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1 平 成 27 年 度 財 務 省 政 策 価 書 平 成 28 年 6 月 財 務 省

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3 目 次 平 成 27 年 度 実 績 価 書 Ⅰ 財 務 省 実 績 価 概 要 1. 財 務 省 における 政 策 価 枠 組 み 7 2. 財 務 省 政 策 価 スケジュール 8 3. 平 成 27 年 度 実 績 価 書 概 要 8 参 考 1 財 務 省 政 策 目 体 系 図 ( 平 成 27 年 度 版 ) 11 参 考 2 等 設 状 況 及 び 主 な 内 閣 基 本 的 な 方 針 と 関 連 一 覧 表 12 参 考 3 政 策 目 結 果 一 覧 表 14 参 考 4 東 日 本 大 震 災 対 応 ( 概 要 )- 平 成 27 年 度 における 主 な 取 組 状 況 - 15 Ⅱ 政 策 目 ごと 実 績 価 書 ( 総 合 目 6 目 ) 総 合 目 1( 財 政 ) 19 総 合 目 2( 税 制 ) 23 総 合 目 3( 財 務 管 ) 26 総 合 目 4( 通 貨 金 融 システム) 33 総 合 目 5( 世 界 経 済 ) 36 総 合 目 6( 財 政 経 済 運 営 ) 43 ( 政 策 目 24 目 ) 政 策 目 1( 健 全 な 財 政 確 保 ) 政 策 目 1-1( 重 点 的 な 予 算 配 分 を 通 じた 財 政 効 率 化 質 的 改 善 推 進 ) 46 政 策 目 1-2( 必 要 な 歳 入 確 保 ) 51 政 策 目 1-3( 予 算 執 行 透 明 性 向 上 適 正 な 予 算 執 行 確 保 ) 53 政 策 目 1-4( 決 算 作 成 を 通 じた 国 財 政 状 況 的 確 な 開 示 ) 57 政 策 目 1-5( 地 方 財 政 計 画 策 をはじめ 地 方 歳 入 歳 出 国 地 方 間 財 政 移 転 に 関 する 事 務 適 切 な 遂 行 ) 60 政 策 目 1-6( 公 正 で 効 率 的 かつ 透 明 な 財 政 会 計 に 係 る 制 度 構 築 及 びそ 適 正 な 運 営 ) 63 政 策 目 2( 適 正 かつ 公 平 な 課 税 実 現 ) 政 策 目 2-1(デフレ 脱 却 経 済 再 生 をより 確 実 なもとしていくため 税 制 着 実 な 実 施 我 が 国 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するとともに 喫 緊 課 題 に 応 えるため 税 制 検 討 及 び 税 制 に 関 する 広 報 ) 66 政 策 目 3( 国 資 産 負 債 適 正 な 管 ) 政 策 目 3-1( 国 債 確 実 かつ 円 滑 な 発 行 及 び 中 長 期 的 な 調 達 コスト 抑 制 ) 70 政 策 目 3-2( 財 政 投 融 資 対 象 として 必 要 な 事 業 を 実 施 する 機 関 必 要 な 資 金 需 要 へ 的 確 な 対 応 ディスクロージャー 推 進 及 び 機 関 に 対 するチ ェック 機 能 充 実 ) 81 政 策 目 3-3( 庁 舎 及 び 宿 舎 を 含 む 国 有 財 産 適 正 な 管 処 分 及 び 有 効 活 用 と 情 報 提 供 充 実 ) 89-1-

4 政 策 目 3-4( 国 庫 金 効 率 的 かつ 正 確 な 管 ) 104 政 策 目 4( 通 貨 及 び 信 用 秩 序 に 対 する 信 頼 維 持 ) 政 策 目 4-1( 日 本 銀 行 券 貨 幣 円 滑 な 供 給 及 び 偽 造 変 造 防 止 ) 108 政 策 目 4-2( 金 融 破 綻 処 制 度 適 切 な 整 備 運 用 及 び 迅 速 的 確 な 金 融 危 機 管 ) 115 政 策 目 5( 貿 易 秩 序 維 持 と 健 全 な 発 展 ) 政 策 目 5-1( 内 外 経 済 情 勢 等 を 踏 まえた 適 切 な 関 税 率 設 関 税 制 度 改 善 等 ) 119 政 策 目 5-2( 多 角 的 自 貿 易 体 制 維 持 強 化 及 び 経 済 連 携 推 進 並 びに 税 関 分 野 における 貿 易 円 滑 化 推 進 ) 123 政 策 目 5-3( 関 税 等 適 正 な 賦 課 及 び 徴 収 社 会 悪 物 品 等 密 輸 阻 止 並 びに 税 関 手 続 における 利 用 者 利 便 向 上 ) 128 政 策 目 6( 国 際 金 融 システム 安 的 かつ 健 全 な 発 展 と 開 発 途 上 国 経 済 社 会 発 展 促 進 ) 政 策 目 6-1( 外 国 為 替 市 場 安 並 びにアジア 地 域 を 含 む 国 際 金 融 システム 安 に 向 けた 制 度 強 化 及 びそ 適 切 な 運 用 確 保 ) 140 政 策 目 6-2( 開 発 途 上 国 における 安 的 な 経 済 社 会 発 展 に 資 するため 資 金 協 力 知 的 支 援 を 含 む 多 様 な 協 力 推 進 ) 147 政 策 目 6-3( 日 本 企 業 海 外 展 開 支 援 推 進 ) 154 ( 財 務 省 が 所 管 する 法 人 及 び 事 業 等 適 正 な 管 運 営 確 保 ) 政 策 目 7-1( 政 府 関 係 金 融 機 関 等 適 正 かつ 効 率 的 な 運 営 確 保 ) 157 政 策 目 8-1( 地 震 再 保 険 事 業 健 全 な 運 営 ) 163 政 策 目 9-1( 安 的 で 効 率 的 な 国 家 公 務 員 共 済 制 度 等 構 築 及 び 管 ) 168 政 策 目 10-1( 日 本 銀 行 業 務 及 び 組 織 適 正 な 運 営 確 保 ) 172 政 策 目 11-1(たばこ 塩 事 業 健 全 な 発 展 促 進 と 適 切 な 運 営 確 保 ) 176 Ⅲ 財 務 省 政 策 価 懇 談 会 における 意 見 ( 全 体 に 通 じるも) 183 規 制 に 係 る 事 前 価 書 187 租 税 特 別 措 置 等 に 係 る 政 策 価 205 参 考 資 料 平 成 27 年 度 において 実 施 したアンケート 調 査 概 要 211 用 語 集

5 平 成 27 年 度 実 績 価 書 -3-

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7 Ⅰ 財 務 省 実 績 価 概 要 -5-

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9 1. 財 務 省 における 政 策 価 枠 組 み 政 策 価 制 度 政 策 価 は 行 政 機 関 が 行 う 政 策 価 に 関 する 法 律 ( 平 成 13 年 法 律 第 86 号 )に 基 づき 国 行 政 機 関 が 主 体 となり 政 策 効 果 等 に 関 し 測 又 は 分 析 をし 一 尺 度 に 照 らして 客 観 的 な 判 断 を 行 うことにより 政 策 企 画 立 案 やそれに 基 づく 実 施 を 的 確 に 行 うことに 資 する 情 報 を 提 供 するもであり 企 画 立 案 (Plan ) 実 施 (Do) 価 (Check ) 企 画 立 案 へ 反 映 (Action) を 主 要 な 要 素 とする 政 策 大 きなマネジメント サイクル 中 にあ って 制 度 化 されたシステムとして 組 み 込 まれ 実 施 されるもです 財 務 省 における 政 策 価 実 施 行 政 機 関 が 行 う 政 策 価 に 関 する 法 律 において 政 策 価 基 本 事 項 が められるとともに 政 策 価 に 関 する 基 本 方 針 において 各 行 政 機 関 が める 基 本 計 画 針 となるべき 事 項 や 政 策 価 活 動 における 基 本 方 針 が められてお ります 財 務 省 では これらを 踏 まえて 政 策 価 に 関 する 基 本 計 画 ( 現 行 版 は 平 成 25 年 度 に 平 成 29 年 度 まで5 年 間 を 対 象 として 作 成 )で 財 務 省 が 行 う 政 策 価 に 関 する 基 本 的 事 項 を めるとともに 翌 年 度 政 策 価 実 施 計 画 を め これらに 基 づき 毎 年 度 実 績 価 方 式 による 政 策 価 ( 以 下 実 績 価 といいます )を 行 っています ( 注 ) 実 績 価 方 式 とは 政 策 不 断 見 直 しや 改 善 に 資 するため 事 前 に 設 した 目 に 対 する 達 成 度 合 いについて 価 する 方 式 です なお 政 策 価 に 関 する 基 本 計 画 や 毎 年 度 実 施 計 画 作 成 や 変 更 実 績 価 書 作 成 にあたっては 価 客 観 性 と 質 を 高 めるため 有 識 者 方 々から 成 る 財 務 省 政 策 価 懇 談 会 を 開 催 して 御 意 見 を 頂 いております 財 務 省 使 命 と 政 策 目 財 務 省 では 財 務 省 使 命 を 納 税 者 として 国 民 視 点 に 立 ち 効 率 的 かつ 透 明 性 高 い 行 政 を 行 い 国 財 務 を 総 合 的 に 管 運 営 することにより 健 全 で 活 力 ある 経 済 及 び 安 心 で 豊 かな 社 会 を 実 現 するとともに 世 界 経 済 安 的 発 展 に 貢 献 すること と めております こ 使 命 に 基 づき 総 合 目 6 政 策 目 24 計 30 政 策 目 を めております( 参 考 1 財 務 省 政 策 目 体 系 図 ( 平 成 27 年 度 版 ) 参 照 ) 財 務 省 における 政 策 価 目 的 財 務 省 では 政 策 価 目 的 を 政 策 価 に 関 する 基 本 計 画 において 次 よ うに めています 1 財 務 省 使 命 政 策 目 政 策 等 を 国 民 に 明 らかにし 納 税 者 として 国 民 に 対 する 説 明 責 任 を 果 たすこと 2 財 務 省 行 政 全 般 について 客 観 的 な 政 策 価 実 施 を 確 保 することにより -7-

10 常 により 効 率 的 で 質 が 高 く 時 代 要 請 に 合 った 成 果 重 視 行 政 を 目 し 続 け ること 3 財 務 省 仕 事 進 め 方 を 改 善 し 職 員 意 欲 向 上 組 織 活 性 化 を 図 るこ と 4 財 務 省 が 財 政 当 局 として 各 府 省 政 策 価 結 果 を 適 切 に 活 用 していくこ と 2. 財 務 省 政 策 価 スケジュール 財 務 省 では 毎 年 3 月 に 翌 年 度 に 行 う 政 策 について 政 策 価 実 施 計 画 及 び 事 前 分 析 表 を 策 公 表 し(Plan) これに 基 づいて 政 策 を 実 施 (Do) 翌 年 6 月 にそ 政 策 について 政 策 価 書 作 成 公 表 (Check)を 行 っています また 政 策 価 書 作 成 後 に 価 結 果 を 翌 年 度 政 策 企 画 立 案 や 実 施 に 反 映 しています (Action) こように 政 策 価 により 財 務 省 政 策 についてPDCAサイ クル 実 行 を 確 保 しています 3. 平 成 27 年 度 実 績 価 書 概 要 目 平 成 27 年 度 は 平 成 27 年 度 政 策 価 実 施 計 画 ( 平 成 27 年 3 月 作 成 同 年 11 月 一 部 改 正 )において 設 した30 目 について 実 績 価 を 実 施 しました( 各 目 に 係 る 施 策 や 測 数 等 については 参 考 2 等 設 状 況 及 び 主 な 内 閣 基 本 的 な 方 針 と 関 連 一 覧 表 を 政 策 目 ごと については 参 考 3 政 策 目 結 果 一 覧 表 を 参 照 ください) ( 注 ) 測 には テーマ 又 は 施 策 番 号 (3 桁 )- 量 的 なも(A)か 性 的 なも (B)か 符 号 - 上 記 範 囲 内 で 番 号 という5 桁 番 号 からなる 整 番 号 を 付 してい ます 例 政 A-1 : 施 策 1-1-1( 政 策 目 1-1 一 つ 目 施 策 )における 量 的 測 一 つ 目 も イ 総 合 目 (6 目 ) 総 合 目 は 財 務 省 政 策 目 基 本 となるもであり 財 務 省 として 当 面 取 り 組 んでいる 大 きな 課 題 を 国 民 に 示 し 価 を 通 じてそ 達 成 状 況 につい て 財 務 省 認 識 を 説 明 するもであり 中 期 かつ 大 局 的 なテーマを 内 容 とし ています 1 財 政 2 税 制 3 財 務 管 4 通 貨 金 融 システム 5 世 界 経 済 及 び6 財 政 経 済 運 営 6つ 政 策 分 野 について 目 を めています なお 総 合 目 は 中 期 かつ 大 局 的 な 内 容 であるため 単 年 度 に 実 施 する 目 を める 政 策 目 ように 具 体 的 な 達 成 手 段 として 施 策 を 設 していません 他 方 目 内 容 を テーマ として 明 示 し テーマごと 価 を 踏 まえて 目 全 体 価 を 行 うことで 価 過 程 透 明 化 に 努 めています(テーマが 一 つ -8-

