アジェンダ 1 経 営 方 針 簡 易 生 命 保 険 誕 生 100 周 年 / 2016 年 3 月 期 振 り 返 り / マイナス 金 利 対 応 / 第 一 生 命 との 業 務 提 携 年 3 月 期 決 算 と 経 営 状 況 連 結 業 績 / 新 契 約 / 営 業

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1 2016 年 3 月 期 決 算 説 明 会 2016 年 5 月 20 日

2 アジェンダ 1 経 営 方 針 簡 易 生 命 保 険 誕 生 100 周 年 / 2016 年 3 月 期 振 り 返 り / マイナス 金 利 対 応 / 第 一 生 命 との 業 務 提 携 年 3 月 期 決 算 と 経 営 状 況 連 結 業 績 / 新 契 約 / 営 業 推 進 健 康 増 進 サービス / 保 有 契 約 / 資 産 運 用 / 資 産 運 用 の 多 様 化 高 度 化 / 事 務 システムの 態 勢 整 備 / IBM Watson 活 用 / EV / 連 結 業 績 予 想 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 1

3 1 経 営 方 針 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 2

4 簡 易 生 命 保 険 誕 生 100 周 年 1916 年 に 逓 信 省 において 創 業 されて 以 来 100 周 年 を 迎 え 更 なるお 客 さまサービスと 企 業 価 値 の 向 上 に 取 り 組 む 株 式 上 場 と100 周 年 を 機 に 次 の100 年 を 見 据 え 経 営 理 念 を 改 定 簡 易 生 命 保 険 誕 生 100 周 年 新 たな 経 営 理 念 いつでもそばにいる どこにいても 支 える すべての 人 生 を 守 り 続 けたい いつでもそばにいる どこにいても 支 える 主 な100 周 年 記 念 イベント 経 営 理 念 の 改 定 記 念 キャンペーン( 年 4 回 ) 実 施 CM 制 作 特 設 サイトの 開 設 日 本 郵 政 グループの 一 員 として 変 わらぬ 使 命 を 果 たす - 全 国 津 々 浦 々のお 客 さまに 保 険 という 安 心 をお 届 けする - お 客 さまから 信 頼 され 愛 される 存 在 であり 続 ける すべての 人 生 を 守 り 続 けたい お 客 さまの 夢 や 前 向 きに 生 きようとする 気 持 ちを 支 え 守 り 続 ける - 全 ての 人 生 を 保 険 の 力 で 守 り 続 ける Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 3

5 2016 年 3 月 期 振 り 返 り 昨 年 11 月 日 本 郵 政 ゆうちょ 銀 行 とともに 株 式 上 場 を 実 現 持 続 的 な 成 長 と 企 業 価 値 の 向 上 を 目 指 し 第 一 生 命 との 業 務 提 携 等 数 々の 戦 略 的 な 施 策 を 展 開 上 期 (2015/4~2015/9) 下 期 (2015/10~2016/3) 実 績 (2016/3 期 ) 経 営 株 式 上 場 に 向 けた 態 勢 整 備 (2015/11) 株 式 上 場 (2016/3) 第 一 生 命 との 業 務 提 携 新 契 約 月 額 保 険 料 510 億 円 ( 前 期 比 109.6%) 500 億 円 台 前 倒 し 達 成 商 品 営 業 かんぽプラチナライフサービス かんぽつながる 安 心 活 動 (2015/4) (2015/10) 養 老 保 険 の 加 入 年 齢 範 囲 拡 大 (75 80 歳 ) 終 身 保 険 の 加 入 年 齢 範 囲 拡 大 (65 85 歳 ) 短 期 払 養 老 保 険 の 創 設 (2016/3) 再 保 険 認 可 取 得 当 期 純 利 益 848 億 円 ( 前 期 比 104.4%) 資 産 運 用 事 務 システム (2015/3 末 ) 3.3 兆 円 ( 総 資 産 比 4.0%) リスク 性 資 産 への 投 資 拡 大 (2016/3 末 ) 5.4 兆 円 ( 総 資 産 比 6.6%) 次 期 基 幹 系 システム 更 改 (2017/1 予 定 ) IBM Watsonの 支 払 業 務 への 活 用 に 向 けた 取 組 み 株 主 配 当 1 株 当 たり 56 円 ( 前 期 比 136.9%) 配 当 性 向 39.6% Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 4

6 マイナス 金 利 への 対 応 資 産 負 債 両 面 から マイナス 金 利 政 策 導 入 後 の 市 場 環 境 の 変 化 に 適 切 に 対 応 安 定 的 な 利 益 創 出 に 基 づく 株 主 還 元 の 実 現 を 目 指 す 資 産 運 用 ( 資 産 側 の 対 応 ) 運 用 部 門 の 態 勢 強 化 - 人 材 育 成 組 織 体 制 の 強 化 第 一 生 命 との 業 務 提 携 (DIAM Janus)を 活 用 した 運 用 運 用 対 象 の 拡 大 - オルタナティブ 投 資 株 式 のインハウス 運 用 商 品 営 業 ( 負 債 側 の 対 応 ) 保 障 性 商 品 の 販 売 強 化 - 収 益 性 が 金 利 動 向 に 左 右 されにくい 医 療 特 約 の 販 売 に 注 力 保 険 料 の 見 直 し - 収 益 性 を 考 慮 した 商 品 価 格 戦 略 の 検 討 実 施 安 定 的 な 利 益 創 出 に 基 づく 株 主 還 元 ( 配 当 性 向 30~50% 程 度 を 目 安 に 1 株 当 たり 配 当 の 安 定 的 な 引 上 げ) Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 5

7 第 一 生 命 との 業 務 提 携 かんぽ 生 命 と 第 一 生 命 が 両 社 の 強 みを 生 かした 事 業 展 開 を 志 向 し 地 域 社 会 への 貢 献 を 目 指 すことを 基 本 方 針 とした 包 括 業 務 提 携 を 締 結 海 外 生 命 保 険 事 業 資 産 運 用 事 業 国 内 生 命 保 険 事 業 に 関 する 共 同 研 究 の3 本 柱 から 提 携 事 業 を 開 始 包 括 業 務 提 携 海 外 生 命 保 険 事 業 資 産 運 用 事 業 国 内 生 命 保 険 事 業 に 関 する 共 同 研 究 海 外 における 生 命 保 険 事 業 の 展 開 に 関 する 協 力 ベトナムポストにおける 生 命 保 険 販 売 に 係 る 第 一 生 命 ベト ナムへの 協 力 第 一 生 命 ベトナムへの 出 資 を 検 討 低 金 利 下 における 運 用 手 段 の 多 様 化 高 度 化 に 向 けた 協 力 資 産 運 用 会 社 (DIAM Janus) の 共 同 利 用 や 成 長 分 野 への 共 同 投 資 資 産 管 理 サービス 信 託 銀 行 (TCSB)への 共 同 出 資 等 を 通 じた 運 用 事 務 基 盤 の 共 有 新 商 品 開 発 に 関 する 共 同 研 究 高 齢 化 社 会 へのソリューショ ン 提 供 に 向 けた 新 商 品 開 発 に 関 する 共 同 研 究 の 実 施 IT 領 域 における 共 同 研 究 先 進 的 なIT 技 術 の 利 活 用 等 に 関 する 共 同 研 究 の 実 施 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 6

