断 固 として これを 拒 否 するとともに 発 注 者 への 報 告 及 び 管 轄 警 察 署 への 届 出 ( 以 下 報 告 届 出 という )を 行 わなければならない (2) 報 告 届 出 は 不 当 介 入 等 報 告 届 出 書 により 速 やかに 発 注 者 に 報 告 するとともに 管 轄 警 察 署 の 行 政 対 象 暴 力 対 策 担 当 者 に 届 出 するものとする ただし 急 を 要 し 当 該 不 当 介 入 等 報 告 届 出 書 を 提 出 できないときは 口 頭 により 報 告 することができる この 場 合 は 後 日 不 当 介 入 等 報 告 届 出 書 を 各 々 提 出 するものとする (3) 受 注 者 は 下 請 負 人 等 が 暴 力 団 員 及 び 暴 力 団 密 接 関 係 者 等 から 不 当 介 入 を 受 けた 場 合 は 速 やかに 報 告 届 出 を 行 うよう 当 該 下 請 負 人 等 に 指 導 しなければならない (4) 報 告 届 出 を 怠 った 場 合 は 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 排 除 条 例 ( 平 成 23 年 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 条 例 第 34 号 )に 基 づく 公 表 及 び 入 札 参 加 停 止 を 措 置 することがある

33 [ 別 添 ] 仲 裁 合 意 書 工 事 名 工 事 場 所 平 成 年 月 日 に 締 結 した 上 記 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 関 する 紛 争 については 発 注 者 及 び 受 注 者 は 建 設 業 法 に 規 定 する 下 記 の 建 設 工 事 紛 争 審 査 会 の 仲 裁 に 対 し その 仲 裁 判 断 に 服 する 管 轄 審 査 会 名 大 阪 府 建 設 工 事 紛 争 審 査 会 平 成 年 月 日 発 注 者 印 受 注 者 印 [ 裏 面 ] 仲 裁 合 意 書 に つ い て 1) 仲 裁 合 意 について 仲 裁 合 意 とは 裁 判 所 への 訴 訟 に 代 えて 紛 争 の 解 決 を 仲 裁 人 に 委 ねることを 約 する 当 事 者 間 の 契 約 である 仲 裁 手 続 きによってなされる 仲 裁 判 断 は 裁 判 上 の 確 定 判 決 と 同 一 の 効 力 を 有 し たとえその 仲 裁 判 断 の 内 容 に 不 服 があっても その 内 容 を 裁 判 所 で 争 うことはできない 2) 建 設 工 事 紛 争 審 査 会 について 建 設 工 事 紛 争 審 査 会 ( 以 下 審 査 会 という )は 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 関 する 紛 争 の 解 決 を 図 るため 建 設 業 法 に 基 づいて 設 置 されており 同 法 の 規 定 により あっせん 調 停 及 び 仲 裁 を 行 う 権 限 を 有 している また 中 央 建 設 工 事 紛 争 審 査 会 ( 以 下 中 央 審 査 会 という )は 国 土 交 通 省 に 都 道 府 県 建 設 工 事 紛 争 審 査 会 ( 以 下 都 道 府 県 審 査 会 という )は 各 都 道 府 県 にそれぞれ 設 置 されている 審 査 会 の 管 轄 は 原 則 として 受 注 者 が 国 土 交 通 大 臣 の 許 可 を 受 けた 建 設 業 者 であるときは 中 央 審 査 会 都 道 府 県 知 事 の 許 可 を 受 けた 建 設 業 者 であるときは 当 該 都 道 府 県 審 査 会 であるが 当 事 者 の 合 意 によって 管 轄 審 査 会 を 定 めることもできる 審 査 会 による 仲 裁 は 3 人 の 仲 裁 委 員 が 行 い 仲 裁 委 員 は 審 査 会 に 委 員 又 は 特 別 委 員 のうちから 当 事 者 が 合 意 によって 選 定 した 者 につき 審 査 会 の 会 長 が 指 名 する また 仲 裁 委 員 のうち 少 なくとも1 人 は 弁 護 士 法 の 規 定 により 弁 護 士 となる 資 格 を 有 する 者 である なお 審 査 会 における 仲 裁 手 続 きは 建 設 業 法 に 特 別 の 定 めがある 場 合 を 除 き 仲 裁 法 の 規 定 が 適 用 される

34 要 領 様 式 第 2 号 ( 法 第 12 条 要 領 第 3 関 係 ) 説 明 書 平 成 年 月 日 ( 発 注 者 ) 様 氏 名 ( 法 人 にあっては 商 号 又 は 名 称 及 び 代 表 者 の 氏 名 ) ( 郵 便 番 号 - ) 電 話 番 号 - - 住 所 建 設 工 事 に 係 る 資 材 の 再 資 源 化 等 に 関 する 法 律 第 12 条 第 1 項 の 規 定 により 対 象 建 設 工 事 の 分 別 解 体 等 の 計 画 等 に 係 る 事 項 について 下 記 のとおり 説 明 します 記 1. 工 事 の 名 称 2. 工 事 の 場 所 3. 説 明 内 容 一 解 体 工 事 である 場 合 においては 解 体 する 建 築 物 等 の 構 造 二 新 築 工 事 等 である 場 合 においては 使 用 する 特 定 建 設 資 材 の 種 類 三 工 事 着 手 の 時 期 及 び 工 程 に 概 要 四 分 別 解 体 等 の 計 画 五 解 体 工 事 である 場 合 においては 解 体 する 建 築 物 等 に 用 いられた 建 設 資 材 の 量 の 見 込 み 4. 添 付 資 料 ( 該 当 する 事 項 の 欄 に レ を 付 すか にすること ) 1 別 表 ( 別 表 1~3のいずれかに 必 要 事 項 を 記 載 したもの) 別 表 1( 建 築 物 に 係 る 解 体 工 事 ) 別 表 2( 建 築 物 に 係 る 新 築 工 事 等 ( 新 築 増 築 修 繕 模 様 替 )) 別 表 3( 建 築 物 以 外 のものに 係 る 解 体 工 事 又 は 新 築 工 事 等 ( 土 木 工 事 等 )) 2 工 程 の 概 要 を 示 す 資 料 工 程 表

35 別 表 1 建 築 物 に 関 する 調 査 の 結 果 建 築 物 の 構 造 建 築 物 の 状 況 周 辺 状 況 分 別 解 体 等 の 計 画 等 木 造 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 鉄 筋 コンクリート 造 鉄 骨 造 コンクリートブロック 造 その 他 ( ) 築 年 数 年 棟 数 棟 その 他 ( ) 周 辺 にある 施 設 住 宅 商 業 施 設 学 校 病 院 その 他 ( ) 敷 地 境 界 との 最 短 距 離 約 m その 他 ( ) (A4) 建 築 物 に 係 る 解 体 工 事 建 築 物 に 関 する 調 査 の 結 果 工 事 着 手 前 に 実 施 する 措 置 の 内 容 建 築 物 に 関 する 調 査 の 結 果 及 び 工 事 着 手 前 に 実 施 する 措 置 の 内 容 作 業 場 所 搬 出 経 路 残 存 物 品 特 定 建 設 資 材 への 付 着 物 その 他 作 業 場 所 十 分 不 十 分 その 他 ( ) 障 害 物 有 ( ) 無 前 面 道 路 の 幅 員 約 m 通 学 路 有 無 その 他 ( ) 有 ( ) 無 有 ( ) 無 工 程 ご と の 作 業 内 容 及 び 解 体 方 法 備 考 工 程 1 建 築 設 備 内 装 材 等 2 屋 根 ふき 材 3 外 装 材 上 部 構 造 部 分 4 基 礎 基 礎 ぐい 5その 他 ( ) 工 事 の 工 程 の 順 序 内 装 材 に 木 材 が 含 まれる 場 合 建 築 物 に 用 いられた 建 設 資 材 の 量 の 見 込 み 廃 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 ごと 棄 の 量 の 見 込 み 及 びその 発 生 が 見 物 込 まれる 建 築 物 の 部 分 発 生 見 込 量 作 業 内 容 分 別 解 体 等 の 方 法 建 築 設 備 内 装 材 等 の 取 り 外 し 手 作 業 有 無 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 併 用 の 場 合 の 理 由 ( ) 屋 根 ふき 材 の 取 り 外 し 手 作 業 有 無 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 併 用 の 場 合 の 理 由 ( ) 外 装 材 上 部 構 造 部 分 の 取 り 壊 し 手 作 業 有 無 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 基 礎 基 礎 ぐいの 取 り 壊 し 手 作 業 有 無 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 その 他 の 取 り 壊 し 手 作 業 有 無 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 上 の 工 程 における の 順 序 その 他 ( ) その 他 の 場 合 の 理 由 ( ) 1の 工 程 における 木 材 の 分 別 に 支 障 となる 建 設 資 材 の 事 前 の 取 り 外 し 可 不 可 不 可 の 場 合 の 理 由 ( ) トン 種 類 量 の 見 込 み 発 生 が 見 込 まれる 部 分 ( 注 ) コンクリート 塊 トン 5 アスファルト コンクリート 塊 トン 5 建 設 発 生 木 材 トン 5 ( 注 ) 1 建 築 設 備 内 装 材 等 2 屋 根 ふき 材 3 外 装 材 上 部 構 造 部 分 4 基 礎 基 礎 ぐい 5その 他 欄 には 該 当 箇 所 に レ を 付 すこと

36 別 表 2 建 築 物 に 係 る 新 築 工 事 等 ( 新 築 増 築 修 繕 模 様 替 ) 分 別 解 体 等 の 計 画 等 使 用 する 特 定 建 設 コンクリート コンクリート 及 び 鉄 から 成 る 建 設 資 材 資 材 の 種 類 アスファルト コンクリート 木 材 建 築 物 の 状 況 築 年 数 年 棟 数 棟 その 他 ( ) 建 築 物 に 関 周 辺 状 況 周 辺 にある 施 設 住 宅 商 業 施 設 学 校 する 調 査 の 病 院 その 他 ( ) 結 果 敷 地 境 界 との 最 短 距 離 約 m その 他 ( ) (A4) 建 築 物 に 関 する 調 査 の 結 果 工 事 着 手 前 に 実 施 する 措 置 の 内 容 作 業 場 所 作 業 場 所 十 分 不 十 分 その 他 ( ) 建 築 物 に 関 する 調 査 の 結 果 及 び 工 事 着 手 前 に 実 施 する 措 置 の 内 容 搬 出 経 路 特 定 建 設 資 材 への 付 着 物 ( 修 繕 模 様 替 工 事 のみ) その 他 障 害 物 有 ( 前 面 道 路 の 幅 員 約 通 学 路 有 無 その 他 ( ) 有 ( ) 無 ) 無 m 工 程 ご と の 作 業 内 容 1 造 成 等 2 基 礎 基 礎 ぐい 4 屋 根 工 程 3 上 部 構 造 部 分 外 装 5 建 築 設 備 内 装 等 作 業 内 容 造 成 等 の 工 事 有 無 基 礎 基 礎 ぐいの 工 事 有 無 上 部 構 造 部 分 外 装 の 工 事 有 無 屋 根 の 工 事 有 無 建 築 設 備 内 装 等 の 工 事 有 無 廃 棄 物 発 生 見 込 量 備 考 6その 他 ( ) 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 ごとの 量 の 見 込 み 並 びに 特 定 建 設 資 材 が 使 用 される 建 築 物 の 部 分 及 び 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 発 生 が 見 込 まれる 建 築 物 の 部 分 その 他 の 工 事 有 無 種 類 コンクリート 塊 アスファルト コンクリート 塊 建 設 発 生 木 材 ( 注 ) 1 造 成 等 2 基 礎 3 上 部 構 造 部 分 外 装 4 屋 根 5 建 築 設 備 内 装 等 6その 他 使 用 する 部 分 又 は 発 生 が 見 量 の 見 込 み 込 まれる 部 分 ( 注 ) トン トン トン 5 6 欄 には 該 当 箇 所 に レ を 付 すこと

37 別 表 3 工 作 物 に 関 する 調 査 の 結 果 工 作 物 の 構 造 ( 解 体 工 事 のみ) 工 事 の 種 類 使 用 する 特 定 建 設 資 材 の 種 類 ( 新 築 維 持 修 繕 工 事 のみ) 工 作 物 の 状 況 周 辺 状 況 (A4) 建 築 物 以 外 のものに 係 る 解 体 工 事 又 は 新 築 工 事 等 ( 土 木 工 事 等 ) 分 別 解 体 等 の 計 画 等 鉄 筋 コンクリート 造 その 他 ( ) 新 築 工 事 維 持 修 繕 工 事 解 体 工 事 電 気 水 道 ガス 下 水 道 鉄 道 電 話 その 他 ( ) コンクリート コンクリート 及 び 鉄 から 成 る 建 設 資 材 アスファルト コンクリート 木 材 築 年 数 年 その 他 ( ) 周 辺 にある 施 設 住 宅 商 業 施 設 学 校 病 院 その 他 ( ) 敷 地 境 界 との 最 短 距 離 約 その 他 ( ) m 工 作 物 に 関 する 調 査 の 結 果 及 び 工 事 着 手 前 に 実 施 する 措 置 の 内 容 作 業 場 所 搬 出 経 路 特 定 建 設 資 材 への 付 着 物 ( 解 体 維 持 修 繕 工 事 のみ) その 他 工 作 物 に 関 する 調 査 の 結 果 作 業 場 所 十 分 不 十 分 その 他 ( ) 障 害 物 有 ( ) 無 前 面 道 路 の 幅 員 約 m 通 学 路 有 無 その 他 ( ) 有 ( ) 無 工 事 着 手 前 に 実 施 する 措 置 の 内 容 工 分 別 解 体 等 の 方 法 程 工 程 作 業 内 容 ( 解 体 工 事 のみ) ご 1 仮 設 仮 設 工 事 有 無 手 作 業 と 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 の 2 土 工 土 工 事 有 無 手 作 業 作 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 業 内 3 基 礎 基 礎 工 事 有 無 手 作 業 容 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 及 4 本 体 構 造 本 体 構 造 の 工 事 有 無 手 作 業 び 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 解 体 5 本 体 付 属 品 本 体 付 属 品 の 工 事 有 無 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 方 6その 他 ( その 他 の 工 事 有 無 手 作 業 法 ) 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 工 事 の 工 程 の 順 序 ( 解 体 工 事 のみ) 上 の 工 程 における5 4 3の 順 序 その 他 ( ) その 他 の 場 合 の 理 由 ( ) 工 作 物 に 用 いられた 建 設 資 材 の 量 の 見 込 み( 解 体 工 事 のみ) トン 廃 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 ごとの 量 使 用 する 部 分 又 は 発 生 が 見 棄 の 見 込 み( 全 工 事 ) 並 びに 特 定 建 設 資 種 類 量 の 見 込 み 込 まれる 部 分 ( 注 ) 材 が 使 用 される 工 作 物 の 部 分 ( 新 築 物 コンクリート 塊 維 持 修 繕 工 事 のみ) 及 び 特 定 建 設 資 発 材 廃 棄 物 の 発 生 が 見 込 まれる 工 作 物 トン 5 6 生 の 部 分 ( 維 持 修 繕 解 体 工 事 のみ) アスファルト コンクリート 塊 見 トン 5 6 込 建 設 発 生 木 材 量 トン 5 6 ( 注 ) 1 仮 設 2 土 工 3 基 礎 4 本 体 構 造 5 本 体 付 属 品 6その 他 備 考 欄 には 該 当 箇 所 に レ を 付 すこと

38 要 領 様 式 第 3 号 ( 法 第 13 条 要 領 第 4 関 係 ) 法 第 13 条 及 び 省 令 第 4 条 に 基 づく 書 面 ( 建 築 物 に 係 る 解 体 工 事 の 場 合 ) 1. 分 別 解 体 等 の 方 法 工 程 ご と の 作 業 内 容 及 び 解 体 方 法 工 程 作 業 内 容 分 別 解 体 等 の 方 法 1 建 築 設 備 内 装 材 等 建 築 設 備 内 装 材 の 取 り 外 し 有 無 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 併 用 の 場 合 の 理 由 ( ) 2 屋 根 ふき 材 屋 根 ふき 材 の 取 り 外 し 有 無 手 作 業 出 作 業 機 械 作 業 の 併 用 併 用 の 場 合 の 理 由 ( ) 3 外 装 材 上 部 構 造 部 分 外 装 材 上 部 構 造 部 分 の 取 り 壊 し 有 無 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 4 基 礎 基 礎 ぐい 基 礎 基 礎 ぐいの 取 り 壊 し 有 無 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 5その 他 その 他 の 取 り 壊 し 手 作 業 ( ) 有 無 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 欄 には 該 当 箇 所 にレを 付 すこと 届 出 書 の 写 しを 添 付 することでもよい 2. 解 体 工 事 に 要 する 費 用 円 ( 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 を 含 む) ( 受 注 者 の 見 積 金 額 ) 3. 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 をするための 施 設 の 名 称 及 び 所 在 地 別 紙 のとおり 4. 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 に 要 する 費 用 ( 受 注 者 の 見 積 金 額 ) 円 ( 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 を 含 む)

39 別 紙 ( 書 ききれない 場 合 は 別 紙 に 記 載 ) 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 施 設 の 名 称 所 在 地 受 注 者 が 選 択 した 施 設 を 記 載 ( 品 目 ごとに 複 数 記 入 可 )

40 要 領 様 式 第 4 号 ( 法 第 13 条 要 領 第 4 関 係 ) 法 第 13 条 及 び 省 令 第 4 条 に 基 づく 書 面 ( 建 築 物 に 係 る 新 築 工 事 等 の 場 合 ) 1. 分 別 解 体 等 の 方 法 工 程 作 業 内 容 分 別 解 体 等 の 方 法 造 成 等 造 成 等 の 工 事 工 有 無 程 ご と の 2 基 礎 基 礎 ぐい 基 礎 基 礎 ぐいの 工 事 有 無 作 業 3 上 部 構 造 部 分 外 装 上 部 構 造 部 分 外 装 の 工 事 有 無 内 容 及 4 屋 根 屋 根 の 工 事 有 無 び 5 建 築 設 備 内 装 等 解 建 築 設 備 内 装 等 の 工 事 有 無 体 方 法 6その 他 ( ) その 他 の 取 り 壊 し 有 無 欄 には 該 当 箇 所 にレを 付 すこと 届 出 書 の 写 しを 添 付 することでもよい 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 2. 解 体 工 事 に 要 する 費 用 なし 3. 再 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 資 源 化 等 をするための 施 設 の 名 称 及 び 所 在 地 別 紙 のとおり 4. 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 に 要 する 費 用 円 ( 受 注 者 の 見 積 金 額 ) ( 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 を 含 む)

41 別 紙 ( 書 ききれない 場 合 は 別 紙 に 記 載 ) 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 施 設 の 名 称 所 在 地 受 注 者 が 選 択 した 施 設 を 記 載 ( 品 目 ごとに 複 数 記 入 可 )

42 要 領 様 式 第 5 号 ( 法 第 13 条 要 領 第 4 関 係 ) 法 第 13 条 及 び 省 令 第 4 条 に 基 づく 書 面 ( 建 築 物 以 外 のものに 係 る 解 体 工 事 又 は 新 築 工 事 等 ( 土 木 工 事 等 )の 場 合 ) 1. 分 別 解 体 等 の 方 法 工 程 ご と の 作 業 内 容 及 び 解 体 方 法 工 程 作 業 内 容 分 別 解 体 等 の 方 法 ( 解 体 工 事 のみ) 1 仮 設 2 土 工 3 基 礎 4 本 体 構 造 5その 他 ( ) 仮 設 工 事 有 無 土 工 事 有 無 基 礎 工 事 有 無 本 体 構 造 の 工 事 有 無 その 他 の 工 事 有 無 欄 には 該 当 箇 所 にレを 付 すこと 届 出 書 の 写 しを 添 付 することでもよい 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 2. 解 体 工 事 に 要 する 費 用 円 ( 受 注 者 の 見 積 金 額 ) ( 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 を 含 む) ( 注 ) 解 体 工 事 の 場 合 のみ 記 載 する 3. 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 をするための 施 設 の 名 称 及 び 所 在 地 別 紙 のとおり 4. 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 に 要 する 費 用 円 ( 税 込 ) ( 受 注 者 の 見 積 金 額 ) ( 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 を 含 む)

43 別 紙 ( 書 ききれない 場 合 は 別 紙 に 記 載 ) 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 施 設 の 名 称 所 在 地 受 注 者 が 選 択 した 施 設 を 記 載 ( 品 目 ごとに 複 数 記 入 可 )

44 ( 単 年 版 ) 28-1 業 務 委 託 契 約 書 ( 案 ) 1 委 託 名 称 2 履 行 場 所 3 契 約 期 間 契 約 締 結 の 日 から 平 成 年 月 日 まで 契 約 金 額 十 億 百 万 千 円 4 うち 取 引 に 係 る 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 額 5 契 約 保 証 金 納 付 ( 又 は 免 除 ) 6 適 用 除 外 条 項 上 記 の 業 務 について 発 注 者 と 受 注 者 は 各 々 対 等 な 立 場 における 合 意 に 基 づいて 別 添 の 条 項 ( 適 用 除 外 条 項 は 上 記 6のとおり )によって 公 正 な 委 託 契 約 を 締 結 し 信 義 に 従 って 誠 実 にこ れを 履 行 するものとする この 契 約 の 締 結 を 証 するため 本 書 2 通 を 作 成 し 当 事 者 記 名 押 印 の 上 各 1 通 を 保 有 する 平 成 年 月 日 発 注 者 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 企 業 長 竹 山 修 身 受 注 者 所 在 地 商 号 又 は 名 称 代 表 者 氏 名

45 ( 総 則 ) 第 1 条 発 注 者 及 び 受 注 者 は この 約 款 ( 契 約 書 を 含 む 以 下 同 じ )に 基 づき 設 計 図 書 ( 別 冊 の 図 面 仕 様 書 金 額 を 記 載 しない 設 計 書 現 場 説 明 書 及 び 現 場 説 明 に 対 する 質 問 回 答 書 をいう 以 下 同 じ )に 従 い 日 本 国 の 法 令 を 遵 守 し この 契 約 (この 約 款 及 び 設 計 図 書 を 内 容 とする 業 務 の 委 託 契 約 をいう 以 下 同 じ )を 履 行 しなければなら ない 2 受 注 者 は 契 約 書 記 載 の 業 務 ( 以 下 業 務 という )を 契 約 書 記 載 の 履 行 期 間 ( 以 下 履 行 期 間 という ) 内 に 完 了 し 契 約 の 目 的 物 ( 以 下 成 果 物 という )を 発 注 者 に 引 き 渡 すものとし 発 注 者 は その 業 務 委 託 料 を 支 払 うものとする 3 発 注 者 は その 意 図 する 成 果 物 を 完 成 するため 業 務 に 関 する 指 示 を 受 注 者 又 は 第 10 条 に 定 める 受 注 者 の 管 理 技 術 者 に 対 して 行 うことができる この 場 合 において 受 注 者 又 は 受 注 者 の 管 理 技 術 者 は 当 該 指 示 に 従 い 業 務 を 行 わなければならない 4 受 注 者 は この 約 款 若 しくは 設 計 図 書 に 特 別 の 定 めがある 場 合 又 は 前 項 の 指 示 若 しく は 発 注 者 と 受 注 者 との 協 議 がある 場 合 を 除 き 業 務 を 完 了 するために 必 要 な 一 切 の 手 段 をその 責 任 において 定 めるものとする 5 受 注 者 は 業 務 を 行 う 上 で 知 り 得 た 秘 密 を 他 人 に 漏 らしてはならない この 契 約 が 終 了 し 又 は 解 除 された 後 においても 同 様 とする 6 この 契 約 の 履 行 に 関 して 発 注 者 と 受 注 者 との 間 で 用 いる 言 語 は 日 本 語 とする 7 この 約 款 に 定 める 金 銭 の 支 払 いに 用 いる 通 貨 は 日 本 円 とする 8 この 契 約 の 履 行 に 関 して 発 注 者 と 受 注 者 との 間 で 用 いる 計 量 単 位 は 設 計 図 書 に 特 別 の 定 めがある 場 合 を 除 き 計 量 法 ( 平 成 4 年 法 律 第 51 号 )に 定 めるものとする 9 この 約 款 及 び 設 計 図 書 における 期 間 の 定 めについては 民 法 ( 明 治 29 年 法 律 第 89 号 ) 及 び 商 法 ( 明 治 32 年 法 律 第 48 号 )の 定 めるところによるものとする 10 この 契 約 は 日 本 国 の 法 令 に 準 拠 するものとする 11 この 契 約 に 係 る 訴 訟 の 提 起 又 は 調 停 ( 第 48 条 の 規 定 に 基 づき 発 注 者 と 受 注 者 との 協 議 の 上 選 任 される 調 停 人 が 行 うものを 除 く )の 申 立 てについては 日 本 国 の 裁 判 所 をもって 合 意 による 専 属 的 管 轄 裁 判 所 とする ( 指 示 等 及 び 協 議 の 書 面 主 義 ) 第 2 条 この 約 款 に 定 める 指 示 請 求 通 知 報 告 申 出 承 諾 質 問 回 答 及 び 解 除 ( 以 下 指 示 等 という )は 書 面 により 行 わなければならない 2 前 項 の 規 定 にかかわらず 緊 急 やむを 得 ない 事 情 がある 場 合 には 発 注 者 及 び 受 注 者 は 前 項 に 規 定 する 指 示 等 を 口 頭 で 行 うことができる この 場 合 において 発 注 者 及 び 受 注 者 は 既 に 行 った 指 示 等 を 書 面 に 記 載 し 7 日 以 内 にこれを 相 手 方 に 交 付 するもの とする 3 発 注 者 及 び 受 注 者 は この 約 款 の 他 の 条 項 の 規 定 に 基 づき 協 議 を 行 うときは 当 該 協 議 の 内 容 を 書 面 に 記 録 するものとする ( 業 務 工 程 表 の 提 出 ) 第 3 条 受 注 者 は この 契 約 締 結 後 14 日 以 内 に 設 計 図 書 に 基 づいて 業 務 工 程 表 を 作 成 し 発 注 者 に 提 出 しなければならない 2 発 注 者 は 前 項 の 業 務 工 程 表 の 提 出 を 受 けたときは 遅 滞 なくこれを 審 査 し 不 適 当 と 認 めたときは 受 注 者 と 協 議 するものとする 3 この 約 款 の 他 の 条 項 の 規 定 により 履 行 期 間 または 設 計 図 書 が 変 更 された 場 合 において 発 注 者 は 必 要 があると 認 めるときは 受 注 者 に 対 して 業 務 工 程 表 の 再 提 出 を 請 求 する ことができる この 場 合 において 第 1 項 中 この 契 約 締 結 後 とあるのは 当 該 請 求 があった 日 から と 読 み 替 えて 前 2 項 の 規 定 を 準 用 する 4 業 務 工 程 表 は 発 注 者 及 び 受 注 者 を 拘 束 するものではない ( 契 約 の 保 証 ) 第 4 条 受 注 者 は この 契 約 の 締 結 と 同 時 に 委 託 金 額 の 100 分 の5 以 上 の 契 約 保 証 金 を 納 付 しなければならない ただし 契 約 保 証 金 の 納 付 は 次 の 各 号 に 掲 げる 担 保 の 提 供 をもっ て 代 えることができる (1) 国 債 又 は 地 方 債 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 値 は 額 面 金 額 又 は 登 録 金

46 額 による (2) 政 府 の 保 証 のある 債 券 又 は 銀 行 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 農 林 中 央 金 庫 若 しくは 全 国 を 地 区 とする 信 用 金 庫 連 合 会 の 発 行 する 債 券 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 値 は 額 面 金 額 又 は 登 録 金 額 ( 発 行 価 格 が 額 面 金 額 又 は 登 録 金 額 と 異 なるときは 発 行 価 格 )の 八 割 に 相 当 する 金 額 による (3) 銀 行 又 は 発 注 者 が 確 実 と 認 める 金 融 機 関 ( 出 資 の 受 入 れ 預 り 金 及 び 金 利 等 の 取 締 り に 関 する 法 律 ( 昭 和 29 年 法 律 第 195 号 ) 第 3 条 に 規 定 する 金 融 機 関 ( 銀 行 を 除 く )をい う 以 下 この 項 において 同 じ )が 振 り 出 し 又 は 支 払 保 証 をした 小 切 手 この 場 合 に おいて 提 供 される 担 保 の 価 値 は 小 切 手 金 額 による (4) 銀 行 又 は 発 注 者 が 確 実 と 認 める 金 融 機 関 が 引 き 受 け 又 は 保 証 若 しくは 裏 書 をした 手 形 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 値 は 手 形 金 額 による (5) 銀 行 又 は 発 注 者 が 確 実 と 認 める 金 融 機 関 に 対 する 定 期 預 金 債 権 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 値 は 当 該 債 権 の 証 書 に 記 載 された 債 権 金 額 による (6) 銀 行 又 は 発 注 者 が 確 実 と 認 める 金 融 機 関 の 保 証 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 値 は 保 証 書 に 記 載 された 保 証 金 額 による (7) 公 共 工 事 前 払 金 保 証 事 業 に 関 する 法 律 ( 昭 和 27 年 法 律 第 184 号 ) 第 2 条 第 4 項 に 規 定 する 保 証 事 業 会 社 の 保 証 この 場 合 において 提 供 される 担 保 の 価 値 は 保 証 書 に 記 載 された 保 証 金 額 による 2 前 項 の 規 定 に 係 わらず 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは 契 約 保 証 金 の 全 部 又 は 一 部 を 免 除 する (1) この 契 約 による 債 務 の 不 履 行 により 生 ずる 損 害 をてん 補 する 履 行 保 証 保 険 契 約 の 締 結 (2) この 契 約 による 債 務 の 履 行 を 保 証 する 公 共 工 事 履 行 保 証 契 約 の 締 結 (3) 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 会 計 規 程 ( 平 成 23 年 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 管 理 規 程 第 27 号 ) 第 123 条 第 3 号 に 該 当 し 受 注 者 から 契 約 保 証 金 免 除 の 申 請 がある 場 合 3 第 2 項 第 1 号 の 場 合 においては 履 行 保 証 保 険 契 約 の 締 結 後 直 ちにその 保 険 証 券 を 発 注 者 に 寄 託 しなければならない 4 請 負 代 金 額 の 変 更 があった 場 合 には 契 約 保 証 金 が 変 更 後 の 委 託 金 額 の 100 分 の 5 に 達 するまで 発 注 者 は 契 約 保 証 金 の 増 額 を 請 求 することができ 受 注 者 は 契 約 保 証 金 の 減 額 を 請 求 することができる ( 権 利 義 務 の 譲 渡 等 の 禁 止 ) 第 5 条 受 注 者 は この 契 約 により 生 ずる 権 利 又 は 義 務 を 第 三 者 に 譲 渡 し 又 は 承 継 させ てはならない ただし あらかじめ 発 注 者 の 承 諾 を 得 た 場 合 は この 限 りでない 2 受 注 者 は 成 果 物 ( 未 完 成 の 成 果 物 及 び 業 務 を 行 う 上 で 得 られた 記 録 等 を 含 む 以 下 成 果 物 等 という )を 第 三 者 に 譲 渡 し 貸 与 し 又 は 質 権 その 他 の 担 保 の 目 的 に 供 してはならない ただし あらかじめ 発 注 者 の 承 諾 を 得 た 場 合 は この 限 りでない ( 著 作 権 の 譲 渡 等 ) 第 6 条 受 注 者 は 成 果 物 ( 第 37 条 第 1 項 の 規 定 により 準 用 される 第 31 条 の 規 定 する 指 定 部 分 に 係 る 成 果 物 及 び 第 37 条 第 2 項 の 規 定 により 準 用 される 第 31 条 に 規 定 する 引 渡 部 分 に 係 る 成 果 物 を 含 む 以 下 この 条 において 同 じ )が 著 作 権 法 ( 昭 和 45 年 法 律 第 8 号 ) 第 2 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 する 著 作 物 ( 以 下 著 作 物 という )に 該 当 する 場 合 には 当 該 著 作 物 に 係 る* 受 注 者 の 著 作 権 ( 著 作 権 法 第 21 条 から 第 28 条 までに 規 定 する 権 利 をい う )を 当 該 著 作 物 の 引 渡 し 時 に 発 注 者 に 無 償 で 譲 渡 するものとする 2 発 注 者 は 成 果 物 が 著 作 物 に 該 当 するとしないとにかかわらず 当 該 成 果 物 の 内 容 を 受 注 者 の 承 諾 なく 自 由 に 公 表 することができ また 当 該 成 果 物 が 著 作 物 に 該 当 する 場 合 には 受 注 者 が 承 諾 したときに 限 り 既 に 受 注 者 が 当 該 著 作 物 に 表 示 した 氏 名 を 変 更 することができる 3 受 注 者 は 成 果 物 が 著 作 物 に 該 当 する 場 合 において 発 注 者 が 当 該 著 作 物 の 利 用 目 的 の 実 現 のためにその 内 容 を 改 変 するときは その 改 変 に 同 意 する また 発 注 者 は 成 果 物 が 著 作 物 に 該 当 しない 場 合 には 当 該 成 果 物 の 内 容 を 受 注 者 の 承 諾 なく 自 由 に 改 変 することができる 4 受 注 者 は 成 果 物 ( 業 務 を 行 う 上 で 得 られた 記 録 等 を 含 む )が 著 作 物 に 該 当 すると

47 しないとにかかわらず 発 注 者 が 承 諾 した 場 合 には 当 該 成 果 物 を 使 用 又 は 複 製 し ま た 第 1 条 第 5 項 の 規 定 にかかわらず 当 該 成 果 物 の 内 容 を 公 表 することができる 5 発 注 者 は 受 注 者 が 成 果 物 の 作 成 に 当 たって 開 発 したプログラム( 著 作 権 法 第 10 条 第 1 項 第 9 号 に 規 定 するプログラムの 著 作 物 をいう ) 及 びデータベース( 著 作 権 法 第 12 条 の2に 規 定 するデータベースの 著 作 物 をいう )について 受 注 者 が 承 諾 した 場 合 に は 別 に 定 めるところにより 当 該 プログラム 及 びデータベースを 利 用 することができ る ( 一 括 再 委 託 等 の 禁 止 及 び 誓 約 書 の 提 出 ) 第 7 条 受 注 者 は 業 務 の 全 部 を 一 括 して 又 は 発 注 者 が 設 計 図 書 において 指 定 した 部 分 を 第 三 者 に 委 任 し 又 は 請 け 負 わせてはならない 2 受 注 者 は 業 務 の 一 部 を 第 三 者 に 委 任 し 又 は 請 け 負 わせようとするときは あらかじめ 発 注 者 の 承 諾 を 得 なければならない ただし 発 注 者 が 設 計 図 書 において 指 定 した 軽 微 な 部 分 を 委 任 し 又 は 請 け 負 わせようとするときは この 限 りでない 3 受 注 者 は 前 項 の 規 定 により 業 務 の 一 部 を 第 三 者 に 委 任 し 又 は 請 け 負 わせようとするときは 次 の 各 号 を 遵 守 するものとする (1) 入 札 参 加 停 止 措 置 を 受 けている 者 (ただし 民 事 再 生 法 ( 平 成 11 年 法 律 第 225 号 )の 規 定 による 再 生 手 続 開 始 の 申 立 て 又 は 会 社 更 生 法 ( 平 成 14 年 法 律 第 154 号 )の 規 定 による 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てを したことにより 入 札 参 加 停 止 の 措 置 を 受 けたものを 除 く) 若 しくは 入 札 参 加 除 外 の 措 置 を 受 けている 者 又 は 第 42 条 の3 第 1 項 各 号 に 該 当 する 者 を 受 任 者 又 は 下 請 負 人 としないこと (2) 当 該 第 三 者 の 行 為 すべてについて 責 任 を 負 うこと 4 発 注 者 は 受 注 者 に 対 して 業 務 の 一 部 を 委 任 し 又 は 請 け 負 わせた 者 の 商 号 又 は 名 称 その 他 必 要 な 事 項 の 通 知 を 請 求 することができる 5 受 注 者 は 第 2 項 の 規 定 により 業 務 の 一 部 を 第 三 者 に 委 任 し 又 は 請 け 負 わせたときは 当 該 第 三 者 から 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 排 除 条 例 ( 平 成 23 年 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 条 例 第 34 号 ) 第 2 条 第 2 号 に 規 定 する 暴 力 団 員 又 は 同 条 第 3 号 に 規 定 する 暴 力 団 密 接 関 係 者 でないことを 表 明 した 誓 約 書 を 徴 取 し 発 注 者 に 提 出 しなければならない 6 受 注 者 が 入 札 参 加 除 外 措 置 を 受 けた 者 又 は 第 42 条 の3 第 1 項 各 号 に 該 当 する 者 を 受 任 者 又 は 下 請 負 人 としていた 場 合 は 発 注 者 は 受 注 者 に 対 して 当 該 契 約 の 解 除 を 求 めることができる 7 前 項 の 規 定 により 契 約 の 解 除 を 行 った 場 合 の 一 切 の 責 任 は 受 注 者 が 負 うものとする ( 特 許 権 等 の 使 用 ) 第 8 条 受 注 者 は 特 許 権 実 用 新 案 権 意 匠 権 商 標 権 その 他 日 本 国 の 法 令 に 基 づき 保 護 される 第 三 者 の 権 利 ( 以 下 特 許 権 等 という )の 対 象 となっている 施 行 方 法 を 使 用 するときは その 使 用 に 関 する 一 切 の 責 任 を 負 わなければならない ただし 発 注 者 がその 施 行 方 法 を 指 定 した 場 合 において 設 計 図 書 に 特 許 権 等 の 対 象 である 旨 の 明 示 が なく かつ 受 注 者 がその 存 在 を 知 らなかったときは 発 注 者 は 受 注 者 がその 使 用 に 関 して 要 した 費 用 を 負 担 しなければならない ( 個 人 情 報 の 保 護 ) 第 8 条 の2 受 注 者 は 個 人 情 報 の 保 護 の 重 要 性 を 認 識 し 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 個 人 情 報 保 護 条 例 ( 平 成 23 年 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 条 例 第 5 号 )その 他 法 令 に 定 めるもののほか 業 務 を 処 理 するための 個 人 情 報 の 取 り 扱 いについては 別 記 個 人 情 報 取 扱 特 記 事 項 を 遵 守 しなけ ればならない ( 監 督 職 員 ) 第 9 条 発 注 者 は 監 督 職 員 を 置 いたときは その 氏 名 を 受 注 者 に 通 知 しなければならな い その 者 を 変 更 したときも 同 様 とする 2 監 督 職 員 は この 約 款 に 基 づく 発 注 者 の 権 限 とされる 事 項 のうち 発 注 者 が 必 要 と 認 め て 監 督 職 員 に 委 任 したもののほか 設 計 図 書 に 定 めるところにより 次 に 掲 げる 権 限 を 有 する (1) 発 注 者 の 意 図 する 成 果 物 を 完 成 させるための 受 注 者 又 は 受 注 者 の 管 理 技 術 者 に 対 す る 業 務 に 関 する 指 示

48 (2) この 約 款 及 び 設 計 図 書 の 記 載 内 容 に 関 する 受 注 者 の 確 認 の 申 出 又 は 質 問 に 対 する 承 諾 又 は 回 答 (3) この 契 約 の 履 行 に 関 する 受 注 者 又 は 受 注 者 の 管 理 技 術 者 との 協 議 (4) 業 務 の 進 捗 の 確 認 設 計 図 書 の 記 載 内 容 と 履 行 内 容 との 照 合 その 他 契 約 の 履 行 状 況 の 監 督 3 発 注 者 は 2 名 以 上 の 監 督 職 員 を 置 き 前 項 の 権 限 を 分 担 させたときにあってはそれ ぞれの 監 督 職 員 の 有 する 権 限 の 内 容 を 監 督 職 員 にこの 約 款 に 基 づく 発 注 者 の 権 限 の 一 部 を 委 任 したときにあっては 当 該 委 任 した 権 限 の 内 容 を 受 注 者 に 通 知 しなければなら ない 4 第 1 項 の 規 定 により 発 注 者 が 監 督 職 員 を 置 いたときは この 約 款 に 定 める 指 示 等 は 設 計 図 書 に 定 めるものを 除 き 監 督 職 員 を 経 由 して 行 うものとする この 場 合 において は 監 督 職 員 に 到 達 した 日 をもって 発 注 者 に 到 達 したものとみなす 5 発 注 者 が 監 督 職 員 を 置 かないときは この 約 款 に 定 める 監 督 職 員 の 権 限 は 発 注 者 に 帰 属 する ( 管 理 技 術 者 ) 第 10 条 受 注 者 は 業 務 の 技 術 上 の 管 理 を 行 う 管 理 技 術 者 を 定 め その 氏 名 その 他 必 要 な 事 項 を 発 注 者 に 通 知 しなければならない その 者 を 変 更 したときも 同 様 とする 2 管 理 技 術 者 は この 契 約 の 履 行 に 関 し 業 務 の 管 理 及 び 統 轄 を 行 うほか 委 託 金 額 の 変 更 履 行 期 間 の 変 更 委 託 金 額 の 請 求 及 び 受 領 第 14 条 第 1 項 の 請 求 の 受 理 同 条 第 2 項 の 決 定 及 び 通 知 並 びにこの 契 約 の 解 除 に 係 る 権 限 を 除 き この 契 約 に 基 づく 受 注 者 の 一 切 の 権 限 を 行 使 することができる 3 受 注 者 は 前 項 の 規 定 にかかわらず 自 己 の 有 する 権 限 のうちこれを 管 理 技 術 者 に 委 任 せず 自 ら 行 使 しようとするものがあるときは あらかじめ 当 該 権 限 の 内 容 を 発 注 者 に 通 知 しなければならない ( 照 査 技 術 者 ) 第 11 条 受 注 者 は 設 計 図 書 に 定 める 場 合 には 成 果 物 の 内 容 の 技 術 上 の 照 査 を 行 う 照 査 技 術 者 を 定 め その 氏 名 その 他 必 要 な 事 項 を 発 注 者 に 通 知 しなければならない その 者 を 変 更 したときも 同 様 とする 2 照 査 技 術 者 は 前 条 第 1 項 に 規 定 する 管 理 技 術 者 を 兼 ねることができない ( 地 元 関 係 者 との 交 渉 等 ) 第 12 条 地 元 関 係 者 との 交 渉 等 は 発 注 者 が 行 うものとする この 場 合 において 発 注 者 の 指 示 があるときは 受 注 者 はこれに 協 力 しなければならない ( 土 地 への 立 入 り) 第 13 条 受 注 者 が 調 査 のため 第 三 者 が 所 有 する 土 地 に 立 ち 入 る 場 合 において 当 該 土 地 の 所 有 者 等 の 承 諾 が 必 要 なときは 発 注 者 がその 承 諾 を 得 るものとする この 場 合 にお いて 発 注 者 の 指 示 があるときは 受 注 者 はこれに 協 力 しなければならない ( 管 理 技 術 者 等 に 対 する 措 置 請 求 ) 第 14 条 発 注 者 は 管 理 技 術 者 若 しくは 照 査 技 術 者 又 は 受 注 者 の 使 用 人 若 しくは 第 7 条 第 2 項 の 規 定 により 受 注 者 から 業 務 を 委 任 され 若 しくは 請 け 負 った 者 がその 業 務 の 実 施 につき 著 しく 不 適 当 と 認 められるときは 受 注 者 に 対 して その 理 由 を 明 示 した 書 面 により 必 要 な 措 置 をとるべきことを 請 求 することができる 2 受 注 者 は 前 項 の 規 定 による 請 求 があったときは 当 該 請 求 に 係 る 事 項 について 決 定 し その 結 果 を 請 求 を 受 けた 日 から10 日 以 内 に 発 注 者 に 通 知 しなければならない 3 受 注 者 は 監 督 職 員 がその 職 務 の 執 行 につき 著 しく 不 適 当 と 認 められるときは 発 注 者 に 対 して その 理 由 を 明 示 した 書 面 により 必 要 な 措 置 をとるべきことを 請 求 するこ とができる 4 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 請 求 があったときは 当 該 請 求 に 係 る 事 項 について 決 定 し その 結 果 を 請 求 を 受 けた 日 から10 日 以 内 に 受 注 者 に 通 知 しなければならない

49 ( 履 行 報 告 ) 第 15 条 受 注 者 は 設 計 図 書 に 定 めるところにより 契 約 の 履 行 について 発 注 者 に 報 告 しなければならない ( 貸 与 品 等 ) 第 16 条 発 注 者 が 受 注 者 に 貸 与 し 又 は 支 給 する 調 査 機 械 器 具 図 面 その 他 業 務 に 必 要 な 物 品 等 以 下 貸 与 品 等 という )の 品 名 数 量 品 質 規 格 又 は 性 能 引 渡 場 所 及 び 引 渡 時 期 は 設 計 図 書 に 定 めるところによる 2 受 注 者 は 貸 与 品 等 の 引 渡 しを 受 けたときは 引 渡 しの 日 から7 日 以 内 に 発 注 者 に 借 用 書 又 は 支 給 品 受 領 書 を 提 出 しなければならない 3 受 注 者 は 貸 与 品 等 を 善 良 な 管 理 者 の 注 意 をもって 管 理 しなければならない 4 受 注 者 は 設 計 図 書 に 定 めるところにより 業 務 の 完 了 設 計 図 書 の 変 更 等 によって 不 用 となった 貸 与 品 等 を 発 注 者 に 返 還 しなければならない 5 受 注 者 は 故 意 又 は 過 失 により 貸 与 品 等 が 滅 失 若 しくはき 損 し 又 はその 返 還 が 不 可 能 となったときは 発 注 者 の 指 定 した 期 間 内 に 代 品 を 納 め 若 しくは 原 状 に 復 して 返 還 し 又 は 返 還 に 代 えて 損 害 を 賠 償 しなければならない ( 設 計 図 書 と 業 務 内 容 が 一 致 しない 場 合 の 修 補 義 務 ) 第 17 条 受 注 者 は 業 務 の 内 容 が 設 計 図 書 又 は 発 注 者 の 指 示 若 しくは 発 注 者 と 受 注 者 と の 協 議 の 内 容 に 適 合 しない 場 合 には これらに 適 合 するよう 必 要 な 修 補 を 行 わなければ ならない この 場 合 において 当 該 不 適 合 が 発 注 者 の 指 示 によるときその 他 発 注 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 によるときは 発 注 者 は 必 要 があると 認 められるときは 履 行 期 間 若 しくは 委 託 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 し なければならない ( 条 件 変 更 等 ) 第 18 条 受 注 者 は 業 務 を 行 うに 当 たり 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 事 実 を 発 見 し たときは その 旨 を 直 ちに 発 注 者 に 通 知 し その 確 認 を 請 求 しなければならない (1) 図 面 仕 様 書 現 場 説 明 書 及 び 現 場 説 明 に 対 する 質 問 回 答 書 が 一 致 しないこと(こ れらの 優 先 順 位 が 定 められている 場 合 を 除 く ) (2) 設 計 図 書 に 誤 謬 又 は 脱 漏 があること (3) 設 計 図 書 の 表 示 が 明 確 でないこと (4) 施 行 上 の 制 約 等 設 計 図 書 に 示 された 自 然 的 又 は 人 為 的 な 施 行 条 件 と 実 際 の 施 行 条 件 が 相 違 すること (5) 設 計 図 書 に 明 示 されていない 施 行 条 件 について 予 期 することのできない 特 別 な 状 態 が 生 じたこと 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 確 認 を 請 求 されたとき 又 は 自 ら 前 項 各 号 に 掲 げる 事 実 を 発 見 したときは 受 注 者 の 立 会 いの 上 直 ちに 調 査 を 行 わなければならない ただし 受 注 者 が 立 会 いに 応 じない 場 合 には 受 注 者 の 立 会 いを 得 ずに 行 うことができる 3 発 注 者 は 受 注 者 の 意 見 を 聴 いて 調 査 の 結 果 (これに 対 してとるべき 措 置 を 指 示 す る 必 要 があるときは 当 該 指 示 を 含 む )をとりまとめ 調 査 の 終 了 後 10 日 以 内 に そ の 結 果 を 受 注 者 に 通 知 しなければならない ただし その 期 間 内 に 通 知 できないやむを 得 ない 理 由 があるときは あらかじめ 受 注 者 の 意 見 を 聴 いた 上 当 該 期 間 を 延 長 する ことができる 4 前 項 の 調 査 の 結 果 により 第 1 項 各 号 に 掲 げる 事 実 が 確 認 された 場 合 において 必 要 があ ると 認 められるときは 発 注 者 は 設 計 図 書 の 訂 正 又 は 変 更 を 行 わなければならない 5 前 項 の 規 定 により 設 計 図 書 の 訂 正 又 は 変 更 が 行 われた 場 合 において 発 注 者 は 必 要 があると 認 められるときは 履 行 期 間 若 しくは 委 託 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならない ( 設 計 図 書 等 の 変 更 ) 第 19 条 発 注 者 は 前 条 第 4 項 の 規 定 によるほか 必 要 があると 認 めるときは 設 計 図 書 又 は 業 務 に 関 する 指 示 ( 以 下 この 条 及 び 第 21 条 において 設 計 図 書 等 という )

50 の 変 更 内 容 を 受 注 者 に 通 知 して 設 計 図 書 等 を 変 更 することができる この 場 合 におい て 発 注 者 は 必 要 があると 認 められるときは 履 行 期 間 若 しくは 委 託 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならない ( 業 務 の 中 止 ) 第 20 条 第 三 者 の 所 有 する 土 地 への 立 入 りについて 当 該 土 地 の 所 有 者 等 の 承 諾 を 得 るこ とができないため 又 は 暴 風 豪 雨 洪 水 高 潮 地 震 地 すべり 落 盤 火 災 騒 乱 暴 動 その 他 の 自 然 的 又 は 人 為 的 な 事 象 ( 以 下 この 条 及 び 第 29 条 において 天 災 等 と いう )であって 受 注 者 の 責 めに 帰 すことができないものにより 作 業 現 場 の 状 態 が 著 しく 変 動 したため 受 注 者 が 業 務 を 行 うことができないと 認 められるときは 発 注 者 は 業 務 の 中 止 内 容 を 直 ちに 受 注 者 に 通 知 して 業 務 の 全 部 又 は 一 部 を 一 時 中 止 させなけれ ばならない 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 によるほか 必 要 があると 認 めるときは 業 務 の 中 止 内 容 を 受 注 者 に 通 知 して 業 務 の 全 部 又 は 一 部 を 一 時 中 止 させることができる 3 発 注 者 は 前 2 項 の 規 定 により 業 務 を 一 時 中 止 した 場 合 において 必 要 があると 認 め られるときは 履 行 期 間 若 しくは 委 託 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 が 業 務 の 続 行 に 備 え 業 務 の 一 時 中 止 に 伴 う 増 加 費 用 を 必 要 としたとき 若 しくは 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならない ( 業 務 に 係 る 受 注 者 の 提 案 ) 第 21 条 受 注 者 は 設 計 図 書 等 について 技 術 的 又 は 経 済 的 に 優 れた 代 替 方 法 その 他 改 良 事 項 を 発 見 し 又 は 発 案 したときは 発 注 者 に 対 して 当 該 発 見 又 は 発 案 に 基 づき 設 計 図 書 等 の 変 更 を 提 案 することができる 2 発 注 者 は 前 項 に 規 定 する 受 注 者 の 提 案 を 受 けた 場 合 において 必 要 があると 認 める ときは 設 計 図 書 等 の 変 更 を 受 注 者 に 通 知 するものとする 3 発 注 者 は 前 項 の 規 定 により 設 計 図 書 等 が 変 更 された 場 合 において 必 要 があると 認 められるときは 履 行 期 間 又 は 委 託 金 額 を 変 更 しなければならない ( 受 注 者 の 請 求 による 履 行 期 間 の 延 長 ) 第 22 条 受 注 者 は その 責 めに 帰 すことができない 事 由 により 履 行 期 間 内 に 業 務 を 完 了 することができないときは その 理 由 を 明 示 した 書 面 により 発 注 者 に 履 行 期 間 の 延 長 変 更 を 請 求 することができる 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 請 求 があった 場 合 において 必 要 があると 認 められると きは 履 行 期 間 を 延 長 しなければならない 発 注 者 は その 履 行 期 間 の 延 長 が 発 注 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 による 場 合 においては 委 託 金 額 について 必 要 と 認 められる 変 更 を 行 い 又 は 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならない ( 発 注 者 の 請 求 による 履 行 期 間 の 短 縮 等 ) 第 23 条 発 注 者 は 特 別 の 理 由 により 履 行 期 間 を 短 縮 する 必 要 があるときは 履 行 期 間 の 短 縮 変 更 を 受 注 者 に 請 求 することができる 2 発 注 者 は この 約 款 の 他 の 条 項 の 規 定 により 履 行 期 間 を 延 長 すべき 場 合 において 特 別 の 理 由 があるときは 延 長 する 履 行 期 間 について 受 注 者 に 通 常 必 要 とされる 履 行 期 間 に 満 たない 履 行 期 間 への 変 更 を 請 求 することができる 3 発 注 者 は 前 2 項 の 場 合 において 必 要 があると 認 められるときは 委 託 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければならない ( 履 行 期 間 の 変 更 方 法 ) 第 24 条 第 17 条 から 前 条 まで 又 は 第 39 条 の 規 定 により 履 行 期 間 の 変 更 を 行 おうとする 場 合 における 当 該 変 更 の 期 間 は 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ただし 協 議 開 始 の 日 から14 日 以 内 に 協 議 が 整 わない 場 合 には 発 注 者 が 定 め 受 注 者 に 通 知 する 2 前 項 の 協 議 開 始 の 日 については 発 注 者 が 受 注 者 の 意 見 を 聴 いて 定 め 受 注 者 に 通 知 するものとする ただし 発 注 者 が 履 行 期 間 の 変 更 事 由 が 生 じた 日 ( 第 22 条 の 場 合 にあ っては 発 注 者 が 履 行 期 間 の 変 更 の 請 求 を 受 けた 日 前 条 の 場 合 にあっては 受 注 者 が 履 行 期 間 の 変 更 の 請 求 を 受 けた 日 とする )から7 日 以 内 に 協 議 開 始 の 日 を 通 知 しない

51 場 合 には 受 注 者 は 協 議 開 始 の 日 を 定 め 発 注 者 に 通 知 することができる ( 委 託 金 額 の 変 更 方 法 等 ) 第 25 条 第 17 条 から 第 21 条 まで 第 23 条 又 は 第 39 条 の 規 定 により 委 託 金 額 の 変 更 を 行 う 場 合 における 当 該 変 更 の 額 は 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ただし 協 議 開 始 の 日 から14 日 以 内 に 協 議 が 整 わない 場 合 には 発 注 者 が 定 め 受 注 者 に 通 知 する 2 前 項 の 協 議 開 始 の 日 については 発 注 者 が 受 注 者 の 意 見 を 聴 いて 定 め 受 注 者 に 通 知 するものとする ただし 発 注 者 が 委 託 金 額 の 変 更 事 由 が 生 じた 日 から7 日 以 内 に 協 議 開 始 の 日 を 通 知 しない 場 合 には 受 注 者 は 協 議 開 始 の 日 を 定 め 発 注 者 に 通 知 するこ とができる 3 第 17 条 から 第 21 条 まで 第 23 条 第 26 条 第 33 条 第 39 条 又 は 第 43 条 の 規 定 により 受 注 者 が 増 加 費 用 を 必 要 とした 場 合 又 は 損 害 を 受 けた 場 合 に 発 注 者 が 負 担 する 必 要 な 費 用 の 額 については 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ( 臨 機 の 措 置 ) 第 26 条 受 注 者 は 災 害 防 止 等 のため 必 要 があると 認 めるときは 臨 機 の 措 置 をとらな ければならない この 場 合 において 必 要 があると 認 めるときは 受 注 者 は あらかじ め 発 注 者 の 意 見 を 聴 かなければならない ただし 緊 急 やむを 得 ない 事 情 があるとき は この 限 りでない 2 前 項 の 場 合 において 受 注 者 は そのとった 措 置 の 内 容 を 発 注 者 に 直 ちに 通 知 しなけ ればならない 3 発 注 者 は 災 害 防 止 その 他 業 務 を 行 う 上 で 特 に 必 要 があると 認 めるときは 受 注 者 に 対 して 臨 機 の 措 置 をとることを 請 求 することができる 4 受 注 者 が 第 1 項 又 は 前 項 の 規 定 により 臨 機 の 措 置 をとった 場 合 において 当 該 措 置 に 要 した 費 用 のうち 受 注 者 が 委 託 金 額 の 範 囲 において 負 担 することが 適 当 でないと 認 め られる 部 分 については 発 注 者 がこれを 負 担 する ( 一 般 的 損 害 ) 第 27 条 成 果 物 の 引 渡 し 前 に 成 果 物 に 生 じた 損 害 その 他 業 務 を 行 うにつき 生 じた 損 害 ( 次 条 第 1 項 第 2 項 若 しくは 第 3 項 又 は 第 29 条 第 1 項 に 規 定 する 損 害 を 除 く )につ いては 受 注 者 が 必 要 な 費 用 を 負 担 する ただし その 損 害 ( 第 47 条 の 規 定 により 付 さ れた 保 険 によりてん 補 された 部 分 を 除 く )のうち 発 注 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 により 生 じたものについては 発 注 者 が 負 担 する ( 第 三 者 に 及 ぼした 損 害 ) 第 28 条 業 務 を 行 うにつき 第 三 者 に 及 ぼした 損 害 ( 第 3 項 に 規 定 する 損 害 を 除 く )に ついて 当 該 第 三 者 に 対 して 損 害 の 賠 償 を 行 わなければならないときは 受 注 者 がその 賠 償 額 を 負 担 する 2 前 項 の 規 定 にかかわらず 同 項 の 規 定 する 賠 償 額 ( 第 47 条 の 規 定 により 付 された 保 険 によりてん 補 された 部 分 を 除 く )のうち 発 注 者 の 指 示 貸 与 品 等 の 性 状 その 他 発 注 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 により 生 じたものについては 発 注 者 がその 賠 償 額 を 負 担 する ただし 受 注 者 が 発 注 者 の 指 示 又 は 貸 与 品 等 が 不 適 当 であること 等 発 注 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 があることを 知 りながらこれを 通 知 しなかったときは この 限 りでない 3 業 務 を 行 うにつき 通 常 避 けることができない 騒 音 振 動 地 下 水 の 断 絶 等 の 理 由 によ り 第 三 者 に 及 ぼした 損 害 ( 第 47 条 の 規 定 により 付 された 保 険 によりてん 補 された 部 分 を 除 く )について 当 該 第 三 者 に 損 害 の 賠 償 を 行 わなければならないときは 発 注 者 がその 賠 償 額 を 負 担 しなければならない ただし 業 務 を 行 うにつき 受 注 者 が 善 良 な 管 理 者 の 注 意 義 務 を 怠 ったことにより 生 じたものについては 受 注 者 が 負 担 する 4 前 3 項 の 場 合 その 他 業 務 を 行 うにつき 第 三 者 との 間 に 紛 争 を 生 じた 場 合 においては 発 注 者 及 び 受 注 者 は 協 力 してその 処 理 解 決 に 当 たるものとする ( 不 可 抗 力 による 損 害 ) 第 29 条 成 果 物 の 引 渡 し 前 に 天 災 等 ( 設 計 図 書 で 基 準 を 定 めたものにあっては 当 該 基 準 を 超 えるものに 限 る )で 発 注 者 と 受 注 者 のいずれの 責 めにも 帰 すことができない

52 もの( 以 下 不 可 抗 力 という )により 試 験 等 に 供 される 業 務 の 出 来 形 部 分 ( 以 下 この 条 及 び 第 46 条 において 業 務 の 出 来 形 部 分 という ) 仮 設 物 又 は 作 業 現 場 に 搬 入 した 調 査 機 械 器 具 に 損 害 が 生 じたときは 受 注 者 は その 事 実 の 発 生 後 直 ちにその 状 況 を 発 注 者 に 通 知 しなければならない 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 通 知 を 受 けたときは 直 ちに 調 査 を 行 い 前 項 の 損 害 ( 受 注 者 が 善 良 な 管 理 者 の 注 意 義 務 を 怠 ったことに 基 づくもの 及 び 第 47 条 の 規 定 により 付 さ れた 保 険 によりてん 補 された 部 分 を 除 く 以 下 この 条 において 同 じ )の 状 況 を 確 認 し その 結 果 を 受 注 者 に 通 知 しなければならない 3 受 注 者 は 前 項 の 規 定 により 損 害 の 状 況 が 確 認 されたときは 損 害 による 費 用 の 負 担 を 発 注 者 に 請 求 することができる 4 発 注 者 は 前 項 の 規 定 により 受 注 者 から 損 害 による 費 用 の 負 担 の 請 求 があったときは 当 該 損 害 の 額 ( 業 務 の 出 来 形 部 分 仮 設 物 又 は 作 業 現 場 に 搬 入 した 調 査 機 械 器 具 であっ て 立 会 いその 他 受 注 者 の 業 務 に 関 する 記 録 等 により 確 認 することができるものに 係 る 額 に 限 る ) 及 び 当 該 損 害 の 取 片 付 けに 要 する 費 用 の 額 の 合 計 額 ( 第 6 項 において 損 害 合 計 額 という )のうち 委 託 金 額 の100 分 の1を 超 える 額 を 負 担 しなければならない 5 前 項 に 規 定 する 損 害 の 額 は 次 の 各 号 に 掲 げる 損 害 につき それぞれ 当 該 各 号 に 定 め るところにより 算 定 する (1) 業 務 の 出 来 形 部 分 に 関 する 損 害 損 害 を 受 けた 出 来 形 部 分 に 相 応 する 委 託 金 額 の 額 とし 残 存 価 値 がある 場 合 には その 評 価 額 を 差 し 引 いた 額 とする (2) 仮 設 物 又 は 調 査 機 械 器 具 に 関 する 損 害 損 害 を 受 けた 仮 設 物 又 は 調 査 機 械 器 具 で 通 常 妥 当 と 認 められるものについて 当 該 業 務 で 償 却 することとしている 償 却 費 の 額 から 損 害 を 受 けた 時 点 における 成 果 物 に 相 応 する 償 却 費 の 額 を 差 し 引 いた 額 とする ただし 修 繕 によりその 機 能 を 回 復 することができ かつ 修 繕 費 の 額 が 上 記 の 額 よりも 少 額 であるものについては その 修 繕 費 の 額 とする 6 数 次 にわたる 不 可 抗 力 により 損 害 合 計 額 が 累 積 した 場 合 における 第 2 次 以 降 の 不 可 抗 力 による 損 害 合 計 額 の 負 担 については 第 4 項 中 当 該 損 害 の 額 とあるのは 損 害 の 額 の 累 計 と 当 該 損 害 の 取 片 付 けに 要 する 費 用 の 額 とあるのは 損 害 の 取 片 付 け に 要 する 費 用 の 額 の 累 計 と 委 託 金 額 の100 分 の1を 超 える 額 とあるのは 委 託 金 額 の100 分 の1を 超 える 額 から 既 に 負 担 した 額 を 差 し 引 いた 額 として 同 項 を 適 用 する ( 委 託 金 額 の 変 更 に 代 える 設 計 図 書 の 変 更 ) 第 30 条 発 注 者 は 第 8 条 第 17 条 から 第 21 条 まで 第 23 条 第 26 条 第 27 条 第 29 条 第 33 条 又 は 第 39 条 の 規 定 により 委 託 金 額 を 増 額 すべき 場 合 又 は 費 用 を 負 担 すべき 場 合 に おいて 特 別 の 理 由 があるときは 委 託 金 額 の 増 額 又 は 負 担 額 の 全 部 又 は 一 部 に 代 えて 設 計 図 書 を 変 更 することができる この 場 合 において 設 計 図 書 の 変 更 内 容 は 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ただし 協 議 開 始 の 日 から14 日 以 内 に 協 議 が 整 わない 場 合 には 発 注 者 が 定 め 受 注 者 に 通 知 する 2 前 項 の 協 議 開 始 の 日 については 発 注 者 が 受 注 者 の 意 見 を 聴 いて 定 め 受 注 者 に 通 知 しなければならない だたし 発 注 者 が 委 託 金 額 を 増 額 すべき 事 由 又 は 費 用 を 負 担 すべ き 事 由 が 生 じた 日 から7 日 以 内 に 協 議 開 始 の 日 を 通 知 しない 場 合 には 受 注 者 は 協 議 開 始 の 日 を 定 め 発 注 者 に 通 知 することができる ( 検 査 及 び 引 渡 し) 第 31 条 受 注 者 は 業 務 を 完 了 したときは その 旨 を 発 注 者 に 通 知 しなければならい 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 通 知 を 受 けたときは 通 知 を 受 けた 日 から10 日 以 内 に 受 注 者 の 立 会 いの 上 設 計 図 書 に 定 めるところにより 業 務 の 完 了 を 確 認 するための 検 査 を 完 了 し 当 該 検 査 の 合 否 結 果 を 受 注 者 に 通 知 しなければならない 3 発 注 者 は 前 項 の 検 査 の 完 了 ( 合 格 )によって 業 務 の 完 了 を 確 認 した 後 受 注 者 が 成 果 物 の 引 渡 しを 申 し 出 たときは 直 ちに 当 該 成 果 物 の 引 渡 しを 受 けなければならない 4 発 注 者 は 受 注 者 が 前 項 の 申 出 を 行 わないときは 当 該 成 果 物 の 引 渡 しを 委 託 金 額 の 支 払 いの 完 了 と 同 時 に 行 うことを 請 求 することができる この 場 合 において 受 注 者 は 当 該 請 求 に 直 ちに 応 じなければならない

53 5 受 注 者 は 業 務 が 第 2 項 の 検 査 に 合 格 しないときは 直 ちに 修 補 して 発 注 者 の 検 査 を 受 けなければならない この 場 合 において 修 補 の 完 了 を 業 務 の 完 了 とみなして 前 4 項 の 規 定 を 読 み 替 えて 準 用 する ( 軽 微 な 瑕 疵 の 修 補 ) 第 31 条 の2 発 注 者 は 前 条 第 2 項 又 は 第 5 項 の 検 査 において 業 務 の 完 了 が 確 認 できた 場 合 でも 成 果 物 に 軽 微 な 瑕 疵 が 認 められるときは 受 注 者 に 対 して 相 当 の 期 間 を 定 め て 第 40 条 に 係 わらず 修 補 を 請 求 することができる この 場 合 受 注 者 は 直 ちに 修 補 を 行 い 発 注 者 の 確 認 を 受 けなければならない なお 受 注 者 が 修 補 を 行 わないときは 発 注 者 は 修 補 に 代 え 損 害 の 賠 償 を 請 求 することができる ( 委 託 金 額 の 支 払 い) 第 32 条 受 注 者 は 第 31 条 第 2 項 ( 第 31 条 第 5 項 において 読 み 替 えて 準 用 する 場 合 を 含 む 以 下 この 条 において 同 じ )の 検 査 に 合 格 したときは 委 託 金 額 の 支 払 いを 請 求 す ることができる 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 請 求 があったときは 請 求 を 受 けた 日 から30 日 以 内 に 委 託 金 額 を 受 注 者 に 支 払 わなければならない 3 発 注 者 がその 責 めに 帰 すべき 事 由 により 第 31 条 第 2 項 の 期 間 内 に 検 査 を 完 了 しないと きは その 期 限 を 経 過 した 日 から 検 査 を 完 了 した 日 までの 期 間 の 日 数 は 前 項 の 期 間 ( 以 下 約 定 期 間 という )の 日 数 から 差 し 引 くものとする この 場 合 において その 遅 延 日 数 が 約 定 期 間 の 日 数 を 超 えるときは 約 定 期 間 は 遅 延 日 数 が 約 定 期 間 の 日 数 を 超 えた 日 において 満 了 したものとみなす ( 引 渡 し 前 における 成 果 物 の 使 用 ) 第 33 条 発 注 者 は 第 31 条 第 3 項 若 しくは 第 4 項 又 は 第 37 条 第 1 項 若 しくは 第 2 項 の 規 定 による 引 渡 し 前 においても 成 果 物 の 全 部 又 は 一 部 を 受 注 者 の 承 諾 を 得 て 使 用 するこ とができる 2 前 項 の 場 合 において 発 注 者 は その 使 用 部 分 を 善 良 な 管 理 者 の 注 意 をもって 使 用 し なければならない 3 発 注 者 は 第 1 項 の 規 定 により 成 果 物 の 全 部 又 は 一 部 を 使 用 したことによって 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは その 増 加 した 費 用 を 負 担 しなければならない ( 前 金 払 ) 第 34 条 受 注 者 は 公 共 工 事 の 前 払 金 保 証 事 業 に 関 する 法 律 ( 昭 和 27 年 法 律 第 184 号 ) 第 2 条 第 4 項 に 規 定 する 保 証 事 業 会 社 ( 以 下 この 条 及 び 次 条 において 保 証 事 業 会 社 と いう )と 契 約 書 記 載 の 履 行 期 限 を 保 証 期 限 とする 同 条 第 5 項 に 規 定 する 保 証 契 約 ( 以 下 この 条 及 び 次 条 において 保 証 契 約 という )を 締 結 したときは その 保 証 証 書 を 発 注 者 に 寄 託 して 委 託 金 額 の 前 払 い 請 求 をすることができる 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 による 請 求 があったときは 請 求 を 受 けた 日 から30 日 以 内 に 金 円 を 前 払 金 として 受 注 者 に 支 払 わなければならない 3 受 注 者 は 設 計 図 書 の 変 更 その 他 の 理 由 により 委 託 金 額 が 増 額 された 場 合 において 増 加 額 が 増 加 額 前 の 委 託 金 額 の100 分 の20 以 上 であるときは 受 注 者 は その 増 額 後 の 委 託 金 額 について 前 項 の 前 払 金 を 算 出 したのと 同 じ 方 法 で 算 出 した 金 額 から 受 領 済 みの 前 払 金 額 を 差 し 引 いた 額 を 請 求 することができる この 場 合 において 増 加 した 前 払 金 の 支 払 時 期 については 前 項 の 規 定 を 読 み 替 えて 準 用 する 4 受 注 者 は 設 計 図 書 の 変 更 その 他 の 理 由 により 委 託 金 額 が 減 額 された 場 合 において 減 少 額 が 減 額 前 の 委 託 金 額 の100 分 の25 以 上 であるときは 受 領 済 みの 前 払 金 額 から 減 額 した 委 託 金 額 について 第 2 項 の 前 払 金 を 算 出 したのと 同 じ 方 法 で 算 出 した 金 額 を 差 し 引 いた 額 ( 以 下 前 金 払 超 過 額 という )を 発 注 者 の 請 求 に 基 づき その 請 求 のあった 日 から30 日 以 内 に 返 還 しなければならない 5 発 注 者 は 受 注 者 が 前 項 の 期 間 内 に 前 金 払 超 過 額 を 返 還 しなかったときは その 未 返 還 額 につき 同 項 の 期 間 を 経 過 した 日 から 返 還 をする 日 までの 期 間 について その 日 数 に 応 じ 年 5パーセントの 割 合 で 計 算 して 得 た 額 の 遅 滞 料 の 支 払 いを 請 求 することがで きる

54 ( 保 証 契 約 の 変 更 ) 第 35 条 受 注 者 は 前 条 第 3 項 の 規 定 により 受 領 済 みの 前 払 金 に 追 加 してさらに 前 払 金 の 支 払 いを 請 求 する 場 合 には あらかじめ 保 証 契 約 を 変 更 し 変 更 後 の 保 証 証 書 を 発 注 者 に 寄 託 しなければならない 2 受 注 者 は 前 項 に 規 定 する 場 合 のほか 委 託 金 額 が 減 額 された 場 合 において 保 証 契 約 を 変 更 したときは 変 更 後 の 保 証 証 書 を 直 ちに 発 注 者 に 寄 託 しなければならない 3 受 注 者 は 前 払 金 額 の 変 更 を 伴 わない 履 行 期 間 の 変 更 が 行 われた 場 合 には 発 注 者 に 代 わりその 旨 を 保 証 事 業 会 社 に 直 ちに 通 知 するものとする ( 前 払 金 の 使 用 等 ) 第 36 条 受 注 者 は 前 払 金 をこの 業 務 の 材 料 費 労 務 費 外 注 費 機 械 器 具 の 賃 借 料 機 械 購 入 費 (この 委 託 業 務 において 償 却 される 割 合 に 相 当 する 額 に 限 る ) 動 力 費 支 払 運 賃 交 通 通 信 費 修 繕 費 仮 設 費 及 び 保 証 料 に 相 当 する 額 として 必 要 な 経 費 以 外 の 支 払 いに 充 当 してはならない ( 部 分 引 渡 し) 第 37 条 成 果 物 について 発 注 者 が 設 計 図 書 において 業 務 の 完 了 に 先 だって 引 渡 しを 受 けるべきことを 指 定 した 部 分 ( 以 下 この 条 において 指 定 部 分 という )がある 場 合 において 当 該 指 定 部 分 の 業 務 が 完 了 したときは 第 31 条 中 業 務 とあるのは 指 定 部 分 に 係 る 業 務 と 成 果 物 とあるのは 指 定 部 分 に 係 る 成 果 物 と 同 条 第 4 項 及 び 第 32 条 中 委 託 金 額 とあるのは 部 分 引 渡 しに 係 る 委 託 金 額 と 読 み 替 えて こ れらの 規 定 を 準 用 する 2 前 項 に 規 定 する 場 合 のほか 成 果 物 の 一 部 分 が 完 成 し かつ 可 分 なものであるとき は 発 注 者 は 当 該 部 分 について 受 注 者 の 承 諾 を 得 て 引 渡 しを 受 けることができる この 場 合 において 第 31 条 中 業 務 とあるのは 引 渡 部 分 に 係 る 業 務 と 成 果 物 とあるのは 引 渡 部 分 に 係 る 成 果 物 と 同 条 第 4 項 及 び 第 32 条 中 委 託 金 額 とある のは 部 分 引 渡 しに 係 る 委 託 金 額 と 読 み 替 えて これらの 規 定 を 準 用 する 3 前 2 項 において 準 用 する 第 32 条 第 1 項 の 規 定 により 受 注 者 が 請 求 することができる 部 分 引 渡 しに 係 る 委 託 金 額 は 次 の 各 号 に 掲 げる 式 により 算 定 する この 場 合 において 第 1 号 中 指 定 部 分 に 相 応 する 委 託 金 額 及 び 第 2 号 中 引 渡 部 分 に 相 応 する 委 託 金 額 は 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ただし 発 注 者 が 前 2 項 において 読 み 替 えて 準 用 する 第 32 条 第 1 項 の 規 定 による 請 求 を 受 けた 日 から14 日 以 内 に 協 議 が 整 わない 場 合 には 発 注 者 が 定 め 受 注 者 に 通 知 する (1) 第 1 項 に 規 定 する 部 分 引 渡 しに 係 る 委 託 金 額 指 定 部 分 に 相 応 する 委 託 金 額 (1- 前 払 金 の 額 / 委 託 金 額 ) (2) 第 2 項 に 規 定 する 部 分 引 渡 しに 係 る 委 託 金 額 引 渡 部 分 に 相 応 する 委 託 金 額 (1- 前 払 金 の 額 / 委 託 金 額 ) ( 第 三 者 による 代 理 受 領 ) 第 38 条 受 注 者 は 発 注 者 の 承 諾 を 得 て 委 託 金 額 の 全 部 又 は 一 部 の 受 領 につき 第 三 者 を 代 理 人 とすることができる 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 により 受 注 者 が 第 三 者 を 代 理 人 とした 場 合 において 受 注 者 の 提 出 する 支 払 請 求 書 に 当 該 第 三 者 が 受 注 者 の 代 理 人 である 旨 の 明 記 がなされているとき は 当 該 第 三 者 に 対 して 第 32 条 第 2 項 ( 第 37 条 において 読 み 替 えて 準 用 する 場 合 を 含 む ) の 規 定 に 基 づく 支 払 をしなければならない ( 前 払 金 等 の 不 払 に 対 する 受 注 者 の 業 務 中 止 ) 第 39 条 受 注 者 は 発 注 者 が 第 34 条 又 は 第 37 条 において 読 み 替 えて 準 用 する 第 32 条 の 規 定 に 基 づく 支 払 いを 遅 延 し 相 当 の 期 間 を 定 めてその 支 払 いを 請 求 したにもかかわらず 支 払 いをしないときは 業 務 の 全 部 又 は 一 部 を 一 時 中 止 することができる この 場 合 に おいて 受 注 者 は その 理 由 を 明 示 した 書 面 により 直 ちにその 旨 を 発 注 者 に 通 知 しなけ ればならない 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 により 受 注 者 が 業 務 を 一 時 中 止 した 場 合 において 必 要 がある

55 と 認 められるときは 履 行 期 間 若 しくは 委 託 金 額 を 変 更 し 又 は 受 注 者 が 増 加 費 用 を 必 要 とした 場 合 若 しくは 受 注 者 に 損 害 を 及 ぼしたときは 必 要 な 費 用 を 負 担 しなければな らない ( 瑕 疵 担 保 ) 第 40 条 発 注 者 は 成 果 物 の 引 渡 しを 受 けた 後 において 当 該 成 果 物 に 瑕 疵 があること が 発 見 されたときは 受 注 者 に 対 して 相 当 の 期 間 を 定 めてその 瑕 疵 の 修 補 を 請 求 し 又 は 修 補 に 代 え 若 しくは 修 補 とともに 損 害 の 賠 償 を 請 求 することができる 2 前 項 において 受 注 者 が 負 うべき 責 任 は 第 31 条 第 2 項 ( 第 37 条 第 1 項 又 は 第 2 項 にお いて 読 み 替 えて 準 用 する 場 合 を 含 む )の 規 定 による 検 査 に 合 格 したことをもって 免 れ るものではない 3 第 1 項 の 規 定 による 瑕 疵 の 修 補 又 は 損 害 賠 償 の 請 求 は 第 31 条 第 3 項 又 は 第 4 項 の 規 定 による 成 果 物 の 引 渡 しを 受 けた 場 合 は その 引 渡 しの 日 から 成 果 物 を 利 用 して 完 成 し た 工 作 物 等 の 工 事 完 成 後 1 年 以 内 に また 第 37 条 第 1 項 又 は 第 2 項 の 規 定 による 部 分 引 渡 しを 受 けた 場 合 は その 引 渡 し 日 から 当 該 部 分 を 利 用 した 工 事 の 完 成 後 1 年 以 内 に それぞれ 行 わなければならない ただし これらの 場 合 であっても 成 果 物 の 引 渡 し 時 から10 年 間 を 超 えては 修 補 又 は 損 害 賠 償 の 請 求 を 行 えない 4 前 項 の 規 定 にかかわらず 成 果 物 の 瑕 疵 が 故 意 又 は 重 大 な 過 失 により 生 じた 場 合 には 同 項 に 規 定 する 請 求 を 行 うことができる 期 間 は 引 渡 しを 受 けた 日 から10 年 間 とする 5 発 注 者 は 成 果 物 の 引 渡 しの 際 に 瑕 疵 があることを 知 ったときは 第 1 項 の 規 定 にか かわらず その 旨 を 直 ちに 受 注 者 に 通 知 しなければ 当 該 瑕 疵 の 修 補 又 は 損 害 賠 償 を 請 求 することはできない ただし 受 注 者 がその 瑕 疵 があることを 知 っていたときは こ の 限 りでない 6 第 1 項 の 規 定 は 成 果 物 の 瑕 疵 が 設 計 図 書 の 記 載 内 容 発 注 者 の 指 示 又 は 貸 与 品 等 の 性 状 により 生 じたものであるときは 適 用 しない ただし 受 注 者 がその 記 載 内 容 指 示 又 は 貸 与 品 等 が 不 適 当 であることを 知 りながらこれを 通 知 しなかったときは この 限 りでない ( 履 行 遅 滞 の 場 合 における 遅 滞 料 等 ) 第 41 条 受 注 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 により 履 行 期 間 内 に 業 務 を 完 了 することができな い 場 合 においては 発 注 者 は 遅 滞 料 の 支 払 いを 受 注 者 に 請 求 することができる 2 前 項 の 遅 滞 料 の 額 は 委 託 金 額 から 第 37 条 の 規 定 による 部 分 引 渡 しに 係 る 委 託 金 額 を 控 除 した 額 につき 遅 延 日 数 に 応 じ 年 5パーセントの 割 合 で 計 算 して 得 た 額 とする 3 発 注 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 により 第 32 条 第 2 項 ( 第 37 条 において 読 み 替 えて 準 用 する 場 合 を 含 む )の 規 定 による 委 託 金 額 の 支 払 いが 遅 れた 場 合 において 受 注 者 は 未 受 領 金 額 につき 遅 延 日 数 に 応 じ 年 5パーセントの 割 合 で 計 算 して 得 た 額 の 遅 延 利 息 の 支 払 いを 発 注 者 に 請 求 することができる ( 解 除 権 の 行 使 事 由 ) 第 42 条 発 注 者 は この 契 約 に 関 し 受 注 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは 契 約 を 解 除 することができる (1) 正 当 な 理 由 なく 業 務 に 着 手 すべき 期 日 を 過 ぎても 業 務 に 着 手 しないとき (2) その 責 めに 帰 すべき 事 由 により 履 行 期 限 内 に 業 務 が 完 了 しないと 明 らかに 認 められ るとき (3) 管 理 技 術 者 を 配 置 しなかったとき (4) 前 3 号 に 掲 げる 場 合 のほか この 契 約 に 違 反 し その 違 反 により 契 約 の 目 的 を 達 成 す ることができないと 認 められるとき (5) 第 3 項 の 規 定 によらないで 契 約 の 解 除 を 申 し 出 たとき (6) 第 7 条 第 6 項 の 規 定 により 発 注 者 から 契 約 の 解 除 を 求 められた 場 合 において 受 注 者 がこれに 従 わなかったとき 2 前 項 に 規 定 する 場 合 のほか 発 注 者 は 業 務 が 完 了 するまでの 間 必 要 があるときは 契 約 を 解 除 することができる 3 受 注 者 は この 契 約 に 関 し 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは 契 約 を 解 除 する ことができる

56 (1) 第 19 条 の 規 定 により 設 計 図 書 を 変 更 したため 委 託 金 額 が3 分 の2 以 上 減 少 したとき (2) 第 20 条 の 規 定 による 業 務 の 中 止 期 間 が 履 行 期 間 の2 分 の1( 履 行 期 間 の2 分 の1が6 月 を 超 えるときは 6 月 )を 超 えたとき ただし 中 止 が 業 務 の 一 部 のみの 場 合 は その 一 部 を 除 いた 他 の 部 分 の 業 務 が 完 了 した 後 3 月 を 経 過 しても なおその 中 止 が 解 除 されないとき (3) 発 注 者 が 契 約 に 違 反 し その 違 反 によって 契 約 の 履 行 が 不 可 能 となったとき 第 42 条 の2 発 注 者 は この 契 約 に 関 し 受 注 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 すると きは この 契 約 を 解 除 することができる (1) 私 的 独 占 の 禁 止 及 び 公 正 取 引 の 確 保 に 関 する 法 律 ( 昭 和 22 年 法 律 第 54 号 以 下 独 占 禁 止 法 という ) 第 8 条 の4 第 1 項 の 規 定 による 必 要 な 措 置 を 命 ぜられたとき (2) 独 占 禁 止 法 第 7 条 第 1 項 若 しくは 同 条 第 2 項 ( 同 法 第 8 条 の2 第 2 項 及 び 同 法 第 20 条 第 2 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) 同 法 第 8 条 の2 第 1 項 若 しくは 同 条 第 3 項 同 法 第 17 条 の2 又 は 同 法 第 20 条 第 1 項 の 規 定 による 排 除 措 置 命 令 ( 以 下 排 除 措 置 命 令 という )を 受 けたとき (3) 独 占 禁 止 法 第 7 条 の2 第 1 項 ( 同 条 第 2 項 及 び 第 8 条 の3において 読 み 替 えて 準 用 す る 場 合 を 含 む )の 規 定 による 課 徴 金 の 納 付 命 令 ( 以 下 納 付 命 令 という )を 受 けた とき 又 は 同 法 第 7 条 の2 第 1 項 の 規 定 により 課 徴 金 を 納 付 すべき 事 業 者 が 同 条 第 10 項 の 規 定 により 納 付 命 令 を 受 けなかったとき (4) 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 第 96 条 の6 若 しくは 同 法 第 198 条 又 は 独 占 禁 止 法 第 3 条 の 規 定 による 刑 の 容 疑 により 刑 事 訴 訟 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 131 号 ) 第 247 条 の 規 定 に 基 づく 公 訴 を 提 起 されたとき( 受 注 者 の 役 員 又 はその 使 用 人 が 当 該 公 訴 を 提 起 されたと きを 含 む ) (5) 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 2 項 第 2 号 に 該 当 すると 認 められたとき (6) 第 7 条 の 規 定 に 違 反 したとき 第 42 条 の3 発 注 者 は 受 注 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは この 契 約 を 解 除 することができる (1) 役 員 等 ( 受 注 者 が 個 人 である 場 合 にはその 者 を 受 注 者 が 法 人 である 場 合 にはその 法 人 の 役 員 又 はその 支 店 若 しくは 営 業 所 ( 常 時 業 務 の 契 約 を 締 結 する 事 務 所 をいう )を 代 表 するものをいう ) 又 は 経 営 に 事 実 上 参 加 している 者 が 暴 力 団 員 であると 認 められ るとき (2) 役 員 等 又 は 経 営 に 事 実 上 参 加 し て い る 者 が 自 己 自 社 若 しくは 第 三 者 の 不 正 の 利 益 を 図 る 目 的 又 は 第 三 者 に 損 害 を 加 える 目 的 をもって 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 を 利 用 するなどしたと 認 められ るとき (3) 役 員 等 又 は 経 営 に 事 実 上 参 加 している 者 がいかなる 名 義 をもってするかを 問 わず 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 に 対 して 金 銭 物 品 その 他 の 財 産 上 の 利 益 を 不 当 に 与 えたと 認 めら れるとき (4) 役 員 等 又 は 経 営 に 事 実 上 参 加 している 者 が 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 と 社 会 的 に 非 難 され るべき 関 係 を 有 していると 認 められるとき (5) 第 7 条 第 2 項 の 規 定 により 第 三 者 に 委 任 し 又 は 請 け 負 わせようとするときの 契 約 にあたり その 相 手 方 が 第 1 号 から 第 4 号 に 規 定 する 行 為 を 行 う 者 であると 知 りなが ら 当 該 者 と 契 約 を 締 結 したと 認 められるとき 2 受 注 者 は 前 項 の 規 定 によりこの 契 約 が 解 除 されたときは 違 約 金 として 委 託 金 額 の 100 分 の 5 に 相 当 する 額 を 発 注 者 の 指 定 する 期 間 内 に 支 払 わなければならない 3 前 項 の 場 合 において 発 注 者 は 第 4 条 の 規 定 により 契 約 保 証 金 の 納 付 又 はこれに 代 わる 担 保 の 提 供 が 行 われているときは 当 該 契 約 保 証 金 又 は 担 保 をもって 違 約 金 に 充 当 することができる ( 解 除 の 効 果 ) 第 43 条 前 3 条 の 規 定 により 契 約 が 解 除 された 場 合 には 第 1 条 第 2 項 に 規 定 する 発 注 者 及 び 受 注 者 の 義 務 は 消 滅 する ただし 第 37 条 に 規 定 する 部 分 引 渡 しに 係 る 部 分 につい

57 ては この 限 りでない 2 発 注 者 は 前 項 の 規 定 にかかわらず 前 3 条 の 規 定 により 契 約 が 解 除 された 場 合 にお いて 受 注 者 が 既 に 業 務 を 完 了 した 部 分 ( 第 37 条 の 規 定 により 部 分 引 渡 しを 受 けてい る 場 合 には 当 該 引 渡 し 部 分 を 除 くものとし 以 下 既 履 行 部 分 という )の 引 渡 し を 受 ける 必 要 があると 認 めたときは 既 履 行 部 分 を 検 査 の 上 当 該 検 査 に 合 格 した 部 分 の 引 渡 しを 受 けることができる この 場 合 において 発 注 者 は 当 該 引 渡 しを 受 けた 既 履 行 部 分 に 相 応 する 委 託 金 額 ( 以 下 既 履 行 部 分 委 託 金 額 という )を 受 注 者 に 支 払 わなければならない 3 前 項 に 規 定 する 既 履 行 部 分 委 託 金 額 は 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める ただし 協 議 開 始 の 日 から14 日 以 内 に 協 議 が 整 わない 場 合 には 発 注 者 が 定 め 受 注 者 に 通 知 す る 4 第 42 条 第 1 項 の 規 定 により 契 約 が 解 除 された 場 合 において 受 注 者 は 委 託 金 額 の 100 分 の5に 相 応 する 額 を 違 約 金 (ただし 第 41 条 に 基 づく 遅 滞 料 が 発 生 したときは 当 該 遅 滞 料 を 含 む )として 発 注 者 の 指 定 する 期 限 までに 支 払 わなければならない 5 前 項 の 場 合 において 発 注 者 は 第 4 条 の 規 定 により 契 約 保 証 金 の 納 付 又 はこれに 代 わる 担 保 の 提 供 が 行 われているときは 当 該 契 約 保 証 金 又 は 担 保 をもって 違 約 金 に 充 当 することができる 6 第 42 条 第 2 項 及 び 第 3 項 の 規 定 により 契 約 が 解 除 された 場 合 において 発 注 者 は 受 注 者 に 及 ぼした 損 害 を 賠 償 しなければならない ( 賠 償 額 の 予 定 等 ) 第 44 条 受 注 者 は この 契 約 に 関 し 第 1 号 から 第 4 号 までのいずれかに 該 当 するとき は 賠 償 金 として 委 託 金 額 の100 分 の20に 相 当 する 額 を 第 5 号 に 該 当 するときは 賠 償 金 として 委 託 金 額 の100 分 の10に 相 当 する 額 を 発 注 者 の 指 定 する 期 間 内 に 支 払 わなけ ればならない この 場 合 において 発 注 者 がこの 契 約 を 解 除 するか 否 かを 問 わず 又 業 務 が 完 了 した 後 も 同 様 とする (1) 受 注 者 に 違 反 行 為 があったとして 公 正 取 引 委 員 会 が 行 った 排 除 措 置 命 令 が 確 定 した とき (2) 受 注 者 に 違 反 行 為 があったとして 公 正 取 引 委 員 会 が 行 った 納 付 命 令 が 確 定 したとき 又 は 独 占 禁 止 法 第 7 条 の2 第 1 項 の 規 定 により 課 徴 金 を 納 付 すべき 事 業 者 が 同 条 第 10 項 の 規 定 により 納 付 命 令 を 受 けなかったとき (3) 第 42 条 の2 第 4 号 に 規 定 する 刑 が 確 定 したとき (4) 第 42 条 の2 第 5 号 に 該 当 したとき (5) 第 42 条 の2 第 6 号 に 該 当 したとき 2 前 項 の 場 合 において 発 注 者 に 生 じた 実 際 の 損 害 額 が 前 項 に 規 定 する 賠 償 金 の 額 を 超 える 場 合 に は 受 注 者 は 超 過 額 を 発 注 者 の 指 定 する 期 間 内 に 支 払 わなければならない ( 相 殺 ) 第 45 条 発 注 者 は 受 注 者 に 対 して 有 する 金 銭 債 権 があるときは 受 注 者 が 発 注 者 に 対 して 有 する 契 約 保 証 金 返 還 請 求 権 委 託 金 請 求 権 及 びその 他 の 債 権 と 相 殺 することがで きる 2 前 項 の 場 合 において 相 殺 して なお 不 足 があるときは 受 注 者 は 発 注 者 の 指 定 す る 期 間 内 に 当 該 不 足 額 を 支 払 わなければならない ( 解 除 に 伴 う 措 置 ) 第 46 条 この 契 約 が 解 除 された 場 合 において 第 34 条 の 規 定 による 前 払 金 があったとき は 受 注 者 は 第 42 条 第 1 項 第 42 条 の2 又 は 第 42 条 の3の 規 定 による 解 除 にあっては 当 該 前 払 金 の 額 ( 第 37 条 の 規 定 により 部 分 引 渡 しをしているときは その 部 分 引 渡 しに おいて 償 却 した 前 払 金 の 額 を 控 除 した 額 )に 当 該 前 払 金 の 支 払 いの 日 から 返 還 の 日 まで の 日 数 に 応 じ 年 5パーセントの 割 合 で 計 算 して 得 た 額 の 利 息 を 付 した 額 を 第 42 条 第 2 項 又 は 第 3 項 の 規 定 による 解 除 にあっては 当 該 前 払 金 の 額 を 発 注 者 に 返 還 しなければ ならない 2 前 項 の 規 定 にかかわらず この 契 約 が 解 除 され かつ 第 43 条 第 2 項 の 規 定 により 既 履 行 部 分 の 引 渡 しが 行 われる 場 合 において 第 34 条 の 規 定 による 前 払 金 があったときは

58 発 注 者 は 当 該 前 払 金 ( 第 37 条 の 規 定 による 部 分 引 渡 しがあった 場 合 は その 部 分 引 渡 しにおいて 償 却 した 前 払 金 の 額 を 控 除 した 額 )を 第 43 条 第 3 項 の 規 定 により 定 められた 既 履 行 部 分 委 託 金 額 か ら 控 除 す る こ の 場 合 において 受 領 済 みの 前 払 金 になお 余 剰 があるとき は 受 注 者 は 第 42 条 第 1 項 第 42 条 の2 又 は 第 42 条 の 3 の 規 定 による 解 除 にあた っ て は 当 該 余 剰 額 に 前 払 金 の 支 払 いの 日 から 返 還 の 日 までの 日 数 に 応 じ 年 5パーセントの 割 合 で 計 算 して 得 た 額 の 利 息 を 付 した 額 を 第 42 条 第 2 項 又 は 第 3 項 の 規 定 による 解 除 にあっ ては 当 該 余 剰 額 を 発 注 者 に 返 還 しなければならない 3 受 注 者 は この 契 約 が 解 除 された 場 合 において 貸 与 品 等 があるときは 当 該 貸 与 品 等 を 発 注 者 に 返 還 しなければならない この 場 合 において 当 該 貸 与 品 等 が 受 注 者 の 故 意 又 は 過 失 により 滅 失 又 はき 損 したときは 代 品 を 納 め 若 しくは 原 状 に 復 して 返 還 し 又 は 返 還 に 代 えてその 損 害 を 賠 償 しなければならない 4 受 注 者 は この 契 約 が 解 除 された 場 合 において 作 業 現 場 に 受 注 者 が 所 有 又 は 管 理 す る 業 務 の 出 来 形 部 分 ( 第 37 条 に 規 定 する 部 分 引 渡 しに 係 る 部 分 及 び 前 条 第 2 項 に 規 定 す る 検 査 に 合 格 した 既 履 行 部 分 を 除 く ) 調 査 機 械 器 具 仮 設 物 その 他 の 物 件 ( 第 7 条 第 2 項 の 規 定 により 受 注 者 から 業 務 の 一 部 を 委 任 され 又 は 請 け 負 った 者 が 所 有 又 は 管 理 するこれらの 物 件 及 び 貸 与 品 等 のうち 故 意 又 は 過 失 によりその 返 還 が 不 可 能 となっ たものを 含 む 以 下 次 項 において 同 じ )があるときは 受 注 者 は 当 該 物 件 を 撤 去 し 又 は 作 業 現 場 を 原 状 に 復 し 若 しくは 取 片 付 けなければならない 5 前 項 に 規 定 する 撤 去 又 は 原 状 回 復 若 しくは 取 片 付 けに 要 する 費 用 ( 以 下 この 項 及 び 次 項 において 撤 去 費 用 等 という )は 次 の 各 号 に 掲 げる 撤 去 費 用 等 につき それぞ れ 各 号 に 定 めるところにより 発 注 者 又 は 受 注 者 が 負 担 する (1) 業 務 の 出 来 形 部 分 に 関 する 撤 去 費 用 等 契 約 の 解 除 が 第 42 条 第 1 項 第 42 条 の2 又 は 第 42 条 の3によるときは 受 注 者 が 負 担 し 第 42 条 第 2 項 又 は 第 3 項 によるときは 発 注 者 が 負 担 する (2) 調 査 機 械 器 具 仮 設 物 その 他 物 件 に 関 する 撤 去 費 用 等 受 注 者 が 負 担 する 6 第 4 項 の 場 合 において 受 注 者 が 正 当 な 理 由 なく 相 当 の 期 間 内 に 当 該 物 件 の 撤 去 又 は 作 業 現 場 の 原 状 回 復 若 しくは 取 片 付 けを 行 わないときは 発 注 者 は 受 注 者 に 代 わっ て 当 該 物 件 の 処 分 又 は 作 業 現 場 の 原 状 回 復 若 しくは 取 片 付 けを 行 うことができる この 場 合 において 受 注 者 は 発 注 者 の 処 分 又 は 原 状 回 復 若 しくは 取 片 付 けについて 異 議 を 申 し 出 ることができず また 発 注 者 が 支 出 した 撤 去 費 用 等 ( 前 項 第 1 号 の 規 定 により 発 注 者 が 負 担 する 業 務 の 出 来 形 部 分 に 係 るものを 除 く )を 負 担 しなければならない 7 第 3 項 前 段 に 規 定 する 受 注 者 のとるべき 措 置 の 期 限 方 法 等 については 契 約 の 解 除 が 第 42 条 第 1 項 第 42 条 の2 又 は 第 42 条 の3によるときは 発 注 者 が 定 め 第 42 条 第 2 項 又 は 第 3 項 の 規 定 によるときは 受 注 者 が 発 注 者 の 意 見 を 聴 いて 定 めるものとし 第 3 項 後 段 及 び 第 4 項 に 規 定 する 受 注 者 のとるべき 措 置 の 期 限 方 法 等 については 発 注 者 が 受 注 者 の 意 見 を 聴 いて 定 めるものとする ( 保 険 ) 第 47 条 受 注 者 は 設 計 図 書 に 基 づき 火 災 保 険 その 他 の 保 険 を 付 したとき 又 は 任 意 に 保 険 を 付 しているときは 当 該 保 険 に 係 る 証 券 又 はこれに 代 わるものを 直 ちに 発 注 者 に 提 示 しなければならない ( 紛 争 の 解 決 ) 第 48 条 この 約 款 の 各 条 項 において 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 めるものにつき 協 議 が 整 わなかったときに 発 注 者 が 定 めたものに 受 注 者 が 不 服 がある 場 合 その 他 契 約 に 関 し て 発 注 者 と 受 注 者 との 間 に 紛 争 を 生 じた 場 合 には 発 注 者 及 び 受 注 者 は 協 議 の 上 調 停 人 1 名 を 選 任 し 当 該 調 停 人 のあっせん 又 は 調 停 によりその 解 決 を 図 る この 場 合 にお いて 紛 争 の 処 理 に 要 する 費 用 については 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 特 別 の 定 めを したものを 除 き 調 停 人 の 選 任 に 係 るものは 発 注 者 と 受 注 者 とが 折 半 し その 他 のもの は 発 注 者 と 受 注 者 とがそれぞれ 負 担 する 2 前 項 の 規 定 にかかわらず 管 理 技 術 者 又 は 照 査 技 術 者 の 業 務 の 実 施 に 関 する 紛 争 受 注 者 の 使 用 人 又 は 受 注 者 から 業 務 を 委 任 され 又 は 請 け 負 った 者 の 業 務 の 実 施 に 関 する 紛 争 及 び 監 督 職 員 の 職 務 の 執 行 に 関 する 紛 争 については 第 14 条 第 2 項 の 規 定 により 受

59 注 者 が 決 定 を 行 った 後 若 しくは 同 条 第 4 項 の 規 定 により 発 注 者 が 決 定 を 行 った 後 又 は 発 注 者 若 しくは 受 注 者 が 決 定 を 行 わずに 同 条 第 2 項 若 しくは 第 4 項 の 期 間 が 経 過 した 後 で なければ 発 注 者 及 び 受 注 者 は 前 項 のあっせん 又 は 調 停 の 手 続 を 請 求 することができ ない 3 第 1 項 の 規 定 にかかわらず 発 注 者 又 は 受 注 者 は 必 要 があると 認 めるときは 同 項 に 規 定 する 紛 争 解 決 の 手 続 前 又 は 手 続 中 であっても 同 項 の 発 注 者 と 受 注 者 との 間 の 紛 争 について 民 事 訴 訟 法 平 成 8 年 法 律 第 109 号 )に 基 づく 訴 えの 提 起 又 は 民 事 調 停 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 222 号 )に 基 づく 調 停 の 申 立 てを 行 うことができる ( 疑 義 等 の 決 定 ) 第 49 条 この 約 款 に 定 めのない 事 項 又 はこの 約 款 に 関 して 疑 義 が 生 じたときは 発 注 者 と 受 注 者 とが 協 議 して 定 める

60 ( 別 記 ) 特 記 仕 様 書 Ⅰ 妨 害 又 は 不 当 要 求 に 対 する 届 出 及 び 報 告 義 務 (1) 受 注 者 は 契 約 の 履 行 に 当 たって 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 公 共 工 事 等 不 当 介 入 対 応 要 領 の 定 めるところにより 暴 力 団 員 及 び 暴 力 団 密 接 関 係 者 等 から 社 会 通 念 上 不 当 な 要 求 又 は 契 約 の 適 正 な 履 行 を 妨 げる 行 為 ( 以 下 不 当 介 入 という )を 受 けた 場 合 は 断 固 としてこれを 拒 否 するとともに 発 注 者 への 報 告 及 び 管 轄 警 察 署 への 届 出 ( 以 下 報 告 届 出 という ) を 行 わなければならない (2) 報 告 届 出 は 不 当 介 入 等 報 告 届 出 書 により 速 やかに 発 注 者 に 報 告 するとともに 管 轄 警 察 署 の 行 政 対 象 暴 力 対 策 担 当 者 に 届 出 するものとする ただし 急 を 要 し 当 該 不 当 介 入 等 報 告 届 出 書 を 提 出 できないときは 口 頭 により 報 告 することができる この 場 合 は 後 日 不 当 介 入 等 報 告 届 出 書 を 各 々 提 出 するものとする (3) 受 注 者 は 下 請 負 人 等 が 暴 力 団 員 及 び 暴 力 団 密 接 関 係 者 等 から 不 当 介 入 を 受 けた 場 合 は 速 やかに 報 告 届 出 を 行 うよう 当 該 下 請 負 人 等 に 指 導 しなければならない (4) 報 告 届 出 を 怠 った 場 合 は 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 排 除 条 例 ( 平 成 23 年 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 条 例 第 34 号 )に 基 づく 公 表 及 び 入 札 参 加 停 止 を 措 置 することがある Ⅱ 個 人 情 報 取 扱 特 記 事 項 ( 基 本 的 事 項 ) 第 1 受 注 者 は 個 人 情 報 の 保 護 の 重 要 性 を 認 識 し この 契 約 による 事 務 の 実 施 に 当 たっては 個 人 の 権 利 利 益 を 侵 害 することのないよう 個 人 情 報 の 取 扱 いを 適 正 に 行 わなければならない ( 責 任 体 制 の 整 備 ) 第 2 受 注 者 は 個 人 情 報 の 安 全 管 理 について 内 部 における 責 任 体 制 を 構 築 し その 体 制 を 維 持 しなけ ればならない ( 作 業 責 任 者 等 の 届 出 ) 第 3 受 注 者 は 個 人 情 報 の 取 扱 いに 係 る 作 業 責 任 者 を 定 め 書 面 により 発 注 者 に 報 告 しなければならな い 2 受 注 者 は 作 業 責 任 者 を 変 更 した 場 合 は 速 やかに 書 面 により 発 注 者 に 報 告 しなければならない 3 作 業 責 任 者 は 特 記 仕 様 書 に 定 める 事 項 を 適 切 に 実 施 するよう 作 業 従 事 者 を 監 督 しなければならない ( 教 育 の 実 施 ) 第 4 受 注 者 は 個 人 情 報 の 保 護 情 報 セキュリティに 対 する 意 識 の 向 上 特 記 仕 様 書 における 作 業 従 事 者 が 遵 守 すべき 事 項 その 他 この 委 託 業 務 の 適 切 な 履 行 に 必 要 な 教 育 及 び 研 修 を 作 業 従 事 者 全 員 に 対 し て 実 施 しなければならない ( 派 遣 労 働 者 等 の 利 用 時 の 措 置 ) 第 5 受 注 者 は この 委 託 業 務 を 派 遣 労 働 者 契 約 社 員 その 他 の 正 社 員 以 外 の 労 働 者 に 行 わせる 場 合 は 正 社 員 以 外 の 労 働 者 にこの 契 約 に 基 づく 一 切 の 義 務 を 遵 守 させなければならない 2 受 注 者 は 発 注 者 に 対 して 正 社 員 以 外 の 労 働 者 の 全 ての 行 為 及 びその 結 果 について 責 任 を 負 うもの とする

61 ( 個 人 情 報 の 適 正 管 理 ) 第 6 受 注 者 は この 契 約 による 事 務 に 関 して 知 り 得 た 個 人 情 報 の 漏 えい 滅 失 又 は 損 傷 の 防 止 その 他 の 個 人 情 報 の 適 切 な 管 理 のために 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない なお 講 じるべき 措 置 における 留 意 すべき 点 は 次 のとおり (1) 個 人 情 報 の 利 用 者 作 業 場 所 及 び 保 管 場 所 の 限 定 及 びその 状 況 の 台 帳 等 への 記 録 (2) 施 錠 が 可 能 な 保 管 庫 又 は 施 錠 若 しくは 入 退 室 管 理 の 可 能 な 保 管 室 での 個 人 情 報 の 保 管 (3) 個 人 情 報 を 取 扱 う 場 所 の 特 定 及 び 当 該 場 所 における 名 札 ( 氏 名 会 社 名 所 属 名 役 職 等 を 記 し たもの)の 着 用 (4) 定 められた 場 所 からの 個 人 情 報 の 持 ち 出 しの 禁 止 (5) 個 人 情 報 を 電 子 データで 持 ち 出 す 場 合 の 電 子 データの 暗 号 化 処 理 等 の 保 護 措 置 (6) 個 人 情 報 を 移 送 する 場 合 の 移 送 時 の 体 制 の 明 確 化 (7) 個 人 情 報 を 電 子 データで 保 管 する 場 合 の 当 該 データが 記 録 された 媒 体 及 びそのバックアップの 保 管 状 況 にかかる 確 認 及 び 点 検 (8) 私 用 パソコン 私 用 外 部 記 録 媒 体 その 他 の 私 用 物 を 持 ち 込 んでの 個 人 情 報 を 扱 う 作 業 の 禁 止 (9) 個 人 情 報 を 利 用 する 作 業 を 行 うパソコンへの 業 務 に 関 係 のないアプリケーションのインストール の 禁 止 (10) その 他 委 託 の 内 容 に 応 じて 個 人 情 報 保 護 のための 必 要 な 措 置 (11) 上 記 項 目 の 従 事 者 への 周 知 ( 収 集 の 制 限 ) 第 7 受 注 者 は この 契 約 による 事 務 を 行 うために 個 人 情 報 を 収 集 するときは 事 務 の 目 的 を 達 成 するた めに 必 要 な 範 囲 で 適 法 かつ 公 正 な 手 段 により 行 わなければならない ( 目 的 外 利 用 提 供 の 禁 止 ) 第 8 受 注 者 は 発 注 者 の 指 示 がある 場 合 を 除 き この 契 約 による 事 務 に 関 して 知 り 得 た 個 人 情 報 を 契 約 の 目 的 以 外 の 目 的 のために 利 用 し 又 は 発 注 者 の 承 諾 なしに 第 三 者 に 提 供 してはならない ( 複 写 複 製 の 禁 止 ) 第 9 受 注 者 は 発 注 者 の 承 諾 がある 場 合 を 除 き この 契 約 による 事 務 を 行 うために 発 注 者 から 引 き 渡 さ れた 個 人 情 報 が 記 録 された 資 料 等 を 複 写 し 又 は 複 製 してはならない ( 資 料 等 の 返 還 等 ) 第 10 受 注 者 は この 契 約 による 事 務 を 処 理 するために 発 注 者 から 提 供 を 受 け 又 は 受 注 者 自 らが 収 集 し 若 しくは 作 成 した 個 人 情 報 が 記 録 された 資 料 等 を この 契 約 完 了 後 直 ちに 発 注 者 に 返 還 し 又 は 引 き 渡 すものとする ただし 発 注 者 が 別 に 指 示 したときは 当 該 方 法 によるものとする ( 廃 棄 ) 第 11 受 注 者 は この 契 約 の 事 務 に 関 して 知 り 得 た 個 人 情 報 について 保 有 する 必 要 がなくなったとき は 確 実 かつ 速 やかに 廃 棄 し 又 は 消 去 しなければならない ( 調 査 及 び 報 告 ) 第 12 発 注 者 は 受 注 者 が 契 約 による 事 務 の 執 行 に 当 たり 取 り 扱 っている 個 人 情 報 の 管 理 の 状 況 につい て 定 期 に 及 び 必 要 に 応 じ 随 時 に 調 査 することができる 2 受 注 者 は 発 注 者 の 求 めに 応 じて 前 項 の 状 況 について 報 告 をしなければならない ( 事 故 発 生 時 における 報 告 ) 第 13 受 注 者 は この 契 約 に 違 反 する 事 態 が 生 じ 又 は 生 じるおそれのあることを 知 ったときは 速 やか に 発 注 者 に 報 告 し 発 注 者 の 指 示 に 従 うものとする

62 第 4 編 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 排 除 条 例 等

63 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 排 除 条 例 平 成 2 3 年 7 月 2 5 日 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 条 例 第 3 4 号 目 次 第 1 章 総 則 ( 第 1 条 第 7 条 ) 第 2 章 公 共 工 事 等 か ら の 暴 力 団 の 排 除 等 ( 第 8 条 第 1 0 条 ) 第 3 章 雑 則 ( 第 1 1 条 第 1 4 条 ) 附 則 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 こ の 条 例 は 暴 力 団 に よ る 不 当 な 行 為 そ の 他 暴 力 団 を 利 す る 行 為 を 防 止 し 及 び こ れ ら に よ り 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 ( 以 下 企 業 団 と い う ) の 事 務 若 し く は 事 業 又 は 事 業 者 の 事 業 活 動 に 生 ず る 不 当 な 影 響 を 排 除 す る こ と そ の 他 の 暴 力 団 の 排 除 に 関 し 基 本 理 念 を 定 め 企 業 団 及 び 事 業 者 の 責 務 を 明 ら か に す る と と も に 暴 力 団 の 排 除 の た め に 必 要 な 事 項 等 を 定 め る こ と に よ り 企 業 団 の 事 務 若 し く は 事 業 又 は 事 業 者 の 事 業 活 動 に お い て 暴 力 団 の 排 除 を 推 進 し も っ て 社 会 経 済 活 動 の 健 全 な 発 展 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る ( 定 義 ) 第 2 条 こ の 条 例 に お い て 次 の 各 号 に 掲 げ る 用 語 の 意 義 は 当 該 各 号 に 定 め る と こ ろ に よ る ( 1) 暴 力 団 暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 す る 法 律 ( 平 成 3 年 法 律 第 7 7 号 以 下 法 と い う ) 第 2 条 第 2 号 に 規 定 す る 暴 力 団 を い う ( 2) 暴 力 団 員 法 第 2 条 第 6 号 に 規 定 す る 暴 力 団 員 を い う ( 3) 暴 力 団 密 接 関 係 者 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 と 密 接 な 関 係 を 有 す る も の と し て 企 業 長 が 定 め る 者 を い う ( 4) 公 共 工 事 等 建 設 工 事 ( 建 設 業 法 ( 昭 和 2 4 年 法 律 第 号 ) 第 2 条 第 1 項 に 規 定 す る 建 設 工 事 を い う ) の 請 負 役 務 の 提 供 又 は 物 品 の 購 入 そ の 他 の 調 達 の う ち 企 業 団 が 発 注 す る も の 及 び 企 業 団 が 行 う 財 産 の 買 入 れ 売 払 い 貸 付 け 等 を い う ( 5) 事 業 者 第 8 条 に 規 定 す る 契 約 相 手 方 又 は 下 請 負 人 等 及 び こ れ ら に な ろ う と す る 者 を い う ( 基 本 理 念 ) 第 3 条 企 業 団 は 暴 力 団 が 企 業 団 に お け る 事 業 活 動 に 不 当 な 影 響 を 与 え る 存 在 で あ る こ と に 鑑 み 暴 力 団 を 恐 れ な い こ と 暴 力 団 に 対 し て 資 金 を 提 供 し な い こ と 及 び 暴 力 団 を 利 用 し な い こ と を 基 本 と し て 大 阪 府 ( 以 下 府 と い う ) 府 域 の 市 町 村 ( 以 下 市 町 村 と い う ) 住 民 及 び 事 業 者 が 相 互 に 連 携 を 図 り な が ら 協 力 し 社 会 全 体 と し て 暴 1-4-1

64 力 団 の 排 除 を 推 進 し て い る こ と を 踏 ま え 暴 力 団 の 排 除 を 推 進 す る も の と す る ( 企 業 団 の 責 務 ) 第 4 条 企 業 団 は 前 条 に 定 め る 基 本 理 念 ( 以 下 基 本 理 念 と い う ) に の っ と り 国 府 市 町 村 法 第 3 2 条 の 3 第 1 項 の 規 定 に よ り 公 安 委 員 会 か ら 都 道 府 県 暴 力 追 放 運 動 推 進 セ ン タ ー と し て 指 定 を 受 け た も の そ の 他 の 暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行 為 の 防 止 を 目 的 と す る 団 体 住 民 及 び 事 業 者 と 連 携 を 図 り な が ら 暴 力 団 の 排 除 に 関 す る 施 策 を 実 施 す る 責 務 を 有 す る ( 事 業 者 の 責 務 ) 第 5 条 事 業 者 は 基 本 理 念 に の っ と り そ の 事 業 に 関 し 暴 力 団 と の 一 切 の 関 係 を 持 た な い よ う 努 め る と と も に 企 業 団 が 実 施 す る 暴 力 団 の 排 除 に 関 す る 施 策 に 協 力 す る も の と す る 2 事 業 者 は 基 本 理 念 に の っ と り 暴 力 団 の 排 除 に 資 す る と 認 め ら れ る 情 報 を 企 業 団 に 対 し 積 極 的 に 提 供 す る よ う 努 め る も の と す る ( 広 報 及 び 啓 発 活 動 ) 第 6 条 企 業 団 は 事 業 者 に 対 し 暴 力 団 の 排 除 に 関 す る 広 報 及 び 啓 発 活 動 を 積 極 的 に 行 う も の と す る ( 府 及 び 市 町 村 へ の 協 力 ) 第 7 条 企 業 団 は 府 及 び 市 町 村 が 暴 力 団 の 排 除 の た め の 施 策 を 講 じ ら れ る よ う 情 報 の 提 供 そ の 他 の 必 要 な 協 力 を 行 う も の と す る 第 2 章 公 共 工 事 等 か ら の 暴 力 団 の 排 除 等 ( 公 共 工 事 等 か ら の 暴 力 団 の 排 除 ) 第 8 条 企 業 団 は 暴 力 団 員 及 び 暴 力 団 密 接 関 係 者 が 公 共 工 事 等 の 契 約 の 相 手 方 ( 以 下 契 約 相 手 方 と い う ) 及 び 次 の 各 号 に 掲 げ る 者 ( 以 下 下 請 負 人 等 と い う ) と な る こ と を 許 し て は な ら な い も の と す る ( 1) 下 請 負 人 ( 公 共 工 事 等 に 係 る 全 て の 請 負 人 又 は 受 託 者 ( 契 約 相 手 方 を 除 く ) を い い 第 二 次 以 下 の 下 請 契 約 又 は 再 委 託 契 約 の 当 事 者 を 含 む 以 下 同 じ ) ( 2) 契 約 相 手 方 又 は 下 請 負 人 と 公 共 工 事 等 に 係 る 資 材 又 は 原 材 料 の 購 入 契 約 そ の 他 の 契 約 を 締 結 す る 者 ( 下 請 負 人 に 該 当 す る 者 を 除 く ) ( 公 共 工 事 等 か ら の 暴 力 団 の 排 除 に 関 す る 措 置 ) 第 9 条 企 業 長 は 前 条 の 趣 旨 を 踏 ま え 次 の 各 号 に 掲 げ る 措 置 を 講 ず る も の と す る ( 1) 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 に 該 当 す る と 認 め ら れ る 者 に 対 し 公 共 工 事 等 に 係 る 入 札 に 参 加 す る た め に 必 要 な 資 格 を 与 え な い こ と ( 2) 公 共 工 事 等 に 係 る 入 札 の 参 加 資 格 を 有 す る 者 ( 以 下 入 札 参 加 資 格 者 と い う ) が 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 に 該 当 す る と 認 め ら れ た 場 合 に あ っ て は 当 該 入 札 参 加 資 格 者 を 公 共 工 事 等 に 係 る 1-4-2

65 入 札 に 参 加 さ せ な い こ と ( 3) 入 札 参 加 資 格 者 が 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 に 該 当 す る と 認 め ら れ た 場 合 に あ っ て は 必 要 に 応 じ そ の 旨 を 公 表 す る こ と ( 4) 公 共 工 事 等 に 係 る 入 札 の 参 加 の 資 格 の 登 録 を 正 当 な 理 由 が な く 取 り 下 げ か つ 当 該 登 録 を 取 り 下 げ た 日 か ら 一 年 を 経 過 し な い 者 で あ っ て 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 に 該 当 す る と 認 め ら れ る も の に 対 す る 前 号 に 掲 げ る 措 置 に 準 ず る 措 置 ( 5) 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 に 該 当 す る と 認 め ら れ る 者 を 随 意 契 約 の 相 手 方 と し な い こ と ( 6) 公 共 工 事 等 に つ い て 契 約 相 手 方 及 び 下 請 負 人 等 が 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 に 該 当 す る と 認 め ら れ た 場 合 に あ っ て は 当 該 公 共 工 事 等 に 係 る 契 約 を 解 除 す る こ と ( 7) 前 各 号 に 掲 げ る も の の ほ か 公 共 工 事 等 か ら の 暴 力 団 の 排 除 を 図 る た め に 必 要 な 措 置 2 企 業 長 は 前 項 各 号 ( 第 3 号 を 除 く ) に 掲 げ る 措 置 を 講 ず る た め に 必 要 が あ る と 認 め る と き は 契 約 相 手 方 及 び 下 請 負 人 等 に 対 し こ れ ら の 者 が 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 で な い 旨 の 誓 約 書 の 提 出 及 び 必 要 な 事 項 の 報 告 等 を 求 め る こ と が で き る 3 企 業 長 は 前 項 の 誓 約 書 を 提 出 し た 者 が 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 に 該 当 す る と 認 め る と き は そ の 旨 を 公 表 す る こ と が で き る ( 公 共 工 事 等 に 関 す る 不 当 介 入 に 係 る 報 告 等 ) 第 1 0 条 企 業 団 は 公 共 工 事 等 に お い て 暴 力 団 を 利 す る こ と と な る よ う な 社 会 通 念 上 不 当 な 要 求 又 は 契 約 の 適 正 な 履 行 を 妨 げ る 行 為 ( 以 下 不 当 介 入 と い う ) の 排 除 に 努 め る も の と す る 2 契 約 相 手 方 及 び 下 請 負 人 等 は 公 共 工 事 等 に 係 る 契 約 の 履 行 に 当 た っ て 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 に よ る 不 当 介 入 を 受 け た と き は 速 や か に 企 業 団 に 報 告 し な け れ ば な ら な い 第 3 章 雑 則 ( 勧 告 等 ) 第 1 1 条 企 業 長 は 正 当 な 理 由 な く 前 条 第 2 項 の 規 定 に よ る 報 告 を し な か っ た 者 に 対 し 必 要 な 指 導 又 は 勧 告 を す る こ と が で き る ( 事 実 の 公 表 ) 第 1 2 条 企 業 長 は 前 条 の 勧 告 を 受 け た 者 が 故 意 に 不 当 介 入 を 容 認 し か つ 当 該 勧 告 に 従 わ な か っ た と き は そ の 旨 を 公 表 す る こ と が で き る 2 企 業 長 は 前 項 の 規 定 に よ る 公 表 を し よ う と す る と き は 当 該 公 表 に 係 る 者 に あ ら か じ め そ の 旨 を 通 知 し そ の 者 又 は そ の 代 理 人 の 出 席 を 求 め 釈 明 及 び 資 料 の 提 出 の 機 会 を 与 え る た め 意 見 の 聴 取 を 行 わ な け れ ば な ら な い ( 個 人 情 報 の 収 集 及 び 提 供 ) 1-4-3

66 第 1 3 条 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 個 人 情 報 保 護 条 例 ( 平 成 2 3 年 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 条 例 第 5 号 ) 第 2 条 第 2 号 に 規 定 す る 実 施 機 関 は こ の 条 例 に 基 づ き 暴 力 団 の 排 除 を 図 る た め 実 施 機 関 が 定 め る と こ ろ に よ り 必 要 な 個 人 情 報 ( 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 個 人 情 報 保 護 条 例 第 2 条 第 1 号 に 規 定 す る 個 人 情 報 を い う 以 下 同 じ ) を 収 集 す る も の と す る 2 実 施 機 関 は こ の 条 例 に 基 づ き 暴 力 団 の 排 除 を 図 る た め に 必 要 が あ る と 認 め る と き は 実 施 機 関 が 定 め る と こ ろ に よ り 前 項 の 規 定 に よ り 収 集 し た 個 人 情 報 を 大 阪 府 警 察 本 部 長 に 提 供 す る も の と す る ( 委 任 ) 第 1 4 条 こ の 条 例 の 施 行 に 関 し 必 要 な 事 項 は 企 業 長 が 定 め る 附 則 こ の 条 例 は 平 成 2 3 年 1 1 月 1 日 か ら 施 行 す る 附 則 ( 平 成 2 4 年 条 例 第 6 号 ) こ の 条 例 は 平 成 2 4 年 1 1 月 2 6 日 か ら 施 行 す る 附 則 ( 平 成 2 5 年 条 例 第 3 号 ) こ の 条 例 は 平 成 2 5 年 1 1 月 2 1 日 か ら 施 行 す る 1-4-4

