( 評 価 書 の 要 旨 ) テーマ 名 貨 物 自 動 車 運 送 のあり 方 担 当 課 ( 担 当 課 長 名 ) 貨 物 課 ( 課 長 : 秡 川 直 也 ) 評 価 の 目 的 必 要 性 対 象 政 策 これまでに 講 じてきた 政 策 の 評 価 を 行 うことによって 市 場 環

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1 平 成 26 年 度 政 策 レビュー 結 果 ( 評 価 書 ) 貨 物 自 動 車 運 送 のあり 方 平 成 27 年 3 月 国 土 交 通 省

2 ( 評 価 書 の 要 旨 ) テーマ 名 貨 物 自 動 車 運 送 のあり 方 担 当 課 ( 担 当 課 長 名 ) 貨 物 課 ( 課 長 : 秡 川 直 也 ) 評 価 の 目 的 必 要 性 対 象 政 策 これまでに 講 じてきた 政 策 の 評 価 を 行 うことによって 市 場 環 境 のさらな る 整 備 に 向 けた 検 討 を 行 い 今 後 の 政 策 の 方 向 性 に 反 映 させる 平 成 2 年 の 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 の 施 行 及 び 平 成 15 年 の 法 改 正 による 市 場 の 活 性 化 に 向 けた 規 制 緩 和 並 びにその 後 に 講 じた 市 場 の 健 全 化 に 向 けた 施 策 政 策 の 目 的 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 については 市 場 の 活 性 化 に 向 けて これまで 平 成 2 年 の 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 の 制 定 時 及 び 平 成 15 年 の 法 改 正 時 に 規 制 緩 和 を 進 めてきた しかしながら 近 年 競 争 の 激 化 と 経 営 環 境 の 逼 迫 も 相 俟 って 法 令 の 義 務 等 を 免 れ 不 適 正 に 運 送 原 価 を 引 き 下 げる 事 業 者 の 増 大 等 の 規 制 緩 和 による 弊 害 が 生 じてきているとの 指 摘 もある このような 状 況 下 トラ ック 産 業 の 健 全 化 を 図 るため 不 適 正 事 業 者 の 退 出 促 進 や 適 正 取 引 の 推 進 に 向 けた 施 策 を 進 めているところである 評 価 の 視 点 一 連 の 規 制 緩 和 は 市 場 の 活 性 化 のために 想 定 された 効 果 をあげているか また その 後 に 講 じられた 不 適 正 事 業 者 に 対 する 施 策 等 は 市 場 の 健 全 化 の 上 で 十 分 に 機 能 しているかという 視 点 から 評 価 を 行 い 今 後 の 貨 物 自 動 車 運 送 行 政 の 目 指 すべき 方 向 性 を 明 らかにする 評 価 手 法 これまでに 行 われた 各 種 調 査 を 分 析 するとともに 取 引 の 書 面 化 に 係 る 施 策 については 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 を 対 象 としたアンケート 調 査 を 実 施 また トラック 産 業 の 健 全 化 活 性 化 に 向 けた 有 識 者 懇 談 会 及 びトラック 輸 送 適 正 取 引 推 進 パートナーシップ 会 議 における 有 識 者 の 意 見 を 踏 まえて 今 後 の 取 組 の 方 向 性 に 反 映 した 評 価 結 果 ( 評 価 結 果 ) 平 成 2 年 以 降 の 一 連 の 規 制 緩 和 により 事 業 者 の 新 規 参 入 が 増 加 するとと もに 大 手 の 事 業 者 を 中 心 にサービスの 多 様 化 が 進 み 市 場 の 活 性 化 は 進 め 2

3 られたものの 軽 油 価 格 が 上 昇 するなか 増 加 した 中 小 零 細 事 業 者 を 中 心 に 競 争 が 激 化 し 経 営 環 境 が 逼 迫 した 結 果 法 令 上 の 義 務 等 を 免 れる 事 業 者 等 が 増 え 市 場 の 健 全 性 については 課 題 も 生 じた このため 貨 物 自 動 車 運 送 行 政 では 市 場 の 健 全 化 に 向 けて 不 適 正 事 業 者 の 排 除 や 適 正 取 引 の 推 進 等 を 進 めてきたところであり 社 会 保 険 未 加 入 事 業 者 等 は 減 少 し 輸 送 の 安 全 性 も 向 上 してきている 一 方 適 正 取 引 の 推 進 に 向 けて 策 定 した 事 業 者 向 けガイドライン 等 については 有 用 な 活 用 例 はある ものの 中 小 事 業 者 ほど 認 知 度 は 依 然 として 低 く 今 後 更 に 周 知 徹 底 や 浸 透 を 図 るための 施 策 が 必 要 である 政 策 への 反 映 の 方 向 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 健 全 化 に 向 けて これまでの 市 場 環 境 の 整 備 のため の 施 策 を 進 め 一 層 の 強 化 を 図 るよう 反 映 していく 第 三 者 の 知 見 の 活 用 トラック 産 業 の 健 全 化 活 性 化 に 向 けた 有 識 者 懇 談 会 及 びトラック 輸 送 適 正 取 引 推 進 パートナーシップ 会 議 における 議 論 を 踏 まえて 今 後 の 取 組 の 方 向 性 を 整 理 した 実 施 時 期 平 成 25 年 度 ~ 平 成 26 年 度 実 施 3

4 目 次 第 1 章 はじめに 1. 評 価 の 目 的 必 要 性 2. 対 象 政 策 3. 評 価 の 視 点 4. 評 価 手 法 第 2 章 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 における 規 制 の 変 遷 とその 影 響 1. 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 概 要 2. 規 制 の 変 遷 3. 規 制 緩 和 による 影 響 (1) 影 響 評 価 ( 市 場 の 活 性 化 ) (2) 影 響 評 価 ( 市 場 の 健 全 性 ) 4. 総 括 第 3 章 規 制 緩 和 の 影 響 を 踏 まえた 施 策 及 びその 評 価 1. 不 適 正 事 業 者 の 指 導 強 化 退 出 促 進 及 び 優 良 事 業 者 への 配 慮 新 規 参 入 時 の 事 前 チェ ックの 強 化 (1) 社 会 保 険 等 未 加 入 事 業 者 に 対 する 対 策 の 強 化 (2) 安 全 対 策 と 行 政 処 分 基 準 の 強 化 (3)Gマーク 評 価 制 度 (4) 参 入 時 基 準 の 強 化 等 2. 適 正 取 引 の 推 進 (1) 取 引 書 面 化 の 推 進 (2) 荷 主 勧 告 制 度 の 強 化 (3) トラック 運 送 業 における 下 請 荷 主 適 正 取 引 推 進 ガイドライン の 策 定 普 及 (4) 原 価 計 算 燃 料 サーチャージ 等 の 普 及 3. 総 括 4

5 第 4 章 今 後 の 取 組 の 方 向 性 1. 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 健 全 化 に 向 けて (1) 不 適 正 事 業 者 の 指 導 強 化 退 出 促 進 及 び 優 良 事 業 者 への 配 慮 (2) 適 正 取 引 の 推 進 (3) 新 規 参 入 時 の 事 前 チェックの 強 化 2. 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 活 性 化 に 向 けて (1) 業 界 イメージの 改 善 及 びキャリアアッププランの 提 示 (2) 若 年 層 へのアピールの 強 化 (3) 女 性 の 活 躍 促 進 5

6 第 1 章 はじめに 1. 評 価 の 目 的 必 要 性 平 成 2 年 の 物 流 二 法 1 の 制 定 による 貨 物 自 動 車 運 送 に 係 る 規 制 の 見 直 しは 他 の 運 輸 分 野 に 先 がけて 需 給 調 整 規 制 を 廃 止 するなど 運 輸 分 野 における 規 制 緩 和 の 先 駆 となるものであった その 後 平 成 15 年 には 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 の 改 正 に 伴 い 営 業 区 域 規 制 の 廃 止 や 最 低 保 有 車 両 台 数 の 緩 和 が 行 われ 平 成 以 降 大 幅 な 規 制 緩 和 が 段 階 的 に 進 められた 結 果 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 は 新 たな 局 面 を 迎 えることとなった 一 方 物 流 二 法 制 定 以 降 の 約 25 年 間 の 中 で 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 を 取 り 巻 く 経 済 的 社 会 的 環 境 も 大 きく 変 化 した 平 成 2 年 のバブル 崩 壊 以 降 失 われた20 年 とも 言 われるこの 間 日 本 経 済 は 長 らく 景 気 低 迷 から 抜 け 出 すことができず 平 成 20 年 の 米 国 に 端 を 発 する 世 界 的 な 金 融 危 機 を 契 機 として 国 内 貨 物 輸 送 量 は 過 去 20 年 間 で 最 低 の 水 準 にまで 落 ち 込 んだ 環 境 に 対 する 意 識 も 変 化 している 地 球 温 暖 化 の 進 展 に 対 して 世 界 的 な 警 鐘 が 鳴 らされるな か 特 に 二 酸 化 炭 素 の 排 出 量 が 多 い 運 輸 部 門 では 燃 費 性 能 の 高 い 車 両 への 代 替 や 鉄 道 海 運 等 の 大 量 輸 送 機 関 へのシフトが 必 要 であるとの 声 が 日 増 しに 大 きくなっている さらに 福 知 山 線 の 脱 線 事 故 や 関 越 自 動 車 道 における 高 速 ツアーバス 事 故 を 踏 まえ 一 層 の 安 全 に 対 する 取 組 の 強 化 の 必 要 性 についても 改 めて 認 識 されているところである 何 をおいて も 重 要 である 交 通 安 全 の 確 保 のためには 技 術 的 な 事 故 防 止 対 策 は 無 論 のこと 健 全 な 事 業 運 営 体 制 の 構 築 促 進 が 不 可 欠 である こうした 時 代 の 変 化 の 中 で 我 が 国 の 経 済 構 造 の 変 革 と 創 造 が 求 められており 特 に 交 通 と いう 政 策 分 野 においては 国 際 競 争 力 の 強 化 とともに 環 境 安 全 問 題 等 様 々な 社 会 的 課 題 に これまで 以 上 に 的 確 かつ 迅 速 に 対 応 することが 必 要 となってきた このため 政 府 における 物 流 施 策 や 物 流 行 政 の 指 針 を 示 し 関 係 省 庁 が 連 携 して 総 合 的 一 体 的 な 物 流 施 策 の 推 進 を 図 る ものとして 総 合 物 流 施 策 大 綱 ( ) が 平 成 25 年 6 月 に 閣 議 決 定 され グローバ ル サプライチェーンの 深 化 や 物 流 の 構 造 変 化 地 球 温 暖 化 など 環 境 問 題 の 状 況 安 全 安 心 な 物 流 をめぐる 状 況 といった 物 流 を 取 り 巻 く 現 状 課 題 に 対 応 していくための 指 針 が 取 りまと められた また 交 通 に 関 する 施 策 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 推 進 し もって 国 民 生 活 の 安 定 向 上 及 び 国 民 経 済 の 健 全 な 発 展 を 図 ることを 目 的 として 平 成 25 年 12 月 には 交 通 政 策 基 本 法 が 制 1 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 及 び 貨 物 運 送 取 扱 事 業 法 ( 現 在 の 貨 物 利 用 運 送 事 業 法 )のこと 6

