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1 アフリカビジネスに 関 する 基 礎 的 調 査 報 告 書 平 成 25 年 3 月 株 式 会 社 野 村 総 合 研 究 所

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3 アフリカビジネスに 関 する 基 礎 的 調 査 報 告 書 目 次 1.はじめに 事 業 実 施 方 法 アフリカ 市 場 人 口 の 推 移 予 測 GDPの 推 移 見 通 し(アフリカは 今 後 も 成 長 を 続 けるのか?) 中 間 層 の 台 頭 アフリカの 経 済 成 長 を 支 える 要 因 個 別 市 場 の 動 向... 2 ( 参 考 ) 低 炭 素 成 長 (Low Carbon Development)に 向 けた 需 要 リスク 管 理 の 必 要 性 アフリカにおける 日 本 の 位 置 付 け 各 国 の 対 アフリカ 貿 易 各 国 の 対 アフリカ 投 資 日 本 企 業 のアフリカ 進 出 動 向 各 国 の 在 アフリカ 企 業 買 収 動 向 アフリカにおける 物 流 の 現 状 活 性 化 する 経 済 共 同 体 アフリカに 進 出 した 日 本 企 業 の 成 功 ポイント アフリカへの 進 出 形 態 提 供 する 製 品 サービス の 優 位 性 効 率 的 な 製 品 の 生 産 顧 客 獲 得 のための マーケティング 上 の 工 夫 確 実 な セールス の 実 施 サービス の 強 化 優 秀 な 人 材 の 確 保 現 地 で 活 躍 できる 人 材 の 育 成... 93

4 6. 日 本 企 業 を 取 り 巻 く 課 題 頄 目 別 課 題 日 本 の 政 府 関 係 機 関 による 支 援 策 対 応 の 方 向 性 参 考 資 料 アフリカの GDP 上 位 2 カ 国 で 主 に 使 用 される 言 語 宗 教 海 外 安 全 渡 航 情 報 長 期 (26 年 まで)の GDP 予 測 値 GDP の 推 計 シナリオ 中 間 層 人 口 の 推 移 冷 蔵 庫 テレビ 自 動 車 市 場 の 動 向 インフラ 分 野 における 個 別 事 例 水 道 分 野 における 設 備 投 資 額 の 予 測 通 信 分 野 における 将 来 予 測 日 本 企 業 進 出 事 例 経 済 共 同 体 と 各 国 の 位 置 付 け 国 際 機 関 途 上 国 の 現 地 政 府 向 けビジネス 政 府 が 提 供 する 支 援 制 度 ( 韓 国 ドイツ フランス 中 国 米 国 EU)

5 1.はじめに 先 進 国 が 経 済 不 安 を 抱 え 経 済 成 長 が 停 滞 する 一 方 で アフリカ 経 済 は 資 源 価 格 の 高 騰 などを 背 景 として 活 況 を 呈 しており アフリカ 経 済 の 規 模 は 拡 大 を 続 けている 28 年 に 開 催 された 第 四 回 アフリカ 開 発 会 議 (TICAD Ⅳ)においても 経 済 成 長 の 加 速 化 を 重 点 頄 目 として 議 論 が 行 われており 従 来 の 援 助 とは 異 なる 形 でアフリカとの 関 係 を 深 化 さ せていく 必 要 性 は 広 く 認 知 されている 日 本 とアフリカのこれまでの 関 係 を 振 り 返 ってみたい 196 年 代 には 繊 維 製 品 雑 貨 さらには 自 動 車 の 販 売 先 として 日 本 にとってアフリカは ビジネスパートナー であっ た その 後 日 本 が 高 度 経 済 成 長 を 経 て 世 界 の 先 進 国 への 仲 間 入 りを 果 たしている 197 年 代 から 199 年 代 において アフリカは 相 次 ぐ 政 情 不 安 や 紛 争 などにより 低 成 長 を 強 いられ 日 本 にとってアフリカは 援 助 対 象 として その 地 位 の 変 更 が 生 じている この 期 間 に おいては 以 前 にアフリカとのビジネスを 行 っていた 日 本 企 業 でさえも 事 業 の 縮 小 を 余 儀 なくされていた しかしながら 2 年 以 降 のアフリカは 紛 争 の 終 結 や 資 源 価 格 の 高 騰 を 背 景 として 世 界 平 均 よりも 高 い 経 済 成 長 を 達 成 し アフリカ 全 体 での 一 人 当 たり GDP は 1,6 ドルを 超 え インドを 凌 ぐ 規 模 まで 成 長 している このような 状 況 を 踏 まえ 日 本 企 業 は 徐 々に アフリカに 対 する 取 組 みを 再 開 しており また 従 来 のように 日 本 製 品 の 販 売 先 としてのみでなく 資 源 インフラ BOP ビジネスなどその 事 業 分 野 は 多 岐 にわ たっている その 進 出 手 段 についても M&A を 始 めとする 資 本 参 画 が 行 われるケースも 増 加 している 現 在 日 本 からアフリカに 対 する 直 接 投 資 残 高 は 世 界 の 約 1%に 留 まっている 中 で 日 本 政 府 においても トップレベルでの 働 きかけや 案 件 発 掘 のための FS 調 査 などを 充 実 させ 日 本 企 業 によるアフリカビジネスへの 参 画 の 支 援 を 行 っているところであるが アフリカ では 既 に 旧 宗 主 国 の 企 業 のほか 中 国 韓 国 インド 企 業 の 現 地 進 出 が 躍 進 するなど 日 本 企 業 のプレゼンスを 脅 かすファクターが 現 れている 本 報 告 書 は アフリカを 取 り 巻 く 環 境 や 先 進 的 企 業 から 得 られる 示 唆 を 踏 まえ 日 本 企 業 がアフリカで 事 業 展 開 を 行 うための 課 題 と 対 応 の 方 向 性 を 明 かにすることを 目 的 とする 本 年 は 6 月 に 第 五 回 アフリカ 開 発 会 議 (TICAD V)の 開 催 が 予 定 されており 日 本 とアフ リカの 経 済 関 係 がさらに 深 化 する 契 機 となる 年 である 本 報 告 書 が 日 本 企 業 がアフリカ で 事 業 展 開 を 行 う 際 の 一 助 となることを 期 待 したい 1

6 2. 事 業 実 施 方 法 本 報 告 書 は アフリカに 関 する 各 種 文 献 およびアフリカに 進 出 している 日 本 企 業 へのイ ンタビューによって 把 握 された 情 報 をもとに 作 成 している また 有 識 者 によって 構 成 さ れた 研 究 会 アフリカビジネス 研 究 会 を 6 回 開 催 し 以 下 の 有 識 者 の 方 々に 報 告 書 の 取 りまとめにあたって 議 論 頂 いた (アフリカビジネス 研 究 会 委 員 ) 石 井 茂 日 本 貿 易 振 興 機 構 途 上 国 貿 易 開 発 部 長 乾 英 二 国 際 協 力 機 構 アフリカ 部 長 大 野 泉 政 策 研 究 大 学 院 大 学 教 授 岡 田 正 大 慶 應 義 塾 大 学 大 学 院 経 営 管 理 研 究 科 准 教 授 玉 川 雅 之 アフリカ 開 発 銀 行 東 京 事 務 所 長 戸 堂 康 之 東 京 大 学 新 領 域 創 成 科 学 研 究 科 国 際 協 力 学 専 攻 教 授 平 野 克 己 日 本 貿 易 振 興 機 構 アジア 経 済 研 究 所 地 域 研 究 センター 上 席 主 任 研 究 員 古 谷 毅 国 際 連 合 工 業 開 発 機 関 投 資 技 術 移 転 促 進 事 務 所 ( 東 京 ) 代 表 ( 敬 称 略 五 十 音 項 ) (オブザーバー 出 席 者 ) 波 多 野 淳 彦 経 済 産 業 省 貿 易 経 済 協 力 局 審 議 官 中 山 泰 則 経 済 産 業 省 通 商 政 策 局 審 議 官 森 清 経 済 産 業 省 貿 易 経 済 協 力 局 通 商 金 融 経 済 協 力 課 長 土 本 一 郎 経 済 産 業 省 貿 易 経 済 協 力 局 技 術 協 力 課 長 十 時 憲 司 経 済 産 業 省 通 商 政 策 局 中 東 アフリカ 課 長 中 村 正 大 経 済 産 業 省 貿 易 経 済 協 力 局 通 商 金 融 戦 略 分 析 官 栗 原 毅 赤 松 秀 一 大 江 亨 財 務 省 国 際 局 開 発 政 策 課 長 財 務 省 国 際 局 参 事 官 財 務 省 国 際 局 開 発 政 策 調 整 室 長 志 水 史 雄 麻 妻 信 一 貴 島 善 子 外 務 省 アフリカ 部 アフリカ 第 一 課 長 外 務 省 アフリカ 部 アフリカ 第 二 課 長 外 務 省 国 際 協 力 局 国 別 開 発 協 力 第 三 課 長 ( 敬 称 略 ) 2

7 さらに アフリカに 進 出 している 日 本 企 業 のうち 研 究 会 において 以 下 の 企 業 からプレ ゼンテーションを 実 施 して 頂 いた 豊 田 通 商 株 式 会 社 日 立 建 機 株 式 会 社 味 の 素 株 式 会 社 日 本 電 気 株 式 会 社 関 西 ペイント 株 式 会 社 ヤマハ 発 動 機 株 式 会 社 三 井 物 産 株 式 会 社 株 式 会 社 ブリヂストン (プレゼンテーション 実 施 項 ) なお 国 内 でのインタビュー 調 査 に 加 え 現 地 調 査 ( 南 アフリカ ケニア エジプト モロッコ)を 実 施 し 延 べ 5 の 企 業 機 関 からご 意 見 を 頂 いた ( 定 義 ) アフリカ 各 地 域 に 所 属 する 国 は 特 段 の 断 りが 無 い 限 り アフリカ 開 発 銀 行 の 定 義 に 従 う 北 部 アフリカ :Algeria, Egypt, Libya, Mauritania, Morocco, Tunisia, 東 部 アフリカ : Burundi, Comoros, Djibouti, Eritrea, Ethiopia, Kenya, Rwanda, Seychelles, Somalia, Sudan, Uganda, United Republic of Tanzania 中 央 アフリカ :Cameroon, Central African Republic, Chad, Congo, Democratic Republic of the Congo, Equatorial Guinea, Gabon, Madagascar 西 部 アフリカ :Benin, Burkina Faso, Cape Verde, Côte d'ivoire, Gambia, Ghana, Guinea, Guinea-Bissau, Liberia, Mali, Niger, Nigeria, Senegal, Sierra Leone, Togo 南 部 アフリカ :Angola, Botswana, Lesotho, Malawi, Mauritius, Mozambique, Namibia, Sao Tome and Principe, South Africa, Swaziland, Zambia, Zimbabwe 3

8 3 アフリカ市場 日本から距離的 心理的に遠く 途上国 というイメージが先行するアフリカ大陸であ るが その市場は これまで大きな成長を遂げてきた 本章では 人口 GDP などの指標 を参考に アフリカ市場の現状と今後につき概観する 3 1 人口の推移 予測 1 世界及びアフリカ人口推移 世界の人口は年々増加の一途を辿っている 195 年に 25 億人であった世界の人口は 中国やインドをはじめとするアジアの人口増加により 211 年には 7 億人を突破しており 今世紀中に 1 億人に達することが確実視されている 図表 1 2 年以降は 特にアフリカの人口増加が目立つ アフリカの人口は 21 年に 1 億人を突破し 23 年には 15.6 億人となり 中国 13.9 億人 及びインド 15.2 億人 を超過することが見込まれている 23 年以降も アフリカの人口は増加を続け 25 年には 21.9 億人に達する見込みである 一方 アジアの人口は 235 年頃から頭打ちとなり また 欧州の人口は 225 年頃か ら減尐局面に転じることが見込まれている 図表 1 アフリカ全域と各地域における人口の推移 見込み 年 千人 1,, 9,, 8,, 7,, その他 6,, 中南米 5,, 欧州 4,, アジア 3,, アフリカ 2,, 1,, 出所 国際連合 World Population Prospects より作成 4

9 図表 2 主要国 地域における人口の推移 見込み 21 5 年 中国 21年 13.4億人 22年 13.9億人 23年 13.9億人 25年 13.億人 インド 21年 12.2億人 22年 13.9億人 中南米 23年 15.2億人 25年 16.9億人 21年 5.9億人 22年 6.5億人 23年 7.億人 25年 7.5億人 アフリカ 21年 1.2億人 22年 12.8億人 23年 15.6億人 25年 21.9億人 出所 国際連合 World Population Prospects より作成 世界の各地域の今後の人口増加の見通しについては アフリカが他の地域を陵駕して いる 図表 3 一般的には 人口の伸び率は 人口増加により 対前年比の伸び率は 年々減尐していくが アフリカの人口伸び率の予想は 23 5 年においても対前年比 2 と高く これは 現在のアジアの人口伸び率よりも高い 図表 3 世界の各地域毎の人口伸び率の推移 見込み 年 年 年 年 年 年 23-25年 年 2..5 アフリカ 年 年 年 年 年 アジア 欧州 年 年.49 アフリカ 中南米 その他 アジア 年 年 年 年 年 年 アフリカ. -.5 世界 欧州 中南米 その他 アジア 欧州 中南米 その他.59 世界 年 年 年 年 年 出所 国際連合 World Population Prospects より作成 5 世界

10 図表 4 は アフリカ地域を含め 世界の各地域における年齢別人口構成の変化を表し たものである 21 年時点と 25 年時点とでグラフが大きく変化しているが 両時点の 比較により 以下の 2 点が特徴として挙げられる ①21 年の -4 から 2-24 歳の各年齢別人口数はほぼ一定 であり 4 年後の 25 年においては 4-44 から 6-64 歳の各年齢別人口数はほぼ一定 である ②25 年の アフリカにおける -4 から 歳の各年齢別人口数の変化 と 世界 の年齢別人口数の変化 はほぼ同じ波形となる これらの特徴から 今後の世界における若年層の増加は 主としてアフリカにおける 若年層の増加によるものであり ひいては 世界の年齢別人口の波形に大きく影響を与 えることが見込まれる 図表 4 21 年 左 25 年 右 千人 1,1, 1,1, 1,, 1,, 9, 9, 8, 8, 7, 7, 6, 6, 中南米 5, 5, 欧州 4, ②4, 3, 3, 2, その他 2, 1, 中南米 その他 1, 欧州 中南米 アジア その他 中南米 欧州 アジア アフリカ その他 アジア 欧州 中南米 その他 アフリカ アジア 欧州 中南米 出所 国際連合 World 欧州 アジア アフリカ アフリカ その他 アフリカ 世界の各地域における年齢別人口の推移 見込み ① Population Prospects より作成 アジア アフリカ 2 アフリカ各地域の人口 アフリカ各地域における人口の推移に係る予測は 図表 5 のとおりである 地域別に みると 特に東部アフリカ地域 西部アフリカ地域の人口が増加する見込みであり 年には 東部アフリカ地域で 6 億人 西部アフリカ地域で 億人を越える見込みである

11 図表 5 アフリカ各地域における人口の推移 見込み 年 千人 2,5, 2,, 西部アフリカ 1,5, 南部アフリカ 北部アフリカ 1,, 中央アフリカ 東部アフリカ 5, 出所 国際連合 World Population Prospects より作成 また 図表 6 に示すように アフリカのいずれの地域についても 今後引き続き 高 い人口伸び率が見込まれる 特に 中央アフリカ地域 東部アフリカ地域及び西部アフ リカ地域については 195 年から 25 年まで 一貫して人口伸び率が上昇している 図表 6 アフリカ各地域における人口伸び率の推移 見込み 年 % 年 年 年 中央アフリカ 年 年 年 年 21-23年 年 中央アフリカ 北部アフリカ 南部アフリカ 西部アフリカ 年 年 年 年 年 出所 国際連合 World Population Prospects より作成 7 北部アフリカ 3.34 東部アフリカ 1.5 東部アフリカ 年

12 図表 7 は アフリカの各地域における年齢別人口構成の推移 見込みを示したもので ある 人口増加の著しい中央アフリカ 東部アフリカ 西部アフリカでは 今後 25 年に向けて 人口伸び率の上昇に伴い低年齢人口が増加し 年齢別人口構成が すそ野 の広い 富士山型 の波形へと変化する見込みである 北部アフリカでは 人口伸び率 が微減となることで 中高年齢人口の割合が増大し 年齢別人口構成は 東アジア諸国 などに多く見られる つりがね型 の波形へと変化する見込みであり 特に北部アフリ カではその傾向が顕著である 図表 7 アフリカ各地域における年齢別人口の推移 見込み 単位 千人 , 2, 3, 4, 5, 6, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 年 25年 5, 1, 15, 2, , 4, 6, 8, 1, 5, 1, 15, 2, 25, 3, 35, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, , 1, 15, 2, 25, 3, 35, 出所 国際連合 World Population Prospects より作成 アフリカにおけるこれまでの人口増加 及び 今後の人口増加の見通しにより 世界 における人口の多い国上位 2 カ国の顔ぶれは 195 年から 25 年にかけて大きく変化 することが予想される 8

13 195 年 には 欧 米 諸 国 が 上 位 を 占 めていたが 21 年 には BRICs 諸 国 や 東 南 アジア 諸 国 が 上 位 となっている 今 後 は 上 位 に 入 るアフリカ 諸 国 が 徐 々に 増 え 25 年 には 日 本 を 上 回 る 人 口 規 模 を 有 するアフリカ 諸 国 が 多 数 となることが 見 込 まれる 具 体 的 に は 上 位 2 カ 国 のうち アフリカから 7 カ 国 が 入 る 見 込 みである (4 位 :ナイジェリア 1 位 :コンゴ 民 主 共 和 国 11 位 :エチオピア 13 位 :タンザニア 15 位 :エジプト 18 位 :ケニア 19 位 :ウガンダ) 図 表 8 人 口 の 多 い 国 上 位 2 カ 国 の 変 遷 見 通 し(195~25 年 ) ( 単 位 : 千 人 ) 順 位 195 年 21 年 23 年 25 年 国 名 総 人 口 国 名 総 人 口 国 名 総 人 口 国 名 総 人 口 1 中 国 55,771 中 国 1,341,335 インド 1,523,482 インド 1,692,8 2 インド 371,857 インド 1,224,614 中 国 1,393,76 中 国 1,295,64 3 アメリカ 合 衆 国 157,813 アメリカ 合 衆 国 31,384 アメリカ 合 衆 国 361,68 アメリカ 合 衆 国 43,11 4 ロシア 連 邦 12,72 インドネシア 239,871 インドネシア 279,659 ナイジェリア 389,615 5 日 本 82,199 ブラジル 194,946 ナイジェリア 257,815 インドネシア 293,456 6 インドネシア 74,837 パキスタン 173,593 パキスタン 234,432 パキスタン 274,875 7 ドイツ 68,376 ナイジェリア 158,423 ブラジル 22,492 ブラジル 222,843 8 ブラジル 53,975 バングラデシュ 148,692 バングラデシュ 181,863 バングラデシュ 194,353 9 イギリス 5,616 ロシア 連 邦 142,958 ロシア 連 邦 136,429 フィリピン 154,939 1 イタリア 46,367 日 本 126,536 メキシコ 135,398 コンゴ 民 主 共 和 国 148, フランス 41,832 メキシコ 113,423 フィリピン 126,321 エチオピア 145, バングラデシュ 37,895 フィリピン 93,261 日 本 12,218 メキシコ 143, ナイジェリア 37,86 ベトナム 87,848 エチオピア 118,515 タンザニア 138, パキスタン 37,542 エチオピア 82,95 エジプト 16,498 ロシア 連 邦 126, ウクライナ 37,298 ドイツ 82,32 コンゴ 民 主 共 和 国 15,956 エジプト 123, ベトナム 28,264 エジプト 81,121 ベトナム 11,483 日 本 18, スペイン 28,7 イラン 73,974 トルコ 86,665 ベトナム 13, メキシコ 27,866 トルコ 72,752 イラン 84,439 ケニア 96, ポーランド 24,824 タイ 69,122 タンザニア 81,852 ウガンダ 94,259 2 エジプト 21,514 コンゴ 民 主 共 和 国 65,966 ドイツ 79,469 トルコ 91,617 出 所 ) 国 際 連 合 World Population Prospects より 作 成 以 上 でみてきたように アフリカにおいては 今 後 さらに 人 口 増 加 が 続 き 世 界 的 に みても 人 口 の 多 い 地 域 となることが 予 測 される 中 で 地 域 による 程 度 の 違 いはあるものの 特 に 若 年 層 人 口 の 割 合 が 高 まる 傾 向 にある これまでアフリカにおける 人 口 増 加 は 貧 困 の 拡 大 を 招 く 要 因 として 捉 えられてきた 後 に 見 るように 資 源 価 格 の 高 騰 による 経 済 成 長 を 背 景 に 一 人 あたり GDP は 増 加 傾 向 に あるものの 今 後 人 口 増 加 率 が 経 済 成 長 率 を 上 回 る 可 能 性 は 高 いとの 指 摘 は 多 い 言 う までもなく 将 来 的 にアフリカの 経 済 成 長 が 継 続 し 市 場 拡 大 を 通 じてさらなる 事 業 機 会 の 創 出 を 可 能 とするためには 近 年 上 昇 傾 向 にある 若 年 層 の 失 業 率 を 改 善 し 若 年 層 が 生 産 人 口 として アフリカ 経 済 における 中 心 的 な 役 割 を 果 たしていく 必 要 がある 過 去 ASEAN 地 域 において 日 本 が 果 たしてきた 役 割 のように いまアフリカには 経 済 社 会 産 業 の 構 造 を 変 革 するための 海 外 からの 投 資 を 起 点 とした 就 労 機 会 の 拡 大 が 求 められてい る 9

14 3 2 GDPの推移 見通し アフリカは今後も成長を続けるのか アフリカ地域における GDP の推移及び見通しについては 様々な国際機関 研究機関 から公表されているが ここでは IMF 及びアフリカ開発銀行による公表内容を紹介し たい IMF は アフリカの実質 GDP 成長率は 今後 217 年まで 世界平均を上回る水 準で 安定的に推移するとの見通しを公表している 図表 図表 9 世界各地域における実質 GDP 成長率の推移 見通し 年 世界 先進国 G7 年 アジア途上国 世界 世界 中南米 先進国 G7 先進国 G7 中東 北アフリカ アジア途上国 世界 世界 アジア途上国 サブサハラアフリカ 中南米 先進国 G7 先進国 G7 中南米 世界 中東 北アフリカ アジア途上国 アジア途上国 中東 北アフリカ 先進国 G7 サブサハラアフリカ 中南米 世界 中南米 サブサハラアフリカ アジア途上国 中東 北アフリカ 先進国 G7 中東 北アフリカ 中南米 サブサハラアフリカ アジア途上国 サブサハラアフリカ 中東 北アフリカ 中南米 サブサハラアフリカ 中東 北アフリカ サブサハラアフリカ 出所 IMF World Economic Outlook より作成 -6 また 図表 1 は 北部アフリカ主要国および南アフリカの1人当たり GDP の推移 見通しをアジア主要国と比較したものである 今後 217 年にかけて 南アフリカは中 国と チュニジアはタイと同程度の1人当たり GDP 水準に達するとの見通しが示されて いる この見通しによれば アルジェリア エジプト モロッコの 1 人当たり GDP 水準 は インドネシア インド ベトナムよりも高い水準となる 1

15 図表 1 北部アフリカ主要国 南アフリカとアジア主要国の 1 人当たり GDP PPP の推移 見通し ドル 16, 中国 南アフリカ 14, タイ チュニジア 12, 1, アルジェリア エジプト 8, モロッコ インドネシア インド 6, ベトナム 4, 2, 中国 年 217 6, , , , , , , , , ,64.4 出所 国際連合 World Population Prospects および IMF World Economic Outlook より作成 南アフリカ 1, , , , , , , , , ,842.5 タイ 8, , , , , , , , , , チュニジア 8, , , , , ,9.98 1, , , ,19.35 次に アフリカ開発銀行は Africa 5 Years 年から アルジェリア 6, , , , in 7, ,8.93Time 8,63.6 注1 において 2 8, , , エジプト 5,91.3 6, , , ,594. 6, , , , , 年までを視野に入れたアフリカの GDP の推移 見通しを公表している 図表 11 モロッコ 4,42.5 4, , , , , , , , , は このうち 年までの推移 見通しを示したものであるが これによれば アフリ インドネシア 22 3, , , , , , , , , , インド 2, , , , , ,24.9 4, , , ,8.74 ベトナム 2, , , , , , , , , ,16.68 カにおける1人当たり GDP は 2 年から 21 年までの 1 年間で 717 米ドルから ほぼ 2 倍の 1,667 米ドルに達している また 今後も 1 人当たり GDP は拡大すること が予想されている 注2 1 参考資料に長期 26 年まで の GDP 予測値を掲載している 11

16 図表 11 アフリカの名目 GDP 及び 1 人当たり GDP の推移 見通し 2 2 年 GDP 1 億US$ 4, 1人あたりGDP US 3, GDP 1人あたりGDP 2,252 3, 2,584 2, 1,667 2, 1, 1,719 1, 実質GDP成長率 1人あたり実質GDP成長率 年 単位 単位 3.9 出所 アフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time Low Case シナリオより作成 注 1 Africa in 5 Years Time においては アフリカにおける経済成長を可能とす るためには 若年層の教育 訓練への投資が必要であることや 都市化の進 展 移民の流入 農業生産の減尐 資源への依存など 現在 アフリカが直 面する課題への政策対応が必要であることに言及している 経済の成長度合 いは生産可能人口の推移を中心に求められており 22 年までの生産可能人 口の推移は ILO 国際労働機関 の推計が用いられている 注 2 Africa in 5 Years Time においては 今後の GDP の見通しについて High Case 及び Low Case の 2 種類のシナリオが提示されている 図表 12 は アフリカ各地域における GDP の推移 見通しを示したものであり いず れの地域においても GDP は年々増加するとされている ただし 地域によって増加する 割合は異なる 21 年時点では北部アフリカ地域および南部アフリカ地域の占める割合 が高いものの 22 年にかけて 北部 東部 中央アフリカ地域の伸びが著しくなり 各地域の占める割合に変化が生じる 12

17 図表 12 アフリカ各地域の名目 GDP の推移 見通し 2 2 年 1億US$ 3, 北部アフリカ 東部アフリカ 南部アフリカ 中央アフリカ 1,79 2, 589 西部アフリカ , 年 出所 アフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time Low Case シナリオより作成 また アフリカ開発銀行によれば アフリカ全体では 今後も 人口の伸び率を GDP の伸び率が上回り 1 人当たり GDP は年々増加する一方で 各地域別では 人口や GDP の伸び率の違いにより 1 人当たり GDP の変化は地域毎に異なるとの見通しを示してい る 図表 13 図表 13 アフリカ各地域の 1 人当たり GDP の推移 見通し 2 2 年 US$ 7, 北部アフリカ 6,36 東部アフリカ 6, 南部アフリカ 中央アフリカ 5, 西部アフリカ 4, 3,413 3, 3,314 2, 1,758 1,72 1, 3,315 1,682 1, , 年 出所 アフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time Low Case シナリオより作成 13

18 以上 IMF 及びアフリカ開発銀行の統計資料から アフリカにおける GDP の推移 見 通しを紹介した これまでのアフリカの経済成長は 資源や燃料の価格の上昇によりも たらされたと考えられているが 実際 図表 14 に示すように 資源価格の推移 ここ では原油価格を資源価格の代表値とした と GDP の推移とを比較してみると 両者の間 には極めて高い相関があることがわかる 図表 14 アフリカの GDP の推移と原油価格の推移 WTI $/Barrel 12 GDP 1億US$ 2,5 WTI GDP 1 2, 8 1,5 6 1, 年 出所 原油価格 米国エネルギー省 HP2および GDP IMF World Economic Outlook より作成 アフリカにおける今後の GDP の見通しについては アフリカにおける人口構造の変化 若年層への教育を始めとする諸課題への政策対応 国際的な資源需給の動向 特に 中 国における資源需給の見通し 米のシェールガスの供給見通しなど など 現時点では 確固たる見通しが困難な諸事情の影響を受けることは当然である しかしながら 過去数年にわたって アフリカ経済が項調に発展を遂げ 年々 主要 国によるアフリカとの関係の深化 貿易 投資の増大がみられる状況下 アフリカへの 進出を決断する企業も多い このようにアフリカに進出した企業が 現地で着実に事業 展開を行うことが アフリカの経済発展を将来に向けて盤石なものにしていく面がある ことも確かである 後章では 現地に進出する日本企業へのインタビュー結果をもとに 日本企業が現地 進出に成功した要因について紹介しているが その中でも 日本企業によるきめ細かな 対応や現地人材への教育などアジアにおいて賞賛されている取り組みが アフリカでも 特に必要とされているというコメントが数多くあった 今後 日本企業による現地進出の成功事例が さらに厚みを増していくことが 期待 される

19 3 3 中間層の台頭 現在 アフリカ各国には 消費を牽引する中間層も一定程度存在しており 今後その 数は安定的に増加すると予想されている アフリカ開発銀行では 1日の消費額が 2 ドル以上または 4 ドル以上の個人を中間所 得者と位置付けているが ここでは 4 ドル以上を中間所得者とする3 アフリカ各国にお ける中間所得者の比率は 特に北部アフリカ地域で高く 中間層人口が 3 前後に達す る国も存在している 詳細については アフリカ諸国の中間層人口比率 アフリカ諸国 の中間層人口数 の図表参照 4 チュニジア 4 ドル以上 45.6 エジプト 4 ドル以上 31.6 アルジェリア 4 ドル以上 27.3 モロッコ 4 ドル以上 27.2 また 将来の中間層の人口も安定的に増加する見通しである アフリカ開発銀行は 一日の総収入が 4 2 である層の将来人口を予測しており 21 年に 3.5 億人であ ったこれら中間層人口は今後も安定的に増加し 22 年には 4 億人前後に達するとの見 通しを示している なお 主要 7 カ国の 1 世帯あたり平均人数は およそ 4.5 人である アフリカ全域の 1 世帯あたり平均人数も同じであると仮定した場合 およそ 78 万世帯 の中間層世帯が存在することになる また 経済が成長するに従い 1 世帯あたり平均人 数は減尐するが 仮に 22 年の 1 世帯あたり平均人数が 4.25 人となった場合 9 万 世帯以上の中間層世帯が誕生する試算となる 図表 15 主要国の 1 世帯あたり平均人数 エジプト チュニジア アルジェリア モロッコ ケニア ナイジェリア 南アフリカ 7カ国平均 1世帯あたり平均人数 出所 Euromonitor より作成 日の消費額 4 の世帯とは 仮に 1 家族が 5 人で構成されるとした場合 年間世帯消費額は 7, と なる 仮に収入の半分が一般消費とみれば 年間の世帯収入は 14, 程度と推察される なお 211 年時点で人口が 5 万人に満たない国 中間層比率のデータが欠如している国 Equatorial Guinea Mauritius Zimbabwe は除く 15

20 図表 Tunisia Gabon Egypt Botswana Algeria Morocco South Africa Ghana Côte d'ivoire Kenya Cape Verde Cameroon Republic of The Gambia Djibouti Angola Senegal Lesotho Benin Nigeria Swaziland Comoros Namibia Togo Republic of Congo Ethiopia Uganda Mali Chad Guinea-Bissau Sierra Leone Zambia Niger Mauritania Malawi Guinea Madagascar Burkina Faso Burundi Tanzania Rwanda Mozambique Liberia Zambia 5.6 Niger 5.3 Mauritania 5. Malawi 4.5 Guinea 4.3 Madagascar 3.4 Burkina Faso 3.2 Burundi 2.9 Tanzania 2.9 Rwanda 2.6 Mozambique 2.6 Liberia 年のアフリカ諸国における 11.9日の消費額が ドル以上の中間層人口比率 左 と中間層人口数 右 Tunisia Tunisia Tunisia Gabon Gabon Gabon Egypt Egypt Egypt BotswanaBotswana Botswana Algeria Algeria Algeria Morocco MoroccoMorocco South Africa South Africa South Africa Ghana Ghana Ghana Côte d'ivoire Côte d'ivoire Côte d'ivoire Kenya Kenya Kenya Cape Verde Cape Verde Cape Verde Cameroon Cameroon Cameroon Republic The Gambia Republic of The Republic of of The Gambia Djibouti Djibouti Djibouti Angola Angola Angola Senegal Senegal Senegal Lesotho Lesotho Lesotho Benin Benin Benin Nigeria Nigeria Nigeria Swaziland SwazilandSwaziland Comoros ComorosComoros Namibia Namibia Namibia Togo Togo Togo Republic of Congo Republic of Congo Republic of Congo Ethiopia Ethiopia Ethiopia Uganda Uganda Uganda Mali Mali Mali Chad Chad Chad Guinea-Bissau Guinea-Bissau Guinea-Bissau Sierra Leone Sierra Leone Sierra Leone Zambia Zambia Zambia Niger Niger Niger Mauritania Mauritania Mauritania Malawi Malawi Malawi Guinea Guinea Guinea Madagascar Madagascar Madagascar Faso Faso BurkinaBurkina Faso Burkina Burundi Burundi Burundi Tanzania TanzaniaTanzania Rwanda Rwanda Rwanda Mozambique Mozambique Mozambique Liberia Liberia Liberia 5, 1, 15, 2, 25, 4,859 3, 千人 , ,13 8,755 1,17 4,812 4,288 6, , ,591 1, ,71 15, ,12 2,851 1, , 出所 国際連合 World Population Prospects およびアフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time Low Case シナリオより作成 16

21 なお 中間層人口の増加と同時に 都市化も急速に進展する アフリカ開発銀行によ れば 21 年に 4 であった都市化率は今後 上昇する5 人口が増加し 人口が集積す れば これまで点として捉えてきた消費者をマスとして捉えることが可能となり ビジ ネス効率も向上することが予想される また都市化に伴い 各種インフラ整備も都市を 中心として実施されることが見込まれる 今後は都市が抱える問題の低減に加え 都市部と農村部との連結性をいかに担保する かという点が持続的な発展に必要不可欠となる 図表 17 一日の総収入が 4 2 の中間層人口の増加とアフリカの都市化 億人 中間層人口 High-Case 中間層人口 Low-Case 都市化率 High-Case 都市化率 Low-Case 年 出所 アフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time より作成 5 参考資料に中間層人口および都市化率の推移 2 6 年 を掲載している 17

22 3 4 アフリカの経済成長を支える要因 今後 アフリカには巨大な消費財市場 インフラ市場の誕生が期待されるが これま でもアフリカ経済の成長の背景には 個人消費の伸びがあった 以下は 年までの経済成長に寄与した因子を分析した図表である アフリカ およびサブサハラ アフリカは 鉱業 分野の寄与度 個人消費 の寄与度が高い 製造業及びそれに伴う固定資本形成によって経済成長を成し遂げた中国 出稼ぎ等によ る外貨獲得に伴う個人消費によって成長を成し遂げたインドとは 成長の要因 構成が 異なる アフリカの場合 資源燃料価格の上昇によって外貨を獲得し アフリカ経済が 活性化し その結果 個人消費が伸びるという好循環が生まれたと考えられる また寄与度の大小はあるものの 鉱業で得た外貨が鉱業分野以外の製造業や建設業に 再投資され さらに各種サービス業でも業務改善等に伴う生産性の伸びもあり 付加価 値が安定的に向上している 今後は 旺盛な個人消費を背景に 消費財市場が安定的に 拡大するとともに 鉱業分野を始めとした各種産業における投資および経済発展に伴っ てインフラ市場も拡大していくことが想定される 図表 18 アフリカ地域および中国 インド 世界における 経済成長寄与度6 上 および付加価値向上寄与度7 下 の内訳 アフリカ 経 済 成 長 寄 与 度 付 加 価 値 向 上 寄 与 度 インド 世界 中国 個人消費 56.6% 53.2% 32.7% 54.9% 政府消費 17.3% 11.5% 12.5% 18.4% 総資本形成 23.5% 39.4% 52.1% 25.% 1.9% -6.7% 3.8% 1.6% 農林漁業等 16.2% 15.2% 9.2% 5.1% 鉱業 24.2% 4.3% 7.7% 8.4% 製造業 8.3% 13.4% 32.4% 17.6% 建設 5.8% 9.% 7.1% 5.9% 14.% 18.8% 11.4% 14.6% 7.8% 7.3% 4.3% 6.9% 23.7% 32.% 28.1% 41.5% 貿易黒字 卸売 小売 飲食 宿泊 運輸 通信 その他 出所 国際連合 National Accounts Main Aggregates Database より作成 経済成長寄与度は 21 年から 211 年にかけての GDP 上昇に寄与した要因を分析したものである な お 為替の影響等があるため合計 1 とはならない 付加価値向上寄与度は 21 年から 211 年にかけての付加価値額上昇に寄与した産業を分析したもので ある なお 中国の製造業の数値については 24 年以降のデータしか存在しなかったため 24 年以 降の数値を活用し 推計を実施している 日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センター上席主任研究員平野委員提供資料をもとに追加分 析の実施 18

23 図表 19 アフリカ各地域9における 経済成長寄与度 上 および付加価値向上寄与度 下 の内訳 アフリカ 全体 経 済 成 長 寄 与 度 付 加 価 値 向 上 寄 与 度 アフリカ各地域 北アフリカ 東アフリカ 中央アフリカ 西アフリカ 南アフリカ 個人消費 56.6% 57.2% 72.8% 34.2% 61.6% 56.9% 政府消費 17.3% 15.6% 15.9% 18.8% 13.2% 22.9% 総資本形成 23.5% 28.5% 24.5% 24.8% 16.3% 22.3% 1.9% -1.% -13.3% 18.5% 8.9% -3.5% 農林漁業等 16.2% 13.5% 27.3% 11.4% 31.9% 2.2% 鉱業 24.2% 25.4% 5.8% 48.3% 26.2% 14.1% 製造業 8.3% 1.2% 9.% 6.1% 3.7% 11.2% 建設 5.8% 6.3% 9.1% 7.3% 3.1% 5.4% 14.% 12.3% 16.5% 13.9% 14.9% 14.6% 7.8% 9.4% 8.4% 4.3% 7.6% 7.5% 23.7% 22.8% 24.% 8.8% 12.5% 45.1% 貿易黒字 卸売 小売 飲食 宿泊 運輸 通信 その他 出所 国際連合 National Accounts Main Aggregates Database より作成 9 各地域の対象国は以下のとおり 北部アフリカ Algeria, Egypt, Libya, Morocco, Sudan, Tunisia 東部アフリカ Burundi, Comoros, Djibouti, Eritrea, Ethiopia, Kenya, Madagascar, Malawi, Mauritius, Mozambique, Rwanda, Seychelles, Somalia, South Sudan, Uganda, United Republic of Tanzania: Mainland Zanzibar, Zambia, Zimbabwe 中央アフリカ Angola, Cameroon, Central African Republic, Chad, Congo, Democratic Republic of the Congo, Equatorial Guinea, Gabon, Sao Tome and Principe 西部アフリカ Benin, Burkina Faso, Cape Verde, Côte d'ivoire, Gambia, Ghana, Guinea, Guinea-Bissau, Liberia, Mali, Mauritania, Niger, Nigeria, Senegal, Sierra Leone, Togo 南部アフリカ Botswana, Lesotho, Namibia, South Africa, Swaziland 19

24 3 5 個別市場の動向 個別市場の動向として 今後拡大することが見込まれる 消費財市場 および インフ ラ市場 を取り上げる 1 消費財市場 ①支出傾向の多様性 消費財市場の推計を実施する前に まずはいくつかの国の支出傾向について概説する 以下は 経済発展度合いのひとつの目安である 中間層人口比率 の低い国の項に支 出傾向を取りまとめた表である 国名の下の数値が中間層人口比率である 一般的に経 済が発展すれば 支出が多様化し 総支出額に占める食に関する支出額は減尐する傾向 にある しかし アフリカでは 自国における農林水産漁業の発展度合い アルコール 摂取に対する宗教上の可否など様々な影響があり 必ずしもそのような傾向とはならな い 食以外の支出頄目も同様であり 各国における支出頄目の内訳は大きく異なる 図表 2 総支出に占める各支出項目の内訳 1.% その他の財 サービス ホテル 外食 9.% 教育 8.% レジャー 娯楽 通信 7.% 交通 6.% 健康 医療品サービス 日用品 サービス 5.% 家賃 衣料品 靴 4.% アルコール タバコ 3.% 食品 ノンアルコール飲料 2.% 1.%.% ナイジェリア 9.9 ケニア 16.8 南アフリカ 19.8 モロッコ 27.2 アルジェリア 27.3 エジプト 31.6 チュニジア 45.6 出所 Euromonitor international World Consumer Lifestyles Databook 211 より作成 2

25 ②携帯電話の市場規模 携帯電話契約件数については アフリカ開発銀行によって試算されており 現在 ア フリカにおける携帯電話契約件数は 1, 人あたり 48 件となっている つまり アフリ カ人の 2 人に 1 人が携帯電話を保有し 総契約件数はおよそ 5 億件である 今後も携帯 電話の普及率は大幅に上昇し 22 年には人口 1, 人あたりの契約数が 1,119 までに達 し 1 人 1 台携帯電話を保有する時代になると予測されている 一方 固定電話の普及率 はさほど伸びず 22 年の普及率も 5 台に留まる なお ブロードバンドについては 携帯電話と同様 普及率が伸び 22 年には 2 に達する 図表 21 携帯電話契約件数および携帯電話普及率 21 2 年 普及率 12% 111.9% 千件 2,, 1,8, 1% 1,6, 1,43,56 1,4, 8% 1,2, 1,, 6% 48.% 8, 6, 4, 2, 4% 49, % 2% 136,941 % 年 出所 アフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time および国際連合 World Population Prospects より作成 図表 22 固定電話およびブロードバンド普及率 21 2 年 普及率 25% 固定電話回線普及率(%) 2% 2.8% ブロードバンド普及率(%) 15% 1% 5.6% 5% 5.36% 2.99%.1% 3.24% % 22 年 出所 アフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time および国際連合 World Population Prospects より作成 21

26 ③冷蔵庫 テレビ 自動車の市場規模 現時点の市場規模が把握できる 冷蔵庫 テレビ 自動車 における将来の市場 規模を試算した 試算にあたっては 支出頄目別支出額 からの試算 製品普及率 からの試算の 2 パターンで行った 以下が具体的な推計結果である アフリカにおける冷蔵庫の販売台数は 21 年におい て約 416 万台1であったが 22 年にはおよそ 55 万台から 116 万台の範囲に また テレビの販売台数は 21 年において約 159 万台11であったが 22 年には 218 万台か ら 236 万台の範囲に 自動車の販売台数は 21 年において約 145 万台12であったが 22 年には 2 万台から 41 万台の範囲にそれぞれ達すると予想される 図表 23 冷蔵庫 テレビ 自動車の市場規模 21 年と 22 年の比較 13 単位 万台 冷蔵庫 テレビ 自動車 出所 Euromonitor international World Consumer Lifestyles Databook 211 他 各種資料より推計 北部 Chad 東部 Eritrea, Ethiopia, Rwanda, Somalia 西部 Liberia のデータは未掲載 東部 South Sudan のデータは未掲載 北部 Libya, Sudan 東部 Central African Republic, Eritrea, Mauritius, Seychelles, Somalia, South Sudan, Zimbabwe 西部 Equatorial Guinea, Sao Tomé e Príncipe のデータは未掲載 22 年の市場規模のうち 小さい値が支出頄目から算出した市場規模 大きい値が製品普及率から算出 した市場規模である 22

27 ( 参 考 ) 冷 蔵 庫 テレビ 自 動 車 の 市 場 規 模 推 計 の 考 え 方 支 出 頄 目 別 支 出 額 を 活 用 した 推 計 支 出 頄 目 別 支 出 額 が 整 理 されているエジプト ケニア ナイジェリア 南 アフリカ 4 カ 国 における 市 場 規 模 を 算 出 した 後 これら 4 カ 国 の 支 出 傾 向 は 各 地 域 を 代 表 するもの である( 北 部 :エジプト 東 部 :ケニア 西 部 :ナイジェリア 南 部 : 南 アフリカ) と いう 仮 定 を 置 き アフリカ 全 体 の 市 場 規 模 まで 拡 張 して 算 出 した 具 体 的 な 推 計 手 法 は 以 下 となる 具 体 的 な 推 計 方 法 :4 カ 国 分 推 計 1エジプト ケニア ナイジェリア 南 アフリカにおける 支 出 頄 目 別 支 出 額 (199 年 1995 年 25 年 21 年 )を 整 理 14 2 過 去 のトレンドが 今 後 も 継 続 し 安 定 的 に 消 費 が 進 むと 仮 定 し 215 年 22 年 の 支 出 頄 目 別 支 出 額 を 試 算 し 各 年 の 対 21 年 比 を 試 算 321 年 における 各 国 の 冷 蔵 庫 テレビの 販 売 台 数 ( 実 績 )を 整 理 4 冷 蔵 庫 テレビの 支 出 頄 目 を 特 定 521 年 における 冷 蔵 庫 テレビの 販 売 台 数 (3)に 支 出 頄 目 の 伸 び 率 (4)を 乗 じ 各 年 における 市 場 規 模 を 算 出 する 具 体 的 な 推 計 方 法 :アフリカ 全 域 推 計 6アフリカの 地 域 ごと 15 に 21 年 の 冷 蔵 庫 テレビの 販 売 台 数 を 整 理 ( 国 ごとの 販 売 台 数 を 合 算 ) 7エジプトは 北 部 アフリカ 全 域 ケニアは 東 部 アフリカ 全 域 ナイジェリアは 西 部 アフリカ 全 域 南 アフリカは 南 部 アフリカ 全 域 の 支 出 頄 目 の 伸 び 率 と 同 じと 仮 定 その 後 の 算 出 方 法 は 4 カ 国 分 推 計 と 同 様 である 自 動 車 については 国 別 のデータが 無 い そこで ヒアリング 調 査 によって 把 握 されたアフリカにおける 自 動 車 販 売 台 数 およそ 145 万 台 をもとにアフリ カ 全 域 の 市 場 規 模 を 試 算 した 具 体 的 には 各 地 域 の 支 出 頄 目 ( 自 動 車 に 関 する 支 出 頄 目 )の 伸 び 率 の 合 算 値 をもとに 自 動 車 販 売 台 数 を 試 算 した 14 Euromonitor Consumer expenditure 15 北 部 アフリカ:Algeria, Chad, Egypt, Libya, MoroccoSudan, Tunisia 東 部 アフリカ:Burundi, Central African Republic, Comoros, Congo, Democratic Republic, Congo-Brazzaville, Djibouti, Eritrea, Ethiopia, Kenya, Madagascar, Malawi, Mauritius, Mozambique, Rwanda, Seychelles, Somalia, South Sudan, Tanzania, Uganda, Zambia, Zimbabwe 西 部 アフリカ:Benin, Burkina Faso, Cameroon, Cape Verde, Côte d'ivoire, Equatorial Guinea, Gabon, Gambia, Ghana, Guinea, Guinea-Bissau, Liberia, Mali, Mauritania, Niger, Nigeria, Sao Tomé e Príncipe, Senegal, Sierra Leone, Togo 南 部 アフリカ:Angola, Botswana, Lesotho, Namibia, South Africa, Swaziland 23