67 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 等 排 除 措 置 要 綱 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 要 綱 は 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 以 下 自 治 令 という ) 第 167 条 の5 及 び 第 167 条 の11の 規 定 に 基 づき 公 共 工 事 等 の 適 正 な 履 行 を 確 保 し 並 びに 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 排 除 条 例 ( 平 成 23 年 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 条 例 第 34 号 以 下 条 例 という )に 基 づき 暴 力 団 を 利 する 行 為 を 防 止 するため 条 例 第 8 条 及 び 第 9 条 に 規 定 する 暴 力 団 員 及 び 暴 力 団 密 接 関 係 者 を 公 共 工 事 等 から 排 除 するための 措 置 等 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 めるものとする ( 定 義 ) 第 2 条 この 要 綱 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は 当 該 各 号 に 定 めるところによる (1) 公 共 工 事 等 条 例 第 2 条 第 4 号 に 規 定 する 公 共 工 事 等 をいう (2) 暴 力 団 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 3 年 法 律 第 77 号 以 下 暴 対 法 という ) 第 2 条 第 2 号 に 規 定 する 暴 力 団 をいう (3) 暴 力 団 員 暴 対 法 第 2 条 第 6 号 に 規 定 する 暴 力 団 員 をいう (4) 暴 力 団 密 接 関 係 者 条 例 第 2 条 第 3 号 に 規 定 する 暴 力 団 密 接 関 係 者 をいう (5) 役 員 等 次 に 掲 げる 者 (アに 掲 げる 者 については 当 該 事 業 者 が 法 人 である 場 合 に 限 る )をいう ア 事 業 者 の 役 員 ( 業 務 を 執 行 する 社 員 取 締 役 執 行 役 又 はこれらに 準 ずる 者 をいい 相 談 役 顧 問 その 他 いかなる 名 称 を 有 する 者 であるかを 問 わず 当 該 事 業 者 に 対 し 業 務 を 執 行 する 社 員 取 締 役 執 行 役 又 はこれらに 準 ずる 者 と 同 等 以 上 の 支 配 力 を 有 す るものと 認 められる 者 を 含 む ) イ 支 配 人 本 店 長 支 店 長 営 業 所 長 事 務 所 長 その 他 いかなる 名 称 を 有 する 者 であ るかを 問 わず 営 業 所 事 業 所 その 他 の 組 織 ( 以 下 営 業 所 等 という )の 業 務 を 統 括 する 者 ウ 営 業 所 等 において 部 長 課 長 支 店 次 長 副 支 店 長 副 所 長 その 他 いかなる 名 称 を 有 する 者 であるかを 問 わず それらと 同 等 以 上 の 職 にあるものであって 事 業 の 利 益 に 重 大 な 影 響 を 及 ぼす 業 務 について 一 切 の 裁 判 外 の 行 為 をする 権 限 を 有 し 又 は 当 該 営 業 所 等 の 業 務 を 統 括 する 者 の 権 限 を 代 行 し 得 る 地 位 にある 者 エ 事 実 上 事 業 者 の 経 営 に 参 加 していると 認 められる 者 (6) 入 札 参 加 資 格 公 共 工 事 等 に 関 する 自 治 令 第 167 条 の5 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 一 般 競 争 入 札 の 参 加 資 格 及 び 同 令 第 167 条 の11 第 2 項 の 規 定 に 基 づく 指 名 競 争 入 札 の 参 加 資 格 をいう (7) 入 札 参 加 資 格 者 入 札 参 加 資 格 を 有 する 者 をいい 経 常 建 設 共 同 企 業 体 ( 中 小 建 設 業 が 継 続 的 な 協 業 関 係 を 確 保 することにより 経 営 力 施 工 力 を 強 化 する 目 的 で 結 成 した 共 同 企 業 体 をいう ) 及 び 特 定 建 設 共 同 企 業 体 ( 大 規 模 かつ 技 術 的 難 易 度 1-4-5

68 の 高 い 工 事 の 施 工 に 際 して 技 術 力 等 を 結 集 することにより 工 事 の 安 定 的 施 工 を 確 保 する 場 合 等 工 事 の 規 模 性 格 等 に 照 らし 共 同 企 業 体 による 施 工 が 必 要 と 認 められる 場 合 に 工 事 ごとに 結 成 する 共 同 企 業 体 をいう )を 含 む (8) 審 査 会 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 競 争 入 札 審 査 会 設 置 要 綱 ( 平 成 23 年 企 契 第 69 号 )に 定 める 審 査 会 をいう (9) 登 録 取 下 者 入 札 参 加 資 格 の 登 録 を 正 当 な 理 由 がなく 取 り 下 げ かつ 当 該 登 録 を 取 り 下 げた 日 から 一 年 を 経 過 しない 者 をいう (10) 下 請 負 人 等 条 例 第 8 条 に 規 定 する 下 請 負 人 等 をいう (11) 契 約 担 当 者 企 業 長 又 は 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 会 計 規 程 ( 平 成 23 年 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 管 理 規 程 第 27 号 ) 第 3 条 各 項 の 規 定 により 企 業 長 から 契 約 事 務 を 委 任 された 者 を いう ( 入 札 参 加 除 外 の 措 置 等 ) 第 3 条 企 業 長 は 入 札 参 加 資 格 者 ( 経 常 建 設 共 同 企 業 体 及 び 特 定 建 設 共 同 企 業 体 ( 以 下 共 同 企 業 体 という )の 場 合 は 共 同 企 業 体 を 構 成 する 者 )が 別 表 各 号 に 掲 げる 措 置 要 件 に 該 当 すると 認 めるときは 審 査 会 の 議 を 経 て 同 表 の 措 置 要 件 の 区 分 に 応 じて 定 める 期 間 当 該 入 札 参 加 資 格 者 ( 共 同 企 業 体 の 場 合 は 当 該 共 同 企 業 体 )を 公 共 工 事 等 から 排 除 する 措 置 ( 以 下 入 札 参 加 除 外 措 置 という )を 行 うものとする 2 前 項 の 規 定 は 登 録 取 下 者 についても 準 用 する この 場 合 において 前 項 中 入 札 参 加 資 格 者 とあるのは 登 録 取 下 者 と 読 み 替 えるものとする 3 前 2 項 の 規 定 に 基 づき 入 札 参 加 除 外 措 置 を 行 った 入 札 参 加 資 格 者 及 び 登 録 取 下 者 ( 以 下 入 札 参 加 除 外 者 という )から 次 の 各 号 に 掲 げる 場 合 の 区 分 に 応 じ 当 該 各 号 に 定 める 期 間 が 経 過 した 後 入 札 参 加 除 外 措 置 の 解 除 等 の 申 出 があった 場 合 において 企 業 長 は 当 該 入 札 参 加 除 外 者 が 別 表 各 号 に 掲 げる 措 置 要 件 のいずれにも 該 当 しない と 認 めるときは 審 査 会 の 議 を 経 て 当 該 入 札 参 加 除 外 措 置 を 解 除 等 するものとする (1) 別 表 第 1 号 の 措 置 要 件 に 該 当 する 場 合 入 札 参 加 除 外 措 置 を 行 った 日 から2 年 (2) 別 表 第 2 号 から 第 5 号 までの 措 置 要 件 に 該 当 する 場 合 入 札 参 加 除 外 措 置 を 行 っ た 日 から1 年 4 前 項 の 場 合 において 企 業 長 は 当 該 入 札 参 加 除 外 者 に 対 し 別 表 各 号 に 掲 げる 措 置 要 件 のいずれにも 該 当 する 事 実 がないことを 証 明 する 書 面 等 の 提 出 を 求 めることがで きる 5 企 業 長 は 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 定 により 入 札 参 加 除 外 措 置 を 行 ったときは 入 札 参 加 除 外 措 置 を 行 っている 期 間 中 当 該 措 置 を 受 けた 者 の 商 号 又 は 名 称 ( 共 同 企 業 体 の 場 合 は 当 該 共 同 企 業 体 の 名 称 ) 所 在 地 措 置 の 内 容 その 他 必 要 な 事 項 を 公 表 する ものとする ( 勧 告 措 置 等 ) 第 4 条 企 業 長 は この 要 綱 の 趣 旨 に 照 らし 必 要 があると 認 めるときは 審 査 会 の 議 を 経 て 1-4-6

69 入 札 参 加 資 格 者 及 び 登 録 取 下 者 に 対 し 必 要 な 措 置 を 勧 告 し 又 は 注 意 を 喚 起 するこ とができる ( 一 般 競 争 入 札 からの 排 除 ) 第 5 条 契 約 担 当 者 は 公 共 工 事 等 の 一 般 競 争 入 札 を 行 うに 当 たり 入 札 参 加 除 外 者 の 入 札 参 加 資 格 を 認 めてはならない 2 契 約 担 当 者 は 公 共 工 事 等 の 一 般 競 争 入 札 を 行 うに 際 し 入 札 参 加 資 格 を 認 めた 者 が 当 該 入 札 に 係 る 契 約 の 締 結 までの 間 に 入 札 参 加 除 外 措 置 を 受 けたときは 当 該 入 札 の 参 加 資 格 を 取 り 消 すものとする 3 契 約 担 当 者 は 前 項 の 規 定 により 当 該 入 札 の 参 加 資 格 を 取 り 消 したときは 当 該 入 札 参 加 除 外 者 に 通 知 するものとする ( 指 名 競 争 入 札 からの 排 除 ) 第 6 条 契 約 担 当 者 は 公 共 工 事 等 の 指 名 競 争 入 札 を 行 うに 当 たり 入 札 参 加 除 外 者 を 指 名 してはならない 2 契 約 担 当 者 は 公 共 工 事 等 の 指 名 競 争 入 札 を 行 うに 際 し 指 名 を 受 けた 者 が 当 該 入 札 に 係 る 契 約 の 締 結 までの 間 に 入 札 参 加 除 外 措 置 を 受 けたときは 指 名 を 取 り 消 すもの とする 3 契 約 担 当 者 は 前 項 の 規 定 により 入 札 参 加 資 格 を 取 り 消 したときは 当 該 入 札 参 加 除 外 者 に 通 知 するものとする ( 随 意 契 約 からの 排 除 ) 第 7 条 契 約 担 当 者 は 入 札 参 加 除 外 者 及 び 企 業 団 の 入 札 参 加 資 格 の 有 無 にかかわら ず 大 阪 府 警 察 本 部 から 別 表 措 置 要 件 に 該 当 する 旨 の 通 報 等 を 受 けた 者 を 随 意 契 約 の 相 手 方 としてはならない ( 下 請 負 等 からの 排 除 及 び 下 請 契 約 の 解 除 等 ) 第 8 条 契 約 担 当 者 は 公 共 工 事 等 の 相 手 方 が 入 札 参 加 除 外 者 及 び 企 業 団 の 入 札 参 加 資 格 の 有 無 にかかわらず 大 阪 府 警 察 本 部 から 別 表 措 置 要 件 に 該 当 する 旨 の 通 報 等 を 受 けた 者 又 はその 者 を 含 む 共 同 企 業 体 を 下 請 負 人 等 とすることを 認 めてはならな い 2 契 約 担 当 者 は 公 共 工 事 等 の 相 手 方 が 入 札 参 加 除 外 者 及 び 企 業 団 の 入 札 参 加 資 格 の 有 無 にかかわらず 大 阪 府 警 察 本 部 から 別 表 措 置 要 件 に 該 当 する 旨 の 通 報 等 を 受 けた 者 又 はその 者 を 含 む 共 同 企 業 体 を 下 請 負 人 等 としていた 場 合 は 公 共 工 事 等 の 相 手 方 に 対 して 当 該 下 請 契 約 又 は 委 任 契 約 の 解 除 を 求 めることができる ( 契 約 解 除 のための 措 置 ) 第 9 条 契 約 担 当 者 は 公 共 工 事 等 の 相 手 方 が 入 札 参 加 除 外 措 置 を 受 けた 場 合 に 条 例 1-4-7

70 第 9 条 第 1 項 第 6 号 の 規 定 に 基 づき 当 該 契 約 の 解 除 ができるよう 契 約 締 結 に 当 たって 当 該 契 約 書 に 暴 力 団 排 除 条 項 を 盛 り 込 むとともに 当 該 契 約 の 相 手 方 に 対 し 下 請 負 人 等 との 契 約 締 結 に 当 たって 暴 力 団 排 除 条 項 を 盛 り 込 むよう 指 導 するなど 必 要 な 措 置 を 講 ずるものとする ( 不 当 介 入 に 対 する 措 置 ) 第 10 条 契 約 担 当 者 は 公 共 工 事 等 の 相 手 方 が 契 約 履 行 に 当 たって 暴 力 団 員 等 から 事 実 関 係 及 び 社 会 通 念 に 照 らして 合 理 的 理 由 が 認 められない 不 当 若 しくは 違 法 な 要 求 又 は 契 約 の 適 正 な 履 行 を 妨 げる 妨 害 ( 以 下 不 当 介 入 という )を 受 けたときは 契 約 担 当 者 への 報 告 を 求 めるとともに 警 察 への 届 出 を 指 導 しなければならない 2 契 約 担 当 者 は 公 共 工 事 等 の 相 手 方 の 下 請 負 人 等 が 暴 力 団 員 等 から 不 当 介 入 を 受 けたときは 契 約 の 相 手 方 に 対 し 当 該 下 請 負 人 等 に 前 項 の 報 告 及 び 届 出 を 行 うよう 指 導 することを 求 めるものとする 3 契 約 担 当 者 は 公 共 工 事 等 の 相 手 方 又 は 同 人 の 下 請 負 人 等 が 前 2 項 の 不 当 介 入 を 受 け 適 切 に 報 告 届 出 が 行 われたと 認 められる 場 合 にあって 履 行 遅 滞 等 が 発 生 する おそれがあると 認 められるときは 必 要 に 応 じて 工 程 の 調 整 工 期 の 延 長 等 の 措 置 を 講 ずるものとする ( 誓 約 書 の 徴 収 等 ) 第 11 条 契 約 担 当 者 は 公 共 工 事 等 の 相 手 方 に 対 し 条 例 第 9 条 第 2 項 の 規 定 により 当 該 公 共 工 事 等 の 相 手 方 が 暴 力 団 員 等 でないことを 表 明 した 誓 約 書 を 企 業 団 に 提 出 するよう 求 めるものとする 2 契 約 担 当 者 は 公 共 工 事 等 の 相 手 方 が 下 請 契 約 又 は 委 任 契 約 を 締 結 する 時 は 公 共 工 事 等 の 相 手 方 に 対 し 当 該 下 請 負 人 等 から 前 項 の 誓 約 書 を 徴 取 し 企 業 団 に 提 出 するよう 求 めるものとする 3 企 業 長 は 前 2 項 に 規 定 する 誓 約 書 を 提 出 した 公 共 工 事 等 の 相 手 方 又 はその 下 請 負 人 等 ( 共 同 企 業 体 の 場 合 は 共 同 企 業 体 を 構 成 する 者 )が 暴 力 団 員 等 であると 認 めると き( 第 3 条 の 規 定 により 入 札 参 加 除 外 措 置 を 行 う 場 合 を 除 く )は 審 査 会 の 議 を 経 て 次 の 各 号 に 掲 げる 場 合 の 区 分 に 応 じ 当 該 各 号 に 定 める 期 間 当 該 誓 約 書 違 反 者 の 商 号 又 は 名 称 ( 共 同 企 業 体 の 場 合 は 当 該 共 同 企 業 体 の 名 称 ) 所 在 地 違 反 の 内 容 そ の 他 必 要 な 事 項 を 公 表 するものとする (1) 暴 力 団 員 又 は 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 暴 力 団 排 除 条 例 施 行 規 則 ( 平 成 23 年 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 規 則 第 24 号 以 下 規 則 という ) 第 3 条 第 5 号 に 掲 げる 者 のうちに 暴 力 団 員 のある 事 業 者 に 該 当 すると 認 められる 場 合 当 該 認 定 をした 日 から2 年 (2) 規 則 第 3 条 第 1 項 第 1 号 から 第 6 号 までに 掲 げる 者 ( 前 号 に 該 当 する 事 業 者 を 除 く )に 該 当 すると 認 められる 場 合 当 該 認 定 をした 日 から1 年 4 企 業 長 は 公 共 工 事 等 の 相 手 方 が 第 1 項 に 規 定 する 誓 約 書 を 提 出 しないときは その 相 手 方 と 契 約 を 締 結 しないこととする また 当 該 誓 約 書 を 提 出 しなかった 入 札 参 加 資 1-4-8

71 格 者 に 対 し 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 入 札 参 加 停 止 要 綱 ( 平 成 23 年 企 契 第 29 号 )に 基 づ き 入 札 参 加 停 止 等 の 措 置 を 行 うものとする 5 企 業 長 は 第 2 項 に 規 定 する 下 請 負 人 等 が 誓 約 書 を 公 共 工 事 等 の 相 手 方 に 提 出 しな いときは 公 共 工 事 等 の 相 手 方 に 対 し 当 該 下 請 人 等 と 下 請 契 約 又 は 委 任 契 約 を 締 結 しないよう 求 めるものとする ( 関 係 機 関 との 連 携 ) 第 12 条 企 業 長 は 本 要 綱 の 運 用 に 当 たっては 警 察 等 捜 査 機 関 との 密 接 な 連 携 の 下 行 うものとする ( 入 札 参 加 除 外 措 置 の 通 知 等 ) 第 13 条 企 業 長 は 入 札 参 加 除 外 措 置 及 びその 解 除 勧 告 措 置 若 しくは 注 意 喚 起 入 札 参 加 除 外 措 置 の 公 表 並 びに 誓 約 書 違 反 事 実 の 公 表 を 決 定 したときは 遅 滞 なく 当 該 措 置 等 の 対 象 者 に 通 知 するものとする 附 則 ( 施 行 期 日 ) 1 この 要 綱 は 平 成 23 年 4 月 1 日 から 施 行 する ( 経 過 措 置 ) 2 削 除 附 則 ( 平 成 23 年 企 契 第 854 号 ) この 要 綱 は 平 成 23 年 11 月 1 日 から 施 行 する 附 則 ( 平 成 23 年 企 契 第 1253 号 ) この 要 綱 は 平 成 24 年 4 月 1 日 から 施 行 する 附 則 ( 平 成 25 年 企 契 第 962 号 ) この 要 綱 は 平 成 25 年 11 月 21 日 から 施 行 する 1-4-9

72 別 表 措 置 要 件 期 間 1 個 人 である 入 札 参 加 資 格 者 及 び 法 人 である 入 札 参 加 資 格 者 の 役 員 等 が 暴 力 団 員 であるとき 2 入 札 参 加 資 格 者 及 びその 役 員 等 が 自 己 自 社 若 しくは 第 三 者 の 不 正 の 利 益 を 図 る 目 的 又 は 第 三 者 に 損 害 を 加 える 目 的 をもって 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 を 利 用 するなどしたとき 3 入 札 参 加 資 格 者 及 びその 役 員 等 が いかなる 名 義 をもってするかを 問 わず 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 に 対 して 金 銭 物 品 その 他 の 財 産 上 の 利 益 を 不 当 に 与 えたとき 4 入 札 参 加 資 格 者 及 びその 役 員 等 が 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 と 飲 食 や 旅 行 を 共 にするなど 社 会 的 に 非 難 されるべき 関 係 を 有 しているとき 5 入 札 参 加 資 格 者 及 びその 役 員 等 が 下 請 契 約 資 材 原 材 料 の 購 入 契 約 又 はその 他 契 約 に 当 たり その 契 約 相 手 方 の 入 札 参 加 資 格 の 有 無 にかかわらず 第 1 号 から 第 4 号 の 規 定 に 該 当 する 者 であると 知 りながら 当 該 契 約 を 締 結 し たとき 当 該 認 定 をした 日 から2 年 を 経 過 し か つ 改 善 されたと 認 められるまで 当 該 認 定 をした 日 から1 年 を 経 過 し か つ 改 善 されたと 認 められるまで

73 第 5 編 請 負 工 事 監 督 技 術 基 準

74 請 負 工 事 監 督 技 術 基 準 ( 目 的 ) 第 1 条 この 技 術 基 準 は 平 成 13 年 2 月 16 日 施 行 の 公 共 工 事 の 入 札 及 び 契 約 の 適 正 化 の 促 進 に 関 する 法 律 第 15 条 に 規 定 する 適 正 化 指 針 第 2 4(3)に 基 づき 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 が 発 注 する 請 負 工 事 の 統 一 的 な 監 督 の 実 施 に 努 めることを 目 的 とする ( 用 語 の 定 義 ) 第 2 条 (1) 監 督 契 約 図 書 における 発 注 者 の 責 務 を 適 切 に 遂 行 するために 工 事 施 工 状 況 の 確 認 及 び 把 握 等 を 行 い 契 約 の 適 正 な 履 行 を 確 保 する 業 務 をいう (2) 監 督 職 員 等 監 督 職 員 とは 総 括 監 督 員 主 任 監 督 員 監 督 員 を 総 称 していい 監 督 職 員 等 とは 監 督 職 員 及 び 現 場 技 術 員 を 総 称 していう (3) 監 督 の 方 法 監 督 行 為 ( 指 示 承 諾 協 議 通 知 受 理 確 認 立 会 い 把 握 )を 総 称 していう 1 指 示 監 督 職 員 が 受 注 者 に 対 し 工 事 の 施 工 上 必 要 な 事 項 について 書 面 をも って 示 し 実 施 させることをいう 2 承 諾 契 約 図 書 で 明 示 した 事 項 で 受 注 者 が 監 督 職 員 に 対 し 書 面 で 申 し 出 た 工 事 の 施 工 上 必 要 な 事 項 について 監 督 職 員 が 書 面 により 同 意 することをいう 3 協 議 書 面 により 契 約 図 書 の 協 議 事 項 について 発 注 者 と 受 注 者 が 対 等 の 立 場 で 合 議 し 結 論 を 得 ることをいう 4 通 知 監 督 職 員 が 受 注 者 に 対 し 工 事 の 施 工 に 関 する 事 項 について 書 面 をもっ て 知 らせることをいう 5 受 理 契 約 図 書 に 基 づき 受 注 者 の 責 任 において 監 督 職 員 に 提 出 された 書 面 を 監 督 職 員 が 受 け 取 り 内 容 を 把 握 することをいう 6 確 認 契 約 図 書 に 示 された 事 項 について 監 督 職 員 等 が 臨 場 若 しくは 受 注 者 が 提 出 した 資 料 により 監 督 職 員 がその 内 容 について 契 約 図 書 との 適 合 を 確 か め 受 注 者 に 対 して 認 めることをいう 7 立 会 い 契 約 図 書 に 示 された 項 目 について 監 督 職 員 が 臨 場 し 内 容 を 確 かめる ことをいう 8 把 握 監 督 職 員 等 が 臨 場 若 しくは 受 注 者 が 提 出 又 は 提 示 した 資 料 により 施 工 状 況 使 用 材 料 提 出 資 料 の 内 容 等 について 監 督 職 員 が 契 約 図 書 との 適 合 を 自 ら 認 識 しておくことをいい 受 注 者 に 対 して 認 めるものではない ( 監 督 の 実 施 ) 第 3 条 監 督 職 員 等 は 以 下 の 表 の 各 項 目 について 技 術 的 に 十 分 検 討 のうえ 監 督 を 実 施 するものと する なお 関 連 図 書 及 び 条 項 の 欄 で 契 は 契 約 書 を 示 し 共 仕 は 土 木 工 事 共 通 仕 様 書 ( 土 木 請 負 工 事 必 携 )を 示 す ( 付 則 ) 1 この 監 督 技 術 基 準 は 平 成 14 年 4 月 1 日 から 施 行 する 2 この 監 督 技 術 基 準 は 平 成 21 年 4 月 1 日 から 施 行 する 3 この 監 督 技 術 基 準 は 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 する 1-5-1

75 項 目 業 務 内 容 関 連 図 書 及 び 条 項 1. 契 約 の 履 行 の 確 保 (1) 契 約 図 書 の 内 容 の 把 握 (2) 施 工 計 画 書 の 受 理 (3) 契 約 書 及 び 設 計 図 書 に 基 づく 指 示 承 諾 協 議 受 理 等 (4) 条 件 変 更 に 関 す る 確 認 調 査 検 討 通 知 (5) 変 更 設 計 図 面 及 び 数 量 等 の 作 成 (6) 関 連 工 事 との 調 整 (7) 工 程 把 握 及 び 工 事 促 進 指 示 契 約 書 設 計 図 書 ( 仕 様 書 図 面 金 額 を 記 載 契 第 1 条 しない 設 計 書 補 足 説 明 書 及 び 質 問 回 答 書 ) 並 び 共 仕 第 1 編 に 下 記 の 項 目 について 把 握 する 1 配 置 技 術 者 の 専 任 制 及 び 技 術 者 の 適 正 な 配 置 契 第 10 条 2 施 工 体 制 台 帳 及 び 施 工 体 系 図 の 整 備 共 仕 第 1 編 その 他 契 約 の 履 行 上 必 要 な 事 項 受 注 者 から 提 出 された 施 工 計 画 書 により 施 工 計 共 仕 第 1 編 画 の 概 要 を 把 握 する 契 約 書 及 び 設 計 図 書 に 示 された 指 示 承 諾 協 議 契 第 18 条 ( 詳 細 図 の 作 成 を 含 む) 並 びに 受 理 等 について 共 仕 第 1 編 必 要 により 現 場 状 況 を 把 握 し 適 切 に 行 う 1 契 約 書 第 18 条 第 1 項 の 第 1 号 から 第 5 号 ま 契 第 18 条 での 事 実 を 発 見 したとき 又 は 受 注 者 から 事 実 の 確 認 を 請 求 されたときは 直 ちに 調 査 を 行 い その 内 容 を 確 認 し 検 討 のうえ 必 要 により 工 事 内 容 の 変 更 設 計 図 面 の 訂 正 内 容 を 定 める ただし 特 に 重 要 な 変 更 等 が 伴 う 場 合 は あ らかじめ 契 約 担 当 者 等 の 承 認 を 受 ける なお 必 要 に 応 じて 設 計 担 当 者 等 の 立 会 い を 求 めることができる 2 前 項 の 調 査 結 果 を 受 注 者 に 通 知 ( 指 示 する 必 要 契 第 18 条 があるときは 当 該 指 示 を 含 む)する 共 仕 第 1 編 一 般 的 な 変 更 設 計 図 面 及 び 数 量 について 受 注 契 第 18 条 者 からの 確 認 資 料 等 をもとに 作 成 する 関 連 する 二 以 上 の 工 事 が 施 工 上 密 接 に 関 連 する 契 第 2 条 場 合 は 必 要 に 応 じて 施 工 について 調 整 し 必 要 事 項 を 受 注 者 に 対 し 指 示 する 受 注 者 からの 履 行 報 告 又 は 実 施 工 程 表 に 基 づき 工 程 を 把 握 し 必 要 に 応 じて 工 事 促 進 の 指 示 を 行 う 1-5-2

76 項 目 業 務 内 容 関 連 図 書 及 び 条 項 (8) 工 期 変 更 協 議 の 対 象 通 知 (9) 契 約 担 当 者 等 へ の 報 告 1) 工 事 の 中 止 及 び 工 期 の 延 長 の 検 討 並 びに 報 告 2) 一 般 的 な 工 事 目 的 物 の 損 害 の 調 査 及 び 報 告 3) 不 可 抗 力 による 損 害 の 調 査 及 び 報 告 4) 第 三 者 に 及 ぼした 損 害 の 調 査 及 び 報 告 5) 部 分 使 用 の 確 認 及 び 報 告 6) 前 金 払 請 求 時 の 報 告 契 約 書 第 15 条 第 7 項 第 17 条 第 1 項 第 18 条 第 5 項 第 19 条 第 20 条 第 3 項 第 21 条 及 び 第 43 条 第 2 項 の 規 定 に 基 づく 工 期 変 更 について 事 前 協 議 及 びその 結 果 の 通 知 を 行 う 1 工 事 の 全 部 若 しくは 一 部 の 施 工 を 一 時 中 止 す る 必 要 があると 認 められるときは 中 止 期 間 を 検 討 し 契 約 担 当 者 等 へ 報 告 する 2 受 注 者 から 工 期 延 長 の 申 し 出 があった 場 合 は その 理 由 を 検 討 し 契 約 担 当 者 等 へ 報 告 する 工 事 目 的 物 等 の 損 害 について 受 注 者 から 通 知 を 受 けた 場 合 はその 原 因 損 害 の 状 況 等 を 調 査 し 発 注 者 の 責 に 帰 する 理 由 及 び 損 害 額 の 請 求 内 容 を 審 査 し 契 約 担 当 者 等 へ 報 告 する 1 天 災 等 の 不 可 抗 力 により 工 事 目 的 物 等 の 損 害 について 受 注 者 から 通 知 を 受 けた 場 合 は その 原 因 及 び 損 害 の 状 況 等 を 調 査 し 確 認 結 果 を 契 約 担 当 者 等 へ 報 告 する 2 損 害 額 の 負 担 請 求 内 容 を 審 査 し 契 約 担 当 者 等 へ 報 告 する 工 事 の 施 工 に 伴 い 第 三 者 に 損 害 を 及 ぼしたとき は その 原 因 損 害 の 状 況 等 を 調 査 し 発 注 者 が 損 害 を 賠 償 しなければならないと 認 められる 場 合 は 契 約 担 当 者 等 へ 報 告 する 部 分 使 用 を 行 う 場 合 の 品 質 及 び 出 来 形 の 確 認 を 行 い 契 約 担 当 者 等 へ 報 告 する 前 金 払 の 請 求 があった 場 合 は 契 約 担 当 者 等 へ 報 告 する 契 第 23 条 共 仕 第 1 編 契 第 20 条 共 仕 第 1 編 契 第 21 条 契 第 27 条 契 第 29 条 共 仕 第 1 編 契 第 29 条 契 第 28 条 契 第 33 条 共 仕 第 1 編 契 第 34 条 1-5-3

77 項 目 業 務 内 容 関 連 図 書 及 び 条 項 7) 部 分 払 請 求 時 の 出 来 高 確 認 及 び 報 告 8) 工 事 関 係 者 に 関 す る 措 置 請 求 9) 契 約 解 除 に 関 する 必 要 書 類 の 作 成 及 び 措 置 請 求 又 は 報 告 2. 施 工 状 況 の 確 認 等 (1) 事 前 調 査 等 部 分 払 の 請 求 があった 場 合 は 出 来 高 に 関 する 資 料 の 審 査 及 び 既 済 部 分 出 来 高 設 計 書 の 作 成 を 行 い 契 約 担 当 者 等 へ 報 告 する 現 場 代 理 人 がその 職 務 の 執 行 につき 著 しく 不 適 当 と 認 められる 場 合 及 び 主 任 技 術 者 ( 監 理 技 術 者 ) 専 門 技 術 者 下 請 人 等 が 工 事 の 施 工 又 は 管 理 につき 著 しく 不 適 当 と 認 められる 場 合 は 契 約 担 当 者 等 への 措 置 請 求 を 行 う 1 契 約 書 第 47 条 第 1 項 第 47 条 の2 第 47 条 の3 及 び 第 48 条 第 1 項 に 基 づき 契 約 を 解 除 する 必 要 があると 認 められる 場 合 は 契 約 担 当 者 等 に 対 して 措 置 請 求 を 行 う 2 受 注 者 から 契 約 の 解 除 の 通 知 を 受 けたときは 契 約 解 除 要 件 を 確 認 し 契 約 担 当 者 等 へ 報 告 す る 3 契 約 が 解 除 された 場 合 は 既 済 部 分 出 来 形 の 調 査 及 び 出 来 高 設 計 書 の 作 成 を 行 い 契 約 担 当 者 等 へ 報 告 する 下 記 の 事 前 調 査 業 務 を 必 要 に 応 じて 行 う 1 工 事 基 準 点 の 指 示 2 既 設 構 造 物 の 把 握 3 支 給 ( 貸 与 ) 品 の 確 認 4 事 業 損 失 防 止 家 屋 調 査 の 立 会 い 5 請 負 者 が 行 う 官 公 庁 等 への 届 出 の 把 握 6 工 事 区 域 用 地 の 把 握 7その 他 必 要 な 事 項 契 第 37 条 共 仕 第 1 編 契 第 12 条 契 第 47 条 契 第 48 条 契 第 49 条 契 第 52 条 共 仕 第 1 編 共 仕 第 1 編 共 仕 第 1 編 共 仕 第 1 編 契 第 16 条 共 仕 第 1 編

78 項 目 業 務 内 容 関 連 図 書 及 び 条 項 (2) 指 定 材 料 の 確 認 (3) 工 事 施 工 の 立 会 い (4) 工 事 施 工 状 況 の 確 認 ( 段 階 確 認 ) (5) 工 事 施 工 状 況 の 把 握 (6) 改 造 請 求 及 び 破 壊 による 確 認 (7) 支 給 材 料 及 び 貸 与 品 の 確 認 引 渡 し 3. 円 滑 な 施 工 の 確 保 (1) 地 元 対 応 設 計 図 書 において 監 督 職 員 の 試 験 又 は 確 認 を 受 けて 使 用 すべきものと 指 定 された 工 事 材 料 は 試 験 又 は 調 合 に 立 会 し 確 認 する また 設 計 図 書 において 見 本 又 は 品 質 を 証 明 す る 資 料 の 提 出 を 規 定 した 材 料 は 使 用 前 に 把 握 す る 設 計 図 書 において 監 督 職 員 の 立 会 いのうえ 施 工 するものと 指 定 された 工 種 について 設 計 図 書 の 規 定 に 基 づき 立 会 いを 行 う 設 計 図 書 に 示 された 施 工 段 階 において 別 表 1 に 基 づき 臨 場 等 により 確 認 を 行 う 主 要 な 工 種 について 別 表 2 に 基 づき 適 宜 臨 場 等 により 把 握 を 行 う 1 工 事 の 施 工 部 分 が 契 約 図 書 に 適 合 しない 事 実 を 発 見 した 場 合 で 必 要 があると 認 められると きは 改 善 の 指 示 又 は 改 造 請 求 を 行 う 2 契 約 書 第 13 条 第 2 項 若 しくは 第 14 条 第 1 項 から 第 3 項 までの 規 定 に 違 反 した 場 合 又 は 工 事 の 施 工 部 分 が 設 計 図 書 に 適 合 しないと 認 めら れる 相 当 の 理 由 がある 場 合 において 必 要 がある と 認 められる 場 合 は 工 事 の 施 工 部 分 を 破 壊 して 確 認 する 1 設 計 図 書 に 定 められた 支 給 材 料 及 び 貸 与 品 については 契 約 担 当 者 等 が 立 会 う 場 合 を 除 き その 品 名 数 量 品 質 規 格 又 は 性 能 を 設 計 図 書 に 基 づき 確 認 し 引 渡 しを 行 う 2 前 項 の 確 認 の 結 果 品 質 又 は 規 格 若 しくは 性 能 が 設 計 図 書 の 定 めと 異 なる 場 合 又 は 使 用 に 適 当 でないと 認 められる 場 合 は これに 代 わる 支 給 材 料 若 しくは 貸 与 品 を 契 約 担 当 者 等 と 打 合 せのう え 引 渡 し 等 の 措 置 を 行 う 地 元 住 民 等 からの 工 事 に 関 する 苦 情 要 望 等 に 対 し 必 要 な 措 置 を 行 う 契 第 13~14 条 共 仕 第 2 編 第 1 章 第 2 節 契 第 14 条 契 第 17 条 契 第 15 条 共 仕 第 1 編

79 項 目 業 務 内 容 関 連 図 書 及 び 条 項 (2) 関 係 機 関 との 協 議 調 整 4.その 他 (1) 現 場 発 生 品 の 処 理 (2) 臨 機 の 措 置 工 事 に 関 して 関 係 機 関 との 協 議 調 整 におけ る 必 要 な 措 置 を 行 う 工 事 現 場 における 発 生 品 について 規 格 数 量 等 を 確 認 し その 処 理 方 法 について 指 示 する 災 害 防 止 その 他 工 事 の 施 工 上 特 に 必 要 がある 共 仕 第 1 編 契 第 26 条 と 認 めるときは 請 負 者 に 対 し 臨 機 の 措 置 を 求 め る (3) 事 故 等 に 対 する 措 置 (4) 工 事 状 況 の 確 認 事 故 等 が 発 生 した 時 は 速 やかに 状 況 を 調 査 し 共 仕 第 1 編 事 務 所 安 全 工 事 施 工 担 当 者 に 報 告 する 総 括 監 督 員 及 び 主 任 監 督 員 は 工 事 完 成 のとき (5) 工 事 完 成 検 査 等 の 立 会 (6) 検 査 日 の 通 知 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 建 設 工 事 成 績 評 定 要 領 に 基 づ き 評 定 を 行 う 主 任 監 督 員 監 督 員 は 工 事 の 完 成 既 済 中 間 の 各 段 階 における 工 事 検 査 の 立 会 いを 行 う なお 重 要 な 工 事 については 総 括 監 督 員 も 立 会 いを 行 う 発 注 者 は 工 事 検 査 に 先 立 って 監 督 職 員 を 通 じて 受 注 者 に 対 して 検 査 日 を 通 知 する 共 仕 第 1 編 共 仕 第 1 編

80 別 表 1 段 階 確 認 一 覧 一 般 : 一 般 監 督 重 点 : 重 点 監 督 種 別 細 別 確 認 時 期 確 認 事 項 確 認 の 程 度 指 定 仮 設 工 設 置 完 了 時 使 用 材 料 高 さ 幅 長 さ 1 回 /1 工 事 深 さ 等 河 川 土 工 ( 掘 削 工 ) 海 岸 土 工 ( 掘 削 工 ) 土 ( 岩 ) 質 の 変 化 した 時 土 ( 岩 ) 質 変 化 位 置 1 回 / 土 ( 岩 ) 質 の 変 化 毎 砂 防 土 工 ( 掘 削 工 ) 道 路 土 工 ( 掘 削 工 ) 道 路 土 工 プルーフローリング 実 施 プルーフローリング 実 施 状 況 1 回 /1 工 事 ( 路 床 盛 土 工 ) 舗 装 工 ( 下 層 路 盤 ) 時 表 層 安 定 処 理 工 表 層 混 合 処 理 路 床 安 定 処 理 処 理 完 了 時 使 用 材 料 基 準 高 幅 延 長 施 工 厚 さ 一 般 :1 回 /1 工 事 重 点 :1 回 /100m 置 換 掘 削 完 了 時 使 用 材 料 幅 延 長 置 換 厚 さ 一 般 :1 回 /1 工 事 重 点 :1 回 /100m サンドマット 処 理 完 了 時 使 用 材 料 幅 延 長 施 工 厚 さ 一 般 :1 回 /1 工 事 重 点 :1 回 /100m バーチカル ドレーン 工 サンドドレーン 袋 詰 式 サンド 施 工 時 使 用 材 料 打 込 長 さ 一 般 :1 回 /200 本 重 点 :1 回 /100 本 ドレーン ペーパードレーン 施 行 完 了 時 施 工 位 置 杭 径 一 般 :1 回 /200 本 重 点 :1 回 /100 本 締 固 め 改 良 工 固 結 工 矢 板 工 ( 任 意 仮 設 を 除 く) サンドコンバクシ ョンパイル 施 工 時 使 用 材 料 打 込 長 さ 一 般 :1 回 /200 本 重 点 :1 回 /100 本 施 工 完 了 時 基 準 高 施 工 位 置 杭 径 一 般 :1 回 /200 本 重 点 :1 回 /100 本 粉 体 噴 射 攪 拌 施 工 時 使 用 材 料 深 度 一 般 :1 回 /200 本 高 圧 噴 射 攪 拌 重 点 :1 回 /100 本 セメントミルク 施 工 完 了 時 基 準 高 位 置 間 隔 杭 径 一 般 :1 回 /200 本 攪 拌 重 点 :1 回 /100 本 生 石 灰 パイル 薬 液 注 入 施 工 時 使 用 材 料 深 度 注 入 量 一 般 :1 回 /20 本 重 点 :1 回 /10 本 鋼 矢 板 打 込 時 使 用 材 料 長 さ 試 験 矢 板 + 溶 接 部 の 適 否 一 般 :1 回 /150 枚 打 込 完 了 時 基 準 高 変 位 重 点 :1 回 /100 枚 鋼 管 矢 板 打 込 時 使 用 材 料 長 さ 試 験 矢 板 + 溶 接 部 の 適 否 一 般 :1 回 /75 本 打 込 完 了 時 基 準 高 変 位 重 点 :1 回 /50 本 1-5-7

81 種 別 細 別 確 認 時 期 確 認 事 項 確 認 の 程 度 既 成 杭 工 既 成 コンクリート 杭 鋼 管 杭 H 鋼 杭 打 込 時 打 込 完 了 ( 打 込 杭 ) 使 用 材 料 長 さ 溶 接 部 の 適 否 杭 の 支 持 力 基 準 高 偏 心 量 試 験 杭 + 一 般 :1 回 /10 本 重 点 :1 回 / 5 本 掘 削 完 了 時 ( 中 堀 杭 ) 掘 削 長 さ 杭 の 先 端 土 質 施 工 完 了 時 ( 中 堀 杭 ) 基 準 高 偏 心 量 場 所 打 杭 工 リバース 杭 オールケーシング 杭 大 口 径 杭 杭 頭 処 理 完 了 時 杭 頭 処 理 状 況 一 般 :1 回 /10 本 重 点 :1 回 / 5 本 掘 削 完 了 時 掘 削 長 さ 支 持 地 盤 試 験 杭 + 一 般 :1 回 /10 本 重 点 :1 回 / 5 本 鉄 筋 組 立 完 了 時 使 用 材 料 1 回 /1 本 設 計 図 書 との 対 比 施 工 完 了 時 基 準 高 偏 心 量 杭 径 試 験 杭 + 一 般 :1 回 /10 本 重 点 :1 回 / 5 本 杭 頭 処 理 完 了 時 杭 頭 処 理 状 況 一 般 :1 回 /10 本 重 点 :1 回 / 5 本 深 礎 工 土 ( 岩 ) 質 の 変 化 した 時 土 ( 岩 ) 質 変 化 位 置 1 回 / 土 ( 岩 ) 質 の 変 化 毎 掘 削 完 了 時 長 さ 支 持 地 盤 一 般 :1 回 /3 本 重 点 : 全 数 鉄 筋 組 立 完 了 時 使 用 材 料 1 回 /1 本 設 計 図 書 との 対 比 施 工 完 了 時 基 準 高 偏 心 量 径 一 般 :1 回 /3 本 重 点 : 全 数 オープンケーソン 基 礎 工 ニューマチックケーソ ン 基 礎 工 グラウト 注 入 時 使 用 材 料 使 用 料 一 般 :1 回 /3 本 重 点 : 全 数 鉄 沓 据 付 完 了 時 使 用 材 料 施 工 位 置 1 回 /1 構 造 物 本 体 設 置 前 支 持 層 (オープンケーソン) 掘 削 完 了 時 (ニューマチックケーソン) 土 ( 岩 ) 質 の 変 化 した 時 土 ( 岩 ) 質 変 化 位 置 1 回 / 土 ( 岩 ) 質 の 変 化 毎 鉄 筋 組 立 完 了 時 使 用 材 料 1 回 /1ロット 設 計 図 書 との 対 比 鋼 管 井 筒 基 礎 工 打 込 時 打 込 完 了 時 使 用 材 料 長 さ 溶 接 部 の 適 否 支 持 力 基 準 高 偏 心 量 試 験 杭 + 一 般 :1 回 /10 本 重 点 :1 回 / 5 本 杭 頭 処 理 完 了 時 杭 頭 処 理 状 況 一 般 :1 回 /10 本 重 点 :1 回 / 5 本 置 換 工 ( 重 要 構 造 物 ) 掘 削 完 了 時 使 用 材 料 幅 延 長 置 換 厚 さ 支 持 地 盤 1 回 /1 構 造 物 1-5-8

82 種 別 細 別 確 認 時 期 確 認 事 項 確 認 の 程 度 築 堤 護 岸 工 法 線 設 置 完 了 時 法 線 設 置 状 況 1 回 /1 法 線 砂 防 ダム 法 線 設 置 完 了 時 法 線 設 置 状 況 1 回 /1 法 線 護 岸 工 法 覆 工 ( 覆 土 施 工 覆 土 前 設 計 図 書 との 対 比 1 回 /1 工 事 がある 場 合 ) ( 不 可 視 部 分 の 出 来 形 ) 基 礎 工 根 固 工 設 置 完 了 時 設 計 図 書 との 対 比 1 回 /1 工 事 ( 不 可 視 部 分 の 出 来 形 ) コンクリートダム 掘 削 工 岩 盤 面 処 理 基 礎 面 の 乱 れ 弛 み 油 堆 積 1 回 /1 工 事 物 岩 片 等 の 有 無 不 良 岩 盤 の 処 理 破 砕 帯 断 層 等 の 処 理 1 回 /1 工 事 重 要 構 造 物 函 渠 工 土 ( 岩 ) 質 の 変 化 した 時 土 ( 岩 ) 質 変 化 位 置 1 回 / 土 ( 岩 ) 質 の 変 化 毎 樋 門 工 ( 樋 管 を 含 む) 床 掘 削 完 了 時 支 持 地 盤 ( 直 接 基 礎 ) 1 回 /1 構 造 物 躯 体 工 ( 橋 台 ) RC 躯 体 工 ( 橋 脚 ) 橋 脚 フーチング 工 RC 擁 壁 鉄 筋 組 立 完 了 時 使 用 材 料 設 計 図 書 との 対 比 一 般 :30% 程 度 /1 構 造 物 重 点 :60% 程 度 /1 構 造 物 砂 防 ダム 埋 戻 し 前 設 計 図 書 との 対 比 1 回 /1 構 造 物 堰 本 体 工 排 水 機 場 本 体 工 水 門 工 共 同 溝 本 体 工 ( 不 可 視 部 分 の 出 来 形 ) 躯 体 工 沓 座 の 位 置 決 定 時 沓 座 の 位 置 1 回 /1 構 造 物 RC 躯 体 工 床 版 工 鉄 筋 組 立 完 了 時 使 用 材 料 設 計 図 書 との 対 比 一 般 :30% 程 度 /1 構 造 物 重 点 :60% 程 度 /1 構 造 物 鋼 橋 仮 組 立 完 了 時 ( 仮 組 立 が 省 略 となる 場 合 を 除 く) キャンバー 寸 法 等 一 般 : 重 点 :1 回 /1 構 造 物 ポストテンション T(Ⅰ) 桁 製 作 工 プレキャスツブロック 桁 組 立 工 プレストレス 導 入 完 了 時 横 締 め 作 業 完 了 時 設 計 図 書 との 対 比 一 般 :5% 程 度 / 総 ケー ブル 数 重 点 :10% 程 度 / 総 ケ ーブル 数 プレビーム 桁 製 作 工 PCホロースラブ 製 作 工 PC 押 出 し 箱 桁 製 作 工 床 版 横 組 工 プレストレス 導 入 完 了 時 横 締 め 作 業 完 了 時 設 計 図 書 との 対 比 一 般 :10% 程 度 / 総 ケ ーブル 数 重 点 :20% 程 度 / 総 ケ ーブル 数 PC 鋼 線 鉄 筋 組 立 完 了 時 ( 工 場 製 作 を 除 く) 使 用 材 料 設 計 図 書 との 対 比 一 般 :30% 程 度 /1 構 造 物 重 点 :60% 程 度 /1 構 造 物 トンネル 掘 削 工 土 ( 岩 ) 質 の 変 化 した 時 土 ( 岩 ) 質 変 化 位 置 1 回 / 土 ( 岩 ) 質 の 変 化 毎 トンネル 支 持 工 支 持 工 完 了 時 吹 付 けコンクリート 厚 ロック 1 回 / 支 保 工 変 更 毎 ( 支 持 工 変 更 毎 ) ボルト 打 込 み 本 数 及 び 長 さ トンネル 覆 工 施 工 時 ( 構 造 の 変 化 時 ) 設 計 図 書 との 対 比 1 回 / 構 造 の 変 化 毎 1-5-9

83 種 別 細 別 確 認 時 期 確 認 事 項 確 認 の 程 度 トンネルインバート 工 鉄 筋 組 立 完 了 時 設 計 図 書 との 対 比 1 回 / 構 造 の 変 化 毎 下 水 道 工 事 地 盤 改 良 工 薬 液 注 入 工 施 工 時 使 用 材 料 深 度 注 入 量 一 般 :1 回 /20 本 重 点 :1 回 /10 本 超 高 圧 地 盤 改 良 工 ( 高 圧 噴 射 攪 拌 施 工 時 使 用 材 料 深 度 一 般 :1 回 /20 本 重 点 :1 回 /10 本 工 ) 推 進 工 推 進 工 施 工 時 使 用 材 料 基 準 高 中 心 線 偏 位 一 般 :1 回 / 工 事 重 点 :1 回 /100m 完 了 時 基 準 高 中 心 線 偏 位 延 長 1 回 / 工 事 シールド 工 一 次 覆 工 施 工 時 基 準 高 中 心 線 の 偏 位 延 長 1 回 /200R 使 用 材 料 1 回 /1 工 事 完 了 時 延 長 真 円 度 1 回 /1 工 事 二 次 覆 工 施 工 時 基 準 高 中 心 線 の 編 位 1 回 /20 打 設 完 了 時 延 長 真 円 度 1 回 /1 工 事 公 園 緑 地 工 事 高 木 特 殊 樹 木 施 工 時 使 用 材 料 植 穴 客 土 等 1 回 /10 本 植 栽 工 中 木 1 回 /50 本 低 木 1 回 /100 本 港 湾 工 事 施 工 前 区 域 の 水 深 1 回 /1 工 事 浚 渫 及 び 床 掘 施 工 後 区 域 の 水 深 1 回 /1 工 事 捨 石 及 び 被 覆 石 施 工 後 均 し 面 高 さ 天 端 高 1 回 /1 工 事 ( 潜 水 確 認 ) ケーソン 製 作 鉄 筋 型 枠 完 了 時 設 計 図 書 との 対 比 1 回 /1ロッド ケーソン 据 付 据 付 完 了 時 法 線 に 対 する 出 入 り 目 地 間 1 回 /1 函 隔 天 端 高 ブロック 据 付 据 付 完 了 時 法 線 に 対 する 出 入 り 目 地 間 1 回 /1 函 隔 天 端 高 注 ) 表 中 の 確 認 の 程 度 は 確 認 頻 度 の 目 安 であり 実 施 にあっては 工 事 内 容 及 び 施 工 状 況 等 を 勘 案 の 上 設 定 することとする なお 1ロットとは 橋 台 等 の 単 体 構 造 物 はコンクリート 打 設 毎 函 渠 等 の 連 続 構 造 物 は 施 工 単 位 ( 目 地 ) 毎 とする 一 般 監 督 : 重 点 監 督 以 外 の 工 事 重 点 監 督 : 下 記 の 工 事 イ. 主 たる 工 種 に 新 工 法 新 材 料 を 使 用 した 工 事 ロ. 施 工 条 件 が 厳 しい 工 事 ハ. 第 三 者 に 対 する 影 響 のある 工 事 ニ.その 他

84 別 表 2 施 工 状 況 把 握 一 覧 一 般 : 一 般 監 督 重 点 : 重 点 監 督 種 別 細 別 施 工 時 期 把 握 事 項 把 握 の 程 度 オープンケーソン 基 礎 工 コンクリート 打 設 時 品 質 規 格 運 搬 時 間 打 設 順 序 天 候 気 温 一 般 :1 回 /1 構 造 物 重 点 :1 回 /1ロット ニューマチック ケーソン 基 礎 工 深 礎 工 場 所 打 杭 工 リバース 杭 オールケーシン コンクリート 打 設 時 品 質 規 格 運 搬 時 間 打 設 順 序 天 候 気 温 一 般 :1 回 /1 構 造 物 重 点 :1 回 /1ロット グ 杭 アースドリル 杭 大 口 径 杭 重 要 構 造 物 函 渠 工 コンクリート 打 設 時 品 質 規 格 運 搬 時 間 打 設 順 序 天 候 気 温 一 般 :1 回 /1 構 造 物 重 点 :1 回 /1ロット 樋 門 工 ( 樋 管 を 含 む) 躯 体 工 ( 橋 台 ) RC 躯 体 工 ( 橋 脚 ) 橋 脚 フーチング 工 RC 擁 壁 砂 防 ダム 堰 本 体 工 排 水 機 場 本 体 工 水 門 工 共 同 溝 本 体 工 床 版 工 コンクリート 打 設 時 品 質 規 格 運 搬 時 間 打 設 順 序 天 候 気 温 一 般 :1 回 /1 構 造 物 重 点 :1 回 /1ロット ポストテンション T(Ⅰ) 桁 製 作 工 コンクリート 打 設 時 ( 工 場 製 作 を 除 く) 品 質 規 格 運 搬 時 間 打 設 順 序 天 候 気 温 一 般 :1 回 /1 構 造 物 重 点 :1 回 /1ロット プレビーム 桁 製 作 工 PCホロースラブ 製 作 工 PC 版 桁 製 作 工 PC 箱 桁 製 作 工 PC 片 持 箱 桁 製 作 工 PC 押 出 し 箱 桁 製 作 工 トンネル 工 施 工 時 ( 支 保 工 変 更 毎 ) 施 工 状 況 1 回 / 支 保 工 変 更 毎 盛 土 工 河 川 道 路 海 岸 砂 防 舗 装 工 路 床 路 盤 基 層 表 層 敷 均 し 転 圧 時 使 用 材 料 敷 均 し 締 固 め 状 況 一 般 :1 回 /1 工 事 重 点 :2~3 回 /1 工 事 舗 設 時 使 用 材 料 敷 均 し 締 固 め 状 況 一 般 :1 回 /1 工 事 天 候 気 温 舗 設 温 度 重 点 :1 回 /3000m

85 種 別 細 別 施 工 時 期 把 握 事 項 把 握 の 程 度 塗 装 工 清 掃 錆 落 し 施 工 時 清 掃 錆 落 し 状 況 1 回 /1 工 事 施 工 時 使 用 材 料 天 候 気 温 1 回 /1 工 事 樹 木 芝 生 管 理 工 施 肥 薬 剤 散 布 施 工 時 使 用 材 料 天 候 気 温 1 回 /1 工 事 植 生 工 ダム 工 事 各 工 事 ごと 別 途 定 める 各 工 事 ごと 別 途 定 める 下 水 道 工 事 各 工 事 ごと 別 途 定 める 各 工 事 ごと 別 途 定 める 公 園 緑 地 工 事 各 工 事 ごと 別 途 定 める 各 工 事 ごと 別 途 定 める 港 湾 工 事 浚 渫 及 び 床 掘 時 船 種 運 搬 経 路 濁 り 対 策 1 回 / 随 時 浚 渫 及 び 床 掘 捨 石 及 び 被 覆 石 施 工 時 船 種 運 搬 経 路 濁 り 対 策 石 1 回 / 随 時 の 規 格 均 し 状 況 重 要 構 造 物 コンクリート 打 設 時 品 質 規 格 運 搬 時 間 打 設 順 序 1 回 /1ロッド ケーソン 製 作 天 候 気 温 ケーソン 据 付 据 付 時 船 種 運 搬 経 路 精 度 天 候 1 回 / 随 時 埋 立 施 工 時 余 水 吐 きの 機 能 砂 塵 及 び 悪 臭 1 回 / 随 時 の 防 止 吸 出 し 防 止 材 の 損 傷 土 砂 の 品 質 注 ) 表 中 の 把 握 の 程 度 は 把 握 頻 度 の 目 安 であり 実 施 にあたっては 現 場 状 況 等 を 勘 案 のうえ これを 最 小 限 として 設 定 するこ ととする なお 1ロットとは 橋 台 等 の 単 位 構 造 物 はコンクリート 打 設 毎 函 渠 等 の 連 続 構 造 物 は 施 工 単 位 ( 目 地 ) 毎 とする 一 般 監 督 : 重 点 監 督 以 外 の 工 事 重 点 監 督 : 下 記 の 工 事 イ. 主 たる 工 種 に 新 工 法 新 材 料 を 使 用 した 工 事 ロ. 施 工 条 件 が 厳 しい 工 事 ハ. 第 三 者 に 対 する 影 響 のある 工 事 ニ.その 他

86 参 考 重 点 監 督 主 たる 工 種 に 新 工 法 新 材 料 を 採 用 した 工 事 施 工 条 件 が 厳 しい 工 事 第 三 者 に 対 する 影 響 のある 工 事 低 入 札 工 事 その 他 上 記 に 類 する 工 事 については 確 認 の 頻 度 を 増 やすこととし 工 事 の 重 要 度 に 応 じた 監 督 とする ( 重 点 監 督 という) なお 対 象 工 事 は 下 記 のイ~ニのとおりとし 契 約 後 すみやかに 監 督 職 員 が 適 用 工 種 を 定 めるものとする イ. 主 たる 工 種 に 新 工 法 新 材 料 を 採 用 した 工 事 技 術 活 用 パイロット 工 事 ロ. 施 工 条 件 が 厳 しい 工 事 鉄 道 又 は 現 道 上 及 び 最 大 支 間 長 100m 以 上 の 橋 梁 工 事 掘 削 深 さ7m 以 上 の 土 留 工 及 び 締 切 工 を 有 する 工 事 鉄 道 道 路 等 の 重 要 構 造 物 の 近 接 工 事 砂 防 ダム( 堤 体 高 30m 以 上 ) 軟 弱 地 盤 上 での 構 造 物 場 所 打 ちPC 橋 共 同 溝 工 事 ハイピア( 躯 体 高 30m 以 上 ) ハ. 第 三 者 に 対 する 影 響 のある 工 事 周 辺 地 域 等 へ 地 盤 変 動 等 の 影 響 が 予 想 される 掘 削 を 伴 う 工 事 一 般 交 通 に 供 する 路 面 覆 工 仮 橋 等 を 有 する 工 事 河 川 堤 防 と 同 等 の 機 能 の 仮 締 切 を 有 する 工 事 ニ.その 他 低 入 札 調 査 基 準 価 格 を 下 回 る 価 格 で 落 札 した 工 事 事 務 所 長 が 必 要 と 認 めた 工 事

87 第 6 編 建 設 副 産 物 適 正 処 理 推 進 要 綱 平 成 10 年 12 月 1 日 建 設 事 務 次 官 通 達 平 成 14 年 5 月 30 日 改 正

88 建 設 副 産 物 適 正 処 理 推 進 要 綱 目 次 第 1 章 総 則 第 2 章 関 係 者 の 責 務 と 役 割 第 3 章 計 画 の 作 成 等 第 4 章 建 設 発 生 土 第 5 章 建 設 廃 棄 物 第 6 章 建 設 廃 棄 物 ごとの 留 意 事 項

89 建 設 副 産 物 適 正 処 理 推 進 要 綱 平 成 14 年 5 月 30 日 改 正 第 1 章 総 則 第 1 目 的 この 要 綱 は 建 設 工 事 の 副 産 物 である 建 設 発 生 土 と 建 設 廃 棄 物 の 適 正 な 処 理 等 に 係 る 総 合 的 な 対 策 を 発 注 者 及 び 施 工 者 が 適 切 に 実 施 するために 必 要 な 基 準 を 示 し もって 建 設 工 事 の 円 滑 な 施 工 の 確 保 資 源 の 有 効 な 利 用 の 促 進 及 び 生 活 環 境 の 保 全 を 図 ることを 目 的 とする 第 2 適 用 範 囲 この 要 綱 は 建 設 副 産 物 が 発 生 する 建 設 工 事 に 適 用 する 第 3 用 語 の 定 義 この 要 綱 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は 次 に 定 めるところによる (1) 建 設 副 産 物 とは 建 設 工 事 に 伴 い 副 次 的 に 得 られた 物 品 をいう (2) 建 設 発 生 土 とは 建 設 工 事 に 伴 い 副 次 的 に 得 られた 土 砂 ( 浚 渫 土 を 含 む )をいう (3) 建 設 廃 棄 物 とは 建 設 副 産 物 のうち 廃 棄 物 { 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 ( 昭 和 45 年 法 律 第 137 号 以 下 廃 棄 物 処 理 法 という ) 第 2 条 第 1 項 に 規 定 する 廃 棄 物 をいう 以 下 同 じ }に 該 当 するものを いう (4) 建 設 資 材 とは 土 木 建 築 に 関 する 工 事 ( 以 下 建 設 工 事 という )に 使 用 する 資 材 をいう (5) 建 設 資 材 廃 棄 物 とは 建 設 資 材 が 廃 棄 物 となったものをいう (6) 分 別 解 体 等 とは 次 の 各 号 に 掲 げる 工 事 の 種 別 に 応 じ それぞれ 当 該 各 号 に 定 める 行 為 をいう 一 建 築 物 その 他 の 工 作 物 ( 以 下 建 築 物 等 という )の 全 部 又 は 一 部 を 解 体 する 建 設 工 事 ( 以 下 解 体 工 事 という )においては 建 築 物 等 に 用 いられた 建 設 資 材 に 係 る 建 設 資 材 廃 棄 物 をその 種 類 ごとに 分 別 しつ つ 当 該 工 事 を 計 画 的 に 施 工 する 行 為 二 建 築 物 等 の 新 築 その 他 の 解 体 工 事 以 外 の 建 設 工 事 ( 以 下 新 築 工 事 等 という )においては 当 該 工 事 に 伴 い 副 次 的 に 生 ずる 建 設 資 材 廃 棄 物 をその 種 類 ごとに 分 別 しつつ 当 該 工 事 を 施 工 する 行 為 (7) 再 使 用 とは 次 に 掲 げる 行 為 をいう 一 建 設 副 産 物 のうち 有 用 なものを 製 品 としてそのまま 使 用 すること( 修 理 を 行 ってこれを 使 用 することを 含 む ) 二 建 設 副 産 物 のうち 有 用 なものを 部 品 その 他 製 品 の 一 部 として 使 用 すること (8) 再 生 利 用 とは 建 設 廃 棄 物 を 資 材 又 は 原 材 料 として 利 用 することをいう (9) 熱 回 収 とは 建 設 廃 棄 物 であって 燃 焼 の 用 に 供 することができるもの 又 はその 可 能 性 のあるものを 熱 を 得 ることに 利 用 することをいう (10) 再 資 源 化 とは 次 に 掲 げる 行 為 であって 建 設 廃 棄 物 の 運 搬 又 は 処 分 ( 再 生 することを 含 む )に 該 当 するものをいう 一 建 設 廃 棄 物 について 資 材 又 は 原 材 料 として 利 用 すること( 建 設 廃 棄 物 をそのまま 用 いることを 除 く ) ができる 状 態 にする 行 為 二 建 設 廃 棄 物 であって 燃 焼 の 用 に 供 することができるもの 又 はその 可 能 性 のあるものについて 熱 を 得 る ことに 利 用 することができる 状 態 にする 行 為 (11) 縮 減 とは 焼 却 脱 水 圧 縮 その 他 の 方 法 により 建 設 副 産 物 の 大 きさを 減 ずる 行 為 をいう (12) 再 資 源 化 等 とは 再 資 源 化 及 び 縮 減 をいう (13) 特 定 建 設 資 材 とは 建 設 資 材 のうち 建 設 工 事 に 係 る 資 材 の 再 資 源 化 等 に 関 する 法 律 施 行 令 ( 平 成 12 年 政 令 第 495 号 以 下 建 設 リサイクル 法 施 行 令 という )で 定 められた 以 下 のものをいう 一 コンクリート 二 コンクリート 及 び 鉄 から 成 る 建 設 資 材 三 木 材 四 アスファルト コンクリート 1-6-1

90 (14) 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 とは 特 定 建 設 資 材 が 廃 棄 物 となったものをいう (15) 指 定 建 設 資 材 廃 棄 物 とは 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 で 再 資 源 化 に 一 定 の 施 設 を 必 要 とするもののうち 建 設 リサイクル 法 施 行 令 で 定 められた 以 下 のものをいう 木 材 が 廃 棄 物 となったもの (16) 対 象 建 設 工 事 とは 特 定 建 設 資 材 を 用 いた 建 築 物 等 に 係 る 解 体 工 事 又 はその 施 工 に 特 定 建 設 資 材 を 使 用 する 新 築 工 事 等 であって その 規 模 が 建 設 リサイクル 法 施 行 令 又 は 都 道 府 県 が 条 例 で 定 める 建 設 工 事 の 規 模 に 関 する 基 準 以 上 のものをいう (17) 建 設 副 産 物 対 策 とは 建 設 副 産 物 の 発 生 の 抑 制 並 びに 分 別 解 体 等 再 使 用 再 資 源 化 等 適 正 な 処 理 及 び 再 資 源 化 されたものの 利 用 の 促 進 を 総 称 していう (18) 再 生 資 源 利 用 計 画 とは 建 設 資 材 を 搬 入 する 建 設 工 事 において 資 源 の 有 効 な 利 用 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 12 年 法 律 第 113 号 以 下 資 源 有 効 利 用 促 進 法 という )に 規 定 する 再 生 資 源 を 建 設 資 材 と して 利 用 するための 計 画 をいう (19) 再 生 資 源 利 用 促 進 計 画 とは 資 源 有 効 利 用 促 進 法 に 規 定 する 指 定 副 産 物 を 工 事 現 場 から 搬 出 する 建 設 工 事 において 指 定 副 産 物 の 再 利 用 を 促 進 するための 計 画 をいう (20) 発 注 者 とは 建 設 工 事 ( 他 の 者 から 請 け 負 ったものを 除 く )の 注 文 者 をいう (21) 元 請 業 者 とは 発 注 者 から 直 接 建 設 工 事 を 請 け 負 った 建 設 業 を 営 む 者 をいう (22) 下 請 負 人 とは 建 設 工 事 を 他 のものから 請 け 負 った 建 設 業 を 営 む 者 と 他 の 建 設 業 を 営 む 者 との 間 で 当 該 建 設 工 事 について 締 結 される 下 請 契 約 における 請 負 人 をいう (23) 自 主 施 工 者 とは 建 設 工 事 を 請 負 契 約 によらないで 自 ら 施 工 する 者 をいう (24) 施 工 者 とは 建 設 工 事 の 施 工 を 行 う 者 であって 元 請 業 者 下 請 負 人 及 び 自 主 施 工 者 をいう (25) 建 設 業 者 とは 建 設 業 法 ( 昭 和 24 年 法 律 第 100 号 ) 第 2 条 第 3 項 の 国 土 交 通 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 の 許 可 を 受 けて 建 設 業 を 営 む 者 をいう (26) 解 体 工 事 業 者 とは 建 設 工 事 に 係 る 資 材 の 再 資 源 化 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 12 年 法 律 第 104 号 以 下 建 設 リサイクル 法 という ) 第 21 条 第 1 項 の 都 道 府 県 知 事 の 登 録 を 受 けて 建 設 業 のうち 建 築 物 等 を 除 去 するための 解 体 工 事 を 行 う 営 業 (その 請 け 負 った 解 体 工 事 を 他 の 者 に 請 け 負 わせて 営 むものを 含 む ) を 営 む 者 をいう (27) 資 材 納 入 業 者 とは 建 設 資 材 メーカー 建 設 資 材 販 売 業 者 及 び 建 設 資 材 運 搬 業 者 を 総 称 していう 第 4 基 本 方 針 発 注 者 及 び 施 工 者 は 次 の 基 本 方 針 により 適 切 な 役 割 分 担 の 下 に 建 設 副 産 物 に 係 る 総 合 的 対 策 を 適 切 に 実 施 しなければならない (1) 建 設 副 産 物 の 発 生 の 抑 制 に 努 めること (2) 建 設 副 産 物 のうち 再 使 用 をすることができるものについては 再 使 用 に 努 めること (3) 対 象 建 設 工 事 から 発 生 する 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 のうち 再 使 用 がされないものであって 再 生 利 用 をす ることができるものについては 再 生 利 用 を 行 うこと また 対 象 建 設 工 事 から 発 生 する 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 のうち 再 使 用 及 び 再 生 利 用 がされないもので あって 熱 回 収 をすることができるものについては 熱 回 収 を 行 うこと (4) その 他 の 建 設 副 産 物 についても 再 使 用 がされないものは 再 生 利 用 に 努 め 再 使 用 及 び 再 生 利 用 がさ れないものは 熱 回 収 に 努 めること (5) 建 設 副 産 物 のうち 前 3 号 の 規 定 による 循 環 的 な 利 用 が 行 われないものについては 適 正 に 処 分 する こと なお 処 分 に 当 たっては 縮 減 することができるものについては 縮 減 に 努 めること 第 2 章 関 係 者 の 責 務 と 役 割 第 5 発 注 者 の 責 務 と 役 割 (1) 発 注 者 は 建 設 副 産 物 の 発 生 の 抑 制 並 びに 分 別 解 体 等 建 設 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 及 び 適 正 な 処 理 の 促 進 が 図 られるような 建 設 工 事 の 計 画 及 び 設 計 に 努 めなければならない 発 注 者 は 発 注 に 当 たっては 元 請 業 者 に 対 して 適 切 な 費 用 を 負 担 するとともに 実 施 に 関 しての 明 確 な 指 示 を 行 うこと 等 を 通 じて 建 設 副 産 物 の 発 生 の 抑 制 並 びに 分 別 解 体 等 建 設 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 1-6-2

91 及 び 適 正 な 処 理 の 促 進 に 努 めなければならない (2) また 公 共 工 事 の 発 注 者 にあっては リサイクル 原 則 化 ルールや 建 設 リサイクルガイドラインの 適 用 に 努 めなければならない 第 6 元 請 業 者 及 び 自 主 施 工 者 の 責 務 と 役 割 (1) 元 請 業 者 は 建 築 物 等 の 設 計 及 びこれに 用 いる 建 設 資 材 の 選 択 建 設 工 事 の 施 工 方 法 等 の 工 夫 施 工 技 術 の 開 発 等 により 建 設 副 産 物 の 発 生 を 抑 制 するよう 努 めるとともに 分 別 解 体 等 建 設 廃 棄 物 の 実 施 を 容 易 にし それに 要 する 費 用 を 低 減 するよう 努 めなければならない 自 主 施 工 者 は 建 築 物 等 の 設 計 及 びこれに 用 いる 建 設 資 材 の 選 択 建 設 工 事 の 施 工 方 法 等 の 工 夫 施 工 技 術 の 開 発 等 により 建 設 副 産 物 の 発 生 を 抑 制 するよう 努 めるとともに 分 別 解 体 等 建 設 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 及 び 適 正 な 処 理 の 実 施 を 容 易 にし それに 要 する 費 用 を 低 減 するよう 努 めなければならない (2) 元 請 業 者 は 分 別 解 体 等 を 適 正 に 実 施 するとともに 排 出 事 業 者 として 建 設 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 及 び 処 理 を 適 正 に 実 施 するよう 努 めなければならない 自 主 施 工 者 は 分 別 解 体 等 を 適 正 に 実 施 するよう 努 めなければならない (3) 元 請 業 者 は 建 設 副 産 物 の 発 生 の 抑 制 並 びに 分 別 解 体 等 建 設 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 及 び 適 正 な 処 理 の 促 進 に 関 し 中 心 的 な 役 割 を 担 っていることを 認 識 し 発 注 者 との 連 絡 調 整 管 理 及 び 施 工 体 制 の 整 備 を 行 わなければならない また 建 設 副 産 物 対 策 を 適 切 に 実 施 するため 工 事 現 場 における 責 任 者 を 明 確 にすることによって 現 場 担 当 者 下 請 負 人 及 び 産 業 廃 棄 物 処 理 業 者 に 対 し 建 設 副 産 物 の 発 生 の 抑 制 並 びに 分 別 解 体 等 建 設 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 及 び 適 正 な 処 理 の 実 施 についての 明 確 な 指 示 及 び 指 導 等 を 責 任 をもって 行 うとと もに 分 別 解 体 等 についての 計 画 再 生 資 源 利 用 計 画 再 生 資 源 利 用 促 進 計 画 廃 棄 物 処 理 計 画 等 の 内 容 について 教 育 周 知 徹 底 に 努 めなければならない (4) 元 請 業 者 は 工 事 現 場 の 責 任 者 に 対 する 指 導 並 びに 職 員 下 請 負 人 資 材 納 入 業 者 及 び 産 業 廃 棄 物 処 理 業 者 に 対 する 建 設 副 産 物 対 策 に 関 する 意 識 の 啓 発 等 のため 社 内 管 理 体 制 の 整 備 に 努 めなければなら ない 第 7 下 請 負 人 の 責 務 と 役 割 下 請 負 人 は 建 設 副 産 物 対 策 に 自 ら 積 極 的 に 取 り 組 むよう 努 めるとともに 元 請 業 者 の 指 示 及 び 指 導 等 に 従 わなければならない 第 8 その 他 の 関 係 者 の 責 務 と 役 割 (1) 建 設 資 材 の 製 造 に 携 わる 者 は 端 材 の 発 生 が 抑 制 される 建 設 資 材 の 開 発 及 び 製 造 建 設 資 材 として 使 用 される 際 の 材 質 品 質 等 の 表 示 有 害 物 質 等 を 含 む 素 材 等 分 別 解 体 等 及 び 建 設 資 材 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 が 困 難 となる 素 材 を 使 用 しないよう 努 めること 等 により 建 設 資 材 廃 棄 物 の 発 生 の 抑 制 並 びに 分 別 解 体 等 建 設 資 材 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 及 び 適 正 な 処 理 の 実 施 が 容 易 となるよう 努 めなければならない 建 設 資 材 の 販 売 又 は 運 搬 に 携 わる 者 は 建 設 副 産 物 対 策 に 取 り 組 むよう 務 めなければならない (2) 建 築 物 等 の 設 計 に 携 わる 者 は 分 別 解 体 等 の 実 施 が 容 易 となる 設 計 建 設 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 の 実 施 が 容 易 となる 建 設 資 材 の 選 択 など 設 計 時 における 工 夫 により 建 設 副 産 物 の 発 生 の 抑 制 並 びに 分 別 解 体 等 建 設 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 及 び 適 正 な 処 理 の 実 施 が 効 果 的 に 行 われるようにするほか これらに 要 す る 費 用 の 低 減 に 努 めなければならない なお 建 設 資 材 の 選 択 に 当 たっては 有 害 物 質 等 を 含 む 建 設 資 材 等 建 設 資 材 廃 棄 物 の 再 資 源 化 が 困 難 となる 建 設 資 材 を 選 択 しないよう 努 めなければならない (3) 建 設 廃 棄 物 の 処 理 を 行 う 者 は 建 設 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 を 適 正 に 実 施 するとともに 再 資 源 化 等 がな されないものについては 適 正 に 処 分 をしなければならない 第 3 章 計 画 の 作 成 等 第 9 工 事 全 体 の 手 順 対 象 建 設 工 事 は 以 下 のような 手 順 で 実 施 しなければならない また 対 象 建 設 工 事 以 外 の 工 事 については 五 の 事 前 届 出 は 不 要 であるが それ 以 外 の 事 項 については 実 施 に 努 めなければならない 1-6-3

92 一 事 前 調 査 の 実 施 建 設 工 事 を 発 注 しようとする 者 から 直 接 受 注 しようとする 者 及 び 自 主 施 工 者 は 対 象 建 築 物 等 及 びその 周 辺 の 状 況 作 業 場 所 の 状 況 搬 出 経 路 の 状 況 残 存 物 品 の 有 無 付 着 物 の 有 無 等 の 調 査 を 行 う 二 分 別 解 体 等 の 計 画 の 作 成 建 設 工 事 を 発 注 しようとする 者 から 直 接 受 注 しようとする 者 及 び 自 主 施 工 者 は 事 前 調 査 に 基 づき 分 別 解 体 等 の 計 画 を 作 成 する 三 発 注 者 への 説 明 建 設 工 事 を 発 注 しようとする 者 から 直 接 受 注 しようとする 者 は 発 注 しようとする 者 に 対 し 分 別 解 体 等 の 計 画 等 について 書 面 を 交 付 して 説 明 する 四 発 注 及 び 契 約 建 設 工 事 の 発 注 者 及 び 元 請 業 者 は 工 事 の 契 約 に 際 して 建 設 業 法 で 定 められたもののほか 分 別 解 体 等 の 方 法 解 体 工 事 に 要 する 費 用 再 資 源 化 等 をするための 施 設 の 名 称 及 び 所 在 地 並 びに 再 資 源 化 等 に 要 する 費 用 を 書 面 に 記 載 し 署 名 又 は 記 名 押 印 して 相 互 に 交 付 する 五 事 前 届 出 発 注 者 又 は 自 主 施 工 者 は 工 事 着 手 の7 日 前 までに 分 別 解 体 等 の 計 画 等 について 都 道 府 県 知 事 又 は 建 設 リサイクル 法 施 行 令 で 定 められた 市 区 町 村 長 に 届 け 出 る 六 下 請 負 人 への 告 知 受 注 者 は その 請 け 負 った 建 設 工 事 を 他 の 建 設 業 を 営 む 者 に 請 け 負 わせようとするときは その 者 に 対 し その 工 事 について 発 注 者 から 都 道 府 県 知 事 又 は 建 設 リサイクル 法 施 行 令 で 定 められた 市 区 町 村 長 に 対 して 届 け 出 られた 事 項 を 告 げる 七 下 請 契 約 建 設 工 事 の 下 請 契 約 の 当 事 者 は 工 事 の 契 約 に 際 して 建 設 業 法 で 定 められたもののほか 分 別 解 体 等 の 方 法 解 体 工 事 に 要 する 費 用 再 資 源 化 等 をするための 施 設 の 名 称 及 び 所 在 地 並 びに 再 資 源 化 等 に 要 す る 費 用 を 書 面 に 記 載 し 署 名 又 は 記 名 押 印 して 相 互 に 交 付 する 八 施 工 計 画 の 作 成 元 請 業 者 は 施 工 計 画 の 作 成 に 当 たっては 再 生 資 源 利 用 計 画 再 生 資 源 利 用 促 進 計 画 及 び 廃 棄 物 処 理 計 画 等 を 作 成 する 九 工 事 着 手 前 に 講 じる 措 置 の 実 施 施 工 者 は 分 別 解 体 等 の 計 画 に 従 い 作 業 場 所 及 び 搬 出 経 路 の 確 保 残 存 物 品 の 搬 出 の 確 認 付 着 物 の 除 去 等 の 措 置 を 講 じる 十 工 事 の 施 工 施 工 者 は 分 別 解 体 等 の 計 画 に 基 づいて 次 のような 手 順 で 分 別 解 体 等 を 実 施 する 建 築 物 の 解 体 工 事 においては 建 築 設 備 及 び 内 装 材 等 の 取 り 外 し 屋 根 ふき 材 の 取 り 外 し 外 装 材 及 び 上 部 構 造 部 分 の 取 り 壊 し 基 礎 及 び 基 礎 ぐいの 取 り 壊 しの 順 に 実 施 建 築 物 以 外 のものの 解 体 工 事 においては さく 等 の 工 作 物 に 付 属 する 物 の 取 り 外 し 工 作 物 の 本 体 部 分 の 取 り 壊 し 基 礎 及 び 基 礎 ぐいの 取 り 壊 しの 順 に 実 施 新 築 工 事 等 においては 建 設 資 材 廃 棄 物 を 分 別 しつつ 工 事 を 実 施 十 一 再 資 源 化 等 の 実 施 元 請 業 者 は 分 別 解 体 等 に 伴 って 生 じた 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 について 再 資 源 化 等 を 行 うとともに そ の 他 の 廃 棄 物 についても 可 能 な 限 り 再 資 源 化 等 に 努 め 再 資 源 化 等 が 困 難 なものは 適 正 に 処 分 を 行 う 十 二 発 注 者 への 完 了 報 告 元 請 業 者 は 再 資 源 化 等 が 完 了 した 旨 を 発 注 者 へ 書 面 で 報 告 するとともに 再 資 源 化 等 の 実 施 状 況 に 関 する 記 録 を 作 成 し 保 存 する 第 10 事 前 調 査 の 実 施 建 設 工 事 を 発 注 しようとする 者 から 直 接 受 注 しようとする 者 及 び 自 主 施 工 者 は 対 象 建 設 工 事 の 実 施 に 当 たっては 施 工 に 先 立 ち 以 下 の 調 査 を 行 わなければならない また 対 象 建 設 工 事 以 外 の 工 事 においても 施 工 に 先 立 ち 以 下 の 調 査 の 実 施 に 努 めなければならない 一 工 事 に 係 る 建 築 物 等 ( 以 下 対 象 建 築 物 等 という ) 及 びその 周 辺 の 状 況 に 関 する 調 査 二 分 別 解 体 等 をするために 必 要 な 作 業 を 行 う 場 所 ( 以 下 作 業 場 所 という )に 関 する 調 査 三 工 事 の 現 場 からの 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 その 他 の 物 の 搬 出 の 経 路 ( 以 下 搬 出 経 路 という )に 関 する 調 査 1-6-4

93 四 残 存 物 品 ( 解 体 する 建 築 物 の 敷 地 内 に 存 する 物 品 で 当 該 建 築 物 に 用 いられた 建 設 資 材 に 係 る 建 設 資 材 廃 棄 物 以 外 のものをいう 以 下 同 じ )の 有 無 の 調 査 五 吹 付 け 石 綿 その 他 の 対 象 建 築 物 等 に 用 いられた 特 定 建 設 資 材 に 付 着 したもの( 以 下 付 着 物 という ) の 有 無 の 調 査 六 その 他 対 象 建 築 物 等 に 関 する 調 査 第 11 元 請 業 者 による 分 別 解 体 等 の 計 画 の 作 成 (1) 計 画 の 作 成 建 設 工 事 を 発 注 しようとする 者 から 直 接 受 注 しようとする 者 及 び 自 主 施 工 者 は 対 象 建 設 工 事 において は 第 10 の 事 前 調 査 の 結 果 に 基 づき 建 設 副 産 物 の 発 生 の 抑 制 並 びに 建 設 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 の 促 進 及 び 適 正 処 理 が 計 画 的 かつ 効 率 的 に 行 われるよう 適 切 な 分 別 解 体 等 の 計 画 を 作 成 しなければならない また 対 象 建 設 工 事 以 外 の 工 事 においても 建 設 副 産 物 の 発 生 の 抑 制 並 びに 建 設 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 の 促 進 及 び 適 正 処 理 が 計 画 的 かつ 効 率 的 に 行 われるよう 適 切 な 分 別 解 体 等 の 計 画 を 作 成 するよう 努 めなけ ればならない 分 別 解 体 等 の 計 画 においては 以 下 のそれぞれの 工 事 の 種 類 に 応 じて 特 定 建 設 資 材 に 係 る 分 別 解 体 等 に 関 する 省 令 ( 平 成 14 年 国 土 交 通 省 令 第 17 号 以 下 分 別 解 体 等 省 令 という ) 第 2 条 第 2 項 で 定 められ た 様 式 第 一 号 別 表 に 掲 げる 事 項 のうち 分 別 解 体 等 の 計 画 に 関 する 以 下 の 事 項 を 記 載 しなければならない 建 築 物 に 係 る 解 体 工 事 である 場 合 ( 別 表 1) 一 事 前 調 査 の 結 果 二 工 事 着 手 前 に 実 施 する 措 置 の 内 容 三 工 事 の 工 程 の 順 序 並 びに 当 該 工 程 ごとの 作 業 内 容 及 び 分 別 解 体 等 の 方 法 並 びに 当 該 順 序 が 省 令 で 定 め られた 順 序 により 難 い 場 合 にあってはその 理 由 四 対 象 建 築 物 に 用 いられた 特 定 建 設 資 材 に 係 る 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 ごとの 量 の 見 込 み 及 びその 発 生 が 見 込 まれる 対 象 建 築 物 の 部 分 五 その 他 分 別 解 体 等 の 適 正 な 実 施 を 確 保 するための 措 置 に 関 する 事 項 建 築 物 に 係 る 新 築 工 事 等 ( 新 築 増 築 修 繕 模 様 替 )である 場 合 ( 別 表 2) 一 事 前 調 査 の 結 果 二 工 事 着 手 前 に 実 施 する 措 置 の 内 容 三 工 事 の 工 程 ごとの 作 業 内 容 四 工 事 に 伴 い 副 次 的 に 生 じる 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 ごとの 量 の 見 込 み 並 びに 工 事 の 施 工 において 特 定 建 設 資 材 が 使 用 される 対 象 建 築 物 の 部 分 及 び 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 発 生 が 見 込 まれる 対 象 建 築 物 の 部 分 五 その 他 分 別 解 体 等 の 適 正 な 実 施 を 確 保 するための 措 置 に 関 する 事 項 建 築 物 以 外 のものに 係 る 解 体 工 事 又 は 新 築 工 事 等 ( 土 木 工 事 等 )である 場 合 ( 別 表 3) 解 体 工 事 においては 一 工 事 の 種 類 二 事 前 調 査 の 結 果 三 工 事 着 手 前 に 実 施 する 措 置 の 内 容 四 工 事 の 工 程 の 順 序 並 びに 当 該 工 程 ごとの 作 業 内 容 及 び 分 別 解 体 等 の 方 法 並 びに 当 該 順 序 が 省 令 で 定 め られた 順 序 により 難 い 場 合 にあってはその 理 由 五 対 象 工 作 物 に 用 いられた 特 定 建 設 資 材 に 係 る 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 ごとの 量 の 見 込 み 及 びその 発 生 が 見 込 まれる 対 象 工 作 物 の 部 分 六 その 他 分 別 解 体 等 の 適 正 な 実 施 を 確 保 するための 措 置 に 関 する 事 項 新 築 工 事 等 においては 一 工 事 の 種 類 二 事 前 調 査 の 結 果 三 工 事 着 手 前 に 実 施 する 措 置 の 内 容 四 工 事 の 工 程 ごとの 作 業 内 容 五 工 事 に 伴 い 副 次 的 に 生 じる 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 ごとの 量 の 見 込 み 並 びに 工 事 の 施 工 において 特 定 建 設 資 材 が 使 用 される 対 象 工 作 物 の 部 分 及 び 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 発 生 が 見 込 まれる 対 象 工 作 物 の 部 分 1-6-5

94 六 その 他 分 別 解 体 等 の 適 正 な 実 施 を 確 保 するための 措 置 に 関 する 事 項 (2) 発 注 者 への 説 明 対 象 建 設 工 事 を 発 注 しようとする 者 から 直 接 受 注 しようとする 者 は 発 注 しようとする 者 に 対 し 少 な くとも 以 下 の 事 項 について これらの 事 項 を 記 載 した 書 面 を 交 付 して 説 明 しなければならない また 対 象 建 設 工 事 以 外 の 工 事 においても これに 準 じて 行 うよう 努 めなければならない 一 解 体 工 事 である 場 合 においては 解 体 する 建 築 物 等 の 構 造 二 新 築 工 事 等 である 場 合 においては 使 用 する 特 定 建 設 資 材 の 種 類 三 工 事 着 手 の 時 期 及 び 工 程 の 概 要 四 分 別 解 体 等 の 計 画 五 解 体 工 事 である 場 合 においては 解 体 する 建 築 物 等 に 用 いられた 建 設 資 材 の 量 の 見 込 み (3) 公 共 工 事 発 注 者 による 指 導 公 共 工 事 の 発 注 者 にあっては 建 設 リサイクルガイドラインに 基 づく 計 画 の 作 成 等 に 関 し 元 請 業 者 を 指 導 するよう 努 めなければならない 第 12 工 事 の 発 注 及 び 契 約 (1) 発 注 者 による 条 件 明 示 等 発 注 者 は 建 設 工 事 の 発 注 に 当 たっては 建 設 副 産 物 対 策 の 条 件 を 明 示 するとともに 分 別 解 体 等 及 び 建 設 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 に 必 要 な 経 費 を 計 上 しなければならない なお 現 場 条 件 等 に 変 更 が 生 じた 場 合 には 設 計 変 更 等 により 適 切 に 対 処 しなければならない (2) 契 約 書 面 の 記 載 事 項 対 象 建 設 工 事 の 請 負 契 約 ( 下 請 契 約 を 含 む )の 当 事 者 は 工 事 の 契 約 において 建 設 業 法 で 定 められ たもののほか 以 下 の 事 項 を 書 面 に 記 載 し 署 名 又 は 記 名 押 印 をして 相 互 に 交 付 しなければならない 一 分 別 解 体 等 の 方 法 二 解 体 工 事 に 要 する 費 用 三 再 資 源 化 等 をするための 施 設 の 名 称 及 び 所 在 地 四 再 資 源 化 等 に 要 する 費 用 また 対 象 建 設 工 事 以 外 の 工 事 においても 請 負 契 約 ( 下 請 契 約 を 含 む )の 当 事 者 は 工 事 の 契 約 に おいて 建 設 業 法 で 定 められたものについて 書 面 に 記 載 するとともに 署 名 又 は 記 名 押 印 をして 相 互 に 交 付 しなければならない また 上 記 の 一 から 四 の 事 項 についても 書 面 に 記 載 するよう 努 めなければなら ない (3) 解 体 工 事 の 下 請 契 約 と 建 設 廃 棄 物 の 処 理 委 託 契 約 元 請 業 者 は 解 体 工 事 を 請 け 負 わせ 建 設 廃 棄 物 の 収 集 運 搬 及 び 処 分 を 委 託 する 場 合 には それぞれ 個 別 に 直 接 契 約 をしなければならない 第 13 工 事 着 手 前 に 行 うべき 事 項 (1) 発 注 者 又 は 自 主 施 工 者 による 届 出 等 対 象 建 設 工 事 の 発 注 者 又 は 自 主 施 工 者 は 工 事 に 着 手 する 日 の7 日 前 までに 分 別 解 体 等 の 計 画 等 に ついて 別 記 様 式 ( 分 別 解 体 等 省 令 第 2 条 第 2 項 で 定 められた 様 式 第 一 号 )による 届 出 書 により 都 道 府 県 知 事 又 は 建 設 リサイクル 法 施 行 令 で 定 められた 市 区 町 村 長 に 届 け 出 なければならない 国 の 機 関 又 は 地 方 公 共 団 体 が 上 記 の 規 定 により 届 出 を 要 する 行 為 をしようとするときは あらかじめ 都 道 府 県 知 事 又 は 建 設 リサイクル 法 施 行 令 で 定 められた 市 区 町 村 長 にその 旨 を 通 知 しなければならない (2) 受 注 者 からその 下 請 負 人 への 告 知 対 象 建 設 工 事 の 受 注 者 は その 請 け 負 った 建 設 工 事 を 他 の 建 設 業 を 営 む 者 に 請 け 負 わせようとすると きは 当 該 他 の 建 設 業 を 営 む 者 に 対 し 対 象 建 設 工 事 について 発 注 者 から 都 道 府 県 知 事 又 は 建 設 リサイ クル 法 施 行 令 で 定 められた 市 区 町 村 長 に 対 して 届 け 出 られた 事 項 を 告 げなければならない (3) 元 請 業 者 による 施 工 計 画 の 作 成 元 請 業 者 は 工 事 請 負 契 約 に 基 づき 建 設 副 産 物 の 発 生 の 抑 制 再 資 源 化 等 の 促 進 及 び 適 正 処 理 が 計 画 的 かつ 効 率 的 に 行 われるよう 適 切 な 施 工 計 画 を 作 成 しなければならない 施 工 計 画 の 作 成 に 当 たっては 再 生 資 源 利 用 計 画 及 び 再 生 資 源 利 用 促 進 計 画 を 作 成 するとともに 廃 棄 物 処 理 計 画 の 作 成 に 努 めなければならない 自 主 施 工 者 は 建 設 副 産 物 の 発 生 の 抑 制 が 計 画 的 かつ 効 率 的 に 行 われるよう 適 切 な 施 工 計 画 を 作 成 し なければならない 施 工 計 画 の 作 成 に 当 たっては 再 生 資 源 利 用 計 画 の 作 成 に 努 めなければならない 1-6-6

95 (4) 事 前 措 置 対 象 建 設 工 事 の 施 工 者 は 分 別 解 体 等 の 計 画 に 従 い 作 業 場 所 及 び 搬 出 経 路 の 確 保 を 行 わなければな らない また 対 象 建 設 工 事 以 外 の 工 事 の 施 工 者 も 作 業 場 所 及 び 搬 出 経 路 の 確 保 に 努 めなければならない 発 注 者 は 家 具 家 電 製 品 等 の 残 存 物 品 を 解 体 工 事 に 先 立 ち 適 正 に 処 理 しなければならない 第 14 工 事 現 場 の 管 理 体 制 (1) 建 設 業 者 の 主 任 技 術 者 等 の 設 置 建 設 業 者 は 工 事 現 場 における 建 設 工 事 の 施 工 の 技 術 上 の 管 理 をつかさどる 者 で 建 設 業 法 及 び 建 設 業 法 施 行 規 則 ( 昭 和 24 年 建 設 省 令 第 14 号 )で 定 められた 基 準 に 適 合 する 者 ( 以 下 主 任 技 術 者 という ) を 置 かなければならない (2) 解 体 工 事 業 者 の 技 術 管 理 者 の 設 置 解 体 工 事 業 者 は 工 事 現 場 における 解 体 工 事 の 施 工 の 技 術 上 の 管 理 をつかさどる 者 で 解 体 工 事 業 に 係 る 登 録 等 に 関 する 省 令 ( 平 成 13 年 国 土 交 通 省 令 第 92 号 以 下 解 体 工 事 業 者 登 録 省 令 という )で 定 め られた 基 準 に 適 合 するもの( 以 下 技 術 管 理 者 という )を 置 かなければならない (3) 公 共 工 事 の 発 注 者 にあっては 工 事 ごとに 建 設 副 産 物 対 策 の 責 任 者 を 明 確 にし 発 注 者 の 明 示 した 条 件 に 基 づく 工 事 の 実 施 等 建 設 副 産 物 対 策 が 適 切 に 実 施 されるよう 指 導 しなければならない (4) 標 識 の 掲 示 建 設 業 者 及 び 解 体 工 事 業 者 は その 店 舗 又 は 営 業 所 及 び 工 事 現 場 ごとに 建 設 業 法 施 行 規 則 及 び 解 体 工 事 業 者 登 録 省 令 で 定 められた 事 項 を 記 載 した 標 識 を 掲 げなければならない (5) 帳 簿 の 記 載 建 設 業 者 及 び 解 体 工 事 業 者 は その 営 業 所 ごとに 帳 簿 を 備 え その 営 業 に 関 する 事 項 で 建 設 業 法 施 行 規 則 及 び 解 体 工 事 業 者 登 録 省 令 で 定 められたものを 記 載 し これを 保 存 しなければならない 第 15 工 事 完 了 後 に 行 うべき 事 項 (1) 完 了 報 告 対 象 建 設 工 事 の 元 請 業 者 は 当 該 工 事 に 係 る 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 再 資 源 化 等 が 完 了 したときは 以 下 の 事 項 を 発 注 者 へ 書 面 で 報 告 するとともに 再 資 源 化 等 の 実 施 状 況 に 関 する 記 録 を 作 成 し 保 存 しな ければならない 一 再 資 源 化 等 が 完 了 した 年 月 日 二 再 資 源 化 等 をした 施 設 の 名 称 及 び 所 在 地 三 再 資 源 化 等 に 要 した 費 用 また 対 象 建 設 工 事 以 外 においても 元 請 業 者 は 上 記 の 一 から 三 の 事 項 を 発 注 者 へ 書 面 で 報 告 する とともに 再 資 源 化 等 の 実 施 状 況 に 関 する 記 録 を 作 成 し 保 存 するよう 努 めなければならない (2) 記 録 の 保 管 元 請 業 者 は 建 設 工 事 の 完 成 後 速 やかに 再 生 資 源 利 用 計 画 及 び 再 生 資 源 利 用 促 進 計 画 の 実 施 状 況 を 把 握 するとともに それらの 記 録 を1 年 間 保 管 しなければならない 第 4 章 建 設 発 生 土 第 16 搬 出 の 抑 制 及 び 工 事 間 の 利 用 の 促 進 (1) 搬 出 の 抑 制 発 注 者 元 請 業 者 及 び 自 主 施 工 者 は 建 設 工 事 の 施 工 に 当 たり 適 切 な 工 法 の 選 択 等 により 建 設 発 生 土 の 発 生 の 抑 制 に 努 めるとともに その 現 場 内 利 用 の 促 進 等 により 搬 出 の 抑 制 に 努 めなければならな い (2) 工 事 間 の 利 用 の 促 進 発 注 者 元 請 業 者 及 び 自 主 施 工 者 は 建 設 発 生 土 の 土 質 確 認 を 行 うとともに 建 設 発 生 土 を 必 要 とす る 他 の 工 事 現 場 との 情 報 交 換 システム 等 を 活 用 した 連 絡 調 整 ストックヤードの 確 保 再 資 源 化 施 設 の 活 用 必 要 に 応 じて 土 質 改 良 を 行 うこと 等 により 工 事 間 の 利 用 の 促 進 に 努 めなければならない 1-6-7

96 第 17 工 事 現 場 等 における 分 別 及 び 保 管 元 請 業 者 及 び 自 主 施 工 者 は 建 設 発 生 土 の 搬 出 に 当 たっては 建 設 廃 棄 物 が 混 入 しないよう 分 別 に 努 めな ければならない 重 金 属 等 で 汚 染 されている 建 設 発 生 土 等 については 特 に 適 切 に 取 り 扱 わなければならな い また 建 設 発 生 土 をストックヤードで 保 管 する 場 合 には 建 設 廃 棄 物 の 混 入 を 防 止 するため 必 要 な 措 置 を 講 じるとともに 公 衆 災 害 の 防 止 を 含 め 周 辺 の 生 活 環 境 に 影 響 を 及 ぼさないよう 努 めなければならない 第 18 運 搬 元 請 業 者 及 び 自 主 施 工 者 は 次 の 事 項 に 留 意 し 建 設 発 生 土 を 運 搬 しなければならない (1) 運 搬 経 路 の 適 切 な 設 定 並 びに 車 両 及 び 積 載 量 等 の 適 切 な 管 理 により 騒 音 振 動 塵 埃 等 の 防 止 に 努 めるとともに 安 全 な 運 搬 に 必 要 な 措 置 を 講 じること (2) 運 搬 途 中 において 一 時 仮 置 きを 行 う 場 合 には 関 係 者 等 と 打 合 せを 行 い 環 境 保 全 に 留 意 すること (3) 海 上 運 搬 をする 場 合 は 周 辺 海 域 の 利 用 状 況 等 を 考 慮 して 適 切 に 経 路 を 設 定 するとともに 運 搬 中 は 環 境 保 全 に 必 要 な 措 置 を 講 じること 第 19 受 入 地 での 埋 立 及 び 盛 土 発 注 者 元 請 業 者 及 び 自 主 施 工 者 は 建 設 発 生 土 の 工 事 間 利 用 ができず 受 入 地 において 埋 め 立 てる 場 合 には 関 係 法 令 に 基 づく 必 要 な 手 続 のほか 受 入 地 の 関 係 者 と 打 合 せを 行 い 建 設 発 生 土 の 崩 壊 や 降 雨 によ る 流 出 等 により 公 衆 災 害 が 生 じないよう 適 切 な 措 置 を 講 じなければならない 重 金 属 等 で 汚 染 されている 建 設 発 生 土 等 については 特 に 適 切 に 取 り 扱 わなければならない また 海 上 埋 立 地 において 埋 め 立 てる 場 合 には 上 記 のほか 周 辺 海 域 への 環 境 影 響 が 生 じないよう 余 水 吐 き 等 の 適 切 な 汚 濁 防 止 の 措 置 を 講 じなければならない 第 5 章 建 設 廃 棄 物 第 20 分 別 解 体 等 の 実 施 対 象 建 設 工 事 の 施 工 者 は 以 下 の 事 項 を 行 わなければならない また 対 象 建 設 工 事 以 外 の 工 事 においても 施 工 者 は 以 下 の 事 項 を 行 うよう 努 めなければならない (1) 事 前 措 置 の 実 施 分 別 解 体 等 の 計 画 に 従 い 残 存 物 品 の 搬 出 の 確 認 を 行 うとともに 特 定 建 設 資 材 に 係 る 分 別 解 体 等 の 適 正 な 実 施 を 確 保 するために 付 着 物 の 除 去 その 他 の 措 置 を 講 じること (2) 分 別 解 体 等 の 実 施 正 当 な 理 由 がある 場 合 を 除 き 以 下 に 示 す 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 をその 種 類 ごとに 分 別 することを 確 保 するための 適 切 な 施 工 方 法 に 関 する 基 準 に 従 い 分 別 解 体 を 行 うこと 建 築 物 の 解 体 工 事 の 場 合 一 建 築 設 備 内 装 材 その 他 の 建 築 物 の 部 分 ( 屋 根 ふき 材 外 装 材 及 び 構 造 耐 力 上 主 要 な 部 分 を 除 く ) の 取 り 外 し 二 屋 根 ふき 材 の 取 り 外 し 三 外 装 材 並 びに 構 造 耐 力 上 主 要 な 部 分 のうち 基 礎 及 び 基 礎 ぐいを 除 いたものの 取 り 壊 し 四 基 礎 及 び 基 礎 ぐいの 取 り 壊 し ただし 建 築 物 の 構 造 上 その 他 解 体 工 事 の 施 工 の 技 術 上 これにより 難 い 場 合 は この 限 りでない 工 作 物 の 解 体 工 事 の 場 合 一 さく 照 明 設 備 標 識 その 他 の 工 作 物 に 付 属 する 物 の 取 り 外 し 二 工 作 物 のうち 基 礎 以 外 の 部 分 の 取 り 壊 し 三 基 礎 及 び 基 礎 ぐいの 取 り 壊 し ただし 工 作 物 の 構 造 上 その 他 解 体 工 事 の 施 工 の 技 術 上 これにより 難 い 場 合 は この 限 りでない 新 築 工 事 等 の 場 合 工 事 に 伴 い 発 生 する 端 材 等 の 建 設 資 材 廃 棄 物 をその 種 類 ごとに 分 別 しつつ 工 事 を 施 工 すること (3) 元 請 業 者 及 び 下 請 負 人 は 解 体 工 事 及 び 新 築 工 事 等 において 再 生 資 源 利 用 促 進 計 画 廃 棄 物 処 理 計 画 等 に 基 づき 以 下 の 事 項 に 留 意 し 工 事 現 場 において 分 別 を 行 わなければならない 1-6-8

97 一 工 事 の 施 工 に 当 たり 粉 じんの 飛 散 等 により 周 辺 環 境 に 影 響 を 及 ぼさないよう 適 切 な 措 置 を 講 じる こと 二 一 般 廃 棄 物 は 産 業 廃 棄 物 と 分 別 すること 三 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 は 確 実 に 分 別 すること 四 特 別 管 理 産 業 廃 棄 物 及 び 再 資 源 化 できる 産 業 廃 棄 物 の 分 別 を 行 うとともに 安 定 型 産 業 廃 棄 物 とそ れ 以 外 の 産 業 廃 棄 物 との 分 別 に 努 めること 五 再 資 源 化 が 可 能 な 産 業 廃 棄 物 については 再 資 源 化 施 設 の 受 入 条 件 を 勘 案 の 上 破 砕 等 を 行 い 分 別 すること (4) 自 主 施 工 者 は 解 体 工 事 及 び 新 築 工 事 等 において 以 下 の 事 項 に 留 意 し 工 事 現 場 等 において 分 別 を 行 わなければならない 一 工 事 の 施 工 に 当 たり 粉 じんの 飛 散 等 により 周 辺 環 境 に 影 響 を 及 ぼさないよう 適 切 な 措 置 を 講 じる こと 二 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 は 確 実 に 分 別 すること 三 特 別 管 理 一 般 廃 棄 物 の 分 別 を 行 うとともに 再 資 源 化 できる 一 般 廃 棄 物 の 分 別 に 努 めること (5) 現 場 保 管 施 工 者 は 建 設 廃 棄 物 の 現 場 内 保 管 に 当 たっては 周 辺 の 生 活 環 境 に 影 響 を 及 ぼさないよう 廃 棄 物 処 理 法 に 規 定 する 保 管 基 準 に 従 うとともに 分 別 した 廃 棄 物 の 種 類 ごとに 保 管 しなければならない 第 21 排 出 の 抑 制 発 注 者 元 請 業 者 及 び 下 請 負 人 は 建 設 工 事 の 施 工 に 当 たっては 資 材 納 入 業 者 の 協 力 を 得 て 建 設 廃 棄 物 の 発 生 の 抑 制 を 行 うとともに 現 場 内 での 再 使 用 再 資 源 化 及 び 再 資 源 化 したものの 利 用 並 びに 縮 減 を 図 り 工 事 現 場 からの 建 設 廃 棄 物 の 排 出 の 抑 制 に 努 めなければならない 自 主 施 工 者 は 建 設 工 事 の 施 工 に 当 たっては 資 材 納 入 業 者 の 協 力 を 得 て 建 設 廃 棄 物 の 発 生 の 抑 制 を 行 うよう 努 めるとともに 現 場 内 での 再 使 用 を 図 り 建 設 廃 棄 物 の 排 出 の 抑 制 に 努 めなければならない 第 22 処 理 の 委 託 元 請 業 者 は 建 設 廃 棄 物 を 自 らの 責 任 において 適 正 に 処 理 しなければならない 処 理 を 委 託 する 場 合 には 次 の 事 項 に 留 意 し 適 正 に 委 託 しなければならない (1) 廃 棄 物 処 理 法 に 規 定 する 委 託 基 準 を 遵 守 すること (2) 運 搬 については 産 業 廃 棄 物 収 集 運 搬 業 者 等 と 処 分 については 産 業 廃 棄 物 処 分 業 者 等 と それぞれ 個 別 に 直 接 契 約 すること (3) 建 設 廃 棄 物 の 排 出 に 当 たっては 産 業 廃 棄 物 管 理 票 (マニフェスト)を 交 付 し 最 終 処 分 ( 再 生 を 含 む )が 完 了 したことを 確 認 すること 第 23 運 搬 元 請 業 者 は 次 の 事 項 に 留 意 し 建 設 廃 棄 物 を 運 搬 しなければならない (1) 廃 棄 物 処 理 法 に 規 定 する 処 理 基 準 を 遵 守 すること (2) 運 搬 経 路 の 適 切 な 設 定 並 びに 車 両 及 び 積 載 量 等 の 適 切 な 管 理 により 騒 音 振 動 塵 埃 等 の 防 止 に 努 めるとともに 安 全 な 運 搬 に 必 要 な 措 置 を 講 じること (3) 運 搬 途 中 において 積 替 えを 行 う 場 合 は 関 係 者 等 と 打 合 せを 行 い 環 境 保 全 に 留 意 すること (4) 混 合 廃 棄 物 の 積 替 保 管 に 当 たっては 手 選 別 等 により 廃 棄 物 の 性 状 を 変 えないこと 第 24 再 資 源 化 等 の 実 施 (1) 対 象 建 設 工 事 の 元 請 業 者 は 分 別 解 体 等 に 伴 って 生 じた 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 について 再 資 源 化 を 行 わなければならない また 対 象 建 設 工 事 で 生 じたその 他 の 建 設 廃 棄 物 対 象 建 設 工 事 以 外 の 工 事 で 生 じた 建 設 廃 棄 物 につ いても 元 請 業 者 は 可 能 な 限 り 再 資 源 化 に 努 めなければならない なお 指 定 建 設 資 材 廃 棄 物 ( 建 設 発 生 木 材 )は 工 事 現 場 から 最 も 近 い 再 資 源 化 のための 施 設 までの 距 離 が 建 設 工 事 にかかる 資 材 の 再 資 源 化 等 に 関 する 法 律 施 行 規 則 ( 平 成 14 年 国 土 交 通 省 環 境 省 令 第 1 号 )で 定 められた 距 離 ( 50 km)を 越 える 場 合 又 は 再 資 源 化 施 設 までの 道 路 が 未 整 備 の 場 合 で 縮 減 のための 運 搬 に 要 する 費 用 の 額 が 再 資 源 化 のための 運 搬 に 要 する 費 用 の 額 より 低 い 場 合 については 再 資 源 化 に 代 えて 縮 減 すれば 足 りる (2) 元 請 業 者 は 現 場 において 分 別 できなかった 混 合 廃 棄 物 については 再 資 源 化 等 の 推 進 及 び 適 正 な 処 1-6-9

98 理 の 実 施 のため 選 別 設 備 を 有 する 中 間 処 理 施 設 の 活 用 に 努 めなければならない 第 25 最 終 処 分 元 請 業 者 は 建 設 廃 棄 物 を 最 終 処 分 する 場 合 には その 種 類 に 応 じて 廃 棄 物 処 理 法 を 遵 守 し 適 正 に 埋 立 処 分 しなければならない 第 6 章 建 設 廃 棄 物 ご と の 留 意 事 項 第 26 コンクリート 塊 (1) 対 象 建 設 工 事 元 請 業 者 は 分 別 されたコンクリート 塊 を 破 砕 することなどにより 再 生 骨 材 路 盤 材 等 として 再 資 源 化 しなければならない 発 注 者 及 び 施 工 者 は 再 資 源 化 されたものの 利 用 に 努 めなければならない (2) 対 象 建 設 工 事 以 外 の 工 事 元 請 業 者 は 分 別 されたコンクリート 塊 について (1)のような 再 資 源 化 に 努 めなければならない また 発 注 者 及 び 施 工 者 は 再 資 源 化 されたものの 利 用 に 努 めなければならない 第 27 アスファルト コンクリート 塊 (1) 対 象 建 設 工 事 元 請 業 者 は 分 別 されたアスファルト コンクリート 塊 を 破 砕 することなどにより 再 生 骨 材 路 盤 材 等 として 又 は 破 砕 加 熱 混 合 することなどにより 再 生 加 熱 アスファルト 混 合 物 等 として 再 資 源 化 をし なければならない 発 注 者 及 び 施 工 者 は 再 資 源 化 されたものの 利 用 に 努 めなければならない (2) 対 象 建 設 工 事 以 外 の 工 事 元 請 業 者 は 分 別 されたアスファルト コンクリート 塊 について (1)のような 再 資 源 化 に 努 めなけ ればならない また 発 注 者 及 び 施 工 者 は 再 資 源 化 されたものの 利 用 に 努 めなければならない 第 28 建 設 発 生 木 材 (1) 対 象 建 設 工 事 元 請 業 者 は 分 別 された 建 設 発 生 木 材 を チップ 化 することなどにより 木 質 ボード 堆 肥 等 の 原 材 料 として 再 資 源 化 をしなければならない また 原 材 料 として 再 資 源 化 を 行 うことが 困 難 な 場 合 などに おいては 熱 回 収 をしなければならない なお 建 設 発 生 木 材 は 指 定 建 設 資 材 廃 棄 物 であり 第 24(1)に 定 める 場 合 については 再 資 源 化 に 代 えて 縮 減 すれば 足 りる 発 注 者 及 び 施 工 者 は 再 資 源 化 されたものの 利 用 に 努 めなければならない (2) 対 象 建 設 工 事 以 外 の 工 事 元 請 業 者 は 分 別 された 建 設 発 生 木 材 について (1)のような 再 資 源 化 に 努 めなければならない また 発 注 者 及 び 施 工 者 は 再 資 源 化 されたものの 利 用 に 努 めなければならない (3) 使 用 済 み 型 枠 の 再 使 用 施 工 者 は 使 用 済 み 型 枠 の 再 使 用 に 努 めなければならない 元 請 業 者 は 再 使 用 できない 使 用 済 み 型 枠 については 再 資 源 化 に 努 めるとともに 再 資 源 化 できな いものについては 適 正 に 処 分 しなければならない (4) 伐 採 木 伐 根 等 の 取 り 扱 い 元 請 業 者 は 工 事 現 場 から 発 生 する 伐 採 木 伐 根 等 は 再 資 源 化 に 努 めるとともに それが 困 難 な 場 合 には 適 正 に 処 理 しなければならない また 発 注 者 及 び 施 工 者 は 再 資 源 化 されたものの 利 用 に 努 めなければならない (5) CCA 処 理 木 材 の 適 正 処 理 元 請 業 者 は CCA 処 理 木 材 について それ 以 外 の 部 分 と 分 離 分 別 し それが 困 難 な 場 合 には C CAが 注 入 されている 可 能 性 がある 部 分 を 含 めてこれをすべてCCA 処 理 木 材 として 焼 却 又 は 埋 立 を 適 正 に 行 わなければならない

99 第 29 建 設 汚 泥 (1) 再 資 源 化 等 及 び 利 用 の 促 進 元 請 業 者 は 建 設 汚 泥 の 再 資 源 化 等 に 努 めなければならない 再 資 源 化 に 当 たっては 廃 棄 物 処 理 法 に 規 定 する 再 生 利 用 環 境 大 臣 認 定 制 度 再 生 利 用 個 別 指 定 制 度 等 を 積 極 的 に 活 用 するよう 努 めなければ ならない また 発 注 者 及 び 施 工 者 は 再 資 源 化 されたものの 利 用 に 努 めなければならない (2) 流 出 等 の 災 害 の 防 止 施 工 者 は 処 理 又 は 改 良 された 建 設 汚 泥 によって 埋 立 又 は 盛 土 を 行 う 場 合 は 建 設 汚 泥 の 崩 壊 や 降 雨 による 流 出 等 により 公 衆 災 害 が 生 じないよう 適 切 な 措 置 を 講 じなければならない 第 30 廃 プラスチック 類 元 請 業 者 は 分 別 された 廃 プラスチック 類 を 再 生 プラスチック 原 料 燃 料 等 として 再 資 源 化 に 努 めなけ ればならない 特 に 建 設 資 材 として 使 用 されている 塩 化 ビニル 管 継 手 等 については これらの 製 造 に 携 わ る 者 によるリサイクルの 取 組 に 関 係 者 はできる 限 り 協 力 するよう 努 めなければならない また 再 資 源 化 できないものについては 適 正 な 方 法 で 縮 減 をするよう 努 めなければならない 発 注 者 及 び 施 工 者 は 再 資 源 化 されたものの 利 用 に 努 めなければならない 第 31 廃 石 膏 ボード 等 元 請 業 者 は 分 別 された 廃 石 膏 ボード 廃 ロックウール 化 粧 吸 音 板 廃 ロックウール 吸 音 断 熱 保 温 材 廃 ALC 板 等 の 再 資 源 化 等 に 努 めなければならない 再 資 源 化 に 当 たっては 広 域 再 生 利 用 環 境 大 臣 指 定 制 度 が 活 用 される 資 材 納 入 業 者 を 活 用 するよう 努 めなければならない また 発 注 者 及 び 施 工 者 は 再 資 源 化 されたものの 利 用 に 努 めなければならない 特 に 廃 石 膏 ボードは 安 定 型 処 分 場 で 埋 立 処 分 することができないため 分 別 し 石 膏 ボード 原 料 等 とし て 再 資 源 化 及 び 利 用 の 促 進 に 努 めなければならない また 石 膏 ボードの 製 造 に 携 わる 者 による 新 築 工 事 の 工 事 現 場 から 排 出 される 石 膏 ボード 端 材 の 収 集 運 搬 再 資 源 化 及 び 利 用 に 向 けた 取 組 に 関 係 者 はできる 限 り 協 力 するよう 努 めなければならない 第 32 混 合 廃 棄 物 (1) 元 請 業 者 は 混 合 廃 棄 物 について 選 別 等 を 行 う 中 間 処 理 施 設 を 活 用 し 再 資 源 化 等 及 び 再 資 源 化 さ れたものの 利 用 の 促 進 に 努 めなければならない (2) 元 請 業 者 は 再 資 源 化 等 が 困 難 な 建 設 廃 棄 物 を 最 終 処 分 する 場 合 は 中 間 処 理 施 設 において 選 別 し 熱 しゃく 減 量 を5% 以 下 にするなど 安 定 型 処 分 場 において 埋 立 処 分 できるよう 努 めなければならない 第 33 特 別 管 理 産 業 廃 棄 物 (1) 元 請 業 者 及 び 自 主 施 工 者 は 解 体 工 事 を 行 う 建 築 物 等 に 用 いられた 飛 散 性 アスベストの 有 無 の 調 査 を 行 わなければならない 飛 散 性 アスベストがある 場 合 は 分 別 解 体 等 の 適 正 な 実 施 を 確 保 するため 事 前 に 除 去 等 の 措 置 を 講 じなければならない (2) 元 請 業 者 は 飛 散 性 アスベスト PCB 廃 棄 物 等 の 特 別 管 理 産 業 廃 棄 物 に 該 当 する 廃 棄 物 について 廃 棄 物 処 理 法 等 に 基 づき 適 正 に 処 理 しなければならない 第 34 特 殊 な 廃 棄 物 (1) 元 請 業 者 及 び 自 主 施 工 者 は 建 設 廃 棄 物 のうち 冷 媒 フロン 使 用 製 品 蛍 光 管 等 について 専 門 の 廃 棄 物 処 理 業 者 等 に 委 託 する 等 により 適 正 に 処 理 しなければならない (2) 施 工 者 は 非 飛 散 性 アスベストについて 解 体 工 事 において 粉 砕 することによりアスベスト 粉 じんが 飛 散 するおそれがあるため 解 体 工 事 の 施 工 及 び 廃 棄 物 の 処 理 においては 粉 じん 飛 散 を 起 さないような 措 置 を 講 じなければならない

100 別 表 1 分 別 解 体 等 の 計 画 等 建 築 物 に 係 る 解 体 工 事 建 築 物 の 構 造 木 造 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 鉄 筋 コンクリート 鉄 骨 造 コンクリートブロック 造 その 他 ( ) 建 築 物 の 状 況 周 辺 状 況 作 業 場 所 の 状 況 建 築 物 に 関 する 搬 出 経 路 の 状 況 調 査 結 果 付 着 物 の 有 無 その 他 ( ) 作 業 場 所 の 確 保 搬 出 経 路 の 確 保 工 事 着 手 前 に 実 施 する 措 置 の 内 容 残 存 物 品 の 搬 出 の 確 保 その 他 ( ) 工 事 着 手 の 時 期 平 成 年 月 日 工 程 作 業 内 容 分 別 解 体 等 の 方 法 1 建 築 設 備 内 装 材 等 建 築 設 備 内 装 材 等 の 取 り 外 し 有 無 手 作 業 工 程 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 ご 併 用 の 場 合 の 理 由 ( ) と の 2 屋 根 ふき 材 屋 根 ふき 材 の 取 り 外 し 有 無 手 作 業 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 内 容 併 用 の 場 合 の 理 由 ( ) 及 び 解 体 3 外 装 材 上 部 構 造 部 分 外 装 材 上 部 構 造 部 分 の 取 り 壊 し 有 無 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 方 4 基 礎 基 礎 ぐい 基 礎 基 礎 ぐいの 取 り 壊 し 有 無 手 作 業 法 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 5その 他 その 他 の 取 り 壊 し 有 無 手 作 業 ( ) 手 作 業 機 械 作 業 の 併 用 工 事 の 工 程 順 序 上 の 工 程 における の 順 序 その 他 ( ) その 他 の 場 合 の 理 由 ( ) 建 築 物 に 用 いられた 建 築 資 材 の 量 の 見 込 み トン 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 種 類 量 の 見 込 み 発 生 が 見 込 まれる 部 分 ( 注 ) 廃 コンクリート 塊 棄 ごとの 量 の 見 込 み 及 びその トン 物 5 発 発 生 が 見 込 まれる 建 物 の 部 アスファルト コン 生 トン 見 分 クリート 塊 5 込 量 建 設 発 生 木 材 トン 5 ( 注 )1 建 築 設 備 内 装 材 等 2 屋 根 ふき 材 3 外 装 材 上 部 構 造 部 分 4 基 礎 基 礎 ぐい 5その 他 備 考 以 外 の 事 項 は 法 第 9 条 第 2 項 の 基 準 に 適 合 するものでなければなりません 欄 には 該 当 箇 所 に レ を 付 すこと

101 別 表 2 建 築 物 に 係 る 新 築 工 事 等 ( 新 築 増 築 修 繕 模 様 替 ) 分 別 解 体 等 の 計 画 等 使 用 する 特 定 建 設 資 材 の 種 類 コンクリート コンクリート 及 び 鉄 から 成 る 建 設 資 材 アスファルト コンクリート 木 材 建 築 物 の 状 況 周 辺 状 況 建 築 物 に 関 する 調 査 結 果 作 業 場 所 の 状 況 搬 出 経 路 の 状 況 付 着 物 の 有 無 ( 修 繕 模 様 替 工 事 のみ) その 他 ( ) 作 業 場 所 の 確 保 工 事 着 手 前 に 実 施 する 措 置 の 内 容 搬 出 経 路 の 確 保 その 他 ( ) 工 事 着 手 の 時 期 平 成 年 月 日 工 程 作 業 内 容 工 程 ご と の 作 業 内 容 1 造 成 等 造 成 等 の 工 事 有 無 2 基 礎 基 礎 ぐい 基 礎 基 礎 ぐいの 工 事 有 無 3 上 部 構 造 部 分 外 装 上 部 構 造 部 分 外 装 の 工 事 有 無 4 屋 根 屋 根 の 工 事 有 無 5 建 築 設 備 内 装 等 建 築 設 備 内 装 等 の 工 事 有 無 6その 他 その 他 の 工 事 有 無 ( ) 廃 棄 物 発 生 見 込 量 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 ご との 量 の 見 込 み 並 びに 特 定 建 設 資 材 が 使 用 される 建 築 物 の 部 分 及 び 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 発 生 が 見 込 まれる 建 築 物 の 部 分 種 類 量 の 見 込 み 発 生 が 見 込 まれる 部 分 ( 注 ) コンクリート 塊 トン アスファルト コ ンクリート 塊 トン 建 設 発 生 木 材 トン ( 注 )1 造 成 等 2 基 礎 3 上 部 構 造 部 分 外 装 4 屋 根 5 建 築 設 備 内 装 等 6その 他 備 考 以 外 の 事 項 は 法 第 9 条 第 2 項 の 基 準 に 適 合 するものでなければなりません 欄 には 該 当 箇 所 に レ を 付 すこと

102 別 表 3 建 築 物 以 外 のものに 係 る 解 体 工 事 又 は 新 築 工 事 等 ( 土 木 工 事 等 ) 分 別 解 体 等 の 計 画 等 工 作 物 の 構 造 ( 解 体 工 事 のみ) 工 事 の 種 類 使 用 する 特 定 建 設 資 材 の 種 類 ( 新 築 維 持 修 繕 工 事 のみ) 工 作 物 に 関 する 調 査 結 果 鉄 筋 コンクリート 造 その 他 ( ) 新 築 工 事 維 持 修 繕 工 事 解 体 工 事 電 気 水 道 ガス 下 水 道 鉄 道 電 話 その 他 ( ) コンクリート コンクリート 及 び 鉄 から 成 る 建 設 資 材 アスファルト コンクリート 木 材 工 作 物 の 状 況 周 辺 状 況 作 業 場 所 の 状 況 搬 出 経 路 の 状 況 付 着 物 の 有 無 ( 解 体 維 持 修 繕 のみ) その 他 ( ) 作 業 場 所 の 確 保 工 事 着 手 前 に 実 施 搬 出 経 路 の 確 保 する 措 置 の 内 容 その 他 ( ) 工 事 着 手 の 時 期 平 成 年 月 日 工 程 ご と の 作 業 内 容 及 び 解 体 方 法 工 程 作 業 内 容 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 併 用 1 仮 設 仮 設 工 事 有 無 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 併 用 2 土 工 土 工 事 有 無 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 併 用 3 基 礎 基 礎 工 事 有 無 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 併 用 4 本 体 構 造 本 体 構 造 の 工 事 有 無 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 併 用 5 本 体 付 属 品 本 体 付 属 品 の 工 事 有 無 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 併 用 6その 他 ( ) 工 事 の 工 程 の 順 序 ( 解 体 工 事 のみ) 工 作 物 に 用 いられた 建 設 資 材 の 量 の 見 込 み( 解 体 工 事 のみ) 特 定 建 設 資 材 廃 棄 物 の 種 類 ご 廃 との 量 の 見 込 み( 全 工 事 ) 並 棄 びに 特 定 建 設 資 材 が 使 用 され 物 る 工 作 物 の 部 分 ( 新 築 維 持 発 生 修 繕 工 事 のみ) 及 び 特 定 建 設 見 資 材 廃 棄 物 の 発 生 が 見 込 まれ 込 る 工 作 物 の 部 分 ( 維 持 修 繕 量 解 体 工 事 のみ) その 他 の 工 事 有 無 手 作 業 手 作 業 機 械 作 業 併 用 上 の 工 程 における5 4 3の 順 序 その 他 ( ) その 他 の 場 合 の 理 由 ( ) トン 種 類 量 の 見 込 み 発 生 が 見 込 まれる 部 分 又 は 使 用 する 部 分 ( 注 ) コンクリート 塊 トン アスファルト コン クリート 塊 トン 建 設 発 生 木 材 トン ( 注 )1 仮 設 2 土 工 3 基 礎 4 本 体 構 造 5 本 体 付 属 品 6その 他 備 考 以 外 の 事 項 は 法 第 9 条 第 2 項 の 基 準 に 適 合 するものでなければなりません 欄 には 該 当 箇 所 に レ を 付 すこと

103 第 7 編 再 生 資 源 の 利 用 の 促 進 について 平 成 3 年 1 0 月 2 5 日 建 設 大 臣 官 房 技 術 審 議 官 通 達

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105 第 8 編 建 設 工 事 に 伴 う 騒 音 振 動 対 策 技 術 指 針 昭 和 51 年 3 月 2 日 建 設 省 機 発 第 5 4 号 昭 和 52 年 1 月 8 日 建 設 省 機 発 第 5 号 一 部 改 正 昭 和 62 年 3 月 30 日 建 設 省 経 機 発 第 57 号 一 部 改 正