11 ももあります ) ロ 政 策 目 (24 目 ) 政 策 目 は 財 務 省 が 行 う 各 分 野 政 策 について 単 年 度 達 成 度 を 測 るも であり 財 務 省 における 基 礎 的 な 実 績 価 対 象 となるもです 平 成 27 年 度 は 次 24 目 について 政 策 実 施 状 況 を 分 析 し そ 達 成 度 価 を 行 いました ( 健 全 な 財 政 確 保 ) 政 策 目 1-1~1-66 目 ( 適 正 かつ 公 平 な 課 税 実 現 ) 政 策 目 2-1 ( 注 ) 政 策 目 2-2~2-43 目 は 中 央 省 庁 等 改 革 基 本 法 第 16 条 第 6 項 に 基 づ く 国 税 庁 実 施 庁 として 実 績 価 に 係 る 目 であり 平 成 28 年 10 月 頃 をめどに 価 を 行 う 予 です ( 国 資 産 負 債 適 正 な 管 ) 政 策 目 3-1~3-44 目 ( 通 貨 及 び 信 用 秩 序 に 対 する 信 頼 維 持 ) 政 策 目 4-1 及 び4-22 目 ( 貿 易 秩 序 維 持 と 健 全 な 発 展 ) 政 策 目 5-1~5-33 目 ( 国 際 金 融 システム 安 的 かつ 健 全 な 発 展 と 開 発 途 上 国 経 済 社 会 発 展 促 進 ) 政 策 目 6-1~6-33 目 ( 財 務 省 が 所 管 する 法 人 及 び 事 業 等 適 正 な 管 運 営 確 保 ) 政 策 目 7-1~11-15 目 価 方 法 イ 測 達 成 度 判 全 て 政 策 目 について 測 を 設 しており 価 は 測 達 成 度 判 を 中 心 として 行 っています 測 には 数 値 目 を 設 している 量 的 な 測 と 達 成 すべき 状 態 を 文 章 で 記 述 している 性 的 な 測 があります 量 的 な 測 には 目 値 を 達 成 したか 否 かが 明 確 になるというメリットがありますが 他 方 必 ずしも 数 値 だけでは 適 否 判 断 ができない 場 合 やそもそも 数 値 で 表 すことが 難 しい 政 策 もあり そような 場 合 には 性 的 な 測 によることが 適 当 と 考 えられます 財 務 省 では 政 策 内 容 に 応 じて 量 的 な 測 と 性 的 な 測 を 組 み 合 わせて より 適 切 な 価 がなされるよう 努 めています 測 実 績 ( 値 )が 目 ( 値 )を 達 成 している 場 合 には 達 成 し ていない 場 合 には としています ただし 総 合 目 において 中 期 最 終 年 度 でない 場 合 ( 平 成 27 年 度 は 全 て 総 合 目 について 最 終 年 度 となっている もはありません )における 途 中 年 度 進 捗 が 適 切 である 場 合 には と しています また 実 績 ( 値 )が 目 ( 値 )を 達 成 していないもそ 差 が 僅 かである 場 合 には としています -9-

12 ロ テーマ( 総 合 目 場 合 ) 又 は 施 策 ( 政 策 目 場 合 ) 測 は 原 則 として テーマ 又 は 施 策 ごとに 設 しており そ 達 成 度 状 況 を 中 心 としつつ 必 要 に 応 じて 以 外 要 素 も 考 慮 し テーマ 又 は 施 策 達 成 状 況 について 次 5 段 階 で を 行 っています s+ 目 超 過 達 成 s 目 達 成 a 相 当 程 度 進 展 あり b 進 展 が 大 きくない c 目 に 向 かっていない ハ 政 策 目 テーマ 又 は 施 策 を 総 合 し 例 えば そ 政 策 目 に 係 る 施 策 が 全 て s であれば S 一 部 が s で 残 りが a であれば A というように 客 観 的 な 方 法 により 次 5 段 階 で を 行 っています S+ 目 超 過 達 成 S 目 達 成 A 相 当 程 度 進 展 あり B 進 展 が 大 きくない C 目 に 向 かっていない ( 注 ) 上 記 ロ 及 びハ 各 表 現 は 目 管 型 政 策 価 実 施 に 関 するガイドライ ン ( 平 成 25 年 12 月 20 日 政 策 価 各 府 省 連 絡 会 議 了 承 )に 従 っています ただし 符 号 は 財 務 省 において 独 自 に 設 しているもです なお テーマ 又 は 施 策 については 政 策 目 と 区 別 するため 符 号 を 小 文 字 にしています ニ そ 他 一 部 量 的 測 ( 政 策 目 5-3に 係 る 政 A-1)については 実 績 値 データ 集 計 がこ 政 策 価 書 作 成 以 降 となるもがあります こ れらは こ 政 策 価 書 では 達 成 度 を - と 表 示 して 判 対 象 外 としており ますが 当 該 実 績 値 を 把 握 後 改 めて 上 記 方 法 を 適 用 し 必 要 に 応 じて そ 政 策 目 を 見 直 します -10-

13 参 考 1 政 策 基 本 目 ( 総 合 目 ) 各 政 策 分 野 目 ( 政 策 目 ) 財 務 省 政 策 目 体 系 図 ( 平 成 27 年 度 版 ) 財 務 省 使 命 納 税 者 として 国 民 視 点 に 立 ち 効 率 的 かつ 透 明 性 高 い 行 政 を 行 い 国 財 務 を 総 合 的 に 管 運 営 することに より 健 全 で 活 力 ある 経 済 及 び 安 心 で 豊 かな 社 会 を 実 現 するとともに 世 界 経 済 安 的 発 展 に 貢 献 すること 政 策 目 財 政 ( 総 合 目 1) 我 が 国 財 政 状 況 が 歴 史 的 に 見 ても 諸 外 国 と 比 較 においても 極 めて 厳 しい 状 況 にあることを 踏 まえ 社 会 保 障 税 一 体 改 革 を 継 続 するとともに 国 地 方 を 合 わせた 基 礎 的 財 政 収 支 に ついて 2020( 平 成 32) 年 度 までに 黒 字 化 そ 後 債 務 残 高 対 GDP 比 安 的 な 引 下 げを 目 すと 財 政 健 全 化 目 達 成 に 向 け 歳 入 歳 出 両 面 に おいて 財 政 健 全 化 に 取 り 組 む 税 制 ( 総 合 目 2) 財 政 健 全 化 目 達 成 に 向 け 歳 出 歳 入 面 において 財 政 健 全 化 に 向 けて 取 り 組 む 中 で 社 会 保 障 と 税 一 体 改 革 を 継 続 するとともに 少 子 高 齢 化 グローバル 化 進 展 等 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するため 税 制 を 構 築 する 財 務 管 ( 総 合 目 3) 経 済 金 融 情 勢 及 び 財 政 状 況 を 踏 まえつつ 市 場 と 緊 密 な 対 話 に 基 づき 国 債 管 政 策 を 遂 行 し 中 長 期 的 な 調 達 コスト 抑 制 を 図 りな がら 必 要 な 財 政 資 金 を 確 実 に 調 達 する 同 時 に 国 庫 金 適 正 な 管 を 行 う また 社 会 経 済 情 勢 等 変 化 を 踏 まえ 財 政 投 融 資 を 活 用 して 政 策 的 に 必 要 とされる 資 金 需 要 に 的 確 に 対 応 する さらに 地 方 公 共 団 体 と 連 携 を 進 め 国 公 有 財 産 最 適 利 用 に 取 り 組 む 通 貨 金 融 システム ( 総 合 目 4) 近 年 米 国 発 金 融 危 機 や 欧 州 債 務 危 機 を 受 けて 進 展 している 金 融 規 制 改 革 国 際 的 な 議 論 を 踏 まえなが ら 関 係 機 関 と 連 携 を 図 りつつ 金 融 破 綻 処 制 度 整 備 運 用 を 図 ると ともに 預 金 保 険 法 等 法 令 に 基 づ き 金 融 危 機 管 を 行 うことにより 金 融 システム 安 確 保 を 図 る ま た 通 貨 流 通 状 況 を 把 握 するととも に 偽 造 変 造 防 止 等 に 取 り 組 み 高 い 品 質 通 貨 を 円 滑 に 供 給 するこ とにより 通 貨 に 対 する 信 頼 維 持 に 貢 献 する 世 界 経 済 ( 総 合 目 5) 我 が 国 経 済 健 全 な 発 展 に 資 す るよう 国 際 的 な 協 力 等 に 積 極 的 に 取 り 組 むことにより 世 界 経 済 持 続 的 発 展 アジア 地 域 を 含 む 国 際 金 融 システム 安 及 びそれ に 向 けた 制 度 強 化 質 高 いイン フラ 投 資 等 を 通 じた 開 発 途 上 国 経 済 社 会 発 展 国 際 貿 易 秩 序 ある 発 展 を 目 すとともに 日 本 企 業 海 外 展 開 支 援 も 推 進 する 財 政 経 済 運 営 ( 総 合 目 6) 総 合 目 1から5 目 を 追 求 しつつ 大 震 災 から 復 興 加 速 に 取 り 組 むとともに デフレから 脱 却 を 確 実 なもとし 経 済 再 生 と 財 政 再 建 双 方 を 同 時 に 実 現 することを 目 し 関 係 機 関 と 連 携 を 図 りながら 適 切 な 財 政 経 済 運 営 を 行 う 健 全 な 財 政 確 保 ( 政 策 目 1) 1-1 重 点 的 な 予 算 配 分 を 通 じた 財 政 効 率 化 質 的 改 善 推 進 1-2 必 要 な 歳 入 確 保 1-3 予 算 執 行 透 明 性 向 上 適 正 な 予 算 執 行 確 保 1-4 決 算 作 成 を 通 じた 国 財 政 状 況 的 確 な 開 示 1-5 地 方 財 政 計 画 策 をはじめ 地 方 歳 入 歳 出 国 地 方 間 財 政 移 転 に 関 する 事 務 適 切 な 遂 行 1-6 公 正 で 効 率 的 かつ 透 明 な 財 政 会 計 に 係 る 制 度 構 築 及 びそ 適 正 な 運 営 適 正 かつ 公 平 な 課 税 実 現 ( 政 策 目 2) 2-1 デフレ 脱 却 経 済 再 生 をより 確 実 なもとし ていくため 税 制 着 実 な 実 施 我 が 国 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するとともに 喫 緊 課 題 に 応 えるため 税 制 検 討 及 び 税 制 に 関 する 広 報 2-2 内 国 税 適 正 かつ 公 平 な 賦 課 及 び 徴 収 2-3 酒 類 業 健 全 な 発 達 促 進 2-4 税 士 業 務 適 正 な 運 営 確 保 国 資 産 負 債 適 正 な 管 ( 政 策 目 3) 3-1 国 債 確 実 かつ 円 滑 な 発 行 及 び 中 長 期 的 な 調 達 コスト 抑 制 3-2 財 政 投 融 資 対 象 と して 必 要 な 事 業 を 実 施 する 機 関 必 要 な 資 金 需 要 へ 的 確 な 対 応 ディスクロージ ャー 推 進 及 び 機 関 に 対 するチェック 機 能 充 実 3-3 庁 舎 及 び 宿 舎 を 含 む 国 有 財 産 適 正 な 管 処 分 及 び 有 効 活 用 と 情 報 提 供 充 実 3-4 国 庫 金 効 率 的 かつ 正 確 な 管 通 貨 及 び 信 用 秩 序 に 対 する 信 頼 維 持 ( 政 策 目 4) 4-1 日 本 銀 行 券 貨 幣 円 滑 な 供 給 及 び 偽 造 変 造 防 止 4-2 金 融 破 綻 処 制 度 適 切 な 整 備 運 用 及 び 迅 速 的 確 な 金 融 危 機 管 貿 易 秩 序 維 持 と 健 全 な 発 展 ( 政 策 目 5) 5-1 内 外 経 済 情 勢 等 を 踏 まえた 適 切 な 関 税 率 設 関 税 制 度 改 善 等 5-2 多 角 的 自 貿 易 体 制 維 持 強 化 及 び 経 済 連 携 推 進 並 びに 税 関 分 野 における 貿 易 円 滑 化 推 進 5-3 関 税 等 適 正 な 賦 課 及 び 徴 収 社 会 悪 物 品 等 密 輸 阻 止 並 びに 税 関 手 続 における 利 用 者 利 便 向 上 国 際 金 融 システム 安 的 かつ 健 全 な 発 展 と 開 発 途 上 国 経 済 社 会 発 展 促 進 ( 政 策 目 6) 6-1 外 国 為 替 市 場 安 並 びにアジア 地 域 を 含 む 国 際 金 融 システム 安 に 向 けた 制 度 強 化 及 びそ 適 切 な 運 用 確 保 6-2 開 発 途 上 国 における 安 的 な 経 済 社 会 発 展 に 資 するため 資 金 協 力 知 的 支 援 を 含 む 多 様 な 協 力 推 進 6-3 日 本 企 業 海 外 展 開 支 援 推 進 財 務 省 が 所 管 する 法 人 及 び 事 業 等 適 正 な 管 運 営 確 保 7-1 政 府 関 係 金 融 機 関 等 適 正 かつ 効 率 的 な 運 営 確 保 8-1 地 震 再 保 険 事 業 健 全 な 運 営 9-1 安 的 で 効 率 的 な 国 家 公 務 員 共 済 制 度 等 構 築 及 び 管 10-1 日 本 銀 行 業 務 及 び 組 織 適 正 な 運 営 確 保 11-1 たばこ 塩 事 業 健 全 な 発 展 促 進 と 適 切 な 運 営 確 保 -11-