28 製 品 普 及 率 を 活 用 した 推 計 冷 蔵 庫 テレビ 自 動 車 の 多 くは 中 間 所 得 者 以 上 の 層 によって 購 入 されていること は 容 易 に 想 像 できる そこで 中 間 層 人 口 の 伸 びおよび 製 品 の 普 及 率 の 観 点 から 今 後 の 市 場 の 伸 びを 検 討 する 前 述 の 中 間 層 の 台 頭 において 紹 介 したとおり アフリカ 全 域 の 中 間 層 人 口 は 3.5 億 人 であり 主 要 7 カ 国 の 1 世 帯 あたり 平 均 人 数 がおよそ 4.5 人 であることから 単 純 に 試 算 すればおよそ 78 万 世 帯 の 中 間 層 世 帯 が 存 在 することになる 一 方 アフリカにおけ る 21 年 の 冷 蔵 庫 テレビ 自 動 車 の 年 間 販 売 台 数 はそれぞれ 416 万 台 159 万 台 145 万 台 であった 製 品 の 耐 用 年 数 や 製 品 を 複 数 台 所 有 する 世 帯 があることを 勘 案 しても アフリカの 中 間 層 市 場 78 万 世 帯 に 占 める 冷 蔵 庫 テレビ 自 動 車 の 普 及 率 はさほど 高 くないと 考 えられる 仮 定 として 1アフリカにおける 製 品 の 耐 用 年 数 2 製 品 保 有 者 の1 世 帯 あたりの 保 有 台 数 を 以 下 のように 設 定 し また 現 在 から 耐 用 年 数 まで 遡 った 時 点 の 年 間 販 売 台 数 は 現 在 の 販 売 台 数 の 半 分 であったとした 場 合 市 場 稼 働 台 数 および 普 及 率 ( 現 在 の 中 間 層 世 帯 数 に 占 める 割 合 )は 以 下 のように 試 算 される 製 品 1 耐 用 年 数 2 製 品 保 有 者 の 1 世 帯 あ た り 平 均 保 有 台 数 3 市 場 稼 働 台 数 ( 万 台 ) 4 普 及 率 (%) 冷 蔵 庫 8 年 1 台 1, テレビ 6 年 1.5 台 5, 自 動 車 15 年 1 台 1, ここで 日 本 における 冷 蔵 庫 やテレビ 自 動 車 の 普 及 率 の 推 移 をみると 冷 蔵 庫 やテ レビの 普 及 率 の 立 ち 上 がりは 自 動 車 よりも 早 く 冷 蔵 庫 で 2 年 弱 テレビは 1 年 程 度 で 現 在 の 普 及 率 とほぼ 変 わらない 程 度 まで 達 していることが 分 かる 24

29 図表 24 日本における冷蔵庫 テレビ 自動車の普及率 196 年以降 電気冷蔵庫 5 カラーテレビ 4 乗用車 年 出所 内閣府 消費動向調査 より作成 過去の日本と今のアフリカでは 製品の開発や市場動向など 製品を取り巻く環境に 違いはあるが 過去の例に倣えば 先ほどの市場推計のようになだらかに販売台数が増 えるのではなく アフリカの経済発展によって 冷蔵庫 テレビの普及率が上昇し 製 品の販売台数が急激に増加すると考えられる そこで 仮に日本と同じような普及率で 進むとした場合 さらに 21 年と 22 年で耐用年数 製品保有者の 1 世帯あたり平均 保有台数が同じであり 耐用年数を超えた製品は市場から無くなると仮定すると 22 年の市場稼働台数 製品販売台数は以下のように試算される 製品 ④普及率 ⑤ 22 年 の 想定普及率 ⑥ 22 年 の 中間層世帯 万世帯 ⑦ 22 年 の 市場稼働台 数 ⑧ 22 年 の 製品販売台 数 冷蔵庫 万台 1164 万台 テレビ 1世帯 万台 2385 万台 自動車 万台 45 万台 人と想定 25

30 (2)インフラ 市 場 安 定 的 な 増 加 が 見 込 まれるアフリカのインフラ 市 場 の 中 で 特 に 上 下 水 道 インフラ エネルギー 供 給 インフラに 関 する 市 場 規 模 を 取 りまとめた 1 上 下 水 道 インフラ 上 下 水 道 インフラは 設 備 投 資 額 とオペレーションコストの 2 つに 大 別 される 世 界 的 に 設 備 投 資 額 オペレーションコストともに 上 昇 傾 向 にある アフリカはいま だその 割 合 は 低 く また 若 干 の 浮 き 沈 みはあるものの 上 水 道 下 水 道 の 普 及 率 が 低 い ことから 今 後 安 定 的 に 上 下 水 道 における 設 備 投 資 額 オペレーションコストは 増 加 す ることが 見 込 まれている 26

31 図表 25 上水道の設備投資額 世界 上 アフリカ 下 16 百万USドル 百万USドル 百万USドル 百万USドル 14, 14, 14, 14, 12, 12, 12, 12, 1, 1, 1, 1, 8, 8, 8, 8, 6, 6, 6, 6, 4, 4, 4, 4, 2, 2, 2, 2, 年 年 年 年 Africa Western Europe Africa Western Europe Africa Western Europe Africa Western Europe East Asia Pacific South Asia South East Asia Pacific Asia East Asia Pacific Asia East Asia Pacific South Asia South その他 その他 その他 Latin America & Caribbean Latin America && Caribbean Latin America Caribbean その他 Latin America & Caribbean 百万USドル 1, Eastern Europe/Central AsiaAsia Eastern Europe/Central Asia Eastern Europe/Central Asia Eastern Europe/Central North America North America North America North America Africa 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 年 出所 Global Water Market211 より作成 16 参考資料に上下水道における設備投資額として 上下水道網の設備投資額 新設 修繕 上下水道の水 処理プラントの設備投資額 さらに海水淡水化など水資源に係る費用についても掲載している 27

32 図表 26 下水道の設備投資額 世界 上 アフリカ 下 百万USドル 百万USドル 百万USドル 百万USドル 14, 14, 14, 14, 12, 12, 12, 12, 1, 1, 1, 1, 8, 8, 8, 8, 6, 6, 6, 6, 4, 4, 4, 4, 2, 2, 2, 2, - Africa Africa 年 年 年 年 216 Western Europe Western Europe Western Europe Western Europe Africa Africa East Pacific East Asia Pacific East Asia Pacific EastAsia Asia Pacific South Asia Asia South Asia South AsiaSouth その他 その他 その他 Latin && Caribbean Latin America && Caribbean Latin America Caribbean その他 LatinAmerica America Caribbean 百万USドル 4,5 Eastern Europe/Central Asia Eastern Asia EasternEurope/Central Europe/Central Asia Eastern Europe/Central Asia North America North NorthAmerica America North America Africa 4, 3,5 3, 2,5 2, 1,5 1, 年 出所 Global Water Market211 より作成 28

33 図表 27 上水道のオペレーションに係る必要支出額 世界 上 アフリカ 下 百万USドル 百万USドル 百万USドル 百万USドル 14, 14, 18, 14, 16, 12, 12, 12, 14, 1, 1, 1, 12, 8, 8, 8, 1, 6, 8, 6, 6, 6, 4, 4, 2, 2, - - 4, 4, 2, 2, 年 年 年 年 Africa Western Europe Africa Western Europe Africa Western Europe Africa Western Europe East Asia Pacific South Asia South East Asia Pacific Asia East Asia Pacific East Asia Pacific South Asia South Asia その他 その他 その他 Latin America & Caribbean Latin America && Caribbean Latin America Caribbean その他 Latin America & Caribbean 百万USドル 1, Eastern Europe/Central Asia Eastern Europe/Central Asia Eastern Europe/Central Asia Eastern Europe/Central Asia North America North America North America North America Africa 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 年 出所 Global Water Market211 より作成 29

34 図表 28 下水道のオペレーションに係る必要支出額 世界 上 アフリカ 下 百万USドル 百万USドル 百万USドル 百万USドル 14, 14, 12, 14, 12, 12, 12, 1, 1, 1, 1, 8, 8, 8, 8, 6, 6, 6, 6, 4, 4, 4, 4, 2, 2, 2, 2, 年 年 年 年 Africa Western Europe Africa Western Europe Africa Western Europe Africa Western Europe East Asia Pacific South Asia South East Asia Pacific Asia East Asia Pacific East Asia Pacific South Asia South Asia その他 その他 その他 Latin America & Caribbean Latin America && Caribbean Latin America Caribbean その他 Latin America & Caribbean 百万USドル 3, Eastern Europe/Central Asia Eastern Asia EasternEurope/Central Europe/Central Asia Eastern Europe/Central Asia North America North NorthAmerica America North America Africa 2,5 2, 1,5 1, 年 出所 Global Water Market211 より作成 3

35 ②エネルギー供給インフラ アフリカには 電力への円滑なアクセスが難しい地域も多く エネルギー供給インフ ラへの投資は今後も活発化する 以下は 212~35 年における世界のエネルギー供給イン フラへの発電設備投資額である 世界に占めるアフリカという視点で捉えるとその割合 は大きくないが 国 地域別で比較すると アフリカの発電設備投資額は 日本やロシ ア さらには南米と同程度になると見込まれる エネルギー源別では石炭 水力への投 資額が特に高く 同分野で先行する日本企業にとっては十分な事業機会があるといえる 図表 29 アフリカと OECD 加盟/非加盟国のエネルギー別発電設備投資額 合計値 1 億ドル 2,2 2, 1,8 1,6 1,4 1,2 1, アフリカ OECD非加盟国 アフリカ以外 OECD加盟国 出所 国際エネルギー機関 WORLD ENERGY OUTLOOK 212 より作成 図表 3 アフリカと各国 地域のエネルギー源別発電設備投資額 合計値 1 億ドル アフリカ 石炭 ガス 日本 石油 原子力 ロシア バイオエネルギー 中東 水力 風力 ラテンアメリカ 太陽光 その他 出所 国際エネルギー機関 WORLD ENERGY OUTLOOK 212 より作成 31

36 ③交通インフラ 交通インフラでは 輸出の観点から近年注目を浴びている鉄道市場を紹介する 世界の鉄道市場は 1458 億ユーロ 年における 1 年間の市場規模 であり 西 欧州 北米 アジアの 3 極で世界の 75 近くを占める アフリカ 中東も含む の市場 は 57 億ユーロ うち実際に参入可能な市場規模は 41 億ユーロ であり 世界市場の 4 程度にとどまるが 今後も市場は伸び 年における 1 年間の市場規模は 91 億ユ ーロ 同 74 億ユーロ まで増加すると予測されている 図表 31 鉄道産業の年間の市場規模 年および 年の期間のうち 1 年間の市場規模 単位 億ユーロ 市場規模 東欧 凡例 198 CIS 西欧 うち参入可能な 市場規模 北米 メキシコ 中東 アフリカ アジア 大洋州 中南米 出所 欧州鉄道産業連盟および RolandBerger 予測値より作成 32

37 ④その他インフラ その他のインフラとして 石油供給インフラおよびガス供給インフラが挙げられる 石油供給インフラにおける 年までの世界の累積投資予測額は 1 兆ドル アフ リカの累積投資予測額は 1.6 兆ドルと見込まれる 一方 ガス供給インフラの世界の累積 投資予測額は 8 兆ドル アフリカの累積投資予測額は.7 兆ドルと見込まれる アフリカは 石油の場合 ラテンアメリカなどと ガスの場合 ロシアやラテンアメ リカなどと同程度の投資が見込まれる 昨今 アフリカでは 新たな石油 ガスサイト が発見されており 今後も石油供給 インフラ供給への投資が進み 併せて関連資材へ の投資も進むと考えられる17 図表 32 アフリカと OECD 非加盟国の石油供給のための投資額 合計値 1 億ドル 1 億ドル 1, 1,8 9, 1,6 8, 1,4 7, 1,2 6, 1, 5, 8 4, 6 3, 2, 4 1, 2 上流部門 アフリカ 下流部門 OECD非加盟国 アフリカ以外 アフリカ OECD加盟国 ラテンアメリカ 上流部門 中東 東欧 ユーラシア 下流部門 出所 International Energy Agency (IEA) WORLD ENERGY OUTLOOK 212 より作成 図表 33 アフリカと OECD 非加盟国のガス供給のための投資額 合計値 1 億ドル 1 億ドル 1, 7, 9 6, 8 5, 7 6 4, 5 3, 4 3 2, 2 1, 1 上流部門 アフリカ 下流部門 OECD非加盟国 アフリカ以外 上流部門 OECD加盟国 下流部門 出所 International Energy Agency (IEA) WORLD ENERGY OUTLOOK 212 より作成 17 参考資料にインフラ分野における個別事例を掲載している 33

38 ( 参 考 ) 低 炭 素 成 長 (Low Carbon Development)に 向 けた 需 要 第 3 章 で 述 べたとおり アフリカ 諸 国 においては 今 後 のめざましい 経 済 成 長 と 人 口 の 爆 発 的 増 加 が 予 測 されている アフリカが 持 続 的 な 経 済 発 展 を 果 たしていくためには 環 境 と 調 和 した 経 済 社 会 基 盤 の 確 立 を 支 援 していくことが 重 要 である この 観 点 について は すでにアフリカ 自 身 が 認 識 しつつあり 持 続 的 な 発 展 を 果 たすための 低 炭 素 な 経 済 社 会 基 盤 の 構 築 あるいは 太 陽 光 や 地 熱 など 各 国 に 豊 富 に 存 在 する 再 生 可 能 エネルギーの 戦 略 的 な 活 用 の 観 点 から 低 炭 素 成 長 に 向 けた 国 家 戦 略 を 策 定 する 国 も 出 てきている 図 表 34 アフリカ 各 国 の 低 炭 素 成 長 に 向 けた 国 家 戦 略 の 例 国 名 名 称 概 要 ケニア エチオピア ルワンダ National Climate Change Action Plan Ethiopia s Climate- Resilient Green Economy Strategy National Strategy on Climate Change and Low Carbon Development for Rwanda 低 炭 素 で 気 候 変 動 に 耐 性 のある 開 発 への 道 筋 を 描 くものであり 気 候 変 動 の 適 応 策 と 緩 和 策 それ らを 実 現 するための 政 策 や 規 制 等 を 提 言 エチオピアが 225 年 までに カーボン ニュー トラル ( 排 出 する 二 酸 化 炭 素 と 吸 収 する 量 を 同 じとする)な 中 所 得 国 を 目 指 すことを 宣 言 国 民 の 雇 用 の 8%を 占 めている 農 業 セクターや 電 力 の 5%を 頼 っている 水 力 発 電 など 気 候 変 動 の 影 響 を 受 けやすいルワンダの 姿 を 描 き その 対 応 策 をとりまとめている 出 所 ) 各 国 の 低 炭 素 成 長 に 向 けた 国 家 戦 略 より 作 成 我 が 国 は 再 生 可 能 エネルギー 省 エネ 高 効 率 な 発 電 設 備 など 優 れた 低 炭 素 技 術 を 豊 富 に 有 していることから 本 分 野 でアフリカのニーズに 貢 献 しつつ 市 場 を 拡 大 していく ことが 可 能 である 図 表 35 日 本 発 の 技 術 製 品 の 普 及 による 温 室 効 果 ガスの 削 減 効 果 産 業 分 野 鉄 鋼 石 炭 火 力 家 電 (エアコン) 削 減 効 果 全 世 界 の 鉄 鋼 プラントの 効 率 を 日 本 並 に 改 善 した 場 合 約 3 億 トン( 我 が 国 CO2 排 出 量 の 2% 強 に 相 当 )の 削 減 効 果 米 国 中 国 インドの 石 炭 火 力 発 電 を 日 本 並 みの 効 率 に 改 善 すると 約 13 億 トン( 我 が 国 全 体 の CO2 排 出 量 に 相 当 )の 削 減 効 果 世 界 のエアコンを インバーターが 1% 普 及 している 日 本 のエアコン 並 み の 効 率 に 改 善 できれば 約 1 億 トンの CO2 排 出 量 の 削 減 効 果 出 所 ) 経 済 産 業 省 資 料 より 作 成 34

39 3.6.リスク 管 理 の 必 要 性 アフリカでは 長 い 植 民 地 時 代 を 経 て 196 年 以 降 多 くの 国 が 独 立 を 勝 ち 取 ったが 民 族 対 立 宗 教 問 題 資 源 利 権 を 巡 る 対 立 経 済 的 な 困 窮 に 起 因 する 政 府 への 反 発 等 の 要 素 が 絡 み 合 い 紛 争 の 絶 えない 国 が 尐 なくない 紛 争 の 多 発 による 政 府 の 統 治 機 能 の 低 下 や 貧 困 の 存 在 が 治 安 情 勢 の 悪 化 を 引 き 起 こしている 近 年 においてもスーダン(ダ ルフール 紛 争 ) エチオピア コンゴ 民 主 共 和 国 ソマリアなどで 紛 争 が 見 られた しか しながら 近 年 のアフリカ 諸 国 の 高 い 経 済 成 長 は 和 平 への 機 運 も 生 み 紛 争 終 結 への 動 きも 多 く 見 受 けられる 211 年 7 月 にアフリカ 54 番 目 の 国 として 南 スーダンが 独 立 した ことはアフリカにおける 平 和 と 民 主 化 の 進 展 を 印 象 づけた 一 方 近 年 はサブサハラ 地 域 に 比 べ 政 情 が 安 定 していると 考 えられてきた 北 部 アフリ カ 諸 国 であるが いわゆる アラブの 春 以 降 は 情 勢 が 流 動 化 しており リスクの 高 ま りが 意 識 されている チュニジアにおける 反 政 府 デモに 端 を 発 したアラブ 諸 国 での 民 主 化 運 動 はかつてない 早 さで 周 辺 諸 国 に 伝 播 し 北 部 アフリカ 諸 国 ではエジプト リビア において 当 時 の 政 権 が 崩 壊 した しかしながら 反 政 府 運 動 の 大 きな 要 因 となった 高 い 失 業 率 や 経 済 格 差 は 政 権 が 交 代 しても 短 期 間 で 解 消 できる 問 題 ではないため 今 なお 北 部 アフリカ 諸 国 における 政 治 は 安 定 していない 状 況 である また 内 戦 により 大 量 の 武 器 が 流 入 していたリビアにおける 混 乱 は 周 辺 国 への 武 器 の 拡 散 を 招 き 過 激 派 組 織 の 台 頭 を 助 長 しているとも 言 われている こうした 中 213 年 1 月 アルジェリア 南 部 の 天 然 ガス 関 連 プラントが 武 装 勢 力 によ り 襲 撃 され 日 本 人 を 含 む 現 地 作 業 員 が 人 質 として 拘 束 され 多 数 が 死 傷 する 事 件 が 発 生 した この 事 件 は アフリカにおいて 事 業 展 開 する 上 で 紛 争 暴 動 一 般 犯 罪 疫 病 といったリスクに 加 え テロリスクへの 備 えが 必 要 であることを 改 めて 強 く 印 象 づけ ることとなった 現 地 駐 在 員 その 家 族 出 張 者 等 の 安 全 生 命 を 確 保 するために 万 全 の 方 策 を 講 ずる ことは 現 地 での 事 業 展 開 の 大 前 提 である 様 々なリスクが 存 在 するアフリカにおいて 事 業 展 開 を 行 う 際 には 危 機 管 理 対 応 に 十 分 に 留 意 する 必 要 があり 不 測 の 事 態 に 備 え た 情 報 収 集 や 万 一 の 場 合 の 適 応 体 制 の 整 備 が 不 可 欠 である 35

40 4 アフリカにおける日本の位置付け 今後の安定的な経済成長 立ち上がる消費財 インフラ市場など 大いなる可能性を秘 めるアフリカであるが 各国と比較した際の日本とアフリカの関係 世界各国の対アフリ カ貿易やアフリカ進出企業の状況 を整理し 現状の日本の位置付けを明らかにした な お ベンチマーク先は 中国 米国 英国 フランス ドイツ 韓国 の 6 カ 国とした 4 1 各国の対アフリカ貿易 1 各国の対アフリカ貿易依存度 年の対アフリカ輸出入額を見ると アフリカへの輸出依存度が最も高いのは フランスである 日本の対アフリカ輸出依存度は 1.6 に留まっており 旧宗主国である 英国 フランス GDP 総額で日本を超える米国 中国 さらには輸出主導であるドイツ 韓国のいずれよりも低い また いずれの国も輸出 輸入ともに増加傾向にあり 各国の貿易におけるアフリカ の存在感が高まっているといえる (%) 輸入 輸出 8 日本 日本 (%) 中国 図表 36 輸入 各国の対アフリカ貿易依存度 輸入 (%) 輸入 8 8 (%) 日本 8 韓国 日本 日本 輸入 (%) 7 輸入 7 中国 英国輸出 7 7 輸入 中国 (%) 中国 日本 7 7 (%) (%) 日本 輸入 輸出 輸入 中国 韓国 英国 フラ ン ス 米国 ドイ ツ 日本 中国 輸入 輸出 中国 輸出 輸出 日本 中国 韓国 輸出 英国 日本 韓国 日本 日本 中国 英国 中国 中国 日本ン ス フラ 韓国 韓国 日本 韓国 中国 米国 英国 英国 中国 英国 韓国 ドイ ツ フラ ンス フラ ンス 韓国 フラ ンス 英国 米国 米国 英国 米国 フラ ンス ドイ ドイ ツ ツ フラ ンス ドイ 米国 日本ツ フラ ン ス 米国 ドイ 中国ツ ドイ ツ 韓国 米国 ドイ ツ 英国 米国 ドイ 中国ツ ドイ ツ 韓国 英国 フラ ン ス フラ ン ス 米国 米国 ドイ ツ ドイ ツ 2 1 韓国 輸入 輸出 フラ ン ス 韓国 韓国 日本 韓国 中国 米国 英国 英国 中国 英国 韓国 ドイ ツ フラ ンス フラ ンス 韓国 フラ ンス 英国 米国 米国 英国 米国 フラ ンス ドイ ドイ ツ ツ フラ ンス ドイ 米国 日本ツ 輸出 輸出 輸出 ドイツ 輸入 輸出 米国 輸入 輸出 フランス 輸入 輸出 英国 輸入 輸出 出所 UN COMTRADE より作成 36

41 2 各国の対アフリカ貿易総額 年の対アフリカとの貿易総額は 各国の対アフリカ貿易依存度同様 年々増 加傾向にある 中でもアフリカとの貿易総額がもっとも多いのは中国であり 取引が年々 拡大している 米国は中国に次いで貿易総額が多いものの 圧倒的な輸入超過となって いる 日本は主要国に比べ貿易総額が尐ないものの 年々増加傾向にある 一方 韓国の場合 貿易額そのものは日本より尐ないものの 輸出超過となっている ドイツも貿易総額が安定的に増加しており 年によっては輸出超過となっている 図表 各国の対アフリカ貿易総額 対アフリカ全体 年 日本 ドイツ 米国 英国 韓国 中国 12 フランス 輸入 輸出 単位 1億ドル 出所 UN COMTRADE より作成 次に アフリカ各地域との貿易総額で比較した場合 日本は北部アフリカよりも南部 アフリカ SADC との貿易額が多いという特徴がある 一方 韓国は SADC 以外の地域 との貿易額が多い また 中国は対 SADC では圧倒的に輸入超過であるが 対北部アフリカでは輸出超過 となっている ドイツは SADC との貿易額が多く 輸出超過である 米国についてはい ずれの地域においても圧倒的な輸入超過の状態が続いている 英国 フランスは旧宗主国の特徴があり 英国は旧宗主国であった SADC との輸出額 37

42 輸入額が現在も多く それぞれ北部アフリカの 2 倍程度である 一方 フランスは旧宗 主国であった北部アフリカとの輸出額 輸入額が現在も多く それぞれ SADC 地域の 4 倍程度に達する 図表 38 各国の対アフリカ貿易総額 対北部アフリカ 年 日本 ドイツ 3 韓国 中国 米国 英国 フランス 輸入 輸出 単位 1億ドル 出所 UN COMTRADE より作成 図表 39 7 日本 各国の対アフリカ貿易総額 対 SADC 年 ドイツ 米国 韓国 中国 フランス 輸入 輸出 単位 1億ドル 英国

43 7 日本 中国 7 ドイツ 米国 韓国 英国 フランス 輸入 輸出 単位 1億ドル 出所 UN COMTRADE より作成 図表 4 7 各国の対アフリカ貿易総額 対その他アフリカ 年 日本 中国 ドイツ 米国 英国 韓国 フランス 輸入 輸出 単位 1億ドル 出所 UN COMTRADE より作成 39

44 3 各国の対アフリカ貿易の主要品目 次に 対アフリカ貿易の主要品目であるが アフリカからの輸入において 各国はい ずれも 鉱物性燃料及び鉱物油 を輸入する割合が高い 日本は 41.2 が 鉱物性燃料 及び鉱物油 の輸入であり 米国に至っては 81.2 に達する 日本と英国に限っては 貴 石及び貴金属 の輸入割合も高いという特徴がある 各国ともに 鉱物性燃料及び鉱物油 をアフリカより輸入し 各種工業製品をアフリ カに輸出するという傾向を示しており 22 年から 211 年の 1 年間における輸出入品 目のトレンドには大きな変化はない 貿易量はこの 1 年間で増加傾向にあるものの 中 国の増加率が 1 倍以上となっており 多くの品目において各国を凌駕する貿易量を有す るまで成長を遂げている アフリカにおける対中国依存度の高さを示す一例と言えるで あろう 図表 41 各国の対アフリカ貿易の主要品目 211 年 輸入 単位 分類 日本 魚並びに甲殻類 軟体動物及びその他の水棲無脊椎動物 2.4 食用の野菜 根及び塊茎. 食用の果実及びナット かんきつ類の果皮並びにメロンの皮.5 コーヒー 茶 マテ及び香辛料.8 穀物.3 肉 魚又は甲殻類 軟体動物若しくはその他の水棲無脊椎動物の調製品. ココア及びその調製品 1. 鉱石 スラグ及び灰 8. 鉱物性燃料及び鉱物油並びにこれらの蒸留物 歴青物質並びに鉱物性ろう 41.2 無機化学品及び貴金属 希土類金属 放射性元素又は同位元素の無機又は有機 1. の化合物 肥料.1 ゴム及びその製品. 木材及びその製品並びに木炭 1.8 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものに限る.2 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く.4 履物及びゲートルその他これに類する物品並びにこれらの部分品. 天然又は養殖の真珠 貴石 半貴石 貴金属及び貴金属を張つた金属並びにこれ 26.1 らの製品 身辺用模造細貨類並びに貨幣 鉄鋼 3.3 銅及びその製品.2 ニッケル及びその製品 1.2 アルミニウム及びその製品 2.9 原子炉 ボイラー及び機械類並びにこれらの部分品.3 電気機器及びその部分品並びに録音機 音声再生機並びにテレビジョンの映像及.4 び音声の記録用又は再生用の機器並びにこれらの部分品及び附属品 鉄道用及び軌道用以外の車両並びにその部分品及び附属品 2.7 未分類.5 韓国 中国 独国 米国 英国 仏国 出所 UN COMTRADE より作成 4

45 図表 42 各国の対アフリカ貿易の主要品目 22 年 輸入 単位 分類 日本 韓国 中国 独国 米国 英国 仏国 魚並びに甲殻類 軟体動物及びその他の水棲無脊椎動物 食用の野菜 根及び塊茎 食用の果実及びナット かんきつ類の果皮並びにメロンの皮 コーヒー 茶 マテ及び香辛料 穀物 肉 魚又は甲殻類 軟体動物若しくはその他の水棲無脊椎動物の調製品 ココア及びその調製品 鉱石 スラグ及び灰 鉱物性燃料及び鉱物油並びにこれらの蒸留物 歴青物質並びに鉱物性ろう 無機化学品及び貴金属 希土類金属 放射性元素又は同位元素の無機又は有機 の化合物 肥料 ゴム及びその製品 木材及びその製品並びに木炭 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものに限る 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く 履物及びゲートルその他これに類する物品並びにこれらの部分品 天然又は養殖の真珠 貴石 半貴石 貴金属及び貴金属を張つた金属並びにこれ らの製品 身辺用模造細貨類並びに貨幣 鉄鋼 銅及びその製品 ニッケル及びその製品 アルミニウム及びその製品 原子炉 ボイラー及び機械類並びにこれらの部分品 電気機器及びその部分品並びに録音機 音声再生機並びにテレビジョンの映像及 び音声の記録用又は再生用の機器並びにこれらの部分品及び附属品 鉄道用及び軌道用以外の車両並びにその部分品及び附属品 未分類 出所 UN COMTRADE より作成 41

46 図表 43 各国の対アフリカ貿易の主要品目 211 年 輸入 単位 1 万ドル 分類 魚並びに甲殻類 軟体動物及びその他の水棲無脊椎動物 食用の野菜 根及び塊茎 食用の果実及びナット かんきつ類の果皮並びにメロンの皮 コーヒー 茶 マテ及び香辛料 穀物 肉 魚又は甲殻類 軟体動物若しくはその他の水棲無脊椎動物の調製品 ココア及びその調製品 鉱石 スラグ及び灰 鉱物性燃料及び鉱物油並びにこれらの蒸留物 歴青物質並びに鉱物性ろう 無機化学品及び貴金属 希土類金属 放射性元素又は同位元素の無機又は有機 の化合物 肥料 ゴム及びその製品 木材及びその製品並びに木炭 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものに限る 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く 履物及びゲートルその他これに類する物品並びにこれらの部分品 天然又は養殖の真珠 貴石 半貴石 貴金属及び貴金属を張つた金属並びにこれ らの製品 身辺用模造細貨類並びに貨幣 鉄鋼 銅及びその製品 ニッケル及びその製品 アルミニウム及びその製品 原子炉 ボイラー及び機械類並びにこれらの部分品 電気機器及びその部分品並びに録音機 音声再生機並びにテレビジョンの映像及 び音声の記録用又は再生用の機器並びにこれらの部分品及び附属品 鉄道用及び軌道用以外の車両並びにその部分品及び附属品 未分類 総計 日本 韓国 ,378 7, ,44 1, ,639 1, ,794 49,171 14,227 76,981 中国 独国 米国 英国 仏国 ,868 2, , , ,95 1, , ,472 1,64 4,39 6, , ,417 4, , , ,927 6,883 93,234 1, ,712 2, , , , ,155 出所 UN COMTRADE より作成 図表 44 各国の対アフリカ貿易の主要品目 22 年 輸入 単位 1 万ドル 分類 魚並びに甲殻類 軟体動物及びその他の水棲無脊椎動物 食用の野菜 根及び塊茎 食用の果実及びナット かんきつ類の果皮並びにメロンの皮 コーヒー 茶 マテ及び香辛料 穀物 肉 魚又は甲殻類 軟体動物若しくはその他の水棲無脊椎動物の調製品 ココア及びその調製品 鉱石 スラグ及び灰 鉱物性燃料及び鉱物油並びにこれらの蒸留物 歴青物質並びに鉱物性ろう 無機化学品及び貴金属 希土類金属 放射性元素又は同位元素の無機又は有機 の化合物 肥料 ゴム及びその製品 木材及びその製品並びに木炭 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものに限る 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く 履物及びゲートルその他これに類する物品並びにこれらの部分品 天然又は養殖の真珠 貴石 半貴石 貴金属及び貴金属を張つた金属並びにこれ らの製品 身辺用模造細貨類並びに貨幣 鉄鋼 銅及びその製品 ニッケル及びその製品 アルミニウム及びその製品 原子炉 ボイラー及び機械類並びにこれらの部分品 電気機器及びその部分品並びに録音機 音声再生機並びにテレビジョンの映像及 び音声の記録用又は再生用の機器並びにこれらの部分品及び附属品 鉄道用及び軌道用以外の車両並びにその部分品及び附属品 未分類 総計 日本 韓国 ,721 1,34 中国 独国 , ,574 15,11 米国 英国 仏国 , , , , ,85 3, , , , , , , ,86 出所 UN COMTRADE より作成 42

47 また 各国は様々な品目を輸出しているが 特に 機械 電機 自動車 の輸出割 合が高い傾向にある ただし 日本は 電機 の輸出割合は他国と比較しても低く わ ずか 4. にとどまる 農業大国でもある米国やフランスは穀物の輸出も多い 図表 45 各国の対アフリカ貿易の主要品目 211 年 輸出 単位 分類 日本 韓国 中国 2 肉及び食用のくず肉.. 4 酪農品 鳥卵 天然はちみつ及び他の類に該当しない食用の動物性生産品.. 1 穀物.1..1 採油用の種及び果実 各種の種及び果実 工業用又は医薬用の植物並びにわら 及び飼料用植物 動物性又は植物性の油脂及びその分解生産物 調製食用脂並びに動物性又は植 15.. 物性のろう 22 飲料 アルコール及び食酢 食品工業において生ずる残留物及びくず並びに調製飼料 鉱物性燃料及び鉱物油並びにこれらの蒸留物 歴青物質並びに鉱物性ろう 無機化学品及び貴金属 希土類金属 放射性元素又は同位元素の無機又は有機 の化合物 29 有機化学品 医療用品 精油 レジノイド 調製香料及び化粧品類 各種の化学工業生産品 プラスチック及びその製品 ゴム及びその製品 革製品及び動物用装着具並びに旅行用具 ハンドバッグその他これらに類する容 器並びに腸の製品 48 紙及び板紙並びに製紙用パルプ 紙又は板紙の製品 印刷した書籍 新聞 絵画その他の印刷物並びに手書き文書 タイプ文書 設計図 及び図案 52 綿及び綿織物 人造繊維の長繊維並びに人造繊維の織物及びストリップその他これに類する人造 繊維製品 55 人造繊維の短繊維及びその織物 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものに限る 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く 紡織用繊維のその他の製品 セット 中古の衣類 紡織用繊維の中古の物品及び ぼろ 64 履物及びゲートルその他これに類する物品並びにこれらの部分品 陶磁製品 ガラス及びその製品 天然又は養殖の真珠 貴石 半貴石 貴金属及び貴金属を張つた金属並びにこれ らの製品 身辺用模造細貨類並びに貨幣 72 鉄鋼 鉄鋼製品 アルミニウム及びその製品 原子炉 ボイラー及び機械類並びにこれらの部分品 電気機器及びその部分品並びに録音機 音声再生機並びにテレビジョンの映像及 び音声の記録用又は再生用の機器並びにこれらの部分品及び附属品 87 鉄道用及び軌道用以外の車両並びにその部分品及び附属品 航空機及び宇宙飛行体並びにこれらの部分品 船舶及び浮き構造物 光学機器 写真用機器 映画用機器 測定機器 検査機器 精密機器及び医療用 機器並びにこれらの部分品及び附属品 家具 寝具 マットレス マットレスサポート クッションその他これらに類する詰物を した物品並びにランプその他の照明器具 他の類に該当するものを除く 及びイル ミネーションサイン 発光ネームプレートその他これらに類する物品並びにプレハブ 建築物 99 未分類 独国 米国 英国 仏国 出所 UN COMTRADE より作成 43

48 図表 46 各国の対アフリカ貿易の主要品目 22 年 輸出 単位 分類 日本 韓国 中国 2 肉及び食用のくず肉.1 4 酪農品 鳥卵 天然はちみつ及び他の類に該当しない食用の動物性生産品. 1 穀物 採油用の種及び果実 各種の種及び果実 工業用又は医薬用の植物並びにわら 及び飼料用植物 動物性又は植物性の油脂及びその分解生産物 調製食用脂並びに動物性又は植 物性のろう 22 飲料 アルコール及び食酢 食品工業において生ずる残留物及びくず並びに調製飼料 鉱物性燃料及び鉱物油並びにこれらの蒸留物 歴青物質並びに鉱物性ろう 無機化学品及び貴金属 希土類金属 放射性元素又は同位元素の無機又は有機 の化合物 29 有機化学品 医療用品 精油 レジノイド 調製香料及び化粧品類 各種の化学工業生産品 プラスチック及びその製品 ゴム及びその製品 革製品及び動物用装着具並びに旅行用具 ハンドバッグその他これらに類する容 器並びに腸の製品 48 紙及び板紙並びに製紙用パルプ 紙又は板紙の製品 印刷した書籍 新聞 絵画その他の印刷物並びに手書き文書 タイプ文書 設計図 及び図案 52 綿及び綿織物 人造繊維の長繊維並びに人造繊維の織物及びストリップその他これに類する人造 繊維製品 55 人造繊維の短繊維及びその織物 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものに限る 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く 紡織用繊維のその他の製品 セット 中古の衣類 紡織用繊維の中古の物品及び ぼろ 64 履物及びゲートルその他これに類する物品並びにこれらの部分品 陶磁製品 ガラス及びその製品 天然又は養殖の真珠 貴石 半貴石 貴金属及び貴金属を張つた金属並びにこれ らの製品 身辺用模造細貨類並びに貨幣 72 鉄鋼 鉄鋼製品 アルミニウム及びその製品 原子炉 ボイラー及び機械類並びにこれらの部分品 電気機器及びその部分品並びに録音機 音声再生機並びにテレビジョンの映像及 び音声の記録用又は再生用の機器並びにこれらの部分品及び附属品 87 鉄道用及び軌道用以外の車両並びにその部分品及び附属品 航空機及び宇宙飛行体並びにこれらの部分品 船舶及び浮き構造物 光学機器 写真用機器 映画用機器 測定機器 検査機器 精密機器及び医療用 機器並びにこれらの部分品及び附属品 家具 寝具 マットレス マットレスサポート クッションその他これらに類する詰物を した物品並びにランプその他の照明器具 他の類に該当するものを除く 及びイル ミネーションサイン 発光ネームプレートその他これらに類する物品並びにプレハブ 建築物 99 未分類 独国 米国 英国 仏国 出所 UN COMTRADE より作成 44

49 図表 47 各国の対アフリカ貿易の主要品目 211 年 輸出 単位 1 万ドル 分類 日本 肉及び食用のくず肉 酪農品 鳥卵 天然はちみつ及び他の類に該当しない食用の動物性生産品 13 穀物 採油用の種及び果実 各種の種及び果実 工業用又は医薬用の植物並びにわら 2 及び飼料用植物 動物性又は植物性の油脂及びその分解生産物 調製食用脂並びに動物性又は植 物性のろう 飲料 アルコール及び食酢 食品工業において生ずる残留物及びくず並びに調製飼料 84 鉱物性燃料及び鉱物油並びにこれらの蒸留物 歴青物質並びに鉱物性ろう 無機化学品及び貴金属 希土類金属 放射性元素又は同位元素の無機又は有機 3 の化合物 65 有機化学品 36 医療用品 1 精油 レジノイド 調製香料及び化粧品類 63 各種の化学工業生産品 161 プラスチック及びその製品 427 ゴム及びその製品 革製品及び動物用装着具並びに旅行用具 ハンドバッグその他これらに類する容 器並びに腸の製品 11 紙及び板紙並びに製紙用パルプ 紙又は板紙の製品 印刷した書籍 新聞 絵画その他の印刷物並びに手書き文書 タイプ文書 設計図 4 及び図案 2 綿及び綿織物 人造繊維の長繊維並びに人造繊維の織物及びストリップその他これに類する人造 54 繊維製品 179 人造繊維の短繊維及びその織物 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものに限る 1 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く 紡織用繊維のその他の製品 セット 中古の衣類 紡織用繊維の中古の物品及び 4 ぼろ 履物及びゲートルその他これに類する物品並びにこれらの部分品 1 陶磁製品 7 ガラス及びその製品 天然又は養殖の真珠 貴石 半貴石 貴金属及び貴金属を張つた金属並びにこれ 2 らの製品 身辺用模造細貨類並びに貨幣 56 鉄鋼 191 鉄鋼製品 1 アルミニウム及びその製品 2,217 原子炉 ボイラー及び機械類並びにこれらの部分品 電気機器及びその部分品並びに録音機 音声再生機並びにテレビジョンの映像及 525 び音声の記録用又は再生用の機器並びにこれらの部分品及び附属品 4,448 鉄道用及び軌道用以外の車両並びにその部分品及び附属品 12 航空機及び宇宙飛行体並びにこれらの部分品 3,279 船舶及び浮き構造物 光学機器 写真用機器 映画用機器 測定機器 検査機器 精密機器及び医療用 254 機器並びにこれらの部分品及び附属品 家具 寝具 マットレス マットレスサポート クッションその他これらに類する詰物を した物品並びにランプその他の照明器具 他の類に該当するものを除く 及びイル 11 ミネーションサイン 発光ネームプレートその他これらに類する物品並びにプレハブ 建築物 189 未分類 総計 13,17 韓国 中国 独国 米国 英国 仏国 , , , , , , ,154 1, , , , , , ,371 3,32 1, , , ,63 1,595 3,663 1,278 8, , , , , ,245 2,917 1,368 1,32 4,619 3,33 1 9,53 5, ,318 5, , , ,72 1, , ,5 12 1, , ,932 1,372 29,84 3,51 32,67 1,58 17, ,3 出所 UN COMTRADE より作成 45

50 図表 48 各国の対アフリカ貿易の主要品目 22 年 輸出 単位 1 万ドル 分類 日本 韓国 中国 肉及び食用のくず肉 酪農品 鳥卵 天然はちみつ及び他の類に該当しない食用の動物性生産品 4穀物 採油用の種及び果実 各種の種及び果実 工業用又は医薬用の植物並びにわら 1 及び飼料用植物 動物性又は植物性の油脂及びその分解生産物 調製食用脂並びに動物性又は植 物性のろう 5 飲料 アルコール及び食酢 食品工業において生ずる残留物及びくず並びに調製飼料 3 9 鉱物性燃料及び鉱物油並びにこれらの蒸留物 歴青物質並びに鉱物性ろう 無機化学品及び貴金属 希土類金属 放射性元素又は同位元素の無機又は有機 の化合物 有機化学品 4 1 医療用品 3 3 精油 レジノイド 調製香料及び化粧品類 23 9 各種の化学工業生産品 プラスチック及びその製品 ゴム及びその製品 革製品及び動物用装着具並びに旅行用具 ハンドバッグその他これらに類する容 1 器並びに腸の製品 紙及び板紙並びに製紙用パルプ 紙又は板紙の製品 印刷した書籍 新聞 絵画その他の印刷物並びに手書き文書 タイプ文書 設計図 3 5 及び図案 2 6 綿及び綿織物 人造繊維の長繊維並びに人造繊維の織物及びストリップその他これに類する人造 繊維製品 人造繊維の短繊維及びその織物 3 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものに限る 1 15 衣類及び衣類附属品 メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く 紡織用繊維のその他の製品 セット 中古の衣類 紡織用繊維の中古の物品及び 1 11 ぼろ 1 履物及びゲートルその他これに類する物品並びにこれらの部分品 13 陶磁製品 9 2 ガラス及びその製品 天然又は養殖の真珠 貴石 半貴石 貴金属及び貴金属を張つた金属並びにこれ 6 らの製品 身辺用模造細貨類並びに貨幣 鉄鋼 鉄鋼製品 2 4 アルミニウム及びその製品 原子炉 ボイラー及び機械類並びにこれらの部分品 電気機器及びその部分品並びに録音機 音声再生機並びにテレビジョンの映像及 び音声の記録用又は再生用の機器並びにこれらの部分品及び附属品 1, 鉄道用及び軌道用以外の車両並びにその部分品及び附属品 航空機及び宇宙飛行体並びにこれらの部分品 887 1,712 船舶及び浮き構造物 光学機器 写真用機器 映画用機器 測定機器 検査機器 精密機器及び医療用 機器並びにこれらの部分品及び附属品 家具 寝具 マットレス マットレスサポート クッションその他これらに類する詰物を した物品並びにランプその他の照明器具 他の類に該当するものを除く 及びイル 1 3 ミネーションサイン 発光ネームプレートその他これらに類する物品並びにプレハブ 建築物 58 未分類 総計 4,817 3,92 独国 米国 英国 仏国 , , , , , , , , , , , , , , ,249 17,688 出所 UN COMTRADE より作成 46

51 なお 各 国 の 輸 出 額 が 大 幅 に 伸 びている 87 鉄 道 用 及 び 軌 道 用 以 外 の 車 両 並 びにその 部 分 品 及 び 附 属 品 について その 内 容 をさらに 分 析 した ほとんどの 国 において 乗 用 自 動 車 その 他 の 乗 用 車 の 輸 出 割 合 が 高 い 特 に 韓 国 では 7%を 超 える さらに 日 本 は 貨 物 自 動 車 の 輸 出 割 合 が 高 く 中 国 はモーターサイクルの 輸 出 割 合 が 高 いという 特 徴 が 見 られる 図 表 49 各 国 の 対 アフリカ 貿 易 の 主 要 品 目 (211 年 輸 出 ) ( 単 位 :%) 中 国 仏 国 独 国 日 本 韓 国 英 国 米 国 871 トラクター 6.7% 1.8% 7.5% 1.5% 1.% 9.5% 12.5% 人 以 上 の 人 員 ( 運 転 手 を 含 む)の 輸 送 用 の 自 動 車 6.9%.8%.1% 12.9% 2.9%.4%.2% 873 乗 用 自 動 車 その 他 の 自 動 車 ( 主 として 人 員 の 輸 送 用 に 設 計 したものに 限 るもの) 7.3% 39.9% 47.6% 39.2% 73.8% 56.% 52.2% 874 貨 物 自 動 車 17.7% 13.4% 1.1% 3.4% 11.5% 18.9% 12.5% 875 特 殊 用 途 自 動 車 ( 救 難 車 クレーン 車 消 防 車 コンクリートミキサー 車 など) 5.5% 7.4% 3.5%.3%.5%.8% 3.9% 876 原 動 機 付 きシャシ(871から875までの 自 動 車 用 のものに 限 る).3%.% 1.% 1.1%.1%.%.1% 877 車 体 ( 運 転 室 を 含 むもの 871から875までの 自 動 車 用 のものに 限 る).1%.1%.1%.1%.%.1% 1.% 878 部 分 品 及 び 附 属 品 (871から875までの 自 動 車 用 のものに 限 る) 12.2% 23.6% 27.4% 11.8% 1.3% 11.1% 9.1% 自 走 式 作 業 トラック( 工 場 等 において 貨 物 の 短 距 離 運 搬 に 使 用 するものに 限 る) 及 び 鉄 道 の 駅 879 のプラットホームにおいて 使 用 する 種 類 のトラクター 並 びにこれらの 部 分 品.1%.5%.2%.%.%.4%.4% 戦 車 その 他 の 装 甲 車 両 ( 自 走 式 のものに 限 るものとし 武 器 を 装 備 しているかいないかを 問 わな 871.%.%.%.%.%.% 6.3% い) 及 びその 部 分 品 8711 モーターサイクル(モペットを 含 むものとし サイドカー 付 きであるかないかを 問 わない) 補 助 原 動 機 付 きの 自 転 車 及 びサイドカー 3.3%.4% 1.% 2.2%.%.2%.8% 8712 自 転 車 ( 運 搬 用 三 輪 自 転 車 を 含 むものとし 原 動 機 付 きのものを 除 く) 1.6%.%.%.4%.%.%.% 8713 分 類 身 体 障 害 者 用 又 は 病 人 用 の 車 両 ( 原 動 機 その 他 の 機 械 式 駆 動 機 構 を 有 するか 有 しないかを 問 わない).2%.%.%.%.%.%.% 8714 部 分 品 及 び 附 属 品 ( 第 項 から 第 項 までの 車 両 のものに 限 る) 5.9%.6%.1%.1%.%.5%.2% 8715 乳 母 車 及 びその 部 分 品.3%.%.%.%.%.%.% 8716 トレーラー 及 びセミトレーラー 並 びにその 他 の 車 両 ( 機 械 式 駆 動 機 構 を 有 するものを 除 く) 並 び にこれらの 部 分 品 4.9% 2.4% 1.5%.%.% 1.9%.7% 出 所 )UN COMTRADE より 作 成 47

