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1 第 1 章 都 市 の 特 性 と 課 題 1. 都 市 の 現 況 把 握 合 志 市 の 位 置 (1) 位 置 1) 位 置 本 市 は 県 都 熊 本 市 の 北 東 部 に 位 置 し 東 西 は 約 12 km 南 北 は 約 8 km に 広 がり 総 面 積 は 53.17km2を 有 しており 北 に 菊 池 市 西 に 植 木 町 東 に 大 津 町 菊 陽 町 南 に 熊 本 市 と 接 しています 本 市 は 熊 本 市 のベッドタウンとし て 人 口 の 増 加 傾 向 が 続 いていますが 自 然 豊 かな 地 域 としての 面 をあわせ 持 つ 都 市 として 発 展 しています 2) 熊 本 都 市 計 画 区 域 における 位 置 熊 本 都 市 計 画 区 域 は 南 北 軸 としての JR 九 州 鹿 児 島 本 線 九 州 縦 貫 自 動 車 道 国 道 3 号 東 西 軸 としての JR 九 州 豊 肥 本 線 国 道 57 号 が 交 差 する 九 州 における 交 通 の 要 衝 として 発 展 しています 本 市 は この 熊 本 都 市 計 画 区 域 に 属 する 都 市 として 一 体 的 な 整 備 が 進 められていま すが 市 の 南 側 の 一 部 だけが 住 居 系 用 途 の 市 街 化 区 域 に 含 まれるなど 熊 本 市 と 一 体 となった 土 地 利 用 形 態 であることから 市 が 目 指 すべき 将 来 像 を 明 確 にし それに 基 づく 広 域 都 市 計 画 での 位 置 づけを 示 していく 必 要 があります 合 志 市 合 志 市 内 市 街 化 区 域 用 途 地 域 ( 合 志 市 内 ) 熊 本 都 市 計 画 区 域 住 居 系 :535.7ha (98.2%) 商 業 系 : 1.0ha ( 0.2%) 工 業 系 : 8.7ha ( 1.6%) - 5 -

2 (2) 地 形 本 市 で 最 も 標 高 が 低 いのは 市 南 西 部 の 須 屋 地 区 で 最 も 高 い 東 部 との 標 高 差 は 約 100mとなっており 全 体 的 に 西 から 東 へ 緩 やかに 起 伏 する 地 形 です 高 い 山 は 存 在 しませんが 弁 天 山 群 山 飯 高 山 などの 小 山 があり 菊 池 川 水 系 の 上 生 川 塩 浸 川 上 庄 川 日 向 川 と 坪 井 川 水 系 の 堀 川 などの 河 川 が 流 れています 北 部 の 地 質 は 阿 蘇 山 の 火 山 灰 が 降 り 積 んだ 火 山 灰 性 腐 植 土 に 覆 われており 黒 ボク と 呼 ばれています 地 形 水 系 図 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査 - 6 -

3 (3) 人 口 世 帯 1) 人 口 世 帯 数 の 推 移 本 市 は 平 成 17 年 において 人 口 51,647 人 世 帯 数 17,436 世 帯 となっていま す 人 口 は 昭 和 55 年 から 昭 和 60 年 にかけ 約 20%の 増 加 がみられ その 後 も 平 成 17 年 までに 約 13,000 人 が 増 加 しており 住 宅 団 地 の 建 設 などが 進 んだことによ って 著 しく 増 加 したものと 思 われます 世 帯 数 は 年 々 増 加 していますが 一 世 帯 あたりの 世 帯 人 員 数 は 平 成 17 年 には 3.0 ( 人 / 世 帯 )と 減 少 しており 世 帯 分 離 や 少 子 化 の 進 行 がうかがえます 世 帯 数 と 平 均 世 帯 人 員 の 推 移 合 志 市 熊 本 県 年 昭 和 55 年 昭 和 60 年 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 人 口 実 数 ( 人 ) 増 減 率 (%) 31,856 38, , , , , 世 帯 数 実 数 ( 世 帯 ) 増 減 率 (%) 8,529 10, , , , , 世 帯 人 員 ( 人 / 世 帯 ) 人 口 実 数 ( 人 ) 増 減 率 (%) 1,790,327 1,837, ,840, ,859, ,859, ,842, 世 帯 数 実 数 ( 世 帯 ) 525, , , , , ,533 増 減 率 (%) 世 帯 人 員 ( 人 / 世 帯 ) 資 料 : 国 勢 調 査 企 画 財 政 課 ( 人 ) 90,000 75,000 14,196 15,823 17,436 ( 戸 ) 18,000 15,000 60,000 45,000 30,000 8,529 31,856 10,366 38,142 12,078 42,014 46,925 49,391 51,647 12,000 9,000 6,000 15,000 3,000 0 昭 和 55 年 昭 和 60 年 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 人 口 世 帯 数 0 資 料 : 国 勢 調 査 企 画 財 政 課 - 7 -

4 市 街 化 区 域 の 人 口 は 平 成 2 年 から 平 成 12 年 にかけて 約 6 千 人 増 加 しましたが 平 成 12 年 から 平 成 17 年 にかけては 減 少 に 転 じています 市 街 化 調 整 区 域 では 平 成 12 年 から 平 成 17 年 にかけて 約 3 千 人 増 加 し 増 加 率 は 14.9%と 非 常 に 高 くなっています これは 黒 石 地 区 などにおける 住 宅 開 発 の 影 響 によるものと 考 えられます 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 の 人 口 の 推 移 平 成 2 年 平 成 2 年 ~ 平 成 7 年 平 成 7 年 平 成 7 年 ~ 平 成 12 年 平 成 12 年 平 成 12 年 ~ 平 成 17 年 平 成 17 年 の 増 減 の 増 減 の 増 減 人 口 人 口 率 人 口 人 口 率 人 口 人 口 率 人 口 ( 人 ) ( 人 ) (%) ( 人 ) ( 人 ) (%) ( 人 ) ( 人 ) (%) ( 人 ) 都 市 計 画 区 域 42,014 4, ,925 2, ,391 2, ,647 市 街 化 区 域 23,264 2, ,168 3, , ,884 市 街 化 調 整 区 域 18, , ,804 2, ,763 人 口 集 中 地 区 7,439 15, ,977 2, , ,958 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査 ( 人 ) 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 23,264 18,750 29,587 28,884 26,168 22,763 19,578 19,804 0 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査 - 8 -

5 2) 年 齢 別 人 口 年 齢 別 (3 区 分 )の 人 口 構 成 比 では 年 少 人 口 (0~14 歳 )は 昭 和 60 年 以 降 減 少 傾 向 にあるのに 対 し 老 年 人 口 (65 歳 以 上 )は 年 々 増 加 しており 昭 和 55 年 か ら 平 成 17 年 までに 高 齢 化 率 は 約 2 倍 の 増 加 が 見 られるなど 着 実 に 高 齢 化 が 進 ん でいます 熊 本 県 全 体 との 比 較 では 年 少 人 口 の 割 合 が 高 く 老 年 人 口 の 割 合 が 低 くなってお り 県 下 においては 比 較 的 若 い 世 代 の 居 住 が 多 いことが 分 かります 年 齢 別 人 口 合 志 市 熊 本 県 0~14 歳 15~64 歳 65 歳 以 上 年 総 数 人 口 構 成 比 人 口 構 成 比 人 口 構 成 比 ( 人 ) (%) ( 人 ) (%) ( 人 ) (%) 昭 和 55 年 31,856 7, , , 昭 和 60 年 38,142 8, , , 平 成 2 年 42,014 8, , , 平 成 7 年 46,925 8, , , 平 成 12 年 49,391 8, , , 平 成 17 年 51,647 8, , , 昭 和 55 年 1,790, , ,185, , 昭 和 60 年 1,837, , ,206, , 平 成 2 年 1,840, , ,198, , 平 成 7 年 1,859, , ,196, , 平 成 12 年 1,859, , ,173, , 平 成 17 年 1,842, , ,139, , 高 齢 化 率 = 人 口 総 数 における 老 年 人 口 (65 歳 以 上 )の 割 合 資 料 : 国 勢 調 査 企 画 財 政 課 昭 和 55 年 7,498 21,275 3,082 昭 和 60 年 8,823 25,266 4,049 平 成 2 年 8,825 27,874 5,299 平 成 7 年 8,858 31,285 6,780 平 成 12 年 8,202 32,852 8,337 平 成 17 年 8,372 33,695 9, ,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000 ( 人 ) 0~14 歳 15~64 歳 65 歳 以 上 資 料 : 国 勢 調 査 企 画 財 政 課 - 9 -

6 3) 地 区 別 人 口 世 帯 数 1 校 区 別 人 口 世 帯 校 区 別 人 口 をみると 平 成 16 年 において 最 も 多 いのは 西 合 志 南 小 学 校 区 の 11,059 人 で 次 いで 西 合 志 東 小 学 校 区 の 9,724 人 南 ヶ 丘 小 学 校 区 の 8,176 人 となっています 最 も 少 ないのは 西 合 志 第 一 小 学 校 区 の 1,910 人 であり 次 いで 合 志 小 学 校 区 の 5,922 人 となっています 増 減 をみても 人 口 の 多 い 地 域 は 増 加 傾 向 にあるのに 対 し 人 口 の 少 ない 地 域 では 減 少 傾 向 にあります また 世 帯 数 については 各 地 域 で 増 加 しており 世 帯 分 離 が 進 んでいると 考 え られます 学 校 区 別 人 口 世 帯 数 の 推 移 人 口 ( 人 ) 世 帯 ( 戸 ) 小 学 校 区 平 成 8 年 平 成 9 年 平 成 10 年 平 成 11 年 平 成 12 年 平 成 13 年 平 成 14 年 平 成 15 年 平 成 16 年 平 成 8~16 年 の 増 減 合 志 小 学 校 区 6,268 6,258 6,178 6,078 6,064 6,023 5,978 5,956 5, 合 志 南 小 学 校 7,052 7,058 7,025 6,959 6,921 6,878 6,896 6,873 6, 南 ヶ 丘 小 学 校 7,110 7,336 7,469 7,548 7,627 7,876 7,928 7,998 8,176 1,066 西 合 志 第 一 小 学 校 1,960 1,937 1,928 1,963 1,961 1,956 1,934 1,920 1, 西 合 志 南 小 学 校 10,382 10,497 10,649 10,705 10,794 10,834 10,925 10,964 11, 西 合 志 中 央 小 学 校 5,885 5,969 5,955 6,049 6,107 6,174 6,197 6,008 6, 西 合 志 東 小 学 校 7,446 7,667 7,817 8,065 8,278 8,539 8,748 9,280 9,724 2,278 合 志 小 学 校 区 1,782 1,801 1,795 1,793 1,810 1,809 1,827 1,851 1, 合 志 南 小 学 校 1,964 1,998 2,033 2,053 2,069 2,096 2,137 2,159 2, 南 ヶ 丘 小 学 校 2,300 2,435 2,528 2,584 2,651 2,747 2,791 2,830 2, 西 合 志 第 一 小 学 校 西 合 志 南 小 学 校 3,505 3,572 3,661 3,753 3,853 3,906 3,979 4,059 4, 西 合 志 中 央 小 学 校 1,885 1,910 1,933 1,970 2,022 2,064 2,100 2,063 2, 西 合 志 東 小 学 校 2,480 2,572 2,636 2,736 2,824 2,907 2,981 3,183 3, 学 校 分 布 図 資 料 : 庁 内 資 料