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113 第 9 編 コンクリート 中 の 塩 化 物 総 量 規 制 及 び アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 実 施 要 領 土 木 第 278 号 平 成 元 年 9 月 14 日 事 管 第 号 平 成 14 年 11 月 5 日

114 コンクリート 中 の 塩 化 物 総 量 規 制 及 び アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 実 施 要 領 目 次 1 コンクリート 中 の 塩 化 物 総 量 規 制 及 びアルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 実 施 要 領 Ⅰ コンクリート 中 の 塩 化 物 総 量 規 制 アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 ( 土 木 構 造 物 ) 実 施 要 領 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 (モルタルバー 法 ) 国 土 交 通 省 法 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 ( 化 学 法 ) 国 土 交 通 省 法

115 1 コンクリート 中 の 塩 化 物 総 量 規 制 及 び アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 実 施 要 領 この 要 領 は 土 木 構 造 物 の 耐 久 性 を 向 上 するために 工 事 施 工 時 におけるコンクリート 中 の 塩 化 物 総 量 規 制 及 び アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 を 現 場 において 行 う 場 合 に 必 要 な 事 項 を 定 めるものである Ⅰ コンクリート 中 の 塩 化 物 総 量 規 制 1 適 用 範 囲 土 木 構 造 物 に 使 用 されるコンクリート 及 びグラウト 剤 を 対 象 とする (1) 生 コンクリート 鉄 筋 コンクリート 構 造 物 を 対 象 とする ただし 下 記 の 構 造 物 は 対 象 としない 1 小 型 構 造 物 (Ⅰ) ( Ⅱ) 2 消 波 根 固 めブロック ( 鉄 筋 コンクリートとして 設 計 されたものは 除 く ) (2) コンクリート 製 品 下 記 に 示 す 製 品 とする コンクリート 製 品 1 鉄 筋 コンクリート 管 遠 心 力 鉄 筋 コンクリート 管 鉄 筋 コンクリート 組 立 土 止 遠 心 力 プレストレストコンクリートポール 鉄 筋 コンクリートフリューム 鉄 筋 コンクリートケーブルトラフ 加 圧 コンクリート 矢 板 鉄 筋 コンクリートU 形 用 ふた 鉄 筋 コンクリートボックスカルバート PCボックスカルバート 鉄 筋 コンクリートセグメント 鉄 筋 コンクリートU 形 鉄 筋 コンクリートL 形 遠 心 力 鉄 筋 コンクリートくい ポストテンション 方 式 遠 心 力 プレストレストコンクリートくい 道 路 用 鉄 筋 コンクリート 側 溝 ふた 鉄 筋 コンクリートベンチフリューム 鉄 筋 コンクリート 矢 板 ロール 転 圧 鉄 筋 コンクリート 管 鉄 筋 コンクリートL 形 擁 壁 道 路 用 鉄 筋 コンクリート 側 溝 1-9-2

116 コンクリート 製 品 2 スラブ 橋 用 プレストレストコンクリート 橋 げた 軽 荷 重 スラブ 橋 用 プレストレストコンクリート 橋 げた けた 橋 用 プレストレストコンクリート 橋 げた プレストレストコンクリート 矢 板 プレテンション 方 式 遠 心 力 プレストレストコンクリートくい プレテンション 方 式 遠 心 力 高 強 度 プレストレストコンクリートくい コアー 式 プレストレストコンクリート 管 1 2とは2の(1) (2)による 2 規 制 値 (1) 鉄 筋 コンクリート 部 材 ポストテンション 方 式 のプレストレストコンクリート 部 材 (シース 内 のグラ ウトを 除 く ) 及 び 用 心 鉄 筋 を 有 する 無 筋 コンクリート 部 材 における 許 容 塩 化 物 総 量 は 0.60 kg/m3 (Cl 重 量 )とする (2) プレテンション 方 式 のプレストレストコンクリート 部 材 シース 内 のグラウト 及 びオートクレープ 養 生 を 行 う 製 品 における 許 容 塩 化 物 総 量 は 0.30 kg/m3(cl 重 量 )とする (3) アルミナセメントを 用 いる 場 合 又 は 電 食 のおそれのある 場 合 等 は 試 験 結 果 等 から 適 宜 定 めるものと し 特 に 資 料 が 無 い 場 合 は 0.30 kg/m3(cl 重 量 )とする 3 生 コンクートの 測 定 及 び 判 定 (1) コンクリート 中 の 塩 化 物 量 の 測 定 及 び 判 定 は 原 則 としてコンクリート 打 設 場 所 で 請 負 者 の 責 任 にお いて 実 施 する ただし 工 場 で 実 施 する 場 合 の 測 定 は 製 造 業 者 が 行 い 請 負 者 が 立 会 い 判 定 する (2) コンクリート 中 の 塩 化 物 量 は 国 土 開 発 技 術 センターの 評 価 を 受 けた 測 定 器 により 測 定 するものと する (3) 測 定 方 法 は 使 用 する 測 定 器 の 仕 様 によるものとする (4) 測 定 は コンクリートの 打 設 が 午 前 と 午 後 にまたがる 場 合 は 一 日 につき 二 回 以 上 ( 午 前 午 後 ) コンクリート 打 設 前 に 行 うものとする ただし 打 設 量 が 少 量 で 半 日 で 打 設 が 完 了 するような 場 合 には 1 回 でもよい また コンクリートの 種 類 ( 材 料 及 び 配 合 等 )や 工 場 が 変 わる 場 合 については その 都 度 一 回 以 上 の 測 定 を 行 うものとする (5) 測 定 結 果 の 判 定 は 測 定 ごとに 行 うものとし それぞれの 測 定 における3 回 の 平 均 値 が 2に 示 して いる 塩 化 物 総 量 以 下 であることをもって 合 格 とする なお 測 定 の 結 果 不 合 格 になった 場 合 は その 運 搬 車 のコンクリートの 受 取 りを 拒 否 するとともに 次 の 運 搬 車 から 毎 回 測 定 を 行 い それぞれの 結 果 が 規 制 値 を 下 回 ることを 確 認 した 後 そのコンクリー トを 用 いるものとする ただし この 場 合 塩 化 物 総 量 が 安 定 して 規 制 値 を 下 回 ることが 確 認 できれば その 後 の 測 定 は 通 常 の 頻 度 で 行 ってもよいものとする 4 コンクリート 製 品 の 測 定 及 び 判 定 (1) 請 負 者 は 製 造 業 者 に 工 場 での 管 理 データや 製 造 時 の 塩 化 物 の 測 定 結 果 を 提 出 させるものとする (2) 測 定 は 打 ち 込 み 前 のフレッシュコンクリートについて 行 う (3) 測 定 は 3の(2) (3)に 準 じて 行 う (4) 頻 度 は 1 回 /ロット 以 上 強 度 等 の 管 理 と 同 様 とする (5) 製 品 受 け 入 れの 判 定 は (1)の 資 料 により 行 う 5 監 督 監 督 職 員 ( 現 場 技 術 員 を 含 む )は 適 宜 測 定 に 立 会 うものとし その 他 については 請 負 者 より 提 出 させ た 測 定 記 録 により 審 査 する 1-9-3

117 アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 1 適 用 範 囲 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 が 建 設 する 構 造 物 に 使 用 されるコンクリート 及 びコンクリート 工 場 製 品 に 適 用 する ただし 仮 設 構 造 物 のように 長 期 の 耐 久 性 を 期 待 しなくともよいものは 除 く 2 抑 制 対 策 構 造 物 に 使 用 するコンクリートは アルカリ 骨 材 反 応 を 抑 制 するため 次 の3つの 対 策 の 中 のいずれか 1つについて 確 認 をとらなければならない なお 土 木 構 造 物 については を 優 先 する 2.1 コンクリート 中 のアルカリ 総 量 の 抑 制 アルカリ 量 が 表 示 されたポルトランドセメント 等 を 使 用 し コンクリート1m3に 含 まれるアルカリ 総 量 を Na₂ O 換 算 で3.0kg 以 下 にする 2.2 抑 制 効 果 のある 混 合 セメント 等 の 使 用 JIS R 5211 高 炉 セメントに 適 合 する 高 炉 セメント B 種 またはC 種 あるいは JIS R 5213 フライ アッシュセメントに 適 合 するフライアッシュセメント B 種 またはC 種 もしくは 混 和 剤 をポルトラ ンドセメントに 混 入 した 結 合 材 でアルカリ 骨 材 反 応 抑 制 効 果 の 確 認 されたものを 使 用 する 2.3 安 全 と 認 められる 骨 材 の 使 用 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 ( 化 学 法 またはモルタルバー 法 ) 注 ) の 結 果 で 無 害 と 確 認 された 骨 材 を 使 用 する なお 海 水 または 潮 風 の 影 響 を 受 ける 地 域 において アルカリ 骨 材 反 応 による 損 傷 が 構 造 物 の 安 全 性 に 重 大 な 影 響 を 及 ぼすと 考 えられる 場 合 (2.3の 対 策 をとったものは 除 く)には 塩 分 の 浸 透 を 防 止 するための 塗 装 等 の 措 置 を 講 ずることが 望 ましい 注 ) 試 験 方 法 は JIS A 1145 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 方 法 ( 化 学 法 )または JIS A 5308(レ ディーミクストコンクリート)の 付 属 書 7 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 方 法 ( 化 学 法 ) JIS A 1146 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 方 法 (モルタルバー 法 )または JIS A 5308(レディーミク ストコンクリート)の 付 属 書 8 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 方 法 (モルタルバー 法 ) による 1-9-4

118 アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 ( 土 木 構 造 物 ) 実 施 要 領 アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 について 一 般 的 な 材 料 の 組 み 合 わせのコンクリートを 用 いる 際 の 実 施 要 領 を 示 す 特 殊 な 材 料 を 用 いたコンクリートや 特 殊 な 配 合 のコンクリートについては 別 途 検 討 を 行 う 1. 現 場 における 対 処 の 方 法 a. 現 場 でコンクリートを 製 造 して 使 用 する 場 合 現 地 における 骨 材 事 情 セメントの 選 択 の 余 地 等 を 考 慮 し 2.1~2.3のうちどの 対 策 を 用 いるかを 決 めてからコンクリートを 製 造 する b. レディーミクストコンクリートを 購 入 して 使 用 する 場 合 レディーミクストコンクリート 生 産 者 と 協 議 して2.1~2.3のうちどの 対 策 によるものを 納 入 するか を 決 めそれを 指 定 する なお を 優 先 する c. コンクリート 工 場 制 品 を 使 用 する 場 合 プレキャスト 製 品 を 使 用 する 場 合 製 造 業 者 に2.1~2.3のうちどの 対 策 によっているのかを 報 告 させ 適 しているものを 使 用 する 2. 検 査 確 認 の 方 法 2.1 コンクリート 中 のアルカリ 総 量 の 抑 制 試 験 成 績 表 に 示 されたセメントの 全 アルカリ 量 の 最 大 値 のうち 直 近 6ヶ 月 の 最 大 の 値 (Na₂ O 換 算 値 %) /100 単 位 セメント 量 ( 配 合 表 に 示 された 値 kg/m3)+0.53 ( 骨 材 中 の NaCl%)/100 ( 当 該 単 位 骨 材 量 kg/m3)+ 混 和 剤 中 のアルカリ 量 kg/m3が 3.0 kg/m3 以 下 であることを 計 算 で 確 かめるものとする 防 錆 剤 等 使 用 量 の 多 い 混 和 剤 を 用 いる 場 合 には 上 式 を 用 いて 計 算 すればよい なお AE 剤 AE 減 水 剤 等 のように 使 用 量 の 少 ない 混 和 剤 を 用 いる 場 合 には 簡 易 的 にセメントのア ルカリ 量 だけを 考 えて セメントのアルカリ 量 単 位 セメント 量 が 2.5 kg/m3 以 下 であることを 確 かめれ ばよいものとする 2.2 抑 制 効 果 のある 混 合 セメント 等 の 使 用 高 炉 セメントB 種 (スラグ 混 合 比 40% 以 上 )またはC 種 もしくはフライアッシュセメントB 種 (フラ イアッシュ 混 合 比 15% 以 上 )またはC 種 であることを 試 験 成 績 表 で 確 認 する また 混 和 剤 をポルトランドセメントに 混 入 して 対 策 をする 場 合 には 試 験 等 によって 抑 制 効 果 を 確 認 する 2.3 安 全 と 認 められる 骨 材 の 使 用 JIS A 1145 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 方 法 ( 化 学 法 )または JIS A 5308(レディーミクストコン クリート)の 付 属 書 7 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 ( 化 学 法 ) による 骨 材 試 験 は 工 事 開 始 前 工 ( 注 事 中 1 回 /6ヶ 月 かつ 産 地 がかわった 場 合 に 信 頼 できる 試 験 期 間 ) で 行 い 試 験 に 用 いる 骨 材 の 採 取 には 請 負 者 が 立 ち 会 うことを 原 則 とする また JIS A 1146 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 方 法 (モルタル バー 法 )または JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)の 付 属 書 8 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 方 法 (モルタルバー 法 ) による 骨 材 試 験 の 結 果 を 用 いる 場 合 には 試 験 成 績 表 により 確 認 するととも ( 注 に 信 頼 できる 試 験 期 間 ) において JIS A 1804 コンクリート 生 産 工 程 管 理 用 試 験 方 法 骨 材 のアルカリ シリカ 反 応 性 試 験 方 法 ( 迅 速 法 ) で 骨 材 が 無 害 であることを 確 認 するものとする この 場 合 試 験 に 用 い る 骨 材 の 採 取 には 請 負 者 が 立 ち 会 うことを 原 則 とする なお 2 次 製 品 で 既 に 製 造 されたものについては 請 負 者 が 立 会 い 製 品 に 使 用 された 骨 材 を 採 取 し 試 験 を 行 って 確 認 するものとする 1-9-5

119 フェロニッケルスラグ 骨 材 銅 スラグ 骨 材 等 の 人 工 骨 材 および 石 灰 石 については 試 験 成 績 表 による 確 認 を 行 えばよい ( 注 ) 公 的 機 関 またはこれに 準 ずる 機 関 ( 大 学 都 道 府 県 の 試 験 期 間 公 益 法 人 である 民 間 試 験 機 関 その 他 信 頼 に 値 する 民 間 試 験 機 関 人 工 骨 材 については 製 造 工 場 の 試 験 成 績 表 でよい) 3. 外 部 からのアルカリの 影 響 について 2.1および2.2の 対 策 を 用 いる 場 合 には コンクリートのアルカリ 量 をそれ 以 上 に 増 やさないことが 望 まし い そこで 下 記 のすべてに 該 当 する 構 造 物 に 限 定 して 塩 害 防 止 も 兼 ねて 塗 装 等 の 塩 分 浸 透 を 防 ぐための 措 置 を 行 うことが 望 ましい 1) 既 に 塩 害 による 被 害 を 受 けている 地 域 で アルカリ 骨 材 反 応 を 生 じるおそれのある 骨 材 を 用 いる 場 合 2) 2.1および2.2の 対 策 を 用 いたとしても 外 部 からのアルカリの 影 響 を 受 け 被 害 を 生 じると 考 えら れる 場 合 3) 橋 桁 等 被 害 を 受 けると 重 大 な 影 響 を 受 ける 場 合 1-9-6

120 2 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 (モルタルバー 法 ) 国 土 交 通 省 法 1 適 用 範 囲 本 方 法 は モルタルバーの 長 さ 変 化 を 測 定 することにより 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 を 判 定 する 試 験 法 (モルタルバー 法 )に 適 用 する 2 試 験 用 器 具 2.1 はかり 骨 材 のふるい 分 けに 用 いるはかりは 骨 材 質 量 の 0.1% 以 上 の 精 度 を 有 するものとする モルタルを 作 る 際 での 材 料 の 計 量 には 秤 量 2kg 感 量 0.1gのものとする 2.2 型 枠 JIS R に 規 定 される mm の3 連 型 枠 で 両 端 に 長 さ 変 化 測 定 用 のゲージプラグを 埋 め 込 めるよう ゲージプラグ 固 定 用 の 穴 をあけたものとする 2.3 長 さ 変 化 測 定 器 具 長 さ 変 化 の 測 定 は JIS A 1129(モルタルおよびコンクリートの 長 さ 変 化 試 験 方 法 )に 規 定 するダイヤル ゲージ 方 法 による ダイヤルゲージは JIS B 7509 の mm 精 度 のものを 使 用 するものとする ゲージプ ラグは 試 験 中 にさびを 生 じない 金 属 製 のものとする 2.4 モルタル 製 作 用 器 具 モルタルの 練 り 混 ぜ 成 形 締 固 めに 使 用 する 器 具 は JIS R 5201(セメントの 物 理 試 験 方 法 )9.1.1.お よび に 規 定 される 練 り 混 ぜ 機 モルタル 供 試 体 成 形 用 型 および 突 き 棒 に 規 定 するものを 使 用 する 2.5 ふるい 砂 の 粒 度 調 整 用 のふるいは JIS Z 8801( 標 準 ふるい)に 規 定 する 呼 び 寸 法 4.75 mm 2.36 mm 1.18 mm 600 μm 300 μm 150 μm のものを 用 いる 2.6 貯 蔵 容 器 供 試 体 を 貯 蔵 する 容 器 は 気 密 なフタにより 密 閉 ができ 湿 気 の 損 失 が 無 い 構 造 のものとする 2.7 製 砂 機 粗 骨 材 から 細 骨 材 を 製 造 する 製 砂 機 はジョークラッシャー ディスク 型 製 砂 機 ロール 型 製 砂 機 を 用 いる 3 温 度 と 湿 度 3.1 成 形 室 および 測 定 室 モルタルの 成 形 室 および 測 定 室 は 20± 3 に 保 たなければならない 3.2 貯 蔵 容 器 貯 蔵 容 器 内 の 温 度 は 40± 2 相 対 温 度 は 95% 以 上 保 たなければならない 4 材 料 4.1 骨 材 の 準 備 および 粒 度 調 整 対 象 とする 骨 材 が 粗 骨 材 の 場 合 には あらかじめ 洗 浄 した 後 クラッシャー 等 で 粉 砕 した 細 骨 材 とする 細 骨 材 は 気 乾 状 態 ( 絶 乾 表 乾 状 態 でもよい)で 表 1に 示 す 粒 度 に 調 整 する 表 1 細 骨 材 の 粒 度 分 布 ふるい 呼 び 寸 法 質 量 通 過 残 留 百 分 率 (%) 4.75 mm 2.36 mm mm 1.18 mm mm 600 μm μm 300 μm μm 150 μm

121 4.2 セメント セメントは アルカリ 量 0.65±0.05% Na₂ O(%):K₂ O(%)=1:2±0.5 の 範 囲 にあるアルカリ 量 の 明 らかなポルトランドセメントを 用 いる 4.3 水 酸 化 ナトリウム 水 酸 化 ナトリウムは JIS K 8576 に 規 定 する 特 級 試 薬 を 水 酸 化 ナトリウム 水 溶 液 として 用 いる また 市 販 されている1 規 定 の 水 酸 化 ナトリウム 水 溶 液 を 用 いてもよい 4.4 水 練 り 混 ぜに 用 いる 水 は 上 水 道 以 上 の 清 浄 なものを 用 いる 5 供 試 体 (モルタルバー)の 作 り 方 5.1 供 試 体 の 数 1 回 の 試 験 での 供 試 体 の 数 は3 本 を 原 則 とする また 1バッチから3 本 を 製 作 する 5.2 モルタルの 配 合 モルタルの 配 合 は 質 量 比 でセメント1 水 0.5 砂 ( 表 乾 )2.25 とする 1 回 に 練 り 混 ぜるセメント 砂 水 の 量 は 次 を 標 準 とする 水 NaOH 水 溶 液 : 300 ml セメント : 600 g 砂 ( 表 乾 ) :1350 g NaOH 水 溶 液 の 量 はセメントのアルカリ 量 が Na₂ Oeq で 1.2±0.05%となるように 計 算 して 定 める 5.3 材 料 の 計 量 重 量 で 計 量 する 材 料 は 4ケタまで 計 る 砂 が 表 乾 状 態 でない 場 合 は 含 水 ( 吸 水 ) 率 を 測 定 し 水 の 計 量 の 際 に 補 正 を 行 い 水 セメント 比 が 変 化 しないようにする 5.4 練 り 混 ぜ 方 法 モルタルの 練 り 混 ぜは 原 則 として 次 に 示 す 方 法 による JIS R で 規 定 される 練 り 混 ぜ 機 を 使 用 する 練 りはちおよびパドルを 混 合 位 置 に 固 定 し 規 定 量 のセメント 砂 を 入 れる 次 に 練 り 混 ぜ 機 を 始 動 させパドルを 回 転 させながら 30 秒 間 混 合 する 次 に 練 り 混 ぜ 機 を 停 止 し 規 定 量 の 水 を 投 入 する 引 きつづいて 練 り 混 ぜ 機 を 30 秒 間 始 動 させたのち 20 秒 間 休 止 する 休 止 のあいだにさじ 練 りはちおよびパドルに 付 着 したモルタルをかき 落 す 更 に 練 りはちの 底 のモルタルをかき 上 げるよう2ないし3 回 かき 混 ぜる 休 止 が 終 わったら 再 び 始 動 させ 120 秒 間 練 り 混 ぜ る 5.5 成 形 モルタルは 直 ちに 型 枠 に2 層 に 詰 める モルタルを 型 枠 の 高 さの 1/2 まで 詰 め 突 き 棒 を 用 いてその 先 端 が 5 mm 入 る 程 度 に 全 面 にわたって1 層 につき 約 15 回 突 く また 特 にゲージプラグの 周 囲 は 十 分 に モルタルがいきわたるようにする 次 にモルタルを 型 枠 の 上 端 まで 詰 め 前 と 同 様 に 突 き 棒 を 用 いて 突 き 最 後 に 残 りのモルタルをもって 約 5 mm 盛 り 上 げを 行 う 打 設 後 は 湿 気 箱 に 入 れ 乾 燥 を 極 力 減 ずるようにモ ルタル 表 面 にふれないようにぬれ 布 等 でおおう 余 盛 部 は 打 設 後 約 5 時 間 程 度 で 供 試 体 をいためないよう に 注 意 して 削 りとり 上 面 を 平 滑 にする 6 初 期 養 生 打 設 後 24 時 間 ± 2 時 間 までは 型 枠 ごと 湿 気 箱 に 入 れて 乾 燥 を 極 力 減 ずるように モルタル 表 面 にふれない ようにぬれ 布 等 でおおう 7 脱 型 初 期 養 生 完 了 後 脱 型 を 行 う このとき 湿 気 を 失 わないように 番 号 および 測 定 時 の 上 下 測 定 時 の 方 向 を 示 す 記 号 を 明 記 する 打 設 から 脱 型 までの 時 間 は 24± 2 時 間 となるようにする 8 基 長 のとり 方 脱 型 直 後 番 号 を 付 けた 後 供 試 体 が 極 力 乾 燥 しないように 直 ちに 基 長 を 測 定 する 9 貯 蔵 および 測 定 供 試 体 は 密 封 した 容 器 に 温 度 40± 2 湿 度 95% 以 上 で 貯 蔵 する 1-9-8

122 湿 度 95% 以 上 確 保 するための 手 段 として 供 試 体 の 表 面 を 吸 取 紙 でおおうのが 望 ましい 吸 取 紙 には 流 れな い 程 度 の 水 分 が 常 に 保 たれていなければならない 吸 取 紙 でおおう 場 合 には 容 器 はビニール 袋 でよい 供 試 体 の 表 面 を 吸 取 紙 でおおわない 場 合 には 容 器 底 面 に 温 度 調 節 をした 水 をはり その 上 に 供 試 体 を 直 接 水 が 接 しないように1 本 1 本 立 てて 配 置 しなければならない 供 試 体 が 所 定 の 材 令 に 達 したならば 供 試 体 を 容 器 ごと 少 なくとも 16 時 間 20± 3 に 保 ったのち 容 器 を 開 い てその 材 令 の 測 定 を 行 う 測 定 の 間 は 極 力 供 試 体 が 乾 燥 しないようにする 測 定 後 は 直 ちに 40 ± 2 RH 95%にもどす 最 初 の 24± 2 時 間 の 長 さの 測 定 の 後 に1つの 容 器 に 入 れる 全 ての 供 試 体 は すべて 同 時 に 測 定 がくるように 同 じ 日 につくり 同 時 に 容 器 に 入 れる 供 試 体 は 測 定 後 前 の 期 間 とは 上 下 逆 の 位 置 にして 容 器 の 中 に 置 き 直 す 10 測 定 方 法 10.1 長 さ 変 化 の 測 定 測 定 は JIS A 1129 ダイヤルゲージ 法 による 測 長 わくは 供 試 体 を 測 定 する 時 と 同 じ 状 態 に 置 く 標 準 尺 の 一 方 のプラグに 測 長 わくの 接 点 を 接 触 させ ダイヤルゲージの 先 端 が 標 準 尺 の 軸 に 一 致 して 動 く ようにし スピンドルを 徐 々に 出 して 標 準 尺 のもう 一 方 のプラグに 接 触 させダイヤルゲージの 目 盛 を 読 む 目 盛 は 1/1000 mmまで 読 む スピンドルを 引 き 再 び 上 記 の 操 作 を 繰 り 返 し 数 値 がおちついた 後 の 目 盛 の 読 みから 平 均 値 を 求 め sxi とする 供 試 体 について 上 記 の 作 業 を 行 い Xi を 求 める 供 試 体 は 常 に 同 じ 端 を 上 にし 同 じ 面 を 手 前 にする ゲージと 供 試 体 の 位 置 関 係 が 常 に 同 一 となるようにす る 測 定 器 標 準 尺 供 試 体 は 測 定 前 3 時 間 その 試 験 毎 に 定 めた 温 度 に 保 つ 10.2 外 観 観 察 長 さ 変 化 の 測 定 時 に 供 試 体 のそりやポップアウト 等 の 変 状 表 面 のひびわれや 水 ガラスのゲル 等 の 浸 出 物 よごれ 等 を 観 察 する 11 長 さ 変 化 率 の 算 出 供 試 体 の 最 初 の 長 さと 測 定 の 各 材 令 における 長 さとの 差 を 有 効 ゲージ 長 さで 除 し 0.001%まで 計 算 し この 期 間 における 供 試 体 の 長 さ 変 化 率 として 記 録 する 長 さ 変 化 率 は 次 の 式 で 求 める (Xi sxi)-(xini sxini) 長 さ 変 化 率 (%)= 100 L ここに Xi : 材 令 iにおける 供 試 体 のダイヤルゲージの 読 み 12 測 定 材 令 sxi : 材 令 iにおける 標 準 尺 ダイヤルゲージの 読 み Xini : 供 試 体 脱 型 時 のダイヤルゲージの 読 み sxini : 同 時 に 測 定 した 標 準 尺 のダイヤルゲージの 読 み L : 有 効 ゲージ 長 (ゲージプラグ 内 側 端 面 間 の 距 離 ) 注 )Xi sxi Xini sxini L の 単 位 は 同 一 とする 有 効 ゲージ 長 はゲージプラグによって 長 さが 異 なるので 注 意 を 要 する 測 定 の 材 令 は 次 のとおりとする 13 判 定 脱 型 時 2 週 4 週 8 週 3ヶ 月 6ヶ 月 判 定 については 3 本 の 平 均 値 が 6ヶ 月 に 0.100% 以 上 の 膨 張 を 生 じた 骨 材 は 有 害 であるとする 1-9-9

123 なお 3ヶ 月 で 0.050% 以 上 の 膨 張 を 生 じたものを 有 害 としてもよいが 3ヶ 月 で 0.050% 未 満 のものは6ヶ 月 まで 試 験 を 続 けた 後 に 判 定 しなければならない 14 精 度 同 一 バッチから 成 形 した 全 部 の 供 試 体 の 平 均 膨 張 量 と 個 々の 供 試 体 の 膨 張 量 との 絶 対 値 の 差 が 0.010% 以 下 であれば 精 度 は 満 たされていると 考 えてよい 但 し 平 均 膨 張 量 が 0.050%を 超 える 場 合 は 個 々の 供 試 体 の 膨 張 量 が 平 均 膨 張 量 と±20% 以 上 の 相 対 差 がな ければ 精 度 は 満 たされていると 考 えてよい また 個 々の 供 試 体 の 膨 張 量 がすべて 0.100% 以 上 の 膨 張 を 示 した ものは 精 度 に 関 係 なく 有 害 と 判 定 してよい なお 精 度 が 上 記 のいずれにも 適 合 しないときは 最 も 膨 張 量 の 小 さい 供 試 体 1 本 を 除 いた 残 りの2 本 の 供 試 体 の 平 均 膨 張 量 で 判 定 してもよい 15 報 告 報 告 は 次 の 項 目 を 記 載 する (1) 骨 材 の 産 地 種 別 および 粒 度 などの 特 記 事 項 (2) セメントの 種 類 および 銘 柄 (3) セメントのアルカリ 量 酸 化 カリウム(K₂ O) 酸 化 ナトリウム(Na₂ O)および 酸 化 ナトリウム 等 量 (Na₂ Oeq) 等 の 数 値 (4) 供 試 体 の 平 均 長 さ 変 化 の 百 分 率 各 測 定 時 材 令 (5) 試 験 に 混 和 材 料 を 用 いた 場 合 には その 種 類 使 用 量 化 学 分 析 結 果 等 (6) その 他 試 験 中 および 試 験 後 の 供 試 体 検 査 によって 発 見 された 重 要 な 事 項 等 の 必 要 事 項

124 3 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 試 験 ( 化 学 法 ) 国 土 交 通 省 法 1 総 則 1.1 一 般 本 試 験 方 法 は 未 使 用 骨 材 およびフレッシュコンクリート 中 の 骨 材 について 化 学 的 な 方 法 により 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 を 比 較 的 迅 速 に 判 定 する 方 法 である 1.2 適 用 範 囲 本 規 定 は 試 験 溶 液 中 のアルカリ 濃 度 減 少 量 (Rc)および 溶 解 シリカ 量 (Sc)を 測 定 し 判 定 式 から 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 を 判 定 する 試 験 方 法 ( 化 学 法 )に 適 用 する 1.3 用 語 (1) アルカリシリカ 反 応 (ASR): 骨 材 中 の 反 応 性 を 有 するシリカとコンクリートに 含 まれるアルカリが 反 応 することにより 生 じた 生 成 物 が 吸 水 して 膨 張 し コンクリートにひびわれ 等 を 生 じさせる 現 象 (2) アリカリ 濃 度 減 少 量 (Rc): 骨 材 との 反 応 によって 消 費 されたアルカリの 量 (3) 溶 解 シリカ 量 (Sc): 骨 材 とアルカリの 反 応 によって 溶 出 したシリカの 量 1.4 関 連 規 格 本 試 験 方 法 に 記 述 されていない 事 項 は 下 記 の 関 連 規 格 によるものとする JIS A 1102 骨 材 ふるい 分 析 試 験 方 法 JIS A 5004 コンクリート 用 砕 砂 JIS A 5005 コンクリート 用 砕 石 JIS B 7413 浸 没 線 付 ガラス 製 水 銀 棒 状 温 度 計 JIS K 0050 化 学 分 析 方 法 通 則 JIS K 0115 吸 光 光 度 分 析 のための 通 則 JIS K 0121 原 子 吸 光 分 析 のための 通 則 JIS K 8001 試 薬 試 験 方 法 通 則 JIS K 8005 容 量 分 析 用 標 準 試 薬 JIS R 3503 化 学 分 析 用 ガラス 器 具 JIS Z 8401 数 値 の 丸 め 方 JIS Z 8801 標 準 ふるい 2 試 料 採 取 2.1 試 料 採 取 試 料 は 約 40 kgを 採 取 する レディーミクストコンクリート 工 場 において 試 料 採 取 を 行 う 場 合 は 粗 骨 材 細 骨 材 のそれぞれについて 約 40 kgを 採 取 する 3 使 用 装 置 器 具 および 試 薬 3.1 試 料 調 整 用 装 置 および 器 具 (1) 粉 砕 装 置 粗 骨 材 を 約 5 mm 以 下 の 粒 度 に 粉 砕 することができるジョークラッシャー (2) 微 粉 砕 装 置 5 mm 以 下 の 骨 材 を 300 μm 以 下 の 粒 度 に 粉 砕 することができる 円 盤 型 粉 砕 機 又 はその 他 適 当 な 装 置 (3) ふるい JIS Z 8801 に 規 定 された 300 μmおよび 150 μmの 網 ふるい (4) 乾 燥 器 105 に 調 節 し 長 時 間 連 続 使 用 し 得 る 乾 燥 器 3.2 アルカリシリカ 反 応 性 試 験 用 装 置 および 器 具 (1) 化 学 はかり ひょう 量 150g 程 度 で 感 量 10 mgのもの およびひょう 量 80g 程 度 で 感 量 0.1 mgのもの (2) 反 応 容 器 ステンレス 鋼 又 は 適 当 な 耐 食 性 材 料 で 製 作 された 容 量 50~60ml の 容 器 気 密 にふたをす ることができるもので 空 試 験 時 にシリカの 溶 出 がなく アルカリ 濃 度 減 少 量 が 10mmol/l 未 満 のも の (3) 恒 温 水 槽 反 応 容 器 全 体 を 沈 めて 静 置 させた 状 態 で 80±1.0 に 24 時 間 以 上 保 持 することができる

125 もの (4) 水 浴 (5) 砂 浴 (6) 光 電 分 光 光 度 計 又 は 光 電 光 度 計 測 定 波 長 410nm 付 近 における 透 過 光 量 を 十 分 な 精 度 で 測 定 できる 装 置 (7) 原 子 吸 光 光 度 計 高 温 バーナーを 有 し アセチレン 酸 化 二 窒 素 ガスによる 測 定 が 出 来 る 装 置 (8) 電 気 炉 最 高 温 度 1100 を 長 時 間 保 持 することができるもの (9) 分 析 用 器 具 類 (a) ホールピペット( 5ml 10ml 20ml 25ml) (b) ブフナー 漏 斗 ( 内 径 約 80 mm) (c) ビュレット(25ml) (d) メスフラスコ(100ml 1l ) (e) 三 角 フラスコ(100ml) (f) ビーカー(100ml 200ml) (g) 時 計 皿 (h) 共 栓 付 ポリエチレン 製 容 器 (30~50ml) (i) ポリエチレン 瓶 (100ml 1l ) (j) テフロンシリンダー 又 はポリエチレンシリンダー(10ml) (k) 白 金 皿 (75ml 又 は 100ml) (l) 白 金 るつぼ(30ml) (m) デシケーター (n) 吸 引 ろ 過 装 置 (o) 駒 込 ピペット 3.3 水 および 試 薬 水 蒸 留 水 又 は 同 程 度 以 上 の 純 度 を 有 する 水 を 用 いる 試 薬 試 薬 は JIS 規 格 の 試 薬 特 級 又 はそれと 同 等 以 上 のものを 使 用 する (1) IN 水 酸 化 ナトリウム 標 準 液 1.000±0.010 規 定 で ±0.001 規 定 まで 標 定 したもの (2) 0.05N 塩 酸 標 準 液 0.05 規 定 で ±0.001 規 定 まで 標 定 したもの (3) 過 塩 素 酸 (60 または 70%) (4) 塩 酸 (1-1) (5) ふっ 化 水 素 酸 ( 約 47%) (6) 硫 酸 (1+1) (7) 硫 酸 (1+10) (8) フェノールフタレイン 指 示 薬 (1%エタノール 溶 液 ) フェノールフタレイン1gをエタノール (1+1)100ml に 溶 解 し 滴 瓶 に 入 れて 保 存 する (9) モリブデン 酸 アンモニウム 溶 液 (10W/V%) モリブデン 酸 アンモニウム (NH₄ )₆ Mo₇ O₂ ₄ 4H₂ O 10gを 水 に 溶 かして 100ml とする 溶 液 が 透 明 でない 場 合 はろ 紙 ( 5 種 C)を 用 いてろ 過 する この 溶 液 はポリエチレン 瓶 に 保 存 する 白 色 沈 殿 が 生 じたら 新 たに 作 り 直 す (10) しゅう 酸 溶 液 (10W/V%) しゅう 酸 2 水 和 物 10gを 水 に 溶 かして 100ml とする この 溶 液 はポリ エチレン 瓶 に 保 存 する (11) シリカ 標 準 原 液 (10mmol SiO₂ /l ) 二 酸 化 けい 素 ( 純 度 99.9% 以 上 )を 磁 器 るつぼに 入 れて 1000 で 約 1 時 間 強 熱 後 デシケーター 中 で 放 冷 する 冷 却 した 二 酸 化 けい 素 0.601gを 白 金 るつぼ (30ml)にはかり 取 り 炭 酸 ナトリウム( 無 水 )を 3.0g 加 えてよく 混 合 する 徐 熱 してから 1000 の 電 気 炉 に 入 れて 二 酸 化 けい 素 を 融 解 する 冷 却 後 温 水 100ml を 入 れたビーカー(200ml)に 入 れ 融 成 物 をよく 溶 かす 白 金 るつぼはよく 洗 浄 して 二 酸 化 けい 素 を 取 り 出 す 溶 液 は1l のメスフラス

126 コに 移 し 水 を 加 えて 定 容 とした 後 ポリエチレン 瓶 に 入 れて 保 存 する この 標 準 液 は 検 量 線 作 成 のた びに 調 整 する 4 試 料 の 調 整 4.1 試 料 の 縮 分 採 取 した 骨 材 をよく 混 合 し 約 10 kgの 代 表 骨 材 を 採 る 4.2 粗 粉 砕 代 表 骨 材 を 粉 砕 装 置 で 約 5 mm 以 下 に 粗 粉 砕 する これをよく 混 合 した 後 縮 分 して 約 1kgの 代 表 試 料 を 採 る 4.3 代 表 試 料 の 調 整 (1) 代 表 試 料 から 300~150 μmの 粒 群 をふるい 分 ける 150 μm 以 下 の 微 粉 は 廃 棄 する (2) 300 μm 以 上 の 粗 粒 部 分 は 微 粉 砕 装 置 で 少 量 ずつ 粉 砕 する この 時 150 μm 以 下 の 微 粉 部 分 の 割 合 をできるだけ 少 なくなるように 十 分 注 意 する (3) 粉 砕 した 代 表 試 料 は 300~150 μm 粒 群 にふるい 分 け 150 μm 以 下 の 微 粉 は 廃 棄 する 300 μm 以 上 の 粗 粒 部 分 は 4.3(2) (3)の 操 作 を 繰 り 返 して 300~150 μmの 粒 群 を 集 める (4) 300 μm 以 上 の 粗 粒 部 分 がなくなったら 300~150 μmの 粒 群 を 混 合 し 150 μmふるいを 用 いて 少 量 ずつ 流 水 下 で 水 洗 する 水 洗 により 微 粉 を 除 去 した 試 料 は 約 1l の 蒸 留 水 を 用 いてすすぎ 洗 いを 行 う (5) 水 洗 試 料 は ステンレス 鋼 製 パット 等 の 適 当 な 容 器 に 移 し 余 分 の 水 を 除 去 した 後 105± 5 に 調 節 した 乾 燥 器 で 20±4 時 間 乾 燥 する (6) 冷 却 後 再 び 150 μmふるいにより 微 粉 部 分 を 除 去 し 300~150 μmの 粒 群 をよく 混 合 して 試 験 用 試 料 と する 5 アルカリシリカ 反 応 性 試 験 5.1 アルカリと 骨 材 の 反 応 操 作 要 旨 試 料 にIN 水 酸 化 ナトリウム 標 準 液 を 加 え 80 に 調 節 した 恒 温 水 槽 で 24 時 間 反 応 させる これを 吸 引 ろ 過 して 試 料 原 液 を 得 る なお ろ 過 操 作 は 反 応 容 器 1 個 ずつ 順 次 行 った 方 が 誤 差 は 小 さくな る 操 作 (1) 1 試 料 につき 25.00±0.05gずつを3 個 はかり 取 り それぞれ3 個 の 反 応 容 器 に 入 れる 次 いで1N 水 酸 化 ナトリウム 標 準 液 25ml をホールピペットを 用 いて 加 え 直 ちにふたをする なお 空 試 験 用 反 応 容 器 1 個 も 同 様 に 操 作 する (2) 反 応 容 器 は 実 験 台 上 で 交 互 に3 回 ゆっくり 水 平 に 回 し 試 料 に 付 着 した 気 泡 を 分 離 する (3) 反 応 容 器 のふたをよく 締 め 直 ちに 80±1 の 恒 温 水 槽 に 完 全 に 沈 めて 24 時 間 ±15 分 間 そのまま 静 置 する (4) 所 定 時 間 に 達 したら 恒 温 水 槽 中 から 反 応 容 器 を 取 り 出 し 流 水 で 15± 2 分 間 冷 却 する (5) 密 閉 したままの 容 器 を 上 下 に2 回 転 倒 させ 5 分 間 静 置 した 後 ふたを 開 ける ブフナー 漏 斗 にろ 紙 (5 種 B5.5 cm) 置 き 先 ず 上 澄 液 を 静 かに 吸 引 ろ 過 する 次 いで 容 器 中 の 残 分 はステンレス 製 スプンな どでブフナー 漏 斗 に 移 し 入 れ 残 分 を 軽 く 押 して 平 らにし4 分 間 吸 引 を 続 ける ろ 液 は 80~50ml の 共 栓 付 ポリエチレン 製 容 器 に 受 ける この 時 の 吸 引 ろ 過 時 間 はすべて 一 定 にする (6) ろ 液 の 入 ったポリエチレン 製 容 器 を 密 栓 し 混 合 した 後 試 料 原 液 とする 5.2 アルカリ 濃 度 減 少 量 の 定 量 方 法 要 旨 試 料 原 液 を 分 取 し 水 を 加 えて 希 釈 試 料 溶 液 とする この 一 部 を 分 取 し フェノールフタレイン 指 示 薬 を 用 いて 0.05N 塩 酸 標 準 液 で 滴 定 する 操 作 (1) 5.1.2(6)の 試 料 原 液 5ml をホールピペットで 分 取 し 直 ちに 100ml のメスフラスコに 移 して 水 で 定 容 とする よく 混 合 した 後 この 希 釈 溶 液 20ml をホールピペットで 分 取 し 三 角 フラスコ(100 ml)に 移 す

127 (2) フェノールフタレイン 指 示 薬 (1%エタノール 溶 液 )2~3 滴 を 加 え 0.05N 塩 酸 標 準 液 で 少 量 ずつ 滴 定 して 最 後 の1 滴 でかすかな 紅 色 が 無 色 となったときを 終 点 とする (3) 次 に 希 釈 試 料 溶 液 20ml を 再 び 分 取 し 1 回 目 に 滴 定 値 を 参 考 値 として 慎 重 に 滴 定 を 行 い ここで 得 た 値 を 正 式 滴 定 値 とする 計 算 アルカリ 濃 度 減 少 量 は 次 式 により 算 出 する F Rc= (V₃ -V₂ ) 1000 V₁ ここに Rc=アルカリ 濃 度 減 少 量 (mmol/l ) V₁ =5.2.2(1)で 希 釈 試 料 溶 液 からの 分 取 量 (ml) V₂ = 希 釈 試 料 溶 液 の 滴 定 に 要 した 0.05N 塩 酸 標 準 液 量 (ml) V₃ = 希 釈 した 空 試 験 溶 液 の 滴 定 に 要 した 0.05N 塩 酸 標 準 液 量 (ml) F =0.05N 塩 酸 標 準 液 のファクター 5.3 溶 解 シリカ 量 の 定 量 方 法 溶 解 シリカの 定 量 は 次 の3 方 法 がある (1) 重 量 法 (2) 原 子 吸 光 光 度 法 (3) 吸 光 光 度 法 重 量 法 要 旨 試 料 原 液 を 分 取 し 塩 酸 を 加 えて 蒸 留 乾 固 した 後 過 塩 素 酸 処 理 を 行 う 沈 殿 物 は 強 熱 後 ふっ 化 水 素 酸 処 理 をする 操 作 (1) 5.1.2(6)の 試 料 原 液 5ml をホールピペットで 分 取 し 白 金 皿 (75ml) 又 はビーカー(100ml) に 移 す (2) 塩 酸 (1+1) 5ml を 加 えて 混 合 し ドラフト 内 の 水 浴 上 で 蒸 留 乾 固 する (3) 乾 固 したら 過 塩 素 酸 (60 または 70%)8ml を 加 え 砂 浴 上 で 加 熱 し 内 容 物 がはね 飛 ばないよう に 注 意 して 蒸 発 させ 過 塩 素 酸 の 濃 い 白 煙 が 出 始 めたら 時 計 皿 でふたをし 容 器 の 底 を 少 し 砂 の 中 に 埋 めるようにして 10 分 間 加 熱 を 続 ける (4) 白 金 皿 又 はビーカーを 砂 浴 から 降 ろして 放 冷 した 後 時 計 皿 に 付 いた 内 容 物 を 水 洗 して 回 収 し 塩 酸 (1+1) 5ml および 温 水 約 20ml を 加 えてガラス 棒 でかき 混 ぜ ゼリー 状 の 塊 をよくつぶしてか ら ろ 紙 (5 種 B 11.0 cm)でろ 過 し 温 水 で 10 回 洗 浄 する (5) 沈 殿 を 白 金 るつぼ(30ml)に 入 れ ろ 紙 上 に 硫 酸 (1+10)2 3 滴 を 滴 加 してから 乾 燥 し 炎 を 出 さないように 徐 々に 加 熱 してろ 紙 を 炭 化 した 後 さらに 灰 化 する 次 いで 1000±50 に 調 節 した 電 気 炉 で1 時 間 強 熱 し デシケーター 中 で 放 冷 した 後 質 量 をはかる (6) 白 金 るつぼ 内 を 少 量 の 水 で 湿 し 硫 酸 (1+1)2 3 滴 およびふっ 化 水 素 酸 ( 約 47%)10ml を 加 える これをドラフト 内 の 砂 浴 上 で 静 かに 加 熱 する 次 いで 徐 々に 加 熱 して 1000± 50 で5 分 間 強 熱 し デシケーター 中 で 放 冷 した 後 質 量 をはかる 計 算 溶 解 シリカ 量 は 次 式 により 算 出 する Sc=3330 W ここに Sc= 溶 解 二 酸 化 けい 素 (mmol/l ) W= 空 試 験 による 補 正 を 行 った 試 料 原 液 を 5ml 中 の 二 酸 化 けい 素 の 質 量 (g)

128 5.3.2 原 子 吸 光 光 度 法 要 旨 希 釈 試 料 溶 液 をアセチレン 酸 化 二 窒 素 の 高 温 フレーム 中 に 噴 霧 させ 251.6nm における 吸 光 度 を 測 定 してシリカ 量 を 定 量 する 標 準 液 の 作 成 (1) 3.3.2(11)のシリカ 標 準 原 液 (SiO₂ 10mmol/l )から ml を 正 しく 分 取 し て 100ml のメスフラスコに 入 れ それぞれ 水 を 標 線 まで 加 えて 振 り 混 ぜ ポリエチレン 製 容 器 に 移 す (SiO2 として mmol/l ) (2) 市 販 のシリカ 標 準 液 (Si 1000ppm)を 用 いる 場 合 は シリカ 標 準 液 を ml を 正 しく 分 取 して 100ml のメスフラスコに 入 れそれぞれ 水 を 標 線 まで 加 えて 振 り 混 ぜ ポリエチレン 製 容 器 に 移 す (Si として mg/l ) 検 量 線 の 作 成 (1) 原 子 吸 光 光 度 計 のけい 素 用 中 空 陰 極 ランプを 点 灯 し 輝 度 を 安 定 させるための 最 適 条 件 に 設 定 する アセチレン 空 気 を 用 いてバーナーに 点 火 した 後 アセチレン 酸 化 二 窒 素 の 高 温 フレームに 切 り 換 え る (2) 最 も 高 濃 度 のシリカ 標 準 液 を 噴 霧 させ アセチレン 酸 化 二 窒 素 の 流 量 比 バーナーヘッドの 位 置 等 の 最 適 条 件 を 設 定 する (3) 続 いて 各 標 準 液 の 吸 光 度 を 測 定 し シリカ 濃 度 との 関 係 線 を 作 成 して 検 量 線 とする 操 作 5.2.2(1)で 調 製 した 希 釈 試 料 溶 液 の 吸 光 度 を 検 量 線 作 成 と 同 じ 条 件 で 測 定 する 試 料 溶 液 の 吸 光 度 が 最 も 高 濃 度 のシリカ 標 準 液 の 吸 光 度 を 越 えるときは 希 釈 試 料 溶 液 をさらに 適 宜 正 確 に 希 釈 ( 希 釈 率 n)して 測 定 する 計 算 溶 液 シリカ 量 は シリカ 標 準 原 液 (SiO₂ 10mmol/l )を 用 いた 場 合 は(1) 式 より 市 販 のシリカ 標 準 液 (Si 1000ppm)を 用 いた 場 合 は(2) 式 により 計 算 する Sc= 20 n C (1) 1 Sc= 20 n A (2) ここに Sc= 溶 解 シリカ 量 (mmol/l ) 吸 光 光 度 法 n = 希 釈 倍 率 要 旨 C = 検 量 線 から 求 めたシリカ 量 (SiO₂ mmol/l ) A = 検 量 線 から 求 めたシリカ 量 (Si mg/l ) 希 釈 した 試 料 溶 液 中 のシリカとモリブデン 酸 アンモニウムとを 反 応 させた 後 しゅう 酸 を 加 える これ を 410nm 付 近 で 吸 光 度 を 測 定 してシリカ 量 を 定 量 する 検 量 線 の 作 成 (1) 3.3.2(11)のシリカ 標 準 原 液 (SiO₂ 10mmol/l )から ml を 正 しく 分 取 して 100ml のメスフラスコに 入 れ それぞれ 約 50ml となるように 水 を 加 える (SiO₂ として mmol/l ) (2) モリブデン 酸 アンモニウム(10%)2ml および 塩 酸 (1+1)1ml を 加 えて 振 り 混 ぜる 15 分 間 静 置 した 後 しゅう 酸 溶 液 (10%)1.5ml を 正 しく 加 え 水 を 標 線 まで 加 え 振 り 混 ぜる (3) 市 販 のシリカ 標 準 液 (Si 1000ppm)を 用 いる 場 合 は シリカ 標 準 液 10ml を 正 しくはかり 取 って 100 ml のメスフラスコに 入 れ 水 を 標 線 まで 加 え 振 り 混 ぜる この 溶 液 から ml を 正 しく 分 取 して 100ml のメスフラスコに 入 れ それぞれ 約 50ml となるように 水 を 加 える (Si として mg/l )

129 (4) 以 下 (2)と 同 様 に 操 作 する (5) 各 標 準 液 は 5 分 ±10 秒 間 静 置 し 水 を 対 照 液 として 410nm 付 近 の 波 長 で 吸 光 度 を 測 定 し シリ カ 濃 度 との 関 係 より 検 量 線 を 作 成 する 操 作 (1) (1)で 調 製 した 希 釈 試 料 溶 液 10ml をホールピペットで 分 取 して 100ml のメスフラス コに 移 す (2) 約 50ml となるように 水 を 加 えた 後 (2)と 同 様 に 操 作 する (3) 5 分 間 ±10 秒 間 静 置 した 後 検 量 線 作 成 時 と 同 じ 条 件 で 吸 光 度 を 測 定 する 吸 光 度 が 0.1~0.6 の 範 囲 を 外 れた 場 合 には 試 料 溶 液 の 濃 度 を 適 宜 調 製 した 上 で 改 めて 測 定 を 行 う 計 算 溶 解 シリカ 量 は シリカ 標 準 原 液 (SiO₂ 10mmol/l )を 用 いた 場 合 は(1) 式 より 市 販 のシリカ 標 準 液 (Si 1000ppm)を 用 いた 場 合 は(2) 式 により 計 算 する Sc= 20 n C (1) 1 Sc= 20 n A (2) ここに Sc = 溶 解 シリカ 量 (mmol/l ) 6 試 験 結 果 のまとめ 6.1 試 験 結 果 の 表 示 n = 希 釈 倍 率 C = 検 量 線 から 求 めたシリカ 量 (SiO₂ mmol/l ) A = 検 量 線 から 求 めたシリカ 量 (Si mg/l ) 各 測 定 値 は mmol/l 単 位 で 表 わし 整 数 に 丸 める 6.2 許 容 精 度 アルカリ 濃 度 減 少 量 及 び 溶 解 シリカ 量 のそれぞれ3 個 の 測 定 値 は いずれもその 平 均 値 との 差 が 10% 以 内 でなければならない ただし Rc Sc 共 100 mmol/l 以 下 の 場 合 には 平 均 値 との 差 が 10 mmol/l 以 内 で あればよい 試 験 結 果 が 上 記 の 範 囲 をこえるときは 再 試 験 を 行 う 7 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 の 判 定 7.1 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 の 判 定 骨 材 のアルカリシリカ 反 応 性 の 判 定 は Sc 10 mmol/l かつ Rc<700 mmol/l のとき Rc Sc を 有 害 とし それ 以 外 は 無 害 とする

130 別 様 式 工 事 名 請 負 業 者 現 場 代 理 人 印 コ ン ク リ ー ト 中 の 塩 分 測 定 表 測 定 者 氏 名 測 測 定 値 定 立 会 者 氏 名 ( 監 ) ( 請 ) 番 (%) 測 定 年 月 日... 時 刻 号 工 種 コンクリート の 種 類 コンクリート の 製 造 会 社 名 混 和 剤 の 種 類 セメントの 種 類 単 位 水 量 測 定 器 名 m3 当 り 使 用 量 計 平 均 値 備 考 : 測 定 結 果 に 対 する 処 置 を 講 じた 事 項 等 を 記 入 する 又 は 空 欄 塩 分 量 (kg/m3) 主 任 監 督 員 測 定 者 氏 名 測 測 定 値 定 立 会 者 氏 名 ( 監 ) ( 請 ) 番 (%) 測 定 年 月 日... 時 刻 号 工 種 コンクリート の 種 類 コンクリート の 製 造 会 社 名 混 和 剤 の 種 類 セメントの 種 類 単 位 水 量 測 定 器 名 m3 当 り 使 用 量 計 平 均 値 備 考 : 測 定 結 果 に 対 する 処 置 を 講 じた 事 項 等 を 記 入 する 又 は 空 欄 監 督 員 塩 分 量 (kg/m3) 注 ) 塩 分 濃 度 を( % )で 測 定 した 場 合 は 次 式 で 塩 分 量 を 求 める 塩 分 量 ( kg/m3 )= 単 位 水 量 ( kg/m3 ) 測 定 値

131 第 10 編 薬 液 注 入 工 法 による 建 設 工 事 の 施 工 に 関 する 暫 定 指 針 昭 和 49 年 7 月 10 日 建 設 省 官 技 発 第 160 号

132 薬 液 注 入 工 法 による 建 設 工 事 の 施 工 に 関 する 暫 定 指 針 1 この 暫 定 指 針 は 今 後 新 たに 着 手 する 薬 液 注 入 工 法 による 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 発 注 の 建 設 工 事 に 適 用 するもの であること 2 この 暫 定 指 針 は 現 段 階 においては 薬 液 の 地 中 での 性 質 が 必 ずしも 明 らかでないものがあることにかんがみ 安 全 性 重 視 の 観 点 に 立 って その 性 質 が 明 確 になるまでの 間 薬 液 の 種 類 を 限 定 することとしたが 今 後 研 究 の 進 展 に 伴 い その 見 直 しを 行 うものであること 3 現 在 薬 液 の 注 入 を 一 時 中 止 している 工 事 の 再 開 については 次 の 各 号 に 定 めるところによること (1) 周 辺 の 井 戸 水 に 関 し 別 表 1に 掲 げる 検 査 項 目 について 同 表 の 検 査 方 法 により 検 査 を 行 い その 測 定 値 が 同 表 に 掲 げる 水 質 基 準 に 適 合 しているか 否 かを 確 認 すること この 場 合 において 同 基 準 に 適 合 していな いものがあるときは 簡 易 水 道 の 敷 設 等 飲 料 水 の 確 保 に 関 し 代 替 措 置 を 講 ずること ⑵ 再 開 工 事 において 使 用 する 薬 液 は 水 ガラス 系 の 薬 液 で 劇 物 又 は 弗 素 化 合 物 を 含 まないものに 限 るものとす ること ⑶ 再 開 工 事 の 施 工 については 別 添 暫 定 指 針 第 3 章 の また 同 工 事 の 施 工 に 伴 う 地 下 水 等 の 水 質 の 監 視 につて は 同 第 4 章 の 例 によること ⑷ この 暫 定 指 針 でその 使 用 を 認 められていない 薬 液 を 注 入 した 地 盤 を 掘 削 することとなる 場 合 においては 次 によること (イ) 掘 削 残 土 の 処 分 にあたっては 地 下 水 等 としゃ 断 すること (ロ) 地 下 水 等 の 水 質 の 監 視 については 別 表 1に 定 める 検 査 項 目 検 査 方 法 及 び 水 質 基 準 により 行 うこと この 場 合 において 採 水 回 数 は 薬 液 注 入 完 了 後 1 年 間 1 月 に2 回 以 上 行 うものとする (ハ) 排 出 水 の 処 理 にあたっては 別 表 2の 基 準 に 適 合 するように 行 うこと 4 なお この 暫 定 指 針 においては 工 事 施 工 中 緊 急 事 態 が 発 生 し 応 急 措 置 として 行 うものについては 適 用 除 外 とすることとしたが この 通 知 の 趣 旨 にかんがみ 安 全 性 の 確 保 に 努 め 特 に 地 下 水 等 の 水 質 の 事 後 監 視 について は 上 記 3の⑷に 準 じて 厳 重 に 行 うこと 別 表 -1 水 質 基 準 薬 液 の 種 類 検 査 項 目 検 査 方 法 水 質 基 準 備 考 水 素 イオン 濃 度 水 質 基 準 に 関 する 省 令 ( 昭 和 41 年 厚 生 省 令 ph 値 8.6 以 下 第 11 号 以 下 厚 生 省 令 という ) 又 は であること 日 本 工 業 規 格 K0102 の8に 定 める 方 法 水 ガラス 系 薬 液 成 分 として 過 マンガン 酸 カ 10ppm 以 下 で 厚 生 省 令 に 定 める 方 法 有 機 物 を 含 むも リウム 消 費 量 あること のに 限 る 薬 液 成 分 として ふっ そ 0.8ppm 以 下 で 厚 生 省 令 に 定 める 方 法 弗 素 化 合 物 を 含 弗 素 あること むものに 限 る 尿 素 系 ホルムアルデヒ 日 本 薬 学 会 協 定 衛 生 試 験 法 のうち 保 存 料 試 検 出 されない ド 験 法 の 17.b 1による 方 法 こと ガスクロマトグラフ 法 ( 試 料 を 10 倍 に 濃 縮 アクリルア 検 出 されない アクリルアミド し 炎 イオン 化 検 出 器 を 用 いて 測 定 するも ミド 系 こと のに 限 る ) リグニン 系 6 価 クロム 厚 生 省 令 に 定 める 方 法 0.05ppm 以 下 であること 注 ) 検 出 されないこととは 定 量 限 界 以 下 をいう 定 量 限 界 は 次 のとおりである ホルムアルデヒド 0.5ppm アクリルアミド 0.1ppm

133 別 表 -2 排 水 基 準 薬 液 の 種 類 検 査 項 目 検 査 方 法 水 質 基 準 備 考 水 ガラス 系 水 素 イオン 濃 度 日 本 工 業 規 格 K0102 の8に 定 める 方 法 排 水 基 準 を 定 め る 総 理 府 令 ( 昭 和 46 年 総 理 府 令 第 35 号 以 下 総 理 府 令 と いう )に 定 め る 一 般 基 準 に 適 合 すること 生 物 化 学 的 酸 素 要 求 量 又 は 化 学 的 酸 素 要 求 量 日 本 工 業 規 格 K0102 の 16 又 は 13 に 定 める 方 法 総 理 府 令 に 定 め る 一 般 基 準 に 適 合 すること 薬 液 成 分 として 有 機 物 を 含 むも のに 限 る ふっ そ 弗 素 日 本 工 業 規 格 K0102 の 28 に 定 める 方 法 総 理 府 令 に 定 め る 一 般 基 準 に 適 合 すること 薬 液 成 分 として 弗 素 化 合 物 を 含 むものに 限 る 尿 素 系 水 素 イオン 濃 度 ホルムアルデヒ ド 日 本 工 業 規 格 K0102 の8に 定 める 方 法 日 本 薬 学 会 協 定 衛 生 試 験 法 のうち 保 存 料 試 験 法 の 17.b-1 による 方 法 又 は 日 本 工 業 規 格 K0102 の 21 に 定 める 方 法 総 理 府 令 に 定 め る 一 般 基 準 に 適 合 すること 5ppm 以 下 である こと アクリルア ミド 系 アクリルアミド ガスクロマトグラフ 法 ( 炎 イオン 化 検 出 器 を 用 いて 測 定 するものに 限 る ) 1ppm 以 下 である こと リグニン 系 6 価 クロム 日 本 工 業 規 格 K0102 の に 定 める 方 法 総 理 府 令 に 定 め る 一 般 基 準 に 適 合 すること

134 別 添 薬 液 注 入 工 法 による 建 設 工 事 の 施 工 に 関 する 暫 定 指 針 目 次 第 1 章 総 則 1-1 目 的 1-2 適 用 範 囲 1-3 用 語 の 定 義 第 2 章 薬 液 注 入 工 法 の 選 定 2-1 薬 液 注 入 工 法 の 採 用 2-2 調 査 2-3 使 用 できる 薬 液 第 3 章 設 計 及 び 施 工 3-1 設 計 及 び 施 工 に 関 する 基 本 的 事 項 3-2 現 場 注 入 試 験 3-3 注 入 にあたっての 措 置 3-4 労 働 災 害 の 発 生 の 防 止 3-5 薬 液 の 保 管 3-6 排 出 水 等 の 処 理 3-7 残 土 及 び 残 材 の 処 分 方 法 第 4 章 地 下 水 等 の 水 質 の 監 視 4-1 地 下 水 等 の 水 質 の 監 視 4-2 採 水 地 点 4-3 採 水 回 数 4-4 監 視 の 結 果 講 ずべき 措 置 第 1 章 総 則 1-1 目 的 この 指 針 は 薬 液 注 入 工 法 による 人 の 健 康 被 害 の 発 生 と 地 下 水 等 の 汚 染 を 防 止 するために 必 要 な 工 法 の 選 定 設 計 施 工 及 び 水 質 の 監 視 についての 暫 定 的 な 指 針 を 定 めることを 目 的 とする 1-2 適 用 範 囲 この 指 針 は 薬 液 注 入 工 法 による 建 設 工 事 に 適 用 する ただし 工 事 施 工 中 緊 急 事 態 が 発 生 し 応 急 措 置 として 行 うものについては 適 用 しない 1-3 用 語 の 定 義 この 指 針 において 次 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は それぞれ 当 該 各 号 に 定 めるところによる ⑴ 薬 液 注 入 工 法 : 薬 液 を 地 盤 に 注 入 し 地 盤 の 透 水 性 を 減 少 させ 又 は 地 盤 の 強 度 を 増 加 させる 工 法 をいう ⑵ 薬 液 : 次 に 掲 げる 物 質 の1 以 上 をその 成 分 の 一 部 に 含 有 する 液 体 をいう イ けい 酸 ナトリウム ロ リグニン 又 はその 誘 導 体 ハ ポリイソシアネート ニ 尿 素 ホルムアルデヒド 初 期 縮 合 物 ホ アクリルアミド 第 2 章 薬 液 注 入 工 法 の 選 定 2-1 薬 液 注 入 工 法 の 採 用 薬 液 注 入 工 法 の 採 用 は あらかじめ2-2に 掲 げる 調 査 を 行 い 地 盤 の 改 良 を 行 う 必 要 がある 箇 所 につい て 他 の 工 法 採 用 の 適 否 を 検 討 した 結 果 薬 液 注 入 工 法 によらなければ 工 事 現 場 の 保 安 地 下 埋 設 物 の 保 護 周 辺 の 家 屋 その 他 の 工 作 物 の 保 全 及 び 周 辺 地 下 水 位 の 低 下 の 防 止 が 著 しく 困 難 であると 認 められる 場

135 合 に 限 るものとする 2-2 調 査 薬 液 注 入 工 法 の 採 用 の 決 定 にあたって 行 う 調 査 は 次 のとおりとする ⑴ 土 質 調 査 : 土 質 調 査 は 次 に 定 めるところに 従 って 行 うものとする (イ) 原 則 として 施 工 面 積 1,000 m2につき1 箇 所 各 箇 所 間 の 距 離 100mを 超 えない 範 囲 でボーリングを 行 い 各 層 の 試 料 を 採 取 して 土 の 透 水 性 強 さ 等 に 関 する 物 理 的 試 験 及 び 力 学 的 試 験 による 調 査 を 行 わ なければならない (ロ) 河 川 の 付 近 旧 河 床 等 局 部 的 に 土 質 の 変 化 が 予 測 される 箇 所 については (イ)に 定 める 基 準 よりも 密 に ボーリングを 行 わなければならない (ハ) (イ) 又 は(ロ)によりボーリングを 行 った 各 地 点 の 間 は 必 要 に 応 じサウンディング 等 によって 補 足 調 査 を 行 い その 間 の 変 化 をは 握 するように 努 めなければならない (ニ) (イ)から(ハ)までにかかわらず 岩 盤 については 別 途 必 要 な 調 査 を 行 うものとする ⑵ 地 下 埋 設 物 調 査 : 地 下 埋 設 物 調 査 は 工 事 現 場 及 びその 周 辺 の 地 下 埋 設 物 の 位 置 規 格 構 造 及 び 老 朽 度 について 関 係 諸 機 関 から 資 料 を 収 集 し 必 要 に 応 じつぼ 掘 により 確 認 して 行 うものとする ⑶ 地 下 水 位 調 査 : 地 下 水 位 調 査 は 工 事 現 場 及 びその 周 辺 の 井 戸 等 について 次 の 調 査 を 行 うものとする (イ) 井 戸 の 位 置 深 さ 構 造 使 用 目 的 及 び 使 用 状 況 (ロ) 河 川 湖 沼 海 域 等 の 公 共 用 水 域 及 び 飲 用 のための 貯 水 池 並 びに 養 魚 施 設 ( 以 下 公 共 用 水 域 等 と いう )の 位 置 深 さ 形 状 構 造 利 用 目 的 及 び 利 用 状 況 2-3 使 用 できる 薬 液 薬 液 注 入 工 法 に 使 用 する 薬 液 は 当 分 の 間 水 ガラス 系 の 薬 液 ( 主 剤 がけい 酸 ナトリウムである 薬 液 をいう 以 下 同 じ )で 劇 物 又 は 弗 素 化 合 物 を 含 まないものに 限 るものとする 第 3 章 設 計 及 び 施 工 3-1 設 計 及 び 施 工 に 関 する 基 本 的 事 項 薬 液 注 入 工 法 による 工 事 の 設 計 及 び 施 工 については 薬 液 注 入 箇 所 周 辺 の 地 下 水 及 び 公 共 用 水 域 等 におい て 別 表 -1の 水 質 基 準 が 維 持 されるよう 当 該 地 域 の 地 盤 の 性 質 地 下 水 の 状 況 及 び 公 共 用 水 域 等 の 状 況 に 応 じ 適 切 なものとしなければならない 3-2 現 場 注 入 試 験 薬 液 注 入 工 事 の 施 工 にあたっては あらかじめ 注 入 計 画 地 盤 又 はこれと 同 等 の 地 盤 において 設 計 どおり の 薬 液 の 注 入 が 行 われるか 否 かについて 調 査 を 行 うものとする 3-3 注 入 にあたっての 措 置 ⑴ 薬 液 の 注 入 にあたっては 薬 液 が 十 分 混 合 するように 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない ⑵ 薬 液 の 注 入 作 業 中 は 注 入 圧 力 と 注 入 量 を 常 時 監 視 し 異 常 な 変 化 を 生 じた 場 合 は 直 ちに 注 入 を 中 止 し その 原 因 を 調 査 して 適 切 な 措 置 を 講 じなければならない ⑶ 地 下 埋 設 物 に 近 接 して 薬 液 の 注 入 を 行 う 場 合 においては 当 該 地 下 埋 設 物 に 沿 って 薬 液 が 流 出 する 事 態 を 防 止 するよう 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない 3-4 労 働 災 害 の 発 生 の 防 止 薬 液 注 入 工 事 及 び 薬 液 注 入 箇 所 の 掘 削 工 事 の 施 工 にあたっては 労 働 安 全 衛 生 法 その 他 の 法 令 に 定 めると ころに 従 い 安 全 教 育 の 徹 底 保 護 具 の 着 用 の 励 行 換 気 の 徹 底 等 労 働 災 害 の 発 生 の 防 止 に 努 めなければな らない 3-5 薬 液 の 保 管 薬 液 の 保 管 は 薬 液 の 流 出 盗 難 等 の 事 態 が 生 じないよう 厳 正 に 行 わなければならない 3-6 排 出 水 等 の 処 理 ⑴ 注 入 機 器 の 洗 浄 水 薬 液 注 入 箇 所 からの 漏 水 等 の 排 出 水 を 公 共 用 水 域 へ 排 出 する 場 合 においては その 水 質 は 別 表 -2の 基 準 に 適 合 するものでなければならない ⑵ ⑴の 排 出 水 の 排 出 に 伴 い 排 出 施 設 に 発 生 した 泥 土 は 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 その 他 の 法 令 の 定 めるところに 従 い 適 切 に 処 分 しなければならない

136 3-7 残 土 及 び 残 材 の 処 分 方 法 ⑴ 薬 液 を 注 入 した 地 盤 から 発 生 する 掘 削 残 土 の 処 分 にあたっては 地 下 水 及 び 公 共 用 水 域 等 を 汚 染 すること のないよう 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない ⑵ 残 材 の 処 理 にあたっては 人 の 健 康 被 害 が 発 生 することのないよう 措 置 しなければならない 第 4 章 地 下 水 等 の 水 質 の 監 視 4-1 地 下 水 等 の 水 質 の 監 視 ⑴ 事 業 主 体 は 薬 液 の 注 入 による 地 下 水 及 び 公 共 用 水 域 等 の 水 質 の 汚 濁 を 防 止 するため 薬 液 注 入 箇 所 周 辺 の 地 下 水 及 び 公 共 用 水 域 等 の 水 質 の 汚 濁 の 状 況 を 監 視 しなければならない ⑵ 水 質 の 監 視 は 4-2に 掲 げる 地 点 で 採 水 し 別 表 -1に 掲 げる 検 査 項 目 について 同 表 に 掲 げる 検 査 方 法 により 検 査 を 行 い その 測 定 値 が 同 表 に 掲 げる 水 質 基 準 に 適 合 しているか 否 かを 判 定 することにより 行 うも のとする ⑶ ⑵の 検 査 は 公 的 機 関 又 はこれと 同 等 の 能 力 及 び 信 用 を 有 する 機 関 において 行 うものとする 4-2 採 水 地 点 採 水 地 点 は 次 の 各 号 に 掲 げるところにより 選 定 するものとする ⑴ 地 下 水 については 薬 液 注 入 箇 所 及 びその 周 辺 の 地 域 の 地 形 及 び 地 盤 の 状 況 地 下 水 の 流 向 等 に 応 じ 監 視 の 目 的 を 達 成 するため 必 要 な 箇 所 について 選 定 するものとする この 場 合 において 注 入 箇 所 からおおむ ね 10m 以 内 に 少 なくとも 数 箇 所 の 採 水 地 点 を 設 けなければならない なお 採 水 は 観 測 井 を 設 けて 行 うものとし 状 況 に 応 じ 既 存 の 井 戸 を 利 用 しても 差 し 支 えない ⑵ 公 共 用 水 域 等 については 当 該 水 域 の 状 況 に 応 じ 監 視 の 目 的 を 達 成 するため 必 要 な 箇 所 について 選 定 す るものとする 4-3 採 水 回 数 採 水 回 数 は 次 の 各 号 に 定 めるところによるものとする ⑴ 工 事 着 手 前 1 回 ⑵ 工 事 中 毎 日 1 回 以 上 ⑶ 工 事 終 了 後 (イ) 2 週 間 を 経 過 するまで 毎 日 1 回 以 上 ( 当 該 地 域 における 地 下 水 の 状 況 に 著 しい 変 化 がないと 認 められ る 場 合 で 調 査 回 数 を 減 じても 監 視 の 目 的 が 十 分 に 達 成 されると 判 断 されるときは 週 1 回 以 上 ) (ロ) 2 週 間 経 過 後 半 年 を 経 過 するまでの 間 にあっては 月 2 回 以 上 4-4 監 視 の 結 果 講 ずべき 措 置 監 視 の 結 果 水 質 の 測 定 値 が 別 表 -1に 掲 げる 水 質 基 準 に 適 合 していない 場 合 又 は そのおそれのある 場 合 には 直 ちに 工 事 を 中 止 し 必 要 な 措 置 をとらなければならない

137 別 表 -1 水 質 基 準 薬 液 の 種 類 検 査 項 目 検 査 方 法 水 質 基 準 水 ガ ラ ス 系 有 機 物 を 含 まな いもの 有 機 物 を 含 むも の 水 素 イオン 濃 度 水 素 イオン 濃 度 過 マンガン 酸 カリウム 消 費 量 水 質 基 準 に 関 する 省 令 ( 昭 和 42 年 厚 生 省 令 第 1 1 号 以 下 厚 生 省 令 とい う ) 又 は 日 本 工 業 規 格 K0102 の8に 定 める 方 法 ph 値 8.6 以 下 ( 工 事 直 前 の 測 定 値 が 8.6 を 超 えると きは 当 該 測 定 値 以 下 )で あること 同 上 同 上 10ppm 以 下 ( 工 事 直 前 の 測 厚 生 省 令 に 定 める 方 法 定 値 が 10ppm を 超 えるとき は 当 該 測 定 値 以 下 )であ ること 別 表 -2 排 水 基 準 薬 液 の 種 類 検 査 項 目 検 査 方 法 水 質 基 準 排 水 基 準 を 定 める 総 理 府 令 水 ガ ラ ス 系 有 機 物 を 含 まな いもの 有 機 物 を 含 むも の 水 素 イオン 濃 度 水 素 イオン 濃 度 生 物 化 学 的 酸 素 要 求 量 又 は 化 学 的 酸 素 要 求 量 日 本 工 業 規 格 K0102 の8に 定 める 方 法 ( 昭 和 46 年 総 理 府 令 第 35 号 ) に 定 める 一 般 基 準 に 適 合 す ること 同 上 同 上 排 水 基 準 を 定 める 総 理 府 令 日 本 工 業 規 格 K0102 の 16 又 は 13 に 定 め に 定 める 一 般 基 準 に 適 合 す る 方 法 ること

138 第 11 編 薬 液 注 入 工 法 に 係 る 施 工 管 理 等 について 平 成 2 年 9 月 1 8 日 建 設 省 技 調 発 第 188 号 の1

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141 第 12 編 水 質 汚 濁 にかかる 環 境 基 準 について 昭 和 46 年 12 月 28 日 環 境 庁 告 示 第 59 号 平 成 25 環 告 30 改 正

142 水 質 汚 濁 に 係 る 環 境 基 準 について 昭 和 46 年 12 月 28 日 環 境 庁 告 示 第 59 号 改 正 昭 49 環 告 63 昭 50 環 告 3 昭 57 環 告 41 環 告 140 昭 60 環 告 29 昭 61 環 告 1 平 3 環 告 78 平 5 環 告 16 環 告 65 平 7 環 告 17 平 10 環 告 15 平 11 環 告 14 平 12 環 告 22 平 15 環 告 123 平 20 環 告 40 平 21 環 告 78 平 23 環 告 94 平 24 環 告 84 平 24 環 告 127 公 害 対 策 基 本 法 ( 昭 和 42 年 法 律 第 132 号 ) 第 9 条 の 規 定 に 基 づく 水 質 汚 濁 に 係 る 環 境 基 準 を 次 のとおり 告 示 する 環 境 基 準 法 ( 平 成 5 年 法 律 第 91 条 ) 第 16 条 による 公 共 用 水 域 の 水 質 汚 濁 に 係 る 環 境 上 の 条 件 についき 人 の 健 康 を 保 護 し 及 び 生 活 環 境 ( 同 法 第 2 条 第 3 項 で 規 定 するものをいう 以 下 同 じ )を 保 全 するうえで 維 持 することが 望 ましい 基 準 ( 以 下 環 境 基 準 という )は 次 のとおりとする 第 1 環 境 基 準 公 共 用 水 域 の 水 質 汚 濁 に 係 る 環 境 基 準 は 人 の 健 康 の 保 護 および 生 活 環 境 の 保 全 に 関 し それぞれ 次 のとおり とする 1 人 の 健 康 の 保 護 に 関 する 環 境 基 準 人 の 健 康 の 保 護 に 関 する 環 境 基 準 は 全 公 共 用 水 域 につき 別 表 1の 項 目 の 欄 に 掲 げる 項 目 ごとに 同 表 の 基 準 値 の 欄 に 掲 げるとおりとする 2 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 環 境 基 準 (1) 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 環 境 基 準 は 各 公 共 用 水 域 につき 別 表 2の 水 域 類 型 の 欄 に 掲 げる 水 域 類 型 のうち 当 該 公 共 用 水 域 が 該 当 する 水 域 類 型 ごとに 同 表 の 基 準 値 の 欄 に 掲 げるとおりとする (2) 水 域 類 型 の 指 定 を 行 うに 当 たっては 次 に 掲 げる 事 項 によること ア 水 質 汚 濁 に 係 る 公 害 が 著 しくなっており 又 は 著 しくなるおそれのある 水 域 を 優 先 すること イ 当 該 水 域 における 水 質 汚 濁 の 状 況 水 質 汚 濁 源 の 立 地 状 況 等 を 勘 案 すること ウ 当 該 水 域 の 利 用 目 的 及 び 将 来 の 利 用 目 的 に 配 慮 すること エ 当 該 水 域 の 水 質 が 現 状 よりも 少 なくとも 悪 化 することを 許 容 することとならないように 配 慮 すること オ 目 標 達 成 のための 施 策 との 関 連 に 留 意 し 達 成 期 間 を 設 定 すること カ 対 象 水 域 が 2 以 上 の 都 道 府 県 の 区 域 に 属 する 公 共 用 水 域 ( 以 下 県 際 水 域 という )の 一 部 の 水 域 であると きは 水 域 類 型 の 指 定 は 当 該 県 際 水 域 に 関 し 関 係 都 道 府 県 知 事 が 行 う 水 域 類 型 の 指 定 と 原 則 として 同 一 の 日 付 けで 行 うこと 第 2 公 共 用 水 域 の 水 質 の 測 定 方 法 等 環 境 基 準 の 達 成 状 況 を 調 査 するため 公 共 用 水 域 の 水 質 の 測 定 を 行 なう 場 合 には 次 の 事 項 に 留 意 することと する (1) 測 定 方 法 は 別 表 1および 別 表 2の 測 定 方 法 の 欄 に 掲 げるとおりとする この 場 合 においては 測 定 点 の 位 置 の 選 定 試 料 の 採 取 および 操 作 等 については 水 域 の 利 水 目 的 との 関 連 を 考 慮 しつつ 最 も 適 当 と 考 えられる 方 法 によるものとする (2) 測 定 の 実 施 は 人 の 健 康 の 保 護 に 関 する 環 境 基 準 の 関 係 項 目 については 公 共 用 水 域 の 水 量 の 如 何 を 問 わ ずに 随 時 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 環 境 基 準 の 関 係 項 目 については 公 共 用 水 域 が 通 常 の 状 態 ( 河 川 にあって は 低 水 量 以 上 の 流 量 がある 場 合 湖 沼 にあっては 低 水 位 以 上 の 水 位 にある 場 合 等 をいうものとする )の 下 にあ る 場 合 に それぞれ 適 宜 行 なうこととする (3) 測 定 結 果 に 基 づき 水 域 の 水 質 汚 濁 の 状 況 が 環 境 基 準 に 適 合 しているか 否 かを 判 断 する 場 合 には 水 域 の 特 性

143 を 考 慮 して 2ないし3 地 点 の 測 定 結 果 を 総 合 的 に 勘 案 するものとする 第 3 環 境 基 準 の 達 成 期 間 等 環 境 基 準 の 達 成 に 必 要 な 期 間 およびこの 期 間 が 長 期 間 である 場 合 の 措 置 は 次 のとおりとする 1 人 の 健 康 の 保 護 に 関 する 環 境 基 準 これについては 設 定 後 直 ちに 達 成 され 維 持 されるように 努 めるものとする 2 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 環 境 基 準 これについては 各 公 共 用 水 域 ごとに おおむね 次 の 区 分 により 施 策 の 推 進 とあいまちつつ 可 及 的 速 かにそ の 達 成 維 持 を 図 るものとする (1) 現 に 著 しい 人 口 集 中 大 規 模 な 工 業 開 発 等 が 進 行 している 地 域 に 係 る 水 域 で 著 しい 水 質 汚 濁 が 生 じているもの または 生 じつつあるものについては 5 年 以 内 に 達 成 することを 目 途 とする ただし これらの 水 域 のうち 水 質 汚 濁 が 極 めて 著 しいため 水 質 の 改 善 のための 施 策 を 総 合 的 に 講 じても この 期 間 内 における 達 成 が 困 難 と 考 えられる 水 域 については 当 面 暫 定 的 な 改 善 目 標 値 を 適 宜 設 定 することにより 段 階 的 に 当 該 水 域 の 水 質 の 改 善 を 図 りつつ 極 力 環 境 基 準 の 速 やかな 達 成 を 期 することとする (2) 水 質 汚 濁 防 止 を 図 る 必 要 のある 公 共 用 水 域 のうち (1)の 水 域 以 外 の 水 域 については 設 定 後 直 ちに 達 成 され 維 持 されるよう 水 質 汚 濁 の 防 止 に 努 めることとする 第 4 環 境 基 準 の 見 直 し 1 環 境 基 準 は 次 により 適 宜 改 訂 することとする (1) 科 学 的 な 判 断 の 向 上 に 伴 う 基 準 値 の 変 更 および 環 境 上 の 条 件 となる 項 目 の 追 加 等 (2) 水 質 汚 濁 の 状 況 水 質 汚 濁 源 の 事 情 等 の 変 化 に 伴 う 環 境 上 の 条 件 となる 項 目 の 追 加 等 (3) 水 域 の 利 用 の 態 様 の 変 化 等 事 情 の 変 更 に 伴 う 各 水 域 類 型 の 該 当 水 域 および 当 該 水 域 類 型 に 係 る 環 境 基 準 の 達 成 期 間 の 変 更 2 1の(3)に 係 る 環 境 基 準 の 改 定 は 第 1の2の(2)に 準 じて 行 うものとする 別 表 1 及 び 別 表 2については 公 害 対 策 基 本 法 ( 昭 和 42 年 法 律 第 132 号 ) 第 9 条 の 規 定 に 基 づく 水 質 汚 濁 に 係 る 環 境 基 準 を 参 照 のこと

144 第 13 編 セメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 使 用 した 改 良 土 の 六 価 クロム 溶 出 試 験 実 施 要 領 ( 案 )

145 セメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 使 用 した 改 良 土 の 六 価 クロム 溶 出 試 験 実 施 要 領 ( 案 ) 1. 適 用 範 囲 本 試 験 要 領 は セメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 原 位 置 もしくはプラントにおいて 土 と 混 合 する 改 良 土 の 六 価 クロムの 溶 出 試 験 に 適 用 するものとし 対 象 工 法 は 表 1のとおりとする ここで セメント 及 びセメント 系 固 化 材 とは セメントを 含 有 成 分 とする 固 化 材 で 普 通 ポルトランドセメント 高 炉 セメント セメント 系 固 化 材 石 灰 系 固 化 材 をいい これに 添 加 剤 を 加 えたものを 含 める 2. 試 験 の 種 類 及 び 方 法 本 試 験 要 領 における 六 価 クロム 溶 出 試 験 は 以 下 の 方 法 で 構 成 される 2-1 セメント 及 びセメント 系 固 化 材 の 地 盤 改 良 に 使 用 する 場 合 の 試 験 本 試 験 では 原 地 盤 内 の 土 と 混 合 して 施 工 される 地 盤 改 良 を 対 象 とする (1) 配 合 設 計 の 段 階 で 実 施 する 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 ( 以 下 試 験 方 法 1 という) 環 境 庁 告 示 46 号 の 溶 出 試 験 は 土 塊 団 粒 を 粗 砕 した 2 mm 以 下 の 土 壌 を 用 いて 6 時 間 連 続 振 とうした 注 後 に 六 価 クロム 溶 出 量 を 測 定 する 方 法 である 1) この 試 験 は 固 化 材 が 適 切 かどうかを 確 認 すること を 目 的 に 行 う (2) 施 工 後 に 実 施 する 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 ( 以 下 試 験 方 法 2 という) 改 良 された 地 盤 からサンプリングした 試 料 を 用 い 実 際 に 施 工 された 改 良 土 からの 六 価 クロムの 溶 出 量 を 確 認 する 目 的 で 行 う (3) 施 工 後 に 実 施 するタンクリーチング 試 験 ( 以 下 試 験 方 法 3 という) タンクリーチング 試 験 は 塊 状 にサンプリングした 試 料 を 溶 媒 水 中 に 静 置 して 六 価 クロム 溶 出 量 を 測 注 2) 定 する 方 法 である( 添 付 試 料 2を 参 照 ) この 試 験 は 改 良 土 量 が 5,000 m3 程 度 以 上 または 改 良 体 本 数 が 500 本 程 度 以 上 の 改 良 工 事 のみを 対 象 に 上 記 (2)で 溶 出 量 が 最 も 高 かった 箇 所 について 塊 状 の 試 料 から 六 価 クロムの 溶 出 量 を 確 認 する 目 的 で 行 う (4) 試 験 方 法 2 及 び3の 実 施 を 要 しない 場 合 試 験 方 法 1で 六 価 クロムの 溶 出 量 が 土 壌 環 境 基 準 を 超 えなかったセメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 地 盤 改 良 に 使 用 する 場 合 は 試 験 方 法 2 及 び3を 実 施 することを 要 しない ただし 火 山 灰 質 粘 性 土 を 改 良 する 場 合 は 試 験 方 法 1の 結 果 にかかわらず 試 験 方 法 2 及 び3を 実 施 するものとする 注 1) 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 ( 別 添 試 料 1)のとおり 平 成 3 年 8 月 23 日 付 け 環 境 庁 告 示 46 号 に 記 載 された 規 格 で 行 う 注 2) 施 工 単 位 がm2となっている 場 合 はm3への 換 算 を 行 う 2-2 セメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 使 用 した 改 良 土 を 再 利 用 する 場 合 の 試 験 本 試 験 は 以 下 に 示 すような 再 利 用 を 目 的 とした 改 良 土 を 対 象 とする 1) 建 設 発 生 土 及 び 建 設 汚 泥 の 再 利 用 を 目 的 として セメント 及 びセメント 系 固 化 材 によって 改 良 する 場 合 2) 過 去 もしくは 事 前 にセメント 及 びセメント 系 固 化 材 によって 改 良 された 改 良 土 を 掘 削 し 再 利 用 す る 場 合

146 表 1 溶 出 試 験 対 象 工 法 工 種 種 別 細 別 工 法 概 要 固 結 工 粉 体 噴 射 攪 拌 高 圧 噴 射 攪 拌 スラリー 攪 拌 < 深 層 混 合 処 理 工 法 > 地 表 からかなりの 深 さまでの 区 間 をセメント 及 びセメント 系 固 化 材 と 原 地 盤 土 とを 強 制 的 に 攪 拌 混 合 し 強 固 な 改 良 地 盤 を 形 成 する 工 法 地 盤 改 良 工 薬 液 注 入 地 盤 中 に 薬 液 (セメント 系 )を 注 入 して 透 水 性 の 減 少 や 原 地 盤 強 度 を 増 大 させる 工 法 表 層 安 定 処 理 工 安 定 処 理 < 表 層 混 合 処 理 工 法 > セメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 混 入 し 地 盤 強 度 を 改 良 する 工 法 路 床 安 定 処 理 工 路 床 安 定 処 理 路 床 土 にセメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 混 合 して 路 床 の 支 持 力 を 改 善 する 工 法 舗 装 工 舗 装 工 各 種 下 層 路 盤 上 層 路 盤 <セメント 安 定 処 理 工 法 > 現 地 発 生 材 地 域 産 材 料 また はこれらに 補 足 材 を 加 えたものを 骨 材 とし これにセメ ント 及 びセメント 系 固 化 材 を 添 加 して 処 理 する 工 法 地 中 に 連 続 した 壁 面 等 を 構 築 し 止 水 壁 及 び 土 留 擁 壁 とする 工 法 のうち ソイルセメント 柱 列 壁 等 のように 原 地 盤 土 と 強 制 的 に 混 合 して 施 工 されるものを 対 象 とし 場 所 打 ちコンクリート 壁 は 対 象 外 とする 仮 設 工 地 中 連 続 壁 工 ( 柱 列 式 ) 柱 列 杭 < 備 考 > 1. 土 砂 にセメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 混 合 した 改 良 土 を 用 いて 施 工 する 盛 土 埋 戻 土 地 造 成 工 法 についても 対 象 とする 2. 本 試 験 要 領 では 石 灰 パイル 工 法 薬 液 注 入 工 法 ( 水 ガラス 系 高 分 子 系 ) 凍 結 工 法 敷 設 材 工 法 表 層 排 水 工 法 サンドマット 工 法 置 換 工 法 石 灰 安 定 処 理 工 法 は 対 象 外 とする

147 (1) 配 合 設 計 プラントにおける 品 質 管 理 もしくは 改 良 土 の 供 給 時 における 品 質 保 証 の 段 階 で 実 施 する 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 ( 以 下 試 験 方 法 4 という) この 試 験 は 固 化 材 が 適 切 かどうか もしくは 再 利 用 を 行 う 改 良 土 からの 溶 出 量 が 土 壌 環 境 基 準 値 以 下 で あるかを 確 認 する 目 的 で 行 う 本 試 験 は 改 良 土 の 発 生 者 ( 以 下 供 給 する 者 という)が 実 施 し 利 用 者 ( 以 下 施 工 する 者 という)に 試 験 結 果 を 提 示 しなければならない また 利 用 者 は 発 生 者 から 試 験 結 果 の 提 示 を 受 けなければならない 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 の 方 法 は2-1(1)に 同 じ (2) 施 工 後 に 実 施 する 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 ( 以 下 試 験 方 法 5 という) 2-1(2)に 同 じ ただし 本 試 験 は 改 良 土 を 施 工 する 者 が 実 施 する (3) 施 工 後 に 実 施 するタンクリーチング 試 験 ( 以 下 試 験 方 法 6 という) 2-1(3)に 同 じ ただし 本 試 験 は 改 良 土 を 施 工 する 者 が 実 施 する 3. 供 試 体 作 成 方 法 及 び 試 験 の 個 数 工 事 の 目 的 規 模 工 法 によって 必 要 となる 供 試 体 作 成 方 法 及 び 試 験 の 数 は 異 なるが 以 下 にその 例 を 示 す 3 1 セメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 地 盤 改 良 に 使 用 する 場 合 (1) 配 合 設 計 の 段 階 で 実 施 する 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 ( 試 験 方 法 1 に 対 して) 室 内 配 合 試 験 時 の 強 度 試 験 等 に 使 用 した 供 試 体 から 400~500g 程 度 の 試 料 を 確 保 する 配 合 設 計 における 室 内 配 合 試 験 では 深 度 方 向 の 各 土 層 (あるいは 改 良 される 土 の 各 土 質 )ごとに 添 加 量 と 強 度 との 関 係 が 得 られ るが 実 際 には 右 図 のように 室 内 配 合 試 験 を 行 った 添 加 量 ( 配 合 A B C)と 現 場 添 加 量 ( 目 標 強 さに 対 応 した 添 加 量 )とが 一 致 しない 場 合 が 多 い そのため 室 内 配 合 試 験 の 中 から 現 場 添 加 量 に 最 も 近 い 添 加 量 の 供 試 体 ( 配 合 C)を 選 び 各 土 層 (あるいは 改 良 される 土 の 各 土 質 )ごとに 供 試 体 ( 材 齢 7 日 を 基 本 とする)を1 検 体 ずつ 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 に 供 する (2) 施 工 後 に 実 施 する 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 ( 試 験 方 法 2 に 対 して) 現 場 密 度 の 確 認 あるいは 一 軸 圧 縮 強 さなどの 品 質 管 理 に 用 いた もしくは 同 時 に 採 取 した 試 料 ( 材 齢 28 日 を 基 本 とする)から 400~500g 程 度 の 試 料 を 確 保 する なお 試 料 の 個 数 は 以 下 のように 工 法 に 応 じたものを 選 択 する < 試 験 個 数 1> 表 層 安 定 処 理 工 法 路 床 工 上 層 下 層 路 盤 工 改 良 土 盛 土 工 など 1) 改 良 土 量 が 5,000 m3 以 上 の 工 事 の 場 合 改 良 土 1,000 m3に1 回 程 度 (1 検 体 程 度 )とする 2) 改 良 土 量 が 1,000 m3 以 上 5,000 m3 未 満 の 工 事 の 場 合 1 工 事 当 たり3 回 程 度 ( 合 計 3 検 体 程 度 ) 3) 改 良 土 量 が 1,000 m3に 満 たない 工 事 の 場 合 1 工 事 当 たり1 回 程 度 ( 合 計 1 検 体 程 度 ) < 試 験 個 数 2> 深 層 混 合 処 理 工 法 薬 液 注 入 工 法 地 中 連 続 壁 土 留 工 など 1) 改 良 体 が 500 本 未 満 の 工 事 の 場 合 ボーリング 本 数 (3 本 ) 上 中 下 3 深 度 ( 計 3 検 体 )= 合 計 9 検 体 程 度 とする

148 2) 改 良 体 が 500 本 以 上 の 工 事 の 場 合 ボーリング 本 数 (3 本 + 改 良 体 が 500 本 以 上 につき 250 本 増 えるごとに1 本 ) 上 中 下 3 深 度 ( 計 3 検 体 )= 合 計 検 体 数 を 目 安 とする (3) タンクリーチング 試 験 ( 試 験 方 法 3 に 対 して) 改 良 土 量 が 5,000 m3 程 度 以 上 または 改 良 体 本 数 が 500 本 程 度 以 上 の 規 模 の 工 事 においては 施 工 後 の 現 場 密 度 の 確 認 あるいは 一 軸 圧 縮 強 さなどの 品 質 管 理 の 際 の 各 サンプリング 地 点 において できるだけ 乱 れ の 少 ない 十 分 な 量 の 試 料 ( 500g 程 度 )を 確 保 し 乾 燥 させないよう 暗 所 で 保 管 する タンクリーチング 試 験 は 保 管 した 資 料 のうち 試 験 方 法 2 で 溶 出 量 が 最 大 値 を 示 した 箇 所 の1 試 料 で 実 施 する 3-2 セメント 及 びセメント 系 固 化 材 を 使 用 した 改 良 土 等 を 再 利 用 する 場 合 (1) 配 合 設 計 土 質 改 良 プラントの 品 質 管 理 改 良 土 の 供 給 時 における 品 質 保 証 の 段 階 で 実 施 する 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 ( 試 験 方 法 4 に 対 して) 1) 建 設 発 生 土 及 び 建 設 汚 泥 の 再 利 用 を 目 的 として セメント 及 びセメント 系 固 化 材 によって 改 良 す る 場 合 室 内 配 合 試 験 による 配 合 設 計 を 行 う 場 合 は3-1(1)に 同 じ ただし 配 合 設 計 を 行 わない 場 合 においては 製 造 時 の 品 質 管 理 もしくは 供 給 時 における 品 質 保 証 のための 土 質 試 験 の 試 料 を 用 いて 1,000 m3 程 度 に1 検 体 の 割 合 で 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 を 行 う 2) 過 去 もしくは 事 前 にセメント 及 びセメント 系 固 化 材 によって 改 良 された 改 良 土 を 掘 削 し 再 利 用 する 場 合 利 用 者 に 提 示 する 品 質 保 証 のための 土 質 試 験 の 試 料 を 用 いて 1,000 m3 程 度 に1 検 体 の 割 合 で 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 を 行 う (2) 施 工 後 に 実 施 する 環 境 庁 告 示 46 号 溶 出 試 験 ( 試 験 方 法 5 に 対 して)3-1(2)に 同 じ ただし 試 験 方 法 2 を 試 験 方 法 5 に 読 み 替 える (3) タンクリーチング 試 験 ( 試 験 方 法 6 に 対 して)3-1(3)に 同 じ ただし 試 験 方 法 3 を 試 験 方 法 6 に 読 み 替 える

149 土 壌 の 汚 染 に 係 る 環 境 基 準 について( 抜 粋 ) ( 平 成 3 年 8 月 23 日 環 境 庁 告 示 第 46 号 ) ( 添 付 試 料 1) 改 正 平 成 5 環 告 19 平 成 6 環 告 5 平 成 6 環 告 25 平 成 7 環 告 19 平 成 10 環 告 21 公 害 対 策 基 本 法 ( 昭 和 42 年 法 律 第 132 号 ) 第 9 条 の 規 定 の 基 づく 土 壌 の 汚 染 に 係 る 環 境 基 準 について 次 のとお り 告 示 する 環 境 基 本 法 ( 平 成 5 年 法 律 第 91 号 ) 第 16 条 第 1 項 による 土 壌 の 汚 染 に 係 る 環 境 上 の 条 件 につき 人 の 健 康 を 保 護 し 及 び 生 活 環 境 を 保 全 するうえで 維 持 することが 望 ましい 基 準 ( 以 下 環 境 基 準 という ) 並 びにその 達 成 期 間 等 は 次 のとおりとする 第 1 環 境 基 準 1 環 境 基 準 は 別 表 の 項 目 の 欄 に 掲 げる 項 目 ごとに 同 表 の 環 境 上 の 条 件 の 欄 に 掲 げるとおりとする 2 1の 環 境 基 準 は 別 表 の 項 目 の 欄 に 掲 げる 項 目 ごとに 当 該 項 目 に 係 る 土 壌 の 汚 染 の 状 況 を 的 確 に 把 握 する ことができると 認 められる 場 所 において 同 表 の 測 定 方 法 の 欄 に 掲 げる 方 法 により 測 定 した 場 合 における 測 定 値 によるものとする 3 1の 環 境 基 準 は 汚 染 がもっぱら 自 然 的 原 因 によることが 明 らかであると 認 められる 場 所 及 び 原 材 料 の 堆 積 場 廃 棄 物 の 埋 立 地 その 他 の 別 表 の 項 目 の 欄 に 掲 げる 項 目 に 係 る 物 質 の 利 用 又 は 処 分 を 目 的 として 現 にこれら を 集 積 している 施 設 に 係 る 土 壌 については 適 用 しない 第 2 環 境 基 準 の 達 成 期 間 等 環 境 基 準 に 適 合 しない 土 壌 については 汚 染 の 程 度 や 広 がり 影 響 の 態 様 等 に 応 じて 可 及 的 速 やかにその 達 成 維 持 に 努 めるものとする なお 環 境 基 準 を 早 期 に 達 成 することが 見 込 まれない 場 合 にあっては 土 壌 の 汚 染 に 起 因 する 環 境 影 響 を 防 止 するために 必 要 な 措 置 を 講 ずるものとする 別 表 項 目 環 境 上 の 条 件 測 定 方 法 六 価 ク ロ ム 検 液 1l につき 0.05 mg 以 下 であること 規 格 65.2 に 定 める 方 法 備 考 1 環 境 上 の 条 件 のうち 検 液 中 濃 度 に 係 るものにあっては 付 表 に 定 める 方 法 により 検 液 を 作 成 し これを 用 いて 測 定 を 行 うものとする 付 表 検 液 は 次 の 方 法 により 作 成 するものとする 1 カドミウム 全 シアン 鉛 六 価 クロム 砒 素 総 水 銀 アルキル 水 銀 PCBおよびセレンについては 次 の 方 法 による (1) 採 取 した 土 壌 の 取 り 扱 い 採 取 した 土 壌 はガラス 製 容 器 又 は 測 定 の 対 象 とする 物 質 が 吸 着 しない 容 器 に 収 める 試 験 は 土 壌 採 取 後 直 ちに 行 う 試 験 を 直 ちに 行 えない 場 合 には 暗 所 に 保 存 し できるだけ 速 やかに 試 験 を 行 う (2) 試 料 の 作 成 採 取 した 土 壌 を 風 乾 し 中 小 礫 木 片 等 を 除 き 土 塊 団 粒 を 粗 砕 した 後 非 金 属 製 の 2 mmの 目 のふるいを 通 過 させて 得 た 土 壌 を 十 分 混 合 する (3) 試 料 液 の 調 製 試 料 ( 単 位 g)と 溶 媒 ( 純 水 に 塩 酸 を 加 え 水 素 イオン 濃 度 指 数 が 5.8 以 上 6.3 以 下 となるようにしたもの)( 単 位 ml)とを 重 量 体 積 比 10%の 割 合 で 混 合 し かつ その 混 合 液 が 500 ml 以 上 となるようにする (4) 溶 出 調 製 した 試 料 液 を 常 温 (おおむね 20 ) 常 圧 (おおむね1 気 圧 )で 振 とう 機 (あらかじめ 振 とう 回 数 を 毎 分 約 200 回 に 振 とう 幅 を 4 cm 以 上 5 cm 以 下 に 調 製 したもの)を 用 いて 6 時 間 連 続 して 振 とうする (5) 検 液 の 作 成 (1)から(4)の 操 作 を 行 って 得 られた 試 料 液 を 10 分 から 30 分 程 度 静 置 後 毎 分 約 3,000 回 転 で 20 分 間 遠 心 分 離 した 後 の 上 澄 み 液 を 孔 径 0.45 μmのメンブランフィルターでろ 過 してろ 液 を 取 り 定 量 に 必 要 な 量 を 正 確 に 計 り 取 って これを 検 液 とする

150 分 析 方 法 と 留 意 点 本 指 針 で 示 した 汚 染 土 壌 に 係 る 分 析 方 法 の 概 要 とその 留 意 点 は 次 のとおりである (1) 土 壌 中 重 金 属 等 の 溶 出 量 分 析 方 法 ( 土 壌 環 境 基 準 平 成 3 年 8 月 23 日 付 け 環 境 庁 告 示 第 46 号 に 掲 げる 方 法 ) 1 検 液 の 作 成 ( 溶 出 方 法 ) 土 壌 の 取 り 扱 い 1) 採 取 した 土 壌 はガラス 製 容 器 等 に 収 める 試 験 を 直 ちに 行 えない 場 合 には 暗 所 に 保 存 する 試 料 の 作 成 2) 採 取 した 試 料 を 風 乾 し 中 小 礫 木 片 等 を 除 き 土 塊 団 粒 を 粗 砕 した 後 非 金 属 性 の 2 mm の 目 のふるいを 通 過 させて 得 た 土 壌 を 十 分 混 合 する 試 料 液 の 調 製 3) 試 料 (g)と 溶 媒 ( 純 水 に 塩 酸 を 加 えて ph=5.8~6.3 としたもの(ml))とを1:10 (W:V)の 割 合 で 混 合 する 4) 混 合 液 が 500 ml 以 上 となるようにする 溶 出 5) 常 温 (おおむね 20 ) 常 圧 (おおむね1 気 圧 )で 振 とう 機 ( 振 とう 回 数 毎 分 200 回 振 とう 幅 4~5 cm)を 用 いて 6 時 間 連 続 振 とうする 静 置 6) 溶 出 した 試 料 液 を 10~30 分 程 度 静 置 する ろ 過 7) 試 料 液 を 毎 分 3,000 回 転 で 20 分 遠 心 分 離 した 後 の 上 澄 み 液 をメンブランフィルター ( 孔 径 0.45 μm)を 用 いてろ 過 してろ 液 を 取 り 検 液 とする 検 液

151 2 定 量 方 法 ア カドミウム 鉛 六 価 クルム (ァ) フレーム 原 子 吸 光 法 (JIS K 0102 の ) 六 価 クロム 1 試 料 の 適 量 を 採 り 0.1~1mol/l の 硝 酸 溶 液 とする ( 注 ) 懸 濁 物 を 含 む 場 合 はろ 過 する クロム(Ⅲ)が 含 まれる 場 合 ( 鉛 カドミウムの 記 述 につき 省 略 ) 2 500ml 以 下 の 試 料 を 採 り 硫 酸 アンモニウ ム 鉄 (Ⅲ) 溶 液 1ml アンモニア 溶 液 を 加 え 微 アルカリ 性 で 煮 沸 する ろ 過 し 温 硝 酸 アンモニウム 溶 液 で 洗 浄 する ろ 液 と 洗 液 を 合 わせ 硝 酸 を 用 いて 0.1~ 0.5 mol/l の 硝 酸 溶 液 とする 試 料 の 一 定 量 をフレーム 中 に 噴 霧 する 測 定 物 質 の 液 長 (カドミウム(228.8nm) 鉛 (283.3nm) 六 価 クロム(357.9nm))の 指 示 値 を 測 定 する 試 料 と 同 量 の 水 を 用 いて 空 試 験 を 行 い 試 料 の 指 示 値 を 補 正 する 検 量 線 から 分 析 対 象 物 質 の 量 を 求 める

152 イ ICP 発 光 分 析 法 (JIS K 0102 の ) 六 価 クロム 1 試 料 の 適 量 を 採 り 0.1~1mol/l の 硝 酸 溶 液 とする ( 注 ) 懸 濁 物 を 含 む 場 合 はろ 過 する クロム(Ⅲ)が 含 まれる 場 合 ( 鉛 カドミウムの 記 述 につき 省 略 ) 2 500ml 以 下 の 試 料 を 採 り 硫 酸 アンモニウ ム 鉄 (Ⅲ) 溶 液 1ml アンモニア 溶 液 を 加 え 微 アルカリ 性 で 煮 沸 する ろ 過 し 温 硝 酸 アンモニウム 溶 液 で 洗 浄 する ろ 液 と 洗 液 を 合 わせ 硝 酸 を 用 いて 0.1~ 0.5 mol/l の 硝 酸 溶 液 とする 試 料 をプラズマトーチ 中 に 噴 霧 する 分 析 対 象 物 質 の 液 長 (カドミウム( nm) 鉛 ( nm) 六 価 クロム( nm))の 発 光 強 度 を 測 定 する 試 料 と 同 量 の 水 を 用 いて 空 試 験 を 行 い 試 料 の 指 示 値 を 補 正 する 検 量 線 から 分 析 対 象 物 質 の 量 を 求 める ジフェニルカルバジド 吸 光 光 度 法 は 三 価 クロムを 含 有 する 場 合 の 全 クロム 量 の 測 定 には 適 用 できない

153 ウ 六 価 クロム ジフェニルカルバジド 吸 光 光 度 法 (JIS K 0102 の ) 鉄 等 の 除 去 1) 検 液 40ml までを 分 液 ロート(100ml)にとり 採 取 した 検 液 20ml につき 硫 酸 (1+1) 5ml を 加 え これに 過 マンガン 酸 カリウム 溶 液 を 添 加 し わずかに 着 色 させる 2)クペロン( 5%) 5ml クロロホルム 10ml を 加 えて 30 秒 間 振 り 混 ぜ 静 置 後 水 層 をビーカーに 移 す 検 液 採 取 3) 水 層 の 適 量 (Cr(VI)として 0.002~0.05 mgを 含 む)をA B2 個 のビーカーにとり 水 酸 化 ナトリウム 溶 液 ( 4%)で 中 和 する ビーカーA ビーカーB 4)メスフラスコA(50ml)に 移 し 硫 酸 (1+9)3ml を 加 える 4)メスフラスコA(50ml)に 移 し 硫 酸 (1+9)3ml 及 びエタノール(95%)を 少 量 加 え 煮 沸 し Cr(VI) をCr(Ⅲ)に 還 元 する 放 冷 後 メスフラスコB(50ml) に 移 す 反 応 5)メスフラスコA 及 びBを 約 15 に 保 ち それぞれにジフェニルカルバジド 溶 液 ( 1%) 1ml ずつを 加 え 直 ちに 振 り 混 ぜ 水 を 加 えて 50ml の 定 容 とし 5 分 間 放 置 する 吸 光 度 測 定 6)メスフラスコAの 溶 液 の 一 部 を 吸 収 セルに 移 し メスフラスコBの 溶 液 を 対 照 液 として 波 長 540nm 付 近 の 吸 光 度 を 測 定 する

154 ( 添 付 資 料 2) タンクリーチング 試 験 について タンクリーチング 試 験 は 下 図 のように 施 工 後 の 品 質 管 理 等 の 際 に 確 保 した 試 料 を 塊 状 のまま 溶 媒 水 中 に 水 浸 し 水 中 に 溶 出 する 六 価 クロムの 濃 度 を 測 定 するものである 試 験 方 法 及 び 手 順 は 以 下 のとおりである 1. 施 工 後 のサンプリング 等 で 確 保 していた 試 料 から 400g 程 度 の 供 試 体 を 用 意 する 供 試 体 は 環 境 庁 告 示 46 号 の 溶 出 試 験 のように 土 塊 や 団 粒 を 2 mm 以 下 に 粗 砕 せず できるだけ 塊 状 のものを 用 いる その 際 1) 一 塊 の 固 形 物 として 確 保 できる 場 合 は 固 形 物 のまま 2) 数 個 の 塊 に 分 割 した 状 態 の 場 合 は 分 割 した 塊 の 状 態 のまま 3) 形 状 の 保 持 が 困 難 な 粒 状 の 状 態 で 確 保 されるものについては 粒 状 のまま を 供 試 体 とする 形 状 寸 法 は 定 めない 2. 溶 媒 水 として 純 水 を 使 用 する 純 水 の 初 期 の ph は 5.8~6.3 とする 3. 非 金 属 製 の 容 器 を 準 備 し 採 取 試 料 400g 程 度 を 容 器 内 に 置 く その 後 所 定 量 の 溶 媒 水 ( 固 液 比 1:10 試 料 の 乾 燥 重 量 の 10 倍 体 積 の 溶 媒 水 = 4L 程 度 )を 充 填 し 供 試 体 のすべてが 水 中 に 没 するよう 水 浸 しさせ る 水 浸 の 際 にはできるだけ 供 試 体 の 形 状 が 変 化 しないよう 注 意 し 水 浸 直 後 の 供 試 体 の 状 況 をスケッチに より 記 録 する 4. 容 器 を 密 封 後 20 の 恒 温 室 内 に 静 置 する この 間 溶 媒 水 の ph 調 整 は 行 わない 5. 水 浸 28 日 後 に 溶 媒 水 を 採 水 し 六 価 クロムの 濃 度 測 定 を 行 う 濃 度 測 定 は( 添 付 資 料 1)に 示 した JIS K 0102 の 65.2 に 定 める 方 法 とする 採 水 の 際 には 溶 媒 水 を 軽 く 攪 拌 した 後 濃 度 測 定 に 必 要 な 分 量 を 採 取 し 孔 径 0.45 μm のメンブランフィルターにてろ 過 する 6. 試 験 終 了 後 には 水 中 での 供 試 体 の 状 態 をスケッチし 記 録 する 所 定 期 間 養 生 した 改 良 体 を 固 液 比 1:10 の 純 水 中 に 浸 漬 所 定 期 間 浸 透 漬 後 採 水 し 46 号 溶 出 試 験 を 実 施

155 第 14 編 RI 計 器 を 用 いた 盛 土 の 締 固 め 管 理 要 領 ( 案 ) 平 成 8 年 8 月 28 日 建 近 技 管 第 号

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172 第 15 編 土 木 コンクリート 構 造 物 の 品 質 管 理 につ いて に 係 るテストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 及 びひび 割 れ 調 査 につ いて

173 土 木 コンクリート 構 造 物 の 品 質 確 保 について の 運 用 について 標 記 について テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 及 びひび 割 れ 調 査 の 実 施 にあたっ ては 下 記 によるものとする 記 1.テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 (1) 適 用 範 囲 強 度 確 認 調 査 の 対 象 工 種 については 高 さが5m 以 上 の 鉄 筋 コンクリート 擁 壁 内 空 断 面 積 が25m2 以 上 の 鉄 筋 コンクリートカルバート 類 橋 梁 上 下 部 工 トンネル 及 び 高 さが3m 以 上 の 堰 水 門 樋 門 とする ただし いずれの 工 種 についても プレキャスト 製 品 およびプレストレスコンクリ ートは 測 定 の 対 象 としない (2) 調 査 単 位 調 査 頻 度 は 鉄 筋 コンクリート 擁 壁 及 びカルバート 類 トンネルについては 目 地 間 で 行 う ただし 100mを 超 えるトンネルでは 100mを 超 えた 箇 所 以 降 は 30m 程 度 に1 箇 所 で 行 う その 他 の 構 造 物 については 強 度 が 同 じブロックを1 構 造 物 の 単 位 と する (3) 調 査 方 法 1) 測 定 方 法 硬 化 コンクリートのテストハンマー 強 度 の 試 験 方 法 (JSEC-G504) により 実 施 するものとする ( コンクリート 標 準 示 方 書 ( 基 準 編 )に 記 載 ) 2) 段 階 確 認 テストハンマー 強 度 推 定 調 査 を 実 施 する 場 合 は 事 前 に 段 階 確 認 に 係 わる 報 告 を 所 定 の 様 式 により 監 督 職 員 に 提 出 しなければならない また 監 督 職 員 から 段 階 確 認 の 実 施 について 通 知 があった 場 合 には 受 注 者 は 段 階 確 認 を 受 けなければならない 3) 調 査 の 報 告 受 注 者 は テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 を 実 施 した 結 果 を 書 面 ( 別 添 様 式 1)により 監 督 職 員 に 提 出 するものとする

174 (4) 調 査 手 順 1) 各 単 位 につき3ヵ 所 の 調 査 を 実 施 する 2) 調 査 の 結 果 平 均 値 が 設 計 基 準 強 度 を 下 回 った 場 合 と 1 回 の 試 験 結 果 が 設 計 基 準 強 度 の85% 以 下 となった 場 合 は その 箇 所 の 周 辺 において 再 調 査 を5ヶ 所 実 施 する 3) 再 調 査 の 結 果 でも 平 均 強 度 が 所 定 の 強 度 が 得 られない 場 合 もしくは1ヶ 所 の 強 度 が 設 計 基 準 強 度 の85% 以 下 となった 場 合 は 必 要 に 応 じて 監 督 職 員 に 相 談 して 原 位 置 コアを 採 取 し 圧 縮 強 度 試 験 を 実 施 する 4) 原 位 置 コアの 採 取 及 び 圧 縮 強 度 試 験 については 2. 圧 縮 強 度 試 験 によるもの とする 運 用 フロー START 調 査 (3ヶ 所 ) 試 験 結 果 の 平 均 値 <σck OK 1 回 目 の 試 験 結 果 <0.85 NG 再 調 査 (5ヶ 所 ) 試 験 結 果 の 平 均 値 <σck 1 回 目 の 試 験 結 果 <0.85 OK NG OK 判 断 NG コア 抜 き 圧 縮 試 験 NG FND

175 (5) 調 査 時 期 材 齢 28 日 ~91 日 の 間 に 試 験 を 行 うことを 原 則 とする 工 期 等 により 基 準 期 間 内 に 調 査 を 行 えない 場 合 は 以 下 の 方 法 に 従 い 再 調 査 の 必 要 性 等 を 判 断 する 材 齢 10 日 で 試 験 を 行 う 場 合 は 推 定 強 度 を 1.55 倍 して 評 価 する 材 齢 20 日 で 試 験 を 行 う 場 合 は 推 定 強 度 を 1.12 倍 して 評 価 する 材 齢 10 日 ~28 日 までの 間 で 上 に 明 示 していない 場 合 は 前 後 の 補 正 値 を 比 例 配 分 して 得 られる 補 正 値 を 用 いて 評 価 する 材 齢 10 日 以 前 の 試 験 は 適 切 な 評 価 が 困 難 なことから 実 施 しない 材 齢 92 日 以 降 の 試 験 では 材 齢 28 日 ~91 日 の 間 に 試 験 を 行 う 場 合 と 同 様 推 定 強 度 の 補 正 は 行 わない (6) 反 発 度 の 測 定 推 定 強 度 の 計 算 方 法 について( 補 足 説 明 ) 1 水 平 方 向 に 打 撃 することを 原 則 とする 構 造 物 の 形 状 等 の 制 約 から 水 平 方 法 への 打 撃 が 困 難 な 場 合 は 土 木 学 会 規 準 (JSCE-G504)の 解 説 に 示 された 方 法 で 傾 斜 角 度 に 応 じた 補 正 値 を 求 める 2 気 乾 燥 状 態 の 箇 所 で 測 定 することを 原 則 とする やむを 得 ず 表 面 が 漏 れた 個 所 や 湿 っている 箇 所 で 測 定 する 場 合 には 測 定 装 置 のマニュアルに 従 って 補 正 する 不 明 な 場 合 は 以 下 の 値 を 用 いてもよい 測 定 位 置 が 湿 っており 打 撃 の 跡 が 黒 点 になる 場 合 反 発 度 の 補 正 値 +3 測 定 位 置 が 濡 れている 場 合 反 発 度 の 補 正 値 +5 3 強 度 推 定 は 以 下 の 式 ( 材 料 学 会 式 )による F(N/mm2)=0.098 ( R) ここで F: 推 定 強 度 R: 打 撃 方 法 と 乾 燥 状 態 に 応 じた 補 正 を 行 った 反 発 度 測 定 装 置 は 補 正 が 行 われているものを 用 いる 2. 圧 縮 強 度 試 験 テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 において 実 施 したテストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 の 再 調 査 の 平 均 強 度 が 所 定 の 強 度 が 得 られない 場 合 もしくは1ヶ 所 の 強 度 が 設 計 強 度 の85%を 下 回 った 場 合 は 以 下 によること (1)コアの 採 取 所 定 の 強 度 を 得 られない 個 所 の 付 近 において 原 位 置 のコアを 採 取 するものとし 採 取 位 置 については 監 督 職 員 と 協 議 を 行 い 実 施 するものとする また コア 採 取 位 置 供 試 体 の 抜 き 取 り 寸 法 等 の 決 定 に 際 しては 設 置 された 鉄 筋 を 損 傷 させないよう 十 分 な 検 討 を 行 うこと

176 (2) 圧 縮 強 度 試 験 1) 試 験 方 法 コンクリートからコア 及 びはりの 切 り 取 り 方 法 並 びに 強 度 試 験 法 (JIS A1107) により 実 施 すること 2) 圧 縮 強 度 試 験 の 立 ち 会 い 監 督 職 員 等 及 び 受 注 者 が 立 ち 会 いのうえ 圧 縮 強 度 試 験 を 実 施 するものとする 3) 試 験 の 報 告 構 造 物 毎 に 別 添 様 式 -1により 調 査 票 を 作 成 するものとする (3) 圧 縮 強 度 試 験 結 果 が 所 定 の 強 度 を 得 られなかった 場 合 等 の 対 応 圧 縮 強 度 試 験 の 平 均 強 度 が 所 定 の 強 度 が 得 られない 場 合 もしくは 1 ヶ 所 の 強 度 が 設 計 強 度 の85%を 下 回 った 場 合 は 監 督 職 員 に 相 談 すること 3.ひび 割 れ 発 生 状 況 の 調 査 (1) 適 用 範 囲 ひび 割 れ 発 生 状 況 調 査 の 対 象 工 種 については 高 さが5m 以 上 の 鉄 筋 コンクリー ト 擁 壁 (ただしプレキャスト 製 品 は 除 く ) 内 空 断 面 積 が25m2 以 上 の 鉄 筋 コンク リートカルバート 類 橋 梁 上 下 部 工 (ただしPCは 除 く ) 及 び 高 さが3m 以 上 の 堰 水 門 樋 門 とする (2) 調 査 範 囲 ひび 割 れ 調 査 は 構 造 物 躯 体 の 地 盤 や 他 の 構 造 物 との 接 触 面 を 除 く 全 表 面 とする フーチング 底 版 等 で 竣 工 時 に 地 中 水 中 にある 部 位 については 竣 工 前 に 調 査 す る ひび 割 れ 調 査 の 面 積 計 上 については 代 表 的 な 構 造 物 について 下 記 のとおりと する

177 (3) 調 査 方 法 1)0.2 mm 以 上 のひび 割 れ 幅 について 展 開 図 を 作 成 するものとし 展 開 図 に 対 す る 写 真 についても 提 出 すること 2)ひび 割 れ 等 の 形 状 の 認 められた 部 分 のマーキングを 実 施 すること (4) 調 査 の 報 告 ること 構 造 物 毎 に 別 添 様 式 -2により 調 査 票 を 作 成 し 完 成 調 査 時 に 監 督 職 員 に 提 出 す (5) 補 修 について 補 修 の 必 要 性 の 要 否 については 監 督 職 員 と 協 議 するものとする

178 様 式 -1 テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 票 (1) 工 事 名 受 注 者 名 構 造 物 名 ( 工 種 種 別 細 別 等 構 造 物 が 判 断 出 来 る 名 称 ) 現 場 代 理 人 名 主 任 技 術 者 名 監 理 技 術 者 名 測 定 者 名 位 置 測 定 NO 構 造 物 形 式 構 造 物 寸 法 竣 工 年 月 日 平 成 年 月 日 適 用 仕 様 書 コンクリート の 種 類 コンクリートの 設 計 基 準 強 度 コンクリートの N/mm2 呼 び 強 度 N/mm2 海 岸 からの 距 離 海 上 海 岸 沿 い 海 岸 から km 周 辺 環 境 1 工 場 住 宅 商 業 地 農 地 山 地 その 他 ( ) 周 辺 環 境 2 普 通 地 雪 寒 地 その 他 ( ) 直 下 周 辺 環 境 河 川 海 道 路 その 他 ( ) 構 造 物 位 置 図 (1/50000 を 標 準 とする) 添 付 しない 場 合 とは ( 別 添 資 料 - 参 照 )と 記 入 し 資 料 提 出

179 様 式 -1 テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 票 (2) 構 造 物 名 ( 工 種 種 別 細 別 等 構 造 物 が 判 断 出 来 る 名 称 ) 一 般 図 立 面 図 等 添 付 しない 場 合 は ( 別 添 資 料 - 参 照 )と 記 入 し 資 料 提 出

180 様 式 -1 テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 票 (3) 構 造 物 名 ( 工 種 種 別 細 別 等 構 造 物 が 判 断 出 来 る 名 称 ) 全 景 写 真 添 付 しない 場 合 は ( 別 添 資 料 - 参 照 )と 記 入 し 資 料 提 出

181 様 式 -1 テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 票 (4) 構 造 物 名 ( 工 種 種 別 細 別 等 構 造 物 が 判 断 出 来 る 名 称 ) 調 査 個 所 推 定 強 度 (N/mm2) 反 発 硬 度 打 撃 方 向 ( 補 正 値 ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 乾 燥 状 態 乾 燥 乾 燥 乾 燥 乾 燥 乾 燥 ( 補 正 値 ) 湿 っている 濡 れている 湿 っている 濡 れている 湿 っている 濡 れている 湿 っている 濡 れている 湿 っている 濡 れている ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 材 齢 日 日 日 日 日 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 推 定 強 度 結 果 の 最 大 値 推 定 強 度 結 果 の 最 小 値 推 定 強 度 結 果 の 最 大 値 と 最 小 値 の 差 N/mm2 N/mm2 N/mm