52 4 2 各国の対アフリカ投資 各国のアフリカとの貿易額が増加傾向にあるなか 対アフリカ政府開発援助 ODA 及び海外直接投資 FDI も増加傾向にある 以下は GDP に占める ODA および FDI の 比率であり 各国がどの程度アフリカを援助先 投資先として優先しているかを見るこ とができる ODA GDP 比は 旧宗主国であるフランス及び英国が高い 日本は 年によってばら つきはあるものの ここ 3 年はほぼ一定となっており 韓国よりは高い値を示している FDI GDP 比については 日本はここ数年で増加しており 21 年時点では英国 フラ ンスに次ぐ 近年 日本からのアフリカへの直接投資が進んでいると言える 図表 5 各国の GDP に占める対アフリカ ODA 比 フランス 英国.15 ドイツ 米国 日本.1 韓国.5 図表 51 各国の GDP に占める対アフリカ FDI 比 英国.3 フランス 日本.2 米国 ドイツ 韓国 出所 OECD STAT より作成 48

53 4.3. 日 本 企 業 のアフリカ 進 出 動 向 日 本 からアフリカへの 直 接 投 資 が 進 む 中 実 際 にアフリカに 進 出 する 日 本 企 業 も 多 い 以 下 東 洋 経 済 海 外 進 出 企 業 総 覧 をもとに 日 本 の 進 出 先 国 別 の 日 本 企 業 数 を 整 理 した アフリカ 全 体 としては 日 本 の 進 出 企 業 数 は 増 えており 特 に 南 アフリカへの 進 出 が 多 いという 特 徴 がある 図 表 52 日 本 のアフリカ 進 出 国 別 日 本 企 業 数 (24 年 211 年 ) 3 モロッコ アルジェリア 3 3 チュニジア 14 1 エジプト 1 1 セネガル 1 マリ 1 ブルキナファソ ニジェール 12 1 スーダン 8 リベリア コートジボワール 3 1 ガーナ ナイジェリア 2 カメルーン 1 トーゴ 1 ウガンダ エチオピア 2 3 ケニア タンザニア マラウイ アンゴラ ザンビア ジンバブエ 1 2 モザンビーク 2 2 マダガスカル 1 1 モーリシャス 1 レユニオン( 仏 ) 1 1 スワジランド 南 アフリカ 出 所 ) 東 洋 経 済 海 外 進 出 企 業 総 覧 (25 年 212 年 ) より 作 成 年 :24 年 11 月 のデータ 211 年 :212 年 1 月 のデータである なお 本 データはアンケート 調 査 によって 集 計 されたものであり 実 際 の 進 出 企 業 数 は 本 データよりも 多 い 49

54 また 以 下 は 212 年 にジェトロが 実 施 したアンケート 調 査 において 現 地 の 日 系 企 業 に 対 してアンケート 調 査 票 を 送 付 した 数 である アンケート 調 査 票 の 送 付 数 は ほぼ 進 出 企 業 数 と 同 数 と 考 えられる 北 部 アフリカ 地 域 ではエジプト モロッコ 東 部 アフリカ 地 域 ではケニア タンザニ ア 西 部 アフリカ 地 域 ではナイジェリア ガーナ 南 部 アフリカ 地 域 では 南 アフリカに 拠 点 を 置 く 日 系 企 業 が 相 対 的 に 多 いことがわかる 図 表 53 ジェトロ 在 アフリカ 進 出 日 系 企 業 実 態 調 査 アンケート 送 付 日 系 企 業 件 数 (27 年 211 年 ) チュニジア 11 1 モロッコ アルジェリア リビア セネガル 1 ギニア 4 ガーナ 9 1 マリ 1 ブルキナファソ 2 2 コートジボワール 1 1 ニジェール ナイジェリア 2 96 カメルーン 2 ルワンダ 2 スーダン 2 ウガンダ 7 エジプト 3 3 エチオピア ケニア タンザニア 4 アンゴラ ザンビア 2 3 ジンバブエ 2 マラウイ 3 6 モザンビーク 3 6 マダガスカル 2 モーリシャス 1 1 スワジランド 南 アフリカ 出 所 )ジェトロ 在 アフリカ 進 出 日 系 企 業 実 態 調 査 (27 年 211 年 ) より 作 成 5

55 次 に 具 体 的 な 進 出 企 業 事 例 を 一 覧 表 として 整 理 した 19 なお 参 考 資 料 に 一 部 の 企 業 の 現 地 への 進 出 時 期 進 出 形 態 などについて 概 説 している 図 表 54 日 本 企 業 のアフリカ 進 出 事 例 業 種 企 業 名 進 出 先 水 産 農 林 業 サカタのタネ ( 南 ) 南 アフリカ マルハニチロ 水 産 ( 北 )モロッコ 食 品 味 の 素 ( 北 )エジプト( 西 )ナイジェリア コートジボワール カメルーン 大 塚 製 薬 ( 北 )エジプト JT ( 北 )スーダン チュニジア モロッコ ( 東 )タンザニア( 南 )ザンビア ジンバブエ マラウイ 南 アフリカ 日 清 食 品 ( 東 )ケニア 医 薬 品 第 一 三 共 ( 北 )モロッコ( 南 ) 南 アフリカ ロート 製 薬 ( 南 ) 南 アフリカ 非 鉄 金 属 住 友 電 装 ( 北 )エジプト モロッコ フジクラ ( 北 )モロッコ YKK ( 北 )モロッコ チュニジア エジプト ケニア ( 南 )スワジランド 南 アフリカ 機 械 コマツ ( 南 ) 南 アフリカ ディスコ ( 北 )モロッコ ダイキン 工 業 ( 南 ) 南 アフリカ 日 精 エー エス ビー 機 械 ( 北 )エジプト モロッコ チュニジア アルジ ェリア リビア( 西 )ナイジェリア ( 南 ) 南 アフリカ 日 本 ピラー 工 業 ( 北 )アルジェリア 日 立 建 機 ( 西 )ガーナ( 南 )ザンビア モザンビーク 南 アフリカ 古 河 ロックドリル ( 南 ) 南 アフリカ マキタ ( 北 )モロッコ( 南 ) 南 アフリカ 三 菱 重 工 ( 南 ) 南 アフリカ 輸 送 用 機 器 UD トラックス ( 南 ) 南 アフリカ いすゞ 自 動 車 ( 北 )エジプト( 南 ) 南 アフリカ スズキ ( 北 )エジプト( 西 )ナイジェリア ( 南 ) 南 アフリカ タカタ ( 北 )モロッコ( 南 ) 南 アフリカ デンソー ( 北 )モロッコ トヨタ 自 動 車 ( 北 )エジプト( 東 )ケニア( 南 ) 南 アフリカ トヨタ 紡 織 ( 南 ) 南 アフリカ 日 産 自 動 車 ( 北 )エジプト( 東 )ケニア ( 南 )ジンバブエ 南 アフリカ モーリシャス 本 田 技 研 工 業 ( 西 )ナイジェリア( 東 )ケニア ( 南 ) 南 アフリカ マツダ ( 南 )ジンバブエ 南 アフリカ 共 和 国 ヤマハ 発 動 機 ( 北 )モロッコ( 西 )コートジボアール 19 企 業 のホームページ ニュースリリースなどをもとに アフリカへの 進 出 状 況 を 整 理 した 51

56 ( 東 )ケニア 精 密 機 器 HOYA ( 南 ) 南 アフリカ テルモ ( 南 ) 南 アフリカ 二 プロ ( 南 ) 南 アフリカ 島 津 製 作 所 ( 南 ) 南 アフリカ 矢 崎 総 業 ( 北 )モロッコ チュニジア( 南 ) 南 アフリカ 電 気 機 器 TOA ( 南 ) 南 アフリカ NEC ( 北 )モロッコ( 東 )ケニア( 南 ) 南 アフリカ キヤノン ( 北 )モロッコ( 南 ) 南 アフリカ 京 セラ ( 南 ) 南 アフリカ シスメックス ( 南 ) 南 アフリカ シャープ ( 北 )エジプト リコー ( 南 ) 南 アフリカ ソニー ( 南 ) 南 アフリカ 東 芝 ( 北 )エジプト( 南 ) 南 アフリカ 日 立 メディコ ( 北 )エジプト パナソニック ( 北 )アルジェリア エジプト チュニジア リビア( 西 )ガーナ コートジボワール ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 モーリシャス 富 士 通 ( 北 )エジプト モロッコ( 西 )ナイジェリア ( 東 )ケニア( 南 ) 南 アフリカ など ブラザー 工 業 ( 南 ) 南 アフリカ 三 井 ハイテック ( 北 )モロッコ 三 菱 電 機 ( 北 )モロッコ エジプト チュニジア アルジェリア( 南 ) 南 アフリカ 横 河 電 機 ( 西 )ナイジェリア( 南 )アンゴラ 南 アフリカ 理 想 科 学 工 業 ( 南 ) 南 アフリカ 鉄 鋼 日 本 電 工 ( 南 ) 南 アフリカ 水 島 合 金 鉄 ( 南 ) 南 アフリカ 化 学 関 西 ペイント ( 南 ) 南 アフリカ キャタラー ( 南 ) 南 アフリカ 住 友 化 学 ( 東 )タンザニア( 南 ) 南 アフリカ サラヤ ( 東 )ウガンダ 資 生 堂 ( 北 )チュニジア( 代 理 店 ) エジプト( 販 売 先 ) モロッコ( 販 売 先 )( 南 ) 南 アフリカ( 代 理 店 ) 富 士 フィルム ( 北 )モロッコ( 南 ) 南 アフリカ ユニ チャーム ( 北 )エジプト ゴム 製 品 ブリヂストン ( 北 )エジプト モロッコ( 西 )リベリア ( 南 ) 南 アフリカ パルプ 紙 北 越 紀 州 製 紙 ( 南 ) 南 アフリカ カ ラス/ 土 石 製 品 日 本 ガイシ ( 南 ) 南 アフリカ 建 設 業 明 星 工 業 ( 西 )ナイジェリア サービス 業 オリックス ( 北 )エジプト 神 戸 物 産 ( 北 )エジプト 東 京 海 上 日 動 火 災 保 険 ( 北 )エジプト トヨタファイナンシャルサーヒ ス ( 南 ) 南 アフリカ トラスト ( 東 )タンザニア ケニア ウガンダ ブルンジ ( 中 )コンゴ 民 主 共 和 国 ( 南 )ザンビア モザンビーク ジンバブエ マラウイ レソト 52

57 エイチ アイ エス ( 北 )エジプト( 東 )ケニア 会 宝 産 業 ( 西 )ナイジェリア ガーナ( 東 )ケニア タカシエンタープライズ ( 東 )ウガンダ 日 本 公 文 教 育 研 究 会 ( 南 ) 南 アフリカ ワールドナビ ( 東 )ケニア ワールト ワイト アント カンハ ニー ( 南 )タンザニア 運 輸 日 本 通 運 ( 南 ) 南 アフリカ 卸 売 業 川 商 フーズ ( 西 )ナイジェリア ガーナ 神 戸 物 産 ( 北 )エジプト その 他 金 融 業 JCB ( 東 )ケニア(ウガンダ 南 スーダン ルワンダ タンザニア) その 他 製 品 ダンロップスポーツ ( 南 ) 南 アフリカ パイロットコーポレーション ( 南 ) 南 アフリカ ぺんてる ( 南 ) 南 アフリカ 53

58 4 4 各国の在アフリカ企業買収動向 海外進出のひとつの手段として M&A を選択する企業も尐なくない 2 12 年 12 月 までの日本企業によるアフリカ企業の買収案件数は 資源関連案件も併せると 4 件以上 となる なお 日本が手掛ける企業買収案件の多くは 南アフリカ企業が対象となって いる 最も M&A の実績が多い国はイギリスであり 6 件程度の案件がある 次いでアメリカ フランスとなっている 中国は案件が年々増加している 図表 55 7 カ国の 2 年から 212 年までの年別 M&A 件数 公表年 イギリス 9 アメリカ 8 フランス 中国 7 ドイツ 6 日本 5 韓国 出所 Thomson Reuters より作成 また 各国が買収した企業の業種も多岐にわたる 日本は 特に エネルギー 電力 関連 素材関連の案件が多く 中国 韓国は素材や工業関連の案件が多い アメリカ イギリス フランス ドイツは業種が多岐にわたるが 特に フランスは 金融とエネルギー電力関連の案件 ドイツは工業や素材関連の案件が多い なお ドイ ツは エネルギー電力関連の割合が相対的に低く 7 カ国中で唯一 1%を切っている 54

59 図 表 56 日 本 が 買 収 した 企 業 の 業 種 (2 年 から 212 年 12 月 までの M&A 件 数 ( 件 数 ベース)より) 日 本 通 信 2% 素 材 24% エネルギー 電 力 29% 食 品 生 活 雑 貨 9% 小 売 5% 工 業 11% 金 融 2% ハイテク 11% ヘルスケア 2% 卸 売 サービス 5% 55

60 図 表 57 他 国 が 買 収 した 企 業 の 業 種 (2 年 から 212 年 12 月 までの M&A 件 数 ( 件 数 ベース)より) 中 国 韓 国 不 動 産 2% 通 信 7% エネルギー 電 力 16% ハイテク 5% 卸 売 サービス 2% 通 信 1% エネルギー 電 力 1% 卸 売 サービス 1% 素 材 39% 工 業 16% 金 融 1% 素 材 5% 工 業 2% 政 府 政 府 系 機 関 1% 食 品 生 活 雑 貨 2% アメリカ 不 動 産 2% イギリス 不 動 産 1% 通 信 5% エネルギー 電 力 16% 通 信 3% エネルギー 電 力 14% 政 府 政 府 系 機 関 % 素 材 21% 食 品 生 活 雑 貨 8% 小 売 2% 工 業 11% 金 融 1% 卸 売 サービス 7% ハイテク 1% ヘルスケア 3% メディア エンターテイ メント 5% 素 材 3% 食 品 生 活 雑 貨 8% 小 売 2% 工 業 7% 金 融 13% ハイテク 6% メディア エン ターテイメント 6% 卸 売 サービス 8% ヘルスケア 2% フランス 不 動 産 1% 不 動 産 1% ドイツ エネルギー 電 力 4% 政 府 政 府 系 機 関 % 素 材 14% 食 品 生 活 雑 貨 8% 通 信 9% エネルギー 電 力 18% ハイテク 4% ヘルスケア 3% メディア エンター テイメント 5% 素 材 18% 食 品 生 活 雑 貨 1% 通 信 3% ハイテク 9% ヘルスケア 6% メディア エン ターテイメント 3% 卸 売 サービス 12% 小 売 2% 工 業 12% 金 融 2% 卸 売 サービス 4% 小 売 2% 工 業 19% 金 融 13% 出 所 )Thomson Reuters より 作 成 56

61 図 表 58 日 本 の 在 アフリカ 企 業 M&A 案 件 (2 年 以 降 ): 資 本 財 公 表 日 買 収 側 最 終 親 会 社 ( )および 買 収 会 社 ( ) 被 買 収 側 最 終 親 会 社 ( )および 被 買 収 会 社 ( ) 212/3/15 安 川 電 機 Yaskawa Europe GmbH(ドイツ インバータ サーボ コントローラ の 製 造 販 売 サービスおよびロボットの 販 売 サービス) 211/1/5 日 立 製 作 所 Hitachi Data Systems Corp( 米 国 ) 211/1/3 アドバンテッジパートナーズがサービス 提 供 するプライベートエクイティ ファンド( 主 として 日 本 の 未 公 開 企 業 の 買 収 を 実 施 ) GST Autoleather Inc( 米 国 なめし 革 製 造 業 ( 繊 維 衣 類 ): 自 動 車 用 皮 革 を 中 心 に 製 造 ) Robotic Systems SA(Pty)Ltd ( 南 アフリカ 共 和 国 インバータ サーボ コントローラ ロボットの 販 売 サービ ス) Shoden Data Systems(Pty)Ltd( 南 アフリカ 共 和 国 コンピュータ 施 設 管 理 サービス 業 :データセンターサービス) Seton Co( 米 国 なめし 革 製 造 業 : 自 動 車 用 皮 革 を 中 心 に 製 造 ) Seton Co-Cutting,Finishing Op( 南 アフリカ 共 和 国 なめし 革 製 造 業 ) 21/12/13 関 西 ペイント Freeworld Coatings Ltd ( 南 アフリカ 共 和 国 自 動 車 建 築 用 の 塗 料 メーカー) 21/12/6 新 日 鐵 住 金 Safal Africa Limited( 英 領 バージン 諸 島 投 資 会 社 ) Midland Rolling Mills Ltd. (ナイジェリア 冷 延 鋼 板 の 製 造 販 売 ) 21/1/27 新 日 鐵 住 金 現 地 法 人 Minas de Revuboe Ltdへの 出 資 (モザンビーク 原 料 炭 及 び 一 般 炭 鉱 業 ( 露 天 掘 り 炭 鉱 )) 28/12/5 新 日 鐵 住 金 Safal Investment (Mauritius) Ltd. (モーリシャス 投 資 会 社 ) Safal Steel (Proprietary) Ltd. ( 南 アフリカ メッキ 鋼 板 及 びカラー 鋼 板 の 製 造 販 売 ) 25/12/15 矢 崎 総 業 Hesto Harnesses (Pty) Ltd( 南 アフリカ 共 和 国 自 動 車 用 組 電 線 (ワイヤー ハーネス)の 製 造 ) 25/3/18 デンソー Smiths Manufacturing(Pty)Ltd ( 南 アフリカ 共 和 国 自 動 車 用 金 属 プレス 製 品 製 造 業 : 自 動 車 用 プラスチック 部 品 空 調 およびエンジンのクーリング 部 材 を 製 造 する 企 業 ) 出 所 )Thomson Reuters より 作 成 図 表 59 日 本 の 在 アフリカ 企 業 M&A 案 件 (2 年 以 降 ): 消 費 財 公 表 日 買 収 側 最 終 親 会 社 ( )および 買 収 会 社 ( ) 被 買 収 側 最 終 親 会 社 ( )および 被 買 収 会 社 ( ) 212/3/4 日 本 たばこ 産 業 AL Nakhla Tobacco Company S.A.E AL Nakhla Tobacco Company- Free Zone S.A.E (エジプトに 本 社 を 置 く 世 界 的 に 大 手 の 水 たばこ 製 品 の 製 造 販 売 会 社 ) 211/7/28 日 本 たばこ 産 業 Haggar Holdings Co Ltd(スーダン 紙 巻 たばこ 製 造 業 ) Haggar Cigarette & Tobacco(スーダン 紙 巻 たばこ 製 造 業 ) 21/1/4 住 友 ゴム 工 業 ダンロップスポーツ(212 年 5 月 SRIスポーツより 社 名 変 更 ) 28/4/1 オムロン Omron Europe B.V.(オランダ) 26/3/3 HOYA HOYA-ビジョンケアカンパニー ( 光 学 レンズおよびその 他 光 学 ガラス 製 品 を 製 造 ) Golf Trends SA(Pty)Ltd ( 買 収 後 Srixon Sports South Africa (Pty) Limitedに 社 名 変 更 ) 南 アフリカ 共 和 国 におけるゴルフ 用 品 の 販 売 Power Technologies(Pty)Ltd( 南 アフリカ 共 和 国 電 子 機 器 の 製 造 販 売 ) Yelland Control( 南 アフリカ 共 和 国 センサー コンポーネント コントローラー の 販 売 )( 事 業 購 入 ) Hill Optics (Pty) Ltd ( 南 アフリカ 共 和 国 光 学 機 器 および 光 学 レンズ 製 造 業 ) 2/8/29 ブリヂストン Maxiprest Ltd( 南 アフリカ 共 和 国 タイヤ 再 生 修 理 業 ) 出 所 )Thomson Reuters より 作 成 57

62 図 表 6 日 本 の 在 アフリカ 企 業 買 収 案 件 M&A 案 件 (2 年 以 降 ):サービス 公 表 日 買 収 側 最 終 親 会 社 ( )および 買 収 会 社 ( ) 被 買 収 側 最 終 親 会 社 ( )および 被 買 収 会 社 ( ) 211/6/1 日 本 電 信 電 話 Internet Solutions (Pty) Ltd( 南 アフリカ) Synaq (Pty) Ltd ( 南 アフリカ 中 小 企 業 向 け 等 アプリケーションサービス 事 業 ) 21/11/3 VTホールディングス(ディーラー 事 業 レンタカー 事 業 及 び 自 動 車 の 輸 出 事 業 からなる 自 動 車 販 売 関 連 事 業 を 主 な 事 業 内 容 とする) トラスト( 中 古 車 輸 出 事 業 及 びレンタ カー 事 業 を 行 う) Absolut Motor Distributors ( 南 アフリカ 共 和 国 自 動 車 卸 売 業 ( 二 輪 自 動 車 を 含 む)) Western Breeze Trading 23 ( 南 アフリカ 共 和 国 自 動 車 卸 売 業 ( 二 輪 自 動 車 を 含 む)) 21/9/1 豊 田 通 商 Barloworld Ltd( 南 アフリカ 共 和 国 建 設 機 械 採 鉱 ( 石 油 を 除 く) 機 械 卸 売 業 ) Subaru Southern Africa(Pty)Ltd ( 南 アフリカ 共 和 国 自 動 車 小 売 業 ( 新 車 および 中 古 車 )) 21/7/15 日 本 電 信 電 話 Dimension Data Holdings PLC ( 南 アフリカ 法 人 向 けICTソリューション 事 業 ) 28/6/25 住 友 商 事 Oresteel Investments(Pty)Ltd ( 南 アフリカ 共 和 国 鉱 山 会 社 Assmang 社 ( 鉄 鉱 石 マンガン 鉱 石 )の 間 接 持 株 会 社 ) Old Murual 社 ( 南 アフリカ 共 和 国 及 びロント ン 上 場 の 大 手 生 保 ) 及 びAssmang 社 創 業 家 一 族 27/7/23 東 芝 Westinghouse Electric Co LLC( 米 国 ) IST Holdings(Pty)Ltd( 南 アフリカ 共 和 国 エンジニアリング サービス) IST Nuclear ( 南 アフリカ 共 和 国 電 気 サービス 業 : 原 子 力 発 電 所 メンテナンス サービス) 25/11/17 商 船 三 井 AP Moller-Maersk A/S(デンマーク 外 航 貨 物 海 運 業 ) P&O Nedlloyd-Liner Businessからの 欧 州 / 南 アフリカ 共 和 国 コンテナ 航 路 事 業 の 営 業 権 を 取 得 出 所 )Thomson Reuters より 作 成 図 表 61 日 本 の 在 アフリカ 企 業 買 収 案 件 M&A 案 件 (2 年 以 降 ): 資 源 関 連 公 表 日 買 収 側 最 終 親 会 社 ( )および 買 収 会 社 ( ) 被 買 収 側 最 終 親 会 社 ( )および 被 買 収 会 社 ( ) 212/8/21 国 際 石 油 開 発 帝 石 INPEX Angola Block 14 Ltd.(アンゴラ 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) Angola Block 14 B.V.(アンゴラ 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) 株 式 49.99% 分 を 取 得 211/6/3 伊 藤 忠 商 事 ITC Platinum Development Ltd( 英 国 その 他 の 持 株 会 社 ( 金 融 )) Ivanhoe Capital Corp(カナダ その 他 の 持 ち 株 会 社 ( 金 融 )) Beales Ltd( 英 領 バージン 諸 島 その 他 の 持 ち 株 会 社 ( 金 融 )) 21/8/25 国 際 石 油 開 発 帝 石 SOCO EPC(コンゴ 民 主 共 和 国 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) Nganzi Blockに 関 する2%の 参 加 権 益 を 取 得 21/7/15 三 井 物 産 Mitsui E&P Middle East BV(オランダ 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) World Bank( 米 国 ) Meleiha,Meleiha Deep,Razzak(エジプト 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) 21/1/8 日 本 政 府 石 油 天 然 ガス 金 属 鉱 物 資 源 機 構 Platinum Australia Ltd(オーストラリア 金 属 採 鉱 (その 他 の 金 属 鉱 石 )) Stellex North Project( 南 アフリカ 共 和 国 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) 28/6/1 三 井 物 産 Rovuma Offshore Area 1(モザンビーク 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) 27/4/4 伊 藤 忠 商 事 シエコナミビアオイルアンドガス( 日 本 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) Kudu Gas Field(ナミビア 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) Tullow Oil 国 営 石 油 会 社 Namcorと 共 同 保 有 するガス 田 26/8/31 双 日 Improved Petroleum Recovery {IPR} ( 米 国 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) IPR Transoil Corporation(IPRが 保 有 するエジプトの 原 油 権 益 ) 25/8/11 住 友 商 事 Dynatec Corporation (カナダ 鉱 山 精 錬 技 術 サービス) Ambatovy Nickel Project(マダガスカル ニッケル コバルト 鉱 石 ) 25/6/6 三 井 物 産 CMS Energy Corp( 米 国 電 気 とその 他 公 益 事 業 ( 電 力 )) CMS Energy-Equatorial Guinea( 赤 道 ギニア 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) 25/6/6 丸 紅 CMS Energy Corp( 米 国 電 気 とその 他 公 益 事 業 ( 電 力 )) CMS Energy-Equatorial Guinea( 赤 道 ギニア 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) 25/6/1 阪 和 興 業 Kermas Group(クロムをメインとした 投 資 会 社 製 造 会 社 ) Kermas South Africa( 南 アフリカ 共 和 国 その 他 の 金 属 鉱 石 ) 21/3/19 帝 国 石 油 帝 石 アルジェリア 石 油 (アルジェリア 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) ENI SpA(イタリア 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) AGIP Algeria Exploration B.V.(アルジェリア 原 油 および 天 然 ガス 鉱 業 ) アルジェリア 陸 上 222/b 鉱 区 に 関 する2%の 参 加 権 益 を 取 得 出 所 )Thomson Reuters より 作 成 58

63 ( 参 考 )アフリカにおけるビジネスのしやすさ 世 界 銀 行 は 185 カ 国 地 域 を 対 象 に 各 国 のビジネスのしやすさをランキング 形 式 に て 紹 介 した Doing Business を 公 表 している 本 資 料 によれば モーリシャスや 南 アフ リカ チュニジアなどは 日 本 との 貿 易 額 が 多 い 国 と 比 較 してもビジネスがしやすい 国 といえる なお 次 ページでは アフリカの 国 ごとに ビジネスのしやすさを 起 業 建 設 許 可 取 得 電 力 事 情 登 記 信 用 取 得 投 資 家 保 護 納 税 越 境 貿 易 契 約 履 行 清 算 の 観 点 から 整 理 している 図 表 62 各 国 におけるビジネスのしやすさランキング ランク 国 名 ランク 国 名 ランク 国 名 ランク 国 名 1 シンガポール 51 モンテネグロ 11 マーシャル 諸 島 151 マリ 2 香 港 52 ルワンダ 12 マルタ 152 アルジェリア 3 ニュージーランド 53 セントルシア 13 パラグアイ 153 ブルキナファソ 4 米 国 54 ハンガリー 14 パプアニューギニア 154 ウズベキスタン 5 Denmark 55 ポーランド 15 ベリーズ 155 ボリビア 6 ノルウェー 56 ルクセンブルク 16 ヨルダン 156 トーゴ 7 英 国 57 サモア 17 パキスタン 157 マラウィ 8 韓 国 58 ベラルーシ 18 ネパール 158 コモロ 9 グルジア 59 ボツワナ 19 エジプト 159 ブルンジ 1 オーストラリア 6 フィジー 11 コスタリア 16 サントメプリンシペ 11 フィンランド 61 パナマ 111 パラオ 161 カメルーン 12 マレーシア 62 トンが 112 ロシア 162 赤 道 ギニア 13 スウェーデン 63 アンティグア バーブーダ 113 エルサルバドル 163 ラオス 14 アイスランド 64 ガーナ 114 ガイアナ 164 スリナム 15 アイルランド 65 Czech Republic 115 レバノン 165 イラク 16 台 湾 66 ブルガリア 116 ドミニカ 共 和 国 166 セネガル 17 カナダ 67 アゼルバイジャン 117 キリバス 167 モーリタニア 18 タイ 68 ドミニカ 118 イエメン 168 アフガニスタン 19 モーリシャス 69 トリニダード トバゴ 119 ニカラグア 169 東 ティモール 2 ドイツ 7 キルギス 12 ウガンダ 17 ガボン 21 エストニア 71 トルコ 121 ケニア 171 ジブチ 22 サウジアラビア 72 ルーマニア 122 カーボベルデ 172 アンゴラ 23 マケドニア 73 イタリア 123 スワジランド 172 ジンバブエ 24 日 本 74 セーシェル 124 アルゼンチン 174 ハイチ 25 ラトビア 75 セントビンセント グレナディーン 125 ホンジュラス 175 ベナン 26 アラブ 首 長 国 連 邦 76 モンゴル 126 ボスニア ヘルツェゴビナ 176 ニジェール 27 リトアニア 77 バハマ 127 エチオピア 177 コートジボワール 28 スイス 78 ギリシャ 128 インドネシア 178 ギニア 29 オーストリア 79 ブルネイ 129 バングラディシュ 179 ギニアビサウ 3 ポルトガル 8 バヌアツ 13 ブラジル 18 ベネズエラ 31 オランダ 81 スリランカ 131 ナイジェリア 181 コンゴ 民 主 共 和 国 32 アルメニア 82 クウェート 132 インド 182 エリトリア 33 ベルギー 83 モルドバ 133 カンボジア 183 コンゴ 共 和 国 34 フランス 84 クロアチア 134 タンザニア 184 チャド 35 スロベニア 85 アルバニア 135 ヨルダン 川 西 岸 地 区 185 中 央 アフリカ 共 和 国 36 キプロス 86 セルビア 136 レソト 37 チリ 87 ナミビア 137 ウクライナ 38 イスラエル 88 バルバドス 138 フィリピン 39 南 アフリカ 89 ウルグアイ 139 エクアドル 4 カタール 9 ジャマイカ 14 シエラレオネ 41 プエルトリコ 91 中 国 141 タジキスタン 42 バーレーン 92 ソロモン 諸 島 142 マダガスカル 43 ペルー 93 グアテマラ 143 スーダン 44 スペイン 94 ザンビア 144 シリア 45 コロンビア 95 モルディブ 145 イラン 46 スロバキア 96 セントクリストファー ネイビス 146 モザンビーク 47 オマーン 97 モロッコ 147 ガンビア 48 メキシコ 98 コソボ 148 ブータン 49 カザフスタン 99 ベトナム 149 リベリア 5 チュニジア 1 グレナダ 15 ミクロネシア 出 所 ) 世 界 銀 行 Doing Business213 より 作 成 59

64 総 合 図 表 63 アフリカ 各 国 におけるビジネスのしやすさランキング 国 名 起 業 建 設 許 可 取 得 電 力 事 情 登 記 信 用 取 得 投 資 家 保 護 納 税 越 境 貿 易 契 約 履 行 清 算 19 モーリシャス 南 アフリカ チュニジア ルワンダ ボツワナ ガーナ セーシェル ナミビア ザンビア モロッコ エジプト ウガンダ ケニア カーボベルデ スワジランド エチオピア ナイジェリア タンザニア レソト シエラレオネ マダガスカル スーダン モザンビーク ガンビア リベリア マリ アルジェリア ブルキナファソ トーゴ マラウィ コモロ ブルンジ サントメプリンシペ カメルーン 赤 道 ギニア セネガル モーリタニア ガボン ジブチ アンゴラ ジンバブエ ベナン ニジェール コートジボワール ギニア ギニア-ビサウ コンゴ 民 主 共 和 国 エリトリア コンゴ 共 和 国 チャド 中 央 アフリカ 共 和 国 内 訳 出 所 ) 世 界 銀 行 Doing Business213 より 作 成 6

65 4.5.アフリカにおける 物 流 の 現 状 現 在 アフリカへの 進 出 を 果 たす 日 本 企 業 が 増 えているが 実 際 の 進 出 先 は 日 本 企 業 のアフリカ 進 出 事 例 で 紹 介 したとおり 実 に 多 様 である 一 般 的 には 生 産 拠 点 や 市 場 言 語 や 宗 教 2 などから 進 出 先 を 選 定 する 企 業 が 多 いが 物 流 も 進 出 に 際 しての 重 要 な 要 件 となっている 次 は アフリカの 港 のうち 取 扱 量 の 多 い 上 位 12 港 である アフリカで 取 扱 量 の 多 い 港 は 北 部 が ポートサイド(エジプト 取 扱 量 347 万 TEU: 世 界 33 位 ) 南 部 が ダ ーバン( 南 アフリカ 同 253 万 TEU: 世 界 48 位 )である ポートサイド の 場 合 規 模 としては 東 京 ( 同 428 万 TEU: 世 界 25 位 ) には 及 ばないものの 横 浜 ( 同 328 万 TEU: 世 界 36 位 ) 以 上 であり ダーバン の 場 合 神 戸 ( 同 257 万 TEU: 世 界 45 位 ) 名 古 屋 ( 同 255 万 TEU: 世 界 46 位 ) と 同 程 度 の 規 模 の 取 扱 量 を 誇 る 21 図 表 64 アフリカの 主 要 港 ( 単 位 :TEU ( ) 内 は 世 界 の 都 市 における 順 位 ) Tangier 2,58,43 (58) Rades 423,817 (179) Damietta 1,96,52 (93) Port Said 3,474,792 (33) Las Palmas 1,113,262 (91) Sokhna 67,18 (136) Djibouti 6, (137) Mombasa Abidjan 53, (149) Dar es Salaam 49,517 (181) 696, (123) Cape Town 697,18 (122) Durban 2,529,29 (48) 出 所 )NATIONAL CONTAINER COMPANY CONTAINERISATION INTERNATIONAL Yearbook212 より 作 成 2 参 考 資 料 に 各 国 の 使 用 言 語 各 国 の 宗 教 を 掲 載 している 21 TEU は コンテナ 船 の 積 載 能 力 を 示 す 単 位 である 1TEU が 2 フィートコンテナ 1 個 分 に 相 当 する 61

66 貿 易 物 流 の 効 率 性 については 世 界 銀 行 によってランク 付 けされているが 南 アフリ カ は 先 進 国 と 比 較 しても 遜 色 が 無 いほど 貿 易 物 流 が 効 率 的 に 行 われていると 評 価 されている また チュニジア モロッコ エジプトなども 東 南 アジアを 始 めとする 日 本 の 主 要 貿 易 相 手 国 と 同 程 度 の 貿 易 物 流 の 効 率 性 が 確 保 されている 図 表 65 貿 易 物 流 の 効 率 性 を 表 す 指 標 LPI 国 ランク 国 名 LPIスコア ランク 国 名 LPIスコア ランク 国 名 LPIスコア 1 シンガポール スロバキア カンボジア 香 港 フィリピン ヨルダン フィンランド ベトナム ジンバブエ ドイツ ルーマニア モルディブ オランダ ボスニア ヘルツェゴビナ ホンジュラス デンマーク ウルグアイ カメルーン ベルギー エジプト ブータン 日 本 リトアニア ガーナ 米 国 インドネシア ラオス 英 国 ペルー セネガル オーストリア パナマ ベネズエラ フランス オマーン イラン スウェーデン イエメン パラグアイ カナダ コロンビア サントメ プリンシペ ルクセンブルク エストニア ギニア スイス ウクライナ アゼルバイジャン アラブ 首 長 国 連 邦 ベナン ウズベキスタン オーストラリア ボツワナ ガンビア 台 湾 ギリシャ リベリア スペイン クウェート モンテネグロ 韓 国 パキスタン ナイジェリア ノルウェー モーリシャス ケニア 南 アフリカ マラウイ フィジー イタリア グアテマラ ジャマイカ アイルランド セルビア アルジェリア 中 国 ラトビア ソロモン 諸 島 トルコ グルジア モーリタニア ポルトガル アルバニア パプアニューギニア マレーシア エクアドル ミャンマー ポーランド バハマ キルギス ニュージーランド スリランカ ガボン アイスランド コスタリカ モルドバ カタール コートジボワール ガイアナ スロベニア マダガスカル ブルキナファソ キプロス ドミニカ アフガニスタン ブルガリア カザフスタン タジキスタン サウジアラビア ニジェール リビア タイ タンザニア アンゴラ チリ ナミビア ルワンダ ハンガリー ボリビア モンゴル チュニジア ベラルーシ エチオピア クロアチア シリア レソト マルタ エル サルバドル コンゴ 民 主 共 和 国 チェコ ギニア ビサウ キューバ ブラジル ロシア イラク インド レバノン コモロ メキシコ トーゴ エリトリア バーレーン 中 央 アフリカ スーダン アルゼンチン マケドニア コンゴ 共 和 国 モロッコ アルメニア シエラレオネ ネパール チャド ハイチ ジブチ ブルンジ 1.61 出 所 )Connecting to Compete 212: Trade Logistics in the Global Economy 22 The Logistics Performance Index (LPI)は 143 カ 国 における 国 際 物 流 専 門 業 者 ( 約 1, 社 )に 対 し 通 関 手 続 きの 効 率 性 や 貿 易 物 流 のインフラ 状 況 サービスの 質 などについてアンケートを 行 い その 結 果 を 5 段 階 で 評 価 している 世 界 155 カ 国 の 貿 易 物 流 のパフォーマンスを 比 較 することが 可 能 62

67 荷 揚 げされたコンテナは 陸 上 輸 送 に 切 り 替 わるが アフリカの 各 地 域 によって 輸 送 形 態 は 異 なる まず 南 部 アフリカ 地 域 では コンテナ 輸 送 のほとんどがダーバン 港 で 荷 揚 げされた あと ヨハネスブルグ 近 郊 の 物 流 拠 点 に 集 められ ジンバブエ マラウイ ザンビアな どの 南 部 アフリカ 近 隣 国 に 昼 夜 を 問 わずトラックにて 輸 送 される 目 的 地 で 荷 を 下 ろし たトラックには 近 隣 諸 国 で 採 取 される 天 然 資 源 や 農 産 物 を 載 せ 南 アフリカに 戻 って くるというサイクルが 構 築 されており 物 流 インフラは 比 較 的 整 備 されている 状 況 であ る また 南 アフリカには 大 手 や 中 小 の 運 送 業 者 が 多 数 おり サービスに 優 れたロジス ティック 業 者 を 利 用 できる 可 能 性 は 高 い 一 方 東 部 アフリカでは 滞 船 が 常 態 化 しており 港 の 管 理 運 用 に 関 する 問 題 も 指 摘 されている 今 後 は 物 的 人 的 なインフラ 整 備 が 期 待 されるところである ただし ケニアのモンバサ 港 やタンザニアのダルエスサラーム 港 からの 輸 送 ではトラック 23 が 物 流 の 中 心 となっており 国 内 においても 一 定 程 度 の 物 流 網 が 構 築 されている 日 本 イ ンド 東 南 アジアで 製 造 された 商 品 や 部 品 の 納 入 にも 活 用 が 期 待 される また 例 えば タンザニアでは 近 隣 国 への 物 流 にインド 系 ディストリビューターを 活 用 するなど 印 僑 による 物 流 が 注 目 されつつある さらに 同 国 では 日 本 人 による 通 関 免 許 の 取 得 がなさ れるなど 日 本 企 業 にとって 利 用 しやすい 環 境 も 整 い 始 めている 西 部 アフリカでは 物 流 業 界 が 発 達 しておらず 大 手 のスーパーなどでは 物 流 を 自 ら 実 施 しているところが 多 い ナイジェリアを 中 心 に 周 辺 国 へ 輸 出 している 日 系 消 費 財 メー カーでも 独 自 の 流 通 経 路 を 構 築 し トラックに GPS を 付 し 商 品 管 理 を 行 うなど 徹 底 した 対 応 を 行 っている アジアとは 異 なり 各 国 に 拠 点 を 有 することが 難 しいアフリカでのビジネス 展 開 は 地 域 の 拠 点 から 近 隣 諸 国 をカバーするという 方 法 をとらざるを 得 ず 越 境 物 流 を 確 保 す ることは 極 めて 重 要 である 自 社 で 新 しく 物 流 網 を 構 築 する 物 流 業 者 を 利 用 する 既 に 確 立 している 商 流 にのせるなど 様 々な 対 応 を 総 合 的 に 考 えていく 必 要 がある 23 日 本 車 と 同 じ 右 ハンドル 自 動 車 による 大 量 の 物 流 が 行 われている 63

68 4 6 活性化する経済共同体 日本企業のアフリカ進出に際して 経済共同体の動向もひとつのポイントとなる 先述のとおり アフリカの市場は確かに成長著しいが 国単位で捉えた場合 その規 模は必ずしも大きいとは言えないのが実状である しかし 今後 経済共同体がひとつ の市場として成立すれば 十分な経済規模を有する市場となり 企業も地域をひとつの 市場として捉えていくことが可能になり 点から面 へと 事業展開が容易になるとい える 現在 地域ごとに経済共同体が作られており 一部の経済共同体では機能強化に向け 検討が本格化しつつある また 将来的には 域内関税の撤廃や 制度調和による非関 税障壁の撤廃の実現なども期待されているところである 今後 アフリカの進出に際し て どこの国に拠点を配置するかも事業成功の重要なポイントになるといえる 図表 66 各経済共同体の範囲 CEN-SAD AMU Morocco Tunisia Algeria Libya Western Sahara Cape Verde COMESA Egypt Mauritania Mali Senegal Gambia Guinea-Bissau Guinea Niger ECCAS Chad Sudan Eritrea IGAD Burkina Faso Djibouti Benin South Sudan Nigeria Ethiopia Togo Sierra Leone (Republic of Cote d'ivoire Central AfricanSouth Sudan) Ghana Liberia CameroonRepublic ECOWAS Somalia Equatorial Guinea Uganda Kenya Rwanda Sao Tome' and Principe Gabon Democratic Republic of the Congo Republic of the Congo EAC Burundi Tanzania Seychelles Comoros Angola Zambia Malawi Zimbabwe Mozambique Namibia Botswana Madagascar Swaziland South Africa Lesotho SADC 64 Mauritius

69 東南アフリカ市場共同体 COMESA 西アフリカ諸国経済共同体 ECOWAS 南部アフリカ開発共同体 SADC 東アフリカ共同体 EAC アラブ マグレブ連合 AMU 中部アフリカ諸国経済共同体 ECCAS サヘル サハラ諸国国家共同体 CEN-SAD/COMESSA 東アフリカ政府間開発機構 IGAD 出所 各種資料より作成 図表 67 代表的な経済共同体 代表的な経済共同体の規模24 国名 23カ国 ベナン ブルキナファソ 中央アフリカ チャド コートジボ サヘル サハラ諸国国家共同体 ワール ジブチ エジプト エリトリア ガンビア ガーナ ギニ アビサウ リベリア リビア マリ モロッコ ニジェール ナイ CEN-SAD/COMESSA ジェリア セネガル シエラレオネ ソマリア スーダン トー ゴ チュニジア 人口 域内GDP 4.9億人 8,61億ドル 東南アフリカ市場共同体 COMESA 19カ国 ブルンジ コモロ コンゴ民主共和国 ジブチ エジプト エリトリア エチオピア ケニア リビア マダガスカル マラウイ モーリシャス ルワンダ セーシェル スーダン スワジランド ウガンダ ザンビア ジンバブエ 4.4億人 5,8億ドル 西アフリカ諸国経済共同体 ECOWAS 15カ国 ベナン ブルキナファソ カーボベルデ コートジボワール ガンビア ガーナ ギニア ギニアビサウ リベリア マリ ニジェール ナイジェリア セネガル シエラレオネ トーゴ 3.億人 3,72億ドル 南部アフリカ開発共同体 SADC 15カ国 アンゴラ ボツワナ コンゴ民主共和国 レソト マダガスカル マラウイ モーリシャス モザンビーク ナミビア セーシェル 南アフリカ スワジランド タンザニア ザンビア ジンバブエ 2.7億人 6,58億ドル 東アフリカ政府間開発機構 IGAD 7カ国 ジブチ エリトリア エチオピア ケニア ソマリア スーダン ウガンダ 2.2億人 1,51億ドル 東アフリカ共同体 EAC 5カ国 ブルンジ ケニア ルワンダ ウガンダ タンザニア 1.4億人 84億ドル 中部アフリカ諸国経済共同体 ECCAS 1カ国 アンゴラ ブルンジ カメルーン 中央アフリカ チャド コンゴ 共和国 コンゴ民主共和国 赤道ギニア ガボン サントメプ リンシペ 1.4億人 2,1億ドル アラブ マグレブ連合 AMU 代表的な経済共同体 5カ国 国名 アルジェリア リビア モーリタニア モロッコ チュニジア.9億人 人口 3,83億ドル 域内GDP 南部アフリカ関税同盟 SACU 5カ国 ボツワナ レソト ナミビア 南アフリカ スワジランド.6億人 4,454億ドル 域内 GDP は参考値 24 参考資料に 日本企業にとって関心の高い経済共同体の概要 歴史を掲載している なお SACU は関 税同盟であるが 昨今動きが活発化していることから併せて掲載している 65