14 参 考 2 政 策 目 ごと 測 等 設 状 況 及 び 内 閣 基 本 的 な 方 針 と 関 連 一 覧 表 政 策 目 テーマ 又 は 施 策 量 的 測 性 的 合 計 内 閣 基 本 的 な 方 針 と 関 連 所 信 表 明 演 説 施 政 方 針 演 説 財 政 演 説 そ 他 1 我 が 国 財 政 状 況 が 歴 史 的 に 見 ても 諸 外 国 と 比 較 においても 極 めて 厳 しい 状 況 にあることを 踏 まえ 社 会 保 障 税 一 体 改 革 を 継 続 するとともに 国 地 方 を 合 わせた 基 礎 的 財 政 収 支 について 2020( 平 成 32) 年 度 までに 黒 字 化 そ 後 債 務 残 高 対 GDP 比 安 的 な 引 下 げを 目 すと 財 政 健 全 化 目 達 成 に 向 け 歳 入 歳 出 両 面 において 財 政 健 全 化 に 取 り 組 む 財 政 健 全 化 目 達 成 に 向 け 歳 出 歳 入 面 において 財 政 健 全 化 に 向 けて 取 り 組 む 中 で 社 会 保 障 と 税 一 体 改 革 を 継 続 する とともに 少 子 高 齢 化 グロ-バル 化 進 展 等 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するため 税 制 を 構 築 する 総 合 目 経 済 金 融 情 勢 及 び 財 政 状 況 を 踏 まえつつ 市 場 と 緊 密 な 対 話 に 基 づき 国 債 管 政 策 を 遂 行 し 中 長 期 的 な 調 達 コスト 抑 制 を 図 りながら 必 要 な 財 政 資 金 を 確 実 に 調 達 する 同 時 に 国 庫 金 適 正 な 管 を 行 う また 社 会 経 済 情 勢 等 変 化 を 踏 まえ 財 政 投 融 資 を 活 用 して 政 策 的 に 必 要 とされる 資 金 需 要 に 的 確 に 対 応 する さらに 地 方 公 共 団 体 と 連 携 を 進 め 国 公 有 財 産 最 適 利 用 に 取 り 組 む 近 年 米 国 発 金 融 危 機 や 欧 州 債 務 危 機 を 受 けて 進 展 してい る 金 融 規 制 改 革 国 際 的 な 議 論 を 踏 まえながら 関 係 機 関 と 連 携 を 図 りつつ 金 融 破 綻 処 制 度 整 備 運 用 を 図 るととも に 預 金 保 険 法 等 法 令 に 基 づき 金 融 危 機 管 を 行 うことに より 金 融 システム 安 確 保 を 図 る また 通 貨 流 通 状 況 を 把 握 するとともに 偽 造 変 造 防 止 等 に 取 り 組 み 高 い 品 質 通 貨 を 円 滑 に 供 給 することにより 通 貨 に 対 する 信 頼 維 持 に 貢 献 する 我 が 国 経 済 健 全 な 発 展 に 資 するよう 国 際 的 な 協 力 等 に 積 極 的 に 取 り 組 むことにより 世 界 経 済 持 続 的 発 展 アジア 地 域 を 含 む 国 際 金 融 システム 安 及 びそれに 向 けた 制 度 強 化 質 高 いインフラ 投 資 等 を 通 じた 開 発 途 上 国 経 済 社 会 発 展 国 際 貿 易 秩 序 ある 発 展 を 目 すとともに 日 本 企 業 海 外 展 開 支 援 も 推 進 する 総 合 目 1から5 目 を 追 求 しつつ 大 震 災 から 復 興 加 速 に 取 り 組 むとともに デフレから 脱 却 を 確 実 なもと し 経 済 再 生 と 財 政 再 建 双 方 を 同 時 に 実 現 することを 目 し 関 係 機 関 と 連 携 を 図 りながら 適 切 な 財 政 経 済 運 営 を 行 う 小 計 政 策 目 1-1 重 点 的 な 予 算 配 分 を 通 じた 財 政 効 率 化 質 的 改 善 推 進 1-2 必 要 な 歳 入 確 保 1-3 予 算 執 行 透 明 性 向 上 適 正 な 予 算 執 行 確 保 1-4 決 算 作 成 を 通 じた 国 財 政 状 況 的 確 な 開 示 地 方 財 政 計 画 策 をはじめ 地 方 歳 入 歳 出 国 地 方 間 1-5 財 政 移 転 に 関 する 事 務 適 切 な 遂 行 公 正 で 効 率 的 かつ 透 明 な 財 政 会 計 に 係 る 制 度 構 築 及 びそ 1-6 適 正 な 運 営 2-1 デフレ 脱 却 経 済 再 生 をより 確 実 なもとしていくため 税 制 着 実 な 実 施 我 が 国 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するとと もに 喫 緊 課 題 に 応 えるため 税 制 検 討 及 び 税 制 に 関 する 広 報

15 テーマ 測 政 策 目 又 は 量 的 性 的 施 策 合 計 3-1 国 債 確 実 かつ 円 滑 な 発 行 及 び 中 長 期 的 な 調 達 コスト 抑 制 内 閣 基 本 的 な 方 針 と 関 連 所 信 表 明 演 説 施 政 方 針 演 説 財 政 演 説 そ 他 政 策 目 財 政 投 融 資 対 象 として 必 要 な 事 業 を 実 施 する 機 関 必 要 な 資 金 需 要 へ 的 確 な 対 応 ディスクロージャー 推 進 及 び 機 関 に 対 するチェック 機 能 充 実 庁 舎 及 び 宿 舎 を 含 む 国 有 財 産 適 正 な 管 処 分 及 び 有 効 活 用 と 情 報 提 供 充 実 3-4 国 庫 金 効 率 的 かつ 正 確 な 管 4-1 日 本 銀 行 券 貨 幣 円 滑 な 供 給 及 び 偽 造 変 造 防 止 金 融 破 綻 処 制 度 適 切 な 整 備 運 用 及 び 迅 速 的 確 な 金 融 危 機 管 内 外 経 済 情 勢 等 を 踏 まえた 適 切 な 関 税 率 設 関 税 制 度 改 善 等 多 角 的 自 貿 易 体 制 維 持 強 化 及 び 経 済 連 携 推 進 並 びに 税 5-2 関 分 野 における 貿 易 円 滑 化 推 進 関 税 等 適 正 な 賦 課 及 び 徴 収 社 会 悪 物 品 等 密 輸 阻 止 並 びに 5-3 税 関 手 続 における 利 用 者 利 便 向 上 外 国 為 替 市 場 安 並 びにアジア 地 域 を 含 む 国 際 金 融 システム 安 に 向 けた 制 度 強 化 及 びそ 適 切 な 運 用 確 保 開 発 途 上 国 における 安 的 な 経 済 社 会 発 展 に 資 するため 資 金 協 力 知 的 支 援 を 含 む 多 様 な 協 力 推 進 6-3 日 本 企 業 海 外 展 開 支 援 推 進 7-1 政 府 関 係 金 融 機 関 等 適 正 かつ 効 率 的 な 運 営 確 保 8-1 地 震 再 保 険 事 業 健 全 な 運 営 9-1 安 的 で 効 率 的 な 国 家 公 務 員 共 済 制 度 等 構 築 及 び 管 10-1 日 本 銀 行 業 務 及 び 組 織 適 正 な 運 営 確 保 11-1 たばこ 塩 事 業 健 全 な 発 展 促 進 と 適 切 な 運 営 確 保 小 合 計 計 所 信 表 明 演 説 : 第 187 回 国 会 (26 年 9 月 安 倍 総 ) 施 政 方 針 演 説 : 第 189 回 国 会 (27 年 2 月 安 倍 総 ) 第 190 回 国 会 (28 年 1 月 安 倍 総 ) 財 政 演 説 : 第 189 回 国 会 (27 年 2 月 麻 生 大 臣 ) 第 190 回 国 会 (28 年 1 月 麻 生 大 臣 ) そ 他 : 閣 議 決 等 注 1: 内 閣 基 本 的 な 方 針 と 関 連 欄 印 は 当 該 政 策 目 が 明 示 的 に 取 り 上 げられているも -13-

16 総 合 目 1 財 政 A 2 税 制 A 3 財 務 管 A 4 通 貨 金 融 システム A 5 世 界 経 済 A 6 財 政 経 済 運 営 A 政 策 目 1-1 重 点 的 な 予 算 配 分 を 通 じた 財 政 効 率 化 質 的 改 善 推 進 S 1-2 必 要 な 歳 入 確 保 S 1-3 予 算 執 行 透 明 性 向 上 適 正 な 予 算 執 行 確 保 S 1-4 決 算 作 成 を 通 じた 国 財 政 状 況 的 確 な 開 示 S 1-5 地 方 財 政 計 画 策 をはじめ 地 方 歳 入 歳 出 国 地 方 間 財 政 移 転 に 関 する 事 務 適 切 な 遂 行 S 1-6 公 正 で 効 率 的 かつ 透 明 な 財 政 会 計 に 係 る 制 度 構 築 及 びそ 適 正 な 運 営 S 2-1 デフレ 脱 却 経 済 再 生 をより 確 実 なもとしていくため 税 制 着 実 な 実 施 我 が 国 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するとともに 喫 緊 課 題 に 応 えるため A 税 制 検 討 及 び 税 制 に 関 する 広 報 3-1 国 債 確 実 かつ 円 滑 な 発 行 及 び 中 長 期 的 な 調 達 コスト 抑 制 S 3-2 財 政 投 融 資 対 象 として 必 要 な 事 業 を 実 施 する 機 関 必 要 な 資 金 需 要 へ 的 確 3-3 政 策 目 結 果 一 覧 表 参 考 3 な 対 応 ディスクロージャー 推 進 及 び 機 関 に 対 するチェック 機 能 充 実 庁 舎 及 び 宿 舎 を 含 む 国 有 財 産 適 正 な 管 処 分 及 び 有 効 活 用 と 情 報 提 供 充 実 3-4 国 庫 金 効 率 的 かつ 正 確 な 管 S 4-1 日 本 銀 行 券 貨 幣 円 滑 な 供 給 及 び 偽 造 変 造 防 止 S 4-2 金 融 破 綻 処 制 度 適 切 な 整 備 運 用 及 び 迅 速 的 確 な 金 融 危 機 管 S 5-1 内 外 経 済 情 勢 等 を 踏 まえた 適 切 な 関 税 率 設 関 税 制 度 改 善 等 S 5-2 多 角 的 自 貿 易 体 制 維 持 強 化 及 び 経 済 連 携 推 進 並 びに 税 関 分 野 における 貿 易 円 滑 化 推 進 S 5-3 関 税 等 適 正 な 賦 課 及 び 徴 収 社 会 悪 物 品 等 密 輸 阻 止 並 びに 税 関 手 続 におけ る 利 用 者 利 便 向 上 A 6-1 外 国 為 替 市 場 安 並 びにアジア 地 域 を 含 む 国 際 金 融 システム 安 に 向 けた 制 度 強 化 及 びそ 適 切 な 運 用 確 保 S 6-2 開 発 途 上 国 における 安 的 な 経 済 社 会 発 展 に 資 するため 資 金 協 力 知 的 支 援 を 含 む 多 様 な 協 力 推 進 S 6-3 日 本 企 業 海 外 展 開 支 援 推 進 S 7-1 政 府 関 係 金 融 機 関 等 適 正 かつ 効 率 的 な 運 営 確 保 S 8-1 地 震 再 保 険 事 業 健 全 な 運 営 B 9-1 安 的 で 効 率 的 な 国 家 公 務 員 共 済 制 度 等 構 築 及 び 管 S 10-1 日 本 銀 行 業 務 及 び 組 織 適 正 な 運 営 確 保 S 11-1 たばこ 塩 事 業 健 全 な 発 展 促 進 と 適 切 な 運 営 確 保 S S S -14-

17 参 考 4 東 日 本 大 震 災 へ 対 応 ( 概 要 ) - 平 成 27 年 度 における 主 な 取 組 状 況 - 財 務 省 は 東 日 本 大 震 災 ( 以 下 震 災 といいます )へ 対 応 として 平 成 27 年 度 において 主 に 以 下 取 組 を 行 いました 各 々 取 組 概 要 は 以 下 とおりです 1. 財 政 経 済 運 営 平 成 28 年 度 予 算 編 成 に 当 たっては 平 成 32 年 度 まで 復 興 期 間 において32 兆 円 程 度 必 要 な 財 源 を 確 保 することを 踏 まえ 復 興 ステージ 進 展 に 応 じて 既 存 事 業 成 果 等 を 検 証 し つつ そ 効 率 化 を 進 め 復 興 ために 真 に 必 要 な 事 業 へ 重 点 化 を 図 りました 政 策 目 1-1 また 東 日 本 大 震 災 から 復 興 を 着 実 に 進 める 観 点 から 事 故 繰 越 事 務 手 続 簡 素 化 を 引 き 続 き 行 いました 政 策 目 1-3 こほか 平 成 28 年 度 地 方 財 政 計 画 については 震 災 復 興 特 別 交 付 税 を 措 置 するなど 震 災 対 応 に 万 全 を 期 す 内 容 としました 政 策 目 税 制 平 成 28 年 度 税 制 改 正 大 綱 ( 平 成 27 年 12 月 24 日 閣 議 決 )において 東 日 本 大 震 災 から 復 興 を 支 援 するため 復 興 特 区 税 制 について 一 見 直 しを 行 いつつ 適 用 期 限 を5 年 延 長 すると 措 置 等 を 決 し 当 該 措 置 等 を 盛 り 込 んだ 所 得 税 法 等 一 部 を 改 正 する 法 律 が 平 成 28 年 3 月 29 日 に 成 立 しました 政 策 目 国 有 財 産 東 日 本 大 震 災 における 被 災 地 に 所 在 する 貸 付 中 財 産 については そ 被 災 状 況 に 応 じて 貸 付 期 間 不 算 入 措 置 を 講 ずるなど 貸 付 相 手 方 から 相 談 に 丁 寧 に 対 応 しました また 東 日 本 大 震 災 から 復 興 ため 施 策 を 実 施 するために 必 要 な 財 源 確 保 に 関 する 特 別 措 置 法 ( 平 成 23 年 法 律 第 117 号 ) 等 により 売 却 が 求 められている 政 府 保 有 株 式 については 個 々 株 式 売 却 環 境 が 整 った 時 に 売 却 が 可 能 となるよう 所 要 事 務 準 備 を 進 め 売 却 を 実 施 しました 日 本 郵 政 株 式 会 社 株 式 について 平 成 27 年 9 月 にローンチ( 売 出 し 対 外 公 表 )し 同 年 11 月 に 東 京 証 券 取 引 所 へ 上 場 発 行 済 株 式 総 数 11%(4 億 9,500 万 株 ) 売 却 を 行 いました また 同 年 12 月 に 日 本 郵 政 株 式 会 社 による 自 己 株 式 取 得 に 応 じ 発 行 済 株 式 総 数 8.5%(3 億 8,290 万 1,700 株 ) 売 却 を 行 いました こ 結 果 約 1.4 兆 円 売 却 収 入 を 確 保 しました 政 策 目