182 様 式 -1 テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 票 (5) 構 造 物 名 ( 工 種 種 別 細 別 等 構 造 物 が 判 断 出 来 る 名 称 ) 強 度 測 定 箇 所 添 付 しない 場 合 は ( 別 添 資 料 - 参 照 )と 記 入 し 資 料 提 出

183 様 式 -1 テストハンマーによる 強 度 推 定 調 査 票 (6) コア 採 取 による 圧 縮 強 度 試 験 コンクリートの 圧 縮 試 験 結 果 材 齢 28 日 圧 縮 強 度 試 験 1 本 目 の 試 験 結 果 同 2 本 目 の 試 験 結 果 同 3 本 目 の 試 験 結 果 同 3 本 の 平 均 値 備 考

184 様 式 -2 ひび 割 れ 調 査 票 (1) 工 事 名 受 注 者 名 構 造 物 名 ( 工 種 種 別 細 別 等 構 造 物 が 判 断 出 来 る 名 称 ) 現 場 代 理 人 名 主 任 技 術 者 名 監 理 技 術 者 名 測 定 者 名 位 置 測 定 NO 構 造 物 形 式 構 造 物 寸 法 竣 工 年 月 日 平 成 年 月 日 適 用 仕 様 書 コンクリート の 種 類 コンクリートの コンクリートの 設 計 基 準 強 度 N/mm2 呼 び 強 度 N/mm2 海 岸 からの 距 離 海 上 海 岸 沿 い 海 岸 から km 周 辺 環 境 1 工 場 住 宅 商 業 地 農 地 山 地 その 他 ( ) 周 辺 環 境 2 普 通 地 雪 寒 地 その 他 ( ) 直 下 周 辺 環 境 河 川 海 道 路 その 他 ( ) 構 造 物 位 置 図 (1/50000 を 標 準 とする) 添 付 しない 場 合 は ( 別 添 資 料 - 参 照 )と 記 入 し 資 料 提 出

185 様 式 -2 ひび 割 れ 調 査 票 (2) 構 造 物 一 般 般 図 添 付 しない 場 合 は ( 別 添 資 料 - 参 照 )と 記 入 し 資 料 提 出

186 様 式 -2 ひび 割 れ 調 査 票 (3) ひび 割 れ 有 無 本 数 :1~2 本 3~5 本 多 数 ひび 割 れ 総 延 長 約 m 最 大 ひび 割 れ 幅 ( で 囲 む) 0.2 mm 以 下 0.3 mm 以 下 0.4 mm 以 下 0.5 mm 以 下 0.6 mm 以 下 0.8 mm 以 下 mm 発 生 時 期 数 時 間 ~1 日 数 日 数 10 日 以 上 不 明 規 則 性 : 有 無 形 態 : 網 状 表 層 貫 通 表 層 or 貫 通 方 向 : 主 鉄 筋 方 向 直 角 方 向 両 方 向 鉄 筋 とは 無 関 係

187 様 式 -2 ひび 割 れ 調 査 票 (4) ひび 割 れ 発 生 状 況 のスケッチ 図 添 付 しない 場 合 は ( 別 邸 委 資 料 - 参 照 )と 記 入 し 資 料 提 出

188 様 式 -2 ひび 割 れ 調 査 票 (5) 構 造 物 名 ( 工 種 種 別 細 別 等 構 造 物 が 判 断 出 来 る 名 称 ) ひび 割 れ 発 生 状 況 の 写 真 添 付 しない 場 合 は ( 別 添 資 料 - 参 照 )と 記 入 し 資 料 提 出

189 ( 別 添 ) ひび 割 れ 調 査 結 果 の 評 価 に 関 する 留 意 事 項 原 因 の 推 定 方 法 原 因 の 推 定 方 法 については コンクリートのひび 割 れ 調 査 補 修 補 強 指 針 ( 日 本 コンクリート 工 学 協 会 )で 詳 しく 述 べられており これを 参 考 にすると 良 い ひび 割 れ 発 生 のパターン( 発 生 時 期 規 則 性 形 態 ) コンクリート 変 形 要 因 ( 収 縮 性 膨 張 性 その 他 ) 配 合 ( 富 配 合 貧 配 合 ) 気 象 条 件 ( 気 温 湿 度 )を 総 合 的 に 判 断 して 原 因 を 推 定 することができる また コンクリート 標 準 指 方 書 [ 維 持 管 理 編 ] ( 土 木 学 会 )においても ひび 割 れ の 発 生 原 因 の 推 定 等 について 記 述 されているので 参 考 にされたい 判 断 基 準 補 修 の 要 否 に 関 するひび 割 れ 幅 については コンクリートのひび 割 れ 調 査 補 修 補 強 指 針 に 記 載 されている ( 表 -1) 施 工 時 に 発 生 する 初 期 欠 陥 の 例 については コンクリート 標 準 指 方 書 [ 維 持 管 理 編 ] に 示 されている ( 図 -1) 実 際 の 運 用 にあたっては 対 象 とする 構 造 物 や 環 境 条 件 により 補 修 補 強 の 要 否 の 判 断 基 準 は 異 なる 完 成 時 に 発 生 しているひび 割 れは すべてが 問 題 となるひび 割 れではない 例 えば ボックスカルバートなどに 発 生 する 水 和 熱 によるひび 割 れ( 図 -1 参 照 ) に 関 しては ボックスカルバートの 形 状 から 発 生 することを 避 けられないひび 割 れで あるが 機 能 上 何 ら 問 題 は 無 い 判 断 に 困 ったとき 等 必 要 に 応 じて 技 術 事 務 所 土 木 研 究 所 等 の 対 応 窓 口 に 相 談 す ることが 重 要 である

190 表 -1 補 修 の 要 否 に 関 するひび 割 れ 幅 の 限 度 耐 久 性 から 見 た 場 合 防 水 性 から 見 た 場 合 環 境 その 他 の 要 因 きびしい 中 間 ゆるやか 区 分 (A) 補 修 を 必 要 とす 大 0.4 以 上 0.4 以 上 0.6 以 上 0.2 以 上 るひび 割 れ 幅 (mm) 中 0.4 以 上 0.6 以 上 0.8 以 上 0.2 以 上 小 0.6 以 上 0.8 以 上 1.0 以 上 0.2 以 上 (B) 補 修 を 必 要 とし 大 0.1 以 下 0.2 以 下 0.2 以 下 0.05 以 下 ないひび 割 れ 幅 (mm) 中 0.1 以 下 0.2 以 下 0.3 以 下 0.05 以 下 小 0.2 以 下 0.3 以 下 0.3 以 下 0.05 以 下 注 :1)その 他 要 因 ( 大 中 小 )とは コンクリート 構 造 物 の 耐 久 性 及 び 防 水 性 に 及 ぼす 有 害 性 の 程 度 を 示 し 下 記 の 要 因 の 影 響 を 総 合 して 定 める ひび 割 れの 深 さ パターン かぶり 厚 さ コンクリート 表 面 被 覆 の 有 無 材 料 配 ( 調 ) 合 打 継 など 2) 主 として 鉄 筋 の 錆 の 発 生 条 件 の 観 点 から 見 た 環 境 条 件

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192 第 16 編 監 理 技 術 者 資 格 者 証 制 度

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195 第 17 編 建 設 業 退 職 金 共 済 制 度 に 関 する 暫 定 指 導 事 項

196 建 設 業 退 職 金 共 済 制 度 に 関 する 暫 定 指 導 事 項 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 建 設 業 退 職 金 共 済 制 度 は 中 小 企 業 退 職 金 共 済 法 に 基 づき 建 設 現 場 で 働 く 人 たちのために 設 け られた 退 職 金 制 度 である この 制 度 は 労 働 者 がいつ また どこの 現 場 で 働 いても その 日 数 分 の 掛 金 が 通 算 されて 退 職 金 が 支 払 われるという 仕 組 みになっており 短 期 間 に 職 場 を 転 々と 移 動 して 雇 用 される 労 働 者 にとって 福 祉 の 充 実 から 有 意 義 な 制 度 である しかし 昭 和 39 年 の 本 制 度 創 設 以 来 30 数 年 経 過 しているにもかかわらず 本 制 度 の 普 及 状 況 は 未 だ 十 分 であるとは 言 えないので 今 般 本 制 度 の 普 及 徹 底 を 図 るため 下 記 のとおり 暫 定 指 導 事 項 を 定 める なお 本 暫 定 指 導 事 項 は 本 制 度 を 取 り 巻 く 諸 々の 状 況 変 化 に 対 応 して 随 時 改 定 する 可 能 性 があることを 書 き 添 えておく 記 1. 元 請 業 者 は 施 工 に 際 して 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 工 事 共 通 仕 様 書 に 記 載 されている 本 制 度 に 関 する 事 項 を 遵 守 すること 2. 元 請 業 者 は 下 請 業 者 に 対 する 監 督 指 導 を 通 じて 本 制 度 の 普 及 啓 発 を 図 るとともに 当 該 工 事 に 従 事 する 対 象 労 働 者 ( 建 設 現 場 で 働 く 労 働 者 で 退 職 金 制 度 の 完 備 された 会 社 の 長 期 雇 用 者 ではなく 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 に 加 入 していない 短 期 雇 用 労 働 者 や 期 間 雇 用 者 等 )を 掌 握 し 必 要 とされる 証 紙 を 購 入 し 対 象 労 働 者 の 請 求 に 応 じて 証 紙 の 貼 付 を 行 う など 本 制 度 の 十 分 な 活 用 のために 求 められる 諸 々の 行 為 を 行 うこと 3. 上 記 2.において 下 請 業 者 が 証 紙 購 入 あるいは 貼 付 を 直 接 行 う 場 合 には 元 請 業 者 は 下 請 業 者 の 協 力 を 得 ながら 掛 金 収 納 書 等 必 要 な 書 類 を 集 約 して その 実 施 状 況 の 把 握 に 努 め また 適 正 な 履 行 のため 下 請 業 者 を 適 宜 指 導 すること 4. 元 請 業 者 は 理 由 の 如 何 にかかわらず 必 ず 本 制 度 に 加 入 するとともに 当 該 工 事 現 場 の 見 易 い 場 所 に 建 設 業 退 職 金 共 済 制 度 適 用 事 業 主 工 事 現 場 の 標 識 を 掲 示 し また 下 請 業 者 及 び 労 働 者 に 対 して 本 制 度 の 啓 発 を 行 うこと ( 現 場 内 に 事 務 所 などを 設 置 しない 等 のため 適 当 な 掲 示 箇 所 のない 工 事 現 場 においては 当 該 標 識 を 平 板 等 に 張 り 付 け 立 て 札 タイプで 掲 示 すること) 5. 元 請 業 者 は 契 約 締 結 後 速 やかに 建 退 共 契 約 者 証 写 しを また 大 手 業 者 の 場 合 は 事 務 受 託 者 証 写 しを 本 企 業 団 監 督 員 に 提 出 し 何 時 でも 証 紙 購 入 可 能 な 状 態 にあることを 説 明 すること

197 6. 元 請 業 者 は 契 約 締 結 後 1ヶ 月 以 内 に 掛 金 収 納 書 届 を 本 企 業 団 監 督 員 に 提 出 するものとし その 際 証 紙 購 入 に 当 たっての 計 画 考 えを 示 し 証 紙 貼 付 不 足 が 生 じないことの 説 明 をする こと (この 場 合 分 割 購 入 計 画 の 申 し 出 をする 場 合 は 以 後 追 加 の 掛 金 収 納 書 届 があるたびに 同 様 の 説 明 をすること) また 下 請 業 者 がある 場 合 は 下 請 業 者 一 覧 表 を 提 出 すること 7. 元 請 業 者 は 上 記 6.について 定 められた 期 間 内 に 掛 金 収 納 書 届 の 提 出 が 出 来 ない 特 別 の 事 情 がある 時 は あらかじめその 事 由 と 今 後 の 証 紙 購 入 予 定 を 申 し 出 て その 申 立 書 を 本 企 業 団 監 督 員 に 提 出 すること 8. 元 請 業 者 は 上 記 6.について 当 該 工 事 に 従 事 する 対 象 労 働 者 がいない 等 のため 掛 金 収 納 書 届 を 本 企 業 団 に 提 出 できない 事 由 があるときは 掛 金 収 納 書 届 に 代 えて 建 退 共 運 営 計 画 書 など 関 係 説 明 書 類 を 添 付 した 理 由 書 を 本 企 業 団 監 督 員 に 提 出 すること 9. 元 請 業 者 あるいは 数 次 の 下 請 業 者 は それぞれが 購 入 する 全 証 紙 枚 数 は 常 に 必 ず 当 該 工 事 に 従 事 するその 時 の 延 べ 対 象 労 働 者 数 相 当 であるように 必 要 証 紙 を 先 々 購 入 すること 10. 元 請 業 者 は 下 請 業 者 の 協 力 を 得 ながら 当 該 工 事 に 従 事 した 現 場 全 労 働 者 のうち 特 に 対 象 労 働 者 の 就 業 状 況 を 常 に 把 握 するため 証 紙 受 払 簿 や 建 退 共 運 営 計 画 書 及 び 同 実 績 報 告 書 な どの 書 類 整 備 をすること 但 し 建 退 共 運 営 計 画 書 については 当 面 の 間 大 規 模 な 構 造 物 を 構 築 しない 工 事 におい ては 省 略 してもよいものとする 11. 元 請 業 者 は 上 記 10.について 工 事 期 間 中 随 時 本 企 業 団 監 督 員 の 要 求 に 応 じてこれ ら 関 係 書 類 をもとに 証 紙 貼 付 状 況 等 を 説 明 すること 12. 元 請 業 者 は 契 約 変 更 時 において 必 ず 上 記 11.に 準 じて 証 紙 追 加 購 入 の 有 無 等 を 本 企 業 団 監 督 員 に 説 明 し 貼 付 不 足 が 生 じないように 適 正 な 対 応 をとること 13. 元 請 業 者 は 工 事 完 成 時 において 追 加 掛 金 収 納 書 届 や 証 紙 受 払 簿 や 建 退 共 運 営 計 画 書 及 び 同 実 績 報 告 書 などを 本 企 業 団 監 督 員 に 提 出 し 適 正 に 履 行 した 旨 の 説 明 をすること 但 し 建 退 共 運 営 計 画 書 については 当 面 の 間 大 規 模 な 構 造 物 を 構 築 しない 工 事 におい ては 省 略 してもよいものとする 14. 上 記 2.に 掲 げる 元 請 業 者 の 責 任 が 十 分 に 果 たされず また 本 制 度 の 実 施 推 進 に 対 する 取 組 が 不 熱 心 ( 本 企 業 団 監 督 員 への 書 類 提 出 や 報 告 等 が 不 履 行 で 非 協 力 的 態 度 を 含 む)で 適 正 でない( 虚 偽 記 載 同 報 告 報 告 漏 れ 等 も 含 む) 場 合 は 当 該 工 事 の 工 事 成 績 点 において 考 慮 することがあるので 十 分 に 注 意 すること 附 記 : 本 暫 定 指 導 事 項 は 平 成 26 年 4 月 1 日 から 施 行 する

198 工 種 職 種 建 退 共 運 営 計 画 書 作 成 記 入 例 平 成 26 年 平 成 27 年 平 成 28 年 合 計 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 準 備 工 作 業 員 調 査 工 作 業 員 発 進 立 坑 築 造 工 作 業 員 泥 水 式 推 進 工 作 業 員 薬 液 注 入 工 作 業 員 附 帯 工 作 業 員 合 計 建 退 共 対 象 外 予 定 者 対 象 者 累 計 証 紙 購 入 計 画 証 紙 残 数 工 事 名 工 期 受 注 者 名

199 工 種 職 種 建 退 共 運 営 実 績 報 告 書 作 成 記 入 例 平 成 2 6 年 平 成 27 年 平 成 28 年 合 計 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 準 備 工 作 業 員 調 査 工 作 業 員 発 進 立 坑 築 造 工 作 業 員 泥 水 式 推 進 工 作 業 員 薬 液 注 入 工 作 業 員 附 帯 工 作 業 員 交 通 整 理 員 保 安 工 合 計 建 退 共 対 象 外 人 員 対 象 者 累 計 証 紙 拒 否 者 証 紙 配 付 枚 数 証 紙 配 付 累 計 証 紙 購 入 証 紙 残 数 上 段 : 作 業 員 実 績 下 段 : 建 退 共 対 象 人 員 実 績 ( 内 数 ) 工 事 名 工 期 受 注 者 名

200 下 請 業 者 一 覧 表 平 成 年 月 日 作 成 下 請 業 者 名 予 定 工 事 量 ( 金 額 ) 千 円 退 職 金 制 度 建 退 共 中 退 金 自 社 その 他 1 建 設 54,000 2 組 43,000 3 建 材 32,000 4 商 会 21,000 5 塗 装 店 10,000 6 製 作 所 9,000 7 建 設 7,000 8 重 機 5,000 制 度 9 工 業 45, 興 産 34, ,500 無

201 理 由 書 参 考 平 成 年 月 日 様 住 所 受 注 者 会 社 名 代 表 者 名 印 下 記 の 工 事 において 建 設 業 退 職 金 共 済 制 度 の 対 象 となる 作 業 員 の 雇 用 を 予 定 して おりませんので 建 退 共 掛 金 収 納 書 を 提 出 できないことをお 届 けします 記 工 事 名 工 事 場 所 工 期 平 成 年 月 日 から 平 成 年 月 日 まで 添 付 書 類 建 退 共 運 営 計 画 書 下 請 業 者 一 覧 表

202 申 立 書 参 考 平 成 年 月 日 様 住 所 受 注 者 会 社 名 代 表 者 名 印 下 記 の 工 事 において 期 間 内 に 建 退 共 掛 金 収 納 書 届 の 提 出 ができませんのでよろし くお 願 いします 記 工 事 名 工 事 場 所 工 期 平 成 年 月 日 から 平 成 年 月 日 まで 理 由

203 第 18 編 安 全 工 事 施 工 管 理 必 携

204 Ⅰ. 土 木 工 事 安 全 施 工 技 術 指 針 等 昭 和 43 年 4 月 17 日 建 設 省 官 技 発 第 37 号 昭 和 50 年 6 月 10 日 建 設 省 官 技 発 第 127 号 昭 和 57 年 3 月 16 日 建 設 省 官 技 発 第 94 号 平 成 5 年 3 月 31 日 建 設 省 技 調 発 第 79 号 平 成 10 年 3 月 19 日 建 設 省 技 調 発 第 77 号 平 成 13 年 3 月 30 日 国 近 整 技 管 第 76 号 改 正 平 成 21 年 4 月 20 日 国 近 整 技 調 第 4 号 改 正

205 土 木 工 事 安 全 施 工 技 術 指 針 目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 総 則 第 2 節 事 前 調 査 第 3 節 施 工 計 画 第 4 節 工 事 現 場 管 理 第 2 章 安 全 措 置 一 般 第 1 節 作 業 環 境 への 配 慮 第 2 節 工 事 現 場 周 辺 の 危 害 防 止 第 3 節 立 入 禁 止 の 措 置 第 4 節 監 視 員 誘 導 員 等 の 配 置 第 5 節 墜 落 防 止 の 措 置 第 6 節 飛 来 落 下 の 防 止 措 置 第 7 節 異 常 気 象 時 の 対 策 第 8 節 火 災 予 防 第 9 節 工 事 現 場 のイメージアップ 第 10 節 現 場 管 理 第 3 章 地 下 埋 設 物 一 般 第 1 節 工 事 内 容 の 把 握 第 2 節 事 前 確 認 第 3 節 施 工 計 画 第 4 節 現 場 管 理 第 4 章 機 械 装 置 設 備 一 般 第 1 節 建 設 機 械 作 業 の 一 般 的 留 意 事 項 第 2 節 建 設 機 械 の 運 用 第 3 節 建 設 機 械 の 搬 送 第 4 節 据 付 型 据 置 型 機 械 装 置 第 5 節 移 動 式 クレーン 作 業 第 6 節 賃 貸 機 械 等 の 使 用 第 5 章 仮 設 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 土 留 支 保 工 第 3 節 仮 締 切 工

206 第 4 節 足 場 等 第 5 節 通 路 昇 降 設 備 桟 橋 等 第 6 節 作 業 床 作 業 構 台 第 7 節 仮 設 定 置 機 械 設 備 第 8 節 仮 設 電 気 設 備 第 9 節 溶 接 作 業 第 6 章 運 搬 工 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 トラック ダンプトラック トレーラー 等 第 3 節 不 整 地 運 搬 車 第 4 節 コンベヤ 第 5 節 機 関 車 運 搬 車 第 6 節 索 道 及 びケーブルクレーン 第 7 節 インクライン 第 7 章 土 工 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 人 力 掘 削 第 3 節 機 械 掘 削 第 4 節 盛 土 工 及 びのり 面 工 第 5 節 発 破 掘 削 第 8 章 基 礎 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 既 成 杭 基 礎 工 第 3 節 機 械 掘 削 基 礎 工 第 4 節 オープンケーソン 基 礎 工 事 深 礎 工 法 その 他 第 9 章 コンクリート 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 鉄 筋 工 第 3 節 型 枠 工 第 4 節 コンクリート 工 第 10 章 圧 気 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 圧 気 作 業 第 3 節 仮 設 備

207 第 4 節 施 工 中 の 調 査 及 び 管 理 第 5 節 ニューマチックケーソン 基 礎 工 事 第 11 章 鉄 道 付 近 の 工 事 第 1 節 事 前 協 議 及 び 事 前 調 査 第 2 節 近 接 作 業 第 3 節 各 種 作 業 第 12 章 土 石 流 の 到 達 するおそれのある 現 場 での 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 13 章 道 路 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 交 通 保 安 施 設 第 3 節 道 路 舗 装 第 4 節 維 持 修 繕 工 事 第 5 節 道 路 除 雪 第 14 章 橋 梁 工 事 ( 架 設 工 事 ) 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 鋼 橋 架 設 設 備 第 3 節 鋼 橋 架 設 作 業 第 4 節 PC 橋 架 設 設 備 第 5 節 PC 橋 架 設 作 業 第 15 章 山 岳 トンネル 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 仮 設 備 第 3 節 作 業 環 境 保 全 第 4 節 粉 じん 対 策 第 5 節 爆 発 火 災 防 止 第 6 節 避 難 救 護 措 置 第 7 節 可 燃 性 ガス 対 策 第 8 節 掘 削 工 第 9 節 運 搬 工 第 10 節 支 保 工 第 11 節 覆 工 第 16 章 シールド 推 進 工 事

208 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 仮 設 備 第 3 節 立 坑 工 事 第 4 節 シールド 工 事 第 5 節 推 進 工 事 第 17 章 河 川 及 び 海 岸 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 水 辺 及 び 水 上 作 業 第 3 節 潜 水 作 業 第 4 節 作 業 船 及 び 台 船 作 業 第 18 章 ダム 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 基 礎 掘 削 工 第 3 節 基 礎 処 理 工 第 4 節 堤 体 コンクリート 工 事 第 5 節 ダム 材 料 盛 立 工 事 (フィルタイプダム) 第 19 章 構 築 物 の 取 り 壊 し 工 事 第 1 節 一 般 事 項 第 2 節 取 り 壊 し 工 Ⅱ. 水 質 汚 濁 にかかる 環 境 基 準 について

209 第 1 章 総 則 第 1 節 総 則 1. 目 的 本 指 針 は 土 木 工 事 における 施 工 の 安 全 を 確 保 するため 一 般 的 な 技 術 上 の 留 意 事 項 や 施 工 上 必 要 な 措 置 等 の 安 全 施 工 の 技 術 指 針 を 示 したものである 2. 適 用 範 囲 本 指 針 は 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 で 行 う 一 般 的 な 土 木 工 事 の 安 全 施 工 に 適 用 す る 3. 関 連 法 令 等 の 遵 守 土 木 工 事 の 施 工 にあたっては 本 指 針 のほか 工 事 に 関 する 関 係 法 令 等 を 遵 守 の うえ 安 全 に 行 わなければならない 第 2 節 事 前 調 査 1. 工 事 内 容 施 工 条 件 等 の 把 握 施 工 計 画 を 作 成 するにあたっては あらかじめ 設 計 図 書 に 明 示 された 事 項 に 対 する 事 前 調 査 を 行 い 安 全 確 保 のための 施 工 条 件 等 を 把 握 しておくこと 2. 事 前 調 査 施 工 計 画 の 作 成 に 際 しては 地 形 地 質 気 象 海 象 等 の 自 然 特 性 工 事 用 地 支 障 物 件 交 通 周 辺 環 境 施 設 管 理 等 の 立 地 条 件 について 適 切 な 調 査 を 実 施 す ること 第 3 節 施 工 計 画 1. 施 工 計 画 の 作 成 (1) 施 工 計 画 は 施 工 条 件 等 を 十 分 に 把 握 したうえで 工 程 資 機 材 労 務 等 の 一 般 的 事 項 のほか 工 事 の 難 易 度 を 評 価 する 項 目 ( 工 事 数 量 地 形 地 質 構 造 規 模 適 用 工 法 工 期 工 程 材 料 用 地 等 )を 考 慮 し 工 事 の 安 全 施 工 が 確 保 されるように 総 合 的 な 視 点 で 作 成 すること また 施 工 計 画 は 設 計 図 書 及 び 事 前 調 査 結 果 に 基 づいて 検 討 し 施 工 方 法 工 程 安 全 対 策 環 境 対 策 等 必 要 な 事 項 について 立 案 すること (2) 関 係 機 関 等 との 協 議 調 整 が 必 要 となるような 工 事 では その 協 議 調 整 内 容 をよく 把 握 し 特 に 工 事 の 安 全 確 保 に 留 意 すること この 場 合 当 該 事 項 に 係 わる 内 容 は 一 般 的 に 工 程 計 画 の 立 案 に 際 して 制 約 条 件 となるので よく 把 握 すること 特 に 都 市 内 工 事 にあっては 第 三 者 災 害 防 止 上 の 安 全 確 保 に 十 分 留 意 するこ と (3) 現 場 における 組 織 編 成 及 び 業 務 分 担 指 揮 命 令 系 統 が 明 確 なものであるこ と また 災 害 等 非 常 時 の 連 絡 系 統 も 明 記 しておくこと

210 (4) 作 業 員 は 必 要 人 員 を 確 保 するとともに 技 術 技 能 のある 人 員 を 確 保 す ること やむを 得 ず 不 足 が 生 じるときは 施 工 計 画 工 程 施 工 体 制 施 工 機 械 等 につ いて 対 応 策 を 検 討 すること (5) 使 用 機 械 設 備 の 計 画 選 定 にあたっては 施 工 条 件 機 械 の 能 力 及 び 適 応 性 現 場 状 況 安 全 面 環 境 面 等 総 合 的 な 視 点 で 検 討 すること (6) 工 事 による 作 業 場 所 及 びその 周 辺 への 振 動 騒 音 水 質 汚 濁 粉 じん 等 を 考 慮 した 環 境 対 策 を 講 じること (7) 工 程 は 準 備 作 業 から 工 事 終 了 まで 全 工 期 にわたって 安 全 作 業 を 十 分 考 慮 するとともに 気 象 海 象 条 件 等 を 十 分 考 慮 して 作 成 すること 2. 施 工 計 画 の 変 更 等 施 工 時 においては 当 初 の 施 工 計 画 に 従 って 忠 実 に 実 施 すること ただし 事 前 検 討 の 条 件 と 実 際 の 施 工 条 件 との 相 違 又 は 新 たに 生 じた 状 況 等 により 当 初 の 施 工 計 画 書 に 記 載 した 内 容 に 変 更 が 生 じるときは 全 体 状 況 を 十 分 勘 案 してすみ やかに 計 画 書 を 変 更 すること 第 4 節 工 事 現 場 管 理 1. 安 全 施 工 体 制 工 事 の 施 工 にあたっては 工 事 関 係 者 が 一 体 となって 安 全 施 工 の 確 保 を 図 るた めに 現 場 の 安 全 施 工 体 制 及 び 隣 接 地 工 事 を 含 む 工 事 関 係 機 関 との 連 絡 体 制 を 確 立 しておくこと 2. 工 事 内 容 の 周 知 徹 底 当 該 工 事 の 内 容 設 計 条 件 施 工 条 件 工 法 を 工 事 関 係 者 へ 周 知 徹 底 させる こと 3. 作 業 員 の 適 正 配 置 施 工 時 においては 確 保 できる 作 業 員 数 を 考 慮 した 施 工 計 画 とするとともに 未 熟 練 者 高 齢 者 に 対 しては 作 業 内 容 作 業 場 所 等 を 考 慮 し 適 切 な 配 置 を 行 うこと また 作 業 員 の 配 置 については 作 業 員 の 業 務 経 験 能 力 等 の 個 人 差 も 十 分 考 慮 すること 4. 現 場 条 件 に 応 じた 措 置 施 工 中 現 場 の 施 工 条 件 と 施 工 計 画 とが 一 致 しない 状 況 になった 場 合 は すみや かにその 原 因 を 調 査 分 析 し 変 更 となった 条 件 を 考 慮 して 対 策 をたて 直 し 適 切 な 施 工 管 理 に 努 めること 5. 緊 急 通 報 体 制 の 確 立 (1) 関 係 機 関 及 び 隣 接 地 工 事 の 関 係 者 とは 平 素 から 緊 密 な 連 携 を 保 ち 緊 急 時 における 通 報 方 法 の 相 互 確 認 等 の 体 制 を 明 確 にしておくこと (2) 通 報 責 任 者 を 指 定 しておくこと 安 衛 法 10~19 の 2 安 衛 則 642 の

211 (3) 緊 急 連 絡 表 を 作 成 し 関 係 連 絡 先 担 当 者 及 び 電 話 番 号 を 記 入 し 事 務 所 詰 所 等 の 見 やすい 場 所 に 標 示 しておくこと 6. 臨 機 の 措 置 施 工 中 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 には 直 ちに 作 業 を 中 止 するとともに 作 業 員 を 退 避 させ 必 要 な 情 報 連 絡 を 行 い 安 全 対 策 を 講 じる 等 状 況 に 即 した 適 切 な 措 置 を 行 うこと 7. 安 全 管 理 活 動 日 々の 建 設 作 業 において 各 種 の 事 故 を 未 然 に 防 止 するために 次 に 示 す 方 法 等 により 安 全 管 理 活 動 を 推 進 すること 1 事 前 打 合 せ 着 手 前 打 合 せ 安 全 工 程 打 合 せ 2 安 全 朝 礼 ( 全 体 的 指 示 伝 達 事 項 等 ) 3 安 全 ミーティング( 個 別 作 業 の 具 体 的 指 示 調 整 ) 4 安 全 点 検 5 安 全 訓 練 等 の 実 施 8. 工 事 関 係 者 における 連 携 の 強 化 (1) 設 計 施 工 計 画 施 工 の 連 携 の 強 化 を 図 ること (2) 各 種 作 業 において 設 定 した 設 計 条 件 あるいは 施 工 計 画 における 条 件 と 変 化 する 現 場 の 条 件 を 常 に 対 比 し 不 都 合 がある 場 合 は 適 宜 相 互 確 認 のうえ 対 処 すること

212 第 2 章 安 全 措 置 一 般 第 1 節 作 業 環 境 への 配 慮 1. 換 気 の 悪 い 場 所 等 での 必 要 な 措 置 (1) 自 然 換 気 が 不 十 分 なところで 内 燃 機 関 を 使 用 するときは 十 分 な 換 気 の 措 置 を 講 じること (2) 粉 じん 飛 散 を 防 止 する 措 置 を 講 じること 特 に 著 しく 粉 じんを 発 生 す る 場 所 では 保 護 具 等 を 使 用 すること 2. 強 烈 な 騒 音 を 発 生 する 場 所 等 での 必 要 な 措 置 (1) 強 烈 な 騒 音 を 発 生 する 場 所 であることを 明 示 するとともに 作 業 員 へ 周 知 させること (2) 強 烈 な 騒 音 を 発 生 する 場 所 では 耳 栓 等 の 保 護 具 を 使 用 すること 3. 狭 い 作 業 空 間 での 機 械 施 工 に 際 しての 安 全 確 保 (1) 施 工 計 画 の 立 案 に 際 しては 作 業 空 間 と 機 械 動 作 範 囲 作 業 能 力 等 を 把 握 し 機 械 選 定 等 に 十 分 配 慮 すること (2) 空 間 的 に 逃 げ 場 が 無 いような 場 所 での 機 械 と 人 力 との 共 同 作 業 では 運 転 者 作 業 員 及 び 作 業 主 任 者 又 は 作 業 指 揮 者 との 間 で 作 業 方 法 作 業 手 順 等 の 作 業 計 画 を 事 前 によく 検 討 し 安 全 確 保 の 対 策 をたてること 4. 作 業 環 境 項 目 の 測 定 以 下 の 作 業 場 所 では 必 要 とされる 各 環 境 項 目 の 測 定 を 行 うこと 1 土 石 岩 石 等 の 粉 じんを 著 しく 発 散 するような 坑 内 屋 内 の 作 業 場 等 で の 粉 じん 測 定 2 通 気 設 備 が 設 けられている 坑 内 の 作 業 場 における 通 気 量 気 温 炭 酸 ガ スの 測 定 等 3 酸 素 欠 乏 等 の 危 険 のある 場 所 における 作 業 場 での 酸 素 硫 化 水 素 の 濃 度 測 定 等 安 衛 法 583 の 2 安 衛 法 65 粉 じん 則 26 安 衛 則 592 酸 欠 則 3 第 2 節 工 事 現 場 周 辺 の 危 害 防 止 1. 工 事 区 域 の 立 入 防 止 施 設 (1) 工 事 現 場 の 周 囲 は 必 要 に 応 じて 鋼 板 シート 又 はガードフェンス 等 防 護 工 を 設 置 し 作 業 員 及 び 第 三 者 に 対 して 工 事 区 域 を 明 確 にすること (2) 立 入 防 止 施 設 は 子 供 等 第 三 者 が 容 易 に 侵 入 できないような 構 造 とする こと (3) 立 入 防 止 施 設 に 併 設 した 工 事 看 板 照 明 器 具 等 は 保 守 管 理 を 行 うこと (4) 立 入 防 止 施 設 に 設 けた 出 入 口 は 施 錠 できるようにすること (5) 道 路 に 近 接 して 掘 削 等 により 開 口 している 箇 所 がある 場 合 には 蓋 をす るか 防 護 柵 を 設 置 して 転 落 防 止 措 置 を 講 じること

213 2. 現 道 占 用 の 管 理 (1) 工 事 のため 現 道 を 使 用 する 場 合 には 立 入 防 止 施 設 を 含 め 占 用 許 可 条 件 に 適 合 した 設 備 とし 常 に 保 守 管 理 を 行 うこと (2) 看 板 標 識 類 は 所 定 の 場 所 に 通 行 の 妨 げとならないよう 設 置 し 常 に 点 検 整 備 を 行 うこと (3) 夜 間 照 明 保 安 灯 誘 導 灯 等 は 電 球 切 れ 等 の 点 検 を 行 い 常 に 保 守 管 理 を 行 うこと 3. 看 板 標 識 の 整 備 (1) 現 道 上 に 設 置 する 工 事 看 板 迂 回 路 案 内 板 等 各 種 標 識 類 は 所 定 の 場 所 に 交 通 の 支 障 とならないよう 設 置 し 振 動 や 風 等 で 倒 れないよう 固 定 措 置 を 講 じること (2) 案 内 標 識 協 力 要 請 看 板 等 は 運 転 者 及 び 歩 行 者 の 見 やすい 場 所 に 設 置 すること (3) 標 示 板 標 識 等 看 板 類 は 標 示 内 容 が 夜 間 においても 明 瞭 に 見 えるよう 必 要 な 措 置 を 講 じること (4) 看 板 標 識 等 は 保 守 管 理 を 行 うこと 4. 工 事 現 場 出 入 口 付 近 での 交 通 事 故 防 止 (1) 現 道 に 面 して 歩 道 を 切 り 下 げ 又 は 覆 工 して 出 入 口 を 設 けた 場 合 には 段 差 すき 間 滑 りのない 構 造 として 常 に 保 守 管 理 を 行 うこと (2) 工 事 車 両 の 出 入 口 には 工 事 車 両 の 出 入 りを 歩 行 者 等 に 知 らせるためブ ザー 又 は 黄 色 回 転 灯 を 設 置 すること (3) 出 入 口 では 歩 行 者 及 び 一 般 交 通 を 優 先 し 工 事 車 両 の 出 入 りに 伴 う 交 通 事 故 防 止 に 努 めること (4) 出 入 口 には 必 要 に 応 じて 交 通 誘 導 員 を 配 置 すること 5. 地 域 住 民 との 融 和 (1) 工 事 着 手 前 に 地 区 自 治 会 等 を 通 じ 周 辺 住 民 等 に 工 事 概 要 を 周 知 し 協 力 要 請 に 努 めること (2) 工 事 場 所 がスクールゾーン 内 にある 場 合 には 登 下 校 時 の 工 事 車 両 の 通 行 に 関 する 留 意 事 項 を 工 事 関 係 者 に 周 知 すること (3) 地 元 住 民 が 容 易 に 理 解 できるよう 工 事 の 進 捗 状 況 を 必 要 に 応 じて 回 覧 するか 看 板 を 作 成 して 掲 示 する 等 して 工 事 に 対 する 理 解 を 求 めること (4) 工 事 中 に 周 辺 住 民 等 から 苦 情 又 は 意 見 等 があったときは 丁 寧 に 応 対 し 必 要 な 措 置 を 講 じること 6. 現 場 外 での 交 通 安 全 管 理 工 事 現 場 外 においても 作 業 員 の 運 転 する 自 動 車 等 の 交 通 安 全 に 対 し 十 分 に 注 意 をうながし 事 故 等 の 防 止 に 配 慮 すること 第 3 節 立 入 禁 止 の 措 置 1. 関 係 者 以 外 の 立 入 禁 止

214 以 下 のような 場 所 では 関 係 者 以 外 の 立 入 を 禁 止 し 具 体 的 な 危 険 の 内 容 と 合 わせて 見 やすい 箇 所 にその 旨 を 標 示 すること 1 関 係 者 が 十 分 に 注 意 を 払 いながら 危 険 な 作 業 を 行 っている 場 所 2 関 係 者 以 外 の 者 が 立 入 ると 作 業 をしている 者 に 危 険 が 生 じるおそれ のある 場 所 3 有 害 な 作 業 箇 所 で 人 が 保 護 具 等 の 装 備 をしないで 立 入 ると 健 康 等 に 支 障 があるような 場 所 安 衛 則 585 第 4 節 監 視 員 誘 導 員 等 の 配 置 1. 監 視 員 誘 導 員 等 の 配 置 (1) 建 設 工 事 においては 現 場 の 状 況 作 業 の 方 法 に 応 じて 適 宜 監 視 員 誘 導 員 等 を 配 置 すること (2) 監 視 員 誘 導 員 には 現 場 状 況 危 険 防 止 等 について 十 分 周 知 を 図 るこ と 2. 合 図 信 号 等 の 統 一 (1) 複 数 の 下 請 けを 伴 う 現 場 では 作 業 員 と 監 視 員 誘 導 員 等 との 間 で 下 記 事 項 についてすみやかに 有 効 な 情 報 伝 達 ができるよう 合 図 信 号 等 を 統 一 すること 1 クレーン 等 の 運 転 についての 合 図 の 統 一 2 警 報 等 の 統 一 3 避 難 等 の 訓 練 の 実 施 方 法 等 の 統 一 4 その 他 必 要 な 事 項 (2) 伝 達 方 法 は 複 数 の 移 動 式 受 話 器 やトランシーバー 等 の 相 互 に 確 認 でき る 装 置 を 利 用 する 等 現 場 条 件 に 適 した 方 法 をとること 3. 合 図 信 号 の 周 知 (1) 新 規 に 入 場 した 作 業 員 監 視 員 誘 導 員 等 に 対 しては 当 該 作 業 に 適 合 した 合 図 信 号 について 教 育 すること (2) 毎 日 当 該 作 業 開 始 前 に 定 められた 合 図 信 号 についての 再 確 認 をする こと (3) 各 種 標 準 合 図 信 号 の 看 板 を 作 成 し 現 場 内 に 掲 示 するとともに 縮 小 版 を 当 該 機 械 に 掲 示 する 等 により 周 知 を 図 ること 安 衛 則 104, の8 クレーン 則 25,71 クレーン 則 639 安 衛 則 642 安 衛 則 642の2 安 衛 則 639 第 5 節 墜 落 防 止 の 措 置 1. 足 場 通 路 等 からの 墜 落 防 止 措 置 (1) 高 さが2m 以 上 の 箇 所 で 作 業 を 行 う 場 合 は 足 場 を 組 立 てる 等 の 方 法 に より 安 全 な 作 業 床 を 設 け 手 すりには 必 要 に 応 じて 中 さん 幅 木 を 取 付 け ること 安 衛 法 21 安 衛 則

215 (2) 作 業 床 囲 い 等 の 設 置 が 著 しく 困 難 なとき 又 は 作 業 の 必 要 上 から 臨 時 に 囲 い 等 を 取 りはずすときは 防 護 網 を 張 り 作 業 員 に 安 全 帯 を 使 用 させ る 等 の 措 置 を 講 じること (3) 足 場 及 び 鉄 骨 の 組 立 解 体 時 には 安 全 帯 が 容 易 に 使 用 出 来 るよう 親 綱 等 の 設 備 を 設 けること (4) 足 場 等 の 作 業 床 は 常 に 点 検 し 保 守 管 理 に 努 めること この 際 に 工 事 の 進 捗 現 場 条 件 等 により 変 化 していく 工 事 現 場 においては 日 々 該 当 する 場 所 作 業 の 種 類 等 に 応 じて 適 切 な 方 法 をとり 安 全 確 保 を 図 ること (5) 通 路 の 主 要 な 箇 所 には 安 全 通 路 であることを 示 す 表 示 をすること (6) 坑 内 あるいは 夜 間 作 業 を 行 う 場 合 には 通 路 に 正 常 の 通 行 を 妨 げない 範 囲 内 で 必 要 な 採 光 又 は 照 明 設 備 を 設 けること (7) 通 路 面 は つまずき 滑 り 踏 み 抜 き 等 の 危 険 のない 状 態 に 保 持 するこ と 2. 作 業 床 端 開 口 部 からの 墜 落 防 止 措 置 (1) 作 業 床 の 端 開 口 部 等 には 必 要 な 強 度 の 囲 い 手 すり 覆 い 等 を 設 置 すること (2) 囲 い 等 を 設 けることが 著 しく 困 難 な 場 合 又 は 作 業 の 必 要 上 臨 時 に 囲 い 等 を 取 りはずすときは 安 全 確 保 のため 防 護 網 を 張 り 安 全 帯 を 使 用 させ る 等 の 措 置 を 講 じること (3) 床 上 の 開 口 部 の 覆 い 上 には 原 則 として 材 料 等 を 置 かないこととし そ の 旨 を 表 示 すること (4) 柵 覆 い 等 をやむを 得 ず 取 りはずして 作 業 をする 場 合 には 当 該 場 所 へ の 関 係 作 業 員 以 外 の 立 入 りを 禁 止 する 標 識 を 設 置 し 監 視 員 を 配 置 するこ と また 取 りはずした 囲 い 等 は 作 業 終 了 後 直 ちに 復 旧 すること 3. 掘 削 作 業 における 墜 落 防 止 措 置 (1) 墜 落 のおそれのある 人 力 のり 面 整 形 作 業 等 では 親 綱 を 設 置 し 安 全 帯 を 使 用 させること その 際 親 綱 の 上 方 のり 面 との 接 触 による 土 砂 等 の 崩 壊 等 が 生 じないよ うに 配 慮 すること (2) 斜 面 を 昇 降 する 必 要 のある 場 合 には 安 全 な 昇 降 設 備 を 設 けること 施 工 上 当 該 措 置 が 講 じ 難 いときは 親 綱 を 設 置 し 安 全 帯 を 使 用 させること この 場 合 親 綱 の 固 定 部 は ゆるみ 等 が 生 じないよう 十 分 安 全 性 について 確 認 すること (3) のり 肩 を 通 路 とする 際 には 転 落 防 止 柵 等 を 設 けること (4) 土 留 支 保 工 内 の 掘 削 には 適 宜 通 路 を 設 けることとし 切 梁 腹 起 し 等 の 土 留 支 保 工 部 材 上 の 通 行 を 禁 止 すること 4. 作 業 員 に 対 する 措 置 (1) 新 規 に 入 場 した 作 業 員 に 対 しては 当 該 現 場 の 墜 落 危 険 箇 所 及 び 墜 落 の おそれのある 作 業 について 事 前 に 安 全 教 育 を 実 施 すること (2) 墜 落 防 護 工 の 無 断 取 りはずしの 禁 止 について 教 育 し 監 督 指 導 するこ 安 衛 則 519 安 衛 則 519 安 衛 則 521 安 衛 則 540 安 衛 則 541 安 衛 則 542 安 衛 則 563 安 衛 則 563 安 衛 則 530 安 衛 則 518,519 安 衛 則 60の2 642の

216 と (3) 安 全 帯 等 保 護 具 の 保 管 管 理 について 指 導 すること (4) 高 所 作 業 に 従 事 する 作 業 員 については 年 齢 体 力 等 に 配 慮 し 特 に 健 康 状 態 を 確 認 して 配 置 すること (5) 高 所 の 作 業 においては 未 熟 練 者 高 齢 者 の 配 置 は 避 けること 安 衛 法 62 安 衛 法 62 第 6 節 飛 来 落 下 の 防 止 措 置 1.ネット シートによる 防 護 (1) 構 造 物 の 出 入 口 と 外 部 足 場 が 交 差 する 場 所 の 出 入 口 上 部 には 飛 来 落 下 の 防 止 措 置 を 講 じること また 安 全 な 通 路 を 指 定 すること (2) 作 業 の 都 合 上 ネット シート 等 を 取 りはずしたときは 当 該 作 業 終 了 後 すみやかに 復 元 すること (3) ネットは 目 的 に 合 わせた 網 目 のものを 使 用 すること (4) ネットに 網 目 の 乱 れ 破 損 があるものは 使 用 しないこと また 破 損 の あるものは 補 修 して 使 用 すること (5) シートは 強 風 時 ( 特 に 台 風 時 )には 足 場 に 与 える 影 響 に 留 意 し 巻 き 上 げる 等 の 措 置 を 講 じること 2. 飛 来 落 下 防 護 現 道 又 は 民 家 等 に 近 接 している 場 所 での 工 事 では 飛 来 落 下 防 止 対 策 を 講 じ ること 3. 投 下 設 備 の 設 置 (1) 高 さ3m 以 上 の 高 所 からの 物 体 の 投 下 を 行 わないこと (2) やむを 得 ず 高 さ3m 以 上 の 高 所 から 物 体 を 投 下 する 場 合 には 投 下 設 備 を 設 け 立 入 禁 止 区 域 を 設 定 して 監 視 員 を 配 置 して 行 うこと (3) 投 下 設 備 はゴミ 投 下 用 シュート 又 は 木 製 によるダクトシュート 等 のよ うに 周 囲 に 投 下 物 が 飛 散 しない 構 造 とすること (4) 投 下 設 備 先 端 と 地 上 との 間 隔 は 投 下 物 が 飛 散 しないように 投 下 設 備 の 長 さ 勾 配 を 考 慮 した 設 備 とすること 4. 高 所 作 業 掘 削 箇 所 周 辺 の 材 料 等 の 集 積 (1) 足 場 鉄 骨 等 物 体 の 落 下 しやすい 高 所 には 物 を 置 かないこと また 飛 散 物 を 仮 置 きする 場 合 には 緊 結 するか 箱 袋 に 収 納 すること やむを 得 ず 足 場 上 に 材 料 等 を 集 積 する 場 合 には 集 中 荷 重 による 足 場 のたわみ 等 の 影 響 に 留 意 すること (2) 作 業 床 端 開 口 部 のり 肩 等 の1m 以 内 には 集 積 しないこと 作 業 床 の 開 口 部 等 では 幅 木 等 により 落 下 を 防 止 する 措 置 を 講 じること (3) 杭 コンクリート 管 等 曲 面 のある 材 料 を 集 積 する 際 には ころがり 防 止 のため 歯 止 め 等 の 措 置 を 講 じること (4) ベニヤ 板 等 風 に 飛 ばされやすい 材 料 については ロープ 等 でしばる 等 の 飛 散 防 止 の 措 置 を 講 じること 安 衛 則 537,538 安 衛 則 537,540 安 衛 則 536 安 衛 則

217 5. 上 下 作 業 時 の 連 絡 調 整 (1) 上 下 作 業 は 極 力 避 けること やむを 得 ず 上 下 作 業 を 行 うときは 事 前 に 両 者 の 作 業 責 任 者 と 場 所 内 容 時 間 等 をよく 調 整 し 安 全 確 保 を 図 るこ と (2) 上 下 作 業 は 飛 来 落 下 の 危 険 を 生 じるおそれがあるため 適 切 な 防 護 措 置 を 講 じ 安 全 確 保 を 図 ること (3) 防 護 措 置 が 困 難 な 場 合 には 監 視 員 合 図 者 等 を 適 宜 配 置 すること 第 7 節 異 常 気 象 時 の 対 策 1. 緊 急 連 絡 体 制 の 確 立 第 1 章 第 4 節 に 準 ずること 2. 気 象 情 報 の 収 集 と 対 応 (1) 事 務 所 にテレビ ラジオ 等 を 常 備 し 常 に 気 象 情 報 の 入 手 に 努 めること (2) 事 務 所 現 場 詰 所 及 び 作 業 場 所 間 の 連 絡 伝 達 のための 設 備 を 必 要 に 応 じ 設 置 すること 電 話 による 場 合 は 固 定 回 線 の 他 に 異 常 時 の 対 応 のために 複 数 の 移 動 式 受 話 器 等 で 常 に 作 業 員 が 現 場 詰 所 や 監 視 員 と 瞬 時 に 連 絡 でき るようにしておくこと また 現 場 状 況 に 応 じて 無 線 機 トランシーバー 等 で 対 応 すること (3) 現 場 における 伝 達 は 現 場 条 件 に 応 じて 無 線 機 トランシーバー 拡 声 機 サイレン 等 を 設 け 緊 急 時 に 使 用 できるよう 常 に 点 検 整 備 しておく こと (4) 工 事 責 任 者 は 非 常 時 の 連 絡 を 行 った 場 合 は 確 実 に 作 業 員 へ 伝 達 され 周 知 徹 底 が 図 られたことを 確 認 すること 3. 作 業 の 中 止 警 戒 及 び 各 種 点 検 (1) 気 象 の 状 況 に 応 じて 作 業 を 中 止 すること (2) 天 気 予 報 等 であらかじめ 異 常 気 象 が 予 想 される 場 合 は 作 業 中 止 を 含 め て 作 業 予 定 を 検 討 しておくこと (3) 洪 水 が 予 想 される 場 合 は 各 種 救 命 用 具 ( 救 命 浮 器 救 命 胴 衣 救 命 浮 輪 ロープ) 等 を 緊 急 の 使 用 に 際 して 即 応 できるよう 準 備 をしておくこと (4) 発 火 信 号 照 明 灯 及 び 自 家 発 電 機 等 は 作 動 点 検 を 定 期 的 に 実 施 するこ と (5) 工 事 責 任 者 は 必 要 に 応 じ2 名 以 上 を 構 成 員 とする 警 戒 班 を 出 動 させ て 巡 回 点 検 を 実 施 すること (6) 警 戒 員 は 気 象 の 急 変 及 び 非 常 事 態 に 注 意 し 工 事 責 任 者 との 連 絡 を 適 宜 行 い 周 辺 の 状 況 把 握 に 努 めること (7) 危 険 箇 所 が 発 見 された 場 合 には すみやかに 危 険 箇 所 に 立 ち 入 らないよ う 防 護 措 置 を 講 じ その 旨 標 示 すること (8) 警 報 及 び 注 意 報 が 解 除 され 作 業 を 再 開 する 前 には 工 事 現 場 の 地 盤 の ゆるみ 崩 壊 陥 没 等 の 危 険 がないか 入 念 に 点 検 すること

218 4. 大 雨 に 対 する 措 置 ( 作 業 現 場 及 び 周 辺 の 整 備 ) (1) 作 業 現 場 及 び 周 辺 の 状 況 を 点 検 確 認 し 次 のような 防 災 上 必 要 な 箇 所 は 対 策 を 講 ずるとともに 必 要 に 応 じて 立 入 禁 止 の 措 置 と 標 示 を 行 うこと 1 土 砂 崩 れ がけ 崩 れ 地 すべりが 予 想 される 箇 所 及 び 土 石 流 の 到 達 が 予 想 される 箇 所 2 物 の 流 出 土 砂 の 流 出 箇 所 3 降 雨 により 満 水 し 沈 没 又 は 転 倒 するおそれのあるもの 4 河 川 の 氾 濫 等 により 浸 水 のおそれのある 箇 所 (2) 流 出 のおそれのある 物 件 は 安 全 な 場 所 に 移 動 する 等 流 出 防 止 の 措 置 を 講 じること (3) 大 型 機 械 等 の 設 置 してある 場 所 への 冠 水 流 出 地 盤 のゆるみ 転 倒 のお それ 等 がある 場 合 は 早 めに 適 切 な 場 所 への 退 避 又 は 転 倒 防 止 措 置 を 講 じ ること (4) 降 雨 により 冠 水 流 出 のおそれがある 仮 設 物 等 は 早 めに 撤 去 するか 水 裏 から 仮 設 物 内 に 水 を 呼 び 込 み 内 外 水 位 差 による 倒 壊 を 防 ぐか 補 強 する などの 措 置 を 講 じること (5) 土 石 流 計 画 又 は 想 定 を 上 回 る 規 模 の 異 常 出 水 に 対 する 安 全 対 策 及 び 緊 急 体 制 を 確 立 しておくこと 5. 強 風 に 対 する 措 置 (1) 強 風 の 際 には クレーン 杭 打 機 等 のような 風 圧 を 大 きく 受 ける 作 業 用 大 型 機 械 の 休 止 場 所 での 転 倒 逸 走 防 止 には 十 分 注 意 すること (2) 強 風 により 高 圧 電 線 が 大 きく 振 れても 触 れないように 電 線 類 から 十 分 な 距 離 をとって 退 避 させておくこと (3) 河 川 海 岸 工 事 での 通 路 の 作 業 床 等 は 強 風 による 転 倒 及 び 波 浪 による 流 出 事 故 のないよう 十 分 補 強 しておくこと (4) 予 期 しない 強 風 が 吹 き 始 めた 場 合 には 特 に 高 所 作 業 では 作 業 を 一 時 中 止 すること この 際 物 の 飛 散 が 予 想 されるときは 飛 散 防 止 措 置 を 施 すとともに 安 全 確 保 のため 監 視 員 警 戒 員 を 配 置 すること (5) 強 風 下 での 警 戒 及 び 巡 視 は2 名 以 上 を 構 成 員 とする 班 で 行 うこと (6) 作 業 再 開 時 で 足 場 上 の 作 業 を 行 うときは 作 業 開 始 までに 点 検 し 異 常 が 認 められたときは 直 ちに 補 修 すること 6. 雪 に 対 する 措 置 (1) 道 路 水 路 等 には 幅 員 を 示 すためのポール 赤 旗 の 設 置 等 の 転 落 防 止 措 置 を 講 じること (2) 道 路 工 事 用 桟 橋 階 段 スロープ 通 路 作 業 足 場 等 は 除 雪 するか 又 は 滑 動 を 防 止 するための 措 置 を 講 じること (3) 標 識 掲 示 板 等 に 付 着 した 雪 は 払 い 落 とし 見 やすいものにしておくこ と 7. 雷 に 対 する 措 置 (1) 警 報 器 ラジオ 等 により 雷 雲 の 発 生 や 接 近 の 情 報 を 入 手 したときは そ 安 衛 則 151の6 157 クレーン 則 31の2 74の3 安 衛 則

219 の 状 況 に 応 じて 拡 声 機 サイレン 等 により 現 場 作 業 員 に 伝 達 すること (2) 電 気 発 破 作 業 を 行 う 現 場 では 特 に 警 戒 体 制 を 確 立 し 警 報 ( 作 業 中 止 退 避 等 ) 連 絡 方 法 を 定 め 作 業 中 止 又 は 退 避 の 場 所 等 に 関 する 措 置 を 適 切 な 所 に 看 板 等 で 示 し 全 員 に 徹 底 すること (3) 電 気 発 破 作 業 においては 雷 光 と 雷 鳴 の 間 隔 が 短 いときは 作 業 を 中 止 し 安 全 な 場 所 に 退 避 させること また 雷 雲 が 直 上 を 通 過 した 後 も 雷 光 と 雷 鳴 の 間 隔 が 長 くなるまで 作 業 を 再 開 しないこと 8. 地 震 及 び 津 波 に 対 する 措 置 (1) 地 震 及 び 津 波 に 対 する 警 報 が 発 せられた 場 合 は 安 全 な 場 所 へ 作 業 員 を 退 避 させること (2) 地 震 及 び 津 波 が 発 生 した 後 に 工 事 を 再 開 する 場 合 は あらかじめ 建 設 物 仮 設 物 資 機 材 建 設 機 械 電 気 設 備 及 び 地 盤 斜 面 状 況 等 を 十 分 点 検 すること 第 8 節 火 災 予 防 1. 防 火 管 理 体 制 の 確 立 (1) 工 事 現 場 には 事 務 所 寄 宿 舎 等 の 防 火 に 関 し 防 火 管 理 組 織 を 編 成 する こと (2) 事 務 所 寄 宿 舎 等 に 勤 務 者 又 は 居 住 者 が 50 人 以 上 の 場 合 には 資 格 を 有 する 者 の 中 から 防 火 管 理 者 を 選 任 し 消 防 署 長 に 届 出 ること (3) 事 務 所 寄 宿 舎 の 建 物 毎 に 火 元 責 任 者 を 指 名 し 表 示 すること 2. 防 火 設 備 (1) 消 火 栓 消 火 器 防 火 用 水 等 は 建 物 延 面 積 に 合 わせた 消 火 能 力 を 勘 案 した 設 備 とすること (2) 火 気 を 取 扱 う 場 所 には 用 途 に 応 じた 消 火 器 等 消 火 設 備 を 備 えること 消 火 器 は 有 効 期 間 を 確 認 すること 3. 危 険 物 の 管 理 (1) 危 険 物 を 指 定 数 量 以 上 貯 蔵 又 は 取 扱 う 場 合 には 危 険 物 取 扱 責 任 者 を 選 任 すること (2) 指 定 数 量 以 上 の 危 険 物 を 貯 蔵 又 は 取 扱 う 場 合 には 設 置 許 可 手 続 きをす ること (3) 危 険 物 の 貯 蔵 所 又 は 取 扱 所 には 立 入 禁 止 の 措 置 をし かつ 火 気 使 用 禁 止 の 表 示 をすること (4) 危 険 物 取 扱 作 業 方 法 を 定 め 工 事 関 係 者 への 周 知 徹 底 を 図 ること (5) 可 燃 性 塗 料 等 の 危 険 物 は 直 射 日 光 を 避 け 通 風 換 気 の 良 いところに 置 場 ( 危 険 物 倉 庫 )を 指 定 して 保 管 のうえ 施 錠 し 危 険 物 置 場 塗 料 置 場 火 気 厳 禁 等 の 表 示 をして 周 辺 での 火 気 使 用 を 禁 止 すること (6) 指 定 された 数 量 以 上 の 危 険 物 は 貯 蔵 所 以 外 の 場 所 で 貯 蔵 及 び 取 扱 いを 行 わないこと 消 防 法 8 消 防 令 4 消 防 法 17 消 防 則 6,7 建 設 業 附 属 寄 宿 舎 規 定 12 消 防 法 13 消 防 法 4,9,11 安 衛 則 262,

220 (7) 危 険 物 の 貯 蔵 所 を 設 置 する 場 合 は 市 町 村 長 又 は 都 道 府 県 知 事 の 許 可 及 び 所 轄 消 防 署 への 申 請 検 査 を 受 けること 4.アセチレンガス 溶 接 作 業 (1) ガスボンベは 通 風 換 気 置 き 方 に 留 意 し 適 切 な 場 所 に 貯 蔵 すること (2) ガス 溶 接 溶 断 に 使 用 する 器 具 類 は 作 業 前 に 点 検 し 不 良 箇 所 は 補 修 又 は 取 替 えること (3) ガスボンベは 使 用 前 使 用 中 使 用 済 の 区 分 を 明 確 にしておくこと (4) ガス 溶 接 溶 断 による 火 花 等 に 対 する 防 護 措 置 は 適 切 に 行 うこと (5) ガス 溶 接 溶 断 作 業 は 有 資 格 者 以 外 には 行 わせないこと 5. 避 難 設 備 (1) 事 務 所 寄 宿 舎 の 要 所 に 避 難 経 路 を 表 示 すること (2) 2 階 以 上 の 建 物 で 収 容 人 員 が 30 人 以 上 の 場 合 には すべり 台 すべり 棒 避 難 はしご 避 難 ロープ 等 を 設 置 すること 危 規 令 7 建 設 業 附 属 寄 宿 舎 規 定 8 消 防 令 25 消 防 則 26,27 第 9 節 工 事 現 場 のイメージアップ 1. 整 然 とした 工 事 現 場 の 維 持 (1) 作 業 場 所 資 材 置 場 等 の 資 機 材 は 適 宜 整 理 し 残 材 不 用 物 は 整 理 処 分 し 必 要 資 材 の 整 頓 に 努 めること (2) 連 絡 車 等 は 整 然 とした 駐 車 に 努 めること また 建 設 機 械 の 駐 機 につ いても 整 然 とした 配 置 に 努 めること (3) 柵 等 は 常 に 整 備 し 破 損 乱 れは 放 置 せず 維 持 管 理 を 図 ること 2. 土 工 事 基 礎 工 事 等 のある 工 事 現 場 (1) 工 事 現 場 の 状 況 に 応 じて 工 事 用 道 路 には 粉 じん 防 止 のため 砕 石 あるい は 舗 装 を 施 すとともに 排 水 施 設 を 設 けること また 工 事 用 車 両 出 入 口 には 必 要 に 応 じて タイヤ 洗 浄 設 備 等 を 設 けて 土 砂 の 散 逸 防 止 に 努 め ること また 上 記 の 措 置 が 困 難 な 場 合 には 現 場 路 面 の 清 掃 を 適 宜 行 い 土 砂 を 散 逸 させないこと (2) 人 家 密 集 地 等 周 辺 の 状 況 に 応 じて 仮 囲 いを 設 け 土 砂 飛 散 防 止 の 措 置 を 講 じること (3) 現 場 状 況 に 応 じて 防 じん 処 理 等 の 措 置 を 講 じること 3. 住 民 等 への 周 知 騒 音 振 動 を 伴 う 作 業 を 行 う 現 場 では 地 域 住 民 等 の 理 解 を 得 るよう 作 業 時 間 を 標 示 すること 等 により 事 前 に 周 知 を 図 ること 4.イメージアップ 現 場 事 務 所 作 業 員 宿 舎 休 憩 所 及 び 作 業 環 境 等 の 改 善 を 行 い 快 適 な 職 場 を 形 成 するとともに 看 板 並 びに 現 場 周 辺 の 美 装 化 に 努 めること 第 10 節 現 場 管 理

221 1. 施 工 計 画 指 揮 命 令 系 統 の 周 知 施 工 計 画 指 揮 命 令 系 統 及 び 作 業 の 順 序 方 法 等 をあらかじめ 作 業 員 に 周 知 すること 2. 作 業 主 任 者 の 選 任 (1) 災 害 を 防 止 するため 管 理 を 必 要 とする 作 業 については 作 業 の 区 分 に 応 じて 免 許 を 受 けた 者 又 は 技 能 講 習 を 修 了 した 者 を 作 業 主 任 者 として 選 任 し 作 業 員 の 指 揮 を 行 わせること (2) 作 業 主 任 者 を 選 任 したときは 氏 名 担 当 事 項 を 作 業 場 の 見 やすい 箇 所 に 掲 示 し 作 業 員 に 周 知 する 3. 作 業 指 揮 者 の 選 任 (1) 車 両 系 の 機 械 を 使 用 する 作 業 では 指 揮 者 を 定 め 作 業 計 画 に 基 づき そ の 作 業 を 指 揮 させること (2) 作 業 指 揮 者 は 作 業 が 作 業 手 順 どおり 行 われているか また 状 況 の 変 化 に より 作 業 方 法 を 変 更 しなければならないかを 見 極 めるため 必 要 に 応 じ 適 切 な 措 置 を 講 じること 4. 有 資 格 者 の 選 任 クレーンの 運 転 玉 掛 作 業 等 有 資 格 者 を 必 要 とする 作 業 には 必 ず 有 資 格 者 をあてるとともに 技 能 の 確 認 を 行 うこと 5. 保 護 具 等 の 着 用 と 使 用 作 業 に 携 わる 者 は 作 業 に 適 した 服 装 を 身 につけ 保 護 具 等 を 携 帯 し 必 要 時 には 必 ず 使 用 すること 6. 水 上 作 業 時 の 救 命 具 (1) 水 上 作 業 には 必 ず 救 命 具 をそろえておくこと (2) 水 中 に 転 落 するおそれのあるときは 救 命 具 を 使 用 すること 7. 非 常 事 態 における 応 急 処 置 非 常 事 態 の 発 生 時 における 連 絡 の 方 法 応 急 処 置 の 方 法 等 を 作 業 員 に 周 知 すること 8. 危 険 箇 所 の 周 知 架 空 工 作 物 特 に 高 圧 電 線 等 は その 危 険 性 について 作 業 員 に 十 分 認 識 さ せておくこと 9. 作 業 環 境 の 整 備 材 料 の 置 場 は 作 業 に 適 した 場 所 を 選 定 し 通 路 非 常 口 分 電 盤 操 作 盤 の 前 面 等 は 避 けること 安 衛 法 14 安 衛 則 18 安 衛 法 31 の 2 安 衛 則 151の4 194 の 6 安 衛 法 61 クレーン 則 33,

222 第 3 章 地 下 埋 設 物 一 般 第 1 節 工 事 内 容 の 把 握 1. 設 計 図 書 での 地 下 埋 設 物 に 関 する 事 項 の 確 認 (1) 埋 設 物 が 予 想 される 場 所 で 工 事 を 施 工 しようとするときは 設 計 図 書 に おける 地 下 埋 設 物 に 関 する 条 件 明 示 内 容 を 把 握 すること (2) 設 計 図 書 に 記 載 がない 場 合 でも 道 路 敷 内 で 掘 削 を 行 う 工 事 があるとき には 道 路 管 理 者 最 寄 りの 埋 設 物 管 理 者 に 出 向 き 道 路 台 帳 埋 設 物 台 帳 等 により 埋 設 物 の 有 無 の 確 認 を 行 うこと 2. 道 路 に 近 接 した 掘 削 工 事 がある 場 合 掘 削 の 規 模 深 さ 掘 削 位 置 と 道 路 との 相 対 的 位 置 をよく 把 握 し 掘 削 に 伴 って 影 響 が 及 ぶおそれのある 範 囲 については 前 項 と 同 様 に 調 査 を 行 い 埋 設 物 の 状 況 の 概 要 把 握 に 努 めること 3. 郊 外 地 山 間 地 の 道 路 郊 外 地 山 間 地 の 道 路 の 場 合 であっても 地 下 埋 設 物 を 十 分 に 確 認 すること 第 2 節 事 前 確 認 1. 調 査 及 び 埋 設 物 の 確 認 埋 設 物 が 予 想 される 場 所 で 施 工 するときは 施 工 に 先 立 ち 台 帳 に 基 づい て 試 掘 を 行 い その 埋 設 物 の 種 類 位 置 ( 平 面 深 さ) 規 格 構 造 等 を 原 則 として 目 視 により 確 認 すること 2. 保 安 措 置 (1) 掘 削 影 響 範 囲 に 埋 設 物 があることがわかった 場 合 は その 埋 設 物 の 管 理 者 及 び 関 係 機 関 と 協 議 し 関 係 法 令 等 に 従 い 保 安 上 の 必 要 な 措 置 防 護 方 法 立 会 の 必 要 性 緊 急 時 の 通 報 先 及 び 方 法 保 安 上 の 措 置 の 実 施 区 分 等 を 決 定 すること (2) 試 掘 によって 埋 設 物 を 確 認 した 場 合 には その 位 置 等 を 道 路 管 理 者 及 び 埋 設 物 の 管 理 者 に 報 告 すること (3) 工 事 施 工 中 において 管 理 者 の 不 明 な 埋 設 物 を 発 見 した 場 合 には 埋 設 物 に 関 する 調 査 を 再 度 行 って 管 理 者 を 確 認 し 当 該 管 理 者 の 立 会 を 求 め 安 全 を 確 認 した 後 に 処 置 すること 公 災 防 ( 土 )36 公 災 防 ( 土 )35 公 災 防 ( 土 )36 公 災 防 ( 土 )36 第 3 節 施 工 計 画 1. 共 通 事 項 第 1 章 第 3 節 に 準 ずること 2. 工 法 選 定

223 掘 削 工 事 を 行 おうとする 場 合 は 地 下 埋 設 物 の 状 況 を 十 分 に 把 握 したうえ で 工 法 を 選 定 し 施 工 を 行 うこと この 際 には 埋 設 復 旧 までの 一 連 の 工 事 内 容 を 考 慮 し 埋 設 物 の 保 全 に 努 めること 3. 工 程 計 画 (1) 市 街 地 における 土 木 工 事 では 埋 設 物 が 多 く その 正 確 な 位 置 がつかめ ない 場 合 もあることを 考 慮 し 調 査 に 必 要 な 日 数 を 十 分 に 見 込 んだ 施 工 計 画 を 作 成 すること (2) 埋 設 物 は 主 として 道 路 敷 地 内 にあるため 工 事 に 際 しては 道 路 交 通 との 調 整 に 十 分 配 慮 し 試 掘 工 事 切 廻 工 事 移 設 工 事 等 の 内 容 をよく 把 握 すること そのうえで 作 業 時 間 の 制 約 等 を 考 慮 した 工 程 を 事 前 に 関 係 機 関 と 協 議 しておくこと 4. 施 工 方 法 埋 設 箇 所 に 関 係 する 工 事 の 施 工 計 画 は 関 係 する 埋 設 物 管 理 者 との 協 議 が 必 要 であり 工 事 の 方 法 防 護 方 法 等 必 要 事 項 を 打 合 せのうえとりまとめ ること 第 4 節 現 場 管 理 1. 現 場 管 理 第 1 章 第 4 節 に 準 ずること 2. 施 工 時 の 安 全 管 理 (1) 掘 削 断 面 内 に 移 設 できない 地 下 埋 設 物 がある 場 合 は 試 掘 段 階 から 本 体 工 事 の 埋 戻 路 面 復 旧 の 段 階 までの 間 適 切 に 埋 設 物 を 防 護 し 維 持 管 理 すること (2) 埋 戻 路 面 復 旧 時 には 地 下 埋 設 物 の 位 置 内 容 等 の 留 意 事 項 を 関 係 作 業 員 に 周 知 徹 底 すること 安 衛 法 29の2 安 衛 則

224 第 4 章 機 械 装 置 設 備 一 般 第 1 節 建 設 機 械 作 業 の 一 般 的 留 意 事 項 1. 安 全 運 転 のための 作 業 計 画 作 業 管 理 (1) 作 業 内 容 作 業 方 法 作 業 範 囲 等 の 周 知 を 図 ること (2) 路 肩 のり 肩 等 危 険 な 場 所 での 作 業 の 有 無 人 との 同 時 作 業 の 有 無 等 を 事 前 に 把 握 して 誘 導 員 監 視 員 の 配 置 及 び 立 入 禁 止 箇 所 の 特 定 措 置 を 明 らかにしておくこと (3) 作 業 内 容 により やむを 得 ず 人 と 建 設 機 械 との 共 同 作 業 となる 場 合 に は 必 ず 誘 導 員 を 指 名 して 配 置 すること 誘 導 員 及 び 作 業 員 には 合 図 誘 導 の 方 法 の 他 運 転 者 の 視 認 性 に 関 する 死 角 についても 周 知 を 図 ること 2. 現 場 搬 入 時 の 装 備 点 検 (1) 前 照 灯 警 報 装 置 ヘッドガード 落 下 物 保 護 装 置 転 倒 時 保 護 装 置 操 作 レバーロック 装 置 降 下 防 止 用 安 全 ピン 等 の 安 全 装 置 の 装 備 を 確 認 す ること (2) 前 照 灯 警 報 装 置 操 作 レバーロック 装 置 等 の 正 常 動 作 を 確 認 すること (3) 建 設 機 械 の 能 力 整 備 状 況 等 を 確 認 すること 3. 作 業 前 点 検 (1) 作 業 開 始 前 の 点 検 を 行 うこと (2) 点 検 表 に 基 づき 各 部 を 点 検 し 異 常 があれば 整 備 が 完 了 するまで 使 用 し ないこと (3) 作 業 装 置 の 動 作 点 検 の 際 には 再 度 周 辺 に 人 がいないこと 障 害 物 がな いこと 等 の 安 全 を 確 認 してから 行 うこと 4. 建 設 機 械 の 登 坂 降 坂 その 他 (1) 指 定 された 建 設 機 械 の 登 坂 能 力 及 び 安 全 度 を 超 えて 走 行 しないこと そ の 他 機 種 に 応 じた 運 転 基 本 事 項 を 厳 守 すること (2) 走 行 中 に 地 形 地 盤 その 他 に 異 常 を 感 じたときは 走 行 を 一 旦 停 止 して 地 形 地 盤 その 他 を 確 認 すること 5. 運 転 終 了 後 及 び 機 械 を 離 れる 場 合 (1) 建 設 機 械 を 地 盤 の 良 い 平 坦 な 場 所 に 止 め バケット 等 を 地 面 まで 降 ろ し 思 わぬ 動 きを 防 止 すること やむを 得 ず 坂 道 に 停 止 するときは 足 回 りに 歯 止 め 等 を 確 実 にすること (2) 原 動 機 を 止 め ブレーキは 完 全 に 掛 け ブレーキペダルをロックするこ と また 作 業 装 置 についてもロックし キーをはずして 所 定 の 場 所 へ 保 管 すること 6. 用 途 外 使 用 の 制 限 (1) 原 則 として 建 設 機 械 は 用 途 以 外 に 使 用 しないこと 安 衛 則 155,157 安 衛 則 158 安 衛 則 170 安 衛 則 160 安 衛 則

225 (2) パワーショベル 等 の 吊 り 上 げ 作 業 等 に 係 わる 用 途 外 使 用 は 作 業 の 性 質 上 やむを 得 ない 場 合 に 限 り その 際 には 以 下 を 満 たすことを 確 認 したう えで 行 うこと 1 十 分 な 強 度 をもつ 吊 り 上 げ 用 の 金 具 等 を 用 いること 2 吊 り 荷 等 が 落 下 しないこと 3 作 業 装 置 からはずれないこと 安 衛 則 164 第 2 節 建 設 機 械 の 運 用 1. 建 設 機 械 の 適 切 な 選 定 と 運 用 (1) 機 械 選 定 に 際 しては 使 用 空 間 搬 入 搬 出 作 業 及 び 転 倒 等 に 対 する 安 全 性 を 考 慮 して 選 定 すること また 操 作 性 の 状 況 振 動 騒 音 排 出 ガ ス 等 を 考 慮 して 選 定 すること (2) 使 用 場 所 に 応 じて 作 業 員 の 安 全 を 確 保 するため 適 切 な 安 全 通 路 を 設 けること (3) 建 設 機 械 の 運 転 操 作 にあたっては 有 資 格 者 及 び 特 別 の 教 育 を 受 けた 者 が 行 うこと 2. 使 用 取 扱 環 境 (1) 危 険 防 止 のため 作 業 箇 所 には 必 要 な 照 度 を 確 保 すること (2) 機 械 設 備 には 粉 じん 騒 音 高 温 低 温 等 から 作 業 員 を 保 護 する 措 置 を 講 じること これにより 難 いときは 保 護 具 を 着 用 させること (3) 運 転 に 伴 う 加 熱 発 熱 漏 電 等 で 火 災 のおそれがある 機 械 については よく 整 備 してから 使 用 するものとし 消 火 器 等 を 装 備 すること また 燃 料 の 補 給 は 必 ず 機 械 を 停 止 してから 行 うこと (4) 接 触 のおそれのある 高 圧 線 には 必 ず 防 護 措 置 を 講 じること 防 護 措 置 を 講 じない 高 圧 線 の 直 下 付 近 で 作 業 又 は 移 動 を 行 う 場 合 は 誘 導 員 を 配 置 すること ブーム 等 は 少 なくとも 電 路 から 次 表 の 離 隔 距 離 をとること 安 衛 法 30 安 衛 法 29の2 安 衛 則 349 電 圧 と 離 隔 距 離 電 路 の 電 圧 ( 交 流 ) 離 隔 距 離 特 別 高 圧 2m 以 上 但 し 60,000V 以 上 は 10,000 ( 7,000V 以 上 ) V 又 はその 端 数 を 増 すごとに 20 cm 増 し 高 圧 1.2m 以 上 ( 7,000~ 600V) 低 圧 1.0m 以 上 ( 600V 以 下 ) 労 働 省 通 達 基 発 759 号 (S ) (5) 電 気 機 器 については その 特 性 に 応 じて 仮 建 物 の 中 に 設 置 する 等 漏 電 に 対 して 安 全 な 措 置 を 行 うこと

226 (6) 異 常 事 態 発 生 時 における 連 絡 方 法 応 急 処 置 の 方 法 は 分 かりやすい 所 に 表 示 しておくこと (7) 機 械 の 使 用 中 に 異 常 が 発 見 された 場 合 には 直 ちに 作 業 を 中 止 し 原 因 を 調 べて 修 理 を 行 うこと 3. 安 全 教 育 運 転 者 取 扱 者 を 定 め 就 業 前 に 以 下 の 教 育 を 行 うこと また 指 定 した 運 転 者 取 扱 者 以 外 の 取 扱 を 禁 止 し その 旨 表 示 すること 作 業 方 法 を 変 え た 場 合 には 関 連 事 項 について 教 育 を 行 うこと 1 当 該 機 械 装 置 の 危 険 性 及 び 機 械 保 護 具 の 性 能 機 能 取 扱 方 法 非 常 停 止 方 法 2 安 全 装 置 の 機 能 性 能 取 扱 方 法 3 作 業 手 順 操 作 手 順 運 転 開 始 の 合 図 連 絡 作 業 開 始 時 の 点 検 4 掃 除 等 の 場 合 の 運 転 停 止 通 電 停 止 起 動 装 置 施 錠 等 の 手 順 及 び 必 要 な 措 置 5 非 常 時 緊 急 時 における 応 急 措 置 及 び 退 避 連 絡 等 6 整 理 整 頓 及 び 清 潔 の 保 持 その 他 必 要 事 項 4. 取 扱 責 任 者 (1) 取 扱 者 の 中 から 取 扱 責 任 者 を 選 任 し 指 定 した 取 扱 者 以 外 の 使 用 の 禁 止 を 徹 底 すること (2) 安 全 運 転 上 取 扱 責 任 者 の 行 うべき 事 項 を 定 め それを 実 行 させること 5. 点 検 修 理 作 業 時 の 安 全 確 保 (1) 運 転 停 止 通 電 停 止 起 動 装 置 施 錠 等 の 手 順 及 び 必 要 な 措 置 をとること (2) 点 検 修 理 作 業 時 の 墜 落 転 倒 等 を 防 止 するための 必 要 な 措 置 をとるこ と (3) 点 検 整 備 作 業 を 行 う 場 所 は 関 係 者 以 外 の 立 入 りを 禁 止 すること (4) 点 検 整 備 作 業 は 平 坦 地 で 建 設 機 械 を 停 止 させて 行 うこと やむを 得 ず 傾 斜 地 で 行 う 場 合 は 機 械 の 足 回 りに 歯 止 めをして 逸 走 を 防 ぎ かつ 転 倒 のおそれのない 姿 勢 で 行 うこと (5) 建 設 機 械 は 原 動 機 を 止 め ブレーキ 旋 回 等 のロックを 必 ず 掛 けておく こと (6) アタッチメント 等 の 作 業 装 置 は 必 ず 地 上 に 降 ろしておくこと やむを 得 ずブレード バケット 等 を 上 げ その 下 で 点 検 整 備 作 業 を 行 う 場 合 には 支 柱 又 はブロックで 支 持 するなどの 降 下 防 止 策 をとること (7) 修 理 作 業 を 行 うときは 機 械 の 機 能 を 完 全 に 停 止 したうえで 修 理 中 に 誤 って 機 械 が 作 動 又 は 移 動 しないような 措 置 を 講 じること 6.オペレータの 指 導 (1) 新 規 入 場 のオペレータには 安 全 教 育 を 実 施 し 各 現 場 の 状 況 特 徴 留 意 点 を 詳 しく 指 導 すること また 定 期 的 に 安 全 教 育 を 実 施 すること (2) オペレータの 健 康 状 態 には 細 心 の 注 意 を 払 い 過 労 睡 眠 不 足 等 になら ないよう 配 慮 すること 安 衛 則 35 安 衛 則 151 の 15 安 衛 則 151 の 11 安 衛 則 35,

227 (3) オペレータが 当 該 機 械 の 運 転 に 不 適 当 ( 飲 酒 二 日 酔 極 度 の 疲 労 等 ) な 状 態 であると 判 断 された 場 合 は 就 業 させないこと 7. 機 械 工 具 ロープ 類 の 点 検 整 備 (1) 法 令 で 定 められた 点 検 を 必 ず 行 うこと (2) 機 械 設 備 内 容 に 応 じた 始 業 終 業 日 月 年 次 の 点 検 給 油 保 守 整 備 を 行 うこと (3) それぞれの 機 械 に 対 し 適 切 な 点 検 表 の 作 成 記 入 を 行 い 必 要 に 応 じ て 所 定 の 期 間 保 存 すること (4) 機 械 の 管 理 責 任 者 を 選 任 し 必 要 に 応 じて 次 に 示 す 検 査 点 検 をオペ レータ 又 は 点 検 責 任 者 に 確 実 に 実 施 させること 1 始 業 終 業 日 常 点 検 2 月 例 点 検 3 年 次 点 検 特 定 自 主 検 査 (5) 鋼 索 (ワイヤロープ)が 次 の 状 態 の 場 合 には 交 換 したうえで 切 捨 て 等 の 処 理 を 行 うこと 1 一 よりの 間 で 素 線 数 の10% 以 上 の 素 線 が 断 線 した 場 合 2 直 径 の 減 少 が 公 称 径 の7%を 超 えた 場 合 3 キンク 著 しい 形 くずれ 又 は 腐 食 の 認 められる 場 合 安 衛 法 45 安 衛 則 217 第 3 節 建 設 機 械 の 搬 送 1. 建 設 機 械 の 積 込 み 積 降 し (1) 大 型 の 建 設 機 械 をトレーラ 又 はトラック 等 に 積 載 して 移 送 する 場 合 は 登 坂 用 具 又 は 専 用 装 置 を 備 えた 移 送 用 の 車 両 を 使 用 すること (2) 積 降 しを 行 う 場 合 は 支 持 力 のある 平 坦 な 地 盤 で 作 業 に 必 要 な 広 さの ある 場 所 を 選 定 すること (3) 積 込 み 積 降 し 作 業 時 には 移 送 用 車 両 は 必 ず 駐 車 ブレーキを 掛 け タ イヤに 歯 止 めをすること (4) 登 坂 用 具 は 積 降 しする 機 械 重 量 に 耐 えられる 強 度 長 さ 及 び 幅 を 持 ち キャタピラの 回 転 によって 荷 台 からはずれないような 爪 付 きのもの 又 は はずれ 止 め 装 置 の 装 備 されたものを 使 用 すること 2. 積 込 後 の 固 定 等 (1) 荷 台 の 所 定 位 置 で 停 止 し ブレーキを 掛 けロックすること (2) ショベル 系 建 設 機 械 は ブーム アーム 等 の 作 業 装 置 が 制 限 高 さを 超 え ないように 低 く 下 げ バケット 等 はトレーラ 等 の 床 上 に 降 ろし 固 定 するこ と (3) 積 込 の 状 態 及 び 歯 止 め 等 固 定 の 状 態 が 適 切 であるかを 確 認 すること 3. 自 走 による 移 送 (1) 現 場 内 の 軟 弱 な 路 面 を 走 行 するときは 路 肩 の 崩 れ 等 に 注 意 すること (2) 無 人 踏 切 や 幅 員 の 狭 い 箇 所 を 通 過 するときは 一 旦 停 止 し 安 全 を 確 認 し 安 衛 則

228 てから 通 過 すること (3) ショベル 系 建 設 機 械 では 架 空 線 や 橋 桁 等 の 道 路 横 断 構 造 物 の 下 を 通 過 す るときは 垂 直 方 向 の 離 隔 に 注 意 すること 4.アタッチメント 等 作 業 装 置 の 装 着 及 び 取 りはずし 作 業 (1) アーム ブーム 等 の 降 下 転 倒 を 防 止 するため 支 柱 ブロック 等 によ り 支 持 し 装 着 又 は 取 りはずしを 行 うこと (2) 重 量 のある 作 業 装 置 の 装 着 及 び 取 りはずしにおいては 合 図 を 確 実 に し 誤 操 作 過 大 操 作 等 に 伴 う 挟 まれ 防 止 に 細 心 の 注 意 を 払 うこと 安 衛 則 166 第 4 節 据 付 型 据 置 型 機 械 装 置 1. 設 置 場 所 の 選 定 設 置 場 所 の 選 定 に 際 しては 供 用 中 の 風 水 害 土 砂 崩 壊 雪 崩 及 び 墜 落 転 落 等 の 安 全 設 備 間 の 必 要 な 離 隔 の 確 保 設 置 撤 去 工 事 の 際 の 安 全 等 を 考 慮 して 選 定 すること 2. 原 動 機 回 転 軸 等 の 設 備 の 保 全 (1) 機 械 の 原 動 機 回 転 軸 歯 車 等 は 覆 い 囲 い スリーブを 設 けること (2) 回 転 部 に 付 属 する 止 め 金 具 は 埋 込 型 を 使 用 するか 又 は 覆 いを 設 けるこ と 安 衛 則 101 安 衛 則 25 第 5 節 移 動 式 クレーン 作 業 1. 作 業 計 画 移 動 式 クレーンの 選 定 (1) 移 動 式 クレーンの 選 定 については その 性 能 機 構 を 十 分 把 握 しておく こと (2) 移 動 式 クレーンの 選 定 の 際 は 作 業 半 径 吊 り 上 げ 荷 重 フック 重 量 を 設 定 し 性 能 曲 線 図 で 能 力 を 確 認 し 十 分 な 能 力 をもった 機 種 を 選 定 する こと (3) 作 業 内 容 をよく 理 解 し 作 業 環 境 をよく 考 慮 して 作 業 計 画 をたてるこ と (4) 送 配 電 線 の 近 くでの 作 業 は 絶 縁 用 防 護 措 置 がされていることを 確 認 し てから 行 うこと (5) 絶 縁 用 防 護 措 置 のされていない 送 配 電 線 の 近 くでの 作 業 時 は 安 全 離 隔 距 離 を 厳 守 して 行 うこと 2. 配 置 据 付 (1) 移 動 式 クレーンの 作 業 範 囲 内 に 障 害 物 がないことを 確 認 すること 障 害 物 がある 場 合 は あらかじめ 作 業 方 法 をよく 検 討 しておくこと (2) 移 動 式 クレーンを 設 置 する 地 盤 の 状 態 を 確 認 すること 地 盤 の 支 持 力 が 不 足 する 場 合 は 移 動 式 クレーンが 転 倒 しないよう 地 盤 の 改 良 鉄 板 等 に より 吊 り 荷 重 に 相 当 する 地 盤 反 力 が 確 保 できるまで 補 強 した 後 でなければ クレーン 則 66 の 2 安 衛 則 29 の 2 クレーン 則 70の3 70の

229 移 動 式 クレーンの 操 作 は 行 わないこと (3) 移 動 式 クレーンの 機 体 は 水 平 に 設 置 し アウトリガーは 作 業 荷 重 に 応 じて 完 全 に 張 り 出 すこと (4) 荷 重 表 で 吊 り 上 げ 能 力 を 確 認 し 吊 り 上 げ 荷 重 や 旋 回 範 囲 の 制 限 を 厳 守 す ること (5) 作 業 前 には 必 ず 点 検 を 行 い 無 負 荷 で 安 全 装 置 警 報 装 置 ブレーキ 等 の 機 能 の 状 態 を 確 認 すること (6) 運 転 開 始 からしばらくの 時 間 が 経 ったところで アウトリガーの 状 態 を 点 検 し 異 常 があれば 矯 正 すること 3. 移 動 式 クレーンの 誘 導 合 図 (1) 合 図 者 は1 人 とし 打 合 せた 合 図 で 明 確 に 行 うこと (2) 合 図 者 は 吊 り 荷 がよく 見 え オペレータからもよく 見 える 位 置 で か つ 作 業 範 囲 外 に 位 置 して 合 図 を 行 うこと やむを 得 ず オペレータか ら 見 えない 位 置 で 合 図 する 場 合 には 無 線 等 で 確 実 に 合 図 が 伝 わる 方 法 をとること (3) 荷 を 吊 る 際 は 介 錯 ロープを 吊 り 荷 の 端 部 に 取 り 付 け 合 図 者 が 安 全 な 位 置 で 誘 導 すること 4. 移 動 式 クレーンの 運 転 (1) 運 転 は 吊 り 上 げ 荷 重 により 以 下 の 資 格 を 有 するものが 行 うこと 1 吊 り 上 げ 荷 重 が1t 未 満 の 移 動 式 クレーン: 特 別 教 育 技 能 講 習 の 修 了 者 免 許 取 得 者 2 吊 り 上 げ 荷 重 が1t 以 上 5t 未 満 の 移 動 式 クレーン: 技 能 講 習 の 修 了 者 免 許 取 得 者 3 吊 り 上 げ 荷 重 が5t 以 上 の 移 動 式 クレーン: 免 許 取 得 者 (2) 移 動 式 クレーンに 装 備 されている 安 全 装 置 (モーメントリミッター)は ブームの 作 業 状 態 とアウトリガーの 設 置 状 態 を 正 確 にセットして 作 動 さ せること (3) 作 業 中 に 機 械 の 各 部 に 異 常 音 発 熱 臭 気 異 常 動 作 等 が 認 められた 場 合 は 直 ちに 作 業 を 中 止 し 原 因 を 調 べ 必 要 な 措 置 を 講 じてから 作 業 を 再 開 すること (4) 吊 り 荷 フック 玉 掛 け 用 具 等 吊 り 具 を 含 む 全 体 重 量 が 定 格 吊 り 上 げ 荷 重 以 内 であることを 確 認 すること 5. 移 動 式 クレーンの 作 業 (1) 荷 を 吊 り 上 げる 場 合 は 必 ず 地 面 からわずかに 荷 が 浮 いた 状 態 で 停 止 し 機 体 の 安 定 吊 り 荷 の 重 心 玉 掛 けの 状 態 を 確 認 すること (2) 荷 を 吊 り 上 げる 場 合 は 必 ずフックが 吊 り 荷 の 重 心 の 真 上 にくるように すること (3) 移 動 式 クレーンで 荷 を 吊 り 上 げた 際 ブーム 等 のたわみにより 吊 り 荷 が 外 周 方 向 に 移 動 するためフックの 位 置 はたわみを 考 慮 して 作 業 半 径 の クレーン 則 70 の 5 クレーン 則 69 クレーン 則 78 クレーン 則 71 クレーン 則 71 クレーン 則 67,68 クレーン 則

230 少 し 内 側 で 作 業 をすること (4) 旋 回 を 行 う 場 合 は 旋 回 範 囲 内 に 人 や 障 害 物 のないことを 確 認 するこ と (5) 吊 り 荷 は 安 全 な 高 さまで 巻 き 上 げた 後 静 かに 旋 回 すること (6) オペレータは 合 図 者 の 指 示 に 従 って 運 転 し 常 にブームの 先 端 の 動 きや 吊 り 荷 の 状 態 に 注 意 すること (7) 荷 降 ろしは 一 気 に 着 床 させず 着 床 直 前 に 一 旦 停 止 し 着 床 場 所 の 状 態 や 荷 の 位 置 を 確 認 した 後 静 かに 降 ろすこと (8) オペレータは 荷 を 吊 り 上 げたままで 運 転 席 を 離 れないこと 6. 作 業 終 了 後 の 措 置 (1) 作 業 終 了 後 は フックを 安 全 な 位 置 に 巻 き 上 げる 等 必 要 な 措 置 を 講 じる こと なお 走 行 姿 勢 にセットした 場 合 は 各 部 の 固 定 ピン 等 を 確 実 に 挿 入 す ること (2) 走 行 時 には 旋 回 ブレーキロック ウインチドラムロックを 行 うこと (3) 操 作 関 係 のスイッチは 全 て 切 にしておくこと 7. 玉 掛 作 業 (1) 玉 掛 作 業 は 吊 り 上 げ 荷 重 が1t 以 上 の 移 動 式 クレーンの 場 合 には 技 能 講 習 を 修 了 した 者 が 1t 未 満 の 移 動 式 クレーンの 場 合 は 特 別 教 育 を 修 了 した 者 がそれぞれ 行 うこと (2) 吊 り 荷 に 見 合 った 玉 掛 け 用 具 をあらかじめ 用 意 点 検 し ワイヤーロープ にうねり くせ ねじりがあるものは 取 り 替 えるか 又 は 直 してから 使 用 すること (3) 玉 掛 け 用 具 は 雨 や 粉 じん 等 が 防 げる 定 められた 保 管 場 所 へ 整 理 して 保 管 することとし 腐 食 するおそれのある 時 ( 海 岸 海 上 作 業 等 )は 給 油 を 行 うこと (4) 移 動 式 クレーンのフックは 吊 り 荷 の 重 心 に 誘 導 し 吊 り 角 度 と 水 平 面 と のなす 角 度 は 60 以 内 とすること (5) ロープが 滑 らない 吊 り 角 度 あて 物 玉 掛 位 置 等 荷 を 吊 ったときの 安 全 を 事 前 に 確 認 すること (6) 重 心 の 片 寄 った 物 等 特 殊 な 吊 り 方 をする 場 合 には 事 前 にそれぞれの ロープにかかる 荷 重 を 計 算 して 安 全 を 確 認 すること (7) 半 掛 け4 本 吊 り フックに 対 する 半 掛 けは ワイヤーロープが 滑 って 危 険 なため 禁 止 すること (8) パイプ 類 などの 滑 りやすいものを 吊 るときは あだ 巻 目 通 し 吊 り 又 は はかま 等 を 使 用 し 脱 落 防 止 の 措 置 を 講 じること また 寸 法 の 長 いもの と 短 いものとはそれぞれ 仕 分 けし 混 在 させて 吊 らないこと (9) わく 組 足 場 材 等 は 種 類 及 び 寸 法 ごとに 仕 分 けし 玉 掛 用 ワイヤーロー プ 以 外 のもので 緊 結 する 等 抜 け 落 ち 防 止 の 措 置 を 行 うこと (10) 単 管 用 クランプ 等 の 小 物 は 吊 り 箱 等 を 用 いて 作 業 を 行 うこと クレーン 則 74 クレーン 則 75 クレーン 則 221,222 クレーン 則 215,

231 8. 立 入 禁 止 場 所 の 指 定 標 識 類 の 設 置 (1) 移 動 式 クレーン 作 業 中 は 吊 り 荷 の 直 下 のほか 吊 り 荷 の 移 動 範 囲 内 で 吊 り 荷 の 落 下 による 危 険 のある 場 所 への 人 の 立 入 りを 禁 止 すること (2) 立 入 りを 禁 止 した 場 所 には 看 板 標 識 等 を 設 置 し 作 業 員 等 に 周 知 さ せること クレーン 則 74 の 2 第 6 節 賃 貸 機 械 等 の 使 用 安 衛 法 賃 貸 機 械 の 使 用 あるいは 機 械 設 備 の 貸 与 の 場 合 (1) 賃 貸 機 械 あるいは 貸 与 機 械 を 使 用 する 際 には 点 検 整 備 状 況 使 用 者 の 資 格 等 を 確 認 すること (2) 賃 貸 機 械 あるいは 貸 与 機 械 を 使 用 する 際 には 機 械 性 能 等 の 関 係 者 等 へ の 周 知 運 転 者 と 関 係 作 業 員 との 意 志 疎 通 の 確 保 に 努 めること (3) 使 用 機 械 が 日 々 変 わる 場 合 は 機 体 の 整 備 状 況 安 全 装 置 の 装 備 その 正 常 動 作 を 適 宜 確 認 すること 2. 運 転 者 付 き 機 械 を 使 用 する 作 業 の 場 合 (1) クレーン 作 業 コンクリートポンプ 打 設 作 業 機 械 回 送 作 業 運 搬 作 業 等 運 転 者 付 き 機 械 を 使 用 する 作 業 については 作 業 指 示 作 業 打 合 せ 現 場 作 業 条 件 等 を 運 転 者 に 適 切 に 事 前 に 連 絡 しておくこと (2) 到 着 時 に 作 業 方 法 等 の 必 要 事 項 を 確 認 するとともに 作 業 開 始 前 に 作 業 方 法 を 確 認 するための 打 合 せを 行 うこと 安 衛 則 ,

232 第 5 章 仮 設 工 事 第 1 節 一 般 事 項 1. 工 事 内 容 の 把 握 必 要 に 応 じて 工 事 予 定 場 所 の 踏 査 を 行 い 必 要 な 事 項 を 把 握 すること 2. 施 工 条 件 の 把 握 (1) 設 計 図 書 は 十 分 に 検 討 把 握 し 施 工 計 画 に 反 映 させること (2) 当 該 工 事 に 関 する 立 地 条 件 を 仮 設 工 事 計 画 に 反 映 するよう 十 分 考 慮 す ること (3) 当 該 工 事 のみならず 周 辺 で 行 われている 工 事 または 行 われようとする 工 事 との 関 連 性 を 把 握 すること (4) 第 1 章 第 2 節 1.に 準 ずること 3. 周 辺 環 境 調 査 騒 音 振 動 地 盤 変 状 等 による 施 工 現 場 周 辺 の 土 地 建 物 道 路 構 造 物 等 に 対 する 影 響 及 び 井 戸 枯 れ 等 を 把 握 するため 事 前 に 十 分 な 現 況 調 査 を 行 い 資 料 を 整 理 すること また 仮 設 工 事 のための 施 工 機 械 の 選 定 及 び 施 工 計 画 について 十 分 検 討 すること 4. 地 下 埋 設 物 等 の 調 査 (1) 第 3 章 第 2 節 に 準 ずること (2) 架 空 工 作 物 に 対 する 調 査 を 行 うこと 5. 施 工 計 画 第 1 章 第 3 節 に 準 ずること 6. 工 事 施 工 段 階 の 内 容 把 握 (1) 仮 設 工 事 計 画 の 作 成 にあたっては 工 事 目 的 物 の 各 施 工 段 階 の 内 容 を 十 分 把 握 すること (2) 各 施 工 段 階 における 仮 設 工 事 計 画 は 仮 設 工 事 自 体 の 安 全 性 工 事 目 的 物 の 品 質 出 来 形 美 観 工 程 経 済 性 等 について 十 分 検 討 すること 7. 仮 設 工 事 内 容 の 全 体 把 握 (1) 各 仮 設 工 事 のうち 個 々の 工 事 目 的 物 の 施 工 に 直 接 的 に 使 用 されるもの ( 直 接 仮 設 工 事 )と 各 工 事 目 的 物 の 施 工 に 共 通 して 使 用 するもの( 共 通 仮 設 工 事 )を 区 分 して 全 体 の 仮 設 工 事 計 画 にあたること (2) 直 接 仮 設 工 事 と 共 通 仮 設 工 事 については 相 互 に 関 連 するところを 十 分 把 握 して 工 事 の 安 全 性 を 重 視 した 計 画 施 工 とすること (3) 設 計 図 書 に 基 づき 指 定 仮 設 と 任 意 仮 設 の 区 分 を 把 握 して 全 体 の 仮 設 工 事 計 画 にあたること 8. 仮 設 工 事 計 画 の 作 成 の 注 意 事 項 (1) 仮 設 工 事 の 計 画 にあたっては 各 仮 設 物 の 目 的 を 十 分 把 握 すること (2) 仮 設 工 事 では その 仮 設 物 の 形 式 や 配 置 計 画 が 重 要 なので 安 全 でかつ 安 衛 法

233 能 率 のよい 施 工 ができるよう 各 仮 設 物 の 形 式 配 置 及 び 残 置 期 間 等 を 施 工 計 画 書 に 記 載 すること (3) 仮 設 に 使 用 する 諸 材 料 の 規 格 ( 寸 法 材 質 強 度 )は 工 事 の 安 全 性 を 重 視 したものであること (4) リース 材 を 使 用 する 場 合 は 材 質 規 格 等 に 異 常 がないものを 使 用 する こと 安 衛 則 638 の 3 第 2 節 土 留 支 保 工 1. 一 般 事 項 (1) 掘 削 作 業 を 行 う 場 合 は 掘 削 箇 所 並 びにその 周 囲 の 状 況 を 考 慮 し 掘 削 の 深 さ 土 質 地 下 水 位 作 用 する 土 圧 等 を 十 分 に 検 討 したうえで 必 要 に 応 じて 土 圧 計 等 の 計 測 機 器 の 設 置 を 含 め 土 留 支 保 工 の 安 全 管 理 計 画 を たて これを 実 施 すること (2) 切 土 面 にその 箇 所 の 土 質 に 見 合 った 勾 配 を 保 って 掘 削 できる 場 合 を 除 き 掘 削 する 深 さが1.5mを 超 える 場 合 には 原 則 として 土 留 工 を 施 すこ と (3) 土 留 支 保 工 は 変 形 や 位 置 ずれにより 安 全 性 が 損 なわれないよう 十 分 注 意 するとともに 十 分 な 強 度 を 有 するものとすること (4) 土 留 矢 板 は 根 入 れ 応 力 変 位 に 対 して 安 全 である 他 土 質 に 応 じて ボイリング ヒービングの 検 討 を 行 い 安 全 であることを 確 認 すること 2. 施 工 時 の 安 全 管 理 (1) 土 留 支 保 工 の 施 工 にあたっては 土 留 支 保 工 の 設 計 条 件 を 十 分 理 解 した 者 が 施 工 管 理 にあたること (2) 土 留 支 保 工 は 施 工 計 画 に 沿 って 所 定 の 部 材 の 取 付 けが 完 了 しないうち は 次 の 段 階 の 掘 削 を 行 わないこと (3) 道 路 においては 杭 鋼 矢 板 等 を 打 ち 込 むため これに 先 行 して 布 掘 り 又 はつぼ 掘 りを 行 う 場 合 その 作 業 範 囲 又 は 深 さは 杭 鋼 矢 板 等 の 打 込 む 作 業 の 範 囲 にとどめ 打 設 後 は 速 やかに 埋 戻 し 念 入 りに 締 固 めて 従 前 の 機 能 を 維 持 し 得 るよう 表 面 を 仕 上 げておくこと (4) 土 留 板 は 掘 削 後 速 やかに 掘 削 面 との 間 に 隙 間 のないようにはめ 込 むこ と 隙 間 が 出 来 たときは 裏 込 め くさび 等 で 隙 間 の 無 いように 固 定 するこ と (5) 土 留 工 を 施 してある 間 は 点 検 員 を 配 置 して 定 期 的 に 点 検 を 行 い 土 留 用 部 材 の 変 形 緊 結 部 のゆるみ 地 下 水 位 や 周 辺 地 盤 の 変 化 等 の 異 常 が 発 見 された 場 合 は 直 ちに 作 業 員 全 員 を 必 ず 避 難 させるとともに 事 故 防 止 対 策 に 万 全 を 期 したのちでなければ 次 の 段 階 の 施 工 は 行 わないこと (6) 必 要 に 応 じて 測 定 計 器 を 使 用 し 土 留 工 に 作 用 する 土 圧 変 位 を 測 定 す ること 公 災 防 ( 土 )41 安 衛 則 369 公 災 防 ( 土 )

234 (7) 定 期 的 に 地 下 水 位 地 盤 の 変 化 を 観 測 記 録 し 地 盤 の 隆 起 沈 下 等 の 異 常 が 発 生 したときは 埋 設 物 管 理 者 等 に 連 絡 して 保 全 の 措 置 を 講 じると ともに 他 関 係 者 に 報 告 すること 3. 土 留 支 保 工 の 組 立 て 土 留 支 保 工 の 組 立 ては あらかじめ 計 画 された 順 序 に 基 づいて 行 うこと なお 計 画 された 組 立 図 と 異 なる 施 工 を 行 う 場 合 は 入 念 なチェックを 行 いその 理 由 等 を 整 理 し 記 録 しておくこと 4. 材 料 土 留 支 保 工 の 材 料 は ひび 割 れ 変 形 又 は 腐 れのない 良 質 なものとし 事 前 に 十 分 点 検 確 認 を 行 うこと 5. 点 検 者 の 指 名 (1) 新 たな 施 工 段 階 に 進 む 前 には 必 要 部 材 が 定 められた 位 置 に 安 全 に 取 り 付 けられていることを 確 認 した 後 に 作 業 を 開 始 すること (2) 作 業 中 は 指 名 された 点 検 者 が 常 時 点 検 を 行 い 異 常 を 認 めたときは 直 ちに 作 業 員 全 員 を 避 難 させ 責 任 者 に 連 絡 し 必 要 な 措 置 を 講 じること 6. 部 材 の 取 付 け (1) 腹 起 し 及 び 切 梁 は 溶 接 ボルト かすがい 鉄 線 等 で 堅 固 に 取 付 けるこ と (2) 圧 縮 材 ( 火 打 ちを 除 く)の 継 手 は 突 合 せ 継 手 とし 部 材 全 体 がひとつ の 直 線 となるようにすること 木 材 を 圧 縮 材 として 用 いる 場 合 は 2 個 以 上 の 添 え 物 を 用 いて 真 っ 直 ぐに 継 ぐこと 7. 材 料 の 上 げ 下 ろし 切 梁 等 の 材 料 器 具 又 は 工 具 の 上 げ 下 ろし 時 は 吊 り 綱 吊 り 袋 等 を 使 用 すること 8. 異 常 気 象 時 の 点 検 次 の 場 合 はすみやかに 点 検 を 行 い 安 全 を 確 認 した 後 に 作 業 を 再 開 するこ と 1 中 震 以 上 の 地 震 が 発 生 したとき 2 大 雨 等 により 盛 土 又 は 地 山 が 軟 弱 化 するおそれがあるとき 9. 日 常 点 検 観 測 (1) 土 留 支 保 工 は 特 に 次 の 事 項 について 点 検 すること 1 矢 板 背 板 腹 起 し 切 梁 等 の 部 材 のきしみ ふくらみ 及 び 損 傷 の 有 無 2 切 梁 の 緊 圧 の 度 合 3 部 材 相 互 の 接 続 部 及 び 継 手 部 のゆるみの 状 態 4 矢 板 背 板 等 の 背 面 の 空 隙 の 状 態 (2) 必 要 に 応 じて 安 全 のための 管 理 基 準 を 定 め 変 位 等 を 観 測 し 記 録 するこ と 10. 土 砂 及 び 器 材 等 の 置 き 方 土 留 め 支 保 工 の 肩 の 部 分 に 掘 り 出 した 土 砂 又 は 器 材 等 を 置 く 場 合 には 落 下 しないように 注 意 すること 安 衛 則 370 安 衛 則 368 安 衛 則 373 安 衛 則 371 安 衛 則 371 安 衛 則 372 安 衛 則 373 安 衛 則

235 11.グランドアンカー 工 の 留 意 事 項 施 工 にあたっては あらかじめ 設 計 された 土 留 工 前 面 の 掘 削 深 さと 土 留 工 の 天 端 高 さ 根 入 れ 深 さ 及 びグランドアンカー 工 の 位 置 並 びに 土 質 構 成 等 に 関 する 設 計 条 件 等 を 掌 握 し 施 工 中 の 状 況 がこれらの 設 計 条 件 と 合 致 して いることを 確 認 しつつ 施 工 すること 第 3 節 仮 締 切 工 1. 一 般 事 項 (1) 軟 弱 地 盤 における 仮 締 切 工 の 設 計 施 工 には ヒービング 等 を 生 じさせ ないよう 格 段 の 注 意 を 払 うこと (2) 仮 締 切 の 計 画 において 様 々な 外 的 条 件 を 受 け その 条 件 が 施 工 途 中 で 変 化 することがあるので 掘 削 深 度 と 支 保 工 の 位 置 支 保 工 の 段 数 並 びに 補 強 部 材 の 設 置 ボルト 等 の 連 結 は 施 工 計 画 に 基 づいて 忠 実 に 実 施 する こと また 必 要 に 応 じて 土 圧 計 等 の 計 測 機 器 の 設 置 を 含 め 仮 締 切 工 の 安 全 管 理 計 画 をたて これを 実 施 すること (3) 締 切 を 行 って 作 業 する 場 合 には 急 激 な 水 位 の 上 昇 洗 掘 ヒービング ボイリング 等 により 締 切 が 破 壊 しないよう 十 分 検 討 のうえ 計 画 し やむを 得 ない 場 合 は 水 裏 部 から 締 切 内 に 水 を 入 れて 水 位 差 による 倒 壊 を 防 ぐな どの 対 策 を 講 じ かつ 常 に 点 検 を 怠 らないこと (4) 偏 土 圧 等 が 作 用 する 仮 締 切 工 においては 仮 締 切 工 全 体 についての 安 定 性 について 十 分 検 討 すること (5) 切 梁 により 締 切 を 保 持 する 場 合 は 波 浪 により 切 梁 腹 起 し 等 の 取 付 け 部 がゆるまないよう 堅 固 な 構 造 とし 常 に 点 検 を 怠 らないこと (6) 工 事 施 工 中 仮 締 切 工 本 体 又 は 周 辺 地 盤 等 に 変 状 が 発 生 した 場 合 は 作 業 員 を 避 難 させ 安 全 を 確 認 してうえで 補 強 等 の 安 全 対 策 を 講 じた 後 で なければ 仮 締 切 工 内 の 作 業 を 行 わないこと (7) 工 事 施 工 中 万 一 異 常 な 自 然 現 象 が 発 生 した 場 合 を 想 定 し 関 係 者 にお いて 安 全 を 確 保 するための 避 難 方 法 を 定 めておくこと 2. 河 川 における 仮 締 切 (1) 仮 締 切 の 築 造 にあたっては 流 水 に 対 して 安 全 なものとすること (2) 流 心 の 移 動 や 洗 掘 による 水 深 の 変 化 を 考 慮 すること (3) 洪 水 による 水 位 流 速 流 量 衝 突 物 対 策 を 講 じること (4) 水 位 の 堰 上 げの 影 響 を 検 討 し その 対 策 を 講 じること (5) 玉 石 やその 他 障 害 物 対 策 を 講 じること 3. 河 口 付 近 及 び 海 岸 地 帯 における 仮 締 切 (1) 潮 位 波 高 に 対 する 対 策 を 講 じること (2) 波 浪 潮 流 の 影 響 を 考 慮 すること (3) 船 舶 等 の 衝 突 に 対 する 対 策 を 講 じること 4. 使 用 材 料 官 技 発 第 97 (S )

236 (1) 締 切 用 鋼 材 は ひび 割 れ 変 形 等 損 傷 がないものを 使 用 すること (2) 鋼 矢 板 は 一 枚 物 を 原 則 とするが やむを 得 ず 継 手 を 設 ける 場 合 には 突 合 せ 溶 接 と 添 接 板 溶 接 を 併 用 し 継 手 は 同 一 の 高 さに 揃 わないようにする こと 第 4 節 足 場 等 1. 墜 落 防 止 の 措 置 第 2 章 第 5 節 に 準 ずること 2. 計 画 組 立 解 体 の 留 意 事 項 (1) 足 場 等 を 設 置 する 場 合 は 風 雪 荷 重 上 載 するものの 荷 重 など 常 時 作 用 することのない 荷 重 も 考 慮 し 計 画 すること (2) 足 場 の 種 類 構 造 高 さを 各 面 に 明 示 すること (3) 足 場 組 立 て 解 体 の 時 期 を 明 らかにすること (4) 本 足 場 が 設 けられない 立 地 条 件 で 一 側 足 場 布 板 一 側 足 場 及 び 特 殊 な 足 場 については 墜 落 倒 壊 防 止 について 十 分 検 討 すること 3. 組 立 設 置 作 業 (1) 組 立 変 更 の 時 期 範 囲 及 び 順 序 を 当 該 作 業 員 に 周 知 させること (2) 作 業 を 行 う 区 域 内 には 関 係 作 業 員 以 外 の 作 業 員 の 立 入 を 禁 止 するこ と (3) 足 場 材 の 緊 結 取 りはずし 受 渡 し 等 の 作 業 には 幅 20 cm 以 上 の 足 場 板 を 設 け 作 業 員 に 安 全 帯 を 使 用 させること (4) 架 空 電 路 に 接 近 して 足 場 を 設 けるときは 電 路 の 移 設 又 は 電 路 に 絶 縁 防 護 具 を 装 着 すること (5) 材 料 器 具 工 具 等 の 上 げ 下 ろし 時 には 吊 り 綱 吊 り 袋 を 使 用 するこ と 4. 標 識 類 の 表 示 (1) 構 造 及 び 材 料 に 応 じて 作 業 床 の 最 大 積 載 荷 重 を 定 め かつこれを 足 場 の 見 やすい 場 所 に 表 示 すること (2) 特 別 高 圧 活 線 に 近 接 して 作 業 を 行 う 場 合 には 当 該 充 電 電 路 に 対 する 接 近 限 界 距 離 を 保 つため 見 やすい 箇 所 に 標 識 等 を 設 けること 5. 点 検 (1) 材 料 及 び 器 具 工 具 を 点 検 し 不 良 品 を 取 り 除 くこと (2) 床 材 の 損 傷 取 付 け 及 び 掛 渡 しの 状 態 建 地 布 腕 木 等 の 緊 結 部 接 続 部 及 び 取 付 部 のゆるみの 状 態 を 点 検 すること 6. 就 業 の 制 限 高 所 作 業 車 を 用 いた 作 業 を 行 う 場 合 の 装 置 の 運 転 は 有 資 格 者 によるもの とし 責 任 者 から 指 示 された 者 以 外 は 運 転 しないこと 安 衛 則 564 安 衛 則 564 安 衛 則 564 安 衛 則 349,570 安 衛 則 564 安 衛 則 562 安 衛 則 349 安 衛 則 566 安 衛 則 567 安 衛 令 20 安 衛 則 36 第 5 節 通 路 昇 降 設 備 桟 橋 等

237 1. 安 全 通 路 の 設 定 (1) 作 業 場 に 通 じる 場 所 及 び 作 業 場 内 には 作 業 員 が 使 用 するための 安 全 な 通 路 を 設 けること (2) 高 さ 又 は 深 さ1.5mを 超 える 箇 所 には 安 全 な 昇 降 設 備 を 設 けること 2. 非 常 口 避 難 通 路 (1) 危 険 物 爆 発 性 発 火 性 のものを 取 扱 う 作 業 場 及 び 当 該 作 業 場 を 有 する 建 築 物 の 避 難 階 ( 直 接 地 上 に 通 じる 出 入 口 のある 階 をいう)には 2 以 上 の 出 入 口 を 設 けること なお 出 入 口 の 戸 は 引 戸 又 は 外 開 戸 とすること (2) 直 接 階 段 又 は 傾 斜 路 のうちの 一 つは 屋 外 に 設 けること 但 し すべり 台 避 難 用 はしご タラップ 等 の 避 難 用 器 具 が 設 けられているときはこの 限 りではない (3) 危 険 な 作 業 場 には 非 常 時 の 場 合 のための 自 動 警 報 設 備 非 常 ベル 等 の 警 報 用 の 設 備 又 は 携 帯 用 拡 声 器 手 動 式 サイレン 等 の 警 報 用 器 具 を 備 える こと 3. 危 険 場 所 への 立 入 禁 止 (1) 第 2 章 第 3 節 に 準 ずること (2) 特 別 高 圧 活 線 に 近 接 して 作 業 を 行 う 場 合 には 当 該 充 電 電 路 に 対 する 接 近 限 界 距 離 を 保 つ 見 やすい 箇 所 に 標 識 等 を 設 けること 4. 点 検 第 5 章 第 4 節 5.に 準 ずること 5. 桟 橋 登 り 桟 橋 の 組 立 解 体 撤 去 (1) 足 場 材 の 緊 結 取 りはずし 受 渡 し 等 の 作 業 には 幅 20 cm 以 上 の 足 場 板 を 設 け 作 業 員 に 安 全 帯 を 使 用 させること (2) 材 料 器 具 工 具 等 を 上 げ 下 ろしするときは 吊 り 綱 吊 り 袋 等 を 使 用 すること (3) 最 大 積 載 荷 重 を 定 め 作 業 員 に 周 知 すること (4) 解 体 撤 去 の 範 囲 及 び 順 序 を 当 該 作 業 員 に 周 知 すること 安 衛 則 540 安 衛 則 546 安 衛 則 547 安 衛 則 548 安 衛 則 349 安 衛 則 564 安 衛 則 564 安 衛 則 562 第 6 節 作 業 床 作 業 構 台 1. 作 業 床 (1) 高 さ2m 以 上 の 箇 所 での 作 業 及 びスレート 床 板 等 の 屋 根 の 上 での 作 業 においては 作 業 床 を 設 置 すること (2) 床 材 は 十 分 な 強 度 を 有 するものを 使 用 すること また 幅 は 40 cm 以 上 とし 床 材 間 のすき 間 は3cm 以 下 とし 床 材 は 転 位 又 は 脱 落 しないよう 支 持 物 に2 箇 所 以 上 取 付 けること (3) 足 場 板 を 長 手 方 向 に 重 ねるときは 支 点 上 で 重 ね その 重 ねた 部 分 の 長 さは 20 cm 以 上 とすること 安 衛 則 518,524 安 衛 則 563 安 衛 則

238 (4) 床 材 を 作 業 に 応 じて 移 動 させる 場 合 は 3 箇 所 以 上 の 支 持 物 にかけ 支 点 からの 突 出 部 の 長 さは 10 cm 以 上 とし かつ 足 場 板 長 の 18 分 の1 以 下 と すること (5) 最 大 積 載 荷 重 を 定 め 作 業 員 に 周 知 すること 2. 手 摺 (1) 墜 落 による 危 険 のある 箇 所 には 手 摺 を 設 けることとし 材 料 は 損 傷 腐 食 等 がないものとすること (2) 高 さは 75 cm 以 上 とし 高 さ 90 cm 以 上 の 場 合 は 中 材 を 設 けること 3. 柵 仮 囲 い (1) 第 三 者 立 入 禁 止 の 場 所 当 該 現 場 の 周 囲 危 険 箇 所 及 び 土 砂 油 粉 じ ん 等 の 飛 散 防 止 箇 所 には 柵 仮 囲 いを 設 置 すること また 必 要 に 応 じ て 移 動 柵 を 設 置 すること (2) 使 用 材 料 は 損 傷 腐 食 等 のないものとすること (3) 柵 高 は1.2m 以 上 とし 支 柱 は 簡 単 に 移 動 したり 破 損 しないものとする こと (4) 移 動 柵 高 は 0.8m~1.0m 以 下 長 さは1.0m~1.5m 以 下 とするこ と (5) 仮 囲 い 高 さは1.8m 以 上 で 支 柱 水 平 材 控 材 を 取 付 けること (6) 突 出 端 部 を 防 護 するとともに 金 網 等 透 視 できるものとすること 4. 巾 木 地 覆 車 止 め (1) 巾 木 地 覆 車 止 めを 手 摺 柵 仮 囲 い 設 置 箇 所 に 設 置 すること (2) 巾 木 の 高 さは 10 cm 以 上 とし 地 覆 車 止 めは 十 分 な 強 度 を 有 するもの とし 取 付 け 固 定 は 確 実 にすること 5. 作 業 構 台 の 組 立 (1) 支 柱 の 滑 動 沈 下 を 防 止 するため 地 盤 に 応 じた 根 入 れをするとともに 支 柱 脚 部 に 根 がらみを 設 けること また 必 要 に 応 じて 敷 板 敷 角 等 を 使 用 すること (2) 材 料 に 使 用 する 木 材 鋼 材 は 十 分 な 強 度 を 有 し 著 しい 損 傷 変 形 又 は 腐 食 のないものを 使 用 すること (3) 支 柱 はり 筋 かい 等 の 緊 結 部 接 続 部 又 は 取 付 部 は 変 位 脱 落 等 が 生 じないように 緊 結 金 具 等 で 緊 固 に 固 定 すること (4) 道 路 等 との 取 付 部 においては 段 差 がないようにすりつけ 緩 やかな 勾 配 とすること (5) 組 立 て 解 体 時 には 次 の 事 項 を 作 業 に 従 事 する 作 業 員 に 周 知 すること 1 材 料 器 具 工 具 等 を 上 げ 下 ろしするときの 吊 り 綱 吊 り 袋 の 使 用 2 仮 吊 仮 受 仮 締 仮 つなぎ 控 え 補 強 筋 かい トラワイヤ 等 によ る 倒 壊 防 止 3 適 正 な 運 搬 仮 置 (6) 作 業 構 台 の 最 大 積 載 荷 重 を 定 め 作 業 員 に 周 知 すること 6. 点 検 安 衛 則 563 安 衛 則 562 安 衛 則 563 安 衛 則 575 の 公 災 防 ( 土 )11 公 災 防 ( 土 )11 公 災 防 ( 土 )99 建 基 法 施 行 令 136 公 災 防 ( 土 )99 安 衛 則 575の6 安 衛 則 575の2 安 衛 則 575 の 6 安 衛 則 575 の 7 安 衛 則 575 の

239 第 5 章 第 4 節 5. に 準 ずること 第 7 節 仮 設 定 置 機 械 設 備 1. 機 械 設 備 (1) 機 械 の 据 付 組 立 解 体 は 作 業 指 揮 者 の 指 揮 のもとに 行 うこと (2) 機 械 は 水 平 な 基 礎 に 設 置 し 沈 下 を 防 止 するために 必 要 に 応 じて 敷 板 敷 角 等 を 使 用 すること 構 造 物 の 上 に 据 付 ける 場 合 には 特 に 構 造 物 の 状 態 に 応 じて 必 要 な 補 強 をすること (3) 歯 車 ベルト チェーン フライホール 等 接 触 による 危 険 があるもの には 覆 いや 柵 を 設 けること (4) 機 械 の 設 置 場 所 は 照 明 を 十 分 にしておくこと (5) クレーン デリック ウインチ 等 の 機 械 には 定 格 荷 重 等 を 明 示 してお くこと 2. 運 転 作 業 (1) 機 械 の 取 扱 主 任 者 又 は 係 員 を 定 め その 氏 名 を 見 やすい 箇 所 に 標 示 する こと (2) 定 められた 合 図 や 信 号 は 作 業 員 に 周 知 し 確 実 に 守 らせること (3) 運 転 中 は 関 係 者 以 外 の 立 入 を 禁 止 すること (4) 運 転 者 は 振 動 臭 気 温 度 等 の 異 常 を 認 めた 場 合 は 運 転 を 停 止 して 点 検 すること また 機 械 の 無 理 な 使 い 方 をしないこと (5) グラインダーの 砥 石 車 は 定 められた 大 きさのものを 使 い 取 扱 前 にはキ ズの 有 無 を 点 検 すること (6) グラインダー 作 業 中 は 必 ず 保 護 眼 鏡 を 使 用 し 必 要 に 応 じて 防 じんマ スクを 使 用 すること (7) 機 械 の 使 用 前 に 次 の 事 項 について 適 宜 点 検 し 整 備 すること 1 清 掃 給 油 の 状 況 2 回 転 部 分 の 磨 耗 損 傷 の 有 無 3 安 全 装 置 の 完 備 4 異 常 な 音 振 動 等 の 有 無 5 ブレーキ クラッチ 等 の 機 能 6 接 地 の 状 況 7 開 閉 器 配 線 等 の 異 常 の 有 無 8 警 戒 用 ブザーまたは 点 滅 灯 の 作 動 9 周 辺 の 整 理 整 頓 クレーン 則 33,118,191 安 衛 則 101 クレーン 則 17,64,104,181 安 衛 則 12,13 安 衛 法 26 安 衛 則 104 安 衛 則 118 安 衛 則 538 第 8 節 仮 設 電 気 設 備 1. 一 般 保 守