7 定 された これまで 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 は 貨 物 利 用 運 送 事 業 と 連 携 し 相 互 に 補 完 しつつ 国 内 貨 物 輸 送 の 約 半 分 を 担 う 我 が 国 物 流 の 基 幹 的 輸 送 機 関 として 国 民 生 活 と 産 業 活 動 を 支 えてきた そして 上 記 のような 時 代 の 変 化 の 中 で 生 じた 東 日 本 大 震 災 を 機 に 改 めて 物 流 という 我 が 国 経 済 及 び 国 民 生 活 の 血 脈 の 大 部 分 を 担 う 社 会 的 経 済 的 意 義 について 再 認 識 させられたところ である こうした 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 持 つ 経 済 的 社 会 的 意 義 に 鑑 み 引 き 続 き 市 場 の 活 性 化 を 促 進 していくとともに 市 場 の 健 全 性 を 回 復 し もって 我 が 国 経 済 の 成 長 と 国 民 生 活 の 安 定 を 増 進 していくことが 不 可 欠 である このため 本 稿 では 今 後 の 貨 物 自 動 車 運 送 行 政 の 方 向 性 を 示 す 一 助 とするため 平 成 2 年 及 び 平 成 15 年 に 行 った 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 における 規 制 緩 和 並 びにその 後 に 講 じた 市 場 の 健 全 化 施 策 について 検 証 し これらの 施 策 目 的 の 達 成 状 況 を 評 価 するとともに 今 後 の 貨 物 自 動 車 運 送 行 政 の 目 指 すべき 方 向 性 について 検 討 を 行 う 2. 対 象 政 策 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 は 平 成 2 年 の 物 流 二 法 の 制 定 及 び 平 成 15 年 の 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 の 改 正 により 事 業 参 入 規 制 や 運 賃 料 金 規 制 等 を 段 階 的 に 緩 和 することにより 市 場 の 活 性 化 を 図 った 本 政 策 評 価 では 最 初 に 第 2 章 において 一 連 の 規 制 緩 和 の 経 緯 等 を 説 明 するとと もに その 影 響 等 について 評 価 を 行 う また 上 記 の 規 制 緩 和 により 中 小 零 細 事 業 者 が 多 く 事 業 参 入 した 結 果 競 争 が 激 化 した こともあり 法 令 上 の 義 務 を 免 れて 不 適 正 に 運 送 原 価 を 引 き 下 げる 事 業 者 が 増 加 するなど 市 場 の 健 全 性 については 課 題 も 生 じた このため 貨 物 自 動 車 運 送 行 政 では 市 場 の 大 部 分 を 占 める 中 小 零 細 事 業 者 を 主 眼 として 不 適 正 事 業 者 の 指 導 強 化 退 出 促 進 等 に 向 けた 施 策 や 適 正 取 引 の 推 進 に 向 けた 施 策 を 展 開 してきた 第 3 章 では これら 中 小 零 細 事 業 者 を 中 心 に 生 じた 課 題 の 解 決 に 向 けて 講 じられてきた 市 場 の 健 全 化 策 について 評 価 を 行 うこととする 3. 評 価 の 視 点 ( 規 制 緩 和 について) 第 2 章 において 評 価 を 行 う 規 制 緩 和 は 事 業 者 の 新 規 参 入 の 促 進 等 を 通 じ 競 争 環 境 を 整 備 し 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 活 性 化 を 図 るためのものであった このため 規 制 緩 和 により 市 場 7

8 の 活 性 化 が 促 進 されたか 否 かという 観 点 から 市 場 に 対 する 俯 瞰 的 な 分 析 評 価 を 行 うことを 目 的 として 需 給 状 況 の 変 化 運 賃 料 金 の 変 化 運 送 サービスの 変 化 等 について 考 察 を 行 う ( 市 場 の 健 全 化 策 について) 第 3 章 において 評 価 を 行 う 市 場 の 健 全 化 策 については 社 会 保 険 の 未 加 入 等 により 不 適 正 に 運 送 原 価 を 引 き 下 げる 事 業 者 数 や 安 全 確 保 策 に 問 題 のある 事 業 者 数 の 変 化 を 追 い これらの 不 適 正 事 業 者 がどの 程 度 減 少 しているかといった 観 点 から 評 価 を 行 うとともに 燃 料 サーチャー ジの 導 入 促 進 をはじめとする 施 策 が どの 程 度 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 適 正 な 運 賃 収 受 に 寄 与 しているかといった 観 点 から 評 価 を 行 い 今 後 の 課 題 等 について 検 証 することとする 4. 評 価 手 法 本 稿 では 評 価 対 象 となるテーマを 規 制 緩 和 と 市 場 の 健 全 化 策 に 分 けて 以 下 の 手 順 で 評 価 を 行 う ( 規 制 緩 和 について) 1 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 概 要 を 説 明 するとともに 平 成 2 年 の 物 流 二 法 制 定 時 及 び 平 成 15 年 の 法 改 正 時 の 規 制 緩 和 の 経 緯 概 要 等 を 整 理 2 既 存 の 統 計 調 査 アンケート 結 果 等 を 基 に 3.に 記 載 した 視 点 から 規 制 緩 和 の 効 果 影 響 等 について 評 価 を 実 施 ( 市 場 の 健 全 化 策 について) 3 1 2を 踏 まえ 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 競 争 環 境 及 び 事 業 者 の 経 営 状 況 について 既 存 の 統 計 調 査 アンケート 結 果 等 を 基 に 経 年 の 変 化 を 整 理 4 3の 変 化 を 踏 まえてこれまで 行 ってきた 市 場 の 健 全 化 策 の 経 緯 概 要 等 を 整 理 5 4の 施 策 がどの 程 度 3の 改 善 に 寄 与 したのかを 3と 同 様 の 指 標 をベースにして 評 価 を 実 施 ( 今 後 の 方 向 性 について) 6 1~5を 踏 まえ トラック 産 業 の 健 全 化 活 性 化 に 向 けた 有 識 者 懇 談 会 及 びトラック 輸 送 8

9 適 正 取 引 推 進 パートナーシップ 会 議 における 議 論 を 基 に 今 後 の 政 策 の 方 向 性 を 提 示 9

10 第 2 章 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 における 規 制 の 変 遷 とその 影 響 本 章 においては 他 の 輸 送 機 関 と 比 較 した 貨 物 自 動 車 運 送 の 輸 送 量 や 市 場 規 模 について 説 明 した 後 に 平 成 2 年 の 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 の 制 定 時 及 び 平 成 15 年 の 法 改 正 時 における 規 制 緩 和 の 効 果 について 市 場 の 活 性 化 及 び 市 場 の 健 全 性 という 観 点 から 評 価 を 行 う 1. 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 概 要 他 人 の 需 要 に 応 じ 有 償 で 自 動 車 を 使 用 して 貨 物 を 運 送 する 事 業 は 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 として 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 ( 平 成 元 年 法 律 第 83 号 )の 定 めるところにより 事 業 を 行 わなけ ればならない 貨 物 自 動 車 運 送 の 形 態 は 大 きく 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 及 び 特 定 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 に 分 かれており 前 者 が 営 業 所 積 卸 施 設 で 複 数 の 荷 主 の 貨 物 を 積 合 せて 運 送 するの に 対 し 後 者 は 特 定 の 荷 主 の 貨 物 を 運 送 する 宅 配 便 等 は 前 者 であるのが 一 般 的 であり コン テナ 等 を 運 ぶトレーラーは 後 者 が 多 い 貨 物 自 動 車 運 送 は 高 速 道 路 を 利 用 した 長 距 離 間 の 幹 線 輸 送 から 地 域 内 のルート 配 送 まで 行 うことができるため 我 が 国 の 国 内 物 流 の 基 幹 的 輸 送 機 関 として 国 内 貨 物 輸 送 量 の 大 部 分 を 占 めている( 図 1 国 内 貨 物 輸 送 量 の 内 訳 ( 平 成 24 年 度 )) また 営 業 収 入 が 約 14.9 兆 円 従 業 員 数 が 約 140 万 人 にのぼる 我 が 国 の 基 幹 的 な 産 業 でもある( 表 1 各 運 送 分 野 における 産 業 規 模 の 比 較 ) 図 1 国 内 貨 物 輸 送 量 の 内 訳 ( 平 成 24 年 度 ) ( 資 料 : 自 動 車 輸 送 統 計 年 報 から 作 成 ) 10

11 表 1 各 運 送 分 野 における 産 業 規 模 の 比 較 事 業 者 数 営 業 収 入 従 業 員 数 トラック 1 バス 2 タクシー 3 ( 航 空 ) 4 ( 鉄 道 ) 万 14.9 兆 約 140 万 (H24 年 度 ) (H23 年 度 ) (H23 年 度 ) 0.6 万 1.4 兆 約 17 万 (H24 年 度 ) (H24 年 度 ) (H23 年 度 ) 5.5 万 1.7 兆 約 41 万 (H23 年 度 ) (H23 年 度 ) (H23 年 度 ) 兆 約 3 万 (H25 年 度 ) (H24 年 度 ) (H25 年 度 ) 兆 約 20 万 (H25 年 度 ) (H23 年 度 ) (H23 年 度 ) ( 1) 国 土 交 通 省 自 動 車 局 貨 物 課 調 べ ( 2) 国 土 交 通 省 自 動 車 局 旅 客 課 調 べ ( 3) 国 土 交 通 省 自 動 車 局 旅 客 課 調 べ ( 4) 数 字 でみる 航 空 2014( 主 要 事 業 者 のみ) ( 5) 数 字 でみる 鉄 道 規 制 の 変 遷 1 平 成 2 年 の 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 施 行 の 経 緯 目 的 概 要 戦 後 の 我 が 国 においては 急 激 な 高 度 経 済 成 長 に 伴 い 増 大 した 物 流 ニーズに 応 え 良 質 の 物 流 サービスを 安 定 的 に 提 供 するために 需 給 調 整 規 制 により 事 業 者 の 数 を 制 限 し 政 府 の 保 護 の 下 良 質 な 事 業 者 を 育 成 することが 喫 緊 の 課 題 であった しかしながら 昭 和 60 年 代 においては 経 済 構 造 が 重 厚 長 大 型 から 軽 薄 短 小 型 へ 転 換 し 経 済 のソフト 化 が 進 む 中 で 国 民 生 活 も 飛 躍 的 に 向 上 し オイルショック 後 の 経 済 変 動 を 経 て 産 業 界 の 流 通 に 関 する 関 心 が 高 まったこと 等 を 背 景 として 物 流 に 対 するニーズが 高 度 化 多 様 化 の 傾 向 にあり これに 柔 軟 に 対 応 することが 物 流 事 業 の 課 題 となってきていた 特 に 物 流 の 中 核 をなす 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 については 貨 物 自 動 車 運 送 に 対 する 輸 送 ニーズの 変 化 に 弾 11

12 力 的 に 対 応 し 得 るようにするため 事 業 参 入 規 制 運 賃 及 び 料 金 規 制 等 について 自 由 度 を 高 め 事 業 者 がその 創 意 工 夫 を 活 かした 事 業 活 動 を 迅 速 かつ 的 確 に 行 えるようにすることが 求 められ ていた このような 状 況 の 下 運 輸 政 策 審 議 会 において トラック 事 業 及 び 複 合 一 貫 輸 送 に 係 る 事 業 規 制 の 在 り 方 に 関 する 意 見 が 取 りまとめられ 経 済 的 規 制 の 緩 和 と 社 会 的 規 制 の 強 化 を 内 容 とする 新 しい 事 業 規 制 の 骨 格 が 提 案 された( 昭 和 63 年 10 月 25 日 ) また 臨 時 行 政 改 革 推 進 審 議 会 ( 第 二 次 行 革 審 )においても 公 的 規 制 の 緩 和 等 に 関 する 答 申 において 運 輸 政 策 審 議 会 物 流 部 会 の 意 見 と 同 様 の 考 え 方 が 示 された こうした 議 論 を 踏 まえ 運 輸 省 において 新 制 度 の 具 体 的 内 容 を 検 討 した 結 果 平 成 元 年 12 月 に 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 が 制 定 され 平 成 2 年 12 月 より 施 行 されることとなったのである 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 の 制 定 においては 上 記 の 議 論 を 踏 まえ 以 下 の 規 制 緩 和 が 行 われた すなわち 2 事 業 参 入 規 制 を 免 許 制 から 許 可 制 に 緩 和 事 業 計 画 上 の 車 両 台 数 規 制 を 認 可 制 から 事 前 届 出 制 に 緩 和 運 賃 料 金 規 制 を 認 可 制 から 事 前 届 出 制 に 緩 和 事 業 退 出 規 制 を 許 可 制 から 事 後 届 出 制 に 緩 和 の4 点 である 2 平 成 15 年 の 法 改 正 の 経 緯 目 的 概 要 上 記 のような 経 緯 で 制 定 された 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 は 平 成 15 年 に 改 正 され 更 なる 規 制 緩 和 が 行 われた 平 成 15 年 当 時 の 日 本 経 済 は バブル 経 済 が 崩 壊 した 後 遺 症 から 一 向 に 回 復 の 兆 しが 見 えなか ったことから 民 でできるものは 民 に 任 せる という 精 神 の 下 行 政 改 革 や 規 制 緩 和 を 推 進 し 真 に 効 率 的 で 世 界 に 通 用 する 経 済 社 会 を 構 築 し 民 間 主 体 による 創 造 的 な 経 済 活 動 を 活 性 化 することが 不 可 欠 であると 考 えられていた このような 背 景 を 踏 まえ 平 成 9 年 12 月 に 当 時 の 行 政 改 革 委 員 会 が 内 閣 に 意 見 を 提 出 し その 中 で 運 輸 分 野 をはじめとする 幅 広 い 産 業 にお ける 需 給 調 整 規 制 の 緩 和 等 に 向 けた 検 討 の 必 要 性 を 述 べ これを 受 けて 平 成 10 年 1 月 当 時 2 規 制 緩 和 前 の 免 許 制 度 では 免 許 を 与 える 基 準 として 輸 送 需 要 への 適 合 性 やその 他 公 益 基 準 が 規 定 されていたが 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 制 定 後 はこれらの 基 準 を 削 除 し あくまで 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 健 全 な 発 達 に 向 けて 事 業 の 運 営 が 適 切 かつ 合 理 的 であると 判 断 する 上 で 必 要 不 可 欠 な 基 準 のみ 残 した 12