18 4. 政 策 金 融 等 (1) 政 策 金 融 東 日 本 大 震 災 へ 対 応 として 平 成 26 年 度 に 引 き 続 き 経 済 財 政 運 営 と 改 革 基 本 方 針 2015 等 も 踏 まえ 危 機 対 応 業 務 として 日 本 政 策 金 融 公 庫 からリスク 補 完 措 置 等 を 受 け 金 融 機 関 ( 日 本 政 策 投 資 銀 行 商 工 組 合 中 央 金 庫 )が 円 滑 な 資 金 供 給 を 実 施 して います 加 えて 日 本 政 策 金 融 公 庫 では 1 東 日 本 大 震 災 によって 影 響 を 受 けた 中 小 企 業 者 資 金 繰 り 支 援 策 として 平 成 23 年 度 に 創 設 した 東 日 本 大 震 災 復 興 特 別 貸 付 継 続 や 東 日 本 大 震 災 復 興 緊 急 保 証 適 用 期 限 延 長 2 再 挑 戦 支 援 資 金 等 貸 付 に 係 る 金 利 引 下 げ 継 続 等 措 置 を 講 じ 被 災 企 業 資 金 繰 り 円 滑 化 を 図 っていきました 政 策 目 7-1 (2) 地 震 再 保 険 平 成 24 年 11 月 にとりまとめられた 地 震 保 険 制 度 に 関 するプロジェクトチーム ( 以 下 P T といいます ) 報 告 書 では 地 震 保 険 制 度 諸 課 題 について 提 言 がなされました こ れらについて 平 成 25 年 11 月 からPTフォローアップ 会 合 を 開 催 し 対 応 状 況 報 告 と 引 き 続 き 検 討 すべき 課 題 等 について 議 論 を 行 い 平 成 27 年 6 月 24 日 に 議 論 とりまとめを 公 表 しました PT 報 告 書 及 びPTフォローアップ 会 合 では 地 震 保 険 更 なる 普 及 促 進 必 要 性 が 確 認 されています 平 成 29 年 1 月 以 降 段 階 的 に 地 震 保 険 料 率 引 上 げが 予 されていると ころですが 官 民 挙 げて 地 震 保 険 更 なる 普 及 促 進 に 努 めました 政 策 目 そ 他 (1) 通 貨 金 融 システム 平 成 24 年 度 に 図 柄 等 を 平 成 26 年 度 に 発 行 枚 数 等 を 決 した 東 日 本 大 震 災 復 興 事 業 記 念 貨 幣 について 集 中 復 興 期 間 最 終 年 度 である 平 成 27 年 度 に 確 実 に 発 行 しました 政 策 目 4-1 株 式 会 社 東 日 本 大 震 災 事 業 者 再 生 支 援 機 構 については 平 成 28 年 度 予 算 や 借 入 認 可 等 に 当 たり 被 災 地 域 信 用 秩 序 基 盤 強 化 を 図 る 観 点 から 業 務 運 営 が 適 切 に 行 われるよ う 監 督 を 行 いました なお 平 成 27 年 度 においては 93 件 再 生 支 援 決 が 行 われました 政 策 目 4-2 (2)たばこ 塩 事 業 東 日 本 大 震 災 復 興 期 間 中 (~ 平 成 32 年 度 末 ) 時 限 措 置 として 東 日 本 大 震 災 に 起 因 した 小 売 販 売 業 者 営 業 所 移 転 に 係 る 距 離 制 限 特 例 措 置 を 講 じました 政 策 目

19 Ⅱ 政 策 目 ごと 実 績 価 書 -17-

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21 ( 財 務 省 27 総 1) 総 合 目 1: ( 財 政 ) あ 我 が 国 財 政 状 況 が 歴 史 的 に 見 ても 諸 外 国 と 比 較 においても 極 めて 厳 し い 状 況 にあることを 踏 まえ 社 会 保 障 税 一 体 改 革 を 継 続 するとともに 国 地 方 を 合 わせた 基 礎 的 財 政 収 支 について 2020( 平 成 32) 年 度 までに 黒 字 化 そ 後 債 務 残 高 対 GDP 比 安 的 な 引 下 げを 目 すと 財 政 健 全 化 目 達 成 に 向 け 歳 入 歳 出 両 面 において 財 政 健 全 化 に 取 り 組 む ( 平 成 27 年 11 月 一 部 改 正 ) 上 記 目 概 要 急 速 な 高 齢 化 を 背 景 とする 社 会 保 障 経 費 増 加 リーマンショック 後 経 済 危 機 へ 対 応 名 目 経 済 成 長 率 低 迷 等 もあり 財 政 状 況 は 大 幅 に 悪 化 しております 国 地 方 長 期 債 務 残 高 が 平 成 28 年 度 末 には1,062 兆 円 ( 対 GDP 比 205%)に 達 すると 見 込 まれるなど 主 要 先 進 国 中 でも 最 悪 水 準 となっており 極 めて 厳 しい 状 況 にあります そため 政 府 は 日 本 財 政 に 対 する 信 認 を 確 保 していくために 社 会 保 障 税 一 体 改 革 を 継 続 するとともに 国 地 方 基 礎 的 財 政 収 支 について 2020( 平 成 32) 年 度 までに 黒 字 化 そ 後 債 務 残 高 対 GDP 比 安 的 な 引 下 げを 目 すと 財 政 健 全 化 目 を 実 現 す ることとします また 国 債 に 対 する 信 認 を 確 保 するため 公 債 発 行 額 をできる 限 り 抑 制 し 財 政 健 全 化 目 を 踏 まえ 中 長 期 的 に 持 続 可 能 な 財 政 構 造 を 目 すこととし 上 記 目 を 設 しています ( 上 記 目 を 構 成 するテーマ) 総 1-1: 国 地 方 を 合 わせた 基 礎 的 財 政 収 支 について 平 成 32 年 度 までに 黒 字 化 そ 後 債 務 残 高 対 GDP 比 安 的 な 引 下 げを 目 す 総 合 目 1について 価 結 果 総 合 目 について A 相 当 程 度 進 展 あり 政 府 は 国 地 方 を 合 わせた 基 礎 的 財 政 収 支 ( 注 1)について 2020( 平 成 32) 年 度 までに 黒 字 化 そ 後 債 務 残 高 対 GDP 比 安 的 な 引 下 げを 目 すと 財 政 健 全 化 目 を 掲 げております 平 成 27 年 度 は 補 正 予 算 後 においても 基 礎 的 財 政 収 支 半 減 目 を 達 成 見 込 みであり また 平 成 28 年 度 予 算 は 平 成 28 年 度 予 算 編 成 基 本 方 針 ( 平 成 27 年 11 月 27 日 閣 議 決 )に 基 づき 編 成 さ れ 経 済 財 政 運 営 と 改 革 基 本 方 針 2015 ( 以 下 骨 太 方 針 2015 と 言 います)における 経 済 財 政 再 生 計 画 目 安 ( 注 2)に 沿 って 一 般 歳 出 伸 びを 対 前 年 度 比 0.5 兆 円 に 抑 制 する など 財 政 健 全 化 に 向 けた 取 組 を 進 めました( 公 債 依 存 度 はリーマンショック 以 前 平 成 24 年 度 当 初 水 準 35.6%) また 政 府 は 平 成 26 年 11 月 18 日 に 消 費 税 率 10%へ 引 上 げを 平 成 29 年 4 月 まで18ヶ 月 間 延 期 しましたが 社 会 保 障 税 一 体 改 革 による 社 会 保 障 充 実 に 係 る 実 施 スケジュールについて 改 訂 する とともに 施 策 優 先 順 位 付 けをして 消 費 税 率 8%へ 引 上 げによる 財 源 を 活 用 し 子 育 て 支 援 な ど 社 会 保 障 充 実 を 図 りつつ 高 齢 世 代 へ 給 付 が 中 心 となっている 構 造 を 見 直 し 全 世 代 型 社 会 保 障 へ 転 換 を 進 めております ただし 社 会 保 障 分 野 における 給 付 と 負 担 不 均 衡 は 継 続 しているため 今 後 も これら 取 組 を 継 続 し 社 会 保 障 充 実 安 化 と 財 政 健 全 化 目 同 時 達 成 を 推 進 していきます 以 上 とおり 財 政 健 全 化 に 向 けた 取 組 を 着 実 に 進 めていますが 我 が 国 財 政 状 況 は 依 然 として 極 めて 厳 しい 状 況 であることに 変 わりはなく 更 なる 財 政 健 全 化 に 努 める 必 要 があり テーマ が a 相 当 程 度 進 展 あり であることから A 相 当 程 度 進 展 あり としました ( 注 1) 基 礎 的 財 政 収 支 とは 借 入 を 除 く 税 収 等 歳 入 から 過 去 借 入 に 対 する 元 利 払 いを 除 いた 歳 出 を 差 し 引 いた 財 政 収 支 こと 基 礎 的 財 政 収 支 が 均 衡 すれば 毎 年 度 税 収 等 によって 過 去 借 入 に 対 する 元 利 払 いを 除 いた 毎 年 度 歳 出 をまかなうこととなる ( 注 2) 国 一 般 歳 出 水 準 目 安 については 安 倍 内 閣 これまで3 年 間 取 組 では 一 般 歳 出 総 額 実 質 的 な 増 加 が1.6 兆 円 程 度 となっていること 経 済 物 価 動 向 等 を 踏 まえ そ 基 調 を2018( 平 成 30) 年 度 まで 継 続 させていくこととしている -19-

22 政 策 分 析 ( 必 要 性 有 効 性 効 率 性 等 ) 我 が 国 が 掲 げている 財 政 健 全 化 目 達 成 は 財 政 長 期 的 な 持 続 可 能 性 を 維 持 していくためには 不 可 欠 なもであり 国 際 的 にもコミットしていることから 総 合 目 1は 引 き 続 き 政 府 が 取 り 組 む べきもであると 考 えています こ 目 を 達 成 するために 平 成 28 年 度 予 算 は 平 成 28 年 度 予 算 編 成 基 本 方 針 に 基 づき 裁 量 的 経 費 義 務 的 経 費 を 通 じて 聖 域 なき 見 直 しを 行 い 人 口 減 少 や 少 子 高 齢 化 など 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 しつつ 歳 出 重 点 化 効 率 化 を 進 めるなどしています これらは 政 策 目 達 成 に 対 して 有 効 に 機 能 していると 考 えています テーマ 総 1-1: 国 地 方 を 合 わせた 基 礎 的 財 政 収 支 について 2020( 平 成 32) 年 度 までに 黒 字 化 そ 後 債 務 残 高 対 GDP 比 安 的 な 引 下 げを 目 す [ 主 要 ] 総 1-1-A-1: 財 政 健 全 化 目 達 成 に 向 けた 取 組 年 度 平 成 27 年 度 目 値 平 成 32 年 度 目 そ 後 目 達 成 度 目 値 国 地 方 を 合 わせ た 基 礎 的 財 政 収 支 について 2010 年 度 に 比 べ 赤 字 対 GDP 比 を 半 減 国 地 方 を 合 わせ た 基 礎 的 財 政 収 支 黒 字 化 債 務 残 高 対 GDP 比 安 的 な 引 下 げ 実 績 値 3.3% 測 ( 量 的 な ) ( 目 値 設 根 拠 ) 経 済 財 政 運 営 と 改 革 基 本 方 針 2015( 平 成 27 年 6 月 30 日 閣 議 決 ) 等 において 国 地 方 を 合 わ せた 基 礎 的 財 政 収 支 について 2015( 平 成 27) 年 度 までに2010( 平 成 22) 年 度 に 比 べて 赤 字 対 G DP 比 を 半 減 2020( 平 成 32) 年 度 までに 黒 字 化 そ 後 債 務 残 高 対 GDP 比 安 的 な 引 下 げ を 目 すと 財 政 健 全 化 目 が められているためです ( 参 考 ) 国 地 方 基 礎 的 財 政 収 支 対 GDP 国 地 方 長 期 債 務 残 高 対 GDP 比 2016( 平 成 28) 年 度 ( 見 込 み) 3.0% 2016( 平 成 28) 年 末 ( 見 込 み) 205% 2015( 平 成 27) 年 度 ( 見 込 み) 3.3% 2015( 平 成 27) 年 度 ( 見 込 み) 207% 2014( 平 成 26) 年 度 4.1% 2014( 平 成 26) 年 度 204% 2013( 平 成 25) 年 度 5.8% 2013( 平 成 25) 年 度 201% 2012( 平 成 24) 年 度 5.5% 2012( 平 成 24) 年 度 196% 2011( 平 成 23) 年 度 6.3% 2011( 平 成 23) 年 度 189% 2010( 平 成 22) 年 度 6.6% 2010( 平 成 22) 年 度 179% ( 目 達 成 度 判 ) 内 閣 府 中 長 期 経 済 財 政 に 関 する 試 算 ( 平 成 28 年 1 月 21 日 )では 2015( 平 成 27) 年 度 にお ける 国 地 方 を 合 わせた 基 礎 的 財 政 収 支 ( 対 GDP 比 )は 3.3% 赤 字 と 国 地 方 を 合 わせた 基 礎 的 財 政 収 支 について 2015( 平 成 27) 年 度 までに2010( 平 成 22) 年 度 に 比 べて 赤 字 対 GDP 比 を 半 減 する 目 は 達 成 見 込 みとなっています ただし 当 該 計 数 はあくまで 推 計 値 であり 最 終 的 な 目 達 成 可 否 は 平 成 28 年 末 国 民 経 済 計 算 確 報 値 公 表 によって 示 される 予 となっています また 平 成 28 年 度 予 算 についても 平 成 28 年 度 予 算 編 成 基 本 方 針 ( 平 成 27 年 11 月 27 日 閣 議 決 )に 基 づき 編 成 され 骨 太 方 針 2015 における 経 済 財 政 再 生 計 画 目 安 に 沿 って 一 般 歳 出 伸 びを 前 年 度 比 0.5 兆 円 に 抑 制 するなど 財 政 健 全 化 に 向 けた 取 組 を 進 めたことから 達 成 度 は としました -20-