70 最 近 の 動 向 1EAC のビジネス 利 用 の 可 能 性 アフリカ 域 内 においても 地 域 貿 易 協 定 の 発 展 が 進 んでいる 地 域 経 済 同 盟 の 進 展 に よりビジネス 環 境 の 改 善 が 図 られ 日 本 企 業 にとっても 有 望 な 市 場 が 誕 生 しつつある ここでは アフリカ 域 内 において 特 に 発 展 が 期 待 される EAC について そのビジネス 利 用 の 可 能 性 を 以 下 にまとめる ケニア タンザニア ウガンダ ルワンダ ブルンジの 5 カ 国 が 加 盟 する 東 アフリカ 共 同 体 は 域 内 の 貿 易 自 由 化 促 進 のために 25 年 に 関 税 同 盟 への 移 行 がスタートし 21 年 までに 一 部 例 外 を 除 き 域 内 関 税 の 撤 廃 対 外 共 通 関 税 の 導 入 域 内 共 通 の 原 産 地 規 則 の 導 入 が 実 現 した また 関 税 ルール 以 外 にもモノや 人 の 自 由 な 域 内 移 動 を 目 指 す 共 通 市 場 への 移 行 も 宣 言 されており 実 際 にケニアの 空 港 においては EAC に 加 盟 する 国 の 人 専 用 のゲートが 設 けられるなど その 発 展 を 目 にすることができる 将 来 的 には 政 治 統 合 をも 目 標 にしており さらなる 統 合 が 期 待 されている しかしながら 汚 職 運 用 上 の 問 題 や 担 当 官 の 解 釈 の 相 違 など 非 関 税 障 壁 の 存 在 も 指 摘 されており それらの 解 消 が 課 題 となっている 実 際 のビジネスにおける 利 用 事 例 では 地 場 製 造 業 が % 関 税 を 利 用 し 域 内 への 輸 出 を 進 めている 事 例 が 見 受 けられる 日 本 の 製 造 業 にとっても 例 えば 沿 岸 国 での 製 造 ( 原 材 料 :% 関 税 中 間 財 :1% 関 税 )と 域 内 への 販 売 といった 活 用 方 策 も 検 討 に 値 する (EAC に 関 する 企 業 ヒアリング) <Brookside Dairy> ケニアの 乳 製 品 製 造 販 売 業 者 である Brookside Dairy 社 では EAC 域 内 への 乳 製 品 の 輸 出 を 行 って いる 関 税 の 撤 廃 により タンザニア 向 け 輸 出 は 25%から %に ウガンダ 向 け 輸 出 は 1%から % になり 大 きなコスト 上 のメリットを 享 受 している <Kenya Vehicle Manufacturers Limited> ケニアの 自 動 車 組 み 立 て 企 業 である Kenya Vehicle Manufacturers Limited 社 では 取 引 先 企 業 が 輸 入 した 自 動 車 部 品 をもとに 組 み 立 てを 行 い ケニア 域 内 のほかタンザニアやウガンダに 輸 出 を 行 って いる 完 成 品 を 輸 出 する 際 には 域 内 関 税 撤 廃 のメリットを 受 けている 一 方 で 部 品 の 輸 出 の 際 には 原 産 地 規 則 の 問 題 や 担 当 官 によって 規 則 の 解 釈 が 異 なりメリットを 享 受 できない 場 合 もあ り 定 められた 制 度 やルールが 実 際 に 機 能 するかが 重 要 な 点 となる <Bakhresa Food Products Ltd.> タンザニアの 食 品 メーカーである Bakhresa Food Products Ltd. 社 ではアイスクリームやジュース の 製 造 販 売 輸 出 を 行 っている 域 内 統 合 に 伴 い 輸 出 先 での 基 準 認 証 が 不 要 となり 輸 出 手 続 き の 効 率 化 を 果 たすことができた 一 方 で 通 関 に 必 要 以 上 の 時 間 が 掛 かるなどの 問 題 もあり その 解 決 を 期 待 している (ジェトロ 東 アフリカ 共 同 体 (EAC)の 域 内 統 合 の 進 展 と 企 業 動 向 より 作 成 ) 66

71 ②COMESA EAC SADC による三者サミットの進展 28 年 1 月に COMESA EAC SADC 加盟国による三者サミットがウガンダ カン パラ にて開催され 各国の代表やアフリカ開発銀行 アフリカ連合 国連 アフリカ 経済委員会などが出席した 本サミットの目的は 三者間における貿易促進やインフラ 開発分野での調和を目指し アフリカ大陸の経済統合を加速し アフリカ連合 AU の 目標に貢献することである 本タスクフォースのリードドナーは英国国際開発省 DFID であり DFID は財政的 技術的 制度的な支援を行う その後 211 年にも会合が開催され 今後のスケジュールが以下のように取り決めら れたところである 将来的にこれらの取組が実現されれば北部から南部における貿易 投資が促進されることが期待される 図表 68 テーマ MOU 締結 取組 COMESA-EAC-SADC Tripartite のスケジュール25 アウトプット 三者による MOU の サインされた MOU 署名 責任者 REC 議長 期限 211 年 1 月ま で T-FTA 交渉 三 者 間 の 閣 僚 委 員 原則やプロセス 制度的枠組みの承 本タスクフォース 211 年 5-6 月 開始のため 会 理事会 サミッ 認 交渉のためのタイムフレームと を支援する加盟国 まで の政策会議 ト ロードマップの承認 FTA 交渉と署 名を付した宣言の公式発表 包括的 なキャンペーンの開始 事前交渉の 準備フェーズ 準備 交渉 適用国の関税及び貿易データ 対策 本タスクフォース 6~12 ヶ月間 などの情報交換 手続規則の採択 を支援する加盟国 交渉スケジュールの採択 モニタリ ングと評価メカニズムの確立 など フェーズ 1 の交渉開 貿易物品に関する協定 始 完了 本タスクフォース ヶ月間 を支援する加盟国 ビ ジ ネ ス パ ー ソ ン ビジネスパーソンの移動に関する協 本タスクフォース ヶ月間 の移動に関する交 定 を支援する加盟国 渉開始 完了 FTA 交 渉 のフェー 改訂版ロードマップ ズ 1 のレビュー 閣僚理事会 フェーズ 2 の ビル アジェンダの交渉が開始すること トイン アジェンダ の交渉開始 本タスクフォース フェーズ 1 完 を支援する加盟国 了後 FTA 協定の 三者間サミット 発行効力発 生 貿易物品に関する FTA 協定がサミ 加盟国 ットで承認され 加盟国で署名され ること 取組状況の モ ニ タ リ ン グ と 評 モニタリングと評価 モニタリン 価 グ 継続 フェーズ 1 終 了まで 検討されたモニタ 継続 リングと評価レポ ート 出所 COMESA-EAC-SADC Tripartite ホームページより作成

72 3 関 税 同 盟 の 活 発 化 最 近 では SACU の 取 組 も 活 発 化 している SACU は 世 界 最 古 の 関 税 同 盟 であり イギ リスと 植 民 地 の 間 で 締 結 された 関 税 同 盟 条 約 (1889 年 )が 元 となっている その 後 191 年 に 現 在 の SACU の 活 動 の 基 本 ができ 貿 易 における 地 域 協 力 を 通 じ 経 済 発 展 を 促 進 することを 最 大 の 目 標 としていた 現 在 では 新 たなビジョン ミッションが 掲 げられ ており 地 域 統 合 開 発 産 業 経 済 の 多 様 化 域 内 貿 易 投 資 の 拡 大 地 域 発 展 のニ ーズを 満 たすための 一 貫 性 / 調 和 性 のある 経 済 細 作 の 構 築 雇 用 創 出 と 貧 困 削 減 のため の 持 続 可 能 な 経 済 成 長 と 発 展 の 促 進 透 明 で 民 主 的 な 制 度 やプロセスの 開 発 などが 明 文 化 されている また その 実 現 に 向 けた 活 動 も 積 極 的 に 行 われており 213 年 にも 合 計 11 回 の 会 議 が 実 施 される 予 定 である 26 図 表 69 SACU の 構 成 と 213 年 の 活 動 213 年 1 月 22 日 -24 日 SACU 委 員 戦 略 トリート(レソト) 213 年 2 月 19 日 -21 日 SACU シニア 貿 易 産 業 職 員 (ボツワナ) 213 年 4 月 7 日 -9 日 SACU 委 員 会 (ボツワナ) 213 年 4 月 1 日 SACU 評 議 会 (ボツワナ) 213 年 4 月 12 日 SACU サミット(ボツワナ) 213 年 6 月 24 日 -27 日 SACU 委 員 会 (ナミビア) 213 年 6 月 8 日 -28 日 SACU 評 議 会 (ナミビア) 213 年 9 月 16 日 -19 日 SACU 委 員 会 (スワジランド/レソト) 213 年 9 月 2 日 SACU 評 議 会 (スワジランド/レソト) 213 年 11 月 25 日 -28 日 SACU 委 員 会 (ナミビア) 213 年 11 月 29 日 SACU 協 議 会 (ナミビア) 出 所 )SACU ホームページより 作 成

73 4 拡 大 中 東 北 アフリカ 構 想 による 北 部 アフリカ 市 場 と 中 東 の 連 結 性 24 年 G8 シーアイランド サミットにおいて 拡 大 中 東 北 アフリカ(BMENA) 構 想 が 合 意 された 本 合 意 により 中 東 北 部 アフリカ 地 域 における 政 治 的 経 済 的 社 会 的 分 野 における 自 発 的 な 改 革 努 力 を G8 が 支 援 することとなった また 本 構 想 を 具 体 化 するため 未 来 のためのフォーラム の 設 立 も 合 意 された 212 年 12 月 には 未 来 のためのフォーラム 第 9 回 閣 僚 級 会 合 がチュニジア チュニ スにおいて 開 催 された 会 合 では 中 東 北 部 アフリカ 地 域 及 び G8 パートナー 諸 国 の 閣 僚 や 国 際 機 関 の 代 表 市 民 社 会 団 体 及 び 民 間 セクターの 代 表 が 出 席 中 東 北 部 アフ リカ 地 域 の 政 治 経 済 社 会 の 諸 問 題 につき 議 論 が 行 われ 最 終 宣 言 文 が 採 択 された 24 年 より 未 来 のためのフォーラム では ビジネス 界 との 連 携 の 重 要 性 が 指 摘 さ れているところであるが 212 年 の 最 終 宣 言 文 では 雇 用 機 会 の 拡 大 雇 用 創 出, 民 間 主 導 の 経 済 成 長 が 喫 緊 に 必 要 であることに 同 意 する 民 間 セクター 市 民 団 体, 国 際 機 関 との 連 携 により 官 民 連 携 (PPP)や 起 業 を 促 す 環 境 の 構 築 など 国 主 導 の 改 革 努 力 が 重 要 である 政 府 は 政 策 決 定 の 透 明 化 や 法 整 備 等 を 進 める 必 要 がある 事 業 にかかる 事 務 手 続 きの 簡 素 化 や 中 小 企 業 支 援 などの 取 り 組 みを 歓 迎 する 27 と 記 載 されており 今 後 さらに 具 体 的 な 活 動 が 推 進 されることが 期 待 される BMENA 構 想 の 進 展 により 中 東 北 部 アフリカの 連 結 性 が 高 まり アラブ 首 長 国 連 邦 を 中 心 にすでに 多 くの 日 本 企 業 が 進 出 する 中 東 にあって 中 東 の 延 長 線 として 北 部 アフ リカを 捉 える 日 本 企 業 も 増 えることが 期 待 される

74 5.アフリカに 進 出 した 日 本 企 業 の 成 功 ポイント 日 本 企 業 のアフリカ 進 出 動 向 において 整 理 したとおり 現 在 業 種 を 問 わず 多 くの 日 本 企 業 がアフリカに 進 出 し 成 功 を 収 めている (ケース1) 現 地 法 人 設 立 を 通 じた 販 売 拡 大 ( 資 本 財 ) 機 器 メーカーA 社 は 211 年 に 南 アフリカに 販 売 子 会 社 を 設 立 し 自 社 製 品 の 販 売 を 開 始 した これまでは 中 東 にある 統 括 事 務 所 より 販 売 代 理 店 を 通 じて 商 品 を 流 していたが 距 離 的 に 遠 くハンドリングができない 代 理 店 ではブラン ドの 浸 透 に 繋 がらない との 理 由 で 本 格 的 にアフリカでのビジネスを 進 めるため には 現 地 に 拠 点 を 有 することが 不 可 欠 との 判 断 に 至 った 特 に 代 理 店 を 通 じた 販 売 では 販 売 マージンの 多 寡 により 代 理 店 の 活 動 も 制 限 されるため 欧 米 の 競 合 企 業 と 同 様 若 しくは それ 以 上 の 性 能 や 品 質 を 有 しているにも 拘 わらず ネームブ ランドでは 欧 米 企 業 に 負 けるという 状 況 も 多 い これらの 弱 みを 克 服 するために メーカーによる 直 接 販 売 を 強 調 し ブランドの 浸 透 に 努 めている 販 売 子 会 社 の 運 営 においては 社 員 の 半 数 以 上 を 以 前 の 販 売 代 理 店 の 社 員 より 登 用 することにより 代 理 店 時 代 に 築 いたネットワークを 有 効 活 用 している 特 にネ ームブランドが 浸 透 していないアフリカ 地 域 においては 引 き 合 いを 待 っていても 発 注 が 来 ることはまずなく 既 にクライアントを 有 する 営 業 部 隊 による 顧 客 回 りや A 社 が 強 みを 持 つ 機 能 のスペックインなどの 地 道 な 活 動 が 極 めて 重 要 であり これ らの 活 動 の 基 礎 となる 技 術 的 知 識 を 教 育 するために 日 本 の 本 社 から 技 術 者 を 派 遣 して 営 業 部 隊 の 教 育 を 実 施 している また 同 社 では カスタマーサティスファクションを 高 める 取 り 組 みとして 顧 客 の 社 員 に 対 する 自 社 製 品 の 使 い 方 教 室 の 運 営 や 保 証 期 間 の 延 長 なども 行 っている 特 に 品 質 耐 久 性 に 優 れた 日 本 製 品 に 対 して 保 証 が 使 われることはまずなく 逆 に 他 社 との 比 較 ポイントとして 前 面 に 打 ち 出 している 今 後 は 南 アフリカを 拠 点 として 近 隣 諸 国 への 販 売 拡 大 を 行 っていく 予 定 である 7

75 (ケース2) 現 場 に 根 ざした 製 品 の 販 売 ( 消 費 財 ) 消 費 財 メーカーである B 社 は 西 部 アフリカを 中 心 として 一 般 消 費 者 向 け 商 品 を 販 売 している 大 企 業 である 欧 米 の 大 手 消 費 財 チェーンとは 異 なり 欧 米 の 食 文 化 を 展 開 していくのではなく 現 地 の 文 化 を 分 析 理 解 し 現 地 に 合 わせた 商 品 を 開 発 することが 重 要 であるという 特 に 西 部 アフリカ 地 域 においては B 社 が 提 供 する 商 品 と 西 部 アフリカ 地 域 の 文 化 の 親 和 性 が 高 かったため 地 方 の 小 売 店 におい ても 購 入 できるネットワークの 構 築 とワンコインで 買 える 価 格 に 設 定 した 小 分 け 商 品 の 販 売 で 売 り 上 げを 伸 ばしている 相 対 的 に 所 得 水 準 の 低 い 消 費 者 にも 受 け 入 れられる 要 因 となった またアフリカにおけるビジネス 展 開 には 地 域 戦 略 を 考 える 必 要 性 が 指 摘 されて いるが B 社 は 西 部 アフリカ 地 域 を 南 米 から 統 括 する 方 式 で 事 業 をスタートさせ 一 定 の 売 り 上 げが 確 保 できると 判 断 した 段 階 で 現 地 法 人 の 設 立 を 行 っている 南 米 ではアフリカと 同 様 に 欧 州 の 植 民 地 支 配 を 経 験 し 言 語 や 文 化 なども 日 本 と 比 べる と 南 米 の 方 がアフリカと 親 和 性 が 高 いと 言 われており 南 米 の 製 造 拠 点 や 人 材 の 活 用 も 考 慮 に 値 する B 社 の 事 例 ではないが アフリカのポルトガル 語 圏 でのビジ ネスには ブラジルの 日 系 人 を 活 用 するなどの 事 例 もあり グローバルな 視 点 でア フリカ 地 域 戦 略 を 構 築 していくことが 重 要 である さらに B 社 では 近 年 のアフ リカ 経 済 の 成 長 を 背 景 として ナイジェリア 以 外 の 西 部 アフリカ 仏 語 圏 に 対 するア プローチ 強 化 のためコートジボワールに 拠 点 を 設 立 しており グローバルな 視 点 か らミクロな 視 点 へ 細 分 化 を 実 施 している 物 流 網 が 完 備 されていない 途 上 国 において 一 般 消 費 者 に 商 品 を 浸 透 させていく 取 り 組 みとして 現 地 のスタッフによる 現 物 の 現 金 販 売 ( 三 現 主 義 )を 実 施 し ており アフリカにおいても 数 百 名 におよぶ 営 業 スタッフが 全 国 の 小 売 店 を 行 脚 し 商 品 を 売 り 込 んでいる 在 庫 と 売 り 上 げの 管 理 を 日 々 徹 底 するなどの 取 り 組 みによ り ローカルスタッフによるマーケティングを 上 手 くマネジメントしている 71

76 (ケース3) 産 業 人 材 育 成 への 貢 献 による 受 注 案 件 の 拡 大 ( 資 本 財 ) メーカーの C 社 は 南 アフリカにおいて 一 般 消 費 者 向 け 商 品 の 販 売 と 電 力 や 電 車 などの 公 的 機 関 向 け 商 品 の 販 売 を 実 施 している 南 アフリカにおいては 電 力 や 移 動 インフラなどの 整 備 を 進 めており C 社 としてもこの 商 機 を 逃 さぬよう 対 応 を 進 めている 一 方 で 南 アフリカにおいては アパルトヘイト 政 策 の 反 省 から 黒 人 カラード インド 系 等 を 優 遇 するアファーマティブアクション(BEE 政 策 )が 採 ら れており 公 的 機 関 による 発 注 を 受 ける 際 には 現 地 生 産 を 求 められるなど 日 本 企 業 にとって 対 応 に 苦 慮 する 場 合 がある C 社 が 進 めている 案 件 においても 現 地 化 要 求 がなされており 南 アフリカにおいては 現 地 製 造 企 業 との 協 業 の 元 製 造 を 行 っ ている C 社 は 同 工 場 に 製 造 管 理 スーパーバイザーや 試 験 スーパーバイザーなどの 日 本 人 を 配 置 し 管 理 を 行 っているが 製 造 開 始 当 初 は 現 地 のワーカーの 技 術 レベ ルに 課 題 があり C 社 が 認 める 技 術 レベルを 達 成 するために 各 種 教 育 していく 必 要 があった しかしながら 裏 を 返 せば この 南 アフリカ 政 府 によって 課 されている 課 題 をク リアすることは 競 争 力 になると C 社 は 言 う 今 後 国 内 の 製 造 業 を 強 化 し 輸 出 産 業 を 発 展 させるためにも 産 業 人 材 育 成 は 欠 くことのできない 政 策 の 一 つとな っている この 難 しい 課 題 をクリアできる 企 業 は 尐 なく ライバル 企 業 に 先 駆 けて 産 業 人 材 育 成 を 訴 えていくことが 案 件 受 注 の 鍵 となる 72

77 (ケース4)M&Aによる 事 業 展 開 スピードの 向 上 ( 資 本 財 ) 資 本 財 メーカーである D 社 は 中 国 ASEAN や 中 東 に 拠 点 を 有 する 大 企 業 であ る 同 社 が 所 属 する 業 界 においては 欧 米 企 業 がトップ 集 団 を 形 成 しているが D 社 は 今 後 1 年 で 世 界 一 位 を 目 指 すことを 目 標 としてグローバル 戦 略 を 構 築 している 特 に 欧 米 などの 先 進 国 においては 成 熟 産 業 となっている 事 から 激 しい 競 争 に 曝 さ れ 且 つ 大 きな 成 長 も 利 益 も 期 待 できない 状 況 であるため 新 興 国 攻 略 を 優 先 し ており すでにアジアや 中 東 において 一 定 程 度 のビジネスを 実 施 している 今 回 そ の 地 域 戦 略 の 一 環 として アフリカ 地 域 での 事 業 展 開 を 目 指 し M&A を 実 施 する に 至 った D 社 ではメーカー 向 けの 商 品 を 納 品 する B to B ビジネスのほかに 一 般 消 費 者 向 け 汎 用 製 品 の 販 売 を 行 っており 汎 用 製 品 の 販 売 には マーケティングを 実 施 しブランドを 浸 透 させなければならない ブランドの 確 立 していない 地 域 では ゼロからのスタートで 対 応 出 来 るが 既 に 確 立 している 処 では 買 い 取 る 事 がベスト である 加 えて 当 該 企 業 は 上 場 していたが 資 本 市 場 は 当 該 企 業 所 在 国 の 同 業 界 を 全 アフリカのベースと 考 えず 一 国 だけで 捕 えていた 為 成 熟 産 業 と 見 て 割 安 に 放 置 されていたことと アフリカ 地 域 において 一 からブランドを 浸 透 させていくに は 多 大 な 時 間 を 要 するため 確 立 されているブランドを 取 得 することが 最 も 効 果 的 と 判 断 したためである 買 収 を 実 施 する 際 には 旧 経 営 陣 による 反 対 外 資 による 買 収 反 対 の 機 運 (ナシ ョナリズムの 台 頭 リストラへの 反 感 旧 経 営 陣 と 政 治 家 との 繋 がり) 独 禁 法 へ の 対 応 など 多 くの 問 題 を 抱 えていた これらの 問 題 に 対 しては 最 も 影 響 力 のある 株 主 ( 政 府 系 ファンド)に D 社 が 買 収 する 事 によって 当 該 企 業 が 単 なる 一 国 の 優 良 会 社 から 全 アフリカをカバーする 巨 大 企 業 になり 得 ると 国 全 体 のメリットを 訴 えて 説 得 それによって 大 多 数 の 株 主 も D 社 への 持 株 売 却 を 決 定 更 にメディア を 利 用 し 雇 用 の 維 持 や 社 会 貢 献 の PR 黒 人 弁 護 士 による 政 治 家 との 交 渉 など 適 材 適 所 で 対 応 していくことにより 最 終 的 に 買 収 を 成 功 させることができた また D 社 では 日 本 市 場 も 世 界 の 中 の 一 地 域 として 捉 えているほど 各 地 域 の 独 立 性 を 重 視 している 事 業 を 成 功 させるためには 各 地 域 に 詳 しい 人 材 による 自 立 が 不 可 欠 で あると 考 えており 買 収 後 の 経 営 においても 以 前 より 被 買 収 企 業 に 勤 めていた 人 材 を 活 用 している 欧 米 などの 先 進 国 市 場 に 新 規 に 参 入 していくことは ビジネス 環 境 が 整 備 されて いたとしても 厳 しい 競 争 環 境 に 曝 されることでもある アフリカにおいては 先 進 国 市 場 とは 異 なりライバルが 尐 ないため 企 業 価 値 に 比 して 低 価 格 且 つ 地 域 でブ ランドを 確 立 している 企 業 が 複 数 存 在 している 日 本 企 業 にとっても M&A を 用 い たアフリカ 進 出 は 今 後 の 進 出 形 態 の 一 つとして 大 きくなっていくであろう 特 に 212 年 には 大 手 商 社 によるフランス 系 商 社 の 株 式 取 得 が 発 表 されており 自 社 の 73

78 弱 みを M&A で 買 収 した 企 業 を 通 じて 補 完 ( 地 域 商 品 ターゲット)するなどの 戦 略 を 考 えていく 必 要 がある また 今 後 ライバル 企 業 によるアフリカ 進 出 が 進 め ば 進 むほど 優 良 な 企 業 な 企 業 が 尐 なくなっていくことを 認 識 しなければならない 74

79 (ケース5)メンテナンス 強 化 による 製 品 販 売 の 強 化 ( 資 本 財 ) 機 械 メーカーE 社 は 南 部 アフリカを 中 心 に 5 つの 拠 点 を 保 有 している これま で 南 部 アフリカにおいて 自 社 の 鉱 山 関 連 製 品 を 販 売 しており 製 品 サポート 強 化 の ために 現 地 進 出 を 果 たしている 鉱 山 関 連 製 品 の 場 合 製 品 の 稼 働 率 を 保 証 する 必 要 があるが 製 品 が 故 障 した 場 合 即 座 に 対 応 できるよう 現 地 にスタッフを 配 備 し 機 械 のフルメンテナンスパ ッケージサービスを 提 供 している また 機 械 を 使 用 することによって 部 品 が 摩 耗 务 化 していくため 部 品 修 理 も 必 要 になる 機 器 本 体 やコア 部 品 はそのままに 摩 耗 务 化 した 部 品 のみを 修 理 するケースがある すべてを 交 換 するケースと 比 較 して すぐに 部 品 を 交 換 でき コストも 削 減 できるこという 特 徴 があり 新 たに 南 部 アフリカにおいて 部 品 再 生 工 場 を 建 設 し サービス 強 化 を 進 めている 実 際 メンテナンス 込 みのパッケージ 注 文 があるなど 項 調 に 事 業 が 行 われている また フルメンテナンス 契 約 のために 現 地 に 部 品 再 生 工 場 を 建 てたように 他 国 においても 同 様 の 取 組 を 実 施 することを 想 定 している 75

80 (ケース6) 公 的 機 関 での 導 入 に 向 けたハイレベルでの 働 きかけ( 資 本 財 ) 電 子 機 器 メーカーF 社 は 211 年 1 月 南 アフリカ 共 和 国 に 現 地 法 人 を 設 立 し サブサハラ 地 域 48 カ 国 を 傘 下 の 現 法 と 共 に 統 括 している F 社 は 情 報 通 信 機 器 セキュリティ 関 連 ソリューション 等 ICT 分 野 で 優 れた 技 術 を 有 しており 国 際 的 に 高 い 実 績 を 誇 ってきた 通 信 機 器 においては アフリカ 地 域 でも 約 9 割 の 国 々へ の 納 入 実 績 を 持 つ しかしながら 円 高 の 進 展 による 日 本 製 機 器 の 価 格 競 争 力 低 下 や 中 国 による 国 家 規 模 の 大 型 投 資 プロジェクト( 中 国 開 発 銀 行 の 支 援 ) 等 による 中 国 企 業 の 通 信 イ ンフラ 市 場 席 巻 等 これまでの 日 本 製 のハード ソフトを 持 ち 込 んで 売 るビジネス では 成 長 に 限 界 がある このため 現 地 のサブコンの 活 用 等 を 通 じた 現 地 での 付 加 価 値 向 上 が 課 題 となっている F 社 の 製 品 サービスは 国 民 ID システム 警 察 指 紋 認 証 のセキュリティ 分 野 やテレビ ラジオ 放 送 設 備 郵 便 自 動 仕 分 けシステム 等 政 府 政 府 系 機 関 が 納 入 先 となるケースと 無 線 有 線 通 信 インフラ 海 底 通 信 ケーブル 等 現 地 の 通 信 事 業 者 が 納 入 先 となるケースに 大 別 される 政 府 機 関 が 納 入 先 となるケースでは ある 国 での 導 入 実 績 が 他 国 への 導 入 につな がる 可 能 性 があり このような 機 器 サービス 導 入 の 意 思 決 定 には 政 府 や 公 的 機 関 による 官 民 連 携 が 奏 功 する 場 合 がある 現 地 の 通 信 事 業 者 が 納 入 先 となる 公 共 性 の 高 い 通 信 インフラでは 同 通 信 事 業 者 の 資 金 調 達 が 課 題 となる 場 合 があり 前 述 した 中 国 勢 の 台 頭 に 対 抗 し 得 るスピード 感 のある 民 間 事 業 支 援 官 民 連 携 による 日 本 の 強 みを 活 かした 基 幹 インフラ 整 備 へ の 支 援 等 が 今 後 の 事 業 拡 大 には 不 可 欠 となっている 76

81 (ケース7) 地 域 社 会 と 共 に 成 長 する 事 業 モデル( 資 本 財 ) 輸 送 機 器 メーカーG 社 は ソマリア 南 スーダンを 除 く 全 てのアフリカの 国 地 域 に 販 売 網 を 構 築 している このような 販 売 網 を 構 築 できた 理 由 のひとつが 海 外 市 場 開 拓 事 業 部 の 存 在 である G 社 は 未 開 拓 の 地 であったセネガル モーリタニアにおいて 漁 業 開 発 支 援 を 実 施 これを 契 機 にアフリカにおける 活 動 を 徐 々に 拡 大 し 1991 年 にアフリカを 含 む 新 興 国 専 門 の 開 拓 事 業 部 として 海 外 市 場 開 拓 事 業 部 が 発 足 した スタッフ 全 員 が 新 興 国 に 全 ての 資 源 とエネルギーを 注 ぎ 結 果 を 出 す という 固 い 決 意 のもと に 設 立 されており この 集 中 体 制 が 現 在 のアフリカでのネットワークの 原 動 力 に なっている また アフリカ 市 場 開 拓 において 地 域 に 根 差 した 活 動 こそがビジネスにつなが ると 考 え 国 際 協 力 と 社 会 貢 献 を 重 視 し 志 を 同 じくする JICA などと 積 極 的 に 連 携 しビジネスを 展 開 してきた G 社 は 官 民 連 携 の 先 駆 けとして 事 業 を 実 施 し 社 会 と 共 に 成 長 することを G 社 のコアコンピタンスとしている 具 体 的 には 漁 業 振 興 の 事 例 が 挙 げられるが 当 時 無 動 力 であったアフリカにい かにおいて 船 外 機 を 販 売 することを 考 えたが 船 外 機 の 普 及 と 販 売 拡 大 には 漁 業 全 体 の 発 展 が 不 可 欠 であった そこで 現 地 の 漁 村 に 日 本 の 漁 業 のノウハウを 注 入 するなど アフリカ 漁 業 振 興 に 取 り 組 んできた 現 在 同 社 の 製 品 はアフリカ 市 場 に 深 く 根 付 き 信 頼 性 の 高 い 製 品 として 広 く 認 知 されている 77

82 (ケース8) 現 地 人 材 のマネジメント 強 化 による 生 産 性 向 上 ( 資 本 財 ) 輸 送 機 器 メーカーH 社 は 南 アフリカに 本 社 と 2 つの 工 場 を 有 する 資 本 財 メーカ ーである 2 つの 工 場 は 199 年 代 に 買 収 し その 後 自 社 の 技 術 を 積 極 的 に 導 入 してきた その 結 果 他 企 業 よりも 機 能 に 優 れた 製 品 を 生 産 することが 可 能 となり 現 在 南 アフリカ 拠 点 は 世 界 でも 貴 重 な 生 産 拠 点 へと 変 貌 している 技 術 導 入 のみならず 現 地 従 業 員 に 対 する 丁 寧 なマネジメントの 実 施 も 特 筆 すべ き 取 組 である 南 アフリカでは 一 般 的 に 技 能 員 が 黒 人 マネジメントが 白 人 であ り 一 種 の 壁 が 存 在 しているのが 実 状 である 多 くの 企 業 も 黒 人 の 技 能 員 が や らされている 感 を 持 つこと 経 営 層 に 敵 対 意 識 を 抱 くことをリスクとして 捉 える 傾 向 にある H 社 では これらのリスクを 緩 和 し 仕 事 の 達 成 感 を 与 え 自 発 的 な 改 善 に 対 する 意 識 の 向 上 を 狙 い 様 々な 取 組 みを 推 進 している 例 えば 月 次 生 産 計 画 達 成 時 のインセンティブの 導 入 が 挙 げられる 南 アフリカは 労 働 組 合 が 強 い 国 で あるため 折 衝 に 時 間 を 要 するが インセンティブを 導 入 することによって 個 人 の パフォーマンスをマネジメントすることも 可 能 になる 一 方 で 懲 戒 解 雇 基 準 を 明 確 にするとともに 労 働 組 合 担 当 者 を 置 き 労 働 組 合 との 円 満 なコミュニケーシ ョンを 維 持 するという 取 組 も 行 っている さらに 従 業 員 の 安 定 的 な 通 勤 手 段 の 確 保 のため 様 々なタクシー 会 社 等 と 契 約 をして 従 業 員 の 遅 刻 を 防 いだり 会 社 の 食 堂 の 充 実 を 行 ったりしている 食 堂 の 食 事 が 充 実 しているかどうかも 重 要 なポイントであり 気 を 配 っている 頄 目 の 1 つ である また CSR 活 動 の 実 施 にあたっては 黒 人 白 人 の 区 別 をせずに 地 域 イベントへの 協 賛 寄 付 チャリティ 活 動 を 行 い 一 体 感 を 出 すということにも 取 り 組 んでいる なお 212 年 頃 から 現 地 のマネジメントはできるだけ 現 地 人 に 任 せるという 方 針 を 打 ち 出 し 勤 続 の 長 い 現 地 人 を COO に 登 用 しており 積 極 的 に 現 地 化 を 進 め ている 78

83 (ケース9) 国 際 機 関 への 納 入 を 通 じたマーケットの 拡 大 ( 消 費 財 ) 28 化 学 メーカーI 社 は マラリア 予 防 用 に 殺 虫 剤 を 練 り 込 んだ 糸 を 使 用 した 蚊 帳 を 開 発 し タンザニアの 地 場 企 業 に 技 術 を 供 与 し 製 造 販 売 を 促 進 している I 社 では BOP 階 層 の 人 々を 援 助 の 対 象 として 捉 えるのか(ベース BOP 層 ) そ れともビジネスの 対 象 として 捉 えるのか(トップ BOP 層 )に 応 じて 異 なったア プローチ 方 法 を 採 用 している ベース BOP 層 に 対 しては 国 際 機 関 などが 蚊 帳 を 買 い 上 げ 安 価 でベース BOP 層 へ 提 供 するというスキームを 用 いて 社 会 的 課 題 の 解 決 とビジネスとしての 持 続 性 を 確 保 する 取 り 組 みを 実 施 してきた 一 方 で トッ プ BOP 層 に 対 しては スーパーマーケットなどでの 販 売 を 開 始 している トップ BOP 層 は 自 らお 金 を 払 ってでも 健 康 な 生 活 を 送 りたいと 考 えるようになってき ており CM を 通 じた PR やアフリカを 感 じさせる 配 色 など 消 費 者 の 購 買 意 欲 を 刺 激 するような 方 法 も 取 り 入 れ 販 売 促 進 を 図 っている トップ BOP 層 向 けの 商 品 は 8~13 ドルと 安 くはないが ベース BOP 層 に 対 する 取 り 組 みへの 評 価 や 優 れた 技 術 の 認 知 度 の 向 上 より 差 別 化 を 図 っている 28 経 済 産 業 省 新 中 間 層 獲 得 戦 略 より 作 成 79

84 (ケース1)BOPビジネスによるアフリカ 進 出 化 学 メーカーJ 社 は タンザニア 村 落 部 にて 安 全 な 飲 料 水 給 水 事 業 を 展 開 してい る 本 事 業 は 政 府 開 発 援 助 海 外 経 済 協 力 事 業 委 託 費 による 途 上 国 政 府 への 普 及 事 業 であり 212 年 12 月 5 日 より 事 業 をスタートしている 事 業 のコンセプトは 世 界 中 の 人 々が 安 心 して 生 水 を 飲 めるようにしたい で あり 毎 日 家 庭 に 衛 生 的 な 水 を 販 売 する 取 組 を 進 めている 具 体 的 な 目 標 金 額 は 毎 日 一 家 に 1 リットルの 水 を 提 供 した 場 合 は 1 ヶ 月 で 1US ドル 2 リットル の 水 を 提 供 した 場 合 でも 1 ヶ 月 で 2US ドルと 現 地 の 生 活 水 準 にあわせた 価 格 設 定 を 行 なっている タンザニア 以 外 でもソマリアに 給 水 所 を 設 置 これまで 川 の 水 を 生 活 用 水 にして いた 難 民 キャンプの 人 たちに 衛 生 的 な 水 を 提 供 する 取 組 も 始 めている 8

85 (ケース11) 現 地 販 売 代 理 店 から 見 た 日 本 企 業 ケニア 資 本 の K 社 は 5 年 以 上 前 より 日 本 製 品 を 取 り 扱 ってきた 現 地 販 売 代 理 店 である かつては 日 本 製 品 の 現 地 代 理 店 としてだけの 位 置 づけであったが 代 理 店 時 代 に 発 掘 したパートナー 企 業 を 通 じて 自 社 ブランドの 製 品 販 売 を 開 始 した 現 在 は ケニアでの 販 売 に 限 られているが 経 済 共 同 体 の 動 きによっては ウガン ダやタンザニアなどの 近 隣 諸 国 への 販 売 を 目 指 している また COMESA を 利 用 し てエジプトの 拠 点 で 製 造 されている 商 品 をケニアに 輸 入 するなど 各 種 税 制 優 遇 を 利 用 しながらビジネスを 行 っている これまで 日 本 製 品 に 対 するライバル 企 業 は 尐 なく 品 質 の 高 さをアピールして 高 中 所 得 者 層 向 けに 販 売 を 進 めてきたが 中 国 韓 国 企 業 の 技 術 力 の 向 上 と 圧 倒 的 なマーケティング 力 を 背 景 とした 販 促 活 動 により 日 本 メーカーのプレゼンスは 失 われつつあると 感 じている 韓 国 メーカーなどはスピード 感 を 持 って 新 製 品 の 開 発 を 進 めており スペアパーツを 満 載 したバスで 町 中 を 走 るなどサービス 強 化 だけで なく PR 活 動 にも 注 力 している 日 本 企 業 が 品 質 が No1 にあぐらをかいてい るうちに シェアを 奪 っていった 形 となっている 今 後 日 本 企 業 がケニアにおいてプレゼンスを 回 復 していくためには 1 価 格 と 品 質 を 双 方 から 検 討 し 商 品 に 値 頃 感 を 出 していく 2アフリカは 金 融 が 未 熟 であ るので 新 たな 販 売 金 融 制 度 とセットでの 製 品 販 売 が 必 要 になっていくとする ま ずは アフリカ 市 場 は 小 さい と 決 めつけず 新 しいことを 行 っていく 経 営 努 力 が 重 要 である 81

86 上 記 のケースはほんの 一 例 であるが アフリカは 経 済 人 口 ともに 拡 大 することが 確 実 視 されており 消 費 財 やインフラに 対 する 需 要 も 高 まってくることが 予 想 される こういった 状 況 の 中 4.3. 日 本 のアフリカ 進 出 動 向 において 紹 介 したように 現 在 日 本 企 業 のアフリカ 進 出 が 相 次 いでいるが アフリカ 進 出 に 至 った 背 景 や 目 的 は 企 業 によって 多 種 多 様 である 例 えば 業 界 グローバルナンバー1 を 目 指 す 企 業 は 最 後 のフロンティアであるアフリカマーケットを 獲 得 する 必 要 があり グローバル 戦 略 の 一 地 域 としてアフリカを 捉 え 進 出 している 一 方 今 後 のアフリカ 市 場 の 伸 びを 感 じ ある 程 度 のリスクを 取 りつつも 収 益 源 を 多 様 化 するためにアフリカ 進 出 に 舵 を 切 った 企 業 もある なぜアフリカに 進 出 したのか -その 問 いかけへの 答 えは 多 様 であるが アフリカ 市 場 に 進 出 した 企 業 は すべからく 様 々な 取 組 や 工 夫 を 実 施 し 尐 しでも 成 功 に 近 づけ るための 企 業 努 力 を 絶 えず 行 なっている ここでは 実 際 にアフリカに 進 出 した 日 本 企 業 の 活 動 内 容 を 聞 き 取 りし 成 功 のポイ ントとなった 取 組 を 事 業 実 施 段 階 経 営 リソースなどの 視 点 から 整 理 した 以 下 その 内 容 を 概 説 する 82

87 5.1.アフリカへの 進 出 形 態 アフリカの 進 出 形 態 は 現 地 販 売 代 理 店 との 業 務 提 携 や 現 地 法 人 の 設 立 など 様 々であ るが いち 早 く 現 地 に 進 出 したことこそがアフリカでの 事 業 の 成 功 のポイント という 企 業 は 多 い ここでは 進 出 時 における 成 功 のポイントを 紹 介 する (1) 優 秀 なパートナー 企 業 の 選 定 企 業 単 体 で 事 業 を 実 施 することが 難 しい 場 合 自 社 で 不 足 するリソースを 補 うこと また 可 能 な 限 りリスクを 回 避 することを 目 的 とし 現 地 代 理 店 を 通 じ 製 品 を 販 売 する 取 組 を 行 う 企 業 は 多 い この 場 合 現 地 代 理 店 など 事 業 を 行 う 上 で 関 わりを 持 つ 企 業 パ ートナー の 善 し 悪 しが 事 業 の 成 否 を 決 めると 言 っても 過 言 ではない そのため いか に 信 頼 できる 企 業 と 事 業 を 実 施 し 双 方 にメリットをもたらせることができるかという 点 を 重 視 し 事 業 実 施 前 の 段 階 で 慎 重 にパートナーを 選 定 する 企 業 は 多 い いかに 筋 の 良 いパートナー 企 業 と 協 業 できるかである 資 金 力 があり ビジネス 感 覚 が 共 有 できるパートナー 企 業 を 選 ぶことが 重 要 である( 消 費 財 エジプト) 販 売 網 がしっかりしている 代 理 店 に 選 んでもらったことは 販 拡 において 大 きなアド バンテージとなった 販 売 代 理 店 との 信 頼 関 係 の 構 築 は 重 要 である 隠 すことはしな い 困 ったときには 助 けを 求 める 情 報 も 積 極 的 に 開 示 している 販 売 店 を 訪 問 し 他 愛 もない 話 をすることも 重 要 販 売 店 とのコミュニケーションは 良 いと 感 じている ( 消 費 財 南 アフリカ) 投 資 リスクや 政 治 リスクも 考 慮 すると やはりパートナー 利 用 は 重 要 である( 資 本 財 エジプト) パートナー 企 業 に 対 する 研 修 も 細 かく 行 っている 組 み 立 てひとつとっても 企 業 によ り 方 法 が 異 なるので 技 術 を 教 えた 後 で 他 企 業 に 逃 げられるという 心 配 はない( 資 本 財 エジプト) ショッピングモールの 家 電 売 り 場 では 韓 国 ブランドに 圧 倒 されているかのように 見 えるが 販 売 全 体 の 約 7 割 が 街 の 電 気 屋 さん の 流 通 網 という 昭 和 的 手 法 によ り 韓 国 ブランドとの 熾 烈 な 競 争 に 勝 利 ( 消 費 財 エジプト) (2) 現 地 法 人 の 設 立 による 販 売 拡 大 一 方 これまで 販 売 代 理 店 を 通 じて 商 品 を 流 していたが 距 離 的 に 遠 く 代 理 店 をハ ンドリングができない 代 理 店 ではブランドの 浸 透 に 繋 がらない などの 理 由 から 現 地 に 拠 点 を 設 置 することを 決 める 企 業 も 多 い 特 に 代 理 店 を 通 じた 販 売 では 販 売 マー ジンの 多 寡 により 代 理 店 の 活 動 内 容 が 確 定 するため 欧 米 の 競 合 企 業 と 同 様 若 しくは 83

88 それ 以 上 の 性 能 や 品 質 を 有 しているにも 関 わらず 代 理 店 の 活 動 内 容 で 欧 米 企 業 に 負 け るという 状 況 も 多 い これらの 弱 みを 克 服 するために メーカーによる 直 接 販 売 を 進 める 企 業 も 多 い 代 理 店 での 販 売 では 大 きく 伸 びないので 現 地 法 人 に 切 り 替 えた 代 理 店 ではブラン ドの 浸 透 にもつながらないため メーカーの 直 接 販 売 という 点 が 強 調 できる( 資 本 財 南 アフリカ) (3)M&A による 拠 点 の 確 立 さらに 新 しい 動 きとして M&A も 活 性 化 してきている M&A は 時 間 を 買 うこと という 意 見 が 示 すとおり 既 に 構 築 された 組 織 やノウハウを 一 挙 に 手 に 入 れる 手 法 とい うことができる 特 に 南 アフリカでは アフリカ 全 域 にビジネス 拠 点 を 有 する 地 場 企 業 もおり アフリカ 特 有 の 商 慣 習 に 対 応 するために 必 要 なノウハウも 揃 っている M&A は 現 地 のアセットと 日 本 企 業 が 有 する 技 術 を 融 合 させるスキームであり アフリカにおい てビジネスを 実 施 していく 上 で 今 後 も 有 効 な 手 段 になりうる( 代 理 店 ビジネスから 販 売 会 社 に 業 態 変 更 をした 企 業 においても 代 理 店 を 買 収 するなどの 事 例 も 多 い) これまでは 営 業 部 隊 が 現 地 に 訪 問 し 市 場 調 査 を 行 い 輸 出 販 売 を 行 なっていた が 事 業 のスピード 感 を 高 めるため アフリカの 中 で 先 進 しておりインフラも 整 備 さ れている 南 アフリカの 会 社 を 買 収 することにした 現 地 企 業 を 買 収 することは いわ ば 時 間 を 買 うこと であり 事 業 展 開 のスピードを 向 上 させることが 可 能 となる( 資 本 財 南 アフリカ) 長 く 取 引 があり 互 いの 価 値 観 を 共 有 できている 企 業 であれば 安 心 して 買 収 するこ とができた( 資 本 財 南 アフリカ) 日 本 から 持 ち 込 む 商 品 力 に 加 え 買 収 した 南 アフリカ 企 業 が 現 地 に 根 ざした 企 業 であ り ブランド 力 セールス 力 があったことから これらの 総 合 力 で 一 定 程 度 のシェア を 獲 得 している( 資 本 財 南 アフリカ) スピードが 要 求 される 時 代 であり 一 から 事 業 を 育 てるという 時 代 ではない 確 立 さ れた 事 業 を 買 い 上 げて その 後 で 自 社 の 統 一 システムを 導 入 する(サービス 南 アフ リカ) (4)CSR 活 動 の 発 展 その 他 さほど 多 くはないが CSR 活 動 を 発 展 させ 事 業 に 進 出 する 事 例 もある 2 年 以 降 企 業 による CSR 活 動 が 進 み その 活 動 領 域 活 動 エリアは 多 岐 にわたる 最 近 84

89 では アフリカで CSR 活 動 を 実 践 する 企 業 も 尐 なくない また 比 較 的 自 社 の 既 存 の 事 業 領 域 と 近 い 分 野 での CSR 活 動 が 多 く 既 存 事 業 の 深 化 派 生 事 業 への 応 用 に CSR 活 動 を 活 用 する 企 業 も 尐 なくない CSR 活 動 は たとえ 営 利 活 動 では 無 かったにせよ すでに 身 をもって 現 地 の 伝 統 や 商 習 慣 を 体 験 しているため 事 業 参 入 障 壁 は 比 較 的 低 いと 考 えられる また 最 終 的 には CSR 活 動 からビジネスへと 発 展 させるなどの 事 例 もある 国 連 機 関 の 事 業 として 支 援 し 同 機 関 のロゴを 使 用 するだけでは 面 白 くないと 考 え 実 際 に 現 地 に 行 ってキャンペーンを 主 導 し その 取 組 を 日 本 の 消 費 者 に 紹 介 した ま た さらに 日 本 での 売 り 上 げの 1%を 寄 付 として 活 用 し 現 地 の 活 動 を 支 援 すると いう 仕 組 みに 発 展 させた 消 費 者 は 買 い 物 を 通 じて 社 会 貢 献 活 動 に 参 加 でき 販 売 店 は 販 売 促 進 の 他 社 会 貢 献 を 担 う 企 業 としてのイメージを 付 与 でき 国 連 機 関 はさ らに 多 くの 支 援 を 受 けることができるようになった( 消 費 財 ウガンダ) (5) 進 出 地 域 の 捉 え 方 これまで 進 出 の 形 態 によって 整 理 してきたが 進 出 時 において 進 出 地 域 の 選 定 もまた 重 要 なポイントになる アフリカは 国 単 位 の 市 場 は 必 ずしも 大 きいとは 言 え ないが 経 済 共 同 体 を 一 つの 市 場 として 捉 えれば 十 分 な 規 模 を 有 する 市 場 と 見 ること もできる(( 参 考 ) 活 性 化 する 経 済 共 同 体 ) 現 在 地 域 ごとの 経 済 共 同 体 が 複 数 存 在 しており 歩 みは 遅 いものの 着 実 に 関 税 撤 廃 の 動 きを 進 めている 特 に EAC では 域 内 貿 易 自 由 化 促 進 のための 関 税 同 盟 への 移 行 が 始 まり 21 年 にはモノ 人 サービス 労 働 資 本 の 自 由 な 移 動 などを 保 証 する 共 通 市 場 化 がスタートしたところである 実 際 に 現 地 を 訪 れてみると EAC 加 盟 国 の 国 民 専 用 の 入 国 管 理 ゲートが 設 けられており 足 早 にゲートを 通 過 するビジネスマンの 姿 も 見 受 けられた 上 記 のような 動 きを 受 けて 現 地 に 進 出 している 日 系 企 業 においても 地 域 統 括 会 社 所 在 地 や 拠 点 の 選 定 において 経 済 共 同 体 を 重 視 する 傾 向 が 窺 える また アフリカ 地 域 を 東 西 南 北 の 視 点 と 言 語 宗 教 旧 宗 主 国 との 関 係 から 区 別 し 企 業 戦 略 を 構 築 する 企 業 も 多 い 統 括 会 社 所 在 国 が 有 する 文 化 的 経 済 的 影 響 力 を 上 手 に 使 いながら 新 た な 市 場 を 開 拓 していくことが 重 要 である ただし フランス 語 が 公 用 語 となっている 国 が 多 い 西 部 アフリカにおいて ナイジェ リアは 数 尐 ない 英 語 圏 であるなどの 特 徴 があり 様 々な 観 点 を 複 合 的 に 考 慮 し 地 域 戦 略 を 立 案 していかなければならない 85