13 の 橋 本 内 閣 総 理 大 臣 を 本 部 長 とする 行 政 改 革 推 進 本 部 の 下 に 規 制 緩 和 を 推 進 していくための 規 制 緩 和 委 員 会 が 設 置 された 規 制 緩 和 小 委 員 会 はその 後 行 政 の 各 般 の 分 野 について 計 画 的 に 規 制 改 革 の 積 極 的 かつ 抜 本 的 な 推 進 を 図 るため 規 制 緩 和 推 進 3か 年 計 画 を 策 定 した 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 規 制 緩 和 についても 同 計 画 の 中 に 位 置 付 けられ 参 入 規 制 や 運 賃 料 金 規 制 等 の 緩 和 について 検 討 を 進 めることとなったのである こうして 検 討 が 進 められた 結 果 更 なる 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 活 性 化 を 図 るため 平 成 15 年 に 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 が 改 正 された 法 改 正 に 伴 い 営 業 区 域 規 制 の 廃 止 最 低 保 有 車 両 台 数 が 各 地 域 により5~15 両 であったものを 全 国 一 律 5 両 に 緩 和 運 賃 料 金 の 事 前 届 出 制 を 事 後 届 出 制 に 緩 和 などの 措 置 がとられた 3 図 2 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 に 関 する 事 業 規 制 ( 資 料 : 国 土 交 通 省 自 動 車 局 貨 物 課 作 成 ) 3 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 への 参 入 に 関 する 諸 外 国 の 規 制 について 見 ると 最 低 車 両 保 有 台 数 に 関 し てはイギリス フランス ドイツ 及 び 韓 国 等 が1 台 以 上 であり アメリカでは 台 数 に 関 する 規 定 がないなど 我 が 国 より 比 較 的 緩 やかな 規 制 になっているものの 市 場 の 健 全 性 を 担 保 するため 安 全 管 理 体 制 や 適 正 な 運 行 体 制 の 確 保 のほか 最 低 資 本 金 制 度 やドライバーに 対 する 特 別 研 修 の 受 講 義 務 等 の 規 制 がかけられている 13

14 3. 規 制 緩 和 による 影 響 (1) 影 響 評 価 ( 市 場 の 活 性 化 ) 1 事 業 者 数 の 変 化 平 成 2 年 の 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 の 制 定 により 事 業 参 入 規 制 が 免 許 制 から 許 可 制 になり さ らに 平 成 15 年 の 法 改 正 により 最 低 保 有 車 両 台 数 が 大 幅 に 緩 和 されたことによって 事 業 参 入 が 容 易 になった その 結 果 平 成 2 年 には 約 4 万 あった 事 業 者 数 が 平 成 25 年 には 約 1.6 倍 増 加 し 約 6 万 事 業 者 となった( 図 3 事 業 者 数 の 推 移 ) さらに 平 成 15 年 の 法 改 正 時 に 事 業 退 出 規 制 が 許 可 制 から 事 後 届 出 制 に 緩 和 されたことから 競 争 環 境 が 整 備 され 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 新 陳 代 謝 が 促 進 された 実 際 に 図 3のように 平 成 2 年 以 降 では 全 体 の 事 業 者 数 が 増 加 傾 向 にあると 同 時 に 退 出 等 事 業 者 数 も 増 加 していることが 分 かる 近 年 でも 新 規 参 入 事 業 者 数 と 退 出 等 事 業 者 数 はほぼ 同 数 あり 厳 しい 競 争 環 境 にさらされている 新 陳 代 謝 の 高 い 産 業 で あると 言 える 図 3 事 業 者 数 の 推 移 14

15 ( 資 料 : 国 土 交 通 省 自 動 車 局 貨 物 課 調 べ) 2 運 賃 料 金 の 変 化 上 記 のとおり 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 における 競 争 環 境 が 整 備 されたこと 及 び 運 賃 料 金 規 制 が 段 階 的 に 許 可 制 から 事 後 届 出 制 に 緩 和 されたことに 伴 って 価 格 競 争 が 促 進 された 図 ( 図 4 企 業 向 けサービス 価 格 指 数 の 推 移 ( 単 位 :H2=100))は 平 成 2 年 を100 とした 場 合 の 過 去 20 年 間 の 企 業 向 けサービス 価 格 指 数 の 推 移 である 我 が 国 経 済 全 体 のデフレも 相 俟 って 他 モードも 含 めて 全 体 的 に 価 格 指 数 は 低 下 傾 向 にあり これに 比 べると 貨 物 自 動 車 運 送 に 係 る 運 賃 料 金 水 準 は 大 きく 低 下 していないように 見 える しかしながら 貨 物 自 動 車 運 送 は 現 在 でも 原 価 割 れしている 運 賃 料 金 で 運 送 を 引 き 受 ける 事 業 者 が 多 数 おり 4 もともとそれほど 高 い 運 賃 料 金 水 準 ではなかった 特 に 近 年 では 軽 油 価 格 の 高 騰 や 安 全 規 制 の 強 化 により 運 送 事 業 者 のコストが 上 がっているなかにもかかわらず 運 賃 料 金 は 依 然 として 低 く 事 業 者 としては 厳 しい 経 営 環 境 にある 図 ( 図 5 原 油 価 格 と 企 業 向 けサービス 価 格 指 数 の 推 移 ( 単 位 : H15=100))は 原 油 価 格 が 特 に 高 騰 し 始 めた 以 降 の 燃 料 価 格 の 影 響 を 受 けやすい 各 モード の 価 格 指 数 の 推 移 を 示 したものである 航 空 貨 物 や 内 航 貨 物 では 燃 料 価 格 の 高 騰 に 相 関 する 形 で 価 格 指 数 が 増 加 傾 向 にあるなど 弾 力 的 なコスト 転 嫁 構 造 になっているものの 貨 物 自 動 車 運 送 については 燃 料 価 格 高 騰 分 のコストが 十 分 に 転 嫁 されず 依 然 として 価 格 指 数 が 下 げ 止 ま り 傾 向 にある このため 貨 物 自 動 車 運 送 においては 価 格 指 数 自 体 は 横 ばいであるものの 燃 料 費 等 のコストは 増 加 傾 向 にあり 収 益 の 厳 選 となる 実 質 的 な 運 賃 については 低 下 傾 向 にあ ると 評 価 できる 4 全 日 本 トラック 協 会 トラック 輸 送 の 実 態 に 関 する 調 査 報 告 書 ( 平 成 23 年 )によると 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 約 41.5%が 運 送 原 価 を 無 視 した 受 注 が 頻 繁 にある 又 は 時 々あると 答 えている 15

16 図 4 企 業 向 けサービス 価 格 指 数 の 推 移 ( 単 位 :H2=100) ( 資 料 : 日 本 銀 行 企 業 向 けサービス 価 格 指 数 から 作 成 ) 総 平 均 は 運 輸 業 以 外 の 他 の 業 種 を 含 んだもの 図 5 原 油 価 格 と 企 業 向 けサービス 価 格 指 数 の 推 移 ( 単 位 :H15=100) ( 資 料 : 日 本 銀 行 企 業 向 けサービス 価 格 指 数 及 び 企 業 物 価 指 数 (2010 年 基 準 ) から 作 成 ) 原 油 価 格 は 輸 入 物 価 指 数 ( 円 ベース)のもの 16

17 一 方 運 賃 料 金 水 準 が 下 げ 止 まり 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 が 厳 しい 価 格 競 争 にさらされる なか 荷 主 の 消 費 者 余 剰 は 増 加 した 図 ( 図 6 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 における 規 制 緩 和 がもたら した 消 費 者 余 剰 の 推 移 ( 単 位 : 億 円 ))は 内 閣 府 が 規 制 緩 和 の 経 済 効 果 を 検 証 する 際 に 推 計 し た 消 費 者 余 剰 である 本 推 計 は 平 成 2 年 度 以 降 の 規 制 緩 和 による 相 対 価 格 の 低 下 と それに よってもたらされる 理 論 的 な 需 要 量 ( 輸 送 トンキロ)の 変 化 ( 需 要 関 数 を 用 いて 算 出 )をもと に 各 年 度 の 消 費 者 余 剰 を 求 めたものだが 規 制 緩 和 による 消 費 者 余 剰 の 増 加 分 は 2005 年 度 には 約 3 兆 4,308 億 円 となった 図 6 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 における 規 制 緩 和 がもたらした 消 費 者 余 剰 の 推 移 ( 単 位 : 億 円 ) ( 資 料 : 内 閣 府 政 策 統 括 官 室 規 制 改 革 の 経 済 効 果 平 成 19 年 3 月 から 作 成 ) 3 需 要 の 変 化 これまで 考 察 してきたように 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 における 競 争 環 境 の 整 備 は 運 賃 料 金 水 準 を 下 げ 止 まりさせ 荷 主 の 消 費 者 余 剰 の 増 加 に 寄 与 するものだったと 言 える 我 が 国 全 体 の 国 内 貨 物 輸 送 量 は 過 去 20 年 間 トンベースで 減 少 傾 向 トンキロベースでほぼ 横 ばいであ るところ 営 業 用 貨 物 自 動 車 による 輸 送 量 は 増 加 傾 向 にあり トンキロベースで 見 た 場 合 平 成 2 年 に 約 1,290 億 トンキロあった 輸 送 量 は 平 成 24 年 には 約 2,020 億 トンキロまで 増 加 した ( 図 7 輸 送 機 関 別 の 貨 物 輸 送 量 の 推 移 ) 貨 物 自 動 車 運 送 の 運 賃 料 金 が 鉄 道 貨 物 運 送 等 とは 異 なり およそ 一 貫 して 低 下 下 げ 止 まり 傾 向 にあったことから 電 子 商 取 引 市 場 及 び 宅 配 市 17

18 場 の 成 長 等 も 相 俟 って 5 国 内 貨 物 輸 送 量 のトンベースでのシェアは 平 成 2 年 に30%に 満 たな かったところ 平 成 24 年 には 約 60%を 占 めるまでにいたったと 考 えられる また 自 家 用 自 動 車 に 対 する 営 業 用 自 動 車 の 輸 送 比 率 も 過 去 20 年 間 で 増 加 傾 向 にあり 平 成 2 年 にトンキロベースで 約 70%だった 営 自 比 率 6 は 平 成 24 年 には 約 87%まで 増 えた これは 運 賃 料 金 水 準 の 下 げ 止 まりに 伴 って 自 家 用 自 動 車 により 貨 物 を 運 送 するコストと 比 較 して 運 送 事 業 者 に 運 送 を 委 託 するコストが 低 下 したためであると 考 えられる 営 業 用 自 動 車 による 輸 送 は 自 家 用 自 動 車 によるそれとは 異 なり 複 数 の 荷 主 の 貨 物 を 積 み 合 わせて 運 送 することも あり 一 般 的 に 輸 送 量 あたりの CO2 排 出 量 が 少 なく 環 境 に 対 する 負 荷 が 少 ない 図 7 輸 送 機 関 別 の 貨 物 輸 送 量 の 推 移 ( 資 料 : 国 土 交 通 省 自 動 車 輸 送 統 計 年 報 鉄 道 輸 送 統 計 年 報 内 航 船 舶 輸 送 統 計 年 報 航 空 輸 送 統 計 年 報 陸 運 輸 送 統 計 要 覧 交 通 関 連 統 計 資 料 集 から 作 成 ) 平 成 22 年 10 月 から 自 動 車 輸 送 統 計 年 報 の 調 査 方 法 及 び 集 計 方 法 を 変 更 したことに 伴 い 自 動 車 による 輸 送 量 については 平 成 22 年 9 月 以 前 の 統 計 数 値 の 公 表 値 とは 時 系 列 上 の 連 続 性 が 担 保 されな 5 宅 配 便 取 扱 個 数 は 平 成 元 年 当 時 は 約 10 億 個 だったところ 現 在 では 約 35 億 個 まで 増 加 してお り 国 内 電 子 商 取 引 市 場 の 規 模 については 日 本 政 策 投 資 銀 行 Eコマース 市 場 の 拡 大 と 物 流 業 への 影 響 によると 平 成 5 年 から 約 4 倍 弱 増 加 し 平 成 11 年 には8 兆 円 を 超 えた 6 営 自 比 率 = 営 業 用 自 動 車 による 貨 物 輸 送 量 / 営 業 用 自 動 車 及 び 自 家 用 自 動 車 による 貨 物 輸 送 量 の 合 計 18