7 2 地 区 別 人 口 と 人 口 密 度 地 区 別 人 口 密 度 は 昭 和 50 年 代 初 頭 から 開 発 されたすずかけ 台 や 泉 ヶ 丘 武 蔵 野 台 などで 高 くなっており 平 成 になって 開 発 された 沖 野 台 では 190 人 /ha 以 上 と 高 い 人 口 密 度 となっています 人 口 増 減 では 市 街 化 区 域 内 の 人 口 が 減 少 傾 向 にあり 特 に 須 屋 地 区 では 平 成 12 年 から 平 成 17 年 の 5 年 間 で 約 1,400 人 の 減 少 となっています いっぽう 市 街 化 調 整 区 域 の 人 口 が 大 きく 増 加 しており 須 屋 一 部 地 区 では 平 成 12 年 から 平 成 17 年 にかけて 2 倍 以 上 の 増 加 がみられます 地 区 別 人 口 及 び 人 口 密 度 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 12~17 年 の 増 減 可 住 地 地 区 面 積 面 積 人 口 人 口 密 度 地 区 名 人 口 人 口 増 加 率 密 度 密 度 増 減 (ha) (ha) ( 人 ) ( 人 /ha) ( 人 ) ( 人 /ha) (%) ( 人 /ha) すずかけ 台 , , % 1.0 泉 ヶ 丘 , , % 8.1 武 蔵 野 台 , , % 0.2 永 江 , , % 6.4 杉 並 台 , , % 5.2 杉 並 台 % 0.0 笹 原 % 14.4 沖 野 台 % 31.1 群 , % 17.1 須 屋 地 区 , , % 5.6 小 計 , , % 1.7 福 原 , , % 0.1 竹 迫 , % 0.2 幾 久 富 % 0.2 上 庄 % 0.2 豊 岡 , , % 0.1 栄 , , % 0.3 須 屋 一 部 , , % 20.2 御 代 志 , , % 0.3 野 々 島 , , % 0.5 合 生 , , % 0.2 上 生 % 1.3 小 計 4, , , , % 0.8 都 市 計 画 区 域 5, , , , % 0.5 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査

8 地 区 別 人 口 密 度 現 況 図 ( 平 成 17 年 ) 第 1 章 都 市 の 特 性 と 課 題 地 区 別 人 口 増 減 図 ( 平 成 12~17 年 ) 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査

9 3 就 業 者 の 通 勤 流 動 常 住 地 による 就 業 者 数 ( 市 内 居 住 の 就 業 通 学 者 数 )は 人 口 増 加 に 伴 って 増 加 傾 向 にあり 平 成 7 年 ~17 年 までに 1,316 人 ( 平 均 132 人 / 年 )の 増 加 となってい ますが 流 出 人 口 ( 市 外 で 働 く 就 業 通 学 者 )は 更 に 増 加 しており ベッドタウン 化 が 進 んでいることがうかがえます 流 出 先 としては 熊 本 市 への 流 出 が 減 少 傾 向 にあり 菊 池 市 や 菊 陽 町 などの 熊 本 市 以 外 の 隣 接 市 町 への 流 出 が 増 えています ( 次 項 参 照 ) また 従 業 地 による 就 業 者 数 ( 市 内 で 働 く 就 業 者 数 )は 平 成 7 年 ~17 年 までに 2,945 人 ( 平 均 295 人 / 年 )が 増 加 しており セミコンテクノパーク 等 の 立 地 によ って 周 辺 地 域 からの 就 業 先 として 雇 用 が 確 保 されています 流 入 元 としては 熊 本 市 や 菊 陽 町 の 増 加 が 特 に 増 えています ( 次 項 参 照 ) 流 出 流 入 別 人 口 常 住 地 に 流 出 従 業 地 に 流 入 従 / 常 年 よる 就 業 就 業 通 よる 就 業 就 業 通 就 業 者 流 出 率 増 減 率 流 入 率 増 減 率 通 学 者 数 学 者 数 通 学 者 数 学 者 数 比 率 ( 人 ) ( 人 ) (%) (%) ( 人 ) ( 人 ) (%) (%) (%) 平 成 7 年 30,786 15, ,687 7, 平 成 12 年 31,587 17, ,962 8, 平 成 17 年 32,102 18, ,612 11, 常 住 地 による 就 業 通 学 者 数 : 合 志 市 内 に 居 住 している 就 業 者 数 従 業 地 による 就 業 通 学 者 数 : 合 志 市 内 で 働 いている 就 業 者 数 ( 人 ) ( 人 ) 40,000 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5, ,786 15,076 31,587 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査 32,102 17,684 18,365 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 常 住 地 による 就 業 者 流 出 就 業 者 ( 人 ) ( 人 ) 40,000 35,000 30,000 25,000 23,687 23,962 26,612 20,000 15,000 11,575 10,000 7,977 8,886 5,000 0 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 従 業 地 による 就 業 者 流 入 就 業 者 資 料 : 国 勢 調 査

10 流 出 流 入 状 況 図 流 出 先 流 入 先 平 成 12 年 平 成 17 年 市 町 村 名 流 出 人 口 構 成 比 流 入 人 口 構 成 比 市 町 村 名 ( 人 ) (%) ( 人 ) (%) 第 1 位 熊 本 市 10, % 熊 本 市 4, % 第 2 位 菊 池 市 1, % 菊 池 市 1, % 第 3 位 大 津 町 1, % 菊 陽 町 % 第 4 位 菊 陽 町 % 大 津 町 % 第 5 位 植 木 町 % 植 木 町 % 合 志 市 計 流 出 計 16, % 流 入 計 8, % 就 業 者 数 31,587 就 業 者 数 23,962 第 1 位 熊 本 市 10, % 熊 本 市 5, % 第 2 位 菊 池 市 1, % 菊 池 市 1, % 第 3 位 菊 陽 町 1, % 菊 陽 町 1, % 第 4 位 大 津 町 1, % 大 津 町 % 第 5 位 植 木 町 % 植 木 町 % 合 志 市 計 流 出 計 17, % 流 入 計 11, % 就 業 者 数 32,102 就 業 者 数 26,612 資 料 : 国 勢 調 査

11 (4) 産 業 別 就 業 人 口 の 推 移 本 市 の 就 業 人 口 は 総 人 口 の 増 加 傾 向 と 同 様 に 年 々 増 加 しており 特 に 平 成 2 年 から 平 成 7 年 にかけて 約 3,200 人 の 増 加 がみられます また 就 業 率 についても 増 加 傾 向 にあります 産 業 分 類 別 でみると 第 1 次 産 業 が 減 少 傾 向 にあるのに 対 し 第 3 次 産 業 は 増 加 傾 向 にあり 産 業 構 造 の 変 化 がうかがえます 就 業 人 口 の 推 移 項 目 第 1 次 産 業 第 2 次 産 業 第 3 次 産 業 就 業 者 就 業 率 就 業 者 構 成 比 就 業 者 構 成 比 就 業 者 構 成 比 ( 人 ) (%) 年 次 ( 人 ) (%) ( 人 ) (%) ( 人 ) (%) 昭 和 60 年 16, , , , 平 成 2 年 18, , , , 平 成 7 年 21, , , , 平 成 12 年 23, , , , 平 成 17 年 24, , , , ( 人 ) 27,000 資 料 : 国 勢 調 査 24,000 21,000 18,000 16,428 15,000 12,000 9,733 11,457 13,908 15,278 9,000 6,000 3, ,233 4,903 6,016 6,249 6,281 2,411 2,056 1,750 1,561 1,585 昭 和 60 年 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 第 1 次 産 業 第 2 次 産 業 第 3 次 産 業 数 値 は 現 在 の 行 政 区 域 ( 合 志 市 )で 算 出 したものです 資 料 : 国 勢 調 査 第 1 次 産 業 とは 自 然 界 に 働 きかけて 直 接 に 富 を 取 得 する 産 業 が 分 類 され 農 業 林 業 漁 業 をさ します 第 2 次 産 業 とは 第 1 次 産 業 が 採 取 生 産 した 原 材 料 を 加 工 して 富 を 創 り 出 す 産 業 が 分 類 され 建 設 業 製 造 業 鉱 業 をさします 第 3 次 産 業 とは 第 1 次 産 業 にも 第 2 次 産 業 にも 分 類 されない 産 業 が 分 類 され 商 品 やサービスを 分 配 することで 富 を 創 造 することが 特 徴 です 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 小 売 業 金 融 保 険 業 不 動 産 業 飲 食 店, 宿 泊 業 医 療, 福 祉 教 育, 学 習 支 援 業 サービス 業 など 他 に 分 類 されない 産 業 を 含 みます

12 (5) 産 業 1) 農 業 本 市 の 市 街 化 調 整 区 域 には 阿 蘇 の 火 山 灰 が 降 り 積 んだ 黒 ボクと 呼 ばれる 火 山 灰 性 腐 植 土 に 覆 われた 広 大 な 農 地 が 広 がっており 農 業 生 産 の 基 盤 を 担 っています しかしながら 農 家 戸 数 は 年 々 減 少 しており 昭 和 55 年 に 1,506 戸 だった 総 農 家 数 が 平 成 2 年 には 1,113 戸 平 成 17 年 には 842 戸 と 25 年 間 で 約 半 数 に 減 少 しており 高 齢 化 や 担 い 手 不 足 などにより 専 業 農 家 が 減 少 していると 考 えられます 農 家 戸 数 の 推 移 昭 和 55 年 昭 和 60 年 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 農 家 戸 数 ( 戸 ) 1,506 1,336 1, 資 料 : 農 林 業 センサス ( 戸 ) 1,600 1,400 1,200 1, 昭 和 55 年 昭 和 60 年 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 農 家 戸 数 資 料 : 農 林 業 センサス

13 2) 工 業 本 市 の 工 業 における 事 業 所 数 は 昭 和 55 年 から 平 成 12 年 にかけて 22 事 業 所 が 増 加 するなどほぼ 倍 増 しましたが 平 成 12 年 から 16 年 にかけては 横 ばいです 従 業 者 数 は 増 加 傾 向 にあり 昭 和 55 年 に 1,373 人 であったものが 平 成 16 年 には 4,432 人 と 約 3 倍 になっています 製 造 品 出 荷 額 等 は 平 成 7 年 から 平 成 12 年 の 5 年 間 に 急 激 な 伸 びがみられまし たが 平 成 16 年 には 減 少 しています 事 業 所 数 従 業 者 数 製 造 品 出 荷 額 等 の 推 移 事 業 所 数 ( 事 業 所 ) 従 業 者 数 ( 人 ) 製 造 品 出 荷 額 等 ( 百 万 円 ) 昭 和 55 年 昭 和 60 年 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 16 年 ,373 2,280 2,693 3,597 3,588 4,432 27, , , , , ,877 資 料 : 工 業 統 計 調 査 事 業 所 数 従 業 者 数 の 推 移 ( 事 業 所 ) 昭 和 55 年 昭 和 60 年 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 16 年 ( 人 ) 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 事 業 所 数 従 業 者 数 資 料 : 工 業 統 計 調 査 ( 百 万 円 ) 350,000 製 造 品 出 荷 額 等 の 推 移 300, , , , ,000 50,000 0 昭 和 55 年 昭 和 60 年 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 16 年 製 造 品 出 荷 額 等 資 料 : 工 業 統 計 調 査

14 3) 商 業 商 店 数 は 平 成 9 年 に 398 店 だったものが 平 成 16 年 には 355 店 と 43 店 減 少 しています 卸 小 売 業 別 でみると 卸 売 業 は 平 成 14 年 を 除 いてほぼ 並 行 に 推 移 していますが 小 売 業 が 平 成 9 年 の 345 店 から 平 成 16 年 には 300 店 と 45 店 減 少 しています 従 業 者 数 は 平 成 11 年 の 2,715 人 をピークに 減 少 しており 商 店 数 同 様 に 小 売 業 の 減 少 が 影 響 しています また 販 売 額 においては 卸 売 小 売 業 ともに 減 少 傾 向 にあります 商 店 数 従 業 者 数 年 間 商 品 販 売 額 の 推 移 平 成 9 年 平 成 11 年 平 成 14 年 平 成 16 年 商 店 数 総 数 ( 店 ) 卸 売 小 売 従 業 者 数 総 数 2,432 2,715 2,666 2,425 ( 人 ) 卸 売 小 売 1,928 2,227 2,240 1,945 年 間 商 品 販 売 額 総 数 55,557 51,725 48,794 48,409 ( 百 万 円 ) 卸 売 25,865 24,338 20,005 20,766 小 売 29,692 27,387 28,789 27,643 資 料 : 商 業 統 計 調 査 ( 店 ) 500 商 店 数 の 推 移 平 成 9 年 平 成 11 年 平 成 14 年 平 成 16 年 卸 売 小 売 資 料 : 商 業 統 計 調 査