23 測 ( 性 的 な ) [ 主 要 ] 総 1-1-B-1: 社 会 保 障 税 一 体 改 革 継 続 的 な 実 施 目 実 績 引 き 続 き 社 会 保 障 税 一 体 改 革 を 継 続 的 に 実 施 します 消 費 税 率 10%へ 引 上 げを 延 期 したも 施 策 優 先 順 位 を 付 けることで 社 会 保 障 充 実 安 化 を 進 めており ます 達 成 度 ( 目 設 根 拠 ) 社 会 保 障 安 財 源 確 保 等 を 図 る 税 制 抜 本 的 な 改 革 を 行 うため 消 費 税 法 等 一 部 を 改 正 す る 等 法 律 ( 平 成 24 年 8 月 10 日 成 立 )や 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 確 立 を 図 るため 改 革 推 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 25 年 12 月 5 日 成 立 ) 等 内 容 を 確 実 に 実 施 していくためです ( 目 達 成 度 判 ) 消 費 税 率 10%へ 引 上 げを 平 成 29 年 4 月 まで18ヶ 月 間 延 期 したも 消 費 税 率 8%へ 引 上 げに よる 財 源 を 活 用 し 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 予 通 り 施 行 など 社 会 保 障 充 実 を 図 りつつ 恒 久 化 された 基 礎 年 金 国 庫 負 担 割 合 2 分 1へ 引 上 げに 必 要 な 財 源 確 保 将 来 世 代 へ 負 担 つけ 回 し 軽 減 などに 取 り 組 んでおります これについては 引 き 続 き 取 り 組 んでいく 必 要 があること から 達 成 度 は としました テーマについて a 相 当 程 度 進 展 あり 測 総 1-1-A-1( 主 要 )が 測 総 1-1-B-1( 主 要 )が であることから a 相 当 程 度 進 展 あり としました 価 結 果 反 映 以 下 とおり 上 記 政 策 を 引 き 続 き 実 施 します 我 が 国 財 政 に 対 する 信 認 を 確 保 していくために 社 会 保 障 税 一 体 改 革 を 継 続 するとともに 国 地 方 基 礎 的 財 政 収 支 について 2020( 平 成 32) 年 度 までに 黒 字 化 すると 財 政 健 全 化 目 達 成 に 向 けて 歳 入 歳 出 両 面 において 財 政 健 全 化 に 向 けて 取 り 組 むこととしています 財 務 省 政 策 価 懇 談 会 における 意 見 財 政 再 建 は 喫 緊 課 題 であり 引 き 続 き 危 機 感 を 以 て 取 り 組 むべきだと 考 え る 総 合 目 1( 財 政 ) A 価 は 総 合 的 判 断 からこようになったで あろうから こ 価 を 替 えるべきだとは 思 わないが 普 通 国 民 肌 感 覚 か らは 財 政 再 建 が 順 調 に 進 んでいるとは 考 えにくいで 引 き 続 きしっかり 取 り 組 んでほしい 単 に 足 元 財 政 問 題 だけではなく 5 年 後 10 年 後 高 齢 化 における 歳 出 中 で 社 会 保 障 利 用 人 数 をどう 抑 えていくかが 非 常 に 重 要 である 財 政 再 建 は 増 税 による 税 収 確 保 名 目 で 成 長 を 実 現 して 税 収 を 更 に 増 やすことと 歳 出 をしっかり 見 直 して 抑 えていくことによるが 歳 出 分 野 見 直 しが 極 めて 重 要 である 税 と 社 会 保 障 一 体 改 革 に 関 し 税 収 面 が 延 期 されたということは 当 分 間 は 社 会 保 障 改 革 にて 対 応 せざるを 得 ず 工 程 表 確 実 な 実 施 あるいは 内 容 更 なる 充 実 が 求 められる 消 費 税 増 税 延 期 を 受 けて 財 政 バランスなど 目 にどう 反 映 される か 地 方 財 政 については 総 務 省 かもしれないが 中 央 と 地 方 バランスを 考 えな いといけない 特 に 高 齢 化 が 進 んでいる 地 域 では 税 収 が 減 ってきて 財 政 が 悪 化 するところが 出 てくる 総 合 目 に 関 係 する 施 政 方 針 演 説 等 内 閣 主 な 重 要 政 策 第 190 回 国 会 総 大 臣 施 政 方 針 演 説 ( 平 成 28 年 1 月 22 日 ) 第 190 回 国 会 財 務 大 臣 財 政 演 説 ( 平 成 28 年 1 月 22 日 ) 平 成 28 年 度 予 算 編 成 基 本 方 針 ( 平 成 27 年 11 月 27 日 閣 議 決 ) 経 済 財 政 運 営 と 改 革 基 本 方 針 2015( 平 成 27 年 6 月 30 日 閣 議 決 ) 当 面 財 政 健 全 化 に 向 けた 取 組 等 について 中 期 財 政 計 画 ( 平 成 25 年 8 月 8 日 閣 議 了 解 ) -21-

24 政 策 価 を 行 う 過 程 にお いて 使 用 した 資 料 そ 他 情 報 我 が 国 財 政 状 況 : 一 般 会 計 税 収 歳 出 総 額 及 び 公 債 発 行 額 推 移 pdf 等 前 年 度 政 策 価 結 果 政 策 へ 反 映 状 況 財 政 健 全 化 目 確 実 な 達 成 に 向 けて 歳 出 改 革 歳 入 改 革 を 推 進 した 結 果 平 成 28 年 度 予 算 編 成 に 当 たっては 骨 太 方 針 2015 における 経 済 財 政 再 生 計 画 目 安 に 沿 って 一 般 歳 出 伸 びが 対 前 年 度 比 0.5 兆 円 に 抑 制 されるなど 財 政 健 全 化 に 向 けた 取 組 を 進 めました 担 当 部 局 名 主 計 局 ( 調 査 課 総 務 課 ) 大 臣 官 房 総 合 政 策 課 主 税 局 ( 総 務 課 調 査 課 ) 政 策 価 実 施 時 期 平 成 28 年 6 月 -22-

25 総 合 目 2: ( 税 制 ) ( 財 務 省 27 総 2) 財 政 健 全 化 目 達 成 に 向 け 歳 出 歳 入 面 において 財 政 健 全 化 に 向 けて 取 り 組 む 中 で 社 会 保 障 と 税 一 体 改 革 を 継 続 するとともに 少 子 高 齢 化 グローバル 化 進 展 等 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するため 税 制 を 構 築 する 上 記 目 概 要 税 制 は 社 会 活 力 や 経 済 発 展 基 盤 として 財 源 調 達 機 能 ( 政 府 が 提 供 する 公 共 サービ ス 資 金 調 達 )や 再 分 配 機 能 ( 国 民 所 得 や 資 産 再 分 配 )を 果 たすことが 期 待 されていま す こため 財 政 健 全 化 目 達 成 に 向 け 歳 出 歳 入 面 において 財 政 健 全 化 に 向 けて 取 り 組 む 中 で 社 会 保 障 と 税 一 体 改 革 を 継 続 するとともに 公 平 中 立 簡 素 という 基 本 的 な 原 則 を 踏 まえつつ 少 子 高 齢 化 グローバル 化 急 速 な 進 展 をはじめとする 我 が 国 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するため 税 制 を 構 築 する 必 要 があります こうしたことから 上 記 目 を 設 しています ( 上 記 目 を 構 成 するテーマ) 総 2-1: 我 が 国 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するため 税 制 構 築 総 合 目 2について 価 結 果 総 合 目 について A 相 当 程 度 進 展 あり 平 成 28 年 度 税 制 改 正 大 綱 ( 平 成 27 年 12 月 24 日 閣 議 決 )において 下 記 措 置 等 を 決 し ました これら 措 置 等 を 盛 り 込 んだ 所 得 税 法 等 一 部 を 改 正 する 法 律 が 平 成 28 年 3 月 29 日 に 成 立 しました 社 会 保 障 と 税 一 体 改 革 税 制 抜 本 改 革 法 第 7 条 に 基 づく 消 費 税 率 引 上 げに 伴 う 低 所 得 者 へ 配 慮 として 消 費 税 軽 減 税 率 制 度 を 導 入 する 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 した 税 制 構 築 1 経 済 好 循 環 を 確 実 なもとする 観 点 から 成 長 志 向 法 人 税 改 革 を 推 進 し 制 度 改 正 を 通 じた 課 税 ベース 拡 大 等 により 財 源 を 確 保 しつつ 法 人 実 効 税 率 を 20% 台 に 引 き 下 げ る 従 前 34.62% ( 平 成 27 年 度 改 正 ) 平 成 27 年 度 32.11% ( 平 成 28 年 度 改 正 ) 平 成 28 年 度 29.97% 平 成 30 年 度 29.74% 2 少 子 化 対 策 教 育 再 生 に 向 けた 取 組 として 三 世 代 同 居 に 対 応 した 住 宅 リフォームに 要 した 費 用 について 税 額 控 除 制 度 を 導 入 する 国 立 大 学 法 人 等 行 う 学 生 修 学 支 援 事 業 ために 充 てられる 個 人 寄 附 について 税 額 控 除 制 度 を 導 入 する 3 BEPSプロジェクト へ 対 応 として 多 国 籍 企 業 グループ 透 明 性 を 高 める 観 点 から 多 国 籍 企 業 情 報 報 告 制 度 を 国 際 的 に 合 意 されたスケジュールに 沿 うように 整 備 する 総 合 目 について 平 成 27 年 度 は 上 述 ような 対 応 を 行 い テーマ 総 2-1( 次 ページ) も a 相 当 程 度 進 展 あり であることから 総 合 目 を A 相 当 程 度 進 展 あり としました 政 策 分 析 ( 必 要 性 有 効 性 効 率 性 等 ) 平 成 28 年 度 税 制 改 正 における 措 置 は 経 済 好 循 環 を 確 実 なもとする 観 点 消 費 税 率 引 上 げに 伴 う 低 所 得 者 へ 配 慮 少 子 化 対 策 教 育 再 生 推 進 経 済 グローバル 化 へ 対 応 などといった 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するために 必 要 かつ 有 効 として 検 討 されたもであり 妥 当 と 考 えていま す また 各 府 省 等 政 策 価 結 果 を 記 載 した 要 望 書 を 各 府 省 等 と 議 論 において 活 用 することによ り 平 成 28 年 度 税 制 改 正 検 討 を 効 率 的 に 行 いました -23-

26 テーマ 総 2-1: 我 が 国 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するため 税 制 構 築 性 的 測 [ 主 要 ] 総 2-1-B-1: 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 する ため 税 制 改 正 検 討 目 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するため 税 制 を 構 築 すべ く 毎 年 度 税 制 改 正 を 検 討 します 達 成 度 平 成 28 年 度 税 制 改 正 について 検 討 を 進 め 経 済 社 会 実 績 構 造 変 化 等 に 対 応 した 税 制 上 措 置 を 盛 り 込 んだ 関 連 法 案 を 国 会 に 提 出 しました( 平 成 28 年 3 月 29 日 に 成 立 ) ( 目 値 設 根 拠 ) 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 する 税 制 を 構 築 するためです ( 目 達 成 度 判 ) 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 した 税 制 を 構 築 するため 平 成 28 年 度 税 制 改 正 では 経 済 好 循 環 を 確 実 なもとする 観 点 消 費 税 率 引 上 げに 伴 う 低 所 得 者 へ 配 慮 少 子 化 対 策 教 育 再 生 推 進 経 済 グローバル 化 へ 対 応 などといった 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するため 税 制 上 措 置 等 を 盛 り 込 みました これらことから 達 成 度 は としました テーマについて a 相 当 程 度 進 展 あり 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 する 税 制 を 構 築 するため 平 成 27 年 度 税 制 改 正 内 容 を 着 実 に 実 施 す るとともに 平 成 28 年 度 税 制 改 正 では 経 済 好 循 環 を 確 実 なもとする 観 点 をはじめ 上 述 経 済 社 会 構 造 変 化 に 対 応 するため 税 制 上 措 置 を 講 じました また 今 後 税 制 あり 方 検 討 を 進 めるにあたり 税 制 調 査 会 において 経 済 社 会 構 造 変 化 を 踏 まえた 税 制 あり 方 に 関 する 論 点 整 がとりまとめられました こうした 対 応 を 行 い 測 が であること 及 び 当 該 目 については 引 き 続 き 取 り 組 んでい く 必 要 があることを 踏 まえ a 相 当 程 度 進 展 あり としました 価 結 果 反 映. 以 下 とおり 上 記 政 策 を 引 き 続 き 実 施 します 社 会 保 障 と 税 一 体 改 革 を 継 続 するとともに 将 来 成 長 担 い 手 である 若 い 世 代 に 光 を 当 てるこ とにより 経 済 成 長 社 会 基 盤 を 再 構 築 するなど こ 四 半 世 紀 経 済 社 会 構 造 変 化 を 踏 まえた 税 体 系 全 般 にわたる 構 造 改 革 (オーバーホール)を 進 めます 財 務 省 政 策 価 懇 談 会 における 意 見 -24-

27 総 合 目 に 関 係 する 施 政 方 針 演 説 等 内 閣 主 な 重 要 政 策 政 策 価 を 行 う 過 程 に おいて 使 用 した 資 料 そ 他 情 報 第 190 回 国 会 総 大 臣 施 政 方 針 演 説 ( 平 成 28 年 1 月 22 日 ) 第 190 回 国 会 財 務 大 臣 財 政 演 説 ( 平 成 28 年 1 月 22 日 ) 経 済 財 政 運 営 と 改 革 基 本 方 針 2015( 平 成 27 年 6 月 30 日 閣 議 決 ) 経 済 社 会 構 造 変 化 を 踏 まえた 税 制 あり 方 に 関 する 論 点 整 ( 平 成 27 年 11 月 13 日 税 制 調 査 会 ) 平 成 28 年 度 税 制 改 正 大 綱 ( 平 成 27 年 12 月 24 日 閣 議 決 ) 税 収 推 移 : 税 収 比 率 推 移 主 要 税 目 ( 国 税 ) 税 収 推 移 等 前 年 度 政 策 価 結 果 政 策 へ 反 映 状 況 社 会 保 障 と 税 一 体 改 革 に 引 き 続 き 取 り 組 みました また 平 成 28 年 3 月 29 日 に 所 得 税 法 等 一 部 を 改 正 する 法 律 が 国 会 で 成 立 しました 担 当 部 局 名 主 税 局 ( 総 務 課 調 査 課 税 制 第 一 課 税 制 第 二 課 税 制 第 三 課 参 事 官 室 ) 政 策 価 実 施 時 期 平 成 28 年 6 月 -25-