19 いため 数 値 の 連 続 性 を 図 る 観 点 から 接 続 係 数 を 設 定 の 上 算 出 している 以 上 のような 営 業 用 自 動 車 による 貨 物 輸 送 量 は 経 済 成 長 を 上 回 るスピードで 増 加 し( 図 8 国 内 貨 物 輸 送 量 と 国 内 総 生 産 ) 平 成 24 年 には 実 に 国 内 貨 物 輸 送 量 の5 割 を 占 める 我 が 国 の 基 幹 的 輸 送 機 関 して 成 長 してきたのである 貨 物 自 動 車 の 輸 送 量 の 増 加 は 電 子 商 取 引 市 場 や 宅 配 市 場 の 成 長 も 相 俟 って 規 制 緩 和 による 競 争 環 境 の 整 備 に 促 進 させられたものであったと 評 価 することができる 図 8 国 内 貨 物 輸 送 量 と 国 内 総 生 産 ( 資 料 : 内 閣 府 国 民 経 済 計 算 及 び 国 土 交 通 省 自 動 車 輸 送 統 計 年 報 から 作 成 ) 平 成 22 年 10 月 から 自 動 車 輸 送 統 計 年 報 の 調 査 方 法 及 び 集 計 方 法 を 変 更 したことに 伴 い 自 動 車 による 輸 送 量 については 平 成 22 年 9 月 以 前 の 統 計 数 値 の 公 表 値 とは 時 系 列 上 の 連 続 性 が 担 保 されな いため 数 値 の 連 続 性 を 図 る 観 点 から 接 続 係 数 を 設 定 の 上 算 出 している 国 内 総 生 産 については 国 民 経 済 計 算 の 基 準 改 定 に 伴 い 平 成 5 年 度 以 前 は 平 成 12 年 基 準 による 数 値 を 用 い 平 成 6 年 度 以 降 は 平 成 17 年 基 準 による 数 値 を 用 いている 19

20 4 運 送 サービスの 多 様 化 また 段 階 的 に 運 賃 料 金 規 制 が 緩 和 され 利 用 者 ニーズに 対 応 した 弾 力 的 な 運 賃 料 金 設 定 が 可 能 となったことにより いわゆるメール 便 サービスなど 規 制 緩 和 前 には 存 在 しなかっ た 新 しいサービスが 大 手 の 事 業 者 を 中 心 として 展 開 されるようになった 以 下 の 表 ( 表 2 多 様 な 宅 配 サービスの 例 ( 特 積 み 大 手 4 社 が 提 供 する 宅 配 サービス) 及 び 表 3 多 様 な 引 越 サービス の 例 ( 特 積 み 大 手 4 社 が 提 供 する 引 越 サービス))は 特 別 積 合 せ 運 送 を 行 う 大 手 4 者 を 対 象 に 現 在 展 開 している 運 送 サービスについてヒアリング 調 査 を 行 ったものである 運 賃 料 金 規 制 の 緩 和 は 参 入 規 制 の 緩 和 と 相 俟 って 競 争 を 促 進 し 大 手 の 事 業 者 を 中 心 としてサービスの 多 様 化 を 促 した 20

21 表 2 多 様 な 宅 配 サービスの 例 ( 特 積 み 大 手 4 社 が 提 供 する 宅 配 サービス) 配 送 内 容 類 似 具 体 的 配 送 サービス 空 港 への 配 送 サービス 空 港 宅 急 便 より 速 い 配 送 サービス 飛 脚 ジャストタイム 便 飛 脚 航 空 便 宅 急 便 タイムサービス フクツー 航 空 便 スターパック 800 ジェットオーバーナイト レジャー 荷 物 等 の 配 送 サービス 飛 脚 ゴルフ 便 飛 脚 スキー 便 スキー 宅 急 便 ゴルフ 宅 急 便 往 復 宅 配 便 往 復 配 送 サービス 飛 脚 往 復 便 往 復 宅 急 便 海 外 への 宅 配 サービス Sgx 国 際 宅 配 便 国 際 宅 急 便 荷 物 の 自 宅 集 荷 サービス 集 荷 依 頼 サービス 宅 急 便 届 け 先 支 払 いサービス e-コレクト 宅 急 便 着 払 時 間 帯 サービス( 無 償 ) 宅 急 便 時 間 帯 お 届 け 時 間 内 配 達 サ 希 望 時 間 帯 配 達 サービス ービス ジェットオーバーナイト セイムデイ 便 サンデー 便 時 間 指 定 便 パソコン 輸 送 サービス 飛 脚 パソコン 便 パソコンピックパックサービス 特 定 信 書 便 輸 送 ヘ ハ ーリサイクルホ ックス エコリサイクル 便 個 人 情 報 輸 送 ビジネスサポートサービス 機 密 情 報 輸 送 試 験 問 題 輸 送 貴 重 品 輸 送 医 療 医 薬 品 輸 送 生 鮮 輸 送 精 密 機 械 輸 送 パーセルワン 代 引 きサービス メ ール 便 スペースチャーター 定 期 カタログ 等 送 付 サービス クロネコメール 便 冷 蔵 冷 凍 輸 送 サービス 飛 脚 クール 便 クール 宅 急 便 クール 宅 配 便 美 術 品 輸 送 サービス 飛 脚 美 術 品 輸 送 21

22 表 3 多 様 な 引 越 サービスの 例 ( 特 積 み 大 手 4 社 が 提 供 する 引 越 サービス) 配 送 内 容 類 似 具 体 的 配 送 サービス お 得 な 引 越 サービス 飛 脚 引 越 輸 送 えころじこんぽ(ハーフ セルフ) フクツー 引 越 便 少 量 荷 物 引 越 サービス 単 身 引 越 サービス 単 身 パック(S L X) 青 春 引 越 便 一 律 料 金 でお 得 な 引 越 サービス ワンルームパック ワンルームパックPLUS 全 ておまかせタイプ 引 越 サービス えころじこんぽ(フル) フクツー 引 越 便 海 外 引 越 サービス フルハ ックスーハ ー セルフハ ックミニ 海 外 赴 任 総 合 サーヒ ス 往 復 の 引 越 家 財 の 保 管 サービス トランクルーム 団 地 マンションの 一 括 入 荷 サービス マンション 一 斉 入 居 ビジネス 関 連 移 転 サービス 事 務 所 病 院 移 転 ビジネス 機 器 セッティンク サーヒ ス ( 資 料 :いずれも 事 業 者 からのヒアリングにより 作 成 ) 22

23 (2) 影 響 評 価 ( 市 場 の 健 全 化 ) 1 事 業 者 の 小 規 模 化 と 経 営 環 境 の 逼 迫 (1)で 評 価 したとおり 規 制 緩 和 により 競 争 環 境 が 整 備 され 市 場 の 活 性 化 が 促 進 された ものの 参 入 基 準 が 大 幅 に 緩 和 されたことにより 中 小 零 細 事 業 者 の 新 規 参 入 が 相 次 ぎ 不 適 正 事 業 者 も 増 加 するなど 市 場 の 健 全 性 を 損 なう 側 面 があった 図 ( 図 9 保 有 車 両 台 数 規 模 別 の 事 業 者 数 の 推 移 )は 保 有 車 両 台 数 別 の 事 業 者 数 の 推 移 を 示 すものだが 平 成 2 年 に 約 42%だった10 両 以 下 事 業 者 は 平 成 15 年 の 最 低 保 有 車 両 台 数 の 緩 和 を 経 て 平 成 24 年 には 約 57%まで 増 加 した (1)で 考 察 した 規 制 緩 和 により 増 加 した 事 業 者 のほとんどが 10 両 以 下 の 中 小 零 細 事 業 者 であったと 言 える 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 では 総 経 費 に 占 める 燃 料 費 の 割 合 が 高 く 近 年 は 燃 料 価 格 が 高 騰 してい ることから 荷 主 に 価 格 転 嫁 ができない 中 小 零 細 事 業 者 を 中 心 として 極 めて 厳 しい 経 営 環 境 にある( 図 10 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 営 業 費 用 の 内 訳 及 び 図 11 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 営 業 費 用 に 占 める 燃 料 費 の 割 合 の 推 移 ) 実 際 に 貨 物 自 動 車 運 送 業 界 の 営 業 利 益 率 は 景 気 後 退 のあお りも 受 けて 過 去 20 年 間 低 下 傾 向 にある 7 ( 図 12 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 営 業 利 益 率 の 推 移 ( 単 位 :%)) このうち 保 有 車 両 台 数 規 模 別 に 利 益 率 の 状 況 を 見 ると 事 業 規 模 が 小 さいほど 利 益 率 が 悪 化 していることが 分 かる( 図 13 保 有 車 両 台 数 規 模 別 の 経 常 利 益 率 ( 平 成 24 年 度 )( 単 位 :%)) 以 上 のように 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 では 規 制 緩 和 以 降 に 参 入 が 促 進 された 中 小 零 細 事 業 者 を 中 心 として 燃 料 価 格 の 高 騰 等 が 追 い 打 ちをかけ 厳 しい 競 争 環 境 にさらされている 7 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の4 割 強 は 本 業 以 外 に 収 益 のある 事 業 を 兼 業 しており また 原 価 を 超 える 運 賃 の 収 受 状 況 に 課 題 はあるものの トラック 運 送 業 の 場 合 保 険 金 収 入 や 協 同 組 合 の 燃 料 高 速 料 金 等 に 係 る 利 用 分 量 配 当 などの 収 入 が 営 業 外 収 益 として 計 上 され 事 業 収 益 を 押 し 上 げる 傾 向 にある このため 本 業 の 損 益 を 示 す 営 業 利 益 は 赤 字 傾 向 にあるが 営 業 利 益 に 営 業 外 収 益 を 計 上 した 経 常 利 益 は 黒 字 になることが 多 い しかしながら 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 として 本 来 収 益 を 上 げるべき 運 賃 の 収 受 状 況 については 依 然 として 課 題 があるため 事 業 者 の 自 助 努 力 を 超 える 燃 料 価 格 高 騰 分 の 運 賃 転 嫁 や 見 えないコ ストとなっている 手 待 ち 時 間 の 解 消 に 向 けて 施 策 を 講 じていく 必 要 がある 23

24 図 9 保 有 車 両 台 数 規 模 別 の 事 業 者 数 の 推 移 ( 資 料 : 国 土 交 通 省 自 動 車 局 貨 物 課 調 べ) 図 10 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 営 業 費 用 の 内 訳 ( 資 料 :( 公 社 ) 全 日 本 トラック 協 会 経 営 分 析 報 告 書 から 作 成 ) 24

25 図 11 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 営 業 費 用 に 占 める 燃 料 費 の 割 合 の 推 移 ( 単 位 :%) ( 資 料 :( 公 社 ) 全 日 本 トラック 協 会 経 営 分 析 報 告 書 から 作 成 ) 図 12 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 営 業 利 益 率 の 推 移 ( 単 位 :%) ( 資 料 :( 公 社 ) 全 日 本 トラック 協 会 経 営 分 析 報 告 書 から 作 成 ) 図 13 保 有 車 両 台 数 規 模 別 の 経 常 利 益 率 ( 平 成 24 年 度 )( 単 位 :%) ( 資 料 :( 公 社 ) 全 日 本 トラック 協 会 経 営 分 析 報 告 書 から 作 成 ) 25

26 2 不 適 正 事 業 者 の 増 加 貨 物 自 動 車 運 送 業 界 においては 主 に 以 下 の 表 ( 表 4 事 業 者 に 対 する 巡 回 指 導 等 における 確 認 指 導 項 目 )に 係 る 項 目 について 市 場 の 健 全 化 に 向 けた 指 導 等 を 行 っており 本 稿 の 不 適 正 事 業 者 とは これらの 内 容 に 関 して 十 分 に 実 施 管 理 等 されていない 事 業 者 のことを 言 う 表 4 事 業 者 に 対 する 巡 回 指 導 等 における 確 認 指 導 項 目 法 定 福 利 費 等 に 関 するもの 事 業 計 画 等 に 関 するもの 労 災 保 険 雇 用 保 険 に 加 入 しているか 健 康 保 険 厚 生 年 金 保 険 に 加 入 しているか 自 家 用 貨 物 自 動 車 の 違 法 な 営 業 類 似 行 為 ( 白 トラの 利 用 等 )はない か 名 義 貸 し 営 業 所 貸 渡 しはないか 等 乗 務 員 に 対 する 輸 送 の 安 全 確 保 に 必 要 な 指 導 監 督 を 行 っているか 運 行 管 理 等 に 関 す るもの 過 積 載 による 運 行 を 行 っていないか 運 行 管 理 者 が 選 任 され 届 出 されているか 過 労 防 止 を 配 慮 した 勤 務 時 間 等 を 定 め これを 基 に 乗 務 割 が 作 成 さ れ 休 憩 時 間 のための 時 間 が 適 正 に 管 理 されているか 等 車 両 管 理 等 に 関 す るもの 帳 票 類 の 整 備 報 告 等 に 関 するもの 労 基 法 等 に 関 する もの 定 期 点 検 基 準 を 作 成 し これに 基 づき 適 正 に 点 検 整 備 を 行 い 点 検 整 備 記 録 簿 等 が 保 存 されているか 整 備 管 理 者 が 選 任 され 届 出 されているか 等 事 故 記 録 が 適 正 に 記 録 され 保 存 されているか 運 転 者 台 帳 が 適 正 に 記 入 等 され 保 存 されているか 等 36 協 定 や 就 業 規 則 が 締 結 制 定 され 届 出 されているか 所 用 の 健 康 診 断 を 実 施 し その 記 録 保 存 が 適 正 にされているか 等 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 社 会 保 険 等 ( 健 康 保 険 厚 生 年 金 保 険 労 働 者 災 害 補 償 保 険 及 び 雇 用 保 険 )への 加 入 は 当 該 事 業 の 公 平 な 競 争 条 件 を 確 保 するため 必 要 不 可 欠 なものであり 健 康 保 険 法 や 雇 用 保 険 法 等 の 法 令 において 加 入 が 義 務 付 けられている しかしながら 規 制 緩 和 以 降 事 業 者 数 の 増 加 に 伴 う 競 争 の 激 化 荷 主 ニーズの 高 度 化 等 を 背 景 とする 元 請 下 請 関 係 26