15 ( 人 ) 3,000 従 業 者 数 の 推 移 2,500 2,000 1,500 1,928 2,227 2,240 1,945 1, 平 成 9 年 平 成 11 年 平 成 14 年 平 成 16 年 卸 売 小 売 資 料 : 商 業 統 計 調 査 ( 百 万 円 ) 60,000 年 間 商 品 販 売 額 の 推 移 50,000 40,000 30,000 29,692 27,387 28,789 27,643 20,000 10,000 25,865 24,338 20,005 20,766 0 平 成 9 年 平 成 11 年 平 成 14 年 平 成 16 年 卸 売 小 売 資 料 : 商 業 統 計 調 査

16 (6) 土 地 利 用 1) 土 地 利 用 現 況 本 市 の 土 地 利 用 現 況 をみると 約 60%が 自 然 的 土 地 利 用 であり その 大 半 が 農 地 ( 田 畑 )で 全 体 の 44.5%となっています 都 市 的 土 地 利 用 では 宅 地 が 17.1%で 最 も 多 く 次 いで 公 共 公 益 施 設 用 地 となっ ています 市 街 化 区 域 では 87.5%が 都 市 的 土 地 利 用 で そのうち 宅 地 が 全 体 の 58.2%を 占 めています 次 いで 道 路 用 地 が 16.3%となっており 宅 地 化 と 合 わせて 道 路 整 備 も 進 んでいることがうかがえます 市 街 化 調 整 区 域 では 自 然 的 土 地 利 用 と 都 市 的 土 地 利 用 の 割 合 がほぼ 2:1 であり 自 然 的 土 地 利 用 の 約 半 数 を 農 地 が 構 成 しています 都 市 的 土 地 利 用 のうち 宅 地 が 12.4%と 最 も 多 くなっていますが 次 いで 公 共 公 益 施 設 が 10.3%と 多 いことが 特 徴 としてみられます 土 地 利 用 別 面 積 自 然 的 土 地 利 用 都 市 的 土 地 利 用 実 数 (ha) 構 成 比 (%) 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 合 計 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 合 計 田 農 畑 , , 地 小 計 , , 山 林 水 面 その 他 の 自 然 地 小 計 , , 住 宅 用 地 併 用 住 宅 用 地 宅 商 業 用 地 地 工 業 用 地 小 計 公 共 公 益 施 設 用 地 道 路 用 地 交 通 施 設 用 地 公 共 用 地 その 他 の 公 的 施 設 用 地 その 他 の 空 き 地 小 計 , , 合 計 , , 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査

17 土 地 利 用 現 況 図 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査

18 2) 開 発 動 向 1 農 地 転 用 状 況 本 市 における 農 地 転 用 状 況 は その 他 を 除 けば 面 積 件 数 ともに 住 宅 用 地 への 転 用 が 多 く 平 成 12 年 から 平 成 17 年 の 6 年 間 で 合 計 372 件 21ha となってお り 面 積 は 全 体 の 約 4 割 件 数 は 約 5 割 を 占 めています また その 他 の 用 地 へ の 転 用 面 積 が 最 も 多 くなっているのは 農 業 用 倉 庫 や 作 業 場 などの 農 業 施 設 用 地 へ の 転 用 が 含 まれるためと 推 測 されます 年 間 の 農 地 転 用 面 積 は 平 成 12 年 から 平 成 17 年 にかけて 平 成 14 年 の 約 4ha を 除 き 各 年 約 10ha 前 後 となっています 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 別 でみると 市 街 化 区 域 では 住 宅 用 地 への 転 用 が 大 半 を 占 めており 市 街 化 調 整 区 域 においてはその 他 の 用 地 が 最 も 多 く 次 いで 住 宅 用 地 への 転 用 となっています 農 地 転 用 状 況 の 推 移 転 用 用 途 住 宅 用 地 工 業 用 地 公 共 用 地 その 他 合 計 前 年 末 の 件 数 面 積 件 数 面 積 件 数 面 積 件 数 面 積 件 数 面 積 農 地 面 積 転 用 率 区 域 区 分 件 m2 件 m2 件 m2 件 m2 件 m2 m2 % 平 成 12 年 86 24, , , , % 平 成 13 年 29 14, , , , % 平 成 14 年 18 7, , , , % 市 街 化 区 域 平 成 15 年 40 34, , , % 平 成 16 年 41 21, , , , % 平 成 17 年 29 20, , , % 合 計 , , ,794 平 成 12 年 23 8, , , , ,425 25,033, % 平 成 13 年 25 24, , , ,403 24,945, % 平 成 14 年 18 8, , , ,579 24,913, % 市 街 化 調 整 区 域 平 成 15 年 16 13, , , ,404 24,853, % 平 成 16 年 20 6, , , ,177 24,780, % 平 成 17 年 27 20, , , , ,602 24,705, % 合 計 , , , , ,590 平 成 12 年 , , , , ,439 25,448, % 平 成 13 年 54 39, , , ,823 25,336, % 平 成 14 年 36 16, , , ,446 25,293, % 合 計 平 成 15 年 56 47, , , ,547 25,198, % 平 成 16 年 61 28, , , ,511 25,094, % 平 成 17 年 56 41, , , , ,619 24,998, % 合 計 , , , , ,384 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査

19 農 地 転 用 状 況 図 ( 年 次 別 ) 農 地 転 用 状 況 図 ( 転 用 用 途 別 ) 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査

20 2 開 発 許 可 状 況 開 発 許 可 状 況 をみると 平 成 17 年 における 開 発 許 可 件 数 は 44 件 面 積 は 約 7.6ha で 大 半 が 住 宅 となっています 平 成 12 年 から 平 成 17 年 にかけても 開 発 許 可 の 内 訳 は 住 宅 が 多 くなっており 市 街 化 区 域 においては 面 積 件 数 ともに 約 9 割 を 占 めています 年 次 でバラツキがみられますが 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 ともに 平 成 14 年 が 最 も 少 なくなっています 開 発 許 可 状 況 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 合 計 住 宅 商 業 工 業 農 林 漁 業 そ の 他 合 計 住 宅 商 業 工 業 農 林 漁 業 そ の 他 合 計 (m2) 13, , , , , , , , , 平 成 12 年 ( 件 ) (m2) 9, , , , , , , 平 成 13 年 ( 件 ) (m2) 3, , , , , , , 平 成 14 年 ( 件 ) (m2) 15, , , , , , , 平 成 15 年 ( 件 ) (m2) 25, , , , , , , 平 成 16 年 ( 件 ) (m2) 26, , , , , , , , 平 成 17 年 ( 件 ) (m2) 93, , , , , , , , , , , , 合 計 ( 件 ) 開 発 許 可 状 況 図 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査

21 3) 法 規 制 状 況 本 市 は 全 域 が 熊 本 都 市 計 画 区 域 に 含 まれており 市 南 西 部 と 南 部 に 市 街 化 区 域 そ れ 以 外 が 市 街 化 調 整 区 域 となっています 市 街 化 区 域 はその 大 半 が 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 と 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 が 指 定 されています また 交 通 量 の 多 い 国 道 387 号 の 沿 道 には 準 工 業 地 域 や 第 一 種 住 居 地 域 などが 指 定 され 幹 線 沿 道 型 の 市 街 地 が 形 成 されています 都 市 計 画 道 路 については 大 窪 山 下 線 ( 県 道 住 吉 熊 本 線 の 一 部 )と 新 南 部 四 方 寄 線 ( 国 道 3 号 熊 本 北 バイパス)が 都 市 計 画 決 定 されており そのうち 大 窪 山 下 線 が 整 備 済 みとなっています 農 業 振 興 地 域 に 指 定 されている 区 域 のうち 規 制 がより 厳 しい 農 用 地 区 域 として 指 定 されているのは 2,789ha となっています ( 旧 合 志 町 と 旧 西 合 志 町 の 計 ) その 他 には 南 部 を 流 れる 堀 川 沿 線 に 砂 防 区 域 が 指 定 され 出 分 地 区 の 2 箇 所 と 須 屋 地 区 の 2 箇 所 野 々 島 の 合 計 5 箇 所 に 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 が 指 定 されています 法 規 制 状 況 地 域 地 区 名 名 称 指 定 年 月 日 面 積 (ha) 図 番 号 都 市 計 画 区 域 熊 本 都 市 計 画 区 域 昭 和 46 年 5 月 18 日 平 成 8 年 6 月 3 日 5, 市 街 化 区 域 熊 本 都 市 計 画 市 街 化 区 域 昭 和 48 年 12 月 20 日 農 業 振 興 地 域 合 志 町 農 業 振 興 地 域 昭 和 47 年 9 月 22 日 2, 西 合 志 町 農 業 振 興 地 域 昭 和 46 年 度 - - 農 振 農 用 地 区 域 合 志 町 農 業 振 興 地 域 農 用 地 区 域 昭 和 47 年 9 月 22 日 1, 西 合 志 町 農 振 農 用 地 区 域 昭 和 46 年 9 月 22 日 平 成 12 年 4 月 27 日 1, 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 出 分 地 区 A 昭 和 56 年 4 月 16 日 出 分 地 区 B 昭 和 56 年 4 月 16 日 須 屋 の 一 部 昭 和 53 年 7 月 13 日 須 屋 の 一 部 昭 和 59 年 8 月 16 日 野 々 島 の 一 部 昭 和 59 年 8 月 16 日 砂 防 指 定 地 堀 川 昭 和 34 年 7 月 22 日 鶴 川 昭 和 57 年 5 月 25 日 河 川 区 域 塩 浸 川 上 庄 川 堀 川 指 定 年 月 日 の 上 段 は 当 初 下 段 は 最 終 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査

22 法 規 制 状 況 図 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査

23 (7) 都 市 施 設 1) 交 通 施 設 1 道 路 網 本 市 の 道 路 は 南 北 を 国 道 387 号 が 縦 断 し 国 道 を 挟 むように 東 西 に 主 要 地 方 道 熊 本 菊 鹿 線 と 熊 本 大 津 線 東 西 を 横 断 するように 大 津 植 木 線 が 整 備 されています が 交 通 量 の 増 加 に 伴 い 朝 夕 の 交 通 渋 滞 が 慢 性 化 しています 市 南 部 では 国 道 3 号 ( 熊 本 北 バイパス)が 整 備 中 であり 平 成 20 年 3 月 より 国 道 387 号 から 東 側 の 区 間 が 暫 定 供 用 されています 周 辺 には 広 域 幹 線 道 路 である 国 道 3 号 国 道 57 号 国 道 325 号 が 本 市 を 囲 むように 位 置 していますが 市 内 からそれらの 道 路 へアクセスする 道 路 が 不 足 して います 道 路 網 図 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査

24 2 交 通 量 本 市 の 交 通 の 中 心 を 担 う 道 路 は 国 道 387 号 で 市 南 部 の 調 査 点 での 平 日 12 時 間 の 交 通 量 は 平 成 11 年 で 15,770 台 平 成 17 年 では 16,958 台 と 市 内 で 最 も 多 くなっています また 主 要 地 方 道 熊 本 菊 鹿 線 や 主 要 地 方 道 熊 本 大 津 線 などの 交 通 量 も 多 く 熊 本 市 と 連 絡 する 道 路 として 利 用 されていることがうかがえます その 他 一 般 県 道 大 津 西 合 志 線 の 交 通 量 も 多 くなっています 平 成 11 年 から 平 成 17 年 にかけての 交 通 量 の 増 減 をみると 全 調 査 点 において 増 加 しています さらに 主 要 地 方 道 熊 本 菊 鹿 線 や 一 般 県 道 大 津 西 合 志 線 などで 混 雑 度 が 高 くなっており 特 に 市 内 で 最 も 数 値 の 高 い 国 道 387 号 の 調 査 点 では 1.90 と 慢 性 的 に 混 雑 している 状 態 です 交 通 量 図 資 料 : 平 成 17 年 度 交 通 センサス