28 ( 財 務 省 27 総 3) 総 合 目 3: ( 財 務 管 ) 経 済 金 融 情 勢 及 び 財 政 状 況 を 踏 まえつつ 市 場 と 緊 密 な 対 話 に 基 づき 国 債 管 政 策 を 遂 行 し 中 長 期 的 な 調 達 コスト 抑 制 を 図 りながら 必 要 な 財 政 資 金 を 確 実 に 調 達 する 同 時 に 国 庫 金 適 正 な 管 を 行 う また 社 会 経 済 情 勢 等 変 化 を 踏 まえ 財 政 投 融 資 を 活 用 して 政 策 的 に 必 要 とされる 資 金 需 要 に 的 確 に 対 応 する さらに 地 方 公 共 団 体 と 連 携 を 進 め 国 公 有 財 産 最 適 利 用 に 取 り 組 む ( 平 成 27 年 11 月 一 部 改 正 ) 上 記 目 概 要 我 が 国 財 政 は 国 及 び 地 方 長 期 債 務 残 高 が 平 成 27 年 度 末 には 対 GDP 比 で207%に 達 す ると 見 込 まれるなど 主 要 先 進 国 中 で 最 悪 水 準 にあります こような 状 況 を 踏 まえ 財 務 省 としては 必 要 とされる 財 政 資 金 を 確 実 に 調 達 し 中 長 期 的 な 調 達 コストを 抑 制 していくという 基 本 的 な 考 え 方 に 沿 って 市 場 と 緊 密 な 対 話 に 基 づき そニーズ 動 向 等 を 踏 まえた 国 債 発 行 計 画 策 を 行 うなど 国 債 管 政 策 を 適 切 に 運 営 していきます 同 時 に 国 庫 金 効 率 的 かつ 正 確 な 管 を 行 います また 財 政 投 融 資 については 自 助 努 力 促 進 による 事 業 効 率 的 な 実 施 や 受 益 者 負 担 実 現 を 通 じて 租 税 負 担 抑 制 を 図 るという 特 徴 を 発 揮 しつつ 中 長 期 的 な 視 点 から かつ 民 間 金 融 を 補 完 しながら 資 金 面 から 成 長 制 約 を 解 消 する 役 割 を 果 たしていきます さらに 経 済 財 政 運 営 と 改 革 基 本 方 針 2015( 平 成 27 年 6 月 30 日 閣 議 決 ) 等 を 踏 ま え 国 地 方 ともに 極 めて 厳 しい 財 政 状 況 中 地 域 や 社 会 ニーズ 及 び 個 々 財 産 特 性 に 応 じて 中 長 期 的 な 視 点 から 国 公 有 財 産 最 適 利 用 を 推 進 していきます こうした 取 組 を 通 じ 国 資 産 負 債 について 適 正 な 財 務 管 に 努 めます ( 上 記 目 を 構 成 するテーマ) 総 3-1: 国 債 管 政 策 総 3-2: 財 政 投 融 資 総 3-3: 国 公 有 財 産 最 適 利 用 総 3-4: 国 庫 金 管 総 合 目 3について 価 結 果 総 合 目 について A 相 当 程 度 進 展 あり 政 策 分 析 テーマ3-1から3-4まで 取 組 を 通 じ 国 資 産 負 債 について 適 切 な 財 務 管 に 努 めま した テーマ3-1 は a テーマ3-2 は a テーマ3-3 は a テー マ3-4 は a であることから 当 該 総 合 目 は 上 記 とおり A 相 当 程 度 進 展 あり としました ( 必 要 性 有 効 性 効 率 性 等 ) 経 済 金 融 状 況 及 び 財 政 状 況 を 踏 まえつつ 国 債 発 行 計 画 策 等 国 債 管 政 策 を 行 うこと 国 庫 金 適 正 な 管 を 行 うこと 対 象 事 業 重 点 化 効 率 化 を 図 りつつ 政 策 的 必 要 性 等 観 点 から 財 政 投 融 資 を 活 用 すること 及 び 国 公 有 財 産 最 適 利 用 を 行 うことは これら 取 組 を 通 じ 国 資 産 負 債 について 適 正 な 財 務 管 が 可 能 となるため 重 要 で 必 要 な 取 組 と 言 えます また 国 債 発 行 計 画 年 限 配 分 に 当 たって 国 債 市 場 特 別 参 加 者 会 合 等 場 を 通 じて 市 場 と 対 話 を 行 うこと 等 により 超 長 期 から 短 期 まで 年 限 間 バランスとれた 発 行 額 を 設 すること は 総 合 目 3 目 達 成 に 有 効 であったと 考 えています -26-

29 テーマ 総 3-1: 国 債 管 政 策 [ 主 要 ] 総 3-1-B-1: 国 債 管 政 策 適 切 な 運 営 目 市 場 と 対 話 に 基 づき そニーズ 動 向 等 を 踏 まえた 国 債 管 政 策 を 適 切 に 運 営 して いきます 達 成 度 測 ( 性 的 な ) 実 績 国 債 市 場 特 別 参 加 者 会 合 国 債 投 資 家 懇 談 会 等 場 を 通 じて 市 場 と 対 話 に 基 づき そニーズ 動 向 等 を 踏 まえた 国 債 管 政 策 を 運 営 しました ( 目 値 設 根 拠 ) 市 場 ニーズ 動 向 等 を 踏 まえた 国 債 管 政 策 遂 行 により 国 債 市 場 予 見 可 能 性 安 性 が 高 まることで 中 長 期 的 な 調 達 コスト 抑 制 や 確 実 かつ 円 滑 な 国 債 発 行 を 通 じた 財 政 運 営 基 盤 確 保 が 可 能 になると 考 えられるためです ( 目 達 成 度 判 ) 第 189 回 国 会 財 務 大 臣 財 政 演 説 ( 平 成 27 年 2 月 12 日 ) 平 成 27 年 度 予 算 編 成 基 本 方 針 ( 平 成 26 年 12 月 27 日 )に 基 づき 市 場 ニーズ 動 向 等 を 踏 まえた 国 債 管 政 策 を 遂 行 し 必 要 とされる 財 政 資 金 を 確 実 に 調 達 しました 引 き 続 き 国 債 管 政 策 適 切 な 運 営 を 行 っていく 必 要 があること から としました テーマについて a 相 当 程 度 進 展 あり 国 債 管 政 策 については 市 場 と 緊 密 な 対 話 に 基 づき 市 場 ニーズ 動 向 等 を 踏 まえた 国 債 発 行 を 行 うなど 適 切 に 遂 行 しています 平 成 27 年 度 においては 市 場 ニーズ 動 向 等 を 踏 まえ 平 成 27 年 1 月 に 策 した 平 成 27 年 度 国 債 発 行 計 画 に 沿 って 国 債 を 発 行 し 必 要 とされる 財 政 資 金 を 確 実 に 調 達 しました また 同 計 画 に 基 づき (1) 平 均 償 還 年 限 長 期 化 (2) 国 債 市 場 流 動 性 維 持 向 上 (3) 物 価 連 動 債 市 場 育 成 等 施 策 を 着 実 に 実 施 しました 平 成 28 年 度 国 債 発 行 計 画 についても 国 債 市 場 特 別 参 加 者 会 合 国 債 投 資 家 懇 談 会 等 場 を 通 じて 市 場 ニーズ 動 向 等 を 踏 まえつつ 市 場 環 境 に 配 慮 した 国 債 発 行 額 発 行 年 限 を 設 しました 以 上 とおり 国 債 管 政 策 については 主 要 な 測 が であることから a 相 当 程 度 進 展 あり としました テーマ 総 3-2: 財 政 投 融 資 [ 主 要 ] 総 3-2-B-1: 各 年 度 財 政 投 融 資 計 画 編 成 目 財 政 投 融 資 については 国 民 ニ-ズや 社 会 経 済 情 勢 等 変 化 を 踏 まえ 財 政 投 融 資 対 象 機 関 に 対 する 適 切 な 審 査 等 を 行 ったうえ で 政 策 的 に 必 要 とされる 資 金 需 要 に 的 確 に 対 応 していきます また 政 策 コスト 分 析 や 実 地 監 査 等 を 実 施 し 各 年 度 財 政 投 融 資 計 画 編 成 に 活 用 していきます さらに 財 政 融 資 資 金 資 産 債 務 管 (ALM) 高 度 化 ため 施 策 を 引 き 続 き 実 施 することで 財 投 特 会 財 務 健 全 性 維 持 を 図 っていき ます 加 えて ディスクロージャー 推 進 に 努 めていきます 達 成 度 -27-

30 測 ( 性 的 な ) 実 績 平 成 28 年 度 財 政 投 融 資 計 画 については 経 済 が 緩 やかな 回 復 基 調 にあり 政 策 金 融 へ 資 金 需 要 に 落 ち 着 きが 見 られる 中 計 画 全 体 としてはスリム 化 を 図 りつつ 成 長 戦 略 着 実 な 実 行 や 地 方 創 生 深 化 に 向 け 民 間 投 資 呼 び 水 ともなる 長 期 リスクマネー 供 給 や 教 育 福 祉 医 療 等 政 策 分 野 における 堅 調 な 資 金 需 要 などに 対 応 して メリハリきい た 資 金 供 給 を 行 うことにしています また 政 策 コスト 分 析 や 実 地 監 査 等 を 実 施 し 平 成 28 年 度 財 政 投 融 資 計 画 編 成 に 活 用 しました さらに 財 務 健 全 性 を 確 保 する 観 点 か ら 金 利 スワップ 取 引 実 施 を 通 じて 金 利 変 動 リスクを 低 減 することにより 適 切 なAL Mに 取 り 組 みました 加 えて 財 政 投 融 資 リポート や 財 政 融 資 資 金 月 々 資 産 負 債 概 要 を 示 して いる 財 政 融 資 資 金 月 報 を 財 務 省 ホーム ページに 掲 載 しました ( 目 設 根 拠 ) 財 政 投 融 資 については 政 策 的 必 要 性 民 業 補 完 性 や 償 還 確 実 性 等 を 精 査 し 国 民 ニーズや 社 会 経 済 情 勢 等 変 化 などを 踏 まえ 各 年 度 財 政 投 融 資 計 画 案 を 編 成 して 国 会 に 提 出 することが 重 要 であるためです ( 目 達 成 度 判 ) 上 記 実 績 とおり 必 要 な 資 金 需 要 に 的 確 に 対 応 する 平 成 28 年 度 財 政 投 融 資 計 画 を 策 しまし た 引 き 続 き 財 政 投 融 資 を 適 切 に 行 っていく 必 要 があることから 達 成 度 は としました テーマについて a 相 当 程 度 進 展 あり 平 成 28 年 度 財 政 投 融 資 計 画 については 成 長 戦 略 実 行 や 地 方 創 生 深 化 に 向 け 必 要 な 資 金 需 要 に 的 確 に 対 応 しています また 政 策 コスト 分 析 や 実 地 監 査 等 を 実 施 し 平 成 28 年 度 財 政 投 融 資 計 画 編 成 に 活 用 すると ともに 金 利 スワップ 取 引 実 施 を 通 じて 金 利 変 動 リスクを 低 減 することにより 適 切 なALMに 取 り 組 みました 加 えて 財 政 投 融 資 リポート や 財 政 融 資 資 金 月 報 を 財 務 省 ホームペー ジに 掲 載 しました 以 上 とおり 財 政 投 融 資 については 当 該 テーマに 係 る 測 が であるため a 相 当 程 度 進 展 あり としました テーマ 総 3-3: 国 公 有 財 産 最 適 利 用 [ 主 要 ] 総 3-3-B-1: 各 地 域 における 国 公 有 財 産 最 適 利 用 目 国 有 財 産 は 国 民 貴 重 な 財 産 であり 国 地 方 ともに 極 めて 厳 しい 財 政 状 況 中 公 共 施 設 等 老 朽 化 対 策 耐 震 化 等 課 題 に 効 率 的 効 果 的 に 対 応 する 必 要 があることから 地 域 や 社 会 ニーズを 踏 まえ 国 公 有 財 産 最 適 利 用 に 取 り 組 みます 達 成 度 -28-

31 測 ( 性 的 な ) 実 績 地 域 における 国 公 有 財 産 最 適 利 用 を 進 める ため 地 方 公 共 団 体 と 連 携 して 協 議 会 立 ち 上 げに 向 けた 取 組 みを 行 い 協 議 会 設 置 が 行 わ れたもについては 地 方 公 共 団 体 と 間 で 施 設 等 に 関 する 情 報 共 有 に 取 り 組 みました また 未 利 用 国 有 地 については 人 々 安 心 につながる 分 野 で 国 有 財 産 を 積 極 的 に 活 用 する こととし 介 護 施 設 や 保 育 所 等 整 備 にあたっ ては 地 方 公 共 団 体 等 要 望 に 応 じ 売 却 に 加 えて 期 借 地 制 度 を 利 用 した 貸 付 けを 行 いま した 特 に 用 地 確 保 が 困 難 な 都 市 部 等 におけ る 介 護 施 設 整 備 を 促 進 するため 期 借 地 制 度 による 貸 付 料 を5 割 減 額 するなど 介 護 離 職 ゼロ に 向 けた 介 護 施 設 整 備 促 進 に 貢 献 して います 庁 舎 については 現 下 厳 しい 財 政 事 情 を 踏 まえ 省 庁 横 断 的 な 入 替 調 整 等 を 積 極 的 に 行 う ことにより 既 存 庁 舎 効 率 的 な 使 用 を 推 進 し ました また 移 転 集 約 化 等 を 推 進 するとと もに 建 替 えと 民 間 借 受 けコスト 比 較 を 行 い 最 も 効 率 的 な 調 達 方 法 選 択 に 努 めまし た 宿 舎 については 平 成 23 年 12 月 に 取 りまとめ られた 国 家 公 務 員 宿 舎 削 減 計 画 及 び 平 成 24 年 11 月 に 取 りまとめた 国 家 公 務 員 宿 舎 削 減 計 画 に 基 づくコスト 比 較 等 による 個 別 検 討 結 果 及 び 宿 舎 使 用 料 見 直 しについて に 基 づき 宿 舎 戸 数 削 減 を 着 実 に 実 施 し 宿 舎 使 用 料 については 政 策 的 対 応 を 講 じた 上 で 平 成 26 年 4 月 から 段 階 的 な 引 上 げを 開 始 し 平 成 28 年 4 月 に2 回 目 引 上 げを 行 うこととしま した ( 目 値 設 根 拠 ) 国 と 地 方 公 共 団 体 が 連 携 しながら 一 地 域 に 所 在 する 国 公 有 財 産 情 報 を 面 的 に 共 有 し 地 方 公 共 団 体 意 見 も 尊 重 しつつ 各 地 域 における 国 公 有 財 産 最 適 利 用 について 調 整 を 行 うこと は 上 記 目 達 成 ため 必 要 であるためです ( 目 達 成 度 判 ) 地 域 における 国 公 有 財 産 最 適 利 用 を 進 めるため 地 方 公 共 団 体 と 連 携 して 協 議 会 立 ち 上 げに 向 けた 取 組 みを 行 い 協 議 会 設 置 が 行 われたもについては 地 方 公 共 団 体 と 間 で 施 設 等 に 関 する 情 報 共 有 に 取 り 組 みました 未 利 用 国 有 地 については 人 々 安 心 につながる 分 野 で 国 有 財 産 を 積 極 的 に 活 用 することとし 介 護 施 設 や 保 育 所 等 整 備 にあたっては 地 方 公 共 団 体 等 要 望 に 応 じ 売 却 に 加 えて 期 借 地 制 度 を 利 用 した 貸 付 けを 行 いました 庁 舎 については 現 下 厳 しい 財 政 事 情 を 踏 まえ 省 庁 横 断 的 な 入 替 調 整 等 を 積 極 的 に 行 うこと により 既 存 庁 舎 効 率 的 な 使 用 を 推 進 しました 宿 舎 については 国 家 公 務 員 宿 舎 削 減 計 画 に 基 づき 宿 舎 戸 数 削 減 を 実 施 しました 引 き 続 き 地 方 公 共 団 体 と 連 携 し 上 記 ような 国 公 有 財 産 最 適 利 用 へ 取 組 を 行 っていく 必 要 があることから 達 成 度 は としました -29-