240 架 空 電 線 又 は 電 気 機 器 の 充 電 電 路 に 近 接 する 場 所 で 工 作 物 の 建 設 等 の 作 業 を 行 う 場 合 には 次 の 措 置 を 講 じること (1) 作 業 の 前 に 通 電 を 停 止 したうえで 絶 縁 用 防 具 の 装 置 を 確 認 し 検 電 す ること (2) 定 期 的 に 絶 縁 抵 抗 接 地 抵 抗 を 測 定 し 安 全 を 確 認 すること 2. 設 置 移 設 撤 去 (1) 工 事 用 電 気 設 備 は 電 気 設 備 の 技 術 基 準 に 基 づいて 設 置 移 設 作 業 を 行 うこととし その 作 業 にあたっては 次 の 事 項 について 定 めておくこと 1 作 業 の 方 法 順 序 2 作 業 場 所 位 置 地 盤 の 作 業 許 容 強 度 3 作 業 用 機 器 車 両 の 配 置 4 装 置 類 の 仮 置 転 倒 防 止 (2) 通 電 を 禁 止 したうえで 絶 縁 用 防 具 の 装 備 の 確 認 検 電 を 行 い 仮 吊 仮 受 仮 締 め 仮 控 え 等 の 措 置 をとること 安 衛 則 341~349 電 技 14,18 安 衛 則 350 安 衛 則 339, ,347 第 9 節 溶 接 作 業 1. 電 気 溶 接 作 業 (1) 電 気 溶 接 の 作 業 をするときは 溶 接 機 のフレームに 確 実 にアースを 取 付 けること また 使 用 前 に 必 ず 確 認 すること (2) 配 線 の 被 覆 が 損 傷 していないかを 調 べ 損 傷 していたら 修 理 してから 作 業 を 行 うこと (3) 遮 光 面 保 護 手 袋 エプロン 等 の 保 護 具 を 使 うこと 他 の 作 業 員 には 肉 眼 でアークを 見 ないよう 指 導 すること (4) ホルダーは 使 用 前 に 十 分 点 検 を 行 い 作 業 中 止 の 際 は 必 ず 所 定 のサック に 納 めること (5) 交 流 アーク 溶 接 機 には 自 動 電 撃 防 止 装 置 を 使 うこと (6) 湿 気 を 帯 びた 手 袋 たび 等 を 着 用 して 作 業 をしないこと 雨 天 あるいは 降 雨 後 の 作 業 では 特 に 注 意 すること 2.アセチレン 溶 接 作 業 (1) アセチレン 溶 接 等 の 作 業 は ガス 溶 接 作 業 主 任 者 免 許 の 所 持 者 又 はガ ス 溶 接 技 能 講 習 修 了 者 に 行 わせること (2) 溶 接 等 の 作 業 を 行 う 場 所 の 近 くには 適 当 な 消 火 設 備 又 は 消 火 器 を 備 え ておくこと (3) 引 火 物 を 取 り 除 いた 後 作 業 をすること (4) ボンベの 取 扱 いは 丁 寧 にすること 投 げ 出 したり 衝 撃 を 与 えることは 厳 禁 とすること (5) 圧 力 計 口 金 は 随 時 検 査 を 受 け 完 全 なものを 使 うこと (6) 引 火 性 又 は 爆 発 性 の 材 料 を 入 れたことのある 容 器 を 溶 接 又 は 溶 断 する ときは 容 器 を 洗 浄 してから 作 業 すること 安 衛 則 336 安 衛 則 593 安 衛 則 331 安 衛 則 332 安 衛 法 61 安 衛 則 312 安 衛 則 279 安 衛 則 263 安 衛 則

241 (7) ガス 洩 れの 点 検 は 石 鹸 水 等 を 使 い 火 気 は 使 わないこと (8) 作 業 をするときはあらかじめ 吹 管 ホース 減 圧 弁 を 点 検 すること (9) 凍 結 のおそれがあるときは 雨 漏 れや 湿 気 の 多 いところに 置 かぬこと 口 金 や 減 圧 弁 が 凍 ったときは 温 湯 を 使 用 して 融 解 し 直 接 火 気 を 使 用 しないこと (10) 作 業 中 は 保 護 眼 鏡 作 業 手 袋 エプロン 等 を 使 うこと (11) 換 気 状 態 の 悪 い 狭 い 室 内 等 で 作 業 を 行 う 場 合 には 特 にガス 洩 れに 注 意 すること (12) 溶 解 アセチレン 容 器 は 立 てておくこと (13) 容 器 の 温 度 は 40 以 下 に 保 つこと (14) 転 倒 のおそれのないよう 保 持 すること (15) 容 器 には 充 空 の 表 示 を 行 い 区 別 を 明 らかにすること (16) 容 器 は 電 気 装 置 のアース 線 等 の 付 近 に 置 かないこと 安 衛 則 315 安 衛 則 262 安 衛 則 315 安 衛 則 593 消 防 則

242 第 6 章 運 搬 工 第 1 節 一 般 事 項 1. 工 事 内 容 の 把 握 第 5 章 第 1 節 に 準 ずること 2. 事 前 調 査 における 共 通 事 項 第 1 章 第 2 節 第 5 章 第 1 節 に 準 ずること 3. 事 前 調 査 における 留 意 事 項 (1) 運 搬 経 路 の 計 画 及 び 機 械 の 選 定 を 行 うため 工 事 現 場 の 地 山 の 土 質 ( 岩 礫 砂 等 ) 広 さ 及 び 地 形 等 を 調 査 すること (2) 適 切 な 運 搬 方 法 を 決 定 するには 工 事 現 場 に 至 る 運 搬 経 路 の 幅 員 勾 配 カーブ 高 さ 制 限 重 量 制 限 架 空 工 作 物 等 を 調 査 すること (3) 安 全 で 速 やかな 運 搬 を 行 うため 工 事 現 場 に 至 る 運 搬 経 路 の 交 通 量 交 通 状 況 等 を 調 査 すること (4) 環 境 対 策 を 立 てるため 運 搬 作 業 が 周 辺 環 境 に 与 える 影 響 ( 騒 音 振 動 等 )を 調 査 すること 4. 施 工 計 画 における 共 通 事 項 第 1 章 第 3 節 に 準 ずること 5. 施 工 計 画 における 留 意 事 項 (1) 運 搬 の 施 工 計 画 は 全 体 の 工 程 資 機 材 の 搬 入 計 画 他 の 工 種 用 機 械 ( 積 込 機 械 掘 削 機 械 等 )の 選 定 にも 大 きな 影 響 を 及 ぼすため 安 全 性 効 率 性 を 含 めて 十 分 に 検 討 すること (2) 工 事 現 場 内 の 自 動 車 による 事 故 を 防 止 するため 運 行 管 理 計 画 を 策 定 す ること 6. 運 搬 作 業 における 現 場 管 理 第 1 章 第 4 節 第 2 章 第 10 節 に 準 ずること 安 衛 則 151 の 3 第 2 節 トラック ダンプトラック トレーラー 等 1. 運 搬 路 設 備 (1) 工 事 現 場 内 の 走 路 は 常 に 補 修 し 安 全 に 走 行 できるよう 維 持 すること (2) 工 事 現 場 内 の 必 要 と 認 められる 箇 所 には 制 限 速 度 を 示 す 標 識 を 立 て カーブ 交 差 点 危 険 箇 所 ( 路 肩 崖 縁 等 ) 等 にも 注 意 標 識 を 立 てること (3) 規 模 の 大 きな 工 事 現 場 においては 専 用 道 路 を 設 け なるべく 一 方 通 行 と して 必 要 に 応 じて 適 当 な 退 避 所 を 設 けること (4) 夜 間 作 業 では 夜 光 塗 料 を 塗 った 標 識 や 赤 色 電 灯 等 を 用 いるとともに 必 要 に 応 じて 道 路 照 明 を 施 すこと (5) 車 両 には 発 炎 筒 を 備 え 付 け オペレータにその 使 用 方 法 を 周 知 するこ 安 衛 則 151 の

243 と (6) 車 庫 等 では 特 に 火 気 に 注 意 し 必 ず 消 火 器 を 配 置 しておくこと (7) 多 量 の 燃 料 潤 滑 油 等 を 工 事 場 内 に 保 管 する 場 合 には 保 管 場 所 付 近 に 消 火 器 警 報 設 備 の 設 置 等 を 行 うこと 2. 運 搬 作 業 (1) 現 道 を 走 行 する 車 両 は 交 通 関 係 法 令 ( 道 路 交 通 法 道 路 運 送 車 両 法 道 路 法 )に 適 合 したものであること (2) 積 込 みは 車 両 制 限 令 を 遵 守 し 荷 崩 れ 荷 こぼし 等 をおこさないよう にすること (3) 積 込 場 土 捨 場 崖 縁 見 通 しのきかない 場 所 一 般 用 道 路 との 交 差 部 又 は 他 の 作 業 箇 所 に 近 接 する 箇 所 には 安 全 を 確 保 するための 誘 導 員 を 配 置 すること (4) 後 進 作 業 の 際 は 原 則 として 誘 導 員 の 合 図 によること また 必 要 に 応 じてバックブザーを 取 付 けること (5) 誘 導 員 は 目 立 つ 服 装 で 笛 旗 ( 夜 間 は 合 図 灯 ) 等 を 用 い 決 められた 合 図 方 法 により オペレータから 見 やすい 安 全 な 場 所 で 誘 導 すること (6) 駐 車 は 指 定 された 場 所 で 行 い 駐 車 ブレーキをかけ 必 要 に 応 じて 確 実 な 歯 止 めを 行 うこと (7) 自 走 機 械 運 搬 のためトレーラに 機 械 を 積 込 む 作 業 は 積 込 足 場 の 角 度 を できるだけ 小 さくし 滑 り 等 による 事 故 を 防 止 すること (8) 荷 台 上 の 資 材 トレーラ 上 の 機 械 等 は 緊 固 に 結 合 し 走 行 中 に 荷 揺 れや 荷 崩 れをおこさないようにすること また 固 定 用 のワイヤの 点 検 を 行 うこ と (9) 長 尺 物 を 運 搬 する 場 合 には その 荷 の 先 端 に 赤 旗 又 は 標 灯 をつけるこ と (10) 積 み 降 しは 特 に 合 図 指 示 等 を 確 認 したうえで 周 囲 に 十 分 配 慮 して 行 うこと (11) 特 装 自 動 車 の 走 行 は 必 要 な 免 許 資 格 等 を 取 得 している 者 が 行 うこと 3. 点 検 (1) 第 4 章 第 2 節 7. 第 4 章 第 1 節 に 準 ずること (2) 運 搬 に 使 用 する 車 両 それぞれについて 始 業 点 検 表 を 作 成 し 始 業 時 の 点 検 を 行 うこと (3) オペレータ 又 は 点 検 責 任 者 は 作 業 開 始 前 には 点 検 を 行 い その 結 果 を 記 録 すること また 事 故 及 び 修 理 もあわせて 記 録 すること 4. 修 理 点 検 の 結 果 異 常 を 認 めた 場 合 は 直 ちに 修 理 又 はその 他 必 要 な 措 置 を 講 じること 安 衛 則 151の10 安 衛 則 151の6 安 衛 則 151の6 安 衛 則 151の8 安 衛 則 151の11 安 衛 則 161 安 衛 則 151の の 69 安 衛 則 151 の 75 第 3 節 不 整 地 運 搬 車

244 1. 運 搬 路 設 備 第 6 章 第 2 節 1. に 準 ずること 2. 運 搬 作 業 (1) 第 6 章 第 2 節 2. に 準 ずること (2) 最 大 積 載 量 が1t 以 上 のものについては 免 許 又 は 技 能 講 習 を 修 了 した 者 1t 未 満 のものについては 特 別 教 育 を 受 けた 者 がそれぞれ 運 転 を 行 うこと (3) あおりのない 荷 台 に 作 業 員 を 乗 車 させて 走 行 しないこと あおりのある 荷 台 に 作 業 員 を 乗 車 させるときは 荷 の 歯 止 め 滑 り 止 め 等 を 行 うこと 3. 点 検 (1) 第 4 章 第 1 節 第 4 章 第 2 節 7. 第 6 章 第 2 節 3. に 準 ずるこ と (2) 不 整 地 運 搬 車 については 特 定 自 主 検 査 を2 年 以 内 ごとに1 回 定 めら れた 事 項 について 検 査 すること 4. 修 理 第 6 章 第 2 節 4. に 準 ずること 5. 作 業 上 の 注 意 最 大 積 載 量 5t 以 上 の 不 整 地 運 搬 車 に 荷 を 積 む 作 業 を 行 うときは 床 面 と 荷 台 の 上 の 荷 の 上 面 との 間 と 安 全 に 昇 降 するための 設 備 を 設 けること 安 衛 則 36 安 衛 法 59,61 安 衛 則 151の の 51 安 衛 則 151の の 56 安 衛 則 151 の 45 第 4 節 コンベヤ 1. 設 置 工 事 構 造 工 事 の 規 模 によっては 基 礎 等 の 土 木 工 事 部 分 と 機 械 施 設 の 据 付 部 分 に 区 分 されるが 基 礎 が 機 械 荷 重 を 適 切 に 支 持 できることを 確 認 し 設 置 すること 2. 試 運 転 設 置 完 了 時 に 試 運 転 を 行 い 不 具 合 安 全 上 の 問 題 があれば 改 善 すること 3. 運 搬 作 業 (1) コンベヤへの 巻 込 まれ 接 触 等 には 十 分 注 意 すること また 必 要 に 応 じて 立 入 禁 止 措 置 を 講 じること (2) 荷 運 搬 専 用 のコンベヤには 人 を 乗 せないこと 4. 点 検 (1) 第 4 章 第 1 節 第 4 章 第 2 節 7. 第 6 章 第 2 節 3. に 準 ずるこ と (2) コンベヤそれぞれについて 始 業 点 検 表 を 作 成 し 始 業 時 の 点 検 を 行 う こと 5. 修 理 第 6 章 第 2 節 4. に 準 ずること 安 衛 則 151の78 151の79 安 衛 則 151の81 安 衛 則 151 の

245 第 5 節 機 関 車 運 搬 車 1. 軌 道 車 両 の 設 備 (1) 軌 道 は 計 画 図 に 基 づき 車 両 重 量 に 応 じた 適 切 なものとし 経 験 者 の 指 揮 のもと 敷 設 すること (2) 道 床 が 砕 石 砂 利 等 で 形 成 されているものは まくら 木 及 び 軌 条 を 安 全 に 保 持 するため 道 床 を 十 分 につき 固 め かつ 排 水 を 良 好 にするための 措 置 を 講 じること (3) 作 業 場 に 応 じた 制 限 速 度 を 定 め 必 要 箇 所 には 制 限 速 度 注 意 又 は 危 険 等 の 交 通 標 識 及 び 標 灯 を 設 けること (4) レールの 継 ぎ 目 は 継 目 板 を 用 い 溶 接 を 行 うとともに 枕 木 とは 堅 固 に 固 定 すること (5) 保 線 係 を 選 任 し 随 時 レール 及 び 路 面 の 状 態 を 見 回 り 点 検 補 修 を 行 う こと (6) 車 両 が 逸 走 する 危 険 性 のある 場 合 には 逸 走 防 止 装 置 を 設 置 しておくこ と (7) 機 関 車 には 警 笛 ブザー 等 の 警 報 装 置 前 照 灯 及 び 運 転 席 の 照 明 灯 を 設 けること (8) 人 車 には 囲 い 及 び 乗 降 口 座 席 握 り 棒 等 の 設 備 を 設 けること (9) 設 置 完 了 時 には 試 運 転 を 行 い 不 具 合 安 全 上 の 問 題 があれば 改 善 する こと 2. 運 搬 作 業 (1) 機 関 車 の 運 転 は 特 別 教 育 を 受 けた 者 が 行 うこと (2) オペレータ 合 図 者 信 号 係 等 には あらかじめ 運 転 ダイヤ 建 設 用 軌 道 車 両 の 標 準 合 図 の 方 法 等 運 転 に 必 要 な 事 項 について 十 分 教 育 し かつ 確 実 に 守 らせること なお その 他 の 関 係 者 にもあらかじめ 必 要 な 注 意 を 与 えておくこと (3) 車 両 が 動 いている 際 の 飛 び 乗 り 飛 び 降 りは 絶 対 に 禁 止 すること (4) オペレータが 運 転 席 を 離 れる 場 合 には 必 ずスイッチを 切 り ブレーキ をかけること また 勾 配 のある 軌 道 において 車 両 を 停 車 駐 車 する 際 には 確 実 に 車 輪 止 めを 行 うこと (5) 後 押 し 運 転 を 行 うときは 次 の 措 置 を 講 じるか その 区 域 への 立 入 りを 禁 止 すること 1 誘 導 者 を 配 置 し 誘 導 させること 2 先 頭 車 両 に 前 照 灯 を 備 えること 3 誘 導 者 とオペレータとの 連 絡 装 置 を 備 えること 3. 点 検 (1) 第 4 章 第 1 節 第 4 章 第 2 節 7. に 準 ずること (2) 第 6 章 第 2 節 3. の 点 検 項 目 の 他 にそれぞれの 車 両 の 有 する 機 能 に 応 じた 点 検 を 行 うこと 安 衛 則 200 安 衛 則 222 安 衛 則 197,198 安 衛 則 232 安 衛 則 204 安 衛 則 209 安 衛 則 211 安 衛 則 36 安 衛 則 220 安 衛 則 226 安 衛 則 224 安 衛 則

246 (3) 車 両 それぞれについての 始 業 点 検 表 月 例 点 検 表 年 次 点 検 表 を 作 成 し それぞれの 点 検 を 行 うこと (4) 1か 月 に1 回 定 められた 事 項 について 自 主 検 査 を 実 施 し その 結 果 を 安 衛 則 230,231 記 録 して3 年 間 保 存 しておくこと (5) 1 年 に1 回 定 められた 事 項 について 自 主 検 査 を 実 施 し その 結 果 を 記 安 衛 則 229,231 録 して3 年 間 保 存 しておくこと 第 6 節 索 道 及 びケーブルクレーン 1. 索 道 設 備 ケーブルクレーン 設 備 (1) 組 立 解 体 その 他 の 作 業 は 製 造 メーカーの 設 計 図 仕 様 書 をもとにし た 施 工 図 組 立 図 等 に 従 い 確 実 に 行 うこと (2) 組 立 解 体 の 作 業 は 選 任 された 作 業 指 揮 者 の 指 揮 のもとに 行 うこと また 作 業 の 方 法 及 び 順 序 等 については 作 業 手 順 書 を 作 成 し 作 業 員 に 周 知 させること (3) 組 立 解 体 の 作 業 箇 所 付 近 は 関 係 者 以 外 立 入 禁 止 とすること また 見 やすい 箇 所 に 立 入 禁 止 の 表 示 をすること (4) 電 線 路 鉄 道 道 路 ( 工 事 用 道 路 を 含 む) 等 の 上 空 を 横 断 して 架 設 する 場 合 には 物 の 落 下 による 危 険 を 防 止 するための 保 護 設 備 を 設 けること また 許 可 が 必 要 なものについては 必 要 な 手 続 きを 行 うこと (5) 部 材 ワイヤロープ 付 属 品 は 損 傷 磨 耗 変 形 腐 食 等 のないもの を 使 用 すること (6) 控 え 用 のワイヤロープ 綱 等 は 架 空 電 線 に 近 接 して 配 置 しないこと また それらをゆるめる 場 合 には 予 備 の 控 えをとり テンションブロッ ク ウインチ 等 で 支 持 しながら 行 うこと (7) 巻 上 装 置 走 行 装 置 横 行 装 置 には 過 巻 防 止 装 置 を 取 付 けること (8) ワイヤロープはドラムに 直 角 に 巻 くようにし 捨 巻 はドラムに2 巻 以 上 残 るようにすること (9) 制 御 装 置 付 きのクレーンの 試 運 転 については 装 置 の 安 全 性 が 未 確 認 で あるため 周 辺 の 状 況 を 考 慮 して 行 うこと 2. 運 搬 作 業 (1) 運 転 は 定 格 荷 重 が5t 以 上 のケーブルクレーンを 使 用 する 場 合 は 免 許 を 取 得 した 者 5t 未 満 のケーブルクレーンを 使 用 する 場 合 は クレー ン 運 転 士 特 別 教 育 を 受 けた 者 がそれぞれ 行 うこと (2) 強 風 大 雨 大 雪 等 の 悪 天 候 時 の 運 転 休 止 基 準 を 作 成 しそれに 従 うこと (3) 運 転 室 には 関 係 者 以 外 の 立 入 りを 禁 止 すること (4) オペレータは 荷 を 吊 った 状 態 等 の 危 険 な 状 態 で 所 定 の 位 置 を 離 れない こと (5) 信 号 合 図 はケーブルクレーン 標 準 合 図 で 確 実 に 行 い オペレータは 信 号 合 図 を 確 認 しながら 運 転 を 行 うこと クレーン 則 33 クレーン 則 33 クレーン 則 33 安 衛 則 349 クレーン 則 17,18,19 クレーン 則 17,18 クレーン 則 21,22 クレーン 則 31 クレーン 則 32 クレーン 則

247 (6) 点 検 検 査 修 理 その 他 やむを 得 ない 事 由 による 場 合 を 除 き トロリや バケットには 人 を 乗 せないこと (7) 定 格 荷 重 を 超 える 荷 重 をかけて 使 用 しないこと (8) 玉 掛 作 業 は 第 4 章 第 5 節 7.に 準 ずること (9) 作 業 終 了 時 はトロリ バケット 等 を 所 定 の 位 置 に 置 くこと (10) 非 常 信 号 を 受 けた 時 は 直 ちに 運 転 を 停 止 し その 原 因 を 確 認 すること また その 原 因 を 除 去 するまでは 運 転 を 再 開 しないこと 3. 点 検 (1) 第 4 章 第 1 節 第 4 章 第 2 節 7.に 準 ずること (2) 第 6 章 第 2 節 3. の 点 検 項 目 の 他 それぞれの 車 両 の 有 する 機 能 に 応 じ た 点 検 を 行 うこと (3) ケーブルクレーンについての 始 業 点 検 表 月 例 点 検 表 年 次 点 検 表 を 作 成 し それぞれの 点 検 を 行 うこと (4) 1か 月 に1 回 必 要 な 事 項 について 自 主 検 査 を 実 施 し また 1 年 に1 回 荷 重 試 験 を 行 い 各 々の 記 録 を3 年 間 保 存 しておくこと (5) 瞬 間 風 速 が 30m/sを 超 える 暴 風 の 後 又 は 中 震 以 上 の 地 震 が 起 こった 後 に 作 業 をする 場 合 には あらかじめクレーンの 各 部 分 の 異 常 の 有 無 を 点 検 し その 結 果 を 記 録 して3 年 間 保 存 しておくこと (6) 修 理 作 業 を 行 うときは ケーブルクレーンの 機 能 を 完 全 に 停 止 したうえ で 修 理 中 に 誤 って 作 動 しないような 措 置 を 講 じること (7) ワイヤロープが 異 常 脈 動 を 起 こしている 場 合 には 搬 器 の 脱 落 等 の 事 故 が 起 きる 危 険 性 があるので 直 ちに 運 転 を 停 止 して 点 検 修 理 を 行 うこと 4. 設 置 届 等 (1) 吊 り 上 げ 荷 重 が3t 以 上 のケーブルクレーンについては その 設 置 前 に 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 設 置 届 を 提 出 し 設 置 後 に 落 成 検 査 を 受 ける こと また その 後 2 年 毎 に 性 能 検 査 を 受 けること (2) 吊 り 上 げ 荷 重 が3t 未 満 のケーブルクレーンについては その 設 置 前 に 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 にクレーン 設 置 報 告 書 を 提 出 すること (3) 索 道 については その 設 置 前 に 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 設 置 報 告 書 を 提 出 すること クレーン 則 26 クレーン 則 23 クレーン 則 221,222 クレーン 則 34,35 クレーン 則 37,38 クレーン 則 5,6,40,43 クレーン 則 11 第 7 節 インクライン 1. 運 搬 作 業 (1) ウインチの 運 転 は 特 別 教 育 を 受 けた 者 が 行 うこと (2) インクラインの 運 行 する 付 近 は 立 入 り 禁 止 とすることとし 柵 標 示 等 必 要 な 措 置 を 講 じること (3) オペレータは 運 転 中 は 所 定 の 位 置 を 離 れないこと (4) 運 転 は あらかじめ 定 められた 信 号 合 図 に 従 い 相 互 に 十 分 連 絡 をと 安 衛 則 36 安 衛 則 220,

248 り 確 実 に 行 うこと (5) 台 車 には 最 大 積 載 量 を 越 えるものは 積 まないこと また 人 車 には 搭 乗 定 員 数 を 超 える 人 数 を 乗 せないこと (6) ワイヤロープはドラムに 直 角 に 巻 くようにし 運 転 の 際 には ワイヤロ ープが 常 に 正 しく 巻 かれているかを 確 認 すること 2. 点 検 (1) 第 4 章 第 1 節 第 4 章 第 2 節 7. に 準 ずること (2) 第 6 章 第 2 節 3. の 点 検 項 目 の 他 にそれぞれの 機 械 の 有 する 機 能 に 応 じた 点 検 を 行 うこと (3) インクラインについての 始 業 点 検 表 月 例 点 検 表 年 次 点 検 表 を 作 成 し それぞれの 点 検 を 行 うこと (4) オペレータ 又 は 点 検 責 任 者 は 1か 月 に1 回 必 要 な 事 項 について 点 検 し その 結 果 を 記 録 したものを3 年 間 保 存 すること (5) オペレータ 又 は 点 検 責 任 者 は 1 年 に1 回 必 要 な 事 項 について 点 検 し その 結 果 を 記 録 したものを3 年 間 保 存 すること (6) 支 柱 の 締 付 けボルトの 増 締 めを 適 度 に 行 うこと なお 頂 部 アーム 及 び ステー 等 の 部 分 には 特 に 注 意 すること 安 衛 則 230,231 安 衛 則 229,

249 第 7 章 土 工 工 事 第 1 節 一 般 事 項 1. 工 事 内 容 の 把 握 第 5 章 第 1 節 に 準 ずること 2. 事 前 調 査 における 共 通 事 項 第 1 章 第 2 節 第 3 章 第 2 節 に 準 ずること 3. 事 前 調 査 における 留 意 事 項 (1) あらかじめ 地 山 の 形 状 地 質 等 を 調 査 すること (2) あらかじめ 地 山 の 含 水 湧 水 きれつの 状 態 を 調 査 すること 4. 施 工 計 画 における 共 通 事 項 第 1 章 第 3 節 に 準 ずること 5. 施 工 計 画 における 留 意 事 項 (1) 地 山 の 形 状 地 質 等 の 調 査 の 結 果 に 基 づき これに 応 じて 削 面 の 高 さ 及 び 勾 配 を 箇 所 毎 に 定 めること また 必 要 に 応 じて 土 留 支 保 工 等 を 計 画 すること (2) 地 山 の 含 水 湧 水 亀 裂 の 状 態 に 基 づき 施 工 中 の 排 水 工 を 計 画 すること (3) 必 要 に 応 じて 落 石 防 護 工 等 を 計 画 すること (4) 地 形 表 土 の 状 態 に 合 わせ 施 工 の 安 全 性 を 考 え 掘 削 の 順 序 羽 口 の 位 置 及 び 数 並 びに 土 石 運 搬 の 方 法 等 について 十 分 検 討 し あらかじめ 計 画 をたてること (5) 掘 削 機 械 の 配 置 等 については 地 形 土 質 に 適 合 するものを 選 定 し 工 事 の 規 模 工 期 等 を 考 慮 して 能 力 以 上 の 無 理 な 作 業 を 強 いないよう 計 画 す ること 6. 土 工 工 事 における 現 場 管 理 第 1 章 第 4 節 第 2 章 第 10 節 に 準 ずること 7. 監 視 員 等 の 配 置 (1) 道 路 に 接 近 して 作 業 をする 場 合 には 監 視 員 を 配 置 すること (2) 埋 設 物 近 接 箇 所 において 作 業 をする 場 合 には 状 況 に 応 じ 監 視 員 を 配 置 すること 8. 崩 壊 防 止 計 画 (1) 掘 削 に 伴 い 土 留 支 保 工 を 必 要 とする 場 合 は 第 5 章 4 節 に 準 ずること (2) 法 面 が 長 くなる 場 合 は 数 段 に 区 切 って 掘 削 すること 9. 掘 削 中 の 措 置 (1) 掘 削 に 伴 い 崩 壊 のおそれがあるときは 土 留 支 保 工 を 行 うか 又 は 適 正 な 法 勾 配 をつけること (2) 埋 設 物 は 吊 り 防 護 受 け 防 護 等 により 堅 固 に 支 持 するとともに 状 況 に 応 じて 明 確 に 標 示 し 防 護 柵 を 設 けること 安 衛 則 154,355 安 衛 則 155 安 衛 則 361 安 衛 則

250 10. 落 石 等 に 対 する 危 険 予 防 措 置 (1) 掘 削 により 土 石 が 落 下 するおそれがあるときは その 下 方 で 作 業 しない こと (2) 掘 削 により 土 石 が 落 下 するおそれがあるときは その 下 方 に 通 路 等 を 設 けないこと (3) 女 子 年 少 者 は 法 尻 付 近 等 の 土 砂 崩 壊 のおそれのある 箇 所 では 作 業 をさせないこと (4) 法 尻 付 近 では 休 息 食 事 等 をしないこと 11. 埋 設 物 の 近 接 作 業 第 3 章 に 準 ずること 12. 地 盤 改 良 工 法 (1) 軟 弱 地 盤 箇 所 の 土 質 調 査 は 特 に 入 念 に 行 うこと (2) 長 尺 の 施 工 機 械 を 用 いた 施 工 の 場 合 は 機 械 の 設 置 条 件 能 力 周 囲 の 状 況 等 を 十 分 に 考 慮 し 転 倒 等 の 事 故 防 止 措 置 を 講 じること 安 衛 則 361 女 子 則 9 年 少 則 8 第 2 節 人 力 掘 削 1. 作 業 主 任 者 の 選 任 高 さ2.0m 以 上 の 掘 削 作 業 は 技 能 講 習 を 終 了 した 作 業 主 任 者 を 選 任 し その 者 の 指 揮 により 行 うこと 2. 掘 削 面 の 勾 配 掘 削 面 の 勾 配 は 次 表 に 掲 げる 土 質 ごとの 掘 削 高 さに 応 じた 安 全 な 勾 配 以 下 とすること なお 土 留 支 保 工 を 必 要 とする 掘 削 深 さについては 第 5 章 第 2 節 に 準 じること ただし 特 に 地 質 が 悪 い 地 山 では 更 に 緩 やかな 勾 配 とすること 安 衛 則 359 安 衛 則 356,357 地 山 の 種 類 掘 削 面 の 高 さ 掘 削 面 の 勾 配 岩 盤 又 は 堅 い 粘 土 5m 未 満 90 5m 以 上 75 その 他 2m 未 満 2m 以 上 5m 未 満 5m 以 上 砂 掘 削 面 の 勾 配 35 以 下 又 は 高 さ5m 未 満 発 破 等 で 崩 壊 しやす い 状 態 になっている 地 掘 削 面 の 勾 配 45 以 下 又 は 高 さ2m 未 満 山 3. 掘 削 作 業 (1) すかし 掘 りは 絶 対 にしないこと

251 (2) 2 名 以 上 で 同 時 に 掘 削 作 業 を 行 うときは 相 互 に 十 分 な 間 隔 を 保 つこ と (3) 浮 石 を 割 ったり 起 こしたりするときは 石 の 安 定 と 転 がる 方 向 を 良 く 見 定 めて 作 業 すること 4.てこ 作 業 (1) てこを 使 うときは あらかじめ 動 かす 物 に 適 した 長 さと 強 さを 有 する 物 を 選 ぶこと (2) つるはしや シャベル 等 はてこに 使 わないこと 5. 土 砂 等 の 置 場 やむを 得 ず 掘 り 出 した 土 砂 等 を 掘 削 部 の 上 部 もしくはのり 肩 付 近 に 仮 置 き する 場 合 には 掘 削 面 の 崩 落 や 土 砂 等 の 落 下 が 生 じないように 留 意 すること 6. 湧 水 の 処 理 湧 水 のある 場 合 は これを 処 理 してから 行 うこと 7. 狭 い 作 業 空 間 での 安 全 確 保 第 2 章 第 1 節 3.に 準 ずること 第 3 節 機 械 掘 削 1. 作 業 主 任 者 の 選 任 技 能 講 習 を 終 了 した 作 業 主 任 者 の 指 揮 により 作 業 を 行 うこと 2. 有 資 格 者 での 作 業 掘 削 機 械 トラック 等 は 法 定 の 資 格 を 持 ち 指 名 された 運 転 手 の 他 は 運 転 し ないこと 3. 機 械 掘 削 作 業 における 留 意 事 項 (1) 作 業 範 囲 付 近 の 他 の 作 業 員 の 位 置 に 絶 えず 注 意 し 互 いに 連 絡 を 取 り 作 業 範 囲 内 に 作 業 員 を 入 れないこと (2) 後 進 させる 時 は 後 方 を 確 認 し 誘 導 員 の 指 示 を 受 けてから 後 進 するこ と (3) 荷 重 及 びエンジンをかけたまま 運 転 席 を 離 れないこと (4) 斜 面 や 崩 れやすい 地 盤 上 に 機 械 を 置 かないこと (5) 掘 削 機 械 等 は 安 全 能 力 以 上 の 使 い 方 及 び 用 途 以 外 の 使 用 をしないこ と (6) 既 設 構 造 物 の 近 傍 を 掘 削 する 場 合 は 転 倒 崩 壊 に 十 分 配 慮 すること (7) 危 険 範 囲 内 に 人 がいないかを 常 に 確 認 しながら 運 転 すること また 作 業 区 域 をロープ 柵 赤 旗 等 で 表 示 すること (8) 軟 弱 な 路 肩 のり 肩 に 接 近 しないように 作 業 を 行 うこと 近 づく 場 合 は 誘 導 員 を 配 置 すること (9) 落 石 等 の 危 険 がある 場 合 は 運 転 席 にヘッドガ-ドを 付 けること 4. 誘 導 員 の 配 置 次 のような 場 所 で 機 械 を 運 転 するときは 誘 導 員 を 配 置 すること 安 衛 則 359 安 衛 則 41 安 衛 則 158 安 衛 則 158 安 衛 則 160 安 衛 則 157 安 衛 則 163,164 安 衛 則 362 安 衛 則 158 安 衛 則 157 安 衛 則 153 安 衛 則 157,

252 1 作 業 場 所 が 道 路 建 物 その 他 の 施 設 等 に 近 接 する 場 所 2 見 通 しの 悪 い 場 所 3 崖 縁 4 土 石 等 の 落 下 崩 壊 のおそれのある 場 所 5 掘 削 機 械 運 転 車 両 が 他 の 作 業 員 と 混 在 して 作 業 を 行 う 場 所 6 道 路 上 での 作 業 を 行 う 場 所 5. 照 明 設 備 の 設 置 夜 間 作 業 をするときは 照 明 を 十 分 に 行 うこと 6. 道 路 上 での 作 業 道 路 上 で 作 業 をする 場 合 は 道 路 工 事 保 安 施 設 設 置 基 準 に 基 づいて 各 種 標 識 バリケ-ド 夜 間 照 明 等 を 設 置 すること 7.さく 岩 機 使 用 での 作 業 (1) さく 岩 機 は 作 業 前 によく 点 検 してから 使 うこと (2) 作 業 は 機 械 の 足 元 をよく 安 定 させ 作 業 場 所 を 整 理 してから 作 業 する こと (3) 斜 面 で 作 業 するときは 機 械 を 落 とさないよう 必 要 に 応 じて ロープを 付 けておくこと また さく 岩 機 のオペレータは 安 全 帯 を 使 用 すること (4) エヤ-ホ-スは 長 さに 余 裕 のあるものを 使 用 すること (5) 落 石 のおそれがある 場 合 には 浮 石 の 除 去 落 石 防 止 設 備 の 設 置 監 視 員 の 配 置 等 の 対 策 を 講 じること (6) 作 業 中 機 械 の 振 動 による 落 石 には 特 に 注 意 すること (7) 交 換 ロッド 等 は 作 業 及 び 通 行 を 阻 害 しない 位 置 に 置 くこと 8.ショベル 系 掘 削 機 械 の 作 業 運 転 手 は バケットをトラックの 運 転 席 の 上 を 通 過 させないこと 9. 狭 い 作 業 空 間 下 での 安 全 確 保 第 2 章 第 1 節 3.に 準 ずること 安 衛 則 367 第 4 節 盛 土 工 及 びのり 面 工 1. 盛 土 施 工 前 の 処 置 (1) 盛 土 箇 所 は あらかじめ 伐 開 除 根 を 行 う 等 有 害 な 雑 物 を 取 り 除 いてお くこと (2) 施 工 に 先 立 ち 湧 水 を 処 理 すること (3) 盛 土 場 所 は 排 水 処 理 を 行 うこと (4) 急 な 勾 配 を 有 する 地 盤 上 に 盛 土 をする 場 合 は 段 切 を 設 けること 2. 盛 土 の 施 工 (1) 捨 て 土 の 法 面 勾 配 はなるべく 緩 やかにしておくこと (2) 法 肩 の 防 護 を 十 分 にし 重 量 物 をおかないようにすること (3) 盛 土 後 転 圧 等 を 行 う 場 合 うは 施 工 機 械 の 能 力 接 地 圧 周 囲 の 状 況 等 に 十 分 配 慮 し 事 故 防 止 の 措 置 を 講 じること

253 3. 盛 土 の 安 全 対 策 (1) 法 肩 法 尻 排 水 を 十 分 行 うこと (2) 法 肩 付 近 からの 水 の 流 入 をできるだけ 防 ぐこと 4. 切 土 法 面 の 安 全 対 策 (1) 切 土 法 面 の 変 化 に 注 意 を 払 うこと (2) 擁 壁 類 が 計 画 されている 法 面 では 掘 削 面 の 勾 配 が 急 勾 配 となるので 擁 壁 等 の 施 工 中 には 地 山 の 点 検 等 安 全 管 理 を 十 分 に 行 うこと (3) 降 雨 後 は 地 山 が 崩 壊 しやすいので 流 水 亀 裂 等 の 法 面 の 変 化 に 特 に 注 意 すること 第 5 節 発 破 掘 削 1. 火 薬 類 作 業 従 事 者 に 係 わる 事 項 (1) 火 薬 類 取 り 扱 いについては 火 薬 類 取 扱 保 安 責 任 者 及 び 副 保 安 責 任 者 を 選 任 し 取 扱 い 事 故 防 止 に 当 たらせること (2) 発 破 作 業 は 必 ず 発 破 技 士 に 行 わせること (3) 発 破 の 作 業 を 行 うときは 発 破 の 業 務 に 就 くことができる 者 のうちから 作 業 指 揮 者 を 選 任 すること (4) 発 破 作 業 員 は 腕 章 保 護 帽 の 標 示 等 により 他 の 作 業 員 と 識 別 できるよ うにすること (5) 発 破 作 業 員 には 発 破 作 業 の 危 険 性 保 安 の 心 得 について 十 分 教 育 する こと 2. 作 業 員 及 び 第 三 者 への 危 害 防 止 (1) 危 険 区 域 を 定 め 立 礼 赤 旗 等 で 明 示 し 区 域 内 への 立 ち 入 りを 禁 止 す ること (2) 区 域 境 には 発 破 時 刻 サイレン 符 号 その 他 の 注 意 事 項 を 示 した 掲 示 板 を 立 てておくこと (3) 退 避 場 所 を 設 定 し これを 周 知 させること (4) 点 火 は 見 張 員 を 配 置 し 全 員 の 退 避 を 確 認 してから 行 うこと 3. 火 薬 庫 での 貯 蔵 (1) 法 に 定 める 量 以 上 の 火 薬 類 を 貯 蔵 する 場 合 は 貯 蔵 量 に 応 じた 構 造 の 火 薬 庫 を 知 事 の 許 可 を 受 けて 設 置 すること (2) 規 定 量 以 下 の 貯 蔵 量 の 火 薬 類 は 火 薬 庫 外 の 貯 蔵 庫 の 施 設 の 規 定 に より 知 事 の 認 可 を 受 け 安 全 な 場 所 に 貯 蔵 すること (3) 一 日 の 火 薬 類 消 費 見 込 量 が 規 定 以 上 の 場 合 は 火 薬 類 の 管 理 及 び 発 破 の 準 備 ( 親 ダイの 作 製 取 扱 い 作 業 を 除 く)をするため 火 薬 類 取 扱 所 を 設 けること 4. 火 薬 庫 の 一 時 置 場 (1) 火 薬 関 係 者 以 外 の 者 が 立 ち 入 らない 清 潔 で 乾 燥 した 場 所 で かつ 日 光 の 直 射 を 受 けない 場 所 であること 火 取 法 30 安 衛 則 41 安 衛 則 320 火 取 則 51 火 取 則 53 火 取 法 11,12 火 取 則 13,20,21 火 取 則 15,16 23~32 火 取 則

254 (2) 火 気 又 は 落 石 の 危 険 がある 所 に 設 けないこと (3) 火 薬 爆 薬 と 雷 管 とを 同 一 の 箱 袋 等 に 入 れないこと 5. 火 薬 類 の 取 扱 い 爆 薬 雷 管 等 は 叩 いたり 投 げ 出 したり 取 り 落 としたりすることのに ように 慎 重 に 取 扱 い 衣 服 のポケットに 入 れたりしないこと 6. 数 量 の 管 理 (1) 火 薬 類 の 受 払 数 量 を 厳 重 に 管 理 し 紛 失 盗 難 に 注 意 すること (2) 発 破 の 都 度 受 入 消 費 残 りの 数 量 発 破 孔 又 は 薬 室 に 対 する 装 填 方 法 について 記 録 をのこすこと 7. 発 破 作 業 時 の 留 意 事 項 (1) 発 破 作 業 を 行 う 前 に 発 破 箇 所 上 部 の 表 土 は 原 則 として 全 部 取 り 除 く こと (2) 電 気 発 破 を 行 うときには 迷 走 電 流 がないことを 確 認 すること また 懐 中 電 灯 等 は 絶 縁 装 置 のあるものを 使 用 すること (3) 落 雷 の 危 険 があるときは 発 破 作 業 を 中 止 すること 8.せん 孔 作 業 の 留 意 事 項 (1) 前 回 の 発 破 の 不 発 孔 や 残 留 薬 がないことを 確 かめたうえでなければ 穿 孔 しないこと (2) 発 破 後 切 羽 を 点 検 し 不 発 の 装 薬 がある 場 合 には 適 切 な 方 法 を 用 いて 処 置 すること (3) 前 回 の 発 破 の 孔 尻 を 利 用 して 穿 孔 しないこと 9. 装 填 作 業 の 留 意 事 項 (1) 電 気 雷 管 を 運 搬 するときは 脚 線 を 裸 出 しないようにし 電 灯 線 動 力 線 その 他 漏 電 のおそれのあるものにできるだけ 近 づかないこと また 発 破 母 線 を 敷 設 するときも 電 線 路 から 離 すこと (2) 装 填 作 業 については 発 破 孔 や 岩 盤 の 状 況 を 検 査 し 安 全 を 確 認 してか ら 適 切 な 方 法 により 装 填 すること (3) 発 破 を 行 うときは あらかじめ 定 めた 危 険 区 域 内 の 者 を 退 避 させ 見 張 員 を 配 置 してその 区 域 内 への 立 ち 入 りを 禁 止 し 発 破 を 知 らせた 上 で 点 火 すること (4) 発 破 しようとする 場 所 に 漏 洩 電 流 がある 場 合 には 電 気 発 破 をしないこ と (5) 装 填 中 は 付 近 で 穿 孔 その 他 の 作 業 をさせないこと (6) 装 薬 前 には 孔 をよく 掃 除 して 小 石 等 を 残 さないこと (7) 装 填 が 終 わって 使 用 予 定 数 が 余 ったときは 数 量 を 確 認 し 増 ダイは 火 薬 取 扱 所 に 親 ダイは 火 工 所 に 直 ちに 返 納 して 紛 失 等 を 防 止 すること 10. 電 気 雷 管 の 脚 線 の 連 結 作 業 (1) 母 線 は 切 断 結 線 もれ 結 線 違 い 等 がないよう 脚 線 に 連 結 する 前 に 必 ず 点 検 すること (2) 母 線 の 結 線 後 安 全 な 箇 所 で 導 通 試 験 を 行 うこと 切 羽 では 原 則 として 火 取 則 52 火 取 則 51 火 取 則 53 火 取 則 51,54 火 取 則 53 安 衛 則 320 火 取 則 53 火 取 則

255 導 通 試 験 をしないこと 全 員 が 安 全 な 場 所 に 退 避 するまで 母 線 を 発 破 器 又 は 電 源 スイッチに 連 結 しないこと (3) 母 線 を 地 上 のレ-ル パイプあるいは 他 の 電 気 が 流 れ 又 は 漏 れている 可 能 性 のある 箇 所 に 接 触 させないこと 11. 電 気 発 破 の 点 火 作 業 の 留 意 事 項 (1) 点 火 位 置 は 爆 破 の 程 度 に 応 じて 隔 離 した 安 全 な 場 所 とすること (2) 発 破 器 のハンドルは 点 火 するとき 以 外 は 施 錠 又 は 取 り 外 しておくこ と (3) 発 破 器 と 母 線 との 連 結 は 点 火 直 前 に 行 うこと (4) 退 避 の 合 図 は サイレン 振 鈴 等 の 確 実 な 方 法 で 行 うこと 点 火 の 合 図 は 全 員 の 退 避 を 確 認 してから 行 うこと 安 衛 則 320,321 火 取 則 54 火 取 則

256 第 8 章 基 礎 工 事 第 1 節 一 般 事 項 1. 工 事 内 容 の 把 握 第 5 章 第 1 節 1 2に 準 ずること 2. 事 前 調 査 第 1 章 第 2 節 に 準 ずること 3. 施 工 計 画 における 共 通 事 項 第 1 章 第 3 節 に 準 ずること 4. 施 工 計 画 における 留 意 事 項 (1) 周 辺 の 人 家 及 び 構 築 物 の 防 護 移 設 等 の 計 画 をすること (2) 第 三 者 に 対 する 危 害 を 防 止 するための 防 護 施 設 を 計 画 すること (3) 地 下 埋 設 物 架 空 工 作 物 に 対 する 防 護 又 は 移 設 の 計 画 をすること 5. 基 礎 工 事 における 現 場 管 理 第 1 章 第 4 節 第 2 章 第 10 節 に 準 ずること 6. 地 下 埋 設 物 等 の 防 護 時 における 関 係 者 の 立 会 地 下 埋 設 物 架 空 工 作 物 鉄 道 施 設 等 に 近 接 して 作 業 を 行 う 場 合 には 各 関 係 先 に 連 絡 し その 立 会 を 求 めること 7. 機 械 運 転 に 関 する 留 意 事 項 (1) 機 械 類 のうち 杭 打 ち 杭 抜 き 機 及 びボ-リングマシンの 運 転 は 有 資 格 者 によるものとし その 他 の 機 械 類 は 責 任 者 から 指 示 されたもの 以 外 は 運 転 しないこと (2) 玉 掛 作 業 は 指 定 された 有 資 格 者 である 玉 掛 作 業 員 以 外 にはさせないこ と (3) 機 械 の 運 転 は 定 められた 信 号 合 図 によって 確 実 に 行 うこと (4) 機 械 の 移 動 に 当 たって 近 くに 高 圧 電 線 がある 場 合 には 各 関 係 先 と 打 合 せの 上 ゴムシ-ルドを 取 り 付 ける 等 の 防 護 を 行 うこと (5) 防 護 措 置 を 施 さない 場 合 で 高 圧 線 等 の 付 近 で 作 業 又 は 移 動 を 行 うと きは 必 ず 監 視 員 を 置 き 各 関 係 者 の 立 会 を 求 めること また タワ- 等 は 電 線 から 十 分 な 離 隔 を 取 ること 電 圧 と 離 隔 距 離 安 衛 法 61 安 衛 令 20 クレーン 則 221 安 衛 則 189 安 衛 則 349 安 衛 法 29の2 安 衛 則 349 電 路 の 電 圧 ( 交 流 ) 特 別 高 圧 ( 7,000V 以 上 ) 高 圧 (7,000 ~ 600V) 低 圧 ( 600V 以 下 ) 離 隔 距 離 2m 以 上 但 し 60,000V 以 上 は 10,000V 又 はその 端 数 を 増 すご とに 20 cm 増 し 1.2m 以 上 1.0m 以 上 労 働 省 通 達 基 発 759 号 S

257 8. 杭 穴 への 転 落 防 止 措 置 杭 打 ち 杭 抜 き 施 工 後 は 杭 穴 への 転 落 防 止 措 置 を 確 実 に 講 じること 9.ニュ-マチックケ-ソン 基 礎 工 事 第 10 章 第 5 節 に 準 ずること 安 衛 則 519 第 2 節 既 成 杭 基 礎 工 1. 作 業 指 揮 者 の 配 置 機 械 の 据 え 付 け 組 立 て 移 動 及 び 解 体 に 当 たっては 必 ず 作 業 指 揮 者 の 指 示 に 従 って 行 うこと 2. 機 械 の 据 え 付 け (1) 機 械 は 安 定 した 場 所 を 選 び 機 械 の 安 定 を 図 るため 必 要 に 応 じて 敷 鉄 板 敷 角 又 は 軌 条 等 を 水 平 に 敷 設 した 上 に 据 え 付 けること (2) 機 械 を 据 え 付 けた 箇 所 は 常 に 排 水 を 良 くしておくこと (3) 軟 弱 な 地 盤 に 据 え 付 けるときは 地 盤 の 強 度 を 確 認 し 必 要 に 応 じて 地 盤 の 改 良 を 行 うほか 敷 板 又 は 敷 角 等 を 使 用 し 滑 動 転 倒 等 の 危 険 を 排 除 すること 3. 杭 等 の 搬 入 (1) 第 6 章 第 1 節 及 び 第 6 章 第 2 節 2に 準 じること (2) 長 尺 ものの 搬 出 入 には 進 入 路 置 場 等 を 選 定 し 危 険 のない 取 扱 いを すること 4. 運 転 位 置 からの 離 脱 の 禁 止 吊 り 荷 作 業 中 作 業 を 一 時 停 止 する 場 合 は 歯 止 め 等 を 確 実 に 行 い 運 転 席 を 離 れないこと 5. 的 確 なワイヤロープ (1) 巻 き 上 げ 用 ワイヤロープ 及 び 吊 り 金 具 等 には 変 形 亀 裂 損 傷 してい るものは 使 用 しないこと (2) 巻 き 上 げ 用 ワイヤ-ロ-プには 過 巻 防 止 のため 目 印 その 他 の 措 置 を 講 じること 6. 玉 掛 作 業 (1) 第 4 章 第 5 節 7.に 準 ずること (2) 玉 掛 作 業 は 定 格 荷 重 の 範 囲 内 で 確 実 に 行 い 玉 掛 がすんだらすぐ 安 全 な 場 所 に 退 避 すること 7. 杭 打 ち 作 業 における 留 意 事 項 (1) 杭 のキャップは 正 規 のものを 使 用 し 建 て 込 みに 際 してはハンマ-に 確 実 に 台 付 けすること (2) 杭 材 の 吊 り 込 み 作 業 には 手 元 クレ-ンを 使 用 し 引 き 寄 せ 作 業 は 原 則 として 行 わないこと ただし 手 元 クレ-ンが 使 用 できない 場 合 については 現 場 の 状 況 を 十 安 衛 則 190 安 衛 則 173 安 衛 則 173 安 衛 則 173 安 衛 則 185,186 安 衛 則

258 分 検 討 し 作 業 を 慎 重 に 行 うこと (3) リ-ダ-に 登 る 場 合 には 親 綱 を 設 置 し ロリップによる 安 全 帯 を 使 用 すること (4) 中 掘 圧 入 工 法 の 施 工 では 排 土 が 飛 散 するおそれがあるため 防 護 ガ- ド 等 を 使 用 して 飛 散 防 止 を 図 ること 8. 杭 抜 き 作 業 における 留 意 事 項 (1) 杭 抜 き 作 業 では 機 械 の 接 地 面 積 を 大 きく 取 り 必 要 に 応 じて 敷 鉄 板 敷 角 等 を 使 用 し 地 下 埋 設 物 を 損 傷 しないように 行 うこと (2) 杭 抜 き 後 の 穴 は 空 隙 が 生 じないように 念 入 りに 埋 戻 しをすること (3) 杭 抜 き 作 業 では 設 備 は 引 き 抜 き 初 期 の 最 大 荷 重 に 耐 えるよう 十 分 安 全 なものとし 作 業 は 慎 重 に 行 うこと 9. 点 検 (1) 部 材 ワイヤロ-プ 及 び 付 属 装 置 付 属 部 品 等 は 常 に 点 検 を 行 い 不 良 箇 所 は 修 理 交 換 を 施 してから 運 転 すること (2) 吊 り 込 み 用 の 器 具 類 等 は 常 時 点 検 し ひび 割 れ 損 傷 等 のあるものは 使 用 しないこと 第 3 節 機 械 掘 削 基 礎 工 1.オ-ルケ-シング 工 法 に 当 たっての 留 意 事 項 (1) 機 械 を 牽 引 またはジャッキで 移 動 させるときは 指 揮 者 の 信 号 又 は 呼 笛 の 合 図 のもとに 作 業 をすること (2) ジャッキ 滑 車 等 は 常 に 整 備 し ワイヤロ-プは 規 定 の 安 全 率 のあるも のを 使 用 すること (3) ハンマ-グラブの 操 作 中 は 掘 削 機 に 近 寄 らないこと その 必 要 がある ときは ハンマ-グラブがケ-シング 内 に 入 って 停 止 してからにすること (4) バンドの 盛 り 替 えは 定 められた 作 業 順 序 によること (5) ケ-シング 内 に 入 るときは あらかじめ 換 気 をするか 又 は 有 毒 ガス 等 を 測 定 して 危 険 のないことを 確 認 すること 2.リバ-スサ-キュレ-ションドリル 工 法 に 当 たっての 留 意 事 項 (1) 櫓 の 組 立 て 解 体 移 動 の 作 業 は 作 業 指 揮 者 の 直 接 の 指 揮 のもとに 行 うこと (2) 櫓 の 作 業 台 上 にあるワイヤロ-プ 類 は 常 に 整 理 しておくこと (3) ケ-シング 打 込 み 又 は 引 抜 き 中 は 必 要 な 作 業 員 以 外 の 者 は 櫓 に 近 づけ ないこと (4) ケ-シング 等 の 横 引 きはしないこと (5) ロッドの 継 ぎ 足 し 又 は 撤 去 の 作 業 中 は 手 や 指 をはさまれないように 十 分 注 意 すること (6) 手 元 クレ-ンを 使 用 して トレミ- 管 や 鉄 筋 籠 を 投 入 する 作 業 では ク レ-ン 運 転 手 玉 掛 け 者 及 び 合 図 者 は 合 図 方 法 を 定 め 確 実 な 合 図 のも 安 衛 則 189 安 衛 則 174,175 安 衛 則

259 とに 作 業 をすること (7) 強 風 時 は クレ-ンのブ-ムを 倒 し 櫓 はケ-シングと 連 結 して 転 倒 防 止 を 図 ること 第 4 節 オ-プンケ-ソン 基 礎 工 事 深 礎 工 法 その 他 1. 一 般 事 項 (1) 掘 削 時 においては 土 質 等 の 変 化 に 常 に 留 意 し 変 化 があった 場 合 は 適 切 な 対 策 を 講 じること (2) ガス 検 知 器 酸 素 濃 度 測 定 器 具 その 他 の 諸 機 器 は 常 時 使 用 できるよう 整 備 しておくこと (3) 有 毒 ガス 等 ( 酸 素 欠 乏 空 気 を 含 む)の 発 生 のおそれがある 潜 函 又 は 深 さ 20mをこえる 潜 函 等 では 送 気 のための 設 備 を 設 けること (4) 入 坑 前 に 有 毒 ガスの 有 無 酸 素 欠 乏 について 測 定 すること 測 定 に 当 た っては 指 定 された 者 ( 酸 欠 危 険 作 業 については 作 業 主 任 者 )が 行 うこ と (5) 可 燃 性 ガスが 発 生 するおそれのある 坑 に 入 坑 するときは マッチ ライ タ- 等 は 持 ち 込 まないこと (6) 入 坑 中 に 有 毒 ガス 酸 素 欠 乏 等 の 発 生 を 認 めたときは 直 ちに 坑 外 に 退 避 すること (7) 坑 内 の 出 入 りには 昇 降 設 備 を 使 用 し バケットには 乗 らないこと (8) 緊 急 時 の 信 号 合 図 及 び 退 避 の 方 法 をあらかじめ 定 めておくこと (9) 機 械 の 故 障 電 気 関 係 の 不 備 漏 電 等 を 生 じたときは 修 理 完 了 までは 使 用 を 禁 止 すること 2.オ-プンケ-ソン 基 礎 工 事 に 当 たっての 留 意 事 項 (1) 掘 削 は 小 刻 みにし 無 理 な 掘 り 起 こしをしないこと (2) 刃 口 の 掘 削 は 作 業 主 任 者 の 指 示 に 従 って 行 うこと (3) 沈 下 の 合 図 があったときは 所 定 の 場 所 に 退 避 させ 退 避 を 確 認 してか ら 沈 下 を 行 うこと 3. 深 礎 工 法 による 基 礎 の 施 工 に 当 たっての 留 意 事 項 (1) コンクリ-ト 打 設 には 原 則 として トレミ- 管 又 はシュ-トを 使 用 す ること (2) 2 段 切 り 拡 げの 場 合 には 下 段 の 作 業 は 中 止 すること やむを 得 ず 作 業 を 行 う 場 合 は 堅 固 な 防 護 施 設 を 設 けること (3) 作 業 開 始 前 に 開 壁 の 状 況 ライナ-プレ-トの 異 常 の 有 無 を 点 検 する こと (4) 坑 口 作 業 員 は 坑 内 作 業 員 が 入 坑 中 に 坑 口 を 離 れないこと (5) 坑 口 作 業 員 は バケットの 昇 降 中 は 内 壁 に 身 を 寄 せ 退 避 すること (6) 昇 降 には 梯 子 等 の 昇 降 設 備 を 設 け かつ 非 常 用 梯 子 等 を 設 けておくこ と 梯 子 は 損 傷 変 形 腐 食 等 がないことを 確 認 すること 酸 欠 則 4 安 衛 則 377 酸 欠 則 5 酸 欠 則 3 酸 欠 則

260 (7) 地 下 水 位 以 下 を 掘 進 するときは 排 水 設 備 等 を 用 い 湧 水 対 策 等 を 確 立 してから 作 業 を 進 めること 第 9 章 コンクリ-ト 工 事 第 1 節 一 般 事 項 1. 工 事 内 容 の 把 握 第 5 章 第 1 節 1 2に 準 ずること 2. 事 前 調 査 第 1 章 第 2 節 に 準 ずること 3. 施 工 計 画 における 共 通 事 項 第 1 章 第 3 節 に 準 ずること 4.コンクリ-ト 工 事 における 現 場 管 理 第 1 章 第 4 節 第 2 章 第 10 節 に 準 ずること 5. 危 険 箇 所 の 周 知 ケ-ブルクレ-ンによるコンクリ-ト 打 設 のときは バケットの 直 下 に 立 ち 入 らないこと 等 の 注 意 事 項 を あらかじめ 作 業 員 に 十 分 周 知 させておくこ と 第 2 節 鉄 筋 工 1. 工 具 類 の 整 備 加 工 場 は 常 に 材 料 及 び 工 具 類 を 整 理 整 頓 しておくこと 2. 作 業 開 始 前 の 点 検 鉄 筋 加 工 機 及 び 工 具 類 は 作 業 前 に 点 検 し 適 正 な 工 具 を 使 用 し 不 良 品 は 使 用 しないこと 3. 運 搬 作 業 (1) 長 尺 物 は2 人 以 上 で 持 ち 無 理 な 運 搬 はしないこと また バラものは 束 ねて 運 搬 すること (2) 運 搬 中 は 他 のものに 接 触 しないよう 前 後 を 注 意 すること 曲 げた 長 尺 鉄 筋 等 は 特 に 注 意 すること 4. 作 業 床 の 設 置 高 所 で 組 立 作 業 を 行 うときは 安 全 な 作 業 床 を 設 けること 作 業 床 を 設 け ることが 困 難 なときは 必 ず 安 全 帯 を 使 用 するか 防 護 網 を 設 けること 5. 通 路 の 確 保 鉄 筋 の 組 立 箇 所 では 鉄 筋 上 に 歩 み 板 を 敷 く 等 により 安 全 な 通 路 を 確 保 すること 安 衛 則 518 第 3 節 型 枠 工

261 1. 型 枠 支 保 工 の 構 造 (1) 型 枠 支 保 工 は コンクリ-ト 打 設 の 方 法 に 応 じた 堅 固 な 構 造 とし 組 立 図 に 従 って 組 み 立 てること なお 組 立 図 は 部 材 の 設 計 計 算 に 基 づき 作 成 すること (2) 型 枠 支 保 工 は 倒 壊 事 故 を 防 止 する 措 置 を 講 じたものとすること 2. 材 料 材 料 は 著 しい 損 傷 変 形 又 は 腐 食 があるものを 使 わないこと 3. 作 業 主 任 者 の 配 置 型 枠 支 保 工 の 組 立 解 体 の 作 業 は 技 能 講 習 を 終 了 した 作 業 主 任 者 の 直 接 の 指 揮 により 行 うこと 4. 悪 天 候 時 の 作 業 中 止 強 風 大 雨 等 の 悪 天 候 のため 作 業 の 実 施 について 危 険 が 予 想 されるとき は 作 業 を 中 止 すること 5. 規 格 品 の 使 用 (1) 支 柱 はり 又 ははりの 支 持 物 の 主 要 な 部 分 の 鋼 材 及 びパイプサポ-トに は それぞれ 規 格 品 又 は 規 定 のものを 使 用 すること (2) 型 枠 支 保 工 については 型 枠 の 形 状 コンクリ-トの 打 設 方 法 等 に 応 じ た 堅 固 な 構 造 のものとすること 6. 型 枠 支 保 工 についての 措 置 (1) 支 柱 の 沈 下 滑 動 を 防 止 するため 必 要 に 応 じ 敷 砂 敷 板 の 使 用 コ ンクリ-ト 基 礎 の 打 設 杭 の 打 ち 込 み 根 がらみの 取 り 付 け 等 を 行 うこと (2) 支 柱 の 継 手 は 突 き 合 わせ 又 は 差 し 込 みとし 鋼 材 はボルト クランプ 等 を 用 いて 緊 結 すること (3) 型 枠 が 曲 面 の 場 合 には 控 えの 取 り 付 け 等 型 枠 の 浮 き 上 がりを 防 止 す るための 措 置 を 講 じること (4) 支 柱 は 大 引 の 中 央 に 取 り 付 ける 等 偏 心 荷 重 がかからないようにする こと (5) 型 枠 支 保 工 の 組 立 解 体 の 作 業 では 作 業 区 域 には 関 係 者 以 外 の 立 入 り を 禁 止 すること また 材 料 工 具 の 吊 り 上 げ 吊 り 下 げには 吊 り 綱 吊 り 袋 を 用 意 すること (6) 鋼 管 支 柱 は 高 さ2m 以 内 ごとに 水 平 つなぎを2 方 向 に 設 け 堅 固 なも のに 固 定 すること (7) パイプサポ-トは3 本 以 上 継 いで 用 いないこと また パイプサポ-ト を 継 いで 用 いるときは 4 個 以 上 のボルト 又 は 専 用 の 金 具 を 用 いること (8) 鋼 管 枠 と 鋼 管 枠 との 間 には 交 差 筋 かいを 設 けること (9) 鋼 管 枠 の 最 上 層 及 び5 層 以 内 ごとの 箇 所 において 型 枠 支 保 工 の 側 面 並 びに 枠 面 の 方 向 及 び 交 差 筋 かい 方 向 に 5 枠 以 内 ごとの 箇 所 に 水 平 つなぎ を 設 け かつ 水 平 つなぎの 変 位 を 防 止 すること (10) 鋼 管 枠 の 最 上 層 及 び5 層 以 内 ごとの 箇 所 において 型 枠 支 保 工 の 枠 面 の 安 衛 則 239,240 安 衛 則 242 安 衛 則 237 安 衛 則 246 安 衛 則 245 安 衛 則 238 安 衛 則 239 安 衛 則 242 安 衛 則 242 安 衛 則 242 安 衛 則 245 安 衛 則 242 安 衛 則 242 安 衛 則 242 安 衛 則 242 安 衛 則

262 方 向 における 両 端 及 び5 枠 以 内 ごとの 箇 所 に 交 差 筋 かいの 方 向 に 布 枠 を 設 けること 7. 型 枠 組 立 解 体 作 業 (1) 足 場 は 作 業 に 適 したものを 使 用 すること (2) 吊 り 上 げ つり 下 げのときは 材 料 が 落 下 しないように 玉 掛 けを 確 実 に すること (3) 高 所 から 取 り 外 した 型 枠 は 投 げたり 落 下 させたりせずロ-プ 等 を 使 用 して 型 枠 に 損 傷 を 与 えないよう 降 ろすこと (4) 型 枠 の 釘 仕 舞 いはすみやかに 行 うこと (5) 型 枠 の 組 立 解 体 作 業 を 行 う 区 域 には 関 係 作 業 員 以 外 の 者 の 立 入 りを 禁 止 すること 安 衛 則 245 第 4 節 コンクリ-ト 工 1.コンクリ-ト 混 合 設 備 (1) プラントの 組 立 作 業 には 作 業 主 任 者 を 定 め 組 立 図 に 従 って 安 全 な 作 業 を 行 い 組 立 完 了 後 試 運 転 を 行 ってから 使 用 すること (2) プラントの 出 入 口 には 状 況 に 応 じて 誘 導 員 を 配 置 すること (3) 安 全 な 作 業 通 路 を 設 け 照 明 は 十 分 に 行 うこと (4) 計 量 室 その 他 には 必 要 に 応 じて 換 気 扇 を 設 置 し 計 量 室 では 防 塵 マス クを 使 用 すること (5) 骨 材 ストックパイルの 内 部 には 立 入 りを 禁 止 すること (6) 機 械 の 注 油 清 掃 等 をする 時 は 必 ず 機 械 を 止 めてから 行 うこと 2.コンクリ-ト 打 設 設 備 (1) ケ-ブルクレ-ンを 使 用 するときは 操 作 については 第 6 章 6 節 2によ るとともに バケットからコンクリ-トが 漏 れないように きちんと 口 を 閉 めること (2) バケットの 下 及 びバンカ- 線 内 には 作 業 員 を 入 れないこと (3) 移 動 式 クレ-ン 等 を 使 用 するときは 第 4 章 第 5 節 によること (4) コンクリ-トポンプ 類 を 使 用 するときは パイプ 類 は 堅 固 に 保 持 し パ イプ 類 の 取 り 付 け 取 り 外 しは 丁 寧 に 行 うこと (5) 移 動 式 のベルトコンベヤには 感 電 を 防 止 するための 感 電 防 止 用 漏 電 遮 断 装 置 を 接 続 すること (6) 固 定 式 のベルトコンベヤは しっかりした 架 構 に 固 定 し ベルトに 沿 っ て 通 路 を 設 けること (7) 作 業 員 の 身 体 の 一 部 がベルトコンベヤに 巻 き 込 まれるおそれがあると き 等 緊 急 時 には 直 ちに 運 転 を 停 止 できる 装 置 を 設 けること (8) コンクリ-ト 打 設 にシュ-トを 使 用 するときは コンクリ-トがあふれ ないように コンクリ-トの 品 質 投 入 法 シュ-ト 形 状 勾 配 及 び 連 結 方 法 等 を 配 慮 してシュ-トを 配 置 すること 安 衛 則 540,541 安 衛 則 107 安 衛 則 171の2 安 衛 則 333 安 衛 則

263 (9) ブ-ム 車 は アウトリガ-を 確 実 に 設 置 し 筒 先 との 合 図 を 明 確 にして 安 衛 則 171の2 転 倒 やホ-スの 横 振 れを 防 止 すること (10) コンクリ-ト 打 設 の 最 後 に 水 又 はエア-で 管 内 のコンクリ-トを 送 る 安 衛 則 171の2 場 合 には 配 管 先 端 にポ-ル 受 け 管 の 吐 け 口 を 下 に 向 けて( 飛 散 に 安 全 な 方 向 に 向 けて) チェ-ン 等 を 用 いて 配 管 先 端 部 を 振 れないように 固 定 して おくこと 3.コンクリ-ト 打 設 作 業 (1) 作 業 前 に 足 がかり 型 枠 支 保 工 及 び 型 枠 を 点 検 し 不 備 な 箇 所 は 作 業 前 安 衛 則 244 に 補 修 しておくこと また 異 常 を 認 めた 場 合 には 作 業 を 中 止 し 適 切 な 措 置 を 講 じること (2) ホッパやシュ-トの 勾 配 と 接 続 部 を 点 検 し 適 正 なものとしておくこ と (3) 作 業 開 始 中 止 等 の 合 図 連 絡 の 方 法 をあらかじめ 定 めておき 合 図 を 確 実 に 行 うこと (4) 高 所 作 業 で 墜 落 の 危 険 のおそれのある 場 合 は 安 全 帯 の 使 用 手 すりの 安 衛 則 518,519 設 置 防 護 網 の 設 置 等 墜 落 及 び 落 下 防 止 の 措 置 を 講 じること (5) 型 枠 支 保 工 等 に 偏 圧 が 作 用 しないように 事 前 に 打 設 順 序 及 び1 日 の 打 設 高 さを 定 め 均 等 に 打 設 すること (6) コンクリ-ト 等 の 吹 き 出 し 等 により 作 業 員 に 危 険 を 及 ぼすおそれのあ 安 衛 則 171の2 る 場 所 には 立 入 禁 止 措 置 を 講 じること (7) 打 設 中 は 型 枠 型 枠 支 保 工 シュ-ト 下 ホッパ 下 等 の 状 態 を 適 宜 点 検 し 安 全 であることを 確 かめること (8) コンクリ-トポンプ 車 の 装 置 の 運 転 は 有 資 格 者 によるものとし 責 任 安 衛 則 36 者 から 指 示 された 者 以 外 は 運 転 しないこと 4. 運 転 手 付 き 機 械 等 の 使 用 第 4 章 第 6 節 2.に 準 ずること

264 第 10 章 圧 気 工 事 第 1 節 一 般 事 項 1. 工 事 内 容 の 把 握 第 5 章 第 1 節 1 2に 準 ずること 2. 事 前 調 査 における 共 通 事 項 第 1 章 第 2 節 に 準 ずること 3. 事 前 調 査 における 留 意 事 項 (1) 有 毒 ガス 地 熱 酸 素 欠 乏 のおそれ 等 について 調 査 を 行 い その 結 果 を 記 録 保 存 すること (2) 砂 礫 層 等 酸 素 欠 乏 空 気 発 生 のおそれのある 地 層 を 掘 削 する 場 合 の 圧 気 工 法 の 圧 気 のかかる 部 分 から 周 辺 1km 以 内 の 範 囲 にある 井 戸 配 管 につい て 酸 欠 空 気 漏 出 の 有 無 について 調 査 すること 4. 施 工 計 画 第 1 章 第 3 節 に 準 ずること 酸 欠 則 24 第 2 節 圧 気 作 業 1. 有 資 格 者 の 選 任 圧 力 0.1MPa 以 上 の 圧 気 を 必 要 とする 場 合 には 高 圧 室 内 作 業 主 任 者 の 免 許 を 有 する 者 を 作 業 主 任 者 に 専 任 すること 2. 特 別 の 教 育 (1) 高 圧 室 作 業 に 関 する 特 別 教 育 を 全 作 業 員 に 行 うこと (2) 下 記 の 業 務 については その 業 務 について 特 別 の 教 育 を 受 けた 者 以 外 は 作 業 に 従 事 させないこと また 作 業 中 はその 持 ち 場 を 離 れないこと 1 作 業 室 への 送 気 を 調 節 するための 弁 又 はコックを 操 作 する 業 務 (ゲージ 係 ) 2 高 圧 室 に 出 入 りする 作 業 員 に 加 圧 又 は 減 圧 を 行 うための 送 気 又 は 排 気 の 調 節 弁 又 はコックを 操 作 する 業 務 (ロックテンダー) 3. 非 常 事 態 に 対 する 措 置 非 常 事 態 に 対 する 対 策 を 検 討 し 連 絡 方 法 信 号 合 図 等 及 び 作 業 員 の 避 難 の 方 法 をあらかじめ 定 めておくこと 4. 救 護 の 措 置 (1) 0.1MPa 以 上 の 圧 気 工 法 による 作 業 を 行 うときは 作 業 員 の 救 護 に 関 す る 器 具 等 を 備 え 付 けること (2) 救 護 に 関 し 備 えつけられた 機 械 等 の 使 用 方 法 及 び 救 急 処 置 安 全 な 救 護 の 方 法 等 について 訓 練 を 行 い これを 記 録 しておくこと (3) 作 業 員 の 救 護 に 関 し 次 の 事 項 を 定 めておくこと 高 圧 則 10 高 圧 則 11 安 衛 法 25,30 安 衛 則 24の2 安 衛 令 9の2 安 衛 則 24の3 安 衛 則 24の

265 1 救 護 に 関 する 組 織 2 救 護 に 関 し 必 要 な 機 械 等 の 点 検 整 備 に 関 する 事 項 3 救 護 に 関 する 訓 練 の 実 施 に 関 する 事 項 (4) 高 圧 室 内 において 作 業 を 行 う 作 業 員 の 人 数 及 び 氏 名 を 常 時 確 認 するこ とができる 措 置 を 講 じておくこと (5) 工 事 責 任 者 は 作 業 員 の 救 護 に 関 し 技 術 的 事 項 を 管 理 するものを 選 任 し その 者 を 工 事 現 場 に 常 駐 させ 安 全 に 関 し 必 要 な 措 置 をとらせること 5. 健 康 管 理 (1) 高 圧 室 作 業 員 には 定 期 的 に 特 殊 健 康 診 断 を 行 い 不 適 当 な 者 には 作 業 をさせないこと (2) 高 圧 室 作 業 員 の 勤 務 表 を 作 り 健 康 管 理 を 行 うこと 6. 高 圧 室 内 作 業 の 管 理 (1) 作 業 員 以 外 の 者 が 圧 気 室 に 入 ることを 禁 止 すること 特 に 入 室 の 必 要 が ある 者 については その 都 度 高 圧 室 内 作 業 主 任 者 が 許 可 を 与 えること (2) 加 圧 減 圧 の 速 度 は 規 定 のとおり 行 うこと ( 毎 分 0.08Mpa 以 下 の 速 度 及 び 減 圧 の 場 合 には 規 定 された 減 圧 停 止 時 間 を 含 める ) (3) 高 圧 室 の 作 業 員 には 規 定 された 作 業 時 間 以 上 室 内 作 業 をさせないこ と (4) 連 絡 方 法 信 号 合 図 等 を 規 定 し 全 作 業 員 に 周 知 させること (5) 減 圧 に 要 する 時 間 を 高 圧 室 内 作 業 員 に 周 知 させること (6) 非 常 時 の 退 避 方 法 について 作 業 員 に 周 知 させること (7) 再 圧 室 は 常 時 使 用 できる 状 態 であるか 確 認 すること 7. 作 業 主 任 者 の 携 帯 器 具 作 業 主 任 者 は 携 帯 式 の 圧 力 計 懐 中 電 灯 ガス 測 定 器 非 常 信 号 用 器 具 を 携 帯 すること 8. 火 気 類 の 危 険 の 周 知 (1) 作 業 員 に 高 圧 下 における 可 燃 物 の 燃 焼 危 険 について 周 知 させること (2) マッチ ライター 等 発 火 のおそれのある 物 の 持 ち 込 みは 禁 止 し その 旨 を 表 示 すること (3) 溶 接 溶 断 等 火 気 又 はアークを 使 用 する 作 業 を 行 わないこと 9. 高 圧 室 の 設 備 作 業 室 の 気 積 は 作 業 員 1 人 について 4m3 以 上 確 保 できるように 計 画 す ること 10. 作 業 の 禁 止 (1) 送 気 設 備 の 故 障 出 水 等 他 の 事 故 により 高 圧 室 内 作 業 員 に 危 険 又 は 健 康 障 害 の 生 ずるおそれがあるときは 高 圧 室 内 作 業 員 を 潜 函 圧 気 シ-ルド 等 の 外 部 へ 退 避 させること (2) 事 故 により 高 圧 室 内 作 業 員 を 外 部 に 退 避 させたときは 送 気 設 備 の 異 常 の 有 無 潜 函 等 の 異 常 な 沈 下 の 有 無 及 び 傾 斜 の 状 態 部 材 の 変 形 等 につい て 点 検 し 安 全 を 確 認 した 後 でなければ 内 部 を 点 検 する 者 等 を 潜 函 圧 安 衛 則 24の5 安 衛 則 24の6 24 の 7,24 の 8 高 圧 則 38,41 高 圧 則 15 高 圧 則 13 高 圧 則 14,18 高 圧 則 15 高 圧 則 21 高 圧 則 20 高 圧 則 44 高 圧 則 26 高 圧 則 25の2 高 圧 則 2 高 圧 則

266 気 シールド 等 に 入 れないこと 11. 発 破 作 業 作 業 室 内 において 発 破 を 行 ったときは 作 業 室 内 の 空 気 が 発 破 前 の 状 態 に 復 するまで 高 圧 室 内 作 業 員 を 入 室 させないこと 高 圧 則 25 第 3 節 仮 設 備 1. 送 気 設 備 (1) 停 電 故 障 等 による 送 気 の 中 断 に 対 処 し 得 るよう 予 備 のコンプレッサ を 用 意 すること ( 予 備 のコンプレッサは 他 の 系 統 の 動 力 を 使 用 すること ) (2) 作 業 室 及 び 気 閘 室 への 圧 縮 空 気 並 びに 冷 却 装 置 を 通 過 した 空 気 温 度 が 異 常 に 上 昇 した 場 合 は 関 係 者 に 速 やかに 知 らせるための 自 動 警 報 装 置 を 設 けること (3) 自 記 気 圧 計 送 気 自 動 調 節 装 置 を 取 り 付 け 作 業 室 内 の 気 圧 管 理 を 確 実 に 行 うこと (4) 送 気 管 送 排 気 弁 空 気 圧 縮 機 空 気 洗 浄 装 置 等 は 常 に 点 検 し 不 備 の ないよう 保 管 管 理 しておくこと 2. 気 閘 室 (1) 気 閘 は 原 則 として 人 用 気 閘 (マンロック)と 材 料 用 気 閘 (マテリアル ロック)を 独 立 して 設 置 し 常 時 使 用 できるよう 点 検 管 理 を 行 うこと (2) 潜 函 において 気 閘 は 原 則 として 水 面 上 にあるようにシャフトの 組 立 てを 行 うこと (3) 気 閘 室 の 床 面 積 及 び 気 積 は 加 圧 又 は 減 圧 を 受 ける 高 圧 室 内 作 業 員 1 人 について それぞれ 0.3 m2 以 上 及 び 0.6 m3 以 上 とすること (4) 圧 力 0.1MPa 以 上 の 気 圧 下 に 使 用 する 気 閘 室 には 自 記 記 録 圧 力 計 を 備 えること (5) 気 閘 室 の 床 面 の 照 明 は20ルックス 以 上 とし 気 閘 室 内 の 温 度 が10 C 以 下 の 場 合 は 適 当 な 保 温 用 具 を 設 けること また 気 閘 室 内 には 椅 子 その 他 の 休 息 用 具 を 設 けること 3. 再 圧 室 (1) ホスピタルロック( 再 圧 室 )を 用 意 し 常 時 使 用 できる 状 態 にしておく こと (2) 再 圧 室 は 法 令 で 定 める 構 造 規 格 に 合 致 したもので 送 排 気 設 備 外 部 との 連 絡 設 備 暖 房 設 備 及 び 消 火 設 備 などを 完 備 したものであること 4. 換 気 設 備 (1) 有 毒 ガス 及 び 酸 素 欠 乏 空 気 による 事 故 を 防 止 するため 換 気 は 十 分 に 行 い ガス 酸 素 の 測 定 及 びそれらへの 対 策 として 必 要 な 措 置 を 講 じること (2) 作 業 室 及 び 気 閘 室 における 炭 酸 ガスの 分 圧 は 作 業 室 内 作 業 員 の 健 康 障 害 を 防 止 するため 0. 5KPa を 超 えないように 換 気 その 他 必 要 な 措 置 を 講 じること 高 圧 則 7 の 2 高 圧 則 3 高 圧 則 20の2 高 圧 則 20 高 圧 則 42 高 圧 則 17 高 圧 則

267 5. 作 業 室 (1) 作 業 室 内 及 びロック 内 には 十 分 な 照 明 を 行 うこと (2) 作 業 室 シャフト 及 び 気 閘 室 には 停 電 による 異 常 事 態 の 発 生 に 備 え 避 難 経 路 が 確 認 できる 非 常 灯 を 設 置 すること (3) 作 業 室 内 において 電 動 式 の 掘 削 積 込 機 械 を 使 用 する 場 合 は 電 気 機 器 の 漏 電 による 感 電 の 危 険 を 防 止 するため 必 要 な 措 置 を 講 じること (4) 作 業 室 内 において 電 気 発 破 を 使 用 する 場 合 は 函 内 照 明 配 線 等 からの 漏 洩 電 流 による 爆 発 がないように 適 切 な 措 置 を 講 じること 6. 連 絡 設 備 (1) 作 業 室 及 びロックと 外 部 との 連 絡 設 備 を 必 ず 設 けること ( 独 立 した2 系 統 の 設 備 とすること ) (2) 信 号 配 線 は 専 用 回 路 とすること 7. 電 力 設 備 (1) 電 球 及 び 開 閉 器 等 は 防 爆 構 造 のものを 使 用 し 他 の 可 燃 物 に 対 する 着 火 源 とならないようにすること (2) 停 電 時 の 対 策 のために 異 なる2 系 統 から 受 電 するか 又 は 専 用 発 電 機 を 設 備 すること( 切 替 え 送 電 に 当 たっては 自 動 的 に 行 える 設 備 とする ) (3) 引 き 込 み 用 自 主 開 閉 器 分 岐 開 閉 器 及 び 遮 断 器 は 原 則 として 圧 気 さ れていない 箇 所 に 設 けること (4) 電 動 機 は 全 閉 形 電 動 機 を 使 用 すること (5) 移 動 用 電 動 機 及 び 移 動 用 照 明 器 具 は 必 ず 感 電 防 止 用 漏 電 遮 断 器 を 接 続 して 配 線 すること (6) 作 業 室 内 で 使 用 する 電 動 機 器 の 接 地 は 原 則 として 接 地 線 を 用 い 函 外 において 接 地 工 事 を 行 うこと 8. 消 火 設 備 圧 気 工 事 現 場 には 消 火 設 備 を 設 けること 高 圧 則 21 高 圧 則 25 の 2 第 4 節 施 工 中 の 調 査 及 び 管 理 1. 沿 道 調 査 工 事 の 進 捗 に 伴 い 周 辺 の 地 表 面 隣 接 構 造 物 等 に 変 状 をきたすことのない ように 一 定 期 間 定 期 的 に 観 測 を 行 い 必 要 に 応 じて 適 切 な 対 策 を 講 じるこ と 2. 可 燃 性 ガスの 濃 度 測 定 可 燃 性 ガスが 発 生 するおそれのあるときは 爆 発 又 は 火 災 を 防 止 するため 可 燃 性 ガスの 濃 度 を 測 定 する 者 を 指 名 し 毎 日 作 業 を 開 始 する 前 に 当 該 可 燃 性 ガスの 濃 度 を 測 定 し その 結 果 を 記 録 すること 3. 圧 気 設 備 の 点 検 高 圧 室 内 作 業 を 行 うときは 設 備 について 定 められた 期 間 ごとに 点 検 し 作 業 員 に 危 険 又 は 健 康 障 害 の 生 ずるおそれがあると 認 められたときは 修 理 安 衛 則 382の2 高 圧 則

268 その 他 必 要 な 措 置 を 講 じること また 修 理 その 他 必 要 な 措 置 を 講 じたとき は その 都 度 その 概 要 を 記 録 して これを3 年 間 保 存 すること 4. 作 業 環 境 の 測 定 圧 気 作 業 現 場 には その 日 の 作 業 を 開 始 する 前 に 当 該 作 業 場 における 空 気 中 の 酸 素 の 濃 度 を 測 定 すること また 測 定 を 行 ったときは その 都 度 記 録 して これを3 年 間 保 存 すること 5. 酸 素 濃 度 測 定 酸 素 欠 乏 空 気 の 発 生 するおそれのある 地 層 又 はこれに 接 近 する 箇 所 にお いて 圧 気 工 法 による 作 業 を 行 うときは 当 該 作 業 により 酸 素 欠 乏 の 空 気 が 漏 出 するおそれのある 井 戸 又 は 配 管 について 空 気 の 漏 出 の 有 無 及 びその 空 気 中 の 酸 素 の 濃 度 を 定 められた 範 囲 で 調 査 すること 酸 欠 則 3 酸 欠 則 24 第 5 節 ニューマチックケ-ソン 基 礎 工 事 1. 刃 口 据 え 付 け 据 え 付 け 地 盤 は 十 分 な 支 持 力 を 有 する 不 陸 のない 地 盤 とすること 2. 連 絡 設 備 (1) 作 業 室 及 び 気 閘 室 とケーソン 外 部 との 連 絡 には 必 ず 通 話 装 置 を 含 む2 系 統 以 上 の 連 絡 装 置 を 設 置 すること (2) 掘 り 下 げの 深 さが20mを 超 えるときは 作 業 を 行 う 箇 所 と 外 部 との 連 絡 のための 電 話 電 鈴 等 の 設 備 を 設 けること 3. 救 護 体 制 及 び 避 難 訓 練 (1) 停 電 事 故 等 の 場 合 の 退 避 については 常 に 方 法 順 序 等 を 訓 練 してお くこと (2) 潜 函 に 入 る 場 合 室 内 に 人 員 がいないときは 1 人 で 入 らないこと 4. 掘 削 設 備 (1) 掘 削 土 砂 排 出 用 のバケットとワイヤロープとの 連 結 器 具 及 びワイヤロ ープ 等 は 常 に 点 検 し 不 備 のまま 使 用 しないこと (2) バケットの 反 転 止 め 金 具 は 昇 降 ごとにはずれていないことを 確 認 する こと (3) バケットは シャフトの 中 程 に 宙 吊 りにして 止 めておかないこと (4) 潜 函 の 上 扉 下 扉 は 常 に 点 検 し 開 閉 が 円 滑 に 行 われるようにしてお くこと 5. 昇 降 設 備 作 業 員 が 安 全 に 昇 降 するための 設 備 を 設 けること 6. 潜 函 への 出 入 り 潜 函 に 出 入 りする 際 は 扉 の 上 に 乗 らないこと 7. 荷 役 作 業 (1) 止 むを 得 ない 場 合 を 除 いて バケットに 乗 って 昇 降 しないこと (2) 掘 削 土 砂 の 排 出 資 材 の 搬 入 等 は 相 互 に 信 号 を 確 認 してから 行 うこと 高 圧 則 21 安 衛 則 377 安 衛 法 25 安 衛 則

269 8. 掘 削 作 業 (1) 掘 削 作 業 は 地 質 図 沈 下 関 係 資 料 等 により 確 認 したうえで 行 うこと (2) 掘 削 は シャフトの 中 心 より 外 側 へ 小 刻 みに 掘 り 進 み 刃 口 下 方 は50 cm 以 上 掘 り 下 げないこと (3) 減 圧 して 潜 函 を 沈 下 させる 場 合 には 作 業 員 を 必 ず 外 部 へ 退 避 させてか ら 行 うこと (4) 作 業 室 内 で 発 破 を 行 った 場 合 には 十 分 換 気 して 清 浄 な 空 気 になってか ら 入 ること (5) 昇 降 設 備 連 絡 設 備 送 気 設 備 が 故 障 しているとき 潜 函 内 部 へ 多 量 の 水 が 浸 入 する 恐 れのあるときは 潜 函 などの 内 部 で 掘 削 の 作 業 を 行 わない こと 高 圧 則 25の3 高 圧 則 24 高 圧 則 25 安 衛 則

270 第 11 章 鉄 道 付 近 の 工 事 第 1 節 事 前 協 議 及 び 事 前 調 査 1. 適 用 線 路 に 近 接 して 列 車 運 転 に 影 響 を 及 ぼすおそれのある 土 木 工 事 に 適 用 す る なお 鉄 道 の 線 路 内 で 土 木 工 事 を 施 工 する 場 合 は 鉄 道 事 業 者 と 十 分 協 議 のうえ その 指 示 に 従 うこと 2. 事 前 協 議 鉄 道 に 近 接 して 土 木 工 事 を 施 工 する 場 合 で 列 車 運 転 及 び 旅 客 公 衆 に 危 害 を 及 ぼすおそれのあるときは あらかじめ 鉄 道 事 業 者 と 協 議 して 次 の 事 項 について 協 議 書 覚 書 等 を 取 り 交 わすこと 1 鉄 道 事 業 者 に 委 託 する 工 事 と 範 囲 の 決 定 2 工 事 施 工 のための 詳 細 な 施 工 計 画 及 び 事 故 防 止 対 策 3 工 事 施 工 の 順 序 及 び 方 法 並 びに 作 業 時 間 等 に 関 する 規 制 と その 規 制 を 実 施 するための 具 体 的 な 方 法 4 工 事 施 工 に 支 障 する 鉄 道 施 設 の 移 設 並 びに 防 護 方 法 に 関 する 事 項 5 安 全 確 保 のための 有 資 格 者 の 配 置 及 び 鉄 道 事 業 者 の 立 会 の 範 囲 6 列 車 運 転 等 の 安 全 並 びに 鉄 道 諸 設 備 の 保 全 に 関 し 必 要 な 事 項 7 列 車 運 転 及 び 旅 客 公 衆 の 安 全 並 びに 危 険 があると 認 めた 場 合 等 の 緊 急 措 置 の 方 法 8 保 安 及 び 保 全 に 関 する 安 全 教 育 の 内 容 3. 変 更 時 の 再 協 議 事 前 協 議 により 決 定 された 事 項 に 変 更 の 必 要 が 生 じた 場 合 並 びに 疑 義 が 生 じた 場 合 等 は 鉄 道 事 業 者 と 再 協 議 すること 4. 事 前 調 査 (1) 第 1 章 第 2 節 に 準 ずること (2) 鉄 道 付 近 の 工 事 における 事 前 調 査 は 特 に 次 の 事 項 に 留 意 して 実 施 す る 1 工 事 が 列 車 運 転 によって 制 限 される 場 合 は 運 転 状 況 を 調 査 すること 2 工 事 施 工 地 域 付 近 の 線 路 と 道 路 との 関 係 及 び 鉄 道 の 運 行 計 画 道 路 の 交 通 量 等 を 調 査 すること 公 災 防 ( 土 ) 28 第 2 節 近 接 作 業 1. 共 通 事 項 第 1 章 第 3 節 に 準 ずること 2. 鉄 道 付 近 の 工 事 における 留 意 事 項

271 列 車 運 転 に 支 障 を 及 ぼすおそれのある 工 事 では 作 業 時 間 作 業 場 所 作 業 人 員 使 用 機 械 使 用 資 材 等 を 十 分 検 討 の 上 施 工 計 画 書 を 作 成 し 本 章 第 1 節 に 述 べた 鉄 道 事 業 者 との 事 前 協 議 を 行 うこと 3. 保 安 体 制 の 確 立 及 び 安 全 設 備 事 前 協 議 によって 定 められた 保 安 体 制 の 確 立 及 び 有 資 格 者 の 配 置 並 びに 安 全 設 備 ( 線 路 立 ち 入 り 禁 止 柵 架 空 線 防 護 工 落 下 物 防 護 工 等 ) 等 の 設 置 を 行 った 後 工 事 に 着 手 すること 4. 保 安 教 育 鉄 道 付 近 の 土 木 工 事 従 事 者 には 鉄 道 に 関 する 建 築 限 界 架 空 線 地 下 埋 設 物 列 車 運 転 状 況 緊 急 時 の 措 置 等 について 必 要 に 応 じて 事 前 に 適 切 な 指 導 教 育 を 行 うこと 5. 作 業 責 任 者 それぞれの 作 業 毎 の 作 業 責 任 者 を 定 め その 指 揮 のもとに 作 業 を 行 うこと 6. 毎 日 の 作 業 内 容 の 打 合 せ (1) 毎 日 の 作 業 内 容 について 保 安 打 合 せ 票 等 を 作 成 し 鉄 道 事 業 者 の 立 会 者 と 事 前 の 打 合 せを 行 うこと (2) 打 合 せ 票 に 決 められた 事 項 は 毎 日 作 業 開 始 前 に 作 業 員 全 員 に 周 知 徹 底 し 決 められた 事 項 を 厳 守 すること 7. 列 車 見 張 り 員 列 車 見 張 りを 必 要 とする 作 業 には 作 業 開 始 前 に 鉄 道 事 業 者 の 指 定 する 資 格 を 有 する 列 車 見 張 り 員 を 配 置 するとともに 所 定 の 保 安 設 備 を 設 置 するこ と 8. 鉄 道 建 築 限 界 の 明 示 必 要 な 箇 所 には 標 識 ロープ 表 示 杭 等 により 鉄 道 建 築 限 界 を 明 示 すること 9. 地 下 埋 設 物 架 空 線 の 取 扱 い (1) 地 下 埋 設 物 については 確 認 のうえ 注 意 標 等 を 設 け 施 工 により 損 傷 のおそれがある 場 合 は 鉄 道 監 督 員 等 の 立 会 のうえ 施 工 を 行 うこと (2) 架 空 線 に 接 触 のおそれがある 工 事 の 施 工 に 当 たっては 架 空 線 の 防 護 工 を 設 置 し 架 空 線 と 機 械 工 具 材 料 等 は 安 全 な 離 隔 を 確 保 すること 10. 工 事 用 重 機 械 等 の 運 転 資 格 と 管 理 工 事 用 重 機 械 及 び 工 事 用 自 動 車 は 所 定 の 資 格 を 有 する 者 に 運 転 操 縦 及 び 誘 導 をさせ 事 故 防 止 上 適 切 な 管 理 を 行 うこと 11. 列 車 通 過 時 の 一 時 施 工 中 止 列 車 の 振 動 風 圧 等 によって 不 安 定 な 状 態 となるおそれがある 工 事 又 は 乗 務 員 に 不 安 を 与 えるおそれのある 工 事 は 列 車 の 接 近 時 から 通 過 するまで 一 時 施 工 を 中 止 すること 12. 既 設 構 造 物 への 影 響 調 査 と 報 告 既 設 建 造 物 施 設 等 に 影 響 を 与 えるおそれのある 工 事 の 施 工 に 当 たっては 鉄 道 事 業 者 等 の 指 示 により 異 常 の 有 無 を 検 測 し 報 告 すること 13. 線 路 内 への 立 ち 入 り 安 衛 法 14, 19の2 20,59,61 安 衛 法 20,29,30 安 衛 則 638 安 衛 法 14 安 衛 則 342,345,347 安 衛 法 61 安 衛 令

272 (1) 線 路 内 には みだりに 立 ち 入 らないこと (2) 鉄 道 事 業 者 の 承 認 を 得 て やむを 得 ず 線 路 横 断 をするときは 指 差 呼 称 して 列 車 等 の 進 来 を 確 認 し 線 路 に 対 し 直 角 に 横 断 すること 14. 軌 道 回 路 の 短 絡 防 止 自 動 信 号 区 間 におけるレ-ル 付 近 では 電 導 体 ( 鉄 筋 コンベックス 等 ) が 左 右 レールに 接 触 することにより 発 生 する 軌 道 回 路 の 短 絡 事 故 ( 片 側 のレ ールに 振 れるだけで 電 位 差 による 短 絡 もある )に 留 意 すること 15. 緊 急 時 の 対 応 (1) 万 一 事 故 が 発 生 した 場 合 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 は 直 ちに 列 車 防 護 の 手 配 をとるとともに 速 やかに 関 係 箇 所 に 連 絡 し その 指 示 を 受 ける こと (2) 緊 急 連 絡 表 は 見 やすい 場 所 に 掲 示 しておくこと 安 衛 法 25 第 3 節 各 種 作 業 1. 仮 設 工 等 (1) 線 路 に 近 接 して 工 事 事 務 所 休 憩 所 材 料 倉 庫 等 の 仮 設 を 行 う 場 合 は 安 全 堅 固 にし 絶 対 に 建 築 限 界 を 侵 さないこと 特 に 暴 風 雨 天 災 のお それのある 場 合 には 厳 重 に 点 検 し 不 良 箇 所 等 は 改 修 又 は 補 強 すること また 仮 置 等 に 当 たっては シート 等 が 飛 散 しないように 留 意 すること (2) 線 路 に 近 接 した 足 場 の 組 み 立 て 解 体 は 作 業 方 法 作 業 量 を 定 め 列 車 運 転 状 況 を 確 認 し 安 全 な 列 車 間 合 いに 行 うか 又 は 線 路 閉 鎖 工 事 で 行 うこ と (3) 足 場 控 え 綱 切 り 梁 等 を 取 り 付 ける 場 合 は レール 枕 木 橋 桁 電 柱 等 の 鉄 道 施 設 物 を 利 用 しないこと (4) 架 空 線 等 に 接 近 して 仮 設 作 業 をする 場 合 は 架 空 線 と 取 扱 い 材 料 の 必 要 な 離 隔 を 確 保 するための 措 置 を 講 じること (5) 乗 降 場 等 に 近 接 して 設 置 する 仮 設 通 路 等 の 仮 設 物 は 特 に 旅 客 公 衆 等 の 安 全 確 保 のための 措 置 を 講 じること (6) 線 路 道 路 等 に 物 が 落 下 するおそれがある 場 合 は 落 下 防 護 網 等 を 設 け 落 下 物 による 事 故 防 止 を 図 ること 2. 杭 打 ち 工 (1) 地 下 埋 設 物 に 接 近 して 杭 を 打 ち 込 む 場 合 は 関 係 者 の 立 会 で 作 業 を 行 う こと (2) 杭 の 打 ち 込 みにより レールに 変 状 を 起 こさないよう 措 置 を 講 じるこ と 3. 掘 削 (1) 掘 削 作 業 に 先 立 ち 地 下 埋 設 物 の 有 無 について 鉄 道 事 業 者 と 打 合 せ 地 下 埋 設 物 は 試 掘 等 により 確 認 を 行 うこと また 地 下 埋 設 物 の 付 近 は 人 力 により 慎 重 に 作 業 を 行 うこと 安 衛 法 31 安 衛 則 342,345,347,349 安 衛 則 537 公 災 防 ( 土 )101 安 衛 則 194 安 衛 則 355,363 公 災 防 ( 土 )

273 (2) 掘 削 箇 所 に 接 近 して 鉄 道 施 設 物 等 がある 場 合 は 十 分 な 防 護 措 置 を 施 す こと (3) 掘 削 に 伴 って 発 生 する 周 辺 の 地 盤 沈 下 の 測 定 を 行 うこと 特 にレール 及 びその 周 辺 の 地 盤 の 沈 下 の 測 定 は 所 定 の 頻 度 で 行 い 鉄 道 事 業 者 に 報 告 すること また 特 に 地 下 水 位 が 高 い 砂 層 又 は 軟 弱 地 盤 を 掘 削 する 場 合 は ボイリ ング ヒービング 等 の 発 生 に 注 意 する 他 周 辺 地 盤 の 沈 下 防 止 に 努 めるこ と (4) 重 機 械 を 使 用 して 掘 削 する 場 合 は 線 路 方 向 へ 旋 回 しないこと また 地 下 埋 設 物 の 付 近 では 重 機 械 を 使 用 しないこと 4. 切 り 取 り 盛 土 工 事 (1) 線 路 に 接 近 して 切 り 取 り 又 は 盛 土 工 事 を 行 う 場 合 は 土 砂 崩 壊 落 石 等 により 列 車 又 は 鉄 道 施 設 等 に 危 害 のないよう 適 切 な 線 路 防 護 工 を 設 置 する こと (2) 切 り 取 り 又 は 盛 土 土 砂 が 多 量 な 場 合 は 一 回 当 たりの 掘 削 量 は 運 搬 能 力 に 応 じた 量 とし 発 生 土 は 線 路 側 に 置 かないようにして 建 築 限 界 を 侵 さ ないこと (3) 降 雨 によるのり 面 等 からの 流 失 土 砂 等 が 線 路 内 に 流 入 しないよう 措 置 を 講 じること 5. 型 枠 工 鉄 筋 工 コンクリ-ト 工 (1) 線 路 付 近 の 作 業 に 当 たっては 工 具 材 料 仮 設 材 等 が 鉄 道 建 築 限 界 を 侵 さないこと また 必 要 に 応 じて 線 路 防 護 工 を 設 置 すること (2) 型 枠 材 等 は 仮 置 き 組 立 解 体 中 に 突 風 等 で 線 路 内 に 飛 散 しないよう に 厳 重 な 管 理 をすること (3) 架 空 線 に 近 接 した 作 業 にあっては 架 空 線 と 安 全 な 離 隔 を 確 保 するこ と 所 定 の 離 隔 を 侵 すおそれのある 場 合 は 架 空 線 の 防 護 工 を 設 置 するこ と (4) コンクリ-トポンプ 車 のブーム 及 びホースが 旋 回 時 の 振 れ 等 により 架 空 線 に 触 れたり 建 築 限 界 を 侵 さないこと 安 衛 則 362 安 衛 則 358 安 衛 則 363 安 衛 則 362 安 衛 則 342,345,347 安 衛 則 171 の

274 第 12 章 土 石 流 の 到 達 するおそれのある 現 場 での 工 事 第 1 節 一 般 事 項 1. 適 用 本 章 は 土 石 流 の 到 達 するおそれのある 現 場 での 工 事 に 適 用 する 2. 工 事 内 容 の 把 握 (1) 第 5 章 第 1 節 1.2.に 準 ずること (2) 土 石 流 が 発 生 した 場 合 には 現 場 で 作 業 中 の 作 業 員 に 被 害 を 与 える 危 険 性 があることから 作 業 員 の 安 全 確 保 が 図 られるよう 配 慮 する 必 要 がある このことを 十 分 認 識 して 工 事 内 容 を 把 握 すること 3. 事 前 調 査 における 共 通 事 項 (1) 第 1 章 第 2 節 に 準 ずること 4. 事 前 調 査 における 留 意 事 項 工 事 を 安 全 に 実 施 するため 次 の 事 項 について 必 要 な 調 査 を 行 い その 結 果 を 記 録 しておくこと (1) 工 事 対 象 渓 流 並 びに 周 辺 流 域 について 気 象 特 性 や 地 形 特 性 土 砂 災 害 危 険 箇 所 の 分 布 過 去 に 発 生 した 土 砂 災 害 発 生 状 況 等 流 域 状 況 を 調 査 す ること (2) 災 害 が 発 生 した 後 の 現 場 のうち 再 び 災 害 が 発 生 する 危 険 性 のある 現 場 では 特 に 十 分 な 調 査 を 実 施 すること 5. 施 工 計 画 における 共 通 事 項 (1) 第 1 章 第 3 節 に 準 ずること 6. 施 工 計 画 における 留 意 事 項 (1) 事 前 調 査 事 項 に 基 づき 土 石 流 発 生 の 可 能 性 について 検 討 すること そ の 結 果 に 基 づき 上 流 の 監 視 方 法 情 報 伝 達 方 法 避 難 路 避 難 場 所 を 定 め ておくこと (2) 降 雨 融 雪 地 震 があった 場 合 の 警 戒 避 難 のための 基 準 を 定 めておく こと このため 必 要 な 気 象 資 料 等 の 把 握 の 方 法 を 定 めておくこと (3) 土 石 流 の 前 兆 現 象 を 把 握 した 場 合 の 対 応 について 検 討 しておくこと (4) 安 全 教 育 については 避 難 訓 練 を 含 めたものとすること (5) 同 一 渓 流 内 で 複 数 の 発 注 機 関 により 発 注 された 工 事 関 係 者 が 同 時 に 工 事 を 実 施 する 場 合 工 事 関 係 者 間 の 十 分 な 連 携 が 図 られるよう 連 絡 協 議 会 等 の 体 制 を 整 えておくこと 7. 現 場 管 理 (1) 土 石 流 が 発 生 した 場 合 に 速 やかにこれを 知 らせるための 警 報 設 備 を 設 け 常 に 有 効 に 機 能 するよう 点 検 整 備 を 行 うこと (2) 避 難 方 法 を 検 討 のうえ 避 難 場 所 避 難 経 路 等 の 確 保 を 図 るとともに 安 衛 則 575の9 調 査 及 び 記 録 安 衛 則 575の10 土 石 流 による 労 働 災 害 防 止 に 関 する 規 定 安 衛 則 642 条 2 の2 安 衛 則 575 条 の14 警 報 用 の 設 備 安 衛 則 575 条 の

275 常 に 有 効 に 機 能 するよう 点 検 整 備 を 行 うこと 避 難 経 路 に 支 障 がある 場 合 には 登 り 桟 橋 はしご 等 の 施 設 を 設 けること (3) 土 石 流 の 到 達 するおそれのある 工 事 現 場 での 工 事 であること 並 びに 警 報 設 備 避 難 経 路 等 について その 設 置 場 所 目 的 使 用 方 法 を 工 事 関 係 者 に 周 知 すること (4) 現 場 の 時 間 雨 量 を 把 握 するとともに 必 要 な 情 報 の 収 集 体 制 その 伝 達 方 法 を 確 立 しておくこと なお 積 雪 期 においては 積 雪 状 況 気 温 等 も 合 わせて 把 握 すること (5) 警 戒 の 基 準 雨 量 に 達 した 場 合 は 必 要 に 応 じて 上 流 の 監 視 を 行 い 工 事 現 場 に 土 石 流 が 到 達 する 前 に 避 難 できるよう 連 絡 及 び 避 難 体 制 を 確 認 し 工 事 関 係 者 へ 周 知 すること (6) 融 雪 又 は 土 石 流 の 前 兆 現 象 を 把 握 した 場 合 は 気 象 条 件 等 に 応 じて 上 流 の 監 視 作 業 中 止 避 難 等 必 要 な 措 置 をとること (7) 避 難 の 基 準 雨 量 に 達 した 場 合 又 は 地 震 があったことによって 土 石 流 の 発 生 のおそれのある 場 合 には 直 ちに 作 業 を 中 止 し 作 業 員 を 避 難 場 所 に 避 難 させるとともに 作 業 の 中 止 命 令 を 解 除 するまで 土 石 流 到 達 危 険 範 囲 内 に 立 入 らないよう 作 業 員 に 周 知 すること (8) 作 業 の 中 止 命 令 を 解 除 した 後 の 工 事 再 開 に 当 たっては 工 事 中 の 安 全 に 支 障 となるような 流 域 状 況 の 変 化 がないか 確 認 し 必 要 に 応 じて 監 視 方 法 の 見 直 し 等 を 行 うこと (9) 工 事 の 進 捗 に 応 じて 工 事 範 囲 施 工 方 法 等 変 化 することを 確 認 し 連 絡 体 制 避 難 体 制 等 の 見 直 しを 行 うこと (10) 工 事 現 場 に 係 る 情 報 ( 降 雨 量 写 真 流 水 の 濁 りや 流 量 の 状 況 )を 時 系 列 に 整 理 保 存 しておくこと (11) 土 石 流 に 関 する 教 育 や 講 習 会 避 難 訓 練 等 を 実 施 すること なお 避 難 訓 練 は 工 事 開 始 後 遅 滞 なく1 回 その 後 6ヶ 月 以 内 ごとに1 回 行 い その 結 果 を 記 録 したものを3 年 間 保 存 すること 避 難 用 の 設 備 安 衛 則 575 条 の 14,15 警 報 設 備 避 難 設 備 ( 周 知 ) 安 衛 則 575 条 の 11 把 握 及 び 記 録 安 衛 則 575 条 の 12 降 雨 時 の 措 置 安 衛 則 575 条 の 13 退 避 安 衛 則 575 条 の9 調 査 及 び 記 録 安 衛 則 575 条 の 16 避 難 の 訓 練

276 第 13 章 道 路 工 事 第 1 節 一 般 事 項 1. 適 用 本 章 は 主 に 現 道 上 で 行 う 舗 装 工 事 道 路 維 持 修 繕 工 事 に 適 用 する 2. 工 事 内 容 の 把 握 第 5 章 第 1 節 1 2に 準 ずること 3. 事 前 調 査 における 共 通 事 項 第 1 章 第 2 節 に 準 ずること 4. 事 前 調 査 における 留 意 事 項 作 業 の 安 全 及 び 公 衆 災 害 防 止 を 確 保 するため 以 下 の 事 項 について 調 査 す ること 1 交 通 ( 交 通 量 通 学 路 バス 路 線 地 下 鉄 地 下 街 への 出 入 口 迂 回 路 等 )への 影 響 2 環 境 ( 騒 音 振 動 煙 ごみほこり 学 校 病 院 商 店 住 宅 に 与 える 影 響 等 )への 影 響 3 搬 入 道 路 ( 幅 員 路 面 の 強 度 舗 装 の 有 無 交 通 量 交 通 規 制 等 ) 4 資 機 材 の 置 場 ( 外 部 及 び 現 場 よりの 搬 入 出 路 の 交 通 量 置 場 の 管 理 等 ) 5. 施 工 計 画 第 1 章 第 3 節 第 6 章 第 1 節 4 5に 準 ずること 6. 道 路 工 事 における 現 場 管 理 (1) 第 1 章 第 4 節 第 2 章 第 10 節 に 準 ずること (2) 道 路 工 事 は 一 般 の 交 通 流 と 対 面 して 工 事 が 行 われることが 多 いので そ の 際 の 作 業 箇 所 には 必 ず 交 通 誘 導 員 保 安 要 員 を 配 置 し 現 場 内 の 安 全 を 図 るとともに 車 両 の 誘 導 並 びに 事 故 防 止 に 当 たること (3) 誘 導 員 の 配 置 に 当 たっては 歩 行 者 及 び 通 行 車 両 に 対 する 安 全 確 保 に 十 分 配 慮 すること (4) 工 事 施 工 前 に 工 事 案 内 標 識 を 設 置 し 一 般 通 行 車 両 及 び 歩 行 者 に 対 して 広 報 を 十 分 に 行 うこと 7. 協 議 及 び 許 可 施 工 に 当 たっては 道 路 管 理 者 警 察 関 係 機 関 等 との 十 分 な 協 議 打 合 せを 行 い 必 要 に 応 じて 許 可 を 受 けた 上 で 安 全 に 配 慮 し 行 うこと 第 2 節 交 通 保 安 施 設 1. 道 路 標 識 等 (1) 工 事 による 交 通 の 危 険 及 び 渋 滞 の 防 止 歩 行 者 の 安 全 等 を 図 るため 事 前 に 道 路 状 況 を 把 握 し 交 通 の 処 理 方 法 について 検 討 すること 公 災 防 ( 土 )17 道 路 工 事 保 安 施 設 設 置 基 準 ( 案 )

277 (2) 道 路 管 理 者 及 び 所 轄 警 察 署 長 との 協 議 書 又 は 道 路 使 用 許 可 書 に 基 づき 必 要 な 道 路 標 識 標 示 板 等 を 設 置 すること 2. 保 安 灯 (1) 夜 間 施 工 の 場 合 は 道 路 上 又 は 道 路 に 接 する 部 分 に 設 置 した 柵 等 に 沿 っ て 高 さ1m 程 度 のもので 夜 間 150m 前 方 から 視 認 できる 光 度 を 有 す る 保 安 灯 を 設 置 すること (2) 保 安 灯 の 設 置 間 隔 は 交 通 流 に 対 面 する 部 分 では2m 程 度 その 他 の 道 路 に 面 する 部 分 では4m 以 下 とし 囲 いの 角 の 部 分 については 特 に 留 意 し て 設 置 すること 3. 交 通 量 の 特 に 多 い 道 路 での 保 安 施 設 (1) 現 場 の 交 通 流 に 対 面 する 場 所 に 工 事 中 を 示 す 標 識 板 を 設 置 すること (2) 夜 間 においては 必 要 に 応 じて 200m 前 方 から 視 認 できる 光 度 を 有 する 回 転 式 か 点 滅 式 の 黄 色 又 は 赤 色 注 意 灯 を 標 識 板 の 近 くに 設 置 するこ と (3) 工 事 予 告 板 は 50mから500mの 間 の 路 側 又 は 中 央 帯 の 視 認 し 易 い 箇 所 に 設 置 すること また 交 通 規 制 の 方 法 及 び 周 辺 の 通 路 状 況 等 に 応 じ て 更 に 手 前 から 工 事 予 告 板 を 設 置 することについても 考 慮 すること 4. 現 場 付 近 における 交 通 の 誘 導 (1) 現 場 への 出 入 口 規 制 区 間 の 主 要 箇 所 には 必 要 に 応 じた 交 通 誘 導 員 を 配 置 し 道 路 標 識 保 安 灯 カラーコ-ン 又 は 矢 印 板 を 設 置 する 等 常 に 交 通 の 流 れを 阻 害 しないように 努 めること (2) 交 通 誘 導 員 は 進 入 車 両 が 余 裕 をもって 方 向 転 換 できる 位 置 から 視 認 可 能 な 場 所 で 保 安 施 設 内 において 誘 導 すること 5. 迂 回 路 一 般 の 交 通 を 迂 回 させる 場 合 は 所 轄 の 警 察 署 長 の 指 示 に 従 い 案 内 標 識 板 等 を 設 置 すること 6. 工 事 責 任 者 の 巡 回 工 事 責 任 者 は 常 時 現 場 を 巡 回 し 安 全 上 の 不 良 箇 所 を 発 見 したときは 直 ちに 改 善 すること (S 47.2 国 道 第 一 課 ) 道 発 第 372(S ) 公 災 防 ( 土 )18 道 発 558 (S ) 公 災 防 ( 土 )19 公 災 防 ( 土 )19 道 発 372 (S ) 公 災 防 ( 土 )20 道 発 372 (S ) 公 災 防 ( 土 )21 安 衛 則 637 第 3 節 道 路 舗 装 1. 作 業 区 域 内 の 区 分 作 業 区 域 内 には 関 係 者 以 外 が 立 ち 入 らないように 固 定 柵 かこれに 類 する ものを 設 置 すること また 立 入 禁 止 の 標 示 板 等 を 設 置 すること 2. 監 視 員 又 は 誘 導 員 の 配 置 作 業 員 の 働 いている 付 近 土 石 の 落 下 崩 壊 のおそれのある 場 所 見 通 し のきかない 場 所 及 び 一 般 交 通 用 道 路 と 交 差 する 箇 所 崖 縁 等 で 機 械 を 運 転 す るときは 監 視 員 又 は 誘 導 員 を 配 置 すること 3. 作 業 時 の 服 装 等 安 衛 則 151の6 安 衛 則

278 工 事 関 係 者 は 保 安 帽 作 業 衣 作 業 靴 を 着 用 し 特 に 夜 間 の 場 合 は 反 射 する 安 全 チョッキを 着 用 すること 4. 機 械 作 業 における 留 意 事 項 第 4 章 第 1 節 第 4 章 第 2 節 に 準 ずること 5. 作 業 員 の 励 行 事 項 (1) 作 業 手 順 に 基 づく 作 業 を 行 うこと (2) 常 に 機 械 の 動 きに 注 意 すること 第 4 節 維 持 修 繕 工 事 1. 保 安 施 設 等 の 設 置 及 び 管 理 (1) 作 業 箇 所 では 道 路 条 件 に 応 じて 適 切 に 各 種 標 識 バリケード 等 の 設 置 又 は 工 事 標 識 車 等 を 配 置 したうえで 行 うこと (2) 作 業 箇 所 には 交 通 誘 導 員 を 配 置 すること (3) 交 互 交 通 及 び 車 線 規 制 をする 場 合 には 作 業 箇 所 の 前 後 及 び 要 所 に 同 様 の 対 策 を 取 ること (4) 夜 間 工 事 の 場 合 は 照 明 器 具 の 点 検 を 行 い 十 分 な 明 るさの 照 明 を 行 う こと (5) 歩 道 に 沿 って 作 業 を 行 う 場 合 は 歩 行 者 の 安 全 を 確 保 するため 歩 車 道 の 境 界 にバリケ-ド 等 で 作 業 区 分 帯 を 明 確 にすること (6) 保 安 員 は 使 用 車 両 に 救 急 箱 を 備 付 け 応 急 処 置 を 行 えるようにすると ともに 緊 急 の 場 合 の 連 絡 方 法 等 をあらかじめ 決 定 しておくこと (7) 保 安 施 設 又 は 標 識 類 の 設 置 位 置 設 置 方 法 は 交 通 の 妨 げとならないよ うにすること (8) 塵 埃 排 ガス 等 の 汚 れを 除 去 し 標 識 類 等 の 視 認 性 を 確 保 すること 2. 舗 装 オーバレイ 目 地 シール 工 事 等 (1) 作 業 用 機 械 の 運 行 は 誘 導 員 の 指 示 のもとに 行 い 一 般 作 業 員 との 接 触 事 故 の 防 止 を 図 ること (2) 交 通 誘 導 員 の 服 装 は 特 に 目 立 つもの( 反 射 するもの)とし 吹 笛 を 用 い 夜 間 は 赤 色 の 大 型 懐 中 電 灯 の 他 に 必 要 に 応 じトランシーバ-を 用 いる 等 により 適 切 な 誘 導 ができるようにすること (3) 車 道 部 における 保 安 施 設 の 設 置 及 び 撤 去 作 業 は 特 に 危 険 が 伴 うので 交 通 誘 導 員 との 協 同 作 業 にて 行 うこと (4) 工 事 途 中 に 生 じる 路 面 の 段 差 は 緩 やかにすりつけ 段 差 あり の 標 識 を 設 置 すること (5) 打 ち 換 え 等 により 区 画 線 が 消 滅 した 場 合 は 交 通 開 放 前 に 仮 区 画 線 を 設 置 すること (6) 現 場 内 並 びに 周 辺 は 常 に 清 掃 整 理 に 努 め 資 機 材 土 砂 等 を 散 乱 さ せないようにすること (7) 作 業 待 機 車 は 工 事 標 識 交 通 誘 導 員 の 見 通 しを 妨 げない 位 置 とするこ

279 と 3. 歩 道 工 事 (1) 歩 行 者 通 路 には 堅 固 なバリケ-ド ガ-ドフエンス 等 を 設 置 すること また 標 示 及 び 作 業 区 域 を 明 確 に 行 うこと (2) 作 業 箇 所 前 後 の 保 安 灯 は 特 に 注 して 設 置 すること ( 夜 間 工 事 ) 4. 区 画 線 の 設 置 等 の 作 業 (1) 交 通 誘 導 員 を 配 置 するとともに ラインマ-カ- 等 の 作 業 は 先 導 車 と 作 業 車 の 間 に 入 れて 行 うこと (2) 設 置 完 了 後 は 塗 料 が 乾 燥 するまでカラ-コ-ンで 囲 い 車 両 のスリッ プ 事 故 を 防 止 すること (3) 作 業 員 の 服 装 は 特 に 目 立 つものとすること 5. 清 掃 除 草 等 の 作 業 (1) ロ-ドスイ-パ- 散 水 車 等 の 清 掃 機 械 には それらの 作 業 を 明 示 する 標 識 を 設 け 通 行 車 両 が 作 業 を 予 知 できるようにすること (2) 作 業 箇 所 は カラ-コ-ンで 必 ず 標 示 すること (3) 清 掃 機 械 作 業 の 場 合 には 駐 車 車 両 等 の 作 業 の 障 害 となる 物 に 注 意 する こと (4) 草 刈 り 盛 土 の 際 の 路 肩 作 業 は 車 両 通 過 の 際 の 飛 石 等 を 防 止 するため 路 面 の 落 石 等 を 除 去 してから 行 うこと (5) 急 斜 面 での 法 面 作 業 は 転 落 防 止 のための 命 綱 を 使 用 すること (6) 除 草 作 業 に 機 械 を 使 用 するときは 作 業 員 及 び 道 路 上 の 飛 石 を 防 止 する ため 刈 り 込 み 前 に 異 物 を 除 去 し 機 械 にも 飛 石 防 止 の 保 護 板 等 を 設 置 す ること 第 5 節 道 路 除 雪 1. 除 雪 計 画 と 準 備 (1) スノ-ポ-ル 除 雪 案 内 標 識 構 造 物 障 害 標 示 板 を 適 切 に 設 置 し 除 雪 作 業 の 障 害 防 止 に 努 めること なお 障 害 物 の 撤 去 等 の 協 力 を 市 民 に 呼 び かけて 作 業 の 安 全 を 確 保 すること (2) 雪 崩 落 石 の 危 険 のある 地 域 の 除 雪 については 作 業 前 の 現 場 調 査 によ り 現 地 標 示 を 行 い その 対 策 をたて 事 故 防 止 に 努 めること (3) 除 雪 作 業 運 転 員 は 準 備 期 間 中 担 当 区 間 の 道 路 状 況 地 形 危 険 物 の 位 置 等 を 熟 知 できるように 車 両 による 試 走 を 十 分 行 うこと (4) 排 雪 作 業 では 道 路 条 件 交 通 量 等 により 交 通 制 限 の 必 要 を 生 ずるた め 道 路 管 理 者 と 関 係 機 関 の 協 議 に 基 づき 交 通 誘 導 員 を 配 置 して 安 全 な 運 行 を 確 保 すること (5) 除 雪 機 械 には 作 業 を 明 示 する 標 識 を 設 け 通 行 車 両 が 作 業 を 予 知 でき るようにすること (6) 除 雪 作 業 員 の 服 装 は 視 認 性 を 考 慮 して 明 るい 色 彩 のものとし 夜 間 作

280 業 の 場 合 には 一 部 に 反 射 テ-プを 貼 りつける 等 の 安 全 対 策 を 取 ること 作 業 靴 はスリップを 防 止 に 役 立 つ 形 式 のものとすること (7) 除 雪 作 業 は 長 時 間 作 業 や 夜 間 作 業 等 の 不 時 出 勤 があるので 宿 泊 及 び 休 養 の 施 設 を 準 備 し 健 康 管 理 を 行 うこと また 過 労 作 業 にならないよ うに 適 切 な 交 替 要 員 を 配 置 すること 2. 除 雪 作 業 (1) 2 台 以 上 の 除 雪 機 械 が 並 行 して 作 業 を 行 う 場 合 には 十 分 機 械 間 の 連 絡 を 取 り 危 険 の 防 止 に 努 めること (2) 夜 間 作 業 中 に 降 雪 等 により 視 界 が 悪 く 作 業 が 困 難 な 場 合 には 単 独 作 業 を 避 け 低 速 除 雪 等 に 切 り 替 え 作 業 の 安 全 を 図 ること (3) 投 雪 は 雪 崩 等 を 誘 発 させないよう 安 全 な 地 点 を 選 んで 行 うこと 特 に 斜 面 への 投 雪 は 気 温 の 高 い 時 期 には 十 分 注 意 すること (4) 道 路 条 件 に 応 じた 適 切 な 交 通 整 理 対 策 をたて 通 過 車 両 等 の 安 全 を 図 る こと (5) 投 雪 の 方 向 は 民 家 電 線 等 を 避 け 絶 えず 安 全 な 投 雪 場 所 を 選 びなが ら 作 業 を 行 うこと 反 対 走 行 車 線 を 越 えて 投 雪 する 場 合 には 雪 塊 飛 散 に よる 一 般 車 両 への 損 傷 や 風 向 きによっては 視 界 障 害 を 起 こすこともある ので 一 時 的 な 通 行 止 めをして 作 業 をすること (6) サイドウイングによる 段 切 作 業 は 構 造 物 に 注 意 し 横 すべり 等 による 事 故 を 防 止 すること また その 際 には 歩 行 者 にも 十 分 注 意 すること