25 3 歩 道 の 整 備 状 況 国 道 387 号 や 主 要 地 方 道 熊 本 菊 鹿 線 主 要 地 方 道 大 津 植 木 線 主 要 地 方 道 熊 本 大 津 線 及 び 一 般 県 道 大 津 西 合 志 線 などの 幹 線 道 路 については 歩 道 はほぼ 整 備 さ れていますが 竹 迫 地 区 周 辺 の 一 般 県 道 辛 川 鹿 本 線 及 び 一 般 県 道 住 吉 熊 本 線 では 歩 道 未 整 備 区 間 が 多 くみられます 市 道 では 1 級 2 級 ともに 歩 道 未 整 備 区 間 が 多 くみられます 歩 道 整 備 状 況 図

26 4 公 共 交 通 施 設 本 市 の 公 共 交 通 は 鉄 道 とバスが 主 な 交 通 施 設 となります バスは 熊 本 電 鉄 バスがあり その 路 線 は 主 要 な 幹 線 道 路 や 住 宅 地 内 などに 設 定 されています 鉄 道 は 熊 本 電 鉄 菊 池 線 が 国 道 387 号 と 平 行 するように 通 っており 市 内 に 7 箇 所 の 駅 があります 最 も 利 用 が 多 いのは 御 代 志 駅 で 次 いで 須 屋 駅 となっていま すが 全 体 の 乗 客 数 は 減 少 傾 向 にあります 各 駅 における 乗 降 客 数 の 推 移 平 成 13 年 119,240 82,933 77, ,571 35,925 24,459 32,485 平 成 14 年 34, ,795 79,839 23,545 75,054 31, ,599 平 成 15 年 115,277 80,173 75, ,138 34,733 23,644 31,407 平 成 16 年 33, ,609 78,318 23,097 73,624 30, ,148 平 成 17 年 32, ,096 75,179 22,171 70,673 29, , , , , , , ,000 ( 人 ) 新 須 屋 須 屋 三 ツ 石 黒 石 電 波 高 専 再 春 荘 前 御 代 志 バス 鉄 道 網 図 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査

27 本 市 では 循 環 バスも 運 行 されており 平 成 19 年 5 月 より 2 つの 路 線 を 新 設 し 方 面 別 に 下 図 のように 7 路 線 を 運 行 しています また 各 路 線 とも 起 点 または 終 点 の 停 留 所 を 福 祉 施 設 である 老 人 憩 の 家 に 設 置 しています 循 環 バス 路 線 表 コース 運 行 区 間 運 行 曜 日 運 行 本 数 月 火 水 木 金 土 日 (1 日 ) Aコース 野 々 島 公 民 館 ~ 老 人 憩 の 家 2 Bコース 辻 久 保 ~ 老 人 憩 の 家 2 Cコース 御 代 志 駅 ~ 老 人 憩 の 家 2 Dコース 日 向 集 会 所 ~ 老 人 憩 の 家 2 Eコース 高 江 ~ 老 人 憩 の 家 2 Fコース 杉 並 台 団 地 ~ 老 人 憩 の 家 2 Gコース 老 人 憩 の 家 ~ ヴィーブル ( 合 志 庁 舎 ) 4 朝 行 き 便 と 夕 帰 り 便 をそれぞれ1 本 とします 循 環 バス 路 線 図 資 料 : 合 志 市 新 循 環 バスガイドマップ

28 2) 公 園 本 市 には 都 市 計 画 公 園 が 14 箇 所 あり その 全 てが 供 用 されています その 他 に 開 発 行 為 に 伴 い 設 置 された 公 園 や 都 市 計 画 事 業 以 外 の 公 園 も 多 く 整 備 さ れ 市 民 一 人 当 り 公 園 面 積 は m2/ 人 と 熊 本 都 市 計 画 区 域 の 目 標 水 準 の 10 m2/ 人 (H32)を 上 回 っています また 公 園 等 の 分 布 状 況 では 市 南 部 の 市 街 化 区 域 内 には 小 規 模 な 公 園 等 が 多 く 比 較 的 大 規 模 な 公 園 等 は 市 街 化 調 整 区 域 に 多 く 配 置 されています 公 園 等 の 整 備 状 況 箇 所 面 積 (ha) 一 人 当 り 公 園 面 積 (m2/ 人 ) 都 市 計 画 公 園 その 他 公 園 緑 地 等 合 計 一 人 当 り 公 園 面 積 は 住 民 基 本 台 帳 H19.11 末 現 在 の 54,000 人 で 算 出 カントリーパークは 含 まない 公 園 等 の 分 布 図 資 料 : 都 市 計 画 課 資 料 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査 都 市 計 画 課 資 料

29 3) 下 水 道 公 共 下 水 道 については 公 共 下 水 道 事 業 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 事 業 熊 本 北 部 流 域 関 連 公 共 下 水 道 事 業 が 実 施 されており 8 割 以 上 の 整 備 率 となっています また 上 生 川 流 域 の 野 々 島 地 区 と 合 生 地 区 では 農 業 集 落 排 水 整 備 事 業 による 整 備 が 進 められ 事 業 が 完 了 しています 計 画 区 域 内 の 全 体 計 画 人 口 は 合 計 で 57,810 人 と 設 定 されています 下 水 道 整 備 状 況 事 業 種 別 地 区 名 全 体 計 画 認 可 計 画 整 備 済 処 理 施 設 処 理 面 積 区 域 内 人 口 処 理 面 積 区 域 内 人 口 処 理 面 積 区 域 内 人 口 整 備 率 処 理 能 力 処 理 施 設 名 (ha) ( 人 ) (ha) ( 人 ) (ha) ( 人 ) (%) (m 3 / 日 ) 放 流 先 公 共 下 水 道 事 業 須 屋 御 代 志 野 々 島 , , , % 須 屋 浄 化 センター 13,840 堀 川 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 事 業 合 生 御 代 志 野 々 島 福 原 竹 迫 幾 久 富 豊 岡 上 庄 栄 , , , % 塩 浸 川 浄 化 センター 6,180 塩 浸 川 熊 本 北 部 流 域 関 連 公 共 下 水 道 事 業 豊 岡 幾 久 富 栄 , , , % 熊 本 北 部 浄 化 センター - - 野 々 島 地 区 , , % 上 生 クリーンセンター 蘇 水 苑 818 上 生 川 農 業 集 落 排 水 整 備 事 業 農 業 集 落 排 水 浄 化 上 生 川 合 生 地 区 % 69 センター 清 流 館 ( 二 次 放 流 ) 資 料 : 市 都 市 計 画 課 下 水 道 整 備 状 況 図 資 料 : 上 下 水 道 課 資 料

30 4) 公 共 公 益 施 設 行 政 サービス 施 設 として 市 役 所 庁 舎 が 2 箇 所 市 役 所 支 所 が 2 箇 所 配 置 されて います 教 育 施 設 は 公 立 の 小 学 校 が 7 校 と 中 学 校 3 校 がそれぞれ 配 置 されているほか 電 波 工 業 高 等 専 門 学 校 や 養 護 学 校 が 国 道 387 号 沿 道 に 立 地 しています 幼 稚 園 及 び 保 育 所 公 民 館 や 文 化 スポーツ 施 設 等 は ほぼ 市 全 域 に 万 遍 なく 配 置 されています 大 規 模 な 公 共 用 地 として 国 道 387 号 沿 線 に 九 州 沖 縄 農 業 研 究 センターや 県 農 業 研 究 センター 医 療 施 設 等 が 立 地 しているほか 市 南 部 の 市 街 化 区 域 に 隣 接 して 陸 上 自 衛 隊 の 演 習 場 が 2 箇 所 あります 公 共 施 設 整 備 状 況 図

31 (8) 文 化 財 等 の 分 布 状 況 本 市 における 文 化 財 等 は 国 により 史 跡 に 指 定 されている 二 子 山 石 器 製 作 遺 跡 をはじ め 数 多 くあり 特 に 竹 迫 城 跡 周 辺 に 建 造 物 や 史 跡 が 多 く 分 布 しています 文 化 財 等 建 造 物 埋 蔵 文 化 財 包 蔵 地 愛 楽 寺 遺 跡 西 合 志 中 学 校 跡 地 中 林 遺 跡 1 竹 迫 日 吉 神 社 桜 門 北 野 甕 棺 花 園 土 塁 跡 若 原 石 棺 中 林 古 墳 2 竹 迫 日 吉 神 社 社 殿 聖 寿 寺 跡 花 園 遺 跡 中 野 遺 跡 千 経 塚 遺 跡 竹 迫 城 絵 図 合 志 郡 絵 図 上 原 遺 跡 野 田 原 遺 跡 八 反 原 遺 跡 峠 遺 跡 3 合 志 親 為 肖 像 図 上 生 遺 跡 駄 飼 場 遺 跡 弥 生 城 跡 揚 土 遺 跡 今 町 座 組 阿 弥 陀 如 来 像 城 塚 遺 跡 丸 の 内 遺 跡 八 反 田 遺 跡 出 口 遺 跡 有 形 民 俗 文 化 財 城 甕 棺 群 弁 天 山 盤 座 遺 跡 弥 生 原 遺 跡 寺 崎 遺 跡 虚 空 蔵 さん アナンド 遺 跡 木 原 野 遺 跡 A B 迫 原 ハヤマ 古 墳 天 神 本 遺 跡 平 島 の 大 太 鼓 向 原 遺 跡 妙 泉 寺 跡 迫 原 長 塚 古 墳 小 園 遺 跡 無 形 民 俗 文 化 財 岡 原 遺 跡 宿 の 山 遺 跡 ( 須 屋 ) 高 木 原 遺 跡 原 口 新 城 跡 高 千 穂 神 楽 ヌレ 観 音 古 墳 梨 の 木 遺 跡 江 原 遺 跡 虚 空 蔵 横 穴 竹 迫 観 音 祭 黒 松 萩 の 迫 遺 跡 向 島 遺 跡 小 合 志 古 墳 蛇 ノ 尾 城 跡 史 跡 城 敷 古 墳 須 屋 城 跡 玉 蓮 寺 跡 今 町 遺 跡 4 二 子 山 石 器 製 作 遺 跡 城 遺 跡 フタゴ 遺 跡 合 志 郡 家 跡 推 定 地 宮 ノ 前 遺 跡 5 生 坪 塚 山 古 墳 積 雪 城 跡 永 田 支 石 墓 立 割 横 穴 群 八 久 保 遺 跡 6 笹 塚 古 墳 古 閑 原 遺 跡 沖 田 遺 跡 小 合 志 原 遺 跡 竹 迫 宇 土 遺 跡 7 木 瀬 遺 跡 アミダメ 遺 跡 八 反 畑 遺 跡 辻 久 保 遺 跡 陣 ノ 内 遺 跡 8 竹 迫 城 跡 延 寿 寺 遺 跡 永 田 遺 跡 笹 山 遺 跡 野 付 遺 跡 9 豊 岡 宮 本 横 穴 群 汐 浸 石 棺 中 原 支 石 墓 巡 畑 遺 跡 御 領 遺 跡 10 御 手 洗 遺 跡 瀬 叶 古 墳 黒 松 岡 原 遺 跡 後 川 辺 遺 跡 轟 遺 跡 11 医 音 寺 跡 永 田 石 棺 中 尾 遺 跡 ヤンボシ 古 墳 群 山 遺 跡 12 桑 鶴 遺 跡 巡 畑 遺 跡 萩 ノ 迫 横 穴 群 千 束 遺 跡 飯 高 山 遺 跡 13 黒 松 古 墳 群 野 々 島 遺 跡 塚 口 横 穴 群 中 林 西 原 舟 入 遺 跡 野 々 島 土 塁 跡 枇 杷 田 遺 跡 千 束 城 跡 文 化 財 等 の 分 布 図 資 料 : 平 成 18 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査