8 年 3 月 期 決 算 と 経 営 状 況 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 7

9 連 結 業 績 の 状 況 当 期 純 利 益 は 848 億 円 と 増 益 を 確 保 ( 前 期 比 +4.4%) 通 期 業 績 予 想 比 101.1%を 達 成 連 結 主 要 業 績 業 績 予 想 15.3 期 16.3 期 前 期 比 16.3 期 ( 通 期 業 績 予 想 ) 業 績 予 想 比 経 常 収 益 101,692 96, % 経 常 利 益 4,926 4, % 契 約 者 配 当 準 備 金 繰 入 額 2,007 1, % 当 期 純 利 益 % 95, % 3, % 1, % % 15.3 末 16.3 末 前 年 度 末 比 総 資 産 849, , % 純 資 産 19,757 18, % うち 株 主 資 本 14,120 14, % 1. 親 会 社 株 主 に 帰 属 する 当 期 純 利 益 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 8

10 新 契 約 の 状 況 新 契 約 年 換 算 保 険 料 個 人 保 険 の 新 契 約 年 換 算 保 険 料 は 前 期 比 +6.0%の4,853 億 円 第 三 分 野 は495 億 円 ( 前 期 比 +20.6%)と 回 復 個 人 保 険 第 三 分 野 ともに 民 営 化 以 降 の 最 高 を 記 録 新 契 約 年 換 算 保 険 料 ( 個 人 保 険 )の 推 移 新 契 約 年 換 算 保 険 料 ( 第 三 分 野 )の 推 移 5, /4~ 養 老 保 険 の 加 入 年 齢 の 拡 大 2015/10~ 短 期 払 養 老 保 険 の 販 売 終 身 保 険 の 加 入 年 齢 の 拡 大 600 4,000 4,109 4,316 4,390 4,578 4, , , , 期 13.3 期 14.3 期 15.3 期 16.3 期 注 : 年 換 算 保 険 料 とは 1 回 当 たりの 保 険 料 について 保 険 料 の 支 払 方 法 に 応 じた 係 数 を 乗 じ 1 年 当 たりの 保 険 料 に 換 算 した 金 額 ( 一 時 払 契 約 等 は 保 険 料 を 保 険 期 間 等 で 除 した 金 額 ) 期 13.3 期 14.3 期 15.3 期 16.3 期 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 9

11 営 業 推 進 健 康 増 進 サービス 100 周 年 記 念 施 策 等 を 通 じ お 客 さまとの 対 面 機 会 ( 営 業 活 動 量 )を 増 加 するとともに 営 業 推 進 と 一 体 となった 募 集 品 質 の 向 上 を 目 指 す 健 康 増 進 を 支 援 し 健 康 寿 命 の 延 伸 高 齢 化 社 会 における 課 題 解 決 を 図 ることで 地 域 の 活 性 化 地 方 創 生 に 貢 献 することを 目 指 す 営 業 推 進 ( 質 と 量 を 伴 った 営 業 の 徹 底 ) お 客 さまと 対 面 する 機 会 の 増 加 100 周 年 関 連 施 策 や かんぽつながる 安 心 活 動 を 通 じたお 客 さまと 対 面 する 機 会 の 増 加 満 期 代 替 取 組 の 徹 底 高 齢 者 への 積 極 的 かつ 丁 寧 な 営 業 活 動 営 業 社 員 の 確 保 育 成 / パートナー 部 の 機 能 強 化 日 本 郵 便 による 渉 外 社 員 2 万 人 体 制 の 構 築 支 援 日 本 郵 便 営 業 社 員 の 実 績 に 合 わせた 研 修 スキルアップ 管 理 者 指 導 者 への 研 修 の 強 化 募 集 品 質 の 向 上 適 正 募 集 の 定 着 適 正 な 高 齢 者 募 集 の 実 践 保 険 業 法 の 改 正 等 に 対 応 した 適 正 な 営 業 活 動 の 定 着 契 約 維 持 の 取 組 強 化 直 営 店 チャネルの 強 化 商 工 会 議 所 等 との 連 携 を 通 じた 新 たな 新 規 顧 客 マーケットの 拡 大 インナー 募 集 職 域 営 業 の 強 化 営 業 効 率 化 とマネジメント 機 能 強 化 健 康 増 進 サービスの 推 進 実 証 実 験 の 開 始 (2016/6~2016/11) 福 島 県 伊 達 市 と 連 携 して 健 康 増 進 サービス( 実 証 実 験 )を 開 始 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 10

12 保 有 契 約 の 底 打 ち 反 転 販 売 チャネルの 営 業 力 を 質 量 ともに 強 化 していくことにより 中 期 経 営 計 画 最 終 年 度 (2018 年 3 月 期 ) 以 降 の 保 有 契 約 件 数 の 底 打 ち 反 転 を 実 現 し 成 長 軌 道 を 目 指 す 1 新 契 約 月 額 保 険 料 保 有 契 約 件 数 億 円 台 前 倒 し 到 達 年 3 月 期 と 比 較 して 更 に 拡 大 ( 万 件 ) 4,000 3,500 3,486 3,348 新 区 分 3,232 中 計 期 間 旧 区 分 417 3, , , ,500 1, ( 期 ) 1. 営 業 推 進 管 理 上 の 数 値 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 11