90 アフリカは 一 カ 国 の 売 上 が 小 さく 面 で 捉 える 必 要 がある 今 後 は 共 同 体 の 存 在 が 事 業 実 施 の 上 では 極 めて 重 要 なポイントになる( 消 費 財 ナイジェリア) 東 アフリカ EAC が 発 効 され 関 税 がなくなったため 大 きな 事 業 機 会 と 捉 えている 最 近 では EAC を 前 提 に 事 業 計 画 を 策 定 している( 消 費 財 ケニア) 関 税 同 盟 を 組 む 動 きもあるので ケニアとタンザニアを 押 さえれば 内 陸 もカバーでき る( 消 費 財 エジプト) アフリカの 管 轄 の 方 法 は 他 社 と 異 なり 特 徴 的 である 南 アフリカ 拠 点 が 南 部 アフリ カ 地 域 を 担 当 しているという 点 は 一 般 的 であるが フランス 語 圏 はフランス 拠 点 が 担 当 し リビアはイタリアと 結 びつきが 深 く イタリア 語 圏 であることからイタリア 拠 点 が 担 当 している アフリカをエリアとしてとらえ 近 接 性 だけで 判 断 するのではな く 言 語 を 含 め 事 業 のしやすさで 判 断 している( 資 本 財 南 アフリカ) ポルトガル 語 圏 でのビジネスには ブラジル 日 系 人 を 活 用 している( 資 本 財 ザンビ ア) ブラジルにて 製 造 した 製 品 を 西 部 アフリカに 納 入 している ( 消 費 財 ナイジェリア) 次 に 実 際 にアフリカに 進 出 後 事 業 の 実 施 段 階 における 成 功 のポイントを 以 下 に 概 説 する 5.2. 提 供 する 製 品 サービス の 優 位 性 (1) 差 別 化 された 製 品 サービスの 提 供 日 本 製 品 は これまで 他 国 の 市 場 においても 他 社 製 品 とは 圧 倒 的 に 異 なる 高 品 質 を 武 器 に 市 場 を 席 巻 してきた アフリカ 市 場 においても これまでは 日 本 製 品 に 対 するラ イバル 企 業 は 尐 なく 品 質 の 高 さをアピールして 高 中 所 得 者 層 向 けに 販 売 を 進 めてき た 最 近 になって 韓 国 中 国 企 業 の 技 術 力 の 向 上 と 圧 倒 的 なマーケティング 力 を 背 景 とした 販 促 活 動 により 製 品 によっては 日 本 メーカーのプレゼンスは 失 われつつあるも のの 優 位 性 がある 製 品 も 数 多 く 他 国 の 製 品 と 差 別 化 された 製 品 を 市 場 に 投 入 してい くことこそが 最 大 の 成 功 ポイントになるといえる また 製 品 のみならず アフリカには 無 い 新 たなサービスを 導 入 することも 有 効 で ある 行 政 機 関 が 新 サービスの 内 容 を 理 解 する 必 要 があるなど 許 認 可 に 時 間 はかかる が 他 社 と 同 じ 土 俵 で 戦 うのではなく 新 たな 市 場 を 創 出 し 新 たな 市 場 で 戦 っていくと いう 取 組 を 実 施 し 成 功 している 企 業 も 多 い 86

91 現 地 では 自 社 の 製 品 名 が 固 有 名 詞 化 している これまでの 実 績 や 伝 統 が 強 みである と 認 識 している( 消 費 財 ナイジェリア) 強 みは 古 くからアフリカ 市 場 に 製 品 を 供 給 しているためブランド 力 を 有 しているこ と さらに 中 国 製 やインド 製 よりも 耐 久 性 に 優 れている 点 も 消 費 者 に 評 価 されている ( 消 費 財 ナイジェリア) 品 質 の 良 い 商 品 品 質 の 良 いサービスを 継 続 的 に 提 供 でき それを 認 められた 点 が 成 功 のポイントである( 消 費 財 ケニア) 商 品 サービスともに 自 社 のグローバル 基 準 を 採 用 しており 日 本 製 品 に 対 する 信 頼 の 強 さが 強 みである( 消 費 財 エジプト) (2) 製 品 サービスの 現 地 化 逆 に 現 地 の 伝 統 や 文 化 風 習 を 理 解 し 現 地 に 合 わせた 製 品 を 開 発 し 成 功 を 収 め た 企 業 も 多 い 製 品 の 開 発 段 階 において 現 地 の 人 々の 生 活 習 慣 を 観 察 し 現 地 の 人 々 が 望 むような 商 品 に 改 良 する いわゆる 製 品 の 現 地 化 (ローカライズ) によって 現 地 の 人 々の 心 を 掴 んだ 商 品 も 多 い また 商 品 サービスの 内 容 は 改 良 せず 現 地 の 人 でも 買 えるよう 分 量 の 変 更 をする などの 取 組 を 実 施 する 企 業 も 多 い なお 現 地 には 現 地 独 自 の 基 準 規 格 が 設 定 されている 場 合 も 多 いが これまでしっ かりと 基 準 に 対 応 してきたことでノウハウを 蓄 積 し このノウハウが 競 争 優 位 性 となっ て 市 場 から 圧 倒 的 に 支 援 されている 製 品 もある より 商 品 の 購 入 者 層 を 拡 大 するため 尐 容 量 製 品 を 低 価 格 で 販 売 するなどの 取 組 も 実 施 している( 消 費 財 南 アフリカ) アフリカにはアフリカの 美 容 があり 現 地 の 消 費 者 は 肌 も 黒 く 伝 統 や 風 習 に 根 ざし た 美 がある 水 を 大 量 には 使 えないため 体 を 洗 うことすらままならない といった 気 候 や 衛 生 に 対 する 感 度 も 異 なる 現 地 現 物 で 調 べなければ どのような 戦 略 を 講 じ る 必 要 があるのかさえ 分 からない 現 地 調 査 を 行 って 初 めて 分 かることも 多 く 特 に 企 画 段 階 で 現 地 化 を 推 進 することが 必 要 である( 消 費 財 南 アフリカ) 提 供 するプログラムが 独 自 である 点 が 強 みである 学 校 教 育 を 補 完 する 位 置 付 けは 現 地 でも 一 般 的 であったが 学 校 教 育 の 進 捗 とは 関 係 なく 子 供 の 基 礎 学 力 の 向 上 を 目 指 したサービスを 提 供 しており 今 では 関 係 機 関 にそのメソッドの 有 効 性 も 認 められ ている(サービス 南 アフリカ) サイズを 小 さくして 買 いやすくするか たくさん 食 べる 現 地 人 を 想 定 して 大 容 量 とす るか さらにファミリーパックがあっても 良 い( 消 費 財 ケニア) 最 小 コイン 単 価 で 販 売 することをポリシーとし 製 品 あたりの 値 段 を 一 番 安 い 硬 貨 に 87

92 設 定 し 庶 民 が 購 入 可 能 な 商 品 として 販 売 している( 消 費 財 エジプト) アフリカは 寒 暖 の 差 が 激 しいなど 地 域 ごとに 特 徴 があり アフリカでも 国 によって 商 品 特 性 が 異 なる そういった 特 徴 の 違 いを 見 抜 き 商 品 ラインナップを 組 み 替 えるな どの 工 夫 を 行 なっている( 資 本 財 モロッコ) 南 アフリカでの 現 地 化 に 対 する 要 求 が 厳 しく 輸 入 するだけでは 公 社 が 求 めるスペッ クを 満 たさない しかし これまでの 納 入 実 績 があるため 現 地 化 要 求 への 対 応 ノウ ハウを 有 しており その 点 が 競 争 優 位 となっている またこれまでの 実 績 によりパー ツの 仕 様 が 自 社 に 有 利 なものとなっている( 資 本 財 南 アフリカ) 5.3. 効 率 的 な 製 品 の 生 産 日 本 企 業 にとってアフリカにおける 生 産 は 地 域 によっては 高 い 人 件 費 などの 影 響 も あり 難 しいと 一 般 的 に 考 えられている しかし 実 際 に 現 地 での 生 産 の 要 求 に 応 じて 先 進 的 に 現 地 での 製 造 を 実 施 してきた 企 業 にとっては 早 期 に 現 地 生 産 を 行 ったことに よるノウハウの 蓄 積 が 他 社 との 比 較 優 位 を 産 み 競 争 力 の 源 泉 になっている 現 地 生 産 によってコスト 競 争 力 が 生 み 出 されることは 当 然 ながら 現 地 の 消 費 者 や 顧 客 が 望 む 声 を 即 座 に 製 品 に 反 映 できるなどのメリットもある また 生 産 拠 点 にユーザーを 招 き 製 品 づくりを 体 験 できる 機 会 を 提 供 することで 顧 客 のさらなる 囲 い 込 みを 狙 う 企 業 も ある 生 産 に 関 するリスクは 多 いが 事 業 可 能 性 成 長 性 を 的 確 に 判 断 し 新 たに 投 資 を 判 断 する 企 業 も 見 られており アフリカを 生 産 拠 点 として 捉 える 企 業 は 今 後 も 出 てくると 考 えられる 本 格 的 な 現 地 生 産 を 早 くから 開 始 している 現 地 で 生 産 していない 競 合 他 社 はほぼ 輸 入 品 であるため コスト 競 争 力 がない( 消 費 財 エジプト) エジプトは 労 働 力 が 安 く コスト 競 争 力 が 高 い また 顧 客 の 近 くで 製 造 できると いう 強 みがあり 色 のリクエストなど 顧 客 の 要 望 に 応 じたサービスを 行 うことが 可 能 である( 資 本 財 エジプト) 88

93 5.4. 顧 客 獲 得 のための マーケティング 上 の 工 夫 (1) 現 地 住 民 の 特 徴 を 捉 えたプロモーション 活 動 の 実 施 より 多 くの 顧 客 を 開 拓 するために 現 地 の 人 々の 特 徴 や 習 慣 を 念 頭 に 新 しいプロモ ーション 方 法 を 開 発 実 践 する 企 業 も 多 い ただし 地 域 によって 消 費 者 の 特 徴 は 異 な る サブサハラ アフリカ 地 域 は 一 度 気 に 入 った 商 品 は 長 く 使 い 続 ける という 保 守 的 な 消 費 者 が 多 いという 特 徴 がある 例 えば 一 度 日 本 車 に 乗 ったユーザーは 次 も 同 じメーカーを 選 択 する 可 能 性 が 極 めて 高 い さらにナンバープレートまで 同 じにす るユーザーまで 存 在 する 企 業 はいかにしてまずは 使 ってもらえるかという 点 を 重 視 し 先 行 者 利 益 の 獲 得 を 目 指 す 企 業 も 多 い 一 方 北 部 アフリカは 新 しい 商 品 を 購 入 する という 消 費 者 が 多 い ただし 北 部 アフリカの 中 でも エジプト 人 は 同 じものを 修 理 して 使 うことが 多 いのに 対 し リビア 人 はすぐに 買 い 換 えるという 特 徴 があり 保 証 に 対 する 感 度 も 地 域 で 大 きく 異 なる ま た エジプトは 親 戚 等 で 資 金 を 融 通 し 合 って 家 電 製 品 を 購 入 するなど 購 買 のための 資 金 調 達 にも 違 いがある このように 各 地 域 によって 人 々の 特 徴 は 大 きく 異 なってお り 各 社 とも 地 域 に 合 わせたプロモーションを 実 施 しているところである サブサハラ アフリカ 有 効 な 手 法 は ノベルティグッズの 活 用 である また 商 品 を 3 つ 買 ったらひとつ プレゼントするなど オマケの 活 用 も 有 効 である なお オマケは 自 社 の 他 製 品 であり これによって 他 の 商 品 のプロモーションにも 有 効 である( 消 費 財 ナイジェ リア) 今 購 入 すればさらに 1 年 保 証 という 広 告 を 出 しており メーカーが 保 証 期 間 を 延 長 するプロモーション 活 動 を 実 施 している( 消 費 財 ケニア) 欧 米 の 商 品 では 考 えられない 金 額 で 製 品 の 5 年 保 証 を 実 施 実 際 は 製 品 の 耐 久 性 に 自 信 があるため 保 証 期 間 を 延 長 しても 保 証 が 使 われることはないが アフリカ のマーケットには 刺 さる 取 組 である 今 後 欧 米 競 合 企 業 が 取 組 を 真 似 れば さらに 製 品 の 優 务 が 明 らかになる 自 社 の 良 さを 自 社 が 自 ら PR するのではなく 他 社 との 比 較 によって 自 社 の 良 さを 引 き 出 すことも 有 効 である( 資 本 財 南 アフリカ) 国 際 機 関 への 納 入 によって 一 定 程 度 の 売 り 上 げを 確 保 した 上 で その 実 績 をアピール することで 併 せて 一 般 消 費 者 向 けの 販 売 を 実 施 している( 消 費 財 ケニア/タンザニ ア)( 参 考 資 料 国 際 機 関 途 上 国 の 現 地 政 府 向 けビジネス 参 照 ) 北 部 アフリカ 純 正 アクセサリーを 購 入 して 欲 しいので 購 入 商 品 点 数 に 応 じて サービス 品 を 提 供 している( 資 本 財 モロッコ) 北 部 アフリカ 人 は 新 しいもの 好 きであり 商 品 の 選 択 肢 があまりないため バラエテ 89

94 ィを 求 めている( 消 費 財 エジプト) 保 証 は 絶 対 条 件 である テレビで 3~5 年 冷 蔵 庫 で 1 年 の 保 証 を 付 している( 消 費 財 エジプト) 現 地 人 が 好 みそうなテレビを 製 造 している 24 インチのテレビを 極 力 大 きく 見 せる よう 工 夫 したり 通 常 は 音 声 出 力 1 ワットのところを 2 ワットにしたものを 販 売 ( 消 費 財 エジプト) サービスについては テレビに 5 年 の 保 証 を 付 けている また 冷 蔵 庫 については 1 年 保 証 を 付 けている( 消 費 財 エジプト) (2) 長 期 的 なコストベネフィットの 理 解 促 進 日 本 企 業 から 日 本 の 製 品 に 対 するイメージとして 品 質 が 良 い 価 格 が 高 い と いう 意 見 が 多 く 挙 げられた 品 質 が 良 い 点 と 価 格 が 高 い という 点 を ユーザーに 対 して 長 期 的 なコストベネフィットの 観 点 から 理 解 させることが 必 要 となる 性 能 に 優 れた 日 本 製 製 品 の 場 合 イニシャルコストが 高 くても 省 電 力 などの 観 点 か らランニングコストを 安 く 抑 えることができる そのため 機 器 を 使 用 する 期 間 でみれ ば イニシャルコストを 十 分 回 収 できる また 装 置 そのものの 耐 用 年 数 も 長 いため 機 器 更 新 までの 時 間 が 長 く 更 新 にかかる 作 業 時 間 を 抑 制 できるという 特 長 もある 日 本 企 業 は このようなメリットを 十 分 に 伝 えるため 定 量 的 で 視 覚 的 にも 分 かり やすい メリットを 訴 求 できるパンフレットを 準 備 することが 必 要 である すでに 実 践 している 企 業 も 存 在 しており 消 費 者 のみならず 販 売 代 理 店 が 消 費 者 に 自 社 の 製 品 を 説 明 できるよう パンフレットの 使 い 方 を 代 理 店 に 説 明 する 企 業 も 存 在 している 現 状 は 中 国 製 品 よりも 2 倍 近 く 高 い 新 興 国 に 適 した 価 格 帯 へと 変 えていくことも 重 要 であるが Value For Money を 意 識 し 価 格 は 2 倍 であるが 耐 久 性 は 2 倍 以 上 となり ライフサイクルで 考 えれば 日 本 製 品 がオトクであることを 説 明 する 必 要 が ある( 資 本 財 モロッコ) 性 能 比 較 を 定 量 的 に 見 せる 活 動 ( 例 えば 1 分 間 にどれだけ 処 理 できるか など) を 実 施 している( 資 本 財 モロッコ) (3)スペックイン 活 動 の 実 践 特 に インフラ 関 連 の 事 業 やそれに 伴 って 発 生 する 資 本 財 関 連 の 販 売 の 場 合 いかに 事 前 に 入 札 等 の 情 報 を 入 手 できるか またその 入 札 が 自 社 にとって 有 利 に 働 くか(スペ ックイン 活 動 )がポイントとなる 実 際 いくつかの 日 本 企 業 でも 自 社 の 強 みが 入 札 要 件 に 反 映 されるよう 根 気 よくアプローチするといった 取 組 が 行 われている 9

95 ただし 南 アフリカなど 一 部 の 国 では 1 社 しか 応 札 できないような 要 件 ロックアウ トスペック を 認 めていないため 各 国 の 入 札 制 度 の 仕 組 みに 応 じた 取 組 を 推 進 するこ とが 求 められる 現 地 では 販 売 先 となる 公 的 機 関 が 集 中 購 買 体 制 を 敶 いており 入 札 によって 購 入 先 が 選 定 されるため いかにスペックインできるかがポイントである 具 体 的 には 入 札 にモノの 値 段 以 外 の 要 求 事 頄 を 入 れるよう 要 請 している( 消 費 財 ウガンダ) 新 たに 現 地 で 学 会 を 立 ち 上 げようと 検 討 しており 学 会 には 政 府 政 府 系 機 関 学 識 経 験 者 を 集 めることを 想 定 している これによって より 効 果 的 にスペックイン 活 動 が 実 践 できると 考 えている( 消 費 財 ウガンダ) 入 札 は 自 分 たちから 仕 掛 けることが 重 要 であり 現 地 法 人 の 営 業 部 隊 は 日 々 顧 客 周 りを 実 施 している 引 き 合 いを 待 っていても 仕 事 にならない 当 社 が 強 みをもつ 機 能 をスペックインできるかがキーポイントとなる( 資 本 財 南 アフリカ) 日 本 連 合 対 欧 州 連 合 での 入 札 ( 技 術 仕 様 および 価 格 による 評 価 )において 受 注 でき たが 入 札 の 前 から 事 前 に 情 報 提 供 意 見 交 換 を 実 施 してきた( 資 本 財 南 アフリカ) (4) 認 知 度 向 上 のための 広 告 宣 伝 活 動 の 実 施 広 告 宣 伝 活 動 を 通 じ 自 社 および 自 社 の 製 品 サービスの 認 知 度 を 向 上 させる 取 組 は 多 くの 企 業 で 実 施 されている テレビ CM によるマス 媒 体 だけでなく 現 地 の 消 費 者 が 好 むスポーツイベントへの 協 賛 ショッピングモールでの 製 品 の 展 示 など 様 々な 取 組 が 実 施 されている これらの 取 組 によって 自 社 および 自 社 の 製 品 サービスの 認 知 度 向 上 企 業 ブランドの 向 上 に 繋 がっていると 考 えられる 今 の 段 階 で いかにブランドを 浸 透 させるかということがアフリカでの 事 業 のポイン トである( 消 費 財 エジプト) ブランドイメージの 維 持 が 重 要 である 一 度 値 下 げしたらアウトであり 日 本 企 業 も サムソンも 値 下 げはしていない( 消 費 財 エジプト) 自 社 製 品 の 名 称 まではほとんど 知 られていなかった B to C については 特 にブラン ディングが 重 要 である( 消 費 財 南 アフリカ) ショッピングモールでの 展 示 などを 実 施 するためキャラバン 隊 を 組 み 直 接 見 て 触 れて 頂 く 機 会 を 重 視 している 南 アフリカではアウトドアが 人 気 であるから 訴 求 し やすい( 消 費 財 南 アフリカ) 最 近 では 学 校 での 寄 付 活 動 や 学 生 スポーツ 大 会 も 実 施 している 世 界 中 どこでも 購 入 の 決 断 権 は 母 親 にあることから 女 性 にスポーツの 機 会 を 提 供 することが 重 要 と 考 え 学 生 向 けのスポーツ 大 会 を 実 施 している( 消 費 財 南 アフリカ) 91

96 5.5. 確 実 な セールス の 実 施 企 業 の 多 くは 販 売 代 理 店 などパートナー 企 業 を 介 し 製 品 を 販 売 することが 一 般 的 で あるが 自 社 ですべて 製 品 の 営 業 から 販 売 代 金 の 回 収 までを 手 掛 ける 企 業 も 僅 かではあ るが 存 在 する これらの 企 業 は 小 売 店 または 消 費 者 にダイレクトに 商 品 を 販 売 し 現 金 での 取 引 を 行 う 資 本 財 メーカーの 経 営 層 が アフリカの 経 営 は 損 益 計 算 書 や 貸 借 対 照 表 ではなく キャッシュフローだけで 見 るべきだ という 指 摘 もあったが このよう な 取 組 は 必 ずしも 販 売 効 率 は 高 くないものの 確 実 に 現 金 回 収 できる 点 が 強 みである また 実 際 の 消 費 者 の 購 買 行 動 や 現 地 の 商 品 ニーズを 直 接 収 集 でき 製 品 企 画 に 応 用 で きるという 点 でも 有 効 な 取 組 となる プル 型 のマーケティングは 有 効 ではないと 考 えており コンシューマーに 対 してダイ レクトに 商 品 を 販 売 していくことが 必 要 になる 直 接 タウンシップ( 旧 黒 人 居 住 区 ) を 訪 問 し 取 引 先 を 使 わず 直 接 販 売 している 南 アフリカ 経 済 が 成 長 し アパルト ヘイトで 虐 げられてきた 人 達 も 将 来 主 要 なマーケッターになりうることを 考 えれば まずは 自 社 および 製 品 名 を 広 く 知 ってもらい 需 要 喚 起 をしなければならない タウ ンシップに 特 化 した 廉 価 高 品 質 商 品 を 販 売 している( 消 費 財 南 アフリカ) 現 在 は 現 地 のスタッフが 現 金 で 現 物 を 販 売 する バン 2 台 バイク 1 台 で 3 チーム 5 人 のセールスメンバーで 直 接 小 売 店 に 販 売 している また 小 売 店 には 売 掛 金 では なく その 場 で 全 て 現 金 で 購 入 してもらうようにしている これは 東 南 アジアで 築 き 上 げた 売 り 方 であり 引 き 継 いでいかなければならない( 消 費 財 エジプト) 5.6. サービス の 強 化 品 質 が 高 く 耐 久 性 の 高 い 製 品 を 提 供 しても どうしても 壊 れてしまう 可 能 性 は 否 定 できない 特 に 1 製 品 あたりの 価 格 が 高 い 製 品 を 提 供 している 場 合 アフターサービ ス 部 門 を 強 化 し 即 座 にパーツを 修 理 交 換 できる 体 制 を 構 築 する 企 業 も 多 い こうい った 取 組 によって 単 に 製 品 の 切 り 売 りではなく 長 期 に 渡 り 顧 客 との 接 点 を 持 ち 顧 客 の 信 頼 を 得 て 次 に 商 品 を 購 入 する 際 にもまた 優 先 的 に 購 入 してもらう 仕 掛 けとする アフターサービス= 次 の 営 業 という 取 組 を 実 践 する 企 業 も 多 い 自 社 製 品 のユーザーは 24 時 間 稼 働 しており いかにマシンダウンをさせないかが 重 要 である 即 座 に 対 応 することで 信 頼 される 業 界 は 狭 いので 一 度 評 判 を 勝 ち 取 れば メンテナンス サービス サポート 部 品 供 給 などあらゆる 面 で 相 乗 効 果 を 生 み 出 す ( 資 本 財 南 アフリカ/ザンビア) 92

97 日 本 人 は 真 面 目 であり 途 中 で 投 げ 出 さないという 気 質 がある 納 入 した 製 品 だけで なく サービスにおいても 信 頼 がある 点 が 強 みだろう( 資 本 財 エジプト/ナイジェ リア 等 ) 代 理 店 を 対 象 に 技 術 サービスを 提 供 するなどの 取 組 を 強 化 している また 代 理 店 が 保 証 修 理 か 保 証 修 理 ではないかを 適 切 に 判 断 できるよう 基 準 を 策 定 している 例 え ば ネジのところに 尐 しでも 手 を 加 えた 跡 が 残 っていれば 保 証 修 理 の 対 象 外 とな る などである 仮 に 保 証 修 理 ではなかったとしても 次 回 は 純 正 を 使 うように という 啓 蒙 活 動 も 併 せて 実 施 している 中 国 はそこまでお 金 をかけないため 現 地 で サービスを 行 う 期 間 が 長 ければ 長 いほど 強 みが 強 化 される( 資 本 財 モロッコ) 5.7. 優 秀 な 人 材 の 確 保 現 地 で 活 躍 できる 人 材 の 育 成 (1) 社 内 でのアフリカ 専 門 家 の 育 成 アフリカに 進 出 する 際 現 地 担 当 者 ( 駐 在 員 等 )を 選 定 する 必 要 がある 多 くの 企 業 では 1 現 地 で 実 施 する 事 業 領 域 の 専 門 性 を 有 する 人 材 2 新 しい 地 でも 柔 軟 に 対 応 で きる 人 材 の 2 点 から 担 当 者 を 選 定 する 傾 向 が 強 い また アフリカに 駐 在 後 日 本 でも アフリカの 担 当 部 局 に 配 置 し 数 年 後 アフリカに 駐 在 させることで アフリカ 専 門 家 と して 育 成 する 企 業 も 存 在 する 現 地 に 適 用 しうる 人 材 を 選 定 し 派 遣 した( 消 費 財 南 アフリカ) 今 後 は 専 門 家 になることが 期 待 される 政 府 プランは 数 年 単 位 で 施 行 される アフ リカを 駐 在 し 日 本 に 戻 ってアフリカ 担 当 になり またアフリカに 駐 在 するようでな ければ 専 門 家 は 育 たない(サービス 南 アフリカ) 派 遣 される 日 本 人 については 積 極 性 があり 物 事 を 吸 収 しやすく 柔 軟 性 のある 人 物 を 求 める また 自 立 したオペレーションを 行 える 人 材 であることも 重 要 である ア フリカは 想 像 以 上 に 困 難 な 環 境 であるので 精 神 的 にもタフでなければならない コ ミュニケーション 力 がなければ 自 宅 以 外 に 居 場 所 がなくなってしまう( 消 費 財 エ ジプト) いかに 長 く 駐 在 し ニーズを 汲 み 取 るかということである( 資 本 財 エジプト) (2) 現 地 に 精 通 した 人 員 の 雇 用 一 からすべて 自 前 でアフリカ 専 門 家 を 育 てていくことは 難 しい 側 面 もある 特 に これまで 日 本 企 業 の 進 出 が 尐 ない 国 や 地 域 では 専 門 家 を 育 てるためのノウハウも 蓄 積 93

98 されていない そこで 例 えば 過 去 に 青 年 海 外 協 力 隊 の 一 員 として 現 地 で 陣 頭 指 揮 を 取 っていた 人 材 などをリクルーティングし 蓄 積 された 知 見 やネットワークをそのまま 活 用 するとい うことも 考 えられる 実 際 この 取 組 を 実 現 したことによって スムーズにアフリカで 事 業 を 実 施 する 企 業 もある 元 JICA の 青 年 海 外 協 力 隊 の 一 員 として 現 地 で 活 動 をしていた 経 歴 を 持 つ 者 が 現 地 法 人 を 取 り 仕 切 っている ( 消 費 財 ウガンダ) (3) 現 地 の 文 化 や 商 習 慣 を 理 解 した 現 地 の 出 身 者 の 活 用 現 地 に 新 しい 拠 点 を 立 ち 上 げる 際 場 所 の 選 定 や 登 記 従 業 員 の 手 配 などを 行 う 必 要 がある 現 地 では 人 種 や 商 習 慣 も 異 なるが 仮 に 現 地 出 身 者 が 拠 点 立 上 げの 責 任 者 とな る 場 合 日 本 人 よりもスムーズに 諸 業 務 を 実 施 できることは 想 像 に 難 くない 実 際 に 現 地 出 身 者 に 権 限 と 責 任 を 委 譲 し 拠 点 立 上 げを 任 せた 事 例 も 見 られる ただし いき なり 任 せるのではなく 日 本 本 社 で 研 修 を 受 け 企 業 理 念 や 行 動 規 範 を 徹 底 させた 上 で 現 地 にて 拠 点 開 設 に 向 けた 取 組 を 開 始 するのが 一 般 的 である ケニアで 拠 点 を 立 ち 上 げたが ケニア 人 が 指 揮 を 取 り スムーズに 実 施 することがで きた このケニア 人 は 東 京 本 社 にて 3 年 間 勤 務 しており どこの 国 であっても 日 本 のサービスをそのまま 提 供 できるだけの 人 材 である(サービス ケニア) 何 事 も 自 前 でやることに 意 味 がある 自 分 たちでやるからこそ 税 法 上 の 仕 組 みも 現 実 感 をもって 理 解 することができ 会 社 としての 財 産 にもなる 支 店 長 も 現 地 政 府 弁 護 士 事 務 所 会 計 事 務 所 を 訪 問 し 1% 出 資 で 問 題 ないか 法 制 度 を 解 決 するた めのパートナーが 必 要 か 業 務 領 域 は 問 題 ないか などの 情 報 を 自 ら 収 集 した また 拠 点 開 設 から 一 年 で 黒 字 化 が 必 達 目 標 として 掲 げられているため 支 店 長 は 死 にもの ぐるいで 情 報 を 収 集 する 経 費 を 抑 えなければ 黒 字 化 は 難 しくなるため 優 秀 な 地 場 の 会 計 士 を 一 生 懸 命 探 し 出 す(サービス ケニア) アフリカ 進 出 を 進 める 際 に ブラジルの 優 秀 な 日 系 人 を 使 った 日 本 の 優 秀 なスタッ フだけではなく 現 地 のスタッフを 他 の 拠 点 に 活 用 する 方 法 も 1 つの 手 である( 資 本 財 南 アフリカ) 現 地 人 を 使 って 組 織 を 立 ち 上 げ 現 地 人 がオペレーションを 担 当 する 日 本 人 だけに 頼 っていてはグローバル 競 争 では 勝 ち 抜 けない マイノリティやローカルを 積 極 的 に 雇 用 することは 時 間 はかかるが 必 要 である( 資 本 財 南 アフリカ) エジプトの 中 で 様 々なブランドの 販 売 を 経 験 してきた 者 を 販 売 部 門 の 幹 部 として 採 用 した( 消 費 財 エジプト) 94

99 ナンバー2 のポジションにはモロッコ 人 が 就 いている モロッコ 政 府 との 交 渉 や 工 場 従 業 員 とのコミュニケーションにおいて モロッコ 人 幹 部 の 存 在 は 大 きい( 資 本 財 モロッコ) (4)OJTによる 現 地 人 の 育 成 多 くの 日 本 企 業 が 現 地 の 従 業 員 の 育 成 の 基 本 を OJT による 指 導 としている そのス タイルも 日 本 で 実 施 されている 指 導 と 同 様 であり 先 輩 社 員 の 営 業 への 動 向 や 業 務 での 直 接 指 導 などである また スキル 取 得 と 合 わせて 企 業 理 念 の 浸 透 や 中 長 期 的 に 目 指 すべき 企 業 のあり 方 の 共 有 さらには 内 部 統 制 といった OJT では 取 得 することのできない 活 動 に 関 する 研 修 制 度 も 準 備 されており 日 本 や 欧 州 拠 点 から 講 師 を 派 遣 する 企 業 も 多 い 企 業 理 念 については ツールを 提 供 し 現 地 人 に 学 ばせる 研 修 制 度 を 展 開 している 南 アフリカの 会 社 では 独 自 の 研 修 会 を 行 っている( 消 費 財 南 アフリカ) 現 地 でビジネスを 成 功 させるには 権 限 の 移 譲 が 重 要 であり そのためには 企 業 理 念 の 浸 透 が 重 要 である( 資 本 財 南 アフリカ) 従 業 員 には 自 分 が 販 売 する 製 品 の 内 容 について 詳 細 に 勉 強 し 習 熟 してもらう 勉 強 しないとセールストークができない ユーザーに 相 談 されたときに 適 切 なソリュー ションを 提 供 できるよう 先 輩 の 営 業 に 同 伴 したり 現 場 にて 指 導 を 受 ける( 資 本 財 南 アフリカ) 日 本 での 研 修 も 盛 んに 行 っている 日 本 からも 課 題 に 応 じて 専 門 家 を 派 遣 し 応 急 的 に 指 導 するなど 相 互 乗 り 入 れのように 研 修 を 実 施 している J-SOX 絡 みの 内 部 統 制 もあり 日 本 と 現 地 の 平 準 化 を 図 る 必 要 がある( 資 本 財 南 アフリカ) モチベーション 向 上 およびキャリアアップのための 研 修 制 度 は 欧 州 事 務 所 が 実 施 し ている 研 修 の 最 終 段 階 では 日 本 での 研 修 と 経 営 層 や 在 日 アフリカ 担 当 者 との 関 係 構 築 のためのセッションを 実 施 している( 資 本 財 南 アフリカ) 現 地 の 人 材 の 質 については 入 社 後 いかに 育 成 してゆくかというところに 尽 きる( 消 費 財 エジプト) どの 企 業 も 同 じ 行 程 同 じ 技 術 を 持 っているので 差 をつけるためには 人 材 である そのため 6 カ 月 間 の 研 修 を 実 施 しており 手 作 業 の 工 程 では 研 修 を 行 うことの 成 果 は 大 きい( 資 本 財 モロッコ) 95

100 6. 日 本 企 業 を 取 り 巻 く 課 題 6.1. 項 目 別 課 題 アフリカに 進 出 し 成 功 を 収 めている 企 業 は 多 いが 日 本 企 業 を 取 り 巻 く 課 題 は 依 然 として 残 る アラブの 春 が 起 きたように 不 安 定 な 政 情 や 暴 動 が 生 じるなど 治 安 の 問 題 さらには 横 行 する 汚 職 賄 賂 の 問 題 などがある また 世 界 の 経 済 の 潮 流 は 混 沌 と しており 為 替 の 問 題 も 日 本 企 業 に 大 きな 影 響 を 与 える ここでは 今 後 政 府 または 政 府 系 機 関 が 対 応 しうる 課 題 を 取 り 上 げ その 内 容 につ いて 概 説 する (1) 現 地 情 報 の 不 足 一 般 的 に 新 市 場 を 開 拓 する 場 合 まずは 現 地 の 商 習 慣 や 商 流 など 最 低 限 の 情 報 を 押 さえておく 必 要 がある また 現 地 法 人 を 設 立 する 場 合 信 頼 感 があり 地 域 に 根 ざ した 会 計 事 務 所 や 弁 護 士 事 務 所 の 選 定 も 必 要 になる このような 事 業 実 施 において 必 要 な 情 報 の 多 くが 現 地 のジェトロや JICA 大 使 館 な どから 提 供 されているところである 今 後 さらに より 使 いやすく 有 益 な 情 報 の 提 供 ( 現 状 提 供 は 行 われていない 現 地 のアライアンス 先 買 収 先 に 関 する 情 報 を 含 む)を 期 待 する 意 見 が 企 業 から 数 多 く 挙 げられた 現 地 法 人 を 設 立 しようと 考 える 場 合 信 頼 感 があり 現 地 に 根 ざした 会 計 事 務 所 が 必 要 になる 大 手 会 計 事 務 所 に 相 談 すれば 初 期 投 資 もかかり 実 際 に 依 頼 することは 現 実 的 には 厳 しい ジェトロには 現 地 の 優 秀 な 会 計 士 弁 護 士 を 適 正 な 価 格 で 紹 介 し てくれる そのような 有 益 な 情 報 を 提 供 する 機 関 であって 欲 しいと 考 えている( 消 費 財 南 アフリカ) ジェトロへの 対 応 を 依 頼 することは 難 しいと 思 うが 同 業 他 社 や 顧 客 企 業 情 報 など 業 種 に 対 応 した 情 報 提 供 を 期 待 したい また 現 地 のアライアンス 先 買 収 先 に 関 する 情 報 もなかなか 手 に 入 らない 投 資 会 社 などから 得 るべき 情 報 かもしれないが ジェ トロにそういった 情 報 提 供 サービスがあっても 良 いかもしれない( 消 費 財 南 アフリ カ) IFAS などの 会 計 基 準 が 適 用 されない 現 地 ではモロッコ 会 計 であり 計 算 方 法 が 異 なる( 資 本 財 モロッコ) ジェトロが 実 施 した 現 地 法 制 の 説 明 会 は 大 変 有 益 であった 今 後 も 同 様 な 説 明 会 を 期 待 したい(サービス 業 南 アフリカ) 96

101 (2) 治 安 問 題 アフリカにおけるビジネス 展 開 に 当 たっては チュニジアにおける 反 政 府 デモに 端 を 発 する アラブの 春 のような 騒 乱 民 族 間 の 抗 争 治 安 問 題 といったリスクが 従 来 よ り 意 識 されてきたところである また アルジェリアにおいて 213 年 1 月 に 発 生 した 天 然 ガス 施 設 に 対 する 武 装 勢 力 に よる 襲 撃 事 件 を 契 機 に アフリカにおけるテロリスクが 改 めて 注 目 されることとなった こうしたリスクに 対 応 するため 日 本 企 業 は 以 下 のような 取 組 を 実 施 している 危 機 管 理 マニュアルを 整 え 赴 任 時 研 修 社 内 イントラネットでの 掲 示 を 行 っている ( 流 通 業 ) 現 地 オフィスや 駐 在 員 の 居 住 地 は 現 地 警 備 会 社 による 警 備 を 依 頼 する 形 で 一 般 犯 罪 やテロの 標 的 になるリスクを 回 避 警 察 OB のいる 警 備 会 社 を 利 用 することで 現 地 当 局 の 情 報 が 入 手 している( 流 通 業 ) 外 務 省 の 渡 航 情 報 をベースに 在 外 公 館 リスク 管 理 専 門 のコンサルティング 会 社 取 引 先 パートナー 現 地 ナショナルスタッフなどから 幅 広 く 情 報 を 収 集 し 本 社 と 現 地 拠 点 で 情 報 共 有 し 駐 在 の 可 否 出 張 の 制 限 等 の 判 断 を 行 うに 当 たっての 材 料 と している( 流 通 業 ) 現 地 コミュニティと 友 好 的 な 関 係 を 構 築 するための 取 り 組 み( 学 校 や 医 療 機 関 への 寄 付 奨 学 金 制 度 の 創 設 等 )を 行 うことで テロや 暴 動 による 攻 撃 対 象 となるのを 回 避 する( 流 通 業 ) また リスクが 顕 在 化 した 場 合 に 損 失 が 発 生 することを 回 避 するため 日 本 企 業 は 以 下 のような 措 置 を 講 じている 戦 争 内 乱 等 により 代 金 回 収 が 不 可 能 となった 場 合 や 投 資 先 の 事 業 の 継 続 が 不 可 能 と なった 場 合 等 のリスクに 備 えるため 貿 易 保 険 を 利 用 している( 流 通 業 ) プラント 等 の 建 設 請 負 契 約 においては 建 設 中 のプラント 等 の 物 損 について 工 事 保 険 をかけている( 流 通 業 ) 不 可 抗 力 リスクについては 契 約 上 発 注 者 側 が 負 担 する 旨 を 明 確 化 することにより 不 測 の 損 害 を 受 注 者 側 で 被 ることを 回 避 するようにしている( 流 通 業 ) (3) 独 自 規 制 制 度 への 対 応 と 予 期 せぬ 政 策 変 更 のリスク 南 アフリカでは 現 在 黒 人 雇 用 奨 励 制 度 BEE(ブラック エコノミー エンパワー メント) が 運 用 されている また 現 地 の 商 材 を 外 資 企 業 が 扱 うよう 政 府 が 現 地 調 達 97

102 比 率 を 設 定 するなどの 取 組 も 行 っている 日 本 企 業 はこれらの 規 制 制 度 への 対 応 を 進 めている しかし 各 国 が 定 める 政 策 や 制 度 が 突 如 として 変 更 になることも 多 く 急 な 対 応 を 迫 られる 場 合 も 多 い なお 一 方 で 政 策 や 制 度 が 変 更 になったことを 事 業 機 会 ととらえ 新 たな 製 品 を 投 入 し 売 上 を 伸 ばす 企 業 も 存 在 している 現 場 では 積 極 的 に BEE の 観 点 から 採 用 を 実 施 するが オフィス 側 マネジメント 側 でも 積 極 的 に 雇 わなければならない 現 地 資 本 を 入 れるように という 指 導 も 出 始 めており 役 員 にも 現 地 人 を 採 用 することになり 方 針 に 口 出 しされることになって しまうのが 悩 みである( 資 本 財 南 アフリカ) 商 品 を 販 売 した 企 業 から メンテンナンスは 付 き 合 いのある 社 を 指 定 される ことがある 技 能 が 高 くない 企 業 と 強 制 的 に 付 き 合 っていかなければならないことは 大 きなリスクとなりうる( 資 本 財 南 アフリカ) 法 制 度 整 備 の 遅 れが 目 立 つ 国 も 多 い こういった 国 では 新 たに 法 制 度 を 確 立 するの ではなく 先 進 国 の 法 制 度 に 準 じることで 対 応 する 場 合 も 多 い ここに 日 本 の 法 制 度 を 導 入 して 頂 きたい( 消 費 財 ウガンダ) 業 界 ならではのリスクとして 規 制 がある また 規 制 が 変 更 される 場 合 規 制 の 発 表 が 急 で 対 応 できないこともある 規 制 変 更 の 発 表 と 対 応 までの 時 間 が 無 いことがリス クである(サービス ケニア) 販 売 が 好 調 な 要 因 は 規 制 強 化 による 買 替 え 需 要 の 増 加 である( 消 費 財 ケニア) (4) 各 種 手 続 きの 対 応 の 遅 さ 会 社 設 立 や 事 業 実 施 に 必 要 な 許 認 可 通 関 銀 行 等 の 諸 手 続 に 時 間 がかかるという 問 題 も 指 摘 されている また 制 度 運 用 が 不 透 明 であり 担 当 者 によって 回 答 や 解 釈 が 異 なることもある こういった 状 況 に 直 面 し 事 業 を 効 率 的 に 実 施 できない 事 例 も 散 見 さ れる 国 営 の 科 学 研 究 機 関 が 所 有 していた 土 地 をリース 契 約 で 借 りることになったが 認 可 に 3 カ 月 さらに 別 の 省 の 認 可 に 2 カ 月 かかった 書 類 の 紛 失 や 決 裁 者 の 長 期 不 在 な どのトラブルもあり 検 査 審 査 に 時 間 がかかった( 資 本 財 南 アフリカ) 製 品 の 無 税 を 申 請 取 得 したが 大 統 領 が 変 わった 際 に 法 律 の 解 釈 の 違 いにより 無 効 になった( 資 本 財 サブサハラ アフリカ) 非 居 住 で 事 業 を 実 施 する 場 合 資 産 を 持 たない 雇 用 は 生 み 出 さないといった 取 組 になるため 銀 行 口 座 を 開 きにくい 非 居 住 者 に 対 する VAT 登 録 に 時 間 がかかる など 色 々な 課 題 が 生 じる(サービス 南 アフリカ) 98

103 様 々な 手 続 に 想 定 以 上 に 時 間 がかかっている ルールはあるが 役 所 も 含 めルールに 沿 って 動 くようなことはない 製 造 のライセンス 輸 入 のライセンスを 取 るために 頻 繁 に 役 所 に 通 っているが 人 によって 言 うことも 変 わるので 進 まない 手 続 きもラフ にしか 決 まっておらず 様 式 がないことも 多 く 実 際 に 手 探 りでやるしかない( 消 費 財 エジプト) (5) 物 流 網 の 未 整 備 アフリカでは 物 流 インフラ 網 も 整 備 は 比 較 的 進 んでいる 国 もあるが トラック 輸 送 が 中 心 となり 輸 送 日 数 がかかることから 輸 送 にかかる 費 用 が 高 いことが 指 摘 されてい る さらに 盗 難 のリスクを 考 え 在 庫 および 輸 送 に 対 する 保 険 を 掛 けるため さらに 輸 送 費 を 押 し 上 げているのが 実 状 である また きめ 細 かいサービスを 実 施 する 大 手 物 流 関 連 企 業 は 高 コストであり 現 地 中 小 企 業 に 頼 らざるを 得 ない 状 況 およびそれに 伴 う 丁 寧 な 製 品 の 取 扱 に 関 する 課 題 も 指 摘 されている 現 地 生 産 があまり 進 んでおらず 商 品 の 販 売 が 中 心 となっている 日 本 企 業 の 実 状 にあ って いかに 物 流 を 確 保 していくかは 事 業 実 施 上 の 大 きな 鍵 となる 一 方 現 地 企 業 他 国 企 業 に 目 を 向 けてみると 物 流 段 階 における 工 夫 も 見 られる 図 表 7 現 地 海 外 企 業 における 工 夫 <ショップライトホールディングス> 南 アフリカの 大 手 小 売 りチェーンのショップライトでは 配 送 センターをハブとして 約 85 台 以 上 のトラックを 利 用 した 物 流 網 を 構 築 している 各 店 舗 への 配 送 はセンターから 自 社 ト ラックを 利 用 して 行 われており サプライヤーはセンターへ 納 品 することで コスト 低 減 を 図 っている <SAB ミラー> 南 アフリカのビールメーカーである SAB ミラーでは 小 規 模 の 個 人 運 送 業 者 を 集 約 して 独 自 の 配 送 システムを 構 築 している 個 人 運 送 業 者 には SAB ミラーのロゴ 入 りトラックを 利 用 さ せて 輸 送 と 広 告 を 同 時 に 実 施 している <ダノン> ヨーグルトメーカーであるダノンは 南 アフリカにおいてインド 系 の 既 存 の 配 達 業 者 を 利 用 して 小 売 店 へのアクセスを 完 備 している またトラックではアクセスできない 地 域 や 居 住 区 に 対 しては 地 元 女 性 による 訪 問 販 売 を 行 っている 出 所 )ジェトロ サブサハラ アフリカ 主 要 国 の 消 費 市 場 南 アフリカ 市 場 と 市 場 開 拓 より 作 成 今 後 は 現 地 の 物 流 網 ( 特 に 港 湾 )の 整 備 および 日 系 物 流 企 業 の 進 出 が 期 待 されると ともに 現 地 企 業 海 外 企 業 が 実 施 する 物 流 上 の 工 夫 に 関 する 情 報 を 提 供 していくこと が 期 待 される 99