27 の 多 層 化 の 進 行 や 燃 料 価 格 の 高 騰 などに 伴 い 厳 しい 競 争 の 中 で 競 争 上 の 優 位 性 を 確 保 する ため 社 会 保 険 等 への 加 入 といった 本 来 守 らなければならない 法 令 上 の 義 務 等 を 免 れるケース が 増 加 した 以 下 の 図 ( 図 14 不 適 正 事 業 者 数 の 推 移 )は 社 会 保 険 または 労 働 保 険 の 未 加 入 率 の 推 移 を 示 したものだが 未 加 入 対 策 を 実 施 し 始 めるまで ピーク 時 には 社 会 保 険 未 加 入 率 は 約 27%に 労 働 保 険 未 加 入 率 は 約 13%まで 増 加 した さらに 社 会 保 険 等 のみならず 輸 送 の 安 全 確 保 に 係 る 措 置 の 不 適 正 も 増 加 している 図 14の 右 の 図 は 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 に 基 づき 指 定 を 受 けた 全 国 貨 物 自 動 車 運 送 適 正 化 事 業 実 施 機 関 として 全 日 本 トラック 協 会 が 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 営 業 所 に 対 して 巡 回 指 導 を 行 った 際 に 不 適 正 があった 営 業 所 の 割 合 を 示 したものである 乗 務 員 に 対 する 輸 送 の 安 全 確 保 に 必 要 な 指 導 監 督 を 行 っているか ( 輸 送 の 安 全 確 保 に 係 る 指 導 監 督 の 不 適 正 )という 指 導 項 目 において 否 とされた 事 業 所 の 割 合 はピーク 時 に 約 40% 定 期 点 検 基 準 を 作 成 し これに 基 づき 適 正 に 点 検 整 備 を 行 い 点 検 整 備 記 録 等 が 保 存 さ れているか ( 車 両 の 定 期 点 検 整 備 の 不 適 正 )という 指 導 項 目 において 否 とされた 営 業 所 の 割 合 は ピーク 時 に 約 34%まで 増 加 した 図 14 不 適 正 事 業 者 数 の 推 移 ( 資 料 :( 公 社 ) 全 日 本 トラック 協 会 調 査 から 作 成 ) 27

28 1 未 加 入 率 とは 総 巡 回 指 導 件 数 の 内 営 業 所 に 一 人 以 上 の 未 加 入 者 がいる 割 合 2 平 成 25 年 度 は 速 報 値 28

29 4. 総 括 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 では 平 成 2 年 の 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 の 制 定 及 び 平 成 15 年 の 法 改 正 を 経 て 事 業 参 入 規 制 や 運 賃 料 金 規 制 等 の 緩 和 が 段 階 的 に 行 われてきた その 結 果 事 業 者 数 は 規 制 緩 和 前 から 約 1.6 倍 増 加 し 競 争 の 促 進 による 運 賃 料 金 水 準 の 低 下 抑 制 やサービス の 多 様 化 に 支 えられ 宅 配 便 取 扱 個 数 の 増 加 や 電 子 商 取 引 市 場 の 成 長 も 相 俟 って 貨 物 自 動 車 による 国 内 貨 物 輸 送 量 は 経 済 成 長 を 上 回 るスピードで 増 えた このため 本 来 目 的 としていた 市 場 の 活 性 化 という 観 点 においては 規 制 緩 和 により 一 定 の 効 果 があったと 評 価 することがで きる 他 方 新 たに 新 規 参 入 した 事 業 者 の 大 半 が 経 営 体 制 の 脆 弱 な 中 小 零 細 事 業 者 であり 競 争 の 激 化 や 燃 料 価 格 の 高 騰 安 全 に 係 るコストの 上 昇 により これら 事 業 者 を 中 心 として 経 営 環 境 が 悪 化 することとなった その 結 果 厳 しい 競 争 の 中 で 競 争 上 の 優 位 性 を 確 保 するため 社 会 保 険 等 への 加 入 といった 本 来 守 らなければならない 法 令 上 の 義 務 等 を 免 れるケースが 増 加 した 平 成 2 年 に 始 まる 一 連 の 規 制 緩 和 は 市 場 の 活 性 化 をもたらしたものの 経 営 環 境 の 逼 迫 や 不 適 正 事 業 者 の 増 大 といった 点 において 市 場 の 健 全 性 には 必 ずしもプラスには 作 用 しな かったと 言 える 次 章 では こうした 市 場 の 健 全 性 を 回 復 する 策 として 講 じられてきた 施 策 の 概 要 経 緯 を 整 理 し 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 健 全 化 について 評 価 を 行 うこととする 29

30 第 3 章 規 制 緩 和 の 影 響 を 踏 まえた 施 策 及 びその 評 価 平 成 2 年 以 降 段 階 的 に 規 制 緩 和 が 進 められてきたことに 伴 って 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 にお いては 経 営 環 境 の 逼 迫 や 不 適 正 事 業 者 の 増 加 等 により 市 場 の 健 全 性 が 損 なわれた 側 面 があっ た このため 貨 物 自 動 車 運 送 行 政 は こうした 市 場 の 健 全 化 を 図 るため 不 適 正 事 業 者 の 指 導 強 化 退 出 促 進 及 び 優 良 事 業 者 への 配 慮 新 規 参 入 時 の 事 前 チェックの 強 化 や 適 正 取 引 の 推 進 のための 様 々な 施 策 を 講 じ 経 済 的 規 制 の 緩 和 に 代 わる 安 全 面 での 規 制 や 社 会 的 規 制 を 強 化 し 適 正 な 事 業 の 発 展 に 向 けて 事 業 監 督 体 制 を 充 実 強 化 してきた 本 章 では こうした 施 策 の 経 緯 概 要 を 整 理 した 上 で これらの 施 策 がどの 程 度 市 場 の 健 全 化 に 寄 与 したのかという 観 点 から 評 価 を 行 うこととする 1. 不 適 正 事 業 者 の 指 導 強 化 退 出 促 進 及 び 優 良 事 業 者 への 配 慮 新 規 参 入 時 の 事 前 チェック の 強 化 (1) 社 会 保 険 等 未 加 入 事 業 者 に 対 する 対 策 の 強 化 1 施 策 の 内 容 規 制 緩 和 以 降 に 増 えた 社 会 保 険 等 未 加 入 事 業 者 の 排 除 を 目 的 として 平 成 16 年 8 月 社 会 保 険 など 未 加 入 の 事 実 を 把 握 した 際 運 輸 支 局 と 社 会 保 険 事 務 局 労 働 基 準 監 督 署 が 相 互 に 通 報 し 合 う 制 度 ( 相 互 通 報 制 度 )を 導 入 した 平 成 20 年 7 月 には 事 業 許 可 の 基 準 に 社 会 保 険 等 へ の 加 入 を 追 加 するとともに 事 業 法 上 の 違 反 行 為 として 位 置 付 けることにより 新 規 既 存 事 業 者 の 双 方 に 対 して 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 に 基 づく 措 置 の 強 化 を 図 った さらに 平 成 21 年 10 月 には 上 記 の 措 置 に 違 反 した 場 合 の 行 政 処 分 基 準 を 強 化 し 一 部 未 加 入 事 業 者 については 初 回 違 反 を 警 告 から 10 日 車 8 の 停 止 処 分 へ 再 違 反 を 20 日 車 から 30 日 車 に 引 き 上 げるとともに 全 部 未 加 入 事 業 者 については 初 回 違 反 を 20 日 車 から 30 日 車 へ 再 違 反 を 60 日 車 から 90 日 車 へ 引 き 上 げた 2 施 策 の 評 価 及 び 課 題 社 会 保 険 未 加 入 事 業 者 の 推 移 について 見 ると 平 成 10 年 代 前 半 までは 増 加 傾 向 にあったが 平 成 16 年 の 通 報 制 度 の 導 入 以 降 特 に 平 成 20 年 に 行 政 処 分 基 準 として 追 加 し 事 業 法 に 基 づ 8 日 車 = 車 両 の 使 用 を 停 止 する 日 数 使 用 を 停 止 する 車 両 数 30

31 き 厳 格 な 事 業 監 督 を 行 うことになってから 社 会 保 険 等 未 加 入 事 業 者 の 割 合 は 低 下 傾 向 にある ( 図 15 不 適 正 事 業 者 数 の 変 化 ) ピーク 時 の 未 加 入 率 は 社 会 保 険 については 26.7% 労 働 保 険 については 13.2%に 上 ったが その 後 未 加 入 率 は 着 実 に 減 少 し 平 成 25 年 には 前 者 が 17% 後 者 が 7.7%まで 減 少 した このため 相 互 通 報 制 度 の 導 入 や 行 政 処 分 基 準 の 強 化 が 着 実 に 奏 功 していると 評 価 することができる もっとも 近 年 においても 未 加 入 率 は 低 下 傾 向 にあるものの 依 然 として 事 業 監 督 体 制 強 化 前 の 数 パーセント 台 を 上 回 っており 引 き 続 き 健 全 な 競 争 環 境 の 整 備 に 向 けて 取 組 を 推 進 強 化 していく 必 要 があると 言 える 図 15 不 適 正 事 業 者 数 の 変 化 ( 未 加 入 率 については 図 14 の 再 掲 ) ( 資 料 :( 公 社 ) 全 日 本 トラック 協 会 調 査 から 作 成 ) (2) 安 全 対 策 と 行 政 処 分 基 準 の 強 化 1 施 策 の 内 容 安 全 対 策 が 不 十 分 な 事 業 者 が 増 えたことを 踏 まえ 平 成 15 年 以 降 数 々の 安 全 対 策 を 講 じて きた( 表 5 近 年 の 主 な 安 全 対 策 及 び 行 政 処 分 基 準 の 強 化 ) このうち 平 成 18 年 の 行 政 処 分 基 準 の 強 化 では 酒 気 帯 び 運 転 過 積 載 運 行 及 び 過 労 運 転 等 を 命 じ 又 は 容 認 した 場 合 や これら の 違 反 行 為 により 重 大 事 故 を 引 き 起 こした 事 業 者 であって 当 該 違 反 を 防 止 するための 指 導 監 31