13 資 産 運 用 の 状 況 足 元 の 低 金 利 環 境 を 受 け リスク 性 資 産 ( 国 内 株 式 外 国 証 券 )への 投 資 を 引 き 続 き 拡 大 負 債 コストの 比 較 的 高 い 契 約 の 消 滅 により 平 均 予 定 利 率 が 低 下 したことから 利 差 益 は 安 定 的 に 推 移 資 産 構 成 ( 億 円 %) 15.3 末 16.3 末 ( 億 円 %) 金 額 占 率 金 額 占 率 公 社 債 642, , 国 債 480, , 地 方 債 95, , 社 債 66, , リスク 性 資 産 33, , 国 内 株 式 1 9, , 外 国 株 式 1 2, , 順 ざや 利 回 り 15.3 期 16.3 期 順 ざや 平 均 予 定 利 率 % 1.76 % 利 子 利 回 り % 1.90 % キャピタル 損 益 外 国 債 券 等 1,2 21, , 貸 付 金 99, , その 他 72, , うち 現 預 金 コールローン 26, , うち 債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証 金 27, , 総 資 産 849, , 末 16.3 末 円 金 利 (10 年 国 債 ) % % 1. 平 均 予 定 利 率 は 予 定 利 息 の 一 般 勘 定 経 過 責 任 準 備 金 に 対 する 利 回 り 2. 利 子 利 回 りは 基 礎 利 益 上 の 運 用 収 支 等 の 一 般 勘 定 経 過 責 任 準 備 金 に 対 する 利 回 り 1. リスク 性 資 産 には 金 銭 の 信 託 で 運 用 している 資 産 を 含 む 2. 外 国 債 券 等 には その 他 の 証 券 に 分 類 される 投 資 信 託 を 含 む Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 12

14 資 産 運 用 の 多 様 化 高 度 化 インカム 性 が 高 く 現 在 保 有 する 資 産 との 分 散 効 果 が 期 待 できるミドルリスク ミドルリターン 領 域 の 資 産 を 中 心 に 運 用 対 象 を 拡 大 現 在 の 運 用 対 象 と 今 後 の 拡 大 領 域 ハイリスク ハイリターン 現 在 の 運 用 対 象 新 興 国 株 式 先 進 国 株 式 今 後 の 拡 大 領 域 PE オルタナティブへの 投 資 - 信 用 リスクテイクの 拡 大 ミドルリスク ミドルリターン 今 後 の 拡 大 領 域 ハイフ リット 証 券 ハイイールト 債 インフラ ハ ンクローン 不 動 産 マルチアセット 型 運 用 - 第 一 生 命 との 成 長 分 野 へ の 共 同 投 資 を 開 始 - インフラ 不 動 産 PEへの 投 資 を 検 討 ローリスク ローリターン 現 在 の 運 用 対 象 外 国 国 債 外 国 社 債 公 共 債 社 債 株 式 のインハウス 運 用 - 高 配 当 銘 柄 を 中 心 債 券 等 株 式 オルタナティブ Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 13

15 事 務 システムの 態 勢 整 備 引 受 から 支 払 まで 簡 易 迅 速 正 確 な 事 務 システムを 構 築 し 保 険 契 約 を 管 理 する 態 勢 を 強 化 次 期 基 幹 系 システム 更 改 により システム 品 質 開 発 生 産 性 の 向 上 システムコスト 削 減 を 図 る インフラの 整 備 システム 更 改 によるコスト 削 減 効 果 郵 便 局 インフラ 営 業 時 間 創 出 に 資 する 事 務 負 荷 軽 減 サービスセンターインフラ イメージワークフロー を 基 盤 とした 事 務 処 理 態 勢 の 強 化 ペーパーレス 申 込 みの 導 入 (2016/4~) 必 要 書 類 の 簡 素 化 等 サービスセンター 本 社 の 組 織 統 合 (2015/10~) IBM Watsonの 活 用 による 保 険 金 支 払 業 務 の 高 度 化 現 行 システム 500 ハードウェア( 調 達 保 守 )コスト 億 円 ( 40%) ソフトウェア( 開 発 )コスト 次 期 基 幹 系 ランニングコスト イニシャルコスト システムインフラ システム 基 盤 の 強 化 次 期 基 幹 系 システムサービスイン (2017/1~) FinTech 活 用 検 討 現 行 システム 180 億 円 ( 36%) 320 次 期 基 幹 系 1. 更 改 時 の 機 器 調 達 及 び 更 改 後 8 年 間 ( 次 期 更 改 までの 期 間 )の 保 守 費 用 を 合 計 した 試 算 2. 更 改 後 5 年 間 (ソフトウェア 償 却 期 間 ) 現 行 システムと 同 規 模 の 開 発 を 継 続 した 場 合 の 試 算 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 14

16 IBM Watsonの 活 用 保 険 金 支 払 業 務 における 人 的 査 定 領 域 にWatsonを 活 用 することにより 支 払 業 務 の 正 確 性 迅 速 性 効 率 性 の 向 上 を 図 る 今 後 のWatson 活 用 については コールセンター ヘルプデスク 領 域 への 適 用 拡 大 を 検 討 現 状 の 保 険 金 支 払 業 務 < 高 度 な 知 識 経 験 (10 年 程 度 の 実 務 経 験 )を 有 した 査 定 者 が 対 応 > 請 求 案 件 ( 複 雑 な 事 案 ) 請 求 書 類 の 理 解 膨 大 なマニュアル 等 一 次 審 査 査 定 に 必 要 な 文 書 の 参 照 過 去 の 知 見 経 験 に 基 づき 判 断 二 次 審 査 支 払 可 支 払 不 可 Watson 導 入 後 請 求 案 件 ( 複 雑 な 事 案 ) Watsonが 請 求 書 類 を 理 解 Watsonが 過 去 の 類 似 事 例 を 提 示 < 比 較 的 経 験 の 浅 い 査 定 者 でも 対 応 可 能 > 一 次 審 査 過 去 の 類 似 事 例 を 参 考 に 確 認 判 断 二 次 審 査 支 払 可 支 払 不 可 過 去 案 件 情 報 ( 数 百 万 件 ) 膨 大 な 情 報 をWatsonが 学 習 類 似 事 例 の 検 索 精 度 は90% 弱 の 高 い 結 果 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 15

17 EV 変 動 要 因 2016 年 3 月 末 のEVは 金 利 の 大 幅 な 低 下 を 受 け 2 兆 7,183 億 円 RoEV( 経 済 前 提 一 定 )は6.2% 過 去 4 年 平 均 では8.5%の 伸 び 過 去 4 年 ( 期 ~ 期 ) 平 均 のRoEV : 8.5%( 経 済 前 提 一 定 1 ) RoEV : 6.2%( 経 済 前 提 一 定 1 ) ( 単 位 : 億 円 ) + 1, , ,767 27,183 9, 末 EV 調 整 ( 株 主 配 当 ) 調 整 後 EV 新 契 約 価 値 期 待 収 益 (リスクフリー レート 分 ) 期 待 収 益 ( 超 過 収 益 分 ) 非 経 済 前 提 と 実 績 の 差 異 非 経 済 前 提 の 変 更 経 済 前 提 と 実 績 の 差 異 末 EV 1. 経 済 前 提 一 定 は EVの 変 動 要 因 から 経 済 前 提 と 実 績 の 差 異 を 除 いた 値 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 16