104 フリーゾーンがあるため 物 流 基 盤 がしっかりしていたが 徐 々に 船 の 就 航 が 安 定 しな くなり 影 響 を 受 けた また 船 賃 も 高 い 日 本 欧 州 欧 州 アフリカへの 船 賃 は 前 者 よりも 後 者 の 方 が 2 倍 近 く 高 い 最 近 では その 船 賃 の 高 さから ドバイからア フリカに 入 れた 方 が 安 いのでは 無 いか という 声 も 出 てきている( 資 本 財 モロッコ) 輸 送 には 港 湾 施 設 の 整 備 が 重 要 であるが 中 国 では 中 国 企 業 のニーズを 聞 き 入 れて 新 たな 港 湾 施 設 を 建 設 しているようである(トーゴなど) 日 本 政 府 も 橋 を 作 りま した ではなく 日 本 企 業 にとって 意 味 のある 使 い 方 をすべきである( 消 費 財 ナイ ジェリア) 荷 扱 いが 良 くないという 問 題 もある 精 密 機 器 であるため 深 刻 な 問 題 のひとつとな っている( 資 本 財 南 アフリカ) 輸 送 インフラを 含 めた 物 流 サービスの 向 上 が 期 待 される 特 に 内 陸 輸 送 である 製 品 が 現 地 に 到 着 したら 破 損 していたということも 多 い 事 業 の 根 幹 ではなく 外 部 に 委 託 する 機 能 をもっと 拡 充 させなければ 日 本 企 業 の 進 出 は 難 しいだろう( 資 本 財 南 ア フリカ) ロジスティクス 面 で 言 えば 末 端 部 品 が 届 かないことがあるなどの 問 題 はある パー トナー 企 業 の 方 でも 指 導 は 試 みているものの 根 本 の 原 因 として 交 通 事 情 がある こ の 交 通 事 情 については 学 校 教 育 社 会 教 育 家 庭 教 育 が 変 わらない 限 り 改 善 されるこ とはないだろう( 消 費 財 エジプト) 工 場 でトラックに 商 品 を 積 載 し トラックが 港 に 着 いた 際 に 商 品 の 中 身 がすり 替 わ っていたという 事 件 が 過 去 半 年 で 2 回 起 こった 組 織 的 な 犯 罪 であるが 警 察 もまと もに 捜 査 をしてくれていない また 損 害 保 険 も 下 りず 右 往 左 往 している 状 態 であ る そのような 場 合 のサポートをお 願 いしたい( 消 費 財 エジプト) (6) 原 材 料 の 安 定 調 達 の 難 しさ 現 地 で 原 料 を 調 達 する 際 アフリカ 以 外 から 輸 入 しなければならないという 状 況 も 往 々にして 起 こる 急 遽 半 加 工 品 などの 部 材 を 調 達 する 状 況 に 直 面 した 際 代 替 先 が アフリカにない 場 合 は アジアなどから 輸 入 しなければならない 物 流 インフラ 網 が 整 備 されていないこともあり 輸 送 費 が 大 幅 にかかることが 危 惧 される アフリカ 域 内 での 調 達 はほぼ 不 可 能 である 原 料 をすべて 調 達 すれば コストは 削 減 できるが 原 料 の 生 産 そのものがなされていないため 不 可 能 である( 消 費 財 ケニア) 原 料 のサプライヤーが 見 つからないこともリスクである また 輸 入 品 が 多 いため 何 でも 高 い モンバサからナイロビまでの 物 流 コストもかかり さらに 金 額 を 押 し 上 げ ている( 消 費 財 ケニア) 1

105 (7) 人 材 義 務 教 育 や 技 能 教 育 が 進 んでいないことによる 従 業 員 のクオリティの 低 さ マネージ ャークラス スキルドワーカーの 人 件 費 の 高 さ ストライキの 発 生 など 現 地 従 業 員 に 起 因 した 課 題 も 数 多 く 指 摘 されている 現 地 ワーカーの 技 能 が 低 い これは 技 能 教 育 が 進 んでいなかったことに 由 来 する 彼 らの 持 っている 技 能 と 日 本 企 業 が 認 める 技 能 のギャップが 大 きい また 技 術 的 な 技 能 の 前 に 時 間 内 に 来 る 約 束 を 守 るなどの 基 本 的 な 姿 勢 から 教 える 必 要 があり 現 地 生 産 は 難 しい( 消 費 財 エジプト) 基 本 的 な 姿 勢 から 教 える 必 要 があるが 現 地 の 人 は できないのはなく これまでそ ういった 姿 勢 が 大 切 であることを 知 らなかっただけ である 初 等 教 育 の 段 階 から 教 えていく 必 要 がある( 消 費 財 エジプト) ローカルスタッフの 勤 労 意 欲 が 高 くない この 仕 事 を 今 日 中 に 終 わらせようという 考 えがなく 4 時 3 分 になったら 帰 ろうとしている これは アフリカタイム であ る( 資 本 財 南 アフリカ) ストライキなどがある ストライキによってコンテナが 入 ってこなくなり インボイ スを 発 行 できないということもある その 結 果 在 庫 を 多 く 持 つようになり 為 替 の 影 響 を 受 けることになる( 消 費 財 南 アフリカ) 手 先 が 器 用 ではないため クオリティ コントロールができない 幼 稚 園 での 基 礎 的 スキルがないため 簡 単 な 加 工 など 細 かい 仕 事 ができない インセンティブをつけて も 無 駄 である( 資 本 財 ケニア) ケニア 人 は 時 間 や 約 束 にルーズであり 大 学 政 府 はビジネスマインドがないことで ある 今 日 が 明 日 であっても 同 じという 印 象 がある( 消 費 財 ケニア) 人 件 費 はアジアと 比 較 しても 高 い 特 にマネージャークラスのスキルドワーカーの 人 件 費 は 高 い( 消 費 財 ケニア) ラマダンの 時 期 は 大 変 である エジプト 人 はラマダン 期 は 夜 中 に 起 きて 食 事 をとって 過 ごすため 昼 に 居 眠 りをする 人 がいたり 休 む 者 がいる( 消 費 財 エジプト) ラマダンの 影 響 なども 見 込 んだ 計 画 を 立 てている( 資 本 財 エジプト) 日 本 人 の 従 業 員 を 増 やしたいものの 日 本 人 1 名 に 対 して 現 地 人 を 9 名 雇 用 しなけれ ばならないので 日 本 人 をなかなか 増 やすことができない( 資 本 財 エジプト) ラマダン 期 に 能 率 が 下 がるということはある( 資 本 財 エジプト) 国 際 企 業 は 営 業 員 に 車 を 与 えなければならないなどの 暗 黙 のルールもある( 消 費 財 エジプト) 11

106 6.2. 日 本 の 政 府 関 係 機 関 による 支 援 策 ここまで アフリカの 経 済 成 長 域 外 主 要 国 とアフリカとの 関 わり 及 び 主 要 企 業 によるアフリカへの 先 進 的 なアプローチ といった 視 点 に 立 ち アフリカにおける 事 業 展 開 の 現 状 について 俯 瞰 してきた アフリカ 諸 国 においては 特 に 過 去 1 年 間 において 文 字 通 り 右 肩 上 がり の 人 口 増 大 経 済 成 長 を 遂 げてきた また 過 去 の 長 期 間 にわたって 援 助 対 象 としてのみ 捉 え られることが 多 かったアフリカにおいて 近 年 では 経 済 成 長 が 目 覚 ましいインドに 匹 敵 する GDP 水 準 に 達 する 国 が 存 在 していることは 注 目 に 値 する アフリカ 諸 国 の 経 済 成 長 の 見 通 しは 資 源 価 格 の 動 向 に 依 存 する 面 があるものの 緩 や かな 経 済 成 長 の 持 続 を 見 込 む 試 算 もあることから 今 後 アフリカにおける 事 業 機 会 への 注 目 がさらに 高 まることが 予 想 される 一 方 で アフリカは 反 政 府 勢 力 政 府 軍 の 武 力 衝 突 による 内 戦 部 族 紛 争 などにより 治 安 情 勢 が 悪 化 する 国 が 尐 なからず 存 在 する アルジェリアにおいては 本 年 1 月 南 部 の 石 油 施 設 がイスラム 武 装 勢 力 により 襲 撃 され 日 本 人 を 含 む 現 地 の 外 国 人 作 業 員 多 数 が 死 傷 する 事 件 が 発 生 した このため アフリカで 事 業 展 開 を 行 う 際 には 危 機 管 理 治 安 対 応 に 十 分 に 留 意 する 必 要 がある 現 在 日 本 においては 独 立 行 政 法 人 日 本 貿 易 振 興 機 構 (ジェトロ) 独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構 (JICA) 独 立 行 政 法 人 日 本 貿 易 保 険 (NEXI) 株 式 会 社 国 際 協 力 銀 行 (JBIC) 独 立 行 政 法 人 石 油 天 然 ガス 金 属 鉱 物 資 源 機 構 (JOGMEC) 29 中 東 協 力 センター 等 の 政 府 関 係 機 関 によるアフリカビジネス 支 援 が 実 施 されており その 概 要 を 下 記 に 示 す なお 中 東 協 力 センターは 中 東 及 び 北 部 アフリカ6カ 国 (アルジェリア エジプト スーダン チュニジア モロッコ リビア)など 地 域 を 限 定 した 支 援 を 実 施 している 3 ジェトロによる 支 援 1 途 上 国 の 産 業 育 成 対 日 輸 出 促 進 支 援 (1)アフリカにおける 産 業 育 成 とアフリカ 産 品 の 対 日 輸 出 を 促 進 するため 日 本 で 開 催 される 展 示 会 への 出 展 支 援 (2) 成 田 国 際 空 港 と 関 西 国 際 空 港 にて 一 村 一 品 マーケット を 開 催 し アフリカ 等 途 上 国 の 産 品 を 販 売 (3) 民 間 企 業 からアフリカ 産 品 の 開 発 輸 入 ( 調 達 先 の 多 角 化 輸 入 ビジネス)の 企 画 を 募 集 し 官 民 連 携 で 商 品 開 発 改 良 を 伴 う 輸 入 ビジネスをサポートする ( 開 発 輸 入 企 画 実 証 ) 29 詳 細 は /45/28_haifu.html 参 照

107 2 調 査 情 報 提 供 - 日 本 企 業 によるアフリカビジネスを 促 進 するため 各 種 調 査 の 実 施 やセミナーを 開 催 212 年 度 においても アフリカビジネスの 有 識 者 や 各 国 の 投 資 関 係 行 政 官 によ るセミナーを 開 催 し 普 及 啓 発 に 注 力 3 日 本 企 業 の 市 場 開 拓 支 援 (1)アフリカにおける 市 場 視 察 や 商 談 会 への 参 加 を 目 的 としたミッションを 派 遣 212 年 度 においては アビジャンビジネスミッションや 専 門 テーマに 基 づくミッション (BOP ビジネス 環 境 エネルギーなど)を 派 遣 し ビジネスモデルの 構 築 と 現 地 パートナー 発 掘 を 支 援 (2)アフリカ 各 地 にコーディネーター(インフラ プラント 分 野 :モザンビーク BOP ビジネス 分 野 :ガーナ タンザニア ケニア)を 配 置 し 日 本 企 業 のアフリカビジ ネスをサポート (3) 日 本 企 業 の 南 アフリカ 鉄 道 インフラの 獲 得 を 支 援 するために 南 アフリカの 運 輸 関 係 者 を 日 本 に 招 聘 し 日 本 の 優 れた 鉄 道 技 術 を 紹 介 現 地 においては 関 係 者 によ る 会 議 を 開 催 し(ヨハネスブルグ ダーバン ケープタウン) 関 係 者 間 の 情 報 共 有 を 促 進 JICA による 支 援 1 産 業 開 発 支 援 -エチオピアにおいて メレス 前 首 相 の 要 請 により 開 発 政 策 支 援 と 民 間 企 業 育 成 支 援 を 実 施 開 発 政 策 支 援 は 首 相 レベル 大 臣 レベル 実 務 レベルの 3 層 にわたって 産 業 開 発 戦 略 の 考 え 方 や 日 本 側 からのアジアの 開 発 経 験 に 基 づいた 提 言 を 行 う 政 策 対 話 を 実 施 また 5S やカイゼンなどの 日 本 の 優 れた 制 度 の 導 入 による 途 上 国 の 産 業 競 争 力 強 化 を 目 的 として 専 門 家 を 派 遣 同 様 な 取 り 組 みを 関 心 のある 他 のアフリカ 諸 国 においても 実 施 中 2 人 材 育 成 - 教 育 レベルの 向 上 なくして 社 会 のニーズにマッチした 人 材 を 育 成 することは 難 し いとの 認 識 のもと 基 礎 的 能 力 の 初 等 教 育 から 実 践 力 の 高 等 教 育 まで アフリカ 人 材 の 育 成 を 支 援 また 行 政 官 等 の 能 力 向 上 を 目 的 として 第 三 国 研 修 などを 実 施 - 日 本 の 無 償 資 金 協 力 などにより 設 立 した 職 業 訓 練 センターなどをハブとして 産 業 人 材 育 成 を 促 進 している また 途 上 国 開 発 支 援 のために 産 業 人 材 教 育 を 担 う 指 導 員 を 育 成 するため コマツなどの 施 設 を 利 用 したトレーニングセンターを 設 置 し 研 修 を 実 施 している 3ビジネス 環 境 整 備 - 資 源 に 依 存 した 経 済 から 産 業 の 多 様 化 を 図 るためには 海 外 からの 投 資 が 重 要 であ り ザンビアにおいて 投 資 促 進 機 関 の 投 資 誘 致 能 力 や 投 資 家 へのサービス 提 供 能 13

108 力 の 向 上 を 目 指 した 協 力 を マレーシア 専 門 家 を 動 員 して 実 施 日 本 企 業 からの 投 資 を 促 進 するためのガイドブックの 作 成 を 支 援 し 本 ガイドブックを 呼 び 水 とした 日 本 企 業 の 進 出 をサポート 4インフラ 開 発 支 援 - 内 陸 国 の 多 いアフリカにおいては 港 からの 物 流 網 の 整 備 することにより 経 済 の 効 率 性 を 向 上 させることが 重 要 であるため アフリカにおける 経 済 回 廊 に 対 する 支 援 を 実 施 し 運 輸 インフラの 整 備 を 促 進 道 路 や 橋 梁 などのハード 面 だけではなく 関 税 能 力 強 化 支 援 などのソフト 面 の 対 応 も 併 せて 実 施 している - 急 増 する 電 力 需 要 に 対 応 するため 電 力 インフラへの 支 援 を 実 施 特 に 東 部 ではケ ニアなどで 大 地 溝 帯 に 沿 った 地 熱 発 電 開 発 に 対 する 支 援 を 拡 充 5 民 間 連 携 -BOP ビジネスや PPP インフラ 事 業 に 関 する FS をアフリカ 各 地 で 実 施 し 海 外 投 融 資 制 度 の 活 用 を 含 めて 日 本 企 業 によるアフリカビジネスを 促 進 またアフリカ 内 の 34 拠 点 と 1, 名 以 上 のボランティアとのネットワークを 活 かした 情 報 提 供 に 注 力 産 業 人 材 育 成 経 済 産 業 省 による 支 援 - 過 去 5 年 以 上 にわたり 現 地 の 日 系 企 業 に 勤 める 現 地 社 員 や 現 地 ローカル 企 業 の 経 営 者 や 社 員 等 の 能 力 向 上 を 目 的 として 途 上 国 から 管 理 者 や 技 術 者 を 対 象 とした 日 本 に 受 け 入 れての 座 学 や 企 業 の 現 場 を 活 用 した 実 地 研 修 等 に 対 する 支 援 を 実 施 官 民 で 連 携 した 取 り 組 みにより これまでアフリカ 各 国 から 累 計 5,5 名 以 上 の 産 業 人 材 を 日 本 への 受 け 入 れ また 日 本 からアフリカに 講 師 を 派 遣 し 現 地 において 生 産 管 理 や 経 営 等 についての 研 修 を 行 う 海 外 研 修 にはこれまで 4, 名 以 上 が 参 加 その 他 日 本 企 業 と 関 係 を 有 するアフリカ 企 業 等 に 対 し 日 本 から 専 門 家 を 派 遣 しての 現 地 指 導 も 実 施 -アフリカにおけるインフラ 案 件 獲 得 に 向 け 日 本 企 業 の 有 する 技 術 等 に 対 する 理 解 を 促 進 することを 目 的 とした 相 手 国 関 係 者 の 招 聘 や 日 本 からの 専 門 家 派 遣 を 実 施 - 受 入 研 修 のために 来 日 した 研 修 生 が 母 国 に 帰 国 した 後 に アフリカ 1 地 域 において 自 主 的 に 同 窓 会 組 織 が 組 織 されており 多 数 の 研 修 経 験 者 が 所 属 ( 財 ) 海 外 産 業 人 材 育 成 協 会 (HIDA)が 各 国 の 同 窓 会 とのネットワークを 構 築 している 各 同 窓 会 に おいては 定 期 的 に 総 会 が 開 催 されているが その 他 数 年 に 1 回 程 度 の 頻 度 でアフ リカ 各 国 の 複 数 の 同 窓 会 から 代 表 者 が 参 加 するアフリカ 地 域 同 窓 会 の 総 会 が 開 催 各 国 同 窓 会 の 会 員 には 現 地 ローカル 企 業 の 経 営 者 や 幹 部 等 も 所 属 しているため 今 後 日 本 企 業 が 各 国 の 同 窓 会 を 通 じ ビジネスパートナー 候 補 の 発 掘 や 現 地 のビジ ネス 関 連 情 報 の 入 手 ができるのでないかとも 見 込 まれる 14

109 NEXIによる 支 援 海 外 ビジネスに 伴 うリスクをカバーする 保 険 の 提 供 -NEXI では 外 国 貿 易 その 他 の 対 外 取 引 の 健 全 な 発 達 を 図 ることを 目 的 に 我 が 国 企 業 のアフリカ 地 域 を 含 む 海 外 ビジネス( 輸 出 入 海 外 投 融 資 等 )に 伴 う 以 下 のリ スクをカバーする 保 険 を 提 供 1) 戦 争 革 命 自 然 災 害 等 に 伴 う 輸 出 代 金 回 収 の 不 能 等 ( 非 常 危 険 ) 2) 取 引 相 手 の 破 産 等 に 伴 う 輸 出 代 金 回 収 の 不 能 等 ( 信 用 危 険 ) 近 年 のアフリカ 向 け 貿 易 保 険 の 引 受 実 績 は 以 下 のとおり 29 年 度 526 億 円 21 年 度 47 億 円 211 年 度 48 億 円 アフリカ 向 け 付 保 案 件 の 内 容 としては 車 両 等 の 輸 出 資 源 案 件 インフラ 案 件 M&A 案 件 等 多 岐 にわたる なお 27 年 4 月 からは 海 外 からの 安 定 的 な 資 源 供 給 の 確 保 に 対 する 取 り 組 みを 強 化 するため 従 来 よりも 低 い 保 険 料 率 や 幅 広 いリスクカバー 等 を 実 現 する 資 源 エ ネルギー 総 合 保 険 を 創 設 アフリカにおける 資 源 獲 得 案 件 にも 活 用 されている JBICによる 支 援 金 融 支 援 の 実 施 -JBIC は 日 本 にとって 重 要 な 資 源 の 海 外 における 開 発 及 び 取 得 促 進 のための 支 援 日 本 の 産 業 の 国 際 競 争 力 の 維 持 及 び 向 上 のための 支 援 などを 行 なっている 具 体 的 な 支 援 ツールは 金 融 支 援 である 輸 出 金 融 : 日 本 企 業 による 機 械 設 備 等 の 輸 出 や 技 術 提 供 に 必 要 な 資 金 の 融 資 投 資 金 融 : 日 本 企 業 が 海 外 において 実 施 する 現 地 生 産 販 売 事 業 インフラ 事 業 海 外 M&A 資 源 権 益 取 得 開 発 事 業 に 必 要 な 資 金 の 融 資 事 業 開 発 等 金 融 : 海 外 経 済 活 動 のための 事 業 環 境 整 備 等 に 必 要 な 資 金 の 融 資 出 資 : 海 外 で 日 本 企 業 が 出 資 参 画 する 海 外 プロジェクトやファンド 等 に 対 する 出 資 保 証 : 民 間 金 融 機 関 の 融 資 等 を 補 完 奨 励 するための 保 証 -JBIC は TICADⅣ 以 降 アフリカにおける 木 材 チップ 製 造 販 売 プロジェクト( 投 資 金 融 )や 発 電 プラント 機 器 輸 出 プロジェクト( 輸 出 金 融 ) 等 日 本 企 業 等 によるア フリカにおけるプロジェクトを 積 極 的 に 支 援 してきている また TICADⅣにおい て 日 本 政 府 が 発 表 した JBIC による 総 額 25 億 ドルのアフリカ 向 け 金 融 支 援 (TICAD Ⅳ 以 降 5 年 間 )についても 既 にその 金 額 を 達 成 15

110 JOGMECによる 支 援 独 立 行 政 法 人 石 油 天 然 ガス 金 属 鉱 物 資 源 機 構 (JOGMEC)は 資 源 エネルギー の 安 定 供 給 確 保 資 源 備 蓄 の 推 進 及 び 鉱 害 防 止 支 援 による 環 境 の 保 全 を 目 的 に リス クマネー 供 給 技 術 開 発 及 び 資 源 国 の 情 報 収 集 提 供 等 を 通 して 石 油 天 然 ガス 金 属 鉱 物 及 び 石 炭 資 源 開 発 等 における 我 が 国 企 業 の 探 鉱 開 発 促 進 に 必 要 な 業 務 を 行 っ ている 1リスクマネー 供 給 業 務 資 源 開 発 は 地 質 リスク カントリーリスク 価 格 変 動 などのリスクがある 上 成 果 が 出 るまでのリードタイムが 長 く 不 確 実 性 が 極 めて 高 い また 資 金 規 模 も 巨 額 で あり 民 間 企 業 が 金 融 機 関 等 からの 資 金 調 達 だけでは 資 金 需 要 を 賄 えない 場 合 がある こうしたことから 以 下 の 通 り JOGMEC はリスクマネーの 供 給 業 務 を 通 じて 資 源 開 発 の 支 援 を 行 っている - 出 資 事 業 プロジェクト 会 社 への 出 資 を 通 じて 資 金 を 供 給 する 対 象 : 石 油 天 然 ガス 探 鉱 事 業 金 属 鉱 物 探 鉱 事 業 石 炭 資 源 探 鉱 事 業 天 然 ガス 液 化 事 業 石 油 天 然 ガス 資 産 買 収 事 業 金 属 鉱 物 資 産 買 収 事 業 (アフリカ 案 件 の 例 :モザンビーク 天 然 ガス 探 鉱 出 資 南 アフリカ 白 金 族 探 鉱 出 資 ) - 融 資 事 業 金 属 鉱 物 の 探 鉱 事 業 を 行 っている 会 社 に 対 して 融 資 を 通 じて 資 金 を 供 給 する 対 象 : 金 属 鉱 物 探 鉱 - 債 務 保 証 事 業 我 が 国 企 業 の 金 融 機 関 等 からの 借 入 に 対 して 債 務 保 証 を 行 い 資 金 調 達 を 支 援 す る 対 象 : 石 油 天 然 ガス 開 発 事 業 金 属 鉱 物 開 発 事 業 石 炭 資 源 開 発 事 業 天 然 ガス 液 化 事 業 石 油 天 然 ガス 資 産 買 収 事 業 2 技 術 開 発 支 援 地 質 構 造 調 査 事 業 及 び 人 材 育 成 資 源 ナショナリズムの 高 まり 新 興 国 国 際 資 源 開 発 企 業 等 との 競 争 の 激 化 という 状 況 の 中 資 源 国 との 緊 密 な 人 的 組 織 的 な 関 係 を 強 化 し 我 が 国 の 資 源 獲 得 につなが る 協 力 枠 組 みを 構 築 する 具 体 的 には 技 術 開 発 支 援 地 質 構 造 調 査 事 業 及 び 人 材 育 成 等 を 通 じて 関 係 の 発 展 維 持 を 図 る - 技 術 開 発 支 援 多 様 化 する 資 源 国 が 抱 える 資 源 開 発 関 連 の 課 題 例 えば 資 源 賦 存 量 の 正 確 な 把 握 や 水 処 理 などの 技 術 的 な 課 題 について 国 営 企 業 等 との 共 同 研 究 により 解 決 を 目 指 す (アフリカ 案 件 の 例 :リビア 国 営 石 油 会 社 との 随 伴 水 処 理 技 術 開 発 ) 16

111 - 地 質 構 造 調 査 事 業 資 源 の 賦 存 に 関 する 地 質 情 報 を 不 足 しており 新 たな 探 鉱 開 発 事 業 が 期 待 される 地 域 に 対 して 地 質 構 造 調 査 を 行 うことで 資 源 国 との 関 係 構 築 を 図 る (アフリカ 案 件 の 例 :ケニアでの 油 ガス 胚 胎 の 可 能 性 を 評 価 するための 共 同 調 査 南 アフリカでの JV 事 業 ) - 人 材 育 成 資 源 国 との 関 係 構 築 及 び 将 来 的 な 探 鉱 開 発 事 業 の 形 成 につなげる 為 日 本 に 資 源 国 から 技 術 者 を 招 聘 し 資 源 開 発 や 環 境 保 全 に 係 る 技 術 研 修 を 実 施 また 資 源 国 に 対 しても 我 が 国 の 技 術 者 を 派 遣 して 研 修 セミナーを 実 施 している (アフリカ 案 件 の 例 :ボツワナ 地 質 リモートセンシングセンターを 設 置 し 主 に SADC 諸 国 を 対 象 とした 衛 星 画 像 の 解 析 技 術 の 移 転 地 質 共 同 調 査 を 実 施 プロジ ェクトの 形 成 を 後 押 ししている 千 葉 県 にある 技 術 センターに 産 油 ガス 国 の 技 術 者 を 招 聘 し 石 油 天 然 ガス 開 発 に 係 る 研 修 を 実 施 ) 3 資 源 国 の 情 報 収 集 提 供 世 界 の 資 源 エネルギー 情 勢 や 資 源 国 の 法 税 制 新 規 鉱 区 公 開 情 報 国 際 資 源 開 発 企 業 の 動 向 などについて 情 報 収 集 分 析 を 行 い 我 が 国 企 業 等 の 探 鉱 開 発 戦 略 及 び 政 府 の 資 源 外 交 戦 略 の 検 討 立 案 に 資 する 情 報 提 供 を 実 施 している また 資 源 国 の 紹 介 鉱 区 公 開 プロモーションのためのセミナーを 企 画 するとともに 各 種 情 報 につい ては 随 時 データベース 化 を 進 め JOGMEC のホームページ 上 で 公 開 している 中 東 協 力 センターによる 支 援 1 投 資 環 境 整 備 支 援 事 業 (1) 投 資 促 進 展 示 事 業 : 我 が 国 企 業 または 団 体 等 の 商 品 等 を 現 地 で 開 催 される 展 示 会 に 出 展 またその 機 会 を 利 用 したプレゼンテーション 商 談 などを 支 援 (2) 調 査 事 業 : 現 地 の 産 業 基 盤 経 済 政 策 投 資 インセンティブ 現 地 企 業 の 実 態 等 の 投 資 等 の 環 境 及 び 機 会 に 関 する 調 査 実 施 への 支 援 ( 例 ) 製 品 やサービスの 輸 出 入 統 計 や 需 要 予 測 現 地 関 連 企 業 の 実 態 流 通 シス テムや 市 場 の 実 態 我 が 国 企 業 の 製 品 技 術 サービス 等 の 現 地 における 適 用 性 など 2 投 資 促 進 ミッション 交 流 事 業 -ミッション 派 遣 事 業 : 現 地 の 投 資 等 環 境 調 査 や 投 資 等 案 件 の 発 掘 形 成 に 関 する 調 査 協 議 等 を 目 的 として 我 が 国 企 業 または 団 体 等 のミッションの 派 遣 事 業 ( 例 ) 合 弁 設 立 ( 候 補 ) 企 業 技 術 移 転 先 ( 候 補 ) 企 業 との 意 見 交 換 関 連 施 設 や 設 備 等 の 視 察 投 資 環 境 に 関 する 現 地 政 府 関 係 機 関 等 への 聞 き 取 り 調 査 など 17

112 -ミッション 受 入 事 業 : 投 資 等 の 案 件 を 実 施 する 上 で 必 要 となる 相 手 国 の 企 業 または 団 体 等 のミッションの 受 入 事 業 ( 例 ) 合 弁 設 立 ( 候 補 ) 企 業 及 び 政 府 関 係 機 関 との 意 見 交 換 関 連 施 設 や 設 備 等 の 視 察 当 該 国 における 投 資 環 境 整 備 のための 検 討 材 料 の 提 供 など 3プロジェクト 具 体 化 支 援 事 業 - 企 業 化 可 能 性 調 査 事 業 : 現 地 企 業 と 我 が 国 企 業 との 合 弁 等 の 事 業 として 有 望 な 具 体 的 案 件 につき 事 業 コスト 採 算 性 法 的 技 術 的 諸 問 題 に 対 応 するフィージビリ ティ スタディを 実 施 ( 例 ) 市 場 販 売 条 件 等 マーケティング 生 産 及 び 技 術 財 務 及 び 経 済 性 に 関 する 評 価 当 該 国 の 政 府 民 間 企 業 関 係 先 への 投 資 環 境 に 関 する 聞 き 取 り 調 査 外 国 資 本 投 資 法 やインフラストラクチャー 等 の 投 資 環 境 の 実 地 見 聞 など - 技 術 指 導 事 業 ( 短 期 長 期 ): 我 が 国 企 業 の 現 地 への 投 資 等 の 事 業 の 円 滑 な 立 ち 上 げ や 実 施 を 支 援 するために 技 術 指 導 員 を 派 遣 ( 例 ) 現 地 工 場 等 生 産 施 設 建 設 に 係 わる 指 導 現 地 生 産 施 設 の 管 理 運 転 操 作 技 術 等 初 期 立 上 に 係 わる 指 導 生 産 技 術 に 係 わる 指 導 経 営 管 理 に 係 わる 指 導 当 該 事 業 の 円 滑 な 操 業 に 必 要 と 認 められる 事 頄 に 係 わる 指 導 など 4 人 材 育 成 支 援 事 業 - 現 地 研 修 現 地 派 遣 : 現 地 の 関 係 者 を 対 象 に 現 地 で 実 施 する 研 修 事 業 により 人 材 を 育 成 するもの( 現 地 研 修 ) 又 は 我 が 国 の 関 係 者 を 視 察 研 修 研 究 等 の 活 動 のため 現 地 へ 派 遣 し 相 互 理 解 を 深 めるもの( 現 地 派 遣 ) ( 例 ) 我 が 国 の 企 業 団 体 学 校 等 が 現 地 の 企 業 団 体 等 の 職 員 学 生 もしくは 未 就 学 者 を 対 象 に 現 地 で 実 施 する 研 修 ( 現 地 研 修 ) 現 地 での 視 察 研 修 研 究 大 学 間 交 流 等 の 活 動 を 目 的 とした 我 が 国 の 社 会 人 又 は 学 生 の 現 地 への 派 遣 ( 現 地 派 遣 ) - 国 内 研 修 国 内 受 入 : 現 地 の 関 係 者 を 対 象 に 我 が 国 で 実 施 する 研 修 事 業 により 人 材 を 育 成 するもの( 国 内 研 修 ) 又 は 現 地 の 関 係 者 を 視 察 研 修 研 究 等 の 活 動 のため 我 が 国 へ 受 入 れ 相 互 理 解 を 深 めるもの( 国 内 受 入 ) ( 例 ) 現 地 の 企 業 団 体 等 の 職 員 学 生 もしくは 未 就 学 者 を 対 象 にした 我 が 国 での 研 修 ( 国 内 研 修 ) 我 が 国 での 視 察 研 修 研 究 大 学 間 交 流 等 を 目 的 とした 現 地 の 社 会 人 又 は 学 生 の 我 が 国 への 受 入 ( 国 内 受 入 ) 18

113 6.3. 対 応 の 方 向 性 日 本 企 業 が 現 地 で 事 業 展 開 を 行 う 際 に 直 面 している 課 題 について 6.1.に 示 したが これらの 課 題 を 踏 まえて 政 府 においては アフリカでの 日 本 企 業 による 事 業 展 開 を 支 援 する 観 点 から 以 下 のような 視 点 に 立 った 取 組 みを 検 討 すべきではないか (1) 危 機 管 理 治 安 対 応 現 地 に 進 出 している 日 本 企 業 に 対 し 危 機 管 理 治 安 対 応 に 関 する 知 識 ノウ ハウ 面 での 情 報 提 供 を 十 分 に 行 うべきではないか また 安 全 面 でのサポートを 適 切 に 行 う 態 勢 整 備 が 必 要 ではないか (2) ビジネス 支 援 現 地 進 出 している 日 本 企 業 に 対 し 現 地 情 勢 等 の 情 報 収 集 提 供 を 行 うためア ドバイザーの 配 置 を 含 めた 拠 点 拡 大 を 行 うべきではないか また 現 地 進 出 を 検 討 中 の 日 本 企 業 の 活 動 を 現 地 においてサポートする 方 策 を 検 討 すべきではないか さらに 現 地 における 投 資 環 境 の 改 善 を 図 る 観 点 から 投 資 協 定 EPA や MOU の 締 結 を 進 めるべきではないか (3) 人 材 育 成 支 援 日 本 企 業 がアフリカで 事 業 展 開 を 行 う 際 に 必 要 な 日 本 人 人 材 を 育 成 する 観 点 か ら 現 地 企 業 や 政 府 機 関 へのインターンシップ 派 遣 事 業 の 実 施 青 年 海 外 協 力 隊 など 駐 在 経 験 者 の 有 効 活 用 を 行 っていくべきではないか アフリカにおける 日 本 企 業 のビジネスを 支 援 する 観 点 から 民 間 企 業 による 産 業 人 材 の 育 成 を 支 援 していくことが 重 要 ではないか また 日 本 に 留 学 している アフリカ 人 を 有 効 に 活 用 していくべきではないか 青 年 海 外 協 力 隊 員 や 留 学 生 と 日 本 企 業 のマッチングを 実 施 するポータルサイト など(アフリカ 人 材 ネット)が 必 要 とされているのではないか 日 本 企 業 の 現 地 での 事 業 展 開 のためのビジネス 環 境 整 備 の 一 環 として 空 港 港 湾 税 関 等 の 行 政 官 等 に 対 する 研 修 を 強 化 していくべきではないか (4) インフラ 整 備 支 援 アフリカの 長 期 的 な 経 済 発 展 に 資 すると 同 時 に 日 本 企 業 のビジネス 展 開 上 も 必 要 となる 現 地 の 基 礎 的 なインフラ 整 備 に 関 して 資 金 協 力 と 技 術 協 力 の 連 携 を 通 じた 支 援 を 行 うべきではないか また 官 民 一 体 となった 案 件 受 注 にさらに 努 めるべきではないか 19

114 (5) 持 続 的 経 済 成 長 に 向 けた 支 援 アフリカの 持 続 的 な 経 済 成 長 を 実 現 するためには 民 間 セクターの 発 展 が 重 要 であり また 日 本 企 業 の 事 業 機 会 の 拡 大 にも 資 する このため 日 本 企 業 の 進 出 支 援 という 観 点 を 重 視 した 上 で 例 えば 公 的 資 金 による 投 融 資 を 活 用 した 民 間 セクターの 育 成 や 相 手 国 政 府 と 共 同 で 実 施 する 産 業 政 策 対 話 投 資 環 境 整 備 を 行 うべきではないか また 社 会 的 課 題 の 解 決 とビジ ネスを 両 立 させる 取 り 組 みとして BOP ビジネスや 日 本 企 業 の 優 れた 技 術 や 製 品 の 導 入 を 通 じた 気 候 変 動 対 策 適 応 行 動 をさらに 推 進 すべきではないか 11

115 参 考 資 料 111

116 アフリカの GDP 上位 2 カ国で主に使用される言語 宗教 海外安全渡航情報 アフリカの GDP 上位 2 カ国で主に使用される言語 もっとも信仰人口の多い宗教 および海外安全渡航情報 213 年 3 月 22 日 11 時現在 を一覧表にて整理した 宗教の詳細は次ページ参照 Mo rocco 言語 アラビア語 フランス語 宗教 イスラム教 official 99% Al geria Tu nisia 言語 アラビア語フランス語 宗教 イスラム教スンニ派(国教)99% L i bya 言語 アラビア語 フランス語 言語 アラビア語 宗教 イスラム教(Islam-official) 98% 宗教 イスラム教スンニ派97% Eg ypt 言語 アラビア語 宗教 イスラム教(ほぼスンニ派)9% C o te d'ivoire Su dan 言語 アラビア語 英語 宗教 イスラム教スンニ派 So uth Sudan 言語 フランス語 宗教 イスラム教38.6% 言語 英語 宗教 アニミズム Gh ana Eth iopia 言語 英語 宗教 キリスト教68.8% 言語 現地語 英語 宗教 Orthodox 43.5% N i geria Ke nya 言語 英語 宗教 イスラム教5% 言語 現地語 英語 宗教 プロテスタント45% C a meroon U g anda 海外安全情報の凡例 言語 フランス語英語 宗教 土着信仰4% Eq uatorial Guinea 言語 スペイン語 フランス語 宗教 キリスト教 主にローマカトリック 言語 英語 現地語 宗教 ローマカトリック41.9% An gola 言語 ポルトガル語 宗教 土着信仰47% Bo tswana So uth Africa 言語 英語 宗教 キリスト教71.6% 言語 英語 現地語 宗教 プロテスタント36.6% Za mbia 言語 英語 宗教 キリスト教5-75% Ta n zania 言語 現地語 英語 宗教 (mainland)キリスト教3% 出所 言語 外務省ホームページ 宗教 CIA ファクトブック 詳細は次ページ参照 海外安全渡航情報 外務省ホームページより作成 112

117 Country Algeria 1Sunni Muslim (state religion) 99% 2Christian and Jewish 1% 各 国 の 宗 教 Religions(%) Angola 1indigenous beliefs 47% 2Roman Catholic 38% 3Protestant 15% (1998 est.) Benin 1Catholic 27.1% 2Muslim 24.4% 3Vodoun 17.3% 4Protestant 1.4%(Celestial 5%, Methodist 3.2%, other Protestant 2.2%) 5other Christian 5.3% 6other 15.5% Botswana 1Christian 71.6% 2Badimo 6% 3other 1.4% 4unspecified.4% 5none 2.6% Burkina Faso 1Muslim 6.5% 2Catholic 19% 3animist 15.3% 4Protestant 4.2% 5other.6% 6none.4% Burundi 1Christian 67% (Roman Catholic 62%, Protestant 5%) 2indigenous beliefs 23% 3Muslim 1% Cameroon 1indigenous beliefs 4% 2Christian 4% 3Muslim 2% Cape Verde 1Roman Catholic (infused with indigenous beliefs) 2Protestant (mostly Church of the Nazarene) Central African Republic 1indigenous beliefs 35% 2Protestant 25% 3Roman Catholic 25% 4Muslim 15% Chad 1Muslim 53.1% 2Catholic 2.1% 3Protestant 14.2% 4animist 7.3% 5other.5% 6unknown 1.7% 7atheist 3.1% Comoros 1Sunni Muslim 98% 2Roman Catholic 2% Congo, Democratic Republic of the 1Roman Catholic 5% 2Protestant 2% 3Kimbanguist 1% 4Muslim 1% 5other (includes syncretic sects and indigenous beliefs) 1% Congo, Republic of the 1Christian 5% 2animist 48% 3Muslim 2% Cote d'ivoire 1Muslim 38.6% 2Christian 32.8% 3indigenous 11.9% 4none 16.7% Djibouti 1Muslim 94% 2Christian 6% Egypt 1Muslim (mostly Sunni) 9% 2Coptic 9% 3other Christian 1% Equatorial Guinea Eritrea 1nominally Christian and predominantly Roman Catholic, pagan practices 1Muslim 2Coptic Christian 3Roman Catholic 4Protestant Ethiopia 1Orthodox 43.5% 2Muslim 33.9% 3Protestant 18.6% 4traditional 2.6% 5Catholic.7% 6other.7% Gabon 1Christian 55%-75%, animist, Muslim less than 1% Gambia, The 1Muslim 9% 2Christian 8% 3indigenous beliefs 2% Ghana 1Christian 68.8% (Pentecostal/Charismatic 24.1%, Protestant 18.6%, Catholic 15.1%, other 11%) 2Muslim 15.9% 3traditional 8.5% 4other.7% 5none 6.1% Guinea 1Muslim 85% 2Christian 8% 3indigenous beliefs 7% Guinea-Bissau 1Muslim 5% 2indigenous beliefs 4% 3Christian 1% Kenya 1Protestant 45% 2Roman Catholic 33% 3Muslim 1% 4indigenous beliefs 1% 5other 2% Lesotho 1Christian 8% 2indigenous beliefs 2% Liberia 1Christian 85.6% 2Muslim 12.2% 3Traditional.6% 4other.2% 5none 1.4% Libya 1Sunni Muslim (official) 97% 2other 3% 113

118 Madagascar 1indigenous beliefs 52% 2Christian 41% 3Muslim 7% Malawi 1Christian 82.7% 2Muslim 13% 3other 1.9% 4none 2.5% (1998 census) Mali 1Muslim 9% 2Christian 1% 3indigenous beliefs 9% Mauritania 1Muslim (official) 1% Mauritius 1Hindu 48% 2Roman Catholic 23.6% 3Muslim 16.6% 4other Christian 8.6% 5other 2.5% 6unspecified.3% 7none.4% Morocco 1Muslim 99% (official) 2Christian 1% 3Jewish about 6, Mozambique 1Catholic 28.4% 2Protestant 27.7% (Zionist Christian 15.5%, Evangelical Pentecostal 1.9%, Anglican 1.3%) 3Muslim 17.9% 4other 7.2% 5none 18.7% Namibia 1Christian 8% to 9% (at least 5% Lutheran) 2indigenous beliefs 1% to 2% Niger 1Muslim 8% 2other (includes indigenous beliefs and Christian) 2% Nigeria 1Muslim 5% 2Christian 4% 3indigenous beliefs 1% Rwanda 1Roman Catholic 56.5% 2Protestant 26% 3Adventist 11.1% 4Muslim 4.6% 5indigenous beliefs.1% 61.7% Sao Tome and Principe 1Catholic 7.3% 2Evangelical 3.4% 3New Apostolic 2% 4Adventist 1.8% 5other 3.1% 6none 19.4% Senegal 1Muslim 94% 2Christian 5% (mostly Roman Catholic) 3indigenous beliefs 1% Seychelles 1Roman Catholic 82.3% 2Protestant 7.5% (Anglican 6.4%, Seventh-Day Adventist 1.1%) 3other Christian 3.4% 4Hindu 2.1% 5Muslim 1.1% 6other non-christian 1.5% 7unspecified 1.5% 8none.6% Sierra Leone 1Muslim 6% 2Christian 1% 3indigenous beliefs 3% Somalia South Africa South Sudan Sudan Swaziland Tanzania 1Sunni Muslim (Islam) 1Protestant 36.6% (Zionist Christian 11.1%, Pentecostal/Charismatic 8.2%, Methodist 6.8%, Dutch Reformed 6.7%, Anglican 3.8%) 2 Catholic 7.1% 3Muslim 1.5% 4other Christian 36% 5other 2.3% 6unspecified 1.4% 7none 15.1% 1animist 2Christian 1Sunni Muslim 2small Christian minority 1Zionist 4% (a blend of Christianity and indigenous ancestral worship) 2Roman Catholic 2% 3Muslim 1% 4other (includes Anglican, Baha'i, Methodist, Mormon, Jewish) 3% mainland 1Christian 3% 2Muslim 35% 3indigenous beliefs 35% Zanzibar 1Muslim 99% Togo 1Christian 29% 2Muslim 2% 3indigenous beliefs 51% Tunisia 1Muslim (Islam - official) 98% 2Christian 1% 3Jewish and other 1% Uganda 1Roman Catholic 41.9% 2Protestant 42% (Anglican 35.9%, Pentecostal 4.6%, Seventh-Day Adventist 1.5%) 3Muslim 12.1% 4other 3.1% 5none.9% Western Sahara 1Muslim Zambia 1Christian 5%-75% 2Muslim and Hindu 24%-49% 3indigenous beliefs 1% Zimbabwe 1syncretic (part Christian, part indigenous beliefs) 5% 2Christian 25% 3indigenous beliefs 24% 4Muslim and other 1% 出 所 )CIA ファクトブックより 作 成 114

119 長期 26 年まで の GDP 予測値 図表 71 アフリカの名目 GDP および 1 人あたり GDP の推移 2 6 年 GDP 1億US$ 14, 1人あたりGDP US 6, 5,127 12,428 GDP 12, 1人あたりGDP 1, 3,792 8, 5, 8,838 4, 2,897 1,667 4, 717 3, 6,31 2,252 6, 2, 4,919 2, 3,969 2,584 1, 1, 実質GDP成長率 1人あたり実質GDP成長率 年 単位 出所 アフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time より作成 115

120 図表 72 アフリカの各地域の名目 GDP の推移 2 6 年 1億US$ 14, 北部アフリカ 東部アフリカ 12, 南部アフリカ 3,353 1, 中央アフリカ 西部アフリカ 8, 4,84 6, 4, 1,912 2, 696 1, 年 出所 アフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time より作成 図表 73 アフリカの各地域の 1 人あたり GDP の推移 2 6 年 US$ 14, 北部アフリカ 12,942 12, 東部アフリカ 南部アフリカ 中央アフリカ 1, 西部アフリカ 8, 6,183 6, 5,968 4, 2,378 2, 2, 年 出所 アフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time より作成 116

121 GDP の推計シナリオ 図表 74 アフリカ開発銀行による GDP 推計 2 26 年 High Case シナリオと Low Case シナリオの比較 名目 GDP 1 人あたり GDP 1 億 US ドル US ドル 18, 7, 16, High-Caseシナリオ 14, Low-Caseシナリオ 15,739 12,428 5, 4,231 3,792 4, 8,838 7,627 8, 3, 6,31 6, 5,17 4, 1,719 2,496 2,252 1, 3,232 2,897 1,667 2, 3,969 3,245 2,584 5,127 4,919 11,182 1, 5,729 5,492 Low-Caseシナリオ 12, 2, High-Caseシナリオ 6, 名目 GDP 成長率 人あたり GDP 成長率 High-Caseシナリオ High-Caseシナリオ Low-Caseシナリオ Low-Caseシナリオ 出所 アフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time より作成 117