32 テーマについて a 相 当 程 度 進 展 あり 主 要 な 測 各 地 域 における 国 公 有 財 産 最 適 利 用 が であることから a 度 進 展 あり としました 相 当 程 テーマ 総 3-4: 国 庫 金 管 測 ( 性 的 な ) [ 主 要 ] 総 3-4-B-1: 国 庫 金 効 率 的 かつ 正 確 な 管 目 実 績 国 庫 金 管 を 一 層 効 率 的 に 行 い また 出 納 正 確 性 を 引 き 続 き 確 保 します 国 庫 金 効 率 的 な 管 については 国 庫 収 支 事 務 オンラインシステムを 活 用 することで 各 府 省 庁 等 歳 出 金 等 受 払 情 報 を 迅 速 に 入 手 し 国 庫 資 金 繰 り 業 務 を 効 率 的 に 行 いまし た また 国 庫 金 受 入 日 ( 租 税 年 金 保 険 料 受 入 日 )に 支 払 日 を 合 わせる 調 整 を 行 い 受 払 いタイミングずれにより 発 生 する 国 庫 余 裕 金 を 抑 制 しました 出 納 正 確 性 については 国 庫 原 簿 と 歳 入 歳 出 主 計 簿 と 突 合 により 日 本 銀 行 国 庫 金 出 納 事 務 が 正 確 に 行 われているか 検 証 を 行 い ました 達 成 度 ( 目 値 設 根 拠 ) 国 庫 金 過 不 足 調 整 等 による 国 庫 金 管 を 一 層 効 率 的 に 行 うこと また 各 府 省 庁 等 から 示 を 受 けて 日 本 銀 行 が 行 う 国 庫 金 出 納 事 務 正 確 性 を 確 保 することが 重 要 であるためです ( 目 達 成 度 判 ) 上 記 実 績 とおり 国 庫 金 効 率 的 かつ 正 確 な 管 に 努 めました 引 き 続 き 国 庫 金 効 率 的 か つ 正 確 な 管 に 取 り 組 んでいく 必 要 があることから 達 成 度 は としました テーマについて a 相 当 程 度 進 展 あり 主 要 な 測 国 庫 金 効 率 的 かつ 正 確 な 管 が であることから a 相 当 程 度 進 展 あり としました -30-

33 以 下 とおり 上 記 政 策 を 引 き 続 き 実 施 します ( 国 債 管 政 策 ) 我 が 国 財 政 は 過 去 に 例 を 見 ない 厳 しい 状 況 にあり 今 後 も 大 量 国 債 発 行 が 見 込 まれてい ます 国 債 発 行 当 局 として 確 実 かつ 円 滑 な 国 債 発 行 により 必 要 とされる 財 政 資 金 を 確 実 に 調 達 す るとともに 中 長 期 的 な 調 達 コストを 抑 制 していくことによって 円 滑 な 財 政 運 営 基 盤 を 確 保 す るという 基 本 的 な 考 え 方 に 基 づき 国 債 管 政 策 を 運 営 していきます 価 結 果 反 映 ( 財 政 投 融 資 ) 財 政 投 融 資 計 画 策 に 当 たっては 政 策 的 必 要 性 民 業 補 完 性 や 償 還 確 実 性 等 を 精 査 し 必 要 な 資 金 需 要 に 的 確 に 対 応 していきます 各 省 庁 機 関 においては 財 政 投 融 資 計 画 要 求 を 行 うに 当 たり 要 求 内 容 について 事 前 に 自 ら 政 策 価 を 行 い 要 求 に 際 して 自 己 政 策 価 結 果 を 合 わ せて 提 出 するよう 求 めます 要 求 内 容 審 査 を 行 うにあたっては 各 省 庁 機 関 から 提 出 された 政 策 価 を 積 極 的 に 活 用 していきます ( 国 有 財 産 ) 地 域 や 社 会 ニーズ 及 び 個 々 財 産 特 性 に 応 じて 中 長 期 的 な 視 点 から 国 公 有 財 産 最 適 利 用 に 取 り 組 みます ( 国 庫 金 管 ) 国 庫 金 管 を 一 層 効 率 的 に 行 い また 出 納 正 確 性 を 引 き 続 き 確 保 します 財 務 省 政 策 価 懇 談 会 における 意 見 財 務 省 は 低 金 利 今 時 代 に 長 期 国 債 を 発 行 して 将 来 借 金 返 済 ために 国 有 財 産 を 増 やしておくべきではないか 総 合 目 に 関 係 する 施 政 方 針 演 説 等 内 閣 主 な 重 要 政 策 第 190 回 国 会 財 務 大 臣 財 政 演 説 ( 平 成 28 年 1 月 22 日 ) 平 成 27 年 度 予 算 編 成 基 本 方 針 ( 平 成 26 年 12 月 27 日 閣 議 決 ) 地 方 へ 好 循 環 拡 大 に 向 けた 緊 急 経 済 対 策 ( 平 成 26 年 12 月 27 日 閣 議 決 ) まち ひと しごと 創 生 総 合 戦 略 (2015 改 訂 版 )( 平 成 27 年 12 月 24 日 閣 議 決 ) 日 本 再 興 戦 略 改 訂 2015( 平 成 27 年 6 月 30 日 閣 議 決 ) 経 済 財 政 運 営 と 改 革 基 本 方 針 2015( 平 成 27 年 6 月 30 日 閣 議 決 ) まち ひと しごと 創 生 基 本 方 針 2015( 平 成 27 年 6 月 30 日 閣 議 決 ) 一 億 総 活 躍 社 会 実 現 に 向 けて 緊 急 に 実 施 すべき 対 策 ( 平 成 27 年 11 月 26 日 一 億 総 活 躍 国 民 会 議 取 りまとめ) 政 策 価 を 行 う 過 程 に おいて 使 用 した 資 料 そ 他 情 報 該 当 なし -31-

34 26 年 度 政 策 価 実 施 計 画 実 績 価 を 受 けて 以 下 取 組 を 実 施 しました ( 国 債 管 政 策 ) 我 が 国 財 政 は 過 去 に 例 を 見 ない 厳 しい 状 況 にあり 今 後 も 大 量 国 債 発 行 が 見 込 まれています 国 債 発 行 当 局 として 確 実 かつ 円 滑 な 国 債 発 行 により 必 要 とされる 財 政 資 金 を 確 実 に 調 達 するとともに 中 長 期 的 な 調 達 コストを 抑 制 し ていくことによって 円 滑 な 財 政 運 営 基 盤 を 確 保 するという 基 本 的 な 考 え 方 に 基 づき 国 債 管 政 策 を 運 営 しました 前 年 度 政 策 価 結 果 政 策 へ 反 映 状 況 ( 財 政 投 融 資 ) 財 政 投 融 資 計 画 編 成 においては 政 策 的 必 要 性 民 業 補 完 性 や 償 還 確 実 性 等 観 点 から 見 直 しを 行 い 対 象 事 業 重 点 化 効 率 化 を 図 りつつ 国 民 ニー ズや 社 会 経 済 情 勢 変 化 などを 踏 まえ 必 要 な 事 業 へ 資 金 供 給 を 確 保 しまし た ( 国 有 財 産 ) 地 方 公 共 団 体 等 と 連 携 を 図 り 地 域 や 社 会 ニーズに 対 応 した 未 利 用 国 有 地 等 活 用 や 庁 舎 及 び 宿 舎 最 適 化 推 進 など 国 有 財 産 適 正 な 管 処 分 ととも に 有 効 活 用 に 取 り 組 みました ( 国 庫 金 管 ) 国 庫 金 管 を 一 層 効 率 的 に 行 い また 出 納 正 確 性 を 引 き 続 き 確 保 しまし た 担 当 部 局 名 財 局 ( 総 務 課 国 庫 課 国 債 企 画 課 国 債 業 務 課 財 政 投 融 資 総 括 課 国 有 財 産 企 画 課 国 有 財 産 調 整 課 国 有 財 産 業 務 課 管 課 計 画 官 ) 政 策 価 実 施 時 期 平 成 28 年 6 月 -32-

35 ( 財 務 省 27 総 4) 総 合 目 4: ( 通 貨 金 融 システム) 近 年 米 国 発 金 融 危 機 や 欧 州 債 務 危 機 を 受 けて 進 展 している 金 融 規 制 改 革 国 際 的 な 議 論 を 踏 まえながら 関 係 機 関 と 連 携 を 図 りつつ 金 融 破 綻 処 制 度 整 備 運 用 を 図 るとともに 預 金 保 険 法 等 法 令 に 基 づき 金 融 危 機 管 を 行 うこと により 金 融 システム 安 確 保 を 図 る また 通 貨 流 通 状 況 を 把 握 するととも に 偽 造 変 造 防 止 等 に 取 り 組 み 高 い 品 質 通 貨 を 円 滑 に 供 給 することにより 通 貨 に 対 する 信 頼 維 持 に 貢 献 する 上 記 目 概 要 財 務 省 としては 信 用 不 安 連 鎖 が 金 融 機 関 に 波 及 し 社 会 不 安 を 招 かないようにする 一 方 健 全 な 財 政 確 保 観 点 から 金 融 機 関 安 易 な 救 済 によって 国 民 負 担 が 生 じないようバ ランスをとることが 重 要 であると 考 えます こような 考 え 下 金 融 庁 等 と 密 接 な 連 携 を 図 りつつ 国 際 的 な 金 融 規 制 改 革 議 論 を 踏 まえながら 金 融 システム 安 確 保 ため 金 融 破 綻 処 制 度 整 備 運 用 を 図 るとともに 預 金 保 険 法 等 法 令 に 基 づき 迅 速 的 確 な 金 融 危 機 管 を 行 います また 通 貨 流 通 状 況 等 を 適 切 に 把 握 し 偽 造 されにくい 通 貨 を 円 滑 に 供 給 できるよう 製 造 計 画 策 を 行 うなど 通 貨 制 度 適 切 な 運 用 に 万 全 を 期 すことにより 通 貨 に 対 する 信 頼 維 持 に 努 めます さらに 世 界 一 安 全 な 日 本 創 造 戦 略 を 踏 まえ 通 貨 偽 造 変 造 防 止 に 取 り 組 んでいきます こような 観 点 から 上 記 目 を 設 しています ( 上 記 目 を 構 成 するテーマ) 総 4 1 金 融 システム 安 確 保 総 4 2 通 貨 に 対 する 信 頼 維 持 総 合 目 4について 価 結 果 総 合 目 について A 相 当 程 度 進 展 あり 政 策 分 析 テーマ4-1 は a 相 当 程 度 進 展 あり テーマ4-2 は a 相 当 程 度 進 展 あり であるため 当 該 総 合 目 は 上 記 とおり A 相 当 程 度 進 展 あり としました ( 必 要 性 有 効 性 効 率 性 等 ) 金 融 システムは 資 金 仲 介 リスク 仲 介 機 能 や 決 済 機 能 を 担 い 経 済 活 動 基 盤 をなすもである ことから 国 民 経 済 発 展 ために 引 き 続 き 金 融 システム 安 確 保 に 取 り 組 んでいく 必 要 が あります 金 融 機 関 等 をめぐる 情 勢 変 化 を 踏 まえつつ 預 金 保 険 機 構 等 が 行 う 資 金 調 達 について 金 融 破 綻 処 や 金 融 危 機 管 等 に 十 分 対 応 できる 規 模 政 府 保 証 枠 設 等 を 行 うことは 金 融 破 綻 処 制 度 整 備 運 用 及 び 金 融 危 機 管 に 有 効 です また 金 融 庁 等 と 連 絡 調 整 を 密 に 行 い 事 務 運 営 を 効 率 的 に 行 いました 通 貨 は 様 々な 経 済 取 引 決 済 に 使 われ 経 済 活 動 基 盤 をなすもであることから 通 貨 を 円 滑 に 供 給 することにより 通 貨 に 対 する 信 頼 維 持 に 取 り 組 んでいく 必 要 があります 平 成 27 年 度 は 通 貨 流 通 状 況 等 を 把 握 し 適 切 な 製 造 計 画 を 策 するとともに 偽 造 防 止 技 術 練 磨 観 点 から 引 き 続 き 偽 造 抵 抗 力 強 い 技 術 を 採 用 した 記 念 貨 幣 を 発 行 するなど 目 達 成 に 有 効 な 取 組 を 行 いました -33-

36 テーマ総 4 1: 金 融 システム 安 確 保 測 ( 性 的 な ) [ 主 要 ] 総 4-1-B-1: 金 融 システム 安 を 確 保 するため 取 組 目 金 融 システム 状 況 を 適 切 に 踏 まえながら 金 融 庁 等 と 緊 密 に 連 携 しつつ 必 要 な 金 融 システム 安 ため 金 融 破 綻 処 制 度 適 切 な 整 備 運 用 を 行 い また 預 金 保 険 法 等 法 令 に 基 づき 迅 速 的 確 な 金 融 危 機 管 を 実 施 することにより 金 融 システム 安 確 保 に 万 全 を 期 し ていきます ( 目 設 根 拠 ) 金 融 システムは 資 金 仲 介 リスク 仲 介 機 能 や 決 済 機 能 を 担 い 経 済 活 動 基 盤 をなすもである ことから 国 民 経 済 発 展 ためには 金 融 システム 安 確 保 が 不 可 欠 であるためです ( 目 達 成 度 判 ) 金 融 システムについて 安 が 確 保 される 場 合 には とするところ 金 融 システム 状 況 を 踏 ま えながら 金 融 庁 等 と 連 携 を 取 りつつ 預 金 保 険 機 構 等 が 行 う 資 金 調 達 について 政 府 保 証 枠 設 等 を 行 いましたが 金 融 システム 安 確 保 に 向 けて 引 き 続 き 取 り 組 んでいく 必 要 があることから 達 成 度 は としました テーマについて a 相 当 程 度 進 展 あり 実 績 金 融 システム 状 況 を 踏 まえながら 金 融 庁 等 と 連 携 を 取 りつつ 預 金 保 険 機 構 等 が 行 う 資 金 調 達 について 政 府 保 証 枠 設 等 を 行 いました 達 成 度 測 総 4-1-B-1( 主 要 ) 達 成 度 が であることから a 相 当 程 度 進 展 あり としまし た テーマ 総 4 2: 通 貨 に 対 する 信 頼 維 持 [ 主 要 ] 総 4-2-B-1: 通 貨 に 対 する 信 頼 を 維 持 するため 取 組 目 通 貨 が 様 々な 経 済 取 引 決 済 において 国 民 から 信 頼 さ れ 安 心 して 使 われるために 通 貨 流 通 状 況 等 を 適 切 に 把 握 し 偽 造 されにくい 通 貨 を 円 滑 に 供 給 できるよう 製 造 計 画 を 策 すること 等 により 日 本 銀 行 券 貨 幣 円 滑 な 供 給 及 び 偽 造 変 造 防 止 等 通 貨 制 度 適 切 な 運 用 に 万 全 を 期 していきます 達 成 度 測 ( 性 的 な ) 実 績 通 貨 流 通 状 況 等 については 日 本 銀 行 と 連 携 して 適 切 に 把 握 しました 平 成 27 年 度 に 製 造 する 貨 幣 については 必 要 枚 数 を 検 証 し 円 滑 に 供 給 できるよう 年 度 途 中 において 所 要 製 造 計 画 変 更 を 行 いました なお 日 本 銀 行 券 については 計 画 どおり 製 造 させることで 円 滑 な 供 給 を 行 いました 平 成 28 年 度 に 製 造 する 日 本 銀 行 券 及 び 貨 幣 については 市 中 流 通 状 況 等 を 勘 案 うえ 円 滑 に 供 給 できるよう 製 造 計 画 を 策 しました また 国 外 関 係 機 関 と 意 見 交 換 を 行 うとともに 国 内 関 係 機 関 と 偽 造 通 貨 発 見 時 連 絡 体 制 を 確 認 し 情 報 交 換 をより 緊 密 に 行 ったほか 偽 造 防 止 技 術 練 磨 観 点 から 引 き 続 き 偽 造 抵 抗 力 強 い 技 術 を 採 用 した 記 念 貨 幣 を 発 行 するなど 通 貨 偽 造 変 造 を 防 止 する 環 境 整 備 を 進 めました これらにより 通 貨 制 度 適 切 な 運 用 に 万 全 を 期 しまし た -34-