32 (9) 防 災 本 市 においては 災 害 時 の 住 民 の 生 命 や 身 体 保 護 のため 小 中 学 校 等 の 公 共 施 設 22 箇 所 を 広 域 避 難 所 として 指 定 しています 近 年 における 災 害 は 平 成 9 年 及 び 11 年 に 降 雨 による 床 下 浸 水 等 が 発 生 していま す 避 難 場 所 図 面 図 面 番 号 施 設 名 番 号 施 設 名 1 総 合 センター ヴィーブル 12 野 々 島 公 民 館 2 合 志 小 学 校 西 合 志 中 学 校 13 3 合 志 中 学 校 西 合 志 体 育 館 4 合 志 南 小 学 校 14 御 代 志 市 民 センター 5 泉 ヶ 丘 体 育 館 15 老 人 憩 の 家 泉 ヶ 丘 市 民 センター 16 保 健 福 祉 センター ふれあい 館 6 南 ヶ 丘 小 学 校 17 黒 石 市 民 センター 7 福 祉 センター みどり 館 18 西 合 志 東 小 学 校 8 栄 体 育 館 19 西 合 志 南 中 学 校 9 西 合 志 第 一 小 学 校 20 西 合 志 南 小 学 校 10 合 生 文 化 会 館 21 須 屋 市 民 センター 11 西 合 志 中 央 小 学 校 22 浄 化 センター 避 難 所 図 資 料 : 合 志 市 防 災 マップ

33 2. 上 位 関 連 計 画 の 把 握 (1) 熊 本 県 都 市 計 画 区 域 マスタープラン 基 本 方 針 策 定 : 平 成 15 年 1 月 策 定 主 体 : 熊 本 県 都 市 づくりの 基 本 理 念 : 豊 かな もり と 共 生 する 躍 動 的 でコンパクトな 都 市 づくり 都 市 づくりの 基 本 目 標 : 県 土 の 自 然 と 共 生 する 都 市 づくり 人 と 環 境 にやさしい 安 全 安 心 な 都 市 づくり 都 市 の 個 性 を 生 かしたコンパクトな 都 市 づくり 交 流 と 連 携 を 支 える 都 市 ネットワークづくり 県 下 全 域 に 共 通 する 都 市 計 画 の 方 針 : 都 市 計 画 区 域 の 構 成 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 1 都 市 化 の 動 向 に 対 応 する 都 市 計 画 区 域 の 再 構 成 2 市 街 地 の 連 続 性 に 対 応 した 都 市 計 画 区 域 の 合 同 3 市 町 村 の 合 併 を 踏 まえた 都 市 計 画 区 域 の 再 編 4 都 市 計 画 区 域 の 廃 止 県 域 全 体 の 土 地 利 用 の 方 針 1 都 市 的 土 地 利 用 の 拡 大 傾 向 に 応 じた 量 的 なコントロールの 適 正 化 2 環 境 負 荷 の 低 減 に 寄 与 する 土 地 利 用 の 必 要 性 3 地 域 文 化 や 豊 かな 自 然 環 境 と 調 和 した 土 地 利 用 の 転 換 4 計 画 的 な 土 地 利 用 の 推 進 郊 外 市 街 地 ( 市 街 化 調 整 区 域 非 線 引 き 白 地 地 域 )における 土 地 利 用 の 方 針 市 街 化 調 整 区 域 内 においては 本 県 の 特 性 を 踏 まえながら 一 定 の 要 件 を 満 たす 開 発 を 許 容 す ることができる 県 の 立 地 基 準 を 条 例 で 定 め 開 発 許 可 制 度 の 適 正 な 運 用 を 図 る 新 しい 産 業 研 究 拠 点 の 立 地 などの 計 画 的 な 開 発 については 当 該 開 発 行 為 に 対 して 都 市 計 画 法 による 許 可 が 可 能 で 県 や 市 町 村 の 土 地 利 用 の 方 針 と 整 合 が 図 られる 範 囲 内 において 適 切 な 対 応 を 図 る

34 (2) 熊 本 都 市 計 画 区 域 マスタープラン 策 定 : 平 成 16 年 5 月 策 定 主 体 : 熊 本 県 目 標 年 次 : 平 成 32 年 (2020 年 ) 度 都 市 づくりの 基 本 理 念 : 豊 かな 自 然 と 歴 史 を 活 かし 交 流 を 育 む 中 枢 拠 点 都 市 づくり 都 市 づくりの 基 本 目 標 : 豊 かで 身 近 な 自 然 歴 史 文 化 との 調 和 とその 活 用 中 枢 都 市 圏 としての 広 域 拠 点 機 能 高 次 都 市 機 能 の 高 度 な 集 積 拡 充 広 域 交 流 域 内 交 流 を 育 む 快 適 で 便 利 な 交 通 体 系 の 整 備 高 齢 社 会 にも 対 応 した 誰 にも 安 心 で 快 適 な 都 市 環 境 の 形 成 住 民 と 行 政 が 協 働 により 取 り 組 む 都 市 づくり 将 来 におけるおおむねの 人 口 : 都 市 計 画 区 域 内 771,100 人 ( 平 成 12 年 ) 802,000 人 ( 平 成 22 年 ) 市 街 化 区 域 内 685,700 人 ( 平 成 12 年 ) 716,500 人 ( 平 成 22 年 ) 保 留 人 口 フレーム 含 む 主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 ( 合 志 市 ) 土 地 利 用 郊 外 部 住 宅 地 において 計 画 的 に 整 備 された 住 宅 団 地 地 区 では 地 区 計 画 制 度 や 建 築 協 定 等 により 郊 外 型 の 良 好 な 居 住 環 境 を 保 全 形 成 する その 他 の 住 宅 地 については 道 路 網 の 系 統 的 な 整 備 等 によ り 基 盤 を 整 えつつ 比 較 的 低 密 度 な 住 宅 地 としての 土 地 利 用 を 図 る 都 市 施 設 等 菊 池 南 部 清 掃 組 合 ( 現 在 の 菊 池 環 境 保 全 組 合 )ごみ 処 理 場 焼 却 炉 の 整 備 都 市 公 園 等 の 施 設 緑 地 の1 人 あたり 目 標 水 準 :10m2/ 人 概 ね10 年 以 内 に 整 備 を 予 定 する 都 市 計 画 公 園 ( 蛇 ノ 尾 公 園 妙 泉 寺 公 園 ) 土 地 利 用 構 想 図

35 (3) 合 志 市 総 合 計 画 第 1 次 基 本 構 想 策 定 : 平 成 19 年 12 月 策 定 主 体 : 合 志 市 目 標 年 次 : 平 成 27 年 将 来 都 市 像 : 未 来 輝 く 産 業 定 住 拠 点 都 市 まちづくりの 基 本 理 念 : 人 と 自 然 を 大 切 にした 協 働 によるまちづくり まちづくりの 基 本 方 針 人 々が 安 全 に 安 心 して 暮 らせるまちづくり みどり 豊 かな 環 境 と 共 生 するまちづくり 働 く 人 々が 輝 き 続 けるまちづくり みんな 元 気 で 笑 顔 あふれるまちづくり 将 来 人 口 :51,647 人 ( 平 成 17 年 ) 54,800 人 ( 平 成 22 年 ) 57,400 人 ( 平 成 27 年 ) 施 策 の 体 系 将 来 都 市 像 政 策 ( 基 本 方 針 ) 施 策 名 未 来 輝 く 産 業 定 住 拠 点 都 市 ~ 子 育 て 支 援 日 本 一 の ま ち づ く り ~ ❶ 人 々が 安 全 に 安 心 して 暮 らせるまちづくり ❷ みどり 豊 かな 環 境 と 共 生 するまちづくり ❸ ❹ 働 く 人 々が 輝 き 続 けるまちづくり みんな 元 気 で 笑 顔 あふれるまちづくり 1 危 機 管 理 防 災 対 策 の 推 進 2 防 犯 対 策 の 推 進 3 交 通 安 全 対 策 の 推 進 4 公 共 交 通 の 充 実 5 道 路 ネットワークの 充 実 6 計 画 的 な 土 地 利 用 の 推 進 1 地 球 温 暖 化 防 止 対 策 の 推 進 2 廃 棄 物 の 抑 制 とリサイクルの 推 進 3 みどりの 景 観 の 保 全 4 水 環 境 の 保 全 1 農 業 の 振 興 2 商 工 業 の 振 興 3 雇 用 対 策 の 推 進 1 市 民 参 画 によるまちづくりの 推 進 2 健 康 づくりの 推 進 3 高 齢 者 障 害 者 の 自 立 促 進 と 社 会 参 加 4 生 活 困 窮 世 帯 の 自 立 支 援 5 子 どもを 見 守 り 育 てる 地 域 づくり 6 義 務 教 育 の 充 実 7 生 涯 学 習 の 推 進 8 人 権 が 尊 重 される 社 会 づくり 9 歴 史 伝 統 文 化 を 活 かした 郷 土 愛 の 醸 成 10 開 かれた 議 会 づくり 11 行 財 政 改 革 の 推 進

36 土 地 利 用 構 想 の 基 本 方 向 (1) 都 市 居 住 ゾーン 合 併 による 旧 町 間 市 街 地 の 一 体 化 と 東 西 交 流 の 促 進 をめざすとともに 高 度 医 療 機 能 の 総 合 的 な 集 積 や 公 共 交 通 機 関 のステーション 機 能 市 に 活 力 を 与 える 商 業 施 設 の 誘 導 など 市 の 核 となる 拠 点 づくりを 進 める 地 域 都 市 居 住 ゾーンは 現 在 の 市 街 化 区 域 の 一 体 化 を 図 り 南 部 市 街 地 を 結 ぶ 重 点 市 街 地 ゾーン と 良 好 な 地 形 に 恵 まれ 将 来 的 な 市 街 地 及 び 多 用 途 への 活 用 を 展 望 する 長 期 都 市 ゾーン に 区 分 されている (2) 自 然 共 生 ゾーン 農 用 地 や 自 然 環 境 の 保 全 を 基 本 とし 農 業 の 振 興 地 域 住 民 の 生 活 環 境 の 向 上 生 活 の 質 に 格 差 が 生 じない 地 域 づくりを 目 指 す 地 域 (3) 職 住 交 流 ゾーン 現 工 業 団 地 に 加 え 関 連 先 端 産 業 の 集 積 によるエリア 拡 大 や 新 たな 産 業 の 集 積 を 目 指 す 工 業 団 地 の 整 備 を 進 めることで 定 住 を 促 進 し 雇 用 の 創 出 や 市 の 自 主 財 源 確 保 につながる 優 良 な 商 工 業 の 進 出 に 対 し 機 動 的 に 対 応 可 能 な 地 域 (4) 重 点 区 域 1 産 業 集 積 ゾーン 企 業 誘 致 の 推 進 をはじめ 産 業 活 動 の 拠 点 性 を 高 めるため 現 工 業 団 地 への 集 積 をめざす 2 市 民 交 流 ゾーン 以 下 の4つの 地 域 を 市 民 交 流 の 拠 点 として 有 機 的 な 連 携 を 図 る 合 志 庁 舎 やヴィーブル 周 辺 地 域 西 合 志 庁 舎 や 御 代 志 市 民 センター 及 び 西 合 志 図 書 館 周 辺 地 域 泉 ヶ 丘 市 民 センターや 元 気 の 森 公 園 周 辺 地 域 須 屋 支 所 や 須 屋 市 民 センター 周 辺 地 域 3メディカルステーションゾーン 公 共 交 通 機 関 の 起 点 としての 機 能 を 高 め 菊 池 恵 楓 園 や 熊 本 再 春 荘 病 院 などの 医 療 機 関 との 連 携 を 図 り 利 便 性 の 高 い 交 通 要 所 をめざす 4 交 通 拠 点 ゾーン 国 道 387 号 と 県 道 (バイパス 構 想 )が 交 差 する 広 域 交 通 の 要 所 であり 職 住 交 流 ゾーンの 結 節 点 として 商 工 業 などの 拠 点 づくりをめざす