18 2017 年 3 月 期 連 結 業 績 予 想 当 期 純 利 益 は 1.3% 増 益 の860 億 円 を 予 想 1 株 当 たり 配 当 金 は 4 円 増 ( 増 配 2 円 100 周 年 記 念 配 当 2 円 )の60 円 を 予 想 連 結 業 績 予 想 1 株 当 たり 配 当 ( 配 当 性 向 ) 16.3 期 ( 実 績 ) 17.3 期 ( 予 想 ) 増 減 率 30.2 % 39.6 % 41.9 % 経 常 収 益 96,057 84, % 増 配 2 円 100 周 年 記 念 配 当 2 円 経 常 利 益 4,115 3, % 当 期 純 利 益 % 円 +7% +4 円 1. 親 会 社 株 主 に 帰 属 する 当 期 純 利 益 株 主 還 元 方 針 円 円 ( 予 想 ) 配 当 の 安 定 的 成 長 株 主 配 当 については 今 後 の 利 益 見 通 し 財 務 の 健 全 性 契 約 者 への 利 益 還 元 とのバランスを 考 慮 2018 年 3 月 期 末 までの 間 当 期 純 利 益 に 対 する 配 当 性 向 30~50% 程 度 を 目 安 に 1 株 当 たり 配 当 の 安 定 的 な 増 加 を 目 指 す 期 16.3 期 17.3 期 年 8 月 1 日 付 で 普 通 株 式 1 株 につき30 株 の 割 合 で 株 式 分 割 を 実 施 2015 年 3 月 期 の 期 首 に 当 該 株 式 分 割 が 行 われたと 仮 定 して1 株 当 たり 配 当 金 額 を 算 定 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 17

19 APPENDIX

20 コーポレートガバナンス 指 名 委 員 会 等 設 置 会 社 を 採 用 し 社 外 役 員 が 過 半 数 を 占 める 意 思 決 定 を 迅 速 化 するとともに コーポレートガバナンスを 強 化 コーポレートガバナンス コードに 適 切 に 対 応 し 透 明 性 の 高 い 経 営 に 努 め 持 続 的 な 成 長 と 企 業 価 値 の 向 上 を 目 指 していく コーポレートガバナンス 体 制 指 名 委 員 会 等 設 置 会 社 コーポレートガバナンス コード 対 応 経 営 の 監 督 株 主 総 会 取 締 役 の 選 解 任 取 締 役 会 取 締 役 11 名 :うち 社 外 役 員 6 名 委 員 の 選 定 解 職 1 コーポレートガバナンスに 関 する 基 本 方 針 を 制 定 ( ) お 客 さま 株 主 の 皆 さまを 含 むステークホルダーとの 対 話 を 重 視 し 透 明 性 の 高 い 経 営 に 努 める 監 査 委 員 会 報 酬 委 員 会 指 名 委 員 会 監 督 2 業 績 連 動 型 株 式 報 酬 制 度 の 導 入 ( ) 業 務 の 執 行 代 表 執 行 役 社 長 執 行 役 役 付 執 行 役 の 元 職 : 損 保 会 社 28% 生 保 会 社 11% 信 託 銀 行 6% 政 府 56% 執 行 役 の 報 酬 と 株 式 価 値 との 連 動 性 を 明 確 にしたインセンティブを 導 入 することにより 企 業 価 値 向 上 の 仕 組 みを 構 築 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 19

21 ESGに 関 する 取 組 ユニバーサルサービス 高 齢 者 サービスの 充 実 かんぽプラチナライフサー ビス の 提 供 高 齢 者 にやさしい あたたか いビジネスモデルの 追 求 郵 便 局 へユニバーサル 対 象 商 品 である 養 老 保 険 終 身 保 険 を 提 供 Social ( 社 会 ) ラジオ 体 操 を 通 じた 皆 さま の 健 康 づくり 支 援 グリーンボンドやESG 株 式 ファンドの 投 資 を 検 討 Environmental ( 環 境 ) Governance (ガバナンス) 指 名 委 員 会 等 設 置 会 社 を 採 用 契 約 関 係 書 類 のWeb 閲 覧 の 提 供 コーポレートガバナンス コードへの 適 切 な 対 応 ESGの 課 題 に 適 切 に 配 慮 対 応 することにより 持 続 可 能 な 社 会 の 形 成 に 寄 与 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 20

22 他 社 と 異 なる 商 品 構 成 かんぽ 生 命 の 商 品 は 死 亡 保 障 額 が 比 較 的 小 さい 養 老 保 険 終 身 保 険 が 中 心 であり 他 の 大 手 生 保 と 異 なる 商 品 構 成 各 社 の 新 契 約 年 換 算 保 険 料 平 均 保 険 金 額 商 品 構 成 ( 期 : 新 契 約 ) 5,000 かんぽ 生 命 終 身 12.3% 終 身 24.8% 4,000 養 老 医 療 特 約 を 付 加 2 社 合 計 47.1% して 販 売 するのが 6 社 合 計 新 その 他 学 資 基 本 スタイル 契 6.2% 約 28.0% 年 3,000 その 他 換 医 療 29.1% 算 41.5% 保 がん 険 2, % 定 期 料 15.4% 1,000 医 療 18.9% 終 身 36.7% ,000 1,200 ( 万 円 ) 平 均 保 険 金 額 ( 新 契 約 1 件 当 たり) 出 所 :インシュアランス 生 命 保 険 統 計 号 (2015 年 版 ) 注 :プルデンシャル(US) 第 一 住 友 T&Dは 傘 下 生 保 の 合 算 値 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 21

23 学 資 保 険 のマーケットシェア 改 定 学 資 保 険 については 2012 年 9 月 の 認 可 申 請 から2014 年 4 月 の 発 売 まで1 年 半 を 要 したものの 2015 年 3 月 期 の 新 契 約 件 数 は66 万 件 ( 対 前 年 +274%)となり 学 資 保 険 マーケットの 拡 大 にも 寄 与 期 期 期 新 契 約 件 数 (43 社 計 ) : 64.9 万 件 新 契 約 件 数 (43 社 計 ) : 56.6 万 件 新 契 約 件 数 (42 社 計 ) : 万 件 その 他 11.6% 11.7 万 件 富 国 6.4% 4.1 万 件 その 他 21.4% 13.9 万 件 ソニー 15.7% 10.1 万 件 かんぽ 33.7% 21.9 万 件 アフラック 22.8% 14.8 万 件 その 他 23.2% 13.1 万 件 ソニー 10.0% 5.6 万 件 アフラック 13.2% 7.4 万 件 かんぽ 31.6% 17.8 万 件 日 本 22.1% 12.5 万 件 アフラック 6.5% 6.5 万 件 日 本 7.2% 7.3 万 件 ソニー 8.8% 8.9 万 件 かんぽ 65.8% 66.7 万 件 2012 年 9 月 に 学 資 保 険 の 改 定 に 係 る 認 可 申 請 他 社 が 学 資 保 険 の 新 商 品 を 発 売 2014 年 4 月 から 改 定 学 資 保 険 を 発 売 出 所 :インシュアランス 生 命 保 険 統 計 号 (2013 年 版 2014 年 版 2015 年 版 ) Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 22