32 督 が 不 十 分 であった 場 合 の 処 分 量 定 を 引 き 上 げた 平 成 21 年 には 飲 酒 運 転 等 の 悪 質 性 及 びそ れによって 引 き 起 こされる 事 故 の 重 大 性 に 鑑 み これらの 基 準 を 更 に 強 化 するとともに 車 両 の 点 検 整 備 の 未 実 施 に 対 する 処 分 基 準 を 引 き 上 げるなど 種 々の 安 全 規 制 の 強 化 策 を 講 じてい る 表 5 近 年 の 主 な 安 全 対 策 及 び 行 政 処 分 基 準 の 強 化 平 成 15 年 9 月 大 型 トラックへのスピードリミッターの 装 着 義 務 付 け 平 成 18 年 8 月 悪 質 違 反 事 業 者 への 処 分 の 強 化 平 成 21 年 10 月 飲 酒 運 転 社 会 保 険 未 加 入 ( 同 上 ) 運 転 者 への 指 導 監 督 に 係 る 処 分 基 準 の 強 化 等 平 成 23 年 5 月 アルコール 検 知 器 の 使 用 を 義 務 付 け 平 成 25 年 11 月 行 政 処 分 の 強 化 ( 運 行 管 理 者 の 未 選 任 等 著 しく 悪 質 な 違 反 について 事 業 停 止 30 日 処 分 を 追 加 等 ) 平 成 26 年 11 月 大 型 トラックへの 衝 突 被 害 軽 減 ブレーキの 装 着 義 務 付 け 2 施 策 の 評 価 及 び 課 題 以 上 のように 一 連 の 措 置 を 講 じた 結 果 平 成 18 年 に 約 37%とピークになった 車 両 の 定 期 点 検 整 備 の 不 適 正 については 平 成 24 年 には24.3%に 平 成 19 年 に 約 40%とピークになった 輸 送 の 安 全 確 保 に 係 る 指 導 監 督 の 不 適 正 については 平 成 24 年 に 約 30%まで 減 少 し それに 相 関 す る 形 でトラックによる 重 大 事 故 件 数 も 減 少 傾 向 にあるなど 着 実 に 施 策 が 奏 功 していると 評 価 できる( 図 16 主 な 行 政 処 分 基 準 の 強 化 と 重 大 事 故 件 数 等 ) 実 際 に 過 去 約 10 年 間 のアンケ ート 結 果 の 推 移 を 見 ると トラックドライバーの 連 続 運 転 時 間 も 減 少 傾 向 にあり 平 成 16 年 に は5 時 間 以 上 連 続 運 転 をしているドライバーが 約 36%あったところ 平 成 25 年 には 約 28%ま で 減 少 しているほか 過 積 載 運 行 の 指 示 があったとする 回 答 も 平 成 15 年 には 約 27%だったの が 平 成 25 年 には 約 18%まで 減 少 した また 何 かしらの 安 全 運 転 教 育 を 実 施 している 事 業 者 についても 平 成 15 年 には 約 67%に 満 たなかったのに 対 し 平 成 25 年 には 約 78%まで 増 加 している( 図 17 連 続 運 転 時 間 等 の 推 移 ) しかしながら 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 における 安 全 の 確 保 は 何 をおいても 重 要 であり 更 なる 安 全 の 確 保 に 向 けて 技 術 的 な 事 故 防 止 対 策 は 無 論 のこと 健 全 な 事 業 運 営 体 制 の 構 築 促 進 に 向 けた 取 組 が 不 可 欠 であり 特 に (2)において 評 価 を 行 う 荷 主 勧 告 制 度 を 通 じた 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 法 令 違 反 の 是 正 や 運 賃 料 金 の 適 正 収 受 による 事 業 の 健 全 化 促 進 等 の 取 組 を 総 合 的 に 進 めていく 必 要 がある 32

33 図 16 主 な 行 政 処 分 基 準 の 強 化 と 重 大 事 故 件 数 等 ( 輸 送 の 安 全 確 保 に 係 る 指 導 監 督 の 不 適 正 及 び 車 両 の 定 期 点 検 整 備 の 不 適 正 については 再 掲 ) 図 17 連 続 運 転 時 間 等 の 推 移 33

34 ( 資 料 : 運 輸 労 連 2013 年 トラック 運 転 手 7941 名 の 証 言 から 引 用 ) (3)G マーク 評 価 制 度 1 施 策 の 内 容 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 安 全 性 評 価 事 業 ( 以 下 G マーク 評 価 制 度 という )は 約 40 の 評 価 項 目 を 設 定 の 上 輸 送 の 安 全 の 確 保 に 積 極 的 に 取 り 組 んでいる 営 業 所 を 認 定 する 制 度 として 平 成 15 年 に 創 設 された 認 定 にあたっては 安 全 性 に 対 する 法 令 の 遵 守 状 況 事 故 や 違 反 の 状 況 及 び 安 全 性 に 対 する 取 組 の 積 極 性 を 点 数 化 して 評 価 し これらの 評 価 項 目 において 基 準 点 数 を 満 たすとともに 評 価 点 数 (100 点 満 点 )の 合 計 が80 点 以 上 である 場 合 に 国 が 法 律 に 基 づ き 全 国 貨 物 自 動 車 運 送 適 正 化 事 業 実 施 機 関 として 指 定 した 公 益 社 団 法 人 全 日 本 トラック 協 会 に 34

35 より 認 定 される 認 定 を 受 けた 営 業 所 については 違 反 点 数 の 期 間 短 縮 や 環 境 対 応 車 の 導 入 補 助 に 係 る 条 件 の 緩 和 一 部 の 損 害 保 険 会 社 における 独 自 の 保 険 料 割 引 の 実 施 等 を 認 め 認 定 に 対 するインセンティブも 設 けている 認 定 を 受 けた 営 業 所 では 写 真 ( 図 18 Gマークの 掲 載 例 )のように 営 業 所 に 配 置 される 車 両 に Gマークを 表 示 することができる また 平 成 26 年 3 月 から 更 なるGマーク 取 得 の 促 進 を 図 るため Gマークを 連 続 して 10 年 以 上 取 得 してい るなど 一 定 の 高 いレベルにある 営 業 所 について 地 方 運 輸 局 長 及 び 運 輸 支 局 長 による 表 彰 制 度 も 創 設 した 図 18 Gマークの 掲 載 例 2 施 策 の 評 価 及 び 課 題 平 成 15 年 の 制 度 創 設 当 初 輸 送 の 安 全 の 確 保 に 積 極 的 に 取 り 組 んでいる 営 業 所 として 認 定 さ れた 営 業 所 は 約 2,030 所 と 営 業 所 全 体 の 約 2.5%に 過 ぎなかったところ 制 度 の PR や 地 方 運 輸 局 長 表 彰 を 設 けることなどにより 普 及 し 現 在 では 約 2 万 営 業 所 が 認 定 を 受 け 総 営 業 所 数 の 約 4 分 の1を 占 めるまでに 至 った( 図 19 G マーク 取 得 営 業 所 数 及 び 認 定 率 の 推 移 ) G マークを 取 得 している 営 業 所 は 未 取 得 営 業 所 に 比 べて 事 故 発 生 率 が 半 分 以 下 である 車 両 1 万 台 当 たりの 事 故 発 生 件 数 を 比 較 した 場 合 Gマーク 取 得 営 業 所 が 約 10 件 であるのに 対 し 未 取 得 営 業 所 は 20 件 を 超 えており 死 亡 事 故 や 重 傷 事 故 等 の 発 生 件 数 についても 同 様 のことが 言 える( 図 20 G マーク 取 得 状 況 別 の 車 両 1 万 台 当 たりの 事 故 発 生 件 数 ( 単 位 : 件 )) 以 上 の 35

36 ように 輸 送 の 安 全 確 保 に 積 極 的 に 取 り 組 んでいる 営 業 所 として 認 定 される 件 数 は 制 度 開 始 以 来 着 実 に 増 加 しており 安 全 に 対 する 意 識 の 向 上 等 に 寄 与 していると 言 える 図 19 G マーク 取 得 営 業 所 数 及 び 認 定 率 の 推 移 ( 資 料 :( 公 社 ) 全 日 本 トラック 協 会 調 査 による) 36

37 図 20 G マーク 取 得 状 況 別 の 車 両 1 万 台 当 たりの 事 故 発 生 件 数 ( 単 位 : 件 ) ( 資 料 : 自 動 車 事 故 報 告 規 則 に 基 づく 各 年 の 事 故 報 告 書 のデータから 作 成 ) 一 方 で 今 後 のGマークの 取 得 予 定 に 関 するアンケートの 結 果 では 保 有 車 両 台 数 の 規 模 が 少 ないほど 取 得 のモチベーションが 少 ない このうち 取 得 予 定 がないとした 事 業 者 に 対 して その 理 由 についてアンケートを 行 ったところ 取 得 条 件 を 満 たしていないといった 理 由 より 取 得 することによるメリットが 少 ないとする 理 由 に 係 るものが 多 くなっている( 図 21 Gマー クの 取 得 予 定 の 有 無 及 び 取 得 予 定 がないとした 理 由 ) このため 更 なるGマークの 普 及 に 向 け ては 中 小 事 業 者 を 対 象 として Gマーク 取 得 によるインセンティブの 導 入 方 策 を 検 討 してい くことが 不 可 欠 であると 言 える 37

38 図 21 Gマークの 取 得 予 定 の 有 無 及 び 取 得 予 定 がないとした 理 由 ( 資 料 :( 公 社 ) 全 日 本 トラック 協 会 調 査 から 引 用 ) 38

39 (4) 参 入 時 基 準 の 強 化 等 平 成 25 年 3 月 に 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 輸 送 安 全 規 則 を 改 正 し 全 ての 営 業 所 に 運 行 管 理 者 を 1 名 以 上 選 任 することを 義 務 付 けた( 平 成 25 年 5 月 1 日 以 降 新 たに5 両 未 満 となる 営 業 所 に ついても 適 用 ) 本 措 置 においては 経 過 措 置 として 改 正 省 令 公 布 の 際 現 に5 両 未 満 で あったものについては 平 成 26 年 4 月 30 日 までの 間 は 運 行 管 理 者 の 選 任 を 義 務 付 けないこ ととしている 改 正 省 令 公 布 日 前 までに5 両 未 満 であった 営 業 所 数 は 約 4000 所 存 在 していたと ころ 平 成 26 年 1 月 1 日 時 点 で 運 行 管 理 者 を 選 任 していた 営 業 所 は 約 8 割 だったが 平 成 26 年 6 月 30 日 には 約 9 割 まで 増 加 した なお 平 成 26 年 1 月 1 日 時 点 では 運 行 管 理 者 未 選 任 の 営 業 所 が 約 16%あったが 計 画 書 提 出 による 選 任 猶 予 の 承 認 等 により いずれの 事 業 者 も 何 ら かの 措 置 を 実 施 している なお 上 記 の 措 置 に 加 えて 平 成 25 年 3 月 には 新 規 許 可 申 請 者 に 対 する 法 令 試 験 の 見 直 し を 行 い 試 験 科 目 に 独 占 禁 止 法 及 び 下 請 代 金 支 払 遅 延 等 防 止 法 を 追 加 するとともに 新 規 許 可 申 請 時 に 行 っている 運 行 管 理 体 制 の 確 認 に 関 し 運 行 管 理 者 の 確 保 等 の 予 定 やアルコール 検 知 器 の 配 備 に 関 する 計 画 等 の 提 出 を 求 めることとするなどし 所 要 の 見 直 しを 行 っている 図 22 運 行 管 理 者 の 選 任 義 務 付 けに 係 る 経 過 措 置 について ( 資 料 : 国 土 交 通 省 自 動 車 局 貨 物 課 調 べ) 39

40 2. 適 正 取 引 の 推 進 (1) 取 引 書 面 化 の 推 進 について 1 施 策 の 内 容 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 安 全 の 確 保 は 極 めて 重 要 な 課 題 であるが 運 転 時 間 拘 束 時 間 等 と 密 接 な 関 係 を 有 する 荷 主 等 との 間 の 運 送 契 約 についても これまで 安 全 の 観 点 からより 適 正 な ものとしていく 必 要 性 について 指 摘 されてきた また 近 年 の 経 済 環 境 下 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 においては 効 率 的 な 輸 送 や 附 帯 業 務 の 実 施 など 荷 主 等 の 多 様 なニーズへの 対 応 が 求 め られているところでもある しかしながら 個 々の 運 送 ごとに 適 切 な 条 件 が 設 定 されるよう 荷 主 等 との 協 働 の 下 必 要 な 事 項 を 運 送 引 受 書 により 発 すること( 運 送 契 約 の 書 面 化 )については 従 来 から 荷 主 等 に よる 委 託 書 の 発 出 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 による 受 託 書 の 送 付 等 取 組 の 実 態 が 見 られるもの の 運 送 引 受 書 の 交 付 などにより 書 面 化 を 徹 底 している 事 業 者 は 全 体 の4 割 にも 満 たない 状 況 にあった 9 このような 状 況 は 本 来 あるべき 姿 でなく 速 やかに 安 全 運 行 の 確 保 に 向 けての 書 面 化 が 実 施 されるよう 取 組 を 講 じる 必 要 があった このため 国 土 交 通 省 自 動 車 局 では 取 引 の 書 面 化 による 適 正 取 引 の 推 進 を 通 じて 安 全 運 行 を 徹 底 するべく これをルール 化 することとし( 平 成 26 年 1 月 に 公 布 し 同 年 4 月 から 施 行 ) 同 時 に 業 界 とも 連 携 しながらセミナー 等 を 全 国 で 開 催 することにより その 十 分 な 周 知 及 び 浸 透 を 図 った ( 取 引 の 書 面 化 に 向 けたルール 化 など 主 な 実 施 事 項 ) イ) 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 輸 送 安 全 規 則 の 改 正 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 輸 送 安 全 規 則 を 改 正 し 適 正 な 取 引 の 確 保 に 向 けた 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 努 力 義 務 を 明 確 化 ロ) トラック 運 送 業 における 書 面 化 推 進 ガイドライン の 制 定 運 送 契 約 に 際 して 運 送 業 務 附 帯 業 務 運 賃 料 金 等 についての 重 要 事 項 について 荷 主 元 請 事 業 者 貨 物 利 用 運 送 事 業 者 とトラック 運 送 事 業 者 の 間 で 書 面 により 共 有 す 9 ( 公 社 ) 全 日 本 トラック 協 会 調 査 ( 平 成 24 年 度 )による 40