37 (4) 合 志 町 都 市 計 画 マスタープラン 策 定 : 平 成 10 年 9 月 策 定 主 体 : 合 志 町 目 標 年 次 : 平 成 20 年 まちづくりの 基 本 理 念 : 人 緑 きらめく 合 志 町 将 来 都 市 像 : のびやかな 自 然 環 境 に 育 まれる 健 やかで 文 化 的 な 都 市 ( 自 然 と 文 化 の 豊 かさ) 農 工 商 住 の 相 互 連 携 のなかで 育 まれる 活 力 ある 都 市 ( 産 業 の 豊 かさ) あたたかい 人 づきあいのなかで 育 まれるゆとりとやすらぎのある 都 市 ( 心 の 豊 かさ) 将 来 人 口 :21,287 人 ( 平 成 7 年 ) 24,600 人 ( 平 成 20 年 ) 整 備 方 針 図

38 (5) 西 合 志 町 都 市 計 画 マスタープラン 策 定 : 平 成 10 年 3 月 策 定 主 体 : 西 合 志 町 目 標 年 次 : 平 成 27 年 都 市 づくりの 理 念 : 自 然 環 境 と 共 生 した 快 適 なまちづくり 安 心 とやさしさに 満 ちた 心 のふれあいのあるまちづくり 活 力 ある 個 性 豊 かなまちづくり 都 市 の 将 来 像 : 自 然 と 共 生 した 個 性 豊 かな 住 環 境 文 化 都 市 住 環 境 文 化 のモデルとなるまちづくり 緑 に 囲 まれた 快 適 な 生 活 環 境 のまちづくり 拠 点 の 形 成 と 有 機 的 交 通 ネットワークによるまちづくり 災 害 に 強 い 安 全 なまちづくり だれもが 安 心 して 住 み 続 けられるまちづくり 将 来 人 口 :25,638 人 ( 平 成 7 年 ) 38,000 人 ( 平 成 27 年 ) 土 地 利 用 方 針 図

39 3. 市 民 意 向 調 査 (1) 調 査 の 概 要 合 志 市 都 市 計 画 マスタープランを 策 定 するにあたり 市 民 意 向 を 反 映 させるための 意 向 を 把 握 するために アンケート 調 査 を 実 施 しました アンケート 対 象 者 は 市 内 在 住 の 20 歳 以 上 の 方 で 男 女 比 や 年 齢 階 層 地 域 配 分 等 を 抽 出 条 件 として 一 般 市 民 2,500 人 を 無 作 為 に 抽 出 して 実 施 しました 実 施 期 間 : 平 成 19 年 7 月 13 日 ~27 日 ( 約 2 週 間 ) 対 象 者 : 市 内 在 住 の 20 歳 以 上 の 2,500 人 を 男 女 比 年 齢 階 層 地 域 配 分 等 を 考 慮 し 無 作 為 に 抽 出 ( 郵 送 不 能 11 通 で 実 質 送 付 数 は 2,489 通 ) 回 収 率 :37.7%( 回 答 者 数 939 人 ) 学 校 区 区 分 図 ( 概 要 )

40 (2) 回 答 者 の 属 性 1) 校 区 別 男 女 比 別 中 学 校 割 合 は 合 志 中 45% 西 合 志 中 14% 西 合 志 南 中 41%( 人 口 比 : 合 志 中 42% 西 合 志 中 26% 西 合 志 南 中 32%)となっています 中 学 校 区 合 志 中 西 合 志 中 西 合 志 南 中 小 学 校 区 回 答 者 数 男 女 無 回 答 合 計 男 女 無 回 答 合 計 合 志 小 合 志 南 小 南 ヶ 丘 小 西 合 志 第 一 小 西 合 志 南 小 西 合 志 中 央 小 西 合 志 東 小 無 回 答 計 ) 年 齢 別 年 齢 層 は 50 歳 代 以 上 が 60%を 占 めています 中 学 校 区 合 志 中 西 合 志 中 西 合 志 南 中 小 学 校 区 回 答 者 数 20 歳 代 30 歳 代 40 歳 代 50 歳 代 60 歳 代 70 歳 以 上 無 回 答 合 計 合 志 小 合 志 南 小 南 ヶ 丘 小 西 合 志 第 一 小 西 合 志 中 央 小 西 合 志 南 小 西 合 志 東 小 無 回 答 計 構 成 比 11% 14% 14% 25% 23% 12% 0% 100% 3) 職 業 職 業 では 合 志 中 学 校 区 で 会 社 員 及 び 農 林 水 産 業 西 合 志 中 学 校 区 で 自 営 業 ( 商 工 業 サービス 業 )が 市 平 均 より 高 く 西 合 志 南 中 学 校 区 はほぼ 平 均 値 に 近 くなっています 合 志 中 学 校 西 合 志 中 学 校 西 合 志 南 中 学 校 合 計 % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 農 林 水 産 業 会 社 員 ( 会 社 役 員 ) 公 務 員 教 員 自 営 業 ( 商 工 業 サービス 業 等 ) 自 営 業 ( 開 業 医 弁 護 士 等 ) 専 業 主 婦 ( 夫 ) 学 生 パート アルバイト 無 職 その 他 無 回 答

41 4) 居 住 年 数 居 住 年 数 では 西 合 志 中 学 校 区 で 10 年 以 上 居 住 されている 方 が 8 割 強 と 多 くなっ ています 合 志 中 学 校 西 合 志 中 学 校 西 合 志 南 中 学 校 合 計 % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1 年 未 満 1 年 以 上 ~2 年 未 満 2 年 以 上 ~5 年 未 満 5 年 以 上 ~10 年 未 満 10 年 以 上 ~20 年 未 満 20 年 以 上 ~30 年 未 満 30 年 以 上 無 回 答 (3) 地 域 の 暮 らしやすさに 関 する 意 向 1) 現 在 の 生 活 環 境 の 満 足 度 現 在 の 生 活 環 境 の 満 足 度 では 住 みやすさ や 豊 かさ の 面 での 満 足 度 が 高 く にぎやかさ や 快 適 さ における 満 足 度 が 低 くなっています 特 に 満 足 度 が 高 い 項 目 としては 自 宅 周 辺 での 緑 の 豊 かさや 日 当 たり 静 かさ と 図 書 館 や 市 民 センターなどの 文 化 施 設 の 利 用 しやすさ が 多 く また 下 水 道 や 生 活 排 水 施 設 の 整 備 状 況 も 高 くなっています 不 満 足 度 の 高 い 項 目 は 働 き 場 所 の 多 さ と 歩 道 の 歩 きやすさ 自 転 車 や 車 いす などの 利 用 しやすさ となっています 1.50 満 足 市 全 体 不 満 足 ( 住 みやすさ) ( 賑 やかさ) ( 豊 かさ) ( 快 適 さ) ( 全 体 ) ( 住 みやすさ) ( 豊 かさ) 1 自 宅 周 辺 での 緑 の 豊 かさや 日 当 たり 静 かさ 13 社 寺 や 史 跡 などの 歴 史 的 資 源 の 親 しみやすさ 2 身 近 に 遊 べる 小 さな 公 園 や 広 場 の 利 用 しやすさ 14 図 書 館 や 市 民 センターなどの 文 化 施 設 の 利 用 しやすさ 3 街 路 樹 や 生 け 垣 建 物 などの 街 並 みの 美 しさ 15 山 や 川 などの 自 然 の 豊 かさ きれいさ 4 地 震 や 火 災 洪 水 などの 災 害 に 対 する 安 心 感 ( 快 適 さ) 5 大 気 汚 染 や 水 質 汚 濁 などの 公 害 に 対 する 安 心 感 16 国 道 などの 幹 線 道 路 での 車 の 走 りやすさ 6 病 院 や 保 育 所 などの 福 祉 保 健 医 療 施 設 の 利 用 しやすさ 17 歩 道 の 歩 きやすさ 自 転 車 や 車 いすなどの 利 用 しやすさ 7 自 宅 周 辺 の 身 近 な 道 路 の 利 用 しやすさ 18 駐 車 場 や 駐 輪 場 の 利 用 しやすさ ( 賑 やかさ) 19 鉄 道 やバスなどの 公 共 交 通 機 関 の 利 用 しやすさ 8 商 店 の 充 実 など 買 物 の 便 利 さ 20 下 水 道 や 生 活 排 水 施 設 の 整 備 状 況 9 働 き 場 所 の 多 さ 10 スポーツなどができる 公 園 の 利 用 しやすさ 11 娯 楽 やレジャーをする 場 所 施 設 の 多 さ 12 イベントなどの 人 や 情 報 が 交 流 する 機 会 の 多 さ

42 2) 今 後 のまちづくりに 特 に 大 事 なもの(3つまで) 今 後 のまちづくりに 必 要 なものとしては 病 院 や 保 育 所 などの 福 祉 保 健 医 療 施 設 の 利 用 しやすさ が 5 割 を 超 え 鉄 道 やバスなどの 公 共 交 通 機 関 の 利 用 しやすさ 地 震 や 火 災 洪 水 などの 災 害 に 対 する 安 心 感 の 順 で 多 くなっています 病 院 や 保 育 所 などの 福 祉 保 健 医 療 施 設 の 利 用 しやすさ 鉄 道 やバスなどの 公 共 交 通 機 関 の 利 用 しやすさ 地 震 や 火 災 洪 水 などの 災 害 に 対 する 安 心 感 歩 道 の 歩 きやすさ 自 転 車 や 車 いすなどの 利 用 しやすさ 商 店 の 充 実 など 買 物 の 便 利 さ 働 き 場 所 の 多 さ 大 気 汚 染 や 水 質 汚 濁 などの 公 害 に 対 する 安 心 感 国 道 などの 幹 線 道 路 での 車 の 走 りやすさ 下 水 道 や 生 活 排 水 施 設 の 整 備 状 況 山 や 川 などの 自 然 の 豊 かさ きれいさ 自 宅 周 辺 の 身 近 な 道 路 の 利 用 しやすさ 身 近 に 遊 べる 小 さな 公 園 や 広 場 の 利 用 しやすさ 自 宅 周 辺 での 緑 の 豊 かさや 日 当 たり 静 かさ 図 書 館 や 市 民 センターなどの 文 化 施 設 の 利 用 しやすさ 街 路 樹 や 生 け 垣 建 物 などの 街 並 みの 美 しさ 娯 楽 やレジャーをする 場 所 施 設 の 多 さ スポーツなどができる 公 園 の 利 用 しやすさ イベントなどの 人 や 情 報 が 交 流 する 機 会 の 多 さ 駐 車 場 や 駐 輪 場 の 利 用 しやすさ 社 寺 や 史 跡 などの 歴 史 的 資 源 の 親 しみやすさ )お 気 に 入 りの 場 所 (2つまで) 市 内 のお 気 に 入 りの 場 所 としては カントリーパークが 最 も 多 く 弁 天 山 公 園 や 竹 迫 城 跡 公 園 飯 高 山 公 園 妙 泉 寺 公 園 など 大 規 模 な 公 園 や 合 志 庁 舎 に 隣 接 する 複 合 公 共 施 設 のヴィーブルや 図 書 館 などの 公 共 施 設 が 多 くなっています カントリーパーク 125 ヴィーブル 113 図 書 館 西 合 志 図 書 館 103 ユーパレス 弁 天 84 弁 天 山 公 園 79 竹 迫 城 跡 公 園 34 飯 高 山 公 園 34 妙 泉 寺 公 園