281 第 14 章 橋 梁 工 事 ( 架 設 工 事 ) 第 1 節 一 般 事 項 1. 適 用 本 章 は 主 に 橋 梁 上 部 工 架 設 工 事 に 適 用 する 橋 梁 下 部 工 工 事 床 版 工 舗 装 工 等 は 共 通 工 事 編 各 種 工 事 編 の 関 連 章 を 参 照 のこと 2. 工 事 内 容 の 把 握 第 5 章 第 1 節 1 2に 準 ずること 3. 事 前 調 査 における 留 意 事 項 (1) 第 1 章 第 2 節 に 準 ずること (2) 工 事 中 に 予 想 される 気 象 海 象 条 件 の 他 に 交 通 状 態 環 境 などの 現 地 状 況 をくわしく 調 査 すること (3) 供 用 中 の 道 路 上 空 において 架 設 作 業 等 を 行 う 場 合 は その 交 通 対 策 に ついて 事 前 に 十 分 調 査 すること (4) 河 川 部 海 上 部 海 岸 部 湖 沼 部 等 においては 水 深 流 速 潮 位 など の 事 前 調 査 を 十 分 に 行 うこと (5) ベントの 基 礎 鉄 塔 の 基 礎 アンカ- 設 置 場 所 は 十 分 な 地 耐 力 があるか どうか 事 前 に 調 査 しておくこと 4. 施 工 計 画 における 留 意 事 項 (1) 第 1 章 第 3 節 に 準 ずること (2) 架 設 に 用 いる 仮 設 備 及 び 架 設 用 機 材 については 工 事 中 の 安 全 を 確 保 で きるだけの 規 模 と 強 度 を 有 することを 確 かめること (3) 作 業 中 における 橋 桁 等 の 安 定 性 の 確 認 を 行 い 綿 密 な 作 業 の 計 画 を 立 て ること (4) 作 業 に 当 たっては 当 該 工 法 に 適 した 使 用 機 材 を 選 定 すること (5) 使 用 中 の 道 路 上 空 における 橋 桁 の 降 下 作 業 等 を 行 う 場 合 の 交 通 対 策 に ついては 道 路 管 理 者 及 び 所 轄 警 察 署 長 の 指 示 又 は 協 議 により 必 要 な 措 置 を 講 じること (6) 設 計 時 に 考 慮 した 施 工 法 施 工 順 序 と 異 なる 方 法 順 序 による 場 合 は あらためて 架 設 時 の 応 力 と 変 形 を 検 討 し 架 設 中 の 構 造 物 の 安 全 を 確 かめ ること 5. 橋 梁 工 事 における 現 場 管 理 第 1 章 第 4 節 第 2 章 第 10 節 に 準 ずること 第 2 節 鋼 橋 架 設 設 備 1. 新 規 開 発 架 設 機 材 の 使 用 新 しく 開 発 改 良 した 架 設 機 材 を 使 用 するときは 事 前 にその 安 全 性 と 作

282 業 性 を 確 認 すること 2.クレ-ン 等 重 量 物 取 り 扱 い 機 械 (1) クレ-ン 等 重 量 物 取 り 扱 い 機 械 は 常 に 保 守 点 検 に 努 めること (2) クレ-ン 等 重 量 物 取 り 扱 い 機 械 には 能 力 などを 表 示 し 作 業 員 全 員 に 周 知 徹 底 させること 3. 機 械 工 具 ロ-プ 類 の 安 全 率 機 械 工 具 ロ-プ 類 ベント 材 サンドル 材 などは 正 常 なものでかつ 荷 重 に 対 し 適 切 な 安 全 率 を 有 するものとすること 4.ケ-ブルクレ-ン 及 びケ-ブルエレクション 用 鉄 塔 の 設 置 (1) 材 料 構 造 は 荷 重 に 対 して 適 当 な 安 全 率 を 有 するものとすること (2) 堅 固 な 基 礎 上 に 建 て 滑 り 又 は 沈 下 を 防 ぐこと (3) 控 索 は 原 則 として 水 平 面 との 角 度 を60 以 内 とすること 5.アンカ-の 設 置 (1) 施 工 計 画 に 基 づき 十 分 な 耐 力 を 有 するアンカ-を 設 置 すること (2) ロックアンカ-を 採 用 するときは 引 抜 き 耐 力 試 験 により 必 要 な 耐 力 を 確 認 すること 6.ケ-ブルクレ-ンのサグ トラックケ-ブルは 所 定 のサグになるように 張 り 渡 すこと また 橋 部 材 の 取 付 け 時 荷 を 吊 った 状 態 で 横 引 きする 作 業 が 生 じる 場 合 は 横 荷 重 に 対 す るトラックケ-ブルの 安 全 率 をチェックすること 7.ケ-ブルクレ-ンに 使 用 するワイヤロ-プ (1) トラックケ-ブル 又 はブ-ム 起 伏 用 索 には 継 いだ 物 は 使 用 しないこ と (2) 走 行 索 巻 上 索 には 原 則 として 継 いだものは 使 用 しないこと ただし やむを 得 ず 使 用 するときは 現 地 搬 入 前 に 十 分 な 管 理 を 行 い 本 差 しした ものを 使 用 すること 8. 設 備 部 材 置 場 の 配 置 と 保 守 (1) 部 材 置 場 は 計 画 に 基 づいて 材 料 を 区 分 し 搬 出 搬 入 等 に 便 利 なよう に 配 置 し その 保 守 に 努 めること (2) 動 力 照 明 通 信 などの 設 備 は 計 画 に 基 づいて 設 け 常 にその 保 守 に 努 めること 9. 消 火 器 等 の 整 備 機 械 設 備 火 気 取 扱 い 場 所 等 には 消 火 器 などの 消 火 設 備 を 備 えておくこ と 10. 危 険 物 の 保 管 ガソリン 重 油 油 脂 塗 料 合 成 樹 脂 など 引 火 性 のものは 種 別 毎 に 定 められた 数 量 のものを 作 業 上 安 全 な 位 置 に 格 納 しておくこと クレーン 則 24 の 2 クレーン 則 17 安 衛 則 604,605 安 衛 則 289 安 衛 則 641 第 3 節 鋼 橋 架 設 作 業

283 1. 架 設 作 業 各 作 業 は 施 工 計 画 に 基 づいて 実 施 し 計 画 が 変 更 となる 場 合 は 変 更 施 工 計 画 を 作 成 した 後 に それに 基 づいて 作 業 を 行 うこと 2. 指 揮 命 令 系 統 等 の 明 確 化 (1) 各 作 業 に 対 しては 指 揮 命 令 系 統 作 業 手 順 作 業 者 の 役 割 及 び 人 員 配 置 を 明 確 にすること (2) 近 接 した 場 所 において 他 の 作 業 が 行 われる 場 合 には 各 作 業 間 で 連 絡 調 整 を 十 分 に 行 い 作 業 をすること 3. 架 設 機 械 の 設 置 点 検 (1) クレーン 移 動 式 クレ-ン 送 り 出 し 装 置 などの 架 設 機 械 は 施 工 計 画 に 基 づき 設 置 すること (2) ベント ケ-ブルクレ-ン 設 備 送 り 出 し 設 備 などの 架 設 設 備 は 載 荷 前 に 異 常 の 有 無 を 点 検 すること 4.クレ-ン 作 業 (1) 移 動 式 クレ-ンの 機 体 は 水 平 に 設 置 すること アウトリガ-を 設 置 す る 箇 所 の 地 盤 を 点 検 するとともに 必 要 に 応 じて 鉄 板 を 敷 くなど 地 盤 沈 下 を 防 止 する 措 置 を 講 じること (2) クレ-ン 作 業 において 橋 部 材 などの 巻 き 上 げ 巻 き 下 ろし 中 は 吊 り 荷 の 下 に 作 業 員 を 立 ち 入 らせないこと (3) ケ-ブルクレ-ン 作 業 においては 巻 上 横 引 き 用 ワイヤロ-プの 内 角 側 に 入 らないこと 5. 橋 部 材 の 仮 置 き 橋 部 材 は 指 定 された 場 所 に 組 立 作 業 順 序 を 考 慮 して 堅 固 な 敷 木 上 に 正 しく 置 くこと 6. 地 組 立 作 業 (1) 地 組 立 ては 整 理 された 場 所 で 行 い 堅 固 な 支 持 材 を 設 けて 部 材 の 横 転 を 防 ぐこと (2) 地 組 中 の 組 立 部 材 が 不 安 定 な 場 合 は 転 倒 防 止 用 設 備 を 設 けること 7. 橋 部 材 の 組 立 作 業 (1) 橋 部 材 は 地 切 りした 状 態 で 玉 掛 けロ-プ 天 秤 アウトリガ- 位 置 などに 異 常 のないことを 確 認 した 後 に 作 業 を 進 めること (2) 地 組 みされた 橋 部 材 のブロックを 吊 るときは あらかじめ 定 められた 吊 り 点 を 吊 ること (3) 重 量 物 及 び 長 尺 物 を 吊 り 上 げるときは 介 錯 ロ-プを 用 いること (4) 箱 桁 等 幅 のある 橋 部 材 を 吊 り 上 げる 場 合 は あらかじめクレ-ンのブ- ムが 橋 部 材 に 接 触 するおそれがないか 十 分 チェックするとともに 作 業 中 においても 十 分 注 意 すること (5) 桁 を 吊 り 上 げた 状 態 で ブロックの 取 付 け 状 態 及 びワイヤロ-プの 力 の 方 向 が 正 常 であるか 否 か 等 を 確 認 してから 作 業 を 進 めること (6) 仮 締 めボルト 及 びドリフトピンは 空 孔 のボルトが 締 め 終 わるまで 抜 か 安 衛 則 517の6 517の7 安 衛 則 517の8 安 衛 則 517 の 9 クレーン 則 70 の 3 クレーン 則

284 ないこと (7) 曲 線 桁 又 は 重 心 の 高 い 橋 桁 を 取 り 扱 う 場 合 には 横 転 を 防 ぐための 転 倒 防 止 措 置 を 講 ずること (8) 桁 の 横 取 り 作 業 やジャッキによる 降 下 作 業 を 行 うときは 控 えのワイヤ ロ-プを 設 置 する 等 桁 の 転 倒 等 を 防 止 する 措 置 を 講 ずること 8. 箱 桁 鋼 橋 脚 等 の 内 部 の 換 気 箱 桁 鋼 橋 脚 等 の 内 部 で 溶 接 塗 装 等 の 作 業 を 行 うときは 十 分 な 換 気 を 行 い かつ 作 業 員 に 呼 吸 用 保 護 具 を 使 用 させること 9. 上 下 作 業 の 回 避 トラス ア-チ 桁 等 の 架 設 においては できる 限 り 上 下 同 時 作 業 がないよ うに 工 程 を 調 整 すること 10. 受 架 台 の 設 置 (1) 受 架 台 は 各 架 設 段 階 において 受 架 台 に 作 用 する 鉛 直 荷 重 架 設 時 の 転 倒 に 対 する 安 全 を 検 討 するのに 必 要 な 水 平 荷 重 各 支 点 間 の 相 対 変 位 に よって 生 ずる 不 均 等 荷 重 等 の 荷 重 に 対 して 必 要 な 耐 力 を 有 する 部 材 を 使 用 すること (2) 受 架 台 にサンドル 材 を 使 用 する 場 合 は 井 げた 状 に 組 んで 使 用 し 相 互 にボルトで 固 定 すること 11.ジャッキの 設 置 及 び 降 下 作 業 (1) ジャッキは 各 架 設 段 階 において ジャッキに 作 用 する 鉛 直 荷 重 水 平 荷 重 不 均 等 荷 重 等 の 荷 重 に 対 して 必 要 な 能 力 ( 容 量 タイプ)を 有 する ものを 使 用 すること また ジャッキ 架 台 (サンドル)の 設 置 については 前 項 受 架 台 の 設 置 に 準 ずるものとする 桁 のジャッキ 取 付 け 位 置 について は あらかじめ 架 設 時 の 応 力 度 を 算 定 し 安 全 を 確 認 すること (2) 単 純 桁 の 設 置 で ジャッキは 橋 部 材 に 局 部 座 屈 が 生 じないよう 適 切 な 位 置 に 据 え 付 けること (3) ジャッキを 使 用 するときは 桁 の 両 端 を 同 時 に 降 ろさないこと (4) 多 橋 脚 上 で 橋 桁 の 降 下 作 業 を 行 うときは 一 橋 脚 ごとにジャッキ 操 作 を 行 い 他 の 橋 脚 は 受 架 台 で 支 持 した 状 態 にしておくこと (5) 一 橋 脚 上 で 複 数 のジャッキを 用 いて 降 下 作 業 を 行 うときは 降 下 速 度 を 同 一 にすること 12. 軌 条 梁 の 据 付 け 軌 条 梁 は 通 り 高 さ 軌 条 梁 間 の 平 行 度 等 に 注 意 して 正 確 に 据 え 付 け ること 13. 橋 桁 の 移 動 作 業 (1) 橋 桁 を 台 車 等 により 水 平 方 向 に 移 動 させる 場 合 は おしみワイヤ 等 の 逸 走 防 止 装 置 を 設 置 すること (2) 橋 桁 を 移 動 させるときは 移 動 量 移 動 速 度 方 向 性 を 確 認 しながら 作 業 すること (3) 部 材 運 搬 台 車 を 止 めておくときは 台 車 を 固 定 しておくこと 有 機 則 5.9 粉 じん 則 27 安 衛 則

285 14. 仮 締 め 状 態 時 の 載 荷 制 限 (1) 張 り 出 し 架 設 の 場 合 仮 締 め 状 態 のままで 架 設 機 械 等 の 重 量 物 を 載 荷 し ないこと (2) 仮 締 め 状 態 で 長 期 間 放 置 しないこと 15. 橋 桁 上 のクレ-ン 設 置 既 に 架 設 した 橋 桁 上 に 移 動 式 クレ-ン 等 を 設 置 するときは クレ-ン 重 量 据 付 け 位 置 及 びその 使 用 状 態 を 確 認 すること 16. 河 川 内 に 設 置 した 架 設 物 の 防 護 河 川 内 にベント 作 業 構 台 昇 降 設 備 等 の 仮 設 物 を 設 置 する 場 合 は 異 常 出 水 船 舶 航 行 等 に 備 えて 仮 設 物 の 防 護 を 行 うこと 17. 係 留 設 備 作 業 船 又 は 台 船 などの 係 留 設 備 には 十 分 安 全 なものを 用 いること 18. 水 上 作 業 中 の 監 視 (1) 航 行 船 舶 に 対 する 監 視 を 行 うこと (2) 水 深 流 速 潮 の 干 満 及 び 作 業 船 台 船 の 吃 水 を 監 視 すること 第 4 節 PC 橋 架 設 設 備 1. 工 具 類 の 整 備 点 検 作 業 に 使 用 する 各 種 ジャッキ ジャッキ 受 けブラケット 同 ボルト チェ -ンブロック レバ-ブロック ワイヤロ-プなど 作 業 上 必 要 な 工 具 類 は 点 検 整 備 しておくこと 2.ジャッキ ジャッキ 受 けブラケット ボルト (1) ジャッキ 受 けブラケット 及 びボルトは その 耐 力 を 検 討 しておくこと また ボルトが 橋 桁 に 埋 め 込 まれる 形 式 にあっては コンクリ-トとの 付 着 も 検 討 すること (2) ジャッキ 受 けブラケットの 取 付 け 位 置 の 決 定 に 当 たっては 桁 の 重 心 を 考 慮 すること (3) ジャッキは 荷 重 に 対 して 十 分 な 容 量 を 有 すること (4) ジャッキ 据 付 け 箇 所 は 荷 重 に 対 して 十 分 な 耐 力 を 有 すること 3. 横 取 り 設 備 (1) 横 取 り 設 備 は 十 分 な 耐 力 を 有 すること (2) 牽 引 力 制 動 方 法 を 検 討 し レバ-ブロック ジャッキ 等 適 切 な 駆 動 装 置 を 選 定 すること (3) 据 付 け 箇 所 は 荷 重 に 対 して 十 分 な 耐 力 を 有 すること (4) 使 用 機 材 の 仮 固 定 時 についても 安 定 性 を 確 保 できる 固 定 方 法 を 検 討 す ること 4. 重 量 トロリ- (1) 重 量 トロリ-は 積 載 荷 重 に 対 して 十 分 な 耐 力 を 有 すること (2) 牽 引 力 制 動 方 法 等 を 検 討 し 適 切 なウィンチ 等 の 駆 動 装 置 を 選 定 する

286 こと (3) 自 走 重 量 トロリ-は 適 切 な 制 動 能 力 を 有 すること (4) レ-ルには 逸 走 防 止 の 措 置 を 講 じること 安 衛 則 204 第 5 節 PC 橋 架 設 作 業 1. 軌 条 の 据 付 け (1) レ-ルゲ-ジは 適 切 な 物 を 選 定 し レ-ルを 支 持 する 枕 木 等 は 所 定 の 間 隔 に 配 置 すること (2) 軌 道 は 通 り 高 さ 軌 条 間 の 平 行 度 等 に 注 意 して 正 確 に 据 え 付 けるこ と (3) レ-ルの 連 結 部 は 段 差 が 生 じないように 据 え 付 けること 2.PC 桁 の 仮 置 き 及 び 運 搬 (1) PC 桁 は 指 定 された 場 所 に 架 設 順 序 に 従 って 堅 固 な 敷 木 上 に 正 し く 仮 置 きすること (2) 特 に 重 心 の 高 いPC 桁 などの 取 扱 いでは 転 倒 防 止 の 措 置 を 講 じるこ と (3) 現 道 を 運 搬 路 に 使 用 する 場 合 には 道 路 事 情 交 通 法 規 上 の 制 約 につい て 検 討 すること 3.PC 桁 の 転 倒 防 止 PC 桁 の 架 設 においては 特 にT 桁 については 仮 置 き 中 横 締 め 又 は 連 結 するまでの 間 は 転 倒 防 止 の 措 置 を 講 じること 4.クレ-ン 等 の 設 置 時 のチェック 移 動 式 クレ-ンを 既 設 げた 上 に 設 置 して 使 用 する 場 合 は アウトリガ- 反 力 による 桁 の 応 力 などの 照 査 を 行 うこと 5. 架 設 桁 設 備 等 の 送 り 出 し 作 業 (1) 送 り 出 し 作 業 時 には 関 係 者 全 員 に 送 り 出 し 量 送 り 出 し 速 度 作 業 手 順 作 業 予 定 時 間 等 を 周 知 徹 底 させること (2) 台 車 ロ-ラ 送 り 出 し 装 置 が 正 常 かどうかをあらかじめ 確 認 すること (3) おしみワイヤロ-プ ストッパ- 等 の 逸 走 防 止 措 置 の 確 認 をした 後 に 送 り 出 し 作 業 を 開 始 すること (4) ワイヤロ-プ 等 の 盛 り 替 え 時 及 び 休 止 時 には 送 り 出 し 装 置 を 固 定 する こと 6. 横 取 り 作 業 (1) 横 取 り 作 業 は 機 械 設 備 を 設 置 する 支 持 力 や 地 盤 の 良 否 を 確 認 し 必 要 に 応 じて 適 切 な 措 置 を 講 じたうえで 行 うこと (2) 横 取 り 作 業 に 当 たっては 十 分 な 転 倒 防 止 措 置 を 講 じること (3) 横 取 り 作 業 中 は おしみワイヤ 等 の 逸 走 防 止 措 置 を 講 じること (4) 横 取 り 作 業 中 は 両 桁 端 の 移 動 量 移 動 速 度 方 向 性 を 確 認 しながら 作 業 すること 安 衛 則 197,200 安 衛 則 197,198,

287 7.ジャッキによるこう 上 降 下 作 業 (1) 橋 桁 の 両 端 を 同 時 にこう 上 降 下 させないこと (2) PC 桁 の 扛 上 降 下 中 は 桁 下 面 に 密 着 して 追 パッキンをすること

288 第 15 章 山 岳 トンネル 工 事 第 1 節 一 般 事 項 1. 適 用 本 章 は トンネル 工 事 のうち NATM 工 法 によるトンネル 工 事 及 び 在 来 工 法 によるトンネル 工 事 に 適 用 する 2. 工 事 内 容 の 把 握 第 5 章 第 1 節 1 2に 準 じること 3. 事 前 調 査 における 共 通 事 項 第 1 章 第 2 節 に 準 じること 4. 事 前 調 査 における 留 意 事 項 (1) 山 岳 トンネル 工 事 を 行 うに 当 たって 落 盤 異 常 出 水 ガス 爆 発 等 によ る 危 険 等 を 防 止 するため 地 山 の 形 状 地 質 地 層 の 状 態 をボ-リング 等 適 切 な 方 法 により 事 前 調 査 し その 結 果 を 整 理 記 録 しておくこと (2) 施 工 の 安 全 に 重 大 な 影 響 を 及 ぼす 地 山 条 件 が 予 測 される 場 合 は 接 近 し た 地 点 から 調 査 ボ-リング 等 を 行 って 状 態 を 確 認 すること (3) 可 燃 性 ガスに 関 する 事 項 については 本 章 第 7 節 に 準 じること 5. 施 工 計 画 (1) 第 1 章 第 3 節 に 準 じること (2) 有 毒 ガス 可 燃 性 ガス 地 熱 酸 素 欠 乏 防 火 等 の 対 策 及 び 緊 急 時 対 策 等 を 含 めた 防 災 計 画 を 定 め 遵 守 事 項 は 安 全 教 育 等 により 全 作 業 員 に 周 知 を 図 ること (3) 粉 じんに 関 する 事 項 については 本 章 第 4 節 に 準 ずること (4) 他 工 区 との 緊 密 な 協 力 体 制 を 必 要 とする 場 合 には 関 係 者 よる 協 議 組 織 等 を 設 置 し 相 互 の 連 絡 調 整 を 図 ること 6. 有 資 格 者 の 選 任 (1) トンネルの 掘 削 覆 工 酸 素 欠 乏 危 険 場 所 での 作 業 有 機 溶 剤 等 の 作 業 では それぞれの 作 業 主 任 者 を 選 任 し 相 互 の 緊 密 な 連 絡 を 図 るとともに 作 業 の 直 接 指 揮 に 当 たらせること (2) 1,000m 以 上 のトンネルでは トンネル 救 護 技 術 管 理 者 を 選 任 のうえ 救 護 措 置 の 具 体 的 な 実 施 事 項 についての 管 理 をさせること (3) 呼 吸 用 保 護 具 の 適 正 な 着 用 取 扱 い 方 法 等 に 関 する 指 導 呼 吸 用 保 護 具 の 保 守 管 理 及 び 廃 棄 を 行 う 保 護 具 着 用 管 理 責 任 者 を 衛 生 管 理 者 の 資 格 を 有 する 者 その 他 労 働 衛 生 に 関 する 知 識 経 験 等 を 有 する 者 から 選 任 し 呼 吸 用 保 護 具 の 適 正 な 使 用 の 徹 底 を 図 ること 7. 年 少 者 の 作 業 の 禁 止 及 び 女 性 の 就 業 制 限 (1) 満 18 歳 未 満 の 者 には 坑 内 の 作 業 をさせないこと (2) 妊 娠 中 の 女 性 及 び 坑 内 で 行 われる 業 務 に 従 事 しない 旨 を 申 し 出 た 産 後 1 安 衛 則 379 安 衛 則 383の3 4 酸 欠 則 11 有 機 則 19 安 衛 則 24の6 24の8 労 働 省 通 達 基 発 第 768 号 (H ) 労 基 法 63 64の

289 年 を 経 過 しない 女 性 は 坑 内 の 作 業 に 就 かせないこと また 上 記 以 外 の 女 性 を 坑 内 の 作 業 に 従 事 させる 場 合 は 有 害 な 作 業 に 就 かせないこと 8. 山 岳 トンネル 工 事 における 現 場 管 理 (1) 第 1 章 第 4 節 第 2 章 第 10 節 に 準 じること (2) 各 種 作 業 は 施 工 計 画 を 作 成 し それに 基 づいて 実 施 すること (3) 掘 削 箇 所 の 地 山 周 辺 の 状 態 可 燃 性 ガス 酸 欠 空 気 粉 じん 有 毒 ガス の 有 無 機 械 設 備 等 全 般 に 渡 っての 点 検 日 を 定 めるなど 体 制 を 確 立 し た 上 で 点 検 整 備 を 行 うこと (4) 非 常 時 に 作 業 員 を 避 難 させるため 必 要 な 避 難 用 具 を 適 当 な 場 所 に 備 え 関 係 作 業 員 に その 備 え 場 所 及 び 使 用 方 法 を 周 知 させるとともに 定 められた 時 期 に 避 難 及 び 消 火 の 訓 練 を 行 うこと (5) トンネルの 作 業 では 雇 入 時 健 康 診 断 定 期 健 康 診 断 特 定 業 務 従 事 者 の 健 康 診 断 じん 肺 健 康 診 断 等 の 特 殊 健 康 診 断 等 を 適 切 に 受 診 させ 作 業 員 の 健 康 状 態 を 把 握 するとともに 有 害 物 侵 入 の 観 察 等 を 行 い 環 境 状 況 との 関 連 も 確 認 し さらに 保 護 具 の 適 切 な 使 用 にも 配 慮 すること 9. 救 護 の 設 備 及 び 避 難 訓 練 (1) 坑 口 には 入 坑 者 の 心 得 坑 内 作 業 状 況 その 他 安 全 上 必 要 な 掲 示 を 行 い 作 業 担 当 責 任 者 の 名 札 を 掲 示 し それぞれの 作 業 員 数 を 表 示 しておく こと (2) 坑 内 の 危 険 箇 所 要 注 意 箇 所 等 には 標 識 を 掲 げ かつ 常 にこれを 点 検 整 備 すること (3) 非 常 の 場 合 に 対 処 するため あらかじめ 合 図 信 号 警 報 等 を 定 め 緊 急 連 絡 の 方 法 避 難 方 法 等 を 全 作 業 員 に 周 知 させるとともに 規 則 に 定 め る 回 数 の 訓 練 を 行 い 記 録 すること 10. 警 報 設 備 及 び 構 造 (1) 切 羽 崩 壊 出 水 ガス 爆 発 火 災 その 他 労 働 災 害 発 生 の 急 迫 した 危 険 が あるときは 関 係 作 業 員 にこれを 速 やかに 知 らせ 直 ちに 作 業 を 中 止 し 作 業 員 を 安 全 な 場 所 に 退 避 させること (2) 危 険 を 知 らせる 設 備 を 次 の 各 号 の 区 分 に 応 じ 設 け その 設 置 場 所 を 関 係 作 業 員 に 周 知 させること 1 坑 口 から 切 羽 までの 距 離 が100mに 達 したとき サイレン 非 常 ベル の 警 報 用 の 設 備 2 坑 口 から 切 羽 までの 距 離 が500mに 達 したとき 警 報 設 備 及 び 電 話 機 等 の 通 話 装 置 (3) 警 報 設 備 及 び 通 話 設 備 は 常 に 有 効 に 作 動 するように 保 持 し その 電 源 は 予 備 電 源 を 備 えておくこと 11. 浸 水 のおそれのあるトンネルの 緊 急 通 報 体 制 浸 水 のおそれのある 緊 急 通 報 体 制 については 第 16 章 第 1 節 に 準 じ 必 要 な 措 置 を 講 じること 安 衛 則 155,151の 3,190,382,382の2 170,192,232 安 衛 則 389の の 11 安 衛 則 43,44,45 じん 肺 法 7,8,9 安 衛 則 24の5 安 衛 則 389の11 642,642の2 安 衛 則 389の7 389の8 安 衛 則 389の9 安 衛 則 389の

290 第 2 節 仮 設 備 1. 安 全 通 路 (1) 通 路 は 適 度 な 照 明 を 確 保 し つまずき 滑 り 等 のないように 措 置 を 講 じること また 通 路 の 位 置 を 表 示 するなどして 安 全 に 通 行 できるように 維 持 管 理 に 努 めること (2) 通 路 は それぞれの 条 件 用 途 に 応 じた 安 全 な 幅 員 を 確 保 すること (3) 通 路 が 軌 道 や 走 路 等 を 横 断 する 場 合 は 監 視 員 を 配 置 するなどの 安 全 上 の 措 置 を 講 じること 2. 排 水 処 理 坑 内 の 湧 水 等 は 坑 外 へ 常 時 十 分 に 排 出 できるように 設 備 するとともに 常 時 良 好 な 作 業 環 境 を 維 持 できるように 管 理 に 努 めること 3. 機 械 設 備 (1) 第 4 章 第 5 章 7 節 1.に 準 じること (2) 機 械 設 備 は その 性 能 を 維 持 するため 点 検 整 備 を 励 行 し 不 具 合 を 発 見 したら 速 やかに 適 切 な 措 置 を 講 じること また 整 備 等 を 行 うときには その 機 械 の 起 動 装 置 に 表 示 板 を 設 置 し 施 錠 する 等 の 安 全 装 置 を 講 じるこ と (3) 屋 外 機 械 設 備 の 据 え 付 けに 当 たっては 暴 風 雨 時 の 転 倒 や 多 量 の 降 雨 に 対 する 対 策 を 講 じること 4. 換 気 設 備 坑 内 で 発 生 する 有 害 物 質 の 対 策 として 換 気 計 画 を 作 成 し 適 切 な 措 置 を 講 じること 5. 圧 縮 空 気 設 備 圧 縮 空 気 設 備 の 管 路 には 要 所 に 弁 圧 力 計 を 設 ける 等 により 管 内 圧 力 の 確 認 をするとともに 遮 断 の 可 能 な 措 置 を 講 じておくこと 6. 掘 削 積 込 み 用 機 械 (1) 第 4 章 第 1 節 及 び 第 2 節 第 7 章 第 3 節 に 準 ずること (2) 坑 内 で 建 設 機 械 を 使 う 場 合 は 特 に 綿 密 な 作 業 計 画 を 作 成 し それに 基 づいて 作 業 を 行 うこと (3) 走 路 の 維 持 管 理 に 努 め 安 全 な 制 限 速 度 を 表 示 する 等 状 況 に 応 じた 安 全 な 措 置 を 講 じること (4) 点 検 整 備 を 励 行 し 特 に 坑 内 での 使 用 においては 照 明 装 置 バックミ ラ- 警 鳴 装 置 ブレ-キ 等 の 安 全 装 置 に 配 慮 すること 7. 荷 役 運 搬 機 械 荷 役 運 搬 機 械 の 使 用 に 当 たり 適 切 な 作 業 計 画 を 作 成 し 機 械 の 転 落 の 防 止 合 図 の 統 一 と 励 行 搭 乗 の 制 限 等 に 十 分 に 配 慮 すること 8. 工 事 用 電 気 設 備 (1) 第 5 章 第 8 節 に 準 じること (2) 工 事 用 電 気 設 備 では 湿 気 が 多 く 水 気 のある 場 所 では 特 別 の 配 慮 をする 安 衛 則 540,541 安 衛 則 205,540,541 安 衛 則 550 安 衛 則 580 安 衛 則 602 安 衛 則 155 安 衛 則 156 安 衛 則 167,168,170 安 衛 則 151の 5,6,8 151の13,

291 こと (3) 幹 線 には 必 要 に 応 じて 系 統 毎 に 遮 断 機 を 設 け また 負 荷 設 備 には 感 電 防 止 用 漏 電 遮 断 器 を 接 続 すること (4) 移 動 用 電 気 機 器 に 使 用 するキャプタイヤケ-ブルを 作 業 床 などに 露 出 して 配 線 する 場 合 は 損 傷 しないような 防 護 措 置 を 講 じること (5) 照 明 設 備 は 作 業 場 所 の 状 況 に 応 じて 安 全 を 確 保 するため 充 分 な 照 度 を 確 保 すること (6) 電 気 設 備 の 保 安 管 理 体 制 を 確 立 するとともに 停 電 感 電 等 の 異 常 事 態 に 備 え 平 素 からその 処 理 についての 手 順 を 定 め 従 業 員 への 教 育 訓 練 を 実 施 すること 安 衛 則 366,337,338 安 衛 則 604 安 衛 則 350,36 第 3 節 作 業 環 境 保 全 1. 坑 内 環 境 の 改 善 (1) 坑 内 作 業 は 粉 じん 及 び 騒 音 等 の 厳 しい 環 境 下 での 作 業 となるため そ れらを 取 り 除 き 作 業 員 が 安 全 かつ 衛 生 的 に 作 業 できるように 作 業 の 方 法 及 び 機 械 設 備 等 の 改 善 に 努 めること (2) 作 業 員 が 休 憩 の 際 容 易 に 坑 外 に 出 ることが 困 難 な 場 合 には 次 に 掲 げ る 措 置 を 講 じた 休 憩 室 を 設 置 することが 望 ましいこと 1 清 浄 な 空 気 が 室 内 に 送 気 され 粉 じんから 作 業 員 が 隔 離 されているこ と 2 作 業 員 が 作 業 衣 等 に 付 着 した 粉 じんを 除 去 することができる 用 具 が 備 えられていること 2. 換 気 (1) 換 気 施 設 は 発 破 の 後 ガス 建 設 機 械 の 排 ガス 掘 削 作 業 等 による 発 生 粉 じん 等 を 勘 案 して 必 要 な 換 気 能 力 を 持 ったものとすること (2) 計 画 風 量 が 有 効 に 確 保 されていることを 確 認 するため 坑 内 の 換 気 状 況 及 び 設 備 等 を 点 検 すること (3) 粉 じん 対 策 としての 換 気 に 関 する 事 項 については 本 章 第 4 節 3. 換 気 に 準 ずること 3. 粉 じん 対 策 粉 じん 対 策 に 関 する 事 項 は 本 章 第 4 節 に 準 ずること 4. 酸 欠 有 害 ガス 対 策 酸 欠 空 気 又 は 硫 化 水 素 等 の 有 毒 ガスが 発 生 するおそれがある 場 合 は 換 気 発 生 の 抑 制 ガス 抜 き 等 の 適 切 な 処 置 を 行 うこと 5. 騒 音 振 動 対 策 (1) 削 岩 穿 孔 ずり 積 み 等 著 しい 騒 音 を 発 する 作 業 に 携 わる 作 業 員 には 耳 栓 その 他 の 保 護 具 を 着 用 させること (2) 手 持 ち 式 削 岩 機 ピックハンマ 等 の 振 動 工 具 を 用 いる 場 合 は 防 振 装 置 ( 防 振 ゴム)が 施 されているものを 使 用 し かつ 防 振 手 袋 を 併 用 すること 安 衛 則 576 労 働 省 通 達 基 発 第 768 号 (H ) 安 衛 則 602 安 衛 則 603 安 衛 則 582 酸 欠 則 5 安 衛 則 595,596,597,598 労 働 省 通 達 基 発 第 768 号 (H )

292 6. 作 業 環 境 測 定 炭 酸 ガス 濃 度 気 温 通 気 量 可 燃 性 ガス 濃 度 酸 素 濃 度 硫 化 水 素 濃 度 粉 じん 等 の 作 業 環 境 測 定 を 行 い 記 録 すること 安 衛 則 382の2, 587,589,592,603 酸 欠 則 3 第 4 節 粉 じん 対 策 1. 施 工 計 画 における 留 意 事 項 (1) 坑 内 (たて 坑 を 除 く)で 粉 じん 作 業 ( 掘 削 ずり 積 み ロックボルトの 取 付 け コンクリート 等 吹 付 け 等 をいう 以 下 同 じ )を 実 施 するときは 粉 じん 対 策 に 係 る 計 画 を 策 定 すること (2) 粉 じん 対 策 に 係 る 計 画 は 粉 じん 濃 度 目 標 レベルの 値 粉 じんの 発 散 を 抑 制 するための 粉 じん 発 生 源 に 係 る 措 置 換 気 装 置 等 ( 換 気 装 置 ( 風 管 及 び 換 気 ファン) 及 び 集 じん 装 置 をいう 以 下 同 じ )による 換 気 の 実 施 等 換 気 の 実 施 等 の 効 果 を 確 認 するための 粉 じん 濃 度 等 の 測 定 防 じんマスク 等 有 効 な 呼 吸 用 保 護 具 の 使 用 労 働 衛 生 教 育 の 実 施 その 他 必 要 な 事 項 を 内 容 とすること 2. 粉 じん 発 生 源 対 策 (1) せん 孔 を 行 う 作 業 にあっては くり 粉 を 圧 力 水 により 孔 から 排 出 する 湿 式 型 の 削 岩 機 ( 発 泡 によりくり 粉 の 発 散 を 防 止 するものを 含 む )を 使 用 す ること 又 はこれと 同 等 以 上 の 措 置 を 講 じること (2) 発 破 を 行 う 作 業 にあっては 発 破 後 粉 じんが 換 気 により 希 釈 され 粉 じん 濃 度 が 低 減 されるまで 立 ち 入 らないこと (3) 機 械 による 掘 削 を 行 う 作 業 にあっては 次 に 掲 げるいずれかの 措 置 又 は これと 同 等 以 上 の 措 置 を 講 じること ただし 湿 潤 な 土 石 又 は 岩 石 を 掘 削 する 作 業 にあっては この 限 りではない 1 湿 式 型 の 機 械 装 置 を 設 置 すること 2 土 石 又 は 岩 石 を 湿 潤 な 状 態 に 保 つための 設 備 を 設 置 すること (4) 破 砕 粉 砕 ふるいわけを 行 う 作 業 にあっては 次 に 掲 げるいずれかの 措 置 又 はこれと 同 等 以 上 の 措 置 を 講 じること ただし 水 の 中 で 土 石 又 は 岩 石 の 破 砕 粉 砕 等 を 行 う 作 業 にあっては この 限 りではない 1 密 閉 する 設 備 を 設 置 すること 2 土 石 又 は 岩 石 を 湿 潤 な 状 態 に 保 つための 設 備 を 設 置 すること (5) ずり 積 み 及 びずり 運 搬 を 行 う 作 業 にあっては 土 石 を 湿 潤 な 状 態 に 保 つ ための 設 備 を 設 置 すること 又 はこれと 同 等 以 上 の 措 置 を 講 じること ただ し 湿 潤 な 土 石 の 積 込 み 又 は 運 搬 を 行 う 作 業 にあっては この 限 りではな い (6) コンクリート 等 の 吹 付 けを 行 う 作 業 にあっては 次 の 掲 げる 措 置 を 講 じ ること 1 湿 式 型 の 吹 付 け 機 械 装 置 を 使 用 すること 又 はこれと 同 等 以 上 の 措 置 を 講 じること 労 働 省 通 達 基 発 第 768 号 (H ) 労 働 省 通 達 基 発 第 768 号 (H )

293 2 必 要 に 応 じ コンクリートの 原 材 料 に 粉 じん 抑 制 剤 等 を 入 れること 3 吹 付 けノズルと 吹 付 け 面 との 距 離 吹 付 け 角 度 吹 付 け 圧 等 に 関 する 作 業 標 準 を 定 め 作 業 員 に 当 該 作 業 標 準 に 従 って 作 業 させること (7) 坑 内 で 常 時 使 用 する 建 設 機 械 については 排 出 ガスの 黒 煙 を 浄 化 する 装 置 を 装 着 した 機 械 を 使 用 することに 努 めること なお レディミクストコ ンクリート 車 等 外 部 から 坑 内 に 入 ってくる 車 両 については 排 気 ガスの 排 出 を 抑 制 する 運 転 方 法 に 努 めること (8) 必 要 に 応 じ エアカーテン 等 切 羽 等 の 粉 じん 発 生 源 において 発 散 した 粉 じんが 坑 内 に 拡 散 しないようにするための 方 法 の 採 用 に 努 めること (9) たい 積 粉 じんの 発 散 を 防 止 するため 坑 内 に 設 置 した 機 械 設 備 電 気 設 備 等 にたい 積 した 粉 じんを 定 期 的 に 清 掃 すること (10) 建 設 機 械 等 の 走 行 によるたい 積 粉 じんの 発 散 を 少 なくするため 次 の 事 項 の 実 施 に 努 めること 1 走 行 路 に 散 水 すること 2 走 行 路 を 仮 舗 装 すること 3 走 行 速 度 を 抑 制 すること 4 運 搬 途 中 の 土 石 の 落 下 防 止 のため 過 積 載 をしないこと 3. 換 気 (1) 換 気 装 置 等 の 計 画 にあたっては 粉 じん 濃 度 ( 吸 入 性 粉 じん 濃 度 ) 目 標 レベルは3mg/m3 以 下 とすること ただし 中 小 断 面 のトンネル 等 のうち 3mg/m3を 達 成 することが 困 難 と 考 えられるものについては できるだけ 低 い 値 を 目 標 レベルとすること (2) 換 気 装 置 による 換 気 の 実 施 にあたっては 次 に 掲 げる 事 項 に 留 意 し 換 気 を 行 うこと 1 換 気 装 置 は トンネルの 規 模 施 工 方 法 施 工 条 件 等 を 考 慮 した 上 で 坑 内 の 空 気 を 強 制 的 に 換 気 するのに 効 果 的 な 換 気 方 式 のものを 選 定 する こと 2 送 気 口 ( 換 気 装 置 の 送 気 管 又 は 局 所 換 気 ファンによって 清 浄 な 空 気 を 坑 内 に 送 り 込 む 口 のことをいう 以 下 同 じ ) 及 び 吸 気 口 ( 換 気 装 置 の 排 気 管 によって 坑 内 の 汚 染 された 空 気 を 吸 い 込 む 口 のことをいう 以 下 同 じ )は 有 効 な 換 気 を 行 うのに 適 正 な 位 置 に 設 けること また 切 羽 の 進 行 に 応 じて 速 やかに 風 管 を 延 長 することが 望 ましい 3 換 気 ファンは 風 管 の 長 さ 風 管 の 断 面 積 等 を 考 慮 した 上 で 十 分 な 換 気 能 力 を 有 しているものであること 4 送 気 量 及 び 排 気 量 のバランスが 適 正 であること 5 粉 じんを 含 む 空 気 が 坑 内 で 循 環 又 は 滞 留 しないように 努 めること 6 坑 外 に 排 気 された 粉 じんを 含 む 空 気 が 再 び 坑 内 に 流 入 しないこと 7 風 管 の 曲 線 部 は 圧 力 損 失 を 小 さくするため できるだけ 緩 やかな 曲 が りとすること (3) 集 じん 装 置 による 集 じんの 実 施 にあたっては 次 に 掲 げる 事 項 に 留 意 す 労 働 省 通 達 基 発 第 768 号 (H )

294 ること 1 集 じん 装 置 は トンネル 等 の 規 模 等 を 考 慮 した 上 十 分 な 処 理 容 量 を 有 しているもので 粉 じんを 効 率 よく 補 集 し かつ 吸 入 性 粉 じんを 含 め た 粉 じんを 清 浄 化 する 処 理 能 力 を 有 しているものであること 2 集 じん 装 置 は 粉 じんの 発 生 源 換 気 装 置 の 送 気 口 の 位 置 を 考 慮 し 発 散 した 粉 じんを 速 やかに 集 じんすることができる 位 置 に 設 けること な お 集 じん 装 置 への 有 効 な 吸 込 み 気 流 を 作 るため 局 所 換 気 ファン 隔 壁 エアカーテン 等 を 設 置 することが 望 ましい 3 集 じん 装 置 にたい 積 した 粉 じんを 清 掃 する 場 合 には 粉 じんを 発 散 させ ないようにすること (4) 換 気 装 置 等 の 管 理 は 以 下 の 通 りとすること 1 換 気 装 置 等 については 半 月 以 内 ごとに1 回 定 期 に 定 められた 事 項 について 点 検 を 行 い 異 常 を 認 めたときは 直 ちに 補 修 その 他 の 措 置 を 講 じること 2 換 気 装 置 等 の 点 検 を 行 ったときは 定 められた 事 項 を 記 録 し これを3 年 間 保 存 すること 4. 粉 じん 濃 度 等 の 測 定 及 び 評 価 (1) 換 気 の 実 施 等 の 効 果 を 確 認 するため 半 月 以 内 ごとに1 回 定 期 に 定 められた 測 定 方 法 に 従 って 測 定 を 行 うこと (2) 空 気 中 の 粉 じん 濃 度 の 測 定 を 行 ったときは その 都 度 速 やかに 次 に より 当 該 測 定 の 結 果 の 評 価 を 行 うこと 1 空 気 中 の 粉 じん 濃 度 の 評 価 結 果 の 評 価 は 評 価 値 と 粉 じん 濃 度 目 標 レベ ルとを 比 較 して 評 価 値 が 粉 じん 濃 度 目 標 レベルを 超 えるか 否 かにより 行 うこと 2 空 気 中 の 粉 じん 濃 度 の 測 定 結 果 の 評 価 値 は 各 測 定 点 における 測 定 値 を 算 術 平 均 して 求 めること (3) 空 気 中 の 粉 じん 濃 度 の 測 定 を 行 い 評 価 値 が 粉 じん 濃 度 目 標 レベルを 超 える 場 合 には 設 備 作 業 工 程 又 は 作 業 方 法 の 点 検 を 行 い その 結 果 に 基 づき 換 気 装 置 の 風 量 の 増 加 作 業 工 程 又 は 作 業 方 法 の 改 善 等 作 業 環 境 を 改 善 するための 必 要 な 措 置 を 講 じること (4) 空 気 中 の 粉 じん 濃 度 等 の 測 定 及 び 測 定 結 果 の 評 価 を 行 ったときは その 都 度 定 められた 事 項 を 記 録 して これを7 年 間 保 存 すること なお 粉 じん 濃 度 等 の 測 定 結 果 については 関 係 作 業 員 が 閲 覧 できるようにしてお くことが 望 ましいこと 5. 呼 吸 用 保 護 具 (1) 粉 じん 作 業 が 坑 内 で 行 われているときは 坑 内 の 作 業 に 従 事 するすべて の 作 業 員 に 防 じんマスク 電 動 ファン 付 き 呼 吸 用 保 護 具 等 有 効 な 呼 吸 用 保 護 具 を 使 用 させること なお 作 業 の 内 容 及 び 強 度 を 考 慮 し 呼 吸 用 保 護 具 の 重 量 吸 排 気 抵 抗 等 が 当 該 作 業 に 適 したものを 選 択 すること (2) 坑 内 の 粉 じん 作 業 のうち 次 に 掲 げる 作 業 に 労 働 者 を 従 事 させる 場 合 は 労 働 省 通 達 基 発 第 768 号 (H ) 労 働 省 通 達 基 発 第 768 号 (H )

295 電 動 ファン 付 呼 吸 用 保 護 具 を 使 用 させること 1 動 力 を 用 いて 掘 削 する 場 所 における 作 業 2 動 力 を 用 いて 積 み 込 み 又 は 積 み 卸 す 場 所 における 作 業 3 コンクリート 等 を 吹 き 付 ける 場 所 における 作 業 (3) 呼 吸 用 保 護 具 の 選 択 使 用 及 び 保 守 管 理 に 関 する 方 法 並 びに 呼 吸 用 保 護 具 のフィルタの 交 換 の 基 準 を 定 めること また フィルタの 交 換 日 等 を 記 録 する 台 帳 を 整 備 し 当 該 台 帳 については 3 年 間 保 存 することが 望 まし いこと (4) 呼 吸 用 保 護 具 を 使 用 する 際 には 作 業 員 に 顔 面 への 密 着 性 について 確 認 させること (5) 呼 吸 用 保 護 具 については 同 時 に 就 業 する 作 業 員 の 人 数 と 同 数 以 上 を 備 え 常 時 有 効 かつ 清 潔 に 保 持 すること 6. 教 育 (1) 坑 内 の 特 定 粉 じん 作 業 に 従 事 する 作 業 員 に 対 し 粉 じん 障 害 防 止 規 則 に 基 づく 特 別 教 育 を 行 うこと これら 労 働 衛 生 教 育 を 行 ったときは 受 講 者 の 記 録 を 作 成 し 3 年 間 保 存 すること なお 特 定 粉 じん 作 業 以 外 の 粉 じ ん 作 業 に 従 事 する 作 業 員 についても 特 別 教 育 に 準 じた 教 育 を 実 施 するこ と (2) 坑 内 の 作 業 に 従 事 する 作 業 員 に 対 し 防 じんマスクの 適 正 な 使 用 に 関 す る 教 育 を 行 うこと 労 働 省 通 達 基 発 第 768 号 (H ) 第 5 節 爆 発 火 災 防 止 1. 防 火 対 策 (1) 第 2 章 第 8 節 に 準 じること (2) 坑 内 において ガス 溶 接 等 の 火 気 が 生 じる 作 業 を 行 うときは 付 近 の 可 燃 物 を 除 去 する 等 火 災 防 止 上 必 要 な 措 置 を 講 じること (3) 火 気 又 はア-クを 使 用 する 場 所 について 次 の 措 置 を 講 じること 1 消 火 設 備 の 場 所 及 び 使 用 方 法 の 周 知 2 作 業 状 況 の 監 視 及 び 異 常 の 場 合 の 措 置 3 作 業 終 了 後 の 安 全 確 認 (4) 火 薬 類 の 一 時 置 場 油 置 場 等 の 近 くで 火 気 を 扱 ったり 引 火 性 揮 発 性 爆 発 性 の 物 に 火 気 を 近 づけたりしないこと 安 衛 則 389の3 安 衛 則 389の3 389 の 4 第 6 節 避 難 救 護 措 置 1. 避 難 救 護 (1) 必 要 に 応 じて 空 気 呼 吸 器 有 害 ガス 等 の 濃 度 測 定 器 具 懐 中 電 灯 等 の 携 帯 照 明 器 具 等 の 機 械 器 具 を 備 え 付 け 常 時 有 効 にかつ 清 潔 に 保 持 するこ と 安 衛 則 24の

296 (2) 必 要 に 応 じて 救 護 に 関 する 組 織 必 要 な 機 械 器 具 の 点 検 整 備 訓 練 等 について 定 めておくこと (3) 避 難 通 路 となる 所 は 整 理 整 頓 に 努 め 迅 速 かつ 安 全 に 避 難 ができる ように 常 に 整 備 し 確 保 しておくこと (4) 負 傷 者 の 手 当 に 必 要 な 救 急 用 具 及 び 器 材 を 備 え その 備 付 け 場 所 及 び 使 用 方 法 を 周 知 させ 常 時 清 潔 に 保 持 すること 2. 警 報 設 備 通 話 装 置 避 難 用 器 具 (1) 落 盤 出 水 ガス 爆 発 火 災 その 他 非 常 時 の 場 合 に 備 え 通 報 警 報 の ため 必 要 に 応 じて 坑 内 に 通 話 装 置 警 報 設 備 を 設 け 常 時 有 効 に 保 持 する こと (2) 非 常 時 の 場 合 に 作 業 員 を 避 難 させるため 必 要 に 応 じて 坑 内 の 適 当 な 箇 所 に 携 帯 用 照 明 器 具 呼 吸 用 保 護 具 等 を 必 要 数 備 え 備 付 け 場 所 と 使 用 方 法 とを 周 知 させるとともに 常 時 有 効 かつ 清 潔 に 保 持 すること 3. 救 護 及 び 避 難 の 訓 練 救 護 に 関 する 必 要 な 機 械 器 具 等 の 使 用 方 法 救 急 処 置 等 についての 訓 練 及 び 避 難 と 消 火 のための 必 要 な 訓 練 等 を 行 い 記 録 すること 4. 緊 急 時 の 対 策 (1) 緊 急 時 に 備 え 標 識 警 報 避 難 及 び 消 火 の 方 法 等 について 定 め 工 事 関 係 者 に 周 知 させること また 訓 練 を 実 施 すること (2) 落 盤 出 水 等 による 急 迫 した 危 険 があるときは 直 ちに 安 全 な 場 所 に 退 避 させること (3) 坑 口 には トンネル 内 で 作 業 を 行 う 者 の 人 数 及 び 氏 名 を 常 時 確 認 できる 措 置 を 講 じること (4) 火 災 が 発 生 したときは 直 ちに 初 期 消 火 に 努 めるとともに 直 ちに 警 報 を 発 し 連 絡 通 報 を 行 うこと 安 衛 則 24の4 安 衛 則 633,634 安 衛 則 389の9 安 衛 則 389の10 安 衛 則 24の3 389の11 安 衛 則 640,642 安 衛 則 389 の 7 安 衛 則 24の5 第 7 節 可 燃 性 ガス 対 策 1. 事 前 調 査 における 留 意 事 項 (1) 地 形 地 質 ボ-リング 等 資 料 の 他 文 献 資 料 周 辺 工 事 実 施 記 録 等 を 十 分 検 討 し 可 燃 性 ガスの 発 生 のおそれについて 判 断 すること (2) 工 事 に 先 立 って 可 燃 性 ガスの 発 生 を 伴 う 可 能 性 のある 地 層 並 びに 背 斜 断 層 などガスの 湧 出 と 密 接 に 関 連 する 地 質 構 造 を 的 確 に 把 握 すること (3) 前 項 の 目 的 を 達 成 するために 必 要 な 箇 所 において トンネル 計 画 線 以 下 の 相 当 な 深 さまでボ-リング 調 査 を 行 うものとし ガスの 存 在 が 認 められ た 場 合 はエヤ-リフト 吸 引 等 を 実 施 してガスの 誘 導 を 図 り 湧 出 状 況 ( 位 置 湧 出 量 )を 的 確 に 把 握 すること 2. 工 事 中 の 調 査 観 察 (1) 可 燃 性 ガスの 発 生 を 伴 う 可 能 性 のある 地 層 を 掘 削 する 場 合 には 地 質 構 造 の 変 化 を 的 確 に 把 握 し 可 燃 性 ガスの 予 知 に 役 立 てるため 毎 日 切 羽 の 官 技 発 329 (S ) 官 技 発 329 (S )

297 地 質 状 況 を 観 察 し 可 燃 性 ガスの 有 無 を 調 査 し 記 録 すること (2) 坑 内 に 可 燃 性 ガスが 検 知 され ガスの 発 生 の 可 能 性 がある 場 合 には 先 進 ボ-リングを 実 施 し 地 質 構 造 とガスの 状 況 を 調 査 すること なお こ の 際 のガスの 状 況 の 調 査 は 調 査 を 行 う 深 さ 方 法 を 定 めて 実 施 すること (3) 可 燃 性 ガスが 発 生 するおそれのあるときは 爆 発 火 災 防 止 のため 可 燃 性 ガスの 濃 度 を 測 定 する 責 任 者 を 指 名 し 毎 日 作 業 を 開 始 する 前 中 震 以 上 の 地 震 の 後 及 び 可 燃 性 ガスに 関 し 異 常 を 認 めたとき 可 燃 性 ガスの 濃 度 を 測 定 し その 結 果 を 記 録 し 保 存 すること (4) 可 燃 性 ガスの 測 定 は 切 羽 坑 口 ( 排 気 立 坑 を 含 む )など 可 燃 性 ガ スが 発 生 し 又 は 停 滞 するおそれがある 場 所 について 実 施 すること 3. 施 工 計 画 における 留 意 事 項 (1) 可 燃 性 ガスの 発 生 のおそれのあるときは 引 火 による 爆 発 火 災 防 止 計 画 及 び 避 難 救 護 等 の 措 置 を 検 討 した 上 で 施 工 計 画 を 立 案 すること (2) 日 々の 計 測 の 結 果 により 施 工 計 画 の 変 更 の 必 要 が 生 じた 場 合 には 速 やかに 変 更 を 行 うこと (3) 可 燃 性 ガスの 存 在 するトンネルでは 可 燃 性 ガスの 濃 度 に 応 じた 作 業 内 規 を 定 め 施 工 計 画 書 に 記 載 すること 4. 可 燃 性 ガスの 処 理 (1) ガス 湧 出 の 可 能 性 の 高 い 場 合 は 先 進 穿 孔 又 はボ-リングを 行 い ガス の 湧 出 の 予 知 と 突 出 の 防 止 を 行 うこと (2) 先 進 穿 孔 等 の 長 さ 配 置 等 は 切 羽 の 大 きさ 地 質 状 況 により 定 め ト ンネル 掘 削 は 一 定 の 厚 さの 先 進 穿 孔 済 み 地 山 を 残 しながら 行 うこと (3) 多 量 の 可 燃 性 ガスが 貯 留 されていると 予 測 される 場 合 は 地 表 からのガ ス 抜 き 大 口 径 ボ-リングの 実 施 等 について 検 討 すること 5. 換 気 (1) 換 気 は 可 燃 性 ガスの 濃 度 を 爆 発 下 限 界 の 値 の30% 未 満 とするため 可 燃 性 ガスの 有 効 な 希 釈 拡 散 ができるような 風 量 の 確 保 及 び 風 管 の 配 置 を 行 うとともに 必 要 に 応 じてロ-カルファンの 設 置 あるいは 坑 内 風 速 を 一 定 に 保 つなどの 対 策 を 講 じること (2) 換 気 は 連 続 して 行 い 特 別 の 理 由 のある 場 合 以 外 は 止 めないこと (3) 覆 工 型 枠 部 など 可 燃 性 ガスの 滞 留 が 生 じやすい 箇 所 の 換 気 に 特 に 留 意 すること (4) 換 気 に 用 いる 風 路 は 漏 風 の 少 ない 材 料 及 び 系 統 とすること また 有 効 な 換 気 を 行 うため 必 要 に 応 じて 立 坑 等 の 設 置 を 検 討 すること (5) ガス 湧 出 の 可 能 性 の 高 い 場 合 は 換 気 設 備 排 水 設 備 照 明 設 備 など 保 安 設 備 には 予 備 電 源 を 備 えること (6) 換 気 の 状 況 は 定 期 的 に 測 定 し その 結 果 は 記 録 保 存 すること 6. 警 報 装 置 (1) ガス 爆 発 等 の 非 常 の 場 合 に 関 係 作 業 員 に 速 やかに 知 らせるために 次 の 警 報 装 置 等 を 設 置 し 周 知 させること 安 衛 則 382の2 安 衛 則 382の2 官 技 発 329 (S ) 官 技 発 329 (S ) 官 技 発 329 (S ) 安 衛 則 389の9 官 技 発 329 (S )

298 1 出 入 口 から 切 羽 までの 距 離 が100mに 達 したとき サイレン 非 常 ベル 等 の 警 報 措 置 2 出 入 口 から 切 羽 までの 距 離 が500mに 達 したとき 警 報 設 備 及 び 電 話 機 等 の 通 話 装 置 (2) 坑 内 に 可 燃 性 ガスが 常 時 検 知 される 場 合 には 切 羽 及 び 坑 内 の 必 要 な 場 所 及 び 間 隔 で 定 置 式 可 燃 性 ガス 自 動 警 報 器 を 設 置 し 定 置 式 可 燃 性 ガス 自 動 警 報 器 の 指 示 が 爆 発 下 限 界 値 の 30%を 超 えた 場 合 は 自 動 的 に 電 源 を 遮 断 する 装 置 を 設 けること (3) 警 報 装 置 及 び 通 話 装 置 は 常 に 有 効 に 作 動 するよう 保 持 しておくこと 7. 火 源 対 策 (1) 可 燃 性 ガスが 存 在 し 危 険 な 濃 度 に 達 する 可 能 性 のある 場 合 は 使 用 する 電 気 設 備 機 器 は 防 爆 構 造 のものを 使 用 すること (2) やむを 得 ず 坑 内 で 溶 接 切 断 その 他 火 花 あるいは 火 焔 を 発 生 する 作 業 を 行 う 場 合 は 十 分 安 全 が 確 保 される 濃 度 において 責 任 ある 監 督 者 の 管 理 のもとにおいてのみ 行 うこと (3) 可 燃 性 ガスの 存 在 する 坑 内 は 禁 煙 とし マッチ ライタ-など 発 火 源 と なるものは 坑 内 に 持 ち 込 みを 禁 止 し かつ 出 入 口 付 近 に 掲 示 すること (4) 爆 薬 を 使 用 する 場 合 は 使 用 する 爆 薬 及 び 爆 破 方 法 について 検 討 するこ と 8. 緊 急 の 措 置 (1) 可 燃 性 ガスの 濃 度 が 爆 発 下 限 界 値 の30% 以 上 (メタンガスの 場 合 1.5% 以 上 )であることを 認 めたときは 直 ちに 作 業 員 の 坑 内 への 立 入 りを 禁 止 し 安 全 な 場 所 に 退 避 させ 点 火 源 となるおそれのあるものの 使 用 を 停 止 し かつ 通 風 換 気 を 行 うこと (2) 通 気 換 気 を 行 っても 可 燃 性 ガスの 濃 度 が 爆 発 下 限 界 以 下 に 下 らない 場 合 には 工 事 を 一 時 中 止 し 換 気 設 備 を 再 検 討 すること 9. 避 難 用 器 具 (1) 自 動 電 源 遮 断 装 置 を 設 けた 場 合 は 停 電 に 対 処 するため 入 坑 者 には 携 帯 用 安 全 電 灯 を 携 行 させること (2) ガス 湧 出 の 可 能 性 の 高 い 場 合 は 呼 吸 器 等 救 命 用 具 を 備 えること 10. 教 育 及 び 救 護 の 措 置 非 常 時 における 連 絡 避 難 要 領 を 定 め 作 業 員 に 周 知 させるとともに 避 難 訓 練 を 定 められた 回 数 実 施 し 記 録 すること また 災 害 時 における 救 護 組 織 を 設 置 すること 安 衛 則 382の3 安 衛 則 382の3 官 技 発 329 (S ) 安 衛 則 の4 官 技 発 329 (S ) 官 技 発 329 (S ) 安 衛 則 389の10 官 技 発 329 (S ) 第 8 節 掘 削 工 1. 坑 口 掘 削 斜 面 崩 壊 偏 土 圧 地 表 沈 下 等 について 考 慮 し 適 切 な 補 助 工 法 を 用 いる 等 安 全 な 対 策 を 講 じること 安 衛 則

299 2. 坑 内 掘 削 (1) 毎 作 業 日 と 中 震 以 上 の 地 震 の 後 及 び 発 破 後 に それぞれ 浮 石 や 亀 裂 湧 水 等 の 状 況 を 点 検 させること (2) 浮 石 落 としや 支 保 工 の 補 修 及 び 削 岩 穿 孔 等 の 作 業 が 行 われている 所 に は 関 係 者 以 外 の 立 入 りを 禁 止 すること (3) 逆 巻 工 法 の 場 合 抜 き 掘 りの 順 序 は 左 右 千 鳥 で 行 うことを 原 則 とし ア-チコンクリ-トの 沈 下 等 の 危 害 防 止 を 図 ること (4) 穿 孔 は あらかじめ 定 めた 穿 孔 位 置 に 従 って 位 置 方 向 深 さについ て 正 確 に 行 うこと この 時 前 回 の 発 破 孔 の 孔 尻 を 利 用 して 穿 孔 しないこ と 3. 発 破 第 7 章 第 5 節 に 準 じること 安 衛 則 382 安 衛 則 386 火 取 則 53の6 第 9 節 運 搬 工 1.ずり 積 作 業 (1) 発 破 後 ずり 積 作 業 を 開 始 する 前 に 切 羽 の 異 常 の 有 無 を 確 認 するとと もに 不 発 の 火 薬 類 の 有 無 についても 十 分 注 意 してから 作 業 にとりかかる こと (2) ずり 運 搬 車 両 に 積 込 むときは 偏 荷 重 過 積 載 運 搬 途 中 の 落 下 などが ないように 行 うこと また 運 転 者 の 視 界 を 妨 げないようにすること (3) 作 業 場 所 付 近 は ずり 運 搬 車 両 の 後 進 運 転 も 含 め 適 正 な 照 明 を 行 うほ か 安 全 作 業 に 支 障 のないようにすること 2. 車 輪 式 車 両 によるずり 運 搬 作 業 (1) 第 6 章 第 2 節 に 準 じること (2) ずり 運 搬 作 業 を 行 うときは あらかじめ 施 工 計 画 を 作 成 し 計 画 に 従 って 作 業 指 揮 者 が 指 揮 すること また 必 要 な 場 合 には 安 全 運 転 管 理 者 を 定 めること (3) 走 路 は 環 境 状 況 等 に 応 じて 制 限 速 度 を 定 めるとともに 必 要 な 視 界 を 保 持 し 排 水 不 陸 整 正 等 良 好 な 走 路 の 維 持 に 努 めること (4) 坑 口 に 車 両 限 界 建 築 限 界 の 設 備 表 示 等 を 設 けること 3. 機 関 車 によるずり 運 搬 作 業 (1) 第 6 章 第 5 節 に 準 じること (2) バッテリ- 機 関 車 により 牽 引 する 鋼 車 の 編 成 車 両 数 は 軌 道 の 勾 配 状 態 等 を 勘 案 して 定 め 安 全 な 制 動 距 離 を 確 保 する (3) 後 押 し 運 転 を 行 うときに 作 業 員 の 出 入 りがある 場 合 には 転 落 するお それのない 囲 等 に 乗 せた 誘 導 者 を 配 置 し 先 頭 車 両 に 前 照 灯 を 備 え かつ 誘 導 者 と 運 転 者 との 連 絡 警 報 機 器 を 備 えること 4. 軌 道 設 備 (1) 第 6 章 第 5 節 に 準 じること 安 衛 則 320 火 取 則 56 安 衛 則 151の10 安 衛 則 151の3 151の4 安 衛 則 156,157,387 安 衛 則 224,

300 (2) トンネル 内 の 軌 道 では 片 側 の 車 輪 と 側 壁 の 間 に 0.6m 以 上 の 間 隔 を 確 保 すること これが 困 難 な 場 合 には 運 行 中 の 車 両 の 進 行 方 向 に 立 入 禁 止 の 措 置 を 講 じるか 退 避 所 を 設 置 すること (3) ずりの 運 搬 にシャトルカ-を 使 用 する 場 合 は 軌 道 の 曲 線 部 分 を 無 理 な く 安 全 に 通 過 できるような 車 長 のものにし 本 体 車 幅 からの 突 出 部 がない ようにすること なお 積 込 み 施 設 のコンベヤ 部 には 非 常 停 止 装 置 巻 き 込 まれ 防 護 設 備 を 設 けておくこと 安 衛 則 205 第 10 節 支 保 工 1. 一 般 的 事 項 (1) 支 保 工 は 地 質 地 層 湧 水 亀 裂 浮 石 の 状 態 並 びに 掘 削 の 方 法 に 応 じた 堅 固 なものであること (2) 地 山 の 弛 みを 少 なくするため 掘 削 後 直 ちに 吹 付 けし 速 やかに 支 保 工 の 施 工 を 行 うこと (3) 点 検 者 を 定 め 毎 作 業 日 及 び 中 震 以 上 の 地 震 の 後 部 材 の 異 常 脚 部 の 沈 下 の 有 無 について 点 検 し 常 に 危 険 のないように 補 修 すること (4) 坑 口 及 び 必 要 な 部 分 にはやらずを 設 けること 2. 鋼 ア-チ 支 保 工 (1) トンネル 支 保 工 は 標 準 図 に 従 って 同 一 平 面 内 に 建 込 み 脚 部 には 沈 下 防 止 用 に 皿 板 等 を 用 いること (2) 建 込 み 間 隔 は 1.5m 以 下 とし 支 保 工 間 は 継 ぎボルト 等 を 用 いて 堅 固 に 連 結 すること (3) 支 保 工 を 建 込 む 時 には 落 盤 肌 落 ちの 点 検 浮 石 の 除 去 当 り 取 り 等 を 行 った 後 落 石 等 に 注 意 しながら 作 業 し 必 要 により 監 視 員 を 配 置 する こと (4) 鋼 ア-チ 支 保 工 にあっては ア-チ 作 用 を 十 分 に 発 揮 させるため 地 山 との 隙 間 をくさび 等 で 当 りをつけ 行 うこと (5) 鋼 ア-チ 支 保 工 間 は 継 ぎボルト 及 び 継 ぎ 梁 等 を 用 いて 強 固 に 連 結 する こと 3. 吹 付 けコンクリ-ト (1) 支 保 工 としての 十 分 な 強 度 を 確 保 するため 示 方 配 合 に 基 づき 吹 付 材 料 練 り 混 ぜ 方 法 吹 付 機 械 吹 付 方 法 等 現 場 の 状 況 に 合 わせた 施 工 方 法 を 決 定 すること (2) 地 層 がル-ズな 場 合 や 湧 水 のある 場 合 等 予 想 外 の 条 件 にも 効 果 を 発 揮 するような 対 策 を 考 慮 すること (3) 切 羽 の 自 立 時 間 が 短 く 肌 落 ちが 著 しいとき 又 は 土 圧 があるとき 等 状 況 に 応 じて 補 助 工 法 も 含 めた 対 策 を 講 じること 4.ロックボルト 安 衛 則 391 安 衛 則 396 安 衛 則 394 安 衛 則 392,393 安 衛 則 394 安 衛 則 384 安 衛 則 394 安 衛 則

301 (1) 吹 付 けコンクリ-ト 完 了 後 速 やかにロックボルトを 打 設 すること (2) 効 果 を 十 分 に 発 揮 させるため 地 質 に 応 じたボルトを 選 定 し 穿 孔 時 は 位 置 方 向 深 さ 等 について 正 しく 施 工 すること (3) 穿 孔 後 孔 内 のくり 粉 を 除 去 し 地 山 とロックボルトが 十 分 に 付 着 する ように 努 めること (4) ボルトは ベアリングプレ-トを 介 して 緩 みのないように 十 分 締 めつ けること 5.その 他 支 保 工 使 用 する 矢 板 等 は 地 質 土 圧 等 必 要 に 応 じた 強 度 を 有 し 著 しい 損 傷 腐 食 等 の 欠 点 のないものであること 6. 計 測 管 理 安 全 に 掘 削 するため 施 工 方 法 に 応 じて 内 空 変 位 及 び 地 山 の 挙 動 等 の 計 測 を 行 い 計 測 の 結 果 に 基 づいて 必 要 に 応 じて 安 全 な 工 法 への 変 更 に 活 用 を 図 ること 安 衛 則 390 第 11 節 覆 工 1. 型 枠 一 般 (1) 型 枠 支 保 工 の 構 造 は 施 工 条 件 に 適 合 し 打 込 時 のコンクリ-トの 圧 力 に 十 分 耐 えられるものとすること (2) 型 枠 支 保 工 は 通 過 する 重 機 車 両 等 に 対 して 安 全 上 必 要 な 空 間 を 有 し 堅 固 な 足 場 を 有 するものであること 2. 型 枠 の 組 立 解 体 (1) 型 枠 のケレン 塗 油 作 業 においては 滑 落 を 防 止 するため 適 切 な 設 備 を 設 けること (2) 組 立 解 体 の 作 業 については 部 材 類 の 落 下 転 倒 防 止 の 措 置 を 講 じ また 上 下 同 時 に 作 業 を 行 わないようにし 必 要 に 応 じて 監 視 員 を 配 置 す ること (3) 型 枠 は 打 ち 込 んだコンクリ-トが 必 要 な 強 度 に 達 するまで 取 り 外 さな いこと 3.コンクリ-トの 打 設 (1) 吹 上 げ 方 式 による 場 合 は 過 圧 送 による 型 枠 の 変 形 を 防 止 するため 十 分 な 監 視 の 措 置 を 講 じること (2) 空 気 圧 送 機 を 使 用 する 場 合 は 圧 送 終 了 時 に 残 留 空 気 のないことを 確 認 すること また 前 面 の 作 業 員 を 退 避 させた 後 ジョイントを 外 すこと (3) コンクリ-ト 圧 送 管 が 閉 塞 した 場 合 は 圧 送 空 気 を 減 圧 し 吹 き 出 さな いような 処 置 を 取 ってから 掃 除 をすること (4) コンクリ-トの 打 上 がりは 適 度 な 速 度 で かつ 偏 圧 がかからないよう 左 右 対 象 に できるだけ 水 平 に 打 込 むこと 4. 裏 込 め 注 入 安 衛 則

302 過 大 な 注 入 圧 により 覆 工 コンクリ-トの 破 壊 等 が 発 生 しないよう 注 入 圧 をあらかじめ 設 定 すること

303 第 16 章 シ-ルド 推 進 工 事 第 1 節 一 般 事 項 1. 適 用 本 章 は 主 にシ-ルド 工 事 立 坑 工 事 推 進 工 事 に 適 用 する 2. 工 事 内 容 の 把 握 第 5 章 第 1 節 1.2に 準 ずること 3. 事 前 調 査 における 共 通 事 項 第 1 章 第 2 節 に 準 ずること 4. 事 前 調 査 における 留 意 事 項 シ-ルド 工 法 推 進 工 法 を 安 全 に 実 施 するために 必 要 な 資 料 を 得 るため 下 記 の 調 査 を 行 い その 結 果 を 記 録 保 存 すること 1 地 形 及 び 土 質 調 査 ( 地 盤 変 形 沈 下 等 ) 2 環 境 保 全 有 害 ガスによる 危 険 防 止 爆 発 火 災 防 止 等 のための 調 査 ( 地 下 水 酸 欠 空 気 及 びメタンガス 等 有 害 ガスの 有 無 薬 液 注 入 による 影 響 等 ) 3 地 下 障 害 物 ( 建 物 橋 梁 の 基 礎 杭 地 下 埋 設 占 用 物 件 等 )の 形 状 材 質 並 びに 周 辺 の 地 盤 状 況 5. 粉 じんに 関 する 留 意 事 項 粉 じんの 発 生 のおそれのある 工 法 を 採 用 する 場 合 は 第 15 章 第 1 節 6. (3) 8.(3)(5) 第 15 章 第 3 節 1.(2) 及 び 第 15 章 第 4 節 に 準 ずるこ と 6. 可 燃 性 ガスに 関 する 留 意 事 項 可 燃 性 ガスの 発 生 するおそれのある 工 事 等 については 本 章 の 他 に 第 15 章 第 7 節 に 準 じること 7. 施 工 計 画 における 共 通 事 項 第 1 章 第 3 節 に 準 じること 8. 施 工 計 画 における 留 意 事 項 (1) 土 質 及 び 地 下 水 位 の 調 査 に 基 づいて 工 法 及 び 薬 液 注 入 等 の 補 助 工 法 の 計 画 を 立 て 確 実 に 実 施 すること (2) 埋 設 物 の 処 理 及 び 地 下 障 害 物 の 処 理 に 関 し 周 辺 地 盤 の 弛 み 等 による 陥 没 を 生 じさせないよう 特 に 振 動 が 少 ない 工 法 の 選 定 を 行 うこと 9.シ-ルド 推 進 工 事 における 現 場 管 理 (1) 第 1 章 第 4 節 第 2 章 第 10 節 第 15 章 第 1 節 8に 準 じること (2) シ-ルド 工 事 において 圧 気 工 法 を 選 択 したときは 第 10 章 第 2 節 圧 気 工 事 に 準 じること (3) シ-ルド 工 事 推 進 工 事 のうち 軌 道 設 備 に 関 する 項 目 は 第 6 章 第 5 節 を 参 照 のこと 安 衛 則 379 安 衛 則

304 (4) 立 坑 等 が 道 路 占 用 する 場 合 は 第 13 章 2 節 に 準 じて 適 切 な 措 置 を 講 じること (5) 掘 進 中 は 周 辺 の 地 表 面 隣 接 構 造 物 埋 設 物 に 変 状 支 障 を 与 えない よう 定 期 的 に 観 測 を 行 うとともに 必 要 に 応 じて 適 切 な 対 策 を 講 じるこ と (6) 特 に 圧 気 工 法 でシ-ルド 工 事 を 行 うときは 地 盤 状 況 又 は 地 下 障 害 物 周 辺 から 漏 気 させないよう 坑 内 気 圧 地 表 面 の 状 況 把 握 漏 気 の 状 況 等 に ついて 十 分 管 理 すること 10. 防 火 対 策 及 び 救 護 措 置 防 火 対 策 及 び 救 護 措 置 については 第 2 章 第 8 節 第 15 章 第 5 節 第 15 章 第 6 節 に 準 じ 必 要 な 措 置 を 講 じること 11. 浸 水 のおそれのあるトンネルの 緊 急 通 報 体 制 (1) 河 川 等 の 氾 濫 により 工 事 区 域 が 浸 水 するおそれのあるときは 上 流 河 川 等 の 出 水 状 況 仮 締 切 の 状 況 等 を 常 に 監 視 し 緊 急 時 の 連 絡 体 制 に 基 づ き 情 報 連 絡 するとともに 危 険 な 状 況 が 予 想 される 場 合 は 速 やかに 通 報 責 任 者 に 通 報 すること 通 報 を 受 けた 場 合 は 直 ちに 作 業 員 を 避 難 させる とともに 隣 接 する 他 の 工 事 とも 情 報 交 換 を 行 い 工 事 の 安 全 を 確 保 する こと (2) 専 用 電 話 回 線 非 常 通 報 機 器 等 通 報 用 の 有 線 無 線 機 を 設 備 しておく こと (3) 迅 速 かつ 適 切 な 通 報 要 領 を 策 定 しておき 定 期 的 な 通 報 訓 練 を 実 施 す ること (4) あらかじめ 事 故 の 発 生 日 時 場 所 程 度 危 険 性 の 有 無 現 場 付 近 の 状 況 等 の 通 報 項 目 を 明 確 にしておくとともに 通 報 の 順 序 を 明 確 にしておく こと 第 2 節 仮 設 備 1. 共 通 事 項 (1) 電 力 設 備 については 第 5 章 第 8 節 に 準 じること (2) 圧 気 設 備 については 第 10 章 第 3 節 に 準 じること 2. 材 料 搬 出 入 掘 削 土 運 搬 設 備 等 (1) 材 料 搬 出 入 設 備 については 第 4 章 第 5 節 に 準 じること (2) クレ-ン 等 の 足 場 基 礎 は 十 分 堅 固 にしておくこと (3) 軌 道 設 備 ベルトコンベヤにより 掘 削 土 を 搬 出 する 場 合 は 第 6 章 第 4 節 及 び 第 5 節 に 準 じること (4) 掘 削 土 をポンプ 圧 送 するときは 圧 送 管 の 固 定 を 十 分 にするとともに 磨 耗 による 破 損 に 対 して 点 検 整 備 に 心 掛 けること 3. 通 路 の 安 全 確 保 (1) 材 料 搬 出 入 に 支 障 のない 安 全 な 通 路 を 確 保 すること 安 衛 則

305 また 通 路 板 は 隙 間 が 無 いように 留 意 すること (2) 立 坑 の 周 囲 には 墜 落 を 防 止 するために 適 切 な 防 護 設 備 を 設 けること また 関 係 者 以 外 の 立 入 りを 禁 止 する 適 切 な 措 置 を 講 じること (3) 立 坑 空 間 を 有 効 に 利 用 して 安 全 な 昇 降 設 備 を 設 置 すること 4. 環 境 対 策 (1) 泥 水 及 び 搬 出 土 砂 設 備 は 騒 音 振 動 に 十 分 留 意 した 設 備 とすること (2) 坑 内 の 作 業 空 間 に 応 じた 十 分 な 換 気 設 備 を 設 けること 5. 排 水 設 備 地 形 地 質 地 下 水 等 の 状 況 を 考 慮 し 余 裕 のある 排 水 設 備 を 設 けること 安 衛 則 519 安 衛 則 526,552 第 3 節 立 坑 工 事 1. 埋 設 物 処 理 立 坑 施 工 に 当 たっては 埋 設 物 の 移 設 を 原 則 とするが やむを 得 ず 既 設 の 埋 設 物 が 立 坑 空 間 内 に 残 される 場 合 には その 埋 設 物 に 対 し 十 分 な 対 策 を 講 じること 2. 材 料 搬 出 入 作 業 (1) 立 坑 内 の 上 下 運 搬 作 業 においては 合 図 及 び 合 図 の 方 法 を 明 瞭 に 定 め 荷 降 ろし 時 には 下 部 の 作 業 員 は 安 全 な 場 所 に 避 難 すること また 警 報 等 により 周 囲 の 作 業 員 に 注 意 を 促 す 等 の 対 策 を 講 じ 吊 り 荷 の 下 への 立 入 りを 禁 止 すること (2) 立 坑 上 部 での 作 業 には 墜 落 防 止 の 措 置 を 講 じること (3) 立 坑 内 運 搬 作 業 に 用 いる 材 料 搬 出 入 設 備 には その 運 転 をする 者 及 び 玉 掛 けをする 者 が 見 やすい 位 置 に 定 格 荷 重 を 明 確 に 表 示 すること 3. 浸 水 対 策 立 坑 の 周 囲 には 周 辺 の 地 形 等 を 考 慮 した 雨 水 等 の 流 入 防 止 対 策 を 講 じる こと 安 衛 則 639 安 衛 則 519 クレーン 則 24 の2 安 衛 法 20,21 第 4 節 シ-ルド 工 事 1. 機 械 組 立 解 体 (1) シ-ルドの 構 成 各 部 の 重 量 及 び 装 備 重 量 を 明 確 に 把 握 し 輸 送 及 び 立 坑 内 組 立 作 業 が 安 全 かつ 迅 速 に 行 えるよう 検 討 すること (2) シ-ルドの 組 み 立 て 及 び 解 体 に 当 たっては 以 下 の 事 項 に 留 意 して 安 全 に 対 して 十 分 な 配 慮 を 行 うこと 1 爆 発 火 災 事 故 防 止 2 感 電 事 故 防 止 3 換 気 4 クレ-ン 作 業 玉 掛 け 作 業 による 事 故 防 止 2. 発 進 及 び 到 達 時 の 留 意 事 項 安 衛 法 20,21 安 衛 法 21,

306 地 下 水 位 が 高 い 場 合 における 発 進 立 坑 の 地 中 連 続 壁 の 取 り 壊 し 作 業 では 異 常 出 水 及 び 崩 壊 に 注 意 すること 3. 掘 進 管 理 (1) 掘 進 作 業 中 には 地 表 面 の 隆 起 や 沈 下 に 注 意 し 切 羽 の 安 定 を 損 なわな いよう 掘 進 と 排 土 量 の 管 理 を 行 うこと (2) シ-ルドの 掘 進 機 械 等 シ-ルド 機 械 の 運 転 には 専 任 者 を 定 めること (3) 軟 弱 地 盤 を 人 力 掘 削 により 掘 削 を 行 う 場 合 には 切 羽 に 監 視 員 をおくと ともに 作 業 指 揮 者 の 指 揮 のもとに 作 業 を 行 わせること (4) コントロ-ル 室 事 務 所 坑 口 及 び 坑 外 設 備 管 理 室 には 通 信 設 備 を 設 け ること (5) 先 堀 りは 原 則 として 行 わないこと 4.セグメント 組 み 立 て (1) セグメントは 重 量 があり また 足 場 も 悪 いので 十 分 注 意 して 作 業 を 行 うこと (2) セグメントの 組 立 ては シ-ルドの 推 進 後 速 やかにかつ 正 確 堅 固 に 組 立 てること 特 に シ-ル 材 やボルト 等 は 所 定 の 強 度 のものを 使 用 する こと 5. 裏 込 め 注 入 (1) 地 山 の 弛 みと 沈 下 を 防 止 するため 直 ちに 裏 込 め 注 入 を 行 うこと (2) 裏 込 め 注 入 に 際 しては 材 料 の 選 択 施 工 管 理 に 十 分 注 意 を 払 うこと 6. 二 次 覆 工 コンクリ-ト 二 次 覆 工 コンクリ-トについては 第 15 章 第 11 節 に 準 ずること 安 衛 法 20,21,26 第 5 節 推 進 工 事 1. 管 材 推 進 用 管 材 は その 使 用 目 的 に 十 分 耐 え 得 る 強 度 を 有 するものを 使 用 する こと 2. 推 進 台 推 進 台 は 立 坑 の 基 礎 コンクリ-トの 上 に 正 確 かつ 堅 固 に 据 え 付 けるこ と 3. 推 進 管 理 (1) 第 16 章 第 4 節 3に 準 ずること (2) ジャッキは 推 進 管 に 対 して 均 等 な 推 力 を 与 えるよう 伸 長 軸 と 管 の 推 進 方 向 とを 一 致 させて 据 え 付 けること (3) 刃 口 推 進 工 法 では 刃 口 の 破 損 変 形 の 有 無 を 確 かめ 推 進 管 の 先 端 に 正 しく 取 り 付 けること (4) 掘 進 作 業 は 地 山 の 土 質 及 び 推 進 距 離 に 応 じ 切 羽 の 安 定 推 進 管 支 圧 壁 等 の 保 護 を 図 り 管 の 蛇 行 がないように 施 工 すること 4. 掘 削 土 の 搬 出 安 衛 法

307 掘 削 土 の 搬 出 に 当 たっては 作 業 員 の 安 全 を 確 保 し かつ 円 滑 な 搬 出 がで きるように 計 画 すること 5. 滑 材 注 入 滑 材 の 注 入 は 掘 進 に 最 も 適 した 滑 材 を 用 い 適 切 な 注 入 圧 で 全 周 に 行 き 渡 るよう 注 入 すること 6. 裏 込 め 注 入 裏 込 め 注 入 は 掘 進 到 達 後 早 い 時 期 に 適 切 な 配 合 及 び 注 入 圧 で 注 入 するこ と

308 第 17 章 河 川 及 び 海 岸 工 事 第 1 節 一 般 事 項 1. 適 用 本 章 は 主 に 水 辺 水 上 水 中 等 での 作 業 作 業 船 台 船 作 業 等 に 適 用 す る 道 路 工 事 橋 梁 下 部 工 事 等 で 上 記 の 作 業 環 境 作 業 方 法 で 行 う 場 合 は 本 章 に 準 じること 2. 工 事 内 容 の 把 握 (1) 第 5 章 第 1 節 1.2に 準 じること (2) 河 川 及 び 海 岸 工 事 は 陸 上 の 一 般 工 事 と 異 なり 特 有 な 種 々の 制 約 があ り しかも その 全 ての 条 件 を 満 足 させなければ 工 事 の 目 的 を 達 成 するこ とが 難 しい このことを 十 分 認 識 して 工 事 内 容 を 把 握 すること 3. 事 前 調 査 における 共 通 事 項 第 1 章 第 2 節 に 準 じること 4. 事 前 調 査 における 留 意 事 項 河 川 及 び 海 岸 工 事 を 安 全 に 実 施 するため 次 の 事 項 について 調 査 を 行 い 施 工 方 法 の 決 定 に 役 立 たせること 1 上 流 域 の 降 雨 量 と 水 位 流 量 の 状 況 及 びダムの 状 況 2 水 深 地 形 地 質 状 況 3 海 象 気 象 の 地 域 特 性 4 水 上 海 上 交 通 路 航 路 作 業 区 域 の 交 通 実 態 5 沈 船 等 の 障 害 物 の 有 無 6 通 信 ケ-ブル 電 力 ケ-ブル ガス 管 水 道 管 等 の 埋 設 物 の 有 無 7 架 空 線 架 橋 の 高 さ 及 び 付 近 の 施 設 の 状 況 8 漁 礁 及 び 漁 業 施 設 定 置 錨 等 の 有 無 9 漁 業 権 鉱 業 権 の 実 態 10 発 生 のおそれのある 公 害 の 内 容 11 資 材 人 員 等 の 輸 送 に 関 する 現 況 能 力 12 避 泊 地 仮 泊 地 の 安 全 13 関 係 監 督 官 庁 医 療 防 災 機 関 などとの 協 議 その 他 必 要 事 項 5. 施 工 計 画 における 共 通 事 項 第 1 章 第 3 節 に 準 じること 6. 施 工 計 画 における 留 意 事 項 (1) 仮 設 締 切 工 を 設 置 する 場 合 は その 設 計 限 界 が 現 場 において 認 識 できる ような 構 造 等 を 考 慮 すること (2) 構 造 限 界 について 工 事 関 係 者 に 周 知 するとともに 非 常 時 の 避 難 体 制 安 衛 則 638の3 安 衛 則 642の

309 等 の 方 法 を 定 めておくこと (3) 使 用 する 船 舶 及 び 機 械 器 具 等 は 作 業 区 域 の 状 況 及 び 自 然 条 件 に 見 合 っ た 適 正 能 力 を 有 するものであること 7. 現 場 管 理 (1) 第 1 章 4 節 第 2 章 10 節 に 準 じること (2) 河 川 又 は 海 岸 工 事 においては 出 水 暴 風 雨 波 浪 等 の 対 策 を 立 てると ともに 水 位 潮 位 の 観 測 を 日 頃 から 実 施 し 工 事 を 行 うこと (3) 出 水 暴 風 雨 波 浪 等 の 際 には 避 難 又 は 公 衆 災 害 防 止 の 処 置 を 講 じる こと (4) 避 難 場 所 方 法 設 備 等 は あらかじめ 検 討 し 準 備 しておくこと (5) 救 命 具 ( 救 命 胴 衣 救 命 ブイ) ロ-プ 等 を 適 当 な 場 所 に 備 えさせるこ と また 必 要 と 思 われる 箇 所 には 救 命 艇 を 配 置 すること (6) 水 中 作 業 では 単 独 作 業 をさせず 監 視 員 をおくこと (7) 夜 間 作 業 では 特 に 照 明 に 注 意 し 必 要 に 応 じ 監 視 員 を 増 やすこと また 作 業 指 揮 者 は 常 に 懐 中 電 灯 を 携 帯 すること 安 衛 法 20 安 衛 法 25 安 衛 法 23 安 衛 則 532 安 衛 法 21 安 衛 法 23 第 2 節 水 辺 及 び 水 上 作 業 1. 仮 締 切 工 (1) 第 5 章 第 3 節 に 準 じること (2) 火 打 梁 を 用 いた 構 造 とする 締 切 の 場 合 は 特 に 滑 りが 起 こらないように し 常 に 点 検 を 怠 らないこと 2. 堤 防 等 の 維 持 修 繕 (1) 堤 防 等 の 維 持 修 繕 等 を 行 う 際 には 水 位 流 速 及 び 堤 内 外 の 状 況 等 の 確 認 を 行 った 上 で 作 業 をすること (2) 草 刈 り 作 業 では 堤 防 の 勾 配 使 用 する 機 械 の 能 力 作 業 員 の 配 置 河 川 距 離 標 障 害 物 の 有 無 等 確 認 すること 3. 安 全 注 意 等 (1) 河 川 を 歩 いて 横 切 るときは あらかじめ 安 全 な 渡 河 地 点 を 選 び 必 要 に 応 じて 救 命 具 又 は 命 綱 を 着 用 させ 特 に 監 視 を 厳 重 にすること (2) 船 を 使 用 するときは 定 員 を 超 えた 乗 船 又 は 定 量 以 上 の 積 荷 をさせな いこと また 浮 袋 その 他 の 救 命 具 を 備 えること (3) 船 を 止 めておくときは 錨 を 下 ろすか 又 はロ-プでつないでおくこと (4) 船 の 荷 の 積 卸 しをするときは 船 倉 甲 板 桟 橋 及 び 船 と 桟 橋 の 間 等 の 通 路 を 整 備 しておくこと (5) 水 中 への 転 落 のおそれのあるときは 作 業 用 救 命 衣 を 着 用 させること 4. 非 常 時 の 対 策 (1) 鉄 砲 水 が 起 こるおそれのある 河 川 では 特 に 出 水 に 対 しての 避 難 対 策 を 安 衛 則 531 安 衛 則

310 講 じておくこと (2) 非 常 時 に 備 えて 水 防 資 材 や 警 報 装 置 の 準 備 をしておくこと (3) 上 流 側 にダム 等 のある 河 川 工 事 では ダムの 放 流 等 に 対 する 対 策 を 講 じ ておくこと 第 3 節 潜 水 作 業 1. 送 気 設 備 (1) 予 想 される 潜 水 深 度 に 対 して 十 分 な 送 気 設 備 を 準 備 すること (2) 手 押 しポンプでは 潜 水 深 度 に 応 じて テコを 押 す 速 度 を 変 えること (3) コンプレッサ-を 使 う 場 合 は 予 備 空 気 槽 の 空 気 圧 力 が 十 分 であり コ ンプレッサ-が 完 全 に 作 動 していること また 監 視 員 は 流 量 計 でその 水 深 の 圧 力 下 における 規 定 の 送 気 量 を 確 保 すること (4) 潜 水 用 器 材 ポンプ コンプレッサ- 等 は 十 分 安 全 な 場 所 に 設 置 し 付 近 で 発 破 作 業 を 行 うことがあるときは 堅 固 な 防 護 設 備 を 設 けること 2. 救 急 設 備 救 急 処 置 を 行 うために 必 要 な 再 圧 室 を 備 えるか 又 は 利 用 できるような 措 置 を 講 じること 3. 潜 水 方 法 (1) 作 業 の 内 容 作 業 環 境 潜 水 時 間 等 に 最 も 適 した 潜 水 種 別 を 選 択 するこ と (2) 潜 降 浮 上 は 底 に 固 定 した 下 り 綱 を 伝 わって 行 うこと 4. 連 絡 方 法 ヘルメット 又 はマスク 式 潜 水 器 を 使 うときは 潜 水 士 は 水 中 電 話 又 は 腰 に 付 けた 信 号 索 で 連 絡 員 と 常 に 連 絡 を 取 ること 5. 監 視 (1) 潜 水 作 業 中 は 同 作 業 船 上 に 所 定 の 標 識 を 掲 げるほか 現 場 付 近 を 示 す 標 識 を 掲 げ 専 任 の 監 視 員 を 配 置 すること (2) 潜 水 士 2 人 以 下 ごとに1 人 の 連 絡 員 を 付 けること 6. 吹 き 上 げ 防 止 (1) 身 体 を 横 にするときは 排 気 弁 により 排 気 量 を 調 節 して 服 を 膨 らませ ないようにすること (2) 排 気 弁 や 安 全 弁 の 作 動 を 確 認 すること (3) 潜 水 士 を 引 きずらないよう 船 をしっかり 止 めておくこと 7. 窒 素 酔 い 防 止 (1) 深 海 で 作 業 をする 場 合 は 訓 練 によって 窒 素 酔 いに 対 する 抵 抗 力 を 付 け ること (2) 潜 水 器 内 に 炭 酸 ガスの 蓄 積 が 起 こらないよう 送 気 を 十 分 にすること (3) 呼 吸 管 を 口 でくわえるアクアラングの 様 な 潜 水 器 を 使 う 場 合 は 潜 水 作 業 員 に 異 常 がないか 監 視 すること 高 圧 則 8 高 圧 則 28 高 圧 則 8,9,28 高 圧 則 42 高 圧 則 33 高 圧 則 37 海 衝 法 27 高 圧 則 36 高 圧 則 28 高 圧 則

311 8. 炭 酸 ガス 等 による 中 毒 防 止 (1) ヘルメット 式 又 はマスク 式 潜 水 器 では 水 深 に 係 わらず 常 に 規 定 の 送 気 量 以 上 の 空 気 が 潜 水 士 に 送 れるように 監 視 すること (2) 送 気 用 ポンプの 空 気 取 入 口 は エンジンの 排 気 その 他 有 害 ガスの 入 らな いよう 風 向 きを 考 慮 して 設 けること (3) 送 風 する 空 気 は 必 ず 浄 化 装 置 を 通 したものとすること 9. 酸 素 中 毒 防 止 (1) 潜 水 には 純 酸 素 を 使 用 しないこと (2) 高 気 圧 下 の 滞 在 時 間 は 規 定 を 厳 守 すること (3) ヘリウム 酸 素 潜 水 では 深 度 に 応 じて 酸 素 混 合 比 を 常 に 変 えること 10. 確 認 点 検 事 項 (1) 潜 水 士 免 許 を 有 する 者 に 作 業 させること (2) 潜 水 する 前 に 逆 止 弁 排 気 弁 等 が 確 実 に 作 動 することを 確 かめること 高 圧 則 9 高 圧 則 35 高 圧 則 12 高 圧 則 34 第 4 節 作 業 船 及 び 台 船 作 業 1. 人 員 の 水 上 輸 送 (1) 船 舶 職 員 として 資 格 を 有 する 海 技 従 事 者 を 乗 り 組 ませること (2) 予 想 される 輸 送 人 員 気 象 海 象 その 他 の 条 件 に 対 して 余 裕 のある 大 き さで 十 分 な 強 度 を 有 し 最 大 潮 流 の 速 さよりも 速 い 速 度 安 全 性 のある 通 船 を 選 定 すること (3) 通 船 に 必 要 な 救 命 浮 環 その 他 の 施 設 及 び 属 具 を 備 えること (4) 乗 船 者 心 得 を 船 内 の 見 やすい 場 所 に 掲 示 すること (5) 船 長 は 輸 送 人 員 数 が 多 い 場 合 でも 定 員 を 守 ること (6) その 他 の 航 海 に 関 する 法 規 を 遵 守 し 安 全 に 運 航 すること 2. 運 航 回 航 曳 航 作 業 (1) 作 業 船 等 を 自 航 又 は 曳 航 により 運 航 回 航 するときは 当 該 作 業 船 等 の 安 全 を 確 保 することは 勿 論 のこと 付 近 の 一 般 船 舶 又 は 漁 業 施 設 等 に 対 す る 危 険 防 止 に 留 意 すること (2) 回 航 曳 航 作 業 に 当 たっては 法 規 に 定 められた 形 象 物 灯 火 航 法 及 び 信 号 等 を 守 り 適 切 な 操 船 厳 格 な 見 張 りを 励 行 し 安 全 に 運 航 するこ と (3) 曳 航 は 昼 間 行 うことを 原 則 とし 潮 流 が 逆 流 の 時 間 帯 は 潮 待 ちをし 順 流 憩 流 時 に 通 過 するよう 計 画 すること (4) 航 程 が 長 いときは あらかじめ 仮 泊 地 を 定 めるとともに 避 難 港 を 準 備 しておくこと (5) 緊 急 事 態 発 生 時 の 措 置 要 領 を 定 めておくこと 3. 出 入 港 係 留 作 業 (1) 出 入 港 時 には 法 定 の 信 号 旗 を 掲 揚 すること (2) 出 港 船 があるときは 同 船 の 出 港 を 優 先 させること 船 職 法 18 安 衛 則 531 海 衝 法 20,24 港 則 法 18 の 3,

312 (3) 作 業 を 開 始 する 前 に 揚 錨 機 の 作 動 状 態 索 具 類 を 点 検 すること (4) 投 錨 前 に 錨 鎖 庫 内 及 び 錨 又 は 錨 鎖 の 落 下 する 水 面 付 近 に 人 がいないこ とを 確 認 すること (5) 係 留 作 業 従 事 者 には 保 護 具 作 業 用 救 命 衣 その 他 必 要 な 保 護 具 を 使 用 させること (6) 揚 錨 機 等 の 作 動 又 は 錨 鎖 索 具 の 走 行 を 人 力 で 調 整 する 従 事 者 の 服 装 は 袖 口 上 衣 の 裾 等 を 締 め 付 けるなどして 巻 き 込 まれるおそれのない ようにすること 4. 荷 役 作 業 (1) 貨 物 船 に 装 備 された 揚 貨 装 置 非 自 航 クレ-ン 船 のクレ-ン 岸 壁 桟 橋 海 上 足 場 上 に 設 置 したクレ-ン 又 は 作 業 船 及 び 台 船 に 搭 載 した 移 動 式 クレ-ン 等 の 運 転 の 業 務 は 有 資 格 者 以 外 の 者 に 行 わせないこと (2) 貨 物 船 の 荷 役 作 業 を 行 う 場 合 は 船 内 荷 役 作 業 主 任 者 を 配 置 すること (3) 船 舶 に 装 備 した 揚 貨 装 置 等 及 びクレ-ン 船 は 風 浪 による 船 体 動 揺 のた め 吊 り 荷 に 動 荷 重 が 作 用 するので 能 力 に 十 分 余 裕 のあるものを 選 定 し 使 用 すること (4) 岸 壁 桟 橋 海 上 作 業 足 場 等 に 設 置 するクレ-ン 等 は 十 分 な 能 力 があ り かつ 検 査 に 合 格 したものを 選 定 し 使 用 すること (5) 港 湾 荷 役 作 業 を 行 うときは 当 該 作 業 を 安 全 に 行 うため 必 要 な 照 度 を 保 持 すること 5. 舷 外 作 業 (1) 舷 外 作 業 の 作 業 員 は 安 全 帯 又 は 作 業 用 救 命 衣 を 着 用 し 作 業 を 行 うこ と (2) 安 全 な 昇 降 用 具 を 使 用 し 付 近 には 救 命 浮 環 等 を 用 意 しておくこと (3) 監 視 員 は 適 当 な 場 所 に 配 置 し 舷 外 の 作 業 員 との 連 絡 を 行 うこと (4) 次 ぎの 場 合 には 舷 外 作 業 を 中 止 すること 1 船 体 が 動 揺 又 は 風 速 が 著 しく 大 きい 場 合 2 強 風 大 雨 大 雪 等 の 悪 天 候 で 危 険 のおそれのある 場 合 6. 浚 渫 掘 削 作 業 (1) 浚 渫 船 の 操 船 浚 渫 作 業 及 び 準 備 作 業 船 体 の 点 検 整 備 は 船 長 の 直 接 の 指 揮 により 行 い 安 全 で 確 実 な 作 業 を 行 うこと (2) あらかじめ 作 業 場 所 付 近 の 調 査 を 行 い 避 泊 地 及 び 非 常 用 係 船 設 備 を 準 備 しておくこと (3) 試 運 転 は あらかじめ 機 械 装 置 の 状 態 を 確 認 し 可 動 部 の 給 油 等 を 完 了 してから 警 報 船 内 放 送 等 で 周 知 した 後 行 うこと 特 にグラブの 旋 回 範 囲 内 の 退 避 を 確 認 すること (4) 浚 渫 作 業 中 の 通 行 船 舶 に 対 しては 作 業 員 は 十 分 な 注 意 を 払 い 他 の 船 舶 の 安 全 を 図 ること (5) 修 理 又 は 準 備 中 に 作 業 員 の 交 代 を 行 うときは 作 業 計 画 の 説 明 段 取 り 及 び 進 行 状 況 作 業 中 の 監 視 の 要 点 送 電 禁 止 区 域 の 説 明 等 の 引 き 継 ぎ 事 船 安 衛 則 56 船 安 衛 則 28 クレーン 則 68 安 衛 則 41 安 衛 則 450 安 衛 則 454 船 安 衛 則 16,52 船 安 衛 則 52 船 安 衛 則 52 船 安 衛 則

313 項 を 交 代 者 全 員 に 徹 底 すること (6) 作 業 のため 電 路 の 開 閉 を 行 う 場 合 には 受 電 設 備 側 と 電 話 その 他 によ り 確 実 に 連 絡 し 作 業 員 側 の 了 解 のもとに 操 作 を 行 うこと (7) 高 圧 ケ-ブル 埋 設 箇 所 又 は 高 圧 受 電 設 備 箇 所 には 危 険 区 域 の 標 示 ( 埋 設 ケ-ブルの 位 置 は 明 確 に 標 示 する ) 及 び 保 護 柵 等 を 設 け 埋 設 ケ-ブル の 位 置 は 明 確 に 標 示 すること (8) 作 業 のため 連 絡 用 電 話 の 架 線 を 高 圧 架 空 線 路 に 添 架 する 場 合 は 引 込 口 に 必 ず 保 安 器 を 設 置 すること (9) 操 船 に 要 する 諸 設 備 の 他 に 非 常 用 設 備 備 品 として 下 記 のものを 備 え ておくこと 1 発 電 機 (ウインチモ-タが 使 用 できる 容 量 を 有 するもの ) 2 排 水 ポンプ 3 救 命 浮 環 又 は 救 命 胴 衣 4 非 常 用 錨 ( 船 体 に 応 じた 重 量 ) 5 非 常 用 係 船 ロ-プ( 船 体 に 応 じた 寸 法 のもの) 6 信 号 旗 簡 易 無 線 機 7. 埋 立 作 業 (1) ポンプ 船 から 埋 立 用 材 を 埋 立 地 に 排 送 するときには ポンプ 船 及 び 埋 立 地 の 責 任 者 等 は 連 絡 を 密 にし あらかじめ 放 水 口 付 近 の 作 業 員 の 退 避 を 確 かめてから 排 送 を 始 めること (2) 巡 回 切 替 えバルブ 操 作 等 の 作 業 に 従 事 する 者 は トランシ-バ- 警 笛 携 帯 灯 火 及 び 作 業 用 具 を 携 行 すること また 夜 間 荒 天 時 には 必 ず 2 名 以 上 の 構 成 で 行 動 すること 8. 地 盤 改 良 作 業 (1) 作 業 船 は 杭 の 長 さ 数 量 作 業 船 の 能 力 を 検 討 して 選 定 すること (2) 敷 砂 区 域 を 浮 標 灯 などで 明 示 し 敷 砂 作 業 中 は 潜 水 士 や 他 船 等 の 立 入 りを 禁 止 すること (3) 作 業 中 は 機 械 の 振 動 異 常 音 ボルトの 弛 み 資 材 の 歯 止 めの 状 態 等 に 随 時 留 意 すること (4) 高 所 作 業 及 び 動 揺 時 の 作 業 では 安 全 帯 を 使 用 すること (5) 作 業 船 の 積 み 荷 可 動 物 ブ-ム 等 は 船 体 の 動 揺 により 移 動 しないよ うにくさび 等 で 歯 止 めを 行 い ロ-プ 類 で 固 定 する (6) 打 ち 込 みが 終 了 し 次 ぎの 地 点 へ 作 業 船 を 移 動 するときは ケ-シング やフロットが 完 全 に 海 底 から 離 れて 引 き 上 げられたことを 確 認 すること 9. 杭 打 作 業 (1) 杭 打 船 は 杭 の 寸 法 重 量 数 量 打 込 み 地 盤 の 地 質 水 深 を 検 討 して 選 定 すること (2) 作 業 打 合 せ 等 では 作 業 方 法 及 び 内 容 合 図 連 絡 方 法 を 打 合 せ その 徹 底 を 図 ること また 安 全 標 識 の 掲 示 危 険 箇 所 に 対 する 柵 その 他 の 立 入 禁 止 設 備 を 設 けること 安 衛 則

314 (3) 杭 打 船 は 所 定 の 場 所 に 確 実 に 係 留 し アンカ-ロ-プ 等 が 他 の 船 舶 の 障 害 とならないように 標 識 等 を 掲 げること (4) 近 接 した 埋 設 ガス 管 地 中 電 線 等 は 管 理 者 側 の 立 会 者 と 位 置 の 確 認 を 行 うこと (5) 杭 運 搬 船 上 の 杭 は 移 動 荷 崩 れを 防 止 するために 固 定 すること (6) 気 象 海 象 が 悪 化 し 杭 打 作 業 が 困 難 になった 場 合 は 作 業 責 任 者 は 作 業 を 中 止 すること 10. 水 中 発 破 作 業 (1) 発 破 予 定 日 発 破 時 間 帯 及 び 危 険 水 域 などは 水 路 通 報 航 行 警 報 港 長 公 示 等 により 事 前 に 広 報 を 行 うこと (2) 警 戒 船 は マスト 等 の 見 やすい 位 置 に 発 破 開 始 の 警 戒 標 識 を 掲 げ 危 険 水 域 から 潜 水 作 業 員 漁 船 遊 泳 者 及 び 船 舶 を 早 期 に 退 去 させること (3) 火 薬 類 積 載 船 には 見 やすい 場 所 に 昼 間 は 赤 旗 夜 間 は 赤 灯 を 掲 げるこ と (4) 船 舶 への 積 載 及 び 輸 送 においては 積 荷 場 所 は 操 船 室 居 住 室 等 から 離 れた 場 所 を 選 定 し 消 防 設 備 を 準 備 しておくとともに 他 の 貨 物 と 同 時 に 荷 役 しないこと 11.コンクリ-ト 打 設 作 業 (1) コンクリ-トプラント 船 モルタルプラント 船 等 は 常 に 良 好 な 状 態 に 整 備 しておくこと (2) ミキサ- 車 を 台 船 で 運 搬 するときは 堅 固 な 積 載 用 足 場 を 設 置 し ミキ サ- 車 にはブレ-キをかけ 歯 止 めを 行 うこと (3) 運 搬 船 は 積 載 量 に 余 裕 のあるものを 用 い 投 入 時 の 船 体 傾 斜 等 による 事 故 防 止 を 図 ること (4) 打 設 中 は 気 象 海 象 の 変 化 の 把 握 に 努 め 水 中 への 打 設 方 法 の 作 業 限 界 との 対 比 を 行 い 安 全 性 を 確 認 すること (5) 突 風 又 は 高 波 の 発 生 により 型 枠 支 保 工 に 異 常 が 認 められたときには 直 ちに 作 業 を 中 止 すること 安 衛 則 194 危 船 則 5の7 危 船 則 22の 11,30 安 衛 則

315 第 18 章 ダム 工 事 第 1 節 一 般 事 項 1. 工 事 内 容 第 5 章 第 1 節 1.2に 準 じること 2. 事 前 調 査 における 共 通 事 項 第 1 章 第 2 節 に 準 じること 3. 事 前 調 査 における 留 意 事 項 (1) 地 形 地 質 河 川 渓 谷 の 流 況 気 象 動 植 物 水 質 等 を 調 査 すること (2) 資 材 人 員 などの 輸 送 に 関 する 現 況 能 力 及 び 周 辺 環 境 等 を 調 査 するこ と (3) 動 力 電 源 などを 調 査 すること (4) 仮 建 物 仮 設 備 などを 設 ける 場 所 の 地 形 地 質 気 象 条 件 等 を 調 査 する こと また 仮 建 物 仮 設 備 などを 設 ける 場 所 の 用 地 用 水 の 取 得 の 難 易 度 を 調 査 すること (5) 工 事 現 場 と 隣 接 集 落 との 位 置 関 係 距 離 交 通 通 信 関 係 騒 音 振 動 等 を 調 査 すること (6) 警 察 医 療 防 災 機 関 などの 位 置 を 確 認 すること (7) 人 家 連 担 区 域 の 通 勤 車 や 連 絡 車 の 通 行 は 独 自 の 走 行 速 度 やその 他 のル -ルを 定 めるなどして 交 通 事 故 防 止 を 図 ること (8) その 他 防 災 上 に 必 要 な 事 項 を 調 査 すること 4. 施 工 計 画 における 共 通 事 項 第 1 章 第 3 節 に 準 じること 5. 施 工 計 画 における 一 般 的 留 意 事 項 (1) 原 石 採 取 の 計 画 は 盛 立 工 程 アプロ-チ 道 路 運 搬 道 路 ベンチ 高 採 取 方 向 周 辺 の 保 安 距 離 などを 十 分 検 討 した 上 で 安 全 に 施 工 できる 工 法 及 び 機 種 を 選 定 すること (2) 現 場 内 の 施 設 間 は 相 互 に 確 実 な 連 絡 体 制 を 確 保 すること 特 に 緊 急 を 要 する 連 絡 が 発 生 しやすい 所 及 び 現 場 が 常 に 移 動 する 所 については ト ランシ-バ- 等 を 用 い 緊 急 連 絡 網 を 常 時 確 保 しておくこと (3) 現 場 全 体 に 周 知 徹 底 が 図 れるようにスピ-カ- サイレン 等 の 装 置 を 常 備 すること また 商 用 電 源 が 切 断 された 場 合 でも 機 能 するように 補 助 電 源 を 確 保 すること (4) 一 般 道 及 び 工 事 用 道 路 等 の 必 要 な 箇 所 には 監 視 員 等 を 配 置 すること (5) フィルタイプダムやRCD 工 法 のダム 等 の 場 合 は 重 機 が 輻 輳 すること から 誘 導 員 は 適 切 に 配 置 すること 6.コンクリ-トダム 工 事 の 留 意 事 項 安 衛 則 355 安 衛 則 29の2 安 衛 則 339,400 安 衛 則

316 (1) 地 形 が 極 端 に 急 峻 な 場 所 で コンクリ-ト 混 合 設 備 や 運 搬 設 備 などを 配 置 する 際 は セメント 骨 材 の 運 搬 距 離 設 備 の 組 立 解 体 の 難 易 度 を 総 合 的 に 考 慮 し 安 全 施 工 に 配 慮 した 配 置 とすること (2) 型 枠 は 著 しい 損 傷 変 形 等 がないものを 使 用 し 安 全 に 組 立 解 体 が 可 能 な 構 造 とすること 7.フィルタイプダム 工 事 の 留 意 事 項 (1) フィルタイプダムの 盛 立 材 の 運 搬 道 路 は ダンプトラックの 機 種 選 定 に 併 せて 一 方 通 行 方 式 か 離 合 方 式 かを 定 めた 上 で 適 切 な 曲 線 半 径 縦 断 勾 配 幅 員 路 面 状 態 を 決 めること (2) 道 路 幅 員 は 使 用 機 種 の 車 幅 と 運 転 者 の 離 合 時 の 感 覚 を 参 考 として 十 分 安 全 な 幅 員 とすること 安 衛 則 239 安 衛 則 151 の 3 第 2 節 基 礎 掘 削 工 1. 現 場 管 理 及 び 建 設 機 械 の 運 用 第 2 章 第 10 節 及 び 第 4 章 第 2 節 に 準 じること 2. 大 型 重 機 械 に 関 する 留 意 事 項 (1) 重 機 械 の 搬 入 搬 出 については 道 路 管 理 者 の 了 解 のもとに 必 要 に 応 じて 解 体 し 誘 導 車 による 先 導 のもとに 搬 入 搬 出 を 行 うこと (2) 重 機 械 は 急 傾 斜 地 において 作 業 することが 多 いので 誘 導 員 の 指 示 に より 運 行 し 滑 動 転 倒 を 防 止 すること (3) 作 業 員 と 他 の 機 械 類 とが 競 合 して 作 業 することが 多 いので 使 用 機 械 に 関 する 安 全 留 意 事 項 の 周 知 徹 底 を 図 ること 3. 上 下 作 業 車 両 の 通 行 する 上 部 で 掘 削 を 行 う 場 合 は 落 石 防 止 設 備 を 設 置 し 必 要 に 応 じて 監 視 員 を 配 置 すること 4. 発 破 作 業 (1) 第 7 章 第 5 節 に 準 じること (2) 遅 速 爆 薬 や 静 的 破 砕 剤 を 採 用 する 場 合 は 取 扱 い 説 明 書 を 熟 知 した 上 で 作 業 を 行 い 暴 発 噴 出 事 故 のないように 留 意 すること 5. 法 面 掘 削 時 の 留 意 事 項 (1) 掘 削 面 は 特 に 十 分 な 勾 配 とすること (2) 岩 の 上 に 崖 錐 等 の 破 砕 物 が 載 っている 場 合 には あらかじめその 処 理 を 十 分 に 行 っておくこと (3) 岩 石 が 逆 目 の 場 合 は オ-バ-ハングに 留 意 して 掘 削 作 業 を 行 うこと (4) 法 肩 上 部 の 出 水 法 面 の 湧 水 などは 崩 壊 の 原 因 となるので 排 水 処 理 を 行 ってから 作 業 を 進 めること (5) 浮 石 などはあらかじめ 取 除 き 弛 んだ 岩 などは ロックボルトによる 締 付 け モルタル 吹 付 け 金 網 を 堅 固 に 張 る 等 の 措 置 を 行 うこと (6) 長 大 法 面 の 崩 壊 滑 りのおそれのある 法 面 は 動 態 観 測 立 入 禁 止 など 安 衛 則 151 の 12,161 安 衛 則 157 安 衛 則 642の3 安 衛 法 21 安 衛 則 537,538 安 衛 則 29 の2 安 衛 則 356,361 安 衛 則 358 安 衛 則 361 安 衛 則

317 の 適 切 な 措 置 を 講 じるとともに 必 要 に 応 じて 押 え 盛 土 等 の 処 置 を 講 じる こと 6. 仕 上 げ 掘 削 人 力 による 仕 上 げ 掘 削 は 保 護 眼 鏡 や 防 塵 マスクなどの 保 護 具 を 着 装 して 作 業 を 行 うこと 7. 岩 盤 清 掃 高 圧 水 やエアーを 使 用 する 岩 盤 清 掃 は 保 護 眼 鏡 や 防 塵 マスクを 着 装 して 行 い 作 業 周 辺 は 立 入 禁 止 とすること 8. 高 圧 管 の 設 置 給 水 管 給 気 管 などの 設 置 場 所 は 設 置 撤 去 及 び 維 持 補 修 に 適 した 地 形 の 所 を 選 び 設 置 後 は 標 示 するなどしてその 所 在 を 周 知 すること 9. 運 搬 道 路 の 形 状 (1) 場 内 運 搬 道 路 は 十 分 な 幅 員 勾 配 曲 線 を 確 保 すること 又 道 路 か らの 転 落 転 倒 防 止 対 策 として 必 要 に 応 じて 標 識 やガ-ドレ-ル 設 置 築 堤 等 を 行 うこと (2) 路 面 は 常 に 安 全 な 運 行 ができるように 維 持 するとともに 特 に 強 雨 後 は 点 検 補 修 を 行 ってから 運 行 すること 10. 土 捨 場 の 安 全 措 置 (1) 土 捨 場 は 法 肩 の 標 示 や 土 堤 の 設 置 により 運 搬 車 両 の 転 落 転 倒 等 に よる 事 故 防 止 処 置 を 行 うこと (2) 土 捨 場 や 崩 壊 のおそれがある 法 面 下 で 作 業 を 行 う 場 合 は 背 後 や 上 部 の 法 面 の 安 定 を 確 認 してから 作 業 を 行 うこと 安 衛 則 593 安 衛 則 593 安 衛 則 642 の3 安 衛 則 151 の 6 安 衛 則 151 の 6 第 3 節 基 礎 処 理 工 1.ボ-リング 作 業 (1) ウォ-タ-スイベルホ-スは 固 定 して 巻 き 込 まれ 事 故 を 防 止 するこ と (2) ロッドの 切 替 えは スピンドルの 回 転 が 停 止 したことを 確 認 してから 行 うこと (3) ロッドは 散 乱 させるようなことのないように 確 実 に 収 納 すること (4) 注 入 ホ-ス 計 器 ケ-ブル 等 は 極 力 1 箇 所 にまとめて 配 置 し 作 業 員 の 転 倒 防 止 を 図 ること 2. 注 入 作 業 (1) パイプやホ-スの 取 外 しは グラウトミルクの 残 圧 がゼロになったこと を 確 認 した 後 に 行 うこと (2) 注 入 範 囲 の 掘 削 法 面 に 設 置 する 大 規 模 足 場 は 使 用 する 資 機 材 作 業 員 などの 荷 重 に 耐 えうる 構 造 とするとともに 最 大 積 載 荷 重 の 標 示 を 行 うこ と (3) 足 場 上 からの 資 材 の 落 下 防 止 措 置 を 講 じること 安 衛 則 194 の3 安 衛 則 194 の2 安 衛 則 561,562 安 衛 則

318 (4) 足 場 には 安 全 な 通 路 を 設 け 標 示 を 行 い 通 路 上 には 資 機 材 を 置 かない こと (5) 足 場 上 における 機 械 の 移 動 は あらかじめ 定 めた 作 業 手 順 や 合 図 に 基 づ いて 行 うこと (6) 注 入 をコンクリ-トダム 堤 体 上 から 行 う 場 合 には あらかじめ 定 めた 作 業 手 順 に 基 づいて 行 い 必 要 に 応 じて 監 視 員 を 配 置 すること (7) 監 査 廊 内 の 急 勾 配 の 部 分 には 落 下 物 の 飛 来 防 止 設 備 を 設 けること (8) 監 査 廊 内 の 急 勾 配 部 におけるボ-リングマシンの 移 動 時 は 下 方 の 立 入 禁 止 措 置 を 取 ること 安 衛 則 552 安 衛 則 538 第 4 節 堤 体 コンクリ-ト 工 事 1.コンクリ-ト 関 連 作 業 (1) 作 業 は 作 業 指 揮 者 の 指 揮 に 基 づいて 行 うこと (2) 足 場 足 場 板 吊 りチェ-ン ワイヤロープなどの 足 場 部 材 は 適 宜 点 検 を 行 い 損 傷 のあるときは 修 理 してから 作 業 を 行 うこと (3) 高 所 における 不 安 定 な 姿 勢 による 作 業 では 安 全 帯 を 用 いること (4) 材 料 の 上 げ 下 ろし 時 には 作 業 員 を 吊 り 荷 の 下 に 立 入 らせないように し 危 険 な 場 所 には 監 視 員 を 配 置 して 作 業 を 行 うこと (5) 玉 掛 けワイヤは 使 用 前 に 点 検 を 行 い 規 格 品 を 使 用 すること (6) 作 業 床 に 材 料 工 具 等 を 置 くときは 不 用 品 は 早 く 片 付 けること (7) 梯 子 桟 橋 などには 手 摺 囲 いを 設 け 床 の 端 には 落 下 物 を 止 める 幅 木 を 付 けること (8) 足 場 足 場 板 手 摺 通 路 などには 凍 結 による 転 倒 滑 落 等 の 防 止 を 図 る 措 置 を 講 じること (9) 不 要 のボルト 釘 鉄 線 などの 災 害 要 因 となるものは 常 に 取 り 除 いて おくこと 2.コンクリ-ト 運 搬 設 備 (1) コンクリ-ト 運 搬 設 備 用 具 は 常 に 点 検 して 損 傷 した 物 は 修 理 を 行 っ てから 使 用 すること (2) コンクリ-トの 積 替 え 作 業 等 において 付 近 に 作 業 員 の 配 置 が 必 要 な 場 合 は バケットが 静 止 した 後 作 業 を 行 うこと (3) バンカ- 線 における 台 車 又 はトランスファ-カ-の 運 行 には 十 分 留 意 すること 3.コンクリ-ト 打 設 作 業 (1) コンクリ-ト 面 の 清 掃 作 業 では 作 業 周 辺 への 立 入 禁 止 措 置 を 講 じるこ と (2) 先 行 ブロックの 壁 面 等 狭 い 作 業 場 所 でコンクリ-ト 打 設 作 業 を 行 う 場 合 は オペレ-タ- 誘 導 員 作 業 員 等 の 間 の 連 携 を 保 ち 挟 まれ 事 故 の ないよう 留 意 すること 安 衛 則 567,568 安 衛 則 537 クレーン 則 220 安 衛 則 537 安 衛 則 552 安 衛 則