41 ることをルール 化 するべく ガイドラインを 制 定 し 書 面 化 の 趣 旨 書 面 の 記 載 要 領 等 を 明 確 化 ハ) 標 準 貨 物 自 動 車 運 送 約 款 の 改 正 標 準 貨 物 自 動 車 運 送 約 款 を 改 正 し 荷 主 元 請 事 業 者 貨 物 利 用 運 送 事 業 者 からの 運 送 状 の 発 出 を 原 則 化 するとともに 附 帯 業 務 の 内 容 を 明 確 化 ニ) 荷 主 元 請 事 業 者 利 用 運 送 事 業 者 への 通 達 要 請 経 済 団 体 元 請 利 用 運 送 事 業 者 団 体 に 対 して 書 面 により 安 全 阻 害 行 為 の 防 止 書 面 化 等 への 協 力 を 要 請 図 23 トラック 運 送 業 における 書 面 化 推 進 ガイドライン の 記 載 内 容 の 一 例 41

42 2 施 策 の 評 価 及 び 課 題 本 政 策 評 価 を 行 う 上 で 上 記 の 施 策 の 効 果 を 検 証 するため 平 成 26 年 10 月 から 平 成 27 年 1 月 にかけて アンケート 調 査 を 実 施 した( 調 査 票 の 内 容 については 本 評 価 書 の 末 尾 に 掲 載 ) 10 以 下 の 図 ( 図 24 書 面 化 実 施 率 別 の 事 業 者 の 割 合 )は 書 面 化 実 施 率 別 の 事 業 者 の 割 合 につい て トラック 運 送 業 における 書 面 化 推 進 ガイドライン を 知 る 前 と 知 った 後 で 比 較 したもの である これを 見 ると 書 面 化 ができているとする 事 業 者 ( 書 面 化 実 施 率 が8~10 割 の 事 業 者 )) については 同 ガイドラインを 知 る 前 から 約 10 ポイント 増 加 し 継 続 的 な 貸 切 輸 送 では 約 65% に スポット 輸 送 では 約 36%に 増 加 していることが 分 かる 書 面 化 実 施 率 が 上 がった 理 由 取 組 としては 同 ガイドラインを 活 用 し 荷 主 協 力 会 社 への 協 力 要 請 や 働 きかけを 行 ったり 取 引 先 へのガイドラインの 提 示 依 頼 書 様 式 の 配 布 等 を 行 うなどのほか 自 社 における 取 組 と して 書 面 化 研 修 を 実 施 したといったものが 多 かった また 書 面 化 によって 改 善 された 内 容 について 見 ると 図 ( 図 25 書 面 化 によって 改 善 され たこと)のように 収 受 する 運 賃 が 明 確 になったとする 声 が 最 も 多 く 次 いで 附 帯 業 務 が 明 確 になったとする 声 や 無 駄 な 手 待 ち 時 間 が 解 消 されたとする 声 が 多 かった 以 上 のように 一 連 の 取 引 書 面 化 に 向 けた 取 組 により 書 面 化 実 施 率 が 向 上 することで 運 賃 の 適 正 収 受 や 附 帯 業 務 の 明 確 化 が 促 進 されるとともに 手 待 ち 時 間 の 解 消 といったトラック 運 送 事 業 の 生 産 性 の 改 善 にも 寄 与 していると 評 価 することができる 10 回 答 事 業 者 数 は 1069 事 業 者 42

43 図 24 書 面 化 実 施 率 別 の 事 業 者 の 割 合 継 続 的 な 貸 切 輸 送 スポット 輸 送 図 25 書 面 化 によって 改 善 されたこと 一 方 で これらの 施 策 や 取 組 について 理 解 している と 回 答 する 事 業 者 は 全 体 で 約 半 数 で あり 保 有 車 両 台 数 51 両 以 上 の 事 業 者 では 約 60%であるものの 20 両 未 満 の 事 業 者 について は 半 数 に 満 たず 施 策 の 主 たる 対 象 である 小 規 模 事 業 者 への 周 知 及 び 浸 透 がまだ 十 分 でない( 図 26 施 策 に 関 する 保 有 車 両 台 数 別 の 理 解 度 ) また 運 送 内 容 が 不 明 確 であったり 運 送 直 前 の 決 定 変 更 が 生 じるため 契 約 の 書 面 化 が 困 難 な 理 由 であるとする 回 答 も 多 くあり これらの 理 由 が 適 正 な 取 引 の 確 保 及 び 輸 送 の 安 全 を 阻 害 する 行 為 等 につながりかねない 内 容 であり まさしくこれらを 改 善 するための 手 段 が 書 面 化 であることを 十 分 に 意 識 させることが 重 要 であることも 分 かった 43

44 これらを 踏 まえ 調 査 の 中 では 更 に 書 面 化 を 推 進 するためには 国 交 省 に 限 らない 関 係 省 庁 の 協 力 定 期 的 なガイドラインセミナーの 開 催 荷 主 に 対 する 理 解 促 進 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 への 更 なる 周 知 等 が 必 要 であるとの 声 が 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 から 上 がっているところである 図 26 施 策 に 関 する 保 有 車 両 台 数 別 の 理 解 度 44

45 (2) 荷 主 勧 告 制 度 の 強 化 1 施 策 の 内 容 荷 主 勧 告 制 度 は 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 に 法 施 行 当 初 から 定 められているものであり 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 違 反 行 為 を 処 分 する 場 合 において 当 該 違 反 行 為 が 荷 主 の 指 示 に 基 づき 行 われたことが 明 らかであるとき その 他 当 該 違 反 行 為 が 主 として 荷 主 の 行 為 に 起 因 するもので あると 認 められ かつ 当 該 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 等 に 対 する 命 令 又 は 処 分 のみによって は 当 該 違 反 行 為 の 再 発 を 防 止 することが 困 難 であると 認 められるときに 当 該 荷 主 に 対 しても 当 該 違 反 行 為 の 再 発 の 防 止 を 図 るため 適 当 な 措 置 を 執 るべきことを 勧 告 する 制 度 である 荷 主 勧 告 制 度 は 今 までに 数 回 運 用 の 見 直 し 拡 充 が 行 われており 平 成 20 年 4 月 には 勧 告 の 対 象 となる 違 反 行 為 に 過 労 運 転 速 度 超 過 を 追 加 し 平 成 26 年 4 月 には 警 告 書 の 発 出 措 置 等 も 追 加 した 現 在 制 度 運 用 にあたっては 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 が 行 政 処 分 の 対 象 となる 違 反 行 為 があった 場 合 に 荷 主 勧 告 制 度 を 補 完 する 観 点 から 実 運 送 事 業 者 の 違 反 に 関 し 荷 主 の 明 確 な 関 与 は 認 めら れないものの 当 該 違 反 の 再 発 防 止 のため 荷 主 の 協 力 を 要 請 する 必 要 がある 場 合 に 発 出 す る 協 力 要 請 書 荷 主 勧 告 制 度 を 補 完 する 観 点 から 荷 主 勧 告 には 至 らないものの 実 運 送 事 業 者 の 違 反 に 関 し 荷 主 の 関 与 が 認 められる 場 合 に 発 出 する 警 告 書 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 第 64 条 第 1 項 の 規 定 により 実 運 送 事 業 者 の 違 反 行 為 が 主 として 荷 主 の 行 為 に 起 因 するものであり かつ 実 運 送 事 業 者 への 処 分 のみでは 再 発 防 止 が 困 難 である と 認 められる 場 合 に 発 動 する 荷 主 勧 告 の3 段 階 がある 2 施 策 の 評 価 及 び 課 題 本 制 度 を 補 完 するための 荷 主 への 安 全 協 力 要 請 の 発 出 件 数 は 平 成 20 年 度 の175 件 から 毎 年 減 少 してきており 平 成 24 年 度 には60 件 となった 本 制 度 は これを 通 じて 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 過 積 載 運 行 や 長 時 間 労 働 といった 法 令 違 反 を 是 正 するためのものであり 施 策 の 効 果 は 幅 広 く 他 の 指 標 に 現 れてくるものであるものの 制 度 の 適 切 な 運 用 を 通 じて 荷 主 に 対 する 指 導 を 行 い 安 全 協 力 の 発 出 が 必 要 となる 事 態 を 減 少 させていくことが 必 要 である 45

46 (3) トラック 運 送 業 における 下 請 荷 主 適 正 取 引 推 進 ガイドライン の 策 定 普 及 1 施 策 の 内 容 トラック 運 送 業 における 下 請 荷 主 適 正 取 引 推 進 ガイドライン は 下 請 荷 主 間 で 問 題 となる 行 為 を 是 正 するため 未 然 防 止 策 を 含 む 適 正 取 引 のルールを 関 係 者 に 遵 守 させ 望 まし い 取 引 形 態 についての 知 識 を 共 有 し その 導 入 を 促 進 していくことを 目 的 として 平 成 20 年 3 月 に 策 定 された ガイドラインにおいては 下 請 荷 主 間 の 適 正 取 引 を 推 進 するため 買 いた たき 代 金 減 額 運 送 内 容 の 変 更 その 他 の 行 為 類 型 ごとに 問 題 となる 行 為 類 型 例 と 望 ましい 取 引 慣 行 実 例 を 説 明 している もともと 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 利 益 率 が 低 い 要 因 の 一 つには 中 小 零 細 事 業 者 が 多 く 荷 主 に 対 して 適 正 な 運 賃 収 受 が 行 われていないことがある 以 下 の 図 ( 図 27 運 送 原 価 の 計 算 について)は 保 有 車 両 台 数 規 模 別 の 運 送 原 価 の 計 算 の 実 施 状 況 についてアンケートをとった ものであるが 規 模 が 小 さいほど 原 価 計 算 が 実 施 されていないことが 分 かる 実 際 に 31 両 以 上 の 事 業 者 では 何 かしらの 原 価 計 算 を 実 施 しているとする 事 業 者 が 約 9 割 弱 いるのに 対 し 10 両 以 下 事 業 者 は7 割 に 満 たない トラック 運 送 業 における 下 請 荷 主 適 正 取 引 推 進 ガイド ライン は 特 に 原 価 計 算 のノウハウが 蓄 積 されていないこのような 中 小 事 業 者 を 主 たる 対 象 として 策 定 したものである 46

47 図 27 運 送 原 価 の 計 算 について 47

48 ( 資 料 :( 公 社 ) 全 日 本 トラック 協 会 調 査 から 引 用 ) 48

49 2 施 策 の 評 価 及 び 課 題 平 成 23 年 に 同 ガイドラインの 認 知 状 況 についてアンケートを 行 ったところ 図 ( 図 28 ト ラック 運 送 業 における 下 請 荷 主 適 正 取 引 推 進 ガイドライン について)のような 結 果 となった 本 アンケートにおいても 車 両 規 模 別 に 調 査 を 行 っているが やはり 規 模 が 小 さくなるほど 認 知 されていないことが 分 かる また 本 アンケート 中 ガイドラインを 知 っている と 回 答 し た 事 業 者 を 対 象 に 本 ガイドラインの 活 用 状 況 について 更 に 質 問 をしたところ 特 に 活 用 して いないとする 事 業 者 がおよそ8 割 あった 以 上 のように トラック 運 送 業 における 下 請 荷 主 適 正 取 引 推 進 ガイドライン について は 中 小 事 業 者 ほど 認 知 度 が 低 く さらにガイドラインを 認 知 している 事 業 者 であっても 実 際 にガイドラインを 活 用 している 事 業 者 は 少 ない 結 果 となった 今 後 中 小 事 業 者 を 中 心 とし てガイドラインの 認 知 度 を 高 めるとともに ガイドライン 改 定 等 を 行 い 更 に 効 果 的 かつ 活 用 し やすいものにしていく 必 要 がある 49

50 図 28 トラック 運 送 業 における 下 請 荷 主 適 正 取 引 推 進 ガイドライン について ( 資 料 :( 公 社 ) 全 日 本 トラック 協 会 調 査 から 引 用 ) 50