43 4) 現 在 の 住 まいに 対 する 今 後 の 居 住 意 向 現 在 の 場 所 に 住 み 続 けたいと 答 えた 人 の 割 合 は 南 ヶ 丘 小 学 校 区 合 志 小 学 校 区 西 合 志 南 小 学 校 区 西 合 志 東 小 学 校 区 で6 割 を 超 えています 西 合 志 第 一 小 学 校 区 では 住 み 続 けたいと 答 えた 人 の 割 合 が4 割 少 々と 最 も 低 くな っています 合 志 小 合 志 南 小 南 ヶ 丘 小 西 合 志 第 一 小 西 合 志 中 央 小 西 合 志 南 小 西 合 志 東 小 無 回 答 合 計 % 20% 40% 60% 80% 100% ずっと 今 の 場 所 に 住 みつづけたい 町 内 の 他 の 所 に 移 りたい 町 外 に 移 りたい わからない 無 回 答 5) 希 望 する 居 住 環 境 希 望 する 居 住 環 境 では 商 業 施 設 が 立 地 する 買 物 などの 日 常 生 活 に 便 利 なまちを 求 める 意 見 や 公 共 交 通 の 利 便 性 を 求 める 意 見 が 多 くなっています スーパーや 店 舗 などが 立 地 する 日 常 生 活 に 便 利 な 住 環 境 駅 やバス 等 の 公 共 交 通 の 利 便 性 がよい 住 環 境 山 や 田 畑 などの 自 然 に 囲 まれた 住 環 境 生 け 垣 など 宅 地 内 緑 化 が 充 実 した 美 しい 住 環 境 工 場 や 店 舗 などの 混 在 が 少 ない 住 環 境 その 他 わからない

44 (4) 合 志 市 の 将 来 について 1)まちの 将 来 のイメージ(2つまで) まちの 将 来 イメージでは 高 齢 者 や 障 害 者 の 方 々が 安 心 して 暮 らせるまち が 5 割 を 超 え 福 祉 面 に 対 する 整 備 の 充 実 が 望 まれているほか 防 災 面 への 対 応 や 良 好 な 住 環 境 の 形 成 に 対 する 意 向 が 高 くなっています 高 齢 者 や 障 害 者 の 方 々が 安 心 して 暮 らせるまち 54.4 災 害 や 公 害 などの 危 険 が 少 ない 安 全 なまち 静 かで 暮 らしやすい 住 宅 地 が 多 いまち 山 や 川 などの 自 然 に 恵 まれたまち 省 エネ リサイクルなど 環 境 循 環 型 のまち 文 化 活 動 や 生 涯 学 習 の 活 発 なまち 商 業 や 工 業 などの 産 業 活 動 が 活 発 なまち 観 光 やイベントなどにより 人 や 情 報 の 交 流 が 活 発 なまち 地 域 の 歴 史 を 大 切 にし ふれあえるまち スポーツやレクリエーション 活 動 が 盛 んなまち その 他 わからない ) 今 後 必 要 と 考 える 商 業 地 今 後 の 商 業 地 のあり 方 としては 手 軽 に 日 用 品 を 買 えるコンビニやスーパーなどの 立 地 を 望 む 意 向 が 多 いほか 複 合 ショッピングセンターや 商 店 街 の 形 成 など 市 内 への 商 業 施 設 の 立 地 を 望 む 意 向 が 多 くなっています 手 軽 に 日 用 品 を 買 えるコンビニやスーパーなど 車 で 利 用 しやすい 複 合 ショッピングセンター 家 や 職 場 などに 近 い 商 店 街 わからない その 他 熊 本 市 中 心 部 の 商 店 街 やデパート

45 3) 交 通 施 設 の 整 備 で 特 に 大 切 だと 思 うこと(2つまで) 交 通 施 設 では 歩 道 や 自 転 車 道 路 の 整 備 が5 割 超 と 最 も 多 く 次 に 都 市 間 移 動 を 円 滑 にするための 幹 線 道 路 の 整 備 を 望 む 意 向 が 高 くなっています 歩 行 者 や 自 転 車 の 安 全 確 保 のために 歩 道 や 自 転 車 道 路 の 整 備 51.2 渋 滞 の 解 消 や 都 市 間 移 動 の 円 滑 化 のために 幹 線 道 路 の 整 備 45.1 バスの 利 便 性 向 上 のために 路 線 や 便 数 の 見 直 し 33.6 自 宅 周 辺 などの 狭 い 道 路 の 解 消 のために 身 近 な 道 路 の 整 備 33.6 鉄 道 の 利 便 性 向 上 のために 便 数 の 見 直 しや 駐 車 場 駐 輪 場 の 整 備 21.2 わからない 3.0 その 他 2.5 4) 今 後 の 公 園 や 緑 地 などのあり 方 (2つまで) 公 園 や 緑 地 については 日 常 的 なレクリエーションや 休 養 ができる 身 近 な 公 園 の 整 備 や 既 存 の 公 園 緑 地 の 清 掃 やバリアフリーなどの 適 切 な 維 持 管 理 への 意 向 が 高 く 大 規 模 な 公 園 整 備 等 は 既 に 充 実 していることから 身 近 に 利 用 できる 公 園 の 整 備 を 望 む 意 向 が 高 くなっていると 考 えられます 日 常 的 なレクリエーションや 休 養 ができる 身 近 な 公 園 の 整 備 53.1 既 存 の 公 園 緑 地 の 清 掃 やバリアフリー 化 などの 適 切 な 維 持 管 理 36.7 自 然 環 境 の 保 全 や 景 観 の 向 上 に 役 立 つ 緑 地 の 保 全 35.7 公 害 の 緩 和 や 災 害 の 防 止 に 役 立 つ 緑 地 の 保 全 30.8 スポーツや 週 末 型 のレクリエーションが 楽 しめる 比 較 的 大 規 模 な 公 園 の 整 備 21.4 自 然 体 験 や 農 業 体 験 ができる 公 園 や 広 場 の 整 備 14.1 わからない 5.0 その 他

46 5) 美 しい 景 観 を 守 り 育 てていく 方 法 (2つまで) 美 しい 景 観 に 対 しては 道 路 空 間 での 街 路 樹 の 整 備 や 電 線 の 地 中 化 や 良 好 な 自 然 景 観 や 田 園 景 観 の 保 全 が 大 切 であるという 意 見 が 特 に 多 くなっています 道 路 空 間 での 街 路 樹 の 整 備 や 電 線 の 地 中 化 60.7 良 好 な 自 然 景 観 や 田 園 景 観 の 保 全 49.6 住 宅 地 での 庭 木 や 生 垣 などの 宅 地 内 緑 化 商 業 業 務 地 での 建 物 の 形 態 や 看 板 などの 統 一 公 共 施 設 での 建 物 のデザインや 素 材 の 統 一 などによるモデル 的 な 街 並 み 形 成 社 寺 や 周 辺 樹 林 地 の 保 全 と 活 用 工 業 団 地 での 大 規 模 な 植 栽 地 の 設 置 わからない その 他 ) 地 域 をもっと 住 みよくするために 地 域 で 守 り 育 てていきたいもの(2つまで) 地 域 を 住 みよくするために 高 齢 者 や 障 害 者 など 誰 もが 安 心 して 出 かけられる 環 境 や 閑 静 で 良 好 な 居 住 環 境 気 軽 に 買 物 ができる 地 域 の 商 店 を 重 要 視 する 意 見 が 多 くなっています 高 齢 者 や 障 害 者 など 誰 もが 安 心 して 出 かけられる 環 境 58.2 閑 静 で 良 好 な 居 住 空 間 気 軽 に 買 い 物 ができる 地 域 の 商 店 身 近 な 緑 や 水 辺 などの 自 然 環 境 身 近 な 公 園 や 広 場 など 憩 い ふれあいの 場 住 民 同 士 のつながり 地 域 コミュニティ 農 地 の 保 全 と 農 業 の 維 持 発 展 14.6 その 他 わからない

47 7)すべての 人 が 安 心 して 暮 らせる 生 活 空 間 を 創 出 するために 必 要 なこと(2つまで) 安 心 して 暮 らせる 生 活 空 間 の 創 出 に 必 要 なこととして 広 い 歩 道 の 設 置 や 段 差 の 解 消 障 害 物 の 排 除 誘 導 表 示 などの 充 実 と 老 人 ホームや 福 祉 センターなどの 福 祉 施 設 の 充 実 が 特 に 多 くなっています 広 い 歩 道 の 設 置 や 段 差 の 解 消 障 害 物 の 排 除 誘 導 表 示 などの 充 実 老 人 ホームや 福 祉 センターなどの 福 祉 施 設 の 充 実 高 齢 者 向 け 住 宅 や 子 育 て 支 援 機 能 付 き 住 宅 などの 供 給 鉄 道 やバスの 乗 り 場 や 車 両 などでの 段 差 の 解 消 や 誘 導 表 示 などの 充 実 休 憩 や 交 流 の 場 となる 公 園 や 広 場 の 整 備 公 共 民 間 施 設 でのエレベーターやスロープ 障 害 者 用 トイレなどの 設 置 わからない その 他 ) 災 害 に 強 いまちづくりを 実 現 するために 必 要 なこと(2つまで) 災 害 に 強 いまちづくりについては 電 力 通 信 施 設 上 下 水 道 ガスなどの 供 給 処 理 施 設 の 充 実 強 化 が 必 要 という 意 見 が 最 も 多 く 次 いで 災 害 時 の 避 難 場 所 の 周 知 や 防 災 訓 練 などによる 防 災 意 識 の 向 上 などとなっています 電 力 通 信 施 設 上 下 水 道 ガスなどの 供 給 処 理 施 設 の 強 化 充 実 57.2 災 害 時 の 避 難 場 所 の 周 知 や 防 災 訓 練 などによる 防 災 意 識 の 向 上 避 難 や 救 助 活 動 のための 道 路 の 整 備 火 災 の 延 焼 防 止 や 避 難 場 所 となる 公 園 広 場 の 整 備 木 造 住 宅 などの 建 物 の 不 燃 化 耐 震 化 水 害 対 策 としての 河 川 の 整 備 地 すべりなどに 対 する 土 砂 災 害 対 策 わからない その 他

48 9) 今 後 の 都 市 の 発 展 のために 必 要 とされる 対 策 今 後 の 都 市 の 発 展 のために 必 要 な 対 策 としては 原 則 的 に 開 発 を 抑 制 しつつも 新 市 にとって 必 要 な 開 発 は 行 う が 6 割 以 上 と 圧 倒 的 に 多 く 良 好 な 自 然 環 境 や 田 園 地 域 の 保 全 を 図 りながらも 市 の 発 展 を 望 む 意 向 が 高 いといえます 原 則 的 に 開 発 は 抑 制 しつつも 新 市 にとって 必 要 な 開 発 は 行 う 63.0 現 状 と 同 様 の 規 制 により 開 発 を 抑 制 し 続 ける 必 要 がある 積 極 的 に 開 発 を 誘 導 し 住 宅 や 工 場 を 増 やす わからない その 他