24 郵 政 民 営 化 法 の 上 乗 せ 規 制 かんぽ 生 命 の 新 規 業 務 は 引 き 続 き 保 険 業 法 に 基 づく 一 般 的 な 規 制 は 課 せられるものの 日 本 郵 政 が 保 有 する 株 式 の1/2 以 上 を 処 分 する ことにより 郵 政 民 営 化 法 に 基 づく 新 規 業 務 に 係 る 上 乗 せ 規 制 は 主 務 大 臣 の 認 可 制 から 届 出 制 に 変 更 加 入 限 度 額 は 政 令 で 規 定 されており 改 定 には 郵 政 民 営 化 委 員 会 の 意 見 聴 取 が 必 要 項 目 内 容 日 本 郵 政 がかんぽ 生 命 の 株 式 の1/2 以 上 を 処 分 するまで 主 務 大 臣 1 の 認 可 ( 郵 政 民 営 化 委 員 会 の 意 見 聴 取 が 必 要 ) 新 規 業 務 日 本 郵 政 がかんぽ 生 命 の 株 式 1/2 以 上 処 分 後 特 定 日 2 まで 主 務 大 臣 への 届 出 ( 同 業 他 社 への 配 慮 義 務 郵 政 民 営 化 委 員 会 への 通 知 が 必 要 ) 特 定 日 以 後 郵 政 民 営 化 法 に 基 づく 規 制 なし( 保 険 業 法 による 規 制 は 継 続 ) 加 入 限 度 額 政 令 で 規 定 ( 改 定 には 郵 政 民 営 化 委 員 会 の 意 見 聴 取 が 必 要 ) 加 入 限 度 額 : 原 則 1,000 万 円 加 入 後 4 年 経 過 後 は 累 計 1,300 万 円 (20~55 歳 ) 特 定 日 以 後 郵 政 民 営 化 法 に 基 づく 規 制 なし 2016 年 4 月 1 日 ~ 加 入 後 4 年 経 過 後 は 累 計 2,000 万 円 (20~55 歳 )へ 引 上 げ 1. 主 務 大 臣 : 内 閣 総 理 大 臣 ( 金 融 庁 長 官 ) 及 び 総 務 大 臣 2. 特 定 日 :(i) 日 本 郵 政 が かんぽ 生 命 保 険 の 株 式 の 全 部 を 処 分 した 日 と(ii) 日 本 郵 政 が かんぽ 生 命 保 険 の 株 式 の2 分 の1 以 上 を 処 分 した 日 以 後 に 内 閣 総 理 大 臣 及 び 総 務 大 臣 が 同 業 他 社 との 間 の 適 正 な 競 争 関 係 及 び 利 用 者 への 役 務 の 適 切 な 提 供 を 阻 害 するおそれがない 旨 の 決 定 をした 日 のいずれか 早 い 日 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 23

25 高 齢 化 社 会 のマーケット 拡 大 日 本 の 人 口 は 少 子 化 により 減 少 しているものの 70 歳 以 上 の 高 齢 者 人 口 は 増 加 傾 向 日 本 の 国 民 医 療 費 は 高 齢 化 の 進 展 で 増 え 続 けており 自 己 負 担 を 補 完 する 民 間 医 療 保 険 の 役 割 が 増 している 高 齢 者 人 口 の 増 加 国 民 医 療 費 の 増 加 ( 万 人 ) 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, , 歳 以 上 人 口 2,384 2,796 2,950 ( 兆 円 ) 兆 円 39 兆 円 5.8 自 己 負 担 公 費 保 険 料 兆 円 ( 年 ) 期 16.3 期 26.3 期 総 人 口 の 推 移 GDPの 伸 び ,805 万 人 (2010 年 ) 12,708 万 人 (2014 年 ) 12,410 万 人 (2020 年 ) 12,065 万 人 (2025 年 ) 医 療 費 の 伸 び 出 所 : 総 務 省 統 計 局 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 日 本 の 将 来 推 計 人 口 (2012 年 1 月 推 計 ) 出 所 : 厚 生 労 働 省 内 閣 府 次 世 代 ヘルスケア 産 業 協 議 会 中 間 とりまとめの 概 要 (2014 年 6 月 5 日 : 経 済 産 業 省 ) 注 :GDPの 伸 び 医 療 費 の 伸 びは 対 2012 年 3 月 期 比 各 年 度 の 数 値 は 出 所 資 料 公 表 時 の 推 計 値 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 24

26 医 療 保 障 分 野 の 実 績 第 三 分 野 ( 医 療 保 障 )は 特 約 のみの 販 売 となっているものの 1 割 を 超 えるシェアを 獲 得 医 療 特 約 により 幅 広 い 病 気 について 入 院 手 術 長 期 入 院 の 保 障 を 提 供 第 三 分 野 ( 医 療 保 障 )の 保 有 契 約 年 換 算 保 険 料 シェア 医 療 特 約 の 保 障 範 囲 順 位 会 社 名 保 有 契 約 年 換 算 保 険 料 ( 第 三 分 野 : 億 円 ) シェア (%) 基 準 保 険 金 額 300 万 円 ( 死 亡 保 障 医 療 保 障 )の 例 1 アフラック 10, かんぽ 7, 日 本 6, 第 一 5, 住 友 5, 明 治 安 田 3, メットライフ 3, プルデンシャル(US) 2, エヌエヌ 2, アクサ 2, 生 保 (42 社 ) 計 61, 出 所 : 各 社 公 表 資 料 生 命 保 険 協 会 生 命 保 険 事 業 概 況 (2014 年 度 ) 注 :かんぽの 数 値 はかんぽが 受 再 している 民 営 化 前 契 約 ( 以 下 旧 契 約 )の 数 値 を 含 む 第 一 住 友 プルデンシャル(US)は 傘 下 生 保 の 合 算 値 入 院 保 険 金 手 術 保 険 金 長 期 入 院 一 時 保 険 金 1 日 につき4,500 円 最 高 540,000 円 (120 日 分 まで) 手 術 の 種 類 に 応 じて 22,500 円 (5 倍 1 )~180,000 円 (40 倍 1 ) 入 院 日 数 が120 日 となったとき90,000 円 ( 基 準 保 険 金 額 の3%) 保 障 範 囲 は 限 定 されており 医 療 コストの 増 加 を 保 険 会 社 は 負 担 しない 1. 1 日 当 たりの 入 院 保 険 金 額 に 対 する 倍 率 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 25