319 4.クレ-ン 下 の 作 業 ケ-ブルクレ-ンによるコンクリ-ト 打 設 及 び 資 機 材 運 搬 作 業 を 行 う 場 合 は バケット 及 び 吊 り 荷 の 直 下 に 作 業 員 を 立 入 らせないこと 5.シュ-ト ロ-プの 支 持 力 シュ-トの 支 持 材 ロ-プ 等 は コンクリ-ト 作 業 員 等 の 荷 重 に 対 して 耐 える 強 度 のものとすること 6. 法 面 下 の 作 業 法 面 下 の 作 業 は 必 要 に 応 じて 地 山 の 崩 壊 土 石 の 落 下 に 対 する 防 護 措 置 を 講 じた 上 で 行 うこと 7. 材 料 の 搬 入 搬 出 型 枠 主 材 料 などの 現 場 搬 入 搬 出 を 行 う 場 合 は 荷 崩 れ 落 下 等 を 防 止 する 運 搬 方 法 を 採 り 荷 積 み 荷 降 ろし 時 の 安 全 にも 留 意 すること 8. 型 枠 作 業 型 枠 の 組 立 て 取 り 外 しなどの 作 業 は お 互 いに 合 図 をよく 確 認 した 上 で 行 うこと 9. 設 備 内 への 立 ち 入 り 第 9 章 第 4 節 1.に 準 じること 10. 設 備 等 の 修 理 (1) ミキサ- ベルトコンベヤなどの 修 理 整 備 などは 必 ず 運 転 を 停 止 し てから 行 うこと (2) 修 理 終 了 後 の 運 転 開 始 は 危 険 のないことを 確 認 してから 行 うこと 11.RCD 工 法 での 留 意 事 項 (1) 在 来 工 法 に 比 べて 堤 内 の 施 工 機 械 が 多 いことから 作 業 員 と 重 機 械 との 競 合 作 業 を 極 力 避 けること (2) 稼 働 していない 重 機 械 は 打 設 清 掃 等 の 作 業 の 死 角 とならによう 定 め られた 場 所 に 退 避 しておくこと (3) 重 機 械 には バックブザ- 後 退 灯 等 を 装 備 し 特 に 夜 間 打 設 作 業 時 の 危 害 防 止 措 置 を 講 じること (4) 型 枠 周 辺 通 廊 等 の 特 殊 部 分 は 人 力 施 工 との 競 合 作 業 となるため 極 力 並 行 作 業 を 避 け 必 要 に 応 じて 立 入 禁 止 措 置 を 行 うこと (5) ダンプトラック 等 は 運 搬 通 路 を 指 定 し 立 入 禁 止 措 置 を 講 じること (6) ダンプトラック 等 の 後 進 運 転 時 は 通 路 から 荷 卸 し 点 までは 誘 導 員 を 配 置 し 作 業 を 行 うこと (7) 運 転 者 と 誘 導 員 は 定 められた 合 図 に 基 づき 連 絡 を 取 り 合 うこと 特 に 夜 間 は 灯 火 等 による 合 図 を 行 うこと クレーン 則 29 安 衛 則 534 安 衛 則 107 安 衛 則 104 安 衛 法 20,21 安 衛 則 158 安 衛 則 158 安 衛 則 151の3 安 衛 則 151の6 安 衛 則 151 の 8 第 5 節 ダム 材 料 盛 立 工 事 (フィルタイプダム) 1. 共 通 事 項 第 7 章 第 4 節 に 準 じること

320 2.ストックパイル 作 業 コア 材 のストックパイルでは 法 肩 の 標 示 を 行 い 重 機 械 の 転 落 を 防 止 す るとともに 競 合 作 業 による 接 触 事 故 を 防 止 すること 3. 運 搬 道 路 (1) 第 6 章 第 2 節 に 準 じること (2) 運 搬 道 路 の 法 肩 には 必 要 に 応 じてガ-ドレ-ル 標 識 等 を 設 置 し 通 行 車 両 の 転 落 防 止 措 置 を 講 じること 4. 盛 立 面 での 輻 輳 作 業 ダム 盛 立 面 においては 多 数 の 重 機 械 が 稼 働 し 同 時 に 人 力 作 業 も 行 われ ているため 誘 導 員 の 配 置 危 険 範 囲 への 作 業 員 の 立 入 禁 止 措 置 等 を 講 じる こと 5. 盛 立 面 法 肩 での 作 業 盛 立 面 法 肩 での 作 業 は 誘 導 員 を 配 置 して 重 機 械 の 転 落 を 防 止 すること 6.コア 着 岩 部 (1) コア 着 岩 部 では 多 数 の 人 力 作 業 が 行 われているので 誘 導 員 を 配 置 し 重 機 械 の 誘 導 を 行 うこと (2) 必 要 に 応 じて 上 部 地 山 法 面 を 監 視 する 監 視 員 を 配 置 し 飛 来 落 下 によ る 事 故 を 防 止 すること 7. 盛 立 面 での 人 力 作 業 (1) 盛 立 面 での 品 質 管 理 試 験 を 行 う 場 合 は 作 業 中 である 旨 を 明 示 するこ と (2) 木 根 やオ-バ-サイズの 除 去 作 業 を 人 力 で 行 う 場 合 には 監 視 員 を 配 し 重 機 械 と 作 業 員 との 接 触 を 防 止 すること 8.チッピング (1) 監 査 廊 頂 部 やその 他 コンクリ-ト 壁 面 のチッピング 作 業 は 防 塵 眼 鏡 マスク 等 を 着 装 して 行 うこと (2) 作 業 員 に 対 する 振 動 障 害 の 予 防 に 留 意 すること 9.リップラップ (1) リップラップ 作 業 中 は 盛 立 面 及 びその 法 面 下 部 には 立 入 禁 止 区 域 を 設 けること (2) 重 機 械 と 人 力 との 同 時 作 業 を 行 う 場 合 には 監 視 員 を 配 置 すること 安 衛 則 158 安 衛 則 151 の 7 安 衛 則 151 の 6 安 衛 則 151 の 7 安 衛 則 593 安 衛 則

321 第 19 章 構 築 物 の 取 り 壊 し 工 事 第 1 節 一 般 事 項 1. 工 事 内 容 の 把 握 (1) 第 5 章 第 1 節 1.2.に 準 じること (2) 過 去 の 類 似 工 事 について 施 工 方 法 検 討 事 項 問 題 点 等 を 把 握 するこ と 2. 事 前 調 査 における 共 通 事 項 第 1 章 第 2 節 に 準 じること 3. 事 前 調 査 における 留 意 事 項 (1) 構 築 物 の 構 造 強 度 規 模 形 状 部 材 断 面 内 外 装 設 備 機 器 等 を 調 査 すること (2) 構 造 物 又 はその 部 材 の 破 損 損 耗 腐 食 老 朽 の 状 態 等 を 調 査 すること (3) 取 り 壊 し 構 造 物 の 周 辺 環 境 ( 地 形 地 質 周 辺 の 構 造 物 民 家 鉄 道 道 路 地 下 埋 設 物 等 制 約 条 件 )について 調 査 すること (4) 溶 接 溶 断 火 薬 その 他 の 火 気 使 用 の 可 否 の 確 認 をすること (5) 取 り 壊 し 中 の 構 造 変 化 による 構 築 物 自 体 への 影 響 を 考 慮 すること (6) 建 設 副 産 物 の 受 入 れ 場 所 再 利 用 のための 再 資 源 化 施 設 の 状 況 (コンク リ-ト アスファルトリサイクルプラント 保 有 業 者 プラント 処 理 能 力 等 ) 運 搬 ル-トの 調 査 を 行 うこと 4. 施 工 計 画 (1) 第 1 章 第 3 節 に 準 じること (2) 周 辺 構 造 物 周 辺 環 境 に 対 する 対 策 ( 粉 じん 騒 音 振 動 飛 石 地 下 埋 設 物 配 電 線 送 電 線 搬 出 入 路 等 )を 講 じること (3) 廃 棄 物 の 処 理 に 対 する 計 画 を 立 案 すること 5. 取 り 壊 し 工 事 における 現 場 管 理 (1) 第 1 章 第 4 節 第 2 章 第 10 節 に 準 じること (2) 器 具 工 具 等 を 上 げ 下 ろしする 際 は 吊 り 網 吊 り 袋 等 を 使 用 させるこ と (3) 第 三 者 への 危 害 を 防 止 するための 以 下 の 措 置 を 講 じること 1 堅 固 な 防 護 金 網 柵 等 の 措 置 2 倒 壊 制 御 のため 引 ワイヤ 等 の 措 置 及 び 倒 壊 時 の 合 図 の 確 認 3 部 材 落 下 防 止 支 保 工 及 び 防 爆 マット 等 の 設 置 4 危 険 箇 所 への 立 入 禁 止 措 置 及 び 明 示 (4) 火 気 及 びガス 等 を 使 用 する 場 合 には 消 火 器 等 を 準 備 した 上 で 付 近 に 影 響 を 及 ぼさないような 防 護 措 置 を 講 じること また 作 業 終 了 後 の 消 火 の 点 検 をすること 経 建 発 第 3(H5) 安 衛 則 517の 14 安 衛 則 517の 15 安 衛 則 517の 16 安 衛 則

322 第 2 節 取 り 壊 し 工 1. 圧 砕 機 鉄 骨 切 断 機 大 型 ブレ-カ-における 必 要 な 措 置 (1) 重 機 作 業 半 径 内 への 立 入 禁 止 措 置 を 講 じること (2) 重 機 足 元 の 安 定 を 確 認 すること (3) 騒 音 振 動 防 じんに 対 する 周 辺 への 影 響 に 配 慮 すること (4) ブレ-カの 運 転 は 有 資 格 者 によるものとし 責 任 者 から 指 示 された 者 以 外 は 運 転 しないこと 2. 転 倒 工 法 における 必 要 な 措 置 (1) 小 規 模 スパン 割 のもとで 施 工 すること (2) 自 立 安 定 及 び 施 工 制 御 のため 引 ワイヤ 等 を 設 置 すること (3) 計 画 に 合 った 足 元 縁 切 を 行 うこと (4) 作 業 前 に 一 定 の 合 図 を 定 め 周 知 徹 底 を 図 ること (5) 転 倒 作 業 は 必 ず 一 連 の 連 続 作 業 で 実 施 し その 日 中 に 終 了 させ 縁 切 した 状 態 で 放 置 しないこと 3.カッタ- 工 法 における 必 要 な 措 置 (1) 回 転 部 の 養 生 及 び 冷 却 水 の 確 保 を 行 うこと (2) 切 断 部 材 が 比 較 的 大 きくなるため クレ-ン 等 による 仮 吊 り 搬 出 が 必 要 となるので 第 4 章 第 5 節 第 6 章 の 留 意 事 項 を 確 実 に 遵 守 すること 4.ワイヤソ-イング 工 法 における 必 要 な 措 置 (1) ワイヤソ-に 弛 みが 生 じないよう 必 要 な 張 力 を 保 持 すること (2) ワイヤソ-の 損 耗 に 注 意 を 払 うこと (3) 防 護 カバ-を 確 実 に 設 置 すること 5.アブレッシブウォ-タ-ジェット 工 法 における 措 置 (1) 防 護 カバ-を 使 用 し 低 騒 音 化 を 図 ること (2) スラリ-を 処 理 すること 6. 爆 薬 等 を 使 用 した 取 り 壊 し 作 業 における 措 置 (1) 第 7 章 第 5 節 に 準 じること (2) 発 破 作 業 に 直 接 従 事 する 者 以 外 の 作 業 区 域 内 への 立 入 禁 止 措 置 を 講 じ ること (3) 発 破 終 了 後 は 不 発 の 有 無 などの 安 全 の 確 認 が 行 われるまで 発 破 作 業 範 囲 内 を 立 入 禁 止 にすること (4) 発 破 予 定 時 刻 退 避 方 法 退 避 場 所 点 火 の 合 図 等 は あらかじめ 作 業 員 に 周 知 徹 底 しておくこと (5) コンクリ-ト 破 砕 工 法 及 び 制 御 発 破 (ダイナマイト 工 法 )においては 十 分 な 効 果 を 期 待 するため 込 物 は 確 実 に 充 填 を 行 うこと (6) 飛 石 防 護 の 措 置 を 取 ること (7) 取 り 壊 し 条 件 に 適 した 薬 量 を 使 用 すること 7. 静 的 破 砕 剤 工 法 における 措 置 (1) 破 砕 剤 充 填 後 は 充 填 孔 からの 噴 出 に 留 意 すること 安 衛 則 158 安 衛 則 157 安 衛 令 20 安 衛 則 36 安 衛 則 320 火 取 則 53 安 衛 則 320 火 取 則

323 (2) 膨 張 圧 発 現 時 間 は 気 温 と 関 連 があるため 適 切 な 破 砕 剤 を 使 用 するこ と (3) 水 中 ( 海 中 )で 使 用 する 場 合 は 材 料 の 流 失 噴 出 に 対 する 安 定 性 充 填 方 法 及 び 水 中 環 境 への 影 響 に 十 分 配 慮 すること

324 Ⅱ. 水 質 汚 濁 にかかる 環 境 基 準 について 昭 和 46 年 12 月 28 日 環 境 庁 告 示 第 59 号 改 正 昭 49 環 告 63 昭 50 環 告 3 昭 57 環 告 41 環 告 140 昭 60 環 告 29 昭 61 環 告 1 平 3 環 告 78 平 5 環 告 16 環 告 65 平 7 環 告 17 平 10 環 告 15 平 11 環 告 14 平 12 環 告 22 平 15 環 告 123 平 20 環 告 40 平 21 環 告 78 平 23 環 告 94 平 24 環 告 84 環 告 127 平 25 環 告 30 平 26 環 告 39 環 告 126 公 害 対 策 基 本 法 ( 昭 和 42 年 法 律 第 132 号 ) 第 9 条 の 規 定 に 基 づく 水 質 汚 濁 に 係 る 環 境 基 準 を 次 のとおり 告 示 する 環 境 基 本 法 ( 平 成 5 年 法 律 第 91 号 ) 第 16 条 による 公 共 用 水 域 の 水 質 汚 濁 に 係 る 環 境 上 の 条 件 につき 人 の 健 康 を 保 護 し 及 び 生 活 環 境 ( 同 法 第 2 条 第 3 項 で 規 定 するものをいう 以 下 同 じ )を 保 全 するうえで 維 持 す ることが 望 ましい 基 準 ( 以 下 環 境 基 準 という )は 次 のとおりとする 第 1 環 境 基 準 公 共 用 水 域 の 水 質 汚 濁 に 係 る 環 境 基 準 は 人 の 健 康 の 保 護 および 生 活 環 境 の 保 全 に 関 し それぞれ 次 の とおりとする 1 人 の 健 康 の 保 護 に 関 する 環 境 基 準 人 の 健 康 の 保 護 に 関 する 環 境 基 準 は 全 公 共 用 水 域 につき 別 表 1の 項 目 の 欄 に 掲 げる 項 目 ごとに 同 表 の 基 準 値 の 欄 に 掲 げるとおりとする 2 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 環 境 基 準 (1) 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 環 境 基 準 は 各 公 共 用 水 域 につき 別 表 2の 水 域 類 型 の 欄 に 掲 げる 水 域 類 型 の うち 当 該 公 共 用 水 域 が 該 当 する 水 域 類 型 ごとに 同 表 の 基 準 値 の 欄 に 掲 げるとおりとする (2) 水 域 類 型 の 指 定 を 行 うに 当 たっては 次 に 掲 げる 事 項 によること ア 水 質 汚 濁 に 係 る 公 害 が 著 しくなっており 又 は 著 しくなるおそれのある 水 域 を 優 先 すること イ 当 該 水 域 における 水 質 汚 濁 の 状 況 水 質 汚 濁 源 の 立 地 状 況 等 を 勘 案 すること ウ 当 該 水 域 の 利 用 目 的 及 び 将 来 の 利 用 目 的 に 配 慮 すること エ 当 該 水 域 の 水 質 が 現 状 よりも 少 なくとも 悪 化 することを 許 容 することとならないように 配 慮 すること オ 目 標 達 成 のための 施 策 との 関 連 に 留 意 し 達 成 期 間 を 設 定 すること カ 対 象 水 域 が 2 以 上 の 都 道 府 県 の 区 域 に 属 する 公 共 用 水 域 ( 以 下 県 際 水 域 という )の 一 部 の 水 域 である ときは 水 域 類 型 の 指 定 は 当 該 県 際 水 域 に 関 し 関 係 都 道 府 県 知 事 が 行 う 水 域 類 型 の 指 定 と 原 則 として 同 一 の 日 付 けで 行 うこと 第 2 公 共 用 水 域 の 水 質 の 測 定 方 法 等 環 境 基 準 の 達 成 状 況 を 調 査 するため 公 共 用 水 域 の 水 質 の 測 定 を 行 なう 場 合 には 次 の 事 項 に 留 意 する こととする (1) 測 定 方 法 は 別 表 1および 別 表 2の 測 定 方 法 の 欄 に 掲 げるとおりとする この 場 合 においては 測 定 点 の 位 置 の 選 定 試 料 の 採 取 および 操 作 等 については 水 域 の 利 水 目 的 との 関 連 を 考 慮 しつつ 最 も 適 当 と 考 えられる 方 法 によるものとする

325 (2) 測 定 の 実 施 は 人 の 健 康 の 保 護 に 関 する 環 境 基 準 の 関 係 項 目 については 公 共 用 水 域 の 水 量 の 如 何 を 問 わずに 随 時 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 環 境 基 準 の 関 係 項 目 については 公 共 用 水 域 が 通 常 の 状 態 ( 河 川 に あっては 低 水 量 以 上 の 流 量 がある 場 合 湖 沼 にあっては 低 水 位 以 上 の 水 位 にある 場 合 等 をいうものとす る )の 下 にある 場 合 に それぞれ 適 宜 行 なうこととする (3) 測 定 結 果 に 基 づき 水 域 の 水 質 汚 濁 の 状 況 が 環 境 基 準 に 適 合 しているか 否 かを 判 断 する 場 合 には 水 域 の 特 性 を 考 慮 して 2ないし3 地 点 の 測 定 結 果 を 総 合 的 に 勘 案 するものとする 第 3 環 境 基 準 の 達 成 期 間 等 環 境 基 準 の 達 成 に 必 要 な 期 間 およびこの 期 間 が 長 期 間 である 場 合 の 措 置 は 次 のとおりとする 1 人 の 健 康 の 保 護 に 関 する 環 境 基 準 これについては 設 定 後 直 ちに 達 成 され 維 持 されるように 努 めるものとする 2 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 環 境 基 準 これについては 各 公 共 用 水 域 ごとに おおむね 次 の 区 分 により 施 策 の 推 進 とあいまちつつ 可 及 的 速 か にその 達 成 維 持 を 図 るものとする (1) 現 に 著 しい 人 口 集 中 大 規 模 な 工 業 開 発 等 が 進 行 している 地 域 に 係 る 水 域 で 著 しい 水 質 汚 濁 が 生 じている ものまたは 生 じつつあるものについては 5 年 以 内 に 達 成 することを 目 途 とする ただし これらの 水 域 のうち 水 質 汚 濁 が 極 めて 著 しいため 水 質 の 改 善 のための 施 策 を 総 合 的 に 講 じても この 期 間 内 における 達 成 が 困 難 と 考 えられる 水 域 については 当 面 暫 定 的 な 改 善 目 標 値 を 適 宜 設 定 することにより 段 階 的 に 当 該 水 域 の 水 質 の 改 善 を 図 りつつ 極 力 環 境 基 準 の 速 やかな 達 成 を 期 することとする (2) 水 質 汚 濁 防 止 を 図 る 必 要 のある 公 共 用 水 域 のうち (1)の 水 域 以 外 の 水 域 については 設 定 後 直 ちに 達 成 され 維 持 されるよう 水 質 汚 濁 の 防 止 に 努 めることとする 第 4 環 境 基 準 の 見 直 し 1 環 境 基 準 は 次 により 適 宜 改 訂 することとする (1) 科 学 的 な 判 断 の 向 上 に 伴 う 基 準 値 の 変 更 および 環 境 上 の 条 件 となる 項 目 の 追 加 等 (2) 水 質 汚 濁 の 状 況 水 質 汚 濁 源 の 事 情 等 の 変 化 に 伴 う 環 境 上 の 条 件 となる 項 目 の 追 加 等 (3) 水 域 の 利 用 の 態 様 の 変 化 等 事 情 の 変 更 に 伴 う 各 水 域 類 型 の 該 当 水 域 および 当 該 水 域 類 型 に 係 る 環 境 基 準 の 達 成 期 間 の 変 更 2 1の(3)に 係 る 環 境 基 準 の 改 定 は 第 1の2の(2)に 準 じて 行 うものとする 別 表 1 及 び 別 表 2については 環 境 六 法 を 参 照 のこと 別 表 1 人 の 健 康 の 保 護 に 関 する 環 境 基 準 別 表 2 生 活 環 境 の 保 全 に 関 する 環 境 基 準

326 第 19 編 建 設 機 械 施 工 安 全 技 術 指 針

327 建 設 機 械 施 工 安 全 技 術 指 針 第 Ⅰ 編 総 論 第 1 章 目 的 ( 目 的 ) 第 1 本 技 術 指 針 は 建 設 機 械 施 工 に 関 連 する 事 故 災 害 を 防 止 するため 建 設 機 械 による 施 工 計 画 の 作 成 施 工 の 実 施 および 管 理 運 用 における 一 般 的 に 必 要 な 技 術 上 の 留 意 事 項 や 措 置 を 示 し 建 設 機 械 施 工 の 安 全 確 保 に 寄 与 することを 目 的 とする 第 2 章 適 用 範 囲 ( 適 用 範 囲 ) 第 2 本 技 術 指 針 は 建 設 工 事 における 建 設 機 械 施 工 に 関 して 法 令 基 準 等 で 規 定 される 場 合 を 除 き この 指 針 を 適 用 する 2 本 技 術 指 針 でいう 建 設 機 械 とは 建 設 工 事 に 使 用 される 全 ての 建 設 機 械 及 び 機 械 設 備 をいう 第 3 章 安 全 対 策 の 基 本 事 項 ( 安 全 対 策 の 確 実 な 実 施 とその 向 上 ) 第 3 建 設 機 械 施 工 の 安 全 対 策 には 工 事 関 係 者 がそれぞれの 立 場 における 安 全 対 策 を 自 覚 し 相 互 の 連 携 を 保 ち 施 工 の 安 全 確 保 に 努 めること 2 建 設 機 械 施 工 を 安 全 に 進 めるために 現 場 条 件 を 十 分 考 慮 した 施 工 計 画 を 作 成 し それに 基 づいた 施 工 現 場 における 安 全 対 策 を 確 実 に 実 施 すること なお 実 施 にあたっては 新 たな 問 題 点 や 留 意 すべき 事 項 がないか 点 検 確 認 するとともに より 一 層 の 安 全 対 策 の 向 上 に 努 めること ( 事 故 発 生 時 の 措 置 と 原 因 調 査 ) 第 4 建 設 機 械 施 工 により 事 故 災 害 が 発 生 した 場 合 には 直 ちに 応 急 措 置 および 関 係 機 関 への 報 告 を 行 うとと もに 二 次 災 害 の 防 止 措 置 を 講 じること 2 建 設 機 械 施 工 により 発 生 した 事 故 の 再 発 防 止 を 図 るため 速 やかにその 原 因 を 調 査 し 類 似 の 事 故 が 発 生 しないよう 措 置 を 講 ずること ( 良 好 な 作 業 環 境 の 確 保 ) 第 5 現 場 において 作 業 員 の 安 全 な 作 業 実 施 に 資 するため 作 業 員 が 健 康 な 身 体 と 精 神 を 保 持 できるよう 現 場 作 業 所 等 における 良 好 な 作 業 環 境 の 確 保 に 努 めること ( 付 近 居 住 者 等 への 周 知 ) 第 6 建 設 機 械 施 工 にあたっては 適 時 付 近 の 居 住 者 関 係 施 設 等 にそれぞれの 工 種 の 概 要 等 について 事 前 に 周 知 し その 協 力 を 求 めること 第 4 章 安 全 関 係 法 令 ( 関 係 法 令 等 の 遵 守 ) 第 7 建 設 機 械 施 工 の 計 画 実 施 に 際 しては 安 全 確 保 のため 関 係 する 法 令 安 全 基 準 等 を 遵 守 すること ( 法 令 規 格 との 適 合 ) 第 8 工 事 には 法 令 に 定 められた 構 造 規 格 を 満 足 し かつ 所 定 の 点 検 整 備 がなされた 建 設 機 械 を 使 用 すること

328 ( 法 令 に 基 づく 手 続 き) 第 9 法 令 に 定 める 建 設 機 械 の 設 置 あるいは 工 事 の 開 始 にあたっては あらかじめ 必 要 な 計 画 等 の 届 出 を 行 うこと ( 有 資 格 者 の 配 置 ) 第 10 工 事 及 び 作 業 の 実 施 建 設 機 械 の 運 転 点 検 整 備 等 に 関 しては 法 令 に 定 める 資 格 を 有 する 者 ( 以 下 有 資 格 者 という)を 配 置 すること 第 Ⅱ 編 共 通 事 項 第 5 章 現 地 調 査 ( 現 地 調 査 の 内 容 ) 第 11 建 設 機 械 施 工 に 係 わる 現 地 調 査 は 施 工 計 画 で 予 め 検 討 した 重 要 項 目 に 関 する 重 点 的 調 査 と 全 般 的 調 査 を それぞれ 計 画 し 実 施 すること 2 重 点 的 調 査 は 施 工 内 容 に 応 じて 調 査 項 目 の 重 要 度 を 考 慮 して 実 施 すること 3 全 般 的 調 査 は 必 要 な 調 査 項 目 を 遺 漏 なく 選 定 して 実 施 すること ( 現 地 調 査 上 の 留 意 点 ) 第 12 現 地 調 査 は 工 事 目 的 物 の 出 来 進 捗 にともなう 現 場 作 業 環 境 の 変 化 及 び 特 殊 な 条 件 等 に 留 意 して 実 施 すること 2 土 木 工 事 と 建 築 工 事 等 工 事 の 特 性 の 相 違 に 留 意 して これに 応 じた 調 査 を 実 施 すること 3 地 域 の 交 通 安 全 のために 現 場 周 辺 の 交 通 事 情 の 調 査 を 行 うこと 4 地 下 埋 設 物 の 調 査 は 台 帳 ( 図 面 )の 確 認 関 係 者 の 立 会 い 試 掘 等 を 十 分 に 行 い 公 衆 災 害 の 確 実 な 防 止 措 置 を 講 ずること 第 6 章 施 工 計 画 ( 施 工 計 画 作 成 の 基 本 ) 第 13 建 設 機 械 を 使 用 する 工 事 の 施 工 計 画 の 作 成 にあたっては 設 計 図 書 や 現 地 調 査 により 施 工 条 件 を 把 握 し 安 全 を 考 慮 すること ( 施 工 計 画 での 検 討 事 項 ) 第 14 施 工 法 の 選 定 にあたっては 施 工 条 件 現 場 条 件 工 事 目 的 物 の 種 類 及 び 規 模 に 適 合 したものであること 2 建 設 機 械 の 機 種 選 定 にあたっては 工 事 計 画 全 体 を 展 望 し 各 種 の 制 約 条 件 を 満 たす 最 適 な 機 種 規 格 組 合 せを 選 定 すること 3 選 定 した 建 設 機 械 については 相 互 の 関 係 を 検 討 し 適 合 性 を 確 認 すること 4 建 設 機 械 の 配 置 計 画 にあたっては 使 用 形 態 を 考 慮 して 施 工 の 安 全 及 び 周 辺 の 安 全 を 確 保 すること 5 強 風 降 雨 降 雪 時 における 作 業 中 止 に 関 しては 地 理 的 条 件 を 考 慮 のうえ 観 測 方 法 や 指 示 方 法 等 の 具 体 的 な 計 画 を 検 討 し 安 全 確 保 を 図 ること ( 施 工 計 画 の 変 更 ) 第 15 施 工 計 画 を 変 更 する 場 合 には 全 体 の 状 況 を 十 分 勘 案 して 変 更 すること 第 7 章 現 場 管 理 ( 現 場 の 維 持 管 理 ) 第 16 工 事 は 施 工 計 画 に 基 づき 進 めるとともに 現 場 の 状 況 及 び 作 業 内 容 の 状 態 をよく 把 握 して 現 場 を 適 切 に 維 持 管 理 すること 2 現 場 に 搬 入 される 建 設 機 械 が 施 工 計 画 に 基 づいて 選 定 された 機 種 規 格 組 合 せであること 及 び 適 正 な 整 備 状 況 等 であることを 確 認 すること

329 ( 施 工 管 理 体 制 指 揮 命 令 系 統 ) 第 17 現 場 管 理 にあたっては 施 工 管 理 体 制 指 揮 命 令 系 統 を 工 事 関 係 者 に 明 確 にすること また 作 業 が 輻 輳 する 場 合 は 相 互 の 作 業 内 容 に 関 して 連 絡 調 整 を 行 い 関 係 作 業 員 に 周 知 すること 2 隣 接 工 事 をともなう 場 合 は 隣 接 工 事 を 含 む 関 係 機 関 との 連 絡 体 制 を 確 立 すること ( 工 事 関 係 者 の 安 全 教 育 ) 第 18 安 全 管 理 者 等 は 定 期 的 又 は 随 時 に 建 設 機 械 作 業 環 境 等 について 新 たな 知 識 の 習 得 と 専 門 的 能 力 の 向 上 に 努 めること 2 就 業 前 には 関 係 作 業 員 に 対 し 現 場 の 状 況 に 関 する 情 報 を 与 えるとともに 従 事 する 作 業 に 関 する 安 全 について 教 育 及 び 指 導 すること 3 作 業 開 始 前 には 関 係 作 業 員 に 対 し 安 全 事 項 について 教 育 及 び 指 導 すること また 建 設 機 械 の 配 置 作 業 場 所 作 業 方 法 などに 大 幅 な 変 更 が 生 じた 場 合 は それについて 教 育 及 び 指 導 すること ( 現 場 管 理 に 関 する 要 員 確 保 ) 第 19 建 設 機 械 施 工 にあたっては 施 工 計 画 に 基 づき 必 要 な 要 員 を 確 保 し 作 業 内 容 作 業 場 所 等 に 応 じて 適 切 に 配 置 すること 2 建 設 機 械 の 取 扱 いにあたっては 当 該 機 械 等 に 関 する 知 識 技 術 及 び 資 格 を 有 する 要 員 を 確 保 すること ( 安 全 巡 視 ) 第 20 工 事 期 間 中 は 安 全 巡 視 を 行 い 工 事 区 域 及 びその 周 辺 を 監 視 すること また 施 工 条 件 に 変 化 が 生 じた 場 合 は 速 やかにその 状 況 を 調 査 し 安 全 対 策 を 見 直 すこと ( 臨 機 の 措 置 ) 第 21 工 事 中 に 不 測 の 事 態 が 発 生 した 場 合 は 緊 急 通 報 体 制 に 基 づき 通 報 するとともに 避 難 救 助 事 態 の 拡 大 防 止 及 び 二 次 災 害 防 止 等 適 切 な 措 置 を 講 ずること 第 8 章 建 設 機 械 の 一 般 管 理 ( 機 械 の 使 用 取 扱 い) 第 22 機 械 の 使 用 にあたっては 機 械 の 能 力 を 超 えて 使 用 したり 機 械 の 主 たる 用 途 以 外 の 使 用 及 び 安 全 装 置 を 解 除 して 使 用 しないこと 2 建 設 機 械 の 使 用 取 扱 いにあたっては 定 められた 有 資 格 者 を 選 任 し これを 表 示 すること 3 作 業 開 始 前 に 作 業 内 容 手 順 機 械 の 配 置 等 を 工 事 関 係 者 に 周 知 徹 底 すること 4 仮 設 電 気 設 備 の 設 置 撤 去 および 維 持 管 理 にあたっては 電 気 設 備 に 関 する 関 係 法 令 を 遵 守 すること ( 組 立 分 解 又 は 解 体 の 留 意 事 項 ) 第 23 建 設 機 械 の 組 立 分 解 又 は 解 体 作 業 の 開 始 に 先 立 ち 作 業 指 揮 者 を 指 名 し その 日 時 場 所 作 業 手 順 安 全 対 策 等 について 打 合 せを 行 い 関 係 作 業 員 へも 周 知 徹 底 すること 2 組 立 分 解 又 は 解 体 作 業 中 は 常 に 機 械 の 安 定 性 安 全 性 を 確 認 すること 3 作 業 は 指 示 された 手 順 通 りに 行 われているか 確 認 すること 4 特 殊 な 機 械 や 新 型 の 機 械 を 扱 う 場 合 は 事 前 に 指 導 員 と 十 分 な 打 合 せを 行 い 必 要 に 応 じ 立 会 いのうえ 作 業 を 進 めること ( 休 止 時 の 取 扱 い) 第 24 移 動 式 の 機 械 を 休 止 させておく 場 合 は 地 盤 の 良 い 場 所 に 水 平 に 止 め 作 業 装 置 を 安 定 した 状 態 に 保 持 す ること 2 原 動 機 を 止 め 全 ての 安 全 装 置 をかけ キ-を 所 定 の 場 所 に 保 管 すること ( 適 正 な 維 持 管 理 ) 第 25 建 設 機 械 は 現 場 搬 入 時 の 点 検 作 業 前 点 検 定 期 自 主 検 査 を 行 い 結 果 を 記 録 しておくこと また 不 具 合 箇 所 は 速 やかに 措 置 を 講 ずること 2 建 設 機 械 の 点 検 整 備 においては 作 業 の 安 全 を 確 保 するための 必 要 な 措 置 を 講 ずること 3 建 設 機 械 に 付 随 する 工 具 ロープ 等 の 機 材 の 点 検 整 備 を 行 い 常 に 正 常 な 状 態 に 保 持 すること

330 第 9 章 建 設 機 械 の 搬 送 ( 搬 入 及 び 搬 出 経 路 等 の 事 前 調 査 ) 第 26 建 設 機 械 をトレ-ラまたはトラックに 積 載 し 一 般 道 路 ( 公 道 )を 移 送 する 場 合 は 事 前 に 現 場 の 所 在 地 運 搬 経 路 周 辺 の 道 路 形 状 交 通 量 及 び 交 通 状 況 等 を 調 査 するとともに 必 要 に 応 じて 関 係 機 関 への 届 け 出 等 を 行 い 運 搬 に 支 障 がないように 措 置 を 講 ずること ( 積 込 み 積 降 ろしの 安 全 確 保 ) 第 27 建 設 機 械 を 運 搬 車 両 に 積 込 み 積 降 ろしを 行 う 場 合 は 作 業 手 順 周 辺 状 況 等 を 事 前 に 打 ち 合 わせること 2 建 設 機 械 は 積 込 み 時 に 確 実 に 固 定 し 出 発 前 に 固 定 状 況 高 さ 等 について 確 認 を 行 い 運 搬 中 の 荷 くずれ 落 下 防 止 措 置 を 講 ずること 3 積 込 み 積 降 ろし 時 には 誘 導 員 を 適 宜 配 置 すること ( 自 走 の 安 全 対 策 ) 第 28 建 設 機 械 が 一 般 道 路 ( 公 道 )を 自 走 する 場 合 道 路 関 係 法 令 を 遵 守 し 他 の 交 通 機 関 の 支 障 にならない ような 措 置 を 講 ずること 2 現 場 内 を 移 送 する 場 合 は 事 前 に 下 見 を 行 い 転 倒 転 落 などの 危 険 防 止 の 措 置 を 講 ずること 第 10 章 賃 貸 機 械 等 の 使 用 ( 賃 貸 機 械 あるいは 貸 与 機 械 の 使 用 ) 第 29 賃 貸 機 械 あるいは 貸 与 機 械 を 使 用 する 場 合 は 十 分 な 点 検 整 備 がなされた 機 械 であることを 確 認 し 法 定 検 査 記 録 控 え 取 扱 説 明 書 貸 出 時 点 検 表 等 の 書 面 を 受 取 り 確 認 すること 2 使 用 にあたっては 機 械 の 操 作 取 扱 い 方 法 等 を 関 係 者 へ 周 知 し 機 械 を 使 用 する 者 は 日 常 点 検 定 期 点 検 整 備 を 実 施 すること ( 運 転 者 付 き 機 械 の 使 用 ) 第 30 こと 運 転 者 付 き 機 械 の 搬 入 にあたっては 運 転 者 が 有 資 格 者 であることを 確 認 し 新 規 入 場 者 教 育 を 実 施 する 2 運 転 者 付 き 機 械 の 使 用 にあたっては 事 前 に 運 転 者 と 打 合 せをし 運 転 者 と 関 係 作 業 員 との 意 思 の 疎 通 を 図 るとともに 日 常 点 検 定 期 点 検 を 実 施 すること 第 Ⅲ 編 各 種 作 業 第 11 章 掘 削 工 積 込 工 ( 機 械 の 適 合 性 確 認 と 制 限 の 遵 守 ) 第 31 施 工 にあたっては 機 械 の 機 能 装 備 が 施 工 内 容 に 対 して 適 切 であることを 確 認 し 負 荷 安 定 性 速 度 等 の 制 限 を 守 り 主 たる 用 途 以 外 の 目 的 に 使 用 しないこと ( 作 業 方 法 と 現 場 状 況 ) 第 32 掘 削 積 込 みは 作 業 の 進 行 にともない 地 形 及 び 土 質 が 変 化 していくので その 状 況 に 応 じて 走 行 旋 回 登 降 坂 等 の 作 業 動 作 を 十 分 考 慮 した 機 械 の 安 全 な 配 置 と 運 行 に 努 めること 2 施 工 にあたっては 落 石 土 砂 崩 れ 建 設 機 械 等 の 転 落 及 び 気 象 による 災 害 を 回 避 する 措 置 を 講 ずること ( 安 全 確 保 と 構 造 物 損 傷 防 止 ) 第 33 施 工 にあたっては 施 工 に 先 立 ち 作 成 された 施 工 計 画 に 基 づき 第 3 者 および 工 事 関 係 者 等 の 安 全 確 保 の ための 監 視 員 誘 導 員 合 図 員 等 を 必 要 な 場 所 に 配 置 すること また 工 事 目 的 物 周 辺 を 含 めた 構 造 物 埋 設 物 への 損 傷 防 止 の 措 置 を 講 ずること 2 崩 落 の 危 険 がある 路 肩 や 法 肩 での 作 業 では 立 入 り 禁 止 措 置 や 明 示 に 加 え 監 視 員 ( 誘 導 員 )を 配 置 すること 3 埋 設 物 が 予 想 される 場 所 では 設 計 図 書 の 条 件 明 示 内 容 を 確 認 し 試 掘 等 で 確 認 後 施 工 を 行 う 等 損 傷 事 故 防 止 を 図 る また 道 路 敷 地 内 で 掘 削 を 行 う 場 合 は 道 路 及 び 埋 設 物 管 理 者 等 に 照 会 し 埋 設 物 の 有 無 の 確 認 を 行 う こと

331 第 12 章 運 搬 工 ( 走 行 式 運 搬 機 械 の 安 全 装 備 と 制 限 ) 第 34 機 械 の 装 備 機 能 を 確 認 し 負 荷 安 定 性 速 度 等 の 制 限 を 遵 守 すること また 機 械 の 制 動 照 明 信 号 警 報 等 の 安 全 に 係 わる 装 置 については 定 期 的 な 点 検 整 備 を 実 施 すること 2 現 場 内 の 交 通 規 則 を 定 め 工 事 関 係 者 に 周 知 徹 底 を 図 ること 特 に 運 搬 路 の 平 坦 性 を 保 持 し 地 形 地 質 や 天 候 等 の 環 境 に 応 じた 制 限 速 度 等 を 定 め カ-ブ 路 肩 部 等 には 適 切 な 事 故 防 止 の 措 置 を 講 ずること 3 後 退 時 には 誘 導 員 を 適 宜 配 置 すること ( 定 置 式 運 搬 機 械 とその 安 全 対 策 ) 第 35 定 置 式 の 運 搬 機 械 については 巻 込 まれ 防 止 装 置 非 常 停 止 装 置 運 搬 物 の 落 下 防 止 対 策 関 係 者 以 外 の 立 入 禁 止 などの 安 全 措 置 を 講 ずること ( 現 場 出 入 口 付 近 の 安 全 確 保 ) 第 36 工 事 現 場 から 一 般 道 路 ( 公 道 )へ 運 搬 車 両 が 出 入 りする 場 合 は 出 入 口 付 近 における 歩 行 者 あるいは 一 般 車 両 との 出 会 がしらの 事 故 防 止 等 の 措 置 を 講 ずること ( 一 般 道 路 上 の 規 制 の 遵 守 ) 第 37 運 搬 経 路 が 一 般 道 路 ( 公 道 )を 経 由 する 場 合 は 関 係 法 令 を 遵 守 し 運 搬 物 の 落 下 等 公 衆 災 害 防 止 のため の 必 要 な 措 置 を 講 ずること ( 周 辺 環 境 への 対 応 ) 第 38 周 辺 環 境 からの 制 約 がある 場 合 は 十 分 な 対 策 措 置 を 講 ずること 第 13 章 締 固 め 工 ( 複 合 作 業 での 接 触 防 止 ) 第 39 機 械 を 複 合 して 使 用 する 場 合 は 機 械 相 互 及 び 人 と 機 械 の 接 触 防 止 の 措 置 を 講 ずること ( 法 面 作 業 路 肩 部 作 業 等 の 安 全 確 保 ) 第 40 法 面 の 締 固 め 作 業 は 他 の 作 業 と 上 下 作 業 にならないように 制 限 した 計 画 とし また 作 業 時 には 監 視 員 を 配 置 すること 2 盛 土 端 部 や 路 肩 部 など 危 険 をともなう 作 業 では 誘 導 員 を 配 置 し 作 業 を 行 うこと 第 14 章 仮 締 切 工 土 留 支 保 工 ( 機 械 の 安 定 性 確 保 ) 第 41 やむを 得 ず 機 械 を 不 安 定 な 地 盤 上 に 設 置 するときは 常 に 適 切 な 転 倒 防 止 の 措 置 を 講 ずること また 周 辺 の 状 況 変 化 を 予 測 し どのような 事 態 においても 機 械 の 安 定 限 度 内 で 使 用 すること ( 組 立 分 解 又 は 解 体 整 備 等 の 安 全 措 置 ) 第 42 資 材 等 の 高 所 取 扱 いにおいては 他 の 作 業 との 上 下 作 業 を 禁 止 すること なお 機 械 の 組 立 分 解 又 は 解 体 整 備 移 動 作 業 においても 機 械 の 安 定 性 確 保 に 留 意 すること 2 機 械 の 整 備 段 取 替 等 にあたっては ブレーキ ロック 等 安 全 装 置 の 作 動 や 各 部 の 歯 止 め かいもの 等 の 措 置 を 確 認 してから 実 施 すること ( 周 辺 環 境 への 対 応 ) 第 43 振 動 騒 音 接 触 転 倒 等 による 周 辺 への 影 響 を 考 慮 し 対 策 を 講 ずること 2 工 事 車 両 の 現 場 への 搬 出 入 に 際 しては 交 通 事 情 を 考 慮 した 措 置 を 講 ずること 3 架 線 への 接 近 接 触 を 防 止 すること また 必 要 に 応 じて 架 線 に 防 護 措 置 を 講 ずること 第 15 章 基 礎 工 地 盤 改 良 工 ( 組 立 分 解 又 は 解 体 変 更 整 備 等 の 安 全 措 置 )

332 第 44 機 械 の 組 立 分 解 又 は 解 体 変 更 整 備 及 び 移 動 を 行 うときは 作 業 の 管 理 体 制 を 明 確 にし 指 揮 命 令 系 統 及 び 作 業 手 順 を 関 係 作 業 員 に 周 知 徹 底 すること また 上 下 作 業 は 禁 止 し 部 材 等 のつり 荷 の 下 には 絶 対 に 立 ち 入 らせないこと 2 杭 打 機 杭 抜 機 各 種 地 盤 改 良 機 械 を 組 立 てたときは 各 部 の 点 検 を 行 い 異 常 がないことを 確 認 してから 使 用 すること ( 作 業 地 盤 の 確 認 と 措 置 ) 第 45 機 械 の 据 付 場 所 及 び 移 動 範 囲 の 地 盤 は 常 に 平 坦 に 整 地 し 地 耐 力 の 確 認 を 行 い 必 要 に 応 じて 転 倒 防 止 の 措 置 を 講 ずること 2 施 工 場 所 と その 周 辺 における 架 線 や 地 下 埋 設 物 を 含 む 構 造 物 等 を 調 査 し 施 工 による 影 響 のない 作 業 方 法 又 は 作 業 手 順 を 検 討 して 施 工 すること ( 点 検 及 び 維 持 管 理 ) 第 46 機 械 の 点 検 や 給 油 等 を 行 うときは 作 業 員 の 挟 まれ 巻 込 まれ 等 の 災 害 を 防 止 するため 動 力 機 関 を 停 止 して 行 うこと また 高 所 作 業 となる 場 合 は 墜 落 防 止 用 保 護 具 を 確 実 に 使 用 すること 2 機 械 の 安 全 装 置 は 常 に 正 常 に 作 動 するように 点 検 整 備 すること ( 運 転 及 び 合 図 ) 第 47 機 械 の 運 転 操 作 は 確 実 に 行 い 誤 操 作 や 機 械 の 転 倒 等 を 防 止 するため 複 合 操 作 は 行 わないこと また 機 械 の 能 力 の 範 囲 内 で 運 転 すること 2 機 械 の 運 転 にあたっては あらかじめ 合 図 員 と 合 図 を 定 め 合 図 員 の 合 図 に 従 うこと ( 機 械 の 休 止 ) 第 48 ( 環 境 保 全 ) 第 49 移 動 式 等 の 機 械 を 組 立 てた 状 態 で 作 業 を 休 止 するときは 堅 固 で 平 坦 な 場 所 に 置 き 機 械 の 逸 走 防 止 と 強 風 等 による 機 械 の 転 倒 防 止 の 措 置 を 講 ずること 場 所 打 杭 工 法 や 地 盤 改 良 工 法 に 用 いられる 資 材 等 のうち 風 等 で 飛 散 する 物 は 予 防 措 置 を 講 じて 運 搬 保 管 および 施 工 を 行 うこと 2 場 所 打 杭 工 法 や 地 盤 改 良 工 法 では 処 理 水 や 廃 棄 物 の 処 理 建 設 副 産 物 の 処 理 と 再 生 利 用 等 について 適 正 に 管 理 すること 3 施 工 に 際 しては 周 辺 環 境 の 事 前 調 査 を 十 分 に 行 うこと ( 圧 気 ケ-ソンの 設 置 ) 第 50 空 気 圧 縮 機 は 算 定 された 最 大 所 要 自 由 空 気 量 に 基 づいて 必 要 台 数 を 設 置 するほか 緊 急 時 に 備 えて 保 安 上 十 分 な 空 気 量 を 保 持 できるよう 予 備 の 空 気 圧 縮 機 を 設 置 すること 2 空 気 圧 縮 機 の 基 礎 は 振 動 等 により 配 管 が 破 損 しないよう 十 分 堅 固 なものとすること 3 送 気 設 備 の 異 常 または 有 毒 ガスの 発 生 等 に 備 えて 有 毒 ガス 警 報 装 置 や 電 話 等 の 通 信 連 絡 設 備 を 設 置 する とともに 救 護 訓 練 の 実 施 や 救 護 に 必 要 な 機 械 等 を 設 置 すること ( 圧 気 ケ-ソンの 維 持 管 理 ) 第 51 機 械 の 維 持 管 理 にあたっては 点 検 責 任 者 を 指 名 し 各 機 械 ごとの 点 検 表 に 基 づいて 点 検 を 行 うこと 予 備 の 機 械 については 定 期 的 に 試 運 転 を 行 い いつでも 稼 働 できるように 管 理 すること 2 機 械 の 運 転 にあたっては 有 資 格 者 を 指 名 し 連 絡 方 法 を 定 め 確 実 に 連 絡 通 報 ができるようにすること 3 送 気 設 備 の 異 常 または 有 毒 ガスの 発 生 に 備 えて 救 護 に 関 する 訓 練 を 行 うこと 第 16 章 クレーン 工 リフト 工 等 (クレーンの 適 合 性 確 認 と 安 全 教 育 ) 第 52 クレ-ンの 使 用 にあたっては その 機 能 と 能 力 が 当 該 クレーン 作 業 に 適 切 であることを 確 認 し つり 上 げ 荷 重 作 業 半 径 等 の 能 力 の 制 限 を 守 り 使 用 すること 2 新 機 種 等 に 対 応 するため 安 全 技 術 に 対 する 教 育 を 適 正 に 行 うこと (クレーンの 使 用 時 の 遵 守 事 項 ) 第 53 高 所 及 び 敷 地 周 辺 からのつり 荷 つり 具 等 の 落 下 飛 散 等 に 十 分 注 意 することとともに これらによる 危 害 を 防 止 するための 措 置 を 講 ずること

333 2 クレ-ン 作 業 は 原 則 として 工 事 現 場 内 とすること 工 事 現 場 外 で 使 用 する 場 合 には 作 業 範 囲 内 への 立 ち 入 りを 制 限 する 等 の 措 置 を 講 ずること 3 クレーン 安 全 装 置 は 常 に 整 備 されていること 4 クレーンの 組 立 およびクライミング 分 解 又 は 解 体 にあたっては 安 全 な 作 業 を 考 慮 した 施 工 要 領 を 定 め 正 しい 知 識 技 能 を 有 する 者 を 指 名 し 定 められた 手 段 を 厳 守 すること 5 同 一 条 件 で 繰 り 返 し 作 業 の 多 いクレ-ンのワイヤロ-プは 損 耗 が 特 に 著 しいので 定 期 的 に 点 検 を 実 施 し 必 要 に 応 じて 交 換 すること 6 施 工 現 場 には 風 速 の 把 握 に 必 要 な 吹 流 しや 風 速 計 を 必 要 に 応 じて 用 意 すること 7 玉 掛 け 作 業 に 用 いるワイヤロープには つり 荷 の 重 量 及 び 使 用 状 況 を 考 慮 したワイヤ 径 を 選 定 すること 8 玉 掛 け 作 業 には 有 資 格 者 をあて つり 荷 の 重 心 位 置 固 縛 状 況 を 確 認 し つり 荷 の 落 下 防 止 に 細 心 の 注 意 を はらうこと 9 クレーン 操 作 時 には 誘 導 員 配 置 やクレーンと 人 との 行 動 範 囲 の 分 離 措 置 をとること ( 定 置 式 クレーンの 倒 壊 転 倒 逸 走 等 の 防 止 ) 第 54 定 置 式 クレ-ンの 設 置 にあたっては 倒 壊 転 倒 による 危 害 を 防 止 するため 強 度 設 計 により 確 認 された 堅 固 な 基 礎 控 えを 設 けること 2 作 業 終 了 後 の 強 風 地 震 等 による 倒 壊 転 倒 逸 走 を 防 止 する 措 置 を 講 ずること ( 移 動 式 クレーンの 倒 壊 転 倒 逸 走 等 の 防 止 ) 第 55 移 動 式 クレ-ンの 使 用 にあたっては つり 荷 による 遠 心 力 や 衝 撃 荷 重 及 び 強 風 等 による 倒 壊 転 倒 防 止 の 措 置 を 講 ずること 2 作 業 中 断 時 の 移 動 式 クレ-ンには 逸 走 防 止 の 措 置 を 講 ずること 3 気 象 情 報 の 収 集 に 努 めるとともに クレーン 安 全 規 則 に 則 り 強 風 等 のため クレーンに 係 る 作 業 の 実 施 に ついて 危 険 が 予 想 されるときは 当 該 作 業 を 中 止 すること 4 移 動 式 クレ-ンの 作 業 にあたっては 作 業 地 盤 の 耐 力 を 確 認 し 耐 力 が 十 分 でない 場 合 必 要 な 措 置 を 講 ずること 5 アウトリガまたはクロ-ラは 最 大 限 に 張 出 して 使 用 すること (クレーン 機 能 付 バックホウの 倒 壊 転 倒 逸 走 等 の 防 止 ) 第 56 クレーン 機 能 付 バックホウの 使 用 にあたっては 車 両 系 建 設 機 械 構 造 規 格 及 び 移 動 式 クレーン 構 造 規 格 を 充 足 するものを 用 いるものとし つり 荷 による 遠 心 力 や 衝 撃 荷 重 及 び 強 風 等 による 倒 壊 転 倒 逸 走 防 止 の 措 置 を 講 ずること ( 建 設 用 リフト 工 事 用 エレベ-タの 機 能 能 力 の 周 知 と 法 令 の 遵 守 ) 第 57 建 設 用 リフト 工 事 用 エレベ-タ 等 の 使 用 にあたっては 最 大 積 載 荷 重 最 大 搭 乗 人 員 を 現 地 に 表 示 し その 機 能 と 能 力 を 十 分 に 理 解 するとともに 能 力 と 使 用 上 の 制 限 事 項 等 を 厳 守 し 使 用 すること ( 建 設 用 リフト 工 事 用 エレベ-タの 使 用 時 の 遵 守 事 項 ) 第 58 建 設 用 リフト 工 事 用 エレベ-タ 等 の 使 用 にあたっては 荷 台 の 落 下 揚 重 物 の 落 下 飛 散 等 の 防 止 措 置 を 講 ずること また 搬 機 の 昇 降 およびワイヤロ-プの 走 行 により 作 業 員 の 危 険 が 生 ずる 恐 れのある 箇 所 は 囲 いを 設 けて 立 入 り 禁 止 とすること 2 ロングスパン 工 事 用 エレベ-タ 等 に 作 業 員 を 搭 乗 させる 場 合 は その 搭 乗 範 囲 内 に 堅 固 なヘッドガ-ドと 積 載 物 との 遮 断 設 備 を 設 け 接 触 事 故 の 防 止 を 行 うこと 3 建 設 用 リフト 工 事 用 エレベ-タ 等 の 安 全 装 置 が 機 能 を 発 揮 できるように 常 に 整 備 されているかを 確 認 す ること 4 建 設 用 リフト 工 事 用 エレベ-タ 等 の 組 立 およびクライミング 分 解 又 は 解 体 作 業 にあたっては 安 全 な 作 業 を 考 慮 した 施 工 要 領 を 定 め 正 しい 知 識 と 技 能 を 有 する 者 を 指 名 し 定 められた 手 順 を 厳 守 させること (ゴンドラの 適 合 性 確 認 と 遵 守 事 項 ) 第 59 ゴンドラの 使 用 にあたっては ゴンドラの 機 能 と 能 力 が 作 業 内 容 と 現 場 の 状 況 から 適 切 であることを 確 認 すること

334 2 ゴンドラの 操 作 は 有 資 格 者 の 中 から 指 名 した 者 が 行 うこと また 操 作 にあたっては 合 図 員 を 指 名 し 定 められた 合 図 により 操 作 すること 3 ゴンドラを 使 用 する 場 合 には ゴンドラの 逸 走 転 落 落 下 などを 防 止 する 措 置 を 講 ずること 4 ゴンドラの 安 全 装 置 が 常 に 整 備 されているかを 確 認 すること ( 高 所 作 業 車 の 適 合 性 確 認 と 遵 守 事 項 ) 第 60 高 所 作 業 車 の 使 用 にあたっては 高 所 作 業 車 の 機 能 と 能 力 が 作 業 の 内 容 と 現 場 の 状 況 から 適 切 であること を 確 認 すること 2 高 所 作 業 車 の 操 作 は 作 業 床 の 高 さに 応 じた 有 資 格 者 の 中 から 指 名 した 者 が 行 うとともに 使 用 責 任 者 名 を 本 体 に 明 示 すること 3 高 所 作 業 車 の 使 用 にあたっては 施 工 条 件 作 業 内 容 機 種 の 特 徴 および 使 用 にあたっての 遵 守 事 項 等 を 考 慮 し 転 倒 転 落 挟 まれ 等 を 防 止 する 措 置 を 講 ずること 第 17 章 コンクリ-ト 工 (コンクリ-トプラントの 運 転 維 持 管 理 ) 第 61 コンクリ-トプラントの 点 検 整 備 にあたっては 作 業 員 の 安 全 確 保 のため 工 事 関 係 者 との 連 絡 調 整 を 行 い 作 業 中 には 表 示 を 行 うこと また 複 数 の 作 業 員 で 行 動 すること 2 作 業 員 は コンクリ-トプラントの 運 転 中 の 巡 回 に 際 しては 粉 塵 及 び 騒 音 等 に 対 する 保 護 具 を 着 用 する こと (コンクリ-ト 運 搬 作 業 の 留 意 事 項 ) 第 62 コンクリ-ト 工 事 が 他 の 作 業 と 輻 輳 する 場 合 は 工 事 関 係 者 と 十 分 に 連 絡 調 整 し 車 両 走 行 通 路 等 の 表 示 および 安 全 通 路 等 を 設 けて 他 の 作 業 員 などの 安 全 確 保 の 措 置 を 講 ずること 2 坑 内 運 搬 の 場 合 走 行 速 度 を 定 めて 運 転 中 に 遵 守 させるとともに 運 搬 車 両 の 走 行 を 坑 内 作 業 員 に 注 意 喚 起 できる 表 示 と 誘 導 員 の 配 置 等 の 安 全 対 策 を 講 ずること 3 トラックミキサから 生 コンクリ-トの 排 出 のため 運 転 者 が 席 を 離 れるときは 駐 車 ブレーキを 完 全 に 機 能 させ 車 輪 止 めをセットすること 4 ケ-ブルクレーン 等 で 運 搬 する 場 合 は コンクリ-トバケット 下 方 への 立 入 禁 止 及 びバケット 移 動 時 の 警 報 等 の 注 意 喚 起 の 措 置 を 講 ずること (コンクリ-ト 打 設 時 の 留 意 事 項 ) 第 63 コンクリ-トの 打 設 は 定 められた 打 設 手 順 に 従 い 局 部 的 な 集 中 打 設 を 避 けること 2 作 業 開 始 中 止 等 の 合 図 連 絡 の 方 法 をあらかじめ 定 めておき 合 図 を 確 実 に 行 うこと 3 コンクリ-トポンプ 車 の 設 置 にあたっては ポンプ 車 の 転 倒 防 止 のため 地 盤 を 確 認 するとともに 安 定 確 保 のための 措 置 を 講 ずること 4 架 空 電 線 の 付 近 でブ-ムを 伸 ばして 作 業 をする 場 合 は 架 空 電 線 への 接 触 防 止 の 措 置 を 講 ずること 5 圧 送 管 の 閉 そく 解 除 および 洗 浄 作 業 を 行 う 場 合 は 作 業 箇 所 周 辺 への 作 業 員 以 外 の 者 の 立 入 禁 止 の 措 置 を 講 じること 6 コンクリートポンプ 車 のブームジョイント 部 周 辺 の 始 業 前 点 検 を 確 実 に 実 施 すること ( 作 業 員 の 保 護 対 策 ) 第 64 電 動 式 コンクリ-トバイブレータの 使 用 にあたっては 感 電 を 防 止 するための 措 置 を 講 ずること 2 コンクリ-ト 吹 付 作 業 では 作 業 員 の 安 全 のため 粉 塵 及 び 騒 音 等 に 対 する 保 護 具 を 着 用 すること 第 18 章 構 造 物 取 壊 し 工 ( 事 前 調 査 と 施 工 計 画 ) 第 65 構 造 物 の 取 壊 し 作 業 にあたっては 十 分 な 事 前 調 査 を 行 うこと 2 事 前 調 査 は 形 状 構 造 老 朽 状 態 危 険 性 等 取 壊 す 構 造 物 に 対 する 調 査 だけでなく 周 辺 構 造 物 埋 設 物 等 にも 注 意 を 払 うこと 3 事 前 調 査 結 果 を 踏 まえ 適 切 な 施 工 計 画 を 作 成 すること

335 4 取 壊 し 作 業 中 に 想 定 外 の 構 造 等 が 明 らかになった 場 合 は 作 業 を 中 断 し 追 加 調 査 の 実 施 施 工 計 画 の 再 検 討 を 行 うこと 5 ただし 小 規 模 な 構 造 物 の 取 壊 し 作 業 にあたっては 施 工 計 画 の 作 成 を 省 略 できる ( 取 壊 し 作 業 の 安 全 留 意 事 項 ) 第 66 作 業 にあたっては 施 工 計 画 と 同 時 に 安 全 注 意 事 項 も 事 前 に 関 係 作 業 員 に 周 知 徹 底 すること 2 関 係 者 以 外 の 立 入 り 禁 止 など 各 工 種 共 通 の 安 全 措 置 のほか 取 壊 し 作 業 固 有 の 安 全 措 置 にも 十 分 配 慮 するこ と ( 周 辺 の 安 全 環 境 対 策 ) 第 67 振 動 騒 音 粉 塵 等 周 辺 環 境 への 影 響 については 事 前 調 査 結 果 に 基 づき 地 元 住 民 関 係 機 関 と 十 分 協 議 し 適 切 な 安 全 環 境 対 策 を 施 すこと 2 事 前 調 査 により 周 辺 構 造 物 の 変 状 埋 設 物 の 破 損 などのおそれがある 場 合 には 適 切 な 防 護 措 置 等 を 行 う こと 3 周 辺 道 路 を 占 有 する 場 合 は 関 係 機 関 の 許 可 を 得 たうえで 第 三 者 の 安 全 確 保 を 行 うこと 4 取 壊 し 発 生 材 搬 出 資 機 材 搬 入 出 にあたっては 周 辺 住 民 の 生 活 環 境 及 び 周 辺 交 通 を 考 慮 に 入 れて 運 行 経 路 を 選 定 し 交 通 規 則 を 厳 守 すること 5 取 壊 し 発 生 材 は 法 令 に 準 拠 して 適 切 に 処 理 を 行 うこと 第 19 章 舗 装 工 ( 交 通 規 制 と 周 辺 生 活 環 境 への 対 応 ) 第 68 舗 装 工 は 道 路 の 交 通 規 制 をともなうことや 住 民 の 生 活 圏 に 近 接 して 行 われることが 多 いため 周 辺 生 活 環 境 の 保 全 及 び 公 衆 災 害 の 防 止 措 置 を 講 ずること 2 第 三 者 から 受 ける 交 通 事 故 (もらい 事 故 )の 防 止 措 置 を 講 ずること ( 舗 装 工 の 安 全 対 策 ) 第 69 路 床 路 盤 工 は 他 の 工 事 との 並 行 作 業 となる 場 合 があるので 工 程 についての 綿 密 な 調 整 を 行 うこと 2 路 面 の 段 差 や 開 口 部 の 状 況 を 考 慮 した 安 全 対 策 を 講 ずること 3 舗 装 工 では 作 業 員 等 が 舗 装 機 械 に 接 近 して 作 業 するので 機 械 と 作 業 員 との 接 触 事 故 の 防 止 対 策 を 講 ずる こと 4 コンクリート 舗 装 は 施 工 機 械 の 搬 入 から 組 立 調 整 等 クレーンを 使 用 する 場 合 が 多 いので クレーン 事 故 の 防 止 対 策 を 講 ずること ( 法 面 舗 装 での 転 落 防 止 ) 第 70 ダムや 堤 防 等 の 法 面 舗 装 を 行 う 場 合 は 機 械 や 作 業 員 の 転 落 防 止 対 策 を 講 ずること 第 20 章 トンネル 工 ( 安 全 な 作 業 環 境 の 保 持 ) 第 71 工 事 に 従 事 する 作 業 員 の 安 全 確 保 と 良 好 な 作 業 環 境 を 保 つため 関 係 法 令 や 技 術 基 準 等 を 遵 守 し 坑 内 の 空 気 の 清 浄 度 及 び 十 分 な 照 度 規 定 値 を 確 保 すること 2 呼 吸 用 マスクその 他 防 護 具 は 坑 内 においては 常 時 着 用 すること (せん 孔 装 薬 時 の 安 全 措 置 ) 第 72 せん 孔 作 業 に 先 立 って 肌 落 ちや 火 薬 事 故 等 の 危 険 を 防 止 するため 浮 石 の 除 去 や 残 留 火 薬 の 確 認 等 の 切 羽 の 点 検 を 行 うこと 2 せん 孔 後 に せん 孔 作 業 で 切 羽 地 山 がゆるむ 可 能 性 があるため 装 薬 前 に 再 度 浮 石 の 除 去 及 び 安 全 の 確 認 を 行 うこと 3 せん 孔 装 薬 中 の 切 羽 では 回 転 部 での 巻 込 まれや 摺 動 部 での 挟 まれを 防 止 するため 関 係 者 以 外 の 立 入 禁 止 の 措 置 を 講 ずること 4 装 薬 にあたっては 有 資 格 者 をあて 火 薬 類 取 締 法 に 則 った 作 業 を 行 うとともに 漏 電 による 暴 発 事 故 防 止 の ため 必 要 な 措 置 を 講 ずること

336 ( 掘 削 積 込 み 作 業 の 安 全 確 保 ) 第 73 発 破 工 法 における 発 破 換 気 時 こそく 浮 石 落 とし 積 込 作 業 及 び 機 械 掘 削 工 法 の 掘 削 積 込 作 業 が 行 わ れている 周 辺 は 立 入 禁 止 の 措 置 を 講 ずること 2 湧 水 の 状 況 ガスの 検 知 など 各 種 計 測 器 警 報 装 置 類 は 常 に 整 備 されていること 危 険 箇 所 での 補 助 工 法 等 については 即 時 対 応 が 可 能 なよう 各 種 機 械 については 常 に 整 備 されていること ( 坑 内 運 行 の 安 全 確 保 ) 第 74 運 搬 路 は 常 に 良 好 な 路 面 または 軌 道 状 態 を 維 持 すること 2 ずり 積 みにあたっては 積 載 荷 重 を 守 るとともに 適 正 に 積 込 むこと 3 車 両 信 号 標 識 等 を 正 常 な 状 態 に 維 持 管 理 し 衝 突 暴 走 等 の 防 止 を 図 ること また 車 両 運 行 管 理 規 定 を 遵 守 し 運 行 の 安 全 を 確 保 すること ( 鋼 製 支 保 工 の 建 込 み 作 業 の 安 全 対 策 ) 第 75 鋼 製 支 保 工 の 建 込 みにあたっては 高 所 作 業 をともなうため 墜 落 転 落 防 止 の 保 護 装 置 を 設 置 した 機 械 を 使 用 すること 2 作 業 中 は 落 盤 肌 落 ちおよび 挟 まれ 等 による 危 険 を 防 止 するため 作 業 周 辺 への 関 係 者 以 外 の 立 入 禁 止 の 措 置 を 講 ずること 3 建 込 み 前 に 一 次 吹 付 コンクリートや 鏡 吹 付 コンクリートを 実 施 すること (コンクリ-ト 吹 付 け 作 業 の 安 全 対 策 ) 第 76 コンクリ-ト 吹 付 け 関 連 機 械 は 良 好 に 維 持 管 理 し 掘 削 後 できるだけ 速 やかに 吹 付 け 作 業 を 行 うこと 2 コンクリ-ト 吹 付 け 作 業 中 は 閉 塞 などによって 内 圧 が 一 時 的 に 高 圧 となるので 詰 まった 時 の 連 結 金 具 の 破 損 やホ-スの 振 れによる 事 故 防 止 に 配 慮 した 作 業 員 の 配 置 とすること 3 コンクリ-ト 吹 付 け 作 業 においては 粉 じん 対 策 を 講 ずるとともに 作 業 員 は 保 護 具 を 着 用 すること (ロックボルト 打 設 作 業 の 安 全 対 策 ) 第 77 ロックボルト 打 設 の 作 業 にあたっては 作 業 開 始 前 に 吹 付 けコンクリ-トの 剥 離 に 注 意 するとともに コ ンクリ-トの 硬 化 状 況 を 十 分 に 確 認 しておくこと 2 運 転 者 と 作 業 員 の 連 携 を 常 に 保 ち 運 転 者 は 無 理 な 機 械 操 作 を 行 わないこと 3 高 所 作 業 となる 場 合 は 墜 落 防 止 措 置 を 講 ずるとともに 挟 まれ 及 び 転 倒 防 止 等 に 配 慮 した 足 場 とすること ( 防 水 シート 張 り 作 業 の 安 全 対 策 ) 第 78 防 水 シート 張 り 作 業 は 高 所 作 業 となることから 墜 落 防 止 措 置 を 講 じた 作 業 足 場 を 使 用 すること ( 覆 工 コンクリ-ト 打 設 作 業 の 安 全 対 策 ) 第 79 コンクリ-ト 打 設 配 管 は 脈 動 等 の 影 響 を 受 けるので 堅 固 に 取 り 付 けること 2 コンクリ-ト 打 設 作 業 及 びケレン 作 業 の 足 場 は 堅 固 に 設 置 し 墜 落 及 び 転 倒 の 防 止 を 図 ること 3 コンクリ-トは 偏 圧 が 作 用 しないように 左 右 均 等 に 打 設 すること また コンクリ-トの 吹 出 しによる 危 険 防 止 の 措 置 を 講 ずること ( 換 気 上 の 安 全 対 策 ) 第 80 坑 内 の 換 気 設 備 照 明 設 備 通 信 警 報 設 備 消 火 設 備 等 は 常 に 点 検 整 備 し 良 好 な 作 業 環 境 を 維 持 するこ と 2 換 気 に 使 用 する 風 管 は 難 燃 性 のものを 使 用 し 換 気 機 能 維 持 のため 漏 風 等 のないように 良 好 な 状 態 に 維 持 管 理 すること 3 可 燃 性 ガス 有 毒 ガス 等 の 発 生 の 恐 れがあるところでは 自 動 測 定 を 行 い この 記 録 を 残 すこと また 坑 内 空 気 清 浄 度 の 測 定 を 行 うとともに ガス 等 の 滞 留 がないよう 換 気 機 械 には 適 正 な 能 力 を 有 した 機 種 を 選 定 す ること さらに 必 要 な 場 合 は 暴 発 防 止 対 策 型 の 機 種 を 使 用 すること 4 緊 急 救 急 用 具 消 火 器 等 の 設 置 場 所 使 用 方 法 を 関 係 者 全 員 に 周 知 しておくこと 5 警 報 装 置 の 維 持 とガス 発 生 時 の 避 難 対 策 を 講 じておくこと 6 吸 気 口 換 気 口 等 は 周 辺 環 境 に 騒 音 振 動 悪 臭 汚 染 等 がないように 措 置 を 講 ずること また 排 水 に おいては PH 濁 度 管 理 を 行 い 放 流 すること 第 21 章 シ-ルド 掘 進 工 推 進 工

337 ( 密 閉 式 シ-ルド 機 と 推 進 機 の 適 正 な 運 転 操 作 ) 第 81 地 表 面 への 影 響 を 避 けるため 地 山 及 び 地 上 の 性 状 を 把 握 し 切 羽 の 安 定 を 確 保 できるような 機 械 の 運 転 操 作 を 行 うこと 2 機 械 の 始 動 運 転 停 止 時 には 排 土 装 置 等 一 連 の 装 置 が 適 正 な 状 態 であることを 確 認 すること 3 掘 進 作 業 中 に 異 常 を 認 めたときは 直 ちに 作 業 主 任 者 発 注 者 に 報 告 し 指 示 を 受 けること 4 機 械 装 置 等 の 点 検 整 備 清 掃 等 の 作 業 時 は 電 源 を 切 り 他 の 作 業 員 への 周 知 を 講 ずること 5 作 業 主 任 者 は 各 作 業 の 方 法 及 び 作 業 員 の 配 置 を 決 め その 相 互 連 絡 調 整 を 行 うこと (セグメント 組 立 上 の 留 意 事 項 ) 第 82 セグメントの 組 立 作 業 は 狭 小 スペ-ス 内 での 重 複 作 業 が 多 いので 作 業 手 順 を 遵 守 すること 2 エレクタの 操 作 員 とセグメント 組 立 作 業 員 との 連 携 を 常 に 保 ち 重 量 物 の 取 扱 いにともなう 挟 まれ 事 故 等 の 危 険 防 止 措 置 を 講 ずること ( 裏 込 注 入 作 業 時 の 留 意 事 項 ) 第 83 裏 込 注 入 作 業 時 においては 注 入 材 の 飛 散 による 事 故 を 防 止 するため 必 ず 防 護 具 を 着 用 するとともに ポンプ 配 管 の 異 常 に 注 意 すること 2 裏 込 注 入 中 は 注 入 圧 力 注 入 量 スキンプレートのはらみ 等 に 対 して 常 に 注 意 すること ( 坑 内 の 運 搬 作 業 坑 内 の 通 行 における 留 意 事 項 ) 第 84 トンネル 坑 内 に 布 設 する 軌 道 は 適 切 なレール 枕 木 の 選 定 を 行 い 軌 道 の 安 定 を 常 時 確 保 し 坑 内 の 車 両 等 は 現 場 の 状 況 に 応 じて 設 定 された 走 行 速 度 運 行 管 理 規 定 を 遵 守 すること 2 坑 内 での 相 互 の 作 業 位 置 の 見 通 しがきかない 場 所 では 合 図 員 の 配 置 等 により 車 両 との 接 触 防 止 及 び 作 業 員 の 挟 まれ 巻 込 まれ 等 の 防 止 措 置 を 講 ずること 3 入 坑 にあたっては 入 坑 標 示 板 を 設 置 し 入 坑 確 認 をするとともに 坑 内 には 作 業 者 の 安 全 通 路 を 確 保 する こと やむを 得 ず 軌 道 内 に 入 るときは 必 ず 指 差 呼 称 をして 安 全 確 認 を 行 うこと 4 積 荷 は 急 停 止 時 でも 荷 崩 れをしないように 固 定 すること また 指 定 設 備 以 外 に 人 や 荷 物 を 乗 せないこと 5 立 坑 上 部 からの 飛 来 落 下 防 止 の 対 策 を 講 ずること ( 地 上 の 作 業 基 地 の 安 全 対 策 と 留 意 事 項 ) 第 85 立 坑 開 口 部 付 近 には 資 材 等 を 置 かないこと 重 量 物 等 は 固 い 地 盤 に 安 定 した 状 態 で 置 くこと 2 クレ-ン 等 の 作 業 範 囲 内 には 作 業 員 および 移 動 機 械 の 立 入 禁 止 の 措 置 を 講 ずること 3 玉 掛 け 作 業 は 指 名 された 有 資 格 者 が 作 業 すること また 荷 崩 れがない 確 実 な 玉 掛 けを 行 い 地 切 り 時 には 安 定 状 態 を 確 認 すること 4 土 砂 等 の 搬 出 にあたっては 過 積 載 荷 こぼれのないようにすること 5 機 械 の 運 転 にあたっては それぞれ 機 械 の 状 況 を 確 認 し 定 められた 作 業 手 順 を 遵 守 すること 6 機 械 は 騒 音 振 動 塵 埃 臭 気 照 明 等 の 公 害 防 止 に 留 意 し 設 置 すること 7 クレーン 作 業 は 指 名 された 有 資 格 者 が 統 一 された 合 図 で 作 業 すること ( 二 次 覆 工 の 機 械 の 安 全 対 策 ) 第 86 覆 工 型 枠 の 分 解 又 は 解 体 移 動 にあたっては 重 量 相 当 の 足 場 を 確 保 するとともに 動 力 線 通 信 線 等 の 諸 設 備 を 破 損 しないような 措 置 を 講 ずること 2 型 枠 移 動 時 には 走 行 設 備 牽 引 ワイヤ 等 の 点 検 を 入 念 に 行 い 型 枠 直 近 ワイヤの 内 角 には 立 入 らないこと 3 剥 離 剤 塗 布 時 には 保 護 具 を 着 用 すること 4 コンクリ-ト 打 設 配 管 は 継 手 部 の 締 め 付 け 状 態 を 常 に 点 検 するとともに 脈 動 等 の 影 響 を 受 けないよう 堅 固 に 固 定 すること 5 コンクリート 打 設 時 には 事 前 に 決 めた 統 一 された 合 図 で 行 う また 型 枠 内 のコンクリートが 左 右 均 等 に なるように 立 上 げること (シールド 機 の 組 立 分 解 又 は 解 体 における 留 意 事 項 ) 第 87 シールド 機 組 立 分 解 又 は 解 体 においては 事 前 に 詳 細 な 作 業 手 順 を 定 め これを 遵 守 すること 2 シールド 組 立 分 解 又 は 解 体 時 には 油 脂 電 線 類 における 火 災 発 生 に 対 し 防 火 要 領 を 定 めるとともに 消 火 体 制 を 確 立 しておくこと 3 シールド 機 分 解 又 は 解 体 時 に 発 生 する 煤 煙 粉 塵 に 対 して 換 気 保 護 具 の 着 用 等 の 措 置 を 講 ずること

338 ( 掘 進 機 の 切 羽 作 業 の 安 全 確 保 ) 第 88 切 羽 作 業 は 地 山 の 安 定 を 確 保 しつつ 行 うこと 2 掘 削 機 械 の 操 作 は 周 辺 の 作 業 員 に 十 分 注 意 するとともに ジャッキ 等 の 機 器 に 損 傷 を 起 こさないように 行 うこと 第 22 章 道 路 維 持 修 繕 工 ( 人 力 で 取 扱 う 機 械 による 障 害 の 防 止 ) 第 89 人 力 による 小 型 機 械 等 の 重 量 物 の 取 扱 いや 振 動 機 械 の 取 扱 いからくる 障 害 を 防 止 するための 措 置 を 講 ず ること ( 施 工 前 施 工 中 及 び 施 工 後 の 措 置 ) 第 90 道 路 除 草 工 等 の 法 面 作 業 では 事 前 の 法 面 の 勾 配 障 害 物 の 有 無 等 を 調 査 し 作 業 機 械 の 転 倒 防 止 の 措 置 を 講 ずること 2 除 草 作 業 等 で 回 転 する 作 業 装 置 を 持 つ 機 械 を 使 用 するときは 事 前 に 浮 石 や 瓶 缶 等 の 異 物 を 除 去 し また 飛 石 による 第 三 者 及 び 作 業 員 への 災 害 防 止 の 防 護 処 置 を 講 ずること 3 路 面 切 削 や 道 路 打 換 え 作 業 等 の 途 中 で やむを 得 ず 発 生 する 段 差 や 区 画 線 の 消 滅 する 箇 所 には 一 般 交 通 の 開 放 前 に 段 差 のすり 付 けや 仮 区 画 線 を 設 置 すること ( 標 識 の 表 示 および 表 示 板 の 設 置 ) 第 91 施 工 にあたっては 工 法 に 適 合 した 方 法 で 固 定 標 識 表 示 板 もしくは 車 載 による 移 動 標 識 や 表 示 板 を 用 い て 通 行 車 両 等 に 予 知 すること ( 誘 導 員 または 監 視 員 の 配 置 ) 第 92 大 型 機 械 が 移 動 するときには 誘 導 員 を 配 置 すること 2 機 械 との 混 在 作 業 で 作 業 員 に 危 険 の 生 ずる 恐 れのあるときは 監 視 員 を 配 置 し 危 険 箇 所 へ 作 業 員 が 立 入 らないように 監 視 すること 3 一 般 車 両 を 通 しながら 作 業 するときは 交 通 の 円 滑 と 安 全 確 保 を 図 るため 交 通 誘 導 員 を 配 置 すること また 誘 導 員 の 安 全 に 配 慮 した 安 全 施 設 の 配 置 を 行 うこと 4 誘 導 員 又 は 監 視 員 に 対 し 現 場 状 況 当 該 機 械 の 特 性 当 日 の 作 業 内 容 等 について 十 分 周 知 を 図 ること ( 回 転 部 等 による 巻 込 み 飛 石 等 の 防 止 ) 第 93 作 業 員 が 機 械 の 回 転 部 や 積 込 み 用 のベルトコンベヤ 等 に 巻 き 込 まれないよう 保 護 カバ- 等 の 防 護 措 置 を 講 ずると 共 に 緊 急 停 止 装 置 を 設 置 すること 2 石 塊 やアスファルト 塊 等 が 機 械 の 回 転 部 等 から 飛 散 しないように 適 切 な 防 護 措 置 を 講 ずること 3 回 転 部 等 の 修 理 点 検 は 必 ず 動 力 機 関 を 停 止 し 保 護 カバー 等 の 落 下 防 止 措 置 を 講 ずること ( 高 温 物 高 圧 物 および 火 熱 による 災 害 の 防 止 ) 第 94 加 熱 アスファルトを 高 圧 で 注 入 する 作 業 等 では 吹 抜 け 吹 返 し ホースの 破 裂 等 による 災 害 を 防 止 する ため 適 切 な 措 置 を 講 ずること 2 直 火 熱 によるアスファルトの 溶 解 や 道 路 の 加 熱 作 業 では 火 災 や 熱 風 による 作 業 員 および 第 三 者 への 災 害 を 防 止 するため 適 切 な 措 置 を 講 ずること ( 除 雪 準 備 ) 第 95 降 雪 期 前 に 除 雪 作 業 が 予 定 される 路 線 の 調 査 を 行 い 作 業 の 障 害 となるマンホ-ルや 公 共 設 備 等 の 位 置 を 確 認 し 必 要 に 応 じて 補 修 を 行 い スノーポ-ル 等 でその 位 置 を 表 示 すること 2 除 雪 機 械 は 故 障 等 に 備 えて 降 雪 期 前 に 十 分 な 整 備 を 行 うこと ( 凍 結 防 止 作 業 ) 第 96 融 雪 剤 等 の 過 剰 散 布 によるスリップ 事 故 を 防 止 するため 現 場 状 況 に 応 じた 散 布 量 を 検 討 しておくこと ( 道 路 除 雪 作 業 上 の 留 意 事 項 ) 第 97 除 雪 機 械 は 道 路 除 雪 作 業 時 必 ず 黄 色 回 転 灯 を 点 灯 すること 2 鉄 道 が 隣 接 する 箇 所 高 架 橋 や 立 体 交 差 の 箇 所 を 除 雪 するときは 鉄 道 や 道 路 通 行 の 妨 げとならないよう な 除 雪 の 方 法 および 排 雪 や 投 雪 の 方 向 を 選 定 すること 3 大 量 の 積 雪 や 路 肩 の 拡 幅 除 雪 でロ-タリ 除 雪 車 を 使 用 するときは 路 上 に 放 置 された 車 両 に 注 意 すること

339 4 歩 道 除 雪 作 業 にあたっては 安 全 対 策 型 の 機 械 を 使 用 するとともに 歩 行 者 との 接 触 作 業 員 の 転 倒 に 十 分 注 意 すること ( 運 搬 排 雪 の 留 意 事 項 ) 第 98 通 行 車 両 の 規 制 や 雪 の 運 搬 車 両 の 誘 導 に 交 通 誘 導 員 を 適 宜 配 置 すること 2 雪 の 運 搬 車 両 は 道 路 状 況 等 により 適 切 な 台 数 とし 交 通 障 害 の 要 因 とならないようにすること 3 積 込 み 作 業 のときは 積 みこぼれにより 周 囲 に 雪 塊 等 を 飛 散 しないようにすること なお 積 込 み 作 業 で 路 上 に 散 乱 した 雪 を 除 雪 整 正 してから 車 両 通 行 に 開 放 すること 第 23 章 橋 梁 工 ( 自 走 式 クレーンによる 橋 梁 架 設 ) 第 99 自 走 式 クレーンを 使 用 し 主 桁 を 架 設 するにあたり 正 確 な 資 料 に 基 づいた 架 設 作 業 計 画 を 作 成 し 作 業 前 の 確 認 を 行 うこと 2 主 桁 架 設 前 の 準 備 作 業 として 使 用 機 械 使 用 工 具 の 点 検 及 び 作 業 環 境 が 架 設 作 業 計 画 どおりに 措 置 されている ことを 確 認 すること 3 架 設 作 業 にあたっては 作 業 区 域 への 関 係 者 以 外 の 立 入 禁 止 の 措 置 を 講 ずるとともに クレーンの 作 業 半 径 定 格 荷 重 等 の 作 業 状 況 を 確 認 する また 桁 の 据 付 においては 桁 及 び 作 業 床 の 転 倒 及 び 転 落 防 止 の 措 置 を 講 ず ること ( 片 持 架 設 移 動 作 業 車 組 立 分 解 又 は 解 体 ) 第 100 移 動 作 業 車 の 組 立 にあたり 正 確 な 資 料 に 基 づいた 作 業 計 画 を 作 成 し 作 業 前 の 確 認 を 行 うこと 2 移 動 作 業 車 組 立 の 準 備 作 業 として 使 用 機 械 使 用 工 具 保 護 具 の 点 検 及 び 作 業 環 境 が 作 業 計 画 どおり に 措 置 されていることを 確 認 すること 3 組 立 にあたっては アンカー 鋼 棒 レール 及 び 機 材 の 据 付 位 置 機 材 の 個 別 重 量 によりクレーンの 作 業 半 径 等 の 能 力 を 再 度 確 認 し 安 全 に 組 立 作 業 を 行 うこと また 組 立 中 の 機 材 の 転 倒 防 止 の 確 保 のため レバーブロッ ク トラワイヤ 等 の 工 具 玉 掛 け 用 具 ワイヤの 準 備 も 行 うこと ( 移 動 作 業 車 の 移 動 ) 第 101 移 動 作 業 車 の 移 動 に 際 し 該 当 部 材 へのプレストレスの 導 入 型 枠 の 脱 枠 レールアンカーの 接 続 がなさ れていることを 確 認 すること 2 移 動 作 業 は 作 業 指 揮 者 を 定 めて 実 施 すること 3 移 動 作 業 車 上 の 資 機 材 工 具 類 の 落 下 防 止 措 置 を 行 なうとともに 必 要 に 応 じて 作 業 車 下 への 警 備 員 の 配 置 等 の 安 全 措 置 を 行 なうこと

340 第 20 編 建 設 工 事 公 衆 災 害 防 止 対 策 要 綱

341 建 設 工 事 公 衆 災 害 防 止 対 策 要 綱 目 次 第 1 章 総 則 第 2 章 作 業 場 20-2 第 3 章 交 通 対 策 20-4 第 4 章 軌 道 等 の 保 全 20-5 第 5 章 埋 設 物 20-6 第 6 章 土 留 工 20-7 第 7 章 覆 工 20-9 第 8 章 補 助 工 法 第 9 章 湧 水 等 の 処 理 第 10 章 建 設 副 産 物 の 処 理 第 11 章 埋 戻 し 第 12 章 機 械 電 気 第 13 章 地 下 掘 進 工 事 第 14 章 高 所 作 業 第 15 章 型 枠 支 保 工 足 場 等 第 16 章 火 災 及 び 酸 素 欠 乏 症 の 防 止 第 17 章 その 他

342 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 この 要 綱 は 土 木 工 事 の 施 工 に 当 たって 当 該 工 事 の 関 係 者 以 外 の 第 三 者 ( 以 下 公 衆 という )に 対 する 生 命 身 体 及 び 財 産 に 関 する 危 害 並 びに 迷 惑 ( 以 下 公 衆 災 害 という )を 防 止 するために 必 要 な 計 画 設 計 及 び 施 工 の 基 準 を 示 し もって 土 木 工 事 の 安 全 な 施 工 の 確 保 に 寄 与 することを 目 的 とする ( 適 用 ) 第 2 この 要 綱 は 公 衆 に 係 わる 区 域 で 施 工 する 土 木 工 事 ( 以 下 単 に 土 木 工 事 という )に 適 用 する 2 起 業 者 及 び 施 工 者 は 土 木 工 事 に 当 たっては 公 衆 災 害 を 防 止 するために この 要 綱 の 各 項 目 を 遵 守 しな ければならない ただし この 要 綱 において 起 業 者 が 行 うこととされている 内 容 について 契 約 の 定 めると ころにより 施 工 者 が 行 うことを 妨 げない ( 工 法 の 選 定 ) 第 3 起 業 者 又 は 施 工 者 は 土 木 工 事 の 計 画 設 計 及 び 施 工 に 当 たって 公 衆 災 害 の 防 止 のため 必 要 な 調 査 を 実 施 し 関 係 諸 法 令 を 遵 守 して 安 全 性 等 を 十 分 検 討 した 有 効 な 工 法 を 選 定 しなければならない ( 工 期 ) 第 4 起 業 者 は 土 木 工 事 の 工 期 を 定 めるに 当 たっては この 要 綱 に 規 定 されている 事 項 が 十 分 に 守 られるよう に 配 慮 しなければならない ( 公 衆 災 害 防 止 対 策 経 費 ) 第 5 起 業 者 は 工 事 を 実 施 する 地 域 の 状 況 を 把 握 した 上 この 要 綱 に 基 づいて 必 要 となる 措 置 をできるだけ 具 体 的 に 明 示 し その 経 費 を 工 事 金 額 のなかに 計 上 しなければならない ( 現 場 組 織 体 制 ) 第 6 施 工 者 は 土 木 工 事 に 先 立 ち 当 該 土 木 工 事 の 現 場 の 立 地 条 件 等 を 十 分 把 握 した 上 で 工 事 の 内 容 に 応 じ た 適 切 な 人 材 を 配 置 し 指 揮 命 令 系 統 の 明 確 な 現 場 組 織 体 制 を 組 むとともに 工 事 関 係 者 に 工 事 の 内 容 や 使 用 機 器 材 の 特 徴 等 の 留 意 点 について 周 知 させるものとする 2 施 工 者 は 複 数 の 請 負 関 係 のもとで 工 事 を 行 う 場 合 には 特 に 全 体 を 統 括 する 組 織 により 安 全 施 工 の 実 現 に 努 めなければならない ( 隣 接 工 事 との 調 整 ) 第 7 起 業 者 及 び 施 工 者 は 他 の 建 設 工 事 に 隣 接 輻 輳 して 土 木 工 事 を 施 工 する 場 合 には 公 衆 災 害 に 係 わる 事 項 について 連 絡 調 整 を 行 うものとする ( 付 近 居 住 者 等 への 周 知 ) 第 8 起 業 者 及 び 施 工 者 は 土 木 工 事 の 施 工 に 当 たっては あらかじめその 工 事 の 概 要 を 付 近 の 居 住 者 等 に 周 知 させ その 協 力 を 求 めなければならない 2 施 工 者 は 土 木 工 事 の 施 工 に 当 たっては 起 業 者 と 連 絡 を 密 にし 付 近 の 居 住 者 等 の 公 衆 災 害 防 止 に 対 す る 意 向 を 十 分 考 慮 しなければならない なお 交 通 規 制 を 伴 う 場 合 は 通 行 者 の 通 行 をできるだけ 妨 げないようにするとともに 規 制 状 況 の 広 報 に 努 めなければならない ( 事 故 発 生 時 の 措 置 と 原 因 調 査 ) 第 9 土 木 工 事 の 施 工 により 事 故 が 発 生 し 公 衆 に 危 害 を 及 ぼした 場 合 には その 起 業 者 及 び 施 工 者 は 直 ちに 応 急 措 置 及 び 関 係 機 関 への 連 絡 を 行 うとともに 速 やかにその 原 因 を 調 査 し 類 似 の 事 故 が 再 発 しないよう 措 置 しなければならない 第 2 章 作 業 場 ( 作 業 場 の 区 分 ) 第 10 施 工 者 は 土 木 工 事 を 施 工 するに 当 たって 作 業 し 材 料 を 集 積 し 又 は 機 械 類 を 置 く 等 工 事 のために 使 用 する 区 域 ( 以 下 作 業 場 という )を 周 囲 から 明 確 に 区 分 し この 区 域 以 外 の 場 所 を 使 用 してはならない 2 施 工 者 は 公 衆 が 誤 って 作 業 場 に 立 ち 入 ることのないよう 固 定 さく 又 はこれに 類 する 工 作 物 を 設 置 しな

343 ければならない ただし その 工 作 物 に 代 わる 既 設 のへい さく 等 があり そのへい さく 等 が 境 界 を 明 ら か にして 公 衆 が 誤 って 立 ち 入 ることを 防 止 する 目 的 にかなうものである 場 合 には そのへい さく 等 をも って 代 えることができるものとする また 移 動 を 伴 う 道 路 維 持 修 繕 工 事 軽 易 な 埋 設 工 事 等 において 移 動 さく 道 路 標 識 標 示 板 保 安 灯 セイフティコ-ン 等 で 十 分 安 全 が 確 保 される 場 合 には これをもって 代 えるこ とができるものとする 3 前 項 のさく 等 は その 作 業 場 を 周 囲 から 明 確 に 区 分 し 公 衆 の 安 全 を 図 るものであって 作 業 環 境 と 使 用 目 的 によって 構 造 を 決 定 すべきものであるが 特 に 風 等 により 転 倒 しないよう 十 分 安 定 したものでなければ ならない (さくの 規 格 寸 法 ) 第 11 固 定 さくの 高 さは 1.2 メートル 以 上 とし 通 行 者 ( 自 動 車 等 を 含 む )の 視 界 を 妨 げないようにする 必 要 がある 場 合 は さくの 上 の 部 分 を 金 網 等 で 張 り 見 通 しをよくするものとする 2 移 動 さくは 高 さ 0.8 メ-トル 以 上 1メ-トル 以 下 長 さ1メートル 以 上 1.5 メートル 以 下 で 支 柱 の 上 端 に 幅 15 センチメートル 程 度 の 横 板 を 取 り 付 けてあるものを 標 準 とし 公 衆 の 通 行 が 禁 止 されているこ とが 明 らかに 分 かるものであって かつ 容 易 に 転 倒 しないものでなければならない また 移 動 さくの 高 さが1メ-トル 以 上 となる 場 合 は 金 網 等 を 張 り 付 けるものとする (さくの 彩 色 ) 第 12 固 定 さくの 袴 部 分 及 び 移 動 さくの 横 板 部 分 は 黄 色 と 黒 色 を 交 互 に 斜 縞 に 彩 色 ( 反 射 処 理 )するものとし 彩 色 する 各 縞 の 幅 は 10 センチメ-トル 以 上 15 センチメ-トル 以 下 水 平 との 角 度 は 45 度 を 標 準 とする ただし 袴 及 び 横 板 の3 分 の2 以 下 の 部 分 に 黄 色 又 は 白 色 で 彩 色 した 箇 所 を 設 け この 部 分 に 工 事 名 起 業 者 名 施 工 者 名 公 衆 への 注 意 事 項 等 を 記 入 することはさしつかえない ( 移 動 さくの 設 置 及 び 撤 去 方 法 ) 第 13 施 工 者 は 移 動 さくを 連 続 して 設 置 する 場 合 には 原 則 として 移 動 さくの 長 さを 超 えるような 間 隔 をあけ てはならず かつ 移 動 さく 間 には 保 安 灯 又 はセイフティコ-ンを 置 き 作 業 場 の 範 囲 を 明 確 にしなければ ならない 2 施 工 者 は 移 動 さくを 屈 曲 して 設 置 する 場 合 には その 部 分 は 間 隔 をあけてはならない また 交 通 流 に 対 面 する 部 分 に 移 動 さくを 設 置 する 場 合 は 原 則 としてすりつけ 区 間 を 設 け かつ 間 隔 をあけないようにし なければならない 3 施 工 者 は 歩 行 者 及 び 自 転 車 が 移 動 さくに 沿 って 通 行 する 部 分 の 移 動 さくの 設 置 に 当 たっては 移 動 さく の 間 隔 をあけないようにし 又 は 移 動 さくの 間 に 安 全 ロープ 等 を 張 って 隙 間 のないよう 措 置 しなければなら ない 4 施 工 者 は 移 動 さくの 設 置 及 び 撤 去 に 当 たっては 交 通 の 流 れを 妨 げないよう 行 わなければならない ( 作 業 場 への 車 両 の 出 入 ) 第 14 施 工 者 は 道 路 上 に 作 業 場 を 設 ける 場 合 は 原 則 として 交 通 流 に 対 する 背 面 から 車 両 を 出 入 りさせなけ ればならない ただし 周 囲 の 状 況 等 によりやむを 得 ない 場 合 においては 交 通 流 に 平 行 する 部 分 から 車 両 を 出 入 りさせることができる この 場 合 においては 交 通 誘 導 員 を 配 置 し できるだけ 一 般 車 両 の 通 行 を 優 先 するとともに 公 衆 の 通 行 に 支 障 を 与 えないようにしなければならない ( 作 業 場 内 の 工 事 用 車 両 の 駐 車 ) 第 15 施 工 者 は 道 路 上 に 設 置 した 作 業 場 内 に 原 則 として 作 業 に 使 用 しない 車 両 を 駐 車 させてはならない また 作 業 に 使 用 する 作 動 中 の 車 両 にあっては やむを 得 ない 場 合 を 除 き 運 転 手 を 当 該 車 両 に 常 駐 させ なければならない ( 作 業 場 の 出 入 口 ) 第 16 施 工 者 は 作 業 場 の 出 入 口 には 原 則 として 引 戸 式 の 扉 を 設 け 作 業 に 必 要 のない 限 り これを 閉 鎖 して おくとともに 公 衆 の 立 入 りを 禁 ずる 標 示 板 を 掲 げなければならない ただし 車 両 の 出 入 りが 頻 繁 なとき は 扉 を 開 放 しておくことができるが その 間 必 ず 見 張 員 を 配 置 し 出 入 りする 車 両 の 誘 導 に 当 たらせなけ ればならない 2 施 工 者 は 作 業 場 に 出 入 りする 車 両 等 が 道 路 構 造 物 及 び 交 通 安 全 施 設 等 に 損 傷 を 与 えることのないよう 注 意 しなければならない 損 傷 させた 場 合 には 直 ちに 当 該 管 理 者 に 報 告 し その 指 示 により 復 旧 しなけれ ばならない

344 第 3 章 交 通 対 策 ( 道 路 標 識 等 ) 第 17 起 業 者 及 び 施 工 者 は 道 路 敷 に 又 は 道 路 敷 に 接 して 作 業 場 を 設 けて 土 木 工 事 を 施 工 する 場 合 には 工 事 に よる 一 般 交 通 への 危 険 及 び 渋 滞 の 防 止 歩 行 者 の 安 全 等 を 図 るため 事 前 に 道 路 状 況 を 把 握 し 交 通 の 処 理 方 法 について 検 討 の 上 道 路 管 理 者 及 び 所 轄 警 察 署 長 の 指 示 するところに 従 い 道 路 標 識 区 画 線 及 び 道 路 標 示 に 関 する 命 令 ( 昭 和 35 年 総 理 府 建 設 省 令 第 3 号 ) 及 び 道 路 工 事 現 場 における 標 示 施 設 等 の 設 置 基 準 ( 昭 和 37 年 建 設 省 道 発 第 372 号 ) による 道 路 標 識 標 示 板 等 で 必 要 なものを 設 置 しなければなら ない 2 施 工 者 は 工 事 用 の 諸 施 設 を 設 置 するに 当 たって 必 要 がある 場 合 は 周 囲 の 地 盤 面 から 高 さ 0.8 メ-トル 以 上 2メ-トル 以 下 の 部 分 については 通 行 者 の 視 界 を 妨 げることのないよう 必 要 な 措 置 を 講 じなければなら ない ( 保 安 灯 ) 第 18 施 工 者 は 道 路 上 において 又 は 道 路 に 接 して 土 木 工 事 を 夜 間 施 工 する 場 合 には 道 路 上 又 は 道 路 に 接 する 部 分 に 設 置 したさく 等 に 沿 って 高 さ1メ-トル 程 度 のもので 夜 間 150 メ-トル 前 方 から 視 認 できる 光 度 を 有 する 保 安 灯 を 設 置 しなければならない この 場 合 設 置 間 隔 は 交 通 流 に 対 面 する 部 分 では2メ-トル 程 度 その 他 の 道 路 に 面 する 部 分 では4メ -トル 以 下 とし 囲 いの 角 の 部 分 については 特 に 留 意 して 設 置 しなければならない ( 遠 方 よりの 工 事 箇 所 の 確 認 ) 第 19 施 工 者 は 交 通 量 の 特 に 多 い 道 路 上 において 土 木 工 事 を 施 工 する 場 合 には 遠 方 からでも 工 事 箇 所 が 確 認 でき 安 全 な 走 行 が 確 保 されるよう 保 安 施 設 を 適 切 に 設 置 しなければならない このため 第 17( 道 路 標 識 等 ) 及 び 第 18( 保 安 灯 )に 規 定 する 道 路 標 識 及 び 保 安 灯 の 設 置 に 加 えて 作 業 場 の 交 通 流 に 対 面 する 場 所 に 工 事 中 であることを 示 す 標 示 板 ( 原 則 として 内 部 照 明 式 )を 設 置 するものとする さらに 必 要 に 応 じて 夜 間 200 メ-トル 前 方 から 視 認 できる 光 度 を 有 する 回 転 式 か 点 滅 式 の 黄 色 又 は 赤 色 の 注 意 灯 を 当 該 標 示 板 に 近 接 した 位 置 に 設 置 しなければならない 2 前 項 の 場 合 において 当 該 標 示 板 等 を 設 置 する 箇 所 に 近 接 して 高 い 工 事 用 構 造 物 等 があるときは これ に 標 示 板 等 を 設 置 することができる 3 施 工 者 は 工 事 を 予 告 する 道 路 標 識 標 示 板 等 を 工 事 箇 所 の 前 方 50 メ-トルから 500 メ-トルの 間 の 路 側 又 は 中 央 帯 のうち 視 認 しやすい 箇 所 に 設 置 しなければならない ( 作 業 場 付 近 における 交 通 の 誘 導 ) 第 20 施 工 者 は 道 路 上 において 土 木 工 事 を 施 工 する 場 合 には 道 路 管 理 者 及 び 所 轄 警 察 署 長 の 指 示 を 受 け 作 業 場 出 入 口 等 に 必 要 に 応 じて 交 通 誘 導 員 を 配 置 し 道 路 標 識 保 安 灯 セイフティコ-ン 又 は 矢 印 板 を 設 置 する 等 常 に 交 通 の 流 れを 阻 害 しないよう 努 めなければならない なお 交 通 量 の 少 ない 道 路 にあっては 簡 易 な 自 動 信 号 機 によって 交 通 の 誘 導 を 行 うことができる また 近 接 して 他 の 工 事 が 行 われる 場 合 には 施 工 者 間 で 交 通 の 誘 導 について 十 分 な 調 整 を 行 い 交 通 の 安 全 の 確 保 を 図 らなければならない (まわり 道 ) 第 21 起 業 者 及 び 施 工 者 は 土 木 工 事 のために 一 般 の 交 通 を 迂 回 させる 必 要 がある 場 合 においては 道 路 管 理 者 及 び 所 轄 警 察 署 長 の 指 示 するところに 従 い まわり 道 の 入 口 及 び 要 所 に 運 転 者 又 は 通 行 者 に 見 やすい 案 内 用 標 示 板 等 を 設 置 し 運 転 者 又 は 通 行 者 が 容 易 にまわり 道 を 通 過 し 得 るようにしなければならない ( 車 両 交 通 のための 路 面 維 持 ) 第 22 施 工 者 は 道 路 を 掘 削 した 箇 所 を 車 両 の 交 通 の 用 に 供 しようとするときは 埋 戻 したのち 原 則 として 仮 舗 装 を 行 い 又 は 覆 工 を 行 う 等 の 措 置 を 講 じなければならない この 場 合 周 囲 の 路 面 との 段 差 を 生 じな いようにしなければならない やむを 得 ない 理 由 で 段 差 が 生 じた 場 合 は 5パ-セント 以 内 の 勾 配 ですりつけるものとし 施 工 上 すりつけ が 困 難 な 場 合 には 標 示 板 等 によって 通 行 車 両 に 予 知 させなければならない 2 施 工 者 は 道 路 敷 において 又 は 道 路 敷 に 接 して 工 事 を 行 う 場 合 で 特 に 地 下 掘 進 工 事 を 行 うときは 路 面 の 変 状 観 測 を 行 うものとし 必 要 に 応 じ 本 章 各 項 に 規 定 する 措 置 を 講 じなければならない

345 ( 車 道 幅 員 ) 第 23 起 業 者 及 び 施 工 者 は 土 木 工 事 のために 一 般 の 交 通 の 用 に 供 する 部 分 の 通 行 を 制 限 する 必 要 のある 場 合 に おいては 道 路 管 理 者 及 び 所 轄 警 察 署 長 の 指 示 に 従 うものとし 特 に 指 示 のない 場 合 は 次 の 各 号 に 掲 げると ころを 標 準 とする 一 制 限 した 後 の 道 路 の 車 線 が1 車 線 となる 場 合 にあっては その 車 道 幅 員 は3メ-トル 以 上 とし 2 車 線 となる 場 合 にあっては その 車 道 幅 員 は 5.5 メ-トル 以 上 とする 二 制 限 した 後 の 道 路 の 車 線 が1 車 線 となる 場 合 で それを 往 復 の 交 互 交 通 の 用 に 供 する 場 合 においては その 制 限 区 間 はできるだけ 短 くし その 前 後 で 交 通 が 渋 滞 することのないように 措 置 するとともに 必 要 に 応 じて 交 通 誘 導 員 等 を 配 置 する ( 歩 行 者 対 策 ) 第 24 起 業 者 及 び 施 工 者 は 第 23( 車 道 幅 員 )に 規 定 する 場 合 において 歩 行 者 が 安 全 に 通 行 し 得 るために 歩 行 者 用 として 別 に 幅 0.75 メ-トル 以 上 特 に 歩 行 者 の 多 い 箇 所 においては 幅 1.5 メ-トル 以 上 の 通 路 を 確 保 し なければならない この 場 合 車 両 の 交 通 の 用 に 供 する 部 分 との 境 には 第 11(さくの 規 格 寸 法 )から 第 13( 移 動 さくの 設 置 及 び 撤 去 方 法 )までの 規 定 に 準 じてすき 間 なく さく 等 を 設 置 する 等 歩 行 者 用 通 路 を 明 確 に 区 分 するとともに 歩 行 に 危 険 のないよう 路 面 の 凹 凸 をなくし 必 要 に 応 じて 階 段 等 を 設 けておかなければならない ( 通 路 の 排 水 ) 第 25 施 工 者 は 土 木 工 事 の 施 工 に 当 たり 一 般 の 交 通 の 用 に 供 する 部 分 について 雨 天 等 の 場 合 でも 通 行 に 支 障 がないよう 排 水 を 良 好 にしておかなければならない ( 高 い 構 造 物 等 及 び 危 険 箇 所 の 照 明 ) 第 26 施 工 者 は 道 路 上 に 又 は 道 路 に 近 接 して 杭 打 機 その 他 の 高 さの 高 い 工 事 用 機 械 類 若 しくは 構 造 物 を 設 置 し ておく 場 合 又 は 工 事 のため 一 般 の 交 通 にとって 危 険 が 予 想 される 箇 所 がある 場 合 においては それらを 白 色 照 明 灯 で 照 明 し それらの 所 在 が 容 易 に 確 認 できるようにしなければならない 2 前 項 の 場 合 において 照 明 装 置 は その 直 射 光 が 通 行 者 の 眼 を 眩 惑 しないようにしなければならない ( 施 設 の 維 持 等 ) 第 27 起 業 者 及 び 施 工 者 は 第 2 章 及 び 本 章 の 規 定 に 基 づいて 必 要 な 施 設 を 設 置 したときは それらの 施 設 が 十 分 に 機 能 を 発 揮 するよう 維 持 するとともに 標 示 板 等 が 道 路 標 識 等 の 効 果 を 妨 げることのないよう 注 意 しなけ ればならない 第 4 章 軌 道 等 の 保 全 ( 軌 道 経 営 者 との 事 前 協 議 ) 第 28 起 業 者 は 軌 道 敷 内 又 は 軌 道 敷 に 近 接 した 場 所 で 土 木 工 事 を 施 工 する 場 合 においては あらかじめ 軌 道 経 営 者 と 協 議 して 工 事 中 における 軌 道 の 保 全 方 法 につき 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 決 定 しなければなら ない 一 軌 道 経 営 者 に 委 託 する 工 事 の 範 囲 二 工 事 中 における 軌 条 架 線 等 の 支 持 方 法 三 工 事 中 における 軌 道 車 両 の 通 行 に 関 する 規 制 及 び 規 制 を 実 施 するための 具 体 的 方 法 四 軌 道 車 両 の 通 行 のために 必 要 な 工 事 施 工 の 順 序 及 び 方 法 並 びに 作 業 時 間 等 に 関 する 規 制 及 び 規 制 を 実 施 するための 具 体 的 方 法 五 工 事 中 軌 条 架 線 等 の 取 りはずしを 行 う 必 要 の 有 無 及 び 必 要 のある 場 合 の 取 りはずし 方 法 実 施 時 間 等 六 相 互 の 連 絡 責 任 者 及 び 連 絡 方 法 七 その 他 軌 道 保 全 に 関 し 必 要 な 事 項 八 前 各 号 の 事 項 に 関 し 変 更 の 必 要 が 生 じた 場 合 の 具 体 的 措 置 ( 鉄 道 施 設 等 の 仮 移 設 等 ) 第 29 起 業 者 は 土 木 工 事 に 関 して 軌 条 停 留 場 安 全 地 帯 等 の 軌 道 施 設 等 の 仮 移 設 等 が 必 要 となる 場 合 におい ては あらかじめ 軌 道 経 営 者 道 路 管 理 者 及 び 所 轄 警 察 署 長 と 協 議 しなければならない

346 ( 協 議 事 項 の 周 知 及 び 遵 守 ) 第 30 起 業 者 は 第 28( 軌 道 経 営 者 との 事 前 協 議 ) 及 び 第 29( 軌 道 施 設 等 の 仮 移 設 等 )の 規 定 に 基 づく 協 議 に より 決 定 された 事 項 を 施 工 者 に 周 知 徹 底 させなければならない 2 施 工 者 は 第 28( 軌 道 経 営 者 との 事 前 協 議 ) 及 び 第 29( 軌 道 施 設 等 の 仮 移 設 等 )の 規 定 に 基 づいて 決 定 された 事 項 を 遵 守 し 疑 問 の 生 じた 場 合 にはその 事 項 について 起 業 者 に 確 認 しなければならない ( 絶 縁 工 ) 第 31 起 業 者 及 び 施 工 者 は 軌 道 敷 線 から1メ-トル 以 内 の 箇 所 に 金 属 製 の 管 路 等 を 埋 設 する 場 合 においては 軌 道 経 営 者 の 指 示 に 従 い 絶 縁 工 を 施 さなければならない ( 鉄 道 ) 第 32 起 業 者 は 鉄 道 敷 内 又 は 鉄 道 敷 に 近 接 した 場 所 で 土 木 工 事 を 施 工 する 場 合 においては 鉄 道 経 営 者 に 委 託 する 工 事 の 範 囲 及 び 鉄 道 保 全 に 関 し 必 要 な 事 項 を 鉄 道 経 営 者 と 協 議 しなければならない 第 5 章 埋 設 物 ( 保 安 上 の 事 前 措 置 ) 第 33 起 業 者 は 土 木 工 事 の 設 計 に 当 たっては 工 事 現 場 工 事 用 の 通 路 及 び 工 事 現 場 に 近 接 した 地 域 にある 埋 設 物 について 埋 設 物 の 管 理 者 の 協 力 を 得 て 位 置 規 格 構 造 及 び 埋 設 年 次 を 調 査 し その 結 果 に 基 づき 埋 設 物 の 管 理 者 及 び 関 係 機 関 と 協 議 確 認 の 上 設 計 図 書 にその 埋 設 物 の 保 安 に 必 要 な 措 置 を 記 載 して 施 工 者 に 明 示 しなければならない ( 立 会 ) 第 34 起 業 者 は 埋 設 物 の 周 辺 で 土 木 工 事 を 施 工 する 場 合 において 第 33( 保 安 上 の 事 前 措 置 )に 規 定 する 調 査 を 行 うに 当 たっては 原 則 として 各 種 埋 設 物 の 管 理 者 に 対 し 埋 設 物 の 種 類 位 置 ( 平 面 深 さ) 等 の 確 認 の ため 第 36( 埋 設 物 の 確 認 )の 規 定 による 立 会 を 求 めなければならない ただし 各 種 埋 設 物 の 状 況 があら かじめ 明 らかである 場 合 はこの 限 りではない ( 保 安 上 の 措 置 ) 第 35 起 業 者 又 は 起 業 者 から 埋 設 物 の 保 安 に 必 要 な 措 置 を 行 うよう 明 示 を 受 けた 施 工 者 は 埋 設 物 に 近 接 して 土 木 工 事 を 施 工 する 場 合 には あらかじめその 埋 設 物 の 管 理 者 及 び 関 係 機 関 と 協 議 し 関 係 法 令 等 に 従 い 工 事 施 工 の 各 段 階 における 保 安 上 の 必 要 な 措 置 埋 設 物 の 防 護 方 法 立 会 の 有 無 緊 急 時 の 連 絡 先 及 びその 方 法 保 安 上 の 措 置 の 実 施 区 分 等 を 決 定 するものとする 2 起 業 者 が 前 項 の 規 定 により 決 定 し 施 工 者 に 通 知 したときは 施 工 者 は 決 定 事 項 を 厳 守 しなければならない ( 埋 設 物 の 確 認 ) 第 36 起 業 者 又 は 施 工 者 は 埋 設 物 が 予 想 される 場 所 で 土 木 工 事 を 施 工 しようとするときは 施 工 に 先 立 ち 埋 設 物 管 理 者 等 が 保 管 する 台 帳 に 基 づいて 試 掘 等 を 行 い その 埋 設 物 の 種 類 位 置 ( 平 面 深 さ) 規 格 構 造 等 を 原 則 として 目 視 により 確 認 しなければならない なお 起 業 者 又 は 施 工 者 は 試 掘 によって 埋 設 物 を 確 認 した 場 合 においては その 位 置 等 を 道 路 管 理 者 及 び 埋 設 物 の 管 理 者 に 報 告 しなければならない この 場 合 深 さについては 原 則 として 標 高 によって 表 示 しておくものとする 2 施 工 者 は 工 事 施 工 中 において 管 理 者 の 不 明 な 埋 設 物 を 発 見 した 場 合 埋 設 物 に 関 する 調 査 を 再 度 行 い 当 該 管 理 者 の 立 会 を 求 め 安 全 を 確 認 した 後 に 処 置 しなければならない ( 布 掘 り 及 びつぼ 掘 り) 第 37 施 工 者 は 道 路 上 において 土 木 工 事 のために 杭 矢 板 等 を 打 設 し 又 は 穿 孔 等 を 行 う 必 要 がある 場 合 にお いては 埋 設 物 のないことがあらかじめ 明 確 である 場 合 を 除 き 埋 設 物 の 予 想 される 位 置 を 深 さ2メ-トル 程 度 まで 試 掘 を 行 い 埋 設 物 の 存 在 が 確 認 されたときは 布 掘 り 又 はつぼ 掘 りを 行 ってこれを 露 出 させなけ ればならない ( 露 出 した 埋 設 物 の 保 安 維 持 等 ) 第 38 施 工 者 は 工 事 中 埋 設 物 が 露 出 した 場 合 においては 第 35( 保 安 上 の 措 置 )の 規 定 に 基 づく 協 議 により 定 められた 方 法 によって これらの 埋 設 物 を 維 持 し 工 事 中 の 損 傷 及 びこれによる 公 衆 災 害 を 防 止 するために 万 全 を 期 するとともに 協 議 によって 定 められた 保 安 上 の 措 置 の 実 施 区 分 に 従 って 常 に 点 検 等 を 行 わなければ

347 ならない なお 露 出 した 埋 設 物 には 物 件 の 名 称 保 安 上 の 必 要 事 項 管 理 者 の 連 絡 先 等 を 記 載 した 標 示 板 を 取 り 付 ける 等 により 工 事 関 係 者 等 に 対 し 注 意 を 喚 起 しなければならない 2 露 出 した 埋 設 物 がすでに 破 損 していた 場 合 においては 施 工 者 は 直 ちに 起 業 者 及 びその 埋 設 物 の 管 理 者 に 連 絡 し 修 理 等 の 措 置 を 求 めなければならない 3 施 工 者 は 露 出 した 埋 設 物 が 埋 戻 した 後 において 破 損 するおそれのある 場 合 には 起 業 者 及 び 埋 設 物 の 管 理 者 と 協 議 の 上 適 切 な 措 置 を 行 うことを 求 め 工 事 終 了 後 の 事 故 防 止 について 十 分 注 意 しなければならない 4 施 工 者 は 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 点 検 等 の 措 置 を 行 う 場 合 において 埋 設 物 の 位 置 が 掘 削 床 付 け 面 より 高 い 等 通 常 の 作 業 位 置 からの 点 検 等 が 困 難 な 場 合 には あらかじめ 起 業 者 及 びその 埋 設 物 の 管 理 者 と 協 議 の 上 点 検 等 のための 通 路 を 設 置 しなければならない ただし 作 業 のための 通 路 が 点 検 のための 通 路 として 十 分 利 用 可 能 な 場 合 にはこの 限 りではない ( 近 接 位 置 の 掘 削 ) 第 39 施 工 者 は 埋 設 物 に 近 接 して 掘 削 を 行 う 場 合 には 周 囲 の 地 盤 のゆるみ 沈 下 等 に 十 分 注 意 するとともに 必 要 に 応 じて 埋 設 物 の 補 強 移 設 等 について 起 業 者 及 びその 埋 設 物 の 管 理 者 とあらかじめ 協 議 し 埋 設 物 の 保 安 に 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない ( 火 気 ) 第 40 施 工 者 は 可 燃 性 物 質 の 輸 送 管 等 の 埋 設 物 の 付 近 において 溶 接 機 切 断 機 等 火 気 を 伴 う 機 械 器 具 を 使 用 してはならない ただし やむを 得 ない 場 合 において その 埋 設 物 の 管 理 者 と 協 議 の 上 周 囲 に 可 燃 性 ガスの 存 在 しない ことを 検 知 器 等 によって 確 認 し 熱 遮 へい 装 置 など 埋 設 物 の 保 安 上 必 要 な 措 置 を 講 じたときはこの 限 りでは ない 第 6 章 土 留 工 ( 土 留 工 を 必 要 とする 掘 削 ) 第 41 起 業 者 又 は 施 工 者 は 地 盤 を 掘 削 する 場 合 においては 掘 削 の 深 さ 掘 削 を 行 っている 期 間 当 該 工 事 区 域 の 土 質 条 件 地 下 水 の 状 況 周 辺 地 域 の 環 境 条 件 等 を 総 合 的 に 勘 案 して 土 留 工 の 形 式 を 決 定 し 安 全 かつ 確 実 に 工 事 が 施 工 できるようにしなければならない この 場 合 切 取 り 面 にその 箇 所 の 土 質 に 見 合 った 勾 配 を 保 って 掘 削 できる 場 合 を 除 き 掘 削 の 深 さが 1.5 メ-トルを 超 える 場 合 には 原 則 として 土 留 工 を 施 すものとする また 掘 削 深 さが4メ-トルを 超 える 場 合 周 辺 地 域 への 影 響 が 大 きいことが 予 想 される 場 合 等 重 要 な 仮 設 工 事 においては 親 杭 横 矢 板 鋼 矢 板 等 を 用 いた 確 実 な 土 留 工 を 施 さなければならない ( 土 質 調 査 ) 第 42 起 業 者 は 重 要 な 仮 設 工 事 を 行 う 場 合 においては 既 存 の 資 料 等 により 工 事 区 域 の 土 質 状 況 を 確 認 すると ともに 必 要 な 土 質 調 査 を 行 い その 結 果 に 基 づいて 土 留 工 の 設 計 施 工 方 法 等 の 検 討 等 を 行 うものとする ( 土 留 工 の 構 造 ) 第 43 土 留 工 の 安 定 に 関 する 設 計 計 算 は 学 会 その 他 で 技 術 的 に 認 められた 方 法 及 び 基 準 に 従 い 施 工 期 間 中 に おける 降 雨 等 による 条 件 の 悪 化 を 考 慮 して 行 わなければならない また 土 留 工 の 構 造 は その 計 算 結 果 を 十 分 満 足 するものでなければならない ( 杭 鋼 矢 板 等 の 打 設 工 程 ) 第 44 施 工 者 は 道 路 において 杭 鋼 矢 板 等 を 打 設 するためこれに 先 行 する 布 掘 りを 行 う 場 合 には その 布 掘 り の 工 程 の 範 囲 は 杭 鋼 矢 板 等 の 打 設 作 業 の 工 程 の 範 囲 において 必 要 最 小 限 にとどめ 打 設 後 は 速 やかに 埋 戻 し 念 入 りに 締 め 固 めて 従 前 の 機 能 を 維 持 し 得 るよう 表 面 を 仕 上 げておかなければならない なお 杭 鋼 矢 板 等 の 打 設 に 際 しては 周 辺 地 域 への 環 境 対 策 についても 配 慮 しなければならない ( 鋼 矢 板 等 の 適 用 ) 第 45 起 業 者 又 は 施 工 者 は 掘 削 予 定 箇 所 の 土 質 が 軟 弱 で 地 下 水 位 が 高 い 等 好 ましくない 条 件 のもとで 工 事 を 行 う 場 合 においては 鋼 矢 板 による 土 留 工 法 又 はこれと 同 等 以 上 の 安 全 性 を 有 する 土 留 工 法 を 採 用 しなけれ ばならない

348 ( 杭 鋼 矢 板 等 の 根 入 れ) 第 46 杭 鋼 矢 板 等 の 根 入 れ 長 は 安 定 計 算 支 持 力 の 計 算 ボイリングの 計 算 及 びヒービングの 計 算 により 決 定 するものとする この 場 合 重 要 な 仮 設 工 事 にあっては 原 則 として 根 入 れ 長 は 杭 の 場 合 においては 1.5 メ-トル 鋼 矢 板 等 の 場 合 においては 3.0 メ-トルを 下 回 ってはならない ( 軟 弱 地 盤 対 策 ) 第 47 起 業 者 又 は 施 工 者 は 掘 削 基 盤 付 近 の 地 盤 が 沈 下 移 動 又 は 隆 起 するおそれがある 場 合 においては 土 留 壁 の 根 入 れ 長 の 増 加 底 切 りばりの 設 置 地 盤 改 良 等 適 切 な 措 置 を 講 ずるとともに 工 程 及 び 工 法 について も 安 全 が 確 保 できるように 配 慮 しなければならない ( 親 杭 横 矢 板 ) 第 48 重 要 な 仮 設 工 事 に 用 いる 親 杭 横 矢 板 は 次 の 各 号 に 掲 げるところを 標 準 とする 一 土 留 杭 は H-300 を 最 小 部 材 とする 二 土 留 板 は 所 要 の 強 度 を 有 する 木 材 で 最 小 厚 を3センチメ-トルとし その 両 端 が 4センチメ-トル 以 上 ( 当 該 土 留 板 の 板 厚 が4センチメ-トルを 超 えるときには 当 該 板 厚 以 上 ) 土 留 杭 のフランジに 係 る 長 さを 有 するものとする 2 施 工 者 は 土 留 板 を 掘 削 後 速 やかに 掘 削 土 壁 との 間 にすき 間 のないようにはめ 込 まなければならない また 土 壁 との 間 にすき 間 ができたときは 裏 込 め くさび 等 ですき 間 のないように 固 定 しなければならない ( 鋼 矢 板 の 寸 法 ) 第 49 重 要 な 仮 設 工 事 に 用 いる 鋼 矢 板 は Ⅲ 型 以 上 を 標 準 とする ( 腹 おこし) 第 50 施 工 者 は 腹 おこしの 施 工 に 当 たっては 土 留 杭 又 は 鋼 矢 板 等 と 十 分 密 着 するようにし すき 間 を 生 じた ときはパッキング 材 等 で 土 留 からの 荷 重 を 均 等 に 受 けられるようにするとともに 受 け 金 物 吊 り 下 げワイ ヤ- 等 によって 支 持 し 振 動 その 他 により 落 下 することのないようにしなければならない 2 重 要 な 仮 設 工 事 にあっては 次 の 各 号 に 掲 げるところを 標 準 とする 一 腹 おこしは H-300 を 最 小 部 材 とし 継 手 間 隔 は6メ-トル 以 上 とする 二 腹 おこしの 垂 直 間 隔 は 3メ-トル 程 度 とし 土 留 杭 又 は 鋼 矢 板 等 の 頂 部 から1メ-トル 程 度 以 内 のと ころに 第 1 段 の 腹 おこしを 施 すものとする ただし 覆 工 を 要 する 部 分 にあって 受 桁 がある 場 合 においては 第 1 段 の 腹 おこしは 土 留 杭 又 は 鋼 矢 板 等 の 頂 部 から1メ-トルを 超 えるところに 施 すことを 妨 げない ( 切 りばり) 第 51 施 工 者 は 切 りばりを 施 工 するに 当 たっては 切 りばりを 腹 おこしの 間 に 接 続 し ジャッキ 等 をもって 堅 固 に 締 めつけるとともに ゆるみ 等 を 生 じても 落 下 することのないよう 中 間 杭 ボルト 等 によって 支 持 しな ければならない 2 施 工 者 は 切 りばりに 腹 おこしからくる 土 圧 以 外 の 荷 重 が 加 わるおそれがある 場 合 又 は 荷 重 をかける 必 要 のある 場 合 においては それらの 荷 重 に 対 して 必 要 な 補 強 措 置 を 講 じなければならない 3 施 工 者 は 切 りばりには 座 屈 のおそれがないよう 十 分 な 断 面 と 剛 性 を 有 するものを 使 用 しなければなら ない 4 施 工 者 は 切 りばりには 原 則 として 継 手 を 設 けてはならない ただし 掘 削 幅 が 大 きい 等 やむを 得 ない 場 合 においては 次 の 各 号 に 掲 げるところにより 継 手 を 設 けることができるものとする 一 切 りばりの 継 手 は 十 分 安 全 な 強 度 をもつ 突 合 わせ 継 手 とし 座 屈 に 対 しては 水 平 継 材 垂 直 継 材 又 は 中 間 杭 で 切 りばりを 相 互 に 緊 結 固 定 すること 二 中 間 杭 を 設 ける 場 合 は 中 間 杭 相 互 にも 水 平 連 結 材 を 取 り 付 け これに 切 りばりを 緊 結 固 定 すること 三 一 方 向 切 りばりに 対 して 中 間 杭 を 設 ける 場 合 においては 中 間 杭 の 両 側 に 腹 起 こしに 準 ずる 水 平 連 結 材 を 緊 結 し この 連 結 材 と 腹 おこしの 間 に 切 りばりを 接 続 すること 四 二 方 向 切 りばりに 対 して 中 間 杭 を 設 ける 場 合 には 切 りばりの 交 点 に 中 間 杭 を 設 置 して 両 方 の 切 りば りを 中 間 杭 に 緊 結 すること 5 重 要 な 仮 設 工 事 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げるところを 標 準 とする 一 切 りばりは H-300 を 最 小 部 材 とする 二 切 りばりは 水 平 間 隔 5メ-トル 以 下 垂 直 間 隔 3メ-トル 程 度 にし 掘 削 に 従 って 速 やかに 取 り 付 け