122 図表 75 資源価格との相関を考慮した場合のアフリカの GDP の推移31 GDP 1億US$ 4, 3,567 3,229 3,5 3, 2,5 2, 2,744 2,567 2,46 2,261 2,157 2,27 1,915 1,75 1,477 2,89 1,5 GDP推計値 1, 5 出所 IEA World Energy Outlook などより推計 図表 76 資源価格との相関を考慮した場合のアフリカの 1 人あたりの GDP の推移 1人あたりGDP US$ 2,5 2,261 2,11 2, 2,279 2,284 1,711 1,5 1, 1人あたりGDP 5 出所 IEA World Energy Outlook などより推計 31 GDP の推計にあたっては ①これまでの GDP の伸び率 と ②原油価格の影響 の 2 つの指標から推 計を実施した 具体的には ①これまでの GDP の伸び率 25 年から 21 年までの GDP 実績 の伸び率 ②原油価格の影響 IEA による原油価格 WTI の伸び率 としている ここで WTI と GDP の相関係数は.948 であったことから GDP の伸びには ②原油価 格の影響 が 94.8 寄与し ①これまでの GDP の伸び率 が 5.2 寄与するという前提条件を置き 試算した 118

123 中間層人口の推移 図表 77 9 中間層人口の増加とアフリカの都市化 2 6 年 中間層人口 High-Case 中間層人口 Low-Case 都市化率 High-Case 都市化率 Low-Case 億人 年 出所 アフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time より作成 119

124 冷蔵庫 テレビ 自動車市場の動向 図表 78 アフリカ全域の冷蔵庫 テレビ 自動車の市場規模 支出傾向をもとに算出した場合 冷蔵庫 千台 6, テレビ 千台 25, 5,462 5, 21,73 4,568 2, 4,167 18,164 15,91 4, 15, 3, 1, 2, 5, 1, 年 年 自動車 千台 2,5 1,959 2, 1,63 1,5 1,45 1, 年 出所 Euromonitor international World Consumer Lifestyles Databook 211 より推計 12

125 図表 79 4 カ国の冷蔵庫の市場規模 青 エジプト 赤 ケニア 支出傾向をもとに算出した場合 緑 ナイジェリア 千台 2,5 紫 南アフリカ 千台 ,53 2, 1, ,71 1,5 6 1, 千台 6 年 千台 1, ,2 381 年 1,431 1, ,214 1,44 1, 年 年 出所 Euromonitor international World Consumer Lifestyles Databook 211 より推計 121

126 図表 8 4 カ国のテレビの市場規模 青 エジプト 赤 ケニア 支出傾向をもとに算出した場合 緑 ナイジェリア 千台 1,4 千台 ,175 1,2 1, 紫 南アフリカ 年 千台 7, 年 千台 1, 5,993 6, 5, ,963 4,27 4, 6 3, , 2 1, 年 年 出所 Euromonitor international World Consumer Lifestyles Databook 211 より推計 122

127 インフラ 分 野 における 個 別 事 例 図 表 81 電 力 分 野 における 直 近 の 個 別 事 例 件 名 概 要 出 所 Eskom 社 によ る 石 炭 火 力 発 電 所 建 設 複 数 国 による 水 力 発 電 プラ ント 建 設 東 アフリカ 諸 国 の 発 電 所 建 設 南 アフリカの 電 力 会 社 Eskom 社 が 石 炭 火 力 発 電 所 (coal-fired powerplant) Medupi powerplantの 建 設 地 はLimpopo 州 215 年 完 成 予 定 規 模 としては 世 界 第 4 位 の 石 炭 火 力 発 電 所 となる 見 込 み 世 界 銀 行 が$3.75-billionを 融 資 うち$3.5 billion がプラント 建 設 費 世 界 銀 行 と 南 アフリカ 政 府 がプラント 建 設 地 のモニタリング( 大 気 汚 染 公 共 イン フラへの 影 響 など)を222 年 まで 実 施 タンザニア ルワンダ ブルンジの 水 力 発 電 プラント(hydroelectric powerplant) 協 同 プロジェクトを 実 施 することが 確 定 9MWクラスとなる 見 込 み 213 年 に 着 工 予 定 $36 millionのプロジェクトが 行 き 詰 まっていたところ 各 国 が$1 millionずつ 追 加 出 資 することで 合 意 東 アフリカ 諸 国 がインフラ 整 備 に 国 家 予 算 を 優 先 させる 慢 性 的 な 需 給 ギャップ が 生 じている 電 力 も 重 要 課 題 のひとつ ケニアでは212 年 度 インフラ 整 備 予 算 を19.8 億 ドルから26.5 億 ドルまで 引 き 上 げる( 前 年 比 34% 増 加 ) Engineering News Record South Africa Powerplant Project Will Get More Environmental Monitoring Engineering News Record East Africa Hydroelectric Project To Get Rolling in 213 Engineering News Record Uneven Growth Projected for Africa s Construction Industry 図 表 82 インフラ 関 連 分 野 における 直 近 の 個 別 事 例 件 名 概 要 出 所 チュニジア 石 油 精 製 プラント 南 アフリカ 石 油 精 製 プラント 南 アフリカ セメ ントプラント ナイジェリア 石 油 化 学 プラント エチオピア セメ ント 工 場 Qatar Petroleumがチュニジアの 石 油 精 製 プロジェクトを2 億 ドルで 落 札 212 年 着 工 215 年 完 成 予 定 南 アフリカ 最 大 の 石 油 精 製 所 が216 年 完 成 予 定 11 億 ドル 規 模 のプロジェクト デベロッパーはPetroleum, Oil & Gas Corp. of South Africa (PetroSA) 設 計 建 設 会 社 は 決 定 しているが 資 金 面 の 調 整 待 ちで 着 工 が 遅 れている 建 設 場 所 は 東 ケープ 州 Coega industrial development area 1 日 あたり4 万 バレルの 精 製 を 見 込 む この 製 油 所 建 設 によって 17 億 ドルの 石 油 輸 入 コスト 削 減 が 期 待 される 中 国 北 部 最 大 のセメントメーカーJidong Development Groupが 南 アフリカの Women Investment Portfolio Holdings Limited (WIPHOLD)とContinental Cementの2 社 と 契 約 南 アフリカの 北 部 Limpopoにセメントプラントを 建 設 する 2 億 1,8 億 ドルのプロジェクト 中 国 とサブサハラ アフリカ 間 の 貿 易 額 は2 年 の1 億 ドルから29 年 には 1,68 億 ドルへ 急 激 に 増 加 中 国 の 首 相 はアフリカのインフラ 整 備 に21 年 以 降 3 年 間 で2 億 ドルの 投 資 を 実 施 すると 発 表 ナイジェリアが 中 国 と 石 油 精 製 所 3 基 と 石 油 化 学 プラント1 基 建 設 について238 億 ド ルで 基 本 合 意 各 25 万 barrels per dayの 生 産 量 が 期 待 されている 石 油 精 製 所 3 基 はBayelsa, Kogi, Lagosに 建 設 予 定 石 油 化 学 プラントの 建 設 地 は 未 確 定 エチオピアのセメント 工 場 建 設 プロジェクトに 中 国 企 業 4 社 が 最 終 選 考 に 残 った 8, 億 ドルのプロジェクト 中 国 輸 出 入 銀 行 は211 年 末 までにアフリカのインフラ 改 修 に2 億 ドルの 融 資 を 予 定 しているが 中 国 企 業 が 落 札 した 場 合 費 用 の 大 部 分 を 負 担 するとしている Engineering News Record Qatar To Build $2-Billion Oil Refinery in Tunisia Engineering News Record Decisions Expected by April for Proposed $11B South Africa Refinery Engineering News Record China Cement Maker Signs S. Africa Deal Engineering News Record Nigeria Secures Chinese Agreement for Refineries Engineering News Record Chinese Reach Extends to African Materials Market 123

128 水道分野における設備投資額の予測 図表 83 上下水道網の新設費用 上水道 上 下水道 下 Africa 百万USドル 1,4 百万USドル 2, 18, 1,2 16, 14, 1, 12, 8 1, 6 8, 6, 4 4, 2 2, Africa 百万USドル East Asia Pacific 3, 年 Western Europe Eastern Europe/Central Asia South Asia North America 年 年 Africa 百万USドル 2, その他 Latin America & Caribbean 25, 28 1,8 1,6 1,4 2, 1,2 1, 15, 8 1, 6 4 5, 年 Africa Western Europe Eastern Europe/Central Asia East Asia Pacific South Asia North America Latin America & Caribbean その他 出所 Global Water Market211 より作成 124

129 図表 84 上下水道網の修繕費用 上水道 上 下水道 下 Africa 百万USドル 2,5 百万USドル 45, 4, 2, 35, 3, 1,5 25, 2, 1, 15, 1, 5 5, Africa 百万USドル East Asia Pacific 4, 年 Western Europe Eastern Europe/Central Asia South Asia North America 年 年 Africa 百万USドル 1,4 その他 Latin America & Caribbean 35, 1,2 3, 1, 25, 8 2, 6 15, 4 1, 2 5, 年 Africa Western Europe Eastern Europe/Central Asia East Asia Pacific South Asia North America Latin America & Caribbean その他 出所 Global Water Market211 より作成 125

130 図表 85 上下水道の水処理プラントに係る費用 上水道 上 下水道 下 Africa 百万USドル 1,2 百万USドル 3, 25, 1, 2, 8 15, 6 1, 4 5, Africa 百万USドル East Asia Pacific 45, 年 Western Europe Eastern Europe/Central Asia South Asia North America 年 年 Africa 百万USドル 1,4 その他 Latin America & Caribbean 4, 1,2 35, 1, 3, 25, 8 2, 6 15, 4 1, 2 5, 年 Africa Western Europe Eastern Europe/Central Asia East Asia Pacific South Asia North America Latin America & Caribbean その他 出所 Global Water Market211 より作成 126

131 図表 86 海水淡水化など水資源に係る費用 Africa 百万USドル 5, 百万USドル 5, 45, 4,5 4, 4, 35, 3,5 3, 3, 25, 2,5 2, 2, 15, 1,5 1, 1, 5, 年 Africa Western Europe Eastern Europe/Central Asia East Asia Pacific South Asia North America Latin America & Caribbean その他 年 出所 Global Water Market211 より作成 127

132 通信分野における将来予測 図表 87 ブロードバンド 固定電話 携帯電話の普及状況 21 6 年 件 1, ,6 1,361 1, ,392 1,394 1,4 1,119 1, , 年 ブロードバンド普及率(%) 1,人あたりの固定電話回線数 1,人あたりの携帯電話契約数 出所 アフリカ開発銀行 Africa in 5 Years Time より作成.1 1,8 1,6 1,4 1,2 1, , , , , , 年

133 図表 88 アフリカにおける大型インフラ分野の需要予測および個別プログラム 1, 単位 百万ドル エネルギー 運輸 25,35 水資源 4,339 通信 エネルギー 交通 水 情報通信 出所 Programme for Infrastructure Development in Africa PIDA 32より抜粋 32 PIDA とはアフリカにおけるインフラ開発プログラムのことである 本プログラムは アフリカ連合 アフリカ開発銀行 および アフリカ開発のための新しいパートナーシップ計画調整庁 などによっ て 将来的に実施すべきアフリカ全域のインフラ計画として取りまとめられた 対象とするインフラ分 野は エネルギー 交通 水 情報通信の 4 分野である なお 需要予測のグラフは PIDA にて公表さ れている大型案件投資額 年 の合算値を分野別に整理したものである また個別プログラ ムは今後の具体的な開発計画をマッピングしたものである 129

134 日 本 企 業 進 出 事 例 HOYA( 株 )( 消 費 財 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1997 年 :HOYA HILL OPTICS SOUTH AFRICA (PTY) LTD.( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 サントン)を 設 立 ( 情 報 源 ) など 日 本 たばこ 産 業 ( 株 )( 消 費 財 ) - :JTi が 事 務 所 ( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ヨハネスブルグ)を 設 置 - :JTi が 工 場 ( 所 在 地 :チュニジア カイルアン)を 設 置 - :JTi が 工 場 ( 所 在 地 :スーダン バハリ)を 設 置 - :JTi が 販 売 会 社 ( 所 在 地 :モロッコ カサブランカ)を 設 置 - :JTi が 事 務 所 ( 所 在 地 :タンザニア サラーム)を 設 置 - :JTi が 事 務 所 ( 所 在 地 :マラウイ リロング)を 設 置 - :JTi が 事 務 所 ( 所 在 地 :ザンビア ルサカ)を 設 置 - :JTi が 事 務 所 ( 所 在 地 :ジンバブエ ハラレ)を 設 置 JTi は JT の 海 外 たばこ 事 業 を 担 うグループ 企 業 ( 情 報 源 ) など ダンロップスポーツ( 株 ) ( 消 費 財 サービス) 進 出 先 ( 北 )スーダン チュニジア モロッコ ( 東 )タンザニア( 南 )ザンビア ジンバブエ マラウイ 南 アフリカ 共 和 国 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 21 年 :ダンロップスポーツ( 株 )は 23 年 に 設 立 された スリクソン クリーブランド ゴルフ ブランド 等 のゴルフ 用 品 販 売 会 社 で ある Golf Trends South Africa (Pty) Limited( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ヨハネスブルク)を 子 会 社 化 211 年 :Srixon Sports South Africa (Pty) Limited に 社 名 変 更 ダンロップスポーツ( 株 )は 23 年 に 住 友 ゴム 工 業 のスポーツ 事 業 部 門 が 分 社 独 立 し( 当 時 の 社 名 は SRI スポーツ( 株 )) そ の 後 212 年 にダンロップスポーツ 株 式 会 社 に 社 名 変 更 された ( 情 報 源 ) など TOA( 株 )( 消 費 財 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 ~28 年 : TOA ドイツ 販 社 を 通 じてアフリカ 大 陸 への 営 業 活 動 を 開 始 29 年 :ドイツ 販 社 の 子 会 社 として 南 アフリカ 販 社 TOA ELECTRONICS SOUTHERN AFRICA (PROPRIETARY) LIMITED( 所 在 地 13

135 : 南 アフリカ ポート エリザベス)を 設 立 TOA は 音 響 機 器 セキュリティ 機 器 の 製 造 販 売 を 行 う 南 アフリカ 共 和 国 及 びアフリカ 大 陸 南 部 への 営 業 活 動 強 化 のため 販 売 拠 点 を 設 置 ( 情 報 源 ) など UD トラックス( 株 )( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 22 年 3 月 :トラックの 組 立 販 売 を 行 う UD Trucks Southern Africa(PTY)LTD( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 プレトリア)を 8% 出 資 で 設 立 ( 情 報 源 ) など YKK( 株 )( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 北 )モロッコ チュニジア エジプト ケニア ( 南 )スワジランド 南 アフリカ 共 和 国 1976 年 6 月 : YKK スワジランド 社 ( 現 YKK サザン アフリカ 社 ) ( 所 在 地 :スワジランド)を 設 立 1997 年 7 月 : YKK エジプト 社 ( 所 在 地 :エジプト)を 設 立 1997 年 11 月 : YKK トレーディング チュニジア 社 ( 所 在 地 :チュニジア)を 設 立 22 年 11 月 : YKK チュニジア 製 造 会 社 ( 所 在 地 :チェニジア)を 設 立 23 年 9 月 : YKK ケニア 社 ( 所 在 地 :ケニア)を 設 立 25 年 2 月 : YKK モロッコ 社 ( 所 在 地 :モロッコ)を 設 立 ( 情 報 源 ) など 味 の 素 ( 株 )( 消 費 財 ) 進 出 先 ( 北 )エジプト ( 西 )ナイジェリア コートジボワール カメルーン 1985 年 : 西 アフリカ 事 務 所 開 設 初 輸 出 1991 年 5 月 :ウエスト アフリカン シーズニング 設 立 ( 所 在 地 :ナイジェリア) 味 の 素 のリパック 開 始 味 の 素 の 生 産 拠 点 競 合 他 社 (ベダングループ( 台 ) CJ グループ( 韓 ))がアジアからの 輸 出 であ るのに 対 し 地 域 に 密 着 したサービス 高 品 質 製 品 を 世 界 どこでも リスクヘッジ( 為 替 カントリーリスク 輸 送 コスト など) を 目 的 に 全 世 界 に 生 産 ネットワークを 張 り 巡 らす 211 年 1 月 :エジプト 味 の 素 食 品 社 設 立 ( 所 在 地 :エジプト カイロ) 販 売 地 域 :エジプト リビア チュニジア アルジェリア モロッコ( 対 象 人 口 1.6 億 人 ) 212 年 1 月 : 西 アフリカ 味 の 素 社 設 立 ( 所 在 地 :コートジボワール アビジャン) 131

136 販 売 地 域 : 西 アフリカ 11 カ 国 ( 対 象 人 口 1.1 億 人 ) 212 年 :カメルーン WASCO 社 支 店 設 立 検 討 東 アフリカ 北 アフリカ 参 入 機 会 検 討 なお 西 アフリカでの 販 売 数 量 は 大 きく 伸 長 するものの 為 替 の 影 響 を 受 け 対 前 年 比 で 売 上 が 減 尐 してしまうこともしばしばあ る ( 情 報 源 ) など アマノ( 株 )( 消 費 財 サービス) 212 年 :カードビジネス 事 業 をアフリカ 市 場 へ 展 開 タイムマネジメント 機 器 事 業 カードビジネス 事 業 の 輸 出 販 売 を 中 心 にアフリカ 市 場 へ 展 開 ( 情 報 源 ) など いすゞ 自 動 車 ( 株 )( 消 費 財 ) 進 出 先 ( 北 )エジプト ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1983 年 : 組 立 製 造 販 売 拠 点 としてゼネラルモーターズエジプト( 所 在 地 :エジプト カイロ)を 設 立 26 年 : 組 立 製 造 販 売 拠 点 としていすゞトラックサウスアフリカ( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ハウテン)を 設 立 ( 情 報 源 ) など 大 塚 製 薬 ( 株 )( 消 費 財 資 本 財 ) 進 出 先 ( 北 )エジプト 1977 年 : 医 薬 品 の 製 造 販 売 拠 点 としてエジプト 大 塚 製 薬 株 式 会 社 を 設 立 ( 情 報 源 ) など オリックス( 株 )(サービス) 進 出 先 ( 北 )エジプト 1997 年 :リース 自 動 車 リースを 行 う ORIX Leasing Egypt SAE( 所 在 地 :エジプト カイロ アレクアンドリア)を 設 立 オリックスグループの 出 資 は 34% ( 情 報 源 ) など 関 西 ペイント( 株 )( 消 費 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 211 年 4 月 :フリーワールドコーティングス 社 の 株 式 を 取 得 し 連 結 子 会 社 化 211 年 1 月 :Kansai Plascon Africa Limited へ 商 号 を 変 更 ( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 Paulshof) ( 情 報 源 ) など 132

137 ( 株 )キャタラー( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 21 年 1 月 : 自 動 車 用 触 媒 コンバータの 製 造 販 売 を 行 う 子 会 社 CATALER SOUTH AFRICA (PTY.) LTD (CSA)( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ダーバン)を 設 立 キャタラーはトヨタグループ 企 業 であり 自 動 車 用 排 ガス 浄 化 触 媒 や 活 性 炭 等 の 開 発 製 造 販 売 を 行 う ( 情 報 源 ) など キヤノン( 株 )( 消 費 財 ) 進 出 先 ( 北 )モロッコ ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1999 年 :Canon South Africa Pty. Ltd.( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ヨハネスブルグ 販 売 関 連 会 社 )を 設 置 ( 情 報 源 ) など 京 セラ( 株 )( 資 本 財 消 費 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1997 年 12 月 : 京 セラドキュメントソリューションズ( 旧 京 セラミタ) 南 アフリカ(KYOCERA Document Solutions South Africa(Pty)Ltd.) を 設 立 ( 所 在 地 : 南 アフリカ ミッドランド) 南 アフリカ 共 和 国 および 周 辺 国 (ナミビア ボツワナ ジンバブエなど)に 対 して モノクロおよびカラーのプリンター 複 合 機 広 幅 複 合 機 ドキュメントソリューション アプリケーションソフトウェアおよびサプライ 製 品 の 販 売 南 アフリカ 共 和 国 および 周 辺 国 にディストリビューター ディーラーなど 4 社 以 上 を 有 し 積 極 的 な 販 売 やサービスを 展 開 29 年 4 月 : 京 セラドキュメントソリューションズ( 旧 京 セラミタ) 南 アフリカホールディングスを 設 立 ( 情 報 源 ) など ( 株 ) 神 戸 物 産 (サービス) 進 出 先 ( 北 )エジプト 26 年 1 月 :KOBE BUSSAN EGYPT Limited Partnership( 所 在 地 :エジプト)を 設 立 - :2,9ha の 農 耕 用 の 土 地 をエジプトに 保 有 21 年 1 月 : 食 品 加 工 子 会 社 Kobe Bussan Green Egypt Co., Ltd. ( 所 在 地 :エジプト)を 設 立 ( 情 報 源 ) など コマツ( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1997 年 : 建 設 鉱 山 機 械 の 販 売 サービスの 拠 点 として 現 地 法 人 コマツ 南 部 アフリカ( 株 )(KSAf) Komatsu Southern Africa(Pty)Ltd を 設 立 ( 情 報 源 ) など ( 株 )サカタのタネ( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 133

138 1999 年 1 月 : 種 苗 会 社 メイフォード( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ) を 買 収 メイフォード 社 は 1931 年 設 立 の 種 苗 会 社 で 野 菜 の 種 子 販 売 および 一 般 消 費 者 向 けのパケット( 絵 袋 ) 販 売 芝 草 種 子 販 売 など に 実 績 のある 企 業 南 アフリカ 共 和 国 および 東 アフリカ 諸 国 に 対 する 種 子 販 売 および 生 産 開 発 の 拠 点 とする 買 収 金 額 は 1,375 万 ランド( 当 時 約 2 億 6, 万 円 ) ( 情 報 源 ) など ( 株 ) 島 津 製 作 所 ( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 211 年 1 月 : 分 析 計 測 機 器 販 売 会 社 Shimadzu South Africa(Pty)Limited( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ) を 設 立 SHIMADZU MIDDLE EAST & AFRICA FZE(SMEA)( 所 在 地 :アラブ 首 長 国 連 邦 ) は 南 アフリカ 共 和 国 に 1% 出 資 販 売 子 会 社 シマヅ サウスアフリカ Shimadzu South Africa(Pty)Limited( 略 称 :SSA) を 設 立 これまでは SMEA 社 イスタン ブール 支 店 の 管 轄 であった 販 売 体 制 の 再 構 築 現 地 代 理 店 の 技 術 サポートを 強 化 なお 南 アフリカ 共 和 国 における 分 析 計 測 機 器 の 最 大 市 場 は 大 学 研 究 市 場 であり この 分 野 に 注 力 する また 鉱 物 市 場 食 品 農 業 市 場 製 薬 市 場 への 体 制 も 強 化 中 長 期 的 には サブサハラ 地 域 全 域 に 事 業 を 拡 大 する 予 定 なお 当 初 は 南 アフリカ 共 和 国 を RHQ とし 周 辺 1 カ 国 (ナミビア ボツワナ ザンビア ジンバブエ モザンビーク マダガスカル レソト モーリシャス セーシェル スワジランド)にも 販 売 する 予 定 ( 情 報 源 ) など スズキ( 株 )( 消 費 財 ) 進 出 先 ( 北 )エジプト ( 西 )ナイジェリア ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1969 年 : 生 産 拠 点 としてブーロスエンタープライズ 社 ( 所 在 地 :ナイジェリア)を 設 立 1989 年 : 四 輪 車 の 生 産 拠 点 としてスズキエジプト 社 ( 所 在 地 :エジプト)を 設 立 28 年 : 四 輪 車 の 販 売 拠 点 としてスズキオート サウスアフリカ 社 ( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 )を 設 立 ( 情 報 源 ) など 住 友 化 学 ( 株 )( 資 本 財 消 費 財 ) 進 出 先 ( 東 )タンザニア ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1999 年 3 月 :Philagro South Africa(Pty)Ltd.( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 プレトリア)を 設 立 51%の 出 資 農 薬 家 庭 防 疫 用 殺 虫 剤 飼 料 添 加 物 の 販 売 技 術 普 及 開 発 を 行 う 25 年 9 月 :Vector Health International Ltd.( 所 在 地 :タンザニア アルーシャ)を 設 立 5%の 出 資 アフリカにおける オリセットネット (マラリア 予 防 に 効 果 のある 防 虫 蚊 帳 )の 製 造 販 売 のために 設 立 ( 情 報 源 ) など 134

139 ソニー( 株 )( 消 費 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1996 年 :ソニーと Malbak Ltd. とのジョイントベンチャーにて Sony South Africa(Pty)Limited を 設 立 1997 年 3 月 :Malbak Ltd.の 株 式 を 取 得 完 全 子 会 社 化 南 アフリカにて オーディオ 販 売 で 成 功 した 後 近 隣 諸 国 への 展 開 も 検 討 ヨハネスブルグに HeadOffice があり Durban, Cape Town にもオフィスがある ( 情 報 源 ) など ダイキン 工 業 ( 株 )( 消 費 財 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1998 年 3 月 : 空 調 機 器 販 売 会 社 ダイキンエアコンディショニングサウスアフリカ 社 ( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ケープタウン)を 設 立 南 アフリカ 共 和 国 の 主 なエアコン 導 入 例 は エマニュエル 大 聖 堂 長 老 派 教 会 クレスタショッピングセンター(ヨハネスブルク) や 21 FIFA ワールドカップ TM ( 21 年 6 月 南 アフリカ 共 和 国 )にあわせて 設 立 されたスタジアム グリーン ポイン ト スタジアム(ケープタウン) ネルソン マンデラ ベイ スタジアム(ポートエリザベス) など ( 情 報 源 ) など ( 株 )ディスコ( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 北 )モロッコ 23 年 : 販 売 保 守 点 検 サービスの 拠 点 ( 所 在 地 :モロッコ カサブランカ)を 設 置 ( 情 報 源 ) など ( 株 )デンソー( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 北 )モロッコ 21 年 4 月 :エアコン 生 産 会 社 DENSO THERMAL SYSTEMS MOROCCO S.A.R.L( 所 在 地 :モロッコ タンジール 市 ) を 設 立 211 年 4 月 : 工 場 が 完 成 212 年 1 月 から 生 産 を 開 始 213 年 度 に 約 12 万 ユーロ( 約 14 億 54 万 円 )の 売 上 げを 見 込 む ( 情 報 源 ) など 東 京 海 上 日 動 火 災 保 険 ( 株 )(サービス) 進 出 先 ( 北 )エジプト - : 駐 在 員 事 務 所 として Tokio Marine & Nichido Fire Insurance Co., Ltd. Nile General Takaful( 所 在 地 :エジプト カイロ)を 設 立 - :Nile General Takaful Company 及 び Nile Family Takaful Company( 所 在 地 :エジプト カイロ)に 出 資 をし 海 外 ネットワー クを 強 化 213 年 :Nile General Takaful Company 及 び Nile Family Takaful Company( 所 在 地 :エジプト カイロ)を 子 会 社 化 135

140 ( 情 報 源 ) など ( 株 )トプコン( 資 本 財 ) 21 年 3 月 : 欧 州 最 大 手 のスペインディーラーInlandGEO Holdong S.L.を 買 収 欧 州 中 東 アフリカでの 精 密 農 業 システム 販 売 強 化 が 目 的 であ 211 年 1 月 :Topcon Positioning Middle East and Africa FZE( 所 在 地 :UAE ドバイ)を 設 立 ポジショニング 事 業 の 中 東 アフリカ 地 域 における 事 業 拡 大 が 目 的 である ( 情 報 源 ) など トヨタ 自 動 車 ( 株 )( 消 費 財 ) 進 出 先 ( 北 )エジプト ( 東 )ケニア ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1962 年 6 月 : 南 アフリカ 共 和 国 にて 生 産 活 動 開 始 会 社 名 Toyota South Africa Motors(Pty)Ltd.(TSAM) 従 業 員 7,215 名 主 要 生 産 品 目 カローラ ハイラックス フ ォーチュナー ダイナ 1977 年 8 月 :ケニアにて 生 産 活 動 開 始 会 社 名 Associated Vehicle Assemblers Ltd.(AVA) 従 業 員 254 名 主 要 生 産 品 目 ランドクルーザー 212 年 :エジプトにて 生 産 活 動 開 始 会 社 名 Arab American vehicle Co.(AAV) にて 生 産 従 業 員 68 名 主 要 生 産 品 目 フォーチュナー ( 情 報 源 ) など トヨタファイナンシャルサービス( 株 ) (サービス) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 2 年 4 月 :Toyota Financial Services South Africa (Pty) Ltd. (TFSSA)( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 サントン)を 設 立 ( 情 報 源 ) など トヨタ 紡 織 ( 株 )( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 25 年 7 月 :TOYOTA BOSHOKU SOUTH AFRICA (PTY) LTD.( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 クワズルナタール 州 )を 設 立 シートおよび 内 装 品 の 製 造 販 売 を 実 施 ( 情 報 源 ) など ( 株 )トラスト(サービス) 進 出 先 ザンビア コンゴ 民 主 共 和 国 タンザニア モザンビーク ジンバブエ ウガンダ マラウ イ ケニア レソト ブルンジ(アフリカ 上 位 1 国 ) 136

141 1988 年 12 月 : 兵 庫 県 尼 崎 市 において 会 社 設 立 199 年 11 月 :アフリカ 地 域 への 輸 出 開 始 1996 年 1 月 :WEB による 中 古 自 動 車 の 輸 出 販 売 を 開 始 トラストは 中 古 自 動 車 の 輸 出 販 売 を 行 う アフリカ 現 地 において カスタマーサービスセンターを 4 拠 点 開 設 ( 情 報 源 ) など 日 産 自 動 車 ( 株 )( 消 費 財 ) 進 出 先 ( 北 )エジプト ( 東 )ケニア ( 南 )ジンバブエ 南 アフリカ 共 和 国 モーリシャス 1963 年 : 研 究 開 発 生 産 拠 点 として 南 アフリカ 日 産 自 動 車 会 社 ( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 プレトリア)を 設 立 1978 年 : 生 産 拠 点 としてケニア ビークル マニュファクチュラーズ 社 ( 所 在 地 :ケニア ティカ)を 設 立 25 年 : 生 産 拠 点 として 日 産 エジプトモーター 社 販 売 拠 点 として 日 産 エジプトモーター 販 売 ( 所 在 地 :エジプト ギザ)を 設 立 ( 情 報 源 ) など 日 精 エー エス ビー 機 械 ( 株 )( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 北 )エジプト モロッコ チュニジア アルジェリア リビア ( 西 )ナイジェリア ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1999 年 2 月 : 現 地 法 人 NISSEI ASB SOUTH AFRICA(Pty)LTD.( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 センチュリオン 市 )を 設 立 - :ヨーロッパ 支 社 の 代 理 店 Youssef Allam & Co.( 所 在 地 エジプト カイロ)と 契 約 - :ヨーロッパ 支 社 の 代 理 店 ETS Affes Noureddine( 所 在 地 :チュニジア)と 契 約 チュニジア モロッコ リビア アルジェリア エジプト エチオピア カメルーン ケニア コートジボワール コンゴ ジン バブエ スーダン タンザニアに 販 売 - : 現 地 事 務 所 Nissei ASB Africa Limited( 所 在 地 :ナイジェリア ラゴス)を 開 設 日 精 エー エス ビー 機 械 は 長 野 県 に 本 社 を 置 き プラスチックボトルの 生 産 機 などの 企 画 開 発 製 造 販 売 を 行 う ( 情 報 源 ) など 日 本 ガイシ( 株 )( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 2 年 :NGK セラミックスサウスアフリカ(NGK CERAMICS SOUTH AFRICA(PTY)LTD.)( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ケープタウン) を 設 立 ハニセラム 生 産 が 目 的 ( 情 報 源 ) など 日 本 電 工 ( 株 )( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 137

142 1993 年 : 南 アフリカ 共 和 国 に 合 弁 会 社 を 設 立 2 年 :サマンコール 社 とフェロマンガンについての 戦 略 提 携 を 締 結 22 年 : 南 アフリカ 共 和 国 のハイベルト 社 と フェロバナジウムの 製 造 販 売 合 弁 企 業 SAJ バナジウム(SAJ Vanadium(Pty)Ltd.) ( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ウィットバンク)を 設 立 23 年 :SAJ バナジウムがフェロバナジウムの 生 産 を 開 始 日 本 電 工 は 合 金 鉄 や 新 素 材 環 境 システムの 製 造 販 売 を 行 う ( 情 報 源 ) など ( 株 )パイロットコーポレーション( 消 費 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1998 年 : 販 売 拠 点 として Pilot Pen South Africa (Pty) Ltd.( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 )を 設 立 ( 情 報 源 ) など パナソニック( 株 )( 資 本 財 消 費 財 ) 進 出 先 ( 北 )アルジェリア エジプト チュニジア リビア ( 西 )ガーナ コートジボワール ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 モーリシャス :パナソニックエナジー タンザニア( 株 )( 所 在 地 :タンザニア ダルエスサラーム)にて 乾 電 池 の 製 造 販 売 を 開 始 :Panasonic Corporation South Africa Liaison Office( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ミッドランド)を 設 立 : 販 売 サービスの 取 引 先 AL MANSOUR COMMERCIAL CENTER( 所 在 地 :アルジェリア アルジェ)で 販 売 開 始 : 販 売 サービスの 取 引 先 BTC ELECTRONICS( 所 在 地 :エジプト カイロ)で 販 売 開 始 : 販 売 サービスの 取 引 先 KUMESH GHANA LTD.( 所 在 地 :ガーナ アクラ)で 販 売 開 始 : 販 売 サービスの 取 引 先 SON-OPTIQUE-COMPAGNIE SA (SONOCO)( 所 在 地 :コートジボワール アビジャン)で 販 売 開 始 : 販 売 サービスの 取 引 先 AL MANARA CO( 所 在 地 :リビア トリポリ)で 販 売 開 始 : 販 売 サービスの 取 引 先 J.M.GOUPILLE & CO LTD( 所 在 地 :モーリシャス ポートルイス)で 販 売 開 始 :サービス 拠 点 PANASERV NIGERIA LTD( 所 在 地 :ナイジェリア ラゴス アパパ)でサービス 開 始 : 販 売 サービスの 代 理 店 MEDITERRANEAN INFORMATION SYSTEMS SARL( 所 在 地 :チュニジア チュニス)で 販 売 開 始 ( 情 報 源 ) など 日 立 建 機 ( 株 )( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 西 )ガーナ ( 南 )ザンビア モザンビーク 南 アフリカ 共 和 国 1998 年 : 販 売 サービス 会 社 日 立 建 機 南 部 アフリカ Co., Ltd.( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ) 設 立 Premier Equipment Company の 買 収 と 社 名 変 更 による 21 年 : 地 域 統 括 会 社 日 立 建 機 アフリカ Co.,Ltd.( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ) を 設 立 138

143 21 年 : 販 売 サービス 会 社 日 立 建 機 モザンビーク Ltd.( 所 在 地 :モザンビーク) を 設 立 21 年 :サービス 会 社 日 立 建 機 ザンビア Co., Ltd.( 所 在 地 :ザンビア) を 設 立 211 年 : 販 売 会 社 日 立 建 機 (ヨーロッパ)N.V. - ガーナ 支 店 ( 所 在 地 :ガーナ)を 設 立 ( 情 報 源 ) など ブラザー 工 業 ( 株 )( 消 費 財 資 本 財 ) - 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 : 販 売 拠 点 BROTHER INTERNATIONAL S.A. (PTY) LTD を 設 立 ( 情 報 源 ) など ( 株 )ブリヂストン( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 北 )エジプト モロッコ ( 西 )リベリア ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 * 南 アフリカ 共 和 国 1996 年 12 月 :フェドストン 社 を 買 収 1997 年 1 月 に Bridgestone Firestone South Africa Holdings (PTY) Ltd. とする 23 年 1 月 : Bridgestone South Africa Holding(PTY)Ltd.( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ) に 社 名 変 更 ランフラットテクノロジー 採 用 タイヤ(25/55R16 TURANZA ER3)は 南 アフリカ 共 和 国 で 生 産 される BMW の 3 シリーズ の 新 車 装 着 用 タイヤとして 承 認 を 取 得 し 納 入 を 開 始 なお ブリヂストングループでは ランフラットテクノロジー 採 用 タイヤ を 戦 略 商 品 として 位 置 付 けており また 安 全 に 寄 与 する 商 品 として 積 極 的 に 市 場 への 浸 透 や 拡 大 をはかっている *エジプト 1976 年 1 月 : 駐 在 員 事 務 所 ( 所 在 地 :エジプト カイロ)を 開 設 *モロッコ 211 年 1 月 :タイヤ 販 売 会 社 Bridgestone Tire Sales Morocco SARLAU ( 所 在 地 :モロッコ カサブランカ)を 設 立 *リベリア 1988 年 5 月 : 天 然 ゴム 農 園 ( 所 在 地 :リベリア ハーベル)を 所 有 ( 旧 ファイアストン 事 業 所 ファイアストン 社 買 収 と 同 時 に 所 有 ) ( 情 報 源 ) など 北 越 紀 州 製 紙 ( 株 )( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 28 年 : 植 林 事 業 合 弁 会 社 ( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 )を 設 立 212 年 12 月 :2,4ha の 植 林 地 を 保 有 製 紙 原 料 の 木 材 チップの 主 要 供 給 源 として ダーバン 近 郊 にてアカシアやユーカリの 栽 培 を 実 施 139

144 ( 情 報 源 ) など 本 田 技 研 工 業 ( 株 )( 消 費 財 ) 進 出 先 ( 西 )ナイジェリア ( 東 )ケニア ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1979 年 7 月 :Honda Manufacturing(Nigeria)Ltd.( 所 在 地 :ナイジェリア オグン)を 設 立 198 年 より 生 産 開 始 生 産 能 力 は 2 万 台 / 年 主 な 製 品 は Dream CGL125 2 年 7 月 :Honda South Africa(Rty.)Ltd.( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ヨハネスブルグ)を 設 立 二 輪 車 四 輪 車 汎 用 製 品 および 補 修 部 品 の 販 売 213 年 3 月 :Honda Motorcycle Kenya Limited( 所 在 地 :ケニア ナイロビ)を 設 立 二 輪 車 の 生 産 販 売 ( 二 輪 車 工 場 を 稼 働 予 定 ) ( 情 報 源 ) など ( 株 )マキタ( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 北 )モロッコ ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 28 年 12 月 : 販 売 拠 点 としてモロッコタンジェに 現 地 法 人 マキタ アフリカ s.a.r.l.a.u. を 設 立 電 動 工 具 メーカーであるマキタ( 所 在 地 : 愛 知 県 安 城 市 )は モロッコ 王 国 タンジェ 市 の 指 定 保 税 地 域 内 に 現 地 法 人 を 設 立 これ まで 中 近 東 アフリカ 地 域 への 製 品 供 給 は アラブ 首 長 国 連 邦 ドバイ 市 の 販 売 子 会 社 マキタ ガルフ FZE が 担 当 北 西 ア フリカ 諸 国 への 製 品 供 給 の 迅 速 化 輸 送 コストの 削 減 営 業 活 動 の 強 化 のために 販 売 子 会 社 を 設 立 29 年 2 月 1 日 従 業 員 15 名 で 事 業 を 開 始 なお 業 務 内 容 は 電 動 工 具 園 芸 用 機 器 等 の 製 品 部 品 販 売 およびアフターサービスである ( 情 報 源 ) など マツダ( 株 )( 消 費 財 ) 進 出 先 ( 南 )ジンバブエ 南 アフリカ 共 和 国 1963 年 6 月 : 生 産 拠 点 として フォードモーターカンパニーオブサザンアフリカ(Pty.)Ltd.(Ford Motor Company of Southern Africa (Pty.) Ltd.)( FMCSA)( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 プレトリア)を 設 立 フォードが 1% 出 資 198 年 7 月 : 生 産 拠 点 として ウィローベールマツダモーターインダストリーズ(Willowvale Mazda Motor Industries (PVT) Ltd.)( WMMI) ( 所 在 地 :ジンバブエ ハラレ)を 設 立 マツダは 25%の 出 資 MOTEC が 58% Workers Trust が 9% 伊 藤 忠 商 事 が 8%の 出 資 ( 情 報 源 ) など 水 島 合 金 鉄 ( 株 )( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1997 年 1 月 : 合 弁 企 業 Cato Ridge Alloys(PTY)Ltd.( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ケートリッジ)を 設 立 中 低 炭 素 フェロマンガン 製 品 の 安 定 供 給 が 目 的 水 島 合 金 鉄 は JFE グループの 企 業 であり 合 金 鉄 のフェロマンガンや 特 殊 セラミックスの 窒 化 ホウ 素 などの 製 造 販 売 を 行 う 14

145 ( 情 報 源 ) など 三 菱 重 工 ( 株 )( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 29 年 : 駐 在 員 事 務 所 ( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 ヨハネスブルグ)を 設 立 南 アフリカを 中 心 に 広 くサブサハラ 諸 国 の 現 地 情 報 を 収 集 し 引 き 合 い 商 談 代 理 店 開 拓 現 地 サプライヤーに 対 するフォロー などを 行 う ( 情 報 源 ) など 三 菱 電 機 ( 株 )( 資 本 財 ) - - 進 出 先 ( 北 )モロッコ エジプト チュニジア アルジェリア ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 :Melco Elevator (South Africa)(Pty.) Ltd.を 設 立 :MELCO-MEC EGYPT for Elevators and Escalators を 設 立 ( 情 報 源 ) など 明 星 工 業 ( 株 )(サービス) 進 出 先 ( 西 )ナイジェリア 2 年 6 月 : 現 地 法 人 Meisei Nigeria Ltd.( 所 在 地 :ナイジェリア リバース 州 )を 設 立 熱 絶 縁 工 事 業 を 開 始 明 星 工 業 は 熱 絶 縁 工 事 を 主 力 とする 建 設 工 事 企 業 である ( 情 報 源 ) など 矢 崎 総 業 ( 株 )( 資 本 財 ) 進 出 先 ( 北 )モロッコ チュニジア ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 2 年 1 月 :ワイヤーハーネス 生 産 会 社 矢 崎 モロッコ 有 限 会 社 ( 所 在 地 :モロッコ タンジェ)を 設 立 26 年 4 月 :ワイヤーハーネス 営 業 / 生 産 会 社 ヘスト ハーネス 有 限 会 社 ( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 スタンガー)を 設 立 29 年 4 月 :ワイヤーハーネス 生 産 会 社 矢 崎 チュニジア 有 限 会 社 ( 所 在 地 :チュニジア ガフサ) を 設 立 21 年 4 月 :ワイヤーハーネス 生 産 会 社 矢 崎 ケニトラ 有 限 会 社 ( 所 在 地 :モロッコ ケニトラ)を 設 立 矢 崎 ケニトラ 有 限 会 社 (モロッコ)では 工 場 から 排 出 される 環 境 負 荷 を 最 小 限 に 抑 えるため 工 場 の 随 所 に 環 境 配 慮 設 計 を 施 して いる ( 情 報 源 ) など 横 河 電 機 ( 株 )( 資 本 財 サービス) - - 進 出 先 ( 西 )ナイジェリア ( 南 )アンゴラ 南 アフリカ 共 和 国 : 中 東 アフリカのサポートオフィスとして Yokogawa Middle East & Africa B.S.C.(c)( 所 在 地 :バーレーン)を 設 立 :Yokogawa Angola( 所 在 地 :アンゴラ ルアンダ)を 設 立 141

146 - - :Yokogawa Nigeria Limited( 所 在 地 :ナイジェリア ラゴス)を 設 立 :Yokogawa South Africa (Pty) Ltd.( 所 在 地 : 南 アフリカ ヨハネスブルク)を 設 立 ( 情 報 源 ) など ( 株 )リコー( 消 費 財 サービス) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 - : 直 売 販 社 Ricoh South Africa (Pty) Ltd.( 所 在 地 ; 南 アフリカ 共 和 国 ハウテン 州 )を 設 立 ( 情 報 源 ) など 理 想 科 学 工 業 ( 株 )( 消 費 財 ) 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 1995 年 2 月 :RISO AFRICA(PTY)LTD.( 所 在 地 : 南 アフリカ 共 和 国 )を 設 立 ( 情 報 源 ) など ロート 製 薬 ( 株 )( 消 費 財 ) - 進 出 先 ( 南 ) 南 アフリカ 共 和 国 :メンソレータム 社 南 アフリカ( 所 在 地 :ケープタウン)を 設 立 直 近 の 決 算 短 信 によれば アフリカ 地 域 の 売 上 は 堅 調 に 推 移 またアフリカの 栄 養 不 良 改 善 活 動 の 支 援 など CSR 活 動 にも 注 力 ( 情 報 源 ) など 142