27 新 契 約 の 状 況 新 契 約 件 数 新 契 約 件 数 ( 個 人 保 険 )の 推 移 新 契 約 の 内 訳 ( 万 件 ) 期 16.3 期 ( 万 件 ) 250 件 数 占 率 件 数 占 率 個 人 保 険 % % 150 養 老 % % 100 終 身 % % 学 資 % % 50 その 他 % % 期 15.3 期 16.3 期 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 26

28 保 有 契 約 の 状 況 保 有 契 約 件 数 保 有 契 約 件 数 ( 個 人 保 険 )の 推 移 保 有 契 約 の 内 訳 ( 万 件 ) 4,000 新 区 分 旧 区 分 15.3 末 16.3 末 ( 万 件 ) 3,500 3,000 3,486 2,319 3,348 1,994 3,232 1,697 件 数 占 率 件 数 占 率 個 人 保 険 3, % 3, % 2,500 養 老 1, % 1, % 2,000 1,500 1,000 1,166 1,353 1,535 終 身 1, % 1, % 学 資 % % 500 その 他 % % 末 15.3 末 16.3 末 注 : 新 区 分 は 当 社 が 引 き 受 けた 個 人 保 険 を 示 し 旧 区 分 は 当 社 が 独 立 行 政 法 人 郵 便 貯 金 簡 易 生 命 保 険 管 理 機 構 から 受 再 している 簡 易 生 命 保 険 契 約 ( 保 険 )を 示 す Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 27

29 保 有 契 約 の 状 況 保 有 契 約 年 換 算 保 険 料 保 有 契 約 年 換 算 保 険 料 ( 個 人 保 険 )の 推 移 保 有 契 約 年 換 算 保 険 料 ( 第 三 分 野 )の 推 移 新 区 分 旧 区 分 新 区 分 旧 区 分 60,000 50,000 53,939 32,017 51,825 26,557 50,314 21,679 9,000 8,000 7,000 7,686 5,412 7,480 7,387 4,905 4,452 40,000 6,000 5,000 30,000 20,000 10,000 21,922 25,268 28,635 4,000 3,000 2,000 2,274 2,574 2,934 1, 末 15.3 末 16.3 末 末 15.3 末 16.3 末 注 : 新 区 分 は 当 社 が 引 き 受 けた 個 人 保 険 を 示 し 旧 区 分 は 当 社 が 独 立 行 政 法 人 郵 便 貯 金 簡 易 生 命 保 険 管 理 機 構 から 受 再 している 簡 易 生 命 保 険 契 約 ( 保 険 )を 示 す Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 28

30 利 便 性 の 高 い 郵 便 局 チャネルを 強 力 にサポート 全 国 の 郵 便 局 で 保 険 募 集 だけでなく 契 約 保 全 保 険 金 支 払 の 手 続 が 可 能 であり お 客 さまの 利 便 性 が 高 い 郵 便 局 支 援 の 専 門 人 材 を 全 国 に 配 置 し 強 力 な 販 売 チャネルである 郵 便 局 と 密 接 な 関 係 を 構 築 済 み 郵 便 局 に 委 託 する 代 理 店 業 務 郵 便 局 サポートにおける 優 位 性 保 険 募 集 契 約 保 全 住 所 変 更 契 約 者 貸 付 保 険 料 払 込 保 険 金 支 払 お 客 さ ま 商 品 説 明 申 込 請 求 手 続 請 求 即 時 払 郵 便 局 端 末 で 審 査 結 果 を 確 認 できるもの 日 本 郵 便 郵 便 局 端 末 入 力 書 類 送 付 端 末 処 理 書 類 送 付 書 類 確 認 / 送 付 か ん ぽ 生 命 サ ー ビ ス セ ン タ ー 郵 便 局 の 実 態 データを 踏 まえた 教 育 指 導 を 委 託 郵 便 局 渉 外 社 員 営 業 支 援 業 務 指 導 コンプライアンス 指 導 76 支 店 に 約 800 人 を 配 置 郵 便 局 支 援 を 専 門 に 担 当 するパートナー 部 保 険 商 品 一 般 の 教 育 指 導 グループ 外 の 保 険 商 品 の 供 給 例 通 常 払 ( 口 座 振 込 ) 全 国 の 郵 便 局 で アフターサービスまで 提 供 できるインフラを 整 備 グループ 外 の 保 険 会 社 からも 郵 便 局 支 援 の 事 務 を 受 託 例 えば アフラックはかんぽ 医 療 特 約 と 競 合 が 小 さい 日 本 郵 政 グループ 専 用 がん 保 険 を 開 発 し かんぽ アフラックともに 販 売 増 を 実 現 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 29

31 アフラックとの 提 携 関 係 日 本 郵 政 グループとアフラックは 2013 年 7 月 に がん 保 険 に 関 する 業 務 提 携 契 約 を 締 結 かんぽ 生 命 とアフラックの 間 でもWin-Winの 関 係 が 構 築 され 郵 便 局 において かんぽ 生 命 アフラックの 両 社 の 商 品 の 販 売 が 増 加 業 務 提 携 スキーム 業 務 提 携 の 内 容 業 務 提 携 契 約 1 全 国 2 万 の 郵 便 局 でアフラックのがん 保 険 を 販 売 販 売 契 約 教 育 指 導 2 かんぽ 生 命 の 医 療 特 約 と 補 完 関 係 となる 郵 政 グループ 専 用 のがん 保 険 をアフラックが 開 発 募 集 代 理 事 務 代 行 契 約 3 かんぽ 生 命 の 直 営 店 によるがん 保 険 の 販 売 ( 募 集 代 理 )と 郵 便 局 支 援 ( 事 務 代 行 ) Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 30