37 ( 目 設 根 拠 ) 日 本 銀 行 券 及 び 貨 幣 を 円 滑 に 供 給 するためには 市 中 における 通 貨 流 通 状 況 等 を 勘 案 し 計 画 的 に 製 造 する 必 要 があるほか 通 貨 偽 造 変 造 は 国 民 通 貨 に 対 する 信 頼 を 失 わせ 経 済 社 会 に 深 刻 な 影 響 を 及 ぼすおそれがあり これを 防 止 する 必 要 があるためです ( 目 達 成 度 判 ) 上 記 実 績 とおり 通 貨 制 度 適 切 な 運 用 に 万 全 を 期 しました 引 き 続 き 通 貨 制 度 適 切 な 運 用 に 取 り 組 んでいく 必 要 があることから 達 成 度 は としました テーマについて a 相 当 程 度 進 展 あり 主 要 な 測 通 貨 に 対 する 信 頼 を 維 持 するため 取 組 が であることから a 相 当 程 度 進 展 あり としました 以 下 とおり 上 記 政 策 を 引 き 続 き 実 施 します 価 結 果 反 映 ( 金 融 システム 安 確 保 に 向 けた 適 切 な 制 度 整 備 運 用 ) 関 係 機 関 と 連 携 を 図 りつつ 金 融 破 綻 処 制 度 整 備 運 用 を 図 るとともに 金 融 危 機 管 を 行 う ことにより 金 融 システム 安 確 保 を 図 ります ( 通 貨 に 対 する 信 頼 を 維 持 するため 取 組 ) 通 貨 が 様 々な 経 済 取 引 決 済 において 国 民 から 信 頼 され 安 心 して 使 われるために 通 貨 流 通 状 況 等 を 適 切 に 把 握 し 偽 造 されにくい 通 貨 を 円 滑 に 供 給 できるよう 製 造 計 画 を 策 すること 等 によ り 日 本 銀 行 券 貨 幣 円 滑 な 供 給 及 び 偽 造 変 造 防 止 等 通 貨 制 度 適 切 な 運 用 に 万 全 を 期 してい きます 財 務 省 政 策 価 懇 談 会 における 意 見 総 合 目 に 関 係 する 施 政 方 針 演 説 等 内 閣 主 な 重 要 政 策 世 界 一 安 全 な 日 本 創 造 戦 略 ( 平 成 25 年 12 月 10 日 閣 議 決 ) 経 済 財 政 運 営 と 改 革 基 本 方 針 2015( 平 成 27 年 6 月 30 日 閣 議 決 ) 日 本 再 興 戦 略 改 訂 2015( 平 成 27 年 6 月 30 日 閣 議 決 ) まち ひと しごと 創 生 基 本 方 針 2015( 平 成 27 年 6 月 30 日 閣 議 決 ) まち ひと しごと 創 生 総 合 戦 略 (2015 改 訂 版 )( 平 成 27 年 12 月 24 日 閣 議 決 ) 政 策 価 を 行 う 過 程 にお いて 使 用 した 資 料 そ 他 情 報 我 が 国 金 融 情 勢 : 主 要 行 等 平 成 28 年 3 月 期 決 算 概 要 地 域 銀 行 平 成 28 年 3 月 期 決 算 概 要 ( 金 融 庁 ) 資 金 循 環 統 計 ( 日 本 銀 行 ) 一 般 会 計 予 算 書 ( 金 融 システム 安 確 保 に 向 けた 適 切 な 制 度 整 備 運 用 ) 金 融 システム 状 況 を 適 切 に 踏 まえながら 金 融 庁 等 と 連 携 をとりつつ 金 融 破 綻 処 制 度 適 切 な 整 備 運 用 や 迅 速 かつ 的 確 な 金 融 危 機 管 に 努 めました 前 年 度 政 策 価 結 果 政 策 へ 反 映 状 況 ( 通 貨 に 対 する 信 頼 を 維 持 するため 取 組 ) 通 貨 が 様 々な 経 済 取 引 決 済 において 国 民 から 信 頼 され 安 心 して 使 われる ために 通 貨 流 通 状 況 等 を 適 切 に 把 握 し 偽 造 されにくい 通 貨 を 円 滑 に 供 給 で きるよう 製 造 計 画 を 策 すること 等 により 日 本 銀 行 券 貨 幣 円 滑 な 供 給 及 び 偽 造 変 造 防 止 等 通 貨 制 度 適 切 な 運 用 に 万 全 を 期 しました 担 当 部 局 名 大 臣 官 房 信 用 機 構 課 財 局 国 庫 課 政 策 価 実 施 時 期 平 成 28 年 6 月 -35-

38 ( 財 務 省 27 総 5) 総 合 目 5 : ( 世 界 経 済 ) 我 が 国 経 済 健 全 な 発 展 に 資 するよう 国 際 的 な 協 力 等 に 積 極 的 に 取 り 組 むこ とにより 世 界 経 済 持 続 的 発 展 アジア 地 域 を 含 む 国 際 金 融 システム 安 及 びそれに 向 けた 制 度 強 化 質 高 いインフラ 投 資 等 を 通 じた 開 発 途 上 国 経 済 社 会 発 展 国 際 貿 易 秩 序 ある 発 展 を 目 すとともに 日 本 企 業 海 外 展 開 支 援 も 推 進 する ( 平 成 27 年 11 月 一 部 改 正 ) 上 記 目 概 要 経 済 グローバル 化 が 進 む 中 で 通 貨 に 対 する 信 認 を 確 保 しつつ 我 が 国 経 済 健 全 な 発 展 を 実 現 するためには 国 際 金 融 システムを 安 させ 強 固 で 持 続 可 能 かつ 均 衡 ある 世 界 経 済 成 長 を 生 み 出 すとともに 保 護 主 義 に 陥 ることなく 国 際 貿 易 秩 序 ある 発 展 を 図 ること が 重 要 となっています また 貧 困 や 地 球 環 境 問 題 テロ 大 量 破 壊 兵 器 拡 散 といった 問 題 にも 国 際 社 会 が 協 力 して 積 極 的 に 取 り 組 む 必 要 があります 我 が 国 は こうした 国 際 的 協 力 において 主 体 的 な 役 割 を 果 たしていきます 特 に 我 が 国 と 関 係 が 深 いアジア 経 済 持 続 的 発 展 に 貢 献 することは 我 が 国 経 済 発 展 にもつながる 重 要 な 取 組 であり アジアにお ける 金 融 市 場 環 境 整 備 支 援 を 含 む 地 域 金 融 協 力 推 進 や 質 高 いインフラパートナー シップ によるインフラ 投 資 等 取 組 を 通 じて アジアを 含 む 世 界 成 長 力 取 り 込 みを 図 るとともに 日 本 企 業 海 外 展 開 支 援 を 推 進 していきます また 国 際 貿 易 秩 序 ある 発 展 ために 多 角 的 自 貿 易 体 制 維 持 強 化 及 び 経 済 連 携 を 推 進 していきます ( 上 記 目 を 構 成 するテーマ) 総 5-1: 世 界 経 済 持 続 的 発 展 等 に 向 けた 国 際 的 な 協 力 へ 取 組 総 5-2: 国 際 貿 易 秩 序 ある 発 展 に 向 けた 国 際 的 な 協 力 へ 取 組 総 合 目 5について 価 結 果 総 合 目 について A 相 当 程 度 進 展 あり 世 界 経 済 持 続 的 発 展 や 国 際 金 融 システム 安 に 向 けた 取 組 アジアにおける 地 域 金 融 協 力 強 化 途 上 国 支 援 日 本 企 業 海 外 展 開 支 援 や 国 際 貿 易 秩 序 ある 発 展 等 推 進 に 積 極 的 に 取 り 組 み 具 体 的 な 成 果 進 展 があり 全 てテーマ が a 相 当 程 度 進 展 あり であることか ら 当 該 総 合 目 は 以 上 とおり A 相 当 程 度 進 展 あり としました ( 必 要 性 有 効 性 効 率 性 等 ) G20 等 国 際 的 な 枠 組 みへ 参 画 は 我 が 国 経 済 健 全 な 発 展 を 実 現 するために 重 要 な 意 義 あ る 取 組 であり 上 記 達 成 状 況 判 断 に 鑑 みても 目 自 体 について 問 題 はなく 引 き 続 き 取 り 組 んでいくべきもと 考 えています 政 策 分 析 G20 声 明 等 に 示 されているとおり 我 が 国 を 含 む 国 際 社 会 協 調 が 世 界 経 済 及 び 金 融 安 回 復 に 貢 献 しています また アジアにおける 地 域 金 融 協 力 強 化 や 途 上 国 支 援 等 にも 積 極 的 に 貢 献 して います 更 に 質 高 いインフラパートナーシップ は 新 興 国 膨 大 なインフラ 需 要 に 対 し 日 本 強 みである 質 観 点 を 活 かしながら 応 えていくことを 通 じて 持 続 的 な 世 界 経 済 成 長 と 包 摂 的 な 途 上 国 開 発 両 者 に 対 し 日 本 として 貢 献 する 重 要 な 施 策 です WTO 及 び 経 済 連 携 に 関 する 取 組 は 国 際 的 な 貿 易 投 資 を 促 進 することにより 我 が 国 及 び 世 界 経 済 成 長 に 貢 献 するもです これらは 目 達 成 に 大 きく 寄 与 していると 言 えます 日 本 企 業 海 外 展 開 支 援 については 日 本 再 興 戦 略 重 要 な 柱 1つであり JICA 円 借 款 やJBICといったツールを 活 用 して 推 進 しています また 財 務 省 単 独 で 解 決 することが 困 難 な 政 策 課 題 に 関 して G20 各 国 や 国 際 金 融 機 関 等 多 様 な 主 体 と 適 切 に 連 携 して 効 率 的 に 実 行 しています -36-

39 テーマ 総 5-1: 世 界 経 済 持 続 的 発 展 等 に 向 けた 国 際 的 な 協 力 へ 取 組 [ 主 要 ] 総 5-1-B-1: 世 界 経 済 持 続 的 発 展 等 に 向 けた 国 際 的 な 協 力 へ 参 画 目 G20 G7 等 における 国 際 的 な 議 論 に 積 極 的 に 参 画 す るとともに 国 際 機 関 及 び 各 国 財 務 金 融 当 局 等 と 政 策 対 話 も 積 極 的 に 行 うことにより 世 界 経 済 持 続 的 発 展 に 貢 献 していきます 達 成 度 測 ( 性 的 な ) 実 績 トルコ 議 長 下 で 平 成 27 年 度 4 月 9 月 10 月 に 開 催 さ れたG20 財 務 大 臣 中 央 銀 行 総 裁 会 議 11 月 に 開 催 され たG20アンタルヤサミット 中 国 議 長 下 で 平 成 28 年 2 月 に 開 催 されたG20 財 務 大 臣 中 央 銀 行 総 裁 会 議 など 場 で 我 が 国 経 済 政 策 について 説 明 し 各 国 解 を 得 た ほか 世 界 経 済 に 関 する 議 論 に 積 極 的 に 参 画 しました 特 に トルコ 議 長 下 G20における 各 国 包 括 的 な 成 長 戦 略 と より 強 固 で 持 続 可 能 かつ 均 衡 ある 成 長 に 向 け たG20 全 体 計 画 である アンタルヤ 行 動 計 画 策 に 対 しては 現 在 進 行 中 である 日 本 成 長 戦 略 取 組 を 具 体 的 に 説 明 発 信 することを 通 じて 大 きく 貢 献 しまし た ( 目 値 設 根 拠 ) 国 際 金 融 システム 安 等 を 実 現 し 強 固 で 持 続 可 能 かつ 均 衡 ある 世 界 経 済 成 長 を 生 み 出 すた めには 国 際 的 な 協 力 が 重 要 なためです ( 目 達 成 度 判 ) 世 界 経 済 持 続 的 発 展 に 向 けた 国 際 的 な 協 力 観 点 から 我 が 国 主 導 により 大 きな 成 果 を 実 現 するに 至 ったと 考 えられる 場 合 にとするところ 平 成 27 年 度 には 各 種 会 議 にて 我 が 国 経 済 政 策 について 積 極 的 に 発 信 し 特 にG20として 包 括 的 な 成 長 戦 略 や アンタルヤ 行 動 計 画 策 においては 大 きく 貢 献 しましたが 引 き 続 き 世 界 経 済 持 続 的 発 展 等 に 向 けた 国 際 的 な 協 力 に 取 り 組 んでいく 必 要 があることから 達 成 度 は としました -37-