147 経 済 共 同 体 と 各 国 の 位 置 付 け 図 表 89 東 南 アフリカ 市 場 共 同 体 (COMESA)の 概 要 項 目 内 容 出 所 (URL) 加 盟 国 19カ 国 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 ブルンジ コモロ コンゴ 民 主 共 和 国 ジブチ エジプト エリトリア エチオピア ケニア リビ ア マダガスカル マラウイ モーリシャス ルワンダ セーシェル スーダン スワジランド ウ ガンダ ザンビア ジンバブエ(アンゴラは 参 加 停 止 中 ) 人 口 4.4 億 人 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 GDP 5,8 億 ドル 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 目 的 貿 易 投 資 工 業 農 業 資 源 開 発 運 輸 通 信 通 貨 における 協 力 と 開 発 の 促 進 域 内 の 貿 易 自 由 化 のための 関 税 同 盟 税 関 手 続 き 協 力 輸 送 行 政 の 改 善 民 間 部 門 の 活 性 化 安 全 な 投 資 環 境 の 整 備 マクロ 経 済 及 び 金 融 政 策 の 協 調 等 /21/6/ _11.html 活 動 他 の 共 同 体 / 国 との 関 係 関 税 同 盟 状 況 年 1 回 の 首 脳 会 合 をはじめ 閣 僚 理 事 会 政 府 間 委 員 会 等 を 実 施 しており 近 年 では 域 内 の 貿 易 自 由 化 税 関 手 続 き 輸 送 行 政 及 び 投 資 環 境 の 整 備 について 議 論 するなどしてい る 93/fta_ichiran_212.pdf COMESAとEAC SADCの 関 係 EAC 加 盟 各 国 はそれぞれ EAC 以 外 の 地 域 共 同 体 のメンバーでもある ケニア ウガンダ /7569 ルワンダ ブルンジは 東 部 南 部 アフリカ 共 同 市 場 (COMESA)に タンザニアは 南 部 アフリカ 開 発 共 同 体 (SADC)に 加 盟 している EACでは 既 に 関 税 同 盟 が 発 足 されている 中 これら 他 の 共 同 体 でも 今 後 関 税 同 盟 が 発 足 される 場 合 においては WTOの 規 定 により 異 なる 関 税 同 盟 への 重 複 加 盟 は 認 められておらず いずれかの 共 同 体 を 選 択 しなければならない この 地 域 共 同 体 の 重 複 加 盟 に 関 する 課 題 に 対 しては EAC COMESA SADCによって3 者 間 タスクフォースが 立 ち 上 げられ 各 共 同 体 間 での 調 和 について 協 議 が 行 われている 28 年 1 月 にはカンパラで3 者 間 首 脳 会 議 が 開 催 され 地 域 をまたぐ 関 税 同 盟 発 足 を 最 終 的 な 目 標 とした3 者 間 の 自 由 貿 易 協 定 (FTA) 締 結 を 目 指 すことで 合 意 が 成 された その 後 29 年 9 月 のダルエスサラームでの3 者 間 会 議 で 提 示 されたFTA 草 稿 をベースとし 現 在 も3 者 間 で 協 議 調 整 を 継 続 しており 212 年 のFTA 締 結 の 実 現 を 目 指 している アフリカ 経 済 共 同 体 EAC COMESA SADC 加 盟 国 による 自 由 貿 易 協 定 28 年 1 月 合 意 93/fta_ichiran_212.pdf 貿 易 措 置 の 統 一 ヒトの 移 動 の 自 由 化 地 域 インフラの 共 同 建 設 など 東 アフリカ 共 同 体 (EAC) 東 南 部 アフリカ 共 通 市 場 (COMESA) 南 部 アフリカ 開 発 共 同 体 (SADC)が 将 来 的 に 自 由 貿 易 協 定 (FTA) 関 税 同 盟 を 経 て 26ヵ 国 で 構 成 する 共 同 市 場 を 目 指 すことを 28 年 1 月 に 合 意 広 域 自 由 貿 易 圏 設 立 に 向 けた 交 渉 開 始 に 合 意 -3 機 構 26ヵ 国 で 協 議 - ( 南 部 アフリカ 東 通 商 弘 報 _ 広 域 自 由 貿 易 圏 設 立 に 向 けた 交 アフリカ 中 部 アフリカ)(211/6/27) 渉 開 始 に 合 意.pdf SADC COMESA EACに 加 盟 する26ヵ 国 の 首 脳 は6 月 12 日 の 会 議 で 自 由 貿 易 地 域 の 創 設 に 向 けた 交 渉 を 開 始 することで 合 意 した 26ヵ 国 の 統 合 市 場 は 人 口 約 6 億 人 GDP 規 模 は 約 1 兆 ドルに 上 る 自 由 貿 易 地 域 の 創 設 は 2 段 階 に 分 けて 進 められる 予 定 で 第 1 段 階 では 関 税 撤 廃 原 産 地 規 則 紛 争 解 決 税 関 手 続 きの 簡 素 化 非 関 税 障 壁 ビジネス 関 連 の 人 の 移 動 が 対 象 第 2 段 階 ではサービス 競 争 政 策 知 的 財 産 権 が 対 象 になる 第 1 段 階 は13 年 以 内 の 発 効 を 目 指 す COMESAが 関 税 同 盟 の 発 効 を 延 期 (28/12/1) COMESA 事 務 局 は ジンバブエのビクトリア フォールズで12 月 7 日 から2 日 間 の 日 程 で 開 催 する 予 定 だった 第 13 回 サミットを 延 期 すると 発 表 した COMESAは12 月 8 日 に 関 税 同 盟 の 発 効 を 目 指 していたが サミットそのものの 延 期 で 協 定 への 調 印 もままならない 事 態 となった 通 商 弘 報 _COMESAが 関 税 同 盟 の 発 効 を 延 期.pdf 図 表 9 東 南 アフリカ 市 場 共 同 体 (COMESA)の 歴 史 年 出 来 事 出 所 (URL) 1981 前 身 となる 東 南 部 アフリカ 特 恵 貿 易 地 域 協 定 (PTA) 設 立 /12 域 内 での 安 定 した 経 済 貿 易 圏 の 形 成 を 目 的 として1994 年 12 月 に 発 足 93/fta_ichiran_212.pdf 1997 レソト モザンビーク 脱 退 2/9 タンザニア 脱 退 ( 自 由 貿 易 地 域 での 競 争 を 実 現 に 対 して 極 めて 脆 弱 な 国 内 産 業 しか 持 た ないと 危 惧 を 表 明 ) sport/pdf/cbit_fr_4.pdf 2/1 域 内 9カ 国 (ジブチ エジプト ケニア マダガスカル マラウィ モーリシャス スーダン ザン ビア ジンバブエ)が 自 由 貿 易 圏 を 設 立 24 ナミビア 脱 退 24/1 自 由 貿 易 圏 にブルンジとルワンダが 参 加 26 自 由 貿 易 圏 にコモロとリビアが 参 加 29/6 関 税 同 盟 が 発 足 143

148 図 表 91 西 アフリカ 諸 国 経 済 共 同 体 (ECOWAS) の 概 要 項 目 内 容 出 所 (URL) 加 盟 国 15カ 国 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 ベナン ブルキナファソ カーボベルデ コートジボワール ガンビア ガーナ ギニア ギニア ビサウ リベリア マリ ニジェール ナイジェリア セネガル シエラレオネ トーゴ 人 口 3. 億 人 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 GDP 3,72 億 ドル 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 目 的 西 アフリカの 域 内 経 済 統 合 を 推 進 する 準 地 域 機 関 として 以 下 の 他 防 衛 紛 争 解 決 機 能 安 全 保 障 機 能 を 備 える 持 続 的 経 済 開 発 のための 基 盤 整 備 地 域 内 の 関 税 障 壁 の 撤 廃 域 内 域 外 貿 易 の 促 進 等 活 動 域 内 の 人 とモノの 往 来 を 促 進 して 経 済 の 発 展 を 図 るために 共 同 市 場 と 単 一 通 貨 の 創 設 を 目 的 として 設 立 UEMOAの 共 通 域 外 関 税 を 非 UEMOAである 英 系 加 盟 国 が 導 入 し ECOWASとして 関 税 同 盟 を 形 成 することを 目 指 している 現 在 移 行 に 向 け 調 整 が 行 われている 英 系 加 盟 国 5カ 国 が 単 一 通 貨 ECOを 導 入 し 最 終 的 にはUEMOAのCFAフランに 合 流 させる 計 画 がある しかし ECOの 導 入 は 当 初 の 予 定 23 年 から29 年 へ 延 期 され 期 限 到 来 後 さらに215 年 へと 延 期 された ECOWASは (1) 政 治 的 安 定 の 確 保 (2) 経 済 統 合 の 推 進 (3)アフリカ 開 発 のための 新 パートナーシップ(NEPAD) 実 施 機 関 としての 取 り 組 みを 進 めている 域 内 関 税 非 関 税 障 壁 93/fta_ichiran_212.pdf を 撤 廃 し 加 盟 国 間 の 貿 易 自 由 化 を 図 るとともに UEMOAとの 整 合 性 を 図 りつつ 一 部 品 目 を 除 く 全 ての 品 目 に 対 外 共 通 関 税 を 適 用 している <ECOWAS 自 由 貿 易 スキーム(ETLS:ECOWAS Trade Liberalisation Scheme)> ECOWAS 域 内 産 品 ( 加 工 製 品 )の 域 内 輸 出 には 関 税 が 撤 廃 される なお 加 工 製 品 が ECOWAS 域 内 産 品 として 認 定 されるためには 以 下 のいずれかの 条 件 を 満 たす 必 要 があ る (1) 重 量 ベースで 原 材 料 の 域 内 調 達 率 が6% 以 上 (2) 金 額 ベースで 原 材 料 の 域 内 調 達 率 が4% 以 上 (3) 域 内 での 付 加 価 値 率 が35% 以 上 25 年 7 月 に 共 通 通 貨 (ECO=エコ)の 導 入 を 予 定 していたが 条 件 であるマクロ 経 済 指 標 (インフレ 率 財 政 赤 字 外 貨 準 備 高 等 ) 目 標 に 達 しない 加 盟 国 があり 212 年 8 月 現 在 導 入 されていない 2 国 内 産 業 保 護 を 理 由 に 加 盟 各 国 の 税 関 当 局 の 対 応 は 一 様 でないほか 域 内 最 大 の 経 済 大 国 ナイジェリアでは 輸 入 禁 止 品 目 が 設 けられており 隣 国 ガーナから 不 満 の 声 が 上 がっている 域 内 に 巨 大 なインフォーマル 経 済 が 存 在 するため ECOWAS 域 内 の 自 由 化 は 制 度 上 は 発 効 していても 実 効 性 には 疑 問 が 残 る 他 の 共 同 体 / 国 との 関 係 西 アフリカ 経 済 通 貨 同 盟 (UEMOA)は 将 来 的 には 英 語 圏 西 アフリカ 諸 国 と 市 場 統 合 を 進 め 単 一 市 場 の 西 アフリカ 諸 国 経 済 共 同 体 (ECOWAS) 形 成 を 目 指 す 93/fta_ichiran_212.pdf 図 表 92 西 アフリカ 諸 国 経 済 共 同 体 (ECOWAS) の 歴 史 年 出 来 事 出 所 (URL) 1963 西 アフリカ 産 業 協 力 ラゴス 会 議 ( 国 連 アフリカ 経 済 委 員 会 (ECA) 後 援 )において, 西 アフリ カ 地 域 経 済 協 力 のための 常 設 機 関 設 立 に 向 けた, 暫 定 機 関 設 立 につき 合 意 cowas/gaiyo.html 1968 共 同 市 場 を 目 指 した 西 アフリカ 地 域 グループ 結 成 (しかし 経 済 共 同 体 設 立 構 想 は,その 後, ナイジェリア 内 戦 等 により 進 展 が 遅 れた) cowas/gaiyo.html 1975/5/28 ECOWAS 設 立 協 定 正 式 合 意 ( 於 :ラゴス) カーボベルデが 新 規 加 盟 防 衛 相 互 援 助 に 関 する 議 定 書 調 印 防 衛 紛 争 解 決 機 能 等 を 備 える cowas/gaiyo.html ( 経 済 統 合 の 基 盤 となる, 政 治 的 安 定 の 確 保 を 目 指 す) 1998 紛 争 予 防 管 理 解 決 平 和 維 持 安 全 保 障 メカニズム 規 約 採 択 安 全 保 障 機 能 の 本 格 的 整 備 に 着 手 cowas/gaiyo.html 2/12 モーリタニアが 通 貨 統 合 等 に 反 対 して 脱 退 23 EU-ECOWAS 経 済 パートナーシップ 合 意 144

149 図 表 93 南 部 アフリカ 開 発 共 同 体 (SADC)の 概 要 項 目 内 容 出 所 (URL) 加 盟 国 15カ 国 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 アンゴラ ボツワナ コンゴ 民 主 共 和 国 レソト マダガスカル マラウイ モーリシャス モザ ンビーク ナミビア セーシェル 南 アフリカ スワジランド タンザニア ザンビア ジンバブエ 人 口 2.7 億 人 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 GDP 6,58 億 ドル 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 目 的 南 部 アフリカ 諸 国 が アパルトヘイトを 実 施 していた 南 アフリカ 旧 政 権 の 経 済 的 支 配 から 脱 却 することを 目 的 に 設 置 された.pdf 目 的 は 域 内 の 経 済 発 展 促 進 と 貧 困 軽 減 地 域 統 合 平 和 と 安 全 の 維 持 促 進 相 互 依 存 の 原 理 に 基 づく 自 立 的 発 展 国 家 間 の 計 画 の 調 整 と 地 域 としての 方 針 の 決 定 域 内 資 源 の 保 全 と 効 果 的 活 用 歴 史 的 社 会 的 文 化 的 つながりの 深 化 目 標 加 盟 国 の 貧 困 削 減 を 上 位 目 標 に 置 き 地 域 における 経 済 開 発 および 統 合 を 目 指 し 各 種 政 策 を 進 める 93/fta_ichiran_212.pdf 活 動 貿 易 分 野 では SADC 貿 易 議 定 書 を2 年 に 署 名 SADC 加 盟 国 のうちアンゴラ コンゴ 民 主 ( 旧 ザイール) セーシェルを 除 く12カ 国 がFTA 批 准 28 年 時 点 で 域 内 産 品 の85%が 貿 易 自 由 化 され 212 年 までに1% 自 由 化 を 目 指 す 南 アを 含 むSACU( 南 部 アフリカ 関 税 同 盟 ) 諸 国 が 先 行 して 関 税 を 引 き 下 げる 形 式 南 ア ボツワナ ナミビアは2 年 にほぼす べての 関 税 を 撤 廃 している 通 関 手 続 き 関 税 分 類 と 通 関 書 類 の 統 一 国 境 での 通 関 手 続 きでのワン ストップサービスの 提 供 なども 目 標 28 年 1 月 に COMESA EACと 共 同 市 場 設 立 に 向 けて 合 意 計 画 では 21 年 までに 関 税 同 盟 215 年 までに 共 同 市 場 216 年 までに 通 貨 統 合 218 年 までに 地 域 単 一 通 貨 の 導 入 を 目 指 すとしているが 211 年 8 月 現 在 関 税 同 盟 には 移 行 していない 93/fta_ichiran_212.pdf 他 の 共 同 体 / 国 との 関 係 SADC は 南 アフリカのアパルトヘイト 反 対 の 最 前 線 にあったタンザニアを 含 む14 ヵ 国 で 発 足 したが ケニア ウガンダは 参 加 していない SADC は 実 質 的 にCOMESA とオーバーラップ するが 歴 史 的 にSADC はCOMESA との 合 併 には 反 対 してきた SADCはEUとの 経 済 連 携 協 定 交 渉 を 実 施 しているが 難 航 している sport/pdf/cbit_fr_4.pdf アフリカ 経 済 共 同 体 EAC COMESA SADC 加 盟 国 による 自 由 貿 易 協 定 28 年 1 月 合 意 93/fta_ichiran_212.pdf 1 貿 易 措 置 の 統 一 ヒトの 移 動 の 自 由 化 地 域 インフラの 共 同 建 設 など 東 アフリカ 共 同 体 (EAC) 東 南 部 アフリカ 共 通 市 場 (COMESA) 南 部 アフリカ 開 発 共 同 体 (SADC)が 将 来 的 に 自 由 貿 易 協 定 (FTA) 関 税 同 盟 を 経 て 26ヵ 国 で 構 成 する 共 同 市 場 を 目 指 すことを 28 年 1 月 に 合 意 図 表 94 南 部 アフリカ 開 発 共 同 体 (SADC)の 歴 史 年 出 来 事 出 所 (URL) 198/4/1 前 身 となる 南 部 アフリカ 開 発 会 議 (SADCC) 結 成 93/fta_ichiran_212.pdf 1992 南 部 アフリカ 開 発 共 同 体 (SADC)に 改 組 93/fta_ichiran_212.pdf 1994 南 アフリカが 加 盟 93/fta_ichiran_212.pdf 1996 将 来 的 に 自 由 貿 易 地 域 を 設 立 することで 合 意 2 SADC 貿 易 議 定 書 を 署 名 93/fta_ichiran_212.pdf 24/7 セーシェル 脱 退 ( 財 政 悪 化 のため) 25 マダガスカルが 加 盟 28 域 内 産 品 の85%が 貿 易 自 由 化 COMESA EACと 共 同 市 場 設 立 に 向 けて 合 意 93/fta_ichiran_212.pdf 28 自 由 貿 易 圏 ( 除 くアンゴラ コンゴ 民 主 共 和 国 )が 成 立 現 在 関 税 同 盟 の 発 足 (212 年 以 降 の 見 込 み)に 向 け 協 議 中 28/8 セーシェル 再 加 盟. 29/3 マダガスカルが 国 内 情 勢 により 資 格 停 止 中 145

150 図 表 95 東 アフリカ 共 同 体 (EAC)の 概 要 項 目 内 容 出 所 (URL) 加 盟 国 5カ 国 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 ブルンジ ケニア ルワンダ ウガンダ タンザニア 人 口 1.4 億 人 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 GDP 84 億 ドル 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 目 的 212 年 には 通 貨 統 合 を また 将 来 的 には 政 治 統 合 をも 目 標 にするなど 更 なる 域 内 統 合 を 目 指 す /7569 他 の 共 同 体 / 国 との 関 係 1EUとの 経 済 連 携 協 定 (EPA) 交 渉 域 外 通 商 政 策 として 現 在 EUと 経 済 連 携 協 定 (EPA)の 交 渉 を 続 けているが 交 渉 は 停 滞 2COMESAおよびSADCとの 関 係 ケニア ウガンダ ルワンダ ブルンジは 東 部 南 部 アフリカ 共 同 市 場 (COMESA)に タンザ ニアは 南 部 アフリカ 開 発 共 同 体 (SADC)に 加 盟 しており これらEAC 以 外 の 共 同 体 でも 今 後 関 税 同 盟 が 発 足 する 場 合 は いずれかの 共 同 体 を 選 択 する 必 要 がある (WTOの 規 定 によ り 異 なる 関 税 同 盟 への 重 複 加 盟 が 認 められないため) EAC COMESA SADCによって3 者 間 タスクフォースが 立 ち 上 げられ 各 共 同 体 間 での 調 和 について 協 議 を 実 施 28 年 1 月 にはカンパラで3 者 間 首 脳 会 議 が 開 催 され 地 域 をま たぐ 関 税 同 盟 発 足 を 最 終 的 な 目 標 とした3 者 間 の 自 由 貿 易 協 定 (FTA) 締 結 を 目 指 すことで 合 意 /7569 図 表 96 東 アフリカ 共 同 体 (EAC)の 歴 史 年 出 来 事 出 所 (URL) 1917 英 国 の 支 配 下 で 東 アフリカ 地 域 の 経 済 的 統 合 が 進 められ ケニア ウガンダ 間 で 関 税 同 盟 発 足 / 上 記 関 税 同 盟 に タンザニア( 当 時 のタンガニーカ)が 加 盟 / ケニア ウガンダ タンザニアが 独 立 後 東 アフリカ 共 通 サービス 機 関 結 成 / 東 アフリカ 共 通 サービス 機 関 が 東 アフリカ 共 同 体 ( 旧 EAC)へと 発 展 この 旧 EACの 枠 組 み で 港 湾 航 空 郵 便 通 信 等 を 共 通 の 組 織 で 運 営 できるよう3 国 間 の 政 策 調 和 が 図 られた /7569 ものの 各 国 の 政 治 理 念 や 経 済 政 策 の 相 違 により 一 旦 この 連 携 は 事 実 上 解 消 1996 東 アフリカ 協 力 委 員 会 発 足 ( 本 部 :タンザニアのアルーシャ) / 月 ケニア ウガンダ タンザニアがEAC 設 立 条 約 締 結 / 月 新 しい 東 アフリカ 共 同 体 (EAC)が 発 足 / 域 内 経 済 の 統 合 を 促 進 するため 関 税 同 盟 への 移 行 を 開 始 / ルワンダとブルンジがEACに 加 盟 ( 加 盟 国 は 全 5カ 国 に) / 月 例 外 品 目 を 除 き 域 内 関 税 撤 廃 / 月 共 通 市 場 への 移 行 開 始 モノ 人 労 働 サービス 資 本 の 自 由 な 移 動 が 可 能 に / 月 中 国 との 間 で 経 済 貿 易 協 力 枠 組 み 協 定 に 調 印 content&view=article&id=859:eac-chinaframework-agreement&catid=146:pressreleases&itemid=194 図 表 97 アラブ マグレブ 連 合 (AMU)の 概 要 146

151 項 目 内 容 出 所 (URL) 加 盟 国 5カ 国 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 アルジェリア リビア モーリタニア モロッコ チュニジア 人 口.9 億 人 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 GDP 3,83 億 ドル 4.6. 活 性 化 する 経 済 共 同 体 参 照 目 的 北 アフリカの 通 称 マグレブと 呼 ばれる5 カ 国 が 同 じ 歴 史 文 化 を 共 有 した 背 景 から 連 帯 進 歩 諸 権 利 の 保 護 を 目 的 とし 1989 年 に 創 設 された 経 済 協 力 機 構 本 部 はラバト(モロッ コ) 加 盟 国 間 における 自 由 な 人 や 物 の 移 動 など 最 終 的 には 欧 州 共 同 体 に 似 た 地 域 共 同 体 の 設 立 を 目 標 に 掲 げ その 前 段 階 として 加 盟 国 間 での 関 税 及 び 非 関 税 障 壁 撤 廃 による 自 由 貿 易 地 域 化 を 提 唱 活 動 状 況 (1) 加 盟 国 及 びその 国 民 を 結 ぶ 同 胞 の 絆 の 強 化 (2) 加 盟 国 の 進 歩 繁 栄 及 び 諸 権 利 の 保 護 (3) 正 義 と 公 正 に 基 づく 平 和 の 維 持 への 貢 献 (4) 諸 分 野 における 共 通 政 策 の 適 用 (5) 加 盟 国 間 の 人 モノ サービス 及 び 資 本 の 移 動 の 自 由 の 漸 進 的 確 保 西 サハラ 問 題 に 起 因 するモロッコとアルジェリアとの 関 係 悪 化 等 により199 年 代 半 ばより 一 時 活 動 が 低 迷 近 年 政 治 問 題 を 取 り 扱 わずに 経 済 面 を 中 心 とした 統 合 を 模 索 中 211 年 初 頭 以 来 の 中 東 北 アフリカ 地 域 の 歴 史 的 変 革 の 中 AMUの 活 動 活 発 化 の 動 き が 見 られ 212 年 1 月 には1994 年 以 降 開 催 されていなかったAMU 首 脳 会 議 がチュニジア で 開 催 の 予 定 m pdf 図 表 98 アラブ マグレブ 連 合 (AMU)の 歴 史 年 出 来 事 出 所 (URL) 月 17 日 設 立 月 モロッコにおいて 駐 マグレブ 諸 国 の 日 本 大 使 とベン ヤヒアAMU 事 務 局 長 との 間 で 初 の 対 話 実 施 12 月 ベン ヤヒアAMU 事 務 局 長 が 来 日 k/21/html/chapter2/chapter2_6_7.ht ml 月 AMU 首 脳 会 議 をチュニジアで 開 催 図 表 99 中 部 アフリカ 経 済 通 貨 共 同 体 (CEMAC)の 概 要 項 目 内 容 出 所 (URL) 加 盟 国 6カ 国 カメルーン 中 央 アフリカ コンゴ 共 和 国 ガボン 赤 道 ギニア チャド 人 口.4 億 人 cworldreport&r=6 GDP 79 億 ドル cworldreport&r=6 目 的 UDEAC 設 立 時 の 以 下 の5 項 目 を 引 き 続 き 目 的 として 活 動 (イ) 加 盟 国 住 民 の 生 活 水 準 の 向 上 (ロ) 加 盟 国 の 貿 易 障 害 の 排 除 による 市 場 の 拡 大 (ハ) 加 盟 国 相 互 の 開 発 計 画 工 業 化 政 策 および 運 輸 政 策 の 調 整 (ニ) 加 盟 国 間 の 投 資 法 の 調 整 (ホ) 地 域 開 発 のための 金 融 機 関 の 設 立 単 一 関 税 領 域 を 設 け 域 内 においては 人 貨 物 商 品 サービスおよび 資 本 の 流 通 は 自 由 とし 第 3 国 に 対 しては 対 外 共 通 関 税 (Tarif Extérieur Commun: 略 称 TEC) およびそ の 他 の 税 を 設 定 するが 加 盟 国 間 相 互 における 輸 入 関 税 および 賦 課 金 は 原 則 として 免 除 し ( 第 28 条 第 29 条 ) 域 内 工 業 産 品 に 対 し 単 一 税 (Taxe Unique: 略 称 TU)を 適 用 /geppo/pdfs/2_2_1.pdf 組 織 機 構 UDEAC 改 組 により 従 来 の 機 関 と 新 規 の 機 関 を 併 せ 以 下 の4つの 機 構 の 設 置 を 決 定 (イ) 中 部 アフリカ 経 済 同 盟 (UEAC) (ロ) 中 部 アフリカ 通 貨 同 盟 (UMAC) (ハ) 共 同 体 議 会 ( 新 規 ) (ニ) 共 同 体 裁 判 所 ( 司 法 院 会 計 院 )( 新 規 ) 図 表 1 中 部 アフリカ 経 済 通 貨 共 同 体 (CEMAC)の 歴 史 /geppo/pdfs/2_2_1.pdf 年 出 来 事 出 所 (URL) 月 前 身 となる 中 部 アフリカ 関 税 経 済 同 盟 (UDEAC) 発 足 ( 参 加 国 :ガボン コンゴ 共 和 国 (ブラザヴィル) 中 央 アフリカ チャド カメルーン) /geppo/pdfs/2_2_1.pdf 1983 中 部 アフリカ 関 税 経 済 同 盟 (UDEAC)に 赤 道 ギニアが 加 盟 月 中 部 アフリカ 経 済 通 貨 同 盟 (CEMAC)に 改 組 /geppo/pdfs/2_2_1.pdf 147

152 国際機関 途上国の現地政府向けビジネス BOP ビジネス支援センターのホームページ33では BOP 層の人々を直接顧客にするだ けではなく 国際機関 途上国の現地政府を直接顧客とすることがある という観点から 国際機関の調達情報 途上国の現地政府向けビジネス情報 日本企業の先行事例 を提供 している 特にアフリカ地域においては 国際機関などの援助物資が比較的多いことから 与信のしっかりした国際機関を通じてビジネスを確立した上で 一般消費者向けビジネス に進出する方法も考慮に値する 最新の情報によれば 国連食糧農業機関 FAO 国連世界食糧計画 WFP 国際連合 児童基金 UNICEF の調達状況は以下のとおりとなる 図表 11 国連食糧農業機関 FAO 品目別内訳 Transportation equipment, Office,accounti 5,888 ng and computing machinery, 5,949 供給元国 地域別内訳 ヨーロッパ C IS諸国, ラテンアメリカ 3.5% Machinery,spe cial purpose, 5,858 カリブ諸国, 4.8% Chemicals,basi c, 18,737 アラブ諸国, 7.8% Agricultural produce, 6,119 アフリカ諸国, 1.2% Repair & maintenance services, 17,35 Architecture,en gineering,const ruction and other technical rvices, 7,298 Transportation, storage & materials handling, 7, 先進国, 58.8% アジア太平洋 諸国, 14.9% Grain mill Information products/starc technology, hes & starch 9,33 products, 8,

153 日本企業による調達実績 Supplier Description of goods GERBER, J & COMPANY (JAPAN) LTD EARTH REMOTE SENSING DATA ANALYSIS CENTER motorcycles 76,21.74 Images 3,185.5 Laboratory tools and equipments Vehicle and accessories OGAWA SEIKI CO. LTD TOYOTA MOTOR CORPORATION US$ 35, , 出所 Annual Statistical Report on United Nations Procurement より作成 図表 12 国連世界食糧計画 WFP 品目別内訳 供給元国 地域別内訳 その他調達品, 163,44,743 ラテンアメリカ カリブ諸国, 162,41.76 ヨーロッパ CIS諸国, 23, その他の サービス, 279,713,32 食糧, 1,232,31,777 先進国, 59, アジア太平洋 諸国, 54,63.95 アラブ諸国, 326, 輸送関連, 857,55,854 アフリカ諸国, 718, 日本企業による調達実績 日本 商品 サービス 合計 3, , ,58.5 9, , , , , , , ,76.3 商品 1,395, ,451, ,18,8.87 1,579, WFP全体 サービス 1,137, ,265, ,388, ,484,373.3 合計 2,532, ,717, ,568, ,63, 日本企業からの 調達割合.22%.42% 1.4%.79% 出所 Annual Statistical Report on United Nations Procurement より作成 149

154 図表 13 国際連合児童基金 UNICEF 品目別内訳 供給元国 地域別内訳 水 公衆 教育用品, 52 印刷, 54 衛生, 建設, 95 4 医療用品 設 備, 運賃, 蚊帳, 111 ワクチン, Niger United Arab Emirates Israel Tanzania Netherlands Ethiopia Zimbabwe Japan Indonesia Germany China South Africa Kenya Pakistan Italy 医薬品, 192 United Kingdom Denmark USA France Belgium India Switzerland 栄養食品, 166 日本企業による調達実績 Supplier Commodities US$ J Gerber & Company Ltd Transport 3,523,827 Japan BCG Laboratory Vaccines/Biologicals 3,125,82 Nissan Trading Co Ltd Transport 1,376,695 Sumitomo Chemical Co Ltd Bednet Toyota Motor Corporation Transport /Insecticides 14,751,79 1,467,234 出所 UNICEF Supply Annual Report より作成 15

155 政 府 が 提 供 する 支 援 制 度 ( 韓 国 ドイツ フランス 中 国 米 国 EU) (1) 韓 国 の 支 援 制 度 以 下 韓 国 にて 実 施 されているアフリカ 関 連 の 支 援 制 度 実 績 を 紹 介 する 1 国 内 イベント アフリカビジネスプラザ( 商 談 会 ) 韓 -アフリカビジネスウィーク のイベントの 一 環 として アフリカビジネスプラザ 商 談 会 を 開 催 している 概 要 は 以 下 のとおり 日 時 :212 年 6 月 12 日 ( 火 )9: 18: 場 所 :ロッテホテルワールド( 蚕 室 )サファイアルーム(B1F) 参 加 対 象 :アフリカ 進 出 に 関 心 を 持 つ 企 業 ( 参 加 費 無 料 ) 先 方 :アフリカの 有 力 バイヤー5 人 ( 相 手 企 業 が 相 談 を 望 まない 場 合 は ビジネスミーティングが 実 現 されない 可 能 性 あり) 主 催 及 び 主 管 : 知 識 経 済 部 / KOTRA アフリカビジネスウィーク HP( アフリカの 1:1 のビジネス 商 談 会 (21) KOTRA 全 経 連 輸 出 入 銀 行 と 共 同 で 21 年 9 月 14 日 から 17 日 までソウル 新 羅 ホテ ルで 開 催 される KOAFEC(Korea Africa Economic Cooperation Conference) 長 官 会 議 付 帯 行 事 の 一 環 として 1:1 のビジネス 商 談 会 を 9 月 16 日 に 開 催 今 回 は アフリカの 主 要 な 政 府 省 庁 の 次 官 らが 参 加 予 定 概 要 は 以 下 のとおり 日 時 : ( 木 )9: - 17: 場 所 :ソウル 新 羅 ホテルダイナスティーホール( 本 館 2 階 ) 主 催 :KOTRA 相 談 分 野 :インフラ 建 設 エネルギー 資 源 開 発 ( 貿 易 投 資 双 方 ) 参 加 国 :27 カ 国 -チュニジア Ministry of Development and International Cooperation -ガーナ Ministry of Finance and Economic Planning -セネガル Ministry of Economy and Finance -ウガンダ Ministry of Finance Planning and Economic Development -エチオピア Ministry of Finance and Economic Development Ministry of Science and Technology -ケニア Ministry of Agriculture Ministry of Industrialization -タンザニア Ministry of Finance and Economic Affairs など 151

156 アフリカ 貿 易 投 資 フォーラム 韓 -アフリカビジネスウィーク のイベントの 一 環 として アフリカ 貿 易 投 資 フォ ーラム を 開 催 アフリカの 主 要 人 物 によるプレゼン バイヤーとの 交 流 の 活 性 化 を 通 じ アフリカ 市 場 への 進 出 を 狙 う 日 時 :212 年 6 月 11 日 場 所 :KOTRA チューリッヒホール(B1F) 参 加 対 象 :アフリカ 進 出 に 関 心 を 持 つ 企 業 ( 参 加 費 無 料 ) 主 催 及 び 主 管 : 知 識 経 済 部 / KOTRA 当 日 のスケジュール Session 1: 南 アフリカ 共 和 国 の 主 要 なプロジェクトへの 進 出 案 14: 14:5 KOTRA 14:5 14:1 知 識 経 済 部 14:1 14:15 南 アフリカ 共 和 国 公 営 企 業 部 長 官 14:15 14:45 南 アフリカ 共 和 国 の 電 力 エネルギープロジェクト(Public Enterprise) 14:45 15:15 南 アフリカ 共 和 国 の 鉄 道 & 港 湾 プロジェクト(Transnet) 15:15 15:45 南 アフリカ 共 和 国 の 水 処 理 プロジェクト(Public Enterprise) Session 2:アフリカの 有 望 産 業 への 進 出 戦 略 15:55 16:5 アフリカの 最 新 市 場 動 向 紹 介 16:5 16:35 EDCF 制 度 を 通 じた 市 場 への 進 出 方 案 と 事 例 ( 輸 出 入 銀 行 イ ヘギョン 次 長 ) 16:35 17:5 コンジャシティ 開 発 プロジェクトへの 進 出 戦 略 (ケニア 情 報 通 信 部 BPO 局 長 Dr.Catherine Adeya) 17:5 17:35 流 通 分 野 への 進 出 方 案 と 事 例 17:35 18:5 再 生 可 能 エネルギーへの 進 出 案 とケース: 南 アフリカ 共 和 国 ( 韓 国 テック) 213 世 界 市 場 への 進 出 戦 略 説 明 会 ビジネスフォーラム 出 展 先 進 国 経 済 の 低 迷 持 続 と 新 興 国 経 済 の 成 長 率 鈍 化 で 世 界 経 済 の 不 確 実 性 が 高 まって いる 213 年 の 海 外 ビジネス 環 境 を 地 域 別 に 見 て 民 間 企 業 の 海 外 市 場 での 機 会 探 索 に 役 立 てることを 目 的 としたイベント 23 年 にはアフリカだけの 同 イベントが 開 催 されていたが 現 在 は アフリカは 1 パ ートになっている 日 時 : ( 火 )9:3-17:55 場 所 :ソウル COEX インターコンチネンタルホテルハーモニーボールルーム ( 地 下 1 階 ) 152

157 主 催 :KOTRA 参 加 費 :1 万 円 ( 資 料 提 供 ホテルのランチなど 1 人 基 準 ) プログラム 1:-1:5 開 会 (KOTRA オヨウンホ 社 長 ) 1:5-1:1 祝 辞 ( 知 識 経 済 部 ホンソクオ 長 官 ) 1:1-1:4 213 年 の 世 界 経 済 見 通 し(ジョージ ワシントン 大 学 バクユンシク 教 授 ) 1:4-11:15 習 近 平 時 代 の 新 中 国 進 出 戦 略 ( 中 国 バクジンヒョン 本 部 長 ) 11:15-11:5 変 化 する 欧 州 は 今 叩 け( 欧 州 地 域 ジョンジョンテ 本 部 長 ) 13:-13:35 不 確 実 な 時 代 の 確 実 な 市 場 ( 北 米 オムソンピル 本 部 長 ) 13:35-14:1 浮 かぶ 成 長 エンジン アセアン(アジア 地 域 ユンヒに 本 部 長 ) 14:1-14:45 日 本 の 失 われた 2 年 裏 返 してみると 機 会 ( 日 本 ジョンヒョク 本 部 長 ) 14:45-15:1 あふれるオイルドル 中 東 市 場 機 会 をつかむ( 中 東 地 域 ハンソンフイ 本 部 長 ) 15:5-16:25 将 来 の 市 場 アフリカをつかめ(アフリカ 地 域 ギムビョンサム 本 部 長 ) 16:25-17: 最 後 に 残 った 大 規 模 な 市 場 CIS を 注 目 してください(CIS 地 域 ギム サンウク 本 部 長 ) 17:-17:35 変 わった 中 南 米 今 がチャンス( 中 南 米 地 域 イギュナム 本 部 長 ) 2 現 地 イベント アフリカへの 輸 出 緊 急 戦 略 会 議 212 年 9 月 7 日 に ケニア ナイロビにて アフリカの 輸 出 の 緊 急 戦 略 会 議 が 開 催 された アフリカ 地 域 の 貿 易 センターが 全 て 参 加 し アフリカ 市 場 進 出 拡 大 アフリカ 経 済 開 発 プロジェクトへの 参 加 方 法 現 地 産 業 政 策 に 合 致 した 輸 出 案 アフリカ 進 出 支 援 基 盤 構 築 について 議 論 を 実 施 その 結 果 以 下 の 2 点 が 確 定 した 地 域 別 スター 国 および 優 先 部 門 を 選 定 し そのセ グメントに 対 して 集 中 的 に 支 援 を 実 施 すると 明 言 した 1 地 域 別 スター 国 北 部 :エジプト アルジェリア 南 部 : 南 アフリカ 東 部 :ケニア 西 部 :ナイジェリアなど 5 カ 国 2 優 先 部 門 経 済 開 発 プロジェクトへの 参 加 輸 出 市 場 創 出 進 出 基 盤 構 築 の 3 部 門 なお 当 日 東 部 アフリカの 第 1 港 湾 であるケニア モンバサ 港 に ナイロビ 共 同 物 流 センター の 開 所 を 宣 言 韓 国 企 業 のアフリカ 進 出 の 拡 大 に 大 きく 寄 与 すると 発 表 153

158 アフリカミッション 派 遣 ユーロ 圏 の 危 機 と 中 国 市 場 の 低 迷 など 世 界 的 な 経 済 危 機 に 備 えて 新 興 市 場 の 発 掘 を 拡 大 するために 実 施 期 間 :212 年 9.5( 水 ) 9.11( 火 )/ 4 泊 7 日 (ナイロビ 3 泊 ドバイ 1 泊 ) 派 遣 国 :ナイロビ(ケニア) ドバイ(UAE) 参 加 バイヤー: ( 中 東 ) ドバイ (アフリカ) 南 アフリカ ケニア ナイシ ェリア カ ーナ スータ ン エチオピア カメルーンからの 招 待 参 加 対 象 : 中 東 アフリカ 市 場 進 出 関 心 企 業 2 社 相 談 品 目 : 主 力 品 目 (LED 太 陽 光 機 器 IT 機 器 E-Smart) 主 催 / 主 管 : 知 識 経 済 部 / KOTRA 京 畿 中 小 企 業 総 合 支 援 センター(GSBC) 全 体 スケジュール 9.7( 金 ) 9:-18: アフリカの 有 力 バイヤー 招 請 輸 出 商 談 会 9.8( 土 ) 9:-18: ナイロビ 個 別 相 談 会 9.1( 月 ) 9:-18: ドバイの 有 力 バイヤー 招 請 輸 出 商 談 会 募 集 期 間 :8.13( 月 ) 8.24( 金 ) 参 加 費 : 無 料 ( 航 空 運 賃 5% 宿 泊 費 ビザ 手 数 料 などの 費 用 は 参 加 企 業 負 担 ) サポート 内 容 : 往 復 航 空 運 賃 5% 現 地 移 動 車 商 談 会 通 訳 サポート インフラプロジェクトプラザ Africa Proejct Plaza 211 Black Africa 進 出 拡 大 のための 一 環 として Africa Proejct Plaza 211 を 開 催 期 間 :211 年 7.4( 月 )- 6( 水 ) 場 所 :ヨハネスブルグ( 南 アフリカ 共 和 国 ) Sandton Sun Hotel 参 加 規 模 :( 現 地 ) アフリカ 主 要 発 注 先 の 挨 拶 2 人 ( 国 内 )エンジニアリング 建 設 プラント 関 係 者 2 人 招 待 対 象 : 各 国 鉄 道 庁 長 港 湾 庁 長 電 力 庁 長 と 民 間 発 注 先 主 要 分 野 : 鉄 道 港 湾 電 力 太 陽 光 発 電 再 生 可 能 対 象 国 : 南 アフリカ 共 和 国 ナイジェリア ケニア エチオピア ガーナ スーダンなど 日 程 7.3( 日 ): 仁 川 出 発 7.4( 月 ):ヨハネスブルグ 到 着 と 発 注 先 のネットワーク 晩 餐 7.5( 火 ):アフリカのプロジェクトプラザ 発 注 先 の 受 注 商 談 会 7.6( 水 ):ビジネス 協 力 フォーラム 個 別 パートナリング 相 談 会 7.7( 木 ): 個 別 相 談 会 ヨハネスブルグ 出 発 7.8( 金 ): 仁 川 到 着 154

159 貿 易 センターの 開 設 現 在 アフリカには 9 つの KOTRA の 拠 点 がある ヨハネスブルグ( 南 アフリカ 共 和 国 ) ラゴス(ナイジェリア) ナイロビ(ケニア) ハルツーム(スーダン) ドゥアラ(カメルーン) アディスアベバ(エチオピア) アクラ(ガーナ) ダルエスサラーム(タンザニア) キンシャサ(コンゴ 民 主 共 和 国 ) KOTRA HP より 抜 粋 タンザニア ダルエスサラームの 拠 点 が 世 界 114 番 目 の 貿 易 センターとなり ここを 拠 点 とし 東 部 アフリカ 新 興 未 開 拓 市 場 の 開 拓 を 進 めることを 宣 言 している なお タンザニアでは ODA 事 業 等 を 通 じ 道 路 港 湾 物 流 などのインフラ 建 設 プロジ ェクトにおいて 韓 国 企 業 の 進 出 が 増 えてきていたことも 開 設 の 要 因 となる 今 回 の 貿 易 センターの 開 設 は アジアの 国 としては 初 めてとなり 中 小 企 業 の 輸 出 支 援 も 推 進 できる 体 制 を 整 備 したと 報 道 されている KOTRA Global Brand ブランド 力 が 弱 いものの 輸 出 潜 在 力 が 大 きい 中 小 企 業 を 選 定 し KOTRA の 海 外 市 場 認 知 度 を 活 用 して 海 外 市 場 でのブランド 力 向 上 と 輸 出 増 大 をサポートする 事 業 である KOTRA グローバルブランドロゴを 名 刺 請 求 書 カタログ 企 業 広 報 パンフレット などに 印 刷 することができ KOTRA ブランドを 海 外 マーケティングに 活 用 することが 可 能 である ロゴ 使 用 期 間 :4 年 優 待 サービス 期 間 :3 年 対 象 企 業 - 輸 出 1, 万 ドル 未 満 - 事 業 3 年 以 上 参 加 - 輸 出 1, 万 ドル 以 上 または 年 間 輸 出 成 長 率 3 年 連 続 5% 以 上 - 事 業 3 年 以 上 参 加 - 輸 出 2, 万 ドル 以 上 または 年 間 輸 出 成 長 率 3 年 連 続 で 1% 以 上 155

160 (2)ドイツの 支 援 制 度 ドイツでは 経 済 協 力 開 発 省 が 中 心 となり 211 年 8 月 に Minds for Change-Enhancing Opportunities を 公 表 している これと 併 せて GTZ 人 材 派 遣 機 関 DED 人 材 開 発 機 関 研 修 実 施 機 関 InWEnt が 統 合 され 新 しい 組 織 ドイツ 国 際 協 力 公 社 (GIZ)が 誕 生 した これによって 情 報 や 人 材 のリソースが 分 散 せず 面 的 にアフリカを 支 援 でき る 体 制 が 整 備 された 具 体 的 には GIZ 職 員 を 商 工 会 議 所 や 経 済 団 体 に 派 遣 ( 最 大 2 年 費 用 は GIZ 負 担 ) ドイツ グローバル コンパクト ネットワークを 通 じた 国 内 の CSR 等 の 啓 蒙 活 動 海 外 にある 54 のドイツ 商 工 会 議 所 に 専 門 家 派 遣 (CIM) 投 資 金 融 を 通 じ て ドイツの 中 小 企 業 支 援 や 途 上 国 の 地 場 産 業 支 援 の 強 化 などの 取 組 を 実 施 している また ドイツは 国 ごとに 重 点 的 に 実 施 する 取 組 を 変 えるという 特 徴 がある GIZ の HP では Algeria Angola Benin Botswana Burkina Faso Burundi Cameroon Central African Republic Chad Congo DR Côte d'ivoire Egypt Ethiopia Ghana Guinea Kenya Lesotho Liberia Madagascar Malawi Mali Mauritania Morocco Mozambique Namibia Niger Nigeria Rwanda Senegal Sierra Leone South Africa South Sudan Tanzania Tunisia Uganda Zambia にて 実 施 して いる 取 組 をそれぞれ 紹 介 しており ここでは 南 アフリカの 取 組 を 紹 介 する 156

161 AFRIKA KOMMT! サブサハラ 諸 国 を 対 象 とした 将 来 のリーダーを 育 成 するための 産 業 イニシアチブで ある 各 国 のリーダーを 育 成 するのみならず 受 入 企 業 におけるアフリカへの 理 解 促 進 ドイツとサブサハラ 諸 国 間 における 信 頼 協 力 関 係 の 形 成 を 目 指 し 実 施 されている 28 年 にスタートし 現 在 も 継 続 されている 具 体 的 には AFRIKA KOMMT の 参 加 者 は 参 加 者 は アフリカでのドイツ 語 の 基 本 的 な 知 識 を 習 得 した 後 さらにドイツにて 3 カ 月 間 集 中 語 学 コースに 参 加 する その 後 各 社 にてマネジメントや 管 理 に 関 する 研 修 ( 管 理 職 研 修 )が 9 ヶ 月 間 で 実 施 される GIZ はプログラムの 実 行 面 での 支 援 を 行 っている 例 えば アフリカの 若 い 経 営 者 の 選 定 プログラム 機 関 中 の 監 督 支 援 している さらに 帰 国 した 参 加 者 のフォローアップ 同 窓 生 ネットワークの 確 立 運 用 などである なお 212 年 は 17 人 が 採 用 ( 応 募 者 は 38 カ 国 1,697 名 に 達 する)された 現 在 参 加 企 業 は 以 下 のとおりである また 専 門 のサイトも 開 設 されている 図 表 14 参 加 企 業 出 所 )GIZ ホームページより 抜 粋

162 図 表 15 専 門 サイト 出 所 )GIZ ホームページより 抜 粋 35 南 アフリカでの 取 組 南 アフリカとドイツの 経 済 協 力 開 発 は 1993 年 に 始 まった 1996 年 プレトリアに 事 務 所 をオープンし 6% 以 上 がローカルスタッフである 近 年 安 定 的 に 成 長 してきた 南 アフリカにあって 29 年 の 経 済 危 機 により 多 くの 雇 用 が 失 われ このような 人 々は 教 育 やトレーニングの 機 会 労 働 市 場 への 参 画 の 機 会 が 無 いのが 実 状 である また 質 の 高 い 労 働 力 の 不 足 が 経 済 の 継 続 的 な 開 発 を 制 限 する 主 な 要 因 となっている このような 理 由 から 教 育 と 訓 練 に 主 眼 を 置 いている また 南 アフリカは 温 室 効 果 ガス 排 出 上 位 国 であること(211 年 には 気 候 変 動 枠 組 条 約 会 議 (COP 17)が 南 アフリカで 開 催 ) HIV /エイズの 蔓 延 など 様 々な 社 会 的 課 題 を 抱 え ている そのため 開 発 の 観 点 からは ガバナンスと 管 理 エネルギーと 気 候 HIV /エイズ が 重 点 課 題 となっている 具 体 的 なプロジェクトとプログラムは 以 下 のとおりである 農 村 開 発 -Pan-African 研 究 機 関 への 支 援 (SPAI) -アフリカの 食 糧 生 産 の 確 保 - 民 間 設 備 投 資 を 通 じた 農 村 地 域 の 雇 用 創 出 安 全 保 障 復 興 と 平 和 -ドイツ 南 アフリカ 三 極 協 力 基 金 社 会 性 の 発 達 35 ws-afrikakommt/ibt/xhtml/initiatoren.sxhtml 158

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