32 海 外 生 保 事 業 (ベトナム) かんぽ 生 命 第 一 生 命 ベトナムポストの3 社 の 協 力 関 係 を 確 認 するため 2016 年 4 月 に 覚 書 を 締 結 第 一 生 命 ベトナムへの 出 資 人 材 派 遣 等 を 通 じて ベトナムポストにおける 生 命 保 険 の 販 売 拡 大 を 支 援 ベトナムにおける 協 力 関 係 日 本 郵 政 グループ 1 協 力 関 係 (2015.7) 覚 書 調 印 式 (2016/4/19) - 郵 便 業 務 の 技 術 支 援 ベトナムポスト 4 覚 書 (3 社 間 )の 締 結 (2016.4) -ベトナムポストへの 支 援 2 独 占 販 売 契 約 (2016.1) 3 包 括 業 務 提 携 (2016.3) -ベトナムの 郵 便 局 における 生 命 保 険 の 独 占 販 売 (15 年 間 ) - 第 一 生 命 ベトナムへの 出 資 人 材 派 遣 を 検 討 第 一 生 命 グループ Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 31

33 事 業 の 効 率 性 他 社 生 保 と 比 べても 効 率 的 に 事 業 を 運 営 事 業 費 と 新 契 約 年 換 算 保 険 料 ( 個 人 保 険 )( 期 ) 事 業 費 と 保 険 料 等 収 入 + 保 険 金 等 支 払 ( 期 ) 5,000 渉 外 社 員 約 2 万 人 約 2 万 局 ( 兆 円 ) 18 新 契 約 年 換 算 保 険 料 4,000 3,000 2,000 1,000 営 業 職 員 約 5.0 万 人 営 業 社 員 約 1.3 万 人 営 業 社 員 約 4.2 万 人 営 業 社 員 約 1.2 万 人 代 理 店 約 1.4 万 店 保 15 険 料 等 12 収 入 + 保 9 険 金 等 6 支 払 3 0 営 業 社 員 約 0.5 万 人 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 事 業 費 0 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 事 業 費 出 所 : 各 社 公 表 資 料 注 :プルデンシャル(US) 第 一 T&Dは 傘 下 生 保 の 合 算 値 出 所 : 各 社 公 表 資 料 注 :プルデンシャル(US) 第 一 T&Dは 傘 下 生 保 の 合 算 値 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 32

34 事 業 費 の 状 況 事 業 費 の 約 7 割 は 日 本 郵 便 への 委 託 手 数 料 が 占 める 委 託 手 数 料 は 保 険 業 法 を 遵 守 するほか 監 督 指 針 等 を 踏 まえて 算 定 されており 費 用 対 効 果 に 見 合 う 金 額 としなければならないことから 当 社 又 は 日 本 郵 便 のどちらか 一 方 に 有 利 なものとはできない 仕 組 み 事 業 費 ( 単 体 ) 4,000 3,500 委 託 手 数 料 の 推 移 5,130 億 円 5,124 億 円 5,370 億 円 新 契 約 手 数 料 維 持 集 金 手 数 料 等 3,779 3,662 3,595 1,969 1,845 1,863 委 託 手 数 料 の 仕 組 み 日 本 郵 便 に 支 払 う 委 託 手 数 料 は 保 険 業 法 の アームズ レングス ルー ル を 遵 守 するほか 監 督 指 針 検 査 マニュアルの 特 定 の 代 理 店 に 対 す る 過 度 の 便 宜 供 与 の 防 止 を 踏 まえて 算 定 することが 求 められる したがって 当 社 と 日 本 郵 便 の 間 で 恣 意 性 が 働 くものではなく 何 らかの 理 由 で 算 定 方 法 を 変 更 する 際 は 監 督 官 庁 検 査 の 対 象 となる 3,000 2,500 2,000 新 契 約 手 数 料 主 に 新 契 約 募 集 実 績 に 連 動 ( 生 命 保 険 業 界 で 一 般 的 な 複 数 年 分 割 払 ) 営 業 目 標 を 達 成 することで インセンティブとなるボーナス を 加 算 1,500 1,817 1,731 1,810 1, 期 15.3 期 16.3 期 維 持 集 金 手 数 料 日 本 郵 便 に 委 託 する 業 務 について 郵 便 局 で 適 切 に 実 施 された 場 合 の 処 理 時 間 等 をベースに 単 価 設 定 保 有 契 約 件 数 やアフターフォロー 活 動 に 比 例 する 部 分 と 郵 便 局 数 等 に 比 例 する 部 分 から 構 成 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 33

35 資 産 運 用 の 状 況 有 価 証 券 の 時 価 情 報 有 価 証 券 の 時 価 情 報 1. 本 表 には 金 融 商 品 取 引 法 上 の 有 価 証 券 として 取 り 扱 うことが 適 当 と 認 められるもの 等 を 含 む 2. 金 銭 の 信 託 の 合 計 額 には 現 預 金 等 を 含 む 15.3 末 16.3 末 帳 簿 価 額 時 価 差 損 益 帳 簿 価 額 時 価 差 損 益 合 計 686, ,676 64, , ,264 95,733 満 期 保 有 目 的 の 債 券 436, ,326 45, , ,529 75,130 責 任 準 備 金 対 応 債 券 154, ,684 11, , ,621 14,987 その 他 有 価 証 券 94, ,665 7,817 99, ,113 5,615 有 価 証 券 等 84,050 88,315 4,264 84,692 88,668 3,975 公 社 債 51,053 52, ,129 41,157 1,028 外 国 株 式 外 国 債 券 15,377 18,634 3,257 32,993 35,908 2,914 その 他 の 証 券 ,000 1,000 0 預 金 等 17,419 17, ,569 10, 金 銭 の 信 託 10,797 14,349 3,552 14,805 16,445 1,639 うち 国 内 株 式 7,132 9,969 2,837 10,654 12,025 1,370 うち 外 国 株 式 1,580 1, ,222 2, うち 外 国 債 券 1,551 1, ,611 1, Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 34

36 EV(エンベディッド バリュー) EVの 内 訳 EVの 推 移 40, 末 16.3 末 増 減 額 EV 35,013 27,183 7,829 30,000 33,868 35,013 修 正 純 資 産 1 17,396 18,943 1,546 28,123 28,662 27,183 保 有 契 約 価 値 1 17,616 8,240 9,376 20, 期 16.3 期 増 減 額 10,000 新 契 約 価 値 2 1,342 1, 今 回 から 新 区 分 ( 民 営 化 以 降 当 社 が 引 き 受 けた 保 険 契 約 )の 有 価 証 券 などの 含 み 損 益 を 保 有 契 約 価 値 に 含 め て 表 示 することとしました なお 2015 年 3 月 末 のEVについても 見 直 し 後 の 方 法 で 表 示 しております この 見 直 しに よりEV 総 額 は 変 わりません 2. 新 契 約 価 値 は 各 年 9 月 末 時 点 の 経 済 前 提 を 用 いて 計 算 しております 末 13.3 末 14.3 末 15.3 末 16.3 末 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 35