49 4. 都 市 の 特 性 と 課 題 の 抽 出 (1) 社 会 経 済 情 勢 からの 課 題 本 市 の 高 齢 化 は 県 の 平 均 値 に 比 べて 低 い 水 準 にありますが 高 齢 者 数 は 確 実 に 増 加 しており 都 市 基 盤 や 公 共 施 設 のバリアフリー 化 など 福 祉 面 に 配 慮 した 社 会 資 本 整 備 が 必 要 です 近 年 厳 しい 財 政 事 情 や 環 境 意 識 の 高 まりによって 都 市 の 既 存 ストックの 活 用 や 既 成 市 街 地 の 再 構 築 など 効 率 的 なまちづくりへの 意 識 が 更 に 高 まっていることか ら 本 市 においても 将 来 フレームに 基 づいた 計 画 的 な 土 地 利 用 政 策 を 行 い 効 率 的 なまちづくりを 実 現 する 必 要 があります まちづくりには 地 域 固 有 の 多 様 なニーズへの 対 応 が 必 要 とされるため 公 民 協 働 のまちづくりを 実 現 する 策 定 プロセスの 構 築 と 住 民 の 意 向 に 基 づいた 計 画 づくり が 必 要 です 近 年 局 所 的 な 大 雨 や 地 震 発 生 による 火 災 など これまで 災 害 の 少 なかった 地 域 な どでの 被 害 も 見 られるため 防 災 対 策 の 充 実 と 事 前 の 取 り 組 みが 必 要 とされます (2) 広 域 的 視 点 からの 課 題 本 市 は 2 市 3 町 で 構 成 される 熊 本 都 市 計 画 区 域 に 指 定 されていますが 市 街 化 区 域 が 熊 本 市 や 菊 陽 町 に 接 する 市 南 部 の 一 部 に 限 られ 独 立 した 行 政 区 としての 土 地 利 用 に 偏 りが 生 じており 市 民 への 公 共 サービスの 均 一 な 供 給 を 図 るためには 生 活 の 中 心 となる 拠 点 の 形 成 が 必 要 です 本 市 は 2 町 の 合 併 によって 新 市 を 形 成 していますが 旧 町 の 役 場 はそれぞれ 市 街 化 調 整 区 域 にあったことから 生 活 の 中 心 となる 拠 点 形 成 を 困 難 としています まちづくり 三 法 が 改 正 され 市 街 化 調 整 区 域 内 における 開 発 規 制 が 更 に 強 化 される ことで 開 発 行 為 が 隣 接 する 非 線 引 き 都 市 である 菊 池 市 や 植 木 町 へ 移 行 する 可 能 性 もあることから 需 要 に 対 応 した 計 画 的 な 土 地 利 用 の 誘 導 により 都 市 の 活 力 向 上 を 図 る 必 要 があります (3) 現 況 分 析 に 基 づく 課 題 1) 人 口 産 業 本 市 の 人 口 は 熊 本 県 の 人 口 が 減 少 傾 向 に 転 じた 平 成 12 年 以 降 も 増 加 傾 向 を 維 持 しており 市 街 化 区 域 内 では 人 口 密 度 が 高 く 飽 和 状 態 にあることから 市 街 化 調 整 区 域 では 人 口 の 滲 み 出 しによって 人 口 増 加 の 著 しい 地 区 が 見 られます 本 市 にはまとまった 商 業 地 が 存 在 しておらず 買 回 り 品 ( 家 具 や 衣 類 装 飾 品 等 の 買 物 )などの 購 入 は 隣 接 する 菊 陽 町 や 熊 本 市 などに 依 存 していることから 市 内 の 購 買 率 を 高 めるための 魅 力 ある 商 業 地 の 確 保 が 求 められています 本 市 には 九 州 沖 縄 農 業 研 究 センターや 県 農 業 研 究 センター 県 立 農 業 大 学 校 が 立 地 し 農 業 研 究 における 先 進 都 市 であることから 民 間 企 業 との 共 同 研 究 による 新 たな 商 品 開 発 や 産 業 の 創 出 に 向 けた 取 り 組 みが 期 待 されています

50 産 業 動 向 では 商 業 や 農 業 は 全 般 的 に 減 少 傾 向 にありますが 工 業 は 市 東 部 のセミ コンテクノパーク 等 への 企 業 立 地 も 進 んでいるため 高 度 な 技 術 が 集 積 する 工 業 拠 点 として 企 業 誘 致 を 更 に 進 める 必 要 があります 2) 土 地 利 用 市 域 を 縦 断 する 国 道 387 号 は 本 市 の 都 市 の 骨 格 を 形 成 する 主 要 な 幹 線 道 路 であり 道 路 沿 道 には 商 業 業 務 サービス 施 設 等 が 立 地 していますが 九 州 沖 縄 農 業 研 究 センターや 県 農 業 研 究 センターなどの 大 規 模 な 公 共 用 地 によって 市 街 地 が 分 断 され た 形 となっています 開 発 動 向 は 市 街 化 調 整 区 域 では 市 街 化 区 域 に 隣 接 近 接 する 地 区 や 西 合 志 庁 舎 周 辺 での 住 居 系 の 開 発 行 為 が 多 く 見 られ 農 地 転 用 は 市 域 全 体 に 広 がっていること から 関 連 法 との 連 携 による 市 街 化 調 整 区 域 内 での 開 発 規 制 を 強 化 する 一 方 で 一 定 の 開 発 を 許 容 する 計 画 的 な 土 地 利 用 誘 導 を 図 っていく 必 要 があります 本 市 東 部 では 広 大 な 優 良 農 地 が 農 業 振 興 地 域 整 備 計 画 の 農 用 地 区 域 に 指 定 され 保 全 が 図 られています 本 市 北 部 から 東 部 にかけては 文 化 財 等 が 数 多 く 分 布 しており 既 存 集 落 と 一 体 と なった 保 全 及 び 活 用 方 策 を 検 討 する 必 要 があります 3) 交 通 本 市 の 道 路 網 は 熊 本 市 と 菊 池 市 を 結 ぶ 国 道 387 号 と 菊 陽 町 へ 通 ずる( 主 ) 熊 本 大 津 線 が 南 北 の 主 要 な 都 市 軸 となっていますが 常 に 交 通 渋 滞 が 発 生 する 状 況 にありま す また 東 西 を 横 断 する 主 要 幹 線 道 路 及 び 地 域 内 幹 線 道 路 が 不 足 しており 市 内 の 各 拠 点 及 び 市 外 の 広 域 幹 線 道 路 とを 結 ぶ 幹 線 道 路 網 の 構 築 が 必 要 です 生 活 幹 線 道 路 等 において 歩 道 が 未 整 備 の 区 間 が 多 くみられ 歩 行 者 や 車 椅 子 利 用 者 等 の 安 全 な 移 動 のために 歩 道 の 整 備 推 進 が 求 められています 市 内 には 熊 本 電 気 鉄 道 駅 が7 駅 ありますが 乗 降 客 数 は 各 駅 ともに 減 少 傾 向 を 辿 っ ており 公 共 交 通 の 連 携 強 化 を 図 りつつ 鉄 道 利 用 の 利 便 性 の 向 上 を 図 ることで 鉄 道 利 用 者 の 増 加 を 図 っていく 必 要 があります 既 存 の 集 落 やスプロール 的 に 形 成 された 市 街 地 では 幅 員 の 狭 い 道 路 や 行 き 止 まり 道 路 が 多 く 生 活 道 路 の 改 善 のための 対 策 が 必 要 です 4)その 他 都 市 施 設 等 本 市 の 公 共 下 水 道 は 市 街 化 区 域 を 中 心 に 公 共 下 水 道 事 業 が 進 められており 計 画 区 域 の 80% 以 上 が 整 備 済 となっているほか 北 部 集 落 においては 農 業 集 落 排 水 整 備 事 業 による 整 備 が 完 了 しており 下 水 道 の 整 備 率 は 高 い 状 況 にあります 本 市 の 公 共 公 益 施 設 は 4 箇 所 ある 市 役 所 庁 舎 支 所 周 辺 に 集 積 しており これら の 他 の 地 区 の 拠 点 性 を 高 めるとともに 各 拠 点 間 の 連 携 やアクセス 強 化 公 共 施 設 の 利 便 性 の 向 上 を 図 る 必 要 があります 本 市 には 公 園 や 緑 地 が 数 多 く 整 備 されているため 一 人 当 たり 整 備 面 積 は m2/ 人 と 熊 本 県 の 都 市 計 画 区 域 内 平 均 値 9.03 m2/ 人 を 上 回 っています

51 5) 都 市 景 観 都 市 環 境 本 市 は 市 街 地 内 に 大 規 模 な 公 共 施 設 を 有 し 施 設 内 の 豊 富 な 緑 地 は 市 街 地 の 緑 の 豊 かさを 印 象 づけており 道 路 や 市 街 地 内 における 緑 化 や 景 観 に 配 慮 した 街 並 み 形 成 など 街 の 個 性 を 活 かした 都 市 づくりへの 取 り 組 みが 必 要 です 進 行 市 街 地 においては 景 観 に 配 慮 した 街 並 み 形 成 についての 配 慮 が 求 められてい ます 集 落 地 などにおいて 集 落 環 境 の 保 全 を 図 っていく 必 要 があります (4) 市 民 意 向 からの 課 題 ( 生 活 環 境 ) 生 活 環 境 においては 働 き 場 所 の 多 さ と 歩 道 の 歩 きやすさ 自 転 車 や 車 いすな どの 利 用 しやすさ など にぎやかさや 快 適 さにおける 満 足 度 が 低 くなっています 今 後 のまちづくりに 必 要 なものとして 病 院 や 保 育 所 などの 福 祉 保 健 医 療 施 設 鉄 道 やバスなどの 公 共 交 通 機 関 の 利 便 性 の 向 上 が 求 められています 希 望 する 居 住 環 境 では 商 業 施 設 が 立 地 する 買 物 などの 日 常 生 活 に 便 利 なまちを 求 める 意 見 や 公 共 交 通 の 利 便 性 を 求 める 意 見 が 多 くなっています (まちの 将 来 像 ) まちの 将 来 イメージでは 福 祉 面 に 対 する 整 備 の 充 実 が 望 まれているほか 防 災 面 への 対 応 や 良 好 な 住 環 境 の 形 成 に 対 する 意 向 が 高 くなっています 今 後 の 商 業 地 のあり 方 としては 手 軽 に 日 用 品 を 買 えるコンビニやスーパーなどの 立 地 を 望 む 意 向 が 多 いほか 複 合 ショッピングセンターや 商 店 街 の 形 成 など 市 内 への 商 業 施 設 の 立 地 を 望 む 意 向 も 高 くなっています 交 通 施 設 に 関 しては 都 市 間 移 動 を 円 滑 にするための 幹 線 道 路 の 整 備 を 望 む 意 向 が 高 くなっています 公 園 や 緑 地 については 大 規 模 な 公 園 整 備 等 は 既 に 充 実 していることから 身 近 に 利 用 できる 公 園 の 整 備 を 望 む 意 向 が 高 くなっています 美 しい 景 観 に 対 しては 街 路 樹 の 整 備 や 電 線 の 地 中 化 良 好 な 自 然 景 観 や 田 園 景 観 の 保 全 が 求 められています 地 域 を 住 みよくする 方 法 としては 高 齢 者 や 障 害 者 など 誰 もが 安 心 して 出 かけられ る 環 境 や 閑 静 で 良 好 な 居 住 環 境 気 軽 に 買 物 ができる 地 域 の 商 店 に 関 する 意 向 が 高 く 住 環 境 の 質 の 向 上 や 買 物 の 利 便 性 が 求 められています 安 心 して 暮 らせる 生 活 空 間 の 創 出 については 歩 道 整 備 や 福 祉 施 設 の 充 実 が 望 まれ ています 災 害 に 強 いまちにするため 電 力 通 信 施 設 上 下 水 道 ガスなどの 供 給 処 理 施 設 の 充 実 強 化 災 害 時 の 避 難 場 所 の 周 知 や 防 災 訓 練 などによる 防 災 意 識 の 向 上 が 必 要 という 意 見 が 多 くなっています 今 後 の 都 市 の 発 展 のために 必 要 な 対 策 として 良 好 な 自 然 環 境 や 田 園 地 域 の 保 全 を 図 りつつ 市 の 発 展 のために 必 要 な 計 画 的 市 街 地 整 備 を 行 っていくことに 対 する 意 見 が 多 くなっています