51 (4) 原 価 計 算 燃 料 サーチャージ 等 の 普 及 1 施 策 の 内 容 第 2 章 で 言 及 したように 貨 物 自 動 車 運 送 業 界 においては 総 経 費 に 占 める 燃 料 費 の 割 合 が 高 く 燃 料 価 格 の 高 騰 は 中 小 事 業 者 を 中 心 として 経 営 状 況 に 多 大 な 影 響 を 与 える 実 際 に 燃 料 価 格 高 騰 が 収 益 に 与 える 影 響 については 9 割 以 上 の 事 業 者 が 影 響 していると 認 識 しており 近 年 高 騰 している 燃 料 価 格 の 運 賃 料 金 への 転 嫁 は 喫 緊 の 課 題 である もっとも 中 小 事 業 者 を 中 心 として そもそも 原 価 計 算 が 不 十 分 であるなど 荷 主 との 交 渉 関 係 でも 劣 位 にある この ため 国 土 交 通 省 では こうした 中 小 事 業 者 を 対 象 として 燃 料 サーチャージ 制 度 の 導 入 促 進 に 向 けた トラック 運 送 業 における 燃 料 サーチャージ 緊 急 ガイドライン の 策 定 普 及 や 説 明 会 の 開 催 により 燃 料 価 格 高 騰 分 の 運 賃 料 金 転 嫁 の 支 援 策 を 講 じているところである 2 施 策 の 評 価 及 び 課 題 以 下 の 図 ( 図 29 軽 油 価 格 高 騰 分 の 運 賃 転 嫁 について)は 軽 油 価 格 高 騰 分 の 運 賃 転 嫁 の 状 況 について 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 向 けにアンケート 調 査 を 行 った 結 果 であるが 高 騰 分 を 転 嫁 できている とする 事 業 者 は 約 2 割 強 に 過 ぎず 大 きな 改 善 傾 向 は 見 られない 一 方 で 転 嫁 できている とする 事 業 者 において 転 嫁 できた 経 緯 の 内 訳 を 見 ると 自 社 で 原 価 計 算 書 を 作 成 し 荷 主 に 提 示 したとする 事 業 者 が 約 3 割 弱 ある このため 今 後 より 一 層 原 価 計 算 の 普 及 を 図 り 経 営 基 盤 の 強 化 を 支 援 する 必 要 がある また トラック 運 送 業 にお ける 燃 料 サーチャージ 緊 急 ガイドライン を 活 用 したとする 事 業 者 も 約 2 割 弱 存 在 し 一 部 事 業 者 においてはガイドラインが 有 効 に 活 用 されていることが 分 かる 今 後 燃 料 サーチャージ の 導 入 促 進 のため 更 なるガイドラインの 普 及 進 展 を 強 力 に 推 進 していかなければならない 51

52 図 29 軽 油 価 格 高 騰 分 の 運 賃 転 嫁 について 52

53 ( 資 料 :( 公 社 ) 全 日 本 トラック 協 会 調 査 から 引 用 ) 3. 総 括 規 制 緩 和 以 降 増 加 した 社 会 保 険 未 加 入 等 事 業 者 や 安 全 の 確 保 に 不 安 のある 事 業 者 は 行 政 処 分 基 準 の 強 化 など 安 全 面 における 規 制 や 社 会 的 規 制 の 強 化 により 着 実 に 減 少 傾 向 にあるこ とが 分 かった しかしながら 社 会 保 険 等 未 加 入 事 業 者 は 依 然 として 一 定 程 度 存 在 しており 一 層 の 対 策 の 推 進 が 必 要 であるほか 何 をおいても 重 要 である 安 全 対 策 についても 更 なる 充 実 強 化 の 必 要 性 があるところである 一 方 で 取 引 書 面 化 の 推 進 や 燃 料 サーチャージの 導 入 等 による 適 正 取 引 の 推 進 については ガイドラインを 有 効 に 活 用 する 事 業 者 があるなど 施 策 の 意 義 必 要 性 に 関 しては 評 価 できる ものの 施 策 の 主 たる 対 象 となる 中 小 零 細 事 業 者 には 十 分 に 効 果 が 行 き 届 いておらず 今 後 施 策 の 展 開 方 法 及 び 実 効 性 について 改 めて 強 化 していく 必 要 がある 特 に 中 小 零 細 事 業 者 の 場 合 は 荷 主 や 元 請 に 対 する 立 場 が 弱 いといった 背 景 もあることから 公 正 取 引 委 員 会 等 関 係 省 庁 との 連 携 を 強 化 して 適 正 取 引 の 推 進 を 図 っていく 必 要 がある 53

54 第 4 章 今 後 の 取 組 の 方 向 性 平 成 2 年 の 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 の 制 定 及 び 平 成 15 年 の 法 改 正 により 段 階 的 に 規 制 緩 和 を 行 った 結 果 競 争 環 境 が 整 備 され 市 場 の 新 陳 代 謝 が 促 進 されたが 一 方 で 燃 料 価 格 の 高 騰 等 も 背 景 にあり 事 業 者 の 経 営 環 境 は 悪 化 し 不 適 正 に 運 送 原 価 を 引 き 下 げる 事 業 者 等 が 顕 在 化 した このため 規 制 緩 和 により 市 場 が 活 性 化 した 側 面 を 活 かしながら 市 場 の 健 全 化 に 向 け て 不 適 正 事 業 者 の 退 出 促 進 策 や 適 正 取 引 の 推 進 策 を 講 じたところ 近 年 では 一 定 程 度 効 果 が 上 がり 不 適 正 事 業 者 の 減 少 等 の 傾 向 が 見 られるところだが 特 に 中 小 事 業 者 ほど 施 策 の 普 及 浸 透 の 余 地 があるため これらの 事 業 者 を 主 たる 対 象 として 引 き 続 き 施 策 の 推 進 強 化 を 図 っ ていく 必 要 がある 1. 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 健 全 化 に 向 けて 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 約 99%は 経 営 基 盤 の 脆 弱 な 中 小 零 細 事 業 者 であり かつ 厳 しい 競 争 環 境 にあることから 荷 主 等 に 対 して 弱 い 立 場 にあり また 法 令 遵 守 や 安 全 運 行 に 対 する 意 識 が 低 い 事 業 者 も 存 在 する 状 況 にある このため 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 健 全 化 対 策 すな わち 正 直 者 が 損 をしない ための 適 切 な 市 場 環 境 整 備 に 向 けた 取 組 が 不 可 欠 であり 今 後 以 下 のような 課 題 について 施 策 を 講 じていく (1) 不 適 正 事 業 者 の 指 導 強 化 退 出 促 進 及 び 優 良 事 業 者 への 配 慮 引 き 続 き 不 適 正 事 業 者 を 市 場 から 退 出 させるための 効 果 的 な 対 策 や 優 良 事 業 者 に 対 するイ ンセンティブの 付 与 が 不 可 欠 である したがって 監 査 制 度 等 の 効 果 的 な 運 用 や 不 適 正 事 業 者 への 効 果 的 な 指 導 に 向 けた 対 策 Gマーク 表 彰 制 度 の 運 用 Gマークの 効 果 的 なPR 方 策 につ いて 検 討 していく (2) 適 正 取 引 の 推 進 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 適 正 な 運 賃 料 金 収 受 に 向 けた 取 組 を 推 進 するとともに 荷 主 等 か らの 安 全 法 令 遵 守 を 担 保 できない 内 容 の 運 送 依 頼 を 防 止 し また 手 待 ち 時 間 の 強 要 等 の 商 慣 行 を 改 善 する 必 要 がある このため 運 賃 料 金 の 適 正 収 受 に 向 けた 交 渉 力 強 化 の 支 援 や 原 価 計 算 燃 料 サーチャージ 等 の 普 及 浸 透 取 引 書 面 化 の 普 及 定 着 トラック 運 送 業 にお 54

55 ける 下 請 荷 主 適 正 取 引 推 進 ガイドライン の 活 用 多 層 構 造 の 適 正 化 に 向 けた 対 応 等 が 不 可 欠 である さらに 中 小 事 業 者 ほど 各 ガイドラインが 認 知 されていないなどの 現 状 を 踏 まえて 中 小 事 業 者 に 対 して 効 果 的 に 施 策 を 展 開 していく 必 要 がある 特 に 取 引 の 書 面 化 については 書 面 化 推 進 セミナーの 継 続 的 な 開 催 既 存 の 取 組 の 更 なる 活 用 (リーフレットの 配 布 徹 底 新 規 許 可 巡 回 指 導 時 の 周 知 継 続 的 なアンケート 調 査 の 実 施 等 ) 発 荷 主 着 荷 主 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 によるモデル 事 業 の 実 施 による 課 題 改 善 点 の 検 証 等 の 取 組 を 進 めることにより 着 実 に 普 及 浸 透 を 図 ることとする (3) 新 規 参 入 時 の 事 前 チェックの 強 化 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 健 全 化 に 向 けては 不 適 正 事 業 者 の 市 場 への 参 入 を 未 然 に 防 止 するこ とも 重 要 である このため 許 可 基 準 が 遵 守 されるよう 事 業 開 始 時 の 確 認 の 厳 格 化 など 新 規 参 入 時 の 事 前 チェック 体 制 の 確 実 な 運 用 を 図 っていく 2. 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 活 性 化 に 向 けて 現 在 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 は 競 争 環 境 が 整 備 され 市 場 の 新 陳 代 謝 も 高 いところであるが 中 高 年 層 の 男 性 労 働 力 に 依 存 した 状 態 であり 将 来 的 に 深 刻 な 労 働 力 不 足 に 陥 る 懸 念 がある( 図 30 就 業 者 の 年 齢 構 成 及 び 女 性 の 活 躍 状 況 ) このため 貨 物 自 動 車 運 送 市 場 の 健 全 化 に 向 けた 対 策 の 着 実 な 推 進 によりドライバーの 労 働 条 件 や 就 労 環 境 の 改 善 を 図 る 必 要 があり 適 正 な 運 賃 収 受 の 促 進 や 社 会 保 険 未 加 入 事 業 者 の 排 除 等 を 通 じて ドライバーの 賃 金 等 の 労 働 条 件 の 改 善 を 進 めていかなければならない また 市 場 の 健 全 化 労 働 環 境 の 改 善 を 進 めながら これらの 効 果 も 踏 まえ 業 界 イメージ の 改 善 や 若 年 層 女 性 に 向 けた 情 報 発 信 等 以 下 のような 官 民 連 携 の 取 組 を 強 化 していく 必 要 がある 55

56 図 30 就 業 者 の 年 齢 構 成 及 び 女 性 の 活 躍 状 況 ( 資 料 :いずれも 総 務 省 労 働 力 調 査 ( 平 成 25 年 )から 作 成 ) (1) 業 界 イメージの 改 善 及 びキャリアアッププランの 提 示 貨 物 自 動 車 運 送 業 界 に 対 する3K イメージが 一 般 的 に 強 いことに 加 え ドライバーのキャリ アアップイメージを 描 きにくいことが ドライバー 不 足 の 要 因 の1つと 考 えられ それらの 解 決 に 資 する 取 組 が 必 要 である このため 業 界 団 体 のHP 等 で トラック 輸 送 の 社 会 的 意 義 につ いて 発 信 等 を 行 っていくとともに ドライバースキルの 見 える 化 の 具 体 的 枠 組 を 検 討 し ドライバー 教 育 の 重 要 性 について 経 営 者 に 啓 発 等 をしていく (2) 若 年 層 へのアピールの 強 化 これまであまり 進 まなかった 若 年 層 や 未 経 験 者 の 採 用 及 び 定 着 を 促 進 するため 経 営 者 によ る 戦 略 的 なリクルートが 実 現 するよう 支 援 する 取 組 や 官 民 連 携 による 若 年 層 等 への 積 極 的 な 情 報 発 信 が 必 要 である このため 国 土 交 通 省 や 業 界 団 体 のHP 等 を 通 じて 経 営 者 に 対 する 啓 発 強 化 を 行 いながら 学 校 等 との 連 携 を 強 化 していく さらに 現 在 警 察 庁 を 中 心 として 進 められている 免 許 制 度 の 改 正 に 対 して 積 極 的 な 対 応 を 行 っていく (3) 女 性 の 活 躍 促 進 これまで 進 まなかった 女 性 トラックドライバーの 活 躍 を 促 進 するため 経 営 者 の 意 識 改 革 に 資 する 取 組 や 女 性 に 対 する 情 報 発 信 等 が 必 要 である このため トラガール 促 進 プロジェクト サイト を 通 じて 経 営 者 に 対 する 啓 発 強 化 や 一 般 に 向 けた 情 報 発 信 等 を 行 っていく 56

57 図 31 トラック 運 送 事 業 者 向 けのドライバー 確 保 のためのパンフレット 及 び 平 成 26 年 に 開 設 した トラガール 促 進 プロジェクトサイトのイメージ ( 以 上 ) 57

58 58 ( 参 考 )

59 59

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