37 健 全 性 の 状 況 内 部 留 保 等 の 積 立 状 況 連 結 ソルベンシー マージン 比 率 の 推 移 15.3 末 16.3 末 当 期 繰 入 額 2 危 険 準 備 金 24,987 23,748 1,238 旧 区 分 21,828 20,116 1,711 新 区 分 3,158 3, ,800% 1,700% 1,600% 1,500% 1,625.1% 51,347 ソルベンシー マージン 総 額 ( 右 軸 ) リスクの 合 計 額 ( 右 軸 ) 1,644.2% 57,061 1,570.3% 55,478 80,000 70,000 60,000 50,000 価 格 変 動 準 備 金 7,121 7, ,400% 40,000 旧 区 分 6,268 6, ,300% 30,000 新 区 分 853 1, ,200% 20,000 追 加 責 任 準 備 金 1 60,670 60, ,100% 10,000 旧 区 分 60,670 60, 新 区 分 注 : 旧 区 分 は 簡 易 生 命 保 険 契 約 区 分 を 源 泉 とする 金 額 新 区 分 はかんぽ 生 命 全 体 から 旧 区 分 を 差 し 引 いた 金 額 1. 追 加 責 任 準 備 金 には 独 立 行 政 法 人 郵 便 貯 金 簡 易 生 命 保 険 管 理 機 構 からの 受 再 保 険 の 終 身 年 金 等 を 対 象 に 2011 年 3 月 期 より10 年 間 にわたり 追 加 して 積 み 立 てることとした 金 額 ( 当 期 1,795 億 円 累 計 10,300 億 円 )を 含 む 2. 当 期 繰 入 額 には 危 険 準 備 金 及 び 価 格 変 動 準 備 金 の 積 立 基 準 額 を 超 過 して 繰 り 入 れた 額 898 億 円 を 含 む 6,318 6,940 7,065 1,000% 14.3 末 15.3 末 16.3 末 ( 連 結 実 質 純 資 産 額 ) 94,469 億 円 115,211 億 円 146,495 億 円 0 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 36

38 新 旧 区 分 別 実 績 ( 単 体 ) 期 期 期 期 期 総 資 産 旧 区 分 新 区 分 百 万 円 93,688,672 80,024,630 13,664,042 90,462,364 73,793,953 16,668,410 87,088,626 67,560,915 19,527,711 84,911,946 61,703,013 23,208,932 81,543,623 55,832,787 25,710,836 保 有 契 約 件 数 旧 区 分 ( 保 険 ) 新 区 分 ( 個 人 保 険 ) 千 件 39,034 31,015 8,018 36,805 26,933 9,871 34,864 23,195 11,668 33,489 19,949 13,539 32,323 16,972 15,350 保 険 料 等 収 入 旧 区 分 新 区 分 百 万 円 6,856,486 3,292,716 3,563,769 6,481,772 2,685,558 3,796,214 5,911,643 2,155,398 3,756,245 5,956,716 1,697,140 4,259,576 5,413,862 1,322,308 4,091,554 経 常 利 益 旧 区 分 新 区 分 百 万 円 531, ,482 70, , , , , ,325 81, , , , , , ,963 当 期 純 利 益 旧 区 分 新 区 分 百 万 円 67,734 48,429 19,304 91,000 56,816 34,184 63,428 43,689 19,739 81,758 36,969 44,789 86,338 32,850 53,487 危 険 準 備 金 繰 入 額 旧 区 分 新 区 分 百 万 円 102, ,519 50, , ,710 59,561 94, ,732 69,924 90, ,144 77, , ,199 47,335 価 格 変 動 準 備 金 繰 入 額 旧 区 分 新 区 分 百 万 円 48,541 35,893 12,647 64,656 43,374 21,282 91,360 73,857 17,502 97,934 72,126 25,808 70,100 8,957 61,143 追 加 責 任 準 備 金 繰 入 額 旧 区 分 新 区 分 百 万 円 107, ,885-92,835 92,835-77,134 77,134-68,347 68,347-55,533 55,533 - 注 : 旧 区 分 は 簡 易 生 命 保 険 契 約 区 分 を 源 泉 とする 数 値 新 区 分 はかんぽ 生 命 全 体 から 旧 区 分 を 差 し 引 いた 数 値 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 37

39 主 要 業 績 の 推 移 ( 連 結 ) 期 期 期 期 期 保 険 料 等 収 入 68,564 64,817 59,116 59,567 54,138 経 常 利 益 5,312 5,289 4,627 4,926 4,115 契 約 者 配 当 準 備 金 繰 入 額 2,719 3,074 2,421 2,007 1,780 当 期 純 利 益 純 資 産 12,944 14,667 15,381 19,757 18,829 総 資 産 936, , , , ,451 自 己 資 本 利 益 率 5.6% 6.6% 4.2% 4.6% 4.4% 株 主 資 本 利 益 率 5.8% 7.1% 4.7% 5.9% 5.9% 株 主 配 当 配 当 性 向 24.2% 25.1% 26.8% 30.2% 39.6% 参 考 基 礎 利 益 ( 単 体 ) 5,716 5,700 4,820 5,154 4,642 Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 38

40 < 免 責 事 項 > 本 資 料 に 記 載 されている 業 績 予 想 等 の 将 来 に 関 する 記 述 は 当 社 が 現 時 点 で 合 理 的 であると 判 断 する 一 定 の 前 提 に 基 づいており 将 来 の 業 績 は 経 営 環 境 に 関 する 前 提 条 件 の 変 化 等 に 伴 い 予 想 と 異 なる 可 能 性 があることにご 留 意 ください 簡 易 生 命 保 険 は 2007 年 10 月 以 降 新 たなご 契 約 のお 申 込 みを 受 け 付 けておりません なお 現 在 株 式 会 社 かんぽ 生 命 保 険 がお 引 き 受 けする 保 険 契 約 は 簡 易 生 命 保 険 とは 異 なり 保 険 金 等 のお 支 払 いに 関 する 政 府 保 証 はありません 株 式 会 社 かんぽ 生 命 保 険 は 2007 年 9 月 以 前 にご 加 入 いただいた 簡 易 生 命 保 険 契 約 について その 契 約 の 権 利 及 び 義 務 を 承 継 した 独 立 行 政 法 人 郵 便 貯 金 簡 易 生 命 保 険 管 理 機 構 からの 委 託 を 受 け 保 険 金 等 のお 支 払 いや 保 険 料 の 収 納 等 のサービスを 提 供 しています Copyright 2016 JAPAN POST GROUP. All Rights Reserved. 39