349 なければならない ただし 切 りばりの 設 置 間 隔 については 大 規 模 な 地 下 掘 削 工 事 等 において 計 算 等 によりその 安 全 性 が 確 認 された 場 合 はこの 限 りではない ( 杭 鋼 矢 板 等 の 変 形 等 ) 第 52 施 工 者 は 打 設 した 杭 鋼 矢 板 等 が 不 測 の 障 害 物 等 のために 変 形 し 又 は 貫 入 しなかった 場 合 においては 所 期 の 目 的 にかなうよう 適 宜 補 強 しなければならない ( 鋼 矢 板 等 の 欠 損 部 ) 第 53 起 業 者 及 び 施 工 者 は 鋼 矢 板 等 連 続 性 の 土 留 壁 が 埋 設 物 等 のために 欠 損 部 を 生 じた 場 合 においては その 土 留 壁 と 同 等 以 上 の 安 全 性 を 有 する 補 強 工 法 を 採 用 し 施 工 者 は 欠 損 部 が 弱 点 となることのないよう 慎 重 に 施 工 しなければならない ( 土 留 工 の 管 理 ) 第 54 施 工 者 は 土 留 工 を 施 してある 間 は 常 時 点 検 を 行 い 土 留 用 部 材 の 変 形 その 緊 結 部 のゆるみなどの 早 期 発 見 に 努 力 し 事 故 防 止 に 努 めなければならない また 必 要 に 応 じて 施 工 者 は 測 定 計 器 を 使 用 し 土 留 工 に 作 用 する 荷 重 変 位 等 を 測 定 し 安 全 を 確 認 しながら 施 工 しなければならない 2 施 工 者 は 土 留 工 を 施 してある 間 必 要 がある 場 合 は 定 期 的 に 地 下 水 位 地 盤 沈 下 又 は 移 動 を 観 測 して これを 記 録 し 地 盤 の 隆 起 沈 下 等 異 常 が 発 生 したときは 埋 設 物 の 管 理 者 等 に 連 絡 し 保 全 上 の 措 置 を 講 ず るとともに その 旨 を 起 業 者 その 他 関 係 者 に 通 知 しなければならない 第 7 章 覆 工 ( 設 計 荷 重 及 び 許 容 応 力 ) 第 55 起 業 者 及 び 施 工 者 は 土 木 工 事 の 施 工 区 域 又 はこれに 隣 接 した 区 域 における 路 面 覆 工 の 設 計 に 当 たっては ( 覆 工 板 ) 第 56 当 該 設 置 場 所 の 管 理 者 が 必 要 と 認 める 設 計 荷 重 及 び 主 要 材 料 の 許 容 応 力 度 等 を 用 いなければならない する 施 工 者 は 覆 工 には 原 則 として ずれ 止 めのついた 鋼 製 又 はコンクリ-ト 製 覆 工 板 等 を 使 用 するものと この 場 合 覆 工 した 部 分 の 換 気 に 留 意 しなければならない ( 覆 工 部 の 表 面 ) 第 57 施 工 者 は 段 差 を 生 じないように 覆 工 板 を 取 り 付 けなければならない やむを 得 ず 段 差 が 生 じるときは 適 切 にすりつけを 行 わなければならない 2 施 工 者 は 各 覆 工 板 の 間 にすき 間 を 生 じないように 覆 工 板 を 取 り 付 けなければならない ( 取 付 け 部 ) 第 58 施 工 者 は 覆 工 部 と 道 路 部 とが 接 する 部 分 については アスファルト コンクリ-ト 等 でそのすき 間 を 充 填 するとともに 表 面 の 取 付 けについては 第 22( 車 両 交 通 のための 路 面 維 持 )の 規 定 に 準 じて 行 わなければ ならない ( 小 部 分 の 短 期 間 工 事 ) 第 59 ( 滑 止 め) 第 60 施 工 者 は 布 掘 り つぼ 掘 り 等 で 極 めて 小 部 分 を 一 昼 夜 程 度 の 短 期 間 で 掘 削 する 場 合 においては 原 則 と して 埋 戻 しを 行 い 交 通 量 に 応 じた 仮 復 旧 を 行 わなければならない なお 橋 面 等 の 小 規 模 工 事 で やむを 得 ず 鉄 板 により 覆 工 を 行 う 場 合 は 滑 止 めのついた 鉄 板 を 用 いるこ ととし 鉄 板 のすりつけに 留 意 するとともに 鉄 板 の 移 動 が 生 じないようにしなければならない 施 工 者 は 覆 工 板 に 鋼 製 のものを 使 用 する 場 合 においては 滑 止 めのついたものでなければならない ( 覆 工 板 の 取 付 け) 第 61 施 工 者 は 覆 工 板 の 取 付 けに 当 たっては 通 行 車 両 によるはね 上 がりや 車 両 の 制 動 に 伴 う 水 平 方 向 等 の 移 動 を 生 じないようにしなけらばならない ( 覆 工 板 の 支 承 部 ) 第 62 受 桁 の 覆 工 板 支 承 部 は 覆 工 板 が 破 損 しないよう 十 分 支 持 面 をとらなければならない

350 ( 覆 工 板 の 受 桁 ) 第 63 施 工 者 は 覆 工 桁 の 受 桁 は 原 則 として 鋼 製 のものを 使 用 し 埋 設 物 の 吊 桁 を 兼 ねてはならない 2 前 項 の 受 桁 は 所 要 の 強 度 を 有 するとともに 活 荷 重 による 中 央 部 のたわみは 原 則 として 最 大 スパンの 400 分 の1 以 下 で かつ 2.5 センチメ-トル 以 下 としなければならない 3 施 工 者 は 路 面 勾 配 がある 場 合 は 荷 重 が 正 確 に 受 桁 に 伝 わる 構 造 とし また 受 桁 の 転 倒 防 止 のための 補 強 を 行 わなければならない ( 覆 工 板 の 受 桁 の 支 承 部 ) 第 64 施 工 者 は 覆 工 板 の 受 桁 を その 両 端 及 び 必 要 ある 場 合 は 中 間 点 において 沈 下 及 び 移 動 のないよう 堅 固 に 固 定 しなければならない 2 前 項 の 場 合 において 固 定 する 部 分 の 荷 重 を 土 留 杭 鋼 矢 板 中 間 杭 等 で 支 持 させようとするときは そ の 土 留 杭 等 の 列 の 頂 部 に 溝 型 鋼 山 型 鋼 等 を 緊 結 し その 溝 型 鋼 等 に 受 桁 を 固 定 するものとする 土 留 杭 が 木 又 はコンクリ-ト 製 のものである 場 合 においては 桁 の 両 端 を 地 山 の 中 に 埋 め 込 む 等 適 切 な 方 法 を 講 じな ければならない 3 前 項 の 溝 型 鋼 等 は 土 留 杭 鋼 矢 板 中 間 杭 等 に 緊 結 し 受 桁 からくる 荷 重 をなるべく 多 数 の 土 留 杭 等 に 分 布 するよう 処 置 しなければならない ( 覆 工 部 の 出 入 口 ) 第 65 施 工 者 は 覆 工 部 の 出 入 口 を 道 路 敷 地 内 に 設 ける 場 合 においては 原 則 として 作 業 場 内 に 設 けることとし やむを 得 ず 作 業 場 外 に 設 ける 場 合 には 歩 行 者 等 に 迷 惑 を 及 ぼさない 場 所 に 設 けなければならない 2 施 工 者 は 地 下 への 出 入 口 の 周 囲 には 高 さ 1.2 メ-トル 程 度 の 堅 固 な 囲 いをし 確 認 し 得 るような 彩 色 照 明 を 施 さなければならない この 場 合 における 彩 色 は 第 12(さくの 彩 色 )の 規 定 に 準 ずるものとする 3 施 工 者 は 前 項 の 囲 いの 出 入 口 の 扉 は 出 入 時 以 外 は 常 に 閉 鎖 しておかなければならない ( 資 器 材 等 の 搬 入 ) 第 66 施 工 者 は 資 器 材 等 の 搬 入 等 に 当 たり 覆 工 板 の 一 部 をはずす 場 合 においては 必 ずその 周 囲 に 移 動 さく 等 を 設 けるとともに 専 任 の 誘 導 員 を 配 置 して 関 係 者 以 外 の 立 入 りを 防 止 し 夜 間 にあっては 照 明 を 施 さな ければならない 2 施 工 者 は 資 材 器 材 等 の 搬 入 等 の 作 業 が 終 了 したときは 速 やかに 覆 工 板 を 復 元 しなければならない ( 維 持 管 理 ) 第 67 施 工 者 は 覆 工 部 については 保 安 要 員 を 配 置 し 常 時 点 検 してその 機 能 維 持 に 万 全 を 期 するとともに 特 に 次 の 各 号 に 注 意 しなければならない 一 覆 工 板 の 磨 耗 支 承 部 における 変 形 等 による 強 度 の 低 下 に 注 意 し 所 要 の 強 度 を 保 つよう 維 持 点 検 するこ と 二 滑 止 め 加 工 の 剥 離 滑 止 め 突 起 の 磨 滅 等 による 機 能 低 下 のないよう 維 持 点 検 すること 三 覆 工 板 のはね 上 がりやゆるみによる 騒 音 の 発 生 冬 季 の 凍 結 及 び 振 動 による 移 動 についても 維 持 点 検 す ること 四 覆 工 板 の 損 傷 等 による 交 換 に 備 え 常 に 予 備 覆 工 板 を 資 材 置 場 等 に 用 意 しておくこと 第 8 章 補 助 工 法 ( 補 助 工 法 の 採 用 ) 第 68 起 業 者 又 は 施 工 者 は 事 前 調 査 の 結 果 掘 削 に 際 して 地 盤 が 不 安 定 で 施 工 が 困 難 であり 又 は 掘 削 が 周 辺 地 盤 及 び 構 造 物 に 影 響 を 及 ぼすおそれのある 場 合 は 薬 液 注 入 工 法 地 下 水 位 低 下 工 法 地 盤 改 良 工 法 等 の 適 切 な 補 助 工 法 を 用 い 地 盤 の 安 定 を 図 らなければならない ( 事 前 調 査 及 び 補 助 工 法 の 選 定 ) 第 69 起 業 者 又 は 施 工 者 は 補 助 工 法 を 用 いる 場 合 は あらかじめ 周 辺 地 域 の 地 盤 構 成 埋 設 物 地 下 水 位 公 共 用 水 域 井 戸 隣 接 地 下 構 造 物 等 についての 事 前 調 査 を 行 わなければならない 2 起 業 者 又 は 施 工 者 は 補 助 工 法 の 選 定 に 当 たっては 前 項 の 事 前 調 査 の 結 果 に 基 づき 施 工 条 件 環 境 条 件 安 全 性 工 程 等 に 留 意 し 適 切 な 補 助 工 法 を 選 定 しなければならない

351 ( 薬 液 注 入 工 法 ) 第 70 起 業 者 及 び 施 工 者 は 薬 液 注 入 工 法 を 用 いる 場 合 においては 使 用 する 薬 液 薬 液 の 保 管 注 入 作 業 管 理 排 出 水 等 の 処 理 掘 削 土 及 び 残 材 の 処 分 方 法 周 辺 の 地 下 水 公 共 用 水 域 等 の 水 質 の 監 視 等 について 薬 液 注 入 工 法 による 建 設 工 事 の 施 工 に 関 する 暫 定 指 針 ( 昭 和 49 年 建 設 省 官 技 発 第 160 号 ) 及 び 薬 液 注 入 工 事 に 係 わる 施 工 管 理 等 について( 平 成 2 年 技 調 発 第 188 号 ) の 定 めるところに 従 わなければならない 2 施 工 者 は 注 入 圧 力 及 び 注 入 量 を 常 時 監 視 するとともに 周 辺 地 域 の 地 表 面 及 び 構 造 物 の 変 状 地 下 水 位 及 び 水 質 の 変 化 等 を 定 期 的 に 測 定 し これらの 異 常 の 有 無 を 監 視 しなければならない この 場 合 において 異 常 が 認 められ 周 辺 に 危 害 を 及 ぼすおそれが 生 じたときは 施 工 者 は 直 ちに 注 入 を 中 止 し 起 業 者 と 協 議 の 上 その 原 因 を 調 査 し 保 全 上 の 措 置 を 講 じなければならない ( 地 下 水 位 低 下 工 法 ) 第 71 起 業 者 又 は 施 工 者 は 地 下 水 位 低 下 工 法 を 用 いる 場 合 は 地 下 水 位 可 能 水 位 低 下 深 度 水 位 低 下 による 周 辺 の 井 戸 及 び 公 共 用 水 域 等 への 影 響 並 びに 周 辺 地 盤 構 造 物 等 の 沈 下 に 与 える 影 響 を 十 分 検 討 把 握 しな ければならない 2 施 工 者 は 地 下 水 位 低 下 工 法 の 施 工 期 間 を 通 して 計 画 の 地 下 水 位 を 保 つために 揚 水 量 の 監 視 揚 水 設 備 の 保 守 管 理 及 び 工 事 の 安 全 な 実 施 に 必 要 な 施 工 管 理 を 十 分 行 わなければならない 特 に 必 要 以 上 の 揚 水 を してはならない 3 施 工 者 は 揚 水 した 地 下 水 の 処 理 については 周 辺 地 域 への 迷 惑 とならないように 注 意 しなければならない なお 排 水 の 方 法 等 については 第 74( 排 水 の 処 理 )の 規 定 によらなければならない 4 施 工 者 は 施 工 期 間 を 通 して 工 事 現 場 及 び 周 辺 地 域 の 地 下 水 位 並 びに 地 表 面 構 造 物 等 の 変 状 を 定 期 的 に 測 定 することにより 異 常 の 有 無 を 監 視 しなければならない 周 辺 に 危 害 を 及 ぼすおそれが 認 められたと きは 施 工 者 は 起 業 者 と 協 議 し 直 ちに 原 因 の 調 査 及 び 保 全 上 の 措 置 を 講 じた 後 に より 安 全 な 工 法 の 検 討 を 行 わなければならない ( 地 盤 改 良 工 法 ) 第 72 施 工 者 は 地 盤 改 良 工 法 を 用 いる 場 合 において 土 質 改 良 添 加 剤 の 運 搬 保 管 及 び 地 盤 への 投 入 混 合 に 際 しては 周 辺 への 飛 散 流 出 等 により 周 辺 環 境 を 損 なうことのないよう 留 意 しなければならない 2 施 工 者 は 危 険 物 に 指 定 される 土 質 改 良 添 加 剤 を 用 いる 場 合 においては 消 防 法 等 の 定 めるところに 従 っ てこれを 取 扱 い 公 衆 へ 迷 惑 を 及 ぼすことのないよう 留 意 しなければならない 3 施 工 者 は 施 工 中 においては 近 接 地 盤 の 隆 起 や 側 方 変 位 を 測 定 しなければならない 周 辺 に 危 害 を 及 ぼ すような 地 盤 の 変 状 が 認 められた 場 合 は 作 業 を 中 止 し 施 工 者 は 起 業 者 と 協 議 の 上 原 因 の 調 査 及 び 保 全 上 の 措 置 を 講 じなければならない 第 9 章 湧 水 等 の 処 理 ( 湧 水 及 び 漏 水 ) 第 73 起 業 者 及 び 施 工 者 は 掘 削 箇 所 内 に 多 量 の 湧 水 又 は 漏 水 土 砂 の 流 出 地 盤 のゆるみ 等 により 周 辺 への 影 響 が 生 じるおそれのある 場 合 には その 箇 所 に 第 8 章 に 規 定 する 薬 液 注 入 工 法 等 を 採 用 し 安 全 の 確 保 に 努 めなければならない ( 排 水 の 処 理 ) 第 74 施 工 者 は 掘 削 工 事 を 行 うに 当 たっては 必 要 に 応 じて 掘 削 箇 所 内 に 排 水 溝 を 設 けなければならない 特 に 河 川 あるいは 下 水 道 等 に 排 水 する 際 には 水 質 の 調 査 を 行 った 後 排 水 するものとし 事 前 に 河 川 法 下 水 道 法 等 の 規 定 に 基 づき 当 該 管 理 者 に 届 出 を 提 出 し あるいは 許 可 を 受 けなければならない なお 土 粒 子 を 含 む 水 のくみ 上 げに 当 たっては 少 なくとも 沈 砂 ろ 過 施 設 等 を 経 て 排 水 しなければな らない 第 10 章 建 設 副 産 物 の 処 理 ( 建 設 副 産 物 の 処 理 ) 第 75 建 設 副 産 物 の 処 理 に 当 たっては 建 設 副 産 物 適 正 処 理 推 進 要 綱 ( 平 成 5 年 建 設 省 経 建 発 第 3 号 ) を 遵 守 して 行 わなければならない

352 第 11 章 埋 戻 し ( 杭 鋼 矢 板 等 の 措 置 ) 第 76 施 工 者 は 埋 戻 しに 際 して 杭 鋼 矢 板 等 については 撤 去 することを 原 則 とし これらを 撤 去 することが 不 適 切 又 は 不 可 能 な 場 合 においては 当 該 杭 鋼 矢 板 等 の 上 端 は 打 設 場 所 の 当 該 管 理 者 により 指 示 され 又 は 協 議 により 決 定 された 位 置 で 切 断 撤 去 を 行 わなければならない また 埋 戻 しに 先 立 って 路 面 覆 工 の 受 け 杭 などを 切 断 処 理 する 場 合 には その 処 理 方 法 を 関 係 管 理 者 と 協 議 の 上 施 工 しなければならない なお 残 置 物 については その 記 録 を 整 備 し 関 係 管 理 者 に 提 出 しなければならない ( 切 りばり 腹 おこしの 措 置 ) 第 77 施 工 者 は 切 りばり 腹 おこし グランドアンカ- 等 の 土 留 め 用 の 支 保 工 の 撤 去 に 当 たっては 周 辺 の 地 盤 をゆるめ 地 盤 沈 下 の 原 因 とならないよう 十 分 検 討 しなければならない また 支 保 工 の 解 体 は 原 則 として 解 体 しようとする 支 保 工 部 材 の 下 端 まで 埋 戻 しが 完 了 した 後 に 行 わな ければならない なお 残 置 物 については あらかじめ 関 係 管 理 者 と 協 議 し その 記 録 を 整 備 し 関 係 管 理 者 に 提 出 しなけれ ばならない ( 掘 削 箇 所 内 の 点 検 ) 第 78 施 工 者 は 埋 戻 しに 先 立 ち 必 要 に 応 じて 埋 設 物 管 理 者 の 立 会 を 求 め 掘 削 箇 所 内 を 十 分 点 検 し 不 良 埋 設 物 の 修 理 埋 設 物 支 持 の 確 認 水 みちの 制 止 等 を 十 分 に 行 わなければならない 特 に 地 下 水 が 高 く 感 潮 する 箇 所 にあっては その 影 響 を 十 分 考 慮 し 起 業 者 と 協 議 の 上 措 置 しなければならない ( 一 般 部 の 埋 戻 し 方 法 ) 第 79 施 工 者 は 道 路 敷 における 埋 戻 しに 当 たっては 道 路 管 理 者 の 承 諾 を 受 け 又 はその 指 示 に 従 い 指 定 さ れた 土 砂 を 用 いて 原 則 として 厚 さ 30 センチメ-トル 路 床 部 にあっては 厚 さ 20 センチメ-トルを 超 え ない 層 ごとに 十 分 締 固 め 将 来 陥 没 沈 下 等 を 起 こさないようにし 道 路 敷 以 外 における 埋 戻 しに 当 たっ ては 当 該 土 地 の 管 理 者 の 承 諾 を 得 て 良 質 の 土 砂 を 用 い 原 則 として 厚 さ 30 センチメ-トル 以 下 の 層 ご とに 十 分 締 固 めを 行 わなければならない ただし 施 工 上 やむを 得 ない 場 合 は 道 路 管 理 者 又 は 当 該 土 地 の 管 理 者 の 承 諾 をうけ 他 の 締 固 め 方 法 を 用 いることができる ( 杭 鋼 矢 板 引 抜 き 箇 所 の 埋 戻 し 方 法 ) 第 80 施 工 者 は 杭 鋼 矢 板 等 の 引 抜 き 箇 所 の 埋 戻 しに 当 たっては 地 盤 沈 下 を 引 き 起 こさないよう 水 締 め 等 の 方 法 により 十 分 注 意 して 施 工 しなければならない なお 民 地 家 屋 近 接 部 埋 設 物 近 接 部 など 地 盤 沈 下 による 影 響 が 大 きいと 判 断 される 場 合 には 起 業 者 及 び 関 係 管 理 者 と 協 議 を 行 い 貧 配 合 モルタル 注 入 等 の 地 盤 沈 下 防 止 措 置 を 講 じなければならない ( 埋 設 物 周 りの 埋 戻 し 方 法 ) 第 81 施 工 者 は 埋 設 物 周 りの 埋 戻 しに 当 たっては 関 係 管 理 者 の 承 諾 を 受 け 又 はその 指 示 に 従 い 良 質 な 砂 等 を 用 いて 十 分 締 固 めなければならない また 埋 設 物 に 偏 圧 や 損 傷 等 を 与 えないように 施 工 しなければ ならない また 埋 設 物 が 輻 輳 する 等 により 締 固 めが 十 分 できない 場 合 には 施 工 者 は 起 業 者 及 び 関 係 管 理 者 と 協 議 を 行 い エアモルタル 充 填 等 の 措 置 を 講 じなければならない ( 構 造 物 等 の 周 囲 の 埋 戻 し 方 法 ) 第 82 施 工 者 は 構 造 物 等 の 周 囲 の 埋 戻 しに 当 たり 締 固 め 機 械 の 使 用 が 困 難 なときは 関 係 管 理 者 の 承 諾 を 受 け 又 はその 指 示 に 従 い 良 質 の 砂 等 を 用 いて 水 締 め 等 の 方 法 により 埋 め 戻 さなければならない また 民 地 近 接 部 埋 設 物 近 接 部 など 土 留 壁 の 変 形 による 地 盤 沈 下 の 影 響 が 予 想 される 場 所 については 起 業 者 及 び 関 係 管 理 者 と 協 議 の 上 貧 配 合 モルタル 注 入 貧 配 合 コンクリ-ト 打 設 等 の 措 置 を 講 じなければ ならない

353 第 12 章 機 械 電 気 ( 機 械 ) 第 83 起 業 者 又 は 施 工 者 は 建 設 機 械 の 選 定 に 当 たっては 騒 音 振 動 等 について 地 域 環 境 対 策 に 十 分 配 慮 し なければならない また 機 械 の 能 力 は 特 に 公 衆 災 害 の 防 止 の 見 地 に 立 って 安 全 に 作 業 ができるよう 工 事 の 規 模 機 械 の 設 置 位 置 等 に 見 合 ったものとしなければならない 2 施 工 者 は 建 設 機 械 を 原 則 として 主 たる 用 途 以 外 の 用 途 に 使 用 してはならない ( 掘 削 土 搬 出 用 施 設 ) 第 84 施 工 者 は 道 路 上 又 は 道 路 に 近 接 して 掘 削 土 搬 出 用 の 施 設 を 設 ける 場 合 においては その 垂 直 投 影 面 は 原 則 として 作 業 場 内 になければならない 2 施 工 者 は 掘 削 土 搬 出 用 施 設 にステ-ジがある 場 合 においては 当 該 ステ-ジを 厚 さが3センチメ-トル 以 上 の 板 又 はこれと 同 等 以 上 の 強 度 を 有 する 材 料 ですき 間 のないように 張 り また 作 業 場 の 周 囲 から 水 平 距 離 1.5 メ-トル 以 内 にあるステ-ジについては その 周 辺 をステ-ジの 床 から 高 さ 1.2 メ-トル 以 上 のとこ ろまで 囲 わなければならない 3 施 工 者 は 掘 削 土 搬 出 用 施 設 が 家 屋 に 近 接 してある 場 合 においては その 家 屋 に 面 する 部 分 を じんあい 及 び 騒 音 防 止 等 のため 遮 へいしなければならない ( 杭 打 機 等 の 選 定 ) 第 85 起 業 者 又 は 施 工 者 は 支 柱 等 のある 杭 打 機 クレ-ン 等 の 機 械 類 を 選 定 するに 際 しては 自 立 できるもの で 安 全 な 作 業 ができる 能 力 の 機 種 を 選 定 しなければならない また この 場 合 において 施 工 者 は 作 業 に 際 し あらかじめ 公 衆 災 害 防 止 に 係 わる 安 全 な 作 業 手 順 を 定 め 工 事 関 係 者 に 周 知 させなければならない ( 組 立 て 及 び 解 体 ) 第 86 施 工 者 は 第 85( 杭 打 機 等 の 選 定 )に 規 定 する 機 械 類 の 組 立 及 び 解 体 に 当 たっては 機 械 類 の 使 用 法 に 精 通 した 者 の 直 接 の 指 揮 により 定 められた 手 順 を 厳 守 して 行 わなければならない ( 機 械 類 の 使 用 及 び 移 動 ) 第 87 施 工 者 は 機 械 類 を 使 用 し 又 は 移 動 させる 場 合 においては それらの 機 械 類 に 関 する 法 令 等 の 定 めを 厳 守 し 架 線 その 他 の 構 造 物 に 接 触 し 若 しくは 法 令 等 に 定 められた 範 囲 以 上 に 近 接 し 又 は 道 路 等 に 損 傷 を 与 えることのないようにしなければならない 2 施 工 者 は 機 械 類 を 使 用 する 場 合 においては その 作 動 する 範 囲 は 原 則 として 作 業 場 の 外 に 出 てはなら ない 3 施 工 者 は 架 線 構 造 物 等 若 しくは 作 業 場 の 境 界 に 近 接 して 又 はやむを 得 ず 作 業 場 の 外 に 出 て 機 械 類 を 操 作 する 場 合 においては 歯 止 めの 設 置 ブ-ムの 回 転 に 対 するストッパ-の 使 用 近 接 電 線 に 対 する 絶 縁 材 の 装 着 見 張 員 の 配 置 等 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない ( 軟 弱 な 地 盤 上 の 安 定 ) 第 88 施 工 者 は 軟 弱 な 地 盤 の 上 で 機 械 類 を 使 用 する 場 合 においては それらの 機 械 類 が 倒 れないように 敷 材 を 敷 く 等 適 切 な 措 置 を 講 ずるとともに 移 動 に 当 たっては 細 心 の 注 意 を 払 わなければならない 特 に 高 い 支 柱 等 のある 機 械 類 は 地 盤 の 傾 斜 角 に 応 じて 転 倒 の 危 険 性 が 高 まるので 常 に 水 平 に 近 い 状 態 で 使 用 するよう 必 要 に 応 じて 適 切 な 支 持 地 盤 養 生 を 行 わなければならない ( 休 止 ) 第 89 施 工 者 は 可 動 式 の 機 械 類 を 休 止 させておく 場 合 においては 傾 斜 のない 堅 固 な 地 盤 の 上 に 置 くとともに 運 転 者 が 当 然 行 うべき 措 置 を 講 じさせるほか 次 の 各 号 に 掲 げる 措 置 を 講 じなければならない 一 ブ-ムを 有 する 機 械 類 については そのブ-ムを 最 も 安 定 した 位 置 に 固 定 するとともに そのブ-ムに 自 重 以 外 の 荷 重 がかからないようにすること 二 ウインチ 等 のワイヤ- フック 等 の 吊 り 下 げ 部 分 については それらの 吊 り 下 げ 部 分 を 固 定 し ワイヤ -に 適 度 の 張 りをもたせておくこと 三 ブルド-ザ- 等 の 排 土 板 等 については 地 面 又 は 堅 固 な 台 上 に 定 着 させておくこと 四 車 輪 又 は 履 帯 を 有 する 機 械 類 については 歯 止 め 等 を 適 切 な 箇 所 に 施 し 逸 走 防 止 に 努 めなければなら

354 ない 2 施 工 者 は 傾 斜 のない 地 盤 が 得 られない 場 所 で 車 輪 又 は 履 帯 を 有 する 機 械 類 を 休 止 させる 場 合 においては 機 械 が 左 右 方 向 に 傾 斜 しないようにするとともに 動 き 出 すおそれのある 方 向 と 逆 の 方 向 へ 駆 動 する 最 低 速 度 段 の 変 速 ギヤ-を 入 れ クラッチをつなぎ 歯 止 め 等 を 適 切 な 箇 所 に 施 し 逸 走 防 止 に 努 めなければなら ない 3 施 工 者 は 機 械 類 を 操 作 している 者 が 一 時 所 定 の 位 置 を 離 れる 場 合 においては 原 動 機 を 止 め 又 は 電 源 を 切 り 制 動 をかける 等 事 故 の 防 止 に 必 要 な 措 置 を 講 じ かつ 起 動 用 の 鍵 を 取 りはずして 保 管 しておかな ければならない ( 機 械 の 能 力 ) 第 90 施 工 者 は 機 械 類 を 使 用 する 場 合 においては それらの 機 械 類 の 能 力 を 十 分 に 把 握 理 解 し その 能 力 を 超 えて 使 用 してはならない 2 施 工 者 は 使 用 する 方 向 又 は 角 度 によって 能 力 の 変 化 する 機 械 類 を 使 用 する 場 合 においては それらの 機 械 類 の 能 力 の 変 化 について 十 分 配 慮 し その 能 力 の 変 化 表 を 運 転 席 の 見 やすい 箇 所 に 表 示 しておかなければ ならない 3 施 工 者 は 過 度 に 高 い 杭 打 機 等 又 は 過 度 に 長 いクレ-ン 等 のブ-ムを 使 用 しないように 努 めなければなら ない ( 安 全 装 置 ) 第 91 施 工 者 は 機 械 類 の 安 全 装 置 が その 機 能 を 十 分 発 揮 できるように 常 に 整 備 しておかなければならない ( 仮 設 電 気 設 備 ) 第 92 起 業 者 及 び 施 工 者 は 仮 設 電 気 設 備 を 設 けるときは 電 気 設 備 技 術 基 準 ( 昭 和 40 年 通 商 産 業 省 令 第 61 号 ) 等 の 規 定 を 遵 守 しなければならない 2 施 工 者 は 仮 設 電 気 設 備 の 維 持 管 理 に 当 たっては 保 安 責 任 者 を 定 め 巡 視 点 検 を 行 わなければならない ( 鍵 及 び 開 閉 器 等 の 管 理 ) 第 93 施 工 者 は 機 械 類 の 起 動 に 必 要 な 鍵 を 常 にそれらの 機 械 類 の 管 理 責 任 者 に 保 管 させなければならない 2 施 工 者 は 機 械 類 の 動 力 として 電 力 を 使 用 する 場 合 においては その 開 閉 器 等 を 施 錠 できる 箱 の 中 に 収 め また これらを 路 上 又 は 電 柱 等 に 取 り 付 ける 場 合 においては 人 の 通 行 の 妨 げ 又 は 通 行 者 に 危 険 を 及 ぼすこ とのない 位 置 に 設 置 しなければならない 鍵 は 前 項 と 同 様 それらの 機 械 類 の 管 理 責 任 者 に 保 管 させなければならない ( 機 械 類 の 点 検 ) 第 94 施 工 者 は 機 械 類 の 維 持 管 理 に 当 たっては 各 部 分 の 異 常 の 有 無 について 定 期 的 に 自 主 検 査 を 行 い その 結 果 を 記 録 しておかなければならない 2 施 工 者 は 機 械 類 の 運 転 等 が 法 に 定 められた 資 格 を 有 する 者 で 指 名 を 受 けた 者 により 定 められた 手 順 に 従 って 行 われているかどうかについて 作 業 場 等 の 巡 視 を 行 わなければならない 第 13 章 地 下 掘 進 工 事 ( 施 工 環 境 と 地 盤 条 件 の 調 査 ) 第 95 起 業 者 は 地 下 掘 進 工 事 の 計 画 に 当 たっては 土 質 並 びに 地 上 及 び 地 下 において 隣 接 する 施 設 並 びに 埋 設 物 の 諸 施 設 を 調 査 し 周 辺 の 環 境 保 全 及 び 自 然 条 件 を 考 慮 した 設 計 としなければならない 2 施 工 者 は 地 下 掘 進 工 事 の 施 工 に 際 し 計 画 線 形 に 基 づき その 施 工 場 所 の 土 質 構 成 及 び 地 上 地 下 にお ける 隣 接 構 造 物 や 埋 設 物 の 位 置 規 模 等 工 事 に 係 わる 諸 条 件 を 正 確 に 把 握 し これらの 施 設 や 埋 設 物 に 損 傷 を 与 えることのないよう 現 場 に 最 も 適 応 した 施 工 計 画 を 立 て 工 事 中 の 周 辺 環 境 及 び 自 然 条 件 を 把 握 し 安 全 に 施 工 するよう 努 めなければならない ( 作 業 基 地 ) 第 96 起 業 者 は 作 業 基 地 の 選 定 に 当 たっては 近 接 の 居 住 地 域 の 環 境 周 辺 道 路 の 交 通 状 況 等 を 勘 案 の 上 計 画 しなればならない 2 施 工 者 は 作 業 基 地 の 使 用 に 当 たり 掘 進 に 必 要 となる 仮 設 備 を 有 効 かつ 効 率 よく 配 置 し 公 害 防 止 に 配 慮 した 安 全 な 作 業 基 地 となるよう 計 画 しなければならない

355 ( 掘 進 ) 第 97 施 工 者 は 掘 進 作 業 に 当 たり 隣 接 施 設 や 埋 設 物 に 支 障 を 与 えないようにするとともに 地 表 面 には 不 陸 を 生 じさせないよう 注 意 して 施 工 しなければならない ( 掘 進 中 の 観 測 ) 第 98 施 工 者 は 掘 進 に 当 たり 周 辺 の 地 表 面 隣 接 施 設 等 に 変 状 をきたすことのないよう 一 定 期 間 定 期 的 に 観 測 を 行 い 必 要 に 応 じ 適 切 な 対 策 を 講 じなければならない 第 14 章 高 所 作 業 ( 仮 囲 い) 第 99 施 工 者 は 地 上 4メ-トル 以 上 の 高 さを 有 する 構 造 物 を 建 設 する 場 合 においては 工 事 期 間 中 作 業 場 の 周 囲 にその 地 盤 面 (その 地 盤 面 が 作 業 場 の 周 辺 の 地 盤 面 より 低 い 場 合 においては 作 業 場 周 辺 の 地 盤 面 )から 高 さが 1.8 メ-トル 以 上 の 仮 囲 いを 設 けなければならない ただし これらと 同 等 以 上 の 効 力 を 有 する 他 の 囲 い がある 場 合 又 は 作 業 場 の 周 辺 の 状 況 若 しくは 工 事 状 況 により 危 害 防 止 上 支 障 がない 場 合 においてはこの 限 りで ない 2 前 項 の 場 合 において 仮 囲 いを 設 けることにより 交 通 に 支 障 をきたす 等 のおそれがあるときは 金 網 等 透 視 し 得 るものを 用 いた 仮 囲 いにしなければならない 3 施 工 者 は 高 架 橋 橋 梁 上 部 工 特 殊 壁 構 造 等 の 工 事 で 仮 囲 いを 設 置 することが 不 可 能 な 場 合 は 第 101 ( 落 下 物 に 対 する 防 護 )の 規 定 により 落 下 物 が 公 衆 に 危 害 を 及 ぼさないように 安 全 な 防 護 施 設 を 設 けなけれ ばならない ( 材 料 の 集 積 等 ) 第 100 施 工 者 は 高 所 作 業 において 必 要 な 材 料 等 については 原 則 として 地 面 上 に 集 積 しなければならない ただし やむを 得 ず 既 設 の 構 造 物 等 の 上 に 集 積 する 場 合 においては 置 場 を 設 置 するとともに 次 の 各 号 の 定 めるところによるものとする 一 既 設 構 造 物 の 端 から 原 則 として2メートル 以 内 の 所 には 集 積 しないこと 二 既 設 構 造 物 が 許 容 する 荷 重 を 超 えた 材 料 等 を 集 積 しないこと また 床 面 からの 積 み 高 さは2メ-トル 未 満 とすること 三 材 料 等 は 安 定 した 状 態 で 置 き 長 ものの 立 て 掛 け 等 は 行 わないこと 四 風 等 で 動 かされる 可 能 性 のある 型 枠 板 等 は 既 設 構 造 物 の 堅 固 な 部 分 に 縛 りつける 等 の 措 置 を 講 ずるこ と 五 転 がるおそれのあるものは まとめて 縛 る 等 の 措 置 を 講 ずること 六 ボルト ナット 等 細 かい 材 料 は 必 ず 袋 等 に 入 れて 集 積 すること ( 落 下 物 に 対 する 防 護 ) 第 101 施 工 者 は 地 上 4メ-トル 以 上 の 場 所 で 作 業 する 場 合 において 作 業 する 場 所 からふ 角 75 度 以 上 のとこ ろに 一 般 の 交 通 その 他 の 用 に 供 せられている 場 所 があるときは 作 業 する 場 所 の 周 囲 その 他 危 害 防 止 上 必 要 な 部 分 を 板 材 等 をもって 覆 う 等 落 下 物 による 危 害 を 防 止 するための 必 要 な 施 設 を 設 けなければならない なお 地 上 4メ-トル 以 下 の 場 所 で 作 業 する 場 合 においても 危 害 を 生 じるおそれがあるときは 必 要 な 施 設 を 設 けなければならない ( 道 路 の 上 方 空 間 の 安 全 確 保 ) 第 102 施 工 者 は 第 101( 落 下 物 に 対 する 防 護 )の 規 定 による 施 設 を 道 路 の 上 空 に 設 ける 場 合 においては 地 上 から 道 路 構 造 令 ( 昭 和 45 年 政 令 第 320 号 ) 第 12 条 に 定 める 高 さを 確 保 しなければならない 2 前 項 の 規 定 によりがたい 場 合 には 道 路 管 理 者 及 び 所 轄 警 察 署 長 の 許 可 を 受 け その 指 示 によって 必 要 な 標 識 等 を 掲 げなければならない また 当 該 標 識 等 を 夜 間 も 引 き 続 いて 設 置 しておく 場 合 は 通 行 車 両 から 視 認 できるよう 適 切 な 照 明 等 を 施 さなければならない 3 施 工 者 は 歩 道 及 び 自 転 車 道 上 に 設 ける 工 作 物 については 路 面 からの 高 さ 2.5 メ-トル 以 上 を 確 保 し 雨 水 や 工 事 用 の 油 類 塵 埃 等 の 落 下 を 防 ぐ 構 造 としなければならない

356 ( 道 路 の 上 空 における 橋 梁 架 設 等 の 作 業 ) 第 103 施 工 者 は 供 用 中 の 道 路 上 空 において 橋 梁 架 設 等 の 作 業 を 行 う 場 合 には その 交 通 対 策 について 第 3 章 各 項 目 に 従 って 実 施 しなければならない 特 に 橋 桁 の 降 下 作 業 等 を 行 う 場 合 の 交 通 対 策 については 道 路 管 理 者 及 び 所 轄 警 察 署 長 の 指 示 を 受 け 又 は 協 議 により 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない また 作 業 に 当 たっては 当 該 工 法 に 最 も 適 した 使 用 機 材 の 選 定 作 業 中 における 橋 桁 等 の 安 定 性 の 確 認 等 について 綿 密 な 作 業 の 計 画 を 立 てた 上 で 工 事 を 実 施 しなければならない 第 15 章 型 枠 支 保 工 足 場 等 ( 荷 重 ) 第 104 施 工 者 は 本 工 事 に 必 要 な 型 枠 支 保 工 足 場 等 の 仮 設 構 造 物 の 計 画 及 び 設 計 に 当 たっては 工 事 施 工 中 そ れらのものに 作 用 する 荷 重 により 生 ずる 応 力 を 詳 細 に 検 討 し 工 事 の 各 段 階 において 生 ずる 種 々の 荷 重 に 耐 え 得 るものとしなければならない 2 施 工 者 は 理 論 上 は 鉛 直 荷 重 のみが 予 想 される 場 合 にあっても 鉛 直 荷 重 の5パ-セントの 水 平 力 に 対 し て 十 分 耐 え 得 る 仮 設 構 造 物 としなければならない 3 施 工 者 は 養 生 シ-ト 等 を 張 る 足 場 にあっては 特 に 風 圧 に 対 して 十 分 検 討 を 加 え 安 全 な 構 造 にして 取 り 付 けなければならない ( 図 面 ) 第 105 施 工 者 は 仮 設 構 造 物 の 組 立 てに 当 たっては あらかじめ 組 立 図 ( 姿 図 を 含 む)を 作 成 し 各 部 材 の 寸 法 ( 接 続 部 ) 継 手 の 構 造 等 を 明 らかにしておかなければならない 第 106 施 工 者 は 仮 設 構 造 物 の 部 材 の 接 続 部 においては 一 般 の 断 面 に 比 べて 弱 点 にならないよう 入 念 に 施 工 し 特 に 圧 縮 応 力 を 受 ける 部 材 については 全 断 面 が 有 効 に 作 用 して 偏 心 荷 重 を 生 じないように 注 意 しなければ ない ( 交 差 部 等 ) 第 107 施 工 者 は 組 立 て 部 材 の 交 差 部 支 承 部 等 においては 部 材 の 変 形 たわみ 等 によってはずれることのな いように 緊 結 しておかなければならない ( 支 承 部 の 接 触 面 ) 第 108 施 工 者 は 鋼 材 の 梁 を 使 用 し その 端 を 他 の 鋼 材 の 上 で 支 える 場 合 その 接 触 面 の 長 さは その 梁 の 支 間 長 の 100 分 の1 以 上 の 長 さとし 5センチメ-トル 以 下 であってはならない ただし 支 間 が 20 メ-トル を 超 える 場 合 においては 20 センチメ-トルに 止 めることができる 2 前 項 の 場 合 において 受 材 の 幅 が 狭 いため 同 項 の 接 触 面 を 取 り 得 ないときは その 受 材 の 全 幅 で 支 持 さ せなければならない 3 前 2 項 の 場 合 において 支 承 面 に 座 屈 を 生 じるおそれのないよう 十 分 に 注 意 しなければならない 4 施 工 者 は 仮 設 物 の 支 承 部 については 移 動 等 の 変 化 を 発 見 しやすくするため 目 印 を 付 し 巡 回 時 には 点 検 しなければならない 第 16 章 火 災 及 び 酸 素 欠 乏 症 の 防 止 ( 消 火 栓 等 ) 第 109 施 工 者 は 作 業 場 及 びその 周 辺 に 消 火 栓 火 災 報 知 器 公 衆 電 話 等 がある 場 合 においては それらの 施 ( 防 火 ) 設 の 管 理 者 の 指 示 に 従 い 一 般 の 使 用 に 支 障 がないよう 措 置 しておかなければならない 第 110 施 工 者 は 工 事 のため 火 気 を 使 用 する 必 要 がある 場 合 においては あらかじめ 所 轄 消 防 署 に 連 絡 し 必 要 に 応 じて 消 防 法 による 届 出 又 は 許 可 申 請 等 の 手 続 きをしなければならない 2 施 工 者 は 火 気 を 使 用 する 場 合 には 次 の 各 号 に 掲 げる 措 置 を 講 じなければならない 一 火 気 の 使 用 は 工 事 の 目 的 に 直 接 必 要 な 最 小 限 度 に 止 め 工 事 以 外 の 目 的 のために 使 用 しようとする 場 合 には あらかじめ 火 災 のおそれのない 箇 所 を 指 定 し その 場 所 以 外 では 使 用 しないこと

357 二 火 気 を 使 用 する 場 所 には 防 火 対 象 物 の 消 火 に 見 合 った 消 火 器 及 び 簡 易 消 火 用 具 を 準 備 しておくこと 三 火 のつきやすいものの 近 くで 使 用 しないこと 四 溶 接 切 断 等 で 火 花 がとび 散 るおそれのある 場 合 においては 必 要 に 応 じて 監 視 人 を 配 置 するとともに 火 花 のとび 散 る 範 囲 を 限 定 するための 措 置 を 講 ずること ( 酸 素 欠 乏 症 の 防 止 ) 第 111 起 業 者 又 は 施 工 者 は 地 下 掘 削 工 事 において 上 層 に 不 透 水 層 を 含 む 砂 層 若 しくは 含 水 湧 水 が 少 ない 砂 れき 層 又 は 第 一 鉄 塩 類 第 一 マンガン 塩 類 等 還 元 作 用 のある 物 質 を 含 んでいる 地 層 に 接 して 潜 函 工 法 圧 気 シ-ルド 工 法 等 の 圧 気 工 法 を 用 いる 場 合 においては 次 の 各 号 に 掲 げる 措 置 等 を 講 じて 酸 素 欠 乏 症 の 防 止 に 努 めなければならない また 起 業 者 は 次 の 各 号 について 施 工 者 に 周 知 徹 底 し 施 工 者 においては 関 係 法 令 とともに これを 遵 守 しなければならない 一 圧 気 に 際 しては できるだけ 低 い 気 圧 を 用 いること 二 工 事 に 近 接 する 地 域 において 空 気 の 漏 出 するおそれのある 建 物 の 井 戸 地 下 室 等 について 空 気 の 漏 出 の 有 無 その 程 度 及 び 空 気 中 の 酸 素 の 濃 度 を 定 期 的 に 測 定 すること 三 調 査 の 結 果 酸 素 欠 乏 の 空 気 が 他 の 場 所 に 流 出 していると 認 められたときは 関 係 行 政 機 関 及 び 影 響 を 及 ぼすおそれのある 建 物 の 管 理 者 に 報 告 し 関 係 者 にその 旨 を 周 知 させるとともに 事 故 防 止 のための 必 要 な 措 置 を 講 ずること 四 前 2 号 の 調 査 及 び 作 業 に 当 たっては 作 業 員 及 び 関 係 者 の 酸 素 欠 乏 症 の 防 止 について 十 分 配 慮 すること 第 17 章 そ の 他 ( 整 理 整 頓 ) 第 112 施 工 者 は 作 業 場 の 内 外 は 常 に 整 理 整 頓 し 塵 埃 等 により 周 辺 に 迷 惑 の 及 ぶことのないように 注 意 しなけ ればならない 特 に 民 地 等 に 接 した 作 業 場 においては 機 械 材 料 等 の 仮 置 きには 十 分 配 慮 し 緊 急 時 に 支 障 とならない 状 態 にしておかなければならない ( 環 境 保 全 ) 第 113 起 業 者 及 び 施 工 者 は 公 衆 災 害 を 防 止 するため 作 業 場 の 周 辺 環 境 に 配 慮 するとともに 作 業 場 周 辺 にお ( 巡 視 ) ける 住 民 の 生 活 環 境 の 保 全 に 努 めなければならない 第 114 施 工 者 は 工 事 作 業 場 内 及 びその 周 辺 の 安 全 巡 視 を 励 行 し 事 故 防 止 施 設 の 整 備 及 びその 維 持 管 理 に 努 めなければならない 2 施 工 者 は 安 全 巡 視 に 当 たっては 十 分 な 経 験 を 有 する 技 術 者 関 係 法 規 に 精 通 している 者 等 安 全 巡 視 に 十 分 知 識 のある 者 を 選 任 しなければならない

358 第 21 編 工 事 現 場 における 標 示 施 設 等 の 設 置 基 準

359 工 事 現 場 における 標 示 施 設 等 の 設 置 基 準 周 辺 住 民 や 道 路 等 の 公 共 施 設 利 用 者 に 対 し 工 事 に 関 する 情 報 をわかりやすく 提 供 するため 工 事 現 場 における 標 示 施 設 防 護 施 設 の 設 置 及 び 管 理 の 取 扱 を 下 記 のとおり 定 める ( 工 事 の 標 示 ) 1. 工 事 を 行 う 場 合 は 必 要 な 標 識 を 設 置 するほか 原 則 として 次 に 示 す 事 項 を 表 示 する 表 示 板 を 工 事 区 間 の 起 終 点 に 設 置 するものとする ただし 短 期 間 に 完 了 する 軽 易 な 工 事 や 自 動 車 専 用 道 路 などの 高 速 走 行 を 前 提 とする 道 路 における 工 事 については この 限 りでない なお 標 示 板 の 設 置 にあたっては 別 紙 様 式 1を 参 考 とするものとする (1) 工 事 内 容 工 事 の 内 容 目 的 等 を 表 示 するものとする (2) 工 事 期 間 交 通 上 支 障 を 与 える 実 際 の 工 事 期 間 のうち 工 事 終 了 日 工 事 時 間 帯 等 を 表 示 するものと する (3) 工 事 種 別 工 事 種 別 ( 舗 装 修 繕 工 事 等 )を 表 示 するものとする (4) 請 負 額 請 負 代 金 額 を 表 示 するものとする (5) 施 工 業 者 施 工 業 者 ( 現 場 代 理 人 名 とも) 及 びその 連 絡 先 を 表 示 するものとする (6) 施 工 主 体 施 工 主 体 及 びその 連 絡 先 を 表 示 するものとする ( 防 護 施 設 等 の 設 置 ) 2. 車 両 等 の 侵 入 を 防 ぐ 必 要 のある 工 事 箇 所 には 両 面 にバリケードを 設 置 し 交 通 に 対 する 危 険 の 程 度 に 応 じて 赤 ランプ 標 柱 等 を 用 いて 工 事 現 場 を 囲 むものとする ( 参 考 (1)を 参 照 ) ( 迂 回 路 の 標 示 ) 3. 工 事 のため 迂 回 路 を 設 ける 場 合 は 当 該 迂 回 路 を 必 要 とする 時 間 中 迂 回 路 の 入 口 に 迂 回 路 の 地 図 等 を 表 示 する 標 示 板 を 設 置 し 迂 回 路 の 途 中 の 各 交 差 点 ( 迷 い 込 むおそれのない 小 分 岐 を 除 く )において 道 路 標 識 まわり 道 (120-A 120-B)を 設 置 するもの とする ( 参 考 (2) 及 び 参 考 (3)を 参 照 ) なお 表 示 板 の 設 置 にあたっては 別 表 様 式 2を 参 考 とするものとする ( 色 彩 ) 4. 工 事 現 場 において 防 護 施 設 に 色 彩 を 施 す 場 合 は 黄 色 と 黒 色 の 斜 縞 模 様 ( 各 縞 の 幅 10 cm)を 用 いるものとする ( 管 理 ) 5. 工 事 現 場 における 標 示 施 設 及 び 防 護 施 設 は 堅 固 な 構 造 とし 所 定 の 位 置 に 整 然 と 設 置 し て 修 繕 塗 装 清 掃 等 の 維 持 を 常 時 行 うほか 夜 間 においては 遠 方 から 確 認 し 得 るよう 照

360 明 又 は 反 射 装 置 を 施 すものとする 別 紙 様 式 1 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 事 業 所 課

361 別 紙 様 式 2 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 事 業 所 課

362 別 表 備 考 一 様 式 1 (1) 色 彩 は ご 迷 惑 をおかけします 等 の 挨 拶 文 舗 装 修 繕 工 事 等 の 工 事 種 別 につい ては 青 地 に 白 抜 き 文 字 とし をなおしています 等 の 工 事 内 容 工 事 期 間 に ついては 青 色 文 字 その 他 の 文 字 及 び 線 は 黒 色 地 を 白 色 とする (2) 縁 の 余 白 は2cm 縁 線 の 太 さは1cm 区 画 線 の 太 さは 0.5cmとする 二 様 式 2 (1) 色 彩 は 矢 印 を 赤 色 その 他 の 文 字 及 び 記 号 を 青 色 地 を 白 色 とする (2) 縁 の 余 白 は2cm 縁 線 の 太 さは1cmとする

363 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 事 業 所 課 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 事 業 所 課

364 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 事 業 所 課 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 事 業 所 課

365 参 考 (4) 設 置 方 法 の 例

366 第 22 編 道 路 工 事 保 安 施 設 設 置 基 準 ( 案 )

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387 第 23 編 非 破 壊 試 験 によるコンクリート 構 造 物 中 の 配 筋 状 態 及 びかぶり 測 定 要 領

388 目 次 1. はじめに 適 用 範 囲 施 工 者 の 実 施 事 項 試 験 法 の 選 定 事 前 準 備 (1) 設 計 諸 元 の 事 前 確 認 (2) 施 工 計 画 書 への 記 載 測 定 の 実 施 及 び 判 定 測 定 に 関 する 資 料 の 提 出 等 監 督 職 員 の 実 施 事 項 採 用 する 試 験 法 の 承 諾 施 工 計 画 書 における 記 載 事 項 の 把 握 測 定 の 会 及 び 報 告 書 の 確 認 検 査 職 員 の 実 施 事 項 測 定 方 法 試 験 法 について (1) 対 象 構 造 物 に 適 用 する 試 験 法 (2) 試 験 法 の 採 用 条 件 等 (3) 非 破 壊 試 験 における 留 意 点 (4) 測 定 手 順 測 定 者 測 定 位 置 (1) 測 定 位 置 の 選 定 判 定 基 準 非 破 壊 試 験 による 測 定 の 省 略 について (1) 橋 梁 下 部 工 柱 部 (2) ボックスカルバート

389 1.はじめに 本 要 領 は コンクリート 構 造 物 内 部 の 鉄 筋 の 配 筋 状 態 及 びかぶりを 対 象 として 探 査 装 置 を 用 いた 非 破 壊 試 験 による 測 定 を 行 うにあたり 施 工 者 の 施 工 管 理 ( 品 質 管 理 ) 及 び 発 注 者 の 監 督 検 査 における 実 施 内 容 を 定 めたものである 2. 適 用 範 囲 橋 梁 上 部 工 下 部 工 及 び 重 要 構 造 物 である 内 空 断 面 積 25 m2 以 上 のボックスカルバートを 対 象 とする ただし 工 場 製 作 のプレキャスト 製 品 は 対 象 外 とする 3. 施 工 者 の 実 施 事 項 3.1 試 験 法 の 選 定 6.1(1) 対 象 構 造 物 に 適 用 する 試 験 法 に 従 い 対 象 構 造 物 に 適 用 する 試 験 法 を 選 定 する 3.2 事 前 準 備 (1) 設 計 諸 元 の 事 前 確 認 探 査 試 験 を 開 始 する 前 に 探 査 箇 所 の 設 計 図 及 び 完 成 図 等 の 既 存 資 料 より 測 定 対 象 の コンクリート 構 造 物 の 設 計 諸 元 ( 形 状 鉄 筋 径 かぶり 間 隔 等 )を 事 前 に 確 認 する (2) 施 工 計 画 書 への 記 載 施 工 者 は 事 前 調 査 結 果 に 基 づき 測 定 方 法 や 測 定 位 置 等 について 施 工 計 画 書 に 記 載 し 監 督 職 員 へ 提 出 するものとする 3.3 測 定 の 実 施 及 び 判 定 施 工 者 は 6. 測 定 方 法 に 従 い コンクリート 構 造 物 の 配 筋 状 態 及 びかぶりの 測 定 を 実 施 し その 適 否 について 判 定 を 行 うものとする 3.4 測 定 に 関 する 資 料 の 提 出 等 施 工 者 は 本 測 定 の 実 施 に 関 する 資 料 を 整 備 保 管 し 監 督 職 員 からの 請 求 があった 場 合 は 遅 滞 なく 提 示 するとともに 検 査 時 に 提 出 しなければならない 測 定 結 果 については 表 1 に 示 す 内 容 を 網 羅 した 測 定 結 果 報 告 書 を 作 成 し 測 定 後 随 時 提 出 するものとする 鉄 筋 探 査 の 流 れを 図 1 に 示 す

390 種 別 工 事 概 要 及 び 測 定 装 置 測 精 定 度 結 向 果 上 に 向 け た 補 正 測 定 結 果 作 成 頻 度 工 事 毎 補 正 測 定 毎 工 事 名 称 構 造 物 名 称 測 定 年 測 定 場 所 報 告 すべき 内 容 測 定 技 術 者 ( 所 属 証 明 書 番 号 署 名 ) 探 査 装 置 ( 名 称 形 状 製 造 番 号 製 造 会 社 名 連 絡 先 ) 探 査 装 置 の 校 正 記 録 電 磁 波 レーダ 法 誘 電 率 の 算 出 を った 対 象 ( 測 定 箇 所 ) の 形 状 材 質 及 び 測 定 面 状 態 電 磁 誘 導 法 構 造 物 の 種 類 表 1 測 定 結 果 報 告 書 に 記 載 すべき 事 項 測 定 結 果 かぶり 補 正 値 の 算 出 を った 対 象 の 鉄 筋 径 板 の 材 質 測 定 結 果 ( 橋 梁 下 部 工 橋 梁 上 部 工 ボックスカルバート 工 ) 測 定 対 象 の 構 造 構 成 及 び 測 定 箇 所 添 付 資 料 一 定 の 技 術 を 証 明 する 資 料 1 校 正 記 録 2 略 図 3 写 真 1 測 定 結 果 図 2 結 果 データ 1 測 定 結 果 図 2 結 果 データ 測 定 箇 所 位 置 図 ( 構 造 図 に 測 定 箇 所 を 明 示 し 箇 所 を 特 定 する 記 号 を 付 した 図 ) 測 定 対 象 の 配 筋 状 態 測 定 結 果 ( 測 定 箇 所 ごとの1 設 計 値 2 許 容 誤 差 3 最 小 かぶり4 算 出 に 用 い る 誘 電 率 かぶり 補 正 値 5 測 定 値 6 適 合 の 判 定 結 果 を 一 覧 表 に するものとし 測 定 対 象 測 定 箇 所 は 記 号 を 付 ける 等 の 方 法 に より 試 験 箇 所 位 置 図 と 対 応 させる ) 不 合 格 箇 所 指 摘 事 項 ( 段 階 確 認 等 において 監 督 職 員 等 に 指 摘 された 事 項 を 記 入 する こと ) 協 議 事 項 ( 監 督 職 員 との 協 議 事 項 等 について 記 入 すること) 配 筋 図 施 工 図 等 1 測 定 結 果 図 2 結 果 データ 3 測 定 結 果 一 覧 表 4 測 定 状 況 の 写 真 不 合 格 時 のみ 報 告 する 事 項 注 ) 電 磁 波 レーダ 法 及 び 電 磁 誘 導 法 以 外 の 試 験 方 法 で 測 定 を 行 った 場 合 の 報 告 書 の 記 載 事 項 については 監 督 職 員 と 協 議 の 上 作 成 するものとする

391 測 定 箇 所 の 選 定 案 非 破 壊 試 験 実 施 計 画 を 盛 り 込 んだ 施 工 計 画 書 の 作 成 施 工 計 画 書 の 提 出 事 前 調 査 準 備 ( 基 準 線 及 び 走 査 線 の 設 定 測 定 面 の 処 理 探 査 装 置 の 確 認 ) 電 磁 波 レーダ 法 試 験 方 法 の 選 定 電 磁 誘 導 法 誘 電 率 の 算 出 鉄 筋 探 査 ( 鉄 筋 位 置 の 測 定 かぶりの 測 定 ) 鉄 筋 間 隔 が 設 計 かぶりの 1.5 倍 以 下 の 場 合 かぶり 補 正 値 の 算 出 (かぶりの 判 定 ) ( 鉄 筋 位 置 の 判 定 ) 判 定 項 目 の 選 定 測 定 かぶり が 表 5 の 判 定 基 準 に 適 合 するか YES YES 鉄 筋 間 隔 の 平 均 値 が 表 5 の 判 定 基 準 に 適 合 するか NO NO 再 調 査 ( 測 定 箇 所 付 近 の 他 の 2 箇 所 で 再 調 査 ) 測 定 かぶり が 表 5 の 判 定 基 準 に 適 合 するか YES YES 測 定 範 囲 内 の 鉄 筋 の 本 数 が 設 計 本 数 と 同 一 本 数 であるか NO NO 不 合 格 合 格 不 合 格 対 策 について 協 議 対 策 について 協 議 測 定 結 果 の 作 成 ( 規 格 値 に 適 合 していない 場 合 は 対 策 についての 協 議 結 果 を 含 む) 測 定 結 果 の 提 出 ( 測 定 後 随 時 ) 図 1 鉄 筋 探 査 の 流 れ

392 4. 監 督 職 員 の 実 施 事 項 4.1 採 用 する 試 験 法 の 承 諾 ( 電 磁 誘 導 法 及 び 電 磁 波 レーダ 法 以 外 による 試 験 法 を 採 用 する 場 合 のみ) 監 督 職 員 は 施 工 者 から 提 出 された 採 用 する 試 験 法 に 関 する 書 類 を 確 認 し 測 定 を 実 施 す る 前 に 承 諾 するものとする 4.2 施 工 計 画 書 における 記 載 事 項 の 把 握 監 督 職 員 は 施 工 者 から 提 出 された 施 工 計 画 書 により 非 破 壊 試 験 による 品 質 管 理 計 画 の 概 要 を 把 握 する 概 要 の 把 握 は 主 に 次 の 事 項 の 確 認 によって 行 うものとする 1) 対 象 構 造 物 2) 試 験 法 3) 測 定 位 置 4.3 測 定 の 立 会 及 び 報 告 書 の 確 認 監 督 職 員 は 施 工 者 が 行 う 非 破 壊 試 験 に 対 し 1 工 事 につき1 回 以 上 立 会 するとともに 任 意 の 位 置 を 選 定 (1 箇 所 以 上 )し 施 工 者 に 非 破 壊 試 験 を 実 施 させ 測 定 結 果 報 告 書 を 確 認 するものとする なお 本 測 定 の 実 施 に 関 する 資 料 は 必 要 に 応 じて 施 工 中 に 提 示 を 求 め ることができる 5. 検 査 職 員 の 実 施 事 項 検 査 職 員 は 完 成 検 査 時 に 対 象 となる 全 ての 測 定 結 果 報 告 書 を 確 認 する なお 中 間 技 術 検 査 においても 対 象 となる 全 ての 測 定 結 果 報 告 書 を 確 認 するものとする

393 6. 測 定 方 法 6.1 試 験 法 について (1) 対 象 構 造 物 に 適 用 する 試 験 法 1) 橋 梁 上 部 工 橋 梁 上 部 工 は 電 磁 誘 導 法 を 使 用 することを 標 準 とする 2) 橋 梁 下 部 工 橋 梁 下 部 工 は 電 磁 波 レーダ 法 を 使 用 することを 標 準 とする 3) ボックスカルバート ボックスカルバートは 電 磁 誘 導 法 または 電 磁 波 レーダ 法 を 標 準 とする 表 2 対 象 構 造 物 の 測 定 部 位 に 適 用 する 試 験 法 対 象 構 造 物 橋 梁 上 部 工 橋 梁 下 部 工 ボックスカルバート 標 準 とする 試 験 法 電 磁 誘 導 法 電 磁 波 レーダ 法 電 磁 誘 導 法 電 磁 波 レーダ 法 (2) 試 験 法 の 採 用 条 件 等 測 定 に 用 いる 各 試 験 法 は 表 3 に 示 す 性 能 を 満 たす 測 定 装 置 を 用 いて 行 うものとする 記 録 装 置 は 得 られたデジタル 又 はアナログ 出 力 を 記 録 できるものとする なお 電 磁 誘 導 法 及 び 電 磁 波 レーダ 法 以 外 で 表 3 に 示 す 性 能 を 確 保 できる 試 験 法 によ り 実 施 する 場 合 は 事 前 にその 試 験 方 法 に 関 する 技 術 資 料 を 添 付 して 監 督 職 員 の 承 諾 を 得 るものとする

394 表 3 探 査 装 置 の 性 能 ( 電 磁 誘 導 電 磁 波 レーダ 法 共 ) 種 別 項 目 要 求 性 能 ( 電 磁 誘 導 レーダ 共 ) 基 本 性 能 対 象 となる 鉄 筋 の 種 類 呼 び 名 D10~D51( 注 1)を 測 定 できるこ と 分 解 能 距 離 5mm 以 下 であること かぶり 2~3mm 以 下 であること 間 隔 の 測 定 精 度 ±10mm 以 下 であること かぶりの 測 定 精 度 ±5mm 以 下 であること 測 定 精 度 測 定 可 能 な 鉄 筋 の 間 隔 ( 中 心 間 距 離 ) 電 磁 誘 導 法 ( 注 3) 電 磁 波 レーダ 法 設 計 かぶりが 50mm 未 満 の 場 合 設 計 かぶりが 50mm 以 上 の 場 合 設 計 かぶりが 75mm 未 満 の 場 合 設 計 かぶりが 75mm の 鉄 筋 間 隔 が 測 定 できること 設 計 かぶり 1.5 の 距 離 の 鉄 筋 間 隔 が 測 定 できること 75mm の 鉄 筋 間 隔 が 測 定 できること 設 計 かぶりの 距 離 の 鉄 筋 間 隔 が 測 定 でき 75mm 以 上 の 場 合 ること 記 録 機 能 データの 記 録 デジタル 記 録 であること 容 量 ( 注 2)1 日 分 の 結 果 を 有 すること 注 1) 当 該 工 事 で 使 用 する 鉄 筋 径 が 探 査 可 能 であれば 可 注 2) 装 置 内 の 記 録 だけでなく データをパソコンに 転 送 メモリーカードに 記 録 できる 機 能 などでも 良 い 注 3) 電 磁 誘 導 法 における 鉄 筋 間 隔 が 設 計 かぶりの 1.5 倍 以 下 の 場 合 電 磁 誘 導 法 による 近 接 鉄 筋 の 影 響 の 補 正 方 法 の 方 法 (( 独 ) 土 木 研 究 所 HP)により 近 接 鉄 筋 の 影 響 についての 補 正 を 行 う

395 (3) 非 破 壊 試 験 における 留 意 点 非 破 壊 試 験 による 配 筋 状 態 およびかぶり 測 定 における 留 意 点 を 以 下 に 示 す 1) 測 定 機 器 の 校 正 探 査 装 置 は メーカー 等 により 校 正 された 機 材 を 用 い 測 定 者 は 使 用 に 際 して 校 正 記 録 を 確 認 するものとする 2) 測 定 精 度 向 上 のための 補 正 方 法 a) 電 磁 誘 導 法 におけるかぶり 測 定 値 の 補 正 方 法 電 磁 誘 導 法 による 測 定 では 鉄 筋 の 配 筋 状 態 が 異 なると 磁 場 の 影 響 が 異 なるため かぶり 測 定 値 の 補 正 が 必 要 となる したがって 実 際 の 配 筋 状 態 によって 補 正 値 を 決 定 しておくものとする ( 詳 細 については 別 途 測 定 要 領 ( 解 説 )を 参 照 するこ と) b) 電 磁 波 レーダ 法 における 比 誘 電 率 分 布 の 補 正 方 法 電 磁 波 レーダ 法 による 測 定 は 測 定 対 象 物 のコンクリートの 状 態 ( 特 に 含 水 率 の 影 響 が 大 きい)により 比 誘 電 率 が 異 なることにより 測 定 に 先 立 ち 比 誘 電 率 分 布 を 求 めるものとする ( 詳 細 については 別 途 測 定 要 領 ( 解 説 )を 参 照 すること) 表 4 補 正 測 定 が 必 要 な 条 件 及 び 頻 度 補 正 が 必 要 な 条 件 測 定 頻 度 配 筋 条 件 コンクリート 条 件 電 磁 波 レ ー ダ 法 に お け る 比 誘 電 率 分 布 の 補 正 含 水 状 態 が 異 なると 考 えられる 部 位 ご とに 測 定 例 えば コンクリート 打 設 日 が 異 なる 場 合 脱 型 時 期 が 異 なる 場 合 乾 燥 状 態 が 異 なる 場 合 ( 例 えば 南 面 は 日 当 たりがいいが 北 面 はじめじめ している)など 配 筋 条 件 が 異 な る 毎 に 測 定 現 場 施 工 条 件 を 考 慮 し 測 定 時 の コ ン ク リ ー ト 含 水 率 が 同 一 と な る と 考 え ら れ る 箇 所 毎 電 磁 誘 導 法 に お け る か ぶ り 測 定 値 の 補 正 鉄 筋 間 隔 が 設 計 かぶりの 1.5 倍 以 下 の 場 合 配 筋 条 件 が 異 な る 毎 に 測 定

396 3) 測 定 面 の 表 面 処 理 コンクリート 構 造 物 は 測 定 が 良 好 に 実 施 出 来 るよう コンクリート 構 造 物 の 汚 れ 等 測 定 を 妨 げるものが 存 在 する 場 合 には これらを 除 去 する 等 測 定 面 の 適 切 な 処 理 を 行 うこと 4) 電 磁 波 レーダ 法 による 測 定 時 の 留 意 点 電 磁 波 レーダ 法 による 測 定 の 場 合 以 下 の 条 件 に 該 当 する 構 造 物 は 測 定 が 困 難 とな る 可 能 性 がある 為 それらの 対 処 法 について 検 討 しておくものとする 鉄 筋 間 隔 がかぶり 厚 さに 近 いか 小 さい 場 合 脱 型 直 後, 雨 天 直 後 など,コンクリート 内 に 水 が 多 く 含 まれている 場 合 鉄 筋 径 が 太 い 場 合 また 電 磁 波 レーダ 法 については 現 場 の 工 程 に 支 障 の 及 ばない 範 囲 において コ ンクリートの 乾 燥 期 間 を 可 能 な 限 り 確 保 した 上 で 測 定 を 行 うこと

397 (4) 測 定 手 順 配 筋 状 態 の 測 定 は 60cm 60cm 以 上 の 範 囲 における 鉄 筋 間 隔 測 定 長 さあたりの 本 数 を 対 象 とするものである コンクリート 構 造 物 中 の 配 筋 状 態 及 びかぶりの 探 査 は 走 査 線 上 に 探 査 装 置 を 走 査 す ることによって 行 う 以 下 に 基 準 線 走 査 線 の 設 定 から 測 定 までの 手 順 を 示 す なお 各 段 階 において 参 照 する 図 については 下 部 工 柱 部 を 想 定 して 作 成 したものである 1) 基 準 線 走 査 線 の 設 定 及 び 鉄 筋 位 置 のマーキング 1 探 査 面 (コンクリート 表 面 )の 探 査 範 囲 (60cm 60cm 以 上 ) 内 に 予 想 される 鉄 筋 の 軸 方 向 に 合 わせて 直 交 する2 本 の 基 準 線 (X Y 軸 )を 定 めマーキングする 2 次 に 基 準 線 に 平 行 にX 軸 Y 軸 それぞれ 測 定 範 囲 の 両 端 及 び 中 央 に 走 査 線 3 ライ ンを 格 子 状 にマーキングする 3マーキングされた 走 査 線 上 を 走 査 することにより 配 筋 状 態 の 探 査 を 行 い 鉄 筋 位 置 のマーキングを 行 う( 図 2 参 照 ) 測 定 範 囲 60cm 走 査 線 走 査 線 走 査 線 走 査 線 走 査 線 測 定 範 囲 60cm 走 査 線 基 準 線 (X 軸 方 向 ) 基 準 線 (Y 軸 方 向 ) 測 定 範 囲 : 鉄 筋 位 置 のマ ーキ ング 図 2 配 筋 状 態 の 測 定 ( 鉄 筋 位 置 のマーキング)

398 2) 鉄 筋 位 置 の 作 図 及 びかぶり 走 査 線 の 設 定 鉄 筋 位 置 のマーキング 3 点 を 結 び 測 定 面 に 鉄 筋 位 置 を 示 す 作 図 された 鉄 筋 位 置 により 配 筋 状 態 を 確 認 した 後 かぶりの 測 定 に 際 し 鉄 筋 間 の 中 間 を 選 定 し 測 定 対 象 鉄 筋 に 直 交 する 3 ラインのかぶり 測 定 走 査 線 を 設 定 する( 図 3 参 照 ) かぶり 測 定 走 査 線 ( 鉄 筋 間 の 中 間 に 設 ける) 鉄 筋 位 置 かぶり 測 定 走 査 線 ( 鉄 筋 間 の 中 間 に 設 ける) : 鉄 筋 位 置 のマーキ ング 図 3 鉄 筋 位 置 の 作 図 及 びかぶり 走 査 線 の 設 定 3) かぶりの 測 定 かぶり 測 定 走 査 線 にて 測 定 を 行 い 全 ての 測 点 の 測 定 結 果 について 判 定 基 準 によ り 適 否 の 判 断 を 行 う( 図 4 参 照 ) なお かぶりの 測 定 は 設 計 上 最 外 縁 の 鉄 筋 を 対 象 に 行 うこととする かぶり 測 定 走 査 線 (3 ライン 10 点 程 度 は 測 定 でき るように 走 査 線 を 設 定 する ) かぶり 測 定 走 査 線 (3 ライン 10 点 程 度 は 測 定 でき るように 走 査 線 を 設 定 する ) :かぶり 測 点 ( 走 査 線 に 直 交 する 鉄 筋 ) 図 4 かぶりの 測 定

399 6.2 測 定 者 本 測 定 の 実 施 に 際 しては 各 試 験 に 固 有 の 検 査 技 術 ならびにその 評 価 法 について 十 分 な 知 識 を 有 することが 必 要 である このため 施 工 者 は 測 定 者 の 有 する 技 術 資 格 などを 証 明 する 資 料 を 添 付 し 事 前 に 監 督 職 員 の 承 諾 を 得 るものとする 6.3 測 定 位 置 (1) 測 定 位 置 の 選 定 測 定 位 置 は 以 下 の 1) ~3) を 参 考 にして 応 力 が 大 きく 作 用 する 箇 所 や 隅 角 部 等 施 工 に 際 してかぶり 不 足 が 懸 念 される 箇 所 コンクリートの 剥 落 の 可 能 性 がある 箇 所 など から 選 定 するものとする なお 測 定 断 面 数 や 測 定 範 囲 等 について 対 象 構 造 物 の 構 造 や 配 筋 状 態 等 により 上 記 により 難 い 場 合 は 発 注 者 と 協 議 の 上 変 更 してもよい また 段 階 確 認 による 非 破 壊 試 験 の 測 定 の 省 略 については 6.5 非 破 壊 試 験 による 測 定 の 省 略 について を 参 照 のこと 1) 橋 梁 上 部 工 1 径 間 当 たり3 断 面 ( 支 間 中 央 部 および 支 点 部 近 傍 )の 測 定 を 行 うことを 標 準 とす る 各 断 面 における 測 定 箇 所 は 図 5 を 参 考 に 選 定 するものとする 1. 5H 1. 5H 側 面 H 図 支 承 の 形 状 寸 法 等 により 支 点 部 より 1.5H では 測 定 が 困 難 な 場 合 は 極 支 点 部 から 近 い 箇 所 で 測 定 するものとする 断 凡 例 配 筋 状 態 及 びかぶりの 測 定 箇 所 測 定 断 面 (T 桁 橋 の 場 合 ) ( 箱 桁 橋 の 場 合 ) 面 図 上 下 面 の 測 定 箇 所 は 幅 員 中 央 付 近 の 桁 (1 箇 所 のみ)とする 図 5 橋 梁 上 部 工 の 測 定 位 置 ( 例 )

400 2) 橋 梁 下 部 工 柱 部 は3 断 面 ( 基 部 中 間 部 および 天 端 部 付 近 ) 張 出 し 部 は 下 面 2 箇 所 の 測 定 を 行 うことを 標 準 とする 各 断 面 における 測 定 箇 所 は 図 6 を 参 考 に 選 定 するものとする 側 面 図 ( 天 端 部 付 近 ) ( 中 間 部 ) 凡 例 ( 測 定 断 面 柱 基 部 ) 配 筋 状 態 及 びかぶりの 測 定 箇 所 ( 矩 形 の 場 合 ) l l 配 筋 状 態 及 びかぶりを 測 定 すると ともに l を 測 定 し l の 概 略 値 (l から 鉄 筋 径 を 引 いた 値 )を 求 める あて 木 等 断 面 図 ( 小 判 形 の 場 合 ) 半 円 部 の 直 径 が 小 さい 場 合 (2m 程 度 以 下 ) 探 査 装 置 の 形 状 に より 測 定 が 困 難 な 場 合 があ る この 場 合 測 定 範 囲 の 変 更 や 測 定 方 法 の 改 良 等 により 対 応 すること ( 円 形 の 場 合 ) 柱 部 断 面 が 円 形 の 場 合 は 1 断 面 の 測 定 箇 所 は 直 交 する 対 角 線 上 の4 面 とする 直 径 が 小 さい 場 合 (2m 程 度 以 下 ) 探 査 装 置 の 形 状 により 測 定 が 困 難 な 場 合 がある この 場 合 測 定 範 囲 の 変 更 や 測 定 方 法 の 改 良 等 により 対 応 すること 図 6 橋 梁 下 部 工 の 測 定 位 置 ( 例 )

401 3) ボックスカルバート 1 基 あたり2 断 面 の 測 定 を 行 うことを 標 準 とする 各 断 面 における 測 定 箇 所 は 図 7 を 参 考 に 選 定 するものとする L 側 面 図 L / 4 L / 4 断 面 図 凡 例 配 筋 状 態 及 びかぶりの 測 定 箇 所 測 定 断 面 図 7 ボックスカルバートの 測 定 位 置 ( 例 ) 6.4 判 定 基 準 配 筋 状 態 及 びかぶりの 適 否 判 定 は 表 5 により 適 否 の 判 定 を 行 うものとする なお 判 定 を 行 う 際 の 測 定 値 は 単 位 は mm 有 効 桁 数 は 小 数 点 第 1 位 とし 小 数 点 第 2 位 を 四 捨 五 入 するものとする 適 否 の 判 断 において 不 良 となった 測 点 については 当 該 測 点 から 鉄 筋 間 隔 程 度 離 して 両 側 に 走 査 線 を 設 定 し 再 測 定 を 行 い 適 否 の 判 断 を 行 う 再 測 定 におい て 1 測 点 でも 不 良 となっ た 場 合 は 不 合 格 とする 表 5 非 破 壊 試 験 結 果 の 判 定 基 準 項 目 配 筋 状 態 ( 鉄 筋 の 測 定 中 心 間 隔 の 平 均 値 ) かぶり 判 定 基 準 規 格 値 (= 設 計 間 隔 ±φ)±10mm 上 記 の 判 定 基 準 を 満 たさなかった 場 合 は 設 計 本 数 と 同 一 本 数 以 上 であることで 合 格 とする ( 設 計 値 +φ) 1.2 以 下 かつ 下 記 いずれかの 大 きい 値 以 上 とする ( 設 計 値 -φ) 0.8 又 は 最 小 かぶり 0.8 ここで φ: 鉄 筋 径 注 5) 出 来 形 管 理 基 準 による 配 筋 状 態 及 びかぶりの 規 格 値 ( 以 下 規 格 値 という)は 出 来 形 管 理 基 準 にお

402 いて 表 4 の 様 に 示 されている コンクリート 打 設 後 の 実 際 の 配 筋 状 態 及 びかぶりは この 規 格 値 を 満 たしていれば 適 正 であるといえる なお 規 格 値 において ±φ の 範 囲 (ただし かぶりに ついては 最 小 かぶり 以 上 )を 許 容 しているが これは 施 工 誤 差 を 考 慮 したものである( 図 8 A 部 分 参 照 ) 注 6) 現 状 の 非 破 壊 試 験 の 測 定 技 術 においては 実 際 の 鉄 筋 位 置 に 対 して 測 定 誤 差 が 発 生 する このため 非 破 壊 試 験 においては 測 定 誤 差 を 考 慮 して 判 定 基 準 を 定 めている 判 定 基 準 では この 測 定 誤 差 の 精 度 を 鉄 筋 の 測 定 中 心 間 隔 の 平 均 値 については±10 mm かぶ りについては±20% 以 内 であるとして 規 格 値 よりも 緩 和 した 値 としている( 図 8 B 部 分 参 照 ) コンクリート 表 面 2 施 工 誤 差 -φ の 場 合 1 施 工 誤 差 +φ の 場 合 図 8 かぶりの 施 工 誤 差 及 び 測 定 誤 差

403 6.5 非 破 壊 試 験 による 測 定 の 省 略 について 下 部 工 柱 部 およびボックスカルバートにおける 一 部 の 断 面 については 測 定 箇 所 近 傍 の 打 継 目 においてコンクリート 打 設 前 に 鉄 筋 のかぶりを 段 階 確 認 時 に 実 測 した 場 合 は 非 破 壊 試 験 による 測 定 を 省 略 してもよいものとする (1) 橋 梁 下 部 工 柱 部 下 部 工 柱 部 中 間 部 については 近 傍 の 打 継 目 においてコンクリート 打 設 前 に 主 筋 のか ぶりを 段 階 確 認 時 に 実 測 した 場 合 測 定 を 省 略 してもよいものとする ( 図 (a) 参 照 ) (2) ボックスカルバート 側 壁 部 については 近 傍 の 打 継 目 においてコンクリート 打 設 前 に 主 筋 のかぶりを 段 階 確 認 時 に 実 測 した 場 合 測 定 を 省 略 してもよいものとする ( 図 (b) 参 照 ) ( 天 端 部 付 近 ) 下 部 工 柱 部 の 中 間 部 は 近 傍 の 打 継 目 においてコンク ( 中 間 部 ) ( 柱 基 部 ) 打 継 目 リート 打 設 前 に 主 筋 のかぶ りを 段 階 確 認 時 に 実 測 した 場 合 非 破 壊 試 験 による 測 定 を 省 略 してもよいものと する (a) 橋 梁 下 部 工 柱 部 打 継 目 側 壁 部 は 近 傍 の 打 継 目 に おいてコンクリート 打 設 前 に 主 筋 のかぶりを 段 階 確 認 時 に 実 測 した 場 合 非 破 壊 試 験 による 測 定 を 省 略 して もよいものとする (b) ボックスカルバート 凡 例 配 筋 状 態 及 びかぶりの 測 定 箇 所 段 階 確 認 時 に 近 傍 の 打 継 部 においてかぶりを 実 測 した 場 合 に 省 略 できる 測 定 箇 所 測 定 断 面 図 9 非 破 壊 試 験 による 測 定 の 省 略

404 第 24 編 微 破 壊 非 破 壊 試 験 による コンクリート 構 造 物 の 強 度 測 定 要 領

405 目 次 1. はじめに 適 用 範 囲 施 工 者 の 実 施 事 項 試 験 法 の 選 定 事 前 準 備 (1) 設 計 諸 元 の 事 前 確 認 (2) 施 工 計 画 書 への 記 載 (3) 検 量 線 の 作 成 ( 非 破 壊 試 験 の 場 合 のみ) 非 破 壊 試 験 の 実 施 及 び 判 定 測 定 に 関 する 資 料 の 提 出 等 監 督 職 員 の 実 施 事 項 採 用 する 試 験 法 の 承 諾 施 工 計 画 書 における 記 載 事 項 の 把 握 測 定 の 立 会 及 び 報 告 書 の 確 認 検 査 職 員 の 実 施 事 項 測 定 方 法 試 験 法 について (1) 対 象 構 造 物 に 適 用 する 試 験 法 (2) 試 験 法 の 採 用 条 件 等 (3) 各 試 験 法 の 留 意 点 測 定 者 測 定 回 数 測 定 位 置 (1) 測 定 位 置 の 選 定 (2) 測 定 位 置 決 定 及 び 測 定 に 際 しての 留 意 点 (3) 測 定 箇 所 の 配 置 例 判 定 基 準 測 定 における 測 線 の 縮 減 について (1) 測 線 数 の 縮 減 条 件 (2) 測 定 箇 所 の 配 置 例

406 1.はじめに 本 要 領 は 微 破 壊 非 破 壊 試 験 によるコンクリート 構 造 物 の 強 度 測 定 を 行 うにあたり 施 工 者 の 施 工 管 理 ( 品 質 管 理 ) 及 び 発 注 者 の 監 督 検 査 における 実 施 内 容 を 定 めたものである 2. 適 用 範 囲 橋 長 30m 以 上 の 橋 梁 上 部 工 及 び 下 部 工 を 対 象 とする ただし 工 場 製 作 のプレキャスト 製 品 は 対 象 外 とする なお 本 要 領 によりコンクリート 構 造 物 の 強 度 を 測 定 する 場 合 は 土 木 コンクリート 構 造 物 の 品 質 確 保 について ( 国 官 技 第 61 号 平 成 13 年 3 月 27 日 )に 基 づいて 行 うテストハンマー による 強 度 測 定 調 査 を 省 略 することができるものとする 3. 施 工 者 の 実 施 事 項 3.1 試 験 法 の 選 定 6.1(1) 対 象 構 造 物 に 適 用 する 試 験 法 に 従 い 対 象 構 造 物 の 対 象 部 位 に 適 用 する 試 験 法 を 選 定 する 3.2 事 前 準 備 (1) 設 計 諸 元 の 事 前 確 認 施 工 者 は 測 定 を 開 始 する 前 に 測 定 位 置 の 設 計 図 及 び 既 存 資 料 より 測 定 対 象 のコンク リート 構 造 物 の 設 計 諸 元 (コンクリートに 関 する 資 料 構 造 物 の 形 状 配 筋 状 態 など)を 事 前 に 確 認 する (2) 施 工 計 画 書 への 記 載 施 工 者 は 事 前 調 査 結 果 に 基 づき 測 定 方 法 や 測 定 位 置 等 について 施 工 計 画 書 に 記 載 し 監 督 職 員 へ 提 出 するものとする

407 (3) 検 量 線 の 作 成 ( 非 破 壊 試 験 の 場 合 のみ) 超 音 波 法 及 び 衝 撃 弾 性 波 法 による 非 破 壊 試 験 については 圧 縮 強 度 推 定 において 検 量 線 (キャリブレーション)が 必 要 であることから 円 柱 供 試 体 を 作 製 し 強 度 と 推 定 指 標 の 定 量 的 な 関 係 を 求 める 検 量 線 は 微 破 壊 非 破 壊 試 験 によるコンクリート 構 造 物 の 強 度 測 定 要 領 ( 解 説 ) に 示 す 材 齢 において 円 柱 供 試 体 を 用 いた 圧 縮 強 度 試 験 を 実 施 することにより 作 成 すること なお 検 量 線 は 微 破 壊 非 破 壊 試 験 によるコンクリート 構 造 物 の 強 度 測 定 要 領 ( 解 説 ) に 示 す 方 法 において 円 柱 供 試 体 を 用 いた 圧 縮 強 度 試 験 を 実 施 することにより 作 成 するこ と 3.3 非 破 壊 試 験 の 実 施 及 び 判 定 施 工 者 は 6. 測 定 方 法 に 従 い コンクリート 強 度 の 測 定 を 実 施 し その 適 否 について 判 定 を 行 うものとする

408 3.4 測 定 に 関 する 資 料 の 提 出 等 施 工 者 は 本 測 定 の 実 施 に 関 する 資 料 を 整 備 保 管 し 監 督 職 員 からの 請 求 があった 場 合 は 遅 滞 なく 提 示 するとともに 検 査 時 に 提 出 しなければならない 測 定 結 果 については 表 1 及 び 表 2 に 示 す 内 容 を 網 羅 した 測 定 結 果 報 告 書 を 作 成 し 提 出 するものとする 表 1 測 定 結 果 報 告 書 に 記 載 すべき 事 項 ( 微 破 壊 試 験 の 場 合 ) No. 報 告 内 容 記 載 すべき 事 項 1 構 造 物 名 称 工 事 名 測 定 対 象 構 造 物 の 概 要 など 2 試 験 年 月 日 コンクリート 打 設 日 試 験 実 施 日 ( 試 験 材 齢 ) 3 測 定 位 置 の 概 要 ( 測 定 位 置 図 ) 試 験 体 採 取 位 置 図 4 測 定 者 名 測 定 者 名 講 習 会 受 講 証 明 に 係 る 書 類 5 使 用 コンクリート コンクリート 示 方 配 合 配 合 強 度 6 測 定 結 果 圧 縮 強 度 試 験 結 果 コア 供 試 体 の 外 観 破 壊 状 況 ( 小 径 コアの 場 合 ) 7 判 定 結 果 合 否 判 定 外 部 供 試 体 において 講 習 会 受 講 者 より 指 導 を 受 けた 者 が 測 定 した 場 合 指 導 を 受 けた 証 明 書 保 有 者 の 氏 名 を 併 記 するとともに 指 導 者 の 証 明 書 のコピーを 添 付 する 表 2 測 定 結 果 報 告 書 に 記 載 すべき 事 項 ( 非 破 壊 試 験 の 場 合 ) No. 報 告 内 容 記 載 すべき 事 項 1 構 造 物 名 称 工 事 名 測 定 対 象 構 造 物 の 概 要 など 2 測 定 年 月 日 コンクリート 打 設 日 試 験 実 施 日 ( 試 験 材 齢 ) 3 測 定 位 置 の 概 要 ( 測 定 位 置 図 ) 試 験 箇 所 位 置 図 4 測 定 者 名 測 定 者 名 講 習 会 受 講 証 明 に 係 る 書 類 5 測 定 機 器 に 係 る 資 料 超 音 波 装 置 の 型 式 製 造 番 号 測 定 機 器 の 校 正 記 録 6 使 用 コンクリート コンクリート 示 方 配 合 配 合 強 度 7 検 量 線 に 係 る 資 料 圧 縮 強 度 試 験 実 施 材 齢 圧 縮 強 度 試 験 結 果 検 量 線 の 関 数 式 8 測 定 結 果 音 速 に 関 する 試 験 結 果 ( 探 触 子 間 隔 伝 搬 時 間 音 速 値 など) 強 度 推 定 結 果 ( 測 定 材 齢 時 の 圧 縮 強 度 ) 基 準 材 齢 (28 日 ) 補 正 強 度 構 造 体 コンクリート 強 度 ( 強 度 判 定 値 ) 9 判 定 結 果 合 否 判 定 微 破 壊 非 破 壊 試 験 の 流 れを 図 1 及 び 図 2 に 示 す

409 試 験 法 測 定 位 置 の 選 定 立 案 設 計 諸 元 の 事 前 確 認 試 験 実 施 計 画 を 盛 り 込 んだ 施 工 計 画 書 の 作 成 施 工 計 画 書 の 提 出 * 外 部 供 試 体 による 強 度 試 験 小 径 コアによる 強 度 試 験 試 験 法 の 種 別 準 備 (ボス 型 枠 の 設 置 ) 強 度 測 定 (ボス 供 試 体 の 割 取 り 圧 縮 強 度 試 験 の 実 施 ) 強 度 測 定 (コア 採 取 圧 縮 強 度 試 験 の 実 施 ) 平 均 強 度 値 が SL 以 上 かつ それぞれの 強 度 測 定 値 が 0.85SL 以 上 か YES NO NO 強 度 平 均 値 が SL 以 上 か つ それぞれの 強 度 測 定 値 が 0.85SL 以 上 か YES NO 不 合 格 合 格 対 策 について 協 議 合 格 測 定 結 果 報 告 書 の 作 成 ( 判 定 基 準 に 適 合 していない 場 合 は 対 策 についての 協 議 結 果 を 含 む) 測 定 結 果 報 告 書 の 提 出 ( 測 定 後 速 やかに) 注 ) 図 中 の SL は 設 計 基 準 強 度 を 指 す 図 1 微 破 壊 試 験 の 流 れ

410 試 験 法 測 定 位 置 の 選 定 立 案 設 計 諸 元 の 事 前 確 認 試 験 実 施 計 画 を 盛 り 込 んだ 施 工 計 画 書 の 作 成 施 工 計 画 書 の 提 出 事 前 準 備 ( 検 量 線 の 作 成 ) YES 打 設 条 件 が 同 一 の 打 設 ロットが 他 に あるか NO 同 一 打 設 条 件 の 他 の NO 打 設 ロットで 3 測 線 を 測 定 して いるか 3 測 線 の 強 度 測 定 ( 強 度 推 定 材 齢 補 正 ) YES 1 測 線 の 強 度 測 定 ( 強 度 推 定 材 齢 補 正 ) NO 再 試 験 ( 測 定 位 置 付 近 の 他 の 位 置 で 再 測 定 ) 3 測 線 の 強 度 平 均 値 が SL 以 上 かつ 個 々の 強 度 推 定 値 が 0.85SL 以 上 か YES 強 度 推 定 値 が SL 以 上 か YES NO 3 測 線 の 強 度 平 均 値 が SL 以 上 かつ 個 々の 強 度 推 定 値 が 0.85SL 以 上 か YES NO 小 径 コア 試 験 実 施 * 2 本 の 強 度 平 均 値 が SL 以 上 かつ それぞれの 強 度 測 定 値 が 0.85SL 以 上 か YES NO 不 合 格 合 格 対 策 について 協 議 合 格 注 ) 図 中 の SL は 設 計 基 準 強 度 を 指 す * 小 径 コア 試 験 を 実 施 する 際 は 2 本 以 上 採 取 する 測 定 結 果 報 告 書 の 作 成 ( 判 定 基 準 に 適 合 していない 場 合 は 対 策 についての 協 議 結 果 を 含 む) 測 定 結 果 報 告 書 の 提 出 ( 測 定 後 速 やかに) 図 2 非 破 壊 試 験 の 流 れ

411 4. 監 督 職 員 の 実 施 事 項 4.1 採 用 する 試 験 法 の 承 諾 監 督 職 員 は 施 工 者 から 提 出 された 採 用 する 試 験 法 に 関 する 書 類 を 確 認 し 測 定 を 実 施 す る 前 に 承 諾 するものとする 4.2 施 工 計 画 書 における 記 載 事 項 の 把 握 監 督 職 員 は 施 工 者 から 提 出 された 施 工 計 画 書 により 微 破 壊 非 破 壊 試 験 による 品 質 管 理 計 画 の 概 要 を 把 握 する 概 要 の 把 握 は 主 に 次 の 事 項 の 確 認 によって 行 うものとする 1) 対 象 構 造 物 2) 試 験 法 3) 測 定 位 置 4.3 測 定 の 立 会 及 び 報 告 書 の 確 認 監 督 職 員 は 施 工 者 が 行 う 非 破 壊 試 験 に 対 し 1 工 事 につき1 回 以 上 立 会 するとともに 任 意 の 位 置 を 選 定 (1 箇 所 以 上 )し 施 工 者 に 非 破 壊 試 験 を 実 施 させ 測 定 結 果 報 告 書 を 確 認 するものとする なお 本 測 定 の 実 施 に 関 する 資 料 は 必 要 に 応 じて 施 工 中 に 提 示 を 求 め ることができる 5. 検 査 職 員 の 実 施 事 項 検 査 職 員 は 完 成 検 査 時 に 対 象 となる 全 ての 測 定 結 果 報 告 書 を 確 認 する なお 中 間 技 術 検 査 においても 対 象 となる 全 ての 測 定 結 果 報 告 書 を 確 認 するものとする

412 6. 測 定 方 法 6.1 試 験 法 について (1) 対 象 構 造 物 に 適 用 する 試 験 法 1) フーチング 部 完 成 後 不 可 視 部 分 となるフーチング 部 は 構 造 物 の 側 面 に 設 けた 供 試 体 ( 以 下 外 部 供 試 体 という)による 試 験 を 標 準 とする なお 埋 戻 し 等 の 工 程 に 支 障 がない 場 合 には 外 部 供 試 体 に 替 えて 小 径 コア による 試 験 あるいは 非 破 壊 試 験 を 実 施 しても 良 い 2) 柱 部 張 出 し 部 桁 部 完 成 後 可 視 部 分 である 下 部 工 柱 部 張 出 し 部 及 び 上 部 工 桁 部 は 非 破 壊 試 験 であ る 超 音 波 を 用 いた 試 験 方 法 ( 以 下 超 音 波 法 という) 及 び 衝 撃 弾 性 波 を 用 いた 試 験 方 法 ( 以 下 衝 撃 弾 性 波 法 という)のいずれかの 方 法 で 実 施 することを 標 準 とする なお 非 破 壊 試 験 による 強 度 推 定 値 が 6.5 合 否 判 定 基 準 を 満 たさない 場 合 には 小 径 コア による 試 験 を 実 施 する 表 3 対 象 構 造 物 の 測 定 部 位 に 適 用 する 強 度 試 験 法 対 象 構 造 物 測 定 部 位 標 準 とする 試 験 法 橋 梁 上 部 工 桁 部 非 破 壊 試 験 ( 超 音 波 法 又 は 衝 撃 弾 性 波 法 ) 非 破 壊 試 験 において 判 定 基 準 を 満 たしていない 場 合 には 小 径 コアによる 試 験 を 実 施 橋 梁 下 部 工 柱 部 張 出 し 部 非 破 壊 試 験 ( 超 音 波 法 又 は 衝 撃 弾 性 波 法 ) 非 破 壊 試 験 において 判 定 基 準 を 満 たしていない 場 合 には 小 径 コアによる 試 験 を 実 施 フーチング 部 外 部 供 試 体 による 試 験 工 程 等 に 支 障 がない 場 合 には 小 径 コアによる 試 験 あるいは 非 破 壊 試 験 を 実 施 してもよい

413 (2) 試 験 法 の 採 用 条 件 等 強 度 測 定 に 用 いる 各 試 験 法 は 表 4 に 示 す 条 件 を 満 たすものとする なお 採 用 する 試 験 法 については 事 前 にその 試 験 方 法 に 関 する 技 術 資 料 を 添 付 して 監 督 職 員 の 承 諾 を 得 るものとする 表 4 試 験 法 の 採 用 条 件 等 微 破 壊 試 験 法 外 部 供 試 体 小 径 コア 試 験 法 の 条 件 外 部 型 枠 の 作 成 設 置 強 度 測 定 強 度 補 正 方 法 について 確 立 している 方 法 を 用 いること φ50mm 以 下 とし 通 常 用 いられている φ100mm コアに 対 する 強 度 補 正 方 法 が 確 立 し ていること 寸 法 効 果 が 確 認 されている 試 験 法 であること 非 破 壊 超 音 波 法 衝 撃 弾 性 波 法 コンクリート 構 造 物 の 音 速 測 定 方 法 強 度 推 定 方 法 が 確 立 されていること φ100mm コア 強 度 に 対 して ±15% 程 度 の 精 度 を 有 していること コンクリート 構 造 物 の 弾 性 波 速 度 測 定 方 法 強 度 推 定 方 法 が 確 立 されていること φ100mm コア 強 度 に 対 して ±15% 程 度 の 精 度 を 有 していること

414 (3) 各 試 験 法 の 留 意 点 微 破 壊 試 験 と 非 破 壊 試 験 による 測 定 における 留 意 点 を 表 5 に 示 す 試 験 法 補 修 の 要 否 表 5 各 種 強 度 試 験 法 の 留 意 点 試 験 可 能 時 期 試 験 実 施 必 要 条 件 使 用 コンクリート の 条 件 備 考 微 破 壊 外 部 供 試 体 小 径 コア 不 要 ( 美 観 等 の 問 題 により 必 要 な 場 合 もあり) 必 要 脱 型 直 後 から 可 能 ( 注 1) 強 度 10N/mm 2 以 上 より 可 能 ( 注 2) 必 要 水 平 幅 として 外 部 型 枠 寸 法 +100mm 以 上 部 材 厚 さとしてコ ア 直 径 の2 倍 以 上 スランプ 8cm ( 注 3) 粗 骨 材 最 大 寸 法 40mm 圧 縮 強 度 70N/mm 2 粗 骨 材 最 大 寸 法 40mm 外 部 型 枠 を 設 置 す る 必 要 があるため 事 前 に 発 注 者 との 協 議 が 必 要 鉄 筋 探 査 により 鉄 筋 がない 位 置 を 選 定 非 破 壊 超 音 波 法 衝 撃 弾 性 波 法 不 要 脱 型 直 後 から 可 能 ( 注 1) 必 要 幅 として 1000mm 以 上 ( 探 触 子 設 置 間 隔 ) 必 要 幅 として 450mm 以 上 ( 探 触 子 ハンマー 間 隔 ) 特 になし コンクリートの 種 類 ごとに 事 前 に 円 柱 供 試 体 を 用 いた 検 量 線 の 作 成 ( 圧 縮 強 度 推 定 用 )が 必 要 注 1) 測 定 精 度 を 向 上 するため 可 能 な 限 りコンクリート 材 齢 28 日 に 近 い 時 期 に 試 験 を 実 施 することが 望 ましい が 現 場 の 工 程 に 支 障 の 及 ばないよう 材 齢 によらず 同 日 中 に 複 数 箇 所 の 試 験 を 行 うことができる 注 2)コンクリートの 配 合 によるが 目 安 として 打 設 日 から1 週 間 以 降 注 3)スランプ 8cm は 購 入 時 に 指 定 する 値 であり 測 定 値 は 許 容 の 下 限 値 である 5.5cm 以 上 のコンクリートを 使 用

415 6.2 測 定 者 本 測 定 の 実 施 に 際 しては 各 試 験 に 固 有 の 検 査 技 術 ならびにその 評 価 法 について 十 分 な 知 識 を 有 することが 必 要 である このため 施 工 者 は 測 定 者 の 有 する 技 術 資 格 などを 証 明 する 資 料 を 添 付 し 事 前 に 監 督 職 員 の 承 諾 を 得 るものとする 6.3 測 定 回 数 原 則 として 打 設 回 ( 以 下 打 設 ロット という)ごとに 測 定 を 行 うものとする 1 打 設 ロ ット 当 たりの 測 定 数 を 表 6 に 示 す 表 6 1 打 設 ロット 当 たりの 測 定 数 微 破 壊 試 験 法 外 部 供 試 体 小 径 コア 1 打 設 ロット 当 たりの 測 定 数 1 打 設 ロットの 測 定 に 用 いる 外 部 供 試 体 は1 体 とする *1 ただし 1 構 造 部 位 が1 打 設 ロットで 施 工 される 場 合 には 1 構 造 部 位 あたり2 供 試 体 とする 1 打 設 ロットの 測 定 に 用 いる 小 径 コアは2 本 とする *1 ただし 1 構 造 部 位 が1 打 設 ロットで 施 工 される 場 合 には 1 構 造 部 位 あたり4 本 とする 非 破 壊 超 音 波 法 衝 撃 弾 性 波 法 原 則 として1 打 設 ロット 当 たり 3 測 線 とする *2 *1: ここで 構 造 部 位 とは 以 下 のことをいう 橋 梁 下 部 工 : フーチング 部 脚 部 ( 柱 壁 部 ) 張 出 部 橋 梁 上 部 工 : 1 径 間 当 たりの 上 部 構 造 物 *2: 打 設 時 期 配 合 など) 同 一 条 件 での 打 設 が 複 数 回 にわたる 場 合 に 一 定 の 条 件 を 満 たした 場 合 は 2 打 設 目 以 降 の 打 設 ロットについては 1 打 設 ロット 当 たりの 測 定 測 線 数 を3 測 線 から1 測 線 に 縮 減 してよいものとする ( 測 線 数 の 縮 減 に 係 る 詳 細 は 別 途 6.6 測 定 における 測 線 の 縮 減 について を 参 照 のこと )

416 6.4 測 定 位 置 (1) 測 定 位 置 の 選 定 測 定 位 置 は 図 3 図 4 図 5 を 参 考 として 可 能 な 限 り 対 象 構 造 物 の 異 なる 側 面 において 打 設 高 さの 中 間 付 近 を 選 定 する なお 試 験 回 数 や 測 定 位 置 について 対 象 構 造 物 の 形 状 や 構 造 により 上 記 により 難 い 場 合 には 発 注 者 と 協 議 の 上 変 更 してもよい (2) 測 定 位 置 決 定 及 び 測 定 に 際 しての 留 意 点 各 測 定 方 法 において 測 定 位 置 を 決 定 する 際 には 表 7 の 留 意 事 項 に 配 慮 し 決 定 するもの する 表 7 測 定 位 置 決 定 及 び 測 定 に 際 しての 留 意 点 微 破 壊 試 験 法 外 部 供 試 体 小 径 コア 留 意 点 型 枠 取 付 け 位 置 は 打 設 計 画 から 高 さの 中 間 層 の 中 央 付 近 とし 仮 設 物 との 干 渉 が 生 じ ないよう 留 意 する 鉄 筋 位 置 を 避 けて 採 取 することが 必 要 であるため 配 筋 状 態 を 把 握 する 非 破 壊 超 音 波 法 衝 撃 弾 性 波 法 鉄 筋 の 影 響 を 受 けないよう 右 図 に 示 すように 鉄 筋 に 対 して 斜 めに 測 定 する 測 線 図 鉄 筋 に 対 する 測 線 設 定 例 ( 柱 断 面 )

417 (3) 測 定 箇 所 の 配 置 例 側 面 図 ( 裏 面 ) 断 面 図 ( ) ( ) 内 側 で 測 定 して もよい 凡 例 非 破 壊 試 験 測 定 位 置 図 3 橋 梁 上 部 工 の 測 定 位 置 ( 例 ) フーチング 部 柱 部 張 出 し 部 側 面 ( 裏 面 ) 打 継 目 打 継 目 図 断 柱 部 面 図 張 出 し 部 凡 例 外 部 供 試 体 非 破 壊 試 験 測 定 位 置 図 4 橋 梁 下 部 工 の 測 定 位 置 ( 例 )

418 A ( 裏 面 : ) ( 裏 面 : )( 裏 面 : ) ( 裏 面 : ) ( 裏 面 : ) ( 裏 面 : ) 打 継 目 打 継 目 A B B 打 継 目 打 継 目 打 継 目 打 継 目 測 線 A2 橋 台 A1 橋 台 打 継 目 B - B 凡 例 外 部 供 試 体 打 継 目 打 継 目 A - A 非 破 壊 試 験 測 定 位 置 P1 橋 脚 図 5 微 破 壊 非 破 壊 試 験 の 測 定 箇 所 配 置 図 ( 例 ) 表 8 微 破 壊 非 破 壊 試 験 の 測 定 箇 所 数 ( 例 ) 構 造 部 位 試 験 法 コンクリート 配 合 打 設 ロット 数 供 試 体 数 又 は 測 線 数 ( 箇 所 ) 上 部 工 下 部 A1~P1 非 破 壊 試 験 ( 注 1) H 2 P1~A H 2 張 出 部 P BB 1 3 壁 柱 部 A BB P1 5 A2 1 3 工 A1 2 (1) <2> (1) <2> フーチング (1) <2> 微 破 壊 試 験 BB 部 ( 注 2) P1 3 (1) <2> (1) <2> A2 1 (2) <4> 注 1) 非 破 壊 試 験 を 実 施 する 場 合 測 線 数 については 縮 減 できる 場 合 がある( ) 詳 細 は 6.6 測 定 に おける 測 線 の 縮 減 について を 参 照 のこと 注 2)フーチング 部 における 微 破 壊 試 験 による 測 定 の 供 試 体 数 について ( ) 内 は 外 部 供 試 体 による 試 験 の 場 合 < > 内 は 小 計 コアによる 試 験 の 場 合 の 供 試 体 数 を 示 す

419 6.5 判 定 基 準 測 定 により 得 られたコンクリート 構 造 物 の 強 度 の 適 否 判 定 は 以 下 の 表 9 及 び 表 10 に 示 す 判 定 基 準 により 行 う 表 9 試 験 回 数 と 判 定 基 準 ( 微 破 壊 試 験 の 場 合 ) 試 験 法 判 定 基 準 外 部 供 試 体 供 試 体 の 平 均 強 度 値 1 設 計 基 準 強 度 (SL) かつ 個 々の 強 度 値 設 計 基 準 強 度 の 85% (0.85SL) 1:1 構 造 部 位 あたり 2 供 試 体 以 上 の 平 均 とする 小 径 コア コアの 強 度 平 均 値 2 設 計 基 準 強 度 (SL) かつ 個 々の 強 度 値 設 計 基 準 強 度 の 85% (0.85SL) 2:1 構 造 部 位 あたり 4 本 以 上 の 平 均 とする 表 10 試 験 回 数 と 判 定 基 準 ( 非 破 壊 試 験 の 場 合 ) 1 打 設 ロットあたりの 測 線 数 判 定 基 準 3 測 線 の 場 合 強 度 平 均 値 設 計 基 準 強 度 (SL) かつ 個 々の 強 度 推 定 値 設 計 基 準 強 度 の 85%(0.85SL) 1 測 線 の 場 合 ( 注 1) 強 度 値 設 計 基 準 強 度 (SL) 注 1) 打 設 時 期 配 合 など) 同 一 条 件 での 打 設 が 複 数 回 にわたる 場 合 に 一 定 の 条 件 を 満 たした 場 合 は 2 打 設 目 以 降 の 打 設 ロットについては 1 打 設 ロット 当 たりの 測 定 測 線 数 を3 測 線 から1 測 線 に 縮 減 してよいものとする ( 測 線 数 の 縮 減 に 係 る 詳 細 は 別 途 6.6 測 定 に おける 測 線 の 縮 減 について を 参 照 のこと )

420 6.6 測 定 における 測 線 の 縮 減 について 打 設 時 期 配 合 など 同 一 条 件 での 打 設 が 複 数 回 にわたる 場 合 に 以 下 の 条 件 を 満 たした 場 合 は 2 打 設 目 以 降 の 打 設 ロットについては 1 打 設 ロット 当 たりの 測 定 測 線 数 を3 測 線 から1 測 線 に 縮 減 してよいものとする (1) 測 線 数 の 縮 減 条 件 1) 同 一 打 設 条 件 の 定 義 複 数 の 打 設 ロットにおいて 表 11 に 示 す 事 項 のいずれにも 該 当 する 場 合 打 設 条 件 は 同 一 と 見 なしてよい 表 11 打 設 条 件 が 同 一 と 見 なす 必 要 条 件 項 目 必 要 条 件 打 設 時 期 時 期 が 近 いこと( 概 ね 連 続 する3ヶ 月 程 度 かつ 養 生 方 法 が 同 一 ) コンクリート 配 合 断 面 形 状 同 じであること 断 面 形 状 がほぼ 同 じであること 1 回 の 打 設 量 打 込 み 高 さがほぼ 同 じであること 2) 測 線 数 を 縮 減 する 場 合 における 強 度 判 定 について 1) 同 一 打 設 条 件 の 定 義 により 同 一 条 件 と 見 なされる 打 設 ロットにおいて 測 線 数 を 縮 減 する 場 合 は 以 下 の 手 順 により 強 度 判 定 を 行 うものとする ( 図 6 参 照 ) a) いずれか1つの 打 設 ロット 通 常 の 手 順 と 同 様 3 測 線 の 計 測 を 行 い 強 度 判 定 を 行 う b) a) 以 降 (2 打 設 目 以 降 )の 打 設 ロット 1 測 線 の 計 測 を 行 い 強 度 推 定 値 が 設 計 基 準 強 度 以 上 であることを 確 認 する ただし 1 測 線 の 強 度 推 定 値 が 設 計 基 準 強 度 を 下 回 る 場 合 は 通 常 の 手 順 と 同 様 3 測 線 の 計 測 を 行 い 強 度 判 定 を 行 うものとする 同 一 打 設 条 件 の 打 設 ロット 1 測 線 の 測 定 により 強 度 を 判 定 する ⅰ) 設 計 基 準 強 度 以 上 あることが 確 認 できた 場 合 は 1 測 線 で 合 格 とする ⅱ) 設 計 基 準 強 度 に 満 たない 場 合 は 3 測 線 の 測 定 により 強 度 判 定 する 3 測 線 の 測 定 により 強 度 判 定 する 図 6 測 定 数 を 縮 減 する 場 合 における 強 度 判 定

421 (2) 測 定 箇 所 の 配 置 例 A ( 裏 面 : ) ( 裏 面 : )( 裏 面 : ) ( 裏 面 : ) ( 裏 面 : ) ( 裏 面 : ) 打 継 目 打 継 目 A B B 打 継 目 打 継 目 打 継 目 打 継 目 打 継 目 測 線 A2 橋 台 A1 橋 台 打 継 目 B - B 凡 例 外 部 供 試 体 打 継 目 A - A 非 破 壊 試 験 測 定 位 置 打 継 目 測 定 を 省 略 してもよい 測 線 P1 橋 脚 同 一 条 件 の 打 設 ロットグループ 上 部 工 下 部 工 図 7 微 破 壊 非 破 壊 試 験 の 測 定 箇 所 配 置 図 ( 例 ) 表 12 微 破 壊 非 破 壊 試 験 の 測 定 箇 所 数 ( 例 ) コンクリート 打 設 供 試 体 数 コンクリート 構 造 部 位 試 験 法 打 設 又 は 測 線 数 配 合 打 設 ロット ロット 数 ( 箇 所 ) 打 設 ロット 1 3 A1~P H あるいは 3 打 設 ロット 1 3 P1~A H あるいは 3 張 出 部 P BB 1 打 設 ロット 1 3 壁 柱 部 フーチング 部 A1 非 破 壊 試 験 BB P 打 設 ロット あるいは 3 打 設 ロット あるいは 3 打 設 ロット あるいは あるいは 3 A2 1 打 設 ロット 1 3 A1 微 破 壊 試 験 BB P1 3 2 打 設 ロット 1 (1) <2> 2 (1) <2> 打 設 ロット 1 (1) <2> 2 (1) <2> 3 (1) <2> A2 1 打 設 ロット 1 (2) <4> 1 強 度 推 定 値 が 設 計 基 準 強 度 以 上 であることが 確 認 できた 場 合 は 1 打 設 ロット 当 たりの 測 定 測 定 数 を 1 測 線 としてよい ただし 1 測 線 の 強 度 推 定 値 が 設 計 基 準 強 度 を 下 回 る 場 合 は 3 測 線 の 測 定 を 行 うものとする 注 )フーチング 部 における 微 破 壊 試 験 による 測 定 の 供 試 体 数 について ( ) 内 は 外 部 供 試 体 による 試 験 の 場 合 < > 内 は 小 計 コアによる 試 験 の 場 合 の 供 試 体 数 を 示 す

422 第 25 編 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 公 共 測 量 作 業 規 程

423 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 公 共 測 量 作 業 規 程 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 規 定 は 測 量 法 ( 昭 和 24 年 法 律 第 188 号 ) 第 33 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 ( 以 下 企 業 団 という )が 行 う 公 共 測 量 の 作 業 方 法 等 について 必 要 な 事 項 を 定 める ( 準 用 規 程 ) 第 2 条 企 業 団 が 行 う 公 共 測 量 の 作 業 方 法 等 については 作 業 規 程 の 準 則 ( 平 成 25 年 国 土 交 通 省 告 示 第 286 号 以 下 準 則 という )を 準 用 する ( 読 替 え) 第 3 条 準 則 において 準 則 の 第 1 条 第 1 項 中 準 則 とあるのは 規 程 と 第 34 条 とあるのは 第 33 条 第 1 項 と 同 条 第 2 項 中 準 則 とあるのは 規 程 と 読 み 替 え 規 程 は の 下 に 大 阪 広 域 水 道 企 業 団 が 行 う を 加 える 第 2 条 中 公 共 測 量 とあるのは この 規 程 を 適 用 して 行 う 測 量 と 第 3 条 第 2 項 中 準 則 とあるのは 規 程 と 第 5 条 第 3 項 第 2 号 中 準 則 とあるのは 規 程 と 第 7 条 中 準 則 とあるのは 規 程 と 第 8 条 第 1 項 中 準 則 とあるのは 規 程 と 第 17 条 第 1 項 中 準 則 とあるのは 規 程 と 同 条 第 2 項 中 準 則 とある のは 規 程 と それぞれ 読 み 替 えるものとする 附 則 ( 施 行 期 日 ) この 規 程 は 平 成 23 年 7 月 25 日 から 施 行 する

424

425 第 26 編 レディーミクストコンクリート 単 位 水 量 測 定 要 領 ( 案 )

426 レディーミクストコンクリート 単 位 水 量 測 定 要 領 ( 案 ) 1. 適 用 範 囲 本 要 領 は レディーミクストコンクリートの 単 位 水 量 測 定 について 測 定 方 法 および 管 理 基 準 値 等 を 規 定 するものである なお 水 中 コンクリート 転 圧 コンクリート 等 の 特 殊 なコンクリートを 除 き 1 日 当 たり コンクリート 種 別 ごとの 使 用 量 が100m3 以 上 施 工 するコンクリート 工 を 対 象 とする 2. 測 定 機 器 レディーミクストコンクリートの 単 位 水 量 測 定 機 器 については エアメータ 法 かこれと 同 程 度 あるいは それ 以 上 の 精 度 を 有 する 測 定 機 器 を 使 用 することとし 施 工 計 画 書 に 記 載 させるとともに 事 前 に 機 器 諸 元 表 単 位 水 量 算 定 方 法 を 監 督 職 員 に 提 出 するものと する また 使 用 する 機 器 はキャリブレーションされた 機 器 を 使 用 することとする 3. 品 質 の 管 理 受 注 者 は 施 工 現 場 において 打 込 み 直 前 のレディーミクストコンクリートの 単 位 水 量 を 本 要 領 に 基 づき 測 定 しなければならない 4. 単 位 水 量 の 管 理 基 準 測 定 したレディーミクストコンクリートの 単 位 水 量 の 管 理 値 は レディーミクストコ ンクリートの 品 質 確 保 について の 運 用 について( 平 成 15 年 10 月 2 日 付 け 国 コ 企 第 3 号 ) によるものとする 5. 単 位 水 量 の 管 理 記 録 受 注 者 は 測 定 結 果 をその 都 度 記 録 (プリント 出 力 機 能 がある 測 定 機 器 を 使 用 した 場 合 は プリント 出 力 ) 保 管 するとともに 測 定 状 況 写 真 を 撮 影 保 管 し 監 督 職 員 等 の 請 求 があった 場 合 は 遅 滞 なく 提 示 するとともに 検 査 時 に 提 出 しなければならない また 1 日 のコンクリート 打 設 量 は 単 位 水 量 の 管 理 シートに 記 載 するものとする 6. 測 定 頻 度 単 位 水 量 の 測 定 頻 度 は (1)および(2)による (1)2 回 / 日 ( 午 前 1 回 午 後 1 回 ) または 重 要 構 造 物 では 重 要 度 に 応 じて100 ~150m3 に1 回 (2) 荷 卸 し 時 に 品 質 の 変 化 が 認 められたとき なお 重 要 構 造 物 とは 高 さが5m 以 上 の 鉄 筋 コンクリート 擁 壁 (ただし プレキャスト 製 品 は 除 く ) 内 空 断 面 が25m2 以 上 の 鉄 筋 コンクリートカルバート 類 橋 梁 上 下 部 (た だしPC は 除 く ) トンネル 及 び 高 さが3m 以 上 の 堰 水 門 樋 門 とする

427 7. 管 理 基 準 値 測 定 結 果 と 対 応 (1) 管 理 基 準 値 現 場 で 測 定 した 単 位 水 量 の 管 理 基 準 値 は 次 のとおりとして 扱 うものとする 区 分 単 位 水 量 (kg/m3) 管 理 値 配 合 設 計 ±15kg/m3 指 示 値 配 合 設 計 ±20kg/m3 注 ) 示 方 配 合 の 単 位 水 量 の 上 限 値 は 粗 骨 材 の 最 大 寸 法 が20~25mm の 場 合 は175kg/m3 40mmの 場 合 は165kg/m3 を 基 本 とする (2) 測 定 結 果 と 対 応 a 管 理 値 内 の 場 合 測 定 した 単 位 水 量 が 管 理 値 内 の 場 合 は そのまま 打 設 して 良 い b 管 理 値 を 超 え 指 示 値 内 の 場 合 測 定 した 単 位 水 量 が 管 理 値 を 超 え 指 示 値 内 の 場 合 は そのまま 施 工 してよいが 受 注 者 は 水 量 変 動 の 原 因 を 調 査 し 生 コン 製 造 者 に 改 善 の 指 示 をしなければならない その 後 管 理 値 内 に 安 定 するまで 運 搬 車 の3 台 毎 に1 回 単 位 水 量 の 測 定 を 行 うこと とする なお 管 理 値 内 に 安 定 するまで とは 2 回 連 続 して 管 理 値 内 の 値 を 観 測 することを いう c 指 示 値 を 超 える 場 合 測 定 した 単 位 水 量 が 指 示 値 を 超 える 場 合 は その 運 搬 車 は 打 込 まずに 持 ち 帰 らせるとと もに 受 注 者 は 水 量 変 動 の 原 因 を 調 査 し 生 コン 製 造 者 に 改 善 を 指 示 しなければなら ない その 後 単 位 水 量 が 管 理 値 内 になるまで 全 運 搬 車 の 測 定 を 行 う なお 管 理 値 または 指 示 値 を 超 える 場 合 は1 回 に 限 り 試 験 を 実 施 することができる 再 試 験 を 実 施 した 場 合 は2 回 の 測 定 結 果 のうち 配 合 設 計 との 差 の 絶 対 値 の 小 さいほうの 値 で 評 価 して 良 い

428 荷 卸 地 点 の レディーミクストコンクリート 試 料 採 取 単 位 水 量 の 測 定 管 理 値 内 測 定 結 果 の 判 定 指 示 値 超 管 理 値 超 指 示 値 以 下 再 試 験 実 施 の 判 断 実 施 実 施 再 試 験 実 施 の 判 断 無 無 単 位 水 量 の 測 定 管 理 値 内 測 定 結 果 の 判 定 2 回 の 測 定 値 のうち 配 合 設 計 との 差 の 絶 対 値 の 小 さい 方 の 値 で 判 定 指 示 値 超 管 理 値 超 指 示 値 以 下 管 理 値 内 = 配 合 設 計 ±15kg/m3 以 下 の 範 囲 にある 場 合 管 理 値 を 超 え 指 示 値 内 = 配 合 設 計 ±15kg/m3 を 超 え ±20kg/m3 以 下 の 範 囲 にある 場 合 指 示 値 超 = 配 合 設 計 ±20kg/m3 を 超 える 場 合 合 格 ( 打 設 ) 原 因 を 調 査 し 改 善 を 指 示 ( 打 設 ) 不 合 格 ( 持 ち 帰 り) 管 理 値 内 に 安 定 するまで 測 定 管 理 値 内 に 安 定 するまで 測 定 レディーミクストコンクリートの 単 位 水 量 測 定 の 管 理 フロー 図

429 1-26-4

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